» 2015 » 8月のブログ記事


こんにちは、ぽらーのです。

学習の方は順調ですか?
昨年当時、TOC予備校の通学生だった ぽらーの は2次初受験者の立場でした。
本試験まではあまり時間がないなかで、このつかみどころの無い2次試験に対して何をして良いか分からないので不安であるという心境ではないかと推察します。
今日は2次初受験の皆様に向け、心構えみたいなものを以下6つ述べたいと思います。

1、まずは直近あるいは近年の過去問に体当たりし、本番と同じ条件(80分)で真剣勝負する。

2次試験の合格答案を分析したふぞろいな合格答案入手可能な合格再現答案と今の自分の答案レベルとのギャップを早期につかみ、そのギャップを埋めるためにどうするかを試行錯誤しながらPDCAで回すことが大切です。ギャップがどのような原因で生じているのか分析し(振返り)、次の過去問演習の前に課題として設定し、できていること、できなかったことをまた次に繋げていくイメージです。
なお、過去問について予備校の模範解答も参考しましたが、予備校の模範解答までの精緻な内容は私には到底無理だと思いましたし、時間が80分という制約の無い中で作成されたものと割り切っていました。解答解説における設問解釈や解答を導くためのロジックは当然参考になると思いますが、合格者の再現答案を見ると必ずしも予備校の模範解答レベルでなくても合格している事実があると思われたので、予備校の模範解答レベルを合格レベルとは考えませんでした。


<振返りによる原因の例>

知識がなかった(あいまいだった)、知識があったけど引き出せなかった、用語や漢字が浮かばなかった、文書が冗長的で文字数が足りなかった、キメツケ言い切りで多面的な答えでなかった、中小企業の制約条件を無視してしまった、思いつきやヒラメキで書いてしまった、時間が足りず簡単な問題に手を付けられなかった、難しい問題に固執してしまい簡単な問題を落としてしまった、設問毎の難易度を事前に把握する作業が抜けていた、プロセスに問題があった・・・・

2、財務が不得意な方は事例Ⅳの重点対策を!

点数の開きにくい事例Ⅰ~Ⅲに比べ、事例Ⅳは得手不得手によって点数の差が開きやすい科目と言われます。よって、事例Ⅳが今年易化した場合、過年度生や財務が得意な人と比べて財務が不得意な方は点数に大きな差をつけられ、事例Ⅳが不得意なことが試験の合否に大きく影響する可能性があります。
財務はやれば伸びる科目ですし、まだその時間も充分ありますので、本試験までに財務の頻出論点のうち弱点の論点を克服しましょう。

3、演習や模試の結果に一喜一憂しない

予備校での演習を終えて戻ってきた答案を見て、「何だこの低い点数は!?そして何て後ろの順位なんだ!」とびっくりされる方もいるかもしれません。ですが、演習や模試の結果が悪くても本番で受からないということはありません。過去ストレート合格された方にも答練点数が1桁もあったという方もいます。私も最初は10点代という点数もありました。
逆に良い結果の方が全て本番で受かるという試験でもありません。
それよりも振返りが大切です。できたところ、できなかったところを振返り、次につなげることが答練や模試などの意義および活用方法です。

今後の演習や模試において、あまりに点数が悪くて落ち込んでいる方がいたら、落ち込むこと自体もったいないことだと思い、書かせていただきます。

4、事例80分のプロセスを自分なりのスタイルで確立する

80分の時間配分をどうするか、与件分や設問へのマークの仕方をどう工夫するか、余白の使い方など・・・テクニカルの面ですが、試行錯誤して自分に適したプロセスのスタイルを確立してみてください。そして確立するためには、安定的にプロセスを運用できるまで何度も問題演習をすることをオススメします。

5、一人で悩まない。良い講師や合格体験者に相談し、アドバイスをもらう。

悩みの多い2次試験には、良き相談相手や話相手が必要です。相談や悩みでなくてもいいです。事例演習を終えた後、講師に話すことで自分の考えが整理できたり、自分のロジックの欠陥や無理などの問題点が見えてくる場合もあります。特に予備校通学の方は、講師に質問できたり、アドバイスをもらえる機会が多くありますので、それらの機会を充分にご活用されると良いと思います。

6、最後まで諦めない
ストレート生は本番試験中まで実力が伸びるという言い伝えがあります。
不思議なことに私も試験中に確かに覚醒のようなものは感じました。
試行錯誤を繰り返し、最後まであがき続けた人に合格の女神は微笑むような気がします。

7、本日のまとめ

(1)過去問にとりあえず体当たりしてみて、合格レベルとのギャップを体で感じること

  ~今、何をなすべきかを自分で考えて行動する~

(2)初学者は試行錯誤によるPDCAでまずは一定の答案レベルに到達することが先決

 ~まずは手を動かそう!~

(3)悩みにぶつかったら、一人で悩む前に良い講師などに相談

(4)自分を信じること

 ~2次初受験者は最後まで伸びると信じることが大切~

以上、ぽらーのでした。

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道場メンバーによる連載決定!

2015年9月号より、
中小企業診断士と診断士を目指す受験生に向けた雑誌
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2016年度一次試験を目指す方向けに中小企業白書の解説を
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ブログでは明かされない道場メンバーの姿が垣間見られるかも・・?
ご期待ください!

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なごです。

 

1次試験から3週間が過ぎようとしています。みなさんは今、どういった時間を過ごしているでしょうか。

 

予備校に通っている方は予備校の講師に、独学生の方は様々なサイトや書籍を見ながら、また会社や友人などで診断士の先輩がいるなら直接聞くことで、2次試験の情報を仕入れている時期でしょうか。実際の体験談などを聞きながらハードルの高さを改めて感じている時期かもしれません。

 

また過去問などに取り組む中で、解法に迷い、そして自分自身の非力を感じている時期なのかもしれません。

 

一生懸命問題に取り組み、時間はあっという間に過ぎていくものの、2次の勉強は1次と違い、自分自身に成長が感じられず、雲をつかむような手ごたえを感じにくい試験、そんな印象があるのではないでしょうか。

そんなモヤモヤ感は、これからしばらく続きます。少なくともストレート生の方たちは、2次試験のその日までにそのモヤモヤが吹っ切れるケースは、むしろまれだと思ったほうがよいでしょう。暗中模索の中で、でも前に進むべく努力を重ねていただきたいと思います。
さて先日、2次試験の取り組みについてざっとポイントを簡単に説明しました。今日はその後半。

まずはその時のおさらいを含め下記に列記しますね。

 

【試験時に取り組むこと】
1 与件文を読み事例企業を把握する
2 設問文を読み質問事項を把握する
3 質問事項に該当するポイントを探す
4 字数制限に合わせて文章にまとめる
5 解答用紙に書く

 

上記の作業手順を自分なりにマイナーチェンジ】

① 「ないじゅか」で作業を削る
②  弱点を補う作業を追加する

 

試験時に行うことは1-5番までの項目に沿って解答作成を実施していくだけです。でも80分という制約条件があるため、それが難しい。そのため過去問で本番に向けた訓練を行うわけですよね。でも能力が拮抗した受験生の中で、皆がほぼ同じ手順を踏む試験であるのにもかかわらず、合否を分ける必要があるため、少しばかりの訓練では解けないボリュームを作問者は準備している。

そのため受験生一人一人が、自分の能力を鑑みながら、さらなる時間短縮、さらなる効率化のために頭をひねるわけです。

また短時間ですので焦って解くことも多いですから、おのずとミスも出ます。たくさん出ます。そのため自分の弱点を把握しておき、試験当日、弱みが顔を出さないようにするための「仕組みを作る」ことも大切な作業の一つです。

 

今日はそんな内容について簡単に列記してみたいと思います。

 
4 字数制限に合わせて文章にまとめる
事例Ⅰ、Ⅱ、Ⅲで文字数制限は傾向がありますね。皆さん、すぐに答えられますか。事例Ⅰは100文字や120文字、まれに多くて150文字程度でしょうか。対して事例Ⅱは40文字、60文字など短いものも多く、また設問数も他の事例に比べ多いのが特徴です。逆に事例Ⅲは昨年で言うと160文字が2連続など、文字数の比較的多い設問が例年見受けられます。
文字数を見て、皆さんは何を思い浮かべますか。「多いな」「嫌だな」いろいろ考えると思います。でも感情論は置いておいて、文字数から回答を推測しましょう。
まず文字数を見て「100文字」「120文字」ときたら「解答に使うべきポイントは2つくらいかな」と推測します。だいたい50文字から60文字くらいで一つの「課題」や「問題点」を指摘するイメージを持ってください。「150文字」ときたら3つくらいのポイントでしょうか。反対に「80文字」ときたら「60文字よりは多いので(40文字)×(2つの話題)かな。2つくらいはポイントを探すけど、きちんとした説明まではいらないかな」と推測します。文字数だけで解答の構成要素を探す作業のレベル感を設定するのです。また「100文字」の時、探すべきポイントは一つだけど「原因」と「改善策」について答える場合もあるでしょう。そのように文字数から解答を構成する流れをあらかじめ定め、解答要素になりそうな項目を探しに行くと、意外にパズルのように見つかっていくことがあります。また「100文字」という文字制限の中で、2つくらい解答候補が見つかったら「この二つでなんとか解答を作れそうなので次の設問のキーワードを探しに行こう」、と次のステップに進むことも出来るわけです。

 
5 解答用紙に書く
答えのキーワードを見つけたら解答を書いていきます。ある程度キーワードが見つかった時点で、解答用紙にいきなり書ける人もいれば、私のようにほとんど解答と同じ文章を下書きしないと書けない人もいるでしょう。最ももったいない時間は「消しゴムで消す時間」です。これだけは必ず「ないじゅか」したい。そのため書くことは訓練をしましょう。私は上記のとおり、試験問題の余白に必ずほぼ写すだけの状態まで下書きを書きました。はっきり言ってほかの人から見たらもったいない時間ですが、きちんと書けない自信があった(笑)ので下書きしました。その代わり、常に20文字で折り返す訓練を徹底的にして文字数を数える時間は省きました。
あとよく言われることですが「採点者が読みやすい文章を書く」ことも極めて重要であると思います。字がうまいか下手かは誰しもあります。でもいろいろな人の文章を見ると「いつもパソコンだから字が汚くて当たり前」というように開き直って乱雑な字を書く人がいます。手い・下手」と「丁寧・乱雑」は似て非なるもの。もしドキッとする人がいたら、丁寧に書く練習を今からしましょう。意外に、丁寧に書いても乱雑に書いても、実際に書く時間はそんなに変わらなかったりします
また読みやすい文章という視点で言えば「文章に『。』が無く『、』ばかりでつなぐ」ケースも良く見受けられます。キーワードをなるべくたくさん埋め込んで部分点を取りに行く、そんな作戦もよく言われますが、そもそも読みづらい文章はいけません。どのくらい採点に影響しているかは分かりませんが、将来の診断士になる上でも、端的な言い回しで読みやすい文章を書く方が良いです
また同じ意味合いとして、「あれ」「それ」など文章中の指示語をできるだけ少なくしましょう。読んでいて何を指しているか分かりづらい文章になりがちですし、実際に示しているものについて、自分自身は理解していても、もしかしたら採点者が指示語の相手を読み誤るかもしれません。なるべく指示語は少なくしましょう。
さて。

今日の本題ですが、下記の二点となります。

 

 

 

【上記の作業手順を自分なりにマイナーチェンジ】

① 「ないじゅか」で作業を削る

②  弱点を補う作業を追加する

 

 

 

これらの作業を自分なりに精査することで、80分という短い時間を効率化し、最大限のアウトプット(解答)を導き出す。これから試験当日までに皆さん自身がどれだけ、解答テクニックに磨きをかけることができるか、そこが2次試験の一番のポイントでもあります。

 

 

 

① 「ないじゅか」で作業を削る 
よく言われるアドバイスとして、「与件文から読むのではなくて設問から読め」というのがあります。これも一種の「ないじゅか」ですよね。登場する事例企業の規模や商材はその時々により違いますが、登場する人物(事例Ⅰなら社長と社員、外部の企業のヒトは登場しませんでしたね)は、ほとんど事前に想定ができます。また企業の営みについても、「創業」があり「成長」があり「外部環境の変化による転機」が訪れ、「苦労(停滞期)」があるわけです。文章構成で言えば「起承転転」みたいな感じですね。ある程度の流れが読めているわけですから、具体的な解答のポイントについて設問文を先に見ることで事前に把握しておき、与件文に「キーワードを探しに行く」わけです。(単なる「与件文を読む」という工程を無くす)
その他にも「組織構造上の(平成26年事例Ⅰ)」「中途採用者を管理職に登用」のような、ちょっとしたキーワードに反応するくせをつけるなど、なるべく短時間で与件文から事例企業の全体像を把握できるような処理ができるよう、作業を削減してください。私も下書きをするため「ページをめくる」という作業を“なくす”ため、最初に問題冊子のホチキスを外しました。「使っていないキーワードを見つける」作業を“簡素化する”ために、使ったキーワードにはマーカーを引きました。(マーカーを引いていない部分は解答構成に使っていない部分が一目瞭然)そのように自分なりに作業を“ないじゅか”していくことを意識すると「自分なりのスタイル」が構築されるのです。これについては他の執筆陣の皆さんも今後、いろいろな形で記事をあげていくと思います。

 
② 弱点を補う作業を追加する
さて一番重要なところですね。あなたの弱点はどこですか?」

 

 

ここを多くの人が見逃しています。「少しでも早く解かなくては」「ああ時間が無い」多くの人が作業時間を短縮することに集中してしまうため、作業工程の“ないじゅか”には積極的に取り組みます。でも意識して作業の取捨選択を行わないと「必要な作業まで削減してしまい」結果的に自分の弱点を大きくしてしまいます。たまたま弱点を露呈することなく問題が解けると高得点ですが、穴にはまると大きく失点してしまう。点数の波が激しい、というケース(特にストレート生)はまさにこのパターンでしょう。

2次の勉強を始めて3週間がたちました。そろそろ自分の“解き方の棚卸し”してみても良いかもしれません。自分の弱点を「冷静に」見つめ、ちょっとした解答作成における作業工程のマイナーチェンジを検討してみてはいかがでしょうか

 

 

私は文章のストーリーを作るのがとても下手でした。具体的に言うと「論理に飛躍がある」「主語と述語がリンクしていない」という大きな欠点がありました。そのため下書きの時点で「論理の飛躍無く」解答を構成するため、文章の流れを意識してキーワードを抜き出していました。また実際の解答用紙に書く文章と全く同じ文章を下書きし、論理の飛躍が無いかざっと確認したうえで解答用紙に書き写していました。
しかしこのやり方は大幅に時間を消費するため、ほかの部分で“ないじゅか”出来る部分は徹底的に削減しました。

 

皆さん自身も解答を構成する上で“不安材料”必ずどこかにあるはずです。それを一つずつ具体的に消していく作業を意識して増やしてみることも大切かもしれません。人によっては「逆接の接続詞には必ずマルを打つ」「とってつけたような文章は注意する」などいろいろな作戦を持って本番に臨んでいます。単に人のまねをするのではなく「自分に何が足りないのか」を意識して本番に臨む準備をする、そんな取り組みを進めていただきたいと思います。

 

 

まだ時間はあります。ストレート生は階段を思いっきり駆け上がるのみです。
また多年度生の方、私がこの内容を書けるのは複数年勉強したからです。初学者の時はここまでは全く理解していなかったのが本音。2年目以降の方だからこそ、ここから大幅に伸びる、少なくとも私はそうでした。思いっきり最後のスパートをかけぬけてください。

 

 

皆さんの健闘をお祈りします。

 

 

なごでした。
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予習不要。聞いてるだけで何かワクワク。

「財務」の早期着手は別として、「経営」に突入して2016年合格目標の戦いが実質スタート。合格率20%×20%=4~5%の試験を短期突破するため、まず持ち物を点検。

□持ち物一覧(大手受験校通学クラスの場合)□

ポケットテキスト 主に暗記向けの小型テキスト
ここに掲載の知識が最重要
スピードテキスト 基本~応用までの知識を網羅した市販テキスト
(受験校テキスト) 受験校講義では講師の解説をここに書き込む。
過去問題集 知識がどう使われるかのケーススタディ。
論点別収録型年度別・解説重視型の2種あり
スピード問題集 主要論点順の初級問題集。養成答練はここから出題。
(トレーニング) 過去問~応用問題まで含んだ復習用問題集。非売品。
市販参考書:全知識 「2次」で使う「1次」知識を適切に網羅した市販参考書
筆記用具・時計 4色ボールペン、蛍光ペン等

※( )は受験校での配布のみ。非売品。

診断士試験は「1次」7科目の幅広い知識を学ぶため、受験校セールストークと異なり、原則として予習が不可欠。だが「知っている知識」を教わる「経営」に限り、予習不要。だがこの時、

①講師の話をどう聞く
②テキストに何を書き込む
③講義後の復習法

の違いが合格所要年数差。特に通学クラス生の場合、「経営」講義の解説は、

「1次」「2次」本試験中に、「あの時講師はこう説明したな」と思い出す

くらい重要。講師も受講生も、それ位心して「経営」初回講義に臨む。

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■前置き:「経営」斜め読みは全9回■

T○C「経営」講義は全8回。斜め読みは全9回。

当シリーズは土日連載し、通学クラス「経営」講義と同時進行。これを9回に分けたのは意味がある。

第1編 経営戦略 第2編 組織論 第3編 マーケティング
事例Ⅰで使う 事例Ⅱで使う
#1 全体像 #4 組織構造論 #7 マーケティングマネジメント
#2 成長・競争戦略 #5 組織行動論 #8 製品戦略
#3 技術・外部連携 #6 人的資源管理 #9 価格・チャネル・販促戦略

初学ストレート合格を本気で狙う場合、来年の今頃慌てない様、基本講義期間中からある程度「2次」対策を意識する。市販参考書2次試験合格者の頭の中にあった全知識をチラ見すると、こうわかる。

・2次「事例Ⅰ」では、「経営」組織論の知識が問われる。
・2次「事例Ⅱ」では、「経営」マーケティングの知識が問われる。
・「経営」経営戦略の知識は、2次試験では直接問われない。

「経営戦略」の知識は、事例で直接使うのでなく、その企業の現状や戦略を分析把握するのに使う。例えば知識が足りず分析を誤るとこうなる↓。

社長:今度取引先を招待することになってね。いい寿司屋を知らない?
.
あなた:取引先を招待するなら、ボクが先週行ってきたフレンチレストランが良いです。料理も酒も最高。絶対オススメです。
.
社長:・・・(-。-)y-゜゜゜

そんな馬鹿なと思うが。「2次」で思い付きキラキラ答案を書く事態を避けるべく、「経営」講義では、答案ではなく目をキラキラさせて講師の話を聞く。

.
■本題:重要度ミシュラン~#1日目■

一挙掲載。

論点 評価 一言で
第1編 経営戦略
#1 1経営戦略の全体像 企業活動と経営戦略 ★☆☆
経営理念と経営戦略 ★☆☆
経営戦略の構成要素 ★★★
環境分析(SWOT分析) ★☆☆
経営管理 ★★☆
4経営戦略論の変遷 分析/プロセス型アプローチ ☆☆☆
7企業の社会的責任(CSR)と
コーポレートガバナンス
企業の社会的責任(CSR) ☆☆☆
コーポレートガバナンス ☆☆☆

.

第1章 経営戦略の全体像
❶企業活動と経営戦略
1企業活動とは B
2オープンシステムとしての企業 B
3経営戦略の概念 B
❷経営理念と経営戦略
1経営理念 B
2経営ビジョン B
3経営行動基準 B
4CI B
5経営理念と経営戦略 ★重要1
1企業戦略 S
2事業戦略 S
3機能戦略 S
❸経営戦略の構成要素
1ドメイン
1ドメインとは B
2ドメイン設定の意義 B
 3ドメイン設定の範囲 B
4ドメインの定義と影響 B
5企業ドメインと事業ドメイン B
6ドメインの変化とドメインコンセンサス B
2資源展開 A
3競争優位性 ★重要2a 
1コアコンピタンス S
2VRIO分析
(1)資源の価値 Value A
(2)資源の希少性 Rarity A
(3)資源の模倣困難性 Inmitability A
(4)組織 Organization A
4シナジー ★重要2b 
範囲の経済性 経済性3兄弟  S
固定費と変動費 S
❹環境分析(SWOT分析)
1SWOT分析 ★重要3a
1外部環境分析 S
2内部環境(資源)分析 S
3戦略代替案の基本パターン S
❺経営管理
1マネジメントサイクル ★重要3b
1PDSサイクル S
2PDCAサイクル S
2経営計画
1経営計画の意義 A
2経営計画の種類 A
3経営計画の策定プロセス A
4経営計画の修正 A
 第4章 経営戦略論の変遷
 ❶分析型アプローチとプロセス型アプローチ
1分析型アプローチ B
 2分析型アプローチの限界 B
3プロセス型アプローチ B
4リソースベースドビュー
1リソースベースドビュー C
2ケイパビリティ C
 第7章企業の社会的責任(CSR)とコーポレートガバナンス
❶企業の社会的責任(CSR)
1企業の社会的責任
1企業の社会的責任とは B
2企業の社会的責任の領域 B
3フィランソロピー活動とメセナ活動 C
4ISO26000 C
5社会責任投資 C
6トリプルボトムライン C
2情報開示
1ディスクロージャー B
2インベスターリレーションズ B
❷コーポレートガバナンス
1コーポレートガバナンスとは B
2コーポレートガバナンスの機能
1経営陣の任免と牽制の機能 B
2利害調整機能 B
3日本と米国のコーポレートガバナンスの比較 B
4日本企業のコーポレートガバナンス
1日本企業のコーポレートガバナンスの問題点 B
2ガバナンス機能強化の方向性 B
コーポレートガバナンスの変遷 B

.
■本題:一言メモ例~#1日目■

テキストは頭から順に読む。復習時は大事な所から飛ばし読む。

そこで当メモは、全ての論点順でなく、S→A→B→Cの順にまとめて掲載。

Sがなぜ重要・頻出か。B・C論点とは何者か?

その感覚を掴むと、早くも周囲にまた一歩リード。

□S論点 頻出+理解=2次論点□

S論点とは「2次」でも問われる、つまり理解して使いこなす知識。しょっちゅう出てきて自然に覚え、覚えた後から理解に進む。

経営理念と経営戦略 ★重要1
1企業戦略

→いわゆる全社戦略。企業を成長させるため、どの製品(事業)をどう伸ばすか。来週の第2章で詳しく学ぶ。

2事業戦略
→製品(事業)に落とし込むと、次は業界他社との競争開始。来週の第3章で詳しく学ぶ。

3機能戦略
→企業は、製品(事業)を横断的にまたぎ、人事・財務・生産・開発・・といった機能を持つ。中期経営計画ではこの機能戦略まで描き、あとはそれぞれの機能が機能戦略を描く。

競争優位性 ★重要2
1コアコンピタンス

→その企業を代表する強み。ここをどう伸ばすかが、「2次」で必ず問われる。我が身を振り返り、

短期合格を実現するため、自分の強みをどう活かすか

が超重要。営業職で出張が多ければ移動中に学習。経理職で簿記が得意なら「財務」で稼ぐ等。

範囲の経済性 ☆経済性3兄弟
→経済性3兄弟「範囲・規模・速度」をセットで覚える。「範囲の経済性」とは、例えば自社技術を応用した新規事業。例えば簿記2級は「財務」で使い、ついでに原価計算知識で「運営」も得意化。一般にシナジーとも言う。

固定費と変動費
→範囲の経済性が利く理由を、原価の点から説明。自社技術を他事業に応用すると、追加の固定費が少なく変動費のみ考慮するため儲かりやすい。試験対策で言えば、知識の固定費=地頭が良いと、少しの変動費で「1次」7科目の得点荒稼ぎ。

SWOT分析
1外部環境分析

2内部環境(資源)分析
3戦略代替案の基本パターン
→SWOT分析の一味。「2次」解答プロセスにおいて、SWOT分析をやる時間の余裕があるかの議論は別として、企業の状況を抜け漏れ重複なく把握するため、適切な戦略を立てやすい。

マネジメントサイクル
1PDSサイクル

2PDCAサイクル
→経営管理=マネジメントサイクル。一般に、言ったことをちゃんとやり切るかが企業の実力、収益力の差。これも試験対策で言えば、合格仮説PDCAサイクルをどれだけ自力で回すかが合格所要年数の差。

S論点は予め知っていて今すぐ使いたくなる知識が多い。ここをいかに面白おかしく説明し、受験生をその気にさせるかが、受験校講師の腕の見せ所。
.

□A論点~頻出+暗記□

A論点とは、「2次」で直接問われることは少ないが、確実に知識を覚えておく論点。単語カードや語呂合わせなど、暗記テクニックも併用。

2資源展開
→ヒト・モノ・カネ・情報。この資源配分を学ぶのが第2章第3節「PPM」。

(1)資源の価値 Value
(2)資源の希少性 Rarity
(3)資源の模倣困難性 Inimitability
(4)組織 Organization
→自社が持つ資源の希少性・模倣困難性に注目し、それを活かす組織デザインにせよと説くのがVRIO分析。英単語の意味で覚えて1マーク。

1経営計画の意義
2経営計画の種類
3経営計画の策定プロセス
4経営計画の修正
→企業における経営計画の回し方。どの会社でもやってることだが、枠組みとして押さえる。

□B論点~理解論点□

B論点とはいわゆる日経新聞レベルの基礎知識。知識を覚えるというより、他の論点とのつながりや知識の使われ方を学ぶ。

1企業活動とは
2オープンシステムとしての企業
→企業活動=ゴーイングコンサーン(継続企業の前提)。だから1年毎に区切って成績発表、と「会計・財務」の知識を復習。オープンシステムなのでステークホルダー(利害関係者)が登場するのは、後で学ぶ。

3経営戦略の概念
→企業はオープンシステム→外部環境変化に影響される→戦略が必要(成長・競争・機能=Sランク論点)へと理解がつながる。

1経営理念
2経営ビジョン
3経営行動基準
4CI
→経営理念~CIまで、既存知識をさらっとおさらい。

1ドメインとは
2ドメイン設定の意義
3ドメイン設定の範囲
4ドメインの定義と影響
5企業ドメインと事業ドメイン
6ドメインの変化とドメインコンセンサス
→ドメイン=その企業が戦う場所。「2次」で出題される中小企業は、ここの制約が強い。ドメインを飛び越える(寿司屋のオススメを聞かれ、フレンチを答える)ような助言をしてはダメ。

1分析型アプローチ
2分析型アプローチの限界
3プロセス型アプローチ
→経営戦略を学ぶにあたり、その歴史を学ぶのが第4章。企画部門⇔現場部門の乖離を指摘する話。日本においてはよほどの官僚制組織でない限り、現場部門に権限移譲されるので、さほど心配不要。

1企業の社会的責任とは
2企業の社会的責任の領域
→第7章。企業はオープンシステムであり、ステークホルダーを持つから、ついでに社会的責任も意識しなさいと説く。重要な考え方だが、試験対策上は深入り不要。

1ディスクロージャー
2インベスターリレーションズ
→同じくオープンシステムだから、情報開示。試験上は深入り不要。

1コーポレートガバナンスとは
1経営陣の任免と牽制の機能
2利害調整機能
3日本と米国のコーポレートガバナンスの比較
1日本企業のコーポレートガバナンスの問題点
2ガバナンス機能強化の方向性
5コーポレートガバナンスの変遷
→コーポレートガバナンス論。旧来、日本における会社は経営陣と従業員のもの、米国における会社は株主のものと意識されてきた。経済のグローバル化に伴い、会社=株主のものとする見方が強まり、今に至る。経営数値や利益の配分では「財務」、株式会社の組織設計では「法務」とつながる論点だが、その考え方の柱はここ。診断士試験上は深入り不要。

□C論点~おまけ論点□

C論点とは、他論点とつながらず独立したおまけ知識。日経新聞レベルの社会常識として知っておく。

1リソースベースドビュー
2ケイパビリティ
→用語程度。経営理論とは常に新しい考え方を模索するものであり、見慣れない用語が出ても慌てない。逆に好きな人はどんどんやる。

3フィランソロピー活動とメセナ活動
4ISO26000
5社会責任投資
6トリプルボトムライン
→過去に出題があったため、おまけで収録した論点。日頃から新聞読む習慣がある方なら心配不要。

.
■今日のまとめ■

診断士試験の全体設計において「経営」が最重要であり、かつ「経営戦略」が人間で言えば頭脳にあたる最重要論点。

だが最重要なだけに、普通のビジネスパーソンなら当り前に知っている。講義も聞いて普通に楽しい。まだこの先長く、まず受け身で良いので講師の話をちゃんと聞く。ではまとめ。

・「経営」以降、初学スト生が出揃いヨーイドン。まずは小手調べ。
・「経営」斜め読みは全9回。3×3マトリクスにして全体感を掴む。
・初日講義、第1章はさわり程度。S論点は今後も使う超重要知識。
・当記事は第4章、7章をここに含む。たまに出題されるおまけ論点。

byふうじん



合格に必要な答案は今の想像よりユルく、
合格を巡る競争は今の想像よりキビシイ。

出典:amiami.jp

もうすぐ9月。やること多く気ばかり焦り、合格者ブログは急げ急げと日々煽る。だがご安心。

10/26(日)本試験では、そのタスクを1日でこなさなきゃいけない。

1人が1日でやることに、準備期間が11週間ある。その余裕を活かし、周囲の傾向が以下であると観察。

・合格者の答案を、実態より5割増しで捉えている
・合格を巡る競争を、実態より5割引きで捉えている

合格者の答案について。「再現」で2割、「活字」で1割、「合格者の」と余計な枕詞が付いて2割、計5割増し。実際の合格答案はその10/15=約7掛け。

合格を巡る競争について。2年目上級Sランク生は確率80%、適切な講師と学習仲間に恵まれた過年度生は確率50%で合格を。すると1,000脚の合格椅子のうち、初学スト生に割り当てられた数は残り僅か。

まとめると。

書く答案は人並み。だが人並みのやり方でスト合格は至難。

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■初学スト生の喧嘩の仕方~相手が嫌がることをやる■

合格者のノウハウを全て習得すると、合格期待値=20%。

では2年目Sランク80%、過年度50%合格とは何か?観察すると、

余計なことをやってない。

合格率を20→50→80%に上げるため、2年目上級、過年度生は要らないものをどんどん捨てる。スト生に置き換えて図示すると以下。

過年度生は過去の合格答案を頼り、その思考手順をなぞる。その再現性が彼らの差別化。

スト合格者は他人の思考を蹴飛ばし、ゴールとスタートを一直線につなぐ。ではそのつなぐ技術を2つ紹介。

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■要求サイドの技術1:設問分析ドリル■

答案分析までは皆同じ。差が付くのは設問分析ドリルから。

この章は大事なヒミツをバラすので、意思決定概念で暗号化して示す

「2次」の答案サイド=可視化・模倣容易。要求サイド=不可視・模倣困難。この時、設問分析の内外製意思決定を考える。例えばブログ記事を見ると、合格者の主張はここ1~2年でこう変化↓。

・他人より良い答案でなく、人並み答案合格が主流。
・他人と違うことを述べず、足並み揃えて思考停止。
・そこで答案サイドをノウハウ化。だが設問分析も自製せず外注化。

だがこれ、コア・コンピタンスは外注化しないルール違反(「経営」H22年第1問)。だからノウハウ集が「事例の時制」=過去(問1)→過去(2)→現在(3)→現在(4)→将来(5)と書くと、出題側は設問の時制をテレコにして意地悪。

過年度生はここでフリーズ。そしてスト生はここでニヤリとほくそ笑む。

ノウハウ外注の売り込みを断り、設問分析を内製化して競争力UP

具体的には、

①設問分析はノウハウ集を見ずに自力で実施。
→②その結果とノウハウ集を比較。
→③答えが同じ所(同額原価)はスルー。違う所(差額原価)だけ吟味。
→④すると全て借り物(総額原価)より、意思決定が早くて迅速

最新合格仮説はこう。

答案サイドのノウハウは外注化、要求サイドの技術は内製化。

では受験校受け売り「設問分析ドリル」を開始。

□設問分析ドリル□

・事例Ⅰ~Ⅲ過去問の問題文を、エクセルに写経(PDFコピペも可)
・「時制」「解答要求」を自分なりの分類で記入。
・「解答難易度」「目標得点」を記入。事例を解いて得点予実を把握。
・「出題の趣旨」の要求○○力を見比べ、標準出題構成の仮説を作る。
・以上を過去問5年×事例Ⅰ~Ⅲ=15事例分。

難易度だけをブランクにし、H26事例Ⅰを試しにやってみる↓。

設問 問題文 時制 要求 難易度 ○○力
第1問
20点
A 社は、小規模ながら大学や企業の研究機関と共同開発した独創的な技術を武器 に事業を展開しようとする研究開発型中小企業である。わが国でも、近年、そうした タイプの企業が増えつつあるが、その背景には、どのような経営環境の変化があると 考えられるか。120 字以内で答えよ。 過去 変化 ? 基本的理解力
分析力
第2問
20点
A 社は、創業期、大学や企業の研究機関の依頼に応じて製品を提供してきた。し かし、当時の製品の多くが A 社の主力製品に育たなかったのは、精密加工技術を用 いた取引先の製品自体のライフサイクルが短かったこと以外に、どのような理由が考 えられるか。100 字以内で答えよ。 過去 理由 ? 基本的理解力
分析力
第3問
20点
2 度のターニング・ポイントを経て、A 社は安定的成長を確保することができるよ うになった。新しい事業の柱ができた結果、A 社にとって組織管理上の新たな課題 が生じた。それは、どのような課題であると考えられるか。100 字以内で答えよ。 現在 理由 ? 分析力
課題発見力
第4問
20点
A 社の主力製品である試験管の良品率は、製造設備を内製化した後、60 %まで改 善したが、その後しばらく大幅な改善は見られず横ばいで推移した。ところが近年、 良品率が 60 %から 90 %へと大幅に改善している。その要因として、どのようなこと が考えられるか。100 字以内で答えよ。 現在 課題 ? 分析力
原因究明力
第5問
20点
A 社は、若干名の博士号取得者や博士号取得見込者を採用している。採用した高 度な専門知識をもつ人材を長期的に勤務させていくためには、どのような管理施策を とるべきか。中小企業診断士として 100 字以内で助言せよ。 将来 助言 ? 助言能力

ここで良く登場する小技が写経。文を目で追うのと、心静かに手を動かして書き手の思考を追うのでは、何かが違う。

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■要求サイドの技術2:同時進行管理~コンカレント化

初学スト生の弱点は、過去問の着手時期が遅いこと。

なぜ遅いのか→答案を作る手順を知らず、尻込み、先送り。
するとどうなるか→過去問=力試しと勘違い。受験校事例を優先。

過去問を本試験直前まで先送りし、そのまま時間切れになるのが過去の典型不合格パターン。従い、ふぞろいを先に読む今の流行は理に適う。

だがスト合格者はここでニヤリとほくそ笑む。

設問分析5年分を先に済ませ、それから過去問解くか。

このイカサマも理に適う。「2次」は80分では解けない試験。解答要求・模範解答を事前カンニングし、やっとマス目が埋めるのが初学スト生の今の実力。図示するとこう↓。

 

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■今日のまとめ■

この試験では、周囲がやることを200%当り前にやる。そして周囲が気付かないことをあっさりやらかす。

なお当記事が示すのは○練習法(ドリル)であり、×ノウハウではない

たまたま合格者の応援コールを鵜呑みにしても、今年の合否はたまたま未満。「2次」で8割落ちる現実は甘くない。ではまとめ。

・10/25(日)は終日結構忙しい。だがその準備期間は11週間ある。
・Sランクは余計なコトせず隙ナシ。余計なコトする人の隙が狙い目。
・コア・コンピタンスは内製化。ついうっかり外注したらOUT。
・11週間はゴール逆算。この納期短縮にはコンカレント同時進行化。

byふうじん



 

なごです。

 
先日は1次試験お疲れ様でした。今はどんな心境でしょうか。合格した人もいれば、不合格だった方も見えるでしょう、仕事が忙しくて思うように勉強が進まず、試験会場にも行けなかった、そんな方も見えるかもしれません。

 

今日は1次通過が叶わなかった皆さんへ、私の体験も含めながらメッセージを書いてみました。

 

===

 

2年前の10月、私は書き終えた答案用紙を呆然と眺めながら、試験時間中にもかかわらず、失意の時間を過ごしていました。すでに敗退は濃厚。自分で自分の文章がいけていないことは分かっていました。かすかな希望を持ちつつ試験結果を待つも、当然ながら不合格。私の勉強仲間も多くが撃沈し、診断士試験のハードルの高さを改めて感じていました。自分自身に自信が持てず、そのあと翌2月までの3か月間、診断士の勉強が全く手につかなかったことを昨日のことのように思い出します。
しかも勉強を再開した2月、3月ですら、新しい勉強道具は使わず、一年前の問題集を使っていました。理由は実際に自分が落ちた時の問題に触れないようにしたかったから。自分自身を意図的に試験不合格という現実から遠ざけていた、そんな心理状況が続いていました。

 

でも試験に落ちたからこそ、これまで出来なかったことを精いっぱいやろう、そう心に誓っていたことも事実です。7科目ある1次試験や様々な記述が必要となる2次試験など、幅広い分野の知識が必要とされる診断士試験と言われますが、実際の試験直前期は、試験対策に手いっぱいで、正直、学びの視野がとても狭まるもの。私も勉強をしながら視野の狭い自分に嫌悪感を抱いていたこともありました。
そのため意図的に試験勉強を中止し、自分の視野を強制的に広げる行動をしたのです

 

まず世の中を徹底的にマーケティングや運営管理の視点で見るようにしました。私のセミナーに来た人は知っているかもしれませんが、コンビニエンスストアの棚に並ぶ商品陳列の配置方法って、ものすごく考えられた配列をしているのですよね。スターバックスとドトールが提供する顧客サービスの違いって、そもそも自社の存在意義というか、企業が存在するための定義から違うため全く違って当たり前なんですよね。

そんな風に物販や飲食を中心に、様々な世の中の動きを徹底的にマーケティング視点で見るようにしました。自分なりに仮説を立てながら「メインの顧客像は…」「商品力だけでなく、どんなシチュエーションだから売れているのか…」「他社との差別化要因は…」なんて考えながら、目につくもの全てを参考書として、生活をしていました。

 

また、これまでゆっくり読むことのできなかった新聞や本なども読みました。ありきたりな話で恐縮ですが、「ザ・ゴール」や「スモールビジネス・マーケティング」、「7つの習慣」などは何度も読み返しました。またグロービスが出している「MBAマネジメントブック」「MBA組織と人材マネジメント」などの書籍も読み、予備校教材としてではない、別視点からのマーケティングや人材管理的な本を読み漁りました。
また多くの経営者の本も読みつつ、ノウハウとは違う「経営者の想い」的な本にも触れ、自分自身が「なぜ中小企業診断を目指そうとしたのか」という本質的な部分について、自問自答を繰り返したりもしました。
これらの行動は結果的に、自分の中で目指すべき目標を改めて明確にすることに役立ったほか、ビジネスマンとしての器、というとおこがましいですが、弱々しかった自分の根底にある「ヒトとしての幹」を太くすることができたと感じています。

 

 

さて私の体験談はそのくらいにして、今後の皆さんの行動について考えてみたいと思います。
今、皆さんはこれまで思いっきり勉強をしてきたことで、二つの財産を手に入れています。

 

一つ目の財産は「知識」
これまで学んできたことは全て社会人にとって、また来年合格するであろう診断士にとって大変重要な知識ばかりです。財務や企業経営理論はもとより、経済は世の中を俯瞰するベーシックな考え方として、法務は問題点を冷静に分析する素地として、また中小は企業を取り巻く環境を知る手掛かりとして、どの教科も大切な財産となるはずです。

 

 

二つ目は「学びを得るための体力」
これまで多くの時間を学びに費やしてきました。数年前なら、テキストを開くだけで眠たくなっていたのが、じっくりと腰を据えて学べるようになってきてはいませんか。それは学びに対する基礎体力が向上し、勉強する体質、学びに対する耐久性がきちんと醸成されたのです。

 

 

この二つの財産を簡単に手放してしまうのは大変もったいない。それほど貴重なものだし、そのために多くの努力を皆さんは重ねてきたはずです。
特に私が貴重だと感じているのが「学びを得るための体力」。知識は少しくらい時間が空いてもまた読めば思い出しますが、学びの「体力」は一度楽をすると、筋力が落ちるのと一緒で、元へ戻すのは非常に苦労します。

 

私は試験不合格の後、本当に勉強したくなかった。テキストを全く見たくなかった。触りたくもなかった。もし皆さんも同じ境遇なら、少し距離を置くのも必要なことかもしれません。むしろ無理に勉強を再スタートをし、ダラダラ勉強をするのが一番いけないことかもしれません。
私は診断士の勉強が本当に嫌でしたが、学びの「体力」だけは落としたくなかったため、本や一般社会での学びに重点を置いて行動することで結果的に自分自身の学びに対する基礎体力を「現状維持」することは出来たと思っています。そして2月になり、勉強の嫌悪感が晴れたと自分自身で割り切れてから、猛烈な一歩目を踏み出すことができたと考えています。

 

残念ながら1次試験で思うような結果を残せなかった方々、しばし勉強から離れることについて、私はそれほど問題がないと思っています。でも、これまで学んできた「体力」を落とさなようにだけは気を付けながら、学びにかける「熱意」をもう一度醸成してみてください。そして自分の心の中で整理がついた段階で、勉強に戻ってきてくれれば充分良いと思います。むしろ他を見ることで、自分自身の人間の幅を広くして、診断士試験のフィールドに戻ってきてくれれば、立派な診断士になれる土壌が構築されたと考えています。

 

診断士に合格すると分かるのですが、合格者は極めて“多彩”で“多才”です。財務面や人事面、生産管理面など多くの特技を持った人たちの集団です。そんな中に入ってから、自分の未熟さにあたふたするのではなく、「自分自身の強みを今のうちから磨くんだ」と意識し、学びとともに自分が持つ特技を磨き、そして視野も広げてもらえればと思います。

 

そして数か月、自分自身の枠を広げた後、1次試験の学びに戻ってきてくれればと思います。またその時には2次の勉強も一緒に始めましょうね。今頃ストレートの人たちはだいぶ苦労しているはず。だったら今のうちから勉強を始めておき、来年8月にはある程度完成させておく、そんな学びの「中期計画」を立ててみませんか。

 

 

皆さんのこれからの過ごし方で未来が変わる。

 

 

そんな想いを幾ばくかでも持ってもらえれば幸いです。

なごでした。
 

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道場メンバーによる連載決定!

2015年9月号より、
中小企業診断士と診断士を目指す受験生に向けた雑誌
月刊「企業診断」道場メンバーによる連載がスタートします!

2015年9月号(発売日 8月27日)月刊企業診断

2016年度一次試験を目指す方向けに中小企業白書の解説を
6代目のおと・おはとも・うみのが共同執筆しました!

2016年度の一次試験を受験される方はぜひとも参考にしてくださいね~。

そして10月号以降では、さらにパワーアップした新シリーズをお届けします!
ブログでは明かされない道場メンバーの姿が垣間見られるかも・・?
ご期待ください!

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ストレート合格への第1コーナー

スピテキ斜め読みは、2科目目「経営」に突入。なお9月まではマイペース・ダラダラで良く、10月に入ると戦闘モードスイッチON。当面の目標が、

11/1(日)の養成答練80点=上位5%を確保。

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■余談:診断士対策はテスト形式~MBAとの違い■

経営に必要な知識を学ぶため、MBA⇔診断士のどちらを選ぶか?

目的・中身は異なるが、診断士試験は「ビジネススキル向上のため」「安価なMBA代わり」として使える。

国内MBA 診断士 
 学位 国家資格
 取得率○% 合格率20%×20%
=4~5%
 経営判断をする 経営者に助言する
 論理重視 知識重視
 正解なし 正解あり
ケーススタディー マーク試験
コスト数百万円 コスト約30~35万円

MBAと診断士は、「経営に必要な知識を学ぶ」点で共通、「正解が用意されるか否か」で相違。ただ診断士は、知識のおまけで箔がつくメリット有。

診断士は国家資格。資格取得が目的なら合格するまで受ける。
診断士は知識重視。知識を学ぶのに何年もかけたら本末転倒。

受験校では、講義の最初に「診断士学習を志す理由をメモしましょう」と強調。それは自己啓発でうっかり始め、資格取得目的にすりかわってウロウロする人がそこら中にゴロゴロするから

そんな事態を避けるには、診断士試験合格は最長2年で決める。
そのためには、第1コーナー(「経営」養成答練)の入り方が超重要。

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■第1コーナーの入り方~容赦なく高得点■

過去問は点。講義は線。戦う舞台は「知識の盤面」。

画像:glico-club

診断士1次は「知識のモグラ叩き」。ところがこのモグラ、必ず決まったパターンで出るのが養成答練。だからモグラが出るのを待って反応でなく、出る所にハンマー構えて瞬殺。

そんなインチキで得点稼いで面白いの?

大手受験校の教室後方からこんな遠吠え・言い訳・負け惜しみが聞こえたら、ニヤリとチャンス。診断士「1次」では、

どこが大事か→毎年繰り返し問われる所が大事
なぜ大事か→企業経営(への助言)に欠かせない基本知識だから
するとどうなるか→テスト形式で何度も出題し、長期記憶化して定着

簡単に言うと、試験に出る所が大事。答練高得点を目指すことで、

重点化・優先順位づけされた知識が、碁盤の如く体系的に並ぶ。

では「財務」シリーズに続き、「経営」は9回シリーズで斜め読み。

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■本題:【企業経営理論】スピテキ斜め読み~目次論■

当シリーズも以下★★★基準で、どこに重点を置くかを紹介。

S★★★ 頻出+理解 2次で使う知識。使いこなすまで徹底理解。
A★★☆ 頻出+暗記論点 頻出かつ知識を覚える必要がある論点。
B★☆☆ 理解論点 他論点とつながるが、ある程度常識で解ける知識。
C☆☆☆ おまけ 他論点と無関係、かつある程度常識で解ける知識。

2マーケティングマネジメント戦略の展開

論点 評価 一言で
第1編 経営戦略
#1 1経営戦略の全体像 企業活動と経営戦略 ★☆☆
経営理念と経営戦略 ★☆☆
経営戦略の構成要素 ★★★
環境分析(SWOT分析) ★☆☆
経営管理 ★★☆
4経営戦略論の変遷 分析型/プロセス型アプローチ ☆☆☆
7企業の社会的責任(CSR)と
コーポレートガバナンス
企業の社会的責任(CSR) ☆☆☆
コーポレートガバナンス ☆☆☆
#2 2成長戦略 製品=市場マトリックス ★★☆
多角化戦略 ★☆☆
PPM ★★★
3競争戦略 ポーターの競争戦略論の概要 ★★☆
業界構造の分析 ★★☆
競争回避の戦略 ★★★
競争優位の戦略 ★★★
#3 5技術経営 研究開発 ★★☆
イノベーション ★★☆
製品アーキテクチャ ★★☆
デファクトスタンダードと知的財産戦略 ★★☆
ベンチャー企業のマネジメント ★★☆
6外部組織の連携と事業構造の再構築 企業間連携 ★★★
産学連携 ☆☆☆
産業クラスター ☆☆☆
事業構造の再構築 ★☆☆
第2編 組織論
#4 1組織構造論 組織の概念と均衡条件 ★☆☆
組織構造の設計原理 ★★★
分業システムとしての組織 ☆☆☆
組織構造の形態 ☆☆☆
官僚制組織と組織構造の動態化 ★★☆
外部環境と組織 ★★★
#5 2組織行動論 モチベーション理論 ★★★
集団のダイナミクス ★☆☆
リーダーシップ論 ★★☆
組織文化と戦略的な組織変革 ★★★
#6 3人的資源管理 人的資源管理の全体像 ★☆☆
雇用管理 ★★☆
人事評価(人事考課) ★☆☆
報酬制度 ★★☆
能力開発 ★☆☆
労働関連法規 ★★☆
第3編 マーケティング
#7 1マーケティングの基礎概念 マーケティングコンセプト(基本理念) ★☆☆
マーケティングの定義 ★★☆
 2マーケティングマネジメント戦略の展開 マーケティングマネジメントプロセス ★★☆
マーケティング環境の分析と目標設定 ★★★
ターゲットマーケティング ★★★
マーケティングミックスの開発・実行 ★☆☆
3マーケティングリサーチ マーケティングリサーチ ★★★
4消費者購買行動と組織購買行動 消費者購買行動 ★★☆
組織購買行動 ☆☆☆
#8 5製品戦略 製品の概要 ★☆☆
プロダクトミックス ★☆☆
製品ライフサイクル ★★☆
ブランド ★★★
パッケージング ★☆☆
新製品開発のプロセス ☆☆☆
サービスマーケティング ★★★
#9 6価格戦略 価格の設定 ★★★
価格の管理 ☆☆☆
7チャネル・物流戦略 チャネルの設計 ★★★
物流戦略 ★☆☆
8プロモーション戦略 プロモーションミックス ★★☆
プロモーション戦略の構築 ★☆☆
9関係性マーケティングと
インターネットマーケティング
関係性マーケティング ★★★
インターネットマーケティング ★★★

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■今日のまとめ■

今日は目次の紹介。「経営」の知識量は多いが、もともと知ってるので楽しい。重要★★★を意識し、必要なものはしっかり覚える。ではまとめ。

・診断士はMBAと同じ知識を学ぶが、テスト形式で効率が良い。
・試験に出る所が大事。高得点を狙うことで、自ずと知識が重点化。
・「経営」は、経営管理・組織論・マーケティングの3領域から出題。
・★★★Sランク頻出重要論点は、3領域にまんべんなく分布。

byふうじん



Q1:ノウハウと本質がポーカー勝負をすると?

A1:本質の全勝。
理由:ノウハウ=可視化。手札が常にオープンな相手に対し、本質は不可視=自分の手札を隠して全戦全勝。

,

Q2:ノウハウと本質が診断士試験を受けると

A2:およそ引き分け。たまに本質優勢。
理由:「2次」合格はたまたま、くじ引き、ハイリスク。ノウハウ⇔本質の完全2択でなく、性質の差を組み合わせたポートフォリオでリスク低減。

たまに本質優勢、とは試験当日の現場対応力。図解すると、ティーチングとコーチングの差。

出典:株式会社 宙 コーチングについて

こんな絵を見てニヤニヤするのがスト合格センス。なぜならティーチング(ノウハウ)は応用苦手。現場対応力ならコーチング圧勝。

だが診断士受験界において「コーチ」は不可侵。そこで似た様な立場で、

合格や本質へのアプローチ(考え方)

を繰り返し説くのが当ブログ。

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■前提:ストレート合格へのアプローチ■

スト合格するノウハウは存在しない。だがアプローチならあり得る。

なぜ存在しないか →スト合格=たまたま・地頭・センス。資質に依存。
するとどうなるか →手口を真似ても無意味。「考え方」なら知って損なし。

明確な解決策(ノウハウ)が見つからなければ、今の問題点の理由を探り、その逆をやる。その手口は来年の「2次」で教わるが、以下に図解。

来年の今頃。合格ノウハウ探しに躍起な周囲を尻目に、スト合格者は常にニヤリと周囲に逆張り。本日に限り不合格要因を特別サービス。

診断士不合格=受験長期化要因ベスト9
・学習量の不足
・学習の質の低下
・過去問は力試しで先送り
・講師の話を良く聞かない
・受験生同士ですぐ群れる
・自分の意見を声高に主張
⑦数字の定量判断が苦手。
⑧不得意分野を残す。遠吠え言い訳負け惜しみ。
⑨計画性のない毎日コツコツ。

当記事は⑦~⑨に注目し、2週に分けて以下提案。

診断士+簿記2級ストレートダブル合格

(上)「財務」⇔簿記検定の補完関係
(下)受験校1・2次ストレートコース⇔簿記検定の日程組み合わせ

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■図解:診断士「財務」⇔簿記検定の補完関係■

診断士「財務」→簿記2級でなく、簿記2級→「財務」の順にやる。

診断士スト合格者を観察すると、以下3つに分類(詳しくは別シリーズ)

①天賦の才 ②聞き分けの良い優等生 ③ラッキーボーイ

簿記2級既習なら、③ラッキーボーイの権利あり。 その根拠を2つ図示。
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□表1:診断士「財務」⇔簿記検定の出題範囲□


青い四角が簿記、赤い枠が「財務」の出題領域。図で眺めてこう察する。

・「財務」は、広く浅く出題。簿記検定出題とピタリとは重ならない。
・簿記3級は仕訳をコツコツ、2級は原価計算をコツコツやる試験。
・診断士合格に簿記は必須でない。だが「やって損した」と言う人はいない。

ここでも正解ノウハウより、「現状の問題点」の指摘に注目。

頭を使った理解で「財務」に挑むと、
簿記の基本「手を動かして仕訳」が抜ける。

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□表2:簿記検定のコストとリターン□

学習期間 合格難易度 合格状態
○簿記3級 商業簿記 8週
80h
仕訳ができる
BSが読める
◎簿記2級 商業簿記 工業簿記 20週
200h
☆☆ 決算ができる
原価計算ができる
▲簿記1級 商業簿記
会計学
工業簿記
原価計算
1年
500h
☆☆☆
☆☆☆
☆☆☆
決算を指示できる
意思決定ができる

やはり正解ノウハウより、「現状の問題点」の指摘に注目。

簿記1級は多くの論点をカバーするが、
不要な論点が多く、かつ合格しにくい=ロスが多い。 

この時、簿記2級既習者=ラッキーボーイ。それは初年度受験に限り、簿記未習者に追いつかれない=「財務」「事例Ⅳ」で差別化できるから。

「財務」→「簿記2級」の順:応用→基礎の順に学び、コツコツ非効率。
「簿記2級」→「財務」の順:「財務」は簿記の復習に過ぎず、スラスラ。

だが今年11月受験の「簿記2級」コースは9月上旬が本格スタート。従い簿記未習の方でも、今なら「簿記2級」→「財務」の順を選択可能。

今この瞬間に限り、スト合格チャンスの1つが目の前にある。

 

■今日のまとめ■

当ブログ執筆陣の一定数は、

診断士試験に特殊スキルは不要。ただスト合格者の着手は1ヶ月早い

との立場を採る。やや身びいきだが、2016年合格目標で今この記事を見ている方は、相当センスが良い。

そのセンスを伸ばすと、1年先行組を来年の試験でニヤリと蹴落とす権利あり。その権利の入手法は次週。ではニヤリとまとめ。

・当ブログは、コーチングに近い意味で「合格アプローチ」を提示。
・スト合格狙いならノウハウ探しより、失敗理由を見つけて逆張り。
・診断士「財務」を、最も効率良く補完するのが簿記2級。
・「財務」→簿記の順だとコツコツ。簿記→「財務」の順ならスラスラ。

お詫び:2016年スト合格から逆算=週4本ペースはけっこうキツイ。いくら「合格仮説」とはいえ投稿精度が粗い。追加修正・誤り指摘・補足のご協力をお待ちしています。

byふうじん



夏期休暇を東京ディズニーランド(以下TDL)にて過ごしているので(一部)これをホテルで書いている和尚でございます。

台風一過のあと、株価同様安定しない天気の今週、皆様いかが無事おすごしでしょうか。

先般、なご&和尚(助っ人のIさん、Sさんありがとう)の大阪セミナーを開催しました。
会は盛況で場所が中心街から離れたところにも関わらず集まっていただいた皆様、
ありがとうございました。

今日はそのときの、近鉄特急アーバンライナーデラックスシートにて
大阪へ移動中の車内での二人の会話(一部脚色)から。

 

和尚「実は、TDLって楽しめないんですよ」

なご「どうして?」


和尚「だって、いろいろ考えるじゃない?例えば、東京ディズニーシー(以下TDS)では某クマのキャラクターの販促に力いれてるけど、あれは日本で創出したキャラクター
で本国にパテント払わんでいいから利益が高いのか?とか」


なご「うーんそれね。私もあの笑顔が素敵なキャストについて、私語はないか、あくびをしたりため息をついていないかとか、人的管理の問題をモチベーションの低下を踏まえてこっそり観察してしまいますよ」


和尚「そうそう、売店の土産物をひっくり返して見て、製造元が千葉県の中小企業だと、地元の仕事創出にはなってるんだろうけど、どれだけの安値の原価で納入しているのだろうかと、つい考えちゃうよね」

 

和尚はそもそもTDLとかあまり好きくないから、こういうことを考えるのかなぁと思っていたら、
なご氏もこういうことを考えてたので、ちょっとだけほっとしました。

和尚のちらりと考えたことの一片を。

TDLは見習う点がたくさんあります。例えば、上述某クマキャラ(くまもんではない)の販売方法はわたしは評価しています。
なりふり構わず「売らんかな」ではなく、どのような経緯で黒いネズミと友達になったのか、という
「ストーリー」
(参考図書:ストーリーとしての経営戦略/楠木建、内容はちと違うが確固とした物語を構築するのは同じ)
を構築した上で、徹底してぶれずにそのお話を園内で劇など、園外ではHPで繰り返し語る。

そもそもネズミとクマが友達になれるのかという論理性はぶっ飛んでいますが、まあ既に彼は犬やアヒルとも友達ではありますから、いまさらクマと友達になっても驚かないですが、そうしたストーリーの構築は丁寧になされている感があります。

そしてその物語に共感できる顧客を増やそう→そうすれば自動的に売上も増えるだろう、という確固たる戦略が見えます。

さらに、TDSでしかそのキャラクターは存在しない(=TDSしか売らない)という稀少性まで加えたところに、オリエンタルランドのすごさを感じております。
こうした考え方はこの診断士試験にある程度役に立つのではないかと、そう思っております。

また前座の話が長くなりましたが、今日は2本立て、さっそく行きますよぉ~。

 

 

1.この時期の計画について(の所感)
今回与えられたお題はこれです。具体的な勉強施策については。昨日のきり記事を読んでいただきたく。もう今読んでしまって自信喪失なわたし。。。
さらに、そもそも計画等の履行についていささか自信のない私、ですのでタイトルも「(の所感)」とさせていただいて、思うところを述べさせていただこうかと、思っております。

実は私は高校生の時代から勉強の計画表は作るもののそれを着実に履行すること、というのは多少苦手でした。
ですので、緻密な計画が必要とされる定期テストは出たとこ勝負の実力テストと比べて苦手でした。
余談はさておき、
私も含めて一番、皆様に共通する悩みはこうではないでしょうか?
「計画は綿密に立てるものの、それが履行できない、また履行できないときに、
①徹夜してでも計画に追い付くべく努力する。
②一旦白紙撤回して、改めて計画を策定、PDCAサイクルを回していく。
のチョイスに悩むんだわー」

・・・私は②を選択しておりました。

まずこれをご覧ください。


和尚が去年使っていた計画表です。(順番がさかさまなのはご愛嬌、てことで)
よくみると、計画の欄はあらかじめ行事がある場合、私にとっての追い込み時期である9月下旬~10月中旬には解かねばならない過去問の印字はされていますが、計画の段階では鉛筆書きで対応しています。

なぜか?

当然、1週間単位での計画は立ててます。
ただ、計画倒れになって「俺はできない人間なんだ」というモチベーションの低下を防ぐために、あえてこうした、というのが正解でしょうか。勇気をもって自分の精魂こめた計画を白紙にして、改めて計画策定にまい進することは大事だとという思いがひとつ。
もうひとつは、記録ダイエットというのがあるじゃありませんか、
あの感覚で、
自分はこれだけ勉強したんだ!
というあとから見返してのモチベーションの維持に利用していた記憶があります。

ただし、計画が履行できなかったときに、勇気をもって白紙撤回するのは構わんと思うのですが、

試験日までの日数と自分の理解状況を俯瞰して
再度綿密な計画を策定する

ことが大事だと思います。

私は勇気ある撤退の場面はは実際にはあまりなかったのですが、多少の撤退、例えばL●Cの過去模試は事例Ⅳのみ解き、あとは捨てた、とかは行っております。

自分が勉強をしている間はどうしても
「猫の視野」になってしまうものです。
そこをあえて、鳥の視野で俯瞰し、改めて計画を立案する、
これが大事かと思うのであります。

ただ、この和尚、診断士の勉強は非常に楽しいものでありました。自分の思い通りに動か(動け)ない部下や同僚もいないし、訳の分からんことをいう上司もいない。

要するに、自分が指揮官(=計画立案、状況の俯瞰)であり、かつその忠実たる部下(勉強の履行)を行っていく状況は、実際の仕事と比較してストレスは格段に低かった、ことを覚えております。

こうした考えで私は乗り切りました、ということだけはできそうです。

 

 

2.和尚の財務スペシャル投稿の解説①
予告通り、
ここ
で財務特講やる、て宣言したので、一応2次に向けた記事を投下してきました。今回の内容は企業価値の問題です。

注意して頂きたいのが、うみの記事でも、おと記事でも、他のメンバーが提案しているとおり、
まずは他人の解法の物真似でよい
=財務で言えば個別問題に対する解法の修得に努めるべきである、

ということは全く否定しません。
和尚が
この記事
で申し上げげたとおり、
まずはやってみる(=アウトプット)、そして痛い目にあう(全くピンボケ解答してどこがダメなのかウンウン唸ってみる)ことが大事である
のはいうまでも有りません。

ただ、2次試験の準備時間が少ないがゆえに
座学(=基礎力の充実、インプット)の部分をやや疎かにせざるを得ない、
という状態を和尚は危惧しております。
当然、そこまでやる余裕がない、とおっしゃる人に是が非でも基礎力の充実を図るための時間を捻出すべし、なんて申し上げる気持ちはございません。
まずは、過去問等でどのような問題が出ているか、確実に解法を覚えてください。

その上で、事例Ⅰ~Ⅲについても同じだと思いますが、特に財務に申し上げるならば、
主要論点について基本的な考え方を修得する
ということを意識して頂きたい。
例えば、今回の企業価値のテーマであるならば

キャッシュバック(利益若しくはCF)÷資本投下=利回り

の式をベースとして感じているか?
上の式で資本投下の部分がいわゆる企業価値であり、利回りとCFを使って導きだすのは、小学生であっても計算可能ですね。

これはうみの記事の帰納的アプローチを補完するものと考えて頂いてもよいのですが、一定の法則性、定理が判然としてくるのが帰納法だと、高校数学で習いました。
ここからすれば、いろんな問題を解きまくったあとには
一定の法則性の存在を考えてみる
ことも、必要ではないかと。
そして帰納的アプローチから一定の法則性をなんとな~くでいいのでつかめたら、今度は一定の法則から各個別問題を考えてみる訓練もしておくことが、
一般的な数学的な考え方の強化
に繋がるのではないでしょうか。

要するに

帰納⇔演繹を繰り返して考えておく、

ということを私は重視しておりました。

これを行っておくことによって、万が一試験中にパニックになっても、基本的な考え方を思い出せば、リカバリが効いてくる、いやそもそもの平常心を得ることができる、そう考えています。

これは、和尚は26年の事例Ⅳ、第4問で円高云々と問題用紙にいちいち書いて、基本的な考え方に戻ることで、心の平安を得たことは、
ここ
でも書きました。
話は飛びすぎですがアムロ=レイ※もこういう名言を残してます。

僕にはまだ帰れる所があるんだ。こんな嬉しいことはない。

試験中にこのような心境になり、基本の公式に帰って考えることが出来れば、未知の問題が出たときのパニックなどからのリカバリーは短時間でできます。これは断言できます。
是非基礎力の充実をここ
で「紫雲和尚」で検索して図ってください。ほんと、嫌みなほどベーシックに拘った記事書いております。

また、前回申し上げた通り、事例Ⅳで出るであろう、主要財務論点については、今後隔週でここ
で語っていきますので、興味のあるかたは是非です。

※アムロ=レイの名言。
機動戦士ガンダムの確かⅢでのラスト近くの名言。
地球連合軍のモビルスーツ(いわゆる戦闘用ロボット)戦士であるアムロは、敵対するジオン公国のシャーアズナブル少尉との生身のフェンシングでの戦いに引き分け、かなりダメージを受けた彼は、敵地ア=バオバ=クウからの脱出を半場諦めていた。
しかし、宇宙用救命用ボートからの子供たちからの呼び掛けをテレパシー?にて受け取り、それに応じて敵地から脱出、その折りに発した名言。
はい、興味がない方には全くなんのことやら、の解説でございました。

 

 

3.編集後記
最近、道場の6代目のお仲間が非常に熱い記事ばかり書かれていて、なんだか
「和尚、お前もスカしてばかりいないで、受験生に向けての応援記事や、この勉強法オススメします、みたいのを書けや!」
のような幻聴も聞こえて参りますので、ちょっと熱く書いてみました(熱く書いたのはガンダムのくだりのみ、という幻聴も聞こえてくる)。

ただ、TDLにしてもガンダムにしても、事例Ⅰ~Ⅳにしても、
ストーリー
というのはやはり重視すべきかと。
ストーリーがない商品は、コモディティ化してしまい、付加価値をつけることができませんよね。

だから、事例Ⅰ~Ⅲ(Ⅳも含むか?)の解答というのは、
「事例企業のストーリーの読み取りがきちんとできているか」
まずこれに尽きると、そう思っております

明日は、鳥の視野を持つなごが、今回の2次受験者だけでなく1次から再挑戦する人への熱いメッセージを発します!

それでは、みなさん、再来週までさよーなら!

 

 

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ご期待ください!

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勉強頑張ってますか?燃えてますか?

きりです

二次試験の勉強を始めた皆さんはもう数事例解いたころでしょうか。

「こんなの80分で解けっこない!」

と思う方ばかりですよね。。。

私も同じように思ってましたし、他の人もそう思ってます。

この試験はそんなもんだと思ってください。

今回は「ゴールから逆算した二次試験のスケジューリング」についてお話したいと思います。

前回の記事

でお話したように、

二次試験に関しては「どのような考え方で勉強するか」

というのが非常に重要だと私は考えています。

事例に対する考え方、や、二次試験に対する考え方について、

道場メンバーの気合の入った記事がここ最近いっぱいアップされてますので、

お読みになってない方はぜひ一度このあたりの記事もお読みください。

2次試験対策の「正解」はどこにあるのか~本質対ノウハウ論に決着を~ うみのさん

2次試験の目指す目標地点はどこ?  なごさん

それでは本題に入りましょう。

本番までのスケジュールを立てるためには、ゴール(目標)を決める必要があります。

あなたの目標はなんですか?

試験に受かること?


診断士になって、活躍すること?

まぁ、人それぞれあるでしょう。

 

ただ、一次試験と違って科目合格がない以上、
みなさんの目標は「二次試験に合格すること」

以上の目標であることはほぼ間違いないですね。
二次試験に合格するにはどうすればいいのでしょうか。

各事例の総合計が60%以上かつ、一事例でも40%を下回らない。

この状態にもっていくことですよね。

要は得意科目があるならそこで荒稼ぎして、苦手科目を補う、という戦法は使えるわけです。

わけなんですが。。。

 

私は「安易にこの戦法をとること」は非常にリスキーだと思っています。

それはなぜか?

 

 

各設問ごとの点数がはっきり分析できていないからです

つまり、どういう解答をすれば具体的に何点積みあがるかということはわかっていないからです

例えば一次試験であれば、第1問が正解であれば4点入る、というように明確なので、

あなたが試験を受ける前に、「この科目が何点くらい取れるか」

過去問を解けば大体わかってしまうわけです。

 

しかし二次試験ではそれがわかりません。

そうである以上

みなさんが本試験を受けるまでに、何点ぐらいの実力があるか、ということを定量的に図る事はほぼ不可能なのです。

(予備校等で行われる模試で、何点とれてるから安心、というのはありません。本試験と同じ採点基準で採点されていない可能性が多いにあるからです。)

つまり、事例Ⅰは足きり回避で、事例Ⅲで荒稼ぎだ!

というのは単純に考えると難しいです。

ただ、ここで一つ例外があります。

事例Ⅳに関しては、正解がほぼわかります。

事例Ⅳに関しては、試験前に「どの程度の点数がとれるか」

ということを把握できるわけです。

なので、間違っても

事例Ⅳが苦手だから、捨てて他で稼ごう

などとは考えないでください。

事例Ⅳは6割とること、あわよくばそれ以上を目指してください。

というか、目指すレベルがわかるので、他の科目に比べ

勉強が非常~にやりやすいと思います。(まぁ私は超苦手だったので苦労しましたが)

じゃあ事例Ⅰ~Ⅲはどうすればいいんだよ!って話ですが、これに関しては、以下のように考えるべきだと思います。

あなたが試験委員だったら、どういう解答を望むか。

これを考えてみてください。

あなたがもし合格して、診断士の資格を活用するとするならば、

企業のコンサルティングを「中小企業診断士」として自分の「目」と「頭」を使って行うわけです。

試験委員はあなたを合格させることにより、あなたにその資格を与えるわけですね。

当然ながら、診断できそうにない人に資格は付与されません。

もうちょっと踏み込んで言うなら、

「解答用紙をみて、診断できそうに見えない奴」
は落とされますよね。当然。

 

では診断できそうにない人ってなんでしょうか。

①会社の実態を把握できていない人(分析できない人)

的外れな解答を書く人はこれに該当します。

あれだけ丁寧に与件の中に企業の概要が書いてあるにもかかわらず、

全然その企業に沿わない話をしてしまうと、社長から、

「このコンサル話全然通じてないやん!ちゃんと人の話わかってんの?」

と思われるでしょう。

②説明が著しく下手な人(報告できない人)

主語、述語がはっきりしていない、とか「○○だから○○である。」

といった因果がはっきりしない解答を書く人はこれに該当します。

なんか一応会社のことは把握してそうなんだけど、

「この人の説明めっちゃわかりにくいわ~。結局どうしたらいいの?」

と思われるでしょう。

③会社の今後を見据えた提案をしてくれたはいいものの、全く現実的に想像できないこと(提案できない人)

会社の繁栄のため、今後に関する提案をしてくれたはいいものの、

全然その会社にあってない、具体的でない、さらには突拍子もない提案をする人はこれに該当します。

各事例、ゴーイングコンサーンに向けて、提案を求める回答がありますが、

そこでその会社の実態にそぐわない提案をする人は、

「こいつに相談しても、今後の会社のためにはならんな。」

と思われてしまいますよね。

この仮説では①、②、③を完全にクリアした解答が100点近くの点数をもらえるわけですね。

そこで6割以上取れればいいと。

6割がどれくらいのレベル感か、というと

半分より少し上、ですね。

まぁ、「そこそこコイツは診断のいろはを理解しているな。」

という人が合格するってことです。

 

診断士の合格に求められているのは、正直こんなもんです。

学生時代のテストで、きちんと勉強しても6割とるのが難しい試験ってありましたか?

おそらくそんなに多くはないはずです。

この試験を難しくさせているもの・・・それは時間です。

80分という短い間で、企業の分析、報告、提案を行う。

時間は短いけど、6割の精度があれば合格だよ。

ってことなんです。

そして、80分で解答を書けるようになるには、

ノウハウが必要だし、トレーニングが必要ということですね。

ここで6割の解答がどんなものか見てみましょう。

これが即ちゴール、となるわけですね。

ここで例として、H26診断士2次再現答案_kiriを見てみましょう。

点数ですが

事例Ⅰ 66点

事例Ⅱ 73点

事例Ⅲ 68点

事例Ⅳ 66点

と、題材にするにはもってこいの点数です。

え!こんなの書けないよ!

というような高得点ではありません。

間違いもいっぱいあって、全く完璧な答案ではありません。

しかしこれくらい書ければ6割なんだよ、というのはわかるかな、と思います。

もしH26の事例を解いた方がいれば、あなたの答案と見比べてみましょう。

先ほどの①、②、③

つまり、①的外れでなく、②説明も分かりやすく、③具体的な、という観点から、

私の答案と比べてみてどうでしょうか。

足りないものが見えてきますか?

 

もし他に勉強仲間がいれば、ぜひ解答を見せ合って、批評してみてください。

あなたに足りないものが見つかるはずです。
そこで例えば具体的に、事例Ⅰに関しては特に的外れが多い、とか

事例Ⅲに関しては解答が全く思いつかない、とか、各事例の6割に足りないものが見えてきます。

本試験までの残り時間を、総合計6割かつ一事例も4割未満がない、という状態にもっていけるように、

按分して勉強のスケジューリングを行ってください。

また、これはおまけですが、私が本試験で使った問題用紙もよかったらご覧ください。

 

 

本試験80分の間で私がメモしたのがこの内容です。

事例Ⅰ

事例Ⅱ

事例Ⅲ

事例Ⅳ

解答手順等のノウハウに関しては、かなり詳しい説明を要するので、また次回としますが、

他の人が解いた問題用紙を見る機会はそんなに多くないと思うので、本試験をイメージするのにはいい題材になると思います。

 

少々文章が長くなったのでまとめると、

①事例Ⅳに関しては捨てずに6割、あわよくばそれ以上を目指す。
(苦手な人は毎日ノルマを決めてやりましょう。)

②事例Ⅰ~Ⅲに関しては、点数の付いた再現答案と、自分の答案を比較し、
自分の事例で6割に足らなそうな部分があれば、その部分を補填できる勉強を行う。
(複数の再現答案との比較ができればなおいいですし、自分の答案は客観評価してもらうのがなおいいと思います。)

また、上記の分析で文章の読み書き力が弱いな、と思った方、

このnicoさんの記事が非常に参考になります。

なお、個別の質問等もあるかと思いますので、遠慮なくコメント欄に書き込んでください。

頑張っているみなさんの合格を心より願っております。

きりでした。

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みなさんこんにちは、事例4担当のおとです。

自己採点で1次合格を勝ち取った人は、そろそろ情報収集を終えて、実際に過去問を解き始めている頃でしょうか?

ストレート生にとっての2次試験は短期決戦になるので、どうやれば合格するのかのイメージがなかなか付きづらいと思います。

昨日うみのさんが、「2次試験対策の「正解」はどこにあるのか~本質対ノウハウ論に決着を~」を書かれていました。これに、私も思うところがあるので一言だけ言わせてください。

これは、坂の上の雲(司馬遼太郎 著)の主人公の一人である秋山真之が、新設した海軍大学校の初代教官として、生徒に対して話した言葉です。独学派の私は、この言葉を大切にしていました。

 

「ここに、戦術の講究を開催するに先立ち、諸君に明らかにしておく。あしから戦術を学ぼうと、思わんでください。学んだ戦術はしょせん借り物でありますから、いざという時に応用が効かん。したがって、みなが個々に、自分の戦術を打ち立てることが肝心であります。然るにまず、あらゆる戦術書を読み、万巻の戦史を読み解いてみる。どう戦えばよいか、原理原則は自ずと引き出されてこよう」

(※)ご存じの無い方のために説明します。この人は日露戦争の時に、ロシアの海軍(バルチック艦隊)と戦う日本海軍(連合艦隊)の作戦参謀であり、現代風にいえば日露戦争を勝利に導いたコンサルタントです。

 

この秋山真之の言葉を、診断士受験生に置き換えて、現代風にいうとこうなります。

 

「2次試験に立ち向かう受験生にはっきり言います。一発合格道場から、ノウハウを学ぼうを思わないでください。学んだノウハウはしょせん借り物でありますから、本試験当日では使えません。したがって、受験生全員が、自分独自の戦術を打ち立てることが大事です。そのため、道場ブログだけでなく、様々な本を読み、セミナーに出席し、過去問を繰り返し解くことで、本試験でどう戦えばいいか、原理原則は自ずと引き出されます。」

合格するために、自分独自の戦術を打ち立てて頑張ってください。

 

 

計算が苦手な人は事例4で部分点狙いもあり

 

さて本題に入ります。今日のテーマは、「計算が苦手な人は事例4で部分点狙いもあり。」です。

事例4の場合、財務会計の知識と計算力が必要です。でも、解答の方法によっては、計算を一切しないでも、部分点を狙うことはできます。昨年の本試験を使って部分点狙いの方法を解説します。

まず、昨年の本試験の配点および設問の種類は以下の通りでした。

 

設問

配点

設問の種類

第1問

24点

計算・記述(90文字)

第2問

設問1

30点

計算+記述

設問2

計算+記述

第3問

設問1

30点

計算

設問2

計算+記述

設問3

計算+記述

第4問

16点

記述

合計

100点

これを見て分かるように、事例4は計算だけでなく、記述も含まれているのです。

それでは、個々の問題を例にして、具体的に説明します。

 

例えば、第2問 設問2は、こんな問題でした。

 

第2問(配点30点)

(設問2)

平成27年度から平成31年度までの5年間における予想税引後キャッシュフローの正味現在価値を計算し、駅前の再開発完成に合わせて平成26年度期末に改装するか、予定どおり平成27年度期末の償却が終わるのを待ち平成27年度期末に改装するかを判断せよ。ただし、運転資本の増減はなく、法人税率は40%、資本コストは5%とする。

 

 

 

この問題に対する、受験校の解答例は概ねこんな感じです。

平成26年度期末に改装する場合正味現在価値

=-設備投資の正味現在価値 + ∑(予想税引後CF×現価係数)

=-15,000 +(5,000×0.95+4,200×(0.91+0.86+0.82+0.78))

=3,904(千円)

平成27年度期末に改装する場合

正味現在価値

=-設備投資の正味現在価値×現価係数+∑(予想税引後CF×現価係数)

=-15,000×0.95+(3,245×0.95+4,200×(0.91+0.86+0.82+0.78))

=2,987(千円)

平成26年度に改装した場合3,904千円 > 平成27年度に改装した場合2,987千円

答:上記の計算の結果、正味現在価値が大きい平成26年度期末に改装すべきである 。

 

こう書けば、おそらく15点は貰えるでしょう。

 

 

次に、まったく計算せずに記述だけの回答は次の通りです。

計算の結果、5年間における予想税引後キャッシュフローの正味現在価値は、平成27年度期末に改装するより、平成26年度期末に改装したほうが大きくなるので、平成26年度期末に改装すべきであると判断する。

 

まったく計算しないで、このように書くだけでも5点くらいは貰えると思います。

 

 

次に第3問です。

第3問 設問3の問題は次の通りでした。

第3問(配点30点)

D社のセントラルキッチン部門における、人気商品X、Y、Zのロット単位当たり原価情報等は以下の資料のとおりである。生産はロット単位で行われている。生産したものはすべて販売可能であり、期首・期末の仕掛品などはないものとする。下記の設問に答えよ。

(設問3)

設問2の条件に加えて、商品XとZに販売促進費として、それぞれ50万円を追加すると、平成27年度の需要はXがさらに10%増加、Zが25%増加するとの予測に基づく提案がある。この提案を受け入れた場合の最適なX、Y、Zの生産量の構成比を求め(a)、この提案に対する意見を述べよ(b)。

 

 

この問題に対する、受験校の解答例は概ねこんな感じです。

b

提案を受け入れる

理由

制約条件である時間あたりの限界利益の大きい順は、商品X、商品Z、商品Yの順番になる。しかしながら、個別固定費が回避できない場合 、商品Yの貢献利益がマイナスになるため、生産をしない。この提案を受け入れた時の最適な営業利益は10,050,000円となる。この営業利益は、販売促進費の提案を受けない時の営業利益16,800,000円より小さくなるため、この提案を受け入れない。

 

この解答であれば5点は貰えるでしょう。

 

次に、まったく計算せずに記述だけの回答は次の通りです。

b

提案を受け入れる。

理由

個別固定費が回避できないと想定した場合、商品Xと商品Zに販売促進費として、それぞれ50万円を追加する場合より、需要増加による営業利益の増加のほうが大きいため、この提案を受け入れるべきである 。

 

ここまでかければ、おそらく2点はもらえるとおもいます。

 

いかがでしたらでしょうか?

ここだけみると、計算も記述もすべてあっていた場合、20点ですが、記述だけでも7点はもらえます。しかも、この記述をするのに何分かかりますか? おそらく、5分あれば、この記述は書けるでしょう。ここで節約した時間を別の問題を解く時間にあてるもの作戦のうちです。

 

今日のまとめ

 

  • 計算が苦手であっても、それなりに戦う方法はある。
  • 事例1~3で得点を稼いで、事例4では記述問題で部分点を確保して40点以下を回避するのも、立派な自分独自の戦術。
  • 一番ダメなことは、白紙答案。白紙では部分点は絶対にもらえない。

 

 

合格するために、自分独自の戦術を打ち立てて頑張ってください。

以上、おとでした。

 

 

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他者の思考プロセスはコピーできない。

 

こんにちは。うみのです。

初代・ふうじん氏がとても的確な視点からの分析をされていたので、この後輩へかけられた期待に応えなければ女がすたると思いまして(笑)、

「なぜ合格者のノウハウ活用が大事か?」「そもそも、なぜ合格者はノウハウ面から語りがちなのか?」という視点から自分なりの見解と、

「結局2次試験対策って予備校や合格者によっていろんなやり方があるっぽいけど結局何が正解なのよ?何からやればいいのよ?」

皆さんがモヤモヤしているであろう問いについて書いてみたいと思います。

 

最初にお断りしておきますが、長いです。

が、2次試験の対策方法に迷いや悩みがある人にはできれば読んでいただきたいです。

 

混乱を防ぐため先に書いておきますが、前回の記事で書いたように「全てが相対的な価値観のもとにある2次試験対策」においては、誰の意見が間違い、誰の意見が正しい、ということではなく、合格者がそれぞれに言っていることは視座が異なるだけで、見ている本質は同じだと思っています。(明文化できるかどうかの程度の違いがあるにせよ)

なのでこれから書くことは、「ノウハウだけが大事」という話ではありませんし、他の意見を否定したいがための話でもありません。

 

受験生だったとき、とある勉強会で

「〇〇先生のメソッドではこう考える!」いや、それはおかしい。この予備校の考え方では…」

という宗教戦争が目の前で繰り広げられていたのも今となっては笑い話ですが、ひとつの考え方に固執することはときに思考停止や本来の目的を見失ってしまうリスクを含みます。

 

(蛇足ですが、そういえば大学時代、人文科学や社会科学系の論文を書く時、最初に厳しく指導されたのは「断言するな」ということでした。自然科学のように絶対解がない世界において断言することほど知を閉ざすものはない、という考え方にひどく納得したのを今でも覚えています。)

 

以上のことから、できるだけ多角的な考え方やノウハウを収集して実践していくなかで、2次試験の本質へと向かうあなたなりの道筋を見つけていただきたい、ということが私の2次試験対策全体を通してのメインメッセージです。

 

————————————————————-

 

ここからは具体的に。

ふうじん氏が紹介されていた「TAC動画チャンネル」の「2次試験合格を確実にするためのポイントを伝授」動画を皆様がご覧になったという前提で、以下話を進めたいと思います。

この動画で述べられているのは「試験を設計する側の視点に立ち、その裏をかく思考」です。

 

さてその上で。

動画を視聴した後、皆さんはどのようなステータスになりましたか?

 

①    言わんとすることは分かった

 

…し、その考え方で演習や過去問に取り組んだらスラスラ書けるようになった!

地頭のいい天才型(ニュータイプ)か、2次試験対策をかなり積んできた熟練者。

合格可能性やや高いが、一方で独りよがりな解答を書いてしまう危険性も潜んでいる。(その危険性についてはまた改めて別の機会に)

 

…けど、じゃあ目の前の問題に具体的にどう取り組めばいいのかサッパリわからない。

飲み込みのよい秀才タイプか、2次試験対策をある程度進めてきたミドル層。

おそらく大半の人はここではないかと思います。

 

②    高度すぎて、何を言わんとしてるのかよく分からなかった

 

2次試験対策を始めたばかりの人の中には、こういう感想を持つ人も少なくないと思います。

その結果、「自分は2次試験に向いてない!」「センスがないから受からない!」という誤った認識に陥りがちです。

 

————————————————————-

 

以下、「ニュータイプ」以外のおそらく受験生の多数に属する方に向けて書きます。

 

分かっても解けない(あるいはよく分からない)のは、あなたにセンスがないから、2次試験に向いていないから、ではありません。

 

私は、試験対策は「山登り」のようなものだと思っています。

 

診断士試験という山を設計しているのは、試験委員。空の高みから山を見ています。

毎年頂上へのルートが変わり、5合目までで80%が脱落、頂上までさらに80%が脱落する恐ろしい山です。

頂上にいるのが、合格者。

予備校の講師は、登山そのものの基本的な考え方を教えるガイド。山の設計思想を知り尽くした個性豊かなガイドによる、多様な考え方があります。なかには、王道と言われるような素晴らしいフレームワークを開発した名ガイドも。

 

頂上に登った人たちは口々に言います。

「おススメの登頂ルートはこれだよ!」「私はこのガイドの手引きで登頂できた!」「この登山グッズが役に立った!」

 

一方、ガイド達は研究を重ねて、山の仕組みからルートの描き方まで指南する素晴らしい手引書を創り上げ、5合目の入り口で配布しています。

 

それでもやっぱり、毎年80%が遭難します。

頂上に行けるはずの素晴らしい手引書があるのにも関わらず、です。

 

それが、「他者の思考プロセスはコピーできない」ということです。

いくら素晴らしいロジックであっても、それが簡単に実践できるものならば、20%しか頂上に辿り着けない過酷な山であるわけがありません。

また、いくら頭でルートの描き方が分かっていても、その通り実践すれば何の苦も無く頂上に行けるというものでもありません。

80%を篩い落とすために設計された山ですから、大雨が降ったり吹雪いたり雪崩が起きたり足場が崩れたり、色々な想定外のことが起こります。

その時にどう行動するか?

ガイドは山の仕組みとルートの作り方を教えてはくれますが、一緒に山に登ってくれるわけでも、「そんな時はこうすればいいよ」とトランシーバで指示してくれるわけでも、ましてや遭難した時に責任を取ってくれるわけでもありません。

常に変化し予測不能性に満ちている現場でどう対処するかについての思考プロセスは、結局、自分自身で磨き上げるしかないのです。

 

登山者の中には、遭難もせず傍目にはあっさり頂上に行けてしまう人がいます。先述の「ニュータイプ」の人たちです。この人たちは、ガイドからもらえる手引きなりを読んで、登頂のコツをすぐ身に付けてしまえるタイプですね。

 

一方、登頂のコツなどすぐに分かるわけもない大多数の登山者は、時に血反吐を吐くような想いで何度もビバークしながら試行錯誤や仮説検証を繰り返し、「2次試験の本質とはこれかもしれない」「問われていることに素直に答えるということは多分こういうことだろう」という本質の断片をなんとか見出し、それによって頂上に行く道筋が少しずつ見えてくるという登山ルートを描きます。

 

なんだか不公平なようにも思えますが、これは演繹的学習と、帰納的学習の違いです。

 

前者は、ひとつの「本質とはこうである」という結論から、「つまりそれってこういうことだよね」と自分の言葉で理解・咀嚼した上で、演繹的に対策方法や解答プロセスを導き出す。

これは抽象を具体化する作業なので、思考の抽象化に慣れている人であれば実践しやすいのではないかと思います。

前述の、「すぐに登頂のコツをつかめてしまうニュータイプ」はまさにこれですね。

 

後者は、さまざまな具体的ノウハウを実践して解答プロセスを磨いていく中で、帰納的に2次試験の本質に辿り着く。

合格体験記を読むとお分かりになると思いますが、受験生の大半はこちらに該当します。

1人ひとりの合格体験記を読んでみると、皆さんそれぞれに、様々な情報をもとに思考錯誤を重ねて、「自分なりの対策方法・解答プロセス・2次試験の本質とは何か」に至っていることが伝わります。

そう、ノウハウがなぜ大事なのかと言うと、帰納的学習においては有効な面が大きいからです。

実際に、セミナーで受験生からいただく質問で「具体的に何からやればいいのですか?」という類の多いこと多いこと(その気持ち、とてもよく分かります)。

こういうニーズが常にあるからこそ、また演繹的学習で合格する人が大半だからこそ、「自分の場合はこのノウハウがきっかけになった」と語りがちになるという構造があるのだと私は思っています。

 

 

もう一度書きますが、最後に言っていること(=試験の本質)は表現の枝葉末節こそ違えど、誰も同じです。

要は、登山ルートが違うだけ。

結局やっていることは「山登り」なのですから、手段やルートが何であれ、頂上に辿りつけるかどうかだけが常に答えであり目的です。

しかし、登山の途中でなぜか、「こっちの道具の方が優れている!」「こっちの登山ルートこそが正しい!」という思考に陥るパターンを私はいくつか見てきました。

その時点でその目が見ているのは自分の手段の正しさであり、本来のゴールである頂上は見えていません。

手段にこだわりすぎることに、いかに目的や本質を曇らせる罠が潜んでいるか。

先の勉強会の例もそうですが、これは嵌った経験のある人でないと分からないかもしれません。

であるからこそ、「様々な情報を収集して、常に相対的に評価しましょう」と繰り返しお伝えしているのです

 

そしてもう一つ。

登山ルートを描く上では、「最短」ではなく「最適」を常に考えましょう。

あらかじめ最短ルートなんて分かるはずがありません。誰にでも通れる最短ルートなんてものがある試験なら、合格率20%前後なわけがありません。

分かるのは、「色々試行錯誤した結果として、自分にはこれが合っていた」という結果論だけです。

合格者の誰に聞いても、ほとんどそういう答えが返ってくるでしょう。

予備校の講師であっても同じです。彼らは本試験の出題者でも神でもありません。当然、「合う・合わない」があります。「自分に合う・合わない」を自問自答しないまま講師に傾倒した結果、本来の合格基準がどこにあるのか自分の頭で考えることをやめてしまう、という本末転倒に陥ってしまい、本試験で太刀打ちできなかった…というパターンを私は見聞してきました。

 

なぜそうなってしまうのか?

 

それは結局、

「他者の思考プロセスはコピーできない」と同じで、

「本質というものは、誰かに与えてもらう言葉ではなく、自分の言葉で見つける以外にない」からです。

 

私は長年、教育業界を対象にした仕事をしていますが、これは診断士試験によらず、「教育」そのものの限界なのだと思っています。

 

「自らの頭で本質を求める」とは、いわゆる「批判的思考(クリティカル・シンキング)」のことです。

常に「それは本当にこの試験の合格を目的としたときに、自分にとって最適か?」という視点を持って情報を吸収してほしいと思います。

やってみる前から何かを否定する事も、他の可能性を検討せず何かに依存する事も、それなりのリスクを伴います。

常にそのリスクを客観視することが批判的思考のポイントのひとつです。

まぁ、実際にはやってみないと自分にとって最適かどうかなんて判断できないんですけどね。

だからこそ、「仮説検証」を何度も推奨しているのです。

 

「自分で見つけるしかない」ということに気づき、素直さ(多様な情報を受け入れる心)批判性(それが目的に照らして最適かどうかを判断する頭)を持って仮説検証できる人が、合格に近づける試験である、と思います。

 

前述したように、受験生のお悩みを伺っていると、「具体的に何をやったらいいですか?」というご質問が非常に多いのですが、それに私たち合格者がお答えできるのは、あくまでも「本質の道筋を見つけるきっかけとなったノウハウ」や「自分の言葉で語れる本質」だけです。

そのノウハウを使えば正解、とは誰も保証できませんし、その本質をそっくりそのままあなたの脳内にコピーできるわけではありません。

考えるきっかけ、ひとつの道具として考えていただくことが良いと思います。

本質について書こうとするとどうしても抽象的な書き方になってしまうので、どう具体化していくかは、結局自分の手を動かして自分の頭で考えるしかありません。

 

なので、「何をやっていいかわからない…」とお悩みの方には、「悩んでいる暇があったらとにかく得た情報をもとに手を動かせ! そして考えろ! そうしないかぎり、いつまでもわからないままだぞ!」と若干スパルタ気味に私はお答えします。(笑)

 

ノウハウも本質も、「人から与えられるもの」という前提においてはいずれもただの道具。

それらが雑多に提示された中から、「あなたにとっての本質」を見つける助けとなるのはどの道具か、という視点で仮説検証し、取捨選択するのです。

 

★演繹的学習であれ帰納的学習であれ、2次試験の本質も解答プロセスも、最後は自分で見つけるしかない。

★抽象的な思考(本質論)で遭難してしまいそうになったら、具体的な対策(ノウハウ)から手を動かして考え続ける。

★真に重要なのは、手段ではなく、目的(頂上)を見据え続ける事。

 

合格可能性の高さとは、これに気付いているかいないか、だと私は思っています。

 

 

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道場メンバーによる連載決定!

2015年9月号より、
中小企業診断士と診断士を目指す受験生に向けた雑誌
月刊「企業診断」で道場メンバーによる連載がスタートします!

2015年9月号(発売日 8月27日)月刊企業診断

2016年度一次試験を目指す方向け中小企業白書の解説
6代目のおと・おはとも・うみのが共同執筆しました!

2016年度の一次試験を受験される方はぜひとも参考にしてくださいね~。

そして10月号以降では、さらにパワーアップした新シリーズをお届けします!
ブログでは明かされない道場メンバーの姿が垣間見られるかも・・?
ご期待ください!

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こんにちは!おはともです。

一次試験が終わって2週間、二次試験までは9週間を切りましたね。

一次試験が終わってまだ燃え尽き症候群のかたは、
もうそろそろ復活しましょう

一次終了後から二次筆記までの11週間は、
ストレート合格を狙うにはやや時間が足りません。
一日たりとも時間を無駄にすることはできないのです。
というわけで、
今日は昨日の岡崎に続き私からも
二次試験スト合格を狙うスケジュール感についてお伝えします。

一次試験終了から二次試験までの11週間は
3つの期間に分割することができると思っています。

第1期 一次試験終了後~9月初旬
第2期 9月初旬~10月初旬
第3期 10月初旬~二次筆記試験当日
いまは第1期の中盤です。
私がこの時期にやっていたことは、
1.二次本試験を知る
2.さまざまな解法・メソッドを知り比較検討し、自分にあうやり方を見つける

ということです。

1.二次試験を知る

まず敵を知ることですよね。
事例ごとに何問出題されるのか、何を問われるのか、合格者はどんな答案を書いたのか、等です。
事例1~4まで、それぞれ異なる出題者が作問をしているようですので、
事例ごとの個性やパターンのようなものもあります。
過去5年間の過去問は9月中旬ごろまでには目を通しておきましょう。

 

2.さまざまな解法、メソッドを知り比較検討し、自分にあうやり方を見つける

ストレート合格狙いの初学者であれば、
自力で本試験の傾向と対策を掴み、自力で解法メソッドを編みだし
それを磨き上げて合格する、という時間はありません。
少なくとも、文章を書くことに慣れていない私には到底無理でした。
(・・・・ただし、論文試験に慣れている・知識レベルが高い人は別なようです。
そういう人は独学でも合格しています。
手ごたえがある、やり方が分かりそう、という方は、
これからの9週間をどんどん自力で駆け抜けてください!)

しかし私みたいな学歴なし職歴なし 脳みそなしの凡人の場合、
自力だけでいくら腕を磨いたところで
11週間で合格レベルには達しないと考えた
わけです。

まあ要するにはっきりいって「これは私には無理だな。」ということ。

そこで、時間がない状況下で私が最初にやったことは
「情報収集」
です。

何のための情報収集か。

それは、人の作ったメソッドを借りてくるためです。
分かりますか?
自分で解法を編みだすのではなく、
他の人がすでに磨き上げた合格メソッドを探し出すのです。
受かり方を教えてもらいに行こうと思ったわけです。
つまり「外部資源の活用」

具体的にはこんな方法です。

・受験本をいくつか買う
・受験校で複数の講師の話を聞く
・合格者が集う飲み会に参加する

多方面から情報を入手し、自分にとって手ごたえのある(納得でき、かつ習得できそうな)合格メソッドを見つけることに神経を集中していました。

二次試験当日までに、「借りてきたメソッド」を自分のものとして
使いこなせるようになれば合格できるかもしれないと(漠然と)考えたんです。

 

さて、いままで書いてきたとおり

1.本試験を知ること
もさることながら、
2.比較検討
も重要だと思うのです。

しかし、なぜか2.を行っている人は少ないように思います。

目の前にある過去問・テキストをただやみくもに回し、
回数をこなすだけでは実力は伸びません。

もちろん「回数をこなさなくてもよい」と言いたいのではありません。
たくさんの事例を解くのは当然。
そのうえで、何を考え何のために解くのかを意識できるようになることが
大事でしょう。

そして、情報の取捨選択をしていくなかで、
「何をすれば合格レベルに近づけるのか」を
9月中旬までには見つけなければならないでしょう。

まだまだ手探り、雲の中にいるようだとは思いますが、
まずは「二次試験とは何ぞや?」ということにアンテナを向けて学習を続けてみてください。
それでは今日も素敵な受験生ライフを!
おはともでした。

 

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皆さん、こんにちは。Nicoです。

遅くなりましたが、一次試験、お疲れ様でした!

ここからが本当の勝負ですね
約800~1,000席を賭けた熾烈な椅子取りゲームが始まります。
ゲームなんて甘いものではなく、誰かが受かれば誰かが落ちる…
まさしく真剣勝負のドツキ合いですね(私の通った受験校ではそう呼ばれていました)

ちょうど1年前、Nico自身も三年越しに一次試験を合格したばかりで、ほぼ二次試験の初学者でした。
Nicoは運良く二次試験は一発で合格することができたのですが、勉強当初は解答用紙アレルギーというか、あの方眼紙を見ると条件反射で苦手意識が出てしまっていました
元々小学生の頃から読書感想文を書くのが大の苦手で、一行だけ「面白かった」とだけ書いていたクチです…
そんな文才のないNico(ばれてますよね?)でもわずか3ヶ月弱の勉強で合格レベルの解答を書けるようなりました

こんな自分がどのようにして二次試験を一発で突破できたのか?
今後はブログやセミナーを通じて、そのノウハウを少しでも還元できればと思っています。

さて、今回は事例Ⅱのことを書く………予定だったのですが、内容を変更してお送りします。テーマは書くことに苦手意識を持っている人に向けて。

 

<本当に書く能力は備わっていないのか?>

二次試験の解答を書くのは、本当に難しいですよね…。
あの方眼紙一杯に文字を埋めていくのは気の遠くなる作業です

いや、でも待てよ。

本当に書く能力自体が備わっていないのでしょうか?
皆さん、勤務先では誰かしら相手にメールを送りますよね?
そのメールって、案外キッチリ書けていませんか?

 

<勤務先でメールを書く姿を思い出して下さい>

以下に例を挙げさせて頂きます。
===============================

各位

お疲れ様です。
Nicoです。

8月30日(日)開催予定の「一発合格道場セミナー」についての
打ち合わせを実施させて頂きたく、下記の通りご案内いたします。

■日時  8月25日(火) 18~19時
■場所  会議室F
■対象者 6代目執筆陣の皆様
※打ち合わせ終了後、ささやかな懇親会を実施する予定です。

各々の役割を再認識し、当日のセミナーをより円滑に進めるため、
急きょ実施させていただくことになりましたが、
是非ともご参加いただけますよう、お願い致します。

つきましては、参加可否のご連絡を【8月23日(日)18時まで】に頂けますでしょうか。

お手数をおかけ致しますが、
ご確認の程、宜しくお願い致します。

===============================

 

<ビジネスメールから得られるヒント>

さあ、どうでしょうか。
これくらいのビジネスメールであれば、皆さん普段から意識せずとも書かれているかと思います。
そう、実際に書けているんです。
能力が本質的にないのではなく、二次試験用の知識とが足りないだけ。

そして、ビジネスメールを書くプロセスには多くのヒントが詰まっていると思っています。

 

何が言いたいか明確に決まっている
上記では、「最終打ち合わせの案内をすること」でした。
そもそも何を伝えたいのかを無しにただメールをふらっと書くこと、なんてないですよね。
でも、二次試験の解答作成では、何を言いたいのか決まっていないうちに書きだしてしまうことはありませんか?

まずは、設問と与件を読み、解答を導き出せるように考え、書き出す前に「これだ!」と言いたいことを明確にすることです。

定型文がある
最初は「お疲れ様です。」から入っています。
やはり定型文があった方が書きやすいですいよね?

二次試験であれば、
・A社は~~~である。
・理由は~~~のためである。
・B社は~~~である。理由は~~~である。
・C社は~~~が必要なため、~~~等の施策を取るべきである。

といった定型文を使うとスムーズに書き出すのに有効となります。

切り口が明確になっている
当たり前ですが、打ち合わせの案内の連絡をする場合、最低でも日時、場所、対象者くらいは頭に浮かびますよね。
これって切り口が明確になっているといえませんか?

では、A社の長期的に勤務させるための管理施策を提案する場合はいかがでしょうか。
「組織面」、「人事面」などの切り口を使って、答えることはできていますでしょうか。
(このあたりは別の機会で説明したいと思います)

因果で説明できている
上記のケースは急な打ち合わせで皆様に集まってもらいたいということで、その理由を説明しています。
「各々の役割を再認識し、当日のセミナーをより円滑に進めるため、急きょ実施させていただくことになりました」
これって因果で説明できていませんか?
「因果」と言われると、わかりにくいかもしれませんが、普段の仕事でも何かしら上司や関係者に依頼や交渉する時に、上記のような形で必ず理由を添えているはずです。それと同じように二次試験の解答で書けば良いのです。

 

 

<まとめ>

書けない人でも、普段のビジネスメールは意外と書けている。
書く能力自体は備わっている。二次試験用の知識とノウハウが不足しているだけ。
普段のメールを書くプロセスと二次試験の解答作成プロセスを比較して見ると、ヒントが見えてくる。


以上、Nicoでした。

 



一度出て、二度と現れない=嫌がらせDEランク。

最終回#9は、会計規則。正答率Cランク=つい手を出したくなるが、

予めその知識を持ってる連中(会計士など)が荒稼ぎ

しているのが実態。実質正答率はDEランク。出題領域表を使えば、一度出たら二度と現れない=嫌がらせDEランクであると一目瞭然。

.
■前置き:会計規則概論■

会計規則出題=単なる嫌がらせ。ではどう対応?

ではスピテキ冒頭の解説で、まず敵を知る。

企業会計原則は、「企業会計の実務の中に慣習として発達したもののなかから、一般に公正妥当と認められたところを要約したもの」であって、必ずしも法令によって強制されないが、すべての企業がその会計を処理するにあたって従わなければならない基準である。会社法においても、「一般に公正妥当と認められる企業会計の慣行に従うものとする」と規定されている。
企業会計原則は、「一般原則」「損益計算書原則」「貸借対照表原則」の3部で構成され、補足的な説明を行うため「注解」がある。企業会計原則は、あくまでも一般的な取引を行った場合に、財務諸表を作成するための基本的なルールを定めたものである。そのため、特殊な取引を行った場合の作成ルールとして、さまざまな会計基準が定められている。2000年以降は会計ビッグバンが進んでおり、新しい会計基準が続々と制定されている。

あーもう、訳わかんない!

一つわかるとすれば、

企業会計原則は法律ではない。

もう一つ、「一般に公正妥当」とはGenerally-Acceptedの直訳。

もはや日本語ですらない。

だが会社の経理のオジサン達は当り前にこのルールに従って働く。それは、

彼らは仕訳をするのが仕事。頭の理解でなく仕訳の形で覚えているから。

企業会計原則が難しいとか、自分の学習方法が間違いかと不安になる前に。診断士試験が求めるのは、財務諸表作成能力(簿記)でなく、診る力。

だから、企業会計原則を出題する方がおかしい

と割り切る力が短期合格センス。事実、H27年「財務」は会計規則出題ゼロ。

.
■重要度ミシュラン~#9日目■

では一挙掲載。そのほとんどがCランク☆☆☆おまけ論点。

論点 評価 H27
要復習
問題 
#9 11会計規則 収益・費用の認識基準 ★☆☆
金融商品に関する会計基準 ☆☆☆
固定資産の減損に係る会計基準 ☆☆☆
資産除去債務に関する会計基準 ☆☆☆
分配可能額の計算 ☆☆☆ ▲(4)理
リース取引に関する会計基準 ★☆☆
税効果会計に係る会計基準 ☆☆☆
連結CF計算書等の作成基準 ☆☆☆
工事契約に関する会計基準 ☆☆☆
連結財務諸表に関する会計基準 ☆☆☆
棚卸資産の評価に関する会計基準 ☆☆☆

.

第11章会計規則
❶収益・費用の認識基準
1期間利益 S
2費用収益対応の原則 S
3収益・費用の認識基準(計上基準)
1現金主義 B
2発生主義 B
3実現主義 B
❷金融商品に関する会計基準
1有価証券の保有目的による区分
1その他有価証券 B
2有価証券の強制評価減 B
❸固定資産の減損に係る会計基準
1減損処理の意義
1減損処理の意義 B
2減損処理の目的 B
2会計手続き B
❹資産除去債務に関する会計基準
1資産除去債務の意義 C
2会計手続き C
❺分配可能額の計算
1分配可能額の計算
1資本金 A
2株主資本等変動計算書 A
3剰余金の算定 C
4分配可能額 A
5剰余金の配当による準備金の計上 A
❻リース取引に関する会計基準
1リースの定義 B
2リース取引の分類
1ファイナンス・リース取引 B
2オペレーティング・リース取引 B
3会計手続き B
❼税効果会計に係る会計基準
1会計上と税務上の考え方 B
2税効果会計の目的 B
3会計手続き(法人税等調整額) B
❽連結CF計算書等の作成基準
1資金(キャッシュ)の範囲 S
2表示区分
1第1法 C
2第2法 C
❾工事契約に関する会計基準
1工事進行基準と完成基準の意義 B→A
2成果の確実性 B→A
❿連結財務諸表に関する会計基準
1連結の対象 C
2資本連結
1投資と資本の相殺消去 C
2のれん C
3非支配株主持分 C
⓫棚卸資産の評価に関する会計基準 
1棚卸資産の意義 C
2評価基準と評価損の表示
1評価基準 C
2評価損の表示 C

..

■一言メモ例~#9日目■

テキストは頭から順に読む。復習時は大事な所から飛ばし読む。

そこで当メモは、全ての論点順でなく、S→A→B→Cの順にまとめて掲載。

Sがなぜ重要・頻出か。B・C論点とは何者か?

その感覚を掴むと、早くも周囲にまた一歩リード。

.

□S論点 頻出+理解=2次論点□

S論点とは「2次」でも問われる、つまり理解して使いこなす知識。しょっちゅう出てきて自然に覚え、覚えた後から理解に進む。

1期間利益
2費用収益対応の原則
→試験に直接出ないが、経理部門はなぜ4月になると忙しそうにごそごそするかの理屈。企業の営業成績は1年で区切り、社外発表したり納税するルール。その時、その収益に見合う費用を計上し、収益-費用=利益とするのが会計の大原則。その作業が決算整理。昭和の時代は、咥え煙草でこれを徹夜で仕上げて一人前の経理マン。

1資金(キャッシュ)の範囲
→CF計算書において、「満期まで3か月以内の短期投資(定期預金やCP)」は現金同等物(Cash equivalent)として扱う。この知識は「1次」で1マーク出して良い。もっとも「経済」貨幣供給の予習論点と考えればOK。
.

□A論点~頻出+暗記□

A論点とは、1次「財務」で問われるが「事例Ⅳ」では使わない知識。問題を解き直し、答え方を思い出せればそれで良し。

1資本金
2株主資本等変動計算書
→ここは「純資産会計」の話。BSの右下「資本=純資産」の世界では、資金集め、利益稼ぎ、配当するため年1回のサイクルで何かが起きる。純資産のその年間変動を示すのが「株主資本等変動計算書」。当てる必要はなく、それが何者が知っていればOK。

資本金とは、株式発行で得る会社設立時の最初の元手で、その1/2の額は「資本準備金」として良い。これは今後事業が上手く行かない時、「資本金を取り崩したくなる」ことがある。それを見越し、予め1/2までは「資本金」でなく、取り崩し易い「資本準備金」にして良いルール。

4分配可能額
5剰余金の配当による準備金の計上
→次は配当の話。配当は利益(剰余金)を配るものであり、剰余金以上に配当しては駄目。なお自己株式の話はやり出すと面白いが、一旦スルー。
次に会社が配当をする時は、以下のルールがある。

・資本金の1/4に達するまで、
・配当額の1/10を準備金として積み立てさせる

簿記1級論点なのでわからなくても気にしない。また純資産の各項目が置かれる理由はちゃんと訳アリだが、名称が紛らわしく、かつ年1回しか動かない。診断士はこういう知識に口出さず、信頼できる経理担当者に任せる。

1工事進行基準と工事完成基準の意義
2成果の確実性
→これも利益大小の話。時事問題的にB→Aとするが、試験のための勉強でなく、試験を通じ、理解しにくい会計知識を押さえておく趣旨。
.

□B論点~理解論点□

B論点とは主に基礎知識。1次「財務」でもあまり問われず、「事例Ⅳ」には出てこない。過去問題数が少ないので、講義で何を言っていたか理解メモを残さないと、得点にならない。

1現金主義
2発生主義
3実現主義
→費用収益認識基準3兄弟。実務上ざっくり言えば、現金主義=税務上原則NG、費用=発生主義、利益=実現主義。だが理論覚えても使い道がない。興味があれば簿記2級「特殊商品売買」の仕訳パターンで習得可能

1その他有価証券
2有価証券の強制評価減
→これも典型的な簿記論点=嫌がらせ用に出題しやすい。企業が持つ有価証券(株式や債券)は、その保有目的によりBS表示科目・期末評価基準(時価・簿価)・仕訳が変わる。仕訳をするための知識であり、仕訳力を問わない診断士試験で、この手の知識問題を追いかけ出したらNG。

1減損処理の意義
2減損処理の目的
→期末固定資産の減損処理の問題。これも「仕訳するための知識」だから、軽くスルー。

1リースの定義
1ファイナンス・リース取引(売買処理)
2オペレーティング・リース取引(賃貸借処理)
→一連の簿記トリビアの中で、唯一誰にも役立つ知識。身近なリースと言えば、コピー機や営業車。資金面や経費処理の手軽さで発展したのがオペレーティングリース(賃貸借処理)。だが隠れリース債務による倒産が問題化し、手抜きせずちゃんと記帳せよとのお達しがファイナンスリース。

1会計上と税務上の考え方
2税効果会計の目的
3会計手続き(法人税等調整額の認識)
→税効果会計の話。業績不振の企業は利益を大きく見せたがるが、真に儲かっている企業は節税のため利益を小さく見せたがる。そうはさせじと利益減少工作を許さず、課税額を増やすのが税務署の役目。両者のバトルは傍目に面白いが、実務上は煩雑、だから簿記の試験に出しやすい。診断士試験では解かなくて良い。
.

□C論点~おまけ論点□

C論点とは、過去出題があったため営業上収録されたり、逆に項目として存在するが「財務」「Ⅳ」では出題されない知識。追い掛けたらキリがないので、過去問で出た所だけ押さえる。

1資産除去債務の意義
2会計手続き
→比較的新しい会計基準。簡単に言えば、固定資産取得時に将来の現状回復費用を見越し、取得原価に含め、かつ毎年利息費用を計上する処理。仕訳問題としては面白いが、診断士実務に全く無関係。無視。

3剰余金の算定
→分配可能額の論点で、計算日を決めるルール。不要。

1第1法
2第2法
→連結CF計算書において、利息・配当金の受取額を営業CF⇔投資CFのどちらにするかの話。通常は営業CFに表示する。細かすぎるので無視。

1連結の対象
1投資と資本の相殺消去
2のれん
3非支配株主持分
→連結決算の話題。連結決算する様な企業は、「会計・財務」の専門家が社内にいるので診断士には不要な知識。実務でやりたい人は簿記1級。

1棚卸資産の意義
1評価基準
2評価損の表示
→時価評価会計においては、固定資産だけでなく流動資産(棚卸資産)も時価評価。これも仕訳の問題に過ぎないので軽くスルー。

.
■今日のまとめ■

当記事でサラッと眺めた通り、企業会計原則とは、財務諸表作成に向け仕訳をする時の「特殊ルール」を延々定めているに過ぎない。それは主に時価会計であり、時に税効果や連結会計。

だが診断士試験が求めるのは、財務諸表作成能力(簿記)でなく、診る力。会計規則は雑学として聞くのは良いが、点取るために勉強するとツマラナイ。

1次「会計・財務」ではMAX5問=20点出題されるため、

来年の6~7月にこんな暗記せずに済むよう、他科目でがっちり稼ぐ。

一言でまとまった気がするが。おさらい兼ねて、ではまとめ。

・会計規則は、高得点阻止のためのDEランク問題。
・正答率Cになるのは、会計でメシを食う連中には朝飯前知識だから。
・H27「財務」は出題ゼロ、「事例Ⅳ」でも出題対象外。だからやらない。
・H28再出題可能性あり。得点のためでなく、雑学的にサラッと把握。

byふうじん



合格する方法は人それぞれですから。

スト合格者に「短期合格の秘訣は?」と聞いても、常にサラリと躱し教えてくれない。その理由は、

①スト合格はたまたま・地頭・センス。そもそも自慢するノウハウなし。
②スト合格とは合格仮説の自力検証PDCA反復。常に自分で考える。
③「2次」は80分では間に合わない。やること増やさず削る力の勝負。

そのくせ。

最新の合格仮説はこれです!

スト合格者は矢継ぎ早に最新仮説。頼まれてもないのにそうする理由は、

ボクの考えるしんだんししけん。

具体的には、

①合格してはみたが、何かもやっとスッキリしない。
②ブログ執筆を通じ、自分の合格仮説を文章化して振り返り。
③その仮説を採用した者が合格し、自分の意図する方向に試験が進化。

この時、試験合格が手段であるか目的化するかで行動が異なる。

試験合格=手段組
合格者の20%
仮説サイド
試験合格=目的組
合格者の80%
応援サイド
1次知識でリスク分散
合格仮説の正しさを実証
+この試験の制度は何かおかしい
受験回数でリスク分散
合格すると達成感
+現行の試験制度に感謝
誰でも合格する試験では不満足
+合格努力・実力があっても不合格
受験にかけたコストを回収したい
+試験に合格するノウハウが存在
上から俯瞰し仮説検証PDCA
+出題者を応援し試験の本質を向上
私たちのノウハウをお伝えします
+受験生応援して仲間を殖やす
改革志向
破壊と創造
全面入替
現状肯定
今のやり方を語り継ぐ
秘伝の○○
競争の質が向上→メシウマ 認知的不協和の解消→メシウマ

いろいろ書いてるが。

今の試験制度じゃ面白くないから、最新仮説で作り変えちゃえ

と画策するのが仮説サイド。

.
■本題:本質vs.小手先テクニックの足の蹴り合い■

受験校は要求サイド⇔答案サイドに陣取って戦い、
ブログは本質⇔小手先サイドに陣取って戦う。

本質⇔小手先テクニック勢の見分け方は例示済。今日は別角度で、合格者ブログの「2次」応援合戦=足の蹴り合いを上から俯瞰。
.

□応援合戦の基本構造□

なぜ応援するか→「2次」はなかなか合格しない、難しい試験。
するとどうなるか→難関試験を合格したボクのオススメノウハウをお伝え。

この「お伝えします」が曲者。そして何かを巧みにすり替え。それを指摘するのが当ブログ。

「2次」に合格するのは難しい。だが難しいことは要求してない。
.

□なぜ?とそれで?の構成差□

合格者ブログは、「ボクの考えるしんだんししけん」の実現に向け忙しい。するとその文章構成はこうなる。

本質サイド 小手先サイド
なぜ?原因重視 それで?結論ありき
___合格しにくい理由に注目し、___
事実仮説提示が80%。
原因、因果をすっ飛ばし、
小手先テクニックのオススメが80%

原因、因果を重視し、提案要素のウェイトを下げるのが「2次」の勝ち方。小手先文章とオススメ内容がそもそも矛盾するから、

あぁ、やはりこの試験の合否はたまたまで、
合格するまで受け続ければ誰でも合格するんですね? 

とブログの読み手にヘンな納得されて反論すらできない。
.

□「2次」は個人戦より団体戦□

そういえば、寄せ書きブログとグループ学習は何か似ている。

1人が良い文章を書くと、刺激を受け周囲の筆力が向上。
・1人が足を引っ張ると、その制約で集団のパフォーマンスが低下。

初学スト生の合格仮説検証、自力PDCAに必要なのは、

○「2次」に合格しにくい理由(なぜ?)であり、
△合格答案の作り方(それで?)は大同小異。

よって属する学習グループにより、合格可能性がガラリ変わる。その事実は今年も再現。

・合格率の高いグループ:過去問を分析し不合格になる理由を探す。
・合格率の低いグループ:合格答案の作り方を探す。

これは「2次」答案しかり。短期合格者の文章は、△主張でなく、○事実・分析の構成比が高い。

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■試験上の二律背反■

胡散臭い50%を蹴落とす手段=二律背反。

合格するにはどちらも正しい。だが両立しないのが二律背反。今日は以下にメモを示す。

本質サイド 小手先テクニックサイド
<解答方針>
小さく見えづらい
「読む」「選ぶ」要求サイド
網羅・体系的な1次知識
明鏡止水
大局観
逆張り・複数解釈
根拠を想定して読む
前半40分頭をフル回転
作問者の意図を忖度
人並み答案当り前
合格率20~80%
個人の資質による、ブレ大
大きく目立つ
「書く」答案サイド
苦手論点あり
疑心暗鬼
細部
素直と言われて愚直=思考停止
出合った根拠の使い道
後半40分の閃きナイスアイデア
採点者の機嫌を伺う
1点でも多く取る工夫
合格率MAX50%
考えるブレをなくす、ブレ小
<学習スタイル>
講師と対等に話す
※上になるのはNG 
5割増しに聞く
講師の合格仮説を実証
自力仮説検証PDCA
仲間内で切磋琢磨
思考に一分の隙なし
限られた時間で戦う
参入障壁あり
「なぜ?」の重視
粒揃い。本質に焦点
講師の指導を仰ぐ
※鵜呑みにするのはNG
理解度50%
講師から見て右往左往
みんな仲良く勉強仲間
仲間内で傷のなめ合い
遠吠え・言い訳・負け惜しみ
あり余る時間をつぶす
模倣困難性なし
「それで?」に夢中
結局人それぞれ。収束しない

合格者意見の50%は胡散臭い仮定で、自分に必要な50%を手元に残す。だが本質サイド、見栄えは良いが不合格リスクのブレが大。従い、

本質⇔小手先テクニックのポートフォリオを組み、リスク低減。

つまりALL本質、ALL小手先に偏らず①両方当り前に200%こなし②その後に自分なりのウェイト付け。例えばふぞろいで合格者答案を研究するなら、最新1年分でなく、過去3~5年分をこなすのが今の勝ち方。

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■今日のまとめ■

合格者の意見を鵜呑みにしない。

合格者の意見を鵜呑みにしないとは、古くから言われるアドバイス。今年は一歩踏み込み、スタート位置と目指す方向が異なる=二律背反=最後に残すのはMAX50%。

どちらの50%を携えて本試験に臨むかは、人それぞれ。ではまとめ。

・合格する方法は人それぞれ。ノウハウの代わりに合格仮説を提案。
・本質サイドは、合格しにくい理由に注目し、その事実・仮説を示す。
・小手先テクニックサイドは、原因、因果を飛ばして何かをオススメ。
・本質⇔小手先の戦いを俯瞰し、自分に不要な50%を見極め。

byふうじん



こんにちは。牛嶋・寺前・和田法律事務所の弁護士岡崎教行です。

今日は、本年度の一次試験に合格した(と思われる)スト生向けに、二次試験までどう突っ走るかを書いてみたいと思います。

二次試験が10月終わり頃ということは、残された時間は、あと2ヶ月程度ですね。

二次試験を受ける人の目標はもちろん合格です。合格という目標を達成するには何かを犠牲にしなければならないということは肝に銘じておく必要があると思います。要は覚悟を決めるということです。

最近ですね、弁護士業界や他の士業の世界では、業務の効率化ということがよく言われるんです。業務をどう効率化するかが目標だと。確かにね、それは大事だと思います。でもね、時間を掛けなければ良い仕事はできないと思ってます。というか確信してます。

よく、当職の事務所のボスと話をするのですが、良い準備書面、良い陳述書、良い証人尋問をするには、結局、時間をかけないとダメだよねって。

とりわけ当職の担当している労働事件は、他の一般民事事件に比べて記録は厚いし、書かないといけない書面量は多いっていう特徴があります。ほんと文字読むのも書くのも嫌になります(笑)、もとい、ほんとやりがいがあります!

まして、昨今の流れとしては、裁判所も労働者側に判断がやや傾いていると言われているので、使用者側はほんとに時間をかけないと負けてしまう。手を抜いたら負けちゃう。

勝つために、よい仕事をするために、私生活を犠牲にする。これ、仕方のないことなんです。私自身も、これまで12年弱の間で、た~~くさんありますよ。数えきれない(笑)

で、何が言いたいかというと、

これから2ヶ月、効率性も大事だとは思うけど、もう覚悟を決めて、たくさん勉強する。時間を掛けようよ!何も犠牲にしないで、合格しようなんて甘い甘すぎる。

ということです。じゃあ、自分は何を犠牲にするかな?って考えてみましょう。

もちろん、本業は手を抜いては駄目ですよ。それ職務専念義務違反に反して懲戒処分の対象となりますから(笑)

となると、考えらえるのは、家庭、彼女、飲み会、趣味ですかね。あとは睡眠か。あとは各自が考えることです。

では、これからの勉強計画をどう立てるかということですが、まずは、昨年の当職はこんな感じでした。合格体験記1合格体験記2合格体験記3をみていただければと思います。

個人的な意見ですが、基本的には、予備校の直前答練に併せて計画を立て、勉強をしていけばよいと思います。

そして、これはもう自分の受けている予備校講師のいうことを信じるしかないでしょう。予備校講師と心中する覚悟で。今さら、ああだ、こうだと考えても仕方ないと思います。

自分に合う、合わないというのもあると思いますが、さっさとどの先生にするかを決断し、先生のいうことを信じて突っ走る。

僕は、TACの遠藤先生の直前答練に通っていたのですが、遠藤先生がいうことを信じて、絶対浮気はしないと覚悟を決めました。今さら、どの講師が良いとかも言ってられなかったので。そんなこと考えている時間がもったいなかった。

そのため、遠藤先生がおすすめする書籍は全部買いました。資力には若干の余裕があったので、大人買いですね(笑) ただ、唯一できなかったのは、1日1事例を説くということでした(というか殆どできなかった)。

昨年、遠藤先生は繰り返し言ってました。一次試験はどんな点数でもいいから合格しなさい、合格すれば、そこから勉強を始めても二次試験に受かる可能性は皆同じで、十分合格できると。

ほんとそうだと思います。二次試験初めての人も、読み書きが苦手な人も、みんな合格する可能性がある。別に合格すれば、たまたま合格であろうが、何だっていいんです。

二次試験の勉強をするにつれて、はじめはなんだか、択一から解き放たれて、二次試験の勉強って楽しいなぁ~って思うと思います。でも、すぐに、どうして、こんな答えが模範答案なんだよ~と間違いなく納得できないという時期がやってきます。

それでも投げやりにならずに頑張りましょう。そう思ったら、事例Ⅳの勉強をやりましょう。昨日のXレイさんの記事でもありましたが、今年は、事例Ⅳ対策をしてくる方が増えると思います。ここで沈んでしまうと致命傷になるかもしれない。

二次試験まで、勉強という手を止めないで!

なお、道場まとめでは、これまで快諾をいただいた方々の70点超え再現答案をまとめておりますので、こちらもご参考になさっていただければと思います。

8月30日は道場の東京セミナー(今日は大阪セミナー)、当職も問いに答えるとはどういうことか、私なりの私見を来場くださった方々にお伝えし、一つでも参考になればと思い、1週間、準備に奔走します!

 

 



CVP分析=ルパン、FCF=峰不二子とするなら、
原価計算は次元か五右衛門。 

斜め読み#8は原価計算。スピテキ上の扱いは地味だが、人知れず大活躍。

①原価+利益から予定売価を決定する。
②固定費+変動費概念により、損益分岐意思決定(CVP分析)をする。
③★損益が予定からブレた時、その分析と対策をする

CVP分析に夢中な診断士受験生・合格者は気づかないが、実務で活躍するのは②より③(差異分析)。それを教わるのが簿記2級。このとき、

Club☆Bookkeeping=簿記クラブ=原価計算ラブ

 

■前置き:原価計算概論■

ところで、「原価計算」って何のことだい?

診断士の魅力は、素直に何でも質問できること。そして問題集回して自然に体得。では原価計算とは?

原価計算の定義(スピテキ)
製造業における製造活動は企業内部で行われる活動であり、製品を製造するのにいくらお金がかかったのかを自ら計算する必要がある。たとえば、自動車製造業では、自動車を製造するために、鉄板やタイヤなどの材料の代金、製品を製造する労働者の賃金、製造に利用する電力やガス、水道などの料金がかかる。
このような製品を製造するためにかかった金額のことを原価という。製造活動の記録のためには原価の計算が必要になる。この原価を正確に計算するための計算手続きを原価計算という。

どうも今一つ意味不明・・。こちらの定義↓で口直し 。

原価計算の定義(Wikipedia)
原価計算(cost accounting)は、製品やサービスの原価を計算すること、またはその方法である。 狭義では、工業簿記のシステムに組み込まれており、複式簿記に基づき、製品原価を分類・測定・集計・分析して報告する手続きのことをいう。 1962年に大蔵省企業会計審議会より公表された「原価計算基準はこの狭義の原価計算を規定したもので、日本での原価計算の実践規範になっている。

情報を2つ追加入手。

・原価計算は、製造業でなくサービスも対象(例:飲食、IT)
・原価計算とは、50年も昔に決まった基準。そこからほとんど変化なし。

原価計算は50年も変化せず、かつこの先50年も変化しない。だから一度知ると一生使える。その魅力を、3つの図解で大枠把握。

□ポイント① 原価の分類と把握□

製造原価は3種類。なお後で集計し直す手間を省くため、発生時の仕訳勘定科目で使い分け。原価計算は速度・効率ラブで、ムダを目の仇。

.

□ポイント② 勘定連絡図□

原価の仕訳~製造原価報告書まで一連のラブストーリー

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:お茶でも飲みながら会計入門(43)

□ポイント③ 原価計算の種類→3×2=6種類□

基本 発展
生産形態 個別原価計算 総合原価計算
集計時期 実際原価計算 標準原価計算
使用目的 全部原価計算 直接原価計算
覚え方 個別製品ごとに、
実際かかった原価を、
外部報告のため全部原価計算で
集計するのが基本。
大量製品を総合的に、
標準原価を使い、
内部管理のため直接原価計算で
損益分析するのが発展形。
具体例 家具屋の帳簿 菓子メーカーの原価計算係

原価計算は3×2=6種類。簿記検定では標準原価計算=「菓子メーカーの原価計算係」が重要人物。診断士試験上は、経営者を相手に損益分岐計算(CVP分析、直接原価計算)ができればOK。

.
.
■重要度ミシュラン~#8日目■

では一挙掲載。

論点 評価 H27
要復習
問題 
#7 10原価計算 原価計算制度の基礎 ★★☆ (6)計
原価計算制度 ★★★ (1)計
(7)計

.

第10章原価計算
❶原価計算制度の基礎
1原価計算期間 B
2原価の分類と構成
1原価の基礎的分類
(1)原価の職能による分類 S
(2)製造原価の分類(形態別分類) S
2製造原価の分類(製品との関連による分類)
(1)製造直接費 S
(2)製造間接費 S
❷原価計算制度
1製造原価報告書
(1)当期総製造費用の計算 A
(2)当期製品製造原価の計算 A
2原価計算の種類
1個別原価計算と総合原価計算
(1)個別原価計算 S
(2)総合原価計算 S
2実際原価計算と総合原価計算
(1)実際原価計算 A
(2)標準原価計算 S

.

■一言メモ例~#7日目■

テキストは頭から順に読む。復習時は大事な所から飛ばし読む。

そこで当メモは、全ての論点順でなく、S→A→B→Cの順にまとめて掲載。

Sがなぜ重要・頻出か。B・C論点とは何者か?

その感覚を掴むと、早くも周囲にまた一歩リード。 ..

□S論点 頻出+理解=2次論点□

S論点とは「2次」でも問われる、つまり理解して使いこなす知識。しょっちゅう出てきて自然に覚え、覚えた後から理解に進む。

(1)原価の職能による分類
→企業で発生する費用(原価)は、①製造原価 ②販売費 ③一般管理費の3つに分類。この程度はビジネスパーソンの常識。

(2)製造原価の分類(形態別分類) ☆超重要
→さらに①製造原価は、材料費(M)・労務費(L)・経費(K)に分類される。これを知識でなく、仕訳を書いて無意識にスラスラこなすのが簿記2級の強み。

(1)製造直接費
→この辺りから、頭の理解でなく、手を書いて仕訳で覚える簿記学習の強み。直接費を覚えるのでなく、間接費以外が直接費。

(2)製造間接費
→製品に直接紐付かない共通経費。スピテキの例を表でイメージ。

直接費D 間接費
材料費M ___車のタイヤ___ 共同使用のネジやスパナ
労務費L 工員の賃金 工場長の給料
経費K 外注加工費 減価償却費

さらに原価計算の計算手続き上、①直接材料費(DM) ②直接労務費(DL)を重視し、残り(青セル分)を③製造間接費(FOH)にひとまとめ。この考え方を体得するのが原価計算の入門第一歩。

(1)個別原価計算
→家具や船など受注生産品は、発生した原価をそのまま積み上げれば製造原価。最初の基本でここを体得。

(2)総合原価計算
→パンや菓子を大量生産する工場は、個別の受注を待たずに見込み生産。原価を足し上げ、出来上がった個数で割るのが総合原価計算。世の中は一般にこちら。

(2)標準原価計算
→発生後の原価を把握する実際原価計算に対し、「そんなの待ってられない」と見込みの原価を決め、後から実際原価との差異を把握するのが標準原価計算。世の中は一般にこちら。

.

□A論点~頻出+暗記□

A論点とは、1次「財務」で問われるが「事例Ⅳ」では使わない知識。問題を解き直し、答え方を思い出せればそれで良し。

(1)当期総製造費用の計算
(2)当期製品製造原価の計算
→製造原価報告書の作り方。勘定連絡図がこれを図示。暗記対象ではないので、やはり問題を解いて体得。「費用」と「原価」の違い=「仕掛品」と理解するのがこの論点のポイント。

(1)実際原価計算
→発生原価を積み上げ製造原価を求める方式。当り前なので出ない。

.

□B論点~理解論点□

B論点とは主に基礎知識。1次「財務」でもあまり問われず、「事例Ⅳ」には出てこない。過去問題数が少ないので、講義で何を言っていたか理解メモを残さないと、得点にならない。

1原価計算期間
→原価計算は月単位で行う。毎週やると忙しすぎ、四半期に一度では間延び。試験に出ないマメ知識。

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□C論点~おまけ論点□

C論点とは、過去出題があったため営業上収録されたり、逆に項目として存在するが「財務」「Ⅳ」では出題されない知識。追い掛けたらキリがないので、過去問で出た所だけ押さえる。

該当なし

.
■今日のまとめ■

診断士試験は簿記検定ではない。従い原価計算知識は本来不要。だが、

・原価計算の対象は、製造業からサービス業など多様な業種に拡大
・仕訳(簿記3級)⇔意思決定会計・ファイナンス知識をつなぐcritical path
・初学スト生が苦手な「運営管理」「事例Ⅲ」と知識の相乗効果。

Critical path: あるプロジェクトを達成するため、避けて通れない重要経路。この経路上にかかる時間を短縮することがプロジェクト早期化の鍵。

来年の今頃。「簿記は必要ないんです!」の遠吠えを肴に。「事例Ⅳ」CVP分析を虫喰いつまみ喰いでなく、原価計算知識でニヤリと一つなぎ、撫で斬りにするのが簿記2級。ではまとめ。

・原価計算は診断士学習上は地味。だが影の力持ち論点。
・原価計算とは、仕訳の勘定科目に基づく費用分類がスタート。
・勘定連絡図:原価仕訳→製造原価報告書までのラブストーリー。
・原価計算は6種類。直接原価計算→CVP分析に理解をつなげて完璧。

byふうじん



最初から最後まで使うのが本質。
有為転変、途中で要らなくなるのが小手先。

では大手受験校で最初に教わる本質とは何か?以下動画を視聴して確認。

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【TAC動画チャネル】2次試験対策のポイント(前編)

2ヶ月で勝負するための超基本の話。

動画チャネルHPで該当動画を探す(2015/8/20時点)

師は最初にこうのたまう。

・初学スト生は、何を書いたら良いかわからない。
・「2次」は難しいと言われるが、全ての問題が難しい訳ではない。
・80分の制限時間が敵。解答要求から易しい問題を判断する。

つまり「80分では解けず」「60点取れば良い」試験では、取れる問題をじっくり正確に考えて当てる=タイムマネジメントで合否の差。

だが言うは易く行うは難く。タイムマネジメントを、

△全ての問を解き、解答用紙マス目を1字余さず埋める

と勘違いしヘンな方向にスタートダッシュする者が少なくない中、

○設問ごとの得点可能性を判断し、時間・得点配分をデザインする

ことを大手受験校通学生はみっちり学ぶ※但し合格率<20%。

.
■要求サイドのテクニック~問題構造の2つの切り口■

設問ごとの得点可能性判断には、2軸を切ってマトリクス。

診断士試験では、SWOT分析や2軸ポートフォリオを重宝。その理由は、

・全ての情報を2次元平面上に表現できる(抜け・モレがない)
余分を探す:似通った・関連情報をグループ化して見やすく整理。
不足を探す:あるはずのものがなければ追加で探し、自分で足す。
過不足ない分析:情報の過不足なく最も妥当な結論を導く可能性が高い。

師は2つの軸を説明。

切り口①~時制 (レジュメP.1)
・過去~現在を聞く問題は、本文に情報がある易問が多い。
・今後やあるべき姿を聞く問題は、本文に情報がない難問が多い。
・時制を使うと、本文の根拠⇔根拠を使う問題の対応ズレを防げる。
→時制とは、それを意識しないと意地悪条件。だが意識すれば正答率を上げるお助け条件。
切り口②~本文中の情報有無 (レジュメP.2)
・「2次」は点差をつけるため、「本文中の情報のコピペ」と「外から情報を持ってくる類推」を解答構成要素に混ぜて出題。
・この「本文中に情報があるか否か」は、試験後に発表される「出題の趣旨」から、ある程度パターン化して予想可能。
■基本的理解力・整理分析基本能力 →問題本文に情報あり(易)
■分析力・助言能力→情報なし(難)

そしてその2軸でマトリクス(ポートフォリオ)を作って説明。

③要求パターンの組み合わせ(マトリクス) P.4
解答順1)第Ⅱ象限=ABランク。最小限の時間で確実に当てる。
解答順2)第Ⅲ象限=Dランク。本文に情報が見当たらず、焦りを生む。
解答順3)第Ⅰ象限=Cランク。時間を掛け、ここの点差が合否の差。
解答順4)第Ⅳ象限=Eランク。初学スト生が何か書いても当たらない。

初学スト生は、「80分では全く時間が足りない」。その時A~Cランクの「情報あり」問題、つまり本文中用語の解答マス目コピペ問題を探して当てる。

DEランク「情報なし」問題で、マイアイデア書いても点はこない。マイアイデアを書く位なら白紙で答案を出せと説くのが、この動画。

設問まるごと白紙で出すのは胆力が必要。だが冷静に考えれば、

△一生懸命ポエムを書く。
○最初は易問の得点力UPに専念し、実力成長してから手を出す。

位の逆転発想が、「限られた80分間の有効活用法」として上策。

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■要求サイドの実力ドリル~過去問分析■

答案分析を卒業し、過去問分析に注力するのが2年目上級生

合格者の相当多数が答案分析大好き。それが最短合格のノウハウ!と勘違いすると「2次」合格は早くて数年先。確実80%合格Sランク=主に2年目上級生が分析するのは、答案でなく過去問。

【過去問分析ドリル】
・過去問5年分の解答要求を要素ごとに集計(時制×要求×期待得点)
・診断協会HPの「出題の意図」を写経し、○○能力を事例ごとに把握。

まずここまで。合格実力に到達後、ヒマになったら以下追加。

・設問⇔受験校模範解答の解答根拠を対応づけし、その傾向を把握。

サラリと書くが、時間を要しかつ難しい。レジュメP.5~12を動画で確認。

例① 例② 例③ 例④
第Ⅱ象限 第Ⅰ象限 第Ⅲ象限 第Ⅳ象限
時制:過去
情報:○
時制:将来
情報:○
時制:過去
情報:×
時制:将来
情報:×
ABランク Cランク Dランク Eランク
強み・要因 メリット(効果) ★考えられる理由 助言
整理・分析能力 分析能力 基本的理解力
分析能力
★★提案能力

師は、レジュメ図中の黄色セル(=情報がなく類推)は、初学スト生が当てるのは難しいと説く。この時、

★例③:解けると思わせ、情報を与えないトラップ。
★★例④:ヒント抜きでミライを当てるには、占い師並みセンスが必要。

ここで調子が狂ったりムキになるとタイムマネジメント失敗。だから師は、「時制×情報有無」の得点可能性で解答順を決めろと説く。

.
■おまけ:本質vs.小手先。第三極がロジカルサイド■

要求サイド:作問者の意図を忖度し、要はこういうことですね?
答案サイド:見つけた根拠に注目し、こう来たらこう書くとパターン化。
ロジカルサイド(第三極):文章構造の因果で答えを導く。

先のWeb動画で、師は模範解答の黄色セル(情報がない時のマス目の埋め方)を一応説明。だがこの「正解を導くロジック」を初学スト生が追い掛ける必要があるか、立ち止まって検証。

(問題点)初学スト生は黄色セルを当てるより、本文情報コピペが優先。
→(対応)本文コピペを習得し、次に黄色セルを当てる2段ロケット作戦。

(問題点)講師と同等の思考レベルを、11週で身に着けるのは至難。
→(対応)診断士合格後、専任講師として腕を磨いて発想するレベル。

(問題点)講師の思考は追随不能。するとこう来たらこう書くとパターン脳。
→(対応)知っている問題は解けるが、知らない問題にはからっきし。

本質サイドは人並み答案を当り前に書き、答案サイドは他人より優れた答案を80分考え続けて一所懸命に書く。両者は決して混じらず醜い足の蹴り合い。その傍ら、

ニヤリと漁夫の利を得る第三極がロジカルサイド。

模倣困難性が高く、やり切る自信があれば合格最有力。だが筆者の見立てでは、合格者の20人に1人見掛けるかどうか。

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■今日のまとめ■

当Web動画は、初学スト生向けの「2ヶ月で勝負する超基本」を解説。後半10分がとても初学スト生向きが理解できる内容でないのはご愛嬌。だがロケットダッシュを決めたつもりが、

あさっての方向に走り出していた

という事態を避けるべく、定期的にブレーキ踏んでズレ修正。ではまとめ。

・最初から最後まで使うのが本質。そうでないのが小手先。
・「2次」は80分では間に合わない。特に初学スト生は、難問を捨てる。
・問題構造を「時制」「情報有無」の2軸マトリクスで、その難易を判断。
・合格実力差とは、答案分析力でなく過去問の構造分析力。←超重要
・ロジカルは要求⇔答案の上。動画のラスト10分は気にしない。

byふうじん



 

こんにちは、 Xレイ です。

一次試験も終わりました。
対策期間中、経済学についてたくさん書かせていただいたので、はじめに本試験の感想を。

昨年と比較して、経済学の得意な方は易化、苦手な方は難化と感じたのではないでしょうか。
昨年よりも多くの問題でちょっとずつひねっているので、考えなければ解けない問題が多いんですね。だから、苦手な方は難しく感じる。
でも、考えるのは少しでいいんです。そして、全く手の出ない問題が無い。だから、得意な方は易しく感じる。

印象的な問題を2つほど。

問11のソローモデル。
平成25年問11と同じですね。
あまりいい問題とは思えないのですが。
一応2回目なので今後のため、そのグラフについて該当記事に追記しておきました。参考にならないかもしれませんが。

問20の交互進行ゲーム。
得点源になることの多いゲーム理論なんですが、難しかったですね。
私は、この問題が今年1番難しかったと思います。
ここを乗り切れば、得意な方はあわよくば。

 

さて、本題です。
今日は二次試験の話です。
私は昨年度、独学で学び受験したため、受験校の実情は全く分かりません。そのこと、あらかじめお断りしておきます。

この春、得点開示請求が主催者に受け入れられました。
過去に二次試験を受験された方は、その得点を知ることができます。
このことによって、何か変わるのでしょうか。
出題者側の変化は、もちろん予測不能です。
受験生側の変化は、どうでしょう。
おそらく、事例Ⅳをしっかり対策してくる受験生が増えるはずです。

理由は、4事例の合計点が240点以上で合格できると分かったからです。
「何を当たり前のことを」と怒られそうですが、出題者側の提示しているこのルールが事実だと確認できたことが大きいのです。
様々な推測を一掃できたことが。

何で事例Ⅳなのか。
それは、学習の成果が上がりやすいと考えるからです。
例えば、以下のような理由で。

事例Ⅳと他との違いは、「過去問の正答が分かる」というところです。
この二次試験、ご存知の通り、出題者から正答が公表されません。
事例Ⅳももちろん例外ではないのですが、その性質上、能力のある方がみれば、多くの問題で正答が分かります。

正答が分かれば、解法も分かる。
解法が分かるから、正答が分かる。
どちらかは分かりませんが、過去に出題された問題とその正答、解法が分かれば、それは一次試験と一緒。効果的な学習方法も見つかり、同じような問題が出たら解けるようになります。

そして、事例Ⅳで90点取れれば、後の3つは50点平均でいい。
その事実が確認できたため、事例Ⅳにより注力をするのでは、と考えるわけです。

この推測が正しければ、今年の二次試験はどうなるか。
ストレート生にとって、事例Ⅳでの失敗は致命傷かもしれません。

 

そんな事例Ⅳの裏の話が事例Ⅰ~Ⅲ。
すなわち「過去問の正答が分からない」
だから、様々な仮説、推論が生まれるし、なかなか議論が収束しないのだと思っています。

さておき、もし正答が分かったら、どのような対応、対策ができるのでしょうか。例えば、以下。

平成25年事例Ⅰの第2問の(設問2)。
そこでは、コールセンターのオペレーターである非正規職員の離職率低下の施策について問われました。
仮に正答が
「職種や雇用形態の特徴に触れた後、職務満足感を高める具体策を2つ」
という内容のものだったとします。
それを知って臨む平成26年の受験生の私は、どのようなことができたのか。

平成26年事例Ⅰの第5問。
専門知識を持つ人材の離職率低下の施策について問われました。
どう解答するか。
「職種と雇用形態の特徴に触れた後、職務満足感を高める具体策を2つ」
私は、その内容で解答します。
しかも、あらかじめ用意してきた職務満足感を高める具体策の中から、与件文を考慮し良さそうなものを2つ選んで。
これで、大外しはしないはずです。

このように、同じような論点で出題されたときに、解答方針がすぐに決まります。

もちろん、過去と同じような論点での出題ばかりではありません。
それでも、各々の事例の様々な設問形式に対して、解答方針が見えてくるはずなんです。
ここは与件文の背景が重要だ、ここは自らの知識にも頼らなければいけない、ここは課題を解決し得る実現可能な施策であればいい、というように。

 

しかし、現実には過去問の正答は分かりません。
ならば、こう書けば高い得点がもらえそうだ、という『自分なりの正答』を考えましょうか。そうすれば、上記のような対応も可能になる。

と、失礼なほど簡単に言いましたが、これが非常に大変なんです。
80分で一度解いて、過去問題集の解答や解説をみて「こんな感じかな」と決めれるほど簡単ではありません。

一つの事例について、時間にとらわれず徹底的に与件文を読んで、考えて、問題文の要求を解釈して、解答を考える。そして、過去問題集受験校の模範解答、過去の合格者答案などと見比べて、またまた考える。「何か違うんだよな」と思って、今度はいろいろと調べてみる。

時間的な制約があるので、どこまでできるかは分かりませんが、一つの事例に対して徹底的に取り組まなければ見えてこないと思います。『自分なりの正答』、そして、この二次試験とはどんなものかは。

結論を言うと、私はこのようにいくつかの事例に対して「徹底的に取り組む」という作業が重要だと考えています。しかも、比較的早い段階で行うことが。

『自分なりの正答』を考えていると、いろいろと気付くはずです。
与件文を読み込むポイント。事例毎の特徴。
こんな知識が足りない。あんなトレーニングが必要。
さらには、「あれ、これ80分じゃ解けないぞ」と。

解答のフレームワークを作ることが主要な目的ではなく、そのようなことを自ら気付かないと、自分なりの解法も考えていけないのではないかと。

 

今はまだ「先が見えない」状態だと思います。
しかし、何らかの気付きで、スッと合格圏内に入っていけるのが、この二次試験なんです。そこを信じて試行錯誤していくしかありません。
まだまだ、始まったばかり。
頑張っていきましょう。   Xレイ

 



皆様こんにちは、tomoです

 

一次試験を受けられた皆様、お疲れさまでした。

合格された皆様おめでとうございます!

ただ、一次は通過点なので、ここから気持ちをしっかり切り替えて二次合格を勝ち取ってください!

残念ながら一次を通過できなかった皆様。

ぜひあきらめず、今から二次対策をしておいて、来年一次二次同年度合格を目指してください。

私は2013年に一次通過できなかったのですが、その年も資格学校の二次の授業はすべて受講し、勉強会にも参加させて頂いていて二次の基本をこの年に学んでいたから、2014年に二次は一回で通過できたのだと思っています。

今は前向きな気持ちに切り替わらないかもしれないですが、あきらめない決意をした方はぜひ来年にむけた勉強を少しづつでも継続してくださいませ。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

と、前置きが長くなってしまいましたが、本日は『勉強会の活用方法』です。

私は二年の間に3つの勉強会で二次の勉強をしました。

それぞれが良い点があり、皆様がどのように勉強会を選んで活用されるかの参考にしてください。

①勉強一年目の勉強会

事例を各自解いてきて(答えは見てこない)、それをリーダーが教室の黒板で一問めから最後まで順に要求解釈をして、そのあと順に対応付けを行いみんなで議論しながら一つの解答の方向性を導き、そのあと答えを見て、その答えと自分たちの答えとの違いや、解答時に気づかなかった視点をみんなで話し合いながら気づきを得たり知識を深めたりする時間をとりました。そして解散後各自でノートにまとめたり、エクセルでキーワードをまとめたりそれぞれがいろんな手法で復習していました。

一次後から二次までに7年分解いていたと思います。(事例4は除く)

この時は、ほぼ全員が勉強一年目でみんながスタート時点の足並みがそろっていたこともあり、みんな仲もよく団結力も高く、リーダーの運営方法もよく、半数以上の合格率でした。

この勉強会に一次通過していないのに参加させて頂けたことで、合格者がどの時期にどのような勉強方法でどのレベルにいたのかということを身近に感じられたことが自分の二次合格へ一番大きく影響していると思います。

 

②勉強二年目の一次試験までの勉強会

この年は2013年に二次をうけた受験経験組が中心の勉強会で、スタート時点からハイレベルでした。

二次をまだ一度もうけておらず2013年は二次の勉強は授業をうけて、勉強会は参加させて頂いてはいましたがあまり復習もしておらず・・の私には皆様がキーワードをどんどん発言するのをひらすらメモしては、テキストなどで復習してという繰り返しでした。

ほとんど勉強会に知識面などで貢献はできてはいなかったですが、、この時の皆様の高いレベルに身を置けたことが励みにもあせりにもなりましたし、目標を高く持つことができました。

 

③二次合格時の勉強会。(一次後から二次まで)

②の勉強会に参加はさせて頂いていましたが、一次合格した時点で勉強二年目の皆様との実力のかい離が大きくあり、ついていくだけでも難しかったので、勉強一年目の皆様の勉強会にお願いして参加させていただきました。

ここからは実質少人数での勉強をすることになったのですが、この時期の実力の伸びが非常に大きかったです。

順番に毎日一事例づつ解いて、要求解釈と書いた答えを話し合い、それぞれが参考書等々で確認して、気づきを話し合うというオーソドックスな方法ではありましたが、メンバーできめたスケジュールが勉強のペースメーカーにもなりましたし、少人数だからこそ発言も多くなりますし、自分の発した言葉で覚えていったりできました。

復習はそれぞれ行い、その気づきの共有も次の会の時にしていました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

以上はご参考までの勉強会の概要でしたが、勉強会で共通しているのは

一人では気づきも学びも限定されますが、それをみんなで議論して共有しあうことで知識や学びでが非常に増えるということかと思います。

ですので勉強会では積極的に発言も行い、(もちろんそのためにはしっかり勉強しておく必要あります)気づきを多く吸収するのがいいかと思います。

またそれぞれの会できめたスケジュールに乗ることでペースメーカーにもなります。

ただ、何より一番は一緒に勉強する仲間がいつ心強さでしょうか。

二次は一次のようにやることが決まっているわけでもなく、いろんな悩みが出てきます。

それを共有して一緒に頑張れる存在がいることでとても救われたりします

もちろん一人で勉強するのもよいかとおもいますが、ぜひ皆様は勉強会をうまくとりいれて二次の合格を勝ち取って下さい!

心より応援しております。

 

 

 



事例Ⅳの勉強を始める前に

一次試験突破組の方々は現在、一次試験の合格が分かって二次試験対策に取り組み始めているところかと思います

そして一次試験を突破された優秀な方ほど、勉強を始めるにあたってとにかくいろいろ情報を集めたくなるし、いろいろ考えたくなると思います。

でも、情報収集しながらも、まずはやっぱり過去問やりましょう!

とにかくぶち当たるしかないです

突然の違う環境に戸惑いますが、まずは過去問1年分やって、大失敗してからがスタートです

 

事例Ⅳとは~mya編

やはり計算に目が行きがちですが、事例は事例

二次事例の根底に流れるストーリーは、今まで上手くいっていた会社が、何かが変わったため上手くいかなくなった。でも上手くいかなくなった原因や、それを改善するチャンス・材料はそれなりにあるから、診断士の知識スキルでそれを見つけて組み立てて、あわよくば解決策とその効果を教えてね!というものであることが多いです

それは事例Ⅳでも例外ではありません。まずは経営診断・助言に使うツールが、財務・会計であるということが出発点です

 

問題構成について~経営診断の時系列で整理

第1問 経営分析(準備段階)

診断士としての活動は全て事例Ⅳの経営分析から始まると言っても過言ではないです

なぜなら診断実務では実権者との面談時間が限られているため、面談の前にできる限り仮説を組み立てること(どこに問題・課題があるか)が求められるからです。

その基礎となるのが、財務諸表と限られた定性情報(与件文)です。

これに基づいて過去から現在を読み解かなければなりません。まさに事例Ⅳですね

 

アプローチは2パターン

① 一度指標計算をせずに、文章から読み解いてみる。

→どういう構造になっているのか把握して指標計算

② 先にすべて計算をしてしまう。

→問題点にあたりをつけて、文章を読みに行く

 

私はある程度指標を計算してから与件文を読むスタイルでした

理由は、流れを見る能力に自信が無かったことと、正解の確信を持って以降の問題に取り組みたかったから、そして何より考えるより計算する方が早かったからです

私は計算の際は次のフォーマットを問題用紙にまず書いて、その数字を素早く埋めていました。

ただし時間と正確性はトレードオフになりがちなので、全指標算出は諸刃の剣でもあります

 

第2問以降 意思決定会計(面談後)

ここからは、課題を解決するための方策を選ぶフェーズ。

面談後に、社長が幾つか選択肢を考えていたがどちらか決めかねている状況

そこで計算をして、意思決定を行う手助けをする。「(診断士の知識を使うと、)こちらの選択肢が最も成功する確率が高そうですよ。なぜなら~」と社長にまくしたてるわけです

当たり前ですが、第1問の経営分析から第二問以降のそれぞれの設問は因果でつながっているため、意思決定を行う場面でポイントとなる指標(課題となっている指標)を経営分析で挙げることが出来ていなければ、要注意という風に考えることもできます

 

具体的な練習方法

まずはふぞろい購入が大前提。これがないと始まらない(特に独学の方)

私は軍資金が潤沢ではなかったので答案分析シリーズのみ購入しましたが、余裕のある方は書店で眺めながら内容を吟味し、どれを買うか決めるのも良いかもしれません。(売切れ注意です!)

私が主に使ったのは、TAC二次模試、TAC過去問(回答は気にせず、解説のみ読む)+ふぞろい答案分析です。つまりほぼ過去問しかやってません。

 

ただ、過去問を覚えこむため、事例Ⅳ計算問題集を作って練習していました。

B4リングノートの見開き右側にコピーした過去問(文章が必要なら文章も切り抜いて貼る)、次の見開き左側に正解を貼って、右側に注意点を記載しました。

これを何回転もさせ、解法を頭に叩き込みました。

意思決定会計講義ノートも欲しかったのですが、探している間にやる時間が無くなってしまい、断念しました

 

勝てば官軍、合格したらなんでもOK、という一面も確かにあるかもしれませんが、どうせ勉強するなら「助言を楽しみながら」、過去問の解答プロセスを「実務の引き出し」として覚えていくことで、実務補習を意識した特訓ができれば最高ですね!

 

myaでした

 

 



 

 

なごです。

 
1次試験が終わり、2次の勉強は順調に進んでいるでしょうか。ほとんどの方が解き方のスタイルそのものが固まらず試行錯誤し、また自分の答えが正しいかわからず疑心暗鬼に陥っている、そんな状態ではないでしょうか。
「解き方は人それぞれ」多くの予備校講師や合格者が口をそろえて言う言葉に対し、「じゃあ一体どうしたら良いんだ」皆さんの叫びが聞こえて来るようです。

 

実は解法は一つです。

 

1 与件文を読み事例企業を把握する
2 設問文を読み質問事項を把握する
3 質問事項に該当するポイントを探す
4 字数制限に合わせて文章にまとめる
5 解答用紙に書く

 

当たり前すぎる内容です。こんな簡単なことを言ってすみません。そしてここから2つの作業を上記の5つの作業に付加します。

 

① 「ないじゅか」で作業を削る
②  弱点を補う作業を追加する

 

 

多くの人が教える「ボクの合格手法」「カンタン合格ノウハウ」は上記の作業を人なりに取り組んだ一事例に過ぎません。特に①、②の工程は自分の実力を鑑みながら進める必要があり、人によってはたくさん削れる項目があったり、むしろ人よりも時間をかけて取り組むべきことがあったりと対応がまちまちになります。そのため「解き方は人それぞれ」という言葉になるのです。

 

では簡単に上記の項目について順を追って見ていきましょう。

 

 

1 与件文を読み事例企業を把握する

 

事例企業は事例Ⅰ、Ⅱ、Ⅲで登場人物が違います。(事例Ⅰ・Ⅱ・Ⅲを横串攻略 BYくれよん)。そして企業の説明がほぼ時系列で紹介してあります。例えばどの事例でもそうですが、創業して企業が成長、順調に規模を拡大するものの、外部環境の変化により苦境に立たされるというシナリオから始まります。
事例Ⅰでは社内の強みによって、事例Ⅱでは自社の強みや協力者の助けによって成功し苦境を脱出します。事例Ⅲは営業と製造とがうまく行かず、問題点が山積み…。外部環境の変化によって、乗り越えているか、まだグダグダなのかは事例によって、また年度の問題によって違いますが、おおむねストーリーは似ています。「起承転転」もしくは「起承承転」のような結論の無い(将来が書いていない)文章で終わることが多いです。

 

※ あと近年の与件文の傾向ですが、最初に創業から成長する企業の概要について話し、中盤で創業時のこと(平成26年事例Ⅰでいうと、社長が創業する前の話)を話し、最後に外部環境の変化を話すなどわざと順番を入れ替えるケースも散見されるようになってきました。例年、予備校等に試験が分析され問題集などが発売されているため、テクニック的なこととして時系列を若干ですが、いじっています。

 
ここで大切なのは時系列を意識できるかどうか、今書かれていることが、どの時期の話題なのかをきちんと把握することが大切です。
昨年(平成26年度)の事例Ⅰを題材に見てみましょう。

 

10年ほど中堅ガラス加工メーカーで勤務
1970年半ばに創業
単発的な仕事を一人でこなす
⇒ 精密ガラス加工技術の関連技術は広がる
⇒ 主力商品は技術革新や代替品の登場で育たず
レーザー用放電管の開発
⇒ 社長のアイディアで自社開発
⇒ 売上が大きく伸張する
理化学分析用試験管のOEM生産
⇒ 最初は良品率40%
⇒ 製造設備の内製化で良品率60%
⇒ 良品率が90%になる

 

 

ではこの中で、
工学博士号を取った人を採用した時
大学院卒の工学博士号取得見込み者を採用した時
中途採用者が課の課長に昇進した時
はいつだろう、と考えるわけです。

 

特に事例Ⅰでは人材の活用がキーワードになります。採用、配置、報酬、育成、評」の視点を「茶化」で覚えましょう、という過去記事もありますが、人材の活用が企業の発展に寄与している、そこを出題者は見つけてほしいわけです。今回の問題で行けば、「研究開発力の強化なくして事業の成長も存続も望めない」という社長の想いがあり、「顧問を務める関連分野の専門家である大学教授や研究機関の研究者からアドバイスを受けてきた」環境からさらに踏み込み「工学博士業を持った社員を5年前から採用し」始めたのですよね。5年前はこのA社にとってどんな時期だったのでしょうか。
「時系列を読む」そんな意識が企業を的確に把握するための大切な要因になります。

 
2 設問文を読み質問事項を把握する

設問文、これは言ってみれば「診断報告書の書き方指南」です。与件文に与えられた事例企業が成長する上でターニングポイントとなった部分や影響の大きい外部環境の変化について聞かれています。解答用紙の紙を見たら、設問文を読まなくても事例企業のおおまかな成長の流れについて分かる、そんな設問になっています。
そのためほぼ設問自体も時系列になっていますね。こちらも平成26年事例Ⅰを見てみましょう。

 

第1問 外部環境について
第2問 A社の創業時
第3問 ターニングポイント後
第4問 良品率が90%に改善した時
第5問 今後の管理施策

 

第1問が外部環境について聞いた後は、ほぼ時系列に質問が並んでいます。そのため上記に記載した通り、時系列で答えも構築していくことになります。

 

では時系列をもう少し深く見てみましょう。
理化学分析用試験管のOEM生産について
良品率が40%の時
良品率が60%の時
良品率が90%の時
この3つの違い、すぐに説明できますか

 

 

今回、第4問で聞かれているのは良品率が90%の時です。「製造設備を内製化した」「段階的に製造設備の改良・開発に取り組み始めた」のは60%に改善したタイミングですよね。そのため第4問で答えると当然ながら誤答となるわけです。それは皆さん、分かると思います。では「製造設備を内製化」する前はどのような状況だったのでしょう。「製造プロセスの多くの手作業」「外注した製造設備を使っていた」などの記述があります。私たちは変化後の状況については結構、着目するのですが、意外に変化前のデメリットについては意識が希薄になることがあります。
今回のケースで行けば、もしかしたら第2問で問われている「A社の主力製品に育たなかった理由」のうちの一つとして、上記のデメリットが使えるかもしれません。少なくとも検討はすべき要素であります。
時系列を意識するというのは、その変化のポイントとなる点を意識することは当然なのですが、変化前と変化後、特に変化前の状況についてはさらっと書かれていることの方が多いでしょうから注意深く意識することが大切になります

 
3 質問事項に該当するポイントを探す

 

設問文、とても分かりづらいですよね。指示語が多いし、どこを指しているのか分からないし、そもそも何を言っているのか分からない…。でも解答を作成していく必要があります。そんな時、ポイントとなる“単語”や“フレーズ”に敏感にことが80分という短い時間で試験に取り組むうえでは極めて重要な戦術となります。
ここでも平成26年事例Ⅰを題材に書いていきますね。

 
第1問 「その背景には」「経営環境の変化」
第1問は経営環境の変化、外部環境について聞かれていますよね。当たり前の事なのですが、意外にここでつまずくケースが多数。A社の事なのか一般的なことなのか、もしくは外部環境なのか内部環境なのか、意識しないと間違えます

 

 

第2~4問「理由」「課題」「要因」
第2問目からは王道の「理由」「課題」「要因」が聞かれています。その他にも「問題点」などの言い方になるときもありますね。この内容が聞かれた時の答え方、皆さんはきちんと区別していますか
他にも細かいところで言うと「述べよ」「挙げよ」の違いは分かりますか
特に「課題」については日常生活で使われる場合の「課題」の意味合いがぼやけていることもあり、間違えている方が多いのも事実です。診断士の中で使われる課題の意味合いは「あるべき姿とのギャップ」なんて言われることが多いですね。そのため否定的な言い方ではなく肯定的な言い方で使われます。
「事例Ⅰで点数が伸びない」というのが問題点であるのに対し、課題は「事例Ⅰで安定的に高得点を取れる学びを確立する」みたいな感じでしょうか。このあたりのニュアンスは意識して身に付けてください。

 

 

第3問「組織管理上の」
A社はどんな組織で運営されていましたか。機能別組織でしたね。機能別組織のメリット・デメリットはなんですか。そもそも機能別組織という単語が出てきた時点で、皆さんは飛びつきましたか?与件文に大きくマルを打ちましたか。
特に事例Ⅰは人事面を題材に扱っていますので、このあたりのキーワードには敏感になる必要があります。そして企業経営理論などで培われた知識も使いながら問題を読み解いていくのです。今回、設問文には「組織管理上の」と明記してあります。そのためこういうキーワードに反応して解答を作成していくことが合格への近道となります。

 

 

第5問「助言せよ」
最終問題に多い「助言せよ」。未来に向けた質問になります。問題文には多く語られていないことも多く、フリーハンドが要求されるような気がする設問になります。事例Ⅰの場合、人事系の話題が多いため、上記に記載した「茶化」などをイメージしながら書くケースも多いでしょう。また事例Ⅱ、Ⅲについては間違いなく問題文に回答に結びつきそうな「問題点」や「ビジネスチャンス」が盛り込まれていますから、フリーハンドでなく、与件文に基づく解答を構築することが大切です。

 

また助言系の問題で「俺の独創的な意見の方が解答として優れている」という意見を多く聞きます。一般的には「独創的な意見は点数が付かない」とも言われています。私も後者に同じ見解です。どうしてでしょうか。
事例企業には実在するモデル企業があと言われています。モデル企業が経てきたこれまでの成長のターニングポイントを抽象的に表現し、問題にしたのが2次試験であると思われます。その場合、実際に成長した実例があるわけですから、設問及び診断士協会が準備した模範解答も史実に沿った内容になっているでしょう。
とすると最後の助言についても現在のモデル企業の状況に類似している可能性が極めて高く、結構具体的な模範解答が存在すると考えられます。具体的な模範解答があるとすれば、その解答に誘導するような記述が与件文にあるはずです。このあたりは模範解答が発表されていないため個人的な私見に過ぎませんが、助言だったとしても、与件文をくまなく探し、助言のタネを探すことが肝要であると感じています。
とりあえず、ざっとポイントについてお話をしました。少し長くなってきましたので4番以降、また個人の裁量に左右される「ないじゅか」及び「弱点補強」についてはまた近日中に記事にしたいと思います。

 

 

なごでした。

 



事例Ⅳはいうまでもなく、
財務会計、(アカウンティング&ファイナンス)事例。

けれど、これは

「アカウンティング、ファイナンスが得意であれば楽勝な事例」

ではなく

「診断士2次試験的アカウンティング、ファイナンス対応力によって
得点を積める事例」

(簿記2級保有者や会計の専門家が必ずしも
A判定でない理由のひとつ・・・・・とも考えられる)

⇒そのためにまずは前提を整理し、整えておく

 

それは、

基礎力

文章読み取り力

 

・・・・え、なにそれ!?それだけ!?
侮るなかれです


①基礎力

得点狙いだったとしても、

「突飛な問題に答えられる」スキルより、
「基礎(ベース)を理解しての応用対応力⇒結果高得点」

大切なのは、
「この問題の解法はこうでこうで、結果答えはこうなりました」
という
「その問題の解き方」をなぞる方法論ではなく、

「何を問うているか」

パッと見複雑な見せかけでも、
フタを開き本質をつついてスリム化してみると、

問われていることは意外とシンプル

 

どの論点を解いているか(どんな論点が問われているか)

何を求められているか

 

これを個別論点に落とし込んでいく。

 

②文章読み取り力

そして、事例Ⅰ~Ⅲと同様、
文章を「読み取る」能力

「読み取る」というのは、

出題者と同じ思考、方向性で読み取る」

ということ

 

「あいまい表現」「微妙な制約条件」
受験校の演習や他テキスト(簿記の練習)等では培えない。

過去問をみて、
「あいまい表現」「微妙な制約条件」から、
「想定される内容(方向性)」を想起

→年度別で、
同じような「あいまい表現」「微妙な制約条件」
「作問者の想定意思」を探っていく。

参考)微妙、曖昧の例

1.どっちの意味なのか。
大丈夫です→「OKです」or「いりません」

 2.修飾語がどこまで、どっちにかかるのか。
マリは泣きながら走る娘を追いかけた→泣いているのはマリ?娘?

 ⇒事例Ⅳではこういう表現があり得る。

 

そして、事例Ⅳは1次財務会計と違って、
あくまでストーリー

設問構成と設問の逆読み
方向性確認&自身の解答見直しも可能

 

まずは前提整理&確認から

 

まるでした。



昔々「ざいむ」という村に、
「CFという仲良し3兄弟が住んでいました。

 

長男「えいぎょうCF」は、一家の大黒柱として毎日せっせと働きます。
長女「とうしCF」は金遣いが荒く、目を離すとおもちゃを買ってくる。
末っ子「ざいむCF」は倹約家で、長女の小遣いをどこからか工面。

ところがある日、兄弟喧嘩が起きました。

長男:うちの家計を支えているのは俺だ!文句を言うな。
長女:私のタンスから「げんかしょうきゃくひ」を盗まないでよ!
末っ子:まぁまぁ、大丈夫。おカネはボクが何とかするから。

Club☆Bookkeeping、いわゆる簿記ラブ組が薄気味悪いのは、こんなお伽噺でニヤニヤするから。そしてお伽噺はこう続く。

長男と長女の口喧嘩は止まらない。だが長男はふと気づく。

そうだ、隣の「かいけい」村なら、浪費家は少ないって聞いたぞ。

そこで「えいぎょうCF」は「かいけい」村に引っ越し、「とうしCF」は「ざいむ」村に残り、兄弟仲良く末永く暮らすことにしました。

お伽噺の教訓
営業CF:稼ぎ所。プラスじゃないとダメ。マイナスなら要対策。
投資CF:ミライの稼ぎに向けて使う。ここのプラスは逆に怪しい。
財務CF:単なる調整弁。何かおかしな動きをした時だけ要注意。

. ■キャッシュフロー計算書概論■

診断士受験で重要なのはFCF。CF計算書は重要でない。

FCF 営業CF+投資CF 主にミライの話
ファイナンス論点
CF計算書 営業CF+投資CF+財務CF=0※
※現金残高が動かない場合
主に過去の話
会計論点

FCFが重要なのは、企業が利益を稼ぎ、ステークホルダー(従業員・銀行・株主・経営者)に分配する結節点だから。だからFCFなしに診断士「会計・財務」の問題は作れない。

:IT業界を読み解くための経営分析入門

CF計算書が重要でない根拠は、今の世の政策的な金融緩和=カネ余り。

資金が自由に借り入れできる世界では、CF計算書を作る意義は薄い。

会計の世界では、CF計算書開示は年2回に簡素化済。見方を変えると、財務諸表(FS)の作成能力を問わない診断士試験が、CF計算書の作成問題を5年に一度出して受験生を困惑させるのは、優先順位が何かヘン。

2期BSと当期PLを眺め、CF計算書を頭でイメージするのが実務。

CF計算書とは、それを頭でイメージできない人への説明資料。

だから銀行はすぐCF計算書の提出を求めるが、中小企業の経営において、本当に大事なのはあくまでミライのFCF。

.
■重要度ミシュラン~#7日目■

コホン。診断士CF計算書不要論を主張するのは、合格後の話。試験出題がある以上、題意に答えるのが受験生。では一挙掲載。

論点 評価 H27
要復習
問題 
#7 9CF計算書 作成プロセス CF計算書の具体例 ★☆☆
直接法によるCF計算書作成 ☆☆☆
間接法によるCF計算書作成 ★★☆ (9)理

.

第9章 キャッシュフロー計算書
❶CF計算書の具体例 S
❷直接法によるCF計算書の作成
1営業活動によるCF
1営業収入 S
2原材料又は商品の仕入れによる支出 A
3人件費の支出とその他の営業支出 A
4その他の取引によるCF(小計以下の調整 A
2投資活動によるCF A
3財務活動によるCF A
❸間接法によるCF計算書の作成 S

.
■一言メモ例~#7日目■

テキストは頭から順に読む。復習時は大事な所から飛ばし読む。

そこで当メモは、全ての論点順でなく、S→A→B→Cの順にまとめて掲載。

Sがなぜ重要・頻出か。B・C論点とは何者か?

その感覚を掴むと、早くも周囲にまた一歩リード。 .

.

□S論点 頻出+理解=2次論点□

S論点とは「2次」でも問われる、つまり理解して使いこなす知識。しょっちゅう出てきて自然に覚え、覚えた後から理解に進む。

❶CF計算書の具体例
→CF計算書は財務四表の1つであり、所定の書式がある。だが書式を暗記する必要はなく、出題範囲の95%が営業CFで、残り5%が固定資産(減価償却+期中売却の処理)。難しく考えず、スピテキ先生、スピ問先生の指導通り、コツコツ解答、暗記でOK。

1営業収入
→CF計算書では、営業CFが最重要。その中で営業収入の考え方が最重要。試験対策上、実務上ともに直接法の計算出題は出ない(出ても解かなくて良い)ので、ここは気をラクにして考え方を概観。

❸間接法によるCF計算書の作成
→経理の実務はこちら。当期PLとBSの期首期末増減から営業CFを作るのが経理の腕の見せ所。そんなことはどうでも良いので、試験と割り切り解答パターンをコツコツ覚える。

※CF計算書はSランクでも扱いはこの程度。他人が出来るレベルをやる。受験上ここで稼ぐのは任意であり、深くやりたきゃ簿記1級。

.

□A論点~頻出+暗記□

A論点とは、1次「財務」で問われるが「事例Ⅳ」では使わない知識。問題を解き直し、答え方を思い出せればそれで良し。

2原材料又は商品の仕入れによる支出
3人件費の支出とその他の営業支出
→営業収入と同じ考えを、仕入(原価)、人件費(販管費)にするとどうなるか。この論点を暗記するか、簿記知識を応用して通りすぎるかは、合格センスの差として意外に大事。

4その他の取引によるCF(小計以下の調整)
→長男坊「えいぎょうCF」は、投資CF・財務CFに含まない雑多ものを一手に引き受ける男気。でも出ない。

2投資活動によるCF
→試験上は、固定資産の期中取得・売却した時にBOX図で処理する解法パターンを体得。実務上は、投資有価証券・貸付金もここに含むが、試験に出ないので考えない。

3財務活動によるCF
→試験上は、長短資金を無制限に借りてしまうので、論点にならない。実務上は、株式・社債を発行する華やかな仕事だが、それはコーポレートファイナンスで扱うので、CF計算書としては出題しない。

※CF計算書はおカネを扱う。つまり企業活動の全てをここで扱う。真面目にやればいくらでも面白くなるが、今は試験合格を優先し、そこには深入りしない。

.

□B論点~理解論点□

B論点とは主に基礎知識。1次「財務」でもあまり問われず、「事例Ⅳ」には出てこない。過去問題数が少ないので、講義で何を言っていたか理解メモを残さないと、得点にならない。

該当なし

.

□C論点~おまけ論点□

C論点とは、過去出題があったため営業上収録されたり、逆に項目として存在するが「財務」「Ⅳ」では出題されない知識。追い掛けたらキリがないので、過去問で出た所だけ押さえる。

該当なし

.
■今日のまとめ■

当記事は、財務諸表の作成能力を求めない(=診る力で良い)診断士試験において、CF計算書だけ作成させる優先順位の矛盾を指摘。要するに、

受験生の点差がつくからと安易に出題し続けるのは、出題側の怠慢。

たかが合格者ブログにこう指摘され、出題側がどう対応するかを観察。これ以上挑発し、試験のレベルを引き上げないで・・という悲鳴が聞こえる気もするが、ではまとめ。

・営業・投資・財務の3つのCFは、それぞれ担う役割が明確。
・診断士受験で重要なのはFCF。CF計算書は重要でない。
・CF計算書は企業のカネの動きを診るが、実務でやれば良い話。
・CF計算書(特に営業CF)は簿記論点。深くやりたきゃ簿記1級。

byふうじん



当り前のことは書かない。

これ、受験生でなくブログの書き手の話。

「2次」はイカサマ勝負。正々堂々戦わない。

これを白昼堂々書くのが当ブログ。「2次」は試験制度そのものがインチキ=「合格実力者をあえて不合格」にする以上、イカサマくらいは正当防衛。ついでに世の常識をひっくり返す。

なぜ当り前のことは書かないか →当り前に知っている前提だから
するとどうなるか →新たな、革新的な展開に集中できる。

今から火蓋を切るある戦いのハンデとして、イカサマ手札を数枚オープン。

6年前の筆者のイカサマ
①「事例Ⅳ」は堅く見て過年度受験生比で+20点上積み。
②「事例Ⅰ~Ⅲ」は手抜きし安定解答(今風に言えば55点×3)
③事例演習は答案コピーし、近くの仲間と見せっこ、真似っこ。
④問題本文はまともに読まず、逆さスキャン読みで時間節約。
⑤著作権的にグレーな事例入手で、毎朝一本72事例。

①②はその人の資質、③は今では当り前、④は小手先テクニック、⑤はコピーが横行したおおらかな時代の話。イカサマネタバレは競争を活性化するが、オススメは意味なく、迂闊に真似すると大火傷。

だが「皆が知ってる当り前はブログに書かない」ルールを自分に課すと、逆張り・ヘソ曲りの知恵が湧く。特に「2次」は

世人が気づきにくい解釈可能性を、あと一つ、二つ足してみる

ことで戦う試験。そこで当記事は、今年の「1次」不通過の方に逆張り提案。

.
■前提:H27年「1次」仮総括■

「経済」「財務」易化年は当り年。7科目合格者、「2次」合格者数が共に増。

TACデータリサーチと過去の合格者推移を見比べ、以下シナリオを仮定。

・「2次」受験者数は、例年5,000人→今年6,000人に増。
・「1次」合格者構成は、科目免除者↓、6~7科目受験者↑
・「2次」合格率20%なら1,200人、25%なら1,500人合格。
・「財務」片思い組も多数。不得手でも合格余地あり、得手なら有利。

「1次」が易化した年は、そのまま勢いで「2次」も合格しやすい。9/8(火)の発表を待たず、この仮定で進撃開始。

一方、易化年の「1次」通過を逃したのは痛い。なぜ通過しなかったのか?

①内部失敗
・学習「量」の不足(→週20時間が前提)
・学習の「質」に問題(→理解INPUTより問題OUTPUT先行)
②外部失敗
・周囲の負のオーラに巻き込まれた。
・科目難易度変化の波に沈んだ。

「1次」通過は容易でないが、「過去問を回す」基本を外さなければ必ず合格する試験。②外部失敗でなく①内部失敗=自分の何が問題かを要反省。それを避け迂闊に「2次」に進むと、待ち受けているのはさらに痛い目。

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■本題:受験継続意思決定~損切り撤退ルール■

今ここで学習断念するのは、もったいないです!

診断士受験校と受験生応援ブログは、「診断士学習をやたら継続させたい」「最後まであきらめさせたくない」点で利害が一致。

この試験、合格するまで受ければ誰でも合格。だからその主張は正しいが、意思決定を学ぶ者として「もったいない」は不適切。

合格意思決定は、将来の費用⇔収益の大小で比較。
機会費用を考慮し、埋没費用を考慮しない。

・例を挙げれば、「今まで3年やったから、来年こそ合格するはず」は誤り。
・難しく書けば、「過去の埋没費用は将来費用の減算として考慮」。

「1次」不通過でも、「2次」対策をそのまま続ける方が良い根拠は以下。

①「1次」知識を備えた状態で、「2次」で使い方を学ぶ=楽しい。
②今年の「2次」を仮想受験すると、来年は対等以上に戦える。
③学習習慣が継続。
④大手受験校では「2次対策」まで前払い。今やめると「もったいない」。

だが「2次」対策の卒業理由が、合格した人数<受験継続を断念した人数、と想定するセンスがあるか?そして4択中最も泥沼化するのが、④タイプ。

なぜ泥沼化するか →「1次」と異なり、撤退チャンスが年1回のみ。
ではどうするか →背水の陣。「これでダメなら撤退」の損切りルール。

1次の撤退機会 2次の撤退機会
基本講義
5月直前答練「財務」
7月1次公開模試
申込日~本試験前日
本試験当日
420点未満不合格
翌年科目不合格
初年度不合格
(学習コスト11週間)
2年目不合格
(学習コスト1年)

「2次」の撤退機会は「1次」に比べ少なく、年1回限り。合格するイメージがあるか、ミライに向かって意思決定するセンスがあるかの点検が先。たまたま合格者が、応援と称し自分の経験を他人にオススメする行為は感心しない。

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■補足:「撤退のススメ」ではない■

Sランク説は断定的な言い回し、あえて誤解を招く表現を多用。それは

文章の本質を理解しない人が間違って合格しないようにするため。

だが当記事、「1次」不通過=撤退をオススメする訳ではない。

なぜ撤退オススメでないか →撤退しても、知識を使いたくなる時が来る
するとどうなるか →知識欲求による、中断後のリベンジ合格が多々ある

今年の「1次」不通過で、「オレには無理」と判断するのは妥当。だが「将来再挑戦したくなる」なら、ここで撤退せず「2次」対策継続が妥当。まとめると、

意思決定をするのは自分自身。外野の声に左右されない。

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■補足:ある戦い■

今年の「2次」合格者数は1,200人以上、史上最高があり得る。

すると合格の少し先のミライを読むと、折角合格しても、

あぁ、2015年の当り年合格の方ですね。

と一段低く見られる可能性がある(当り年合格→H21、H24、H26)。これを避けるには、△たまたま合格→○S確実80%合格を目指す。S80%とは、

本試験の翌週に再度本試験が行われても、
ニヤリと2週連続で合格する実力。

当ブログで言えば、この2人(H22H23)。この時起きる「ある戦い」が、要求サイドvs.答案サイド。

要求サイド 答案サイド
本質 付随
読む・選ぶ 書く
相手の意図を忖度 答案コンクール
イカサマ ノウハウ
自分で考える 見せっこ・真似っこ
逆張り 助け合い

スト生が本質=要求サイドで突っ走ると、答案レベルが安定しない。過年度生がノウハウ探しに夢中だと、本質に思考停止し捻りが入るとからっきし。

当り前の答案を書くには、他人ができることは当り前に200%こなす。

合格者ブログが、マイノウハウ自慢=自分のやり方の正しさを主張しはじめたらOUT。要求サイドvs.答案サイドの足の蹴り合いを俯瞰し、200%当り前に両方やるのがSランク=確実80%合格。

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■今日のまとめ■

意思決定は過去の原価に影響されず、ミライに向かって行う。

要するに。過去を引きずるか、ミライを見るかの違いが合格所要年数差。悪いけど、受験校や応援ブログの××××を見抜けない様では、この試験の合格は最も早くて数年後。ではまとめ。

・当ブログの特徴は、常にびっくり、逆張り、玉手箱。
・ふざけてる訳でなく、他人が見過ごす複数解釈の幅が短期合格力。
・「2次」はイカサマ勝負。正々堂々戦わず、奇手妙手のアイデア次第。
・「2次」対策に進む前に、「2次」受験を断念したミライの自分を想定。

byふうじん



こんにちは、ぽらーのです。
今日で1次試験からちょうど1週間たちました。
道場の読者におかれましては、2次試験に向けて好調なスタートを切っているハズ・・・ですよね!?
なーんて偉そうなことは言えません。
実は、ぽらーのは昨年のこの時期、つまり1次試験後1週間は学習のスタートがうまく切れませんでした。予備校生でしたので、半強制的に机には向かってましたが、正直なかなかエンジンがかからなったことを覚えております。
とはいえ、特にストレート生とっては2次試験まで残り少ない時間の中で、合格レベルまでご自身を引き上げるにはどうするかの課題に取り組まなければなりません。
合格レベルとはどのような水準なのか?、どういう状態であるべきなのか?その状態と今の自分とのギャップはどんなか?そのギャップを埋めるにはどうしていくか・・・試験直前まで試行錯誤が続くことかと思います。

ぽらーのは微力ながらも道場メンバーとともに本試験まで皆さんと一緒に最後まで走って行きますので、今後ともどうかよろしくお願いします!

さて、本日は事例Ⅰということで、事例Ⅰに関しては6代目トップバッターを務めさせていただきます。今回は「事例Ⅰってどんな試験なの?」ってところを初学者向けに過去記事を用いてゆるわだ的にお話します。


1、4つの事例の中の王様で難航不落。4つ事例の中で一番難しい!

事例Ⅰが得意な人ってそうはいないと思います。あまり聞いた事がありません。
設問がまず「ちょっと何言ってるか分からない(サンドの冨澤風)」。ていうか、たまに「聞かれていること」自体が良く分からない。
しかも問題文(与件)における根拠が薄い。もしくは全く無い(何も根拠が書いてないじゃないか怒!)

事例Ⅰは何でこんなに難しいんだよーーー、という方。

そんな方にはこれです!

「事例Ⅰ・Ⅱ・Ⅲの本質を横串攻略!」byくれよん

それぞれの事例の本質をシチュエーションやコンサル方針などの視点から分析されてり、事例の本質を理解するのにとても役立ちます。
事例Ⅰは何で難しいか?について、特筆すべきは事例Ⅰのくれよんさんのこのコメント部分↓。そうだったのですね(涙)

 

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よく事例Ⅰは特に難しいと言われますが、私が思うその理由がコレ。

・評価・報酬・採用・教育を駆使の部分については、知識として持ってくる必要があり、与件内(問題文)だけの情報で閉じない。
・シチュエーションはA社内だけの話なので、課題(=社長の想い)という制約を考慮しないで方向性を考えると自由に方向性が打ち出せてしまい大外ししやすい。

 

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2、事例Ⅰなのに解答に窮するとマーケティング寄りの解答になりがち!(><)

だって組織・人事なんてやったこともないしー分からないし、考えたこともないしー、切り口が思い浮かばないし・・・・
えーい、そんな方にはこれです!

「事例Ⅰ過去問に学ぶ」byうちあーの

キーワードは「茶化」

茶化の漢字を茶=サ+ハ+ホ、化=イ+ヒ に分解すれば、サ・ハ・ホ・イ・ヒ。

事例Ⅰは

サ【採用】+ハ【配置】+ホ【報酬】+イ【育成】+ヒ【評価】の視点で解答する!

まさに事例Ⅰ養成用の強制ギブス!

上記記事において「茶化」は語呂合わせとしておまけの部分の記載ですが、もちろんおまけ以外の部分にも事例Ⅰ攻略に参考になる内容が満載。是非ご熟読あれ。


3、それでも事例Ⅰはやっぱり良くわかんな~い

えーい、そんな方にはこれが最後の手段です。経営企画室のペイペイ平社員になりなさい!

「あんたは経営企画室のペイペ平社員」byハカセ

経営企画室のペイペイ平社員・・・何てコミカルな響きなんでしょう。。
パーティーの後の飲み食い散らかした後片付けのような地道で泥臭い仕事。

「みんな好き勝手にやるよな~(溜息)」

ほめられもせず、苦にもされず・・・いつも経営層と現場の上下にはさまれて。

でも、大切なことは自分の会社がより良くなる将来に向けてどうするか。自分がくさっている場合ではない。
社長の想い(経営課題)を達成するために組織・人事をどう変革していけば社員が持てる力を存分に発揮して経営課題を克服していくのか・・・上から目線ではなく、間接部門の平社員のようなスタンスにいながら経営層レベルの視線で組織・人事のあるべき姿をひたむきに謙虚に考えること。事例Ⅰではこのような立ち位置が特に大切なのでしょうか。


4、まとめ

昨年の学習当初、2次試験の知恵もノウハウもスキルもない ぽらーのは道場先輩たちの過去記事に本当に助けされました。
ぽらーのは事例Ⅰを解く際には、練習のときから、まず設問の空白に大きく「茶化」や「組織」「人事」を記載。
2次試験本番前の事例Ⅰファイナルペーパーにも「おまえはペイペイ平社員なんだぞ」と書いて自己暗示(笑)
何かおまじないみたいな話ですが、安心感みたいなものが湧いてくるのです。練習したとおりの解答プロセスを本番でも発揮できるようにする。こういう側面も結構大事なことではないかと思ってます。
皆さまが過去記事を参考にしていただくことで、「事例Ⅰとはどんな試験なの?」を俯瞰でき、事例Ⅰとお友達となったり、事例Ⅰへの苦手意識を少しでも和らげることなどにつながれば幸いです。

本日の記事は以上です。
ぽらーのでした。

 

—- 2次対策のお悩みはここで解決!3都市で夏セミナーを開催します —-

道場では、夏セミナーを通して様々なノウハウをお伝えします。

皆さんの課題解決の一助になるよう、多角的な視点から内容を組み立てておりますので、ぜひふるってご参加ください。

 

◆2次試験、学習の壁をどう乗り越え、学習計画をどう立てる?
 一発合格道場 東京夏セミナー

日時:8月30日(日) 14:00~16:45(受付開始13:45~)

場所:東京都中央区

参加費:500円

定員:45名(満員御礼となったため増枠いたしました)

開催時期は2次対策を始めてから約2週間。

最初の手探り状態から少しずつ、悩みや迷い・課題点などが具体的に見え始めるころではないでしょうか。

そこで、一発合格道場 東京夏セミナーでは、「2次試験対策の迷いや悩みをスッキリ解消&本試験まで残り56日の学習計画をどう立てるか?」をテーマに、2次対策セミナーを行います。
6代目と歴代道場メンバから、2次対策の壁の乗り越え方、合格に至る学習計画の立案方法について、とっておきの情報をお伝えしつつ、個別お悩み相談にもお答えします!

<内容(予定)>
◆2次試験の本質である“聞かれたことに素直に答える”ってどういうこと?Nico&岡崎教行が徹底分析!
◆得点開示、2次対策にどう生かす?
◆あなたの今のお悩み、解決方法を道場メンバによるパネルディスカッション形式でお答えします!
◆残り56日の学習計画を立ててみよう!

※内容は予定であり、変更の可能性があります

 

お申込みはコチラから⇒満員御礼になりました。ありがとうございました。

 

 

◆なご&和尚がお届けする、事例攻略のキモ&事例Ⅳ対策!

一発合格道場 名古屋&大阪夏セミナー

 

<名古屋会場>

日時:8月15日(土) 14:00~16:30 (ティータイム懇親会/16:30~17:45 本懇親会/18:00~20:30)

場所:名古屋市内(詳細はお申し込み後別途お知らせします)

会費:500円(ティータイム懇親会はご自身の御茶代、懇親会費は別途会費を申し受けます)

 

<大阪会場>

日時:8月22日(土) 14:00~16:30 (ティータイム懇親会/16:30~17:45 本懇親会/18:00~20:30)

場所:大阪市内(詳細はお申し込み後別途お知らせします)

会費:500円(ティータイム懇親会はご自身の御茶代、懇親会費は別途会費を申し受けます)

「こんにちは、和尚です。

一次試験も終わり、やれやれ・・・
という人、要注意です!

そんなあなた、このなご・和尚の40’sの2次対策セミナーで気合いを入れ、あと11週間を突っ走りましょう。

 

なごからは二次に取り組む上での考え方を、事例の内容をふまえながらお話しします。

和尚からは過去出題傾向からみる事例Ⅳの対策法。

和尚は、次回の8月13日ブログ当番の記事(事例Ⅳに関する記事)とリンクさせてブログでは書けないようなこともお伝えしたい、と思っております。

基本は「財務の基礎」ですが、得意不得意の運の要素、電卓に対する慣れ、等の要素も絡んできます、それに対しての対処法などもお話しできれば、と考えております。

また、皆さんとお会いできることを楽しみにしております。」

 

大阪会場のお申込みはコチラ

名古屋会場のお申し込みはコチラ

 



見覚えのある問題が多かった。

H27「財務・会計」平均点が67.3点と大幅易化(TACデータリサーチ)した理由を、一言で言えばこう。

するとネットの噂は、

1次「財務・会計」が易化した年は、2次「事例Ⅳ」が難化する

とすぐデマを流すが、過去トレンドは逆。「事例Ⅳ」は必ずしも難化せず、

易化=当り年の受験生は、「財務」得手不得手を問わず「2次」も通過しやすい

「財務」ラブ組はさておき、片思い組も今年は好機。この時期は「2次」ロケットダッシュ優先、「1次」復習は原則不要。だが「財務・会計」に限り「事例Ⅳ」対策兼ねてさらっと復習。だって、

一度当てた問題を数日後に解き直すと、記憶定着効果が高い。

つまり得意論点化。ここで勢い・弾みをつけ、「2次」対策へと殴り込み。

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■H27「財務・会計」出題論点+要復習問題■

「1次」財務・会計は、重要な論点からまんべんなく出題。

 従い、ただ高得点にニヤニヤするのでなく、全力の自分が挑んだH27過去問をテキスト目次と見比べ、自分の知識を体系化する。こうした一つ一つの詰めの甘さ・辛さが合格所要年数差。

H27要復習問題の見方
(1):問題番号
計:計算問題12マーク、理:理論問題13マーク
青字:要復習、▲:2次に出ないので復習不要。

論点 評価 H27
要復習
問題 
#1 1財務会計とは 財務・会計とは
2財務諸表概論 財務諸表の基本
貸借対照表(B/S) ★☆☆
損益計算書(P/L) ★☆☆
株主資本等変動計算書 ☆☆☆
キャッシュフロー計算書 ★☆☆
#2 3経営分析 経営分析の基本
収益性分析 ★★★ (11)計
効率性分析 ★★★ (11)計
安全性分析 ★★★
生産性分析 ☆☆☆
CF計算書分析 ★★☆
#3 4管理会計 CVP分析 ★★★ (10)計・理
利益差異分析 ★★☆ (8)計
セグメント別損益計算 ★☆☆
5意思決定会計 意思決定会計 ★★★ (15)計・理
設備投資の経済性計算 ★★★ (16)計・理
不確実性下の意思決定 ☆☆☆
#4 6企業財務論 企業財務論の基礎 ★☆☆
株価と債券価格の計算 ★★☆
DCF法などによる企業価値の算定 ★★★ (14)計
最適資本構成 ★☆☆ (13)理・理
配当政策 ☆☆☆ (12)理
#5 7証券投資論 個別証券のリターンとリスク ★☆☆ (17)計・理
ポートフォリオのリターンとリスク ★☆☆ (19)理
共分散と相関係数 ★☆☆
CAPM ★★★ (18)理
デリバティブ ★★★
#6 8 BS・PL
作成プロセス
財務諸表の概観 ★☆☆
取引と仕訳 ★☆☆ ▲(5)理
転記 ★☆☆
試算表 ★☆☆
期中取引 ★★☆
決算整理 ★★☆
繰延資産 ☆☆☆
精算表 ★☆☆
#7 9CF計算書
作成プロセス
CF計算書の具体例 ★☆☆
直接法によるCF計算書作成 ☆☆☆
間接法によるCF計算書作成 ★★☆ (9)理
#8 10原価計算 原価計算制度の基礎 ★★☆ (6)計
原価計算制度 ★★★ (1)計
(7)計
#9 11会計規則 収益・費用の認識基準 ★☆☆
金融商品に関する会計基準 ☆☆☆
固定資産の減損に係る会計基準 ☆☆☆
資産除去債務に関する会計基準 ☆☆☆
分配可能額の計算 ☆☆☆ ▲(4)理
リース取引に関する会計基準 ★☆☆
税効果会計に係る会計基準 ☆☆☆
連結CF計算書等の作成基準 ☆☆☆
工事契約に関する会計基準 ☆☆☆
連結財務諸表に関する会計基準 ☆☆☆
棚卸資産の評価に関する会計基準 ☆☆☆
12その他の領域 ☆☆☆ ▲(2)理
▲(3)計

S★★★ 頻出+理解=2次論点 まず解法を覚え、その解法を理屈で裏付け
A★★☆ 頻出+暗記論点 問題を繰り返し解き、解法を暗記(体得)
B★☆☆ 理解論点 出題頻度は下がるが、他論点の考え方の基礎となる
C☆☆☆ おまけ論点 過去出題があったため、営業上収録した論点

今年の正答率ABランクの出題箇所と、重要度★★★の事前評価は、ピタリ一致が当り前。そして1次「財務」・2次「事例Ⅳ」の出題箇所は事前予想をピタリと当てて一人前。80点、90点取ったとニヤニヤするのでなく、

そういえば今年はデリバティブの出題がなかったな

スト合格には、目に見えるものだけでなく、無い物に気付くセンスが必要。

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■今日のまとめ■

当記事執筆の背景は、昨夏セミナーで伝えた「要復習問題」が予想外に好評だったこと。辛口に言い直すと、

診断士受験生は「財務・会計」知識を一つ一つの点として捉えており、
面として体系的に理解し使いこなす意識が不足。

10月の「事例Ⅳ」は必ずしも難化しない。だが今年の「財務」の如く、見覚えのある問題が並ぶほど甘くはない。ではまとめ。

・H27「財務」は見覚えのある出題が多かった。ラッキー
・「財務」易化年は、「2次」合格者も多い当り年が多い。ラッキー
・スト合格とはたまたまと勢い。運を味方につけるクセを持つ
・ラッキーチャンスを逸しない様、ここで褌締め直すセンスを持つ。

byふうじん



 合格体験談は話半分で聞き、
講師の説明を5割増しで聞く。

診断士の「本質」を挙げよと言われ、最初に出てくるのが、

相手の話を聞き上手。

なぜ上手なのか →相手の話の元ネタを予め知っている。
するとどうなるか →話を的確に要約し、適切な助言ができる。

だが初学スト生にとり「2次」は未知の世界。従い、今日の「事例直前講義」前に、講師の話を予想しどう事前準備するが短期合格センス。

<事前準備の理想標準>
過去問(H26)4事例を一回解く(添削付なら尚可)
5月チェック模試を読み直し、または解き直し
「事例直前講義」をWeb予習
市販参考書2冊の購入注:3冊ではない。

あれやれこれやれとか、オススメという話でなく。今日のロケットダッシュ次第でそれ位差がつくと知っておけということ。

そこで具体例をドリル形式で3点紹介。なおこうすると↓過年度化。

講師の説明を話半分で聞き、
合格体験談を5割増しで聞く。

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■ドリル1:講師の話を5割増し■

大手受験校通学クラスの半数は、講師の話を上の空。

まず手厳しく。通学クラスの半数は、講師の話をちゃんと聞かずに上の空。

なぜ上の空なのか
・講義内容の予想・予習をしない(受け身)
・講師の話は知らないことばかり。
・自分の聞きたいことと講師の話す内容が違う。
・脳の処理容量オーバーで思考停止←上の空
・簡単な所はわかったつもり。難しい所は理解努力をせずに先送り。 
するとどうなるか
・復習するのは、できる・簡単な所ばかり。
・難しい所を理解するクセがつかない→頭の拒否反応。
・講義後は仲間で群れて負のオーラ→遠吠え・言い訳・負け惜しみ。
・講師の話の理解を避け、試験に合格するノウハウを収集開始。
・次から次へと参考書。あるいは次から次へと受験校。

当り前だが、「2次」はリズム・勢い・たまたまのスト合格チャンスを逃すと、とてつもなく難しく奥深い試験。それが嫌なら今日の講義で、

講師の話をちゃんと聞く。
できれば周囲の5割増しで聞く。

とはいえ、初見の話題に150分集中するのは容易でない。というか無理。そこでいくつか切り口とドリル。

切り口~講義メモ
講義前:事前準備し、講義内容を軽く予想。
講義中:予想済の点は理解。想定外・理解不能な話はひたすらメモ
講義後:メモに基づき、「自分なり」のまとめと振り返り。

周囲の5割増しドリル
・ノート・ルーズリーフでなく、コピー用紙を数枚用意。
・講師の説明は、理解するより手を動かしてひたすらメモ。
・メモした内容は当日中にエクセル入力。翌朝までにまとめ直し。

ドリルの期待効果
・ノートと違いコピー用紙は保存に不向き。その代りその時点の「自分なり」の理解がエクセルメモの形で残る。
・150分の講義中、講師は伝えたいポイントを複数回繰り返す。複数回メモが残った点が、その講義の重要ポイント。
例:「2次」を確実合格するためのポイント→ 試験問題のデザインを変える

80分の事例演習は脳がヘトヘト。その後60分の解説講義(しかも同じことの繰り返し多数)を集中して聞き続けるのは容易でない。周囲がバタバタ思考停止、あるいは腕組みしながら今晩の食事を考え始めた時、

自分だけは、メモを取る手を休めない。

思考停止中に書いたメモ、後から読んでも意味不明。だがある瞬間、講師の解説意図がカチリと音を立て何かに嵌まる。それがパズルのピース。

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■ドリル2:質問の工夫~講師は第2の自分の味方■

合格応援団ならブログに無数。だが応援してもらうなら合格者より講師。

スト合格者の強みは、講師を味方につけること。どの講師が味方になるかは、質問すればすぐわかる。

質問ドリル例
・今日の講義のポイントはここですね。より詳しく教えていただけますか?
・「2次」に合格する状態とは何でしょうか?
・そこに達するには、具体的にはどう学習するのでしょう?
・合格までのスケジュールについてアドバイスをください。
・合格しやすい・不合格になりやすい受験生の傾向を教えてください。

ドリルの期待効果
・質問するため、講義を集中して聞くクセがつく。
・その場に応じた最適な助言がもらえる(←最適に助言するのが診断士)
・質問者のレベルによっては、こっそり内緒の情報がもらえる

自分の次に合格を願ってくれるのは講師。彼らはそれが職業で、メシの種。

「家族」とする意見もあるが、筆者の周囲に聞く限り、どちらかと言えば受験より会社で真面目に働いて欲しいと願うのが家族。

.
■ドリル3:合格体験談は話半分■

「2次」合格へのやり方は人それぞれ。見分ける鍵は二律背反=話半分。

当ブログの特徴は、合格体験談の重視。1年間の自分のベストを尽くした集大成であり、少なくともそこに書かれたことにウソはない。

ドリル=アクセス方法は3つ。
①当ブログ左上の「合格体験談の読み漁り」アイコンをクリック
②当ブログ左下の「カテゴリー別」で「合格体験記・未合格体験記」をクリック
③筆者のまとめ H26体験記週末まとめ読み

しかし今年は、得点開示請求元年100点満点答案すら現れた以上、従来の受験常識・ノウハウは時代遅れ。この時点で話半分かつ残念。

加えて、この試験の合格体験記、合格者意見、アドバイス、ノウハウ・・は、最終的には二律背反

・世界は時間的にも初めがあり,空間的にも限られたものである
・世界は時間的にも空間的にも無限である

両者は共に妥当だが、両立しない。合格者の言い分全てを鵜呑みでなく、

その助言やノウハウの50%は、あなたには正しいが、自分には不要

と割り切るセンスが合格所要年数差。二律背反の解説は後日詳しく。

.
■今日のまとめ■

話半分vs.5割増し=「自分なり」のウェイト、またはレバレッジ。

当記事では、「自分なり」「自分で」が繰り返し頻出。つまり周囲を活用するのは良いが、そこに依存したらOUT。

思考に一分の隙も見せない。

スト合格とは、ビギナーズラックを含む全戦全勝。弱みを見せず、思考の勝ちグセを自分の脳に教え込む。ではまとめ。

・合格者意見五掛け、講師の話5割増しドリルで、聞く力を向上。
・事例演習解説講義60分は当初苦痛。考える代わりにメモを取る。
・最適な助言で自分の合格を応援してくれるのは、合格者でなく講師。
→合格者の応援とは、仲間を増やしたいかノウハウ自慢のどちらか。
・合格ノウハウは最終的に二律背反。採用するならMAXその半分。

byふうじん



なごです。

 

一次試験、お疲れ様でした。自己採点を早々に済ませ、今は次のステップへの準備段階といったところでしょうか。一次を合格した人も、合格していた人も、不合格の人でも、ヒトそれぞれにスタイルは違えども、これから2次に向けて精いっぱい努力してほしいと思います。

 

最初にお伝えしておきますが、私は2次を2回受けています。1年3か月(正確に言えば1年目の試験終了から2月までは勉強していないのでちょうど1年くらい)、2次に専念して勉強していたのですが、2次対策としての勉強時間としては、1年は適切な勉強時間であったと思っています。
2次を1年やるのは長すぎるという方も見えると思います。元々、診断士を希望する受験生の方はスキルの高い方は当然ながら多く見えるため、冗長と感じる方のほうがむしろ多いのかもしれません。でも私は1年がとても適切でした。それくらい2次試験は学ぶべきものがたくさんある、自分自身を大きく成長させてくれた試験である、と考えています。

 

逆に言えば、ストレート合格を狙う方は、とても濃厚な学びの時間をきちんと消化しなくてはならず、相当覚悟をもって、ここから始まる更なる坂道を駆け上がっていただきたいと思っています。すでに受験資格をお持ちだったリベンジ組の方は、これまでのアドバンテージを活かしながら最後まで走り切ってください。また1次試験が残念な結果に終わった方も、来年1次が合格すれば、1年2か月後には2次試験を受けるわけです。ここからスタートしておけば、ちょうど1年間2次を学べるわけですし、少なくとも来年のこの時期には十分なアドバンテージが得られるはずです。

(不合格の方の今後の学び方については、別途記事を書こうと思っています)

 

さて皆さんは2次の過去問を一問でも解きましたか?どんな感想だったでしょうか。

 

 

何をしていいのか分からない。
書いてみたけど答えとまるで内容が違う。

 

 

最初の感想は人それぞれでしょうが、共通して言えるのは、「納得感が無く、もやっとした気持ち」そんな不安感に苛まれているのではと思います。

 

そんな中、いろいろな講師の話や書籍を読むと、
「与件文からではなく、問題文から読め」
「最初から解答用紙に書き始めるな」
ちまたにはいろいろなハウツーが溢れています。でもそんな様々なコメントの最後に付け加えられる一言は誰もが一緒。

 

「解き方は人それぞれなので自分でやり方を見つけてね」

 

試験に対応する戦術的なテクニックは伝えながら、戦略的な部分に触れないため本質部分の理解方法は人それぞれ。たしかにそうかもしれないですが、今日は少しだけ違う見方をしてみたいと思っています。

 

 
皆さん、少しだけ考えてみてください。
「なぜ2次試験がこのスタイルなのか?」

 
少しだけ質問を変えますね。
「あなたが試験委員だったら、試験を通じて何を学ばせたいですか?」
答えは試験問題の中にあるはずです。

 

 
まず与件文から見てみましょう。

 
(与件文は例として平成26年事例Ⅰを使いますね。手元にある人は具体的に読みながらイメージしてもらうと良いですね)
企業の状況が過去から現在まで複数の段落にまとめてあります。
皆さん、読んでみて、与件文の素晴らしさにほれぼれしませんか

 

 

あれ?誰もほれぼれなんてしない?それは与件文を試験問題として見ているからではないですか?

 

 

私は先日、実務補習という合格後に実施する模擬診断のような実習を受けてきました。5日間の研修なのですが、初日からいきなり診断先の社長にお会いして企業の状況についてヒアリングを行います。事前に企業を下調べてから訪問するとはいえ、いきなりの社長ヒアリングでどんな質問をしていいのか分からず、結局2時間程度、表面上の聞き取りだけしてその日は終了。後日実習メンバーでディスカッションをしてレポートを提出するのですが、企業の問題点を洗い出すような有効な質問が出来ていなかったため、極めて限られた情報から企業分析レポートを作成するのは至難の業でした。

 

よく考えてみれば、社長も人の子、自分の会社の悪い話は自分からしたくないだからこそ診断士が行うヒアリングって、企業診断をするうえですごく大切なのです。

 

 

私が先日、昨年の過去問を見て「ほれぼれする」と思ったのには、そんな背景がありました。それくらい与件文には、企業の分析をするに必要な良い情報、悪い情報が「時系列に」しっかりまとめてあるのです
例えば会社の創業から、規模、会社が成長してきた経緯、外部環境の変化による経営環境の悪化、その対応方など極めて端的にまとめられています。しかもそれが2ページ半程度という極めてコンパクトな形で。
企業診断の際、こんなきれいにまとめられたヒアリングシートを見せられたら、それは、ほれぼれしますよ。

 

 

では、そんな素晴らしい与件文(たとえばH26年度の与件文だけ)を読んだ後、個々の設問文を読まずに、私から出す問題の解答を考えてみてください。

 
私からの問題は1問だけ。
「この企業の診断をしなさい」

 

皆さんは将来診断士になる方たちです。診断士になると様々な企業に出会いますが、どの企業に出会っても私たちに求められることは一つ“その企業を診断すること”。平成26年事例Ⅰの企業(精密ガラス加工メーカーですね)を診断するとしたら、何を書きましょうか。

 

その企業の外部環境…、
これまでの企業の成長してきた経緯…、
不都合が生じていればそれを改善する対応策…、
自社のや将来に向けた機会などの分析…、
将来に向けてあるべき姿を指し示すこと…。

 

いろいろなことが思いつくはずです。
特にその企業にとってターニングポイントになる場面などは、外部環境、内部環境に何らかの変化がみられるはずですから、そこをきちんと究明することが企業診断には大切になります。

さあ、与件文に対しての「皆さんなりの」企業診断をやってみてください。なんとなく構図だけでも出来ましたか?
では、そろそろ実際の設問文を見ましょうか。

 

第1問
「(省略)増えつつあるが、その背景には、どのような経営環境の変化があると考えられるか、120字で答えよ」

外部経営環境の変化

 

第2問
「(省略)当時の製品の多くがA社の主力製品に育たなかったのには、(省略)どのような理由が考えられるか」

⇒創業時より主力商品を確立できなかった理由の分析

 

第3問
「(省略)A社にとって組織管理上の新たな課題が生じた」

⇒事業領域の拡大に伴って発生した組織管理上の課題発見

 

第4問
「(省略)その後しばらく大幅な改善は見られず横ばいで推移(省略)ところが近年、良品率が60%から90%へと大きく改善している。」

⇒良品率が改善した原因究明

 

第5問
「(省略)どのような管理施策をとるべきか。中小企業診断士として100文字以内で助言せよ」

⇒将来にむけた方策に関する助言

 

 

どうでしょう。これまでの企業を取り巻く経営変化が問題を追うごとに時系列で分析されており、順番に回答を並べるだけで、企業診断書の骨子が書かれていく、そんな印象を持ちませんか。私たちがなにげに解いている設問の一つ一つは、実は企業診断書を作成するうえで書くべきポイントが、設問形式でアドバイスされている、そんな構図になっています。

 

実は診断士試験は、極めてレベルの高い診断報告書を書く練習問題になっているのでは、と私は考えています。設問にしたがって書いていけば、全体を読み返してみたとき、結果的にきちんとした報告書になっている。

 

例えば、ほとんどの問題が時系列になっているし、診断士として指摘すべき企業の強みや弱み、外部環境の変化に的確に言及している。最終的に解答欄に記載された内容だけ見ればその事例企業の実態がわかる、そんな設問になっていると思うのです。

 

(ちなみに模試は、受験生の優劣(点数)をつけるための試験であり、本試験と似て非なる問題ですので、答えをすべて合わせても、全く診断報告書にはなりません。)

 

これまで問題を何問か解かれた人も多いと思います。「このワードはどこで使うのだろう」「何となく問題点があるのは分かるけどどの設問で使えばいいかわからない」
どうしても答えを考えるうえで、ちょっとした単語に惑わされて視点が細部に入り込んだり、試験用のテクニックだけで答えを導き出そうとしたりすると、問題の全体像が見えなくなることが多々あります。

 

そんな時は、与件文や設問文を一度、俯瞰してみてください。全体を見渡し、自分が診断報告書を書くとしたらどのような文脈で構成するか。そんなことを少しだけでも考えてみると、解答用紙に記載すべき情報の全体像が見えてきます。

 

 

最後に。
「聞かれたことに素直に答える」
よく言われる言葉で、わりと実行するのが難しい言葉なのですが、これを実行するためには、全体を俯瞰して解答を考えること、それを意識することで意外とすんなり達成できることが多くあります。

 

まだこの時期は出来なくて当たり前。でも自分なりの考える視点を様々な角度から養いつつ、良い報告書が書けるようになってくださいね。

 

2次試験、この試験の醍醐味を味わえるのは、まさにこれからですよ。

 

なごでした。

 

 

最後に。

 

 

東京、名古屋、大阪にて2次対策のセミナーを開催します。東京、大阪は満員となりましたが、この週末に開催する名古屋は、まだ空きがあります。私も現地にてお話しさせていただきますので、もしお近くで予定があえば名古屋セミナーにもお越しくださいね。

以下、案内です。

 

 

 

—- 2次対策のお悩みはここで解決!3都市で夏セミナーを開催します —-

道場では、夏セミナーを通して様々なノウハウをお伝えします。

皆さんの課題解決の一助になるよう、多角的な視点から内容を組み立てておりますので、ぜひふるってご参加ください。

 

◆2次試験、学習の壁をどう乗り越え、学習計画をどう立てる?
 一発合格道場 東京夏セミナー

日時:8月30日(日) 14:00~16:45(受付開始13:45~)

場所:東京都中央区

参加費:500円

定員:45名(満員御礼となったため増枠いたしました)

開催時期は2次対策を始めてから約2週間。

最初の手探り状態から少しずつ、悩みや迷い・課題点などが具体的に見え始めるころではないでしょうか。

そこで、一発合格道場 東京夏セミナーでは、「2次試験対策の迷いや悩みをスッキリ解消&本試験まで残り56日の学習計画をどう立てるか?」をテーマに、2次対策セミナーを行います。
6代目と歴代道場メンバから、2次対策の壁の乗り越え方、合格に至る学習計画の立案方法について、とっておきの情報をお伝えしつつ、個別お悩み相談にもお答えします!

<内容(予定)>
◆2次試験の本質である“聞かれたことに素直に答える”ってどういうこと?Nico&岡崎教行が徹底分析!
◆得点開示、2次対策にどう生かす?
◆あなたの今のお悩み、解決方法を道場メンバによるパネルディスカッション形式でお答えします!
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※内容は予定であり、変更の可能性があります

 

お申込みはコチラから

満員御礼になりました。ありがとうございました。

 

 

◆なご&和尚がお届けする、事例攻略のキモ&事例Ⅳ対策!

一発合格道場 名古屋&大阪夏セミナー

 

<名古屋会場>

日時:8月15日(土) 14:00~16:30 (ティータイム懇親会/16:30~17:45 本懇親会/18:00~20:30)

場所:名古屋市内(詳細はお申し込み後別途お知らせします)

会費:500円(ティータイム懇親会はご自身の御茶代、懇親会費は別途会費を申し受けます)

 

<大阪会場>

日時:8月22日(土) 14:00~16:30 (ティータイム懇親会/16:30~17:45 本懇親会/18:00~20:30)

場所:大阪市内(詳細はお申し込み後別途お知らせします)

会費:500円(ティータイム懇親会はご自身の御茶代、懇親会費は別途会費を申し受けます)

「こんにちは、和尚です。

一次試験も終わり、やれやれ・・・
という人、要注意です!

そんなあなた、このなご・和尚の40’sの2次対策セミナーで気合いを入れ、あと11週間を突っ走りましょう。

 

なごからは二次に取り組む上での考え方を、事例の内容をふまえながらお話しします。

和尚からは過去出題傾向からみる事例Ⅳの対策法。

和尚は、次回の8月13日ブログ当番の記事(事例Ⅳに関する記事)とリンクさせてブログでは書けないようなこともお伝えしたい、と思っております。

基本は「財務の基礎」ですが、得意不得意の運の要素、電卓に対する慣れ、等の要素も絡んできます、それに対しての対処法などもお話しできれば、と考えております。

また、皆さんとお会いできることを楽しみにしております。」

 

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こんな夢を見た。

2次試験を受験している私は、マークシート専用鉛筆(HB)を、いや2次試験専用に調達したDrグリップなのか、とにかくそれを握りながら、升目が埋まらないことに悩んでいる。

また、これが四半世紀以上前の大学受験の2次試験なのか、もしくは1年前の診断士2次試験なのか、夢であるので定かではないものの、思案顔の私の悩みは深い。時間は迫るが問題文が何を言いたいかわからない状態が続く。また設問もどうも曖昧模糊としており、どこを捉えて解答してよいかわからない。数字的な問題はさすがに検算をすれば、正解らしき数値は得られたとの感触は得られるが、記述分野はなんとなく自信が持てない部分が多すぎる。こんなんで俺は受かるのだろうか、いや受かるはずだ、自分の努力はしたではないか。通勤通学電車の中で立ちながらでも問題を解き、可処分時間の90%はこの試験に賭けてきたではないか、受かるべきであろう、そうでなければいけない、とは言うものの、試験合格という想いは自分の頭の中の想いだけであって、どうも解答用紙の升目をとおしてならば、その想いは雲のように消え去って、採点者まで伝えがたいものとなるような気もする。

夢がゆえに場面は飛ぶ。

こんな夢を見た。合格発表の日である。これも大学T講堂前に張り出された合格番号なのか、はたまたネットで見た診断士口述試験の受験資格獲得一覧表なのか、定かではないが、自分の番号はない。
そして、いつも叫ぶ、
「もう一度、受験すればいいんだろ! 1次は受かっているから2次からでもかまわん!」
いや、大学受験は1次試験から受けなおしだって。診断士試験はその点はよいのかも知れぬ。

そして、そうした場面でいつも目が覚める。

・・・・・・・・・・
こんにちは、和尚です。
上記は創作ですが、夢の内容はほぼノンフィクション、社会人になっても大学に落ちた(事実ですが)夢は一度ならずとも見ましたし、診断士合格後にもそんな受験体験を下敷きに(これはフィクションですが2次試験不合格)の夢も見ました。
フロイトさん的に考えれば、これをどのように解釈するか、が問題なのかもしれませんが、どうでもいいです。

けど、あと11週間後には上記の通り「曖昧模糊」とした気分での試験に臨むのは絶対によろしくない。
升目を埋めるときには全力で埋めていただきたい、そう思っております。

と、事例Ⅰ~Ⅲの話をするかと思いきや、本日は和尚

「財務について何か書け!」

というお題をいただきまして、おとと和尚の龍虎の戦い(誰だ?雲泥の差って言っているのは?)を演ずべく、
でもどーせおと記事と差つけられるんだろなーとかいじけてまして、今回は、こんなこと考えてみました。

題して
中小企業診断士事例Ⅳ過去出題の徹底分析(でもパクリかもしれないです)を元にした、平成27年事例Ⅳはこれが出る(んじゃないか? あれかぶってるぞ!)!です。

前から思ってましたが、この事例Ⅳ出題範囲が偏りがあるようなないような。いったいどういう視点から出題がされているのだろう、なーんてこと考えてみました。

でです、これこれこれ、T●Cの動画チャンネルにいいもんがありました。Tセンセありがとぉ!(お会いしたことありませんが・・・)

はい、和尚がT●Cのレジュメを元にして、ちょっと付け加えてみましたが、いかがでしょうか。
すべて「儲け」に関わる概念について問うていることがわかりますね?

ええと。
どこかでしゃべるか書いたか忘れましたが、財務のそもそものところは
「どれだけ儲かるの?」
ということを定量的に知りたいがゆえのものさしとして発達したはずなんです。
って、いうことは、財務の全ての問題は「儲け」をどのように捕らえるか、とのところにフォーカスできるのではないかと。
この辺は、和尚の再現答案に詳しく掲載されてますが、ここの土台があるかないかで、試験のときの落ち着きはまったく違うかと。

そのフォーカスした答えにたどり着くことは大変ではありますが、
解いているときの方向性は違えたくはありませんよね。

和尚はこの分野「儲け」という考え方を下敷きに、網羅してみたいと思います。
(ああ、宣言しちゃったよ、出来なかったらごめんなさい)
ただし、一般的な財務のテキストに書いてないような内容をいわゆる上記の表でいうところの「コツ」というものをお伝えしたいなーと思っておりまます。

しかしながら、ここからの11週間、単純に考えれば和尚の出番は今回を含め5回くらいではないか、と考えております。
となると、道場だけでは上記内容をお伝えできないか。。。と考えてまして

ここのブログ

で、和尚は詳細を語ろうとおもってます。だって道場ブログでは、こんな点数とれなかった私でも事例Ⅰ~Ⅲもお話ししたいではないですか、それにやはり2014年10月12日の悲劇もお伝えしたいし。

とりあえず、整理しておきますと、
①すでにCF計算書については(表中、注1の説明です)
ここ
にてかなり詳しく語ってます、またいろいろな変化球を投げまくって、理解の切り込み方ってのは一方向だけではないよ、ということを繰り返し語っておりますので、ちょっとでも興味がおありならば、ぜひご覧いただきたく存じます。理解が進めば、これに勝る喜びはありません。

②また損益分岐点分析については(表中、注2の説明です)
道場のここ
の記事で特講をやっております。BEPについてはくどくどと述べませんのですが、結局のところ、上記の売上とかの式の理解しかないのではないでしょうか。

③経営分析については、
近いうち、道場ブログで行います。

④では残りに関しては・・・
ここ
で和尚が書きましたよーって感じで、毎回のブログにリンク貼ってこうかなと感じております。

自分がこの半年近く書いてきたことを、集大成としてアップしていきますので、請うご期待!

 

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みなさんこんにちは
きりです
一次試験はいかがでしたか?

2年前の夏、一次試験終了直後に「こんな試験2度と受けるか!」と思ったことを思い出しました。

だって本当にきつかったから。

全く習ってないような問題が平気で出てくるし、地獄のような夏の暑い中にあるし、

だいたい試験時間が長すぎだし!

「恐怖との戦い」

って感じでした。

この試験を戦い抜いた皆様本当に本当にお疲れ様でした。

見事突破された方、突破できなかったけど2次試験の勉強は始めるよ!という方。

ようやく楽しい楽しい二次試験の勉強がスタートします。

他の方がどういうかはわかりませんが、診断士試験の真髄は二次試験にあると私は思っています。

一次試験の勉強と比べるととってもとっても楽しいです

 

ただ一次試験と比べると・・・すごく残酷な試験です。

 

やったらやった分、点数に反映…されません。

 

しかし、やらないと何も還ってきません。

 

私の知り合い、勉強仲間、優秀かつ努力もできる方々がことごとく落とされました。

 

きちんとした考え方を身に着け、勉強していくことが非常に重要です。

 

 

~各事例を解くときに重要なこと~

後になごさんから詳しいお話があるんですが、2次試験は「診断報告書」を書く練習です。

会社の変遷、強み弱み、環境変化などが書かれている「与件」から、分析を行い、問題点、課題を見つけて

その企業がゴーイングコンサーンに向けてどう進むか、助言を行います。

今日は私は事例Ⅲについてのお話なので深堀しませんが、前提として、この「診断報告書を書く練習」という考え方は必ずどの事例を解く場合でももっておいてください。

くれぐれも小手先のテクニックだけを身につけて解こう、などとは考えないでくださいね。いずれボロがでますし、診断士になっても全く役に立ちません。

各事例に共通する考え方は以下の通り

①ロジカルに書くこと
社長に説明するときに、「○○だから○○した方がいいですよ。」
と因果を明確に、論理の通った説明を行わなければいけません。
因果が明確でないと「この人の言っていることはよくわからないなぁ。」と思われます。

②具体的に書くこと
説明の際に一般論を述べたのでは話になりません。
それってうちの会社に対する話?どの会社にも言えるんじゃないの?」という風にとらえられます。

③聞かれたことに素直に答えること
Aについて聞かれているのに、なぜかBについて答えてしまうということがよくあります。
よ~くある間違いが、
課題を聞かれているのに問題点を答えてしまった
A社のことについて聞かれているのに、業界の一般論を答えてしまった
などでしょうか。

そんなの間違えないよ~と思われた方もいるかもしれませんが、毎年このパターンで何人もの受験生が涙を呑んでいます。

①、②、③全て当たり前のようなことですが、この当たり前のことをきちんとできるようになるためには、それなりのトレーニングが必要ということです。

上記に関してはまた別の機会に深堀するのですが、非常に非常に大事なことです。

頭に入れておいてください。

 

では本題

今日のテーマは事例Ⅲ(生産管理・オペレーションマネジメント)ですが、

どういう風に事例Ⅲを捉えるか、という考え方の部分のお話をします。

テクニック的な意味合いでの事例Ⅲはまた今度。

もしこれから事例Ⅲを解くよ!という方がいらっしゃればこういう心持ちでといてみてください。

何かを作っている工場をイメージしてみてください。

車・お菓子・おもちゃ・なんでもいいです。

ここでの製造・生産を改善することで経営をよくしていこう、というのが事例Ⅲです。

例えば…

機械が老朽化していて、生産途中に機械がストップすることがよくある、という問題があったとしましょう。

どうしますか?

ちょっと考えてみましょう。

 

 

 

①機械を買い替える

②定期的なメンテナンスを実施する
パッとこういうことが思いつくと思います。

②に関しては、定期的メンテナンスの頻度をどうするか、というのもあるでしょう。

よって

 

②-1 日々作業者が点検を行う

②-2 月に一回業者に点検してもらい、予防保全を行う

これは簡単にイメージできるかと思います。

車で考えてみましょう。

私は運送会社を経営しているのですが、

各ドライバーが車に乗る前には必ず車両の点検を行います。

バスやタクシーのドライバーさんも同様に行っていますが、

 

①ブレーキランプが切れていないか

②タイヤの溝がすり減っていないか

 

など、安全に運行できるように、車両を点検するんですね。

 

それから、3か月点検、車検、など、業者を通じた点検も定期的に行って、

作業者にはわからない細かい部分までチェックをしています。

日常の点検ではわからない部分までチェックし、故障を予防していく、というわけです。
「機械が老朽化していて、生産途中に機械がストップすることがよくある」という問題がでてきたら、
こういったことをあなたは提案していくんですよ。

できそうですか?

 

 

それからこちらの二つの記事をサラーっとお読みください。

•【渾身】運営管理・オペレーションマネジメント~事例Ⅲに即した~

•【運営管理・事例Ⅲ】~実務補習で見えたもの~

こちら二つにも書いているのですが、

事例Ⅲは「未来のカネ」に一番近いです。



あなたが提案したこと、助言したことを行えば

すぐに変化がもたらされます。

そして売上があがったり、費用が削減されたり、はたまたリードタイムが短くなったりします。

という感じで、「臨場感あふれる」事例なんです。

作業員さんの「汗を感じる」事例なんです。

つまり内容を「具体的に」把握できなければだめだし、

「具体的に」提案、助言できなければだめなんです。(他の事例もそうではあるのですが、Ⅲは特にその色が強い。)

工場の社長に対して、何もわかってないあなたが一般論で提案をしたとしましょう。

「現場もわかってねぇやつに何が分かるんだよ!」

といわれてしまうのがオチです。

じゃあ具体的に把握・提案するにはどうしたらいいのか?

具体的なイメージをきちんと行えるようになることが必要ですから、

①イメージするための、「基礎として」の運営管理の内容を理解しておくこと

②具体的な生産現場をみてみること

 

①に関しては勉強でなんとかなりますが、②は中々難しそうです。

そこで私から一つオススメがあります。

ザ・ゴールという本です。

この本は工場の責任者となった主人公が仲間と共に、工場再建のために奮闘するストーリーなのですが、

生産現場のことがすごくイメージしやすく、事例Ⅲ学習開始前に読んでおくのにもってこいなのです。

私はそもそも生産管理が専門なので特に事例Ⅲは苦労しなかったのですが、

生産に全く関係ない方々は「全くイメージできない、とっつきにくい科目」との認識が強いようで、

私の周りの方にもこの科目に対する苦手意識を持った方が結構多いように感じられました。

私の勉強仲間もこれを読んで、「生産管理のイメージがつかみやすくなった」といっていました。

 

 

特に事例Ⅲに関しては「与件」を読んだ時に「作業場をイメージできるか」というのが重要な科目です。

まずは「どういう考え方で事例を解くか」ということを理解してください。

具体的な解き方に関してはまた次回、

私が実際に本試験で使用した問題用紙や再現答案を活用して話をしていきます。

 

きりでした。

 

 

 

 

 

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満員御礼となりました。お申込みありがとうございました!

 

 

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道場ブログ読者の皆様。1次試験お疲れさまでした。

すでに自己採点は終了しましたでしょうか?

私も今年の本試験の問題をみましたが、改めて出題範囲が幅広い診断士試験の大変さを再認識しまいした。

さて、道場では繰り返し言っていますが、この1次試験は診断士合格までの通過点です。甲子園でいえば、1次試験は、地区大会です。地区大会を勝ち残って、本番である甲子園で上位20%にはいることが目的です。気持ちを切り替えて、2次試験の事例4への対策を始めましょう。

今回は苦手な方が多いといわれている。事例4について、その論点をまとめます。

最頻出(★★★)      経営分析・財務分析

 損益分岐点(CVP)分析               

 キャッシュフロー(CF)

 正味現在価値(NPV)

頻出(★★☆)

 セールスミックス

 オプション・為替予約

たまに出る(★☆☆)

 ディシジョンツリー

いろいろな論点がありますが、最頻出(★★★)の4つは鉄板です。
この4つの論点を押さえれば、少なくても50点は確保できます。
それ以外に、頻出(★★☆)たまにでる(★☆☆)を抑えれば60点以上は確保できます。

今日は、まず最頻出(★★★)にしぼってそのキモを書きました。

(※)タイトルが10分でわかると書いていますが、ボリュームが多くて10分で読み切れなくなっています。ごめんなさい。

 

経営分析・財務分析(★★★)

 

まず初めに・・・

大前提:与件分に忠実な指標を選ぶ

◆模範解答とまったく同じ指標を選ぶことは不可能

方向性が正しい+記述による説明で適切な解答をすれば点は取れる

指標選びに迷いすぎるな

◆記述による説明は「原因」と「内容」のどちらを聞いている?

「原因」なら原因をはっきりと書く

「内容」なら 原因⇒問題点を分かりやすく書く

◆セオリーは「収益性」「効率性」「安全性」

結論は、「〇〇なので、収益性が低い」等で表記する。

◆一般論は書かない。書いても点にならない。

◆P/Lの赤字は最優先で指摘する。

 

経営分析・財務分析指標の選び方
まず、P/Lを見る

売上高総利益率

原価が高いか?

仕入コストは?

競争激化により販売単価下落してるか?

商品の付加価値は?

売上高営業利益率

販管費が高いのか?

人件費に無駄はないか?

売上高経常利益率

営業外利益が高いか?

支払利息が高いか?

次にB/Sを見る

総資本回転率

流動比率と当座比率はおかしくないか?
おかしい場合は、自己資本比率も疑う

棚卸資産回転率

棚卸資産は売上高を比べて多くないか?

売掛債権回転率

売掛金は他の比較して増加していないか?

有形固定資産回転率

建物や土地に無駄はないか?

経営分析・財務分析指標が見つからないとき

セオリーは「収益性」「効率性」「安全性」から選ぶ
それでも見つからないときは、次の観点で指標を選ぶ。

借金が多そう

自己資本比率はどうか?

在庫が多そう

棚卸回転率はどうか?

投資が過剰。土地や建物にムダがありそう。

有形固定資産回転率

 

覚えるべき13の経営指標

覚えるべき経営指標は以下の13だけ。それ以外がでても他の受験生もできないと割り切ることも重要。

経営指標

公式

意味

収益性

売上高総利益率(%)

売上総利益÷売上高×100

商品の収益性

売上高営業利益率(%)

営業利益÷売上高×100

本業の収益性

売上高経常利益率(%)

経常利益×売上高×100

支払利息等の営業外収益を含めた収益性

効率性

棚卸資産回転率(回)

売上高÷棚卸資産

在庫の効率性

有形固定資産回転率(回)

売上高÷有形固定資産

工場等有形固定資産の効率性

売上債権回転率(回)

売上高÷売上債権

売掛金の効率性

総資本回転率(回)

売上高÷総資本

総資本の効率性

安全性

当座比率(%)

当座資産÷流動負債×100

超短期の安全性

流動比率(%)

流動資産÷流動負債×100

短期の安全性

固定長期適合率(%)

固定資産÷(固定負債+自己資本)

長期資本(固定負債+自己資本)で固定負債をカバー

固定比率(%)

固定資産÷自己資本×100

返済不要な自己資本で固定資産をカバーしているか

負債比率(%)

負債÷自己資本×100

借入金の依存度

自己資本比率(%)

自己資本÷総資産×100

借入金の依存度

 

 

財務諸表を読まずに、与件分から推理する
良く出る経営指標は、先ほど書いた「覚えるべき13の経営指標」だけです。ということは、与件分で下記のキーワードを見つければ、財務諸表を見なくても、それが経営指標であると推理することができます。

事前に良く出る経営指標を把握しておくことで、与件分を読んだときに、その部分がチカチカと光って「私を使ってね」と主張しているのが見えてくれば、もう体得の域に達しています。

 

 

指標 与件分のキーワード
収益性 売上高総利益率 商品の差別化が出来ていない販売単価の下落売上原価上昇、仕入価格上昇、販売単価下落

競争激化、

売上高の減少

設備の老朽化

生産効率性が悪化

材料のムダ

売上高営業利益率 販管費、人件費高騰

営業マンの残業が多い

販管費が高騰

設備が老朽化

故障がちでメンテナンス費用(管理費)がかかる

売上高経常利益率 借入が多い

金利負担が重い

営業外損失(支払利息)に問題あり

支払利息、借入金の増加

効率性 棚卸回転率 新規顧客の増加

製品の作りすぎ

製品が市場にニーズと乖離

在庫が多い

歩留まり低下

原材料の保管量増加

製品ライフサイクルの短縮

売れ残りの増加

在庫管理、欠品、過剰在庫

有形固定資産回転率 稼働率が低い遊休資産がある

設備が老朽化広大な敷地

売上債権回転率 販売先が大手で支払条件が自社にとって不利入金が遅れがちな販売先がある。
総資本回転率 上記のすべて
安全性 当座比率 当座資産(現金、受取手形、売掛金、有価証券、貸倒引当金)の変化

【覚え方:げんきん・うけ・うり・あり・だおれ※棚卸資産は含まない

運転資金の増加

運転資金の不足を短期借入金でまかなう

原材料費の高騰(価格転嫁できず)

原材料の購入により多くの現金が必要

当期純損失を計上

不足分を短期借入でまかなう

流動比率 棚卸資産の変化短期借入金の変化
固定長期適合率 長期借入金の増加固定資産の増加

長期借入金の変化

固定比率 固定資産の増加自己資本の減少
自己資本比率 借入過多利益余剰金の減少

累積赤字

 

 

過去の参考記事

10分でわかる「経営分析」

http://rmc-oden.com/blog/archives/79493

 

 

 

 

 

損益分岐点(CVP)分析(★★★)

イメージ

まずは、損益分岐点(CVP)分析の全体イメージは下記の通りです。この図をいつでも書けるようにしてください。

 

損益分岐点(CVP)分析の意味を考えよう

損益分岐点売上高=固定費÷(1-変動費率)

の意味をこの図から考えてみましょう。

 

 

損益分岐点売上高というのは、利益がゼロの時なので、次のようになります。

固定費

その名の通り固定して変動しない費用。

主に工場の家賃などがこれにあたる

変動費率(α)

「変動費÷売上高」で計算する。

なぜか変動費をα(アルファ)で略語として使うことが多い

限界利益率

「1-変動利益率」で計算する。

変動費率と限界利益率はかならずセットで解答用紙に書く。

損益分岐点売上高

利益がゼロの時の変動費と固定費の合計

これを求めるには、「売上高」、「変動費」、「固定費」の3点セットが必要。

この3点セットがあれば、損益分岐点売上高は瞬殺できる。

 

グラフにするとこうなります(応用編)

このグラフを手書きでいつでも書けるようになるまで何回も手で書くことを繰り返してください。

パソコンではなく、手書きであることが重要です。当たり前ですが、本試験ではパソコンは使えません。簡単でもいいので手書きで書けることが体得したことになります。

(クリックすると大きくなります。)

 

 

覚えるべき公式

 損益分岐点売上高(BEP)=固定費(FC) ÷(1-変動費率(α))

目標利益売上高(S) =固定費(FC)+利益(R)÷(1-変動費率(α))

損益分岐点比率(%) =損益分岐点売上高(BEP)÷売上高(S)×100

安全余裕率(%) =売上高(S)-損益分岐点売上高(BEP)÷売上高(S)×100

 

 

 

 

 

過去の参考記事

【2016年合格目標】【会計・財務】スピテキ斜め読み#1

http://rmc-oden.com/blog/archives/81047

 

 

キャッシュフロー(CF)(★★★)

キャッシュフローは、そのあとに続くNPV等の投資判断をする際の基礎となる論点です。ここを体得できていないと、当然にそのあとのNPV等の問題がでても正解にたどりつけません。

営業キャッシュフローの公式

営業CF=営業利益(1-税率)+減価償却費-運転資金差額

まずは、この公式を暗記してください。この公式の理由を解説することもできますが、この理由を覚える時間があれば、この公式をつかった問題を数多く説いて、体得することが重要です。

 

BOX図の活用

以前も書きましたが、公式を理解したうえで、BOX図で解いたほうが、ケアレスミスをしにくくなります。是非、下記の記事をもう一度ご覧になって、BOX図で問題を解けるように体得してください。


キャッシュフローの問題が出た時期は、まずは、BOX図で解いていき、どうしてもBOX図では解けないときに公式をつかって解くなどして複数の解き方を体得することにより、問題に変化が出た時に対応することができます。

 

過去の参考記事

10分で分かる「キャッシュフロー」

http://rmc-oden.com/blog/archives/76507

 

 

正味現在価値(NPV)(★★★)

キャッシュフロー(CF)の問題でもとめた、キャッシュインの現在価値と投資を比較して、その投資をするべきかしないべきかを意思決定する問題です。
まさに、中小企業の投資判断における重要な考え方だといえます。
このNPVの問題まで理解すれば、事例4でA評価をとれる可能性が高まります。

正味現在価値(NPV)の計算は、下記の表を本試験にかけるかどうかがキモになります。

繰り返し、過去問を解くことで、正味現在価値(NPV)の考え方を体得してください。

過去の参考記事
【事例Ⅳ】複利現価係数と年金現価係数をまず理解しよう!
http://rmc-oden.com/blog/archives/64420

 

 

次回以降は具体的な過去問を参考にして、実際に問題をといてみます。

以上、おとでした。

 

 

 

 

 

 

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「こんにちは、和尚です。

一次試験も終わり、やれやれ・・・
という人、要注意です!

そんなあなた、このなご・和尚の40’sの2次対策セミナーで気合いを入れ、あと11週間を突っ走りましょう。

 

なごからは二次に取り組む上での考え方を、事例の内容をふまえながらお話しします。

和尚からは過去出題傾向からみる事例Ⅳの対策法。

和尚は、次回の8月13日ブログ当番の記事(事例Ⅳに関する記事)とリンクさせてブログでは書けないようなこともお伝えしたい、と思っております。

基本は「財務の基礎」ですが、得意不得意の運の要素、電卓に対する慣れ、等の要素も絡んできます、それに対しての対処法などもお話しできれば、と考えております。

また、皆さんとお会いできることを楽しみにしております。」

 

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確実80%で通過するのも合格。
たまたま20~50%でも同じ合格。

合格者のノウハウこそ有益とする見解に、これは一本取られた形。だがこれをニヤリと迎え撃つのがSランク。

試験はミライに向けて変化する。
合格ノウハウより、不合格リスク回避を重視。
昨年と同じことを同じやり方でやっても、同じ結果しか出ない。

従い受験校や合格者ブログにまず学び(守)、それを仮想ライバルとして蹴落とすこと(破・離)がスト合格の妙味。一方、次回夏セミナーが「合格者のノウハウ」重視に転じると宣言するミライに注目。

過年度合格ノウハウが垢抜けないのは、試験の題意・本質に反することを平気で主張・オススメしてきたから。

スト合格者の考えたノウハウ⇔スト合格者が気づく本質

が鎬を削り、互いに高めあうなら歓迎。とはいえブログ記事のハードル上げを伊達に5年続けてきた訳でなく、先手必勝でカードを一枚

そのノウハウは、以下90分講義の
内容をどれだけ超えるかな?

.
■TAC動画チャネル~2次試験合格を確実にするためのポイント■

受験校「2次」講義はメモを取る。そのメモを自らまとめ直す度に成長。

リンク先で「2次試験合格を確実にするためのポイント」動画を選ぶ。

視聴にあたり注意書き。初学スト生にとり、「2次」講義での講師説明は、

何言ってるか、しばしば意味不明。
言われた瞬間は理解しても、後で思い出せない。
後で思い出せないことは、演習・本番でも使えない。

なぜそうなるか→自分が知らないことを話しているから。
ではどうするか→理解できずともメモ。後からまとめ直して理解。

この動画チャネルで師は度々こう繰り返す。

問われた通りでなく、試験のデザインを自分なりに変える。

当記事、この意図を筆者視点でまとめ直し。だが「自分なり」に理解するには、当記事の先に必ず動画を視聴。

90分講義を自分なりに聞き、メモする(2倍速なら所要45分)
自分のメモと当記事を比較し、足りない点を補う。





ホントに90分(2倍速なら45分)、自力で視聴した?
自信持ってYESと言える方のみ、以下記事に進む。





■(1)導入■

・「2次」は、1年で合格する人もいれば、4~5年かけて合格しない人もいる。不合格になり続ける原因は、個人の能力差でなく、そもそも10人8人を不合格にすべくデザインされた=合格しにくい試験であること。ここが議論のスタート。
・合格に至るため、事例を数多く解いて腕を磨く方法がある。だが事例を解く前にゲームのルールを知らないと効果は薄い。その特徴を昨年の事例を使って解説する。

.
■(2)ゲームのルール■

・診断士試験の合否を、ある製品やシステムが故障なく稼働すること=合格、故障すること(事故)=不合格と例える。この時、故障の原因は、①システムエラー(設計ミス) ②ヒューマンエラー(操作ボタンの押し間違い)の2通り。
・ボタン押し間違いによるヒューマンエラーを防ぐには、ボタンの配置をわかりやすくする。診断士「2次」はデザインが悪い、つまりあえて間違う様にボタンが配置されるため、自力でデザインを変える、つまり問題要求を読み替えてわかりやすくする力が合否の差。
・それをせずわかりにくい配置のまま答えを導く、つまり複雑にマークや下線を引いて処理するから、合格が遠ざかる。

 

■(3)試験のデザインを変える~事例別対応■

上で学んだ「ゲームのルール」を、事例別の具体例でおさらい。

□事例Ⅰ~探す物を決めて読む

オリジナルデザイン:「その」「それ」といった指示語があいまい。
起きうるエラー:指示語の解釈が作問者とズレると、根拠を読み誤る。
変更後のデザイン:指示語の意図を複数解釈してから問題本文を読む。

対応ドリル:H26事例Ⅰ第4問「その要因
解釈1 良品率が60→90%へと改善した要因 (近年だけ)
解釈2 良品率が?%→60%→90%へと改善した要因 (かつて+近年)

・複数解釈しないと、作問者の意図した根拠を見落とし不合格。この問題は解釈1(近年だけ)で正解できるが、解釈2(かつて+近年)なら、より不合格になりにくい安全答案になる。
・「1次」は選択肢が与えられ、「2次」は与えられない。だが「1次」が「最後の2択」を必ず選ばせるのに対し、「2次」は最後の2択を両方含む答えで良い。このゲームのルールを使いこなす。

合格上位半数 それ以外
探す物の候補を決める
→問題本文で該当根拠を探す
→解答編集
探す物を決めずに読む
→根拠がいろいろ見つかる
→解答がブレる

.

□事例Ⅱ ~書かれていないことを補う

オリジナルデザイン:解答要求に直接対応する解決策が見当たらない。
起きうるエラー:時間不足になり、根拠のない思い付き解答を書く
変更後のデザイン:現在の問題点を探し、その逆を解決策にする。

対応ドリル:H26事例Ⅱ第4問「新商品または既存商品の改良」
解答方針1:問われた通りに、ナイスアイデアを何か考える。
解答方針2:現商品の問題点を導き、その解決策(支援・介護レベルを限定すると、海外や長期日程ツアーが可能)を示す。

・このデザイン変換作業は容易でないが、高度なテクニックや論理的な思考力は不要。それができないのは、時間が足りず間に合わないから。
・多くの受験生・合格者が行っている手順は正しくない。もともとエラーになるデザインの問題の指示通りでなく、解きやすい形にデザインしなおす、つまり問題文を読み替えるひと手間を掛ける。

合格上位半数 それ以外
目標点数と80分間の処理手順あり
→解答方針を検討する時間の確保
→題意通りの手順を踏んで解答
目標得点や時間配分のデザインがない
→全ての問題で、高得点を狙う
→時間不足で必要手順を飛ばす
探してない怪しい根拠が見つかる
→重複して使う
→行ズレ全滅は回避
探してない怪しい根拠が見つかる
→1問ごとに割り付けて使う
→当たれば高得点、外すと全滅

.

□事例Ⅲ ~解答要素の組み立て

オリジナルデザイン:解答マス目の字数が長く、解答要素が複雑
起きうるエラー:根拠から考えると、解答ブレや時間不足が起きる
変更後のデザイン:解答の設計図(組立て図)を自分で作る。

対応ドリル:H26事例Ⅲ第2問「改善するための具体的対応策」
解答構成1:要因や理由を問われたら、並列列挙で答えて良い。
解答構成2:問題点→原因→解決策の如く、因果関係で答える。

合格上位半数 それ以外
環境変化(短納期、小ロット化)
→C社がそれに対応していない
→具体的対応策
環境変化
→C社が対応できないことを選ぶ
→非現実的な対応策

・事例Ⅲでも、問題文の解釈が重要。解答要求が「加工不良率の増加」であれば、悪い原因でなく増加原因に絞り込んで探す。この絞り込みが甘いと、根拠を見つけてから解釈し、解答のブレや時間不足が起きる。

,

□事例Ⅳ~計算力より条件読み取り力

オリジナルデザイン:数値を当てないと点にならないっぽい。
起きうるエラー:計算を当てることに夢中で、やたら電卓を叩く
変更後のデザイン:解答要求は計算力でなく、問題設定読み取り力

対応ドリル:H26事例Ⅳ第2問(1)(2)
解答手順1:総額原価(NPV)を計算。手間。
解答手順2:差額原価(NPV)だけ計算。楽々。

合格上位半数 それ以外
問題設定読み取り力が重要
→設定を読み取る訓練をする
→設定に応じ、サクッと計算
計算力が重要
→問題集回転で計算力UP
→出題を捻られるとからっきし
差額原価(NPV)だけ計算 総額原価(NPV)をわざわざ計算

・「事例Ⅳ」は正解が数値で示されるため、計算を当てることに意識が向きがち。その結果、同じ問題集を繰り返し解き、計算力を磨く練習をしがち。
・「事例Ⅳ」作問者は、計算力で差が付くのを嫌い、計算量はごく最低限にしたい。例えば設備投資の経済性計算なら、FCFとWACCを必ず問い、その求め方の設定をいじって目先を変える。
・必要計算量がごく少ないと仮定すると、「計算ケアレスミス」はただの言い訳。というか、ケアレスミスをするような複雑な計算やってる時点でOUT。

.

□おまけ□

AK47クイズ~設問文・問題本文にアンダーラインを引くリスク
→Web動画視聴時のお楽しみ。

.
■今日のまとめ■

師は、ブログが勝手に動画チャネルの解釈記事を書くのを良しとしない。だが特にお目玉もしないのは、当ブログが、

試験に合格したいなら、まず講師の話をちゃんと聞け

という当り前のことを説くに過ぎないから。「2次」は相手の話の意図を汲む訓練。講師の話を正しく受け止める力を欠きつつ、合格するまで受け続けていつかは合格!している現実は何かヘン。

なお過去に①ストレート合格のノウハウ ②確実S合格するノウハウは存在しなかった。それはスト合格は単にたまたま、確実S合格はノウハウ合格の遥か上に位置するから。

それら過去の現実・常識をどれだけ塗り替えるか、今年の展開は要注目で風雲急。ではまとめ。

・当記事を読む前に、必ず動画チャネルを先に視聴。
・他人のやり方を安易に知ると、自力でデザインを変える力を損なう。
・当動画チャネルの解説趣旨は、過去のノウハウ合格の遥か上。
・昨年と同じことを同じやり方でやったら、同じ結果しか出ない。

byふうじん



こんばんは。牛嶋・寺前・和田法律事務所の弁護士岡崎教行です。

めっちゃ暑い中、土日で一次試験を受験した皆様、お疲れ様でした。

今日は、自己採点の結果、残念ながら二次試験に進めなかった受験生の皆様に、どうスタートダッシュを切るか、私の経験談を踏まえて、1つの提案をしたいと思います。

本来は自分の担当日じゃないのですが、今週中には伝えないといけないと思ったので、、臨時投稿~~

 

じゃ、ちょっとタイムスリップして、平成10(1998)年のことを少し。

法政一中から大学までいわゆるエスカレートで進学した岡崎教行君。負けず嫌いという性格から、一番難しいとされている司法試験の受験を決意し、大学3年生のときに、初の司法試験に受験しました。

当時の岡崎教行君は、LECに通っていたものの、合コン、テニス、たまごっちばっかりでした(笑)

(当時の)司法試験は、5月の第2週に択一試験(憲法、民法、刑法の3科目で各20問を3時間半)、7月の後半に論文試験(憲法、民法、刑法、商法、民事訴訟法か刑事訴訟法、法律選択の6科目)、10月頃に口述試験で構成されていました。

試験のシステムとしては、択一試験に合格した人は論文試験に進めますが、論文試験で不合格となると翌年はまた択一試験から受験しなければならないということになっていました。

論文試験に合格すると口述試験で落ちても、翌年だけは口述試験だけで良いということになっていました。

受験者数と合格者ですが、択一試験を受けるのが3万人、択一試験に合格するのが6000人、論文試験に合格するのが1000人弱、口述試験に合格するのが1000人弱(だいたい口述試験では1割落ちていましたが前年に落ちた人も受けるので、人数的にはほぼ変わらず)でした。

そして、大学三年生で初めて迎えた択一試験。もちろん、惨敗でした。

択一試験に不合格となると、合格する最短は来年の10月、1年半後です。択一に合格した6000人は、択一試験直後から始まる各種予備校における直前答練を受講し、毎日のように答案を書きまくります。そして、その6000人はというと、7月の後半の論文試験が終わると、2か月程度、合格発表直前までは遊びまくります。そこで学力は低下します。

そこで、岡崎教行君は、一緒に勉強していた友達が択一試験に合格し、予備校の直前答練に通うということだったので、資料集めも兼ねて、択一試験に合格していないにも関わらず、択一試験に合格した人が受ける直前答練、模試を申し込みました。

それと合わせて、択一試験に落ちた人のための講座(こちらも論文答練)も受講したので、論文試験まで(自分は受けられないんですけどね)は、択一試験に合格した人と同じくらい、もしくはそれ以上に勉強しました。

そうしたところ、答練では、もちろん最初は全く点数がつかない状態だったのですが、あれよあれよという間に、点数が上がっていく。あら不思議。

択一試験に落ちた人のための答練では結構、優秀答案に名を連ねるほどになりました。

その後、論文試験の発表があり、択一試験に合格した人の大多数が論文試験不合格ということで同じ土俵に戻ってきました。

さて、10月以降の答練ですが、論文試験不合格で戻ってきた人にもひけをとらず、優秀答案の回数も増えてきました。

そして、大学四年生のときに、択一試験に合格し、論文試験を迎えたのですが、あと一歩というとこで不合格でした。その後、大学院1年生のときに択一試験に再度落ち、大学院2年生のときになんとか無事、司法試験に合格しました。

ちょっと前振りも、合格までの年月も長かったですね(笑)

これを読んで頂いて、当職が何をいいたいのかもう察しがつきますよね。

じゃ、クイズです。岡崎が言いたいことはな~んだ?

① 岡崎は努力家だ

② 岡崎は負けず嫌いだ

③ 論文試験を受けた受験生は発表まで勉強しない

④ 岡崎は司法試験、合計4回も受けたんだ

⑤ 択一試験に不合格になっても、択一試験に合格したような顔をして合格した人と同じ答練を受けたほうがよい

⑥ 岡崎の親は結構金を出してくれたんだな

はい、もちろん正解は、③ではなく、⑤です。③は惜しい。①②④⑥は事実だけど、ここで言いたいことぢゃない(笑)

これ、診断士試験でも同じだと思うんです。

 

一次試験に不合格だった皆さん、一次試験に合格した人たちは、これから11週間はめっちゃ勉強しますが、少なくとも試験後1か月は殆ど勉強しません。

そして、現実としては、ほぼ大多数の人が不合格となり来年に戻ってきます。

となると、一次試験に不合格だった皆さんが、来年戻ってくる人たちと戦うためには、これから11週間は同じように勉強し、そして、二次試験後1か月も勉強するというのが論理的な帰結ではないでしょうか。

これから11週間、独学で勉強するのも良いでしょう。でも、なかなか独学でモチベーションを維持するのは大変。なら予備校使っちゃいましょうよ。

昨年の経験からすると、TACは、もう今週末から直前答練の授業が始まるんじゃなかったでしたっけ?

一次試験合格者と同様の答練を受けて、差を付けさせず、そして、二次試験後にそのまま突っ切って差をつける。

これ、いかがでしょうか。

 

僕は決して予備校のまわしものではないですが、講師の先生の解説は別として(笑)、答練をたくさん受けるってことは大事だと思います。ましてや、当ブログから始まった得点開示によって、予備校は以前よりも詳細な分析等をしていると思われるので、二次試験について、より勉強はやりやすくなっていると思います。

一次試験不合格だった皆さん、悔しさをぶつける先は、直前答練の解答用紙かもしれませんよ。

ぜひ、ご一考を。

—————– 2次対策のお悩みはここで解決!3都市で夏セミナーを開催します ——————

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和尚からは過去出題傾向からみる事例Ⅳの対策法。

和尚は、次回の8月13日ブログ当番の記事(事例Ⅳに関する記事)とリンクさせてブログでは書けないようなこともお伝えしたい、と思っております。

基本は「財務の基礎」ですが、得意不得意の運の要素、電卓に対する慣れ、等の要素も絡んできます、それに対しての対処法などもお話しできれば、と考えております。

また、皆さんとお会いできることを楽しみにしております。」

 

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1次試験の余韻もまだ覚めやらぬ本日ですが、今日から2次試験対策の本格フェーズにいよいよ待ったなしで突入です。

道場でも本日からスタートダッシュ。
今後、各メンバから2次試験の基本的な考え方、事例ごとの取り組み方について特集していきます。

 

2次対策ってそもそも何から始めればいいの?

そんな雲をつかむようなイメージを持っておられる方も少なくないでしょう。

 

それは一体なぜなのでしょうか?

2次対策特集の第一回記事では、まずそこから考えてみたいと思います。

 

私が考えるに、その理由は2つあります。

 

①自分のレベルや立ち位置を確認することが難しい。

2次試験は、1次試験の多岐選択方式と異なり、論述問題です。

そのため、「読み書き」の力が少なからずベースとなります。

(「2次試験は国語力が問われる」とよく言われますね。)

しかし、「自身の読み書きの力がどの程度のものなのか?」を客観的に把握し、定量的に評価できる指標はありません。

(高校までの国語の成績は多少相関があるとは言われますが、完全に相関しているとも言い切れません。)

皆さんも、「なんとなく読み書きが苦手…」「国語力がなくて…」と漠然と苦手意識を持っていても、具体的にどの部分がどれだけ弱いのか?を説明することは難しいのではないでしょうか?

これが2次試験モヤモヤの壁・その1です。

 

②何をもって「合格レベル」に達するのかがつかみにくい。

予備校の模範解答を見て、「こんなの80分で書けない!」と絶望した経験のある方もいらっしゃると思います。

しかし、「ふぞろいな合格答案」などで合格者の再現答案を見ると、必ずしも模範解答通りでなくても合格できることが分かります。

また、予備校の模試では常に上位10%以内をキープしている人でもなぜか本試験で不合格…、という謎の現象が珍しくないのも2次試験の特徴。

当ブログでも、得点開示を受けて合格者の再現答案をコチラにまとめてありますが、見事に合格者の書いていることはバラバラで、まさに「ふぞろい」です。

どこまで何を書けるようになれば、合格答案に近づくのか?

色々な情報に触れるほど、混乱してしまうのではないでしょうか。

これが2次試験モヤモヤの壁・その2です。

 

「2次試験において個々人のレベルを測る絶対的な指標はなく、どこまで何を書けば合格基準なのかを定量的に示せるものはない」

(ただし、得点開示において、平成24年度の事例Ⅱのみ、100点解答がありました。1件のサンプルではありますが、明確に「模範解答」だと思います)

 

この事実から考えられる、2次対策の基本的な考え方。

それは、

 

「“これさえやれば誰でも必ず合格できる!”という万能の対策方法はない」

 

ということです。

すでに複数人の合格体験記を読んだ方は、

合格者はいずれも、多様な情報をもとに思考錯誤を繰り返す中で、自分に合った対策方法を身に付けていた

ということがお分かりいただけるのではないかと思います。

 

つまり、2次対策においては、1次対策以上に

モヤモヤとした壁の中から、まず自分のどこに課題があるのかを明確にし、それに適した対策をとらなければならないのです。

 

2次試験は、自分自身に対しての診断業務そのものである

ということはよく言われますが、まさに勉強プロセスにおいても、課題解決思考が求められるのですね。

 

以上を踏まえて、ここからは具体的に、2次対策のベーシックな進め方についてご紹介していきます。

 

まずは自身の課題を見極めることが重要です。

過去問を近年のものから解いてみて、80分のなかでどれくらい書けるか?を確認するところから始めてみましょう。

おそらく、スラスラと書ける人はほとんどいないと思います。

しかし、「書けない理由」は人それぞれに全く異なります。

予備校や参考書の解答プロセスや解説を読んだり、合格者の再現答案と比較して、「自分が解答を書けないのはなぜなのか?」を分析してみましょう。

できればひとつの予備校や参考書に偏らず、さまざまな情報に触れて、なるべく多角的に分析することをおすすめします。

なぜならば、それらはあくまでも、「課題解決方法のひとつのバリエーション」に過ぎないからです。

一つの考えに偏りすぎると、思考停止を招き、本当の自分自身の課題を見失う可能性があります。

誰かに自分の解答を読んで評価してもらうことも、多角的に分析するうえでの一助となるでしょう。

 

このような分析を通して、「自分の書けない理由(=課題)はこれではないか?」という仮説を立て、その仮説に対して有効となりうる対策を考えて実行し、それによって課題を克服できたか?を検証する。

2次対策は、この仮説検証の繰り返しにほかならない、と私は考えています。

 

2次試験対策は、すべてが相対的な価値観のもとにあります。

だからこそ、自身が講じる対策の一つひとつに、「WHY?(なぜそれが必要?)」と「SO WHAT?(それを行う事でどうなった?)」という根拠や成果が求められます。

常にその視点を忘れず取り組んでいくことをおすすめします。

 

初代・ふうじん氏の記事では、「合格者のノウハウ押しつけ」に対する疑問を提示されていますが、私は以上の理由からどちらかというと逆の考えを持っていまして、

「合格者は自身の積み上げたノウハウをどんどん受験生に還元しよう!!」

と煽っていくスタイルです(笑)

名講師であれ合格者であれ、情報を発信する側が「これが対策の決定版です!」「これで絶対合格できます!」と思っていようが、「これはあくまで私の場合ですが」と思っていようが、そんなことはまったくもってどうでもいいことです。

どうでもいいというのは、2次試験において他者の主観は本質的ではない、という意味です。

本当に大事なのは、「あなたの課題にとってそれが有効な対策になりうるかどうか」です。

それはこの記事も例外ではありません。
私はそのように解釈していますが、それを活用するのもしないのも、受験生であるあなたが自分で選ぶことなのです。

 

合格者のノウハウがなぜ有益かと言うと、それは一人ひとりの思考錯誤の成果だからです。

ただでさえ限られた時間のなかでの2次試験対策、合格者の思考錯誤を追体験できることは、時に非常に効率性の高い情報となりえます。

そこで重要なのは、「そのノウハウがどういう課題に対して講じられたもので、その対策を行う事でどうなったか?」という仮説検証思考で評価する事です。

それがあなたの課題や求める成果に近ければ、取り入れて検証してみる価値があるのではないでしょうか。

 

繰り返しますが、仮説を立てるのも検証するのもあなたにしかできないことです。

そういった視点から2次試験の足掛かりを見出してみることを、一つの見解としてご提案します

 

道場では、夏セミナーを通して様々なノウハウをお伝えします。

皆さんの課題解決の一助になるよう、多角的な視点から内容を組み立てておりますので、ぜひふるってご参加くださいね。

 

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 一発合格道場 東京夏セミナー

日時:8月30日(日) 14:00~16:45(受付開始13:45~)

場所:東京都中央区

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定員:35名

開催時期は2次対策を始めてから約2週間。

最初の手探り状態から少しずつ、悩みや迷い・課題点などが具体的に見え始めるころではないでしょうか。

そこで、一発合格道場 東京夏セミナーでは、「2次試験対策の迷いや悩みをスッキリ解消&本試験まで残り56日の学習計画をどう立てるか?」をテーマに、2次対策セミナーを行います。
6代目と歴代道場メンバから、2次対策の壁の乗り越え方、合格に至る学習計画の立案方法について、とっておきの情報をお伝えしつつ、個別お悩み相談にもお答えします!

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※内容は予定であり、変更の可能性があります

 

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◆なご&和尚がお届けする、事例攻略のキモ&事例Ⅳ対策!

一発合格道場 名古屋&大阪夏セミナー

 

<名古屋会場>

日時:8月15日(土) 14:00~16:30 (ティータイム懇親会/16:30~17:45 本懇親会/18:00~20:30)

場所:名古屋市内(詳細はお申し込み後別途お知らせします)

会費:500円(ティータイム懇親会はご自身の御茶代、懇親会費は別途会費を申し受けます)

 

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日時:8月22日(土) 14:00~16:30 (ティータイム懇親会/16:30~17:45 本懇親会/18:00~20:30)

場所:大阪市内(詳細はお申し込み後別途お知らせします)

会費:500円(ティータイム懇親会はご自身の御茶代、懇親会費は別途会費を申し受けます)

「こんにちは、和尚です。

一次試験も終わり、やれやれ・・・
という人、要注意です!

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基本は「財務の基礎」ですが、得意不得意の運の要素、電卓に対する慣れ、等の要素も絡んできます、それに対しての対処法などもお話しできれば、と考えております。

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うみのです。

皆様、1次試験、本当にお疲れ様でした。

 

我々はまだ今年の試験問題を確認できておりませんが、今年は財務が易化情報が難化法務もすでに風物詩?と化したかと思われるサプライズ問題に加えて手ごわい問題が多く、経済にも難問があったようですね。

精神的にとても辛く厳しい2日間だったと思います。

その苦しみをご自身の意思で乗り切って今日この日を迎えたことは、結果いかんに関わらず、あなたの人生にとって意味のあることだと思います。

まずは、自分自身がベストを尽くしたことを、大いに勲章として誇っていただきたいと思います。

 

ベストを尽くせたか自信がない、後悔ばかりが募る…という方もいらっしゃるでしょう。

本試験当日までの間に、忙しさや試験の難易度に苦しんだ結果、受験を諦めてしまう人が数多く存在します。

さまざまな事情があってのことだと思いますが、受験の申し込みをしたにもかかわらず試験当日会場に来られない人も、毎年全体の約2割存在します。

そんななか、何事もなく当日試験を無事に受けられたという幸運、逃げずに試験問題に立ち向かうことができたご自身の努力、そして周囲からの支え、そのすべてがあなたにはあったのだ、という事実を思ってみましょう。

たとえ勉強のプロセスが納得いくものでなかったとしても、その事実は決してあなたの人生にとって小さなものではないと思います。

現状を肯定しながら、反省材料は次へと生かしていきましょう。

 

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さて、協会からはすでに正解が発表されています。

 

自己採点…本当に嫌ですよね

私も去年採点している間、手は震えるし心臓はバクバクするし、寿命が縮んでるんじゃないかと思いました。

 

自己採点はせずに、9月8日(火)に行われる協会からの1次通過発表を待つ、という方もいらっしゃるでしょう。

いずれにしても、養成課程を受講するのでないかぎり、2次試験はいつか超えるべき壁

 

いずれにしても知っておかなければならないしいずれ知らされる事実であれば、自己採点は早いうちにしておいたほうが良いとは思います。

先延ばしすることで気持ちが楽になるものでもありませんので…。

しかし、自己採点するかしないかは、ご自身にとって、2次試験に迷いなく全力で向き合える状態になれるのはどちらか? を考えた上で決められるのが良いと思います。

 

そして自己採点される方。

 

必ず2回以上は採点し、配点・計算間違いがないかを確認しましょう。

 

落ち着き払って冷静に自己採点できる人、というのはかなりの少数派だと思います。

多くの人が平常心とは程遠い状態で採点を行うため、想像以上に配点や点数計算を間違えやすいです。

私自身も1回目の採点では、10点以上点数を間違えていました。

精神的にはしんどいですが、必ず2回以上は採点して、間違いがないかを確認しましょう。

 

各予備校で行っている採点サービスも活用する事をおすすめします。

 

TACデータリサーチ

受付期間:8/10(月)18:00~8/17(月)12:00

 

LEC 1次試験解答リサーチ

受付期間:
8/8(土)11:00~8/23(日)23:59

 

 

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以下、自己採点を終えた方へ。

 

★1次試験を通過された皆様へ

 

おめでとうございます!…という言葉もそこそこに。

直前応援メッセージでも歴代メンバが繰り返し書いていたように、「1次試験は通過点です。

疲労感や完了放心も大きいと思いますが、今はようやくゴールの折り返し地点に来たところ。ここで立ち止まってはいけません。

 

2次試験まで、残すところ、76日。

 

道場は、本日午後から新たに記事を切り替えて、「2次試験対策」をスタートします。
東京・名古屋・大阪の2次対策セミナーについてのお知らせも、本日午後の記事にてお知らせします。
メンバ一同、トップギアを入れて皆様の2次対策のロケットダッシュをサポートしていきたいと思いますので、ここからまた気合を入れ直して頑張っていきましょう!

 

 

 

★1次試験、涙を飲んだ皆様へ

 

本気で努力してきた人ほど、その苦しさや辛さは大きく、何も考えられないほどだと思います。

 

そんな中すでに、来年に向けてリベンジを決意された方。

その強い意志、とても尊いものだと思います。

2次試験にじっくり腰を据えて対策する時間もできました。

診断士になってしまえば、ストレート合格であろうと多年度合格であろうとスタートラインは同じですし、「診断士の資格をどう活用するかは自分次第である」ということに変わりはありません。

焦らず腐らずたゆまず。

またここから一緒に、頑張っていきましょう。

 

 

来年どうするかなど、今はとても考える気力がない…という方。

しばらくはゆっくりと心身を休めて、ずっと我慢してきたことをしたり、大事な人とゆっくり過ごしたりしてみてください。

 

受験そのものがまるで、自身を縛る重い鎖のように感じられる人もいるかもしれません。
しかし、それはあなた自身も含め、誰もあなたに強制できることではありません。

 

受けてもいいし、受けなくてもいい。

改めて、そう考えてみてはいかがでしょうか。

どちらを選んでもいいのだと思います。
他ならぬあなた自身の意志で決めていいのです。

あなたが「やっぱり受けたい」と思うならばその時は再挑戦すれば良いですし、「受けたいという気持ちがどうしても湧いてこない」のなら、一度離れてみるのも良いと思います。

 

本来のあなたのゴールは「診断士試験に合格すること」ではなく、その先にある「自分の人生をより良くし、誰かの役に立つこと」だったはずです。

 

その想いをもう一度ゆっくりと見直す時間を与えられたと思ってみるのも良いかもしれません。

 

ミヒャエル・エンデの「果てしない物語」の一節に、「汝の欲することをなせ」という言葉があります。

この物語の主人公はその言葉に対して、「『汝の欲することをなせ』というのは、ぼくがしたいことはなんでもしていいっていうことなんだろう、ね?」と考えます。

しかし、ある登場人物はその問いかけに、こう答えます。「ちがいます。それは、あなたさまが真に欲することをすべきだということです。あなたさまの真の意志を持てということです。

あなたの真の意志がなんであるのかを、この時間を使ってゆっくりと考えてみるのも良いのかもしれません。

 

▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲

 

それぞれの想い、それぞれの決意があるかと思います。

よろしければその想いを、またここにコメントとして寄せてくださいね。

いずれにしても、これからも我々は診断士を目指す受験生を全力でサポートしていきますので!



こんにちは

きりです

まずはみなさん一次試験本当に本当にお疲れ様でした!

 

 

もうそれはそれは疲れがハンパじゃないでしょう?

これでやっと中小企業診断士試験1stステージが終了ですね。

まだ突破したかどうかわからない段階ではありますが、

とにかくみなさん、本当に本当によくやりました。

 

 

この暑い中、色んなことを犠牲にして、

 

それはそれはめちゃくちゃ頑張りました。

 

これだけで本当にすごいことです。

 

尊いことです。

 

今日は自分を褒めてあげてくださいね。

 

もう試験ができたかできてないか、

あの問題が解けたとか、解けなかったとか

そういうことは忘れて、

今日一日だけは、ゆっくりorパーッとやっちゃいませんか?

 

明日からまた勉強を再開することになるかと思うので、

下手をすると10月末ごろまで、また休みなく突っ走ることになります。

一度区切りをいれ、気持ちに整理をつけることで、スパッと2次試験モードに入ることができるでしょう。

ちなみに私はというと…。 試験終了後、同じく試験を終えた、初見の方々とパーッと飲みに行きました(笑)

そこで、「あの問題ひどすぎるよねー!」とか「ゆるキャラの毛をむしり取るとかひどすぎない?」(過去問やった人はわかりますよね?笑)

そんな話で大盛り上がり。

本当に楽しくて、一次試験と二次試験のいい区切りになりました。

(診断士受験生で飲むとそれはそれは楽しいですよ!)

 

 

それから、私から一つお願いがあります。

今回皆さんが中小企業診断士の一次試験に挑戦できたのは、

もちろん、皆さんそれぞれが頑張ってきたからです。

しかし、周りに協力してくれる人がいなければ、それは叶わなかったかもしれない。

家族、会社の人、勉強仲間、友人、予備校の先生…などなど

せっかくの機会なので、ぜひお礼を言ってみてください。

これから2次試験合格に向けて頑張っていく中で、またあなたの背中を押してくれるかもしれませんから。

 

 

それから、道場のコメント欄にもぜひ、みなさんの今の気持ちを書いてみてくださいね!

・試験の感想・愚痴

・2次試験への意気込み・決意

・感謝の気持ち

・みんなで共有したいこと

・自己採点後の結果報告(おそらく明日10時頃に協会から正解が発表されます。)

ここに書き込むだけで、胸が少しすっきりするかもしれません。

(私も受験生時代には、道場に書き込みをしました。 不思議なものですが、何かこうスーッと胸が楽になる感覚があるんですよね。)

執筆陣が熱いコメントを返したいと思います。

それからやっぱり同じ試験を戦い抜いた同志達のコメントも、すごくいいものですよ。

みなさんからの熱い熱いコメントお待ちしてます!punch

きりでした。



こんばんは。ぽらーのです。
本日の1次試験、本当にお疲れさまでした。
また、昨日の【OPENDAY】では皆様からの沢山の熱いコメント、ありがとうございます。

いよいよ明日が1次試験最終日2日目ですね。
これから明日の試験終了までの心構えみたいなものについて、これまで道場で繰り返しお伝えしていることと重なりますが、以下3つをお伝えしたいと思います。

1、終わった4科目の出来・不出来は今は振返らず、明日の3科目のことだけを考える

難しくて出来なかったと思ったとしても、周りもできていないので大丈夫です。
足切ではないかと不安に思ったとしても、結果は思ったより点数が取れてたということはザラです。
終わった科目のことを今考えても点数は増えません。
今日の4科目のことはきっぱりと忘れ、明日の科目に対して今自分ができることに集中しましょう。


2、今日はあまり無理をしないで早めに就寝する

気持ちの高ぶりや不安感でなかなか寝付けない方もいるかもしれません。
そのことは当然ありえることなので、そのこと自体を不安に思う必要はありません。
目をつぶって横になっているだけでも、疲労をとる効果があるようですので大丈夫です。

3、明日の試験では、マークミスやケアレスミスが無いかも含め、最後まで時間一杯見直す

1問の得点差で相当な人数の合否の明暗を分けるという1次試験です。
最後まで精一杯取り組み、これまで積み重ねてきた全てをマークシートに置いてきてください。
マークミスやケアレスミスがないことを確認できた後、もし時間があれば、選択に迷った設問に対して全ての知識を総動員して熟考し見直します。
最後まで諦めず真摯に取り組む姿勢は、この1次試験だけでなく、今後の2次試験や将来の自分に対しても良い結果をもたらすと思います。


1次試験はほんの通過点です!

明日も皆様が本来の自分の力を発揮され、無事1次試験を突破されることを心からお祈りしております。

 

明日は道場OPEN DAY【1次試験終了!】です。
明日、皆様からの熱いコメントお待ちしております。

以上、ぽらーのでした。



 

なごです。

 

皆さんがこれまで努力を重ねてきた診断士の一次試験が明日、明後日に迫りました。これまで本当に多くの試練があり、そのたびごとに様々な喜怒哀楽があったかと思います。
模試や答練の成績に一喜一憂したこともあるでしょう。独学がゆえの孤独に負けそうになった方もいるかもしれません。

会社や家族の誘いに対し、心を鬼にしながら勉学に励んだ方も見えるでしょう。

恋人や子供、自分がほんとは一番大切にしている人にも、勉強を優先するがゆえに、そっぽを向かれてしまったことがある方もみえるかもしれません。
だからこそ、それらの苦労の上にある、皆さんが学んだ集大成を明日からの2日間で最大限に発揮してほしいのです。決して気負うことなく、最大の成果を残す。皆さんにとって、これまで培った努力の成果をいかんなく発揮してください。あなたならそれが出来るはずです。

 

今、これまでを振り返ってみてください。

明日、このフィールドに立つことができるのは、家族や友人、会社の上司や同僚、あなたを取り巻く多くの人の支えがあったからではないでしょうか

自分に関わる全ての人に感謝し、そしてその期待に応える成果を残すことができるか否かも、あなた自身にかかっています。
自分への宣言、そして感謝の気持ち。

 

今、皆さんの心の中にある思い、それを少しだけこのサイトに書き留めてみませんか
本日は、【OPEN DAY】と称し、皆さんからの決意や思いを少しで良いので、メッセージ欄に書き留めてもらう日とします
そしてその思いに対し、私たち執筆陣もコメントを返したいと思います。

想い、気持ち、宣言、ささやき…。

 

形は何でもよいです。明日からの2日間にかける皆さんのコメントを、どんな形でも構いませんので書き留めてみてくださいね。

 

 

 

 

また試験が終わった日も試験後の感想コメントとして【OPEN DAY】を設ける予定です。皆さんの“今”の気持ち、教えてくださいね。

 

なごでした。



決戦の日まで、いよいよあと2日。

道場メンバからの応援メッセージも、本日で最後です。

この超・直前期に道場を見て下さる受験生の皆さん一人ひとりに、私達からのメッセージが少しでも役立ちますように…。

 

▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲

◆なごより◆

 

なごです。
ここまで来たらあとはやるだけ、自分が積み重ねた成果を試験会場においてくるだけです。

この日を迎えることができたことに感謝仲間や家族に感謝し、全力で試験に向かってください。

私から皆さんへのメッセージは一つ。

 

魂は細部に宿る。

 

神経を集中し、細かいことに気を配るのはもちろんですが、特に時間配分に気をつけてくださいね。試験はいつも以上に神経質になるため、一問あたりの解くスピードが遅くなりがち。気がついたら結構時間が過ぎてた、なんてことがザラにあります。自分を信じ、自信を持って解けば、その成果はきちんとついてくるでしょう。
そんな細かい各所への配慮を周りのヒトよりも少しだけ意識しながら、試験を乗り越えてくださいね。

あなたなら出来るはずです。

 

 

◆ぽらーのより◆

 

自分を信じて最後まで諦めず走り抜けてください!

これまで積み重ねてきた努力はきっと一次試験の壁を突き破るはずです。

応援してます!

 

 

◆まるより◆

 

今までやってきたことで、
もう合格レベルには達しているはず。

 

今から通る道、
今の気持ち、
それは合格者の誰もが通ってきた道、
味わってきた気持ちです。

1次試験は絶対評価。
競争相手は自分だけです。

 

やる気をなくさない限り、失敗はありえない。
自分の内部から生まれる敗北以外に敗北はない。
心の弱さ以外に越えられない障害などない。

ーエルバート・ハバード

 

気負いすぎず、今までどおりに!
成功を祈ります!!

 

 

◆Nicoより◆

 

いよいよ第1関門がやってきましたね。
気持ちの準備はできていますでしょうか?

 

実は、Nicoはこの一次試験を3回受けています。
しかも、2回目は1科目目の「経済」を受けた後に心が折れてしまって、会場から逃亡した経験があります。

 

魔物が潜んでいる一次試験。たとえどんなことがあっても、気持ちの振れ幅を小さくすることが重要です。

過ぎ去った科目のことをウジウジ思っても仕方がありません。

 

ブログでも書きましたが、受験生が試験当日にできることは「目の前の問題に淡々と答え、マークすること」だけです。

 

ただひたすら、目の前の問題に集中することを意識してください!ファイト!!

 

 

◆myaより◆

 

みなさん、いよいよ本試験ですね。

私からは、私が中小企業診断士試験の学習を通じてテーマソングとして聞いていた、コブクロさんの曲の一節をご紹介させていただきます。

 

進むべき道なんて 自分で決めるのさ
不安や恐れに 足元をすくわれそうになるけど
巡り来るこの時に 逆らい続けよう
航海は僕に 何を教えてくれただろう?
「行くしかないだろう!」

自問自答を繰り返し 思い悩み立ち止まるけど
あの日夢見た 輝きだけが また 僕の心を揺さぶるよ
眠れない日々を過ごすのなら 眠らない明日を追いかけよう
夢見ることが全てじゃなくて 叶えようとすることが全て

コブクロ DOOR ~the knock again~ 歌詞:黒田俊介

 

試験会場に辿り着くまでに、試験を受けている最中に、試験を受け終えたあとに、何か想定外の事が起こります!
今年は一体どんなことが起きるのか、楽しみにしながら二日間のお祭りを楽しんできてください。

 

みなさんがご自身の持てる力全てを出し切れることを祈っております!

 

 

◆tomoより◆

 

絶対に最後の1分一秒まで諦めない、強い強い気持ちを持って今までの努力を出し切って下さい!

 

全くわからない難しい問題が出ても、焦らず、持っている知識をフル稼働して答える。
そして絶対に足を切らないようにまずは40点を死守するように時間配分を冷静に。
強い燃える気持ちと、的確に対処する冷静さを、どちらももって臨んで下さい。

 

道場一同、心より応援しております!
頑張って下さい!!

 

 

◆Xレイより◆

 

「今まで辛かった。」

そうだよね。
だって、そんなに頑張ってきたんだから。

あの時、夢を語るだけじゃなく、自ら一歩を踏み出した。
だから、ここまで進んでこれた。

でも、まだ立ち止まってはいけない。
向こうに続く道が見えるから。

「行けるかな、その向こうへ。」

きっと、大丈夫。
だって、こんなに頑張ってきたんだから。

▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲

冷静になること。

自分の努力を信じること。

諦めず走り抜けること。

最後の最後にあなたを合格に導いてくれるのは、そんな心のありようだと思います。

強い心で、やりきってきましょう!

明日は「道場OPEN  DAYです。

決戦前の熱い想いをぜひ、ぶつけていってください!

 



月曜日から始まった1次直前応援メッセ―ジ。

本日と明日は、我々6代目からのメッセージをお届けします。

歴代最多人数でありながら濃いメンバーだらけの6代目ですが、メッセージの内容も濃厚です。

最後まで追い込みを頑張っている皆さんの助けに、少しでもなりますように…。

 

▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲

◆岡崎教行より◆

 

最後の一秒まで気を抜かないこと
②必死に喰らいつくこと
③決して運に任せないで自分を信じること。今すべきは、祈ることじゃない、自分自身を信じることだ。
ケアレスミスをした瞬間、不合格確定と心得ること。
⑤一次試験は通過点、でも、それを通過すれば、合格は必ず見えてくる

さぁ、もうすぐ出航だ!いざ行かん。

 

 

◆おはともより◆

 

いよいよ本番ですね。

これまで私は道場にいろいろ厳しいことを書いてきたと思います。
読者のみなさんは
「できなかった」
「準備不足だった」
「やり方を間違えた」など
後悔していることもあるかもしれませんね。

でも、後悔することはありません。
あなたがこれまでやってきたことは、
あなたにとってベストを尽くした結果でした。

あとはゆっくり休んで、
さわやかな朝を迎えましょう。

試験の結果が合格であっても不合格であっても、
あなたがいまの自分の精一杯の力で立ち向かうなら、
この試験は必ずあなたの糧になるはずです。

結果ではありません。
力を尽くすことで、見えるものがあるはずです。
結果ではなく、この2日間のプロセスを大事にしてください。
こんな貴重な経験、一生にそう何度もできるものではありませんから。

あなたにとって、素晴らしい二日間になりますように!

 

 

◆うみのより◆

 

合格に必要なことは、たった3つです。

①これまで身に付けてきた「問題を解く力」を疑わない。
いつも解いている通りに解いてください。

 

②たった数問の難問に心を囚われない。
それだけで落ちることは絶対にありえません。必ず挽回のチャンスがあります

 

③何があっても最後までやり切る。
試験当日は、他の誰でもない、己の逃げたい気持ちとの勝負です。
解ける問題にしがみついてください。何があろうと、これまでやってきたことを忘れず、歯を食いしばって耐え抜いてください。
己の忍耐力を試されているのだ、と思ってください。

 

逃げないかぎり、努力は自分を裏切りません。
これまでやってきたことを出し切ってきましょう!

 

 

◆おとより◆

 

気合系の応援メッセージは、他の道場メンバーも書いていますので、私からは試験当日にやってはダメな3つのことをお伝えします。

 

その① 普段ではやらないことをする
試験前日に、記念だからと言っていつもと違うものを食べたり、当日にいつも買わない高い栄養ドリンクを買ったりするのはやめましょう。普段と違うものを食べるとお腹を壊したりして、当日に力を発揮できなくなります。

その② 試験会場に大量のテキストを持ち込む
試験当日は、全ての受験生が不安です。不安を解消するために大量のテキストを持ち込みたくなりますが、それはやめましょう。
試験会場でテキストを読んで分からないところがあったら、それだけで不安が増加してしまいます。試験当日は、自分で作ったファイナルペーパーや、T○Cのポケットテキストなどの簡単なテキストの持ち込みだけにしましょう。

その③ 試験当日に友人と話す(SNSも含む)
これが一番重要です。
1日目の昼休みに、「財務のあの問題わかった?」などど話すことはやめましょう。当たり前ですが、終わった問題を振り返っても、点数は上がりません。友人と話している暇があったら次の試験の準備をするべきです。
また、友達との会話のなかで「やべぇ、あの問題間違えちゃった。」と気づいてしまっても、自分自身の不安が増えるだけで、メリットは一つもありません。
もし、友達と話したかったら、2日目の科目がすべて終わってからゆっくりと話してください。それまでは、目の前の試験に集中すべきです。

 

道場では、2次対策セミナーを8月下旬に予定しています。

2次対策セミナーでお会いできることを楽しみにしています。

 

 

◆きりより◆

 

やっと来ましたね。待ちに待ったこの時が。

準備万端!とはいかないかもしれませんが、これまでよくやってきた。
そう思いませんか?

仕事やプライベートを犠牲にして。

体調が悪くても無理をしたりして。

今まで自分がやってきたことを思い返すとなんだかジーンと、胸にこみ上げるものがありますよね。

そして不思議と自信が湧いてくるはずです。

本番ではこの自信と、それからほどよい緊張を胸に闘ってください。

本番では誰も助けてくれません。

友人とのおしゃべりなどはせず、自分の世界に入ってしまいましょう。

皆さんが冷静に、今まで積み上げてきたことをアウトプットできるようにお祈りしています。

心は熱く、頭はクールに。

 

 

◆紫雲和尚より◆

 

」…落ち着いて!!
」…少々の変化球も
」…よく見りゃ知識で補える。
」…ウザいようだが、最後は『平常心』!

和尚です。


ここまできたらあとは、心の平安のために何をするか、です。

最後まで知識詰め込み、追い込むのもよし、酒飲んで寝るのもよし、恋人とイチャイチャするのもよし、

それでも、心の平安が得られないアナタ、
目をつぶり、手を合わせてこう唱えてみてはいかがでしょうか。

合掌。

 

追伸。
名古屋受験の方、参考までに

 

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応援メッセージシリーズも明日で最後。引き続き、6代目のメッセージをお届けします

そして1次試験前日は、毎年恒例「道場OPEN DAY」の予定!

皆さんの試験直前の想いをぜひ聞かせてくださいね。



昨日に引き続いて、道場メンバからの応援メッセージをお届けします。

本日は5代目からの応援メッセージです!

 

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◆5代目・フォルゴーレより◆

 

みなさま、第一関門はすぐそこですね!
あくまで第一関門です。そして、二次試験も行ってしまえば通過点です。その先に受験を志した目的が待っているはずです。

合格後の私自身の環境も大きくうねりだしています。

いつもどおりを出し切る、悔いの無いように試験を楽しんで下さいね。
それではまた!

 

 

◆5代目・まさや~んより◆

 

ここを見る全ての人が診断士取得を目標にしている。
一次試験それはあくまで二次試験へ向かうための通過点。

二日に及ぶ長い試験だけど、気負いせず今までの積み重ねを信じ最後まで頑張ってください!

皆様の一次試験突破のご報告を心待ちにしてます。

 

 

◆5代目・ハーンより◆

 

いよいよ、この週末は一次試験ですね。

改めてお話ししたいことは、
「ここはゴールでなく自分の目標に向けたスタートラインである」
ということです。

誰のためでもなく自分のために。最終的な自分の目標のために。
勉強を始めた頃の「初心」を思い出して、最後まであきらめず頑張ってください。

そして出来ない科目があっても、あきらめないで、引きずらないで。
7科目という長丁場。リカバリーできるチャンスは十分あります。
最後まであきらめない、終わった科目は振り返らない。

合格、祈ってます!
ハーンでした。

 

 

◆5代目・3215より◆

 

僕が2回受けた一次試験、2度とも前日にうまく寝付くことができませんでした。(ノω`)
うわー、眠れない…」と自分でもびっくりしたりして …。
なので僕は「一次試験は前日の就寝から始まっていると思っています。
「良い睡眠」ができれば、それに越したことはないのですが、それができれば苦労しないので(ノω`)、ちょこっとだけ与太話でも・・・。

 

・「眠れない自分を肯定する」
一番よくないのが「眠れなくて焦る」というパターン。
「ヤバイヤバイ、ちゃんと眠らなきゃ」なんて考えだすと、余計眠れなくなります。
そんな時は、ちゃんと自分が「眠れない」んだと一旦自覚しましょう。
そして「眠れないほど緊張しちゃうなんて、自分はやるだけのことをやってきたんだ」と、これまで頑張ってきたことへの証左だと思いましょう
テキトーに頑張ってきた人は「眠れない」なんて状況には陥らないと思いましょう。
そして、そのまま横になって目を瞑っていましょう。

 

・「小さな音に集中してみる」
我々を取り巻く情報は、特に視覚刺激が多いのですが、五感の視覚を刺激することは、入眠を妨げることになります。
パブロフの犬で有名なパブロフの言葉に
一つの刺激に注目すれば、他の刺激は遮断される」というものがあるそうです。
これを利用すれば、布団にはいって、聴覚から入ってくる静かな物音や家の周りの音などだけに集中することで他の刺激が緩和され、スムーズな入眠ができるそうな。
視覚情報は、明るさは目を閉じていてもまぶたから刺激として伝わりますので、部屋は暗くしてください。
だんだんその物音が、単調な小さな音であれば、快眠の世界に導いてくれます。たとえば、時計の秒針がカチカチする音とかに注目(注耳?)するといいかも。

 

この二つを組み合わせて、皆さんが少しでもよく眠れますように…。
そして、試験当日に自分ベストの答案が残してこれますように…。
ご武運あれ!

 

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昨日に引き続き、「1次試験はあくまでも通過点である」というメッセージがとても多いですね。

それは、「1次試験合格が目標になってしまうと、過度なプレッシャーを自分に与えたり、本来の目的を見失ってしまいがちだから」だと思います。

もちろん今は1次試験に全力投球する時ですが、「あくまでこれは第一関門」と思うことで、本番当日のプレッシャーや緊張感を少し和らげることができると思います。

そして、「1次試験合格」が目的なのではなく「中小企業診断士になって、社会の役に立つこと」がこの試験の本当のゴールであるという原点に立ち返ってみると、改めて湧き上がってくる“想い”があると思います。

その想いを忘れずに。

その先に続く未来があるからこそ、目の前の関門をせいいっぱい全力で体当たりして、こじ開けてください。

 

明日は、我々6代目からの応援メッセージをお届けします



こんにちは。うみのです。

いよいよ、今週末は1次試験ですね!

というわけで、本日より4回に分けて、歴代道場メンバから応援メッセージをお送りいたします。

試験にあたっての最重要な心構えや過ごし方など、多彩なアドバイスが盛り込まれていますよ。

ご参考いただき、試験当日、実力を十分に発揮できるよう心身のコンディションを整えていってくださいね!

 

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◆初代・JCより◆

 

初代のJCです。

言いたいことはほとんど6代目が言ってんだけど、老婆心として付け加えとくと…。

やるべきことはもう全部やったと信じること。

自分が難しいと感じた時は周囲の人も難しいと感じているから心配しないこと。

経済・財務は時々爆弾があるけれど、できる問題を見つけてさくさく解くこと。時間が一番の敵かもしれないよ。

午後の運営・経営は90分の長丁場。脳も疲れる。糖分補給も忘れずに。この2科目はやっただけの成果が期待できるから、これまでやってきたことを全部出し切れるように。

1日目が終わって、できた!と思ってもできなかった!と思っても振り返らない。受験校の速報解答集なんて見ても意味がないから見ない。ゆっくりと風呂に入って、少し2日目の科目をおさらいしたらしっかり眠ろう。

2日目は暗記三兄弟だからといって気を抜かないこと。第1問目は必ず難しい。順番通りに解くなんてしないこと。ただしマークずれがおきないように時々確認すること。解答し終わったからといって途中退出なんてしないで時間ぎりぎりまで見直すこと。チャンスは年に一度しかない。

解答記録は必ず残す。月曜の正解発表でちゃんと安心できるように。みんな頑張れ!!

とはいえ1次は単に1次。翌日から2次の勉強を即スタートしよう。

来年の春にみなさんとお会いできることを心から楽しみにお待ちしていますから

 

 

◆初代・ハカセより◆

 

初めて受験する方は、きっと緊張していることと思います。

二度目・三度目の方は、きっと追い詰められた気分になっていることと思います。

 

そんな方は、是非、「なぜ自分は診断士を志したのか」をもう一度思い出してみてください。追い詰められたとき、目の前に高い壁を感じたとき、それを乗り越えさせてくれるのは、「あなたの意志」以外にありません。

 

これまでの積み重ねに自信を持って、試験会場にそのすべてを置いてくるつもりで体当たりして来てください。

 

これまでの積み重ねに自信がない方は「制約の中、ここまでやってきたんだ。これ以上どうしろっていうんだ」と開き直っちゃいましょう。「Take it or leave it」です。大丈夫、命までは取られません。

 

2010年に始まった一発合格道場。一次試験を迎えるのは今年で6回目。

 

勉強方法に迷う受験生や、学習の達成度に不安を持つ受験生が一人でも少なくなるように、今年もここまでやってきました。

 

当道場の記事、考え方、気合、熱意が、少しでも受験生の役に立ち、受験生の一点でも得点を押し上げることを願っています

 

Good Luck。

 

 

◆3代目・うちあーのより◆

 

「診断士になりたい」

「診断士試験に合格したい」

 

そう決意したあの日のことを今一度思い出してみてください。

自身のスキルアップやキャリアアップのため、勤務・経営する会社を良くするため、中小企業を応援するため、あるいは日本をもっと元気にするため、など何らかの動機があったことでしょう。

1次試験はその想いを実現する第1の関門です。

気負わず、油断せず、これまで積み上げてきた力を本番で出し切れるよう直前までしっかりと準備をしてください。

 

8月8日朝

受験会場に着いたら、周りの受験生と笑顔で挨拶を交わしてみてください。「頭の良さそうな敵」に見えた人たちが「同じ目標に向かってもがき苦しんできた同志」に見えてくるはずです。そうすると自然と余計な力も抜けていい感じになるでしょう。

 

試験開始後

自分が解けそうな問題を探し、まず1マーク取りましょう。それだけでだいぶ落ち着くはずです。知らない問題、時間がかかるように仕組まれた問題も必ずあります。4割は落としていいわけなので、そういう問題はさっさと見切って取れるところで点数を固めていきましょう。

 

8月9日夕刻

無事7科目の受験を終えた時、ひとつのことをやり切った充実感に包まれたみなさんがいるはずです。

 

道場読者全員のご健闘を祈って。

Buona fortuna!! 

 

 

◆4代目・katsuより◆

 

毎回応援メッセージは同じですが、試験を楽しんで下さい!

 

2日間の試験はきっと緊張や疲労も多く、大変な戦いとなるでしょう。

でも、試験を楽しんでください。

最後まであきらめず、とにかく明るく、ポジティブに!

ある科目が難しくなれば、ある科目は簡単になります。最後の1科目、1マークまで絶対にあきらめないでいきましょう。

 

そして、試験に合格した後には、さらに楽しめる新しい世界が待っています。

今まさに可能性が広がる素晴らしい世界への第一歩を踏み出そうとしています。まずは、その一歩を楽しんで下さい。

 

みなさんが全力を尽くせるようお祈りしています!!

 

 

◆4代目・お薬ハックより◆

 

結果を出す人は必ず努力をしています。

今まで頑張ってきた事を信じて、二日間戦って来て下さい。

体調にだけは気をつけて!

 

 

◆4代目・ひろいんより◆

 

一次試験に臨まれる皆さんへ。

もう少し準備の時間があったらなぁ、今ひとつ準備不足やし、などと嘆いている方もいらっしゃるかと思います。でも、皆さんにはこれまで勉強して、対策を立ててきた実績があります。

自分を信じて、一つ一つの科目で全力を出し切り、次の科目ではその科目に集中してください。

最後まであきらめることなく、頑張ってください!

応援しています。 

 

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なぜ、「試験当日の心構え」を歴代執筆陣が熱く語るか?

それは、「いざ本番の試験問題に向き合ったときのプレッシャーが想像以上だから」です。

そのプレッシャーに負けて実力を発揮しきれず、涙を飲む受験生も数多くいます。

だからこそ、普段通りの実力を発揮できるかどうかが、合否に大きく影響するのです。

応援メッセージの一言ひとことには、その重みが込められています。

ぜひ読み返して、心に焼き付けていただければ、と思います。

プリントアウトして当日持っていくのも、オススメですよ

 

明日は、5代目からの応援メッセージをお届けします

 



うわ、まだテキスト半分残ってるけど!?

診断士「会計・財務」は時に「沼」と呼ばれる。それはどこが底なのか外から見えないため。足を下手に踏み入れると泥沼。その泥沼っぷりを図示。

スピテキを、経営分析→管理会計→意思決定会計→ファイナンスまで読み進めると、診断実務上の重要性を8割カバー。だが§8以降の残り2割をカバーするのに、総学習時間の8割かかる。これが世に言う財務コツコツ

なぜそうなるか? →§8~11は簿記論点。繰り返し解いて体得。
ではどうするか? →つべこべいわずに簿記3級

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■おさらい:診断士「会計・財務」と簿記の関係■

診断士「財務」は財務諸表(FS)の読み方。簿記は財務諸表の作り方。

当シリーズ第0回でこう↑紹介。診断士「財務」は、財務諸表を読めれば良く、作る必要は原則ない。そして受験生・合格者の簿記履修状況を図示。

診断士受験生の75%、合格者の30%は、

・簿記3級を回避し、仕訳ができない
・仕訳を知らずに、経営分析やCF計算書問題を解くのに夢中
・その結果、応用捻りにからっきし。
・1年余った時間をつぶす合言葉=「財務は毎日コツコツやりましょう」

診断士学習が過年度化すると、世間の動きに鈍くなる。そこで診断士試験を一旦離れ、世の中の動きで理解。

□図1 資金調達のため、財務諸表を読む能力を求められた時代□

・財務諸表を診て、強み・弱みを指摘できればOK。
・資金調達の方法・手続きを助言できればOK。 

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□図2 財務諸表を使いこなし、収益を高める力が問われる時代□

・財務諸表を診て、仕訳・原価計算をイメージできる。
・仕訳=会計処理の適正さ、原価計算=コストダウンの助言ができる。 

今の円安・物価高・金利安は2020年まで続く。すると、

モノ・サービスは作れば作るほど、売れば売るほど儲かる(理由省略)

資金調達(財務)<収益力向上(会計)の時代に、診断士「財務」の科目設置意図「事例Ⅳ」の出題意図は相当古臭い。また以下の発想はカビ臭い。

△簿記をやらないでも、診断士は合格できる!
△診断士「財務」合格のために簿記3級・2級をやる

そうでなく、簿記(作成能力)が主で、診断士「会計・財務」(活用能力)が従。その組み合わせが最強・鉄板。この発想差に気づかないと、あと1年、

重要度残り20%を学ぶために、学習時間の80%を費やす

ことになるのでご用心。

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■重要度ミシュラン~#6日目■

一挙掲載。

論点 評価 一言で
#6 8 BS・PL
作成プロセス
財務諸表の概観 ★☆☆
取引と仕訳 ★☆☆
転記 ★☆☆
試算表 ★☆☆
期中取引 ★★☆
決算整理 ★★☆
繰延資産 ☆☆☆
精算表 ★☆☆

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第8章 貸借対照表および損益計算書の作成プロセス
❶財務諸表の概観 S
❷取引と仕訳
1簿記の5要素 S
2取引の二面性 S
3仕訳
1仕訳とは S
2仕訳の手順 S
3仕訳のルール A
4取引と仕訳の例示 A
❸転記
1転記とは A
2転記の手順 A
3取引と仕訳、転記の例示 A
❹試算表
1試算表(T/B)とは S
2財務諸表の作成 S
❺期中取引
1商品売買
1掛けによる売買 A
(1)意義
(2)売掛金・買掛金
(3)具体的処理
2仕入諸掛 C
(1)意義
(2)付随費用がある場合の取得原価
(3)会計処理(当社負担のケース)
(4)具体的処理
3返品・値引 B
(1)返品
(2)値引
(3)返品・値引の売上勘定と仕入勘定への記入
(4)返品・値引がある場合の取得原価
(5)損益計算書表示
4前渡金・前受金 C
(1)意義
(2)会計処理
(3)具体的処理
5現金割引 B
(1)意義
(2)会計処理
(3)具体的処理
2手形取引
1手形 C
(1)意義
(2)簿記上の分類
2手形の割引 C
(1)意義
(2)会計処理
3貸倒れ
1貸倒れとは B
2会計処理 B
(1)前期以前発生債権の当期貸倒れ
(2)当期発生債権の当期貸倒れ
3具体的処理 B
❻決算整理
1決算整理とは S
2減価償却
1減価償却 S
(1)減価償却の意義
(2)減価償却費の計算方法
2償却方法 S
(1)定額法
(2)定率法
3期中取得 A
4会計処理および記帳・表示方法 A
(1)記帳方法
(2)減価償却累計額の貸借対照表示
3貸倒引当金
1貸倒引当金の設定 A
(1)会計処理
(2)設定方法
(3)損益計算書表示
(4)貸借対照表示
4売上原価の算定
1売上原価 S
(1)意義
(2)売上原価の算定
(3)三分法
(4)具体的処理
(5)まとめ
2商品有高帳 A
(1)意義
(2)ひな形
3払出単価の計算 A
(1)意義
(2)払出単価の算定方法
4商品の期末評価 A
(1)処理の流れ
(2)期末商品帳簿棚卸高の計算
(3)棚卸減耗費の計算
(4)商品評価損の計算
(5)損益計算書表示
5経過勘定
1意義 A
2前払費用(費用の繰延) B
(1)意義
(2)仕訳
(3)具体的処理
3前受収益(収益の繰延) B
(1)意義
(2)仕訳
(3)具体的処理
4未払費用(費用の見越) A
(1)意義
(2)仕訳
(3)具体的処理
5未収収益 A
(1)意義
(2)仕訳
(3)具体的処理
6経過勘定の貸借対照表表示(まとめ) A
❼繰延資産
1繰延資産 A
❽精算表
1精算表の概要 A
(1)意義
(2)作成目的
(3)精算表の作成方法
2精算表の作成例 A
(1)売上原価の算定
(2)減価償却
(3)経過勘定

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■一言メモ例~#6日目■

テキストは頭から順に読む。復習時は大事な所から飛ばし読む。

そこで当メモは、全ての論点順でなく、S→A→B→Cの順にまとめて掲載。

Sがなぜ重要・頻出か。B・C論点とは何者か?

その感覚を掴むと、早くも周囲にまた一歩リード。

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□S論点 頻出+理解=2次論点□

S論点とは「2次」でも問われる、つまり理解して使いこなす知識。しょっちゅう出てきて自然に覚え、覚えた後で理解に進む。

なお「簿記」に関し、簿記テキスト>診断士テキスト>Web情報の順にまとまっている。診断士「財務」より詳しく知りたいなら簿記テキスト、とりあえず不明点を解消したければWebをチラ見

1簿記の5要素
→診断士「財務」§8~11を学ぶ時は、一回で理解しようとしない。具体的には講師の説明でわからない点は、深追いせずメモだけ。その代わり、講師の説明を一通りちゃんと聞く。まず大事なのが「簿記の5要素」。この考え方を、今後墓場まで持っていく。

2取引の二面性
→簿記には、単式・複式の2つがあり、普通は複式簿記を指す。これは、何か商行為をすると、同時にカネが動くことに注目。講師の説明とWeb解説でとりあえずさらっと理解。これも墓場まで持ってく重要知識。

1仕訳とは ☆超重要
→5要素+取引の二面性=仕訳。簿記は仕訳に始まり仕訳に終わると言われるのは、まず仕訳を学び、迷ったときは常に仕訳に戻って考えるから。ここはルールに慣れる。ここできないと「簿記」「財務」は一生苦手。

簿記の5要素+取引の二面性=仕訳。まずこの理解までが最重要。

2仕訳の手順
仕訳を作る練習。つべこべ言わずやる。

1試算表(T/B)とは
2財務諸表の作成
→仕訳の結果は1年毎に集計するルール。問題解いて体得していくが、試算表=BSとPLを分離する前のチェック表、程度のイメージで一旦OK。

1減価償却☆超重要
2償却方法
→簿記の様々な論点の中で、

減価償却=固定資産は一旦資産計上し、使い方に応じて費用化

することが超重要。すぐ慣れるが最重要。BS上の王様論点。

1売上原価☆超重要
→減価償却がBSの王様とすれば、売上原価がPLの王様論点。直観的に理解しづらいので、先に各論点の問題を解いて体得。後から納得すればOK。

1決算整理とは ☆超重要
→仕訳が出来たら、集計の仕方を教わる。単に合計するのでなく、ある一定のルールで1年単位に見やすくお化粧する作業が決算整理。

S論点はここまで。簿記は沼のごとく深いが、本当に大事な箇所は一握り。逆にこの大事な箇所の理解を外すと、「簿記」「財務」は一生苦手。

□A論点~頻出+暗記□

A論点とは、1次「財務」で問われるが「事例Ⅳ」では使わない知識。問題を解き直し、答え方を思い出せればそれで良し。

❶財務諸表の概観
→簿記一巡のこと。講師の説明をネット知識で補強。今日のA論点は、試験で直接出ないが、考え方として不可欠なものが中心。

3仕訳のルール
4取引と仕訳の例示
→仕訳=簿記のルール。なぜそうなるのか?と考えず、まずそういうものと丸呑みしていく。ここは考えたら負け。

1転記とは
2転記の手順
3取引と仕訳、転記の例示
→仕訳を集計していく作業。「簿記」上で大事。診断士「財務」では非重要。「財務」で問われない所で手抜きしないのが、簿記履修者の強み。

1掛けによる売買
→「簿記」学習では、仕訳をどんどん書いてマスター。ここでつべこべ言わない。ただし、商品を掛仕入れし、掛売りするのはビジネスの基本。イメージしやすいこの仕訳を最初にマスター。残りの仕訳は主にB論点で説明。

3期中取得
4会計処理および記帳・表示方法
→減価償却は頻出S論点。ただ「期中取得」「記帳・表示方法」はSとまでは言えないのでA論点扱い。

1貸倒引当金の設定
→BS売掛金には、必ず「貸倒引当金」という家来がついてくる。具体的にはB論点で詳しく説明。

2商品有高帳
3払出単価の計算
4商品の期末評価
→「財務」で必ず出題され、必ず苦手になるのがこのトリオ。出題パターンが様々。組み合わせでどんな問題でも出題できるので、解き方を覚える学習法では太刀打ちできない。唯一絶対の苦手解消法=「簿記3級をやる」。

1(経過勘定の)意義
4未払費用(費用の見越)
5未収収益
→簿記の目的は「期間損益」を表示すること。従い、当期に含む収益・費用を足したり引いたりするのが経過勘定。(費用・収益)×(未収未払・前受前払)の4種類いずれも大事だが、未払費用・未収収益の2つの登場頻度が高い。

1繰延資産
→日本の会計慣習は、会社設立時にかかる5つの費用を繰延資産に計上し、後から分割して費用化することを認める。内容にあまり意味はなく計算問題も出ないが、「5つの知識」→ABランクベタ問で出題しやすいため頻出。

1精算表の概要
2精算表の作成例
→実務では必ず使う。実務家なら問題ないが、試験上はいろいろややこしい。ここも理解でなく、出題パターンの暗記、繰り返し体得で一旦OK。

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□B論点~理解論点□

B論点とは主に基礎知識。1次「財務」でもあまり問われず、「事例Ⅳ」には出てこない。過去問題数が少ないので、講義で何を言っていたか理解メモを残さないと、得点にならない。

3返品・値引
5現金割引
→簿記の世界では、売上高を決める時に返品や値引きが起きたり、買掛金を早く支払うと代金を割引きされることがある。これを俗に

売上3兄弟=値引・割引・割戻

と呼ぶ。用語イメージでひっかけしやすく、試験で頻出。

1貸倒れとは
2会計処理
3具体的処理
→A論点「貸倒引当金」の仲間。ヘタな取引先に掛売をすると、なかなか支払ってくれなったり、倒産・夜逃げされることがある。この一連の会計処理が「貸倒」。簿記上の重要論点なので、問題解いてパターンでマスター。

2前払費用(費用の繰延)
3前受収益(収益の繰延)
→経過勘定4兄弟の三男坊と末っ子。期間損益を出す役割は同じだが、登場頻度は低い。

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□C論点~おまけ論点□

C論点とは、過去出題があったため営業上収録されたり、逆に項目として存在するが「財務」「Ⅳ」では出題されない知識。追い掛けたらキリがないので、過去問で出た所だけ押さえる。

2仕入諸掛
→売上原価の仲間。簿記では出るが、診断士「財務」ではほぼ出ない。

4前渡金・前受金
→商品仕入やサービス提供の前にカネをやり取りするのが、前渡金・前受金。仕訳を理解というより、実務でなぜそんなことが起きるかのストーリーで理解すれば心配不要。

1手形
2手形の割引
→簿記の論点。実務では使わないが、ルールとして知っておく。

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■今日のまとめ■

試験対策上はコツコツ仕訳を書いて覚える。実務上は流れを理解する。

診断士「会計・財務」が問うのは、簿記履修者にとって当り前のことばかり。なぜなら誰がやっても・当り前のように・同じ結果になるのが簿記だから。

だが初学スト生は、どこが大事か自力で判断できない。だから、

・それなら最初から簿記3級をやっておくか、
・所詮試験と割り切り、問われる所だけをやるか。

その意思決定は自分でしなきゃダメ。診断士合格に簿記学習は不要。だがそこで学ぶ知識を使いこなしたければ簿記が前提。 ではまとめ。

・スピテキ後半簿記論点は、重要度=2割、学習所要時間=8割。
・「財務」→「会計」に世間がシフト。診断士「財務」の役目は時代遅れ。
・この章では、簿記の5要素→取引の二面性→仕訳までの理屈を理解。
・減価償却・売上原価・貸倒引当金等の重要論点は、後から必ず理解

byふうじん



自分の周囲は全員ダルマ。

準備万端整えた初学スト生。合格手続きのため「1次」本試験会場に赴くと、まず驚くのは以下5点。

・試験会場のあちこちに空席。申込順が遅いとガラガラ。
・雰囲気のゆるさ=緊張感の無さ。机で寝てる奴もいる。
・会場設備の格差:安定した机⇔ガタガタ揺れる長机。
・周囲の受験生が持ち込む大量の参考書。
・トイレの混雑=男性比率の高さと、受験生の高齢化。

「1次」高得点に向け気を使うのは、○試験傾向の変化。×周囲の不可解な行動は自分の得点に関連しない(同額原価)。だから、

自分の周囲は全員ダルマと割り切り、涼しい顔。

そういえば手も足も出てないな・・など余計な観察は後回し。まず得点に関連しない同額原価を考慮外。

.
■「1次」本試験の心理戦■

8/8(土)・9(日)の出来事は、全て仕組まれた予定調和。

予定調和:観衆・民衆・関係者等の予想する流れに沿って事態が動き、結果も予想通りであることをいう。「勧善懲悪の-を破る」「-の法案成立」

「1次」作問者の使命は、①診断実務に必要な知識の教育 ②「2次」競争倍率5倍への絞り込み。言い換えると「1次」免除者が約2,000人いるから、今年3,000人以上合格させる気は皆無。

小手先の受験対策など作問者に筒抜け。試験の難化が小手先を上回るのは予定調和。ついでに100点中20点が初見の新作問題であるのも予定調和。

「1次」:合格実力と合格できる実力は異なる。
「2次」:合格できる実力と合格は異なる。

「1次」は合格する気で臨んだ7,000人の半数3,500人が不合格。合格実力とは、それを織り込み455点(平均+5点)、490点(+10点)を狙うこと。この時、不安=緊張を取り除く手段も織り込み済。

顔なじみの講師と握手し、自信に漲るのもアリ。
おなじみの名物応援団に心癒されるのも、それはそれでアリ。

とはいえ自分が420点しか取れなかった反省抜きに、420点の取り方を他人にオススメ(応援+自慢)する行為はナンセンス。だから得点と関連する「差額原価」に選択集中。無関連な「同額原価」はスッと自摸切り。

.
■「2次」本試験の心理戦■

10/25(日)の出来事は、事前予測できない「現場対応」。

この時、

自分の周囲は全員カカシ。

準備万端整えた初学スト生。合格手続きのため「2次」本試験会場に赴き、やはり驚くのが以下5点。

・試験会場はびっちり満席。申込順により多少の雰囲気差。
・雰囲気のゆるさ=「1次」と異なる緊張感の無さ=実力者の達観。
・会場設備の格差:安定した机⇔ガタガタ揺れる長机。☆要注意
・周囲の受験生が持ち込む独特の過年度オーラ。例:電卓乱打
・トイレの混雑=男性比率の高さと、受験生の超高齢化。

だが小手先の解答ノウハウなど作問者に筒抜け。だから5,000人中4,000人は必ず何かの理由で不合格。

与件根拠の薄さが小手先を上回るのは予定調和。機知を働かせる現場対応力の勝負。そこで、

自分の周囲は全員案山子と割り切り、涼しい顔。

だから、そういえば頭がからっぽだったな・・など事前の観察が大事。

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■「2次」は案山子とダルマの戦い■

そこで「合格俗説」の頭のからっぽぶりをおさらい。

合格俗説:受験校講師の台詞を鵜呑みにし、自ら咀嚼せず受け売りすること。主に「ボクの合格ノウハウ」「最短合格」とセット。⇔対義語:合格仮説。

「2次」は人並み答案を書く力を競う試験。だから自分の主張を入れたら負け。かつ、考えたら負け。従い「2次」に2回落ちたら、自ら考えるよりノウハウを学び、頭をからっぽにする方が合格への近道。それが、

案山子の俗説 vs. ダルマの合格仮説

案山子の俗説 (合格者の70%) ダルマの合格仮説 (合格者の30%)
「2次」は「1次」より難しい 「1次」知識を駆使し、「2次」は簡単
「1次」は知識を問い、
「2次」は思考力を問う
「1次」は知識の体系化力を問い
「2次」は考えるブレを省く力を問う
接続詞に注意して読み、直後の根拠に注目 接続詞は読み飛ばし、浮き上がる根拠に注目
細部に神は宿る 細部より大局観
「Ⅳ」は経営分析・CVP・NPV
でA判定
「Ⅳ」は個別計算問題を当て、
合格者平均+20点荒稼ぎ
合格ノウハウ 仮説思考
頭をからっぽ 考え続ける
 思考停止
blindly follow rules
なぜ?それで?
Why? So what?
合格率MAX 50% 合格率MAX 80%

「頭からっぽ」は悪口でなく、診断士試験そのものがそれ(follow rules)を要求。だが「2次」対策を2年、3年続けると、考えるのが面倒になり、思考停止+経験則で行動しだす。だからオヤジは受からない。例を一つ。

△読む→考える→書く
○読む→選ぶ→書く

「2次」は考えたら負け。合格俗説組がそこにいつ気づくかニヤリと観察。

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■今日のまとめ■

「1次」対策の頭の枷を外し、「2次」対策ロケットスタート。

世間より1ヶ月早く時間が流れる当ブログ。「1次」に向けやることは全てやった=合格確実の手応えを掴むと、

頭の中の枷が外れ、早く「2次」対策を始めたくてウズウズ。

これが初学スト生のロケットスタート行動原理。だが、

あーもう、考える⇔考えない、いったいどっちなの??

そんな時は恒例のお伽噺で解決。

思考停止:普段考えることをあきらめ、本試験で何か考え付くのが過年度生
仮説思考:普段からなぜ?を考え、当日余計なコトを考えないのがSランク

「2次」の隠れた題意は、自由な発想を禁じ80分で解けない文章量を与えて思考停止させ型に嵌め込む教育効果。だが思考停止合格では面白くない。

そこで「1次」で脳力を鍛え、大量文章の処理能力を高めておく

「1次」500点⇔420点では文章処理力に2割以上の差。だから「1次」は死力を尽くして臨み、自分の全力が上位何%かのスコアを測る。ではまとめ。

・「1次」会場では、自分の周囲は全員ダルマ。
・「2次」会場では、自分の周囲は全員カカシ。
・「2次」はカカシ⇔ダルマの戦い。相手の考えを読み切った方が勝ち。
・「読む→考える→書く」は俗説。「読む→選ぶ→書く」が最新仮説。

byふうじん



こんにちは!おはともです。
本試験までいよいよあと7日となりましたね。
泣いても笑っても、あと24時間×7≒160時間後には、いよいよそのときを迎えます。

今日からやるべきことは「最終調整」です。
春セミナーでお伝えした
ラスト1週間の過ごし方を思い出してくださいね。

・2日間で7科目を回す
・苦手科目はABランクに絞る
・DEランクは捨てる



それ以外には

・睡眠時間の調整
・ピーキング

などなど、ですよ!

道場読者のみなさまはもちろんそんなことは頭に入ってますよね!?

 

・・・・そんなこと言われても。
って声が聞こえてきそうです。

「もう無理だ」
「きっと今年も不合格だ」
「まだ全然勉強が足りない」

あるいは
「寝る間も惜しんで全力投球で勉強してきた」
「どうしても受かりたい!」
と闘志に燃えている人もいるでしょう。

 

これまでたくさん努力を積み重ねてきた人ほど、
そして合格したいという意志を強く持っている人ほど
今日感じている不安は計り知れなく大きいでしょう。

しかし。
敵に一瞬たりともすきを見せてはいけません。
あなたの弱い心を見せてはなりません。

目の前に立ちはだかる一次試験という敵は巨人のように、とてつもなく大きい。

しかし、あなたはその敵を一撃で倒すことができます。

自分の力を信じてよいのです。

これまで鍛え上げてきた自分の腕を信じてください。

 

あなたはこれまで何度も失敗し、そのたびに失敗から学んできたはずです。

過去問を何度も解いて、敵の戦闘パターンを知り尽くそうと努力を重ねてきました。

これまであなたは100回つまづき転んできたかもしれません。

それはすべて、101回目に成功できるようになるための訓練でした。

だめかもしれない、という不安が心をよぎりますね。

あなただけではありません。

自信ありげに見えるあなたの受験仲間も、みな同じ思いと闘っています。

あなたの不合格が決定するのは本試験を受験したあとではありません。


いま、あなたがもし

「もうだめだ」とあきらめるなら、

その瞬間にあなたの不合格が確定するのです。

本試験を受ける前に、です。

 

最後の1週間。

あなたはこれまで鍛え上げてきた自分の力に絶対の自信をもって

試験当日には最高のパフォーマンスを出すことが出来ます。

そのためにあらゆることを調整し、自分の精神と肉体を高めていくのです。

 

さあ、目の前のチャンスをつかんで!

全力で、全身全霊をこめて、人生をかけて、

合格の栄冠を獲りにいくのです。

 

私は合格後の世界であなたをお待ちしております。

 

それでは、今日も素敵な受験生ライフを!

おはともでした。

 

 

 



借金(黒星)より貯金(白星)の方が高コストって、
どういうこと?

ナゴヤドームで首尾よく2連勝を挙げたトラッキーがあなたに尋ねます。

あなた:プロ野球ファンはチームが勝てば満足です。だが連戦連勝、勝って当然では飽きられますね。会社の経営でいえば、貯金(自己資本)には、余計なカネを払わないといけない決まりです。それを証券投資論で説明しましょう。

.
■証券投資論 ポートフォリオ理論■

ファイナンスと聞くと身構えるが、やってることは超簡単。

あなたが伝えたのは、企業は株主に元本を返す代わりに、配当をすること。そしてファイナンス後半「証券投資論」とは、株主の出資心理のお勉強。

コーポレートファイナンス(経営者)⇔証券投資論(株主)⇔の知識は表裏一体。なお診断士「会計・財務」では、

△自分がどこに投資するかでなく、
○買ってくれる投資家心理
○リスク⇔リターンの関係とリスク回避策

を学ぶ。ではファイナンス後半戦スタート。

.
■重要度ミシュラン~#5日目■

一挙掲載。

論点 評価 一言で
#5 7証券投資論 個別証券のリターンとリスク ★☆☆
ポートフォリオのリターンとリスク ★☆☆
共分散と相関係数 ★☆☆
CAPM ★★★
デリバティブ ★★★

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第7章ファイナンスⅡ(証券投資論)
❶個別証券のリターンとリスク
1証券投資論の基礎
1資本市場の考え方 B
2投資対象の考え方 B
2個別証券(危険資産)のリターン S
3個別証券(危険資産)のリスク ☆超重要 S
4リスク回避的投 B
❷ポートフォリオのリターンとリスク
1ポートフォリオのリターンとリスク ☆超重要 S
2効率的ポートフォリオ S
❸共分散と相関係数
 1共分散 S
 2相関係数 S
 3相関係数とポートフォリオ効果 S
 ❹CAPM
 1安全資産を含む効率的フロンティア A
 2CAPM ☆超重要 S
 ❺デリバティブ
 1先渡取引と先物取引 B
 2為替先物予約
1為替先物予約
(1)ドル買い・円売り S
(2)ドル売り・円買い S
2為替先物予約損益と直物損益を
合わせたネットの損益
B
 3オプション取引
1オプション取引の意義
(1)コールオプション S
(2)プットオプション S
2通貨オプション A
 4スワップ取引
1金利スワップの意義 B
2通貨スワップの意義 C

.
■一言メモ例~#4日目■

テキストは頭から順に読む。復習時は大事な所から飛ばし読む。

そこで当メモは、全ての論点順でなく、S→A→B→Cの順にまとめて計算。

Sがなぜ重要・頻出か。B・C論点とは何者か?

その感覚を掴むと、早くも周囲にまた一歩リード。

 

□S論点 頻出+理解=2次論点□

S論点とは「2次」でも問われる、つまり理解して使いこなす知識。しょっちゅう出てきて自然に覚え、覚えた後から理解に進む。

2個別証券(危険資産)のリターン
→証券投資論では、「ハイリスクハイリターン」の根拠をまず学ぶ。ところでリターン=期待収益率。期待収益率=3つのシナリオでの収益率の期待値。診断士試験のあちこちで頻出する「期待値計算」はここでがっちり学ぶ。

3個別証券(危険資産)のリスク ☆超重要
→証券投資論では、リスク=危険と訳さず、「ブレ、ばらつき」と訳す。理屈は後で良いので、

期待値計算→偏差→偏差2乗→更に期待値計算→√で戻して標準偏差

この手順を何度も計算して体得。おまけで以下を理解。

①3シナリオの収益率がばらつくほど、標準偏差が大。
②標準偏差の大小で、どれほどばらつくか=リスクを一目で比較可能。
③二乗して√で割るのは、偏差が±になる影響を避けるため。

1ポートフォリオのリターンとリスク ☆超重要
→ポートフォリオ理論とは、複数証券の組み合わせでリスクを下げ、リターンを上げること。その初歩を学ぶため、△複数証券でなく、○2証券に絞って考える。騙されたと思い、テキストの指示通りにポートフォリオの期待収益率(リターン)・標準偏差(リスク)を計算。2証券を組み合わせると、

標準偏差(リスク)を下げ、そこそこの期待収益率(リターン)が狙える。

ここを理屈で納得するか、単に暗記で通過するか。その数字に対するセンス(感度)がファイナンス学習の岐路。

2効率的ポートフォリオ
→グラフ見るより、エクセル自力で計算して納得。自分なりのストーリー仕立てで理解すると、一生忘れない。

・P.182の例で、A証券はハイリスク・ハイリターン。
・B証券の組み入れ比率を増やすと、リターン・リスクが両方下がる。
・リスク下降が底を打ち、リターンが下がりリスク上昇に転じる。
・ハイリスクローリターンは魅力なく、その組み合わせは採用しない。

1共分散
2相関係数
→2証券でポートフォリオを組むなら、極力逆の動きをするA+B証券を選ぶ。その理屈の説明が共分散と相関係数。A、B証券の偏差を掛けた加重平均で求め、逆の動きをするほど値がマイナス。共分散と相関係数ρとは、

値マイナス→リスクが下がって一定リターン→メシウマ

電卓必須な計算問題は出ない。だから理屈がわかれば良く、もし迷っても他論点に被害はないので気にしない。

3相関係数とポートフォリオ効果
→計算問題は出ない。相関係数は最大1→最小マイナス1。最小になるほどローリスク→メシウマ、程度のイメージでOK。

2CAPM ☆超重要 Capital asset pricing model
→証券に求められるリターンは、β(市場全体と比べた当該証券のリスクの尺度)に比例。使い道としては、企業価値評価に使う割引率の決定。試験対策としては、y=ax+bの一次方程式で解く。

(1)ドル買い・円売りの先物為替予約
(2)ドル売り・円買いの先物為替予約
→輸出入企業が持つドル建て売掛金・買掛金は、為替の動きで利益変動(リスク)。そこで手数料払って決済レートを先に決めるのが為替予約。輸入企業(例:石油)はドルを買い、輸出企業(例:自動車)はドルを売る。

(1)コールオプション
(2)プットオプション
→為替に加え、原油や株式など様々なものを将来一定価格で取引する権利が売買。断士対策上は、「儲けるためでなくリスクを下げるため」「売り手でなく買い手」。理屈より図でイメージすると一旦忘れない

2通貨オプション
→診断士なら中小の製造業相手→売掛金で将来ドルが入金→「ドル建てのプットオプションを購入」でFA。

.

□A論点~頻出+暗記□

A論点とは、1次「財務」で問われるが「事例Ⅳ」では使わない知識。問題を解き直し、答え方を思い出せればそれで良し。

1安全資産を含む効率的フロンティア
→CAPMを説明する一歩手前の知識。読み物程度

.

□B論点~理解論点□

B論点とは主に基礎知識。1次「財務」でもあまり問われず、「事例Ⅳ」には出てこない。過去問題数が少ないので、講義で何を言っていたか理解メモを残さないと、得点にならない。

1資本市場の考え方
→資本市場では、売り手⇔買い手が交渉し、最適な価格で取引が成立。「経済」で教わるのでここはさらっと流す。

2投資対象の考え方
→証券投資の対象は、安全資産(ノーリスクローリターン⇔危険資産(ハイリスクハイリターン)の組み合わせ。この組み合わせの妙をこの章で学ぶ。

4リスク回避的投資家
→診断士試験上は、「投資家はリスクを嫌う」。詳しくは「経済」で学ぶ。

1先渡取引と先物取引
→先物取引は良く聞くが、先渡取引はあまり聞かない。用語程度。出ない。

2為替先物予約による損益と直物による損益を合わせたネットの損益
→先物取引による損益をどう記帳するかの簿記論点。出ない。

1金利スワップの意義
→変動金利のリスクが嫌なとき、手数料を払って固定金利に変えることができる。でも出ない。

.

□C論点~おまけ論点□

C論点とは、過去出題があったため営業上収録されたり、逆にBS項目にあるが「財務」「Ⅳ」では出題されない知識。追い掛けたらキリがないので、過去問で出た所だけ押さえる。

2通貨スワップの意義
→国際金融の世界では、異通貨の債券債務を取り換えっこすると何かイイコトが起きる。でも出ない。

.
■今日のまとめ■

ファイナンスは理解が大事。だからコツコツ禁止でスラスラ理解。

診断士試験上の「ファイナンス」とは、資金調達をどうするか。まず表で。

負債 株主資本
返済期限付き 返済期限なし
必ず返す 返さなくて良い
利息を払う 配当を払う
低コスト 高コスト
節税効果あり 税金払った後

つまり、返済期限・返済義務なしのおカネを出した株主には、儲けた時に利息以上の配当を払えと説いているだけ。ではまとめ。

・負債コスト<自己資本コストの理由を説明するのが証券投資論。
・個別証券のブレは、偏差2乗の期待値計算=標準偏差で求まる。
・2証券ポートフォリオで標準偏差(ブレ)を下げ、そこそこリターン。
・CAPMをy=ax+bの一次方程式で求めるのが、当論点のゴール。

byふうじん



思考に一分の隙もないこと
(不得意科目がない=相手の言い分を瞬時に察する)

「2次」ロケットダッシュといえば、当ブログ歴代の名物。今年は当面セミナーがないので、当記事で代替。最初に図解。

たまたまスト合格:11週間奮闘し、実力成長しながら合格させてもらう。
2年目上級生:前年の苦杯を教訓。安定再現・当り前答案でS合格。

今年の当ブログ議論の進捗を見る限り、「2次」の歴史を塗り替えるには初学スト生では力不足。それは、実力成長しながら頭を下げて合格させてもらっているから。周囲を俯瞰し勝ち上がる力がまだ足りない。

一方、過年度合格者はいつまで待っても高得点狙い⇔安定答案狙いの見解が定まらずふらふら。そこで紛らわしい過年度ノウハウをスッと自摸切り(=反面教師)するため、最新合格仮説を3つ。

・診断士「2次」は、2年で確実80%合格する試験。
・「2次」に2回落ちる場合、思考のどこかに隙がある
・思考の隙=不得意科目の存在=相手の言い分を瞬時に理解しない。

過年度生が試験中の思い付きで高得点を狙う傍ら。2年目上級生と初学たまたまスト合格者は、結果的に人並み当り前答案似たり寄ったり。
.
.
■「2次」ロケットダッシュの当り前■

スト合格とは11週間の短距離走。だがその距離は80~400mのハンデ戦。

冒頭で図示した通り、診断士「2次」のゴールラインは皆同じ。だがそのスタート位置は、80mまで前に出せるし、400mまで後ろにも下がる。

前に出す要素 後ろに下げる要素
ロケットダッシュ  「1次」合格でホッとする
合格答案を先に見る★ 解答手順から先に見る
他人の答案を採点してみる  自分の答案ばかり見る
すぐ過去問を解き、傾向分析  過去問は力試し用に後回し
人並み当り前 他人より優れた解答
受験校・講師を使い倒す  受験校・講師に依存する

★について。2年目上級生⇔初学スト生の差とは、合格レベル答案を見せっこする期間の違い。前者は1年じっくり。後者はせいぜい試験直前3週間。

「2次」は1人が合格答案を書くと、周囲の2~3人を合格に連れて行く。

そこで初学スト生の一つの手口は、周囲の2~3人で示し合せて合格実力Aランクに早めに達し、答案みせっこしながら集団ゴール。お盆をゆっくり過ごす連中を待ってあげる余裕はない。

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■他人と同じことを、高いレベルでこっそり実行■

今は「1次」最直前。気が散らない程度にこっそりネタバレ。

初学ストレート合格とは全員たまたま。だが単にたまたまでなく、イカサマ許容。つまり他人と同じことやってる様に見せ、自分だけこっそり差別化。

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□イカサマ1:直前詰め込み□

当ブログが今年注力した直前詰め込み。420点クリアに向け詰め込むのが一般人。詰め込み=記憶容量を増やす効果に注目し、そこに「2次」知識を素早く詰め替え、ロケットスタートするのがスト合格者。

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□イカサマ2:「1次」自己採点□

「1次」を自己採点する⇔しないの議論は無意味。議論するだけ時間のムダ。

結論:自己採点の代わりにデータリサーチに結果入力。

当ブログ読者ならT○Cデータリサーチの正答率A~Eランクにお世話になったはず。「1次」500点タイプ(正答率7割)が、

どの30%を間違えたかは、来年の「1次」受験生の貴重な判断材料。

ブログ上の応援行為などよりよほど有用。ついでに「1次」スコアもわかってメシウマ。

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□イカサマ3:ホッとする?気が抜ける?□

今の時代、ロケットスタート当り前。「1次」でホッとする、気が抜けるなどあ・り・得・な・い。あえて理由を想像すると、

試験に合格することが目的化している

診断士受験動機の80%は自己啓発。それをいつの間にか合格目的にすりかえる様では、「2次」に合格するのは早くて数年後。

.

□イカサマ4:試験なのか、テキストか?□

年に1回現れる敵(事例)を倒すため、合格ノウハウを磨くのが過年度生。素直に頭を垂れ、何かを教わりつつ通過するのがスト合格。初学スト生が過年度ノウハウを一顧だにしないのは、

余計なコトやってたら、80分では間に合わないから。

80分で短納期対応するには、手順を増やすより、自分に要らない手順をどんどん捨てる。だからスト合格者意見は、解答プロセス=自分で考える一択。他人にオススメするなどあ・り・得・な・い。

スト合格者にとっての過去問とは、

倒すべき敵でなく、企業診断手順を教わるテキスト。

だから周囲より常に1ヶ月先駆け、さっさと解く。
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■今日のまとめ■

資格試験は、最終的に合格した者が勝者。従い合格者は自分のやり方に自信を持つ。だがそれを他人にオススメ・自慢するのは筋違い。

診断士試験は、合格するまで何回でも挑戦できるが、
「2次」に合格するチャンスは、一生に一度しかない。

それを頭を下げたお願いA合格⇔周囲を俯瞰し当り前S合格のどちらにするかは人それぞれ。マイノウハウを人にオススメしてるセンスじゃ「2次」は負け。ではまとめ。

・不得意=思考の隙を作らない。すると診断士は2年で確実合格可。
・スト生はロケットダッシュ。「2次」出発点は前後どちらにも調整可。
・周囲と同じ事を違うレベルで実行。それでたまたま届くとスト合格。
・診断士に単に合格でなく、「どう合格するか」は人それぞれ。

 byふうじん


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