» 2012 » 6月のブログ記事


TAC模試一日目、お疲れさまでした。こぐまです。

1日で4科目を本番通りに受けて感想はいろいろあることと思いますが、明日の3科目へ気持ちを切り替えて今日寝るまでの数時間、何をやるかを、本試験と思ってシミュレーションしてみてください。

これらの一昨年昨年の記事もご参照ください。趣旨は同じです。

 

【絶対やってはいけないこと】

間違い探し
あやふやだった問題が合っていたかどうか、調べたくなりますよね。
それは、明日、模試が終わって配布される解答解説集を待ちましょう。
もやもやする気持ちはありますが、今日、無用な間違い探しをわざわざやって、明日に引きずるほうが怖いです。

本試験では、一日目も二日目も、各受験校が解答速報なるものを各試験会場の出口で配っていますが、(営業妨害をするつもりは毛頭ありませんが)もらわないで帰りましょう。
義理で(笑)もらわざるを得なかったら、封印しておきましょう。

一部の科目だけを答え合わせしても何のプラスにもなりません。
受験校の解答が間違っていることもありますし。

 

【できればやっておきたいこと】

今日起きたことを10分程度でかるーく振り返って明日に活かせるものを見つけてみてはどうでしょうか?

・事前に考えていた自分の手順や時間配分ができたかどうか。
・それが、有効に機能したかどうか。
・手順通りできなかったとしたら、それはなぜ?
・疲労の度合いはどれくらい?

こうすればよかったな、ということがあれば、明日やってみましょう
明日の3科目、これからまだ1点でも伸びる方法を実行する方がよっぽど生産的、実践的です。

最終科目の中小では、恐らく1時間くらい経過した頃から退室する人が出始めますが、そのペースに引きずられることなく、「これ以上見直しても回答は変わらない」というくらいまで粘って見直してください。

それでは、明日一日、自分の実力をどこまできちんと発揮できるかちょっとだけ緊張して頑張ってください。

by こぐま



最近、梅雨だな~という天気が続いてますね

さて、明日はいよいよT○C1次模試。例年4~5千人が受験しているようですね。ということは、診断士の1次受験者(約1万5千人)の3割が受験している、ということ。本番を想定してトレーニングする場として、十二分に活用してくださいね。

お天気の方も、週末は南の方から雨雲がやってくるそう。西日本の方は、雨が降っても快適に過ごせるよう対策をしておくと良いかもです。

 

と、突然ですが。
ちょうど10年前の明日は何の日だったかというと・・・2002年日韓W杯サッカーの決勝戦@横浜スタジアムでした。
みなさんはその頃何をしていました?私は仕事でW杯にどっぷり関わっていたので、ちょっと感慨深いです。
10年ってはやいですね

診断士を目指そうと思った時の想い

ちなみに10年前は、診断士という資格自体を知りませんでした。みなさんもこの10年間、いろんな縁や出来事の結果、この資格の取得に辿りついたのだと思います。

よかったら「診断士の資格を取ろう」と思った時のこと、予備校に申込みをしにいった日のことを、思い出してみてください。きっとキラキラとしたご自身の将来を描いて、頑張ろうと思ったはずです。

そんな夢や想いを実現させるための第一歩がもうすぐやってきます。

1次試験は相対評価ではなく絶対評価。向かい合う相手は自分です。

自分を信じて自分とした約束を果たすために、あともう少しアクセルをふかしていきましょう。まずは1次模試、がんばってくださいね!

1次模試が終わったら:心と体もマネジメントを

1次模試が終わったら、いよいよやってくる本番にむけて、心と体のマネジメントも意識してもらえたら、と思います。過去のエントリーでも触れたとおり、私は約2~3週間前から、ピーキングを意識してメンタルと体力を整えていきました。

「風邪もめったにひかないし、心にも毛が生えてるし(笑)、自分に限っては気にしなくても大丈夫」という方、いらっしゃると思います。ご自身の身体は当人が一番ご存じなのでお任せしますが、地震と同じで、「いままでこんなことなかった」ことがやってきたりするものです

 

たまたま回避できてきた、のか、戦略的に回避したのか。 

 

これは、企業のリスクマネジメントでも同じことが言えます。

大企業をけん引してきた有名な経営者の方々の話を聞くと、どなたも健康管理には人一倍の時間(とお金)を使っています。その理由を聞くと、「若い頃、仕事の重要な時期に大病をした」という方も多いです。苦い経験を活かして、今を生きていらっしゃいます。

そういう経営者の方々は仕事においても、万が一のことまでを想定して行動しています。その慎重さには本当に頭が下がります。

経営者の方々は「自分の一瞬、一個の見落としが原因で、企業が存続できなくなる」リスクを背負っているから、その意識を常に持っているから、なのでしょう。

 

経営コンサルティングの国家資格を目指し、将来は経営者に助言し、支援をしていく皆さんです。

ご自身の

ベストパフォーマンスの出せる状態、

リスクマネジメントできている状態を、

戦略的に創り出してもらえたらと思います。

 

 

ではでは、また

by ひめ

 

 

 



みなさんこんにちは、コニケンです。
三代目執筆陣がお送りしている「一次模試直前特集」も残りあと二日です。つまり、、当たり前ですが、、模試まで残りあと二日ということですね!多くの方(特にストレート生)にとっては、本番前の最初で最後の節目となります。今回の特集にも随所に書かれていますが、まだまだやれること、意識できることはたくさんあります。決して「もう何もできない」と考えるのではなく、是非最後の最後まで全力で取り組んで頂きたいです。
さて今回は、ストレートで合格した経験から、主にストレート生に向けたメッセージとして3つ挙げたいと思います。これらは、実際に二年前に自分がこの一次模試に向けて意識していたことでもあります。
1.420点突破を目指してみよう!
2.60分科目:財務・経済・法務こそタイムマネジメント!
3.最後の最後まで諦めず、ポイントを頭に叩き込もう!

では、それぞれについて詳しく書いてみましょう。
1.420点突破を目指してみよう!
キツイかもしれませんが、あえてこれを挙げてみます。もちろん、模試の結果で一喜一憂していても仕方ないですし、模試でこのラインをクリアした人も、全員が本番で合格するわけではありません。しかし、ここで420点を突破すると間違いなく自信に繋がります。私自身も、模試でこれを目指して突破できたときは、本番に向けて一気に気持ちが盛り上がりました
では、意識したいことは何か。それは、自分の戦い方を持って試験に臨むこと。残念ながら、診断士試験というのは何となく受けて420点取れるものではありません。しかし、先週の記事にあったように、絶対評価の試験ですし、自分との闘いです「420点突破」と言われたときに、理想の得点パターンは考えられていますか?
例えば、私の場合はこんな感じでした:
経営:60点、財務:70点、運営:70点、経済:65点、情報:65点、法務:50点、中小:60点⇒合計:440点。
私の戦略をまとめると、「得意科目の財務・運営でしっかりと稼いで、苦手の法務は絶対に40点を下回らない。他は60点突破!」

もちろん、この通りにうまくいく保証は全くありません。しかし、一つの目安になるので、7科目受けている中での「マイルストーン」になります。(ちなみに、20点余計に積んでいるのは、どれかが激難化したときのバッファーです。この「余裕」も大事ですよね。)
さすがにこの時期になれば、みなさんもある程度自分の不得意・得意が自覚できていると思うので、どういう点の取り方をしたいのか、改めて冷静に考えてみることをオススメします。そして、今回の模試で、それをより強固なものにすることで、これからの一カ月の各科目への力の入れ方も決まると思います。
420点を超えられないと思った瞬間に負けです!自信を持って明後日臨みましょう。

 

2.60分科目:財務・経済・法務こそタイムマネジメント!
すでに答練などで経験済だとは思いますが、60分しかないこの3科目(あえて情報は除いてます)は、よほど得意な方でない限り、時間が比較的タイトになると思います。少なくとも私はそうでした。
経済はグラフ問題を読み解くこと、苦手の法務は曖昧な選択肢の正誤するのに純粋に時間がかかりましたし、財務も、決して苦手科目ではありませんでしたが、緊張感がある中計算ミスが無いように、ある程度慎重に解いたら60分なんてあっという間に過ぎてしまいます。
試験問題を解いている最中も、常に時計を見ながら、基本的には「1問2分」(もちろん、穴埋めだと30秒で解けたり、計算問題や法務の事例問題は3~4分かかったりしますが)のペースから外れてないかの確認が常に必要です
ここで改めて強調したいのは、「見たことがない問題が出ても焦らない!そういう問題(いわゆるD~Eランク問題)が4~5問紛れているのは最初から分かり切っていること!」
こういう問題にハマってしまったらオシマイです。選択肢の用語がすべて聞いたことが無かったり、答えまでの道筋が全く見えない場合は、潔く飛ばして前に進みましょう。しっかりとテキストを読み込んでいる方で、そういう状況になったら、かなりの確率でD~Eランクだと思います。模試・そして本番の問題には、答練に比べて圧倒的にそういうD~Eランク問題が含まれている可能性が高いです。ここに余計な時間をかけない・そして解けなかったことを引きずらない、が鉄則です。
念のため書いておきますが、問題をスキップしたときに、マークずれを起こさないこと!私は、これを避けるために、基本的にマークは最後の10分でまとめて行っていました。やりやすい方法を取ればいいと思いますが、スキップした際も、問題用紙にそれが分かるような印(たとえば大きな二重丸)を付けておいて、解答用紙は空欄にしつつ、時間が余ったときに後ですぐに戻れるようにしておくことをオススメします。(どれを飛ばしたかを探すのは論外!)緊張感がある中で試験問題を解くと、時間の流れ方が変わります。今回の模試はそれが体感できる良いチャンスです。解いている最中は夢中になると思うので、すべて終わった後に、どうだったかを改めて振り返ってみることをオススメします。

 

3.最後の最後まで諦めず、ポイントを頭に叩き込もう!
冒頭にも書きましたが、2日間でできることもたくさんあります。当日できること、試験の本当に直前までできることもあります。そこで私が実践していたのは、よく間違えるポイント・混乱しやすいポイントをザッとリストアップして、ノートの見開きにまとめる、ということでした。見開きなら、会場に向かう電車の中でも、試験合間の休み時間にでも簡単にかつ短時間でチェックできます。
まだそういうものを作成されていない方は、今日明日の夜(+土曜の夜もちょっと)を使って、簡単なリストを作ってみたらいかがでしょう?文章で書く必要は無く、本当に自分が間違えやすいもののキーワード/数字だけで構わないので、1科目1時間弱あればまとまると思います。対象は、過去問でA~Cランクのもの、および答練で間違えた問題の復習(もちろんやりましたよね?)をした際にピックアップしたもの。
これがパッと直前に一目で確認できれば、間違いなく安心感に繋がり、落ち着いて本番に臨めます。実際にそのまま出題されたらテンションが上がりますよね!
もちろん、この通りにする必要は全くありませんが、強調したいのは、自分の中でまだ曖昧になっているところ(もちろん、本番当日も全科目100%潰し切るのは難しいと思いますが)をいかに直前まで効率良く呑み込んでいくか。そして、短時間での科目間の頭の切り替え。例えば、財務の直前の休み時間では、頭をフルに「財務モード」にする必要があります。試験を解きながら徐々にペースを上げていくのでは遅いです!!
「休み時間は頭を休めるもの」とも言われていますが、私はどちらか言うと、自分がまとめたポイントをこの時間に確認することで、むしろ本番の冒頭から全力で問題に取り組めたと思います。
是非みなさんも今回の模試で色々と試しつつ、自分にとってベストな方法を本番までに確立してみてください

 

最後に、私が大好きな言葉
「あきらめたらそこで試合終了ですよ」
2日間で7科目。決して楽な戦いではないですが、、みなさんのご健闘を心からお祈りしています!

byコニケン



こんばんは。wackyです。

今週末はいよいよTAC公開模試ですね。というわけで道場でも今週は模試特集!!各自がそれぞれ模試に対する心構えや準備、対策など熱い思いを記事にしています。

そんな中私からはちょっと視点を変えた記事を送ろうと思います。

ズバリ「模試の後にやること」。模試の直前に模試が終わった後の事というのも微妙ですが、今まで何度も触れられている通り、先の先を見通して行動することがストレート合格の秘訣。というわけで、早速模試の後の事を考えてみましょう

 

1.模試の後にやること(その1)

模試は「模擬試験」というわけなので、本番をシミュレートする場であることは間違いないと思うのですが、大事なのは経験すること振り返ることだと思います。経験すること自体には非常に大きな価値がありますが、その価値をさらに高めるには「振り返る」ことが大事だと考えられます。

自分が経験したことを「自分の思った通りにできたこと」「自分の思った通りにならなかったこと」に整理し、「自分の思った通りにならなかったこと」については「想定内だけど対応できなかったこと」と「想定外で対応できなかったこと」に分類して、それぞれに対して対策を検討しましょう。

 

ちなみに私の場合は以下の様な感じでした。

【想定内だけど対応できなかったこと】
・1日目の昼食後非常に眠くなってしまった
原因:眠くなることを見越して昼食を少なくしたけどそれでも眠くなった
対策:2日目の昼食はさらに少な目で試してみる。目を覚ますためのグッズを用意。

【想定外で対応できなかったこと】
・全く緊張しなかった
原因:普段授業を受けている教室だったことと周りに知り合いがいたため
対策:2日目はなるべく知り合いと話さず緊張感を保つようにする。
→これが原因かはわかりませんが、本番はかなり緊張してしまいました。

なお、想定通り対応できたことについても振り返りを行い、「何が良かったのか?」を考えておくことが大事です。たまたまうまくいったという場合は、本番で失敗する可能性もありますからね。

特に試験でミスしない仕組み(マークミスや正しい/誤りの要求解釈ミス)は非常に大事。本番前に仕組みを仕上げておくことが大事。ちゃんと結果を振り返って100%機能したかどうかを検証しましょう。

ミスしない仕組みについては下記記事を参考に。

記事1
記事2
※最後のおまけ参照

 

2.模試の後にやること(その2)

模試という経験の振り返りが終わったら次にやるのは「今後の学習計画の作成(見直し)」ではないかと思います。模試は現時点での自分の実力が確認できる場ですから、自分のポジションを確認したら1次試験に向けて「いつ」「何を」「どれくらい」を決めて本番まで突き進んでください。

さてこれ以降についてはストレート生でかつ模試で合格レベルの成績(全体で6割以上)だった方向けです。

模試で合格レベルの成績を取れた方(おそらくそれを目標としていと思うのである意味予定通り)は、1次試験の合格のメドがついたと考えられます。もちろんここで油断をすると足元をすくわれることになりますが、ここまで予定通りに進捗しているあなたならきっとそんなことにならないと思います。そこでそろそろ2次試験を眼中に入れてもよいのではないでしょうか?

先日のふうじん記事にもあったように、ストレート合格するためには常に先を読み先手先手で対応していくことが必要だと思います。模試の結果で1次試験は十分に越えられることが分かったのであれば、次に控える2次試験の対策を他のストレート生に先駆けて行っていくことは当然の戦略だと考えられます。

とはいえ、これから1次試験を迎える間に本格的に2次対策を行うのは得策ではないし、それこそ1次対策がおろそかになる可能性があります。また2次対策のキモを知らない状態で事例をやっても費用対効果の点からはおすすめできません。

そこで私がオススメしたいのは、「事例Ⅳの計算問題に絞って対策する」です。

ストレート合格を目指すうえで事例Ⅳが重要になることは以前こちらの記事でも記載した通り。事例Ⅳの計算問題を高い確度で正解できるようになれば他の受験生と差別化でき、また事例Ⅰ~Ⅲの対策に時間をより多く割くことができ合格へと近づくことができると思います。それに事例Ⅳの計算対策は1次の財務・会計の対策にも当然なるので一挙両得というところでしょうか。

具体的には以下の様な対策が考えられます。

・スピ問の計算問題を選択肢を見ないで解く
・集中特訓財務会計の計算問題を解く
・TACのオプション講義(2次事例4特訓)を受講する
→講義は既に終了していますが、DVD/通信での受講も事例Ⅳの特性上有効だと思います。

後は学習計画に2次対策を盛り込めばOK。但し、1次対策の時間を削って2次対策を行うのは逆効果であることは周知のとおり。であればさらに追加で学習時間を確保することが肝要となります。模試で合格点を取れたのなら、今後も週20時間~25時間確保できれば今の実力を維持するのは可能だと思いますが、さらに週5時間程度追加で学習時間を確保できれば、上記のような事例Ⅳ対策を行うことができ1次試験後のスタートダッシュの効果をより高めることができます。模試の結果が良いと無用な油断や緊張感の喪失を生みやすいのですが、先の先を見据えることで新たな緊張感を生むことができるのではないでしょうか。是非お試しあれ

 

模試の結果が良くなかった方は、とにかく目の前の1次試験に注力する必要があるので2次対策どころではないと思います。しかしながら、上記の様に先を見据えて動き出した他のストレート受験生と差がつくのは事実であり、不利な状況に置かれていることは間違いないでしょう。以前の記事にも書いた通り、ほとんどの受験生は「あと1ヶ月あれば…」と言うのです。だから本試験1か月前をゴールと仮定したスケジュールを作成することを推奨しているわけです。上記のような後悔をしないためにも、せめてあと1ヶ月注力し1次試験突破を確実なものにしてください。

 

3.最後に

色々と書きましたが、まず間違いなく言えるのは「ここまで頑張ったあなたはスゴイ」ということです。

以前ハカセが「診断士対策はぶらさがり競争」と言っていましたが、ここまで食らいついたということはまだぶら下がり続けているということ。1次試験まではあと1か月半、2次試験まではあと4か月。ここまで来たら意地でもぶら下がり続けてください

 

by wacky



ということでこんにちは、を~です。

先週は台風の直撃があって各地で帰宅難民が多く出たようですね。
春の嵐もありましたし、今年は荒れる日が多くなるんでしょうか??

ところで沖縄地方では梅雨が明けました。
平年通りであれば首都圏でも梅雨明けはあと3~4週間、待ち遠しいところですが、その前にこの週末はTA●の一次公開模試!
その他、大手L校とO校でも来週末に公開模試が実施されます。

過去の記事でも模試に向けての心構えや準備、模試という機会の活用方法、体験談が紹介されていますが、今回は独学的point of viewから一次模試について触れてみたいと思います。

いつものことですが、「こんな考え方もあるのね」程度で受け止めてもらえれば

 

■ 一次模試受験の意義
みなさんはどういうつもりで模試を受験しますか?

  • 本試験のシミュレーション
  • 相対的な自分の位置を把握
  • 超直前学習ツールの入手
  • 合格可能性を知る
  • 自分の完成度の確認
  • 各科目メダマ論点情報の入手   
  • 今までの勉強成果の確認

このあたりが多くの人が思い浮かべることでしょうか。

上に挙げたもののうち、コレは良くてアレは悪いなんて事はありませんし、皆さんにとって全部該当するかもしれませんし、上記以外のものもあるかもしれません。

独学であろうとなかろうと、どういうつもりで模試を受けるのかチラっとでも考えておくのはいい事です。
模試に望む姿勢と受験後の勉強の効率が変わりますよ。

 

■ 独学的points of view
これまで独学で勉強してきた人が模試をどう受け止めるのかについて、ぼくの考えをちょっとだけご紹介。

○本試験のシミュレーション
2日間で7科目を受験する大変さは多くの過去記事でも紹介されていますが、独学の場合には答練もないので、「決められた時間で問題を解き終わらせる」経験がそもそも皆無です。

会場で受験する場合、その緊張感は家や図書館での受験とは比べ物になりませんので、よほど試験慣れしている人でなければ1科目終わっただけで疲労困憊になる惧れも充分にあります。

また、本科生が普段のホームグラウンドという勝手知ったる建物の中で普段と同じ机を使い、かつ顔見知りも大勢いるという環境に比べて、紛れ込んだ独学者のアウェイ感はハンパありません

コレを逆手に取ると、独学者が模試で得る経験値は、本科生連中(失礼!)に比べて格段に大きいわけです。
模試2日間で得る気づきを自信に変える大チャンスですよ。

 

○相対的な自分の位置を把握
独学受験生を甘やかすわけではありませんが、模試でのポジションは実際の実力よりも若干低めになります。

なぜかというと、本科生は「見たことある!」ような問題に出会う確率が高いから。
受験校によって問い方のクセや出題論点の偏りもあるでしょうし、作問担当者の好みにも依存します。(→ってことは絶対得点で模試の結果を判断するのはナンセンス)

ということで、「自分の実力は本当はもっと上」ではなくて、コンサバに見た判定結果を以って発奮材料にするくらいの感覚をオススメします。
模試を複数受験して総合的に考えればこの偏りは修正されますが、そんなことよりも弱点補強や忘却の再補足を優先しましょう。時間と労力(と金)は限りのあるリソースです。

ちなみに合格率は例年20%弱ですが、コレってどれくらいの偏差値か知ってますか?
受験生全体の得点分布が正規分布に従っていると仮定すると、「平均点±標準偏差(σ)」の範囲(偏差値40~60)には全体の68%が含まれます。
(±2σ(偏差値30~70)には約95%、±3σ(偏差値20~80)には約99.7%が含まれます。コレ、統計の基本知識
つまり偏差値60の人は、おおよそ上位16%に位置するわけです。

ざっくりざっくりですが、偏差値58.4で上位19.9%、59.0で18.4%、59.5で17.0%(エクセル関数で計算したので詳しくみると乖離があるかも)です。
1点の中に何人がひしめき合ってるんでしょうね??

 

 

 

○超直前学習ツールの入手
上と矛盾を感じるかもしれませんが、模試の問題は、受験のプロである人々が過去問や試験委員の専門テーマを研究して作問されるはずです。

制度や法律の改正点なども踏まえて出題されやすい論点を考えているので、超直前期に最適の学習ツールになります。

もうちょっと突っ込んで考えてみると、本科生は講義でこのような論点を既に聞いているハズなので、模試受験後の独学者の伸びシロは本科生に比べて大きいとも言えます。

まぁ、学習範囲が広がるという意味で痛し痒しですが。

逆に言うと、本科生の皆さんは逃げ切り態勢でムチを入れまくらないと、模試後の独学受験生たちの猛烈な追い込みに差し切られちゃうかもしれませんよ

 

■ 一喜一憂
してもいいけどほどほどにね。

当然のことながら、模試は模試
模試の結果が本試験に直結するかといえば、しません。
もちろん、ある程度の相関関係はあります。でなければ模試に価値ないし(と言い切ってしまう)。

今までどんな学習を続けてきたのか、その精度・進捗度を自分でどのように認識しているのか、本試験で不安に思うことは何か。

このように、自分の状況を自分で分析・評価することによって、自ずと模試で試したいことも出てくるはず。
思いつかない人は道場の過去記事をチェック

最後に。
本番のつもりでガチで!」とみんな連呼していますが、これまでに資格や検定の試験を受けたことがない人にとっては、どうチカラ入れるのが本番のつもりのガチなのかすらわからないかも。

そんな人は、とりあえず(自分の部屋でコッソリと、でいいので)
「模試でC判定以下だったら撤退する
とつぶやいてみましょう。

誰にも聞かれてなくてもエラく緊張すること請け合いです。

 

以上、を~でした。

 

 

 



木を切り倒すのに8時間与えられたら、私は最初の6時間を斧を研いで過ごす。
(エイブラハム・リンカーン)

 

みなさん、こんにちはうちあーのです。

科目免除のないスト生にとって、診断士1次試験は2日間で7科目、試験時間が8時間半にも及ぶ過酷な試験。
そして、模擬試験はそのような未体験ゾーンを経験する数少ないチャンスです。
いよいよ今週末に迫ったTAC1次模試では、当然のことながら本番と同様の準備と気持ちを持ってガチで臨んでください。

ところで、皆さんは7/30~8/3までの過ごし方は決まっていますか
読者の大半は仕事をしながらの受験勉強を続けていらっしゃる方だと思いますが、理想的には本試験直前の1週間は休みを取って全速力での最終追い込みコンディション調整を同時に行える状況を作りたいですね。
もし職場の事情等でどうしても1週間の休みが取れない場合、少なくとも水・木・金の3日間、それも無理であればせめて金曜日だけでも何とか休みを取って本番に臨みたいところです。
どうしても休みを取れないと思っている方。あまり大きな声では言えませんが、親か子供が突発的に体調を崩したことにして「計画的に」休みを取ることも考えてみてください。診断士になりたい一心でここまで努力をしてきて、かつ絶対に1次試験を突破したいという強い気持ちがあるのならば、それくらいの方便を使ってもばちは当たりません。本試験前に休んだ仕事は、本試験後に巻き返すことができます。しかし、本試験は年1回しかないのでもし仮に失敗したら次のチャンスは1年後。
ならばしっかりと準備する環境を確保して「総仕上げの1週間」を悔いなく過ごしたいですよね。ということで、まだ休みを取得できていない方はできるだけ早く申請してください。

次に「総仕上げの1週間」で何をしますか
もうこの時期になるとさすがに新しい知識の補充は要りません。これまでの講義や答練等を通して試験範囲の知識、合格に必要な知識は一通り終えているはずです。
なので何をするかと言うと、これらの知識の整理記憶の精度アップです。よく間違える論点、うろ覚えになっているような論点があれば徹底的に駆逐すべき。このような苦手論点、あいまい論点はファイナルペーパーに纏まっていると限られた時間で効率よく再インプットできるのですが、はっきり言ってこれを「総仕上げの1週間」で作り始めるようでは遅いと思います。
できればあらかた完成版となっていて「総仕上げの1週間」ではそれをインプットツールとして使い込む、そして本試験直前に見るものとして補足や修正等があればそれらを書き込むだけという状態にしておきたいです。
7科目もあり幅広い知識を試される試験な訳ですから「総仕上げの1週間」で何を覚えればよいかは今のうちから整理しておくとよいでしょう。

では、今日からの1週間は何をしますか
TAC1次模試を受ける方はそのマイルストーンに向かって追い込みをかけると思います。
追い込みの具体的な内容としては、
・暗記三兄弟(法務・情報・中小)の短期記憶論点詰め込み
・財務のアウトプット反復練習
・苦手論点、あいまい論点の復習・整理
・60分、あるいは90分で解答できるようなタイムマネジメント強化
など、皆さんが計画されていることがあると思います。
ファイナルペーパーをまだ作っていない方は、そろそろ着手するのもよいでしょう。
「これが王道!」というものはありません。各自の課題がそれぞれあるでしょうからそれを一つ一つ克服していくことが肝要です。

ただ、ここで1つだけ意識して頂きたいのは、模擬試験そのものが本試験のシミュレーションとして貴重な機会なのと同様に、模擬試験前1週間は本試験前1週間のシミュレーションとして得難い機会であるということです。
さすがに模擬試験前の1週間に本試験前さながら、1週間の休みを取る方はそういない(取る必要もない)と思いますが、本試験1週間前を想定して過ごすことはかなり意義のあることだと考えます。
例えば、
・夜更かしせず、早寝早起きをする
・生ものを食べないなどお腹を壊すリスクを避ける
・風邪をひかないよう薄着で寝ない
・家族や恋人など周りの人にも、今週1週間は「総仕上げの1週間」の予行練習であることを共有してもらう
・金曜日は経済、財務、経営、運営の4科目に集中する
・木曜日までに暗記三兄弟を仕上げる
・気持ちを盛り上げていく(ピーキング
・万が一、仕事で急件が入り、予定通りの休みが取れないことを想定する

年に1度の大一番。本試験の510分をベストコンディションでぶつかりベストパフォーマンスを発揮しベストな結果を出すためにはそれなりの準備が必要です。
そのために長い時間をかけて準備してきているわけですが、直前の1週間の過ごし方を失敗してしまえば元も子もありません。
模擬試験を控えた今週は、週末の試験に向けてコンディション気持ちパフォーマンスをどのようにして上げていくか、に焦点を絞った「模擬生活」を実行してましょう。そうすることで本試験に向けて経験値の積み上げができるはずです。
まずは、皆さんの模擬試験でのトリプル・ベストをお祈り致します。

◆まとめ◆

・本試験直前「総仕上げの1週間」はあらゆる手段を使って最大限の学習時間を確保すべし。
・ファイナルペーパーをまだ作ってない人はそろそろ着手すべし。
・今週1週間は本試験前の「模擬生活」をすべし。

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それでは、今日はここまで。

 

Ciao!
By うちあーの

 



こんにちは、ふうじんです。1次公開模試まで残る準備期間はあと5日。この1年間の努力が点数で示され、かつ2次合否までのメドをつける大事な時期。でも時間がないと焦る必要は皆無。だって、

診断士はそもそも1年で合格する試験じゃないから。
(理由は後日)

ただここにある通り、短期通過を目指すことは様々なメリットあり。よって1次ストレート(6~7科目同時)合格に向けた7月の学習法を講師受け売り(使用許諾済)で以下にご紹介。

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■比較:1日3科目学習法+ペンキ塗り学習法■

表現の違いはあれ、1日3科目学習法ペンキ塗り学習法は、超超直前期の学習法として受験校講師から必ず教えてもらえる。であれば、事前にその意味を体系的に理屈で予想しておくと、いざそう聞いた時の効果が向上。

先に効果だけ手短に説明すると、

・そもそも1次7科目の知識を全て同時に覚えるのは無理。
・忘れることを前提に、繰り返し学習により長期記憶。
・長期記憶を前提に、残り時間で詰め込み短期記憶。

 

■1日3科目学習法■

では内容。2年前の記事ではこう紹介。

<概要>
・「7科目を2日で一周」を最終目標に、計画的に学習ペースを速める。
・1日の学習時間を朝・昼・夜に区分する。
・当初1日2科目、慣れたら1日3科目復習とする
・当初1週間で7科目、次に3~4日で7科目、最終的に2日で7科目。

より具体的には、

7/2~週 1週間で7科目  模試復習
7/9~週  1週間で7科目 過去問分析+直前レジュメ復習
7/16~週 1週間で7科目 答練解き直し+テキスト読み込み
7/23~週 3~4日で7科目 過去問解き直し+テキスト読み込み
7/30~週 2日で7科目  1日3科目最終チェック

といった感じに、1日の学習科目を意識的に散らし、かつその切り替え速度を計画的に早めていく。すると、

・知識の切り替え力UP
・時間制約による早解き効果
・時間制約による学習効率ロス防止 (いちいち考えない)

シンボル,フォト,写真,家庭用品,数字,時計,時間,目盛,針

ことを通じ、

忘れたり覚えたりの繰り返しによる長期記憶化
忘れた記憶を瞬時に思い出す記憶の出し入れ力UP

の効果が期待可能。

.

■ペンキ塗り学習法■

では次。詳細は過去記事を参照いただくとして、最大の期待効果は、

弱点つぶし+詰め込み短期記憶による得点力UP

 ペンキ,ローラー,人,働く,働く人々,写真,塗る,塗装用ローラー,家,家の改修,男性,腕,道具,金物,頭

前述の1日3科目学習法に加え、時間を意識して論点を重要度順に押さえ、残り時間を直前詰め込み記憶に回す。7月の学習目安を大まかに示すと、

①20~25時間/週 →既習論点の復習(1日3科目学習法)。
②土日などで+αの学習時間確保 →直前詰め込みペンキ塗り。

一般的には、超超直前期の緊張を上手に活かすと、従来の25時間週に10~15時間を加え、40時間/週学習が十分可能(←必須ではない)。その時、

既存知識の復習時間⇔直前知識の詰め込み時間

を予め切り分けておくと、残る1ヵ月で得点力は飛躍的に向上可能。

.

■今日のまとめ■

・1日3科目学習法を通じ、重要論点から順に長期記憶化。
・ペンキ塗り学習法を通じ、直前詰め込みで得点力向上。
・2次は別として、1次7科目同時合格を目指すメリットは大。

 最後におまけ。1次対策が順調に進むと、2次対策も気になり始める。しかしこの時期2次対策に時間を割く必要はない ことは既に明確。その理由と対策は来週以降。

byふうじん



1次対策の総決算たる公開模試まであと1週間。

おはようございます、ふうじんです。
受験校講師の親身なアドバイスはいつも役立つものだけど、試験日が迫るこの時期の助言は一際身に染みる。すると、

俺も早く診断士になり、他人に役立つ助言をしたい

と思う心理はごく自然(マズロー欲求段階説)。なお受験生から見て講師アドバイスが身に染みる理由を勝手に想像すると以下3点。

①自分の知らないことを知っている
②目的意識(ゴール感)が明確
③聞き手の心に残る言葉遣い

ではどんなアドバイスが身に染みるのか?3年も昔の話で恐縮ながら、筆者が実際に講師からいただいた2次対策アドバイスをご紹介。

..

■アドバイス集~紹介編■

※時系列順。シルエットは実在の講師を示す。※

 

○○さんの答練点数なら、1次通過は堅いでしょう。
でも、2次は全く別です。

・・何が別なんだろ

.

○○さんは熱意はあるけど、事例演習答案はまったくダメ。
それは解答の「型」がわかってないから。

・・解答の「型」って

.

2次合格実力に達することは可能。
ただし合格実力と合格は別物。

・・別物

ここで物語は一変。この講師は、講義中にこう仰った。

2次筆記の本質は単純。
要求に沿って解答するだけ。

・・あ、なるほど


..

診断士は合格するより、合格後の実務の方がよっぽど大変。
(=だから本試験で緊張する必要なんてない)

・・そうか、緊張なんてしなくて良いのか

自分は2次に合格します、と宣言する人は結構います。
でもそう言って本当に合格する人は極めて稀。

・・自己顕示欲タイプはこの試験では不利・・

.

■アドバイス集~検討編■

①1次と2次では対策が違う、つまり要求されているコトが違うらしい。
②2次はムキになって書けば書くほど低得点連発、って事態がよく起きる。
③合格実力があっても合格させない、とはどういうことよ?

・・ここまでが「開眼前」のお話。

.

④あぁ、この試験の本質(解答要求)とはそういうことね。
高い目標を持つほど、それより低い目標を通過するのは容易。
⑥性格はもう直らないから、とりあえず大人しいフリだけしておくか。

・・ここが「開眼後」から「解脱」状態まで。

.

■で、それがどうした。■

この「相手の心に残る助言ができる」意味で、診断士講座講師は非常にやりがいのある職業だと思う(実際そんな気楽な商売とは思わないけど)

でもね。

診断士講座講師のアドバイスが心に残る理由とは、その講師の力量が高いから、が全てではない。

「今年で合格」の一念で相手の話を傾聴する、
聞き手の心の持ち様」が最大理由。

10月までまだまだ先は長いけど。

この解説講義一コマで、何か必ず合格ヒントを持ち帰る。

そんな姿勢で受験生が講師の話にちゃんと耳を傾けると。仏教がかるけど、

邪念なしに心静かに2次本試験日を迎え、
おまけで合格がついてくるはず。

では残る1週間+1ヵ月に向け最終調整(ラストスパート)。でもこのラストスパートは、

8/5で終わりではなく、
10/21まで続くラストスパート。

byふうじん



みなさんこんにちは。アンドロメダです。

1次模試まであと10日を切り、どのような計画を立てているでしょうか?まぁ、現時点で計画を立てているようでは遅いのですが・・・それでもまだ10日あるので、しっかり準備をしていきましょう。

さて、あと10日の過ごし方ですが、きちんと計画をたてながらそのローリングを行ってきた人にとってはもはや言うまでもないでしょう。あなたが必死に考えてやってきたことを最後まで実行するだけです。その方法が正しかったか、間違っていたかは模試の結果を見てから判断しましょう。いま不安になっても、やることを変えるのはリスキーですからね。

過去記事が秀逸で、しかも辛口なことを言っているので(私も先の辛口意見には全くもって同意見です)私からはあまり追加で申し上げることはないのですが、私が実際にどう過ごしたかをお話したいと思います。

Point 短期間ですべての論点を網羅する!!

過去に解いた問題(スピ問、過去問、答練)を全科目についてすべからく見直しました。理由は2つ。

  • 「最後に一通り目を通した」という事実を作ることで「自分はこれだけやったんだ」という安心感を得ること。
  • 理解している論点は「覚えているという確認」、理解が浅かった問題は「知識の補充」を行って、全科目各論点を網羅すること。

精神的な面で言えば、人間誰しも不安になることはありますので、大げさな言い方になりますが自分なりの「精神安定剤」が必要になってきます。私の場合、そのツールが「過去に向かい合ってきた問題たち」だったのです。自分のメモなどを見ながら「これだけやってダメだったら仕方ないでしょ」と思えるように勉強していました。

現実的な面で言えば、どうやったら全部の論点を振り返ることができるか?を考えた結果でした。1からすべて見直し、分かっているなと感じた問題はサラッと流し、「あれ?これなんだっけ?」というのがあれば補うことをしていました。ある程度自分の理解が進んでいるかどうかは各自が分かっていると思うので、ある程度のメリハリが必要になってきます。(私の場合、得意な情報は2時間で終わらせましたww)

逆に言えば、10日前にこれだけやっていればいいように、その前までを過ごしてきたということになります。「そんなの無理だよ~」と言う人もいるかもしれません。ですが、合格している人はやっています。もう腹をくくりましょう!

最後に、あまり精神論は好きではないのですが、今までの学習を振り返ってほとんどの皆さんがどこかしらで「キツイなぁ」と感じたことがあると思います。では、時々でキツかった学習を「こんなにキツイのはもう1年やるのは無理だ・・・」と思いませんか?最悪2次で不合格となったとしても、1次試験をクリアしていれば来年はだいぶ状況が違います。1次試験の科目がいくつか残った来年の自分の姿を想像してみると、結構ぞっとしませんか?

おどすような言い回しになってしまったのが申し訳ないのですが、結局は自分がどれだけ「早く次のステップに進みたい」という想いが強いかにかかっていると思います。あとはやるかやらないかしか選択肢はないのです。

「1次試験は絶対評価」=「自分との闘い」

ということに他なりません。

まずは1次模試。ご健闘をお祈りしております。

By アンドロメダ

 



こんにちは。こぐまです。

6月30日と7月1日の2日間、ついにTACの1次模試ですね。ある意味、天下分け目の決戦です。
今日から模試前日まで、原則として模試関連の記事を各執筆陣がアップする予定です。

私は別の受験校に通っていましたので、約1年前、初の1次模試をTAC八重洲校の大教室でばりばりのアウェー感を感じながら受験したことを鮮明に覚えています。

根拠のない精神論を好むものではありませんが、ストレート合格を真剣に目指すならば、ここから2次試験の10月21日まで、限界を超えて勉強する覚悟を決め、まずこの1次模試に総力を挙げて臨んでください。

スト生にとり、2次試験の壁の高さは涙が出るほど壮絶です(少なくとも私にとっては)。
その壮絶感を先取りするつもりで、ゴールが明確な1次試験(≒模試)で1点でも多く勝ち取るためにあらゆる努力を払うことは、2次試験の勉強に少しでも役に立ってくれると思います。

一昨年、昨年と模試直前の名記事が掲載されていますので、これ以上の新しいことを捻り出すことは難しいのですが、自分の経験から模試受験前に考えておいてほしいことを簡単に書いてみます。

1.「ポカよけ」と「目利き力」の最終検証
2.完成答練終了~模試までの学習
3.直前チェック資料の準備

 

◆最終検証の場◆

これまでの完成答練などを通じて、自分の犯しやすいポカミスや癖、時間配分の難しさなどを把握して、反省材料を持っていることと思います。

私の場合は、
・不適切な選択肢を選ぶ問題で、迷ってあれこれ考えているうちに適切肢をマークしてしまう。
・経済学、財務・会計で時間ぎりぎりいっぱいになることがあった。
というのがウィークポイントでした。

また、私はありませんでしたが、マークの行ずれも気をつけたいところ。
これらについては、この記事で自分なりのポカよけをまとめていますので、ご参考までに。

問題の目利きは簡単ではないですが、特に60分の科目では後回しにする問題、捨てる問題を割り切って選別し、できる問題からさくさくとマークしていくことを自分に言い聞かせていました。

ムキになって難問も解こうとする性格なので、この割り切りを身に付けるのには抵抗がありましたが、先人の言う通り、合格するにはある程度、さっぱり、きっぱり処理していくことも大事だと思います。

厳しいことを言いますが、この模試で上記のようなポカヨケ考案や目利き力養成をしようと考えているようでは遅いです。
完成答練も経験したのですから、自分なりに確立した方法を持って模試に臨み最終検証すること。そのうえで本番に向け微調整です。

 

◆模試までの学習◆

中小の完成答練から模試まで、だいたい1週間くらいしかないですね。
単純計算で1科目あたり1日しか充てられません。かといって、7科目を同じ配分でやるのは非効率

私の場合は、60分科目と中小の答練復習に集中していました。それに加えて、苦手の情報はスピ問1回転
まだ伸びシロのありそうな科目の得点力を少しでも上げること、経済、財務・会計を時間内で解き切る力を確実にすることに主眼を置きました。

そうすることで、アウェーのTAC模試で6割以上を取れれば、何とかいけるかも?と思っていたためです。

模試を本番と捉えて、わずかな期間とはいえ、自分にとって最大限、点を伸ばすには何をやり(やらず)、どう工夫すべきか、考えてみることは、次の超直前期での学習方法のヒントを見つけ、合格に近づく一歩になると思います。

また、今年は模試~本試験の期間が、昨年と比較すると1週間ほど短いため、模試終了後のダッシュも念頭に置いておきましょう。

 

◆直前チェック資料の作成◆

模試を本番と考えて、休み時間に最終チェックを行うためのファイナル・ペーパーを、粗っぽくてもいいので何か準備しておくのも重要です。

実は、私はこの段階ではほとんどできておらず、本試験1週間前から慌てて作ったのが正直なところ。大きな反省点です。

昼休みを除き、休み時間は30分とはいえ、試験前後の待ち時間、トイレの時間などを考えれば、資料を読めるのはせいぜい10分程度なので、大量の資料を用意する必要はありません。

自分の最弱点、出題まず間違いなしといった論点をコンパクトに、殴り書きのメモ程度でいいので作ってみて、本試験用ファイナル・ペーパーの土台作りをしてみてはいかがでしょうか?

 

◆最後に◆

ふうじんのこの記事は読まれましたか? 私にとっても耳が痛い厳しい指摘ですが、現実はほぼそれに近いと思います。

ただ、私は「典型的追い込み型」だったにもかかわらずスト合格できたので、遅れ気味の方も諦めることなくまずは1次に集中しましょう。
8月以降の2次対策記事で、自分の経験を踏まえて「追い込み型の挽回」なども書いていくつもりです。

さて、TAC模試は本試験よりも難しく感じ、また初めての模試ということもあってヘロヘロになりました。
それでも、上位者リストの下の方に名前が載ったことで少し自信が出てきたのと、直前期の弱点再補強のポイントを掴めたことが大きな効果でした。

先ほど書き忘れましたが、自己採点が正確にできるよ、自分のマークした選択肢をどのように問題用紙に残すかも考えておいてくださいね。
完成答練では、自己採点と正式な結果は一致していましたか?

本試験で、時間に追われるあまり、自分のマークした解答がどれだったか曖昧になったりすると、合格発表までの1ヶ月を悶々と過ごすことになりかねませんし、自己採点合格と思っていたらだめだった(またはその逆)ということが起こり得ますので、老婆心ながら申し添えておきます。

まずは模試での「合格」、ご健闘をお祈りしております。

by  こぐま



こんにちは、ひめです

台風上陸して、どんどん東へ近づいてますねー。関東の方は今日は早めに帰宅した方がよさそうです

TACストレートコースを受講している方は、怒涛の7週間(※毎週1科目ずつ答練を解く、アウトプット強化期間)をそろそろ終えるころですね。6月末~7月上旬に開催される、各予備校の1次模試を受ける方も多いと思います。

ふうじんの辛口記事も参考にしつつ、ベストな結果を残すための仮説&検証の場として活用してみてくださいね。

 

お片付けのすすめ

さて、みなさん。

机まわりはキレイですか?

予備校の模試を受け終わったら、いよいよ1次試験まで1か月。7科目をぐるんぐるん回転させていくので、超直前期は机の上は乱れがちになります。・・私だけ?もし私と似たような方がいらっしゃったら、超直前期を少しでも快適に過ごすためにも、普段使う勉強空間をきれいに整理整頓しましょう♪
今、1分1秒惜しい、という気持ちの方も多いと思いますが、1か月先は、もっとそんな状況になっています。

 

私はこの時期、「超直前期シフト」を敷くために”お片付け”をしました。環境を整備したことで、効率性が上がったという効果と、気持ちを切り替える精神的な効果があったなと思います。

・よく使うテキスト・資料はどれですか?
・答練はまとめてますか?
・2次試験に関するものは一旦脇に置いてますか?

数時間、ちょっと手間をかけるだけでも結構効果を感じてもらえると思います。いつも整理整頓している方・・・失礼しました

怒涛の7週間の振り返り

この時期、もうひとつご提案したいのはこれまでの学習について振り返る時間を持つことでしょうか。PDCAの「C」の部分。

計画通り学習を進めてきた方は、結果も期待どおりであればOK。そのまま進めていきましょう♪
計画どおり学習が進まなかった方は、その原因が何かWhy?)、簡単に振り返ってみてください。

・タスクを詰め込みすぎていた?
・モチベーションの低下?
・予期せぬ事態が発生した?それは本当に予期できなかったこと?

原因を踏まえた上で、今後の学習計画What? How?)を立ててみてくださいね。

 

(超直前期)学習計画を立てる時のポイント

これから1次試験までの時期は、やることは何かを考える時に、やらないことも意識するといいと思います。やることも明確に優先順位を立てること。

私は、もし各科目あと1日しか勉強できないとしたら、何をするか

を考えて、1点でも上がる確率が高いものからやる、と決めました。具体的にはこんな感じです。

 

・毎年のように出る論点(点に直結)
・皆が回答できたのに自分が間違った所(比較的点を取りやすい)
・過去問で何度も間違う所(自分の思考の癖を直す)

きっちりしている方だと、「まずは基礎答練復習して、完成答練の復習、模試の復習で、そのあと5年分の過去問を解きなおして、、」と考えるかもしれません。私もその傾向があるのですが、全問を同じような時間配分でやるのではなく、「復習しなくてもOK」と決めた問題は「3分以上は眺めない」等とルールを決めて、さらっと次の問いに進むようにしました。

気づきメモを一箇所にまとめる

この時期からより意識したのは、気づきメモや「あ、これは覚えなきゃ」と思った情報を、一箇所にまとめることでした。このかんテキストや答練の解説の脇にちょこちょこメモしていたようなものを、一元化していきました。

なぜメモするかというと、将来の自分にもう一度伝えたいと思ったことだから。でも将来の自分は、本当にそのメモを見てくれるでしょうか。必ず将来の自分に見てもらえる場所にメモしましょう。私は気づきメモを付箋に書いておいて、超直前期には各科目毎、1つのノートに集めて持ち歩きました。2年目は、単語張にまとめて持ち歩いてました。

 

 

体調に気をつけつつ、ガンガン攻めていきましょう!

 

by ひめ



みなさんこんにちは、コニケンです。怒7もあっという間(?)に終わり、大きな節目である公開模試まであと二週間となりました。みなさん、怒7はいかがでしたか??ストレート生にとっては、本格的に二周目に取り組むと、一周目で分かっていたはずのものが、なぜか飛んでしまっていて、「アレッ??」って思った方こともあったでしょう。自分も受験生のときは、何度もそういうことがありました。
これからいよいよ三周目に突入していくと思いますが、最後の大詰めというときに、二か月前に怒7で取り組んだはずの前半の科目たちで、同じことになるかもしれません。。
特にストレート生に言いたいのは、まずそういう状況になっても、決して焦らないでください。これだけ科目数と内容が多いこの診断士試験は、そうやって何度も何度も繰り返していくことで、曖昧なところを一つ一つ潰してレベルアップしていくしかないのです。言いたいのは、本番までの一カ月半、改めて自分の中で何が分かっていないかを整理し、そういうところを一つでも多く潰せることが、上位20%に入る大きなポイントとなります。(逆に、ここで挫折してしまう人は絶対に合格はできません!)
大変だとは思いますが、何度も言うように、曖昧だったものがクリアになることを楽しみつつラストスパートがんばっていきましょう。

道場では、今週木曜から「公開模試直前特集」ということで、執筆陣がこの時期に取り組むべきポイントについて書いていきます。私も来週書きますが、今日は「ひと休み」ということで、少し唐突かもしれませんが、運営管理の科目から「店舗管理」を取り上げます。
ここで取り上げる理由は3つ。今年の怒7では本格的に取り上げなかったこと、本番もし出題されたら確実に取っていきたい問題(A~Cランク)が多いこと、そして、日常的に「診断士」としての目線になれる分野であること。
3つ目について補足すると、すでにやられた方もいると思いますが、要するに「学習したことを、近所のスーパーに行って確認してみる!」ということです。
例えば、看板がどう設置されているか、全体的な動線がどのように敷かれているか、照明がどうなっているか、陳列の工夫はされているか、等です。今までは意識していなかったことが、学習を通して新たに見えてくることが本当にたくさんあると思います。やはり、テキストだけでなく、実際に現場に行って一つ一つ確認していくのが一番分かりやすく、間違いなく近道になりますよね。診断士としての練習にもなりますし、この試験に取り組まれている方であれば、純粋に楽しく感じることでしょう。
私は色々なところに買い物に行く度に学習内容を意識しながら店舗を見ていましたし、以前も書いた通り、実務補習先が偶然スーパーだったので、そのときまさに一週間みっちり取り組みました。みなさんも、今週買い物に行くときに是非見てみてください!

●1)混同しやすいもの特集
この分野はなぜか混同しやすい用語が多いです。そんなものたちを特集してみます

<開放度⇔開放感>
開放度物理的な店内外の繋がり度合い⇒商店街にある、(昔ながらの)八百屋は、日中は外との仕切りが無いため、開放度が高い
開放感:店舗の間口から店内を見通せる割合⇒コンビニはほぼ全面がガラスウィンドウとなっているため、開放感は高い(ただし、自動ドアで仕切られているため、開放度は低い)

~H18過去問・改~
○or×?
最寄品販売の小売業において、一般的には、店内誘導を高めるために店舗の開放度を高く設定するのが良い

[+α]
最寄品・買回品の特徴の違いは大丈夫ですか?以下のポイントを改めて確認してください:消費者購買行動、価格設定、販売方法、プロモーションetc

<ファサード⇔パラペット>
ファサードはパラペットと店頭の両方を含むパラペットはあくまで、店舗正面の上部を指す。

~H16過去問・改~
○or×?
店舗正面上部の立ち上がり部分を一般的にファサードと呼び、店名などの看板が設置されることが多い

<エンド陳列⇔ジャンブル陳列>
エンド陳列ゴンドラのいちばん端(エンド)に陳列すること。マグネット効果が期待でき、非計画購買を誘導できる
ジャンブル陳列投げ込み陳列。特売品の陳列に向いていて、手間も少ない。

~H18年過去問・改~
○or×?
エンドは非計画購買比率が高いので、通過率の売上高への影響も高い。

<DC⇔TC>
DC(Distribution Center):在庫型。自社の物流センターに他の卸売業の在庫を共同保管する。TC型よりもリードタイムが短い(下記参照)。
流通経路は、メーカー⇒DC⇒店舗

TC(Transfer Center):通過型。在庫は持たずに、他の卸売業の商品を納品させ、店別仕分けや流通加工を行う。ベンダー仕分型とセンター仕分型がある。
流通経路は、メーカー⇒卸売業(ベンダー)⇒TC⇒店舗

~H17過去問・改~
○or×?
・在庫型センターは、通過型センターよりも、小分け納品に対応しにくい
・在庫型センターは、通過型センターよりも、売場別納品に対応しやすい

<JAN⇔ITF>
JANJISにより規格されたバーコード。我々が一般的に買う商品に付いているもの。13ケタor8ケタ(8ケタは日本独自)。ソースマーキング(製造段階)とインストアマーキング(店内)がある。価格情報は持っていないため、PLU(Price Look Up)で価格照会が必要

ITF標準物流コードで、ダンボール等に使用される。必ず偶数桁。バーとスペースの両方に意味を持たせられて、5本で1キャラクタを表現。情報密度が高い。(今度スーパーに置いてあるダンボールを確認してみてください!)

~H17過去問~
○or×?
生鮮商品などに店内でコード付けすることをインストアマーキングと呼び、JANコードと同じコード体系となっている

●2)GMROI・交差比率
計算問題が苦手な方は、ついつい後回しになってしまうかもしれませんが、運営管理でもし出題されたら、是非とも取りたい問題です。
式だけで一言で言うと
・GMROI=売上総利益(粗利益)/平均在庫高(原価)
・交差比率=売上総利益(粗利益)/平均在庫高(売価)
(当然、そのため、GMROI>交差比率)
詳細については、以前ふうじんさんが書かれているこの記事を改めてお読みください。ポイントは、ボックス図ですね。
ここでは、例題を二つ作ったので、確認がてら解いてみてください(答えは後日コメント欄で)

【問1】
ある小売店の決算は以下の通りであった。この期間のGMROIを求めよ(小数点第1位を四捨五入)
・売上高 890百万円
・期首棚卸高 80百万円
・仕入高 520百万円
・期末棚卸高 40百万円
・販売管理費 120百万円

【問2】
ある小売店の営業実績は次の通りだった。
・売上高 800百万円
・仕入高 580百万円
・期首棚卸高(原価) 60百万円
・期末棚卸高(原価) 80百万円
①粗利益率は?
②月平均商品回転率は?(原価ベースで)
③GMROIは?

●3)その他、知っておきたいポイント
客単価(買上金額)=動線長×立寄率×視認率×買上率×買上個数×商品単価
式自体は長いですが、客単価UPのためには、何がポイントになるか、構成要素を改めて考えてみてください。正誤問題が出た際、落ち着いて考えればきっと正解が導けるはずです

フェイシングの留意点
重点商品のフェイス数は多くする。売上実績データに基づき随時見直す。縦陳列にする等。縦陳列:視線や首を比較的動かさずに、同一グループを見やすくするため

POSのメリットおよび活用
メリット⇒商品ごとの、「いつ、いくらで、いくつ売れたか」のリアルタイム把握。それによる、店舗オペレーションの効率化。
活用⇒売れ筋/死に筋管理。陳列管理(プラノグラム:棚割、ショッピングバスケット分析)。プロモーション(FSP: Frequent Shoppers Program、RFM分析:Recency, Frequency, Monetary←内容は大丈夫ですか?)。PI値(Purchase Incidence:発生率)の算出。

●おわりに
いかがでしたか?決して長い記事ではありませんが、実は店舗管理の頻出論点をほぼ網羅しています。微妙な表現の差で正誤が決まってくるので、決して一つ一つ曖昧にせず、基本に立ち返ってもう一度テキストを読み返してみてください。そんなに時間はかからないはずです。そして、いざ本番に出たらしっかりと点を稼いでいきましょう!
本当にここからの一か月半が勝負です。しつこいですが、どの科目もきっとまだまだできることはあるはずです。それを、いまここで整理し、一気に片づけていくことが重要です。6割突破に向けて、一点でも多く稼ぐため、頑張っていきましょう!応援しています。また次週お会いしましょう

byコニケン



いい年してこんなこと覚えて、何の役に立つのか

こんにちは、ふうじんです。1次7科目のラスボス、暗記の王様のような「中小」対策に手を焼く方は少なくない。でもご安心、

中小を学ぶことに深い意味はないし、学ぶものも少ない。
(診断士合格後すぐ独立してバリバリ活動予定の方を除く)

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えぇっ?(詳しい補足は当記事最後に譲るとして)ではまず本試験得点UPに的を絞り、過去記事使って論点整理。

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■過去記事勝手にベスト3■

「中小」過去記事は力作ぞろい。
ベスト3なんだけどね・・。絞らなきゃダメなんだけどね・・。

【1位】ゴロ合わせペア
くだらないから忘れない?
くだらないほど忘れない 
超超直前ウィークスペシャル:中小最終ごろあわせ

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【2位】グラフタイトルペア
理論と実践。そこまでやるのか。。
「経営」で守って「政策」で稼ぐ! (理論)
白書図表90連発 (実践)
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【3位】政策一覧表ペア
学習グループでの共同作業も効果的。
今日からできる、お薦め勉強法 (理論)
政策の攻略のヒント (実践)

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■過去記事使って論点整理 ~正答率ランク順■

□ABランク ~必ず覚える重要論点□

学ぶ意義を見出しづらい「中小」。でも本当に大事な論点はしっかり暗記。
(効果的な暗記法:ゴロ合わせ)

 くだらないほど忘れない (数字ゴロ合わせ)
超超直前ウィークスペシャル:中小最終ごろあわせ (文章ゴロ合わせ)
中小政策 記憶の積み上げ方 (文章ゴロ合わせ)

中小企業「政策」の攻略法 (中小企業の定義・ゴロ合わせ)
せーおろこーさー33115551 (定義+開廃業率ゴロ合わせ)
資本金1億円以下?それとも5億円未満? (定義+経営法務リンク)

嫌いな科目を得点源にする工夫 (イメージ記憶)

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□Cランク ~覚えて差がつく稼ぎ所□

白書・ハンドブックを読んだか(or読んだフリができるか)どうかは、この科目の得点を大きく左右。一般常識と異なる選択肢を堂々選べば、60点突破。
(効果的な暗記法:グラフタイトルに注目)

白書と政策は別科目として攻略しよう (ストーリー化) 

守備範囲をキッチリ (タイトル)
ズバリ!白書の図表はこれが出る! (タイトル)
白書の図表のサブタイトルを攻略せよ! (タイトル)
「中小経営」を押さえこみ! (タイトル)

白書図表90連発 (グラフ)
直前期に効率良い暗記の下ごしらえを (グラフ)
経常費用(衣食住)と臨時費用 (グラフ) 
初めての中小経営(中小企業白書) (グラフ)
2010年白書のテーマ:ピンチを乗り越えて (グラフ)
中小経営はグラフで攻略! (グラフ)
数値の記憶はメリハリをつけて (グラフ)
中小企業経営(白書)の攻略法! (グラフ)

.

□CDランク ~直前詰め込み暗記□

しつこいけどこの科目は「収穫逓増」(理由省略)。直前詰め込み暗記でこっそり追加得点。
(効果的な暗記法:表形式に自分でまとめ)

 

最後は愚直に (直前暗記法おさらい)

今日からできる、お薦め勉強法 (一覧表)
根拠法×実施機関で「政策」攻略 (一覧表)
【中小】施策は上からつぶす!! (政策・出題頻度)
【中小】新事業活動促進法を串刺しに (政策)
【中小】白書アレルギーでハックション (政策・共済制度)
選択と集中 (政策のデタラメさ)

ちょっと使える「中小企業施策利用ガイドブック」 (ガイドブック)
カギは「速読反復学習」と「中小対策お勧めブログ」 (ガイドブック)

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□データ分析・総論・攻略法□

★前回1位★ NANAさんが贈る中小のポイント
過去記事使って論点整理
2010年度版中小企業白書の傾向、そして攻略法
【プレ中小】頑張れ若手 もしかしたら一番ためになる中小経営・政策
まとめ+α
「経営」と「政策」は別な科目
中小企業経営・政策は前半(経営)と後半(政策)の目標を分ける
中小企業経営・政策の特殊性
中小企業経営・政策「後回し作戦」

【中小】データ分析 (H23年)
中小経営・政策:データ分析による傾向と対策 (H21年)

 

■ここからおまけ:白書はなぜ面白くないのか■

中小企業白書の購入は必要・不要。
中小企業白書の読み込みは必要・不要。

この議論は自分で判断すれば済むから、もう終わった話。しかし、

カラー化写真入り・実例紹介時事ネタ反映。

出典:中小企業白書2011年版 P.253

各種の工夫にも関わらず、「中小企業白書」は面白くない。だって、

・国際化・情報化により競争ルールが激変する環境下、
・1~2年前の古い統計資料に基づいて(しかも他所の資料)
・昔の出来事をいまさら説明されて

面白いと思う神経の方が疑わしい。従い、当ブログ記事にある過去の合格者達の足跡は、

面白くない科目を、面白く学習する工夫

繰り返すけど、合格者ですら「中小企業白書」は面白くないと感じていると知っておけば、ヘンに焦る心配は不要。

.

■面白くない科目対策 ~勝手に学習効果x3■

また誰しも口を揃える通り、「中小」は暗記量↑=得点↑。他科目と異なり、「学習効果」とか「効率的な学習法」なんてないから、探すだけ無駄。

皮肉っぽく言えば、「中小」の効果的学習法=非効率的な暗記。
でも闇雲な暗記知識が将来役立つ可能性は、ほぼゼロ。

であれば暗記作業突入前に、「ナゼコンナコトシナキャイケナイ?」と自問自答しておくのは一手。

.

□勝手に学習効果①~暗記術・暗記ゲーム□

一つの「期待効果」が、暗記力・暗記術の向上。情報化の進展に伴い、物事を「暗記する」必要性は年々減少の一途。でも周囲ができないスキルを持っておくと、後でいろいろ便利。従い、

俺はその気になればいつでも、暗記できるぜhappy02

iStockphoto,ページ,メモ,図書館,学習,新学期,書く,本,紙,飛ぶ

という自信は持っておいて損はない。

.

□勝手に学習効果②~相手の意図を知る□

「中小」の知識を暗記したって何のトクにもならない。でも、

試験委員の出題意図はいったい何?

と慮ることは、2次対策の良い訓練。過去記事から「中小」の特徴を挙げると、

①1次7科目の一番最後に、
②重箱の隅のようなどうでも良い知識が、
③合計44マークと大量に問われ、
④それらを一所懸命暗記すると結構点になる

ことに気が付く。答えは書かないけど、この4要素↑の解を見つければ、「中小」での学習方針はもう明確。残すは実行あるのみ。

.

□勝手に学習効果③~スケジューリング力□

最後に。上記①②から、この科目が「重箱の隅」を出題する傾向が強く、また ゲーム化して楽しむ ことがその有力対抗手段と仮定。すると、

今から7月末までの超多忙期に、
「中小」への学習時間をいつ・どれだけ割り当てるか

25,オフィス,カレンダー,スケジュール,事務用品,勉強,数,日めくり

スケジュール力が重要。また「中小」対策に注力できる時期の候補は、

A: 完成答練・模試が連続するちょうど今この時期
B: 7~8月の本試験超直前期

のいずれか。そこで少々ネタバレをすると、「中小」に限り、

養成答練・完成答練・一次模試は、
3つまとめると受験校の出題予想ワンセットになるように作問

されている。そうと知れば、上記の学習タイミングA・Bをどう活かすかの方針はもう明確。残すは実行あるのみ。

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■今日のまとめ■

・この科目が「暗記重視」であることは、疑いの余地なし。
・この科目から学べることは少ない。割り切りは近道。
・学ぶ意味がない時どう対応するかが、意外に大事。
・正答率xその意味x対応策を明確にすれば、「中小」で荒稼ぎ。

byふうじん



1次模試(6/30・7/1)は本番のつもりで受けましょう。

近い将来ほぼ全ての受講生が講師からこうアドバイス↑もらうはず。でも2012年スト合格を本気で考えている方限定で、重ねてこうアドバイス。

甘い。

■なぜ甘いのか?■

おはようございます、ふうじんです。「本番のつもりで」模試を受けることが、スト合格狙い上なぜ甘いかというと、

「本番のつもり」=自分の実力はまだこれから伸びる

根拠の薄い楽観視をしている節があるから。1次は良いけど2次スト合格を狙うなら、

・自分の力の向上余地を残した状態で
・初学者が本試験日を迎えてしまうことが、
・当日どんな事態を招くか

は早めに一度想像する方が○。受験校講師が受験生の合格を真摯に願って助言をしているのは間違いないけど、

講師が言う 今からでも間に合います!は、
今からやれば(そのまた1年先の試験なら)間に合う(かも知れない)

くらいの割引計算能力が必須(※)

※注:あくまで今年一発合格狙い限定の話。来年合格予定なら不要。

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■スケジューリングが生む実力差 先行馬⇔差し馬■

先行型有利か、追込み型有利か

競馬ファンならずとも、ゴール直前の競争は固唾を飲むもの。これには理由があり、中央競馬場のゴール前直線はだいたい上り坂

上り坂が急であればあるほど、先行馬と集団の差は縮まり、
その結果抜きつ抜かれつのスリリングなレース展開になる。
(競馬に詳しい方、これで合ってますか?)

 診断士試験に話を戻すと、スト合格狙いに限り先行型有利。具体的には、1次模試は本番の実力を備えて受ける。すると、

1次模試=10、1次本試験9.5くらいの実力で試験を通過可能。

 

他の馬が上り坂で苦しんでいる時、ゴール直前をこっそり自分だけ下り坂にしておけば、この試験はかなり気軽に突破可能(2次含む)

参考まで、最もよくある一般的な学習実力カーブはこんな感じ↓。

1次はこれで十分突破可能。ただ2次対策に「追込み型」で臨むと、ゴールは11週間+365日後の長い下り坂の先になるのが濃厚なので御用心。

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■先行型有利の根拠と対策■

 先行型⇔追込み型どちらも同じ1次合格なのに、2次で差がつくのはなぜ?

1次対策は試験直前の追込みが利く。しかし、

学習効率/h:基本講義期<直前期 である一方、
直前期の学習効果を高めるには、基本講義知識(橋げた)が不可欠

よって、追込み馬がいくら頑張っても先行馬は常にその先。また

仮定①:2次試験の合否は、頭の良し悪しや努力量に左右されない。
仮定②:2次試験の合否を最も左右するのは、運不運。
仮定③:先行型ハイペース学習により、運不運の影響を排除可能。

と3つ仮定した場合、2次合否を運不運で左右されるのが嫌なら、仮定③を戦略に含めておくことが妥当。それと2次の話はまだ早いけど、

1次試験は頑張ったから、お盆休みは罪滅ぼしに家族旅行spa

と計画するのは2次スト合格への点滅赤信号。

罪滅ぼしは1次試験前に済ませ、8/6から2次対策スタート猛ダッシュrun

くらいの差別化スケジュール計画力がないと、2次筆記直前にすごーく後悔する破目になるよ、と脅かしときます。

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■1次対策下り坂学習プラン■

ただし、1次模試で予定通り高得点を取った後は、燃え尽き症候群に注意。そんな事態に備え、超超直前期の学習方法を受験校講師から予め教わっておくと良い。自薦になるけど、2点ほどリンクでご紹介。

【講師直伝シリーズ】
講師直伝:一日3科目学習法
講師直伝:ペンキ塗り学習法

【スト本科生の2次対策ペース】
こちらはおまけ。
なんだ、そんなものか感
Aランクの明暗 (72事例考)
【Aランク限定】1日で4事例採点 (セルフ模試)

 上り坂学習は苦しかった。でもこの先多少の山あり谷ありとはいえ
下り坂学習は意外と爽快で気持ち良い。

丘,写真,旅行,景色,田舎,観光自動車道,運転,道路,高速道路 

先行型を選択した過去の本科生のうち、かなりの人数が「事例演習解き倒し」を戦略として選択。その意味で事例演習72本を実現可能にしたこの記事は、昨年の当ブログ2次対策の最優秀作として、一読推奨。

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■今日のまとめ■

・つもりで、などと自分を甘やかすタイプは、スト合格は多分無理。
・資格試験は先行型学習有利。ただし有利なのは学習初年度限定。
・自分の脚質が「先行馬」なら、今年の試験で必ず勝負を決めに行く。
・自分の脚質が「先行馬」以外なら、慌てず来年も見据えた学習計画。

byふうじん

 



こんにちは、を~です。

のっけから下らなくてスイマセン

梅雨入りも東北北部を残すのみとなりました。
全国的に平年よりちょっと遅れた梅雨入りのようですね。
今年の梅雨は短いと予想されているらしいので、一足早く梅雨入りしていた沖縄あたりはもうそろそろ梅雨明けかもしれません。

さて、本日は中小WEEKの最後の記事。
怒涛の7週間もこの記事で締めくくりとなります。
7週間の最後の科目、中小も攻略しちゃいましょう

 

■ 暗記科目ゆえの戦略
中小は謂わずと知れた超暗記偏重科目
これまで数ヶ月の勉強を通じて、どんな暗記方法が自分に合っているか、もう分かってますよね。

暗記科目は、これまでに何度も述べられているように、努力(=正味勉強時間)と成果が比較的結びつきやすい科目です。
時間をかければかけるほどS字カーブ的に答練の点数も上がっていくわけですが、中小にどれくらいエネルギーを投入しますか?

 

 

 

改めて言うまでもなく最大の目標は、1次試験7科目を平均で60%取り、かつ、全ての科目で40%を上回ることです。
他の科目がおろそか(足切り)になってはいけませんので、

「白書のグラフを全部覚えるぜ!」
「政策ガイドを全部読み込むぜ!」

という姿勢はあまりオススメしません。

もちろん、「どうしても中小で80~90点取って大きな貯金を作る!」という方は、それなりのエネルギーを投入してくださいね。
中小はそれが可能な科目でもあります。
(ぼくは正反対の戦略でした

 

■ 暗記ツール
ということで、エネルギーの投入を比較的抑えて効率よく収穫を得ようというわけですから、暗記ツールは慎重に選択する必要があります。
とくにややっこしい政策の分野ですが、ココで紹介されているような表をまとめただけで安心しちゃってませんか?

例えば、頻出論点である共済制度について確認。
中小企業倒産防止共済(経営セーフティ共済)中小企業退職金共済(中退共)小規模企業等共済のうち、次に当てはまるのはどれ??

 

① 加入後に掛金月額を増額できるのは?
② 新規に加入した場合に掛金の一部を国が助成するのは?
③ 臨時に資金が必要な場合に貸付を受けられるのは?
④ 金融機関で加入手続きができるのは?
⑤ 中小企業基盤整備機構が運営主体となっているのは?
⑥ 掛金月額が5000円以上となっているのは?

 

情報を整理して把握するには一覧性の高いマトリクスで串挿しするのが適しているのですが、それだけを使って暗記できるかというとやっぱり難しい。

アタマに叩き込むには、問題集を繰り返すのがGOOD
JCのミニテストのように自作であれば、作る段階でも記憶できるのでBETTER

問題集といえば、道場で何かと紹介されるのがスピ問です。
が、独学という道場的マーベリックなぼくは1問1答形式の問題集、日本マンパワーの必達ドリルを科目別に裂いて使っていました。
当時は1700問だったのですが、いまは1900問になっているみたいですね。

分野ごとに、100%正解したい問題・70%正解したい問題と分類されているので、手っ取り早く最低限の知識をクリアするのに役立ちましたよ。

 

なお、4月に税制を含め、各種制度の改正が発表されています。
道場でも紹介しているNANAさんのブログ特集記事がありますので、ご紹介しておきますね。

ちなみに、昨日のうちあーのが紹介していた白書の正誤ですが、webからダウンロードできるのは既に改訂版データになっていますので併せてご連絡。

 

■ 白書対策
白書もアレルギーを感じる必要はありません。
なぜなら、攻略可能だから、というわけではなくて全力で攻略する必要がないから。

攻略法は過去にいろいろ紹介されている通り、グラフが鍵です。
そして、グラフを見つける為には、サブタイトルがポイントになります。

月曜日にこぐまが90連発してくれていますのでぜひ活用を。
白書の中のグラフ、320個もあるんです。
ここから抜粋するだけでも相当な労力なのに、解説までついてるなんてオトクですよ

お知らせ
こぐまの90連発の図表データが一部訂正されています。6/15より以前にDLした方はご確認ください。

 

ぼくからはちょっと違った切り口の資料をプレゼントします。
白書の全グラフのサブタイトルベタ打ちデータです。
サブタイトルだけを読んで「え、これってどんなグラフなわけ?」と感じれば、その後に見るグラフも印象に残るでしょ。

 

 

■ 最後に
完成答練・直前答練の準備はいかがでしょうか?
学校によっては中小も直前答練が終わっているかもしれませんね。
答練が調子良かった方、この調子で足を掬われないように!
もしイマイチだったとしても、まだ挽回は可能です。
全科目の答練を通して焙りだした弱点を補強して、模試で定着度を確認してペンキの塗りなおしを続けましょう!

 

以上、を~でした。

 

上の問いの答え
①全部
②中退共
③経営セーフティ共済と小規模企業共済
④全部
⑤経営セーフティ共済と小規模企業共済
⑥中退共と経営セーフティ共済

 

 

 



現状維持では後退するばかりである。
(ウォルト・ディズニー)

みなさん、こんにちはうちあーのです。

今週は怒7最終科目の中小WEEK。
中小企業経営については、是非ともこちらの記事をご覧ください。
こぐまの愛情たっぷりコメント入り2011年版中小企業白書ダイジェスト版はまさに秀逸
どの図表をマークし、どのような切り口で覚え込めばよいかがコンパクトにまとまっていますので是非とも効率よく使い倒してくださいね。

なお、2011年度版中小企業白書については一部正誤が出ています。
既に読まれている方もいらっしゃると思いますが、中小のスペシャリストであり「NANAの元気が出る日記」でおなじみのNANAさんこちらの記事にて指摘されていますのでご一読ください。

さて、今日は中小企業政策の方に焦点を当てたいと思います。

中小対策でよく「経営5割、政策7割で科目合格ライン60点を目指しましょう」という戦術が提示されている通り、政策はこの科目における得点源。理由はいたって簡単。過去の本試験における頻出の法律や施策が明らかであり、過去問やその周辺知識を問う模擬試験や問題集をやり込めばやった分だけ得点獲得能力が上がっていくから。
ただ一つここで気をつけて頂きたいのは「知識は正確に」ということ。全く同じ問題は出ませんが、政策の頻出論点は姿を変えて現れます。合格者は基本的にその問題を確実に得点します。
そのようなラッキー問題に対して「あれ、どっちだっけ」みたいな状況になると非常に焦ります。
本試験では一旦焦り出すと更なる焦りを生み、時間を浪費、そして他の問題にも影響を及ぼす、といった負のスパイラルに陥ることがあります。これは避けたいですよね。
このように、頻出論点であればあるほど、その1問を外すだけでも痛いし、またそれ以上のダメージが必ず残るものなのです。だからこれからの時期は「曖昧さ」を徹底的に排除するよう心がけてください

政策では何が頻出論点なのか。その答えはこちらの記事で。
この中で今日は中小企業新事業活動促進法(以下、新事業活動促進法)について取り上げてみたいと思います。

◆過去問から学ぶ新事業活動促進法◆
こちらの記事の通り、この法律は診断士1次試験でH13~22の10年中9回出題、さらに昨年H23も出題されていますので11年中10回となっています。
(注:新事業活動促進法はH17に中小企業経営革新支援法、中小企業の創造的事業活動の促進に関する臨時措置法、新事業創出促進法の3法が整理統合されたものなのでH16以前については整理統合前個別の法律としての出題です。)
出題がなかったのはH22のみであり、今年も相当高い確率で出題されるでしょう
道場過去記事でこの領域はカバーされていませんでしたので、こちらでポイントをまとめておきます。

H23は第14問設2、設3、第15問設1、設2の4問が出題され、配点8点でした。
新事業活動促進法は頻出であるだけでなく、複数設問にて問われることも多いため、うまく対応すれば「固め打ち」で得点を積み上げ可能。
その意味でも非常に重要な領域になります。

H23第14問設2 「新事業活動」の定義に関する問題

・穴埋め形式で「新役務or技術」「販売or流通」が問われました。どちらでも意味が通るため正確な知識が勝負の分かれ目になります。
中小企業基本法第2条にある「経営の革新」の定義と非常に似ているので、併せて正確に覚えておくとよいでしょう。
・類題:H18第17問

H23第14問設3 異分野連携新事業分野開拓の計画(新連携計画)の認定などに関する問題

・正解にたどり着くためには、以下の基本知識を正確におさえている必要があります。
a) 中核(コア企業)となる中小企業が存在すること。
b) 2以上の異分野の中小企業が参加すること。
c) 大企業、大学、研究機関、NPO、組合などをメンバーに加えることも可能だが、中小企業の貢献度が半数以下の場合は支援対象外。
d) 認定主体は国(主務大臣)。
・a)、b)、c)はいずれもH19第18問で問われています
・d)について「都道府県または国では?」と思った方。経営革新計画の承認機関と混同していませんか?
・類題:H19第18問、H18第17問

H23第15問設1 経営革新に関する問題

・穴埋め形式で「売上高or付加価値額」と「営業利益or経常利益」が問われました。
中小企業地域資源活用プログラムや農商工連携での評価基準は売上高が目標になっているため正確に区別する必要があります。
・H21第16問設2では付加価値額の算出方法が問われました。付加価値額=営業利益+人件費+減価償却費であることもおさえておくとよいでしょう。
・類題:H21第16問、H20第29問、H18第17問、H16第20問、H15第16問(超頻出につき落とすと相当痛い!)

H23第15問設2 同上

・穴埋め形式で数値を問われました。
・付加価値は年率平均3%以上、経常利益は年率平均1%以上であることはH20第29問で出題あり。多くの方にとってはサービス問題ですよね。
・類題:同上

その他、H20第21問やH17第27問より、
5つの支援策(①「創業」の支援、②「経営革新」の支援、③「新連携」の支援、④「技術革新」の支援、⑤「地域における」支援)を正確に覚える。(早慶審議地
・創業の対象は、これから事業を開始しようとする個人創業5年以内の事業者などである。
も頻出論点なので正確に覚えておきましょう。

◆まとめ~やっぱり串刺し~◆
上記のように同一論点を集中的に拾っていくと、いかに同じようなことが繰り返し聞かれているかがよく分かると思います。
他の科目は過去問の類題と言ってもかなりお化粧してくるものですが、中小の場合はかなり「過去問そっくりさん」が出現します。
なので新事業活動促進法以外の頻出分野、つまり中小企業基本法中小企業組合制度下請代金支払遅延防止法あたりは何がどのように出題されているのか、どのようにひっかけようとしているか、などを串刺しにして分析してみると、効率よく得点獲得能力が向上していくはずです
=====

それでは、今日はここまで。

 

Ciao!
By うちあーの



こんにちは。久々penのくれよんです。

すっかり3代目の記事が中心になりましたが、月1ペースでの投稿は続けますので、これからもよろしくお願いしますね。

実は、ここのところ道場メンバーには色々な変化がありました。JCが中国へ栄転したのに続き、ハカセもシンガポールへの栄転が決まり、間もなく日本を離れます。診断士となってますますパワーアップしたことも新しいフィールドが開けた一つのきっかけではないかと思っています。
素晴らしい仲間の新しい地での活躍を心から祈っていますsign01

・・・幸いインターネットはボーダレスなので、きっと落ち着いたところで現地からのリポートをしてくれるでしょう。(「執筆は卒業したから」なんて言わないよ、ね???)

さて、せっかくビジネスの話が出たところですので、本日は「診断士の勉強をしていくことで、巷で見聞きする\情報の理解が格段に深くなること」を、財務のケースでいくつかご紹介。
忘れがちな、「知識をつけたその先」に目を向けた記事です。

◆ソニーの繰延税金資産取り崩し

2012年4月10日ロイター
ソニーは10日、2012年3月期の連結業績予想を下方修正し、当期純損益の赤字が従来予想の2200億円から5200億円に拡大する見込みと発表した。米国事業の収益悪化を織り込んで、繰延税金資産に3000億円の引当金を計上するため。

 日本を代表する優良企業ソニーの大幅赤字はニュースになりましたよね。多くの人がただの赤字総額インパクトに目を奪われる中、財務を勉強されていた皆さんにとっての注目ポイントは「繰延税金資産の取り崩し3000億円」の部分。これをスラスラと説明できれば、繰延に関しての部分はバッチリでしょう。

 

◆アップルの配当再開

2012年3月20日CNN
米アップルは19日、17年ぶりに配当を再開すると発表した。さらに自社株の買い入れも計画していることを明らかにした。潤沢な手元資金を活用し配当などによる利益還元を進めることで株主層の拡大を図る。

 これも話題になりましたね。今や飛ぶ鳥を落とす勢いのアップルが、配当を再開したというニュース。これも多くの人は単純に「ふ~ん」とか「それはいいことなんじゃない?」くらいに受け止めるところですが、皆さんの視点は、「内部留保して再投資の原資にすることをやめたということは、目ぼしい成長が期待できる投資先が見当たらないのでは?」も合わせて気にしたいところ。株主の期待収益率に対する応え方をどのように変えたのかを説明できるとGoodですね。

 

◆M&Aに伴うのれん代

2012年6月11日日経新聞
M&A(合併・買収)で生じるのれん代の企業経営への影響が増大している。円高を背景に海外企業買収が相次ぐなど、案件の増加に伴いのれん代が膨らんでいるためだ。毎期の償却負担に加え、買収先企業の収益悪化で減損処理を迫られる事例もある。期間損益への影響を和らげようと会計処理を見直す動きも出るなど、のれん代への対処は重要な経営課題になりつつある。

円高もあって、いつになく日本でのM&Aが話題にあがることが多いですよね。それに伴い、見込みどおりに収益が伸びない時ののれん代負担が新聞をにぎわせることが多くなってきました。皆さんであれば、「のれん代とは何か?」ということだけではなく、経営への影響という視点まで持って記事を見れると経営者のお役に立てそうです。

 

◆シャープの大型工場の減損リスク

2012年3月15日ロイター
経営トップの刷新で大幅赤字からの転換を図るシャープだが、多くの難題が待ち構えている。最大の課題は、液晶パネル工場の減損リスクだ。~中略~堺工場では減損リスクが指摘されている。09年10月に投資額3800億円を投じて建設した巨大工場。資産価値は公表されていないが、市場の試算では、年間の減価償却額を500億円程度と見積もって現在およそ1800億円程度とみられている。これに対して仮に未稼働分の50%を減損するなら減損額は約1000億円。今期中に減損を決定すれば、過去最大の赤字がさらに膨らむ。

シャープの堺工場と言えば、最新の巨大工場として有名ですが、テレビ不振で減損リスクが指摘されています。これも内容の説明と共に、「なぜ減損リスクを計上しなければならないのか?」まで踏み込んで理解していると面白いです。

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怒7もいよいよ大詰め。そろそろ公開模試も気になってくるところですが、たまにはこうした試験の先、合格の先にあることも意識しながら勉強していくと面白さが増しますよsign03

それでは、今日はこの辺で。

by くれよん



みなさんこんにちは。アンドロメダです。

公開模試を今月末に控え、勉強の進み具合はいかがでしょうか?1次試験まであと2ヵ月です。苦しいのはみんな一緒ですが、栄光を手にしてきた人はその中でもやりきった人たちです。ここは腹をくくって、最後まで走り切りましょう!!

長かった怒涛の7週間もとうとう最終週になりました。私にとって中小は最後まで友達になれなかった科目です。それでも「ペンキを塗るように」すり込むように覚えました。今回は「施策」についてお話をしようと思います。

「施策」のポイントはただ1つ。

「頻出論点を上から順につぶせ!!」

「施策」の分野ほど傾向がハッキリ出ている分野はないのではないでしょうか?頻出論点から順番に覚えていきましょう!

<出題回数順 頻出論点(回数はH13~H22のデータ)>
(10回)

中小企業基本法

(9回)

 中小企業新事業活動促進法
中小企業組合制度

(8回)

 下請代金支払遅延防止法
※ 当然出題されるものと思われていましたが、H23は出題されず…

(5回)

小規模事業者経営改善資金融資制度(マル経融資)制度
高度化事業
中小企業に適用される税制

(4回)

 新創業融資制度
政府系金融機関
流動資産担保融資保証制度
小規模企業設備資金制度

(3回)

中小企業倒産防止共済制度
信用補完制度(信用保証協会)
地域イノベーション創出研究開発事業
中小企業支援法
中心市街地活性化法
JAPANブランド戦略展開支援事業
小規模企業共済制度
中小企業地域資源活用促進法
中小ものづくり高度化法

(2回)

 農商工等連携促進法
中小企業知的財産啓発普及事業
中小企業投資育成株式会社
セーフティネット保証制度
セーフティネット貸付制度
第三者保証人等を不要とする融資制度
ベンチャープラザ
商店街活性化専門指導事業
中小企業退職金共済制度

いかがでしょうか?ここまで挙げてきただけでも、かなり基本的な論点は網羅されているのではないでしょうか?ここまでハッキリ傾向が出ているので、あとは順番に潰していくだけですよね。

<覚え方のポイント>
過去記事が優秀すぎて私自身が申し上げるのもおこがましいのですが、押さえるのは以下の項目に集約されると思います。

  •  基準法(根拠法)
  •  目的
  •  出資者(実施機関)
  •  貸付(融資)してくれる機関とその限度額
  •  貸付(融資)期間
  •  貸付(融資)条件 etc

覚え方は、似たような制度・法律を対比して覚えるのが一番いいかなと個人的には思います。詳細はまた次の機会に。

By アンドロメダ



【追加事項(6月11日23時)】
添付ファイルについて、民間調査の図表の過去出題実績はそれほど多くないため、白書の趣旨を知るための参考程度とし、 公的な統計図表の方を優先してください。説明不十分でした。お詫び申し上げます。

 

訂正です!(6月15日1時)】
添付ファイルのうち、「第2部経済社会を支える中小企業-1」の第2-1-18図のサブタイトルに含まれる数値が間違っておりました(正しくは9%)。
平成24年3月2日発表の白書訂正(←PDFです)を反映しておりませんでした。
下記の当該ファイルを差し替えましたので、こちらをご使用ください(訂正箇所を赤字にしています・・・2-1-18図の1箇所のみ)。
私の確認不足によるものです。ご迷惑をおかけして誠に申し訳ございませんが、当該部分の差し替えをお願いいたします。
なお、下記ファイルには含まれませんが、中小企業庁HPの白書html版に掲載されている、「第3-2-21~23図」のグラフには上記の訂正が反映されていませんので、ご注意ください。PDF版の方には正しいグラフが掲載されています。
中企庁には、html版とPDF版の不整合について確認します。

→【6月19日11時現在】
第3-2-21~23図」について、中企庁HPのhtml版も正しいグラフに修正されました。html版を使っていた方は同図表につき再確認ください。
ただし、出典資料名と注記がグラフに付されていません(修正モレ)のでPDF版も併せてご参照ください。 

 

こんにちは。こぐまです。

怒涛の7週間、ついに最後の科目に到達ですね。

この後は息をつく間もなく一次模試。
道場で以前から申し上げているように模試を本番と見据えて、完成答練が終わってからも休むことなく7科目の磨き上げに邁進してください。

さて今週は中小ウィークです。
恒例のデータ分析は、この記事をご覧ください。
中小については、他科目とは異なりこれからが勝負です。詰め込めるだけ知識を詰め込んでいきましょう。

もちろん、後回しにすることなくこの1週間は中小だけに専念して、「ペンキ塗り型」学習で完成答練は7割以上を狙ってください。
それにより、模試、本試験に向けて正解力が底上げされていくはずです。

 

◆2011年版白書のポイント◆

本日は前半の「中小経営」、つまり白書についてです。
昨年のこの記事この記事に倣って、2011年版の中小企業白書を何度か読み、全図表320個のうち、重要と思う約90の図表を抜粋して簡単にポイントを付記しました。
ちょっと多すぎましたかね。

絞り込むことも考えましたが、あえてそうせずに、少しでも多くの図表をつらつら眺めるための材料にしていただければと思い、大量のデータをそのまま残しました。

次の5つのWordファイル、ご自由にダウンロードしてください。
その際、「持ってくよ」コメントをここに残していただけるとありがたいです。

第1部最近の中小企業の動向

第2部経済社会を支える中小企業-1 (←第2-1-18図を訂正しました)

第2部経済社会を支える中小企業-2

第3部経済成長を実現する中小企業-1

第3部経済成長を実現する中小企業-2

なお、付記した解説はあえてベタ打ちのままです。
ご自分で重要と思う部分を強調するなり色を変えるなりして使っていただけると嬉しいです。

何度も見直して気をつけたつもりですが、もし間違いがあればご指摘ください。

——————————————————————————————–

今回の白書の内容を大掴みすると、重要なポイント(白書の趣旨、主張したいこと、知ってほしいこと等)は次のようなことだと思います(第2部と第3部)。

・中小製造業の位置付けと課題
・中小小売業、とりわけ商店街の現状と取組み、今後の課題
・金融対策(景気対応緊急保証制度、セーフティネット貸付・危機対応貸付、中小企業金融円滑化法等)の実績と効果
・中小企業の構造的課題(事業引継ぎ、事業再生、地域密着型金融)
・起業と転業の現状と意義、課題
・労働生産性の向上のための課題と支援
・国外からの事業機会の取り込み

特に、商店街、構造的課題、起業・転業、労働生産性は、今回の白書の目玉となっているように思いますので、関連する図表をできるだけ把握しておきたいところです。

白書の図表を完璧に覚えることは不可能ですし、同じ図表でも切り口や時間軸などを変えることで、いくらでも難易度を上げることができてしまいます。

それに対抗する唯一の方法は、
・受験校の答練や模試、スピ問などを繰り返し解いて
同じ図表を何回も参照することにより、
図表に対する感覚を磨いていくことです。ペンキ塗りです。

自然と何回も参照する図表が、つまり出題の可能性が高い重要なものです
受験校が考えに考えて選び出し出題している図表ですので、解答解説を熟読して各図表の勘どころをつかむようにしましょう。

添付のまとめにはカラーの図表をつけていますので、印刷して通勤時などの隙間時間に眺めて、少しでも多くの気付きを得る一助にいただければ幸いです。

by こぐま



こんにちは、ふうじんです。「怒7」も残すところ2科目、そろそろ

登り坂 登り切ったら 下り坂

と実感する方が出始める頃でしょうか。

詳しくはまた機会改めますが、(1次)合格手応えを得た後の下り坂学習(=合格レベル学力の維持)は非常に簡単。だって、

登り坂学習=いちいち考える=結構大変
下り坂学習=考えずに作業=楽勝

 の法則は、1次・2次とも共通だから。とはいえ「経営」「財務」が配点100点なら、「情報」「法務」も同じ100点。手綱は緩めずがっちり得点推奨。

 

■過去記事勝手にベスト3■

【1位】
試験に出る所から順に、確実に覚える。
【法務】会社法攻略に近道なし (機関設計・組織再編)

【2位】
次いで全体感を描き、論点をその中にプロット。ここが実力差。
【法務】橋げたの骨組みをがっちり作ろう

【3位】
直前知識詰め込みで得点期待値ググィっとUP。
【法務】養成答練直前チェック
経営法務:暗記方法を使い分ける!

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■過去記事使って論点整理■

論点別は前回作成済なので、今日は得点すべき優先度順で整理。

□まずは学習効率UP~点になる所を覚える□

<出題傾向・データ分析>
【法務】データから見る傾向とケイコ (H23)
【法務】データ分析 (H22)
経営法務:データ分析による傾向と対策 (H21)
経営法務は難しくない! むしろ安定科目!
【法務】現場対応力って何?

<横串・タテヨコMTX暗記法>
法務は基軸とストーリーで戦う
★当ブログ最大閲覧数★ 串刺し暗記術:経営法務編
経営法務テキストの出来が良い理由

<問題集活用で得点力UP>
経営法務:緊急得点UP策(初・中級)
経営法務:緊急得点UP策(上級)
【法務】法務とAway
【法務】過去問の回し方・ビジ法問題集の活用
【法務】過去記事使って論点整理
【数の力】四択vs二択
禁じられていない裏技 (中) (問題集は答えから読む)

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□ABランク~必ず覚え、確実に加点□

<会社法>

【法務】養成答練直前チェック (会社法用語穴埋め)
経営法務:機関設計・役割は書いて覚える (機関設計)
会社法機関設計覚えちゃいましたか? (機関設計)
【法務】機関設計を効率よく覚える (機関設計)
【法務】会社法攻略に近道なし (機関設計・組織再編)
経営法務:組織再編は「出尽くし感」 (組織再編)
資本金1億円以下?それとも5億円未満?  (中小とリンク)

<産業財産権>

【法務】養成答練直前チェック(産業財産権用語穴埋め)
【法務】知財のキホンを再確認 (産業財産権用語一覧)
【法務】「身近なところ」から特許を理解しよう
産業財産権から法務全体を俯瞰する (共通点と差分で暗記)

<ABランクおまけ~ケース問題対策>

経営法務の3×3(初学生向け)
【法務】ケース問題を打破する図解術
ドキュメント2009/8/9法務+α (ケース問題ミニドラマ)

.

□Cランク~どこで間違えさせたいか□

【法務】最終チェック&応援メッセージ (民法)
【法務】身近な話題で独特の言い回しを学ぶ (民法)
試験の費用対効果は低いが、色々と知っておきたい民法 (民法)
【法務】原理原則の理解で法務を攻略 (民法)
【経営法務】中小企業の武器を研ごう (時事問題)
超超直前スペシャルウィーク:経営法務 (倒産法制)

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□DEランク~稀出論点□

【法務】英文契約問題を取りに行く

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■番外その1:ケース問題の傾向と対策■ 

まずはこの記事必見。

ドキュメント2009/8/9法務+α (ケース問題ミニドラマ)

ここ1~2年、やや影を潜めた感のある「ケース問題」。過去3年間の出題傾向はこちら。

 Now printing

見ての通り、ケース問題は、

・主要論点に限り出題。
・読む・解くのに時間かかるけど、時間かければ確実に正答可能。

法律学は極めて体系的・論理的な学問(⇔「中小」と真逆)。出題側の心理を考えれば、時間さえかけて論理的に考えれば、必ず正解になるように作問するのは当然。

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■番外その2:診断士に求められる法律知識レベル感■

まずH23年度第6問に注目。

甲 氏:「そういえば、こんな書類が昨日来たんだよね。」
あなた:「えーと、Aさんが持っている御社の株式をBさんに譲渡したいから承認して欲しい……。株式の譲渡承認請求の通知ですね。」
甲 氏:「うん。そうなんだよ。この譲渡人って書いてあるAさんは、元々はうちの取引先だったんだけど、20年近く前に店を閉めてしまってね。その後もずっとうちの株を持っていてくれていたんだけど、もうさすがに譲渡したいということのようなんだ。株主が他の人に交代するのは仕方がないか なとは思うけど、ただ、今回来た書類に書いてあるBさんという人は全然知らない人だから、不安なんだよね。」
あなた:「もし、Bさんが株主となるのが、御社では好ましくないとお考えなら、今回の譲渡を拒否することもできるはずですよ。」
甲 氏:「そうなの、どうすればいいの。」
あなた:「えーと、確か、拒否するんだったら早いうちに回答をしないといけないはずで、回答しないと認めたことになってしまうと思いますよ。私も細かいところまでは分かりませんので、弁護士を紹介しますから、すぐに相談に 行かれてはいかがですか。」
甲 氏:「ありがとう。早速相談に行ってみるよ。

この試験を短期卒業する一つのコツは、題意(出題者の意思)に忠実に従うこと。彼ら法律のプロ(出題委員)が、

中小企業診断士に期待している法律知識はこの程度↑。

そう考えると、この科目にムキになって時間費やすのは少々非効率かな?と肩の荷が下りた気がするはず。

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■今日のまとめ■

 ・「怒7」は一週間一科目集中。でもそろそろ学習ピークを越えた感。
・ケース問題は基礎知識+解釈時間で差がつくB~Cランク得点源。
・診断士に深い法律知識は期待されてない。それならそれなりに対応。

byふうじん

 

 



こんにちは、ひめです

最近、会社で日東紅茶のバラエティパックの紅茶を飲んで、束の間のほっと一息・・・というのがマイブームです。1日3杯とか、飲みすぎ傾向!?

 

さてこの時期、3月期決算の会社にとっては株主総会シーズンかと。

これは基準日制度の関係から(決算日を基準日に設定する慣例により、基準日の有効期限が3ヶ月以内と定められていることによる)、6月後半までに定時株主総会を開催する必要があるためです(124条2項)。※wikipediaより。

このシーズンに定時株主総会を行う会社は、ちょうど召集通知Q①いつまでに告知が必要?)を発送・お届けした頃でしょう。
私のようなIR担当にとって、定時株主総会は年に1度の大イベント。

四半期報告書を提出して(Q②提出義務のある会社は?いつまでに提出?)ほっとしたのもつかの間、
事業報告Q③保存義務はあり?備置はいつから?)の作成や、想定問答を作って経営者と確認、株主優待の準備、当日の段取り・ロジ周りの調整etc.・・・とやることが盛りだくさん。
アドレナリンが出まくる時期です(笑)。受験生の経営企画室・IR担当のみなさん、仕事と勉強の両立がしんどい時期ですががんばりましょう

Ans.
Q①公開会社は2週間前まで(短縮×)、株式譲渡制限会社は1週間前まで(取締役会設置会社は短縮×。不設置会社は定款に定めれば短縮可能)

Q②主たる提出義務者は上場会社。提出期限は四半期経過後45日以内。

Q③ 事業報告の保存義務はなし。保存義務の必要な書類は、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、個別注記表、付属明細書。
これらの計算書類等の備置 は、定時株主総会の1週間前~(取締役会設置会社は2週間前~)、本店に5年、写しを支店に3年備置が必要。

 

 

 

さて経営法務WEEK、3代目執筆陣〆のエントリーは、会社法の機関設計について触れていきます。を~の分析からも出題率の高い領域です。

 

1.会社法の機関設計

どんな会社にどんな機関が必要なのか、いっこいっこ覚えていくのって、しんどい作業ですよね。下表のようなものを作って覚えている方も多いのではないでしょうか。

 

私は、下記のような順番で表を埋めていってました。

1.会社法における絶対的必要機関は株主総会と取締役。
・・・下表の黄色の部分を全て○にする

2.公開会社、監査役会設置会社、委員会設置会社は、取締役会が必須。
→取締役会設置会社は、原則、代表取締役と監査役が必須(★)。
・・・下表のピンク色の部分を○にする

(★株式譲渡制限会社かつ取締役会設置会社かつ大会社以外の会社では、監査役または会計参与のいずれかの設置が必須)
・・・下表の★の部分は、どちらかを設置すればOKということなので注意。

3.大会社、委員会設置会社は、会計監査人が必須。
・・・下表の水色の部分を○にする。

4.会計監査人を設置した場合、監査役も必須(委員会以外)
・・・下表の矢印のとおり、会計監査人の部分で○した所は、監査役の所も○にする。

5.監査役会は、大会社かつ公開会社で必須。
・・・下表の黄緑色の部分を○にする。

6.小監査役(会計に限定)は、譲渡制限会社のみ設置可能。だが、監査役設置会社および会計監査役設置会社は設置できない。
・・・表中には記載してませんが、よく問われる論点なのできっちりここで覚えておく。

その他.
・・・表中のグレー部分は表記のとおり。

ということで、上記の結果埋まったところ以外を「△=任意」として埋めます。

覚え方に苦しんでいる方へ、少しでもヒントになれば嬉しいです^^

 

この時期は機関設計表を自分で作ってみて、全部埋められるかどうか、人に説明するつもりでやってみると理解が深まると思います。

過去問の回し方・ビジ法問題集の活用について、ご興味ある方はこちらをドウゾ。

 

一次試験まで約2ヶ月、そしてT○Cの一次模試まで3週間。7科目を回していくのは大変ですが、まずは出題確率の高いABランクの領域を中心に、記憶のおぼろげな所をクリアにしていきましょう。がんばってくださいね

 

by ひめ

 

 



みなさんこんにちは!コニケンです。
昨日は金星の日面経過でしたが、見られましたか?私は、オフィスが吹き抜けになっていて、天井がガラスなので、お昼休み中に何とか見ることができました。先月の金環日食と二回とも天気がイマイチの中、両方とも見られたので、本当にラッキーだったと思っています(これで今年の運を使い果たしていなければいいですが…)

さて、怒7もいよいよラスト二週。私は、来週の中小の投稿はお休みなので、怒7としてはこれが最後の投稿です。みなさんは、一次試験の申込みも終わり、おそらく今月末の一次公開模試に向けて、ラストスパートをかけていることだと思いますが、ストレート生はまずここで420点をしっかりと取ることを目指しましょう!もちろん、本番同様、どの科目も40点切ってはいけません。

以前も書きましたが、私にとっては、今週のテーマである経営法務は長い間苦手意識を持っていました。ただ、たとえコンスタントに60点に到達しなかったとしても、とにかく40点を切ることだけは絶対に無いように対策を打っていました。

それが、今日のテーマである「知的財産権」の分野でしっかりと稼いでいくことです。月曜のをーさんの分析通り「知財は比較的易しい問題が多いので、取りこぼさない」の通りです。そこで今日は、知的財産権に関わる「絶対に落とせない論点」をズラッと並べてみました。主に5つの権利:特許権、実用新案権、意匠権、商標権、著作権について書きます。すでに講義等で学習されているとは思いますが、全体を通して以下のポイントをこの場で改めて確認してください
・(権利取得の)目的
・保護対象
・登録要件
・審査方式
・譲渡
・出願公開
・存続期間

まずは「特許」を正確におさえることです。もちろん、出題頻度もダントツです。実用新案と意匠は特許と共通する規定が多いですが、特許の「ベース」を作った上で、特許との違いを意識しながらまとめていきましょう。
今日はポイントを箇条書き風に書きますので、頭に入っているかどうか、一つ一つチェックしてみてください。入っていないものは、是非もう一度テキストで要復習です!

 

●特許権
・目的:発明の保護及び利用を図ることにより、発明を奨励、産業発達に寄与

・発明とは「自然法則を利用した技術的思想の創作のうち、高度のもの」

・発明を公開させる代償として、独占権を付与して保護を図る

・医薬、コンピュータプログラムも発明に含まれる

・発明者:発明を完成させた者のことであり、特許を受ける権利が発生

・登録要件:主に以下の4つ
産業上利用できること
新規性があること(まだ公然と知られていない、実施されていない)
進歩性があること(容易に予測できない、発明の寄せ集め、置き換えではない)
先願の発明であること=最初に出願したもの

・新規性喪失の例外:公表日から6月以内に書面を特許出願と同時に提出し、かつ出願日から30日以内に証明書面を提出

・出願しただけでは審査は行われない。審査請求によって初めて審査が行われる。原則、誰でも請求できる

3年以内に審査請求がない場合、取り下げたものと見なされる

・出願日から1年6月経過すると、強制的に公開される

・第三者が業として発明を実施した場合、補償金の請求が可能

・存続期間:登録により発生し、出願の日から20年存続する

・権利の効力:業として特許発明を独占的・排他的に実施できる

・特許無効審判は誰でも、いつでも請求可能

・実施権(=他人に発明を利用させる権利)
専用実施権:設定した範囲において、発明を排他独占的に利用できる権利。設定登録が必要。特許権者も自己実施不可
通常実施権:定められた範囲内で範囲を実施できる権利。独占性はない。設定登録は任意。

先使用権:同一の発明で、他人の出願よりも先に実施している者に認められる無償の通常実施権。特許法、実用新案法、意匠法は同じ規定で、商標法のみ先使用の商標が広く需要者に認識されている(周知性がある)ことが必要

職務発明:企業の製品開発の一環によって生まれた発明

・特許を受ける権利は、発明者である従業者にある。使用者(企業)は無償の通常実施権をもつ

・企業が特許を受ける権利を承継した場合、従業者は相当の対価を受ける権利を得る
●実用新案権
・目的:考案の保護

・考案:自然法則を利用した技術的思想の創作

・特許と違い、高度である必要はない

物品の形状・構造・組み合わせに限られおり、方法・プログラム等は除外

・必ずモノと結び付くため、図面の添付が必ず必要

メリット(主に特許に対して)
1.早期に権利化できる(出願後約4~6ケ月)。
2.権利化されるまでの費用が安い
3.不安定であっても権利として登録されるので、第三者に対する牽制、製造販売の優位性が得られる
4.実用新案として登録された後でも、特許出願に変更できるから、とりあえずは費用が嵩張らない実用新案として登録を受け、事業化のメドがたった後に特許出願に変更し、特許化を図ることができる。

デメリット
1.権利が不安定で、権利の存続期間が短い
2.権利行使に際し、手続きが複雑である
3.権利を行使し、相手方に損害を与えた場合には無過失賠償責任を負うことがある。

・実体審査は行われない(無審査主義

・出願があったときは原則として登録される。登録料を出願と同時に納付

・実用新案権を行使する場合は、実用新案技術評価書の提示・警告が必要。

・実用新案技術評価書:出願された考案の新規性・進歩性等の評価が記された書類

・存続期間:出願の日から10年間有効

・実用新案登録出願から3年以内であれば、特許出願を行うことが可能

・特許出願された場合、存続期間は、実用新案の出願日から20年

 

●意匠権
・目的:意匠の保護及び利用を図ることにより、意匠の創作を奨励し、産業の発達に寄与すること

意匠物品の形状(構造ではない)、模様、色彩またはこれらの結合であって、視覚を通じて美観を起こさせるもの。

物品と結び付いていること・形態を有していること・工業上の利用可能性があること

創作性がある(=容易に創作できないこと)が必要となる

図面の提出が必須

・出願公開制度、審査請求制度はなく、すべての出願が審査される

・存続期間:登録日から20年

・登録意匠に類似する意匠にまで効力がおよぶ

 

●商標権
・目的:商標の保護により、商標使用者の業務上信用を維持

・商標:文字、図形、記号もしくは立体的形状やこれらの結合。事業者が「商品」または「サービス」について使用するマーク

・動くものは保護対象とならない

・機能:出所表示(自他識別力)、品質保証宣伝広告

・「創作」という概念が無い

登録主義

・登録要件:自他商品、サービス識別力を持つこと

・不使用取消裁判:3年以上国内において使用されていない登録商標の取り消しの審判を請求

・類似商標にまで権利がおよぶ=商品、サービスの出所について、誤認や混同を生ずるおそれがある状態

禁止権:自身は使用できないが、類似する範囲内で他者の使用を禁止できる権利

・存続期間:登録から10年

職務制度はない

 

●著作権
・目的:文化の発展

・著作物:思想または感情を創作的に表現したもの文芸、学術、美術、音楽etc

著作者人格権:一身専属的な人格的利益を保護する権利。譲渡・相続できない。公表権、氏名表示権、同一性保持権(勝手に内容や題名を変えないこと)

・著作権を侵害する者または侵害するおそれがある者に対して、その侵害の停止または予防を請求することができる

著作財産権:他人に勝手に使用されることを禁止し、著作者の経済的利益を保護。複製権、上演権等

著作隣接権:実演家(歌手等)、レコード製作者、放送事業者に認められた権利。著作物を「伝達する」者たち

・著作人格権を有するのは実演家のみ

・存続期間:効力発生(創作時)から著作者の生存中および死後50年

先使用という概念が無い

無方式主義:創作と同時に権利が発生

・私的使用はOKだが、企業活動が絡めば著作権侵害となる

・プログラムのバックアップコピー、修正・改良はOK

・職務著作は、原則として、はじめから企業が著作者となる

・不動産は意匠法では保護対象ではないが、著作権法では建築の著作物として保護対象となる
【具体例】ソニー「AIBO」に関わる知的財産権


それでは具体的な製品で各権利のポイントを見ていきましょう

<特許権>
・ポイント:AIBOに付いている様々な機能の一つ一つに特許権が成立している(一つの製品に一つの特許権、というわけではない)

ちなみに、【特許請求の範囲】を一部抜粋すると、こんな感じです。これ、途中を省略していますが、一つの文章です。日本語としては分かりにくい(?)ですが、権利が及ぶ範囲を広げるためには、このように羅列みたいになるのは仕方ないことですよね。。

(請求項1)
少なくとも4本の脚部を備えたロボット装置において、装置本体の姿勢を認識し、認識結果を出力する姿勢認識手段と、上記姿勢認識手段の認識結果に基づいて、上記装置本体が、少なくとも右方向転倒姿勢又は左方向転倒姿勢のいずれかの転倒姿勢になったことを判別する転倒判別手段と、上記転倒判別手段により、・・・(中略)、、正常な姿勢へ復帰させる制御手段とを有することを特徴とするロボット装置。

<意匠権>
・ポイント:「パッと見」でAIBOと似たようなロボットを他社が出した場合、たとえ技術的なアイディアが全く異なっていたとしても、意匠権の侵害になる=類似製品にも権利の効力が及んでいる

<商標権>
・ポイント:たとえAIBOそのものではなく、類似するネーミング(例えば「アイボォ」)も商標権侵害になる

<著作権>
・ポイント:製品のマニュアルの説明文を真似すること、またAIBOを制御しているコンピュータプログラムを他社が買ってにコピーして製品に組み込んだら、著作権侵害になる

<不正競争防止法>
・ポイント:たとえロボット型おもちゃではなく、スニーカーのような全く無関係の商品にAIBOというネーミングが付いた場合でも、不正競争防止法に違反するとして、そのスニーカーの販売を差し止めたり、損害賠償を請求することができる(非類似商品であるため、商標権は権利範囲外)

 

最後に、今週の経営法務とは関係ありませんが、次週の中小企業経営の先取りということで、6/3日経新聞朝刊に掲載されていた記事を紹介します。ただテキストを読み込むだけでなく、是非新聞・雑誌等でこのような記事に目を向けてみてください。(もちろん、私もしっかりと目を通していますよ!)
日経新聞より
~下請けいじめ高水準~
■中小企業庁は2011年度の下請代金支払遅延等防止法(下請法)の取り締まり結果をまとめた。代金の減額や支払い遅延など悪質な企業305社に対して、総額7億円の返還を指導した。取り締まりを強化した前の年度の10億円よりは減ったが、依然として高い水準で推移している(以下略)
それではラストスパート頑張ってください!心から応援しています

byコニケン
●参考文献
眞島宏明著「これからはじめるやさしい知財入門」日刊工業新聞社



いつかできることは、すべて今日でもできる。
(ミシェル・ド・モンテーニュ)

みなさん、こんにちはうちあーのです。

昨日で1次試験の申し込みが締め切られました。昨年は21,145人の申し込み(うち受験者は15,803人)がありましたが今年はどうなったでしょうか。
いずれにせよ、役者が出揃いました。あと残り60日は1日、1時間を大切に集中していきましょう!

怒7も残すところあと2科目。今週は法務WEEKです。
3月26日の記事では、橋げたの骨組みをがっちりと作りましょう、というお話しをしました。

完成答練前の1週間は、この骨組みにしっかりと肉付けをして橋げたを完成形に近付けていく時期になります。
橋げたの完成には、各論点の知識を確実に身につけていくことが大事ですが、残念ながらそれだけではなかなか得点に繋がりません。
なぜなら、過去問から明らかなように、本試験ではケース問題複合問題がほとんどであり、持っている知識をそれぞれのケースに当てはめたり、組み合わせなければ答えがでないからです。
これらの問題に対して正答を導き出すためには、現場対応力が必要だとよく言われます。

◆現場対応力って何?◆
「現場」とは本試験会場、「対応力」とは目の前の問題に対し、頭の中にある知識を適切に組み合わせたり類推したりして応じる力、という風に考えます。この力、言うは易しですが実際に磨くのはとても難しいです。理由は2つ。

まず、本試験会場の独特の雰囲気と緊張感は本試験でなければ経験することができないから。当然のことながら、今年初めて1次試験を受けるストレート生にとっては、本試験の現場を事前に経験することはできません。
対策としては、完成答練や模試の場を利用して出来る限りガチ本番モードで臨むことが肝要です。他社模試会場受験で数多く受けることでアウェー感に慣れておくのも良い方法です。
この点、受験経験のある複数年受験生は圧倒的に有利。本試験の現場を既に知っていることはそれだけで大変貴重であり、本年度の受験に最大限に活かしたいものです。具体的には、過去の本試験問題を引っ張り出して残されたメモなどを確認しながら、設問ごとにどのような対応をしたのか、どうすれば60点以上を取ることができたのか、今の直前期に何をすればよいか、を徹底的に分析・追究することで現場対応力を高めることが可能です。

もう1つの理由は、問題そのものの性質上、どんな問題が出るかの予測がつかないから。ケース問題にしても複合問題にしても、ストーリーの状況設定や使う知識の組み合わせは無限なので対策が立てづらいところに難しさがあります。
対策としては、各論点・各知識をテキスト通りに丸暗記するだけではなく、それぞれの特徴、長所・短所、類似点・相違点を様々な切り口比較したり、纏めたりすることで引き出しを増やしておくトレーニングが必要です。

ここまで、現場対応の難しさとそれを克服するための対策を述べましたが、ここでH23年度本試験の現場対応の実例を一つ示したいと思います。
特に、本試験経験のないストレート生に少しでも現場の具体的なイメージを持って頂ければと思います。

◆現場対応~うちあーのの場合◆
まずはH23年度本試験の結果データから。

得点  :71点/100点
Aランク:16点/ 16点(得点率:100%)
Bランク:30点/ 38点(得点率: 79%)
Cランク:25点/ 33点(得点率: 76%)
Dランク: 0点/  13点(得点率:   0%)
Eランク:該当なし

※ランクはTACデータリサーチによる。全体のデータ分析については昨日のを~の記事を参照願います。

Dランクは見事全滅の3タコ。その一方でAランクは4打数4安打と取りこぼさず素点を固め、天下分け目のCランクで合格ライン越えしました。全24問ですが、ここではその中で合否のポイントとなったCランクに絞り、現場でどのように対応したかを列挙します。

第1問
・毎年第1問はいやらしい問題が出ていることもあり、最初の全体俯瞰&難易度判定時に△マークを付け解答は後回しに。
・◎および○マークを解き終わった後、中盤くらいにこの問題に着手。
・エの「現物出資の総額650万円を500万円まで減額し検査役の検査を不要にしよう」というのは基本論点に合致。
・アは聞いたことない、イはDが利害関係者だからありえない、ウは「A、B・・・の検査が不要になれば」の前提条件が意味不明なので×。
・よってエ。→正解
※利害関係などの常識を考慮すれば、選択肢が絞れることが多々ある。

第2問
・これも登場する企業数が多く、利害関係を整理するのが大変そうだから△マークで一旦後回し。
・B社はX社に対する債権がY社に移るので、当然債権者保護手続きが必要。
・アかウに絞られる。
・C社の記述は読む必要無し。時間短縮。
・「承継会社の債権者は常に債権者保護手続きが必要」との知識が曖昧で、結果アを選択。→不正解
※不正解だったが、時間を短縮できたことが収穫。

第4問
・難易度判定は、見た目厄介そうだったので△。
・着手時に「一見難問そうだけど実は単純、といった問題は過去問でもあったなぁ」と考えた。
・ごちゃごちゃと数字が並んでいるけど、要は民事再生と会社更生の可決要件を聞いていることに気付き、サブノートに纏めていたこの表を頭の中で引っ張り出す。

・ピンポイントでエを選択。→正解
※どの知識を使うかを判断し、引っ張り出すことができれば効果的に得点できる。

第5問
・穴埋め問題、選択肢の構造も単純なので○マーク。
・「あなた」の第2発言「本当は会社法上の機関ではないのに」及び第3発言「法律上にこれといった根拠があるものではなく」に着目。
・会社法上の機関である「執行役」はAにもBにも入らないと判断し、アを選択。→不正解
※第2発言「本当は会社法上の機関ではない」のは執行役そのものではなく営業本部長のことらしいが、この日本語が本試験中には理解できなかった。

第6問設2
・知識問題っぽいので○マーク。
・会社法上の意思決定機関を纏めたサブノートの表を頭の中で引っ張り出す。

・譲渡制限株式の譲渡による取得の承認機関は、取締役会設置会社の場合取締役会であることから類推しエを選択。→正解

第8問
・過去問で類題があったのを思い出し、○マーク。
・商標の国際登録関連で、パリ条約とマドリッド協定が記憶に残っていた。

・パリ条約は相当古く、各国にて申請を出さなければいけないものであった。
・2者択一の消去法でウを選択。→正解

第11問
・TACが常にマークしていたウィーン売買条約に関する出題なので○マーク。
・アの記述が正しいことがピンポイントで分かった。→正解
・念のため他の選択肢も流して読んだがどれも正解ではなさそう。

第16問
・新興株式市場に関しては、新ジャスダック絡みで出目中の出目。◎でもよいが見慣れない形式だったので○マーク。

・2009年でグラフが終わっている③がヘラクレスなので、イかウ。
・マザーズと比べて規模的に大きいジャスダックが①であろう。
・②は1999年から始まっているのでマザーズであろう。
・よってイを選択。→正解

◆まとめ◆
繰り返しになりますが、現場対応力とは「本試験会場において目の前の問題に対し、頭の中にある知識を適切に組み合わせたり類推したりして応じる力」と定義しました。
また、前提条件として「試験時間内で」ということが加わりますので、解答プロセスの固定化やタイムマネジメントの確立がなされていれば、より現場対応力を発揮しやすくなります
これらを踏まえて、本試験で現場対応力を発揮するために今からできることを洗い出しを行い、今回のまとめとしたいと思います。

(今からできること1)
完成答練や模試の場を利用して出来る限りガチ本番モードで臨む。
(期待効果1)
現場の緊張感を疑似体験しておくことで、本試験での解答プロセスやタイムマネジメントを確立できる。

(今からできること2)
他社模試を会場受験で数多く受ける。
(期待効果2)
アウェーの状況に身を置くことで、普段と異なる状況や出題形式等に慣れ、また不測の事態への心構えもできる。

(今からできること3)
複数年受験生は、過去に受験した本試験問題を引っ張り出して当時の現場対応がどうであったかを分析・追究する。
(期待効果3)
当時と現段階の自分の現場対応力、解答プロセス、タイムマネジメントを検証でき、本試験までに改善するチャンスがある。

(今からできること4)
過去問での頻出論点、法改正等があり旬な論点をオリジナルの串刺しマトリクス等を使って纏める。
(期待効果4)
複数の知識・論点を組み合わせたり比較する練習になり、また本試験での引き出しが増える。

(今からできること5)
答練や模試で間違った問題、自分が弱点だと思う論点・知識を纏める。
(期待効果5)
上記4と併せて、本番までの暗記ツールにするとともに、本試験会場でのファイナルペーパーとなる。

ふうじんがこの記事■科目別暗記の仕方を使い分け ~状況対応能力■で示している通り、経営法務は主要論点を確実に理解する暗記方法が有効。ひたすらアウトプット⇔インプットを繰り返すのではなく、

アウトプット⇔整理(比較、纏め)⇔インプット

していくと得点に繋がりやすくなると思います。

=====

それでは、今日はここまで。

 

Ciao!
By うちあーの

 

 



こんにちは、を~です。

本日は6月4日、診断士1次試験の申し込み最終日です。
申し込みを忘れていたという方はさすがにいないとは思いますが、今回の受験をあきらめようかな~なんて思っていた方は、気が変わればソッコーで郵便局へGO!です(当日消印有効)。

 

さて、道場恒例の「怒涛の7週間」はいよいよラス2、「経営法務」へ突入です。
この経営法務ですが、情報・中小と合わせて暗記3兄弟なんて言われて多くの受験生が苦手意識を持っているようです。

ぼく自身は、仕事で与信管理をやっていたこともあるので債権回収や倒産関係の知識はあったものの、診断士試験の中でそれらが占めるボリュームはほんのわずか。
わずかでも親近感を持っていたという気分的なアドバンテージのおかげでアレルギーは起こさずに済みましたが、かと言って得意科目と言えるほどにもならず、、、という調子でした。

こんなぼくなわけですが、さっそく過去データから行ってみましょう。

 

■ データ分析
平成23年度の経営法務は、19問24マークの出題でした。

1)平均点・合格率推移

 

平成23年は、法務受験者にとってラッキーな年となったようです。情報ほどではないですが、それまでに比べて難易度が大きく下がりました。

まず平均点ですが、平成19年度以来4年ぶりに60点を超え、科目合格制度となって以降最高となりました。平成20~22に比べて6~7点も上昇し、それが反映して科目合格率も過去最高の23.3%となっています。科目合格率は平成21・22年度の実に2倍の水準です。

平均点は下がっているのに科目合格率は上がっている平成22年ですが、“やや簡単”な問題が増えてボーダー上の受験生が60点ラインをすり抜けることができた一方で、超難問が混入して極端な高得点者が減り、平均点が引っ張り上げられなかった・・・という現象が起こっているように見えます。

平成23年はその反動があったようですね。

 

2)難易度推移

 

マーク数ベースで、Aランク問題は若干減ったものの、Bランク問題が大きく増加しました。A・Bランク問題だけで出題の過半数となっています。

また、C・Dランク問題は平成22年とほぼ同数ですが、Eランク問題が姿を消しました。

この易化傾向により、”最低限の勉強”だけをしていた受験生にとっても科目合格の可能性が高まり、同時に”けっこう勉強した”受験生は大きな貯金を作ることができたと思います。
A・Bランク問題を落とさずCランクを半分確保できれば、それだけで70点オーバーです。
それをやるのが難しい、っていうとそれもそうなんですが

さて24年の傾向は、この水準を維持してくれるのか、それとも反動の揺り戻しで再難化するのか。
非常に気になるところですが、もうちょっと詳しくデータを見てみましょう。

 

3)分野別出題数推移

皆さん充分ご存知の通り、会社法と知財からの出題が大部分を占めています。この3年程は、そうは言っても会社法と知財のウェイトが比較的低めだったのですが、平成23年度はマーク数ベースで7割を超えました(会社法10+知財7)。

第15問の英文問題については、内容はソフトウェアの仕様許諾ということで知財カテゴリに入れたくなるものの「英文」として「その他」に含めたグラフにしています。
また、過去数年ソレっぽいものが見当たらなかった独占禁止法からの出題もありました。
独占禁止法は、不正競争防止の思想とかぶりますし、この数年減少傾向であった知財カテゴリが一気に存在感を増しています。
wackyの予言が見事に的中!

一方で、22年23年と2年続けて3マークの出題があった倒産関連、20~22年の3年間で安定的に3~4マークの出題があった民法ですが、23年はいずれも1マークのみの出題でした。
倒産関連が大きく出題数を増やすことはちょっと考えにくい(増えても難問になるので差がつかない)ですが、民法は“契約・意思表示”、“債権と債務”、“損害賠償”、“使用者責任”など商事の根本に関わる重要な論点が多いので軽視はできません。

 

4)分野別難易度

過去7年分の出題をひっくるめて分野別に難易度を見てみると、A+Bランク問題は知財と民法の分野で比較的多く、会社法とその他では比較的少ないようです。Eランク問題はどの分野でもおおよそ1割程度の出題となっていますが、Dランク問題は知財と民法には少なく会社法とその他で多く出題されています。

会社法ですが、論点が複雑だというのが難易度を高くしている原因の一つです。
データとしては纏めていませんが、会社の種類、株式会社の機関設計、組織再編と事業譲渡、株式と社債、日本版LLPとLLC、、、こういった論点が場合によってはマトリクスで絡み合うため、複雑な問題が出題されたら内容を把握するだけでも一苦労です。

少数派の中で注目したいのは倒産関連です。
21年の3マークはいずれもCランク、22年はD・D・Eと比較的難問が続いていましたが、23年もCランクとなっています。23年の設問自体は単純なので、難問だったというよりは単に苦手・後回しにしていた受験生が多かったのかもしれません。
この分野は、ちょっと複雑にしただけで難易度がかなり上がるので、難問を追いかけようとせずに基本的な知識を幅広くヨコ串で押さえるのが吉です。

 


参考までに23年度だけのデータで分布を調べて見ました。
サンプル数が少ないので比率ではなくマーク数を横軸に採っています。

敢えて言うまでもないくらい、知財が得点源になりやすい分野であることが一目瞭然。
逆に深追いを避けたいのが会社法で、この年唯一Dランク問題が出題された分野です。

 

5)配点
前の章の冒頭に書いたように24題の出題でした。
気になるのは配点3点の出題があったということです。
ここ4年間は4点問題をベースに設問が少なければ5点問題もあり、という傾向でした。

前回、出題数が少なくても3点問題が出現したということは、分野と難易度を意識して調整しているということかも。
ということで配点ベースの分野別ウェイトも調べてみました。

 


当然といえば当然のことながら、大まかな傾向は変わりませんでしたが、
マーク数ベースでは4割を超えていた会社法が、配点ベースでは4割を下回っています。
22年に比べて会社法を増やしたものの、ちょっと急だったので配点は控えめにしてみたのかもしれません。

ただ、4点を見込んでいたのに3点しかなかった、ということは今後も十分にありえるので試験中の皮算用は慎重に

 

■というわけで対策
出題傾向としては、従来どおり会社法+知財が大きな柱です。今後も変わらないでしょう。

  • 知財は、比較的易しい問題が多いので取りこぼさない。
  • 会社法は、頻出論点はあっても出題の切り口を絞ることは難しいので、基本知識を丁寧に定着させる。(推奨記事
  • 「その他」カテゴリは得点源としてアテにしない

また、データからのまとめではありませんが、

  • 英文契約書・国際取引についてはアンドロメダのこの記事がgood practice!
  • ケース問題が多く時間がかかるので、ケースを手早く整理する訓練をしておく。

 

■ 最後に
話は法務と全然関係ありませんが、今年の1次試験案内を見ていて気づいたことがあります。
試験当日・会場での注意事項(P6)なのですが、去年までは⑤までしかなかったのに今年は⑥が追加されています。
場合によって途中退出を禁止することがあるというものですが、去年何かあったんでしょうかね?
「前の科目を早めに退出 → 最後の詰め込み」ができなくなるかもしれないので、前日までに最後のあがきを終わらせましょう!

法律を体系立てて学んだことのない人にとって、法律の知識というのはなかなかにとっつき難いものです。ぼくもそうでしたが、、、こういうのはイキオイが大事です。
出題傾向を押さえたところで、メリハリをつけて復習する!という気分になってきましたか?

本試験では易しい問題が必ず出題されます。
どの年、どの科目でも同じことが言えますが、基本知識で対応できる問題を取りこぼさないようにしましょう。
それでは今週の法務WEEKをお楽しみに。

以上、を~でした。

 

 



こんにちは、ふうじんです。
本日の「経済」完成答練お疲れ様でした。そろそろ、

1次7科目を今年どう通過するかの見極めがついてきた

iStockphoto,オフィス,スナップ,ビジネス,ビジネスマン,ぼやけた動き,上向き,事務員,人,大人,実業家,専門職,楽しみ,正装,男,男性,笑う,笑顔,職業,自信

頃でしょうか。

Aタイプ:「経済」を自分なりの理屈で理解し、予定通りの完成答練点数を収めた方へ。物事を理詰めで理解する能力は2次対策上非常に有利。よって狙う目標はずばりスト合格。当ブログに引き続き書かれる、

スト合格のため、何をいつまでにやるかの達成感

を今後とも目安にしていただければ幸い。

.

Bタイプ:「経営」から「経済」まで過去4つの答練結果が今一つという方へ。仮に1次7科目一発合格が難しいとしても、「情報」「法務」「中小」はこれから後半の暗記型学習が鍵を握る科目。

もし難化しても必ず60点確保する為に、本試験70点を狙い学習

アイデア,グッドアイデア,ひらめき,光,電球

することに気持ちを切り替えてみるのはいかがでしょう?

.

■気持ちの切り替え ~状況判断能力■

ごく大雑把に書きます。1次本試験点数と達成度の相関性を以下に仮定。

本試験50点:過去問を繰り返し解き、答えを覚えたレベル
本試験60点:出題趣旨を理解し、Cランクが正答できるレベル
本試験70点:普通手が回らない、派生論点Dランクで追加点

前述Aタイプの場合、一次公開模試までに60点レベルに達し、残る1か月で+10点分の派生論点Dランクを押さえる時間の余裕は十分。

前述Bタイプの場合、7月の限られた時間内で、全科目を底上げするか特定科目の上積みを狙うかは本人の判断次第。

受験校のオススメは当然前者。でも他人から勧められるままの受動的学習じゃ合格させないのがこの試験の特徴なんだから、後者の判断だって十分アリ。

.

■科目別 暗記の仕方を 使い分け ~状況対応能力■

手短に書きます。「情報」「法務」「中小」の3科目は

知識が問われる=暗記勝負という意味で、極めて共通。
どの知識をどのように問うかという意味で、極めて異なる。

 

「情報」の出題マーク数は毎年決まって25マーク(「中小」は42~43マーク)。つまりABランク重要論点で60点押さえた後は、いくら追加知識を増やしても「その知識は出題されない」可能性の方が濃厚。よって

AB:絶対に出る頻出用語を確実に覚え
CD:何だか怪しそうな横文字3文字用語を押さえ
E:過去に1回しか出題されていない稀出問題を捨てる

アルファベット,オモチャ,シンボル,チョーク,フォト,ブロック,写真,学問,学校,学習,家庭用品,教育,書く,積み木,記入,記号,黒板

ことで、「情報」は7科目中最少の学習時間で卒業可能でしょうね。

では過去の短期合格者達が、①何が絶対に出る と考え、②どこが怪しい と思ったか。過去記事読んでおさらい。

.

■過去記事勝手にベスト3■

「情報」は得手(home)・不得手(away)が大きく分かれる科目。
よって、ベスト3もそれぞれ2タイプで。

Away:情報が不得意な方向けベスト3

【1位】
まずは主要用語を覚えて得点。
情報:串刺し&ストーリー記憶術

【2位】
焦らず落ち着き、細切れ時間で弱点つぶし
橋げた構築が間に合わないなら・・・

【3位】
あくまで優先度を意識し、深入り避ける
【情報】データ分析の結果、統計はスルー

.

Home:情報が得意な方向けベスト3

【1位】
診断士に求められるIT知識とは?
【情報】ITが得意な方の情報対策

【2位】
最小限の努力で最大限の得点を取る、費用対効果の高い記憶
情報:雪だるま式記憶法

【3位】
実務と試験は別物。ひっかけポイントを洗い出し
【情報】SEのための情報講座

.

■過去記事論点別整理■

□情報技術□

□ハードウェア□

橋げた構築が間に合わないなら・・・ 最初の橋げた作り
情報:串刺し&ストーリー記憶術 断片化処理

.

□ソフトウェア□

該当記事なし

.

□データベース□

【情報】正規化なんて怖くない 正規化
情報システムの3×3(初学生向け) 正規化・SQL

.

□ネットワーク□

情報:雪だるま式記憶法 VPN
おやじの天敵⇒情報システム OSI基本参照モデル

.

□インターネット□

【情報】「稼ぎ科目」にしよう! TCP/IP
【情報】ITが苦手な方の情報対策 SMTP・POP3

.

□セキュリティ□

おやじの天敵⇒情報システム 公開鍵暗号方式

.

□システム構成技術□

【情報】あと4点を取る直前駆け込み情報! フェイルセーフ
横文字の記憶法 ミラーリング

.

□ソフトウェア開発□

【情報】SEのための情報講座 ソフトウェア開発要注意
暗記3兄弟を単に暗記で留めない理由 Webサービス

.

□経営情報管理□

経営情報システムの暗記術:具体例 ソフトウェア開発

.

ゾーン ガイドライン及び法律・統計解析□

【情報】データ分析の結果、統計はスルー
情報:統計解析で勝負を挑む! 後半部分を一刀両断

.

□データ分析・攻略法□

【情報】データで見る経営情報システム
【数の力】四択vs二択
【情報】苦手な方限定~理屈は後からついてくる
【情報】情報の攻略法というか暗記科目の攻略法
超超直前ウィークスペシャル:情報最終チェック
情報:ITリテラシーの低い私がいかにして経営情報システムを克服したか?
経営情報システム:データ分析による傾向と対策
「情報」が苦手な方の勉強法:メモリボmemoribo活用術

.

■今日のまとめ■

・「怒7」も残すは後半3科目。そろそろ1次通過イメージを固める。
・基本は7科目一発合格だが、それが必ずしもベストとは限らない。
・「情報」は前半の基本知識が最重要。残りはほぼオマケ。
・「情報」は25マークしか出ない。よって直前暗記で加点狙いなら40マーク以上ある「中小」狙いの方が妥当。

byふうじん



おはようございます、ふうじんです。
突然単発ネタですが、過去記事使って論点整理をしていると、

あ、わかった。と感じる感覚が気持ちいい。
知識の点と点を線でつなぎ、加速度的に学習効率UP
論点を整理することに慣れると、2次試験にも有利

iStockphoto,ゴーサイン,マーク,交通,交通整理,交通標識,感嘆符,標識,進め,道路標識

といったように、試験対策を通じ実力が伸びることを示す表現によく出会う。羨ましい・・。ではこの「わかった感」の正体は何か

.

■まず寄り道:中小企業診断士試験制度の趣旨■

中小企業診断協会HPによると、診断士試験の合否は以下2つの基準で選抜。

中小企業診断士第1次試験
中小企業診断士になるのに必要な①学識を有しているかどうかを判定することを目的として、企業経営に関する7科目について、筆記試験(多肢選択式)を行う。

中小企業診断士第2次試験
中小企業診断士となるのに必要な②応用能力を有するかどうかを判定することを目的とし、診断及び助言に関する実務の事例並びに助言に関する能力について、筆記試験及び口述試験を行う。

しかしHPにこう書いてあっても、①学識を豊富にし ②助言能力を高めて 合格しようとすると確実に遠回り。だって診断士に限らず一定難度以上の資格試験では、

×もともと素養のある人を選抜する手段というより、
○その資格実務に必要な知識を教える教育手段

と考える方が近道。言い換えると「入学試験」でなく「卒業試験」。発想をそう変えると、診断士試験の趣旨(イメージ)は以下になる。

診断士1次では、診断実務に使う知識を学ぶ
診断士2次では、診断実務の手順と知識の使い方を学ぶ
そして1次・2次対策を通じ、診断実務に使う知識データベースを構築

 

 

■まだ寄り道:診断業務の実務知識データベース■

では、診断士試験対策を通じ、どのような知識データベースを構築するか?より詳しくは専門の方の力を借りなきゃだけど、「情報」の知識を少々拝借し、

①サブジェクト指向
②統合化
③正規化

と考えてみる。①②は今日の本題でないから思いっきり端折ると、

①②1次7科目で学んだ知識を、2次対策を通じ使える状態にすること。

今日は③だけに注目すると、

③知識をデータベース化する際に、使い易いよう正規化しておくこと。

知識の正規化?では次の章でその手順を見ていく。

.

■本題:あ、わかった感⇒知識の正規化■

<復習>データベースの正規化
定義:データの整合性を保ったまま、データの冗長性を減らす作業
効果:
①データの保守が容易(→データの一貫性、更新)
②操作性の向上

正しい理解としての正規化はこちら をまず読んでいただき、この概念を診断士試験対策に応用するとこう。

診断士実務に必要な知識の正規化
定義:知識の冗長性を減らすと同時に、使い易いよう関連付けする
効果:
①記憶の維持が容易 (重要知識から順に長期記憶化)  
②操作性の向上     (必要知識がスッと出てくる。関連付け)     
③記憶量の削減     (共通点+差分で覚える)

何やら難しいので簡単に言い直すと、

1次答練・模試で効率的に得点する工夫を重ねると、
・知識が重要度順に網羅され、1次試験突破が可能になると同時に、
・知識が使いやすく整理され、2次試験突破に有利になる

ということ。すると過去の短期合格者達が、

あ、わかった。と感じる感覚が気持ちいい。
知識の点と点を線でつなぎ、加速度的に学習効率UP
論点を整理することに慣れると、2次試験にも有利

と言っている意味が、これで何か伝わってくる、かも。

.

■解説:知識の正規化手順■

では具体的に何をどうすれば、「1次突破が可能で」「2次試験突破に有利」?

同じようなことやってるのに、得点力の差が開くのが資格試験。では同じこと(この時期ならOutput学習)やるなら、高得点取る方法を強烈に意識して選択する方が○。

<知識の正規化手順~答練高得点狙い>
※正規化概念の用語を借用。本来の用途とは意味異なるので注意。

知識の正規化:テキスト等の知識において、①まず共通点を見つけて覚え、②ついで差分(相違点)で覚えること

知識の第1正規化:論点の中の共通点を見つける。
これは記憶術の範囲内。ヨコ串とかタテヨコマトリクスが該当。

知識の第2正規化:科目の中の共通点を見つける。
完成答練期はここ注目。過去問5年分を論点別にタテ解きしていくと、何か共通点に気が付く。何に気が付くかは自分で見つけていただくとして、これ繰り返すと得点能力急上昇。

知識の第3正規化:科目をまたいだ共通点を見つける。
よく言うタグ付け・関連記憶。第2正規化に比べ重要性は低いが、ここのストックを増やすことが2次対策上のポイントの一つ。

道場執筆陣の中で、この知識の正規化を最も得意とするのはこの人。例えば以下の記事を、単なる「記憶術」でなく「なぜまず共通点に注目したのか?」と思って読み直してみる。すると10月頃に何か御利益がある予感。

経営法務:暗記方法を使い分ける!
情報:串刺し&ストーリー記憶術
経営情報システム対策の「串刺し暗記術」

.

■今日のまとめ■

合格体験記事の中でよく見かける、「わかった感」や「知識がつながる感」。これは自分で体得する必要あるけど、その「わかった感」を定着させるには、理屈を知っておくと有利。

筆者のイメージでは、この「知識・記憶の正規化」は、問題集解いて解説読んでウンウン唸って考えた後に起きることが多い。

知識のつっかえが一つポキッと折れて、
記憶の正規化が一段階進んだイメージ。

シンボル,テーブル,乗法,写真,学業,掛け算,数字,数学,方程式,算数

これでイメージ伝わるかしら?

【次回予告】
ということでこの続きは、「この時期、問題集の解説読んだら何やるか」。

byふうじん

 

 



みなさんこんにちは。アンドロメダです。

しつこいようですが、1次試験の受験申込期限が近付いてきています!締切は6月4日(月)です。「相撲を取る準備ができていても土俵に上がる権利がなかった~orz 」なんてことがないように、確実に申し込みを済ませましょう!!

 

さて、今回のテーマは情報ということですが、恥ずかしながら私は普段SEとして働いております。ですので、情報は自分のテリトリーと言っても過言ではありませんでした。今週はすでに他の執筆陣がほとんどの論点を取り上げていますので、私の一番得意なデータベースの範囲から「正規化」について取り上げたいと思います。

まず、今回使用するテーブルを載せておきましょう。

ルール:同じ日に、同じ仕入先から同じ商品を2回以上仕入れることはない。

また、以下で用いる例として、キーAの値が決まればキーB,Cが決まることを、「A→{B, C}」と表すことにします。

1.正規化する目的

正規化する目的の代表格としては「一貫性の保持」があります。「一貫性」とは簡単にいえば、「矛盾がない状態」のことです。

例のテーブルをご覧下さい。例えば、仕入先コードE1001の仕入先名を”秋田商店”から”青森商店”に変更したいとします。その時、矛盾のないように変更するためには”秋田商店”に関するすべてのレコードに対して変更をかけなければなりません。(もし1箇所でも変更しないと仕入先コードがE1001の仕入先名が”秋田商店”と”青森商店”の2種類存在することになり、矛盾が生じます。)

これを防ぐために、仕入先の情報だけ分離させることで、一貫性を保とうというわけです。

また、もし仕入先コードE1002の情報がすべて削除された場合、”岩手商店”に関する情報が消失してしまいます。

こういった事態を防ぐために、正規化という技術を用いるわけです。

 

2.正規化の手順

さぁ、それでは実際に正規化をしてみましょう。

手順としては「主キーの決定」→「非正規化から第1正規化へ」→「第2正規化へ」→「第3正規化へ」

となります。

(1)主キーの決定

主キーの定義は「そのキー値が定まることで、レコードを特定できるキー、またはキーの集合」です。

では、例のテーブルの主キーを考えてみましょう。

まず、商品コードが決まれば商品名と価格が決まるので「商品コード→{商品名、価格}」が成り立ちます。次に、仕入先コードが決まれば仕入先名が決まるので、「仕入先コード→仕入先名」の関係が成り立ちますね。

「それなら主キーは{商品コード、仕入先コード}で決まり!」と考えるのは早いです。なぜだかお分かりでしょうか?

それは、商品コードと仕入先コードが決まってもレコードが一意に決まらないからです。従って、主キーに「日付」を含める必要があります。(※ルールに注目すれば、日付が主キーとしてふさわしいことが分かります。)

(2)非正規形から第1正規形へ

第1正規形の定義は、「テーブルの中に繰り返し項目がないこと」です。繰り返し項目とは、「1つのセルに複数の値がある項目」を言います。例のテーブルには繰り返し項目はありませんので、第1正規形を満たしています。

(3)第1正規形から第2正規形へ

第2正規形の定義は、「すべての非キー項目(主キーでない項目)が、主キー項目に完全関数従属すること」です。ここで「関数従属」という言葉を使いましたが、簡単に言うと「{A}→{B}」の状態です。すなわち上の例で言えば、「商品名と価格は商品コードに関数従属している」ということです。

また、「完全関数従属」というのは「主キーの一部に関数従属している非キー項目がない」ということです。主キーの一部というのは、例で言うところの

「{商品コード}」 「{仕入先コード}」 「{日付}」 「{商品コード, 仕入先コード}」 「{商品コード, 日付}」 「{仕入先コード, 日付}」

の組み合わせを言います。(「{商品コード, 仕入先コード, 日付}」の組み合わせは”一部”ではなく、”全部”になります。) 例のテーブルではそれぞれ「{商品コード}→{商品名, 価格}」と「{仕入コード}→{仕入先名}」が該当します。これをそれぞれ別テーブルに分けます。

すると、以下のようなテーブルになります。

(4)第2正規形から第3正規形へ

第3正規形の定義は「すべての非キー項目(主キーでない項目)が、主キー項目に推移的関数従属しないこと」です。ここで、「推移的関数従属」とは、「{A}→{B}→{C}であるが、{A}→{C}でない」ときに「CはAに推移的関数従属している」と言います。

定義に沿えば、「主キーAが決まれば一意に決まる非キー項目Bがあったとき、そのBが決まれば一意に決まる非キー項目Cが存在しない」ことが第3正規形である条件です。

第2正規形まで正規化を進めたテーブルを見てみると、上記のような項目は見当たらないので、上記のテーブルは第3正規形となっています。

 

いかがでしたでしょうか?難しい言葉も少し使いましたが、言葉自体は覚えていなくてもいいので、「どういう状態が第何正規形か?」が分かればもう怖くありません。ここまでできれば、どんな問題が出ても大丈夫でしょう。定義を理解しておけば、「この表の正規化度を答えなさい」みたいな問題が出てきても即答できるでしょう。

皆さんもどうか苦手に感じることなく、パズル感覚で問題を解いてみてくださいね!

 

By アンドロメダ


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