» 2015 » 4月のブログ記事


こんにちは!myaです。
昨日の東京会場での道場セミナーにご参加いただいたみなさま、

本当にありがとうございました

たくさんのかたがたにお越しいただいたこと、厚く御礼申し上げます。

また残念ながら参加できなかったみなさま道場ブログでも様々な情報を発信していきますので、引き続き応援いただければ幸いです

 

金融機関職員の憂鬱
さて、私は金融機関で勤務していますが、若造なりにまがりなりにも金融機関職員として中小企業とその決算書には対応してきたつもりでした。

そのため財務は得意というイメージを自分でも持っていました!

 

…が、学習を始めた時期は本当に知らないことが多く、もう考え方が根底から覆されてしまうことも多々ありました

 

そんな私の財務・会計のスピード問題集を見返すと、最も多く間違えたのが「企業価値」の分野でした。

中でも、ある問題は9周回しており、その5周目まで間違えていました笑

今日は本当に基礎的な論点ではありますが、恥ずかしながら私が間違えまくったこの問題でつまづいていた前提についてご紹介させていただきます。

 

企業価値の計算方法

私が間違えまくったある問題というのは、あのすばらしき問題集、一次試験の強い味方であるスピード問題集 財務・会計2014年版の問題28
営業利益・負債利子額・法人税率・負債利子率・株主資本コスト・配当=税引後当期純利益額という前提が与えられており、企業価値、株主価値、負債価値を計算せよというものなのですが、これが全く理解できませんでした。

 

解説には

「株主価値は配当額を株主資本コストで割引くことで求める」
株主価値 = 配当(=税引後当期純利益)/株主資本コスト

「負債価値は負債利子を負債利子率で割引くことで求める」
負債価値 = 負債利子額 / 負債利子率

「企業価値はフリーキャッシュフローをWACCで割引くことで求める」
企業価値 = FCF / WACC
*FCF=営業利益×(1―法人税率)+減価償却費-運転資金増加-設備投資

と書いてあるのですが、意味は分かっても納得できない。問題を見ても解法が浮かばない、と5周同じ問題を解いても間違える始末でした

 

だって株主価値を求めるときは税引後当期利益で法人税を差し引かなあかんけど、負債価値を求めるときは負債利子に税金は掛けない、でもフリーキャッシュフローの営業利益からは法人税を差し引いて計算って、これどこで税金がでてくるんやーーーー?

 

と大混乱していました。

これは今思えば次の二つの「大前提」となる考え方を理解していなかったためでした。

① 負債利子・配当はお金を出した人の「取り分」である
企業価値=出資者全員の取り分の価値
株主価値=株主の取り分の価値
負債価値=お金を貸している人の取り分の価値

② その「取り分」にも取っていく順番がある

 

「取り分」という考え方
3つの価値の計算に共通する「割り引く」という考え方。ずーっと「なぜ割り算するのか」考えず、「ただ割り算するんだ」と認識していました

が、改めてテキストを読み直していくと、あるときこれが「配当割引モデル(ゼロ成長モデル)」と同じ計算をしていることに気づきました

配当割引モデル(ゼロ成長モデル)
Vn= Dn+1 / r
V:株式価値 D:配当 r:要求利益率

これを応用して、○○価値=CFの価値としているんだ!とひらめいたのです(レベルが低くてすみません

 

つまり株主価値ってのは株主からみたキャッシュフローの永続価値を求めています。だから、「株主の取り分(キャッシュフロー)」である配当が、永遠に続いた場合のキャッシュフローの価値=株式の理論価格(株主価値)となっています。

 

じゃあ負債価値は、お金を貸した人(銀行)からみたキャッシュフローの永続価値を求めているわけですので、「お金を貸した人の取り分(キャッシュフロー)」である負債利子が永遠にもらえる場合のキャッシュフローの価値=負債価値となるわけで。
企業価値は株主価値+負債価値なので、この二人の取り分(キャッシュフロー)の価値のこと。つまりこの二人が要求する取り分の原資であるフリーキャッシュフローが永遠に取り分に回される場合のキャッシュフローの価値=企業価値となる、ということ?

 

これで「取り分」という考え方を理解することができ、「それぞれのキャッシュフローを割り算する」ということは納得できました

 

取り分の順番
それでも私にはまだ「どこで法人税率が出てくるのか」という難問が立ちはだかっていました。この鍵を握っていたのが「取り分の順番」

株主、お金を貸している人に次ぐ、第三の刺客ともいえる国や地方公共団体は、企業に対して補助金や様々なビジネス支援策の実施、さらには公共サービスやインフラなどを提供することで間接的に貢献しています。

そしてその見返りに税金を取り分として要求しています。会社から取り分を取る人を、その取っていく順番について損益計算書を上から眺めていき、出てきた順番(先に取り分をとれる)で整理してみると

① お金を貸している人(銀行など) = 負債利子
② 税金を取る人(国など)     = 法人税
③ 会社に出資している人(株主)  = 配当

と出てくることが分かります。

ここから、株主の得るキャッシュフロー(取り分)は税金を取られた後の最後の残りなので、基準とするキャッシュフロー(取り分)は税金を差し引いたあとでないとダメなことがわかります。

 

また企業価値は株主とお金を貸している人の取り分を合計した価値のことですから、こちらのキャッシュフロー(取り分)についても同様に税引後じゃないと正確ではないと言えそうです。

 

ただし、負債利子は一番先に取り分をとれるので、税金を検討しなくてよさそうですね。

 

うーん、納得。

 

実に基礎的なことですが、

・企業価値は「取り分(=CF)」の価値
・会社から取り分を要求する奴らは3人。銀行(負債利子)、国(税金)、株主(配当)
・取り分をわたさんかい!と強く言える順に取っていく(銀行→国→株主)
・よって各段階の計算で使う「取り分の計算」が違う。

ということを知った、29歳の夏でした。

 

私はこの時「人生、日々勉だなぁ」と感じるとともに、財務・会計ってうまいことできているなぁと感じ、6週目にして違いの分かる男になれたわけでございます

こういった日々の新たな発見や、理解ができた時のよろこびが勉強の原動力になったりしますよね

一次試験まで100日を切った今、「学びを楽しむ」という姿勢を今一度確かめてみてはいかがでしょうか

 

myaでした。



皆様こんにちは、tomoです

昨日4/29は東京開催の本道場のセミナーでした!

ご来場くださった方、本当にありがとうございました。

また満員御礼をいただいていたためご参加いただけなかった皆様につきましてはまた情報をアップさせていただく予定ですのでしばしお待ちくださいませ・・

セミナーでは、道場6代目3代目による4つのテーマについてお話さえて頂いたほか、グループワークも行い多くの受験生の皆様とお会いできた事で皆様が抱えている悩みを直接お聞きすることができました。

またセミナー後の交流会ではよりざっくばらんに皆様のご意見などいただくことができ、今後のブログの内容にも反映させていきたく思います

今回はそこでお聞きした皆様の二大悩みについて、私なりの考えをお伝えしたいと思います

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ご質問で多かった上位2つは、一次試験までのこり時間の過ごし方、あと苦手分野の克服の仕方です。

①一次試験までのこり時間の過ごし方

これについては、皆様の持ち時間、勉強の進捗状況など様々かと思います。

まず、ご自身の状態を知ること。目標点に対して、自分は今どこが足りていないのかを明確にすること。そして、そのための戦略を立てること。

これらについては今までの私のブログ(学習戦略について)でも、他の道場メンバーも多くを記述されていますのでご参照くださいませ。

本日一番お伝えしたいのは、のこり107日という時期になり、不安がいっぱいな方も多いと思いますが、『試験終了の最後の一秒まであきらめずに頑張ってください』ということです。

この時期になると、焦りからスランプになり空回りしたり、かなりナーバスになったり、思うように進まない状況が出てきたりします。

それでも、冷静に自己分析し、確実に苦手をひとつづつ、ひとつづつ、消していってください。

つらい時期ではありますが、ぜひここで踏ん張って今年合格を果たしてください。

私も一次試験に2年+α かかり、2倍の苦しさを味わい、なぜ一年目にもっと直前に踏ん張れなかったのかとよく後悔していたので・・・

あともう一つお願いしたいのが、『7月頭のタック一次公開模試を本番だと思って勉強を進めてください』ということです。

ここで合格点をとれなくても、そこからの巻き返しで十分合格はできますし、ここで合格点をとれても油断は非常に危険ではあります。

でも、模試で合格点をとることで、合格の確立はぐっと上がることは今までの先輩方の状況をおききしていても明らかです。

模試までにやるべき事をやりきる。模試の後はひたすら地固めするのが合格への近道です。

ぜひ頑張ってください

 

②苦手分野の克服の仕方

これもよくお聞きする悩みです。

やはり特に多いのが、財務と経済かと思います。

私も財務が苦手で苦手で苦手で・・・どれだけテキスト読んだり、教えてもらっても全く頭に入らなかったのです。

最初は何がわからないかもわからない状況から、わからないことは何かを明確にできたことから道は少しづつひらけてきました。

あとは、そのわからないことについて演習を繰り返す、先生や友人にお聞きすることでひとつひとづ確実に苦手を消していくだけです。

覚えなければいけないことは覚える、理解しないといけないことはじっくり理解する。そして自分で解けるようになる。

ただ、私の個人的な考えですが、どうしてもどうしても苦手な分野は捨てるということです。

私の場合は財務がどうしても苦手だったので、一時は思い切って、二次にでない精算表と仕訳は捨てました。

あと、これはどの分野にも言えることですが過去問等の演習時に難易度A~Eの、D,Eは思い切って捨てました。

難しい問題は捨て、みんなができることを絶対に落とさない。

この単純なことを意識するだけで非常に気持ちも楽になりました。

あとこれは最後の手段であり忘れがちなことですが、どうしても苦手なら確実に40点をとり足を切らないことに注力するということです。

私の場合、財務に関しては40点を確保してあとはほかの得意科目で稼ぐことをきめていたので

試験開始後、まず10問(経済も財務も25問であれば一問4点。なお、時折一問3点問題が含まれるので要注意です)とけそうな問題を見極めてマークする。

その問題を確実に得点する。そこから、解けそうな問題から順に解いていく。

間違っても順番に解かないでください

苦手な方だけでなく、得意な科目も一問の配点が4点の科目は得意順に解くを守って下さい。

2014年の財務は前半が難しかったため、順に解いたかたは実力があるにもかかわらず動揺してしまった方も何名か知っています。

ぜひ、戦略的に点数をとってくださいませ。

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以上二つが、昨日皆様からおききしたお悩みトップ2でした。

GWが始まり、周りが楽しい雰囲気になる時期ですが、ぜひここで踏ん張り、今年合格して来年は達成感と開放感の中で思いっきり楽しんでください

心より応援しております



皆さん、こんにちは!Nicoです。
ご機嫌いかがでしょうか。

 

今日は最初に告知をさせて下さい

いよいよ明日4月29日(水)に、一発合格道場の春セミナー@東京が開催となります!

満員御礼ということで、注目度も高い中ではございますが、
皆様の期待に答えられるよう様々なコンテンツを用意しておりますので、
楽しみにしてお待ちくださいね!

残念ながら都合がつかなかった、もしくは漏れてしまった方へのフォローとして、後日、セミナーレポートを当ブログにアップする予定ですので、首を長くして?お待ちください!

 

さて、今回のテーマは「サブノートは作るべきか?」にしました。
実はコレ、私自身、受験勉強時にめちゃくちゃ悩みました

そして、7科目全体が1巡するこの時期に、
覚えきっていない不安からサブノートを作りたい!衝動に駆られました

 

ここで自問自答。

Q.そもそもサブノートを作る目的って?
A.情報を整理するため、です。

Q.じゃあ、情報を整理してどうするの?
A.必要な時に必要な情報をすぐに取り出せるようにするため、です。

Q.でも受験校のテキストで情報って整理されてるし、インデックスもついてるし、すぐに情報を取り出せるんじゃね?
A.・・・。

こんな感じで、テキストで済ませるか、サブノートを作るか、非常に悩みますよね…

 

 
Nicoの見解

私は「経済」「財務」「運営」でサブノートを作りました。

作った上で感じたことですが、余裕があるなら作っても良いが、基本的にはサブノートは作る必要はないと思っています

サブノートを作り上げるには相当の時間がかかりますし、テキストと重複する部分も多いため、テキストの空いたスペースに「自分の気づいたこと」「自分の言葉」でガンガン書き込んでいくスタイルをお勧めします

私の場合は、さらに問題集や答練などで出てきた新しい知識もメモを作ってホチキスでテキストにくっつけたりしていました。
上記3科目も並行してやっていたので、相当内容が重複していました

 

例外として、理解が必須な科目である「経済」はサブノートの作成はアリだと思っています。
というのも、私は一次試験はT○Cでしたが、テキストの各論点が丁寧で何ページにも渡って書かれていて、冗長気味であったので、自分でグラフを書いてまとめた方がページが少なくなり、収まりが良いと感じたためです。

また、サブノートを作る際には、自由に付け足しができるよう、ルーズリーフでの作成をお勧めします!

 

サブノートを作る上でのポイント

大事なことは、情報を一元化して、いつでも見直せるようにすることです。
サブノートを作るのであれば、それがテキストに代用する情報リソースとなり、復習時に常にサブノートから引き出すくらいの情報を書き込む(極論、サブノートを作った後はテキストはいらない)のであれば、効果は高いと感じます。

中途半端にサブノートを作ると、リソースがテキストとサブノートの2箇所で重複することになってしまい、復習時に「これって、どこに書いてたっけ?」現象が起きてしまいます

一番マズいパターンが、とりあえず作ってみようとして、テキストの内容をただ機械的に写すだけのパターンです

勉強している感はありますが、実はあまり役立っていないことが往々にしてありますのでご注意を。

 

 

※先代の執筆陣でもサブノートについて記事で取り扱っていますので、ご参考にどうぞ!

 

あくまで参考例ですので、
試行錯誤しながら自分に合った勉強方法を確立するようにしましょう

以上、Nicoでした!

 



こんにちは、牛嶋・寺前・和田法律事務所の弁護士岡崎教行です。

今日は、自分の担当日ではないのですが、今回の診断士二次試験の得点開示を受けて、先日緊急に実施した歴代の一発道場ブログ担当者有志により行った座談会の内容をご報告したいと思います。

議事録を公開しますので、どうぞ。

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一発合格道場座談会議事録

1 日時
平成27年4月24日午後7時~午後9時

2 場所
都内某所

3 出席者
ふうじんさん  平成21年度合格
くれよんさん  平成22年度合格
うちあーのさん 平成23年度合格
ひめさん    平成23年度合格
岡崎教行さん  平成26年度合格

4 議事

ふうじん(司会):この座談会は、なぜ今回の得点開示が認められたか、またこの開示が今後どのような影響を及ぼすかを考えるため、当ブログ執筆陣の中でも特に「2年目Sランク」を呼ばれる3人に、無理を言って集まっていただきました。ではまず、今回の得点開示請求に至った経緯から確認していきましょう。

くれよん:えっ、なんですか、それ?得点って開示されるようになったのですか?

ふうじん:はい、そうなんです。知らなかったですか?

くれよん:はい、最近、忙しくてブログ見れてませんでした。

(・・・くれよんさん、スマホで一発道場ブログを見始める・・・)

ふうじん:では改めて、今回の一連の経緯につき、岡崎さんから説明をお願いします。

岡崎:まず、どうして情報開示請求をしたのかという点からご説明しますと、私が司法試験に合格したのが平成13年だったのですが、その当時は、診断士と同様、「不合格者には科目ごとの成績ランクが開示されるものの合格者については開示がされない」という運用がされておりました。しかし、平成18年頃なのか、正確にはわからないのですが、司法試験では、現在は、「合格者、不合格者全員に、順位と点数が通知される」という運用になっています。しかも、昔の順位等も、開示請求をすることによって開示されるということを聞いておりました。そのため、診断士でもできるのではないか、と思い、開示請求を行うに至った次第です。

ふうじん:いつ頃、請求しようと考えたのですか。

岡崎:合格直後すぐですね。ただ、実際に請求したのは3月14日でした。

ふうじん:思ってから請求までに若干期間を要したのは何か理由がありますか。

岡崎:法律を調べていたんですね。法律等を調べて、どこに請求すれば良いのかを考えてました。具体的には、経済産業省にするべきなのか、中小企業庁にするべきなのか、診断協会にするべきなのかを調べていたのですが、業務の関係であまり詰めきれなかったので、3か所に一斉に開示請求をしたということになります。

ふうじん:3月14日に申請してどうなったのですか。

岡崎:3月14日に、配達証明郵便で開示請求を3か所に送りました。3月14日が土曜日だったのですが、月曜日の3月16日か、3月17日か忘れましたが、確か経済産業省から連絡があり、「開示請求された情報は保有していない」という話がありましたので、そちらについては、取下げをしました。その後、3月20日の夜中に飲んで家に帰ったところ、診断協会から封書が届いていたということになります。封書をみると、3月18日付けで開示の決定がされ、自分の事例ごとの点数とランクが通知されていました。

ふうじん:開示決定を見てどうでしたか。

岡崎:いや、まじびっくりしました。自分の想定では、個人情報保護法25条1項2号(編集者注:「個人情報取扱事業者の業務の適正な実施に著しい支障を及ぼすおそれがある場合は、その全部又は一部を開示しないことができる」)を理由に退けられると思っていたので。

ふうじん:ではこの経緯を聞き、他の皆様から感想をお願いします。

うちあーの:革命ですね。これまで合格者については、各答案、4段階の評価もわからなかったわけです。そして、不合格者については、各答案、4段階の評価しかわからなかった。これらが、全て100段階の評価がわかるようになったというのは正に革命ですね。

くれよん:発想にびっくりですね。診断士とは別の世界の方々が別の視点で、このような行動に至り、開示がされたというのは、まさに「新結合」だと思います。

ふうじん:得点が開示されたということを受けて、周囲の方々の反応はいかがでしたか。

うちあーの:私も得点開示を知ってびっくりし、同期とかにも伝えたのですが、みなびっくりしていましたね。「早速開示請求してみる」とみんな言ってました。

岡崎:私は、金曜日の夜中に道場ブログに記事をアップしました。そしたら、ふうじんさんが、それに対応する記事を、土曜日朝9時 と 日曜日の朝6時 に矢継ぎ早に投稿されていて驚きました。そのあとは、僕の記事のコメント欄にコメントがたくさん入って、拡散していったというのが今までの経緯ですね。

ふうじん:3月14日に開示請求、3月18日に開示決定とは、診断協会の対応はかなり迅速ですね。その点はどうでしょう。

岡崎:補足をすると、3月14日土曜日に発送したので、3月16日の月曜日に診断協会に書類が届いた、そして、3月18日に開示決定をした、ということは検討期間は厳密には3日間ということになります。

うちあーの:得点開示が迅速になされたことから想定できるのは、2つ。1つは「前例があった」ということ、もう1つは「開示請求があった場合の対応を決めていた」。そのあたりがあるのかなと思います。

岡崎:ただ、何となくですが、これまで情報開示の事例があれば、即座に広まっていたと思うんですね。なので、僕が初めてだったような気がします。

うちあーの:そうなると、開示請求された場合の体制を決めていたのですかね。

岡崎:僕はそう思います。

ふうじん:その後、診断協会は4月1日付で、情報開示請求時の申請書 のブランクフォームをHPに公開しました(編集者注:左記のリンクは、中小企業診断協会の「診断士試験に関するよくある質問集」のページに添付されているワードファイルへのダイレクトリンク)。この中で、請求があれば公開する個人情報として「受験番号」、「受験した科目ごとの得点」、「受験した科目ごとのランク(第2次試験の筆記試験のみ)」の3項目を明示しています。このように、情報開示項目と請求手続きが明確になったことで、開示請求への抵抗感が薄まりました。

くれよん:いつまでさかのぼって教えてくれるんですかね。

ふうじん:平成21年(2009年度)の私のデータを開示請求した所、「個人データの保有はありません」という回答でした。H23年の個人得点データが開示されているのは確認済なので、H22年のデータがあるかないか。また個人データの保有期限はMAX5年ということでしょうか。

くれよん:診断協会の申請書ブランクフォームやQ&Aには「何年以降の情報が開示される」と書いてないのですか。

岡崎:書いてないですね。

ふうじん:さて、開示請求が公に認められたとすると、今後はどうなるでしょう?

うちあーの:多くの受験生が公開申請をすることになりますね。せっかく受けた2次筆記試験の得点が何点だったかは誰もが知りたいし、受験校が集めた再現答案の分析精度を高めるのに、欠かせない情報でっすし。

くれよん:司法試験では、開示請求をすると得点と順位が開示されるのですか。

岡崎:現状は、開示請求をしなくても全員に通知がされると聞いています。

くれよん:そうなると、診断協会としては受けて裁くオペレーションは手間がかかるので、近い将来、点数が通知されるという運用に変わる可能性がありますね。それから、採点の仕方には影響あるんですかね。

ふうじん:USCPAは75点で合格する試験ですが、点数でなく「スコア」と称し、統計処理や没問(加点も減点もしない問題)を入れて選抜精度を上げています。診断士もそれ位はやっていて欲しいですね。

岡崎:今回の開示請求では、「順位」も開示を求めたんですね。でも、「当該情報はない」という結果が返ってきたんです。それって、いままで、相対試験だと思っていたのですが、絶対試験ということになるのでしょうか。

くれよん:60点以上合格と言う点では絶対評価なのでしょうが、得点調整等が入ったりとかもあるので、実質は相対評価となるのではないでしょうか。

岡崎:ところで、予備校が、今現在、点数を収集しているという情報には接していないのですが、どうなのでしょうか。

くれよん:間違いなく集めて分析するのではないでしょうか。100段階になったことによって、N数が増えれば増えるほど、分析も高まる。これまで予備校が集めていた再現答案に点数がひもつくことで、分析の精度が高まると思いますね。

うちあーの: N数が増えるほど分析の精度も高まるという意味では大手の予備校ほど有利ですね。

ひめ:ただ、再現答案の精度もありますよね。再現答案の精度に問題があるという理由で「あまり分析しても意味がない」と考える講師もいそうですね。また、事例毎の得点は出たけれども、設問毎に何点獲得しているか分からない。例えば、「全ての設問を万遍なく得点出来て80点」なのかもしれないし、「ほぼ完ぺきな回答だったけど、ある設問をごっそり落とした結果80点」かもしれないわけです。なので、分析の精度はある程度高まったとしても、限界もあるかな、と思います。

くれよん:でも、再現答案と点数をひもつけたものの分析って面白そうだなぁ。やってみたいなぁ。

うちあーの:そうですよね。

岡崎:素朴な疑問ですが、今回の情報開示によって、合格者答案の分析本って売れなくなりそうな気がしますね。というのも、これまでの合格者の答案としていろいろと分析をしてきたものの、これからは合格答案がわかるわけで、しかも、点数が90点とか、そういうものをいくつか集めれば、それで正解がわかってしまうので。

うちあーの:確かに、そういう見方もありますね。今回、70点以上をSランクとして、道場まとめ 2次試験Sランク解答の決定版!に随時掲載していくことにしましたが、「分析本を買わなくてもそれで十分!」という受験生が増えるかも。それから、小問ごとの点数まで出れば、より分析もしやすくなるよね。

岡崎:先ほど指摘のあった「再現答案の精度」という課題がありますし、また、「小問ごとの点数」が明らかになれば、飛躍的に分析の精度が高まると思いまして、情報開示請求の第二弾として、新たに「小問ごとの点数」と、「自分が書いた答案の写し」の開示請求をしましたが、個人情報保護法25条1項2号を理由に退けられました。それが意味することは、さっきの話にもありましたが、得点調整をしている可能性があるということだと思います。断言はできませんが。

くれよん:冒頭に話があった岡崎さんの開示請求に対するコメントですが、道場としては、単なる興味本位でやっているのではないよ、という点、誤解のないようにしないといけないかと思います。他の試験でも開示されていて時代の流れということもあるのですが、やはり受験生のため、試験の公平性のためという点、誤解のないように情報発信していく必要があるのかなと。

ふうじん:そうですよね。沢山努力をして合格すべき人が合格する、そういった試験になって欲しいですね。

岡崎(ここで司会交代):さて、次なのですが、得点開示結果を踏まえて、「どう対策するか」という本日の主題に入りたいと思います。事例Ⅰ~Ⅲと事例Ⅳとでは毛色が違うので分けて考えたいのですが、これまで道場において把握している点数を見る限り、平成26年についていうと、事例Ⅳで合格している人が多い、とりわけ私なんかもそうですが、そういった傾向があるように思います。今後の勉強にあたって、事例Ⅳはどのように位置付ければ良いでしょうか。

うちあーの:スト生は事例Ⅳで稼ぐというのは前々から言われていることですが、実際の点数を見ても明らかですね。多年度生と比べて2次対策期間が短いスト生は、事例Ⅳで稼いで合格するというのが特徴です。岡崎さんなんかもそうでしょ。

岡崎:はい。事例Ⅳはどのように位置付ければ良いでしょうか。

ふうじん:ボーナス得点ですね。今回分かったのは、総合で240点取ればよいということで、スト生のたまたま合格とは「多年度生より他事例は点が低いが、Ⅳの高得点で逆転してしまうこと」だと考えられます。

うちあーの:スト生は事例Ⅳ、多年度生は事例Ⅰ~Ⅲもしっかり対策して武器にするということでしょうかね。

くれよん:事例Ⅳについていうと、スト生にとっては攻めの武器、多年度生については守りの武器ということにあるかと思います。

ひめ:確かに、特に事例Ⅰと事例Ⅲって、テクニックが必要となる面が多くて、多年度生にとって有利ですよね。

ふうじん:「スト合格とは、事例Ⅳでたまたま合格」ということが、改めて示されましたね。

岡崎:はい、私、その領域の人間です。

ひめ:でも、スト生って、11週間しかないわけで、スト生の戦略としては王道だと思います。

ふうじん:さて、事例Ⅳだけで合格してしまうのは、試験制度としてアリでしょうか?

岡崎:ありなんじゃないかと。そうでないと僕受かってないですから。そこが、公認会計士や税理士が受かりやすいと言われる所以かと。事例Ⅰ~事例Ⅲって出たとこ勝負な感じがあるし。

ふうじん:不合格者にすれば不満が残りますが、資格試験はあくまで「合格したもの勝ち」ですし・・。

岡崎:司法試験のときに思っていたのですが、複数の論文試験って、みんなが書くであろう答案を全て並べることができれば、それだけで合格すると思っていたんですが、診断士も同じ感覚で受けてましたが、どうでしょうか。

うちあーの:そうだと思います。みんなが書くであろうことを落とさなければ悪くて引き分け。実際、勉強会でも答練や模試の後に答案をメンバーで共有し、ディスカッションしていました。

岡崎:ちょっと話が前に戻ってしまうのですが、相対試験が絶対試験かに関わるんですが、診断協会として、毎年何名を目安に合格させるってあるんですか。

ふうじん:あると思いますよ。

岡崎:事前に公開されるんですか。

くれよん:いや、事前に公開はされてないですね。

ひめ:本当かどうかわからないけど、翌年の実務補習の定員数の調整もあるから、およその合格者数を何名にするか、あらかじめ決めている可能性もありますね。

岡崎:司法試験だと、事前に約何名合格するっていうのが発表はされてるんですよね。そうなると、毎年、何名受からせるかはわからないわけか。そうなると、やはり絶対評価、240点以上取った人が合格ということになるんですかね。

くれよん:即、そういうことにはならないと思います。事例ごとの個別の点数をどうつけるかという問題は別なので。

ふうじん:確か、一次試験で、平成22年平成25年に得点調整が入ったでしょ、あれって、得点調整しないと一次試験合格者が5000人程度にならないってことだから、およそ、合格者数は事前に決めているよね。だから、二次試験でも、個別の答案の採点過程で得点調整をしている可能性はあるね。

岡崎:ちょっとまた脱線してしまうのですが、よく口述試験って、点数が悪い事例を2つ選んで聞かれるっていうじゃないですか。僕は正に、事例Ⅰと事例Ⅲを聞かれたんですよね。そして、確か、きりさんだったかな、きりさんも、そうだったという情報が寄せられているんですが、いかがですか。

うちあーの:僕は違いましたね。事例Ⅰと事例Ⅲを聞かれたけど、事例Ⅰが一番点が良かった。

ふうじん:私はⅣを聞かれたけど?でも、苦手な事例を重点的に対策するのは悪いことではないし、都市伝説としてそのままにするのが良いね。

ひめ:3事例聞かれたって人もいるので、関係ないと思いますね。

岡崎:ところで、うちあーのさんが、「道場まとめ 2次試験Sランク解答の決定版!」を作成してくれましたが、AとSってどう違うんですか。

ふうじん:Sランク合格の名付け親のくれよんさんに解説いただきましょう。

くれよん:Sランク合格というのは、野球でいうとストライクゾーンがあって、その範囲であれば、空振りをしないような太いバットを持ってヒットを打つというイメージです。安定度が高い。ストライクゾーンに来た球をホームランする技術はあるんだけど、それを狙うと空振りの可能性もある、その危険を冒さないで、しっかりとヒットを打てるようにすると言うイメージですかね。

岡崎:イチローと松井の違いみたいなものですか。

くれよん:確かに、イチローも、ホームランを打てる技術はあるけど、それは狙わないと言ってたかと思いますしね。

うちあーの:Sというのは、「安定」ってことであって、「得点が高い」ということと同義ではないんですよね。道場まとめでは、単に「点数の高いもの」をSランクと位置付けてますが、本来の意味でいうSランクは違う。難易度にもよるけど高得点を狙うということはその分リスクが高まる。Sランクは「難易度を判別でき、80分で難易度に応じた対応ができる」ということ。僕は某予備校のある先生のクラスに通っていたのですが、本試験が終わった直後に再現答案を作成し、先生と受験生で集まって、どの要素をいれたかどうかを1つずつ検証するんです。ある要素について半分以上の受験生が入れたものについては、必要な要素と位置付けて、その要素は外してはいけない、それを足していくと合計で160点くらいだった。それ以外の要素は当たったり当たらなかったり、いずれにせよ、ばらけているから勝負所ではない。当然難易度により異なるけど平成23年の場合、この160点を確実に取れているのがSランク。

ふうじん:事例の文章量・計算量って、80分では解けないよね、時間的に。

うちあーの:そうなると、みんなができる問題はどれかを探す嗅覚が必要になりますね。事例Ⅳの場合、経営分析は取らなければいけませんよね。

岡崎:今回の得点開示でわかったのは、AAAAでなくても合格するってことですよね。合格者の答案の中にも、C答案はあると。「ふぞろい」とか読んでて、「なんでこの答案で合格するの?」という疑問を持ったこともあったのですが、その理由が分かりました。さて、盛り上がってきてますが、そろそろ時間も押してきましたので、最後に、一言ずつお願いします。

ひめ:今回、得点が開示されましたが、受験生がやることは変わらないと思います。うちあーのさんのおっしゃった、半分以上の受験生が書くであろう要素=160点分、を解答に盛込む勉強をしていけば、合格ラインに到達するってことですね。

うちあーの:私も同意見です。今回のことによって、道場などで、独学生も合格答案がどういうものかという情報を手に入れることができるようになった、これは大きいでしょうね。再現性の問題はあるけど、実際の合格答案を並べてみれば対策を立てることもできる可能性がある。さきほどの、道場まとめでは、70点以上の答案を集めて掲載することによって、独学生と通学生の情報格差が小さくなるというのはあるでしょうね。

ふうじん:得点開示によって、独学者も有利、多年度生も有利になり、スト生も有利。要するに全員が有利になる。その材料をどう判断するかの個人の才覚で合否が決まっていくはず。

くれよん:今回の得点開示は、分析が進むという点で良い影響があると思います。ただ、逆に、ダークサイドに落ちてしまう人もいると思います。すなわち、人間って、点数が出れば、高得点を取りたくなるのが性じゃないですか、それを狙ってしまう、中途半端な人は、高得点を狙って自滅する可能性はあるんじゃないですかね。そういう意味では、毒にも薬にもなる劇薬って感じですね。ひねくれ者なので、こんなことを感じました。

くれよん:大事なのは、ヒットを打とうと思って打てること、要するに、狙いと結果の一致なんですね、それを近づけていくことが合格への近道なんではないでしょうか。あと、予備校がどう脱皮するのかは見ものですね。

岡崎:予備校の答案って、あれ書けば点数が高いって本当に思って公表してるんですよね。得点開示で90点とかの答案が明らかになるわけで、それと予備校の模範答案が離れていたりしたら、予備校も困ってしまいますね。

ふうじん:今回のことで、どういう答案が良い評価なのかがよりわかるようになったわけで、そうなるとみんなの答案のレベルって上がるのかな?と思うんですが、どうでしょう。

うちあーの:みんなの答案レベルが上がるということではなく、できる人はより確実に点数を取れるようになり、その結果、差が広がるということだと思います。情報の集め方、使い方がより求められるってことになるんでしょうね。うまく使った方は合格する一方で間違って使った人はダークサイドに落ちる。よりコンサルのスキルが問われる試験になりますね。

くれよん:合格ライン上ゾーンでの入れ替え戦がおきそうですね。僕は多年度生に有利になるような気がします。

岡崎:ありがとうございました。全く関係ないんですが、今回の試験、僕個人的にはめっちゃ辛かったんですよ。というのも、司法試験のときって、学生なので勉強時間もたくさんあって、予備校の答練で良い点数を取って、その先に合格があると思って、合格したという経験があるんですね。だけど、診断士の試験ってそうじゃなかった。そのために、どうすれば合格するのか、すごく考えましたね。事例Ⅳの公開模試なんて6点ですよ。

ふうじん:そこから本試験79点って凄いね。

岡崎:某予備校の「事例Ⅳ特訓」って講座を受けて、それしかやれませんでした。授業は受けずに直前答練だけを一次も二次も受けましたが、1回も合格点がとれなかったし、つらかったです。しかも、予備校によって過去問の答案の方向性が異なるものが結構あって、何を信じればいいのか・・・。司法試験で予備校で解答の方向性が割れるって殆どなかったんですよ。

くれよん:岡崎さんの話を聞くと、司法試験と診断士では、受験校の本気度が違うのかもしれませんね。やはり予備校に頑張ってもらいたいなぁ。N数がたくさんあるんだから。これまで正解や採点基準が謎だったため、PDCAでいうCからAに繋がらず、PDCAサイクルが重要だと言っておきながらもサイクルが途切れていた。それが今回、点数が開示されることによってCの精度があがったので、より適切なPDCAサイクルを回せるようになるのではないかと思います。その意味でも、予備校には期待したいですね。

岡崎:ひめさんがさっきおっしゃった再現答案の精度についても、確か、僕が司法試験を受験したころの予備校は、試験が終わった次の日かに会場を開放して、再現答案を書かせる場を提供し、なんかしらの謝礼をしていた記憶がありますが、診断士ではないですよね。

くれよん:そうですね。翌日集めてやることまではしないですね。

岡崎:最後の最後ですが、何かありますか。

ひめ:得点開示はされましたが、くれよんさんの言うとおり、「高得点は狙わない!」、これはとても大事ですよね。

うちあーの:その点は強調したいですね。結果的に高得点になるのは大いに結構だけど、狙うのは「難易度に応じた安定得点」ですね。

岡崎:以上をもって、本日の座談会を終了します。本日はありがとうございました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(Sランク座談会(上)はここまで。GW頃公開予定の(下)にご期待ください)



もうすぐGW。中小まで1クール終了し、
今から夏に向けては回転&復習のターン、ですね。

 今回は、
「ちょっと忘れてたけど、何か思い出したかも」
という感覚を取り戻すためのとっかかりとして・・・
「すぐ忘れ、すぐ思い出す」が定説(?)の、経済の話。

 

■経済は、どう解くものだった?

経済の攻略方法は諸説ありますね。

グラフ読み取りに慣れる
理解の大切さ×暗記の割り切り

・・・等。

+αで、問題を解くにあたり思い出したい感覚が、

言い換え対応
逆引き発想
何かが違う、の錯覚。

 

「言い換え対応」はそのまま。
例えば、
LM曲線が水平≒流動性のわな≒貨幣需要の利子率弾力性が無限大。

この「本文中での言い換え」にピンとくれば、
考える手間なく、問題を解ける。
(「本文中での言い換え」は対応は、2次試験でも問われるセンス!

「逆引き発想」は、
例えば「政府支出が増加すると→IS曲線が右シフト
ではなくて、
「IS曲線が右シフトするのは、どんなときか?」
という発想。

一時、某小学生向け学習機関のCMでもありましたが、
「1+9=?」「2+8=?」
ではなくて、
「?+?=10」となるのは、『どのようなパターンが考えられるか?』
というイメージ。

 

参考例:
————————————————————————————————————————— 

IS曲線が右シフトするのは?

・政府支出の増加(G↑)
・減税(T↓)
・総需要(消費C、投資I、政府支出G、経常収支E-M)の増加(改善)
・政府支出の拡大と増税が同規模で実施された場合
(=均衡予算が組まれた場合)。
(国民所得は政府支出と同じだけ増加、つまり乗数効果は生じないが、国民所得がまったく増加しないわけではないので)

 LM曲線が右シフトするのは?

・貨幣供給の増加(M↑)
・物価水準の低下(P↓)
・拡張的金融政策(マネーサプライの増加)→買いオペ・公定歩合引き上げ
(中央銀行からの借入金利が安い)

政策の効果

・拡張的財政政策(政府支出G増加、減税T↓)
⇒国民所得増加、利子率上昇
・財政政策では、クラウディングアウト(財政政策が利子率の増加を招き、投資を抑制してしまうこと)が発生する場合がある
・拡張的金融政策(貨幣供給増加)
⇒国民所得増加、利子率低下
・流動性のわなが生じているとき、金融政策(LMを動かす)は無効だが、財政政策(ISを動かす)は有効。

クラウディングアウトはどういうとき発生する?

・貨幣需要の利子率弾力性が小さい(LM曲線の傾きが急)ほど、
クラウディングアウトが起こりやすい。
・貨幣需要が利子率に全く反応しない(LM曲線が垂直)場合、
100%クラウディングアウトが発生する。
・LM曲線が水平(流動性のわな=貨幣需要の利子率弾力性が無限大)であれば、クラウディングアウトは発生しない。
————————————————————————————————————————— 

「何かが違うの錯覚」
これは【経済】に限らずとも、1次試験全般で使える感覚。

【参考例:平成16年 経済学・経済政策(※一部改定)】
自動安定装置に関する説明として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。

a好況期には失業保険給付や生活保護費のような社会保障移転が増加する。
b均衡予算乗数の理論から、増税によって政府支出の増加を賄うと、政府支出の増加幅と同じだけ所得も拡大する。
c累進的な所得税は、不況期に可処分所得の減少を抑制し、消費の減退を食い止める。
d累進的な法人税は、不況期に法人税の徴収額を減少させる。

【解答群】

(ア)a とb
(イ)a とd
(ウ)b とc
(エ)c とd

 

→注目すべきは【b】。

 この「均衡予算乗数の理論」についての説明は“正しい”。

でも、”自動安全装置の説明ではない”ので、
この問いの回答としては正しくない”。

 

「個別に正誤を判定する」のではなく、
「何が問われているか?」を意識し、把握する感覚。
(これも、2次試験に繋がるセンス!

 

「渾身」経済は、また次回。

まるでした。

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—————————————–



「1次」合格率=約20%である。○か×か?

答えは明確に×。まず以下の表を見る。

資料:中小企業診断協会統計資料を一部加工

「1次」合格率=20%とは、当日受験者比。申込者比合格率=15%、かつ初学スト生合格率=10%強。申込断念者の存在を考えると、もっと手強い。

10%試験(=9割不合格)の手強さを、身を以て知りたい?

さらに、地区別合格率を以下に示す。

「1次」合格率は年ごとにブレるので、全体=100として地区別に指数化。東名阪の合格率が高く、地方の「1次」合格率が低い理由は何か?

想定されるのが、東名阪の通学比率の高さ。6月・7月をきっちり詰めることもさながら、合格見込みが薄ければ「1次」申込前に潔く撤退できるのも、通学クラスの強み。

.
■序論①:「1次」20%合格のウソ■

診断協会と大手受験校は、持ちつ持たれつ。

(国家試験としての公平性は確保している前提で)診断協会と大手受験校はある点で利害一致し、持ちつもたれつ。上の表を改めて見直すと、その狙いが垣間見える。

診断協会:1次受験者総数の最大化
大手受験校:1次合格者数の最大化

診断協会(試験実施機関)の立場では、申込者総数を増やしたい(理由省略)。大手受験校の立場では1次合格者数を増やしたい(理由後述)

どう贔屓目に見ても15%前後の「1次」合格率が、なぜか「20%」と思われてきた。そのウソを見破った時、スト合格に向けたゲームが始まる。

※なお、「2次」は「1次」より難しい試験です!という2次専門校のウソを見破る機会は、また後日。

.
■序論②:大手受験校の3大セールストーク■

「2次」は、合格するまで受け続ければ、誰でも合格。

この仮定の根拠が、「1次」の存在。(科目合格制度の是非は別とし)「1次」をある程度難しくすれば「2次」がかなり出鱈目な採点・配点をしても、外見上は周囲に気づかれない。

その結果、「2次」の高齢化・過年度化・書き方コンクール化が年々加速中という話はさておき。大手受験校の戦略は、1次合格者数の最大化。すると5人に1人は誰かが「2次」合格。だから以下のセールストークが出てくる。

①診断士は1,000時間で合格できます。予習も不要です。
(でもスト合格するのは100人中8人だけどね)
②「1次」は420点取れば良いんです。
(でも1年かけてボーダーライン=50%合否半々だけどね)
③最後まであきらめなければ合格します。
(結局最後は、くじ引きだからね)

「1次」=20%合格はウソ(セールストークとしてもOUT)だが、上記3点はウソではない。だが診断士たる矜持として、以下の助言はOUT。

×今受験をあきらめるのは、もったいないです。

学習継続の意思決定は、今からの学習努力(将来コスト)と合否(リターン)の損得で判断されるべき。過去の学習努力は非関連費用。診断士受験でいえば

「2次」は2回まで受ける。=2年目S合格が理想標準。
「2次」を3回以上受けるのは自己責任。

.
■本題:「1次」撤退・損切りルール■

合格者ブログ情報やその助言を、真に受けない。

診断協会・大手受験校の思惑に加え、合格者ブログでは、自分のやり方をノウハウと称し、他人へのオススメ、応援行為が横行。

安易に合格する方法ばかり探すから過年度化、という指摘はさておき。この先の受験校セールストーク、合格者による応援トーク攻撃を回避すべく、合格・不合格リスクを定量化し、撤退・損切りルールを予め用意

□合格・不合格の定量化□

受験/合格者数推移から、スト生モデルを算出。

撤退機会 受験者総数 スト生100人モデル
★1 「財務」答練 25,000 100
1次申込 20,000 80 △20人離脱
★2 1次模試
1次当日まで 16,000 60 △20人離脱
1次試験中 13,600
★3 1次合格発表 3,080 32 △28人不合格
★4 2次合格発表 8 △24人不合格

基本講義期に、1クラス100人の受講生がいれば、「財務」答練で20人離脱。「1次模試」でまた20人、「1次科目合格」で28人、「2次未合格」で24人が離脱し、スト合格はわずか8人。

どのタイミングであれ、世間から見ると「不合格」。周囲と逆張りし、

合格見込みがなければ、早めに損切り(離脱)する方が賢明。

.

□撤退・損切りルール□

撤退・損切りの判断基準は、学習量×質×投入時期。

診断士学習から冷静に撤退するには、3つの要素で考える。

学習の量:通学スト生なら20h/週使ったか(Input/Outputで半々)
学習の質:周囲が出来る所を取る。出来ない所に手を出さない。
投入時期:学習計画を作り、その通りに実行したか。時期は適切か。

先に挙げた4つの撤退機会を活かす基準は以下。

★1 財務ちんぷんかんぷん
→3年以上かける覚悟があるか。「財務」不得手で短期合格は至難。逆に3年かける覚悟があればチャンスが十分。

★2 1次模試沈没
→量・質・投入時期の再チェック。自力で修正できるイメージがあれば○、ないならやめる。

★3 1次科目合格
→科目合格に終わった理由は自律か他律か。他律→継続→リベンジ。自律→反省する気があるなら、継続。

★4 2次未合格
→スト合格=単なるたまたま。実力勝負を挑める2年目まで受けるのが妥当。A実力到達→2年目S、未達→2年目A。受かるまで受ければ合格。

.
■今日のまとめ■

初学スト生が、「2次を見据えた1次対策」など呑気なことを考えて良いのはGWまで。初学スト生合格率=10%強を意識し、5月からの「1次」対策にどれだけ専念するかが、合格所要年数の差。ではまとめ。

・「1次」の手強さは8月に身を以て知るが、それでは遅すぎ。
・「1次」=20%合格説は、診断協会と大手受験校の共謀。
・「1次」合格者数最大化のため、受験校は5月に3大セールストーク。
・合格者応援トークを回避する為、撤退・損切りルールを決めておく。

byふうじん



こんにちは。ぽらーのです。
GW明けから週2科目の完成答練ローリングがスタートしますが、答練や模試などで間違えた問題に対してどのように対処するかが学習上の課題となります。
その一つの対応策として間違いノート作成がありますが、間違いノートを今後どうするかについてお考の方もいらっしゃるのではないかと思います。
今日は間違いノートに関する記事です。TAC通学生だった ぽらーの は、間違いノート作成派でした。
ぽらーのが昨年5月以降から本試験までにおいて、間違いノートをどのように作成し活用したかとそれらから得られたメリットやデメリットについて考察します。

1、何のために間違いノート作成するのか?(目的・期待効果・メリット)
(1)間違えた論点の備忘録
とりあえず記録しておき、必要に応じて後で振り返るため。

(2)重要論点の確実な理解
頻出の重要論点は腑に落ちるまで確実に理解する必要があります。あやふやな理解での何となくの正解はとても危険です。
論点をよく咀嚼し、栄養分として消化・吸収。そして自分の血と肉にかえるイメージです。
この点においては、純粋に間違いノートというよりは、サブノート的な機能もあわせ持っていると言えます。
次がその実際例です。1科目ごとに1事例を示してますが、試験直前は7科目合計で170事例となりました。

(3)暗記項目の長期記憶化のために
昔「違いが分かる男のゴールドブレンド」というキャッチフレーズのインスタントコーヒーCMがありました(世代がバレます…笑)
違いが分かるとは、物事の本質が分かること。
本質がわかれば、単なる暗記よりも記憶に残り易いし、モチベーションも向上。さらに2次試験でも知識として活用できる一石三鳥。
「愛と恋の違いは何か?」は難しいテーマですが、診断士試験の問いはそれよりは難しくないかもしれません。
ぽらーのは、特に苦手の情報システムいおいて、積極的に「違い」の把握につとめ、何とか頭に残るように心がけました。

 

2、間違いノートをどのように作成したか?
(1)エクセルで作成(以下、分類例)
「日」「科目」「カテゴリー」「問い」「解答」の5つの区分で分類しました。

 

(2)作成上のコツ
①分類における「カテゴリー」は予備校テキストの分類に統一すると悩まなくて済みます。

②上記5つの分類のように、ラフにした方が良いと思います(分類を几帳面に細分化すると作業負荷が増し効率が落ちますので…)

③「問い」⇒「解答」は、「論点」⇒「内容」に読み替えたりして、この表の枠組みの中で柔軟に解釈して記載します。

(3)間違いノートに記入すべき内容
間違えた場合は、理解が足りなかったのか、知識が不足していたのか、あるいは単に暗記ができていなかったのか…etc
このような視点での現状把握がとても重要だと思います。 答練・模試の点数の結果に一喜一憂することは、 無意味です。
現状把握の方法として、ぽらーの のお作法をご紹介します。
そのお作法とは、答練・模試問題の表紙をホチキスの根本からビリビリ破った裏の余白に、問題・選択肢ごとに自信レベルに応じた正誤の記号を記入した後、マークシートを塗りつぶすことです。
答え合わせの際に、選択肢毎の正誤判解答解説とを一つ一つ突き合わせすることで、自分の現状レベルを検証し、その内容に応じて間違いノートへ記入します。なお、その際、軽重なしに間違えた箇所を何でも記入するのは避けたいところです。

【実際の余白記入のイメージ】
==================================
○(確実に正解)
×(確実に誤り)
△(たぶん正解かも)
▲(正誤半々の確率)
?(よく分からない)

 

==================================

講師の「では、はじめ!」の号令と同時に教室の中には問題用紙をめくる紙の音。それらが静まった後で、ぽらーのは、まだ問題表紙をビリビリとやぶる怪しい輩でした。これらの作業は、一度やった問題を解きなおす際に直に○×の記入がないことから、消しゴムで消す必要がなく、前回の選択肢が消し跡で分かってしまうのを避けるためです。なお、本試験ではこのような作業はそもそも不要であり、解き直し用の問題が予備校から配布される場合には、上記のような作業は時間の大きなロスであり無駄な事ですので念のため。

3.間違いノートのメリット

繰り返しになりますが、メリットとしては

(1)間違えた論点の備忘録 ~弱点を把握する~
(2)重要論点の鉄板化
(3)暗記の手助け ~違いが分かる~

上記(1)~(3)に加え・・・

(4)隙間時間に活用できる
更新した間違いノートを日々スマホにメールし、昼休みや通勤・移動中の電車の中で眺めて確認できる。
(5)ファイナルノートにも活用できる
試験直前には科目ごと・カテゴリーごとにソートし、ファイナルノート化。

 

4.間違いノートのデメリット
(1)間違いノート作成に時間がかかる。
一番のデメリットは作成に時間と労力がかかることでしょう。
1個のレコード作成に約20分かかるとして、7科目計170個×20分=3400分で約60時間弱。
60時間といえば、7科目全ての過去問5か年を実施しても、なおおつりがくるぐらい。
もし、間違いノートを作成しなければ、他に色々なことができます。
よって、間違えノート作成するのかどうかの意思決定は極めて重要です。

(2)間違いノートという別管理になるため、基本テキストやポケテキ等のinputツールで一元管理ができない。

5、まとめ

結果論ですが、私にとって上記方法での間違いノート導入はメリットがあったと思います。
しかし、私のように間違いノート作成ありきではなく、もっと効果のある方法はないか、あるいはそれに替わる他の省力的な方法がないかを考える。そして、やはり自分に必要だと判断したらそれを信じて突き進む。でも、どこかで少し止まって、振返って考える。費用対効果を検証し、見直すべきところは見直す。
当ブログでも繰り返し言われ続けていることですが、診断士試験の短期合格のためには、やはり能動的な試行錯誤型学習が重要ではないかと思います。

これからも日々の学習を楽しみましょう♪
以上、ぽらーの でした!



「事例Ⅳ」は国語の試験。

診断士「2次」とは、少しオトナの読み・書き・算盤。高齢化・過年度化が進展し「Ⅰ~Ⅲ」の書き方コンクール=国語の試験化が加速中。だが、

珠玉の如き「Ⅰ~Ⅲ」に比べ、「Ⅳ」の国語はイマイチ。

すると受験校・受験生は口を揃え、「Ⅳは問題がおかしい」「制約が甘い」と毎年騒ぐ。その批判に診断協会が点数開示で示した答えは強烈。

 「Ⅳ」の点差は覚えた解法の数でなく、設定・計算条件の読み取り力。

「Ⅳ」が問うのは算盤能力より、実務における相手の言い分を計算式に落とし込む国語能力。そこに気づいた時、「財務」「Ⅳ」荒稼ぎのゲームが始まる。

.
■【1】5時間使って自分で解く■

あんな難しい問題、解ける訳ないや。

「Ⅳ」は、いわば「会計能力国語検定」。80分で解ける量ではなく、設定・計算条件の読み取り力で点差が開く。「Ⅳ」で何度も痛い目に遭い、つい簡単な問題ばかり繰り返し解くのが酸っぱいブドウ説。

そうでなく、難しい問題をどう簡単に処理するかを学ぶのがイケカコ。今週の差額原価は死ぬほど難しいが、挑戦手順はいつもと同じ。

①まず2周回す。1周目→解説と例題、2周目→例題と問題。
②例題・問題を解き、わからない時は答え(解説)をすぐ見る。
③これを何度も繰り返し。解法を覚え、かつ理解も備える。

さて、今日扱うテーマはLecture 6, 7。

イケカコもくじ イケカコ「要点整理」
6 業務的意思決定会計 S
★★☆
★★★
.
業務的意思決定の特質
差額原価収益分析
7 活動基準原価計算 C
★☆☆
★☆☆
.
活動基準原価計算(ABC)の意義
ABCの基礎概念

Lecture 6「差額原価収益」の問題設定は、複雑怪奇で頭が痛い。いつもの3時間でなく、Max5時間かけてやるだけやってみる。




<5時間経過>

.
■【2】必要知識の整理■

イケカコは解説も例題も難しい。だから事前知識の有無が大切。

解説→例題(できれば問題)まで一周したら知識を再確認。Lecture 6, 7の要点は以下。

①差額原価(意思決定基準)
②費用概念
③代替案(出題タイプ)
④活動基準原価計算

上記4つの要点を各例題・問題で以下の通り学ぶ。

☆=良問。△=難問、先送りでOK。


差額原価

(意思決定基準)

費用概念

代替案

(意思決定タイプ)

活動基準

原価計算
§6
例題1☆
○差額
例題2☆ ○差額 ○機会費用 ○内外製
例題3☆ △部門貢献利益 ○非関連費用 ○セグメント損益
例題4 ○差額 ○追加加工
問題1 ○差額 ○セールスミックス
問題2☆ ○差額 ○特別注文
問題3☆ ○差額 ○追加加工
問題4△ △差額(難) ○埋没コスト △内外製(難)
問題5☆ ○差額 △追加加工・連産品 
§7
例題1
例題2 ○2製品
問題1 ○パズル
問題2
問題3 ○  

 ①差額原価(意思決定基準)

受験校は、差額原価の考え方をきちんと教えない。そこでイケカコ解説を写経し、大事な所を自分でマークする。

ある意思決定を実施すると、実施しない場合と比べて原価や収益が変化する。意思決定により変化する原価、収益差額原価、差額収益という。差額原価・差額収益は意思決定に関連を持つということから関連原価・関連収益ともいわれる。意思決定により影響を受けない原価や収益は意思決定に無関連であり、意思決定に際し考慮する必要はない。したがって、意思決定に必要な財務情報は考慮中の代替案間で異なる将来の予想原価・予想収益ということになる。
関連原価・関連収益の概念の特徴はそれが将来に係るということである。意思決定は将来に関して行われるのであって、過去を変更するために行われるのでないから過去の原価は意思決定に無関連である。将来の原価であっても代替案の間で同額の発生が予想される原価であればそれは意思決定に関連する原価ではない。意思決定に関連する原価・収益は代替案の間で異なる原価・収益である。
意思決定に関連する原価概念として埋没原価(sunk cost)と機会原価(opportunity cost)がある。埋没原価は与えられた状態のもとで回収不能な歴史的原価のことで、その基本的特徴は経営者が行う意思決定に当たって考慮されないという点にある。そして無関連原価と同じく特定の意思決定によって影響を受けない原価という意味で使われている。機会原価は代替案のうち一つを選択したことにより犠牲にされる経済的資源を、他の代替案に振り向けたならば得られるはずの最大の利益額、すなわち最大逸失利益額で測定した原価である。

②費用概念

上の解説で費用収益、過去将来、差額同額、回収可能不能、機会埋没・・と言われても、正直意味不明。そんな時はスッと表で整理。

過去 将来
×非関連 ○関連
差額 .
※回収可能額
→将来コストへ
発生費用
+機会費用
-回収可能額 
×非関連 ×非関連
同額 ・埋没コスト
・回収不能額

意思決定する人は忙しく、いちいち全部のことは考えたくない。だから、

将来の差額=発生費用+機会費用-回収可能額

だけ使ってズバリ判断。過去のコト、考えても変わらない(同額の)コトは考慮しない。だから迅速。

.

③代替案(意思決定タイプ)

 上記の通り、意思決定とは×非関連原価を外す作業。

→解答に使わないダミー条件が必ず書いてある。
→計算条件から答えを考えるのでなく、使う計算条件を逆算して探す。
→想定される出題パターンを予め整理しておく。

ん、どこかで聞いたことある気がするが、業務的意思決定会計の出題パターンは以下の通り。

①費用 ②収益 利益②⁻① 良くあるシナリオ
§6 内外製 ○差額 ウチの部品買いませんか
と売り込みがある
特別注文 ○差額 ○差額 ○差額 負けてくれたら買う!
と大口顧客が登場
追加加工 ○差額 ○差額 ○差額 もう一加工する・しない
でどちらが儲かるか
△連産品 ※出ない
§2 CVP分析 固定費F
÷限界利益率
固定費を限界利益
で回収
§3 セールス
ミックス
制約条件
あたりCM
限界利益CMを
最大化する組み合わせ
§4 セグメント
損益
部門貢献
利益CM
見た目赤字でも部門CM>0
なら固定費F回収に貢献
§5 EOQ 費用最小 発注費=保管費となる
発注量Qを決める

問題解いたら、自分なりの表にまとめると、実務でスッと使い易い。上のパターンが本当に全部なのかも、自分で問題解いて確認。

.

④活動基準原価計算(ABC)

製造間接費をどう配賦するかの問題。意外と人間臭いイメージで↓。

△伝統的原価計算 →何か一つの基準でエイヤと決める。粗っぽいので、社内で文句言うやつが出てくる。
○ ABC活動基準原価計算→コストプール×ドライバーとカタカタ用語で吹っかけ、文句言うやつを黙らせる。

.
■【3】知識を備えて解き直し■

 知識は解った。じゃ、解き直してみるか。

業務的意思決定=差額原価収益の問題は、複雑怪奇で難解。だが何度か解き直し、その難解さ=ダミー条件の存在と気づくと、「Ⅳ」本番で勝てる。

<Lecture 6>

例題1☆:業務的意思決定(=○○すべきか否か)を求められたら、限界/貢献利益を全て計算せず、差額原価で答える。

例題2☆:内外製(外注すべきか否か)の問題。自製・外製それぞれの差額原価と「機会原価を加えて」、原価の大小で判断。

例題3☆:セグメント存廃はどの段階の利益で判断するかを問う。個別に紐付く「関連費用」で考えるのが「部門貢献利益※」。

例題4:代替案の問題では、同額、非関連費用は無視。差額原価で答えてショートカット。値上げ・値下げ交渉に応用。

2015/7/1 エクセル解説追加

問題1:セールスミックスの問題に見えるが、聞いているのは差額利益(収益-費用)が±どちらになるかの意思決定。

問題2☆:現状より増産するか否かの判断は、総額でなく差額原価収益のショートカットで判断して、手抜き。

問題3☆:追加加工するか否かは、元の商品の売価原価は無視し、追加分の差額原価で判断。シンプルで良問。

問題4:問2埋没コスト、問3多桁式費用の扱いが難。一旦飛ばし、後から解き直しでOK。

問題5☆:追加加工・連産品の出題で一見難しいが、同額非関連費用は無視して良いので計算超簡単。ぜひ解いておく。

2015/7/20 エクセル解法追加

<Lecture 7>

例題1:ABCの基本手順。コストプール総費用/総数量で「活動原価率」を求め、数量を掛けて製品にコストを配賦する。

例題2:伝統的原価計算では数量の多い製品に原価を多く配賦。ABCでは小ロット品への原価配賦の精度を上げ、採算を見る。単位の扱いに注意。

問題1:パズル式総合問題。「単位あたり原価」=直接材料費+直接労務費+製造間接費である「標準原価の知識」と、コストプール⇔ドライバーを紐つける「生産知識」を、自分で補う。

問題2解答中

問題3解答中

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■今日のまとめ■

Lecture 6の問題は診断士受験生にとり、二重の意味で難しい。

①業務的意思決定を十分教わっていない(「財務」出題ウェイトが低い)
②算盤の試験に思わせ、実は国語の試験。

だがイケカコの国語=小学6年生と仮定すれば、「Ⅳ」本試験の国語=小学3年生位。難問に挑むコストとリスクを冒せば、「Ⅳ」荒稼ぎのハイリターンが射程内。ではまとめ。

・「Ⅳ」の点差は覚えた解法の数でなく、「会計能力国語検定」で決まる。
・差額原価=発生費用+機会費用-回収可能額。念仏の如く唱えて解く。
・業務的意思決定の問題は、出題パターンごとに使う計算条件をメモ。
・活動基準原価計算は一見メンド臭いが、人間臭くて意外とイイ奴。

byふうじん



「山」といえば「川」、「借方」といえば「貸方」。

「Ⅳ」には簿記既習者のみ知るヒミツの合言葉があり、それに気づくとスラスラ荒稼ぎ、とする都市伝説がある。それが、Club☆Bookkeeping

その合言葉を惜しげもなく全国公開。

簿記3級⇒仕訳
簿記2級⇒原価計算

仕訳は出来事を数値化し、カネの流れを掴む。原価計算(=コストの内訳を知ること)は物事の損得見極め、どうすれば儲かるかを掴む。

当ブログは今年、簿記に依存しない「財務」「Ⅳ」の荒稼ぎ法を紹介予定。その前提で、簿記に依存した荒稼ぎ法を思う存分紹介するのが当シリーズ。

.
■現状分析~診断士「財務」「Ⅳ」指導の問題点■

「Ⅳ」からっきしは、受験校の教え方が悪いせい。でも・・。

さてストたまたまA、2年目S合格には、「Ⅳ」荒稼ぎの寄与が大。だが荒稼ぎノウハウ探しより、「からっきし」の理由を知る方が先。

そこでいつもの100字15点。

問:過年度受験生(2次2回以上不合格)が、「事例Ⅳ」の応用出題に手も足も出ず「からっきし」になる理由を、現在の試験制度の特徴や問題点に触れて説明せよ。(100字 15点)

結論:理由は、解法重視の受験校指導と、それで合格する試験制度にある。
制度の特徴:Ⅳ高得点者は2年目迄に合格。過年度生は低得点者が中心。
制度の問題点:受験校指導は低得点者を合格させることに偏重し、高得点者との格差が残る。

頭の中で下書きしたら、解答マス目をスラスラ埋める。

理由は、解法重視の受験指導とそれで合格する試験制度にある。①特徴は、Ⅳ高得点者は2年迄で合格し過年度生は低得点者が主。②問題点は、受験校は低得点者を合格させる指導に偏重し、高得点者との格差が残ること。(100字)

受験校は、合格させる対価として金銭を収受。従い「合格する方法」の指導偏重でOK。一方、応用問題からっきし=「実務で使い物にならない」合格者だらけの現状はツマラナイ。

それなら、「実務で使い物になる」ことを証明して初めて合格する様、試験の競争レベルを外から操作する。「事例Ⅳ」の歴史が動く時、どの受験校が最もしなやかに対応するか、今から見モノ。

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■T○C Webセミナー「事例Ⅳ特訓」■

受験校の「Ⅳ」対策は一見、重要論点輪切り。でも本当は?

受験校の対応がどう変化するかを知るため、最大手校の現指導方針をきっちり押さえる。

「2次事例IV」徹底分析&攻略セミナー – 資格の学校T○C

この講義で、師はこう語る。

【Ⅳの全体像】
■「Ⅳ」の出題形式は毎年変わり、(初見のため)問題設定の読み取りが大変。また計算条件が煩雑で、正解=高得点者はごく一部。
■変化への不安から、多様な論点に手を出しがち。だが頻出重要論点は限られ、周囲が出来る所を取ることで合格点。
■「Ⅳ」は事例文が短く、代わりに財務諸表F/Sが与えられる。「経営分析」で強み弱みを把握した後、「問題文中で予め示された」改善方向性に沿い、その施策の適否を数字で示す筋立て。この個別計算問題で点差がつく(←周囲が取る所を落とさない。場合によって周囲より荒稼ぎ)
【個別計算問題の対応】
■頻出論点(着眼点)は6つに絞る(後述)。
■①問題要求(着眼点)の把握→②計算手順の計画→③計算要素の抽出→④計算実行(余白に計算過程を丁寧にメモ)
■電卓は2~3,000円程度の使い易い物(※√計算機能付き)を選ぶ。電卓乱打でなく、「実際に使うのは5分程度」とイメージし、計算手順を決め、ゆっくり正確に一回で当てる。
■個別計算問題は複合的に問われ面食らうことが多いが、計算手順のパターンには、何か共通点がある。
【「Ⅳ」例題の計算手順】
■H25 第2問 (設問1) 営業CFの計算(時系列5年分)
■H24 第1問 (設問1) 予想損益計算書→CVP分析
■H26 第2問 投資の経済性計算(正味CF算出とNPV)

この計算手順解説は動画の21:30~55:30まで34分続く。だがそれは後回しで、55:15のサラリ一言に注目。

(Ⅳで)問われていることは違うが、解き方には共通点がある。

何か謎めいているので、勝手に図解で補足。

補足①個別計算問題の解答手順は共通。(①読み取り→②計算パターンを想起→③パターンから計算要素を逆算して特定)

補足②解き方を覚えるのでなく、解き方の共通点を整理しておく。

Club☆Bookkeeping会員はここでニヤリ。

Ⅳ個別計算問題 ⊂ 意思決定会計 ⊂ 簿記

なんだ、簿記が解れば「Ⅳ」は全て解けるのか。師は、55分の動画の最後の90秒で、凄く大事なことを、極めてサラリと言っている。「Ⅳ」からっきしを受験校のせいにする前に、大事なことをちゃんと聞き取るセンスが大事。

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■今日のまとめ■

当記事、本来の執筆意図は「簿記優遇」の実態の説明。つまり、「財務・会計」の「会計」がなぜ今これほど重視されるのか?

だが少し長くなったのでそれは次回。一方、「簿記」に頼らず「財務」「Ⅳ」荒稼ぎが可能な事実もこれから証明。今日は立ち位置まで説明し、ではまとめ。

・荒稼ぎキーワードは、簿記3級の仕訳、簿記2級の原価計算。
・受験校「Ⅳ」対策で合格できるが、実務で使い物にならない。
・一見輪切り指導に見える「Ⅳ」対策で、解き方の共通点が大切。
・簿記が解れば「Ⅳ」は解ける。だが別解もきちんと用意済。

byふうじん



 

 

「おーい、こっちだよ。」

 

保育園児くらいだろうか、小さな子供を連れた母親がミーティングルームに入ってきた。集まった人数は大人が6名、子供がふたり。今日は先日、私が赴任した職場のミーティングだ。現場長になって2週間がたち、職場のみんなとのコミュニケーションを取りたいと思って始めた企画。24時間営業の赴任先店舗は、今思えば当然なのだが、ずっと営業してるため全員が一堂に会せる時間が無く、皆が情報を共有するミーティングも時間を何回かに分けて実施する。今回は夜勤者ばかりを集めた会だ。
ミーティング開始は朝8時。夜勤明けのメンバーもいれば、このために休日でも集まってくれたメンバーもいる。何の気なしに集まるように指示を出したものの、通常夜勤者は朝8時にはとっくに帰って自宅で仮眠に入る時間。また一人の夜勤者の女性は休日にもかかわらず、子供を連れて参加してくれていた。いつもの出勤時間と違う時間帯でのミーティングのため、預ける先が無くてやむなく連れてきたのだろう、自分の配慮の無さにしばし落胆する。

「今日は集まってくれてありがとう」

みんなの視線が自分に集まる、表情は真剣だ。
考えてみれば当然だろう。新しい現場長が赴任して、その一存で今後の店舗の運営方針が決まる。良い店長であれば売り上げが伸び自分たちの給与が上がるかもしれない、使えない店長なら売り上げ降下、最悪閉店だ。みんなが私の言葉に敏感なのも当たり前だ。

 

みんなの真剣なまなざしに一瞬ひるんだ私は、その表情を悟られないようにと、目線を目の前で無邪気に走り回る夜勤者の子供たちの姿に向けた。その瞬間、ふとした言葉が頭をよぎったのだ。

 

「俺がこの会社で失敗したら、この子たちを路頭に迷わすことになるんだよな」

 

店舗を任されたということは、そこで働く従業員はもちろん、パート社員全員、そしてその家族に対しても少なからず影響力をもつことになるだろう。自分自身に甘えは許されない、無邪気な子供の表情を見ながら、ここで精いっぱい頑張るんだ、と一人心に決めたのだった。

 

それから3日間、早朝から夜まで、寝る時間以外は職場で指揮をとった。自ら接客の最前線に立ち、お客様と対応する日々。誰よりも努力し、誰よりも率先して声を出して商品の販売に努めた。でもその時、ふともう一人の自分が、私にささやく。

 

「これを続けていても、本当に会社は良くなるのか?お前は、本当にこの会社の将来像が見えているのか?」

 

一人で努力して、そのうち周りはついてきてくれる、自分の姿を見て、周りは学んでくれる。でもそこには何か言葉では言い合わらせない違和感があったのも事実。それがなんだかわからない。もし、自分がどう行動すべきか、客観的に説明できるような力が自分にあったのなら…。

 

===

なごです。

今回、最初に変なことを書いてしまい恐縮です。自分自身、40歳を目前としつつ、学びを目指した一端を当時を思い出しながら書いてみました。私にとって、目の前にいる仲間のために自分自身ができること、それを突き詰めた一つの答えが診断士受験でした。そしてその学びを通じ、自分自身の想いはさらに大きくなっていると感じています。
企業にとって人は財産であり礎です。でも中小企業にとって、潤沢な人材に恵まれているケースはほとんど無い。多くの場合、様々な仕事を少ない人数で兼任しているため、日常業務に追われ、本当にやるべき業務が手から溢れています。しっかりと考えれば利益を生み出せるのに、もしくは人さえいれば環境が改善するのに、対応しきれていない企業がたくさんあります。

 

やる気があってもどうしていいか分からない

商品を誰にどう売っていいのか分からない

売上は上がっているのに、なぜか日々の資金が足りない…。

 

そんな中小企業の手助けが出来るのが、私は中小企業診断士だと思っています。また中小企業支援だけでなく、企業内の様々な問題を解決するために、自ら考え行動できるのが(企業内)診断士だと思っています。実際、私が合格してから出会った方々の多くが、日々たゆまぬ努力を重ね、自社の発展ために活躍されています。

想いややる気はあっても何をどのよう行動して良いのかわからない経営者に対し、私たちは的確なアドバイスを与えることによって、成長を支援するのです。
皆さんはなぜ診断士の扉をたたきましたか?人のため?自分自身のため?それとも私たちが住むこの街のため?診断士を目指す皆さん一人一人に、大なり小なり志があり、達成したい夢があるのではと思うのです。診断士試験は単なる通過点に過ぎません。私は仲間を守る知識が欲しかった。職場を運営するための知恵が欲しかった。目の前で無邪気に遊ぶ子供たちの将来を守るために、だからこそ勉強に没頭したと言っても過言ではありません。

 

私が公表している勉強時間には実は通勤中の勉強時間が含まれていません。マイルールとして、勉強机に着席して勉強した時間のみカウントしていたからです。また2年目は過去問5年間分を13回転、さらにもう5年遡った過去問も複数回解きました。回数を重ねるごとに文章の質が上がっていくのが分かり、特に6回目からは毎回、気づきがあったと記憶しています。要領よく試験を通過するテクニックなどはどうでもよく、自分自身を成長させるため少しでも多く勉強したかったのです。

 

ちょうどゴールデンウィークが目前ですね。これまでの勉強の遅れを取り戻そうと計画を立てている方も見えれば、苦手科目をつぶそうと考えている方も見えるかもしれません。私の例を出して恐縮なのですが、サービス業に勤務しているのでゴールデンウィークは毎年全出勤、代休もありませんでした。だからゴールデンウィークで勉強できるといっていた人に対し「絶対負けない努力を平日でやろう」と心に決めていました。今、この記事を読んでいる方で、もしゴールデンウィーク出勤の方が見えるのなら、周りのライバルは恐れるに足りません、たかだか3日間程度の休みが増えるだけです。でもライバルは前に進むわけですから、計画を立てて負けないプランを立ててほしいと思います。

逆にしっかり休める人たちはしっかり学習を進めてくださいね。ゴールデンウィークを休めない人たちは結構、闘志を燃やしているので、さらっと過ごしてしまうとむしろマイナスになりますよ。

 

ゴールデンウィーク直前期だからこそ、なぜ自分が診断士を目指すことにしたのか、自分自身が目指す場所を、もう一度思い出して頂きたいと思います。私の原点はミーティングを実施した時に来てくれたお子さんの笑顔です。皆さんが思う原点、これから新たな勉強のステージに進んでいただくために、学びとは関係ない話題でしたが、お話をさせていただきました。

 

 

皆さんたちに残された日は、一次試験の日まであと106日です。

 

 

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みなさんこんにちは。和尚です。
名古屋セミナーまであと2日となりました。

昨日、一発合格道場名古屋支部長(笑)である「なご」さんと会合を持ち、綿密な打ち合わせ(大爆笑)を行い、
参加される皆さんが満足して帰っていただける内容を精一杯行おう!
ということだけは合意しました。

まだお席は空いておりますので、
「どんな奴が出てくるのか、顔だけでも拝んでやろう!」
というような冷やかしでも結構です。費用は無料ですのでぜひご参加くださいますよう。

さてその内容ですが、なごさん、和尚の2名の40’sで30分程度の持ち時間でプレゼンを行ったあと、グループ毎でディスカッションという大まかなスケジュールでやります。
まずオープニングはなごさんの「語り」からスタート。和尚はなごさんとも実務補習は一緒の班でもう半年足らずの腐れ縁ですが、プレゼンが秀逸!綿密な準備をして臨まれるはずです。

それに比べて和尚ですが、このブログで財務が得意といいつつ、また仕事柄決算書を読まぬ日はないといっても過言でもない私が、一度も財務記事を書いていないのですが、私にとっての伝家の宝刀というべき「財務」をプレゼンすべきではないか、社会のために財務知識を還元すべきではないか(←言いすぎ)と思い、
財務特講
を行いたく存じます。特にベーシックな部分で「これをはずしちゃいけないよ!」というお話を、わかりやすく徹底的に。特に財務がいまひとつ苦手な方に、まずはアレルギーを取っていただきたく。

この一発合格道場は財務得意な方も多く、特にブログの財務記事は私が読んでも唸らされることも多く、気後れがしておりました。
ただその記事は中級者や上級者が「極み」を目指すためには非常に有効だと思うのですが、
「初心者」や「まったく財務とは関係がなかった方」に対するプレゼンはどうなんだろう、
と思っておりました。

また「財務が得意になる」などの本も改めて読みましたが、これまた「わかっている視点からの解説」に留まるものが多すぎる!
実際財務が苦手な方はどうとらえてらっしゃるのか、好奇心に誘われて、某受験支援サークルのセミナーに忍び込んで直接ヒアリングもして参りました。

すると、ヒアリングからは驚愕の事実が!
その事実と、その対処法、名古屋セミナーで申し上げます。対処法はこのブログでも再三書いている「徹底的に考える」ことですが、それの具体策を
ライブで味わっていただきたく、ぜひ名古屋までお越しください。のち、名古屋のセミナーレポートとでも称してブログアップするつもりでおりますが。

さて、財務記事と言いながら、財務の話になっていない和尚ですが、さらに財務とは関係ない話を申し上げます。
なぜ、財務がわからなくなるか、を考えますに、
ひとつは
教育方法が悪い
との念を強くしております。

教える側、すなわち財務好きな人は好きな人だけでわかりあってその内輪だけで満足してしまうし、財務好きな人が財務嫌いな人に解説する場合、わかっているのを前提に話をするし、特定の言語で話をしてしまう。。。ゆえに財務嫌いな人からみれば「オタク」とか「マニア」に見えてしまい、また財務好きは「なんでこの財務の面白さがわかんねーんだよ!」てイラついて余計に財務好きサークルに閉じこもってしまう・・・
わかります、わかりますよ、その気持ち。
和尚も税理士さんと20分以上、減価償却費の話だけで盛り上がったことありますもん。

たとえば、perfumeファンが「やっぱ、ダンスはのっちがいちばんキレがあるんだよね」とか「最近あ~ちゃんは、ゴリラから脱皮してきたよね」とか外部の人に言ったところで、伝わらないでしょう。それと同じことです、「和尚、かしゆかを忘れているぜ!」と突っ込むのが本当のファンでしょうけど。

ゆえに、今度のセミナーでは私が財務に取り付かれた理由を下敷きにして、財務の面白さを伝えてみたく思っております。

そもそも私も、財務が必須な業種(あくまでも世を忍ぶ仮の姿ですが)にもかかわらず、10年程は財務できない子ちゃんでしたので、指標といえば自己資本比率しか使えませんでしたし、前述の「特定の言語」で言えば、CVP分析?CPV分析?いや、日本語で「損益分岐点分析って言えよ!」と真剣、診断士のテキストや問題集を見て毒づいておりました。その言語がわからぬゆえに問題が解けぬ。。。というジレンマ。いや、言語の「意味するところ」がわかれば、なんてことはない、ということは絶対にお伝えいたしたく。

あれ。和尚のセミナーにかける意気込みだけでこの記事が終わってしまいそうな。

そろそろ疲れてきました(おいおい)ので、タイトルの意味について、解説します。
このタイトル、もう一度繰り返しますと
財務の本質は「     」だ!
ついでに財務分析の目的は「     」だ!

ですが、まずこれを前提に財務に取り掛かるとよいと思います。
え?「   」を早く書けだって?
それは、名古屋セミナーで開示しますよ、セミナー参加の方は考えて答えを作ってきてください。
セミナーにどうしてもこられない方、安心してください。次回の和尚の記事で答えを言いますね。

それでは、↓↓↓へのご参加よろしくお願いいたします。

合掌。

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みなさんこんにちは!
勉強頑張ってますか?燃えてますか?

九州は佐賀からきりがお届けします

今回は前回の続きで、開示された2次試験の結果をもとに少し分析してみたいと思います。
さて、開示された成績ですが・・・。
H26年度中小企業診断士2次試験

事例Ⅰ 事例Ⅱ 事例Ⅲ 事例Ⅳ
66 73 68 66

計273点 平均68.25点
開示請求したらこんなんが届きます。

・・・とまぁ、ひとまずオールAが取れました

さんざん調子こいて、
「たまたま合格ではなく納得合格を!」とか書いてたのがあながち嘘にならなくてよかったです。
(事例Ⅰも苦手ながら無事60超えました。ホッ)

 

他の方との比較での分析は道場メンバーと話し合って行おうと思ってますので、
ひとまず今回は私の受けた試験の結果を踏まえ、少し考察したいと思います。

まず私の再現答案を見ていただきたいと思います。
H26診断士2次再現答案_kiri

~疑問「なぜ私なんぞにオールAがとれたか」~

「私なんぞ」と書いたのには意味があります。
2年目の私は「苦手が多く」かつ「勉強時間が少ない」受験生だったと思います。
こんな私でもオールAを取れたのはなぜでしょうか。

そもそも私は事例Ⅰと事例Ⅳが本ッッ当に苦手でした。
(昨年度の試験は事例ⅠC、事例ⅡB、事例ⅢA、事例ⅣD 総合B)
これは実際の結果も悪いのですが、私自身本当に上手く解けない感覚があり、どうやったら解けるようになるかもわからないという状態でした。
なので2年目の勉強では8~9割は事例Ⅰ・事例Ⅳ対策に注ぎました。(ちなみに2年目の総勉強時間は300時間なので、240~270時間割いていることになります。)
つまり合格に重要なのは「苦手を克服すること」と感じました。
「得意を伸ばす」よりも断然「苦手を克服する」が大事だと思います。
そりゃCD評価がAになれば、オールAになるわ・・・。といわれそうですが、そういうことではないです。

足きりの不安が解消できるので、きちんとした実力を本番で発揮できるようになるということです。
(特に事例Ⅰは一発目の科目なので、出鼻を挫かれるとあとに響きます。現に私は事例Ⅱまで終了した段階で、「いけた!」と思ってましたので、事例Ⅲの第三問の設問2の140字問題なんかは「無理して色々詰め込まなくていいや~。」という感じでした。またいつか書こうと思いますが、事例Ⅲに頻出する、「字数制限が多い問題」にはちょっとしたコツがあります。苦手な方も多くいると聞きますが、実はそんなに難しいもんじゃないです。)

それからもう一つ、2次試験は「勉強時間がものを言わない」ということです。

たまたまの要素も大いにあると思いますが、結果300時間の勉強でCBAD⇒AAAAの評価にあげることができました。

私は2年目の勉強では勉強を「時間ベース」で行いませんでした。
特に財務トレーニングは一日3問、財務の問題集を、きちんと理解して解くというルールで勉強しました。
仕事でただでさえ睡眠時間が少なかったので、早く、かつ理解して解かないと睡眠時間が削られるこの制約は非常に有効でした。
(当然ながら事例を解く時は制限時間を設けてください。)

~疑問「なぜ全事例6割超えたか。その共通点は?」

事例Ⅳに関してはちょっと毛色が違うので省いたとして、事例Ⅰ~Ⅲで6割超えることができました。
それぞれの事例を通してみたときに一番感じる共通点はなんでしょうか。

私は「文章の読み易さ」だと思います。
診断士の2次試験は、それぞれの事例企業の社長に対して、
「こういうところに問題がありますよ。だから課題はこれで、具体的にはこうするといいんですよ。」
ってのを分かりやす~く教えてあげる、ただそれだけのことだと思います。

実際80分で、あれだけの情報しかなくて、書けることなんて限られてるんですよね。
だから背伸びせず、あの情報からわかることを、「わかりやすく」「シンプルに」「社長のことを考えて」表現するといいと思います。

おまけ ~解答後の感覚と、結果に関して~

決して後付けで言うわけではないのですが、事例Ⅱ⇒事例Ⅲ、事例Ⅰor事例Ⅳの順でいいだろうな、というのは感じていて、実際にそういう話を勉強仲間にはしていました。
解いた感覚と、結果が一致したのはすごく嬉しかったです
それからもう一つ、口述試験は、論述で悪かった科目から二つに絞って出題されるというウワサがありましたが、これも私の場合あたっていました。(要は事例ⅠとⅣに関する質問でした。)
実際に合格した方の成績がこれから届くと思うので、これに関しても道場で調べてみて、また皆さんにお伝えできるといいな~と思ってます。

以上、きりでした。

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10分でわかる株式指標

今回はちょっとマイナーな論点です。
株式指標とは、PBRとか、PBRなどの暗号(?)のようなアレです。マイナーな論点ではありますが、出題実績を見ると出題頻度は過去5年で5回と毎年出題されされています。

出題実績

H22 第19問 配当性向、配当利回り
H23 第20問 PER PBR
H24 第20問 PER
H25 第20問 PER
H26 第20問 PBR
→ 毎年出題されています。

この株式指標は、マイナーなので、勉強計画から外してステ問としている方も多いと思いますが、これから10分で解説することを理解すれば、十分に本試験で得点可能となるはずです。

それでは、始めます。

 

ポイント

株式指標はパズル問題

試験対策上は、株式指標問題はパズル問題です。深い株式の知識は不要です。
覚えることは、下記の5つの記号だけです。

E:純利益(Earning)
S:株式総数(Share)
B:純資産(Book value)
P:時価総額(Price)
D:配当総額(Dividend)

 

上記の式を実際の指標に当てはめた図は、下記の図です。こちらも参考にしてください。

 

( クリックすると大きくなります。)

 

 

過去問

いつものように、過去問を例題としながら、パズルを解く方法で解説していきます。

過去問 H24 20(改題)
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。企業価値の評価手法には、伝統的な企業業績評価手法であるデュポン・システムを応用したものがある。これによれば株価は、1株当たり当期純利益と【A】との積に分解され、さらに1株当たり当期純利益は1株当たり純資産とROEとの積に分解される。
(設問1)
文中の空欄Aに入る用語の組み合わせとして最も適切なものはどれか。
ア BPS
イ PBR
ウ PER

 

【正解】

【解説】
株価を5つの株式指標で表現すると、時価総額(P)÷株式総数(S)となります。
同じく、1株当たりの当期純利益をこれで表すと、当期純利益(E)÷株式総数(S)となる。
ここまで分かれば、あとはパズルです。


簡単なパズルを解くように、問題を解くことができます。

 

過去問 H25 20
次のデータに基づき、以下の設問に答えよ。

PBR ROE 自己資本比率 配当性向 配当利回り
1.2 10% 60% 36% 3%
(設問1)
自己資本配当率(DOE)として、最も適切なものはどれか。ア 3.6%
イ 7.2%
ウ 21.6%
エ 43.2%

 

【正解】

[難易度B]
【解説】
まず、自己資本配当率(DOE)を考える前に、設問にあるそれぞれの指標を、この表を使って、下記のように分解します。
なんでこうなるのか、順番に説明します。
PBR

これは、5つの記号に従うと、P÷Bになります。

ROE

ROEは今回の5つの記号に当てはまらないのですが、有名な指標なので、これだけは、別で覚えてください。ROEとは、「Return on Equity」の略で、純利益(E)÷純資産(B)になります。

自己資本比率

これは大丈夫ですね。自己資本比率を上記の記号で表すと、純資産(B)÷総資産(Assett)になります。総資産は、使わないのでこれは無視です。

配当性向

配当性向は、純利益に対して、どれくらい配当金を支払うのかの比率です。5つの記号に当てはめると、配当総額(D)÷純資産(E)になります。

配当利回り

最後に配当利回りです。これは、時価総額に対して配当金がどれくらいかの比率です。5つの記号に当てはめると、配当総額(D)÷時価総額(P)になります。

 

次に設問要求である、自己資本配当率(DOE)を分解します。

自己資本配当率(DOE)

自己資本は、B/Sの右下にある純資産(B)のことです。また、もう一つの値は配当総額(D)となり、自己資本配当率は、配当総額(D)÷純資産(B)と表現することができます。

 

ここまででれば、あとはパズルです。
与えられた指標の中から、設問要求である、DBを含んでいる指標を探します。PBRにPBが、配当利回りにDPがあったので、これを

式にしました。


よって答えはアです。 

 

(設問2)
PERとして、最も適切なものはどれか。ア 2倍
イ 3.3倍
ウ 12倍
エ 40倍

 

【正解】

[難易度B]
【解説】
PERは、時価総額(P)÷当期純利益(E)なので、設問1と同様に逆算する。上記の指標の中で、時価総額(P)と当期純利益(E)が含まれている指標を捜します。よって答えはウです。

いかがだったでしょうか?

このように株式指標は、これら5つの指標を覚えるだけで、ほとんどの問題に対応することができます。財務会計の場合、1問あたり4点の配点であることが多いです。419点で泣くことなく、その1点を確実に積み上げて、合格を目指しましょう。

 

まとめ

 

株式指標で覚えるべきは、下記の5つだけ

E:純利益(Earning)
S:株式総数(Share)
B:純資産(Book value)
P:時価総額(Price)
D:配当総額(Dividend)

上記の式を実際の指標に当てはめた図は、下記の図です。こちらも参考にしてください。

( クリックすると大きくなります。)
以上、おとでした。

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こんにちは、うみのです。

先日から告知させていただいている道場春セミナーですが、いよいよ来週と日程が近づいてきました。

東京会場はお陰様で満席となっておりますが、名古屋の方ではまだ残席があります

受験生の皆様にとって有益な時間となるよう、先代の方にもご協力いただき、コンテンツや特典の充実を図っているところです。

セミナーに参加できなかった方にもお伝えできる情報がありそうですので、来週以降を楽しみにお待ちいただければと思います。

 

なお、二次試験対策の参考書「ふぞろいな合格答案」でも東京、大阪でセミナーが開催される予定です。今この時期にやっておきたいことや二次対策について知りたいと思われる方はチェックしてみてくださいね。

 

さて、参加いただける方にとってより良いセミナーとするために、受講して下さる皆さんから「現在悩んでいること」についてお聞きしており、様々な学習上の悩みをお寄せいただいています。

本セミナーのテーマでもある「本試験までの過ごし方」が最も多いお悩みですが、次いで多いのが「苦手科目の克服方法」、3番目に多いのが「モチベーションの維持方法」です。
一次試験まで残り4か月を切った今、勉強に集中したいけれどなかなかその気力が長続きしない…ということで悩んでおられる方は多いかと思います。

そんなわけで、今回はゆるわだ、「モチベーションとはいったい何なのか?」です。
ゆるわだではありますが、本試験まで努力を維持するために、自分自身のモチベーションの源泉がどこにあるのかについて知っておく、ということは、少なからず重要なのではないかと思っています。

 

さて、モチベーションとはそもそも何でしょうか?

こちらの辞書サイトによると、「意欲の源になる『動機』」とあります。

企業経営理論においてもモチベーション理論における「動機づけ要因」は頻出論点ですね。
ハーズバーグの二要因理論、マズローの欲求5段階説、マクレガーのXY理論、ブルームの期待理論など。
(この論点は用語や意味の入れ替えによる出題が多いので、きっちり整理しておきましょう

そこで語られているのは、人が動機づけられるためには何かしらの「報酬」や「欲求を満たすこと」が必要である、ということです。
バーナードの組織均衡論でも、組織が存続する条件として「誘因≧貢献」を挙げていますね。

 

そう、動機の背景には、必ず何かしらの満たされたい「欲求」があるのです。

では、中小企業診断士の資格を取得したい!という「欲求」を、もう一歩深堀りして考えてみましょう。

具体的な理由は様々であると思いますが、その「欲求」の根源にあるものは何でしょうか?

それはマズローの欲求5段階説で言えば、「承認の欲求」「自己実現の欲求」に相当するのではないかと思います。

 

この「社会的欲求」はあくまでも大枠であり、そこにはいくつかのベクトルの種類があるのではないかと私は考えています。

私が個人的に興味を持ちいくつか見聞してきた中で、大まかに言って以下の4つのタイプに分けられるのではないかと捉えています。

 

探究型

知的好奇心が強い。新しい知識や視点を得ることに喜びを感じるタイプ。

野心型

組織や社会のなかで自分自身の価値を向上させたい、身を立てたいという欲求が強い。自身の能力を高めたり、名を上げることに喜びを感じるタイプ。

調和型

周囲と協調していくことを大事にする。周囲から求められる期待に応えることや、協働する中で自身の役割を果たせることに喜びを感じるタイプ。

支援型

身近な人を支えたい、助けたいという気持ちが強い。特定の誰かの役に立てることに喜びを感じるタイプ。

 

診断士になりたい!という動機づけの多くは、上記のいずれかに属するのではないかと思っています。

たとえばこちらの記事にあるように、紫雲和尚さんが診断士を目指すきっかけになったのは「パン屋さんを救いたかった」という支援型の動機づけですね。

一方で私はと言うと、プロフィールにもあるように、完全に探究型の人間です。

 

そのため、診断士になって独立してバリバリ活躍して成功しよう! と言われても、全く心の温度が上がりません。
また、チームの中で協調するより、自分でつくった道を歩きたいタイプです。(小学校1年生から毎年、通信簿に「協調性に欠けています」と書かれ続けました…)
自分なりに考え行動した結果として誰かの役に立てた場合には大きな喜びを感じるものの、「誰かを助けるために」ということが最初から強い動機づけになるかと言われると、少し違うかな…と思います。
しかし、これを学べば社会や組織の仕組みがより深く理解できるよ、と言われると、俄然「やってみたい!」と思います。

(なんだか社会性のない、使命感も薄いだめな人間ですが…汗)

 

そんな欲求を持つ私なので、受験勉強においては、「問題が解ける楽しさ」をひたすらイメージするようにしました。

勉強が辛くても、眠くても、他のことがやりたくなっても、飲み会に行きたいなと思っても、その誘因が私を机に向かわせてくれました。(時々負けてましたが)

「分からなかったことが分かるようになるのが面白い」「できなかったことができるようになるのが楽しい」が、私を最後まで支えてくれた欲求でした。

そして合格した今でも、一番わくわくしているのは、診断士協会で行われている様々な研究会の活動に参加できるということです。(研究会とは、診断士の業務領域に関わる様々なテーマに対して調査や議論をしたり、実務活動を行う集まりです)

 

こういった探究型タイプに対して、たとえば野心型タイプの人は、診断士になって活躍している自分をイメージすることや、勉強プロセスにおいても模試などでより良い点数を取ることを目標にしたりブログなどで情報発信してネットワークを広げていくことが動機づけになりやすいかもしれません。

調和型であれば、たとえば様々な職種の人とチームを組んで課題解決にあたるシーンや、自身の属する組織をより良い方向に導く役割を果たせる姿をイメージすることが動機づけになるでしょうし、勉強プロセスにおいても、「君ならできる、だから、がんばれ!」と言ってもらえたり勉強会などで色々な人の意見を聞いたり議論すことが励みになりやすいかもしれません。

支援型であれば、具体的な助けたい人の笑顔を頭の中に常に描いておくことがモチベーションにつながるでしょうし、勉強仲間と分からないところを教え合い補い合うような関係をつくっていくことが学びの意欲を生み出してくれるのではないかと思います。

 

もちろん、いくらモチベーションをコントロールしても、受験勉強そのものが大変であることには変わりはありません。

しかし、このように、自分のモチベーションの源泉が何であるかということを知ることは、自分自身が「この選択をして良かった」と思える人生の道へと続く扉なのだと思います。
捉えようによっては、診断士試験へのチャレンジは、そんなことも教えてくれる、実に示唆に富んだものになりうると思います。

診断士の資格を目指すうえで、
自分自身のより良い、より幸福な人生のために、診断士の資格はどういう役割を果たしてくれるのか? と向き合ってみることも、ひとつのゴールの形なのではないかな、と思います。

 

そして、ご自身の欲求をうまく活用して悔いのないよう学び尽くし、本試験当日を迎えていただきたいなと思います。

 

※この分類をするにあたって参考にしたもののなかで分かりやすいのは、岡田斗司夫氏の提唱する「欲求の4タイプ」です。

(むろん、試験には出ませんので、息抜きとしてご覧ください)

探究型は理想型、野心型は指令型、調和型は注目型、支援型は法則型が近いかなと思います。

 

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日銀は株高賃金高で異次元緩和への信認を求めるが、
足元の物価や財政規律に懸念が残る。(40字)

4/17日経春秋を40字に約すとこうなった。一方、足元の「1次」対策進捗がどうあれ、将来の「2次」に漠たる不安があるのが受験生。そこにつけこみ、

ゴールデンウィークは天王山!

と謳うのが受験校の常套手段。だがこれにいちいち付き合っていたら世に天王山がいくつあっても足りない。

年末・GW・秋の連休は、受験校の書き入れ時であり、天王山ではない。

サラリとそう言って初めて、受験校の機能を使いこなすゲームが始まる。

.
■「中小」都市伝説 ~根と葉が少しあるネットの噂■

ある年の「中小」は、某受験校テキストの掲載論点を殆ど出題しなかった

都市伝説 urban legend:現代になって生じ、根拠が不明・あいまいな噂話の総称。「都市」=都会という意味ではなく、「都市化以降」=「現代」を意味する。 (ピクシブ百科事典)

この都市伝説の根拠は、試験委員は、大手受験校テキストを見てから作問、つまり後出しじゃんけんができること。受験校は百も承知で、養成答練(基本講義)→完成答練(完成講義)→模試(直前対策)と、小出しに分けて対抗。

毎年起きるこの争いを、狸と狐の化かし合いと取るか、
同じ穴のムジナと考えるかは、人それぞれ。

当ブログ、こんな都市伝説や流言飛語が大好き。そして自ら好んで発信。誤解・批判を恐れずそんなことをやらかす根拠は、以下3点。

①診断士合格者は、雑多な情報から「本質」を掴む力がある(筈)
②ネットの噂話は「根も葉もない」でなく、根と葉が少しある(筈)
③掴んだ「本質」から合格仮説を立て、仮説=正なら合格する(筈)

当ブログの草創期は、「根も葉もないことを書き、受験生を混乱させるのはよろしくない」とよくお叱りいただいた。でもそれ、二重に間違い。

・×根も葉もない(=でっちあげ)→○火の無い所に煙は立たない。
・ネット情報で混乱する人が、周囲に助言する診断士を名乗る方こそよろしくない。

たかが資格、たかがブログ。読み手の最低限の読解力を前提に、自由闊達・天衣無縫な試み試験の在り方そのものを変えていく。それが診断士試験の面白さ。

さて「合格者ブログ」=相当胡散臭い。その前提で、中小」対策を本格開始。

.
■「中小」だけは、努力と点数が正比例■

いかに合格者ブログの情報を読むか。同時にいかに真に受けないか。

「中小」以外の6科目は、講義を受け、良書に触れ、問題集回せば鉄板。だが暗記3兄弟末っ子「中小」対策は百花繚乱

    

中小企業白書を買うか、買わないか
中小企業白書を読むか、読まないか
何をどこまで覚えるか。
受験校テキスト、市販テキストのどちらが良いか。

    

Sランク説は、これらの議論を「枝葉末節」の一言で一蹴。つまり一読するけど、真に受けない。「中小」の題意を突き詰めれば、

(「法務」23マークの倍近い)年41~42マークを出題
「経営」は白書の2次データ、「政策」は頻出論点を反復出題
白書からは、普通の常識と異なる点を敢えて出題
丸暗記=知ってる・知らないで正誤判断可

つまり、白書を読むことが題意。PDFでDLすれば「買う、買わない」は争点外。受験校テキストは効率こそ良く学べるが、そこを敬遠で外されるリスク有り。「中小」の題意を読み替えると、

高得点を取る要領の良さより、地道で泥臭い努力を42マークで公平評価

.

「中小」正答率A~Eランクの構成推移

ここ3年の「中小」平均点は大盤振る舞い。だが今年の難易度は神(試験委員)のみぞ知る。ブログ情報は有用だが、それを鵜呑みし419点なんて間抜けなことになっても、当ブログは一切関知しないのであしからず。

5月になると、受験校は「420点取れば良いのです」を連呼。でもそれを「受験校の商売っ気と口車」と見抜くセンスが、合格所要年数の差。正規分布を前提にすれば、本試験420点の人が10人いれば419点が10人以上。これが合否半々ボーダーライン。

半年以上の時間とカネを掛け、420点=合格率50%を狙いましょう、という助言の信憑性をどう判断するかは、人それぞれ。

.

■弱者が強者を一発逆転■

経営資源では敵わないが、ポンと知恵を絞ったらなぜか勝てた。

白書は、小規模・地域・商店街・ものづくりが大好き。つまりほっとくとジリ貧の状況を救うことが好き。これ、診断士試験にも当てはまる。

「1次」鳴かず飛ばずだが、「中小」暗記で稼いで420点1次合格。
スト生が、圧倒的不利「2次」を夢中で駆け抜け、たまたまスト合格。
「2次」に何年もかかったが、あきらめずに受け続けついに合格。

診断士試験は弱者を救う。だから敗者復活の仕掛けをあちこちで用意。

※ただし光の傍には常に影。「こんなボクでも合格しました!」美談の裏で、多数の合格実力者が「たまたま不合格」にされている事実を忘れない。

.
■今日のまとめ■

受験校に踊らされては面白くないが、受験校の機能は使ったもの勝ち

・大手校は、「1次」合格に必要なパッケージを提供(ただし有料)
・2次専門校は、「2次」合格まで手とり足とり(ただし有料)
・「中小」対策なら、試験に出る所は受験校に教えてもらえる。

だが冒頭の都市伝説は、「受験校頼みの奴は合格させないぜ」とする試験委員の意気込みを示す。では一体どうするか?「中小」を通じてそれを学ぶ。ではまとめ。

・受験校の書き入れ時と、試験の天王山をごっちゃにしない。
・合格者ブログ=相当胡散臭い。その前提で「中小」対策に進む。
・「中小」は努力と点数が比例。地道で泥臭く42マークを解く。
・診断士試験は敗者復活あり。弱者が強者を一発逆転可能。

byふうじん



こんにちは。
おはともです。

4月も中旬。
T○Cスケジュールではそろそろ7科目目の
中小経営・政策に取り掛かっているところですね。

今日は、速習コース・学習開始が遅かった方・中断していた方など、
学習スケジュールが遅れがちな方に向けて。
そして、最後には早めに学習開始した方・多年度受験生の方に向けて。

ここは山の何合目?

診断士一次試験までの道のりをマラソンにたとえてみましょう。
(ちなみに私はまったくマラソンをしたことがありません

知識ゼロのスタート地点から一次試験合格まで


学習開始が早い場合
2014年9月に開始したとすると、
今の状態は 7/11を走り終えたところ。

⇒ ゴールが近づいてきましたねラストスパート

学習開始が遅い場合
2015年1月に開始したとすると
3/7を走り終えたところ。

⇒まだ折り返し地点にも達してません。勝負はまだまだこれから。

勝負はまだこれから

昨年のこの時期、私の学習時間は200時間にも満たない状況でした
T○Cのストレート本科生(初学者向けコース)を通信受講していましたが、
カリキュラムの進捗になかなか追いつけず、
4月中旬は基本講義のやっと5科目目に入ったあたり。

カリキュラムを必死でこなすものの、
8月の1次試験合格なんてとてつもなく遠い夢のように思っていたものです。

ラストスパートで一気に追い上げる

学習開始が遅めだった方へ

まだ伸びしろがたくさん残されています
あなたの今日現在の実力は、まだ3/7。
まだ4/7も伸びしろを残しているのです。

短期間でここまで駆け抜けてきたあなたなら大丈夫。
まだ学習期間の半分にも届いていないのです。
いまの段階で多年度生や昨年の早い時期に学習開始した人と実力差があるのは当然。
ここであきらめる必要はありません。

勝負はこれからです。

学習開始が早めの方・多年度生の方へ

昨年9月以前に学習開始した方。
いま答練の成績が良いからといって決して油断してはいけません。
あなたにはもうあまり伸びしろが残されていません。
あなたの伸びしろは、短期合格を狙う初学者よりもずっと小さいのです。

後ろからは速習生が全力疾走で追い上げてくるのです。
のんびり構えていたら、あっという間に追い抜かされてしまいます。
気を引き締めて。引き締めて。
今度こそ非の打ちどころのない、完全合格を果たすために全力を尽くしてください。

それでは今日も素敵な受験生ライフを!
おはともでした。

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繰り返し 解いた数だけ 実力UP (5・7・5)

「簿記」「財務」「Ⅳ」上達の基本は、繰り返しコツコツ解いて解法体得。だが平均60点合格の試験で、80点くれるなら話が別。受験生の多くがそう気づくと、今年の「Ⅳ」は様変わり。

従来 今後=スラスラ仮説
目標A 目標S
….素点40・調整後60…. 素点60・調整後80
受験校テキスト イケカコ
解法を覚えて解く 与えられた条件を整理
公式を覚えて解く 公式の意味を理解
コツコツ スラスラ
重要論点の輪切り 一筆書き
教室レベル 実務スキル

従来の「Ⅳ」は素点40点→調整後60点でA評価。従い診断士向けテキストを使い、解法・公式を覚えてコツコツ解く。つまり重要論点輪切り、教室レベルの指導で事足りた。

今後の「Ⅳ」は素点60点→調整後80点のS狙い。イケカコレベルの複雑な条件を読みこなし、公式の意味までスラスラ理解。つまり知識を一筆書きにつないで使い、実務スキルを競う。さらに、

合格したのに「実務で使い物にならない」現状を、画期的に変革。

 .
■【1】3時間使って自分で解く■

イケカコレベル⇒「Ⅳ」荒稼ぎ+実務スキル向上⇒一石二鳥

診断士試験は一石二鳥が大好き。だが「Ⅳ」の高得点狙いは計算ミスで失点リスク。従いあくまで安全運転を前提に、イケカコ使った解答精度・速度向上で80点荒稼ぎ。このとき、

イケカコの計算問題は至難。でもその難しさが参入障壁。

この参入障壁を使わない手はない。そこで【リスクを許容できる方】に限り、80点ハイリターン狙いでイケカコをこう使う

①まず2周回す。1周目→解説と例題、2周目→例題と問題。
②例題・問題を解き、わからない時は答え(解説)をすぐ見る。
③これを何度も繰り返し。解法を覚え、かつ理解も備える。

さて、今日扱うテーマはLecture3, 4, 5。

イケカコもくじ イケカコ「要点整理」
3 CVP分析(応用) A
★☆☆
★★☆
★★☆
☆☆☆
.
CVP分析の基本仮定
多品種製品
セールス・ミックスの決定
全部原価計算でのCVP分析
4 事業部の業績
評価
A
★★☆
★★☆
★★☆
★☆☆
★☆☆
☆☆☆
.
事業部制とは
事業部の業績と事業部長の業績
事業部の損益計算書と各種の利益概念
投資利益率ROI
残余利益RI
内部振替価格
5 在庫管理 B
★☆☆
★★☆
☆☆☆
.
在庫関連費用
経済発注量と発注点在庫量
かんばん方式・JIT

先週にくらべ重要度は下がる。だが意外な所が次につながる「隠れ重要論点」。では今週も3時間自力で解いてみる。





<3時間経過>

.
■【2】必要知識の整理■

イケカコは解説も例題も難しい。だから事前知識の有無が大切。

解説→例題(できれば問題)まで一周したら知識を再確認。Lecture3,4,5の要点は以下。

①CVP分析
②セールスミックス
③ROI(要求利益率)
④RI、EVA(WACC)
⑤経済的発注量EOQ

上記5つの要点を各例題・問題で以下の通り学ぶ。


CVP分析

セールス
ミックス

ROI
(要求利益率)

RI・EVA
(WACC)

経済的発注量
EOQ 
§3
例題1
 ○  ○多品種製品
例題2 ○制約条件1
例題3 ○制約条件2
問題1 ○感度分析 ○多品種製品
○制約条件1
問題2 ○目標利益 ○制約条件2
§4
例題1 
○ROI
例題2 ○ROI ○RI
○EVA
例題3△ △直接
原価計算
×振替価格
問題1 ○ROI
問題2△ △直接
原価計算
×振替価格
問題3  ○EVA
§5
例題1
○EOQ基本
例題2 ○安全在庫
例題3 ○数量割引
問題1 ○安全在庫
問題2 ○感度分析
差額原価

※§4例題3、問題2で扱う「内部振替価格」は診断士試験では出ない。一つ手前のセグメント損益の問題を解けばOK。

①CVP分析

先週記事を参照
.

②セールスミックス

CVP分析標準原価が前提。だが単一製品だけ製造販売する企業はまず実在しない。そこで何をどれだけ作って売るか、以下の順で決める。

制約条件0 多品種製品
(組製品)
組み合わせ固定。1セット計の売上S、
限界利益CMでCVP分析。
制約条件1 セールスミックス 制約条件当り限界利益CMが大きい順に作る
制約条件2 線形計画法LP 2製品x, yの生産可能数をグラフで描き、
一番儲かる組み合わせを試行錯誤で計算。

なお「経済」では逓増する費用曲線は、「財務」CVP分析では直線。つまり作れば作る程、売れば売る程ボロ儲け。だが「中小企業の経営資源は有限」だから、どれを作れば儲かるか最適セールスミックスが大事。

.

③ROI(要求利益率)

業績管理指標は、1)PL→2)BS→3)CFの順に進化。つまり1)赤字会社を黒字化。次に2)資本効率を意識。最後に3)現金生成能力=CF。

でも今は金融緩和・カネ余りの時代。だからCF経営は下火で、簡単・便利なBS経営指標(ROI・RI・EVA)の人気が定着。

④RI、EVA(WACC)

ROIの欠点を補うのが残余利益RI(率→額)経済的付加価値EVAも気になるが中小企業には敷居が高く、「Ⅳ」で出すならRI。なおEVAはWACCを使うが、時間価値は問わない。何か中途半端な奴のイメージ。

⑤経済的発注量EOQ

発注費用=保管費用の方程式、あるいは公式一発で解くのがEOQ。発注費用⇔保管費用が二律背反(トレードオフ)であること、発注費用=保管費用となる交点が最低費用になる(※)ことを図で理解。

エクセル使用で自力で作成可。

※理屈が気になる人は、微分すると良い。だが試験でそこは問われないので、二律背反=品質原価計算とセットで覚えて鉄板。

.
■【3】知識を備えて解き直し■

知識は解った。じゃ、解き直してみるか。

だが解き直す前に、【2】の要点×問題マトリクスを再度眺める。

今日の論点Lecture 3(セールスミックス)、4(事業部業績評価)、5(経済的発注量)は、事業部業績評価にセグメント損益(直接原価計算=限界利益概念)が絡む以外は、全く独立した別論点。

知識がつながる所はつなぐ。無関係な所は全く別論点。

この「論点つながり」を意識して解く⇔解かないで、今年10月時点の「Ⅳ」実力は天地の差。ではそれを実感するため、解き直し。

<Lecture 3>

例題1: 組み合わせ固定=組製品。1組合計の売上・限界利益額を計算し、CVP分析でSBEPを求める。

例題2: 制約条件1つ=セールスミックス。制約条件あたり限界利益を計算し、高い(儲かる)順に最大量を作る。

例題3: 制約条件2つ=線形計画法LP。2製品x, yの生産可能数をグラフで描き、一番儲かる生産組み合わせを試行錯誤で探す。

問題1: 製品a, b, cの各限界利益を求め、次に組製品にしてCVP計算を行う。おまけとして制約条件1つの時のセールスミックスを計算。

問題2: 問1,2で組製品のCVP計算+目標利益の練習。問3,4で制約2条件での線形計画法と条件変化時の感度分析を練習。良問。

<Lecture 4>

例題1: ROI計算の基本例題。ROI計算は、売上高・投資資本回転率と組み合わせ、虫食い形式で出題されることが多い。

例題2: ROIは率。RIは額。RIの利益率にWACCを使うとEVA。

例題3△: イケカコ例題は事業部損益(セグメント損益)の代わりに、一つ上の「振替価格」を扱う。これは診断士試験では問われないので、飛ばして良い。

問題1:ROIの虫食い問題は、むしろ1次「財務」レベル。管理可能利益の意味(限界利益CM-管理可能固定費)を再確認。

問題2△: これも飛ばして良い。事業部損益(セグメント損益)の問題を自分で探し、解いておけばOK。

問題3: EVAの計算問題はWACCを使う。NPVの問題とどこが違うかというと、時間価値を考慮しないこと。

 

<Lecture 5>

例題1: 発注費・保管費と発注費=保管費となる経済的発注量Qの計算。

例題2: 安全在庫の計算。方程式でなく、このように全て手計算して最安費用を求める手法が「試行錯誤法」「goal seek」。セットで知っておくと便利。

例題3: 数量割引コンボ。保管費が変動する指示があるため、方程式では解けず、これも試行錯誤法で求める。

問題1: 問1、2が基本のEOQ計算、問3はなぞなぞ。問4は「運営」知識で解く。だからEOQの基本は難しくない。

問題2: 「Ⅳ」で出すならこのレベル。突然「貸倉庫が見つかったり」「新規顧客が現れる」のがお約束。これを解くキーワード「差額原価」は来週学ぶので、一旦先送りでOK。

.
■今日のまとめ■

最後のLecture 5は、問題1→問題2で難易度ケタ違い。それは単にEOQを問うのでなく、(未学習の)差額原価概念を使って解く問題だから。「Ⅳ」のコツコツA実力⇔スラスラS実力の差がココ。

試験委員は簿記の権威。彼らの頭の中では簿記の全ての論点が網の目の様につながり、その組み合わせで自由自在に「Ⅳ」を作問。だから重要論点輪切り指導偏重の診断士「Ⅳ」対策では、毎年からっきしの繰り返し。

なお筆者の頭の中では、この差額原価概念が「Ⅳ」のキモ。ついでに「2次」全体戦略を支配。その説明は来週の楽しみにとっておき、ではまとめ。

・「事例Ⅳ」は教室レベル輪切りでなく、論点をまたぐ実務スキルを問う。
・組製品はCVPの派生。制約条件が加わるとセールスミックス・LP。
・ROI、RI、EVAは単独では出ない。1次「財務」で押さえれば十分。
・EOQも簡単過ぎて出ない。もし出るなら「問題2」クラスの総合問題。

上に予告した通り、来週#3、再来週#4がイケカコのキモ。条件読み取りに時間かかるので、可能なら週3h→5hに増やし、予習をしておく。

byふうじん

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こんにちは。牛嶋・寺前・和田法律事務所の弁護士岡崎教行です。

今日は、前橋地方裁判所で労働審判があるため、これから、前橋地方裁判所に向かうところです。はじめて、北陸新幹線に乗車しますが、高崎でおります(笑)

さて、今回は、二次筆記試験の自分の再現答案と点数をみて、自分なりに思ったことについて書きたいと思います。他の道場の方々も各自なりの所感を書くそうな(漸くAAAA合格者も出てきました)。

現時点で、道場内でも成績開示等を行う/行った方も多数おり、道場として、どのように成績開示を活かしていくか検討をしている真最中です。

さて、当職の成績と感想を以下に記載していきます。当職の再現答案はこちら

事例Ⅰ 49点(C)  事例Ⅱ 69点(A)  事例Ⅲ 50点(B)  事例Ⅳ 79点(A) 平均 61.75点(247点)

では、それぞれ見ていきます。

事例Ⅰ 49点

当職、一応、使用者側の労働専門弁護士ということで、人事関係は得意なはずなのですが、事例Ⅰが一番点数が低かったです(笑)

終わったときの出来は、まぁまぁ。という感じでした。他の人よりは出来てるだろうというイメージでした(結果は違ったようですが)。

事例Ⅱ 69点

第1問でPPMについて出題がされ、花形と負け犬が思い出せない事態に陥ったのですが、何とか分かっているということを示すために、せめて①乃至④のどれかに該当するかは明示して、間違えないようにしようと思いました。

第3問のデシル分析はそもそも知らなかったのですが、一世帯あたりの平均総利用金額を客単価で割ったところ、デシル1乃至10の全てが小数点第一位で割り切れたので、自身をもって回答ができたかなと思いました。

それから第4問についても、与件中に、海外研修ツアーを実施したことがある、介護付ツアーは国内に限定しているということから、これはかつてのノウハウを使って、介護付ツアーを海外ツアーで行うことなのかなと単純に思いました。

そのため、事例Ⅱについては、事例Ⅰよりもできたとは思いました。これは、他の人を引き離すだけの答案がかけたのではないかと思いました

事例Ⅲ 50点

終わった時の感触としては、事例Ⅲが一番難しい~というものでした。特に、第3問設問2、それから第4問が難しかった。

でも、きっとみんな、これは難しかっただろ~な、と思ってるはずと思ってました。他の人よりもちょっと低めかな、というイメージでした。

事例Ⅳ 79点

これが一番びっくり。第2問の設問2は途中までしか計算できなくて結論は出なかったし、第3問設問3は(a)(b)ともに空欄でしたので。

終わった瞬間、やっぱ財務もっとやっとくべきだったか~と正直思いました。第4問は確実に取れて、第1問も半分程度は取れたかな、限界利益率は何で除するのか忘れてしまったけど、きっと販売単価だろうと決め打ち。セールスミックスは多分出来たと思い、キャッシュフローはちょっと自信なし。

ただ、事例Ⅳについてだけは、勉強期間が2ヶ月くらいしかなく(TAC公開模試は6点でした(笑))、みんながどの程度取れるものなのか全く分からないという状態で、ようわからんというのが正直なところでした。ただ、なんとか喰らいついたような気はしました。

キャッシュフローについては、設問1の(a)については、今考えると、計算間違いをしていたのですが、何故か最後の回答が当たってしまったようでラッキーとしか言いようがありません。

総括

成績開示をして、事例Ⅳのおかげで合格できたということにほんとに驚きを隠しきれていません。財務については、一次試験後に初めて本格的に着手し始めて、結局、TACの事例Ⅳ特訓という単発講座の問題と解説、それから直前の答練、公開模試の復習しかできませんでした

このような初学者の自分ですら、79点も取れたということは、基本的な思考などさえ練習できれば、事例Ⅳは何とかなるのかなと。やはり、事例Ⅰ~Ⅲは試験会場での出たとこ勝負という側面も多分にあるので、一番計算できるのが事例Ⅳなのではないかと再認識した次第です。ふうじんさん風にいえば、BBBS合格。一番計算できる財務さえSとれれば、合格の確率は極めて高くなるんだろうと思います。

その意味でいうと、僕は、不合格であったら、1年間、財務漬けになろうと思ってました。イケカコもやろうと思ったし、片っ端から問題集をやろうと思ってましたが、方向性は間違っていなかったのかなと(まぁ、結局、やれなかったですが)。

ちょうど、ふうじんさんが、歴史を塗り替えるということで、イケカコ特集を組んでいるので、是非是非、参考にしていただければと思います。

僕も、イケカコ挑戦してみようかな。ふうじんさんの記事は、読んでいてワクワクしますよね。

最後に

 

実は、先日、新たに診断協会に情報開示の請求をしました。

具体的には、小問毎の点数、そして、答案用紙の写しの交付を求めています。これが認められれば天地がひっくり返るかも(笑)

 

こちらについても、結果をこちらでご報告したいと思っております。

 

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こんにちは、 Xレイ です。

一次試験まであと4ヶ月弱
本試験までの学習プランを、どのようにお考えでしょうか。
受験校に通学されている方は、そこから指針を得るのでしょうが、そうでない方は自らで計画を立てなければいけません。
そしてここからは、先へ進む程7科目全体を考慮したものが必要となるでしょう。

今回は、それを以下の過程で考えてみます。

1.現状の能力を把握する
2.やるべきことを見極める
3.科目毎に適切な時間を配分する

 

1.現状把握

まずは、現状の能力を把握します。
多くの方は、過去問で行うのでしょうか。

取り組んでみたところ、まだ『合格点は厳しい』という科目もあるものと。

そこで一つ質問です。
テキスト・問題集等見てOK』なら全科目、合格点いけますか?
難易度は例年並み(平均55点程?)ということで。

・・・・・・・

科目毎、以下の成長曲線を考えます。

【①~学習時間に応じて得点が上がらない理解中心ゾーン】
まずは、必要知識を理解整理(体系化)し活用可能とする。
また、科目毎に必要なスキルを身に付ける。

【②~学習時間に応じて得点が上がっていく暗記中心ゾーン】

その後は科目を問わず、必要知識の暗記
その量が増えるほど、得点へ反映されやすい。

【③~成熟能力維持ゾーン】

必要知識・スキル・+αを習得し安定高得点。
以降はその能力の維持に努める。

そして、科目毎の簡単な考察は以下。

【中小経営・政策 経営情報システム 運営管理
①ゾーンが短い
用語や概念等の理解・整理が中心。
テキストをじっくり一読といったところ。
②ゾーンに入れば以降は暗記
要するにこれら科目は、用語等の知識を直接問われる場面が多い。

【企業経営理論 経営法務】
①ゾーンが中位
用語や概念等の理解・整理に加え、知識を使って考えるスキルを習得。
また、独特な言い回しや特有の形式で問われる設問への対応を知る。
そのため、テキスト学習に加え、問題演習(特に過去問)が必要。
②ゾーンに入れば使える知識量を増やすのみ。すなわち暗記

【財務会計 経済学
①ゾーンが長い
用語や概念等の理解・整理に加え、算式や表・グラフの解釈が必要。
また、種々の解法を熟知することで、設問毎に適切なものを選択し使いこなせるようにする。こちらも、テキスト学習に加え、濃厚な問題演習が必要。
②ゾーンに入れば理解したことを覚える、すなわち暗記するのみ。
一見、他の科目と違って見えるのは、暗記する内容・手法が違うため。

・・・・・・・

以上、一次試験学習への個人的見解です。

さて、冒頭の質問に戻って、
テキスト・問題集等見てOK』なら全科目、合格点いけますか?

⇒『大丈夫』という科目は②ゾーン
『テキスト等見てOK』=『暗記免除』ということ。
それならば『いける』と判断できた。
必要知識の理解や整理、必要スキルの習得が概ね済んでる。

⇒『それでも厳しい』という科目は①ゾーン
おそらく、財務会計と経済学を思い浮かべた方が多いと推測。
解法・算式・グラフ等の理解が不十分のため、少しひねられると対応できない、という状況では。
または科目を問わず、設問に対して使うべき知識や解法を咄嗟に連想できない、という状況でしょうか。
いずれにしても、知識量以外の何かが不足しています。

 

2.やるべきこと

現状把握の後は、やるべきことを整理します。

【②ゾーン科目の対策】
これは非常に解りやすい
テキスト・問題集等を漏れなくすべて頭に叩き込めば合格
究極の一次試験対策とはそういうことです。

しかし、それはなかなか大変だ。
そこで、以下のようなことを行うのでしょうか。
ⅰ.過去問演習によって、以前に問われた論点を把握する
ⅱ.出題頻度に応じて、重要な領域を見極める
ⅲ.それら領域で、未だ不十分な知識を認知する
ⅳ.自ら最善の方法で、その知識の定着をはかる

いずれにしても、ここで重要なのは
どんなことを、どの程度やれば、どこまでいけるのか
それを明確にイメージできること。
そして、それが可能な段階にあるはずです。

【①ゾーン科目の対策】
おそらくは、見通しが立たない状況でしょうか。
考えられるのは、理解学習不足トレーニング不足
それらを補い、理解度やスキルを高めるより他ありません。

ここで憂慮するのは、焦るあまり方向性を誤ること。
代表例は、理解すべきところを丸暗記
特定の問題のみに通じる解法を、さらにはいつしかその答えを覚えてしまって、①ゾーンを抜けた気になる。
これは危険です。

一次試験まで、まだ時間はある
焦らず、しかし、足早に正しい方向へ進むべきでしょう。
そして、①ゾーンを抜けたとき、視界は開け上記イメージが可能となるはずです。

 

3.時間配分

やるべきことを見極めたら、限られた時間を配分します。

・PPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)

横軸=期待得点率 縦軸=期待成長率 として雰囲気は出ましたか。

【問題児】
能力導入期~成長期前半。最も時間投資が必要
時間の使い方が正しければ、いずれ得点率は高まっていく。
しかし、方向性を誤ると永遠に成長しない【負け犬】に。
【花形】
成長期の中盤~後半。時間投資に応じた得点が期待できる。
相応の投資を継続し、安定高得点を目指す。
【金のなる木】
成熟期。安定高得点が期待できる。
以降は能力の維持に努め、積極的な投資は控える。

・・・・・・・

さて、先の成長曲線において
【問題児】  ⇒①ゾーンから②ゾーン前半
【花形】   ⇒②ゾーン中・後半
【金のなる木】⇒③ゾーン
といったところでいかがでしょう。

すべてを【金のなる木】にするのが理想ですが、それはなかなか難しい。
限られた時間で、どの科目をどこまで持っていくか
ここでは、各々成長戦略を立てなければなりません。
どんなことを、どの程度やれば、どこまでいけるのか
そのイメージを使いながら。

そして、もう一つ重要なのは時間の投資時期
早い段階で集中的にやらなければ間に合わないもの。
不安な気持ちを抑え、あえて今やらない方が効率的なもの。
それらの見極めは、結果を少なからず左右するでしょう。

限られた資源を適切な時期に、適切な量だけ配賦する。
自らが企てた戦略に沿った計画が必要です。

 

以上、学習プランについて考えてみました。

相対的に不得意な科目は、誰もが持っています。
しかし、それも含めて同時ゴールを求められる一次試験。
さらには、1科目でも40点未満があれば不合格というルール。
やはり学習の進め方は、そのボトルネックに留意すべきでしょう。

・学習がさほど苦にならない得意科目のみが先走らないよう、ボトルネックとロープで結ぶ。
・ボトルネックが試験当日に合格ラインを超せるようなリズムでドラムをたたき、歩みを進める。
・気づいたら追い越されていた、とはならないよう他の科目はバッファを保ち続ける。

ドラム・バッファ・ロープのイメージで。
そして、最後は仕掛品ごと売りつけて、500点越え

それでは、また。  Xレイ



こんにちはtomoです

いよいよ一次試験本番まで4か月を切りましたね。

進捗はいかがですか??

一通りインプットである授業が終わるGWまでに苦手分野をなくしておいて下さいませ‥!

ご自身の苦手分野を洗い出し、特に補強したい分野の計画を立てることをオススメいたします。

というわけで今日はGWを制するものは診断士を制するともいわれるGWまでとGW中の計画ついてお話させて下さい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あと2週間程でGWです。GWが終わるとラスト3か月の直前期がきます。

また、(例年では)7月の頭にあるTAC一次模試があり、ここで合格点をとれれば本試験に比較的余裕をもって臨めるかと思いますので

まず7月の頭の模試を本試験だと思って望むことをお勧めします

(もちろん他の受験機関の模試でもよいですがあくまで一か月前を本番だと思って頂きたいのです)

私もそうでしたが、直前期は予想以上に時間がありません。 お仕事の状況によりますが、今考えている以上に時間がありません。

7科目の方は420点を目指さないでください。 プラス20~30点位上を目標にしてください。

合格すればいいですし、そんなに余裕はないよと思うと思いますが ぎりぎりを目標にしていると数点の差で涙を飲む結果になるリスクが高まります。。

私は2013年に一次試験を受けたときに、二問分の6点足りず落ちてしまい、 また1年間苦しい思いをしましたので…

ぜひ、ストレートの方も、二回目の方も、今年で絶対合格する気持ちで勝ち取ってくださいませ!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

下記をチェック項目として考えてみてくださいませ。

 

【GWまでの計画】

①GWはどれ位時間がとれるか、取るか?

→それぞれ家族サービスやお仕事の都合などなどあると思います。

そこでどれだけねん出できるかを具体的に考えてみてください。

ただ、ここでしっかり時間をとって気持ち的にも余裕をもって本番までの学習を行う事をおすすめします

②現時点の各教科の目標とそのギャップは?

→これは前回前々回とお伝えしましたが、自分自身の進捗を‘客観的に’分析してみてください。   

覚えることや、仕事などに追われてなかなか冷静にはみれないのですが、 勉強仲間などと話をしたりするなかででもぜひ一度立ち止まって考えてみてください。

③GW前までにどこまで進めるか?

まだあと二週間あります。できるかぎり前走として苦手をつぶせだけつぶして、   おぼえられるだけおぼえてください。

 

【GW中の計画】

①GWの補強点。

→いつもは細切れの時間を使ったり、また授業の復習に追われたりしているかもしれません。

ゆっくり時間をとれるこの機会を最大限活かし、必要だけれど苦手分野にしっかり腰を据えて取り組んでみてください。   

ちなみに私は、中小をこのGWでほぼ暗記しました。また財務会計のキャッシュフロー、オプション・為替にしぼり強化しました。

②残りの時間の計画。  

→やりきった後はのこりの模試(上記記載)までの計画です。   

のこり二か月が勝負なので、何をどれくらいやるか。

ある程度具体的に想定して本番までの道のりを描いて下さい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今回はGWについてかかせて頂きました。

今年の夏は勉強の夏!と割り切り、ぜひ来年の夏は達成感と解放感をもってバカンスにおでかけくださいませ

皆様のご検討を心より応援しております!!!

 

 

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おとです。

いつも道場ブログをお読みいただきありがとうございます。

今回は、私(おと)も、診断士協会の個人情報開示を請求した結果、自分の点数が分かりましたので、お知らせするとともに、予想点数分布図を作成しましたので、お伝えします。

まず、自分の結果です。

おと

事例Ⅰ 事例Ⅱ 事例Ⅲ 事例Ⅳ 総合
66 55 55 68 61
A B B A A(合格)

私って、平均で61点でギリギリだったんですね。自分でもギリギリだったと予想はしていましたが、まさかほんとだったとは驚きです。

これにより、現在3名の合格者の点数が分かりました。

 

1人目

岡崎教行
http://rmc-oden.com/blog/archives/75923

事例Ⅰ 事例Ⅱ 事例Ⅲ 事例Ⅳ 総合
49 69 50 79 61.75
C A B A A(合格)

 

2人目

handys97様

http://rmc-oden.com/blog/archives/76842

事例Ⅰ 事例Ⅱ 事例Ⅲ 事例Ⅳ 総合
72 61 58 75 66.5
A A B A A(合格)

 

 

ここまでわかってくると、道場としては、どこの受験校より素早く、受験生が一発合格するために分析をしたくなってきました。

計算の根拠は後述しますが、2次試験の予想点数分布図を作りました。


クリックすると大きくなります。

このグラフから、以下の事がいえます。

①絶対評価
2次試験は相対評価と言われていたが、点数が開示されたことにより、絶対評価であるといえる(ただし合格率調整のための得点調整の疑義はまだあり)。

②合格Aランク実力者
道場で常に言っている合格Aランク実力者は存在し、合格と不合格の差は紙一重
10点きざみだと
220~229点 656人  不合格
230~239点 548人  不合格
240~249点 476人  合格  → 岡崎とおとはココ
であり、ここが合格Aランク実力者といえます。
合格Aランク実力者とは?
http://rmc-oden.com/blog/archives/70602

③道場メンバーの順位は?
この分布によると、道場メンバーの岡崎と私(おと)は合格スレスレです。
合格者1,185人中247点の岡崎は、分布図から逆算すると1,185人中793番、244点の私は954番です。

④Winner takes all
でも、Winner takes all の現実は動かせない。
【合格発表後】Winner takes all
http://rmc-oden.com/blog/archives/71850

★注意★
この数値は、あくまでもおとの個人的な仮説による統計学手法により作成した予想点数分布です。実際の点数分布を表すものではありません。また、このデーターに基づき発生したいかなる損害についても、道場では補償しません。

 

 

◆計算方法◆

細かいので興味がある人だけが読んで下さい。
また、私は定量分析の専門家ではないので、この種類の分析に詳しい方がいらっしゃれば、この方法が適切かご指摘ください。

事実として判明していること(Fact)
受験者数 4,885人(母集団)
合格者数 1,185人
合格率 24.3%

仮説
受験生の得点は正規分布(偏りがない)であること

グラフを作る為に必要な数値
標準偏差

<プロセス① 平均点>
標準偏差を求めるためは平均点が必要です。
協会からは当然に平均点は公開されていません。ただ、1受験者試験については、受験校が受験生から集めたリサーチの結果を公開しています。手元にL社の7科目の平均点があり、この平均点が700満点で384.9点でした。
1次試験と2次試験の合格率は、例年20%前後なので、難易度が1次試験と2次試験が同じであると仮定します。
1次試験の平均点が、700満点で384.9点なので正解率は54.98%です。これを2次受験者試験に当てはめると400満点中の54.98%の正解率で219.9点の平均点になります。

<プロセス②標準偏差>
次にエクセルの「NORMINV」関数に平均点を219.9と入力し、240点が全体の24.3%なる標準偏差を逆算します。
エクセルに「=NORMDIST(240,219.44,29.5,TRUE)」を入力すると、「0.757・・」と表示されます。
この意味は、240点は、平均点が219.44点で標準偏差が29.5の時に、下から数えて75.7%だということです。
下から数えて、75.7%ということは、上から数えた合格率は24.3%となります。
その結果、標準偏差が29.5の時に、240点が全体の24.3%になりました。

<プロセス③ 受験生の点数分布>
標準偏差と平均値が分かれば、同じくエクセルのNORMINV」関数を使って、受験生1,185人分の特典を乱数表示させます。
「=NORMINV(RAND(),219.44,29.5)」を1,185人分コピーすると乱数表示される。

<プロセス④ グラフ表示>
乱数表示させた得点は、平均値219.9点、標準偏差29.5で正規分布しているので、それをグラフ表示します。

<プロセス⑤確認>
グラフを見ると、当初の見込み通り、240点で合格率が24%前後になっています。
→完成

 

 

以上、おとでした。

 



 

職場が名古屋から東京へと変わったことで生活のリズムが大きく変わり、勉強時間がうまく作れずにいるmyaです

4月の異動で大きく環境が変わった方も多いかと思いますが、私もその一人。怒涛の歓送迎会ラッシュもそろそろ一息ついて、ここらで改めて勉強のペースを棚卸し、再構築していく必要性をひしひしと感じております

 

試験会場には自信を持って

恥ずかしながら、不肖mya、本試験の会場にやってまいりました…。

 

私が2012年、2013年の試験会場に向かっているとき、こんな気持ちでいっぱいでした
これは自分がしっかりと勉強できていなかったからに他なりませんが、皆様は答練をこのような気持ちで受けてはいませんでしょうか?

私は2012年、13年ともに月一回のスクーリングで某予備校の一次試験答練のみ受けていましたが、はっきりいってクイズをしにいっている状況

このような状況が続いてしまっていては、合格できるはずもありません

ここで改めて考えると、本試験まで残り115日。一日5時間勉強すれば、

115日×5時間=575時間

もあります!診断士合格に必要な勉強時間目安1,200時間を1次試験900時間、2次試験300時間とすれば、まだ60%以上も残っている計算です(まぁ本当に目安ですが…

諦めるのはまだ早い!過去の私のようにならないために時間をひねり出しましょう!

 

勉強時間の棚卸
二次試験では与件文を読み込み、問題に回答していくのですが、そのストーリーは「今まで最適化されていたはずのシステム」が、「外部環境の変化」によってうまく機能しなくなっており、それが「問題」となって表れていて、社長の思いの実現に向けた活動を阻害してしまっている、ことが多いですよね。

今、勉強できていない原因はこれだ!

最初はしっかり計画を立てたはずなのに…という方!

私と一緒に勉強時間の棚卸をしませんか?

==================================

目的の確認
現在私は英語の勉強をするべく勉強時間の確保にいそしんでおります。診断士受験の時は週25時間の確保を目標としていました。もちろん全ては診断士資格を取得し、中小企業の力になるため、ですね。

私は今、環境は変わりましたが、4時間は確保したい!!と考えています。

 

現状分析
皆様、自分の現状が分からないなんてことはありませんでしょうか?

私は2012年、2013年ともに、進捗度合を問題集の進み方で把握しようと努めていました

が、なかなか勉強の進み具合を把握することが出来ず、「まぁ今日は5ページ進んだからいいや」というようにモチベーションが高まらなかったことを覚えています。
そんなときこの記事を見て、勉強時間の記録にstudy plusを活用することにしました。

 

勉強は量×質とよく言われますが、定量的な基準で測れるものでしか比較できませんから、分析に勉強時間を使うのが合理的。

 

勉強時間を記録することで

自分がどの時間帯でどのくらい勉強することが出来て、活用できるはずなのに勉強が出来ていない時間もおのずと分かるかるはずです。

そして私の場合、5時間勉強してたつもりでしたが、実際図ってみると4時間くらいしか出来ていなかったなんてことも分かりました

そしてモチベーションも不思議と上がるというオマケつき

==================================

ちなみに診断士勉強中の私の場合、

        ①朝の電車1時間

        ②到着後始業開始まで喫茶店で1時間

        ③お昼0.75分

        ④帰りの電車1時間

        ⑤帰宅後1時間(計4.75時間

という勉強パターンが主流でした。

ただしここで、私には単身赴任(@東京)という環境変化が起こりました。
それにより変化したことは以下の三点です。

① 家事を全て自分でしなければならないため、家事の時間が必要となったこと(一日1時間程度)

② 通勤時間は45分程度に短縮され、そのうちしっかりと電車で勉強できる時間は20分程度となったこと

③ 就業時間が8:30~18:00が8:00~19:00程度になったこと(残業含む)

 

これで約3h失っていることになります。これをどこで埋めるのかを検討しなければなりません。

どこかで勉強できるスキマはないでしょうか?

一日の活動予定表を作成して振り返ってみます。

 

 

解決策を考える

我ながら自堕落すぎてびっくりしますね
この表を見ると、現在の私の問題は環境の変化によって(環境変化のせいにしてます)、

「夕飯+ビールでテレビをみてしまっている」
「夜遅くまで晩酌し、朝起きるのが遅くなっている」
「移動中の電車で座れているのにぼけーっとしている」

の三点にあると考えられます。あとはこれを解決すれば勉強時間は確保できそうです。

 

 

==================================

そこでマイベスト!スケジュールを作ってみました。

 

この通り活動出来れば、3時間40分の勉強時間が確保できることがわかりました。あと20分目標に足りないので、あとはお昼休みの時間、食事を早めに切り上げて20分確保するくらいしか手はないかもしれません。
もちろん、この通りばっちりうまくいくはずがないので、実際にスケジュール通りに活動してみて微調整をしていくことで4時間確保を目指したいと思います。
==================================

まとめ

① 勉強時間を確保できていますか?

勉強時間を確保できていないことを認識していますか?まずは現状把握のために、sutdyplus等を使って勉強時間を把握しましょう!

② 目標達成できていればよし

目標達成できていなければ問題がどこかにあるということを認識。

③ どこにスキマがあるのかを考える

スタプラを利用すれば自ずと見えてきます。一日の活動予定表を作成し、自分の理想と現実のギャップを確認。
④ 改めて現在の自分に合った理想のスケジュールを計画する。

⑤ 計画に従い実行する。


⑥ やってみてダメだったところを修正し、どうすれば計画を達成できるか検討する。


注意:あまりに窮屈にすると目標を達成できなくてやる気がなくなるのでさじ加減は重要です

 

当たり前の事かもしれませんが、実際にやってみると意外とあるもんですよ、スキマ時間

 

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myaでした。

 



皆さん、こんにちは!Nicoです。

最近、暑い日と寒い日が交互に続いていて
体調が崩しやすい季節になっていますね。
体調管理にお気を付けて、お過ごしください

さて、一次試験の勉強は捗っていらっしゃいますでしょうか。
覚えた論点をすぐに忘れてしまう、という方もいらっしゃるかと思います

一般的に、記憶を定着化させるためには、インプットとアウトプットを繰り返すことが効果的だと言われています

そこで今回はアウトプットに適したおススメの教材をご紹介します
※最初に申し上げておきますが、ステルスマーケティングではありません。
あくまで個人の感想です。

おススメ教材・・・。それは、すでにご購入されている方もいらっしゃるかと思いますが、同友館社の「過去問完全マスター」シリーズです。

 

この教材の良い点は3つあります。


過去問が論点別で整理されているので、勉強した論点を即チェックすることができる点です。
論点別でまとまっている教材はありそうで、なかなか無いんですよね


過去10年分(2015年度版)の実際の試験問題が収録されているので、
勉強した知識レベルと過去の試験レベルの差をチェックすることができる点です。


問題ページの右上部に日付と答案結果のチェック欄が3つあるので、
学習の進捗管理が容易にできる点です。
これが意外と無い教材が多いんですよね

 

私は、一次試験前日までずっとこの教材を使っていました。
朝勉で論点をインプットし、通勤時間中に復習用として利用していました。

チェック欄には

○⇒完璧に理解して正解した
△⇒理解できない部分があるが正解した
×⇒不正解

に分けて記入して、各論点がどこまで整理して覚えているか、進捗管理していました。

1冊、3,000円~3,500円くらい費用が掛かりますが
その価値は十分にアリ!です

一次試験の勉強方法で悩まれている方は、
まずはお近くの書店で手に取って、確かめてみてください

ちなみに、公式WEBサイトでも、頻出度C(低)の問題を確認することができます。

 

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以上、Nicoでした!



マントを羽織りパイプを咥え、緻密な推理を重ねた上で。

犯人はお前だ!

とズバリ言い当てるのが「法務」。で、この合理的推論は、2次合格スキルである論理的思考の一つ。かつ初見Cランク=最後の2択をズバズバ当てる点で「2次」対策に通じる。

よって「法務」にメドがつくと、「2次」対策に手を出したくなる。だがそれちょっと待った。

「2次」対策にちょっかい出すより、「1次」一発合格にメドをつける方が先。

.
■余談①:「1次」科目合格のリスク■

実力不足で「1次」ギリギリ通過の人ほど、早く「2次」対策をしたがる。

6年前のこの日、講師がふとこうこぼした。つまり、

初学者は今も昔も、「1次」不合格リスクの想定が甘い。

「1次」の役目は、①420点合格の絶対評価  ②「2次」受験者を5,000人に絞る相対評価。以下に受験科目別合格率を示す(H26東京地区)


「1次」6~7科目受験者の合格率=13.1%。再受験・保険受験者除けば、初学者合格率=推定10%少々。

上位20%合格⇔10%合格では、その難易度は段違い。

受験校講師はGW明けから「420点取れば合格!」を連発。それは本音半分、「あきらめずに来年もウチに来てね」の商売っ気半分。

「1次」419点以下不合格で怖いのは、翌年の翌年科目受験。十分な「1次」「2次」力があれど、科目難易度ブレを7科目ポートフォリオ効果で補えず、再び科目合格になるリスク。これやらかすとキツイ。

診断士試験はリスク・リターン概念をちゃんと出題しない。だから教える方も学ぶ方もリスクが苦手。従いスト合格を本気で狙うなら、以下を提案。

420点でなく最低455点(平均65点)を狙うリスク感覚が必須。

※ボクは420点だけどスト合格!と言いたい人は、「2次」点数+再現答案を提示してから反論すること。

.
■余談②:「2次」スト合格の構成要素■

初学者の「2次」合格は、たまたまA20%+合否半々A50%+極レアS80%。

「2次」は受験校に教わればたまたま20%A、一身専属マイノウハウになると合否半々50%A、個人の素養次第で80%S合格を狙える。でも残る20%は管理不能の運不運。

グラフ化すると、こう。

この仮定では、初学者「2次」合否は、個人の工夫・素養で30+30=60%、受験校ノウハウで20%、運不運20%で決まる。だから合格ノウハウ集めて飾って悦に入っている限り、何年かけてもたまたま合格止まり。

「経済」で仮説思考、「法務」で合理的推論を学ぶと、自由自在に仮説が作れる。それは反証がない限り自分にとって正。従いSランク説の主張は、

受験生応援・ノウハウオススメと真逆に、仮説と思考法(アプローチ)。

たかが仮説。だから逆張り・桁外れ・しなやか・ミライ発想の方が面白い。

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■「法務」まとめ■

スピ問2周と出題25マークを予想すれば、80点取るのが当然。

今日は「法務」の養成答練。首尾よく80点なら、復習時間の短さを活かし最新記事を読んで知識を鉄板化。そうでないなら、今の自分の何が80点に足りないかを探す材料。

□暗記術□

三者三様 暗記3兄弟の歩き方(法務)
アンキにポケテキ
【法務】表を作って暗記術
【法務】リサーチ学習法

□出題傾向□

過去問分析~会社法関連の出題傾向と改正論点について考える~
科目別の学習戦略を立てる。〈①2日目科目編〉

□Cランク問題~2択対応□

出題者の立場に立ってみる
【法務】あと1マークの取り方
喰らいついて点数アップの可能性を高めよう-経営法務を題材に

□民法対策□

 「時は金なり」の本当の意味を知っていますか?

答練後、講師は必ずこう言った筈。

目先の出題傾向変化に捉われず、会社法・産業財産権を確実に取る。

別に盗み聞きしたのでなく、試験の出題意図(本質)を忖度すれば当り前。

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■今日のまとめ■

今日の記事は「1次」7科目スト合格に強くこだわった。でも「法務」で磨いた合理的推論が「1次」「2次」スト合格につながると知ると、少し嬉しくなる。ではまとめ。

・「法務」「2次」解き方には共通点。でも「2次」対策はちょっと待った。
・初学者「1次」合格率は実質10%強。420点でなく455点を狙う感覚
・受験校指導や合格ノウハウの「2次」合格寄与率は、たったの20%
・養成答練後、過去記事を再読し重点知識を鉄板化すればなお安心。

byふうじん

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■白書の基本構成は、「グラフ」と「文章」

『中小企業経営・政策』はその名の通り、

「中小企業経営」

「中小企業政策」
の2パートに分かれています。

 

特に「中小企業政策」は、
暗記した内容が比較的素直に出題されるので、覚えれば点を稼げる

一方の「中小企業経営」
こちらは中小企業白書の内容をベースに、
グラフや数字が羅列・・・にひるまず、
もちろん、こちらも覚えて、稼ぐ。

 

ここで、暗記には、

「単語だけ」「事実だけ」を覚えるタイプと、

「文脈」「ストーリー」を覚えるタイプがある

・・・ということを考えると、

白書は親切。

 

なぜならグラフ本文で、
(暗記)ストーリーが明示化されているから。

 

例えば、

「海外生産比率の推移は、20××年から20◎◎年(33%)までは一貫して増加していたが、20◎×年、20×◎年は31%まで減少している。」
という一文。

「○年には○○が○%」「○年には○○が○%」という風に、
数字を単独で覚えてしまうブツ切り暗記もひとつの戦法だけれど、
通常、その戦法での単独勝負は、
「大枠で問われたとき」に考える一手間が発生する弱みもある。

「一定の時期まで一貫して増加している」のも事実だし、
「近年減少している」のも事実だけど、
やや遠巻きの視線でみれば、
「横ばい」と表現されても「ウソ」とはいえない。

「いちばん妥当性の高い答えを探す」
マークシート方式においては、
「事実として間違っていなければ、バツとはいえない」。

ゆえに「大枠をよむ」(あるいはグラフから「視覚でつかむ」)ことが
必要。

また実際にあった話、ある年の本試験では
『予備校テキストに書いてた内容が殆ど出題されなかった!
という事件(?)も起こったが、

実は「(予備校テキストにも書いてた)基本的な内容を裏づけとして、ストーリーを判断or仮説をたてる」事ができればクリアできた、
ある意味素直な出題だった

素直に、
白書のストーリーに沿って「グラフ」と「本文」で大きくとらえ、
個々を覚える。

白書は暗記の味方

まるでした。

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「事例Ⅳ」の歴史を塗り替え開始

当シリーズは、ブログの読み手・書き手が5週間で同時にイケカコを解く。読み手は初見問題をどう解くか、書き手はどうわかりやすく書くかが難。

けど、難しい課題ほど挑戦し甲斐あり。

受験校「事例Ⅳ」対策の欠点は、CVP、NPVなどの解き方を覚えさせる輪切り指導への偏重。だから応用・捻りに弱い。だが問題集回転重視なら、

知識が前後の論点とつながり、解き方を思い出しやすい。

「事例Ⅳ」は解法・計算条件がスッと浮かべば、後はスラスラ計算するだけ。「事例Ⅳ」S=80点がもし現実なら。その先に見える景色は別世界。

.
■注意書き:ハイリターンにはハイリスク■

事例高得点狙いはハイリスク。でも「事例Ⅳ」だけちょっと別。

「2次」の難しさとは、高得点狙って答案書くと、採点者がイラッとして低得点になるリスク。だが「事例Ⅳ」は、答えの数字が合えば×にはならない。

従いやり方次第で、高得点ハイリターンを一人占め。だがこのハイリターンは劇薬。この先の記事に進めるのは、以下のリスクを許諾する方のみ。

リスク許諾書

これ以下の情報は、リンク先の文書を熟読し、許諾・非許諾を明らかにした上でお目通しください。

□はい。上記のリスクを許諾した上で、「事例Ⅳ」高得点を狙います。
□ いいえ。上記リスクに同意しないので、別の方法で受けます。

.
■【1】記念すべき第一歩~3時間使って自分で解く■

イケカコは問題集でなく、テキスト(+例題)

目的は例題を解き、テキストの解説・理屈がその通りになるのを実感すること。従い本書のまえがきに従い、こう使う。

①まず2周回す。1周目→解説と例題、2周目→例題と問題。
②例題・問題を解き、わからない時はすぐ答え(解説)を見る。
③これを何度も繰り返すと、解法を覚え、理解も備わる。

今日扱うテーマはLecture 1と2。

イケカコもくじ イケカコ「要点整理」
1  全部⇔直接原価計算 B
★★☆
★☆☆
★☆☆
★★☆
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全部直接原価計算の違い
直接原価計算の利点
営業利益の違い
固定費調整
2 CVP分析(基礎) S
★★★

★★☆
★★★
★★☆
★★★
.
CVP分析とは
固変分解
CVP図表
目標利益等達成売上高
CVP分析に関連した指標

今日はみんな大好きCVP。だがその前に、みんなが苦手「原価計算」。

ではここで一度ブラウザを閉じ、3時間を目安に上記①②を自分でやる。3時間後に再会しましょう。

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ホントに3時間自分で解いた?

自己責任だから別に構わないが。ブログ記事斜め読みと、困って悩んだ時に出合った答えでは、脳の記憶に与えるインパクトは段違い。では解説開始。

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■【2】イケカコの難しさ■

イケカコを最初に解いて感じるのは、「やたら難しい」。

その理由は以下。

①計算結果が端数になる。 →意図的
②与えられる計算条件が複雑怪奇。→意図的
③1次「財務」の知識だけでは解けない。→天然

①②は意図的。1次「財務」マークの如く適当に選べば当たる、を許容しないのが、会計士試験の世界。逆に初見では解けないと割り切り、解答見ながら計算過程をトレースすればOK。

③は天然。意思決定会計とは要するに「簿記1級」。つまり「簿記2級」原価計算の知識が前提。従い不明点はどんどん先送りし、例えばヒマな7月に原価計算系のテキストを開く。するとその問題はすぐ解決するから今は慌てない。

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■【3】必要知識の整理■

イケカコは例題も解説も難しい。でも事前知識があれば簡単。

事前知識のベースは簿記。以下Lecture1, 2の要点を、表の形でまとめ。

①原価の分類
②原価計算の種類
③全部⇔直接原価計算
④仕掛品・製品勘定(BOX図)
⑤CVP分析

要点は上記5つ。これを各例題・問題で以下の様に学ぶ。


原価の分類

原価計算の種類
固変分解 

全部⇔直接
原価計算
損益計算書 

仕掛品・製品
(BOX図) 

CVP分析
§1
例題1
問1
問2 ○理論
§2
例題1
例題2
問1 ◎目標売上
問2 ◎感度分析

①原価の分類

 

②原価計算の種類

個別 総合
実際 標準
全部 直接

原価計算は上記の6種類。CVPで扱う直接原価計算出題は、同時に総合・標準原価計算の知識も問う(後述)。ここを絡ませて難易度を上げるのが「Ⅳ」の常套手段。

 

③全部⇔直接原価計算の損益計算書

まず損益計算書を書き、見比べる(イケカコ P.2)

全部原価計算 .. 直接原価計算
売上高S 売上高S
売上原価C 変動費V 直接材料費DM
変動加工費VK
変動販売費S
売上総利益GM 貢献利益CM
販売管理費S 固定費F 固定加工費FK
固定販売費FS
営業利益OI 営業利益OI

全部原価計算は、原価・販管費を各々集計し、営業利益を計算すればOK。直接原価計算(CVP分析)は、利益計画策定や予実比較、つまり固定費をどれだけ回収し、どれだけ儲けたかを知るのに使う。

この時、計画作りをしたいので、変動費Vは実際原価でなく標準原価を使うのがミソ。この文の意味がわかればCVPスラスラレベル。

④仕掛品・製品(ボックス図)

期首・期末に在庫がある場合、ボックス図を使って解くのが総合原価計算の特徴。だが診断士「財務」「Ⅳ」はここを教えない。簿記2級以上が有利と言われる根拠がここ。

⑤CVP分析

CVP分析で問われるコトはごく単純。ではなぜほぼ毎年出題し、かつ受験生の点数がバラつくか。それを忖度するのが短期合格センス。

.
■【4】知識を備えて解き直し■

知識はわかった。じゃ、解き直してみるか。

世に言う、腹落ち、腑に落ちた瞬間が「理解」。上表の知識を備えて解く。解き直したら知識を深める。

<Lecture 1>

例題:一見簡単に見え、原価分類・総合原価計算・直接原価計算によるPL・仕掛品勘定を幅広く問う総合問題。初学者はまずここでうんざりするが、慌てない。

問題1:多数の条件が与えられるが、「例題」解いた直後にやれば、「月末月初在庫に含まれる固定製造原価を求めるだけ」と気づく。このショートカットが大事(後述)

問題2:理屈。やらなくて良いが、やれば身に付く。

<Lecture 2>

例題1:高低点法・最小二乗法による固変分解y=ax+bの問題。(問1)は計算過程が端数になっても、そのまま解く。(問2)は診断士試験には出ない。やたら難しいが結果はほぼ同じと解って安心。

例題2:CVP分析の王道論点。ちゃんと解く。

問題1:王道論点にいろんなおまけがつく総合問題。「Ⅳ」はこのレベルを出題し、受験生の点差がつく。

問題2:条件(1)で原価率・額の与え方を変え、条件(2)で感度分析。診断士受験生では歯が立たず、逆にこのレベルで訓練積むと荒稼ぎ。なお「多桁式予算」はいわゆるびっくり箱要素。

.
■【5】公式ショートカット■

「事例Ⅳ」からっきしの原因は、公式覚えて解こうとすること

「財務」「事例Ⅳ」問題集を回転すると、「こう解こう」「ああ解こう」と言った工夫が生まれ、解答所要時間短縮。これをショートカット効果と呼び、受験校講師自ら教えてくれることもある。

だがこれが、全ての悲劇の始まり。

診断士受験生の多くが、簿記の基礎をすっ飛ばし、「こう解く」「ああ解く」の解法暗記に夢中。だから出題形式が少し変わると思考フリーズでパニック(Ⅳだけの話ではない)

CVP分析の出題は、以下1つの公式で全て解く。だが公式覚えて解こうとすると解けない(少し禅問答っぽいので和尚様の補足に期待)

.
■今日のまとめ■

意思決定会計と言っても、所詮「簿記1級」のつまみ食い。出題範囲は有限。

「簿記1級」への手出しは不要。だが周囲の「解き方を覚える学習」と決別し、問題集高速回転で知識のつながりを磨くのが、「事例Ⅳ」荒稼ぎスタイル。では第1回まとめ。

・最初は原価の分類。CVP分析では、変動⇔固定の分類が大事。
・固変分解は高低点法。総合問題の中で変動費率の計算出題あり。
・直接原価計算の損益計算書は、自力で書ける様にする。
・仕掛品・製品勘定BOX図が原価計算の基礎。だが「Ⅳ」では出ない。
・CVP分析が「Ⅳ」の花形。だが縁の下の力持ちの他論点も重要。

byふうじん



当記事は、イケカコ5週で80点シリーズの【リスク許諾書】。つまり使用上の注意点。

イケカコ5週解きへの参加方法
7つの効果
4つのコスト
持ち物リスト 

では早速内容へ。

.

□イケカコ5週で80点~参加方法□

周囲に差別化ハイリターン狙いには、ハイリスクが付き物。

リスクを下げるには、「どうやるか」より「何やらかしたらOUTか」を決める。

・イケカコを入手。4/11(土)~5/10(日)の5週で一冊解く。
・上限時間を決める(5h/週→平日1h×2、土日3hが目安)。
1周目は解説・例題、2周目は例題・問題を、飛ばさず順に解く。
・解けた問題は放置。×問題は解説をサラリと読む。解き直し不要。
・上限時間経過でTime up。一旦放置し、翌週は次の論点に移る。
・「事例Ⅳ」対策で「財務」を兼ねる。この期間は「財務」対策不要。

上記を守れば、ハイリターン狙いと、「1次」への悪影響回避を両立可能。

.

□7つの効果□

イケカコに闇雲に手を出すのでなく、効果を想像しながら回す。

YDK~やればできる効果
②事例Ⅳの全体感
③事例Ⅳの天井感
④解答手順逆引き法
⑤理論強化
⑥1次対策一石二鳥
⑦得点嗅覚(センス)

期待効果を補足。①~③について。問題集を1冊解き終えると自信になる。それがイケカコなら「事例Ⅳ」の「全体感」「天井感」、つまりまぁこんなものだろ、と妙な割り切りがつく。ココ大事。

④~⑥も重要。問題集で解き方を身に付けるには、一論点深入りより、浅く早く何度も回す方が良い。「事例Ⅳ」で解き方体得、後で「財務」に戻って理論補強すれば鉄板。

で「事例Ⅳ」得点力が決まる。この記事参照。

.

□4つのコスト□

試験対策とは要はOUTPUTの品質管理。

そこで品質原価計算手法を応用し、起きるリスクと掛けるコストを適正化して、高いリターンを狙う。

①外部失敗コスト:事例Ⅳ対策で時間ロスし、1次対策の時間を奪う。
②内部失敗コスト:事例Ⅳ対策でつまずき、1次「財務」まで混乱する。
③予防コスト:どれだけ時間をかければ良いか不明
④評価コスト:どの程度まで理解すれば良いか不明

「事例Ⅳ」は得点期待値が不明で、対策してもキリがない。従いスト生は深入りしないのが従来のセオリー。だが起きる「失敗コスト」に対し、掛ける「予防・評価コスト」の目安を示せば、そのセオリーが塗り替わる。

.

□持ち物リスト□

以上を読み、当【リスク許諾書】に同意するか否か?

□はい。上記のリスクを許諾した上で、「事例Ⅳ」高得点を狙います。
□ いいえ。上記リスクに同意しないので、別の方法で受けます。

 もっとも、「事例Ⅳ」高得点は合格戦略の1つにすぎず、その対極が受験年数での不合格リスク分散。いずれにせよ腹を決めたら、持ち物リストを点検し、行動開始。

イケカコ5週で80点ドリル・持ち物リスト
□意思決定会計講義ノート
□1次「財務」テキスト(ポケテキ・スピテキ)
□計算機(√計算機能があるもの)
□筆記用具
□ 時計

byふうじん

 



こんにちは、ぽらーのです!
TAC予備校生の皆様は、法務の仕上げである養成答練の時期ですね。
協会から1次試験日程も発表され、法務が終われば後は中小を残すのみとなります。
で、中小が終われば、いよいよ総仕上げの時期に突入です。
気合いを入れて、日々の勉強を楽しみながら行きましょう♪

前回は経営法務のうち、会社法に焦点をあてつつ、過去問分析を中心に書きました。
今回は会社法の改正論点の考察を書く予定でしたが、それは先の完成答練の時期に書くことに変更します。

今回は1次試験の得点戦略に関する記事です。

突然ですが、今すぐ本試験レベルの7教科を受けたら何点ぐらい取れますか?

「そんなの分かりっこないよ!」、という声が聞こえてきそうです。

「まだ中小を受講していないし」
「財務、経済など苦手科目をフォローできていないし」
「運営管理は忘れかけているし」・・・

では、質問を変えます。
各教科ずつ何点ぐらいを取って、7教科でトータル何点ぐらいを目標にしますか?

「1科目60点以上とって、420点オーバーがまずは目標でしょ?」

確かに420点以上とれば1次試験突破です。
でも、その目標の立て方で果たして良いでしょうか?
道場理論での7教科530点オーバーのことではありません。
自分の科目の得意・不得意をふまえた、科目別の戦略的な得点目標の話です。

昨年、ぽらーのは本試験を受けたらいま何点とれるだろうかや、将来における目指す想定得点能力を以下のような表にして手帳に記載しておりました。定期的に見直すにあたり、フリクションペンを用いることで修正可能としました。

学習時間を重ね、自分の現状の得点能力を記録することは、想定の範囲を超えないまでも、自分が成長していることが分かるので、嬉しくなります。
表の右の方をご覧いただければ4月末時点に作成した1次試験で目標とする科目毎の得点があります。1次試験に受かるイメージを膨らませるとともに、その点数に届くために自分にいま何が必要かを考えながら学習計画を立てていきます。

なお、トータル450点の考え方は、420点に各教科ケアレスミス1問4点×7教科=28点≒30点をロスするとし、420点+安全30点=450点。これを各教科の得意・不得意に応じて配分します。

【想定得点能力の算定】


自分の本試験レベルの得点能力は、養成答練で獲得した点数のおよそ4分の3(×0.75)ということで設定。アバウトな感じですが大きくはずれてはないと思います。それに対し、本試験の目標点数と比較し、ギャップの点数と科目別の費用対効果を考え、具体策や配分時間をイメージしていきます。あくまでイメージであり、細かくは決めず、進捗に応じて臨機応変にすすめました。

ここでのギャップを埋めるためにどうするかがまさに課題であり、課題解決のための具体策が重要です。
この思考の流れは2次試験の解答ロジックの基本的な枠組みですが、1次試験における試行錯誤の学習を能動的に行うことで、この枠組みに慣れ親しめばストレート合格可能性を高めて一石二鳥ではないでしょうか。

以上、ぽらーのでした!
お付き合い頂き、ありがとうございました。

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なごです。
桜の季節が終わり、葉桜をはじめ新緑がきれいな季節となりました。暖かい日が続く中、たまに気温の下がる日もあり、ちょっとした気のゆるみが体調不良を起こします。これからの時期、体調管理には気を配ってくださいね。

 

さて、ストレート合格を目指す方は1次試験の各科目に取り組んで見えることと思います。そろそろ1週目のゴールも遠目に見え始めており、日々努力に余念がない、そんな時期ですよね。まずは頑張って目の前の科目をクリアしてください。この時期、まずは一歩ずつ前進すること、それが合格への一番の近道です。

 

 

そんな中、今日は昨年、残念な結果に終わり、今年に勝負を賭けている方たちへのメッセージです。

 

 

1次試験終了後、8月から10月まで必死に2次試験を勉強したと思います。そしてその結果として出た判定結果。皆さん自身の実感は如何だったでしょうか。予想通りの結果でした?

 

ちなみに私は一年目「ACCA」でした。

 

試験後の私と言えば、後悔ばかりが先に立ち、2次の問題を見ることにずっと拒絶反応。4月ごろまで勉強するのも自分の受けた年の過去問が載っていない1年前の問題集を使っていたくらいでした。

とは言っても自分自身の現実逃避というのは分かっていましたので、まずはC判定だった事例Ⅱ、事例Ⅲを必死にやったのですが、これがどうもうまく行かない。この時期はずっと試行錯誤を繰りかえす日々。

 

 

で、ふと思ったんです。

 

 

「そもそも俺の解き方って、これでいいんだろうか?」

 

 

それまで問題文だけ最初にさっと目を通し、あとは与件文から回答に該当すると思われる文字をピックアップし、回答を構成していくスタイル。予備校で教わった解き方を忠実に守っていました。

 

 

でも何度解いても、模範解答と見比べるとキーワードの漏れはたくさん、回答根拠も使うところがバラバラ。はっきり言って、回答の精度がまったく定まっていないことは自分自身が一番分かっていました。

 

 

でも、あと一年もあるんだから、そのうち打率も上がるだろうと現実を直視していなかったのが現実。でも自分の中でこのままではいけないだろうということは、うすうす気が付いていたと思います。でも予備校の解き方から離れるのが怖かった。

 

 

でもこの時期、もう一度、自分の中での≪回答作成のプロセス≫を、ゼロから作り直してみようと思ったのです。

正確に言えば、予備校の先生に言われたことのまねをするのではなく、自分自身の回答方法を考えてみよう、と。

昨年8月から構築した自分なりの回答のお作法をいったん捨てました。

 

 

 

そのうえで、まず越えなくてはいけない自分の不得手な部分は2か所。

 

  •  分かりやすい文章が書けない(文脈に飛躍がある)
  • キーワードの抜き出しが下手

 

そのため問題文を最初に読み、与件文を読む前に回答文の構成を想像、文章の骨組みだけを先に組み立てるという、解き方の作法を変えてみたのです。また構成を頭で考えるだけでなく、具体的に余白に四角いマスを何個か書き、その上に例えば

 

「誰に対して」

「どんなことが起こり」

「何が変化したため」

「どうなったか」

 

のように、具体的な起承転結の文章項目を、与件文を読む前に枠組みだけ作ってしまい、そのあとから与件文を読んでキーワードを探しに行く形に変えました。

こうするとキーワードの抜出漏れが少なくなることはもちろん、私自身の弱点であった文章としての抜け、理論の飛躍などによる迷文(?)が無くなり、意味不明な文章構成が格段に減りました

 

皆さんに私自身の解き方が合うとは到底思いません。

 

 

 

でも一つだけ言えるとすれば、

「今の解き方で本当に大丈夫か?」

と自問してみることも、今の時期なら必要なんじゃないかと思うのです

 

 

野球で言えば、1次試験終了後、とりあえず固めた打撃フォームで、オープン戦(予備校模試)もそこそこに、いきなりの実践でヒット(合格答案)を打てるストレート生も確かにいます。

 

でも、それが出来なかったのなら、今こそ打撃フォームを再度見直し、最も自分に合ったフォーム(解答手段)を手に入れてほしいと思うのです。それがあと半年ある多年度生の最高の強みでもあります

 

 

先日の日経新聞にも王貞治選手の記事が連載されていました。3年目にしてやっと見つけた一本足打法。開眼した瞬間、ボールが急に飛ぶようになったとの内容。

 

 

まさに今、今年の2次試験に向けて努力している皆さんと同じ状況なのではと思っています。

 

 

私が打撃フォーム(回答方法)を改良したのは正確に言うと6月でした。そのあと練習を重ね、自分なりに納得がいくスタイルが確立できたのが9月末。

 

もうすでに模試などは終わり、試せる場は本番の1回のみでした。多くの方が2次対策で1年は長すぎると言われていますが、私にとってはむしろ短すぎるくらい。それくらい中身の濃い1年間の学びだったと思っています。
今の勉強、もし迷いがあるなら、一から見直してみるのも良いと思いますよ。今なら解き方のプロセスを作り直して、いろいろ試行錯誤して、自分のものになったころ、ようやく8月くらいでしょうからね。

 

 

自分にとって最良のフォームを、皆さん自身で見つけてください。

 

その努力は必ず報いられると信じています。

 

 

「今日も努力の貯金をしていますか」

なごでした。

 

 

 

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皆さん、こんにちは。
突然ですが、今日はなんの日かご存じでしょうか。

そうです!今日はお釈迦様の誕生日いわゆる「花祭り」です。仏教系の学校やお寺では、なんらかの行事が行われていて意識をされたことがある方もおられるかもしれませんが、日本でこの行事があまり積極的に話題にされてないことを、和尚はこのHNでもあり寂しく思います。

キリストの誕生日なんてせいぜいキリスト教が輸入された明治時代(隠れキリシタン的には戦国時代?)からしか祝ってないはずなのに、あんなに12月には「日本で」盛り上がるのか、それもイブという名の前夜祭まで含めれば2日間もあるのか、多いに疑問です。たぶんプレゼントや行事にかかる経済効果を考えればその額は大変なものになるでしょう。

で、和尚は考えました。
マーケ的には「ブルーオーシャン戦略」が成立するかわかんないですが
「良い子にしてれば、お釈迦様が白い象に乗ってプレゼントを枕元に置いてくれる」
とか
「花祭りパーティーと称してケーキではなく和菓子を食べる」
とか、 そういうストーリーを確立させたニッチな仕掛けが中小企業には必要かと思います。ただしあまりお金をかけずにね。

また、前座が長くなりましたが。

今日は、そうしたニッチな分野のお話。
これも読者の需要がどれほどあるかわかりませんが、お話をさせて頂きます。題して「重箱の隅つつき論点対策!」。

あくまでこの題材、「1次試験あと2、3教科」とか「どうも王道論点の分野で点の伸び悩みを感じている」とか
「やるなら科目でパーフェクトを目指したい」「そもそも道場が提起する理論とかに反発を感じている」(笑)
とかのニーズは少ないけどあるんじゃないかな、と思って企画しております。
ただ、やるからには一般的な論点の勉強にも必要なことではないかなと思い、そのエッセンスも踏まえながら。

第1回は「経営理論の労働法務分野をどうする?」の巻です。
はい、和尚は平成25年の1次試験、経済と経営、不合格でした。たぶん図らずも2教科、もしくは1教科だけ残しちゃった方もいらっしゃるかと思います。
そうした方に、私の経験上から申しますと
「受かった科目の保険受験なんかやめて少ない教科だったら舐め尽くせ!」と感じております。(あくまで個人的感想なのでご容赦)
この試験、年度による科目ごとの難易度の差が激しく得意教科でも足元をさらわれた方の体験談はよくきかれます。私も財務が得意ではあったのですが、H26年度はかなり平均点がダウン・・・。受験しなくて良かった、とは結果論ではありますが、そう思っております。
また、不得意科目を克服する爽快感は格別ですよ。

また、残り少ない科目だと10点と言えども無視できないのでは?と思います。

で、本論ですが。
私、FP1級のホルダーではありますが、社労士試験分野は全くの苦手。。というか食わず嫌いな面があって、ろくに勉強をしておりません。年金分野は手元に資料がないと数値など頭に入っておりませぬ。
そうした上での、経営理論試験での労働法務分野。
思い返すに
全くわかってない状態」(前々回の記事ごらんください)
でございました。ゆえに25年の試験はこの分野2点。正当率2割です。これではいかんと思い、前々回の記事のような「マゾ的学習法」を励行し、今回の労務分野では満点をゲットできました。

確かに、いろんな受験本では「労務分野は深入りするな!」とか「分かるやつだけ解け!」とかの文字が踊っておりますが、じゃ、社労士さんとかどうなるの?とか思ったのが舐め尽くしてやるぞと思った発端です。
労務分野の法律がどういう構成になっているかなど全くわかってないことを自覚しておりましたので(どんな法律があるか知らない)、自分で全く理解できていないだけだし、これを克服するのは苦労するかもだけど、伸びシロは大きいだろうな、と思って取り組んだ記憶があります。

さて、そのやり方。
アイテムは主に3つです。当然前々回の記事通り「マゾ的学習法実践者」ゆえに①から②、③へ進みましたよ。以下、社労士試験すべてではなく、労働法務分野のみの勉強です。

①岡野の無料合格ゼミ(社労士編)
ネットで是非ググってみてください。これ本当にお買い得、買ってはないけれど。社労士だけでなく、法務で民法分野をガリガリしたいなら「宅建編」、情報システムにはIT系もあるのかな?
昔なら暗記カードなんかをつかったのが今やこれ。時代を感じますね。問題を解くと正誤が記録される、正当率は当然ながらどの問題が間違えやすいか、グラフになって出てくるし、ここの管理者もおっしゃってますが「このサイトだけで国家試験に受かる問題を取り入れてある」との由。だから診断士試験の経営理論のさらに労務分野の問題範囲くらいは十分カバーして余りある。。。
たまに間違いが続くと、イラストのねーちゃんの発言にやつ当たりしたくなるが。。。
もう一言。これ正解はともかく解説はネットを読んでいるみなさんの「集合知」が集大成されている。こうした試みをしてビジネスを成立させておられる方がいる、ということも診断士として頭に入れておかねばならないことであろう。

②BOOK・OFFで105円で買った「2012年度版受かるぞ!社労士」秋保雅男・編
で、①の正当率が6割くらいまでやったあと、これを読み込んだ。
私は、特に参考書は自分の手で汚すことが大好きな人間で、新品の参考書を汚すことは非常なる贅沢と感じる人間であるので、年度遅れでも中古でもかまわん、という感じ。
この本は既にマーカーで汚されていたが※、私はそこへまた違う色のボールペンで気がついたことを書き込む書き込む。労働法務の体系ってこうなっているのかぁ。、、。とか新たな発見も多かったなぁ。実に楽しい読書の時間となりました。

③さらにネット動画にも進出!
TAC社労士講座の動画チャンネルの視聴は、テキストもPDFでついてて、良かった。視覚だけでなく聴覚にも訴えられること、私の防水タブレットにて風呂のなかでも視聴可能なのは、24時間勉強漬けという気分を味わうにもいいなあ、と思いました。

ほぼ、パケット代と105円でこの分野はパーフェクトにできた、という実績だけは私がつけましたので、5000人の受験者の中で1人でも試していただければ、幸いと思い、記事にいたしました。

合掌。

PS
※部分ですが、この本を売られた方、たぶん社労士試験途中でギブアップではなかったかと感じました。
理由は
①マーカーがほぼ全ての文章に塗ってある。
②そのマーカーが途中で終わっていて、後半部分はほぼきれいな状態で残っている。

マーカーというのは重要な部分「のみ」引くものであってすべてに引くものではない、このブログまでたどり着かれた方は、そうではないでしょうが、老婆心ながら。。

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みなさんこんにちは!
勉強頑張ってますか?燃えてますか?
九州は佐賀からきりがお届けします

あとひと月ほどでゴールデンウィークに入りますね!
世間では旅行だなんだと騒がしくなりますが、皆さんはいかがでしょう?
纏まった勉強時間が確保できる貴重なお休みだと思います。

是非ここで気合を入れなおしてガッツリ勉強しちゃいましょう
さて、本題に入りますが、TACのストレート本科生のスケジュール的にはもうそろそろ中小が終わり、一次の勉強がひと段落する頃ではないでしょうか?

人それぞれ学習のペースがあると思うので、無理はしなくてもいいのですが、

もし!少し一次の学習に余裕があると感じている方がいらっしゃれば、

一度二次の勉強を見てみた方がよいでしょう。(心の準備も兼ねて^^)

今日はそんな中でも私が一番厄介だと考えている【事例Ⅰ】のお話をしたいと思います。

私は受験生時代、とにかくこの【事例Ⅰ】が苦手でした。

なぜかというと…

何が聞かれているかが“モヤッ”としている(と感じていた)から

※他の科目は問われていることが割と明確だと思います。

それゆえ

何と答えたらいいのかも“モヤッ”としていました。

要は「なんとなくこんなことが問われている感じがするから、こんな感じのことを書いておこう」

という今考えれば酷い解答をしていました。。。

平成24年度の試験でも当然惨敗…。(結果はC評価でした。)

再現答案すらも恥ずかしくてとても書けない、という有様でした。

それから「なんとかせねば!」と思い立って事例Ⅰの対策に取り組むことにしたのです。

私が行った【事例Ⅰ】対策は

・ふぞろい7の事例Ⅰ分析チームに入って徹底的に【事例Ⅰ】を分析する

・読み書き特訓に定評のあるAASに入って某有名講師のS先生に日経新聞の春秋要約を毎日添削してもらう

大きく分けるとこの二つです。

「えっ!そんなの誰もかれもできないよ!」という声が聞こえてきそうですが、

大丈夫です。

要は

①事例Ⅰが苦手だと感じている人は“徹底的に”分析して

②何をもって苦手になっているかを洗い出し

③その“苦手の根本原因”を取り除く

ということができればOKなのです。

私の場合、「何が聞かれているかが“モヤッ”としている(と感じていた)」

即ち、

・全然文章を理解できていない⇒読む力が弱い

という根本原因にたどり着いたのです。

そしてさらに

・読む力が弱い⇒上手く書けない

こうなることもわかりました。

…ということは?

・読む力を鍛える⇒書く力を鍛える

これでOK!ということですね

具体的には

~読む力を鍛える~

①自己啓発やビジネス書“以外”の小説などの本を読む(筆者や登場人物の気持ち等を感じられるものがいいです。)

⇒何が問われているか、事例の中で最も重要な部分はどこか、がわかるようになると思います。

②過去問を解く際に必ず「事例テーマ」を考える

※事例テーマとは、その事例にでてくる企業がどういう道筋をたどり、ゴーイングコンサーンに向けて成長していくかを考える、ということです。

ちなみに昨年度の試験の事例Ⅰで私が設定した事例テーマは

着実に成果をだしつつある研究開発をさらに積極的に行うため、
・優秀な人材の確保と
・資金調達を助成金等で行い、
高付加価値化して成長するA社

としています。(簡易的に設定するものなので、文章が微妙ですが

この「事例テーマ」を考えることで、

⇒事例企業の成長ストーリーを頭に描くことができるので、解答の方向性が見えてきます。

つまり…「何を書いたらいいかわからない場合の“道しるべ”になってくれる」ということです

③再現答案を読みまくる

これはふぞろいの分析をしていたからこそ受けられた恩恵でしょう。
これによって合格orA答案と、その他の答案の違いがわかるようになりました。

一言で表現すると、合格orA答案を読んで感じること、それは「こいつ、わかってる!」です。
どの要素が入ってないとダメ
とか
この要素が入っているから何点

ではないと、私は感じました。

解答に妥当性があり、それをロジカルに、具体的に表現している
「提案を受けた社長が納得できる解答」
これこそが合格orA答案だと気付いたのです。

再現答案は検索すればいっぱい出てくるかと思います。何点か「これはいい!」というものをピックアップして、
お手本にするといいかと思います。

※予備校の模範解答はちょっとできすぎだったりするので、参考程度にした方がいいでしょう。

~書く力を鍛える~

・基本的に毎日日経春秋の要約を行う

⇒筆者の意図(何が言いたいか)を把握し、編集する能力が備わります。
読む力、書く力のどちらも鍛えられるので、一石二鳥のトレーニングです。
・同じ事例を連続して何度も解く

これは目からウロコのトレーニングでした。
文字通り、全く同じ事例を何回か連続して解くのです。
①一度事例を解いて、自分が解答した文章を見直します。
②再現答案や予備校の模範解答などと見比べ、どこがおかしいのか、不自然な部分はどこかを洗い出し、
次解くときはこういうところに着目して解こう!とかこういう表現のほうがわかりやすいかな?
などと自らダメ出しします。
③再度同じ事例を解きなおします。
④以下繰り返し

最初これをするとき、「同じ事例を連続して解いても、同じことを書くだけで意味ないよ!」と思ってましたが、
読むたびに見えてくるものが変わるので、解答が変化するのです!

欲を言えば一回一回誰かに客観評価をもらえるといいと思います。
なので、グループ学習等で一度解いたらみんなでダメ出し合いをして、またみんなで解く

という風にすると効果があると思います。

これをやると、合格答案が実際どういう風に書かれるのかがわかってきます。

つまり⇒合格答案を書いた時のスピード感、何を考えて解いていたか、どういうペース配分で解くか

といったことがわかるということです。

素晴らしいと思いませんか?本当におすすめですよ。

この前短距離走で参考記録ながらも好タイムを出した桐生選手は

追い風がなくても9秒台で走れるイメージがついたことかと思います。

イメージとしてはまさにこんな感じでしょう。

合格答案を体感できるトレーニングがまさにこれだと思います。

本番での自信もつきますよ!

次回は今現在開示請求を行っている私の二次試験の点数と、再現答案をもとに、

他の二次試験の科目に関しても深堀していきたいと思います。

以上、事例Ⅰの評価が41点とかだったらどうしようかと思っているきりでした。

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事例Ⅰ 事例Ⅱ 事例Ⅲ 事例Ⅳ 総合
72 61 58 75 66.50
A A B A A(合格)

handys97さん再現答案(H26)

診断協会が個人情報保護法に基づく開示請求に正式に対応したことを受け。

今後の合格体験記は、成績+再現答案付きが当り前。

2014/1/9に合格体験記を寄稿いただいたhandys97様より、再現答案と開示請求結果をお寄せいただきましたので、謹んでお知らせします。

handys97さんコメント
「事例Ⅱ、Ⅲは思いのほか素点のとおり、事例Ⅰ、Ⅳは素点の底上げありなるも、素点を相対評価のバラツキで再評点するようなことまでしてるかどうかまでは疑問」というイメージ。

ご本人は謙虚に、「受験時代のお世話になった恩返しに、分析の一助として」と仰っていますが。

余計な分析のない、生データ・生答案がベスト

を身上とするのが当ブログ。余計な分析などのない、生成績+生再現答案+合格体験記(再掲)をぜひご覧ください。

handys97さん再現答案(H26)

   寄 稿 こ こ か ら   

handys97と申します。

拙文ながら、体験記を作成させていただきました。多年度生の方の参考になれば幸いです。

1.診断士に挑戦した理由・きっかけ

初めは、別途挑戦中の法律系試験日~発表日のスキマ時間の軽い腕試しのつもりでした。

2.学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目

私は金融機関勤務者です。

学習開始当時、FP 1級、証券アナリスト補、宅建を取得済みであり、システム以外は全てほぼ仕事に関連ありという、他の受験生と較べ有利な立場でした

3.学習スタイル

あくまで他の法律系試験が優先でしたので独学

期間も7月~10月の4ヶ月間と限定。

4.合格までの受験回数

二次試験5回(必然的に一次試験も3回!一応全部一発合格)

5.合格までの学習法について【多年度の原因と脱出法】

(※このパートについては道場メンバーからの質問に対して、お答えを頂戴しました)

 

質問1

「どうして5回かかってしまったのか?(失礼!)。そして、独学ならではの苦労は

handys97さんのご回答⇒

別に失礼なことはありません。現実です。

結論は独学だったからです(能力の問題もあります)。

今考えれぱ、二次試験は作問者が事例企業のどういうプロセスを整えることを求めているのかを理解し、各80分間で必要な知識を使って分析・助言する手順・技術を身に付ければ合格する試験だと判りますでも、独学者は一人で試行錯誤しても、中々それに辿り着けせん。無料で良質な情報を貴道場はじめ様々な支援機関が提供して下さいますが、独学者は断片的なそれらを自分で体系化しなければなりません。また、自分の独りよがりな答案を唯一無二な正解と信じ、誤った方向に行っても誰も修正してくれません。私は3年目の途中まで貴道場の存在すら知りませんでした。

合格できるまっとうな道に辿り着くのに4年もかかってしまったということです。

 

質問2

「過去4回と5回の違いはなんなのか?独学の苦労をどう克服したのか?」

handys97さんのご回答⇒

3年目までは何の方策もなく漫然と事例を解き続け、「その内受かる」と誤解してました

1年目はわけも判らず市販の問題集をチョロチョロッと解いて、ABCA。

2年目は、受験機関の必要性を感じて、TACの直前通信を受けましたが、単なる答練だったので手順・解法は身に付かず、ABAC。

3年目は一次試験があったので短期間の二次対策。ひたすら独りで過去問を解いてました。試験直前に貴道場に出会い、 WEBで提供されていた緻密な知識に驚き、以降合格まで欠かせぬ道標として拝見させていただきましたが、その年は「おさわり」程度。独りよがりの解釈で、「お作法」を身につけたつもりになっても、結果はDBAA。 毎年Aが二つ付いたので、あとほんのちょっとで合格できると錯覚し、危機感も情報収集努力も不足してました。

転機は4年目の「経士会」という大阪の経営者・士業のコラボ団体の診断士グループの勉強会との出会い。

そこでは、事例をただ問題として解くのではなく、企業診断の立場からのアプローチをしてました。

SWOTを行い、課題・ニーズを抽出し、当初は何て迂遠なことをやっているんだろうと思いましたが、「事例全体」を「実務補習」、各事例では「与件」を「社長からのヒアリング事項」、「設問文」を「指導診断士による分析と打ち手」と考えると、正攻法の方法論としてスーッと腹に落ちました。

自分もそういったアプローチをすることにより答練の得点も安定するようになりました。

事例毎にフレームワークや整えるべきポイントも教えていただきました。

週2回程度、ボランティアの先輩診断士達に、複数でよってたかって厳しくご指導頂きました。そして、一緒に戦う師匠と仲間もできました。因みに、今年の「経士会」関係者の合格率は驚異の60%。

自分も某受験機関の模試でも全国11位となり、4年目は自信をもって試験に臨みましたが、結果はDAAA。

事例1の揺さぶりに頭が白紙状態となったことが敗因でした。

ここでの敗戦は自分でも一番のショックで、「撤収」も視野に入りましたが、やっと方法論が理解できたことや面倒を見てくれた師匠たちの存在が、「最後の1回」に歩を進めさせてくれました。

なすべきことのわかった5年目は経士会勉強会のみで、基本独学。

変えたのは過去問に対するアプローチ。正解が発表されず、受験機関の模範解答も割れる二次試験において最も正解に近いと推定される「ふぞろい」さんの模範解答を過去6年間分集め、「如何にして与件・設問からこの回答に辿り着くか?」「事例毎にどのプロセスを整えることを求められているのか?」「あるキーワードが出た時にどんな知識で応えればよいのか?」等を自分なりに分析・検証・体系化しました。これにより、4事例すべてで安定的にAを取得する手法を模索しました。

それを元に手順をさらに整え、解法を固めた結果、3年目より一層の安定化が図れたと共に揺さぶりにもぶれないパニックマネジメントもできるようになりました。

試験当日は、「今回は絶対に落とせない」という緊張感の中、4事例通したボリュームアップやいろんな仕掛けに揺さぶられながらも、問題の取捨選択やミスへの対応など320分間のマネジメントをキチンと行うことができ、4事例平均して無難な解答と合格切符を得ることが出来たように思います。

 

質問3

「もう一度イチから受験生をするとして、どんなショートカットが考えられるか?」

handys97さんのご回答⇒

やはり、二次試験だけは「独学は茨の道」です

自分のやってきた試行錯誤は、二次試験に対しはっきりとした方法論が身に付けられたという意味で、後進の指導も希望している自身にとっては、財産にはなりましたが、如何に言っても4年半は長すぎます。その時間があれば、診断士としてもっと様々な経験が踏めたと思います。

やはり、イチから受験生を始めるのであれば、経済的に許せば受験機関の本科に1年は通って方法論の修得を行い(修得できればあとは独学でも支障ないと思いますが)、「経士会」で指導してくれる師匠と仲間を作ります。仲間と師匠の存在の有無、学習の効率化のみならず、モチベーション向上効果に絶大な影響を与えます。

また、貴道場はじめWEB上の支援者の方々に初年度から出会い、「ふぞろい分析」を行って手順・解法・必要知識を固めれぱ、1~2回で何とかなる試験だったと思います。因みに一次試験は一生懸命スピテキと過去問と白書を廻して知識と判断力を鍛えれば大丈夫。独学のデメリットは感じませんでした。

 

     寄 稿 こ こ ま で     



 

さて、10分で分かるシリーズもこれで2回目、第1回目はこちらをご覧ください。

10分でわかる「オプション取引と為替予約」

2回目は、頻出論点であるキャッシュフロー(CF)です。

キャッシュフローってなに?

一言でいうとお小遣い帳です。

「現金(キャッシュ)が増えたらプラス、現金(キャッシュ)が減ったら減ったらマイナス。」これだけです。でも、これだけなのに、なんで難しいんでしょう。それは、会計上の利益と現金(キャッシュ)の流れ(フロー)が違うことが原因です。

これから現金の流れの事をキャッシュフローといいます。

では、なんで会計上の利益とキャッシュフローが違うんでしょうか?諸悪の根源は「減価償却」の存在です。

「減価償却」がわかれば、キャッシュフローも同時に理解できます。

 

じゃぁ、減価償却ってなに?

減価償却について、詳しく説明するとお約束である10分を超えてしまうので、ここでは減価償却=「つもり貯金」と覚えてください。

つもり貯金って、「タバコをすったつもり」とか、「美味しいものを食べたつもり」で、その金額を貯金するアレです。

これから減価償却の事をすべて「つもり貯金」と書きます。

説明するより、実際の問題で説明したほうが理解しやすいので、例題で説明します。

 

例題

例題①


◆問題

100円の売上がありました。50円の仕入があって、税引前利益が50円でした。
利益から40%の税金を引かれました。
手元にいくらのこっているでしょうか?

◆答え

税引前利益である50円に対して40%の税金がかかるので、
50×40%=20円が税金となる。
利益の50円から税金の20円を引くと
50-20=30円(税引後利益)なので、手元に残るお金は30円となります。

答え 30円

これは大丈夫でしょうか?
単純な計算ですね。まずは、ここを理解してください。また、このような減価償却を含む問題を理解するには、BOX図が最適です。

この図は、右の売上がキャッシュインフロー(CIF)、左側の経費と利益がキャッシュアウトフロー(COF)を表しています。これからこのBOX図をつかってすべての問題を説明していきます。

この青色の部分が、手元に残るお金(キャッシュフロー)となります。

★Point★
税引後利益が30円で、手元に残るお金も30円で同じ金額になります。これは、つもり貯金がないからです。

 

 

例題②


◆問題

100円の売上がありました。
50円の仕入と20円のつもり貯金をしました。税引前利益が30円でした。
利益から40%の税金を引かれました。
手元にいくらのこっているでしょうか?

◆答え

税引前利益である30円に対して税金がかかるので、
30円×40%=12円が税金となる。
税引前利益の30円から税金の12円を引くと18円(=税引後利益)残ります。
さらに、これ以外に20円のつもり貯金もあるので、
18円+20円=38円が手元に残る金額となります。

答え 38円

今度は、つもり貯金がはいりました。税引後利益の18円と、つもり貯金の20円が青色になっています。この合計が、手元に残るお金(キャッシュフロー)となります。

★Point★

税引後利益が18円で、手元に残るお金が38円です。これは、つもり貯金が20円あるからです。

 

 

例題③


◆問題

100円の売上がありました。50円の仕入と40円のつもり貯金をしました。税引前利益が10円でした。利益から40%の税金を引かれました。
手元にいくらのこっているでしょうか? 

◆答え

利益である10円に対して税金がかかるので、
10円×40%=4円が税金となる。
税引前利益の10円から税金の4円を引くと6円(=税引後利益)残ります。
さらに、これ以外に40円のつもり貯金もあるので、
6円+40円=46円が手元に残る金額となります。

答え 46円

今度はつもり貯金の額が増えています。税引後利益は6円に減りますが、つもり貯金が40円あるので、手元に残るお金は先ほどの38円より増加して、46円となります。

 

★Point★
税引後利益が6円で、手元に残るお金が46円です。これは、つもり貯金が40円あるからです。

 

BOX図で秒殺

このように、難しい計算でもBOX図を書くと、問題を秒殺することができます。

財務の問題は、60分で約25題の問題を解くことが必要です。見直し時間を考慮すると、実際に問題を解く時間は1問あたり2分位しかありません。そのため、「公式ってなんだっけなぁ?」と考えている暇はありません。

問題を読んだら、反射的にBOX図を書けるようになる必要があります。

また、念のため、営業キャッシュフローとフリーキャッシュフローの公式も書いています。原則としてBOX図で解いていますが、公式をサブとして覚えておくことで、問題に変化が出たときに対応することができます。

 

営業キャッシュフローの公式

営業CF=営業利益(1-税率)+減価償却費-運転資金差額

 

フリーキャッシュフローの公式

FCF=営業CF - 投資CF

 

 

過去問

実際に試験で使えるようになるためには、過去問が大切です。3問の過去問を出しますので、これまで覚えた「つもり貯金」を使って解いてください。

 

 

◆過去問 H24 13


次のデータに基づいて、営業キャッシュフローを求めた場合、最も適切な金額を下記の解答群から選べ。
売上高:       100百万円
現金支出を伴う費用: 50百万円
減価償却費:     15百万円
実効税率:      40%

[解答群]
ア 21百万円
イ 35百万円
ウ 36百万円
エ 45百万円

◆答え


[難易度B]

【解説】
この問題は、先ほどまでやったBOX図で秒殺できます。売上高が100で費用が50で、減価償却が15なので、税引前利益は、
100-50-15=35になります。
税金が35に対して、40%かかるので、税金は
35×0.4=14
税引後利益は
35-14=21になります。
よって営業キャッシュフローは、15+21=36でウになります。

 

 

◆過去問 H22 12


A社の損益に関するデータは以下のとおりである。A社の減価償却費は1,000千円であり、これは全額更新投資にあてられる。また、実効税率は40%であり、運転資本の増減はない。このとき、A社のフリー・キャッシュ・フローの金額として最も適切なものを下記の解答群から選べ。
(単位:千円)
営業利益  10,000
支払利息  4,000
税引前利益 6,000
法人税等  2,400
当期純利益 3,600
[解答群]
ア 4,600
イ 6,000
ウ 7,000
エ 7,400

◆答え


[難易度D]

【解説】
ここではちょっとだけ、公式をつかいます。フリーキャッシュフローは、原則として営業利益から求めます。そのため、与えられたデーターの、支払利息、税引前利益、法人税等、当期純利益はひっかけの情報です。ここで使う情報は、
営業利益 10,000
減価償却費 1,000
税率 40%
の3つだけです。売上や費用は分かりませんが、営業利益と税率が分かれば、税引後営業利益は計算できます。計算方法は下記の通りです。
税引後営業利益=営業利益×(1-税率)
=10,000×(1-0.4)
=10,000×0.6
=6,000
また、この問題の難易度がDなのは、ひっかけがあるからです。設問文に「A社の減価償却費は1,000千円であり、これは全額更新投資にあてられる。」とありますが、これは何の意味があるのでしょうか?ここはBOX図では説明できないので、公式が必要になります。フリーキャッシュフローの公式は、FCF=営業CF - 投資CF

また、これに営業CFの公式を代入すると、
FCF=営業利益(1-税率) + 減価償却費 - 運転資金差額 - 投資CF


でした。「A社の減価償却費は1,000千円であり、これは全額更新投資にあてられる。」の意味は、「キャッシュがプラスになる減価償却と、キャッシュがマイナスになる投資が同じ1,000千円なので、受験生は、これについては、プラスマイナスゼロになるので、考慮しなくていいよ。」ということです。

設問文から、この意味を読み取れるかどうかがポイントでした。
つまり、最終的には、税引後利益である、6,000だけが、キャッシュフローとなり、答えはイになります。

 

 

★Point★

減価償却費として1,000あるが、投資が同じ1,000だけあるので相殺されて、フリーキャッシュフローは、6,000となる。

 

 

 

◆過去問 H20 24


投資額500万円を必要とし、経済命数5年、各年度の減価償却費100万円の投資案の税引後キャッシュ・フローが220万円と予想されている。この投資案の税引後会計的投資利益率を算出するとき、最も適切な税引後利益額はどれか(単位:万円)。
ただし、実効税率40%とし、減価償却費以外の費用および収益はすべてキャッシュ・フローとする。
[解答群]
ア 120
イ 132
ウ 280
エ 320

◆答え


[難易度D]

【解説】
ここは、先ほどと同じく難易度はDですが、BOX図を使えば、解くことができます。ここで使う情報は、
減価償却:100万円
税引き後キャッシュフロー:220万円です。
求められていることは、税引後利益なので、単純な計算で
220-100=120
となります。
BOX図がかければ秒殺できる問題でした。

 

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

このBOX図を使えば、D難度の問題でも、秒殺することができます。

是非、これをマスターして頂き、キャッシュフローを得点源としてください。

 

●BOX図がかければ、キャッシュフローの問題は秒殺

 

 

 

次回のテーマにあげてほしいことがあれば、コメントしてください。

以上、おとでした。

 

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 あれ?なんだったっけ?

あと1マークの差で合格者数を絞るのが「1次」の役目。出題心理からすると、正誤半々Cランク問題をいくつ作るかが腕の見せ所。そしてH26「法務」はこうなった。

第1問「相続」で受験生の出鼻を挫いた(=不安な心理状態にさせた)上で、

・出題傾向が自在に変化
・覚えた所が試験に出ない。知識だけでは解けない
・長い文章読むのがメンド臭い

受験校がいくら文句言おうが、Cランク出題(=考えて当てさせる、考えれば当たる)は良問。さてその特徴がコロンブスの卵問題。

Christopher Columbus 1451-1506
イタリアジェノバの探検家・航海者
出典:Wikipedia

.
■コロンブスの卵問題~「1次」良問Cランク■

一見簡単だが、やろうとすると難しい。だがタネを明かせばやはり簡単。

H26第2問(1)(2)、第4問(1)(2)は民法の出題。問題文こそ長いが、基礎知識の使い方を理詰めで教えるB~Cランク良問。つまり「法務」は、

初見問題に知識を適用し、正解を選ばせる思考手順(アプローチ)

が大スキ。また単純暗記の○×がキライ。だから出題形式は毎年変わる。

ケースシミュレーション(H26問4)コロンブスの卵(H26問2)

□コロンブスの卵問題□

表面上難解だが、基本知識を応用し考えて解かせる問題

出来の良い新作問題は翌年も出題。表面上やっかいな問題を、誰でも知ってる知識でコロンブスの如くテキパキ解決。・・すると診断士ビジネスは意外にカッコイイ?

.
■あと1マークの取り方■

415~424点のボーダーライン上に多くの受験生が存在

そう気づいた時、以下どちらの行動を取るか。それが合格所要年数の差。

△少しでも知識を増やす。
○Cランクの2択を当てる精度を上げる。

その違いを、60点モデル⇔72点モデルで図解。
※この時、出題構成比AB:CD:D’E=4:4:2が前提。

60点モデル:AB40点×0.9+CD40点×0.5+E20点×0.2=期待値60点
72点モデル: AB40点×0.9+CD40点×0.8+E20点×0.2=期待値72点

周囲が2択で悩むCランク(=あれ何だったけと悩む所)を80%の確率で当てる。「1次」Sランク=530点組があっさり「2次」スト合格する根拠がここ。その裏付けが論理的思考。さらにこれを初見でやるのが合理的推論

「法務」が教えるのは知識量の多寡でなく、知識を使える力。

従い優先順位絞り込みが先。あと1マークの稀出知識への深入りは後回し。

.
■学習範囲~ポケテキ師匠と過去問先生■

あと1マーク取ろうと知識を追いかけると、「経済」「法務」はドロ沼化。

「経済」はホントのドロ沼だが、「法務」は水たまり程度。そこでポケテキ師匠と過去問先生の出番。

□ポケテキ師匠□

・「1次」は特定の頻出知識を繰り返し出題。
・ポケテキで暗記対象を絞る。掲載外知識の丸暗記は7月に先送り。
・コンパクトにまとまり、論点間の知識のつながりが見えやすい。

要するに。ポケテキ師匠は、暗記に活躍、理解の整理に活躍、本試験当日のファイナルペーパー代り、と一人三役大活躍。

□過去問先生□

・過去問とは試験委員による「ここ覚えなさい」のサイン(D’E除く)
・充実した解説で理解が深まる。あえて間違えることで記憶鮮明。
・3回連続正答でもう理解不要。×△知識の徹底理解で知識鉄板。

スピ問師匠の出番は4月まで。その後はポケテキ師匠と過去問先生の出番が中心。なお受験校模試の予想問題はカスリもしないのがSランク説の見解。

.
■3倍インプット学習~受験校講義の活用■

スト生は逆張り。周囲が問題集解き始めたら、改めて講義を活用。

「情報」「法務」辺りで、講義INPUT<問題集OUTPUTと誰でも気づく。

でも今頃気づく様じゃ、遅すぎるので。

「1次」「2次」の競争は合格者ブログの自慢話から想像する程甘くない。周囲が問題集重視にシフトする頃。自分は講義重視にシフトし、講師の話を3倍聞きこなす。以下にその手段。

①Web予習
②過去問予習
③法律行為は権利と義務。図解で対処
④落書き法

①②は今更なので省略。③は有名、講師のやり方をしっかり確認。④について。法律知識の150分授業は疲労困憊。頭が疲れて理解追いつかない時、

講師の話を、とにかくテキストに絵で落書きしておく。

理屈で言うと、理解不能→落書き→復習時に講師の説明を想起。詳細は今後の記事に期待。

.
■今日のまとめ■

Cランク出題が多いと、得手不得手で大きく点が動く。「法務」はその代表格。そしてCランクを当てる力量差が「2次」合格所要年数の差。ではまとめ。

・「法務」出題は、ケース→シミュレーション→コロンブスへと進化中。
・あと1マーク取るには、知識増よりCランク問題の正答率をUP。
・ポケテキ師匠・過去問先生を使い、Cランクで当てる範囲を絞り込む。
・常に周囲の逆、先をやる。過去問INPUTは当然。授業を3倍活用可。

byふうじん

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こんにちは。うみのです。

 

さて、大本営発表により、いよいよ平成27年度の試験日程が確定しましたね。

<第一次試験日程>

試験案内配布期間
申込受付期間
試験実施
合格発表

平成27年5月7日(木)~6月2日(火)
平成27年5月7日(木)~6月2日(火)
平成27年8月8日(土) ・9日(日)
平成27年9月8日(火)

<第二次試験>

試験案内配布期間
申込受付期間
筆記試験実施
筆記試験結果発表
口述試験実施
合格発表

平成27年8月28日(金)~9月18日(金)
平成27年8月28日(金)~9月18日(金)
平成27年10月25日(日)
平成27年12月11日(金)
平成27年12月20日(日)
平成28年1月5日(火)

 

配布期間が始まったら試験案内はすぐに入手し、一次試験の出題の範囲や注意事項をよく読んでおきましょう。

特に出題の範囲は重要です。

以下を大局的にチェックするためのツールとして使ってみてください。

 

①自分が勉強してきた範囲は、出題範囲を漏れなくカバーできているか?

得点を稼げそうな、あるいは得点がまだ伸ばせそうな領域はどこか?

 

①は以下のような視点から、自身の理解度をチェックすることができます。

・出題の範囲として列挙されているキーワードのそれぞれがどういうものかを、自分の言葉で説明できるか?

・それぞれのキーワードに、用語などの具体的な知識を紐づけできるか?

 

予備校で学習されている方は、予備校のテキスト通りに対策を進めていれば大丈夫、とつい考えてしまいがちですが、本試験を出題するのは言うまでもなく、予備校ではなく協会です。

公式の出題範囲をしっかり把握できているかどうかの確認は、本試験当日の「予想外の出題によるパニックリスク」を減らすために重要な作業ですので、ぜひ行っておくことをおすすめします。

 

②においては、①で把握した自身の理解度をもとに、得点源にできそうな領域、捨てる領域、を戦略的に分類してみることが有効かと思います。

一次試験は出題領域が非常に広範であるので、全てを完璧にカバーすることはほぼ不可能に近いですし、そもそもそこまでやる必要はありません。

合格基準である「合計420点以上、40点以下の科目がない」ことをクリアするためには、「どこで稼ぐのか? 何を捨てるのか?」を判断することが、あなたの戦い方そのものになります。

 

こういった方法で出題の範囲をうまく活用し、これからの過ごし方を決める上でのベースにしてみましょう。

 

さて、これからの過ごし方ということで、本日4月4日から第一次試験までの日数をカウントダウンしてみると…

 

残り、18週間。

残り、126日。

 

この日数はきっと、あっという間に過ぎていくように感じられると思います。

しかし、ここからストレート合格を狙うにあたっては、過ごし方次第では十分な日数です。

 

例えば私の場合は、「毎週月曜日の朝に計画を立て、日曜日の夜にその計画を振り返る」というサイクルを作ってPDCAを回すようにしていました。

PDCAのポイントとしていたのは、下記の2つの視点です。

 

問題をどれだけ解いたか?

② その中で、自分のできなかった問題を克服することができたか?

 

4月以降の一次試験対策においては特に、①を常に忘れないことが重要であると考えていました。

特に直前期に近づいていくほど高まっていく不安を解消するために、これからの時期はさまざまな教材や学習方法が目について、あれもこれもとつい手を広げたくなりがちです。

テキストを読み込んだり暗記用のツールを作ったりと、さまざまな不安解消方法が考えられますが、その全てはあくまでも「本試験の問題を解けるようになること」がゴールです。

そのためには、スピ問であれ過去問であれ「問題を解き続ける」ことが最上のトレーニングになると私は考えていました。

これからの過ごし方は、「不安を解消すること」ではなく、「本試験の問題を解けるようになること」が目的であることを忘れないようにしてください。

 

そして、②をクリアするためには、「なぜその問題で間違えたのか?」を自身で説明できるようになることが重要です。

・単純に知識が不足していたのか?

・知識はあったけれど、問われ方が難しかったり、ひっかけ要素があったのか?

それによって、今の自分に不足しているものを正しく把握し、それを補うために必要な打ち手を考える手立てにすることができます。

 

問題を解き、足りない部分を考え、それを克服する。

それを続けることが、合格に至る道だと私は思います。

 

さらに、前回の記事でも書きましたが、ここからは特に答練や模試の成績に振り回されないことも重要です。

そこでの点数や順位は、モチベーションなどメンタル面に強い影響を与えますが、本試験の成績と単純なイコールになるわけでは決してありません。

上記の①②の視点を生かして、答練や模試を「本試験の問題を解ける自分」に近づくためのステップにしてください。

 

さてここで、一次試験の申込者数と、実際の受験者数の差異を見てみましょう。

※受験者数①は1科目でも受験した人の数、受験者数②は7科目全てを受けた人の数です。

 

<平成26年度一次試験>

申込者数  19,538人

受験者数①  16,224人

受験者数② 13,805人

 

<平成25年度一次試験>

申込者数 20,005人

受験者数① 16,627人

受験者数② 14,252人

 

<平成24年度一次試験>

申込者数 20,210人

受験者数① 17,168人

受験者数② 14,981人

 

毎年、約2割近く、「申し込んだけれど、本試験当日に会場へ来なかった人」が存在します。

そこには一人ひとり、様々な事情があると思いますが、「合格できる気がせず、受験するのをやめた人」もある程度いるのではないかと思われます。

 

そうならないためには…、

本試験当日に「やるだけのことはやった」と思って会場に向かう自分”をイメージしてみましょう。

そういう自分になるために必要なことは何なのかを考え続け、取り組み続けましょう。

思考と行動を止めなければ、一次試験はきっと突破できます。

今日から1日1日を大切に、頑張りましょう!

 

これからの過ごし方を考えるにあたっては、ぜひ下記のセミナーも活用してみてください。

 

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事例Ⅳ チョロッとやれば A評価 (5・7・5)

「事例Ⅳ」はコツコツやって時間をつぶし、周囲が出来るトコを当てればA評価。だから「Ⅳ」対策はそこそこに「Ⅰ~Ⅲ」書き方コンクールに集中せよ、というのが診断士受験のセオリー。

そんな太平の眠りを吹き飛ばす黒船到来。

事例Ⅰ 事例Ⅱ 事例Ⅲ 事例Ⅳ 総合
49 69 50 79 61.75
C A B A A(合格)

CABA合格?そしてこの黒船、ボソッとこうつぶやく。

いつまでも答えを覚えるだけの学習でいいの?

.
■「事例Ⅳ」S=80点仮説■

「Ⅳ」の過去A答案の出来栄えは、どうみても素点40~50点程度。

40点でA、60~70点取っても同じA。だからどの受験校でも、「Ⅳ」高得点=「死に票」「まさかの時の保険」程度と教えるのがセオリー。だが平均60点で受かる試験で80点くれるなら、話は別。

事例「Ⅰ~Ⅲ」の難しさとは、1点上積み狙いのハイリスク。つまり余計なコト書くほど、採点者がイラッとして×答案リスク↑。だが「事例Ⅳ=80点」仮説では、「Ⅰ~Ⅲ」は平均54点取れば良い。

AAAA合格だけでなく、BBBS(54・54・54・80)合格があり得る。

.
■仮説の仮説:「事例Ⅳ」のゲタ履かせ■

見たことある問題は解けるが、初見問題はからっきし。

「事例Ⅳ」下駄履かせの理由を勝手に妄想。

妄想①Ⅳは毎年出題を捻りすぎ、得点が乱高下。
妄想②30点台が続出すると、4事例平均60点人数が不足
妄想③Ⅳ平均→60点近くまで下駄。高得点者発生は許容。

「事例Ⅳ」のゲタは、出題捻り過ぎもさながら、以下3点あたりが原因。

経営分析+αが当たれば合格できる経験則
→やってもやらなくてもA評価のモラルハザード
→答え・解法を覚える学習の横行(受験校の指導に責任)

であれば。受験校がさじを投げた「事例Ⅳ」対策に、当ブログが再挑戦。

イケカコを今から5週で解き、「事例Ⅳ」80点脳を目指す。

イケカコ=意思決定会計講義ノート

.
■序論①:まえがき■

当記事に、イケカコ購入をオススメする意図はない。

道場Sランク説は、特定のテキスト・問題集のオススメはしないミシュラン評価★★★は書籍代と内容が見合うかのコスパ評価であり、購入≠合格。

「事例Ⅳ」対策本として、購入に値する★★★は、以下2冊。

集中特訓 財務・会計計算問題集 (簿記1級論点の抜書き問題集)
意思決定会計講義ノート (会計士受験生向け解説本)

イケカコの計算問題はやたら難しいが、他にないからやむなく使う。そこで「まえがき」を読み、自分の向き・不向きを知る。

意思決定会計講義ノート~まえがき~
.
意思決定会計に関する出題は、伝統的な論点の学習を終えた後で始めることもあり、受験生が苦手な分野であるという声を聞く。
本書は意思決定会計の分野で問われてきた分野を取り上げ、①最初に要点を整理し、②次に例題により問題の解き方を説明し、③最後に練習問題を自ら解いてもらう構成をとっている。
練習問題には丁寧な解答・解説をつけ、自学自習に最適なように心がけた。受験生にとって本書を理解すれば意思決定会計はマスターできる。

イケカコはテキスト。①理解しておく知識を挙げ、②数字がその通りに動くことを示すために、③例題・問題を掲載。答え・解法を覚えることに夢中な人には、ただ難しいだけの問題集でしかないので要注意。

.
■序論②:意思決定会計 Decision Making■

意思決定会計がとっつきにくいのは、それが何なのか誰も説明しないから。

「財務」「事例Ⅳ」は異音同義語が多く、用語の定義が甘くて混乱しやすい。診断士に「意思決定会計とは?」と訊くと、ふんわりこんなイメージ。

 

80点脳は、これを一筆書きスゴロク状にこうつなぐ。

制度会計(ふりだし):1年の経営成績・財政状態を外部開示する基準。

+①CVP分析

管理会計:制度会計の原価計算部分を全部原価→直接原価に変え、CVP分析。さらに予算管理・差異分析を追加。

+②差額原価

意思決定会計:管理会計で扱う数字は多く、集計も説明も面倒。そこで意思決定に関わる関連原価だけ=差額原価を使って手抜き。常に差額原価で考えるのが狭義の意思決定会計。

+③時間価値 

ファイナンス:意思決定の王様、設備投資は資金調達が前提。ここでは時間価値を考慮。

過年度生向け受験校「事例Ⅳ」指導の問題点は、やれCVP、やれNPVと、解き方コツコツ暗記指導への偏重。

それを尻目に原価計算や差額原価の全体像を押さえる。すると問題見た瞬間に解法がスッと浮かび、解答必要条件選んで、スラスラ解答。

■今日のまとめ~イケカコ5週で一周ドリル■

当シリーズは主にスト生向け。今から5週間でイケカコを解き、「事例Ⅳ」A答案レベルに一旦届くことを目指して執筆。なお「序論」が長くなったので、イケカコ論点の重要度・優先度は別紙参照。ではまとめ。

・「事例Ⅳ」傾斜配点は、「答えを覚える学習」偏重への警鐘?
・過年度生の「事例Ⅳ」対策は、初見問題はからっきし。
・イケカコ学習には、向き不向きがある。だからオススメはしない。
・意思決定会計は一つなぎ。解法がスッと浮かび、スラスラ解ける。

「事例Ⅳ」の賽は投げられた。しかも例年より異様に早く。では連載に続く。

byふうじん



「これが意思決定会計です」とは、誰も教えてくれない。

それは、教える側もよく解ってないから。誰も教えてくれなきゃ自分で考える。だがイケカコの解説は初学者に優しくないし、計算問題は煩雑。

時間ロスを避け、5週間で事例Ⅳ合格実力に到達するために。
もくじ・重要度・優先度をミシュラン形式★★★で最初に提示。

.
■1) 論点重要度S~C■

イケカコは最初から順に解く。だが重要度を先に知っておくと気が楽。

論点重要度S~Cランク
S:必ず出る。理解するまでやり込み、必ず当てる。
A:出る。解き方覚えて当てる
B:出るかも。見たことある問題なら当たる
C :狙い目。もし当たれ荒稼ぎ。

掲載
イケカコもくじ 1次「財務」対応論点
1  全部⇔直接原価計算 B 固定費調整
2 CVP分析(基礎) S CVP分析・限界利益・損益分岐点
・安全余裕率・目標売上高
3 CVP分析(応用) A 組製品・セールスミックス
4 事業部の業績評価 A セグメント損益・貢献利益・予算管理
5 在庫管理 B 経済的発注量
6 業務的意思決定会計 S 差額原価・埋没原価・機会費用
7 活動基準原価計算 C ABC原価計算
8 戦略的意思決定会計(1) S 投資案評価(NPV)時間価値
9 戦略的意思決定会計(2) S 経済的効果(正味CF=CIF-COF)
10 戦略的意思決定会計(3) S DCF資本コスト(WACC)
11 原価計算の新領域 C ライフサイクルコスト・品質原価計算
12 不確実性と情報 C リスク調整法・リアルオプション

ここまで読んだら、こう気づく。

①「意思決定会計」すべてが大事でなく、虫食い知識で点は取れる。
②逆に点を取るだけでなく、全体の流れを見れば正しい理解に至る。
③「事例Ⅳ」出題は難しい。だが1次「財務」で教わることばかり。

③が超重要。「事例Ⅳ」には、「財務」未出題知識は出ない。だから「財務」理解で「事例Ⅳ」は解け、「事例Ⅳ」対策は「財務」対策を兼ねる。なのに、

受験校指導は、「財務」60点に向け答・解法を覚えさせることに偏重。

それが「事例Ⅳ」からっきし状態の原因。そう理解してから次節に進む。

.
■2) 要点ミシュラン■

当たる(答を覚える)⇔当てる(理解)は異なる。でも理解は大事な所から。

会計士受験生向けの理屈を、診断士受験生が全て理解するのは無謀。そこでミシュラン評価★★★で、大事な所から理解する。

要点優先度★★★評価
★★★:必ず出る。骨の髄まで理解。熱く語れるレベル。
★★☆:理解が必要。他人よりわかるレベル。
★☆☆:解ければ良い。解き方覚えるレベル。
☆☆☆:不要。ただ当たればデカいから、やるのは自由。

イケカコもくじ イケカコ「要点整理」
1  全部⇔直接原価計算 ★★☆
★☆☆
★☆☆
★★☆
全部直接原価計算の違い
直接原価計算の利点
営業利益の違い
固定費調整
2 CVP分析(基礎) ★★★
★★☆
★★★
★★☆
★★★
CVP分析とは
固変分解
CVP図表
目標利益等達成売上高
CVP分析に関連した指標
3 CVP分析(応用) ★☆☆
★★☆
★★☆
☆☆☆
CVP分析の基本仮定
多品種製品
セールス・ミックスの決定
全部原価計算でのCVP分析
4 事業部の業績評価 ★★☆
★★☆
★★☆
★☆☆
★☆☆
☆☆☆
事業部制とは
事業部の業績と事業部長の業績
事業部の損益計算書と各種の利益概念
投資利益率ROI
残余利益RI
内部振替価格
5 在庫管理 ★☆☆
★★☆
☆☆☆
在庫関連費用
経済発注量と発注点在庫量
かんばん方式・JIT
6 業務的意思決定会計 ★★☆
★★★
業務的意思決定の特質
差額原価収益分析
7 活動基準原価計算 ★☆☆
★☆☆
活動基準原価計算(ABC)の意義
ABCの基礎概念
8 戦略的意思決定(1) ★★☆
★★☆
★★★
戦略的意思決定(構造的意思決定)
貨幣の時間価値
投資案の評価基準
9 戦略的意思決定(2) ★★☆
★★★
★★☆
★★☆
★★☆
投資額
経済的効果の測定
経済的耐用年数
処分価額
減価償却費の税効果
10 戦略的意思決定(3) ★★☆
☆☆☆
★★☆
☆☆☆
★★★
感度分析
インフレと設備投資決定
資本コスト
源泉別資本コスト
加重平均資本コスト
11 原価計算の新領域 ★☆☆
★★☆
ライフサイクル・コスティング
品質原価計算
12 不確実性と情報 ★☆☆
★☆☆
★☆☆
意思決定と不確実性
期待値最大化による決定
完全情報の期待価値

ここまで読んだら、こう気づく。

①「意思決定会計」で教わる知識は膨大。でも本当に大事な点は僅か。
②本当に大事な論点は「財務」で学習済。解き方覚えて正解できる。
③「事例Ⅳ」得点力の差は、個別論点でなく全体像を俯瞰する力の差。

全体像を俯瞰するには、コツコツ・ダラダラNG。始めこそチョロチョロ、だが回を重ねスラスラ・パッパと解く。↑の表が当り前に覚えるレベルなら、「事例Ⅳ」荒稼ぎ。

.
■補足:「財務」「事例Ⅳ」回転学習のお作法■

「事例Ⅳ」対策で何するかはわかった。でも今そこに手を出して良いのか?

答えはYes。だがGW明け怒涛の7週間を控え、手を出すなら今。そして時間ロスを避けるため、「これやったらOUT」ルールを決めておく。

・使う時間を決めて一気にやる。ダラダラ・コツコツやらない
★問題集の頭から順に解く。つまみ食い、問題飛ばしをしない
・普通に解ける問題は放置。解法で解ける問題に時間をかけない
★やってみて解けない問題は先送り。予定以上の時間を使わない
・「Ⅳ」対策は「財務」対策を兼ねる。やると決めたら二兎を追わない

★が大事。解けない問題でウンウン唸っても絶対解けない。そこで後でまた戻ってくる前提で先送り。意思決定会計は理屈で一筆書きしたスゴロク状。

他論点の知識を備えて解き直すと、驚くほどスラスラ解ける(ことがある)。

.
■別紙まとめ■

当記事は、【財務】【事例Ⅳ】イケカコ5週で80点 (序論)の別紙。以下まとめをさらっと読んだら、本編に戻り学習開始

①イケカコは最初から順に解く。重要度を先に知っておくと気が楽。
当たる当てるの差は理解したか否かの差。大事な所から順に理解。
③スト生が「事例Ⅳ」対策に手を出すなら、今から5週間が旬。

byふうじん



こんにちは!おはともです。

世間はお花見シーズンですね。

 

診断士受験生はというと、

TACでは基本講義7科目のうち5科目が終わりつつあり、

基礎固めの時期も終盤。

そこでこんな声が聞こえてきそう。
7科目ってこんなにボリューム多かったなんて

今年は無理かも

しかし、そんなことはありません!

一次試験合格は、道場に訪れてくださる皆様であれば

想像しているよりずっと近くにあるのです。

 

一次試験合格と不合格は紙一重

残念ながらデータが手元になく皆様にご紹介できないのですが、

一次試験終了後にTACデータリサーチという機関が受験生から解答情報を入手し、

診断士協会が発表した公式解答と照合したうえで、受験生の得点分布を公開しています。

(期間限定・登録者のみ閲覧可)

昨年の私が一次試験終了後にTACデータリサーチで確認したときのこと。

総得点での得点分布グラフを見て驚きました。

受験者のうちおよそ3/4、いやそれ以上だったかもしれません。

大多数の受験生が総得点415点~425点に集中していたのです。

つまりどういうことかというと。
真面目に準備して一次試験に臨んだ受験者のうちかなりの方々が

1マーク差で合否を分けるボーダーライン上にいたということなんです。

これは何を意味するでしょうか。
真面目に、愚直に一次試験対策をしてきた受験生にとっては

一次合格は決して手の届かない雲の上のような話ではなく、

「あと1マーク」を取りに行くことで十分合格可能になるということです。

たったのあと1問。

もう少しの努力で、あと一歩前に出ることで、取れると思いませんか?

たったのあと1問。

一次試験の翌日に自分が何をしているか、ちょっと想像してみてください。

~自己採点してみて総得点が419点だったとしたら?~

「たったのあと1点だったのに!あのときもう少し勉強しておけばよかったのに。」

「あの問題でミスをして失点した。なぜあんなミスしたんだろう」

そんな後悔、したいですか?

もし試験翌日の自分がいまここにやってきて、現在のあなたに話しかけるとしたら何というでしょうか。

「いまのうちにやっておきなよ。来年もう一度勉強やり直しするより、今年あと1マーク点を取るほうがずっと楽だよ」

そして、忙しくてしょうがない方、お金を大事にしたい方

今年もう一歩背伸びをして今年受かりましょう

そのために他のことを犠牲にしましょう。

来年また1年間という長い時間を費やすより、今年さっさと受かったほうがトータルでは楽だと思いませんか?

来年また受験校に数十万円を払うより、今年さっさと受かってそのお金はほかのことに使いましょう。

診断士試験に受かる人・受からない人の差は
あきらめたか・あきらめなかったかの違い。

では今日も素敵な受験生ライフを!

おはともでした。

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こんにちは。牛嶋・寺前・和田法律事務所の弁護士岡崎教行です。今日は、労働審判があるので、奈良を訪れています。奈良地方裁判所って奈良公園のすぐそばにあるので、シカと戯れることができます(笑)

前回の労働審判期日に奈良を訪れた際に当職が撮影したシカの写真です。今日は奈良公園の桜でも写真に収めようかと。

 

それから、追加の情報ですが、診断協会が4月1日に成績開示の書式を公表しました。それによれば、各科目の点数と成績区分は開示されるようですが、小問ごとの点数は開示されないようですね。

また、今年の試験日程も発表になっています。一次試験は8月8日と9日、二次試験は10月25日となっています

さて、本題ですが、今回は、一次試験において、難しい問題でも、また、わからない問題でも、できる限り正解の確率を高めるためにどうするか、ということを検討したいと思います。

合格体験記その3でも記載しましたが、難しい問題でわからないときでも、当てずっぽうでマークするのではなく、頭をフル回転させ、必死に喰らいつき、正解の可能性を高める、それを積み重ねることで本番で点数がアップする可能性を高める。

では、少し過去問を見ながら、どういう思考でこれを行うかを見ていきましょう。

 

【過去問】

平成23年 第17問 正答率20~40%のDランク(TACによる)

※ 図の作り方が難しかったので、少し本番と図が異なる点がありますが、ご了承ください。

下表は、株式会社における少数株主からの主な権利行使の決議要件を整理したものである。

表の➀~➂に入る最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。

なお、本問での会社は、非公開会社で取締役会設置会社であることを前提としている。

 

権利の内容 決議要件
総株主の議決権の              1%以上または300個以上
総会検査役選任請求権 総株主の議決権の              1%以上
総会招集請求権 総株主の議決権の              3%以上
総株主の議決権または発行済株式の  3%以上
取締役・監査役に対する解任請求権 総株主の議決権または発行済株式の  3%以上
総株主の議決権または発行済株式の  10%以上

 

 

[解答群]

ア ➀:会計帳簿閲覧請求権    ➁:会社解散請求権

➂:株主提案権

イ ➀:会計帳簿閲覧請求権    ➁:株主提案権

➂:会社解散請求権

ウ ➀:株主提案権        ➁:会計帳簿閲覧請求権

➂:会社解散請求権

エ ➀:株主提案権        ➁:会社解散請求権

➂:会計帳簿閲覧請求権

【思考回路】

➀まず、問題を見ての第一印象。「こんなの覚えてねぇ~」、「こりゃ捨て問だな」。

➁権利の内容と決議要件が聞かれているのか。じゃ、まず解答群を見てみようっと。

➂会計帳簿閲覧請求権、株主提案権、会社解散請求権が問題となっているわけね。

➃それで、問題となっているのは、決議要件として、1%以上、3%以上、10%以上のものを当てるわけか。

➄うん。わからん。でも、会計帳簿閲覧請求権、株主提案権、会社解散請求権だと、一番会社にとって影響が大きいのは、間違いなく、会社解散請求権だよな。とすると、これは決議要件一番ハードル高そうだ。となると➂は会社解散請求権で決まりだな。

➅したがって、肢のアとエは消えたな。あとは、イとウ。これはどっちかわからん。

➆ということで、ここで、あとは勘だ!として、思い悩まずに、イかウをマークして次の問題にいく。

というところまではしたいですね。これだけが出来れば、正答率は25%から50%に跳ねあがります。当たる可能性が高くなります。2分の1であたるって、結構あたりますよね。

そして、ここから先ですが、欲を言えば、イとウに絞った後に、以下の思考もできればなおグッドかと思います。

株主提案権って議題の提案だよな、会計帳簿閲覧請求権って会計帳簿見れる権利ってことだよな。どちらかというと、議案を提案するよりも会計帳簿を見ることのほうがハードルは高そうだ。

➈ということで、なんとなく、➀は株主提案権で、➂は会計帳簿閲覧請求権かなと。よって、ウにマークをする。

とすると、正解なわけです。解答は、「ウ」です。いかがでしょうか。こんな感じでやっていくわけです。

じゃ、もう1問

 

平成23年 第5問 正答率40~60%のCランク(TACによる)

次の文章は、中小企業診断士であるあなたと、顧客であるX株式会社の代表取締役の甲氏との間の会話である。この会話の空欄AとBに入る用語の組み合わせとして最も適切なものを下記の解答群から選べ。

 

甲 氏:「私の会社もある程度大きくなって、取引先も大手の会社が増えてきたから、社員の肩書を変えようかと思いましてね。」

あなた:「どのようなものをお考えなんですか。」

甲 氏:「何かこう見栄えのいいのがいいなあと思いましてね。取引先でもらう名刺なんか見ると、エグゼクティブ何とかとか、何ちゃらプレジデントとか、何とか A とか、いろいろあるからそれを参考にして、営業本部長を業務 B とかそういった名前にしようかなと思っているんですよ。」

あなた:「えっ、その B という肩書ですと、本当は会社法上の機関でないのに、会社法上の機関、役員と間違われてしまいますよ。」

甲 氏:「えっ、役員ということは取締役と一緒ということですか。それじゃあうまくないなあ。そうすると、 A というのも、機関というものになるわけですか。」

あなた:「いいえ、 A という名称は、法律上にこれといった根拠があるものではなく、最近の実務慣行で使われるようになった名称ですので、会社法上の機関ではありません。そういったこともあって、取締役といった役員の名称とは別に、 A という名称を使っている場合もあります。」

甲 氏:「へえ、じゃあ A という名称はどういったときに使えばいいんですか。」

あなた:「いろいろなケースがあるので一概にはいえませんが、会社との間の契約の内容も様々といわれています。」

 

[解答群]

ア A:CFO     B:執行役員     イ A:執行役   B:CFO

ウ A:執行役   B:執行役員     エ A:執行役員  B:執行役

【思考回路】

➀CFO、執行役員、執行役か。執行役員と執行役って名前似てるけど、どうだったっけ。

➁最初のA欄をみると、何とかAか、何とか執行役員とか、何とか執行役ってありそうだな。でも、何とかCFOってないよな。CFOはCFO(chief financial officer)だもん。よし、アの肢は消えた。

➂最初のB欄をみると、業務Bか、これも、業務執行役員とか、業務執行役ってありそうだな。でも、業務CFOってないよな。よし、イの肢も消えた。

➃残るは、ウの肢とエの肢。執行役も執行役員も似たような名前だから、ちょっとわからないな。

ということで、ウかエの肢のどちらかをエイッてやって次の問題にいく。これも、ここまで出来れば、正答率は25%から50%に跳ね上がる。

ここから先、以下の思考ができれば、なおグッド。知識が必要になりますが、基本的な知識です。

➄2番目のB欄をみると、Bという肩書だと本当は会社法上の機関でないのに、会社法上の機関、役員と間違われてしまう、って書かれてるな。ふむふむ、会社法上の機関としては、委員会等設置会社で、執行役が機関としてあったよな。執行役員って会社法上なかったような。となると、Bには会社法上の機関である執行役が入るのかな。ということで、エにマークする。

とすると正解なわけです。解答は「エ」となります。

 

これって、経営法務だけでなく、他の科目でも使えると思います。

ひょいと頭の片隅にでも残しておいていただければと思います。

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ピグマリオン~ギリシャ神話の彫刻家

ピグマリオンは現実の女性に失望し
自らが理想の女性ガラテアを彫刻した
その彫刻をこの上なく愛してしまい
現実の人間にならぬものかと熱烈に願った
愛と美の女神アフロディーテはその願いを叶え
彫刻ガラテアに命を与えた
こうしてピグマリオンの切なる願いは叶えられた

こんにちは、 Xレイ です。

冒頭、ギリシャ神話とはいかにも胡散臭い。
その通り、今日はゆるわだ精神論』です。
年度初め、多忙な中での試験学習。
その合間の息抜きと思っていただければと。

精神論
君ならできる、だから、がんばれ!
結局最後は気持ちの問題、気合だ!
こんな感じでしょうか。

評判悪いですね、この論。
論理的な説明が難しいからでしょう。

そんな私も、学生時分は生粋の理系脳。物理、数学、大得意。
精神論?それで空は飛べるのかい?』といった具合。

そんな無理難題ふっかけて、論破した気になっていた若かりし頃。
そこから思考志向嗜好も随分変化した。
ならば今一度、『精神論』について、考えてみようかと。

そこで、今日の議題はこちら。
君ならできる、だから、がんばれ!!!
これ、いってみましょう。


・ピグマリオン効果~『期待は能力を向上させる。』

さて、冒頭のお話になぞらえて、命名されたこの効果。
人材マネジメント関連で目にする『ホーソン効果』や、偽薬の『プラセボ効果』と類似の概念でしょうか。
抜群のネーミングセンスゆえ、事実であって欲しいとも考えますが、
未だ賛否両論のようです。

 

提唱者ローゼンタールは、アメリカでこのような実験を行いました。

ある小学校のクラスで、学力判断のためと知能テストを行った。
その知能テスト、実は学力判断とは無関係なものであった。
しかし、そのこと教師には伏せておいた。

数日後、クラスのうち数名の生徒を無作為に選んで
「テストの結果、この子たちは伸びる」
と偽りの情報を教師に与えた。

そして数ヵ月後。
他の生徒と比べ、その数名の生徒の成績が本当に伸びていた・・・

その後、他の学者が再実験を行ったところ効果は確認されなかった
よって、効果の真偽は不明ということに。

しかし、最初の実験から、上の結果が得られたことは事実。
ならば、そこでは何が起こったのでしょうか。

ピグマリオン効果に否定的肯定的の双方の視点から考えてみます。

 

(1) ピグマリオン効果に否定的見解

① 選ばれた数名の生徒と他の生徒の教育内容が異なっていた
② 偶然『伸びる子』が選ばれていた

まず、考えられるのは①。
選ばれた生徒に手厚い教育を施した。
さすがに、これでは実験の目的を果たしていない。
よって、教育水準は同一であったと推測し、①は排除
とはいえ、人のやること。全く同一条件であったかどうか。

次に②。
この可能性はある
というより、否定するならこれが本丸。
今日は反対側の夢のあるほうをやりたいので
どんな要因が・・確率が・・といったようなことは省略。

 

(2) ピグマリオン効果に肯定的見解

③ 教師が『伸びる子』に期待をかけた
④ 教師の期待を感じとった生徒の態度が変化した

これは、上記①、②の図式と異なり、
③が前提となり④を生み出すという構図。

まずは、③。
生徒が『期待されている』と感じる態度を教師がとった。
これは、ピグマリオン効果に必須の前提です。
言い換えると、数名の生徒に好意的な態度をとった。
いわゆる『えこひいき』のような感じでしょうか。

そして④。
教師の好意的な態度をプラスに感じ、生徒の態度が変化した。
態度の変化=学習の強化 ということ。

ここで、肯定的見解の過程を整理すると、
期待 ⇒ 態度の変化(学習の強化)⇒ 学力向上

期待が、学習意欲を向上させる原動力となった。
その結果、他の生徒より学習し学力が向上した。
ということですか。

これはあり得る
そういえば学生時分、好意的な関係にある教師の科目は、意欲的に学習したような気がします。

しかし否定派に『期待されなくても、やる子はやるんじゃないの?
と言われたら・・・

肯定的見解に立って、もう少し考えてみましょう。

 

・快楽原則と現実原則~フロイト提唱の基本原則

人は本能的に不快な状態を避ける(快楽原則
しかし、その先に相応の欲求があるならば、
それを満たすため不快を受け入れる(現実原則

寓話『アリとキリギリス』
キリギリスが快楽原則、アリが現実原則に従って行動。
解りやすく言うと、そんな感じです。

これを使って肯定的見解のメカニズムを説明すると、説得力が上がるかもしれません。

 

それでは学習に例えて

『学習をしよう。でも、面倒・大変。やっぱりやめよう。』(快楽原則
『学習をしよう。でも、面倒・大変。でも、がんばろう。』(現実原則

実験では、数名の生徒に下のメカニズムが働いた。

つまり、まずは全員が学習に対し『でも、面倒・大変』とネガティブに反応をする。(快楽原則
しかし、数名の生徒は『でも、がんばろう』とそれをポジティブに反転し行動した。(現実原則

そこで、1回目をネガティブでも』、2回目をポジティブでも』として
ネガでも ポジでも』  
となったとき現実原則
で行動する、ということでいかがでしょうか。

肯定的見解では、そのポジでも』の源泉が他者からの期待だった。
他の生徒にはそれが無かった、あるいは小さかった
そのため、ネガでも』優位のままだった、ということでどうですか。

議論を発展させて、他者からではなく自分から自身への期待ではどうか。
例えば、試験において合格への強い欲求が生み出す『絶対合格したい』という気持ちなど。
このように内的に生み出せるものも、ポジでも』の源泉となり得るのなら
「期待されなくても、やる子はやる」の説明ができますか。

さらに言うならば、効果が確認できなかったとした再実験
実は効果はあったが、他の生徒も上のような別の源泉を得たため
差がつかなかっただけかもしれない、という推論はどうでしょう。

それでは、各々『でも』の源泉を定量化して比較検討を・・・
といければ、なかなかのものなのですが、そこが難しいから『精神論』

残念ながらここまでです。

 

今日の議題
君ならできる、だから、がんばれ!!!
どのようにお考えでしょうか。

学習の意欲と行動』について考えてみました。
これからさらに数ヶ月以上、試験準備期間は続きます。
日々の学習を継続していくことは、決して楽なことではありません。
実現するのには、確かな原動力が必要でしょう。

家族の支え』、『学習仲間の存在』、『公言して責務化』等をよく目にしますが、それらを源泉として各々ポジでも』優位を築ければよいのかな、と考えています。

この時期、多忙を極め志半ばで断念する方が多い、と伺ったものでこのような話題を。具体的な試験対策からかけ離れたこと、お詫びいたします。

それでは、また。  Xレイ


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