» 2013 » 8月のブログ記事


こんにちは!まっすーです。
二次試験まで7週あまりとなりました。
二次試験を受験される方は、学習の進み具合はいかがでしょうか?

さてさて、今回は私が二次試験で利用した受験指導校についてのご紹介をしようと思います。
私が利用したのはMMCという受験指導校です。
MMCを利用した理由は過去にも書いていますが、まとめると下記の3点になります。

1.模範解答が自分にとってわかりやすい、書けそうだと思えた
2.過去問11年分(平成13年度~平成23年度)の模範解答、解説がもらえる
3.合格率が高い

ちなみに合格率は、こちらのホームページの情報で確認しました。
ちなみにこれは厚生労働省の教育訓練給付制度に関する検索システムであり、教育訓練給付金を受給した方の受験指導校・講座別の合格率を見ることができるものです。

ただ、一次・二次ストレートの場合は、一次・二次通しての合格率となるため二次専門校に比べて当然合格率が下がることや、母数が少なく信頼性が高いとは言えないことには要注意で、あくまでも参考情報とするべきだと思います。

一番重要なのは、その受験指導校が自分に合っているかどうか、ということなのは言うまでもありません。

ここでは、MMCのホームページで公開されている合格のメソッドのキーワードを、どのように解釈し、自分流にアレンジして、私が二次試験に望んだかをご紹介します。

ご注意いただきたいのは、これがMMCの指導内容である、というわけではありません。
今回の趣旨は、受験指導校の合格メソッドを自分流にアレンジした解釈の一例をご紹介するものであるとご理解ください。

 MMCの合格の鉄則(MMCホームページより)
1.題意に忠実に
2.因果関係で書く
3.切り口を明確に
4.キーワードで書く

 私は二次試験受験にあたって、この4つの鉄則を頭に叩き込みました。
試験中どんなにパニックになっても、この鉄則に戻って来られるように。
この4つの原則、言い方はいろいろあると思いますが、二次試験で大切なポイントを非常に上手く抑えていると思います。

1.題意に忠実に

これはつまり「出題の意図に忠実に解答する」ということです。
二次試験では与件文と設問文のパートに分かれますが、両方の意図に忠実に回答する必要があるということです。

診断士としてコンサルティングを行う際、社長が思っている会社の強みや弱み、今後の経営方針について語った際に、それと全く関係ないことを答えていてはコンサルティングになりませんよね。
もし、社長が思っている以外に、革新的なアイディアがあった場合、それをぶつけてみるのも一つの手法かもしれません。
でも、社長が「この方向性で経営改善したい!」と思っているのに、それには全く答えず、「社長、そんなのはどうでもいいから、こうすれば絶対業績良くなるって!」なんてアドバイスした場合、社長は聞いてくれるでしょうか?

人の話を無視する人の言うことなんか、まともには聞きませんよね。
「社長のお考えはもっともです。それに加えてこういうのはどうですか?」といった提案なら聞いてくれるかもしれません。
やっぱり、まずは社長の考えをよく聞いて、受け答えしてからそれに合ったアドバイスをするべきですよね。
それを端的にまとめた言葉が「題意に忠実に」になると思います。「聞かれたことに答える」でもいいと思います。

多分、ここのスキルが一番重要かもしれません。与件分を素直に、素直に、とにかく素直に読む!
慣れていないうちは出題の意図が拾いきれず、慣れてくると素直に読めなくなりがちです。

2.因果関係で書く

因果関係、原因と結果。

これは何も、事例の設問間でのバランスをとるべきとか、ストーリー付けをするべきといった大きな話ではありません。
たとえば改善策を解答する際に、「A社は現在○○という状況にあるから、△△といった対策を実施する」というように因果関係を明らかにして書くべき、ということです。

文章に説得力を持たせるためには、因果関係は必須だと思います。
理由付けがないと、説得力は弱くなりますし、そもそもなんでその改善策が出てくるの?ってツッコミが入ってしまいますよね。
採点のポイントに説得力が含まれるのかは不明ですが、原因と結果の両方が採点対象になったりする場合は多いのではないかと思います。

3.切り口を明確に

「MMCと言えば切り口。①~面では、②~面では、って解答ですよね。」

試験合格後、合格者の方と話をすると、こういう言い方をされることがありました。
MMCの模範解答は、こういう書き方が多いです。
確かに、少し特徴的な解答方法かもしれません。

これ、何が言いたいかというと物事を多面的に捉えましょうね、ってことなんです。
例えば事例IIIでは、生産面、品質面、コスト面、納期面、技術面、販売面、配送面、物流面、作業面、工程面、工数面etcのような感じになります。

これについては、「ふぞろいな合格答案」の採点方法が参考になると思うんですが、私はこの試験、キーワードを書けたもん勝ちと思っています。
もちろん、きちんとつながる文章で、という非常に重い条件付きがつくため、簡単にはいきませんが。

それをやるためには、切り口のパターンをたくさんもっておくのは、重要です。
試験中に焦ってしまうと、どうしても視点が偏りがちになります。
その時に、前もって覚えてきた、いくつもの切り口を意識するだけで、全然変わってきます。

私の場合は、1つのことを長々と具体的に書くよりは、簡潔に3つ書いた方が点数が上がるんじゃないかな?みたいな感覚を持っていました。

4.キーワードで書く

これは端的に言えば、コンサルっぽく専門用語を使うとともに、字数節約を頑張る、ということです。
漢字で書けることは出来る限り漢字で。
専門用語にできるものは専門用語に。


「切り口+キーワード」を使うのと使わないのでは、本当に大きな差が出てきます。
詰め込める内容が1~2つ違ってくるんじゃないでしょうか。

「ふぞろいな合格答案」みたいに、キーワードで採点しているのであれば、かなりの差がつきますよね。
ただ一点注意なのは、盛り込むことを重視しすぎて読みづらい文章にならないことです。
文脈はどうあれ、キーワードが書いてあれば何でもOK!のような採点は恐らくしていないでしょう。

このバランスは、2.の因果関係で書くことを忘れないようにすることが重要です。
盛り込み過ぎると意味が通らず、足りないと中身がなくなる。

このバランス感覚が合格・不合格を分けるんじゃないかと思います。

以上が、私がMMCで学んだことを、自分流に解釈した内容です。

最初にも書きましたが、今回はあくまでも、MMCがホームページで公開している鉄則に、私の解釈を加えたものですので、
この内容をMMCで教えている、というわけではありません。
ひょっとすると、MMC講師陣が意図していることとは違っているかもしれませんのでご了承ください。

診断士試験の二次試験の解答プロセスは、道場ブログ内で過去幾度も語られていますが、いろいろなプロセスが考えられますし、どれを使っても合格の可能性はあると思います。
重要なのは自分に合っているか?納得して使えるかどうか?ということです。

これから各校での答練が始まると思いますが、答練には真摯に向き合って、結果をちゃんと見つめて、受け止めましょう。
ストレート合格を狙う方は、昨年の私と同様、心が折れそうになることも多いと思います。
でも、練習すればするほど読むスキル、考えるスキル、書くスキルはついてきます。
やらなければスキルがつかないのですから、今はやるしかありません!

方向性させ間違えなければ、合格レベルには十分達することはできます。
あと7週間あまり、頑張りましょう!
以上、まっすーでした。



こんにちは、マイスターです。

さて、前回の事例Ⅰに引き続いて今回は事例Ⅱに話を移していきましょう。

 

さてまずは以下の文章を読んでみてください。

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サラリーマン時代、外回りの合間にラーメンを探しては食べ歩くのが趣味だったAさんは、多くの人が訪問するラーメンブログを開設しており、ラーメンマニアと言われるラーメン好きの仲間の中でも有名な存在でした。サラリーマンとしての出世競争の行き詰まりもあり、好きなラーメンを仕事にすることが夢だったAさんは、35歳の時に12年務めた会社を辞めての脱サラを決意しました。ラーメン屋経営は儲かると仲の良かった店主に聞いており、沢山のラーメン屋を見てきて良く知っているという自信もあって、ラーメン屋での独立開業を考えたのです。

知り合いの店長Yさんお店で3か月ほどのラーメン修行をさせてもらうことになったAさん。そのお店はピーク時には行列もできるいわゆる「人気店」でした。醤油・豚骨・塩等のそれぞれのラーメンだけでなく、チャーハンの作り方や、美味しい冷麺作りのコツなども学びました。その他、仕入やキッチンオペレーション方法など、一通りラーメン屋経営をする上で必要なことを学ぶことができましたのです。Yさんから「開店したら行くから!」という嬉しい言葉も貰って、Aさんの充実した修行期間は終了しました。

さて本格的に開業準備に入る上で、まずAさんが考えたのが立地です。やはり人気店になるには「立地が一番」と考え、通行量の多い駅前一等地の確保を優先して店舗候補地を探すことにしました。そんな中、幸運にも知り合いの店長のお店の閉店するとの流れを受け、後を引き継ぐ形でターミナル駅から徒歩3分の大通り沿いの居抜き物件を借りることができることになりました。考えうる最高の立地を確保できて上機嫌なAさん。さっそく食材や備品の仕入業者を選定した上で、本格的な店づくりに突入していきました。ラーメン・餃子といった定番に加え、定食などのセットメニューなど品揃えの豊富さを意識したメニュー構成を考え、調理に必要なレシピも整えました。また調理補助として採用したアルバイトスタッフのへの教育を進めてきました。

近隣へのポスティングと、例年に比べて気温が高い夏の炎天下の中でのティッシュ配りも終え、ホッと一息ついたAさん。自分の名前を冠した店名「ラーメンA」もついに明日が開店です。新しいスタートへの希望は膨らみます。

いよいよ迎えた開店日、お店は大盛況でした。ひっきりなしにお客様が来店し次々と注文が入ります。不慣れな店舗オペレーションの中で注文をこなし、お客様にも精一杯の声で「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」と言っていたら気付いた時には夜22時。あと30分で閉店時間でした。開店から1~2か月経っても客足は順調で、お客様に書いてもらっている簡易アンケートからもラーメンの味への評価もなかなか好評でした。

しかし好調な時間は長くは続きません。3ヵ月目に入ると売上が目に見えて悪化してきました。Aさんは「たまたまだろう」と考えていましたが、翌月になるさらに売上は悪化。開業資金に多くの手元資金を投資してしまっているAさんはだんだんと資金繰りの不安に悩まされることになりました。手元に何枚か残っているアンケートを元にベースに味を変えた新ラーメンの開発等に取り組んだり、クーポンの配布などを初めてみましたが、なかなかうまく売上は回復していきません。

そんな中、Aさんは知り合いの店長経由で紹介された中小企業診断士であるあなたに相談を持ちかけてきました。

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さて、上記を”パッと読んでみて”どんな感想をお持ちでしょうか??

 

 恐らく既に2次試験の勉強をされていらっしゃる皆様はお気づきと思います。「あれれ、この店のマーケティング戦略はどうなっているんだっけ??」と。

 

そう思った皆様は既に「事例Ⅱ思考」ができていると言えるでしょう

 

・・・とそれだけでは終わってしまいますので説明ををさせて頂きます。

 

 

<ラーメンAはなぜ上手くいかなくなってしまったのか?>

 

 ターゲットとストアコンセプト

まずAさんはターゲット顧客をしっかりと言語化していませんでした。立地優先で店舗開発を行い、広いカスタマー層を意識してメニューも品揃えを重視した構成にしています。そのため、まずラーメンAは「誰に」「何を」「どのように」提供するのか、ストアコンセプトがはっきりしていません。また3C分析が不足していため、近隣にどんな競合が存在しているのか、どんなポイントで競合差別化するのかがハッキリしていない状態になっていました。ラーメンマニアとして多数の店舗を見てきたにも関わらず、自分のお店のこだわりを打ち出すことができていなかったのです。

新規顧客開拓

せっかくAさんは開業前に培った経験やネットワークがあるにも関わらず、顧客獲得にそれを活かせていませんでした。自身が持つ情報編集力を活用した情報発信だったり、ラーメンマニアなどの仲間のネットワークを活用したクチコミの誘発など、「ラーメンA」というお店のコアコンピタンスを活用することができていなかったのです。

既存顧客の囲い込み

既存顧客の固定化を図るための取り組みも不足していました。新たなメニューの開拓、接客やサービス、プロモーション等、どれも中途半端な状態でした。顧客の注文データを活用した単品別分析、アンケート等から満足度などの情報収集などをベースにした商品開発や、接客品質向上のためのインターナルマーケティングの実施なども検討の余地があったと思われます。またターゲットを意識したリピート施策なども考えられました。

 

 

<ラーメンAには事例Ⅱが詰まっている>

上記のような点が過去10年の事例Ⅱで問われてきた主要論点です。
基本的には他事例と一緒ですが、SWOT分析→問題の真因把握→企業の方向性を”マーケティングの視点”から考えていくのが事例Ⅱです。

「脅威を回避するため弱みを克服する」

「市場機会を獲得するため強みを活用する」

をベースにすれば、例えばラーメンAは「例年よりも暑い夏」という市場機会に対して「独自冷麺の開発」といった自社の強みを活用した商品開発を行うといったことができていたかもしれません。

 

事例Ⅱは「マーケティング・流通」の事例なのでもちろん流通論点も押さえておく必要がありますが、基本的には過去問の中に、今年の事例を解く鍵もあるはずです。きちんと各年度の過去問をやることで、事例Ⅱに対応できる”思考”を作ることができます。

問われる知識は決して多くないので、新たな知識は必要ありませので、「どう知識を引き出すか」をイメージして事例演習に取り組みましょう。

 

 

P.S.

ところで「ラーメンA」はその後、上手く売上を安定させ経営危機を脱出することができました。A社長は今も毎日笑顔でこだわりのラーメンを作っているそうです。その陰には、ある1人の中小企業診断士の活躍があったとのこと。それは今ご覧になっている「将来のあなた」かもしれませんね。 

※この事例はもちろんフィクションです。

 

 

それでは今日も一日、コツコツと。

自分も「ラーメンA」の力になれるような診断士になりたいと願っているマイスターでした。

 



「もしもあと一時間あったとして、届いていたのだろうか、その想いは」

こんにちは、まっきーです。

1次試験が終わってから、3週間以上の時が過ぎました。
そして今週末は早くもTAC2次公開模試。

この時期の私は相変わらずの低空飛行解答用紙空欄勃発と、道場語でいうところの「開眼」状態には程遠いところにいました。
思い出したくもない、悲しい過去・・・。 とはいえそんな事を言っていても記事が書けないので、2次模試時の答案とその時の振り返りノートを発掘。

うん、やっぱりどの科目も空欄が2個はあるね
もちろん点数はどれも10点台

当時の振り返りノートにも80分間の自分なりの時間の使い方計画が書いてありました。
設問解釈にトータル○分、与件読み込みにトータル○分・・・。
時間に入らないから色々考えていたのだろう、でもそんな努力空しく空欄グセはその後も続いていた模様。

パラパラと捜査手帳(という名の振り返りノート)を見ながら、まっきーに、ふとある思いがよぎる。
「もしかしたら犯人は・・・」

それでは本日の事件、スタート。

 

【80分間との戦い】
そう、当初から80分で解答を埋めきる事を念頭におき、時間配分まで考えていたのに9月半ばまで空欄を残しまくったまっきー。
要因はもちろん色々ある。
前回の記事でも紹介済みだが、この記事での

・設問文と与件の行ったり来たり
・書いては消し、の時間ロス

もちろんこれらは自分にもバッチリ当てはまるところであり、おかげで解答作成に一筋の光が見えた。
時間短縮は可能となったが、それでもやはり空欄は残り、すぐには点数は伸びなかった。

何故自分は80分を上手く使えないのだろう・・・。
その時点ではその答えに気づく訳もない。

 

【自分の模試後振り返りノートを、今、振り返る】
ここで、当時のまっきーの振り返り方法を少しだけ公開。 Eランク受験生の振り返りノートなので参考にする必要は無し

●このときのまっきーの振り返り項目

・設問要求を理解できたか?     
・対応付けはしっかりできているか?    
・対応付けの結果から結論を抽出できているか?
・結論をわかりやすく記述できているか?

↑各設問に対しそれぞれ○(もしくはok)、△、×で自己評価。

もっともらしく、体裁だけは振り返っている風ではあるが、今、改めて見て恐怖すら感じたのは、

そもそも何をもってこの評価を下していたのか?

という事だ。 各教科10点台しか取れていないのに、設問要求を理解できたか?には比較的○がついている事実にまず驚愕したのだ・・

 

【設問解釈、つまり聞かれている事に答えるためには?】

「設問解釈」
聞かれている事を理解する、ここ最近の道場記事で何度か話題にあがっている「読む力」
実際どこまで要求されているのだろうか。 それに気づいたのはこの記事、その内容も、もちろんなのだけど、最後の最後のこの一言。

「診断士2次試験対策を積むと、大抵の文章はラクラク読みこなせる読解力が身に付く」

数ある道場記事の中で偶然にもこれを見つけた時、「正解、つまり出題者の意図を理解するところまで落としこめて、はじめて読む力なのか」と純粋に思った。
とはいえ「出題者の要求を理解する」という行為は容易ではなく、上記主張を満たす為に「設問解釈」それを理解する為に必要な情報、まずはそれを考える事が重要なのではないか、と思えた事は一つのターニングポイントだったに違いない

はんたこの記事では、2次試験というものを「料理を提供するシェフ」という例えで説明されている。
顧客の要求を読み取り、材料を揃え、望む料理を作りあげる・・巧い例えだな、これを使わない手はない。

という訳で引用させて頂くが、「最近夏バテなので,夏バテに向いた料理を食べたい」という要求に対し、それを満たす為に必要な情報を「顧客の体調」と「食材庫の中身」という情報があればある程度答えが導きだせる、というところまで落とせれば、味はともかく顧客の望むモノとそこまでずれない料理が出来るのではないだろうか。

要するに「設問解釈」とは単純に問われている事を理解するだけに留まらず、出題者の意図を理解する為に必要な材料の目星をつける事なのだ、と私は思う。

ここまでがまんして記事を読み進めて頂いた読者の方、「ちょっとちょっと、時間と何の関係があるんだよ?」と思われるかと思いますが、もう少しだけお付き合い下さい。

【必要なモノは食材庫の奥にある場合もある】
たまねぎとじゃがいもとニンジン、何かしらの肉、そしてカレールゥ。
とりあえず材料さえ揃えば旨かろうがまずかろうが、10人中9人は「これはカレーである」という料理は作れる。
顧客としても、「そりゃ旨い方が良いけどとりあえずカレーなら良いや」、2次試験のレベル感というのは、まずはその程度である
極論、材料が揃えばありえない大事故は起こり得ない、合格確定レベルとはいかないまでも各教科10点台で留まるという事態は絶対にない、と思っている。
ただ、答えを導くために必要な材料が検討もつかず、漠然と食材庫の中を探して思いを巡らせいろいろな材料を手に取ったところでしっくりいかない、その状態では80分だろうが160分だろうが顧客が求めるものは作れない。

ようやく80分というタイムの中で解答を作成する、という話にもどりますが、あの当時自分が一番てこずって時間をかけていたのが、この「材料を探してくる」という事
演習中はここでいつも自分の計画から、タイムオーバーになっていたのです。

設問文を理解し解答に必要な情報を推測する「設問解釈」、そしてそれを与件文から紐付ける「対応付け」という行為に当たりますが、そもそもこの「必要な情報」というのをしっかり理解できた上で、自分は当時振り返りをしていたのか?

当時の振り返りノートでは「設問解釈」を出来た気になっていたけれど、実は必要なものは何かをわかっていないまま、食材庫の前で無駄な時間を費やしていたのではないか。


調理場から食材庫まで移動する時間を減らすのではなく、食材を使って調理する時間を短縮するのではなく、一番無駄な時間がそこにあったのではないか。


そして、これが、常にタイムオーバーしてしまっていた原因ではないか。

その部分を意識する様になってから、解答は全て時間内に埋められる様になったのは、もう少し先の話である。

 

【まずは最初に必要なのは・・】
「対応付けが上手く出来ない」とお悩みの方、少なくないとは思いますが、漠然と与件から直接的な原因を探そうとしてもまず見つかりません
だって食材庫の奥にわかりづらく置かれているんですから。

だから自分で目星をつけて見つけにいく必要があるんです
そしてそれはご自身の答案と模範解答を比較して、探しにいくべき情報は何だったのか?
しっかり振り返る事が必要です。
適当な振り返りで、まっきーがこの後も継続して苦戦するハメになったのは、まぁ当然の結果です。

とにもかくにも問題を解いてレベル感を把握する事、そして自分の答案をキッチリ振り返る事。
そこから次の第一歩が見えてくるものなんですね。

では本日もはりきってまいりましょう。



katsuです。

前回の記事ではまず“スタートダッシュ”が大事だと書きました。

しかし、順調にスタートしてもゴールに近づかないこともあります。

変なことを言うようですが、いくら進んでもゴールにたどり着かない一番簡単な方法があります。それは、「ゴールとは間違った方向にダッシュすること」です。

というわけで、方向性を間違えないように「スト生が何をまずは重要視してスキルを磨いていくべきなのか?」をテーマに今回は記事を書いていきたいと思います。

 

◆事例の開眼??解脱??◆

「2つの合格タイプ」

Aランク合格(開眼レベル)
「事例の開眼」を一言で言うなら、
何を聞かれているかを察し、必要な要素で解答を構成すること。
ここに気づいた瞬間から、事例演習の得点は急速に伸びる。

Sランク合格(解脱レベル)
「開眼」した者同士で力を磨くと、自ずと
周囲が書く答案を察し、加点要素を押さえて解答を構成するようになる。この時、採点者が採点しやすい答案を自然に作るのがSランク。

【二次試験】スタートダッシュのその先  by ふうじん より抜粋

 

「事例の開眼」、またAランク合格・Sランク合格の話。

私が昨年、道場の読者である頃、読んでいてイマイチよくわかりませんでした。この間の道場2次セミナーに向けて意見を交わしながら、2次試験について考えていくにつれなんとなくわかってきたのですが、この時気づかされた重要なことがあります。

 それは、この「開眼レベル」に達するために磨くべきスキルと「解脱レベル」に達するために磨くべきスキルには優先度に違いがあることです。

では、これらに必要な能力っていったいなんなんでしょうか?

 

◆2次試験のコアスキル◆

さて、次は最近道場にて見かけるこの図を登場させたいと思います.

 【2次道場】演習前の今こそ!2次に求められるスキル全体像のまとめ by くれよん (2012.3.24)より抜粋

「2次試験に受かるにはとにかくこれ全部磨けばいいんだよ!以上!!」

と言ってしまいたくなるような素晴らしい図なんです!!これ。

しかし、ストレート生の方には気づいてほしいです。

この図には“違和感”があることに・・・。

 

違和感の正体は・・・

〝長期戦を支える仕組み”という表現!!

「スト生のみなさん時間がありません!」なんて言っておきながら長期戦ってなんなんだ!と気づいてたアナタ。

きっと与件文を読んでいてもいろいろな違和感に気づけるんでしょうね。素晴らしい!!

さらに引用の出典を書いたところにこの記事の書かれた年月をあえて書きました。

 

 2012.3.24

 

コレで、気づきましたか?これはくれよん多年度生向けに書いた記事の図なのです!!

この図のスキルはいわば2次試験の完成形・・・。最終的に「解脱」Sランクレベルの方には全部備わっているのでしょう。

でも、「開眼」Aランクレベル合格の方には全部は備わっていなかったでしょう。

そして「ストレートで何で合格したんだろ?」なんて感じの人はきっとAランクレベルを少し超えたくらいのところの人なんだと思います。(私はこんな感じの合格者です。足りていないスキルはたくさんありました・・・。)

 

◆開眼に重要なスキル◆

じゃあ、「開眼」Aランクレベルにもっとも必要なコアスキルというのはなんなのか??

考えていきたいと思います。(財務スキルについては今回除外です。)

まず必要なのは、 ひろいんの記事 と  はんたの記事 で最重要として挙げてくれた「読むスキル」です。理由はそれぞれの記事を読んでいただければわかると思います。

そして次に、「考えるスキル」。これもとても重要でないかと思います。

なぜなら、開眼とは・・・・

何を聞かれているかを察し、必要な要素で解答を構成すること

だとすれば必要な要素で解答を構成するために「与件文等から解答に必要な内容(要素)を整理分析する”考えるスキル”」が次に重要になはずです。

 

さて、ここで私が取り上げたいのが3つ目のコアスキル、「伝えるスキル」です。

これは「開眼」までには注意が必要だと思います。

採点者に伝わりやすいように解答を書くスキルである“伝えるスキル”が目指しているものは、

採点者が採点しやすい答案を自然に作る

という「解脱」レベルの状態だからです。

伝わるスキルを最初に重視しすぎて「書く練習」に序盤に没頭してしまうと大事件が勃発する可能性が秘められていると私は思います。

「何を書けばよいのかイマイチわからないまま、れとなく良さげな答案」が書けるようになってしまうというような事件

〝事件”に関してはまっきーのお株なので私からはこの辺にしときますが・・・

「読むスキル」「考えるスキル」があってこそ、「伝えるスキル」が意味をなしてくるのであり、また「読むスキル」「考えるスキル」がある状態で「伝えるスキル」を成長させることが飛躍的に点数が伸びる状態をつくりだすのではないかと思います。

 

◆開眼。そして解脱へ・・・◆

「実は、開眼まで辿りつくのは意外と早いのかも・・・」

なーんて最近思いはじめています。

さらに、自分が「開眼した」ってこと気づけて、「解脱へ移行しよう」ということに気づくことは、私は意外と難しいのではないかなと思います。

そして昨年、私がこの「開眼」と「解脱」についてもっと理解していればもっと早くに「開眼」から「解脱」へ移行できたのかな??と感じたりもします。具体的に、私の場合はもっと早くに他人の答案を見ることで、「自分に足りていないスキル」にもっと早く気づけば「解脱」へ近づけたかもしれないと思います。

私は最後まで「伝えるスキル」が足りていませんでした。スキルを本格的に磨こうとしたのはもう試験の2週間くらい前まで来てしまっていました。

みなさんはいち早く「開眼」Aランクレベルまで到達し、到達したことに気づきさらに「解脱」Sランクレベルを目指してください。

 

◆最後に◆

今日の話をまとめると、最初は「読む」「考える」が重要なんだから一切「書かなくて」いいんだよな!!

 

今日の記事を書いてみて、例えばこんな風な誤解をしてしまうのがちょっと恐ろしかったです。

でも、きっと事例演習をやっていればそれなりにもちろん書く練習はするし、「伝える」スキルを磨くことも普通には意識してくれるはずだろ・・・誤解を恐れちゃだめだ・・・

なーんて、自問自答もしました。

そういえば、私も書くことがおろそかになっている時期があったことを思い出しました。それが「解脱」に行くまでに時間が足りなくなかった原因なのかもしれません。

結局、「開眼」までは「読む」「考える」が重要度が高く、「解脱」へさらに進むには「伝える」が重要度が高いというのも単なる1つの意見にすぎません。これが何人かの参考にはなったとしても、“万人の絶対解”であるわけがない。

余裕があるなら、もちろん「伝える」スキルも少しづつ磨いた方がいいに決まっている。ただ念を押しますが、最初に「読む」「考える」スキルを磨くことを怠ることだけはオススメできません。

迷わないためには、お薬ハックも言っていたモニタリングをしながらセルフコントロールをしっかりして2次合格まで突き進むことが重要です。(記事を読んだ限り、昨年の私はあまりできていなかったな・・・と反省。)

このブログには2次試験の合格のためのヒントがたくさんあります。

しかし、それをどのように使っていくかはご自身でいろいろと考えてみてください。

 

「他人に全てを委ねるなんて運否天賦・・・」

それでは、また。

by katsu



みなさん、こんにちは!
せんせいです。

スト生の方も事例演習Ⅰ~Ⅳまで1回転+過去問1年分くらいは
終わったところでしょうか。

私もTAC模試前の8月、目に見えるアウトプットとしては、
そのくらいしかできませんでした。

前回の記事では4つのことを書きました。

①まずは問題を解いてみよう
②問われていることに答える
③解答の結論を意識する
④復習が何より大事

①は学習初期ならでは…ですが、②~④は自分なりに
最初から最後まで大切になると思っています。
ぜひ意識してみてください。
(言わずもがな、かもしれませんが念の為)

今日は事例別のワンポイントアドバイス?を中心に何点か
お伝えしたいと思います。

■事例Ⅰ

他の事例と比較して、より経営戦略色が強いと感じています。
合格者が合格した年度を語るとき、大体「事例Ⅰ」が
どんな事例の年に合格した、という話になるのも頷けます。

事例Ⅰは特効薬がなく、日頃の興味や考え方による「知識」が
ものを言う気もしており難しいのですが、TAC模試では、
以下の事をまずは気を付けてみてください。

①与件から離れて一般論で「高い視点」から書いてしまわない
②「社長の思い」「会社の経営課題」を考え抜く
③やっぱり「組織・人事」の事例

マイスターの記事で知識をサッと確認するのもよし、です。

■事例Ⅱ

①編集力の勝負!
⇒解答要求字数の違いこそあれ、依然として重要
②専門性・地域密着・顧客関係性が武器!
顧客ロイヤルティを上げて囲い込め
③新規事業も与件から離れない!
誰もが書きそうな提案でよい。

私は所謂「フレームワーク」というものをあまり意識して
いませんでしたが、事例Ⅱにおいてのみ、以下の定番の
「フレーム」を意識していました。

・誰誰何何どのようニーズ
⇒新規事業は「誰に(誰と)、何を、どのように」提供するのか、
これさえ妥当性があれば、いかに提案がショボくても
×にはできない…ハズです

くれよんの以下の記事を参考にしてください。

【事例Ⅱ】必見!新規事業の解答フレーム by くれよん

H24年度の第3問「コーズ~」が出来ず、マーケティングの
実務経験もなかった自分ですが、第4問をこのフレームで
乗り切りました(多少開き直っていましたが)

結果的に、あまり差が付かなかったと推測しています。

■事例Ⅲ

この科目はどうも苦手意識がありました。
そして9月末にハッと気付きました。

上級クラスとスト生クラス、答練の平均点の差が他の事例と
比較してだいぶ大きかったのです(下手したら20点以上)

意味するところは、
結論や解答パターンが少ないのではないか
上級生の平均点レベルまで引き上げないとスト生はピンチ

解答の際に気を付けたいところ、着眼点は
①現状の問題点・ボトルネックを探せ!
②問題点→原因→対策→(期待効果)で解答できる!
③結論は何?

H24年度の問題は、編集力もかなり重要だったと思います。

■事例Ⅳ

1次試験では慌てて失敗する不安を少なからず持っていた
「財務・会計」ですが、2次試験については他事例より不安感は
持っていませんでした。

それというのも、H23年度の問題が自分にとってはカンタンで、
「あっ、こんなのでいいのか」と思ってしまったからです。

しかし、この考えはキケン
H21,22年度の問題は、もう少し骨がありました。

スト生は特に事例Ⅰ~Ⅲに時間を割いてしまいがちなのは
やむを得ないのですが、過去問10年分は完全に解けるように
練習を積んでおくのが無難
です。

■模試に向けて

「まだ準備不足…」という方も多いと思います。

ただ、自分なりの「80分の作法(手順)」を試すチャンス。

解答骨子のメモもきちんと残してください
採点が返ってくるのはだいぶ先なので、復習用に必要です。

復習の際には、再現答案も作成してみてください

きちんとアタマを整理して解答していないと、なかなか
書けないことに気付くと思います。

これが出来るようになると、安定性が増す⇒合格に近づくと
言ってよい
と思います。

それと、やってはいけないことに気を付けるだけでも、
点数が上がっていく面もあります。
8月の復習はきっちりやって臨んでください

考え抜いて、悩んで、気分転換して、の繰り返しです。
今週も頑張って行きましょう!

“巻き舌のディーバ”の歌声、結構気分転換になりました。
(もちろん任意です)

by せんせい



こんにちは、イラサムです

 

8月も中盤に入り、来週は早くもT○C模試ですね

まだ、勉強を始めたばかりで解き方すら、よくわからない。模試が早すぎる、と感じられる方も多いかと思いますが、この時期にやることにはちゃんと意味があります。

例えば、まっきーの合格体験記にも模試でのショックから合格につながったことが書かれています。

なのでできるだけの準備をして臨んでください

 

さて、本日は二次試験演習中に起きた、数々の失敗事例のうち5つを選んでご紹介していきます。

反面教師にするもよし、そんなことが起こるんだと認識するだけでもよしです。

こんな失敗をしないためどうするかを先に考えておいたり、もしくは自分が同様の失敗をした時に考えるでももちろんいいです。

みんな同じようなことで失敗を経験していることを知ってください

 

では、早速見ていきます。

 

1.A社の現在行っていることで、マス目半分が使われる!

予備校主催の一番最初の演習時にそれは起こりました。

問題は「どのようにアドバイスするか」というものでした。

マス目を埋めて、できたかなと思っていたところ、120字の半分以上が要らない文書とのコメントをされて帰ってきました

その不要とされたところに何を書いていたかというと、A社の状況を書いていたんですね。

具体的には「~人件費増加による収益性悪化が生じている。そのため○○すべきである。」と書いて、前半部分はゼロ点でした(ちなみに後半部分も2点しかとれてませんでしたが…)。

口頭で説明できるときには、「今はこんな状態になっている。だからこう変えましょう。」と言いがちですが、二次試験では聞かれたことだけに答えることが求められるということ、今回のようにアドバイスを求められた場合には「改善策と期待効果」を書かなければ得点できないことをショックの中からも学びました。

 

2.だから、何が問題なの!QなのかCなのか、それともDなのか!

これも、予備校の演習一回転目でした。

決まった規格を持たずに受注生産しているC社の事例で、今までは大きなロットサイズで注文を受けていたので注文単位ごとで生産していたところ、注文単位の少ない中小企業との取引を開始しようとしているというものでした。

このC社について、「発生する新たな問題点とその対応策」を聞かれた問題にて事件は起きました。

 

”問題点は、大きな単位でのロット生産が困難になる”

 

これって答えとして全然足りてないことがわかるでしょうか?

模範解答を見てみると次のように書いてありました。

 

”~。よって、段取り替え回数が増えるおそれがあるため、○○する。”

 

ようは、C社にとっての問題点をQCDレベルまで落とし込めてなかったということです。

今回の場合には“大きな単位でのロット生産が困難になる”から“段取り替え回数が増えるおそれがある”。

さらに言えば、“段取り替え回数が増えるおそれがある”から、コスト(C)が増加する可能性がある、まで言及しないと問題点として伝わらないということです。

(ちなみに本事例では、第1問で“段取り替え回数の少ない効率的生産”を強みとして指摘させていました)

 

 

3.黄色 + オレンジ + ピンク=??

タイトルだけを見てピンときた方々、実際に経験あるんじゃないでしょうか。

そう!ラインマーカーのことです。

これはまさに模試で事例Ⅱを解いているときに起こったことです。

当時は設問ごとに色分けをして応付けを行っていました。

そのときに同じ個所に3色も重ね塗りしてしまったんですね。

原因は対応付けのレベルがまだまだ少なかったということなのですが、3色も塗ってしまうと結局どの問題で使えばよいのかもわからず意味がなかったという経験です。

ラインマーカーのメリットとして、色で視覚化できて見やすいことが挙げられますが、反面デメリットとして、一度塗ってしまうと消せません!お気をつけを

 

4.書いている最中に、あれもこれも盛り込んだ結果、何を言っているかわからない。

9月の最終演習を行っている時に起きた出来事です。

設問分析もした、対応付けもした、書きたい方向性も決まった、そしていざ書くぞというときにそれは起こりました。

マス目に記入している最中に頭のなかで、“これも盛り込んだ方がいいのでは”という考えが浮かんでくるんですね。

日本語って面白いもので、主語と述語のあいだには“てにをは”を使ってどんな要素でも盛り込むことができる便利な言語です。

しかし後から読み返してみると、主語と述語が離れすぎて何を言いたいのかわかりづらい文章になってしまいました。

 

5.回答欄を間違える。1問まるまる消しゴムを使用

これは致命的ですね。しかし普段の勉強でも、模試のときもやってしまっています。

やってしまってもとにかく焦らないこと

時間をみて、どう対応するかを決めることが失敗を最小限に抑えるために必要です。

回答欄を間違えないことが一番理想なのですが…

 

二次試験勉強中にはいろんな失敗が生じます。さらに人によってさまざまです。

失敗してしまうのはしょうがないとして、次に同じ失敗を防ぐにはどうすればいいのか、その対応策を作業レベルまで落とせると発生頻度は格段に下がります。

 

では今日も頑張っていきましょう!

 

by イラサム



もし、今の時点で、2次試験にどう取り組んだらよいのか悩んでいたら、まずは設問文だけを読んで、作問者が何を答えて欲しいのかを読み取る訓練をしてみてはいかがでしょうか。

みなさん,こんにちは。 はんたです。

冒頭の1文は,今週月曜日のひろいん【二次試験】とにかく問題要求解釈!(あるいは設問分析とも)と題する記事の最後のまとめの文です。
まだご覧になっていない方は,本日の私の記事の前に,こちらを先にご覧下さい
この記事を見て,私は,自分が書きたかったことを先に書かれてしまったと 思いました。

しかし,同じ趣旨のことでも違った説明の仕方をすれば,また違った見方ができるし,より深い理解につながるだろうと思いますし,「設問文だけを読んで,作問者が何を答えて欲しいのかを読み取る訓練」として,私がやっていた方法をご紹介する意義もあるだろうと思って,本日の記事にすることにしました。

 

 

上の図は,ひろいんの記事でも引用されていましたし,お薬ハックの記事でも引用されていたものですが,,もともとはくれよんこちらの記事に掲載されていた,コアスキルの図です。
私も , 読むスキル,考えるスキル,伝えるスキル+財務スキル は, 二次試験を突破するために必要なスキルを端的に表現していると同感です。

このうち,読むスキル考えるスキル伝えるスキルについて, 例え話を用いて,違った見方で説明してみたいと思います。

まず,レストランのシェフになったと仮定して下さい。
このレストランでは,のどんな曖昧な注文にも対応して,客を喜ばせる料理を提供しなければならないことになっています。
客から,「最近夏バテなので,夏バテに向いた料理を食べたい」という注文がありました。
シェフは考えます。
夏バテに向いた料理というのだから,夏バテに負けないスタミナ料理がいいだろう,ビーフステーキ,ニラレバ炒め,ウナギのかば焼きなどなど

このレストランでは,食材は客が提供する食材庫からシェフが選び出すことになっています。
しかし,食材庫は整理されていないので,シェフにはそもそもどんな食材があるのか,どこにあるのか,直ぐには分かりません。
ひどいときには,重要な食材が隠されていることもあります。

どうにか,シェフが食材を見つけました。
牛肉,しかもサーロインです。レバーとウナギは見つかりませんでした。
シェフはビーフステーキを作ることに決めました。
シェフは, 包丁で牛肉をさばき,絶妙な火加減で焼きました。
また,食材庫に大根があったので,和風おろしソースで味付けして,ビーフステーキを作りました。
客観的にはとても美味なビーフステーキができました。

しかし,客は納得していません。
実は,客は, 夏バテで胃腸が弱っているから消化吸収が良い料理が食べたかったのでした。
消化吸収が良い料理として,大根おろしそばが食べたかったのでした。(そばは食材庫の見つけにくいところにありました。)

かえって,分かりにくい例え話になってしまったかもしれませんが,
「客」とは,作問者
「曖昧な注文」とは,問題文
「客を喜ばせる料理」とは,作問者が想定した模範解答
「客が提供する食材庫」とは,与件文
「食材」とは,論点,解答要素あるいはキーワード
の比喩です。

そして,客の曖昧な注文の真意を掴むことに該当するのが,読むスキル
食材庫から食材を見つけてきて提供する料理の構成を決めることに該当するのが,考えるスキル
包丁さばき,火加減,味付けに該当するのが,伝えるスキル です。

この3つのスキルのうち,最も重要なもの は何だと思いますか。

これまでの経験,能力によって人それぞれの回答があるとは思いますが,私の場合は,圧倒的に,読むスキルでした。
上の例え話で言えば,どんなに客観的には美味しいビーフステーキを作っても,客が望まないものならば点数はつかないと思ったからです。

そして,読むスキルを高めるためにはどうしたらよいかと考えました。

その結論は,作問者が出題しそうなことを,自分で選択肢として作り出す知識,引き出しの数を増やすことだと考えました。
そのように考えたのは,ふうじんこちらの記事からです。
ふうじんは,事例1について知識で解くと言っていますが,私は,フレームワークとか切り口とかも,結局は知識ではないか,事例2と事例3も知識で解くのではないかと思いました。
これまた,分かりにくい例え話で恐縮ですが,大学入試における文系数学が暗記科目と言われるのと同様の意味で知識で解く
のだと感じたのです。

上の例え話で言えば,夏バテに向いた料理として,スタミナ料理だけではなくて,消化吸収の良い料理のレシピも持っていれば, 失敗を防げたと思います。

すると,次は,知識を増やす,引き出しの数を増やす,使えるフレームワークや切り口を増やす,上の例え話でいえば,自分の持っているレシピを増やす努力をしなければなりません。

その方法としてヒントになったのが,ZonEこちらの記事です。
この記事の,過去問や演習問題などの設問文のみを切り貼りしたプリントを持ち歩いて、隙間時間にそれを見ながらあれこれ妄想するトレーニングという部分を参考にして,私の場合は,設問文ごとにコピーを切ってB6版のカードに貼って,自分の気づいたこと,講師や解説の指摘など,要求解釈として考えられることをカードに書き込み,裏側には,模範解答を写経し,隙間時間に見返していました。
料理の世界でも,レシピのカード化はありますよね。

平成24年事例1第2問を例として,カードを作ってみたのが,以下の写真です。

 

 

汚い字で申し訳ありません。それでも,こんな汚い字でも筆記試験に合格できたのだと安心の材料にして下さい。

なお,ZonEの記事でも,解法手順として,
1 設問要求を解釈する
2 与件文から答案に盛り込む要素を抽出する
3 答案を記述する

と書かれていますが,それぞれに対応するのが,
1 読むスキル
2 考えるスキル
3 伝えるスキル なのは分かりますよね。

ということで,冒頭に挙げた設問文だけを読んで、作問者が何を答えて欲しいのかを読み取る訓練 として私がやっていたことは,カード作りでした。
人それぞれやり方がありますので,万人にお勧めするわけではありませんが,二次試験の学習ツールに迷っている方に何かのヒントにはなるかなと思って,ご紹介させていただきました。

まだまだ暑い日が続きますが,体調に気を付けて学習を続けて下さい。

by はんた 



こんにちは、平平です。

事例演習、やっていますか?

初めて事例演習をやったという人は、80分という時間の短さ自分の考えを文章で表現する難しさ漢字が書けない悲しさ模範解答と自分の解答が全く違うことへの焦りなど、色々思うところがあったのではないでしょうか。

ひょっとすると、「本当に二次試験に合格出来るのだろうか?」という不安を覚えてしまった方もいるかもしれません。しかし、初めて事例演習をやった方であれば、上記のようなことは当然ですので、あまり心配することはありません。

ところで、あなたは試験時間である80分の時間配分や、解き方の手順については確立されていますか?
もう既に実感されているかと思いますが、事例を解くにあたって80分という時間は想像以上に短いです。
試験当日に行き当たりばったりで対応してしまうと、ほとんど解答用紙を埋めることが出来ずにタイムアップ、などということにもなりかねません。
効率的に事例に解答していくためには、あらかじめ自分なりの時間配分や、解き方の手順を確立しておく必要があるのです。

しかし、まだ事例演習を始めたばかりの方であれば、まだまだ試行錯誤中という方も多いかと思います。そこで参考例として、私が最終的に本試験で実行していた時間配分と解き方の手順をお伝えしたいと思います。
今回の記事では事例1~3について書きます。事例4については次回の記事で書く予定です。

なお、時間配分、解き方については、様々な方法があり、それぞれ人の適性や好みもあるので、どれが正解とはなかなか言いづらいところがあります。ですので、これから書く内容についてはあくまで参考程度と捉えて頂ければと思います。

 

◆時間配分の決定◆
まず試験が始まったら真っ先にやることは時間配分の決定です。

設問文と解答用紙を見て、それぞれの設問で、どの程度の文章量を書く必要があるのかを確認します。それから各設問にかける時間を決めて、設問文の横にでも分単位で制限時間を書いておきます。もちろんこの制限時間はあくまで目安なので、途中で状況が変わってきたら臨機応変に見直しは行う必要があります。

時間配分の決定を始めにやっておくことで、事例を解いている最中に自分が遅れ気味なのかどうかを把握出来るので無駄に焦らなくて済みますし、「時間が足りなくて解答欄が真っ白」という大事故を防げるようになります。

私はだいたいの目安として、100字制限の設問であれば、解答草案作成5分、解答文作成5分としていました。設問の量や、制限文字数の量によって適当に調整してください。
また、二次試験では配点も書かれているので、配点の多少によっても、その設問にかける時間を増減させることもありました。配点の低い設問はサラッと、配点の高い設問は多少時間をかけてでもじっくり慎重に、といった感じでメリハリを付けると良いと思います。

このプロセスは1分で終えます。

 

◆与件文、設問文の流し読み◆
時間配分を決定した後は、与件文、設問文の読み込みに入ります。
私は、与件文、設問文ともに、2回ずつ読むようにしていました。1回目は全体的に内容を把握するため、2回目は内容を分析し解答のための手がかりを探すためです。

1回目はなんとなく内容を把握出来ればよいという感じでざっと流し読みします。読む手順としては、与件文の冒頭を一瞥して、業種、年商、従業員数、取り扱い商品・サービスあたりを把握した後、いったん設問文を全て読み、それから再度与件文に戻って通しで読みます。

始めに与件文冒頭を読む理由としては、事例企業の概要だけでも頭に入れておくと、この次の手順である設問文を読む時にイメージがわきやすいためです。

また、与件文全文を読む前に設問文を読む理由としては、設問を先に把握しておくことで、与件文を読む際に設問で問われている内容を意識しながら読めるようになるため、効率的に内容把握が出来ると考えたからです。

この段階では、与件文に線を引いたり、メモを取ったりはしません。とにかく読むことに集中します。

このプロセスは、約5分前後で終えます。開始からの経過時間は約6分です。

 

◆与件文、設問文の精読◆
2回目の与件文、設問文の読み込みでは1回目より時間をかけて精読を行います。読む順序は1回目同様、設問文が先、与件文が後です。

与件文を読む際には、設問に解答する際に必要な情報を与件文から拾いやすくするために、次のようなことを行います。

●与件文を対応する設問ごとに区分けする
与件文は、概ねいずれかの設問に対応付けすることが可能です。カラーマーカーや色付きペンなどを使って、与件文を対応する設問ごとに見やすく区分けしておくと、この後、設問を解いていく際に、効率的に与件文を確認できるようになります。
カラーマーカーや色付きペンが無くても、対応する与件文ブロックを線で囲って、その横に設問番号を示す数字を書いておけばOKです。
色分けされていた方が視認性は上がりますが、筆記用具を持ちかえたり、色を切り替えたりする際に若干の時間ロスがあります。この辺は各自好みで選んで頂ければと思います。

●SWOT要素、その他重要要素に線を引く
与件文中の、SWOT要素(強み、弱み、機会、脅威)になる部分には線を引いてわかるようにします。(強みだったら線の先頭あたりにSと書くなど)
また、その他に与件文中に気になる点や表現などがあれば、そこも目立つように線を引いておきます。

私が事例演習を開始したばかりのころは、SWOT分析表を問題用紙の余白等に書いていたのですが、文字を書く時間がもったいないと思うようになり、与件文中に線を引く形に変えました。
SWOT分析表を作ると一目でSWOT分析結果が確認出来るので視認性は良いのですが、与件文中に線を引くスタイルでもさほど不便を感じなかったので、本試験では線を引くスタイルでいきました。

本プロセス中に心がけることとしては、あまり時間をかけ過ぎないということです。
開始直後に時間配分しているので、解答草案作成と、解答文作成にどのくらい時間が必要かは把握しているはずです。
時間制限をオーバーしないように気を付けながら、可能な限り与件文の分析を行います。

このプロセスは、約14分前後で終えます。開始からの経過時間は約20分です。
設問数や、解答文の制限字数にもよりますが、残りの解答草案、解答文作成に60分は確保しておきたいところです。

 

◆解答草案の作成◆
いよいよ設問の解答に取り掛かります。

設問の解答を行う際には、いきなり解答用紙に解答文を書いていくのではなく、問題用紙の設問文の下などの余白に解答の草案を書いていきます。

まず、それぞれの設問の題意(何を問うているのか?)を確認し、設問に対応する箇所を中心に与件文を改めて確認した上で、「だいたいこんなことを解答するべきだろう」ということをキーワード羅列でも構わないので書いていきます。
与件からの抜き出しの場合は、それをそのまま草案として文字で書くと時間がかかるので、与件文に目印等を入れておくのがよいでしょう。

ここではあまり考えすぎずに、ひとまず最後の設問まで通してやってみます。
そして、解答全体としての方向性に一貫性があるかどうかを確認し、設問ごとの字数制限なども考慮しながら、必要に応じて草案を修正していきます。

草案のレベルとしては、草案を元に解答文がスムーズに作成出来るレベルになっているのが理想です。
実際に解答文を書く際に、消しゴムで消して修正を行うのは時間ロスが大きいので、なるべく一発で草案から解答文を起こせるようにしたいところです。
もちろん、慣れないうちは難しいと思いますが、本試験当日までに出来るようになっていれば大丈夫です!

 

◆解答文の作成◆
ここで初めて解答用紙を埋めていくことになるわけですが、解答草案がきっちり出来あがっていれば、解答文の作成はあまり苦労しないはずです。

スムーズに解答文を作成するコツの1つとしては、解答文のフォーマットをいくつか持っておくことです。

例えば、事例企業の問題点を問う設問であれば、「問題点は○○である。理由は①○○、②○○、③○○だからである。」といった感じで、いくつかの定型パターンを用意しておくと、解答文が作成しやすくなると思います。

最後に私がメイン教材として使っていた、「中小企業診断士2次試験 事例攻略のセオリー」から、解答を記述するときのセオリーを3つご紹介しますので参考にしてみてください。
●結論を先に書き、次に具体論を記述せよ
●問題が問うていることを主語にして記述せよ
●事例文や問題文の用語を引用して記述せよ

「中小企業診断士2次試験 事例攻略のセオリー 村井信行 岩田幸大・著 山口憲二・監修 DAI-X出版」より引用

 

以上、いかがでしたでしょうか。

冒頭でも書いた通り、事例の解答手順には様々な方法があり、人による好みもあるでしょうから、一概にどの方法が良いとは言いづらいというのが正直なところです。
私自身もそうだったのですが、まずはなんとなく良さそうだなと思った方法をひとまず取り入れてみて、いくつか事例を解きながら「こうした方がよいかも」といった点があれば都度改良していく、といった感じで取り組むのが良いと思います。
次回は事例4の解答手順について書く予定です。
まだまだ暑い日が続くと思いますが、くれぐれも体調管理には気を付けて、残りあと約2ヵ月頑張っていきましょう!

それでは次回、またお目にかかりましょう。

 

 

 



こんにちは、お薬ハックです。

昨日、ひろいんがくれよんの以前の記事を引用して2次試験に必要なコアスキルについて紹介しました。僕もこのコアスキルの考えには全く同感で、「読むスキル」「考えるスキル」「伝えるスキル」+「財務」という考え方は、2次試験の本質を端的に表していると思います。

 

でも、ちょっと待った!

 

仮に合格するためにそれらのスキルが100必要だとして、今の自分が何点取れているか確認する仕組みが出来ていますか? 2次試験が最も厄介な点は「解答基準が公開されていない=合格にどれくらい実力が必要か分からない」ことです。

つまり、どれだけの実力を身に付ければ100を超えているのか分かりにくいですし、100に対して自分がどれくらいの位置にいるか客観的に判断することも難しいです。

それでも、自分がどれくらいの位置にいるか確認する仕組みを作っていなければ、2次試験までの2ヵ月半はあっという間に過ぎてしまいます。
コアスキルを身に付けるために「モニタリングする仕組み」が大切です。(くれよんも過去記事で指摘してます

特に、独学は周りからアドバイスを受ける機会が少ないのでモニタリングが難しいです。モニタリングなしに2次試験に挑むのは、羅針盤なしで航海するようなもの。まだ試験まで2ヶ月ある今だからこそ、モニタリングする仕組みを意識してみるのはどうでしょうか。

■モニタリングする方法1 「模試」

プロのアドバイスを受けられる数少ない機会、それが模試です。採点まで3週間ほどかかるのがデメリットですが、自分の実力が周囲と比べてどれくらいの位置にあるのか確認できるので、合格ラインである上位20%にどれくらい足りないか確認できます。直近ですと8月31~9月2日にTAC模試があります、まだ申し込んでいない方は検討してみては?

 

■モニタリングする方法2 「ふぞろい」

「ふぞろいな合格答案6」は用意してありますか? ふぞろいのメリットは合格者の答案が集められているため、具体的な合格レベルがイメージしやすくなること。そして、キーワード採点方式なので自分の実力を採点することで客観視できることです。また、模試と違ってリアルタイム採点できることもポイント。独学を支える強力なツールです。 ふぞろい6だけでなく、去年や一昨年のふぞろいも集めればますます活用できます。

 

■モニタリングする方法3 「勉強会」

やり方次第ですが、勉強会もモニタリングする機会になります。僕が参加していた勉強会では、各自が解いてきた事例をふぞろいで自己採点し合い、お互いに採点した理由を紹介し合っていました。その結果、自分が書いた答案が自分が意図しているよりも相手に伝わっていない事が実感でき、相手に伝わる答案が書けているか確認することができました。つまり「伝わる力」をリアルタイムでチェックすることができる勉強会でした。

 

ここに書いたのはあくまで一例にすぎません。モニタリングするためにいろいろな工夫がありますので、ぜひ自分に合ったものを取り込んでみてください。

この話は、今週土曜日の金沢セミナーでより詳しく紹介する予定です。残り定員は3名となりました。まだ申し込み間に合いますのでよろしくお願いします。

by お薬ハック



まいど。ひろいんです

 

1次試験から、あっという間に2週間が経ちました。
そうです、11週間のうちの2週間です。2割弱です。
残された80%あまりで、Aランクの合格レベルまで到達できるのか?
特に、スト生の場合、今はまだまだ合格レベルがどんなものか、よく分からないというのが正直なところではないでしょうか。

2次試験へ向けて、計画通りに進んでいますか?
もし計画通りでない場合でも、心配ありません。スケジュールを立て直しましょう。
まだ計画を立てていない人は、今すぐ、2次試験本番までの9週間をどう使うのか、考えてみてくださいね。

◆2次試験のコアスキル

残り9週間で何をすべきか、いろんなアプローチ方法があると思います。
でも、アプローチの仕方に違いはあれど、2次試験に求められるスキルはこれに尽きると言ってもいいんじゃないかな。

 



この図はくれよんのこちらの記事によるもので、「本質的に2次試験で求められていること」とは、要するに「社長さんの相談をきちんと聞いて、適切な知識でもって分析・整理をして、分かり易く伝えられるか?」ってことを明示してくれています。

◆何といってもきちんと聞くことが大事

で、まず初めに固めていきたいのが「社長の話を聞く力」=「読む」スキルです。
2次試験における「読む」スキルとは、作問者が答えて欲しいことを、正しく理解する力のことに他なりません。

きわめて当たり前なんですが、普段の生活やビジネスの中でも、聞かれたことにキチンと答えないと、会話が成立しないし、仕事も前に進んでいきません。
僕自身は当初、この当たり前のことができていなかったんですね。皆さんは、作問者が答えて欲しいことに対して、的確な解答を書けるように早い段階で対応してくださいね

例えば、この問題。

平成24年度事例Ⅰ 第2問
A社は、Y社の要請による海外進出を実現していないが、X社の要請に応じて、2002年に東南アジアの新興国S国に初めて生産拠点を設けている。
Y社の要請によるA社の海外進出が実現しなかったのはなぜか。X社の状況を考慮に入れて、考えられる理由を100字以内で答えよ。

問われているのは「A社の海外進出が実現しなかった」理由です。ただし、「X社の要請に応じて」の海外進出は果たしていて、「Y社の要請による」海外進出が実現しなかった理由です。
制約条件として、「X社の状況を考慮に入れて」とあるので、当然、本文中に書いてあるX社についての記述を使うのでしょう。X社の「状況」って何を意味するのか、ここもしっかりと把握する必要があるかも。
さらにこの時に、Y社の状況も考慮に入れる必要があると気づいて、Y社についての記述も把握しなければなりませんね。
「考えられる理由」を求められているので、ひょっとすると与件文には明示されていないことを、類推して答えるのかもしれないな、
なんて感じで作問者の意図に迫っていきます

僕の場合は、初めに与件文の冒頭に書かれている事例企業の業種を確認した後、その後の記述を読むことをせず、設問文の問題要求の解釈に取り掛かっていました。
このプロセスでは、とにかく一語一語を丁寧に読んで、作問者が何を求めているのかを、自分なりに解釈することに集中していました

ここで作問者の意図が(ある程度)わかると、与件文を読むときに、何を読めばよいのか、言い換えると、何を探せばよいのかがクリアになるんですよね
僕はこの設問分析に、10-15分程度掛けていました

わずか数行しかない設問文ですが、与件文と変わらないくらいに重要な情報が埋め込まれています
じぶんで重要だと思った言葉には、丸で囲ったり、波線を引いたりして、しっかりと頭に焼き付けるようにしていました

「聞く力」=「読むスキル」があってはじめて、与件文に書かれている内容から、問われていることを取り出すことができるのだと思います。

 

もし、今の時点で、2次試験にどう取り組んだらよいのか悩んでいたら、まずは設問文だけを読んで、作問者が何を答えて欲しいのかを読み取る訓練をしてみてはいかがでしょうか

ほな、また

by ひろいん



80分で事例を解くにはどうすれば良い?

 ジェスチャー,ストレス,ビジネス,ビジネスマン,人物,写真,心配,手,男,考え

今週の事例直前演習①②を終え、そう感じるのが二次対策の実質スタート。でもこの原因、

1)読む時間が長い
2)考え方にムダがある

のいずれか。書く時間は皆大差がないから一旦無視してOK。従いこの記事を参考に次回の事例演習までに、

自分なりの80分間の解答プロセスを用意し、
事例演習で試行錯誤しながら修正

するレベルに追い付けば十分挽回可能。では今日は、スタートダッシュに成功した前提で、その先に起きることを大きく概観
.

■1つの仮説、2つのタイプ、3つのスタイル■

当ブログの二次対策記事は膨大で内容は様々。そこでこっそり要旨を抜粋。

□1つの合格仮説□

二次筆記対策には自力でのPDCAが不可欠との意見が共通。つまり自分なりの合格仮説を作り、試験当日までにいろいろ足し引き。その仮説の中で、

事例演習の得点能力を上げるには、
事例答案を互いに見せっこ、真似っこすること

が最も効果的であるとする仮定に注目。ただこれ、互いに合格レベル以上の答案を見せっこしないと効果が薄い。
.

□2つの合格タイプ□

また当ブログの過去記事から、合格者像を見ると以下の2通り。

Aランク合格(開眼レベル)
「事例の開眼」を一言で言うなら、
何を聞かれているかを察し、必要な要素で解答を構成すること。
ここに気づいた瞬間から、事例演習の得点は急速に伸びる。

Sランク合格(解脱レベル)
「開眼」した者同士で力を磨くと、自ずと
周囲が書く答案を察し、加点要素を押さえて解答を構成するようになる。この時、採点者が採点しやすい答案を自然に作るのがSランク。

従いこの試験、確実に合格したいなら、合格実力到達を目指すだけでなく、合格実力に達した後にいかに努力するかを意識する方が大事。
.

□3つの解答スタイル□

上記をまとめると、2次筆記試験合格の必要条件は、以下2点に集約。

①何を聞かれているか(と周囲がどんな答案を書くか)を察し、
(採点者が採点しやすい様に)必要な加点要素で解答を構成する。

但し過去合格者の解答スタイルだけ見ても、以下3通りあるから話が厄介。

スタイル1.ロジカル重視・きれいな日本語派
スタイル2.与件キーワード重視・ガシガシ盛込み派
スタイル3.一貫性重視・コンサルレポート派

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従い、自分の解答スタイルを決めたら、他の解答スタイルに惑わされない割り切りが必要。
.

■合格答案は似てる・似てない? ~戦略グループ論~■

上記の仮説・タイプ・スタイルの話から、以下の疑問を整理しておく。

①目指す場所(Aランク・Sランク合格)が同じなのに、
②なぜ合格手順(80分間の解答プロセス)は人それぞれで、
③解答スタイルは3通りあるのか

②は簡単。事例解答手順の基本は皆同じで、差が生じるのは80分の制限時間でどれだけの情報量を処理するか。従い自分の思考特性に応じ時間短縮の工夫をするから、解答プロセスはやはり人それぞれ。

③は理屈で。ポーターの戦略グループ論に従い、同じ環境下で最適戦略を探ると、その戦略=解答スタイルは当然似てくる。なおその3つのパターンは、師事した講師および答案を見せっこ・真似っこする学習仲間に左右されている可能性が濃厚。
.

■まとめの前に~「時間がない」は半分ウソ■

では最後に、当ブログの最新二次記事を以下の分類別に読み直し、自分のスタートダッシュの成功具合を確認。

□合格事実型□

二次対策では何が起きるか?出来事や対策の事実に注目。
【二次試験】学習計画の立て方(ストレート独学者向け)
【二次試験】過去問アウトプット+修羅場の経験

□合格仮説型□

事例の本質とは?合格してから振り返ると納得。
【2次】合格者座談会から本質の一端を知る
【二次試験】You’re knocking on the door!
【いざ攻略!】事例Ⅰ 本当の原因は何だ?
【事例Ⅳ】鉄板得点源―経営分析を攻略 

□マイルストーン型□

ブログ形式の特長は、これから何をするかのマイルストーン。
1次試験が終わって,そして2次試験へ向けて
【二次試験】スタートダッシュは切れていますか?
【二次試験】まっきーの事件簿:file08 ~8月初旬~

でもこの時、「初学者には時間がない」とする意見の捉え方に要注意。確かに半分はその通りだけど、上級生の苦労を見て解る通り、この試験、

時間があれば合格する訳でもない

から半分はウソ。事実、11週間あれば合格実力Aランクは十分到達可能。つまり初学者が上級生に対し不利な点とは、

試験直前にようやく合格実力Aランクに達するために、
Aランクの実力者同士で答案を見せっこする時間が足りない

程度と考える方が実態に近いはず。そこを納得すれば、スタートダッシュがなぜ重要で、これから何をすれば良いかはもう自明。
.

■今日のまとめ■

目指すゴールは同じで、方法はそれぞれ。であれば情報の幅を広く持ち、自分に合う方法を取捨選択するのが短期合格への最短距離。ではまとめ。

・自分なりの解答プロセスを作り、試行錯誤で修正することが出発点
・得点能力向上には、事例答案の見せっこ・真似っこが効果的。
・二次合格は、Aランク合格(開眼)・Sランク合格(解脱)の2通り。
・二次筆記答案は、ロジカル・ガリガリ・一貫性重視の3通り。
・スタートダッシュ成功であれば、今からすることは自明。

byふうじん



こんにちは、北陸在住のお薬ハックです。残り一週間となりましたので、再度ご案内します

8月24日(土) 石川県金沢市で

一発合格道場 2次対策セミナーを開催します!

■日時  8月24日(土)14:00~
■場所  石川県金沢市 ITビジネスプラザ武蔵 会議室2
(金沢駅からバスで数分。近隣に有料駐車場が揃っています)

参加費は無料です

■内容
2次試験のポイントや勉強方法、当日のお作法などを紹介した後、参加者全員でディスカッションすることで2次試験に向けて勉強を進めている皆さんの悩みをすっきりさせます。他の受験生や合格者がどんな勉強・工夫をしているか情報を集めたい方にはピッタリの内容をご用意しています。

残り定員は4です。

参加をお考えの方はお早めにご連絡下さい



こんにちは!まっすーです。

一次試験合格見込みの方は、すでに二次試験に向けたスタートを切りましたか?
自己採点の結果、合格点に数点足りない方も、没問等で加点されることもありますし、ここで学習したことは来年に生きてくると思いますので、諦めずに二次試験の学習を開始しておくことをおすすめします。

 

さて、今回は私が二次試験受験対策で行ったことについて書きたいと思います。

昨年の8月6日、中小企業診断士協会のホームページで解答の発表があり自己採点を行って一次試験合格を確信した後、まず私が行ったのは受験指導校の選定でした。
このブログの右下にあるような学校から数々の情報を見た結果、MMCの二次試験対策講座に決めました。
MMCを選択した理由は、こちらの合格体験記にも書いていますが、過去問の模範解答が自分でも書けそうな内容だったことに加え、平成13~23年度の11年分の過去問の模範解答・解説がもらえることが大きかったです。
(実は後から知ったのですが、LECでも平成13年度以降の過去問の模範解答・解説を購入することが可能です。こちらは、LEC受講生でなくても入手することができるようです)

一次試験で過去問アウトプット作戦を推していましたが、二次試験でも、私はやはり過去問を重視しました。
二次試験問題をやってみるとわかるのですが、受験指導校の問題と、本試験問題には、問題の雰囲気、特に問題文(むしろ本試験の方が曖昧な問いかけがあると思います)の部分に違いがあります。
実際に合否が判定されるのは本試験なのですから、本試験問題で経験を積み上げておくことは重要だと思います。

二次試験対策講座申し込みから数日して通信講座のテキストが届いたのですが、一次試験突破のための最後の追い込みのために、やるべき仕事がたまってしまっていたこともあり、二次試験の学習を開始できたのはちょうど今頃の8月17日になってしまいました。
二次試験が10月21日だったため、約9週間しか残っていませんでした。

この短い期間にもかかわらず私は92事例に取り組みました。
その内訳は下記のとおりです。
・過去問平成13年度~23年度 44事例
・MMC通信講座 12事例
・TAC模試 4事例
・LEC模試 4事例
・MMC模試2回 8事例
・企業診断(書籍)の事例対策 12事例
・TAC2次集中特訓(書籍) 8事例
合計 92事例

92もの事例に取り組んだ理由は、経験値の低い二次試験初学者が他年度受験生に太刀打ちするためには事例演習の経験を多く積むことが重要と考えたためです。
ただ、数をこなせば合格するかというと、そうではないと思います。

私の場合、通学講座や勉強会に参加していたわけではないため、通信添削以外で自分の答案を見てもらう機会がなく、例えば企業診断の事例演習などは自分の答案と解答が多少違っていても、他人の目に触れていないため、いいのか悪いのかが判定できていませんでした。
自己採点は基本的には甘めになるため、できれば他人の目に触れさせるべきだと思います。

その意味では、過去問は別としても、通信添削を行った事例(私の場合、上記青字の28事例)以外では、ただ解いただけであり、事例演習の効果が大きかったとは言えないと思います。

道場では、しばしば72事例という定量的な情報が出てきます。
一次試験~二次試験の2ヶ月あまりという期間を考慮すると、この数値目標はちょっと頑張れば届くレベルです。
そのため、とにかく数さえこなせば大丈夫という気持ちになりがちですが、本当に重要なのは質であることは忘れてはいけません。
ただ数をやるだけならば誰でもできます。

しかしながら一方で、80分という時間の感覚をつかむことに加えて、本試験当日の修羅場を擬似経験するという意味では、ある程度の数をこなすことは重要かもしれないと思います。

あくまで私の経験ですが、事例の演習を行っていると、5~6回くらいの事例演習の中で1回くらい、時間が本当に間に合わない、いわば修羅場のような状態に陥ることがありました。

その対応力は、そうした状況に陥って初めて身につくものだと思いますので、同じ事例を繰り返し解くよりは、あえて新しい事例にぶつかることも重要だとは思っています。

例を出すと、私は昨年の二次試験の事例2の第3問(コーズ・リレーテッド・マーケティングについて問われた問題です)で、完全な勘違い解答をしてしまい、設問1・2の計160字を埋めた後で、設問文をよく読みなおした結果間違いに気づき、残り時間が15分を切るあたりで、消しゴムで設問2問分を全部消して書きなおしました。ちなみに第4問(80字×2)の解答欄は真っ白な状態でした。

このときの、「時間内に書き切ることができるか」「各設問の難易度、つまり多くの人が正解できそうな問題はどちらか」を頭に入れた上での、「やり直すorやり直さない」といった、ギリギリの状況での判断力を身につけるは経験が必要だと思います。

一次試験と違って、二次試験は時間がタイトであり「もう諦めちゃおうかな」と思わせるような状況が、しばしば訪れます。
そこを乗り切るためには、ただ勉強を積み重ねるだけでなく、追い詰められた状況、つまり修羅場での判断を行うための経験が必要です。

二次試験対策は、ただ数をこなせばいいというものではありませんが、80分の限られた中で初見の問題を解く経験もある程度は積んでおく必要があると思っています。

残り9週間。今から二次試験の学習を始める人でも十分に間に合います。
ですが、ここからは隙間の時間さえも無駄なく使って、10月の二次試験に全力を投入する必要があります。

大変ではありますが、頑張りましょう!

以上、まっすーでした。



従業員の専門性が高まらない
同族経営で風通しが悪い組織風土
評価制度が不透明
組織構造と事業構造がアンマッチ
社長の役割や不明確でリーダーシップが働いていない
人件費管理ができてない
アルバイトスタッフの士気が低い
特定顧客依存型経営体質
経営悪化への危機感が薄い
変化に対応できない組織
賃金体系の硬直化
自由闊達な風土が失われてきている
個人の成果と賃金の連動がとりづらい
親会社依存型のビジネスモデル
地域別組織と製品別組織が混在
自社独立した経営が行いにくい
チャレンジ精神が低い組織
個人の能力が評価や処遇に反映されづらい
意思決定が迅速に行えない
マネージャーに従業員の管理ノウハウがない
高コスト体質
企業文化の融合ができていない
従業員のモラールが低下している
新陳代謝が図られていない
ゆでガエル的な組織風土
労働者の意識が醸成されていない

 

こんにちは、マイスターです。

さて、冒頭からネガティブな言葉ばっかり並べてしまいましたが、これはなんだかわかりますでしょうか?

そうです。これは、

H13年~H24年までの事例Ⅰで登場した企業が抱えている(と読み取れる)問題点を抽出したものです。

 

 

そもそも2次試験とは何か?

 こちらは「1次試験の範囲」と「2次試験の範囲」を1枚の図で表してみたイメージ図です。

言うまでもなく、2次試験は「コンサルティングのケース問題」です。そして、中小企業診断士の仕事は経営コンサルティングです。つまり、事例Ⅰ~Ⅳの題材企業の“経営の方向性と戦略を考え、その戦略を実現するために課題に対する具体的な対策を提案する”ことです。

さて、そんな経営コンサルティングを行うためには何が必要でしょうか?

・SWOTの視点から事例企業の内部・外部環境を分析する
・問題が発生している場合や、何が原因なのか掴む
・企業の強みを機会にぶつけながら、弱みを克服するための方策を考える
・企業が進むべき方向性、または戦略を明確に提示する

という、コンサルティングをしていく上で必要なプロセスをきちんと踏める人かどうかが見られています。

 

それを各機能の観点から出題しているのが事例Ⅰ~Ⅳという風に捉えることができます。

「組織・人事の観点から企業が抱える内部・外部環境を明確にして、組織・人事の観点から具体的な方策を考えるのが事例Ⅰ」

「マーケ・流通の観点から企業が抱える内部・外部環境を明確にして、マーケ・流通の観点から具体的な方策を考えるのが事例Ⅱ」

「生産・技術の観点から企業が抱える内部・外部環境を明確にして、生産・技術の観点から具体的な方策を考えるのが事例Ⅱ」

「財務・会計の観点から企業が抱える内部・外部環境を明確にして、財務会計の観点からも交えて方策を考えるのが事例Ⅳ」

(※事例Ⅳだけ少し違う)

 

 

事例Ⅰとは何か?

さて、その中での事例Ⅰ。

シンプルに言うなら 「組織」「人事」の観点から事例企業へコンサルティングを行うのが事例Ⅰです。
といっては終わってしますので、少し掘り下げて解説をしたいと思います。

 

事例Ⅰもベースは一緒

通常、全ての企業の運営に組織・人事は関わってきます。ですので、上述の図においても事例Ⅰは他事例の土台に据えてあります。

中小企業診断士の試験ではわざわざ「事例Ⅰとして、論点を絞って出題している」と言えますが、経営コンサルティングの基本となる「現状分析」→「課題設定」→「具体的解決策の提示」というプロセスをベースとして考えるということには変わりありません。

そのため「事例企業が今後どうしていくべきか」というストーリーをきちんと自分の中で作った上で、事例Ⅰとして、個別に問われている設問を解くことが重要ということです。

年によっても出題方法が異なり、会社全体の方向性を考える必要がなく、個別設問に単純に答えるだけで得点ができてしまう出題形式もあります。しかし、「経営の方向性」が決まらないのに「組織・人事の対策」が考えられるでしょうか?きちんとどの事例においても、事例企業の方向性を考えながら、問われている設問に対して記述をしていくべきと思います。

 

 

事例Ⅰを理解するためのポイント

さて、ようやく本題。

事例Ⅰというのは、

「組織・人事の観点から企業が抱える内部・外部環境を明確にして、組織・人事の観点から具体的な方策を考える」

とお伝えしましたが、この事例Ⅰの本質をきちんと理解するには多少時間がかかるかも知れません。
しかし、一番根底で押さえておきたいのは下記の3つのポイントです。

 

こちらのイメージ図は1枚目のスライドの右下部分だけ切り取り、分解したものです。

事例Ⅰというのは大きく分けて3つ押さえなければいけないポイントがあります。

「人事システム」 ※←うちあーのの語呂合わせ「茶化」は覚えておきましょう。

「組織構造」 

、そして

「組織文化・風土」

です。基本的にはこの3つの大論点を押さえることです。

「人事システム(採用・配置・育成・評価・報酬)」や「組織構造(機能別、事業別、マトリクス)」などは基本論点ですが、何よりも「組織文化・風土」についてきちんと意識が出来ているかどうかが、事例Ⅰを攻略できるかどうかの大きなポイントの1つになります。

 

 

事例企業の企業文化・組織風土をイメージできますか?

さて、もう一度このエントリーの冒頭で羅列させて頂いた事例Ⅰで登場した企業が抱えている問題点を見てください。

こういった問題点の「原因」はなんでしょうか。

本当の原因である「真因」は何でしょうか?

 

組織や人事において「組織設計が悪い」「人事制度が悪い」「コミュニケーションが悪い」といった課題もありそうですが、上述のほとんどのケースにおいて「企業の風土・文化に何らか問題があるのでは?」という点に帰結するかと思います。企業が組織・人事面で課題を抱えている際、かならず「風土・文化」に何等か問題があると言っても過言ではありません

社長は気づいてなくとも、知らず知らずのうちに減点主義で社員を評価していたり、知らず知らずのうちに部門と部門との間でコンフリクトが起こっていたり、組織慣性が働いて組織が硬直化し、変化ができなくなっていったりします。

しかし出題においては、組織構造や人事システムといった論点と違い、事例Ⅰの与件文や設問文において”直接的に”組織風土や文化の特徴について触れられていたり、「組織風土に課題がある」と明記されることはありません。

 

つまり与件文や設問文の文言の中から、その事例企業の見えない所に隠されている「組織風土・文化」の課題を掴みとった上で、

・組織文化・風土を変えていくための具体的打ち手を提案する

・組織文化・風土を加味した上で導入可能な人事施策を決定していく

といった提案をコンサルタントとして行っていくことが必要になります

 

 

 

事例Ⅰは他事例に比べて「捉えどころのない試験」と言われます。その理由の多くは、この一見見えづらく、言語化がされていない「組織風土・文化」という点を把握するのが難しいからです。企業の歴史、外部環境変化、従業員、取引先、取扱製品など、このほかにも様々な要因から組織文化・風土というものは脈々と形成されていきます。こういった事例企業の特徴を与件文や設問文から掴み取り、事例企業抱える本当の問題点を掴み取っていくことが必要です。

これから数多くの事例に触れていかれると思いますが、ぜひこのポイントを頭に入れた上で、事例企業と向き合ってみてください。このポイントを押さえていると、”社長が本当に抱えている悩み”をきちんと掴むことが出来てくるのでは、と思います。

 

それでは今日も一日コツコツと。

マイスターでした。

 

 

 



       ここからが本当の地獄の始まりだった。

こんにちは、まっきーです。

とりあえず皆様、1次試験本当にお疲れ様でした!

しかし過酷な1次試験を終えほっと一息つく間もなく、道場の話題は早くも2次一色
先日の道場セミナーでも1次試験終了直後という強行日程にも関わらず、2次試験に照準をあわせ熱心に話を聞いてくださったり、メモをとってくださったりしている参加者の方々を見て、本当に頭の下がる思いでした。
ご参加頂いた皆様、ありがとうございました!

さて、ではこの時期私はどうしていたかというと・・

スタートダッシュで遥か遠く前を走っている多年度生に追いつき、華々しく追い抜いていくという妄想を膨らませていた訳ですが(笑)、
現実はそう甘くありません。
くどいくらいにネタにしていますが、ここから約3週間程で行われるTAC模試での私の成績はE判定。

華々しく追い抜くどころか周りからも完全出遅れ、最後までもがき苦しみ続けたあの10週間。
ここから2次試験までをどう過ごしていたのかをちょこちょこ記事にしていきたいと思います。

・「この勉強方法は良くなさそうだ」と反面教師的に思うも良し。
・「この時点のまっきーに勝ってなければマズイよね」と逆マイルストーンにするも良し。(特に独学の方)
・さらっと読み飛ばすも良し。

 

ご自由にお使いくださいませ。

では今回も事件スタート。

 

【2次の戦い、始まりはここから】
1次終了後、スタートダッシュの第一歩はふうじんこの記事より始まる。
TACバラ売りの教材で、「2次過去問演習(web)」。
前年度過去問4事例を解き提出すると採点してもらえる、というものだった。

筆者の意図としては「採点してもらえる」というメリットを最初のTAC演習に活かす事であり1次対策中に行う事を前提として書かれているが、(もちろんそう出来たら良かったのだけど)そんな余裕もあるはずもなく着手したのは結局1次終了後。
それでもわざわざ追加してお金を払ってまで申し込んだのは、1事例でも多く他人に採点してもらって客観的に自分の実力を測り、学習を進めようと思ったからだ。

 

【そこでいきなり事件】
・・「何書けばいいんだい?」

いや、なんとなく書きたい事はある気はするのだが、それに100字も要するだろうか。
考えても考えてもさっぱりわからないので当然解答用紙は空白だらけ。
なんとか5問中2問を書き終えた時にふと時計に目をやると、その時点でなんと90分が経過。

とっくのとうに80分は過ぎているのだが、これでは話にならなすぎると自宅演習の特権(?)を活かし勝手にあと30分延長。
どうにかあと2問を書きなぐり1問を空白で残し、終了。

事例Ⅰだったが、これは残りのⅡ・Ⅲでも同じ現象が起きる。
Ⅳに関しては解く前に力つきはてて、そのまま解かずに放置。

「事例って本当に80分で出来る様になるんだろうか。」
これが最初の感想である。

 

【帰ってきた答案の点数は?】
とはいえ解答を導くまでにはじっくりと考えて答えを出した。
空欄を作ったとはいえ、他4問がとれていればそれなりに点数はいくだろうと自分に言い聞かせる。
そして待つ事2週間(くらいだったか?)、ようやくTACからの封筒が届いた。

事例Ⅰ    20点。
事例Ⅱ・Ⅲ  5,6点。

ショックすぎて解答を破り捨てたのだろうか、何故か答案が残っていないのだがたしかこの位。
事例Ⅰの奇跡的点数は対応付けうんぬんではなく、知識問題がたまたま当たったというものでそれがなければ他と変わらない点数だった。
全科目30点ずつくらいは最低でもとれているんじゃないか、そんな期待は早くも崩れ去った

 

【この点数は無知から成るものなのか?】
では、この時点でまっきーはどの程度事例に対して知識があったのか?

①まずは各事例の特徴
・事例Ⅰは人事・組織の問題
・事例Ⅱは流通・マーケティングの問題
・事例Ⅲは生産・技術の問題

②次に解答手順。
・与件文(本文)の第一段落を読み、どういう会社なのかをさらりと把握する。
・次に設問文(問題)を一通り確認し、どの様な事が問われるのかを把握した後で本格的に与件文を読む。
・そして設問に対して解答する為に必要なところを与件文から探し、解答を記述する。

③最後にその他色々な情報
・設問に解答する為に必要なところに下線を引く(対応付け)
・対応付けがうまくいかないと正しい解答にならない
・自分の考えではなく、与件に基づいて解答する
・聞かれた事に素直に解答する
・更に道場記事でこの時期書かれていた情報            ・・・等々。

TACで「2次スタートアップ」という講義が1次対策期間中にあった事もあり、事例というものが全くわからないという状態ではなく、最低限の知識は持ち合わせていたと思う。
道場記事を読む事を日課としていたため、むしろこの時点では情報量だけであれば遅れをとっていたとは思えない

 

 

【まっきー、この時点での敗因】
画期的な答案(いわゆるアイディア解答)を作成するつもりは更々ないのだが、安易に書かれた答案では点にならない、これがこの当時思っていたこと。
やはり人は低い点数はとりたくないとおもうもので正解をもらいたい為に慎重になりすぎ考えすぎて、試験では80分という縛りがある事はないがしろにされた。

道場記事に関して、今読んでも(むしろ今読むからこそ)的を得た記事は多数。
しかしこの時点の実力で各記事の執筆者の本当の意図を読み取れたのは恐らくほんの少しだっただろう。
消化しきれない情報を何とか目の前の答案に落とそうとして頭でっかちになった結果、考えすぎて結局答案用紙に一太刀もいれられないという事態に陥ってしまったのである。

 

 

【この事態をどう回避するか】
とにか、80分である程度こなせる様にならなければ、これが最初の試練となった。

そこで一般的な事例の時間配分どおりに(例え考えがまとまりきらなくても)自分をあてはめる事で正解を書けるかは別として80分で解答するスピード感を自分に覚えさせる事にした。
(当時はJCこちらの記事を何度も読み返し、大分お世話になった)

もちろん、80分以内に解答が埋まってさえいれば努力賞的に得点がもらえる訳ではない
しかし、考え抜いたところで答案用紙に記述できないのであればそこから得点に繋がる可能性は0%

その後の演習で得点が伸びてはいかないというジレンマに陥るハメになったのは、この2つのバランスをうまくとっていく作業が必要だった事に気づいていなかったからだろう。
結局そのまま模試に突入するハメになるのだが、結局、どちらの練習もするべきだったのだろう。

ではどうやって両立させるのか?
こちらはまた次の記事に書くとして、今やらなければならないのは。

まずは問題を解く事
最初から正解を書くのにこだわりすぎない事
あくまでも80分間で行われる試験だというのを忘れない事

答案にちゃんと文字が書いてあれば、その後どう書けばよかったか、問題点を振り返る事は出来ますからね

それでは本日もはりきってまいりましょう!



katsuです。

先日の道場セミナーにご参加頂いたみなさま本当にありがとうございました!!

先日のセミナーでも強調いたしましたスタートダッシュうまく切れているのでしょうか?

本日はこれについて確認してみましょう!!

 

◆なぜスタートダッシュが必要か?◆

2次多年度生と比べて、初学者が2次試験を戦うにおいて課せられる大きな制約、それは“時間”。

時間が少ないから、“スタートダッシュが必要。実にシンプルな話です。2次受験生の大多数が多年度生なのだからこれはもう意識せざるを得ないと思います。情報収集なども大事ですが、実際に動きだしてからでもできます。そしてその方が効率がいい可能性も・・・。まずは一歩動きだす意識を大事にしてほしいです。

私の場合は、主に事例Ⅳ対策(特に個別計算問題対策)をやりました。バラ売り講座である“2次事例Ⅳ特訓”を自己採点の次の日から受けて、その後インプット講義を受けた後、過去問を解きました。特に事例Ⅳ対策は早めにはじめた方がよいかもしれません。1次の財務・会計の知識が抜け落ちないうちにどんどんやれば、多年度生に対しても太刀打ちが可能となる。でも、逆にちょっとやらないとどんどん忘れていってしまう恐れがある。そう考えるからです。

 

“スタートダッシュ”とはちょっと関係のない話ですが、時間に制約があるということで、時間を無駄にしないことつまりスキマ時間をうまく使うということも2次初学者にとっては重要かと思います。

スキマ時間使い方についてはこの記事によくまとまっています。

中でも私のオススメは事例Ⅳの個別計算問題を解くことです。昼休みとかをうまく使えると良いです。この時期から早めにこういった計画を立てておくと時間を有効に使えるのではないでしょうか?

 

◆最初の演習講義まで◆

今週は夏休みの方も多いかと思います。本来であれば「1次試験お疲れ様ということで大いに羽を伸ばしてください!」なんていいたいところです。

しかし、残念。2次試験までは時間がない。TACの模試まで3週間きりました!!

私は昨年のこの週は、妻の実家にいて親戚の子の面倒をみるという使命を背負っていました。その間も過去問、計算問題集をもちこんで、朝みんなが起きる前に勉強をしていました。また、夜に子供達がドラマを見ているときなども勉強しました。さらに、買い物に行くときはついでにノート、文房具など今後の学習に必要なものも買い揃えたりしました。

割と勉強と休暇を両立できたのではないのかなと思っております。

今週は、予定がなくて勉強に専念できる人、予定が詰まっている人いろいろといらっしゃるかと思いますが、どちらにせよ、週末からは事例演習がはじまります。うまく時間を見つけながら、それまでにやるべきことを考え、準備をしておきましょう。

特に昨日のせんせいの記事でも、“まず問題を解いてみよう!”ということで紹介があったかと思います。2次試験というものを早めに知ることが“スタートダッシュ”でも重要だと思います。はんたの記事でもオススメしていた“過去問読んで「解いたふり」”こういったやり方でも良いと思いますので、最初の演習までにぜひとも問題に触れてみてください。そうすることで演習での学習効率が上がると思います。

また、少ない時間を有効活用するためにぜひ今のうちにスケジュールをたてましょう!

2次試験では、途中で勉強の方法が変わったりしてスケジュールも変更することもあるかと思います。まずはTAC模試などを目標に一度スケジュールを立ててみたらいかがでしょうか。独学の方はこの記事なども参考にしてみるとよいかもしれません。

 

◆ ま と め ◆

初学者が今できること・・・

・個別計算問題は間を置かないでどんどんはじめよう!

・事例問題にもできるだけ早めに手をつけよう!

・完璧でなくて構わないのでとりあえず計画を立てる!

最初の演習が始まるまででもやっておくべきことは意外とたくさんあります。

2次試験初学者は、とりあえず走り出すことが大事です。事例問題を解いていくことで初めてまわりに転がっているヒントに少しづつ気づけるようになってくると思います。

ぜひ、うまく時間をつくって“スタートダッシュ”を切っていきましょう!

それでは、また。

by katsu



みなさん、こんにちは!
せんせいです。

1次試験終了から、早いものでもう1週間経過しましたが、
スト生の中には、「2次の問題は、まだ1問も解いてない!」
という方もいるかも知れませんね。

まずは情報収集の段階でしょうか。

 

私も7月頃から当道場の2次試験に関する記事を読み漁ったり、
道場セミナーに参加したりしていました。

今日は、第1回答練までに2次試験初学者に意識して欲しいこと、
やってみて欲しいことを、いくつか書いてみたいと思います。

■まずは問題を解いてみよう!

まず最初に、所謂「80分のお作法」は把握しておきましょう。

劇薬的な記述もありますが、以下の記事は参考になります。

80分間のお作法」 by ふうじん
最初の演習までにやっておきたいこと」 by アンドロメダ

どのプロセスにどのくらい時間をかけるかは、によって
違いますし、同じ人でも学習が進むに従って変化
します。
なので、大まかな手順と時間の目安を踏まえて臨みましょう。

さて、どの問題を解くかですが、直近の過去問がオススメです。

宣伝ではありませんが、T○CのDVD過去問演習(H24年度)は
解説講義も付いており有益です。
(T○C生なら半額くらいになるはず)

私も、何とかマス目を埋めた程度、採点してもらう気にすら
ならない散々な出来でしたが、とにかく挑戦してみないと
次の作戦も立てられません。

■問われていることに答える!

国産野菜のヘルシー料理を売りにするお店の経営者に対して、
やはり、どうしても食った気がしないので、
 脂身の多い1ポンドステーキもメニューに入れましょう!
なんて、開口一番、臆面もなく言ってしまうような人に、
中小企業診断士を名乗らせたくないわけです。

本試験では間違いなく採点基準はあると思いますが、
問われたことに答えていない、設問要求を無視しているかの
答案はかなり減点されると思います(勿論憶測ですが…)。

■解答の結論を意識する!

最初のうちは、そもそも何を書いてよいのか、マス目を
埋めるのに精一杯です

私の場合も、得点にならない部分を冗長にダラダラと書いて、
肝心の結論が1行に満たず、ほとんど加点されない答案を
よく書きました。

結論を強く意識することによって、
①最も重要な得点ポイントを落とさない
②理由等、自ずと結論を導くのに必要な要素を盛り込める
効果があります。

もし、「とても120字も書けない」と思ったら、解答の結論と
その理由だけでも、50~60字くらい書いてみてください

そもそも、結論自体、「~でコストを削減する」とか、大体
よくある結論
であって、エースコンサルタントでなければ
思いつかないような結論なんて要求されません。

この点に関して、以下の記事が秀逸です。

結論はなんなんだ」 by を~

私にとっては、2次試験に関するベスト記事の一つです。

9月末に読んで、「あっ、そうか。」とストンと来ました。

勿論それまでに試行錯誤を繰り返してきたからこそ、
丁度良いタイミングで響いてくれたんだと思います。

■復習が何より大事!

私は、復習ノートを作成していました。
問題ごとにA4ノート見開き2ページに纏めるやり方です。

ポイントは、自分の答案と模範解答とのGAP分析です。
(過去問では「ふぞろい」シリーズを重宝しました

主に次回以降気を付けたい事、やってはいけない事
纏めていきました。

結構、何度も登場するミスもあって凹んだりもしますが、
本試験でやらなければいいんです!

いろいろ試行錯誤を繰り返しましたが、この「振り返り」
だけは徹頭徹尾、継続
しました。

■まとめ

・情報収集は大切、やってみることが大切!
・問われていること、解答の結論を強く意識する!
・次回につながる復習が何より大切!
⇒「習うより慣れろ」は確実に言えますが、それだけでは
合格は覚束ないです。

ぜひ、自分なりのやり方を確立してください!

■おまけ

初マラソンで何度もこけながら笑顔でゴールしていた
福士選手、とうとう銅メダルまで辿りつきました。

本人は相変わらず笑っていましたが、こっちは泣きそうです

自分の事ではありませんが、青森の元気娘のパワーも
いただいて、今週も頑張って行きましょう!

by せんせい

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(P.S)
先週8/7(水)道場セミナーに参加いただいたみなさん、
暑い中ありがとうございました!
アンケートのお願いをご登録のアドレスに送付していますが、
届いていない方、お手数ですがご一報お願いします。



こんにちはイラサムです

セミナーに来て下さった方、どうもありがとうございました。

まだ間に合うとはいえ、残された時間は限られています!

これからノンストップで頑張っていきましょう。

1次試験が終わって、一週目が終わります。二次試験に対してはどんなことをやればいいのかもやもやしている受験生も多いと思います。

なので、今日は事例Ⅳにて得点が稼げる経営分析についてお話をしていきたいと思います。

平成24年度二次試験においては、出題の方式が大きく変わりました。

しかし、また元に戻るという可能性もあり、かつ戻った場合には
他の受験生は必ず得点を取りにきます

そこで慌てないためにも、ある程度の解き方の知識と練習は積んでおきましょう!

Ⅰ、経営分析はなぜ得点しやすいのか

従来の事例Ⅳ攻略法は、経営分析で得点を稼ぎ、簡単な計算問題を落とさないことと教えられました。

それだけ経営分析が取りやすいといわれる理由は2つあると思っています。

(1)主に抜き出しで対処可能

一度過去問をご覧になった方は認識されていると思いますが、経営分析では主に2つのことが求められます。

①D社の問題点を表す指標
②D社の問題点の内容

これは、与件文に記載があるケースがほとんどです。

例えば
(平成20年度)…主力設備は当時の最新機能を備えたものではなかった。最近では、老朽化による故障が多発しているためメンテナンス費用が増加している。
⇒製造原価報告書の“経費(うち、修繕費)”が高い⇒売上高総利益が悪い

なので、解き方のコツは本文からキーフレーズを発見できるかになります。上記の例でいえば”メンテナンス費用の増加”がキーフレーズになります

そして問題点の内容についても与件文から抜き出すかたちで対応できます

もちろん、他社比較という形式で出題されますので、他社よりも数値が悪いものを選んでいきます。

(2)解答フレームが決まっている

過去問の事例Ⅳ 経営分析の回答を眺めてみると、書き方がほとんど同じことに気が付きます!

例えば、問題点を聞かれている場合には、だいたいの解答が「~なため、収益性or効率性or安全性が低い」という解答フレームになっています。

あとは「~」の部分を問題によって書き換えれば、汎用的に対処可能というわけです。

 

Ⅱ、出題方法は主に2パターンしかない

平成24年度の試験では出題方法が劇的に変わりましたが、平成23年度までは主に2パターンの出題方法でした。

(1)改善策を記述するパターン(平成23年度)
(2)改善策を記述しないパターン(平成20~22年度)

(1)改善策を記述するパターン(平成23年度)

平成23年度の試験では、指標を3つ問題発生の原因、そしてその改善策が求められました。

実はこれだけでも大きな変化でした。

僕は受験していませんが、当時このいきなりの出題変更により混乱をし、実力を充分に発揮できなかった受験生もいらっしゃったとのことです
(それ以前の出題方式は(2)を参照)。

しかし、実はこちらの出題パターンにおいては改善策も本文に記載があったので、出題のされ方を知っていれば対処できます。

実際に平成23年度では次のようになっていました。

(平成23年度、本文中の記載)…工場新設にあたっては、製品ラインの見直しが求められている。
⇒(おそらく)製品ごとの売れ行きなどを分析していないと考えられる。そのため売れ行きの悪い製品が増え、棚卸資産が増加。その運転資金を借金で賄っている。
⇒(おそらく)改善策は、売れ行きなどで製品ラインを見直して、作る製品と作らない製品を分類する。

※この年度では、先に改善策を本文から抜き出し、それにより改善される指標を問題点としてピックアップするというプロセスが有効な問題でした。

(2)改善策を記述しないパターン(平成20~22年度)

こちらのパターンはある意味、コンサルティングをしている気分になれる出題方式です。

最初の経営分析では、D社の問題点を指摘させて、その改善方法はあとの個別問題で聞いてくる形式です。

なのでこの場合は、指標選びに2つのアプローチが必要になります

アプローチ①:本文の記載から問題点を引っ張ってくる
アプローチ②:個別問題から問題点を推測する

アプローチ②のケースですと例えば先程挙げた平成20年度の問題がそうでした(Ⅰ、経営分析はなぜ得点しやすいかを参照)

(平成20年度)経営指標で設備のメンテナンス費用増加を指摘させる!
⇒メンテナンス費用増加に関係して個別問題で次の二つが問われた
・このまま何もしなかった場合の、D社のキャッシュフローの現在価値
・新主力設備に取り換えた場合の損益計算書の変化

そのため、先に個別問題を見て、指標を予想するということも上級テクニックとしてあります

既にお話をした通り、平成24年度は出題方式が劇的に変わってしまったので、また元に戻るかはわかりません。

しかし以前のパターンに戻った場合には他の受験生は必ず得点をつかみに来ます。

そこで出遅れないために、一般的な解き方知識トレーニングは積んでおきましょう!

“じゃあ、何をすればいいの”と思った方に向けて、私がどのようにやっていたかを最後にざっくりご紹介いたします。

 

Ⅲ、経営分析対策の勉強法

ほんとにざっくりの紹介になりますが、私が経営分析攻略のために行ったことは2つしかありません。

(1)出題のされやすい経営指標を把握すること
(2)過去問を実際に解いてみること

(1)出題のされやすい経営指標を把握すること について

経営分析では、出されやすい指標は決まっていると考えられます。

主に、収益性・効率性・安全性の3つのグループから指標を選ぶことになります。

各グループから1つずつ選ぶ場合、または効率性から2つ・収益性から1つ・安全性からは0というように、1つのグループから2つの指標を選ぶ場合もあります。

まずなにより、どんな指標があるのかを覚えておく必要があります

以下の表に最低限覚えておきたい指標をまとめたので、よかったら参考してください

上記の指標を抑えたら、あとは過去問を使ってトレーニングすることが重要です。

正直自分で考えないと身に尽きません。

ただでさえ、時間がない中ですが、このトレーニングはスキマ時間でもできると思うので、ぜひ出題されたらラッキーと思えるように準備してください。

それでは本日も頑張っていきましょう

by イラサム

 



みなさん,こんにちは。  はんたです。

1次試験を受験されたみなさん,お疲れ様でした。

また,昨日は,2次スタートダッシュセミナーに多数の方にお越しいただき,ありがとうございました。

今年は,初めて地方でもセミナーを開くこととなりました。第1弾は金沢市です。こちらの記事をご覧下さい。


みなさま,1次試験が終わり,2次試験に向けて, 気持ちの切り替えはできたでしょうか。

1 自己採点の結果,合格圏内にある方へ

今の勢いを保ち,気を緩めずに,2次試験に向けて,どんどん進んでいきましょう。

2 自己採点の結果,1,2マーク不足している方へ

今後,没問や得点調整(下駄を履かせる)で,合格できるかもしれません。まだ,あきらめるのは早いです。
こちらの記事で以前にもご紹介しましたが,昨年私の知り合いは,自己採点419点だったところ,中小の没問に救われて,1次試験合格となり,そのまま2次試験まで合格しました。
ただし,没問や得点調整の発表は,例年8月下旬ころになるようです。したがって,それまでの約3週間,2次試験に向けた学習を何もしていないと,残り10週強しかない貴重な時間を無駄にしてしまいます。ここは,幸運を信じて2次試験に向けた学習をしましょう。

3 自己採点の結果,今年は残念だった方へ

お疲れ様でした。
ただ,来年こそ合格するぞという気持ちがあるのならば,ここは挫けずに,1次合格者と同様に,2次試験に向けた学習をしてみませんか。
特に,資格学校で2次試験向けカリキュラムを含むコースを利用されている方は,そのまま,そのコースに従って学習を続けるべきだと思います。
ストレート生は,これから直前期に向けて2次試験の実力がぐっと上がっていきます
その実力上昇を今年のうちに経験できれば,来年の試験で非常に有利になります。
1次試験合格者に混じっていると,心が折れそうになることもあるかもしれませんが,ここは我慢のしどころ,臥薪嘗胆,捲土重来。
今年の我慢の経験は絶対に来年に活きます。

4 敢えて自己採点をしていない方へ

自己採点を封印しているのは,気持ちの強い方だと思います。そのまま合格を信じて2次試験に向けた学習を進めて下さい。

5 2次試験専念組の方へ

これから1次試験合格組が追いかけてきます。しかし,2次試験専念組にはアドバンテージがあります。
さらにリードを広げるくらいの気持ちで強くいきましょう。

 

 

敵を知り己を知れば百戦殆からず

ここからは,ストレート生向けのアドバイスになります。
まずは,2次試験とはどんな試験なのかを知るために,過去問の「解いたふり」(byこぐま)をしてみましょう。
2次試験の講義の前に,少なくとも1問は「解いたふり」をしておくと,講師の話が腑に落ちやすくなります。

答練を受けた結果,点数が低くても驚かないで下さい
難しい事例では,100点満点なのに,平均点が20点台ということがざらにありますし,易しめの事例でも,平均点は40点代にとどまることが多いです。

問題演習の数を増やしたいならば,時間と金銭の融通が利けば,2次本科ばら売りの実力完成演習を取ってみることも考えられます。

ホームページに掲載される答練・模試の優秀答案は必ずチェックしましょう。誰も思いつかないような素敵な解答ということはなくて,むしろ,当たり前のことを当たり前のように,ただし,丁寧に解答されていることに気づくと思います。

ストレート生にとっては,早く事例問題に慣れて,受験者層のレベル感をつかめるようになると,「開眼」が近づくのではないかと思います。

by はんた



こんにちは、平平です。

先週末に行われた1次試験を受験してきた皆さま、お疲れ様でした!
既に公式の解答及び配点も出ているので自己採点された方も多いかと思います。
その結果、2次試験への挑戦権を得られた方、本当におめでとうございます!
自己採点結果がわかってから既に2日が経っているので、ある程度、気持ちも落ち着いてきているかもしれませんが、やはり一つの壁を越えた喜びは大きいですよね。

しかし1次試験合格の喜びに浸りながらも、2ヶ月後に控えている2次試験対策が不安、という方も少なくないのではないでしょうか。

特に独学の方。私自身がそうだったのですが、いつ何をどの程度どのようにやればいいのか、つまり学習計画をどう立てたらよいかわからないという方もいらっしゃると思います。
受験専門学校に通っている方であれば、教材は学校から与えられるし、スケジュールも学校のカリキュラムに合わせればよいでしょうし、わからない点があれば講師等に相談することも出来ます。

しかし独学受験生は情報量では相対的に不利な状況の中、限られた時間の中で自分の学習計画を立てる必要があります。2ヶ月強という短い期間では、根本的に計画が間違っていた場合のダメージは大きいので、微調整は必要にしても、大枠では正しい方向に向かうことの出来る学習計画を立てたいところです。

そこで今日の記事では、私の経験を踏まえて独学の方向けに学習計画の立て方の1例をご紹介できればと思います。
独学で頑張る皆さんにとって少しでも参考になればと思います。

 

◆まずは情報収集!◆
まずは何はともあれ情報収集です。精度の高い計画を立てるためにも、ある程度、広く情報を収集し、それを吟味する時間を確保しましょう。
個人的には今週1週間は情報収集と学習計画作成に当てても良いと思います。

情報収集先としては、ネット(「診断士 2次試験 勉強方法」などで検索すると色々出てきます)、書籍受験学校のガイダンス受験生支援サイトのセミナー(道場では本日開催!)などがありますので、興味のあるところから積極的に情報収集してみましょう。

1点、注意としては、特にネット検索で情報を集めようとすると、情報が多すぎて色々なサイトを見ているだけで時間が過ぎてしまいがちです。
サイトなどを見る際には、「2次試験の学習計画を立てる」という目的に沿っているかどうかを意識するようにして情報収集に時間をかけ過ぎないように注意しましょう。

 

◆試験当日までの勉強可能時間の確認を!◆
情報収集がある程度出来てきたらいよいよ学習計画を立てるわけですが、まず始めにやらなくてはならないのは、自分が2次試験対策にかけることが出来る時間の確認です。
自分の勉強可能時間を把握しておかないことには、何をどの程度やるのかということは決められませんよね。

生活環境、家庭の状況、仕事の状況などを踏まえながら、自分が本試験の日までに何時間勉強出来るのかを確認してみてください。

今の段階ではあまり無理して多くの時間を確保しようとはせずに、気持ち余裕を持たせるくらいにしておくと、後々アクシデントが起きた場合などにリカバリが効きやすいです。

 

◆いつ、何を、どの程度やるか?◆
まずは何はともあれ事例演習を行うべきでしょう。私はやはり過去問を中心にやることをおススメします。加えてオリジナルの事例問題集や、受験学校が行う公開模試などでも事例演習は可能です。
その他に、事例4対策用の問題集や、2次試験に必要な知識やノウハウをインプットするための教材もあります。

これらの選択肢の中から、何をどの程度やるのかは、現在の2次試験対策状況や、ご自分が勉強に割ける時間がどの程度あるか次第です。よく聞く話では、2次試験合格者は事例演習を72事例以上(4事例×18回分)こなしていると言いますが、必ずしもこの数をこなさなくては合格しないというわけではありません。(私は32事例を2回転です)
それぞれ、自分が勉強可能な時間と照らし合わせながら、合格可能性を極大化するためには、何をやって何をやらないかを決めてください。

やる内容を決めたらそれを週単位程度の区切りでスケジューリングしていきます。事例演習を中心にして、余剰時間を他の内容に割くような形が良いのではないでしょうか。

一例として、私が去年やった勉強内容を書いておきます。
・中小企業診断士 2次試験 事例攻略のセオリー
18年~23年の過去問6年分(24事例)を2回転。

・中小企業診断士2次試験セオリーで解く模擬問題集
模擬事例問題2回分(8事例)を2回転。

・中小企業診断士 集中特訓 財務・会計 計算問題集
2次試験対策部分を中心に1回転。(計画では2回転はさせるつもりだったが、予定より勉強時間が取れなかったので問題集の一部を1回転で終了)

・中小企業診断士2次試験合格者の頭の中にあった全知識
事例でよく使う知識を効率的にインプットするのに役立ちました。私はいくつか事例演習をやってから読みましたが、事例演習開始前に一通り読んでおいても良いかもしれません。

・中小企業診断士2次試験合格者の頭の中にあった全ノウハウ
やみくもに事例演習をやっていてもなかなか効果が上がらなかったこともあり、事例特有のノウハウを身に付けたくて読みました。私はこの本も役に立ったと思っています。

・中小企業診断士2次試験 ふぞろいな合格答案
実際の合格者の答案がどのような感じなのかを把握するために読みました。問題集等の模範解答レベルの回答を最初から書こうとするとハードルが高く感じますが、この本を読んで「この程度の解答でも大丈夫なんだ」と自分自身を安心させる効果がありました。

 

◆どのようにやるか?◆
やることが決まったら、それを更に1日の時間帯ごとに分割して当てはめ、本当に計画通りに進められるのかを確認します。

例えば、起床から出勤までに事例を1つ解く、通勤電車の中で朝に解いた事例の解答解説を読みながら復習する、昼休みにはふぞろい等のテキストを読む、帰宅後は事例4対策の問題演習をやる、などといった感じで、それぞれ各自の生活パターンに合わせて、どの時間には何をやるのかということまでイメージ出来るようにしておくと、スムーズに実際の勉強に入れると思います。

 

以上、いかがでしたでしょうか。

この記事を読み終えたらさっそく二次試験の情報収集を始めてみましょう。自分に合ったやり方は人それぞれですので、自分がこれは良いと思ったやり方を取り入れるという感じでよいと思います。

これまで全く二次試験対策をやっていなかったストレート生にとっては、10月になるくらいまで、下手をすると試験当日までさっぱり合格できる気がせず、諦めてしまいたくなるかもしれません。まだ事例演習をやっていない場合、あまり実感は出来ないかもしれませんが、せっせと事例演習をやってもさっぱり出来るようにならず、時間だけどんどん経過していくというのは非常に焦ります。

しかし、二次試験の勉強は徐々に効果が現れるというよりは、勉強を積み重ねていくうちにある日突然、光が見えてくるという感じです。(道場的に言うと「開眼する」というやつです)
正しいやり方でしっかり勉強し続ければ、必ずあなたにも光が見える日がやってきます。
是非、「自分は最後まで諦めずに本試験までやり切るのだ」、と今ここで自分自身に誓いを立ててください。

それでは次回、またお目にかかりましょう。

 

 



こんにちは、北陸在住のお薬ハックです。
皆さん、1次試験お疲れ様でした。そして、次は2次試験です!

一発合格道場では7日に都内で2次試験向けセミナーを開催しますが、それと別に今年は初めて東京以外でもセミナー実施を決定しました。

8月24日(土) 石川県金沢市で
一発合格道場 2次対策セミナーを開催
します!

■日時  8月24日(土)14:00~
■場所  石川県金沢市 ITビジネスプラザ武蔵 会議室2
(金沢駅からバスで数分。近隣に有料駐車場が揃っています)

参加費は無料です

■内容
2次試験のポイントや勉強方法、当日のお作法などを紹介した後、参加者全員でディスカッションすることで2次試験に向けて勉強を進めている皆さんの悩みをすっきりさせます。他の受験生や合格者がどんな勉強・工夫をしているか情報を集めたい方にはピッタリの内容をご用意しています。

 

先着10名様まで参加できます
申し込みは画像ファイルに書かれているメールアドレスまで連絡ください。折り返しこちらからご連絡します。

東京からも複数のメンバーが遠征で参加します。
ぜひ北陸3県にお住まいの皆様のご参加をお待ちしています

by お薬ハック

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みなさん、こんにちは!
せんせいです。

お薬ハックの記事を借りて、緊急告知!

明日8/7(水) 東京の「2次スタートダッシュセミナー」
若干名空きがあります!

先着順になりますが、ぜひお会いしましょう!
お申込みは以下のフォームから!
http://kokucheese.com/event/index/95138/

*********************************************
◆日程 : 2013年8月7日(水) 19:15~21:15(予定)   (セミナーの後、希望者で懇親会もあります) ◆場所:中央区新川区民館7号室洋室

◆対象: 2次試験初挑戦のストレート生 ※2次受験経験者の方もご応募頂けますが、セミナー内容は ストレート生を主な対象としておりますので、その点ご了承下さい。

◆先着30名(+α)

◆費用: 無料 (懇親会参加者は実費をご負担ください。3500円程度を予定しています。)

※ご応募の際の個人情報は、道場関連イベント以外には使用いたしません。 *********************************************

皆様にお会いできるのを道場メンバー一同、楽しみにしています 

by せんせい

 



こんにちは。3代目のこぐまです。

2日間の1次試験、大変お疲れさまでした。続々と自己採点合格のご連絡をいただいていて、本当に嬉しいです。

これからは2次試験に向けて、新たな戦いが始まりますね。
TAC等での2次ガイダンスを聴講される方もいらっしゃると思いますが、そういった貴重な情報に生で接する機会がない方も多いと考え、1日で読める下記のサイトをご紹介しておきますね。

特にストレート生の方は2次の何たるかを把握するのが先決ですが、何だかもやーっとしていますよね
この試験の本質って何なのか、なかなか掴みにくいものです。

それゆえ、受験校等での本格的な2次向け講座が始まる前に、合格者の経験談(失敗談含む)や至言・金言に触れておくのは今後、学習の中で気づきを得るきっかけになりえます。

これらの記事を読むと、表現や言葉の違いはあれど、合格者が考えている、合格の鍵になることや大切にしていること、などのコンピテンシーには共通性があるように感じます。

今日ご紹介するのは、すでにご存じの方も多いとは思いますが(本ブログでも左上のゴールデンゾーンにリンクを貼っています)、1次の中小で頻繁に登場する「独立行政法人 中小企業基盤整備機構」が運営している「J-Net21」というサイトで、その中の「中小企業診断士の広場」というコンテンツです。

その中でも「目指せ!中小企業診断士」というコーナーでは、受験校講師や合格者、受験生などの貴重な座談会が数多く掲載されています。

今はピンとこないこともあるかもしれませんが、2次の勉強が進むにつれてじわじわと効いてくる、響いてくる話がたくさん語られています。
そんなに時間はかかりませんので、頭を「2次試験脳」へ切り替えるために、少し時間がある今のうちに読んでみてはいかがでしょうか?

試験合格を果たしたばかりの人々による座談会

一度の受験で1・2次試験を突破したストレート合格者座談会

複数回受験で2次試験を突破した合格者座談会

『事例80分料理法』出版記念企画 診断士502教室夏祭り~2次試験キックオフ

診断士試験に必要な「矛盾を溶け合わせるバランス感覚」~書籍『受験生最後の日』×月刊『企業診断』連載「伝説の合格者たち」コラボレーション座談会

2次試験攻略法―受験生×合格者のパネルディスカッションより

「目指せ!中小企業診断士」×月刊『企業診断』「伝説の合格者たち」コラボレーション企画・座談会~合格の鉄則は自らの診断士像を描き、信じ抜くこと

※いずれの記事も複数回の連載ですが、それぞれの第1回目記事にリンクしています。

 

2次試験までは11週間しかありません。今週がその第1週目です。鋭気を養いながらも有効に時間を活用したいですね。

 

by こぐま

 

 



まいど、ひろいんです

土日の2日間にわたる戦いを終えた皆さん、
本当にお疲れさまでした

 

難化した科目、易化した科目、今年も色々とあったようです。

手応えがあったぞという方は、一息ついたらすぐに2次試験へ向けての対策を始めてください。

ダメかもしれないと思っても、あきらめないで次への準備へ取り掛かってください。毎年言われていることですが、没問や得点調整があるかも知れません。実際に、そうした措置で救われて2次へと進み、合格を果たした方もいます

自己採点で思わしくない場合には、なかなか切り替えが難しいと思います。でもね、ほんの少しだけ休んだら、もう一度、初心を思い出してください。きっとキラキラした想いがあったのではないでしょうか
僕自身も、1次試験を3回経験しています。ダメだと分かった時には、もちろんがっかりしました少しの間、がっかりした後には、もう一年みっちり勉強して戻っておいで、と診断士の神様が言っているんやなと勝手に解釈して、また次の年に向けて始動したものです。
(単に能天気なだけかもしれませんが

さて、本日10時過ぎ時点で既に、診断協会から「正解と配点」が発表になっています。
http://www.j-smeca.jp/contents/010_c_/010_c_h25_shiken/H25_1ji_shiken_kaitou.html

自己採点するのは、勇気がいるかも知れません。放っておいても来月3日には、診断協会から合否結果が発表されますので、それまで自己採点せずに待つ人もいらっしゃるでしょう。
皆さんそれぞれの考えでよいと思います。

いずれにしても、次のステップへ向けての始動を、できるだけ早く始めることを強くおススメします
時間はあるようでも、どんどん過ぎていきます
早く合格して、中小企業診断士として一緒に活躍しましょうよ
そのためには、素早いアクションがとっても大事だと考えています。

次へのステップに進むにあたって、皆さんの今の思いを吐き出して、ぶつけちゃってください
1次試験について、2次試験についてなど、何でも結構です!こちらの昨日の記事のコメント欄にお願いします。
=>http://rmc-oden.com/blog/archives/56252#comments

そして、スッキリとした気持ちになれたら、
もう準備はできているはずです

もちろん、2次専念組のみなさんも大歓迎です

応援していますよ

ほな、また。

byひろいん



1次試験、本当にお疲れ様でした!

こんにちは、マイスターです。

1次試験はこの試験のゴールではありませんが、大きな大きな関門であることには変わりません。

道場執筆メンバーも、皆様がつい先ほどまで試験中に体験されていた「緊張」を経験しました。
上手く対応できなかった問題への「後悔」もあれば、試験会場の外へ出た時の「爽快感」も経験しています。

私も昨年、赤坂の試験会場で試験が終わった後、なんだかすぐに帰宅の途につくことができず、しばし辺りをウロウロしていました。
恐らく試験時間中は緊張していたので、その緊張を解くのに時間が必要だったのだと思います。

 

一発合格道場は本日「OPEN DAY」です。ぜひ皆様の「思っていること」「感じている」ことを、何でも本記事のコメント欄書き込んでください。

・試験問題へのぼやき
・お世話になった人への感謝の気持ち
・今夜食べたいもの、今夜飲みたいのもの
・2次試験に向けた抱負・決意表明


などなど、どんな内容でも結構です!

 

1次試験の自己採点が可能になるのは早くても明日以降です。つまり、「今日は全てを忘れてリラックスできる日」ともいえるでしょう。

もちろん、1次試験を突破できていれば2次試験へのチャレンジがすぐに始まります。仮に上手くいかなかった場合も来年に向けたチャレンジがまた始まるのだと思います。今日は診断士試験挑戦者にとって、数少ない息抜きの一日かもしれません。「明日は仕事だし・・・」という方も多いと思いますが、今日くらいはそれぞれ開放されてリラックスした時間をお過ごしください。

 

 

 

 

 それでは最後に皆様の努力に敬意を表して一言

「私たちの人生は、私たちが費やした努力だけの価値がある」by フランソワ・モーリアック

 

 

一発合格道場は明日からも2次試験に向けた記事だけでなく、8/7には2次スタートダッシュセミナー、今後も2次試験に向けたイベント開催なども検討しています。
引き続き微力ながら診断士受験生の皆様への力添えができるように努力してまいります。

 

明日からもコツコツ頑張っていきましょう。マイスターでした。



    合格への列車はもう走りだした。

こんにちは、まっきーです。 まずは本試験一日目・・
お疲れ様でした!

不安と緊張と、ちょっとのワクワクと、色んな気持ちが入りまじり予想以上に疲労した一日だった事と思います。

が!まだこれでも一日目
明日に向けて最終調整を行い、何とか2日間を乗り切りましょう。

今日という日を終えるまでは一日目終了後の自分の状態をなかなか想像しづらく、実感が湧かなかった方もいらっしゃると思いますのでこちらの記事をもう一度ご紹介。

<試験前日+1日目終了後>の過ごし方 byマイスター
【あと5日】受験生応援メッセージ by 初代執筆陣

ちなみに一年前、二日目の中小経営・政策に不安がありすぎた為に、帰って来てから慌ててテキストをパラパラと当てもなく読むだけで、何となく一日目の夜を終えてしまった私としては、

「今の段階で手を広げることは毒、ちょっとあやふやな点があっても、それは捨てればいい。」byJC

この言葉がまさにツボ。明日へ向けて有効に時間は使いたいものです。

という訳で今日はさくっと記事を終えようと思いますが、最後にひとつだけ。

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いつも道場にお越し頂いている皆様へ

<決戦前>での皆様のコメント、全て拝見させて頂きました。
これまでの苦労、試験への不安、そして何より合格への強い思い
一年前の自分と重ね合わせてしまって朝からチョット泣きそうになりました

今日一日を終えられて、「思った様に出来なかった」「今日は上手く対応できたけど明日はどうなるのだろう」・・
更にそんなモヤモヤが追加されているかもしれません。

けれど、列車はもう走りだしています
いくらうしろを振り返っても後戻りする事が出来ないのなら、それらの気持ちを全て積み込んで、ただひたすら前だけを見て合格に向けて進むのみです。

記事を書いていて、様々な人が思い浮かびます。
昨年一年間一緒に勉強した勉強仲間、道場セミナーでお会いした方々、そしてお会いした事はないかもしれないけれど道場をいつも見ていてくれている方々

皆様が全力を出し切ってこの2日間の戦いから帰還される事を願ってやみません。

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P.S 二日目終了後の明日も道場Open Day! 皆様の熱いコメントお待ちしています!

それではあと一日、はりきってまいりましょう!



「さあ、楽しい試験の時間だな!」

昨年試験会場に着いて、エラそうにつぶやきました

katsuです。

 

とうとう試験は明日ですね

準備はいかがでしょうか
しつこいかもしれませんが、必ず持ち物もう一度チェックしておいてくださいね

体調はどうでしょう 前日は無理せず早めに休んでください

今日、万が一どうしても寝つけない場合ですが・・・
いっそのこともう寝るのはあきらめましょう

「寝なきゃヤバイ・・・」という気持ちが一番寝るのを邪魔します

かといって、「起きて勉強してろ」ってわけじゃないです。

なんと目をつぶって横になるだけで疲れはとれるらしいのです

そう思って横になると意外と寝られるかもしれませんよ!!(笑) (実は過去に体験済です

 

さて、明日からの2日間はきっと緊張、疲労はハンパじゃないと思います

覚悟してください!
でも、その反面終わった後の達成感!開放感!
これはもう格別のハズです!
2日間最後までやり抜きましょう!!

 

今日は「道場OPENDAYです

これから2日間の決戦に対しての決意、意気込み、現在の率直な気持ちなどをお聞かせください

・絶対負けない。ライバルに!いや、何より自分自身に!
・自分を支えてくれたあらゆる人々に感謝します。
・本試験待ってたぞ!絶対合格!!
・とにかくやってやるぞぉーー!!

などなど

一言でも構いません
ぜひアナタのキモチ“コチラのコメント欄”でぶつけてください

お待ちしております

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< 告 知 >

8月4日は「試験終了の道場OPENDAY!」とする予定です。試験後の感想などのコメントをよろしくお願いします!!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

<最後にkatsuよりメッセージ>

試験を楽しんできてください!
あきらめるなんてもったいない。
とにかくポジティブに!

ある科目が難しくなれば、ある科目は簡単になる。
最後の1マーク、1科目まで絶対にあきらめない。
ギリギリの点数でも合格は合格なんです。

悔いのないように。全力を出し切れるように。
お祈りしています!!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 



われわれは読者みなさまの1次試験突破を心より応援しています!!

 by 一発合格道場執筆陣一同

 



こんにちは、お薬ハックです

いよいよ残り2日。残りのメンバーから皆さんへの応援メッセージです 

 

 ◆お薬ハックより◆

まずは、ここまで頑張ってきた自分に一言だけ、お疲れ様!とねぎらってあげて下さい。そして、いよいよ目の前に本番を迎える自分に一言、あと少し頑張れ!と檄を入れて下さい。

 

僕からの言葉は一つだけ。

最後に勝つのは、
「自分は勝つ」と強く信じていた人

 

例え試験が難しくても、体調が悪くても、これまでの勉強に自信を持ちきれなかったとしても。

諦めず、しぶとく、しつこく!! 俺は勝つんだ! 俺は診断士になるんだ!!  と最初の気持ちを今こそ思い出して。

冷静に、だけど熱い気持ちを持って土日に戦って下さい

 

 ◆ひろいんより◆

まいど、ひろいんです

みなさんそれぞれに、色んなことがあって、色んな思いがあって、明後日の一次試験を迎えられるのだと思います。

そうしたいろいろを経て、今のみなさんがあることは、間違いありません。すべてはみなさんの糧となって、身についているはずです。

年に1回しかないチャンスだけど、だからこそ、悔いのないよう全力を出し切って、2日間を、楽しみながら乗り越えることを願っています

緊張でドキドキもするし、よく分からん問題にも出くわすでしょう。でもね、まわりの受験生の多くが、同じ思いでいるはずです。

自分だけがダメだなんて、決して思わないでください。

今まで努力してきた自分自身に、十分な自信をもって、試験に挑んでください。

応援しています。

 

 ◆まっすーより◆

いよいよ、1次試験がやってきます。
今までの努力の成果を見せるべき時がきました。

私からみなさんにお伝えしたいことは、
とにかく前に進むこと!
です。

1次試験の本試験問題は、「できる」「できない」と思うものよりも、「よくわからない」と思うものが、多いと思います。
なぜなら、1次試験は、診断士試験を受験しようと志した、レベルの高い受験生の中から、上位20%あまりを選出するための難易度になっているからです。

試験中、よくわからない問題が出てきて、どうすればいいかわからなくなることがあると思いますが、そんなときは、前に進む勇気を持って、次の問題に進みましょう。
わからなかったら、最後の問題まで行ってから、戻ってきて取り組めばいいんです。

そして、1日目の試験が終わった後。
その「よくわからない」気持ちが大きくなってしまうと、解答の確認をしたくなって、解答速報等を見たくなると思います。
ですが、他の執筆陣も言っているとおり、終わった科目のことを悩む必要はまったくありません。
もう提出してしまったマークシートは変えられません。
その時間を2日目の科目の暗記に回すか、体力を回復するために寝てしまった方がいいです。

暑い中での試験になりますので、まずは体調管理を万全にして、そして、試験当日はポジティブに、前に進んでいきましょう。
気持ちが前を向いていれば、おのずと結果も出てくるはずです!

 ◆平平より◆

いよいよ第一関門である一次試験本番まであと2日ですね。

私が去年自分で受験した時はどうだったのかなと自分のブログを見返してみると、最後はあまり根を詰め過ぎず、ファイナルペーパーを眺める程度にしていたようです

もちろんそれぞれの受験生ごとに実力や確保出来る時間も異なるでしょうから、こうするのが正解ということは無いのですが、出来れば試験当日の朝、「自分はやれることはやった。あとは合格するだけだ!」という心境で会場に向かって頂きたいです

とはいえ、「まだまだ勉強が足りなかった、正直自信が無い」という方も、今更過去を悔やんでも仕方が無いので、とにかく目の前の試験にぶつかってきましょう

本試験では本当に何が起きるかわかりません。自分の本来の実力よりも低い点しか取れないこともあるでしょうし、逆に自分の本来の実力よりも高い点が取れることもあります。(ちなみに私は本試験で自己最高記録を大きく更新しました)

なので、とにかく体調にだけは気を付けて、本試験という年に1度のイベントに楽しんで参加して来てください!皆さんの幸運を祈ります

 

 ◆はんたより◆

4代目に参加し,ブログ記事を書かせていただくようになり,学習方法や論点の解説,得点を上げるためのノウハウなどいろいろと書かせていただきましたが,
試験直前というこの時期にこそ,敢えて逆説的なことを書いて,みなさまへの激励の言葉といたします。

願わくは,1次試験終了後に,受験生のみなさまが感謝の念に包まれていますように

これまでの試験勉強は,多かれ少なかれ,家族サービスを犠牲にしたり,友人からの飲食の誘いを断ったり,仕事が残っていても残業せずに退出したり,同僚に負担をかけたり,もろもろの迷惑やら不義理やらの上に,成り立っているはずです。(少なくとも,私の場合はそうでした。)
それが,ようやく試験日までこぎ着けたのです
そして,天変地異も起こらず,病気やけがに泣くこともなく,試験場までの途中,事件・事故に巻き込まれることもなく,試験場に無事にたどり着けたのです。
試験時間中も,突然の発作や突発事故に遭うこともなく,最後まで力を試す機会が与えられたのです。
天の時地の利人の和に感謝です。

無事に受験できたことに感謝しましょう。 

終わった科目の点数が気になりますか?
点数はどうせ後から分かるもの。しょせん,受験生は判定を待つ受け身の立場であって,終わった科目の点数を変えられる立場にはありません。
それよりも,まずは,無事に受験の機会が与えられたという恩恵感謝しませんか。
試験が終わったこの時に感謝しなくて,いつ感謝するんですか
終わった科目のことをくよくよ考えるよりは、無事にその科目の試験を受け終わることができたことを感謝しましょう。
さらには、次の科目を受験できることを感謝しましょう。
そして,究極的には,1次試験終了後には,2次試験を受験できることに感謝する気持ちにまでなれていたら素晴らしいことですね

 ◆ひめより◆

ご無沙汰してます、ひめ(@3代目)です。4代目に紛れて失礼します。

当日の朝のことを想像すると・・・ドキドキしてきますよね

これからの数日は、ただただ自分のコンディションが最良の状態に高まるよう、心技体を研ぎ澄ましてくださいね。
仕事でトラブルがあっても動じない!家族や大事な人とのケンカは回避する!睡眠の質を高める!などなど。

どんなに準備を尽くしても、当日は慌てます、焦ります。それは想定内のこと。
1次通過者が必ず通る関門だと思って、悠々と乗り越えるつもりで2日間を走り抜けてください。

読者の皆さまにとって、「自分の力を発揮できた」と思える2日間となるように願ってます。FIGHT

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by 4代目執筆陣


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