» 2011 » 11月のブログ記事

こんにちは。ZonEです。

2012年合格目標の受験生の皆さん、学習の進捗はいかがでしょうか?

年末に向けて業務が忙しく、思うように学習が進まない…という方も多数いらっしゃるかと思います。

一方、T◯Cでは12月から速修コース(速修クラス)がスタートするようですね。8月、9月から学習を開始している受験生と同じ土俵で勝負するためには3〜4ヶ月のビハインドを挽回しなければならない…ということで、学習を開始するかどうか迷っている受験生予備軍の方々もいらっしゃるのではないでしょうか?

そんな、「診断士勉強に挫折しそうな方」や「診断士勉強の開始を躊躇している方」にぜひ読んでいただくべく、昨年速修コースで見事ストレート合格を果たした KICしんのすけさん に合格体験談を寄稿していただきましたので、ご紹介させていただきます。

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はじめまして。KICしんのすけといいます。

私は2010年度T○Cのストレート速修コース・週末通学を受講しなんとかストレート合格できました。

いよいよ2012年度速修コースが始まる時期ということで速修コースに関する私個人の体験談をご紹介したいと思います。

また、道場もストレートコースが前提の記事もありますので速修コースの方が、そのまま適用できない点の参考になればと思います。

1.速修コースのハードル

速修コースの特徴はパンフレットに譲りますが、パンフレットを読んでも最初は気づかないような私なりの速修コースの苦労した点を書きます。

①養成答練のコマがない

養成答練が教室講義ではなく、自宅学習となります。

自宅学習自体は問題ないのですが、養成答練の1週間がカリキュラムにないことが苦しかったです。

私の1次の時の1週間の学習ルーチンは

  • その週の講義内容の分のスピード問題集を解く
  • 同じく過去問を解く
  • 翌週講義分の予習(テキスト一読)

だったのですが、科目と科目の間は、上記内容に更に

  • 養成答練を解く
  • 自宅学習問題を解く

が追加されます。

つまり週次のルーチンにプラスして科目全体の復習をしなければなりませんでした。

更に新しい科目の予習は、頭がうまく切り替わらずペースが落ちました。

科目の切替わりの1週間は、通常週にプラス10時間程度の学習時間の確保が必要で仕事や家庭の事前調整に苦労した覚えがあります。

②GWのカリキュラム

速修コースは、GWの11日間に経営法務と中小企業経営政策が詰め込まれます

更に中小企業経営政策の講義最終日の数日後には企業経営理論の完成答練になります。

さすがにこの期間はキツかったです。

GWの全日を学習時間に充てても上記学習ペースは維持できず、翌週以降に学習残を残すことになりました。

ストレート生はGWは復習に充てられますが、速修生はレギュラー講義で手一杯です。

GWは勉強三昧を覚悟して、あらかじめ予定調整しておいた方がよいと思います。

③1次の学習中に2次の先行着手がしづらい

速修コースは2次スタートアップ講義・演習が自宅学習となります。

よって、1次レギュラー講義と予習復習の合間をぬって対応しなければいけません。

それだけでも十分ツラいのですから、2次学習の先行着手は現実的には難しいと思います。

私は1次不合格の恐怖から、1次の学習に集中することにして2次の学習は1次試験が終わるまでまったく着手することができませんでした。

この見えないダメージは2次の学習を始めてから痛感しました。

だからといって、1次の学習時間の合間に2次の学習を進める度胸と覚悟は私にはありませんでしたけどねcoldsweats01

④焦り

T○Cの自習室で勉強していると、ストレート生が近くで勉強していることがよくあります。

当然ですが、カリキュラムが速修より先をいっているので例えば、速修で3科目目の運営管理をやっている時に、ストレートは既に6科目目の経営法務に突入しています。

これは、とにかく焦ります

しかし焦っても仕方ありません。

目の前のことを粛々と進めましょう。

2.速修コースのメリット

ここまではネガティブなことばかりですが決してそれだけではありません。

私が速修でよかったと思えた点を書きます。

①短期集中

よく「中だるみをしないのがメリットだ」と聞きますが、これは確かに実感しました。

私は公開模試のあと、いわゆる中だるみになり、勉強をしてはいるけどしているだけという状態になりました。

見通しがたったら手を抜き始めるという自分の性格が顕著に出てきてしまい本試験でヒヤリとすることになってしまいました。

これが更に長い学習期間だったら、もっと中だるみ期間が長くなり挽回不可能になっていたかもしれません。

走りきりやすいというのは大きなメリットです。

②短期間高回転

企業経営理論を例にとると、ストレートコースが養成答練から完成講義初日までの期間が約6.5ヶ月であるのに対し速修コースは基本講義の最終日(養成答練のコマが無いため)から完成講義初日までの期間が約3.5ヶ月です。

道場で「橋げた理論」を掲げていますが、橋げたの劣化期間は短いにこしたことはありません

速修コースの方が修復期間が短くなるはずです。

③メリットではないですが、考え方として・・・

ストレートコースと速修コースの違いは完成講義が始まるまでだけです。

以降は、違いは全くありません。

そして、完成講義開始時点から1次本試験までは、まだ3ヶ月もあるのです。

完成講義開始時点で修得度合いがストレート生に比べて少なかったとしても

まだまだ挽回可能です。

しかも、ストレート生より伸びしろが残っているケースが多そうです。

3.まとめ

速修コースはストレートコースのカリキュラムを比較すると、違いは1次の基本講義までです。

よってスケジュール的なハンデは1次のみと思われがちですが(私もそう思っていました)

上述の通り、1次学習期間中の2次学習着手が難しい点を踏まえると、2次学習にも影響がありそうです。

しかし、2次試験は学習量があればよいというものではありません。(たぶん)

気づきを得られるか、とか、センス(これを言ってはおしまいですが)とかに依存するような気がしています。

現に、1次を突破するような猛者が2年かけても苦労していることもあるのです。

ですので、速修生はまずは1次突破を最優先にとにかくノンストップで突っ走る

2次は1次試験が終わってから、自分を信じてノンストップで突っ走る

これに尽きるのではないでしょうか。

決して悲観したり焦ったりすることはないです。

元々、診断士の学習は努力と根性が求められます

それはストレート生だろうと速修生だろうと変わらないのですから。

がんばってください!

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KICしんのすけさん ありがとうございました。

なるほど、速修コースは非常に大変ですが、短期集中のメリットもあるわけですね。

今回語っていただいたポイントを事前に知っておくことは、これから速修コースで学習を開始する方にとって大きなアドバンテージになると思います。

また、学習の進捗が芳しくない方も、短期集中で頑張っている受験生がいることを思えば、諦めるのはまだまだ時期早尚です。

KICしんのすけさん の合格体験記を参考に、引き続き頑張っていただければ幸いです。

それでは、今日はここまで。

来る12/10(土)・11(日)は財務会計養成答練。目指したい得点目安は

60点(平均点程度、上位50%)  ←会計初学者
70点(平均点+10点、上位20%)←簿記2・3級などの学習経験者

脅し、と受け取っていただきたいのですが、養成答練点数の高低は、「財務会計」のみならず計1年間の診断士学習の成否を大きく左右します。
 

■前提A:養成答練の重要性■

こんにちは、ふうじんです。今日もまたまた脅しからのスタート。
でも「養成答練」、とりわけ「財務会計の養成答練」はそんなに重要?では理由を3点挙げます。

□理由① 養成答練点数=学習量×学習の質□

従い、

点数が計画通り
⇒現在の学習量、学習方法ともに正しい
⇒引き続きこの学習ペース継続でOK。

一方、

点数が予定以下
⇒学習量不足 or 学習方法が正しくない、
    のいずれかあるいはその両方。

前回述べた通り、診断士学習の進捗が遅れた時、「ピンチをチャンスに変えるプラス思考力」は不可欠。でも毎年多数の方が

点数が悪いのは学習量が足りなかったから。
よってこの先の学習量を増やせば良いだろう。

と自分に都合良く解釈し、不合格一直線。この解釈が間違いである理由はもうお気づきですね?

学習時間不足により答練低得点
⇒自分の学習方法が正しいか否かが検証できない。
⇒「正しいかどうか不明な学習方法のまま」学習時間を増やす。
⇒学習時間は増やしたけれど、結果が出るか否かは不明。

ごく当然の話ですが、正しくない方法で学習継続しても結果はついてこない。つまり

①学習時間増を考える前に、自分の学習の質・方向性の検証が必要。
②答練で「学習の質」を検証するには、「一定量以上の学習」が不可欠。

こんなニワトリとタマゴのような不毛な議論を避けたければ、いま採用する選択肢は、

財務会計養成答練までに、自分のベストと思える死力を尽くす

これ一択(昨年も全く同じこと言ってます)。養成答練の機会を逃すと、自分の財務会計学習法の妥当性測定機会は、来年5月中旬の「財務完成答練」までない。
 

□理由② 財務会計に必勝法なし□

はっきり断言しますが、「財務会計」対策に特定の必勝法・学習法・手順・時間目安は存在しません。理由は、

スタート:知識のスタートラインが人により異なる。
途中経過:どこでどうつまずくかの原因が人により異なる。
ゴール:「財務会計」「事例Ⅳ」での目標得点が人により異なる。

 

スタート・途中経過・ゴールが人それぞれバラバラだから、「財務会計」対策は人それぞれオーダーメード。これが診断士1次7科目のうち、「財務会計」の学習法⇔教え方を最も難しくしている。また自力で考えなきゃいけないから、ブログに探しに来ても無駄。
 

□理由③ 答練点数重視のメリット□

理由①②まで読み、理由③で「ははーん」と察しがついた方は鋭い。特に「財務会計」対策においては、前述の理由から学習方法云々を論じるより、

高得点を取る学習方法こそ、その人にとり最適

と割り切って考えた方が結果を出しやすい。

・答練までに一通りの学習メドをつける。
・答練で問われそうな「重要度順に」予想・復習する。
・限られた時間内で問題を処理する能力を磨く。
・周囲や平均点との比較により、自分の強み弱みを知る。
・答練結果を踏まえ、学習方法や学習計画修正が可能。
・答練高得点により復習時間減。次科目への学習移行がスムーズ。

指定された期日までに全ての答練に参加すること、また可能な限り高得点を重ねることは、いいことづくめです。
 

■前提B:1次学習スタイルは、科目ごとに微調整■

ここで「財務会計」から「1次7科目全体の最適学習法」の話にいったん話を広げます。「道場基本理論」では、予習中心の能動学習 を推奨していますが、それは2年前の環境下の話。「Webフォロー/予習」が普及した現在では、以下の逆張り戦術だって選択可能。

不得意科目に限り、講義1周目はあえて受身で臨む

もちろん7科目すべてにおいて「予習重視」「能動的」を経て「理解・理屈で納得」がベスト。

でも、初めて臨む知識科目(→運営(生産管理)・経済・法務・中小))は一般的にどうしても不得意になりやすい。

、不得意感のある科目まで「完璧さ」や「養成答練80点」を追い求めたら、診断士学習は苦しくなる一方。

とすると、上述の「講義1回目(or Web予習)は受け身で参加し、講師の言うことだけひたすらメモ」戦術により、学習の苦しさを緩和する効果が期待できる。ただしスト合格を狙う場合に限っては、

養成答練までに復習・問題集を確実に仕上げ、
養成答練は計画通りの点数を取り続ける。

ことが大前提。
 

■「財務はコツコツ」の勘違い■

さて今日は、財務会計養成答練を間近に控えたこの時期に、

前提A:養成答練で高得点を重ねることは短期合格に有利
前提B:各科目の得意・不得意に応じ学習方法を微調整する

と説いています。この前提から導く結論とは(大方の予想に違わず)

「財務はコツコツ」は間違い

でも実をいうと、「財務はコツコツ」は決して間違いではない。

<正しい「コツコツ」>
・会計とは「帳簿を作るルール」。理論・理屈よりも「作り方の体得」が先決。
・「体得」とは、頭に頼らず手と体を繰り返し動かして身に付けること。
・診断士の「財務会計」は基本論点中心。問題集1冊でほぼカバー可能。
基本的な良問を繰り返し解くと、実戦に必要な理解理屈が後から備わる。
・初学段階の「体得」には、長時間学習より小時間学習の毎日反復が有利。
・よって基本講義期に、「財務会計」に限り定期/規則的な復習が不可欠。

逆に「理解できた」からといって4月まで「財務会計」を放置すると、来年5月の完成講義・答練時に「手が動かずに、問題が全く解けない」事態を迎えます。これを「お父さんの運動会」状態と呼びます。

ではなぜ「財務はコツコツ」は間違い・・、というと言い過ぎなので「勘違い」と断言できるのか?
 

□根拠A:「財務会計」学習は、収穫逓増□

最初の根拠は、「財務会計」が時間をかければかけるほど得点力が伸びる「収益逓増」科目であること。この場合、JCが説くように「財務はどっぷり・サクサク」こなすことで、「財務会計」が貯金科目になる。

一般的に資格学習は、ある一定点を超えると時間をかけても得点が伸びにくくなる「収穫逓減期」を迎えます(細かい説明は省略)。

 

しかし診断士出題レベルの「財務会計」に限っては、時間をかければかけるほど「得点力」が伸びる「収穫逓増」状態が続く。

その理由は、「診断士は広く浅くの学習だから、深くやり込む余地が多い」のも一因ですが、

学習を重ねるにつれ解答所要時間が短くなり、
同じ制限時間60分で解ける問題が多くなるflair

ことが主因。全員にお勧めはしませんが、「財務会計」はやり方次第で1次本試験80~90点を取れる「荒稼ぎ科目」。それなら

「財務はコツコツ」と言われたからって、
ホントにコツコツやるなんて馬鹿らしいでしょ?

ということ。筆者が折にふれ簿記2級学習(3級でも可)の優位性を強調してきたのは、ここが理由。簿記2級知識そのものは、診断士「財務会計」得点UPにあまり影響しませんが、「コツコツ」レベルをイチ抜けし、「荒稼ぎゾーン」にいち早く到達できるメリットはガチ。
  

□根拠B:コツコツ学習の非効率さと悪影響□

次の根拠は、手短に行きます。
診断士1次合格・2次受験者(1年目)の「財務会計」「事例Ⅳ」学習時間は、平均で300時間強、やや多い方で400時間程度。これを他の会計系資格の学習期間・時間と比べると以下の通り。

診断士「財務会計」⇔公認会計士・簿記検定は出題範囲が異なるから単純比較はできませんが、会計学習専念者から見れば、「年400時間学習」とは簿記3級+2級に毛が生えた程度、会計士受験生なら3か月強でこなす程度の学習量に過ぎない。言い換えれば、

診断士「財務会計」とは、そう難しい知識を要求している訳ではない

ということに気づくかどうかがポイント。少々脱線すると、

「財務会計が難しい」と感じるのは、診断士受験生視点での理屈。
会計専業の立場で見れば、「財務会計」出題は基本的論点の繰り返し。

従い、「財務会計」に苦手意識がある場合、

得点調整用の奇問難問を含む過去問はさらっと1回解く程度にとどめ、
基本的な問題集を先に2~3周解き直すことが実力向上への近道

になるケースが多い。そしてここに気づかないと、いつまでも「コツコツ学習」を続けた挙句、他科目の学習量確保に悪影響する結果を招く。

前述の通り「財務会計」講義終了後の定期的・反復的な復習継続は不可欠ですが、特に「運営(生産管理)」の受講・復習時間はしっかり確保しましょう。冒頭に挙げた

60点(平均点程度、上位50%)  ←会計初学者
70点(平均点+10点、上位20%)←簿記2・3級などの学習経験者

とは、橋げた理論に基づき、心残りなく「運営管理」学習に移行するための、最低限の到達目標

 
■まとめ:12月からの学習計画■

今日はいきなり厳しい現実の話の連続。でもここは「厳しい現実を乗り越えることが、将来周囲に適切なアドバイスをする自らの力を養っている」とプラス思考で考えたい。ちなみに、

診断士スト本科生講義はまだ始まったばかりですが
スト合格の可能性は、財務養成答練時点でほぼ決着済
(理由は上述)。

ポイントは、診断士試験を1年で合格する必要はないこと。診断士1年スト合格とは、原則「たまたま」。2年で合格すれば上出来。職業として診断士を選択するなら3年以上かける選択肢だって妥当。では自分はどの程度の時間をかけ、どこに到達することを目指すか?多くの方が選ぶ現実的な答えが、

2012年1次試験7科目を一発合格

であるはず。ZonEが指摘する通り、この12月は自分の学習計画を修正する大チャンス。そして講師に助言をもらっておけばなお良し。かつその時までに以下2点を意識しておくとさらに有利。

診断士受験は、計画遅れを挽回する力を養う「セルフプロジェクト」
「財務会計」養成答練は、計画進捗(早め⇔遅れ)を測る序盤の大好機。

byふうじん

こんにちは。ZonEです。

ふうじんの記事Wackyの記事で「Webフォローを予習で使う」ことについて触れていたので、ちょっと補足させていただきたいと思います。

なお、Webフォローの説明および活用法については、私が昨年書いた投稿をご参照ください。

さて、前述の投稿でも書いた通り、私も当初は「Webフォロー」という名称からくるフレーミング(思い込み)により、Webフォロー(講義動画)を復習に使用していました。

つまり、教室講義を聴いた後、Webフォローで復習する…というフローを繰り返していたわけです。

ただ私の場合、この方法だとWebフォローを聴かない(教室講義のみ受講する)よりは学習効果が高まったものの、仕事で疲れている時などWebフォローを聞きながら寝てしまうようなケースが多々あり、学習効率が悪いと感じることが時折ありました。

原因は色々とあるのですが、

  • Webフォローは教室講義に比べて緊張感が少ない(教室講義の方が「寝てはいけない」という意識が強く働く)
  • 復習として視聴するとついつい聞き流してしまう(私の場合)
  • 高速再生(x1.2とかx1.5とか)だと、視聴しながら単語カードを作成する等の同時作業が困難(追いつかない)

など、復習として(講師は違えども)同じ内容の講義を2回目に聴くのは最適解ではないと感じるようになりました(あくまでも私の場合)。

そこで、色々と試行錯誤を繰り返した結果

  • 初見の講義ならWebフォローでも集中して聴ける(初見なので緊張感を持って聴ける、聞き流さないし、眠くならない)
  • 1回聴いて理解不能なテーマを繰り返し視聴できる(2回聴いてわからなければ教室講義で再確認→授業後に質問で不明点を残さない)
  • 教室講義中(既に理解している部分を解説している時間)に単語カードなどを作成することができる
  • 教室講義が復習を兼ねるので、前倒し学習が可能になる

などのメリットを享受できることに気付いた(+学習時間が減った+答練の得点がUPした)ので、Webフォローを予習に利用するという学習モデルを確立することができたわけです。

ここで私が強調したいのは、私も初めからWebフォローを予習に利用する有用性に気付いていたわけではない…ということです。

私の受験生時代には、道場ブログのような情報源が無かったということもありますが、手探りで試行錯誤を繰り返さざるを得なかったわけです。そういった意味では(自画自賛するわけではありませんが)道場ブログは(試行錯誤の結果)執筆陣が効果が高いと感じた勉強法を紹介しているので、有用なものだとは思っています。しかし、逆に道場が生んでしまった弊害もあるなぁ…と多少懸念を感じています。

道場ブログの記事を読んだ方の反応としては、大きく分けて

  • 「合格者がこういうやり方をしてきたのだから、自分もその通りやればOKだろう」
  • 「こいつら、こんなこと書いてるけど、本当にそうかなぁ?本当かどうか、試してみるか…。」

の2種類あろうかと思います。

読者全員が後者のような「自分の軸を持っている」方であれば心配ないのですが、前者のように「自分のフィルターを通さずに鵜呑みにしてしまう」方がいらっしゃるのであれば、要注意です。

書いてあることを何も考えずに言われた通りそのままやるのと、 「本当にそれが自分にとっても最適解なのか?」「自分ならもっと良い方法を探し出せるかもしれない」と自ら考え実行するのとでは、1年後に大きな差が生じます。

道場ブログに書いてあることは参考程度に聴いていただき、仮説を立てて学習方法を洗練させていくという意識を持ち続けていただくことを切に願っております。読者の皆様も良い意味で「上から目線」で、道場ブログをご活用いただければ幸いです。

それでは、今日はここまで。

by ZonE

こんにちは。ハカセ です。

今回は、「受験校を活用するメリット」について考えてみたいと思います。

逆に言えば、「独学のデメリット」ということにもなります。

どちらの立場の方も、自分はどう対応するべきか、考えてみていただければ幸いです。

■ 独学か、非独学か ■

我々はTACという受験校を選び、TACのお蔭で合格した...それは間違いありません。

でも、

「僕らも通学で合格したから、皆さんもそうした方がいい」

とか

「TACへの恩返しのために、宣伝してあげないと」

などとは、全く思っていません。

ではありますが、僕の近しい知人が「診断士資格を目指したいと思うんだけど、どうすればいいと思う? やっぱり予備校に通うべき?」と聞かれたら、迷わずに「受験校の世話になるべき。そして必ず、無理してでも『通学』講座を選ぶべき!」と、顔を近づけて強調すると思います。

■ 非独学のメリット① ペースメーカー ■

非独学、つまり受験校のお世話になることの最も重要なメリットは、「ペースメーカーになってくれる」ことですhappy01

診断士資格は7科目の長丁場。いやー、初めて7科目分のテキストを見たときは本当に圧倒されましたねsad

今、診断士試験対策講座を受けている受験生の方、あるいは、「受けてみようかな」と思って書店などでテキストをチラ見してみた方は、同じ感覚(=絶望感ともいう)を持っている方もいらっしゃるかもしれませんね。

僕は断言します。独学ではあの7科目を完遂することはできなかったであろうことをthink

僕は結果的に、一次試験7科目を、60点平均が合格ラインのところ、70点平均を超えるラインで合格しましたhappy01

え? 自慢かって?

まぁ、そうかもしれませんが、聞いてくださいconfident

何が言いたいかというと、それだけ余裕をもって合格した僕ではありますが、でも、後から考えてみて、「なんだ、余裕だったじゃないか、独学でもできたんじゃないか?」とはちっとも思っていませんangry

確かに、独学での合格も不可能ではないかもしれません、何年かかければ。でも一年での合格は無理だったと思います。僕の場合は。

だって僕はそんなに強くない。自分の意志で勉強することを貫けるほど、ニンゲンが出来ていません。ましてや、苦手科目が出てきたら、そこで脱落してしまいそうです。

(TACでなくても構いませんが)、受験校のカリキュラムに従って、長丁場を戦い抜くスケジュール管理をしてくれること、まぁ平たい言葉でいえば、サボりがちな受験生のケツ叩きをやってくれることが、非独学の最大のメリットですgood

長期スケジュールは受験校のカリキュラムに任せ、受験生個人は一日一日のスケジュール管理に集中できる。

これが受験校を活用する最大のメリットだと思いますgood

■ 非独学のメリット② 答練 ■

もう一つ、独学では得られない重要なメリットは、各科目の基礎講義の終了時に行われる「答練(小テスト)」にあると思いますgood

各科目のテキストを最後まで通読すると(または最後まで講義を聴くと)、「はいはい、分かった、分かった・・・gawk」という気になるものです。

また、アラフォー会社員としては、「このトシになってテストとか恥ずかしくて真面目に出来るかいな・・・gawk」と、斜に構えてしまう部分もありますかね・・・。はい、確かにありましたsad

しかし、実際に問題を解いてみると、まったく対応できないことに愕然としますbearing

皆さんも経験ありませんか?

新入社員の方が入ってきて、仕事の内容を説明しろと言われたときに、いざ説明しようとすると、「えーと、どういえばいいかな、言葉で説明するの難しいな・・・なんていうか、こう・・・・」と戸惑うこと。

眼で見て分かっているということ(インプット)と、実際に問題を解いてみて解けること(アウトプット)とは、まったく異なることなのですangry

診断士試験では、脳の中に知識が入っているかどうかはチェックしてくれないのです。問題に対する答え、という形式でしか、知識があることを証明できないのです。

そこで重宝するのが答練(科目ごとの小テスト)です。

この答練があるおかげで、答練での目標点数を設定することができ、そのために「何をどの深度まで覚えなければいけないのか」を逆算して毎日の学習を進める。

これが答練の最大のメリットですgood

間違えないでくださいねpaper答練の目的は「知識のチェック」ではなく「答練という目標が存在すること自体」に真の目的があるのですよ!happy01

それを基礎講義が終わった時に提供してくれる受験校のカリキュラムは、本当によくできたシステムだと思いますhappy01

■ 受験校に通っているからにはメリットの最大化を! ■

僕が考える「独学 vs 非独学」の違いは上記の二つです。

このエントリーは、「独学の方、どこか受験校に属した方がいいですよ」というために書いたわけではありません。

独学の方は、上記をしっかり認識し、それへの対応策をとればそれでOK。

僕が言いたいことは、むしろ、「受験校を活用している方、分かってますか? 独学にないメリットはここにあるんですよconfidentということなのです。

では、受験校に通いさえすれば、上記の2つのメリットを享受できるのでしょうか。

答えはNOです angry

受験校に、ただ漫然と通っていても、上記のメリットを満喫できるわけではありません。

折角二十数万円を払うのだから、元手を取らなければいけません。この二つのメリットをフル活用するべく、自分で能動的に努力するべきです。

■ 診断士対策は「ぶらさがり競争」 ■

例えば、「ペースメーカー」というメリット。

独学という選択肢を選ばなかった以上、石に喰らいついてでも、受験校が提供するスケジュールに必死になってついていくべきです。

診断士試験の合格ラインは60点。皆さん、中学高校時代の中間試験・期末試験の点数が60点だったらどう思いますか? 第一印象としては、「・・・あれ?」っていう点数ですよね。

もちろん、レベルが高い問題が出ることの裏返しと言えばそれまでですが、いずれにしろ、完璧な知識を求められる試験ではないことは明らかです。

不合格、または途中であきらめてしまう受験生の多くは、60点を取れないことではなく、試合の途中で退場していまう(あるいは仕事や家庭の事情で退場を余儀なくされる)ことにあるのです。

長丁場で守備範囲が広い診断士試験は、まさに「ぶら下がり競争」なのです。

なんとかぶら下がり続けることができれば、すなわち、受験校がカリキュラムに最後まで喰らいついていけば合格率はグンと上昇しますup

だから、「一つの講義もスキップすることなくカリキュラムに喰らいつくこと」、これを最大の目標にするべきです。

厳しい言い方をすると、これができないならば受験校にお金を払う価値はありませんangry。それは通学(教室講座)でも、DVDでも、WEB通信でも同じです。

「一つもスキップしない」という強固な意志が、必要なのです。

■ 答練では大人げなく点取り虫に ■

折角受験校が提供してくれる答練も、漫然と受けては意味がありません。

受験校の講師たちは優しいですから、答練直後の解説では「今、この問題が解けなくても大丈夫です。本番までに時間はあります」とか言ってくれます。(詳細は 「TAC講師に騙されない」 の記事参照)

でも、それを真に受けてはいけないのですangry

基礎講義の間に、しっかりと各科目の橋げたを構築しておかないと、基礎講義が一回りした後の復習(あるいは「復讐」ともいう)が大変なことになりますbearing。(詳細は 「復習と復讐の違い」の記事 参照)

そのための試金石としての答練ですconfident

「答練で70点、あるいは80点を取る!」という分かりやすい目標を掲げてみましょう。

そして、それをクリアするために、必死になって勉強してみましょう。えぇ、恥も外聞もなく、「必死」でお願いします

点を取ろうとすれば、自然にアウトプット(具体的にはスピード問題集など)をするようになります。

アウトプットの訓練をすれば、付け焼刃ではない知識が徐々に身につくようになります。

そして、答練でかなりいい点数が取れるようになります。

そうすれば、あら不思議、結果的に、強固な「橋げた」を構築することが出来ているのですgood

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というわけで、本日のまとめはこちら。

非独学のメリットは、

  • カリキュラムがペースメーカーになってくれること
  • 答練という分かりやすい目標があること

の二つがキーポイントです。

独学を選んだ方は、上記をどうやって克服するかを、よ~くよく考えておきましょうgood

(→ 具体的には、「予備校の講義スケジュールに沿って独学する」、「過去問のABC難易度の問題で【セルフ答練】をする」などがいいと思います。)

受験校にお世話になることを選んだ方も、それに甘んじることなく、その二つのメリットを最大限享受することを常に意識して、この二つに全力投球しましょうgood

今日はここまで!

by ハカセ

こんにちは。wackyです。

先週金曜日に道場のオフ会beerがありました。おかげ様で多くの方に参加していただき非常に盛り上がるupことができました。参加者も今の時期ならではで、診断士、2次試験結果待ち、来年リベンジ組、今年勉強開始等々…

参加していただいたみなさん、本当にありがとうございましたhappy01

さて今日のテーマは「講義の前の予習」についてです。

よく「予習はやった方がいいですか?」「予習はどうやっていましたか?」と聞かれることがあります。

まず予習をした方が良いかどうかについて言うなら、道場メンバーは口を揃えて「予習をした方がよい」と答えます。私も「予習をした方がよい」と思います。

ちなみに私が受験生だった頃は殆ど予習をしていませんでした。厳密にいうと少しはしていました。私は日曜2コマ講義を受けていたのですが、講義開始前に当日の講義の箇所をサラッと読み、なんとなくわかりにくそうな箇所をあらかじめマークしてから講義に臨み、講義ではその論点の解説に集中するようにしていました。

これでは予習というのもおこがましい内容なので、「予習はしていない」ことにしています。

私の場合は予習よりも復習を重視していたので、講義終了後にどのように復習してものにするかを常に念頭に置いていました。それに予習に時間を割くことはあまり意味がないと思っていました。正確にいうと予習に割く時間がなかったんですけどね。

なお私の1週間の学習スケジュールはこんな感じでした。

講義日を起点に翌週の講義までの間を復習にのみ割り当てていました。

復習においては、該当範囲内の論点の理解を主目的としていたので、テキストの内容を読み込んだり、必要に応じてWebフォローの講義を聴いたりして理解を深めるようにして、その後アウトプット(トレーニング冊子やスピード問題集)を使って知識の定着の確認、知識の使い方を確かめるようにしていました。もし該当範囲でわからないこと(理解できなかったこと)があれば、翌週の講義時に講師に質問をして理解できるようにしていました。

基本講義時の学習ポイントは理解を深めるということと、翌週以降に積み残ししないことです。

でも今振り返れば予習をしておけばよかったなと思います。

なぜそう思うか?

それは予習をしたほうが効率的だと思うからです。

講師による基本講義の最大の特徴は「学習領域を最大限噛み砕いて解説してくれる」点にあると思っています。さまざまな論点や知識をただ文面通り説明するだけではなく、具体的な例やテキスト以上の詳細な解説を追加し、受講生が理解できるよう最大限の工夫がされています。この工夫された基本講義を最大限活用するためには、受講生側もそれなりの準備が必要なんだと思うからです。

あらかじめ講義範囲の内容を下調べしておき、自分が理解できないと思う論点について「何か理解できないのか」「何がわかれば理解につながるか」を抽出して講義に臨む。講義中にそのポイントに集中して講義を聴きそれでも解決しなければ、講義後に講師に質問をして解決する。つまり、講義終了後には当該範囲の理解がほぼ終了している状態を作り出すのが理想的なのだと思います。

私の場合は、先に示した通り復習重視だったのですが、結局講義を2度聴き(教室講義+Webフォロー)していたので時間は講義時間のほぼ倍かかっていたことから効率的には良くなかったのではないかと思っています。

ですので、今思うと「予習をやったほうが(効率的には)よい」と思っているのです。

さて最初の質問に戻るのですが、「予習をしたほうがよいのか?」について私の答えは「どっちでもよい」です。「予習をやったほうが良い」と言いながら「どっちでもよい」と矛盾したことを言っているようですが、私の考え方は、基本講義の最大目的である「論点の理解」に最も効率的にたどり着ける勉強方法は「予習をキッチリすることだ」ということで、予習をするかしないかはあくまでも手段の一つでしかないということです。現に私は予習をしていませんが合格できましたしね。

要するに大事なのは「基本講義を受講するうえで目的意識(=ゴールの設定)をもつ」そして、「目的を達成するための方法を考えること」だと思うのです。

先にも書いたように、基本講義での目的を「論点を理解すること」だとすれば、そのためにはどうすればよいのか、基本講義にどのように臨めばよいのかを「考えること」が大事。予習なのか復習なのかはそれを実現するための方法にしか過ぎないということ。私の場合は復習メインでしたが、目的は「論点の理解」においていたので、Webフォローや講師への質問を最大限活用し無事ゴールへのたどり着けたのではないかと思います。(全科目無事にというわけにはいきませんでしたが・・・)

基本講義を受講する期間は、論点を理解することに十分時間をさける期間であるとともに、勉強方法について十分考えて試すことができる期間でもあるのです。色々な勉強方法を試して成果がでる方法を自分なりに考えてみてください。

なお予習方法については、道場の様々な記事を参考にしてもらえばよいと思うのですが、やはりWebフォローでの予習が最も効率的で効果的ではないかと思います。先にも書いた通り講義というのは初学者が論点を理解するために最大限工夫されているものです。それをいつでも何度でもかつ好きなところだけ聴くことができるWebフォローを活用しない手はないですよね。受験生時代にこの方法に気づいていれば…coldsweats01

なお先日のふうじんの記事にも紹介されていましたが、Webフォローを予習に使うことに気づいていたZonEは本当にすごいですね。まさにコロンブスの卵的発想

というわけで「基本講義を受講する目的」を再度確認してみてください。そうすればおのずと「何をやるべきなのか」は明確になってくると思います。

by wacky

2012年目標の方々もかなり学習が進んできた頃かな?と思います。前回は財務会計の学習法について話しましたが、7科目全体を見ながら得点の設計をしてゆくこともとっても大事ですよね。こんにちはJCです。

◆橋げたを構築する◆

 

右側の上の方のアイコンに道場の基本理論ご紹介というのがありますので、ぜひご覧くださいね。5回シリーズの形式になっていますが、今の時期に是非お読み頂きたい内容です。TACでは1科目目の企業経営理論が終わり、財務会計に入った頃ですが、どのように復習を進めていけばよいのかがわからないということを受験生誰もが感じるものではないかと思います。僕ら道場メンバーの一致した意見は今の時期には復習にはそれほどの時間をかけない、というものです。

過去に学んだ科目の復習よりも、今、まさに目の前にある科目をしっかりと理解することが大事じゃないかと考えています。

忘れちゃうんじゃないかって?
YES!忘れます。こまごまとしたところは。
それでもきっちりと大枠の流れをしっかりと把握していることがとても大事なんです。毎回の基礎講義で強固な橋げたが構築できていれば、こまごまとしたところを思い出すのには大した時間はかかりません。一方でしっかりとした深い理解に裏打ちされた橋げたができていない場合には、思いだすというよりも最初からやりなおす必要がでてきてしまいますが、残された時間でやり直しというのは多分無理です。

◆毎回の講義を大事にする◆

 

講義の前には予習は必須だと思っています。TACもそしておそらくどの受験校も「予習は前提としません」ということを宣言していたりすると思うのですが、講義をよりよく利用しようとするとしっかりとした予習を実行することが望まれます。予習をして一通り理解した状態で講義を受けると自分の理解の確からしさが認識できますし、講義の最中に2度目の理解を実現できるため、より鮮明に頭に残ります。もちろん予習だけでは理解しきれない部分もあるかもしれませんが、その部分こそ、講義の説明でAha!と理解できればものすごく明確な深い理解となりますよ。講義を受けたら、できるだけ早い段階で復習をしましょう。自分にあったやり方で結構なのですが、僕も自分のやり方で復習を進めていました。

 

◆僕の復習方法◆
講義を受けたら、帰りの電車の中でテキストを読み返し、重要と思われる項目をチェックします。自宅に帰ったらその日のうちに当日の講義範囲のマトメを作成しました。帰りの電車の中のテキストチェックの段階でマトメの構想を作り上げてしまっていれば、自宅での作業はそれほどの時間を要しません。最初のうちは土日にまとめてと作成していたのですが、既に記憶が新鮮でなくなってしまっているので、無用に時間がかかってしまっていました。当日に作成した方が圧倒的に短時間でまとめられるということがわかってからは、ちょっと深夜までかかってしまうのが難点ではありますが、まとめ終わってから寝るということが基本動作になりました。この時のマトメは1次試験の休み時間にも活用できます。直前期にはそんなマトメを7科目も作っている余裕は絶対ありませんから、今やっておかなきゃいけないんです。

◆答練を大事にする◆

既に答練を経験された方も少なくないと思いますが、答練というのは本試験の疑似体験として、非常に有効な手段です。ですので、この機会をしっかり有効に利用することはストレート合格への第一歩となります。先行して予習が完了したら、過去問やスピ問にトライしてOUTPUTの練習もがんがんやりましょう。
答練では本試験と同じ気持ちで取り組んで下さい。どの順番で解答するのが自分に向いているか、難しい問題に出くわした時にどのように対応するか、いろんなことを試してみて、自分の対応が正しかったか分析して改善につなげるPDCAを回していくことにより、本試験で確実に点数をもぎ取る対応につながってゆくと考えています。なお、基礎答練で80点くらい取れていると、強固な橋げたはとりあえずできていると考えてよいかと思いますね。

◆苦手を作らない◆

本日のタイトルは「苦手を作らない」なのですが、診断士1次試験7科目では苦手科目を作らないことがとっても重要です。
上記のような学習を全科目進めてゆけば、自然と苦手はなくなります。というか、たとえ当初は苦手意識があったとしても基礎講義の段階で苦手を払しょくしてしまう努力が求められているものと思います。来年の7月の超直前期の段階では最後まで苦手な科目は40点取ればよく、得意科目でカバーしようという戦略として捨てる話しもするかとは思いますが、今の段階では捨てないことがとても重要です

本試験の全科目60点越えで420点を超えるというスタンスです。

こういう勉強の仕方をしていると結果的に420点で良いのに500点を超えちゃうこともありますが、1次の知識は2次でも、もっと言えば診断士になってからもとても重要で無駄には決してなりません。また、1次試験も毎年傾向が変わって、超難化する科目がひとつやふたつ出てきますが、そんな時でも全体の底上げができていれば1次突破はそれほど悩ましいものでは
なくなります。

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今日はこれから1年間の学習の指針的な話しでした。
本日の内容をまとめると

予習をきっちりとやった上で講義を受講することで講義の内容をばっちり把握する。
○講義を受けたら出来るだけ速やかに復習する。
○答練を戦略的に準備して本試験のつもりで受験し、PDCAで次回の改善につなげる。
○この学習サイクルを確立して苦手科目を作らず1次を楽々突破する

ぜひぜひ有意義な1年間を過ごして下さい。
道場ではいつでも皆さんのご質問やご相談に対応してゆきます。
これからもどうぞご愛顧のほどよろしくお願い致します。

次回はもう少し具体的にどんなふうにしたら橋げたが構築されてゆくのか、についてお話ししたいと思っています。

by JC


「Webフォロー」は、ちゃんと
「Web予習」に使ってますね?

・・・
・・・

こんにちは、ふうじんです。今日は診断士講座受講の常識の確認から。「Web予習」の詳しい利点は、実際に実行したどなたかの最新「合格体験記」に譲るとして、メリットを一つ挙げると、

教室講義の最初の10分間をフルに有効活用できること。

理由は後述しますが、

1コマ150分の診断士講座教室講義の冒頭10分(で講師が何を話すか)が最も大切(・・余談A)。
そして合否の分かれ目は、その「最初の10分間」の講師の話を踏まえ、思考のスイッチをどちら向きに入れるか(・・余談B)。

例えば本日11/20(日)の財務会計⑤⑥講義のWebフォローは、それぞれ11/14(月)・11/17(木)に配信済。その際、

予習もロクにせず、手ぶらで教室講義を受ける人
Web予習を済ませ、問題意識を明確にしてから講義に臨む人

の違いで、教室講義150分の受講効果に格差が開くのは、ご想像の通り。
 

■余談A:教室講義の最初の10分間■

教室講座で講師が最初に話す10分間がなぜ重要?

それは、この10分間は講師による「その科目の学習方法アドバイス」「今日の授業の骨子」に主に充てられるから。この大事な所を、多くの診断士受験生が見事にあっさり聞き逃しているから勿体ない。

実は診断士各7科目の最適学習法とは、基本こそ同じであれ、本試験直前期になると様々な違いあり。さらっとヒトコトずつ特徴を挙げると、

経営:既に知っている知識をテキストの枠内で体系化。
財務:まず手を動かして解法習得。頭での理解はその次。
運営:学習範囲の大枠を描き、次いで重要度順に用語をプロット。
経済:仮定を前提とし、講義論点の順を追って理屈で理解。
情報:用途をイメ―ジしながら、重要度順に語彙を増やす。
法務:最初から無理に暗記せず、問題集を使って知識を増やす。
中小:まず講義を受け身で流し、直前期にフル回転で丸暗記。

今日現在よくある悩みについて小さな声で原因指摘すると、「経営」⇔「財務」の理想的学習スタイルは全く異なる。「経営」を終えて「俺って天才かも・・?」などと勘違いして「財務」でカベにぶち当たるのはごく当たり前。むしろ「自分の勘違い」に早めに気づいたことが幸せ。

診断士一次7科目を一発合格するには、受験校カリキュラム通りの学習がガチ。また当一発合格道場で最も引用されているJCの 橋げた理論 に刮目。この理論とは乱暴にいうと、

各科目ごとの基本講義終了時までに、
本試験合格レベルの実力を備えるべし

ということ。言い換えるなら、

基本講義1周目で十分な努力をせずに理解を積み残すと、一発合格はまず望み薄(※)。

さらにダメ押しすると、ストレート合格者(=養成答練で80~90点取る上位5%でデビルな人達)の行動をどこかで観察しておくと、「理解先行」「理屈先行」「あえて先送り」など、上記のように科目ごとの学習方法を意識的・無意識的に使い分けていることに気が付きます(※微妙な表現ですが、(計画通りの時間を使った上で)わからない論点を意図的に「先送り」する戦術はアリです)
 

■余談B:思考のスイッチを入れる方向■

では次に「思考のスイッチを入れる方向性」とは何ぞや?

簡単に言うと、「同じ話(講義)を聞いても、聞き手側の事情(知識・性格・指向)により、理解の内容・質が異なる」というコト。俗にいう2:6:2の法則を用いて例えると、教室講座に100人の受講生がいる場合、

上位20人→講義を主体的に理解し、その次の講義に備える
中位60人→講義を受動的に理解し、疑問点は積み残し
下位20人→講師の話を聞いていないか、寝ている。

いま焦る必要はなく順次ご納得いただけばOKですが、この「常に上位20%内キープ」は診断士試験合格への重要テクニックの1つ。ちなみに「積み残し」⇔「(意図的な)先送り」の違いをこの場で明示しておくと、

自分が持った疑問をその場ですぐ解決する習慣があるかどうかの差

頭をよぎった疑問を「ま、いっか」と放置したり、問題集を「もう時間がないから後でやろう」と積み残すタイプは診断士に不向き(←そもそも合格しないけど)。

では自分の思考スイッチ方向性を測定する簡単なテストを。

(問題)
この記事 を読み、自分が感じたことを簡単にイメージしてみましょう。
※上昇指向の方は、記事要旨を3点ほど箇条書きしておくと効果的

(解説)
記事を読み終え、
「あ、できてないのは自分だけじゃないのね、あー安心snail
と考えた方、つまり周囲を見て気を抜くタイプは診断士学習、というか診断士そのものに不向き。プロジェクトマネジメントの実務経験豊富なZonEが、ここで伝えたかったことは(たぶん)以下の3点。
 
①プロジェクトが本来の予定より遅れることは、ごく当然。
②その遅れをどう取り戻すかの、回復計画と実行が重要。
③しかしそもそも遅れを知るには、予めの計画作成が不可欠。

つまりこういうこと↓。

 

でもね。

診断士学習はZonEの指摘通り「セルフプロジェクト」だから、予定より必ずしも遅れるばかりでなく、予定より先に進むケースも結構ある。つまりこういうこと↓。

そういえば、当一発合格道場ブログのスケジュール感に共通する助言は、早め早め 先手必勝 ゴールから逆算 など。早起き、ならぬ「早め早めの学習実行は三文の得」であることはどうやら異論の余地なし。

※ちなみにZonEは当時まだメジャーでなかった「Web予習」の有用さにいち早く気付いた先駆者でありながら、その自慢話を全くしないという謙虚な人格者。一方、道場執筆陣をして「なぜそんないいコト受験当時に教えてくれないの・・」と地団駄踏ませたお茶目さを併せ持つ。

 
■余談C:「質問大歓迎」の理由■

ついでにもう一つ余談。当一発合格道場ブログは、自称

一次対策のベストプラクティス
二次対策のセカンドオピニオン

ですが、その最大の特徴は 質問大歓迎 な点。当ブログは大きく括ると「合格者の寄せ書きブログ」カテゴリーに含まれちゃいますが、その内容は

×決して「合格体験談」ではなく、
○(助言のプロである)中小企業診断士としてのアドバイス。

(これから自分がまた受験するならこうするな、という意見(=半ば願望)。自分が受験生時代にこうしてました、ではないのでご安心)

 

図解の通り、「合格に必要なモノ」「自分がそこに至った経緯」ばかり語っているうちは、「合格体験談」どまり。自分の経験談(=自慢話)ばかり書いていたら、自分の見識や能力はある限界を超えないから、成長するにはそこから一歩も二歩も先に抜け出す必要がある。よって、

自分の経験と異なる状況(=質問)に対し、
自分の経験(=ストレート合格)に近づける具体的解決策

を提示することが、「道場合格理論」を更に実戦的に磨き上げ、かつ中小企業診断士たる執筆陣の助言能力を高める機会。従い質問者⇔執筆陣のQ&Aは「互恵関係」にあるから、「こんな質問でいいのかな?」など臆せずに、気軽にどんどん質問しちゃってOK。またお気づきの通り、教室講座で講師が「質問大歓迎」と言うのも同じ理屈。
 

■プラス思考のお得感■

長い余談を経てここから本題。現役中小企業診断士の性格を大まかに括ると

積極的・前向き・プラス思考

※画像はイメージ。現物とは異なります。

は共通でしょうね。で、なぜプラス思考が強いかというと、そもそも経営助言の手順が一般的に以下の3ステップであることに由来。

①As-Is 現状の分析
②To Be 達成イメージを描く
③To Do 具体的達成策の提示

何か問題点を抱える現状から、理想のゴールを目指そうとするのだから、ピンチをチャンスに変える「プラス思考」が不可欠なことにはもう納得ですね?また「プラス思考」とは、

多様な状況を、自分に都合よく解釈する力scissors

とも言い換え可能。中小企業診断士とはその解釈の選択肢を山ほどストックしておき、状況において適宜使い分ける力を持っている人の集まり。だから「プラス思考」はごく自然であり、経営コンサルタントの道を究めると例えば この方 のようになる。

それはさておき診断士学習に話を戻します。不得意科目や学習ペースが落ちた時、「プラス思考」で計画進捗通りにまで回復させる力が不可欠。つまり、

不得意感や学習を投げ出したくなる時(=ピンチ)こそ、
そこを乗り越え自分を成長させる絶好機(=チャンス)。

より具体的には、

わずか講義9コマで財務会計をマスターできる方が不思議。
であれば診断士(合格)に必要な財務会計力とは何かを想定し、
その達成に向け必要学習量を自分で計画し、実行できる人

が診断士の適性アリ。そのとき役に立つのが、あらゆる危機こそ自分の成長チャンスであると「自分に都合良く解釈する」プラス思考力scissors、なワケです。
 

■プラス思考の損得勘定■

し・か・し。

あえて謎かけのようなわかりにくい表現にしますが、

プラス思考=物事を自分に都合よく解釈する力は、一次試験対策メリットの反面、自分に都合良い解釈ばかり積み重ねることは将来何か致命的な損をするリスクがあります。

何いってるかわかんねー!という方向けに少々大胆な表現を許していただくと、

自力でやる学習(1次対策)では自分で好き勝手やってOKだけど、
相手が何を言いたいかを察すべき場面(2次対策)においては、
自分勝手な想像力に封印をする必要がある、ということ。

怖っ。以上が診断士学習における「プラス思考の損得」、プラス思考はいいことばかりじゃなく両刃の剣(ということを知っておくと来年8〜9月頃に有利)
 

■ではどうする?受験校活用法~質問攻め■

ではどうする?時間がもったいないので結論から。

①診断士学習は受け身でなく、主体的に自らあれこれ考え、試す方が有利。
②ただし方向性が迷走しないよう、正しいゴールを知る助言者が不可欠。
③自分の最も身近な助言者とは、受験校講師(←全員現役診断士)。
④講師から助言を得るきっかけは、まず自分から質問・相談。

いかがでしょう?

では早速次回の講義から講師への質問開始。嫌がられることを恐れる心配は無用。よほど的外れな質問でない限り、講師は質問大歓迎。え?土日の講義は質問者が多すぎて質問できない、って?それなら重複・振替受講制度をフル活用。平日夜の講義なら質問待ち時間はほぼゼロ。
 

■本日のまとめ■

以上、2012年合格目標の方に、「合格者」としてではなく「現役中小企業診断士」として私から伝えたかったことは ①プラス思考 ②受験校講師の活用 の2点。あ、おまけとして③一発合格道場もぜひご贔屓に。では本日のまとめ。

・同じ受験校講義を受けて合否の差が開くのは、聞き手側の責任。
・理解に苦しみ学習進捗が遅れた時こそ、プラス思考で進度挽回。
・プラス思考で7科目学習を克服することで得られる実力は絶大。
・ただし自分のプラス思考を迷走させないために、ゴールを知る人(=受験校講師)による指導がとっても大切。

byふうじん

こんにちは、らいじんthunderです。

財務会計の学習は順調ですかsign02

誰に聞いても財務会計は最重要科目keyであり、挫折する人が多いtyphoon科目だと言われますよね。そんなに脅さなくてもcoldsweats01・・・とも思いますが、まぁ確かに山盛りの道場記事を読んでも、そう書いてあるので、その通りなんでしょう。

TACのカリキュラムでいけば財務も後半戦に差し掛かっているところ。結構気持ちが折れかけている人もいるかも。だって難しいものは難しいもんね。

でもそこで「あぁ、自分には診断士の学習は無理だ、財務会計なんて理解できない」となってしまうのは少々勿体無いです。

大人になると「努力してもできないことがある」ことを知り、あきらめることを受け入れていくようになる、と言った某有名人がいましたが、診断士試験の財務会計ごときが、それ程難解なものであるはずがないですから。

実際に一生懸命に時間もかけて勉強しているのに理解できていないとしても、それは能力が無いのではなく、大抵の場合、努力の方向性sagittariusが間違っているに過ぎません。

道場で再三再四警鐘を鳴らしている、間違った「財務はコツコツ」とか。

人は努力の割に結果が出なければ、当然嫌になるし、苦手意識も生じてくるし、そうなればやる気も出ないし、何も良い結果は生じないのだから、もし現段階で財務会計に苦手意識が生じてきているのであれば、早急に手を打たないとね。

具体的なやり方に、それほどバラエティーがあるとも思えないので、今、自分の学習がうまくいっていないな、と思うなら、過去記事から自分に合いそうな方法をトライしてみることから始めれば良し。

他人にとっての良い方法が自分にとっても良いとは言えないけれど、少なくともそれで成功している事例があるなら、真似てみる価値はあるからね。

あくまで参考ですが、私が苦手な科目に対してこころがけたことを列挙すると、

・予習に時間をかける・アウトプットを多くする・用語に繰り返し触れて慣れる・理解しやすい単元から集中して学習する・理解できる単元を増やしていく・

などなど。この時、理解できた単元を塗りつぶしていくとか、列挙していくとかすると、自分が段々レベルアップupしていくような気がして、気分も乗ってきたりします。また、自分に自信が持てるrockようになります。

これって、知識を得られる以上に良い経験だと思いますよ。

ところで、財務会計は、この記事JCも言っているように、理解するだけではダメで、理解したうえで解答作成の練習が必要です。だから時間がかかります。効率的に学習を進めないと、後が大変。時間を有効に使うことも、とっても大切であることを忘れずに。

まだまだ本試験は先の話と思っている人が大半だと思いますが、思っている以上に時間は無いというのが事実ですから。

えっ、本当に?と思った方、本試験までの学習計画(スケジュール)をまず作りましょうね。

では、今日はこれまで。motorsports

by らいじんthunder

こんにちは。ZonEです。

勉学の秋…というわけではないでしょうが、2012年合格目標で診断士試験勉強中の受験生の多くは、9月もしくは10月から勉強をスタートしたことと思います。

ストレート合格を目指したとしても、診断士試験はけっこう長丁場

受験校に申し込んだ勢いで、スタートダッシュを決めることができた方々も、油断は禁物。

ちょうどこの時期(〜年末年始にかけて)、第1次離脱組が出てしまうのも事実。

理由としては、

  • 年末にかけて、業務が多忙になる方は、残業で勉強時間が確保できなくなる。
  • 年末年始の忘年会・新年会ラッシュで、飲酒する機会が増え勉強に身が入らなくなる。
  • 出社前に早朝勉強している方は、寒さでなかなか起きれなくなる。
  • 財務会計や経済学など苦手と感じる受験生の多い科目に突入する。
  • 一度答練で悪い点(目標点以下)を取ってしまい、自信をなくしてしまう。

など色々なケースが、複数件重なってしまうのが原因のようです。

そこで、今回はそんな離脱者を1人でも救えるように、「挫折しにくい学習計画の立て方」について考えていきたいと思います。

完璧を求めてはいけない

突然のそもそも論で申し訳ありませんが、何事においても「完璧を求める」ことは辞めておいた無難です。

自分が立てた計画通り物事が運ばないことに苛ついたり、毎日続けていたことが1日途切れてしまっただけなのにその習慣を辞めてしまう…そんな完璧主義は本当にもったいないです。

常に計画通り物事が運ぶようであれば、プロジェクトマネジメントなんて不要です。

計画と実行が乖離し始めたことを素早く察知し、軌道修正すればそれで十分。大目標(=診断士試験に合格すること)を見失ってはいけません。

例えば「診断士1次試験合格」を大目標とすれば、小目標としては

  • 公開模試で合計420点以上+40点未満の科目なし
  • 〇〇(科目名)の完成答練で70点以上
  • 〇〇(科目名)の養成答練で80点以上

などを挙げている方が多いと思います。

ここで、経済学の養成答練が80点以下だったとしても、モチベーションを著しく下げたり、イジけて勉強を辞める必要は全くない訳です。小目標を達成できなかった原因を分析して、対策を講じて(軌道修正)、完成答練で目標の70点以上を取ればOKじゃないですか。

勉強時間は目安でしかない

学習計画を立てる際に、「毎日○時間ずつ勉強する」など勉強時間を計画に挙げる方がいます。しかし、勉強時間はあくまでも目安でしかなく、計画に挙げた項目を実践するのに必要な時間を見積もったものにすぎないのです。

つまり、計画は目標から逆算して

  • 次回の講義の予習をする—読んでも分からない箇所=講義で集中して聴く箇所を事前把握しておく…などできるだけ具体的に
  • 前回の講義の復習をする—テキストから覚えるべき用語を抽出して、単語カードに書く…などできるだけ具体的に
  • 単語カードに書いた用語の意味を覚える
  • 前回の講義の範囲に対応している過去問を解く
  • スピード問題集を1回転する

など「やること」ベースで挙げる方が

  • 時間に縛られないのでリカバリしやすい
  • 具体的にやるべきことが明確
  • 密度の薄い勉強時間を回避できる
  • 目標を見失いにくい

といった点で、ベターです。

それって想定の範囲内?

学習計画というとスケジュールばかりに目がいきがちですが、想定されるリスクとその対応策について考えておく…などリスク管理の視点も重要です。

「3月の決算期に業務が超多忙になる」など想定できるリスクには先手(対策)を打っておきましょう。もし、先手が打てなくても想定の範囲内であれば、冷静に対処することができるハズです。

診断士試験勉強は、一種のパーソナルプロジェクト(プロジェクトメンバーが1名しかいないプロジェクト)と捉えることもできます。

プロジェクトメンバーは1人でも、ステークスホルダー(利害関係者)は家族・恋人や会社の上司・同僚など、それなりに存在します。

そういった意味では「家族に日頃から感謝の意を述べておく」とか「診断士受験を公言して周囲の理解を得ておく」などステークスホルダーへの働きかけも地味に重要だったりします。

ゼロベースで診断士試験勉強の計画を立てるのは結構大変かもしれませんが、受験機関に通っているのであれば(二次対策にもっと早期から 取り組むかというオプションはあるにせよ)大局的なスケジュールは受験機関がカリキュラムとして決めてくれているので、比較的ラクです。

当面は、答練をマイルストーン(チェックポイント)とした、約1ヶ月単位の科目ごとで十分なので、(この記事を参考に)学習計画を立てていけば幸いです。

完璧主義ほど低い価値観はない

完璧主義とは、最初から最後までやらない為のいいわけ

診断士受験生の大半は多忙な社会人です。立てた計画通りに進まなくて当然で、いかにリカバリするか…という意識で学習に取り組んでみてください。

それでは、今日はここまで。

こんにちは。ハカセ です。

2012年合格目標で TAC に通う受験生の皆さんは、最大の鬼門・財務会計の学習に取り組んでいる時期ですね。good

今回は、2010年の試験に、TACに通ってストレート合格を果たした コニケン さんに、財務会計の必勝攻略法をお伺いしました。happy01

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こんにちは。コニケン です。good

まず、財務・会計は全7科目の中で一番時間をかける必要があると言っても過言ではありませんangry。 自分自身も実際にそうしました。

もちろん、初めはこの科目に対して最初は苦手意識を持つ人も多いと思いますwobbly苦手意識を持つ理由は大きく二つあります:

①短時間で正確な手計算が必要
②見慣れない用語が多数現れる

しかし、1次でも2次でも合格する上では(特に2次の事例Ⅳでは)落とせない科目であることは間違いありませんangry。 両方の試験に直結するのであれば、時間をかけてしっかりと対策するのが合格への近道だと思いませんか?good

さらに、財務・会計の特徴として、他の科目に比べて解き方がある程度決まっていること、そして「曖昧」な選択肢がほとんどないことが挙げられます。つまり、勉強次第では確実な得点源になることです。good

つまり、上の二つをどのように克服していくかがポイントになりますが、以下に

I) 具体的な勉強法
II) 試験での戦略
III )これだけは覚えておきたいポイント10個

をお伝えしていきます!

Ⅰ)具体的勉強法

繰り返しになりますが、財務会計は、来年の二次試験までに、一番時間をかけてもいい科目です。理由は、暗記すればオシマイではなく、とにかく「手を動かすこと」が必要であるからです。いくら理論や用語を覚えたとしても、残念ながらすぐには攻略はできませんangry

勉強のポイントは三つあります!

① 理論を学んだら、すぐ実践
② 用語で躓かないよう、地道に潰していく!
③ そして、、興味を持ち、楽しむ

詳細は以下の通りです。

①理論を学んだら、すぐ実践!

講義で学んだら、それに対応する過去問・問題集をとにかくすぐに解く習慣を身に付けましょう。一つ一つの式自体はそれほど複雑ではないため、何となく分かった気になってしまいます。しかし、いざ問題を解こうとしても最初はなかなか解けないものです。angry

そして、2~3分で解き切る正確な計算力は(特に、試験だと緊張している中での計算力は)やはり日々の地道な練習でしか身に付きません。言うまでもありませんが、一次試験は電卓が使えません。もし計算を間違えたら、どこで・何を間違えたか自己分析してください。大体、人によって計算のクセがあると思いますし、それに早く気付くこと、同じミスは二度としないことが大事です。

問題集は、学校で配られるものと過去問以外に、特に新たに購入する必要はありません。絶対にミスがゼロになるまで、同じ問題集を繰り返し解けば良いだけです。解説を読んでも分からないものは、しつこいくらい講師に質問してみましょうい。二次試験に向けての勉強法は、今後適切なタイミングで書きたいと思います。

②用語で躓かないよう、地道に潰していく!

「配当利回り・配当性向・配当金・・・」、「コールオプション、プットオプション・・・」

すでに勉強を始められている方は感じているかもしれませんが、初学者にとっては意味不明な用語が残念ながら連発されます。wobbly

しかし、ここで嫌気がさしてしまったらあまりにももったいないです!ポイントは、早い段階で(講義を受けている方はの予習段階で)分からない用語の意味を調べておくことです。テキストの解説を読む、ネットで調べる等です。また、財務会計に関する初心者向けの本は、本屋に行けばいくらでもあるので、テキストはとは別の見方で理解を深めるために一冊買ってみるのもアリです。

上の①勉強法のところで、「この科目は暗記科目ではない」と書きましたが、数学や物理と同じで、問題を解く上ではもちろん最低限の暗記は必要です。今は分からなくても構いませんが、例えばDPS/EPS/PER/BPS…のそれぞれの分子/分母は何か?ということを日々単語帳を活用して定着させる地道な努力も大事です。angry

③そして、、興味を持ち、楽しむ!

どの科目にも言えることですが、やはりモチベーションを維持する上でも、勉強していることに興味を持ち、楽しむことが大事です!(元々そういう方がこの資格を取ろうとしているとは思いますが。)happy01

自分の場合、日経はもちろん昔から読んでいましたが、この科目の勉強を通して日経を読んでいる時の捉え方が全く変わりました。恥ずかしながら、有価証券報告書も見たことがありませんでしたが(見ても分からないから…)、自分の会社の報告書が読めるようになると、間違いなく見る目が変わります。皆さんも是非勉強の合間に日経やご自身の会社の有価証券報告書を読み、自分の中の「変化」を実感してください

言いたいことは、この科目の内容は決して特別なことではなく、我々にとって非常に日常的なことだということ。二次試験でも散々練習しますが、例外なく、企業診断の基本中の基本は経営分析です。学習後、損益計算書やバランスシートを見てそれができるようになるのは素晴らしいことだと思いませんか?自分にとっては、診断士試験の勉強の中で最大の収穫でしたhappy01

Ⅱ)試験での戦略

試験直前になったらより具体的なことを書きますが、以下で一次試験の大体のイメージを掴んでください:

60分で約25問。つまり一問平均約2分。中には計算が必要なく10秒で答えられるものもあれば、4-5分かかるものあります。この科目はその差が特に顕著です。しかし、配点は基本的にどれも4点。もちろん、どこにどれがあるか分かりません。それを見抜き、時間内に取れるところを確実に取っていくことが大事です。good

計算が必要ないものは明らかに分かりますが、必要なものでも慣れてくれば、比較的すぐ解けるもの(例年だと原価計算・セールスミックス等)なのか、時間がかかるもの(取替投資等)なのかが分かります。たとえ答えまでの道筋しが見えていても、時間がかかりそうだったら絶対に後回し!何と言っても、同じ4点なのだから。。

Ⅲ)最後に、、これだけは覚えておきたいポイント10個!

詳細はいつかまた書きますが、チェックリストとしてご活用ください。一通りの勉強が終わった時点で、一つ一つ人に説明できるくらいまでになっていれば文句なしです!good

1.NPV法
2.配当割引モデル
3.企業価値
4.WACC
5.FCF
6.財務レバレッジ
7.CAPM
8.精算表
9.間接法CF計算書
10.CVP分析

たしかにタフな科目ではありますが、分かり始めたら間違いなく楽しいです。happy01

興味を持ち、楽しみながら是非頑張ってください!happy01

by コニケン

こんにちは。JCです。

今日のEntryは今年の3月に同友館さんの「企業診断」に掲載した原稿のファーストドラフトをさらにリライトしたものです。

診断士受験生の30%の人は財務会計が得意で、残りの7割の人は大の苦手なんじゃないかな? この理由は経済と同様に計算問題であること、それから暗記で対応しにくいことにあるかも。

今は会社でも自宅でも手元にパソコンはあるし、手計算なんて大学入試以来やってないしぃ。

でも、診断士試験、特に1次試験7科目で大切なことは苦手科目を作らないことです

特に財務は2次試験にも関連するから、できるだけ早い段階で苦手意識を払拭し、ある程度安定的に得点できる科目にしておくような力をつけておきたいものです。

◆目標は40点?60点?80点?◆

1次試験は40点を切らずに平均60点とれば突破できる試験です。でも、だからと言って最初から財務会計を40点でクリアしようという作戦はあまりお勧めできません。

だって、財務は得意になったら貯金科目になりうるんですよ。さらには上述したように2次試験でも事例Ⅳに対応しなければならないので、財務が苦手のままでは診断士試験的には、とっても厳しい戦いを強いられるんです。

本試験は毎年、予想をはるかに超える変化で受験生を悩ませているんです。だから、準備する段階では60点、できれば80点を目指す学習をしてほしいと思います。40点でなんとかしようと思っていると40点とれないのが診断士試験でもあるんですよね。

また2次の観点で言えば1次試験後に2次向けの学習を本格スタートするストレート生にとっては事例Ⅰ~Ⅲで大きく差をつけることはかなり難しい。でも事例Ⅳだったら可能です。ストレートで合格する方の過半は事例Ⅳ(財務会計)を武器にしていたということができるかと思います。

財務会計は練習すればするほど安定しますので、事例Ⅳのハードルもきっちり越えられるようになりますよ。

◆財務はこつこつ?◆

よく言われることですが、「財務会計は毎日こつこつやって下さい」と。講師の話はきちんと聞いておきましょう。講師の先生たちが言っているのは財務会計を理解しないまま、一日一問ずつ解決してゆこうということでは決してありません。

こつこつやる前に、1か月くらいの時間をかけてどっぷりと財務に浸る時間が必要なのです。1か月くらい毎日毎日財務にどっぷりと浸かりこむように取り組んで、全ての論点をキチンと理解したうえで、「こつこつ」が初めて活きてくるのです。

このどっぷり浸かる時期には電卓を大いに利用して良いと思います。最終的には手計算の確からしさも身に着けるべきですが、今の段階ではそれよりも先に、どんどん時間を使って、できるだけ全ての論点をつぶして多くの問題にあたってゆくことが望まれます。

◆試験場の魔物◆

診断士の試験会場には魔物が棲むといわれています。この記事でも書いたことがあるのですが、魔物出現率が最大なのがどうも財務会計であるらしい。

「魔物に取りつかれたら、頭が真っ白になって、ふと気が付くと制限時間になっている

実は僕も受験機関の答案練習の際に魔物に取りつかれたことがあります。もともと財務は得意という意識もあり、満点近く取って当たり前、のような根拠のない自信があったことが原因です。できるはずの、簡単なはずの問題の計算結果が選択肢にない!

計算メモを何度たどってみても、間違いが見つからない。焦りで体は熱くなり、頭は真っ白になりました。ようやく、自分の字が汚すぎて転記を間違えていることに気づき、正解の選択肢を選んだ時にはすでに試験時間の半分を優に超えていました。まだ3問しか解いてない!

当然、その答練の結果は惨憺たるものだったのですが、これが本試験で起こらずに本当に良かったと思います。

それ以来、僕は第1問から順番に解くのをやめ、自分のできる問題を優先し、すぐに答えが出ない問題はさくっと飛ばし、急ぎながらも丁寧な字で計算をするような解答手順を実践したことから、その後、魔物は一切よりついて来なくなりました。

◆優先順位のつけ方◆

財務会計は60分1本勝負!時間との闘いです。

どの科目でも同様ですが、第一問から取り組む必要はまったくありません。簡単な問題をできるだけ瞬殺で片づけて、手間のかかる計算問題にたっぷりと時間を残しておくことが、最善の戦略です。そのためにも答練や模試の段階から習慣づけてほしいことはまずなによりも問題全体の俯瞰です。

全ページの問題を素早く確認し、自分の取り組む優先順位を瞬時に識別することです。○△×を設問に書き込むことも良いかもしれません。僕の場合は、計算の不要な理論問題をすべて片づけることを第一順位においていました。10問あれば、これで足切りは回避できます。その後、できる問題(=回答手順が明確に分かっている問題)から順に回答してゆきました。

でも精算表とか大がかりなキャッシュフローのように、簡単なんだけど、時間がかかるというタイプの問題は優先順位としては最後尾に位置付けていました。できる問題を全部やって、検算も終えて更に時間が余った時に初めて清算表に取り組むようにしていましたね。正解しても1-2マークですので、時間が足りなくなってできる問題もできない状態に陥るリスクを軽減すべきだと思うんですよね。

◆財務はさくさく◆

先にも述べましたが、財務会計は時間との闘いです。ですので、どっぷり浸かって論点を理解した後には、こつこつと練習する努力も必要です。

ここでは学習でも勉強でもなく、練習です。設問文を見たとたんに解答作成の作業手順がワンクリックで出てくる状況を目指してください。作業手順をさっと出せるような「ひきだし」を頭の中に構築することがこつこつと練習することの意味です。問題文を読んでから「えっーと、どんな公式だっけ?」と思い出すのでは必ず時間が足りなくなります。今の時期はなるべく多くの論点の問題をさくさくと解く練習を重ねるべきで、たくさんのひきだしを準備すべき時期だと思います。

============================

繰り返しになりますが、財務会計はストレートで本試験を突破しようと考えている方にとって、絶対に乗り越えなきゃいけない科目です。苦手な科目を作らないという話しはまた次回にお話ししたいと思いますが、財務を苦手にすることだけはぜひとも避けてほしいですね。

だって財務諸表が読めない診断士なんて、仕事にならないと思うから。

試験の突破だけじゃなくて、その後の診断士としての活動も視野に入れて、得意な方も今は苦手だと思っている方もこの壁を乗り越えちゃって下さいね。

今の時期には

捨てて良い論点なんてひとつもありません。

きっぱり。

by JC

 

 

【11/13追記: このオフ会は、満員御礼により、締め切らせていただきました。お申込み頂いた方には確認メールを送信しております。「申込したのに確認メールが届いていない」という方は、webmaster宛に再度ご連絡ください。

こんにちは。くれよんです。

2次試験を受験された皆さん、12月9日まで微妙に時間があって、悶々としてませんか?sad

惜しくも2次試験に挑戦できなかった皆さん、燃え尽き症候群になっていませんか?bearing

診断士1次試験の勉強を始めた皆さん、色々と悩みが出てきていませんか?despair

「一発合格道場」では受験生への感謝と慰労の気持ちをこめて、ささやかなオフ会wineを企画しました。

えっ?「つまり執筆陣が飲みたいbeerだけだろう。」って? → うん、そのとおり。まぁいいじゃないですかhappy02

一発合格道場オフ会やりますsign01飲みましょうsign03


2次試験の受験生だけでなく、1次試験で涙を飲んだ方、2012年合格目標の方も大歓迎です。どんな方も歓迎します!

・ 2次試験を受けた方
・ 惜しくも2次試験を受けられなかった方
・ これから診断士試験に挑戦・再挑戦しようと思う方
・ 診断士を目指す志の高い仲間を持ちたい方
・ 診断士ってどうなのよ、と資格そのものに興味ある方
・ 最近「何かしなきゃ」と、なんとなく気になっている方
・ 執筆陣や他の受験生に会ってモチベーションを上げたい方
・ 道場執筆陣ってどんな顔してるのよ、と気になる方(笑)

日程等は下記のとおりです。

**************************************

日程 : 2011年11月18日(金曜日)
時間: 19時半~21時半beer
場所: 東京・渋谷・新橋近辺で調整中 (別途申込者に連絡)
人数:30名程度(会場の都合上、30名を超えた時点で締め切らせて頂きます。お早めにお申し込み下さい)
費用: 実費 (4,000円程度を想定)
申込み: 11/13現在、定員に達したため締め切らせていただきました<(_ _)>
(※ ご応募の際の個人情報は、道場関連イベント以外には使用いたしません)

**************************************

(申込フォーム)
・ 氏名:
・ メールアドレス:
・受験歴:2次結果待ち/1次再挑戦中/2012年初挑戦予定/受験を思案中

**************************************

道場をご愛読頂いている皆様との貴重な交流の機会を楽しみにしておりますhappy01
ぜひご参加下さい。

by くれよん

こんにちは。wackyです。

2011年度の2次試験も終了し、本格的に2012年度診断士を目指す方への記事が始まりました。

さて先週のことですが、TAC八重洲校に道場のメンバー数名(ハカセ、らいじん、きょくしん、私)でお邪魔して合格体験談を話す機会をいただきました。

丁度1科目目の企業経営理論の養成答練が終了したタイミングだったので、各自が話すテーマは「これからの勉強法」や「ストレート合格のために必要なこと」、「スケジュール感」などでした。その中でも最も大事だと思うテーマが「スケジュール感」です。今まさに来年の1次試験を目指すストレート生の場合、「まだ9か月ある」と多少余裕があると思っている方もいると思います。受験生時代の私もそう思っていました。しかし…実は余裕なんか全然ないんです。「まだ9か月もある」は幻想にしかすぎないということを今日の記事の中で説明したいと思います。

1.まだ9か月ある?

さて来年の1次試験は8月初旬ですので、現在(11月初旬)から数えると約9か月あります。ですので「まだ9か月ある」はある意味正しいのですが、そう思うこと自体「スケジュール管理」ができていないと言わざるをえません。

道場の特徴的な記事であるハカセのこの記事をまずは読んでみてください。

この記事は2月時点のことを書いていますが、これは今に当てはめても全く同じことが言えます。

なぜか?それは、基本講義中はその科目の予習・復習および論点を理解することで精いっぱいだからです。

遠くのゴールだけを意識していると、今何をどこまでやるべきなのか?がわかりづらくなってしまいます。そして本来今やるべきことができないままになり、それが少しずつ積み残り(先送りともいう)結果直前期に大きな課題として残り余裕がないように感じてしまうのです。

1次試験を不合格になる方の典型的なパターンは、上記のように少しずつ積み残しを作ってしまい、それが直前期(5月や6月)に発覚してそこから巻き返しを図るが間に合わないというものです。

さてあなたが2012年度の診断士試験に合格したいと思うのなら…

①合格者のやり方

②不合格者のやり方

どちらを参考にすればよいのでしょうか?

私はどちらも参考にすべきだと思いますが、あえていうなら「不合格者のやり方と同じ道を歩まない」が大事だと思います。そのためには不合格者が「なぜ少しずつ積み残しを作ってしまうのか?」を考える必要があります。その理由についてこれから説明したいと思います。

2.なぜ積み残すのか?

その答えは簡単です。基本講義のゴール設定が間違っているからです。だから知らぬ間に積み残しができていて、直前期に気づいたとしてもそこから巻き返しはできない…というのが典型的だからです。

ではなぜゴールの設定を間違ってしまうのでしょうか?1つの要因として「受験機関のスケジュールを誤解している」というのがあると思います。これは後述します。そしてもう1つは「スケジュール管理ができていない(意識していない)」ということなのではないかと思います。昨日のらいじんの記事でも「ゴールを見据えた計画」つまりスケジュール管理の大事さを伝えています。記事にもあるように、誰にとってもゴール(1次本試験)は同じ日にやってきます。個人の都合により変わったりしません。であればゴールから逆算してスケジュールを立案することが最も重要であるといえます。

そしてスケジュールを立案するうえで大事なのは、「途中経過(マイルストン)」を確認すること。常に途中途中で状況を確認することで多少遅れがあっても取り戻すことができます。スケジュール管理ができていない方はこの「途中経過と進捗状況」を意識していないように思います。学習計画を立ててその通りにこなすことはスケジュール管理ではありません。

3.基本講義の完成度は?

スケジュール管理の大事さはご理解いただけたでしょうか?先にも述べたようにスケジュール作成のポイントは、

・ゴールから逆算する

・途中経過(マイルストン)

です。

ここでは途中経過の考え方について説明します。

今は基本講義の2科目目、今後4月までほぼ1か月に1科目のペースで基本講義が進んでいきます。では基本講義終了時にはどのレベルの完成度が必要なのでしょうか?それを考えるには先ほど言った通りまず「ゴールから逆算する」必要があります。

さて、TACでは3回転カリキュラムをうたっています。このカリキュラムは非常によく考えられており、1次試験までの長丁場のスケジュールを明確にするとともに、答練や模試など要所要所で自身の状況を確認することができ、計画的・戦略的に合格を勝ち取ることが可能になっています。しかしながらこの3回転方式を勘違いしている方が多いのも事実。どのように勘違いしているかというと…

1回転目は基礎、2回転目は応用、3回転目はまとめと段階的に実力を身に着けていく

これは残念ながら大きな勘違いです。まず知識レベルで言えば、基本講義で教わる(身に着ける)ものが全てです。直前期に新たな知識のINPUTなんてありません。

ざっくりいうと、

基本講義:合格に必要な知識を身に着ける

直前期:知識を思い出し、維持する。知識の使い方(テクニック)に磨きをかける

このようになります。

ということは、基本講義時のゴールは合格できるレベルを身に着けることが必要であるといえます。具体的には過去問は(時間の制約を無視して)60点が取れるレベル、養成答練なら70点から80点が目標になります。

ただし、養成答練の目標点数をクリアすること「だけ」に意識が集中しすぎて答練直前に短期記憶に詰め込むなんて意味ないことはわかりますよね?

基本講義時は、知識を身に着けることと、その知識を理解することが大事です。そしてそれだけの時間が確保できるのは、まさに今だけなのです。直前期になって「理解できていない知識」が多いことに気づいてももう手遅れなのです。

そして「今やるべきことは今やる」これが大事なキーワードです。

4.まとめ

今回の記事は「スケジュール」と基本講義の完成度についてまとめてみました。これを意識せずになんとなく基本講義を終えてしまうとあっという間に直前期になり、後悔の念に襲われることになってしまいます。

だからとにかく今できることは精一杯今のうちにやる、基本講義が終了した日がその科目の本試験日というつもりで頑張ってください。

特に財務・会計はストレート合格のキーとなる科目です。基本講義中に基本論点を理解し、正しく計算プロセスを理解し計算できるようになることが大事です。そのあたりについてはまた別途書いてみたいと思います。

あなたの目はゴールをとらえていますか?そしてその道のりが明確になっていますか?

by wacky

さあ、もう11月。早いもので各受験指導校の2012年度合格目標のカリキュラムでは、2科目目に突入している頃ですね。
こんにちは、らいじんthunderです。

今年診断士の学習を開始された皆様、(多分)はじめまして。confident

学習を開始するには大きなエネルギーが必要であったのではないかと想像します。その一歩を踏み出して本当に良かったと思えるように、多くの初学者の方々にとって、診断士学習が楽しく充実したものになることを祈っています。

・・・と、たまには真面目に挨拶したりして。でも調子が狂うから、いつもの調子で2012年目標のスト生(ストレート生:初学者を意味します)向けの話を書いていきます。

さて、話は戻って診断士試験の学習、まぁ実際に楽しく進められているhappy01方が多いと思いますが、一方で「難しい」とか「ボリュームが多すぎ」coldsweats02といった感想をお持ちの方も多いのでは?

そこで出てくる質問が、「mobaq前の科目を理解する前に講義が終わってしまったのですが、やっぱり次の科目と並行して復習をやった方がいいですか?」というもの。

これに対する答えはNO

ま、現行科目の学習を十分にやった上で、さらに時間があるのであればやっても良いのは当然なんだけど、「やる時間があるなら」というと、やるべきというニュアンスが入ってしまいそうなので、あえてNO。

TACのカリキュラムでは、最重要科目と言っても過言ではない財務会計の時期ですからね。これに全力を注ぐというのが王道。

で、次に出てくる質問が「じゃあ、いつ復習するんですか?」ですね。ま、当たり前。でも、その問いに対しては「いつ復習できるんですか?」と質問したい。だって、その人のスケジュール知らないもん。

どんな試験でも同じですが、目標とする試験日と試験科目は決まっているのだから、その日に自分がどのような状態でいなければいけないかも決まっている筈。であれば、その状態になっているために、試験日の1か月前には自分はどうなっていなければいけないか、3か月前はどうか、半年前はどうなのか、を考えて、そうなるための計画を立てておく。当たり前ですよね。

独学の場合、具体的なスケジュール作りは結構骨が折れると思うけど、予備校に通っているのであれば、既に骨子となるスケジュールがあるのだから試験日までの流れが頭の中になんとなくでも整理されていないようでは、計画通りに学習が進まないリスク大です。

各科目の講義期間中は、その科目の学習に集中して完璧に仕上げる前提で、それでもこなせなかった場合に挽回できる週(or日)は何時なのかを講義日程を睨みながら確認しておくだけでもOK。ゴールを見据えた計画ってのは、気にかければ何でもないことだけど、成功の秘訣と言っても良いくらい、役に立つことです。経験の無い方も是非お試しを。

ちなみに、企業経営理論の復習は仕事の合間に習ったことを思い出したり、実際の事象に当てはめて考えるということをするだけで可能です。それくらい、習ったことが身の周りにころがっています

机に向かってテキストを読んだり、問題を解いたりすることが勉強では無いということを理解することも、診断士試験の学習がうまくいくコツかもしれませんね。

では、今日はこれまで。motorsports

by らいじんthunder

こんばんは。くれよんです。

遅ればせながらですが、2011年度受験の皆さん、お疲れ様でした。
大多数の方は今、久々にまったりした時間confidentを過ごされているのではないでしょうか?(試験直後から別の勉強を始める強者も時々いらっしゃいますが。)

今はそんなリフレッシュshineもいいと思います。美しい紅葉を見に行くも良し、久々の買い物も良し、1年間の感謝を込めた家族サービスも良しです。

一方、2012年度目標の方々は着々と1次試験科目の1順目の講義をこなされているところでしょう。
道場でも2012年度目標向けの記事に段々シフトしていきますので、お楽しみにsign01

さぁて、今日は記事もややまったりモード。ゆっくりコーヒーでも飲みながら気軽に読んで下さい。

診断士となって(正確には診断士試験に合格して)、もうすぐ1年になろうというところなので、今日は診断士になってからの約1年を振り返った記事です。
診断士になった結果、どんな変化が起こったのかを、素直にお話ししてみたいと思います。
記事内容は「くれよん視点」に偏りますが、ご容赦を!(きっと他の執筆陣も折に触れて記事を書いてくれる・・・はずです。)

■ヒマになる?忙しくなる?
人によるとは思いますが、人並み以上に活動すると結構忙しい日々sweat01が待っています。
アックルこんな記事を書いていますが、診断士になると色々なことをする機会が冗談ではなく、グッと増えてきます。例えば、以下のような感じ。

①診断士としての活動が本格化する方(独立など)
②研究会へ参加する
③別の勉強を始める
④その他の活動を行う(道場なんかもコレ)

私の場合は、 ひとつひとつの活動をじっくりやりたかったので、まずは道場での活動
新しい勉強の2本を手始めとしていますが、もっと活発に活動する人もたくさん。
例えば道場メンバーを取ってみても活動は色々で、akiは①独立の道を選んだりしているし、JC、Wacky、ハカセ、らいじん等多くのメンバーは②、③を道場と並行している。更には、ZonEやアックルは他の勉強を進めて難関資格を突破しているし、きょくしんは新たに診断士以外も含めた研究会を作っています。

う~ん、本当にみんなスゴイsign01共通して言えるのは、診断士はなってからが、更に面白く・忙しくなるということ。
私も皆も、忙しいけど、辛さがあるというのではなく、本当にイキイキやってますhappy01

■付き合いの変化
JCこの記事にもありましたが、私の場合も付き合いの変化は顕著です。

試験を通じて得た「戦友」、研究会等を通じた「先輩診断士」、診断士活動を通じて
交流することになった様々なスキルを持つ方々など、本当に社外の交流が一気に増えました。
それも

単なる異業種交流会のようなものではなく、志・向上心を持っていて本当に良い刺激になる人との

繋がりが。

しかも、その方々にスキルや考えの多様性があるところも診断士ならでの魅力を感じます。

こればっかりは、なかなか口で説明するのは難しいんですが、とにかく楽しく刺激的なんです。

■仕事での変化
診断士の資格取得をどう評価するかは、会社によって違うもの。例えば、私の会社では資格取得の報奨金はありますが、それ以外の直接的な評価はありません。

でも、きっと2つの面で大きく成長を感じられると思います。
1つ目が知識。浅くはあるもののビジネス全般の知識を広く身につけたことで、会話できる相手のレベルが1段、2段上がりました。(ちなみに、こうなってくると知識を深めたくなる欲求がでてきますね~。)
2つ目が論理的思考力。これは主に2次試験を通じて得たもので、相手と話をしていながら、その思考の構造が見えてきて、ちょっと嬉しくなるものです。

私の場合は、道場での活動を通じて、「OUTPUTする」という機会がグッと増えたことで、OUTPUTするスキルが本当に鍛えられたと思っています。
まぁ、まだまだこんな風にとりとめのない文章を書いてしまっているのですがcoldsweats01他のメンバーと切磋琢磨することで、自分一人ではたどり着けないところに連れて行ってもらっているな~と感じています。

仕事以外の成長エンジンを持つことで、仕事にも、とても良い影響が出ていると思っています。

さて、本日はちょっと息抜きの記事でした。お付き合い頂きましてありがとうございました。
ちょっとリラックスすると共に、診断士になってからの世界を垣間見て、皆さんが今一度、「診断士になりたいっsign03」と感じてもらえれば嬉しいです。

それではclover

by くれよん

こんにちは、ZonEです。

今日は、2012年合格目標として診断士受験を検討している方々(や受験勉強を始めた方々)向けに、社会人交流という観点からの診断士受験の魅力について語りたいと思います。

現代人は意外とコミュニケーションに飢えている?

昨日(10/31)はハロウィン…ということもあり、先週末は六本木や渋谷、川崎などで思い想いの格好をした人々が、街を練り歩いていたようですね(私も多数目撃しました)。ニュース番組のインタビューを観ていると、ふだんは大人しそうなのに「仮装をネタに積極的にコミュニケーションを図ることでき、楽しい」といった旨のコメントを答えている方々が多いことに驚きました。

一方、昨日(10/31)の日経MJ新聞には「SNSが結ぶランチの輪」という見出しで、ソーシャルランチ(初対面の人とのランチ交流)をセッティングするサービスが紹介されていました。社外のビジネスパーソンと交流したいというニーズにfacebookやTwitterを活用して応えるというスキームはとても興味深いですよね。

上記2例を挙げるまでもなく、スティーブン・リースという心理学者がまとめた「人間の16の基本的な欲求」にもあるように、人間には「交流(人とふれあいたい)」という欲求があります

診断士受験は上質な社会人交流をもたらす?

一流になりたければ、一流と交われ」とまでは言わなくとも、「どうせ交流するなら、自分がリスペクトできる相手と…」とお考えの方も多いかと思います。

そんな方には、(意外に感じるかもしれませんが)中小企業診断士の受験をオススメします

診断士を受験する方々は志の高いビジネスパーソンばかりです。しかも、業種や職種、年代も様々でバリエーションに富んでいます。

受験機関に通学し、そういった方々と机を並べて勉強するだけでも様々な刺激を受けますが、クラスの飲み会(無ければ自分で企画しちゃえばOK)などをキッカケに「より深い交流」を図ることも可能です。ぜひ、志の高い受験生と勉強仲間になって、上質なネットワークを構築してみてください。

診断士試験は長丁場です。仕事の波によって(業務が忙しいと)やる気が出ない時期もあります。勉強仲間は、モチベーションを維持する上でも、良い効果をもたらしてくれます。

難易度の高い同じ目標に向かって、お互いに努力し合う…という状況から生まれる一体感は、少々言い過ぎ感は否めませんが「戦友」と呼べるかもしれませんね。

合格後のネットワークも面白い

受験時代だけでなく、診断士試験に合格してからのネットワークも魅力的です。

勉強会や研究会などでの診断士交流は、(試験で問われた知識などの)バックグランドを共有した集団の中で「自分の強み」を模索/追求する良いキッカケとなります。”凄い人”に出逢える可能性も高く、交流を通じて「もっと自分を高めなくては…」と思わず感じてしまうような刺激を受けることも多いです。

また、診断士の資格更新のためには実務診断を行う必要があるのですが、企業内診断士だとグループで診断を実施することが多いです。このグループ診断を通して、メンバー間で密度の濃い交流が図れるので、表面的ではなく深みのある人脈が構築できるのも診断士の楽しさの1つかもしれません。

もちろん、社会人交流が診断士受験の主目的になるとは思えませんが、少なくとも大きな副次効果の1つになるのは事実です。

社会人として必要な様々な知識を体系的に学習できるだけでなく、上質な社会人交流も期待できる中小企業診断士試験。受験を検討している方は、今回お話しした副次効果も加味して、前向きに検討していただければ幸いです。

また、受験勉強を始めている方は、かけがえの無い良き戦友とぜひ出逢ってください。

それでは、今日はここまで。

by ZonE

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