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みなさん、おはようございます。なおさんです。

本日より「10代目高得点解答にみる2次試験合格のポイント!」と題しまして、平成30年度2次筆記試験の10代目の再現答案を分析して、2次試験の本質に迫っていきたいと思います。
どこかで見たことのあるようなタイトルだなぁと思われた道場通のあなた!

正解です。(^o^)/~

ご察し則り、9代目だいまつ兄さんのパクリ&アレンジ版でございます。私の中では、きゃっしいさんの「実況解説シリーズ」と合わせて「後世に残したい名作シリーズ」と(勝手に)位置付けております。

今回は、10代目の再現答案の中から再現度の高いもの(7人分)を選択し、開示得点と合わせて「診断協会が想定する答え」をあぶりだしていきます。
「再現答案」ですので、当たり前ですが「平成30年度の合格者が80分で書き上げたもの」になります。私もそうでしたが、受験校の練り上げられた模範解答を前に「どうやったらこういう解答が書けるのだろう???」と悩まれている方には「目指すべき等身大の解答例」として、これから2次試験の準備を始める方には「回り道をせずに済む合理的な目標」としてお伝えできればと思います。

この記事のために快く再現答案を提供してくれた10代目のみんなに感謝します。そして、これから書き始めるのでどうなるかわかりませんが、、、、切り捨て御免! (^^;

さて、平成30年度の事例Ⅳは、従来と少し傾向が変わって文章問題が多くなりました。また、第2問、第3問は問われ方が少し変わっていましたので、これに戸惑った受験生も多かったと思います。
(間違いなく私もその一人です。(^^;)

しかし、平成30年度のように計算式を書かせるということは「部分点を与えようとしている」ことに他なりませんので、最終的な答えが間違っていてもそれほど落ち込まなくて良いと思います。
尚、各設問の詳細な事例分析&解説につきましては、以下の記事も参考にしてください。
なおさんの解法実況&事例研究:平成30年度事例Ⅳ

※本記事は、平成30年度の問題を事前に解いてから読んでいただけると効果的です。

さて、そろそろ始めていきましょうか。(^^)/


第1 問(配点24点)
(設問1)
D社と同業他社の財務諸表を用いて経営分析を行い、同業他社と比較してD 社が優れていると考えられる財務指標を1つ、D社の課題を示すと考えられる財務指標を2つ取り上げ、それぞれについて、名称を(a)欄に、その値を(b)欄に記入せよ。なお、優れていると考えられる指標を①の欄に、課題を示すと考えられる指標を②、③の欄に記入し、(b)欄の値については、小数点第3位を四捨五入し、単位をカッコ内に明記すること。
【出題の趣旨】
財務諸表の数値に基づき、財務状態の評価目的に適合する財務比率を求めることで、診断及び助言の基礎となる数値を算出する能力を問う問題である。

最初は鉄板の経営分析です。「優れている指標一つ、課題となる指標二つを選択して計算し、その説明を50字以内で説明する」というスタイルも例年通りでしたね。ここは配点も24点と高いので確実に得点したいところです。さて、10代目の結果です。

驚くべきことに全員完全正解です。(@o@)/
やはり、合格するには経営分析あたりで躓いていてはいけないということでしょうかね。まだ時間がありますので、皆さんもキッチリ仕上げておくようにしてください。

第1 問(配点24点)
(設問2)
D社の財政状態および経営成績について、同業他社と比較してD社が優れている点とD社の課題を50字以内で述べよ。
【出題の趣旨】
適切な財務比率に基づき、同業他社と比較することで、財政状態及び経営成績を把握し評価する能力を問う問題である。

こちらも例年通りの同業他社比較です。設問1が正解であれば解答要素は問題ありませんが、50文字という短い文章に押し込むのに苦労しますね。しかも設問で「優れている点と課題を述べよ」と問われていますので、「優れている点は~、課題は~。」と書ければ非常にわかりやすい解答になります。では10代目の再現答案です。

ぐっち(59点):
優れている点は内部留保が多く安全性が高い、課題は資産の効率が悪く販管費が大きく収益性と効率性が低い。

解答パターンを実直に使っていますが、文字数制限のため少し読みにくい文章になってしまっているのが残念です。何れにせよ「安全性が高い」「収益性と効率性が低い」が必須要素ですので、これが抜けなければ問題ありません。

kskn(74点):
安全性は高く優れているが、外部委託が多く、また複数の拠点を持つことから効率性や収益性の低さが課題。

こちらは事例Ⅳ最高得点のksknの再現答案です。見事な編集能力で読みやすい解答に仕上げています。
他の10代目も3つの必須要素を盛り込みながら文章を構成できていますので、やはり経営分析は確実に解答できるようになることが「合格への第一歩」だと思われます。

第2問(配点31点)
(設問1)
今年度の財務諸表をもとに①加重平均資本コスト(WACC)と、②吸収合併により増加した資産に対して要求されるキャッシュフロー(単位:百万円)を求め、その値を(a)欄に、計算過程を(b)欄に記入せよ。
【出題の趣旨】
財務諸表等の数値から加重平均資本コストを求め、吸収合併で取得した資産に対する要求キャッシュフローを算出する能力を問う問題である。

(設問2)
吸収合併により増加したキャッシュフロー(単位:百万円)を求め、その値を(a)欄に、計算過程を(b)欄に記入せよ。
また、吸収合併によるインテリアのトータルサポート事業のサービス拡充が企業価値の向上につながったかについて、(設問1)で求めた値も用いて理由を示して(c)欄に70字以内で述べよ。
【出題の趣旨】
営業損益数値から増分キャッシュフローを求め、要求キャッシュフローとの関係に基づき、吸収合併を企業価値の視点から評価する能力を問う問題である。

(設問3)
(設問2)で求めたキャッシュフローが将来にわたって一定率で成長するものとする。その場合、キャッシュフローの現在価値合計が吸収合併により増加した資産の金額に一致するのは、キャッシュフローが毎年度何パーセント成長するときか。キャッシュフローの成長率を(a)欄に、計算過程を(b)欄に記入せよ。
【出題の趣旨】
加重平均資本コストと増分キャッシュフローに基づき、資産価値の維持に必要な成長率を求めることで、診断及び助言の基礎となる数値を算出する能力を問う問題である。

合併により増加した資産に対する要求キャッシュフローと、実際の営業成績から見たキャッシュフローを計算させその評価を記述させる問題です。
設問1-①が正解しないと設問1-②が正解できない、設問1-②と設問2-(a)が正解しないと設問2-(c)および設問3が正解できない、という多重構造になっていますので、いわゆる「難問」だと思います。計算過程を書かせるのは、部分点を与えるための「救済策」だと思われます。

ここでも10代目の成績を一覧表で見てみましょう。

下の2人はヤバいですね。(^^;
第2問で正解しておきたい問題は、「設問1-①:加重平均資本コスト3.30%」と「設問2:増加したキャッシュフロー3.8百万円」ですね。この2つの答えと式の両方が正解できれば合格ラインに大きく近付くと思います。上の一覧表ではmakino(60点)がモデルケースになりますね。

さて、設問2の文章問題です。

(設問2-c)
また、吸収合併によるインテリアのトータルサポート事業のサービス拡充が企業価値の向上につながったかについて、(設問1)で求めた値も用いて理由を示して(c)欄に70字以内で述べよ。
【出題の趣旨】
営業損益数値から増分キャッシュフローを求め、要求キャッシュフローとの関係に基づき、吸収合併を企業価値の視点から評価する能力を問う問題である。

設問要求に「企業価値の向上につながったか否か」「設問1で求めた値も示して理由を示して」とありますので、「要求CFの6.27百万円」と「実際に増加したCFの3.8百万円」の数字を文章として入れ込みながら解答する必要があります。完全解答出来ていたのはこの方お一人だけ。素晴らしいですね。

かわとも(72点):
吸収合併による増加資産に対する要求CFは6.27百万円だが、実際の増加CFは3.8百万円と少ない為、サービス拡充は企業価値向上につながらなかった。

ただ、この問題、冷静に考えると部分点は十分にとれるんですよね。
設問3で「実際のCFが一定率で成長した場合に要求CFに追いつくのには何%必要?」と問われていますので、計算しなくても実際CFの方が低いことがわかります。ですので、
「企業価値の向上につながっていない。理由は、実際の増加CFが吸収合併により増加した資産に対する要求CFよりも少ないため」という解答までは書けたはずです。
この「数字無し、企業価値向上につながっていない」という解答を書いていたのがksknです。さすが、抑えがきいています。

 

第3問(配点30点)
(設問1)
来年度は外注費が7%上昇すると予測される。また、営業所の開設により売上高が550百万円、固定費が34百万円増加すると予測される。その他の事項に関しては、今年度と同様であるとする。
予測される以下の数値を求め、その値を(a)欄に、計算過程を(b)欄に記入せよ。
①変動費率(小数点第3位を四捨五入すること)
②営業利益(百万円未満を四捨五入すること)
【出題の趣旨】
営業損益の内訳とその変動の予測に基づき、予測の営業損益を求めることで、診断及び助言の基礎となる数値を算出する能力を問う問題である。

出題の趣旨で「診断及び助言の基礎となる数値を算出する能力を問う」と書かれると心が痛いですが(^^;、ここは恥を忍んで10代目の一覧表です。

意外と正答率は高くありません。kskn、どいこうは安定の正解。かわともはやっちゃってますね。いよっち、makinoは第2問を取って第3問を落とす、ぐっちは逆に第2問の失点を挽回しています。

第3問(配点30点)
(設問2)
D社が新たに営業拠点を開設する際の固定資産への投資規模と費用構造の特徴について、60字以内で説明せよ。
【出題の趣旨】
サービス提供形態及び営業費用の内訳から、営業拠点の費用構造と開設投資の特徴について、分析する能力を問う問題である。

営業拠点の費用構造と開設投資の特徴について問われています。設問3の「営業拠点を増やし続けたらどうなる」につながる問題ですね。
営業拠点の費用構造については、外注を利用しているため「変動費が大きい」ことが特徴です。また、開設投資については貸借で拠点を開設しているために「固定資産への投資規模は小さい」ことが特徴です。この2つの要素を両方入れられれば良いですね。

kskn(74点):
売上増加に対する固定費増加は約6%と投資規模は小さい。費用構造は変動費、特に外注費の割合が大きい。

かわとも(72点):
固定資産への投資規模は少ない。費用構造は34百万円の増加と少ない固定費で営業拠点を開設でき、変動費率が高い。

さすが高得点のお二人さん、ベストアンサーですね。

気が付いたらここまで「いい人」風のコメントしかしてませんねぇ。では、ここで二人ほど軽く切り捨てておきます。(^^;

いよっち(65 点):
費用構造は外注費等の変動費の比率が高く、固定費の比率が低い特徴がある。固定資産への投資規模は1拠点あたり38百万円と適正水準である。

「費用構造」は「変動費の比率が高い」と押さえられていますが、「固定資産への投資規模」は「適正水準」と言い切っちゃってます。何をもって適正と判断したんでしょうかね。(^^;

ぐっち(59 点):
売上・有形固定資産より固定資産への投資は約30百万円。費用構造は変動費率が高いが販管費の固定費が大きく回収し営業利益向上。

ぐっちも「費用構造」は「変動費の比率が高い」と押さえられていますが、「固定資産への投資規模」は「約30百万円」と数字を書いてしまっています。設問では「特徴について説明せよ」となってますので、★設問要求に応えていない見本★です。
良い子は真似しちゃだめですよ。(^^)/

第3問(配点30点)
(設問3)
(設問2)の特徴を有する営業拠点の開設がD社の成長性に及ぼす当面の影響、および営業拠点のさらなる開設と成長性の将来的な見通しについて、60字以内で説明せよ。
【出題の趣旨】
営業拠点の新たな開設と成長性の関係について、売上高及び利益への短期的・長期的な影響の視点から分析する能力を問う問題である。

これは難問だと思います。出題の趣旨には「売上高及び利益への短期的・長期的な影響の視点から分析」とありますので、「短期的には~だが、長期的には~。」という2つの要素からなる解答が要求されています。
「解法実況&事例研究」の記事で書きましたが、「D社の営業利益率は1.20%と低いので、開設した営業所の営業利益率20.52%はD社の売上・利益の拡大に好影響」を与えます。こちらは短期的な影響の分析ですね。
長期的には、同様に売り上げは拡大していきますが、徐々にD社全体の営業利益率が高くなりますので「利益率の伸び」は逓減していきます。要するに20.52%に収斂していくということです。

かわとも(72点):
当面の影響は営業利益が113百万円増加する。今後は営業拠点の更なる開設により少ない投資で売上増加による成長が見込める。

いよっち(65点)
拠点開設により、売上増加による収益性向上等の好影響が期待でき、更なる開設により設備の効率性や長期安全性の向上が期待できる。

10代目の再現答案では、短期的な売上高と利益の向上に言及できているメンバーは多かったですが、長期的な利益率の伸びに言及できているメンバーはいませんでした。この問題は「短期的には売上・利益に好影響を与える」を正解して部分点が取れれば十分だと思います。いよっちの後半部分(長期的な影響)は事実として間違ってはいませんが、設問要求にある「成長性の将来的な見通し」ではありませんので点は入っていないと思われます。

第4問(配点15点)
D社が受注したサポート業務にあたる際に業務委託を行うことについて、同社の事業展開や業績に悪影響を及ぼす可能性があるのはどのような場合か。また、それを防ぐにはどのような方策が考えられるか。70字以内で説明せよ。
【出題の趣旨】
業務委託によるサービス業務の遂行について、事業展開や業績の視点から課題を把握し、方策を提言する能力を問う問題である。

与件文には、5段落目に「協力個人事業主等の確保・育成および加盟物流業者との緊密な連携とサービス水準の把握・向上がビジネスを展開するうえで重要な要素になっている」という記述と、6段落目に「配送ネットワークの強化とともに、協力個人事業主等ならびに自社の支店・営業所の拡大が必要」とありますし、「昨今の人手不足の状況下で、優秀な人材の採用および社員の教育にも注力する方針」とありますので、「サービスレベル」と「人員の採用・教育」「自社の支店・営業所の拡大」が切り口として考えられると思われます。

■サービスレベルに着目

かわとも(72点)
①委託先のサービス水準が低い場合②顧客情報が流出する場合に悪影響の可能性がある。防止策は①研修や定期的見回りを実施し②秘密保持契約を結ぶ。

ぐっち(59点):
悪影響は、委託先との連携不足や委託先のサービス水準が低い時。防ぐ方策は、委託先と緊密な連携を行い、委託先にサービス向上の教育を実施する。

なおさん(53点):
業務委託する個人事業主や物流業者の顧客サービスレベルが低下した場合に受注減のリスクがあるので、品質レベルの高い委託先の選択と教育が必要である。

■人材不足に着目

いよっち(65点)
リスクは①人手不足で協力個人事業主が確保できない②加盟物流業者との連携ができない場合。方策は①協力者の確保・育成②システム共通化等の連携の強化。

makino(60点):
人手不足による人件費高騰と人材不足の悪影響がある。予防策は長期契約・人材育成・サポートを行いする事

■外注費の高止まり→自社体制の構築に着目

kskn(74点):
限界利益率が低いため、外注費の高騰により営業利益がマイナスになる可能性がある。それを防ぐため、自社内でも業務を遂行できる体制作りが必要となる。

どいこう(70点):
外注費が高止まりして貢献利益がマイナスとなる場合に悪影響がある。対策としては自社社員による業務範囲を広げることなどがある。

この問題はおそらく上記3つの切り口のどれが正解でどれが間違っているということはないと思いますので、みんなそれなりに得点していると思われます。


いかがでしたでしょうか。
次回は事例Ⅰについて分析を進めます。
以上、なおさんでした。(^^)/

 

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おはようございます。makinoです。本日も読んでくださってありがとうございます。感謝いたします。

 

 

タイトル通り、本日は号外記事をお送りいたします。

makinoらしく無く、余談無しで行かせて頂きます。早速、どうぞ!

 

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夏セミナー本編の配信に先立ち、ダイジェスト版の動画(約1分50秒)を、サンプルとして無料で公開いたします。

 

各セミナーパートの、ほんの一部ですが、みなさまの興味のありそうなポイントをお送りいたしますので、夏セミナー本編購入をご検討の方は、是非とも検討材料として、ご参照ください。

 

<無料ダイジェスト版>

(YouTubeが開きます)

<https://youtu.be/QT0zOPfDvKU>

 

 

<本編 有料配信>
夏セミナーの本編配信(総時間約80分:有料)は、8/24(土)の名古屋夏セミナー終了後、8月下旬を予定しております。詳細な日時等に関しましては、こちらのブログでお知らせいたしますので、もう少々、お待ちください。

 

<本編に含まれる内容(予定)>

2次勉強の仕方&復習の仕方(約15分)
80分の過ごし方(約20分)
解説 事例Ⅰ(約15分)
解説 事例Ⅱ(約10分)
解説 事例Ⅲ(約10分)
解説 事例Ⅳ(約15分)

 

どうぞお楽しみに!。

 


すみません、本日はお知らせのみで、以上です。

 

セミナー動画の内容と質は、私よりも、きっと雄弁に、本日ご紹介したダイジェスト版の動画が語ってくれると思いますので、この辺で。

 

最後になりますが、本日1本目の記事でご紹介いたしました、9代目の電子書籍無料公開キャンペーンも、最大限ご活用いただき、2次試験の学習を力強く進めて頂ければ、と思います。

 

本日も読んでくださってありがとうございます。感謝いたします。

 

 

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みなさん、おはようございます。なおさんです。

1次試験から一週間弱が経ちましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
自己採点で1次試験突破を確認された方、おめでとうございます。ご自分を褒めてあげましたか?協力してくれた家族に感謝の気持ちを伝えましたか?いよいよ2次筆記試験に向けてラストスパートです。ギアを上げてアクセルを踏み込みましょう。
自己採点で少し点が足りなかった方、まだ望みはあります。昨年は経営法務で8点の得点加算がありました。なかなか気持ちの切り替えが難しいと思いますが、9月3日の合格発表までただ待っているだけではもったいないです。1次試験は合格したつもりで、2次試験の準備を始めてしまいましょう。

さて、今週末の10日(土)と11日(日)は、東京と大阪で一発合格道場の夏セミナーが開催されます。道場もここから一気に2次試験対策にアクセルを踏んでいきます。
私は東京と大阪の両方に登壇しますので、セミナーに参加者される方は会場でお会いしましょう。(^^)/

さて、本日は「あと5点延ばすための2次試験のポイント」と題しまして、各事例ごとに事例を読み解く視点や、解答構築の際のフレームワークをお伝えします。
今年の2月26日に「80分間の過ごし方」の記事の中で書きました「第三段階:多面的な解答で得点を積み上げる」が本日の記事になります。

既に一部は「解法実況&事例研究」シリーズの解説中にもちらほら出てきていますが、それらを体系的にまとめたものになります。
以下に書かれているポイントを常に意識しながら解答構成することで、各事例ごとに5ポイント程度の加点要素を作り出し、事例全体の底上げができればと思います。

それでは、なおさんの「あと5点延ばすための2次試験のポイント」いってみましょう。


事例Ⅰ~Ⅲ共通

「80分間のプロセスも馴染んできた」、「与件文から解答要素の抜き出しもできるようになってきた」、ここまで来たら合格はもう手の届くところまで来ています。
ここでは2次筆記試験事例Ⅰ~Ⅲに共通する解答作成ポイントについて解説していきたいと思います。

1.設問要求に沿って解答する

「設問要求に沿って解答する」というアドバイスを聞いたことがあると思います。ただ、実際には「設問要求に沿う」ことがなかなか難しいですよね。例えば平成30年度事例Ⅲの第5問で「C社が立地環境や経営資源を生かして付加価値を高めるための今後の戦略について助言せよ」と問われたときに、漠然と「付加価値を高める戦略を答えるのだな」と考えただけでは不十分です。
設問でわざわざ「立地環境(O:Opportunity)」と「経営資源(S:Strong)」と異なる側面が書かれているのですから、「立地環境を生かした戦略をひとつと、経営資源を生かした戦略をひとつ、合わせて二つの解答要素で構成するのだな」と理解して解答することが「設問要求に沿う」ということです。
2次筆記試験は、日常生活ではありえないくらい「ロジカル」ですし、ロジックの構成密度は「予備校模試」とはレベルが違います。多くの方が2次筆記試験の勉強教材として「過去問」を上げるのは、本試験のレベルでロジックを練り上げられた教材が他には見当たらないからです。
設問文に「○○や△△」という並列表記が出てきたら、二つの要素が要求されていないか確認するようにしましょう。

2.回答内容は与件文を根拠とし、当たり前に考えられる内容を書く

二次試験は「設定された箱庭世界の中で行う推理ゲーム」のようなものだと思います。受験者の知識や経験が問われているのではなく、「仮想世界の中で、ルールに基づいて、設定された条件をクリアして、ゴールする」のです。与件文から証拠を探し出し、与えられたヒントに沿って展開を推測し、条件に従って解答を組み立てる。私は「これはゲームだ」と思うようになってから、与件文からの証拠の抜き出しに漏れがなくなり、得点が安定してきました。
診断士は、中小企業経営者の価値観の世界に入り込み、その世界の中で経営者に寄り添って問題を解決することが求められます。中小企業診断士の試験は将来の診断士を選抜するための試験なのですから、中小企業の限られた経営資源、条件、材料(=箱庭)の中で、社長が理解し、納得し、行動に移すことができる(突飛なアイデアではなく、一般人が理解できる)提案(=解答)を行わなければいけない(=合格しない)のは当然ですね。

3.因果は大切、ロジカルに書く

ロジカルシンキングは自分の考えを相手に分かりやすく伝えるビジネススキルとして、問題解決や情報整理など仕事のさまざまなシーンで活用されています。因果とは原因と結果のこと。「AだからB」という因果が、論理的で矛盾がないことで相手が理解し、納得することができます。
対応策を問われているということは、中小企業の社長さんに「どうしたらいいでしょう?」と聞かれているということですから、「〇〇が原因ですので、対応策は〇〇を行います。そうすると〇〇になって利益が増えますよ。」と答えてあげたいですよね。
2次筆記試験は、机上の「模擬診断」を通じて中小企業診断士として適性のある人を選抜する試験なのです。

例)
対応策は、購買業務を製造部に移管することである。

対応策は、業務量が多くて業務が滞ることもある設計要員から購買業務を製造部に移管し、設計要員の業務負荷を軽減することで本来の設計業務に関わる時間を確保することである。


事例Ⅰ

1.「強み」を聞かれたら

強みを聞かれたら、与件文のキーワードを散りばめながら、締めくくりは「〇〇が可能な営業力」、「〇〇〇をする△△技術力」でまとめます。事例Ⅰは「組織・人事」が問われていますので、経営資源としての組織力であることが明確になるようにします。

2.特徴を表す言葉は省略しない

特徴を表す言葉、特に形容詞は省略してはいけません。これは組織としての特徴を表しているからです。例)高品質な、創業以来、

3.人的資源管理のキーワード(さちのひもけぶかいねこ)

人的資源管理では、「さちのひもけぶかいねこ(幸の日も毛深い猫)」というキーワードで検討すると、抜け・モレが無く要素を洗い出すことができます。

サ(採用・配置):適材適所の配置、経験者中途採用、非正規社員の活用
チ(賃金・報酬):成果主義的な給与体系
ノ(能力開発):OJT、OFF-JT、外部研修
ヒ(評価):成果主義、公平・公正な評価、目標管理制度
モ(モチベーション):士気向上、モラール向上
ケ(権限移譲):~について権限移譲する、迅速な意思決定、後継者育成
ブ(部門):専門部署の設置
カイ(階層):フラット化、組織化
ネ(ネットワーク):外部連携、産官学連携
コ(コミュニケーション):会議体の設置、意思疎通の向上


事例Ⅱ

1.グラフや表の読み取り

グラフや表の読み取りが出されたら、「分析結果」を必ず解答に表現します。
・人口構成比の高い30~40台の子育て世代をターゲットにし(H.29)
・購入数量や消費量が減少傾向にある醤油の大容器アイテムはラインナップを整理し(H.28)

2.ターゲット(誰に)

事例Ⅱで「ターゲット(誰に)」を問われて解答を作るときは、「デモ・ジオ・サイコ」の切り口で考えてターゲット層を明確にします。

・近隣のオフィス街に通う(ジオ)日本酒好きな(サイコ)50代男性(デモ)
・マンションに住む(ジオ)子供の健康に敏感な(サイコ)30代子育て世代(デモ)

3.インターナルマーケティングのフレームワーク

①研修による能力開発、②表彰制度、③権限委譲によるモラール向上により、従業員満足度の向上→当事者意識の向上→顧客満足度の向上→固定客化

4.口コミ促進のフレームワーク

顧客関係性強化→顧客満足度の向上→口コミの発生を促進→新規顧客獲得

5.「売り上げ」

売り上げに関する問いには、売り上げを分解してそれぞれについて回答します。
  売上=客数(既存顧客、新規顧客)×客単価
※客数は「固定客(リピーター)の囲い込み」と「新規顧客の開拓」の2側面から検討します。

6.ブランドのメリット

①売上安定
リピーター、ファン(固定客)がつくため売り上げが安定します。
②広告宣伝費の削減
固定客がいるため、多大な広告宣伝費をかけなくても売れます。
③新商品開発しやすい
知名度があり、価値が浸透しているため、従来とは異なる商品でも同じブランドで販売すると売り上げを確保しやすいです。
④価格競争からの脱却
知名度が高いと指名買いが発生し、価格競争に巻き込まれにくいです。
⑤従業員の忠誠心・士気向上
従業員がブランドのある自社で働くことを誇りに思えるようになります。

7.サービスの特性

①無形性
サービスには形がない。
②非貯蓄性
サービスは保存できない。在庫を持つことができない。
③非均一性
サービスは提供する人のスキルによって質が変動する。
④生産と消費の同時性
サービスは生産と消費が同時に行われる。
⑤非可逆性
一度提供されたサービスは元に戻せない。
⑥需要の時期集中
需要が、季節や曜日、時間帯によって大きく異なり、繁忙と閑散の差がある。


事例Ⅲ

1.事例Ⅲのポイント

事例Ⅲでは、「生産管理」が論点として多く取り上げられています。生産管理とは、①需要予測、②生産計画、③生産統制(進捗管理、現品管理、余力管理)、④在庫管理で構成される一連の管理サイクルのことですが、事例企業は「生産計画」「生産統制」「在庫管理」に問題のあることが多いですね。大手メーカーでは、管理が仕組み化され、日々統制されているのでしょうが、人的資源に乏しい中小企業では現実でもさまざまな問題を抱えているところが多いように思います。
また、事例Ⅲでは、「〇〇はできていない」「〇〇が過大である」等、問題点や課題が明示されることが多いので「できていない→やる」「過大→適正化する」がひとつの解答パターンになります。

2.生産計画

生産計画の課題については、「全社的な計画を立てる」→「生産統制((進捗管理、現品管理、余力管理)を行う」→「効果」という流れが解答のパターンになります。計画がなかったり個別最適な計画だったりすると、A班では問題がないがB班では長時間残業が発生していたりして全社的な非効率や人件費の増大を発生させることになります。また、段取り替えの時間を短くしようとしてロットサイズが実需より大きく設定されると、在庫が過大になってしまいます。(H30の事例)
生産計画には、材料調達計画、生産数量計画、人員計画も含まれますので、ムリ・ムラ・ムダなく工場が円滑に稼働するような計画を立てることが必要になってきます。また、需要や受注の状況に応じて、適切なタイミングで生産計画を見直すことも大切ですね。

<着眼点>
・計画がない/個別最適な計画である→全体最適な計画を作る
・計画の作成/見直しタイミングがおかしい→適切なタイミングと頻度で計画を見直す

3.生産統制(進捗管理、現品管理、余力管理)

正しい生産計画を立てたら、予定通りに生産が進行するように生産統制を行います。日々進捗状況を確認し、材料不足や納期遅延が発生しないように、問題が小さいうちに適切に対処していきます。要員管理や余力管理も行い、残業発生によるコストアップも防止します。
また、作業のムダを点検し、手待ち・機械待ちが発生しないように作業手順も最適化していきます。(H30、マン-マシンチャート)

4.在庫管理

完成品在庫の量については、生産計画と密接に関係しますので「適切な生産計画」と「適切なロットサイズ」が重要です。
工程間の仕掛品在庫については、①工程間の作業時間にばらつきがある場合、②工程間に距離があり、仕掛品の移動が必要な場合に仕掛品在庫が増える可能性があります。

<着眼点>
・工程間の作業時間の違い→平準化して工程間のばらつきをなくす
・工程間に距離がある→工程の再配置を行って移動距離を減らす

5.生産性向上・生産効率向上

「作業標準がなくバラバラに作業している」「その日の作業内容が明示されていない」「置き場所が指定されておらず探すのに時間がかかる」など、作業効率や生産性に問題がある現場の場合には、「標準化→マニュアル化→教育(OJT)」や「情報をDB化→一元管理→共有化」することが鉄板の解決策になります。


事例Ⅳ

1.マーカーを使って設問要求を確認する

すぐに計算するのではなく、マーカーを引きながら設問要求と制約条件を確認することで事故を無くします。特に計算結果の表示桁数(小数第〇位で四捨五入するのか)に注意してください。これを間違うと計算プロセスが合っていても点になりません。

2.設問ごとの解答順を考える

基本的に事例Ⅳは計算させる問題が大半です。問題によって計算量、つまり必要な時間が異なりますので、「NPVに時間がかかりすぎて、最後の簡単な文章問題が書けなかった」というもったいないことにならないように、時間がかかり、かつ多くの受験生が部分回答しかできないような難問は後に回した方が良いと思います。要するに「取れる問題は早い時間帯に解いて確実に得点する」、「難問は最後に回し、仮に時間切れで半分しか解けなかったとしても他の受験生と大差ない」ということですね。時間がかかり、ミスをしやすく、正解率の低いNPVは最後に回すのがベターです。

3.経営分析

基本的には「収益性」「効率性」「安全性」からひとつずつ解答します。

<収益性> 売り上げから利益を生み出せているか
●売上高総利益率:売上総利益÷売上高×100(%)
※商品力、高付加価値、ブランド力、販売単価
●売上高営業利益率: 営業利益÷売上高×100(%)
※販管費が課題となるケースで指摘
●売上高経常利益率:経常利益÷売上高×100(%)
※通常は使用しない。「支払利息」は負債比率の問題。

<効率性> 資産を売り上げにつなげているか
●売上債権回転率:売上高÷売上債権(回)
※不良債権がある、回収が滞っている→引当金計上というようなケースで指摘。
●棚卸資産回転率:売上高÷棚卸資産(回)
※在庫、仕掛品、在庫管理、不良品
●有形固定資産回転率:売上高÷有形固定資産(回)
※建物、工場、土地、店舗、設備投資
※効率性においては、一般的に算出式の分母には「期中平均値」を用いますが、前期末の値が不明の場合には、両方とも当期末の値を用いて指標値を算出します。

<安全性> 支払い能力があるか、資金調達は安全か
●自己資本比率:自己資本÷総資本×100(%)
●負債比率:負債÷自己資本×100(%)
※借入金、設備投資、累積赤字、自己資本、内部留保
※自己資本比率と負債比率は、計算に用いる勘定科目が本質的に同一ですので、片方のみが正解となることは考えにくく、試験対策上はいずれか一方の経営指標を考慮すれば十分です。どちらを選択するかは「センスの問題」だと予備校の講師が教えてくれました。自己資金が潤沢→自己資本比率、借り入れが多い→負債比率、という感じですね。
●流動比率:流動資産÷流動負債×100(%)
※現金、売掛金、短期借入金
●当座比率:当座資産÷流動負債×100(%)
※在庫が多く、当座資産が少ないケースで指摘
●固定比率:固定資産÷自己資本×100(%)
※固定資産、長期借入金、自己資本
●長期固定適合率:固定資産÷(自己資本+固定負債)×100(%)
※固定資産、設備投資、有形固定資産、自己資本

4.経営指標と記述問題

経営分析の記述問題で書くべき要素は以下の通りです。
主語+原因+収益性・効率性・安全性が高い・低い(向上・低下)+ため・こと+である。
・問題点は、設備投資を借入金で行ったために長期借入金が増え、安全性が低下したことである。
・特徴は、高付加価値商品が顧客に好評で売上総利益が高く、収益性が高いことである。

5.フリーキャッシュフロ―

フリーキャッシュフロー(FCF)とは、営業活動によるキャッシュフローから、設備投資などの投資活動によるキャッシュフローを控除したもので、企業の設備投資が本業で獲得したキャッシュで賄われているかどうかを示すものです。
FCF=営業利益×(1-法人税率)+減価償却費-運転資金増減額-設備投資額

6.のれん

のれんは、無形固定資産に計上し、20年以内のその効果の及ぶ期間にわたって、定額法その他の合理的な方法により規則的に償却します。のれんの当期償却額は、販売費及び一般管理費の区分に表示します。なお、負ののれんが生じると見込まれる場合は、負ののれんが生じた事業年度の利益(特別利益)として処理します。

7.デリバティブ(ドル建ての輸出の場合)

ドル売りの為替予約
円高:為替予約の時点で為替を確定させるため、時価レートが契約レートよりも円高になった場合、為替差損を回避できるメリットがある。
円安:為替予約の時点で為替を確定させるため、時価レートが契約レートよりも円安になった場合、為替差益が享受できないデメリットがある。

ドルのプットオプションを購入
円高:時価レートが契約レートよりも円高になった場合、権利行使により為替差損を回避できるメリットがあるが、オプションプレミアムが必要となるデメリットがある。
円安:時価レートが契約レートよりも円安になった場合、権利放棄により為替差益が享受できるメリットがあるが、オプションプレミアムが必要となるデメリットがある。


いかがでしたでしょうか。

余談になりますが、私は昨年8月、9月、10月にそれぞれ3日ずつ有給休暇を取得しました。1日有給休暇を取得すると通勤時間も含めて「1日10時間」の学習時間が確保できますので、有給だけでトータル100時間近くの学習時間を積み増していたのですね。
お仕事の関係で有給休暇が取得しやすい方、そうでない方もいらっしゃると思いますが「最後の切り札」としてご参考になればと思います。
(残り半分の有給は、15日間の実務補習時に使わせてもらいました)

以上、なおさんでした。

 

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みなさんこんにちは!ちこまる(仮)です。合格体験記はこちら

毎度ですが過去記事はこちらです!今日の記事は10回目!とうとう梅雨入りしましたね。いつも参考書がカバンに入っていたので、大抵この時期を過ぎるとページがヘロヘロになるんですよね。水性ペンの跡が滲んだりして。しかしそれも味というものです。そしてそんなこともあったなぁと思うことが、きっと試験当日の気持ちを落ち着けてくれたりしますので、そんなヘロヘロも味わっていただきたいと思います(笑)

前回の記事で令和1号診断士になれず、と書きましたが、つい先日登録証が届きました。令和2号になりました。そして、ついに開業届(経営法務で見たことあるやつ!笑)を税務署に出してきました。もっと、パンパカパーン!という気持ちになるのかなと思いきや、税務署の手続き時間およそ2分。「はい、受理しました」というハンコをポンっと押されて、あっさりと終わりました笑。

これからどんな活動ができるのか、まだまだ未知数ではありますがどんな道でも自分らしく歩いていけたらな、なんてことを思っています。

今日の記事はこれまでの珠玉の【渾身】シリーズまとめページです。

勝手に永久保存版タグをつけてみましたが、科目ごとになっているページがどうしても欲しくて、作ってみました。これから追い込みの時期まで、何度か見返していただいて、ちょっとよくわからないな、とか、自信がないな、という論点があれば、総復習としてお使いいただければと思います。

ちなみに今回の記事をまとめるにあたり、これまで類似してきたふたつのタグを統合しました。「渾身シリーズ」と「渾身!論点シリーズ」を、「渾身シリーズ」に統合しています。

記事タイトルについても、科目名のみで内容がわかりにくいものは、ちこまる(仮)の独断と偏見で補足をつけていますので、リンク先の記事のタイトルとは異なる場合があります。

なお、これまでの過去記事のまとめですので、投稿された時期によっては最新情報と異なる場合があります。特に経営法務・情報システム・中小は法改正やトレンドを反映しやすい科目ですので、古い記事を参照する際にはないようにご注意くださいね。

今日の記事は(基本過去記事のタイトルばっかりだけど)およそ4,500字です。9分ほどお時間ください♪

さー、ではまとめ!いってみよー!

 

経済学・経済政策

財務会計

 

企業経営理論

 

運営管理

 

経営法務

 

経営情報システム

 

中小企業経営・政策

 

その他

 

二次試験

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。いや〜【渾身】というだけあって、どれも読み応えがありました。皆さんにとっても、ひとつでも多くの「なるほど納得!!」に出会ってくださったら幸いです。

以上、ちこまる(仮)でした〜( ´ ▽ ` )

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★もくじ★
1. 1次でも2次でも使う財務指標
2. 図解で覚える安全性指標
3.その他の指標の覚え方

文字数:約1200字(本文だけなら2分で読めます)

——————————————

こんにちは!頑張るあなたの応援団☆かわともです。
6月ですね。今の時期は、二十四節気では「芒種」、稲など穀物の種をまく時期。七十二候では「蟷螂生」(かまきりしょうず)、カマキリが卵からかえる頃だとか。

私は百貨店の食品部門出身なのですが、旬を大切にする食品部門ではMDカレンダーというものがあり、二十四節気のほか季節のイベントや旬の食材に沿って、商品計画・販売計画を立てていきます。
今の季節なら、やっぱり梅! 梅雨をさわやかに過ごす食材~ねばねば食材や薬味類、麺類~もいいですね 季節感を考えながらおいしい計画を立てるのは楽しいものでした。食いしん坊万歳!!

今は財務部門にいるため、この時期の季節イベントといえば株主総会ですね。。。

 

* * * * *

 

さて本題です。

1か月ほど続いた「渾身!論点シリーズ」もひと段落。1次試験本番まであと2か月のあいだ、去年の私が自分なりに覚え方を工夫した論点について、できるだけ漏れなく書いていきたいと思います。少しでもご参考になれば幸いです。

今回は「財務・会計」のなかで、1次でも2次でも使う財務指標について書きたいと思います。

なお、この記事では理論解説すっとばしていますので、より詳しく知りたい方は6月2日のどいこうの記事を参考にしてくださいませ~。

 

1. 1次でも2次でも使う財務指標

診断士試験では、B/SとP/Lを手掛かりに経営分析を行います。2次試験の事例Ⅳで使う代表的な12種類の指標は・・・

収益性分析:売上高営業利益率、売上高経常利益率、売上高総利益率
効率性分析:売上債権回転率、棚卸資産回転率、有形固定資産回転率
安全性分析:流動比率、当座比率、固定比率、固定長期適合率、自己資本比率、負債比率

このうち、収益性と効率性の指標はすんなり覚えられると思います。
やっかいなのは安全性の指標。意外と分子分母がごっちゃになるんですよね。。

そこでおススメなのが、図解で覚える方法です!

 

2. 図解で覚える安全性指標

分数のハナシですが、「2分の1」って「1/2」と書きますよね。分子と分母を分ける線を「/」で表していますね。
そして、B/Sの基本構造は下の図のようになっています。
(以下、図はクリックすると拡大します)

この図を使って、分子と分母を分ける線「/」を入れることで、安全性指標を覚えることができます。

流動比率・・・流動資産/流動負債
当座比率・・・当座資産/流動負債
※当座資産=流動資産から棚卸資産を除いたもの。

 

 

固定比率・・・固定資産/自己資本
固定長期適合率・・・固定資産/(自己資本+固定負債)
※この2つの指標は、一般的に低い値のほうが良い◎と言われています!

 

自己資本比率・・・自己資本/総資本
負債比率・・・負債/自己資本

 

 

3. その他の指標の覚え方

そのほかにも、分子と分母を分ける線「/」を使って、サクッと覚えることができる場合があります。

 

配当性向=配当金総額/当期純利益

株価収益率=株価/1株当たり当期純利益

株価純資産倍率=株価/1株当たり純資産額

 

財務・会計のいろいろな指標って、どうしても覚えにくいことがあると思います(ド文系の私がまさにそれです)。自分なりに工夫して覚えやすい方法が見つかると嬉しいですよね(^^)

 

以上、かわともでした!
今日も明日も、皆さんにとって良い一日となりますように。

 

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こんにちは、どいこうです。過去記事はこちら

はじめに

今日は6月2日です。この日と言えば・・・

昭和61(1986)年6月2日、当時の中曽根康弘首相が衆議院を解散し、衆議院と参議院の選挙を同じ日に行うことになりました(衆参同日選挙)。マスコミが中曽根氏の「死んだふり」という言葉を喧伝し、「死んだふり解散」と論いました。

この時を最後に、衆参同日選挙は行われていません。今年は「あるんじゃないか」という噂が流れていますが、動向が気になるところです。

そういえば、6月2日は、私はたまたま毎年スイーツを食べている気がします。

さて、本題に入りましょう!

安全性にかかわる財務指標まとめ

本稿は前回の続きです。

安全性が必要な理由ですが、前回記事でも言及したとおり、「投資・融資したお金が戻ってくるか」という投資・融資した投資家・銀行家にとって極めて大切な問に答えるためです。

短期的な支払能力と支払義務の対応を分析する「短期安全性分析」、長期的な支払能力と支払義務の対応を分析する「長期安全性分析」、他人資本と自己資本のバランスを分析する「資本調達構造分析」、それに加えて「インタレスト・カバレッジレシオ」を解説します。

1.短期安全性分析
・流動比率
・当座比率
2.長期安全性分析
・固定比率
・固定長期適合率
3.資本調達構造分析
・自己資本比率
・財務レバレッジ
・負債比率
4.その他
・インタレスト・カバレッジレシオ

※穴埋め形式を採用しています

短期安全性分析

流動比率(Current ratio)
計算式: 流動比率(%) = 流動資産 ÷ 流動負債

短期的な支払義務(流動負債)に対して、1年以内に現金化できる資産(流動資産)がどれだけ確保できているかを表す指標です。

流動比率は[200]%以上が望ましく、[100]%以上が必要とされます。
大まかにみて[流動資産>流動負債]となっていれば短期間(1年)の会社の支払能力は問題ないだろうと考えるわけです。

当座比率(Quick assets ratio)
計算式: 当座比率(%) = 当座資産 ÷ 流動負債

流動比率の分子をより回収可能性の高い当座資産に置き換えたもので、より厳格に短期の支払能力を評価する指標です。

当座比率は[100]%以上が望ましいとされます。

当座資産から除外される代表的な項目は[ 棚卸資産 ]です。[ 棚卸資産 ]に投じた資金が現金化されるまで長期に及び、現金化されない可能性があることを考慮しているからです。
簡便的に計算する場合は、当座資産 = 流動資産 - [ 棚卸資産 ] と計算されることもあります。。

なお、分母の当座資産 = [ 現金及び預金 ] + [ 受取手形 ] + [ 売掛金 ] + [ 有価証券 ]と計算されます。

当座資産の計算からは、流動資産のうち、[ 棚卸資産 ]、前払費用、前渡金、繰延税金資産、その他といった項目が除外されることになります。

長期安全性分析

固定比率(fixed ratio)
計算式: 固定比率(%) = 固定資産 ÷ 自己資本

(返済義務のない)自己資本に対して、固定資産をどの程度保有しているのかを示す指標です。

固定比率が低いほど、安全な設備投資を行っていると評価します。

ただし、長期にわたって収益をもたらす油田、発電所、航空機、工場、賃貸用建物等を長期資金(20年ローン等)で取得することは必ずしも危険とは言えません。そこで、「固定長期適合率」の登場です。

固定長期適合率(Fixed Assets to Fixed Liability Ratio)
計算式: 固定長期適合率(%) = 固定資産 ÷ (自己資本 + 固定負債)

長期資本(自己資本と固定負債)に対して、固定資産をどの程度保有しているのかを示す指標です。

固定長期適合率は、[ 100 ]%以下であることが必要とされます。固定長期適合率が[100]%を超える場合、「短期負債で長期間利用する固定資産を取得している」疑いが強いです。例えば、耐用年数20年の工場を3年ローンで取得した場合など、資産が生み出す収益では元本返済に窮してしまう事例がみられます。

資本調達構造

他人資本をどの程度活用しているかを表す指標です。前回の収益性に関する指標でも言及しましたが、資本構造は本来は資本収益性にも安全性にも絡んでくる指標です。なのですが、中小企業診断士試験の文脈においては「安全性の指標」として解答を求められることが多いようですので、皆様気をつけてください。

自己資本比率(equity ratio)
計算式: 自己資本比率(%) = 自己資本 ÷ 総資産

総資本に占める自己資本の比率を表します。指標の性質上、◯%という表示となります。

・財務レバレッジ(financial leverage)
計算式: 財務レバレッジ = 総資産 ÷ 自己資本

自己資本に対して、何倍の資本を活用しているかを表します。自己資本比率の逆数で、◯倍という表示となります。

負債比率(DER; Debt Equity Ratio)
計算式: 負債比率(%) = 負債 ÷ 自己資本

その他

・インタレスト・カバレッジレシオ(ICR: Interest Coverage Ratio)
計算式: ICR = 事業利益 ÷ 金融費用

支払利息などの金融費用に対し、本業の利益(営業利益)および財務活動の収益(金融収益)を合算した「事業利益」が何倍であるかを表す指標です。倍率が高いほど、債権者にとっての安全性が高いと評価されます。

インタレスト・カバレッジレシオは、上述の指標とは異なり、損益計算書の項目を反映した指標です。

おわりに

いかがでしたでしょうか。財務指標は1次でも2次でも問われますので、ぜひ確認しておいてください。それではまた~。


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どーも、そーやです。

渾身シリーズが始まる前に、一言。
中小企業診断士試験の一次試験の申込は「5/31(金)日付印有効」となります。
まだ申込をしていない方は急いで申込をしてください!受験料の振り込みを行おうとしたときに近くのゆうちょATMが振り込み対応しておらず焦った記憶があります。なおさすがにいないと思いますが、願書を取り寄せてない方は最寄りの配布場所に直接行きましょう。願書取り寄せの請求は本日必着であるため、この記事を読んで焦った方は自分の足で願書をゲットしましょう。

そして中小企業診断士試験を受けようか悩んでいる方!

受けましょう!

勉強が進んでなくても、忙しくて何もできていなくても、自信がなくても、受けないことには何も始まりません。中小企業診断士の勉強を始めよう、と決心したからには試験まで必ず受けてください。受けなかったら合格可能性は0%ですが、受ければ何かしら起きます。絶対受けましょう!

 

さてさて

私の渾身シリーズでは、デリバティブの概要と為替予約について解説をしていきたいと思います。

なお渾身すぎて文字数が多くなったため、時間がない方は「4.先物取引をドリルダウン」「6.直物為替レートと先物為替レート」だけでもお読みください。

前説

みなさんはデリバティブ関連の問題(先物取引、オプション取引、スワップ取引)が出たらどう思いますか?だいたいは試験の後半戦で出てきます。時間がない中で出ると、「あれ、これってどっちだっけ?」と焦って間違ってしまうこともあると思います。こんな時にデリバティブが得意だと、無駄な時間を使うことなく計算問題に十分時間がさけます。

また近年の中小企業では海外進出も増えており、リスクヘッジのための為替予約取引も増加していると聞きます。最近では日商簿記2級でも外貨建会計が1級の範囲から降りてきており、受験生にも身近(恐怖の隣人)な存在となってきました。

そんな状況下であるため、二次試験の事例Ⅳでは過去の出題実績は多くはありませんが、デリバディブ含む外貨建会計に関する出題がされる可能性もありそうです。なお平成26年の事例Ⅳでは、最後の記述問題で為替リスクを軽減する手段についての出題があります。そんなときに苦手にしてほしくないため、デリバティブについて、この渾身シリーズで取り上げたいと思います。

デリバティブってなに?

デリバディブは「金融派生商品」や「派生商品」と呼ばれています。つまり、目に見えるものではなく、ある条件が起きた場合もしくは起きなかった場合に利益や損失が出る取引となります。デリバティブがややこしい論点の理由の一つとして、現物だけの取引で価格が決まる訳ではないのでイメージがしづらいことだと思います。

デリバディブの種類

先物取引 ・・・ 将来の売買について、取引の購入や売却の価格を事前に決める契約を行う取引

オプション取引 ・・・ ある金融商品の購買価格を事前に決めておき、それを将来に買うまたは売ることができる権利を売買する取引

スワップ取引 ・・・ 同一通貨での異なるタイプの金利を交換する取引(金利スワップ)と、異なる通貨間で将来の利息と元本を交換する取引(通貨スワップ)、異なる通貨間で金利部分のみを交換する取引(クーポンスワップ

なお、②と③については今回の記事では割愛します。試験で出そうな②のオプション取引については過去に先代のおとさんの記事で分かりやすい図解で取り上げられてましたので、そちらもご参考下さい。

先物取引をドリルダウン

(平成29年一次試験第21問にて出題)

先物取引は細かく言えば「先物取引」と「先渡取引」に分けられます。試験対策としては下図の理解でとどめておく程度がベターです。

なお、先物為替予約(為替先物予約)と呼ばれている取引は、先渡取引となります。日本では当初、取引所で行われる先物取引がなかったため、そのようなことになってしまったそうです。非常にややこしいですね。具体例としては以下の理解で十分かなと思います。

先渡取引:先物為替予約など

先物取引:日経先物取引、石油先物取引など(取引所で行う取引)

先物為替予約

デリバティブの中では試験で良く問われる論点です。先物為替予約(以下、為替予約)とは、将来において外国通貨の購入または売却について、価格(予約レート)と数量を事前に取り決めを行うことです。

例題:
①2/15にアメリカの企業から1万ドルの商品を仕入れ、代金は3月31日に支払うこととした。2/15時点の為替レートは1ドル100円であった。

(仕入)1,000,000 (買掛金)1,000,000

②3/10時点で円安となっており、今後もさらに円安となる見通しのため、上記の代金決済に対して為替予約をおこなった。3/10時点の先物為替レートは1ドル106円であった。なお振当処理を採用する。

(損益)60,000 (買掛金)60,000

③3/31に代金の支払いを行った。3/31の為替レートは1ドル110円であった。

(買掛金)1,060,000 (当座預金)1,060,000

解説:
②の時点で円安が進んでおり、代金決済予定日ではさらに円安となることで支払い額が大きくなることを嫌ったため、支払額を確定させるため(為替相場の変動に伴うリスクをヘッジするため)に為替予約を行いました。注意点は為替予約をした時点で将来の支払額が確定したため、その差額を計上することです。今回は買掛金が1万ドル×106円/ドル=106万円と確定したので、①の時点より6万円も買掛金が多くなりました。そこで損失を計上します。

ここまでは簡単ですよね。でも上記の取引について見覚えがありませんか?これは昨年の一次試験の第19問と一部条件を一緒にした問題です。でも、去年の問題は正答率が60%届かなかったそうです。これは何故でしょう。それは、a.為替レートには直物為替レートと先物為替レートがあり、また b.上記②の仕訳は期間損益の配分を適切に行っていない間違った処理だからです。

直物為替レートと先物為替レート

そんな難しく理解しなくてもいいです。

直物為替レート:現在の為替レート

先物為替レート:将来の為替レート(取引日から3営業日以降の特定日に通貨決済を行うレート)

つまり先ほどの例題では、3/10時点の直物為替レートを意図的に隠していました。本来であれば②の際に直物為替レートが1ドル103円となっており、本来であれば直直差額直先差額が発生します。

直直差額は取引発生時(2/15)と為替予約時(3/10)の直物為替レートの差額であり、30,000円(103円/$-100円/$ × 1万ドル)となります。

一方、直先差額は為替予約時の直物為替レートと先物為替レートの差額であり、30,000円(106円/$-103円/$ × 1万ドル)となります。

これでやっと直直差額と直先差額が理解出来たと思います。それでは先ほど例題の②の仕訳に当てはめていきます。

元の仕訳:
(損益)60,000 (買掛金)60,000

当てはめた仕訳:
(直直差額)30,000 (買掛金)60,000
(直先差額)30,000

はい、これで3/10時点での直先差額は3万円の損失であることが分かりました。ここまで理解できれば昨年の問題も解けますね。

期間損益の配分

ここはおまけ論点です。余裕のある方のみ確認してください。
先ほどの説明で直先差額が理解でき、去年の問題も正答にたどり着けました。ですが、先ほどの仕訳は会計的には正しくはありません。

正しくは、
(為替差損)30,000 (買掛金)60,000
(前払費用)30,000

このような仕訳となります。直直差額は取引発生時点の2/15から為替予約締結時点の3/10までで確定した額となります。そのためこの勘定は、損失として確定したものとなるため発生時に費用(為替差損)として計上します。しかし直先差額は為替予約締結時点の直物為替レートと先物為替レートの差額であり、性質が理論的には両国間の金利の差から生じるものと考えられるため、これは取引が完了するまでの間で期間按分を行う必要があります。そのため経過勘定科目である前払費用を計上します。そうすると例題の③の時点で追加の仕訳が必要となります。
なお今回の例題は決算を跨いでいないため、期間按分とはいうものの全額当期で損益としています。

例題③
(買掛金)1,060,000 (当座預金)1,060,000
(為替差損)30,000 (前払費用)30,000

これでようやく例題の取引の仕訳がすべて完了しました。

クロージング

いかがだったでしょうか。正直いうと私は為替予約が苦手でした。直先差額ってなんやねん!って思ってはいたものの、解説も良く分からないし、テキストもそんな詳しく書いてないし、ネットで見ると詳しすぎて良く分からないし。今回の渾身シリーズで少しは私も為替予約と仲良くなれた気がします。この記事で少しでも多くの方が為替予約が得意論点になっていただけると幸いです。

ちなみに為替予約は独立処理というものが原則であり、今回取り上げた簡便法である振当処理は例外処理となります。ただし独立処理は難しく、振当処理を実務上も使っている企業の方が多いらしいです。そのため中小企業診断士試験では、振当処理の理解だけで十分すぎると思います。ヘッジ会計は言わずもがな・・・なものです。ほぼ間違いなく試験では出ません。仮に出ても特Eランクです。

以上、そーやでした。


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こんにちは、どいこうです。過去記事はこちら

財務指標を掘り下げて考える

今回は財務指標を採り上げます。財務指標は、一次試験でも二次試験でもきわめて高い頻度で出題される分野ですから、パッと回答できるよう、慣れ親しむことをおすすめします。

さて、資金の貸し手(銀行等)や株式の保有者(オーナー社長や他の投資家)は、企業の現状に関して、何を把握したいでしょうか?

 

一般的に重要だと言われる項目は以下のようなものです。
・投下した資金に対して、どの程度の利益が出ているか
・投資・融資したお金が戻ってくるか

投下した資金に対して、どの程度の利益が出ているか(資本利益率)

利益は元利返済・配当収入・株価上昇の源泉となりますから、極めて重要な概念です。

資金の出し手にとって、最も包括的な利益の指標は、
1)「資本利益率」(資本に対してどれだけの利益があがるか)です。

資本利益率(特に自己資本利益率)を以下のようないくつかの要素に分解し、改善ポイントを探ることがあります。
1-1)収益性(≒売上高利益率): 企業が利益を出せているか
1-2)効率性(≒回転率): 企業が資産を活用してどの程度の売上を出せているか
1-3)資本構造:他人資本をどの程度活用しているか

投資・融資したお金が戻ってくるか(安全性)

投資や貸付も事業活動ですから、倒産してお金が戻ってこなくなることを警戒します。そこで、

2)安全性: 債務の返済や利払をきっちり行えるか

を検証します。

さて、以下では、それぞれのグループについて、確認していきます。あなたも自分が気になる上場企業の決算短信(有価証券報告書でもよい)を見て計算してみてください。気になる会社がない方は、例えば最近、話題になっている企業から選定してみてはどうでしょうか。

1)資本利益率

資本利益率には複数の種類があります。以下のものを把握しておくとよいでしょう。

・総資本経常利益率
計算式: 経常利益 ÷ 総資本
総資本を使って経常利益をどれだけ上げたかを示します。分子は経常利益ですから、利払後の利益となります。

総資本事業利益率(ROA: Return On Assets)
計算式:事業利益 ÷ 総資本
総資本を使って、利払前・税引前の利益をどれだけ上げたのかを示します。この指標は管理会計上の重要概念です。

自己資本利益率(ROE: Return On Equity)
計算式: 当期純利益 ÷ 自己資本
自己資本を使って、利払後・税引後の利益をどれだけ上げたのかを示します。この指標はROAと同じく管理会計上の重要概念です。

1-1)収益性の指標

企業が利益をあげているかどうかを検証するには、各種「利益率」の指標を利用します。利益の概念には、「売上総利益」「営業利益」「経常利益」「当期利益」などの概念があり、その時何を分析したいのかに応じて使い分けます。

売上高総利益率(gross margin rate / gross profit rate)
計算式: 売上総利益 ÷ 売上高
企業が提供している製品やサービスそのものの収益性を表します

売上高営業利益率(operating margin rate / operating profit rate)
計算式: 営業利益 ÷ 売上高
企業の本業による収益性を表します。

・売上高経常利益率(ordinary profit ratio / current profit ratio / recurring profit ratio)
計算式: 経常利益 ÷ 売上高
財務活動なども含めた通常の企業活動における収益性を表します。

売上高当期利益率(net income ratio)
計算式: 当期純利益 ÷ 売上高
会社全体の収益力を表します。

1-2)効率性の指標

流動資産(例えば棚卸資産)や固定資産(例えば工場)が効率的に売上をもたらしているか、という指標です。売上を資産で除した「回転率」と、資産を売上で除した「回転期間」とが利用されます。以下では回転率の指標をとりあげます。回転率は通常は1年間の回転回数で算出されますから、回転期間(年表示)が回転率の逆数となります。

総資本回転率(total assets turnover)
計算式: 売上高 ÷ 総資本
企業の総資産額が、1年に何回売上高という形で回転したのかを示す数値です。これが高いほど、資産が効率的に売上に結びついていることを表します。総資産回転率を向上させるためには、総資産を増やさずに販売戦略などによって売上高を増加させるか、あるいは、現在の売上高を維持しながら、不要な資産を処分して総資産を減少させることが必要となります。

売上債権回転率(receivables turnover)
計算式: 売上高 ÷ 売上債権
売上債権回転率とは、企業の売上債権の回収が、どの程度効率的に行われているかを示します。これが低いほど債権回収に時間がかかることを意味しており、売上発生後、売上債権として資金が拘束される(現金化できない)期間が長いことを意味します。
店頭での現金販売を原則としている飲食店(例:サイゼリア)では、売上債権回転率が大きくなり、事業の構造上、資金的に効率的だといえます。

棚卸資産回転率(inventory turnover)
計算式: 売上高 ÷ 棚卸資産
棚卸資産回転率とは、企業が棚卸資産を、どの程度減らせているかを示す比率です。
ジャストインタイム方式で原材料や仕掛品の在庫を減らしている会社、受注生産を行う会社などでは、棚卸資産回転率が大きくなります。

有形固定資産回転率(tangible fixed assets turnover)
計算式: 売上高 ÷ 有形固定資産
有形固定資産回転率は、企業が有形固定資産をどの程度効率的に活用しているかを示す比率です。
工場を持たない(ファブレスの)製造業などでは、有形固定資産回転率が大きくなります。

1-3)資本構造

他人資本をどの程度活用しているかを表す指標です。

自己資本比率(equity ratio)
計算式: 自己資本 ÷ 総資産
総資本に占める自己資本の比率を表します。指標の性質上、◯%という表示となります。

財務レバレッジ(financial leverage)
計算式: 総資産 ÷ 自己資本
自己資本に対して、何倍の資本を活用しているかを表します。自己資本比率の逆数で、◯倍という表示となります。

おまけ:デュポン分析

なお、有名なデュポン分析(DuPont Analysis。デュポンシステム、デュポン式とも呼ばれる)があります。以下のようなものです。

ROE  = 売上高当期利益率 × 総資産回転率 × 財務レバレッジ
= (当期純利益÷売上高) × (売上高÷総資産) × (総資産÷自己資本)

上記のように要素分解することにより、課題がどの部分にあるのかを把握することができます。

このデュポン式から明らかなように、財務レバレッジが効いているほど、ROEが高まります(以前の「資本利益率」に関する記事にも書きました)。

「ウチは無借金経営ですから!」と自慢するのは、ファイナンス理論から見ると、必ずしも正しいと言えません。倒産しにくいという意味では確かにそうですが、オーナー(株主)の利益率を結果的に犠牲にしているという解釈も成り立ちます。

「ウチは自己資本に何倍ものレバレッジを効かせていて、かつ当期利益と現金収支が安定的にプラスなんだぜ!」という経営者もカッコイイのです(私はこちらのほうが好みです)。

まとめ

今回は、「投下資本が利益を出すかどうか」を検証するためのもろもろの指標を取り上げました。いずれも業界特性などにより状況が異なり、例えば携帯通信の会社と家具製造販売の会社との数値を比較してもほとんど意味がありません。基本的には同業種と比較することで意味を持ちます。

安全性については次回とりあげます。


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今回のブログは7回目です!(今日は登場順序を守った!!笑)
過去記事はこちら。

今日の記事はおよそ3500文字。7分程度お時間ください♪

さて、10連休のゴールデンウィークも今日で終わり。明日からお仕事という方も多いと思います。
私も例に漏れずGWはたっぷり子供と遊んで、明日からまたお仕事です。

4科目残っていたあの頃

2年前の今頃(1次試験4科目残り)はちょうど2次試験の勉強に区切りをつけ、いよいよ一次試験の橋げたをしっかり固めていく、という時期でした。

とはいえ、そのおよそ2ヶ月後には2次試験もありますので完全に忘れるわけにも行きません。
今日は私がやっていた両立方法をご紹介したいと思います。

橋げた建造の合間に部分的に2次試験も

時間の9割は1次試験の橋げた、または橋そのものを作る時間に充てていました。ただ、暗記物が大変苦手でしたので、すぐ飽きてしまい、あーつまんない、2次のことやりたーい、となっていました…。

しかし2次試験のことをやったらやったで、そうは言ってもまず1次通過しないと意味ないんだよね…という妙なテンションになってしまい、どっちつかずになるので、まず1次のことはしっかりやり、その上で2次試験のことをつまみ食いする、というバランスでいました。

事例ⅠからⅢについては、2次試験の勉強をやるとはいっても、がっつり事例を解いたりはできなかったので、設問分析(設問を読んで要求されている内容を理解したり、本文に書かれているであろう内容を想定したり、関連知識をメモしたりする)程度、あまりにも事例に飢えていた(笑)ときはそのまま与件本文を読むこともありましたが、ほとんどが設問分析で終わってました。

所要時間にして事例1つにつき7分程度。そのくらいであれば罪の意識も薄く(笑)、何となくやったかな、という感じもあってちょうど良かったです。与件半分を読むところまで行くとおよそ30分ですから、時々ならいいかな、という程度です。与件を読む際に使っていたマークやチェックの仕方をおさらいする程度に留めました。4科目残りというプレッシャーから、たいした時間はかけられなかったです…。

ちなみに昨年は1次試験のことを考えなくて済んだので、連休中は事例を2本解いてディスカッションをする、という毎日でした。この頃以降、平日に2本解き、土日も2本ずつ解いて、週末だけで6本の事例を勉強会でディスカッションするという怒涛の日々が始まりかけていたので、1次の人たちと大幅に差をつけなくては!という気持ちで毎日やってました。

つまり、ここまで同じくらい2次試験対策をしていた人が2人いたとして、一人は一次試験が残っていたとしたら、1次試験が残っている人にとっては訓練して身につけた二次試験脳を退化させないために何の訓練をするか。2次試験のみ受験する方にとっては1次残りの人と差をつけるために、何の訓練をするか、ということが2次試験対策の主眼になっていくと思います。1次試験の残り科目数や内容によっては実際に2次試験の勉強に割ける時間にも差があると思います。ご自身の使える時間と科目数、内容、あと性格?(先行逃げ切り、追い込まれてやるタイプ)などに合わせて2次試験とどうお付き合いしていくか、考えやすくなると思います。

何の能力を優先して維持するのか?

8月に1次試験を突破した後、残された期間はおよそ2.5ヶ月であることを考えると、その期間は短期間でもみんなが抜き出せるであろうメジャーなキーワードをしっかり拾い出し、わかりやすい形で回答に反映するということを優先するだろう、と考えました。2次試験には解答が発表されないので何とも妥当性の高い解答の判断が難しいところではありますが、ふぞろいな合格答案など合格者が多く書いていたキーワードなどを参考にしていくと概ね外れないと思います。

みんなが抜き出せるキーワードではあるので、それだけでは合格圏内に入るのは難しいですが、大抵の人は1つや2つ、ポカミスをするということがありますので、100%の精度でみんなが抜き出せるキーワードを見つけて、回答に反映し続ければ合格圏が見えてくると考えました。とはいえ100%抜き出すためには、設問に書かれている要求解釈をちゃんと理解し続けることが求められます。また、要求解釈だけでなく関連知識や使うべきフレームワークなども欲を言えばまとめておきたいので、それらも踏まえると獲得しなおすのには結構な労力がかかります。ですから優先的に維持する能力は、「要求解釈の力」(つまり設問分析力)でした。そこで上記のような練習法になったわけです。

そしてその次に優先したいと思ったのは必要な「キーワードを抜く力」(注意力)でした。与件本文へのメモの仕方はマーカーの使い方や記号・略称の使い方など人それぞれだと思います。私の場合はそれらをちゃんと覚えきる自信がなかったので、何度か試しながら定着させる必要がありました。なので、ルールを思い出せる程度の頻度で与件を読むこともやっていました。

結果的に1度目の2次試験受験をした2017年は事例ⅠからⅢでしっかり点数を稼げた(事例Ⅳの0と6を読み違えていなかったら…)ことを考えると、作戦としてはまぁまぁよかったのではないかなと思っているところです。

事例Ⅳはどうするか?

財務会計が残っている人は1次試験対策として頻度高く計算問題に触れている方もいらっしゃるかと思いますが、財務会計は早々にクリアしてしまった人や7科目フル受験をするので財務会計ばかりやってられない、という方もいらっしゃると思います。そういう方でもある程度頻度高く計算問題はやっておかれた方がいいように思います。難問対策というより、簡単で誰でもできる問題をしっかりきっちりできるようになることの方が優先順位は高いです。難問はみんな解けないので差がつかないのですが、誰でもできる問題で失点すると大きな差につながるリスクがあるためです。市販されている事例Ⅳの計算問題集や、予備校さんや勉強会がやっている事例Ⅳのみのオプション講義やゼミなどを利用するのもいいと思います。あと、地味ですが1次試験の財務会計には電卓持ち込み不可でありながら、2次試験の事例Ⅳは電卓持ち込み前提の計算問題が出されますので、電卓を3ヶ月間ほったらかしにしておくと、電卓を触る手がぎこちなくなります(笑)。ご注意ください。

おまけ 2次試験しか残っていないときにやったこと

今回の趣旨とは少し違うので、あくまでおまけ的な位置付けで書こうと思います。2次試験しか残っていなかった2018年の今頃は、点数が入りそうな知識ベースのキーワードをどう紐付けるか、またそれをどう余分な言葉を含まない回答に仕上げていくか、ということを考えていました。日本語としてわかりやすいという体裁を保ちつつ、点数を入れてほしいなー、という要素がもりもりに詰まった回答が書けている人の答案を借りてきて、書き方を真似たりするというような、筋肉質な日本語力を高めるということをやっていました。これが勉強会のいいところですが、ふぞろいな合格答案などに記載されているものでも十分応用できると思います。こういう順序で書くと良い、とか、こういう要素を入れるともっと良いという内容を確認していくというのは、この時期しかできないことだったと思っています。

まとめ

事例ⅠからⅢについては、身につけた能力を落とさない、特に設問を解釈する力を中心に私自身取り組んできました。また事例Ⅳは今思えばもっと優しめの計算量を増やしておくとよかったな、と後悔も残りますが、結局2017年度は0と6の書き間違いで落ちたようなものなので、問題はそこじゃなかった、ということになります(笑)。

皆さんも1次試験まで、泣いても笑ってもあと3ヶ月!その間全く2次試験から離れてしまうのはもったいないですから、ご自身の時間の許す限り、能力維持を図るための訓練を積んでいくと良いと思います。

あくまでも目標は2019年度に2次試験・口述試験も含めた完全合格という方ばかりでしょうから、そのために残りの時間をどう使うかを考えてみてください!応援しています。

以上、ちこまる(仮)でした!

 

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今日の記事はおよそ4200文字。9分程度お時間ください♪

ようやく先日20日に実務従事が終わりました!!指導教官が予備校時代にお世話になっていた先生だったので、コミュニケーションもよく取らせていただいて大変充実してました。クライアントさんの「実現可能性」に徹底的にこだわって、「誰が、いつ、どうやって」やるのかを具体的に詰めきった内容にできました。

当日プレゼンテーションの一部も担当したんですが、クライアントさんの表情が曇ったり、急いでメモを取られていたりと反応を確かめつつ、どうかな〜?とドキドキしていたのですが、プレゼン終了後すぐ「この施策早速導入します!いや〜これだけうちのこと調べてくれて、期待以上でした!!」という言葉もいただきました!

これまで事例という文字ベースの企業と向き合うトレーニングが中心でしたが、生きてる会社さんとのやりとりは楽しい!そんな感想でした。

さて、いよいよ今週末から10連休ですね〜!先日の東京平日夜セミナーの相談会でも何人かの方から勉強会のことや連休の過ごし方について聞かれましたので、今日はそんなことをテーマにお伝えしていきたいと思います。

勉強会ってどんな感じ?

これはあくまでも私が参加していた勉強会の経験が元になっていますので、他の勉強会についてはご自身で確認していただきたいのですが、私が重視したのは「プロセス改善」です。

二次試験は解答が公表されない試験であるため、結局何が正解だったかはよくわからないという状態ですが、「ふぞろいな合格答案」などに代表される合格者の再現答案にはある程度の共通点は見えます。国家資格である以上は納得性の高い採点の仕方があると思いますし、いいアイディアを出した人が受かるということではなく、与えられた条件から妥当性の高い解答を導き出した人が受かる試験だと思います。

これまでの投稿でもいかに安定して、妥当な解答を作るのかが鍵です、ということもお伝えしてきました。妥当な、というのは、誰が読んでもまぁ納得できる、ということです。誰が読んでも納得できるかどうかは、自分以外の誰かに読んでもらうのが一番。ということで、勉強会の使い方の一つ目は、自分の回答が妥当かどうかを確認することです。

与件本文のどこにも根拠がなかったり、聞かれたことに答えていなかったり、制約条件を無視してしまったり、という思い込みバイアスは第三者に読んでもらうとあっさりわかったりするものです。

ついでに、パソコンが仕事の中心になってからめっきり手書き文字を書かなくなった、という方も多く、漢字の間違いとか、カタカナの間違い(!)というのも散見されます。マンションをマシションと書いてみたり、ソフトをフソトと書いてみたり、いろいろです笑。それくらい追い詰められているんです。

勉強仲間に日本語美人さん(端的で要点が伝わる日本語が書ける人)やキン肉マン(加点要素に含まれそうな言葉をモリモリにするけど日本語として読める文を書く人)がいたら、ぜひ自分の答案をバシバシ叩いてもらってください。多分上手な人に圧縮してもらったら、10文字くらいは余分を生み出せるかもしれません。10文字あればもう1加点くらい狙いに行きたいところですね。

他にも、高得点者の答案を見てプロセスを追体験させてもらい、自分も同じようにトレースしてどのプロセスに穴があったかを確認するということもできます。加点対象であるだろう妥当性の高い言葉が入っている人と、入っていない人がいた場合、そのプロセスの違いは何なのかということを確認されるとご自身のプロセス修正の参考になると思います。

ちこまる(仮)が参加した勉強会の具体的なナカミを公開

勉強会には宿題が出されるところもあります。例えば平成30年の事例ⅠとⅡを解いて、解答用紙をディスカッションのテーブル人数分コピーして参加する、など。

ちなみにディスカッションのテーブルはだいたい1テーブルあたり4人程度がいいと思います。欲を言えば同じくらいの成績の人だといいですね。これはあまりにも差がついてしまうと会話が噛み合わないということが起こるのを防ぐためです。

事例ⅠからⅢの場合は、最初に全体把握として、与件本文の量が多いのか少ないのか、設問の数はどうか、(大問一つにつき小問がぶらさがる場合は連鎖的に間違うリスクがある、とか)、書かされる日本語の量が多いのか少ないのか、とかを確認します。図表がある場合はそれも確認します。

次に設問分析として各設問で何が聞かれているのか?を確認します。また、書いてはいけないことがないか、どういった書き出しで始めるか(フレーム)、要素としていくつくらいありそうか、想定される本文の内容があるか、関連する知識は何か、難易度はどうなのか?などを確認します。

平成30年事例Ⅱ

第2問(配点25点)

B社は今後、新規宿泊顧客を増加させたいと考えている。そこで、B社のホームページや旅行サイトにB社の建物の外観や館内設備に関する情報を掲載したが、反応がいまひとつであった。B社はどのような自社情報を新たに掲載することによって、閲覧者の好意的な反応を獲得できるか。今後のメインターゲット層を明確にして、100字以内で述べよ。

例えばここでは、こんな整理をします。

聞かれていること:自社情報と今後のメインターゲット

提案する目的:新規顧客獲得

与件本文に書かれていると思うこと:ターゲットのニーズ、自社ですでに掲載している情報、まだ載せていないと思われる情報、B社の強み、など

書いてはいけないこと:既存のホームページなどに掲載している情報、既存顧客に対するアプローチ

難易度:メインターゲットを間違えなければ書くことは可能そう。時間をかけすぎない。

他にも関連しそうな知識があれば確認します。

これをまず第1問から最終問題まで通して確認していきます。

最後まで終わったら、次は与件本文でどんなマーカーを引いたり、メモを取ったり、回答に使えそうなキーワードは何だと判断し、それはなぜなのかを確認します。ここでマーカーを引きすぎて情報過多になっていたり、逆に印をつけずに要素が漏れてしまっていないかを確認します。このプロセスが最も人による差が大きいところで、ここで拾ったキーワードの精度が得点を左右するといってもいいと思います。

最後まで終わったら、段落番号を振り、どの段落を大問や小問のどこに当てはめたのかを確認します。当てはめた人が少ない段落は、なぜここを対象としたのかを聞いていきます。数少ないヒントを元に妥当性の高い紐づけをする人もいれば、勘違いや思い込みでつけてしまったという場合もあります。

最後に各自の回答を人数分並べてみて、加点対象になりそうなキーワードあや解答構成をしている人の話を聞いたりして、次に同じような問題が出たらきちんと解けるようになるためには何が必要か、といったことを話し合います。

これをだいたい1つの事例につき1時間から2時間くらいかけ、プロセスの磨き込みを行います。これにより、同じ過ちを繰り返さず、精度の高い回答を作るためのプロセスを話し合いながら見つけることができるのです。

私が参加していたのは、土曜日の予備校の講義後に行っていましたので、だいたい事例2問で4時間程度のディスカッションでした。それでも終わった頃にはヘロヘロだったんです…。

勉強会参加において大事なこと

それはグループへの貢献意欲だと思っています。もちろん試験ですから、合格する人がいれば不合格の人もいるのですが、自分だけ受かればいい、という人は勉強会には向いていないと思います…。ノウハウを共有せず人のいいところだけを盗もうとしても、結局自分のプロセスを変え切ることは難しいのかなという印象があります。成績が安定して高い方がそうでない方に技術やノウハウを教えてあげるのはもちろん、点数が不安定な方はそのノウハウをきちんと生かしてグループ全体の成績を上げていくということに貢献してください。言語化するプロセスに立ち会っているようなものですから、積極的に意見交換をして皆さんの学びを深めていただきたいと思います。せっかくの機会ですからね。

試験は水ものですが、勉強会から合格可能性の高い人が一人や二人出たところで、あなたの合否には大きな影響はありません。独学の受験生は、この第3者的な視点で自分の解答を読んでもらう機会が少ないため、読んでくれる人がいるという時点で少しアドバンテージがあります。自分の工夫を自分だけのものにせず、全体にシェアする動きをとっていただくとみんなにもメリットが高まります。

おまけ。大型連休の過ごし方

先日の平日夜セミナーでも質問いただいたのですが、連休中は何やったらいいですかね?というのを時々聞かれます。

一つ、おすすめなのは、模試のように1日の流れを時間も合わせて体感するということ、これは休みの日じゃないとできない勉強スタイルですね。

もう一つは自分の集中力の限界に挑戦してください。例えば、1日中図書館や予備校の自習室などにこもりきりで、朝9時から夜6時くらいまで、事例1から3を徹底的にやり、復習します。さらに夕方6時から、9時ごろまでは、事例Ⅳの過去問や演習問題を2第程度解いてみてください。人間の集中力は完全に切れると何をやらかすかわからないものです。私も1回目の2次試験では0と6を書き間違えたりというような、日頃の集中力では考えられないとんでもないことをやらかしたりします。

一度自分を追い込んでみると、どんなミスをするのかがよくわかると思います。当日は想定しなかった事態が発生するということもありますから、ますますどんな間違いを起こすかわからないわけです。ある程度集中力が切れたところで事例Ⅳをやってみて、やらかしやすい間違いを探しておくというのもいいですね。

ちなみに去年と一昨年のGWは勉強会漬けでした。一日2事例解いて、宿題の2本と合わせて4本のディスカッションをした上で、残った時間でひたすら事例4をやり、最後まで残るとテンションがおかしくなる、という経験もしました(笑)

なかなか平日は疲れを残さないようにしよいうという遠慮も働きやすいと思いますので、このお休みで追い込み経験をしてみてください。思わぬご自分に出会えるかも(笑)

それではまた、次回!今日もありがとうございました!

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✿:❀道場 春セミナーレポート✿:❀

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みなさん、おはようございます。なおさんです。

「なおさんの解法実況&事例研究」もいよいよ最終回、事例Ⅳでございます。本日も「80分間の過ごし方」に従って、私がどのように平成30年度の2次試験を解答したかを実況解説形式で書きたいと思います。

「なおさんの解法実況&事例研究:平成30年度事例Ⅲ」はこちら
「なおさんの解法実況&事例研究:平成30年度事例Ⅱ」はこちら
「なおさんの解法実況&事例研究:平成30年度事例Ⅰ」はこちら
「80分間の過ごし方」はこちら
「バックキャスティング思考法」はこちら

冒頭にお伝えしておきたいのですが、私自身、事例Ⅳの解答プロセスは、他の事例Ⅰ~Ⅲと少し異なります。どこが違うかといいますと、

  • 設問要求の確認は、設問ジャンル(NPVかCFかCVPか)を確認するだけでシンプルに済ませる。
  • 鉄板の経営分析は最初にやる。
  • 最後の文章題はできそうなら2番目にやる。
  • 他は難易度によって解答する順番を変更する。(大抵NPVは最後に回す)

になります。

平成30年度の事例Ⅳは傾向が変わって文章問題が増えましたが、基本的に事例Ⅳは計算させる問題が大半です。問題によって計算量、つまり必要な時間が異なりますので、「NPVに時間がかかりすぎて、最後の簡単な文章問題が書けなかった」というもったいないことにならないように、時間がかかり、かつ多くの受験生が部分回答しかできないような難問は後に回した方が良いと考えるからです。要するに「取れる問題は早い時間帯に解いて確実に得点する」「難問は最後に回し、仮に時間切れで半分しか解けなかったとしても他の受験生と大差ない」ということですね。

また、本記事の事例Ⅳ実況解説では読みやすさを考えて構成を事例Ⅰ~Ⅲまでとは少し変更しています。また、再現答案を掲載していないものもあります。これは私の誤解答が皆さんに変な誤解を与えないようにという点と読みやすさに配慮したからです。結果として、記事構成は各設問ごとに「設問→設問要求の確認→解答要素の確認→再現答案→振り返り」の順で記載しています。

さて、私の平成30年度事例Ⅳの得点開示結果は「53点」でした。ですので、私の解答よりあと3カ所くらい正解できると合格レベルになる、と到達点の目安にしていただければ幸いです。

本記事は、「80分間の過ごし方」を先に読んでいただけると効果的です。
また、平成30年度の試験問題を一度ご自身で解いた後に記事を読んでいただくとより効果的と思われます。

それでは「なおさんの解法実況&事例研究:平成30年度事例Ⅳ」いってみましょう。(^^)/


1.試験開始~3分:諸手続き<作業>

「80分間の過ごし方」の手順に従って、受験番号記入、メモ用紙作成(表紙を二つに破る)を行います。事例Ⅳでは与件文が短い(平成30年度は1ページで6段落)ので、段落への番号振りは行いません。

2.試験開始後3分~4分頃:与件文の冒頭確認<作業>

次に与件文の冒頭を確認して事例企業の概要を把握します。「D社は従業員55名、年商15億円の倉庫・輸送および不動産関連のサービス業。」くらいが把握できれば十分です。

D 社は資本金5,000 万円、従業員55 名、売上高約15 億円の倉庫・輸送および不動産関連のサービス業を営んでおり、ハウスメーカーおよび不動産流通会社、ならびに不動産管理会社およびマンスリーマンション運営会社のサポートを事業内容としている。同社は、顧客企業から受けた要望に応えるための現場における工夫をブラッシュアップし、全社的に共有して一つ一つ事業化を図ってきた。

 

3.試験開始後4分~8分頃:設問タイプを確認して解答順を決定する<作業>

■第1問(配点24点)

(設問1)
D 社と同業他社の財務諸表を用いて経営分析を行い、同業他社と比較してD 社が優れていると考えられる財務指標を1つ、D 社の課題を示すと考えられる財務指標を2つ取り上げ、それぞれについて、名称を(a)欄に、その値を(b)欄に記入せよ。なお、優れていると考えられる指標を①の欄に、課題を示すと考えられる指標を②、③の欄に記入し、(b)欄の値については、小数点第3位を四捨五入し、単位をカッコ内に明記すること。
(設問2)
D 社の財政状態および経営成績について、同業他社と比較してD 社が優れている点とD 社の課題を50 字以内で述べよ。

鉄板の経営分析です。「優れている指標一つ、課題となる指標二つを選択して計算し、その説明を50字以内で説明する」というスタイルも例年通りでした。ここは確実に得点したいですし配点も24点と高いので、最初に回答することにします。

■第2問(配点31点)

(設問1)
今年度の財務諸表をもとに①加重平均資本コスト(WACC)と、②吸収合併により増加した資産に対して要求されるキャッシュフロー(単位:百万円)を求め、その値を(a)欄に、計算過程を(b)欄に記入せよ。
(設問2)
吸収合併により増加したキャッシュフロー(単位:百万円)を求め、その値を(a)欄に、計算過程を(b)欄に記入せよ。
また、吸収合併によるインテリアのトータルサポート事業のサービス拡充が企業価値の向上につながったかについて、(設問1)で求めた値も用いて理由を示して(c)欄に70字以内で述べよ。
(設問3)
(設問2)で求めたキャッシュフローが将来にわたって一定率で成長するものとする。その場合、キャッシュフローの現在価値合計が吸収合併により増加した資産の金額に一致するのは、キャッシュフローが毎年度何パーセント成長するときか。キャッシュフローの成長率を(a)欄に、計算過程を(b)欄に記入せよ。

合併により増加した資産に対する要求キャッシュフローと、実際の営業成績から見たキャッシュフローを計算させその評価を記述させる問題です。
設問1-①が正解しないと設問1-②が正解できない、設問1-②と設問2-(a)が正解しないと設問2-(c)および設問3が正解できない、という多重構造になっていますので、いわゆる「難問」だと思います。計算過程を書かせるのは、部分点を与えるための「救済策」だと思われます。

第3問(配点30点)

(設問1)
来年度は外注費が7%上昇すると予測される。また、営業所の開設により売上高が550百万円、固定費が34百万円増加すると予測される。その他の事項に関しては、今年度と同様であるとする。
予測される以下の数値を求め、その値を(a)欄に、計算過程を(b)欄に記入せよ。
① 変動費率(小数点第3位を四捨五入すること)
② 営業利益(百万円未満を四捨五入すること)
(設問2)
D 社が新たに営業拠点を開設する際の固定資産への投資規模と費用構造の特徴について、60字以内で説明せよ。
(設問3)
(設問2)の特徴を有する営業拠点の開設がD社の成長性に及ぼす当面の影響、および営業拠点のさらなる開設と成長性の将来的な見通しについて、60字以内で説明せよ。

設問1は、来年度予測からの変動費率および営業利益を計算させる問題です。設問2は、営業所の開設に対する費用構造を説明させる問題です。
設問3は、営業拠点の開設が成長性に及ぼす当面、および将来的な見通しについての記述です。設問3は難しそうですが、あまりこだわりすぎずに設問2までが解ければ良い、と考えます。第2問よりは少し易しいかな、と思います。

第4問(配点15点)

第4問(配点15点)
D 社が受注したサポート業務にあたる際に業務委託を行うことについて、同社の事業展開や業績に悪影響を及ぼす可能性があるのはどのような場合か。また、それを防ぐにはどのような方策が考えられるか。70 字以内で説明せよ。

他社への業務委託を行う際のリスクと対策について問われています。一般的な知識に加えて、与件文に関連する記述があれば解答は難しくないと思われましたので、第1問に続いて2番目に解くことにします。

4.試験開始後8分~80分:解答順に従って解答する<思考>

前のステップで決定した解答順(設問1→設問4→設問3→設問2)に従って解答を進めていきます。また、実際の解答順は皆さんの得手・不得手によって変わると思います。いずれにしても「確実に得点できそうな問題から解いていく」ことをお勧めします。本記事の解説は、第1問から順番に記載しています。

■第1問(配点24点)

(設問1)
D社と同業他社の財務諸表を用いて経営分析を行い、同業他社と比較してD社が優れていると考えられる財務指標を1つ、D社の課題を示すと考えられる財務指標を2つ取り上げ、それぞれについて、名称を(a)欄に、その値を(b)欄に記入せよ。なお、優れていると考えられる指標を①の欄に、課題を示すと考えられる指標を②、③の欄に記入し、(b)欄の値については、小数点第3位を四捨五入し、単位をカッコ内に明記すること。
(設問2)
D社の財政状態および経営成績について、同業他社と比較してD社が優れている点とD社の課題を50字以内で述べよ。

【設問要求の確認】
経営分析の問題です。設問要求は「優れている財務諸表を1つ、課題を示すと考えられる指標を2つ」です。「名称を(a)欄」、「値を(b)欄」、「優れている指標は①」、「値は小数点第3位を四捨五入」、「単位をカッコ内に明記」という制約条件も確認します。
設問2は、取り上げた財務諸表について文章で解説します。「〇〇〇(理由)のため△△△(財務諸表項目)が多く/少なく、収益性・効率性・安全性が高い/低い」というフレームを基本形とします。

【解答要素の確認】
まずは与件文に関連するキーワードがないか探します。2段落目に「新たなビジネスモデルで採算の改善を図るために」とありますので、収益性になにか課題があるかもしれません。3段落目には「大型品を一度一か所に集め、一括配送する」とありますので、何らかの物流センター(有形固定資産)を保有していることがうかがえます。また、6段落目には「同社の事業は労働集約的」であり「優秀な人材の採用および社員の教育にも注力」とありますので、販管費にも注意したいところです。

また、財務諸表を検討する際には、最初に「売上高を比較」します。D社の売上高は、同業他社の0.828倍になっていますので、同業他社の各数値に0.828を乗じた結果の数値とD社の数値の大小を比較するだけで簡単に優劣が判定できるので、解答時間を節約することができます。

  • 売上原価 :同業他社1,635×0.828=1,354>D社1,140 他社より原価率が低い
  • 売上総利益:同業他社180×0.828=149.04<D社363 他社よりかなり良い

といった具合です。

尚、選択する経営指標は、企業を多面的に評価するために基本的に、収益性から一つ、効率性から一つ、安全性から一つの3つを選択します。収益性ばかり見ても仕方ないですもんね。

設問と財務諸表を確認後の問題用紙。(クリックで拡大します)

【再現答案】

(設問1)

(a) (b)
自己資本比率 35.59( % )
売上高営業利益率 1.20( % )
有形固定資産回転率 17.08( 回 )

(設問2)
純資産が多く安全性が高いが、労働集約的な事業で販管費が高く収益性が低く、有形固定資産が多く効率性が低い。(50文字)

【振り返り】
売上高総利益率は圧倒的に高いですが、販管費も同様に高く、営業利益率では同業他社に逆転されています。これは労働集約的な事業であることと、協力個人事業主や物流業者に委託している事業構造が影響していると思います。

【改善答案】
「同業他社と比較してD社が優れている点とD社の課題を述べよ」という題意により寄り添った解答とするなら、以下のような表現の方が適切かもしれません。

(設問2)
優位点は自己資本が多く安全性が高い点。課題は販管費が多く低い収益性と有形固定資産が多く効率性が低い点。(50文字)

第2問(配点31点)

D 社は今年度の初めにF 社を吸収合併し、インテリアのトータルサポート事業のサービスを拡充した。今年度の実績から、この吸収合併の効果を評価することになった。以下の設問に答えよ。なお、利益に対する税率は30 %である。
(設問1 )
吸収合併によってD 社が取得したF 社の資産及び負債は次のとおりであった。

今年度の財務諸表をもとに①加重平均資本コスト(WACC)と、②吸収合併により増加した資産に対して要求されるキャッシュフロー(単位:百万円)を求め、その値を(a)欄に、計算過程を(b)欄に記入せよ。なお、株主資本に対する資本コストは8 %、負債に対する資本コストは1 %とする。また、(a)欄の値については小数点第3 位を四捨五入すること。

【設問要求の確認】
設問要求は、①「加重平均資本コスト」を求めよ。②「増加した資産に対して要求されるキャッシュフロー」を求めよ、です。

【解答要素の確認】
加重平均資本コストは、株主資本コスト8%と負債コスト1%が与えられていますので、D社の貸借対照表から負債324(百万円)、純資産179(百万円)を用いて算出します。
キャッシュフローの方は、企業価値の計算式を用います。「(CF)÷(資本コスト)=(企業価値)」の計算式から、「CF=(企業価値=増加した資産)×(資本コスト=WACC)」となります。

【再現答案】

(a) (b)
3.30% WACC = 1 x 324/503 x (1-0.3) + 8 x 179/503 = 3.2978
1.72百万円 CF = (190 – 138) x WACC = 52 x 0.033 = 1.716

【振り返り】
本番では、① は正解しましたが、②は「増加した資産」のところに「取得した資産と負債の差額(190 – 138) 」を持ってきてしまい間違えてしまいました。
設問文にも「吸収合併により増加した資産に対して要求されるキャッシュフロー」とありますので、取得した資産合計190(百万円)を持ってきて、
CF=取得資産:190×WACC:0.033=6.27(百万円)
とするのが正解だと思います。
※計算式は合っていましたので部分点はもらえていると思います。

第2問(設問2)

インテリアのトータルサポート事業のうち、吸収合併により拡充されたサービスの営業損益に関する現金収支と非資金費用は次のとおりであった。

企業価値の増減を示すために、吸収合併により増加したキャッシュフロー(単位:百万円)を求め、その値を(a)欄に、計算過程を(b)欄に記入せよ。(a)欄の値については小数点第3 位を四捨五入すること。また、吸収合併によるインテリアのトータルサポート事業のサービス拡充が企業価値の向上につながったかについて、(設問1 )で求めた値も用いて理由を示して(c)欄に70 字以内で述べよ。なお、運転資本の増減は考慮しない。

【設問要求の確認】
設問要求は、「吸収合併により増加したキャッシュフロー」を求め、吸収合併が企業価値の向上につながったか(設問1で計算した「吸収合併により増加した資産に対して要求されるキャッシュフロー」を上回っているか)を判断して記述せよ、です。また、「設問1で求めた値も用いて理由を示し」とありますので、「要求キャッシュフロー6.27百万円より多い/少ないから」と解答する必要があります。

【再現答案】

(設問2)
(a) 3.2 百万円
(b) CF = (400 – 395) x (1 – 0.3) – 1 x 0.3 = 3.5 – 0.3= 3.2
(c) サポート事業のサービス拡充は企業価値の向上につながった。理由は吸収合併により増加したCFが増加した資産に要求されえるCFよりも多いからである。

【振り返り】
非資金費用のタックスシールドを引いちゃってますね。非資金費用は、減価償却費同様に具体的な支出を伴わない費用項目ですので、プラスのタックスシールドが発生します。正解は以下の通りです。
CF=(400-395)×(1-0.3)+1×0.3=3.8(百万円)
=(400-395-1)×(1-0.3)+1=3.8(百万円)※式の別解

(c)は、設問1のCFもミスしてしまったので正解が出るはずもありませんが、要求CFが6.27で実際のCFが3.8ですので、企業価値の向上につながっていません。だから、設問3(じゃぁどれだけ成長したらペイするの?)に繋がるというストーリーになっています。このストーリーが読めれば部分点狙いは可能でしたね。
(本番では、あれ?タックスシールドは足して3.8になるんじゃないのかな?と思って再確認をしている途中で時間となりました。残念。orz)

【改善答案】

(a) 3.8 百万円 (b)CF=(400-395)×(1-0.3)+1×0.3=3.8(百万円)
(c) 企業価値向上につながっていない。理由は吸収合併により増加したCF3.8百万円が、増加資産に要求されえるCF6.27百万円より小さいからである。

第2問(設問3)

(設問2 )で求めたキャッシュフローが将来にわたって一定率で成長するものとする。その場合、キャッシュフローの現在価値合計が吸収合併により増加した資産の金額に一致するのは、キャッシュフローが毎年度何パーセント成長するときか。キャッシュフローの成長率を(a)欄に、計算過程を(b)欄に記入せよ。なお、(a)欄の成長率については小数点第3 位を四捨五入すること。

【設問要求の確認】
前述の通り、「じゃぁどれだけ成長したらペイするの?」という設問です。計算して回答できることはもちろんですが、このような設問の流れからストーリーを類推できると、解答の範囲を絞れますので、もし途中で計算ミスをしたとしても気づくのが早くなると思います。

【解答要素の確認】
企業価値の一定成長モデルから成長率を算出します。一定成長する場合の計算に使うCFは「1年後のCF(CF①)」であることに注意します。

【再現答案】

(a) △2.85 %
(b) 3.2 ÷ (WACC – g) = 52 → g = 0.033 – 3.2 ÷ 52 = -0.0285

【振り返り】
色々な数字がずれていますので、正解が出るわけありません。また、「1年後のCF」という部分も抜けています

【改善答案】

(a)1.27 %
(b)CF:3.8×(1+g)÷(WACC:0.033-g)=190
3.8+3.8g=190×(0.033-g)
193.8g=6.27-3.8=2.47 → g=0.012745 ⇒ 1.27%

第3問(配点30点)

D 社は営業拠点として、地方別に計3 カ所の支店または営業所を中核となる大都市に開設している。広域にビジネスを展開している多くの顧客企業による業務委託の要望に応えるために、D 社はこれまで営業拠点がない地方に営業所を1 カ所新たに開設する予定である。
今年度の売上原価と販売費及び一般管理費の内訳は次のとおりである。以下の設問に答えよ。

(設問1 )
来年度は外注費が7 %上昇すると予測される。また、営業所の開設により売上高が550 百万円、固定費が34 百万円増加すると予測される。その他の事項に関しては、今年度と同様であるとする。
予測される以下の数値を求め、その値を(a)欄に、計算過程を(b)欄に記入せよ。
① 変動費率(小数点第3 位を四捨五入すること)
② 営業利益(百万円未満を四捨五入すること)

【設問要求の確認】
設問1の設問要求は「①変動比率の計算」、「②営業利益の計算」です。その計算過程を踏まえて、設問2では営業所開設の際の「固定資産への投資規模」と「費用構造の特徴(良い点、悪い点)」について問われています。

【設問要求】
設問要求は「予想される来年度の①変動比率、②営業利益を求めよ」です。売上原価と販管費が固変分離されていますので、この表を元に来年度の予測を行い、数字を求めていきます。

【解答要素】
来年度の条件は、「外注費が7%上昇」、「売上高が550百万円増加」、「固定費が34百万円増加」です。このうち外注費はすべて変動費になりますので、来年度は「売り上げがどのようになろうが、外注費(変動費)が7%増加する」ことになります。他の売上高、固定費の増加は変動比率に影響を与えませんので、売り上げが今年度と同じであると仮定して(=今年度の売上高を使って)変動比率を計算します。
変動比率 =変動費(782×1.07+232+33)÷1503×100
=1101.74÷1503×100
=73.3027…
営業利益は、来年度の売上高から変動費と固定費を引いたものになりますので、
営業利益 =限界利益―固定費
=売上高(1503+550)×(1―0.7330)―固定費(438+34)
=548.151―472
=76.151

【改善答案】

(a) (b)
73.30% 変動比率=変動費(782×1.07+232+33)÷1503×100
=1101.74÷1503×100 =73.3027…
76.15 百万円 営業利益=限界利益 – 固定費
=売上高(1503+550)×(1 – 0.7330)- 固定費(438+34)
= 548.151―472 = 76.151

第3問(設問2)

D 社が新たに営業拠点を開設する際の固定資産への投資規模と費用構造の特徴について、60 字以内で説明せよ。

【設問要求】
設問要求は、「固定資産への投資規模」と「費用構造の特徴」について説明せよ、です。まず、固定資産への投資規模ですが、「営業所の開設により売上高が550 百万円、固定費が34 百万円増加すると予測される」とあります。売上増分が550百万円に対して固定費増分は34百万円とわずか6.18%ですので、「固定資産への投資規模は小さい」と言い切ってよいかと思います。
次に費用構造です。変動比率は73.3%でしたから、売上高の増分についてみると、売上高:550百万円、変動費:403.14百万円、限界利益:146.85百万円、限界利益率:26.7%、固定費:34百万円、損益分岐点:127.34百万円、損益分岐点比率:23.15%、営業利益:112.85百万円、営業利益率:20.52%、営業レバレッジ:1.30
となっています。上記から費用構造の特徴としては、「変動比率が73.3%と高い」、「固定費が34百万円と小さい」、よって「損益分岐点比率が23.15%と小さい」という特徴があると思います。

【再現答案】

営業拠点開設の際に固定資産を取得せず貸借で行っているため投資規模は小さく固定費負担も小さいため利益が出やすい構造である。(60文字)

【振り返り】
80分間では「固定資産への投資規模が小さい」ところまでしか分析できませんでした。

【改善答案】

投資規模は小さい。費用構造は、固定費率が6%と小さく、変動費率が73%と大きい構造で約20%の高い営業利益率が期待できる。(60文字)

第3問(設問3)

(設問2 )の特徴を有する営業拠点の開設がD 社の成長性に及ぼす当面の影響、および営業拠点のさらなる開設と成長性の将来的な見通しについて、60 字以内で説明せよ。

【設問要求】
設問要求は、「D社の成長性に及ぼす当面の影響」、「さらなる開設と成長性の将来的な見通し」について説明せよとあります。損益計算書より、D社の営業利益率は1.20%と低かったので、設問2で開設した営業所の営業利益率20.52%はD社の成長性(売上・利益の拡大)に好影響を与えるはずです。
「さらなる開設と成長性の将来的な見通し」については、営業所を2店目、3店目と解説していった場合にどうか、ということですので、営業所開設にかかる条件は同じとして計算してみます。
今年度:売上高:1,503、変動費:1,047、固定費:438、営業利益:18
来年度:売上高:2,053、変動費:1,505、固定費:472、営業利益:76(+58)
2店目:売上高:2,603、変動費:1,908、固定費:506、営業利益:189(+113)
3店目:売上高:3,153、変動費:2,311、固定費:540、営業利益:302(+113)
このように営業所を追加するたびに「売上高550百万円、営業利益113百万円(営業利益率20.52%)」が加算されていきますので順調に売上は拡大していきますが、「定額成長」になっていますので、「成長率」で考えると、全体の営業利益率が「増分の営業利益率20.52%」に近づくにつれて遁減していくことがわかります。

【再現答案】

あまりにも意味不明なため割愛させていただきます。_O_

【振り返り】
80分間では分析が全くできず、設問文から類推して書いていますが、まったく点数が入っていないと思われます。

【改善答案】

営業拠点の開設は当面D社の売上及び営業利益率の改善に好影響を与えるが、さらなる拠点開設に従って利益の増加率は遁減していく。(60文字)

第4問(配点15点)

D 社が受注したサポート業務にあたる際に業務委託を行うことについて、同社の事業展開や業績に悪影響を及ぼす可能性があるのはどのような場合か。また、それを防ぐにはどのような方策が考えられるか。70 字以内で説明せよ。

【設問要求】
「業務委託を行うことが、事業展開や業績に悪影響を及ぼす可能性(リスク)」と「その予防策」について説明せよ、とあります。「〇〇〇の場合にリスクがあるので、△△△を行う」というフレームになるかと思いました。

【解答要素】
5段落で、個人事業主や配送ネットワークに加盟する物流業者に業務委託を行っている様子が記述されています。段落の後半には「協力個人事業主等の確保・育成および加盟物流業者との緊密な連携とサービス水準の把握・向上がビジネスを展開するうえで重要な要素になっている」という記述がありますので、この部分が骨子になると思います。
また、6段落には「顧客企業からの要望に十分対応するために配送ネットワークの強化とともに、協力個人事業主等ならびに自社の支店・営業所の拡大が必要」とありますし、「昨今の人手不足の状況下で、優秀な人材の採用および社員の教育にも注力する方針」とあります。

【再現答案】

業務委託する個人事業主や物流業者の顧客サービスレベルが低下した場合に受注減のリスクがあるので、品質レベルの高い委託先の選択と教育が必要である。(70文字)

【振り返り】
「サービスレベルの低下」には言及できていますが、人手不足の状況下で必要な人員が確保できないというリスクに触れられていません。

【改善答案】

悪影響のリスクは①個人事業主や物流業者が十分に確保できないこと②委託先のサービス水準が低いこと。方策は、委託先の確保・育成体制の強化である。(70文字)

解答作成後のその他の問題用紙(クリックで拡大します)

 

いかがでしたでしょうか。少しだけでも2次試験の思考プロセスが臨場感をもって伝えられていたら幸いです。以上、なおさんでした。

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みなさんこんにちは!ちこまる(仮)です。合格体験記はこちら

今回のブログは5回目です!(そのうち2回も順番かわってもらった…)過去記事はこちら。

今日の記事はおよそ3000文字。6分程度お時間ください♪

さて、先日は2019年春セミナーにお越し下さった方、ありがとうございます!ちこまる(仮)は2次試験に必要な3つの力と10代目の分析を担当しました。またその内容は後日ご紹介しますね!

現在実務補習の真っ只中!来週が提案企業へのプレゼンテーションで、プレゼンターの役割もやらせてもらえることになったので、資料の作成&プレゼン練習の日々を過ごしております。

私が受けているコースは土日のみで働いている会社員さんに受講しやすいものですが、平日はグループ内で決めた宿題をたんまり持ち帰るので、支援企業さんのことを考える時間も(集まっていなくても)かなりあります。ご協力いただく企業さんは、教官の先生が持ってこられるそうで、先生と何らかのご縁がある企業ではありますが、お忙しい中を胸を貸していただくわけですしこちらも全力・本気で取り組まないと失礼にもあたりますので精一杯やらせていただいているところです。

日頃働き方関係でのお話をさせていただくことは多いのですが、それ以外の分野は日常的に馴染みがある訳ではないので、とっても新鮮です♪

さて、今日のテーマは頑張るあなたの応援団★かわともが書いたH30年度 合格体験記総まとめ~1次試験編~に続き、H30年度 合格体験記総まとめ~2次試験編~をお届けします。

 H30合格体験記総論(2次試験版)

(1) 全体的に見られた特徴
・ふぞろいな合格答案を活用した人が多い

・作問者が何を問おうとしているのか?を意識した人が多い

・勉強時間と得点には1次試験に比べて相関関係が薄い

二次試験の特徴でもありますが、正解が公表されておらず、出題の意図もふんわりした言葉で語られているため、妥当性の高い回答を目指す方が多かった印象があります。誰も思いつかないような優れたアイディアより、作題者の意図に沿った回答を意識した方が多かったです。

(2) 学習時間(2次試験のみ)
ストレート合格生の平均は189時間。ただし、20〜30時間というツワモノ(そーや)もいましたが、ストレート生の一部は「今年受かると思ってなかったけど受かってた!急いで二次試験の準備しなきゃ!!」という感じで慌ててテキストなどを買いに行く方もいたと思います。したがって超短時間で受かった方はそうした事情があることもあるということをご理解ください。10代目では、かわともかもよそーやたっつーブブが該当します。

勉強時間のボリュームゾーンは150時間から300時間の間です。

2年で合格された方は2次試験を1回で合格した方と2回受験した方に分かれます。1回で合格した方はおそらく1年目に1次試験合格を見越して早期から2次試験の準備に取り掛かった方も多かったと思います。このグループの方の平均時間は321時間。10代目メンバーではksknが該当します。

一方2次試験を2回受験された方は、1次試験はストレート合格し、1年目の2次試験は惜しくも不合格。2年目は2次試験に集中することができたため平均時間は長く594時間となりました。10代目ではいよっちぐっちが該当します。

また、3年以上 取り組んだ方も多く、平均時間は878時間となりました。ブランクがあって、再挑戦の際にストレート合格を果たしたmakinoのようなタイプもいたり、私(ちこまる(仮))のように1次試験2回、2次試験2回という人もいれば、1次試験後2次試験に挑戦し、再度7科目を受験された方も様々です。

2次試験の受験回数別にみられる特徴(1回or2回以上)

◆1回で通過した人
〇過去問縦解きで2次試験の概要を把握
〇ふぞろいシリーズで妥当性の高い回答キーワードを確認

・”だいまつさんの永久保存版の記事を10月の初め頃に読んで、「これはヤバイ」と思いました。(特命担当課長さん)

・「ふぞろい」シリーズを使い、事例ごとの質問で、どのようなキーワードが加点されているかを分析することで、「採点者が求める回答」がどのようなものかを理解し、「満点ではないが大外しはしない回答」を、短期間で作成する事が出来るようになりました。(ぷんたさん)

◆2回以上で通過した人

〇独学・予備校(通学・通信)の複数の学習法を検討
〇過去問を中心に多くの事例を解いている

二次試験勉強における勉強会とは、お友達と励まし合う会ではなく、共に議論することにより事例企業に対する理解を深められる場であり、いろいろな考え方や感じ方を知り、多面的な考え方ができるようになることが目的だ、ということが、参加してみて初めてわかりました。(プラムさん)

3年目はふぞろいシリーズを集め徹底的に過去問に取り込みました、むしろ過去問しかやりませんでした。過去10年分は最低3回転、直近4年分は10回以上解いたと思います。(由宇さん)

学習スタイル別にみられる特徴(独学or予備校)

◆独学生

〇勉強仲間がいなくて孤独だが、ペース配分が自分の自由にできる
〇客観的な回答作りにはふぞろいを活用
〇書く練習はそれぞれ(新聞記事要約・企業診断購読・完コピなど)

・ひたすら過去問を説き、ふぞろいで検証、の繰り返し。タイミング良くふぞろいの過去10年分版が発売されたため、過去問11年分と模試を、繰り返し延べ100事例。(なおだんさん)

・自力で過去問を解いて、その後「ふぞろい」を見ながら模範解答をチェックし、自分なりの模範解答を作成した上で写経を行う(しみちゃんさん)

◆予備校生

〇勉強仲間を作って多面的・安定した回答作りを行った
〇予備校のカリキュラムのうち、自分に合ったものを見つけ極めた

事例Ⅳ対策:TACの2次事例Ⅳ特訓に申し込み。オプション講義ですが、おすすめです。自習用教材の計算問題集もやる価値あります。(やまさん)

・TAC、MMC、元講師の3つの解答例と自身の解答を比較しながら、事例15年分の自分なりのベストな解答を作成するという学習スタイルを続けた。(トン吉さん)

効率的な学習のテクニック

〇80分で解ききり、しっかりと振り返る。数をこなすより一つ一つの質重視。プロセス改善につなげる。
〇フレームワークを使いどんな問題が出ても構成を大きく変えないようにする

全事例に共通した「思考フレーム」を習得することに努めると同時に、道場のブログやふぞろい等を参考に解答のお作法を身に付けることに努めました。(シンさん)

テキスト、問題集、その他ツール

◆多くの人が使用しているテキスト類

事例ⅠからⅢとⅣにわけてご紹介します。予備校生・独学性共通して同様の書籍を参照している傾向にありました。やはり正解が発表されないので、合格者の答案から加点ポイントを推測される方が多いようです。

事例Ⅳは計算問題集に加え、意思決定会計講義ノートという公認会計士の方も対象にした書籍を読んだという方も複数いらっしゃいました。意思決定会計は頻出テーマなので早期にマスターしておくと良さそうです。

【事例ⅠからⅢ】

だいまつさんの永久保存版の記事
ふぞろいな合格答案(歴代シリーズ)
中小企業診断士2次試験合格者の頭の中にあった全知識
〇TAC中小企業診断士2次試験公開模試

【事例Ⅳ】

2018年改訂版 30日完成!事例IV合格点突破 計算問題集
意思決定会計講義ノート
〇TAC2次事例IV特訓

おわりに

いかがでしたでしょうか。ゴールデンウィークが10連休ですので、2次試験の勉強をしっかりやる夏前最後のチャンスとして過去問などを解いてみるという方も多いと思います。(ちなみに私はこの2年GWは勉強仲間と過去問の連続解きをして夕方になると妙にハイになる生活を送っていました笑)

ご自身に合う勉強スタイルを見つけて、今年絶対に合格しましょう!!

以上ちこまる(仮)でした!

 

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はじめに

みなさん、こんにちは。10代目のぐっちです。過去の記事はこちら、合格体験記はこちら

 

さて、ついに今週末に、我々10代目にとって初開催となる「道場 春セミナー(東京)」が開催されます。当日、お申し込みいただいたみなさんとお会いできるのを楽しみしています。また、週末は参加が難しいという方は、今年は平日セミナーも開催いたしますので、そちらも是非ご検討いただければと思います。セミナーの内容は当日のお楽しみですが(アフターレポートは道場ブログで紹介予定です)、一次試験対策はもちろんのこと二次試験に関する内容も盛り込まれております。ということで、本日は、二次試験を意識した準備についてお伝えしたいと思います。

※本記事作成時点で、東京セミナーについて、まだ若干の空きがございますので、ご都合のつく方は是非お申し込みをお待ちしております!!

 

今から二次試験の準備が必要?

現在、予備校に通われている方は、もうすぐ法務の講義が終わって、最後の科目である中小の準備をしている頃でしょうか。特にストレート生の方は、日々の講義の予習・復習に追われていて、一次試験対策で手一杯な状況だと思います。ですが、早めに二次試験対策について手をつけないと今年の合格は難しいと思います・・・

 

ということはありません(すいません、エイプリルフールがしたかっただけです)。一次試験後から対策を始めて合格している方は大勢います。ただ、二次試験は一次試験とは別物の内容ですので、予備知識が全くない状態だと、二次試験まで残り時間が限られている中で、キャッチアップに時間を要してしまいます。そのため、少しでも合格の安定度を高めるためには、早めに準備に取り組む方がベターです。もちろん、そもそも一次試験が突破できないと元も子もないので、一次試験対策とのバランスが必要ですが。

 

二次試験の準備って?

そうは言っても「二次試験の準備って何をすればいいの?」ということですが、例えば、大手予備校であるTACでは、一次試験対策の期間中に「2次スタートアップ講義(Web講義)」というものがあり、ここで二次試験の概要について理解できるようになっています(私が通っていた2年前の情報となりますが、その点はご了承ください)。もし、まだ二次試験について予備知識がない方は、まずは中小企業診断協会の試験概要等を参考に、ご確認いただければと思います。一応、簡単にですが、二次試験の概要について以下に記載します。

 

【二次試験の概要】

・筆記試験と口述試験があり、筆記試験合格者のみ口述試験を受けることができる(昨年の口述試験の合格率は99.9%)。

・筆記試験は、事例Ⅰ~事例Ⅳの4科目であり、それぞれ80分間、合計500~600文字程度の記述で解答する(事例Ⅳは除く)。

・事例Ⅰは「組織(人事を含む)」、事例Ⅱは「マーケティング・流通」、事例Ⅲは「生産・技術」、事例Ⅳは「財務・会計」を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例となっている。

・一次試験の関連としては、事例Ⅰと事例Ⅱは企業経営理論、事例Ⅲは運営管理、事例Ⅳは財務・会計が関連することになる(経済、情報、法務、中小は直接的には関連しないが、設問の一部で関連知識等が必要となる場合あり)。

・筆記試験の合格基準は、総点数が60% 以上でかつ 1科目でも 40% 未満がないこと(一次試験と同様)。

 

上記のような表面的な情報はもちろん理解しておくとして、重要なのは、そこからもう一歩踏み込んだ情報収集となります。道場ブログを定期的に読んでいる方は、その時点で進んでいると思いますが、様々な書籍やWebサイト等を活用して情報収集することをお勧めします(ちなみに私は、1年目の時は全然できていませんでした)。また、一度、二次試験の過去問を解いてみて、問題形式や難易度について体感することも重要です。この時期に、夏以降にどのような対策をするべきか、自分なりに整理するところまでできれば十分かと思われます。

ちなみに、二次試験を意識した準備はゴールデンウィーク前の4月までに実施することをお勧めします。ゴールデンウィーク後は、一次試験対策の大詰めに入ってくるため、二次試験対策にパワーを割く余裕がなくなってくると思います。

 

二次試験の失敗談

話は変わりますが、先日のちこまる(仮)の記事で、「平成29年事例Ⅳで大事件勃発!!」という事例Ⅳの失敗談がありました。実は、私も事例Ⅳ(しかも、奇しくも、ちこまる(仮)と同じ平成29年)で、大失敗をしてしまったことがあり、折角なので紹介したいと思います。

まず先にお伝えしておくと、平成29年の事例Ⅳを解いていた時の私の精神状態は、今までにないぐらいテンパっていました。そもそも事例Ⅰ~Ⅲの手応えとして、かなり厳しい状況であり、なおかつ「連結会計とかマジ無理」という感じで、焦燥感MAXでした。そんな中、少しでも点数を稼ごうとギリギリまで悪戦苦闘し、時間終了間際にさっと解答用紙を見直したところで、大変なことに気付きます。

 

第3問の設問1の解答欄が真っ白(コレです↓)

 

一瞬、「えっ??」と完全にフリーズしましたが、すぐに気付きました。はい、問題用紙にだけ解答を記入し、解答用紙には書いていませんでした。時計の秒針単位で時間は見ていたので、残り時間がほとんど残されていないことはわかっていました。もう死に物狂いで、事例を4つ解いて疲れ切って震える手で、書き殴りながら全てを埋めた瞬間に、時間終了の合図となりました。終わった瞬間は、冗談抜きで冷や汗かいてましたね。

ちなみに、これは翌年の平成30年の二次試験の時の話ですが、恐らく同じ部屋の受験生で、受験番号を記入していない人がいたようでした。その方がどういう結果になったかはわかりませんが、たった一つのミスで、当日までに費やした全ての努力が無に帰する可能性もあります。泣いても笑っても試験本番は一度きりですので、受験番号を真っ先に書くのは当然ですが、一次試験であればマークずれが発生していないか途中で確認する等、普段から習慣化することで致命的なケアレスミスを撲滅する癖をつけることをお勧めします

 

以上、ぐっちでした!

 

 

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はじめに:官報

こんにちは、どいこうです。

中小企業診断士の試験合格後、必要な実務補習・実務従事を終えて登録を申請すると、翌月末から翌々月をめどに官報に「告示」として掲載されます。私も早く掲載日を迎えたいと思いながら日々を過ごしています。

官報に関して知っておきたい(そして私は最近まで知らなかった)豆知識があります。日本国憲法の第7条第1号に定められた天皇陛下の国事行為に「憲法改正、法律、政令、条約の公布」というものがあります(当の日本国憲法も昭和21年(1946年)11月3日の明治節に公布されたものです)。この「公布」、実務上は「官報に掲載すること」なのです。ご存知でしたか? ただ、中小企業診断士資格の告示については上記の国事行為にはあたらず、所管の中小企業庁の業務のようです。

さて、今回は前回に続き、財務ネタです。テーマは「投資プロジェクト評価:食器洗い乾燥機の購入」です。

ちょっと寄り道:フレームワークの有用性

今日のテーマ、以前の「学習時間を増やす」の記事で書き漏らしてしまった内容でもあります。

簡素化できる時間(1)家電に任せられる家事

という項目を(今思うと)入れたかったのです。私は本来、各種家電を活用して家事にかける時間を減らすことに、熱い情熱を燃やしていたのでした。なのに記事を書いたときにはこの項目を落としてしまい、痛恨の極みであります。翌日、ksknの記事で改善の4原則”ECRS”が登場し、「ああ、Simplificationが漏れとったわい・・・」と残念な思いをしました。

これは、私が記事を作成していたとき、ECRSのうちのECしか想定していなかったためです。もし、私がksknのように“ECRS”の「フレームワーク」を活用していたら、モレが発生する可能性が下がっていたと思います。このように、人間の脳はいつも丁寧に網羅的に思考ができるわけではありません。よって、思考をガイドするフレームワークが有用となります。この種のフレームワークの多くは、概ね「ダブらず、モレがない」ように設計されているものだからです。なお、この「ダブらず、モレがない」ことを英語でMECE(Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive)と言い、ビジネスの現場でもこの言葉を使う方が多い印象です。

この他に有名なフレームワークには、「マーケティングの4P」「職場の管理に関する5S」「生産管理のPQCDSME」等があります。脳の弱点を補うことができる便利なツールですから、ぜひ有効活用していただきたいと思います。

前提条件の設定

さて、本題にはいります。以下では、食器洗い乾燥機を「食洗機」と表記します。

設例では、以下のような(かなり控えめの)前提条件を設定します。

<Sさん>
(1)給与所得者で、自宅の食器洗いは事業活動ではない
(2)現在、食洗機を持っておらず、手洗いしている
(3)食器を手洗いして乾燥させるのにかける時間は毎日2回、1回3分
(4)機会費用(時給に相当)は2,000円
(5)投資経験ゼロで余剰資金はもっぱらメガバンクの普通預金(年利0.01%)で運用する。

<Rさん>
(1)~(4)はSさんと同じ
(5)余剰資金をもっぱらREITで運用する。年間平均配当は3%

<食洗機>
・所要準備時間は1稼働あたり1分。
・購入価格は72,000円(価格比較サイトの上位機種の数値)。
・光熱水費を年間18,700円節約できる(パナソニックの公表数値を利用)
・10年間利用後に廃棄(廃棄コストは無視)。

そこで、この投資プロジェクトを評価してみましょう。なお、機会費用が減っても必ずしもキャッシュ獲得できるわけではありませんが、ここでは浮いた時間を利用して1時間あたり2,000円獲得できるものとみなします。

投資プロジェクトの分析

・1日4分、年間1460分削減できるため、48,667円(=2,000*1460/60)の機会コスト削減
・光熱水費削減と合わせると年間67,367円のプラス
・上記に基づき算出した各年のキャッシュフロー・割引係数・DCF等は図表のとおり

図表:Sさんの分析表

図表:Rさんの分析表

投資プロジェクトの評価

割引率(Discount Rate)とは、「将来受け取る金銭を現在価値に割り引く(換算する)ときの割合を、1年あたりの割合で示したもの」です。割引率の設定は必要に応じて行うのですが、一般的には「資金の出し手に払う利回り」または「他の投資案件(代替案件)がもたらしてくれるはずの収益率」を用いることが合理的です。設例は家計ですので以下のように想定します。
・Sさんの代替案件は普通預金なので、割引率は0.01%
・Rさんの代替案件はREITなので、割引率は3%

企業価値を評価する場面での割引率は、資本資産価格モデル(CAPM; Capital Asset Pricing Model)に基づいて算出した加重平均資本コスト(WACC; Weighted Average Cost of Capital)を採用するのが通例です。

割引係数(Discount Factor)は、「割引率を用いて割り引いた場合に、キャッシュフローが何倍に評価されるか」を表す係数です。割引率は正の値をとりますので、割引係数は開始時点では1、将来年度では1未満となります。

正味キャッシュフロー(net cash flow)は、正味(net)の概念がちょっと耳慣れないかもしれませんが、「プラス分からマイナス分を控除したキャッシュフロー」です。純資産(Net Assets)の”net”の概念です。

割引キャッシュフロー(DCF; Discounted Cash Flow)は、「割引率(または割引係数)を用いて割り引いた正味キャッシュフロー」です。

正味現在価値(NPV; Net Present Value)は、割引キャッシュフローをプロジェクト期間にわたり合計した値として算出されます。意味合いとしては、当該案件の現在価値(=実施したらどれだけ得/損するか)を示す数値です。NPVがプラスなら「得するので実施すべき」、ゼロなら「やってもやらなくても一緒」、マイナスなら「損するので実施してはダメ」です。SさんのNPVは60万円、RさんのNPVは50万円でした。判断としては「買い」です。

なお、割引率の設定によりNPVが変動します。割引率は診断士試験では与件として(5%などと)与えられるかWACCを用いるかのいずれかですので、深く考えなくても問題を解くことができますが、意思決定に影響する重要な条件なので、目的に合致した数値を想定することが非常に重要です。

内部収益率(IRR; Internal Rate of Return)とは「NPVがゼロとなるような割引率」として算出されます。より「手触り感」を持たせた表現をすると、「初期投資額の調達に金利を払うとして、年率何%までなら最終的にNPVがプラスとなるのか」という概念に近いです。今回の評価においては、93%でした。初期投資の7.2万円を年率93%の借入でまかなってもトントンになるくらい価値がある、という意味合いになります。決して電機メーカーのまわし者ではないのですが、食洗機は非常に価値の高い家電だと思います。まだの方はぜひ導入してほしいと思います。

おわりに:マイ事例計算のすすめ

みなさんもぜひ、エクセルで身近な事例を計算してみてください。特に財務に関しては、自分で手を動かして情報処理することで、知識が定着していくと思います。このほかに私が愛してやまない家電にロボット掃除機のルンバ(Roomba)やブラーバ(Braava)、洗濯乾燥機などがありますので、よろしければ題材にしてみてください。

本稿については、当初は私の本職でもある不動産経営を題材にしようかとも思ったのですが、まずはより日常的なテーマの簡素なモデルを選択して概念の解説をこころみました。事業用資産ですと、ここに固定資産の取得・減価償却・売却、借入金の借入・返済、法人税等(問題では30%で計算すると思われます)などが絡んできます。

今後、ニーズがあるようでしたら、「大家さん版・プロジェクト評価」などをやってみても良いかなと思います。

それではまた!


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今日の記事はおよそ3000文字。6分程度お時間ください♪

東京はそろそろ桜が咲き始め、週末あたりが見頃になるようですね。毎週予備校漬けの生活を3年ほど送ってきたので(笑)今年あたりは子供とお花見でも行ってみようかなと思います。

さて、前回は主に事例Ⅰから事例Ⅲで頭の中を可視化して整理する「ハコ法」についてご紹介しました。今日はその続きではないんですが、事例Ⅳでのミスを減らす計算用紙の作り方をご紹介したいと思います。

平成29年事例Ⅳで大事件勃発!!

私が「計算用紙きれいにしなきゃ!!」と思ったのは、平成29年二次試験(試験問題へリンクします)の後。あーもう連結とかわからん!!と半ば諦めて、各種予備校が出す回答と自分の問題用紙を照らし合わせていたときでした。そこで重大な発見をしたのです。連結がわかるとかわからないとかの前にそもそも…

試験問題の0を計算用紙に6と書いていたのです…!!しかも結構最初の方に。

その後の計算が総崩れしていて、そりゃー数字も違うわ。と妙に納得したのを覚えています。数字の解釈とか、公式とか高尚なミスではなく、単なる「焦りによる読み間違い!」で1年を棒に振ったのです。これで10点以上落として不合格となりました。

いやぁ、ほんとこういうことってあるんだなと。試験については受験票忘れたとか、トイレに行きたくなってしまったとか、口述試験でスーツ着て行かなかったとか、数々の武勇伝を聞いてきましたが、あるんですね。。自分がこんなことをやらかすなんてありえない、と思っているあなた。人ごとではありません!(実感(笑))

ということで今日は、主に昨年1年間で、ミスらない計算用紙をどう作ったかをこの後ご紹介したいと思います。

ゼロミス計算用紙の作り方その1 鉛筆をやめる

平成29年に受験した時の計算用紙は、鉛筆を使って小さい字でちまちまと計算していました。シャーペンは0.5mm、HBの硬めのものを使っていましたが、やっぱりこすったりすると黒くなるし、だんだん見えにくくなってくるものですね。手も真っ黒になるし。。ということで、消せるボールペンを使うことにしました。また、細かい数字もきれいに消すことがあるため、消せるボールペン用の消しゴム(ゴムじゃないけど)も活用していました。好みもあるとは思いますが、ペンひっくり返さなくてもよくなったので多少時間短縮にはなったかも?

またどこかの回で触れるかもしれませんが、事例ⅠからⅢでは同じく消せるボールペンの青色、0.4mmを使っていました。これは本文が黒色だから別の色にしようと思ったことと、ハコ法を使おうと思うとどうしても限られたスペースにたくさんの文字を書くことになるため、細い方がいいと思ったのです。

一方事例Ⅳでは文字を大きく、他の情報と混同させないようにするため、太めの0.5mmを使うことにしました。色は青でも黒でもよかったんですが青はすでに0.4を使っていたので、混同しないようにするために黒にしていました。鉛筆の粉がくっつくということがなくなったので、手も汚れないですし、結果的に文字が読みやすくなりました。

ゼロミス計算用紙の作り方その2 表を活用する

特に二次試験では毎年出る経営指標の計算、重要論点のNPVやCVP、CF計算などいろんなシーンで表を活用していました。

経営指標の解き方は人によってもいろいろですが、私の場合はまず問題文の前にBSとPLを見て考える前に安全性、収益性、効率性の3分類、おおよそ10種類の指標を表に埋め込み、他社比較の場合は他社と自社の数字を、自社の複年比較の場合は新旧の数字を一旦全部計算しきっていました。流動比率と当座比率についてはまぁ100%を明らかに超えていれば無視していましたが、そうでなければ判断する時間ももったいないのでとりあえず電卓を叩きました。その上で概ね目星をつけ、本文に根拠を探しに行く流れです。

こちらは平成30年本試験で実際に使っていた計算用紙⇩

BSやPLの表がゆとりをもって書かれていればその隣に表を延長するということもやってみたのですが、やはり印刷した文字は基本小さいので白紙の計算用紙に大きく書き直していました。

NPVの場合は年を横軸に、計算に必要な項目を縦に並べて表を作り、一つずつ数字を埋めていきました。取り替え投資の場合でも新しい設備にかかるコストなど項目として用意しておくと何年分かを計算するときにも要素の入れ忘れが少なくなります。

⇩NPV風の表です。台形補正ソフトを使ったので線がぐにゃぐにゃですみません。。

CVP分析も同様で、売り上げ、変動費、限界利益、おまけで限界利益率、固定費、営業利益を出して、という項目を上から順番に表にしていきます。

⇩こちらはCVP。どんだけ表が好きなんだっていうくらい、計算用紙は表だらけ。

式を作って数字を横に並べて計算していくこともできますが、表にして縦に並べると項目と1:1で対応させられるので計算に入れ忘れるというミスが減ります。また、桁が合いやすく、気持ち検算もしやすいような印象があります。

ゼロミス計算用紙の作り方その3 別の方法で検算する

計算方法が2種類以上ある場合は、別の方法で検算して合うかどうかを確認すると計算ミスに気付きやすくなります。解法が1種類しかない場合は算出した答えから逆算して最初の数字になっているかなどを確認していました。

同じプロセスで2回計算し直すというのも、やらないよりはいいと思いますが、2回目も同じ間違いをすることもあるため、できるだけプロセスを変えて検算をするように工夫していました。

おまけ 電卓のショートカット

計算用紙ではないですが、電卓のショートカットキーや効率的な叩き方は勉強会仲間でもよく話していました。ショートカットキーはCASIOさんの電卓を使われている方は公式HPで紹介がありました。

小さなコツでいうと、経営分析を行うときはあらかじめ分母を100で割った状態で入力して%の数字が直接出るようにしていたり(50,000/150,000を計算するときは、電卓に50,000/1,500と入力して、0.333…と表示させるのではなく33.33…と表示させていました)収益性計算の時は売上高をメモリ機能やCASIOの定数計算機能を使って何度も同じ数字を打たなくていいようにしていました。

さらにさらに小さいこだわりですが、電卓は左手で使うようにしていました。右手で使う人が多い印象ですが、右利きの人が左手で電卓を使うと、ペンを離さずに計算できるのでペンを持ちかえる必要がなく時間が短縮できます。これはもう慣れなので、トレーニング次第でできるようになります。簿記の試験ではないので鬼のように電卓を叩く必要はないんですが、少しでも時間を残せればいいなと思って始めた工夫です。

さらに極小工夫として電卓の裏には滑り止めとしてドアの衝撃防止シートを貼って滑らないようにしていました笑。最初は文房具コーナーで滑り止めを探したんですが、そこじゃなくて、DIYコーナーにあったのはびっくりです。時々ものすごく大きな音で電卓を叩くパワー(があり余ってる)タイプの受験生に出会いますが、恨みを買いそうなので少しでも静かになるようにしてました(笑)

ここまで、去年1年で計算ミスを減らすためにやってきた工夫をご紹介してきました。平成30年の事例Ⅳは計算問題の比重がかなり減って面食らいましたが、とはいえそういう年は他の受験生も面食らっているはずなので、結局他の人と差がつきやすいポイントは「落ち着いてとけばできる計算問題」にあったんじゃないかなと思います。記述の答えは今でもなんだかよくわかりませんし、傾向が変わったところを予測して当てに行くのは相当難易度が高いです。特に二次試験では、他の人が解けるところを絶対に当てに行き、他の人がミスるところでちょっと差をつけると言うことが合否を大きく分けます。そのためにも皆さんの答案から計算ミスや勘違いが少しでも減れば、合格に近づくということです!ご自身に合うやり方を見つけてくださいね。

本日も最後まで読んで頂きありがとうございました。

以上、ちこまる(仮)でした。

 

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みなさん、おはようございます。なおさんです。

前回は「バックキャスティング思考法」をテーマに書かせていただきました。
(前回の記事はこちら
(合格体験記はこちら

今回は、【今やっておきたいこと】と題して「2次試験対策への着手と80分間の過ごし方」について書きたいと思います。

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前回のおさらいになりますが、バックキャスティング(Backcasting)思考法とは、「未来」を起点として、そこから逆算して「現在」を考える思考法です。最初に未来像である「ありたい姿」を明確に描いて、そこに至るまでのプロセスを具体的に埋めていきましょう、というお話でしたね。

さて、1次試験はマークシート方式ですし正解も発表されますので、バックキャスティングに必要な「明確な“ありたい姿”」が描きやすいと思います。経営法務は足切り回避の50点、得意な運営管理は70点、中小は60点という感じですね。

一方で、2次試験では正解が発表されませんし、解答要素も複数ありそうです。つまり、唯一絶対の「模範解答」がありませんので、「明確な“ありたい姿”」が描きにくいのです。「じゃぁどうやってバックキャスティングするんだ?」という声が聞こえてきそうですが、確かに1次試験の様に「輪郭がシャープで鮮明なありたい姿」を描くことは難しいですが、「輪郭はややピンボケだが、誰だか判別できるくらいの姿」は十分に描けると思っています。

また、これは私の実感ですが、2次試験対策を進めるにつれて「徐々に輪郭がはっきりして、姿かたちが見えてくる」ように思います。輪郭が見えてくる度に「目標と現実の差を捉えて細かい単位でバックキャスティングする」イメージですね。

それでは、2次試験対策をどのように進めていくかについて順を追って書いていきます。

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第一段階:まずは敵を知る(王道)
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「彼(敵)を知り己を知れば百戦殆うからず」とは中国の兵法書「孫子」の一説ですが、向かう相手の実情と自分自身の実力を正しく知ることがまずは大前提になります。紀元前500年ごろから現在まで語り継がれているのですから間違いないですね。

では、2次試験をどうやって知るか、、、ご察しの通り「過去問を解いてみる」です。(単純明快)

※平成29年度の参考例としては、一発合格道場の9代目だいまつさんの永久保存版シリーズがおススメです。
事例Ⅰ:【永久保存版】平成29年度2次試験事例Ⅰ超高得点解答にみる2次試験合格のポイント!

事例Ⅱ:【永久保存版】平成29年度2次試験事例Ⅱ超高得点解答にみる2次試験合格のポイント!

事例Ⅲ:【永久保存版】平成29年度2次試験事例Ⅲ超高得点解答にみる2次試験合格のポイント!

私は、昨年2018年の3月末に2次試験を解いてみたところ、「なんじゃこりゃ?」「どうやって回答に至るのかプロセスがイメージできない??」「独学では攻略が難しいのではないか???」と感じましたので、あわてて資格の学校TACの通学講座「2次演習本科B」に申し込みを行いました。
中小企業診断協会(J-SMECA)のホームページでは、平成30年度~平成19年度までの過去問(PDF)がダウンロードできますので、利用してみてください。

また、資格の学校TACでは、毎年4月末頃に「2次実力チェック模試」を実施しています。
2次筆記試験は、一日で事例Ⅰ~Ⅳの試験(80分×4)を行うという体力的にもタフな試験です。本番当日の進行をリアルに知ることができますし、ペース配分、休憩時間の使い方、栄養補給の方法とタイミングがシミュレーションできる絶好の機会ですので、是非、受験してみてはいかがでしょうか。

私は昨年「まずは2次試験を知る」ことを目的に受験しました。2次試験の準備は全くしていませんでしたが、財務・会計だけはやらないと点が取れないと思いましたので、「集中特訓 財務・会計 計算問題集(TAC出版)」を購入して2018年4月の一か月間にそれだけを勉強して受験しました。(その時は、事例Ⅰ~Ⅲは国語の試験みたいなものなので、何とかなるだろうを甘い考えを持っていました。)
結果は、事例Ⅰ:29点、事例Ⅱ:58点、事例Ⅲ:25点:事例Ⅳ:51点、合計:163点という散々たる結果でした。orz

まぁ、結果的にその後のTAC通学講座「演習本科B」を一日も休むことなく、かなり集中して受講することに繋がりましたので良かった、ということにします。

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第二段階:解答プロセスを固める
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実際に過去問を解いてみると、80分間にすべての回答を終えるのはなかなか難しい、というのが多くの方の感想ではないでしょうか。80分間という限られた時間の中で、①約3~5ページの与件文を読んで理解し、②設問で問われたことを正確に理解して、与件文から解答要素を見つけ、③解答を採点者に伝わりやすいわかりやすい表現で文章構成し、④手書きで解答用紙に記入し、⑤(できれば)見直しを行いミスを修正する、ところまで行わなければいけません。

この一連の作業を漫然と行っていると、馴染みのない業界や難解な表現に出会ったときに与件文を読むのに時間がかかり時間が足りなくなる、というリスクも出てきます。このような事態(内容によって出来不出来に波がある状態)を回避して安定的に得点し、一年に一回しか行われない試験での「バクチ的要素」を消して一発合格を果たすためには、

80分の行動を「作業」と「思考」に分け、「作業」を徹底的に合理化・単純化し、「思考」に多くの時間をかけて解答の精度向上・内容充実を図る

ことが必要だと思います。

これを実現するために私が行っていた手順「80分間の過ごし方」を以下にご紹介します。

【ステップ①:試験開始~3分】<作業>
・解答用紙に受験番号を記入します。(超重要)
これは重要です。受験番号の記載がないと0点です。試験時間の最後には時間に追われることもありますので、最初に受験番号を記入することは必須です。

・問題冊子の表紙を破り、解答組み立て用のメモを作ります。
TACに通いだした頃、演習の最初で「ビリビリ」音がするのは何だろう?と思ってました。初めの頃は問題冊子の余白にメモしていたのですが、この方法だとメモが数ページに分散してしまいます。問題冊子の一番外側の紙(印刷業界でいう表1~4)には問題や設問の記載がありませんので、最初にホチキス部分で真っ二つに破ってメモ用紙を2枚準備します。この方法だとメモが一か所に集中しますので、最後はメモだけを見て解答を記入していけますので効率が良いと思います。
(表紙を二つに破った問題用紙 – クリックで拡大します)

・段落に番号を振ります。
TACでは80分の試験の後にグループディスカッションや解説があるのですが、この際に段落番号で該当箇所を示していましたので最初に段落番号を記入していました。私の解答プロセスでは段落番号を使用しませんので本番では不要な作業ですが、段落がいくつあるかがわかりますし段落間の区切りも明確になりますので、本番でもそのまま行っていました。

【ステップ②:~8分】与件文の最初の3行を読む+設問解釈<作業>
最初に与件文(問題文)の最初の3行だけを読み、業界・業種、会社規模、会社概要だけを頭に入れます。それだけ行ったら、続きの与件文は読まずに設問文へ移ります。
設問解釈では、何を聞かれているのか、制約条件は何か、関連する1次知識は何か、を意識して「設問要求」を解釈します。重要なポイントにはラインを引いたり、マルで囲ったり、1次知識で思いついたものを設問文に書き込んでいきます。また、私は「理由を述べよ」と聞かれたら「理由は①~、②~である。」、「強みは何か」と聞かれたら「強みは、①~、②~である。」とオウム返しに解答しようと思っていましたので、設問文の横に「理由は①~、②~である。」と記入していました。
この「オウム返し」ですが、採点者に「ちゃんと聞かれたことに答えているな」という印象を与えやすい点と、解答中に論点がズレていくことを防ぐ効果がありますのでお勧めです。
(設問文とメモ、平成30年事例Ⅲ – クリックで拡大します)

【ステップ③:~20分】黄色マーカーを片手に与件文を読む<作業>
黄色のマーカーを手に与件文を読んでいきます。この時に「なんとなく重要そうだなぁ」と思った部分はマーカーで塗りつぶしていきます。厳密でなく、あくまで印象で、なんとなくです。(大丈夫、大丈夫)
一通り与件文を読み終わると、与件文の半分以上が黄色いマーカーで塗られた状態になりますが、それで良いのです。次のステップ「解答要素を探す」の時は「黄色い部分だけを読む」ことで要素抽出ができますので、白い部分(マーカーのない部分)を読む時間を削減(効率化)できる効果があります。ですので、ちょっと迷ったら黄色く塗っちゃってください。考えちゃダメです。あくまで「作業」ですから。

また並行して、段落ごとに何の話をしているか(要約)を表すキーワードを段落の左側に書いていきます。「プロフ(プロフィール)」「金型内製化」「工業団地組合」「インサート成形」といった具合です。

さらに読みながら「強み」「弱み」「機会」「脅威」を見つけたら(〇の中に)S、W、O、Tというマークを付けていきます。最初のころはメモ用紙にSWOT分析を4象限で区切った表にまとめていましたが、事例を数多くやる中で「表にまとめるほどのSWOT分析は必要ない」と思いましたので、表の作成を止めて本文中にマークだけを残す方法に変えました。(作業時間節約:ECRS)
(与件文と黄色マーカー、平成30年事例Ⅲ – クリックで拡大します)

【ステップ④:~40分】解答要素の抽出と解答の組み立て<思考>
ここは時間をかけたいステップです。設問文に戻り、設問要求に従って与件文から解答要素となる部分にマーカーでアンダーラインを引いてきます。マーカーは5色以上を用意し、設問1は赤、設問2は青、設問3はオレンジ、設問4はピンク、設問5は緑と決めておきます。
(私の例はゴレンジャー順です。(^^;)

また、数か所にアンダーラインを引く場合は、マーカーでアンダーラインの横に①、②、③と番号をつけていきます。この方法だと、各設問で与件のどの部分を根拠としたのがわかりやすい設問間の重複が一目でわかる、(黄色マーカーの部分で)アンダーラインの全くない部分に見落とした要素が無いかの点検がしやすい、というメリットがあります。
私はこの方法を採用してから、要素の抜き出しモレがなくなり、得点が安定してきました。
(解答要素の抽出、平成30年事例Ⅲ – クリックで拡大します)

解答要素の抜き出しができたら、用意したメモに解答骨子を準備していきます。メモには設問ごとに決めたパターン「理由は~である。」を書いた後に、マーカーの該当部分の番号だけを記入していきます。この方法には、書き写す文字数が極端に少なくできる(時間短縮)再現答案作成時の再現率が飛躍的に高まる、というメリットがあります。
(解答骨子のメモ、平成30年事例Ⅲ – クリックで拡大します)

【ステップ⑤:~80分】解答用紙への記入<作業>
解答メモが完成したら解答用紙へ記入していきます。私は「残り時間が半分になったら書き出す」というのをルールとしていました。明確な解答が用意できない問題があると時間をかけてしまいがちですが、その為に他の問題が犠牲になるのはもったいないです。最悪、その問題を捨ててでも他の問題で得点していく方が得策だと思います。
例えば設問が5つあった場合、単純に考えて各20点です。記述式ですので20点満点は出ないとしても、4問で15点ずつ得点できれば15×4=60点取れます。悩んでいる問題も該当箇所くらいは特定できていますので、キーワードを詰め込んで5点もらえれば65点になります。
2次試験では、毎年少し変わった切り口(平成30年度だと事例Ⅳの第2問、第3問)が出てきますので、5問あったら一つくらいは「やっちまう」ことを想定内として、「15/20点×4+5点=65点」くらいに考えておいた方が落ち着いて対応できるように思います。

<プロセス確立のための教材>
第二段階の解答プロセス確立には、ある程度のトレーニング(=実際に事例を解く)が必要になると思います。この際に役に立つ教材をご紹介します。

・ふぞろいな合格答案 10年データブック(同友館)
平成19年~平成28年版の答案分析データと模範解答が一冊にまとまっています。過去問はサイトからダウンロードできますが正解が発表されませんので、自己採点には必須だと思います。

・集中特訓 診断士第2次試験(TAC)
TAC模試等から抜粋した2次試験問題を4回分(全16事例)収録しています。プロセスのトレーニングであれば過去問でなくても可能ですので、「過去問はとっておきたい」と思う方(1年前の私です)にお勧めです。

きゃっしいの解法実況@事例Ⅱ&5分でできる!1次と2次をつなぐトレーニング方法
えらそうに書いてきましたが、実はこのマーカーを使う方法、9代目きゃっしいのこの記事からパクりました。f(^^; この記事を読む8月23日までマーカーは使っていませんでしたが、この記事を読んだその日にフリクション・マーカーを6色購入し、9月1日に受験したTACの「2次公開模試」でいきなり実践投入しました。安定するまでに3週間ほどかかりましたが、この決断は一つの転機だったと思います。
おかげで解答プロセスが5分ほど短縮でき、思考や見直しに使う時間が確保できました。きゃっしい、ありがとう!

・30日でマスターする中小企業診断士第2次試験解き方の手順(中央経済社)
10月頭に購入しましたが、この本の著者も同じようにマーカーを使用しています。その他にも解答の切り口など得点を積み上げるためのTipsが書かれていますので「第三段階」の参考としても良いと思います。

—————————————–
第三段階:多面的な解答で得点を積み上げる
—————————————–
かなりの長文になりましたので、この部分は皆さんが解答プロセスを確立させた頃に書きたいと考えています。

さて、いかがだったでしょうか。
私は昨年、「第一段階:まずは敵を知る」→「第二段階:解答プロセスを固める」→「第三段階:多面的な解答で得点を積み上げる」という方法で、1回の受験で2次試験に合格することができました。もちろん、スィ~、スィ~とできたわけではなく、第二段階は5月から8月(※)、第三段階は9月と10月と常にもがき苦しみながら、様々な書籍やブログ記事を頼りに前へ進んできました。
※ 8月の1次試験終了までは、2次試験の勉強は毎週日曜日にTACで演習を2事例分行う+毎週土曜日に過去問を1事例解くのみでした。
※ 毎週土曜日の1事例は、その月の事例を決めて縦解きしていました。3月は事例Ⅰを4年分、4月は事例Ⅱを4年分、という感じです。月単位で各事例の傾向が理解していけますので、最初は縦解きをお勧めします。

皆さんは私と同じ紆余曲折を繰り返す必要はありませんので、私の記事で参考になる部分があれば道場セオリーの「パクってカスタマイズ」し、効率よく一発合格を目指してほしいと思います。

以上、なおさんでした。

 

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おはようございます。桃ちゃんです♪

今日は、Merry  Xmas  Eveですね !
いよいよ、明日は口述試験の合格発表日!!!

明日は「OPEN DAY」ですので、
皆様からのコメントをお待ちしています!

 

そしてすでに告知されておりますが、
道場では新年1月12日(土)に合格者対象の
「診断士ロケットスタートセミナー」を実施します。

詳細は決まり次第またお知らせいたしますが、
「診断士活動とは具体的にどのようなことをしているのか」、
話を聞いてみたいという方はぜひお越しください!

 

✿:❀ 道場ロケットスタートセミナーのお知らせ ✿:❀

一発合格道場 診断士ロケットスタートセミナー2019 in東京
2018年1月12日(土)昼予定 @勝どき区民館
・2018年12月25日(火)発表の診断士2次試験合格者向け対象
・参加費:1000円(別途、懇親会を計画中)
・定員:30名予定
・別途、こくちーずにて別途受付開始予定
実務補習・実務従事、企業内、転職、独立…など診断士活動のリアルをお伝えします!
活躍する診断士になりたい方、同志を探したい方はぜひお越しください!!

✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀

 

さて、今日は
①口述合格発表を控えた方に向けた「来月の診断士活動」について

②合格を目指している方へ「この時期の勉強の仕方」について

お伝えしたいと思います!!

 


①口述合格発表を控えた方に向けた「来月の診断士活動」について
先週も9代目が、診断士1年目の活動について記事を書いています。

 

私も、11月15日のブログで
「合格したら…!2019年1月から活動スタート」を書いています。この時のポイントは下記の3点でした。

 

1.プロに写真を撮ってもらう!
Facebookの利用率が高い診断士。顔写真入りのプロフィールが必要に
なることもしばしばなので、準備をしましょう。
おすすめは断然こちら!

2.実務補習の日程調整をする!
すでに、診断士協会のHPで日付はUPされています。要チェキラ!

3.入会する研究会や診断士協会を調べる!
協会以外にも、研究会、受験生応援団体、予備校、マスターコースなど
様々あります。こちらも要チェキラ!

 

それで今回は、去年の私の1月の活動についてご紹介したいと思います。

 

 ①1月上旬に予備校講師へ応募!
私は、採点講師(ゆくゆくは登壇講師も!?)に興味がありました。

口述対策では「診断士になったら、講師登録しませんか?」という勧誘が
ありますので、その中の1つの予備校を受けました。

 

>>>まずは、書類審査です。
得意科目や、どういう活動をしたいか、など。

 

>>>その次は、レジュメ作成です。
15分登壇するとした際の、レジュメを作成して送付。

 

>>>そして、面接&15分の模擬登壇
前回提出したレジュメをもとに、講師として解説します。
何の科目でもよかったのですが、「運営管理」にしました。

 

②診断士ネットワークを広げる!

 

診断士ではFacebookを活用されている方がとても多いです。

それまでは、地元や社内のFB友達が多かったのですが、
診断士つながりが 各段に増えました。

 

また、SNSだけでなく、リアルでも
「祝賀会」、「懇親会」、「社内診断士会」などに
積極的に参加しました。

もちろん、ただ参加するだけではもったいないです。

名刺を30枚くらいは持って行って、

同じテーブル以外の人とも話せるように、いろいろ話しかけたりしました。

 

    企業内診断士として活動したい方、
    近いうちに独立を考えている方、
    すでに独立されている方、

 

様々な方の意見を聞けて、とても刺激的でした!

 

③研究会や予備校などへの入会!

まだ協会には入会していなかったのですが、
協会とは別に活動されている団体に所属しました。

 

東京を拠点とする私の例になりますが

 

政策研究会
つぎ夢経営研究会  (最近行けていないですが・・・)
取材の学校

 

   こちらには、会費も払って入会させて頂きました。
   新たな知見を得るだけでなく、同期以外の診断士ネットワークも
   広がりました!

 

へんりーも言っていましたが、

 

「背伸びの方を選ぶ」
「よくばりな方を選ぶ」
「今までの自分とすこしは変化する方を選ぶ」

 

は、私もとてもそうだなぁと思います!

 

まずは自分から、問い合わせたり、話しかけたり、参加してみたり。
挑戦してみてください!きっと道は開けます!

 


 

②合格を目指している方へ「この時期の勉強の仕方」

次は、2019年の合格を目指している方へ向けてです。

 

私も、一昨年1次3科目(運営、法務、情報)を残している段階で
本格的に再度、勉強を開始したのは、1月からでした。

 

残り科目数にもよりますが、

1~4科目くらいの残り方であれば、

 

2次試験の対策をスタートさせましょう!!!

 

一度科目を一通り学習したことがあれば、
2次対策オンリーでもいいくらいです。

 

(私はGW前くらいまで2次に集中しました)

 

特に、事例Ⅳ。

これは、やってもやりすぎはありません。

1日1問でも解いていきましょう。

 

 

私は、この時期「イケカコ」にもチャレンジしました。

「イケカコ」とは

『意思決定講義ノート』
(大塚 宗春 (著) 2001年 税務経理協会 出版)

のことです。

 

道場ブログにも、活用方法などの記事もあります。

私は、イケカコの半分程を実際に読んで解いてみました。

結果、正直にいうと知識の補充には役立ちましたが、

診断士試験に直結するかと言われると・・・・・でした。

(あくまで、私の感想です(>_<))

 

活用の仕方はいろいろなので、
気になるようでしたら、
パラパラと書店で中身を見てみてくださいね!

 

 

じゃあ、「どうやって事例Ⅳを勉強したの?」というと、
私のおススメは 各予備校が行っている
「事例Ⅳ集中講座」に参加することです。

本科生でなくても、単発で参加できるところもあります。

 

私はTAC生でしたので、TACの例でご紹介します!

2019年2月から全6回完結の
「事例Ⅳ特訓」は私は参加してよかったなぁと思います。

(TACの回し者ではありません!)

 

1次の「財務会計」と2次の「事例Ⅳ」は

問題の問われ方がzenzen、あ、全然、違います!

解き方のコツや、勉強の進め方を教えてもらうのは
とても効率的に勉強をすすめられるので、私には合っていました!

 

 

どちらにせよ、
この時期から事例Ⅳを日常的に解く癖をつけておく!ことは

とても大切だと思います!

頑張ってください!

 

 

以上、桃ちゃんでした!

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●合格・不合格問わず!受験体験記募集!!
一発合格道場の強みは「積み重ねられた数多くの体験記」です。
道場をつくるのは、あなたの体験記。また、あなたの貴重な経験が、多くの人たちのために役立ちます。
ぜひ、体験記をおよせください。※公開先はコチラ

□募集要項□

対 象:H30年度2次試験合格者および筆記試験受験者(未合格者)
–> 年齢・受験年数・学習スタイル等一切不問
原稿量  :自由。目安として2,000字(原稿用紙5枚)程度
ファイル形式:Word(.docxまたは.doc)
特典   : 「一発合格道場」ブログ上で随時公開。
期限   :2018年12月31日
応募方法 :ippatsugoukaku9th@gmail.comまでメール
※当ブログ運営趣旨に反しない限り、原則応募全員分を公開。
※原稿の著作権は個人上は放棄頂き、当「一発合格道場」に帰すものとします。

□受験体験記テンプレ□

(0)受験生情報 名前(HN)・年齢
(1)診断士に挑戦した理由・きっかけ
(2)学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目
(3)学習スタイルとそのメリット・デメリット
・独学、通信、○○(予備校)通学
①メリット
②デメリット
(4)合格までの受験回数、学習時間とその作り方
①学習開始時期と受験回数
②一次学習時間
③ニ次学習時間
(5)合格までの学習法
①1次
②2次筆記
③再現答案
(6)学習時・受験時のエピソード
(7)これから合格を目指す方へのアドバイス

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こんにちは、chikaです!
先日二次試験を受験された皆様、改めてお疲れ様でした!!
もちろん再現答案はもう作成されましたよね??!

再現答案を作ったら、この時期は思いっきりストレス発散していいと思います!!
きゃずがまとめてくれたように、口述試験という最終関門も残っていますが、
口述試験に向けて、毎日毎日せかせか準備する必要はさほど無いと(私は)思います。
各予備校や支援団体の口述セミナーに参加し、一週間でみっちり準備すれば良いのです。
(と、私は思います。去年そうだったので。)
もちろん、道場でも口述セミナーを行いますのでご安心ください!!

 

しかし・・!!

 

毎日勉強していたのに、急に全く勉強しなくなるのは何だか落ち着かない。
もし、万が一、不合格だった場合は、また二次試験の勉強をしないといけないし・・・

かといって、今からまた毎日二次試験の勉強するにも気分が乗らないし・・・

 

そんなムズムズする貴方へ!!

合格していても、不合格だった場合でも、役に立つ(であろう)、
この時期だからこそじっくり読みたい!おすすめの書籍(&資格)をご紹介します。

 


①入門 考える技術・書く技術――日本人のロジカルシンキング実践法 

こちらは、現役経営コンサルタントの方がおすすめしていた本です。
経営コンサルタントにとって絶対的に必要な能力、分析力!!!
分析力、つまりロジカルシンキングができないコンサルは致命的だと言われています。

ロジカルシンキングの本はたくさんありますが、
その中でもこちらは非常に分かりやすく、日常の中ですぐに実践し鍛えられるように解説されています。
きっとご自身の今の仕事にも役に立つはずです!

また、タイトルに「書く技術」とあるように、
分析力だけではなく、考えを形にする(文章にする)ためのポイントが解説されているので、
もし来年も二次試験を受験することになっても、きっと役立つと思います。

 

 

②グロービスMBA クリティカル・シンキング

 

ハカセさんもご紹介されていたこちらの本。
①のロジカルシンキングをより鍛えたい方はこちらもおすすめです。

クリティカル・シンキングは直訳すると「批判的な思考」。
ロジカルシンキングでは「論理的に考える」ことが重要視されているが、そもそも推論の前提が1つとは限らない。
論理的正しさを意識すること以上に、物事を客観的にどう見ることがより妥当か、を考え続ける姿勢、
それがクリティカル・シンキングです。(本書より抜粋)

・・・と難しい解説を書いてしましましたが、内容はとても分かりやすいです。
いわゆる戦略的思考力(問題の発見→論理的分析→問題解決)を鍛えたい方はこの時期にじっくり読んでみると良いかと思います!!

もちろん、二次試験勉強にも、診断士の仕事にも、どちらにも役立ちます。

 

 

③ビジネス会計検定試験

財務ができない診断士は終わってる!!!
と、バリバリ稼いでいるの経営コンサルタント(現役診断士)の先輩が言っていました。(汗)
(実際に診断士になって痛感してます。。。)

二次試験の事例Ⅳで撃沈した私は、財務を鍛えなきゃあかん!!!
と思い、財務の勉強だけは続けようと考えました。

簿記の試験を受けようかな~とも考えましたが、
簿記は財務諸表を作成する能力にとどまっているので、
財務分析という診断士の実務に直結しない気がしていたのです。

そこで、ビジネス会計検定試験という試験があることを知りました!!
この試験は、まさに「財務諸表を分析する力」を問われる試験なのです。
公式サイトには、
「ビジネス会計検定試験は、財務諸表に関する知識や分析力を問うもので、
財務諸表が表す数値を理解し、ビジネスに役立てていくことに重点を置いています。」
と説明されています。

簿記よりも、診断士の実務に直結する!!!
ということで、参考書を購入し、週2~3日くらい勉強していました。
(結局診断士に合格したので受験していませんが・・)

診断士を受験された方であれば、3級はもちろん2級までは何とかいけるんじゃないでしょうか。
1級になるとディスクロージャー、連結、企業価値など高度な問題が出るようですので、
1級に挑戦するとかなり財務が鍛えられそうです!!
詳しい出題範囲は公式サイトで確認してみてください★

次の受験日は2019年3月10日(日)、
申込み期間は12月25日~2月1日ですので、
今から勉強して、診断士の合格発表後に受験するかどうか決めればよいと思います♪

 

 

④「儲かる会社」の財務諸表

 

こちらも財務を鍛えるために読んだ本です。
財務諸表を見て、経営状況・経営ポリシーや、競合企業の戦略の違いを読み解く方法が解説されています。

マイクロソフトVSグーグル、ヤフーVSソフトバンク、トヨタVSフォルクスワーゲン、などなど、各業界の競合企業の財務諸表を比較されていて、業界特性も勉強になります。

やはり知識だけでなく、実際に財務諸表を見ることが重要と気付かされました。
この本にはいくつもの財務諸表が紹介されているので、読むうちに鍛えられます。

財務諸表を見て経営状況を判断する・・診断士の実務において非常に重要な力です。
(実際に診断士になって痛感してます。。。(2回目))

合格後も見据えて、こちらの本もおすすめです!!

 

⑤スモールビジネス・マーケティング―小規模を強みに変えるマーケティング・プログラム

道場でもさんざんオススメされているこの本。
二次試験勉強中に読まなかったor読めなかった方は、
改めてこの時期によんでみるのはいかがでしょうか?

私は二次試験前に読みましたが、
二次試験(事例Ⅱ)に役立ったのはもちろん、
診断士になった今、この理論が役に立っています!
今、商店街支援や小規模事業者の支援をしているのですが、
小規模事業者のマーケティングはこの考え方が非常に大事だと実感しています。

診断士になったあとを見据えて、まだ読んでなかった方はこの時期にじっくり読んでみるとよいでしょう!!


私がおすすめしたい本(&資格)は以上です。

私は財務を鍛えたかったので財務の本に寄ってしましましたが、
事例Ⅰが苦手だった方は組織論、事例Ⅲが苦手だった方は生産管理の本など、
それぞれ強化したい分野で本を探してみると良いと思います。

 

今、診断士として実際に経営支援をする中で、
まさに二次試験の事例企業だ!二次試験で解答した施策や!
という場面ばかりです。
つまり、事例Ⅰ~事例Ⅳのうち苦手だったな・・という分野がある方は、
合格後を見据えて今のうちに強化しておくと良いよ!ということです。

万が一、不合格だった場合でも来年の二次試験で役に立つはずです。

合格発表までウズウズしちゃってる方は、こんな過ごし方で有意義な時間にしてみてください♪
以上、chikaでした!!

 

✿:❀ 道場事例Ⅴ&Ⅵ(お疲れ様会)のお知らせ ✿:❀

一発合格道場 事例Ⅴ&Ⅵ

☆中小企業診断士試験に今年挑戦された方、来年以降目指す方、道場メンバーと懇親会しましょう!
☆これから同期診断士になるであろう仲間と親睦を深めましょう!!

■一発合格道場〜事例V@東京~

お待たせしました!事例Ⅴ(お疲れ様会)申込受付中!!

お申込はこちらからどうぞ≫ ←クリック

□ 開催日時:2018年11月14日(水) 19:00~
□ 会場:新宿駅付近の居酒屋(追ってお知らせします)
□ 定員:20名→(10/25)応募多数のため30名に増枠しました!(先着順)
□ 参加費:4000円

■一発合格道場〜事例Ⅵ@大阪~

お待たせしました!事例Ⅵ(お疲れ様会)申込受付中!!

お申込はこちらからどうぞ≫ ←クリック

□ 開催日時:2018年11月9日(金) 19:30~
□ 会場:天王寺駅付近の居酒屋(追ってお知らせします)
□ 定員:15名(先着順)
□ 参加費:3500円

✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀

 

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こんにちは、chikaです!
二次試験を受験された皆様、本当に本当にお疲れ様でした!!!!

一夜明けて、きっと今の気持ちは皆さん様々だと思います。
私は事例Ⅳでやらかし、Ⅰ~Ⅲも全く手ごたえが無かったので、
不合格を確信していました。めちゃめちゃ落ち込みました。
でも、そんな私でも合格していたので、気にし過ぎないで良いかもしれませんよ。
わたしの同期合格者も、ほとんどの人が「手ごたえがなかった」と思っていたそうです。

そして今まで頑張ってきた分、気力も体力も消耗していると思います。
気が抜けると体調を崩しやすいので、休養をしっかりとってくださいね。

さて、とは言ってもこれだけはやっていて欲しいことがあります。
それは再現答案を作ることです。
再現答案とは、自分の書いた解答を再現して書き起こすことです。
再現答案の作成をおすすめするには、いくつか理由があります。

 

■口述試験の準備に活用する
晴れて合格された方は、12月16日(日)に口述試験があります。
合格発表が12月7日(金)なので、準備する期間が一週間ちょっとしかないんです。
口述試験は、受験した事例Ⅰ~Ⅳから問われます。
つまり、事例Ⅰ~Ⅳの与件文と解答の方向性を頭に入れておく必要があります。
そこで、再現答案を作っておくことで、口述試験の準備に大いに役立てることができます。
私は合格発表後にあわてて口述試験の準備をはじめたのですが(汗)、
再現答案を作っていたことで、すぐに事例Ⅰ~Ⅳの内容を思い出すことができました。
口述試験の準備をスムーズにするために、再現答案はぜひ作っていてください。

 

■次年度の勉強に役立てる
万が一、残念な結果になってしまった場合。。。
次年度に向けて何を改善すれば良いかを考えるヒントになります。
ふぞろいで合格者の答案と見比べたり、予備校の先生に添削してもらったり。
そのためには自分がどんな答案を書いたのか手元にないといけないですよね。
万が一、のために・・・今年の頑張りを無駄にしないために。
PDCAを回すために、作っておくことをおすすめします。

 

■これからの受験生のために
合格された方の中には、道場のような受験生支援団体に所属する方もいるかもしれません。
また、各予備校が添削サービスとして受験生の解答を集めて、分析に使うようです。
お世話になった「ふぞろい」でも、次年度の受験生のために、たくさんの再現答案を分析します。
そういった”これからの受験生のため”にも、再現答案を作る意味があるのです。

 

■早く気持ちを切り替えるために
私が再現答案作成をおすすめする一番の理由はこれです。
再現答案を作らないままでいると、
これから各予備校の模範解答を見るたびに、「自分はこのキーワード書いたっけ?」「確か違うこと書いたような気がする」「ちゃんと書いたと思うけど、どうだったっけ?」などと、合格発表までずっとモヤモヤしてしまうことになります。
また、もう思い出したくない!忘れたい!という思いが今ある方。
あえて自分の解答を書きだし、モヤモヤを吐き出すことで、
「あとは結果を待つだけ!」と気持ちを切り替えることができます。

これから数日は、不安な気持ちが高まったり、モヤモヤしてしまうのも仕方がないと思います。
でも、12月7日(金)の合格発表までは、家族サービス、友人との飲み会、デート、趣味、などなど
これまで犠牲にしてきたことを思う存分満喫して欲しいので、
早めに再現答案を作って、ぜひすっきり気持ちを切り替えてくださいね!!

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そして・・ぜひ再現答案は記憶の新しいうちに作りましょう!
人間の記憶は思ったよりも早く曖昧になってしまうものです・・
曖昧な再現答案だと、せっかく作っても意味が薄れてしまいますので、
是非、早めに作ってくださいね!



これから合格発表までは、診断士試験のことを忘れることができる唯一の期間です。
合格していたら、すぐに口述試験、実務補習、診断士活動がスタートし、
「合格後も忙しい!」と嬉しい悲鳴をあげていた同期ばかりでした。
万が一残念な結果になったとしても、合格発表後から勉強をスタートしてもほとんど変わらないと思います。
だから、再現答案を作ったら、合格発表まで思いっきりリフレッシュしてくださいね!!

 

さて、道場では「お疲れ様会」として事例Ⅴ&Ⅵを開催します。
合格していたら同期になるみんなと楽しくお酒を飲みませんか♪
下に案内を載せておりますので、ぜひ参加ください!

以上、chikaでした♪

 

。:*:★道場事例Ⅴ&Ⅵ(お疲れ様会)のお知らせ★:*:。

一発合格道場〜事例V@東京

□ 開催日時:2018年11月14日(水) 19:00~新宿駅付近の居酒屋(追ってお知らせします)

□ 予算:約4,000円

申込みはコチラから(こくちーずが開きます)

一発合格道場〜事例Ⅵ@大阪

□ 開催日時:2018年11月9日(金) 19:30~天王寺駅付近の居酒屋(追ってお知らせします)

□ 予算:約3,500円

申込みはコチラから(こくちーずが開きます)

。:*:★。:*:★。:*:★。:*:★:*:。★:*:。★:*:。★:*:。

 

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こんにちは!桃ちゃんです(^^)/

 

今日は、二次試験お疲れ様でした!!!!

今まで、長かったですね~(>_<)
頑張ったご自身には、今までの努力のご褒美を

サポートしてくれた家族、お子さん、同僚、友達にも
感謝の気持ちを伝えましょう!

 

本日は昨日に引き続き「OPEN DAY」です。

 

是非みなさまの声や感想、なんでも結構ですので
コメントお待ちしております( *´艸`)

 


あと、帰ったら絶対今日中にやってほしい事は、

再現答案を書く!

ことです。

 

 

今日は、疲れてますよね~。

 

今日くらいはえぇやん・・・・。って思いますよね~。

 

 

でも、ここまで来たのですから、

再現答案書いた方が口頭試験対策にもなります。

 

私は、過去ブログ「本番対応」の思考プロセスも
事例ごとに再現答案にメモしたものです。

 

「あ!問題数が少ない~」
「この時点でヤバい!」
「これは楽勝!」と思った、なども記録しました(笑)

 

時間が経つと、

自分で考えた事だったのか、
あとで他の人の答案を見て感じたことだったのか

分からなくなってしまうので、
是非今日のうちに!!!

 

本当にお疲れ様でした!
以上、桃ちゃんでした。

 

。:*:★道場事例Ⅴ&Ⅵ(お疲れ様会)のお知らせ★:*:。

一発合格道場〜事例V@東京

□ 開催日時:2018年11月14日(水) 19:00~新宿駅付近の居酒屋(追ってお知らせします)

□ 予算:約4,000円

申込みはコチラから(こくちーずが開きます)

一発合格道場〜事例Ⅵ@大阪

□ 開催日時:2018年11月9日(金) 19:30~天王寺駅付近の居酒屋(追ってお知らせします)

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こんにちは、chikaです!(過去記事はコチラ

今日は、私の試験前最後の記事になります。
そこで、これだけは伝えたい!という事を「直前期にやってよかったこと」としてお伝えしたいと思います。

 

(もくじ)直前期にやってよかったこと

■パニックになった時に何をするか決めておく
■回答の型を作っておく

 


■パニックになった時に何をするか決めておく

試験中に「緊張で与件文が頭に入ってこない」
「何をかけばいいか全く思いつかない」
そんなことがあるかもしれない・・と想定してました。

そんなときは、手を動かそう!と決めていました。
手を動かす、とは、いつも通りの手順で下書きの紙にキーワードを列挙する
回答の型を書く、ということです。

そうすれば、
・何かしら解答は埋められるだろう
・書いてるうちに冷静になるだろう
と思っていたからです。

実際に、本番の事例Ⅱでは与件文が長かったので
与件文を読みながら焦ってしまい、与件文が頭に入ってこない状態になってしまいました。
その時わたしは、「いつも通りに手を動かす!!!」と自分に言い聞かせて、
いつもの手順で設問分析をし、回答の型を下書きすることで
「与件文から何の情報を拾ってくるか」を冷静に考えることができ、落ち着いて解答をつくることができました。

そして、事例Ⅲでは時間が足りなくてどんどん焦ってしまいました
今でも鮮明に覚えているのですが、
とにかく下書きの紙にキーワードを列挙して、
いつも通りの手順で解答を組み立てることを意識しました。

このように私が冷静になれたのは、
事前に”パニックになったらどうするかを決めていた”からだと思います。

パニックに対処する方法は人それぞれだと思います。
なので、もし自分は何をすれば冷静になりそうかを考えておくとよいでしょう。
そして、もし試験本番でパニックになったら、
「やっぱりパニックになったか!」と開き直って、決めていたことをやってみてください。

 


■回答の型を作っておく

上記と関連して、私はキーワードの他に
回答の型も用意していました。

私が回答の型を用意した目的は、
・与件文から拾うべき情報が明確になる
・何を書けばいいか分からない時に、何かしら書ける
と思ったからです。

以下、私がファイナルペーパーに書いていた解答の型を列挙しますので
パクれそうなものがあれば参考にしてください。

【事例Ⅰ】
★強み(要因、特徴、理由など)を聞かれたら
A社が何をした、だけ書くのではなく
(つまり)●●●をする▲▲▲力、と記述する

★外部・内部環境分析
●●(脅威)で競争激化の一方、
○○(機会)で需要が拡大し、
A社は▲▲をする××力で事業を拡大した。

★新規事業のよくあるパターン(組織構造を問われる場合)
①○○○の専門部署を設置して、
②(事業運営における)権限を委譲して、
③(ニーズ収集+商品開発に活かすための)他部門とのコミュニケーションを強化する(定期会議等)

★新規事業のよくあるパターン(人的資源管理を問われる場合)
①○○強化(→新事業に関わること)に向けた研修制度、
②▲▲による士気向上を図る

 

【事例Ⅱ】
★経営環境をふまえた新事業戦略
●●●(競争激化などの脅威)の中、
▲▲▲(市場ニーズなど機会)を機会と捉え、
○○○(B社の強み、過去ノウハウ)を活かし、
×××(事業内容)を行う◎◎戦略を行う

★品揃え戦略
●●●層(ターゲット)の×××ニーズに対し、
◎◎◎商品をそろえることで、
▲▲▲(効果=B社の課題解決)を図る

★プロモーション戦略その①
●●●層(ターゲット)の▲▲▲(効果)を目的に、
①~、②~、③~(プロモーション)を行う。

★プロモーション戦略その②
●●●層(ターゲット)の×××ニーズに対し、
①~、②~、③~(プロモーション)を行うことで、
▲▲▲(効果=B社の課題解決)を図る。

★サービス施策
①◎◎◎サービスによる×××(価値提供※)、
②●●●サービスによる■■■(価値提供※)
によって、▲▲▲(効果=B社の課題解決)を図る。
※価値提供:利便性向上、選択性改善、安心感提供、など

 

【事例Ⅲ】
事例Ⅲについては解答の型は作っていませんでした。
その代わり、事例Ⅲは特にキーワードを覚えるのを意識していました。

 

【事例Ⅳ】
★営業CFがマイナスの場合
営業面で、(※理由※)により、資金獲得力が低い/資金が不足
※理由※には以下のうち当てはまるものが入る
・当期利益の過小性
・(商品在庫など)の増加
・(支払費用など)の負担
・支払債権の回収遅れ
・仕入債務の支払
・過大な利息
・商品管理の不備

★投資CF
投資面で、(※以下のうち当てはまるものを記載)
・戦略性の薄い投資を行ったため~
・本業に直結しない投資を行い~
・○○○など過大な投資を行い~
・無計画な投資を行い~

★財務CF
財務面で、(※以下のうち当てはまるものを記載)
・不足資金を補う借入依存型の経営である
・財務体質の悪化

★経営(営業)レバレッジ
(売上高に占める固定費の割合が高い場合=経営レバレッジが高い場合)
売上高の変動に伴う損益の変動が大きいため、経営リスクが高い

(売上高に占める固定費の割合が低い場合=経営レバレッジが低い場合)
売上高の変動に伴う損益の変動が小さいため、経営リスクが低い

 

★セールスミックス(貢献利益)
(貢献利益が+の場合)
貢献利益がプラスのため、共通固定費の一部を賄っており
廃止すると(全体の)営業利益が減少するため、廃止しない

★CVP分析の記述
・収益の安全余裕度が高い/低い
・収益の安全余裕度が低下しており、営業赤字になる可能性が高い

★オプションの長所
為替レートに合わせて権利の行使や破棄を意思決定でき、
損失をオプション料の範囲で回避できる

★オプションの短所
権利の行使や破棄に関わらず、オプション料の支払いが生じる

★輸入のオプション
行使価格1ドル▲▲円のドル買いのコール・オプションを購入する

★輸出のオプション
行使価格1ドル▲▲円のドル売りのプット・オプションを購入する

 

以上、少しでも参考になれば幸いです!!
注意点としては、型にこだわりすぎると設問で問われてないことも書いてしまうので、
「設問の制約条件」と「与件文」に忠実に回答することを前提として使ってくださいね。


本日の記事は以上です。

最後は精神論で申し訳ないですが、
皆さん、最後まで絶対にあきらめないでください!
「絶対に自分は合格する!」
「ここまでやってきたんだから絶対大丈夫!」
という強い気持ちを持って試験本番に臨んでくださいね!

そして、試験当日はリラックスして、いつも通りの手順で解いてくださいね!

大丈夫。あなたは、ぜ~~~ったい合格しますから!
以上、chikaでした♪

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おはようございます!桃ちゃんです(^^)/

だんだん秋服を着ることが多くなりましたね~♪
あと12日間、体調管理もしっかりしてください!!

 

 

さて、今日は事例Ⅳの豆知識(簿記)をお伝えしようと思います。

 

去年の事例Ⅳではあまりメジャーでない単語が
出てきていたと思います。

 

それは、、

 

 

圧縮記帳!

 

 

皆さん「圧縮記帳」ってご存知ですか??
(こちらは後で説明します。)

 

突然なぜ出てきたのかなと思ったのですが、
(たまたまかもしれませんが・・)
日商簿記検定の「簿記1級→2級への論点改正」
とかぶっているんです!

 

簿記の論点改正は2016年度から始まり、
段階的に変更が加わっていて、
2018年度に終わる予定です。

 

 

2017年度の論点改正ポイント
(2級に追加された論点)
・課税所得の算定
・圧縮記帳
・リース取引
・外貨換算
・連結会計(資本連結、非支配株主持分、のれん、
ダウンストリームなど)

去年の事例Ⅳで私も苦しんだ(笑)
「連結会計」と、

あまり言葉は知らなくても、なんとかなった(笑)
「圧縮記帳」が!!!

 

では、次に今年のポイントを見てみましょう!

 

2018年度の論点改正ポイント
(2級に追加される論点)
・税効果会計
・未実現損益の消去 (アップストリーム、連結会計)
・製造業を営む会社の決算処理

 

ホントに関係あるかどうか分かりませんが、
言葉は知っておいた方が、
なんだか良さそうな気がしませんか??(^^)/

 

そうすれば、いきなり出てきても焦らずに済む!!!

 

本日は、このなかから
●圧縮記帳
●リース取引
●アップストリーム

の3つを説明します!

ただし、深追いはせずにふーん程度でいいと思います!


 

①圧縮記帳

直接減額方式の場合

 

 

固定資産を購入する際に「補助金」を得ると、
「補助金受贈益」という「収益」が発生したことになります。

 

現金預金 5,000/ 国庫補助金受贈益 5,000

 

そうすると、収益に対し税金がかかってしまい、
補助金を受け取った年に、
一気に税金を支払わないといけなくなります。

 

よって、初年度の税負担を軽減するために、
固定資産の取得原価を減額=圧縮します。

 

備品     10,000/  未払金 10,000
固定資産圧縮損 5,000/  備品   5,000

 

そうすると、補助金分だけ取得原価が小さくなり
安く購入できたように見えます。

 

→→減価償却費が少なくなります。

 

よって、1年目に支払う税金は圧縮記帳を使うことで
少なくなりますが、減価償却費が少なくなるので、

次年度以降も減価償却費も少ないのが続きます。

 

結果として、
支払う税金を繰り延べしているにすぎないという事になります。

 

↑ ここがポイントです。

 



②リース取引

 

リース取引、習いましたね!!

 

2つ覚えていますか??

 

 

 

そう、
ファイナンス・リース
オペレーティング・リースです!

 

どの内容が、どっちか覚えていますか?

 

 

 

【ファイナンス・リース】
●ノンキャンセラブル(解約不能)
●フルペイアウト(借りている人が保険料なども支払う)

ですね!

 

オペレーティング・リースは上記以外のものを指します。

 

簿記の仕訳的には下記のようになります。

 

「オペレーティング・リース」なら
契約時は 仕訳ナシ!
支払時に 支払リース料10,000 / 現金預金10,000

 

「ファイナンス・リース(利子込み法)」なら
契約時は リース資産 10,000/ リース債務10,000
支払時に リース債務    500/ 現金預金    500
決算日に 減価償却費  2,000
/ リース資産減価償却累計額2,000

 

所有権移転外
(ファイナンスリースの場合は、減価償却期間はリース期間)

 


③未実現利益の消去 アップストリーム

 

未実現利益とは、
親会社と子会社間の連結会社間の取引で発生した利益などが
連結会計外では発生していない利益のことです。

 

 

企業グループを1つの企業と見なす連結会計では、
未実現利益は、連結修正仕訳で消去する必要があります。

 

その未実現利益で
子会社から親会社への販売のものはアップストリーム。

 

アップがあるからには、ダウンもありますw

 

親会社から子会社への販売のものはダウンストリーム。

 

【アップストリーム】のほうがダウンストリームより複雑です。
(深追いしなくていいと思います)

 

親会社の持ち株60%の場合

 

子会社が別企業から 1,000円 で仕入したものを
今度は親会社に   1,200円 で販売すると

 

子会社の仕訳
仕入 1,000 /買掛金1,000
売掛金 1,200 /売上高 1,200

 

親会社の仕訳
仕入 1,200 /買掛金1,200

 

このまま決算日になり、親会社がまだ外部へ販売していない場合、
企業グループとしては利益が出たとは言えない状態です。

 

 

 

既に子会社は利益200を計上しているのですが、
子会社の利益200は実現していません(=未実現)

 

なので連結財務で
グループ全体の利益から控除する必要があります。

 

アップストリームの場合は、子会社の負担で利益を消去します。

 

本来 連結会計上は、子会社が仕入した原価で期末商品
を評価し、売上原価を計算するべきです。

 

→売上1,200と原価1,000の
差額200円を調整します。

 

個別会計:親会社の仕訳
商品(繰越商品) 1,200 /売上原価(仕入)1,200

 

連結会計:本来正しい仕訳
商品(繰越商品) 1,000/売上原価(仕入) 1,000

 

連結修正仕訳
売上原価200 / 商品200

 

また、子会社の利益は(親会社)と(非支配株主)の按分します

 

子会社の「未実現利益を消去」して、
子会社の利益が減少となる場合、

 

消去した分に対応する「非支配株主に帰属する当期純利益」
200×40%(非支配株主)=80を
減額する必要があります。

 

(※親会社の持分は60%と記載ありの場合)

 

なぜかって??

 

そもそも「非支配株主持分」とは子会社の純資産のうち
親会社ではなく非支配株主が持つ部分です。

 

なので未実現利益に対する「非支配株主持分」を減額させます。

 

非支配株主持分当期変動額80
/非支配株主に帰属する当期純損益80

 

非支配株主の事は、去年の事例Ⅳでも出ましたね!!

 

さらっと読んでいただいて、
もし分からなくてもそのまま次の勉強をがばってください!

 

以上、最近簿記1級の試験勉強をスタートさせた
桃ちゃんでした!

 

 

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はい!へんりーです。

 

さあ、今日をいれて残り15日間となりましたね!

前回の記事の冒頭でお見せしたグラフのとおり、本番の直前まで実力は伸びます。(初学者は特に!)

どうかどうか、それだけは忘れずに。最後の最後まで、あがいてください。

 

さて、この時期まできますと、事例の解答にあたってはかなり「慣れてきている」段階かと思います。

そんな中、もし悩みがあるとしたら、

 

「得点が安定しない・・」

 

「模範解答と比べてどうも内容が薄い・・」

 

といったところでしょうか。

 

今日は、その状態を打破するためのヒントをお伝えできればと思います。

 

以下、大きく3本立ての内容です。

  1.  「加点されない理由」分析 

  2.  「フレーズコピー」のススメ

  3.  事例4「敗北しないための戦略」

(※過去問ネタバレなし)

1つ当たり1つの記事が書けそうなテーマですが、今回は渾身よくばりDayということでお付き合いください!

 


 

  1.  「加点されない理由」分析

 

早速ですが、どうすれば得点が安定するのか?を掘り下げていきます。

 

あなたの解答(事例I, II, III)が得点しきれていない=十分に加点されていないとしたら、その理由は何でしょうか?

 

大きく3つの切り口に分けて、診断してみましょう。

 

①問題の制約条件に違反している

②幅が足りない(切り口にモレがある)

③深さが足りない(因果が足りない)

 

まず

①問題の制約条件に違反している

はわかりやすいと思います。

 

夏セミナーでもお伝えしたとおり、自分は「教訓ノート」なるものを作り、事例を解く度に反省点をメモし蓄積していました。

その中から、いくつか「やらかし」をシェアしてみます。


・「過去に業績を維持できた理由」を聞かれているのに、現在の強みを答えている

・「経営面での影響」を聞かれているのに、技術面にしか触れていない

・「生産面について助言」と書かれているのに、組織・人事の対策を書いている

・「課題」について聞かれているのに、問題点を書いている

・「社内対策を」と書かれているのに、社外での施策を書いている

・「子育て世代をターゲット」の助言問題なのに、文字数余ったところで高齢者向けの施策を書いている

 

といったところでしょうか。あくまで一端です。 「自分もこれはあるなー」と思うものが含まれていたでしょうか?

 

多面的な解答にすることで得点稼ぎにいく方法は否定しませんし、むしろ賛成派ですが、やみくもに文字を埋めることでルール違反をやらかせばその解答は台無しです。

 

対策は、やはり「設問解釈」の徹底にかぎります。緊張しているときこそ、一字一句を大事に設問を読む必要があります。

念には念をいれて、制約条件を見逃さないためのクセと工夫を身に着けてください。

 


次に、加点されない理由の2つ目、

②幅が足りない(切り口にモレがある)

です。

ここでの「幅が足りない」とは、設問で求められている項目や切り口のどれかが漏れているということです。

初代ハカセさん作の図を使わせてもらうと、幅=並列のイメージです。

解答に盛り込むべき項目が並んでいます。

ものすごく簡単な例で言うと、「売上の改善のための施策」を求められている場合、

(特に制限がなければ)「客数」×「客単価」の2つの切り口が必要になるところを、一方を漏らし片方だけで解答してしまった、といった具合です。

 

「幅の不足」=漏れの防止対策には、いわゆる「フレームワーク」が特効薬となります。

 

たとえば、人事施策に関する助言が求められている場合、

「茶化」というフレームワークを使えば、(「茶」と「化」の文字を分解し・・)

サ 採用
ハ 配置
ホ 報酬

イ 育成
ヒ 評価

が漏れなく頭に浮かべば、モレなく、その問題に適した切り口を盛り込めるわけです。

フレームワークはモレを防ぐためのものという意識をぜひ持ってください。

 


そして、加点されない理由の最後3つ目が、

③深さが足りない(因果が足りない)

です。

ここで、深さとは直列のイメージです。(向きは横ですが)

解答の要素が、因果、因果、とつながっています。

模範解答と比べたとき、おおまかな施策やアクションは合っているのに、いまいち情報や修飾語が欠けていて、得点を稼げていない・・・

という人は、ぜひこの「深さ」を意識してみてほしいのです。

 

その神髄をいうなれば、

キーワードの前後 = 因果の要素

です。

(BeforeとAfter・・また勝手に「BA理論」または「前後理論」などと命名してしまいたい・・!)

例を出しましょう。

たとえば、助言を求めらる問題において、

[キーワード]に、助言の核となる「施策やアクション(例:〇〇教室の開催)」

が入るとすると、

[前]に、「現状のニーズや課題(例:ファミリー層に需要のある)」

[後]に、「期待効果(例;顧客との関係性強化)」

を入れることができます。

 

この[前]と[後]が、[キーワード](=施策やアクション)を修飾し、説得力を強めるのです。

 

 

ここで予備校の模範解答や「ふぞろい」を見直してみてください。

きっと、[前]と[後]にも、それぞれ、ちゃんと得点が与えられているはずです。

 

あなたの解答に足りなかったのは、実はこの

[前]と[後]

だったのではないでしょうか?

 

だいまつやきゃっしいの思考プロセス実況(の記事)の中で、「拾うべくして拾えるもの」のように説明されいる要素たちも、

見方を変えると、「因果の要素」だったりするわけです。(もちろんすべてがそうではありませんが)

他にも、具体例を挙げると以下の図です。

 

難易度が高いことで知られる助言問題において、解答の核となる「施策」そのものが思い浮かばなかったとしても、あるいは自信がなかったとしても、その[前][後]は与件文から抜き出せることがあります。

 

「施策」という、下手をすると『引き出し勝負(発想勝負)』になりがちなキーワード当てにいかずとも

前後をしっかり記述することで、一定の得点が得られるのです。これが「前後理論」です。

これに気づいてから、僕の得点は安定し始めました。

 

これこそが、8月あたまのブログ記事で、

2次試験は『作問者の想定する正解はきっと存在する。しかし、その「作問者の想定する正解」を当てにいってはいけない。「100%当てずとも如何に得点を稼ぐか」が勝負の試験である』

と記した理由です。(今ごろ伏線回収・・)

「こじらせてしまっている」受験生の一部の人は、解答の核となる「施策・アクション」の箇所を100%当てることにばかり注力してしまい、一方、その[前][後]をおろそかにしているきらいがあると思っています。それはリスクの大きな戦い方です。

でも本当は、得点源はそこだけではないわけです。

 

まずは [後]の 「施策・アクション」→「期待効果」 の因果関係を意識するのが馴染みやすいと思います。

「~により売上向上を実現する」

「~することで短納期化を図る」

といった当たり前のことを書く。それだけで得点になります。

 

事例にでてくる社長さんは天然です。「当たり前のことすらハッキリ言わないとわかってくれない」のです。

意識をしてこなかった人にとって、これは盲点かもしれません。

 

ぜひこの「因果」で深さを出す(前後理論)を取り入れてみてください。

 


「フレーズコピー」のススメ

 

続いて、こちらも事例I~IIIの得点安定のために、残る期間ですべきオススメ勉強法についてお話します。

 

お手本になる解答の文章を真似し、何度も書きなぞる勉強法を「写経」などと一般的に呼びますが、

基本的にはそれと同じ。何度も書かない代わりに、コピーしノートやスマホに記録しておくだけ、です。

しかも、解答全文ではなく、部分的なフレーズだけをコピーするで「フレーズコピー」と呼ぶことにします。

 

解答作成にあたって、「語彙」が足りない人は、上手い人の文、フレーズ(言い回し)をどんどん真似しましょう。

いくらあなた1人で事例を解き続けても、解答を書き続けても、なかなか良い表現は生まれてきません。

それなら、巧い表現を真似ること、パクることです。

 

自分が言いたいことを、如何にコンパクトに、如何にわかりやすく書けるか?

僕が受験時代中にメモしていた内容から、以下に一端をピックアップします。

 

 [イマイチ長い文] 若手育成への貢献度をしっかりと評価する制度を導入することで

[スマートな文] 育成面を重視した評価制度の導入により

[イマイチ長い文] 安心かつ安全な商品であれば高価であっても購入する子育て世代に

[スマートな文] 高価でも安心安全を重視する子育て世代に

 

このように、言いたいことは同じだけど、なんだか見事にコンパクトにまとめている「スマートなフレーズ」を見つけてはメモするようにしていました。

他にも少しご紹介します。

 

「無関連多角化によりシナジー効果を発揮できず」

「裁量を与えることで動機付けを行い」

「愛顧向上により口コミを誘発し新規顧客を獲得する」

「情報誌にパブリシティを行い」

「高付加価値化により客単価向上を図る」

 

どれもスマートで美しいと思いませんか?

ふと俯瞰すると、主に動詞の使い方に注目していたことがわかります。自分の引き出しにない動詞の使い方を取り込むことで文章作成の自由度を上げようとしていました。

 

これらはあくまで昨年の僕にヒットしたフレーズですが、

みなさんも残りの期間で、「この言い回しを自分は持っていないな」というお手本のフレーズを見つけたらそれをコピーし自分に取り込んでください。

 

おまけの話ですが、この「フレーズコピー」は、楽器演奏の練習で用いられる方法なのです。ご経験のある方もいらっしゃるかもしれません。

例えば、JAZZの独特の歌いまわしを身に着けるには、過去の偉人「ジャズ・ジャイアント」の演奏から、彼らのアドリブフレーズをコピーしていくのが1番早いと言われています。

呼び方は異なるかもしれませんが、

・スポーツの素振り(フォーム作り)

・英語のシャドーイング

などもおそらく同じ。「お手本のコピー」が有効なのです。

 

というわけで、直前期だからこそ、「フレーズコピー」(時間があればもちろん「写経」)をおすすめします。

 


事例4「敗北しないための戦略」

さらに、「得点安定のための極意」の締めくくりとして、事例4対策についても書いておきます。

 

事例IVの問題(設問)は、以下の3種類に分けることができます。

 ①合格者・不合格者のほとんどが正解する問題(差が出ない問題)

②合格者と不合格者で正答率に差がでる問題

③合格者も不合格者も正解できない問題(差が出ない問題) 

「だから、勝負になる②を練習しろってことだろ」という声が聞こえてきそうですが、

 

違います!

 

得点安定のために大事なのは「勝負の手前」なのです。

 

①合格者・不合格者のほとんどが正解する問題(差が出ない問題) (具体例:経営分析の問題)

で如何に着実に得点するか?

③合格者も不合格者も正解できない問題(差が出ない問題) (具体例:NPVの大問の最後の問題)

に如何に時間をかけないか(極端に言えば捨てるか)?

この2点を遂行できずに、つまり勝負をするまでもなく敗北してしまう人が意外と多いのです。

 

せっかく、②の問題で戦う力を如何につけていても、①と③の対処を誤ると一気に不利になっていまいます。

勝負の土俵にすら上がれないということですから、やるせません。。

 

特に、自分は財務会計が得意と思っている人ほど要注意かもしれません。

そんな人ほど、試験の後半にまだ「時間をかければ誰でも正解できる問題」が残っているのにも関わらず、「自分なら多少難しくても解けるから」と、色気がでてしまいがちです。

たとえば、NPVの最後の設問に果敢にもチャレンジしてしまい、しかしその難問に予定に時間を食い、「時間をかければ誰もが正解できる問題」を落としてしまう、といった悲劇が起きます。

さらに追い打ちをかけると、そのNPVの難問も、実はほとんど配点が与えられません。だった1点の可能性すらあると思っています。

そのあたりは、きゃっしいの前回の記事で説明してくれているのでぜひ参照ください。

 

実は、僕の「スタプラ友達」で、財務会計をすごく得意としていた方がいたのですが、残念ながら2次試験本番で上記のような事態に陥ってしまいました。

読者の皆さんには、そうはなってほしくありません。

 

敗北しないために、まず何より、上記①の得点、③の回避を確実に遂行してください。

それを成しえて、はじめて勝負の土俵に上がることができます。得点が安定してきます。

 

本番のメンタルでは、優先順位の選択を誤ってしまう可能性があるため、練習のうち意識してやっていないといけません。

ぜひ今日から、まず①と③を重視して事例IVを解いてみてください。

 

では、勝負を決める②の対策は?

それは「2日連続で解く」勉強法です。まず解いて答え合わせをし、その翌日に再度解くことで定着を図る。また、別のところでひっかかって間違えることも多い、というわけです。

1次試験前にも繰り返していたことですが、最後まで自分の理解度・実力を疑ってください。

 


 

以上です!

へんりーの手元に残る、ありったけの得点安定ノウハウをお届けしてみました!

 

どうか最後の15日間を濃密に過ごし、本番に備えてください。体調管理も言わずもがな趙重要です。

質問・疑問はお気軽にコメント欄にどうぞ!さっと聞けば、答えが得られて数時間が浮くことだってありますから。

 

では、

「アナタもまだ間に合います!

本番まであと少しだけ、あがいてみませんか?」

 

以上、へんりーでした!

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おはようございます。ゆうです。

バックナンバーは、こちらから

 

本日のテーマは、ゆうファイナルペーパーにみる2次試験攻略のポイント、と題してお送りします。

 

前回は、2次試験のファイナルペーパーからピックアップして、事例共通の、試験の心構えを披露しました。

 

今回は、その事例別編です。

 

ファイナルペーパーとは、自分なりの2次試験攻略の縮図です。

 

「2次試験とは、結局どういう試験か?」という要所を紙にまとめて、あとは試験当日の現場対応力

 

どんな会社が出題されるかは分かりません。どんな要求が来るかも分かりません。

 

解答に必要な2次知識とフレームワークを準備し、試験当日に登場する企業に合わせて、知識とフレームワークを活用する。

 

そのため、試験当日に確認することは、2次知識とフレームワークが中心です。

 

私の場合、ツールはMMCの学習ガイドブックと、自作のファイナルペーパーでした。

 

今回は、ゆうファイナルペーパーから事例別編を引用し、その下に補足コメントを書きますので、参考にしてください。

■事例Ⅰ

(1)強みの維持、強化がテーマ。なので、与件文通読の際にチェックすると有効。その際に、強みは、外部資源を活かしたものと、内部資源を活かしたものになる。

中小企業は経営資源が限られているので、全方位経営はできません。キラリと光る、他社と差別化した「強み」を武器に、会社の存続と発展を目指す必要があります。

 

2次試験も、全事例を通じて、求められていることは、そういうことです。

 

事例Ⅰでは、強みを維持、強化するために組織・人事の視点で診断と助言を行います。

 

また、現在、中小企業共通のテーマである、以下のキーワードは、事例企業の背景として登場する可能性があります。

課題と対応策は、頭に入れておきましょう。

①事業承継 ②社員の高齢化 ③人材不足 ④生産性向上 ⑤海外進出・インバウンド対応

 

(2)与件文に根拠を探しに行っても、無い場合が多い。つまり、設問文を読んだ段階で理論想定することが大事。余白に想定を箇条書きで書いておく。

事例Ⅰを苦手な方の、多くの原因が、これでしょう。与件文に根拠が書いていない、見つからない。難易度を高めるために、意図的にそうしていると思います。

 

受験生の対策としては、設問文を読んだ時に類推すること、です。

 

事例Ⅰでは、組織構造か人的資源管理に絞られるので、その中のどれかな?と探る。過去問の出題パターンから、これかな?と探る。

 

(3)レイヤーは、経営戦略、組織構造、人的資源管理(さちのひもけぶかいねこ)

何はともあれ、事例Ⅰで頭に入れておくフレームワークが、これです。

 

(4)最終問題は、与件文と最後の段落と最初の段落が関係することが多い。

これは事例Ⅰのパターンです。昨年29年度も当てはまりました。30年度がどうなるか分かりませんが、想定はしておきましょう。

 

■事例Ⅱ

(1)基本は、誰に・何を・どのように。誰にがターゲット、何をが製品戦略、どのようにがプロモーション戦略

マーケティングの基本です。事例Ⅱの解答構成で迷ったら、この基本に立ち返りましょう。

 

(2)ターゲットは、顧客層が市場拡大しているのが基本。現状維持や減っていく市場をターゲットにしない。そして、B社の強みが活かせて顧客獲得できるターゲット。

マーケティングの目標は、おおむね売上向上ですから、拡大している市場への進出やシェア拡大が基本です。

 

昨年29年度であれば、30~40歳代の子育て世代がターゲットでしたね。

 

ターゲットが複数登場したら、B社の強みが活かせて、拡大している市場をターゲットに選びましょう。

 

(3)マーケティング戦略、アクションと来たら、ターゲットを明確にすること。ターゲット+4P

私は解答構成で、ターゲットを書き忘れる癖があったので、忘れないようにターゲットのことを何度も書いています。

 

すでに設問文にターゲットが明記されていれば不要ですが、書いていない場合、ターゲットの記述は採点対象と考えておきましょう。

 

(4)売上拡大ときたら、客数増加なのか、客単価増加なのか。既存売上強化か、新規顧客獲得か。
例:〇〇することで、客数増加させ、売上拡大を図る。

施策を考える時の視点として、切り分けの視点として、重要です。

 

(5)経営資源をチェックしておく。それを機会や課題に合わせて、活用する。

施策を期待効果につなげるには、B社の経営資源を有効に活用しているかどうかが、カギです。

 

(6)レイヤーは、経営戦略、4P(商品サービス・プロモーション・価格・チャネル)

特に4Pで重要なのが、商品サービスとプロモーションです。価格とチャネルも、どういう課題や対策があるか、基本的な内容は押さえておきましょう。

 

(7)インターナルマーケティングのセオリー。①研修による能力開発 ②表彰制度や権限移譲によるモラール向上→従業員満足の向上→当事者意識の向上→顧客満足や顧客愛顧の向上

頻出論点のセオリーは、因果の流れで、覚えておきましょう。

 

(8)コミュニケーション戦略のセオリー。双方向のコミュニケーション活性化により→顧客関係性強化→顧客満足度向上→口コミ促進→新規客獲得

上記(7)と同様です。頻出論点のセオリーは、因果の流れで、覚えておきましょう。

 

■事例Ⅲ

(1)事業やアイテムごとに生産形態が違う可能性があるので、○○は●●生産、と個別に捉える必要あり。【受注生産・見込生産】【個別生産、ロット生産、連続生産】

生産形態によって課題が違います。受注生産なら、生産リードタイムの短縮であったり、見込み生産なら精緻な需要予測であったり。

 

生産管理の問題を作りやすいので、比較的、事例は受注生産の企業が登場します。

 

(2)まず生産管理系の問題から処理する。1問目(強み、弱み)と最終問(強み活用)の戦略問題はセットで処理する。

これまで事例Ⅲのセオリーだった第1問の強み・弱み問題が、昨年29年度は出ませんでした

 

なので、このポイントの後半部分は流用できません。ただ、前半の生産管理系の問題から処理するのは、引き続き有効です。

 

理由は生産管理系の問題はワンパターンで解答しやすいためです。

 

事例Ⅲに共通して言えることは、問題と解答が、けっこうワンパターンなのです。おそらく事例Ⅲは、解答のバリエーションが作りづらいのでしょう。

 

(3)レイヤーは、経営戦略・機能戦略(①営業活動 ②設計・開発 ③生産活動)

事例Ⅲは、生産管理はもちろんですが、営業に関する問題や解答も多いので、営業の切り口やキーワードの準備は、有効です。

 

■事例Ⅳ

(1)解く順番を決める。基本は、経営分析→理論問題→NPV以外→NPV。簡単な問題からやる。

事例Ⅳはタイムマネジメントが重要で、簡単な問題からやって点数を積み上げる戦略が有効です。

 

27年、28年のように平易な問題であれば、全問解答する必要性が高いですが。

 

昨年29年度のように難化した場合は、捨て問の選定が重要でした。

 

昨年であれば、第1問⇒第4問⇒第2問⇒第3問の順番で解答しました。

 

(2)経営分析はBS・PLから探しに行くのではなく与件文から類推する。もっと言うと、あらかじめパターンを読んでおく。

・よく出る指標

収益性:
売上総利益率、売上営業利益率、売上経常利益率

効率性:
有形固定資産回転率、棚卸資産回転率

安全性:
負債比率、流動比率(100%が基準。100を切っていたら優先的に指摘する)、当座比率

 

・安全性を複数指摘する場合、

①短期安全性(流動比率、当座比率)
②長期安全性(固定比率、固定長期適合率)
③資本構造(負債比率、自己資本比率)

 

(3)経営分析は20分以内で終わらせる。時間をかけすぎない。

以前の記事でも書きましたが、経営分析をいかに早く処理して、他の問題に時間を使うか、が合格のカギです。

 

(4)前期と当期比較なら、低下や上昇を使う。同業比較なら、低い・高い。

何でもかんでも、低い・高いで表現するのではなく、時系列での比較なら、低下・上昇を使う。

 

(5)CF計算をする際は、ちゃんとPL計算書から作る。時間はかかるが、確実性が上がる。

事例Ⅳで点数を積み上げるには、計算する過程を丁寧に書いて、抜け漏れや計算ミスを防ぐことが大事です。

 

時間はかかりますが、確実性があがります。また、そのトレーニングを積み重ねることで、スピードアップできます。

 

(5)CF説明。FCFのみの説明なら、財務CFのことは書かずにまとめる。

FCF(フリーキャッシュフロー)は、営業キャッシュフローと投資キャッシュフローの合計なので、財務キャッシュフローのことを書くのは余計で、不必要なことです。

 

(6)ディシジョンツリーのパターン。期待正味現在価値が正なので、研究開発を行う。研究開発の結果、大型投資の場合は設備投資を行うが、小型投資の場合は設備投資を行わない。

次こそ出るぞと言われて、昨年29年度も出なかったディシジョンツリー。

 

問題設定にもよりますが、おおむね上記の解答パターンになることが多いので、あらかじめ想定していました。

 

 

以上、ゆうファイナルペーパーにみる2次試験攻略のポイント、でした。

 

最後に、スト合格を目指す皆様に一言。

 

スト生は、「ラスト2週間で急速に成長し、2年目に追いつきます!」

 

私の場合、このラスト2週間は、以下の2つに取り組んだことが、合格の決め手でした。

 

①毎日2事例を解く+毎日事例Ⅳ問題を解く。

②土日は5事例解く。そのうち、日曜は完全に新作のセルフ模試。

 

大事な残り2週間。体調に気をつけながら、絶対に後悔しないように、全力で行きましょう。最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

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こんにちは、きゃずです。

過去記事はコチラ

 

いよいよ平成最後の2次筆記試験まであと3週間を切りました。

今回のテーマは「課題別いま読みたい道場記事」。

道場9代目の各メンバーが2次試験に向けてそれぞれ熱い記事を書いているので、今日はそれらをキュレーション(つなぎ合わせ)しながら紹介していきます。

(すべてを読む必要はありません。みなさんの課題に合わせチョイスください!)

 

主なターゲット2次試験に臨むすべての人

登場する過去問:特になし

文字量:約3,000字(本文のみであれば約5分で読めます)

 


 

■80分の使い方に悩む方に

桃ちゃん「80分への縮め方」と「応用情報技術者 午後試験」

たかじんの80分間の過ごし方

80分をどのように使うかは人それぞれですが、効果的な80分の使い方というものはやはり存在します。桃ちゃん&たかじんが、極めてオーソドックスかつムダのない時間の使い方を解説してくれている本記事を読んでみてください。筆記スピードには個人差があるので、あなた自身の場合を見極める参考に。文具へのこだわりも、1分1秒を削り出すためには侮れません。

(所要時間:約10分/1記事)

 

■2次試験の本質に迫りたい方に(1)

【永久保存版】平成29年度2次試験事例Ⅰ超高得点解答にみる2次試験合格のポイント!

【永久保存版】平成29年度2次試験事例Ⅱ超高得点解答にみる2次試験合格のポイント!

【永久保存版】平成29年度2次試験事例Ⅲ超高得点解答にみる2次試験合格のポイント!

まさに永久保存版。平成29年度試験の超高得点答案(80点クラスの再現答案)の比較・分析を通じて、2次試験を合格するためのポイントがこれでもかと詰まっています。金言のオンパレードです。ここまで2次試験の本質に迫った記事を僕は見たことがありません

だいまつも書いている通り、真剣に読むと長時間を要してしまいます。それでも全力でモノにしようとする方にはそれ以上のリターンが得られるでしょう

(所要時間:約30~60分/1記事)

 

■2次試験の本質に迫りたい方に(2)

きゃっしいの解法実況@事例Ⅱ & 5分でできる!1次と2次をつなぐトレーニング方法

きゃっしいの解法実況@事例Ⅰ

きゃっしいの解法実況@事例Ⅲ&復習の質を高めよう~その復習、本当に役に立っていますか?

こちらも永久保存版。平成29年度試験で合計280点を獲得した「伝説の合格者」きゃっしいが、2次試験とどのように向き合い、どのような思考プロセスで解いていったのかを実況スタイルで書いています。臨場感がありながら極めてロジカルで、コンサルの鑑のような内容です。

ボリューム感に圧倒されて、「そんなの真似できないよ!」と尻込みするのではなく、どこか使えるポイントはないか…という視点で記事からにじみ出るエッセンスをしゃぶり尽くしてください。

(所要時間:約30~60分/1記事)

 

■2次試験の重要キーワードを再確認したい方に

【二次ノウハウ】キーワード解答法 ~事例Ⅰ(組織・人事)~

【二次ノウハウ】キーワード解答法~事例Ⅱ~ + 事例Ⅱで安定して得点を取るためのコツ

【二次ノウハウ】キーワード解答法~事例Ⅲ~ + 事例Ⅲの基礎

【二次ノウハウ】キーワード解答法 ~事例Ⅳ・経営分析~

Chikaによる渾身のキーワード解答法シリーズ。与件文のヒントからどのようなキーワードを持ってくるかという「解答のレシピ」の紹介。僕も受験生時代は似たアプローチをしていましたが、Chikaの徹底ぶりと分かりやすい説明には本当に頭が下がります。そしてあと3週間、つらいときはこう唱えましょう。

「死ぬ気でやれよ、死なないから!!」

(所要時間:約10~20分/1記事)

 

■事例Ⅳをモノにしたい方に

【2018年スト合格目標】事例Ⅳの傾向と対策、そして「経営分析」は20分で解く!

【道場】事例Ⅳ対策記事まとめ【厳選】

平成29年の事例Ⅳで75点を獲得した、ゆうの記事。そしてZenZenによる事例Ⅳ対策の珠玉のまとめ記事。残された時間で事例Ⅳに向き合う場合、「どこが頻出領域なのか」を意識せずにやみくもに問題を解くのは、コンパスを持たずに航海に出るのと一緒です。後悔したくなければ、この2つの記事を一読してコンパスを持ちましょう。悠然と順番に読むのがお勧めです。

(所要時間:約15分/1記事)

 

事例Ⅳ〜合格点までの守破離(3ステップ)

よこよこはこう書いていますし、本当にそうだなぁ、としみじみ思います。

事例Ⅳは純粋な会計の問題ではなく、「文章を読み解き、整理する力」、これは国語の試験なのだと気が付いてから、合格点確保の道筋が見えてきました。

そして事例Ⅳの合格点確保に至る三段階(守破離)。あなたがどのステージにいるかにより、ラスト3週間の事例Ⅳへの時間の投入量は変わるはずです。現状のチェックにぜひ。

:頻出論点の解法が分かる

:独特の難解文章を「表」「数式」に整理できる

:自分のクセを知り致命的なポカミス回避する

(所要時間:約5分)

 

【大胆仮説】再現答案の比較からの「事例Ⅳの配点操作説」

まさかとは思っていました。でも、これはきっとそういうことなのでしょう。得点開示が可能にした、配点のマジックに切り込む記事。きゃっしい恐るべし。

仮説をどう捉えるかはあなた次第ですが、きゃっしいがこの分析を通して本当に伝えたいことはココです。

確実に合格点を確保するためには、難しい問題を無理して完全に解こうとする前に、まずはみんなが取れる問題を確実に取ることが重要

焦って新しい論点に手を広げるのではなく、経営分析・CVP・設備投資の経済性計算といった頻出論点の基本問題をひたすらモノにしましょう

(所要時間:約15分)

 

■どうも得点が安定せずに悩んでいる方に(追加!)

得点安定のための極意(事例 I~IVすべて)

解答にだんだん慣れてきた、けれど、まだ得点が安定しない・・といった悩みがある方に、

「どうして加点されないのか(裏返せば、どうしたら加点されるか)」をへんりーが分析しています。

①制約条件違反? ②切り口のモレ? ③因果関係要素の不足?  すべてクリアできていますでしょうか?ぜひ確認ください!

(所要時間:約10分)

 

■ぶっちゃけ何もできていない!ただ焦っている!方に

H29.事例Ⅰ 過去問解いたらこうやって見直そう!!

過去問がどうしてもアタマに入ってこない…というあなた。ヒロちゃん夫妻による愛の合作である本記事を読んでみてください。事例の向こうには中小企業の社長のストーリー、熱い想いがあることを焼き付けたら、ラストスパートの気力も湧いてくるはずです。まだ間に合います。全力であがきましょう

(所要時間:約10分)

 

 

■これまでやったことをまとめ、自分を信じて試験会場に向かいたい方に

一発合格道場の「ファイナルペーパー」総論

ファイナルペーパーに関する記事は道場やその他試験対策ブログでも数多くあります。ですが、それらを横断的にまとめて汎用化した記事はこれまでありませんでした

ラスト3週間、これまでやってきたことを消化して「ファイナルペーパー」に昇華させるプロセスは、再現性を高め、最高の心技体で試験に臨むための最後のひと押しになる。そう確信しています。

後半にあるファイナルペーパーも是非ダウンロードしてご活用ください。

 

いかがでしょうか。

泣いても笑ってもあと3週間。あがいてもがいてやりきりましょう。道場メンバーも全力で応援しています。

以上、きゃずでした。

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事例Ⅳ~財務のツボ

おはようございます。よこよこ@バブル受験組です。

いよいよ10月ですね。この苦労も、あと20日で実を結びます。悔いのないように頑張ろう!

さて、試験を真近に控え、血へどを吐くまで頑張っている受験生さんに言うのもなんですが・・・・診断士に合格後してからも勉強する機会はたくさんありますので、楽しみにしてください(笑)。

私の所蔵する東京の診断士協会にも、プロコンサルタント養成講座や各種研究会が沢山あり、合格後も各々スキルアップに取り組んでいます。私は東京協会城北支部のプロコンサルタント養成講座に参加しています。そこで、診断士が押さえるべき財務ポイントをいくつか勉強して目からウロコでしたもう受験ノウハウはネタ尽きたので、事例Ⅳをはじめ、Ⅰ~Ⅲのヒントになるかもしれないので、よもやま話的にさせて頂きます

 

☆経営計画は誰のため?

飲食店を専門とする先生の講義です。起業した飲食店の経営計画を立てる7つの手順は以下の通りだそうです。

⓪ 現時点の財務諸表を整備する。

 5年後の目標B/Sを設定する。

② 5年間で内部留保するべき純利益合計を算出する。

③ 1~5年目の各年の純利益目標(P/L)を決める

④ 各年の目標の売上高と原価率、人件費や固定費を決める。

⑤ 売上目標を客数・客単価に分解する。

⑥ 客数は、席数がだいたい決まっているので目標回転率を決める。

⑦ 客単価は、目標売上高÷客数で逆算して、目標値を決める。

次に非財務的側面から、財務目標を実現する有効なオペレーションを考えていきます。例えば、店が混む時間帯に料理の提供が遅れて回転数が上がらないのであれば、調理時間の長い「焼き物」ではなく、油で揚げるだけの「揚げ物」。さらに、前日に仕込できる「煮物」のメニューを充実させ客単価と回転両面から考えます。オペレーションの助言はとても具体的です。事例Ⅱ、Ⅲは、具体的な解答が良しとされる理由かもしれませんね。

 

☆ポイントは見せる相手!

経営計画(財務的側面)に戻りますが、一般的に経営計画立案では、③の利益目標から決めていきそうな気がしますが、中小企業は違います。大多数の中小企業にとって、経営目標数値を見せる相手は、企業の成長を期待して株を買ってくれる株主」はおらず資金を貸してくれる「銀行」だけ、であるためです。

そのため、経営計画は、店主のこだわりメニューが大当りして大儲けして株価急騰&配当ガッボリなんてどうでもよく、ズバリ「借金を返せるかどうか」を知りたい訳です。具体的には、自己資本比率を改善していく計画でなければ、融資を受けることができないのです。その根拠として、投資した店舗・什器などへの投資が適切に利益を産み出しているのか?(有形固定資産回転率など)、結果として利益が上がっているのか?(売上高経常利益率など)が裏付けとなる指標となります。

 

☆経営計画を見せるという観点から

この低金利時代にNPV計算なんて必要なの?

コンピュータでシュミレーションすれば良いのにディシジョンツリーが必要なの?

・・・と思いますが、要するに「お金返せるかい?」という観点で見れば、減価償却費など非資金費用や運転資金の増減を調整した営業キャッシュフローやFCFにわざわざ直してNPVが議論されるのはこのためなのだ・・・

経営計画を銀行に説明する上で事業リスクを織り込んでいることをアピールする手法としてディシジョンツリーがあるんだ・・・

と思えば、少しは理解の役に立つでしょうか?

 

☆財務諸表を見るポイントは

  • 中小企業では、大企業よりもキャッシュフローが大事。
  • 貸借対照表(BS)と損益計算書(PL)とキャッシュフロー計算書(CF)を一体で考えること

象徴的な設問として、H29年事例Ⅳでは、連結損益計算書(P/L)の見方を問われました。簿記検定の勉強経験者なら、あれっ?と思うかもしれません。連結決算の簿記2級での設問は通常は貸借対照表(B/S)の連結から出題されることが多く、損益計算書(P/L)の連結を扱う問題にはあまり馴染みがないのではないでしょうか?(私は、全国経理教育協会派なので違ったらごめんなさい。)

 

私も80分間の本番では、非支配株主とのD-a社の利益分配にまで気が回りませんでした。周りの大半の受験生もそうでした。たまたま、道場仲間と会話しても、「P/Lの連結ってノーマークだったよね~」と同意見があり、簿記検定試験との違いがよく表れた問題、診断士試験らしい設題だったのではないでしょうか。B/Sの連結だったら、解けた人は多かったかもしれませんね。ここは、連結決算の知識を問うたのではなく、3つの計算書を一体に理解していることを問われたのだと思います。

 

そこで、ご紹介したいのは、中小企業経営者に最低限知ってもらいたい財務演習問題として、私の所属する協会の財務担当の大先生から伝授頂いた課題です。(ダウンロード

注)一部誤りがあり、10/1(月)1620にファナルを差替ました。

 

簡単な課題ですが、3つの財務計算書間の関係がよく分かります。これが、中小企業の経営者に必要とされる財務諸表の読み方だそうです。余裕があれば、この課題の会社が、設備を取得して、減価償却費がある場合を考えてみてください。そうすれば2次試験直結の問題に早変わりです。

 

事例Ⅳでは、「中小企業診断士として助言せよ」は、あまり出てこないフレーズですが、銀行に説明できるように助言せよと言い換えれば、なるほどね・・・じゃありませんかね?経営者と銀行の間に入るのが診断士ですから。

以上、よこよこでした。

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おはようございます。
きゃっしいです。

今日は、得点開示以降ずっとモヤモヤしていた、事例Ⅳの得点配分について、大胆な仮説を提唱させていただきたいと思います。

その仮説とは、

事例Ⅳは、問題用紙に書かれている配点すら操作された説

です。

信じるか、信じないかはあなた次第です。

 

仮説を唱えるだけなら、都市伝説と変わらないので、今回は多少それっぽく、道場メンバーの得点開示結果を使いながら、この仮説を検証してみたいと思います。

まずは、道場メンバーの事例Ⅳの解答をふぞろいその他予備校の解答などを参考にしながら採点してみました。
予備校やふぞろいで答えが分かれる問題や文章で書く問題などはそれぞれ低い場合と高い場合で得点に幅を持たせました。

まずは、ふぞろいの配点をベースに得点をつけたものがこちらです。(表はクリックで拡大されます)

こちらをご覧いただくと基本的にほとんどのメンバーの採点結果が得点開示の幅の中に納まっていることがわかります。

しかし、ヒロちゃんと私、きゃっしいはその幅の中に納まっていないことがわかります。
ヒロちゃんはふぞろい採点よりも得点開示結果の方が高く、私は逆にふぞろい採点より得点開示結果が低くなっています。

では、その原因はどこにあるかとデータを見たところ、他の人と比べて明らかに違うのが、ヒロちゃんは第2問が設問3まで正解できており、私は第3問が設問2まで正解できているという点でした。

そうすると最初に浮かぶのが、ふぞろいの設問ごとの配点が実情に即していないという仮説です。ふぞろいの配点を見てみると、かなり妥当そうな配点になっていますが、受験生の得点状況からそれがいじられた可能性を考えてみます。
そこで、ふぞろい採点よりも得点開示結果の方が高く出たヒロちゃんの解けた第2問の設問3の配点を大きく、逆ににふぞろい採点より得点開示結果が低くなった私の解けた第3問の設問2の配点を小さくしてみます。

その結果がこちらです。

多少得点開示結果との差が詰まりましたが、まだ得点開示結果と採点結果には開きがあります

特に、採点結果よりも開示得点の方が低くなっている私の方は、この操作でもほとんど変わりありません。

しかし、

  • これ以上調整を行うと他の設問の得点が1点未満になるなど明らかに不自然になる
  • そもそもヒロちゃんは第2問は前半多少の失点はあるが最後までできており、私も第3問は前半で多少の失点はあるが最後までできており、同じ大問の設問間の配点をいじって調整できる点数にも限界がある
  • もし、配点に関係なく全体に何らかのゲタを履かせる措置がなされたと考えた場合も採点結果より開示得点の高くなったヒロちゃんの方は説明がつくが、採点結果より開示得点の低くなった私の方は説明がつかない

以上から、大問の中での点数調整だけでは開示得点の説明がつかず、採点結果と開示得点の整合性が取れません。

採点結果と開示得点の整合性が取られるためには、大問ごとの得点配分が実は操作されていたと考えるのが最も自然だと思われます。

では、どう操作されたかということですが、上記で説明したような採点結果と開示得点のズレを鑑みると、第2問の配点が実は18点ではなくもっと高く第3問の配点が29点ではなくもっと低くなるよう操作されたいう仮説が導き出されます。
そこで、この仮説を踏まえ、大問ごとの配点を少しいじってみます。
具体的には、第3問の設問2の配点を指標名・値・投資の有無を各1点にまで減らし、その分の配点を第2問の設問3に加えるという操作を行ってみたものが下記の表となります。

いかがでしょうか。
若干無理やり感がありますが、全員開示得点が採点結果の幅の中に納まりました。
これなら、ヒロちゃんと私の採点結果と得点開示結果の差に説明がつきそうです。

配点操作仮説はそれなりに説得力があるのではないでしょうか。

 

しかし、採点結果より開示得点が低かったというサンプルが私だけだと「実際はそそっかしいきゃっしいが解答欄を間違えてしまっただけじゃないの?」という声も聞こえてきそうです。

そのため、この配点操作仮説を裏付けるもう1つの例を挙げたいと思います。

ここで、私と同じく第3問設問2を解くことができた、Kyonさんの再現答案のお力もお借りさせていただきます。
Kyonさんとは、タキプロやマスターコースでご一緒させていただいており、得点開示の後同じモヤモヤを抱えたのがきっかけでお友達になりました。タキプロではWeb勉強会班のリーダーを務める、面倒見の良いお方です。

それでは早速、私とKyonさんの再現答案とその採点結果を以下に示します。(配点はふぞろいベース)

こちらの結果を見てわかる通り、私もKyonさんも第1問、第3問はほぼ全部解答できているため、この2つの大問の得点だけで50点前後得点できているはずです。

さらに、私の場合ですとそれに加えて第2問の設問1、第4問の設問3の一部ができています。
他の方の得点の状況を見ても、これらの部分点が合計で6点とは考えにくいです。

またKyonさんの場合、第1問、第3問に加えて第2問も最終問題以外はできています。
さらに第4問も一部できていますので、これらを全部合わせた部分点が18点しかないというのは考えにくいです。

その他にも、人づてですが、同じく第3問ができたのに開示得点が思った以上に低かったという方がいたという話も聞いています。

上記のように、道場メンバーの得点状況の比較と、私とKyonさんの得点状況の比較を踏まえると、この第3問の配点に何らかの手が加わったと考えたほうが自然ではないでしょうか。

以上、ちょっと挑戦的な仮説を唱えさせていただきました。

 

さて、仮説を唱えっぱなしで終わってしまうとこの直前期に無駄な混乱を招くだけになってしまいますので、最後にこの仮説から今年の試験対策にどう活かすべきかという私なりの考えを紹介したいと思います。

今回、私は運良く第3問を解くことができましたが、試験後に多くの合格者と話をしていても、第3問が最後までできたという人はかなりレアでした。
しかし、それと比較すると第2問ができたという人はそれなりに多くいました。
これはあくまでも私の肌感覚ですが、恐らく実際に採点をしていても、第2問はみんなそれなりにできていたのに対し、第3問ができた人は相当少なかったのではないかと思います。

そのため、設問をいじるだけでは得点の調整がつかず、大問間での得点調整を行うに至ったのではないかと考えられます。

このことから言えるのは、みんなが取れない難しい問題が取れたとしても、調整が行われる可能性があるということです。

以上から、確実に合格点を確保するためには、難しい問題を無理して完全に解こうとする前に、まずはみんなが取れる問題を確実に取ることが重要だといえます。

上記は、得点調整があってもなくても重要なことですが、仮に昨年大問間の得点調整が実際に入っていたとすると、もともと重要なこの鉄則がさらに重要になります。

さて、残された時間も僅かですので、この得点調整仮説からの知見を今年の試験対策に活かすとすると、

今から焦って難しい問題を取れるよう知識を追加するよりは、みんなが取れる問題を絶対に落とさないような対策をしましょう。

というのが私からのメッセージです。

残り時間も僅かになってきました。
残された時間を有効に使い、合格へと走り抜けていきましょう!

以上、きゃっしいでした。

 

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おはようございます、chikaです♪
試験まで残り一か月を切りましたね。
実は(?)インスタで勉強アカウントを作っていた私。
(IDはstudy_c_k_pyonです。探せば出てきますw)
一年前の投稿を見てみたら、とにかく事例を解きまくっていたのを思い出しました。
平日は2事例(事例Ⅰ~Ⅲのどれか+事例Ⅳ)、週末は4事例くらい解いていたと思います。

そして、思い出しました。一年前のこの時期に開眼したのです。
道場で密かに(?)伝わる「開眼」という言葉。
【開眼】(読み)カイガン
よく見えなかった目が、よく見えるようになること。また、よく見えるようにすること。
byコトバンク

道場で言う「開眼」とは、ふうじんさんがコチラの記事で伝えているように、Bランク→Aランクに上がる手応えを感じること・・!

そして、先代、または合格者が伝えているように
開眼とは「これができるようになる!」という決まったものではなく、
「実力が急に上がった瞬間」が人それぞれある、と私は解釈します。

前置きが長くなりましたが・・・
私の場合は、「二次試験の本質を意識する」ことで、
点数が一気に安定するようになりました。
今日は「二次試験の本質を意識する」ことについてお伝えしようと思います。

ちなみに、本日のタイトル、なんかどこかで聞いたことあるな~と思ったら、
昔サザンオールスターズがそういうタイトルの歌を歌ってたみたいですね♪
・・・・・・すいません。パクリじゃありません。汗


【開眼する前の私】

キーワードのパターンを覚え、そこそこの解答が書けるようになっていました。
また、80分の解答プロセスの型も決まってきて、時間内に解けるようになりました。

しかし!!

なんか、しっくりこない・・・
自信を持って解答できた!と言い切れない・・・
解答を埋めた”だけ”感。
でも、キーワードをそこそこ入れてるから点数はそこそこ取れる。

そんなもやもやした状態でした。

きっと自分のよくないところは
・キーワードを埋めることに固執している
・所詮、”設問を解く”ということに固執している
なのかなぁと考えるようになりました。

そこで、
道場の過去記事を読みまくって、二次試験の本質を考えてみました。

二次試験の本質 ~与件文・設問文の意味~より抜粋。

二次試験とは、
実際に企業を診断し、報告書を書くために必要な能力。

与件文:ヒアリングをまとめたノートの様なもの
よって、内部環境(強み、弱み)や経営者の意思や想い等は、当日のヒアリングで伺う事になるので、基本的に集めた情報の範囲内で実現可能性の高い提案を行う。
外部環境等の事前に調べられる内容は、自分たちで調べる事になる。

設問文:報告書を作成する事を意識した順になっている。
設問を1から順に解いていく中で、
現状把握➡課題抽出➡改善提案の流れができている。

・・・・・なんだ、そんなの当たり前じゃん!!
っていうことなんですが、これを意識することで私の中で何かが弾けました(大げさ)。

 

【開眼した後の私】

事例のストーリーを意識し、
経営コンサルタントになった気持ちで事例を解くようにしました!!

事例企業には必ずストーリーがあります。
元々もっている強みがあってここまでやってきた会社。
でも、外部環境の変化(競合の出現、顧客ニーズの変化など)によって、
今までやってきた方法じゃ通用しなくなってきた(=業績が上がらなくなってきた。)
でも、社長には叶えたいビジョンがある。
そこで中小企業診断士に相談にのってもらうことにした。

実際の現場では、
きっと社長はつらつらと語っているだけなのでしょう。
①自社の強み・弱みにすら気付いていない
⇒分析して教えてあげる(現状把握)

②事業に夢中で、外部環境の変化に気付いていない
⇒調査・分析して教えてあげる(現状把握)

③ビジョンを叶えるために、何をすればいいか分からない
⇒コンサルタントが考えて教えてあげる(改善提案)

ということをやるのが、まさに事例を解くということなのだ・・・、と考えるようにしました

よって、
与件文をそのまま写すだけではダメ(=ちゃんと分析して社長に教えてあげる必要がある)
他の企業の成功体験(キーワード)をそのまま書くだけではダメ(=この会社ならではの提案が必要)
設問と設問に一貫性がないのもダメ(=さっきと言ってることちゃうやん?って社長に言われちゃうから)
ということに気付きました。

そして事例のストーリーを意識するために、
与件文を一通り読んだあと、1分くらい俯瞰して与件企業を見る時間を作りました。
この外部環境の変化の中で、この会社が活かすべき一番の強みはなんだろう。
ビジョンを叶えるために、克服すべき決定的な問題はなんだろう。
ビジョンを叶えるために、強みを生かして進んでいく方向性はなんだろう。
これらを、どの設問で教えてあげればよいんだろう。
と考えるようにしたことで、一貫性のある解答を作れるようになりました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【本日伝えたかったこと】

①二次試験の本質は、
実際に企業を診断し、報告書を書くために必要な能力を問われているといこと。

②そのため、
収集した情報(=与件文)の範囲内で実現可能性の高い提案を行う必要がある。
かつ、設問はコンサルタントからの報告書を意識した流れになっている。

③キーワードを入れることに固執し過ぎず、
俯瞰して与件企業のストーリーを考えてみることが大切。
※事例Ⅰ~Ⅲそれぞれのコンサル方針はコチラの記事を要check!!!

④設問は全て一貫性のある解答にする必要がある。

⑤合格者が全員「開眼」を経験するわけではないが、
開眼するために(=もう1ランク上げるために)試行錯誤するのは大賛成!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ちなみに、私は上記のように開眼したわけですが、
先代も様々な開眼物語があったようです。

★ロックさんは”書く力”で開眼

★ふうじんさんの開眼はコチラだそうです⇒(その1その2)
+開眼についての記事はコチラ

★アックルさんは因果関係の把握で開眼

★JCさんは事例Ⅳで開眼

何がきっかけで開眼するはは人それぞれ。
そこで、JCさんのお言葉を抜粋します▼
「自分の失敗を分析しましょう。
そうすれば、対応策がきっと見えてくるはずですし、それが開眼のきっかけになるかもしれませんよ!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

まだまだ開眼する時間はあります!
自分の失敗や悪い癖を分析して、あと1ランク上を目指してみませんか。
以上、chikaでした♪

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おはようございます。ゆうです。

バックナンバーは、こちらから

 

本日のテーマは、2次試験で240点以上取るための「試験の心構え」10か条、と題してお送りします。

 

1次試験前の7月にも、実は似たようなタイトルの記事を書いていまして。それがこちら

 

要約すると、1次試験のファイナルペーパーとして、「試験の心構え」10か条を作成し、

 

その心構えを、試験科目のたびに。試験直前に読みことで、

 

本番中パニック状態にならず、落ち着いていつも通りの実力を発揮し1点でも多く得点を積み上げられたという話

 

その成功体験をもとに、2次試験のファイナルペーパーでも、「試験の心構え」10か条を作成しました。

 

2次本番は、まだ28日後ですが、今の時点で「2次試験とは、結局どういう試験か?」という要所を押さえておき、

 

残り約4週間で、2次解法の練度を高めていくトレーニングをすることがスト合格には有効と考えます。

 

実際に試験当日に使った10ヶ条を以下に記載し、その下に補足コメントを書きますので、参考にしてください。

 

ただ、あくまで、自己流の要素を含みますので、採用するかどうかは、ご自身でご判断ください。

(1)まず初めに、解答用紙の受験番号欄の記入をきちんとすること。最初にやる。間違いないか指さし確認でダブルチェック。

1次試験の心構えと同様に、トップバッターは、この項目です。どれほどドストライクな文章を書けても、受験番号の記入が無いと、0点です。

 

早く問題に取り掛かりたい気持ちを少し押さえて、最初に、丁寧に受験番号の記入を行いましょう。

 

(2)解答用紙に記入したら、設問ごとに振り返ってダブルチェック。事例Ⅰ~Ⅲだと誤字や脱字がないか。てにをは、が間違っていないか。事例Ⅳだと検算・確かめ算をする。

1次試験と違って、2次試験は1問あたりの配点が高いです。

 

よって、1問あたりの解答を丁寧に、漏れなくすることが合格点の近道で、解答の見直しや検算には、設問ごとに時間を割いたほうが良いと思います。

 

見直しや検算する時間を確保するには、設問分析や与件文の読み込み、解答編集の時間をスピードアップすることが必要です。

 

そのために、過去問のアウトプットを通じたトレーニング、により練度を高めてください。

 

(3)設問文や与件文に時制が出てきたら、時制で切り分け可能と想定する。与件文にメモ書いておく。ここまで、過去とか。ここから、現社長とか。

与件文や設問文では、よく、会社の過去・現在・未来の話が登場します。

 

過去の成功要因、現在の経営体制の特徴、今後想定される経営課題など。

 

与件文と設問文を紐づける時の材料として、時制はよく登場します。

 

時制で切り分けられるなら、比較的イージーな問題ですから、与件文が出てきたら、時制をマルで囲んだり、時制を書きこんでおくといいです。

 

(4)分からないと迷った時。文章がまとまらない時。の魔法のことば。「つまりどういうこと?」

1次試験を通過した猛者が集まるのが、2次試験です。簡単な問題、過去問と同じような問題を出題しても、点差が付きませんから、当然毎年新しい要素を投入したり、わざと難解な言い回しを使ったりします。

 

新しい要素で言うと、昨年29年度であれば、事例Ⅲの第1問で強み・弱みを聞かず、第1問・第2問と連続して生産管理の出をしたり、事例Ⅳで連結会計の出題をしたりが、象徴的でした。

 

また、難解な言い回しであれば、事例Ⅰ第3問の「戦略的メリット」、第4問の「リスクの可能性」などでしょう。

 

もちろん、後知恵で、試験後になんやかんや言うことはできますが、大事なことは、緊張感たっぷりの試験本番中に、これらの問題に慌てず解答すること

 

慌てないためには、

 

①きっと出題者はは何か新しいことをして、揺さぶりをかけてくるだろうと、あらかじめ心の準備しておくこと。

 

②そして、分からないと迷った時は、「要するにどういうこと?」「so what?」と自分に問いかけてみること。

 

シンプルに設問や言葉を捉えることで、解答の糸口が見つかることがあります。完璧な解答でなくても、題意を捉えて与件文から材料を持って来れば、大きく外すことはないです。

 

(5)これまで見た過去問や、1次知識から逸脱した問題は出ない。つまり、加工して、いかにも個別の新しい問題に見せかけているが、実は過去問と同じパターンで解答する問題である。←ココ重要!

過去問を繰り返し解いていると気づくと思いますが、事例に出てくる問題・課題・解決策には一定のパターンがあります。

 

事例Ⅰの組織・人事であれば、組織構造と人的資源管理の話で。組織構造だと、部門・階層・権限・コミュニケーションの話で。

 

コミュニケーションの解決策だと、定期的なミーティングや部門間の連携強化など。セオリーは決まってきます。

 

実際の企業経営や企業診断でも、経営者やコンサルタントは、経営のフレームワークを使って、問題解決や課題達成をするわけですが、診断士試験も同じことが求められていると思います。

 

ただ、前述したように、2次受験者で点差をつけるために、出題側は揺さぶりをかけてきます。

 

「これは、新しい出題傾向に変わったぞ!」と思うような問題に直面しても、焦らないでください。経営のセオリーは、一定のフレームワークで決まっていますから、結局、解答は今までにみたような解答になります。

 

(6)文字数に対し、目安は、30~40文字で1センテンス・1要素。100~120字の問題なら、3センテンス・3要素。①②③。80文字なら2センテンス。

これは私が受験生時代にお世話になった予備校の影響が強いのですが、設問文の文字数に対応した解答を作成する際の目安です。

 

採点基準は決してキーワードをどれだけ盛り込んだかのキーワード採点ではないと思っていますが、

 

必要かつ十分なキーワードを入れたり、中身を充実させることは、高得点のポイントだと考えます。

 

採点者にとって読みやすく、文章が冗長的にならないように、この基準で解答編集をしました。

 

(7)事例ⅠとⅢは設問を見た時点で、1次セオリーなど理論のピックアップを行い、あらかじめ下準備。

特に事例1は与件文に解答のヒントが少なく、設問を読んだ段階で、「何の話なのか?」目星を付ける必要があります。

 

私の場合、設問を読んだ段階で、ひとまずキーワードや理論の書き出しをできるだけ多く行い、その後、与件文を読んだ後に、関係ないものは削ぎ落とす方法を取りました。

 

その結果、与件文との紐付けがしやすく、解答編集にネタ不足で困ることが減り、多面的な解答が作れました。

 

(8)主語から始まり述語で終わる文章にする。体言止めは避ける。

29年度合格者の再現答案を見ると、主語から始まっていない文章であったり、体言止めで編集しているものでも、高得点の人がいるので、一概にこのルールにしないとダメでは無さそうです。

 

ただ、採点者が読みやすい文章づくりという点では、主語から始まり述語で終わったほうが内容が伝わりやすいし、解答の型も安定するので、このルールを守っていました。

※ゆうの再現答案はこちら

 

(9)特徴を表す言葉、特に特徴を表す形容詞は、はしょらない。ぬかさない。 

例:高品質な、創業以来、

これまでの道場記事にも書いてあることですが、できるだけ与件文の言葉は活かしたほうが良さそうです。

 

文字数の制約で、文章を要約する必要がある場合も、削って良い言葉と、残したほうが良い言葉があります。

 

特徴を表す言葉、形容詞は、事例企業の特徴や強みを具体的に表現している部分なので、はしょらず使いましょう。

 

(10)強みは、●●力とか、●●体制で、まとめる。●●技術ではなく、●●技術力。

強みを書くときの表現の仕方を決めておくと、解答にブレが生じにくいです。

 

与件文のキーワードをちりばめながら、締めくくりは、●●が可能な営業力、とか、●●技術力、とまとめるように意識していました。解答のパターン化ですね。

 

また、私の場合、強みを聞かれているのに、●●技術と書く癖があったので、●●技術力と書くように意識していました。

 

2次試験は、言葉を大事にしよう。正しい日本語を使おう。言葉でしか採点者に伝えることはできませんもんね!

 

以上、2次試験で240点以上取るための「試験の心構え」10か条、でした。

 

最後に皆様へ一言。

 

「スト生は、ラスト1ヶ月で急速に成長します!」

 

ここからの1ヵ月間は、過去問のアウトプット、ふぞろいを使った復習の高速回転で、2次解法の練度を高めてください!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

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おはようございます。

よこよこ@バブル受験組です。過去記事はココ

先日、ファイナンシャルプランナー3級を受験しました。理由は、昨年来、金型工場を営む伯父とクレーン会社を営む親戚が相次いで亡くなりました。相続や承継の話を聞くにつれ、中小企業経営と個人資産運用は、裏表一体の面もあると感じて、FPに関心を持ったことです。試験自体の難易度は低めでした。それでも、過去問重視・基本テキスト出涸し法・・道場理論を駆使してほぼ満点でした。道場理論恐るべし

内容 事例Ⅳで合格点を必ず取る 3つのステップ

対象 事例Ⅳが苦手な人

使用過去問 なし

文字量 普通

さて、本題です。私はこの時期の予備校の模試でも事例Ⅳの得点が安定せず、悩んでおりました。9月半ばになってから、事例Ⅳは純粋な会計の問題ではなく、「文章を読み解き、整理する力」、これは国語の試験なのだと気が付いてから、合格点確保の道筋が見えてきました。事例Ⅳに自信が付くと、Ⅰ~Ⅲで多少やらかしても逆転できる自信があるので、落ち着いて、かつ大胆に取り組めるメリットがあります。

私の経験では、事例Ⅳの合格点確保に至る三段階(守破離)があると思います。

 

守:頻出論点の解法が分かる。

破:独特の難解文章を「表」「数式」に整理できる。

離:自分のクセを知り致命的なポカミス回避する。

 

~守~

2次試験の出題論点は、一次試験よりも少ないです。

経営分析、CPV、CF、NPV系、デシジョンツリー、部門別損益 ・・・

(この辺は9代目ゆうさんブログを参照してください。)

たまにファイナンスなどの知識的な問題も出ますが、一次知識があれば対応できるでしょう。

受験校に通っていれば、基本問題集があると思います。私はMMCに通学だったので「事例Ⅳ解きまくり演習」を3回転しました。TACでも基本問題集(事例Ⅳオプション)があるようですね。書店で入手できる参考書も充実しており、「事例Ⅳ全ノウハウ」の評判良かったように思いますが、他にも新しく出版されています。ここは第一段階の守なので、できるようになるまでやるしかありません。一次を突破した貴方ならできます!

 

~破~

良い診断士:経営者の話(とっ散らかした話)を我慢強く、最後まで聴いて、話を整理して、方向性を示す、判断は経営者に委ねる。

 

事例Ⅳは、Ⅰ~Ⅲよりも、この傾向を顕著に感じます。制約条件は設問文の中だけではなく、与件文中に散らして書いてあることもある。これは、中小企業経営者の「とっ散らかした話を我慢強く、最後まで聴く」という能力を問われているのだと思います。また、何通りも解釈できる設問が当たり前こんな計算問題他にある??)。判断は経営者に任せないということか・・・

 

ということで、「社長!御社の自由に使える資金は、FCF=営業利益(1―税)+減価償却費+運転資本増減=○○円です!」といきなり数値を示すのではなく時間を掛けて丁寧に一覧表にして、社長のお話をまとめると、こうなりますね。」と整理して見せて一緒に考えなさい。というメッセージだと思います。

 

得点の傾向を見ると、CFなどの一覧表に対して細かく部分点を与える。また、途中の計算式を評価する。計算結果は合うに越したことはないが、合否を決するほど配点は高くない。ように感じます。たぶん計算能力は、「経営分析の計算くらいは外さないでくれよ!」という水準と言えば言い過ぎでしょうか。(それでも単なる割り算程度の経営分析の計算ですら間違えることはありますから油断禁物です。)

 

対策としては、事例Ⅳ独特の言い回しに慣れるために、とにかく過去問を回すしかないと思います。「答え覚えちゃって意味あるの?」と思うかもしれませんが、意味大ありです。

 

答えを覚えていてもミスをするのです。それを防ぐ第1歩は、キレイに整理した表や計算過程をメモしておく。ことです。そこに気が付いたら「破」は卒業です。

ご参考までに、私の考えた本番で使う計算用紙(A3半分)に取替投資の計算を書く方法(PDFダウンロード)です。

 

~離~

経営分析の計算問題を間違えては赤信号ですね。でも、100回やって100回正解というのもなかなか難しいものです。2次試験は他の受験生との相対評価なので、人並み+アルファの正解率が求められます。それには単純なミス、いわゆる「ポカミス」をしないことです。

話は飛びますが、世の中にはポカミスでは済まされない事案も多々あります。例えば、電車にはATSが装備され、自動車にも自動ブレーキが装備されるようになってきました。しかし、ヒューマンエラー由来の事故防止といえば、なんと言っても御本家は航空会社だと思います。以前、労災関係の担当をしていたご縁から、ANAグループ安全教育センター(ASES)にお邪魔したことがあります。

そこは、人間の失敗とは何か?を突き詰めた科学の世界でした。当時のメモにはこう書いてあります。

「人間はミスをするという前提で物事を考える」

年1回の試験に力が入り、3事例終わって疲れている。ミスを誘ういやらしい設問。ミスする条件はすべてあるのが事例Ⅳです。私の具体策はPDCAサイクルを回して、チェックリスト☆を更新していくことでした。

☆参考動画)ANA/A320フライト前のチェックリスト確認の様子

副機長が読み上げるチェックリストを機長と二人でダブルチェックします。もちろん、試験会場には優秀なコパイはいませんので一人でチェックたら、Check-list Complete!と小さくつぶやきましょう。安全運行間違いなし!

 

 

<ポカミスの軽減の方法〉

例として、私の経営分析の間違いに対する対策です。

事象:経営分析の値を間違えた。

原因:

①前年データと今年データの見間違いをした。

②見直しで気が付かなかった。

見直しに時間を掛けなかった。

④後半の難問題をギリギリまで欲張った

原因の深堀:

①前年と今年のデータの表形式は毎年違うというトラップ。

②自分のメモが後から読み易くなっていない

③後半の計算工数の多い問題は、いつも間違えている。

④見直し時間を取ったり、取らなかったり、マイルールがない。

対策:

①前年のデータには斜線を入れる

②データの近くに計算式を明確に書く

③試験終了8分前には仕掛中の問題を諦めて見直しをする。

④最初に難易度判定して、足切り回避でいくか、合格点確保か、上乗せを狙うか肚を決める

⑤解答の単位を先に確認する。

 

事象原因を「失敗の科学と名付けたメモ帳」に記録しておき、深堀をしたあとで、対策チェックリストに記入していきました。

そして、次に過去問題を解く前に、チェックリストを確認してから、取り組みます。このようなPDCAを過去問解く毎に繰り返して、完成度を高めていきました。試験当日には最終版のチェックリストを片手にトイレの行列に並びました。ご参考までに、当時のチェックリストはこれダウンロード)です。

 

いかかがでしょうか?いつも、ポカミスをする・・というお悩み分かります。仕事で数計管理でもしていれば、自然とトレーニングされているのでしょうけどね。でも、専門家が必ずしも高得点する訳でもないです。事例Ⅳ独特のトラップに慣れるしかありません。まだ十分時間はあります。頑張りましょう。

以上、よこよこでした。

 

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こんにちは、たかじんです。
9月4日に一次試験の合格発表がありましたが、見事合格された皆さま、おめでとうございます!
経営法務で8点もの得点調整があり、「落ちたと思ってたら合格した!」という方も多くいらっしゃるかもしれませんね。

「40点以下の科目があるかも・・・または合計420点ちょっと届かないかも・・・という微妙なポジションの方は、2次試験の勉強を継続することをお勧めします」以前のブログに書きましたが、そうは言っても「合格してるのかどうかよくわからない」という状態であれば、モチベーションも落ちてしまいますよね。気持ちは分かります。分かりますが、2次試験のチケットを手に入れたんですから、ここは踏ん張るしかありませんよね。何とか間に合わせるように頑張りましょう!

 

さて、本日は事例Ⅳに取り組むヒントについてご紹介します。

前回のブログで、事例Ⅰ~Ⅲまでの取り組み方についてご紹介させていただきました。

① 過去問を解くべし!
② 解いたら複数の解答例(「ふぞろい」でももちろん可)と自分の答案のギャップについて、客観的に分析をするべし!
③ その分析結果を次回の教訓として、また過去問演習に取り組むべし!

あしたのジョーのように、これを繰り返すべし!というのが私の主張でした。

事例Ⅳについても基本的には同じです。何度も道場のブログで出てきているように、事例ⅣでもPDCAを回し続けるのが大切です。

事例Ⅳと事例Ⅰ~Ⅲの違いは、正解がはっきりしているので、「自分の答案でどこまで点数が取れるのか分からない」というモヤっとした感じがないという点だと思います。
自分の答案とのギャップがはっきり分かるので、そのギャップを埋める作業は、ゴールがはっきり分かる以上、より容易ですよね。

点数を伸ばすためにどうすれば良いか迷うことが少ないので、点数が伸びやすい、つまり事例Ⅳは得点源にしやすい科目なのです。

「え~でも、財務会計苦手だしなあ」とか「俺(私)文系だし・・・」という声が聞こえてきそうですが、でも待ってください、皆さん、言ってみれば経営コンサルタントを目指してるんですよね?

「文系なので数字がよく分かりません」なんていう人に、誰が経営のコンサルティングを依頼しますか?

なけなしの金を払って、なんとか今の状況から脱すべくアドバイスを受けたい経営者が、そんな人にコンサルティングを依頼する訳ないですよね?

間違っても経営コンサルタントを目指す人が、自分で「数字に弱いんです」なんて言っちゃいけませんよ!

 

「でも、数学の成績ってビリに近かったしなあ・・・」というアナタ!

大丈夫です。しょせん数字はツールです。自分の主張をロジカルに伝えるのに、文章を使うか、数式を使うかの違いだけであって、本質的には何も変わりません。

2次試験の事例Ⅰ~Ⅲで、きちんとロジカルな答案を書けるのであれば、ロジカルに物事を考える力はあるはずです。また1次試験に合格するくらいのが学力があれば、ツールとしての「数字」は扱えるはずです。事例Ⅳでは基本的に四則演算しか使いませんしね。

苦手だなあと思うと、それだけで取り組むのが嫌になってしまい、余計に苦手になってしまうという悪循環に入ってしまいます。事例Ⅳ(に限らずですが)は、やればやるほど、苦手意識はどんどん無くなっていきますので、苦しいとは思いますが、頑張って下さい!

余談ですが、「数学」について言うと、数学自体は積み重ねの学問です。一つのテーマが理解出来たら、それを足掛かりに次のテーマを理解する、という手順を踏んでいきます。したがって「苦手」と思い込んでいる方は、積み重ねの過程のどこかでつまづいていて、あるテーマが理解できていないまま、次のテーマに移らざるを得なくなって、そこで「もう分からない!」となっているケースが多いように思います。そういう方は、中学や高校の教科書をもう一度読んでみてはいかがでしょうか。無理やりやらされる数学の勉強ではなく、自ら興味を持ってやる勉強ですので、きっと理解が進むと思います。診断士に合格した後も「数学とか数字は苦手だな・・・」と後ろめたい気持ちを持ち続けるくらいなら、一念発起して克服してみましょう。2次試験が終わって、暇になったら取り組んでみて下さい。

 

さて、仮に数字が苦手だとしても、事例Ⅳは読解力があれば一定程度の点数は取得可能です。

設問1ではだいたい経営分析が出題されますよね。財務指標の比較をするというのが定番です。

この問題は、与件文を読んで、正解になりそうな財務指標を類推するというのが最も効率的な方法です。しかも結構配点が高いです。

まさか、考えられる財務指標をすべて計算して比較しているなんて無駄なことはしてないですよね?それは時間の無駄です。少ない80分を有効に使わねばなりません。
このあたりは、9代目のchikaさんゆうさんの記事をご参照下さい。

 

ぜひ苦手意識を無くして、「俺は(私は)事例Ⅳで点数を稼ぐんだ!」と自己暗示をかけて試験に臨みましょう!

 

・・・とはいえ、「事例Ⅳが得意だ!」と自己暗示をかけて点数が上がるようなら誰も苦労はしませんよね。
私も数字にめっぽう強い訳ではありませんが、事例Ⅳは得点源でした(と自分では思っていました)。にも関わらず、昨年の事例Ⅳはかなり難化したので、試験終了後は暗澹たる気持ちになりましたが・・・。

事例Ⅳを得点源とするためには、もちろん毎日きちんと手を動かして問題を解くことが王道なのですが、私なりに問題を解く際に気を付けていた点がいくつかありますので以下、ご紹介します。

 

過程の式はできるだけ丁寧に書く

解答の導出にあたって、過程式を書きなぐってはいけません。自分の思考をきちんと残して、後で見直すためにもできるだけ、丁寧に筋道を立てて書きましょう。

これは過去問演習の際には、特に重要です。解答が間違っていれば、どこで間違っていたのかを分析する手掛かりになります。また仮に解答が当たっていた場合でも、ひょっとしたら、考え方を間違えていたにも関わらず、たまたま当たってしまったという場合もあるかもしれません。そのような問題は危険です。ちゃんと分からない点を潰しておかないと、理解できていないまま本番を迎えてしまいます。この習慣が身に付けば、本番でも見直しがしやすくなります。

 

計算後の答えのイメージを持つ

これは式を立ててから、実際に計算する前に、だいたいどのくらいの値になるかを、目安で考えておくということです。これをすると、うっかり電卓のタイプミス等があった時でも、間違いに気づきます。

例えばNPVの計算で、19×0.9091+24×0.8264+24×0.7513-20という式を立てて計算する時(平成27年度の事例Ⅳで出てきます)、だいたいどのくらいの数値になるか、イメージしておきます。

イメージといっても別に難しく考える必要はありません。

20×0.9+24×1.5-20=18+36-20=34くらいかなあ・・・。

こんな感じで充分です。

上式の答えは35.1377なのですが、だいたい当たってますね。この最初にイメージとして持っていた34と大きくずれるような答えが出た時は、どこかで間違っている可能性があります(もちろん最初のイメージが間違っている可能性もあります)。

最初はちょっと面倒くさいかもしれませんが、習慣づければ計算ミスは大きく減ります。

また、実はこの習慣は仕事でも役に立ちます。
Excelなどを使って分析業務をする際、「だいたいこんな感じの数字が出てくるはずだよな」と最初にイメージを持つとすると、やはりある程度ロジカルにアタマを働かせて、大まかな計算をしますよね。この大まかな計算(back-of-the-envelope calculation)をする習慣ができると、数字に強くなります(まあ自分のことではなく、本当に数字に強い先輩の習慣なんですけどね)。

 

なるべく計算をしない

「なるべく計算をしない」というのは、ケアレスミスを防ぐためです。計算をすればするほどミスする確率は高まります。
「計算しなくて済むならしたくないけど、しなきゃ解答が書けないじゃないか!」おっしゃる通りです。計算は避けて通れません。しかしその回数をできるだけ減らしてみましょう。

例えば、先程の計算式で、24×0.8264+24×0.7513の部分を24×1.5としたのは、24×0.8264+24×0.7513=24×(0.8264+0.7513)≒24×1.5という分配法則の逆を使いました。皆さんそのくらいはやっていることだとは思いますが、なるべく計算はシンプルに、少ない回数で終わるように工夫しましょう。

 

以上、たかじんでした。

それではまた。

 

 

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はい!へんりーです。

暑い日が続いていますがお元気ですか?

 

自分はここ数日、風邪気味です。

どうか皆さん、体調にはくれぐれもお気をつけてください(><)

 

さて、2次試験対策は順調でしょうか?


「事例を解くのに時間がかかります・・」

 

「80分間では足りないです・・」

 

といった声が聞こえてきそうです。

 

でも大丈夫!

2次試験対策を始めたばかりならば、1か月くらいはその状態が続くと思ってください。

誰もが通る道です。

とにかくブレずにアウトプットを続けることです。

 

 

まさか、しびれを切らして「やっぱり自分はまずはインプットから・・・」なんて勉強していませんか?

だとしたら、それは黄色信号です。。

 

 

ぜひとも前回お伝えした、2つのオキテを守ってください。

おさらいです。

オキテその1: 勉強の進め方は、「アウトプット重視+過去問重視」 

オキテその2: 解く順序は、「設問から先に」(設問要求解釈で勝負が決まる!)

改めて、これらは「人それぞれ」とか「自分に合えば」では無い!と言い切ることにしています。

それだけ合格者の多くの人がやっていることだからです。

解説は前回の記事をご覧ください。

 

ここで、詳しく解説していなかったのが「過去問重視」の部分です。

今日はこの点について説明させていだたきます。

 


 

ずばり、夏セミナーでこんな質問をいただきました。

 

「二次試験対策をするにあたって、過去問と予備校演習をのどちらを優先すべきですか?」

 

「過去問だけでなく、新しい問題を解かないと不安です。」

 

お悩みごもっともです。

僕も、一次試験の本番が終わるまで、二次試験対策は微塵もやっていなかったので、似た迷い・お悩みを抱いていました。

 

しかし、今なら言えます。

結論はハッキリしているのです。

 試験対策は、なにより過去問(=本試験の問題)を優先!

予備校の演習問題や模試練習(80分間の解答プロセスの訓練に使う!

→その代わり得点は気にしない。(時間がない場合は、解説読みもそこそこに、復習に時間をかけない!)

 

一言で言えば、「過去問重視」なのです。

これも、合格への王道と言えると思います。

「人それぞれ」や「自分に合う方法で」といった余地はない、と思ってください。

 

 

・・・しかし、演習や模試(=新規の問題)よりも、過去問(=本試験の問題)を重視するのはなぜ??

という疑問を持つ方もいるかもしれません。。

少し説明してみます。

 

まず、

「実際に合否が判定されるのは本試験なのだから、本試験問題で経験を積み上げておくべき」

がよく言われる答えの1つです。

 

 

どうでしょう?

納得できます?

 

「・・・わからなくもないけど、いまいち腑に落ちない。」

 

ですよね。僕もそう思います。笑

 

 

では、もっと掘り下げます。

 

過去問 と 演習や模試(=新規の問題)

 

その決定的な違いはなんだと思いますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それは、

「説明責任の有無」

です。

当たり前と言われたらそれまでですが、

模範解答が発表されない本試験には、「説明責任」が無いのです。

 

つまり、

ロジカルに、これがこうなって、唯一無二の正解 にたどり着きます

などという、解説が不要です。

 

ブラックボックス・・

タネのない手品・・・

 

だからこそ、「深み」が出ます。

「正解」にある程度の幅を持たせてあるかもしれません。

「正解」までの道筋も一つではない可能性もあります。

 

それが、予備校の演習と大きな違いを作ります。

特に大手予備校の演習や模試では、下手な問題を作れば全国の受験生からツッコまれてしまいますから、

(言われてみれば)「綺麗に」正解に行き着く「道筋」を持っています。持たざるをえないのです。

 

ときにそれは、「そんなの思いつくか!」という道筋になることがあります。

80分間ではとてもたどり着けない「綺麗すぎる」解答になってしまっていることが、往々にしてあります。

これは「説明責任」による弊害だと思います。

 

さらに言えば、

1年に1回の本試験に比べて、

予備校の演習問題や模試は、より短期間で作成されている可能性が高いでしょう。

どうしても練られ方に差が出てくるはずです。

ともすれば、問題作成者の「色」がより表れやすいと思います。

よって、予備校の演習問題や模試は、あくまで練習=本番の解答プロセスの確認《80分間の使い方、設問要求解釈、骨子作成あるいは下書きから解答編集作業の質》に使うべきだと考えます。

時間がない方は、「答え合わせ」(模範解答の分析)に時間を割くのはオススメしません。

なぜ「正解」にたどり着けなかったか、そこは悩まずに、

さっと解説を読み、自分に無かった知識があれば、教訓ノートにメモを取り、「もうけもの!」と思ったらそれでお終いです。

 

一方、本試験は、専門家が練りに練って作られていますから、本当によくできています。

次回以降に解説しますが、与件文や設問文に一語の無駄もありません。

(ミスリードさせる言葉も含めて、すべての語が「意図を持っている」という意味です)

過去問の解答にしっかりとたどりつくと、

「こんなにちゃんとヒントがあったのか」

「しかしそれを拾いづらく散りばめてあったのか」

と気づくことがあります。

そういった観点を持ちながら、だいまつによる平成29年の過去問の解説(事例II)を改めて読んでいただければ、如何に本試験がよくできているかが実感できるはずです。

しっかり分析し、教訓を得られれば、応用力が付きます。
噛めば噛むほど味がでてきます。

 

もう一度言います、

「どんどん解き、しっかりと復習をするべきは過去問(本試験の問題)」です!

今回はここまで。

アナタもまだ間に合います!

本番まであと少しだけあがいてみませんか?

 

以上、へんりーでした!

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おはようございます。ゆうです。

過去記事は、こちらから

 

前回は、2次の学習計画について書きました。

 

残り8週間という限られた時間資源をどのように使うか。

 

行き当たりばったりではなく、1週間分だけでも良いので、先回りして学習計画を立てるようにしましょう。

 

そうすれば、時間に追われるのではなく、時間を管理することができます。

 

 

さて、本日のテーマは、事例Ⅳの傾向と対策、そして「経営分析」は20分で解く!と題してお送りします。

 

■事例Ⅳとは

(1)合否を大きく左右する事例である

①得意か不得意かで、得点差が付きやすい科目です。

 

②事例Ⅰ~Ⅲと違って、与件文を抜出して解答に貼る、などで逃げることができません。解法を覚えていないと、手も足も出ません。

 

③2次試験最後の事例です。最後の事例が得意か苦手かで、試験当日の心境が変わります。

 

私は事例Ⅳは得意だったので、最後まで逆転できると思ってモチベーションを高く維持できました。事例Ⅳが苦手だと、事例Ⅰ~Ⅲで高得点を狙おうと気負いやすく、試験終盤のテンションが上がりづらいです。

 

(2)スキマ時間で学習しやすい事例である

①事例Ⅰ~Ⅲと違って、設問ごとに小さなパートに分けて、短時間(スキマ時間)で学習しやすいです。

 

②例えば、29年の経営分析だけを20分でやるとか。はたまた、会社の昼休みで、事例Ⅳ問題集をやるとか。

 

(3)努力が点につながりやすい事例である

①解法を覚えて、練習を積み重ねることで、点数が安定しやすいです。事例Ⅰ~Ⅲのように、設問で聞かれている意味が分からなかったり、与件文の切り分けに悩むことは少ない、です。

 

②一方で、事例Ⅳをやらない日が続くと解法を忘れたり、手が動きにくくなるので、短い時間でも、毎日や1日おきには、事例Ⅳ学習することをオススメします。

 

■事例Ⅳの出題傾向

事例Ⅳは、27年・28年と比較的平易な出題が続きましたが、昨年29年は大幅難化しました。私は75点でしたが、おそらく素点では無く、得点調整がされたと推測します。

 

得点調整の方法として、資格試験では一般的に「傾斜配点」を採用されることが多く、やさしい問題の得点を高くする方法が取られることが多いようです。

 

つまり、難しい問題ができても、みんなが解答できる基本問題を落とすと、点は伸びないということです。昨年であれば、第3問は設問1の配点が高くなるように調整されたと推測します。

 

領域別難易度で言うと、比較的やさしいのが、「経営分析」。比較的難しいのが、「設備投資の経済性計算」。それ以外の領域は、中程度、ということになります。

 

■領域別の出題頻度

領域別に出題が多い順に並べると、以下の通りです。

平成13年度からの出題回数(カッコ内は直近6年の出題実績)

①経営分析 (毎年)

②CVP(損益分岐点)分析 9回(24、27、28、29年度)

③設備投資の経済性計算 9回(24、26、27、28、29年度)

④CF(キャッシュフロー)計算書 7回(25、28年度)

⑤セグメント別損益計算 6回(26、28年度)

⑥デシジョンツリー 3回

⑦オプション取引 3回(26年度)

⑧企業価値 2回(24年度)

※知識問題 (25、27、29年度)

まとめると、以下の通りです。

・経営分析は、毎回出る

・CVP分析とNPV(設備投資の経済性計算)が、超頻出。

・CF計算書とセグメント別損益計算書が、次に頻出。

・出るぞ出るぞと言われるデシジョンツリーは、いつ出るのやら。

 

■事例Ⅳの学習法

1次試験と同様に、年度ごとに過去問を解くのと、出題領域ごとに学習する、両面の学習が大事です。

 

出題領域ごとに集中して問題を解く→出題領域の解き方や出題パターンを知る→各領域でやって、終わったら2回転、3回転させる。

 

以前のブログでも紹介したように、予備校の事例Ⅳ専用教材や、市販の事例Ⅳ教材を入手して、出題領域ごとに、回転させましょう。

 

また、ふうじんさんのサイトを参考に、過去問で領域別学習をすることもできます。経営分析だけを過去問5年分やるとか、CVP分析を過去5年分やる、なども効果的です。

 

200%抜け駆け合格 診断士試験 ダウンロード(DL)センター「2次」

 

■電卓の使い方はバカにできない

電卓をうまく使いこなせるかは、けっこう重要です。

 

全知識の事例Ⅳカテゴリにある電卓使用法や、電卓の取扱説明書を読んで、使いこなせるようにしましょう。

 

特に、小数点の切り捨てや四捨五入機能を熟知しておくこと。

 

ご存じのとおり、事例Ⅳは、小数点以下の数字が延々と続くので、メモリー機能GT機能を使いこなせるかで、問題を解くスピードや正確性が変わります。

 

ちなみに私の相棒はこちらです。
シャープ EL-VN82-AX

機能性、見た目の好みなど、事例Ⅳの大事な相棒なので、相性を大事にしましょう。

 

■経営分析攻略法

過去の記事ですと、chikaや、たけぴょんさん、の記事が参考になるので、ぜひご一読ください。

 

私は昨年、たけぴょんさんの記事を読んで、かなり解法をパクリました!特に以下の2点。

 

(1)B/S、P/LのD社の列を蛍光ペンで囲う
→間違えて前期や同業他社の数字で財務指標の解答数値を計算しないようにするためです。
本番ではこんな感じでした。

(2)設問要求の確認
→優れている指標を選ぶのか、課題なのかをマーク。
→小数点第何位を四捨五入か切り捨てかをマーク。
本番はこんな感じでした。

 

(1)経営分析は20分以内で終わらせる。時間をかけすぎない。

この教えは、昨年TAC八重洲時代の江口先生から教えてもらったことです。

 

経営分析は難易度で言うと、事例Ⅳで最も易しい領域です。

 

時間をかければ、よりパーフェクトな解答はできると思いますが、経営分析でかける時間を最小限に抑えて、それ以外の問題に時間をかけることが事例Ⅳで60点以上を取るポイントです。

 

つまり、経営分析ではあまり点差がつかず、それ以外の設問で点差がつきます。

 

(2)経営分析はBS・PLから探しに行くのではなく与件文から類推する。もっと言うと、あらかじめパターンを読んでおく。

BSやPLから財務指標を探しに行くのは時間が掛かるので、与件文から財務指標を類推しましょう。

 

例えば、与件文に商品力に強みがある記述があれば売上高総利益率が優れている可能性があり、

 

設備が老朽化していれば有形固定資産回転率に課題があり、借入金が多いなら負債比率に課題ある可能性が高いです。

 

もちろん、実際にBSやPLで財務指標を計算して裏付けを取る必要があります。

 

与件文から類推するメリットは、経営分析のスピードアップと、経営分析の記述問題が書きやすくなる点です。

 

過去の実績を見て、おおむね以下の指標が出ると想定していました。

①収益性:売上高総利益率、売上高営業利益率、売上高経常利益率

②効率性:有形固定資産回転率、棚卸資産回転率

③安全性:負債比率、流動比率・当座比率

 

安全性を複数指摘する場合は、以下の指標。

①短期安全性:流動比率、当座比率

②長期安全性:固定比率、固定長期適合率

③資本構造:負債比率、自己資本比率

 

(3)経営分析で、課題を示す財務指標、など、課題という言葉が出たら、問題点や改善点の意味です。

事例Ⅰだと、課題は、未来の手に入れたい状態を指しますが、事例によって言葉の意味が違うので注意。事例Ⅳでは、課題は弱点・弱みを指します。

 

(4)前期と当期比較なら、低下や上昇を使う。同業比較なら、低い・高い。

日本語を適切に使う必要があります。同業比較なら低い、高いという言葉で良いですが、前期と当期の比較なら、低下や上昇という言葉のほうが適切です。

 

 

以上、事例Ⅳの傾向と対策、そして「経営分析」は20分で解く!でした。

 

事例Ⅳを得意科目にして、2次試験を最後までワクワクな状態にしたいですね!まずは、経営分析から得意にしましょう。最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

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皆さんおはようございます。

 

ヒロちゃんです。

 

あっという間に8月も終わりを迎えようとしていますね。

 

ホント、光陰矢の如し。

 

 

「もう8月が終わってしまうというのに… この期に及んで何をすれば良いかはっきり決まっていない…」

 

 

そんな不安を抱えている人もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

本日はそんな人の為に、私の去年の学習内容を参考までにご紹介します。

 

2次試験まで短期決戦です、

 

是非今月中には学習の方向性を決めていただいて、

本試験まで迷いなく突き進んでもらいたいなと思います。

 

 

 


 

さてさて、

 

私の学習内容には、今思えば8月9月10月とそれぞれの月で特徴がありました。

 

  • 8月は敵(2次筆記試験)を知ることを念頭に、己の課題抽出に重きを置く。
  • 9月からは事例ごとに濃淡をつけた取組みを行う。
  • 10月は9月の取組みを踏襲しつつ、より実戦想定しながら愚直に過去問と向き合う。

 

ざっくり言うとこんな感じですが、詳細については今からご説明いたしますね。

 

※本日ご紹介する学習内容以外にも実際には都度学習計画の見直しを行っていました。

短期決戦だからこそただガムシャラに頑張るばけでなく、PDCAを回しながら取り組む事が必要です。

 

 

 

8月

 

8月、1次試験翌日からが私の2次対策のスタートと言っても過言ではありませんでした。

それまでの2次試験対策実績としては、数事例解いたことがある程度でした。

 

なので、

 

まずは情報収集をSNSやネット経由で行いました。

 

 

そうすると

 

 

ふむふむ

 

 

 

こんな感じの教材(書籍)が学習材料として王道なのか。

 

  • ふぞろいシリーズ
  • 予備校の演習問題
  • 予備校の模試
  • 全知全ノウ
  • 中小企業診断士2次試験 事例問題攻略マスター handys97著
  • 事例Ⅳの全知識&全ノウハウ
  • 30日完成!事例Ⅳ合格点突破計算問題集
  • 意思決定会計講義ノート(通称イケカコ)
  • 岩崎尚人著の論文
  • スモールビジネス・マーケティング 岩崎邦彦著
  • 本田康男著の論文
  • 支援団体の勉強会
  • 予備校のクラスメートとの勉強会
  • 支援団体のブログ(道場ブログとかね!!)
  • 中小企業診断士協会のHPから過去問問題をダウンロード
  • AASのHPから過去問解答用紙をダウンロード
  • 通勤講座の音声解説
  • 日経新聞の春秋要約

 

 

 

これら2次対策向けの教材のほとんどネット経由、主にアマゾンで購入出来るのでどんどん即ポチしまくりました。

そして、自分の中でこれら教材の提供価値を考えてみました。

例えばふぞろいシリーズでいえば、ふぞろい独自の採点基準を過去問を解いた際の自己採点に使ったり、フィードバックに使ったりしました。これは特に事例Ⅰ~Ⅲにおいて役立ちました。

また、試験委員の著書や論文を読むことは、作問者の気持ちをトレースすることにより解答の方向性を掴むことが出来る(と思う…多分…)と考えました。

 

このように自分にとって何が優先順位の高い学習内容なのか、時間が限られているからこそ吟味しました。

結果的には上記の赤字の教材に取り組みましたが、良かったと思ってます。

教材選びで大切なことは自分に合うか合わないかということです。

他の人にとっては良い教材も、自分にとってはあまり効果が期待出来ないことなんてザラにあると思います。

どうかこの教材(相棒)の選定を最重要と考えて取り組んでくださいね、これが合否を分けると言っても過言ではないのですから。

 

さて、8月も終わりに近づいていますが、皆さんも過去問を何年分か解いてみたり、予備校の講義を何回か受けてみたりしたなかで、なんとなく巷で言われていることが実感できたのではないでしょうか?

そうです、

 

事例Ⅰ~Ⅲと事例Ⅳは全く別モノなんです!!

 

事例Ⅰ~Ⅲの攻略法は概ね似たようなモノです。企業の経営理念を頂点に、経営環境→全体戦略→各機能戦略(人事組織or販売マーケor生産管理・統制)というレイヤーに沿って聞かれたことに応えるという感じです。

一方事例Ⅳに関しては極論言うとあんまりその流れが関係ありません。重要なのは、経営分析やCVP分析など各テーマの知識と、些細なミスも犯さない計算力になります。

このことから私は自身の財務に対する実力も含めた判断として、9月からの学習計画を立てました。

 

 

 

 

 

さて、8月の教材選定など試行錯誤の日々を過ごしたのち、

9月からの学習計画をどのようにしたかというと……

事例Ⅰ~Ⅲと事例Ⅳの学習時間は半々の配分にする!!

 

 

ということに決めました。

 

そして学習方法については以下のように決めました。

 

事例Ⅰ~Ⅲ

①過去問実施。

②ふぞろい・事例攻略マスターで自己採点・合格圏内解答の導出方法を身に着ける。

③不足する1次知識は全知識・全ノウハウでインプット。

基本的にこの繰り返しです。

この合間にブログ読んだり、書籍読んだりしました。

 

 

事例Ⅳ

事例Ⅳの全知識&全ノウハウを回転→30日完成!事例Ⅳ合格点突破計算問題集を回転。

という感じでアホみたいにこの2教材を何回転も行いました。この合間に過去問をちょいちょい解いたりしていました。

 

 

いかがでしょうか?

 

シンプルな学習内容ですね。

 

でもこのくらい単純なほうが、限られた時間を有効活用できるのは、と思います。

 

実際当時は、

事例Ⅳに関しては徐々に頭だけでなく体に解法が染みついてくる実感がありましたし、

事例Ⅰ~Ⅲに関してもこれまた徐々にですが、各事例の特徴が見えてきたかなという手ごたえがありました。

 

 

 

 

10

 

10月は直前期ということで本番を想定した学習方法ギアチェンジしていった感じです。

 

インプットの量を減らし、アウトプットに重きを置いた取り組みに変わっていきました。

 

9月と違った取り組みで言えば、

 

  • タック事例Ⅳオプション講座(所要日数2日)
  • AASの直前合格判定合宿(所要日数2日)
  • 1人2次試験(所要日数1日)

 

てなことをやりました。

 

タック事例Ⅳオプション講座(所要日数2日)

大手予備校であるタックのサービスである事例Ⅳオプション講座では、事例Ⅳの出題されるであろうテーマを網羅的におさらいしてくれるので、総復習として役立ちました。

また、大勢の受験生(ライバル)たちを目の当たりにすることも出来るのでモチベーション向上にもつながりました。

 

AASの直前合格判定合宿(所要2日)

2次専門の予備校AASの名物講座です。土日合計で20時間くらい缶詰状態でAASオリジナル事例問題に取り組み、当日すぐに採点と解説講義をしてくれる為、理解がとても進みました。

ここで得た「解答するとき果関係をしっかり構築すること」という学びは本試験でも愚直に実行したところ、解答に安定感が生まれたと思います。

 

1人2次試験(1日)

文字通り1人でお初の過去問を1日4事例解くという、ただそれだけです笑。

でも単に4事例解くだけではありません、徹底的に本番を想定することがポイントです。

  • 前夜はもちろん早めに就寝。
  • 日時は本番と同じ日曜日で同じ時間割(事例1開始時間は朝9時50分)
  • 場所は本番の立教大学と近いタック池袋校自習室
  • 間食、昼食なども本番想定したもの
  • わからない問題出ても絶対手を抜かない(これが一番大事)

て感じです。これが功を奏したか、本番はそんなに緊張しませんでした

日頃の学習態度から実戦を意識することは非常に重要です

どんなに知識があっても、文才があっても、本番で結果が出せなければ意味がありません。

そして練習で出来ないことは試合でも出来るわけがありません。

そういった意味では一見滑稽に思える私の取り組んだ1人2次試験は決して間違ってはいないのかと思います。(まぁ1人でやらなくても予備校の模試でいいのでは?)

 

 

 


 

そんな学習計画を送ったヒロちゃんの試験結果は…??

 

さてさて、

そんなこんなで何とか勝負出来るレベル(と勝手に自分で思い込んでいた)に、試験当日までに仕上がった私の試験結果はというと、

 

驚愕の事例Ⅰ~Ⅳ合計240点でギリギリ合格というある意味コスパの良い結果を収めることが出来ました。

 

正直、本番までにやりきった!!という感じではありませんでした。

もっと過去問を解いて型を定着させて、もっと必要知識を頭に染み込ませて、もっと事例Ⅳ用に計算問題に取り組んで、もっと…もっと…

と、あと2倍くらいの学習時間が欲しいくらいでした。

しかし当たり前ですが、私も含め受験生全員時間は限られています。その限られた時間でどうすれば240点を稼げるか?どんな問題が出ても安定感が出せるか?そう言った課題に対して、まぁまぁ筋の良い学習計画が計れたと手前味噌ですが思っております。

 

 

 


 

最後に、事例(過去問など)を解いた後の復習時に気を付けたポイントについて、

以前道場ブログで要望コメントをいただいていましたので、私の意見を端的にお伝えします。

 

 

全体像をとらえた解答になっているか?→どんなに素晴らしい提案でも、理念や経営戦略に沿っていなければそれは間違った方向性となります。

問題もしくは改善策などに優先順位がつけられているか?→2次試験問題はとてもうまく出来ており、与件文内に解答で使えそうなキーワードが複数散りばめられています。文字制限のある中でいかに優先順位の高いキーワードが盛り込めるかが重要となります。

因数分解して抜け漏れが発生していないか?→例えば、強みを答えろと言われて営業面の強みだけを答えては不十分です。他に生産面や財務面など多面的な切り口で解答しなければ合格点には届きません。

 

このようなポイントを意識しながら、ふぞろいシリーズなどを参考に自分の思考プロセスを構築していった感じです。

 

 

 


 

いかがでしょうか?

 

昨年の私の2次学習を振り返ってみました

 

もし、

また2次筆記試験を受けることになった!!

そうなったとしても、私は去年とほとんど同じ学習方法を取ることでしょう。

そう思えるほど自分に合った学習方法でした。

皆さんも是非自分に合った学習方法で最後まで走り抜けてください。

 

 

 

本日は以上です!

 

明日のブログは、ゆう事例Ⅳ攻略法です!!

絶対読まないと損ですよ!!

 

 

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おはようございます。zenzenです。

最初に少しだけ。
余計なことかも知れませんが、普段記事をスマホで読んでいる方は、気になる記事があったらPCで一度ゆっくり読み直して頂ければと思います。
1次試験後の記事の中でも、「これは!」と思うものがあったはずです。(毎日読んで頂いている方は思い当たる節があるでしょう。当然私の記事では無いですよ!)
プリントアウトして読んでもいいくらい、いやそうするべきです。
(既にそうしていらっしゃる方には失礼しました)
スマホでサラリと読むだけでは、「凄っ・・・!」と思ってそれだけです。(私のことですが)
そんな簡単に消化できるような内容ではないと思います。逆に言えば消化出来れば合格にぐっと近づく、それだけ内容の濃い記事だと言えます。

 
さて、道場はもう2次試験対策記事一色ということで、私からは最初に事例Ⅳに触れておきましょうか。
事例Ⅳがもう一つ・・・な皆様に向けての記事です。得意な方には今更感があるかも知れません。
苦手な方は早めに全体像を掴んで、学習計画の中で時間を確保して下さい。
私の轍を踏まないように・・・。

なにしろ私、H27,H28の二次試験で二年連続D判定受けてます。
「あ、駄目だコイツ」と思った方、正解です。
君のような勘のいい人は嫌い・・・ではないですが、ここ数年の過去問を解いた方ならご存知の通り、H27とH28の事例Ⅳは、「易しい」のです。足切りくらっといて言うのも我ながらどうかと思いますが。

ただ、試験が終わって冷静に問題を見直したときの私の気持ちが分かりますか?
「解けるはず、解かなきゃいけない問題だったのに!」
「(事例Ⅳが苦手な自分には)チャンスだったのに!」
「なのに、出来なかった・・・。」

しかも、これを二回繰り返した訳ですよ!
もう言い訳出来ないレベルです。

馬鹿、馬鹿、zenzenの馬鹿!メタボ!(それは事実だが今関係ない)
どうしてもっと事例Ⅳに時間を割かなかったの?
どうして事例Ⅰから事例Ⅲで点数を稼げるなんて考えたの?
どうして事例Ⅳは足切り回避さえ出来ればいいなんて甘く考えていたの?
どうして、どうしてなの?ねえ、答えてよ!答えなさいよ!
 
 
 

「・・・済まぬ」

・・・久しぶりに幻聴が聞こえてきましたね。
いやー、今年の夏は異常な暑さですからね。神経も参っているのでしょう。
皆様もご自愛下さい。(黙れ)
 
 

という訳で事例Ⅳ対策記事のまとめです。

<全般>
6代目おとさんの記事4つ!おとさんは財務に強みを持つ方なので、それを活かして多数の記事を手掛けておられます。
第1回
事例Ⅳを苦手としている受験生のために
第2回
事例Ⅳの経営指標をはやくマスターするコツ
第3回
短い期間で効率よく実力アップするための事例Ⅳの勉強方法とは
第4回
4つのステップで事例Ⅳを攻略しよう

主要な論点については、以下を参照下さい。

<経営分析>
経営分析は恐らく今年も出ると思われますが、「絶対」取って下さい。「絶対死守」です。

まずはコレ。
再び6代目おとさんの記事 
10分で分かる経営分析 

主に使用される経営指標が表にまとめられているのですが、私はこれを印刷してトイレの壁に貼っていました。(実はまだ剥がしてない)
指標があやふやな方は早めに抑えておきましょう。

次にChikaのこの記事。
【二次ノウハウ】 キーワード解答法 ~事例Ⅳ・経営分析~
キーワードが表になっていますが、私が個人的に注目して欲しいのは「A.与件文のヒント」です。
事例Ⅳも実は読解問題なんですよね。時々経営指標をかたっぱしから計算している方いらっしゃいますけど、時間制約のある中ではあまり得策ではないと思います。
与件文と設問文を読めば、ある程度アタリはつけられます。その上で、確認のための計算をするのが良いでしょう。

最後に2代目Wackyさんの記事。
徹底攻略!!経営分析
古い記事ですが、恐らく経営分析に関する記事の中では
この記事が最良だと思います。

<キャッシュフロー>
1次試験の際にも紹介していますが、7代目noriさんのこの記事を。
歌って覚えるキャッシュフロー計算書

まずこれで覚えましょう。で、歌いながら実際にイチから表を書いて下さい。
頭で覚えていることと、手をシンクロさせておきましょうね。

そして初代ふうじんさんのこの記事。
個別計算問題対策#3 キャッシュフロー計算書
キャッシュフロー計算書の簡単さと難しさを端的に示してあり、なるほどと唸らされます。

<CVP>
ここは7代目フェイマオさんに登場して頂きましょう。
1次試験向けの記事ですが、勿論2次でも使いますし、何より詳しく解説されていますので、苦手な方は是非!こちらもシリーズ化されています。

財務・会計のすゝめ 【その1】 ~CVP分析と営業レバレッジ vol1~

財務・会計のすゝめ 【その2】 ~CVP分析と営業レバレッジ vol2~

財務・会計のすゝめ 【その3】 ~CVP分析と営業レバレッジ vol3~

<NPV>
こないだセミナーのフリートークで少し話に出たのですが、予備校によっては「NPV全部捨てろ」って言うらしいですね。
全部捨てる勇気は私には無かったので否定も肯定も出来ません。
まあ、去年は問3がほぼ全滅だったので結果的にはこの論が正しいことを裏付けてしまっている訳ですが・・。
捨ててませんよ。一通りやりましたよ。でも出来なかっただけですよ。

それはさておき、紹介する記事はこちら。
デシジョンツリーについてはしばらく出題されていないのですが、そろそろ・・・と昨年言っていたのが8代目のますけんさん。今年はどうでしょうかね・・・。
【2次試験対策】 狙われそうな論点 ~事例Ⅳ~

そして4代目まさや~んさんの3部作。

【事例Ⅳ】 複利原価係数と年金原価係数をまず理解しよう!

【事例Ⅳ】 設備投資は3パターンを認識して練習をする

【事例Ⅳ】 デシジョンツリーも慣れれば得点源。

このあたりでしょうか。個人的には先の2回をまず理解できていればそこそこいい線行くんじゃないでしょうかね。

事例Ⅳについては数で言えば他の事例より記事が多いので、今回紹介しきれなかった良記事も多数あるかと思います。気になる方は改めて検索して頂ければ幸いです。

さて、過去記事沢山紹介してきましたが、
事例Ⅳが全く出来なかった私が言えることって一つだけです。

「事例Ⅳだけは急にできるようにならない」

いい意味で「必勝法など無い」と諦めて、腹をくくってトレーニングして下さい!

では、最後に下らない問題を出して今日は終わりにします。

問い.
何故、zenzenは過去記事を多用しているのか、その理由を答えよ。

理由は、①セミナーアンケートの結果から、まとめ記事へのニーズの存在が判明したこと、②自ら新規作成する記事より過去記事の方が完成度が高いこと、③ゆるわだ以外の記事作成能力に難があること、である。

中々多面的に答えていますね。及第点は確保できるでしょう。多分、きっと・・・。

以上、zenzenでした。

 

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おはようございます! 桃ちゃんです!

先週末に道場(東京)セミナーにお越しくださった方
ありがとうございました!!

セミナーの詳細はヒロちゃんレポートこちら

 

今日は、2つの事をお伝えしたいと思います。
前半は「80分への時間の縮め方」
後半は「応用情報技術者 午後対策」です!

 


1.「80分への時間の縮め方」

① 開始50後までには、何を書くか決まった状態にする!
② 回答を書くときには、時間をはかる!
③ 試験をスムーズに進める文具を揃える!

 

 

 

まずは、

① 開始50後までには、何を書くか決まった状態にする!

を説明します。50分までにすることについて。

1)最初に、回答用紙をチェック

2)受験番号を丁寧に書く

3)ホッチキスを外してメモ用紙を作る

4)段落に番号を振り、段落の変わり目に線を引く

5)1段落目をさっと読む
売上は?従業員数は?取扱商品は?(保存がきく商品?)

6)設問分析
条件や時期(2代目社長時など)、
人物(商工会や地域系の団体もチェック)

↑ 設問を読んだ時点で、知識キーワードと
回答の方向性を四角□枠で書く。

例は文章で書いていますが、これを四角□枠で書きました。

例)ターゲットは、( 〇〇代  〇性 )である。
具体的な施策は( 強み )を活用し、(   )をする。

例)戦略は(    )である。具体的には
①(    )と②(    )をして、
(新規顧客開拓 or  リピート率向上 )で売上向上を目指す。

 

~↑ 開始15分までにここまでいく~

(できれば10分)

 

7)本文を読む (約15分)

読みながら、マーカーを引きます。

私の場合はこういう引き方をしていました。

ピンク:強み・成功体験・機会
みず色:弱み・課題・脅威
オレンジ:大事そう
マルK :設問で使う課題
時制 :四角で囲む
人  :人マーク

 

8)対応付け

作ったメモ用紙に骨子を書きます。

私の場合、回答を書く前にすべての設問の方向性を決めます。
①回答に使える可能性のある本文・知識を書きだします。
②設問文の制約や、他の問題との関係を見て
書く際のキーワード(盛り込むワード)を決めます。

事例全体を通してストーリーに一貫性があるかもチェック!


~↑ 開始50分までにここまでいく~

できれば40~45が最終目標

↑ 回答を書く速さによります。私は45分目標でした。

 

80分のまとまった時間が取れなくても、
ここまでを50分で終わらせる練習なら、
15分ずつでも上手く使って電車の中でもできます!

 


次に 50~80分についてです。

 

② 回答を書くときには、時間をはかる!

こちらは個人差があるからです。
私は、書くのが人より早いと自覚していました。

皆さんは600字を丁寧に書くのに
何分かかりますか?

何を書くかおおよそ決まった状態
(盛り込むキーワードは決定済み)から
書き終わるまでの時間をはかり、
自分の標準を把握しましょう!

 

私は事例を70分で解く練習をしました。
実際に70分でできるようになったのは9月になってからです。


 

③ 試験をスムーズに進める文具を揃える!

私が使った文房具をご紹介します。
ご自身に合うものを見つけてくださいね!

・消えるフリクションマーカー 

 滅多に消すことはないですが、消せる!と思うと
心置きなく使えますw

 

「クルトガ」の持つところが柔らかいシャープペンシル

芯が回って出てくるので、いつでも先が尖っています!
これにBの芯を入れて書いていました。
薄い字は読みにくいからです。

 

細長い消しゴム

1行だけ消したいときに重宝します!


 

 

なかなか最初から80分以内に事例を解くのは大変です。

ですので、80分の中でも時間目標を決めて
取り組んでみてはいかがでしょうか?

 


2.「応用情報技術者 午後試験」

 

応用情報については、私の過去記事
先日のChikaの記事を見て下さい!

(※秋試験の申し込みは8月13日で締め切っています)

 

前回の私の記事では、「午後試験」はまたいつか…。

で終わっていましたので、こちらでご紹介します!

 

午後試験は、
午前試験を合格しないと採点してもらえません!

 

まずは、午後試験がどんなものかこちらをご覧ください!

(応用情報技術者試験ドットコム 最終閲覧2018年8月13日)

URLから見られるのは、
平成29年春(午後)問題 必須の①情報セキュリティです。

本文が3ページ、問題が1ページあります。
なんだか診断士の二次試験みたいですね。

 

ちなみに、午後試験は①は必須②~⑪から4つ選択です。
上のURLから見られるのは、このうちの①です。

 ①情報セキュリティ(必須)
 ②経営戦略
 ③プログラミング
 ④システムアーキテクチャ
 ⑤ネットワーク
 ⑥データベース
 ⑦組込みシステム開発
 ⑧情報システム開発
 ⑨プロジェクトマネジメント
 ⑩サービスマネジメント
 ⑪システム監査

 

選択問題をどうするかですが、
先日Chikaが説明してくれているように②、⑨~⑪を
選択するのが無難です。

しかし、試験によっては⑥、⑦が解けることもあります。
実際、私は本番で⑪が難しくて選択を⑦にしました。

⑥はSQL文などが出ます。
SELECT 申請書.申請書ID,・・・FROMみたいな。
得意であればこちらでもいいかもしれません。

 

とにかく、長文読解です。
午前問題で勉強する内容を使って、記述します。

 

午後試験でもア~エから選べ」という問題もあります。
記述にも「15字以内で述べよ」 などです。

 

私は実質午後試験は3日くらいしか勉強しませんでしたが、

1週間くらいはすべきだったなと思います。
(勉強の最後の方は時間がなくなってしまって苦笑!)

 

 

午後試験の勉強で使ったテキスト・問題集はこちら

このテキストで①、②、⑨~⑪を解きました。

 

まずは、1度午後問題がどういうのかを
先にチェックすることは大切です。

でも取り組む順番や比重は
午前問題中心で良いと思います!

 

私のようにITや情報システムを苦手とする方なら
初めて聞く言葉が多く
時間がかかるかもしれませんが、

やった分だけ身に付きます!

 

頑張ってください!!!
もっと詳細なことなどご質問があれば
コメント欄に頂ければお答えします!

以上、桃ちゃんでした!

 

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夏セミナー2018 in大阪
□ 開催日時:2018年8月18 日(土) 13:30〜16:30
※懇親会は17:00〜19:30予定
□ 会場:マイドームおおさか8階第6会議室
(〒540-0029 大阪市中央区本町橋2番5号)
□ 定員:30名→42名
(先着順。セミナーは定員に達した為、懇親会のみ受付中です。)
□ 参加費:1000円+懇親会参加の方は4000円予定
□ 申し込みサイトはこちらから

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一発合格道場 夏セミナー2018

☆道場メンバーやOBが診断士2次試験突破のために実施したことをお伝えします!
☆受験生のみなさんの悩みや疑問に個別にお答えします!

■夏セミナー2018 in東京

□ 開催日時:2018年8月11日(土) 14:00〜16:30※懇親会は17:15〜19:15予定
□ 会場:月島区民館(〒104-0052 東京都中央区月島二丁目8番11号)
□ 定員:50名(先着順)
□ 参加費:1000円+懇親会参加の方は4000円予定

□ 申し込みはこちらから※8月6日(月)12:00~受付開始します!!

終了いたしました。

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※セミナーは満席状態ですが、懇親会は若干枠ございます!!急いで!!申し込みを!!

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はじめに

皆さんこんにちは‼ヒロちゃんです‼

世の中はお盆休み真っ最中の今日この頃ですが、診断士試験合格を目指す皆さんに休んでいる暇はありませんよ!!

今年2次筆記試験受験資格を掴み取った皆さん!!

2次筆記試験まであと残り70日です。

この時期から計画性をもって学習に取り組んでくださいね!!

 

今日は日曜日なので、普段は道場ブログはお休みの日なのですが、

昨日開催された道場東京夏セミナーのレポートを、号外としてアップします‼

当日は内容盛りだくさんだったので、さわりだけの紹介となりますが、

参加出来なかった人に少しでも内容お伝え出来れば幸いです。

 

今年春に実施した春セミナーに引き続き、参加者60人超えという大変ありがたい盛況ぶりでしたので、今回も我々9代目は先代の助けをいただきました!!

JCさん ハカセさん  はんたさん ひめさん こばさん イラサムさん、katsuさん、ひろいんさん

改めてありがとうございました‼

春セミナーに参加された皆さまも熱意溢れていましたが、夏セミナーは一段と真剣さが増した感じがしました。

我々道場メンバーもグッと身の引き締まる思いです!!

 

円陣組んで頑張るぞ!!

 

 

 


 

 

 

さて、ここから今回のセミナー内容のサマリーをご紹介いたします。

 

 

 

オープニング byヒロちゃん

はじめにオープニングとして私ヒロちゃんが司会として本日のプログラムと道場メンバー紹介をしました。

普段オンラインでしか皆さんとやりとりしていないので、実際の道場メンバーがどんな人なのか気になりますよね!!

 

…うん、絶対気になってたはず!!

 

 

私たちも普段会えない皆さんを拝見出来てとてもうれしかったです!!

※写真には写っていませんが、道場9代目メンバーは他によこよこ、ヘンリー、だいまつがいます。

 

 

 


 

 

 

道場直伝!2次試験の鉄則とは byChika

プレゼン一番目は、道場のアイドル的存在Chikaの登場。

2次試験の試験日程や合格基準など超基本的なところの説明と、よく「お作法」などと言われるこの試験の絶対的なルールについてプレゼンしてくれました。

今回のセミナー参加者は2次初受験の方が過半数ということもあり、超基本的なことから話してくれました。1次試験とは全く違う試験内容、ましてや他試験とも違う「診断士2次筆記」について大枠ご理解いただけたのではないでしょうか?

与件文、設問分解、題意、制約条件・・・などなど、2次試験特有の特殊用語がどんどん出てきて初学者の皆さんは驚かれたかもしれませんが、大丈夫、すぐに慣れます。

Chikaのプレゼンのポイントは以下の4つの鉄則です。

鉄則1 1次知識を応用して、「読む・考える・書く」力を鍛えるべし!!

鉄則2 アイディア勝負はNG!! 出題者が求める解答を書くべし!!

鉄則3 与件文から離れない!設問の制約条件欲求に従うべし!!

鉄則4 事例毎ののルールに従うべし!!

 

べしべし!!

 

と診断士2次試験にはこのような鉄のおきてがあります。

常にこのことを頭に入れながら学習することで、各事例の特徴や問われていることの本質が見えてくると思います。

1次試験は、場合によってはただただ丸暗記しても得点を稼げることもあったと思いますが、2次試験ではそれは通用しません

試験当日までにしっかりとPDCA回して出題者の期待している解答が書けるようしていきましょう。

 

 

 


 

 

2次に役立つ1次知識 byきゃっしい

次に登場は道場ブログリーダーのきゃっしいです。

きゃっしいからは皆さんが今まで学習されてきた1次知識と、これから挑む2次試験との関係について解説してもらいました。

 

診断士試験要領には

「第2次試験は「中小企業診断士の登録等及び試験に関する規則」に基づき、中小企業診断士となるのに必要な応用能力を有するかどうかを判定することを目的」

と明記されており、ここで言う応用能力とは、「一次試験で問われた知識の応用能力」ということ。

きゃっしいからは具体的に各事例Ⅰ~Ⅳ毎にどんな1次知識を、どのように応用するか過去問を使って具体的に解説がありました。

1次知識を知っているだけではダメで、いかに使えるようにするかが2次では求められることがわかったのではないでしょうか。そのための学習法としてきゃっしいがおすすめしたのが「1次知識100字訓練法」。ざっくりいうと1次知識に関するお題について、手書きで100字以内にまとめる訓練です。必ず制限時間を設けて取り組むことが試験本番に活きてくるそうなので、皆さんも是非取り組んで見てください!!

また、1次試験だけでなく、2次試験でも非常に役立つきゃっしいのまとめシート、アマゾンで絶賛販売中ですので売り切れになる前に早めにポチっとしちゃってください!!

 

 


 

2次試験ゼロから合格するTips byたかじん

超短時間ストレート合格を果たしたたかじんからは、2次試験学習ZERO~の状態から合格した経験を語っていただきました。

限られた学習時間をどうやって使うか、そこには企業経営同様に戦略が必要とされます。たかじんは「解答の方向性を正しいものにする」という戦略をたてました。

そのうえで、ほぼ過去問のみを愚直に取組み、模範解答とのギャップを埋めるという大胆かつ間違いない戦術を実行しました。

ティップスというにはもったいない、2次試験の本質を捉えたプレゼンだったと思います。

また、セミナー後の懇親会で披露してくれる夜のたかじんもいつも通り切れ味鋭かったです笑。

 

 

 


 

80分の使い方 by桃ちゃん


事後アンケートでもとても評判の良かったのが、桃ちゃんの「80分の使い方プレゼン」でした。

2次筆記試験はどの事例も試験時間は80分です。過去問に取り組んだことのある方はお気づきだと思いますが、80分じゃ全然時間が足りないです!!せめて2時間くらい欲しいくらい。

ですので圧倒的に制限時間が短い中で安定感のあるアウトプットをするためには「型」が必要となってきます。

桃ちゃんはこの型について、自分の型を例にわかりやすく紹介してくれました。

また、道場9代目メンバー全員の型についても紹介してくれました。結論として、人それぞれ型は違うということ、自分の型は自分で見つけるべし!!ということでした。

試験本番では80分という限れた時間、難解な問題、極度の緊張感、を強いられます。

そんな状況下でミス無く安定的なアウトプットするためには作業の標準化と自動化が必要となってきます。そうしないと必ずミスが発生してしまいますからね。ぜひこの型について意識しながら過去問や演習問題に取り組んでいってほしいと思います。

 

 

 


 

 

2次試験に再挑戦するあなたへ+だいまつの分析 byきゃず

2次試験にあと3点足らずで一発合格出来なかったきゃずのプレゼンです

家族や周囲への感謝、受験できることのありがたさを決して忘れてはいけないという熱くエモーショナルなメッセージを前段では紹介してくれました、

後半では、

彼を知り己を知れば百戦危うからず」とい孫氏の兵法を体現した内容を紹介してくれました。

きゃずの徹底的な自己分析、そして試験分析、スケジュール管理から導き出された結果は「初めての問題に遭遇したとて揺るがない再現性」でした。

 

+スペシャルコーナー だいまつからの伝言

~9代目の2次試験対策徹底分析からみえたもの~

続けてきゃずによる特別企画として、道場9代目メンバーの2次試験学習の取り組みについての分析内容の紹介です。このコンテンツは、今回参加できなかった大阪メンバーだいまつが作ったものですが、あまりに完成度が高いので是非東京セミナーでも紹介したい!!ということになったのです。

来週18日に大阪で開催予定の大阪セミナーでだいまつじきじきにじっくりプレゼン予定ですので、参加される方はご期待下さい!!

相関係数を算出するなど本当に手の込んだ分析でした!!ポイントとしては以下になります。

 

●初受験組は、勉強時間315時間、89事例を​ミニマムライン、​

多年度組は、勉強時間265時間、107事例をミニマムライン、

として、初受験組も多年度組もそれぞれの置かれた状況を踏まえて勉強内容をカスタマイズ!!

 

● 模試の点数は気にしない!!模試は解答プロセスや知識の弱点を修正・補強していくためのもの。

 

 

 


 

 

2次試験で100%の力を出し切るメンタルの作り方 by3代目ひめさん

特別プログラムとして道場3代目ひめさんに登壇していただきました。

ひめさんは企業内診断士として活躍されており、メンタルトレーニングの第一人者でもあります。診断士試験合格に必要な要素である心・技・体のうち最も重要である心の整え方をレクチャーしてくださいました!! 登壇時間が10分と限られた時間でしたが、リラックス出来る呼吸法を教えていただきました!!

ひめさんから、本日朝アップのブログにて、より詳しいメンタル対応方法について紹介があります。2次試験受験生向けに特化したセミナーも開催予定ですので皆さん是非ご参加下さい!!

 

 

 


 

 

パネルディスカッション by司会ゆうと愉快な道場メンバー


 

道場理論の体現者ゆうの司会による、パネルディスカッションを行いました。

プレゼン形式とは違ったかたちでのコンテンツで皆さんにも楽しんでいただけたのではないでしょうか。パネラーは学習スタイルや受験期間、性別、年齢もバラバラな個性豊かな9代目道場メンバーです。

以下が当日出たテーマです。

  •  独学・通学・通信、それぞれの学習スタイルのメリットデメリットは?
  •  おすすめの受験校、各受験校の特徴は?
  •  過去問以外でおすすめのテキストや問題集は?
  •  勉強会に参加した方がよいか?勉強会のメリットデメリットは?
  •  まとまった学習時間がとれないが隙間時間の学習方法は?
  •  残り2カ月強、やってよかったこととやらなければよかったことは?

 

大阪から馳せ参じてくれたZENZENもパネラーとして参加しました!!

パネラー全員お伝えしたいことがたくさんあったので、時間が足りないくらいでした!!

 

 

このタイミングでインドから緊急帰国のヘンリー参戦!! 空港から直行で来てくれました!!

 

 

 


フリートーク

対話形式での参加者の皆さんと道場メンバーとのフリートークを1時間弱行いました。

先代道場メンバーも参加してもらい、参加者の皆さんの尽きない疑問やお悩みにバシバシお答えさせていただきました。

テーブル毎に学習スタイルや受験歴などでグルーピングさせていただいたので、他の参加者の疑問悩みに共感した方も多かったのではないでしょうか?

 

 

 


 

 

懇親会へ

セミナーのプログラムが無事すべて終了した後は、懇親会です。

今回のセミナー会場が月島ということで、なんともんじゃ焼き屋さん!!

鉄板を挟んで皆さんと話が尽きませんでした。

楽しい時間はあっという間に過ぎてしまい本当に充実した一日であったことを実感しました。

※ちなみに2次会3次会もありました笑

 

 

 

 


 

 

 

おわりに

いかがでしょうか?

 

今回もセミナー参加者の皆さんに事後アンケートにご協力いただきました。

 

なんと、

 

満足度97%!!

 

とてもありがたいフィードバック頂きました!!

 

セミナー内容についてですが反省点として、2次試験の勘所である事例Ⅳについてあまりご紹介出来ていなかったな~と感じましたので、事例Ⅳについては今後のブログでしっかりお伝えしていきますのでご期待ください!!

 

 

我々道場メンバーもちょうど一年前、皆さんと同じ気持ちで不安や、焦り、ストレスを抱え込んでいました。ですから皆さんの今の心境がとても分かります。

 

決して容易くない道のりを進むと決めた皆さん。

そんな皆さんを応援したい!!

そう本心から思っています。

 

人生でこんなにがむしゃらに何かに向かって本気になれる機会なんてそうそうありません。周囲に感謝しながら、そして出来るだけ楽しみながら、あと70日間は走り切ってください。

 

応援しています。

 

以上、

 

ヒロちゃんでした!!

 

 

 

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こんにちは、chikaです!

5月は渾身シリーズと題して一次試験の論点をお届けしている中ですが、
「今年は二次試験一本!」という方へ向けて、
本日は二次試験のノウハウをお伝えします!

今年一次試験受験予定の方は「そういうもんか~」と読み飛ばす程度で、
今年二次試験一本の方は、ぜひ参考にして頂けますと幸いです。

二次試験突破のコツは、
解答の処理手順を確立させることです。
例えるならチェーン店のオペレーションマネジメントと同じ。
マク○ナルドでは、いつでも誰でも一定品質のハンバーガーが出来上がります。
二次試験も同じ。
80分間、決まった手順で処理していくことで、一定品質の解答作成ができるのです。
しかし、手順は人それぞれ。”自分にあった処理手順”をいかに確立させるか、が大事。
私の場合は、
①与件文の一段落目を読む
②設問分析
③与件文を全て読む
④解答骨子作成
⑤解答欄に解答を書く
という手順でした。

この手順のうち、
②~④で有効なのが、本日お伝えする「キーワード解答法」です。

①解答のキーワードパターンを覚えておく
②思い浮かべたパターンのうち、事例企業に合った分析・助言を行う

という方法です。具体的には、
●●●という課題の場合、解決策は□□□!などのパターンを覚えておく。
パターンのうち、事例企業に当てはまるもの(効果的なもの、実践可能なもの)であるか検討する。

この方法のメリットは、
解答時間の短縮と、大外ししない解答が書けること、です。

今回は、事例Ⅳの<経営分析>のキーワードを伝授します。
(今後の記事で、事例Ⅰ~Ⅲもお伝えしていきます。)

経営分析は、毎年必ず出題されています!
過去問を平成13年度から3周以上解きましたが、予備校の模範解答やふぞろいを分析した結果、経営分析の解答には一定のパターンがあることを実感できました。
その一定の解答パターンを表にまとめたものを、下記にご紹介します。

※なお、経営分析は過去記事でも先代が多くのノウハウを記事にしてくださっていますので、ぜひご参考に!

それでは本題。

キーワードの一覧はこちらです▼ ※クリックして拡大

 

以下に、キーワードを使った解答手順を示します。
※経営分析では、D社の短所(問題点、改善すべき点)を問われることが多いため、
以下の解答手順はD社の短所を問われた場合の方法です。

【キーワードを使った解答手順】

1.各指標を計算し、比較する
※比較対象は設問文に指示あり。同業他社と比較してor前年度と比較して等書かれている。

2.比較対象より数値が悪い指標があったら着目。

3.(問題点を問われている場合)問題点は表のBの内容ではないか、予測する。
(改善策を問われている場合)改善策は表のCの内容ではないか、予測する。

4.BまたはCの根拠となる内容(A)が与件文にないか探す。

なお、D社の長所を聞かれた場合は、
Bのキーワードの逆を答えればOK。
例:資本の安全性が高い 等

まずはキーワードのパターンを覚えましょう。
そして、キーワードを使って解いてみましょう。
慣れてくると、経営分析がスラスラ解けるようになる(はず)!

上の表のダウンロードはコチラから。
パクってカスタマイズ!しちゃってください!!

今後の記事では、
事例Ⅰ~Ⅲのキーワードも公開していきます。

今年は一次試験受験される方は、一次合格発表後に再度この記事を読んでいただければ幸いです!
今年二次試験一本の方、これからまだまだ伸びます!!(特に事例Ⅳは毎日コツコツが大事です)

以上、chikaでした!

 

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こんにちは!桃ちゃんです。
花粉症がすごいですねっ(´・ω・`) 目がかゆい….。

 

さて、前回は「自分流スタイル」ができているかについて
書かせて頂きました。

また昨日のたかじんの「Why 診断士?」、私もグッっときましたネ。
実は、私も「Why?」「Why?」「Why?」は何度も自分に問いかけました。

●「小さい子供がいる今、資格をとる必要があるのか?」
●「資格を取らなくても、目標は達成できるのではないか?」
●「資格を取ったら5年後、10年後どうなっていたいのか?」などなど。

最初は流れに乗って勉強をしていただけでしたが、
自分の人生(会社人生だけでなく)の中で、
何を成しえたいのか、を深く考える事ができました。

勉強で忙しい中だと思いますが、立ち止まってみる事も大切だと思います。

 

さて、今回は、よこよこの前回ブログ「簿記検定は受けた方がよい?」
「ビジネス会計検定」版です。

そもそも、「ビジネス会計検定」ってご存知ですか?
(実は、私はついこの間まで知らなかったです…)

【概要】
主 催:大阪商工会議所
開催日:3月と9月(ただし1級は3月のみ)
合格率:1級 16%くらい
2級 30~50%
3級 60~70% ※詳細データは公式HP
範 囲:

2級 

  • 企業会計の意義と制度
  • 財務諸表
  • 貸借対照表
  • 損益計算書
  • 連結包括利益計算書
  • 株主資本等変動計算書
  • 連結キャッシュ・フロー計算書
  • 附属明細表と注記
  • 財務諸表分析

1級(記述あり)

  • ディスクロージャー
  • 財務諸表と計算書類
  • 財務諸表項目の要点
  • 財務諸表の作成原理
  • 財務諸表分析
  • 企業価値分析

 過去問題(例)は公式HPの一番下に載っています。

 

!!!

 

そうなんです!!!

 

去年の事例Ⅳで出た「連結会計」
ビジネス会計検定2級の範囲なんです!!!

 

でも、だからといって「すぐ目指そう!」と思うのは早いです。
ご自身のスケジュール・進捗状況を見てよ~く検討された方がいいです。

 

【私のビジネス会計2級 受験経緯】
妊娠・出産も重なった為、3年計画で中小企業診断士を目指していた去年。

多年度受験仲間から「ビジネス会計検定2級」合格したよ!と連絡をもらっていて、興味は持っていました。
(しかも、その仲間はミッチリ1週間の勉強で合格したよ!と。)

 

診断士一次試験が8月上旬。ビジネス会計検定2級が9月上旬。
(9月に1級の試験はありません。3月のみ)

「ちょうど診断士で自分の理解度をあげていっているところだから
ビジネス会計検定も一つの小さい目標に設定してみよう!」
と思い、受験しまいsた。

実際、勉強したのは1~2週間でした。

公式過去問題集を2/3程度。公式テキストはほぼ読まず。
(ただし多年度生なので、事例Ⅳは勉強を進めていたことと
 簿記2級は取得していました。)

それで、70点以上合格のところ74点とギリギリ合格。

「ギリギリでも、事例Ⅳの連結会計できたでしょ!?」と
言われると…..(泣)
お恥ずかしながら事例Ⅳは撃沈でした….。

 

【結局、受けたほうが良いの?】

2級は事例Ⅳの補強になる?
2級は、事例Ⅳの経営指標にいいトレーニングになると思います。
ただ個人的には、事例Ⅳの経営指標は過去問・診断士用答練で十分です。

 

モチベーションアップには?
多年度生では、同じサイクル・勉強内容に少し飽きてくる時もあります。
そういう時の、一時的なモチベーション対策には良いと思います。

 

合格しなくても1級の記述で事例Ⅳ対策になる?
うーん、対策の1つにはなりますが、過去問や答練が最優先。
最後に時間が余れば活用!という感じでした(私は)。

実は、去年一次試験が終わってから8月下旬くらいに、
初めて1級の問題集を見て、

「事例Ⅳ特訓に良さそうだ!」

と思い、公式ではない問題集を買いました。
その問題集は上に問題があり、下に答えが載っているもので

●「税効果会計の目的」
●「ファイナンス・リース取引の説明と判断基準」
を記述させるもの等がありました。

とても見やすくて、「これで勉強しよう!」と思ったものの、
その問題集を自分のペースに取り入れていく隙間がなく、
結局そこまで活用できませんでした。

本当に診断士向けの対策であれば、餅は餅屋に!
診断士の過去問や答練・模試を優先すべきだと感じます。
(微妙に問われ方が違っていて、参考になるところと
ならないところがある為)

ただ、答練や模試をやりきって、まだ時間があるYO!
補強したいYO!というのであれば、十分活用できると思います。

 

つまり、診断士試験と関連はあるけど、
マルっきり被る内容ばかりではないので
余力があれば目指しておくのもいい◎

診断士を合格してから、目指しても遅くない!
という感想です。

(人それぞれ感じ方は違うかもしれません!)

 

以上、桃ちゃんでした!

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一発合格道場 春セミナー2018

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☆受験生のみなさんの悩みや疑問に個別にお答えします!

応募方法は後日ご案内します。まずは予定の確保をお願いします!!

■春セミナー2018 in大阪

□ 開催日時:2018年4月7 日(土) 14:30〜17:30
□ 会場:大阪写真会館 5階B会議室
□ 定員:25名(先着順)
□ 参加費:1000円+懇親会参加の方は4000円予定

■春セミナー2018 in東京

□ 開催日時:2018年4月21日(土) 14:00〜16:30
□ 会場:浜町区民館(〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町3丁目37−1)
□ 定員:50名(先着順)
□ 参加費:1000円+懇親会参加の方は4000円予定

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こんにちは、よこよこ@バブル受験組です。

実務補習は5日間コースだったので、これから3社目突入の15日間コース組とは違い、エアポケットにいる感覚です。そんな合間の2月18日に簿記検定の受験をしました。そこで、ちょっとお伝えしたいことがありましたので、書かせて頂きます。

〇簿記検定は受験した方が良い?

道場メンバーのプロフィールをご覧の通り、診断士合格者の所有資格では、「簿記2級」がトップです。また、私の周りの合格者には、診断士の「たしなみ」として、後からでも簿記2級くらいは合格しておこうと考えている人は多いです。

先に申し上げますと、「診断士試験対策」の為に簿記検定を受験するかどうかは、賛否両論があります。私としては、簿記受験のメリットとして、①1次、2次に必要な財務会計の基礎が分かる。②数字と制限時間に追い込まれる感覚に慣れる。③電卓操作が上手くなる。④数字を丁寧に書くように心がける。等があり、デメリットは、①今年のストレート合格を狙うには、ちょっと寄り道かもしれない。の一言に尽きますので、「イイトコ取り」だけして、診断士試験終了後にじっくり取り組んでも良いかと思います。

 

〇私の簿記勉強歴

私は、診断士試験勉強を始めたH28年1月まで簿記には全く縁がなく、独学での1次財務対策として、3級はネット無料講座、2級をスマホアプリ(パブロフ簿記シリーズ)を利用して勉強しました。検定は受験していませんが、日商3級は自分で理解したと思うレベルでH28年の1次試験に臨みました。

1次財務は、直前(7月)の1次摸試まで足切に近い点数でしたが、H28の1次本試験は、総合得点431点中財務72点と平均を10点上回る貢献をしてくれました。しかし、H28事例Ⅳは46点と力不足でした。

H28の2次を受験して、簿記の必要性を感じたので、2次試験終了の翌日から簿記の勉強を再開しました。スモールゴールとして、定番の日商簿記2級は締切だったので、11月の全経簿記1級を目標にしました。1ヶ月間集中的に勉強をして、合格点70点に対し商簿63点、工簿38点で不合格、続けてH29年2月は商簿48点、工簿60点と不合格。その後は、MMC通学で2次に専念するため、簿記の勉強は中断して予備校の問題集と過去問回しに集中して、2度目のH29事例Ⅳは70点と診断士試験合格に貢献してくれました。

簿記は、2度目の2次試験発表を待たずに試験翌日から再開しました。理由は、(2次が不合格なら)あと1年やるなら財務会計で稼ぐのが一番手堅いと考えていたからです。H29年11月は工業簿記・原価計算に絞って87点の科目合格、残りの商業簿記は診断士合格後に検定オタク「たしなみ」として、実務補習後に受験しました。2/24に商簿の合格発表があり、3度目のトライの末、うやく合格ました。68点(あと一問!くやし~)で合格を逃し、また5月に再挑戦です。

 

〇全経簿記と診断士1次試験の親和性

以上の私の経験から、マイナーな簿記検定である、全国経理教育協会(全経)の簿記1級が、診断士試験との親和性が高いと感じたのでレポートします。

まず、全経簿記上級と日商簿記1級に合格すると、税理士の受験資格を得られますので、その下位の全経1級と日商2級は概ね同じレベルです。

全経1級には、初歩的な理論問題があり、「企業会計原則および基準」や「原価計算基準」の穴埋め問題に20点配点がある点に日商との相違があります。

さて、簿記の勉強の効果を測定するために、私の受験していないH29年の1次を試しに解いてみました。その結果は88点でした。不正解はファイナンス分野であり、前半の11問は、全経簿記の担当者が作問したのか?と思うくらい、全経1級の問題とあまり似ていることに驚きました。全経1級と似ている問題を具体的に示しますと、下記のイメージ図になります。

特に、第5問企業会計基準、第10問の原価計算基準は、会計の憲法のようなものです。私の受験勉強時は、捨て問として考えていましたが、8点は結構大きく、また、2次試験の設問解釈にも影響があります。

 

〇イイトコ取りするならココ!

会計基準の勉強方法

(1)全経の過去問集を購入して、第1問だけ習得する。

(2)お勧めサイトを斜め読みだけはしておく。

企業会計原則のお勧めサイト http://financial.mook.to/accounting02.htm

(3)すきま時間には、パブロフくん簿記アプリ(2級商簿)(1級理論)がおススメ

 

長くなりましたので、「2次試験と簿記」については、後日またお付き合いください。

明日は、きゃずさんです。

 

<参考>全国経理教育協会 簿記1級参考書類 http://www.zenkei.or.jp/license/bookkeeping.php

(1)スピテキに相当する 公式テキスト

http://www.net-school.jp/shopdetail/059002000001

http://www.net-school.jp/shopdetail/059002000002/ct33/page1/recommend/

(2)スピ問に相当する  公式問題集

http://www.net-school.jp/shopdetail/059002000003/ct33/page1/recommend/

http://www.net-school.jp/shopdetail/059002000004/ct33/page1/recommend/

(3)そして過去問集は810円

http://www.net-school.jp/shopdetail/000000001224/ct33/page1/recommend/

http://www.net-school.jp/shopdetail/000000001225/ct33/page1/recommend/

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みなさんこんにちは!たけぴょんです。

2次筆記試験まで残りあと1ヶ月弱となりました。

昨年の今頃は、予備校の2次直前演習、過去問演習で解答手順(時間配分、印のつけ方、マーカーの使い方、余白の使い方、下書きをどこまでするかなどなど)や答案の編集(構成、いかに消しゴムを使わずに済むようにするかなど)を日々模索している状況で、まったく手応えが掴めずかなり気持ちが焦っていたのを思い出します。以前こちらの記事にも書きましたが、私は予備校講師の教えにならい事例Ⅰ~Ⅲはとにかく耐える(=各事例50点以上死守)、そして事例Ⅳで挽回しトータルで合格基準60%を超える、という全体戦略を立てたものの、事例Ⅰ~Ⅲの直前演習では10点台、20点台も度々ある状況だったため、意を決して某受験支援団体の勉強会に参加しはじめた時期でした。「意を決して」と書いたのは、自分の80分で解いたひどい答案を先輩合格者や他の受験生に発表してコメントをもらう(ボコボコに指摘してもらう)場に参加することは、自分にとってかなり勇気のいることだったからです。

前置きが長くなりましたが、事例Ⅳの解き方、今回は「企業価値」を取り上げます。

以前、先程のこちらの記事で事例Ⅳの出題傾向の表を掲載しましたが、「企業価値」は平成16年度、平成20年度、平成24年度と4の倍数の年に出題される傾向がありました。しかし、平成28年度は出題されずついにその傾向は途絶えました。

傾向は途絶えたものの、「企業価値」は中小企業でニーズの多い事業承継やM&Aにも絡む分野ですし、そろそろ出題されてもおかしくないのではという訳で、今回とりあげてみました。


♦企業価値とは

企業価値とは、投資の経済性計算の企業版、つまり、企業は投資事業の集合体と考えて、そのNPV(正味現在価値)を算出したもので、投資の経済性計算との違いは、投資の経済性計算は有限を前提とするのに対し、企業価値は無限(将来ずっと継続する)を前提とすることです。

算式は以下のとおりです。

企業価値=FCF(フリーキャッシュフロー)÷WACC(加重平均資本コスト)

つまり、以下3つの算式さえ覚えていれば本番で得点になる可能性があるので、事例Ⅳは苦手という方も、是非本番までに再度暗記して過去問を確認しておいてほしいと思います。

①企業価値
上記算式のとおりです。

②FCF(フリーキャッシュフロー)

税引後営業利益+減価償却費-設備投資額-運転資金の増加額

・赤字のところは本番でうっかりミスしやすいので注意です。先日のたっしーの記事でポカミス対策に触れていましたが、本番独特の雰囲気の中3事例終えた後のヘロヘロ頭で解かなくてはならない訳なので、用心に用心を重ねて対策しましょう。

・運転資金は減少だったらになるので注意しましょう。運転資金の増減が苦手という方は「仕入債務の増加は支払いを先延ばししてるんだからキャッシュフローにはプラスだよな」とだけ覚えておけばあとの3パターンは本番でも何とか思い出せるのではないかと思います。つまり、仕入債務の減少は仕入債務の増加の反対だから「-」、売上債権または棚卸資産の増加は仕入債務の増加の反対だから「-」、売上債権または棚卸資産の減少は仕入債務の減少の反対だから「+」といった具合です。

③WACC(加重平均資本コスト)

これは、「負債コスト✖負債合計の資産合計に占める割合」と「株主資本コスト✖株主資本合計の資産合計に占める割合」を足したものです。

例えば、法人税率30%、負債コスト4%、株主資本コスト5%、資産合計10、負債合計6、株主資本合計4のときのWACCは以下のようになります。負債は節税効果を認識する(「1-法人税率」を掛ける)※ことを忘れないように注意しましょう。

(1-0.3)✖4✖(6/10)+5✖(4/10)=1.68+2=3.68(%)

※「負債の節税効果を認識する」とは?
今は企業価値の話をしています。
負債コストは借入金の支払利息などP/Lの費用項目なので法人税の申告所得を計算する時には損金として控除できます。つまり、その分は税金を納めなくてもよい→お金が手元に残る(キャッシュフロー上プラス)→企業価値はその分上がる、のでそれを考慮する必要があります。

一方、株主資本コストは配当ですが、これはP/LではなくB/S(剰余金の処分)の話なので節税効果を認識する必要はないのです。

♦過去の2次試験における出題内容

「企業価値」に関する過去の出題内容は以下のとおりです。

<平成16年度第3問>
設問1:(a)営業CFの算出、(b)FCFの算出
設問2:企業価値を算出し買収金額の妥当性を50以内で記述
設問3:(a)割引キャッシュフロー(DCF)法以外の算出方法、(b)その概要

<平成20年度 第3問 設問2>
負債の節税効果の最大値の算出

<平成24年度第3問>
設問1:企業価値の算出および計算過程
設問2:事業承継検討の際想定される相手先とその際の留意点を200字以内で記述

実際に問題を確認してみて、できれば是非解いてみてください。知識があれば書ける記述問題も出題されているので、そうした問題はとにかく書いて点をもぎ取りにいかないと勿体ないですよね。

過去問の確認、私はAASのサイトを活用していました。
ここに貼ってある中小企業診断協会公表の出題趣旨も読んで、どういう意図で出題した問題なのかも参考にしていました。


本日はここまで。

それでは、今日もみなさんお~元気で!
たけぴょんでした。

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みなさんこんにちは!たけぴょんです。

事例Ⅳの解き方、今回はディシジョンツリー(段階的意思決定)を取り上げます。

先日のますけんの記事でも狙われそうな論点ということでディジョンツリーを取り上げています。2次初受験の方でディシジョンツリーという論点をはじめて知ったという方は、まずこちらの記事をお読みください。

私のこちらの記事で、事例Ⅳの平成13年度以降の出題傾向に触れましたが、あの表をみても「そろそろディシジョンツリーくんじゃね?」という気がしておりますので、ますけんが取り上げた平成23年度の問題を題材にディシジョンツリーの解き方の一例をご紹介しようと思います。

私は昨年受験生の時はディジョンツリー苦手でした。というか、頻出論点で手一杯でほとんど対策できず「出ないで~!!」と願っておりました。そして幸い出題はされませんでした。

でも、これは結果オーライだっただけであって、そろそろ出題される可能性のある論点である以上、これから2次試験を受験される皆さんには、一度は過去問に目を通しておいていただきたいと思います。

ディジョンツリーは情報整理がキモなので、試験本番においては、個人的には点をとりにいくにしてももっと容易に点がとれる問題を解き終わって気持ちがある程度落ち着いてから解くのが得策だと思います。最初の方で手をつけてうまく情報整理ができず焦ってしまうのが怖いので。。

ただ、平成23年度のように設問が段階的に分かれているタイプのものは部分点狙いでいくことも可能だと思います。

それでは、はじめましょう!


平成23年度第4問はこんな問題でした。

 

 

ディジョンツリーに限ったことではないですが、複数の設問がある場合は最初に全ての設問を読んで「最終的に求めるものは何か?」を必ず確認して、そこを見据えた情報整理(下書き)をしましょう。事例Ⅳをうまく解くコツは私は情報整理(下書き)だと思っています。電卓は最後に人差し指でゆっくり慎重に入れるだけです。情報整理(下書き)は診断士になってからもとても役立つスキルですので、事例Ⅳ対策の中で是非鍛えていただきたいです。

問題文、設問文および解答用紙を確認すると、以下のことがわかるので、配点25点という大きさも考慮すると、設問1(a)の各年の期待値計算だけでも部分点を取りたい問題です。演習を積まれており上手く情報整理できる方であれば完答できる問題かなと思います。

・予測期間が3年と比較的短い
・キャッシュフロー計算が減価償却を考慮する必要なく容易
・現在価値に割引く必要なし
・設問が段階的に分かれている

特に現在価値に割引くところはすごく計算ミスしやすいので、それを考慮する必要がないというのはとてもありがたいですね。

♦たけぴょんの解答手順

1.下準備

まず、問題文を読んで以下の点を確認します。
・今後3年間の予測情報をもとに検討
・売上は好調・不調2通りで各々確率50%
・コストは低コスト・高コスト2通りで各々確率50%
・キャッシュフロー=売上-コスト
・初期投資15百万円
・初期投資前にR&D費として10百万円投資すればコストの高低が判明

次に、売上予想とコスト予想の表が各年のキャッシュフロー計算を間違えやすい作りになっているので、下の写真のように売上予想の表に低コスト・高コストの場合の各年キャッシュフローを書き込んでおきます。コスト予想の表に合せて、左側に低コストの場合のキャッシュフロー、右側に高コストの場合のキャッシュフローを書きました。

 

2.下書き

下書きはスペースを大きくとり、書き込んでいくことを考慮し間隔を広くとります。

まず、一番上に単位(百万円を示すM)と0年目から3年目までの線を引きます。
・何年目という数字は真ん中に書きます。
・初期投資時点となる1年目期首だけ二重線にします。

 

次に、①低コスト・売上好調、②低コスト・売上不調、③高コスト・売上好調、④高コスト・売上不調の4つの場合の図を書きます。
・設問2でコストの高低が判明するとあるので、売上の好不調を基準とするのではなく、コストの高低を基準に上下2つずつ書きます。
・キャッシュアウトは下側に、キャッシュインは上側に書きます。
・初期投資は数字を四角で囲います。これは知らなくても問題は解けますが、ディジョンツリーでは意思決定者が選択可能な分岐(投資するしない、研究開発するしないなど)を四角囲いで、選択不可能な分岐(売上の好不調、コストの高低、研究結果など)を丸囲いで表記します。
・各々のところに確率0.25(コストの確率0.5×売上の確率0.5)と書きます。

下書きをもとに設問1を解きます。
(a)各年のキャッシュフローの期待値
1年目:(20-30-50-100)✖0.25=-40百万円
2年目:(70+20+0-50)✖0.25=10百万円
3年目:(120+20+50-50)✖0.25=35百万円
(b)正味現在価値の期待値
各年のキャッシュフローの期待値-初期投資額
(-40+10+35)-15=-10百万円
(c)どのような意思決定を下すべきか
正味現在価値の期待値がマイナスのため投資すべきではない。

次に、設問2を解くにあたり、4つのケースのところに0年目の線を引っ張って、下側にR&D費「10」と書いて四角で囲います。また、コストの高低により意思決定するため確率を0.25→0.5に変更します。

下書きをもとに設問2を解きます。
・低コストと判明した場合
(20+70+120)✖0.5+(-30+20+20)✖0.5-15=95
・高コストと判明した場合
(-50+0+50)✖0.5+(-100-50-50)✖0.5-15=-115
上記から高コストと判明した場合は投資しない(正味現在価値0)という意思決定になります。
よって、低コストと判明した場合に投資するか否かという意思決定に絞られ、この時の正味現在価値の期待値を計算すると、
95×0.5-10=37.5(百万円)となり、正味現在価値の期待値がプラスになるため投資するという意思決定になります。
記述は上記根拠数字を示しながら150字以内にまとめることになります。
設問2は解答の編集にちょっと時間がかかると思います。


余力のある方は平成19年度第3問も挑戦してみてください。こちらはキャッシュフローを現在価値に割り引く必要がある問題です。この問題も図が与えられているのですが、そのままでは解きづらいものになっています。短時間で効率的に解ける下書きを考えながら解いてみるとよいと思います。

解答手順、下書きの参考になれば幸いです。

本日はここまで。

それでは、今日もみなさんお~元気で!
たけぴょんでした。

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みなさんこんにちは、ゆっこです。このごろ朝晩はめっきり涼しくなって今年は秋らしくなるのが早そうですね。季節の変わり目で体調を崩しやすくなると思いますので夜は暖かくしてお休みになってくださいね。二次筆記試験まで残すところ6週間。大丈夫です、6週間あります。特にストレート生の場合まだまだここから十分にぐーんとレベルアップできますからね!

私の去年の今頃はまだ事例問題(過去問)に手をつけず、ひたすら全知識からのインプットに努めていました。しかし、ちょうどこの頃から子供が体調を崩して朝晩問わず小児科に駆け込むことが度々だったり、親の体調も悪化して実家での看護や病院への付き添いなどがあったりで、まとまった時間をとって勉強することが難しい9月でした。。

さて、そこで本日のタイトル、「細切れ時間でできること」です。

事例を解こうと思うと1事例70〜80分は必要になりますね(中には初見問題を60分で解くトレーニングをしたというツワモノもいらっしゃいますが、、、)。さらに解いた事例の自己採点と振り返りをしようとすると、初見の問題で1セット2時間半といったところでしょうか?忙しい社会人の皆さんなかなかこの時間を捻出するのにご苦労されているのではないでしょうか?

細切れ時間でできることはないか?

多くの受験生が気になる点だと思います。例えば夏セミナーでも話に出ました①設問解釈トレーニング。これは、過去問の設問の部分だけ抜き出した設問集を読んで、何が問われているのかを考えるというトレーニングです。他には②模範解答の写経。これは、ふぞろいなどの模範解答をノートに丸写しして解答の感覚をつかむというトレーニングです。私の場合はとにかく時間がなくこれらを実践するまでに至りませんでしたが、合格者の多くが実践した方法のようです。

他には、息抜きも兼ねて③”〇〇〇の夜明け”などの経済ドキュメンタリー番組を録画しておいて観る。ですとか、④J-NET21の”目指せ!中小企業診断士”の記事を読む⑤道場の過去記事を読み漁る!(きっとあなたにとってのお宝記事が埋もれていますよ!)などは私もよく実践していました。それから、元メーカー社員でありながら生産現場のことはよくわかっていなかったので、事例Ⅲのイメージをつかむため⑥YouTubeで工場の動画を観ることもしました。④〜⑥はスマホでもできるので、移動中や、家でゴロゴロ身体を休ませながらでもできるのが良い点ですね。③や⑥では文章ではなく映像でイメージをつかめるのが良い点だと思います。また、⑦中小企業白書に書かれている企業の事例を読むこともしました。実際、過去の白書に出た事例企業が本試験問題の事例企業のモデルになっているなんていう噂もあるようです(合格後に知りました)。

こうして見てみると、①と②以外勉強らしい勉強じゃないじゃないか、というツッコミが入りそうですね。ごもっともです。ですので最後に細切れ時間でできる最も有効な勉強として、⑧キーワード、メリットデメリットの暗記をオススメさせていただきたいと思います。

「金型(フレームワーク)を作る」ですとか「設問要求を解釈しそれに答える」ことの重要性は他の道場メンバーもブログ記事に書いている通りです。このためには、例えば、『”組織成立の3要素”といえば?→”共通意識、貢献意欲、コミュニケーション”』とか『”一社へ売上依存”といえば?→”メリット:売上が安定する、営業にかけるリソースが少なくて済む、デメリット:交渉力低下により利益率が低下、営業力が低下、打ち切られた時のリスクが大きい”』と反射的に思い浮かぶ状態まで持っていくことが求められます。(いま、それぞれパッと思い浮かびましたか?)

「反射的に」という点がポイントです。なにせ全部で80分しかありません。

このように、キーワードや、メリットデメリットを暗記するために、スマホの暗記アプリを使いました。私が使ったのはiPhoneの「暗記カード+」というアプリでした。<追記:AppStoreを確認したところ正式名称は「読み上げとマーカーで暗記する−わたしの暗記カード−」というアプリ名のようです。プラスは有料版でカードの枚数が多く登録できます。現在はStudyplusとも連携可能のようですね。>実際に暗記した内容のcsvデータを下からダウンロードできるようにしましたのでよろしければご活用ください。このままのものを使っていただいても一向に構いませんが、ご自分の言葉で作成された方が勉強の効果としては断然大きいと思います。まだ6週間もありますので、ぜひこちらを参考にご自分で作られることをお勧めします。

二次試験対策で使った暗記カードアプリのデータ。ここからダウンロード→2jiAnkiCard

また、上記⑦でご紹介した「2017年度版 中小企業白書・小規模企業白書に書かれている企業の事例」を、4つのPDFにまとめておきました。道場読者の方が通勤中にスマホなどで暇つぶし(間違えた、気分転換!)に読んでいただけるといいな、と思います。ここからダウンロード ⇒ <<中小企業白書に掲載された事例企業 事例集その1その2その3>> <<小規模企業白書の 小規模企業事例集 >>

ダウンロードした方は こちら に「もらっていくよ」「こういう風に使うつもり!」などと一言コメントを頂けると励みになります♪

それでは、今日もあなたを応援しています。

ゆっこでした。

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こんにちは、ますけんです。

9月に入って約1週間経ちました。8月と打って変わって涼しくなりましたね!このように急に気温が変化すると、身体の体温調節機能がついていけず、体調を崩しやすくなります。2次試験に向けて勉強されている方にとって、1日も無駄にできない以上、風邪は天敵中の天敵です。手洗いうがいの徹底はもとより、日々の服装や布団の枚数を気にかけて、体調を整えましょう


ますけんの投稿は2次試験まで残り4回(予定)となっております。そこで残りはそれぞれの事例で出題の可能性がある論点や知識を扱いたいと思います。ただ、頻出論点を取り上げても、どこにでも書かれているので面白くありませんよね!?
そこで、この4回は「出るかもしれないけど、そこまで取り上げられていない論点」を中心に解説していきたいと思います。ここで語られるどの論点も少しだけでも対策すれば「儲け物」になるはずです!

今回は事例Ⅳの狙われる論点を取り上げたいと思います。

 

<事例Ⅳの傾向>

事例Ⅳに関しては出題される論点が毎年似通っています。(初見の論点はマニアックかつ難易度が高い場合が殆どなので、対応は相当難しいです。)なので、過去問から分析する方法はかなり有効です。

なお、事例Ⅳの過去問分析について、たけぴょんがまとめてくれました。(他力本願ですいません。)前回の投稿でも触れたとおり、経営分析は毎年出ているので今年も出題されるでしょう。

では、他の論点でよく出題されているのは何なのか?見てみると、CVP分析とNPV計算がここ3年連続で出題されています。また、毎年でないにしろCF計算書に関わる問題はよく出題されています。

管理会計やファイナンスを主に扱い企業の未来の成長をお助けする使命が課されている診断士にとって、投資の採算や効果を分析できるCVP分析・NPV計算が頻出論点なのは合点がいきます。また、日々のキャッシュに目を配る必要がある中小企業に接する以上、キャッシュフロー計算書は読めることと書けることの両方が求められるので、こちらも理解できます。

これら頻出論点に苦手意識を持たれている方も多いとは思いますが、合格のためには対策が必須です。先日のルナの記事事例Ⅳ全体の対策方法が書かれているので是非参考にしてみてください。また、他のメンバーも当ブログで扱っていくと思うのでそれも参考にしてみてください。(他力本願ですいません。その2)

さて、最頻出ではないにしろ今年出そうなのは「ディシジョンツリー」です。平成23年より過去5年出題されていないので、そろそろ出てもおかしくありません。なので、今回出そうな論点として「ディシジョンツリー」を扱います。

 

<ディシジョンツリーの作り方と計算方法について>

ディシジョンツリーとは意思決定において、取る可能性のある選択肢それぞれの期待値計算を行い、実際に取るべき選択肢を決定する手法です。考える上での図表が樹形図のような形をしているので「決定木」と呼ばれたりもします。

では、「ディシジョンツリー」問題はどのように攻略すべきなのか!?2次試験対策を始めた当初ディシジョンツリーはかなり苦手でした。そんな中、コツをつかんでいくことで徐々に徐々に苦手意識が解消されていきました。そのポイントは以下のとおりです。

  1. ツリーの後ろから戻るイメージで計算の手順を進める。
  2. 意思決定を行う分岐点(記号が□の部分)はリターンの大きい方を選ぶ。
  3. 確率で表す分岐点(記号が○の部分)は期待値計算を行う。

これらの説明だけではイメージしづらいと思いますので、平成23年の第4問を例に取りながら説明します。




設問2が意思決定の関わるディシジョンツリーの問題です。(設問1に関してはただの期待値計算の問題なので説明は省略します。)

解く手順についてですが、まず、ツリーを書きます。意思決定の場面なのかそうではないのかを間違えないように書きます。

次に低コストの場合と高コストの場合での期待値の計算を行います。(計算については設問1で問われているので割愛します。)低コストの場合はCFがプラスなので投資を行いますが、高コストの場合はマイナスになるので投資しない選択となります。これが上記②のリターンが大きい方を選ぶということです。

そして、低コストと高コストになる確率がそれぞれ50%なので、上記③でいう期待値計算を行います。結果の期待値NPVは以下となります。

最後に調査費用であるR&D費用を控除したものが解答になります。

上記①に書かれているように、ツリーの後ろから前に戻る形で計算すると間違えにくくなります。


どうでしたでしょうか、ディシジョンツリーについて。ストレート生だと見たこともない方もいるのではないでしょうか?少しでもお役に立てれば幸いです。

次回は事例Ⅲの狙われる論点について扱います。お楽しみに!

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明日は一次試験の合格発表日ですね。今年もすでに波乱があったわけですが(毎年毎年、もう少し整然とならないものか…とは思います・笑)、明日、何が起きても大丈夫なように、皆さん心づもりはされていますよね?

昨年は前代未聞の合格基準引き下げで、はがきが届いて合格を知ったものの、モチベーションが保てずリタイアという人も身近にいたりしました。

これだけ色々あると、モノ申したくなる気持ちもわかります。ただ、診断士は経営者の道しるべとなるべき資格です。この程度のことで揺さぶられているようでは、もっと激しい海を渡っている経営者さんから頼りにしてもらうのは難しいのではないでしょうか。

経営していれば、理不尽でモチベーションを低下させるようなことは、山ほど出てきます。経営者がいちいち「こんな理不尽な目に合うならもうやる気が起きない」と言っていたらあっという間に会社は無くなります。

日々、そういうものに向き合う経営者さんをサポートすべき中小企業診断士の卵として、今何をしなければいけないか…、そう考えれば多少困難で理不尽な状況でも、乗り越えやすなるのではないかと思います。


さて、去年の今ごろ、、、よりはさすがに少し前ですが、私はどかーんと壁にぶち当たっていました。そう、事例Ⅳです。

事例Ⅰ~Ⅲについては、何度か某勉強会に参加させてもらっていたこともあり、なんとなく取り組み方が自分で見えていました。

ところが、事例Ⅳについては全くどこからどう手を付けてよいのかわからないのです。過去問を解いてみたものの、3時間かけても全く「答え」を書けるような状況までもたどり着かず。「1年近く勉強して、あの暑い一次試験を乗り超えたのに私はここまでなのか?」と泣きそうになりました。

それまでは「いやいや、大変だけど、なんだかんだ言っても受かるでしょ♪」と根拠のない自身の元、常に楽観的だった私が、たった一度だけ真剣に「無理かも」と思ったのは事例Ⅳを初めて解いたあの時でした。(3日くらいは真剣に悩んでいましたね…)

振り返って分析してみると、私が資格試験の学習に取り組むときはどんな時も、まず過去問を解いて全体の概要をつかみ、どこから攻略すればよいかの道筋を確認して、それぞれのポイントを押さえていく、というやり方を無意識のうちにしているのだと思います。

ところが事例Ⅳについては、過去問を解いても全体の概要もよくわからない。そのうえ、道筋も全くわからないので、押さえるべきポイントもさっぱりわからない。これまでの試験でそんな風に感じたことが無かったので、今までに無いショックを受けたのだと思います。

でも悩んでいても先には進めない。

まず最初にするのは自信を取り戻すこと

まず取り戻すべきは自信、ということで、最初に手に取ったのは一次のテキスト、それもT社速習クラスに通う前に、単科で通ったO社の財務・会計の問題集でした。それを見ると、最初は全くなんにもわからなかった、簿記や会計の問題も、何度か繰り返すうちに徐々にできるようになった過程がわかります。(できなかったら×、できたら〇を問題の脇につけていたので)

自分の成長を振り返り、褒めてやることで少し自信を取り戻しました。

もし自信を失っている方がいらしたら、ぜひこれまでの歩みを振り返ってみてくださいね。きっと、自分の成長を実感できるポイントが見つかるはずです。それを足掛かりに自信を取り戻すのは、合格への道を進むときに絶対に必要なことです。

次は攻略の手法を見つけること

誰かのブログか何かでお勧めされていた「事例Ⅳの全知識&全ノウハウ」を入手。このテキストは事例Ⅳ過去問の中で扱われた論点を、年度をまたいで論点ごとにまとめて解説してくれています。

「事例」は与件文とワンセットのものですから、各問をバラすのは簡単ではないのでしょうが、そこをとてもうまく切り離してくれていて、一つずつ取り組むことができるようにしてくれています。与件文などもうまくまとめ直してあったり、抜粋してあるので、実際にどこに注目して与件文を読めばよいのかもわかります。しかも解答用紙もダウンロードできるという親切さ!

これを使って、同じ論点の過去問だけを解くことで、一つずつ各論点を攻略することができます。これは事例Ⅳ&財務会計に苦手意識がある人にとっては、とても大事なことだと思います。

計算は手にお任せ

二次試験では電卓の利用が可能になりますから、この使い方をマスターできるかどうかは一つ大きなポイントになります。計算結果を四捨五入しなければいけない問いも多いので、できるだけ計算の途中経過を転記などせずに一気に計算できるとベストです。

一般的に電卓の使い方は実際に事例を解きながら覚えればよい、と言われていますが、私の場合は頭は問いの内容を考えることに集中したかったので、電卓の操作に思考を惑わされたくないと考え、手が自然に動くようになるまで練習することにしました。

電卓の使い方テキストを一冊購入したものの、それで理解できるのはあくまで電卓のキーの使い方。実際に手が自然に動くようにするには、練習を繰り返すことが大事、ということで、「電卓検定3級」の問題集を購入して、1日1ページ解くことにしました。

参考:電卓検定出題例

http://www.dentaku.or.jp/500.501/index.html

見取り算、および乗算・除算の部を、各問の計算結果が正しく求められるまで何度でも繰り返し、結果が合ったら次の問い、というのを1ページ分続けます。最初は30~40分かかっていたのが、1か月位で10分くらいで1ページが終了するようになったと思います。

これで、電卓の速度と正確さに自信が持てたこと、そして計算することに思考の邪魔をされなくなり、過去問や演習問題を解くことに対してのハードルが一気に下がりました。

この話をすると「普通そこまではしないでしょ(笑)」とよく言われます。その通りだと思いますが、「私にとっては必要なこと」という実感があったので、周りからのアドバイスはありがたく感じつつ、自分が信じることを貫きました。

皆さんも色んな人から様々な情報が耳に入ると思います。その時にどうすべきか、これは自分に深く問いかけて、納得する道を進むしかありません。そこで自信をもって進めるかどうか、それは普段からいかに自己分析ができているかにかかっているのかもしれないですね。


前回も書いたように、苦手なものは取り組みやすいように分解して一つずつ攻略するのがコツです。事例Ⅳは特に分解するポイントがわかりやすいですので、苦手な人はぜひ、自分が苦手なポイントをしっかり意識しながら、攻略の手法を見つけてくださいね。

今日の雑草魂:「自分には必要」と感じたことは徹底して取り組む

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みなさんこんにちは!たけぴょんです。

8月ももう終わりですね。2次試験に挑むみなさん、勉強はかどっていますか?
私は去年の今頃、あまりはかどってはいませんでした。過去問を時間内で解いたり、TACの2次演習に通学していましたが、頭の中で解答は何となく思いつくけど、いざ解答用紙に書こうとするとうまく記述できないという状況で、日々悶々としていました。今去年の私と同じような状況にある方。これを打破する方法は、失敗→改善を繰り返し自分なりの解答プロセス(処理手順)を固めていくしかありません。まだ2ヶ月弱あります。「本番にはきっと間に合う!」と己を信じ、根気強く頑張っていきましょう!!

さて、今回は事例Ⅳの解き方(経営分析)と題し、「試験開始から問題に着手するまでの手順」と「経営分析の処理手順」について、たけぴょんは去年の本番こんな感じだったよ~ということを書こうと思います。先日のますけんの記事も経営分析の解き方について書いていますので、こちらも併せて参考にしてください。


♦試験開始~3分の処理手順(たけぴょんの場合)

経営分析の話に入る前に、本番で事例Ⅳ試験開始の合図があってから私がどうしたかをご紹介しようと思います。合格者の中でも処理手順は本当に人それぞれなので、あくまで一例として参考にしてください。

1.解答用紙を開き受験番号を記入、間違いないか受験票と照合し指さし確認
→これ間違うとどえらいことになりますからね。

2.問題用紙のホチキスを外す
→下書き用紙と問題用紙を分けるためです。勉強当初は定規で破っていましたが、そうすると問題用紙がバラバラになりホチキス止めする必要があったので、模試とかで両方試して最終的にこの方法に落ち着きました。

3.与件文で業種を確認し、段落と段落の間を線で区切る
→与件文の最初の2~3行だけみて業種だけ最初に確認します。在庫の有無、在庫は腐るものか。
→段落の最初と最後はヒントとなる記述が多いので、それを視覚的に捉えやすくするためにそうしていました。

4.B/S、P/Lをざっとみる
→前期と当期のパターンか、D社と同業他社のパターンかなどを確認

5.各大問の配点と内容(どの分野からの出題か)をざっとみて手をつける順番と時間配分を決める。
→昨年度の場合は、第1問(経営分析)25点、第2問(CF計算書、設備投資の経済性計算)35点、第3問(セグメント別業績評価)15点、第4問(CVP分析)25点でした。手をつける順番は「1番は経営分析」と決め、あとは配点の大きさと短時間で解けそうかどうかで判断しました。ちょっと記憶があいまいですが、実際には大体、第1問25分→第3問5分→第2問(設問1、設問2①)25分→第4問20分→第2問(設問2②)2分という感じだったと思います。最後は捨てるつもりでしたが時間が少し余ったので計算過程を書けるだけ書いた感じです。
→得点開示で74点だったので、本番としては上出来だったなと思います。
→財務・会計が苦手な方の場合は、比較的取組みやすい第1問、第3問、第4問に十分な時間を割いて点を積上げ足切りを確実に回避しつつ、+αを狙う方法がよかったのではと思います。

♦経営分析の解き方(たけぴょんの場合)

1.はじめに~経営分析の出題パターン
下表は過去10年間の出題パターンをまとめたものです。

ここから言える留意点としては、財務指標を選択させる問題と併せて、ほぼ毎年その原因や改善策などの記述問題が出るため、事例Ⅰ~Ⅲ同様に与件文をしっかり読み、選択した財務指標と記述解答との一貫性を強く意識する必要があります。財務・会計の事例だからと言って与件文をしっかり読まないと、経営分析だけでどんどん時間が過ぎ、他の問題も焦ってボロボロになってしまうので、意識するだけでなく過去問を解いて効率よく解答できるように訓練する必要があります。

2.経営分析の解き方(処理手順)
(1)B/S、P/LのD社の列を蛍光ペンで囲う
→間違えて前期や同業他社の数字で財務指標の解答数値を計算しないようにするためです。
本番ではこんな感じでした。

(2)設問要求の確認
→財務指標を3つ解答する場合は、収益性・効率性・安全性から一つずつ選択するのが基本。
→小数点第何位を四捨五入か切り捨てか、カッコ内に単位を明記、など細かな指示は特に注意してマークします。
本番はこんな感じでした。

(3)比較対象(前期or同業他社)の売上高を1とした場合のD社の比率をチェック
→P/Lの売上総利益・営業利益・経常利益を電卓で計算。
→B/Sの差が大きいところがどこか眺め、大きそうなところを電卓で計算
→この段階でどこに課題や問題点がありそうか想起します。この方法は通っていたTACの講師から教わりました。
本番はこんな感じでした。

前期の売上高を1とした場合、当期の売上高は1.13です。ですので、利益にしても資産・負債にしてもこの1.13が適正の目安になります。上の写真で各利益段階の数字を計算すると売上総利益が1.09、営業利益が1.08、経常利益が1.01となっており、売上高売上総利益率と売上高経常利益率で少し迷いましたが、経常利益が一番売上高の伸びに比べ伸びが少なかったことから、収益性は売上高経常利益率を選択しました。

(4)与件文を読み想起した内容どおりか確認
→与件文を読み、想定した内容の記述があるか確認する。
→先に与件文を読むという人もいます。私は両方試しましたが、本番はB/S、P/Lをみてから与件文を読みました。

(5)解答する指標を決め、数値を電卓で計算し解答用紙に書く
→記述問題の解答をどう書くかも考慮して矛盾が生じないよう注意

(6)記述問題の解答を書く
→原因を答えよと問われたら、「原因は・・・のことである。」といったように事例Ⅰ~Ⅲ同様解答の型を事前に決めてそのとおり処理しました。

(7)解答記入まで終わったら、解答数値を慎重に検算
→検算は計算方法を変えて行います。例えば解答が売上高経常利益率で3回検算するのであれば、経常利益/売上高=解答数値という検算を3回するのではなく、あと2回は売上高×解答数値=経常利益となるか、経常利益/解答数値=売上高となるかといった具合に検算します。ここで間違うと命取りになるので、本番も絶対間違いないと確信が持てるまで慎重に検算しました。


以上、たけぴょんの本試験開始から経営分析までの28分間の解答手順をご紹介ました。解答手順は合格者のなかでも人それぞれ異なるので、一例として参考にしていただければと思います。

本日はここまで。

それでは、今日もみなさんお~元気で!
たけぴょんでした。

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こんにちは、ますけんです。

昨日のロックの記事にあるように、経営法務の第6問の設問2を全員正解とする措置を行う告知がなされました。これで1次突破の見込みが出てきた方は本当によかったです!

ただし!全体を見れば、2次試験の受験者は増加しますが、一方で実務補習の兼ね合いもあるため、2次試験の合格者数は増やせません。そのため、2次試験の合格率は低くなることが予想されます。

今回の措置で合格になる方は、ここからエンジン全開で2次試験対策に取り組んでくださいね。


さて、前回ますけんは夏セミナー当日だったということもあり、2次試験への心構えについて書きました。

ここから9月末までは「2次試験の解き方」についてお話しします。

まずはストレート生が苦しむ事例Ⅳについて、その中でも経営分析について今回は触れていきたいと思います。

 

<はじめに>

先日のながの記事にあるように、2次試験の勉強法において誰にでも当てはまる万能なものはありません。

合格メソッドなるものは、あくまで合格したからそう言えるだけであって確実なものではないのです。

なので、2次試験の勉強法について他人の意見を参考にする場合は、「話半分に聞くこと」がとにかく重要です!「パクってカスタマイズ」ではないですが、やってみたいな!試してみたいな!ということを取り入れてみて、自分なりに合うやり方を模索していくことが大事です。

少し話は横道に逸れましたが、事例Ⅳについて。たけぴょんの記事にあるように、経営分析は毎年出題されています。経営分析をどう乗り切るかが事例Ⅳの評価を大きく左右します。

なので、ここからお話しする対策法を「話半分」で聞いて、マネできそうならパクってみてください

<経営分析って簡単?or難しい?>

経営分析と聞くと、他の計算問題と比べて簡単なように思っている方も多いのではないでしょうか?

こう考える要因としては、経営分析問題では使う指標も限られている(収益性、安全性、効率性の指標が主)ことや、それぞれの指標の計算手順自体、加減乗除で出来るので結構単純が挙げられます。

しかし!経営分析は本当に簡単なのでしょうか?おおよそ経営分析の問題は設問1が経営指標の計算問題、設問2が設問1から見えた問題点や課題点、特徴などをまとめる記述問題で作られています。

経営分析は簡単に見える反面、「計算結果」と「記述内容」の整合性が取れなくなること、つまりB/S、P/Lから計算した結果が与件本文のストーリーとつながらないことが多く、時間をかけた割には点数が取れないことが多いです。

このことから、私個人としては「経営分析は難しい」と思っています。

私個人も経営分析は上記の理由ですごく苦手でしたが、手順を確立してから安定して点数を取れるようになりました。

では、その手順について説明したいと思います。

 

<ストーリーを意識した経営分析をしよう!>

一言で言ってしまえば、「与件本文のストーリーに沿って経営指標を選び計算する」という手順です。

苦手意識があった時は計算問題と記述問題を別々に考えて解いていました。そうではなく、あくまで与件本文のストーリーに合わせること!事例Ⅳであっても与件本文に書かれている情報が最も重要で、そこから外れた「計算」や「記述」は事例企業のことを何も「分析」していないという印象を抱かれてしまいます。

こうした一貫性のある解答を作成することで、2次試験で求められる分析力のアピールにつながるだけではなく、スピーディーに問題を処理することにもつながり、結果的には解答時間の短縮につながります。具体的な手順は以下を参考にしてください。

 

  1. 設問文からで問題点なのか優れている点を問われているのか、何個指摘すべきか良いかをチェックする。
  2. 与件文を読みながら、事例企業の強みや弱み、経営課題などをチェックする。
  3. 与件から記述問題のシナリオ(例:設備老朽化→売上伸びない→収益性悪い)を想定する。
  4. それに合う経営指標(例:現状の設備が売り上げに結び付いていない=有形固定資産回転率)を選び計算する。
  5. 間違いがないか検算、また大門2問目以降との整合性(例:有形固定資産回転率が悪い→新規投資を実施)も考えてみる。
  6. 間違え等があった場合、③の作業に戻る。
  7. シナリオに沿って、記述問題に取り組む。

 

昨年の事例Ⅳの与件本文を見ると、創作料理店を開店したけれども業績不振が続いているという記述や新社屋用の土地を取得して建設計画を進めているという記述があります。

ここから土地・建物といった有形固定資産は増えているが、売上は伸びていないことがわかります。そうすると経営指標として「有形固定資産回転率」がアヤシイと分かるわけです。

 

<さいごに…>

今回は経営分析のことをまとめましたが、いかがでしたでしょうか?

ただ、初めの方でもお伝えしたように、万人に当てはまる万能なやり方はありません

事例Ⅳでお悩みの方は役に立つところを少しでもパクってカスタマイズしていただければ幸いです!

ますけんでした。

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みなさんこんにちは!たけぴょんです。

1次試験本番まであと1ヶ月ちょっととなりました。みなさんいかがお過ごしですか?梅雨ということもありなかなかテンションがあがらず悩んでいる方もいるかもしれませんね。でも、泣いても笑っても試験本番まであと1ヶ月ちょっとです。ここまで受験をあきらめず頑張ってきた自分を褒めてあげて、本番まで悔いの残らないよう駆け抜けてください!!無事2次試験のきっぷを勝ち取ったら、8月11日(金・祝日)「道場夏セミナー」に是非お越しください。「道場夏セミナーin大阪」も企画中ですので、関西方面の方は是非こちらも要チェックですよ。


さて、前回は財務・会計(前編)として出題傾向と留意点について書きました。今回の(後編)は「正確な知識と情報整理の重要性」と題して、過去問を題材に書きたいと思います。

 

以下は、平成26年度第13問の問題です。
もし可能な方は、まずこの問題を制限時間2分で解いてみてから、この後をお読みください。

以下は私が実際にこの問題を解いた際の頭の中で考えたこと&問題への書き込みです。

  • まず問題文の2行を一読。フリー・キャッシュフローを計算して解答群から適切なものを選ぶ問題か。⇒ここまでで、問題文1行目のフリー・キャッシュフローに下線を引く・・・(1)
  • キャッシュフローの計算式はどんなんだっけ、税引後営業利益+減価償却費だったな。
  • 問題文の【A社のデータ】に営業利益と減価償却費が既に書いてあるじゃないか!この問題楽勝じゃない?待てよ!この営業利益は頭に税引後とか書いてないぞ。ということは、、、あっ、一番下に法人税率40%って書いてある、これを使えっていうことか~。⇒ここまでで、営業利益200百万円の右側に「×(1-0.4)=120」と書き込み、また一番下の「法人税率40%」はここでもう使用済なので二重線で抹消。・・・(2)
  • あとは運転資金の増減の計算が必要だな。これ以外とややこしくてプラスとマイナスを逆にしてしまうことがあるから慎重に行かないと。運転資金の増減はどう計算するんだっけ?売上債権、棚卸資産の増加はキャッシュフロー上まだ回収できてないからマイナスになるな、負債の増加はその逆でキャッシュフローはプラスになるけど、、、、おおおっとおー、問題文は「減少」って書いてあるじゃないか、危ない危ない。ということは、支払っちゃったんだからキャッシュフロー上はマイナスだな。⇒ここまでで、売上債権増加額、棚卸資産の増加額、仕入債務の減少額の各々の金額の左側に「-」と書き込む。・・・(3)
  • 求めるものはフリーキャッシュフローだから、最後にキャッシュフローから設備投資額を差し引くのを忘れないようにしないとな。⇒ここまでで、当期の設備投資額の金額の左側に「-」と書き込み。当期の設備投資額と法人税率40%の間のところに、アンダーラインを引く・・・(4)
  • ⇒そして最後に、フリーキャッシュフローを計算(書き込みをみながら暗算)、計算結果をアンダーラインの下に書く・・・(5)

なお、計算結果は、
税引後営業利益120+減価償却費20-売上債権の増加額10-棚卸資産の増加額15-仕入債務の減少額5-当期の設備投資額40=70百万円と求まります。⇒その計算結果をもとに各選択肢を確認し、「」にマークする。・・・(6)

(1)~(6)を書き込みするとこうなります。

一見、この問題何の変哲もないフリーキャッシュフローを求める問題に思えますが、実際の正答率は40%未満(Dランク)でした。

なぜこのような低正答率になったのか考えてみると、H26年度は全体的に平均点が低かった年であったため、この問題に辿り着く前に心理的にかなり動揺して焦ってしまい、普段どおりであれば解ける問題なのに、ポカミスをして失点した受験生が相当数いたからではないかと推察できます。

因みに正解以外の選択肢をマークしてしまった原因はおそらく以下のとおりと推察できます。

  • 「イ」をマークした受験生⇒仕入債務の減少額を増加額と勘違いしフリーキャッシュフロー上マイナスして計算すべきところプラスして計算してしまった。
  • 「ウ」をマークした受験生⇒「売上債権の増加額」と「棚卸資産の増加額」をキャッシュフロー上マイナスして計算すべきところプラスして計算してしまった。
  •  「エ」をマークした受験生⇒営業利益-運転資金増減-当期の設備投資額で計算してしまった(営業利益を税引前のまま使い、減価償却費を計算上使わなかった)など。

このような失点を防ぐためには、以下のとおり「正確な知識」と「情報整理」が不可欠です。

  • 難問が散りばめられていても、問題全体をみて確実に得点できるものを見極め正答できる力。
  • この問題の場合で言えば、フリーキャッシュフローの計算式や運転資金増減の考え方を本番の極度の緊張状態でも正確に引き出せる知識として吸収できていること。
  •  いきなり計算しはじめるのではなく、まず問題文を情報整理し解答手順を組み立てた上で計算に着手する習慣が身についていること。

 


本番のような極度の緊張状態であっても、問題全体を見通して、自分が普段なら取れる問題を本番でも普段通りに得点できるよう、正確な知識の獲得と、いきなり計算しはじめるのではなく問題文を情報整理してから解く習慣を身に付けましょう。まだ時間はありますし、2次試験にも必ず活きてくる力です。

それでは、今日もみなさんお~元気で!

たけぴょんでした。

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みなさんこんにちは!たけぴょんです。

1次試験本番まであと51日、2次試験本番まであと129日となりました。みなさんいかがお過ごしですか。今回は2次事例Ⅳも見据え財務・会計をいかに攻略するかについて書きたいと思います。


■時間配分が重要~知識問題の処理がガギ■
下表は過去5年間の正答率割合をまとめたものです。

財務・会計は25マーク、1マーク4点の出題がほぼ定着しています(平成25年度のみ26マーク出題)。H24とH26は荒れた年でこういう年に当たると60点以上とるのはなかなか難しくなるかもしれませんが、それでもA+B問題を見極めしっかり対応できればあとは期待値計算で何とか40点足切りを回避できるのではないかと思います。一方、H25・27・28のような荒れない年であればA+B問題が6割程度を占める傾向にあるため、財務の苦手な方でも対策次第で十分60点以上を狙えると思います。

ただし、本番でA+B問題を落ち着いて仕留めるためには、時間配分がうまく行えるようになることが必要です。財務・会計は試験時間60分で25マークですので、1マークあたりに使える解答時間は2~3分しかありません。このため、知識問題などはかけても1分以内で片付け、その浮いた時間を経営分析等比較的時間のかかる問題に充てていくことが必要になってきます。財務・会計ときくと計算問題のイメージが先行しがちですが、例年3~5割は知識問題ですので、計算問題と知識問題各々バランス良く対策することが重要です。因みに、私が受けたH28の場合、以下のとおり知識問題がなんと約半分を占めていました。

■「ファイナンス+2次事例Ⅳ頻出単元」を重点的に■
下表はスピテキの章立てと1次試験の出題数および2次事例Ⅳの出題領域の関係を表にしたものです。

1次試験はファイナンスから全25マーク中、7~13マーク出題されるため、ファイナンスである程度点数が稼げるようにすることが最重要です。ファイナンスは年度にもよりますが約半分が知識問題ですし、計算問題もCAPMなど公式がしっかり頭に入っていれば解けるものも多いので、財務に苦手意識のある方でも比較的対策しやすい単元ではないかと思います。これに2次事例Ⅳ頻出単元である経営分析、管理会計、意思決定会計、CF計算書を加えると、1次試験出題の5~6割程度はカバーすることになるので、簿記の知識のない方などは1次試験までの残り日数と2次試験合格までを見据えると、ファイナンス+2次事例Ⅳ頻出単元を重点的に強化するのが時間対効果の高い勉強ではないかと思います。

■注意点:財務・会計は計算するほど落ちる■
1次試験は、そもそも電卓を使用しない前提の試験ですので、解答は基本的にきりのいい数字になるように問題が作られていますし、複雑な計算を要しない問題がほとんどです。2次試験に関しても、こちらは電卓使用前提のため解答が端数となり最後に四捨五入するような問題もありますが、簿記の試験のように電卓を何度も叩いて解答を導くという問題は経験上ほとんどありません。ですので、もしご自分が財務・会計の問題を解く際にいきなり計算からはじめている場合は要注意です。特に2次試験は計算するほど落ちる試験と心得ましょう。
これは本当に留意いただきたいのですが、診断士試験の財務・会計において計算力はあまり求められていません。求められているのは「情報整理力」です。例えば、「損益分岐点比率が解答として求められているのであれば、損益分岐点売上高と売上高が必要だな、そして損益分岐点売上高を求めるためには固定費と変動比率(または限界利益率)が必要だな」というように、問題文を読んで計算手順を組み立て必要な情報を抽出し整理する力が求められているのです。1次試験にせよ、2次試験にせよ問題を解く際は問題文を読んでいきなり計算をはじめるのではなく、まず計算手順を組み立てた上で計算しはじめることを心がけましょう。これが習慣づくと解答を導くにあたって計算はさほど必要ないことに気づくと思います。


今回はここまで。

次回は、財務・会計に求められる「情報整理力」について、実際に1次の過去問を題材にしてご紹介したいと思います。
【渾身】はまだ続きます!

それでは、今日もみなさんお~元気で!

たけぴょんでした。

 

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みなさんこんにちは、ゆっこです。いよいよ5月も残すところあと2日ですね。去年の3月から学習を始めた私の去年の今頃は6科目のインプットが終わり、7科目目の中小企業経営・政策のインプットに取り掛かるところでした。まだ過去問に手をつけていない状態だったんです。それでも何とか間に合いましたので、間に合わないかも?と思っている方がもしいらっしゃったら、まだ諦めるのは早すぎです!万が一まだ一次試験の申し込みをされていない方がいらっしゃったら、明日までに郵便局へ行ってくださいね!さらに万が一、試験案内などを取り寄せていないという方、明日までに窓口へ行けば間に合いますよ!!

さて、7科目もある一次試験、他の科目をやっていると最初の方に勉強した科目の内容を忘れてしまっていることもありますよね。。私の場合、初めの方に勉強した科目の内容が気になった時には、寝る前などにパラパラとノートを見返したりしていました。ノートを作っていない方は、テキストでもいいかもしれません。

そこで今日は、財務・会計から、まぎらわしい用語、覚えていますか?というタイトルでお届けします。しばらく触れていなくて忘れてたよ、、という方に思い出していただければ嬉しいです。

まずは軽〜く、簿記の勘定科目から。

『割引』・『値引』・『割戻』

それぞれ売上と仕入に対して後につきますが、考え方は同じなので、下のように思い出してくださいね。

割引は、期日前に払ってくれたことで減額してもらうので、利息を免除してもらったと考えられます。したがって、損益計算書(P/L)では営業外費用の項目に上がってきます。

値引は、数量不足や不具合があった場合に減額してもらうと覚えてください。売上(仕入)総額から控除されますのでP/L上は売上(売上原価)を減らす項目になります。

割戻は、大量取引に対するリベート、キックバックとして引いてもらうものでしたね。売上(仕入)総額から控除されますのでP/L上は売上(売上原価)を減らす項目になります。

こうやって書いてもやっぱりまぎらわしい、、特に「割引」と「値引」で迷った場合はこう考えてください。割引」は取引総額に対する合で引く、「値引」は不具合があったモノの段だけ引く割戻も、取引の総額に対して引かれますからを使うんですね。

 

次に、まぎらわしいというか、それぞれは全く違う論点なのですが、よく似た言葉で二次試験対策でも必要となる2つの論点です。

『財務レバレッジ』・『営業レバレッジ』

財務レバレッジは、負債の利用度を表すと言われます。式で表すと次の通り。

財務レバレッジ=総資産/純資産

ここで私は一つブレイクダウンして、次のようにしました。

財務レバレッジ=負債+純資産)/純資産

この方が、”負債の利用度”感が出ます(笑)。また、次に出てくる営業レバレッジの覚え方とも絡んで、上記のように覚えました。

それでは負債の利用度って一体何よ?とききたくなります。負債を利用すると利息を支払わなくてはいけませんので、その分当期純利益が減り支払う法人税が少なくて済むようになります。これが負債の節税効果ですね。この節税効果のぶんのキャッシュを企業活動に活かすことができるようになるから企業価値が上昇すると言える、というのがMM理論の修正命題です。

節税効果の額は利息の額×法人税率ですから、負債額×利子率×法人税率と表せます。

そこで企業活動に活かせる価値は、DCF法の式、価値=キャッシュフロー/利率に当てはめれば

節税効果によって増えた企業価値=(負債額×利子率×法人税額)/利子率

=負債額×法人税

と、簡単な式になってしまいました。

財務レバレッジではもう一つ、下の式を覚えておきましょう。

ROE=ROA×財務レバレッジ

続いて営業レバレッジですこれは、固定費の利用度を表すと言われます。式で表すと、

営業レバレッジ=限界利益/営業利益

これもやはりブレイクダウンします。

営業レバレッジ=(固定費+営業利益)/営業利益

こちらも”固定費の利用度”感を出しました。この指標は売上高が営業利益に及ぼす影響を意味します。固定費が大きいほど売上高の変化による営業利益の変化が大きくなり、ハイリスクハイリターンとなります。営業レバレッジについては一次試験では過去5年間では出題されたことはありませんが、リスク測定や業績予想などにも使われる指標ですので

営業利益の変化率=売上高の変化率×営業レバレッジ

の式とともに上記の式を覚えておくと役に立つかもしれません。

いかがでしたか?財務・会計の内容を久しぶりに見た方、覚えていましたか?他にもまぎらわしい用語や、どうしても覚えにくい論点について、ノートやメモ帳に書き出しておくと、あれ?なんだっけ?という時にすぐに参照できますし、本番直前に確認するファイナルペーパーにもなって良いかもしれません。ゆっこの場合はB6のメモ用紙に書き出して、試験当日の電車の中や本番直前にも見ていました。

残り2ヶ月となりましたので、本番に向けた準備も視野に入れて取り組んでくださいね!

それでは、今日もあなたを応援しています。

byゆっこ

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