カテゴリ「 » 14 事例 IV」の記事



みなさんこんにちは!たけぴょんです。

2次筆記試験まで残りあと1ヶ月弱となりました。

昨年の今頃は、予備校の2次直前演習、過去問演習で解答手順(時間配分、印のつけ方、マーカーの使い方、余白の使い方、下書きをどこまでするかなどなど)や答案の編集(構成、いかに消しゴムを使わずに済むようにするかなど)を日々模索している状況で、まったく手応えが掴めずかなり気持ちが焦っていたのを思い出します。以前こちらの記事にも書きましたが、私は予備校講師の教えにならい事例Ⅰ~Ⅲはとにかく耐える(=各事例50点以上死守)、そして事例Ⅳで挽回しトータルで合格基準60%を超える、という全体戦略を立てたものの、事例Ⅰ~Ⅲの直前演習では10点台、20点台も度々ある状況だったため、意を決して某受験支援団体の勉強会に参加しはじめた時期でした。「意を決して」と書いたのは、自分の80分で解いたひどい答案を先輩合格者や他の受験生に発表してコメントをもらう(ボコボコに指摘してもらう)場に参加することは、自分にとってかなり勇気のいることだったからです。

前置きが長くなりましたが、事例Ⅳの解き方、今回は「企業価値」を取り上げます。

以前、先程のこちらの記事で事例Ⅳの出題傾向の表を掲載しましたが、「企業価値」は平成16年度、平成20年度、平成24年度と4の倍数の年に出題される傾向がありました。しかし、平成28年度は出題されずついにその傾向は途絶えました。

傾向は途絶えたものの、「企業価値」は中小企業でニーズの多い事業承継やM&Aにも絡む分野ですし、そろそろ出題されてもおかしくないのではという訳で、今回とりあげてみました。


♦企業価値とは

企業価値とは、投資の経済性計算の企業版、つまり、企業は投資事業の集合体と考えて、そのNPV(正味現在価値)を算出したもので、投資の経済性計算との違いは、投資の経済性計算は有限を前提とするのに対し、企業価値は無限(将来ずっと継続する)を前提とすることです。

算式は以下のとおりです。

企業価値=FCF(フリーキャッシュフロー)÷WACC(加重平均資本コスト)

つまり、以下3つの算式さえ覚えていれば本番で得点になる可能性があるので、事例Ⅳは苦手という方も、是非本番までに再度暗記して過去問を確認しておいてほしいと思います。

①企業価値
上記算式のとおりです。

②FCF(フリーキャッシュフロー)

税引後営業利益+減価償却費-設備投資額-運転資金の増加額

・赤字のところは本番でうっかりミスしやすいので注意です。先日のたっしーの記事でポカミス対策に触れていましたが、本番独特の雰囲気の中3事例終えた後のヘロヘロ頭で解かなくてはならない訳なので、用心に用心を重ねて対策しましょう。

・運転資金は減少だったらになるので注意しましょう。運転資金の増減が苦手という方は「仕入債務の増加は支払いを先延ばししてるんだからキャッシュフローにはプラスだよな」とだけ覚えておけばあとの3パターンは本番でも何とか思い出せるのではないかと思います。つまり、仕入債務の減少は仕入債務の増加の反対だから「-」、売上債権または棚卸資産の増加は仕入債務の増加の反対だから「-」、売上債権または棚卸資産の減少は仕入債務の減少の反対だから「+」といった具合です。

③WACC(加重平均資本コスト)

これは、「負債コスト✖負債合計の資産合計に占める割合」と「株主資本コスト✖株主資本合計の資産合計に占める割合」を足したものです。

例えば、法人税率30%、負債コスト4%、株主資本コスト5%、資産合計10、負債合計6、株主資本合計4のときのWACCは以下のようになります。負債は節税効果を認識する(「1-法人税率」を掛ける)※ことを忘れないように注意しましょう。

(1-0.3)✖4✖(6/10)+5✖(4/10)=1.68+2=3.68(%)

※「負債の節税効果を認識する」とは?
今は企業価値の話をしています。
負債コストは借入金の支払利息などP/Lの費用項目なので法人税の申告所得を計算する時には損金として控除できます。つまり、その分は税金を納めなくてもよい→お金が手元に残る(キャッシュフロー上プラス)→企業価値はその分上がる、のでそれを考慮する必要があります。

一方、株主資本コストは配当ですが、これはP/LではなくB/S(剰余金の処分)の話なので節税効果を認識する必要はないのです。

♦過去の2次試験における出題内容

「企業価値」に関する過去の出題内容は以下のとおりです。

<平成16年度第3問>
設問1:(a)営業CFの算出、(b)FCFの算出
設問2:企業価値を算出し買収金額の妥当性を50以内で記述
設問3:(a)割引キャッシュフロー(DCF)法以外の算出方法、(b)その概要

<平成20年度 第3問 設問2>
負債の節税効果の最大値の算出

<平成24年度第3問>
設問1:企業価値の算出および計算過程
設問2:事業承継検討の際想定される相手先とその際の留意点を200字以内で記述

実際に問題を確認してみて、できれば是非解いてみてください。知識があれば書ける記述問題も出題されているので、そうした問題はとにかく書いて点をもぎ取りにいかないと勿体ないですよね。

過去問の確認、私はAASのサイトを活用していました。
ここに貼ってある中小企業診断協会公表の出題趣旨も読んで、どういう意図で出題した問題なのかも参考にしていました。


本日はここまで。

それでは、今日もみなさんお~元気で!
たけぴょんでした。

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みなさんこんにちは!たけぴょんです。

事例Ⅳの解き方、今回はディシジョンツリー(段階的意思決定)を取り上げます。

先日のますけんの記事でも狙われそうな論点ということでディジョンツリーを取り上げています。2次初受験の方でディシジョンツリーという論点をはじめて知ったという方は、まずこちらの記事をお読みください。

私のこちらの記事で、事例Ⅳの平成13年度以降の出題傾向に触れましたが、あの表をみても「そろそろディシジョンツリーくんじゃね?」という気がしておりますので、ますけんが取り上げた平成23年度の問題を題材にディシジョンツリーの解き方の一例をご紹介しようと思います。

私は昨年受験生の時はディジョンツリー苦手でした。というか、頻出論点で手一杯でほとんど対策できず「出ないで~!!」と願っておりました。そして幸い出題はされませんでした。

でも、これは結果オーライだっただけであって、そろそろ出題される可能性のある論点である以上、これから2次試験を受験される皆さんには、一度は過去問に目を通しておいていただきたいと思います。

ディジョンツリーは情報整理がキモなので、試験本番においては、個人的には点をとりにいくにしてももっと容易に点がとれる問題を解き終わって気持ちがある程度落ち着いてから解くのが得策だと思います。最初の方で手をつけてうまく情報整理ができず焦ってしまうのが怖いので。。

ただ、平成23年度のように設問が段階的に分かれているタイプのものは部分点狙いでいくことも可能だと思います。

それでは、はじめましょう!


平成23年度第4問はこんな問題でした。

 

 

ディジョンツリーに限ったことではないですが、複数の設問がある場合は最初に全ての設問を読んで「最終的に求めるものは何か?」を必ず確認して、そこを見据えた情報整理(下書き)をしましょう。事例Ⅳをうまく解くコツは私は情報整理(下書き)だと思っています。電卓は最後に人差し指でゆっくり慎重に入れるだけです。情報整理(下書き)は診断士になってからもとても役立つスキルですので、事例Ⅳ対策の中で是非鍛えていただきたいです。

問題文、設問文および解答用紙を確認すると、以下のことがわかるので、配点25点という大きさも考慮すると、設問1(a)の各年の期待値計算だけでも部分点を取りたい問題です。演習を積まれており上手く情報整理できる方であれば完答できる問題かなと思います。

・予測期間が3年と比較的短い
・キャッシュフロー計算が減価償却を考慮する必要なく容易
・現在価値に割引く必要なし
・設問が段階的に分かれている

特に現在価値に割引くところはすごく計算ミスしやすいので、それを考慮する必要がないというのはとてもありがたいですね。

♦たけぴょんの解答手順

1.下準備

まず、問題文を読んで以下の点を確認します。
・今後3年間の予測情報をもとに検討
・売上は好調・不調2通りで各々確率50%
・コストは低コスト・高コスト2通りで各々確率50%
・キャッシュフロー=売上-コスト
・初期投資15百万円
・初期投資前にR&D費として10百万円投資すればコストの高低が判明

次に、売上予想とコスト予想の表が各年のキャッシュフロー計算を間違えやすい作りになっているので、下の写真のように売上予想の表に低コスト・高コストの場合の各年キャッシュフローを書き込んでおきます。コスト予想の表に合せて、左側に低コストの場合のキャッシュフロー、右側に高コストの場合のキャッシュフローを書きました。

 

2.下書き

下書きはスペースを大きくとり、書き込んでいくことを考慮し間隔を広くとります。

まず、一番上に単位(百万円を示すM)と0年目から3年目までの線を引きます。
・何年目という数字は真ん中に書きます。
・初期投資時点となる1年目期首だけ二重線にします。

 

次に、①低コスト・売上好調、②低コスト・売上不調、③高コスト・売上好調、④高コスト・売上不調の4つの場合の図を書きます。
・設問2でコストの高低が判明するとあるので、売上の好不調を基準とするのではなく、コストの高低を基準に上下2つずつ書きます。
・キャッシュアウトは下側に、キャッシュインは上側に書きます。
・初期投資は数字を四角で囲います。これは知らなくても問題は解けますが、ディジョンツリーでは意思決定者が選択可能な分岐(投資するしない、研究開発するしないなど)を四角囲いで、選択不可能な分岐(売上の好不調、コストの高低、研究結果など)を丸囲いで表記します。
・各々のところに確率0.25(コストの確率0.5×売上の確率0.5)と書きます。

下書きをもとに設問1を解きます。
(a)各年のキャッシュフローの期待値
1年目:(20-30-50-100)✖0.25=-40百万円
2年目:(70+20+0-50)✖0.25=10百万円
3年目:(120+20+50-50)✖0.25=35百万円
(b)正味現在価値の期待値
各年のキャッシュフローの期待値-初期投資額
(-40+10+35)-15=-10百万円
(c)どのような意思決定を下すべきか
正味現在価値の期待値がマイナスのため投資すべきではない。

次に、設問2を解くにあたり、4つのケースのところに0年目の線を引っ張って、下側にR&D費「10」と書いて四角で囲います。また、コストの高低により意思決定するため確率を0.25→0.5に変更します。

下書きをもとに設問2を解きます。
・低コストと判明した場合
(20+70+120)✖0.5+(-30+20+20)✖0.5-15=95
・高コストと判明した場合
(-50+0+50)✖0.5+(-100-50-50)✖0.5-15=-115
上記から高コストと判明した場合は投資しない(正味現在価値0)という意思決定になります。
よって、低コストと判明した場合に投資するか否かという意思決定に絞られ、この時の正味現在価値の期待値を計算すると、
95×0.5-10=37.5(百万円)となり、正味現在価値の期待値がプラスになるため投資するという意思決定になります。
記述は上記根拠数字を示しながら150字以内にまとめることになります。
設問2は解答の編集にちょっと時間がかかると思います。


余力のある方は平成19年度第3問も挑戦してみてください。こちらはキャッシュフローを現在価値に割り引く必要がある問題です。この問題も図が与えられているのですが、そのままでは解きづらいものになっています。短時間で効率的に解ける下書きを考えながら解いてみるとよいと思います。

解答手順、下書きの参考になれば幸いです。

本日はここまで。

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みなさんこんにちは、ゆっこです。このごろ朝晩はめっきり涼しくなって今年は秋らしくなるのが早そうですね。季節の変わり目で体調を崩しやすくなると思いますので夜は暖かくしてお休みになってくださいね。二次筆記試験まで残すところ6週間。大丈夫です、6週間あります。特にストレート生の場合まだまだここから十分にぐーんとレベルアップできますからね!

私の去年の今頃はまだ事例問題(過去問)に手をつけず、ひたすら全知識からのインプットに努めていました。しかし、ちょうどこの頃から子供が体調を崩して朝晩問わず小児科に駆け込むことが度々だったり、親の体調も悪化して実家での看護や病院への付き添いなどがあったりで、まとまった時間をとって勉強することが難しい9月でした。。

さて、そこで本日のタイトル、「細切れ時間でできること」です。

事例を解こうと思うと1事例70〜80分は必要になりますね(中には初見問題を60分で解くトレーニングをしたというツワモノもいらっしゃいますが、、、)。さらに解いた事例の自己採点と振り返りをしようとすると、初見の問題で1セット2時間半といったところでしょうか?忙しい社会人の皆さんなかなかこの時間を捻出するのにご苦労されているのではないでしょうか?

細切れ時間でできることはないか?

多くの受験生が気になる点だと思います。例えば夏セミナーでも話に出ました①設問解釈トレーニング。これは、過去問の設問の部分だけ抜き出した設問集を読んで、何が問われているのかを考えるというトレーニングです。他には②模範解答の写経。これは、ふぞろいなどの模範解答をノートに丸写しして解答の感覚をつかむというトレーニングです。私の場合はとにかく時間がなくこれらを実践するまでに至りませんでしたが、合格者の多くが実践した方法のようです。

他には、息抜きも兼ねて③”〇〇〇の夜明け”などの経済ドキュメンタリー番組を録画しておいて観る。ですとか、④J-NET21の”目指せ!中小企業診断士”の記事を読む⑤道場の過去記事を読み漁る!(きっとあなたにとってのお宝記事が埋もれていますよ!)などは私もよく実践していました。それから、元メーカー社員でありながら生産現場のことはよくわかっていなかったので、事例Ⅲのイメージをつかむため⑥YouTubeで工場の動画を観ることもしました。④〜⑥はスマホでもできるので、移動中や、家でゴロゴロ身体を休ませながらでもできるのが良い点ですね。③や⑥では文章ではなく映像でイメージをつかめるのが良い点だと思います。また、⑦中小企業白書に書かれている企業の事例を読むこともしました。実際、過去の白書に出た事例企業が本試験問題の事例企業のモデルになっているなんていう噂もあるようです(合格後に知りました)。

こうして見てみると、①と②以外勉強らしい勉強じゃないじゃないか、というツッコミが入りそうですね。ごもっともです。ですので最後に細切れ時間でできる最も有効な勉強として、⑧キーワード、メリットデメリットの暗記をオススメさせていただきたいと思います。

「金型(フレームワーク)を作る」ですとか「設問要求を解釈しそれに答える」ことの重要性は他の道場メンバーもブログ記事に書いている通りです。このためには、例えば、『”組織成立の3要素”といえば?→”共通意識、貢献意欲、コミュニケーション”』とか『”一社へ売上依存”といえば?→”メリット:売上が安定する、営業にかけるリソースが少なくて済む、デメリット:交渉力低下により利益率が低下、営業力が低下、打ち切られた時のリスクが大きい”』と反射的に思い浮かぶ状態まで持っていくことが求められます。(いま、それぞれパッと思い浮かびましたか?)

「反射的に」という点がポイントです。なにせ全部で80分しかありません。

このように、キーワードや、メリットデメリットを暗記するために、スマホの暗記アプリを使いました。私が使ったのはiPhoneの「暗記カード+」というアプリでした。<追記:AppStoreを確認したところ正式名称は「読み上げとマーカーで暗記する−わたしの暗記カード−」というアプリ名のようです。プラスは有料版でカードの枚数が多く登録できます。現在はStudyplusとも連携可能のようですね。>実際に暗記した内容のcsvデータを下からダウンロードできるようにしましたのでよろしければご活用ください。このままのものを使っていただいても一向に構いませんが、ご自分の言葉で作成された方が勉強の効果としては断然大きいと思います。まだ6週間もありますので、ぜひこちらを参考にご自分で作られることをお勧めします。

二次試験対策で使った暗記カードアプリのデータ。ここからダウンロード→2jiAnkiCard

また、上記⑦でご紹介した「2017年度版 中小企業白書・小規模企業白書に書かれている企業の事例」を、4つのPDFにまとめておきました。道場読者の方が通勤中にスマホなどで暇つぶし(間違えた、気分転換!)に読んでいただけるといいな、と思います。ここからダウンロード ⇒ <<中小企業白書に掲載された事例企業 事例集その1その2その3>> <<小規模企業白書の 小規模企業事例集 >>

ダウンロードした方は こちら に「もらっていくよ」「こういう風に使うつもり!」などと一言コメントを頂けると励みになります♪

それでは、今日もあなたを応援しています。

ゆっこでした。

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こんにちは、ますけんです。

9月に入って約1週間経ちました。8月と打って変わって涼しくなりましたね!このように急に気温が変化すると、身体の体温調節機能がついていけず、体調を崩しやすくなります。2次試験に向けて勉強されている方にとって、1日も無駄にできない以上、風邪は天敵中の天敵です。手洗いうがいの徹底はもとより、日々の服装や布団の枚数を気にかけて、体調を整えましょう


ますけんの投稿は2次試験まで残り4回(予定)となっております。そこで残りはそれぞれの事例で出題の可能性がある論点や知識を扱いたいと思います。ただ、頻出論点を取り上げても、どこにでも書かれているので面白くありませんよね!?
そこで、この4回は「出るかもしれないけど、そこまで取り上げられていない論点」を中心に解説していきたいと思います。ここで語られるどの論点も少しだけでも対策すれば「儲け物」になるはずです!

今回は事例Ⅳの狙われる論点を取り上げたいと思います。

 

<事例Ⅳの傾向>

事例Ⅳに関しては出題される論点が毎年似通っています。(初見の論点はマニアックかつ難易度が高い場合が殆どなので、対応は相当難しいです。)なので、過去問から分析する方法はかなり有効です。

なお、事例Ⅳの過去問分析について、たけぴょんがまとめてくれました。(他力本願ですいません。)前回の投稿でも触れたとおり、経営分析は毎年出ているので今年も出題されるでしょう。

では、他の論点でよく出題されているのは何なのか?見てみると、CVP分析とNPV計算がここ3年連続で出題されています。また、毎年でないにしろCF計算書に関わる問題はよく出題されています。

管理会計やファイナンスを主に扱い企業の未来の成長をお助けする使命が課されている診断士にとって、投資の採算や効果を分析できるCVP分析・NPV計算が頻出論点なのは合点がいきます。また、日々のキャッシュに目を配る必要がある中小企業に接する以上、キャッシュフロー計算書は読めることと書けることの両方が求められるので、こちらも理解できます。

これら頻出論点に苦手意識を持たれている方も多いとは思いますが、合格のためには対策が必須です。先日のルナの記事事例Ⅳ全体の対策方法が書かれているので是非参考にしてみてください。また、他のメンバーも当ブログで扱っていくと思うのでそれも参考にしてみてください。(他力本願ですいません。その2)

さて、最頻出ではないにしろ今年出そうなのは「ディシジョンツリー」です。平成23年より過去5年出題されていないので、そろそろ出てもおかしくありません。なので、今回出そうな論点として「ディシジョンツリー」を扱います。

 

<ディシジョンツリーの作り方と計算方法について>

ディシジョンツリーとは意思決定において、取る可能性のある選択肢それぞれの期待値計算を行い、実際に取るべき選択肢を決定する手法です。考える上での図表が樹形図のような形をしているので「決定木」と呼ばれたりもします。

では、「ディシジョンツリー」問題はどのように攻略すべきなのか!?2次試験対策を始めた当初ディシジョンツリーはかなり苦手でした。そんな中、コツをつかんでいくことで徐々に徐々に苦手意識が解消されていきました。そのポイントは以下のとおりです。

  1. ツリーの後ろから戻るイメージで計算の手順を進める。
  2. 意思決定を行う分岐点(記号が□の部分)はリターンの大きい方を選ぶ。
  3. 確率で表す分岐点(記号が○の部分)は期待値計算を行う。

これらの説明だけではイメージしづらいと思いますので、平成23年の第4問を例に取りながら説明します。




設問2が意思決定の関わるディシジョンツリーの問題です。(設問1に関してはただの期待値計算の問題なので説明は省略します。)

解く手順についてですが、まず、ツリーを書きます。意思決定の場面なのかそうではないのかを間違えないように書きます。

次に低コストの場合と高コストの場合での期待値の計算を行います。(計算については設問1で問われているので割愛します。)低コストの場合はCFがプラスなので投資を行いますが、高コストの場合はマイナスになるので投資しない選択となります。これが上記②のリターンが大きい方を選ぶということです。

そして、低コストと高コストになる確率がそれぞれ50%なので、上記③でいう期待値計算を行います。結果の期待値NPVは以下となります。

最後に調査費用であるR&D費用を控除したものが解答になります。

上記①に書かれているように、ツリーの後ろから前に戻る形で計算すると間違えにくくなります。


どうでしたでしょうか、ディシジョンツリーについて。ストレート生だと見たこともない方もいるのではないでしょうか?少しでもお役に立てれば幸いです。

次回は事例Ⅲの狙われる論点について扱います。お楽しみに!

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明日は一次試験の合格発表日ですね。今年もすでに波乱があったわけですが(毎年毎年、もう少し整然とならないものか…とは思います・笑)、明日、何が起きても大丈夫なように、皆さん心づもりはされていますよね?

昨年は前代未聞の合格基準引き下げで、はがきが届いて合格を知ったものの、モチベーションが保てずリタイアという人も身近にいたりしました。

これだけ色々あると、モノ申したくなる気持ちもわかります。ただ、診断士は経営者の道しるべとなるべき資格です。この程度のことで揺さぶられているようでは、もっと激しい海を渡っている経営者さんから頼りにしてもらうのは難しいのではないでしょうか。

経営していれば、理不尽でモチベーションを低下させるようなことは、山ほど出てきます。経営者がいちいち「こんな理不尽な目に合うならもうやる気が起きない」と言っていたらあっという間に会社は無くなります。

日々、そういうものに向き合う経営者さんをサポートすべき中小企業診断士の卵として、今何をしなければいけないか…、そう考えれば多少困難で理不尽な状況でも、乗り越えやすなるのではないかと思います。


さて、去年の今ごろ、、、よりはさすがに少し前ですが、私はどかーんと壁にぶち当たっていました。そう、事例Ⅳです。

事例Ⅰ~Ⅲについては、何度か某勉強会に参加させてもらっていたこともあり、なんとなく取り組み方が自分で見えていました。

ところが、事例Ⅳについては全くどこからどう手を付けてよいのかわからないのです。過去問を解いてみたものの、3時間かけても全く「答え」を書けるような状況までもたどり着かず。「1年近く勉強して、あの暑い一次試験を乗り超えたのに私はここまでなのか?」と泣きそうになりました。

それまでは「いやいや、大変だけど、なんだかんだ言っても受かるでしょ♪」と根拠のない自身の元、常に楽観的だった私が、たった一度だけ真剣に「無理かも」と思ったのは事例Ⅳを初めて解いたあの時でした。(3日くらいは真剣に悩んでいましたね…)

振り返って分析してみると、私が資格試験の学習に取り組むときはどんな時も、まず過去問を解いて全体の概要をつかみ、どこから攻略すればよいかの道筋を確認して、それぞれのポイントを押さえていく、というやり方を無意識のうちにしているのだと思います。

ところが事例Ⅳについては、過去問を解いても全体の概要もよくわからない。そのうえ、道筋も全くわからないので、押さえるべきポイントもさっぱりわからない。これまでの試験でそんな風に感じたことが無かったので、今までに無いショックを受けたのだと思います。

でも悩んでいても先には進めない。

まず最初にするのは自信を取り戻すこと

まず取り戻すべきは自信、ということで、最初に手に取ったのは一次のテキスト、それもT社速習クラスに通う前に、単科で通ったO社の財務・会計の問題集でした。それを見ると、最初は全くなんにもわからなかった、簿記や会計の問題も、何度か繰り返すうちに徐々にできるようになった過程がわかります。(できなかったら×、できたら〇を問題の脇につけていたので)

自分の成長を振り返り、褒めてやることで少し自信を取り戻しました。

もし自信を失っている方がいらしたら、ぜひこれまでの歩みを振り返ってみてくださいね。きっと、自分の成長を実感できるポイントが見つかるはずです。それを足掛かりに自信を取り戻すのは、合格への道を進むときに絶対に必要なことです。

次は攻略の手法を見つけること

誰かのブログか何かでお勧めされていた「事例Ⅳの全知識&全ノウハウ」を入手。このテキストは事例Ⅳ過去問の中で扱われた論点を、年度をまたいで論点ごとにまとめて解説してくれています。

「事例」は与件文とワンセットのものですから、各問をバラすのは簡単ではないのでしょうが、そこをとてもうまく切り離してくれていて、一つずつ取り組むことができるようにしてくれています。与件文などもうまくまとめ直してあったり、抜粋してあるので、実際にどこに注目して与件文を読めばよいのかもわかります。しかも解答用紙もダウンロードできるという親切さ!

これを使って、同じ論点の過去問だけを解くことで、一つずつ各論点を攻略することができます。これは事例Ⅳ&財務会計に苦手意識がある人にとっては、とても大事なことだと思います。

計算は手にお任せ

二次試験では電卓の利用が可能になりますから、この使い方をマスターできるかどうかは一つ大きなポイントになります。計算結果を四捨五入しなければいけない問いも多いので、できるだけ計算の途中経過を転記などせずに一気に計算できるとベストです。

一般的に電卓の使い方は実際に事例を解きながら覚えればよい、と言われていますが、私の場合は頭は問いの内容を考えることに集中したかったので、電卓の操作に思考を惑わされたくないと考え、手が自然に動くようになるまで練習することにしました。

電卓の使い方テキストを一冊購入したものの、それで理解できるのはあくまで電卓のキーの使い方。実際に手が自然に動くようにするには、練習を繰り返すことが大事、ということで、「電卓検定3級」の問題集を購入して、1日1ページ解くことにしました。

参考:電卓検定出題例

http://www.dentaku.or.jp/500.501/index.html

見取り算、および乗算・除算の部を、各問の計算結果が正しく求められるまで何度でも繰り返し、結果が合ったら次の問い、というのを1ページ分続けます。最初は30~40分かかっていたのが、1か月位で10分くらいで1ページが終了するようになったと思います。

これで、電卓の速度と正確さに自信が持てたこと、そして計算することに思考の邪魔をされなくなり、過去問や演習問題を解くことに対してのハードルが一気に下がりました。

この話をすると「普通そこまではしないでしょ(笑)」とよく言われます。その通りだと思いますが、「私にとっては必要なこと」という実感があったので、周りからのアドバイスはありがたく感じつつ、自分が信じることを貫きました。

皆さんも色んな人から様々な情報が耳に入ると思います。その時にどうすべきか、これは自分に深く問いかけて、納得する道を進むしかありません。そこで自信をもって進めるかどうか、それは普段からいかに自己分析ができているかにかかっているのかもしれないですね。


前回も書いたように、苦手なものは取り組みやすいように分解して一つずつ攻略するのがコツです。事例Ⅳは特に分解するポイントがわかりやすいですので、苦手な人はぜひ、自分が苦手なポイントをしっかり意識しながら、攻略の手法を見つけてくださいね。

今日の雑草魂:「自分には必要」と感じたことは徹底して取り組む

ルナはいつでも皆さんの頑張りを応援しています!

 

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みなさんこんにちは!たけぴょんです。

8月ももう終わりですね。2次試験に挑むみなさん、勉強はかどっていますか?
私は去年の今頃、あまりはかどってはいませんでした。過去問を時間内で解いたり、TACの2次演習に通学していましたが、頭の中で解答は何となく思いつくけど、いざ解答用紙に書こうとするとうまく記述できないという状況で、日々悶々としていました。今去年の私と同じような状況にある方。これを打破する方法は、失敗→改善を繰り返し自分なりの解答プロセス(処理手順)を固めていくしかありません。まだ2ヶ月弱あります。「本番にはきっと間に合う!」と己を信じ、根気強く頑張っていきましょう!!

さて、今回は事例Ⅳの解き方(経営分析)と題し、「試験開始から問題に着手するまでの手順」と「経営分析の処理手順」について、たけぴょんは去年の本番こんな感じだったよ~ということを書こうと思います。先日のますけんの記事も経営分析の解き方について書いていますので、こちらも併せて参考にしてください。


♦試験開始~3分の処理手順(たけぴょんの場合)

経営分析の話に入る前に、本番で事例Ⅳ試験開始の合図があってから私がどうしたかをご紹介しようと思います。合格者の中でも処理手順は本当に人それぞれなので、あくまで一例として参考にしてください。

1.解答用紙を開き受験番号を記入、間違いないか受験票と照合し指さし確認
→これ間違うとどえらいことになりますからね。

2.問題用紙のホチキスを外す
→下書き用紙と問題用紙を分けるためです。勉強当初は定規で破っていましたが、そうすると問題用紙がバラバラになりホチキス止めする必要があったので、模試とかで両方試して最終的にこの方法に落ち着きました。

3.与件文で業種を確認し、段落と段落の間を線で区切る
→与件文の最初の2~3行だけみて業種だけ最初に確認します。在庫の有無、在庫は腐るものか。
→段落の最初と最後はヒントとなる記述が多いので、それを視覚的に捉えやすくするためにそうしていました。

4.B/S、P/Lをざっとみる
→前期と当期のパターンか、D社と同業他社のパターンかなどを確認

5.各大問の配点と内容(どの分野からの出題か)をざっとみて手をつける順番と時間配分を決める。
→昨年度の場合は、第1問(経営分析)25点、第2問(CF計算書、設備投資の経済性計算)35点、第3問(セグメント別業績評価)15点、第4問(CVP分析)25点でした。手をつける順番は「1番は経営分析」と決め、あとは配点の大きさと短時間で解けそうかどうかで判断しました。ちょっと記憶があいまいですが、実際には大体、第1問25分→第3問5分→第2問(設問1、設問2①)25分→第4問20分→第2問(設問2②)2分という感じだったと思います。最後は捨てるつもりでしたが時間が少し余ったので計算過程を書けるだけ書いた感じです。
→得点開示で74点だったので、本番としては上出来だったなと思います。
→財務・会計が苦手な方の場合は、比較的取組みやすい第1問、第3問、第4問に十分な時間を割いて点を積上げ足切りを確実に回避しつつ、+αを狙う方法がよかったのではと思います。

♦経営分析の解き方(たけぴょんの場合)

1.はじめに~経営分析の出題パターン
下表は過去10年間の出題パターンをまとめたものです。

ここから言える留意点としては、財務指標を選択させる問題と併せて、ほぼ毎年その原因や改善策などの記述問題が出るため、事例Ⅰ~Ⅲ同様に与件文をしっかり読み、選択した財務指標と記述解答との一貫性を強く意識する必要があります。財務・会計の事例だからと言って与件文をしっかり読まないと、経営分析だけでどんどん時間が過ぎ、他の問題も焦ってボロボロになってしまうので、意識するだけでなく過去問を解いて効率よく解答できるように訓練する必要があります。

2.経営分析の解き方(処理手順)
(1)B/S、P/LのD社の列を蛍光ペンで囲う
→間違えて前期や同業他社の数字で財務指標の解答数値を計算しないようにするためです。
本番ではこんな感じでした。

(2)設問要求の確認
→財務指標を3つ解答する場合は、収益性・効率性・安全性から一つずつ選択するのが基本。
→小数点第何位を四捨五入か切り捨てか、カッコ内に単位を明記、など細かな指示は特に注意してマークします。
本番はこんな感じでした。

(3)比較対象(前期or同業他社)の売上高を1とした場合のD社の比率をチェック
→P/Lの売上総利益・営業利益・経常利益を電卓で計算。
→B/Sの差が大きいところがどこか眺め、大きそうなところを電卓で計算
→この段階でどこに課題や問題点がありそうか想起します。この方法は通っていたTACの講師から教わりました。
本番はこんな感じでした。

前期の売上高を1とした場合、当期の売上高は1.13です。ですので、利益にしても資産・負債にしてもこの1.13が適正の目安になります。上の写真で各利益段階の数字を計算すると売上総利益が1.09、営業利益が1.08、経常利益が1.01となっており、売上高売上総利益率と売上高経常利益率で少し迷いましたが、経常利益が一番売上高の伸びに比べ伸びが少なかったことから、収益性は売上高経常利益率を選択しました。

(4)与件文を読み想起した内容どおりか確認
→与件文を読み、想定した内容の記述があるか確認する。
→先に与件文を読むという人もいます。私は両方試しましたが、本番はB/S、P/Lをみてから与件文を読みました。

(5)解答する指標を決め、数値を電卓で計算し解答用紙に書く
→記述問題の解答をどう書くかも考慮して矛盾が生じないよう注意

(6)記述問題の解答を書く
→原因を答えよと問われたら、「原因は・・・のことである。」といったように事例Ⅰ~Ⅲ同様解答の型を事前に決めてそのとおり処理しました。

(7)解答記入まで終わったら、解答数値を慎重に検算
→検算は計算方法を変えて行います。例えば解答が売上高経常利益率で3回検算するのであれば、経常利益/売上高=解答数値という検算を3回するのではなく、あと2回は売上高×解答数値=経常利益となるか、経常利益/解答数値=売上高となるかといった具合に検算します。ここで間違うと命取りになるので、本番も絶対間違いないと確信が持てるまで慎重に検算しました。


以上、たけぴょんの本試験開始から経営分析までの28分間の解答手順をご紹介ました。解答手順は合格者のなかでも人それぞれ異なるので、一例として参考にしていただければと思います。

本日はここまで。

それでは、今日もみなさんお~元気で!
たけぴょんでした。

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こんにちは、ますけんです。

昨日のロックの記事にあるように、経営法務の第6問の設問2を全員正解とする措置を行う告知がなされました。これで1次突破の見込みが出てきた方は本当によかったです!

ただし!全体を見れば、2次試験の受験者は増加しますが、一方で実務補習の兼ね合いもあるため、2次試験の合格者数は増やせません。そのため、2次試験の合格率は低くなることが予想されます。

今回の措置で合格になる方は、ここからエンジン全開で2次試験対策に取り組んでくださいね。


さて、前回ますけんは夏セミナー当日だったということもあり、2次試験への心構えについて書きました。

ここから9月末までは「2次試験の解き方」についてお話しします。

まずはストレート生が苦しむ事例Ⅳについて、その中でも経営分析について今回は触れていきたいと思います。

 

<はじめに>

先日のながの記事にあるように、2次試験の勉強法において誰にでも当てはまる万能なものはありません。

合格メソッドなるものは、あくまで合格したからそう言えるだけであって確実なものではないのです。

なので、2次試験の勉強法について他人の意見を参考にする場合は、「話半分に聞くこと」がとにかく重要です!「パクってカスタマイズ」ではないですが、やってみたいな!試してみたいな!ということを取り入れてみて、自分なりに合うやり方を模索していくことが大事です。

少し話は横道に逸れましたが、事例Ⅳについて。たけぴょんの記事にあるように、経営分析は毎年出題されています。経営分析をどう乗り切るかが事例Ⅳの評価を大きく左右します。

なので、ここからお話しする対策法を「話半分」で聞いて、マネできそうならパクってみてください

<経営分析って簡単?or難しい?>

経営分析と聞くと、他の計算問題と比べて簡単なように思っている方も多いのではないでしょうか?

こう考える要因としては、経営分析問題では使う指標も限られている(収益性、安全性、効率性の指標が主)ことや、それぞれの指標の計算手順自体、加減乗除で出来るので結構単純が挙げられます。

しかし!経営分析は本当に簡単なのでしょうか?おおよそ経営分析の問題は設問1が経営指標の計算問題、設問2が設問1から見えた問題点や課題点、特徴などをまとめる記述問題で作られています。

経営分析は簡単に見える反面、「計算結果」と「記述内容」の整合性が取れなくなること、つまりB/S、P/Lから計算した結果が与件本文のストーリーとつながらないことが多く、時間をかけた割には点数が取れないことが多いです。

このことから、私個人としては「経営分析は難しい」と思っています。

私個人も経営分析は上記の理由ですごく苦手でしたが、手順を確立してから安定して点数を取れるようになりました。

では、その手順について説明したいと思います。

 

<ストーリーを意識した経営分析をしよう!>

一言で言ってしまえば、「与件本文のストーリーに沿って経営指標を選び計算する」という手順です。

苦手意識があった時は計算問題と記述問題を別々に考えて解いていました。そうではなく、あくまで与件本文のストーリーに合わせること!事例Ⅳであっても与件本文に書かれている情報が最も重要で、そこから外れた「計算」や「記述」は事例企業のことを何も「分析」していないという印象を抱かれてしまいます。

こうした一貫性のある解答を作成することで、2次試験で求められる分析力のアピールにつながるだけではなく、スピーディーに問題を処理することにもつながり、結果的には解答時間の短縮につながります。具体的な手順は以下を参考にしてください。

 

  1. 設問文からで問題点なのか優れている点を問われているのか、何個指摘すべきか良いかをチェックする。
  2. 与件文を読みながら、事例企業の強みや弱み、経営課題などをチェックする。
  3. 与件から記述問題のシナリオ(例:設備老朽化→売上伸びない→収益性悪い)を想定する。
  4. それに合う経営指標(例:現状の設備が売り上げに結び付いていない=有形固定資産回転率)を選び計算する。
  5. 間違いがないか検算、また大門2問目以降との整合性(例:有形固定資産回転率が悪い→新規投資を実施)も考えてみる。
  6. 間違え等があった場合、③の作業に戻る。
  7. シナリオに沿って、記述問題に取り組む。

 

昨年の事例Ⅳの与件本文を見ると、創作料理店を開店したけれども業績不振が続いているという記述や新社屋用の土地を取得して建設計画を進めているという記述があります。

ここから土地・建物といった有形固定資産は増えているが、売上は伸びていないことがわかります。そうすると経営指標として「有形固定資産回転率」がアヤシイと分かるわけです。

 

<さいごに…>

今回は経営分析のことをまとめましたが、いかがでしたでしょうか?

ただ、初めの方でもお伝えしたように、万人に当てはまる万能なやり方はありません

事例Ⅳでお悩みの方は役に立つところを少しでもパクってカスタマイズしていただければ幸いです!

ますけんでした。

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。:*:★道場夏セミナーin大阪のお知らせ★:*:。

一発合格道場 夏の絶対合格フェス2017
〜2次試験の壁を乗り越えろ!〜

□ 開催日時:2017年08月26日(土) 13:30~16:45
□ 会場:大阪市立中央区民センター(堺筋本町駅 徒歩2分)
□ 定員:15名(先着順)
□ 参加費:1000円

☆道場メンバーの「壁」とその乗り越え方を紹介しながら、
こじんまりとした大阪セミナーらしく
個別相談の時間を多くご用意しています。

ただいま受付中

詳細はこちら



みなさんこんにちは!たけぴょんです。

1次試験本番まであと1ヶ月ちょっととなりました。みなさんいかがお過ごしですか?梅雨ということもありなかなかテンションがあがらず悩んでいる方もいるかもしれませんね。でも、泣いても笑っても試験本番まであと1ヶ月ちょっとです。ここまで受験をあきらめず頑張ってきた自分を褒めてあげて、本番まで悔いの残らないよう駆け抜けてください!!無事2次試験のきっぷを勝ち取ったら、8月11日(金・祝日)「道場夏セミナー」に是非お越しください。「道場夏セミナーin大阪」も企画中ですので、関西方面の方は是非こちらも要チェックですよ。


さて、前回は財務・会計(前編)として出題傾向と留意点について書きました。今回の(後編)は「正確な知識と情報整理の重要性」と題して、過去問を題材に書きたいと思います。

 

以下は、平成26年度第13問の問題です。
もし可能な方は、まずこの問題を制限時間2分で解いてみてから、この後をお読みください。

以下は私が実際にこの問題を解いた際の頭の中で考えたこと&問題への書き込みです。

  • まず問題文の2行を一読。フリー・キャッシュフローを計算して解答群から適切なものを選ぶ問題か。⇒ここまでで、問題文1行目のフリー・キャッシュフローに下線を引く・・・(1)
  • キャッシュフローの計算式はどんなんだっけ、税引後営業利益+減価償却費だったな。
  • 問題文の【A社のデータ】に営業利益と減価償却費が既に書いてあるじゃないか!この問題楽勝じゃない?待てよ!この営業利益は頭に税引後とか書いてないぞ。ということは、、、あっ、一番下に法人税率40%って書いてある、これを使えっていうことか~。⇒ここまでで、営業利益200百万円の右側に「×(1-0.4)=120」と書き込み、また一番下の「法人税率40%」はここでもう使用済なので二重線で抹消。・・・(2)
  • あとは運転資金の増減の計算が必要だな。これ以外とややこしくてプラスとマイナスを逆にしてしまうことがあるから慎重に行かないと。運転資金の増減はどう計算するんだっけ?売上債権、棚卸資産の増加はキャッシュフロー上まだ回収できてないからマイナスになるな、負債の増加はその逆でキャッシュフローはプラスになるけど、、、、おおおっとおー、問題文は「減少」って書いてあるじゃないか、危ない危ない。ということは、支払っちゃったんだからキャッシュフロー上はマイナスだな。⇒ここまでで、売上債権増加額、棚卸資産の増加額、仕入債務の減少額の各々の金額の左側に「-」と書き込む。・・・(3)
  • 求めるものはフリーキャッシュフローだから、最後にキャッシュフローから設備投資額を差し引くのを忘れないようにしないとな。⇒ここまでで、当期の設備投資額の金額の左側に「-」と書き込み。当期の設備投資額と法人税率40%の間のところに、アンダーラインを引く・・・(4)
  • ⇒そして最後に、フリーキャッシュフローを計算(書き込みをみながら暗算)、計算結果をアンダーラインの下に書く・・・(5)

なお、計算結果は、
税引後営業利益120+減価償却費20-売上債権の増加額10-棚卸資産の増加額15-仕入債務の減少額5-当期の設備投資額40=70百万円と求まります。⇒その計算結果をもとに各選択肢を確認し、「」にマークする。・・・(6)

(1)~(6)を書き込みするとこうなります。

一見、この問題何の変哲もないフリーキャッシュフローを求める問題に思えますが、実際の正答率は40%未満(Dランク)でした。

なぜこのような低正答率になったのか考えてみると、H26年度は全体的に平均点が低かった年であったため、この問題に辿り着く前に心理的にかなり動揺して焦ってしまい、普段どおりであれば解ける問題なのに、ポカミスをして失点した受験生が相当数いたからではないかと推察できます。

因みに正解以外の選択肢をマークしてしまった原因はおそらく以下のとおりと推察できます。

  • 「イ」をマークした受験生⇒仕入債務の減少額を増加額と勘違いしフリーキャッシュフロー上マイナスして計算すべきところプラスして計算してしまった。
  • 「ウ」をマークした受験生⇒「売上債権の増加額」と「棚卸資産の増加額」をキャッシュフロー上マイナスして計算すべきところプラスして計算してしまった。
  •  「エ」をマークした受験生⇒営業利益-運転資金増減-当期の設備投資額で計算してしまった(営業利益を税引前のまま使い、減価償却費を計算上使わなかった)など。

このような失点を防ぐためには、以下のとおり「正確な知識」と「情報整理」が不可欠です。

  • 難問が散りばめられていても、問題全体をみて確実に得点できるものを見極め正答できる力。
  • この問題の場合で言えば、フリーキャッシュフローの計算式や運転資金増減の考え方を本番の極度の緊張状態でも正確に引き出せる知識として吸収できていること。
  •  いきなり計算しはじめるのではなく、まず問題文を情報整理し解答手順を組み立てた上で計算に着手する習慣が身についていること。

 


本番のような極度の緊張状態であっても、問題全体を見通して、自分が普段なら取れる問題を本番でも普段通りに得点できるよう、正確な知識の獲得と、いきなり計算しはじめるのではなく問題文を情報整理してから解く習慣を身に付けましょう。まだ時間はありますし、2次試験にも必ず活きてくる力です。

それでは、今日もみなさんお~元気で!

たけぴょんでした。

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みなさんこんにちは!たけぴょんです。

1次試験本番まであと51日、2次試験本番まであと129日となりました。みなさんいかがお過ごしですか。今回は2次事例Ⅳも見据え財務・会計をいかに攻略するかについて書きたいと思います。


■時間配分が重要~知識問題の処理がガギ■
下表は過去5年間の正答率割合をまとめたものです。

財務・会計は25マーク、1マーク4点の出題がほぼ定着しています(平成25年度のみ26マーク出題)。H24とH26は荒れた年でこういう年に当たると60点以上とるのはなかなか難しくなるかもしれませんが、それでもA+B問題を見極めしっかり対応できればあとは期待値計算で何とか40点足切りを回避できるのではないかと思います。一方、H25・27・28のような荒れない年であればA+B問題が6割程度を占める傾向にあるため、財務の苦手な方でも対策次第で十分60点以上を狙えると思います。

ただし、本番でA+B問題を落ち着いて仕留めるためには、時間配分がうまく行えるようになることが必要です。財務・会計は試験時間60分で25マークですので、1マークあたりに使える解答時間は2~3分しかありません。このため、知識問題などはかけても1分以内で片付け、その浮いた時間を経営分析等比較的時間のかかる問題に充てていくことが必要になってきます。財務・会計ときくと計算問題のイメージが先行しがちですが、例年3~5割は知識問題ですので、計算問題と知識問題各々バランス良く対策することが重要です。因みに、私が受けたH28の場合、以下のとおり知識問題がなんと約半分を占めていました。

■「ファイナンス+2次事例Ⅳ頻出単元」を重点的に■
下表はスピテキの章立てと1次試験の出題数および2次事例Ⅳの出題領域の関係を表にしたものです。

1次試験はファイナンスから全25マーク中、7~13マーク出題されるため、ファイナンスである程度点数が稼げるようにすることが最重要です。ファイナンスは年度にもよりますが約半分が知識問題ですし、計算問題もCAPMなど公式がしっかり頭に入っていれば解けるものも多いので、財務に苦手意識のある方でも比較的対策しやすい単元ではないかと思います。これに2次事例Ⅳ頻出単元である経営分析、管理会計、意思決定会計、CF計算書を加えると、1次試験出題の5~6割程度はカバーすることになるので、簿記の知識のない方などは1次試験までの残り日数と2次試験合格までを見据えると、ファイナンス+2次事例Ⅳ頻出単元を重点的に強化するのが時間対効果の高い勉強ではないかと思います。

■注意点:財務・会計は計算するほど落ちる■
1次試験は、そもそも電卓を使用しない前提の試験ですので、解答は基本的にきりのいい数字になるように問題が作られていますし、複雑な計算を要しない問題がほとんどです。2次試験に関しても、こちらは電卓使用前提のため解答が端数となり最後に四捨五入するような問題もありますが、簿記の試験のように電卓を何度も叩いて解答を導くという問題は経験上ほとんどありません。ですので、もしご自分が財務・会計の問題を解く際にいきなり計算からはじめている場合は要注意です。特に2次試験は計算するほど落ちる試験と心得ましょう。
これは本当に留意いただきたいのですが、診断士試験の財務・会計において計算力はあまり求められていません。求められているのは「情報整理力」です。例えば、「損益分岐点比率が解答として求められているのであれば、損益分岐点売上高と売上高が必要だな、そして損益分岐点売上高を求めるためには固定費と変動比率(または限界利益率)が必要だな」というように、問題文を読んで計算手順を組み立て必要な情報を抽出し整理する力が求められているのです。1次試験にせよ、2次試験にせよ問題を解く際は問題文を読んでいきなり計算をはじめるのではなく、まず計算手順を組み立てた上で計算しはじめることを心がけましょう。これが習慣づくと解答を導くにあたって計算はさほど必要ないことに気づくと思います。


今回はここまで。

次回は、財務・会計に求められる「情報整理力」について、実際に1次の過去問を題材にしてご紹介したいと思います。
【渾身】はまだ続きます!

それでは、今日もみなさんお~元気で!

たけぴょんでした。

 

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みなさんこんにちは、ゆっこです。いよいよ5月も残すところあと2日ですね。去年の3月から学習を始めた私の去年の今頃は6科目のインプットが終わり、7科目目の中小企業経営・政策のインプットに取り掛かるところでした。まだ過去問に手をつけていない状態だったんです。それでも何とか間に合いましたので、間に合わないかも?と思っている方がもしいらっしゃったら、まだ諦めるのは早すぎです!万が一まだ一次試験の申し込みをされていない方がいらっしゃったら、明日までに郵便局へ行ってくださいね!さらに万が一、試験案内などを取り寄せていないという方、明日までに窓口へ行けば間に合いますよ!!

さて、7科目もある一次試験、他の科目をやっていると最初の方に勉強した科目の内容を忘れてしまっていることもありますよね。。私の場合、初めの方に勉強した科目の内容が気になった時には、寝る前などにパラパラとノートを見返したりしていました。ノートを作っていない方は、テキストでもいいかもしれません。

そこで今日は、財務・会計から、まぎらわしい用語、覚えていますか?というタイトルでお届けします。しばらく触れていなくて忘れてたよ、、という方に思い出していただければ嬉しいです。

まずは軽〜く、簿記の勘定科目から。

『割引』・『値引』・『割戻』

それぞれ売上と仕入に対して後につきますが、考え方は同じなので、下のように思い出してくださいね。

割引は、期日前に払ってくれたことで減額してもらうので、利息を免除してもらったと考えられます。したがって、損益計算書(P/L)では営業外費用の項目に上がってきます。

値引は、数量不足や不具合があった場合に減額してもらうと覚えてください。売上(仕入)総額から控除されますのでP/L上は売上(売上原価)を減らす項目になります。

割戻は、大量取引に対するリベート、キックバックとして引いてもらうものでしたね。売上(仕入)総額から控除されますのでP/L上は売上(売上原価)を減らす項目になります。

こうやって書いてもやっぱりまぎらわしい、、特に「割引」と「値引」で迷った場合はこう考えてください。割引」は取引総額に対する合で引く、「値引」は不具合があったモノの段だけ引く割戻も、取引の総額に対して引かれますからを使うんですね。

 

次に、まぎらわしいというか、それぞれは全く違う論点なのですが、よく似た言葉で二次試験対策でも必要となる2つの論点です。

『財務レバレッジ』・『営業レバレッジ』

財務レバレッジは、負債の利用度を表すと言われます。式で表すと次の通り。

財務レバレッジ=総資産/純資産

ここで私は一つブレイクダウンして、次のようにしました。

財務レバレッジ=負債+純資産)/純資産

この方が、”負債の利用度”感が出ます(笑)。また、次に出てくる営業レバレッジの覚え方とも絡んで、上記のように覚えました。

それでは負債の利用度って一体何よ?とききたくなります。負債を利用すると利息を支払わなくてはいけませんので、その分当期純利益が減り支払う法人税が少なくて済むようになります。これが負債の節税効果ですね。この節税効果のぶんのキャッシュを企業活動に活かすことができるようになるから企業価値が上昇すると言える、というのがMM理論の修正命題です。

節税効果の額は利息の額×法人税率ですから、負債額×利子率×法人税率と表せます。

そこで企業活動に活かせる価値は、DCF法の式、価値=キャッシュフロー/利率に当てはめれば

節税効果によって増えた企業価値=(負債額×利子率×法人税額)/利子率

=負債額×法人税

と、簡単な式になってしまいました。

財務レバレッジではもう一つ、下の式を覚えておきましょう。

ROE=ROA×財務レバレッジ

続いて営業レバレッジですこれは、固定費の利用度を表すと言われます。式で表すと、

営業レバレッジ=限界利益/営業利益

これもやはりブレイクダウンします。

営業レバレッジ=(固定費+営業利益)/営業利益

こちらも”固定費の利用度”感を出しました。この指標は売上高が営業利益に及ぼす影響を意味します。固定費が大きいほど売上高の変化による営業利益の変化が大きくなり、ハイリスクハイリターンとなります。営業レバレッジについては一次試験では過去5年間では出題されたことはありませんが、リスク測定や業績予想などにも使われる指標ですので

営業利益の変化率=売上高の変化率×営業レバレッジ

の式とともに上記の式を覚えておくと役に立つかもしれません。

いかがでしたか?財務・会計の内容を久しぶりに見た方、覚えていましたか?他にもまぎらわしい用語や、どうしても覚えにくい論点について、ノートやメモ帳に書き出しておくと、あれ?なんだっけ?という時にすぐに参照できますし、本番直前に確認するファイナルペーパーにもなって良いかもしれません。ゆっこの場合はB6のメモ用紙に書き出して、試験当日の電車の中や本番直前にも見ていました。

残り2ヶ月となりましたので、本番に向けた準備も視野に入れて取り組んでくださいね!

それでは、今日もあなたを応援しています。

byゆっこ

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こんにちは、ますけんです。

新年度が始まって2週間余り。年度始めということで繁忙期を迎えていた企業もそろそろ落ち着いてきた頃でしょうか。

company_white_kigyou

大手受験機関TACの1次ストレート通学生は1次試験最後の科目「中小企業経営・政策」の講義が終わりに差し掛かっているところかと思います。

これが終わると、いよいよ完成答練ですね!GWの連休を活用して、自分の苦手科目の克服に努めたいところです!

特に、今年難化が予想される「財務」や「経済」に苦手意識がある方は、この連休がラストチャンス!計画的に勉強をしましょうね!

 

ちなみに、道場春セミナーではここから1次試験までの過ごし方、学習計画の建て方などを8代目メンバーが詳しく説明します!

私もセミナーに参加予定です。聞きたいことや気になることがあれば、何でもきいてくださいね!


 

さて、2次試験対策についても今回4回目が最後!今回は「計算能力強化編」です!

(1回目「編集能力強化編」、2回目「知識活用能力強化編」、3回目「情報整理能力強化編」を閲覧したい方はそれぞれのリンクから確認してみてください。)

 

<事例Ⅳと計算能力>

事例Ⅳは第1問が経営分析(例年25点〜30点)、第2問以降がCVPやNPVなどの計算問題(一部記述問題あり)で構成されています。

複雑な計算問題(特にファイナンス系の問題)が多く、1問1問の配点が高いため、大きな得点差が開きやすいのが特徴です。

実際に、昨年の事例Ⅳを振り返ると、第2問以降がかつてのように難問奇問のオンパレードではなく、標準レベルの問題が多かったため、しっかり対策してきた人とそうでない人で大きな差が出ました。

つまり、計算問題(第2問以降)の対策を十分に行うこと=2次試験攻略への近道と言えるでしょう!

そして、計算能力の強化こそが計算問題攻略にとって不可欠と言えるでしょう!

では、この強化のためにすべきこととは?

個人的な意見ですが、これには「量」的なアプローチと「質」的なアプローチがある!と考えます!

 

<「量」的なアプローチとは!?>

「量」的なアプローチと書きましたが、これは端的に言えばとにかく「演習量を積むこと」です。

事例Ⅳの計算問題は、1次試験の財務とは異なり理論を聞いただけですぐ答えれるかというとそんなに甘くないです。。。

複雑ゆえにプロセスを理解しながら繰り返し繰り返し演習を積むことで徐々に

できるようになります!

ストレート合格を狙いたい方は最低でも週1回1時間程度の演習を、1次免除の方は2日に1回30分程度の演習を積みたいところです!

ところで、具体的に何をやればいいの?と悩まれる方も多いと思います。

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そんな方向けに以下をオススメさせていただきます!

①1次試験の財務会計に対して苦手意識のある方

問題集『集中特訓 財務会計計算問題集』(TAC出版)

1次試験向きの問題集ですが、計算問題の難易度は高めです。1次試験の対策が不十分な方には1次対策としてもオススメです!

全て客観式の問題ですが、あえて選択肢を見ずに記述式で解く練習をすれば、2次対策にもつながります!

②1次の計算問題はイケそうだが、2次試験の対策をまだしていない方

TACオプション講座『2次事例Ⅳ特訓』

事例Ⅳの頻出論点を文字通り特訓する講座。演習と講義がセットになっているため、2次の対策を1度もしたことない方でも理解が進みやすいです!WEB受講も可能のため近くにTACがない方でも受講できます。唯一ネックなのは受講料が安くはないことです(涙)。

③2次対策がある程度進み時間的にも余裕がある方

問題集『意思決定会計講義ノート』(税務経理協会)

当ブログでもたびたび取り上げられている通称イケカコ。そもそも公認会計士用に作られたこともありオーバーワークに見えますが、一冊仕上げることでかなり複雑な問題にも対応できる力がつきます!

(ただし、難易度は非常に高いため、安易に手を出すと痛い目に遭います。)

①〜③全てやれれば良いのですが、時間がない方は①と②、余裕がある方は③も進めれると良いでしょう。

何と言ってもこれらはコツコツと継続することが大切です。その結果、1次試験が終わった頃には、抵抗感なく事例Ⅳの問題に取り組めるようになるでしょう!

 

<「質」的なアプローチとは!?>

続いて「質」的なアプローチです。「質」的なアプローチとは、丁寧に問題を解くことで「計算ミス」を減らすことを表しています。

例えば、CVPの問題だと固定費を限界利益率で割り引くことで、損益分岐点が導けますが、つい変動費率で割り引いてしまった経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか?

また、NPVの問題でも減価償却費を足し忘れたり、税率を見間違えたりしたことはどんな受験生でも1回ぐらいあるでしょう。

演習時から「計算ミス」の削減に徹底的に取り組まないと、絶対に本番で失敗してしまいます。

では具体的にやるべきことについてです。事例Ⅳの問題演習をする際、以下の3点を必ずやるようにしましょう!

①図や表を描く

初めて事例Ⅳについての講義を受けた際、分からない設問もその図や表を見ていると自然と理解が進んでいき、あっという間に分かるようになりました。

結局、事例Ⅳも他の事例同様、与件と設問に書かれている情報を整理し、正しく解釈することが求められます。そのためにも、図や表をフル活用しましょう!

受験生時代殆どの設問で図や表を描くように意識していました。

②途中式も書く
2次試験の演習が始まった当初、計算ミスを連発していました。これは、途中式を飛ばすクセがあったため、数字の見間違えや電卓の打ち間違えを頻繁に起こしていたからです。
途中式を書くことで、計算プロセスが明確になり、間違えにくくなりました。

③検算を忘れずに
簡単な問題こそ、落とした瞬間差がつきます。検算することで、ミスは減ります。(その際、途中式が丁寧に書けているとやりやすいですね!)
また、検算は逆からやりましょう。売上高から費用引いて利益出す問題ならば、利益に費用足して売上求めるみたいな!ミスに気づきやすいです。

 

言われてみれば当然のことかと思うこれらのこと、実際に出来ているかは別問題です。
本番では「無意識的に出来ている状態」まで持っていくことで、計算ミスを激減することができるでしょう!

 


2次試験対策ということで、4回に分けたシリーズ。少しでも参考になりましたでしょうか?

昔、1次試験が終わったタイミングで、TACの先生より「1次は富士山、2次はエベレスト」と言われたことが今でも記憶に残っています。

1次も2次も合格率は2割程度。ただし、2次試験は1次をくぐり抜けた猛者たち同士での戦いです。

8月から一気にスパートをかけても、周りも強者。そう簡単に勝てません。もし、本気でストレート合格を目指すのならば、このタイミングから「少しでも2次対策!」が合言葉だと思います。

みなさまお忙しい中だと思いますが、今年の年末に笑うためにも、今からちょっと頑張ってみませんか?

✿:❀:✿:❀ 道場春セミナーin東京のお知らせ ✿:❀:✿:❀

一発合格道場 春の絶対合格フェス2017
〜受験生タイプ別の疑問にお答えします!〜

□ 開催日時:2017年4月29日(土・祝) 14:00〜16:30
□ 会場:東京ウィメンズプラザ 第1会議室
□ 定員:40名(先着順)
□ 参加費:1000円

☆道場メンバーが一次試験突破のために行った事をお話します!
☆受験生の悩みや疑問に個別にお答えします!

ご好評につき締め切りとさせていただきました。
★引き続き懇親会のみのご参加を受け付けております

詳細はこちらから

✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀

※道場春セミナーin大阪は5/27(土)に開催します!
詳細は後日お知らせいたします。

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==告知==
<4/29は道場春セミナーin東京
4/10(月)AM7:00より申込開始します!

5/27は道場春セミナーin大阪
是非ご予定ください。(詳細は後日)
=====

こんにちは、ますけんです。

やっと春らしい陽気になってきましたね!都心ではが満開になりました。

大手予備校に通っている方だと、1次ストレート生ならちょうど中小企業政策の講義に入るところ、2次本科生ならちょうど2次演習が始まったところかと思います。勉強に行き詰まってきたら、その息抜きにお花見に行かれてはいかがでしょうか?

さて、今回は2次試験対策の第3回目。「情報整理能力」編です。(第1回目の「編集能力」編はこちら、第2回目の「知識活用能力」編はこちらです。)

 

<中小企業診断士試験における情報整理とは?>

合格に必要な3つ目の能力として「情報整理能力」を挙げました。ここでいう情報整理とは解答を書くために必要な情報を正しくまとめることです。

一般的に2次試験の「情報」と聞くと事例企業の状況や状態が書かれている与件本文のことを思い浮かべますが、1次試験で使われた知識も「情報」に含まれます。

さて、診断士試験で重要なのはこうした「情報」をいかに見つけ出してくるかということです。与件本文の情報量自体が膨大でどこを活用すれば良いか分かりづらく、また1次試験知識だけでも幅が広いためどれを使えば良いか分からなくなってしまいます。さらに、80分という制限時間のため、1問あたりにかけられる時間は限られており、じっくり考えているヒマはありません。

設問を見て与件本文を読んだはいいけど、膨大な情報量に困惑し時間もなくなり「ええいっ」と書いてしまった経験がある方は多いと思います。私の場合は初めての2次試験本番でそれをしてしまったがゆえに不合格となってしまいました(涙)。

そして、翌年に2次試験を再チャレンジする訳ですが、その時思ったのです。「何書くか最初に決められれば、情報整理の手間が減る」と。

最初の設問分析の段階で、解答の方向性を定めるだけではなく、記述に必要な「テンプレート」を作ってしまえば、あとは与件本文と1次試験知識で、解答に必要な「要素」を引っ張ってくるだけで済みます。そうすれば、膨大の情報に惑わされることなく、短時間で解答することができるのです。

こうして、私は1年間解答のテンプレート作りを徹底的にトレーニングすることにしました。

 

<解答記述のためのテンプレート作り>

さて、そうした「テンプレート」をつくり方ですが、設問分析のなかで行います。平成27年の事例Ⅰの第2問を例にしながら、説明します。

 

(H27 事例Ⅰ 第2問)

A社は、当初、新しい分野のプラスチック成形事業を社内で行っていたが、その後、関連会社を設立し移管している。 その理由として、どのようなことが考えられるか。120字以内で述べよ。

 

①設問の具体化

社内で行っていたが、〜関連会社を設立し移管」と書かれています。

ということは、社内でやっていたら何らかの不都合が発生したため、うまくいかなくなったということが考えられます。「不都合の原因」が解答要素として考えられそうです。

また、メリットがあったからこそ関連会社化に踏み切ったと考えられるので、「関連会社化のメリット」も解答要素として必要です。

字数制限が120字ということで少し余裕があります。なので、「関連会社化のメリット」を享受した結果、A社が抱えていた課題解決に「どう寄与したのか」も解答要素として入れてみても良いでしょう。

 

②具体化内容の整理

上の内容をまとめます。

1.社内で行っていたことによる不都合の原因

与件本文に書いているはずのため、そのまま引っ張ってきましょう。

2.関連会社化のメリット

1次試験知識より、意思決定の迅速化が図れることが挙げられます(企業経営理論平成27年-第10問)。前回の投稿でお伝えしたように、頻出となる1次試験知識は大きめの「単語帳」などにまとめ覚えておくことが必要です。
3.結果、A社の課題解決にどのように寄与したのか

与件本文に書かれているはずのため、これもその箇所からそのまま引っ張ってきましょう。

 

③テンプレートの作成

以下のようなボックス図をテンプレートとして作成します。このボックスの中を埋める要素を記述することで、効果的な解答が書けるのです。

プレゼンテーション1

 

もちろん、こうしたテンプレートはすぐに作れるようにはなりません。私個人的な意見では3ヶ月以上かかるのではないかと思います。

ただし、2次試験本番まで、半年以上あります!なので毎日毎日コツコツ練習しましょう!「情報整理能力」が高まり、膨大な情報を正しく整理できるはずです!

 

今回はここまでです。次回は「計算能力」強化編です。お楽しみに!

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==告知==

<4/29は道場春セミナーの日>です!

日程開けておいてくださいね(詳細は後日)

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こんにちは、ますけんです!3月下旬になりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
仕事が繁忙期に突入し、学習のリズムが崩れている方も多いと思います。しかし、忙しい時こそ踏ん張りどきです!1日30分でもいいので、毎日必ず勉強するようにしましょうね!
後になって必ず今の努力は報われます^^

さて、4/29は道場セミナーの日!!!合格者から直接、勉強法などを聞けるチャンスです。GW中ですが是非是非スケジュールを空けといてください!!!

今回も前回の投稿の続きで、2次対策のお話。知識活用能力の強化についてです。

2次試験で測りたい力は「分析能力」と「提案能力」である!と前回お伝えし、分析能力と編集能力のつながりのお話をしました。なので、今回は「提案能力」とつながりのある話となります。

<診断士試験における「提案」の難しさ>
実務補習の報告書は①現状分析→②課題→③提言(提案)の順でまとめていくということは前回お伝えした通りです。ここでの提言(提案)とは、診断先企業の「あるべき姿」や「なりたい姿」を目指すために、具体的に実行する「施策」を指します。

まあ、当たり前といえば当たり前ですね。問題点や課題に対して、ソリューションを「提案」しなければ、コンサルタントとして失格ですもんね。笑

ところがこの提案、2次試験においてはとっても難しいのです。。。実際の本試験問題をみると実感できるでしょう!下記に昨年度の本試験問題を載せました。

(平成28年 事例Ⅰ 第3問)
業績低迷が続く A 社が有能な人材を確保していくためには、どういった人事施策を導入することが有効であると 考えれるか。中小企業診断士として、100 字以内で助言せよ。

一言でいえば、人材確保のための人事施策を提案する訳ですが、 何とも幅広い・・・
人事施策って言っても、「採用・配置・能力開発・評価」のどれを提案すればいいのかさえもよく分からない・・・
もちろん与件の現状分析によってある程度絞られてはいきますが、それでも1つにスパッと絞ることは中々出来ないでしょう。

つまり、複数の選択肢が想定されてしまい、何をどのように提案すればいいか分からなくなってしまうのが2次試験の特徴であり、これが難易度を高めている要因なのです!

<提案に使うのは1次知識!>
中小企業診断士試験は「国家試験」なので、答えは間違いなく存在します。
同じ解答は書けないにしても、それに近いものを書かないと点数が入りません。

じゃあ、どうすれば「出題者の意図に近い解答」が書けるのかという話ですが、2次試験の試験案内にヒントが隠されています。
これの中の「1.試験の目的及び方法」の項目を見ると、「〜、中小企業診断士となるのに必要な応用能力を有するかどうかを判定することを目的とし、〜」と書かれていることに気づきます。
(最近、能力ばっかり書いてますが笑、)2次試験では応用能力を見るわけです。ただし、応用というのは基礎がないと成り立ちませんよね!?
この基礎にあたるものが、1次試験知識というわけです!
つまり、1次試験で問われた「知識」を「活用」して応用する「能力」こそが、メインテーマの「知識活用能力」であり、出題者の意図にあった提案を解答する礎となるのです!
そして、正しい一次試験知識を活用することで、提案の方向性を絞ることができ、合格答案に近づくことができるのです!

<「知識活用能力」を強化するためには>
知識活用能力を高めるには、まずは知識のインプット!予備校生であれば講義テキストを、独学生であれば「全知識」などの市販テキストを買い、ひたすら覚えればいいのですが、いざ問われた時にちゃんと知識が使えなければ意味がありません!
そのために、「1次知識まとめ単語帳」を私は作っていました。これは、ある1次試験知識を大きめの単語帳にまとめ、空いている時間に確認するというものです。これだけ聞くとすっごくスタンダード(笑)なのですが、ポイントは「知識の前後のつながりや因果関係も一緒に覚える」ことです。

ちょっとイメージしづらいので、具体例を提示しながら説明します。例えば、機能別組織。これについてはメリットとデメリットと一緒にまとめていました。つまり、単語帳のオモテ面に「機能別組織のメリット・デメリットとは?」と書き、まとめた内容をウラ面に書くイメージです。(以下がその写真です。)

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仮に解答で「機能別組織」を提案する場合、上記のようなメリット・デメリットとのつながりが与件や設問文にあるかを考えるため、解答の方向性を大きくずらすリスクが減ります
加えて、提案ではなく「機能別組織」を採用している「理由」を問われた場合は、メリットをそのまま当てはめれば対応できるでしょう。

知識の活用こそが2次試験突破のカギになります!この時期から徐々に2次試験に対応できる応用能力を身につけましょう!

今回はこれでおしまい。次回は情報整理能力編です。お楽しみに!



こんにちは、とりです。

2次試験まで、あと5日となりました。

「もうやるだけのことはやった!あとは本試験を待つのみ!!」
「1次受かると思ってなかったから全然時間足りない、今年は…」
「どんなに勉強しても受かる気がしない、あと何をしたら…」
「1次で燃え尽きかけた、でももうここまで来てしまった…」

今年2次試験を受験されるみなさまは、環境や学習スタイルは違えど、それぞれ真剣に勉強を重ねて来られたはず。いろいろな想いか交錯するのは、それだけ頑張ってきた証です。ここまで来たら、残りの日々は心穏やかに過ごして、23日当日は身も心もベストなコンディションで臨んでいただきたいです。

さて、今回の記事が2次本試験前のラストメッセージです。直前期の過ごし方は、前回記事でご紹介しました。そこには、まさに今の「超直前期」の取り組みも含まれていますが、その中で特に私がこだわっていたことをご紹介します。前回記事との重複もありますがご容赦下さい。また、今回記事に限り、文字の装飾は少なめにさせていただきます。


 

直近3日間は仕事を休んで、それもただ休むだけではなくて、あらゆる仕事上の連絡(ノイズ)を遮断しました。1次試験の時も同じでしたが、とにかく「心穏やかに」過ごしたかったのです。
木金土の3日間、当然木金は平日で会社は営業していますし、私の場合オンラインでいつでも仕事ができる環境を与えられています。電話も普通にかかってきます。いくら事前に調整しても、突発的な仕事が降ってくることもあります。そんなことに惑わされず仕事も試験勉強も最後まで両立させる、という考えも成立はするでしょう。でも、「なぜ診断士を目指してここまで頑張ってきたのか」と自問したら、自ずと答えは出ました。「2日連絡を断ったって命まで取られることないし、むしろ休暇は2日だけにしてやったんだ、それでダメになる仕事はその程度の価値しかない」と、心の底から割り切ることができました。
ということで、木金は休暇をとって、会社のPC、スマホは電源OFFして完全封印しました。家族もそんな私の想いを察してくれたのか、子供が幼稚園に登園した後は、いつもなら買い物やら家事の手伝いなんかを言いつけるところを「(子供が帰ってくるまでの間)静かなカフェで勉強してくれば?」といって、いい意味で追い出してくれました。私は田舎住まいなので、広くて平日はすごく空いているカフェまでちょっとドライブして、そこでがっつり、でも穏やかな心で勉強することができました。このことで、知識や解答プロセスを盤石にすることに繋がったと思います。

そして、前日の土曜はわずかな勉強と、家族との時間を過ごしました。体の負担になることは避けて、食事も質素なものを食べた気がします(すみません、前日の食事はあまり覚えていません…)。当日の出発時間を考えて、普段より1時間程度早めに寝ようとしましたが、わずかに違和感を抱いていました

とにかく本試験が終わるまで集中しようとSNSもほとんど見ないようにしてきたものの、これまで参加していた勉強会のことがどうしても気になってしまいました。そこには、お世話になった先輩や勉強仲間がいて、当初は試験が終わったらお礼のメッセージを送ろうと考えていましたが、どうにも気持ちが収まりませんでした。「こんなわだかまりが残ってはダメだ」と自然と手が動いて、お世話になった方にお礼メッセージを書いていました。そして、そこには最後に心に刻んだ信条を書いていました。

 

それは、

「平常心」「執念」

です。

 

すごくありふれた言葉で、精神論極まりないのですが、、これを頭で思い描くだけでなく、メッセージに添えて形にしたことで、試験中たびたび思い起こすことができました。
思えば2次試験は一発合格したものの、やはり試験対策としては道半ばだったと思っています。知識の定着、アウトプット、文章力、分析力…どれをとっても不十分でした。でも、320分、いかなる時も「平常心」を保つように努め、それでいて合格への「執念」1秒たりとも忘れずに試験に臨み合格できたのは、前夜のこの行動があったからだと確信しています。サプライズ問題にも怯まず、事例Ⅱの残り5分で50字×2問を全部書き直し、隣席からちょっとした邪魔が入って集中力がプツンと途切れてもしがみつく、こんな行動を診断士を志す前の自分からは想像もつきません。

事例Ⅳが終わって帰路につくも、やっぱりどの事例も手応えを感じられなくて、「また来年も同じ生活を繰り返すのか…」と思うと、久しく感じていなかったとてつもない悔しさが込み上げてきました。こんな悔しく思えたのも、やはり合格への「執念」が人一倍強かったからこそだと思います。

 

つれづれなるままに書きましたが、決して私のやってきたことを押し付けるつもりはありません。しかしながら、「平常心」と「執念」の2つは、やはり受験されるみなさま全員に貫いていただきたいですし、「合格したい」ではなく、「絶対合格するんだ」という強い執念が不可欠だと私は思います。これまでみなさまを支えてきた方への感謝を胸に、最後まで自分を信じて諦めないで、これまでの集大成を解答用紙にぶつけてきて下さい。
そして、2次試験が終わった後は、たとえ手応えがどうであっても、ここまでのありのままをぶつけ、やるだけのことはやった決して後悔しない、そんな潔い心持ちでいていただけたらと思います。

 

最後に、心の底からみなさまの健闘と、合格をお祈りしております!!!

 

祈願だるま

 

以上、とりのラストメッセージでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。



皆さん、おはようございます。最近ダイエットにちょっぴり成功してご機嫌の細川です。本日を入れて2次試験まで残り11日となりました今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

本日は「今からでも間に合う!ちょびっとの工夫で解答の質を上げろ!」をテーマにお送りします。ご存知のように2次試験は相対評価。わずか1点の得点差で、順位が大きく変わり明暗を分けると考えられますので、まずは他人と同じ内容の解答を作成することを心がけて、「自滅」を回避しましょう。その上で、最後の詰めとして出来ることは何かを考えたいと思います。

その前にお知らせ。私が取材・執筆した記事が公開されました(こちらの記事の第3章です。その他の記事も読んでくださいね!)。診断士になったら、診断・助言活動以外にもできることがたくさんあります。このような活動の方向性もあることを知っていただいて、皆さんのモチベーション向上に貢献することができれば幸いです。

1.解答プロセスの微調整
いまからやるべきことを大幅に変えるのはハイリスクです。現在のご自身の解答プロセスは基本的に守り、少しだけ修正することで対応しましょう。

いつも時間が足りなくなる人は、開始30分までに設問ごとの難易度評価を確定させ、得点が見込める設問に注力しましょう。受験生の多くの人が得点するであろうと考えられる設問で、自分も同じような得点を目指せば「足切り」を回避できます。

得点や内容が安定しない人は、予め切口を設定しておき多面的に記述することで、ローリスクな解答を目指しましょう。「下手な鉄砲数撃ちゃ当たる」ではありませんが、少なくとも出題者の意図を外す可能性は下げられます。

そもそも、何を書けばよいのかわからない人は、設問中の言葉を使ってオウム返しで書き出してみましょう。採点者には、少なくとも「私はあなたに聞かれたことは理解している」ということをアピールでき、心証を損ねることを回避できます。

2.一言だけ付け加える

そうはいっても国家試験。与件からのただ単なる抜き出しや引用だけでは、受験生の大多数が出来てしまうため差が付きません。
そこで「自滅」を回避した上でライバルに「頭ひとつだけ」差をつけるために、「自分の考え」を書き加える必要があります。

「自分の考え」とは、今まで述べてきたことの繰り返しになりますが、

・設問の制約条件から外れていない(題意に応える)
・与件に根拠がある(思いつきや斬新なアイデアではない)
・たった一言だけ述べる(言い過ぎない)

ことを守った上で、与件から抜き出してきたことをまとめたり抽象化した部分(つまり~ということ)や、前後の記述の内容の間を埋める因果の部分にあたります。

たとえば、事例Ⅳの経営分析ならば「安全性が低い」などという結論・まとめにあたる言葉です。

「最後の一押し」ですから、二押し以上して蛇足とならないよう、くれぐれも注意してください。

3.相手は人間であることを忘れない
これも以前触れましたが、解答する相手は採点者(読み手)であり、助言する相手は経営者(聞き手)であり、そしてそれ以前に一人の人間です。解答内容の妥当性はもちろん重要ですが、読み手や聞き手にとって「不快な響き」になっていないか点検してみましょう。

点検項目は、

・句読点は適切に使えているか(句点を列先頭に持ってくる、読点を全く使わない、等に注意)
・同じ接続助詞(の、で、が、等)の重複で、不自然で読みにくくなっていないか
・全否定の表現(出来ない、していない、無い、等)の表現を使っていないか
・漢字は正しいか
体言止めになっていないか

です。

特に「全否定」の表現は、一生懸命会社を運営している経営者を思いっきり不快にするので、「不足する」「留まる」「困難である」などという柔軟な表現に置き換え、自分の提言が少しでも受け入れてもらいやすい(=実行可能性の高い)ものになるように工夫しましょう。

その他、不安なことがある人は、ここに来ると細川に直接質問できますから、お気軽にご参加ください(飛込み参加ウェルカムです)。

残された時間はあと少しですが、できることはあります!貪欲に合格をもぎ取りに行きましょう。

本日はここまで。以上、細川でした。



たきもです。
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「たきものファイナルペーパー」、今回が最終回です。
最後の山場、事例Ⅳです。
【事前準備編】 【事例Ⅰ編】 【事例Ⅱ編】 【事例Ⅲ編】はこちら。
—————————–
二次試験まで、あと約2週間となりました。
昨年の私は、この時期何をしていたのかというと・・・
予備校で受けた事例Ⅳ特訓(6回分)の問題集をひたすら回転していました。
Ⅰ〜Ⅲも勉強していましたが、主に設問解釈に力を入れ
そこまで時間はかけていませんでした。
ところが、事例Ⅳだけは、
NPVも最後まで計算がどーーーーーしても合わないなど
危機的状態・・・・
問題集を回転し、基礎問題の計算プロセスをひたすら覚えていました。

事例Ⅳは、唯一明確な答え(数字)がある科目です。
得点を確実に稼ぐのは、この事例Ⅳです。
苦手意識がある方、あと残り2週間、絶対に諦めず、問題をやりまくってください。
最後の試験会場まで、点数は伸びます!!!

※この事例Ⅳ特訓講座ですが、2017年度目標は1月から開講しているようです。
来年受験される方は、ぜひ早めの受講をおすすめします。
一次試験にも役立ちますし、計算プロセスの確立を早期に固めることができます。
—————————–
では、実際に受験会場で読んだファイナルペーパーをご紹介します。

1.朝からのことをすべて忘れる!!!
→過去を振り返ってもしょうがない!!!!!
2.単位に注意!マークする!(百万円、千円、円・・・・etc)
※私の場合、この単位ミスが多くありました。
3.電卓は慎重にたたく(早くうっても間違えるだけ)
4.解答用紙で、数字の,(カンマ)と.(コンマ)の違いをしっかり書く!数字は丁寧に書く!!
5.まず落ちついて与件文を読め!計算はそれからで間に合う!!!
6.経営分析
①全体を見る(売上、総資本の大小)
②与件文をもう一度読んで、候補をあたる
③計算!!

〜性 指標名 見るポイント
総合収益性 総資本経常利益率 少ない資本で多くの経常利益を上げるほうがよい
自己資本利益率 少ない場合は、当期純利益が過小か、資本構成が適切か
収益性 売上高総利益率 低い:製造原価が高い、低価格交渉になっている、製品構成の再考
売上高営業利益率 低い:販管費の中身を分析
売上高経常利益率 低い:支払利息が多い?→借入金多い?→運転資金は?
安全性 短期:流動比率、当座比率 低い:不良な売上債権や不良在庫がないか?
長期:固定比率、固定長期適合率 低い:設備投資しすぎ
資本:自己資本比率、負債比率 低い:内部留保を蓄積する、無駄な資産の売却で負債圧縮
効率性 売上債権回転率 低い:急激な売上増加にかかわらず支払いサイトが長い手形がある
棚卸資産回転率 低い:不良在庫、売れ筋・死に筋商品の見極め必要
有形固定資産回転率 低い:固定資産の利用度が低い

7.経営分析のタイプ分け
①改善策が要求されるタイプ→経営分析の根拠が与件文の中にある、個別問題の関連性は低い(与件文見なくても個別解ける)
②改善策が要求されないタイプ→改善策が個別問題の中の設定で示されている→個別問題も設定を確認する
8.時間配分
・与件文確認〜5分(+面ピンク、マイナス面緑)(〜15:55)
・経営分析をみてタイプ分け〜2分
・個別問題をざっとみる〜3分(~16:00)
・解く〜60分(1問題10分くらい、すこしでも悩んだら後回し)(〜17:00目安)
・見直し〜10分

いかがでしたでしょうか?
最後の最後まで、諦めない者が勝ちます!!!
たきもでした。



皆さん、おはようございます。最近、「壁ドンしてもトキメカナイ」と嫁に言われてちょっと凹んでいる細川です。本日を入れて2次試験まで残り20日となりました今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

本日のお題はズバリ「難問対策」です。このような問題に出会ってしまったら、どのように対応するか、あらかじめ決めておき、平常心を保って解答しましょう。
但し「難問」ですから高得点は期待せず、「0点にするよりはマシ」という考えで、部分点を採りに行く心構えで取り組んでください。

その前に、直前期の総点検。次の点に気を付けて学習していますか?インプット学習とアウトプット学習については、こちらで、ノートづくりや復習方法については、こちらこちらの記事で既に述べていますので、もう一度読み返してください。

1.与件との対応付けがほとんどできない設問
全体戦略までの段階で、与件から設問に使えそうな部分を見つけられなかった、またはほとんど見つけられなかった場合の対応法です。

①重複工程
与件の中から、他の設問で使用した部分を再利用し解答する方法です。結果的に、同じような内容の解答を複数記述することになります(=切り分けができない)。
例:事例Ⅲ…平成27年第1問設問1と第2問

②1次知識の活用
与件内に根拠がない場合は、設問に登場する言葉の1次知識を活用し、事例企業に当てはめる形で解答します。特に与件内に根拠を見つけにくい事例Ⅰや、公式を知っていることを前提に出題される事例Ⅳで行います。
例;事例Ⅰ…平成23年第2問「特許」
例:事例Ⅳ…平成27年第3問設問3「流動性」

③過去問の解答の利用
過去問で出題されたものと同じような傾向や言葉を使用した設問なら、過去問の模範解答をアレンジして事例企業に当てはめることで解答できます。このような文脈で、模範解答の丸暗記や写経は、一定の効果が期待できます。
例:事例Ⅰ…平成24年第5問と平成22年第3問

④言葉からの類推
それでも解答の直接的な根拠が見つからなければ、与件や設問に登場する言葉を根拠にして、自分で類推するしかありません。その際にも、競合会社との比較や、当該企業の沿革をなぞるなどして(歴史は繰り返す)、何としても与件と設問にかじりつき解答する姿勢は決して忘れないでください。
例:事例Ⅰ…平成24年第2問と2008年頃のA社の状況

2.記述の方法
記述の際にも、難問なりの記述の工夫が考えられます。
①全部載せ
ヒズミや他の設問で使わなかった与件の部分を根拠に記述する方法です。そのような部分を全て解答に突っ込み記述するので、このような設問をバッファ、またはゴミ箱問題とも言います。

②設問の構造に合わせる
解答内容と設問の要素を対応させて記述します。要素だけでなく要素毎のボリュームのバランスも、設問に合わせます。
例:事例Ⅱ…平成25年第4問設問2「X市地域外の消費者」「オフラインの施策(コミュニケーション戦略・セールス・プロモーション戦略)」「オンラインの売上拡大」←それぞれの要素を、文字数の割合に比例させて記述する。

③結論後回し
解答の記述は、結論をはじめに書くことで採点者に「自分は分かっていますよ」ということをアピールするのが基本戦略ですが、そもそも結論の方向性が分からないのに答えさせる問題があります。そのような場合は、結論に至る理由(できればどのような結論の理由にも使えるもの)を並べ、最後に結論を述べることでリスク分散をを図ります。こうすれば、たとえ結論の方向性が間違っていても、理由の部分で得点が期待できます。
例:事例Ⅰ…平成22年第4問

3.白紙を作る勇気
前回も言いましたが、解答用紙は全て埋めるのが基本戦略です。しかし難問に注力しすぎて、他の簡単な設問に対する解答がなおざりになってしまっては本末転倒です。
そこで、以上の手段を取っても空欄を埋めることがかなり難しいと判断した設問に対しては、あえて解答しないという戦略を採ります。
ただし、「白紙を作る」というのは例外であって、原則ではありませんので、常套手段とはしないでください。全体戦略が完了した段階で、どうしても解答できないほど難易度が高い、または作業量が多くて時間が足りないと判断した場合のみ、白紙=0点となることを覚悟の上で決定してください。特に難易度が高く、かつ計算作業量が多い事例Ⅳの第3問設問2あたりでは、この「切り捨てる」判断が重要になってきます。難易度の割には得点がそれほど高くないのであれば、第1問の経営分析の解答に注力し、検算をもう1度繰り返すべきです。私は昨年の事例Ⅳで白紙を作りましたが、他の設問の解答に注力できたために57点と、合否を分けるような得点には成りませんでした。
白紙を作る際の注意点は、一旦白紙にすると決めた問題は、最後まで絶対に手を付けないことです。人は弱い生き物。せっかく最初に「やらない」と決めたのに、自分の判断に自信が持てず難問を解き始めてしまいます。すると、「これって実は意外と簡単に(時間をそれほどかけずに)できるんじゃね?」と思ってしまいますが、それが自らはまり込む落とし穴。やっぱり難しくて中途半端な解答になってしまい、得点も期待出来ないばかりか、他の設問に解答する時間も足りなくなってしまいます。解答戦略を混乱させないためにも、難易度を見極める能力を高めましょう。

本日はここまで。以上、細川でした。



こんにちは、とりです。

2次試験まで、あと23日です。そろそろ解答プロセスができ上がって、解答の精度を高めるトレーニングをしつつ、毎日事例Ⅳ対策をこなしている頃でしょうか?
「ぜんぜん80分で書き上げられないよ」
「力がついているのかいないのか、よくわからん…」
焦りますよね。。でも大丈夫、まだ23日もあります。やれることはあります。ほんとにクドいですが、PDCAです。前日までこれを怠ることなく回し続けるのです。手応えは感じられないかもしれませんが、みなさまは日々間違いなく成長しています。とっても苦しい時期ですが、乗り越えていきましょう!

あと、一昨日かおりんの記事「ボディメンテナンス法」がありました。本試験を前に何が怖かったって、体調を崩すことが一番怖かったです。私も振り返ると、遠い昔ですが大学の期末試験とか、自分の結婚披露パーティー前日に風邪を引いたことがありました。特に大学では、同期が悠々と単位を取っているのを尻目に惨めな思いをしたことが今でも思い出されます。体調を崩して本番で力を出しきれないのは本当に悔しいです。昨年の2次試験会場でもかなり体調悪そうな受験生が数名いましたが、体調を崩しやすい時期ですので、体に鞭打って勉強するのもほどほどに、しっかりボディメンテナンスをしましょう。


さて、今回タイトルにした「出題者の意図」について、みなさまはどのくらい意識しているでしょうか?フェイマオと同じく、私も某受験校で採点講師の機会をいただいていますが、たくさんの答案を拝見する中で、題意を外している、もしくは設問文の断片しか読み取れていない解答が思いのほか散見されました。
80分の中で焦って読み飛ばしてしまったとか、解答を書いていていつの間にか題意の認識がズレてしまったとか、いろいろシチュエーションはあるかと思います。それでもよく言われているように、「聞かれていることに答える」ことができていないと得点は覚束ないのです。試験なので至極当然、なのかもしれませんが、ここが論述試験の難しいところかと思います。

では、出題者の意図を「正しく」捉えるには、しかも80分の制約下でも確実にするにはどうしたらよいか、簡単に言ってしまうとトレーニングを重ねることでしかありません。。
って言ってしまうと終わってしまうので、、そのトレーニングの仕方が大事で、このやり方を間違ってしまうといつまでたっても同じミスを繰り返すなど安定しません

このトレーニングの仕方は、私は2パターンあると思っています。1つは1,000本ノック方式で、とにかく事例の数をこなします。よく「100事例解いた」なんて話も聞きますが、要は体得するまで多くのパターンに触れるやり方です。この場合は、解いた後の復習には時間をかけません。ひたすら解いて体で覚えます。
昨年の私はこの方法に共感できませんでしたが、この方法で合格した方も多数いらっしゃるので有効な方法であることは間違いないです。
もう1つは、事例の数はこなさず、解いた後の復習をじっくりやるパターンです。私はこっちでした。
受験生時代に先輩からいただいた、「1つの事例をしゃぶりつくすというアドバイスが腹落ちしたこともあって、時間の許す限り復習には力を入れていました。復習のプロセスは長いので割愛しますが、特に過去問であれば「出題趣旨」をノートに書き出して、自分の解答プロセスから導出したものが出題趣旨に合っていたか、違っていたらどんな思考プロセスを踏んで違ってしまったか、出題趣旨の通りに捉えるにはどんな思考プロセスを辿ったらよいか、できるだけノートに書き記しながら手を動かして、丁寧に復習しました。あとは前々回記事にも書いた模範解答の写経ですが、これも復習の一環と言えます。

この「出題趣旨(意図)」をどんな設問でも正しく捉えること、趣旨に沿った解答を効率よく書き上げること、これができるようになると合格にかなり近づけるような気がします。

それと、試験中のテクニックとして、これも以前の記事になりますが、解答骨子の外枠として設問文要約を書き記していました。実はこの設問文要約の前には、問題用紙の設問文に、制約条件を示す、設問要求を示す語句には蛍光ペンでマークしています。これをすることで、かなり安定して制約条件や設問要求を外さないようになりました。


 

抽象的な表現の記事になっていますが、これは2次試験の学習や解き方が、やっぱり十人十色だからです。私の解答プロセスや学習方法を事細かに示すより抽象的な表現でお伝えして、みなさまご自身で試行錯誤していただきたいと考えております。ぜひ、私の経験はほんの些細な道標として一瞥し、ご自身の最適解を見出していただきたいです。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
以上、とりでした。

 



こんにちは、nori です。 

精神科医の和田秀樹さん原作の『受験のシンデレラ』というドラマの中で、人生を諦めかけ、どん底から這い上がり東大を目指そうとする女子高生に、カリスマ予備校講師が「カンニングペーパー」を作れと言います。

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「合格にはカンニングだ!」ではなく、目的は「試験の出題予想」「苦手分野」のあぶり出し。

これって、診断士試験の「ファイナルペーパー」にも似ている

■合格年にとうとう作ったファイナルペーパー。

実は私は1回目も、2回目も、3回目の2次試験もファイナルペーパーを作りませんでした

だって、時間もないし、余裕もないし、必要性を感じないし

詳細なファイナルペーパーを作成する受験生仲間を見て、「わざわざ作成して偉いなー」くらいしか考えていませんでした。

道場の中でもたくさんファイナルペーパーが紹介されていますね。

JCのファイナルペーパー

ふうじんのファイナルペーパー

ハカセのファイナルペーパー

くれよんのファイナルペーパー

butaoのファイナルペーパー

tomoのファイナルペーパー

ぼらーののファイナルペーパー

なごのファイナルペーパー

きりのファイナルペーパー

たきものファイナルペーパー

その理由もあまり考えていませんでした。

■作る過程に意味がある


で、作成しました。2次試験、4回目で。
なぜか。

自分を客観視して、当日やることを「見える化」するためです。

毎度毎度パニックになる私には「当日何をするのか」見えるようにしておく必要がありました。

作成するキッカケは、実は二日酔いで模試を受けに行ったことメンタルがめちゃくちゃ弱くて、ストレス耐性が無かった私は断れない飲み会で酔い潰れるという人間としての失態…(内緒です)。模試当日の朝、神奈川県民の私は穴守稲荷という駅の同僚の家にいました…。

…ここはどこ?穴守稲荷??!東京???

朝5時の同僚宅で「模試があるんです」と言い残し、脱兎のごとく帰宅。受験票と筆記用具と電卓を持って、御茶ノ水の模試会場へ向かいました。

4事例解く体力なんてないので、事例1〜3は全力で解いたら仮眠を取って、体力温存というのを繰り返していました。

で、成績は!?上位×位という自分史上、最高得点。めちゃくちゃ良かったんです

これはアルコール飲んで、本試験に臨まなきゃ!!…と一瞬血迷ったものの、酒に頼っている場合じゃないだろうと我にかえり気づきました。

やることは決まっている。無駄なことをする必要はないんだ

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そして、まとめておけば、当日は何かあっても、「当日何をするのか」という自分のルールに立ち戻れば大丈夫

また、私は熱くなり過ぎて、前のめりで倒れるタイプだったので、少し自分を引いてみる必要があると感じていました。

周囲にも多かったんです。何であんなに勉強したのに合格できないんだという過年度生。

もちろん私もその一人でした。

「勉強しなきゃ、勉強しなきゃ」と勉強し過ぎて自分が見えなくなる。

そういう人たちは大抵、合格年は今まで我慢していた旅行や、趣味を復活させたり、行き苦しいほど勉強をしていたのに、「合格年が一番勉強していなかったよ」と言っていました。根つめすぎて自分が見えていなかったんですね。

ストレート生がファイナルペーパーの中に「合格に必要なものはなんだろう」と自分なりのノウハウを積み上げていくとすれば、過年度生のファイナルペーパー作成は「自分の持っているノウハウ・知識の中で、合格に本当に必要なものは何だろうと整理していく」過程です。

■自分の解答プロセスを確認する。

で何をファイナルペーパーに書こうかなと悩む。

私は当日何をするのか、まずは解答手順を書くことにしました。

そのためにやったのが過去問読んで解いたふり

 過去問3年分の事例1〜3を読んで、ひたすら自分が何をするのか書き出していました。

無意識でも事例が解けるくらい慣れてしまっていた私にとって自分を客観視するための大切なステップでした。

結果、ファイナルペーパーに書いた手順がこちら。

《解答手順》
1.第一段落と最終段落で「事業内容」と課題を確認。
2.設問分析:単語単位で時制や設問要求を確認。 
3.解答の型を作成する。
4.事例文を1行単位で読み込み、キーワード化して、設問との対応付けを行う。
5.設問を再度読んで事例文との対応付けを確認
 6.切り口+与件+分析/改善のキーワード+効果(括りの言葉)で書く

そっかー、やっているのってこれだけだったと再度確認をすることができました。

■結局書いたのは各事例、A4一枚

緑色のカラーペーパーに手書きで4つのテーマにわけて書きました。

①コンパス(どこへ向かうのか)、

②地図(どうやって解くのかの解法手順)、

③A~D社の特徴、

④避難経路(難しい問題やパニックになったらどうするのか)

①のどこへ向かうのかというポイントはMMC のホームページで紹介されているMMCの事例解法の鉄則を書いていました。

・題意に忠実に

・因果関係で書く

・切り口を明確に

・キーワードで書く

④の避難経路とはわからない、解けない、難しい問題と遭遇したら、自分だったらどうするのか。あらかじめ決めておいた自分のルール。

あとは松岡修造さんの日めくりカレンダー付属の「諦めるな!」「すごいぞ!」というシールをペタペタ貼ったり、自分への励ましのメッセージを書いていました。

・シンプルに考え、シンプルに解く。

・自分の実力を信じる。大丈夫だ。問題ない!

・相手の立場に立って落ち着いて考える。

・叶姉妹より優香がモテる!(ゴージャス美人な解答より万人受けする美人な解答が合格答案だという受験校の先生の教え)

あとは、「白黒つけるぜ!」というパンダのシールを貼ったり、、、と当日自分が見て、明るい気分になれるようにしていました。

合格に必要なものは、人によって少しずつ違います。人に見せるものでも無いので何を書いてもOK。

直前期のこの時期、周囲の人に流されず、「合格のために自分には何が必要か」の視点を大切にしてくださいね。

大丈夫。 あなたは、ぜっ~~~たいに合格しますから!

nori でした。



皆さん、おはようございます。細川です。本日を入れて2次試験まで残り30日となりました今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

最近、関東は雨が続き、肌寒い日が続いています。受験生の皆さんは油断して風邪などひかれないように、体調管理には細心の注意を払ってくださいね。っと、薄着で寝て風邪をひいてしまった本人は戒めます…

本日も前回に引き続き、設問をより詳細に分析し解答を組み立てていく工夫についてお話しします。

1.Can Cannot分析
Can Cannot分析とは、発生している事象が、そもそも企業側の努力などにより回避できるのか(Can)出来ないのか(Cannot)の視点で、対応策や解答の方向性を考える分析方法です。

例えば平成27年事例Ⅲの第2段落。「一般に3K職場といわれる作業環境が影響して若手人材確保が難しく、高齢化が進んでいる。」とありますが、これらの事象に働きかけて回避できる問題であるかを考えます。

「3K」のうち、「きたない」部分は5Sである程度改善できるかもしれませんが、「きつい」「きけん」な作業環境は、鋳物製品を製造する性格上、大規模な機械化でもしない限り難しそうです。

また、「若手人材を確保するのが難しい」ならば、評価報酬制度を改善するなどして「若手人材を確保する」という提言をしてしまうと「事例Ⅰ」となってしまうので、「若手人材を確保する」というのも難しそうです。

そして「高齢化が進んでいる」ことも、若手の人材採用について助言を求められていないのならば、やはり解決は難しそうです。

以上の分析から「多少は作業環境を改善できる余地はあるかもしれないが、若手の採用による高齢化阻止は難しい」という結論になり、その他の施策でC社の問題を解決する方向性が定まります。

2.解答文字数制限の意味

以前にも述べましたが、実務に照らし合わせると、設問は社長への診断・助言希望項目のヒアリングと同じです。ですから、設問=経営者の求めに必要十分に応じ、得点機会を逃さないにしなければなりません。つまり、

・解答文字数の制限は、経営者が求めている内容の量
・80分という時間制限は、診断レポートの提出期限

ですから、記述した文字数が解答文字数と比べて過不足であることや、解答時間が足りなくなって白紙があるということは、「仕事の納期遅延を起こした上、社長の質問には何も答えずただ黙っているだけ」と自ら宣言することになってしまします。

そのような方にお国がお墨付きを与えるとは考えにくいですし、そもそも白紙があるということは、それだけ得点機会を自ら放棄しているのと同義です。

普段から、解答用紙は(答えが合っているかどうか分からなくても)すべて埋める癖をつけておきましょう。

3.解答の編集方法のパターン
これも以前、述べさせていただきましたが、編集パターンには

①因果、②列挙、③抽象化、④具体化
と、これらを組み合わせたものがあります。
最も多用するのが、①と②を組合わせた「因果列挙」、つまり因果でつなげた文章を複数解答欄に記入する方法です。因果関係にこだわるのは当然ですが、それを「複数」列挙しておくことでリスク分散が図られ、「0点」という事態は避けやすくなります。

また、③抽象化ですが、これは事例Ⅲで特に使える方法です。
例えば平成27年事例Ⅲの第1問設問1。「強みとなる点を2つ」と言っているのに、①、②、③…と記述してしまうと、採点者が「3つ以上述べている」と判断し、バツをもらう可能性が高くなります。

ですから、この場合は③抽象化という編集方法を使います。

そこで、与件内で使えそうなワードを探して引用し抽象化してみると、『「鋳造工程の生産性向上」や、「新設した塗装工程の」等による一貫生産体制が強み」とまとめることで、抽象化ができます。

以上、細川でした。



こんにちは、とりです。

2次試験まで、あと33日となりました。約1か月前で解答プロセス、知識整理、初見対応力、などなど悩みが尽きない時期かと思いますが、いかがお過ごしですか?以前も書いたかもしれませんが、ここからは手を広げてはいけません。過去問や答練、何度も解くといろいろ記憶に残って、繰り返し解くことに意味がないとどうしても思えてしまう気持ち、よくわかります。初見対応力を高めるために初見問題を数多くこなしたい、当然の要望だと思います。でも、手を付けていない受験校や市販の問題集を手を尽くして取り寄せたり、古い過去問に手を伸ばしたり、、私はそのやり方に共感できず、問題や模範解答を入手することで苦労するよりは、直近の過去問を繰り返し解いて、振り返りを徹底することに注力しました。実際そのような取組みをして数をこなして合格にたどり着いた方もいらっしゃるのもまた事実ですが、一長一短あると思います。

初見対応力についての議論は尽きませんが、つまるところやはりご自身の課題に応じた対策が一番です。常にご自身の立ち位置、習熟度をしっかり分析して、対策を考えて実行する、また見直す、のPDCAを回すことが合格に近づく最善策です。最後まで(どこが最後なのかは、後日の記事で)この取り組みを地道に継続していきましょう。

ちょっと横道にそれますが、週末は子供の小学校で運動会がありました。あいにくの雨で途中中断、プログラム変更して再開、雨カッパを着ての観戦と、子供たちにとってはちょっとかわいそうな運動会になってしまいました。相も変わらず台風が発生して今週も落ち着かないですが、10月の今頃にそうならないとも限りません。台風のような悪天候も考えられなくはないので、本試験当日のそのような事態も考えておいた方がいいかもしれませんね…


 

さて、冒頭に「ここからは手を広げてはいけません」って書いておきながら、こんな時期でもちょっと手を広げて、でも今となってはよかったと思える取り組みをお伝えします。といっても、斬新なものではまったくなくて、多くの合格者は取り組んだものですので、今日のこの記事はささっと読んで、他の学習に時間を割きましょう(笑)

①試験委員の著書
これ、よく言われています。ご多分に漏れず、私も事例Ⅱ対策として岩崎邦彦先生の著書は一通り読みました。特に昨年の今頃、「引き算する勇気」が発売され、直前期で焦りながらもスキマ時間を活用して読みました。私はこの他にも、時期は1次も2次も直前期ではなかったのですが、「小さな会社を強くするブランドづくりの教科書」「小が大を超えるマーケティングの法則」「スモールビジネス・マーケティング」を読んでいました。試験対策としては、2次試験の本質、診断士に求められる人物像をよく理解したうえで読まないと効果半減ですが、中小企業支援をするプロとしても、岩崎邦彦先生の示すところが基盤になっていることはほぼ必須じゃないかと思っています。読み物としても面白い内容で、そんなに時間をかけずに読めてしまいますので、この時期にちょっと言いづらい気持ちもありますが、、、少々時間を工面して1冊だけでも読むことをお勧めしたいです。

②中小企業白書・小規模企業白書
これはこの時期にはちょっと厳しいかもしれません。。でも、中小企業診断士の管轄省庁である中小企業庁の施策、考え方を把握、理解しておくことで、これも求められる診断士像をイメージしやすくなり、2次試験の解答導出で困難が生じても何らか対処法が見出せることがあります。漠然とした言い方になってしまいましたが、施策や事例をいくつか適当にピックアップしたりして、わずかな時間でも触れられることをお勧めします。

③春秋要約
私は2015年1月から2次試験当日まで、毎日欠かさず取り組みました。数ヶ月取り組めば読解力、要約力は自然と付いてくるものですが、継続することでそのスピードもさらに高まっていきます。常に読み手のことを考えて書く癖をつけたことで、本試験で不測の事態、例えば試験終了5分前に間違いに気づいて1、2問を大慌てで消して書き直す、といった場面でも、ポイントを押さえて意味の通じる文章を書けるようになります。実際、私は昨年の事例Ⅱでそんな事態に直面しましたが、どうにかA判定がもらえる答案が書けていたようです。

 

今回はちょっと時期的にふさわしくないかなと思いつつも、私にとっては合格への礎となった要素ですのであえて書かせていただきました。少しでも取り入れて功を奏した受験生がいらっしゃればうれしいです。

あと、先代の岡崎も同様の記事を書いていましたので、ぜひご参照ください。
残り2.5週間 何をやるべきか、何をやらざるべきか

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
以上、とりでした。



今年のセ界は逆転のカープが制覇
診断士試験はどうか

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おはようございます。こばです。
先週、セ界で優勝が決定。鯉人たちの悲劇ではなく、鯉人たちの歓喜で幕を閉じた。
優勝を決めた試合も逆転勝ち。逆転勝ちできるのは地力がある証拠。
あきらめていないからではない。

1番、2番、3番は固定されているが、4番は流動的。
1番~3番が鉄板化しているため、4番が変わっても戦い方がブレない。

診断士試験においても事例Ⅰ~Ⅲを鉄板化しているか否かで
事例Ⅳの戦い方が変わる。

事例Ⅳだけで一発逆転があることが判明した昨年。
それに対応して事例Ⅳが易化したことで点数が伸びず、スト生の合格が減少

今年はどうなるか。

それでは本題へ、
まずはテーマの確認から

□事例Ⅳテーマ□

費用対効果の測定
儲かるかどうかを数値で判断

事例Ⅳのキーワードは儲かるか。
基本的に事例Ⅳは現状分析である経営分析に始まり、改善策の費用対効果の測定に終わる。

テーマがイメージできたら、読む際の着眼点を明確にする。

□読む際の着眼点□

大局的にどうこの事例をとらえるかがポイント

まずは師にしっかり学ぶ

■事例Ⅳのポイント~工程設計~■

オリジナルデザイン:解答結果が全ての設問に連鎖している。
起きうるエラー:設問1を間違え、以降も全滅。
変更後のデザイン:設問を全て把握し、解答手順を計画し実行する。

◇事例Ⅳの着眼点◇

事例Ⅳ:重要なことは計算力ではない
何をするのか、あらかじめ処理手順を計画し計算処理を行う。

時間がないからとひたすら問題演習だけだと答えを覚えるだけになる。
必要なことはその問題だけ対応できることではなく、どの問題でも対応する力である。

 

□こばの事例Ⅳイメージ□

平成21年以降の設問一覧

第1問 第2問 第3問 第4問
H27 □経営分析 □CVP分析
予想PL
□NPV □リスク
H26 □経営分析 □NPV □セールスミックス □デリバティブ
H25 □経営分析 □投資計算
予想CF
□品質原価
H24 □投資計算
予想PL、経営分析
□CVP分析 □企業価値
H23 □経営分析とCF □受注の可否 □セグメント別損益 □リアルオプション
H22 □経営分析 □CVP分析 □NPV □投資有価証券
H21 □経営分析 □財務レバレッジ □CVP分析 □デリバティブ

 

事例Ⅳで問われる分野は限定されている。
平成21年以降、変化はない。
変化した部分は事例Ⅰ~Ⅲと同様、未来を予想する出題が多くなっている点。
予想PL、予想BS、予想CF。
未来を予想し、助言する力が事例Ⅳでも試されている。

一次知識がそのまま二次に応用される事例Ⅳにおいて、1つ1つの論点だけを解くのなら難しくない。

勝負の分かれ目は

80分で正確な処理ができるか

論点別の学習だけに終わるとこのタイムマネージメントの能力が備わらない。
これからラスト1か月は年度別に解き、その力を養う。

論点別の学習で各論点の判断条件を事前にまとめ、年度別の学習で当日の処理を練習する。

当日は淡々とその条件にそって処理を行うのみ。
一部であるが各論点の判断条件、処理手順のまとめ。

■経営分析■

経営分析に時間はかけない、目標処理時間は10分。
得点開示の結果からどの指標を選択しても得点差はないと判断。

◆収益性
商品のことしか特徴が書かれていない ⇒ 売上高総利益率
人件費高騰、業務重複、新規業務で費用増 ⇒ 売上高営業利益率
借入れ金が多い ⇒ 売上高経常利益率

◆効率性
過剰在庫がある ⇒ 棚卸資産回転率
遊休資産や設備維持の投資 ⇒ 有形固定資産回転率

◆安全性
投資などの体力がない、負債多い ⇒ 自己資本比率
現金等の減少や負債の増加 ⇒ 当座比率

■予想PL■

与件文のPLの横に丁寧に記入する。勝負の分かれ目。計算ミスは命取り。ここを間違えると後の問題に連鎖。
この問題を起点にCVP分析やNPVの論点に繋がる。

◆処理手順
①売上
単価×数量でどっちらかが変化する。単純な掛け算。

②変動費
販売価格変化しても変わらない。数量変化との条件指定があると変わる

③固定費
条件指定で変化
追加設備や取替投資で減価償却費が変化

④営業外収益
基本ないまたは配当金などの条件指定

⑤営業外損失
利息とその他
借入れ金の増減で変化

⑥その他
基本そのまま変化なし

⑦特別損益
設備の売却で変化

⑧確認方法
単純計算と増減値の差額が一致するか

■CVP分析■

出題されると勝負の分かれ目になる可能性が高い。

1.売上高
2.変動費
3限界利益
4.固定費
5.利益

この5つしか登場しない。この5つを確認したら公式に当てはめるのみ。
変動費率で処理するより限界利益率で処理した方が小数点への対応が行いやすい。

投資の経済計算

FCFを計算することが最重要。投資をしたことによる変化を確実に押さえる。

◆差額原価か総額原価の見極めポイント
〇差額原価
条件設定が投資により売上が何%増えたや費用が何%減った

〇総額原価
条件設定が売上がいくらで費用がいくらと記載

FCF
①営業利益×(1-法人税率)+減価償却費±運転資本の増減-投資額
②営業CF+投資CF

※残存簿価ありは要注意
1.除却損のタックスシールドは税引後キャッシュフローにプラスする
2.売却価格は投資キャッシュフローにプラスする

最後に事例Ⅳにおいて計算力は求められていない。
工程設計力、正しい処理ができるかである。

ではまとめ。

・今年のセ界は逆転のカープが制覇。
・事例Ⅳのポイントは工程設計力。
・ラスト1か月は論点別の学習⇒年度別の学習に切替
・80分の処理手順の練習

byこば

 



皆さん、おはようございます。細川です。本日を入れて2次試験まで残り39日となりました今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

先週発表された1次試験の合格発表。想定通りかなり荒れましたね。しかし結果は結果。今さら文句をいっても何も前には進みませんので、頭を切り替えて次の目標に向かい邁進しましょう。

本日は、前回の「解答の方向性」を受けて、設問をより詳細に分析し解答を組み立てていく工夫についてお話しします。

あ、その前にちょっと寄り道。最近ファイナルペーパーの話題で盛り上がっていますが、私は過去問DBを除き、前回までにUPしたものがファイナルペーパーになります。つまり、ノートがそのままファイナルペーパーを兼ねていました。受験生から、「ファイナルペーパーって作ったほうが良いですか」という質問をたまに頂きますが、細川の答えはファイナルペーパー≒ノート(テキストに書き込んでいればそれも)です。その方が、直前期で時間が惜しいときにわざわざ作成する手間も省けますし、「私はこれだけ勉強してきたのだから大丈夫!」という励みにもなりますからね。こういうパターンもアリだと思いますが、皆さんはどうされていますでしょうか。

1.丁寧な言葉づかい
「解答を丁寧に記述する」「聞かれたことに素直に答える」というのは、採点者に解答を解釈させるような余計な負担をかけないということです。採点者に解答を解釈させる余地を与えてしまうと、得点を与える方に傾けば良いですが、逆に減点させる方に傾くかもしれないという、余計なリスクを高めます。また、文字には表れていない解答者の意図を汲み取らなければならないという面倒が増えれば、読み飛ばされてしまう可能性も高まります。
まず、語尾の表現は、字数制限が厳しくない限り「である」「ですます」調とし、体言止めはなるべく避けましょう。なぜなら体言止めをしてしまうと、結論が分かりにくくなるからです。
例えば、「従業員教育の強化」を問われた時に「~OJT。」で止めてしまうと、「OJTをしない。」のか「OJTをする。」のか、やるのなら「少しだけする。」のか、「ガンガンやる。」のか、いかようにも解釈できますよね。もちろん、文脈からどれかというのは判断できるかもしれませんが、それでも採点者による解釈の余地を排除できません。
また、解答には「こそあど言葉」、いわゆる指示代名詞は使わないようにしましょう。なぜなら設問解釈で述べたとおり、指示代名詞はどの言葉を指しているのか考えさせるという負担を、今度は採点者側に生じさせるからです。

2.引き算する勇気
予備校によっては、解答すれば得点できると思われるキーワードを解答欄になるべく多く突っ込む「圧縮編集」が推奨されていることもあります。
確かに国家試験である以上、公平な採点基準を設けざるを得ず、そのためいわゆるキーワード採点がされている可能性は非常に高くなります。よって、より多くのキーワードを盛り込み、少しでも得点の可能性を高める圧縮編集は有効な手段かもしれません。過去問を見ても、平成21年頃まではそのような解答で合格できる可能性は高かったと思われます。
しかし、あまりにも多くのキーワードを突っ込んでしまうと、今度は読み辛く伝わりにくい、残念な解答に近づいてしまいます。また最近は、「50字以内」など中途半端な字数制限を課すことが増えており、圧縮編集による得点は難しくなっていることから、出題者側も圧縮編集を嫌がっている傾向が感じられます。
ご自身の解答を振り返ってみて、内容が詰まり過ぎていて読みにくい・分かりにくいと感じたのならば、
・盛り込むキーワードには優先順位をつけて、順位の低いものは切り捨てる
・一文の長さを30字から50字程度にする

という形で、再答案を作成してみてはいかがでしょうか。なんて言ったって「中小企業」診断士の試験です。選択と集中のため、引き算する勇気を持ちましょう。

3.オウム返し
設問で問われていることに対し、「いかにも」それっぽく答えるように見せる工夫に、いわゆる「オウム返し」があります。オウム返しとは、設問で使われている言葉をそのまま解答に流用する編集方法です
例えば事例Ⅲでしばしば出題される「情報」問題。直近では平成27年度の第3問に「どのような情報を活用していくべきか」という形で出題されています。このような場合は、
与件内の言葉+情報
という形で解答してみましょう。
平成27年度の場合なら、「営業の受注情報顧客情報、設計部の図面情報仕様情報、製造部の生産計画情報稼働情報などを活用していく」と書けば、あ~ら不思議!なんとなく「これらは活用すべき情報かも」と、読み手に思わせることが出来ます。
その他にも、情報との違いが分かりにくい「~データ」や、企業がとるべき「~戦略」、強みが問われる場合は「~」等と、応用もききます。
また、設問で「理由を述べよ」「メリットを述べよ」と問われた際に、解答の書き出しを「理由は、~」「メリットは、~」等で始めると、リズムがつかみやすく書きやすい・読みやすい解答にできます
但し、設問中の言葉の再利用は、読みやすくはなりますが得点要素ではないことには注意してください。

本日はここまで。以上、細川でした。



こんにちは、noriです。昨日一次試験の合格発表がありましたね。

経営情報システムの4点の加算、そして今年の得点水準を勘案して「59%以上」と合格水準が1%引き下げられました。総得点の59%は413点。2,3点の誤差の方は合格を予想していたかもしれない。60%が59%になるのは、過去に例のない大幅調整です。

2次試験まで残り46日

得点調整により予期せず1次試験を合格した方、難関を突破して今年受験される方は合格するのが運命だと思って、今の自分に何を足せば合格できるのか死ぬ気で考え、残り46日を全力で戦いましょう。

残念な結果に終わった方にも、一次試験を合格した方にもまだおめでとうは言えません。

どちらも戦いはまだまだこれから。

自分が何を一番大事にしたいのか。

自分が今、何をすべきなのか。

自分が5年後、10年後にどうなっていたいのか。

自分のために立ち上がりましょう。

■でも、事例4が不安だ

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さて、ここからが本題。今日は事例4が不安な方向けです。

私の事例4の戦績はこちら

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良い子は真似をして一発退場になってはいけません

平成27年の事例4は簡単だったと言われています。事例4が簡単な年は事例4が得意な初学者や事例4対策を重ねてきた過年度生が不利な年と言われます。なぜなら事例4で他のライバルとの差がつけにくい

私が平成24年にAAAD-Aを取った、翌年の平成25年。事例4で常に高得点を取っていた友人がAAAD−Aで足切り不合格となりました。事例4が得意だから余裕だと思われている方も要注意。落ち着いて解けば高得点だったはずの問題も、なぜか本番では解けないということがあります。

本試験当日も油断するべからず。

■まずは、ゆっくりと電卓を叩く

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週末に模擬試験を受けた方は、周囲でものすごい勢いで電卓を叩く音が聞こえたのではないでしょうか。事例4は数字を算出する「正確さ」と問題を80分で解ききる「スピード」が命とも言われます。しかし、「正確さ」と「スピード」を両方持っているのは難しい。スピードをあげようとするほど、正確さはダウンします。であれば、苦手意識がある人が「正確さ」と「スピード」どちらを優先するべきかと言ったら「正確さ」です。

「スピード」は捨てましょう。

ゆっくり動作することで「正確さ」以外にも「心の落ち着き」を保つことができます問題用紙が配布されても勢いよく問題をめくってはダメ。動作を速くすると、気持ちも焦ります。問題の表紙をめくり、問題に取り掛かる際も、ページを”ゆっくり”めくることを意識しましょう。

電卓は音がならないくらい、数字を1つずつ確認しながら押しましょう。

■経営分析は必ず取る

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過去問を見ていくと必ず40点は取れるようになっています。その大きな割合を占めるのが、経営分析。

がんちゃんの記事はとても参考になります。また事例1〜3と同じようなミニ事例になっているので、事例1〜3の練習にもなります。

対策:経営分析の模範解答の解答パターンを覚える。

経営分析はどの受験校でもそれほど大きなブレはありません。自分の信じる模範解答の解答パターンを覚えてしまいましょう。解答パターンを準備しておけば、当日は解答用紙に置いてくるだけ。

ただし、ここで注意。

経営分析頼みになるべからず。

平成24年の試験は、経営分析は確実に取れる自信があり臨みました。しかし、解答用紙を見て驚愕…!! 経営分析の欄が無い!?平成25年の2次試験でAAAD−総合Aで不合格になった友人は、平成25年の事例4を見て、経営分析にいつもあるはずの損益計算書P/Lが無いことに驚愕。一番得意だったはずの事例4で惨敗することになりました。

経営分析を確実に取れるようにした上で、もしかしたらそもそも出題されない?!可能性も頭に入れておきましょう。※ただし、現状を把握するために必要なので、完全になくなることは無いはず。経営分析の出題が減ったとしても、平成24年の問題くらいの分量と予想。

■解答手順を決めておく

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1次試験の財務会計から2次試験になると急に文字数が多くなり、情報量の多さに驚きます。

「書いてあることが多すぎる!!」

「どう情報を整理したら良いかわからない!」

他の事例と同じように「本番で何をやるか決めておく」ことで、当日落ち着いて対応できます。

 

1. 問われていることを確認する(数値を出すのか、投資判断をするのか、YESかNOで答えるのか)

2. 答え方を確認する(百万円なのか千円なのか、小数点何位なのか)

3. 計算式を思い浮かべる

4. 計算に必要な条件を整理する

事例1〜3と同じように問われていることを一番先に確認をすれば、計算式を思い浮び、条件を整理できます。

練習は必ず自分の解法手順を意識しながら行いましょう。

■問題は100%解けなくても良い

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事例4の過去問を見ていくと、必ずなかなか解けないような問題が入っています。そこに時間をかけない。解ける問題から解く。解けない問題は部分点を狙いで完璧を目指さなくてOK。部やりきらないと思うと焦りますが、点数が取りにくい問題があることを知っていれば、心に余裕が生まれます。完璧主義を貫き、途中で破綻してしまうより、取れる問題と取れない問題があることを意識して、戦略的に攻めましょう。

で、点数が取りにくい問題ってどうしたらわかるの?

「聞かれていることがわからない」「計算式が思い浮かばない」問題です。

「聞かれていることがわからない」「計算式が思い浮かばない」場合は、解ける問題を先に解いてから、時間があれば戻ってきましょう。

■ケアレスミスに向き合う

悩ましいケアレスミス。ケアレスミスとの向き合い方は3代目ひめこの記事に詰まっています。

「ケアレスミスに気をつけなきゃ」「気をつけなきゃ・・・」と気持ちを焦ってケアレスミスを繰り返す人は、実際に問題を解く時は「ケアレスミス」ではなく「解く手順」を意識しましょう

「まずは○○をして、次に○○をして、次に○○をする」

意識を手順に集中させれば、慌てることもありません。その過程でミスがでれば、なぜミスが出たのかを考え、どうすれば良いのか対策を考えましょう。

■苦手意識はゴミ箱へ

はじめにDを取ってから私は事例4の苦手意識が中々消えませんでした。

受験校で事例4の演習で1日3事例解くと、必ず上位になるのが雰囲気になれた頃の最後の3事例目でした。しかし、当日は一発勝負。予行練習も準備運動もありません。安定した成果を出すには、自分なりの手順で解くのが大切。そして、「苦手意識」は早めにゴミ箱に捨て去りましょう。

・人と比べない。

・人と同じ勉強法を採用する必要はない。

(例えば周囲がイケカコの勉強を始めても今の自分に必要かを考える)

苦手な方はこの2点が大切。

そして、当日は何かにつけて「今日の私はイケる!」と口に出して言っちゃいましょう。

私は(冗談ではなく)、元気応援ソングを持って試験会場に行き、休憩時間にこの動画を見て、「イケる!」と言い聞かせ、試験を受けていました

思い込みでも何でも、自分を信じる勇気が当日大きな力になります。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

ストレート合格者、多年度合格者、両方に共通する点は2つ。

・自分に何が足りないのか必死で考えた経験。

・試験勉強を人生のある時期に必死でやった経験。

楽勝で合格したという人はいません。

この経験が当日、自分を落ち着かせる自信となります。

今年の勝負、今年で決めましょう!

大丈夫。 あなたは、ぜっ~~~たいに合格しますから!

nori でした。



皆さん、おはようございます。細川です。本日を入れて2次試験まで残り47日となりました今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

本日は1次試験の合格発表ですね。合格が確実な方も、ギリギリボーダーの方も、念のため自分の受験番号を確認しておきましょう。
そして、合格証書と2次試験申込書類の受取も忘れずに!2次試験の申し込みもすぐに行ってくださいね(締切まであまり時間がありませんよ)。
「落ちてると思って2次対策全然やってなくて、何やればいいかわかんない」っていう人は、道場ブログで、あんなところこんなところでフォローしていますから、あきらめずに取り組んでください。大丈夫です。今からでも間に合いますから!

残念ながら2次試験に進めなかった方は、とりあえず試験のことは忘れて、勉強中にできなかったことに挑戦してみましょう。勉強を続けるかどうかなんて今は決めなくていいんですよ!私もそうでしたから(でも一発合格道場だけは読んでほしいな…)。
それに試験に落ちたからといって、あなた自身が否定されたわけではありません。むしろ、「この1年間で得た知識や人脈を将来どこかで活用してやるぞ」というくらいの意気込みを持っていただけると、今日からの生活にもより張合いがでてくるのではないでしょうか。


前回までは、オイラ式解答プロセス前半のお話をしてきました。
こちらに今まで提供したオイラ式解答プロセスをまとめておきましたので、あわせてご覧ください。

※ついでに、皆様に大好評の「オイラ式過去問DB」を再びUPしておきました。これがラストチャンスです。お見逃しなく!

受験生の皆さんも、そろそろ自分なりの解答プロセスができてきた頃かと思います。そこで本日からは、実際に解答を作成する際に注意すべき点を述べていきます。
勉強が進んでくると陥りがちになるのが、「かっこいい解答」を作ってしまうこと。「出来た!」と思ったのに、確かに素晴らしい内容なのに、なぜか得点が入らない。そんな方は問題を解く前にも後にも、解答が次の条件から外れていないかをチェックして、解答の質を上げて合格ラインに近づけていきましょう。

1.実行可能なものか?
助言相手は無い無いづくしの中小企業。そんな会社ができることは限られます。資源が限られた中小企業でも実効性があり、ハードルが高すぎない内容を述べましょう。
①人がいない
⇒配置の工夫(でも組織を細分化・複雑化するのは難しい。専門職も慎重に)
⇒教育の強化(OJT、多能工化、技能承継等)
⇒評価・報酬制度の整備(モラール向上で、従業員を鼓舞しましょう)
②モノが無い、お金も無い
⇒お金のかかかる投資はなるべく回避
⇒でも首切り、人件費削減は原則禁止(人件費は「付加価値」なので「適正化・見直し」をする)
⇒有形資源は最小限の投資で再利用(または売却してキャッシュイン)
③でもノウハウや技術はある!
⇒無形資源は工夫して徹底活用!
⇒強みと機会のマッチングを行う(内外の環境変化に対応していなければ、対応できる方策を述べる)。

2.多面的に列挙しているか?
いくら設問や与件を読み込んでも、出題者の意図を外すリスクはゼロにはなりません。でも、「出題者の意図と考えられるもの」を多く列挙すれば、全部外すというリスクは避けられますよね。
つまり、多面的な切り口でバランスの良い内容で解答することで、安定した得点が期待できます。
ただし、設問で「2つ」と聞かれているのに、①、②、③、…と書いてしまったり、解答文字数が少ないのに複数の要素を詰め込みすぎたりすると減点となるので注意しましょう。繰り返しになりますが、相手は無い無いづくしの中小企業。できることは限られます。

3.つまりどういうこと?
与件の中身をただ抜いてきただけでは、他人と差が付きません。2次試験は相対評価。高得点は必要ないけれど、他人よりちょっとだけ違う解答を書いて、頭一つ抜ければ合格できます。つまり
・与件には書かれていないこと(類推、知識、抜けている因果等)を一言だけ入れる
・数値には必ず解釈又は説明を付け加える(60%と「高い」等)
などの工夫が必要です。
そしてこれらを平易な表現で述べましょう。助言相手の社長は、一部のとんがった分野にのみに強い普通の人。そんな人でも理解できる内容を心がけましょう。

4.与件に基づいているか?
与件は解答作成のヒント。出題者が使ってほしいから有るのであって、基本的に無駄なものはありません。与件から離れた自分の経験や専門知識で書いていませんか?与件をもれなく活用していますか?もう一度振り返ってみましょう。たった2ページ前後の文章ですが、必ずや何かしらの発見があるはずです。

5.一貫性があるか?
細川が一番大事だと思っているポイントがこれ。なぜなら、言うことがコロコロ変わる人のことなんか、たとえ内容が正しくても誰も信用しませんよね。そんな人に国家がお墨付きを与えるはずはありません。逆に、言うことに一貫性があれば説得力が増す。説得力が増せば、相手に実行してもらいやすくなります。
また、協会の模範解答が示されないことや、他人とは違う内容を書いても合格している人が多数いる事実の裏返しとして、2次試験には唯一の答えはないと考えられます。そして、結果としてついてしまう得点の差は、実は解答の「一貫性」による部分も大いにあるのではないでしょうか。
だから第1問から第5問まで、解答の内容に矛盾が無いかというのは、内容の「正しさ」より重要と考えられます。

本日はここまで。以上、細川でした。



週末模試を受験されたみなさん!

お疲れ様でした。

よく考えたら、1次模試の後の月曜もブログの担当日でした。

2次模試の後の月曜である今日もブログの担当です。

両方読んで頂いた方、きっと良いことありますよ

さて、今回のブログもブレません。

一発スト合格を目指すあなたの為に書きます。


「今の自分は一発スト合格ペースに乗っているのか?」

あくまで今年の1月に祝賀会に参加した私の感覚から

一発スト合格は、対合格者では10数%。

対2次試験申込者ベースでは2%後半。

こちらに数値のはじき出し方を書いています。)

決して甘くはない試験ですね。

ただ、つかみ所さえ間違わなければ合格出来る試験だとも思います。

そして、模試を受験されて、みなさん色んなお気持ちを抱えていらっしゃるとは思いますが、その中にこんな気持ちはありませんか?

今の自分は一発スト合格ペースに乗っているのか?

去年の私は常にこれを考えていました。

でもいくら受験校で解説講義を聞こうとも、「今、こんな状態が一発スト合格ペースですよ」とは教えてくれません

受験校の講師からすると、受講生にはなんとか2次試験を受験して欲しいという気持ちもあるでしょう。

また、そもそも、講師自体が一発スト合格ではなかったりします。

(ただ、受験勉強期間が長かったからこそ、人に教えられるくらい深く理解しているのかもしれませんね。)

そして、いくら受験校でも一発スト合格のそもそもの人数が少ないため、統計も取りづらいとも考えます。

(各クラスで一発スト合格は数名が良いとこではないでしょうか?ちなみに私がメインで受講したクラスでは私1人でした。また、2次対策で有名な講師のクラスも一発スト合格となると数名です。)

そうなるとますます講師からは一発スト合格者の現時点での望ましいペースなんてわからないはず。報酬を得て教えている講師が責任のない事を言えるはずもない・・・。

ということで、受験校の講師が言えないのであれば、報酬を頂いていない分、私なら思いっきって言えるはず

せっかく一発スト合格したのだから、同じく一発スト合格を目指すあなたに、少しでもお役に立てるように書いてしまおうと思います。

ということで、独断と偏見を交え、一発スト合格ペースに乗っているのか?11のチェックポイントについて書いていこうと思います。

(あくまで私個人の意見です。あしからず

 

その1

もう、模試の復習は済んでいる。

moshi

その2

模試で点数を取るべき場所が分かっている。

(ご自身の回答の内容が、施策で点が入らなくとも、課題を解決で点が入る内容となっている。)

sasiten

その3

模試を受験中に「T〇Cらしい問題だなぁ」と思える。

youshi

その4

模試や演習を受験中、「あ、これは平成〇〇年の問題に似せて作ったんだ~」と分かる。

ganbare

その5

今受講している講師が今の自分にとって合うか合わないか分かる。

koushi2

その6

事例によって、講師の得意不得意に気づく。

koushi3

その7

一発スト合格に必要な対策か、時間をかけトレーニングをしないといけない対策かの区別がつく。

goukaku2

その8

今年の本試験ではどのような問題が出そうか一度は予想した。

yosou1

その9

今年の事例4も簡単そうだと予想している。

(→ただし、難化した方が点数を荒稼ぎのチャンスだとも分かっている。)

yosoku3

その10

今年の事例3では計算問題が出るかも知れない。本試験で計算機を用意しようと考えている。(事例3の難化を予測し、どう難化させるか、パターンをいくつか考えている。)

denntaku

その11

一発スト合格生は事例2と4で点数を取って合格する傾向があるという話を聞いたことはあるが、平成27年度試験においては、それは事実ではなさそうだと勘づく。

そもそも、一発スト合格生は本当に事例2と4で点数を取って合格なのかもアヤシイと思う。

hirameki

 

いかがでしたか?

あくまで私個人の意見ですが、おそらく私が皆様と同期受験生であれば、

現時点で行っていたであろう事、考えていたであろう事を書きました。

一見「?」なものもあるかと思いますが、なぜそれを書いたのかを考えるのも、出題者の意図を読むトレーニングになるのかも。


 

明日の道場は、

ラーメン、イケメン、僕、つけ麺の細川泰志が登場。

毎度、納得のオイラ式。

最新の記事が楽しみですね。

では、今日も良い1日を!

碧でした。



道場ブログ読者のみなさま

こんにちは。

全知全ノウ事例IVプロジェクトチームの霜田と申します。

全4回でお届けしている事例Ⅳ特別企画ブログも今回が最終回です。

2次試験突破に向けて少しでもお役に立てれば幸いです。

さて、1次試験から1ヶ月が経ちました。

過去問を数年分解いてみた方も多いことと思います。

そこで今回は事例Ⅳの過去問への取り組み方と、それを踏まえた試験日までの学習方法をご紹介します。

 

 

ステップ0:事例Ⅳの戦略を確認する

事例Ⅳのゴールは、「80分で目標点数を取ること」です。

目標点数は一般的には60点とされますが、50点でも70点でも構いません。

4事例合わせて240点を取るためには事例Ⅳで何点取ればよいのかを、自身の得意不得意と相談して決めましょう。

「80分で目標点数を取ること」というゴールは、次の2つに分解できます。

・「目標点数を取ること」

・「それを80分で取ること」

このゴールに到達するために、これから試験日までにすべきことは、

・「目標点数を取れるだけの実力をつける」

・「それを80分で達成するための戦略を決める」

の2つです。

それではどのようにすればよいのか。

4つのステップに分けてご紹介していきます。

 

ステップ1:時間を気にせずに解く

まずは過去問を時間を気にせずに解いてみましょう。

3年分くらい解けば十分です。

時間を気にせずに、と書きましたが、時間を測ることはしてください。

「制限時間以内に解く」ことは必要ありませんが、「解くのに何分かかったか」を把握する必要はあります。

これが現状分析になります。

 

解き終わったら結果を出題テーマ別に確認してみましょう。

経営分析は解けたのか。

損益分岐点分析は解けたのか。

意思決定会計は解けたのか。

 

ここで解けたテーマが「実力のあるテーマ」、解けなかったところは「実力不足のテーマ」です。

例えば、経営分析と損益分岐点分析は「実力のあるテーマ」、意思決定会計と原価計算は「実力不足のテーマ」だったというように現状を確認します。

 

 

ステップ2:解くべきテーマを選定する

現状分析が終わったら、目標とのギャップの確認です。

「実力のあるテーマ」を積み上げて何点取れるでしょうか。

年ごとに出題テーマは異なるのでだいたいで構いません。

 

これで「目標まであと何点必要か」が分かります。

では、その「あと何点」をどのようにして埋めるか。

「実力不足のテーマ」を「実力のあるテーマ」に変えなければなりません。

 

ただし、全ての「実力不足のテーマ」を「実力のあるテーマ」に変える必要はありません。

「あと何点」を埋めるのに十分なだけでよいのです。

 

どの「実力不足のテーマ」を選ぶかは出題可能性との相談です。

よほど苦手でないかぎりは、出題頻度の高いテーマを選ぶのが堅実です。

先の例でいえば、意思決定会計は出題頻度が高いですが、原価計算はあまり出ません。

そこで意思決定会計を選ぶことが堅実な選択となるでしょう。

 

ステップ3:80分のスケジュールを考える

解くべきテーマを選定したら、80分の戦略づくりです。

まず必ず考えるべきことは次の2つです。

 

・経営分析問題を何分で解くか。

・見直しの時間を取るか。取るなら何分にするか。

 

経営分析問題は毎年出題され、配点はおおむね30点程度です。

これを何分で解くかをあらかじめ決めておくことで、その他の問題に割く時間を見積りやすくなります。

また、見直しについても、最後にまとめて時間を取っておくのか、それとも個々の問題のなかで見直しもするのかを決めておきましょう。

 

次に、経営分析以外の解くべきテーマに何分かけるかを決めます。

目標点数にもよりますが、大問で1、2問になるでしょう。

ここに残り時間をすべて使って確実に正解することを一手ですが、解くべきテーマ以外の問題にもある程度時間をとることをお勧めします。

なぜなら解いてみると意外と簡単なケースがあったり、部分点が狙いやすい設問だったりすることがあるからです。

 

特に200字などの長文論述の問題は何かしら書いておけば半分くらいは点を取れる可能性があります。

これで80分のスケジュールが決まります。

例えば、経営分析を20分、解くべきテーマを40分、その他の問題を15分、見直しを5分などと見積ります。

 

 

ステップ4:解くべきテーマを見直す

解くべきテーマに何分かけるのかを決めました。

では、本当にそのテーマをその時間内に解けるでしょうか。

時間内に解けるように演習をして実力を上げるのが王道ですが、どうしても難しいようであればテーマを変えることも考えましょう。

例えば意思決定会計のように計算量の多い問題は時間がかかります。

とはいえ出題頻度を考えると捨てるのもリスクが大きい。

そうであれば意思決定会計は半分の得点を目標にして、もう1つか2つ解くべきテーマを追加することを検討してもよいでしょう。

 

 

まとめ

以上をまとめると、次のようになります。

ステップ1:時間を気にせずに解く → 現状分析
ステップ2:解くべきテーマを選定する → 課題設定
ステップ3:80分のスケジュールを考える → 戦略策定
ステップ4:解くべきテーマを見直す → 実効性検討

さて、最後は問題演習を繰り返すだけです。

「実力のあるテーマ」は勘を鈍らせない程度に。

選んだ「実力不足のテーマ」は集中的に。

10月23日ギリギリまで実力アップを図ってください。

 

試験まであと1ヶ月半。

チャンスは十分にあります。

着実に準備をして、合格を勝ち取ってください。

 

霜田

 

 

事例4対策記事(全4回)

第1回
事例Ⅳを苦手としている受験生のために
http://rmc-oden.com/blog/archives/94419

第2回
事例Ⅳの経営指標をはやくマスターするコツ
http://rmc-oden.com/blog/archives/94644

第3回
短い期間で効率よく実力アップするための事例Ⅳの勉強方法とは
http://rmc-oden.com/blog/archives/94795

第4回
4つのステップで事例Ⅳを攻略しよう
http://rmc-oden.com/blog/archives/94917



こんにちは、とりです。

umbrella

9月に入りましたが、まだまだ猛暑の日があったり、そうかと思えば台風が来たりと不安定な天候が続いていますね。今月は各受験校の2次模試が目白押しで、毎日の学習にもより力が入るところかと思います。まだ本試験まで時間はあるものの、体調を崩してしまっては模試も日々の勉強も効果が落ちてしまいます。体調管理についてはちょくちょく記事に書いていてしつこいようですが、常に体を壊さないように心がけてください。

試験会場

2次の模試ですが、私は9月に1回だけ受験しました。私個人的にはあまり模試の有効性を感じてはいませんでしたが、独学で、かつ丸一日を勉強に充てることがほとんどできなかったので、1日4事例を解くことの負荷や会場の雰囲気を掴んだり、休憩時間や昼食を含めたタイムマネジメントを試してみたりすることだけは有効でした。夏セミナーでも話したことですが、模試は受験校の講師が作成したものであり、本試験の試験委員が作成したものとは似て非なるものと思っています。与件文、設問、採点基準など、研究されているとはいえ、やはり本試験とは隔たりがあると捉えています。
もちろん、受験校により違いもありますので言い切ってしまうつもりもないですが、先輩合格者の意見を聞くなどして、ご自身で是非をご判断いただければと思います。


 

前回の記事では、全事例に共通する考え方、セオリーを書きました。言い尽くされたアドバイスですが、「与件から離れない」「○社の状況や社長の思いに沿った解答」は、事例を解く上での大前提になりますので、絶対に忘れないようにしてください。忘れてしまう人は、ファイナルペーパーに書き留める、問題用紙の目立つところに書いておく等の工夫をしておきましょう。

2次試験の基盤となるセオリーを理解できたとして、みなさまは過去問や答練で事例を解く中で、ご自身の解答プロセスや型を意識していますでしょうか?2次試験は「読む」「考える」「書く」力が必要な試験ですが、どんな順序で進めていくのがよいでしょうか?おそらくほとんどの人が、①「読む」②「考える」③「書く」の順序を想起されると思います(事例Ⅳはこれに「計算する」が加わります)。大枠では、設問文・与件文を「読んで」、解答骨子を「考えて」、解答を「書く」という順序になるのが自然かと思います。さらに細分化していくと、この①「読む」②「考える」③「書く」のプロセスを繰り返していくことになるのですが、このプロセスをご自身に合った型を持っておくことで、解答精度を安定させ、向上することができると私は考えています。

「どんな問題が出てくるか分からないのに、解答プロセスを定型化することなんかできない、ムダだ。」
そう考える方もいるかもしれません。でも、1事例80分、500~600字程度を書く論述試験です。設問文、与件文も読まないといけません。読んで分析もしないといけません。時には事例Ⅳでなくても計算しないといけないかもしれません。解答骨子を組み立てて、最後には解答用紙に書かないといけません。出てきた与件、設問に直面して、行き当たりばったりで解答するには、よほどの読解力、分析力、文章力がないと80分では到底間に合いません。このことは、過去問や答練を複数事例解いてみれば分かると思うのであまり深く言及はしませんが、80分で解答を仕上げるためには、様々な時間短縮の工夫、努力をしないといけないのです。

その1つが解答プロセスの確立です。解答を導くのに、どんな手順で設問文、与件文に向き合い、分析し、骨子を組み立てて、解答を書き込んでいくか、パターン化しておくことが重要です。ただし、私も多くの先輩や受験生に解答プロセスを聞きましたが、その中身は本当に千差万別です。この道場7代目メンバー8人でも8通りのプロセスがあり、共通要素こそあれど、同じものはありません。ですので、講師、先輩診断士、他の受験生、インターネットなどで多くの情報に触れ、ご自身にマッチするプロセスを試行錯誤の上、ご自身で見出すことをオススメします。

せっかくなので、私とりの解答プロセス(ただし事例Ⅳをのぞく)をご紹介します。これがご自身に合いそうなら、ぜひパクってください。ポイントだけパクってカスタマイズ、でも全然OKです。画像は、平成27年度事例Ⅰでの、余白を使った解答骨子作成イメージです。骨子といってもメモ程度ですが、現物はあまりに字が汚くて読めないので再現、データ化しました。解読不能なメモは推測で再現しました。もし、現物を見たい方がいらっしゃればコメントください…

★とりの解答プロセス(事例Ⅳ除く)★

①受験番号記入、問題用紙余白を定規で切り離し
②与件文段落番号付け、線引き
③余白に解答骨子作成のフレームを書く
④設問文読込み、要約を③のフレームに書き込む
⑤与件文読込み、線引き(フリクションボールペン青、赤/時々蛍光ペン)
⑥設問と与件の関連づけ
⑦解答骨子(メモ)作成
⑧解答組立て(イメージ)
⑨解答作成
⑩最終チェック(句読点、文字欠け、消し忘れ等)

①で切り離した余白は、③④⑥⑦で活用します。これがその再現イメージです。
青字部分は、③と④で先に書き上げておきます。斜体文字は、実際には書いていない部分で、便宜上ここでは書きました。

とり_解答骨子_H27_1

④~⑨にかける時間は、設問数、要求文字数、与件文分量から総合的に判断し、④まで終わった段階で目安時間をインプットしておきます。たとえば、500字の事例なら解答作成に40分、600字なら50分、と自分の書く力と照らして、字数に対する解答作成所要時間を掴んでおくのです。本試験では、⑦や⑧あたりで想定時間から狂い始めるので、送れていた場合は⑦や⑧の途中でも無理やり⑨に進んできます。

とこんな感じです。これは先輩診断士にいろいろ知恵をいただきながら行き着いたフレームです。ここまで書くことで、配点や文字数を意識したり、設問との関連づけが明確になったりして、より考えることに時間とエネルギーをかけることができます。タイムマネジメントもしやすくなりますし、事後的にはこの骨子を使って、再現答案もよい精度で書くことができます
正直なところ、「こんなことをやっていては時間が足りないのでは?」という不安がしばらく続きましたし、実際このプロセスを取り入れて過去問を解いても、80分で書き上げられない状態でした。メモもそこそこに、いきなり解答用紙に書いていくことに比べれば、単純に所要時間は増えます。ただ、私はそこで断念せず、このフレームを使いながら80分で書き上げなければいけない、と考えてトレーニングを継続していきました。

さらなる解答力向上、スピードと精度がアップした背景は、次回でお伝えしたいと思います。


 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
以上、とりでした。



たきもです。
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今日から9月です。
(なぜか、月初めの投稿が多いような・・・)
期末で繁忙になる方もいらっしゃるかもしれませんね。
日々の積み上げは、必ず試験当日の実力になります。
コツコツやっていきましょう。

さて、9月中の私の投稿は、「たきものファイナルペーパー」と称して
私がファイナルペーパーとしてまとめた内容を
各事例毎にご紹介いたします。

●二次試験にファイナルペーパーは必要か?
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そもそも「二次試験ってファイナルペーパーいるの?」から始めます。
私の結論は「必要」です。

中小企業診断士試験の二次試験は
一次試験で学んだ抽象的な知識(フレームワーク)
具体的な事例企業に当てはめ、適切な診断ができるかどうか
を見る試験です。
よって、抽象的な知識(フレームワーク)」が整理されていないと
「問題の切り口」に気がつきません。
与件文を読んでも
「なんか問題ありそうだけど、どこがどう問題なのかな?
になってしまうのです。
または、答えを書き始めても論点がずれているので、
論点をついていない、モレありダブりあり回答になってしまいます。

しかも、一次試験は
抽象的な知識」を選択肢の中から選ぶ試験ですので
文字をみれば、思い出すこともあります。
二次試験は、(当たり前ですが)書いていませんので
抽象的な知識」を頭の中から引っ張り出してくる必要があります。
このあたりが、二次試験は与件文に
「答えが書かれていない」と思ってしまう理由かもしれません。
「書いていない」のではなく、あなたが「気がついていない」のです。

まとめると、問われ方の違いは次のとおりです。

<一次試験>
抽象的な知識を、具体化して問題に答えられるか
<二次試験>
具体的な事例に、
抽象的な知識を適切に当てはめられるか

一次試験と二次試験は、表裏一体なんですね。

この「頭の中から引っ張り出してくる」作業の手助けになるのが
「ファイナルペーパー」です。
「ファイナル」とつけていますが、別に直前に作らなくても
今から作っておけば、電車の中でも知識整理ができますね!
(私は、先日書いたように燃え尽きていましたから、そんな暇なく…)

●道場のファイナルペーパー論
ファイナルペーパーづくりに大いに参考になる
必見ファイナルペーパー論をご紹介します。

二次試験直前:ハカセのファイナルペーパー
もう既にダウンロードされた方もいらっしゃるでしょう。
ファイナルペーパーってどう作ればよいの?
何を書けばよいの?
初代ハカセ自らのファイナルペーパーがここにあります。
(この記事にも記載がありますが、二次使用(転載・転送・加工使用)はご遠慮ください。)

【2次試験】butaoのファイナルペーパー
道場最強のファイナルペーパー論というべき記事です。

ファイナルペーパー作っていますか?
手書き派まっすーのファイナルペーパーを見ることができます。
ノートにまとめられていたようです。
PCかノートに手書きか、はまさに個々人によるところでしょう。

予備校メソッドの活用:二次は訓練と暗記~tomoのファイナルペーパー~
「二次はキーワードや設問でこのキーワードがでたらこのように答えるというセオリーを暗記しておく必要」があるとした
6代目tomoの頭の中がここに!

事前準備でいっぱいになってしまいました・・・
ファイナルペーパーの重要性、感じていただけましたでしょうか?
次回からは、私のファイナルペーパーを事例毎にご紹介します。

たきもでした。



こんにちは、今日も元気にKKD、手相観診断士のかおりんです。

未曽有の大型台風の脅威がまだ残るものの、今日で8月も終わり・・・
二次試験を控えている方は、そろそろ過去事例を数年分解きこなしている頃でしょうか。各予備校では、2017合格目標の授業が始まる時期でもあります。2016年試験の結果を待つことなく、来年の一次に向けての戦いが始まる・・・。

undoukai_tokyousou

試験はミズモノな分、合格する時期にはきっと意味がある。今年一次にチャレンジして残念だった方も、二次への切符が見えている方も、ご縁のあるタイミングで合格を手にできるよう、今できることは全力でやっておいてくださいね。


今日は、忙しい人のための二次対策について。

夏セミナーで先代の方々も仰っていた通り、初学者の多くが二次試験に最低限必要な知識が定着していない、という課題を抱えています。

「そうはいっても、机にかじりついて勉強できる時間なんて皆無だよ・・・」という忙しい人も多いはず。そんな方にお勧めしたいのが、スキマ時間を活用する『移動中に一人クイズ大会』です。

やり方は簡単。

1)勉強しながら、必要な知識/間違えた部分を一問一答でまとめる(できれば単語帳や小さいルーズリーフを使い、表に問題&裏に答え・解説を書く)
2)移動中に(1)を使って一人クイズ大会をやる。

これだけ!

例えば、事例Ⅰなら、表→「人的資源管理に使う切り口5つは?」
裏→
「サ(採用)・ハ(配置)・ホ(報酬)・イ(異動)・ヒ(評価)」・・・くわしくはうちあーのの過去記事をチェック! などの基本的な知識を確認する。

過去問をある程度やりこんだ後なら、

H27事例Ⅰ:表→「A社が多角化を進めた目的は何か?一般的に多角化を進める目的は?」
裏→「A社の多角化の理由はシナジー効果の期待と事業リスクの低減。(具体的には○○と○○のシナジーだったな・・・まで思い出せるとベスト)。一般的には、既存事業の停滞や組織スラックの活用、新たな事業に後押しするような外部(内部)環境の変化があった、既存の経営資源を活用して新たな収益を得られる・・・など。」

こんな感じの一問一答を、アタマの中で歩きながら・自転車に乗りながら・もちろん電車の中でも行います。自転車に乗りながらだと答えがなかなか見られないので、脳の海馬を相当探し回る(笑)ことになり、いいトレーニングになります。

jintesya_dendou_sakamichi

お子さまのいらっしゃる方は、いっそ子供たちと一緒にクイズ大会にして楽しむのもアリかも。
私は超多忙だった2次口述前、子どものせ自転車の前後に乗せた息子たちと、必死で坂道を自転車で上りながら
「直接原価計算と全部原価計算の違いはー?!」
「固定費を計上するタイミングの違いです!売上を上げたタイミングで固定費を計上する全部原価計算は、悪い工場長が得します!」
と大声でやり取りしながら習い事の送り迎えをしていました。・・・今となっては懐かしい。

ちなみに、裏の「」内はあくまで「かおりんの解答」なので、必ずしも正解とは限りません。(ご自身でも調べてみてくださいね!)

science_nou_kenkyu

余談ですが、記憶を定着させる方法は、「書く・聞く・唱える」などそれぞれご自身に合った方法があるのだそう。(子供向けの受験の本に書いてありました・・・笑) この方法は、「唱える」タイプの人に最もおすすめの方法です。とはいえ、私自身は「書く」のが最も定着する記憶方法だったりします。最適な記憶方法でなくとも、何もやらないでボーっとしているよりまし。

上手に時間と頭を活用して、合格までの距離を縮めてくださいね!


ちなみに、一人クイズ大会で使った一問一答ツールは、そのまま二次のファイナルペーパー代わりにもなります。一石二鳥。

今日も診断士を目指すみなさまに、幸あれ☆

ほな!
かおりん

 

 



道場ブログをご覧のみなさま、はじめまして。
さむと申します。いつもタキプロでブログを書かせていただいております。

今回は、「中小企業診断士2次試験 事例IVの全知識&全ノウハウ」という書籍をおとさんと一緒に執筆させて頂いたご縁で、道場ブログに初登場することとなりました。よろしくお願いします!

 

ところで、みなさんは、2次試験の勉強順調でしょうか?勉強を開始した直後の方であれば、順調と感じるかもしれません。しかし、事例という海は、途方もなく広くて底なしに深いんです。勉強をすればするほど深みにはまり、もう何をやっていいのか分からない方だってきっといると思うんです。

 

かくいう僕もその一人でした。絶対に合格しなきゃいけないのに、何をやっていいのか分からない、この壁を乗り越えることは容易ではありません。

 

でもね、このように勉強をすればするほど深みにはまりやすいのは、事例ⅠからⅢまでで、事例Ⅳだけは別。事例Ⅳは勉強すればするほど点数が伸びるんです。

 

2次試験対策に悩んでいるのであれば、まずは事例Ⅳ対策をすればいい。それでは短い期間で効率よく事例Ⅳ対策をするためには、どうすればよいでしょうか?その方法として、僕は2つの重要なポイントがあると考えています。

 

その1 過去問を中心に対策すること

なんだかんだで、やっぱり過去問は最強の勉強ツールです。

事例Ⅳに限ったことではありませんが、2次試験対策の最強のツールは過去問になるでしょう。どのような傾向や難易度で出題されるのかは過去問を解いてみないと分かりませんし、そしてなにより問題の質が高い。

 

ちなみに、僕は平成13年からの過去問を10回転ほどしました。大好物は平成15年度事例Ⅰの、BSE問題が発生して右往左往するA社社長です。よろしくお願いします。

 

 

その2 タテ解きではなくヨコ解きで理解を深めること

普通、過去問を渡されてそれを解くとなれば、年度ごとに通して解くと思うんです。もちろん、このようにタテで問題を解くことは重要です。

 

何より80分で解ききるプロセスを確立するためには、タテで解かざるを得ません。でも、事例Ⅳの理解を深めるためにはどうすればよいでしょうか?

 

理解を深めるためには、同じ論点を集中的に繰り返し解く必要があります。つまり、経営分析や意思決定会計といった分野ごとに集中して解くことが効果的。これが、各年度の同じ論点を横串に貫いて解く、ヨコ解きという方法なんです。

 

そこで今回ご紹介したいのが、コレ。

中小企業診断士2次試験 事例IVの全知識&全ノウハウ

事例Ⅳの全知識&全ノウハウ

 

 

まるでテレビショッピングのような華麗な流れで紹介させていただきましたが、この事例Ⅳ対策本は、論点ごとに知識と過去問がまとめられており、過去問を使ってヨコ解きができるという贅沢な一品なんです。

2次試験対策を始めたばかりの初学者のみなさんにとっては、この対策本を使えば、事例Ⅳの戦闘能力を向上させてくれるはずです。また、過去問をしゃぶりつくしてもうなんの味もしなくなった多年度生にとっても、ヨコで解く事で新たな気づきが得られるかもしれません。

 

冒頭でもご紹介させていただきましたが、事例ⅠからⅢの対策は難しい。だからこそ、事例Ⅳで点数の上乗せをすることが重要なんです。

 

みなさんが事例Ⅳを得意科目として自信を持ち、2次試験を突破することを心よりお祈りしています。そして、合格後は一緒に楽しい仕事をしたりお酒を飲んだりしましょう!

 

あ、事例ⅠからⅢまでの対策で悩んでいる方は、道場ブログでたくさんの対応策が紹介されていますので、自分にあった方法を探して光明を見出してくださいね。

さむ



皆さん、おはようございます。碧お姉さんに構ってもらってご機嫌の細川です。本日を入れて2次試験まで残り57日となりました今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

本日は、オイラ式解答プロセスの前半最後の全体戦略についてお話しします。

1.難易度・得点方針決定
設問分析4で行った設問毎の難易度想定と得点見積りを修正・確定させるプロセスです。

①難易度決定
ここまでのプロセスで、与件中に解答に使える、または根拠になる内容がどれくらいあったかが、決定の指針となります。
設問分析の時より難易度が上がるのは、

・やはり与件中に記述や根拠が乏しいので、類推や知識が必要
・逆に与件中に解答に書くべきことや根拠が多くて、字数制限以内で編集するのが大変

という場合です。

②得点方針決定
難易度決定を受けて、得点目標を修正・確定します。
基本的には、設問毎に配点の70%から30%までの10%刻み(易・やや易・普通・やや難・難)で決定し、全体での総得点が6割を超えるように決定します。

特にかなり難易度が高く、得点が難しいと考えられる問題は、バッファ(捨て問)となります。

2.取り組み順序決定
設問同士の連動性を見極めて、どの順番で処理するか決定します。
連動性があるというのは、先に出されている設問に対し自分が解答した内容を受けて、後に出されている設問の解答を記述しなければならない問題です。

①連動問題
まず、見た目で分かりやすいのが、大問の下に小問がぶら下がっている設問です。
その他、記述内容で連動する典型的なものが、事例Ⅲです。
第1問で「強み」を問うて、第4問で「強み」を活用した戦略を問われるパターンは頻出です。

最近の出題の傾向としては、どの事例でも記述内容で連動させる、つまり解答の内容に一貫性を期待する問題が多くなっており、難易度が上がっているように感じます。

ですから、記述内容は当然、設問間で矛盾が生じないようにします。

②独立問題
解答内容が他の設問の解答に影響を及ぼさない問題です。
典型的なのが、事例Ⅳの最終問題に登場する、主に知識を問う問題です。

何を書いても他の設問の解答には影響しませんから、解く順番にこだわらず、場合によっては真っ先に処理してしまいましょう。

3.時間配分決定
ここまでの経過時間と分析結果を踏まえて、各設問に割くべき時間を決定します。
時間配分の基準としては、解答文字数20字(1セル)当たり4点=2分とし、次の要素も考慮して総合的に判断しましょう。

①時間をあまり割くべきでない設問
・難易度が高い、または解答文字数が多いのにもかかわらず、配点が低い(おいしくない)
・難易度が低い、又はバッファ問題
・解答文字数が少ない
・独立問題

②時間を重点的に割くべき設問
・難易度がそれほど高くない、または解答文字数がそれほど多くないにもかかわらず、配点が高い(おいしい)
・複雑な計算等の処理が求められている
・解答文字数が多い
・連動問題

全体戦略が終了する時間(ターニングポイント、TP)は、開始後30分以内が理想です。まずはここまでのプロセスを繰り返し行い、処理速度の向上を図りましょう。

本日はここまで。もし、私と直接お話したり質問したい方は、こんなところあんなところにいますので、お気軽にお声がけください。

以上、細川でした。



おはようございます。フェイマオです

先日までリオで開催されていたオリンピックは、日本人選手の目覚ましい活躍が、連日のニュースを大々的に賑わせてくれました
4年に一度の大舞台の中で緊張に飲まれることもなく、これまでの練習の成果をいかんなく発揮された選手の姿は、見ている方々に大きな感動を与えてくれたのではないでしょうか

私、フェイマオも睡眠時間を削ってテレビの前で応援させて頂き、素晴らしい夏を過ごさせて頂きました

リオオリンピック


と、ここで本題に。
2次試験対策に取り組まれている方にとっては、過去問を一通り解いてみて事例毎の大まかな特徴がなんとなく見えてきた頃かと思います。

私の場合、初年度に2次試験の過去問を解いた後の印象としては、以下のような感じでした。

■事例Ⅰ→類推問題が多いくせに、与件からヒントが見つからない
   ※人材ビジネスに携わっていることもあり、組織・人事は得意なはずなのですが。。。

■事例Ⅱ→それなりに解答用紙は埋められるものの、与件中にヒントが多すぎてどれを使ったらいいか混乱する

■事例Ⅲ→生産管理で学んだ知識を使って答えが書けそうな気がするものの、解答がまとめられず(なんて書いたらいいのかわからず)結局答案を埋められない・・・

■事例Ⅳ→事例4つの中では一番何とかなりそうな科目だが、時間内で全部解き終わらない

以上が私の大まかな各事例に対する印象でしたが、同じような印象を持たれていらっしゃる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

でも、安心してください
これから解いた事例を復習していく過程で、こうした問題点が解消されていきますし、そのためにも解いた後の事例はしっかりと復習をしてくださいね!

※以前の記事で私の事例の復習方法を記載したのがこちらになりますので、宜しければ参考にしてみてください。


さて、今回は事例Ⅳについて。
個人的には、事例Ⅳは1次試験の財務・会計よりも対策が立てやすいと思っています
つまり財務が苦手な方にとっても“然るべき対策”を取れば、足切を回避しつつ かつ 60点を狙える科目であると思っています。

では、事例Ⅳにおける“然るべき対策”とは何か?
まずは下記の表をご覧ください

事例Ⅳ出題分析
クリック
すると画像が見やすくなります。

上記は、平成13年度以降の事例Ⅳの出題範囲をまとめたものです(全ては網羅してませんので悪しからず
これを見て頂いたうえで、事例Ⅳの(フェイマオ流の)対策を述べさせて頂きます。

【1】 1⃣の経営分析を得点源としつつ、30分以内で解く訓練をする事!

⇒出題表を見て頂いてもお分かりの通り、平成13年以降必ず経営分析が出題されてます。まずはこの分野をしっかりと仕上げて得点源にする事!
かつ、ここで時間をとられると他の問題に手が付けられなくなりますので、本試験では30分以内に解き終わるようにする事!(その方法論については後で記載します)

【2】 頭から解かず、解く順番に注意する事!

⇒最初に経営分析を問いた後は、最後の大問(例年だと4⃣)の記述問題を解くことをお勧めします。
つまり事例Ⅳは、1⃣→4⃣→2⃣or3⃣(どちらでも解きやすそうな方から)の順に取り組んだ方が良いでしょう。
1⃣と4⃣がある程度できれば、40点を下回る事はないでしょう。まずはここでしっかりと点数を稼ぐ事!

【3】 満点を狙わず“細かく得点を稼ぐ”ことを意識する事!

⇒過去問を見ると、2⃣や3⃣は、CVPやNPVなどが出題されてます。ここも敢えて無理して全てを解こうとせず、『2⃣や3⃣の設問1だけ』 とか、『記述でも書けるところだけ(結論だけ)』 でも構いませんので、何かしら答案に書いて、少しでも点数を稼ぐ事!

 

つまり、事例Ⅳ対策としては、1⃣経営分析と4⃣記述問題 でしっかりと点数を稼いで、あとは2⃣と3⃣の出来るところ(解ける問題)で“チマチマ稼ぐ”事をおすすめします


さて、では最後に経営分析を30分以内で仕上げるにあたり、私フェイマオが本試験でも対応していたやり方をご紹介させて頂きます。

※先日のゲスト投稿で寄稿頂いた“がんちゃんさん”からの素晴らしい記事がありますので、こちら必ず目を通しておいてくださいね

財務諸表と経営分析で用いる指標(安全性・効率性・収益性)の関係を大雑把に表すと、以下のような図で表せるかと思います。

経営指標間の繋がり

ご覧頂いて分かるように、
① B/S からは 『安全性』の指標が、
② 売上高と資産項目からは、『効率性』の指標が、
③ P/L からは『収益性』の指標が、
それぞれ導けます。

ここまではご存知の事かと思いますが、それぞれの指標について事前に“アタリ”をつけておいた方が時間が短縮できます。
ちなみに、私フェイマオの場合には、以下の通り。

安全性

■ 借金の依存度
■ 借金の返済能力(短期支払能力)
■ 長期的な調達と運用のバランス(長期支払能力)

※因みに、安全性は与件からは根拠を引き出しにくいので、B/Sのみで判断する

効率性

■ 売上に対する流動資産の貢献度
■ 売上に対する固定資産の貢献度

収益性

■ 商品力の強さ
■ 本業の強さ
■ 企業の総合力の強さ

効率性と収益性は与件から根拠を導き出す方が良いと思います。与件から情報を拾って、“アタリ”をつけて指標を見に行く方が断然早いです!!

例1)余剰在庫が発生している → 棚卸資産回転率が悪化していないか?
例2)建物が老朽化している → 有形固定資産回転率が悪化していないか?

経営分析では、1つ1つの指標を計算していくよりも、ある程度使う指標を決めておいたうえで“アタリ”をつけて、与件や財務諸表を見に行った方が時間の短縮になります

参考までに、私がまとめていた表を下記に乗せておきます。

経営指標

これで必ずしもすべてを賄えるわけではないと思いますが、私自身はこれ以外指標を使った事は・・・
正直記憶にはないと思います

※注意※
ネット上には、2次試験には様々なノウハウが溢れています。絶対にその方法を鵜呑みにせず、必ずご自身に合うかどうかを判断してくださいね。

では、本日はここまで

To be continued・・・



こんにちは、とりです。

1次試験が終わり、早くも3週間が過ぎようとしています。今年2次試験を受験される方は、そろそろ試験当日までの学習計画を立て、各種テキストのや過去問演習の準備が整って日々の勉強に余念がない、といった状況でしょうか?たきもが昨日の記事で「燃え尽き症候群からの脱却方法」を書いていますが、1次試験で燃え尽きかかっていませんか?1次も厳しい試験ですが、その1次合格者の約80%が不合格となる2次試験は、もっと厳しい試験です。1日も早く「燃え尽き症候群」から脱却して、2次対策の本格モードに突入しましょう。
去る8月11日に道場夏セミナーは開催されましたが、まだこれからセミナーを開催する団体もあります。モチベーションがいまいち上がってこない、もっと生の情報収集をしたい、という方は、ぜひのぞいてみてください。

ちょっとだけ余談ですが、先日地域運動会の練習に参加して、腰を痛めてしまいました私はもともと腰痛持ちなのですが、今回は久しぶりに体に堪えるほどの痛みが続いていて、昨年の今頃だったらゾッとします
最近は春に運動会をする学校も増えましたが、9月、10月は運動会やスポーツイベントの季節ですね。お子様と一緒に参加される方もいらっしゃると思いますが、ケガには十分に注意してください。


横道にそれましたが本題に入ります。

ご存知の通り、2次試験は4つの事例があり、それぞれ80分で与えられた設問に対し解答を記述する試験です。参考までに、平成27年度の試験案内には、以下のような記述がありました。

筆記試験は、「経営革新・改善」、「新規事業開発(既存事業の再生を含む)」などの中から、次のように出題 します。
・「組織(人事を含む)を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例」
「マーケティング・流通を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例」
・「生産・技術を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例」
・「財務・会計を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例」
※出典:中小企業診断協会 平成27年度度中小企業診断士 第2次試験案内・申込書 より抜粋

事例ⅠからⅣまであるなかで、それぞれの特性を知ることは基本中の基本ですが、特性があるが故に事例によって得意、不得意が生じてしまうことは自然なことと思います。例えば私とりの例では、突出した苦手事例があり、その他の事例もそれぞれ苦手な要素がある、といった感じでした。

【事例Ⅰ】:苦手(苦手意識が強い)
●要因:
①人事、組織に関わる業務経験がなく、イメージが湧きづらい。
②与件文にヒントが乏しく、知識一辺倒の解答に陥りやすい。
③企業経営理論の組織論が最も苦手、知識の使い方もあやしい。

【事例Ⅱ】:得意(と思っているだけ)
●要因:
①営業、マーケティングは本業でありイメージしやすい。
②企業経営理論のマーケティング論は得意、知識も十分。
③経験に邪魔され、与件から逸脱した解答を書いてしまう。

【事例Ⅲ】:やや苦手
●要因:
①生産現場をイメージできず、与件文の整理、把握に時間がかかる。
②運営管理は比較的得意だが、知識の定着度にバラつきがある。
③生半可な業務経験があり、与件から逸脱した解答を書いてしまう。

【事例Ⅳ】:超苦手
●要因:
①業務経験は全くなく、財務会計自体にアレルギーがある。
②B/S、P/L、与件を読み込んでも、どの指標を選んでいいのか腹落ちしない。
③計算ミスをなかなか防げない。

 

過去問演習や答練を重ねていくと、ご自身の得意、不得意は明確になると同時に、しっかりPDCAを回していれば苦手克服への対策が見出せるはずです。が、なかなかそうもいかないところもあるでしょう。私は過去問中心に学習していましたが、勉強会を通じて第三者視点を入れることで、自身の弱点や癖が明確になってきました。これら弱点や癖など、苦手対策の各論は別の機会があれば触れたいと思いますが、全事例に共通して言えること、2次の学習をするうえでベースとなることがあります。

「経営革新・改善」、「新規事業開発(既存事業の再生を含む)」、「経営の戦略及び管理」

この認識をバランスよく意識づけられるかが重要です。事例Ⅰなら人事組織、Ⅳなら財務会計、と事例全体の方向性はあり、事例毎にその方向性から逸脱しないことはセオリーです。一方で、設問によってはどうしても基本路線から離れた解答を要求されること、もしくは、複数の方向性を盛り込む必要があるケースもあります。例えば、平成25年事例Ⅰ第1問設問1平成27年事例Ⅰ第1問、などは典型です。ここで、「事例Ⅰだから人事組織に絡めないと…」と縛られてしまうのは禁物です。経営革新、経営戦略、新規事業開発に絡む解答であれば、2次試験の目的からも外れず妥当な解答を導くことができます

よく言われるのが、(2次試験は)事例企業社長への経営に関する提案書作成、ということです。事例企業をしっかり把握し、適切な提言を行うのが診断士です。2次試験で言えば、設問要求と与件文をしっかり分析してしがみつき、事例毎の特性を意識しつつも事例企業の経営、事業に関する社長への提言を行うことが重要と言えます。

2次試験までとても日数が少なく、やることは山積して大変ですが、

①経営革新・改善、新規事業開発、経営戦略は、全事例共通のテーマである。
②設問文、与件文にしがみついて、解答は社長への提言である。

これらのことを基盤として認識しておく、そうすることで初めは歯が立たなかった苦手な事例も解答が見えてくるようになります。ぜひ励行してください。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
以上、とりでした。

 



中小企業診断士を目指す皆様、こんにちは。
がんちゃん/岩間と申します。
(6代目のおとさんの紹介で、記事を書かせていただきます)

2次試験対策は順調に進んでいますか? 1次試験とは出題形式ががらりと変わり、苦戦している方がほとんどではないかと思います。
今日は【事例Ⅳの経営指標をはやくマスターするコツ】を紹介します。

「経営指標を3つ選んで記述しろ」って言われたって、いったい何をどうしたらよいか分かりませんね。そういう方の参考になればと思います。

先に結論だけお伝えしますと、
経営指標は、収益性・効率性・安全性のそれぞれから1つずつ
検討する経営指標は9個だけ
記述は与件中心に

です。

 

 

【最初に質問】

はじめに皆さんに質問です。
【質問】あなたは中学校時代の学校の成績はどうでしたか?(25字以内)

いかがでしょうか?

ここから5つの回答例を見てみます。
A:「文系科目は得意でした。一方で理系科目は苦手でした。」
B:「英語と国語は得意だったけれども、数学は苦手でした。」
C:「体育のような実技は得意でしたが、学科は苦手でした。」
D:「英文法は得意でした。リスニングや読解は苦手でした。」
E:「戦後史は得意でしたが、英語は、全体的に苦手でした。」
このうち良いものと悪いものはどれでしょうか?

私の見解です。まず、A~Cは良い回答です。いずれも質問者が聞きたい「学校の成績」の全体を対象にし、それらの対象をバランスよく分割して説明しています。
A:全体=文系科目+理系科目
B:全体=英語+国語+数学 (主要3科目)
C:全体=実技系科目+学科系科目

一方で、DとEはそうはなっていません。Dは、説明する対象が英語のみです。これでは「他の科目はどうなのか」が分からず、質問者には疑問が残るでしょう。Eも同様で、「歴史のなかで戦後史以外はどうなのか」や「歴史と英語以外はどうなのか」が分かりません。

余談ですが、全体が漏れなく重複なく分割されているとき、その状態のことをMECE (Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive、互いに重なりなく網羅されている)といいます。「MECEに分割できているね」といったりします。これは、物事の全体像を正しく把握するために役立つ考え方です。また、読み手に分かりやすく伝達するためには、MECEであることに加えて、分類がバランスよくてかつ直観的であることも必要です。

(なお、A~Cも厳にはMECEではありません。たとえばAでは文系科目でも理系科目にも分類されない科目が漏れていたり、Bでは主要3科目以外が漏れていたりします。)

長々と説明しましたが、「ふつうは意識せずにA~Cのように答えるよ」と思うかもしれません。ではその感覚を忘れないようにしつつ、本題の「経営分析の取り組み方」を見てみましょう。

 

 

【経営分析の3本柱】

経営分析の設問で聞かれていることは、端的にいうと「D社の財務状況はどうか?」ということです。設問指示はいろいろとありますが(「特徴をもっともよく表す指標」とか「優れている点を1つ、課題を2つ」とか)、本質的には上記のとおりです。冒頭で見た中学時代の成績の例と似ていますね。

ですから、経営分析では、財務状況の全体像をMECEでバランスよい複数の柱に分けて説明する必要があります。(MECEでなければ採点者に「他の観点はどうなの?」という疑問が湧いてきますし、バランスよくなければ採点者には伝わりません)

それでは、どういう柱に分ければよいでしょうか?

答えは、「収益性、効率性、安全性」です。

理由は、この3本柱が、財務状況を表す損益計算書(P/L※)と貸借対照表(B/S※)を漏れなく説明できるからです。大雑把にいえば、P/L⇔収益性、B/Sの借方(左側)⇔効率性、B/Sの貸方(左側)⇔安全性 に対応づけられます。

※ P/L:Profit(利益) and Loss(損失) statement(計算書)、B/S:Balance Sheet(バランスシート:貸方と借方が必ず均衡することから)

他にも、企業の存在意義の一つである「株主から得た資金を使って利益を出すこと」を、これら3つの要因で説明できることも挙げられます。これは次の式から分かります。
株主資本に対する利益率(自己資本利益率、ROE)
=利益÷自己資本
=利益÷売上高 × 売上高÷総資産 × 総資産÷自己資本
=《収益性》×《効率性》×《安全性》
(ただし、この式が示す安全性は、「資本構造の安全性」であり、「短期安全性」や「長期安全性」には言及していないことに注意しましょう)

ということで、企業の財務状況をバランスよく説明するためのポイントは、「収益性・効率性・安全性のそれぞれに触れること」です。

(なお、設問での指示がある場合やP/Lが与えられていない場合など、設問上の制約がある場合はこの限りではありません。)

 

 

【確認する要素は3×3=9個(経営指標は9個だけ検討する)】

続いて、3本柱:収益性・効率性・安全性のそれぞれについて、深堀してみます。

【質問】収益性を説明するうえでの主要な構成要素は何でしょうか。また、効率性・安全性についてはどうでしょうか(たとえば、「国語」だったら、その構成要素は「現代文、古文、漢文」です)。

答えはいくつか考えられます。以下はその一例です。
《収益性》 売上総利益、営業利益、経常利益
《効率性》 売上債権、棚卸資産、(有形)固定資産
《安全性》 短期、長期、資本構造
(これらもおおよそ、MECEでかつバランスよくなっていることを確認しましょう)

従って、
収益性を知りたい⇒売上総利益・営業利益・経常利益 を調べればよい
効率性を知りたい⇒売上債権・棚卸資産・(有形)固定資産 を調べればよい
安全性を知りたい⇒短期安全性・長期安全性・資本構造の安全性 を調べればよい
といえます。

 

 

【%や回転数で比較する意味】

ここで少しだけ話がそれますが。

ある日、中学1年生の太郎君は、お母さんにテストの結果を報告しました。
太郎君: 「今日のテスト、10点だったよ。びっくりしたよ。」
お母さん:「え、勉強しなかったの?」
太郎君: 「頑張って勉強したよ」
お母さん:「ふざけないで」
こんな感じでお母さんに激怒され、太郎君は困惑してしまいました。

太郎君とお母さんとの会話がかみ合わない原因は何だったでしょうか。
お気づきだと思いますが、「実際は10点満点のテストなのに、お母さんは100点満点のテストだと思い込んでいたこと」です。

日常生活においてもビジネスにおいても、物事・性質の良し悪しを判断するときには「数値」を使います。逆に、「数値」を使うときにはそれを評価しています。そして、基準との比較を必ず行っています。たとえば、
70点を取れてよかった!
→ 70点は合格基準の60点と比較して上だから良い / 平均点の55点と比較して上だから良い
いま7:08だからセーフ!
→ 7:08は、電車の出発時刻7:10と比較して前だから良い
今日は32度で暑い!
→ 32度は、昨日の気温31度より高いから暑い / 例年の平均気温29度より高いから暑い / 真夏日の基準30度より高いから暑い
買い上げ金額は864円になります
→ 864円は、感覚的にいつもの買い上げ金額500円~1,000円の範囲に収まっているから問題ない

当たり前のことですが、このことを忘れずに、経営分析の話に戻りましょう。

先ほど出てきた、3×3=9個の構成要素は、財務諸表からどのように見ていけばよいでしょうか。営業利益を例にしてみてみましょう。

D社の営業利益を見ると、10百万円だったとします。先ほど太郎君とお母さんのやり取りの例で見たように、これだけでは良いとも悪いともいえません。比較していないからです。

では、同業他社の営業利益(例えば8百万円)と比較すればよいでしょうか?
…というわけにもいかなそうです。D社と同業他社とでは一般に企業規模が異なるため、単純な比較が意味をなさないからです。

そこで、まずは同業他社と比較できるようにするために、(企業規模を端的に示す)売上高で標準化します。具体的には、単位売上高あたりの営業利益(売上高営業利益率)で表します。

このような考え方で、収益性と効率性(計6項目)については、まず「売上高」に対する割合を計算し、そのあと同業他社と比較し、良し悪しを判断します。(なお、効率性は、いろいろ理由があって分母と分子が反対になることに注意しましょう)

安全性(3項目)は、資産と負債のバランスや、負債と自己資本のバランスを見るものです。ですから、売上高で換算する必要はなく、B/S内の項目どうしで割り算をします。

このようなことを踏まえ、これまで学習した経営比率9個を理解していきましょう。

《収益性:売上総利益》 売上高総利益率=売上総利益÷売上高×100%
《収益性:営業利益》  売上高営業利益率=営業利益÷売上高×100%
《収益性:経常利益》  売上高経常利益率=経常利益÷売上高×100%
《効率性:売上債権》  売上債権回転率=売上高÷売上債権
《効率性:棚卸資産》  棚卸資産回転率=売上高÷棚卸資産
《効率性:有形固定資産》有形固定資産回転率=売上高÷有形固定資産
《安全性:短期》    流動比率=流動資産÷流動負債×100%
《安全性:長期》    固定比率=固定資産÷自己資本×100%
《安全性:資本構造》  負債比率=負債÷自己資本×100%

なお、安全性の指標は3個としましたが、慣れてきたら「当座比率」、「固定長期適合率」、「自己資本比率」も含めて考えましょう。

 

 

【記述は与件中心に】

多くの年度では、経営指標名や指標値だけではなく、原因・理由等の記述が求められました。ここには何を書くべきでしょうか。

結論的には、「与件に書かれていること」です。
経営指標値は単なる結果を表すのみですので、説明することはありません。

たとえば、「今日は32度で、昨日より2度高い」や、「前回より成績が上がって70点になった」といっても、それは結果しか表しません。そうなった理由である「高気圧に覆われたから」や「毎日計算練習をするようにしたから」といった情報は、いくら数値を見ても知り得ません。経営分析の設問でも同様で、数値をいくら眺めていてもその理由を書くことはできず、与件を見る必要があります。

なお、「D社の売上高営業利益率が10%で、同業他社の8%より良いため、収益性が高い」といった自明なことは求められていないと考えるべきです。うっかりすると指標の説明をしてしまいがちですので、気を付けましょう。

 

 

まとめ

1. 経営指標は、収益性・効率性・安全性のそれぞれから1つずつ
2. 検討する経営指標は9個だけ
・収益性: 売上総利益率、売上高営業利益率、売上高経常利益率
・効率性: 棚卸資産回転率、有形固定資産回転率、売上債権回転率
・安全性:
特に収益性と効率性は「実額を企業規模である売上高で標準化」することで、他社比較をできるようにしていることがポイントです。
3. 記述は与件中心に

 

 

 

事例4対策記事(全4回)

第1回
事例Ⅳを苦手としている受験生のために
http://rmc-oden.com/blog/archives/94419

第2回
事例Ⅳの経営指標をはやくマスターするコツ
http://rmc-oden.com/blog/archives/94644



こんにちは、noriです。

診断士試験の勉強は受身じゃダメだと言う事実は実際に言われてみると痛感します。3度目の不合格の12月、その年の合格者からこんなアドバイスを頂きました。

ーー僕の言うことを何でも聞けば、合格できるよ。

これで合格できるなら、どんなに楽だろうと心が揺れました。ただ、絶対に合格できないこともわかっていました。ビジネス関連の資格講座では「合格保証制度」がついているのをみかけることがあります。ただ、中小企業診断士ではどんな通学講座を見ても「合格保証制度」はありません。

それはなぜか。

「人が作った」マニュアルに沿って動く人を求められているわけではないからです。中小企業診断士はコンサルタントの国家資格。絶えず変化する外部環境(市場・競合・顧客)に合わせて企業は変化しています。答えは1つではありません。

そして、どんな困難な状況も打破する突破力がある人が求められている。

合格年は本試験当日も自分で舵を切りました。参考になるかも怪しいので、合格体験記にも書いていないのですが、2次本試験の当日、事例1が65分解き終わり、残りの15分は解答を書き写していました。事例1より事例2と3難度が高かったものの、同じようにすることにしました。今までの自分であれば、残り時間はどれだけ点数を積み上げるかを考えていました。しかし、毎年自分で自分を追い詰めて失敗していたため、「聞かれていることに答えていれば合格点」として、残りの時間で解答を書き写して過去の事例は忘れて、次の事例に気持ちを切り替えることとしました。

どれが正しい、正しくないという話ではなく、合格への道は人それぞれ。

自分に合った道を選びましょう。

■各事例の特徴

さて、ここからが本題。

一生懸命勉強していくと視野が狭くなることがあります。2次試験は1次試験より情報量が圧倒的に多い。視野が狭くなると多すぎる情報量を処理できません。

まずは全体像を掴むことが大切です。

 ・事例1が組織・人事の事例

・事例2がマーケティングの事例

・事例3が生産管理の事例

・事例4が財務・会計の事例

どんな受験生も事例1が「組織・人事」の事例であることを知っています。しかし、事例1でマーケティングや生産管理の解答を書いてしまうことが往々にして発生します。それは視野が狭くなり、事例のテーマを忘れているがために、起きてしまいます。各事例の特徴をザックリ捉えておくことが有効です。しかし、文字ヅラでは誰もが知っています。イメージで捉えることが有効です。

2次試験は、事例1から4に進むにつれて、段々「粒度が小さくなっていく」ようなイメージです。

組織・人事という大きい話から段々、工場の具体的な問題や、個別具体的な数字の話になっていきます。事例3や事例4が多年度生が有利と言われますが、ここからもその理由が伺えます。粒度が段々小さくなり、具体的な問題や個別具体的な数字の話は改善策や答えが限定されてきます。多年度生が有利と言われるのは対策の積み重ねができるからかもしれません。

さらに具体的に考えていくと、

・事例1は、事業戦略に対して、どのような組織・人事施策を行っていくのかがポイントです。

平成22年の第4問のように、事業展開について問われるので、マーケティングの事例と混同しやすいです。

平成22年 第4問

食品原材料商社であるA社が事業拡大のために、食品原材料以外の商材に手を伸ばすべきかどうか、

中小企業診断士としてアドバイスを求められた。どのようなアドバイスをするかについて、100字以内で述べよ。

・事例2は、どのような人に(ターゲット顧客)どのようなものを(商品・サービス)どのように(プロモーション)売って行くがポイントです。

平成27年の第1問のようにターゲットが頻繁に聞かれます。

また、マーケティングの売上げ向上策は何でも書けてしまう分、どのようなニーズが市場にあり、どのような内部資源=強み(人材・スキル・ノウハウ・設備など)があるのか具体的に事例文の中に記載されています。

問題文や事例文の中に記載された制約条件をを見落とさないことが大切です・

平成27年 

第1問(設問1)

今後、B商店街はどのような顧客層をターゲットとすべきか。代表理事への助言内容を100字以内で述べよ。

・事例3は、求められる品質、コスト、納期を満たすために、内部資源=強み(技術力、営業力、一貫生産体制など)を活かし、弱みをどのように補強するかがポイントです。

強みが問われたり、問題点が問われたりすることが多いです。

平成26年

第1問

C 社の創業からの事業変遷を理解した上で、精密小型部品加工業界における C 社 の強みと弱みを 60 字以内で述べよ。

■ハカセのファイナルペーパーの使い方

イメージを助けるという点で最強のツールはハカセのファイナルペーパー

文章から状況を把握するには、文章を読んでイメージができるかが大切。ハカセのファイナルペーパーは各事例のポイントを押さえながら、各事例で何が起きているのか読み手の想像をかきたてます。

過去問の文章を読んでも状況がイメージできない方は、ハカセのファイナルペーパーを読んでから解いてみましょう。「ファイナル」に読むより、今のうちから読んでおくべき。

2次試験本番で難しい用語、知らない用語が出てきても、大きな流れの中で、この企業で何が起きているかイメージできていれば、問題なく対応できます。

大丈夫。 あなたは、ぜっ~~~たいに合格しますから!

nori でした。



皆さん、おはようございます。細川です。本日を入れて2次試験まで残り66日となりました今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

先々週の1次試験について、大体の傾向が分かってきましたね。皆さんのご想像の通り、やはり難化しているようです。全体的に見てみると、診断協会は7科目全部を毎年受験してほしいというのが本音なのでしょうか…。

さて、本日は前回の話をもう少し掘り下げて、2次試験に取り組む際に知っておくべき前提知識についてお話しします。
今までの記事の内容を含め、こちらに詳細なお話をまとめましたので、それを眺めながら重要な部分に絞ってお話しします(【】内は、シート名を表します。各シートの使用方法や説明は、【説明】シートを参照してください)。
また、こちらの記事も参照してください。

1.事例の知識(総論)
①解答の方向性
【総論】では、合格に繋がる答案の特徴についてまとめています。すなわち、出題者の意図に沿っており、読みやすく短時間で採点できるもので、自分の考えを少しだけ入れた答案は、得点が入りやすく合格に繋がります。

②思考の基本フレームや切口
【総論】に載せている表です。2次試験では1次試験で得た知識をうまくアウトプットする必要がありますが、私がその際に必要だと考えた概念をまとめました。かなり主観的な要素が入っていますが、このような思考回路を持っておくと、2次試験が俄然解きやすくなります。

③事例共通の問題・設問構造
【事例共通】では、全ての事例で必要とされる前提知識と対応についてまとめました。
最も重要なのは設問構成、つまり設問レベルです。なぜなら、出題者がどの質問レベルに対する解答がほしいのか見極めることができれば、解答内容の方向性が概ね定まり、かつ出題者の意図を大外しするリスクを低減できるからです。

2.事例の知識(各論)
各事例を解く際に、「とりあえずこれさえ知っていれば大丈夫」な知識をピックアップしました。最初は知識も不足しプロセスも不安定だと思いますが、まずはこれらだけ意識して解答してみましょう。

①事例Ⅰ
切口としては、「採用、配置、能力開発、評価報酬制度、モラール、部門階層、権限委譲、リーダーシップ、コミュニケーション」です。覚え方は頭文字を取って「さちのひほも、ぶっかけりコミュニケーション」です。

②事例Ⅱ
切口は「4P」、解答要素は「ターゲット、機会、ニーズ、シーズ、効果、協力者、チャネル」です。覚え方は「滝西子の境地」です。また「地域性、関係性、専門性」はしばしば問われる論点です。

③事例Ⅲ
切口は「QCD」「4M+I」、解答要素は生産計画では「日程計画、工程計画、負荷計画」、生産統制では「進捗管理、現品管理、余力管理、作業手配」です。覚え方は「ニコフ、茂代、作業しろよ!」です。また、事例企業が「繰返し受注生産、見込生産、個別受注生産(覚え方は「久美子」)」のうち、どの生産形態をとっているかを押さえておくと、解答の方向性がパターン化できます。問題点の解決策は「ECRS」「3S」が基本です。

④事例Ⅳ
経営分析における収益性(総資本経常利益率、売上高総利益率、売上高営業利益率、売上高経常利益率)効率性(総資本回転率、棚卸資産回転率、(有形)固定資産回転率)安全性(流動比率、当座比率、固定比率、自己資本比率(負債比率))は計算方法も含めて必ず覚えましょう。

3.復習の方法
以上の知識やオイラ式解答プロセス等を活用し、解答作成に取り組む際の注意点は次の通りです。。

①今日の課題を設定する
まず、問題に取り組む前に、今日の自分の課題を3つ設定し【P全体】に記入しておき、解答の際はその3つを意識し取組みます。

②解答例を収集する
解答が終わったら、予備校の模範解答やふぞろい等の書籍、勉強仲間の解答やインターネットを駆使して、自分のもの以外の解答例を収集します。

③再答案を作成する
②や1次試験の教科書等を活用し、【P全体】【P個別】【Pノート】でまず振り返りをします。その上で、【再答案】に自分にとってのベスト解答をもう一度作成します。この作業は時間も労力もかなりかかりますが(最初は丸1日かかります)、再答案を作成することによって解答の質が飛躍的に向上しますので、是非やってみてください。
こちらに作成例を載せておきますので、参考にしてみてください。

これらの手順をPDCAで回し、知識の補完やプロセスの改善を続けていくことが、2次対策の勉強の基本となります。

本日はここまで。以上、細川でした。



道場ブログの読者の皆様。3か月ぶりの登場です。6代目のおとです。

今日は8月14日(日)、1次試験からすでに1週間が過ぎました。自己採点はされましたでしょうか?

 

 

結果が芳しくなかった方へ

気持ちはそろそろ落ち着きましたでしょうか?「あんなに勉強したのに、なんで合格点に到達しなかったんだろう」。「ここの論点はわかっていたのに、なんであんなケアレスミスをしてしまったんだろう」。いろいろと思うところがあるかと思います。

「来年の試験に向けてもう一回がんばろう」とは、言いません。まずは、受験するにあたって助けてくれた家族や友人に感謝して、これまで勉強のために我慢してきたことを好きなだけやってください。そのうえで、「もう一回受験しようかぁ・・・」という気持ちが沸き起こってきたら、この道場に戻ってきてください。道場は、いつでも頑張る受験生を応援しています。

 

 

2次試験に進める見込みの方へ

おめでとうございます。まずは、第一関門をクリアーです。でも、まだ最大のラストボスである、2次試験が待っています。しかも、2次試験の本番まであと70日しかありません。この70日間で事例Ⅰ~事例Ⅳのすべての事例で、合格レベルの解答を制限時間内に書き上げる力を付け、合格率約20%の戦いを勝ち抜く必要があります。

そんな厳しい戦いを勝ち抜きたいと思っている方の役に立てるように、2次試験の事例Ⅳに特化した対策本を執筆しましたので、僭越ながら紹介させてください。

 

 

 

中小企業診断士2次試験 事例IVの全知識&全ノウハウ

事例Ⅳの全知識&全ノウハウ

 

 

この本は「受験生が短期間で合格レベルに到達できるように、過去問を『テーマ別×重要度』に分類し、効率的な学習を可能とすること」という方針で執筆しました。

また、以下の頻出テーマについて、知識(インプット)と過去問(アウトプット)をわかりやすく編集し、これ1冊で事例Ⅳの対策をとれる構成になっています。

第1章 経営分析
第2章 損益分岐点分析(CVP)
第3章 意思決定会計
第4章 セールスミックス
第5章 オプション・為替予約
第6章 キャッシュフロー計算書
第7章 その他計算問題

この事例Ⅳ対策本は、過去の「二次試験合格者の頭の中にあった全知識」と「二次試験合格者の頭の中にあった全ノウハウ」の執筆者で執筆しました。なお、第4章のセールスミックスと、第5章のオプション・為替予約が私の担当した部分です。

今後、毎週日曜日に、3回に分けて、私以外の執筆メンバーが、この2次試験事例Ⅳに関する事項について、当ブログで紹介する予定です。

 

それでは、2次試験まであと70日、夏バテせずに、2次試験まで一緒に頑張っていきましょう。

 

 

おと

 

事例4対策記事(全4回)

第1回
事例Ⅳを苦手としている受験生のために
http://rmc-oden.com/blog/archives/94419

第2回
事例Ⅳの経営指標をはやくマスターするコツ
http://rmc-oden.com/blog/archives/94644



こんにちは、今日も元気にKKD、手相観診断士のかおりんです。

2次試験まで、あと72日!
二次対策は順調に進んでいますか?

二次に向けての戦いが本格的にスタートした今週。その中で、昨日例年ご好評頂いている一発道場の夏セミナーを開催致しました。in東京は題して「2次試験ロケットスタートセミナー」。(名古屋も開催されましたよ!)

熱中症予防情報が発令される猛暑にもかかわらず、40名もの多数の方にご参加頂きました。
ロケットスタートセミナーは、“「11週間の学習で合格率20%の栄光を勝ち抜くゴール」への指針を立てる”がテーマです。
スライド050


第一部は「2次ロケットスタート戦略」と題して、フェイマオ&細川くんから2次試験の概要とポイントをお話したのに加えて、実際に合格者が2次試験をどう乗り切ったかをこばとnoriからお話しました。
スライド061

ざっくりハイライトすると、こんな感じです。

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<こばの戦略>ストレート生は多年度生と同じゴールを目指さない。
通常なら、読む→考える→書く、の順で強化するところを“逆張り”で

書く ⇨ 考える ⇨ 読む の順で強化する!

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<noriの戦略>

多年度生は「自分で考える環境を整えることが重要」。そして、「自分のいつも通りを知って」「自分に自信を持って解けば合格する!」


第二部は先代も含めた合格者のパネルディスカッションで、道場メンバーがこの時期に疑問に思ったことや、事前に頂いた質問に回答する形でノウハウをお伝えしました。

7代目:碧のたのしいファシリテーションで話を深耕。
IMG_1363

お越し頂けなかった方のために、下記に一部を共有しますね。

質問:勉強会に参加するメリット・デメリットは?
・安定して得点できるようになった「ターニングポイント」は何だったかを合格者に聞き倒した(うみの)
→うみのさんのばあいは、多面的に考えられるように知識を入れる必要性に気付いたこと
・勉強会のメリットは客観的な視点が得られること。デメリットは時間のロス。会わずにそれぞれの解答を採点する勉強方法を行い、客観的な視点(他の人に読みやすいか)をチェックした。会わずに行うため、無駄な時間を節約する効果があった(ひめ、3215)
・ペースメーカーとして活用。また、仲間が出来ることで孤独感を解消した(tomo)

質問:時間内に解き終わりません。どうしたらいい?
・解き終えるしかない。逆算して書く時間を確保すること。そうしないとスタートラインに立つこともできない(3215)
・実は診断士試験では時間の制限がいちばん難しいと思う。とにかく数をこなして安定的に80分をとけるようにすること。(うみの)
・メンタル的な視点でアドバイスすると、自分が『パニクった状態』であることに気付けること。80分の中で気付けば立て直せる。コツは、自分の中でプレイヤーだけでなくマネージャーとしての視点をもつこと。(ひめ)
・間に合わないのは『読むこと』に時間がかかるから。最初に設問を読みこんでから、与件を読んでいた。また、考える時点で『解答の骨子』をもっていた。書き直すことがないくらい。これができると考える時間を持てるようになる。(JC)

 質問:一緒に学びを進めるにあたり、友人の答案を採点する基準がわかりません。
・ちゃんと与件から『原因(材料)』をとってこれているかで採点した。本試験では、何らか材料がとってこれていれば点は貰えると思う。(フェイマオ)
・予備校の採点講師は採点マニュアルがある(それに従って採点する)。学び合うときも、採点者の気持ちになって解くのが良いと思う。二次試験の解答は、「作問者の意図を当てにいくゲーム」だと思うと楽しいかも。(おと)
・自分たちの勉強会では、事例によって必要なキーワードが入ってないとアウト、としていた。各事例ごとにキーワードを自分でまとめるとよい。まとめても、各事例でA41枚もいらないくらいになるはず。(碧)
・日本語として一読してわからないものはアウト。(かおりん)
※体験談を参考にする際に重要なのは「人それぞれ合格への道のりが異なるから、自分に合った方法を探すこと」です。くれぐれも盲信しないように!

パネルディスカッションの中でも、「ボクはこういう方法でやった」「オレはそれには賛成できないなー」みたいな一幕もありました・・・笑


第三部では、1・2部を踏まえて「自分自身の課題」を共有し、今後の指針を考えました。5〜6人のグループで道場メンバーとともにディスカッションをすすめ、会場の時間いっぱいまで話が尽きないくらい盛り上がりました。

 セミナーの後は懇親会へ。
こちらも本編に負けない熱気と盛り上がりでした。
セミナーにご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
ご参加頂いた方も、ご都合が付かなかった方も、一発道場ブログは皆さんの合格を応援し続けます。
最後に、1次合格の方へ。これは絶対忘れないでくださいね!!!
 スライド129
次回、冬の口述セミナーでお目にかかれますのを楽しみにしております。そして、道場8代目はあなたかもしれません・・・!
合格、心よりお祈りしております。

では、今日も診断士を目指すみなさまに、幸あれ☆

ほな!

かおりん



(昨夜、記事作成中に間違えて「公開ボタン」を押してしまったようで、作成途中の文章で記事がupされてしまいました。ご迷惑おかけしました。)

1次試験を受験された皆さん、お疲れ様でした!

経営で英文が出題されたり、今年も情報が鬼のように難しかったり、運営の傾向が変わったりと今年の一次試験も「嵐」が来ましたね。

でも、今、このページをご覧いただいているということは2日間受験された方ばかりのはず。

本当にお疲れ様でした。

ご存知の方も多いかもしれませんが、診断士試験って勉強途中に脱落していく方が非常に多いのです。

また、試験申し込みをしても受験されない方もたくさんいらっしゃいます。

ここまで来たみなさんは本当にすごいことだと思います。

ぜひ、ご自身を思いっきり褒めてください。

 

■自己採点をして、見事一次試験を突破したみなさん。

おめでとうございます!!!

最後の試練と言っても過言ではない2次筆記試験に向けて進んでいきましょう!

■惜しくも40点に届かなかった科目がある方、総合420点に少し届かなかったみなさん。

正直言って、まだどうなるのかわかりません。

過去に点数調整や没問が出てきて、「受験生全員に一律○点あげます。」という措置があり、一次突破となった方がたくさんいらっしゃいます。2次筆記試験への準備は怠らずに。

■今年の一次突破は厳しいかもという方

お疲れ様でした。

まずはここまでがんばってきた自分をぜひ褒めてあげてください。

そして、まさかまさか診断士試験へのチャレンジはここで終わりじゃないですよね?

診断士試験は1次試験よりも2次試験の方が断然面白いですし、2次試験よりも合格後の方が1万倍面白いのです!!!

実際、私は専業主婦からそのまま診断士として独立しました。診断士としてはたまごからかえったばかりのひよこですが、日々充実していますし、面白いです。

せっかく、診断士試験に足を踏み入れたのなら、合格目指しませんか?

道場メンバーはあなたが挑戦し続ける限り、いつもそばにいます。


夏セミナー受付開始!

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みなさま、お待たせしました。

本日、今から夏セミナーの受付を開始いたします!

2次筆記試験に向けてロケットスタートを切りたい、そこのあなた!

2次筆記試験ってそもそもどんな感じかよくわからない、そこのあなた!

独学で勉強仲間が欲しいという、そこのあなた!

そしてそして、2016年度診断士試験合格を目指す、そこのあなた!

是非お申込みお待ちしています。

 

【2次試験ロケットスタートセミナー開催概要】

日時:2016年 8月11日(木) 14:00〜16:30(予定) (開場・受付開始:13:30)
場所:大崎第二地域センター・区民集会所(JR大崎駅すぐ)
http://www.city.shinagawa.tokyo.jp/hp/menu000007300/hpg000007212.htm
対象:2016年中小企業診断士試験の合格を目指す方
費用:1000円(当日会場で現金でお支払いください)
※セミナー終了後、会場近くで懇親会もあります。 (税込、前払い4,000円)

申込みはこちら(peatixのサイトに移動します。)

*2次試験勉強対策についてセミナーで聞きたいことがあればコメント欄に書き込みお願い致します。
(もしかしたら、あなたの質問をセミナーでお答えできるかもしれません)


 

【名古屋もやります!! 2次セミナー開催概要】

日時:2016年 8月11日(木) 13:30〜16:30(予定) (開場・受付開始:13:00ごろ)
場所:名古屋市西生涯学習センター(名古屋地下鉄浄心すぐ)
対象:2016年中小企業診断士試験の合格を目指す方
費用:500円(当日会場で現金でお支払いください)
※セミナー終了後、会場近くで懇親会やるかも。 (金額は普通のワリカン)

申し込み先はここ!

というわけで、皆さん名古屋でお会いしましょう!

【絶対一発スト合格宣言!!!】
「ねぇ、2次試験対策の方が断然面白いって知ってた?」

ここからは一発スト合格を目指すあなたに向けて書きます。

「あぁ、なんで経済学があるんだろ・・・・。ケインズ、これって中小企業のサポートにいるんだろうか・・・」

「えぇーっと、製造業が一位で、二位が小売で・・・。数年後変化している可能性だってあるのにこれを覚えて本当に役に立つのだろうか・・・。」

一次試験対策をしていて、一度はこう思ったことがある方は多いはず。

でも、2次試験対策ってほんと面白いんです。

実際の企業の診断の基礎になるところが含まれています。

問題文の文章にヒントがあるので、しょーもない(といったら語弊がありますが・・・)ことを覚えないと点にならないということが少ないです。

そしてそして、最後尾から多年度生を追いかける!追いつく!互角に戦える! この感覚、最高です!他ではなかなか味わえない感動があります。

せっかく、一次試験を通過したんです。せっかくだから、あともう少し頑張って一発スト合格目指しませんか?

ということで、一発スト合格を目指すあなたに今日是非やっていただきたい2次試験対策の準備を書きます。

「ふぞろいな合格答案」を今日中に買う。(1週間後には超品薄に。去年は1冊1万円くらいに値段が跳ね上がりました。)

計算機をお持ちでない方は購入し、簡単な計算でもいいので使い始める。

個人的にずっと計算機を使わない生活だったため、計算機を使うことに慣れるのも重要だと思いました。(計算機の大きさ等は診断協会の昨年の受験要項でご確認ください。)

事例4 過去問をとりあえずペラペラめくり、レベル感を確認

余裕があれば、間接法によるCF計算書の作り方を学ぶ

一次試験ではなかったCF計算書をつくる問題が過去出題されています。(ちなみに昨年はPL作成でした。)

手元に過去問があれば、H23第1問 設問2(a)を解説を見ながら、何度も書いて、作成方法を習得しておきましょう。(ちなみに今年はこれがくると個人的に予想しています。)

・一次試験の疲れは出ていませんか?今日は早めに休んで、体調を整えましょう

 

では、今日も

いい1日を!

碧でした!



限界の先に見えるもの、それがZONE

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おはようございます。こばです。夏の甲子園予選も佳境に入り、甲子園出場校も徐々に決まってきた。
今年の予選の印象は波乱。甲子園常連校の次々に負けている
負けたらやり直せば良いのなら気持ちは楽になる。やり直す方法として、今年ならタイムリープ。9年前ならハレルヤ―チャンス。当然、ドラマのようにやり直しできないのが現実世界。

1年に1回だけの試験で失敗しないために必要なもの、それは究極の集中力である。
つまり、ZONE。道場では明鏡止水と呼ばれていたりする。

ZONEとは

人間がそのときしていることに、完全に浸り、精力的に集中している感覚に特徴づけられ、完全にのめり込んでいて、その過程が活発さにおいて成功しているような活動における、精神的な状態をいう。心理学者のミハイ・チクセントミハイによって提唱され、その概念は、あらゆる分野に渡って広く論及されている。

(Wikkipedia引用)

スポーツなどで体験するZONE状態

・リラックスしているのに、ものすごい集中力。
・試合が思うように進む、負ける気がしない
・体と心が完全に一致していて、自然に体が動いている
・調子が良く、ワクワクしている
・何もかもうまくいき最高の気分、絶好調

今、自分がこの状態にあるのなら、二次試験の対策をするのも良いかもしれない。
まだ、一次試験に不安がある方は過去問縦解きを通じて、この試験から何を学んで欲しいのか、作問者の想いを感じてみましょう。

しかし不安がないからと言えど、この時期の対策は事例Ⅳのみであるは既知。
それではこれまで磨いた財務会計の能力がどれだけ事例Ⅳに通用するか平成24年の良問を解いてチェック。

 

平成24年事例Ⅳ

■学習の期待効果■

ほぼ全ての財務会計知識を網羅しかつ、適切な難易度となっているため、1次直前期に時間を割いても論点の総チェックになる。

【事例論点】

○全部原価計算   →直接原価計算への書き換え(第1問(1))
○予想PLから経営分析
○損益分岐点計算 →SBEP=固定費/限界利益率
○損益分岐点感度分析 →条件を変化させ、固定費削減額を計算
○差額収益による意思決定会計 (第1問(3))
○FCFの公式。FCF=営業利益×(1-税率)+減価償却費
○WACC=負債コスト(税引後)+株主資本コストの加重平均
○企業価値(継続価値)=FCF/(WACC-成長率)

この事例を80分で解くためには、条件設定の読み取り及び解法の設計の高速化が必須。
さらに、問①を間違えると負の連鎖にはまり、全て間違えるようになっている。そのため、ケアレスミスをしないための仕組み作りが確立しているかも確認できる。←この仕組み作りが今年度の勝負の分かれ目

この事例を80分で解くだけで

これまで磨いてきたものが本物かどうかを見極め可能。

.
スムーズに解けた人はZONE状態に突入している言えるかも知れない。このまま突き進めば良い。

解けなかった人も落ち込む必要はない。なぜならばこのレベルの問題を解くのはあと3カ月後だからである。慌てる必要はない。間違えたことで緊張感が生まれ、今後の学習が効率的になることが期待できる。

ではまとめ。

・現実世界はドラマのよにやり直しはできない。
・1年に1度の試験で失敗しないためには、究極の集中力が必要。
・ZONE状態に突入すれば、試験もワクワク
・平成24年度の事例Ⅳは良問、1次試験前でも学習効果は高い。

byこば


あの熱い夏がやってくる!今年も開催!大好評の一発合格道場夏セミナー開催のお知らせです。

【2次試験ロケットスタートセミナー開催概要】

日時:2016年 8月11日(木) 14:00〜16:30(予定) (開場・受付開始:13:30)
場所:大崎第二地域センター・区民集会所(JR大崎駅すぐ)
http://www.city.shinagawa.tokyo.jp/hp/menu000007300/hpg000007212.htm
対象:2016年 中小企業診断士試験 合格を目指す方
※セミナー終了後、会場近くで懇親会も行う予定です。 (実費負担、4,000円程度を予定)

1次試験終了後は誰よりも早くロケットスタートをしましょう!熱い道場ファンのみなさん、予定を空けておいてくださいね!

※お申込み受付開始は、1次試験終了後を予定しております。今しばらくお待ち下さい!



改題その2

こんにちは、こばです。
いきなりですが、事例Ⅳは計算力が試される試験である、○か×か?

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答えは明確に×。事例Ⅳに計算力は必要ありません。
計算は電卓がしてくれますので、計算力ではなく正しい事務処理能力が必要です。

電卓の持ち込みは不可のため、1次財務会計は計算力が多少必要になります。
しかし、ほとんどの分野は四則演算の計算しかありませんので、中学生レベルの計算力があれば大丈夫。
事例Ⅳ同様に重要なことは正しい事務処理能力です。正しい処理手順で解答をすること。

第2弾は1次、2次ともに頻出のCVP分析を出題。

まずは、CVP分析のポイントを超ざっくり確認。

●売上 ― 変動費 ― 固定費  = 利益
●損益分岐点売上高 = 固定費 ÷ (1-変動費率)
●損益分岐点比率 = 損益分岐点売上高 ÷ 売上高
●安全余裕率 =100% - 損益分岐点比率
●営業レバレッジ = 安全余裕率の逆数

詳しくは、こちらを10分で確認

それでは本題の

□過去問改題□

平成27年 第10問(改題) 少数点第3位を四捨五入すること

CVP 損益計算書

設問①CVP分析にまつわる指標で今期の数値が正しいものはどれか。

ア:変動比率:60%
イ:限界利益率:55%
ウ:損益分岐点比率:71.43%
エ:営業レバレッジ:3.5%

設問②D社は今期の予想PLを上記の通り行っていたが、営業利益率をさらに向上させたいと考えている。そのための取組として最も効果の高いものはどれか。

ア:新規開拓をして、売上高を1.1倍に増加させる。
イ:新規の設備投資を行い、変動費率を10%減少させる。設備投資により固定費が10%上昇する。
ウ:経費削減で固定費を10%減少させる。
エ:1割値引きをして、販売数を1.2倍にする。

 

□解答解説□

問①、これは基礎知識で解ける問題
正解は

ア:変動比率 = 変動費 ÷ 売上高 よって55%なので×

この指標は瞬殺ですね。超簡単ですが、今期と前期を間違えて計算してしまうことがあります。
そんな馬鹿なと思うかもしれませんが、緊張した場面では信じられないミスが発生します。
サルも木から落ちる。

イ:限界利益率 = 限界利益 ÷ 売上高 よって45%なので×
限界利益 = 売上高 ― 変動費

ウ: 損益分岐点売上高 ÷ 売上高 よって71.43%で○
損益分岐点売上高 = 固定費 ÷ 限界利益率

エ:安全余裕率の逆数 よって3.5倍、単位が違うため×
この問題は安全余裕率を計算して、その逆数を求めるよりも
営業レバレッジ = 限界利益 ÷ 営業利益 で瞬殺で解答した方が本試験では望ましい。

問②、粛々と計算をさせる事務処理能力を問う問題。1次試験には出ないが、2次試験では嫌がらせ問題として出る可能性あり。しかし、1次試験で出題されれば、時短のために明らかな誤答を瞬殺で見抜く眼力が欲しい。
単純な売上拡大、値下げが正答にならないと見抜く力が欲しい。

予想PL、私は粛々とエクセルに入力。試験本番では下記の表を自力で作る必要がある。綺麗に正確に書くことがミスをしないコツ。正しい型で行うことが重要。
予想PL

よって正解はイ。計算しなくても作問者の想いを考えるとイが正解だろうと予想ができる。

数値のシミュレーションはなんとなく決めたが、イ・ウの損益分岐点売上高が同じになったのは興味深い。
しかし、なぜそうなるのかを理論的に説明するには時間がない。説明できる人はコメントください。

損益分岐点がイとウと同じであるから、営業利益率は限界利益率の高いイとなる。
損益分岐点売上高=固定費を回収した額。それ以降の売上は限界利益分儲かる。

では、まとめ

・事例Ⅳに計算力は必要ない、電卓がしてくれる。
・必要な力は事務処理能力。
・CVP分析問題は瞬殺で解くテクニックが存在する。
・損益分岐点売上高=固定費回収額。
・経費削減より、限界利益を増やした方が儲かる。

byこば


あの熱い夏がやってくる!今年も開催!大好評の一発合格道場夏セミナー開催のお知らせです。

【2次試験ロケットスタートセミナー開催概要】

日時:2016年 8月11日(木) 14:00〜16:30(予定) (開場・受付開始:13:30)
場所:大崎第二地域センター・区民集会所(JR大崎駅すぐ)
http://www.city.shinagawa.tokyo.jp/hp/menu000007300/hpg000007212.htm
対象:2016年 中小企業診断士試験 合格を目指す方
※セミナー終了後、会場近くで懇親会も行う予定です。 (実費負担、4,000円程度を予定)

1次試験終了後は誰よりも早くロケットスタートをしましょう!熱い道場ファンのみなさん、予定を空けておいてくださいね!



改題

こんにちは、こばです。
今年の財務は難化予想。その財務に対して何も対策をせず待っているのもつまらない。

財務はコツコツやりましょう言われているが、半分正解で、半分不正解。
毎日やることは意味はあるけれど、毎日1問程度では表面的な計算を覚える程度になってしまうことが懸念される。
財務は一気にガツンと深く追い込む時が必要。

つまり、筋トレと同じ。筋トレも筋肉を破壊して、超回復を図ることで筋肥大を生じさせる。
その時に意識することは、どの筋肉を動かしているのか、正しいフォームで行えているかなど。
でも、一旦筋肉を大きくしたら、継続的にトレーニングをすることで体の動かしたを覚えさせる。
もう直前期、すでにガツンと追い込んで、筋肉が大きくなっていることを前提として、財務の問題をアップします。
過去問の重要論点を、少し変えて掲載。

第1弾は1次、2次ともに最頻出の経営分析を出題。

まずは、経営分析のポイントを超ざっくり確認。

●安全性:借方の何か÷貸方の何か(BS)
●収益性:利益÷売上高(PL)
●効率性:売上高÷BSの何か(PLとBS)

詳しくは、こちらを10分で確認

それでは本題の

□過去問改題□

平成27年 第11問(改題) 少数点第3位を四捨五入すること

貸借対照表

※純資産には利益剰余金が10,000千円含む

設問①安全性に関する指標で数値が正しいものはどれか。

ア:流動比率:54%
イ:当座比率:36%
ウ:自己資本比率:127.27%
エ:固定長期適合率:166.67%

設問②今期、D社は新規に自社物流用の倉庫を設立する。倉庫を設立するにあたり、資金1,000万円を余剰資金から200万円、残り800万円を金融機関から長期借入金で調達を行う。
倉庫設立後の安全性に関する指標で数値が正しいものはどれか。

ア:流動比率:80%
イ:当座比率:36%
ウ:自己資本比率:42.86%
エ:固定長期適合率:111%

 

□解答解説□

問①、これは基礎知識で解ける問題
正解はイ

ア:流動比率=流動資産÷流動負債 よって80%なので×

この指標は瞬殺ですね。基本的にBSには流動資産と流動負債それぞれ合計された数値が記載されてます。決算書を3秒でみる場合はこの指標を確認するそうです。
この指標は短期安全性。

イ:当座比率=当座資産÷流動負債 よって36%で○
当座資産=現金及び預金 + 受取手形 + 売掛金 +有価証券
この当座資産の知識があれば瞬殺、しかし、本試験では緊張でど忘れの可能性あるので注意。
この指標は流動比率よりももっと短期安全性。この36%はかなり低いですね。二次試験でもこれほど低い数値の企業はなかったはず。

ウ:自己資本比率=自己資本÷総資産 よって44%なので×
純資産の内訳が明確に記載かれていないので、自己資本=純資産ということと解釈する。
自己資本比率が100%を超えていることに、瞬殺でなんでやねんと突っ込みを入れる。
この指標で資本構造の良し悪しが分かる。

エ:固定長期適合率=固定資産÷(自己資本+固定負債) よって110%で×
166.67%は固定比率=固定資産÷自己資本。どちらの指標も100%以下が望ましく、長期安全性を表す。

問②、この問題は2次試験レベルを想定しています。単位に注意しましょう。
正解はウ

まず、正しく予想BSを作成することができるかが鍵となります。
この問題を解く場合の重要な用語が余剰資金。
余剰資金って何だっけ?となった人がいると思います。
この問題は、平成25年の2次試験の経営分析を意識して作成しており、
当時の受験生も勘違いし、仕分けを正しく行うことができなかった方がいます。

余剰資金=利益剰余金ではなく、現金です。
このことが、正しく押さえてあると仕分けも行えます。
予想BS
予想BS

このBSが作成できれば、後は問①の知識で計算するだけ。

では、まとめ

・財務はガツンとやることが最重要。筋トレと同じ。
・経営分析は必ず出題される。
・安全性の指標は、短期、長期、資本構造の3つ。
・経営分析の難化ポイントは予想BS、つまり仕訳。

byこば



たきもです。今日は6月10日です。
一次試験1日目(8月6日)まであと57日です。
焦らず、じっくり、やるべきことを積み重ねましょう

このブログを読んでいる皆様、
「一発合格道場」ですから、「一発合格」したいですよね??
来年もこの勉強をするか、合格して診断士の世界に飛び込むか
どちらがよいですか??

私は昨年のこの時期
「この勉強を来年もやるのは嫌だ・・・ていうか無理・・・」
思いながら過去問と向き合っていました。
昨年の自分のFacebookを読んだら、こんなことが書いてありました。

「何回やっても同じ間違いをしていた問題、
4回目にして初めてちゃんと理解して解けた。うれしい。
….でも7科目中の1問。8月までに間に合うのか、、、、、」

みな、同じ心境です。ここで耐えぬき、勉強を淡々と続けることが、
一次試験合格につながります。

—————————–
さて、今回は(私にとって)始めて
財務」のうち「経営分析」を取り上げます。
(一応、本業が金融機関ですから、1回は財務を書こうと思ったのです)
(金融機関勤務なのに)苦手な財務の中では
暗記で乗りきれる経営分析は、得点に繋がる分野でした。
経営分析は、二次試験では必ず毎年第1問で出題されます。
得点源となるところですから、しっかり抑えましょう。

最初に申し上げますが、ものすごくざっくりです。
経営分析の問題に拒否反応が出る方、
これを読めば「こんなざっくりでもよいのか」
と思うはずです!

1.公式の覚え方
①安全性
分子と分母は貸借対照表の場所で判別できます。
左側が分子、右側が分母です。
ここは公式を覚えるより、絵を書きましょう。
はい、安全性終わり!
案是正
※負債比率は、負債/自己資本ですので、右側だけ!と覚えましょう。

ちなみに、よく引っかかりやすいのが
固定比率
固定長期適合率
負債比率
です。「低いほうが◯」のパターンですね。
固定比率
自己資本より固定資産が多い
→自分の体力(自己資本)以上になにか買っている→低いほうが◯
固定長期適合率
自己資本どころか負債までしても固定資産のほうが多い→低いほうが◯
負債比率
自分の体力(自己資本)以上に借金してる→低いほうが◯
この3つが出た時は、「低いほうが◯!」と3回唱えてから問題を解きましょう。

②収益性
ここは、指標がそのまま計算式になります。
真ん中に線を引いて、上下逆転させます。
総資本経常利益率=経常利益率/総資本

③効率性(回転率)
覚えることは一つ、「売上高」が分子!
とりあえず、売上高を上に持っていけばOKです。
回転率
(ものすごくざっくりした図ですね…)

2.筆算をしない、分数のまま大小を考える
各指標を計算し、
前期と比べ良好か、悪化したか答える問題は度々出題されます。
(H23年度第9問、H25第5問)
私は最初、この問題を筆算で解いていました(小学校で習う、アレです)
しかし、小数点第3位くらいまでだしたり、途中で計算を間違えたりで
時間をかなりロスしていました。
そこで、4月の道場春セミナーで、6代目おはともからの神の一声

「分数のまま大小を判断すればよいんだよ」

目からウロコでした。

H25年第5問設問2を見て実践してみましょう。
固定長期適合率で考えていきます。
まず、コロン以下(000)は最初から排除しましょう。
長期固定適合率

うまく約分ができれば、筆算しなくても大小がわかります。
(私は、どちらが大きいかわからず、結局筆算しました…)
83か86まででれば、大小がわかりますね。

いかがでしたでしょうか?
財務は暗記科目です。
基本的な公式をしっかり覚え、自由自在に動かすことができれば
必ず得意科目になります!
二次試験も踏まえ、しっかり「コツコツ財務」やっていきましょう。

最後になりましたが、6代目おとの
【道場マイベスト記事】財務・会計は必読です!
今、今まさに読んでください!!財務の戦略がこの1記事でわかります

たきもでした。



今日も元気にKKD(気合いとカンと度胸)
おはようございます、手相観診断士のかおりんです。

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今日からいよいよ楽しいGWですね!
道場春セミナーにお越し頂く皆さま、お目にかかれるのを楽しみにしております。


さて、明日・明後日はTACの二次実力チェック模試があります。
それにあわせて、2次を解く際に、当初私が躓いていたポイントについてのお話。

それはズバリ、「それ、分析?それとも妄想?」です。

これは、与件に書かれていないことまで勝手に想像して、それを反映した解答を作成してしまうミス。

特に、実務経験がある方や、出題された業種・業界に詳しい方に起こりがちなこの現象。
(私は超妄想族でした。妄想族があったらヘッドだったかも。)

具体的な例として、H23事例Ⅳで見てみましょう。

中小企業診断協会Webより、平成23年度 第2次試験問題
D 中小企業の診断及び助言に関する実務の事例Ⅳ(PDF)
与件には、下記の記載があります。
—————————-
D社は日本海側の地方都市にある創業25年の水産加工メーカーである。



地元漁港から揚がる魚介類を中心に、水産物の加工品を主に地元スーパーおよび外食産業に卸す他、年に数回、飛び込みの需要にも応じている。
—————————-
で、財務諸表みると棚卸資産がだぶついていることがわかる。

そして、この問題について実際に受験生の方から頂いた質問。
「水産物の加工品って、保存ききますよね?缶詰とか。棚卸資産が多いとダメなんですか?」

・・・さて、この質問は分析でしょうか?妄想でしょうか?

水産加工品について、確認してみましょう。
出典:中央水産研究所Webサイト>水産加工品のいろいろ

もちろん、缶詰も水産加工品です。
しかし、他にもちくわやかまぼこ、魚の干物なども立派な水産加工品。
kamaboko_kouhaku
つまり、先の質問は「妄想」です。

水産加工品=缶詰=日持ちするから棚卸資産回転期間が多少長くても大丈夫じゃね?
と考えてしまうと、本問題の経営分析の正答は遠のきます。

ほかにも、旅行業にお勤めの方がH26の事例Ⅱを解いた際に、「介護ツアーは実際儲かってない」という事前知識があったために解くのに苦労された(正答を導く障害になった)という話も聞きます。

2次試験をとくポイントは、事例は事例、架空の会社だと割り切って、書かれている内容だけを読み取って解答を作ること。

現実の診断士業務では、『先入観を持たずに顧客の話を聞く』ことが必須です。
その練習だと思って、事例と向き合ってくださいね!(私も日々修行中です。。。泣)


今日も診断士を目指すみなさまに、幸あれ☆

ほな!
かおりん



この度、熊本・大分の大地震により、犠牲になられた方々に謹んで哀悼の意を表しますとともに、被災された全ての方々に心よりお見舞い申し上げます。
また、一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。


おはようございます。フェイマオです
道場ブログをご覧の皆様の中には、来週末からゴールデンウイークに突入し試験前のまとまった貴重な連休を迎えられるかと思います。
特に、今年初めて8月の1次試験を受験される方にとっては、“大事な天王山”となるかと思います。
ぜひ、皆さまそれぞれにあった計画を立てて、充実した連休をお過ごしください。

我々、一発合格道場では29日(祝)春セミナーを開催いたします
当日のセミナー参加には来られない方も、懇親会からの飛び入り参加も喜んでお待ちしてます
初代メンバーや歴代のメンバーも参加しますので、是非お楽しみに


さて、本日は過去3回に渡ってお送りしたCVP分析のテーマで、“財務が苦手な方向け”にお話をさせて頂きます

これは、私の所感ですが、財務が苦手な方にとっては“2次試験の事例Ⅳよりも1次試験の方が取り組みにくい”かも知れません。

2次試験は財務が苦手な方でも、過去問の頻出論点(財務分析やCF計算書、CVP分析等)に絞って勉強すれば合格点は十分確保できると思います。
それよりむしろ1次試験の方がハードルが高い(点数が取りづらい)と感じてます。
既に過去問に取り組まれている方はご存知の事かと思いますが、財務・会計は試験時間60分で25問出題されます。つまり、1問あたり2分半(2分24秒)で解答しなければなりませんので計算のスピードも要求されます。
しかし、1次試験では確実に点を獲るためには計算スピードよりも、『設問毎にタイムマネジメントをしっかり行う』だと思います。つまり問題によって“時間をかけずに秒殺で解く”のか、“多少時間をかけても丁寧に解く”のかによって時間配分を変える事が重要ではないかとフェイマオは考えます

とは言え、“秒殺で解く”には、テキストに載っている公式のみではなかなか難しいのが正直なところです
と、いう事で前置きが長くなりましたが、このCVPの分野の過去問を使って“瞬殺”で解けるやり方をご案内させて頂き、実際にその効用を皆さんに感じて頂ければと思います


■オーソドックスな解き方

まずは、実際の過去問(平成21年度 第8問)をご覧ください
平成21年度1次試験過去問

さて、これをどのように解きますか?
一般的には、以下のような解き方が考えられるかと思います。

<解答手順の例>※単位は(千円)
【1】損益分岐点売上高を求める
→ 2,700 / 1 -(5,000/8,000)=7,200
【2】損益分岐点比率を求める
→7,200/8,000 = 0.9
【3】“1-損益分岐点比率 ”から安全余裕率を求める
→1-0.9 = 0.1

よって、解答は  

確かに、上記の方法でも問題は解けます。
が、既に申し上げたように1次試験の財務・会計はスピードが求められますので、出来るなら短時間で答えを出したいものです。


■瞬殺するための公式

では、先に公式をご覧ください

安全余裕率の計算式(秒殺)

とりあえず、この公式の導き方は後程説明するとして、実際にこれを用いて同じ問題を解いてみましょう。
まずは、与えられた数字から『限界利益』『営業利益』を出してみましょう

20160422用固変分解

<解答>※単位は(千円)
安全余裕率=営業利益限界利益 × 100(%)
=300/3,000 × 100(%)
=10(%)

よって、解答は  

どうでしょうか?これだと30秒もかからず、まさに“秒殺”できますね

と、この式ってどっかで似たような式を見たことありませんか?

 
そう、前回の記事で出てきた“営業レバレッジの公式”と似てるんです
下の公式をご覧ください。

営業レバレッジと安全余裕率

このように、営業レバレッジの公式の分母と分子を入れ替えたら、安全余裕率を求める事が出来ます
つまり、“営業レバレッジの逆数が安全余裕率”(正確には出た数値を100倍して百分率で表すのですが)となります。


■公式の導き方

まずは、こちらの利益図表をご覧ください

20160422用図表①

上記の図で以下の①と②がそれぞれ以下のように表されるという事をご理解下さい。
①損益分岐点比率 = 0X/0Y
②安全余裕率 = 1 - 損益分岐点比率
= 1 -0X/0Y = (0Y-0X)/0Y = XY/0Y

 

これをご理解頂いて、下記の図をご覧ください。

20160422用図表②

【訂正】安全余裕率公式(秒殺)

 

これは先代のアックルもこちらの記事で説明していますので、宜しければこちらもご覧ください


このやり方で解ける問題がほかにもあります。
『平成23年度の第11問』です。
※先ほどの平成21年度の第8問とは出題の形式は異なりますが、考え方は同じです。これも秒殺できると思います
平成23年度1次試験過去問
そして、『平成25年度の第8問』です。こちらは平成21年度の第8問とほとんど同じですね
平成25年度1次試験過去問
いかがでしたでしょうか?
無事に“秒殺”できましたでしょうか?
※解答は載せてませんが、もしご希望があればお知らせください。

 

財務・会計は、“取れる問題を確実に正解する”が重要です。
ただ、確実に点を獲るためにも『時間をかけて丁寧に考える問題』に時間を使うためにも、『時間をかけずに“秒殺”で解く』事も必要だと思いますので、良かったら参考にしてください

それでは、また
To be continued・・・


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絶対に諦めるな!!!

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こんにちは、noriです。

今日も困ったときに役立つ語呂合わせをご紹介。この語呂合わせは中小企業診断士の研究会・勉強会のポータルサイト「smecs~中小企業診断士・受験生交流会〜」を管理するLow*さんに教えてもらいました。この団体は、各地の勉強会を紹介するだけではなく、毎年1月上旬に診断士や受験生の交流を目的とする新年会を開いています。京都、大阪、神戸、新潟、東京、神奈川など全国から約60名の診断士や受験生が横浜に集います。今年の1月にnoriはここで合格を祝ってもらいました。来年は皆さんの番です。一緒に皆さんの合格が祝えるのを楽しみにしています。

冒頭の言葉はLow*さんの言葉です。合格年のnoriは中々エンジンがかからず、ずーっと蛇行運転をしていました。でも、絶対に諦めるなと言ってくれる仲間がいました。noriちゃんがこんなに頑張れると思わなかったよと言ってくれる友人がいました。あなたの今の努力はまだ形として見えないかもしれない。でも、その姿を見ている人は必ずいます。努力は決して無駄にはなりません。

今日はそんなあなたの合格に向けて。月末の2次試験の模試で早速使えるかもしれない!?語呂合わせのご紹介です。

 

過去問の重要性

突然ですが、問題です。この問題は何年の問題でしょうか?

スクリーンショット 2016-04-18 23.02.25

スクリーンショット 2016-04-18 23.02.39

スクリーンショット 2016-04-18 23.02.50

ピンときた方、正解。平成27年の事例4ですね。

特に設問2は営業レバレッジを示唆するような問題でした。直接数値を問われてはいませんが、今後は聞かれてもおかしくないですよね。

noriは平成27年の事例4を見たときに、予想PL作成が求められた平成24年の過去問を思い出しました。noriが撃沈した平成24の事例4。これは解けないはずがない。平成24年の合格者に本番なぜ落ち着いて解けたのか聞いたことがあるのですが、同じく予想PL作成が求められた平成17年の過去問を思い出したそうです。

過去問と同じような問題が本番で出た場合、それはみんなができる問題。得点源です。過去問は必ず押さえて勝負の舞台にのぼりましょう。

舞妓さん登場

とは言え、本番の勝負で緊張しない人はいません。いつもの力の8割出せればベスト。レバレッジという言葉を見た途端、経営レバレッジ??営業レバレッジ??財務レバレッジ??と頭の中でグルグルグルグル。そこで受験生の味方、舞妓さん登場。

242078

おや?営業中の舞妓さんが悲しそうに何か呟いていますね。

もう少し近づいて聞いてみましょう。

 

「・・・」

「・・・売れへん、売れへん、舞妓」

うれ(売上)へん(マイナス変動費)、うれ(売上)へん(マイナス変動費)、まい(マイナス固定費)」

「売上−変動費/売上−変動費−固定費!」

 

なんと!売れない舞妓さんが呟いていたのは、7代目フェイマオ記事に登場した、営業レバレッジの公式でした。

スクリーンショット 2016-04-19 7.07.51

 

うーん、営業レバレッジって何だったけ?ってなったら、営業中の舞妓さんが「売れへん売れへん、舞」と呟いていたのを思い出しましょう。

 

そして、舞妓さんの言葉を思い出しながら、フェイマオ記事で営業レバレッジを復習!

 

これで、営業レバレッジは完璧

 

ただし、合格後にお礼をかねて、売れなくて困っている舞妓さんに営業力UPのアドバイスをするのをお忘れなく

大丈夫。 あなたは、ぜっ~~~たいに合格しますから!待ってます!

nori でした。



おはようございます、フェイマオです
先週の土曜日に道場7代目メンバーで集まり、今月末に行う道場春セミナーの打ち合わせをして参りました。
今回、1次試験突破を目指される方を対象に、『参加して良かった』と思えるようなコンテンツを企画していますので、ご予定の合う方は奮ってご参加くださいませ

 

さて、本日は前回前々回に続きましてCVP分析についての最後の(?)投稿になります

今更ながらではではありますが、このCVP分析は、1次試験はもとより2次試験頻出の問題で、平成13年度以降では以下のように出題をされています

~CVP分析 出題年度と出題内容~
・H152⃣:変動費率と固定費の算出、損益分岐点売上高の算出および計算結果に基づく改善策の提案
・H173⃣:損益分岐点売上高と損益分岐点売上高比率の算出、および予想損益分岐点との比較
・H192⃣:固定費の算出、損益分岐点分析から予想される経営上の問題点の示唆
・H213⃣:損益分岐点売上高(現在および将来)の算出、営業レバレッジの視点から見た経営への影響についての説明
・H222⃣:価格変化に伴う損益分岐点売上高の変化、および経営への影響についての説明
・H242⃣:予想PLに基づく損益分岐点比率、および損益分岐点比率をもとにした削減する固定費額の算出
・H263⃣:プロダクトミックス(CVP分析の応用)
・H272⃣:予想PLに基づく目標利益達成売上高、損益分岐点売上高の算出

今回の記事は、このCVP分析の中から赤字で記載した営業レバレッジを取り上げてみます。


□営業レバレッジとは?

一言でいうと、営業レバレッジとは『売上の増減に伴う利益のバラツキを図る指標』です。(フェイマオ解釈)
CVP分析で費用を固変分解した際に、営業レバレッジは以下のように表せます。
営業レバレッジの公式

診断士試験では、営業レバレッジの値を問われたら、『限界利益÷営業利益(または経常利益)』で求められると覚えて頂ければOKです


□利益のバラツキとは?

さて、ではこの“利益のバラツキを図る指標”である営業レバレッジについて、具体例を挙げてもう少し詳しくみていきたいと思います。
<例>
売上高、営業利益がともに以下のようなA社とB社の2つの企業を見てみましょう。

A社とB社のPL①

通常の制度会計の基準で作成した損益計算書では、A社とB社の違いがイマイチわかりません。
既に勉強されていらっしゃる方には当たり前の事ですが、制度会計は、複数の企業を比較する際に、全国共通の会計処理基準に基づいて会計処理を行います。
これは企業の財務諸表からは企業自身の恣意性を排除する必要があるからです。株主や債権者にとって大事なのは、『いくら売って、いくら儲けたか?』が大事なのであり、費用の分類などは興味がありません。

一方で、経営者にとっては、財務諸表から『将来に経営判断に役立つ情報』を探します。そのためには、財務諸表の中身も自社のオリジナリティを反映させる必要があります。これが、管理会計の考え方になります。

さて、前置きが長くなりましたが、上記の損益計算書を管理会計の手法で固変分解したものを以下に掲載します。
※ついでに、営業レバレッジも出しておきます。

 

A社とB社のPL②

ご覧頂ければお分かりになると思いますが、A社は費用に占める固定費の割合が高く(固定費型ビジネス)、一方B社は費用に占める変動費の割合が高くなっています変動費型ビジネス)。
実はこうして企業を、固定費型ビジネスか変動費型ビジネスかを判別する指標の1つとして、営業レバレッジがあります。
上記の図表からお分かりいただける通り、固定費型ビジネスは営業レバレッジが高く変動費型ビジネスは営業レバレッジが低くなっています。

では、この9とか、2とかが表している数値とはいったい何なのか?
※因みに、営業レバレッジの単位は(倍)と考えて頂くと宜しいかと思います

営業レバレッジが9(倍)という事は、売上高が10%増加した場合に、営業利益はその9倍の90%増加する事を意味します

営業レバレッジA社売上増

上記の表を見て頂ければお分かりかと思いますが、売上高が100(万円)増加した場合に、コストの増加は10(万円)に留まり、残りの90(万円)が営業利益になっています。
つまり、売上高増加のほとんどが営業利益の増加に結び付いています

では、逆に売り上げが10%減少した場合に、営業利益はその9倍の90%減少することになります

営業レバレッジA社売上減

 

上記の表では、売上高が100(万円)減少した場合に、その減少分のほとんどが営業利益に反映されています(90万円の減少)。

では、同じようにB社の売上の変化のパターンをまとめて見てみましょう。

営業レバレッジB社売上増減

B社の場合は、営業レバレッジが(A社と比較して)小さいため、売上が10%増加(100万円)しても、そのほとんどがコスト(変動費)に吸収されてしまい、営業利益の増加分は20%と小さくなってます
逆に売上が減少しても、営業利益の影響が小さいのはご覧頂ければお分かりになるかと思います。

つまり、営業レバレッジが大きいという事は、売上の変動に対する利益のバラツキ(リスク)が大きいという事がわかります。


□利益図表でみられる営業レバレッジの比較

では、今度はA社とB社の2つを利益図表で比較してみましょう。

 

利益図表比較

損益分岐点売上高は既に出ていますが、ご覧頂いてお分かりの通り営業レバレッジの大きいA社の方が損益分岐点が高くなっているのが分かります。
つまり、固定費の大きいA社は営業利益を確保するまでが大変だが、利益が出てしまえばそれ以上の売上が利益に結び付きやすくなるのが図から(売上高と総費用曲線の間にあたる三角形の営業利益の面積)もお分かり頂けるかと思います。

一方で固定費の小さい(変動費の大きい)B社は、営業利益の黒字化は(A社に比べて)容易に達成できるが、黒字以降利益を拡大するのが容易ではないことが分かるかと思います。


 

□売上高の増減と営業利益の増減の関係

上記で説明した内容について、最後に計算式で確かめてみましょう
この計算式は覚えていた方が良いと思いますよ

~営業レバレッジと売上高の増減率と営業利益率の増減率の関係~

 売上高の増減率 × 営業レバレッジ = 営業利益の増減率

この公式を使って、A社の売上増のパターン(既出)を見てみましょう。

10%(売上高の増加率) × 9(営業レバレッジ) = 90%(営業利益の増加率)

A社の数式からも、営業レバレッジが“テコ”のような働きをして、営業利益を増加させているのがお分かりいただけるかと思います

※この計算式の導出については割愛しますが、何故こうなるのか知りたい方はコメントにご記入ください

さて、本日はここまで

To be continued・・・

 


 

 

道場春セミナーのお知らせ

~1次試験まで残り100日の合格戦略~(仮称)

日時:4月29日(金)14時〜

場所:中央区日本橋公会堂
お申し込みはこちらから(外部サイト:peatix)
定員締切間近!!お申し込みはお早めに♪

 

Don’t miss it!!!



たきもです。すっかりですね!
が、私の職場では風邪が流行しています
各部署に1~2人いるのでは・・・というかんじです。
期末期初で疲労がたまった身体にウイルスが忍び込んでくるようです。
ウイルスを寄せ付けないためには、
職場についてからの手洗いが非常に効果的です。
2回やるとさらによいそうです。
(職場の衛生委員会から得た知識の受け売り・・・)
よく寝て、よく食べ、よく学ぶ!
今月も試験勉強を乗り切っていきましょう。
―――――――――――――――――――
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さて、今回はまた志向を変えて
初学者が二次実力チェック模試を受験すべきかどうか?
について書きます。
今年は4/30(土)と5/1(日)に実施されます。
※どちらか1日を選択して受験します。

初学者からの一発合格を目指すこの道場でも、
複数回論点にあがっています。

初代ハカセ2次チェック模試は受けるべきですか? 評判は?
初代ふうじん初学者の不合格仮説【二次】
3代目アンドロメダ【チェック模試】初学者のチェック模試活用法

たきもの結論は「受験しましょう。」です。

ちなみに、私は去年のこの時期、二次の勉強は全くやっていませんでした。
カリキュラムの「二次スタートアップ講義」すら聞いていませんでした。
無勉強で受けましたから、結果も各事例10~30点くらい・・・
(模試前の一発合格道場のセミナーには参加しましたここで宣伝!)
全くやっていなかった理由は、一次試験の勉強だけで手一杯でそれどころではなかったからです。。。
スタートアップ講義は最低限聞くべきだったと思います。。。
(その後、二次試験勉強時に苦労しました)

話を戻して・・・
そんな状態でも受験すべき、という理由は以下の3点です。

①会場の雰囲気を知る
初学者は、講義を受講し自分で問題演習をしているだけで
「試験会場がどんな様子なのか」は全くの未経験です。
試験のあの独特の雰囲気は、試験を受験しなければわかりません。
模試の会場は、以前から本試験を受験している受験生だらけです。
もちろんある程度初学者もいますが、殆どは一次試験を突破したか、
もう少しで突破できる猛者たちでしょう。
彼らが試験会場でどうやって過ごしているか、雰囲気を知るとともに観察しましょう。

私はチェック模試を「とにかく受けて帰ってこよう」という心意気だけで受験しましたが
「中小企業診断士」という難関資格の会場の雰囲気は、
今まで受けた試験よりも、ピリピリした雰囲気でした。
それを5月の段階で経験できたことで、その後の一次模試の際も
落ち着いて受験することができました

(当日知ったこと)
・紙をビリビリやぶく
周りの人が「はじめ!」の合図とともに
ビリビリ紙を破いているのをみて
「なるほど、破いてメモ用紙にするのかー」
と、模試当日マネしました。
・二次試験の参考書
周りの人が見ている参考書をのぞき見して、
二次試験準備が本格的になる時に同じものを買いました。
(事例Ⅳの特訓問題集だったかと思います)

②一次試験知識が引きだせるかどうかの腕試し

結論、初学者はまったくか少ししか引き出せないと思います
そこで、模試に出てきて使えなかった一次知識は
テキスト等にもどって必ず確認しましょう!!
一次試験は選択制ですから、
正直、ちゃんとわかっていなくても「これかな~?」で
正解してしまうこともあります。
しかし、二次試験はそれでは突破できません。
各論点を自分の言葉で表現できるまで理解できていないと、
回答が書けない試験なのです。

引き出せなかった論点は、まさに解けた気になっていた隠れなべ底のコゲ!
しっかり潰すには、模試後のGWをうまくつかいましょう。

③一刀両断される経験をする
114983
(初めて居合ネタが登場・・・)
講義を受け→問題集を解き→過去問を解き→復習し・・・
という橋げた理論を着実に実行されている方なら
ある程度問題も解けるようになってきて
「これなら、本試験も大丈夫じゃないか??」と思うかもしれません。

それは心の油断です。
中小企業診断士試験は、一次試験がゴールではありません。
二次試験を突破し、その先の口述試験を突破しなければ
合格証書は届きません。

(忠実に言えば、その後実務補習(か実務従事)を
15日間受けなければ中小企業診断士と名乗れません)

おそらく、二次チェック模試は
初学者は程度に大小あっても
「解けない・・・」と心をズタズタにされるでしょう
「これはもっとやらないと、合格できない、やるしかない
と、私は昨年思いました。
甘い気持ちを捨て、腹をくくれたんだと思います。

それだけ、二次チェック模試を受ける意義はあると思います。
まだ申し込んでいなくて「受けてみよう」と思う方、
すぐ申し込みしましょう!

受験後の検証方法は
2代目くれよん【2次道場】2次チェック模試の検証のお手伝い
が指針になります。

たきもでした。
道場春セミナーのお知らせ 

日時:4月29日(金)14時〜

場所:中央区日本橋公会堂
お申し込みはこちらから(外部サイト:peatix)
4月10日(日)9時から募集開始。

Don’t miss it!!!



 

おはようございます!

春ですね~

先週、子供の春休みを利用して久々に関西へ里帰り。

せっかくだから、京都で桜を見ようと八坂神社・丸山公園へ行ってきました。

まだ、満開ではありませんでしたが、とてもキレイでした

勉強に疲れたら、桜を見てほっと一息

そして、またがんばりましょう!


【勉強会にお邪魔しました】

週末、とあるストレート生の勉強会のリーダーさんからご連絡いただき、勉強会にお邪魔してきました。

昨年秋ごろからストレート生で勉強会を立ち上げ、手探りの状況ながら過去5年分くらい事例1から4まで一通り解いてディスカッションを終えたとのこと。

一次対策もしっかり行いながらの2次対策も抜かりなくといった感じで、勉強会メンバーはみなさんやる気にあふれていて、こちらまで元気をもらえました

しかも、レベルが高い(碧が昨年所属した勉強会比)

都合上、あまり時間を取れなかったのですが、勉強会のメンバーの皆さんにお話した中で、道場読者のみなさんに読んでいただけそうなものを2つピックアップし、アレンジを加えてお伝えします。

bunbougu03

 

~その1~

《2次試験ワンポイント(?)チェック!》

「ある社長が売上を上げたいと考えています。さあ、どうする?」

事例1では?事例2では?事例3では?事例4では?

各事例でどんな要素がでてきますか?

(みなさんも一緒に考えてみてくださいね)

さすが、勉強会みなさん、どんどん出てきました!

(思い出せないのですべてを書き切れていません 実際はもっとでてきましたが悪しからず。)

【事例1】

組織を変える(機能別、事業部別)

成果型賃金制度

モチベーション向上(モラール向上)

研修を行う

採用活動

etc

【事例2】

広告

プロモーション

ブランド育成

ターゲット選定

高付加価値商品開発

〇〇戦略(差別化、集中)

etc

【事例3】

標準化して量産する

生産計画を立てる

5Sの徹底

手待ちの削減

IT化

CAD導入

在庫削減

稼働率up

生産LT短縮

情報の共有化

etc

【事例4】

設備投資(設備入れ替え)

各種回転率増

為替のリスクヘッジ

利益率up

適切な投資(リターン>買い入れ利息)

etc

 

みなさんはどれくらい思いつきましたか?

《チェックポイント》

この2次試験ワンポイント(?)チェックでは以下の2点について、ご自身で確認してみてくださいね。

たくさん要素を挙げることができたかどうか

違う事例の要素をあげていないか(ex 事例2で研修を行う、事例3で高付加価値商品の開発等)

受験校において、1次試験が終わってからの2次対策ではとにかく講義(演習)がハイスピード!

事例それぞれの要素となるものをわざわざ扱う時間がないので、こうやって考えるのはなかなかいいトレーニングになります。

ちょっとした隙間時間にこのワンポイントチェックを行うこともできると思うので、是非皆さんもやってみてくださいね。

bunbougu04

 

~その2~

「設問分析での内容想定は必要か?どの程度やればいいのか?」

設問分析とは事例の中の「第1問」、「第2問」・・・の問題文の中身を分析すること。

内容想定とは問題文の中身から、どんな本文の内容が想定されるか、どんな解答の要素を想定されるかということ。

<なぜ内容想定を行うのか>

・いきなり予備知識なし(予想なし)に与件を読むと時間の無駄になってしまう可能性が大です。例えるなら、おおまかな地図もなく、時間制限ありの宝探しゲームに参加しているようなもの。

80分で与件本文and設問を読み、解答を完成させようとすると、とてもじゃないですが時間が足りないのです。

特に事例に慣れていないスト生なら尚のこと内容想定を行いましょう。

事実、「開眼している」とよばれた某女王も内容想定の重要性を謳っています。)

もし、内容想定しなくてもいいんじゃない?と感じる場合は、そもそも内容想定に慣れていないか、「80分が実は短い!」ということに気づいていないのかも・・・。

慣れていない場合は、事例の数をこなしてみてください。

80分の時間感覚が分からない場合は本試験と同様に初見の問題を80分で解いてみるといいかもしれません。また、受験校で2次の模試をGW中に実施するところがあるので、チャレンジしてみるのも手ですね。

<内容想定はどの程度やればいい?~あくまでも2次試験対策の凡人である碧の場合~>

・勉強会ではできるだけ思いつくものを挙げ、勉強会仲間でディスカッションを行い共有し、自分で想定できなかったものを吸収する。

・単純なものは覚える。ex 分社化のメリット、成果主義導入のメリットetc

ちなみに単純な問題は期間をおいて出題されます。成果主義を強化したときのメリット・デメリット(H22) 成果主義を導入しない理由(H27))

・少し先だが、模試や演習など80分で解くときは、思いつく範囲で精一杯内容想定を頑張る。

2次に専念している受験生程までは到底追いつけないと割り切る、しかし復習で足りなかった部分をとにかく吸収。)

 

 

今回は以上2つをご紹介いたしました。

勉強会メンバーのみなさんお邪魔しました。そして、道場での記事にすることに快諾してくださってありがとうございました。

まずはGWの模試をがんばってくださいね♫

応援しています!


【明日の道場は・・・】

細川泰志が登場!

大好評のオイラ式、その6が出てきそうですよね。

どんな内容か今から楽しみ♫

 

【緊急告知】

一次試験までの残り日数をどう過ごすか迷っているそこのあ・な・た!

今年も道場春セミナーを開催します!

参加して損はないはず。ご参加お待ちしています。
日時:4月29日(金)14時〜
場所:中央区日本橋公会堂@東京
募集開始は後日ご連絡いたします。

ミス道場7代目KKD(気合いとカンと度胸)でお馴染み、
7代目かおりんの司会で進行予定です
セミナー終了後は懇親会もぜひご参加ください。

 

それでは、

いい一日を!

碧でした。

 


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