» 2015 » 6月のブログ記事


 

こんにちは、 Xレイ です。
今日は、ミクロ経済学の知識問題です。
といっても、ミクロ経済学からの出題の多くはグラフ問題。
特にここ3年は、その比率80%。
その他頻出領域としては、『市場の失敗』の知識問題、『ゲーム理論』
といったところでしょうか。

そこで、前半はグラフ対策でできなかった『生産者行動の理論』の領域を、
後半に、その『市場の失敗』の知識問題と『ゲーム理論』をみてみます。

過去の出題では、これらいずれの領域においても、易しい設問が多いという印象です。以下の内容も知識の確認程度です。

 

生産者行動の理論

1.生産関数
2.費用関数と収入関数

グラフ問題として、この領域からの出題は特徴的です。
というのは過去8年で3回、すべて上2つを同年度にそろえての出題です。
互いに関連深いのでそうしてるのか、それとも偶然か。
いずれにしても、過去の出題を見る限りそれほど難しくはないので、受験生としては歓迎でした。でも、昨年にその出題があったので、今年は・・・

 

1.生産関数

【出題~H26問13 H24問18 H21問13】

過去の出題では、およそ以下の事項で選択肢が構成されています。

①限界生産力逓減・一定・逓増
②平均生産物と限界生産物

まずは①。

平成24年問18で、一文だけ『規模に関する収穫逓増』としてますが、
1生産要素の場合は『限界生産力逓増=収穫逓増』として問題ありません。
そして、試験にグラフ問題として出題されるのは、1生産要素のみを考えた限界生産力逓減の生産関数になるはずです。

次に②。

平均生産物=原点を通る直線の傾き
限界生産物=接線の傾き

過去に設問で問われたのは、この程度です。
いずれも、グラフで視覚的に捉えておければ十分だったはずです。

 

生産関数とは、『生産要素の投入量』と『生産量』の関係を表しています。
よってそこから、生産者が目指す生産量(=利潤を最大にする生産量)に対して必要な生産要素の投入量(=生産要素需要)を知ることができます。
そこで、その生産要素を労働力のみとしたとき『実質賃金』と『労働需要』の関係はどうなるか・・・
と、ここまで話が進むと正答率が下がって、平成26年問13の設問2。

・利潤最大化条件: 労働の限界生産性=実質賃金
・労働需要曲線は右下がり

 労働市場ですが、この辺りは苦手な方が多いようです。

 

2.総費用曲線・総収入曲線

【出題~H26問18 H24問19 H21問13】

完全競争市場下での、総費用関数・総収入関数の出題です。
2つの関数を同時に示しての出題で、利潤利潤最大化条件について問われます。平成24年問19をきちんと解ければ問題ないはずです。

①利潤=総収入-総費用(図左)
②利潤最大化条件: 限界収入=限界費用 となる生産量(図右の点A)

①は、見ての通り。
②は、限界収入=価格=総収入曲線の傾き
限界費用=総費用曲線の接線の傾き

間違えやすそうな選択肢をつくるとすれば
図右で 〔点Bは損益分岐点である〕→×
こんな感じでしょうか。

 

『市場の失敗』の知識問題

【出題~H24問22 H23問15 H21問14 H20問11,15】

公共財・逆選択・モラルハザード

『市場の失敗』の知識問題といっても、これら用語がどういったものか問われる程度です。
ちなみに、平成21年問14のサーチコストの問題もこの関連なのでしょうが、もう一度出題される確率は低そうです。面白そうな話ではありますが。

 

ゲーム理論

【出題~H26問22 H25問21 H24問23 H23問23 H22問11,14 H22問17 H19問15】

このところ、毎年何らかの形で出題されています。
用語の意味』を問われている、といった印象です。
そこで、頻出の囚人のジレンマ型ゲームを確認しながら、
一通り用語の整理をしておきます。

・価格引下げ競争

  Y社
 維持 引き下げ
X社  維持  (6・6)  (1・9)
 引き下げ  (9・1)  (3・3)

いま、X社とY社は同じ商品を同じ価格で販売し、今期の利得(利潤)は互いに6となりました。
両社は来期に向けての価格設定を、『維持』・『引き下げ』の2通りから選択をします。
共に、来期の自社の利得ができるだけ大きくなることを目的とし、話し合うことはなく、他者の選択を知ることもできない
いわゆる、戦略型ゲーム非協力ゲーム)で、上はその利得行列です。

ゲームを構成する基本要素
プレイヤー・・・X社、Y社
戦略・・・維持、引き下げ
利得・・・表中の数字(左がX社、右がY社)

それでは、X社・Y社それぞれの立場に立って
相手の戦略を固定したとき、最も利得を大きくする自らの戦略
すなわち、最適反応をみていきます。

まずは、X社。
①Y社の戦略を『維持』に固定したとき
X社の利得は、戦略を『維持』としたとき6、『引き下げ』としたとき9
このときのX社の最適反応は、『引き下げ』です。
②Y社の戦略を『引き下げ』に固定したとき
X社の利得は、戦略を『維持』としたとき1、『引き下げ』としたとき3
このときもX社の最適反応は、『引き下げ』です。

次に、Y社。こちらも全く同様に
③X社の戦略を『維持』に固定したときは、『引き下げ』
④X社の戦略を『引き下げ』に固定したときも、『引き下げ』
がY社の最適反応となることが確認できます。

ここで②と④から、X社とY社が共に『引き下げ』を選択したとき、
それぞれ相手の戦略の下で最適反応となっていることが分かります。
この【互いに最適反応となっている戦略の組合せ】がナッシュ均衡です。
ちなみにナッシュ均衡は1種とは限りません。条件によっては複数の場合もありえます。

また①と②から、Y社がどちらの戦略をとっても、X社の最適反応は
『引き下げ』ということが分かります。このように
相手の戦略に関わらず、常に最適反応となる戦略】が支配戦略です。
同様に③と④から、Y社も『引き下げ』が支配戦略となっています。
つまり『引き下げ』『引き下げ』の組合せは、支配戦略同士でもあります。
この【互いに支配戦略となっている組合せ】が支配戦略均衡です。

支配戦略均衡はナッシュ均衡の特殊なケースであり、
プレイヤーが2人の場合、それが唯一のナッシュ均衡となります。

 

(1)1回限りのゲーム

これが1回限りのゲームのとき、上でみてきたように、それぞれ自社の利得を大きくしようとした結果、両社の戦略は唯一のナッシュ均衡に決まり、利得3ずつを得ます。

しかしここで、両社とも『維持』を選択すると共に利得6となって、互いに、そして全体としても利得が大きくなることが分かります。
つまり、共に最適反応をとった結果、
互いにもっと良い状態があるのに、それよりも悪い状態に陥っている
ということです。これが囚人のジレンマです。

このように囚人のジレンマ型ゲームの解は、
全体として最適な状態】すなわちパレート最適な状態にはなりません。

 

(2)有限回数繰り返しゲーム

今度は、1回限りではありません。
2回でも、100回でもいいのですが、有限回数繰り返します。

1回限りとの違いは、将来の利益を考慮して行動できるというところです。

『1回目に自分が『引き下げ』を選択し、たまたま相手が『維持』だったら大きな利得を得る。でも、そうなると次回は間違いなく相手は『引き下げ』を選択をしてくるだろう・・・ それならば、1回目に『維持』を選択しておいたほうが良いのかも・・・』
例えばこのような感じです。

焦点は、互いに協調し『維持』を選択できるか、というところです。

結論から言うと、すべての回で『引き下げ』を選択してしまいます。
2回でも100回でも、です。

簡単に説明すると、まずは最終回に着目をします。
最終回では、次回はないので、将来の利益を考慮する必要がありません。
すなわち、そこは1回限りのゲームと同様です。
ならば、(1)でみたように互いに『引き下げ』を選択します。

すると、その前の回。
次の最終回では、相手が『引き下げ』を選択することが分かっているので、その将来を考慮する必要がなくなります。
そこで、これまた互いに『引き下げ』を選択します。

さらに前々回では、最終回とその前の回を考慮する必要が・・・
と初回まで続いて、すべての回で『引き下げ』を選択します。

理論上ではこうなるとのことです。

 

(3)無限回数繰り返しゲーム

さて、その最終回が無くなったらどうでしょう。

結論は、互いに『維持』を選択するという可能性が生まれます。つまり
無限回数繰り返しの囚人のジレンマゲームにおいては、互いに協調するという解が成立する】ということです。これがフォークの定理です。
なぜそうなるかは、フォークの定理なので・・・

それではこの場合、どのような戦略が考えられるのでしょうか。
もし試験に出るとしたら、というものを2つだけ。(私見です)

トリガー戦略
初回は『維持』を選択する。
初回に相手も『維持』を選択したならば、次回も『維持』を選択する。
そのうち相手が1度でも『引き下げ』を選択したときには、それ以降はすべて『引き下げ』とする。

しっぺ返し戦略(オウム返し戦略)
初回は『維持』を選択する。
2回目以降は、直前回の相手の戦略と同じものとする。

最後に平成26年問22の選択肢で『割引因子の値が~』となってますが
これは財務会計でもよく出てくる現在価値の概念です。
『割引因子の値が十分に1に近い』=『ほとんど割り引かない』
これがフォークの定理に必要な条件です。
将来の利益を考慮することが重要なので、この値が小さいと別のゲームになってしまいます。
そのため、『繰り返しゲームが続く確率』と捉えることもあるようです。

 

今回は、以上です。
それでは、また。  Xレイ

 



皆様こんにちは、tomoです

そろそろ長直前期にはいりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

本日は模試の活用法、ということで、来週末土日に行われるタック一次模試の活用法についてお話させて頂きます。

(受けない方もいらっしゃると思いますが、今からの過ごし方のご参考まで!)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

模試の活用方法を2つの視点でお伝えいたします

まずその前に、、、」

模試は本番のつもりで全力で受けてください!

もちろんまだまだ勉強したりない不安があると思います。

でも、ここで一度本番のつもりで最後の一週間、全科目を総復習して、平均60点とるという強い気持ちで臨んでください。

ここで、平均60点取れると合格の可能性はぐっと上がります。

実際、私の多くの方の体験談をお聞きするかぎりでは、模試で60点とっている人は本番でも少なからず点数の余裕をもって

合格されている方が多いです。

もちろん、その逆に模試ではいい点でも本番でそのパフォーマンスを発揮できずに・・・という方もいますが目安として。

 

点数は現時点の実力のバロメーター。60点未満の科目を重点的に補強する!

前段で平均60点以上をとってください・・という私は、7月頭の模試では点数が足りませんでした

特に企業経営論と財務がかなり悪く・・・答練ではすべての科目で60点を超えていたので油断していました。。

もしかしたら同じような状況の方もいらっしゃるかもしれませんが、答練はテキストに忠実に作られており、問題もひねりも少なく素直な問題が多いです。ですのでぜひ油断せずに頑張ってください。

でも、全力出して頑張って結果としての模試の点数は一喜一憂する必要はありません。

平均60取れた人はこのまま油断せず最後の最後まで知識固めをしてください。(ここで油断していると残り一か月で皆様かなり追い上げてくるので危うくなります)

ここで平均60点取れなかった人は、冷静に結果を受け止め、ご自身の弱点を見直し、優先順位をつけてしっかり補強してください。

上記のように私は点数が足りなかったことで、おしりに火が付き、直前の一か月はかなりの追い上げをしました。

(点数は5科目で、合計60点ほど上がりました)

模試を、弱点を見つけてのこりの超直前期の学習計画をたてるためのツールにしてくださいませ!

 

模試は資格学校が総力をかけて出題傾向を分析して作成。復習は過去問と同じくらいのウェイトで行う!

模試は多くのノウハウをもつ資格学校がその威信をかけて問題を精査して作成しています。

(特に7月頭のタックの模試は受験者数が全国最大規模でありその分偏差値評価の精度も高いです。)

ですのでぜひ復習は一度で済まさず、他の過去問と同じように何回転かすることをお勧めします。

(一回の復習も7科目あると時間がかかりますがおろそかにせずしっかり行ってください。でないとせっかくこの大事な直前期に2日もかけて受けた意味が半減します)

なお、もう超直前期にはいりますので、時間に制約のある方はほかの過去問と同様に正答率A~Cの問題に注力してください。

模試は本番の難易度を想定していますので時折難問も含まれています、これは思い切って無視してください。

正答率の高い問題、また模試の回答冊子に書かれている復讐の重要度リスト(◎、○、△で表記されたリストが回答の各科目についていると思います)の重要度の高いものから。ご自身の残り時間を考えて、しっかり優先順位をたてて復習してください。

くれぐれもこの長直前期に本番でも解けそうにない難問の復讐に時間を多くとられないよう、他の皆様が取れる問題を絶対に落とさないという意識で超直前期をお過ごしくださいませ!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

以上が模試の活用の仕方でした。

本当にもう、超直前期に突入します。

今、合格点をとれていないかたも残りの一か月の追い上げで十分間に合います!

泣いても笑ってもあと一か月強。

ここで、全力で頑張りきって今後後悔のないように一か月を走り抜けてください。

心より、応援しております



何かが足りないモヤモヤ感。

スト合格者の強み=「1次」対策で「2次」を兼ねる。だが竹を割るが如く答えが出る「1次」に対し、「2次」は一度落ちると一年もやもや。それは

「2次」は正解が不明= 答えは与件の中には書いてない。

つまり、足りないものを自ら補う力が問われる。では昨日の謎掛けで何が足りなかったかの正解から。

□追加:試験終了OPEN DAY ~直前1週間の結果□

2014年
2013年
2012年
2011年
2010年

足りないものを正しく補うには、予め正しい知識を持つ。何があるか予想して読むと、何が足りないかすぐ気づく。だからそのため、

7月は「2次」対策になど目もくれず、高いレベルの「1次」対策に専念せよ

と説くのが、当ブログ執筆陣の総意※注:ここは反論の余地なし。

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■高いレベルの「1次」対策~競争戦略■

7枚のカベ知識 =鉄板

鉄板
1. 鉄を伸ばして板状にしたもの。鉄の板。
2. (1が固いことから)俗に、間違いないこと、確実であることを言う。本命。定番。競馬などでの用法が一般化したもの。「-レース」。

一発スト合格に必要な「1次」スコアを逆算すると、490~530点=「1次Sランク」が一つの目安。つまり、

△苦手科目がないにとどまらず、
○知識の弱点が全くない=鉄板状態。

なぜそんなことが可能か?

→「1次」7科目のペンキ塗り学習。

するとどうなるか

→弱点が全くない
→自分が知らない問題は出す方が悪い
→初見用語を正解に選ばない
→常に安全側の判断

鉄板知識を携え8月本試験に臨むと、そのうち20%は知らない問題そんな知識はテキストのどこにも載ってないと割り切り、ニヤリと鉛筆転がすのがSランク

なお、この「ニヤリ鉛筆ころがし=鈍感力」が「2次筆記」で重要。従い、過年度生の遠吠え・歯ぎしりを聞き流し、

初学1年目に限り、「1次」スコアと「2次」合格率は強い相関がある

参考:素点とスコアの違い(TOEIC)

この技術的裏付けが、7月のペンキ塗り。以下に昨年記事をほぼコピペ。
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■7月の「1次」対策~1日3科目とペンキ塗り■

最後の2択を当てる「1次」知識が、「2次」で活躍。

公開模試時点では、2択エイヤによる得点が結構多い。この2択エイヤをスラスラ正解に変える学習法が、7月の1日3科目+ペンキ塗り

1日3科目学習法
①超超直前期7月は、1日3科目学習をルールにする。
②1日3科目やり、1日1科目ずつ次の科目にズラす。
③1日を朝(1.5h)・昼(0.5h)・晩(2h~)に分割し、3科目に割り当て。
④土日は予定のノルマ+不得意科目の調整用に余裕を持つ。
⑤1~2wは2週で1周、その後1週1周とし、最後は2日で1周。
□ペンキ塗り学習法□
7枚の知識のカベの塗りつぶしを目標に、必要知識を網羅。
・自分の目標得点クリアに必要な知識を、7科目それぞれ列挙。
・過去問・答練を使い、暗記or理解済の論点を塗りつぶす(消す)
・過去問・答練の△×問題を使い、足りない点を塗りつぶす。
・塗りモレ箇所を特定し、テキストや予想問題を使って塗装完了。
・稀出論点を後回しにし、頻出論点から効率良く体系的に理解可。

7月は試験直前の緊張感で知識の理解や暗記がスラスラ。また2次が問うのは1次の知識。だから、

1次知識を人並み以上に、漏れなく・正確・確実に仕上げる

ことが「2次」対策を兼ねる。
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■点→線→面記憶でペンキ塗り■

「1次」知識を仕上げる時は、自分の記憶法が、点記憶→線記憶→面記憶のどの段階にあるかを意識。

点記憶 線記憶 面記憶
記憶法 暗記 理解 理解+丸暗記
記憶タイプ 虫食い
短期記憶
繰り返し
長期記憶
長期記憶
+直前丸暗記
バラバラインプット ストーリー記憶 ベタ問を軸に
関連記憶
知識量 知識量:中
忘れやすい
知識量:中
思い出しやすい
知識量:大
思い出しやすい
問題集 過去問1~2周 スピ問1~2周 過去問3周~
学習ツール 単語帳 テキスト
サブノート
自作まとめ表
マインドマップ

点記憶とは、テキスト・過去問を中心に、必要な知識がバラバラにインプットされた状態。この時点では暗記で記憶。

線記憶とは、テキスト・過去問にスピ問を加え、論点の並び順に記憶が一筆書きに整理された状態。この時点でストーリーと理解で記憶。

面記憶とは、過去問・答練・模試を繰り返し解き直し、ベタ問を軸にその周辺論点をセットで理解した状態。この時点で関連付け記憶。

普通の資格試験なら線記憶で十分。診断士一次の大量知識を覚えるコツが面記憶(=ペンキ塗り)にあると視覚的にイメージできれば、ゴールは間近。

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■今日のまとめ■

2年目上級生・過年度生が「2次」の戦いを先行・優位に進める中、初学スト生はここでニヤリと「1次」専念。それは理屈で裏付け済。ではまとめ。

・「1次」対策を通じ、「2次」に必要な足りないものを補う力を磨く。
・「1次」ペンキ塗り学習により、知識の弱点が全くない鉄板状態。
・「1次」は最後の2択を当てる。「2次」は常に安全側の判断。
・記憶は点→線→面の進化を意識すると、思い出しやすい。

byふうじん



一次試験直前のこの時期。スト生の方はもちろん一次模試に向けてガリガリ暗記中かと思います。

一方、多年度生の方はスト生の二次試験戦線参戦まであと1ヶ月程度となりましたね。

 

二次試験の勉強をしているとスランプに陥ることがあると思います。私の場合も自分が何を書いているのか見失い、暴走(問われていないことを書く、思いつきの解答を書く等)することが多々ありました。

 

こういったことを引き起こす要因は、突き詰めれば「二次試験の採点がブラックボックスで行われており、模範回答の発表がないことに起因する」と私は考えておりますので、やはり点数の開示というのは、診断士試験の攻略という意味においては大きな一歩なのだと思います。

 

でも、実務補習を終えてみて改めて振り返ると、自分が「暴走」してしまったのは、なぜ診断士試験・資格が存在するのかをイマイチ理解していなかったからじゃないか、それが理解できていれば暴走を幾分か抑えることができるのではないか、と思うようになりました。そこで、もちろん私見ではありますが、私なりにこの試験について考えてみたいと思います。

 

今スランプで暴走してしまっているなぁという方には解決の一助に、一次試験を目指して頑張っている方にはゆるわだとしてとしてお読み頂ければ幸いです。

 

専門職と試験

情報の非対称性をウリにする職業は専門職とよばれることが多くあります。

専門職には、長期の訓練・教育を通し高度に体系化・理論化された知識・技術を身につけることが必要とされ、その職業集団の成員には、国家または団体による資格認定が必要とされるというのが共有しやすい認識ではないでしょうか。

この専門職、産業期以前の欧米においては聖職者(牧師等)・医師・法律家が体系的に確立された専門職として考えられていました。

それは、この三者が、正常であるもの、適切であるもの、望ましいものを定義する立場にあるから、とされていたからだそうです。

 

ただ、私が最も適切に「専門職」というものを表していると思うのは、池上直己・J.C.キャンベル共著の「日本の医療 ―統制とバランス感覚―」の中の一節で、

「プロフェッション(専門職)は高度な専門知識を必要としているので、その職につくための教育面も、あるいは日常業務の遂行面においても、専門職者同士だけで決めることができるが、その代わり質を維持、向上させていく責任を、個人として、また専門職集団として持っている」

というものです。

診断士に置き換えてみると

「中小企業診断士は高度な専門知識を必要としているので、その職につくための教育面も、あるいは日常業務の遂行面においても、中小企業診断士及び経営関連学識者(試験委員)で決めることができるが、その代わり質を維持、向上させていく責任(試験の難易度の維持、実務従事・理論更新研修による更新制度)を、個人として、また専門職集団として持っている」

と置き換えられるように思います。

まさに診断士制度も専門職であると言えそうですよね!

 

診断士試験をなぜ受けるのか

我々が診断士試験を受けるのは、自分がこのような専門職である中小企業診断士として登録され、ライセンスを獲得するにふさわしい、体系化された教育やトレーニングを受けた人間である、ということを、資格を付与する経済産業大臣(もっと端的に言えば、採点する人)に向けて示すためです。

 

具体的には、体系化された教育により獲得した知識は一次試験によって試され、体系化されたトレーニングにより獲得したノウハウは二次試験(+実務補習)によって試されます。

 

そのため、試験で不合格となった際に「俺の(私の)書いた答えの方が正しいのに!」ということは少し議論の焦点がズレているのかもしれません。

 

なぜならそれは受験生の方から「中小企業診断士という国が定めた資格を持つ人たちの仲間になりたい」といって門を叩いているのに、「中小企業診断士の考え方には合わない(≒自分の答えの方が正しい)」と言っていることと同義だからです。
確かに受験生の書いた回答の方が、事例企業の売上が伸び、生産性が改善し、社内のコンフリクトを解消する有効な提案であることもあると思います。

ただしこれはあくまで「中小企業診断士」になるための試験なのであって、一発逆転ギャンブラーコンサルタントになるための試験ではありません。

 

私はまさにそのような具合に試験をはき違えていました。

 

「一次試験はクリアさえすればそれ以降は使う機会はないから」とか、「二次試験は本番でたまたま良い答えが書けたらOK」とか、かなり独りよがりな考えを持って試験に挑んでいました。それでは「診断士試験において正しいとされる答え」に近づけるはずもありません。

 

私の場合、幸運にもまさに「たまたま合格」で二次試験を通過させていただき、実務補習に進むことになるのですが、そこで指導員の先生に叱っていただくことができ、やっとこの壮大な試験の仕組みがハラオチしたという次第です。
(ちなみに叱られた内容の一例は、「一次試験のテキストは持ってきてないのか?」や「一次試験の知識の使い方を覚えるのが実務補習だ」といったところです。本当に初歩的なことですよね。)

 

経営診断・助言には正解はないと思います。

何が売れるかなんて分からないし、人と人との関係なんて目に見えるものではないし、陳列を見てどう思うかなんてそれこそ人それぞれです。

でも、そんな正解のない中でも、過去の偉人たちが積み上げてきた「正解らしいと考えられているもの」を利用して、今、精一杯正解に近そうなものを提供する能力を持つ人こそ、この診断士試験で求められている診断士と言えるのではないでしょうか。

以前の私のような思いつき根拠の薄い考えで診断・助言をするような人ではなく、根拠が明確に示され、今、最も正解に近いと考えられている考え方に基づいて診断・助言ができる人にこそ、中小企業診断士という専門職のライセンスが与えられるのだと思います。

 

皆様が私と同じような考え方にはまらず、一直線で診断士試験合格に向かって邁進していただけることの一助となれば幸いです。

 



本当の勝負はこれから。

この台詞は当ブログの要所要所で登場し、戦略切り替え時期の目印。かつ当ブログが「辛口」と称される原点。

国家試験対策は段取り八分が当り前。だが入念に準備してPDCA回し、さぁこれで大丈夫と思った瞬間、次の戦いのゴングが鳴る。あぁ忙しい。

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■本当の勝負~模試420点のその先■

「1次」2日7科目の受験は過酷。そのため本来の目的を見失いがち。

独立開業率の低さが示す通り、一般的な社会人が診断士を受ける動機は「自己啓発」。だがその8~9割は「痛い目に遭う」時期を逸して今この時期にあたふた。受験目的をすり替え、口に出るセリフが「420点取れば良いんです!

明らかに矛盾。だが資格試験はWinner takes all、合格してこそ全て。

これまでの段取り力に自負があれば。ニコリともせず次の一矢を放つ

△「模試」「1次」は420点取るために受けるのでなく、
○「2次」で競争相手を蹴落とす知識を磨く為に受ける(500~530点)

具体的には、

ABランク:覚えた知識を体系化・正規化で減らし、使い易くする。
CDランク:周囲が迷う2択をスラスラ当てるセンスを磨く。
D’Eランク:捨て問を判断し、直前詰め込み丸暗記で脳の記憶容量増。

スト合格狙いなら。本当の勝負に切り替える時期が残り3回。

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■模試特集:確実に起きる将来の情報■

当ブログの特徴は、過去の受験生(原則スト合格者)が直面してきたミライを、Web上で先取り体験。周囲に1ヶ月先行して動くなら、今考えるのは模試対策でなく、「1次」本番対策。ではどうぞ。

□ラスト1週間特集□

2014年

【あと5日】
【あと4日】
【あと3日】
【あと2日】
【あと1日】OPEN DAY(決戦前夜)
1日目が終わって

2013年

【あと5日】
【あと4日】
【あと3日】
【あと2日】
【あと1日】OPEN DAY(決戦前) ※必見
1日目終了、明日に向けて

2012年

【あと5日】
【あと4日】
【あと3日】
【あと2日】
【あと1日】OPEN DAY
1日目終了 

2011年

パシフィコ横浜案内図
楽しい試験準備
明日はもっといい日
1次までカウントダウン
【あと1日】OPEN DAY
1日目終了 

2010年

人事を尽くして天命
【あと4日】
【あと3日】
【あと2日】
いよいよ明日
1日目終了 

.
■今日のまとめ■

本当の勝負はこれから。

世間より常に1ヶ月早く時間が流れる当ブログ。それは、

スト合格=人並み当り前のことを、自力で考え常に1ヶ月先行して動く

ことに過ぎないから。そう思って読み直すと、以下「火蓋の切り方」がちょっと意味深。

火蓋1回目 5月連休明け 公開済
火蓋2回目 1次公開模試終了 ←今ココ
火蓋3回目 1次本試験終了 昨年時点
火蓋4回目 2次合格実力Aランク(開眼) coming soon!

そして。今日の5年分直前1週リンク、実は何かが足りない。その何か足りないモノに気づくセンスがあるか?答えは明日発表として、ではまとめ。

・模試で420点を取り、本当の勝負はこれから。
・本試験1週間前に起きる将来情報は、今すぐ入手可能。
・過去5年分の直前記事リンクには、実は何かが足りない。
・何か足りないものに気づくセンスが合格所要年数差。正解は明日。

byふうじん



皆さん、こんにちは。Nicoです。

カナダ女子W杯、なでしこジャパンがオランダを破り、ベスト8になりましたね!
サッカー通の私ですが、選手間の距離も良く、グループステージよりも格段に良い試合内容になっていました。
決勝トーナメントの一発勝負でしっかりと結果を出すあたり、男子より女子の方がメンタルが強いのでは?と思ってしまいました
男子も負けていられないですね!

さて、1次試験本番まであと44日と迫ってまいりましたね…!
梅雨シーズンの真っ只中で、なんとなく気分も沈んでいませんか?

そんな人に向けて今回はゆる~い話題、通称「ゆるわだ」でプラシーボ効果についてです。

 

■プラシーボ効果とは
薬効成分を含まないプラセボ(偽薬)を薬だと偽って投与された場合、患者の病状が良好に向かってしまうような、治療効果を言う。偽薬効果。
(はてなダイアリーより)

プラシーボ効果自体は知っている人も多いかもしれません。
これがナント、偽薬だと分かっていても効果が出ることが、一部の研究結果で明らかにされているようです

いやぁ、思いこみの力って本当に大事です。

これを受験生活の中に上手く取り入れたいですよね。

 

■私のプラシーボ効果を利用した例

T○CのN校のカリスマ講師からこのように言われました。

○DHAサプリを毎日飲むこと。少しでも記憶が定着するから。
○受験当日は朝食に根菜系の味噌汁を飲むこと。頭の回転が良くなるから。

⇒「これで合格率が0.01%上がる!」と思って、DHAサプリを毎日飲んでました
⇒「頭の回転が良くなって、100%の力を発揮できる!」と信じて、試験当日は根菜系の味噌汁を飲んで試験会場に行きました。

===

また、道場のU2 さんのこの記事で下記のように書かれていました。

○睡眠中の整理力を活かすことで、暗記が定着する

⇒「睡眠中に記憶が整理され、朝起きた時には暗記できている自分がいる!」と就寝前にいつも思いながら、布団に入りました

===

まあ、簡単ですがこんな感じです。何かと信じやすい性格なんですよね(笑)

でも振り返ってみると、仕事が多忙で精神不安定な時期や、試験当日の異常な緊張感の中では、これが結構の拠り所になっていたなぁと思います

 

■ポジティブシンキングができる環境作りに

本番が迫ってくるにつれ、「もうダメかも…」と不安な気持ちが脳裏をよぎるようになってきます
これはもう、どう足掻いても、完全に払しょくすることはできないんですよね。

毎日、着実に勉強をこなしていき自信をつけていくことが不安に打ち克つ最も効果的な方法ですが、普段の生活からポジティブシンキングができる環境を整備していくこともとても重要だと思います。
そのために自分に良いと思ったコトを外部から取り入れ、プラシーボ効果を利用していくべき。
こういった細かいことの積み重ねが勝負を分ける要因なっていると私は思っています。

おまじないやゲン担ぎのレベルかもしれませんが、無いよりはマシですよね!少しでも取り組んで頂けると嬉しいです。

それでは良い週末を!
Nicoでした。



迎える7月初旬には受験校の1次模試も終了。
模試が終われば、いよいよ本試験までラストスパートですね。

さて、
模試にどう取り組み、模試後どうするか。
本試験までの残りの期間
いかに過ごすか?

⇒本番までの約1ヶ月、
限られた時間をムダなく、戦略的計画的に過ごすため、
模試~本試験の流れを広い視点でざっと見通してから
各対策に落とし込む。

(模試が終わったあと、模試をどう活用し復習する?
その後どう過ごし本番に向かう?)

 

 ■模試

まずは模試の取り組み方。
模試に挑むには、
模試を受けるスタンスを知る。

何のために模試を受けるか?
模試をどう位置づけ、本試験に活きるようにするか?
模試は本番の「つもり」で?

また、模試受験にあたっての準備については、こちら。
公開模試で後悔しないための事前準備

 

■模試終了後

模試終了後。

模試の復習どうするか?で一般的に言われることが、

確実にクリアすべき基本知識、かつ間違えた論点を重点復習。
知識が曖昧な部分≒いつもと角度が違って悩んだ部分の最終確認
精神高揚時における対応力確認(正解をえらぶ⇔おかしなものから消去していくetc)等。

それらも含め、
模試~直前期は、記憶を維持定着

そして、模試の結果をもとに今後の方針を決め、
課題を洗い出すアプローチ。
【模試活用】現状の課題を洗い出しましょう。

 

 ■模試終了~直前1ヶ月

ラスト1ヶ月の追い込み
直前1ヶ月の学習計画について。
【一次試験】模試⇒7月⇒本試験!

そして、模試の振り返り~二次に通じる7月学習計画はこちら。
【模試終了】点→線→面記憶でペンキ塗り

 

模試対応、復習から本試験まで、
まずは模試~本試験までの流れ&スタンス確認

 

まるでした。



こんにちは、ぽらーのです。
週末には某予備校の模試を控え、いよいよ直前期に突入ということで気持ちを引き締めている方も多いと思います。
これからは猪突猛進、一心不乱に前のめりに進むことも大事ですが、冷静に今までの自分を見つめなおし、学習方法の改善やモチベーションの維持・向上を図るチャンスがまだあると言えます。

「あと残り45日の段階で今さら何をいうのか?」という意見も聞こえてきそうですが、診断士1次試験は合否分け目である420点をまたぐ1問正答(4~5点)の点差に数百人が犇く(ひしめく)と言われます。ほんの僅かな差が明暗を分ける競争試験です。
より効率的な学習方法を模索しつつ、モチベーションの維持・向上を図ることは、残された時間が少なくなっているからこそ大切ではないかと考えます。

【文献紹介】
「いつも目標達成している人の勉強術」福田 稔著(明日香出版社

ぽらーのが診断士受験当時に参考にした勉強術の本ですが、今改めて読んでみて納得感がありました。
もし、今の自分が直前期に不安で迷ってばかりの自分に対して何かを伝えることができるとして、何を伝えたいかという観点から文献の内容の一部を紹介します。

この文献で著者は、資格試験に合格する力とは

「合格力」=「勉強時間」×勉強の「やり方」×「やる気」

この3つのファクターの積による公式であると主張しております。
だから、合格は頭の良し悪しではなく、かつ勉強時間の確保のみが合格を左右するわけではないと。
個別に見ていきましょう。

1、勉強時間
文献で述べられている勉強時間の確保方法や捻出の仕方はいくつかあります。
日々の生活時間から死に時間(スマホを眺めるなど)や細切れ時間(スキマ時間)を勉強時間にかえること。
仕事を効率化、短縮化し、仕事そのものの時間から勉強時間を捻出すること。
早寝早起きをすること。
そして最後の方法としては、勉強時間においてムダを省くことで、勉強時間そのものから捻出するということ。
頑張っているのに得点が伸びない人には以下のような4つのムダが見られると述べております。

(1)できる問題ばかりやる時間のムダ
⇒道場風に言えば、できるABランクばかりやらず、できたりできなかったりするCランク難易度の問題に取り組むべき
(2)いくら考えても分からない問題をウンウン考えている時間のムダ
⇒知っているかどうかの知識問題は知らなければさっさと解説を見るべき
(3)既に覚えていることを繰り返し覚えようとする作業時間のムダ
⇒既に良く覚えているものを繰り返し暗記しようとすること
(4)サブノートづくりなどの作業時間に費やす時間のムダ
⇒講義中の書きなぐったメモをわざわざ清書する(=書き直す時間のムダ+講義中に感じたリアルな臨場感も消し去る)

賢明なる道場の読者におかれては、どれにも該当しない方がいらっしゃるかもしれませんが、今一度ご自身と照らし合わせ思い当たるふしがある方は、見直す参考にしてみていただければと思います。

2、勉強のやり方

文献において、「やり方」が一番大事だとしております。
何故なら、「やり方」次第で勉強時間を有効活用できるし、「やり方」が良いと効率があがるだけでなく、やる気も向上するからです。

当道場の基本理論でも合格に結び付く強固な橋げだの確立をかかげ、その方法論としていくつかの勉強方法、すなわち勉強のやり方が示されております。

 

当道場発足から5年経過した今でもこの「やり方」については様々な議論が繰り返されており、最近の記事においても頻出の鶏ガラ学習法はこちらですし、我ら6代目の和尚のマゾ的学習法などがあります。

当然、このやり方には普遍的な正解はなく、個々人のおかれた状況や能力、個性に応じた最適な方法を能動的に試行錯誤することが重要であって、当道場はその試行錯誤を手助けする気づきや参考材料の提供いうことではないかと考えます。

なお、文献で紹介されている勉強はどうやるかについて、学習開始期から完成答練期までにおいて役立つであろう内容が多いと思われるので、ここでは割愛します。

 

3、やる気 ~やる気を高め、維持する方法~

 

<やる気に灯をともす>

診断士を目指している人の中には、診断士になった未来の華やな自分を描いてワクワクする気持ちでやる気に灯を灯している方、あるいは不本意な部署へ異動となり、見返してやろうというリベンジの気持ちでやる気に灯をともしている方、色々な方がいるはずです。
文献の著者は、やる気に灯をともす方法として、ワクワク、リベンジのどちらでも良いとし、どちらかというとリベンジの方が強く長続きするという見方をしております。興味深いです。

リベンジしたい気持ち、悔しいさ・・・でもそれをバネにして頑張ればいい。
「そこにあるのは壁ではない。新たな世界への扉である」

という言葉が文献で紹介されておりました。
心に響きます。

<得点が伸びないときのスランプ脱出法>
頑張っているのに思うように点数が伸びないと、誰でも「伸び悩み」や「挫折感」を味わい、やる気が下がります。
文献では、そんな時は過去を振り返ることで、学習当初は問題に歯が立たなかった自分が今は簡単に正解できるという、まさに変われた自分がいることに気づくことをすすめてます。
そして、それでもまだ立ち直れなという人には、、「努力は直線、成果は曲線」ということを諭すとしております。

今は成果がでなくても、諦めずに前にさえ進んでさえいればいつかは成果が出るということ。もう少し頑張れば、成果が出るのにその前で挫折し諦める人が多いという現実があると・・・

プロ野球の選手のスランプな時を克服するには「練習するのが一番」という答え。ひたすらに素振りをし、ひたすらにノックを受け続ける。

どこかのボクシングの漫画で、「偶然のラッキーパンチはない。何千何万回とミットやサンドバックを打ち続けた練習の成果であり、倒そうとする執念が拳にやどって生み出された必然の結果である」というようなくだりがあったかと思いますが、それを思い出します。

ここまでやったんだからという充実感や自信は、本番での大きな力につながります。
だから1分1秒も惜しまない。
最後まで全力で走り抜けましょう!

では、本日の記事は以上です。
ぽらーのでした。

 



なごです。

予備校が行う模試が直前に迫ってきました。皆さんは受験されますか?仕事で忙しい方、遠方の方など受けられない方も見えるかと思います。でも受けることができる方は、今回の模試を最大限に生かしてください。自分自身の現時点での実力を正確に測る最大のチャンスです。

 

今回、7科目を2日間で行います。集合時間から試験時間、休憩時間も本番と一緒。問題の難易度もほとんど同じなら、周りに座っている受験生も本年の診断士試験を受ける本物のライバル。科目も経済から始まり、一日目は運営まで4科目が続きます。

 

ストレート生の中には、初めて一日に4科目と対峙するという方も見えるかもしれません。自宅で解く4科目とは緊張感が違うでしょう。近年に経験したことのない異様な空間に身を置いていると感じる方も見えるかもしれませんね。でも模試とは言え、試験に対する受験の条件は全員一緒です。
また、忙しい中で試験を受ける時間を捻出するのが精いっぱいの方もいると思います。よく受験できるように日程が調整できましたね。素晴らしいことです。でも厳しいことを言えば、忙しさの中で試験を受ける、その条件も周りの受験生と同じ、そして本番のあなたと同じなんです

 

だからこそ、模試当日に向けて準備できること、周りと差がつけられることがあれば、すべて周到に準備しましょう。消しゴムは万が一に備え二つありますか?シャーペンは芯が詰まったとき用に2本以上ありますか?そんな些細なことでも万が一を考えるなら、模試である今回から準備しておくべきです。
夏だから皆さん薄着ですよね。試験会場は空調が強い(効きすぎ)場合があります。予備校の校舎はまだそのあたりは配慮してあり大丈夫なのですが、大学校舎など本番の時は寒いくらいの場合も。特に女性は羽織るものを持って行った方が良い場合があります。
またこれは二次試験で私が体験したことなのですが、二次試験はストレート生が応募できる期間よりも先に多年度生が応募できるため、受験番号が前の方は2年目以上の受験者ばかり、後半はストレート生が多く混ざるといった受験生の物理的属性に差が出ていました。

 

一年目の時、たぶん周りはストレート生が多かったのですが、電卓が携帯用の小さいものを使っていた人が結構多かったのです。ハンディタイプの電卓は桁数が8ケタ程度しか入らず、2次試験には不向きなんですよね。試験会場に行ったとき「この人たち、たぶん(準備不足で)落ちるんだろうな」と思いました。(私も落ちましたが(笑))
ちなみに2年目の時は、受験番号が早かったので、周りには多年度生しかいませんでしたが、きれいに全員が12ケタの電卓を使っていました。今回は1次模試なので電卓は必要ありませんが、そんなちょっとした準備の差で、実は結構、スタート時点から差がついてと思うのです。

 

このサイトの読者には、そんな些細なことで、点数を落としてほしくないのです。先日の道場記事にもありましたが、たぶん数点の差で相当数の方の合否が別れる試験です。今回の模試は、準備を手ぬかりなく行うための実地訓練と心得、必ず準備を本番さながらにしてください。

そこまでやっても実際当日になり忘れていたことや、改善すべき点が一つや二つ、出てくると思います。私は朝食べるパンの種類やおにぎりの具材なども、当日と同じイメージで同じ場所で買い、ドリンク類は常温にしてお腹を壊さないようにするなどの配慮もしました。実際にそうしたほうが良いということでなく、たぶん私は試験日と全く同じ状況を自分で作り出すことによって、当日、余分なことを考えなくても済むようにしたと思います。

 

その上で試験に全力で向かってください。

 

すべての判断基準は一つ
「当日の自分ならどう対処するか」

 

単に問題をすべて解くだけでなく、難しい問題も意図的にスルーなど、本番さながらの対応をしてください。2択で迷った時の判断方法、あとから見直して迷った場合に回答を書き直すか否か。突拍子もない問題に対して、冷静にキーワードを見つけられるか。もし出来ない科目があっても次の科目に引きずらない精神状態。すべての状況判断が勝利への重要な要因になります。

 

さらには1日目と2日目の間の使い方休憩中の身体と脳のほぐし方昼食後の眠気への対処法など、すべてにおいて気を遣いながら、自分自身の体験として書き留めておくと実際の試験日に必ず役に立つでしょう。実際の試験日に「今日が本番だ!」と過度な力が入りすぎることも想定できます。もしそういうタイプの方だったら、今回、あえて思いっきり気張って試験を受けてきてくださいね。
それらすべての状況判断に対する結果が、良くも悪くも残りの日数をどう過ごすかの最適な判断材料になります。そのためすべての準備を万端にすることで試験結果に対する「自分自身の逃げ道」を確実にふさいでおいてください。だって当日戦うのは、ほかの誰でもなく一か月後の自分自身なんだから。

 
模試は模試でなく、本番は本番でなく。

 

皆さんの健闘をお祈りしています。

なごでした。



はい、ということで今日は重箱の隅つつき論点その④、統計学を考えるです。

和尚は一応大学の専攻は教育心理学です。故に統計が出来なければ、心理調査はもちろん、母集団の分布や異なる2集団に有意差があるかどうかの検定もままならず・・・。当時Excelなんてない時代からやっていたはずなんですけど・・・

平成13年からの情報システム分野の最後の2問、どうしても正答率6割を越えることができません!
統計学検定なる検定試験もちらりと覗いてきました。この診断士試験での統計学は、その1級にも匹敵するくらいの難易度ではないか、と推察します。
この記事を書くためにもう2ヶ月ちかく統計学の本を読み漁りました。10冊は超えたと思います。が、隅つつき論点①~③までと違って征服出来なかったことをここに告白します。

和尚が2ヶ月やっても・・・とは申しません。和尚この分野実はとっても弱かったりするかもしれません。
しかしながら、この2ヶ月苦しんだ経験からすれば、これは前回の法務における英文問題とは違って

「労多くして、益少なし」

の部類に入るものではないでしょうか。

故に、巷で言われているとおり、この2問を捨て問として扱い、他の問題で65%程度の正答率でこの情報システムを通過する、という選択肢をチョイスするのもあながち間違いではないと思います。ちなみに私H25年度の2問は全滅でした。

でも、それでも、とおっしゃる方。
ここは、謙虚な水準として
「情報システムにおける統計問題で5割の正答率を目指す!」
という目標に向けて、のお話と思って聞いていただければ幸いです。

1基礎力醸成
この統計学という学問、大学時代のテキスト引っ張り出して読んでみました。これです。

このテキスト、今ではセクハラと言われそうな内容盛りだくさん!もう絶版なのかしら・・・

なんで大学のときに困らなかったかと言えば、統計学は「あくまで道具」であり、その道具自体の知識を問うて「統計学が出来る」という筋合いのものではないからです。

一方、診断士試験の統計学分野、「統計学の知識を問う」問題が多すぎて、確率分布の種類と特徴覚えるのには、生半可な努力じゃちょっとついていけませぬ。

はい、文句言っても仕方がありません。ここは現実的な対応策として2つご提案申し上げます。

①財務分野の「投資セクション」における「リスクとリターン」「ポートフォリオ」を十分に理解する。

これは財務でもかなり出る分野なので勉強しておいて損はないです。ここでも統計学の手法「分散」「標準偏差」などが出てきますので、これが何を意味するかを徹底的に叩き込んでください。(経済学でも出る可能性あり)

②統計学の基礎を学ぶ
もう、時間も残されていませんし、本屋に行く時間も惜しい!とおっしゃる方。
ハンバーガー統計学
お勧めです。電車のなかでも読めますし、t分布、カイ2乗分布、分散分析くらいの基礎は「感覚で」わかるようにはなれると思います。

特に①は、財務との相乗効果も期待できますので、やって損はないかと思います。

2実際のテクニック習得
分布だけでも、正規、2項、z、t、F、分散、カイ(χと書く)2乗、ポワソン、ベルヌーイ、幾何、超幾何、指数、ウェルチ、2元配置分散、過去10年でこれだけの分布が出ているのに、覚えるだけでも大変じゃねーか!こんなもんやってられねーよ!と思う方。たぶん正解です。

それでも、それでも、統計学を愛してらっしゃるかた、
さまざまな確率分布 (probability distributions)ご覧ください。
この表により、かなり「分布」というものについて、分かりやすくまとめてあります。

その上で、和尚のワンポイントレッスン
★自由度とは?
例えば、赤、白、黄の3つの玉があったとします。
これをA君、B君、C君が順に選択して取っていく状況を考えます。
A君は赤白黄のうち「自由に」選べます、B君はA君の取ったあとの2つから「自由に」選べます、C君は残り
ものですので「自由には選べません」
よって、自由度は3ー1で2(自由に選べる数)となります。
「自由度=n(標本数)ー1」
H19年の第23問はこれだけで解けます。
H23年の第24問は選択肢アをこれで切れます。

3最後まで諦めない

最後に、去年H26年の第24問を使って
「あきらめたらそこで試合終了ですよ」ということをお教えします。根性と常識で解ける問題もある、ということで。
(和尚要約)
ある電機メーカーが、自社のシェアを調べたい。このシェアを推定するのに必要な標本数の計算式として、適切なものはどれか?

私ね、この問題さっきまで解けませんでした。信頼係数95%だから、正規分布が2.5%(片側)だから、その値は1.96とTAC模範解答には書いてありましたが・・・。
(それでも2つまでしか解答を絞れない)
こんなん、問題文の数値なんか読まんくても出来ることがわかりました。

それは・・・
計算してみる!
です。↓が選択肢です。もう一度申し上げると「市場調査をするのに必要なサンプル数は?」というのが問題です。

社会人の数学は「aboutな数値でも出りゃOK」と考えている和尚は、
各々の選択肢の2項目×3項目は
アとエ:大体3%
イとウ:9%
とはじきました。そうすれば、あとは1項目の計算のみ。
計算を続けると、
ア:2(1.96のaboutです)の2乗×100 ×3%=400 ×3%=12くらい
イ:65の2乗×9%=380くらい
ウ:2.6の2乗×9%=0.6くらい
エ:26の2乗×3%=20くらい

はい、大体出ました。正確には、アから11、384、0.66、19ですが、気にしない。各選択肢の数値の違いが分かるくらいでOK。

さて、標本数が1以下になることはないので、ウは×。
とすると、あと3つに絞られますが、
一般的に考えて、20やそこらのサンプルで市場全体のシェアがわかるもんなんでしょうか。
例えば、前年シェアが10%と書いてありますが、20標本を選んで、1つもそのメーカーの製品が出てこない確率はかなりあるんじゃないですか?

となると、イが正解ではないかと、相当に自信をもって言えるのではないかなと思われますが、いかがでしょうか。

というわけで、あまり対策にならない情報システムの統計学ですが、この科目だけ落としちゃった!という人は、どうでしょう、やってみても損はないかもです。

ただ、深入りは禁物、という感じがあります。だって統計は使うもので、使うときに本を読んで調べてどの指標を使うか決めるものなのでしょうから。



2次元の魔術師。

当ブログ、診断士試験の神羅万象を2次元タテヨコの平面に落とし込み、説明するのが得意。 なぜそんなことが可能か。

立体を上から覗き込むと平面に見える。

するとどうなるか。

複雑なことを単純化。すると周囲に説明でき、かつ自分の理解が深まる。

だから当ブログ、縦横マトリクスが大好き。そして2015年最後の挑戦が、

1日3科目×ペンキ塗り=7月超々直前期のマトリクス。

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■1日3科目(タテ軸)×ペンキ塗り学習(ヨコ軸)■

正答率ランク・論点・5w学習計画がタテ軸。経済~中小がヨコ軸。

多次元を2次元で表すには一軸を固定し、他軸を入替。するとA3一枚のタテヨコ表で、「1次」7科目を抜け・漏れ・手戻りなく表現可。

_経済_ _財務_ _経営_ _運営_ _法務_ _情報_ _中小_
ABランク
CDランク
Eランク
最後の2択Cランクリンク
論点まとめ 論点まとめリンク
学習計画
1w 7/6~ 模試復習
2w 7/13~
3w 7/20~ 直前論点復習
4w 7/27~ テキスト総復習
5w 8/3~ 本番準備

なんだ、そんなことか。

合点が行ったら。「2次」で相手を蹴落とす知識を磨くため、目指せ「1次」500点。この時、ひとつ耳より情報。

7月は、1日3科目ずつ学習。

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■本題:1日3科目学習法~手段・留意点・効果■

7科目知識はファイナルペーパーに覚えさせ、自分は思い出す力を磨く。

420点でも難しいのに、なぜ500点取れるのか?そのもう一つの答えが、

今から覚えるのでなく、思い出す=知識の切り替え力を磨く。

その手段が1日3科目学習法。

□1日3科目学習法~手段□

①超超直前期7月は、1日3科目学習をルールにする。
②1日3科目やり、1日1科目ずつ次の科目にズラす。
③1日を朝(1.5h)・昼(0.5h)・晩(2h~)に分割し、3科目に割り当て。
④土日は予定のノルマ+不得意科目の調整用に余裕を持つ。
⑤1~2wは2週で1周、その後1週1周とし、最後は2日で1周。

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□1日3科目学習法~留意点と効果□

<計画時>
・必ず毎日学習。生活スケジュールは学習中心。
・平日1日4hが無理でも、細切れ時間の30分×3=1.5hなら確保可能。
・最終週は月~水で1周、木金は会社を休み本番と同じ時間で1周。
・時間が余れば「2次」準備→H26過去問4事例・5月チェック模試写経。
<実行時>
・超々直前期は、やりたいこと>残された学習時間。
・時間は目標でなく制約条件。Time upしたら強制的に次科目に切替。
・平日は調子が良し悪しに関わらず、予定時間が来たらやめる。
・調子が悪い時→気になる所が増加。一旦割り切り、改めてやり直し。
・調子が良い時→長時間学習は、「引き出し」「切り替え」狙いに不向き。
<効果>
・都度考えることなく、7科目をムラなく計画的に学習可能。
・平日学習時間を増やして「貯金」、土日で進捗に応じ調整可。
・1日3科目→脳にホットスタンバイさせる知識の「段取り替え」。
・1科目を週3回朝・昼・晩→時間帯に応じた学習法の「切り替え」。
・回転式=先送り許容。心理的負担なく、勉強が楽しくて仕方ない。
・回転=知識の入替、引き出し=過年度生が嫌がる「知識の瞬発力」。
・7月1ヶ月で「引き出し力」「切り替え力」「先送り力」が段違いに向上。

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■おまけ:過年度生の模試巡り■

昨日書き忘れたので追加。

スト生=模試1社、過年度生=模試巡りを好むのは、記憶の戦い方の違い。

 

過年度生=時間は豊富。模試に出る問題を片っ端から覚える(緑)
初学スト生=時間は有限。AB知識を固め(青)、残りは現場の応用力。

この記憶志向の違いが「2次」でもそのまま。これが試験傾向が(表面上)変化した時の合格所要年数の差。模試を本番「として」受ける以上、

模試を2校以上受ける理由なし

とするのがSランクの結論。

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■今日のまとめ■

模試を本番として受けるのは、7月は「420点取る学習」以外にやることがあるから。それを忖度するセンスの有無が合格所要年数の差。ではまとめ。

・7月の学習計画をA3一枚のタテヨコ表に表現可能。
・タテヨコ学習表の利点は、抜け・漏れ・手戻りがないこと。
・1日3科目学習で、知識の「切り替え」「引き出し」「先送り」。
・スト合格狙いの場合、模試を受けるのは本番「として」1社で十分。

byふうじん



みなさんこんにちは
勉強頑張ってますか?燃えてますか?

きりです

先日、大阪なんばで開催した道場セミナーでは、沢山のご参加をいただきまして本当にありがとうございました。

私達道場メンバーは少しでもこれから受験される方々のためになれば、と思ってこうやってブログを書いておりますが、

実際に今、受験生の方々が求めている情報っていうのは、つかめているようで・・・

 

 

掴めてませんでした。(あ、他のメンバーの話ではなく、私が、ですね。)

私達自身昨年まで受験生だったのに、合格した途端に受験生だったときの感覚がなんでか薄れていくみたいです・・・。

セミナー後のティータイム懇親会や飲み会の中で、参加された方々がどういうことに今悩んでいるのか色々聞いていくうちに、

「あ~、そういえばあの時はこんな感じだったな~。」っていうのが段々蘇ってきて、

「そういわれてみればこういうこと知りたかったな~!」っていうのを思い出しました。

そういえば俺・・・

めっちゃ企業経営理論が苦手だった!!(同じく企業経営理論が苦手~て方が何名かいらっしゃいました。)

科目として好きだし、勉強するのも苦痛ではない。

おまけに勉強していると・・・理解できる!

なのに!

 

全然点数とれないんスよ・・・。先輩・・・。とほほ。

って感じだったなぁ。

 

 

今回はゆるわだ的企業経営理論。

ちょっとでも苦手な方の点数の足しになれば、と思って書いています。

 

大阪セミナーではメンバーの「なごさん」がコンビニのお話をされていました。

要約すると、コンビニっていうのはISM(インストアマーチャンダイジング)の粋を集めたものだよ~。ってこと。(ですよね?なごさん^^;)

なんでレジがここにあるのか。

通路の広さはなぜこれくらいなのか。

蛍光灯の向きはなぜこの向きなのか。

実はぜ~んぶ計算されてますよ~。っていうこと。

そんで実際こういうことが自信の生活の中には隠れていて、よく見るとすごく勉強になるよね、っていう。

私も本当に聞き入ってしまったんですが、これ本当に大事なことだと思ったんです。

これからの時期はおそらく皆さんは「ヤバイ!間に合わん!」と必死になって勉強をされることでしょう。

一日のうちで机に向かって勉強できる時間は限られますからね。

でも例えば通勤途中によったコンビニで。スーパーで。

はたまた自分が働くオフィスの中で。

診断士の勉強ができれば、それが一番いいですよね。

そういう意味でいうと企業経営理論は、お仕事をされている方は毎日勉強できますね。

あなたの会社はどういう組織ですか?

機能別?

事業部制?

それともマトリックス?
考えてみましょう。

機能別組織の方は、どういうときに、「うちの会社はここがダメなんだよな~。」と思うでしょうか。

「ったく、営業のやつらが無理な受注ばっかとってくっから全然生産が追い付かねえよ!」

っていう悩み、これは機能別組織のデメリットですね。(部署間の連携が非常に難しい。)

専門化の原則が発揮されるので、営業はより営業に強く、製造は製造に強くなってしまいがちなんですよね。

その結果それぞれの部門の利益を追求してしまう。(全体最適より部分最適を選択してしまう。)

しかし、想像してみましょう。

一人で営業も製造も企画も総務も人事もやっているあなたの姿を。

「えーっと、今日は午前中に営業にいったあと、製品作って、そんで午後から会議で新しい人事を決定して…。」

とかこんなことやってたら、多分それぞれの仕事にまともな力をだせません。

なので、機能別の組織を選択しているのでしょう。

ではこのデメリットを克服するためにはどうすればいいでしょうか?

現状この組織はどうなっているといえるでしょうか?

 

組織の成立要件、覚えていますか?

 

 

 

 

 

 

 

①共通目的

②貢献意欲

③コミュニケーション

 

この3つですね。
現状明確にこのうちの一つが欠落してますよね。

 

 

 

 

③のコミュニケーションが。

ということは、コミュニケーションを促す何かが必要になります。

例えば社内で、「部門を超えた組織」を作る仕組みを作る。

会社に「運動部」があったりしませんか?

最近だと面白いのは、「フリーアドレスデスク」の導入などにより、毎日違う席に座って、

部門の異なる人との交流を図ることで、機能別組織のデメリットをなくす取組をしている企業なども増えてきています。

別にあなたの会社じゃなくても大丈夫です。

新聞にのっている会社が新たに始めた取組をみて、

どういう意図で始めたんだろう?

と、少しでも考えてみるクセをつけましょう。

これから一次試験まで、もう時間はあまりありません。

限られた時間を有効活用することが、他の受験生に差をつけ、合格を勝ちとるコツだと思います。

きりでした。



420点でも難しいのに、なぜ500点取れるのか?

一言で言えば、1次対策=収穫逓増だから。具体的には、1つの基本知識が次の知識につながる、知識レバレッジ効果

レバレッジ=梃子。今日は、広く浅く出題される診断士「1次」で、知識に梃子をかけ500点荒稼ぎする考え方をネタバレ。

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■前提知識1:大手受験校「レバレッジ学習法」■

「診断士」「レバレッジ」をググると、こんな記事がヒット。

1次科目別「レバレッジ学習法」(LEC東京リーガルマインド)

広告宣伝する気はないが、言ってることは正しいのでそのまま要約引用。

<前文>
3年間学習を続けても1次試験に苦しむ方がいらっしゃる反面、半年の学習でやすやすと合格を果たす受験生もいます。その差は学習に対する「レバレッジ(てこ)」のかけ方にあります。レバレッジ次第では、「10の努力」が「1の結果」になる事も、「100の結果」になる事もあります。
あなたは少ない労力で1次試験に合格したくはありませんか?本コラムは各科目特有でのレバレッジのかけ方をご紹介いたします。
<科目コメント要約>
経済 難問に惑わされず、テキストの論点順に理解を徹底。
財務 理解する論点、暗記する論点を切り分けて対応。
経営 選択肢を予想し、その誤りを指摘する。
運営 キーワード暗記より、体系の理解が優先。
法務 効率的に手を抜く(→出る所から覚える)
情報 図解イメージや3文字略語を押さえ、効率良く暗記する。
中小 重要なグラフの数値から覚え、次いで手を広げる。

※当要約引用が不適切な場合、ご指摘いただければ削除いたします。

「少ない労力で~」のくだりは気に入らないが、要はいつもの

正答率ABを確実に当て、次にCDの正答を一つずつ積み上げ

と同じ主旨。だがこのレバレッジ学習法には、

AB正答力UP→CD正答率UPを、理論的に説明する力がある。

.
■前提知識2:財務レバレッジ■

診断士で「レバレッジ」と言えば、財務レバレッジと営業レバレッジ。

そこで財務レバレッジをまずおさらい。1次知識を固めつつ学習方法に応用し、早速レバレッジ効果。

財務レバレッジ:負債比率(レバレッジ係数)が自己資本利益率(ROE)の変動に大きな影響を与えること(出典:TACスピテキ)

.

□ROEの導出(財務レバレッジの公式)

ROAと自己資本(E)・負債(D)・負債利子率(i)・法人税率(t)が所与の場合、ROAからROEを求めることができる。

税引前当期純利益=事業利益―支払利息
=(E+D)×ROA-D×i
=E×ROA+D×ROA-D×i
=E×ROA+D×(ROA-i)・・①

$ROE=税引前当期純利益×\frac{(1-t)}{E}だから、①の両辺に下線部を掛ける。$

ROE=E×ROA×(1-t)/E+D×(ROA-i)×(1-t)/E
=ROA×(1-t)+D/E×(ROA-i)(1-t)
=(1-t)(ROA+(ROA-i)×D/E)・・②(財務レバレッジの公式)

この時、暗記でなくストーリーで理解。

$・あるROAが与えられた時、$
$・ROA-i>0、つまりROAが借入利子率を上回っていれば、$
$・\frac{D}{E}の率だけROEが上がる。$

つまり借金を嫌がる社長に対し、借入利子率よりROAが高ければ、借金して経営拡大する方がROE(自己資本に対する儲け)を増やせると、説明可。

.
■本題:初学スト生の知識レバレッジ■

財務レバレッジ公式を、知識レバレッジに適用=500点荒稼ぎ。

$ROE=(1-t)(ROA+(ROA-i)×\frac{D}{E})$

公式を知識レバレッジに応用。

$ROA-i:自分の得点率(ROA)>平均得点率(i)であること。$
$\frac{D}{E}:基礎知識(E)を固め、後は応用(D)で解く。$

BS風にわかりやすく図解

①1次25マークは、AB:CD:E=4:4:2で出題するのが原則。
②過去問を解く時、ABは答えを覚え、CDは応用で解く意識を持つ。
③CD=最後の2択の捻り方を覚えると、様々な応用問題を解ける。
④つまりAB基礎を確実に固めれば、知識レバレッジが働き高得点。

この知識レバレッジで、「1次」500点や「2次」たまたま合格。単に地頭・センスの問題ではないが、別に難しいことでもない。だって、

過去問の答えを全部覚えても、60点取れる試験じゃないでしょ?

「1次」500点のために覚える知識は、素人が聞いたら驚くほど少ない。
.
■今日のまとめ■

当記事、「1次」500点や「2次」たまたま合格のタネが知識レバレッジであると示しつつ、財務レバレッジの公式も頭に入って一石二鳥。

スト合格を本気で狙うなら、こんな感じにどんどんレバレッジ。

答練・模試を受ける度に自分が成長した実感。ネタバレするには早いけど、自分の実力以上の力を狙って出す状態が「2次」たまたま合格。ではまとめ。

・知識レバレッジを使うと、AB知識の応用で「1次」500点。
・レバレッジ=梃子の力を使うには、AB知識をまず確実に。
・財務レバレッジ=ROA>金利なら、借入すれば儲けが増える。
・知識レバレッジ=自分の得点>平均点なら、知識応用で得点荒稼ぎ。

byふうじん



みなさんこんにちは、おとです。

1次試験まであと50日ですね。先日は、おはともさんから、気合いの入った記事がありました。まさにその通りだとおもいます。

私の場合は、もし今年の試験に落ちて、勉強漬けのこの生活をもう一年続けるなんて考えたくも無かったので、「絶対今年で受かるんだ」という気持ちでいました。

合格したい気持ちは、人それぞれで、みんな違います。理由は何であれ、合格を目指して残りの50日を悔いの無いように使い切ってください。

さて、今回は苦手な人が多いと言われるファイナンスのMM理論についてです。人によってはMM理論はステ問という人もいます。でも財務・会計の問題は例年25問あり、1問あたり4点です。また昨年(H26年)は、MM理論で2問(8点)も出題されており、これをステ問にするのは、ちょっともったいないです。

また、このMM理論は、ノーベル経済学賞を受賞しています。ノーベル賞理論を10分で説明するのは、無理がありますので、試験対策上重要な点だけ説明します。

本来であれば、MM理論についてきちんと理解した方がいいのですが、残念ながら直前期なので時間がありません。そのため、理解ではなく、下の2つを丸暗記してください。

①MM理論=税金なし
②MM理論の時は、負債(デット)と株主資本(エクイティー)の構成比が変わっても、企業価値は変わらない。

これらの理由を説明するとノーベル賞をもらえちゃうので説明はしません(笑)。繰り返しますが、このまま丸暗記しちゃってください。

 

 

 

過去問

それではいつものように過去問を使って説明します。

過去問 H20 18
MM理論を説明している記述として、最も適切なものの組み合わせを解答群から選べ。なお、文中の企業価値は負債の価値と自己資本の価値の合計額を意味する。

a 法人税がないと仮定したとき、企業価値は資本構成と無関係である。
b 法人税がないと仮定したとき、企業価値は負債の利用度が高まるほど高まる。
c 法人税が存在する場合、企業価値は資本構成と無関係である。
d 法人税が存在する場合、企業価値は負債の利用度が高まるほど高まる。


[解答群]
ア aとc
イ aとd
ウ bとc
エ bとd

 

【正解】

[難易度B]

【解説】
MM理論の重要な点は↓の2つと言いました。

①MM理論=税金なし
②MM理論の時は、負債(デット)と株主資本(エクイティー)の構成比が変わっても、企業価値は変わらない。

この2つの知識だけあれば、この問題は解けます。順番に見てみましょう。

a 法人税がないと仮定したとき、企業価値は資本構成と無関係である。
法人税がないということは、”①MM理論=税金なし“なので、MM理論であるということになります。また、資本構成というのは、負債(デット)と株主資本(エクイティー)の構成ということなので、”②MM理論の時は、負債(デット)と株主資本(エクイティー)の構成比が変わっても、企業価値は変わらない。”のように、資本構成比が変わっても、企業価値は変わらないことになります。
よって、これは適切です。
⇒◯ 


b 法人税がないと仮定したとき、企業価値は負債の利用度が高まるほど高まる。
これも法人税が無いのでMM理論です。負債の利用度が高まるということは、負債が増えて資本の構成比が変わるっていう事です。”②MM理論の時は、負債(デット)と株主資本(エクイティー)の構成比が変わっても、企業価値は変わらない。”といいました。この設問では「MM理論のとき構成比がかわると企業価値が高まる」と逆のことを言っているので不適切です。
⇒X


c 法人税が存在する場合、企業価値は資本構成と無関係である。
法人税が存在する場合ということは、MM理論では無いということです。企業価値と資本構成が無関係なのは税金がないMM理論のときだけです。そのため、ここで言っている、「税金がある(MM理論ではない)ときは、企業価値は資本構成と無関係である」は、逆のことを言っているので不適切です。
⇒X


d 法人税が存在する場合、企業価値は負債の利用度が高まるほど高まる。
ここまでで、×(バツ)が2つでたので、消去法ではこれが◯(マル)になるはずですが、念のため確認しましょう。ここでも法人税が存在する場合と言っています。つまり、MM理論では無いということです。税金がある場合は、負債には節税効果(※)があり、その分だけ企業価値が高まります。よってこの選択肢は適切です。
⇒◯


(※)節税効果まで説明すると、10分で終わらないので、詳しく知りたい方は、↓を参考にしてください。


MBA経営辞書「節税効果」http://globis.jp/mba/1117/
上記より、適切な選択肢はaとdになるので、正解はエです。

いかがだったでしょうか?
繰り返しますが、もう時間がないので、MM理論だけに勉強時間を費やす時間はありません。そのため↓の内容を丸暗記して下さい。

 

①MM理論=税金なし
②MM理論の時は、負債(デット)と株主資本(エクイティー)の構成比が変わっても、企業価値は変わらない。

 

 

上記の問題は知識問題でしたが、次はMM理論の計算問題です。

早速始めます。

 

過去問 H26 15
現在A社は、全額自己資本で資金調達しており、その時価は10,000 万円である。A社は毎期600 万円の営業利益をあげており、この営業利益はフリー・キャッシュフローに等しい。MM理論が成り立つものとして、下記の設問に答えよ。

(設問1)
A社が利子率2%の借入を行うことによって2,000万円の自己株式を買入消却し、負債対自己資本比率を20:80に変化させたとき、A社の自己資本利益率は何%になるか。最も適切なものを選べ。ただし、法人税は存在しないものとする。
ア 7%
イ 8%
ウ 22%
エ 24%




【正解】

[難易度C]

【解説】
ここでもMM理論という言葉がでてきています。MM理論が成り立つということは、”①MM理論=税金なし“なので、税金がないということです。次に、2%の借り入れを行うと、A社の損益計算書(P/L)はどう変わるでしょう?
今の営業利益(600 万円)に支払利息(2%)が費用としてかかってきます。
計算すると次のようになります。

 

営業利益 600
支払利息 -40(2,000万円×2%)
———————————————–
利益   560

(※)ここでは税金がないので、税金はかかりません。

 

次に、貸借対照表(B/S)はどう変わるでしょう。「2,000万円の自己株式を買入消却し」ということは、株主資本(エクイティー)から2,000万円分が負債(デット)に変わるということです。計算すると次のようになります。

株主資本(エクイティー)    10,000
自己株式買入消却       -2,000
————————————————————–
買入後の株主資本(エクイティー) 8,000

 

自己資本利益率
=利益÷株主資本
=560÷8,000
=0.07
=7%

 

上記より正解はアになります。





(設問2)
(設問1)のようにA社が資本構成を変化させたとき、法人税が存在する場合、資本構成変化後のA社の企業価値はいくらになるか。最も適切なものを選べ。
ただし、法人税率は40%とする。
ア  9,960万円
イ 10,000万円
ウ 10,040万円
エ 10,800万円

 

【正解】

[難易度B]


【解説】
法人税が存在するということは、MM理論ではないということです。「MM理論でないときに資本構成を変えると、企業価値も変わる」ってことはこれまで何度もやりました。
今回は計算問題なので、いくら変わるかを計算する必要があります。結論からいうと、負債を増やすことによって得られる企業価値の変化は節税効果といきは、下の公式になります。
負債額×税率=節税効果
(※)丸暗記はあまり好きではないですが、直前期で時間がないので、ここでも丸暗記しちゃって下さい。今回は2,000万円の負債を増やしたので、2,000万円×40%=800万円だけ、節税効果がありました。この節税効果の分だけ、企業価値があがることになります。
また、もともとの企業価値は、問題文から10,000 万円であることが分かります。
つまり、資本構成変化後の企業価値は

もともとの企業価値  10,000万円
節税効果         800万円
—————————————————-
合計         10,800万円

上記より、正解はエとなります。

 

まとめ

MM理論は、なかなか理解しづらいとおもいますが、ほぼ毎年出題されている頻出論点です。
繰り返しになりますが、直前期なので、なんでこうなるの?などと考えずに、このまま丸暗記しちゃってください。

①MM理論=税金なし
②MM理論の時は、負債(デット)と株主資本(エクイティー)の構成比が変わっても、企業価値は変わらない。
③負債額×税率=節税効果

以上、おとでした。



こんにちは、うみのです。

TACの1次模試まであと2週間と少しですね。

ストレート生の皆様は、7科目をしっかり「皿回し」できているでしょうか?

やるべきことがありすぎて、どこから手を付けていいか分からない…とお悩みの方も多いかと思います。

この時期まで来たら、得意科目はカンを鈍らせない程度にさらっと、苦手科目は比重を置いてじっくりと、と緩急をつけて対策されることをおすすめしたいです。

苦手科目は、いよいよ追い込まれてきた直前期こそ、大きく実力を上げる伸びしろが隠れています。

以下は、私が行った「苦手科目克服ステップ」です。

よろしければ参考にしてみてください。

 

①   分野別にざっくりと知識を整理してみる

②   特にどの分野が苦手なのか?を見定める

③   苦手度の高いところから優先順位を決める

④   「知識の体系化⇔問題を解く」のサイクルを高速回転する

 

この方法では④がポイントで、苦手科目というのは、

 

A 知識の理解や暗記に時間がかかっている

B 理解しているつもりで、問題を解く力が十分でない

 

のいずれかに大きく「壁」があると思います。

Aに時間をとられて問題を解く量が十分でなかったり、BでつまづいてまたAに戻って時間をとられてしまう…ということを繰り返していると、なかなか苦手は克服できません。

問題を解いて⇒間違えたところの知識をインプット/補足する⇒同じ分野の別の問題を解いてみる、というサイクルをなるべく高速で回転していくことを心掛けてみてください。

 

苦手科目の問題を解くことは辛く苦しいことですが、問題を解くことでしか、知識の確認も強化もできません。

たくさん問題を解いて間違えながら、何度も知識をインプットし直すようにしてみてくださいね。

—————————————————————————————-

前置きが長くなってしまいましたが、今回は多くの人が「なかなか得意科目にできない…」とお悩みの企業経営理論について考えてみます。

今回は「道場マイベスト記事」を通して、5つのステップからその攻略の仕方を考えてみたいと思います。

 

STEP1 『犯人は誰だ!?』 by 5代目・U2

ココが重要!

「企業経営理論は、知識を問う科目ではない。理論を応用して課題を解決していく科目である」

 

単に知識の丸暗記では対応しきれない企業経営理論。

テキストを読んで覚えたつもりでも、問題に向き合うと解けない…という、冒頭でもお伝えしたような「苦手の壁」にぶつかりやすい科目です。

では、「理論の応用力」はどのようにして鍛えていけば良いのでしょうか?

 

STEP2  『課題はここにあった!』 by 5代目・u-ta

ココが重要!

「経営は知識量の増加に加え、設問対応能力を磨かなければならないということにギリギリのタイミングで気が付いた」

 

★単なる知識問題ではないのであれば、どのような設問傾向があって、どのようなひっかけ要素があるのか?を知り、それらに対応できる力を鍛えなければなりません

特に企業経営理論の問題は、作問者の少しのコントロールでいくらでも変化球が作れてしまいます。

難解な言い換え、正しいとも間違いとも言いきれない曖昧表現、回りくどい表現、設問文を冗長化…。

こうした様々な変化球を打ち返すためには、ひたすらバッティングセンターにこもるイメージで、球(問題)を打ちまくり、どのような変化球のパターンがあるのかを知って「こう投げられたらこう打ち返す!」を頭に沁み込ませることが有効です。

u-taの行った「どこが間違っているのか、或いは正しいのかを指摘する練習」というのは、まさにそのようなトレーニングですね。

 

 

STEP3  『課題への向き合い方』 by 4代目・はんた

ココが重要!

「問題集の解説は、直ぐに読んではいけない」

「正誤問題を間違えるということは、実は、二重のミスを犯している」

 

★STEP2の「どこが間違っているのか、或いは正しいのかを指摘する練習」を行っていくうえでは、「すぐに解説を読んで確認する」ことによって「理解したつもりのワナ」に陥りやすいということに注意しなければなりません。

間違えた時点でもう一度問題を読んでみて、「どこでひっかかったのか?」を考えてみましょう。

そして自分なりの「ここで間違えたのでは仮説」をもって解説を読んでみましょう。

一度自分の頭で考えてみることによって、自分のひっかかったポイントをより深く理解でき、インプットもしやすい状態になります。

何度も同じところで間違えてしまう…という経験がある方は特に、このステップを意識してみてくださいね。

 

STEP4 『課題をさらに突き詰める!』 by 初代・ハカセ

ココが重要!

「誤答の選択肢こそ重要」

「・誤答選択肢の、どの部分が誤りなのか 

・誤答選択肢の、どの部分がどう置き換われば正答になるのか 

ということを、「骨の髄までしゃぶるように」検討し尽くす」

 

誤答の選択肢は、不足していた知識のインプットには最高の教材です。

間違えていた理由が明確になったら、それらの選択肢と解説を何度も反芻し、対応力とあわせて知識の強化も図りましょう。

 

STEP5  『課題を突き詰めた先に見える突き抜けポイント』 by 初代・ふうじん

ココが重要!

「最後の2択が裏目に出るのは国語能力でなく、知識の薄さと曖昧さ」

「センスを理屈で裏付ける」

 

★正解した問題は、なぜそれが正解だと判断したか?間違えた問題は、どの「2択ひっかけパターン」にやられたのか?を、誤答選択肢の表現に注意しながら分析し知識を強化することで、その理屈を説明できるようにする

これによって、2択まで絞れたが、そこでいつも間違えてしまう・・・という自分のミスパターンを明らかにし、ヒヤリハットの経験値を蓄積していく

ここまで問題をしゃぶりつくせれば、「理解したつもりで間違える」ワナからは大きく脱却できるでしょう

 

このように「問題の解き方と振り返り方」の精度を高めていくことで、設問対応力は大きくアップします。

そしてこれが、STEP1で挙げた「理論の応用力」に直結していき、2次試験対策にもつながっていきます。

この攻略法は、他の苦手科目にも応用できるものだと思います。

模試までに少しでも苦手を伸びしろに変えて、得点アップを目指しましょう

 

☆お知らせ☆

私も執筆に関わっております「ふぞろい8」が発売になります。

(私の再現答案も載っております…)

過去最高の180件以上の再現答案をもとにして行った平成26年度2次試験の分析のほか、合格者の体験談、多年度合格者の過去の失敗談をもとに、さまざまな2次試験攻略企画を展開しています。

今年どうしてもストレート合格をしたい方は特に、「ふぞろい」を活用する事で2次試験の“いろは”をおさえやすくなると思いますので、ぜひ参考にしてみてください。

明日か明後日ごろには各書店にも並ぶかと思います。

毎年、1次試験後は品切れになってしまうので、早めに確保していただけると良いかと思います。

Amazonでも予約受付開始しています。

在庫切れの場合、ジュンク堂紀伊國屋など、他の書店サイトも利用してみてください。



こんにちは!おはともです。

6月も中旬。
一次試験に向けた公開模試ももうすぐですね。

「もう無理だ・・・」
「こんな厳しい試験、受かるわけがない」
「勉強時間が取れない」

読者の皆さまからはそんな声が聞こえてきそうですね。

いまあきらめそうになっているあなたへ

あなたはこれまで多くのものを犠牲にして、
この試験のために時間と力を使ってきました。
そしてもちろんお金も。

それは何のためでしょうか?
何か手に入れたいものがあったからではないでしょうか?

目の前の山は高く見えるでしょうか。
そびえたつ絶壁に、恐れをなしているでしょうか。

でも振り返ってみてください。
あなたが歩んできた道を。

昨年のあなたと今のあなたを比べてみてください。

いままで見えなかったものが見えるようになった。
新しい世界があることを知った。
これから何をしたらいいか、漠然とだけど目標ができた。

あなたのそんな変化に周囲も気づいているはずです。

全身全霊をかけて、高い山に挑むあなたの姿を
多くの人が見ているのです。

まだ小さな種かもしれない。
でもその種はもうすぐ芽を出し
ぐんぐんと伸び
雲の上に到達するような大木になる。

あなたはその大木を登って、
雲の上から世界を見られるようになる。

そんな現実が、あなたが思っているよりずっと
近くまでやってきているのです。

この山を登り詰めたら
いままでとは全く違う景色が広がっています。

あたらしい世界を見るようになるのです。

あなたの受験勉強のために
家族は、同僚は、どれほど犠牲を払ってきたでしょうか。

あなたの知らないところで、
奥さんが、子供が
さみしい思いをこらえて
あなたの受験を応援してきたのです。
そのために、家族の時間も、
旅行も、買い物も、
あらゆる楽しみを我慢してきたに違いありません。

あなたの周囲の人を失望させてはいけません。

たとえ合格できないかもしれないと思っても
全身全霊で、立ち向かってください。

最後まであきらめない人にだけ、試験の女神は微笑むのです。

では今日も素敵な受験生ライフを!
おはともでした。



こんにちは。牛嶋・寺前・和田法律事務所の弁護士岡崎教行です。
梅雨といいながらも、あんまし雨が降らないですね。
一次試験まで2ヶ月を切りましたので、一次試験を受ける方はラストスパートをかけ始める時期かと思います。
ただ、なんだかモチベーションが上がらないという方も多くいるのではないでしょうか。
また、一次試験を受験されない方は、二次試験まであと四ヶ月とやや余裕があるので、若干中だるみ方も多くいる時期かと思います。

そこで今日は、受験生の危機感を煽ります(笑)
そして、モチベーションを上げてみせます。

1 気分がのらない理由は?

この時期、気分がのらない理由としては、
①梅雨に入ってじめじめしているので飲みに行こうかな~と思ってしまう(笑)
②答練の成績が思ったほどによくなくて、ほんとに受かるのか疑心暗鬼になっている
③(一次免除の方は)二次試験までまだ4か月もあるので大丈夫かな~と思ってしまう
④仕事が忙しすぎて勉強時間が確保できないもどかしさ、
等が考えられると思います。

自分で、どうして気分がのらないのか、ちょっと考えてみてはいかがでしょうか。
どうしてかわかれば、それにどう対処すればよいのか分かりますよね。

と言っておいてなんですが、殆どの場合、合格への気持ちが萎んでるというところに行き着くのではないでしょうか。

2 多年度受験は機会損失

ということで、多数の批判があることは重々承知しつつ、ちょっと私見を。
中小企業診断士試験は、他の国家資格と同様、1年に1回しかありませんよね。となると、1回落ちたら、次に受けられるのは1年後。
1年って長いですよね。1年間、また受験勉強をしないといけない、これ無駄ですよね。経済学で勉強した機会損失に似てると個人的には思っています。
機会損失とは、実際に取引を行い発生した費用ではなく、最善の決定をしなかったがために、利益を得る機会を逃した場合の費用概念と言われています。
これを当てはめてみると、最善の決定(試験に合格)しなかったがために、利益(診断士になって新しい世界を見ることができるなど)を得る機会を逃した費用(人生)
ってな感じですかね(正確じゃないかもしれませんが、ここはイメージで)。

よくですね、受験生活が長いことを正当化するために、長い受験生活は自分にとってとても有益だったとか、長い受験生活は無駄ではない、って言う方々います。
これは、もちろん、当該本人の関係でいえば、そうなんだと思います。長い受験生活で得たものもたくさんあるでしょう。
私も大学3年生から旧司法試験を受けて、大学院2年生のときに合格したので、長い受験生活で様々なことを経験しました。
でもね、機会損失という点を考えると、やっぱりそれは違うんではないかなと。
試験に合格すれば、間違いなく、未来を開くための鍵を手に入れることができます(こう回りくどい言い方をしているのは、合格者全員が未来が開けるわけではなくて、その鍵をうまく使えない人もいるからです)。
合格すれば、これまでとは違った世界をみることができる、そしてそれに関与できる機会を与えられるのです。
とすると、早く合格したほうが良いに決まってる。
なんて言われようと、合格すればいいんです。
当ブログでも、たまたま合格?という言葉もありますが、たまたま合格であってもいいんです(おそらく僕はそうだし)。
合格したという客観的な事実が大事なんです。
合格しないと未来の鍵を手に入れられないんです。
実力のある(と言われている)多年度受験生であっても合格しなければ、ただの受験生。
受験仲間からは、ちやほやされてるかもしれないけど、ステータスは受験生でしかないんです。
厳しいことをいうかもしれないけれど、それが現実。現実は直視するしかない。

だから早く合格しなければいけない。

3 診断士に合格したい理由なんて個々人の自由

受験生の多くの方は、診断士になって何をやりたいかということを考えられていると思います。
①診断士になって中小企業の手助けをしたい→それによって日本経済に貢献したい
②執筆がしたい
③儲けたい
④士業の世界に足を踏み入れてみたい
⑤士業の人たちと対等に友達になりたい
等々、様々かと思います。

他方で、あまり考えていない方もいると思います。
①多数の資格試験の1つとして受けてみよう
②自己研鑽の為に勉強してみよう
等々、あるかと思います。

受験生に対して、合格後に何をやりたいのかという目標を明確に持つようにということが言われることもあります。
試験合格が目標になってはいけない、試験合格は手段なんだ!
ということもよく聞かれます。
うんうん、確かにそうだ。と思わずうなずいてしまいますよね。
でも、はたと、自分のことを考えた場合、試験合格は手段ではなく目的になっていたなぁと。
まずは司法試験、あのときは、将来、弁護士になって何をしたいという気持ちはありませんでした。
たまたま友人のお父さんが弁護士で昼から鮨を奢ってもらって、弁護士になると昼から鮨が食える、いいなぁという程度(笑)
あのときは、一度足を突っ込んでしまった世界、とりあえず合格することが目標で、合格後に何をするかなんて考えられなかった。
法廷の傍聴に行ったこともなかったので、刑事訴訟法や民事訴訟法なんて、なんとなく想像の世界でしかありませんでした。
合格しないと未来が見えないという恐怖感から勉強してました。

つぎに診断士試験、これも診断士になって企業をコンサルしたいとか、診断士になって何がしたいという思いはありませんでした。
やる以上は、合格をしないといけない、弁護士が試験落ちたら、周りから何を言われるかわからない、という恐怖に怯えながら、自分なら大丈夫だと奮い立たせて勉強してました。
単なる意地でした。

試験に合格した今、まだ実務補習は受けてませんが、今後、診断士の資格を活かして、何をやろうかというのが考えられるようになってきました。
クライアントへの経営コンサルは難しいと思っているので、まずは、自分コンサルをし、弁護士として、今後どのように生きていくのか、分析してみようと思ってます。

話はそれましたが、合格したい理由なんてなんでも結構、合格したい思いが強いかどうかがキーだと思います。
落ちたら悔しいから、でも結構、早く診断士になって仕事がしてみたいから、でも結構。何でもいいと思います。

4 一次試験未合格者の方々へ

答練の成績が振るわないので、ちょっとやる気がなくなっているという方々にアドバイス。
一次試験にさえ受かってしまえば、二次試験は、当日の運も強く左右すると思いますので、最終合格まで行ける可能性は十分あると思います。
だから、一次試験だけは受かったほうがいい。最低点でもいいんです。受かれば、最終合格が目前に迫ってきます。
これほんとです。僕も、某予備校の完成答練を受けてましたが、1回も60点を超えたことがありませんでした。
20点~50点の間ばかり。でも、本番さえできればいいんだって開き直って、というか強がっていました(笑)
絶対に合格するぞって、仕事が終わってから夜中の2時からでも15分、30分程度だけですが、勉強してました。
一次試験なんて、結局、やればできる試験。暗記すればいいだけ。
試験後に、あ~、あれをやっとけばよかったなんて後悔はしないように取り組みましょう。その後悔が1年間、あなたを棒に振らせます。
我々弁護士も、判決のときに、法廷でとても緊張します。裁判官による判決の主文の読み上げはとても緊張します。
負けたときに、あのときにあれもやっておけばよかったと後悔がないように訴訟追行をしている次第です。それと同じかなと。
最後は、気持ちの強さと気合です。

5 一次試験免除の方々へ

なんとなく中だるみしているそこの受験生に言いたいことが1つあります。
二次試験合格発表時のあの悔しい思いをもう1度したいのですか?あのときの気持ちを思い返してみてください。
おそらく、これが一番モチベーションを高める手段だと思います。

あの不合格が確定したときのやるせなさ、悔しい思い、もう経験したくないですよね?
僕は、診断士のときは、この思いを経験せずにすみましたが、司法試験のときには数回味わってます。

不合格確定から約半年経った今、間違いなく、あなたのあのときの悔しい思いは風化しています。
だから中だるみするんです。中だるみ自体は、仕方がないことです。
でも、この時期、もう1回、頑張ってみようじゃないですか。
あのときの、やるせない、悔しかった思いを思い出してみてください。
間違いなく、やる気がでます。というか、やらないといけないと再認識します。

それを思わないようであれば、受験生失格ではないでしょうか。
そうだとすると間違いなく足を掬われます。
最後まで必死に駆け抜け、二度とあの辛い思いを経験しないように頑張っていきましょう。

6 最後に

ちょっと勉強する気がおきないな。今日1日くらいだったらいいよね。
もしかしたら、その1日勉強してれば受かっていたかもしれない、後悔するかもしれないですよ。

 

気分がのらないけど、時間がないけど、今日は少し頑張ってみよう。そして、勉強した後は、今日勉強したから合格するはず。と自分に言い聞かせる。

これの繰り返し、その先にきっと合格があるはず。

 

 



 

こんにちは、 Xレイ です。
今日は、経済学のグラフ対策part3
マクロ経済学のグラフ問題をみていきます。

1.45度線分析
2.IS-LM分析
3.マンデルフレミングモデル
4.AD-AS分析

まずは、財市場の均衡をみる45度線分析。
その財市場と貨幣市場との均衡から国民所得と利子率を考えるIS-LM分析。
さらには、海外部門を組み入れてマンデルフレミングモデル。
いずれも物価水準を一定とした、短期的な観点からの分析です。
これらケインズ経済学に基づいた分析は、互いに関連強くなっています。

そして、その物価水準の変動を考えたAD-AS分析。
ここでは、労働市場も関わってきます。

 

1.45度線分析

【出題~H26問4 H25問3,4 H24問7 H23問6 H22問5 H21問4】

グラフ問題としては過去8年で2回(平成26年問4、平成21年問4)ですが、財市場関連の数式・計算問題を含めると、このところ毎年の出題です。
グラフ問題では、そのグラフの形状や変化について問われていますが、
式が与えられているので、それほど難しくはありません。
計算が必要な問題の方が、時間的な観点から厄介でしょう。

①均衡国民所得
②乗数効果・乗数
③インフレギャップ デフレギャップ

まずは①。

総供給Ys: $Ys=Y$
総需要Yd: $Yd=c(Y-T)+C0+I+G$
のとき
均衡国民所得Y: $Y=\frac{1}{1-c}(-cT+C0+I+G)$

この単純なケースを『すぐに導き出せる、かつ、覚えている』ことが
理想でしょうか。
新たな項目が加わっても同様の手順でスムーズに導出ができ、
単純なケースならば導出を省きより短時間で、ということです。
もし、必要なときがきたならば・・・ですが。

次に②。ここはしっかりと。
例えば政府支出を増やしたとき、その額以上に国民所得は増えるというのが乗数効果、そして、その上乗せされる比率が乗数

以下、c:限界消費性向 t:所得税率 m:限界輸入性向 として
上の①で扱った単純なパターンでは
政府支出乗数他:$\frac{1}{1-c}$ 租税乗数:$\frac{c}{1-c}$

平成26年問4の $\frac{1}{1-c(1-t)}$ と
平成23年問6の $\frac{1}{1-c+m}$ は少々複雑です(共に租税乗数なら分子はc)

要するに、国民所得に依存する項目が増えると複雑になっていくのですが、
上の2つを併せた $\frac{1}{1-c(1-t)+m}$ が最も複雑なパターンでしょうか。

これらは、設問で与えられる条件からその場で導き出せますが、時間をロスしてしまいます。
一度はすべて自力で導き出した上で、覚えておく方が話は早いでしょう。

また、特殊なケースとして『均衡予算のとき、政府支出の乗数は1』。
これも覚えておきます。

以上の①、②をおさえて、平成23年問6のような計算問題を解くのですが、例えばその問題では、選択肢ア.の均衡GDPは計算しません。
②の乗数をマスターしてれば、選択肢イ、ウの計算の方が明らかに速く、そこで答えが解ります。(選択肢エは計算以前です)
大半の問題が同様に、時間のかかる均衡GDPの計算はしなくてもいいようにできています。(例外~平成22年問5の単純なケースのみ)
ポイントは『乗数を使って効率よく』計算することです。

最後に③。


財市場の話をしているのに、突然労働市場の均衡が・・・
と言ってくるのでわかりづらいのですが、要するに
働きたい労働者全員が働いてつくれる財の供給量』と
実際に国全体で消費したい財の需要量』が同じとは限らない。
その供給量需要量の差のことを、各々ギャップといいますよ、
ということです。

上図では、財市場を均衡させる国民所得がY0
完全雇用を実現したときの国民所得がY’です。
左図・右図各々Y’のときの総供給総需要の差がそれぞれ
インフレギャップデフレギャップです

つまり、これはグラフでみると縦軸の値の差のことです。
平成25年問3では、この辺りの間違いも誘っています。

 

2.IS-LM分析

【出題~H26問4 H24問9 H22問6 H21問8 H20問6 H19問5】

グラフを示したり、数式にしてみたり、文章だけのときもあり、バラエティに富んだ設定をしてきます。
いつも同じようなことが問われてはいるのですが、基本的な事項を基にして少々考えて答える必要があります。

①IS曲線、LM曲線の傾きの変化と曲線のシフト
②クラウディングアウト
③流動性のわな

まずは、①。
これは、各々解りやすい方法が一番です。
以下に一例ですが

各曲線を数式で表すと

IS曲線 : $i=-\frac{1-c}{b}Y+\frac{-cT+C0+I+G}{b}$
LM曲線 : $i=\frac{a}{b}Y+\frac{d}{b}-\frac{M}{bP}$

例えばこのような感じに表せます。
ここから変化が問われるところだけを残して、

偽IS曲線 : $i=-\frac{1-c}{b}Y+(-T+G)$
(c:限界消費性向 b:投資の利子率弾力性 T:租税 G:政府支出)
偽LM曲線 : $i=\frac{a}{b}Y-\frac{M}{P}$
(a:貨幣需要の所得弾力性 b:貨幣需要の利子率弾力性 M:貨幣供給 P:物価水準)

上図はLM曲線のY切片が負であるなどおかしいのですが、
傾きやシフトの変化の把握に特化させたものと受け止めて下さい。

また、IS-LM分析に関しては物価水準は一定で考えるため、LMのY切片の分母Pの変化が問われることはないはずです。
そこで、Pも省いてしまって構わないのですが、AD曲線を考えるときに必要なため残してあります。

そして例えば、IS曲線で
・c:限界消費性向が減少→傾きの分子が大きく→傾きが急
・G:政府支出が増加→Y切片が大きく→IS曲線は右移動(上移動)
一方、LM曲線で
・b:貨幣の利子率弾力性の上昇→傾きの分母が大きく→傾きが緩く
・M:貨幣供給が増加→Y切片が小さく→LM曲線は右移動(下移動)

このような感じですが、符号には十分注意します。(特にLMのY切片)
あとは必要に応じて、2曲線の交点から所得と利子率の変化をみます。

といいますか、シフトに関しては
拡張的な政策=右シフト
〔拡張的な政策~政府支出増(IS)・減税(IS)・貨幣供給増(LM)〕
あとは、傾きだけです。

次に②、クラウディングアウト

政府支出の増加→利子率が上がる→民間投資が減る

このような現象のことですが、結果、財政政策の効果は弱まります。
設問では、この発生の有無や影響の大小を問われます。

政府支出が増加しても、クラウディングアウトが発生しないということは
(1)利子率が上がらない
(2)利子率が上がっても投資が減らない
のどちらかということになります。

それは、グラフ上で
(1)LM曲線が水平
(2)IS曲線が垂直
のときに実現します。

その逆の変化に進むほど、クラウディングアウトの影響は大きくなります。

最後に③、流動性のわな
利子率が極端に低い場合、貨幣と比較してリスクが高く流動性の低い(交換しづらい)債権など誰も持ちません、というようなことです。
そのときの特徴は

・LM曲線は水平(貨幣の利子率弾力性=∞)
・金融政策効果なし

平成23年問7が解れば問題ありません。

 

3.マンデルフレミングモデル

【出題~H23問8 H22問8 H20問9】

過去の出題においては、『政策の効果ある・なしの結論』を覚えておくといった程度の対応では、選択肢を絞ることはできても、正答を導くまでには至りません。
『出題されたときには得点を』と考えるならば、なぜそうなるのかを知っておかなければいけません。

さて、マンデルフレミングモデルは、IS-LMモデルの開放経済版です。
そのため、IS曲線に『純輸出(=輸出-輸入)』項目が加わっています。


まず、『小国モデル・資本移動が完全』という仮定があります。
これにより、例えば政策によって自国の利子率が上がったとしても、海外から資本が流入し、すぐに元の水準(海外と同水準)に戻されてしまいます。
つまり、常に『自国の利子率=海外の利子率』となるわけです。
グラフでいうと、ISとLMの交点は常に水平のBP上に決まるということです。

その利子率を戻す資本の動きは、他に何に影響を与えるのでしょうか?
それは、為替です。
そこに着目をしていきます。

それではみていきましょう。(政策は拡張的政策、為替は円で表現)

(1)財政政策→IS右シフト→利子率上昇
(2)金融政策→LM右シフト→利子率低下

ここまではIS-LM分析です。
その閉鎖経済モデルでは、ここで国民所得が増加して終わりです。

しかし、このとき自国と海外との間に資本移動が生じると

(1)財政政策→IS右シフト→利子率上昇→資本流入→円高圧力
(2)金融政策→LM右シフト→利子率低下→資本流出→円安圧力

となっていきます。
この最後の為替に対する圧力が分岐点です。
各々の相場システムは、この圧力に対して正反対の結果を生み出します。

まずは変動相場

(1)財政政策→IS右シフト→利子率上昇→資本流入→円高圧力
→実際に円高→純輸出減少→IS左シフト効果なし
(2)金融政策→LM右シフト→利子率低下→資本流出→円安圧力
→実際に円安→純輸出増加→IS右シフト効果あり

変動相場制では、実際に為替の変動が起こるため、
純輸出が変化してIS曲線がシフトします。
そして、前述のようにISとLMの交点は水平のBP上に落ち着きます。

そして固定相場

(1)財政政策→IS右シフト→利子率上昇→資本流入→円高圧力
→為替介入(円売り)→貨幣供給増加→LM右シフト効果あり
(2)金融政策→LM右シフト→利子率低下→資本流出→円安圧力
→為替介入(円買い)→貨幣供給減少→LM左シフト効果なし

固定相場制では、為替の変動は起こりません。というよりも
変動させないため、為替介入を行いLM曲線がシフトします。
もちろん同様に、ISとLMの交点は水平のBP上に落ち着きます。

このような変化ですが、グラフをイメージしながら考えると、より解りやすいのではないでしょうか。(PDF

ちなみに『資本移動が全く無いケース』は、おそらく出ないでしょう。

 

4.AD-AS分析

【出題~H20問10】

ここから出題されると、難易度が高くなるはずです。
平成20年問10のように、曲線の形状やシフトを問われただけでも簡単だったかどうか。出題も少なく対策に迷うところです。

個人的には、時間があるならばここを通じて『労働市場』を知っておくのがよろしいのでは、と考えています。
時間がないならば、あえてここは・・・

 

今回は、以上です。
それでは、また。  Xレイ

 



みなさん、こんにちは。日曜午後いかがお過ごしですか、
サンデーアフタヌーンファイナンシャルアワー担当の和尚です。
今日は、先般の大阪なんばで行われた一発合格道場初夏セミナーのレポート・・・と行きたいところなのですが、
なんだかそういうレポートって「盛り上がりましたっ!」っていう自画自賛の匂いがぷんぷんするので、
天邪鬼の和尚としては、違った観点から少しばかし説教を垂れてみようと、わざわざ出張ってきた次第です。

意図としては、
「和尚が財務をレクチャーするにあたり、読者との双方向コミュニケーションからの和尚の気づきをフィードバックすることで、
今後の学習に有益な情報を持って行っていただけるのではないか」と思ったことから。。

うん、セミナーって当方から教えてあげる、っていうのもあるのですが
受講者のみなさんと会話する中で、こちらが教えられることのほうが確実に多いことを感じております。
そして、感謝しております。
特に
「どういうとこが分かっていないかを当方が分かっていない」
という情報のズレが確実にあり、これを埋められるのは役得だな、と思ってます。
これは当然、診断士になってから物分りの悪いシャチョーさんへの助言等でも役に立つわけで。

てなわけで、本題。
タイトルは「大阪セミナーで得られた和尚の気づき」とでもしておきましょうか。

1.財務での机を離れた思考訓練の大切さ
限られた受験勉強の時間の中で、財務諸表の勘定科目をいちいち覚えてられねーよ!という気持ちは十分に理解しております。
そして、この世の中、財務が好きという人間ばかりでないことも、これも十分に理解しております。

しかし!
財務の勉強のおもしろさは、テキストを離れても、実際の生活の中で思考訓練が可能ということ。
例えば、上述勘定科目はお金の「入」(負債、資本、収益)「出」(資本、費用)に分類し、それが今進行中なのか(BS項目)、終わった取引なのか(PL項目)、返済の可否(負債と資本の分類)だけで分類できますから、
お風呂に入ったときでも「前払費用は、えーっと、対価を受け取る「前」に支払った費用だから「出」、かつあとで対価が帰ってくるから進行中、よって資産だな」とか考えることもできます。

例えば、あなたがお店でカード決済をするとき、お店にとっては売掛金の増加で、これは運転資金の増加を意味し、CF計算書では営業CFの減少を意味するのだな、と考えることもできますし、
一方、TOICAなどの電鉄系カードにチャージした場合、電鉄会社は前受金の増加として営業CFの増加を意味するんだな、なんて考えることもできます。

はたまた、BOOKOFFで本を売ったとき、お店サイドでは在庫の増加となり、これも営業CFの減少を意味しますし、
逆に本を売ったあなたは備品の売却、すなわち投資CFの増加を意味しますよね。

もっといえば、街を歩いてて賃貸マンションの「賃貸募集!家賃8万円/月!」てな看板を見た場合、
「ああ、全部で10戸あるから年間収益は大体100万円、割引率6%として・・・・」とか考えていけばDCF法の解き方の復習もできちゃう・・・。

はい、和尚、若かりし時代はこうして思考回路を鍛えましたよ。

すなわち、お金が動くところではすべて財務につながる、と考えてみることも、必要ではないかと。
これが試験で変化球が出ても「平常心」を保つことができるのではないか、と思うのでした。
いや、街に出れば変化球ばかりですやん、いろんな物が売ってて、いろんな経済活動してて。
そういう世の中の「一部分」しか試験に出ないのだ!と思えば、多少が気が楽になるし、生活すべてが勉強の材料なんていう科目は財務以外にはないと思うのですが、いかがですか?

(附記)大阪セミナーでなご氏が申しておりましたが、経営理論、事例Ⅱについても、生活に密着しており、お店に入って実際に考えてみる、サービスを利用してみる、というのもありです。

2.聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥
これはよく言われることわざです。
なにも恥ずかしいことはありません。特に若い人(のほうがと、和尚は思う)は、「こんなことを聞いては恥ずかしいかな?」なんて思うのでしょうが、
むしろ、シャチョーさんに「それどういうものですの?」なんて会社の商品の知識とかを聞くと基本的に大喜びします。和尚みたいな教えたがりも含めて、相手を喜ばせる効果があります。

また、こんなおっさんになっても世の中には知らないことが多いです。
実際、名古屋、大阪セミナーでのなごさんの「コンビニ講義」、私、半分くらい初めて聞くような知識でしたもん。
ぜんぜん恥ずかしくないです、むしろ受験生時代の「今」聞いておかないと、
それこそ診断士になって、社長さんに聞かれたときに「答えられない」ほうが恥ずかしいではないですか。
(その時には横のネットワークで得意技の人に聞く、というのもありますが、やはり「即答」すれば診断士としての価値は上がりますよね)

どうか、受験校の先生(そのために高い授業料を払っている)や、
この道場ブログ(質問を含め、コメントくると基本的うれしい)などに問いかけてみてくださいな。
でも、ブログ荒らしはやめてくださいね(笑)。
和尚が答えられなくても、集合知でカバーします!

3.柔軟性とこだわりの使い分け
最後、これが一番難しいのだけど、「テキストに載っているから、これが唯一絶対的な答えだ」という考えは、一応疑ってみましょう。財務の解法については色んなアプローチがありますから。
特に2次試験、和尚みたいな素人が見ても某受験校の模範解答、「これやばいんじゃねーの?」と思うような答えもあるにはあります。
また、去年の財務で言えば「税引き後CF」なんて言葉、私始めて聞きました(無知なだけかも知れませんが)
そこは、柔軟性でもってカバーすることも大事です。
逆に、「ここだけははずせない」という知識もあります(上述DCFの算出法とか)。
そこは、何度も申し上げたかと思いますが
「自分の頭で考える」
ことが要求される試験ではないかと、そう思っております。

思いつくままに書きましたが、どれも試験に必要なエッセンスではないかなあ、と思っております。
上記のことも参考になされて、合格に一歩でも近づけるようお祈りしております。

最後になりましたが、大阪セミナーご参加されたみなさま、ありがとうございました。



今の若者は自分の強みを伸ばす成長を期待し、
叱咤激励する上司や仲間の協力に共感する。(40字)

6/12付日経春秋を40字に約すとこうなった。共感⇔依存は紙一重。だからオヤジはこれを「甘い」と感じる。だがこの春秋、

診断士試験がオヤジに人気で、高齢化・過年度化が年々加速する理由

をサラリと言い当て、痛快。試しに若者→オヤジ、上司→講師に言い換え。

今のオヤジは自分の強みを伸ばす成長を求め、
叱咤激励する講師や仲間の協力に依存する。(40字)

診断士「2次」で40・50代オヤジの合格率が顕著に低いのは、自分の主張に夢中で相手の話を聞いてないから。だが講師や仲間にオヤジがべったり依存するのも垢抜けない。

当ブログ、たまに受験テクニック(≠ノウハウ)を扱うと、受験生応援ブログと間違って入ってくる人が後を絶たない。そこで本題の前に前提を2つ。

.
■前提1:受験テクニックの流布■

周囲とは依存ではなく協力。叱咤はするけど激励・応援要素ナシ。

「受験生を応援・後押ししていたら、単に自分が周回遅れだった」では笑い話にもならない。当ブログが短期合格受験テクニック(≠ノウハウ)を好んで流布するのは、

理想標準を絶えず更新し、そこから自ら考える工夫を促す。

当ブログは、試験競争レベルの上方シフトを通じ、思考停止や周囲依存の競争相手を蹴落とす。そして書き手は次の成長機会を得てメシウマ。

受験テクニックを示すのは、そこを上回る競争を促すため。採否は自由で、オススメ・応援する意図はゼロ。

.
■前提2:初学スト生の逆張り■

合格者ブログの平均的な言い分を観察し、そこから逆張り。

この試験は倍率設定上、人並み努力・実力で臨むと間違うCランクを好んで出題。それをズバズバ当てるのが、スト生の逆張り

合格者の平均的な言い分 初学スト生の逆張り
「1次」は知識を問い、
「2次」は考える力を問う!!
「1次」は考えて2択を当て、
「2次」は考えるムダを省く。
「財務」は毎日コツコツ!
(解法を体得暗記)
たまにスラスラ。
(解法知識で計算条件を想定)
ボクが考えたノウハウ!(属人的) 受験テクニック。(理想標準)
オススメします! 自力の工夫改善PDCA。
臥薪嘗胆! 機先を制す。

※後で書くけど、感嘆符(!)を多用する合格者ブログには要注意。

初学スト生は過年度生を観察し、やるのはその逆。常に一枚上手、裏を掻く、イカサマ重視。ではいざ受験テクニック。

.
■本題:知識がスラスラ出てくる覚え方2■

知識がスラスラ=少しの滞り・淀みもなく知識を使える状態

暗記学習のコツは脳の動かし方にある。だから、

知識が思い出せないのは、×覚えていない→○引き出せない。

知識を増やすより、引き出し易い工夫をするのがスト合格者=完成答練70点。だからまず、

①もくじ式学習。

参考記事 その1 その2 その3

知識を増やすより、覚えた知識を理解で減らすのもスト合格者。次に、

②知識の正規化。

参考記事 その1 その2 その3

②を補足。原点は串刺し暗記術。暗記タテ知識をヨコに並べて共通化。共通項で正規化し、データ(暗記知識)不整合と冗長性を減らす。すると、

あれ、何だったっけ?

(2つの記憶の不整合=認知的不協和)

を防げる。この串刺し暗記テクニックは以下の4レベル。

Level 1 同一論点内 経営指標、株価指標、情報用語
Level 2 章の中 特許権→実用新案権→意匠権→商標権
Level 3 科目の中 弾力性概念、失業、CAPM、時間価値
Level 4 科目またぎ EOQ、インフレ、原価計算⇔GMROI
参考 他資格またぎ  司法試験、年金数理人、公認会計士等

平均的な合格者でLevel 2。Level 3~4なら「1次」収穫逓増・荒稼ぎ。そして最後に、

③問題集回転+INPUT。

参考記事 その1 その2 その3

①もくじ+②知識正規化+③問題集INPUTで、知識スラスラ確約。

.
■おまけ:知識のQC7つ道具■

試験対策と生産管理(operation management)はどこか似ている。

「2次」の話でおまけ。「2次」合格所要年数は、まず「事例Ⅰ」(経営センス)で決まり、次いで「Ⅳ」(計量センス)・「Ⅱ」(販売センス)で左右される。だがスト生は「Ⅲ」(生産管理手法)に注目。

「Ⅲ」は、誰がやっても同じ結果になることが理想。
(よってある程度点は伸びるが、上値が重たい)

「人並みのことを当り前にやる」のが2次の本質。だがスト生はここに気づきにくく、「Ⅲ」が苦手。「Ⅰ」「Ⅱ」「Ⅳ」はある意味センス。だが「Ⅲ」は既に決まったルール。

全員に同じ条件を与えた時に、出来高Pと品質Qがどれだけ違うか

を観察されるのが資格試験。従い資格学習と生産管理手法は親和性が高い。

□資格学習に応用できる生産管理手法(例)□

設計・調達・作業
QCD
3S(単純化・標準化・専門化)
5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)
ECRS
段取り替え
プロジェクトスケジューリング

QC7つ道具の例で、生産管理知識を試験対策に応用。

QC7つ道具 新QC7つ道具 知識のQC7つ道具
パレート図 親和図法 チャート
チェックシート 連関図法 マインドマップ
ヒストグラム 系統図法 サブノート
散布図 アローダイヤグラム 間違いノート
管理図 PDPC法 サマリーノート※
特性要因図 マトリックス図法 テキスト書き込み
層別 MTXデータ解析法 Web速聴

※サマリーノート:知識がコンパクトにまとめられ、そのまま試験会場に持ち込むまとめテキストを指す。「1次」ならポケテキ、「2次」なら全知識。

「1次」対策は、知識を増やすより、知識を引き出す工夫が大事。ファイナルペーパーは今から作るもよし、普段の学習ツールをそのまま持ち込むも良し。その時、

一から考えるのでなく、手元に予め用意した道具の中から選ぶ

のが、生産管理の手際良さ。

.

■今日のまとめ■

スト合格への勝負所「1次模試」はもう間近。当「最後の2択」シリーズは、

先週=「解答テクニック」、今週=「記憶テクニック」を紹介。

この試験が問うのは、暗記量の多寡でなく、知識をしまう・引き出すセンス。そしてそれがそのまま合格所要年数差。ではまとめ。

・前提:受験テクニック公開→創意工夫を促す。競争が上方シフト。
・前提:合格者の平均的な言い分を観察し、そこから逆張り。
・本題:知識の荒稼ぎには、×覚える→○引き出す。目次学習有効。
・おまけ:揃えて磨いた学習ツールが、当日のファイナルペーパー。

by ふうじん



皆様こんにちは、tomoです

一次試験が二か月後にせまった今、皆様いかがおすごしでしょうか??

この時期になりますと私もそうでしたが、計画から遅れているのに焦ったり、答練の(TACでいう確認テスト)点数に一喜一憂したり、

残り時間を皮算用して計画をたててみるもはたしてできるのかと不安になったり・・・

でも、受験生の方が悩みや不安をお持ちなのは皆様一緒です。皆様、不安や焦りのなかで忙しい中で時間をねん出し、毎年確実に合格を勝ち取る方が多数います。

皆なやみは同じなので、焦りや不安はもちろんあるかと思いますが、ひとつひとつ確実に合格への駒を進めて頂きたく思います!

 

さて本日は、渾身シリーズ、マイベスト記事が一旦落ち着き、直前期は勉強内容についての記事が多くなりますので

その合間に、表題のような箸休め的なお話をさせて頂きたく思います。

今の時期は勉強のタスクに追われると思うのですが、皆様の合格へのモチベーションが少しでも高まっていただけたらうれしいです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

~診断士になること~

ここでなにより皆様にお伝えしたいのは、診断士に合格すると確実に見える世界が変わる、という事です。

受験生時代には、よく先生方からは合格すると180度人生が変わるとお聞きしており、でも何がかわるの・・?としっくりはこなかったのですが、今ならわかります。

また、ある先輩は、合格すると空の色が変わってみえた、とおっしゃっていました。

その理由は色々あると思うのですが私が今いろいろと思う中で、個人的に大きく3つかと思っております。

 

『確固たる自信が得られる』

これは診断士取得の最大の魅力かと思います。

皆様いろんな事情があるなか、何かしらの犠牲を伴いながら努力を重ねていると思います。

私もほぼすべての土日を勉強に費やし、平日も仕事と勉強の両立に苦労し、最初理解が全然できなかった財務会計に苦しみ・・

でも合格した今、それらの苦労がすべて吹き飛び、今は大きな達成感と開放感の中、この自分の中の自信をもって、仕事にもプライベートにも非常に意欲的に前向きに過ごすことができています。

診断士の実際の活かし方については人それぞれ異なりますが、合格者仲間といろいろお話していても、このことは皆様口をそろえておっしゃいます。

この感覚はうまく言いにくいのですが「人生がワンランクアップする」感じでしょうか・・

長い人生の中で、何かに熱中し全力を費やしてやりきったというこの経験は一生の宝物です。

ぜひ、今まで頑張ってこられた皆様も、一次、二次、あと4か月半ほど、全力で悔いのないようぜひ頑張りきってくださいませ。

 

『まわりの見る目が変わる』

これはビジネスシーンにおいても家族や友達関係においても確実に変わると思います。

ちなみに私は、当初の一番の目的も商業コンサルとして体系的な知識とハクをつけたいというのが動機でしたが、特にビジネスシーンで見ていただける目が変わりました。

まず社内では、1500人くらいの会社の中で診断士を保有しているのが一人しかおらずそれもかなり役職の高い非常にクレバーな方、まわりに挑戦したけれどあきらめた人も非常におおいという環境もあり、そんな中で30歳そこそこの、見た目がちょっと派手な女性が取ったという事で、社内でかなり話題になったようです。

本社の専務自ら、合格おめでとうということと激励の連絡も頂きました。

また、この合格が後押ししてかねてよりずっと念願であった希望部署への異動も決まりましたし、打ち合わせなどでも発言権も高まり、非常に生活がかわりました。

また社外のお客様においても、商業コンサルの私は30そこそこだとまだ若手との位置づけでありますが、お客様のところで名刺を出して、診断士という肩書を見て頂くと『診断士なんですね、すごい』といわれることも多く、信頼度が増した実感があります。

まわりに見ていただける目が変わることで、自分もその分努力する、そんなプラスのスパイラルが始まっています。

 

『出会いの質があがること、未来の可能性が確実に広がること』

合格すると、合格者どうしの結束も強まり関係や情報交換が活発化したり合格者だけでも勉強会を開いたりしています。

学びに前向きで、同じ苦労や達成感を共有できる仲間ができるだけで充分すぎる出会いです

また、サムライ業になることで、ほかのサムライ業の皆様との集まりにも呼んでいただけたり紹介頂いたりが増えました。

診断士に合格しているという事で、MBO取得や独立を考えている自分を高めたい人々との交流も一気に増えました。

私はまだ診断士協会に入ってはいませんが、先輩方のお話だとここでも多くの出会い、また学びがあるといいます。

多くの研究会などもありますので、自分が学びたい分野の知識を高めることもできますし、自分の目標へ近づくスピードが非常に高まります。

資格は一つの手段ではありますが、活かし方次第で、確実に人脈も、未来の可能性も確実に広がることと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

以上、合格前はもやもやっとしていた‘合格後の見える世界の変化’について私なりにではありますが書いてみました。

試験日に向けて多くのプレッシャーも高まってきますが、ぜひ今一度合格後のご自身を想像して踏ん張ってください。

本当に、心より応援しております

 



スト合格を巡るスピード競争は、年々早期化。

スト合格の成功要因が、早さ・速さの2つの「はやさ」=スピード競争である事実は周知。また診断士試験の本質は診断手順の教育であり、才覚で選抜する気はさらさらない。そのため、

他人並みのことを当り前にやる。但し自力で予想し、1ヶ月先行して動く。

ことがスト合格者に共通する言い分。だがこの主張には少し裏事情。

.
■前提:スト合格者に共通する言い分■

知識の勝ちグセをつけ、疑心暗鬼を避ける。

毎年10月下旬、スト合格者の多くが「2次」を終えて抱く感想は以下。

・やるだけのことはやった。
・だが自分の答案が正しいかは不明。
・周囲がどんな答案書いたかも不明。
・従い、自分の「2次」合否は五分五分=たまたま。

一方、2年目上級生を中心とするSランク生が抱く感想は以下。

・「2次」合否判定は、ナイスアイデアより行儀作法を重要視。
・他人より出来過ぎ答案を書くと、採点者がイラッとしてD判定。
・演習答案は互いに見せっこ。いいトコ取りと採点者視点を学ぶ。
・「2次」はマイベスト答案でなく、周囲が書ける無難な答案を書く。

腕前違えど、合格は合格。そんなたまたま合格が起きる根拠は、

△「他人は知ってるが自分は知らない」=疑心暗鬼でアイデア答案
○「自分が知らないことは他人も知らない」=素直な普段着答案

弱者が強者を逆転するには、相手が嫌がることをやる。疑心暗鬼な過年度生が最も嫌がるのは、

知識の裏付けに基づく、素直で読みやすい答案

このことは、合格者ブログのあちこちに記録済。

.
■本題:知識の臨界点説(Critical point)■

Critical point: 臨界点=それ以上越えられない限界

Critical=「批判」「批評」と訳しがち。だが当ブログでは、「重要」「本質」の意味で使う。このとき、

Critical point: 越えられない限界。この限界を越えると、物性そのものが変化し、元の物質には戻らない。

「1次」を養成80点→完成70点→模試60点の如く順調に進めると、

自分が一皮剥けた、と思う瞬間がある。

そこが次段階に進む「臨界点」「戦略の転換点」。それを3回繰り返した上で。10月下旬で最後に一皮剥けるレベルがスト合格。

.

■具体策: Be more critical. ~納期短縮■

「越えられない壁」は、人目を忍んでこっそり越える。

そんなの無理。
彼らはきっと地頭がいいんだよ。
そこまでやらなくても合格できる。

毎年7~10月は遠吠えが聞こえる最盛期。試験に合格することが目的の人と、合格は単なる手段の人で発想は違って当然。だからあまり手の内見せず、颯爽と疾走。

その手の内=Critical pass (最重要経路)

資格試験の合格は目的でなく、手段。だから所要時間を短縮するほど、上に・先に行ける。その具体策とは、

大事なことを先に潰し、余計なことは後でやる。

スト合格に「大事なこと」を以下に限定列挙。漏れていれば追加はするけど、これ以外は原則「本質(Critical)でない」=後回し

自分にとってのCritical passを、
自力で決め、自力でつぶすのがスト合格。

□「1次」対策 クリティカル・パス□

<1次公開模試>
・ひたすら詰め込み
・出題予想で準備万端(通学生)
・徒手空拳で力試し(独学者)

<1次本試験>
・知識のデフラグメンテーション。整理・体系化して使い易くする
・空いた隙間に直前詰め込み

□「2次」対策 クリティカル・パス□

<前半6週120h :合格実力到達>
・垂直立ち上げスタートダッシュ
・講師解説
・得点開示によりここがどう変わるか?

<後半5週100h:答案レベルの調整>
・本当の模試(2次オプション)
・セルフ模試
・答案見せっこ、相互採点
・事例マシーン

最重要経路(Critical pass)と最短経路は異なる。ほぼ一緒なので混同しやすいが、合格者の話を真に受けると合格しにくい。発想は常にCriticalに。

.
■今日のまとめ■

模試=本番説は、常に1ヶ月先行して動く優位性が根拠。当記事は、「2次」で過年度生にどう嫌がらせするかを示すため、模試高得点=知識の臨界点説を提示し、「10月たまたま合格」の目安を紹介。ではまとめ。

・スト合格を巡る争いは年々早期化。常に1ヶ月先行して動く。
・知識の裏付けで、疑心なく素直な答案を書くとスト合格。
・初学スト生がスト合格に届くには、一皮剥ける臨界点を意識。
自分の最重要経路を自力で見つけ、自力で解決すると納期短縮。

byふうじん



みなさま、こんにちはmyaです

 

本日は道場名物企画、 「マイベスト記事」です。

このマイベストを選ぶにあたり、過去記事を改めて振り返りましたが、道場は本当に分厚い「知恵の層」になっていることに改めて驚かされました。

 

そしてこの分厚い層には、受験生一人ひとりのマイベスト記事があり、様々な思いや気持ちがあるということにも思い至りました。

そんな中、今回は、「私が今、受験生のみなさんに読んでいただきたい記事」という視点でマイベストを選びました
それでは、暗記三兄弟の一角であり、私の最大の敵の一つでもあった「経営情報システム」についてのマイベスト記事をご紹介させていただきます。

 

道場珠玉のマイベスト記事集
敵を知る 編

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ふうじん(初代)

「【情報】過去記事使って論点整理」

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トップバッターは、やはりこの方、われらがふうじんさんがまとめた経営情報システム全般についての記事。

いつもの青色ボールドの文字が鮮烈なメッセージを放つことで、現時点で「自分がどう感じているべきなのか」、そして「どうあるべきなのか」をすっと理解させてくれます。

そしてこの記事は、まさに三年前の今の時期に書かれているので、現在のご自身の状況に重ね合わせて読むことで、これからどのように戦っていくべきかの道しるべになること間違いなし!入門用であり、完成用でもあるとんでもなくスゴい記事です。

 

『こんにちは、ふうじんです。 本日の「経済」完成答練お疲れ様でした。そろそろ、1次7科目を今年どう通過するかの見極めがついてきた

 

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Wacky(2代目)

「【情報】データ分析の結果、統計はスルー」

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2代目WackyさんはIT関連で勤務されているだけあって、データに依拠した素晴らしい記事を多く書かれています。

この記事は少し昔の記事ではありますが、経営情報システムとの戦い方を知るという意味では、傾向やどこに注力するべきかがデータを基に緻密に分析された、Wackyさんの凄さが十分に発揮された良記事です。

ちなみに私は二次試験対策においてもWackyさんの記事なしでは合格できなかった、といっても過言ではありません。こちらもまた機会がありましたら、二次試験対策時期にご紹介させていただきます。

 

『私が急激に実力がアップしたのはやはり完成答練期間だったと思います。とにかくOUTPUTの繰り返しで基本的な問題を確実に解けるようになって…(中略)…だからやっぱり今やるしかないのです。後で実力がアップするなんて幻想に希望を託さないでください(赤文字)』

 

戦いに向かうために 編

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ハカセ(初代)

「経営情報システム対策の串刺し暗記術」

「情報:串刺し&ストーリー記憶術」

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初代メンバーハカセさんの記憶術。イタリアサッカーの伝統的な戦術であるカテナチオになぞらえ、どのように勉強することで自身が経営情報システムの科目を「守りきった」のか、詳細に記録されています。

そしてその結果辿りついた「串刺し記憶術」については、既に暗記三兄弟対策の道場スタンダードになっていると言っても過言ではないかもしれません。

そんな伝説の始まりにワクワクしながら、一気読みできる名記事。

 

『テキストを覚えたからといって点数が取れるわけではありません。合格するには「縦の情報を横につなぐ」という、もう一歩進んだ学習をする必要があるのです。』

 

最後はひたすらアンキだー 編

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Nico(6代目)

「【渾身】経営情報システム~略語につよくなろう2015~」

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私が苦手だった「略語」を出題頻度順で全てまとめちゃおう!という、思いついても普通やるのを躊躇しちゃうほどの圧倒的なまでの物量を以て完成した記事。

169個の略語の正式名称・意味・出題回数・出題年度をまとめたExcelファイルは一度のぞくだけで脱帽。

そして使う方は「上から順番に覚えるだけ」というお手軽さ!勉強しているときの辞書代りにも活用できそうですね!

 

『エクセル表を全てを覚える必要はありませんが、重要な略語の出題傾向が見られることは間違いありません

 

 

~暗記三兄弟に立ち向かう前に 編

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岡崎教行(6代目)
 「考えること(論理的思考力)と暗記(知識)のはざまで-「とりあえず暗記」のススメ」

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弁護士である岡崎さんの理解と暗記についての考察。言わずと知れた日本国が誇る最難関難国家資格である旧司法試験を突破したメンバーからの、アツさを湛えながらもあくまで淡々と書かれた「成長論」。理解し実践すれば、試験だけではなく職場においても応用が利く、懐の広い記事です。しびれる言葉に一緒に酔いしれましょう。

『誤解を恐れずにいえば、国家試験の大半は、あらかた暗記でなんとかなります。暗記量に勝るものはない』
『知識の上にしか論理的思考力は育たない。圧倒的な知識があれば、論理的思考力もより高まっていく。』

 

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Oz(五代目)

「【初学者向け】診断士試験における論理的」

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二次試験における論理的な思考と型の共通点をまとめたこの記事は、直接的に経営情報システムに役立つ記事ではありませんので、今の時期は気軽に休憩がてら読んでいただきたい記事です。ただ、苦手な科目のある方には「なぜこの科目が存在するのか」から「どこまで覚えるべきなのか」などの一つの指針となるのではないでしょうか。また、二次試験の存在意義を的確にとらえたこの記事を今読んでおくことで、これからやってくる二次試験への立ち向かい方において、大外しを防ぐ効果もある良記事。

『この試験はいきなり物陰から襲われるようなゲリラ戦ではなく、予め相手の傾向を研究した上で真正面から披露できる演武会だと知っているかどうかで、心構えは大きく変わるはずです。』

 

ということで、以上マイベスト記事経営情報システム編でした!



皆さん、こんにちは!Nicoです。

女子サッカーW杯が始まりましたね
なでしこジャパンは2連覇に向けて頑張ってほしいです!頑張っている姿を見ると、こちらも熱い気持ちになりますよね。サポートしたくなりますよね
逆に皆様が周囲のサポートを感じられるようになってきたら、それは皆様が頑張っている証拠だと思います。ここからさらに加速して、勉強していきましょう

 

さて、今回は企業経営理論の出題領域であるマーケティング、その中でマーケティングの神様と呼ばれるコトラー教授の提唱するマーケティング理論についてご説明させて頂きたいと思います。

マーケティングとは

そもそもマーケティングという言葉自体が結構アイマイな言葉なのですが、要は売れる仕組みを作りましょう、ということです
売れる仕組みといっても、時代の流れによって顧客ニーズは変化するため、その体系は常に流動的なものになります。

そこで、コトラー教授が時代の流れに合わせマーケティング理論を提唱しているのですが、比較表は下記の通りとなります。

 

「マーケティング1.0」は製品中心の概念であり、「マーケティング2.0」では消費者志向
「マーケティング3.0」では、企業と消費者が協働して価値を生み、社会全体をより良くすることがマーケティングの役割であると説かれています。

 

マーケティング4.0
2014年9月にコトラー教授が新たに「マーケティング4.0」を提唱しています。
その中で言われているのは「自己実現のマーケティング」とのこと。
なんと、マズローの欲求段階説がここで出てきています。
「自分はこう生きたい!こうなりたい!」といった顧客の欲求に答えられる価値の提供が企業には重要になってくるということです。

 

例えば、マーケティング4.0の観点で、診断士の受験校の立場から考えてみると、「診断士になりたい!」というニーズは満たしていますが、「診断士になった後、自己実現したい!」といったニーズにはあまり応えられていないですよね。そういったニーズを満たすために、診断士になった人と受験生との交流会の開催など、オフィシャルで実施しても良いかもしれません。
もしくは、「診断士になって、コンサル業界に転職したい!」と思っている方も多くいるかもしれません。資格取得時に、転職支援会社と提携してサポートを実施するなども良いかもしれませんよね。

私の妄想はさておき、ひょっとしたら「マーケティング4.0」の論点は今年の本試験で出題されるかもしれませんので、要チェックです。

それでは、今日も一日地道にコツコツと行きましょう!
Nicoでした。



こんにちは、まるです。

本日は、【マイベスト記事】シリーズ、経営法務
過去記事をピックアップして、ご紹介させて頂きます。

法務、どう攻略する?

どうやって、点を獲得していくか?

そもそも法務は範囲が広い。
さて、どうする?どうやって覚えるか?
法務対応について、まずはこちらを確認。
表を使って暗記術 byふうじん

暗記ニガテ!という方は、こちら↓をチェック。
暗記方法を使い分けることで、診断士試験における暗記効率をUPする・・・というアプローチです。
経営法務:暗記方法を使い分ける! byハカセ

そして、こちら↓は、
暗記したはずなのに、点とれないんですが?という方向け。
それはなぜ?じゃあどうする?が整理されています。
【法務】暗記したのに点がとれない byふうじん

会社法

会社法のキホンは、頻出論点を取りこぼさないこと

出題傾向の整理、把握と、気になる改正論点について、
こちら↓に整理されています。

出題傾向⇒ 【経営法務】過去問分析  byぽらーの

会社法改正論点⇒ 【渾身】法務 会社法改正論点 byぽらーの

知的財産権

知的財産系の問題は、比較的点がとりやすい。
狙って点を取りにいくため、基本まとめ&論点整理で、
ヌケモレがないか再確認。
基本重要論点について、参考記事はこちら↓
【法務】知財のキホンを再確認 byこにけん

知的財産権に関する一筆書き論点は、こちら↓に整理されています。
自身の学習方法について、振り返りにも。
【法務】一筆書き復習法(知的財産権) byふうじん

 

 

法務に限らず、ニガテ科目や勉強方法etc、過去記事を検索しつつ、
自分なりの解決法を探ってくださいね

 

まるでした。



こんにちは。ぽらーの です。
本日は財務、運営、中小などの科目で問われる各指標の計算式に関して横串を入れてみます。
まず、財務で問われる経営指標の全体感を図に表せば・・・

 

<①>収益性:売上高総利益率、売上高経常利益率など
ある一定期間(通常は1年)の努力の成果である売上から努力である費用を差し引いて残る利益。それを成果で除して歩留率を示します。P/L項目内で計算が完結。

<②>総合的な収益性:ROA,ROE,GMROI(交差比率)

P/L項目÷B/S項目
利益を生み出す原動力である企業の資本がいかに利益に貢献できたかを示す指標です。
つまり投資に対するリターンの割合を示すということがまず本質にあると考えます。

<③>効率性:資本回転率、棚卸資産回転率、有形固定資産回転率など
これもP/L項目÷B/S項目ですが、一定期間に資本が何回転したかを表す指標です。

<④>安全性:自己資本比率、流動比率など
企業の財務的な健康状態やバランスを示す指標です。B/S項目内で計算が完結。

<⑤>その他
①~④に属さない経営指標:労働生産性、相乗積

 

今日考えるのは主に<②>です。

<②>について、まずテキストでは、

資本利益率=売上高利益率×資本回転率

という導入からはいりますが、投資⇒リターンを本質としてとらえ、

ROAはつまりReturn(利益)on Assets(資産)の文字のごとく

リターン(利益)÷投資(資産)であるため、基本式としてはシンプルに

で良いと思います。

これを売上高で分解してみます。

まず、分母分子に売上高をかけて、


そこから分母分子をスワップすれば

テキストのようにまず分解ありきでなく、まず基本式を理解しそれを分解する考え方もアリなのではないかと思いまして。。
分解式は理路整然としてますが何だか覚えづらくないですか?
実は、ぽらーのは分解式の掛け算の式を良く忘れたため、基本式をまず書いて上記のように分解していく方法を試験中によくやっておりました。基本式さえ覚えていれば、あとは分解して何とかなると楽観的に考えておりました。
つまり英文字や名称から計算の基本式さえかければ、②の大項目であるBSの総資本(総資産)あるいはPLの売上高を基本式に入れてしまうことで、テキストの「資本利益率=売上高利益率×資本回転率」を現場で導こうとするという発想です。

ちなみにROEへ売上高と総資本の両方を入れてやることで、デュポン・システムと呼ばれる式まで分解が可能です。


GMORIは商品在庫という投下資本がいかに利益に結びつくか、という観点から基本式は


これも売上高で分解。

なお、Iは投資(Invest)。投資は原価で計上なので商品在庫は原価です。一方の交差比率は売価というように両方セットでいかがでしょう。

ここで補足ですが、Rの違い、つまりP/Lのどこの段階の利益を使用しているかに注意しましょう。
ROAのRは事業利益(営業利益+受取利息・配当金)一方のROEのRは当期利益でEはEquity(自己資本)。
事業利益は支払利息が控除される前の総資本の投資から発生する全て利益として用いられていることや、
当期利益は株主に帰属する自己資本の増減要素となる観点から用いられております。
また、GMROIのRは、商品の収益性を分析する観点から、より妥当性の高い売上総利益(粗利益)です。
経営指標がそれぞれの指標の特性にあった利益を選択していると考えて、基本式を覚える方法も有効ではないでしょうか。

【おまけ】
相乗積の式は体が馴染みませんでした。覚えづらいです。いつも混乱してました。たぶん、ぽらーのは

 

で覚えようとしたからでしょう。そうではなく、

上記のとおり部門粗収益率×部門シェア(売上)の分解した計算式からおぼえるべきでした。全て基本式からとは言えない例外です。

また、労働生産性は付加価値額という生産性を用いており、各指標の中でもちょっと異端児的存在。

覚え方として、中小で問われる労働生産性は(ヒト、モノ、カネ)の集合体。中小経営、カネとヒトとの効率を示す労働生産性をモノ(設備)で分解すれば

労働生産性の基本式とモノ(設備)で分解という点を抑えていれば、分解式を忘れてしまっても火事場の●●力で何とかでクリアできるかも。

 

本日の記事は以上です。
日々の学習を楽しみましょう♪
ぽらーのでした。

 

 

【6/10修正】

GMROIの分子が以下のとおり誤っておりましたので、掲載後訂正しました。
申し訳ございません。m(_ _)m

(誤)売上総利益率 ⇒(正)売上総利益



なごです。
勉強もそろそろ中盤戦から終盤戦に近づき、戦い方も少しずつ変化する時期となってきました。これまでは知識を増やす外向きなベクトルだったと思いますが、これからはこれまで蓄積してきた知識を整理し、的確にアウトプットできるようにする内向きなベクトルに学びのスタイルが変化していきます。

 

そんな中、皆さんの心の中に一つの疑問が。
「ファイナルペーパーって作る必要があるの?」

 

今日は、これについて考えてみたいと思います。

 

これまで当執筆陣のコメントの中でも、幾度となく「ファイナルペーパー」という言葉が出来てきました。でも「必ず作るべき」という意見と「作らなかった(時間が無かった)」という意見が混在していたかと思います。

 

現時点で、皆さんはファイナルペーパーの位置づけをどうとらえているでしょうか。

 

まず、ファイナルペーパーをきちんと定義しましょう。
実は、2種類のファイナルペーパーが存在すると私は考えています。

 

一つ目は「自分専用 重要論点まとめ」型ファイナルペーパーです。
実際の試験直前、自分なりにまとめた重要論点を短時間できちんと見直すための資料。自分なりに重要論点をまとめて書いているため、知識がそもそも定着しており、知識の呼び起こしには十分効果があります。
またファイナルペーパーを作ること自体が、自分なりの知識の整理につながることや、ファイナルペーパーを作るたびに過去に作成したページが繰り返し目に入ることで記憶が定着しやすなど、作成することの利点は多数。過去、多くの執筆陣が作成を推奨するのもうなずけます。
でも一つだけ欠点も。それは誰しもが感じている「作成に時間がかかる」ということ。実際市販されている問題集は、それはそれなりに秀逸なものが多く、きちんと論点がまとめて記載してあります。限られた時間の中で作成すると、どうしても自分が作るファイナルペーパーは情報量満載とはいかず、内容が相当偏ったものになりがち。その折衷案として、既存テキストなどに自分の足りない知識を書き込み、参考書自体をファイナルペーパーとして利用している人も多数います。
実際の試験当日はファイナルペーパーもそうですが、昼食や女性の方だと上着など、結構試験会場に持ち込みたくなるものはたくさんあります。厚いテキスト4冊を持ち込むのはそれ自体、結構大変だと思いますので、最終的に知識を集約する一冊は、テキストを活用するならこの冊子、と早めから事前にイメージしておくと良いかもしれませんね。

 

実は、ファイナルペーパーには、もう一種類あります。
それは「自分専用 ありがちうっかり確認メモ」型ファイナルペーパーです。
試験直前に読む内容としては、実はこちらのほうが、私は大切なんじゃないかと感じています。

 

(例えば1次)
・正解を選ぶ選択肢なのに、うっかり間違い文を選ぶ癖がある
・疲れてくるとメモ書きの字が汚くなり、数字の0と6を読み間違える
・会社分割の問題は早とちりしがち、注意!!
(例えば2次)
・計算問題の端数処理を毎回、間違える
・「しかし」の逆説接続詞に続く箇所に注意
・文字数が多い設問は文字の殴り書きをしがち、読みづらい

 

当たり前なのですが、試験前は誰もが浮足立っています。知識系を試験会場で直前まで新たに詰め込もうとしても限界がある、というかやめた方がいい。これまでの自分の努力を信じて、「ここを注意すれば大丈夫だからね」と自分に言い聞かせてあげる、そんなちょっとしたマインドコントロールが結構大切だったりします。
意外にも「マークするときに一列ずれてマークしていた」「問題冊子に自分の名前を書き忘れた」など試験当日は、結構多くの人が普段では考えられないミスを犯します。実際、私の受験したすぐ近くの方も、試験終了後、名前を書き忘れたので答案を返してほしいと食い下がっていましたが、却下されていたようです。
ほんの数点で合否がわかれる診断士試験。そのためには自分が失敗しがちな項目について、少しでも凡ミスの可能性をつぶすことが大切です。
過去に失敗したミスを、メモ帳に書き出しておく。私も事例Ⅳの時、「端数処理の桁を間違えない」というメモをずっと読んでいたにもかかわらず、ミスをした思い出があります。でも途中で自分の「うっかり」メモを思い出し、見直してミスを直すことができた。そんな紙一重の中で結構多くの人が戦っているのです。
ちなみにこのタイプのファイナルペーパーはすぐには作ることができません。新規で作ろうとしても、自分のミスの傾向は書き出しにくい(そもそもそれがきちんと把握できていたのなら、ミスをしない)ため、普段から「あっ、また間違えちゃった」と思ったたびごとに、間違えた傾向を書き出しておくことことで、実際の本番に役立つ自分のためのバイブルになります。

 

知識の礎、ミスの撲滅。診断士試験は自分を成長させてくれる糧。自分の傾向を知り、万全を期して当日に臨んでくださいね。
それが「自分を信じる」につながります。
なごでした。

 



 

なごです。

 

大阪セミナーが昨日、終わりました。わざわざ足を運んでいただいたみなさん、本当にありがとうございます。狭い会場でしたが、皆さんとの距離が近く、熱意を肌で感じられる感覚が私たち道場スタッフにもありました。今回のセミナーが少しでも皆さんのお役にたてることができれば幸いです。

 

さて、私のマイベスト記事、これはなんと言っても「まっきーの事件簿」シリーズでしょう。これまで道場記事は、各科目、特定のテーマを絞って説明していく記事がほとんど。そんな中、人の心理状況やその時々の心の動きを端的に描いたこの「まっきーの事件簿」シリーズは過去6年間の記事の中でも特異な部類。 でも誰しも学びに不安を持つこの時期、皆さんの不安やとまどいを一人称で紹介しつつ、ゴール地点を見つけていく。やらかした感満載の記事ではありますが、結果的にストレートで合格を勝ち得たまっきーの描く事件簿シリーズは、皆さんに共通する課題とその解決方法がきっと散りばめられているはずです。 怒涛の七週間の中、勉強に行き詰ったとき、進捗を実感できないときなど、一度、心のリフレッシュを含め、読んでみてくださいね。

 

経営法務の点数が伸びないんだけど… ⇒

「【経営法務】まっきーの事件簿:file01」

 

実は中小も点数が伸びないんだけど… ⇒

「【中小経営・政策】まっきーの事件簿:file02」

 

あれれ、得意のはずの企業経営理論も点数が怪しいんだけど… ⇒

「【渾身・経営】まっきーの事件簿:file04」

 

いまいち運営管理に苦労しているんだよね ⇒

「【渾身・運営管理】まっきーの事件簿:file05」

 

今後が何となく不安だったりするんだよね… ⇒

「【直前期】まっきーの事件簿:file06」

 

最近、勉強がなんだかうまくいかなくなってきた… ⇒

「スピ問の次は過去問布教活動」

 

どうですか?楽しんでいただけましたでしょうか(笑)

 

 

6月に入り、勉強のギアを一段階あげる時期になってきました。実はこの時期が、年間の勉強スケジュールの中でももっともつらい時期でもあります。

全然、正解にたどり着けない

どの科目も自信がない

もう今年はダメかもしれない

 

誰しもが感じる漠然とした不安。そう思ったのなら、勉強を始めた当初を思い出してください。

財務の問題集、数ページをこなすのに何時間もかけていませんでしたか?

法務の単語が、全く暗記ができなくて四苦八苦しませんでしたか?

経済の教科書を開いた途端、面食らっていませんでしたか?

 

皆さん、実はしっかりと成長していますよね。   先日、ある図書を読んでいたところ「定義を更新する」という文字を見つけました。受験勉強初期、すごく苦労して解いていた問題が、今では簡単に解ける、自分自身の限界が、徐々に広がっていく感覚。日々の演習の中で誰しもが一度は経験しているのではないでしょうか。

皆さん自身の診断士試験に対する「定義」。最初は雲の上だった難関試験が、気が付くと、着実に身近なところまで近づいてきていませんか。それは、無意識のうちに、皆さんの診断士に対する「定義」が更新されているからだと思うのです。

 

だからこそ今日は私から、皆さんへの提案。

 

これからは意識的に「定義を更新」してください。

 

〇〇できたらいいな。

〇〇点、取れならいいな。

合格できたらいいな…。

 

から

 

「一次(二次)試験で〇〇点取って、中小企業診断士になる」

 

と定義を「明確に」変更し、そのために自分自身できることを改めて具体化し、勉強のアクセルを踏んでほしいのです。

 

私は診断士試験は、山登りにすごく似ていると思っています。 山登りの前半戦は、うっそうと木々が生い茂る森の中を歩いているのと同じです。周りを見渡しても、森が見えるだけで自分がどのくらいの高さまで登ってきたか、実感することはありません。

でもある程度の高さまで登ると、高い木々が次第になくなり、見渡しの良い景色を眺めることで、自分の登ってきた山の高さを実感することができます。

周りの眺めを見渡すことができる、自分の実力を客観的に見ることができるのは、実は予備校の実施する模試だと私は考えています。

また、今の時期、点数が伸び悩む方も多く見受けられます。でもある程度、試験に対する感覚をつかんでくると、一気に得点力がアップする人が増えるのもこの時期です。

 

学びのアクセルを、この時期だからこそ意識的に踏み、模試で結果を残すことで、実際の試験に向けて自信を構築する。

 

あと1か月後に迫った模試。もし受けることができるのなら、そこを近未来の目標として全力で努力してみてくださいね。

 

では、本日もはりきってまいりましょう。 なごでした。



「ノウハウ」を見下すくせに、
「解答テクニック」とはこれいかに?

模試420点や本試験500点を目指し、過去問を深く早く回す。するとCランクの題意に「ふむ」と合点がいくことがある。つまり、

・「1次」の題意は、50点を目安に受験生を正規分布させること
・準備不足の受験生には、過去出題済ABランクを外させ圏外。
・科目免除の上級生には、意地悪DEランク出題で高得点阻止。
・合格実力者の答えが割れる「最後の2択」が、出題者の腕の見せ所

「腕の見せ所」のパターンを一度掴むと、「最後の2択」がスラスラ当たる。当記事はその状態を「解答テクニック」で示してネタバレ

.
■前提1:競争の質を上げ、ノウハウ依存を蹴落とす■

ノウハウ依存合格=題意の反対方向。

当ブログ、特にSランク説は、

ノウハウに依存して合格する行為を見下す

ことが特徴。実の所、診断士「2次」合格を狙うなら、余計なコト書いて答案がブレないようノウハウ化する方が良い。だが「2次」合格ノウハウオススメ=考えるブレを避ける=思考停止

そんな光景ばかり繰り返すから、他資格保有者がやって来るとあっさり一発逆転スト合格。そうなる理由は、

検定試験と国家資格試験の戦い方の差。

検定試験 国家資格試験
合格定員 なし あり
合格率 30~40% 5~20%
題意 解法・知識を覚える 合格倍率で箔を付ける
努力・実力通りに合格 努力・実力備えても不合格
他人に教わる 周囲を蹴落とす
傾向 過去問そのまま出題 見たこともない問題を出す
対策 ひたすら過去問回転 過去問から題意を察する

 

検定試験(例えば簿記2級)に合格定員はなく、解法・知識を覚えた上位30~40%の受験生が努力・実力通りに合格。出題傾向は過去問そのままだから、ひたすら過去問回転し、答えを覚えればOK。

国家資格(例えば診断士や社労士)は、合格率=5~20%として努力・実力者を不合格にし、「試験の格」「合格者の箔」を保つ。不合格の大義名分として見たこともない問題を出すから、その題意を察するセンスが点数差。

だが「2次」は合格するまで受ければ誰でも合格と、既に皆が気づいた。不合格リスクの認識の甘さ受験年数で分散すれば誰でも合格、同時に高齢化・過年度化が年々進む。もっとも、

あえて手加減して他人並み答案を書かないと合格しにくい「2次」

で時間を無駄にしたくないから、相手を蹴落としスト合格を取りに行く。

当記事が紹介するのは、×合格ノウハウでなく最後の2択Cランクをスラスラ当てる○解答テクニック。解答テクで時間を浮かせ、

知識の本質と向き合う時間を増やす

ことで題意を察し、思考停止先行馬をヒラリと躱す。

.
■前提2:「最後の2択」分析結果■

「最後の2択」Cランクは「苦手曖昧」が圧倒多数。

分析材料として、H22~H26の5年分Cランク全 マークの分析結果を示す(※執筆都合により「経済」のみH21~H25)

①知識応用 ②苦手曖昧 ③金縛り ④戦意喪失
経営  3 34 8 9
財務  15 40 9 8
運営  1 42 11 1
経済  10 19 7 1
情報  1 27 2 3
法務  0 19 7 18
中小   分析対象外

応用(考えて当てる)、金縛り(数字のびっくり箱)、戦意喪失(長文だらだら)のマーク数は大したことなく、勝負所は「苦手曖昧」。「一つ上」「あべこべ」「入替」とパターンこそあれ、その本質はズバリ以下。

最後の2択=「どちらも正解っぽい」「どちらも不正解っぽい」

最後の2択の本質を見抜いたら。ではいざ解答テクニック。
.
■本題1:「最後の2択」解答テクニック■

「どちらも正解」「どちらも不正解」を当てるのが、2択○×法。

選択肢○×法=4択で知識を増やす学習法。だが本試験時の解答テクニックとしても活用。

【対策】2択○×法=選択肢○×法 +最後の2択

①試験開始後、全問題の頭に○×を書く(例:正しい物を選ぶ=○)
②選択肢を読む前に、問題文から選択肢の内容を予想しておく。
③選択肢○×記入
・正解1つを選ぶのでなく、4~5択全てに○×をつける。
・解答1周目は全選択肢の○×に拘らず、すぐ解る所だけ○×つける。
・解答2周目は残った選択肢に○×をつけ、正解を選ぶ。
④最後の2択
・「最後の2択」以外はふつう、明らかに×の根拠が見つかる。
・「最後の2択」は、両方正解っぽい⇔両方不正解っぽいのどちらか。
・「最後の2択」は○を選ぶのでなく、×をつける( ←今回追加)。
・解答3周目で最後に見直し、解答用紙に正解を一気にマーク。

「○を選ぶのでなく、×をつける」根拠は、苦手曖昧パターンを知ると明確。

ひっかけ(あべこべ) ひっかけ(用語入替) 一つ上

・2つの選択肢で説明を入替
・結論が逆、順序が逆
・説明の構成要素に過不足
・用語をこっそり入替 ・知らんがな

×をつける
→ あべこべに気づいてニヤリ
×をつける
→入替に気づいてニヤリ
×消去法

選択肢の×を見破るクセをつける。周囲がウンウン唸る2択をニヤニヤしながらスラスラ解くのは、極めて痛快

.
■本題2:「最後の2択」復習テクニック■

答練・模試高得点=復習効率が段違い。

「1次」Sランク説=答練・模試高得点を説く根拠は、○正解⇔×不正解時の獲得知識の差。つまり、

○正解なら、解説知識がスルッと頭に入る。
×不正解だと、頭がモヤッとして解説知識は上の空。 

従い、国家試験の問題集は解き捨てせず、何回転もさせる前提で正答問題の解説で少しずつ知識増=問題集INPUT

答練・模試で誤答すると「当てる所からやり直し」。一方、高得点なら加速的に理解が進む。これが1次知識の収穫逓増

【対策】回転式・付箋復習

ABランク CDランク Eランク
回転数 2回解き直し→3回連続○で答えを
覚えて卒業。
3回当たるまで解く。
→その後、誤答選択肢の解説読み込み(鶏ガラ)
2~3回×が続く
→テキスト該当箇所を読む
<解説の使い方>
理解可能 →何もしない →何もしない →再度解き直し
理解不能 →▲付箋を貼り、後で解き直し →▲付箋を貼り、後で解き直し
テキスト外 →当てる必要があるか講師に相談。

過去問ABランクは、3回解けば3回当たる。長期記憶化完了なので、本試験直前まで放置でOK。

CDランクは、1回当てたら解説に付箋を付ける。次にまた当て、解説を理解できたら付箋を取る。

D’Eランクは、外し続けて気になる様なら付箋を付ける。当てる必要があるか、単なる嫌がらせ問題かを見極めてから解き直し。

完成答練期以降は、無計画に過去問を回すのは時間の浪費。最後の2択Cランクの捻り方、誤答選択肢の解説、Eランク意地悪問題を見極めることで、周囲を蹴落とすレベルまで自分の正答能力を向上可。

.
■今日のまとめ■

マークシート型知識試験には、一定の解答テクニックあり。そして過去問を何度か回せば誰でもそれに気づく。その解答テクニックを、

△点数取ることで満足
○正答のその先にある知識の本質を探る

のどちらに活かすかのセンスが合格所要年数の差。ではまとめ。

・Sランク説は「ノウハウ」を見下し、「解答テクニック」をネタバレ。
・試験と戦うのでなく、試験の特徴を活かして競争相手を蹴落とす。
・最後の2択=「両方正解っぽい」「不正解っぽい」のどちらか。
・最後の2択=「○適切」を選ぶのでなく、「×不適切」を見破る。
・マーク試験は解答テクニックで正答可。正答のその先が本当の勝負。

byふうじん



はい、こんにちは。今日の重箱の隅つつきのお話は、
5月連休前後の「和尚の財務祭り」から暖めていたネタです。

「こんなに財務にコキ使われるのはほぼ8年ぶり!!!」の状態で、もうやだやだやだやだやああ財務なんて嫌いだぁ!!な気分のときに思い付いたのが
「そうだ!英語をやろう」
でした。この英語が苦手、というか現在完全domesticな業務に就いているため、英語に接するのは中小企業の海外子会社の決算書見るときくらいで、もう英語なんてとてもとても。。。

という人間が、法務の英文攻略法書きます!!
だからこそ、有効な記事が書けると信じて。

 

1 傾向と対策
アンドロメダさんもここでおっしゃっているとおり、
「労少なくして益多し」の分野ではないかと思います。
ある程度の特殊な単語を覚えて、あとは普通の商取引やライセンスの常識で解ける問題が多いように感じます。

ちなみにここ10年間の出題範囲を見ますと

守秘義務条項H26
貿易実務 H25、18
ライセンス供与にかかる事項 H24、23、22、21、19、17
裁判所管轄の問題 H20

と、圧倒的にライセンスにかかる分野が多くなっています。
が。
ここ2年の傾向を見ますと守秘義務条項(H26)と貿易実務(H25)で、
①どちらも設問2問
②あまり「英語力」が要求されない(常識力もしくは「知識」)
③7ー10点くらいの配点あり(従来1問出題の4ー5点の配点だった)

という特徴があります。

H26年に関しては、過去問傾向からすれば特殊な論点ですが、
設問1は英語読まなくても常識的に国語力でイが正答と感じられます(秘密情報を利用せずに開発した情報は「秘密情報ではない」でしょうから、「秘密情報に該当」としているイがまちがい)。
設問2は、後述「和尚が辞書で調べた中小企業診断士法務に出る(んじゃないかな~)単語(略して出るかも単)」からピックアップ出来れば、と思います。
H25年に関しては、これは後述します。

 

2 ライセンスにかかる契約条項
これも、日本語の選択問題ではないかと感じます。H23年度はアンドロメダさんが解説しているので、そちらもご参考にされてはいかがかと思われますが、
H24年度は結構難しいのではないのかなあ、と思います。

そもそも論で、日本語としても
「・・・知的財産権を侵害しないという保証をしない」(H23)、
「ライセンス対象物に対して特許権を行使しないライセンシーの義務を規定している」(H24)
など、一読しただけでは「日本語でも」何を言っているかわからないものが多いと感じます。

ここは、まずは日本語の意味を咀嚼していただいて、吟味していただきたい、と思います。
ただ、H20年のように、日本語訳を選べという問題で、「東京」という単語が入っているのはエだけというのもあり、即断出来るケースもあります。

以下、和尚が辞書で調べた中小企業診断士法務に出る(んじゃないかな~)単語(略して出るかも単)
これ以外にも、アンドロメダさんもここでまとめておられますので、かぶらないようにピックアップしました。
grant:与える、供与する
exclusive:独占的に
agreement:契約書、合意証書
jurisdiction:裁判管轄
observe:遵守する
rights:権利
wrrant:保証
proprientary:秘密の
disclose:開示
covenant:約款
patent claim:特許請求の範囲、特許クレーム
recipient:受領者
(ライセンシー(サー)、パテントなどはもう日本語だから省略)

3 貿易実務にかかる問題
さて、私平成25年度の法務英文、2/2の満点(9点)でした。
これは理由があって、昔5年ほど外為業務に携わっており、L/Cの発行やらそういうのやってました。
この年ばっちし貨物引渡条件とINCOTERMS2010(私の時代は1990だった・・・(泣))が出まして、これはラッキー問題だったことを覚えてます(ついでに同年第19問も)。

さて、せっかく記事にするのだから、貿易貨物の引渡し条件について。
H18年にも同義の問題が出ていますので。
輸出者と輸入者がどこで貨物の危険負担(正確ではないが≒所有権移転と覚えておいてもたぶん問題はない)を行うか、というところを
いわゆるCIFやらFOBという「所有権の移転の瞬間はどこであるか?」というタームでもってお互いに取り決めている、ということだけです。
詳しくは、ここ に書いてあります(和尚注:結構このサイト、充実してます)。

輸入から輸出までの流れのなかで、どの瞬間が引渡しとなるか、きっちり覚えればいいのですが、
EXW(輸出地の工場を出たら輸入者のもの=壊れたりしたら輸入者が責任を持つ)
FOB(船に載せた時点で輸入者のもの)
CIF(FOBと同じ船に載せた時点で輸入者のものだが、船賃、保険料は輸出者負担)
くらいを覚えておけば、消去法で正解にはたどり着けると思われます。
(私もこのくらいしか覚えてないし、貿易実務でもこれ以外の引渡し条件が出ることはまれでした)。
こういうことをきっちり決めてあるのが前述INCOTERMSです。

あと、出たことない論点ですが、信用状(上記L/C=LETTER OF CREDITという)取引なるものの性質や、決済方式(D/P、D/A、T/T、ユーザンスなど)を問われる問題がでるかもぉ。と申し上げておきますが、確率は低そうなので余裕のある人だけ、ここみておいてください。(和尚が言いたいだけと心得ておいてもらってまず問題はないかと。昔仕事で表作ったんだけどなあ。)

さて、これに伴う参考サイトと参考文献を。
余裕のある人は読んでみてください。「英語読解力」よりも「法的解釈」の方が重要視されているみたいですので、日本語だけ拾い読みしても十分に通用すると思われます。

英文契約書.com

自分で読み書きできる英文ビジネス契約書 野副靖人著

ほんとに珍しく、英語について語る和尚でございました。

合掌。



模試は本番のつもりで受けましょう!



甘い。

模試や本試験が近づくと、毎年聞こえてくるのはこんなすっぱい葡萄節↓。

まだあと1ヶ月もある。
俺はやればできる。
最後の追い込みには自信がある



すっぱくなく、甘い。

自らの能力努力に応じ行動を先送りするのは自由。だが試験日程が先送りになることはない。そこで以下グラフを参照。

総人数 脱落理由
申込 20,000人
出走 16,000人 ▲出走見送り 4,000人
完走 14,000人 ▲2日目見送り 2,000人
完答 7,000人 ▲記念受験 7,000人
合格 3,500人 ▲1マークの涙 3,500人

自分が上の円グラフのどこに入るかは、自分で決める。「1次」「公開模試」とは、△420点取るために受けるのでなく

○知識を短期詰め込みでなく繰り返し長期記憶化し、
○集団の中で上位10~15%に入る感覚を掴み、
○「1次」知識を武器に「2次」で相手を蹴落とすために受ける。

いつ痛い目にあうかのリスク感度が合否の差。公開模試で痛い目に遭う様では手遅れだから、

模試は本番の「つもり」ではなく、
本番「として」受ける。

では「模試」でなく「本試験」直前に何が起きるか、過去記事で紹介。

.
■模試は本番「として」受ける■

診断士試験の特徴は、将来起きる情報を事前に入手できること。

イケカコに教わるまでもなく、将来の確実情報にはカネを払う価値がある。そこで完全無料のブログ記事で、将来情報を上手に得れば丸儲け。

□超々直前期の3タイプ□

【逃げ】【先行】ラスト1ヶ月はがむしゃらに
【自在】残り10日を切って、どう過ごすか。
【差し】【追い込み】追い込み派の考え方

□1次試験カウントダウン2014□

【あと5日】
【あと4日】
【あと3日】
【あと2日】
【あと1日】OPEN DAY(決戦前夜)
1日目が終わって

気を付けたいのは、この情報はすべて「合格者」の少数意見=スト生の上位10%でしかないこと。残り90%の多数意見は闇の中。従い、自分の立ち位置と見比べ呻吟しないと役に立たない。

泣いても笑っても8月8日には「1次」試験が必ずやってくる。それを実力、準備不足で迎えない理想標準は、

本番1か月前の模試を、本番「として」受ける。

つまり、木曜金曜に会社をズル休みする以外は、本番と同じ準備で臨む。

.
■今日のまとめ■

420点取れば良いんです!とする主張を真に受けるかどうか。

「1次」の実態が見えにくいのは、

500点合格でも
420点合格でも
科目合格翌年通過でも

同じ「1次合格者」として扱うから。そうでなく、最後の2択を意識して当てる=周囲が迷う所を狙って当てる。これが10月の試験を一発合格するヒント。要するに以下。

他人と同じことを、自力で予想し、常に1ヶ月先行して動く。

模試を本番「として」受けるメリットはこの一言で明確。ではまとめ。

・「模試」「1次」は420点狙いでなく、「2次」で使う知識を磨く手段。
・模試は本番の「つもり」でなく、本番「として」受ける。
・模試を本番「として」
受ければ、周囲より1ヶ月早く先行して動ける。
1次Cランク=最後の2択を当てる眼力が、「2次」を勝ち抜く手段。

byふうじん



こんにちは
みなさん、勉強頑張ってますか?
燃えてますか?
きりです

もう一次試験まで残すところ約2ヶ月ですね。
もう模試を受験された方もいらっしゃると思います。

「あ~緊張してきた。」
「ちゃんと試験で普段の力だせるかな~。」

なんて思ってくる頃ですよね。

私が一次試験を受験した2年前の2013年6月5日、何をしていたかというと・・・。

当時はTACに通っていたのですが、まだ経営法務の講義の途中でした。(教室講義は仕事が忙しすぎて全く受けれなかったので、オンラインの授業を受けていました。)
こんな感じの私でしたが、そわそわして勉強に手に付かない、などということはなく、鬼の形相で勉強をしていたように思います。
ここで絶対にやめなければいけないのは、鬼の形相で勉強するのはいいのですが、
「やばいからとにかく勉強だ!」とがむしゃらにしてしまうこと。
あくまで合格までに自分に必要な勉強は何かを高い精度で把握し、合理的な勉強を行ってください。
これを把握するのに、養成答練・完成答練・模試などを活用してください。
単純に自分がとれた点数で「足りないもの」を把握するのはだめです。
「取れなければならない問題」「落としてもいい問題」があるので、
この二つをしっかりと見極めて、自分がこのテストでは○点とれていなければならないのに、○点だった。
というのを科目ごとに算出しましょう。
自分の中で、「もうちょっとこの科目はとれそうだな。」とか
「もうあまり伸びなさそう。」というのも見極めて、7科目の合計での目標をたてて、それに向けて勉強時間の割り振りを行いましょう。

・・・と前置きが長くなってしまいました。本題に入ります。

今回は【道場マイベスト記事】財務・会計ということで書いていきたいと思います。
私は本当に財務が苦手で苦手で・・・本番前の答練や模試などでは、最高点が52点とか。(しかもかなり運よくとれた点数)

本番ではなんとか62点取ることができたのですが、私が受験した年は財務がとっても簡単な年だったので、まぁ大きなアドバンテージになることはありませんでした。
結局事例ⅣはD判定で、一年目はボコボコにやられる結果となりました。(2年目の事例Ⅳは66点でした。)

この財務・会計という科目はおそらく受験生の苦手科目NO.1でしょう。道場記事の中でも一際投稿数が多く、読者の方からの質問も非常に多い。というのも、点数がとれるようになるのにすご~く時間がかかる。(感じがする)範囲がやたら広く、覚えることが多く、応用が必要で、「数字アレルギー」みたいな方々には特に最悪の科目でしょう。

ただ一つ、「たかだか診断士の一次試験6割超えるレベルの財務の知識もないような人は、ろくな診断はできない。」ということはいえると思います。いくら苦手でも絶対に避けて通れない科目です。一次は仮に上手くいっても、二次に付け焼刃は通用しません。毎日コツコツ努力を積み重ねれば、「経済」や「企業経営理論」のように本番当日に裏切ったりすることはない科目ですから、安心して付き合っていってください。
実際は、ちょっとしたコツや考え方さえ理解すれば、すんなりとれる問題って結構あるんですよね。ただ食わず嫌いしているだけで。
最低限抑えて欲しいところを中心にまとめてますので、そんなイメージで読み進めていただければと思います。

先日おとさんもマイベスト財務・会計の記事を投稿されてました。
おとさんは財務のプロで、毎回投稿される記事も本当にわかりやすいものばかり。
そんなおとさんの後に私のマイベスト財務・会計を投稿するのは少々気後れするので、3つに絞って今回はお届けしたいと思います。

~①CVP分析~

•【事例Ⅳ】式を変形し理解するCVP分析

こちらはまさや~んさんの記事です。
CVP分析の問題で特に大事なのは、様々な応用に対応できることです。特に式の変形は絶対に理解しておかなければいけません。
実際の診断だって、暗記した公式で対応できることはまぁありませんから、根っこの部分から理解することが必要だと思っておいてください。
基本的な公式は暗記しているけれど、中々点数がとれないんだよね。という方は是非ご一読ください。

~②NPV~
•【渾身・財務】NPVを得点する~脱ケアレスミスを目指す~
こちらはイラサムさんの記事です。
NPVの問題を解く際に、特につっかかるのは、「あれ?どういう考え方で解けばいいんだっけ?」という風に、「思考のフロー」がわからなくなることです。
NPVの解答には、何度も何度も解きまくって体に染みつかせて、頭で考えるより先に手が動くようになる必要があるのですが、そうなるまでの導入の段階では、こういう考え方を知っておいた方がよさそうです。私なんかは出来が悪かったので、一年くらいかけてコツコツやっておりました。こんなやり方わかってればもっと楽にできたのにな~と今になって思います。
まだ全然理解できてないよ~。という方は是非ご一読ください。

~③経営分析~
•10分でわかる「経営分析」
こちらはおとさんの記事です。
もう絶対にこれだけは理解しておいてほしい論点です。
一次でも二次でも超頻出ですので、この記事を読んでみてわからないところは必ず本試験までに分かるようになってください。
昨日おとさんが投稿された記事なので鮮度も抜群です。(おとさん早速使わせていただいてすみません。笑)

以上の記事は一次でも二次でも、すごーく!大事なところです。
ここを理解すること無くして合格はあり得ませんので、絶対に理解しておいてください。
合格までに近道はありませんが、「道を早く歩くコツ」はありますので、ただがむしゃらなだけの勉強は避けましょう。

以上、きりでした。



みなさん こんにちは おと です。

 

本試験まであと、60日ですね。皆さん準備はいかがでしょうか?

あと60日ということは、一日の勉強時間が3時間とすると、3時間×60日=180時間が、皆さんに残された勉強時間です。

7科目受験する人は、180時間÷7科目=25.7時間が、1科目に使える勉強時間です。1科目あたり10テーマあるとすると、1テーマあたり2.5時間しか勉強できません。

はっきり言って、残された時間は有限です。この180時間をどう使うかで、合格と不合格の勝負が分かれます。

焦る気持ちは分かりますが、ぜひ一度立ち止まって、この180時間をどう使うべきか、是非、スケジューリングを見直し見てください。

 

さて、今回は10分で分かる「経営分析」です。1次試験の経営分析は、難易度がA~Cの問題が多く、是非得点したい分野です。

 

概要

覚えるべき13の経営指標は次の通りです。これは二次試験でも使いますので、プリントアウトして、手元においてください。

これらを理解しているという前提で話を進めます。
これを理解してない場合は、まず、これらの公式と意味をしっかりと理解してください。

【覚えるべき13の経営指標 】

 経営指標 公式 意味
収益性 売上高総利益率(%) 売上総利益÷売上高×100 商品の収益性
売上高営業利益率(%) 営業利益÷売上高×100 本業の収益性
売上高経常利益率(%) 経常利益×売上高×100 支払利息等の営業外収益を含めた収益性
効率性 棚卸資産回転率(回) 売上高÷棚卸資産 在庫の効率性
有形固定資産回転率(回) 売上高÷有形固定資産 工場等有形固定資産の効率性
売上債権回転率(回) 売上高÷売上債権 売掛金の効率性
総資本回転率(回) 売上高÷総資本 総資本の効率性
安全性 当座比率(%) 当座資産÷流動負債×100 超短期の安全性
流動比率(%) 流動資産÷流動負債×100 短期の安全性
固定長期適合率(%) 固定資産÷(固定負債+自己資本)×100 長期資本(固定負債+自己資本)で固定負債をカバー
固定比率(%) 固定資産÷自己資本×100 返済不要な自己資本で固定資産をカバーしているか
負債比率(%) 負債÷自己資本×100 借入金の依存度
自己資本比率(%) 自己資本÷総資産×100 借入金の依存度

 

 

過去問

 

問題 平成26年 第9問
以下の資料に基づき、X1年度とX2年度の経営状態の変化を表す記述として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。
【資料】
X1年度 X2年度
売上高純利益率  5%         4%
自己資本比率    50%      40%
総資本回転率      2.0        2.2
a X1年度と比較してX2年度は自己資本純利益率が下落した。
b X1年度と比較してX2年度は自己資本純利益率が上昇した。
c X1年度と比較してX2年度は総資本純利益率は下落した。
d X1年度と比較してX2年度は総資本純利益率は上昇した。[解答群]
ア aとc
イ aとd
ウ bとc
エ bとd

 

解説
実は、この問題も前回の「10分で分かる「株式指標」」のようなパズル問題です。順番に解いていきます。まず、売上高純利益率、自己資本比率、総資本回転率の公式を思い出します。売上高純利益率=利益()÷売上()=/

自己資本比率=自己資本()÷総資産()=/

総資本回転率=売上高(S)÷総資産()=/

 

また、本問で求められていることは、自己資本純利利益率と総資本純利益率です。これらも、先ほどと同様に、公式を思い出します。

自己資本純利益率=純利益率()÷自己資本()=/

総資本純利益率=純利益率()÷総資本()=/

段々と、パズルっぽくなってきました。

 

次に、実際にそれぞれの計算をします。

自己資本純利益率(R/E)

まず、自己資本純利益率(/)を求めます

自己資本純利益率(/)=/×/÷/

X1年度の自己資本純利益率(/)=5%×2.0÷50%=0.2

X2年度の自己資本純利益率(/)=4%×2.2÷40%=0.22

よって、自己資本比率は、上昇している。

 

総資本純利益率(R/A)

つぎに、総資本純利益率(/)を求めます。

総資本純利益率(/)=/×/

X1年度の総資本純利益率(/)=5%×2.0=10%
X2年度の総資本純利益率(/)=4%×2.2=8.8%

よって、総資本純利益率は、低下している。

したがって、選択肢bとcの組合せが正しく、

 

正解はウになります。

 

まとめ

このような経営分析の問題は、今年の本試験でも出題される可能性が高いです。
まずは、下の基本的な経営指標を理解した上で、上記のようなパズル問題を解けるように問題を繰り返し解いてください。

【覚えるべき13の経営指標 】

 経営指標 公式 意味
収益性 売上高総利益率(%) 売上総利益÷売上高×100 商品の収益性
売上高営業利益率(%) 営業利益÷売上高×100 本業の収益性
売上高経常利益率(%) 経常利益×売上高×100 支払利息等の営業外収益を含めた収益性
効率性 棚卸資産回転率(回) 売上高÷棚卸資産 在庫の効率性
有形固定資産回転率(回) 売上高÷有形固定資産 工場等有形固定資産の効率性
売上債権回転率(回) 売上高÷売上債権 売掛金の効率性
総資本回転率(回) 売上高÷総資本 総資本の効率性
安全性 当座比率(%) 当座資産÷流動負債×100 超短期の安全性
流動比率(%) 流動資産÷流動負債×100 短期の安全性
固定長期適合率(%) 固定資産÷(固定負債+自己資本)×100 長期資本(固定負債+自己資本)で固定負債をカバー
固定比率(%) 固定資産÷自己資本×100 返済不要な自己資本で固定資産をカバーしているか
負債比率(%) 負債÷自己資本×100 借入金の依存度
自己資本比率(%) 自己資本÷総資産×100 借入金の依存度

 

以上、おとでした。


「この知識、どこでどう使うの?」がイメージできれば、グッと理解度が上がっていく。

 

こんにちは、うみのです。

前回に引き続いて、運営管理の知識と事例Ⅲがどうつながっているのかについてお伝えします。

 

前回の記事では、「事例Ⅲの企業が抱える課題の多くは、主に2つの視点から発見できる」と述べました。

 

視点1:製品開発→受注→発注・仕入→在庫管理→生産→納品・販売の流れのどこに課題があるのか?

視点2:QCD(品質・価格・納期)のどこに課題があるのか?

 

生産管理に関する知識は、これらの課題を解決するためのものとして求められます。

 

具体的にどの知識がどの課題に主として関わってくるかを図式化すると、以下のようになっていると私は考えます。

 

 生産管理の知識整理

(クリックで拡大)

 

全体方針:4Mを最適化&活用して、PQCDSMEのレベルを上げていく!

◆企業の資源である4Mが、生産内容に合わせて最適化されているか?無駄なく活用されているか?に着目する。

◆PQCDSMEの向上を目指す上で、2次試験では特にQCDに着目する。

 

上記を踏まえて、QCD別に関連する知識を見ていきます。

 

Q:品質管理ムラをなくす)

⇒「生産のオペレーション」を見直す

IE・品質管理…生産工程・作業を分析し標準化を図ることでムラをなくす

設備管理…設備を正しくメンテナンスしてムラをなくす

 

C:コスト管理ムダをなくす)

⇒「生産のオペレーション」「生産のプランニング」を見直す

IE・品質管理…作業や工程のムダをなくす

設備管理…「歩留り率が低い」などのムダをなくす

資材管理…標準化して効率を上げる、生産計画に沿って効率的な発注を行うことでムダをなくす

在庫管理・購買管理…資材ごとに適切な発注方式を採用し、余剰在庫などのムダをなくす

 

D:納期管理ムリをなくす)

⇒「生産のプランニング」を見直す

生産計画…生産リードタイムに合わせた日程計画を行う、需要予測の精度を高めるなどしてムリをなくす

生産統制…進捗・現品・余力管理を行ってムリをなくす

 

 

上記のフレームにキーワードを落とし込んでいくと、各課題ごとに求められる知識がイメージしやすくなるのではないでしょうか。

このようにフレームに沿って知識の定着化を図ることで、1次知識の理解度は大きく深まりますし、2次試験に応用していくうえでも重要な整理の方法だと思います。

 

フレームを用いることには、主に以下の2つの意味があります。

①    MECEで(モレなくダブリなく)現状を分析する

②    何が課題なのか? を見誤るリスクを減少する

 

これらを意識できていることは2次試験において、題意を外した失点ミスをなくしていくための大きなアドバンテージとなります。

ぜひ意識してみてくださいね。

2次試験についてはまた8月以降に詳しく取り上げますので、まずは1次知識を盤石なものにしていきましょう!



こんにちは!おはともです。

T○C生のかたは、完成答練の2週目に入るところですね。
この時期、知識の橋げたを強固なものにしなければならないのは道場理論で既知の事実ですが
それ以外にもこの時期にやっておくべき大切なことがあります。

それは

・タイムマネジメント能力
・選択肢の絞り込みテクニック

を磨くこと。

言い方を変えるならば、試験での闘い方を知ること

診断士試験をどのようなスタンスで受験するかは人それぞれですが
受験生活を早く終えて、次のステップに進みたいと思うならば、
知識の整理とあわせてテクニックの強化は欠かせない

テクニック強化のためには、答練をただ漫然と受けるのではなく、
都度、PDCAを回すことが大切です

例えば、
試験終了前にすべての問題を解き終えてしまったら、

見直しをするか?
何をどのように見直すか?
一度選んだ答えを変えるか?

これらのことは、実は合否を分けるくらい重要なことなのです。

最後に見直しを行い、一度選んだ答えを書き換えると何が起こるのか、
ぜひ答練で一度実験してみてください。

私の場合、惨憺たる結果となりました。
最後に見直しをすると、自信のない問題に目が行きます。
そして、自信がないために、
最初に選んだ答えが間違っているような気がして、答えを変える。

しかし実は、最初に選んだ答えが正解で、
最後の見直しで書き換えたものがすべて間違っていたのでした。

本試験でこれをやってしまい
不合格になるということは珍しいことではありません。

そして、もうひとつお伝えしたいのは、
問題を解く順番・選択肢を読む順番はどうしますか?
ということ。

もちろん、1問目のアから読み始めるに決まっているという方。
他の方法も試してみませんか?

昨年、過去問を解きながら気づいたことがありました。
各科目とも、前半に難しい問題が配置されている

例えば、経済の1問目は頭を混乱させる難問ですね。
昨年の財務もしかり。
じっくり考えさせる問題を最初に解くと、脳のエネルギーが大量消費されて
その後の簡単な知識問題でミスをしやすくなります。

そうならないためにはどうするか。

簡単な問題を見つけて、そこから確実に片付ける
難問はそのあとでじっくり取り組む。

これが効率的に点を稼ぐ方法だと思います。

もう一つ、
選択肢を読む順番について。
企業経営理論や経営法務のように、文章を読んで正誤判断をする科目では
皆さん、当然のごとくアから順に読んでいますか?

でも、よく読んでみると
アの選択肢って、妙に長かったり、言っていることがワケワカンナかったり、
頭を混乱させるような文章が多い

そこで、出題者の罠は上のほうにあるということが分かったので、
選択肢は下から上に向かって読む

選択肢が長すぎて、意味が分からなくなりそうなときには、
最も短い選択肢から読み始める。

そのように、答練を使って自分の闘い方を戦略的に磨いていきましょう!

では今日も素敵な受験生ライフを!
おはともでした。



こんにちは。牛嶋・寺前・和田法律事務所の弁護士岡崎教行です。さて、6月に突入ということで、受験生の皆様方も、気合が入ってきているところではないでしょうか。

当職、個人的には、地位保全及び賃金仮払いの仮処分が2件も係属してしまい、日夜、主張書面、陳述書の作成に追われています。昨年のこの時期でなくて良かったなぁとプラス思考(笑)

今回は、マイベスト記事ということで、道場内で、この記事は参考になる!!というものを御紹介いたします。

中小企業経営・政策は、所詮暗記ものですので、時間をかければかけるだけ、厳密にいうと、繰り返し繰り返し暗記をすればするほど、点数が伸びる科目です。

となると、覚えるためのツールが必要となりますが、それを惜しみなく提供してくれたのが、5代目Butaoさんの「政策まとめ40選」です。

これを加工して、法改正等を入れ込めばバッチリでしょう~

次に、結局、愚直にやるしかないんだよね、この科目、ということを改めて気づかせてくれるのが、2代目らいじんさんの「最後は愚直に」です。

僕、根性とか、愚直とか、そういった言葉が大好きなんですよ。逆に毛嫌いされるかたがたくさんいるのも知ってはいるんですけどね。。。

頑張れば何でも叶えられるって思っている楽観的な人間だからかもしれませんが(笑)

それから、僕が政策については、ガイドブックしかやらないことにしたきっかけになった記事が、2代目きょくしんさんの「ちょっと使える『中小企業施策利用ガイドブック』」です。

次にご紹介するのは、経営についての勉強方法、これまた2代目akiさんの「NANAさんが贈る中小のポイント」です。何に着目して覚えるのか、その基本的な考え方が秀逸かと。

さてさて、中盤に差し掛かってきました。次は、同期6代目まるさんの「白書は親切」です。

白書はグラフと本文でストーリーだてられているから頭に残りやすいということが書かれています。本文を読みながら、グラフを見る、グラフを見ながら、推測して、本文を読む、いずれも理解をするのにはもってこいの方法ですね。

そして、最後は、もちろんこれです。じゃじゃ~ん。「【渾身】中小企業経営・政策」です。どんだけ自分が好きなんだよ、お前はって声も聞こえてきそうですが(笑)

これは時間がない中で、どのようにやれば時間を効率的に使えるか、暗記できるかを考え当職が取った勉強方法を紹介しています。結構、自分では、自信を持って送り出せる記事だと思ってます。自己満足かもしれませんが。

もう試験は目前、みなさん、頑張ってまいりましょ~!!

 

 

 

 


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