» 2010 » 11月のブログ記事


こんばんは。ZonEです。

前回に引き続き、今回も苦手科目を作らない…をテーマにお話しさせていただきます。

前回、苦手意識を持ってしまう主な理由として、

  • 先入観
  • 必要性を感じない
  • 理解できない
  • 記憶できない
  • 正解が導き出せない
  • 面倒臭い

を挙げさせていただきましたが、今回は後半の3つについて、考えていきましょう。

 

記憶できない

講義を聞いたりテキストを読んで、内容について理解できても、その知識を記憶して、アウトプットとして問題を解けるようにならないと、残念ながら試験には合格できません。

理解したことを記憶に定着させる前に問題に取り組むものの問題が解けず、結果として苦手意識が芽生える…というのもよくあるパターンですよね。

ここで「理解は出来るけど、用語などを記憶できない…」とお嘆きの方にお尋ねしたいのは、

  • 本当に、記憶しようと努力しているのか?
  • 記憶する必要の無い事項まで記憶しようとして苦しんでいないか?

という2点です。

受身の姿勢で情報のシャワーを浴び続けても、知識がなかなか定着しないのはご存知の通りですが、アウトプット学習を効率的に進めるには、問題集を解く前に努力して記憶するプロセスが不可欠です。このプロセスをすっかり飛ばして、「問題を解いているうちに何とな~く覚えるだろう…」と期待しても、効果は薄いと思います。

まずは興味を持つ、脳科学的に記憶効率が良いと言われている「寝る前」に記憶する、関連する知識は横串を通して覚える語呂合わせを活用する…などの工夫を取り入れつつ、地道に記憶すべき情報のみを効率的に記憶していきましょう。

ここで大切なのは、

  • しっかり記憶しようという決意を強める(気持ちの問題)
  • 記憶する必要の無い事項まで、無理して覚えようとしない(不必要な努力は無用)
  • 時間と共に記憶が薄れても再度記憶できるように、記憶すべき情報を一元化しておく

という3点です。

記憶ツールとしては、単語カードや記憶ペン(濃い緑色のマーカーで、赤い透明な下敷き越しだと塗り潰した箇所が見えなくなるもの)などがありますが、ご自身に合ったものが1番だと思います。できれば、メリットやデメリットを意識しつつ、色々と試して、自分に合ったものを探していただきたいと思います。

  単語カード まとめ資料+記憶ペン
メリット
  • 記憶できなかった項目を重点的に学習できる。
  • シャッフルにより、ランダムに記憶学習できる。
  • 小さくて持ち運びに便利。
  • 関連項目に横串を通して、まとめて記憶しやすい。
  • テキストやまとめプリントを活用すれば、時間を節約できる。
デメリット
  • カードが独立しているので、関連記憶が困難。
  • 単語カード作成に時間がかかる。
  • 記憶した項目と記憶していない事項をパっと判別することが困難。
  • 記憶できない項目を重点的に学習するのには適さない。

ちなみに、私は単語カード派でした。何といっても、記憶できなかったカードのみを束ねることで、記憶しづらい項目を重点的に学習できる「時間効率性の高さ」がイチオシのポイントですね。

なお、モビリオやiPhoneアプリなどデジタル単語カードの類も試してみましたが、私には合いませんでした。いずれにせよ、大切なのは実際に色々と自分で試してみることだと思います。私に合わなくても、あなたには合うかもしれませんし…。

 

正解が導き出せない

用語や理論などを記憶していても正解が導き出せない問題には

  1. 言い回しが特殊で、身に付けた知識をどう適用してよいのかわからない
  2. 解答プロセスの途中で不明点やミスが発生する
  3. 解答を導き出すプロセスが全く思いつかない

などがあろうかと思います。

答練や模試で低い点数を取らなければ苦手意識はそうそう芽生えないハズですので、これらの対策も重要だと思います。

1の例としては、企業経営理論の前半部によくある、「自社技術の拡散スピードが速い」や「価格ライン別の価格設定」など、一見何を言っているのかよく分からない言い回しが代表格です。
対応策としてはベタですが、過去問と向き合って、「自社技術の拡散スピードが速い」=「模倣による他者の追随が激しい」、「価格ライン別の価格設定」=「プライスライニング」など、出て来た言い回しが何を意味するのかを記憶してしまうのが手っ取り早いと思います。

2は財務会計に多いですが、キャッシュフロー計算書の作成などが好例だと思います。
対応策については、過去に書いた別エントリーを参照していただきたいのですが、ポイントは苦手意識を生じさせないように、出来るようになった点にフォーカスしつつミスする点を潰していくことです。また、もしミスしてもミスに気づける仕組みを用意しておくことも大切だと思います。

3については、持っている知識を応用できないかくらいの検討は必要ですが、この問題はきっと皆が解けない問題」だと割り切ってしまうのも、幅広い分野を勉強しなければいけない診断士試験では有効だと思います。割り切ってしまえば、苦手意識も湧いてこないですしねcoldsweats01

 

面倒臭い

それを言っちゃ、元も子ないのは十分承知しているつもりでも、多忙なビジネスパーソンですから、業務が忙しくなってくると、ついつい勉強するのが面倒臭くなってしまうことがあります。

そんな時期に講義が重なってしまった科目は、予習復習もおぼつかず、結果として苦手意識を醸成する可能性が高くなってしまいます。知識積み上げ型の科目は、なおさらです。

でも、よくよく考えてみてください。

受験をする事を決めたのは自分。誰かにやらされて始めた勉強ではないハズです。

自分に対するコミットメントに対して、面倒臭いなんて言い訳は成立するはずがありません。

モチベーションが下がって勉強が面倒な時こそ、なぜこの資格を目指したのかを思い出し、初心に帰って勉強を楽しんでください

 

…とまぁ、二週にわたって色々と書かせていただきましたが、苦手科目を作ってしまうのは百害あって一利無しなので、苦手意識が大きくならないうちに手を尽くして対処していただきたいと思います。

それでは、今日はここまで。

 

by ZonE

 



 
グループ学習には、2通りある。
それは良いグループ学習と良くないグループ学習。
 

こんにちは、ふうじんです。
今日はT○C某有名講師の有名な台詞を引用(すみません無断引用です※)

え、グループ学習って、やった方が良いんでしょ?

そう、先日のJCの記事 友達を作ろう は、自分の経験を率直に伝えてくれるとても彼らしい素敵な記事。かつ、JCは以前こうも言ってくれています。

勉強会がなければ僕のストレート合格はなかったと言っても過言ではない

はい、確かに過言ではない。でも説明不足。これは「受験後の感想」であって、読む人によって誤解を招く不適切さを孕む。では今日はJC本人の了解の下、グループ学習の功罪を理屈っぽく、検証
 

■グループ学習は必須?■

JCはこう説きます。

僕にとっては、グループ学習が合格の原動力であった
勉強会(グループ学習)がなければ、僕のストレート合格はなかった

JCのストレート合格にとり、グループ学習が不可欠(または重要なものであった)ことは真。しかし、以下の命題は真ではない。

×グループ学習をすれば、ストレート合格できる。

試しに、TAC出版「合格の秘訣(2010年度版)」寄稿者におけるグループ学習の採否を集計(n=16。サンプル数が少ないのはご勘弁)。

<受講コース別・グループ学習実施の採否>

とすると、以下の命題が真になる(この記事 も参照) 。

○グループ学習をしてもしなくても、(ストレート)合格は可能。

話を最初に戻します。そもそもJCの2009年度1次試験の総得点は512点。これは当時のスト本科生八○洲校平日クラスで恐らくトップscissors。診断士1次は知識試験であり、点数はグループ学習の有無に大きく左右されないから、彼はもともと成績優秀。ポイントは、その彼をして「グループ学習がなければ間に合わなかった」と思わせるほど、2次筆記試験が過酷な試験であるということ。

となると、ストレート合格のために今考えるべきテーマは、「グループ学習をする・しない」ではなく、

1次試験7科目を1回で通過する実力を備えたうえで、 ←ココ大事
2次筆記試験を一発合格するには、いつ・何が必要か

になる。そこまで覚悟してグループ学習を選択するなら、誤解を伴うリスクは減らせる。
 

■良いグループ学習、良くないグループ学習■

ここについての細かな説明はあえて省略。知りたい方はぜひ講師に尋ねてみてください。結果論だけ簡単に言えば、

合格者が出る学習グループ  が○、
合格者が出ない学習グループ が×。

なに当り前の話を・・。しかし実際、下記の様な事態が毎年日常茶飯事に起きている。

スト本科生が20名集まってグループ学習を開始。
1次本試験受験にたどり着いたのが12名。
1次試験合格が6名。
2次筆記試験合格が0名。

あえて勝手に理由をつけると、「不利な判断を重ねている」からそうなる。
例として「毎週日曜日の講義2コマ終了後、2次対策のグループ学習を開始」したとします。この場合、

不利1  グループ学習の質  スト本科生<<上級生
不利2  1次対策上の復習効率  講義翌日以降<<講義当日

になる。今いくら2次対策をしても上級生には質で勝てないし、2次対策に時間を使えば使うほど1次対策学習量が不足する(=後手に回る)。学習方法は人それぞれ。合格に至るルートは一つではないから何をしようと構いませんが、

「勉強会ごっこchick」をすればするほど合格から遠ざかる可能性

は先に指摘しておきます。2次対策(グループ学習)をするのは、1次を確実に通過できる手応えを得てからで十分・・と思いますけどね。

あ、グループ学習・2次対策を今やるな、とは言ってませんよ。でも1次試験7科目を1回で確実に合格するには最低20時間/週に相当する量の学習が必要、とする考え方がある(後日改めて紹介予定)。この文章は、もし今2次対策に時間を使い、1次対策学習時間が必要量を下回っても、確実に1次試験を通過する自信があるのですよね?という問いかけ。
 

■他力本願型⇔自己創造型■

 
診断士とは、合格することよりも、合格してからの方がよっぽど大変
 

先ほどの有名講師の名台詞からもう一つ引用。言われてみればその通り。カネを払って受験校の講義を受け続ければ、いつかは合格可能。でも

診断士としての経済的付加価値とは「無料診断」でなく報酬がもらえる「診断」

だから、これは大変。他力本願で仕事が来るのを待つ「農耕型」ではなく、主体的に仕事を作り出す「狩猟型」有利。

診断士受験・合格体験記に話を戻します。数年前の「合格の秘訣」には、

学習仲間から勇気をもらって合格しました!
助けていただいた恩師や学習仲間に大変感謝しています!

という体験談が結構平気で掲載されていた。

昨年(2010年度)の体験記でこのような表現が激減したのは、リーマンショック以降の雇用不安を受け、受験生の本気度が増したことが一因。学習時間投入量も増加傾向(「合格の秘訣」の体験記16名中、学習時間1,000時間未満は2名のみ。ちなみに2009年は5人、2008年7人)。他人に頼らず自力で合格するタイプの占有率が上昇

伝えたかったポイントは2つ。

受験・競争環境が変化し、過去の体験談が役に立たなくなっている
周囲に依存して試験に合格したとして、試験合格後に何ができるのか

今この記事に目を通している人の大多数は、既に受講料を前納し、2011年本試験に向けて学習進行中の方。私達の経験上、診断士講座受講は必ずプラスに働くと助言できます。しかし単なるプラス材料にとどまらず、今後のキャリア設計上で有意ある差にするには何が必要か。まずそれは、周囲に依存しない自らの主体性・能動性。

ほら、JCも言っていたでしょ?

グループ学習のメリットとは、他人に教えを乞うことではなく、
他人に説明することを通じ自らの学習効率を高められたこと。




話が長くなったので、記事を2分割っ。
この続き グループ学習の功 もご覧ください。

byふうじん

※講師発言の引用について
すみません、本来なら発言者本人のご了解をいただいてから引用する様にしています。ただ今回の場合講師ご本人が超多忙なこと、また「ふうじんちゃんならしょうがない、はははっcherry」位仰ってくれそうな豪放磊落な方なので、そのまま引用しました。問題お気づきの方あればご指摘ください。すぐ削除いたします。



前編 グループ学習の罪 の続きは、グループ学習の功。
だって物事にケチだけつけるのは批評家。メリット・改善策を提示して初めて診断士、でしょ?

■グループ学習の功■

実の所、診断士試験(主に2次)対策において、グループ学習は有効。それは

競争力:仲間との進捗比較が、学習意欲向上を促す
記述力:2次対策の記述力が向上
説明力
:話す・説明する学習が可能

等のメリットがあるから。
(情報力・・という指摘もアリだけど、同じ講座・同じ仲間内で意見交換しても限られた情報がループするだけだから、敢えて除外)

競争力」は納得。特に説明不要。

記述力」はちょっと面白い。2次筆記対策上、学習仲間と記述答案を交換し、採点したり・されたりすることの効果は絶大。前編で触れた「良いグループ学習」とはこれが大きい。
(20人→合格0人のグループがある一方、5人中3人合格、10人中6人合格する学習グループはザラにある。以前ちょっと触れましたが、2009年の2次筆記試験直前、学習仲間3人で答案を交換しあったことがあります。そしてその3人は全員ストレート合格。)

説明力」は顕著。機会を改めて誰かが詳しく触れますが、「他人に説明する」ためには、人一倍その知識に知悉し、理論づけて話をする必要がある。「話す学習」、有利。
(余談ですが、診断士講座の講師は1次試験7科目を解くと、600点以上取るのが普通とのこと。私たちが「すごいですねー」と言うと、返ってくる返事は「それは(教えるためには)当り前のことですよ」。同じ理由で、診断士講師がもし2次筆記試験を受けると、10人中8~9人は合格するはず、だそう。むむ・・。)

そう言われてみれば鋭い方ならこう気づく。学習の5要素(読む・聴く・考える・書く・話す)で考えた場合、グループ学習とは何かを教わる(読む・聞く=Input)ばかりでなく、

Output学習(聴く→書く・話す)の場として有効

なのか。その意味で学習仲間は何人居ても良いけれど、グループ学習時は「グループにぶら下がる」メンバーが出ないよう、適切な人数に分割する配慮が必要。

※用語の定義
聞く(hear): 音・声を耳に受ける。耳に感じ取る。
聴く(listen): 注意して耳にとめる。耳を傾ける。より能動的。

その他メリット・やり方は多々あるので、ご興味ある方はこのブログのサイト内検索ウィンドウ(この辺upwardright)で検索してみてはいかが?

こんな結果が出てきます。試験受験後1年も経ちひねくれてしまった今の文章より、当時の文章の方が素直で読みやすいな・・。
あと読めば解りますが、私が重視していたのは 「グループ学習」 ではなく、「学習仲間」
 

■連携(アライアンス)効果■

さて、診断士学習上「グループ学習」が効果的と理解したうえで、現実のビジネスで起きていることに知識を応用。そういえば、連携(アライアンス)や協業、協働(コラボ)という言葉、ここ数年流行っているな・・。

ここ数年「連携」流行りなのは、一義的には

IT化・グローバル化の進行により、経営スピードが上昇したため

と説明されることが多い。具体的には、全て自力でやろうとしたら経営資源がいくらあっても足りないし、そもそもスピード競争に間に合わない、ということ。

グローバル化・グローバル競争への対応 (例:航空)
ライバル取り込みによる競争緩和(例:IT)
研究開発コストの分担(例:製薬・自動車)
 
 
といった辺りが代表例(※もちろん複合要因のケースあり)。でも大方の企業経営者に率直に聞けば
 
経済の先行きが不透明だから、設備投資もしたくないし、
環境が変化すればさっさと見切れるよう常に身軽でいたい

あたりが本音。
事実、サブプライムローン・リーマンショックに端を発した米国景気の悪化は深刻な自動車不況をもたらし、設備投資額・景気の本格回復はやはり自動車頼み、といった現状。日本に景気回復が訪れるのはいつの日になるか・・。

 参考: H21年8月 経済産業省企業金融調査

※どなたかお詳しい方、よろしければ補足・修正ご指摘お願いいたします!
 

■グループ学習のついでに、診断士合格■

さて、ここでの本題は「景気云々」ではなく、診断士のグループ学習には、診断士受験対策上だけではないメリットがあるのでは?ということ。

診断士2次試験対策におけるグループ学習には、先に挙げた説明力・競争力・記述力の向上ばかりでなく、コミュニケーション力・対人関係構築力を磨く効果あり。そして繰り返し何度もこの訓練を積むと、どんな相手でも気軽に意見が通じてくる。この域に達すると、

自分のemployability(労働市場価値・就業能力)が向上

したといえる。そして企業勤務・独立・学生を問わず、就業能力として現在期待されるものは専門性より「その企業以外でも通用する力」。理由は前述のとおり、

現在の企業は社外と連携する必要を痛感している

から。中小企業診断士の学習をすると、企業社内外におけるビジネス実務の様々な場面で、ニコニコしながらしれっと話題に加わることが可能。しかも場数を踏めば踏むほど、この能力は高まり、かつ持続する。

ここまで言われると、なんだかグループ学習をしたくなり、「ついでに」診断士2次筆記試験も合格してやろう!という意欲が湧いてくるでしょ?
ただし、それには1つだけ前提条件あり。それは

診断士1次試験を1年で確実に通過する実力をまず備えること。

byふうじん



今晩は、JCです。

気持ちを高めつつ維持してゆくことって大事ですよね。1年間もある長い旅路なのでオーバーペースにならないように。ゆるゆるにもならないように。簡単そうで意外に難しい。

◆これからの1年間◆
2011年の試験日程はまだ発表もされていないんですが、例年通りで行くと1次試験が8月初めの土日二日間、1次に関しては翌月曜日には診断協会のHPで正解と配点が掲示されちゃうので、9月の合格発表は今年のような大波乱がない限り、あんまりドキドキせずに過ごします。2次筆記試験は10月下旬の日曜日に1日です。こっちの方は正解も出ないし、基準も謎なので12月初旬の発表はすごくドキドキします。口述試験は筆記発表の2週間後位に実施されますが、こっちはほとんど落ちる人がいないので、相当気が楽ではあります。でも毎年数人は合格していない実績があるので、もし自分が伝説を作っちゃったらどうしよう!という気分にはなります。最終の合格発表は翌年1月初め。2009年は12月24日のクリスマスイブでした。診断協会も粋なクリスマスプレゼントをくれるんだと思っていたら、僕らの時は1月6日。なんとも落ち着かないお正月だったことを記憶しています。

◆長い道のりはまだまだ続く◆
今は2010年の11月。何が言いたいかというと、まだまだ長ーい道のりだと言うこと。
最終の合格発表まで1年以上あるもんね。だから、100m走のペースでは乗り切れない。どっちかというとマラソンですね。

でもこのマラソンは完走すれば良いわけじゃなくて、上位1000人に入らなきゃいけないマラソンってところが結構厳しいですよね。もちろん参加するだけでも相当に意味はあります。普通の会社員では全く触れることのない幅広い知識を手にすることができます。でも、誰しも目標は完走じゃなくて、合格ですよね。

◆自分のペースを作ることは他人のまねではない◆
僕を含めて、毎回完結で記事を書いていると最終形の超ハイペースな時期(もちろん最終的にはこのペースをつかんでほしいんだけど)にフォーカスを当てちゃうんですが、最初から100m走のペースでは1年間は続かない。今が2010年の11月なので、2011年を目標にする方々は徐々に自分のペースを作って行く時期なんだろうなと思っていす。ZonEの言う通り何事もトライ&エラーで試してみて下さい。僕らだってそうでした。他人のやり方は参考にはなりますが、自分のやり方にできるかどうかは自分自身だし、それよりも自分でやり方を発見した方が、どう考えてもスムーズです。グループ学習の勧めの記事を書きましたが、グループ学習とて、他人のやり方を真似したり、他人の成果を利用したりするためのものでは決してありません。ここらへんはふうじんが、詳しくかつ厳しく発言してくれる予定ですので、ぜひ楽しみにしておいて下さい。

◆今(2010年11月)の土日◆
僕自身の経験で言うと、平日の勉強はかなりやっていました。スキマの時間としての通勤時間は極めて有効に使えていたと思いますし、講義の時は必ず一番前の席に座って、講師の先生とアイコンタクトを取りながら(笑)集中して受講していました。でも、土日の昼間は家族サービスもやっていましたよ。過去の記事にも書いていますが、僕が受験する1年間も大切だけど、子供たちの中学3年と小学5年の1年間は今しかないので、これはこれでとても大切な時間です。だから、平日は難しいけど、土日はなるべく家にいるようにしていました。自宅での勉強はもっぱらダイニングテーブルで。これは家が狭いこともあるんだけど。(泣)

◆自分自身のスケジューリング◆
オンとオフの切り替えは会社と私生活でもよく言われていますが、勉強と休憩でもやっぱり大事。今は1年間を走りぬく体力や気力をしっかり蓄えておくこともとても大事だと思います。ぜひ、自分自身で大まかなスケジューリングをしてみてはいかがでしょう。来年の8月以降はほんとに寸暇を惜しんで勉強することになるだろうと思います。なので、今やっとくべきこと、もう少し先でやらなきゃいけないこと、1次直前期でやるべきこと、8月以降の対応。与えられたテキストにかじりつくだけではなくて、ご自身の将来像を考えてみることもとても大切なことだろうと思います。



あなたは、数人の部下を持つ営業マネージャー。販売環境は厳しく、優秀な営業マンでも先月の売上は予算10,000円に対し、実績9,900円と未達成。さて、今日の販売会議では、どのような助言をしますか?
 
type A:販売環境は厳しい。最後は気合だ。石にかじりついてでも予算を達成して欲しい。よし、今日は景気づけに一杯いくぞー!
 
type B:販売環境は厳しい。先月の売上を予算差異で分析すると、数量増の影響が+1,000円、一方単価減の影響が△1,100円。今月は単価減を極力避けて売上予算を達成しよう。
 

こんにちは、ふうじんです。
今日は、原価計算の論点、収益/原価差異分析 のお話。
サラリーマン漫画の主人公なら、部下に人気があるのはtype A。しかし診断士の学習をすればtype Bの理屈も駆使できる。多様性がキーワードの昨今。周囲や部下と協力し何か目標を達成したいなら、硬軟両方使い分けできる方がお買い得。
 

■有利差異・不利差異■

では早速、収益差異分析の手法を用い、先月の売上予算10,000円に対する△100円未達成の要因を分析(例)。

<収益差異分析>

この手法を使うと、2つの要因がそれぞれ有利・不利のどちらに作用したかを客観的に評価可能。主観を排した客観性(=誰でも同じ結果になる)がポイント。でないと相手を説得できないし。そして相手が納得すれば話は早い。安売りばかりに頼らず、売上をどれだけキープするか。そこが助言のツボ。

え、この図って講義で習った原価差異分析の表(エの字)と違くね?

<原価差異分析>

はい、おっしゃる通り。細かい説明は省くとして、その理由は原価と収益では±が逆だから。別に診断士受験対策でここまで理解する必要はないけど、折角基礎知識を学んだのだから、実務で使わないのも勿体ない。

講義で学んだ知識を、実務で試しにこそっと使ってみる。

初めは間違い、知ったかぶりでOK。恥ずかしがらず自分で仮説を作り、Try&Errorで何でもやってみる。例え間違えてもいつか気づくから、その時そ~っと直せば良い話。

そう思うと、診断士学習は勤務時間内でも結構できる。そんな素敵な積極性があるほうが、ストレート合格に近づく気がしませんか?

ちなみに診断士試験におけるこの原価差異分析、H17第7問、H22第11問の出題程度で、頻出論点ではない。しかもH22の出題は、公式法変動予算という簿記未習者にはやや理解しづらい論点。今年T○Cが講義でどう説明するか。情報お待ちしております。
 

■異分野の知識を自分野で使う■

1つの現象を、2つの理由に分解して説明。この手法は後で学ぶ経済学のスルツキー分解(所得効果・代替効果)にも通じるものがある。

この手の知識、実際に使いこなすと周囲から「頭が良さそう」に見られる利点あり(※デメリット=理屈っぽい)。診断士試験とは実は1次対策が面白い。経営コンサルタントに必要な7科目の知識を体系的・横断的に学び、それを組み合わせて使いこなす。実務において専門性を追いかければキリがない。しかし異分野の一般論を自分野に持ち込めば、新しい発想と解決策を無限に作り出すことは難しくない。

診断士1次対策講義を、診断士試験合格のためと割り切るか、実際に使いこなすレベルを意識して常に思考をプラスに働かせるか。資格試験の合否上どちらが有利に働くかを含め、その選択は受験生各自の自己判断。
 

■タイムシフトと合格可能性■

実はこの「一発合格道場」ブログ上、「有利」「不利」という表現が頻出。それは「標準的な受験生の学習進捗」に対し、

来年10月の2次筆記試験の時点でどれだけ「有利」「不利」であるかが、合格可能性を左右する

と考えているから。
またそのためには、予定・予想を作る計画立案力が不可欠。
(注:決して学習計画を細かく作れという趣旨ではない。詳細後日)

以前 サイコロ理論 の記事で提示しましたが、診断士2次筆記は合否が運に左右される面が強い。では財務会計で学ぶ「期待値計算」の概念を用い、1年で合格を目指す「ストレート合格戦略」が有利か不利かを考えてみましょう。

・1次試験7科目を1年目で合格したものとする。
・2次筆記試験の合格確率を20%とする。
・うち、受験1年目の合格確率を10%、2年目の合格確率を50%と仮定する。
 
問(1)診断士2次筆記試験を2年以内で合格する確率の期待値を求めよ。
 
問(2)前提条件のうち、受験1年目の合格確率を50%とした場合、2年以内で合格する確率の期待値を求めよ。

答(1)・・55% (1年目で合格10%+2年目で合格45%)

答(2)・・75% (1年目で合格50%+2年目で合格25%)

(そもそも合格確率=50%という仮定は乱暴だけど、ある程度納得できるものとして)この20㌽の差をどう考えるか
やったことないのでわかりませんが、受験2年目でも2次筆記合格確率を50%より高めるのは決してラクではないはず。であれば、

1年目の合格確率を2年目並の50%に高めておく戦略

に魅力を感じても不思議ではない。
つまり提案として、

同じ学習時間を使うなら、他人より早くやった方が「有利

来る2011年10月の2次筆記試験。その時までに合格確率=50%の解答スキルを身に付けることは、簡単ではないけど不可能ではない。それで合格期待値が20㌽も高まるなら、掘り出し物。
その具体策「タイムシフト学習」は、また機会を改めてご紹介予定。
 

■まとめ■

では今日のまとめ。

<Executive Summary>
・収益/原価差異分析で、有利差異・不利差異という考え方を学ぶ。
・診断士受験においても「有利」「不利」の視点で考えることが可能。
・ストレート合格を狙い、1年目学習を「早めに」「有利に」進める戦略があり得る。
・試験合格を最終目的にせず、知識を実務で使ってみる姿勢が「有利に」働くことがある。

ここまで記事を読み進み、ふと気づいた方は鋭い。結論から言うと、このブログ記事は

「標準的な受験生」対象ではなく
「スト本科生の上位5%が、より確実に1年でストレート合格」すること

を意識して記述。しかしその手段はこのブログが押し付けるものではなく、記事を参考に「必ず自力で考えてもらえる」。

先に書いた通り、診断士試験はあきらめずに何年か受験し続ければいつかは合格可能。でも同じ診断士として対等に活動するなら、「他力本願型」より「自己創造型」の人とご一緒したい。そうじゃないと面白くないし。

byふうじん



こんばんは、ZonEです。  

唐突ですが、診断士試験勉強、楽しんでますか
 
改めて言うことではありませんが、社会人にとって身につけておきたい知識を幅広く学習できる診断士試験の勉強は、非常に面白いです。
 
しかし、人には得手不得手があって当然。幅広い科目を学習できる反面、苦手な科目という壁にぶち当たる可能性が高いのも事実。
 
多くの診断士受験生が興味・関心を持つ企業経営理論から始まったカリキュラムも、そろそろ取っ付きにくい科目が出てくる時期。特に財務会計と経済学では、躓く受験生が続出するようです。
 
ちなみに、教室講義の第一回懇親会で、私と同じテーブルに座った受験生8名のうち、本試験まで完走出来たのは私を含めてたった2名でした…。
 
仕事が忙しい社会人にとって、勉強を辞める言い訳なんて、いくらでも考えつきます
 
そんな負の誘惑に打ち勝つためにも、苦手科目と上手に付き合いたい…いやいや、苦手科目は作らないようにしたいですよね。
 
 
そもそも、どうして苦手科目は出来てしまうのでしょうか?
 
主な理由として考えられるのは、
  • 先入観
  • 必要性を感じない
  • 理解できない
  • 記憶できない
  • 正解が導き出せない
  • 面倒臭い
…といったところでしょうか?
 
では1つずつ対策を考えていきましょう。
 
 
先入観
 
財務会計や経済学などを苦手とする方がよく口にする理由の中に、
 
私は文系だから
 
という言い訳がありますが、これは先入観による苦手意識の典型的な例だと思います。
 
財務会計に出てくる計算はせいぜい加減乗除だし、経済学に出てくる微分積分も基礎中の基礎で、手順さえマスターしてしまえば何ら難しいことはありません
 
そもそも、人生における文系理系の分岐なんて、高校1〜2年の時に下したちょっとした判断なんじゃないですか?(文系としてやりたい事があって、真剣に熟考して進路を決めた方はゴメンなさい…)
 
診断士試験に、理系も文系も関係ありません。有能なビジネスパーソンたるもの、文系だってロジカルシンキングが出来て当たり前の時代です。
 
自分は文系だから数字は苦手…とかいうくだらない先入観は捨てちゃいましょう
 
 
必要性を感じない
 
経済学を苦手とする方が口にする言い訳に
 
こんなの机上の空論じゃん
 
という類のものがあります。経済学の試験範囲には、モデルを単純化してある事もあり、確かに実経済に適合しているとは言い難い(ツッコミを入れたくなる)部分も多少あります。そんな時、私は次のように考えるようにしていました。
 
机上の空論なのは、基礎だから。でも基礎がしっかりできなければ、応用には進めない。
 
まぁ、よくよく考えれば、複雑過ぎる問題が出るより、よっぽどマシですよね。机上の空論レベルでラッキーと思った方が得だと思うのですがいかがでしょうか?
 
より踏み込んだ経済学を勉強したければ、合格後に本腰を入れて勉強すればいいだけです。
 
 
理解できない
 
これは分かりやすいですよね。講義を聴いても理解できない→難しいから?自分には向いていないから?→苦手意識醸成…というありがちなパターンです。
 
時間の余裕がある今だからこそ、じっくり時間をかけてでも、きちんと理解できるまで粘り強く対峙すべきだと思います。予備校に通っている方は、せっかくなので、とことん講師に質問しちゃいましょう。
 
前提知識を積み上げていかないと、後半の分野が理解できない科目もありますので、分からない分野をそのままにせず、しっかり復習して土台を固めていくことは大切です。
 
ただ、何事も完璧主義過ぎるのは危ないと思います。診断士試験の学習範囲は膨大なので、全てを完全に理解できないことで苦手意識を持つくらいなら、ある種の割り切りも必要です。
 
特に時期的に試験が迫ってきたら、出題可能性が低い分野は諦めるという選択肢も有効ですよ。
 
 
ちょっと長くなってしまったので、続きは次回(来週)書きたいと思います。
 
by ZonE
 


こんにちは。ハカセ です。

合格後、TACの「合格の秘訣」を書かせて頂いたご縁で、TACの2011年目標の診断士講座の「無料ガイダンス」 に何度か参加させて頂き、体験談を話させて頂きました。

また、TAC渋谷校で体験談 を披露させて頂く機会などもありました。

それらの「ガイダンス」や「体験談」の時に、よく寄せられる質問に「自習時間は何をすればよいですか?」というのがあります。その関連質問についてまとめてお話ししたいと思います。

■ そもそも何のための自習なのか? ■

独学の方もおそらくテキスト一式(7科目)を揃えて勉強されていることと思います。受験校に通っている方は、テキスト一式に加えて講義まで提供されるわけです。

「もう学習範囲は十分カバーされているんでしょ?」
「カネ払って講座受けているんだから、それ以外の勉強は要らないよね?」
「テキストもらって、講義も受けて、さらに自習しなきゃいけないの?」

そう思いたくなりますよね。納得感のないままに闇雲に自習しても効果がありません。ここは冷静になって、自習の目的を整理してみましょう。

■ 合格への3要素 ■

皆さんの最終目標は「診断士試験合格」、その第一関門としての「一次試験突破」のはずです。

一次試験は主に知識の試験。診断士試験に限らず、知識の試験で必要な3要素とは、

  • INPUTする知識量・情報量
  • INPUT効率
  • OUTPUT効率

です。自習は上記のいずれかを改善するために行われるべきであり、つまり、自習の目的は、

  • 知識量・情報量を求めて手を広げるか
  • INPUT効率を向上させるか
  • OUTPUT効率を向上させるか

のどれかになります。

■ 知識量はテキストで十分 ■

まず、テキスト以外の知識・情報を求めて、学習対象を拡大させるべきでしょうか? 答えはNOです。

お世話になった TAC には申し訳ありませんし、確認したわけでもありませんが、診断士試験対策のテキストはどこも似たり寄ったりだと思います。主たる論点は、どこの出版社・予備校のテキストもカバーしていると考えてよいでしょう。なぜならば、診断士試験の出題範囲というものが診断協会から発表されているからです →  こちらのP12-P19 参照。

確かに、それ以外の瑣末な論点において、TACがカバーしていないところをLECがカバーしている場合もありますし、その逆もあるでしょう。各社はなるべく最新の傾向を取り入れようと努力していると思いますので、各社のテキストの守備範囲が全く同じになることはありません。

しかし、だからと言って複数社のテキストに手を出したり、他の資格のテキストにのめりこんで自習するのは効率的とは思えません。何故ならば

  1. それらはあくまでも瑣末な論点であり、主たる論点ではないから
  2. それらの瑣末な論点をカバーしても、58点が60点にはならないから

「カルトQ」みたいな問題を答えられるようにしても、出題されなければその知識は無駄になります。

仮に出題されたとしましょう。その瑣末な論点を知っていれば、確かに他の受験生との差別化につながるかもしれません。でも、恐らく、80点が82点になることはあっても、58点が60点になることはないと思います(事実としてはあり得ますが、そういうシチュエーションには実際にはならないと思います)。ボーダー上の2点は、そんな難しい問題で稼ぐのではなく、もっと基礎的な問題で稼ぐことが出来る筈だからです。

道場では基礎的な問題だけをしっかりやりましょう、と訴え続けています。こちらの ZonE の名作記事 を参照ください。

「得意な科目で2点上積みすれば、不得意な科目をカバーできるじゃないか」という反論も聞こえてきそうです。

確かにその通りですが、80点を82点にすることを狙って瑣末な問題の対策を追及し続けることが出来ますか? そのような問題は恐らく前出の 出題範囲 に含まれていない論点です。出題範囲外の問題の対策を立てることは、砂漠の砂の数を数えるほどに難しい。それは「その科目を得意だから知っている知識で答えられた」と、ラッキー問題程度の認識にすべきであり、そこを追及し始めたら他の科目がおろそかになります。

上記から、まず、自習時間を「自分が持っているテキスト以外の知識・情報を求めて学習対象を拡大すること」に使うのは、あまりお勧めできません

■ ではどうする? ■

では、どうすればいいでしょう。答えはお分かりと思いますが、紙面の関係から、それはまた次回に。

by ハカセ



Wackyさんの受験体験記、参考になるよねー。実際に受験したての方の生の声ってなかなか聞けないのでとっても重要な情報かと思います。
ということで、こんばんはJCです。

今日のテーマは「お友達を作る」です。
なんだよ、小学生じゃないんだから!という声も聞こえてきそうですね
でも、僕にとってはグループ学習が合格の原動力だったように思っています。何が良かったかというと、同じ目標を背負った仲間の存在はとても大きかった。これから1年と長ーい旅路に出るわけですから、一緒に歩く人がいた方が心の支えにもなります。また、グループで勉強していると教わることもとても多いのも事実ですが、実は、ひとに教える経験の方が100倍重要なポイントではないかと思っています。

◆ちょうど一昨年の今頃◆
僕は当初渋谷の校舎に通ってたんですが、ひょんなことから八重洲平日夜のクラスで受講し始め、講師の先生がとても丁寧で熱心な方だったこともあり、以降ずっーと八重洲で講義を受けていました。たまたま、財務の養成答練の日に、懇親会をやります!という講師の先生の声に、なんとなく手を上げたのがきっかけです。授業が終わってからだらだらと居酒屋に向かい、たまたま隣に座ったのがふうじんでした。

◆ひょんなきっかけ◆
「企業経営理論の答練何点でした?」名刺を交換した後のふうじんの第一声です。そういうこと初対面で聞く?というのが第一印象でした。しかしながら、とってもにこにこ顔で何の屈託もなく聞いているので、「81点でした」とついつい正直に答えてしまった僕がいました。
後から納得しましたが、ふうじんはそういう人(←道場を読んでたらわかると思いますが)なんですね
実はもう一人の重要人物、昨年の2次で惜しくも涙を飲んで今年再チャレンジしたT田さんがさらにその隣にいました。彼の豪快なユーモアと繊細な気遣いと、ふうじんの「どこまで進みましたぁ?」というごりごり押して来るプレッシャーが学習を始めた当初の僕のモチベーションだったかもしれません。

◆Give&TakeというかGiveが大事◆
この3人は答練毎に点数と間違った問題と迷った問題とそれに対する自分がどこでひっかかったかの詳細なメモを回覧するようになりました。3人とも勝ったり負けたりしてたので、おそらく常に上位数%位のところをうろうろしていたはずです。時々は「作戦会議」として飲みに行ったりもしていました。そのうち、ふうじんのチャートをもらったり、僕のミニテストを送ってあげたりしているうちに、どんどん自分の学習効率が高まって行ったんですよね。実はもらったことでは自分の中ではそれほどの影響はなく、あげることの方が大きな変化を及ぼしたように思います。喜んでもらえると嬉しかったりするので、ミニテストもなるべく早くまとめようとするんですよね。このようなやり取りをし始めてからは講義の後、帰宅してからその日のうちにまとめ終えて、翌朝みんなに配信ということが自然に習慣付けられちゃいました。サブノートは時間がかかるという声もありますが、しっかり予習をして、真剣に講義を聞いて、帰りの電車の中でサブノートの構想をたてて、帰宅後に一気にやっつけちゃうというスタイルだとあまり苦にならなかったですよ。

◆2次のグループ学習は4月頃から◆
当初3人でスタートしたグループ学習というほどでもない勉強仲間でしたが、やはり気になるのは全くやったことのない2次試験。八重洲のクラスでは毎月1回くらい懇親会が開かれていて、たまたま日曜クラスの方が参加していて、「午後の授業が終わった後に2次試験の勉強会をやってるんですよ」という話しを聞いて、僕らもやろうということになりました。すごく決断が早いというか、行動力があるというか、決めたらすぐに始まっちゃうんですよね。そういうメンバーだと手さぐりでやりながらも、前向きにカイゼンしながら進められるんですよね。1次の勉強もやりながらなので、2週間に1回くらいの頻度でした。前年の事例ⅠからⅣまでをそれぞれ自宅で80分で解答した後、メールで交換して他人の答案を採点・添削した上で、集まって議論するということを繰り返しました。その後、1次試験も迫ってきたため、4事例を1年分やった後は、6月くらいから、この勉強会はそのまま1次の勉強会に切り替わりました。

◆1次の勉強会っていったい?◆
1次って勉強会ですることあるの?当然の疑問です。僕も1次の勉強会って意味ないんじゃないの?と懐疑的でした。でもやってみると面白い。僕らがやったのはちょうど7人のメンバーがいたので、1人1科目ずつ担当を決めて、担当者は15分以内で大事と思われるポイントをまとめて発表するというものでした。まとめる作業は自分自身の勉強になるし、他人にそれを説明することって意外に難しい。わかりやすく説明するためには、自分自身がきちんと理解しなきゃいけないからです

◆説明できる力◆
グループ学習の最大の利点はメンバーに対して説明しなきゃいけないことではないかと考えています。この記事でふうじんも言っていますが、理解していることと単に知ってることは全く別物です。例えば5択では選べるけど、説明するのは難しい。この状態はちょうど薔薇という漢字に対する僕らの状態に似ています。薔薇という漢字は読めるけど、書けない。グループ学習をすることにより、説明できる力をつけることができるのではないか。それはそのまま2次試験に直結する知識の深ぼりと説明するための論理的な能力を培えるのではないかと考えています。

◆友達を作ろう◆
というわけで、仲間を作ってみませんか?受験機関に通っている方だったら、すぐに実行できるだろうし、独学や通信で勉強している方でもちょっと、この記事の右側を見て下さい。こんなにたくさんの仲間候補がブログで発信してたりします。そもそも診断士って仲間を作ったり、初対面の経営者の方のふところにスルッと笑顔で入り込んだりしなけりゃいけない仕事だと思います。友達を作るのに躊躇する必要は全然ない。もちろん、グループ学習なんてしなくても合格する人もたくさんいることも事実です。これがなければ合格できないなんてことも言えません。
でも、やってみて下さい。楽しいよ。



こんばんは。アックルです。

本日から「財務・会計 学校では(多分)教えてくれない公式」の連載を始めます。

文字どおり学校のテキストには(多分)載っていない公式の中で役立つものを紹介していきます。
とは、言ってもそんなにネタがあるわけではないのでたま~の更新になることをお許しください。

また、「多分」を入れた理由は、私も全ての学校のテキストを確認したわけではないからですcoldsweats01

さて、まず第1回の公式です。

PER=d/(k-g)
d:配当性向、k:割引率、g:配当成長率

あれ?この公式って何か別の公式に似ていませんか?

そうです。価の算定を行う際に用いる配当割引モデル(定率成長モデル)の公式です。あの公式に似ていますよね。

定率成長モデルの公式はV=D/(k-g)    V:株価、D:配当金、k:割引率、g:配当成長率ですよね。たしかにそっくりです。

それと、テキストに載っている一般的なPERの公式はPER=株価/1株当たり当期純利益だと思います。

でも、上記公式も覚えておくときっと役に立つ時がくるかもしれないですよ!

では、なぜPER=d/(k-g)となるのか証明しましょう。

まず、もう一度テキストに載っているPERの公式を参照しましょう。

PER=株価/1株当たり純利益・・・①

ここで株価の公式をもう一度  株価=1株当たり配当金/(割引率-配当成長率)・・・②

②の公式を①に代入します。すると、

PER=(1株当たり配当/(割引率-配当成長率))/1株当たり純利益・・・③

次に1株当たり配当金=1株当たり純利益×配当性向です

よって、

PER=((1株当たり純利益×配当性向)/(割引率-配当成長率))/1株当たり純利益

=配当性向/(割引率-配当成長率)=d/(k-g)となります。

どうですか?このように複数の公式を組み合わせることで、別の公式を作り出すことができます。

それでは、本日はここまで。

by  アックル



H22年2次筆記試験受験者の皆様。
私達一発合格道場からのお誘い・お願いがあります。
「受験体験記」、「合格体験記」、「不合格体験記」
をまとめてみませんか? 

内容   : 原則自由(応募者には参考テーマをご連絡します)
原稿量  : 原稿用紙2~5枚程度(最高2,000字程度目安)
第一回締切: 2010年11月30日(火)
特典   : 「一発合格道場」ブログ上で随時公開。
応募方法 : こちら にコメント・ハンドルネーム・メールアドレス(アドレスは非公開設定です)を残してください。当方より連絡します。または、webmaster@rmc-oden.com までメールをお願いします。

※当ブログ運営趣旨に反しない限り、原則応募全員分を公開。
※原稿の著作権は個人上は放棄いただき、当「一発合格道場」に帰すものとします。

まず「受験体験記」を募集します。世間で良く見かけるのは「合格体験記」pencil。しかし合格者の体験談など似たり寄ったりで、面白くもなんともない。2次に手応えあれば今から「合格宣言」も良し、不本意であれば来年に向けた「決意表明」「不合格体験記」も良し。筆記合格発表前のこのタイミング、今の自分の思考を文章で表現することは必ずプラス効果ありshine

ただし。
2,000PV/dayを示すこのブログ。衆目に耐えうるそれ相応の根拠・因果関係・文章力が期待されることをご理解願います。smile

では、受験生からの寄稿募集担当の二人から一言。

■ふうじん■

合格発表前になぜ今「体験記」? その理由を追加であと2つ。

一次対策
2011年合格目標コースがこの10月に本格スタート。最新の受験体験を今まとめ、後進に伝えることは、他の誰にも真似できない価値を生むから。

二次対策
2次筆記「合格者」「不合格者」の違いとは、多くの場合「たまたま」に過ぎない。激戦の1次の合格者が2次筆記試験にどう立ち向かったか。その経験を広く正しく伝えるには、今この瞬間がベストだから。

このタイミングでの体験記執筆には誰しも大きな抵抗あり。でもお願いはただ一つ。診断士として今後の価値創造に有効なキーワードは、周囲への模倣や同調ではなく、自主・創造・差別化・多様性。今しかできないことは、今やる。その判断は自分にも周囲にも、必ずプラスに働きます。

■ハカセ■

これまで、受験生の皆さんは夢中で走ってきたと思います。自分の勉強方法の是非を振り返る余裕は、僕の場合は、合格後、TACの「合格の秘訣」を執筆するまではありませんでした。恐らく皆さんもほぼ同様と思います。

「体験談」は、自分自身が打ち込んできたことを客観化し、第三者にも分かるように記述する、他に換え難い自己鍛錬の機会です。

この募集は、「受験体験記」や「合格体験記」を書いてみる気軽な機会・・・ではありますが、皆さんの心の持ち方次第で、それ以上のものにすることが出来ると思います。

実際に書き始めるとお分かり頂けると思います。気持ちよく書き始めていたのに、ある時、ぴたりと筆が止まる感覚があることを。自分がやってきたことをダラダラと書いただけの体験談は、他人の心には響きそうにないことを、自分が伝えたいことが文字の上ではなかなか伝わらないことを、痛感します。

たかが体験談、されど体験談。そこには二次試験とは違う難しさがあるのです。是非この感覚を味わって頂きたいと思います。

合格発表までの「コーラの炭酸が抜けてしまったような」この期間を活用し、ぜひ体験談をまとめてみることをお勧めします。ご応募、お待ちしております。

by道場執筆陣一同



こんばんは、ふうじんです。
今日は突然ですが、過去400以上に及ぶ「一発合格道場」過去ログの閲覧回数ランキング(まとめ系記事を除く)を発表!

1位 4,492 串刺し暗記術:経営法務編
2位 2,786 なんだ、そんなものか感(2次対策) 
3位 2,025 チャート作りでラクラク暗記術
4位 1,735 財務公式シリーズ(1/6) 相関係数・共分散
5位 1,511 中小経営はグラフで攻略!

なぜこんな話題かと言えば、閲覧人気度と本日の本題Output学習、

Output学習1 今すぐ解ける過去問5年分
Output学習2 財務・会計計算問題集を3回転
Output学習3 チャート作成で知識をラクラク体系化 ←今日はここ

が密接に関連するから。つまり当ブログの人気コンテンツが「暗記対策」や「自作学習ツールの入手」だということ。
※余談をすると、ツールリンクでない「財務公式シリーズ(1/6)」の上位ランクイン理由は、書いた本人にも謎。
 

■チャート式学習~暗記、or体系化?■

そして上記の閲覧回数1位と3位は同じ趣旨。

知識の暗記には 串刺しタテヨコマトリクス が好適

確かに知識が9つあった時、3×3マトリクスに整理すれば記憶対象は6に減。
串刺しで共通する箇所は省略し、差分で覚えれば、記憶対象は更に減。

ここまで、非常に明確。
違いがあるのはここから先。

暗記が得意なハカセは
テキストに串刺し表を書きこみ、テキストそのものをサブノート化
暗記に苦手意識を持つ私ふうじんは、
サブノート作成を経てチャートの自作を選択

<作成例:経営法務チャート(後半)>

※1次7科目分チャートPDF(DLフリー)
自作チャート1日目4科目
自作チャート2日目3科目

なぜ時間のかかるサブノート・チャートをわざわざ自作?それは、

暗記が苦手(←暗記作業から逃げ、学習ツール作りばかりしていた)
2次対策の考慮上、暗記より知識体系化が有利と考えたから

診断士試験に限らず学習法は人それぞれでOK!ただし診断士試験は1次7科目の膨大な知識を相手にする以上、(5月からの直前講義時に)脳内にInputした知識をすぐ取り出すべく、

頭の中に知識の引き出しを作り、
良く使う順にすぐ取り出せるよう並べ直しておく

作業が効果的。暗記が苦手な自分に取り、その引き出しは1科目あたりA4三枚のチャートが上限wave。かつそのチャートを作る手順としてサブノートポケットテキストが不可欠でした。

以前触れた通り、サブノート・チャートの自作は時間ロスが大きく作成は容易でない。でも作成手法に自信さえあれば、参入障壁が高い分、効果も高そう・・という気もしてきたでしょ?なお、チャート自作は大変なので、マインドマップ作成で代替可能とする意見も有力。
 

■自分の学習スタイルを確立■

「学習ツールの作成方法に自信・・」の表現にピンときた方は鋭いthunder。この時期診断士受験生が共通して持つ悩みのトップは、

自分の学習スタイルをどう確立するか?

のはず。で、当「一発合格道場」ブログを講師や知人から紹介され、「それから毎日見てます!」という感想をいただくことあり。でもちょっと待った。ブログ情報は適時(タイムリー)性こそあれ、情報量が多く、かつ好き勝手なことが書かれているから、使い方次第で逆効果。巷に無数にある資格試験対策本を一冊読破する方がよほど効果的

もう2年も前の話。T○Cの書籍コーナーに並んでいたこの本を購入し、読んだ後の感想。

なんだ、講師の解説も合格体験談の言い分も、全部ここに書いてあるし。

毎日1時間自分を変える資格取得術

周囲より早く自分の学習方法を確立(市販の学習本を参考)。そして揺るぎない自信(Output=答練結果点数)のもと、学習PDCAを誰よりも素早く高速回転(息抜きにブログもチラ見)。そこまで言われれば、1次試験高得点獲得(=500点。但しH21年基準)が決して困難でないことは、ご納得いただけるはず。
 

■学習ツールの自作■

以上、Outputシリーズ3部作ご通読、大変ありがとうございました。繰り返しですが、

・基本講義時(~4月)におけるOutput学習重視は
・直前講義時(5~6月)での復習効率を高め
・1次試験の確実な合格を可能にしつつ
・そこで体系化した知識は、2次筆記合格可能性を向上。

と考えて損はない。また基本講義時(~4月)に自作した学習ツールは、5月からの忙しい自分に贈る大切なプレゼント。実は当ブログの学習ツールリンク について、恩師から苦言を頂戴しました。

学習ツール公開の是非は別として、学習ツールは自作するからこそ効果があるのでは?

はい、大変申し訳ありません・・。学習ツールは自作して初めてフル効果を発揮。その理由は、短期記憶/長期記憶 という視点を持つと納得。

まずはこちらのリンク をご参照 (和田秀樹,「30代から始める頭のいい勉強法」,三笠書房,2002年)。診断士試験において、学習ツール自作がなぜ有利に働くか?それは、

講義受講(Input)後、素早くOutput学習(問題集等)
問題集の解答解説を通じ、自分なりに理由づけして理解&学習ツール作成

この手順が長期記憶に有効であることは、教育心理学上の裏付けあり。裏付けに基づき有効な学習手順を意図的に選択するか、ただボヤーっと学習時間を積み重ねるか

学習目安1,000時間と言われる診断士受験。その1,000時間を価値あるものにするか、無駄な投資に終わるか。それは自己判断であり、自己責任。かつその判断は早ければ早いほど、競争上有利・・、ですよね?

byふうじん



こんにちは。ハカセ です。

2010年合格目標で ストレート合格 を目指して来た wacky さんに、「私の受験体験記」の寄稿を頂きました。happy01

当道場のセミナーに何度か参加して頂き、道場読者になるから道場とほぼ同じ勉強法を実践していたという wacky さん。その様子は 中小企業診断士合格に向けて奮闘する男の記録 というとても分かりやすいブログでも窺い知ることが出来ます。

2011年合格目標の方のために、戦い終えたばかりの受験生の最も新鮮な「受験戦記」をお伝えします。happy02

—–寄稿ここから—–

「私の受験体験記」

1. 自己紹介

はじめまして。wacky と申します。先月までTAC横浜校の1・2次ストレート本科生の日曜クラスに在籍し、平成22年度の中小企業診断士試験を受験しました。今回縁があり、私の受験体験記を一発合格道場に寄稿させていただくこととなりました。

 2.  受験のきっかけと通学の決意

今まで16年SEをやってきたのですが、自分には企業経営に関するビジネススキルがなくこのままでは「いかん」と思い何かないかと考えているときに、昨年の夏頃中小企業診断士の資格に出会いこの資格を取ろうと決意しました。 

資格を取ろうと思った時から、専門の学校の指導を受けようと思っていたので独学は考えていませんでした。通学か通信か迷いましたが、通学だと同じ教室に通う受験生が刺激になると思い通学を選択しました。丁度10月開講クラスの直前だったので、10月からTAC横浜校に通学することにしました。

3. 1次試験の学習方法

当初は、テキストを読み込み、トレーニング(TACの単語帳冊子)で定着を確認するという勉強方法で、何の疑問も持たずに勉強を進めていました。

財務・会計に関しては大きな不安がありました。会計知識ゼロだったことから、中小企業診断士と並行して簿記の勉強を始めたのですが、とてもわかりやすいテキストを使ったことから簿記の知識がどんどん身に付き、更には財務・会計の講義も理解できるようになり、計算問題集を何度も繰り返すことで解法が身につきました。基本講義の最後の養成答練では84点と大きな成果を上げることができ、この頃には「もしかしたら何とかなるかも」という希望がわいてきました。

運営管理でも企業経営理論と同様に、講義を聴きテキストを読み込み、トレーニングで知識の定着を確認する勉強法を続けていました。生産管理や店舗管理などは業務経験もなくイメージがわかず苦労しましたが、それなりに論点が理解できていました。しかし養成答練で35点というとんでもない点数を取ってしまいました。ここで、「わかるとできるは違う」ということに気がつきました

そこで、自分の勉強方法を見直し足りないことは何かを考えました。結論は「アウトプットが足りない」ということ。そこで1次7科目分のスピード問題集を購入し、今後は問題集を中心としたアウトプット学習へと切り替えました。これはその後の科目の習熟に大きな成果をもたらすことができました。スピード問題集を繰り返すことで、覚えた知識の使い方が身についたことと知識に対する理解が深まり知識が忘れにくくなるという効果があったと思います。

なお経済以降の養成答練は、平均点を下回ることなくほぼ上位20%以内をキープできるようになりました。

基本講義受講期間に自分が心がけていたことは、

  1. その科目に集中する(他の科目の事は一旦忘れ復習は殆どしませんでした
     
  2. 基本的な論点や頻出論点を中心に、説明できるようになるまで、繰り返し問題を解き復習をする。
     
  3. 毎日の学習時間を記録し、週の学習時間のノルマ(20時間~25時間)を達成する。
     
  4. 財務会計だけは、1日1問だけでも解くようにしほぼ毎日やる

でした。

本試験の約1ヶ月前に行われるTAC公開模試で合格レベルに達することを目標として、そこから逆算したスケジュールを意識して勉強をすすめました。

直前期は過去問とスピード問題集を中心に問題を解きまくり、間違えた問題をミスノートに記載してよく見返していました。その甲斐もあり、直前期の完成答練も殆どの科目で上位20%をキープでき、目標とした公開模試でもA判定の成績を取ることができました。

この時点で1次試験に対する合格の確信が出来たことで、直前1ヶ月は法務や中小の暗記に注力することで更なる自信と精神的な余裕を持つことができ、本試験にはリラックスして臨むことができ無事1次試験に合格することができました。

4. 2次試験の学習方法

こちらは最後まで手探りでした。2次対策を始めたのは4月頃でしたが、まずは記述式の事例に慣れる事だけを目標としていました。ただ、財務・会計だけは2次の計算問題対策を当初から意識していました。

本格的に2次対策を始めたのは1次試験終了後です。

TACの先生の協力の下勉強会のメンバーを募り、横浜日曜クラスの7名で日曜の2次演習の後勉強会を開催しました。最初はディスカッションのやり方もよくわからず手探りでしたが、「全員の答案のいいところ取りをすれば合格答案になる」という考え方のもとみんなの答案を持ち寄って解答プロセスを共有し、いいところは真似して、よくなかったところは反面教師とし、みんなのレベルを一緒に引き上げていくことを徹底しました。その成果か9月の後半頃にはみんなの答案が似通ってくるようになりました。

9月までは演習の振り返りに重点を置き、解答プロセス(設問解釈、与件文読み、解答検討、記述)のどこに問題があったのかどう改善するかに徹底的にこだわり、1演習終えると設問単位で振り返りシートを作成して分析していました。

10月からは復習時間を減らし演習をこなすことに軸足を移し、特に本番と同じスケジュールで事例を解く「セルフ模試」を、勉強仲間と10月だけで3回やりました。おかげで1日4事例を解くスタミナが付き本試験でも最後まで集中力を切らすことなく対応することができました。

ただ最後の最後まで満足な成果がでず、1次試験とは逆に合格できる自信は全くありませんでした。ただ自分のやってきたことには自信がありましたし、今まで支えてくれた周りの人々の期待に応えるべく自分のもてる力を全て出し切ることだけを考えていました。

5. 一発合格道場との出会い

私が、一発合格道場と出会ったのはGW前の頃でした。

まず過去の記事に全て目を通し、自分のスピード問題集を中心としたアウトプット学習法が間違っていなかったと確信を得ることができました。

その後は毎日アップされる記事を参考に、自分の学習方法を微調整し、道場主の昨年の答練や模試の結果をベンチマークとして同じレベルの点数が取れるように頑張っていきました。まぁ仮想ライバルといったところでしょうか smile

2次対策の記事はなかなか理解できるところがなく悩むことも多かったのですが、あくまでも「参考情報」と割り切って自分に役に立ちそうな情報だけを取り入れるようにしました。道場の毎日アップされる記事に大いに励まされ自分が頑張る要因の一つになりました。

6. 最後に

診断士試験は学習範囲も多く勉強期間も長期にわたるためとても大変でした。

その中で自分が思ったのは「継続することが大事」ということです。とにかく続けることを重視し、どうしてもやる気が出ないときは思い切って休養を取るようにしました。慣れてくると休養を取っていると不安になり自然と机に向かうようになりました最初からストイックにやりすぎると自分が疲れてしまうので、ある程度休養をとりながら続けていくことが継続して勉強するコツだと思います。

あとは勉強仲間を作ってノウハウを共有することが大事だと思います。仲間が多いほど成功だけでなく失敗のノウハウも共有できて効率的だと思います。さらに仲間内で競争意識がでるのも良いと思います。

まだ2次試験の結果が出ていませんが、少なくとも今年1年間勉強したこと、さらに勉強を通じて出来た仲間など大きな成果を得ることができました。自分自身が確実に成長昨年の自分とは違っていると胸を張っていえます。勉強が辛いときは来年の成長した自分の姿を想像してください。きっと頑張る力がでるはずです。

by wacky 

——-寄稿ここまで——–

wacky さんの体験記を拝読し、「おぉぉ! 我々がやってきたことに似ている!!」と思わずにはいられません。しかも、wacky さんは道場に出会う前から独自にその勉強方法を確立したとのこと。

wacky さんは「道場を読んで自分の勉強法に確信をもった」と言ってくださいましたが、我々に言わせれば「Wackyさんの合格体験記を読み、我々の方こそ、道場で訴えて来たことが間違いではなかったと確信を持てた」です。happy02

2011年の合格目標を目指す受験生の皆さんの参考になれば幸いです。

二次試験終了直後のこの時期、しかも、二次試験合格発表前という微妙な時期に寄稿して頂いた Wacky さん、ありがとうございました。Wacky さんのストレート合格を、心からお祈りしております。

by ハカセ



こんにちは、ふうじんです。
今日はOutput学習3連発シリーズ2回目、今が旬の財務・会計対策

Output学習1 今すぐ解ける過去問5年分
Output学習2 財務・会計計算問題集を3回転 ←今日はここ
Output学習3 チャート作成で知識をラクラク体系化

結論から言うと、1月末までにT○C 財務・会計計算問題集 (非売品。詳細) を最低3回解き終えてみませんか?というOutput学習のご提案

1回転目 (~12月上旬)
基本講義の復習と同時に、学習範囲を全問解く
 
2回転目 (~12月末)
疑問点をメモしながら解き、講師に質問
 
3回転目 (~1月末)
各論点の出題意図や体系・つながりを考えながら解く

※用語の定義~回転式学習
同じテキストや問題集を一通り2周・3周・・と繰り返し解いていく学習法。回転を重ねることで一般に、
・理解できた点の記憶定着
・理解不明な点を段階的に絞り、質問等を通じて不明点解決
する効果があり、かつ徐々に解く速度を速める「早解き効果」があることから、暗記型・計算型学習それぞれに有効とされる。

回転式学習についてはハカセのこの記事もご参考に。
 

■財務・会計のOutput学習法■

知識試験である1次7科目を全て暗記で乗り切るのは現実的に不可能。よって1次試験の合否の差を分ける最大要因は、講義受講後→答練・模試までの間のOutput学習の質・量である、というのが先日の記事こちらの記事の主張。しかし、

財務・会計におけるOutput学習が、他の科目と何やら様相が異なる

・・ことに、もう薄々気づかれたはず。

主に理解or暗記で対応する他科目と異なり、「知識(解法)に基づいて計算」する手順が必要。つまり「財務・会計」は「理解」より「手を動かす」ことが先。財務・会計対策の近道はとにかく問題を解きまくり、答練・模試を通じて自分の弱点をつぶして得点力を高めて行くこと。JCもそう言ってます

話を単純化するため、いったんアカウンティング(会計=簿記検定の学習範囲)に絞って話を進めます。簿記学習は範囲こそ一定であれ結構奥が深いから、いちいち理解しようとしていたら時間がいくらあっても足りない。そこで出てくるのが巷で良く聞く

習うより慣れろ
財務・会計は毎日コツコツ

というキャッチフレーズ。
これって間違いではないけど、確実に誤解を生む(→その悲劇は毎年2次試験事例IV終了時に訪れる)から、合格者の感想文レベルならともかく、受験校の講師の方にはそろそろ卒業していただきたい

え、そんなこと言っていいの・・?
ではその根拠を以下の「診断士に求められる会計的知識」の切り口で検証してみましょう。
 

■診断士に求められる会計的知識■

ではいつもの通り、診断士学習を優位に進める「ゴールからの逆算」手法で検証スタート。そもそも経営コンサルタントの資格である中小企業診断士に、なぜ財務・会計や簿記知識の学習が必要か。詳細は受験校等のパンフレットに譲るとして、実務的にはその理由は2次事例IVの出題趣旨によれば、

経営分析:財務諸表を通じ企業の長所・短所を指摘できる
意思決定会計:経営上の意思決定に対し数値面から助言ができる
ファイナンス:資金調達・運用について最低限の助言ができる

というわずか3点に集約。しかし1次「財務・会計」対策では貸方・借方、仕訳に始まり、「なぜこんなことしなきゃいけないの?」と思うような所も学習範囲。その理由は2つ。

理由①(試験対策上):計算過程選びを含め、正解を自力で導くことが必要
理由②(実務上):経営管理・分析上の助言をするには、財務諸表の作成プロセスの理解が必要

だから。日商簿記だとわかりづらいので、同じ商工会議所のBATIC(Bookkeeping and Accounting Test for International Communication)による格付けを使うと、

といった感じ。つまり、

診断士に求められる会計知識レベル=財務諸表を通じた管理・分析(Manager以上に相当)

に達するということは、同時に

財務諸表の作成プロセス(Accountant(会計担当者)に相当)に対し、助言・指導・誤りの指摘ができるレベル

もクリアする必要がある。
Accountant=簿記2級レベルと考えた場合、簿記2級の標準学習時間は200時間。一方診断士の基本講義時での「財務・会計」学習時間目安は6週×20時間=120時間が精一杯。
120時間の学習で、200時間学習した会計担当者より幅広い知識をカバーする、と考えれば、この学習が容易でないことは明らか。

結論として、診断士受験生は、簿記2級受験生と比べ極めて限られた時間の中で、効率よく出題論点を見極めつつ、確実に同等以上の知識と解答能力を体得する必要がある、ということ。そしてそれには「習うより慣れろ」「毎日コツコツ」という言葉じゃ舌足らずじゃないの?という疑問が呈せる。
 

■財務・会計学習~養成答練でベストを尽くす■

話を最初に戻します。上記の指摘は、診断士受験対策上、財務・会計に限り「合格者の学習方法を真似る」ことは危険ということ。もともと診断士受験生には、初学者や簿記学習経験者、果ては公認会計士資格保有者までピンキリ。スタートラインが人により違うのだから、よほど自分と同レベルの合格者でない限り、体験談は役に立たない。まぁ恥ずかしいから財務会計の学習体験談はみんな書きたがらないのが普通だけど。

ただし、学習スタイル=人それぞれ、ということは、方法論(学習スタイル)ではなく結果論(答練点数)を見ることなら意味がありそう。つまりどんな方法であれ、高い点数を取る学習方法がその人にとってのベスト、という考え方。

そこが今日のOutput学習の話の出番。12月上旬の「財務・会計」養成答練に向けた6週間の学習、

今ここで自分のベストを尽くしてみてはいかがでしょう?

「上位5%、80点」ではちょっとキツいので、目安として「上位20%、70点」。講義受講・トレーニング・計算問題集・過去問・スピ問を一通りこなして(=120時間学習)答練に臨めば70点は必ず可能。

・70点を超えれば、自分の学習方法は正しかったと思って良い。
・ベストを尽くして70点未満なら、学習方法を見直す。
・ベストを尽くさずに答練に臨むのは、論外。
  ↑わかりやすく言い換えると、事実上ストレート合格の放棄

 
■診断士受験のメリット ~パタ解きと体系的理解■

でも安心。上記の話を聞き焦ったり不安を感じる必要は全くなし。診断士受験を通じ簿記2級程度の知識は確実に体得可能。かつ「経営の視点から財務諸表を眺める」スキルは、仮に診断士資格を取得できなくても、今後のビジネス実務上必ず有利に働く。

現在「資格ブーム」と言われていますが、日商簿記と診断士の受験者数は以下の通り格段の差がある。

なぜ簿記検定が人気があるか?
一言でいえば、手軽で役に立つから。

簿記学習とは「記帳のルールを学ぶこと」。一度モノにすれば生涯役に立つ。しかも原則頭を使わず、いわゆる「パタ解き」で合格可能。しかし診断士学習は「パタ解き」を超え、「体系的に理解する」レベルでの思考が身に付く(そうしないと合格点が取れない)。これは簿記学習より後々非常に優位。

 

■ひとこと■

ここまで長文にお目通しいただきありがとうございます。ではついでに一点苦言を呈しておきます(笑)。8月の段階で 簿記2級学習が有利 と書きましたが、暦が11月となった今、残念ながら診断士受験と並行して今から簿記2級を学習する時間の余裕はありません(※3級なら・・)。

診断士受験生の多くは、診断士試験が不合格になってから簿記2級学習を始める。別に自分の資格学習だから他人にとやかく言われる必要はないけど、これって効率の点でいえば順番が逆。(時間があれば後日詳しく書きますが、簿記2級知識が役に立つのは1次対策まで。2次対策としてはほぼ無意味)

簿記2級学習者は有利。「毎日コツコツ」のレベルを既に卒業し、今から戦略的に財務会計の重要論点をつぶしていけるから。

簿記未習者はその点で不利な立ち位置からスタート。しかしこれからの努力次第でストレート合格まで挽回することは十分可能。

はっきりしているのは1点。診断士試験は最後は競争試験。他人が気づかないこと・やらないことへのいち早い着手は、確実に優位性を高めます。

byふうじん



こんにちは。ハカセ です。

9月開講・10月開講のTACの2011年目標の講座に通っている方は、すでに一科目目「企業経営理論」の講義が終わり、初めての答練も経験し終わったところですね。

多くの社会人受講生にとって「テスト」を受けるのは人生で久しぶりのことではないでしょうか (^_^;)。僕も「答練=テスト」だと聞いた時は、「え~っ? テスト?! この年で?!」と思ってしまいました。今考えてみると、この時は「戦う準備」が全く出来ていなかったと思います

僕も初めての答練は企業経営理論でした。点数は受験生時代のブログ http://ameblo.jp/masatoshi-rmc/entry-10189803965.html で、当時リアルタイムに公開していましたが、

企業経営理論
得点: 70点
平均点:57.2点
順位: 上位21.9%

僕の感想は「まぁ、こんなもんだろう」でした。
講師の第一声も「まだ焦る必要はありません」でした。

しかし、これらの言葉には重大な誤りがあります。何度かに分けて、これらの認識の甘さについて話をしたいと思います。

■ 「いま」やらなくていつやる? ■

TAC生の方は今すぐ手元の講座日程表を確認してください。今、企業経営理論が終わりました。これから毎週2回、隙間なく講義があります。診断士試験は7科目と広範囲。こうでもしないと出題範囲がカバーできないのです。次に企業経営理論の講義を受けるのはいつでしょう? 来年のGWです。その日まで企業経営理論に触れる機会はないのです

「いや、講義がないだけでしょ?
思い出すために時々復習すればいいだけなのでは?」

・・・甘いっ。(-“-)

考えてみてください。企業経営理論をやっている間、他の科目をやる余裕がありましたか? 次は財務会計。7科目で最も重要な科目です。週2回の講義の合間を縫って、財務会計の予習復習もしなければいけません。さらにその合間を縫って、企業経営理論の予習復習なんて出来ますか? 仮にテキストを開く時間を作ったとしても、効果的なインプットが出来ますか?

■ 「いま」しかやる時はない! ■

今さらですが「その科目に専一に励める日々は、その科目の講義を受けている期間しかない」のです。「企業経営理論ピリオド」がすでに過ぎ去ってしまったことを もう少し深刻に捉える べきです。

僕がこの事実に気づいたのは12月。3科目目の運営管理のころ。

「やばい。企業経営理論の復習をやりたいけど、運営管理で手いっぱいで時間がない。そうか、企業経営理論は企業経営理論の講義を受けている時期に極めておかなければいけなかったのか!

その日から心を入れ替えて「運営管理没頭の日々」を過ごしました。それが終わったら「経済没頭の日々」です。

そんな具合に、その時受けている講義の科目にストイックに没頭して、その科目をその時点でいったん完成させる。こういう心の持ち方が必要だったのです。

■ 講師に気休めに騙されない ■

僕はTAC出身。TACのおかげで合格したと思っています。テキスト・施設・講義・講師。どれも申し分なかったです。また、今でもいろいろな面でTACのお世話になっています。講師の方も大勢知っています。直接メールをやりとりさせて頂くこともありますし、合格後の今でも一緒に飲みに行く時もあります。講師の方から「道場見てるよ! 相変わらず辛口だね!」と声をかけて頂くこともあります。

だから、TAC にも講師の皆さんにも何の恨みもないのですが、でも、受験生のために申し上げます。

講師は試験一か月前まで「まだ間に合います」と言い続けます。
そして一カ月を切ったら「開き直ってください」と言うのです。

これらの講師のアドバイスを100%鵜呑みにしてはいけません

これは今年初めの TAC講師にだまされないで! もう時間がありません! のエントリーでも書いたことですので詳しくは繰り返しません。

でも、習得したばかりの企業経営理論の知識に基づいて、次の切り口から、なぜTAC講師が「まだ間に合います」と言い続けるかを考えてみましょう。

・講師・受講生間のインタラクティブマーケティング
・受講生のモチベーション
・ワンセットの教材と1対多講義のビジネスモデル
・受講料を前払いで受け取ったTACの次の企業戦略
・診断士試験合格率と合格者のTAC占有率の相関

■ 橋げた理論の言葉の裏にあるもの ■

道場では「橋げた理論」を推奨しています。詳細は「基本理論」を確認してください。また、この名付け親の JC が、最近のエントリー (第一回 と 第二回)でもさらに分かりやすく紹介してくれていますね。

でも、この「橋げた」を都合よく解釈しないでくださいね。

「なんだ、講義を受けている時はその科目だけをやって、
他の科目の復習は並行してやらなくても合格できるのか」

これは大きな誤解です。確かに「橋げた理論」は、当該講義の最中には他の科目の復習には時間をかけなくてもいいんじゃないの? というニュアンスがあります。

でも、その裏には「その代り、その科目は死に物狂いで頑張りなさいよ?」というメッセージが隠されています。

「死に物狂い」ってどれぐらいなんでしょう。冒頭の 「まぁこんなもんか」は大きな誤りだという話 を別の機会にしたいと思います。

また、僕の一連のエントリーは、ふうじん  の「アウトプット3連投」にも深く関係していますので、そちらもご参照ください。

by ハカセ



こんにちは、ふうじんです。
初めての養成答練「経営」が終わり、次は「財務」。ファイナンスもアカウンティングも難しい・・、と頭を抱えているあなたに追い打ち。

先週、何時間学習しましたか?

答えは特に求めませんが、ハカセがその昔書いた「もう時間がありません!」という記事をまずお目通しいただき、このままじゃ俺ヤバい・・。とブルッと背筋が寒くなったならラッキー。そもそも年に20,000人が1次試験を申込み、その年の合格者が1,000人前後しかいない国家試験。

他人並みに受験校に通学し、ブログで情報収集。あと勉強会にも参加して、めざせストレート合格!

・・などという甘いものでないことには、今から覚悟が必要shadow。年1,000人が合格する試験ではなく、100人中95人が不合格になる試験と考える方が、実態に近い。
 

■Output学習ハウツー3連発■

今日はいきなり脅かしてしまい、ゴメンなさい。なぜ今こんな記事かというと、この時期の学習姿勢次第で1次試験の合格可能性に大きく差がつき、そしてその格差は2次筆記試験の合否さえも大きく占う、と考えているから。

ただし言いっ放しではなく、きちんと理論的裏付けのある具体策を提示するのがこの「一発合格道場」の特徴bar。今回のコンテンツは以下の3つ。

Output学習1 今すぐ解ける過去問5年分 ←今日はここ
Output学習2 財務会計計算問題集3回転学習
Output学習3 チャート作成で知識をラクラク体系化

では本日の記事は、「Output学習1 今すぐ解ける過去問5年分」と「Output学習概論」のご提案。
 

■今すぐ解ける過去問5年分■

いまさら2年前の話で恐縮ですが、以下の学習手順を全て済ませてから養成答練に参加してました。

・教室講義出席(1日5時間学習、一部重複受講あり)
・サブノート作成(復習メモ)
・各科目5年分の過去問解答
・スピード問題集解答
・チャート作成(ポケットテキスト併用)

自慢ぽくて申し訳ないのですが、それだけ済ませているなら、以下の養成答練点数にはご納得いくはず(来年の道場執筆者にはもっと高得点の人がいる・・)。

  点数 順位 偏差値
経営 79 51 65.1
財務① 100 1 71.1
財務② 77 117 62.5
運営 80 32 70.0
経済 96 7 68.6
法務 84 69 63.6
情報 87 22 67.1
中小 76 44 69.8

受験者総数1,000人として、確かに上位5%なら50位が目安。でも順位はマーク1つで簡単にズレるから、受験者総数における立ち位置(=偏差値)の方を気にしてました。

で、落ち着いて考えれば養成答練高得点は当たり前。

基本講義までに過去問5年分を全て解き(予習効果)、
・基本講義では、理解している点はさらっと、新しい知識を重点的に理解
・サブノート作成を通じ、講師の説明趣旨を自分なりに把握(受講当日)
・トレーニングを使って暗記学習(受講当日)
スピード問題集を解き、足りない知識を穴埋め(主に土日)
ポケットテキストを使い、チャートを作って知識を体系化(土日)
養成答練には、Aランク論点を中心に出題予想を携えて参加

以上を済ませれば、「養成答練」で出会うのは「知っている問題」ばかり。同じ問題に2度、3度出会えば誰でも「これは重要・・」と感じるし、同じ記憶の反復動作は記憶定着効果が高い。そしてその学習手順の出発点が「過去問5年分を解き終えること」だったということ。今から思えば、ですけど。

ではなぜ多くの人がそこに気づかないのか。それは、

当年(8月実施)分を含む問題集は、11月頃発売だから

でも11月って、財務やら運営やらで学習ペース作りが大変な時期。だがちょっと待てよ。

過去問5年分の解答だけならごく短時間(最短5時間)で済む
2010年度以前の問題集なら今すぐ手に入る
(ブッ○オフやネッ○オー○ションでも入手可能)

過去問をいつ解くか。それは人それぞれだし、いつやっても構わない。でも受験生100人中5人しか合格しない診断士試験。しかし11月この時期で既に自分の学習方法を確立し、Output学習に時間を使っている人は、100人中少なくとも5人程度は存在。

基本講義受講前に極力多くの過去問に触れておく方が、講義の受講効率が高いのは当たり前(予習効果)。であればいま窓口でもらえる2010年度分だけでなく、過去5年分を解いておく方が有利なのも、当たり前。
 

■Output学習概論■

さてまたしても脅かした後で(ゴメンなさい!)、この先はOutput学習とは何?というお話。一般的に資格対策講座では、

 Input学習期=基本的な知識を学ぶ
 Output学習期(試験直前2ヶ月程度)=答練や直前対策知識を学ぶ

と説明されます。診断士試験なら来年4月までが「基本講義」、5~6月が「直前講義」。そしてOutput学習は一般的に、

・問題集を解く(過去問・スピード問題集)
・学習ツールを作る(カード・サブノートチャート等)
答練模試への参加
勉強会等でのディスカッション

の4つに分類可能。前回使った図を使って言い換えると、「考えて解く・書く」「考えて話す」ということ。

Input学習(聴く・読む)と何が違うかといえば、「解く」はちょっと別として、Output学習で「書く」「話す」ためには、

知識を頭の中で一度整理するステップが必要

ということ。通常の検定試験なら、受験校のカリキュラムに従って学習し、直前期の答練・模試を経て試験に臨めば、そこそこ合格可能。ただ「5%しか合格させない選抜試験」である診断士試験の場合はそれってどうなの?もともと「4月まではInput学習のみでOK」とは誰も言ってない。そのことに今気づけばこの先の学習進度が大きく異なる。ささっとヒトコト結論だけ言うと、

4月までの「基本講義」時のOutput学習量が、合否を大きく左右する 

・・のでは?という仮説のご提案。
 

■なぜOutput学習?Output学習をするとそれで?■

ところで、診断士2次筆記とは実は「因果関係」=「なぜ?」「それで?」でほとんど説明がつく試験(12月下旬の「2次スタートアップ講義」で解説あり)。授業中にぼやーっとせず、常に「なぜ?」「それで?」に思考スイッチを入れ続ける人は学習進度が早い。では早速その思考スキームを使うと、

基本講義時のOutput学習は、
なぜ効果的?(理由)

・知識の理解モレ・勘違い防止
・講義聴講以外の知識をカバー
・論点の重要度・優先度を把握

することができるから。復習メモ(サブノート)を書く習慣がある人は、「聞いているだけの学習がいかに理解不足であるか」に既に気づいているはず。

それで何が有利?(期待効果)

・反復学習により、長期記憶化(暗記なしに記憶定着)
・学習ツール作成により、直前講義時の復習効率UP
・養成答練高得点により、復習時間削減&次の科目の予習時間確保

などなど。他にも枚挙に暇が無い。
にも関わらず多くの診断士受験生が、今この10~11月の時期に10~15時間/週程度しか学習していない。それは

原因A:よほど時間がない
原因B:資格試験に通用する学習計画の立て方を知らない

・・のどちらかが原因。ほとんどの人は自分は「原因A」だと思っている。そして来年の5月頃、実は「原因Bだったかも・・?」と思い知ることになる。でもそこで気づいてもtoo late。
 

■最後に■

ここまで言っておきながら、紙面の都合(?)で過去問への具体的な挑戦方法は割愛。でも効果は保証できるので、騙されたと思って1科目くらい5年分挑戦してみていただけると幸い。で、今日は取り組みやすさだけご紹介(異論反論承ります)。

○取り組みやすい→経営・運営・法務・情報
一般常識でそこそこ当たる。理解が目的ではないから正解・不正解は気にしない。
 
△後回し→経済・中小
経済の過去問は難しく、逆効果の懸念あり。中小はやってもやらなくてもあまり効果に変わりなし
 
▲人により異なる→財務
簿記などの学習経験有無により
取り組み方が異なります。初学者向け対策は11/15(月)の記事でご紹介予定。

以上、今日も言い切り・断定口調で申し訳ありません。この記事は「1年前の一合格者の感想文」に過ぎないのだから、決して信用せず、「一つのやり方」程度にお考えくださいね!

byふうじん



そろそろT○Cでは、1科目目の企業経営理論が終わって、2科目目の財務会計に入った頃ですよね。こんばんはJCです。財務会計は得意ですか?と聞かれて、得意と言う人は多分受験生の3割くらいかな?
仕事で財務や経理を担当していたり、簿記1-2級の資格を持っていたりする人にとっては取り組みやすい科目なんだけど、仕事が営業runだったり、SEpcだったりすると、とてつもなく遠い存在で大の苦手…という人も少なくないんじゃないかな。

◆なんで財務会計が苦手なのか?◆
ストレートでの2011年目標の方々は今、勉強を始めたばかり。この記事とかあの記事とかで、予習とかサブノートとかそんな話をしてきました。これらに共通して言えることは、能動的に自分から取り組まなきゃ、この試験に合格するのは難しい…ということなんです。企業経営理論なんかの場合には、講義で初めて知ったマイケル・ポーターの5Force Modelも講義で納得して、復習で記憶すれば、対応できたかと思います。でも、財務会計は納得と記憶だけでは対応できないんです。納得して、理解して、一部記憶もした上で、能動的に自分で実際に手を動かす必要があるんです。仕訳を繰り返す、計算問題を解く、この作業なくして財務会計の攻略はあり得ない。経理や財務をお仕事にしている方でも大丈夫だからと悠長に構えていると痛い目にあったりしますよ。(しましたよ。)

◆能動学習の勧め◆
まずは、予習は欠かさないことです。ストレートで合格することは、いかに有効に時間を使いきれるかに掛っていると言っても過言ではなさそうです。僕が思うに一番有効に使わなきゃいけな部分は受験機関に通っている方にとっては、講義の時間ではないかと思います。しっかり予習をして、内容の相当部分を理解した上で講義に臨んでみて下さい。そうすると講師の先生の説明で更に深い理解を得られますし、予習の段階で気づいていない点や勘違いして誤った理解をしていたら、「えっsign02」という思いで、さらに強烈な印象で絶対に忘れなくなりますよ。これは財務会計に限らず、どの科目にも共通することですが…。

◆初めての財務会計の講義◆
僕が最初に財務会計の講義を受けた時の印象は「これって初めて財務会計に触れる人にとってはちんぷんかんぷんじゃねーの?ということでした。ある程度の予習や事前の理解なしに講義を受けても、理解できない部分ばっかりです。復習でなんとかしようと思っても、いたずらに時間ばかりかかって、挫折downしたり、先送りしてしまったりというケースが少なくないんじゃないでしょうか?それはダメ!
前回の記事で橋げた理論を説明しましたが、これから7科目を押さえてゆくためには、「先送り(後で理解しよう)」や「ここは捨てる」という論点はできるだけ残さないことが重要です。 「捨てる」戦略は超直前期に採用するべきものであって、「捨て」ても60点はとれるもん!という自信があって初めて使うべきものと考えています。

◆財務会計の具体的な勉強法①◆
まず、今の基本講義の段階で、全ての論点を余すところなく、理解して下さい。疑問が残れば、どんどん講師の先生に食いついて質問して下さい。質問しても理解できないのであれば、違う先生の講義を受講して質問してみるのも良いかもしれません。講師との相性だって確かに存在しますから。これは個々人によるので、僕にどの先生が良いですか?って質問してもダメですよ。僕が良いと思った先生をZonEが良いと感じたわけでもないし、ハカセが信頼していた先生の講義が僕には合わないなんて、ざらにあります。ぜひ、ご自身でいろんな先生の講義を聞いて判断してみて下さい。

◆財務会計の具体的な勉強法②◆
論点の理解が達成されたら、次に実際に問題に取り組んでみて下さい。受験校でテキストと一緒に配布される計算問題集のようなものでも良いですし、T○Cのスピード問題集でも良いです。まずはその論点の問題に慣れて、確実に問題を読んだら結果を出せるという経験を積むことです。1カ月くらいかけて論点毎に整理してゆくと良いと思います。ふうじんも この記事の最後で言っていますが、「財務はこつこつ」やる前にまず一気呵成に「財務にどっぷり」浸かる期間が必要です。どっぷり浸かって論点をキチンと理解した上で、鬼のような勢いで計算問題集を回してゆくことです。
だまされたと思って、どっぷり浸かり、1カ月で計算問題集を2回転させるくらいの勢いで挑戦してみて下さい。1カ月後には財務会計はもう苦手科目ではなく、貯金科目に変わっているはずですよ。

◆財務会計の具体的な勉強法③◆
また、問題集によっては各問題にA・B・C等の難易度が記載されていたりもすると思います。1次試験対策としては難問のCレベルを押さえるよりもA・Bレベルを確実に押さえるべきだとは思います。でも、これはあくまで1次対策。2次試験は明らかにCレベルの問題が頻出です。ですので、まずはA・Bレベルは確実に押さえる。それが達成できたら、Cレベルだって大丈夫という力をつけて下さいね。診断士試験はあくまで2次試験を越えなきゃ合格に達しない。だから、今から2次でも対応できる力をつけておくことはとっても大事なんです。そういう意味でも財務会計は診断士試験合否のカギと言えるんじゃないかと思っています。



こんばんは!アックルです。

「診断士の勉強をするから迷惑かけるかもしれないが、今年1年だけは勉強させてくれ。」と奥さんや恋人に要請した2011年合格目標の受験生の皆さん!!

あるいは、

「12月に合格していたら、これからは1年間迷惑をかけた妻にたっぷり恩返ししよう!子どもといっぱい遊ぶぞ~」と考えている発表待ちの皆さん!!

はっきり言います!

診断士は合格してからのほうが遥かに忙しいです!!!

なぜ忙しくなるか?それは以下の3つの要因があります。

□診断士活動で忙しくなる

2次口述試験に合格したら一気に忙しくなります。2月からは実務補習のスタート。中小企業診断士は実務補習や実務従事で15ポイント獲得しなければ登録できず、診断士を名乗ることができません。
この実務補習が大変。中小企業への訪問やチーム内での打ち合わせ、報告書のまとめ、中小企業社長へのプレゼン資料などを12日間ほどで一気に行います。
ちなみに私が参加した実務補習のチームで作成した報告書は80ページ超でした。中小企業の社長からヒアリングをして、チームで協議を行い方向性をまとめてから書き始めるので実質1週間ほどでこれだけのレポートを作成します。初めて完成したときはとても感動しました。
なお、実務補習中は会社勤務の方は日中は会社で仕事をし、 夜帰宅後に報告書作成の作業を行うことになります。その間は明け方や徹夜で作業をすることもあります。
30過ぎての徹夜はきついです。ホントに。

無事、実務補習を終了し、診断士に登録してからも忙しいです。

多くの診断士は登録後、診断協会に入会したり、様々な研究会や勉強会に参加します。 ちなみに私は一発合格道場を含めて3つの研究会に所属していますが、同期合格者の中では少ないほうです。
これらの研究会はただ座って聞くだけのものもありますが、自分でプレゼンを行ったり、積極的にディスカッションを行うものも多いです。そのためには当然、事前の準備も必要なので研究会の直前は結構忙しいことが多いです。
上記研究会活動を行いつつ、執筆活動やセミナー講師、さらには添削講師などの活動を行っている方もいます。
多くの活動に参加されている方は休み暇もなく働いています。特に企業内診断士で多くの活動をしている人は寝てないんじゃないの?と思えるくらい働いています。

□別の資格や自己啓発に取り組み忙しくなる

診断士合格後に別の資格に挑戦したり、新たに自己啓発に取り組み、結果忙しくなる方が多いです(私もです)。
これには3つに理由が考えられます。

①診断士学習で勉強する習慣が身につく、あるいは勉強が大好きになる。結果、テレビを見たり無駄な時間を過ごすのが嫌になり何かに取り組みたくなる。
一言で言うと勝●和●さんのようになっちゃうってことです。

②多くの優秀な診断士と出会い、「井の中の蛙」状態の自分に気がつき、さらに自分を高めたくなる。
診断士は優秀な方が多いです。合格直後は自信満々なのに、優秀で素晴らしい方に出会うと自分なんかまだまだと思うようになります。
「自分を高めるには高いレベルの人と一緒に仕事をする」と言われますが、優秀な診断士に少しでも近づきたくて自己啓発を継続したり新たな資格にチャレンジする人は多いです。

③自分の専門分野を身につけたくなる。
診断士は科目数が多いため広く浅い試験です。ですから例えば経営法務で学ぶ知的財産権を身につけても知財法務部で通用するレベルには届きませんし、財務・会計で学ぶファイナンスは財務部や経営企画部では常識レベルです(というか知らなきゃヤバイ)。
よって活動を行っていくうちに、診断士として生き残るには自分の専門分野が必要だと痛切に感じる方が多いです。
結果、社労士や税理士など、より専門色の濃い資格に挑戦するパターンが多いです。

□飲み会が増えて忙しくなる(笑)

合格すると多くの出会いがあるし、研究会などに参加することで必然的に飲み会は増えます。結構お金がかかって大変ですよ~。

□私の場合

私も合格後はかなり忙しくなりました。診断士学習中でもほとんど毎日ブログを書いていたのですが、合格後は月に更新が激減してしまったのが忙しい証拠です。
私が現在取り組んでいる診断士活動や自己啓発は以下のとおりです。

(診断士活動)
・一発合格道場(ブログ、セミナー、企業診断その他)
・研究会2つ
・添削
(自己啓発)
・TOEIC
・証券アナリスト2次
それに加えて最近仕事で国際税務の知識が必要に迫られているので、こちらもやらなきゃならないです。

毎日ヒーヒー言ってます。でも、私なんて活動していないほうです。超人的に活動している方はたくさんいます。そういう人は男版勝●和●と呼ばれています。

以上、合格後の状況を乱筆ですが紹介しました。

特に2011年合格目標の方やこれから学習を開始される予定の方は注意してくださいね。今からでも間に合います、家族・恋人に「今年1年だけは勘弁してくれ」は言わない方がいいですよ。

あとで「話が違う!」「だまされた~」って言われちゃいますよ。

さて、これから寝る前にファイナンスの勉強・・・(汗)。

BY  アックル



こんにちは、ふうじんです。

いきなり補足ですが、当ブログは、 
  コメント自由
  質問自由
  ダウンロード自由
です。後日触れますが、文章で質問を作ることは自分の理解を高める効果がありますから、聞くは一時の恥、コメント・質問はお気軽にどうぞ。なお、「この人に質問するのは怖そう・・」というケースでは、優しそうな人を回答指名いただいてもOKです(苦笑)。

さて今日の本題。診断士学習開始時に悩ましい問題の代表格、「サブノートを作るかどうか」。
実はこの悩みに対する結論は明らか。

 作るかどうかで悩むなら、作らない。

その理由は簡単。他の資格試験と異なり、診断士学習におけるサブノート学習は「作るのに時間がかかる」割には「効果が少ない」から。
診断士試験は極めて広い学習範囲を一通り浅めに押さえていく試験。知識を押さえるためなら ポケットテキスト2冊組 を買い求めた方がよっぽど早い。
 

■ではなぜサブノートの話?■

よって講師・合格者の誰に尋ねても、返ってくる答えは「サブノートを作る必要はないですよ」が普通。ただこの回答は残念ながらちょっと捉え方が表面的。それはこの問いを発する2つの理由、

 A: 知識を整理するためにサブノートは必要ですか?
 B: 受講時のノートをどう作れば良いでしょうか?

のうち1つにしか答えていないから。
診断士受験生は、通常テキスト書き込みで受講を進める。で、質問が期待している回答は「テキストに書き込んでみたものの、イマイチ理解度が不十分」なことへの対応策なのだから、「テキストに書き込んでください」で済ませてしまったら、その回答は片手落ち・・ですよね?
 

■サブノートの考え方~道場執筆者編■

そもそも「サブノート」という用語の定義が人によりバラバラ、異なって理解されているから、話がややこしい。一般的には「その科目に必要な知識を自分なりにまとめ直したもの」なんだけど、たった数人しかいない当道場執筆陣の中でさえ、その理解・作り方は誰一人同じではない。

ハカセ   →全ての情報をテキストに一元化(テキスト=サブノート)
JC         →ミニテストを自力で作成
アックル →間違いノートとして
ふうじん →復習時の理解メモ

捉え方・作り方・使い方が全く異なるものがまとめて「サブノート」と呼ばれているのだから、「これが正しいサブノート活用法!」などどいう答を期待する方がおかしい。従ってサブノート作成の要否はメリット・デメリットを検討し、自己判断で決めることが必要。メリット・デメリットについては、ハカセの記事 をもう一度よーく読んでおきましょう!

さてちょっと余談をすると、私達は「診断士試験一発合格に必要な知識レベル」を、

 単なる理解ではなく、他人に説明できる知識レベル

と定義しています。
これを「学習の5要素(=読む・聴く・考える・書く・話す)」の視点で見ると、「サブノート作成」が「考えて、書く」という動作をカバーしていることに気がつく。この動作を今この10月から意識的に開始することが、いかにストレート合格戦略上有利か・・、という話は今日はやめておきます(後日どこかで書く?)。

■サブノート作成手順(例)■

面白いのは、「サブノートの作成手順そのもの」を伝える記事が世の中にほとんど存在しないこと。まぁ人それぞれだからではあるけど・・。では折角なので恥ずかしながら自分の作成方法を紹介。

<作成方法>
・講義終了後、そのコマの中で重要と感じたポイントを3~4つ選ぶ。
・エクセルを使い、講師の説明内容を論理立てて自分の言葉で文章化。
・答練終了後、出題箇所と間違いメモを右欄に記入。
・隙間時間等を使って読み直し、気づいた点があれば都度修正。

つまり、「自分で自分に説明する」という作業を、常に意識して繰り返し実行していました。

<作成サンプル>

企業経営理論
財務・会計
運営管理
経済学・経済政策
経営法務
経営情報システム
中小企業経営・政策

※参考 簿記講座 工業簿記・原価計算

<期待効果(当日)>
・理屈で理解する
・理解不十分な点を明確にする
・重要度・優先度を意識するクセをつける

<期待効果(後日)>
・間違いメモ
・反復記憶動作(忘れて、思い出す)
・直前講義(5月~)時のリマインド効果
・文章構成力UP

 
1次試験対策上は「リマインド効果」が大きい。「今は忘れてるけど、あの時確かに自分はこう理解していた・・」。この印象があると記憶蘇生所要時間は劇的に短縮。また2次筆記対策上の「文章構成力UP」も見逃せない。

作成のポイントは、「受講当日中に書き終えていた」こと。ハカセの指摘通り、診断士学習上はサブノート作成より他の学習方法の方が効率良いから、受講翌日以降は極力サブノート作成以外に時間を使いたい(=つまり問題集を使ったoutput学習)。

ちなみに上記の7科目分サブノートの初稿は、下記受講スケジュールのもと、全て受講当日中に作っていました。

18:30~19:00 0.5h   講義予習 (教室)
19:00~21:30 2.5h   講義受講 (教室)
21:30~22:00 0.5h   講義振り返り・質問 (教室)
22:15~23:15 1.0h   講義復習・サブノート作成 (会社)
23:30~24:00 0.5h   トレーニング暗記学習 (電車内)

ちなみにこれで1日5h学習。週2コマで10h。他に土日学習や隙間時間を含めた20時間/週が、初期の学習ペース。 
 

■サブノートは必要ですか? ~まとめ■

さて、以上のストーリーを踏まえたまとめ。サブノート学習に関する私の考えは「復習メモ」であり、またアックルが唱える「間違いメモ」にも近い。しかし、

サブノートは作ったけれど、読み直すことはほとんどなかった

理由は他資格と比較すれば明らか。診断士試験は学習対象範囲が広すぎ、サブノートを作るのも大変なら、作っても効果が低い。よって同じ1時間の学習なら、サブノート作りより、問題集や暗記学習に時間を使う方が賢い。実は先日、JCがいいことを言っています。

時間をかけてでも深く理解するために、明確な記憶に残すために、このような作業をすることはとても意味がある

この指摘はとても鋭い。サブノート作成は有効だけど、時間かかるからそう誰にでもできる学習手段ではない。であればもし実行できる力を持ち、時間が許せば、周囲との比較上今後決定的に有利。

だが何度も繰り返しますが、この記事はサブノート作成を勧める記事ではありません。最初にお伝えした結論と同じく、

診断士1次試験を効率的に合格したいなら、サブノートは作成不要

であることは、誰も否定できない事実ですから。

byふうじん



こんばんは。ZonEです。

予備校の授業に臨むにあたり、予習をしておくことの重要性について、動画チャンネルをはじめ、ふうじんの投稿JCの投稿で繰り返し説明してきました。

そうは言っても、講義を聴く前にテキストを読むのって大変じゃないですか?

私の場合は、何の前提知識も無くテキストに向き合っても、すぐに睡魔が襲ってきて非常に効率が悪かったことを記憶しています。

そもそも膨大な範囲を独学で勉強するのが非効率だから、予備校にお金を払って、出題頻度別にメリハリをつけた効率的な学習を目指しているんじゃないでしょうか?

誤解しないでいただきたいのは、私は何も予習をすることを否定しているわけではありません

他の道場メンバーと同様、私も予習肯定派ですので、ご安心ください。

私が言いたいのは、(多少お金をかけてでも)予習も効率的に行いたいですよね…ということです。

 
異なる講師の授業が2回ずつ聴ける

私は予備校の回し者ではありません。しかし、実体験として非常に良かったと思っているので、あえてオススメさせていただきます。
私のオススメは、Webフォローもしくは音声ダウンロードフォローを予習に活用する…というものです。

Webフォローや音声ダウンロードフォローというのは、教室での通学受講に加えてWeb通信講座や音声ダウンロード講座を受講することができ、片方の授業を復習として活用できるというものです。

追加でかかる費用は30,000円ですが、かなりの頻度で半額キャンペーンを実施しているので、私は15,000円で申し込むことができました。

Webフォローや音声ダウンロードフォローをオススメする理由だけでも、

  • Web通信講座や音声ダウンロード講座を担当している講師は予備校のエース級の先生なので、非常に分かりやすい(ことが多い)。
  • 仕事の都合などでどうしても教室講義に出席できなかった時にDVDブースを予約しなくても自宅で講義を受講できる。
  • 通常スピード以外に1.2倍速や1.5倍速でも視聴することができるので、時間効率の高い学習ができる。
  • 聴き逃した箇所を繰り返し聴き返すことができる。
  • 音声ダウンロードなら携帯音楽プレイヤーでも聴くことができるので、通勤電車など隙間時間でも学習できる。

など色々とあるのですが、これを復習ではなく予習に活用することで、

  • 漫然とテキストを読むよりもメリハリのある効率的な予習ができる。
  • 復習としてWebフォロー/音声ダウンロードを視聴するより、予習として視聴する方が睡魔に襲われにくい(私だけ?)。
  • 予習で聴いて、教室講義で聴いても理解できないことは、教室講義の直後に質問することができる。

といったメリットを享受することができます。

「予習で同じ内容の講義を聴いてしまったら、教室講義で眠くなるんじゃね?」と思ったアナタ。なかなか鋭いですが、大丈夫です。

同じ学習内容でも違う講師が異なったアプローチで説明してくださるので、眠くなるどころかかえって理解が深まります。

それでも眠くなっちゃう…という方がいらっしゃったら、「講義の後で何か1つでも質問してやろう!!」という気持ちで講義を聴くと、不思議と眠くなりませんので、ぜひお試しくださいませ。

 
何事もトライ&エラー

今回オススメしたWebフォローや音声ダウンロードフォローを予習に活用する方法ですが、私も最初は「フォロー」の言葉通り復習としてしか視聴していませんでした。

より効率的でより学習効果の高い方法を探して、科目毎に色々トライ&エラーを繰り返した結果、6科目目の経営法務でようやく辿り着いた自分の中での最適解です。

ここで私が言いたいのは、何事も固定観念に縛られたり言われた通りにやるのではなく、より良い方法を探って色々と試していただきたいということです。

サブノートに関するハカセの投稿で、2科目目まではサブノートを作成していたけど、色々と考えた末に3科目目からサブノート作成を辞めた…というのもトライ&エラーを繰り返していた証拠だと思います。

自分に適した勉強法は人それぞれだと思いますので、皆さんもトライ&エラーを繰り返して、自分にベストマッチした勉強方法を探っていっていただきたいと思います。

 
by ZonE



こんにちは。ハカセ です。

先日、嘉邦さまからの問い合わせにあったように、サブノートを作るべきか否かは受験生の悩みの一つです。

ここでは、サブノートに関する ハカセ の私見を述べさせて頂きます。あくまでも私見です。

サブノートとは

そもそも「サブノートとは」なんていう定義はないのかもしれませんが、一般的には、「テキストや講義から学んだことを自分なりにまとめたノート」ということになるでしょう。テキストや講義の内容をそのまま転載する人もいらっしゃるでしょうし、テキストに載っていない情報を講義などから収集し、それをまとめる人もいらっしゃるかもしれません。

サブノートのメリット

まずはサブノートを作るメリットを考えてみましょう。

サブノートの一番の特徴は「書くこと」ですね。嘉邦さまからの コメント にあったように、学習開始時期はまだ頭が慣れていないため「テキストを読んだだけでは頭に入らない」という方は、もしかしたら、サブノートを作って自分で記述する」過程で新知識が頭に入ってきやすくなるかもしれません。ちなみに、二次試験対策で問題文を写経する(書き写す)という勉強方法があります。これも同様の狙いがあるのでしょうね。

そしてもう一つの特徴が「整理すること」。テキストも講義も、受講生になるべくわかりやすく編集されていると信じたいのですが、編集・整理の方法は十人十色。テキストや講義内容を、サブノート上で自分なりに再整理することによって体系的に記憶することを手助けするかも知れません。

いずれの特徴も、「知識を吸収しやすくする」ことが目的になっています。

サブノートのデメリット

サブノートの最大のデメリットは「時間的な損失」です。どのようなサブノートを作るかにもよりますが、PCを使うにせよ、手書きにするにせよ、いずれにしても時間がとられてしまいます。診断士試験は7科目。しかも各科目とも侮れないボリューム。道場がお勧めするアウトプット学習など、サブノート以外にもやることはたくさんあります。吸収に時間がかかるかもしれませんが、テキストなどを通じて知識・情報は現に提供されている(保持している)わけです。テキストに不足している情報を補強するためのサブノートでないならば、サブノートを作ることは、吸収のためとはいえ情報や労力の重複が生じていることは否めません。

また、「金銭的な損失」も見逃せません。受験校に通っている方は、「テキスト」と「講義」という情報を得るためにその対価(受講料)を支払っています。誰かが必要な情報を入手・整理してくれた生産物に対価を払っているのを認識したうえでサブノートを作る以上、作成する労力を補って余りある成果が期待できなければいけません。

ハカセの場合

ボクの場合はサブノートを作成しませんでした。いや、もう少し正確に言いましょう。最初の1-2科目はサブノートのようなものを作成していました。でもやめました。

具体的には、講義中テキストを横目に見つつ、講義内容で気になったことをノートに書き込むというものでした。そして、ボクが当初サブノートを作成していた理由が面白い。それは、「テキストを汚すのがイヤだから」というもの。今考えると、勘違いも甚だしい、本当に恥ずかしい理由ですが、事実です。

しかし、サブノートは途中でやめてしまいました。理由は簡単。「無駄が多いから」です。講義中、講師の説明や板書などをノートにまとめていましたが、殆どの情報は(当り前ですが)テキストに書いてある。気づくとテキストを転記している。そして最もイタかったのが、新知識がどこに書いてあるか分からなくなってしまったのです。「へぇ」と思ったあの新知識、テキストに書いてあったのか、講師の説明にあったのか、それをサブノートに書いたのか書かなかったのか、それとも答練の中に出てきたのか、答練の解答解説に出てきたのか、はたまたスピード問題集に出てきたのか。その情報を探すのに時間がかかるようになってしまったのです。

そこで、途中からは全ての追加情報をテキストに書き込む方式に変更しました。講師の説明や板書も、答練での新知識も、答練の解答解説の新知識も、スピ問からの新知識も、全てテキストに書き込みました。当初の「テキストを汚したくない」という希望は捨てざるを得ませんでしたが、金を払って得たテキストを「自分の手でさらに良いものにしてやる!」ぐらいの気持ちで、ガンガン書き込みました。こうすることにより、全ての情報がテキスト上に集約され、テキストさえ読めば全ての知識を復習できるようになりました。「テキストのこの知識は答練の第何問で問われたよ」てな情報も書き込みました。これは非常に効果的でした。

よって、正確には「サブノート作りをやめた」ではなく、「テキストをサブノートにした」みたいな感じですかね。

よって結論

「結論」なんてものはありません。だって、勉強方法はひとそれぞれですから。ボクのやり方を強要するつもりもお勧めするつもりもありません。作りたければ作ればよし。不要だと思ったら作らなくてもよし。

だけど、忘れてはいけないのは、作成の是非を「サブノートを作ることが合格に効果的に貢献するか?」という判断基準で検討するべきだ、ということです。サブノートを漫然と作り始め惰性で作り続け、そして、サブノートの作成が目的化してしまうこと だけは回避しなければいけません。

サブノートを作ることは、例えるならば「動画録画機能が付いたデジタルカメラを持っているにもかかわらず、高額なビデオカメラを新たに購入する」ようなものです。デジカメの動画機能でソコソコ満足が出来るならば、新しいビデオカメラを買い足すことはないでしょう。でも、その機能に満足できない場合(解像度が悪い)、またはそれでは満足できないほど素敵な動く被写体が生じた場合(子どもが生まれた)、新たにビデオカメラを購入するケースはもちろん考えられます。いずれにしろ、そこには「本当に必要か」と「それ自体が目的化していないか」という検討が行わなければいけません。

合理化の4原則というものがあります。運営管理という科目で習いますが、それはECRS というものです。

E:Elliminate:なくせないか
C:Combine:一緒に出来ないか
R:Rearrange:順番を変えられないか
S:Simplify:簡素化できないか

このE→C→R→S という順番に、合理化の手だてを探るのがセオリーだと言います。日本語の語頭の音をとって「な・い・じゅ・か」と覚えます。

サブノートを作成しようと思う方は、一度立ち止まって、ECRS に従ってその要否を検討してみることをお勧めします。

例えば、「一緒にする」ことを検討するなら、テキストと同化させる、すなわちテキストに書き込むというのも手です。「順番を変える」のなら、講義後にサブノートにまとめていたものを、講義中に作るとか、講義前に作ってみるなどの工夫があるでしょう。「簡素化」なら、手書きで大学ノートにイチから作るのではなく、エクセルなどで表形式にまとめてみるのも手かもしれません。

上記ECRSで検討しても、それでもやっぱり手書きのサブノートが作りたいという方がいらっしゃっても、全く構わないと思います。その方にとってサブノート作成が合格への近道なのですから。

挑戦者にビジネスパーソンが多い診断士試験は、時間制約との戦いでもあります。サブノートに限らず、すべての勉強方法について、ただ漫然とそれをこなすのではなく、「自分はコレコレこういう理由でこの勉強方法が必要だ」という毅然とした理由と意志をもって実行することをお勧めします。これはもしかしたら診断士試験対策に限った話ではないかもしれません。

by ハカセ



こんばんは。JCです。
前回の記事を読んで頂いた読者の方から、すごくいいご質問goodを頂きました。ちょうど今、学習を始められた方にとっては、これから1年間、どうやって勉強してゆけばよいのか、すごく悩みますよね。初学者の方に共通する悩みだとおもいましたので、このご質問をご紹介させていただき、これにお答えする形で今日のエントリーを進めてみたいと思います。

①JCさんの「橋げた理論」の中で「1度深く勉強したものは一旦忘れてもすぐに回復する」とおっしゃっていますが、私は企業経営理論について橋げた理論の前提となる、「深い勉強」ができたかどうかが不安です。一応答練で73点は取れてはいるのですが。やはり忘却が怖いです・・・。ちなみに私の勉強スタイルとしては、巷でよく聞かれる「理想的な復習のタイミング(1回目の復習は次の日、2回目はその1週間後・・・)」に従ったものです。 
②サブノートについてなのですが、私は復習する際にテキストを読んでいても、なんといいますか読んでるだけという感じになっている気がします。このような状態ではサブノートを作った方がよろしいのでしょうか?JCさんがおっしゃっているサブノートというのは過去問のサブノートとは違ったものでしょうか?テキストについては、講師の言ったこと、過去問で出てきた単語、その他自分の気がついたことを書き込んでいます。

◆記事にしてお返事したかった理由◆
忘れることは確かに怖いですよね。こまめに復習もしなければ!という焦りのような気持ちもすごくよく理解できます。ちょうど最初の答練を終えられたところですから、このペースを維持してゆきたい。そのためにはどうすれば?ということを悩んでいらっしゃるのだろうなと思います。これは、診断士試験を学習し始めたときに誰もが共通に悩むことなんじゃないかと思います。僕がコメントに対するお返事を書くのではなく、記事としてお返事を書きたいと考えたのも、道場を読んで下さってる皆さんのかなり多くの方が同じような忘れることに対する不安を感じていらっしゃるのではないだろうかと思ったためなんです。

◆橋げた理論が必要な理由◆
ところで診断士試験は7科目あります。
合格基準は40点以下がなく、平均60点以上(合計420点)をとること
足きりにかからないという点で苦手科目は作りたくありません。できればどの科目でも60点を超えるひやひやしない点数で合格することをみんなが目標にします。
1科目目の企業経営理論は100%の力で学習します。とりあえず復習すべき他の科目はないですもんね。では次に2科目目の財務会計に進む際、10%の力は1科目目の復習に充てることをくりかえすと仮定して下の模式図をごらんください。

 これは1科目目を100%の力で学習し、2科目目は10%を1科目目の復習に充てる。3科目目も10%ずつ復習に充てる・・・ただしこれを繰り返してゆく場合の6科目目をみると50%の力しか使えません。7科目目に至っては40%です。上記で掲げた苦手を作らずに各科目60点以上の安定した得点で行きたい!という目標は後の科目になればなるほど難しくなりそうだと思いませんか?

では次に同様の模式図で橋げた理論の場合を見てみましょう。


こちらの場合にはどの科目も100%の力で学習しています。忘却はします。だから7科目目が終了したときの1科目目はこんな鮮やかな赤ではなく、薄~いピンクくらいに変わっているかもしれません。でも、T○CでもL○CでもM○ワーでも来年の4月くらいまでに1週目のカリキュラムを終えて、もう一度1科目目に戻ってゆくような学習スタイルになっていたりしないでしょうか?
そうなんです。薄~くなった部分、これが忘却している部分です。でも当初100%の力で学習できているので、ペンキを塗りなおすことによってもとの鮮やかな赤に戻すことはできます。

逆に当初40%の力しか投入できなかった場合には、そこからリカバーするには時間が足りなすぎる・・・という結果になってしまうと思います。一方でその科目を勉強しているときには100%の力を出し切っていただきたいので、講義の翌日に復習し、翌週の講義の予習をしながら、1週間後に2回目の復習というやり方もきっとありだと思っています。

◆ご質問の二つ目サブノート◆
サブノートについては人それぞれでやり方がことなると思います。僕は自分の作ったものはサブノートの一種なんだろうと理解していますが、「サブノートとは」というようなこれしかない!的なものはないだろうと感じています。

ちなみに僕が作った企業経営理論のサブノートは この記事に埋め込んであるようにミニテストという名前をつけました。ふうじんはチャートと名づけたものを作っていました。チャート作りでらくらく暗記術という記事にサンプルがあります。テキストに書き込みをして、サブノートを兼ねるというご質問の文中にあるやり方もあり!だと思います。この形式だったら大丈夫というような万人向きの方法はなくて、いかに自分で納得の行くまとめ方ができるかということかな?と思います。どんなやり方が自分は記憶に焼きつくだろうかと考えてみてください。サブノートを作ったり、チャートを作ったりするのは時間がかかるというデメリットは確かにあると思います。でもこの時期だからこそ、時間をかけてでも深く理解するために、明確な記憶に残すために、このような作業をすることはとても意味があることだと思います。また、今の時期でなければ、こんなに時間をかけて丁寧に学習する余裕がなくなってくるんです。だからこそ、今学習している科目に100%の力を使う橋げたの考え方が生きてくるものですヨ。

◆ご質問者のすごい点◆
それから、ご質問の文中にある「自分の気づいたことを書き込んで」いらっしゃる点、これはとっても重要なポイントをすでに実行されていて、すごいと思います。自分で気づくということは、テキストに書かれていること、講師の先生が説明したことを自分なりに違う言葉で説明を加えていることだと思います。
以前も書いたことがありますが、帰国子女でない方の場合、読める英語と話せる英語では大きくレベルに差がありませんか?これは診断士の学習でも同じことが言えます。
テキストを読んで理解したと思ってしまうレベルと、テキストに書かれていることを口で説明できるレベルとでは大きな隔たりがあります。
100%の力を尽くして強固な橋げた構築の目標としてほしいのはこの口で説明できるレベルなんです。



こんにちは。ハカセです (ツイッター始めました!happy02

11月2日、道場オフ会が開催されました! ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。

参加して頂いたのは総勢二十数名(すみません、人数把握しておりません)。主に二次試験挑戦組でしたが、2011年目標に向けて勉強を始めたばかりという方も。意欲の高さを感じて、本当に感服の至りです。

本来、用意周到な道場に似合わず(?)、最初の乾杯のあいさつ以外、全く何のイベントもない、

「ただの飲み会」 (笑)

皆さんをエンターテインしなかったのは申し訳なかったcoldsweats01けど、でも、(個人的には)本当に久しぶりに時間を忘れて、純粋に楽しませて頂きました。

心に響く参加者の言葉

印象的だったのは、二次挑戦組の皆様の多くが

「こうしておけばよかったというのはもちろんあるけど、
あの時、あの場でのベストは尽くした」

とおっしゃっていたこと。

これって、本当にすごいことですよね。去年の僕らはそんな感じじゃなかったと思います・・・。特にJCは本当に小さくなっていました(詳細はこちら)。delicious

多くの方は
二次試験対策を開始して焦り始めてから道場を見つけました」
「GW前後から読み始めてます」
怒涛の7週間 という言葉にハッとさせられました」

と、試験が迫るに従って道場読者になったという方ですが、中には
「今年1月にTAC八重洲校で皆さんの体験談を聞いてから、目の前が明るくなりました」

と、なんと道場執筆開始前から我々を支持して頂いている方もいらっしゃって、本当に感激です。weep

とはいえ、
「道場の上から目線コンテンツに、時には『ケッ!gawk』って思ってましたけどね」

という本音もチラホラcoldsweats01。いやいや、むしろ、そういう本音も言って頂けるような関係性を築けたことにありがたさを感じます。

多士済々な参加者

それにしても、診断士志願者は多士済々。初めてお目にかかる方でもすぐに話が弾みます。

確かに「診断士試験」という共通の話題があることも理由でしょう。経験した者同士ならではの会話の盛り上がりがあります。

でも、その分を差し引いても、診断士を目指す方は本当に魅力的な方が多い。お仕事の話もプライベートの話も、ウィットに富んでいて会話が弾みます。

あぁ、診断士を目指してよかったなぁ。
こういう出会いのために、診断士になったのかもしれない。

そう思える時間でした。

ところで、世の中狭いものですね。小職が所属する会社の同業者・取引先の方ともお会いしました。そこまではよくあることなのですが、今回はなんと当社の関連会社の方がいらっしゃいました。いやだよぉ。悪いこと出来ませんね・・ coldsweats01

ご参加頂いた方、何の工夫もないオフ会でしたが、楽しんで頂けたら幸いです。一人でも多くの方が「診断士試験を目指してよかった」と思ってもらえるように、これからも道場を執筆し続けますので、今後もどうぞご愛顧ください。

by 道場執筆陣一同 (+ ゲスト参加した PENKO



こんばんは!アックルです。

本日は読者の皆さまに御礼を申し上げます。

実は「一発合格道場」が11月2日以降ブログ村の「中小企業診断士ランキング」でな・な・なんと!

第1位!!

いつも応援して下さっている読者の皆さま、本当にありがとうございますhappy02

これを励みに我々一発合格道場一同は今後も読者の皆様に有益な情報やモチベーションの維持・向上のきっかけになるノウハウ等を発信し続けたいと思います。

さらにオフ会やセミナーなども今後も定期的に行いますので2011年に受験される方も楽しみにして下さいhappy01

先日開催したオフ会はとても盛り上がり、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
我々道場メンバーも楽しんだのはもちろんのこと、皆さんからたくさんの刺激を頂き励みになりましたupwardright

なお、平日で業務多忙により残念ながらご出席頂けなかった方も多くいらしたので、次回は休日での開催も検討させていただきます。

最後になりますが、今後とも一発合格道場への変わらぬご支援・ご声援のほどよろしくお願いしますconfident




診断士受験とは、資格取得がゴールではなく、次の何かに進む為のチケット
 

今を去ること10/24(日)、2次筆記試験を迎えた友人に私が伝えたメッセージがこれ。しかし、その友人からの返答の方が遥かに素敵な内容だった。

 いや、ふうじんさん。診断士受験とは合否に関わらず、次の何かに進めるチケットですよ。合否はまだ不明ですが、得るものは多かったです。
(※一部改)

2011年合格目標の方、こんにちは。ふうじんです。
今日は サイコロ理論・前編 に続く「後編」。予告通り「エンプロイアビリティ」と「財務会計対策」のお話から。
 

■診断士試験受験のコストと効果■

そもそも冒頭のエピソードからして、診断士試験とは、別に合格しなくても大きなメリットあり。特に1次試験を合格すればあの7科目の大量な知識の要求に対し、

国家資格として経営相談業務にあたるべき必要な知識を保有

していると認めてもらえるのだから、これは誇りに思って良い。
サイコロ理論 に従えば、2次試験を1年で確実に合格するのはかなり難。よってまず1次試験合格を目標とし、その後2次試験合格を目指す受験校の指導方針は妥当!というのは前回のお話し通り。

そう、1次試験7科目の知識を体系的に身につければ、環境がいかに多種多様でしかも変化し続けようとも、その7つの組み合わせで、ある程度妥当な戦略(対策)を自力で描けるであろうことは想像に難くない。

確かに7科目それぞれの知識に加え、

知識を2科目分組み合わせれば7C2=21通り、
3科目分組み合わせれば7C3=35通り

のアイデアが浮かんでくるのだから、学んでおいて損はない。(MBA留学には及ばないにせよ)これだけの知識を20万円前後の支出で学習できると考えれば診断士講座受講はとってもお買い得。

なのになぜ人は皆「2次試験合格」=「診断士試験合格」を目指すのか(=目指してしまうのか)。検討の前提として、診断士資格受験生をその動機別に、

Type A:診断士資格取得そのものが目的
Type B:自己啓発学習の一環として

の2通りに抽出して考えてみましょう。

Type Aは目的も手段も明らか。1次は努力が点数に反映する試験だし、2次筆記は一発合格こそ難しくても、サイコロの運不運にも左右される試験だから、何年か挑戦を続ければいつかは念願が叶う可能性が高い。

一方、Type Bはどうするべき?この試験、仮に「合格」したらその先はまた考えるとして、単なる「自己啓発」にしては資金的にも時間的にもかなりの高コスト。その割には合格者に「合格のメリット」を聞くと、

いやー、人脈が広がりましたよーcoldsweats01

程度の答えしか返ってこなくてがっかりさせられた経験は誰しもある。
 

■エンプロイアビリティ■

結論から言うと、「なぜ診断士を受験したのですか?」と聞かれた場合、

 自分のエンプロイアビリティを高めるためですshine

と答えることにしてます(完全に後付けだけど・・)。
この言葉の語感をどう受け止めるかは人それぞれとして、特にType Bの方の場合、受験動機を「自己啓発」というありきたりの言葉で片付けてしまうと、他人はおろか自分自身を学習に駆り立てることも難しいんじゃない?

であれば話は簡単、他人がすぐ気づかない程度に、こそっと受験動機のレベルを高めてしまうのが一手。そしてその答えの一つが「エンプロイアビリティ」。

とは言っても俄かの受け売りだから、まずネットで検索して・・。
       http://jibun.atmarkit.co.jp/ljibun01/rensai/cd/02/01.html

うん、この内容ならなんとなく同感。
そもそも「エンプロイアビリティ」とは何?を辿ると、厚生労働省による調査研究が参考になる様子。どれどれ・・。

<エンプロイアビリティを巡る背景>
・産業構造の変化や労働移動の増加を受け
・求められる職業能力が、特定の職務での習熟より、変化への適応能力や問題発見・解決能力にシフト
・さらに企業内で通用する能力より、企業を超えて通用する能力が問われるようになり
・労働市場価値としての就業能力(エンプロイアビリティ)が重視されている

そして、

<エンプロイアビリティとは>
・労働者個人の能力 (知識・技能・思考/行動特性などの可視化部分と、動機・信念などの不可視部分)
・企業の求める変化に対応する能力
・横断的な市場価値を含んだ職業能力

・・だそう。
うーん、わかりにくいッ。

 どこをどうしたら、衆知を集めてこんなわかりにくい文章が書けるのか・・。こちら↓の方がよっぽど分かりやすく、趣旨が伝わってくるな。

エンプロイアビリティの3要素(社団法人 日本経営協会 専任講師 倉持和子氏)
1. 専門能力
(豊富な知識、経験、創造性、論理性、問題解決スキルなど)
2. コミュニケーション能力
(プレゼンテーションスキル、傾聴スキル、概念化スキルなど)
3. 対人関係構築能力
(多様性に対する適応性、動機付けスキル、協調性など)

ついでに図にしてみると・・。

 

うん、ここまで書けば納得できるかも。
つまり、

産業構造や雇用形態の変化を受け、自分の所属する企業以外でも通用する力をつけることが「エンプロイアビリティの向上

であり、
専門能力
コミュニケーション力
対人関係構築力
の3つのスキルで構成
される。

そして診断士受験の人気が高まっている直接的な理由の一つは、

1次試験対策を通じ、「専門能力」の向上が可能(=主に豊富な知識)

だからだと思う。だがしかし、

2次試験対策・診断士活動を通じ「コミュニケーション能力」「対人関係構築能力」の向上も可能(=主に傾聴、多様性への対応、動機付け)

だから、苦労して受験する価値がある。・・と言うことも出来るはず。診断士資格の受験目的がType B(自己啓発目的)であってもそれを恥じたり隠したりする必要は皆無。ただ少なくとも「自己啓発」で片付けてしまわずに、

自分のエンプロイアビリティの向上」のために今から1年弱学習するんだ!

と思えば、それだけでなんとなく周囲を数歩差をリードしちゃったお買いドク感、出てきませんか?
 

■財務会計対策■

は、しまった。紙面の残りが少なくなってきた。そもそも今日「エンプロイアビリティ」の話をしたのは、この「財務会計対策」の話をするのが目的だったのにっ。よって詳しい話はまた次回に譲るとして手短にヒトコト。

知る人は知ることですが、「診断士の合格体験記」で良く見かける「財務会計対策」は間違っている・・、というと言い過ぎなので「遠回りしている」と表現。
良く言われるのが、

財務は毎日コツコツ。

これってホント?
1次対策で50点だろうが70点だろうがどちらでも構いませんが、2次事例IVで求められている能力が

BS・PLが読めて(=経営分析が出来て)
個別計算問題が解ける(=経営意思決定を数値化して評価できる)

ことであるのは明らか。しかも事例IVの毎年の傾向を見る限り、

基本的な財務・会計上の知識を踏まえつつ、
全く初見の問題に対して、適切に対応できるか

で点差がついてしまっているのは否めない。つまり毎日コツコツ財務会計の問題を解いているだけでは、2011年の10/23(日)に本当に後悔しない自信がつきますか?という心優しい問いかけ。

具体的に言えば、「他人がコツコツやるのなら、自分はパワーを掛けて一気呵成に実力をつける」くらいの判断が、なぜできないの?という疑問。合格者とは「合格してしまった人たち」ですから、基本的に自分の主観で好き勝手なことを書く。そしてそれは確かに「合格するための一つの考え方」として正しいから、決して否定される筋合いはない。

ただし2次事例IVに関して言えば、学習努力量と得点の比例関係は、学習スタイルによりかなり異なる。その意味で11月からスタートする「財務会計」学習。ここでの学習取り組み次第で今後の合格可能性が大きく左右される、ということは今お伝えしておいて間違いではない、・・ですよね?

byふうじん



こんばんは。ZonEです。

2次試験から1週間ほど経ちましたが、受験された皆さんはゆっくりと休めましたか?
 
昨年の私を振り返ると、試験が終わってから暫くゆっくりと休もうと思ったものの、何となくソワソワしてしまい、全然のんびりできなかったことを覚えています。
 
もちろん、答案の内容に自信が持てなかったというのもその一因ですが、どちらかというと受験生時代に1分1秒を惜しんで時間を効率的に使う習慣が根付いてしまったので、無駄に時間を過ごしている自分に耐えられなかったのだと思います。
 
We came all this way to explore the moon ,
and the most important thing is that we discovered the earth.

我々は、月を探検するためにはるばるここまでやってきた。
しかし、最も重要な発見は、地球そのものだった。

 
とはアメリカの宇宙飛行士、ウィリアム・アンダーズ氏の言葉です。私は宇宙旅行をしたことはありませんが、海外旅行をした際に、海外での発見そのものよりも、海外旅行をしたことで日本について(治安の良さとか四季のありがたみなど)改めて感じることは多いです。
 
皆さんは、中小企業診断士受験生活という旅から日常生活に戻ったわけですが、多忙な社会人ながら様々な努力で隙間時間を捻出し寸暇を惜しんで勉強してきた経験を持って日常生活を見ると、どんな発見がありましたか?
 
私の場合は(アックルさんと同じように)、無駄な時間を過ごしている自分が何となく許せない/勿体無い…という感覚に苛まれ、何か新しいことを始めて時間を有効活用したいと強く想うようになりました。
(もちろん、人によって価値観は様々なので、のんびりと過ごすことを重視する方もいらっしゃり、それを否定するつもりは毛頭ございません。)
 
その結果、仕事の効率アップはもちろん、本ブログの執筆や診断士関係の勉強会や研究会、実務補習の1社を含む5社の実務診断、資格試験(簿記2級、応用情報、宅建、PMP)など非常に充実した一年を送ることができました。
 
以前の自分からは考えられない質/量のアウトプットが出せるようになったことに驚き戸惑いながらも、やはり診断士試験にチャレンジして良かったなぁ…と改めて感動しております。
 
ご存知のように中小企業診断士は、弁護士や公認会計士のように独占業務のある護られた資格ではありません。そういう意味ではむしろ合格してからが勝負で、一流の診断士を目指すには、受験勉強を通じて習得した知識やスキルをベースに、各自の強みを尖らせて差別化を図っていく必要があります。
 
目標の高い皆さんにとって合格は通過点であって、ゴールではないと思います。合格発表までの期間は、(今年の合否にかかわらず)自分の強みや今後どんな知識やスキルを身につけるかを考える良い機会かもしれません。
 
ゆっくりと休んでいても何となくソワソワしてしまう方は、ぜひこの機会を有効に活用してみてください。
 
それでは、今日はここまで。
 
by ZonE

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