» 2012 » 4月のブログ記事

おはようございます。こぐまです。

ついに今日から、「怒涛の7週間」シリーズの始まりです。
GW中、また胸突き八丁の勝負の初日記事ということで、今日は朝の投稿です。

TACの完成講義・完成答練のスケジュールに合わせて、原則、1週間1科目ベースで特集していきます。どうぞよろしくお願いいたします。

この「完成答練」を高得点で乗り切ることが1次合格の必要条件(=「橋げた完成」、「無借金学習」の達成)。具体的には7割が目標と考えます。

1科目ずつ高得点を積み上げていくことで、自分の学習方法が間違っていないという精神的な安定にも繋がります。

1次を突破できるかどうかは、1次模試前のこの7週間にかかっていると言っても過言ではありません。
各週各科目を完成させる勢いで、悔いを残さないよう集中して勉強してください。

第1週目は「企業経営理論」です。なお、ご参考までに私の本試験点数は64点でした。


◆この科目で学ぶこと◆

プロフィールにも記事でも苦手科目と書いている私がトップバッターというのもどうかと思いますが、振り返ると、試験自体を苦手としていたというよりは、戦略的な思考力がもともと不足しているため、科目名に惑わされてそう思い込んでいた節があります。

テキストに書かれてあることは、ごく基本的、古典的な理論や知識
得意か苦手かを自ら決めつけるようなレベルの内容ではなく、経営を分析し、課題や方向性を見出すための切り口やキーワードを多面的に学習させる科目である(だった)ことに気付いたのは、1次合格後に2次試験の勉強を始めてから。

診断士を目指している方のほとんどが企業経営に何らかの関心を持たれているわけで、この科目が好きな方が多いはず。
熱心に取り組まれていると思います。


◆過去本試験データ◆

まずは過去5年のデータから(クリックで拡大します)。

 

23年度はやや難化しましたが、比較的、中位安定の科目といえるかと思います。

他科目に比べ、あまり差がつかない(バラつきが大きくない)科目ですね。
また、点数が頭打ちになりやすい科目収穫逓減科目)なので、できるだけ効率的な学習で済ませたいところです。


◆学習の入口と出口◆

この科目から診断士の学習が始まり(入口)、他の6科目を一巡した後、診断士試験のベースとなる科目であることを理解し、実務補習で理論の深さ(応用性)を改めて思い知りました(出口)。

充実した診断士活動を行うためには、この科目で学ぶすべてのことを実務と自己研鑽を通じて深める努力を続けなければならないと自戒しています。

学習内容が古典的、教条的と軽視する方もいますが、間違いなく「役に立つ」科目です。


◆専門書は不要◆

時々、試験委員(←PDF)の著書や専門書を読んでいる方がいらっしゃいますが、全く不要
試験対策としては、受験校の教材、スピ問、過去問で十分です。
2次試験を意識している方もおられるでしょうが、一部を除き時間の無駄(と言い切ってしまう)。

受験校は、試験委員の著書や論文、傾向を調査し、それを踏まえたテキストや問題作りをしてくれています。
過去記事にもあるように、AB論点プラスC論点がカバーできれば合格点に達しますので、それ以上のことに時間をかけるのは、試験対策として無意味です。

特にこの科目は、次々に新しい理論が登場し、非常に奥が深く、勉強のしがいもあるため、深みにはまらないよう気をつけてください。
どこまでいっても切りがありません。

各分野の原典や専門書は非常に重要ですが、それらは合格後に取り組み、中小企業支援の専門家である中小企業診断士として、各自の専門性を深めていけばよいと考えます。

 

◆知識と理論◆

一方、受験校のテキストに出ている知識や理論については、自分で説明ができる程度までしっかりと押さえておきたいです。

5月16日から配布される「平成24年度中小企業診断士第1次試験案内に、各科目の試験範囲が掲載されているはずです。
そこに記載されている理論等は最低限、必ず覚えて理解するようにしてください。

これらが経営を考えるうえでの、定番の切り口でありフレームワークでありキーワードでもあります(≒2次試験)。

22年度までは、「経営戦略」の分野では、

・時事的なトピック
・技術開発の動向
・エレクトロニクス産業、自動車産業の動向
・デジタル化、モジュール化
・製品のコモディティ化
・海外進出

など、産業動向に密接な問題が結構出題されていましたが、23年度は若干、出題内容が変化し、知識や理論、概念を直接的に問う問題が増えました
選択肢は応用的で、簡単に正解できるものではありませんが・・・。

最近の産業動向のトピック例としては、次のようなものが挙げられます。

これらについては、その原因、背景、今後の見通しなど、産業構造の変化、技術イノベーション、製品アーキテクチャ戦略、マーケティング戦略の変化、技術流出リスク等の視点から一度、整理しておいてはいかがでしょうか。

・ソニーのテレビ事業不振による大幅赤字とリストラ
・「日の丸半導体」と言われた日本唯一のDRAM専業メーカー、エルピーダ・メモリの会社更生法申請
・中小型液晶パネル事業の3社統合(産業革新機構出資)による「日の丸液晶」ジャパンディスプレイ誕生
・シャープが世界最大のEMSである台湾・鴻海(ホンハイ)と業務提携し、堺工場を共同運営へ
・東日本大震災やタイ洪水によるSCMの寸断(特に自動車)

ソニーやシャープの大幅赤字は、基幹部品から最終製品まで自前で一貫生産する「垂直統合型モデル」が限界に来ていることをうかがわせるニュースです。

また、ジャパンディスプレイの設立は「規模の経済」の追求です。

衝撃的な日の丸半導体の落日は、「競争戦略」、「4PのProduct戦略」の誤算?

 

◆過去問中心へ◆
この科目は、特に過去問が重要で、独特な言い回しや専門用語に慣れる必要があります。
スピ問を回しつつも、過去5年分の本試験問題に繰り返し接することで、得点の安定化に繋がっていきます。

なお、選択肢の「癖」については、この記事この記事をご参照。

まだ過去問を十分に解いたことのない方は、3~5年分の過去問を通してやってみてください。
一種の「」、「選択眼」が徐々に養われるはずです。

その際に重要なのが、「間違い選択肢」の作られ方を学ぶこと。
微妙なものもありますが、結構、露骨な「間違い」の作り方をしているものもあります。

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平成21年第7問
企業はヒット商品を連続して生みだそうと努力するが、なかなか期待したような成果をあげることができないでいることが多い。そのような困難と関連する事情について説明する記述として最も適切なものはどれか。

ウ 他社がまねのできない独自技術を開発するには、概して特定技術への長期的な投資が必要であるため、市場の短期的な変化に柔軟に対応するための商品開発ができなくなる。

この問題は4択で、アとエは断定型、言い切り型で露骨に不適切肢とわかるのですが、このウがやや迷うところ(正解はイ)。

「特定技術への長期的投資」が「短期的変化に対応するための商品開発」を阻害するかどうか?

・「長期」と「短期」の対比で、一見、読み飛ばしそうだが、前と後では別の概念を並べていて因果関係はない。
・「独自技術の開発」ができていれば、むしろその技術で「市場の短期的変化に対応する商品開発力」も持てるとも言える。

従って、前半(~であるため)と後半(・・・ができなくなる)が論理的に繋がっておらず、適切ではないと結論付けられます。

 

平成23年第4問
企業は環境の競争要因を分析して適切な戦略行動をとろうとする。その際の環境分析について考慮すべき点の記述として、最も不適切なものはどれか。

ア コストに占める固定費の比率が高い製品の場合、企業は生産能力を最大限に活用しようとしがちであるため、業界は過剰生産に陥りやすいので、できるだけすばやくその製品を売り抜けて、業界からの撤退を図ることが重要になる。

・前半部分(~陥りやすいので)自体は正しい。
・「売り抜けて撤退を図る」のでは投資の回収ができなくなるので、戦略として矛盾。競争優位を確保できる戦略の採用を図ることが重要となる。

従って、このアが不適切肢となり正解。

なお、この問題は競争戦略を理解するのに適しており、それぞれの選択肢自体が1問の問題となるような論点を含んでいます。

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また、毎年5問ほど出題される労働法規関連は社労士なみの問題が多く、ほとんどの人ができません。
ここで差をつけようとマニアックなことを追求すると泥沼にはまるだけなので、受験校の教える範囲だけきっちり押さえればOKです。

企業経営理論の本試験では高得点(80点以上)は望めませんので、あくまでも効率的に得点の安定化を目指しましょう

 

◆最後に◆
私は別の受験校でしたが、完成答練と同じ位置づけの答練がもちろんありました(TACより短いスケジュールですが)。

その際の目標は、冒頭で申し上げたように「各科目の(ほぼ)完成」。
答練で最大限の得点を取るために、特に苦手な科目は勉強期間を1日でも多く確保できるよう、答練日の振替をよくやっていました。

もちろん、その次の科目の学習時間とのバランスを考えながらの調整ですが、案外、効果あり。
7割に及ばなかった科目もありましたが、7科目合計で7割達成し、その時点で最高のアウトプットができたという自信が生まれ、模試に繋げることができました。

この記事を読むと、結果として自分も同じことを考えて勉強していたのかなと思います。

そのためには、これから本試験まで、仕事も含めた緻密な日程管理がより一層求められますので、早め早めの計画立案と短サイクル化、PDCA管理、臨機応変な修正がポイントです。

by こぐま

やり方(how)はまったく異なるが、
なぜそれをやっているのか(why)はほぼ共通。

こんにちは、ふうじんです。たまにこんな金言に出会うのが、当ブログを読む楽しみの一つ。

また解答プロセス動画紹介とは驚き。今足りないものを探し、過去にない発想で競争ルールそのものを変えちゃう。これは合格後だけに許された権利。

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■前提~切り替えと差別化■

あんな恰好いいセリフ↑を決めたいのは誰しも同じ。
また
競争は、させられるより、自分から仕掛ける方が面白い。

であればこの資格試験学習に今年でケリを付けたいのも、誰しも同じ。そこでこの試験の短期勝ち抜けキーワードを筆者が2つ挙げるなら、

①切り替え  ②差別化

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①について
診断士1次は知識試験。効率良く知識を備えるHow toを知れば勝ち。
診断士2次は競争試験。How to知るより、合否が分かれる理由(Why)を知る方が大事。

この試験、How to重視で卒業しちゃう人も少なくないから、1次を終えた瞬間に発想をWhy重視に切り替えるだけで一歩も二歩もリード。また

1次本試験2日間で7科目の知識を「切り替え」
2次1日間で4事例の解答作成方針を「切り替え」

するスキルは、試験合格目的以外でも今後あちこちで活躍。

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②について
「解答スキルは誰かに教えて貰える」とばかり、1次の成功体験から「①切り替え」できずに2次学習で苦しむのが過去よくある失敗例。そして彼らは、

A:差別化しない学習スキルで、差別化答案を作ろうとしていた

でも上級生の多くはこの時期、「解答プロセスは自分オリジナルの方がベター」と既に気付いている。すると、

B:差別化した学習スキルで、差別化しない答案を作ろうとする

合格に貴賤はないから何やって合格しようとその人の勝手。でも年1回しか挑戦機会がない試験で、A⇔Bどちらが有利かは一度考えといて損なし。

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■本題~GW企画:誰と戦うか■

さて本題。検証のため、2次筆記の合格条件を以下と仮定(①は受け売り)

①診断士に足る能力を備えた人から、先着順に合格
②合格実力Aランク入りした先の合否は、事実上の抽籤

よってデカい当りを引くより、当たりクジを引く確率を高めよ、というのが受験校の指導セオリー。現実的に言い換えると、

自分の答案作成能力を徒に高めるより、
周囲⇔自分の答案を比較し、妥当な落とし所を探す

方が有利。でもこの試験、1次は時間制約、2次は精神的重圧からついつい自分との戦いになり、本来の敵を見失いがちため、高得点狙いに走って 後悔することが一つの特徴。従い今のうちに、

自分はいったい誰と戦っているのか

に考えを巡らしておくとお買い得。では下図参照し、誰と・どう戦うかを仮説検証。

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 出典:「競争の戦略」M.E.ポーター著 ダイヤモンド社(1982)

□1. 需要要因:試験委員と戦う□
不合格例:(2次筆記で)解答要求より優れた答案を書く
対策:1次は試験委員と戦い、堂々KO勝ち目標。しかし2次の試験委員(Client)は戦ってはいけない「神様」。ポイントは「神様」のお気に召す答案を書くこと。

□2. 供給要因:時間と戦う□
不合格例:(初学者)時間が足りない (上級生)時間を持て余す
対策:時間を味方にする。初学者は先行有利+時間制約による学習効率UP。上級生はあり余る時間で何やるか。ポイントは時間を「制約条件」でなく、「経営資源」と考えること。

□3. 競争要因:他の受験生と戦う(競う)□
不合格例:他の受験生より良い答案を書く(とミスが出る)
対策:他の受験生と似通った当たり前答案を書く(とミスが出にくい)

□4. 代替品の脅威:他の誘惑と戦う□
不合格例:本試験を受けない
対策:当たり前だけど、本試験は会場に出向いて答案書いてこないと合格しない。意外と大事。

□5. 新規参入の脅威:後から追いかけてくる人と戦う□
不合格例:合格を1年、また1年と先延ばし
対策:合格年or合格実力に達する年を予め決める。戦略的複数年合格こそアリだけど、この試験は年々難化するから、1年でも早いほうが合格はラク

これら不合格理由、意図的に薄めに書いてあるから、ここに書いてないことを自分で探すかどうかが合否の分け目。つまりフレームワークの2つの機能、

集約機能:散らばった材料を整理して示す
拡散機能:他人が気づいていないことを見つける

のうち、今この時期は後者に注目する方が有利。

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■今日のまとめ■

・この試験は頭の切り替えを求め、かつ合格には差別化が必要。
・自分が誰と戦っているかを意識し、合格(競争)戦略を決める。
・しつこく書くけど、差別化するのは答案ではなく、学習スキル。
・「経営」で教わる戦略フレームワークは、物事を整理して提示するだけでなく、他人が気付かないことを発見する差別化に有用。

 byふうじん

こんにちは、ひめです

4/23のもやもや解消セミナーにご来場いただいた皆さま、本当にありがとうございました!
道場初のターゲット(2次上級生)、初の切り口(結論示さず拡散)、初のプレゼン手法(動画・比較)と・・・道場執筆陣にとって初ものづくしのセミナーでしたが、参加者の方々との会話や後日頂いた感想から、少しはお役に立てたかな~と思ってます。

セミナー中、個人的に一番面白かったのは、うちあーのが真顔で「ちなみにこの動画は試験当日のものではありません」て言った時でした。
会場一同、一瞬の間があったのちに「・・・あたりまえやろー(笑)」と。

目線の動きを忠実に表したようなカメラワークで、緊張感・臨場感のみなぎる映像でしたヨ

我々のプレゼン技術・セミナー運営等、課題もまだまだありますので(私もたっぷり気づきがありました)、皆さまと同様PDCAを回して次回はさらにパワーアップさせていきますのでご期待くださいませ。

 

さて、いよいよGW。T○Cの2次チェック模試を始めとして、予備校の模試を受験される方も多いと思います。以下、チェックポイントとして参考にしてくださいませ。

【GWに2次模試を受ける方へ】

<準備しておくこと>

■心技体を整えて、試験当日(本番)のつもりで臨む。
理由:試験当日に起こりそうなトラブル・困ったことを体感できるので、当日までに改善策を講じることができる効果があります。
困ったこと、不快に思ったことをチェック(例:持ち物、隣の席の人、服装 etc. )

<当日やること>

■80分の中で、判断に迷ったポイントをメモで残しておく
理由:本番でも必ず迷います。であれば、迷うポイントはできるだけ残さず、予め対応策を講じた上で試験当日を迎えたいですよね。困ったこと・迷ったことのログを残しておくと良いと思います。

<復習の際にやること>

■迷ったポイントに対して、自分なりの判断基準を設定する
ご自身の80分を振り返ってみて、まずなぜ迷ったのかをまず考えます。そしてどういう判断基準を持てば迷わずに済むのか(迷いを最小限にできるか)、自分の中でルールを予め設定しておくと良いかもしれません。

(例1)事例2で「新規サービスの具体的な内容を2つ答えよ」が問われた時に、「誰に」と「何を・どのように」と「得られる効果」の3つの組み合わせが正解と違っていた(もしくは迷ったけど、たまたま正解だった)。

(例2)みんなが書いたと思われる解答要素・キーワードを、自分は書けなかった(違う解答要素・キーワードを優先して書いてしまった)。

(例1)では何を基準に2つを切り分けたのか、(例2)では何を基準にその解答要素・キーワードの優先順位を上げて書いたのか、を思い出します。

その上で今回の事例でなくても適応できそうな汎用性のある基準を考え、「原則は、基準A。もしこういう条件があれば基準B」のようなものを設けて、自分の解答プロセスの中にチェック工程に盛込みます。試験当日、”なんとなく”の【サイコロを振っちゃったような解答】を避けるためです。

(例2)でよく間違えるパターン4つをチェックする工程の1つとして、解答編集前に「ゆたかも」チェックをしてました。

ゆ:優先順位はOK?
た:多面的
か:被せて他の設問でも使えるのでは?
も:解答要素に洩れはない?

***

【GWの過ごし方】

<初学・科目合格の方>
手薄気味になっている1次科目の復習、財務の強化・・。皆さまそれぞれの課題が何かを整理した上で、まっしぐらに取り組んでくださいね!GW後は、一旦2次対策を封印するモードに切り替える人も多いと思います。8月以降すぐにスイッチを入れられるためにも、2次の今までの気づきと課題を、備忘録程度にまとめておいても良いかもしれません。

<特にT○Cストレート生の方>
いよいよGW後半から、7科目を1週ごとに回転させていく完成答練7週間が始まりますね!
この7週間は、1週ごとにその科目の答練に向けて全力を注ぐと良いかと思います。まずは一番最初の科目、企業経営理論の答練に向けた準備をバッチリ進めてください。この1科目めでうまくドライブがかかると、2科目め、3科目め・・・と、ワンランクギアの入った状態のペースを維持しやすくなると思います。

<2次集中の方> 
1次知識の補充、解答プロセスの見直し、模試の復習・・。こちらも皆さまそれぞれの課題を整理した上で、その改善策のPDCAをどうやって回していくか、いままでのPDCAを振り返る時間を作るとよいかもしれません。

GWを機会にぐ~んと上昇させていきましょう

by ひめ

 

 

みなさんこんにちは、コニケンです
いよいよGW目前ですね。もう少しスカーっと晴れてほしいところですが、ようやく暖かくなってきました。実は、私は今日がうっかり最終日で、11連休の始まりです。長い連休は製造業ならではですが、その分普段の国民の祝日は出勤日なので、決して働いていないわけではありませんので許してください(笑)
さて、今週はGW直前特集の一環として、ストレート生の立場で、GWの過ごし方、そして少しずつ気になっているであろう、2次試験に向けた心構えを書きたいと思います。何度も言うようですが、私も含めて他の道場メンバーはあくまでHOWの一例を提示しているのであり、たとえ言っていることが正反対でも、どれが正解・不正解というものはではありません。最終的に自分に合ったものを選んで、自分の中に落とし込むのは、言うまでもなくみなさんご自身であることをお忘れなく。。

●GWの過ごし方
まず、最初に言いたいことは、ズバリ「今までの人生でこれほど勉強したことがない」と最後に自信を持って言えるくらいのGWにしましょう!もはや言うまでもないかもしれませんが、1次の7科目の学習が一通り終わった今、ストレート生にとっては、間違いなくこのGWが一つの大きな山場です。ほとんどの方にとって、ここまでまとまった時間が取れることは、本番までおそらく無いでしょう。1次まであと3か月強というタイミングで、各科目の重要論点を自分の中にどれだけ定着させるかで、これからの伸びが決まると思います。
(ここからはT○Cのカリキュラム・教材を前提にしたアドバイスになることをご了承ください)具体的にオススメしたいことは、過去3年分のA~C(本番正答率40%以上)問題、および養成答練・自宅学習問題(つまり約5年分相当の基本問題)をここで一通り解き直すことです。おそらく初期に学習した企業経営とかは長い間手を付けていませんよね?
一応ここで断っておきますが、過去問のD~Eランクはどうするか?と言うと、後で一度目くらい目を通すのは良いかもしれませんが、単純に1次で60点を目指すのであれば、正直このタイミングで深入りする必要は全くありません
問題を解いていく際、(一つの例ですが)一発で自信を持って正解できる問題は/(スラッシュ)マークを、それ以外は「今後確認する」という意味を込めて、✓マークを付けておきます。今後見直したときに、問題なく答えられれば横にやはり/マークを、まだ答えられない場合はを付けて、最終的に完成答練までには潰しておきます。
また、これに取り組むにあたって、さらにやったことは、縦に1次の科目名、横に年次の、7×5のマトリックスを作ったことです。表にしてみたらゾッとするようなボリュームになりますが、取り組むべき相手を「可視化」することで、「絶対にやってやるぞ」とモチベーションを上げるとともに、進捗が一目で分かります。そして何より、1マス1マスをチェックしていき、すべて潰すことの快感がやみつきになります。

そして、GWに限らず、私が持っていたポリシーは、特定科目に集中するのではなく、常に全科目に万遍なく触れておくことです。ご存じの通り、ストレート合格は、総合で6割取れればいいのです。もちろん各々得意・不得意があると思いますが、どの科目が難化・易化するか分からない中、やはりしっかりと全部を短いサイクルで回していくことが合格への近道だと思います。
これからは、完成答練として毎週集中して各科目の学習をすると思います。私は、自宅や自習室で落ち着いて勉強できるときは、もちろんその科目をやっていましたが、「万遍なく触れる」という意味でも、通勤時間等のスキマ時間にこれらの科目をやって、常にカンを鈍らせないように心掛けていました

●2次に対する心構え
お気づきの通り、ここまではすべて1次の勉強を前提に書いてきました。つい先日上級生向けの2次セミナーを開催したばかりですが(今回私は裏方でした)、私は8月の1次試験が終わるまで、2次試験の勉強を一切やりませんでした。事前に知っていたのは、試験が80分×4事例で、そのうち一つが財務中心の問題だということくらいです。「えっ、そんなんでいいの??」と思われるストレート生も多いかもしれませんが、それでも一発で通りました。
1次終了後、2次までどのように取り組んだかについては、またタイミングを見計らって書きますが、とにかく何もやっていなかったのは事実です。もちろん、多少リスクはありますし、あくまでも「一切やるな」と言っているわけではないので、例えば今週末2次チェック模試を受ける方は、是非雰囲気を味わってみてください。おそらくショックを受けると思いますが、今ならまだまだ時間がありますからね。
ただ、別に今度のチェック模試も受けるわけではなく、これから2次の学習にどのくらい時間をかければいいか悩んでいる方。あくまで、私の個人的な意見としては、上記の通り「やる必要がない」ということです。
最大の理由は、単純に「1次に落ちたら、決してその先には進めない!」つまり、1次までの間は、2次をどうしようとモヤモヤと悩むくらいだったら、運営管理の教科書を1ページでも読み込んで、一点でも伸ばした方が自分のためだと思っていました。そして、やはり試験の性質および取るべき対策があまりにも違うためです。文章を書くのが決して得意ではない自分にとっては、2次のために文章を書く練習を始めてしまったら、それなりにまとまった時間が必要になります。その時間を8月までにはかけるべきではないと当時判断しました。
もちろん、8月まで1次に集中し切ると決めたら、1次が終わってからは多少大変になることは覚悟しておいてください。今のタイミングではなく、9月の模試でショックを受ける可能性があることも予め覚悟しておいてください(実際、私は9月模試時点では、相当下の方にいました)。まず今は全く考える必要はありませんのでご安心を。最終的にどうするかは、よく考えた上で各自で判断してください

●最後に
冒頭で、このGWは「今までの人生でこれほど勉強したことがない」と思えるくらい徹底的にやりましょうと書きました。いつ・どこで・何を・どのような心構えで取り組むかもう決まっていますか?計画が立てられていますか?何となく迎えてしまったら、ただ何となく終わってしまいます。それではあまりにも勿体ないですよ。まだの方は、とにかく明日までに必ず決めてください。今年は多少しんどくても、ここで頑張っておけば、来年の春にはきっと素晴らしい日々が待っています。気持ちいい季節でもありますし、休日の学習中は程よくリフレッシュもしてください。「何時から外を散歩しよう」と決めておいて、メリハリを持って取り組むことも大切です。。
私もGW中に、自分の業務に関係する専門分野を集中的に学習するつもりですし、是非一緒に頑張りましょう!
来週からは1次の各科目ごとに、もっと突っ込んで話を展開していきますのでお楽しみに!

こんにちは。すっかりお久しぶりのwackyです。

さて気が付けば4月も終盤。TACのスケジュールだと中小の講義が終わったところですよね。
これで1次7科目の基本講義が全て終了したのですが、今までの出来栄えはいかがだったでしょうか?結果は結果ですのであまりこだわる必要はありませんが、大事なのはその結果に至る「プロセス」であることは、賢明な道場の読者はご存知のことかと思います。
「プロセス」というのはつまり「学習方法」「進捗管理」に分かれます。「学習方法」については今までも何度か記事にしていますし、他にもいろいろな記事があるのでそちらを参照してください。

本日は進捗管理を少し掘り下げて「到達点の設定」について記事にしてみたいと思います。

1.到達点をどこに設定するか?
ここでいう「到達点」とは、さしあたって診断士試験の1次試験に合格するために、自分が目指す「あるべき姿」ということになります。では1次試験に合格するためにはどうなっていればよいのでしょうか?答えは「1次試験7科目をトータルで6割以上かつ4割未満の科目がない」状態になることです。すごく大雑把に言えば「どの科目も60点前後取れればよい」ということになります。

実はこの「どの科目も6割」というのがくせものなのですがそれは後で。

では別の質問。1次試験に「確実に」合格するためにはどうなっていればよいのでしょうか?
この質問に対する答えは一つではないと思いますが、私は「どの科目も7割取れる実力を身につける」ことだと思います。

「確実に」という言葉には「ある程度リスク回避する」ことを意味すると私は考えます。資格試験ではしばしば難易度というものが話題になります。もちろん診断士試験も例外ではありません。そして厄介なことに試験の難易度は自分ではコントロールできませんし、予想もできません。(昨年簡単だったから今年は難化と予想することはできますが、その予想に意味はありませんよね
そこで冒頭のリスク回避ですが、試験の難易度が変化することを見越すなら、ある程度自分の実力を高めて多少の難易度変化でも合格点を取れる実力をつけるというのが、私が考える「確実に」を実現するための方策です。
想定される通常のレベルの試験で7割を取る実力を備えていれば、多少難易度が高くなっても少なくとも4割を切って足切りになることはないと考えられますし、6割を切っても他の科目で十分カバーできそうです。またそれだけの実力を持っていると思えば、当日多少のアクシデントがあっても心理的余裕を持つことができるのではないかと思います。

というわけで1次試験のゴールは「全科目7割」を目標として直前期思いっきり頑張ってみてください。
なんで今頃到達点の話をしたかというと、基本講義終了後のいわゆる「直前期」に何をすべきかはこの到達点の設定により変わってくると考えているからです。

じゃあ到達点にたどり着くためにはどうすればよいのか?それは次に続きます。

2.到達点にたどり着くためには
さて到達点の設定については先ほど述べたとおりですが、ではその到達点にはどうやれば到達できるか?

よく言われる話ですが、おおよそ診断士1次試験の問題の構成は以下の様になっています。
①基本的な問題(テキスト記載レベル)→約50%出題
②応用的な問題(テキスト記載レベルの応用)→約30%出題
③それ以外(テキスト記載外のレベル、初出題の領域・問題)→約20%の出題

大事なのは、
①基本的な問題を取りこぼさない
②応用問題の正答率を上げる
難問は無視する
だと思います。

こういうと、いかにも「応用問題の正答率を上げる」ことが大事かと思うのですが、むしろ大事なのは「基本的な問題を取りこぼさない」だと考えています。基本的な問題は「確実に正答する」ことが求められています。そして応用問題は基本的な問題が土台になっています。だから基本的な問題をおろそかにしてしまうと6割すらおぼつかない状態になってしまいます。

さてなんでこんな当たり前の話をしたかというと、これから直前期に入ってくると、②の「応用問題の正答率を上げる」ことが主眼となってきて、こんな当たり前のことが見えにくくなるからです。

私の場合、直前期は過去問を中心に応用力を付ける演習をしていたのですが、それと並行してスピード問題集もやってました。常に基本論点をチェックすることが目的だったからです。

さて戻りますがそれぞれの領域をどの程度正答できればよいかということですが、参考までに私の場合は以下の様に設定していました。
基本的な問題→正答率9割
応用的な問題→正答率6割
それ以外→正答率2割

基本的な問題は「ペンキの塗り直し」で対応する。応用的な問題は「基本的な論点の応用」、つまり論点の組み合わせや別な角度からの問いかけなので、まず大事なのは基本的な論点を押さえること、そして問題の解き方のコツを体得する事。そのためには応用問題を数多く解くのが一番だと思います。最適なのは過去問。過去問はスピード問題集と違って一見何を問うているのか(どの知識を当てはめればよいのか)わからない問題があります。(特に企業経営理論)でも解説を見ると意外と簡単な知識で回答できるケースがあります。こういう言い回しを難しくした問題などに慣れること、そしてどの知識を使うかがわかる嗅覚を磨くのが「応用力」だと思います。

3.到達点に届かない場合
現時点で「本番で7割取れる」という自信がある人は少数かと思います。それはあたりまえの話で、現時点では基本講義が終わった段階だから先に挙げたところでいえば、①基本的な問題が解ける状態だと思います。

しかしながら、最初の頃の科目は離れて久しいので①の基本的な問題も怪しくなっているのではないでしょうか?
そこで、今までに蓄えた知識を復活させる時期G.Wなのです。まずは7科目改めて知識を復活させて、あとは苦手科目の補修にあてるのが一般的でしょうか。

知識の復活のさせ方は、再度テキストを読むでもよし、スピード問題集を解くでもよいと思います。基本講義の時期に基礎をみっちり(長期記憶に定着させる)やっていた場合、結構な割合で記憶がよみがえってくると思います。

基礎知識が復活したら、あとは知識の使い方を過去問を使って学ぶ。完成答練、模試とドンドン嗅覚(スキル)を高めてください。

また「正直6割もおぼつかない」という方、それでも本番で7割取ることを目指してください。まだあきらめる時期ではありません。今回の記事では、「7割を目指す」と書きましたが、「難しい問題ができるようになる」とは書いていません。どれだけ基本的な論点を押さえるかで勝負が決まります。だから今から基礎力を高めるのは戦略として間違っていません。もう一度言います。

「まだあきらめる時期ではありません」

4.まとめ
今日は1次試験に合格するイメージを意識することと、それに向けた到達点を設定することについて記事にしてみました。
目標を設定すると、その目標をクリアしようと努力する要因にはなるのですが、設定した目標以上をクリアしようとは思わないようです。また設定した目標が(一見)クリアできそうだと思った瞬間にどうしても無意識のうちに力を少し抜いてしまうようでもあります。だから達成したい目標よりもやや上の目標をあえて設定することで、確実に目標をクリアすることができるわけです。それに診断士試験を目指す方は優秀な方も多いかと思います。おそらく学校の試験では6割なんて軽々という方ばかりでしょう。でも診断士試験の6割はかなり難しいレベルです。だって6割を取って合格できるのはたった20%弱ですから。6割という響きに騙されないでください。

そしていよいよ今週末からはG.Wです。これが本当に最後のまとまった時間です。それぞれの進度状況にあわせて最も「効果的な」ことをやればよいのです。

ちなみに私は、運営管理のやり直し、企業経営の過去問、事例Ⅳの計算対策をやってました。

5.最後に
今週月曜日は道場セミナーでした。参加してくれた皆様本当にありがとうございました。
いつもそうなのですが、真剣なまなざしを向けて下さる皆さんを見ていると、こちらがたくさんのパワーをもらっているようで、明日から頑張ろう!!という気持ちになります。

本当にありがとうございました!!

 

by wacky

こんにちは。こぐまです。

昨日は、「第2回道場セミナー もやもや解消セミナー」を開催しました!
天気の良くない中、またお忙しい中、ご参加くださった皆様、ありがとうございました。

今回は、道場としても初めての取り組みとなる「上級生向け2次試験」に関するセミナーでした。
2次試験まで半年弱のこの時期、道場メンバーが実際に利用した各種ツールのご紹介で「拡散」し、その後、うちあーのひめによる、解法プロセスの実演と解説を行うという、かなりチャレンジングな取り組みでしたが、皆様から活発な質問や前向きの反応をいただきました。

セミナーのメインコンテンツは、実際の問題用紙を使って、2人が本試験で行っていた80分のプロセスの主要部分(設問解釈、与件読み、対応付け等)における対処の仕方をそれぞれの動画でお見せしながら、やっている作業の意味や内容を説明するという比較プレゼンでした。

解法プロセスをはじめ、2次試験への対応方法は人により様々であり、各受験校がそれぞれの考え方のもと、指導に鎬を削っています。

そのような中、今回は、昨年度の2次筆記合格者794名のうちの2名の実例をお見せすることで、プレゼン中、何度も繰り返し申し上げていましたが、

「 やり方(how)はまったく異なるが、なぜそれをやっているのか(why)はほぼ共通している

ということがお分かりいただけたのではないかと思います。

そして、試行錯誤で築いた自分の解法プロセスを、PDCAを回しながら改善を加えつつ、いつでも安定して再現できるまで反復練習し続け、自分固有のプロセスに磨き上げて本試験で安定して合格答案を作り上げるレベルに持って行ったということをお伝えしました。

懇親会も盛り上がり、あちこちで事例文を取り出しながら議論をしていたグループもあり、道場メンバーの一人ひとりがそれぞれ違ったhowを持っていたことをご理解いただけたのではないか、と思います。
でももっと重要な「why」には、結局のところそれほど大きな相違はないと 、我々自身も改めて感じることも多々ありました。

今回は従来と異なり、「これ」という一つの結果を示すことはしませんでしたし、またできることでもありません

セミナー冒頭でらいじんハカセが頭痛薬の例で申し上げたように、「処方箋は人それぞれ、その人にしかわからない」からです。

「拡散型」のセミナーでしたので、参加された皆様が、ご紹介した解法プロセスや各種ツールの中から、ご自分の処方箋に合ったものを取捨選択し、ご自分のスタイルへ「収束」していくためのヒントになれば、道場メンバー一同、これに優る喜びはありません。

ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

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◆1次模試について◆

さて、今日のもうひとつの本題は、ゴールデンウィーク中に実施される模試についてです。

TACの2次チェック模試は他の執筆陣がやる気満々で書いてくれているので、私はもうひとつの、5/3~4に実施されるLECの1次ステップアップ模試について「この模試から何を得ることを目的とするか」書いてみます(ちなみに、私はストレート生に関する2次チェック模試は「個々人の判断、できれば受けておいた方がよい」派です)。

LECのHPを見る限りでは、本試験並みの出題内容のようです。
受験生がトータルで何人くらいになるのかわかりませんが、周囲にもストレート生でLEC模試を受ける方がいますので、特に初めて7科目を2日間で受ける方を念頭に置きますね。


◆ストレート生の方の目標設定◆

基本講義と養成答練の終了直後のこの時期に、本番同様の模試を受けようと考えた理由・動機は各人様々でしょうが、7科目という広大な範囲の試験に対する漠然とした不安感から、どれだけ対応できるものなのか試しておこうという方が多いのではないでしょうか。

この模試から何を得られるかは、やはり事前の自分の受験意義の再確認と目標設定をしっかり行っておくこと次第だと思います。

すでに過去問に取り組んでみてレベルを体感している方でも、本番同様の時間帯と緊張感の中で7科目を連続して解くと、普段はできるはずのことができず、ポカやど忘れが出てくるはずです。

時間に追われる中では、特に、問題や選択肢を構成している基礎的なパーツを上手く頭の中から取り出したり、組み合わせたりすることができなかったりします。

いずれにせよ初体験ですので、2日目15時までの戦い抜き方とそのハードルの高さを知る良い機会であることに違いありません。

ご自分の現在の実力を冷静に見つめ直し、

・何点くらいを目標にするか
・何を試してみるか
・何をやらないようにするか

など、 決めておきたいです。

そして、2点、3点、4点と、1問でも多く正答を積み上げる執念を持って臨みたいですね。

 

◆模試で試すべきこと◆

本試験とまったく同じスケジュールで実施されますので、受けるからには自分のやり方、過ごし方を試してみて、精神状態がどんなものか、どれだけ疲れるものなのか、2日間で経験してみてください。
例えば次のようなことです。

①朝、何時に会場に着いておくか。
②試験開始までの過ごし方…メモを読む、スピ問を解く、ぶらぶらする等。
③休み時間30分の間にやること…トイレ、タバコ、次科目の詰め込み、目を休ませる等。
④問題への取り組み方。1問目からひたすら解くか? それともちょっと時間を食うがざっと最後まで眺めて、できそうなところから解くのか
⑤問題を後回しにしたことによるマークミス(行ずれ)を防ぐためのポカヨケ
⑥不適切肢選択問題で、適切肢を選ばないようにするポカヨケ
⑦昼ごはんに何をどの程度食べるか。科目間の休みに、甘いものなど何か口に入れたほうが良さそうかどうか。
⑧1日目が終わった後の夜、2日目3科目の勉強をどれだけやるか。

自分の実力、性格、体力も勘案して、いろいろと試行錯誤ができる機会です。
完成答練にも生きていきますので、これ以外にも気付いたことがあったら、講師や先輩の助言を仰ぎながら、「何を目的にして何を得たいか」をきちんとイメージして受験しましょう。

 

◆問題の目利き力◆
どの科目も、1問当たり平均2~3分しかかけられません。
また、見たこともない論点が出題されることもあります。受験校のカラーが微妙に反映されたりもします。
従って、問題の目利き力が重要です。

・問題を見て、後回しにする(上述)、捨てるなどの判断。
・解けると思ったができない場合の対応判断 →拘らないで次へ進む(特に財務・会計)。

このような割り切りは結構難しいものですが、完璧主義は不要。
自分がどういうタイプなのかを分析し、模試での対応方法を決めて試してみましょう。

 

◆選択肢の絞り込み◆
判断に迷う問題は、4~5択を何とか2択まで絞る。その際、必要になるのが基本講義、養成答練、スピ問等で養われた基礎力と、大いなる常識。
現在の力でそれがどこまで対処可能か?

「~する必要はない」、「~しなくてもよい」、「~するだけでよい」、「~するつもりはない」などの極端な言い切りや断定は不適切な内容である可能性が多いです(全てではない)。

また選択肢の文章の前半と後半で矛盾している内容が忍び込んでいることもあり、要注意です。

 

◆ポカヨケ考案と設置◆

以前よりポカヨケの重要性を何度かお話ししてきたと思います。
1次試験については、私も答練でポカが結構多かったので、次のように少しずつポカヨケを作って修正していきました。

・設問順に解かずに飛ばした場合: 飛ばした設問左側(問題用紙)に大きくをつけておく。
・一応マークしたが、後で見直したい問題は設問(問題用紙)にレ点をつけておく。
・マーク行ずれを防ぐため、5問ごとにチェック
・不適切肢選択問題: 問題用紙設問文の右横に大きく×をつけておく。
・全部マークした後、最後のマーク番号が設問番号と合っているかどうか確認する(違っていたらどこかで行ずれが発生している!)。

 

◆模試の結果◆

5月15日には結果が判明するようです。
本試験並みであれば、平均50~55点取れれば十分なレベルだろうと推測します。

正答率が高いのに間違った問題 →最優先の復習課題
・母集団の人数にもよるが、上位20%に入れなかった科目 →合格レベルまで遠い

自分の弱点分野を明確に把握し、すぐに始まる怒涛の7週間(完成答練)に生かすチャンスとすべきです。

2日間という貴重な時間を費やす模試ですので、受験前の目標設定を行い、結果を自己分析して、怒涛の7週間を駆け上がる原動力としてください。

 

by こぐま

みなさん、こんにちはうちあーのです。

もうすぐゴールデンウィーク。診断士試験の学習もこの大型連休を境にギアチェンジしていく時期になってきますね。

今回は、先週のアンドロメダに引き続き2次模試についてのエントリーです。

ご存知の通り、診断士の2次試験は1日で80分間の論述試験を4事例こなさなければならない過酷な試験
このような試験は大多数の人にとってあまり経験したことのない特異なものですよね。なので診断士2次試験攻略のカギは「試験慣れ」することであり、経験値を積めばその分だけ有利になるといえます。
その意味で、本試験と同じスケジュールで80分4本勝負を実施する“模擬”試験は試験対策上非常に貴重な場と言えます。

そこで、各受験校が実施する今年の2次模試を調べてみると下記の通り。


(※実施予定含む。変更等もあり得るので各受験校のHP等で各自ご確認願います。)

結構あるもんですね。スケジュール的に大別すると1次試験前に実施されるのが4つ、そして1次試験後に実施されるのが8つあります。
スト生をはじめ、1次試験が残っている受験生は「2次試験対策は1次試験が終わってから」と考えている方も多いでしょうが、「試験慣れ」しておく、或いは早期に課題を発見する、という効果が期待できるため1次試験前のこの時期にいずれかの模試を受けることは有効な手段と考えます。
どの模試を受けるかは各自のスケジュールや予算、利用している受験校などによるでしょう。私の場合は、1年目も2年目もTAC本科生だったこともあり、TACチェック模試を2回受けました。なので、ここからは私の体験を通じて、感じたこと、考えたことを書き出してみたいと思います。

 

◆スト生時代のチェック模試◆
スタートアップ演習で80分1本勝負の経験はあったものの、事例4連発はこの時が初めてで気力も体力も相当消耗しました。事例Ⅲの途中あたりからシャーペンを握る握力が抜けてきたのを今でも覚えています。
また、普段は一緒の教室になることがない複数年受験生が周りにいて、スタンド型ペンケース、七色の蛍光ペン、タイマーで独自の空間を築き、試験開始と同時にビリビリと問題用紙を破り、試験後にはデジカメで提出前の解答用紙を撮影する、、、といった一挙手一投足に驚きました。
そんなこんなで、疲労と驚愕の連続のうちに終わった初めてのチェック模試は自分にとってとても参考になりました。
因みにその時の私の成績を晒すとこんな感じ。

全てが平凡なC判定。「このままでは1次を通過しても2次は苦戦するな~」という危機感の一方、「これが素点であり、時間配分や解答作成のコツさえ掴めば勝負できる」という思いも同時に持ちました。いずれにせよ、その時点で自分がどのポジションにいるのかが分かったのが最大の収穫でした。

 

◆上級生時代のチェック模試◆
2次本科生として、1月からトコトン2次試験対策に集中して臨んだチェック模試。それまでに練習してきたプロセスを4事例通してきちんと実行できるか確認することをテーマとしました。
結果はこんな感じ。

うぉ~、伸びた伸びた
さほど出来た感があったわけではなかったけど予想を上回る結果に。ちょっとした点を積み重ねでかなり上にいけるんだという感覚を掴め、自信を持つことができたのが大きな収穫でした。
また、当面の2次試験対策をやり切ったことで気持ちよく1次対策に移行し、1次試験突破に向けての弾みがつきました。

 

◆まとめ◆
GW が終わると1次試験まで100日を切り、「1次試験直前期」と言われる時期に入ります。もう直前期?と思われるかもしれませんが、ここからの1次試験対策は過去問の傾向を踏まえて、完成答練・過去問・スピ問・模試などを使ったアウトプット学習で本番に向け猛然とブラッシュアップしていく期間となります。よって1次試験を控えた受験生は、基本的に2次試験対策からは離れることになります。その意味では、GW中にあるTACチェック模試、あるいはMMC第2回模試あたりが1次試験前2次模試のラストチャンスと考えてよいかと思います。

なお、同じ2次本科生クラスで1次試験免除組の人たちは当然ながらGW以降もひたすら2次試験対策を続けるわけですが、チェック模試以外に上記に挙げたようなありとあらゆる他社模試を受けまくり経験値を積み上げていました

スト生か上級生か、あるいは1次試験の有無により状況は異なりますが、この時期に2次模試は、

①試験慣れする
②早期に課題を発見する
③他の受験生(特に上級生)の行動を知る
④現時点での自分の現在地を確認する

といった効果が期待できるため、とても意義があることだと考えます。是非とも目的意識を持って取り組んでみてくださいね。

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本日4月23日は一発合格道場「もやもや発散セミナー」の開催日!一発合格道場メンバーの2次試験解法プロセスを余すことなくご覧頂きます
セミナーに参加される方々には、少なからず刺激を感じて頂ける内容をご提供致します。(と、自らハードルを上げてみる
お会いできるのを心待ちにしております

 

Ciao!
By うちあーの

 

 

 

 

 

 

中小終わって一息ついて。
こんにちは、ふうじんです。「中小」養成答練の出来具合はいかがでしたでしょう?

なんだ、こいつらが脅かすより遥かに簡単じゃなくね?

(答練問題見た訳じゃないけど)そう感じるのがきっと正解。だって養成答練では授業で教えた所を出題する(むしろ、養成答練で出すことを講義で教える)から、養成答練は高得点取るのが当り前。

しかし、講義で教わってない所を平気で出題するのが「中小」の特徴。よって養成答練と本試験は難易度の意味で全く別物、・・と脅かすのはここまで。「中小」のことなどささっと忘れ、次の打ち手を考える。

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■まずは自分の立ち位置確認■

ではいつも通り、次段階(完成講義期)に進む前に、数字に基づく定量進捗評価が大切。今回は養成答練点数+上位○%を用いる。

□養成答練80点、上位5%□

大変お疲れさまでした。知識試験の点差とは、頭の良し悪しや努力量の違いでなく、学習効率や学習量の投入時期による違いに過ぎない、ということを実感したこの半年だったと推察します。

この「上位5%」は今年のスト合格を狙ってお釣りがくる立ち位置。ただし今の先行優位性の有効期限は今年限り(理由省略)。すると今考えたいのは、

この試験に今年で決着をつけるために、今から何やるか。

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□養成答練70点、上位20%□

悪くないです。しかし今年で2次に決着をつけるには不満な点数。 理由を挙げると、上位5%が80点vs.自分が70点台⇒自分に何かが足りない・またそのことに気づいていない状態(←頭の良し悪しではない)

そしてこの「何かに気づいていない」状態は、2次受験では致命的に不利。すると今考えたいのは、

今までの自分に何が足りないか、またこれから挽回可能か。

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□養成答練60点台以下□

筆者の知る限り「養成答練60点前後→スト合格」した人はゼロだから、率直に書くとこの位置からスト合格は望み薄。

ただこの試験、複数年かけての合格がアリだから、苦しい「スト合格」をあえて目指す必要なんて全くない。すると今考えたいのは、

今年の1次で何を達成するか、また合格まで最長何年かける覚悟か。

受験校講師は「今年は科目合格を目指しましょう」とは口が裂けても言わない。これは

①初めから科目合格狙いだと受験が長期化
②営業上の理由

から正しい助言。でも第三者的に見れば、もし2ヶ年合格計画なら、「財務」の科目合格は2年目回しにする方が事例Ⅳとの関係上むしろ有利。

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■「点を取る」ことに集中■

手短に極論。

自分は頑張って勉強しているのに、点が伸びない

のであれば、これ以上悩むことは不要。 理由は簡単、今の学習方法が間違ってるから。診断士1次などの知識型マーク試験では、学習法の是非をあれこれ考えるヒマがあるなら

点数が伸びる学習方法がより正しい

といったん割り切る方が早い。だって高い点数を取るには、

出題可能性が高い論点を効率的に押さえ、
反復学習による知識定着を経て効果的に得点
(さらに直前期の緊張を活かし、周辺論点短期記憶で得点上積み)

することが必要。つまり受験対策上のイメージとしては、こっちが正解。

×知識がある→高得点ではなく
○高得点を狙う→知識が重要度順に自ずと備わる

<おまけ>
逆に出題側からすると、受験者に知識を覚えさせるには「試験形式」にするのが最も効果的。そしてこの理屈がわかると2次突破は決して難しくない。

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■完成講義・答練期の過ごし方■

前置き終わってやっと本題。さて誰が名付けたか、5月・6月の「怒涛の7週間」。以下の記事を読む際、

①「あぁまた合格しちゃった人の自慢話か」とナナメ読みするか、
②「高得点を狙うと何の効果があるか」と予見を持って読むかで、

意味合いが全く違ってくるのは今更書かずとも自明。

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■まずはスケジュール感■

忙しい方は、まずこちらの2節だけ目を通せばOK。年1回しかない試験では、科目の各論より、全体のスケジュール感+ゴール逆引きの組み立てが重要。

□スケジュール総論□

「橋げた」の意味
これから起こること・・・1次試験まで
完成答練期の過ごし方
完成答練期の過ごし方:先行逃げ切りの理由(わけ)
完成答練期の過ごし方:学習意識のギアチェンジ
完成答練期の過ごし方:文字どおり「完成」を意識
502オフ会で受験生から最も多く受けた質問:「復習はいつやるんですか?」 -復習と復讐の違い-
診断士試験で「合格」を確信する瞬間

□GW~導入期□

5月以降の心構え
GWのまっただ中で
シリーズGWの過ごし方 そのⅠ
シリーズGWの過ごし方 そのII
シリーズGWの過ごし方 そのIII
シリーズGWの過ごし方 そのIV
シリーズGWの過ごし方 そのV

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■余裕あれば、科目の各論■

時間の余裕があればこちらも。特に今読む必要こそないけど、早くやる・早く気づくほど有利なのが、この試験の一つの特徴。

□企業経営理論□

企業経営理論:データによる傾向と対策
企業経営理論:2次を意識した学習法
企業経営理論:「理解して記憶」実例で学ぶ経営戦略
企業経営理論:分かりにくい言い回し対策
企業経営理論:まとめ+α

□財務・会計□

【財務】要領のよさで財務の点数アップ
財務会計:今から2次に通用する力をつける(得意な方向け)
財務会計:キャッシュフロー計算書を得点源にする
財務会計:まとめ+α

□運営管理□

【運営】データ分析で傾向を知る
【運営】皿回し・飽きない工夫で・手を抜かず
【運営】発注方式総まとめ!
【運営】おもしろすぎる運営管理!
運営管理:まとめ+α

□経済学・経済政策□

経済:まとめ+α

□経営情報システム□

□経営法務□

【法務】データ分析
【法務】会社法攻略に近道なし
経営法務:試験の費用対効果は低いが、色々と知っておきたい民法

経営法務:暗記方法を使い分ける!

□中小企業経営・政策□

【中小】データ分析

【中小】ズバリ!白書の図表はこれが出る!
中小経営・政策:データ分析による傾向と対策
中小:数値の記憶はメリハリをつけて
中小:「経営」で守って「政策」で稼ぐ!
中小:根拠法×実施機関で「政策」攻略

中小:まとめ+α

□一次公開模試対策□

模試を受ける目的を明確にする
合格実力があるのに結果が出ない人に贈る2つの模試心得
模試120%活用術
模擬試験:通信生向けの模試の受け方
模試終了後の「ヤルコトリスト」

■今日のまとめ■

・答練80点ならスト合格狙い。ただし有利なのは今年だけ。
・答練70点なら1次通過濃厚。でも今のやり方では2次は無理。
・答練60点なら学習法要再考。でも計画的複数年合格で挽回可能。
・スト合格者の2次合格体験談はチラ見して読み捨て。1次合格体験談は良く読んでいいトコ取り。うち特に、1次対策はスケジュール感が最重要。

byふうじん

<Bランクの悩み>
周囲のAランク答案とは当たり前のことしか書いてない。
でもなぜ自分にはその「当たり前のこと」が書けないのか。

おはようございます、ふうじんです。2次解答手順を3つにモジュール化し、その失敗原因を探ってAランク入り(開眼)を目指すこのシリーズ、最終3回目の検討対象は「書く」。

サッと読み、スッと考え、パパッと書く。

この逸話、数年前の受講生がこの講師↑に「2次解答手順の極意とは?」と尋ね、返ってきた助言(無断引用)。神業的なこの域に到達する必要なんてないけど、

一般的に「記述力で差別化して合格」と思われがちな2次筆記が
実は「いかに差別化しないかを問う試験でもある」と気づくと

この先いろいろ有利。だってこの試験、

①他人が書ける内容を当たり前に書くと合格答案になる一方、
②差別化や追加点を狙って余計なコト書くと不合格答案になる

傾向が顕著だから。

 

■本題:「書く」モジュールでの悩みパターンと対策■

では前置きはそこそこに、さっそく本題。「書く」モジュールでの受験生の悩みを学習進捗度順に大別すると以下3点。

①解答内容:何を書けば良いのかわからない
②解答構成:どう書けば良いのかわららない
③伝わる答案:わかって書いているのに加点されない

①についての答えは明確。聞かれたことに答える
②についての答えも明確。解答要求・配点・制限字数に応じ、根拠を因果でつないで並べる

①②の原因・対策は共通
原因:書きながら考えている。読む・考える⇔書く の分離不十分。
対策:書きながら考えない。つまり「何を」「どう」書くかは、「書く」モジュールでなく「読む」「考える」モジュールで決着。厳しいこと言うと、「何を書くか」「どう書くか」を書く技術や記述力の問題と考えているうちは、いつまでたってもBランク

※誤解ないよう補足。上記説明は、「全ての解答を用意してから書き始めよ」という意味じゃない。そもそも事例本試験が「全問正解できる量で出題」される訳がないから、きっちり得点⇔捨て問の判断能力は不可欠。

①②については以上。で、③わかっているのに加点されない ことが2次筆記対策上の大きなカベ。ここは解答制限字数別に悩みをチェック。

悩み「20字タイプ」:書きたいことが制限字数に収まらない。
原因:取捨選択能力または言い換え語彙不足
対策:複数根拠をグルーピングワードで適切に言い換え(←受験校で指導されたはず)。ただ事例Ⅱに多いこの出題パターン、ここは満点が当たり前、他人と差別化する個所ではない。やりすぎ注意。

悩み「60~80字タイプ」:正解わかってるのに点数が伸びない。
原因:余計なことを書いている(例:書き出し冒頭のマス目空転)。また字数節約のために用語を勝手に言い換えて加点されない
対策:60~80字→3センテンス、と一旦割り切る。すると解答構成要素が自動的に決まり(例:現状+原因分析+期待効果)、余計な根拠記述を省略可能。その結果、読みやすく加点されやすい答案になる。

悩み「100字以上タイプ」:何を・どう書いたら良いかわからない
原因:「読む」「考える」が不十分。
対策:易しい~通常レベル出題なら、いくら文字数多くても前述の「読む」「考える」モジュール手順改善で手堅く解決。で、難問タイプは、パパッと書く(※いつか機会あれば後述。簡単に言うと、それらしい構成要素を用意し、根拠を適当に放り込んでつなぐ)

.

■おまけ1:「書く」モジュール手順ひな形■

2次筆記の解答手順とは、(過去に述べた通り)「読む」「考える」を同時進行させ時間短縮することが争点。つまり自分なりの工夫=「人それぞれ」が基本。よって他人の模倣は無駄どころか逆効果。

とはいえ、ひな形を以下に簡潔に示す。また「ココ足りない」「ココおかしい」「オレの手順の方がずっと良い」改善意見は大歓迎。

 

図を読めばわかるから詳細説明省略。あえて申し添えると以下3点。

①解答順・構成要素決定は、「読む」「考える」モジュールで済ませる。
②「書く」モジュールでは、当たり前の根拠を当たり前に並べる
③冒頭書き出し・文中因果・文末締め等にこっそり加点要素がある。

あくまで一例だけど、次章で述べる「差別化せずにこっそり加点答案」とは、実は容易に作成可能。

■おまけ2: 競争試験の勝ち抜け方■

ここで事例からやや離れ、講師から教わった競争試験の勝ち抜けイメージを紹介。競争試験の合格イメージとは、一般に

周囲ができる所をソツなく得点し、
周囲ができない所でコッソリ得点する

になる(受け売り)。さてここで、10月の2次本試験でしばし起きる悲劇の原因とは、

周囲もできる所で、差別化してコッソリ得点しようとする

こと。ちょっと意味深?

.

■おまけ3: Aランクドリル~「書く」の3大NGルール■

怪しげな謎かけの後は、口直しに具体策。上級生(2次本科生)には豊富な事例演習数が用意されているから、毎回達成テーマを設けて事例演習に臨む方が多数派。

さてこの時どこか1回で良いので、

Aランクドリル~「書く」の3大NGルール
①与件にないことは書かない
②勝手な言い換えをしない
③書き始めたら(書きながら)考えない

を試してみてはいかがでしょう?要は「与件の根拠を使って素直に書く」ことに過ぎないけど。でもそう教わるより少しだけ具体的かつ結果を想像しやすい。そういえばこの試験、

こうしましょうと教わるより
これやらない方が良いと自分で自分を律する

方が実力の伸びが早い。

.

■今日のまとめ■

・2次は記述力を問い、同時にいかに余計なコト書かないかも問う。
・「書けない」と悩む前に、「読む」「考える」をしっかり準備。
・書く手順を教わる前に、自分の失点原因の分類・反省が不可欠。
・書く手順自体は、当たり前のことを当たり前に並べればOK。

ということで、3週間問いかけ続けた「当たり前のA答案をなぜ自分が書けないか?」の解答例はこちら↓。

Aランク答案とは、当り前のことが書いてあるだけでなく、
余計なコトが書いてない答案

byふうじん

みなさんこんにちは。アンドロメダです。

今回は「初学者における”チェック模試”活用法」についてお話したいと思います。

そもそも、ストレート生が二次試験対策もしていない状態で受けてどうする??という意見もあり、道場執筆陣の中でも、「ストレート生がチェック模試を受けるメリットは少ない」という意見の方もいらっしゃいました。

実際、私が受講していたTACストレート本科生の教室でも、講師の「今度のチェック模試を受けられる方?」という質問に対して手を挙げた方は数人でした。大多数の方は一次試験対策でそれどころではないでしょう。

ただ、厳しいことを言うかもしれませんが、現時点で「1日の休日くらい潰れても(一次対策やらなくても)大丈夫かな」と言うくらいの余裕がない方は、GWでの挽回が必須です。ペースが遅れている可能性がありますので、しっかりキャッチアップして下さい。前記事でこぐまさんもおっしゃっていますが、GWしか挽回のチャンスはありません。
ではなぜ私が、世論では圧倒的に「スト生では受ける人も少なければ、受ける効果は薄い」と言われているチェック模試を受けるに至った経緯をお話しします。
※ 「自分は受験しません」という方は以下を読む必要はありません。受験する方の目的意識の向上を主旨としています。

皆さんの中で、各科目の答練前に講師からこんなことを言われた方も多いと思います。
「答練は必ず受けてくださいね。たまに『勉強が間に合っていないからあとでいいや~』と言って、答練の日に来ない方がいらっしゃいますが・・・。答練は現在の理解度を把握したり、他の受験生と一緒に受ける経験をするためにとても重要なので、絶対に受けましょう!」

まぁTACスト生の場合、答練は標準でついているものであり、チェック模試はオプションになるため性質は違うかもしれません。
ですが、他のスト生で受ける人が少ないからこそ、逆に受けてみたら他の受験生より一歩先に行けるのでは?と考えました。ですが、準備も予備知識もない状態で受けても、ただペンを動かすだけで終わってしまい、世論の通りになってしまいそうでした。

そこで、先ほどの講師の言葉をチェック模試に当てはめた上で、以下の3つにポイントを絞ることで受験の効果を得ようと考えました。

 

1.本番と同様の雰囲気で80分×4事例を体験すること

自宅受験でやるのもいいと思いますが、他の受験生と時と場所を同じくして受けるということがいかに重要か実感できると思いました。なにが起こるか分からないのが本番。その中でしっかり80分を戦い抜いたときの疲労度や想いをしっかり覚えておこうというのが1つ目の目的でした。

実際二次対策が始まってから「あぁなるほどね」と思ったことなのですが、最初は問題用紙を破る音とマーカーの「シャーッ」という音が気になって仕方がありませんでした。そんなに一生懸命マーカー引いて何になるの?ってずっと思ってました。。(結局自分はマーカー使わない派でしたが・・・)あと、隣の方が噛んでいたガムの音が気になって気になって・・・

 

2.「難しい」を実感すること

よく、難しいと言われている二次試験。ただ、スト生にとって「何が難しいの?」ということは結構曖昧なところが多いですよね。結局その「難しい」は自分で実感するしかないと思っていました。他の人が「難しい」と感じている点が自分には当てはまらないことも多い世界なので。。

自分にとって」難しいのはどんなとこ??というのを明確にするのが2つ目の目的でした。

 

3.現時点での自分の実力を把握すること

これは先ほどの講師の言葉をまんま当てはめたものですが、具体的には、

  • 何も対策をしていない状態で自分が「こう考えた」という記録をしておき、後々比較できる材料にすること。
  • 勉強しなくても○点は取れるんだという考えを持っておくこと。
  • あくまでも現状把握。解法等を深追いせず、考えすぎないこと。

ということになりますかね。

1点目に関しては、これをしておくと二次対策でのプロセス確立のスピードが速くなると思います。実際自分はそうでした。なぜなら、(自分にとって)誤っていたプロセスで回答した、「こう考えた」自分が「どう考えた」から誤ったのか比較の対象ができるからです。

TACの某M講師がおっしゃっていました。「二次試験は比較する試験だ」と。回答内容もそうですが、プロセスにもあてはまると思っています。結局、他人の回答プロセスが自分に当てはまる保証はなく、自分のプロセスは自分で確立するしかないのです。それもいろんな方法論を聞いて「比較」して取捨選択することで。

2つ目は単なる気持ちの問題なので飛ばすとして、個人的に3つ目は大事かなと思っています。何も対策を取っていない人間が解答を読んでも、単に「なるほどね」で終わる確率はかなり高い。誤解を恐れずに言うならば、それは小学生に微積分の問題を解かせるようなものだと思っています。

なので、解答はサラ読みして終了。解答に書いてあることは理解できると思いますが、「なぜそうなるか」が分からないと全く意味がありませんので、もし解答を熟読される場合は注意してください。

二次対策の時には問題の内容も若干抜けているでしょう。最終的に同じ問題を二次対策の時に解いてみて、できれば勝ちですから。

 

さて、GWの過ごし方については他の執筆陣が書かれると思いましたので、今回は「初学者のチェック模試活用」について書かせて頂きました。かなりニッチではあると思いますが、スト生の参考になれば幸いです。

 

by アンドロメダ

こんにちは。こぐまです。

この記事でも書いたように、間もなく基本講義が終了し、ゴールデン・ウィークも含め比較的時間がとれる時期がやってきます。
TACの2次チェック模試LECの1次ステップアップ模試を受験される方もいらっしゃると思いますが、苦手科目をまとめてつぶすのに絶好の(というかほぼ最後の)機会。

受験生の方とお話ししていると、ここ2年の難化(22年度は異常)もあってか、「経済学・経済政策」を心配されている方が多いと感じています。
かくいう昨年の私もそうでした。

しかしながら、単純化したモデルを仮定しているため、基本を理屈で理解していれば、多少、難易度が上がってもそこそこ得点できる科目でもあります。

今回は、GWに「経済」を復習しておこうと思っている方向けに、簡単にマクロ経済の一部だけ、まとめておきたいと思います。

◆マクロ経済の体系◆
まず、診断士試験で押さえておきたいマクロ経済のアウトラインを、ざっくりとまとめてみます。

1.国民経済計算: 三面等価の原則
2.総需要=総供給分析(ケインズ経済学)⇔ 古典派経済学、マネタリスト
3.国際マクロ経済学: 国際収支説、マンデル=フレミング・モデル、経常収支
4.消費関数: 相対所得仮説、ライフサイクル仮説、恒常所得仮説など

 

特に重要な2のケインズ経済学の体系は次のように表されます。

マクロ経済では、一国の経済を分析対象としますが、モデル化・単純化するために、財市場、貨幣市場、債券市場、労働市場の4つの市場に分けて考えます。

なお、マクロ経済学では、様々な金融資産を、利息を生まない貨幣収益を生むそれ以外の金融資産の2つに大別し、貨幣以外の金融資産をすべて「債券」と仮定するため、貨幣市場を分析することで同時に債券市場も分析可能(ウラオモテの関係)とし、分析対象としているのは債券を除く3つの市場です。

これら3つの市場はお互いに関連しています。例えば、

財市場で需要増加→貨幣市場で取引のための貨幣需要増加(=債券需要減少)→労働市場で生産のための労働需要増加

という相互関係が仮定できます。

また、貨幣需要が変化すれば利子率rも変化し、それがまた財市場の投資等に影響を与えるだろうことも想定できます。

これら3つの市場の相互関係を把握するための分析手法は、対象とする市場の範囲によって次のように分かれています。

45度線分析→貨幣市場(⇔債券市場)分析→IS-LM分析→AD-AS分析

という分析の流れと骨格、それぞれの分析目的をしっかりと押さえておきましょう。

◆45度線分析~財市場◆
投資Iを定数とすること(独立投資Io)により貨幣市場からの影響(利子率rの変化)を排除し、生産物やサービスなどの「財市場」のみを分析対象とする手法です。

これにより、財の需給が一致する点である「均衡国民所得Y*」が求められます。
この「均衡」という概念は経済学でよく出てきますので、意味するところを再確認しておいてください。

詳細はテキストを見ていただくとして、輸出入がないと仮定した閉鎖経済モデルでの総需要は、次のような関係式で表されることになります。

Yd = cY + Co + Io + Go
Y: 国民所得、c: 限界消費性向、Co: 基礎消費、Io: 独立投資、Go: 政府支出

右辺は、三面等価の原則のうち、国民所得を支出面からみた場合の需要項目です。
45度線である「総供給Ys = Y」と併せてグラフ化したのが下記です。

 

 

なお余談ですが、経済や財務・会計では、複雑に見える関係式を
y = ax + b
の形に単純化するのがコツです(財務レバレッジなど)。

ケインズは、国民所得を決定するのは供給ではなく需要であると主張しました。いわゆる、需要が供給を生み出すという「有効需要の原理」ですね。
ケインズの有効需要とは、実際の支出を伴う需要のことを指しており、総需要と同義です。

・需要>供給 ⇒ 品不足 ⇒ 生産量増加 ⇒ 国民所得増加
・需要<供給 ⇒ 売れ残り ⇒ 生産量減少 ⇒ 国民所得減少

という調整が働き、均衡国民所得に収斂していくと考えたわけです。

ケインズは、失業の原因は需要不足にあり、非自発的失業を解消するためには、政府支出等で有効需要を創出し、経済全体の需要不足を補うべきであるとしました。

ケインズ学派に対しては批判もありますが(例:マネタリスト)、現実にはしばしばケインズ的な総需要管理政策(財政、金融)が採用されています。

診断士試験でもケインズ学派の理論がベースであり、それに対するものとして古典派、新古典派、マネタリスト、サプライサイド経済学などが問われますので、まずはこのケインズのマクロ経済理論の基礎を理解しておくことが必須であると思います。

◆インフレギャップとデフレギャップ~完全雇用国民所得◆
労働、生産設備、土地などの生産要素が完全に利用され、実現しうる最大の国民所得のことを「完全雇用国民所得Yf」といいます。
つまり非自発的失業者がゼロの理想的な状態のことです。

上述の有効需要の原理のもとでは、必ずしも「Y* = Yf」とはならず、常識的に考えて何らかのギャップが生じるのが普通です。

Y*>Yf ⇒ Yd>Ys(総需要超過)=インフレギャップ発生 ⇒ インフレーション
・Y*<Yf ⇒ Yd<Ys(総需要不足)=デフレギャップ発生 ⇒ 失業者等が存在

政府としては、このギャップを克服し、Y*とYfを一致させることを目標として何らかの政策手段をとる必要があります。
さて、実現可能な政策手段にはどのようなものがあるでしょうか?

ケインズ的な立場では有効需要を調整することでギャップ解消を図ることになります。
そこで、先ほどの総需要の関係式「Yd = cY + Co + Io + Go」から考えるとどうなるでしょうか?

総需要Ydの傾き(限界消費性向c)を政策的に変化させるのは、生活習慣的な要素なので短期的には無理。
それでは切片を上下させることとしましょう。

しかしながら切片の中で、食費や住居費といった基礎消費Coは、限界消費性向cと同じく政策で増減させるのは困難ですから、短期的に政策的なコントロールができるのは、独立投資Ioと政府支出Goだけですね。

そこでとりうる政策手段は、
政府支出の増減
増減税
金融政策(緩和、引き締め)
が挙げられます。

◆乗数理論◆
政府支出や投資などの増減が、その増減額以上の変化を国民所得に及ぼすことを「乗数効果」といいます。
支出が次の支出を呼び、所得が増加し消費も増えるという「風が吹いたら桶屋が儲かる」(?)的なてんやわんや状態が、国中のあちこちで起きるようなものと思ってください。
当然ながら、必ず「乗数>1」です。

乗数理論は、均衡国民所得を実現するにあたっての市場メカニズムそのものといえます。

計算式の羅列になってしまうので、ここは足早に過ぎますが、テキストで下記の乗数の算出方法と結果を確認しておいてください。
なお、閉鎖経済だけでなく、開放経済の場合は限界輸入性向の概念が入りますので、そちらも併せて確認お忘れなく。

・投資乗数
・政府支出乗数
・租税乗数(定額税)
・均衡予算乗数

最後の「均衡予算乗数」は間違いやすいので気をつけてください。

政府支出の増加1兆円を、均衡財政を維持するために同額の定額増税でまかなう場合、国民所得はどう変化するか?

頻出論点ですので、ご自分で考えてみてくださいね。理解している方は秒殺のはず。

◆IS曲線の導出◆
やっとこさ、ここに辿り着きました。
45度線分析による財市場のみでの均衡に加え貨幣市場も対象とし、財市場と貨幣市場の同時均衡を分析するのがIS-LM分析です。
ここでは、IS曲線をどう導き出すかの理屈を整理しておきます。

IS曲線
テキスト等では、
財市場を均衡させる国民所得Yと、利子率rの組み合わせを表す曲線
と定義されています。

初めに読んだ時は何のことやらさっぱりわからなかった部分のひとつがこれでした。
国民所得と利子率? 財市場と貨幣市場を結び付けるロジックは何なのか?

まず必要な概念は「資本の限界効率ρ(ロー)」ですね。
財務・会計で学習した現在価値や割引率の考え方と同じなのですが、テキストには長々と計算式や説明が書かれていてわかりにくい。

乱暴ですが、私は「経営者は、資金調達コストである利子率より高いリターンが得られるならば投資を実行する」と単純化して理解していました。
ρは投資の予想収益率と同義です。「ρ>r」であれば投資するということですね。

よって、「利子率が低いほど投資は増加する」という利子率と投資の関係(減少関数)を捉えて、総需要の関係式を思い出せば、上記の定義が腑に落ちます。

「I = I(r)」という極めて単純な減少関数です。
利子率が下がれば、需要項目の投資が増加し、その結果、国民所得も増加するというロジックですね。
なぜすぐに理解できなかったのか、今となっては不思議ですが・・・。

ということで、上記定義を縦軸r、横軸Yのグラフで表すと、IS曲線は次のように描かれます。減少関数ですから、右下がりのグラフになります。

r (r0→r1) ⇒ I (I(r0)→I(r1)) ⇒Y (Y0*→Y1*)

というロジックが上下のグラフを比較することで理解できると思います。


 LMがないので片手落ちですが、このようにして、財市場と貨幣市場が繋がるわけですね。
財市場で国民所得が決まり、それが貨幣市場の貨幣需要に影響し、利子率が変動して財市場での投資判断にまた影響する・・・という相互関係にあるわけです。

なお重要なことは、この段階では物価水準の変動は無視していることです。
物価は、労働市場を加えた3市場の同時均衡を考えるAD-AS分析で検討することとなります。

どのような場合にIS曲線が左右どちらにシフトするか、上記の導出の過程を押さえておけばすぐにわかるはずです。

本試験までまだ時間がある現段階では、暗記より理屈で考えることを優先しておいた方が、対応力が高まります。この科目では、暗記は最後の手段です。

結局、目論んでいた貨幣市場とLM曲線導出までには至りませんでした、すみません。

ほんのわずかな部分だけの記事になりましたが、この科目を復習していくうえで、理屈で考えることの重要性を再確認していただければ幸いです。

必ず自分でグラフを書きながら問題を解いてください!

◆過去問◆
すでに過去問に取り組んでおられる方も多いとは思いますが、経済について「なんか嫌だなあ」という感覚を持っておられる方は、まず平成21年度と20年度の問題を全部解いてみてください。

ここ数年では比較的易しい問題なので取り組みやすく、出題論点がほぼこの50問で把握できます。

22年度のようなとんでもない問題はほとんどありませんので、まずはこの2年分を徹底的に理解しておくと、経済への苦手意識が少しは払拭でき、完成答練や模試に向け弾みがつくのではないかと思います。

この2年分を制覇したら、次は平成19年度と23年度を模試までにはやっておきたいところ。手ごわいです。
入手できれば18年度も。

繰り返し同じ論点が、似たような形式で出題されていることがわかります

最後に、古い過去問をひとつ挙げておきますので、正解を考えてみてください。

平成14年度第11問
IS-LM分析において、IS曲線は財・サービス市場の需給均衡から生じる利子率と所得との関係を表したものである。そのIS曲線をシフトさせる要因として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。

a 減税
b 公共投資の増加
c マネーサプライの増加
d 利子率の上昇

[解答群]
ア aとb    イ aとc    ウ aとd    エ bとd

 

by こぐま

こんにちは、ひめです

会社の歓送迎会、お子様の入学・入園など、年度初めのイベントもひと段落し、GWに向けて模試準備&学習計画を立てている時期でしょうか

東京都中小企業診断士協会では、GW(4/28)にウェルカムスプリングフォーラム2012というイベントが開催されます。東京協会・各支部の活動や、各研究会・懇話会、同好会の活動紹介など、いろんな催しが予定されているようです。今後の診断士活動のヒントを見つけてこようと思います
春ですし、いろんなことにチャレンジしていきたいです

さて中小WEEKも今日が最終日。本ブログでも執筆陣がたくさん情報をUPしてるので、すでに食傷気味な方も多いかも

【中小】の科目の印象は、こんな感じ。

<中小企業経営・政策 の特徴>
・要は「知ってるか知らないか」。努力が結果に繋がりやすい科目。
・試験日に瞬間的であれ覚えてればOK!とわりきる。
・直前期に自作ツールを使って効率良く暗記♪
・経営(前半部分)は、予備校の問題集・模試を活用してある程度ヤマもはる。

今日はQ&A方式で書いてみますね。

Q.中小企業白書を買う必要はあり?

A.私は買いましたが買う必要はないと思います。白書の概要をサブテキスト代わりにすることをおススメ。

WEBに2011年度中小企業白書の全文が掲載されているので、読みたい時はここを眺めればいいと思います。
私の場合は、勉強仲間が白書掲載のグラフを 全部画面コピーして、ペタペタ並べたパワポ資料を作ってくれました。試験1週間前にそれを見てインプットしたので、そんなツールを今のうちに作成しておいても良いかも。

あと、私は白書の概要を印刷して、サブテキストとして持ち運んでT○C講義を受けてました。基礎答練のこの時期は、この位の量を見ておけばちょうど良いように思います。

ちなみに、私が白書を購入した購入した理由は・・・
①いちおう診断士を目指すからには、国が何を考えているのか知っておこうと思ったから
②「2次試験対策で白書を読みこんだ」という合格体験記を読んで、へぇ!?と思ったから
③資料集的なものを1冊用意しておけば、直前期に焦らないで済むかな、と思ったから

その効果は・・
①中小企業の役に立ちたい!という気持ちが高まった
②コラム欄に掲載の企業成功事例は「差別化」「独自の」「地域密着」といった言葉のオンパレード。「ああ、2次試験ではやっぱりこういうことを解答して欲しいのね」と再認識した
③試験直前に煮詰まった時に、ペラペラと(ダラダラと?)読んで息抜きに使えた(笑)

・・・というわけで、あえて購入までする必要はないかな、と

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Q.グラフを見る時のポイントは?

A.全体ストーリーを理解した上で概要を把握する(このグラフ、要は何を伝えたい?)。ターニングポイントの年や、○○と比較して何倍?何割?の視点を持ってチェックします。過去問での問われ方のパターンとして、穴埋めで「□年を境に」「□倍に」「□よりも□が多い」というものが多いので、それに備えるためです。

<グラフを見る時のポイント>
・過去3年を見る限り、グラフが図のまま出題されることはないので、パラパラとと読んで、全体ストーリーを把握する。
サブタイトルに注目して記憶。資料の出典「民間企業調べ」は、国家試験では出題しづらいと考えて軽くスルー。
・グラフは、過去と比較(増減)、ヨソと比較(大小)、規模感(約何倍・何割)、を意識。
・グラフを見て、自分の予想・感覚と違っていた部分をメモでまとめておく。

・・・と、ここまで書いた後に知りましたが、ポイントがこぐまの記事とほぼ一緒ですね
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 Q.中小企業施策利用ハンドブックは入手した?

A.私は入手しました。辞書代わりにいちおう持っておくと便利です。
WEBでも平成24年度 中小企業施策ハンドブックを全頁印刷することができますが、私は冊子を送付してもらいました(送料は実費を自己負担)。ここの請求フォームから申込みできます。自作の暗記ツールを作る時に、間違えてないかチェックするための資料としても便利でした。
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Q.模試は活用した?

A.活用しました。T○C模試(6月)以外にL○Cのステップアップ公開模試(今年はGW)、L○C一次模試(例年7月?)を受けました。ステップアップ模試は、科目ごとにバラ売りしてて(1科目1,000円)通信受験も可能なので、予想問題集と割り切って購入しても良いかも。競馬と比較したら怒られますが予想屋からの情報料くらいに割り切って投資してました
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学習計画の仕切り直しをしやすいGWまであと少し。中小の答練も、バシッとキメていきましょう

 

by ひめ

みなさんこんにちは、コニケンです
突然ですが、この建物何か分かりますか?そう、霞ヶ関駅の上にある経済産業省の本館と別館です。中小企業庁は別館7F/8Fがメインフロアのようです(画像はMETI HPより)。今回は中小企業経営・政策ということで、実際様々な施策が生まれてくる現場を載せてみました。
さて、ここからが本題。先週からお送りしている中小WEEKもいよいよラスト二つです(締めは明日ひめさんの投稿です!)科目の特徴については、すでに6名の執筆陣が書いているので、今回は私が行っていた今日からできる勉強法について三つ紹介したいと思います。一応最初に言っておきますが、私は決してこの科目を軽視せず、結果的に本番で70点台取れたことで、一発合格に大きく近づきました
たしかに覚えることは多いですが、必要以上に深入りせず(もっと知りたい!と好奇心を持つことはもちろん大事ですけどね)、しっかりと戦略を立てて整理しながら学習すれば、確実に点に結び付きます
テキストの記載内容が、似たような文章で、ピンポイントで出ればもちろん確実に3点を取りに行かなければいけません。たとえ出題に一ひねりあった場合でも、ある程度幅広く押さえておくことで、選択肢を二つくらいまで絞れて、正答率はグッと上がるはずです。
二次試験に直接結び付く論点はたしかに少ないですが、ここで改めて強調したいのは、是非ともこの科目を軽視せず、しっかりと最後の最後まで(=試験本番のお昼休みまで!)自分の頭の中で整理し切って、この科目で一点でも多く稼いでください。

<お薦め勉強法>
1)中小企業政策一覧表を作って、常に手元に持っておこう!
主に暗記科目でもあるこの中小企業政策・経営は、通勤の隙間時間・休み時間等を使う絶好の科目です。5分もあれば一つの論点の自分の中の定着度が上がります。そこで、数々の中小企業政策(主なところで20前後でしょうか)を一覧にした紙を一枚作り、手帳等に潜めておくことで、常に眺められるような状態にしておきます。もちろん、頻出順に並べておけば、なお良いです(T○Cテキストの出題領域表で拾うか、完成講義レジュメの補助資料等に載っています)
たとえ電車が混んでいたとしても、紙一枚を眺めながら、
・施策の概要
・ポイントとなる数字
・対象
・認定者
等について、頭の中でブツブツ呟いてみます(さすがに車内で実際に声を出してしまうと少し迷惑なので…)つまり、あえて内容は書かず、ただズラズラと20の政策名を書いておきます。大前提としては、上記のポイントについて、予め別のノートに「答え」を自分の言葉でまとめておきます
頭の中で呟いた上で、分からなかった部分に関しては、ノートが見られる状態になったら確認した上で、マークしておきます。そして、次に同じ論点を見るときは、それが確実に潰せていることを確認します。全ての主要政策がこのように潰せるまで、このサイクルをひたすら回していきます。家に帰って、このリストを見ながら、声に出して一つ一つ説明していくのも(たとえ独り言になったとしても…)良いでしょう。
あくまで、テキスト以上のことは覚える必要がありません。やることがある程度決まっている科目ってある意味幸せじゃないですか?ここでの努力は絶対に惜しまないようにしましょう

2)中小企業を一つでも多く知ろう!
私は、この資格の学習を始めるまでは、正直、中小企業というものそのものにあまり馴染みがありませんでした。きっとそういう方も多いと思います。そういう状況の中、ただただ政策ばっかり覚えていても、イマイチピンと来ないことがあり得ますし、納得感も少ないでしょう。それでは覚えるのにただ時間がかかり、あまりにも勿体ないです。
そこで、見出しの通り、中小企業を一つでも多く知る対応をとることで、長期的に考えてみても、二次の事例問題に取り組む際、資格取得後に、様々なクライアント先に出向く際にも、プラスとなるような自分の中の「引き出し」を作っておくことにも繋がります。
以前、「特許を身近に感じる」というテーマで記事を書きましたが、やはりどの科目も、具体的な事例に興味を持ち、「身近に感じる」ことが、一発合格への近道だと私は強く信じています。
色々な本はもちろん出版されていますが、わざわざ本屋に出向かなくても、私が定期的にチェックしていた三つのsourceについて紹介します
○J-Net
http://j-net21.smrj.go.jp/
すでにこのサイトは閲覧している方が多いと思いますが、とにかくあらゆる企業の政策活用例、成功例が紹介されています。昼休み普通に眺めているだけでも気分転換になりますし、とにかく内容が本当に興味深いです。是非目に留まった企業をクリックして読んでみてください

○日経新聞:新興・中小企業面
毎週月曜日に1面分、中小企業が特集されています。上に書いたような、特定企業の取り組みを知る上でも、中小企業全体の動向を知る上でも、診断士試験を受ける者としては、是非端から端までチェックしてみてください。

○がっちりマンデー
http://www.tbs.co.jp/gacchiri/
日曜の朝7時半から放送されている、私の大好きな番組の一つです。不定期ですが、中小企業の技術力等、いわゆる「オンリーワンの強み」が分かりやすく紹介されています。これも、素直に感心してしまうことが多いですが、やはり診断士を目指すにあたっては、(もちろん今の私もそうですが)どうやったらこの企業がここに辿り付けた分析してみると、二次試験対策も含めて、今後に繋がっていくと思います。

3)グラフのポイントを、自分の言葉でまとめ直してみよう!
最後は、テキスト前半に書かれている、中小企業経営について。こちらは、中小企業白書2011年版に記載されている主要な統計データを覚えることになりますが、テキストに記載されているグラフのポイントを、自分の言葉でまとめ直してみてください。すでにポイントがワンフレーズで書かれているものもありますが、これを丸暗記するよりも、自分の言葉でまとめ直した方が、間違いなく「しっくり」来ます。もちろん、ポイントが書かれていないものに関しては、他と同様、ワンフレーズを作ってみてください。グラフそのものの細部の数字まで漠然と覚えていくのは、さすがに難しいですよね?
そして、そのワンフレーズに対応する形で、ポイントとなる数字・箇所に大きくピンク色等で○付けをして、あくまで必要な部分のみ、ビジュアル的に覚えましょう。

<おまけ>
ご存じの通り、この科目は本番90分あります。ただし、90分フルで使う受験生も比較的少なく、途中退出をする人も多いです。自分自身、本番は結構気が散ってしまいました。。ただし、早く帰っている人=できている人とは限りません!!周りを気にせずしっかりと集中力を保ちつつ、少しでも正解に近づけるように、それまでに勉強したことを総動員しながら選択肢を絞り込んでいきましょう。

<最後に>
いよいよGWまで二週間ですね。初学者のみなさんは、ここまで半年間ひたすら突っ走ってきたと思いますが、改めてその半年間を振り返ってみると、自分の成長を実感できていませんか?GW後からは、ついに二順目が始まります。我々も最大限サポートしていきますので、是非一科目一科目、一緒に磨き上げていきましょう
byコニケン

暗記キライ。

こんにちは、ふうじんです。オレ、暗記が苦手・・という方に朗報。

診断士試験の最終合否は、暗記力でなく理解力次第。
暗記・丸暗記は記憶法の一種。記憶できるなら暗記不要。
逆に理解・記憶より暗記が効率的なら、暗記を選択。

まだピンとこないね。では以下に順を追って確認。

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■長期記憶 vs. 短期記憶■

ではまずはじめに、記憶を長期記憶短期記憶に2分割。ご興味ある方は診断士合格後に 認知心理学 を勉強していただくとして、診断士試験対策上は、

長期記憶:今後繰り返し使う重要な知識 (経営・財務・運営)
短期記憶:試験合格上必要な知識 (情報・法務・中小)

といったん割り切る。すると、今なんとなく嫌な、怪しげな雰囲気を漂わせる「中小」対策とは、

①試験直前に大量に詰め込み、
②試験が終わったらさっさと忘れ、
③どこにその知識があるかだけおぼろげにイメージしておく

ことで終了。だってこれだけ情報技術が発展した以上、知識とはもはや覚えるものではなく、使い方・探し方さえ知っておけば十分

.

■記憶の経常費用(衣・食・住)と臨時費用■

ではなぜ資格試験では理解・記憶や暗記が必要?一つの答えは、ビジネスのスピードが年々早まり、その場で瞬時に判断求められることが増える以上、

私わかりませんので、持ち帰って調べてお返事します

では競争に勝てないから。でも脳の記憶容量には上限があるから、

良く使う大事な知識が常に脳にスタンバイしている(長期記憶)こと

が重要。診断士7科目を家計簿感覚で例えると、こんなイメージかしら。

衣料費:経営 (ケチっても良いけど、豪華な方が見映えが良い)
食糧費:財務会計 (日々不可欠、繰り返し)
住居費:運営管理 (生産・販売の基礎。どっしり重要)

つまりこれらは、今後ず~っと使い続ける「経常費用」。一方、情報以下の暗記科目は

臨時費用:知識の保有を証明するために、一時的に支出

するものと割り切れる。するとこの3科目の対策は、

①長期記憶でなく、試験直前期の詰め込み短期記憶。
②無理に理解理屈で記憶するより、暗記・丸暗記。

した方が良いと合理的に判断可能。

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■記憶の幅と深さ ~財務会計vs.法務vs.中小■

さて、短期記憶で対応できちゃう「中小」。でも少々見方を変えて以下に比較。

 

「中小」は知っているか知らないか、つまり暗記→高得点になることは周知済。かつ

財務会計に較べればその対象範囲は極めて狭く
経営法務に較べればその要求知識は極めて浅い

から、難易度変動の議論は別として、実質サービス科目。もっともリーダー的視点で重点的に学習するには試験出題があまりにしょぼいから、少々悩ましい。

 

■中小:意味がないこともない■

しかも、「中小」対策を進めると グラフや政策の暗記が何の役に立つの?という疑問が起きる。
ご安心ください。「中小」で学んだことは、(独立診断士として活躍する場合を除き)原則何の役にも立ちません。

「経営」:常識レベルの話が主でしかも毎年使い捨て。
「政策」:支援策の利用法だから企業内診断士には無縁。

例えば、ケース紹介やカラー化・グラフ化等の努力にも関わらず白書が面白くないのは、過去事実の統計資料が出てきた時点で、その情報がもう古くなっていることが一因。よって比較的長期の資料に注目すると、何かの役に立つ発見がないこともない。 

日本経済は2007 年秋に景気後退過程に入り、その後、世界的な景気後退の影響を受けて、2008 年末以降、雇用情勢は急速に悪化することとなったが、2009 年後半からは輸出や生産の回復が雇用情勢の改善にも波及し、持ち直しの動きがみられた。今回の回復過程においては、製造業や建設業の雇用の改善が遅れたことで、女性に比べ男性は厳しい状況におかれ、(後略) (注:文章は「労働経済白書」(厚生労働省)による)

上記は一例。けど自分の脳内の断片的情報を、公的な裏付けのもと、因果関係でつないでみるのはそれなりに面白い。

.

■暗記に強く、芸域を広く■

脱線が続いたので、話を戻して簡潔に結論。「中小」が暗記科目であり、かつ些少な知識ばかり問われることは不動の事実。また役に立たないことばかり覚えさせられるから、診断士7科目の不人気投票では常に優勝候補。

でもね。

資格試験合格という目標のもと、試験直前の緊張感を活かし自分の暗記能力の極限に挑む。つまり暗記ゲームを楽しんでしまうのも一興。世の中情報化が進むと、物事を覚えたり、考えたりすることは案外貴重な機会。すると、

「考える」「暗記ができる」能力は周囲への差別化要因

今は面倒臭いだけの暗記学習。でも「暗記もこなせる」自信がつくことは、コスト以上のメリットあり。

.

■今日のまとめ■

・診断士1次対策では、理解⇔記憶⇔暗記の使い分けが有効。
・「中小」対策は暗記・丸暗記重視で進め、短期記憶で使い捨て。
・「中小」出題領域は他科目より狭く・浅い。やればやるだけ得点源。
・「暗記もこなせる」ことは、将来役立つ自分から自分への贈り物。

byふうじん

<Bランクの悩み>
周囲のAランク答案とは当たり前のことしか書いてない。
でもなぜ自分にはその「当たり前のこと」が書けないのか。

おはようございます、ふうじんです。2次解答手順を3つにモジュール化し、その失敗原因を探ってAランク入り(開眼)を目指すこのシリーズ、今回2回目の検討対象は「考える」。

サッと読み、スッと考え、パパッと書く。

この逸話、数年前の受講生がこの講師↑に「2次解答手順の極意とは?」と尋ね、返ってきた助言(無断引用)。神業的なこの域に到達する必要なんてないけど、

一般的に「思考力を問う試験」と思われがちな2次筆記が
実は「いかに考えないかを問う試験でもある」と気づくと

この先いろいろ有利。だってこの試験、

①結論わかっていることは、いちいち考えず解答時間節約
②いちいち考えず手順通りに処理→バラつき抑制+安定解答

する方が合格しやすいから。

.

■前回の復習:解答手順のモジュール化(例)■

では悩まない・考え込まないために、先週の復習から。

<検討上の仮定>
仮定①:合格者の解答手順は多種多様。それは80分の時間制約上、
読む⇔考えるを同時進行化し短縮する工夫が競われているから。
仮定②: モジュール化とは、複雑なものを単純化・割り切る手法。
読む⇔考えるをあえて切り離すと、手順改善の発見チャンス。

よって、この記事では「考える」を以下①~③に割り切り、単純化。

.

■前提:「考える」モジュール手順ひな形■

次章「本題」検討の前提として、ごく基本的な手順例を以下に示す。上図で分かる通り、「思考力を問う」と思わせつつ、考えることで差がつくのは①要求解釈 ②根拠の集め方 ③根拠の使い方、のわずか3回だけ。

要求解釈
点数・字数から1)解答構成要素 2)文中の根拠 を予想し、問題本文を読みに(探しに)行く
根拠の集め方
問題本文中の根拠とその配置をさっと眺める。多少のマークも可
三大必須キーワード(※)はグリグリっとマーク
    (※社長の思い・経営課題・診断士への相談内容)  
根拠の使い方
問題本文を詳細に読み、根拠同士を因果でつなぐ

当記事は手順解説を目的としないから、必要に応じこちらを見ていただくことにして、さっさと本題へ進む。

 

■本題:「考える」モジュールでの悩みパターンと対策■

ここから本題。もし以下に該当あれば、好機到来。

悩みa要求解釈に時間がかかる
原因:知識不足と考え過ぎ
対策:そもそも事例解答に必要な知識が不十分なら考えるだけムダ。よって考える制限時間を先に決める(例:事例Ⅰ・Ⅲ→10分、事例Ⅱ→5分)

悩みb要求解釈が当たらない
原因:設問ごとの得点可能性の優先順位付けが不十分
対策:どうせ当たらない問題があることを前提に、当たる問題から先に解く。当てにくい問題を当てたフリして点稼ぎするのは、まだ当分先の話

悩み文中のどの根拠を使うか、またどの問に使うかが選べない
原因:問題本文全体を頭に入れてから解答を考えている。
対策:問題本文を段落別モジュール化し、設問に割り付け。「解答の一貫性」とは、問題本文を一度全て頭に入れることを要求してないし、第一そんなことしてたら80分じゃ足りない

悩み自分の考えたナイスアイデアに点数がつかない
原因:聞かれたことに答えていない
対策:書き出す前に一歩思いとどまる。ここがホントの複数解釈。

ではなぜ該当あれば好機到来?簡単に言うなら、本試験当日になっても、

要求解釈で時間かけすぎたり、
要求解釈を当てようとしたり、
解答の一貫性にやたらこだわったり、
はたまた自分のナイスアイデアを書こうとする、

つまりBランクな受験生が2次受験者全体の4割は下らないから。とすると、これらBランクの状態が何かを知っておくだけで、合格確率が20%→33%に上昇することが確約。

 

■おまけ:スッと考える~解答要求ガラガラポン■

一つおまけ。2次筆記とは一見複雑に思えて、実は

同じ材料を与えるとどう反応するか

を観察されているに過ぎない。図にするとこう↓

見方を変えるとこの試験、

同じ材料が与えられたら作問者の期待通りの同じ答え

を解答することで、結構余裕で通過可能。また競争率5倍の試験がなぜ「人並み、素直で、当り前な答案」で合格可能かもここで説明済だし、かつ冒頭に挙げた通りこの試験は「いちいち考えない」方が有利

ではいちいち考えずスッと解答を思い浮かべるにはどうすれば良い?タネというのはバラせば簡単。その答えは、

答えを予め知ってるから。

ちょっと意味深?

.

■今日のまとめ■

・2次筆記は思考力を問うと同時に、「いかに考えないか」も問う。
・2次で「考える」機会は、要求解釈・根拠探し・根拠の使い方の3回。
・「考える」際の失敗理由を知ると、合格確率は20%→33%にUP。
・いちいち考えず解答時間を短縮する為、予め答えを知っておく。

byふうじん

 

こんにちは、を~です。
すっかり桜も満開、というかあっという間に盛りを過ぎてしまいました。

学校の春休みも終わり、通勤電車もすっかりいつも通りの混雑を取り戻しました。
ぜんぜん嬉しくないけど

というわけで、今週は中小WEEKです。

とはいうものの、ぼく自身が中小を勉強したのは2年前のことで細かいテクニックなんてすっかり忘れてるし、独学なもんでノートなんかそもそもありません。こまった

 

■ どんな科目なのか ■

さて、すでに講義を受けている、もしくは過去記事を読んでいる方ならすっかりお分かりのとおり、「中小企業経営・中小企業政策」というのは暗記する内容がすごーく多い科目です。

ぼくは、一度テキストを読んでみて、ナンダコリャ?って思いましたよ。

でも、超直前期になって、ハカセのこのエントリを見て吹っ切れました。
合格した人でもここからのスタートだったと知って、心がホントに軽くなりました。

個人的には、受験期にこの科目の勉強で得た知識そのものが、診断士としての活動にどれだけ貢献するのか疑問です
企業内診断士に限らず。

だって、細かい知識はどんどん忘れるし、政策や根拠法もどんどん変わるもんね。

ただし、「似たような内容の施策が複数の省庁・機関によって行われている」というのは確かな事実です。
そのことを知っただけでも、実際に調べるときの効率は段違いだろうなって思います。

実際に実務に当たっていれば必要に迫られて調べるし、調べた実績が蓄積されれば自分の中での整理もできていくでしょう。
さて、1次試験の案内を見てみると、この科目の内容について、このように紹介されています。
 

(1)中小企業経営
 ① 経済・産業における中小企業の役割、位置づけ
 ② 中小企業の経営特性と経営課題

(2)中小企業政策
 ① 中小企業に関する法規と政策
 ② 中小企業政策の役割と変遷

(3)その他中小企業経営・中小企業政策に関する事項

 
細かい項目が並んでいますが、分野としてはたったのこれだけです。
ですが、中身はというと、とんでもなく多岐に亘る。

(1)の部分は、すなわち白書の領域ですが、個々の論点やグラフの内容を場当たり的に覚えてもキリがありません。

どうしても読みたい人はムリに止めませんが、白書を一生懸命読む必要はありませんよ。

白書を通して読んでみても、受験生レベル(実務からかけ離れた、単なる合格者も当然含む)では「日本経済で中小企業の占める役割は(意外と)大きい」「中小企業のリソースは非常に限られているが、(意外と)ガンバッテいる」くらいしか読み取れません

これを、GDPの寄与度や、業績、輸出入、倒産・求人件数といった統計を使って見せたうえで、「中小企業(という集団)の成長に必要な要素(経営課題)」は何かを見つけて、「課題を解決するために有効と思われる政策・支援事業」を並べる。

これらがぜ~んぶ試験範囲で、暗記して点数を稼がなきゃいけない。

すごーく乱暴にまとめると、「中小企業経営・中小企業政策」という科目はこんなカンジです。

 

■ どうやって勉強するか ■

こんな風に、受験生の前に立ちはだかる超暗記科目なわけですが、何しろ乗り越えなければ合格できません。
「暗記」をするために「自分に合った方法」を見つけて、ひたすら繰り返すしかないのですが、これで終わってはミもフタもありませんよね

先日のアンドロメダのエントリとかぶってしまいますが、こんなふうにして単なる暗記部分をできるだけ絞り込めば、それだけ負担は軽くなります。

 

その1 暗記エネルギーを政策へ集中投入する
白書の分野で問題集はあまりアテになりません。
だいたい、問題集は過去問を整理したものです。白書の分野で、過去問が意味無いのはあたりまえ。
であれば、活字素材が充実している政策に力と時間を投入するのは当然の戦略。

 

その2 白書本体は読まない。
白書の概要が出ているのはご存知だと思います。
わざわざ中小企業庁が税金を投入して纏めてくれているので使わない手はありません。
平成23年度版の概要は、46ページになっています。
(本体はおよそ300ページ)

 

その3 震災の影響を振返ってみる
白書の副題は「震災からの復興と成長制約の克服」となっています。
東北の中小企業が大打撃を受けたために、電子部品が供給されずに自動車生産が止まったなんてニュースもありました。
そういえばタイの洪水もあったので、BCPが今年の注目論点になるかもしれないですね。

 

その4 模試をしゃぶりつくす
道場でも何度も紹介されているNANAさんのブログから。
「最新施策は全国模試で学ぶ」
(http://blogs.yahoo.co.jp/nana_consulting/48123818.html)
の文字を見た瞬間に目からコンタクトが落ちそうになりました

 

 

■ 最後に ■

各校の講義スケジュールを全て把握しているわけではありませんが、中小ってだいたい最後になってますよね。
これは、7科目中で一番暗記力を必要とする科目だから

カリキュラムの最初に中小があったら、7科目1周した頃にはスッカラカンになってしまいます。

直前期に入ってまたゼロから覚えなおすのは精神的にも負担が大きいです。
ところが、7科目の最後にしておけば、記憶が抜けきらないうちに2周め・3周めで逃げる知識を繋ぎ止めることができる。

というわけで、安心して暗記に勤しみましょう
まぁ、これって今ぼくが思いついたんですけどね。そういう事にしておきましょうよ。

 

さて、話は変わりますが、4月ももうそろそろ半分。ということは、あっという間にGWになってしまいます。

言うまでもありませんが、1次試験前にまとまった時間を作れる最後のチャンスがGW。
GWにやる勉強の優先順位を考えて疲れたアタマをリフレッシュしながら暗記に集中してみてはいかが?

 

以上、を~でした。

 

みなさん、こんにちはうちあーのです。

期待の巨星アンドロメダの加入で今週よりエントリーのシフトが変更となっています。
3代目執筆メンバー6人が基本的に月・火・木・金の枠を順々に担当することになります。私は主に月曜日もしくは木曜日のエントリーとなっていくと思いますが、引き続きよろしくお願い致します。

さて今週から中小WEEK
この「中小企業経営・中小企業政策」という科目は中小企業の現状マクロ状況ミクロ行動)や政策を学ぶ科目であり、診断士になってからも役に立ち、継続的に学べる科目です。
特に政策については、返済不要の補助金(助成金)や優遇税制、低利の融資など、中小企業経営者なら知っているだろうなんて思いがちですが現実的にはそうでもありません。むしろ全く逆で、自社で活用できる制度があるにもかかわらず活用していないケースが非常に多いようです。事実、先だっての実務補習でも診断先企業様から「利用可能な助成金とその手続きについて教えて欲しい」といったご要望を頂きました。
また試験要項の「科目設置の目的」にも、「創業や中小企業経営の診断・助言を行う際には、国や地方自治体等が講じている各種の政策を、成長ステージや経営課題に合わせて適切に活用することが有効である。」云々と明記してあり、各種政策の橋渡し役を診断士が担うことが期待されています。

よっし、目的は分かった!モチベーションも上がった!だからがんばろう!おーっ!!

。。。と言って勢いをつけたのはいいけど、やっぱり暗記することが多く大変ですよね。

暗記科目の対応策として語呂合わせは一つの王道(邪道ともいう?)。道場でも過去記事で紹介されています。私も暗記術を編み出すのが大好きでいろいろと自作していました。今回はそのうちのいくつかをご紹介したいと思います。
※注 私が受けたのは平成22年度なので平成24年度対策としては古くなってしまったものもあります。こちらでも調べた上で記事にしていますが、念のためご確認をお願いします。

 

パターン1.数字語呂合わせ術

<具体例>企業ベースで見た中小企業の従業員数
27,835,550人→約2784万人→2ふ7な8ば4し→船橋

実はこの数字は、2008年版から2010年版での付属統計資料の数字で、2011年版白書ではデータ更新があり約2827万人となっています。(2008~2010年版:総務省「平成18年事業所・企業統計調査」→2011年版:総務省「平成21年経済センサス‐基礎調査」)
このような新しい資料は「出題されやすい」とされていますので要マーク。ただ残念なことに「約2827万人」に対してうまい語呂合わせがない。近似値で2ふ8や2ふ8や→ふやふや2に8や2に8や→にやにや?どちらでもいいです。大事なのは全就業人口の66.2%、3人に2人は「ふやふや」、もしくは「にやにや」であり国内の雇用においての大きな割合を占めている、ということです。

<具体例>共済制度の掛け金
中小企業退職金共済制度:5,000円~30,000円
→従業員が退職して誤算(5・3)
中小企業倒産防止共済制度:5,000円~80,000円(※)
→取引先が倒産してご破算(5・8)
小規模企業共済制度:1,000円~70,000円
→経営者はいーな(1・7)

これはハカセが発案、Wackyが見やすく再掲しています。私も似たようなのを作りましたがこれは秀逸。

(※)平成24年6月19日記事訂正
中小企業倒産防止共済制度の掛け金上限は、8万円から20万円に変更となっていましたので訂正致します。(スーさん様、ご指摘ありがとうございました!)
中小機構のHPにて確認頂けます。

平成23年10月1日施行「中小企業倒産防止共済法の一部を改正する法律」による変更です。改正ポイントは出題しやすいポイントなので、出題者もニンマリ(20)要チェックですね。

パターン2.頭文字圧縮術

<具体例>中小企業基本法第3条
「独立した中小企業の多様で活力ある成長発展」の頭文字を取って独・多・活・成
→ドクターハカセ

中基法の基本理念です。道場初代執筆メンバーのハカセを想起すれば穴埋め問題に対応できるかも。
因みにJCは、毒虫多活性(どくちゅうたかっせい)で覚えたとのこと。

パターン3.屁理屈こじつけ術

<具体例>組合制度の発起人数
1つを除いて全て「4人以上」。商店街振興組合のみ例外で7人以上。その理由は商店街振興組合は7文字だから。

本当の理由は定かではありません。
この論点はH23-24で何のひねりもないド直球、ズバで出題されていましたね。所要時間はマークシートにグリグリするだけ。秒殺3点ゲットは美味し過ぎますね

どうですか?かなりくだらないでしょ。でも皮肉なことにくだらない記憶ほど忘れにくく、思い出しやすいものです。
そしてここからが大事。上記のような暗記術で雑学の如く断片的な知識を増やすだけでなく、
その知識を楔として周辺知識を肉付けして幅を広げる
その背景や根拠について理屈を考えてみることで知識を深化させる
といった作業を繰り返すことで応用力が養われ、本試験会場でも戦える力へと進化していくはずです。

=====

満員御礼!

先日の告知致しました4月23日の2次試験対策「もやもや発散セミナー」は定員に達しましたので受付を終了させて頂きます。

お申込み頂いた方には確認メールを送信しております。「申込したのに確認メールが届いていない」という方は、
webmaster※rmc-oden.com
宛にメールにてご連絡ください(※を@に変えて送信してください)。

セミナーにお申し込み頂いた方々、当日お会いできることを心より楽しみにしております。

では、今日はここまで。

 

Ciao!
By うちあーの

 

 

こんにちは。くれよんです。

今年は桜の開花が例年よりも遅く、東京では先週~今週がお花見ピークですね。
私も先週末に目黒川の桜並木を見てきました。ちょっと、人が多すぎるので個人的にはもっと静かで風情を感じながら見たかったかな。(東京では贅沢か・・・)

そんなお花見スポットを知っていたら是非教えて下さい。

 

さて、今日の2次道場は前回の記事でアナウンスしていたとおり、事例Ⅳの個別問題対策。その名も「事例Ⅳ個別計算問題のポカよけ術」。

◆事例Ⅳ個別問題が持つ重要性
まずは質問。

①皆さん、事例Ⅳの個別計算問題はいつも解答していますか?

H21年度のレバレッジのような「オイオイ」という問題もあるので、毎回全ての問題を対応するのが必ずしも良策ではありませんが、2次本科生としては、「まずは捨てる」と言うのではなく、「吟味の上、皆も取れない問題は捨てる」というレベルでありたいところ。

続いてもう一つ質問。実はこちらが本命。

②解答した問題はきちんと得点できていますか?

当たり前だと殴られそうですが、事例Ⅳの個別問題には(原則)、部分点は無く、「満点」「ゼロ点」かになります。
診断士2次試験において、事例Ⅳの個別問題が少し特殊なのは忘れがちですが、この点にあります。

以前にこの記事でも触れていますが、事例Ⅰ~Ⅲにおける「実力者集団 vs 当落線上集団」の戦いは10点満点中の7~8点 vs 3~4点 の戦いであるのに対し、事例Ⅳの勝負は10点 vs 0点というKO勝負punchになります。
すなわち、90%内容を理解している人も、全くわからずお手上げの人も同じ0点となってしまう点が恐ろしいところ。

本気で合格を目指す2次本科生であれば、「全くお手上げ」というよりは、ほとんどの場合「あ~、分かってたのに・・・shock」と後で臍を噛む思いをするというパターンではないでしょうか?

これではいかにももったいないsign03 

◆ポカよけ術
とは言っても、皆、そんなことは分かっていて、「気をつけよう」と意識はしているはず。
でも、既に経験されているとおり、本試験の緊張感溢れる会場の中で、いくら「気をつけよう。気をつけよう。」と意識していても難しい、ですよね。

そこで、私のオススメは、「ポカよけ術」として自分の解答手順に仕組みとして織り込んでしまう方法。
H22年度事例Ⅳの第3問をサンプルにイメージを作成してみました。

具体的なやり方は以下の通り。

①設問を読む際に、計算時の条件となる部分に下線&チェックBOXをつけていく。
②計算をしていく際に、当該条件を使ったらチェックBOXに印を付ける。
③計算完了時に、チェックBOXの項目に使い残しが無いことを確認する。

ポイントは、一番設問をしっかり読んでいる「設問を読む時点」でチェックBOXを作成しておくことです。後から一目で条件の使い残しが視覚的に分かるので、効果的なポカよけになりました。

————————————
いかがでしたでしょうか?

繰り返しですが、事例Ⅳの個別計算問題は、 いくらやり方を理解していても一つのポカで「ゼロ点」になるリスクを負っているもの。よって、多少手間がかかっても自分が「解ける」と判断した問題はきちんと得点に繋げる手法を持っておくことは他者と差別化する「技」になると思います。

「あ~、分かってたのに・・・shock」に苦しんでいる方への一つのヒントとなれば幸いですhappy01
もちろん、私の手法以外でも色々と効果的な手法があると思いますので、自分に合ったやり方を探してみて下さい。ね

それでは。

by くれよん

みなさんこんにちは。2回目の投稿となりました。アンドロメダです。

今週は中小Weekということで、私も白書のカテゴリに触れていきたいと思います。

私も例に漏れず、中小が最も苦手でした。一次試験終了から今日にかけて、最も知識が抜けている(定着率が悪い)科目でもあります。

 

<分析>

では、それはなぜか?

私が受験生のときに感じていたことがそのまま理由として当てはまるのではないかと考えました。

  • 過去問が使えず、インプット・アウトプットの材料が(他の科目と比較して、相対的に)少ない科目
  • 各論点に関連性があまりなく、問題への対応も応用が利かせづらい科目
  • 知ってるか知らないかで勝負が決まる科目
  • グラフと共に記載のあるデータが全て

であるということ。ほとんど関連性のないデータをひたすら覚えていくのはかなり厳しい。

 

<戦略>

ではどうするか? 全部に当てはまるものではないですが、

  1. 覚える範囲を絞る (←Point!!)
  2. ビジュアル・イメージで覚える

ことが重要。

「そんなの当たり前じゃねーか!」という方もいらっしゃるでしょう。「そんな必要はない。気合いで全部覚えればいい。」という方も、もちろんいらっしゃるはず。自分は基本的に後者のタイプでした。ただ、後者でも闇雲に覚えていくのはかなり気の遠くなる作業であることも事実。

 

では、「もし上記2点を重視した場合、あなたならどのような戦略で今後訪れる直前期を乗り切りますか?

 

私の実体験から考えると、1.に関しては、(受験対策校を利用している場合に限りますが)テキストに範囲を限定して集中的に覚えるのも一つの手でしょう。あとは広げても答練と模試くらい。

私もスピード問題集には大変お世話になりましたが、この「中小(白書)」に関してのみ手をつけませんでした。理由は、「応用が利かせづらいこの科目で、テキストで扱った内容で解ける問題が著しく少ないと感じたため」です。知識の定着に主眼を置いて利用していたスピ問が、この「中小(白書)」に限ってはほとんど機能しなかったのです。その理由から、もちろん白書も読んでいません。

もちろん、スピ問の利用目的によってこの戦略は変わってきます。どのような戦略を取るかはご自身で判断してください。

 

しかし、中には「範囲を絞りすぎるとカバーできない部分が多くて不安」という方もいらっしゃるでしょう。ですが、よく考えてみてください。受験対策校のテキストは元々ポイントが絞られたものであるということを。それは他の科目でも同様です。試験傾向を分析するプロが作ったテキストで学習を行っていれば、「それなりに」試験に対応できるはずです。そういう仕事はプロに任せましょう。

また、範囲を広げたら広げたで今度は、「覚えることが多すぎて、全部頭に入れられるか不安」という、また別の不安要素も出てきます。それなら、守備範囲を定めて、その中に入ってきたボールはキッチリさばくことに専念した方が、中小企業政策に割ける時間も多く取れていいのでは?という判断もできると思います。時には思い切った戦略も必要です。

 

2.に関しては、テキストに載っているグラフをコピーしてノートに貼付け、そこにポイントを書き込んでビジュアルとして覚えてしまった方が早いかなと、個人的には思っています。要は、問題を見たときにグラフなり表なりが頭の中に浮かべば勝ちですから。ノートを使って脳に刷り込むようにして覚えていました。

あくまでも学習法の1つとして受け取っていただければありがたいです。機会があればそのノートも公開したいと思います。

 

 

<覚えるポイント>

最後に、私が重視していた白書を覚えるポイントを掲載しておきます。

  1. 特徴:小見出し(=結論)をまず押さえる
  2. 傾向:他の数値とは明らかに違うもの、過去の推移とは明らかに違うもの
  3. 数値:グラフの1位2位と、それらの大雑把な値(約○割)

AとBはmust。Cはだいたいの数字に丸めることで覚える量を軽減させることができます。問題の選択肢も1%単位でずらした選択肢はほとんどありませんから。このポイントを先ほどのノートに追記したりマーカーで見やすくする等して、自分にとって一番覚え易いグラフを作るのも1つの手でしょう。

 

要は、「自分の採る戦略に根拠を持ちましょう!」っていう話でした。

 

<告知!!>

4/23に「一発合格道場 2次試験対策・もやもや発散セミナー」を開催します!詳しくはこちらをご覧下さい。まだ空席がありますので、皆さんのご参加をお待ちしております!

 

by アンドロメダ

 

こんにちは。こぐまです。

ついに最後の科目に到達しましたね。これからが本番ではありますが、まずは多忙な毎日の中、7科目という膨大な内容を学習されたことに敬意を表したいと思います。

さて、昨日のふうじんの記事に始まり、来週初めまで「中小企業経営・中小企業政策」を集中的に取り上げます。
試験2日目の法務、情報、中小をよく暗記3兄弟と呼びますが、中小は中核科目のひとつであり、他の2科目とは位置づけが異なります。

何と言っても、他の士業にはない診断士の診断士たる所以の科目です。私は、得意というほどではなかったですが、好きな科目ではありました(本試験67点)。

が、趣旨はさておき、試験ですので60点を確保するための効率的な勉強を短期間でやらなければなりません。

まず今日は、「中小企業経営」についてです。

講義でもお聞きになっているように、前半の「中小経営」は中小企業白書から出題されます。
過去に名記事が山ほどあり、この科目の本質や学習の仕方は言い尽されていますので、それらをベースに、「中小経営」の導入編としたいと思います。

 

◆過去本試験データ◆
過去6年の科目合格率は下記グラフのように推移しています(クリックで拡大します)。

 

一目でおわかりの通り、ここ5年、難化と易化が交互にやってきています。
さて、平成20年度を起点に、科目合格率が「」を描くことになるかどうか・・・?

が、(あくまで推測ですが)出題者側の本科目重視の傾向は強まっているのではないかと思いますので、極端な変化はないものと思っておきましょう。

 

◆2011年版白書◆
今回の白書は、「震災からの復興と成長制約の克服」とあるように、「東日本大震災」の影響に多くのページが割かれています。

本文305ページ(昨年は197ページ)、図表は320個(昨年は199個)と、昨年に比べ大幅に厚くなっていますが、図表は一昨年の白書とほぼ同じボリュームです。

また、昨年は2部構成でしたが、今回は一昨年同様、3部構成(2009年は部ではなく章)に戻りました。

覚えるべき量が増えたのは事実ですが、逆に広い範囲を同じ問題数でカバーしなければならないので、オーソドックスな問題が中心で、マニアックな問題は少なくなるかもしれません。

白書を買うべきかどうか、とよく聞かれますが、個々人の判断と趣味の問題。どちらでもOK。

出題者側としては、「白書」を読ませることが試験の目的と思われますが、試験対策としては受験校のテキストで十分だと思いますし、全文を中小企業庁のHPからダウンロードすることもできます。
ちなみに私は「白書の重み」を知るために買いました。

また、独学の方であれば、
「スピードテキスト」(TAC)
「図解要説 中小企業白書を読む」(平成23年度対応版、同友館)
などがあります。

ただし後者は、要約してくれているのはありがたいのですが、図表を抜粋してそれらに連番を振っており、図表番号が白書とは異なるので、十分ご注意ください。

(※)受験校では案内されていると思いますが、白書(市販本)の一部訂正が発表されていますので、ご注意。グラフ自体が変わってしまっているものもあります。

 

◆今はさらっと◆
現段階ではあまり神経質にならずに、テキストの大筋と受験校が選び出した図表と統計をだいたい押さえておく程度で十分です。

一度に何でもかんでも脈絡なく覚えようとしないこと! 

細かいことを覚えたとしても完成講義の頃には忘れていますから・・・この科目についてはあまり焦らないほうが吉です。

講義とテキストである程度理解できたら、「中小経営」は過去問が使えませんので、やはりスピ問を解きながら出題形式や頻出論点を理解していくのが早道。

ただ養成答練までに、スピ問は一度通して解いておくとよいと思います。

 

◆必読ブログ◆
中小といえば、最も信頼度が高く役に立つのが、右側のブログリンクにあるNANAさんのブログNANAの元気が出る日記」です。
ご存知の方も多いと思いますが、念のためご紹介させていただきますね。

私も受験生時代、NANAさんのブログには大変お世話になりました。
現場で活躍されていらっしゃる診断士かつ特定社会保険労務士で、実務に基づいて的確で冷静な分析と解説をされており、迷える受験生の指針となるブログです。

白書や政策の勘どころや考え方、勉強方法などが山盛りのブログで、学習すべきポイントがすっきりと整理できます。

継続的にNANAさんのブログを読んでいると、冷静ながらも行間から中小企業支援に対する熱い想いが伝わってきて、「よし!中小、覚えるのつらいけど頑張るけんね!」という気にさせられます。
この科目が、得意とは言えないまでも「好き」になったのはNANAさんのお陰でもあります。

なお、直近では、NANAさんはブログで平成23年度第20問の不備を指摘し、診断協会に正解の訂正を認めさせた(←PDFファイル)方です。
まさに受験生の救世主!

昨日アップされた記事によれば、これから1~2ヶ月は中小経営・政策について多くの記事を書かれる予定とのことですので、要ブックマークです。

道場にも昨年、ご寄稿いただいており、またそういうチャンスがあればいいなと思っています。

 

◆図表の見方・捉え方◆
過去の道場記事で言い尽されていますが、図表を見る際に私が留意していたことをまとめてみます。

初学のこの時期は、
・受験校テキストを通読しつつ
サブタイトルを中心に
あまり細かいことには拘らずに
どんな状況になっているのか、白書は何を知らせたいのか

大まかな流れとして捉えるようにしていました。

①図表の内容や数値の推移と併せて、「~」で囲まれているサブタイトルをできるだけ覚える。
サブタイトルに含まれている数値や増減、傾向の説明は絶対に押さえておく。
③グラフの変化点(減少に転じた、逆転した等)は見逃さない。
④ある一定期間の傾向をイメージレベルで把握しておく(いつから上がって、横ばいになって、下がり始める等)。
⑤グラフに、増減や上昇・下降などの推移をおおまかに矢印で表現し、視覚化してみる(私の場合は、増加と上昇は、減少と下降はでグラフに矢印を加えていました)。
この記事にもあるように、自分の常識や感覚では違和感を持った数値や傾向をチェックし、その背景を理解する(または「こじつける」)。
大企業との比較の視点で数値を読む(有名な指標では付加価値率は、中小企業>大企業)。
⑧グラフの数値を押さえる際、約○%上昇した、約△割減少した、というように、おおよその割合を覚えておく(グラフに書き込んでおく)。


◆付属統計資料の変化◆

白書の最後に掲載されている「付属統計資料」からも出題されます。
これが数字ばかり並んでいて、本当に厄介。

私は、受験校から絶対に押さえるよう言われた統計表のみを試験直前に何度も確認し、や特徴を書き込みながら、頭に詰め込みました。

2011年版の統計資料を2010年版と比較すると、1表から18表まであることは同じですが、一部に集計方法の変更があり、下記のように連続性がなくなった統計があります

過去比較が必要な統計が少なくなった分(過去数値と絡めた出題はできないはずなので)、負担が少しは減るかも?しれませんね。
今年初めてこの科目を受験される方は、「あ~、そうなんだ」程度に思っていただければ結構です。

 

・「1表:産業別規模別事業所・企業数
・「3表:産業別規模別従業者数」の事業所ベースの数値

注記にあるように、昨年までのベース統計となっていた総務省の「事業所・企業統計調査」が「経済センサス-基礎調査」に名称変更されるともに、対象とする範囲なども変わったため、過去との比較ができなくなっています。

また、注記をよく読むと「産業分類」が2003年3月改訂のものから2007年11月改訂のものに変わったことが記されており、サービス業の分類が変更されています。

これらの変更で統計の連続性が取れなくなったため、従来とは異なり、単年度(2009年)のみの数値が記載されています。

 

・「5表:業種別の開廃業率の推移」の06~09年の開業率

06~09年の「開業事業所」の定義がそれ以前のものと変わったため、開業率推移に断絶が生じています(統計表では、注記で変更内容を説明するとともに、「04~06」と「06~09」の間を二重線で仕切ってそのことを示しています)。

ただし、廃業率の算出方法は従来通りですので、廃業率自体は連続性を保っており、引き続き過去比較が可能です。


◆とりあえずの結論◆

この科目、気になる方も多いとは思いますが、「中小経営」の部分については今はさらっと一度通してみて、グラフを眺めて、おおよその傾向と、何が起きている(いた)のか、何を言いたいのか、を理解する習慣をつけることで十分かと思います。

そして、徐々に白書の構成や論旨に慣れていくこと、どんな形式で出題されるのかをスピ問や答練で知っていけば、直前期の本格的学習に繋がっていきます。
私も2011年版は一読しただけですので、これから読み込んで直前期の記事に備えたいと思います。

直前期になればわかりますが、この科目は、スピ問、各答練、模試を何度も復習すること最大にしてほぼ唯一の有効な対策

それらで登場する図表や統計表(特に重複して出題されているもの)が、出題可能性の高い重要なものと考えることができます。

この科目は、6~7月にどれだけやり込めるかが勝負です。

by こぐま

「中小」の攻め口は、他科目とは異なる。

 

こんにちは、ふうじんです。「中核科目」のくせに基本講義が4コマしかない「中小」。 その理由は自分で実感いただくとして、

これほど多種多様な攻略法がアドバイスされる科目も珍しい

こともまた事実。冒頭の前フリの意味は記事の最後に書くとして、まずは過去記事使って論点整理開始。

.

□中小企業・経営 勝手にベスト3□

忙しくて時間がない方はまずこちらからどうぞ。

★1位★
必要情報を漏れなく、幅広く。
【中小】NANAさんが贈る中小のポイント

★2位★
政策暗記法の総論。一次公開模試までに必読。
【中小】政策の攻略のヒント

★3位★
JCによる最初期の記事。「白書の使い方を知る」好例。
「中小経営」を押さえこみ!

★次点★
次点ではあるが、暗記に対するこの人の考え方は白眉。
中小:「経営」で守って「政策」で稼ぐ!


■過去記事論点整理~中小企業経営・政策■

 □中小企業経営~各種データ□

資本金1億円以下?それとも5億円未満? – 中小企業の定義
中小:数値の記憶はメリハリをつけて
「中小経営」を押さえこみ!

□中小企業経営 ~第1部 中小企業の動向□

【中小】ズバリ!白書の図表はこれが出る!
【プレ中小】頑張れ若手 もしかしたら一番ためになる中小経営・政策
中小企業経営・政策の特殊性
せーおろこーさー33115551

□中小企業経営 ~第2部 当年度のテーマ□

【中小】2010年白書のテーマ:ピンチを乗り越えて
【中小】データ分析
【中小】白書と政策は別科目として攻略しよう

□中小企業政策 ~中小企業基本法□

超超直前ウィークスペシャル:中小最終ごろあわせ
中小企業「政策」の攻略法
中小政策 記憶の積み上げ方

□中小企業政策 ~新事業活動促進法(経営革新・創業)□

該当記事なし

□中小企業政策 ~支援法・組合法など(経営基盤の強化)□

【中小】最後は愚直に

□中小企業政策 ~その他(資金供給・事業承継・セーフティーネット)□

【中小】ちょっと使える「中小企業施策利用ガイドブック」

.

■過去記事解法整理~中小企業経営・政策■

□経営 ⇔ 政策 の位置づけ・相関性□

中小経営・政策:データ分析による傾向と対策
中小:まとめ+α
中小:「経営」と「政策」は別な科目

□暗記対策 ~経営編(主にグラフ対策)□

【中小】NANAさんが贈る中小のポイント
【中小】嫌いな科目を得点源にする工夫
2010年度版中小企業白書の傾向、そして攻略法
中小:「経営」で守って「政策」で稼ぐ!
中小経営はグラフで攻略!

□暗記対策 ~政策編□

【中小】政策の攻略のヒント
中小:根拠法×実施機関で「政策」攻略
中小:カギは「速読反復学習」と「中小対策お勧めブログ」
中小企業経営・政策「後回し作戦」

 

 ■ではどうするか■

なお 「中小」で問われるのは理屈ではなく、理屈抜きで「覚えたかどうか」「知ってるかどうか」。よって整理してみて気づいたけど、体系的に論点整理してもあまり意味がない。

そのため上記の過去記事の使い方は、(個々の記事をじっくり読むよりは)複数記事をさっと眺め、

・どの範囲をどこまでやれば良いか
・最初に何を暗記するか
・経営のグラフ対策
・政策の暗記対策(支援対象×支援内容×支援機関)

程度に、各記事の共通点を軽く読み取る程度でOK。なおその際、

中小企業白書を購入すべき
vs.
中小企業白書は購入不要

の様に、自分のやり方を他人に押し付けようと画策する記事は華麗にスルー。だって、

「中小」の出題意図は、白書を読ませる・使わせることにあり、
②一方、白書をイチから覚えるような学習は非効率

なのだから、学習上の争点は「白書をいつ・どのように読むか」。ただそれを書籍で読むかPDFをDLするためにHPにアクセスするかは個人の自由。よって購入すべき論・不要論のどちらも余計なお世話

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■資格学習の効果と効率~「中小」編■

さて「中小」を合格レベルまで仕上げるには、大手受験校のカリキュラムに従うことが最短。例えば、「中小企業経営」の主要論点は、養成答練⇔完成答練⇔一次公開模試に3分割で出題され、効率良く覚えることが可能。

しかしこの科目の出題意図が「白書を読ませる・使わせる」であることに気が付くと、見方が少々変わってくる。つまり、

「中小」は、努力すればするほど点数が伸びる

と言われる背景が、

「中小」以外の6科目は、学習効率で差がつく
「中小」は学習効率を度外視してやりこむことで差がつく

ことだと気が付くことが本試験の点数差。わかりやすく書き直すと、「中小」対策の目安は以下の通り。

基本講義期:受験校テキストに従い効率的に学習
完成答練期:1次模試に向け、自分のベストを尽くす
1次最直前期: 白書読み込み含め、時間の許す限りあらゆる努力

端的に一言で言えば、「中小」は時間さえかければ点数UP。かけた時間と本試験得点との相関性は「財務」と並ぶ双璧。もっとも「財務」は前半先行、「中小」は後半追い込みで、特性が全然違うけど。

 

■今日のまとめ■

・「中小」の題意は白書を「読め」。でも買うかどうかの話は別問題。
・白書を「読む」時間の余裕がなければ、「触れる」だけでも効果的。
・「中小」に限り、効率性より非効率性で勝負
・「中小」対策に関する合格者意見は全て正しい。ただその正しいものの中から自分に適したものを選ぶ力が合格力。

byふうじん

<Bランクの悩み>
周囲のAランク答案とは当たり前のことしか書いてない。
でもなぜ自分にはその「当たり前のこと」が書けないのか。

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おはようございます、ふうじんです。「やばいよ」セミナーに続く当期第2回企画は、「もやもや発散」セミナー。募集要項読む限り、このセミナーの位置づけは、

解答プロセスを教わる機会というより、
自分の解答プロセスを合格者プロセスと比較し、改善する機会。

でしょうね。またこのセミナーの参加効果を勝手に期待すると以下。

①今から10月本試験までの行動をゴール逆算で考えると
②4月までにもやもや感を解消し
すっきり感の下、5月からは自分オリジナルの解答プロセス確立に専心(根拠A)。

あくまで勝手な予想sweat01

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■前提1: NOT不合格⇒合格■

さて今日の本題は「読む」をモジュール化する話。では本題の前に前提を二つ。最初の前提は「不合格になる理由(とその回避策)」。例えば、

①合格する方法を探す
②不合格理由を知り、その回避策を予め講じる(根拠B)

上記2つの考えを比較するなら、筆者は②の方が合格に近いとする考え方を採用。そしてこの立場を採れば、「自分はなぜ今Bランク?」と今思い悩むことは無駄ではない。だって、不合格Bランク答案になる理由を知り尽くすほど、10月本試験の合格(=A答案を4つ並べてくること)が容易になるから。

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■前提2: 難しさ・複雑さを整理 ~モジュール化技法■

二つ目の前提。(講師に聞いても実にシンプルな答えしか返ってこない)2次筆記は受験生から見ると複雑・難解。その理由を3つ挙げると、

①合格実力到達者が何割いようと、上位20%しか合格させない
②事例出題はそれなりにわかりにくく、点差が開くように構成
③読む⇔考えるを同時に処理しないと、80分では間に合わない

①について。合格実力があっても不合格だから難しく考えこんじゃう人が年々増えるけど、果たしてその悩みは妥当かしら?

②について。解答要求は毎年変化(マイナーチェンジ)するから、それに対応する③の処理手順を全て用意しようとすると、この試験は無限に難しくなる(根拠C)。③は次の段落で後述。

では、一見難しいことを単純に割り切る手法として、モジュール化を検討。

<モジュール化>
①複雑で巨大なシステムやプロセスを設計・構成・管理するとき、全体を機能的なまとまりのある“モジュール”に要素分割すること。設計・製造時の擦り合わせ作業をできるだけ少なくするために構成要素(部品)の規格化・標準化を進め、その④相互依存性を小さくすることをいう。
(出典:@IT情報マネジメント )

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■前提まとめ:解答プロセスのモジュール化■

合格者の解答プロセスは多様。もともとは読む→考える→書くに過ぎない解答手順。なぜこれほど多様化するかというと、その一つは、

80分に間に合わせるために、人それぞれ読む⇔考えるを
同時進行化させて短縮する工夫をするから。

以下に解答プロセスの例を図解。

この図はかなり単純化してあるから、
上記水色の部分は人それぞれもっと工夫したもの勝ち
緑の部分は他人の真似してイイトコ取りしたもの勝ち。

また合格者誰もが口を揃える通り、この試験をささっと卒業するには、他人の模倣でない自分オリジナルの解答プロセス(根拠A)が有効。またこの試験の難しさ(根拠C)を押さえた上で、不合格リスクを考慮(根拠B)しておくと、その解答プロセスはより盤石。

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■本題:「読む」モジュールでの悩みパターンと対策■

ではあえて読む⇔考えるを分離し、今日は「読む」モジュールで悩むケースだけまず押さえる。

悩み①解答要求がわからない、勘違い
原因:知識不足。またその結果、解答要求を自分に都合よく解釈。
対策:初期段階では複数解釈トレーニング その1 その2。本番段階では過去の出題傾向をもとに必要知識を体系的に整備。余裕があれば出題可能性のある新知識まで予想

悩み②問題本文(与件文)を読むのに時間がかかる
原因:問題本文を全て読んでいる。また読み終えてから考えている。
対策:問題本文は読むのではなく、探しにいく(解答要求に基づき書かれている根拠を予想し、探す)

悩み③解答要求と根拠の紐つけに時間がかかる、もしくは外す。
原因:解答要求がわかってない。そのため根拠をどの問で使うか判断できない。
対策:木でなく森を見る。根拠・キーワードベースでなく、いったん大まかに段落ごとに使う問題を割当(設問ナンバーメソッド)。意図的に離れた所に配置されたキーワードを拾って加点するのはその先の話。

勘違いしやすい点として、事例で問われる素養とは「知識」でなく「相手の意図を正しく読み取る力」。「相手の意図を正しく読み取る」ために「知識」を備える・使うことが有効、と講義でちゃんと教わったはず。

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■おまけ:講師の話を「ちゃんと」聞く■

少々脅かしめいた話を。同じカリキュラムで学んだ受講生間で事例処理能力の差がつくのは「講師の話をちゃんと聞いているか、いないか」が最大要因。事実わずか3年前のT○C2次上級生クラス。半分以上の受講生が演習解説講義で、

自分の答案がなぜ×なのか、どうしたら○になるのか

ばっかり考えていた(この手の受講生は目をつぶったり、腕組みしたりするから外見で判定可能)。この先もう言わずもがなだけど、

事例演習講義は、演習より解説講義の方が数倍重要

極論、自分の答案が何点だったかなど無視できるレベルの話。だって、

診断士試験で問われる能力=相手の意図の理解、と仮定すると、
講師が何かを伝えようとする解説講義は、その能力を磨く絶好の訓練機会。

従い、「俺の話を聞いて、ひたすらメモをとれ」と指示してくれる講師に師事できたら幸運。

そうかも・・?と思えた方に限り、役立つ記事を一つご紹介

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■今日のまとめ■

当記事は3回シリーズ。そして現時点で来週4/15、4/22の記事内容をおよそ予想できた方は合格センス十分。かつ4/23には、その自分の合格センスを過去の合格者と比較できる機会が設定済だから、至れり尽くせり。では今日のまとめ。

・2次筆記を簡単にするには、解答手順のモジュール化が有効。
・制限時間内に解答するには、読む⇔書くの同時進行化が不可欠。
・講師の意図を理解する努力を続ければ、事例の要求解釈は容易。
・解答プロセスは、決める前に「難しい理由」、決めた後に「不合格になる理由」を組み合わせるとより効果的。

byふうじん

こんにちは。こぐまです。

一次試験まであと119日です。
今日から8月4日までの中日程ガントチャート風に、しかも時系列を逆にしてみたのが下記の図です(クリックで拡大します)。

学習の(当面の)納期は一番左上、8月4、5日と決められています。

納期に間に合わせるには、逆算して各工程計画をしっかりと立て、進度管理しなければなりません。

クリティカル・パスを見つけたら、リソースの配分を変えることでボトルネックを解消し、学習計画の効率化を図る工夫も必要です。

飛び込みの急用で計画との差異が出ることも想定し、あらかじめバッファを織り込んでおく必要もあるでしょう。

学習の成果物を、それぞれの工程で作るべき部品や半製品と見立てて、ゴールから逆算して(左から右へ)各工程での学習内容を考えてみます。

◆①超直前期:模試終了~本試験◆
模試終了後、最後の1ヶ月間です。この期間は、受験校のまとめ講義以外は、次のことくらいしかできる余裕はありません。

しかし、8月4、5日の納期にはベストの「製品」を(ストレート生の方は)7つ引き渡さないといけないのです。

つまり、これ以前に相当程度まで完成させたものを調整する期間と位置付けられます。

1.模試復習
2.各答練(養成、完成、その他)復習
3.過去問復習
4.スピ問等復習

1ですが、例えばTACの一次模試の解答解説集は非常に分厚く、内容も大変充実しています。
試験終了時にすぐもらえますので、間違った問題やあやふやな問題をできるだけ早く復習し理解し直す必要があります。これだけで何日もかかります

2は、受験校のエッセンスが詰まっている材料ですので、この時期にも何回も取り組むことになるでしょう。

3は、すでに取り組んだ問題も多いですが、年度ごと、科目ごとに本番と同じ時間で解いてみて何点取れるのか、再確認が必要です。

4は、その人次第ですが、この時期でもまだまだ得るものが多々あるはずです。本試験問題を組み立てている「パーツ」が勢揃いしていますので、最後の最後まで仲良くしておきたい問題集です。
当道場には、ここまでやった人もいます。

ほぼ断言しますが、これ以上のことはできません。というか、たぶん、これらを完全にできる余裕も十分にはないでしょう。

他の教材に手を出すなどもってのほか、拡散して泥沼に陥るだけです。

模試後の超直前期はそのような時期だと考えておいてください。

◆②完成講義・答練:GW明け~模試◆
一つ手前の工程に遡ります。
いわゆる「怒涛の7週間」です。しんどいです。胸突き八丁の急坂です。

次工程である超直前期の上記状況から考えると、ここでは各科目を文字通り「ほぼ完成」させることが目標です。
納期に引き渡す7つの「製品」にめどが立ち、あとは微調整を残すのみという状態です。

そう考えると、模試を仮納期として学習計画を立てるのが、戦略的にほぼ自明。

この7週間、1科目1週間、本当に勝負の分かれ目です。
模試を仮納期とすれば、完成答練を「仮々納期」として、悔いが残らないよう勉強し尽くす時期です。

その週はその科目の磨きと仕上げの作業に集中し、他のことはできないと思った方がいいです。

また、本試験を意識して、自分がやりがちなポカミスを防ぐポカヨケを作り、完成答練で試してみて、仮本番の模試ではポカが起きないくらいまで備えましょう。

この時期、道場でも執筆陣を挙げて各科目の記事を用意し、受験生の皆さんにぴったり寄り添っていきます。

◆③GW:基本講義終了~5月6日◆
さらにもう一つ手前の工程に遡ります。ガントチャートの赤っぽい部分です。

今月後半からのこの期間、上記からおわかりの通り、比較的余裕のある最後の時期となりますね。

ここで、苦手科目をできるだけつぶしておかないと、この後、まとまった時間はそう簡単には取れないのは既述の通り。

基本講義で「材料」は揃いました。この材料を最終加工し、熟成に持って行く時期です。

熟成が不十分だと(苦手のまま残すと)、後工程で全体の進捗の足を引っ張り、最終納期に7つの製品を完成した状態で引き渡せなくなるかもしれません

道場理論では橋げたが完成している状態です。「半製品」くらいでしょうか?

次工程である怒涛の完成答練期を万全の体制で迎えたいですね。

今日お伝えしたかったのは、ここです

この大事な基礎固め最後の工程を、明確な完成目標なく漫然と過ごしてしまうと、「怒涛の7週間」の坂を上位で上りきることは難しいです。

それぞれ予定をもう考えていらっしゃると思いますが、どの科目のどの範囲を、何を教材に復習するか、くらいまでの日次計画を立て、実行していきたいところです。
本当に「黄金期間」です。

今一度、ご自分のGW学習計画を、この週末にでもじっくり考えてみてはいかがでしょうか

これからが本当に辛く長い道のりとなりますが、誰かが言っていたように・・・

坂の上には雲がある

by こぐま

こんにちは、ひめです

T○C上級生の皆さんは、いよいよ2次実力養成答練の演習がスタートしましたね。
4月末にはT○C2次チェック模試も控える中で、学習ペースにドライブがかかり始めている頃でしょうか。

2次試験対策もある程度進んで順調な方は、ご自身の解答プロセスも固まり、課題も見えてきて、2次試験までの学習計画のアウトラインが見えてきたことかと思います。

一方で、ときどき解答時に”事故”を起してしまったりして解答プロセスに自信の持てない方は、不安や悩みを抱えていらっしゃるかもしれません。

 

2次試験は、正解が発表されない試験のため、
①自分で合格する答案レベルを明確に定め、
②その答案レベルと自分との間のギャップ(=課題)が何かをつきとめ、
”自分に合った”改善策を見つけて勉強する
ことが求められます!

一次試験対策の勉強がコース料理(ある程度パッケージ化されたツールを着実にこなす)だとすれば、二次試験対策の勉強はアラカルト料理(今の自分に必要なツールを選択する)というイメージでしょうか。

 

一発合格道場では、今まで初学者(ストレート生)の方を中心にセミナーを開催してきましたが、診断士試験の受験生の多くは受験経験者(上級生)です。実際、このブログも多くの上級生の方が見てくださっています。

受験経験者(上級生)の方がこの時期に悩みそうなこと、もやもやしていることは何だろう、と考えてみました。

 

<受験経験者(上級生)の、今のもやもやは・・・>
・解答プロセスを見直したい、より良い方法があれば取り入れたい
・自分の弱点を強化するためのツール・情報を知りたい
(参考書・予備校の講座・他校の模試情報など)
合格者の解答プロセスをもっと具体的に見てみたい
・2次試験対策の学習方法の、漠然とした不安や悩みを解消したい

そのもやもや解消に少しでもお役に立ちたいと思い「もやもや発散セミナー」の開催を決定しました

上記のもやもやを発散させたい方、
何か気づきを得たい方、
執筆陣と話をしてみたい方、
勉強仲間を増やしたい方、などなど
ぜひふるってご参加下さい

いつも同様、先着早いもの勝ちですのでお早目のお申込みをお願いします。

詳細は、下記を参照下さい。

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◆「もやもや発散セミナー」

◆日程 : 2012年4月23日(月) 19:15~21:15(予定)
※終了後、希望者で懇親会予定

◆場所: 新橋駅近辺の会議室 (別途申込者に連絡)

◆内容:自分の弱点を強化するためのツール・情報紹介
H23事例1を題材に、道場メンバーが解答プロセスを公開
解答プロセスについてグループワーク(質問・悩み相談など)
※今回は事例1~3の解答プロセスが中心です。
時間の関係上、事例4(財務)はツール・情報紹介のみとなりますので
予めご了承ください。

◆対象: 受験経験者(上級生)
※初学者の方も応募頂けますが、セミナー内容は
2次試験対策の学習がある程度進んでいる方を対象としております。

◆先着20名程度

◆費用: 無料 (懇親会参加者は実費)

◆申込み方法:こちらのフォームからお申込み下さい。

4/11(水)17:00現在、定員に達しましたので、受付を
締め切らせて
いただきます

お申込み頂いた方には確認メールを送信しております。「申込したのに確認メールが届いていない」という方は、
webmaster※rmc-oden.com
宛にメールにてご連絡ください(※を@に変えて送信してください)。

※皆さんの質問や悩みを踏まえてセミナーを充実させていきたいと
思いますので、申込時には質問・悩みをぜひ書いて下さいね!

※個人情報は、道場関連イベント以外には使用致しません。

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道場メンバー一同、
皆さんにお会いできるのを楽しみにお待ちしております!

by ひめ

みなさんこんにちは、コニケンです
おとといは季節外れのスゴイ嵐でしたね。みなさんは無事帰宅できましたか?私は一時半に帰宅命令が出ましたが、、結果的に夕方には自分の通勤ルートの電車が止まったので、今回の会社の判断はとても良かったと思っています。やはりこういうときは先手を打つことが大事ですね。
本題の前にもう一つだけ余談ですが、このブログ執筆等でPCを使う機会が増えたこともあり、先週末アキバで5年ぶりにノートPCを買いました。先日、情報システムに関する投稿の際に、「家電量販店でPCのスペックを眺めて、より身近なものに感じるためのアクションを取ってみよう」と書きましたが、久々にじっくりと眺めたら、最近のスペックの凄さに改めて驚きました。結果的にV○IOを買いましたが、本当に快適です。某有名評論家が「ツールのためには金を惜しむな」と言っていましたが、今はものすごく納得しています。
さて、先週までは各科目の具体的な内容が比較的多かったですし、夏までもその回数が増える予定です。そこで今日は、季節的なものにも絡めて、私が一発合格に向けて意識的に心掛けていたことを紹介します。メッセージは二つです。少しでも共感できることがあれば、ぜひみなさんも心掛けてみてください

1.診断士に挑戦していることを周囲に積極的に告げる
4月は異動の季節です。みなさんの中にも職場が変わったり、周囲のメンバーが変わった方も多いと思います。実際、自分自身が受験生のとき、全く別のグループに異動して、上司も全くの初対面でした。その状況の中、私は迷いなく、真っ先に上司や同じチームのメンバーに、診断士試験に挑戦していることを告げました。それは、勉強時間を確保するため、時折早めに仕事を終えることに対する理解を得るという点は挙げられます。ただ、それ以上に、周囲に告げることで、良い意味で自分に対して「緊張感」が生まれること、そして自分が真剣に大きなことに挑戦していることを口に出して他人に説明することで、自分の中により大きな「覚悟」が生まれること。いまみなさんの中にはどの程度その実感があるでしょうか?
そして、その結果「是非試験頑張ってね!」と家族を含めた身近な人々に応援されることが、最終的には自分にとっては大きな力となりました。もちろん、決して簡単に通る試験では無いにしても、「いざ不合格になったらカッコ悪いかも?」と思ったことがあるのも事実です。だからこそ、信頼できる人に語っていくことで、それを上回るほどの良い緊張感・覚悟を自分の中で定着させることが、結果的に好循環サイクルに乗っかる一つの方策だと私は信じています。
先日、会社の中堅層研修の一環で、自分の10年後の目標を、同世代のメンバー大勢の前で宣言しました。「言ったからには…やってやる!」という気持ちがここでも生まれました。(よく考えてみると、レベルが違えど、大学受験のときもまさにこの状態で、かなり上手くいったと思っています)「試験に向けて勉強しただけでも自分のためになった」と考えるのではなく、どうせチャレンジするなら、ぜひ最後まで合格し切りましょう!
もちろん、どうしても周囲に言えない環境だったり、言えない事情がある場合は無理する必要全くありません。自分の中に留めておいて、着々と学習を続けていただき、他にできることもいくらでもあるので色々と工夫してみてください。
ちなみに、一歩間違えると「えっ、資格取って仕事辞めちゃうの?」と誤解されて、ムダに心配をかけてしまうこともあるので(本当に辞めて独立・転職される方もいると思いますが)ご注意を…(経験談)

2.「心の余裕」を持つ
4月は異動の時期でもありますが、桜の季節でもあります!私からのメッセージは「桜の木の下で少し立ち止まって、花を楽しむくらいの「心の余裕」を持ちましょう!」初学者にとっても経験者にとっても、年度が変わり段々本試験が近づいてきて、少しずつ焦りが出ることがあるかもしれません。実際自分が受験生だったとき、秋から約半年間、ここまで勢いで突っ走ってきたものの、この時期には少しずつその勢いが焦りによって消えかけていたのは否めません。「一分一秒たりともムダにできない」と思うことは決して悪いことではありませんが、いつもそのように張り詰めていると、どこかで破綻してしまうということをいつも頭の隅に入れつつ、例えば上に書いたように桜を眺めるくらいの「心の余裕」を“意識的に”持っていました。一日の中のメリハリだけではなく、おととしの手帳を見てみると、ポイントポイントでイベントを入れることで、「ここでは息抜きする!」という場面を一週間・一か月周期でも作っていたのが、今振り返ってみても分かります。
みなさんはいかがでしょう?良い意味で息抜きできていますか??“何となく”ではなく、“意識的に”その場を作っていかない限り無理だと思います。今週末がまさに桜が満開となるはずなので、学習の合間にでもぜひ散歩してリフレッシュしてみてください!しつこいようですが、張り詰め過ぎは決して良いことはありませんよ!(すでにご家族の方にも言われてたりしませんか?)

多くの方が、いよいよラストの中小企業政策を学習している頃だと思いますし、勝負のGWまでもあとわずかです。初学者にとっては一つの節目となる6月の一次模試までも2か月半。もちろん全力を尽くしていることだと思いますが、ほんのちょっとの意識の持ち方の差で、プラスになることはあります。今日私が書いたことだけでなく、この時期だからこそ、改めて何かプラスになることがないか考えてみてください。我武者羅に勉強するだけでなく、それを考えてみてみるくらいの心の余裕も大切ですよ。私自身も今でももちろん意識していますし、一緒に頑張っていきましょう!
次回は中小企業政策のポイントについて触れますのでお楽しみに!
byコニケン

こんにちは、を~です。

4月になりましたね 待ちに待った花見の季節です

今年の4月1日は日曜日でした。

みなさんはどんなエイプリル・フールに遭遇しましたか?

ぼくは、リアルにはありませんでしたが、Google Mapには笑わせてもらいました
ドラ○エ風の8bitマップにしてしまうなんて、手が込んでいるのかいないのかサッパリわかりませんが、地図のわからなさは絶品でしたね
日曜だったからこそできたジョークなのかもしれません。

さて、4月ということで昨年10月から学校に通い始めた方々も、半年が過ぎました。
そろそろ勉強が惰性になってたりしませんか?

ちょうど新年度を迎えた方も多いこの時期、初心を思い出してみては如何でしょうか。
勉強がうまく進んでいない方は、心機一転!巻き直ししましょう。

 

■ なぜ診断士を目指すのか ■
受験生の皆さんは、なぜ中小企業診断士という資格を取得しようと考えたのでしょうか。

  • 自己啓発?
  • 業務に活かすためのスキル取得?
  • 給料に加算される資格手当?
  • 会社の昇進条件?
  • 転職・独立に有利?
  • (他の士業開業者で)業務の幅を広げる?

ココには、非常にアッサリではありますが、道場のメンバーが診断士を目指したきっかけが紹介されています。

また、道場ブログもそうですが、各受験校で紹介されている合格体験記には、たいてい資格取得をめざした経緯も書いてあります。

理由とその背景まで考えてみると、まさに千差万別だと思います。

ぼくの主観になりますが、合格した人の根底にあるのは、「最初の思いをフレッシュに持ち続けることに成功した」点に尽きます。

 

■ なぜ失敗するのか ■
逆、つまり「最初の思いをフレッシュに持ち続けることに成功しなかった」のはどんな状態なのか考えてみましょう。

上で挙げた例を使うと、

  • 今の程度の自己啓発でいい
  • 今の程度以上に業務直結スキルを取得しなくていい
  • 資格手当の加算がなくてもいい
  • 会社で昇進できなくてもいい
  • 転職・独立に有利でなくてもいい/しなくてもいい
  • (他の士業開業者で)業務の幅を広げなくてもいい

というのがそれぞれの「逆」の状態です。

上の2つは、意図的に「今の程度」という表現を使いました。
要は、誘導していると言っても過言ではないわけなのですが、この2つの「初心」は、勉強をすればある程度の効果が期待できるものです。

一方で下の4つは、「資格取得」に至って初めて効果が見える。
不合格であれば効果ゼロとなってしまう「初心」です。

上2つの初心は、下4つの初心に比べて、「妥協のハードルが低い」。
そして同時に、サラリーマン受験生の大部分は、この上2つの初心をもって診断士受験に臨む。

受験生活をストイックに最後まで疾走しきれないのはこういうことではないか、というのがプロファイリング結果です。

 

■ 仮説 ■
ここで仮説。
妥協のハードルが低い初心を持つ、大部分のサラリーマン受験生の、妥協のハードルをうんと引き上げてやることができれば。

自己啓発・スキル取得は出発点としては、非常に有効、すごく敷居の低い初心です

世の中をちょっと見まわしてみれば、自己啓発セミナー(まっとうなモノからアヤシゲなものまで)や、スキル習得の学校がゴロゴロしてることから見ても、これらのニーズが高いことは直観的に間違いない。

ので、こういった初心を持つことは正解の一つです。
何せ、一歩踏み出さなければ何も始まらないから。

しかし、これだけでは途中で妥協して中だるみしてしまうので、何か味付けを追加してみよう。
つまり、診断士資格取得についての必然性(タイトルの○○は「必然」でした)を持ってみれば、ストイックに勉強を続けることができるのではないか、というのが仮説

なにも、転職するよう煽っているわけではないので、くれぐれも誤解の無きよう。

どうするのか。
ぼくがオススメするのは、「意地」です。

たとえば、

  • 講師との勝負にする(勝手に)
  • まわりに資格の取得を宣言する
  • 他人との比較(アイツが合格した)
  • エラぶる資格取得者を見返す
  • 資格コレクションとして外せない

 

結局根性論か、と言われるかもしれませんが、ただの根性論ではありません。
根拠のある根性論です。

 

■ 最後に ■
さて、仮説をぶち上げましたが、検証はしません。
ぼくとしては個人的に検証済みだから
そして、人それぞれだということもわかっているから。

とくに、FPだとか日商簿記だとか行政書士だとか社労士だとか、他の資格・検定を突破してきている人は、わざわざ必然性を備えなくても、ゴール目指してストイックに走り続けることができるでしょう。

それに、ストイックに走り続けたからと言って、それが100%合格にリンクしているわけでもありません。

しかし、途中で妥協してしまえば、それこそ100%、合格は有り得ません。

「必然性」の必要性、感じませんか?

 

以上、を~でした。

 

みなさん、こんにちはうちあーのです。

4月になりましたね。今年は桜の開花が例年より遅いようですが、関東地方では今週末くらいに満開となるようです。
春の桜は本当にきれいですが、みなさんが夏と秋に咲かせるであろう大輪の花も素晴らしくきれいですよ

 

TACの上級生コースでは2次の実力養成演習が始まりましたね。この時期は、演習ごとに明確な課題を決めて、その課題に対して良かった点反省点をチェックし、反省点を改善するためのアクションプランを策定する、といったプロセスが重要です。一歩一歩確実にスキルアップするためにPDCAをきちんと回すよう心がけてくださいね。

さて、演習を終えてみて、「書きたいことがうまく解答に落とし込めなかった」といった感想を持たれた方もいらっしゃるのではないかと思います。
原因としては、
・与件文でチェックを入れていたのに解答に盛り込めなかった(書き忘れ)
・書こうと思ったが字数制限に入らなかった(冗長な文章)
・適切な表現が見つからなかった(語彙、文章力不足)
・適切なグルーピング、言い換えができなかった(知識不足)
など、様々です。

実際、他人が書いた文章を読み、理解し、それを設問要求に沿って論述する、という一連の作業を、限られた時間内に行うことは容易なことではありません。
しかしながら、このスキル、いうなれば「編集力」が無ければ、どれだけ正確な読解力があり、設問要求の理解力があったとしても、採点者が目にする解答用紙に反映されず、つまり点数に繋がらないことになります。
この編集力は一朝一夕に身につけることは難しいですが、訓練により向上していくことができます。そこで、今回は編集力強化法の一例をご紹介します。

みなさんは、春秋要約をご存知でしょうか?恐らくは道場読者の中でも取り組まれている方も少なからずいらっしゃるかと思います。
春秋要約とは、日経新聞の第1面に毎日掲載されているコラム「春秋」を40字以内で要約するものです。
目的は、診断士2次試験に必要な読み書き力の鍛えることであり、AAS名古屋・浜松の先生によって発案されたトレーニング方法です。

例えば、3月31日付春秋の要約をしてみると、こんな感じ。
「捜査資料改ざん・隠蔽事件は謎解きばかりで検察の犯罪の本質が見えずスッキリしない。」(40字、20分)

2次試験、特に事例Ⅰ、Ⅱ、Ⅲに対峙する際、人それぞれプロセスの違いはあると思いますが、

①設問を読み、問われている内容を理解する。
②与件文を読み、概要を把握する。
③与件文の中で、設問で問われている箇所を探す。(①と②の対応付け)
④解答を記述する。

というのが、一般的な手順です。

春秋要約では、①の設問は「春秋子(筆者)の主張を40字以内で述べよ。」であり、②~④のスキルを継続的に磨くのです。

私は、受験生2年目が始まったくらいからこの春秋要約を知り、平日に週2~3日ペースで取り組みました。
朝、日経新聞を広げ、春秋を読み進める。日経新聞を取ってない方でも無料WEB版を活用できます。
キーワードや主張をピックアップして、マス目ノートに要約を手書きする。パソコンでのタイプはダメ。必ず手書きすることが重要です。
かける時間は20分程度です。あまり時間をかけるのは実践的ではありません。

実際にやってみて、下記のような成果を感じました。
・始めて間もなく、読み書きに対する躊躇がなくなった
・日々、世間で旬の話題に接することで浦島太郎化せずに済んだ
常に初見の文章を要約する機会を持てた。
・文章を読んで、「つまり何が言いたいか」を読み取る癖がついた。
40字の字数感覚がだんだん身についてきた。
キーワード抽出力を体得できた。
・キーワードに優先順位をつける練習ができた。
圧縮編集技術を体得できた。

特に意識したのが、2次試験の得点に直結する(と考えられる)キーワードの抽出と選択、そして圧縮編集技術でした。くれよんストラックアウト戦術を引き合いに出すならば、限られた字数制限の中で、1つでも2つでも多くの要素を盛り込んだ解答は、それぞれの要素に妥当性があるならば確率論で勝てます
1つでも多くの要素を入れようと思ったら、ぜい肉をそぎ落としたスリムな文章を書く力を身につけるのがよい。春秋の40字って、実際やってみると非常に少ないんです。この中に春秋子の主張を盛り込みながら要約する練習を重ねることで、編集力を強化することができ、2次試験の得点アップが期待できます

なお、春秋要約の難点は正解がないことです。(2次本試験も同じですが)
そこで活用したいのが、ツイッター#sjdisや#sjyouyakuのタグで、受験生が要約を投稿しているので、自分の要約と論点やキーワードの比較できます。また自らも投稿すれば、継続するモチベーションを維持したり、他の受験生からアドバイスがもらえたりするので、一層効果的です。

=====

私は春秋要約を2年目で始めましたが、短い時間の割に期待効用が高いので、ストレート生でも取り組む価値はあると思います。
朝起き抜け、或いは昼食時などの隙間時間を活用して、一度お試しでやってみてはいかがでしょうか?

では、今日はここまで。
Ciao!
By うちあーの

こんにちは、ふうじんです。
「法務」の養成答練が今日で終了。たがこの科目、「暗記した所がテストに出る」わけじゃないから、答練手応えは以下3パターンのいずれか。

A:ここまで順調、「法務」も順調。
B:ここまで順調だが、「法務」に苦手(アウェー)感あり
C:ここまで苦戦、「法務」も苦戦。

事実、スト合格者でもアウェー感を持ちやすいこの科目。Aタイプはこの記事でがっちり基礎を固めていただくとして、当記事はB・Cタイプの方向けの原因・対策。なお結論は

法務にAway感は不要。

.

■検討の前提■

いつもながらキツいこと書きますが、養成答練を終え、

①知識が不足→もっと学習量を増やそう、
②他人の学習ツール使って手短に知識を増やそう、
③ブログ記事を読み、今から学習方法見直そう、

思ったらOUT。 なおこの「OUT」とは、この後いくら頑張っても本試験MAX60点しか取れない状態。

.

①について。養成答練時点では「知識量と得点力」は無関係(←ここ最重要なので後述)

②について。「法務」で問われるのは知識量でなく、どの知識を使うかの選択力と理解力。従って特に他人の学習ツールを入手し知識を増やす行動は、害あって利なし(最直前期除く)

③について。スト本科生が「法務」に使える学習時間は有限。仮に苦手感があっても、学習法を抜本的に見直すより、「なぜ苦手なのか」「ではどうするか」レベルでの改善 が効率的な選択。下図参照。

 

.

■本題その1:なぜ苦手か?■

ここから本題。「法務」は得手不得手による得点差の大きさが特徴。その苦手感の原因を以下に列挙。

.

□苦手理由α:覚えた知識が点にならない□

「法務」対策は「暗記」から着手するが、単なる暗記では得点させない問題が合否を分ける。これが先ほどのOUTが起きる理由。

<解決指針(案)>
覚えても点数にならないなら、試験で高得点を取って覚える ことに発想を切り替え(後述対策α)。この発想転換に気づくのが遅れると、覚えれば覚えるほど低得点の罠が待っている。

.

□苦手理由β:答えが割り切れない(=正解が2つある)□

特に上述Bタイプの人は要注意。「理詰めで考える」タイプの人ほどココでつまずきやすい。仮に4択中正解っぽい選択肢が2つあっても、解答要求は「より適切なものを選べ」だから、

そのどちらが「より正しいか」を選ばせる

ことは題意として妥当。

<解決指針(案)>
そもそも民法とは 争いが生じた際、双方どちらの主張を認めるかの優先順位を決めるためのルール。この2つの正解からより正しい方を選ぶ考え方に慣れると、法務の得点は飛躍的に向上。

目安として、この出来事の中で何が起きたかがわかればゴールは目の前。

.

□苦手理由γ:とにかく苦手□

でもまだ苦手(アウェイ)感が残る場合は講師の教え方のまずさに責任転嫁。つまり「民法」の教え方が悪い(ということにしておく)

<解決指針(案)>
民法の出題は、知識を問うことよりも民法の考え方を理解させることが趣旨。よって頻出論点は基本中の基本、「民法総則」レベルが主。余計な論点に手を出さず、契約→不履行→救済 のセンターラインをまず理解し、アウェイ感を解消。

 

■本題その2:ではどうするか■

もし上記苦手理由に該当あれば、以下3つの解消策が役立つ可能性アリ。でも原因さえ分かれば対策は自力で考えるのがセオリーであり、あくまでオマケ。

□苦手感解消策ア:得点力を高める□

暗記しても点が取れないことが「法務」の特徴。なぜなら診断士に期待されている「法務」スキルとは、

①ごく基本的なことを ②(自分の言葉で解りやすく)他人に説明できること

であり、知識の多寡ではないから(※)。そして派生論点より基本論点重視暗記でなく理解することで、答練高得点の獲得自体は非常に簡単。そして答練高得点を絶えず狙っていくと、基本知識は後から自然と身に付く。

※念のために補足すると、本試験直前に周辺知識を詰め込むことで、知識量のカバーも必要。

つまり診断士試験の「法務」は、

×知識が豊富な人に得点させる試験ではなく、
○試験形式を通じ、出題委員が教えたいことを学ぶ科目

と考えた方が実力UPの近道。表形式にすると以下。

ちなみに ○問題集OUTPUTはここここから、○知識の体系化 はここからの引用。それとこの記事の表現力に注目。説得力あるビジュアル表現は、知識の本質を理解して初めて可能、という好例。

.

□苦手感解消策イ:復習(仕上げ)のスピードを早める□

ここは簡単に。

答練復習は、当日夜または翌日の朝勉で完了するのがベスト。

因果で書くと、

△人並み学習→受け身→答練平均得点→復習時間必要
○先行学習→出題予想→答練高得点→復習短縮

ただ基本講義も6科目終えており、過去を反省してももう無意味。この人並み⇔先行の違いは、5月からの「怒涛の7週間」をどう過ごすかの話。

.

□苦手感解消策ウ:学習ツール活用□

ここも簡単に。 「法務」養成答練を終えると、次に「法務」と再会するのは6月。その時、構築した「橋げた」の記憶を速やかに蘇生するには「自作した」学習ツールが不可欠。

冒頭で指摘した通り、合格者の学習ツール はそのまま使うと逆効果。でも作り方の参考にする分には貴重な資料。参考になるベスト3は以下。

 串刺し暗記術:経営法務編
ミニテストbyJC 
メモリボmemoribo活用術

.

■今日のまとめ■

・「法務」は学習方法選択を誤ると、どう頑張っても本試験MAX60点。
・苦手感の理由は①覚えた知識が点にならない ②答が割り切れない
・学習方法に絶対解はないが、答練高得点狙いが一つの正解。
・基本講義での獲得知識量は答練得点差ほどの大差はない。この先、過去の反省よりも5~7月学習をどうするかの将来計画の方が重要。
・法務にAway感は不要。

byふうじん

簡単に言うと、期待外れ。
はっきり言うと、不満。

おはようございます、ふうじんです。知識量で合否が決まる1次対策に比べ、合格基準すら不明確な2次対策に「合格者意見なんて役立たず」なことはもともと自明。とはいえ当ブログの2次対策記事が「期待外れ」と感じている方(特に上級生)が多いと想像。

なぜ「期待外れ」かというと、

合格に至った手順(=自分の体験談・自慢話)ばかり書いてあって、
皆が一番知りたい 合格する基準 への言及がほとんどないから。

あ、やばこれ俺のこと?しかしこれを逆手にとれば好機。 寄せ書きブログに限れば、2次合格基準を(頭では理解していたとしても)文章で示す力があった人は過去にいない。 であれば、

受験校講師から「合格する基準」を正しく教わり、
寄せ書きブログで「合格する手順」のヒントを拾い集める

ことで、今の2次筆記なら確実に通過できる可能性が十分にある。

.

■合格する手順と基準■

手順と基準 についての説明はこちら。 そして合格実力ランクを書き加えるとこちら↓。

理屈からいうと、合格者意見を使って「合格手順(=解答プロセス)」を固めるのは、事例に開眼した後(Aランク)の話。合格する実力を備える(=合格基準を知る)前に手順ばっかり磨くと、ここに書いた理由により、10月の試験は必ず不満足な結果になるのでご用心。

なお、寄せ書きブログ2次記事が「合格手順」偏重とはいえ、「合格基準」を知った後に使う分には非常に有効。だってその時点なら、その記事の内容が自分の役に立つか立たないか、自力で判断できるから。

また、合格手順まとめ はこの記事が秀逸。続編への期待が大。

.

■師曰く■

ということで寄せ書きブログには期待薄な「合格する基準」は、受験校講師の台詞から無断借用。

師A:診断士に足る実力を備えること(すると、合格は後からついてくる)
講師B:要求に沿って解答する(=聞かれたことに答える)。
              またそのための必要知識を身に付ける。
講師C:当たり前の答案をチープに書く。

シルエットでわかっちゃうけど、いずれもT○C通信収録や通年2次講座を担当されている実力講師。で、ここで以前の発言を少々修正。自分の受験生時代、

合格する手順は受験校から教わり、
合格する基準は自分で探せばOK。

と思ってました。でもこれ全く逆。受験校の講師がホントに伝えたいのは、

合格する手順(←いわゆる合格答案作成術)なんかじゃなく、
合格する基準(←診断士に求められる資質)

ではなかったかと。え、今頃気づくの遅いって?ま、講師が伝えたいことを受講生が全く聞いてないのは今も昔も変わらないから、そこはご勘弁。

..

■自分がBランクだった理由■

ということで、今まで自分が合格手順(=自慢話)ばかり書き綴ったことのお詫びに、多少の情報提供。自分の反省談上、「合格する基準」理解前のBランク行動は以下の通り。

①他人より良い答案を書く。
②自分の考えやアイデアを書く。
③加点されるようなキーワードをなるべく盛り込む。
④それを制限字数内に盛り込むために、言い換え語彙をストック。

道場執筆陣のうちハカセ・筆者がT○Cローリスクメソッドを採用していないのは③④の理由。上級生のように緻密な計算で採用するケースを除き、スト本科生がこれやると確実に「相手に伝わらない」B答案の仲間入り。

またこのBランク時代は以下の悩みアリ。でもこの悩みが後の「開眼」の伏線になる。

<Bランクの悩み>
周囲のAランク答案とは当たり前のことしか書いてない。
でもなぜ自分にはその「当たり前のこと」が書けないのか。

.

■Bランク→Aランク=開眼?■

いわゆる「事例の開眼」の文章化に成功したケースは過去に稀。というか、あまりにシンプル過ぎでブログ記事が成立しない。で、筆者が書ける訳でもないけど、一案を示すなら以下。

読む:相手の要求(解答要求)をパターン化
考える:解答要求と根拠の紐つけをパターン化
書く:解答構成要素をパターン化

で、この「読む」「考える」パターン化の実現手順の一つが「過去問分析」。そして「開眼の瞬間」を文章で今示すなら、

思いつくままに答案を書く「自由演技」から、
型通りに作問者の出題意図に近づく「規定演技」

 に切り替わった瞬間、と定義することに一票。異論反論賛否両論お待ちしています。

.

■今日のまとめ■

・講師は合格基準を知っている。
ただそれを話すのはごく短時間で、聞き逃しやすい。
・合格基準を知り、次いで合格手順を学べば合格実力Aランク。
・「Bランクの悩み」は、事例開眼への伏線になる。

byふうじん

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