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==告知==

<4/29は道場春セミナーの日>です!

日程開けておいてくださいね(詳細は後日)

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こんにちは、ますけんです!3月下旬になりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
仕事が繁忙期に突入し、学習のリズムが崩れている方も多いと思います。しかし、忙しい時こそ踏ん張りどきです!1日30分でもいいので、毎日必ず勉強するようにしましょうね!
後になって必ず今の努力は報われます^^

さて、4/29は道場セミナーの日!!!合格者から直接、勉強法などを聞けるチャンスです。GW中ですが是非是非スケジュールを空けといてください!!!

今回も前回の投稿の続きで、2次対策のお話。知識活用能力の強化についてです。

2次試験で測りたい力は「分析能力」と「提案能力」である!と前回お伝えし、分析能力と編集能力のつながりのお話をしました。なので、今回は「提案能力」とつながりのある話となります。

<診断士試験における「提案」の難しさ>
実務補習の報告書は①現状分析→②課題→③提言(提案)の順でまとめていくということは前回お伝えした通りです。ここでの提言(提案)とは、診断先企業の「あるべき姿」や「なりたい姿」を目指すために、具体的に実行する「施策」を指します。

まあ、当たり前といえば当たり前ですね。問題点や課題に対して、ソリューションを「提案」しなければ、コンサルタントとして失格ですもんね。笑

ところがこの提案、2次試験においてはとっても難しいのです。。。実際の本試験問題をみると実感できるでしょう!下記に昨年度の本試験問題を載せました。

(平成28年 事例Ⅰ 第3問)
業績低迷が続く A 社が有能な人材を確保していくためには、どういった人事施策を導入することが有効であると 考えれるか。中小企業診断士として、100 字以内で助言せよ。

一言でいえば、人材確保のための人事施策を提案する訳ですが、 何とも幅広い・・・
人事施策って言っても、「採用・配置・能力開発・評価」のどれを提案すればいいのかさえもよく分からない・・・
もちろん与件の現状分析によってある程度絞られてはいきますが、それでも1つにスパッと絞ることは中々出来ないでしょう。

つまり、複数の選択肢が想定されてしまい、何をどのように提案すればいいか分からなくなってしまうのが2次試験の特徴であり、これが難易度を高めている要因なのです!

<提案に使うのは1次知識!>
中小企業診断士試験は「国家試験」なので、答えは間違いなく存在します。
同じ解答は書けないにしても、それに近いものを書かないと点数が入りません。

じゃあ、どうすれば「出題者の意図に近い解答」が書けるのかという話ですが、2次試験の試験案内にヒントが隠されています。
これの中の「1.試験の目的及び方法」の項目を見ると、「〜、中小企業診断士となるのに必要な応用能力を有するかどうかを判定することを目的とし、〜」と書かれていることに気づきます。
(最近、能力ばっかり書いてますが笑、)2次試験では応用能力を見るわけです。ただし、応用というのは基礎がないと成り立ちませんよね!?
この基礎にあたるものが、1次試験知識というわけです!
つまり、1次試験で問われた「知識」を「活用」して応用する「能力」こそが、メインテーマの「知識活用能力」であり、出題者の意図にあった提案を解答する礎となるのです!
そして、正しい一次試験知識を活用することで、提案の方向性を絞ることができ、合格答案に近づくことができるのです!

<「知識活用能力」を強化するためには>
知識活用能力を高めるには、まずは知識のインプット!予備校生であれば講義テキストを、独学生であれば「全知識」などの市販テキストを買い、ひたすら覚えればいいのですが、いざ問われた時にちゃんと知識が使えなければ意味がありません!
そのために、「1次知識まとめ単語帳」を私は作っていました。これは、ある1次試験知識を大きめの単語帳にまとめ、空いている時間に確認するというものです。これだけ聞くとすっごくスタンダード(笑)なのですが、ポイントは「知識の前後のつながりや因果関係も一緒に覚える」ことです。

ちょっとイメージしづらいので、具体例を提示しながら説明します。例えば、機能別組織。これについてはメリットとデメリットと一緒にまとめていました。つまり、単語帳のオモテ面に「機能別組織のメリット・デメリットとは?」と書き、まとめた内容をウラ面に書くイメージです。(以下がその写真です。)

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仮に解答で「機能別組織」を提案する場合、上記のようなメリット・デメリットとのつながりが与件や設問文にあるかを考えるため、解答の方向性を大きくずらすリスクが減ります
加えて、提案ではなく「機能別組織」を採用している「理由」を問われた場合は、メリットをそのまま当てはめれば対応できるでしょう。

知識の活用こそが2次試験突破のカギになります!この時期から徐々に2次試験に対応できる応用能力を身につけましょう!

今回はこれでおしまい。次回は情報整理能力編です。お楽しみに!



こんにちは、とりです。

2次試験まで、あと5日となりました。

「もうやるだけのことはやった!あとは本試験を待つのみ!!」
「1次受かると思ってなかったから全然時間足りない、今年は…」
「どんなに勉強しても受かる気がしない、あと何をしたら…」
「1次で燃え尽きかけた、でももうここまで来てしまった…」

今年2次試験を受験されるみなさまは、環境や学習スタイルは違えど、それぞれ真剣に勉強を重ねて来られたはず。いろいろな想いか交錯するのは、それだけ頑張ってきた証です。ここまで来たら、残りの日々は心穏やかに過ごして、23日当日は身も心もベストなコンディションで臨んでいただきたいです。

さて、今回の記事が2次本試験前のラストメッセージです。直前期の過ごし方は、前回記事でご紹介しました。そこには、まさに今の「超直前期」の取り組みも含まれていますが、その中で特に私がこだわっていたことをご紹介します。前回記事との重複もありますがご容赦下さい。また、今回記事に限り、文字の装飾は少なめにさせていただきます。


 

直近3日間は仕事を休んで、それもただ休むだけではなくて、あらゆる仕事上の連絡(ノイズ)を遮断しました。1次試験の時も同じでしたが、とにかく「心穏やかに」過ごしたかったのです。
木金土の3日間、当然木金は平日で会社は営業していますし、私の場合オンラインでいつでも仕事ができる環境を与えられています。電話も普通にかかってきます。いくら事前に調整しても、突発的な仕事が降ってくることもあります。そんなことに惑わされず仕事も試験勉強も最後まで両立させる、という考えも成立はするでしょう。でも、「なぜ診断士を目指してここまで頑張ってきたのか」と自問したら、自ずと答えは出ました。「2日連絡を断ったって命まで取られることないし、むしろ休暇は2日だけにしてやったんだ、それでダメになる仕事はその程度の価値しかない」と、心の底から割り切ることができました。
ということで、木金は休暇をとって、会社のPC、スマホは電源OFFして完全封印しました。家族もそんな私の想いを察してくれたのか、子供が幼稚園に登園した後は、いつもなら買い物やら家事の手伝いなんかを言いつけるところを「(子供が帰ってくるまでの間)静かなカフェで勉強してくれば?」といって、いい意味で追い出してくれました。私は田舎住まいなので、広くて平日はすごく空いているカフェまでちょっとドライブして、そこでがっつり、でも穏やかな心で勉強することができました。このことで、知識や解答プロセスを盤石にすることに繋がったと思います。

そして、前日の土曜はわずかな勉強と、家族との時間を過ごしました。体の負担になることは避けて、食事も質素なものを食べた気がします(すみません、前日の食事はあまり覚えていません…)。当日の出発時間を考えて、普段より1時間程度早めに寝ようとしましたが、わずかに違和感を抱いていました

とにかく本試験が終わるまで集中しようとSNSもほとんど見ないようにしてきたものの、これまで参加していた勉強会のことがどうしても気になってしまいました。そこには、お世話になった先輩や勉強仲間がいて、当初は試験が終わったらお礼のメッセージを送ろうと考えていましたが、どうにも気持ちが収まりませんでした。「こんなわだかまりが残ってはダメだ」と自然と手が動いて、お世話になった方にお礼メッセージを書いていました。そして、そこには最後に心に刻んだ信条を書いていました。

 

それは、

「平常心」「執念」

です。

 

すごくありふれた言葉で、精神論極まりないのですが、、これを頭で思い描くだけでなく、メッセージに添えて形にしたことで、試験中たびたび思い起こすことができました。
思えば2次試験は一発合格したものの、やはり試験対策としては道半ばだったと思っています。知識の定着、アウトプット、文章力、分析力…どれをとっても不十分でした。でも、320分、いかなる時も「平常心」を保つように努め、それでいて合格への「執念」1秒たりとも忘れずに試験に臨み合格できたのは、前夜のこの行動があったからだと確信しています。サプライズ問題にも怯まず、事例Ⅱの残り5分で50字×2問を全部書き直し、隣席からちょっとした邪魔が入って集中力がプツンと途切れてもしがみつく、こんな行動を診断士を志す前の自分からは想像もつきません。

事例Ⅳが終わって帰路につくも、やっぱりどの事例も手応えを感じられなくて、「また来年も同じ生活を繰り返すのか…」と思うと、久しく感じていなかったとてつもない悔しさが込み上げてきました。こんな悔しく思えたのも、やはり合格への「執念」が人一倍強かったからこそだと思います。

 

つれづれなるままに書きましたが、決して私のやってきたことを押し付けるつもりはありません。しかしながら、「平常心」と「執念」の2つは、やはり受験されるみなさま全員に貫いていただきたいですし、「合格したい」ではなく、「絶対合格するんだ」という強い執念が不可欠だと私は思います。これまでみなさまを支えてきた方への感謝を胸に、最後まで自分を信じて諦めないで、これまでの集大成を解答用紙にぶつけてきて下さい。
そして、2次試験が終わった後は、たとえ手応えがどうであっても、ここまでのありのままをぶつけ、やるだけのことはやった決して後悔しない、そんな潔い心持ちでいていただけたらと思います。

 

最後に、心の底からみなさまの健闘と、合格をお祈りしております!!!

 

祈願だるま

 

以上、とりのラストメッセージでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。



皆さん、おはようございます。最近ダイエットにちょっぴり成功してご機嫌の細川です。本日を入れて2次試験まで残り11日となりました今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

本日は「今からでも間に合う!ちょびっとの工夫で解答の質を上げろ!」をテーマにお送りします。ご存知のように2次試験は相対評価。わずか1点の得点差で、順位が大きく変わり明暗を分けると考えられますので、まずは他人と同じ内容の解答を作成することを心がけて、「自滅」を回避しましょう。その上で、最後の詰めとして出来ることは何かを考えたいと思います。

その前にお知らせ。私が取材・執筆した記事が公開されました(こちらの記事の第3章です。その他の記事も読んでくださいね!)。診断士になったら、診断・助言活動以外にもできることがたくさんあります。このような活動の方向性もあることを知っていただいて、皆さんのモチベーション向上に貢献することができれば幸いです。

1.解答プロセスの微調整
いまからやるべきことを大幅に変えるのはハイリスクです。現在のご自身の解答プロセスは基本的に守り、少しだけ修正することで対応しましょう。

いつも時間が足りなくなる人は、開始30分までに設問ごとの難易度評価を確定させ、得点が見込める設問に注力しましょう。受験生の多くの人が得点するであろうと考えられる設問で、自分も同じような得点を目指せば「足切り」を回避できます。

得点や内容が安定しない人は、予め切口を設定しておき多面的に記述することで、ローリスクな解答を目指しましょう。「下手な鉄砲数撃ちゃ当たる」ではありませんが、少なくとも出題者の意図を外す可能性は下げられます。

そもそも、何を書けばよいのかわからない人は、設問中の言葉を使ってオウム返しで書き出してみましょう。採点者には、少なくとも「私はあなたに聞かれたことは理解している」ということをアピールでき、心証を損ねることを回避できます。

2.一言だけ付け加える

そうはいっても国家試験。与件からのただ単なる抜き出しや引用だけでは、受験生の大多数が出来てしまうため差が付きません。
そこで「自滅」を回避した上でライバルに「頭ひとつだけ」差をつけるために、「自分の考え」を書き加える必要があります。

「自分の考え」とは、今まで述べてきたことの繰り返しになりますが、

・設問の制約条件から外れていない(題意に応える)
・与件に根拠がある(思いつきや斬新なアイデアではない)
・たった一言だけ述べる(言い過ぎない)

ことを守った上で、与件から抜き出してきたことをまとめたり抽象化した部分(つまり~ということ)や、前後の記述の内容の間を埋める因果の部分にあたります。

たとえば、事例Ⅳの経営分析ならば「安全性が低い」などという結論・まとめにあたる言葉です。

「最後の一押し」ですから、二押し以上して蛇足とならないよう、くれぐれも注意してください。

3.相手は人間であることを忘れない
これも以前触れましたが、解答する相手は採点者(読み手)であり、助言する相手は経営者(聞き手)であり、そしてそれ以前に一人の人間です。解答内容の妥当性はもちろん重要ですが、読み手や聞き手にとって「不快な響き」になっていないか点検してみましょう。

点検項目は、

・句読点は適切に使えているか(句点を列先頭に持ってくる、読点を全く使わない、等に注意)
・同じ接続助詞(の、で、が、等)の重複で、不自然で読みにくくなっていないか
・全否定の表現(出来ない、していない、無い、等)の表現を使っていないか
・漢字は正しいか
体言止めになっていないか

です。

特に「全否定」の表現は、一生懸命会社を運営している経営者を思いっきり不快にするので、「不足する」「留まる」「困難である」などという柔軟な表現に置き換え、自分の提言が少しでも受け入れてもらいやすい(=実行可能性の高い)ものになるように工夫しましょう。

その他、不安なことがある人は、ここに来ると細川に直接質問できますから、お気軽にご参加ください(飛込み参加ウェルカムです)。

残された時間はあと少しですが、できることはあります!貪欲に合格をもぎ取りに行きましょう。

本日はここまで。以上、細川でした。



たきもです。
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「たきものファイナルペーパー」、今回が最終回です。
最後の山場、事例Ⅳです。
【事前準備編】 【事例Ⅰ編】 【事例Ⅱ編】 【事例Ⅲ編】はこちら。
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二次試験まで、あと約2週間となりました。
昨年の私は、この時期何をしていたのかというと・・・
予備校で受けた事例Ⅳ特訓(6回分)の問題集をひたすら回転していました。
Ⅰ〜Ⅲも勉強していましたが、主に設問解釈に力を入れ
そこまで時間はかけていませんでした。
ところが、事例Ⅳだけは、
NPVも最後まで計算がどーーーーーしても合わないなど
危機的状態・・・・
問題集を回転し、基礎問題の計算プロセスをひたすら覚えていました。

事例Ⅳは、唯一明確な答え(数字)がある科目です。
得点を確実に稼ぐのは、この事例Ⅳです。
苦手意識がある方、あと残り2週間、絶対に諦めず、問題をやりまくってください。
最後の試験会場まで、点数は伸びます!!!

※この事例Ⅳ特訓講座ですが、2017年度目標は1月から開講しているようです。
来年受験される方は、ぜひ早めの受講をおすすめします。
一次試験にも役立ちますし、計算プロセスの確立を早期に固めることができます。
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では、実際に受験会場で読んだファイナルペーパーをご紹介します。

1.朝からのことをすべて忘れる!!!
→過去を振り返ってもしょうがない!!!!!
2.単位に注意!マークする!(百万円、千円、円・・・・etc)
※私の場合、この単位ミスが多くありました。
3.電卓は慎重にたたく(早くうっても間違えるだけ)
4.解答用紙で、数字の,(カンマ)と.(コンマ)の違いをしっかり書く!数字は丁寧に書く!!
5.まず落ちついて与件文を読め!計算はそれからで間に合う!!!
6.経営分析
①全体を見る(売上、総資本の大小)
②与件文をもう一度読んで、候補をあたる
③計算!!

〜性 指標名 見るポイント
総合収益性 総資本経常利益率 少ない資本で多くの経常利益を上げるほうがよい
自己資本利益率 少ない場合は、当期純利益が過小か、資本構成が適切か
収益性 売上高総利益率 低い:製造原価が高い、低価格交渉になっている、製品構成の再考
売上高営業利益率 低い:販管費の中身を分析
売上高経常利益率 低い:支払利息が多い?→借入金多い?→運転資金は?
安全性 短期:流動比率、当座比率 低い:不良な売上債権や不良在庫がないか?
長期:固定比率、固定長期適合率 低い:設備投資しすぎ
資本:自己資本比率、負債比率 低い:内部留保を蓄積する、無駄な資産の売却で負債圧縮
効率性 売上債権回転率 低い:急激な売上増加にかかわらず支払いサイトが長い手形がある
棚卸資産回転率 低い:不良在庫、売れ筋・死に筋商品の見極め必要
有形固定資産回転率 低い:固定資産の利用度が低い

7.経営分析のタイプ分け
①改善策が要求されるタイプ→経営分析の根拠が与件文の中にある、個別問題の関連性は低い(与件文見なくても個別解ける)
②改善策が要求されないタイプ→改善策が個別問題の中の設定で示されている→個別問題も設定を確認する
8.時間配分
・与件文確認〜5分(+面ピンク、マイナス面緑)(〜15:55)
・経営分析をみてタイプ分け〜2分
・個別問題をざっとみる〜3分(~16:00)
・解く〜60分(1問題10分くらい、すこしでも悩んだら後回し)(〜17:00目安)
・見直し〜10分

いかがでしたでしょうか?
最後の最後まで、諦めない者が勝ちます!!!
たきもでした。



皆さん、おはようございます。最近、「壁ドンしてもトキメカナイ」と嫁に言われてちょっと凹んでいる細川です。本日を入れて2次試験まで残り20日となりました今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

本日のお題はズバリ「難問対策」です。このような問題に出会ってしまったら、どのように対応するか、あらかじめ決めておき、平常心を保って解答しましょう。
但し「難問」ですから高得点は期待せず、「0点にするよりはマシ」という考えで、部分点を採りに行く心構えで取り組んでください。

その前に、直前期の総点検。次の点に気を付けて学習していますか?インプット学習とアウトプット学習については、こちらで、ノートづくりや復習方法については、こちらこちらの記事で既に述べていますので、もう一度読み返してください。

1.与件との対応付けがほとんどできない設問
全体戦略までの段階で、与件から設問に使えそうな部分を見つけられなかった、またはほとんど見つけられなかった場合の対応法です。

①重複工程
与件の中から、他の設問で使用した部分を再利用し解答する方法です。結果的に、同じような内容の解答を複数記述することになります(=切り分けができない)。
例:事例Ⅲ…平成27年第1問設問1と第2問

②1次知識の活用
与件内に根拠がない場合は、設問に登場する言葉の1次知識を活用し、事例企業に当てはめる形で解答します。特に与件内に根拠を見つけにくい事例Ⅰや、公式を知っていることを前提に出題される事例Ⅳで行います。
例;事例Ⅰ…平成23年第2問「特許」
例:事例Ⅳ…平成27年第3問設問3「流動性」

③過去問の解答の利用
過去問で出題されたものと同じような傾向や言葉を使用した設問なら、過去問の模範解答をアレンジして事例企業に当てはめることで解答できます。このような文脈で、模範解答の丸暗記や写経は、一定の効果が期待できます。
例:事例Ⅰ…平成24年第5問と平成22年第3問

④言葉からの類推
それでも解答の直接的な根拠が見つからなければ、与件や設問に登場する言葉を根拠にして、自分で類推するしかありません。その際にも、競合会社との比較や、当該企業の沿革をなぞるなどして(歴史は繰り返す)、何としても与件と設問にかじりつき解答する姿勢は決して忘れないでください。
例:事例Ⅰ…平成24年第2問と2008年頃のA社の状況

2.記述の方法
記述の際にも、難問なりの記述の工夫が考えられます。
①全部載せ
ヒズミや他の設問で使わなかった与件の部分を根拠に記述する方法です。そのような部分を全て解答に突っ込み記述するので、このような設問をバッファ、またはゴミ箱問題とも言います。

②設問の構造に合わせる
解答内容と設問の要素を対応させて記述します。要素だけでなく要素毎のボリュームのバランスも、設問に合わせます。
例:事例Ⅱ…平成25年第4問設問2「X市地域外の消費者」「オフラインの施策(コミュニケーション戦略・セールス・プロモーション戦略)」「オンラインの売上拡大」←それぞれの要素を、文字数の割合に比例させて記述する。

③結論後回し
解答の記述は、結論をはじめに書くことで採点者に「自分は分かっていますよ」ということをアピールするのが基本戦略ですが、そもそも結論の方向性が分からないのに答えさせる問題があります。そのような場合は、結論に至る理由(できればどのような結論の理由にも使えるもの)を並べ、最後に結論を述べることでリスク分散をを図ります。こうすれば、たとえ結論の方向性が間違っていても、理由の部分で得点が期待できます。
例:事例Ⅰ…平成22年第4問

3.白紙を作る勇気
前回も言いましたが、解答用紙は全て埋めるのが基本戦略です。しかし難問に注力しすぎて、他の簡単な設問に対する解答がなおざりになってしまっては本末転倒です。
そこで、以上の手段を取っても空欄を埋めることがかなり難しいと判断した設問に対しては、あえて解答しないという戦略を採ります。
ただし、「白紙を作る」というのは例外であって、原則ではありませんので、常套手段とはしないでください。全体戦略が完了した段階で、どうしても解答できないほど難易度が高い、または作業量が多くて時間が足りないと判断した場合のみ、白紙=0点となることを覚悟の上で決定してください。特に難易度が高く、かつ計算作業量が多い事例Ⅳの第3問設問2あたりでは、この「切り捨てる」判断が重要になってきます。難易度の割には得点がそれほど高くないのであれば、第1問の経営分析の解答に注力し、検算をもう1度繰り返すべきです。私は昨年の事例Ⅳで白紙を作りましたが、他の設問の解答に注力できたために57点と、合否を分けるような得点には成りませんでした。
白紙を作る際の注意点は、一旦白紙にすると決めた問題は、最後まで絶対に手を付けないことです。人は弱い生き物。せっかく最初に「やらない」と決めたのに、自分の判断に自信が持てず難問を解き始めてしまいます。すると、「これって実は意外と簡単に(時間をそれほどかけずに)できるんじゃね?」と思ってしまいますが、それが自らはまり込む落とし穴。やっぱり難しくて中途半端な解答になってしまい、得点も期待出来ないばかりか、他の設問に解答する時間も足りなくなってしまいます。解答戦略を混乱させないためにも、難易度を見極める能力を高めましょう。

本日はここまで。以上、細川でした。



こんにちは、とりです。

2次試験まで、あと23日です。そろそろ解答プロセスができ上がって、解答の精度を高めるトレーニングをしつつ、毎日事例Ⅳ対策をこなしている頃でしょうか?
「ぜんぜん80分で書き上げられないよ」
「力がついているのかいないのか、よくわからん…」
焦りますよね。。でも大丈夫、まだ23日もあります。やれることはあります。ほんとにクドいですが、PDCAです。前日までこれを怠ることなく回し続けるのです。手応えは感じられないかもしれませんが、みなさまは日々間違いなく成長しています。とっても苦しい時期ですが、乗り越えていきましょう!

あと、一昨日かおりんの記事「ボディメンテナンス法」がありました。本試験を前に何が怖かったって、体調を崩すことが一番怖かったです。私も振り返ると、遠い昔ですが大学の期末試験とか、自分の結婚披露パーティー前日に風邪を引いたことがありました。特に大学では、同期が悠々と単位を取っているのを尻目に惨めな思いをしたことが今でも思い出されます。体調を崩して本番で力を出しきれないのは本当に悔しいです。昨年の2次試験会場でもかなり体調悪そうな受験生が数名いましたが、体調を崩しやすい時期ですので、体に鞭打って勉強するのもほどほどに、しっかりボディメンテナンスをしましょう。


さて、今回タイトルにした「出題者の意図」について、みなさまはどのくらい意識しているでしょうか?フェイマオと同じく、私も某受験校で採点講師の機会をいただいていますが、たくさんの答案を拝見する中で、題意を外している、もしくは設問文の断片しか読み取れていない解答が思いのほか散見されました。
80分の中で焦って読み飛ばしてしまったとか、解答を書いていていつの間にか題意の認識がズレてしまったとか、いろいろシチュエーションはあるかと思います。それでもよく言われているように、「聞かれていることに答える」ことができていないと得点は覚束ないのです。試験なので至極当然、なのかもしれませんが、ここが論述試験の難しいところかと思います。

では、出題者の意図を「正しく」捉えるには、しかも80分の制約下でも確実にするにはどうしたらよいか、簡単に言ってしまうとトレーニングを重ねることでしかありません。。
って言ってしまうと終わってしまうので、、そのトレーニングの仕方が大事で、このやり方を間違ってしまうといつまでたっても同じミスを繰り返すなど安定しません

このトレーニングの仕方は、私は2パターンあると思っています。1つは1,000本ノック方式で、とにかく事例の数をこなします。よく「100事例解いた」なんて話も聞きますが、要は体得するまで多くのパターンに触れるやり方です。この場合は、解いた後の復習には時間をかけません。ひたすら解いて体で覚えます。
昨年の私はこの方法に共感できませんでしたが、この方法で合格した方も多数いらっしゃるので有効な方法であることは間違いないです。
もう1つは、事例の数はこなさず、解いた後の復習をじっくりやるパターンです。私はこっちでした。
受験生時代に先輩からいただいた、「1つの事例をしゃぶりつくすというアドバイスが腹落ちしたこともあって、時間の許す限り復習には力を入れていました。復習のプロセスは長いので割愛しますが、特に過去問であれば「出題趣旨」をノートに書き出して、自分の解答プロセスから導出したものが出題趣旨に合っていたか、違っていたらどんな思考プロセスを踏んで違ってしまったか、出題趣旨の通りに捉えるにはどんな思考プロセスを辿ったらよいか、できるだけノートに書き記しながら手を動かして、丁寧に復習しました。あとは前々回記事にも書いた模範解答の写経ですが、これも復習の一環と言えます。

この「出題趣旨(意図)」をどんな設問でも正しく捉えること、趣旨に沿った解答を効率よく書き上げること、これができるようになると合格にかなり近づけるような気がします。

それと、試験中のテクニックとして、これも以前の記事になりますが、解答骨子の外枠として設問文要約を書き記していました。実はこの設問文要約の前には、問題用紙の設問文に、制約条件を示す、設問要求を示す語句には蛍光ペンでマークしています。これをすることで、かなり安定して制約条件や設問要求を外さないようになりました。


 

抽象的な表現の記事になっていますが、これは2次試験の学習や解き方が、やっぱり十人十色だからです。私の解答プロセスや学習方法を事細かに示すより抽象的な表現でお伝えして、みなさまご自身で試行錯誤していただきたいと考えております。ぜひ、私の経験はほんの些細な道標として一瞥し、ご自身の最適解を見出していただきたいです。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
以上、とりでした。

 



こんにちは、nori です。 

精神科医の和田秀樹さん原作の『受験のシンデレラ』というドラマの中で、人生を諦めかけ、どん底から這い上がり東大を目指そうとする女子高生に、カリスマ予備校講師が「カンニングペーパー」を作れと言います。

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「合格にはカンニングだ!」ではなく、目的は「試験の出題予想」「苦手分野」のあぶり出し。

これって、診断士試験の「ファイナルペーパー」にも似ている

■合格年にとうとう作ったファイナルペーパー。

実は私は1回目も、2回目も、3回目の2次試験もファイナルペーパーを作りませんでした

だって、時間もないし、余裕もないし、必要性を感じないし

詳細なファイナルペーパーを作成する受験生仲間を見て、「わざわざ作成して偉いなー」くらいしか考えていませんでした。

道場の中でもたくさんファイナルペーパーが紹介されていますね。

JCのファイナルペーパー

ふうじんのファイナルペーパー

ハカセのファイナルペーパー

くれよんのファイナルペーパー

butaoのファイナルペーパー

tomoのファイナルペーパー

ぼらーののファイナルペーパー

なごのファイナルペーパー

きりのファイナルペーパー

たきものファイナルペーパー

その理由もあまり考えていませんでした。

■作る過程に意味がある


で、作成しました。2次試験、4回目で。
なぜか。

自分を客観視して、当日やることを「見える化」するためです。

毎度毎度パニックになる私には「当日何をするのか」見えるようにしておく必要がありました。

作成するキッカケは、実は二日酔いで模試を受けに行ったことメンタルがめちゃくちゃ弱くて、ストレス耐性が無かった私は断れない飲み会で酔い潰れるという人間としての失態…(内緒です)。模試当日の朝、神奈川県民の私は穴守稲荷という駅の同僚の家にいました…。

…ここはどこ?穴守稲荷??!東京???

朝5時の同僚宅で「模試があるんです」と言い残し、脱兎のごとく帰宅。受験票と筆記用具と電卓を持って、御茶ノ水の模試会場へ向かいました。

4事例解く体力なんてないので、事例1〜3は全力で解いたら仮眠を取って、体力温存というのを繰り返していました。

で、成績は!?上位×位という自分史上、最高得点。めちゃくちゃ良かったんです

これはアルコール飲んで、本試験に臨まなきゃ!!…と一瞬血迷ったものの、酒に頼っている場合じゃないだろうと我にかえり気づきました。

やることは決まっている。無駄なことをする必要はないんだ

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そして、まとめておけば、当日は何かあっても、「当日何をするのか」という自分のルールに立ち戻れば大丈夫

また、私は熱くなり過ぎて、前のめりで倒れるタイプだったので、少し自分を引いてみる必要があると感じていました。

周囲にも多かったんです。何であんなに勉強したのに合格できないんだという過年度生。

もちろん私もその一人でした。

「勉強しなきゃ、勉強しなきゃ」と勉強し過ぎて自分が見えなくなる。

そういう人たちは大抵、合格年は今まで我慢していた旅行や、趣味を復活させたり、行き苦しいほど勉強をしていたのに、「合格年が一番勉強していなかったよ」と言っていました。根つめすぎて自分が見えていなかったんですね。

ストレート生がファイナルペーパーの中に「合格に必要なものはなんだろう」と自分なりのノウハウを積み上げていくとすれば、過年度生のファイナルペーパー作成は「自分の持っているノウハウ・知識の中で、合格に本当に必要なものは何だろうと整理していく」過程です。

■自分の解答プロセスを確認する。

で何をファイナルペーパーに書こうかなと悩む。

私は当日何をするのか、まずは解答手順を書くことにしました。

そのためにやったのが過去問読んで解いたふり

 過去問3年分の事例1〜3を読んで、ひたすら自分が何をするのか書き出していました。

無意識でも事例が解けるくらい慣れてしまっていた私にとって自分を客観視するための大切なステップでした。

結果、ファイナルペーパーに書いた手順がこちら。

《解答手順》
1.第一段落と最終段落で「事業内容」と課題を確認。
2.設問分析:単語単位で時制や設問要求を確認。 
3.解答の型を作成する。
4.事例文を1行単位で読み込み、キーワード化して、設問との対応付けを行う。
5.設問を再度読んで事例文との対応付けを確認
 6.切り口+与件+分析/改善のキーワード+効果(括りの言葉)で書く

そっかー、やっているのってこれだけだったと再度確認をすることができました。

■結局書いたのは各事例、A4一枚

緑色のカラーペーパーに手書きで4つのテーマにわけて書きました。

①コンパス(どこへ向かうのか)、

②地図(どうやって解くのかの解法手順)、

③A~D社の特徴、

④避難経路(難しい問題やパニックになったらどうするのか)

①のどこへ向かうのかというポイントはMMC のホームページで紹介されているMMCの事例解法の鉄則を書いていました。

・題意に忠実に

・因果関係で書く

・切り口を明確に

・キーワードで書く

④の避難経路とはわからない、解けない、難しい問題と遭遇したら、自分だったらどうするのか。あらかじめ決めておいた自分のルール。

あとは松岡修造さんの日めくりカレンダー付属の「諦めるな!」「すごいぞ!」というシールをペタペタ貼ったり、自分への励ましのメッセージを書いていました。

・シンプルに考え、シンプルに解く。

・自分の実力を信じる。大丈夫だ。問題ない!

・相手の立場に立って落ち着いて考える。

・叶姉妹より優香がモテる!(ゴージャス美人な解答より万人受けする美人な解答が合格答案だという受験校の先生の教え)

あとは、「白黒つけるぜ!」というパンダのシールを貼ったり、、、と当日自分が見て、明るい気分になれるようにしていました。

合格に必要なものは、人によって少しずつ違います。人に見せるものでも無いので何を書いてもOK。

直前期のこの時期、周囲の人に流されず、「合格のために自分には何が必要か」の視点を大切にしてくださいね。

大丈夫。 あなたは、ぜっ~~~たいに合格しますから!

nori でした。



皆さん、おはようございます。細川です。本日を入れて2次試験まで残り30日となりました今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

最近、関東は雨が続き、肌寒い日が続いています。受験生の皆さんは油断して風邪などひかれないように、体調管理には細心の注意を払ってくださいね。っと、薄着で寝て風邪をひいてしまった本人は戒めます…

本日も前回に引き続き、設問をより詳細に分析し解答を組み立てていく工夫についてお話しします。

1.Can Cannot分析
Can Cannot分析とは、発生している事象が、そもそも企業側の努力などにより回避できるのか(Can)出来ないのか(Cannot)の視点で、対応策や解答の方向性を考える分析方法です。

例えば平成27年事例Ⅲの第2段落。「一般に3K職場といわれる作業環境が影響して若手人材確保が難しく、高齢化が進んでいる。」とありますが、これらの事象に働きかけて回避できる問題であるかを考えます。

「3K」のうち、「きたない」部分は5Sである程度改善できるかもしれませんが、「きつい」「きけん」な作業環境は、鋳物製品を製造する性格上、大規模な機械化でもしない限り難しそうです。

また、「若手人材を確保するのが難しい」ならば、評価報酬制度を改善するなどして「若手人材を確保する」という提言をしてしまうと「事例Ⅰ」となってしまうので、「若手人材を確保する」というのも難しそうです。

そして「高齢化が進んでいる」ことも、若手の人材採用について助言を求められていないのならば、やはり解決は難しそうです。

以上の分析から「多少は作業環境を改善できる余地はあるかもしれないが、若手の採用による高齢化阻止は難しい」という結論になり、その他の施策でC社の問題を解決する方向性が定まります。

2.解答文字数制限の意味

以前にも述べましたが、実務に照らし合わせると、設問は社長への診断・助言希望項目のヒアリングと同じです。ですから、設問=経営者の求めに必要十分に応じ、得点機会を逃さないにしなければなりません。つまり、

・解答文字数の制限は、経営者が求めている内容の量
・80分という時間制限は、診断レポートの提出期限

ですから、記述した文字数が解答文字数と比べて過不足であることや、解答時間が足りなくなって白紙があるということは、「仕事の納期遅延を起こした上、社長の質問には何も答えずただ黙っているだけ」と自ら宣言することになってしまします。

そのような方にお国がお墨付きを与えるとは考えにくいですし、そもそも白紙があるということは、それだけ得点機会を自ら放棄しているのと同義です。

普段から、解答用紙は(答えが合っているかどうか分からなくても)すべて埋める癖をつけておきましょう。

3.解答の編集方法のパターン
これも以前、述べさせていただきましたが、編集パターンには

①因果、②列挙、③抽象化、④具体化
と、これらを組み合わせたものがあります。
最も多用するのが、①と②を組合わせた「因果列挙」、つまり因果でつなげた文章を複数解答欄に記入する方法です。因果関係にこだわるのは当然ですが、それを「複数」列挙しておくことでリスク分散が図られ、「0点」という事態は避けやすくなります。

また、③抽象化ですが、これは事例Ⅲで特に使える方法です。
例えば平成27年事例Ⅲの第1問設問1。「強みとなる点を2つ」と言っているのに、①、②、③…と記述してしまうと、採点者が「3つ以上述べている」と判断し、バツをもらう可能性が高くなります。

ですから、この場合は③抽象化という編集方法を使います。

そこで、与件内で使えそうなワードを探して引用し抽象化してみると、『「鋳造工程の生産性向上」や、「新設した塗装工程の」等による一貫生産体制が強み」とまとめることで、抽象化ができます。

以上、細川でした。



こんにちは、とりです。

2次試験まで、あと33日となりました。約1か月前で解答プロセス、知識整理、初見対応力、などなど悩みが尽きない時期かと思いますが、いかがお過ごしですか?以前も書いたかもしれませんが、ここからは手を広げてはいけません。過去問や答練、何度も解くといろいろ記憶に残って、繰り返し解くことに意味がないとどうしても思えてしまう気持ち、よくわかります。初見対応力を高めるために初見問題を数多くこなしたい、当然の要望だと思います。でも、手を付けていない受験校や市販の問題集を手を尽くして取り寄せたり、古い過去問に手を伸ばしたり、、私はそのやり方に共感できず、問題や模範解答を入手することで苦労するよりは、直近の過去問を繰り返し解いて、振り返りを徹底することに注力しました。実際そのような取組みをして数をこなして合格にたどり着いた方もいらっしゃるのもまた事実ですが、一長一短あると思います。

初見対応力についての議論は尽きませんが、つまるところやはりご自身の課題に応じた対策が一番です。常にご自身の立ち位置、習熟度をしっかり分析して、対策を考えて実行する、また見直す、のPDCAを回すことが合格に近づく最善策です。最後まで(どこが最後なのかは、後日の記事で)この取り組みを地道に継続していきましょう。

ちょっと横道にそれますが、週末は子供の小学校で運動会がありました。あいにくの雨で途中中断、プログラム変更して再開、雨カッパを着ての観戦と、子供たちにとってはちょっとかわいそうな運動会になってしまいました。相も変わらず台風が発生して今週も落ち着かないですが、10月の今頃にそうならないとも限りません。台風のような悪天候も考えられなくはないので、本試験当日のそのような事態も考えておいた方がいいかもしれませんね…


 

さて、冒頭に「ここからは手を広げてはいけません」って書いておきながら、こんな時期でもちょっと手を広げて、でも今となってはよかったと思える取り組みをお伝えします。といっても、斬新なものではまったくなくて、多くの合格者は取り組んだものですので、今日のこの記事はささっと読んで、他の学習に時間を割きましょう(笑)

①試験委員の著書
これ、よく言われています。ご多分に漏れず、私も事例Ⅱ対策として岩崎邦彦先生の著書は一通り読みました。特に昨年の今頃、「引き算する勇気」が発売され、直前期で焦りながらもスキマ時間を活用して読みました。私はこの他にも、時期は1次も2次も直前期ではなかったのですが、「小さな会社を強くするブランドづくりの教科書」「小が大を超えるマーケティングの法則」「スモールビジネス・マーケティング」を読んでいました。試験対策としては、2次試験の本質、診断士に求められる人物像をよく理解したうえで読まないと効果半減ですが、中小企業支援をするプロとしても、岩崎邦彦先生の示すところが基盤になっていることはほぼ必須じゃないかと思っています。読み物としても面白い内容で、そんなに時間をかけずに読めてしまいますので、この時期にちょっと言いづらい気持ちもありますが、、、少々時間を工面して1冊だけでも読むことをお勧めしたいです。

②中小企業白書・小規模企業白書
これはこの時期にはちょっと厳しいかもしれません。。でも、中小企業診断士の管轄省庁である中小企業庁の施策、考え方を把握、理解しておくことで、これも求められる診断士像をイメージしやすくなり、2次試験の解答導出で困難が生じても何らか対処法が見出せることがあります。漠然とした言い方になってしまいましたが、施策や事例をいくつか適当にピックアップしたりして、わずかな時間でも触れられることをお勧めします。

③春秋要約
私は2015年1月から2次試験当日まで、毎日欠かさず取り組みました。数ヶ月取り組めば読解力、要約力は自然と付いてくるものですが、継続することでそのスピードもさらに高まっていきます。常に読み手のことを考えて書く癖をつけたことで、本試験で不測の事態、例えば試験終了5分前に間違いに気づいて1、2問を大慌てで消して書き直す、といった場面でも、ポイントを押さえて意味の通じる文章を書けるようになります。実際、私は昨年の事例Ⅱでそんな事態に直面しましたが、どうにかA判定がもらえる答案が書けていたようです。

 

今回はちょっと時期的にふさわしくないかなと思いつつも、私にとっては合格への礎となった要素ですのであえて書かせていただきました。少しでも取り入れて功を奏した受験生がいらっしゃればうれしいです。

あと、先代の岡崎も同様の記事を書いていましたので、ぜひご参照ください。
残り2.5週間 何をやるべきか、何をやらざるべきか

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
以上、とりでした。



今年のセ界は逆転のカープが制覇
診断士試験はどうか

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おはようございます。こばです。
先週、セ界で優勝が決定。鯉人たちの悲劇ではなく、鯉人たちの歓喜で幕を閉じた。
優勝を決めた試合も逆転勝ち。逆転勝ちできるのは地力がある証拠。
あきらめていないからではない。

1番、2番、3番は固定されているが、4番は流動的。
1番~3番が鉄板化しているため、4番が変わっても戦い方がブレない。

診断士試験においても事例Ⅰ~Ⅲを鉄板化しているか否かで
事例Ⅳの戦い方が変わる。

事例Ⅳだけで一発逆転があることが判明した昨年。
それに対応して事例Ⅳが易化したことで点数が伸びず、スト生の合格が減少

今年はどうなるか。

それでは本題へ、
まずはテーマの確認から

□事例Ⅳテーマ□

費用対効果の測定
儲かるかどうかを数値で判断

事例Ⅳのキーワードは儲かるか。
基本的に事例Ⅳは現状分析である経営分析に始まり、改善策の費用対効果の測定に終わる。

テーマがイメージできたら、読む際の着眼点を明確にする。

□読む際の着眼点□

大局的にどうこの事例をとらえるかがポイント

まずは師にしっかり学ぶ

■事例Ⅳのポイント~工程設計~■

オリジナルデザイン:解答結果が全ての設問に連鎖している。
起きうるエラー:設問1を間違え、以降も全滅。
変更後のデザイン:設問を全て把握し、解答手順を計画し実行する。

◇事例Ⅳの着眼点◇

事例Ⅳ:重要なことは計算力ではない
何をするのか、あらかじめ処理手順を計画し計算処理を行う。

時間がないからとひたすら問題演習だけだと答えを覚えるだけになる。
必要なことはその問題だけ対応できることではなく、どの問題でも対応する力である。

 

□こばの事例Ⅳイメージ□

平成21年以降の設問一覧

第1問 第2問 第3問 第4問
H27 □経営分析 □CVP分析
予想PL
□NPV □リスク
H26 □経営分析 □NPV □セールスミックス □デリバティブ
H25 □経営分析 □投資計算
予想CF
□品質原価
H24 □投資計算
予想PL、経営分析
□CVP分析 □企業価値
H23 □経営分析とCF □受注の可否 □セグメント別損益 □リアルオプション
H22 □経営分析 □CVP分析 □NPV □投資有価証券
H21 □経営分析 □財務レバレッジ □CVP分析 □デリバティブ

 

事例Ⅳで問われる分野は限定されている。
平成21年以降、変化はない。
変化した部分は事例Ⅰ~Ⅲと同様、未来を予想する出題が多くなっている点。
予想PL、予想BS、予想CF。
未来を予想し、助言する力が事例Ⅳでも試されている。

一次知識がそのまま二次に応用される事例Ⅳにおいて、1つ1つの論点だけを解くのなら難しくない。

勝負の分かれ目は

80分で正確な処理ができるか

論点別の学習だけに終わるとこのタイムマネージメントの能力が備わらない。
これからラスト1か月は年度別に解き、その力を養う。

論点別の学習で各論点の判断条件を事前にまとめ、年度別の学習で当日の処理を練習する。

当日は淡々とその条件にそって処理を行うのみ。
一部であるが各論点の判断条件、処理手順のまとめ。

■経営分析■

経営分析に時間はかけない、目標処理時間は10分。
得点開示の結果からどの指標を選択しても得点差はないと判断。

◆収益性
商品のことしか特徴が書かれていない ⇒ 売上高総利益率
人件費高騰、業務重複、新規業務で費用増 ⇒ 売上高営業利益率
借入れ金が多い ⇒ 売上高経常利益率

◆効率性
過剰在庫がある ⇒ 棚卸資産回転率
遊休資産や設備維持の投資 ⇒ 有形固定資産回転率

◆安全性
投資などの体力がない、負債多い ⇒ 自己資本比率
現金等の減少や負債の増加 ⇒ 当座比率

■予想PL■

与件文のPLの横に丁寧に記入する。勝負の分かれ目。計算ミスは命取り。ここを間違えると後の問題に連鎖。
この問題を起点にCVP分析やNPVの論点に繋がる。

◆処理手順
①売上
単価×数量でどっちらかが変化する。単純な掛け算。

②変動費
販売価格変化しても変わらない。数量変化との条件指定があると変わる

③固定費
条件指定で変化
追加設備や取替投資で減価償却費が変化

④営業外収益
基本ないまたは配当金などの条件指定

⑤営業外損失
利息とその他
借入れ金の増減で変化

⑥その他
基本そのまま変化なし

⑦特別損益
設備の売却で変化

⑧確認方法
単純計算と増減値の差額が一致するか

■CVP分析■

出題されると勝負の分かれ目になる可能性が高い。

1.売上高
2.変動費
3限界利益
4.固定費
5.利益

この5つしか登場しない。この5つを確認したら公式に当てはめるのみ。
変動費率で処理するより限界利益率で処理した方が小数点への対応が行いやすい。

投資の経済計算

FCFを計算することが最重要。投資をしたことによる変化を確実に押さえる。

◆差額原価か総額原価の見極めポイント
〇差額原価
条件設定が投資により売上が何%増えたや費用が何%減った

〇総額原価
条件設定が売上がいくらで費用がいくらと記載

FCF
①営業利益×(1-法人税率)+減価償却費±運転資本の増減-投資額
②営業CF+投資CF

※残存簿価ありは要注意
1.除却損のタックスシールドは税引後キャッシュフローにプラスする
2.売却価格は投資キャッシュフローにプラスする

最後に事例Ⅳにおいて計算力は求められていない。
工程設計力、正しい処理ができるかである。

ではまとめ。

・今年のセ界は逆転のカープが制覇。
・事例Ⅳのポイントは工程設計力。
・ラスト1か月は論点別の学習⇒年度別の学習に切替
・80分の処理手順の練習

byこば

 



皆さん、おはようございます。細川です。本日を入れて2次試験まで残り39日となりました今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

先週発表された1次試験の合格発表。想定通りかなり荒れましたね。しかし結果は結果。今さら文句をいっても何も前には進みませんので、頭を切り替えて次の目標に向かい邁進しましょう。

本日は、前回の「解答の方向性」を受けて、設問をより詳細に分析し解答を組み立てていく工夫についてお話しします。

あ、その前にちょっと寄り道。最近ファイナルペーパーの話題で盛り上がっていますが、私は過去問DBを除き、前回までにUPしたものがファイナルペーパーになります。つまり、ノートがそのままファイナルペーパーを兼ねていました。受験生から、「ファイナルペーパーって作ったほうが良いですか」という質問をたまに頂きますが、細川の答えはファイナルペーパー≒ノート(テキストに書き込んでいればそれも)です。その方が、直前期で時間が惜しいときにわざわざ作成する手間も省けますし、「私はこれだけ勉強してきたのだから大丈夫!」という励みにもなりますからね。こういうパターンもアリだと思いますが、皆さんはどうされていますでしょうか。

1.丁寧な言葉づかい
「解答を丁寧に記述する」「聞かれたことに素直に答える」というのは、採点者に解答を解釈させるような余計な負担をかけないということです。採点者に解答を解釈させる余地を与えてしまうと、得点を与える方に傾けば良いですが、逆に減点させる方に傾くかもしれないという、余計なリスクを高めます。また、文字には表れていない解答者の意図を汲み取らなければならないという面倒が増えれば、読み飛ばされてしまう可能性も高まります。
まず、語尾の表現は、字数制限が厳しくない限り「である」「ですます」調とし、体言止めはなるべく避けましょう。なぜなら体言止めをしてしまうと、結論が分かりにくくなるからです。
例えば、「従業員教育の強化」を問われた時に「~OJT。」で止めてしまうと、「OJTをしない。」のか「OJTをする。」のか、やるのなら「少しだけする。」のか、「ガンガンやる。」のか、いかようにも解釈できますよね。もちろん、文脈からどれかというのは判断できるかもしれませんが、それでも採点者による解釈の余地を排除できません。
また、解答には「こそあど言葉」、いわゆる指示代名詞は使わないようにしましょう。なぜなら設問解釈で述べたとおり、指示代名詞はどの言葉を指しているのか考えさせるという負担を、今度は採点者側に生じさせるからです。

2.引き算する勇気
予備校によっては、解答すれば得点できると思われるキーワードを解答欄になるべく多く突っ込む「圧縮編集」が推奨されていることもあります。
確かに国家試験である以上、公平な採点基準を設けざるを得ず、そのためいわゆるキーワード採点がされている可能性は非常に高くなります。よって、より多くのキーワードを盛り込み、少しでも得点の可能性を高める圧縮編集は有効な手段かもしれません。過去問を見ても、平成21年頃まではそのような解答で合格できる可能性は高かったと思われます。
しかし、あまりにも多くのキーワードを突っ込んでしまうと、今度は読み辛く伝わりにくい、残念な解答に近づいてしまいます。また最近は、「50字以内」など中途半端な字数制限を課すことが増えており、圧縮編集による得点は難しくなっていることから、出題者側も圧縮編集を嫌がっている傾向が感じられます。
ご自身の解答を振り返ってみて、内容が詰まり過ぎていて読みにくい・分かりにくいと感じたのならば、
・盛り込むキーワードには優先順位をつけて、順位の低いものは切り捨てる
・一文の長さを30字から50字程度にする

という形で、再答案を作成してみてはいかがでしょうか。なんて言ったって「中小企業」診断士の試験です。選択と集中のため、引き算する勇気を持ちましょう。

3.オウム返し
設問で問われていることに対し、「いかにも」それっぽく答えるように見せる工夫に、いわゆる「オウム返し」があります。オウム返しとは、設問で使われている言葉をそのまま解答に流用する編集方法です
例えば事例Ⅲでしばしば出題される「情報」問題。直近では平成27年度の第3問に「どのような情報を活用していくべきか」という形で出題されています。このような場合は、
与件内の言葉+情報
という形で解答してみましょう。
平成27年度の場合なら、「営業の受注情報顧客情報、設計部の図面情報仕様情報、製造部の生産計画情報稼働情報などを活用していく」と書けば、あ~ら不思議!なんとなく「これらは活用すべき情報かも」と、読み手に思わせることが出来ます。
その他にも、情報との違いが分かりにくい「~データ」や、企業がとるべき「~戦略」、強みが問われる場合は「~」等と、応用もききます。
また、設問で「理由を述べよ」「メリットを述べよ」と問われた際に、解答の書き出しを「理由は、~」「メリットは、~」等で始めると、リズムがつかみやすく書きやすい・読みやすい解答にできます
但し、設問中の言葉の再利用は、読みやすくはなりますが得点要素ではないことには注意してください。

本日はここまで。以上、細川でした。



こんにちは、noriです。昨日一次試験の合格発表がありましたね。

経営情報システムの4点の加算、そして今年の得点水準を勘案して「59%以上」と合格水準が1%引き下げられました。総得点の59%は413点。2,3点の誤差の方は合格を予想していたかもしれない。60%が59%になるのは、過去に例のない大幅調整です。

2次試験まで残り46日

得点調整により予期せず1次試験を合格した方、難関を突破して今年受験される方は合格するのが運命だと思って、今の自分に何を足せば合格できるのか死ぬ気で考え、残り46日を全力で戦いましょう。

残念な結果に終わった方にも、一次試験を合格した方にもまだおめでとうは言えません。

どちらも戦いはまだまだこれから。

自分が何を一番大事にしたいのか。

自分が今、何をすべきなのか。

自分が5年後、10年後にどうなっていたいのか。

自分のために立ち上がりましょう。

■でも、事例4が不安だ

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さて、ここからが本題。今日は事例4が不安な方向けです。

私の事例4の戦績はこちら

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良い子は真似をして一発退場になってはいけません

平成27年の事例4は簡単だったと言われています。事例4が簡単な年は事例4が得意な初学者や事例4対策を重ねてきた過年度生が不利な年と言われます。なぜなら事例4で他のライバルとの差がつけにくい

私が平成24年にAAAD-Aを取った、翌年の平成25年。事例4で常に高得点を取っていた友人がAAAD−Aで足切り不合格となりました。事例4が得意だから余裕だと思われている方も要注意。落ち着いて解けば高得点だったはずの問題も、なぜか本番では解けないということがあります。

本試験当日も油断するべからず。

■まずは、ゆっくりと電卓を叩く

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週末に模擬試験を受けた方は、周囲でものすごい勢いで電卓を叩く音が聞こえたのではないでしょうか。事例4は数字を算出する「正確さ」と問題を80分で解ききる「スピード」が命とも言われます。しかし、「正確さ」と「スピード」を両方持っているのは難しい。スピードをあげようとするほど、正確さはダウンします。であれば、苦手意識がある人が「正確さ」と「スピード」どちらを優先するべきかと言ったら「正確さ」です。

「スピード」は捨てましょう。

ゆっくり動作することで「正確さ」以外にも「心の落ち着き」を保つことができます問題用紙が配布されても勢いよく問題をめくってはダメ。動作を速くすると、気持ちも焦ります。問題の表紙をめくり、問題に取り掛かる際も、ページを”ゆっくり”めくることを意識しましょう。

電卓は音がならないくらい、数字を1つずつ確認しながら押しましょう。

■経営分析は必ず取る

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過去問を見ていくと必ず40点は取れるようになっています。その大きな割合を占めるのが、経営分析。

がんちゃんの記事はとても参考になります。また事例1〜3と同じようなミニ事例になっているので、事例1〜3の練習にもなります。

対策:経営分析の模範解答の解答パターンを覚える。

経営分析はどの受験校でもそれほど大きなブレはありません。自分の信じる模範解答の解答パターンを覚えてしまいましょう。解答パターンを準備しておけば、当日は解答用紙に置いてくるだけ。

ただし、ここで注意。

経営分析頼みになるべからず。

平成24年の試験は、経営分析は確実に取れる自信があり臨みました。しかし、解答用紙を見て驚愕…!! 経営分析の欄が無い!?平成25年の2次試験でAAAD−総合Aで不合格になった友人は、平成25年の事例4を見て、経営分析にいつもあるはずの損益計算書P/Lが無いことに驚愕。一番得意だったはずの事例4で惨敗することになりました。

経営分析を確実に取れるようにした上で、もしかしたらそもそも出題されない?!可能性も頭に入れておきましょう。※ただし、現状を把握するために必要なので、完全になくなることは無いはず。経営分析の出題が減ったとしても、平成24年の問題くらいの分量と予想。

■解答手順を決めておく

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1次試験の財務会計から2次試験になると急に文字数が多くなり、情報量の多さに驚きます。

「書いてあることが多すぎる!!」

「どう情報を整理したら良いかわからない!」

他の事例と同じように「本番で何をやるか決めておく」ことで、当日落ち着いて対応できます。

 

1. 問われていることを確認する(数値を出すのか、投資判断をするのか、YESかNOで答えるのか)

2. 答え方を確認する(百万円なのか千円なのか、小数点何位なのか)

3. 計算式を思い浮かべる

4. 計算に必要な条件を整理する

事例1〜3と同じように問われていることを一番先に確認をすれば、計算式を思い浮び、条件を整理できます。

練習は必ず自分の解法手順を意識しながら行いましょう。

■問題は100%解けなくても良い

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事例4の過去問を見ていくと、必ずなかなか解けないような問題が入っています。そこに時間をかけない。解ける問題から解く。解けない問題は部分点を狙いで完璧を目指さなくてOK。部やりきらないと思うと焦りますが、点数が取りにくい問題があることを知っていれば、心に余裕が生まれます。完璧主義を貫き、途中で破綻してしまうより、取れる問題と取れない問題があることを意識して、戦略的に攻めましょう。

で、点数が取りにくい問題ってどうしたらわかるの?

「聞かれていることがわからない」「計算式が思い浮かばない」問題です。

「聞かれていることがわからない」「計算式が思い浮かばない」場合は、解ける問題を先に解いてから、時間があれば戻ってきましょう。

■ケアレスミスに向き合う

悩ましいケアレスミス。ケアレスミスとの向き合い方は3代目ひめこの記事に詰まっています。

「ケアレスミスに気をつけなきゃ」「気をつけなきゃ・・・」と気持ちを焦ってケアレスミスを繰り返す人は、実際に問題を解く時は「ケアレスミス」ではなく「解く手順」を意識しましょう

「まずは○○をして、次に○○をして、次に○○をする」

意識を手順に集中させれば、慌てることもありません。その過程でミスがでれば、なぜミスが出たのかを考え、どうすれば良いのか対策を考えましょう。

■苦手意識はゴミ箱へ

はじめにDを取ってから私は事例4の苦手意識が中々消えませんでした。

受験校で事例4の演習で1日3事例解くと、必ず上位になるのが雰囲気になれた頃の最後の3事例目でした。しかし、当日は一発勝負。予行練習も準備運動もありません。安定した成果を出すには、自分なりの手順で解くのが大切。そして、「苦手意識」は早めにゴミ箱に捨て去りましょう。

・人と比べない。

・人と同じ勉強法を採用する必要はない。

(例えば周囲がイケカコの勉強を始めても今の自分に必要かを考える)

苦手な方はこの2点が大切。

そして、当日は何かにつけて「今日の私はイケる!」と口に出して言っちゃいましょう。

私は(冗談ではなく)、元気応援ソングを持って試験会場に行き、休憩時間にこの動画を見て、「イケる!」と言い聞かせ、試験を受けていました

思い込みでも何でも、自分を信じる勇気が当日大きな力になります。

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ストレート合格者、多年度合格者、両方に共通する点は2つ。

・自分に何が足りないのか必死で考えた経験。

・試験勉強を人生のある時期に必死でやった経験。

楽勝で合格したという人はいません。

この経験が当日、自分を落ち着かせる自信となります。

今年の勝負、今年で決めましょう!

大丈夫。 あなたは、ぜっ~~~たいに合格しますから!

nori でした。



皆さん、おはようございます。細川です。本日を入れて2次試験まで残り47日となりました今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

本日は1次試験の合格発表ですね。合格が確実な方も、ギリギリボーダーの方も、念のため自分の受験番号を確認しておきましょう。
そして、合格証書と2次試験申込書類の受取も忘れずに!2次試験の申し込みもすぐに行ってくださいね(締切まであまり時間がありませんよ)。
「落ちてると思って2次対策全然やってなくて、何やればいいかわかんない」っていう人は、道場ブログで、あんなところこんなところでフォローしていますから、あきらめずに取り組んでください。大丈夫です。今からでも間に合いますから!

残念ながら2次試験に進めなかった方は、とりあえず試験のことは忘れて、勉強中にできなかったことに挑戦してみましょう。勉強を続けるかどうかなんて今は決めなくていいんですよ!私もそうでしたから(でも一発合格道場だけは読んでほしいな…)。
それに試験に落ちたからといって、あなた自身が否定されたわけではありません。むしろ、「この1年間で得た知識や人脈を将来どこかで活用してやるぞ」というくらいの意気込みを持っていただけると、今日からの生活にもより張合いがでてくるのではないでしょうか。


前回までは、オイラ式解答プロセス前半のお話をしてきました。
こちらに今まで提供したオイラ式解答プロセスをまとめておきましたので、あわせてご覧ください。

※ついでに、皆様に大好評の「オイラ式過去問DB」を再びUPしておきました。これがラストチャンスです。お見逃しなく!

受験生の皆さんも、そろそろ自分なりの解答プロセスができてきた頃かと思います。そこで本日からは、実際に解答を作成する際に注意すべき点を述べていきます。
勉強が進んでくると陥りがちになるのが、「かっこいい解答」を作ってしまうこと。「出来た!」と思ったのに、確かに素晴らしい内容なのに、なぜか得点が入らない。そんな方は問題を解く前にも後にも、解答が次の条件から外れていないかをチェックして、解答の質を上げて合格ラインに近づけていきましょう。

1.実行可能なものか?
助言相手は無い無いづくしの中小企業。そんな会社ができることは限られます。資源が限られた中小企業でも実効性があり、ハードルが高すぎない内容を述べましょう。
①人がいない
⇒配置の工夫(でも組織を細分化・複雑化するのは難しい。専門職も慎重に)
⇒教育の強化(OJT、多能工化、技能承継等)
⇒評価・報酬制度の整備(モラール向上で、従業員を鼓舞しましょう)
②モノが無い、お金も無い
⇒お金のかかかる投資はなるべく回避
⇒でも首切り、人件費削減は原則禁止(人件費は「付加価値」なので「適正化・見直し」をする)
⇒有形資源は最小限の投資で再利用(または売却してキャッシュイン)
③でもノウハウや技術はある!
⇒無形資源は工夫して徹底活用!
⇒強みと機会のマッチングを行う(内外の環境変化に対応していなければ、対応できる方策を述べる)。

2.多面的に列挙しているか?
いくら設問や与件を読み込んでも、出題者の意図を外すリスクはゼロにはなりません。でも、「出題者の意図と考えられるもの」を多く列挙すれば、全部外すというリスクは避けられますよね。
つまり、多面的な切り口でバランスの良い内容で解答することで、安定した得点が期待できます。
ただし、設問で「2つ」と聞かれているのに、①、②、③、…と書いてしまったり、解答文字数が少ないのに複数の要素を詰め込みすぎたりすると減点となるので注意しましょう。繰り返しになりますが、相手は無い無いづくしの中小企業。できることは限られます。

3.つまりどういうこと?
与件の中身をただ抜いてきただけでは、他人と差が付きません。2次試験は相対評価。高得点は必要ないけれど、他人よりちょっとだけ違う解答を書いて、頭一つ抜ければ合格できます。つまり
・与件には書かれていないこと(類推、知識、抜けている因果等)を一言だけ入れる
・数値には必ず解釈又は説明を付け加える(60%と「高い」等)
などの工夫が必要です。
そしてこれらを平易な表現で述べましょう。助言相手の社長は、一部のとんがった分野にのみに強い普通の人。そんな人でも理解できる内容を心がけましょう。

4.与件に基づいているか?
与件は解答作成のヒント。出題者が使ってほしいから有るのであって、基本的に無駄なものはありません。与件から離れた自分の経験や専門知識で書いていませんか?与件をもれなく活用していますか?もう一度振り返ってみましょう。たった2ページ前後の文章ですが、必ずや何かしらの発見があるはずです。

5.一貫性があるか?
細川が一番大事だと思っているポイントがこれ。なぜなら、言うことがコロコロ変わる人のことなんか、たとえ内容が正しくても誰も信用しませんよね。そんな人に国家がお墨付きを与えるはずはありません。逆に、言うことに一貫性があれば説得力が増す。説得力が増せば、相手に実行してもらいやすくなります。
また、協会の模範解答が示されないことや、他人とは違う内容を書いても合格している人が多数いる事実の裏返しとして、2次試験には唯一の答えはないと考えられます。そして、結果としてついてしまう得点の差は、実は解答の「一貫性」による部分も大いにあるのではないでしょうか。
だから第1問から第5問まで、解答の内容に矛盾が無いかというのは、内容の「正しさ」より重要と考えられます。

本日はここまで。以上、細川でした。



週末模試を受験されたみなさん!

お疲れ様でした。

よく考えたら、1次模試の後の月曜もブログの担当日でした。

2次模試の後の月曜である今日もブログの担当です。

両方読んで頂いた方、きっと良いことありますよ

さて、今回のブログもブレません。

一発スト合格を目指すあなたの為に書きます。


「今の自分は一発スト合格ペースに乗っているのか?」

あくまで今年の1月に祝賀会に参加した私の感覚から

一発スト合格は、対合格者では10数%。

対2次試験申込者ベースでは2%後半。

こちらに数値のはじき出し方を書いています。)

決して甘くはない試験ですね。

ただ、つかみ所さえ間違わなければ合格出来る試験だとも思います。

そして、模試を受験されて、みなさん色んなお気持ちを抱えていらっしゃるとは思いますが、その中にこんな気持ちはありませんか?

今の自分は一発スト合格ペースに乗っているのか?

去年の私は常にこれを考えていました。

でもいくら受験校で解説講義を聞こうとも、「今、こんな状態が一発スト合格ペースですよ」とは教えてくれません

受験校の講師からすると、受講生にはなんとか2次試験を受験して欲しいという気持ちもあるでしょう。

また、そもそも、講師自体が一発スト合格ではなかったりします。

(ただ、受験勉強期間が長かったからこそ、人に教えられるくらい深く理解しているのかもしれませんね。)

そして、いくら受験校でも一発スト合格のそもそもの人数が少ないため、統計も取りづらいとも考えます。

(各クラスで一発スト合格は数名が良いとこではないでしょうか?ちなみに私がメインで受講したクラスでは私1人でした。また、2次対策で有名な講師のクラスも一発スト合格となると数名です。)

そうなるとますます講師からは一発スト合格者の現時点での望ましいペースなんてわからないはず。報酬を得て教えている講師が責任のない事を言えるはずもない・・・。

ということで、受験校の講師が言えないのであれば、報酬を頂いていない分、私なら思いっきって言えるはず

せっかく一発スト合格したのだから、同じく一発スト合格を目指すあなたに、少しでもお役に立てるように書いてしまおうと思います。

ということで、独断と偏見を交え、一発スト合格ペースに乗っているのか?11のチェックポイントについて書いていこうと思います。

(あくまで私個人の意見です。あしからず

 

その1

もう、模試の復習は済んでいる。

moshi

その2

模試で点数を取るべき場所が分かっている。

(ご自身の回答の内容が、施策で点が入らなくとも、課題を解決で点が入る内容となっている。)

sasiten

その3

模試を受験中に「T〇Cらしい問題だなぁ」と思える。

youshi

その4

模試や演習を受験中、「あ、これは平成〇〇年の問題に似せて作ったんだ~」と分かる。

ganbare

その5

今受講している講師が今の自分にとって合うか合わないか分かる。

koushi2

その6

事例によって、講師の得意不得意に気づく。

koushi3

その7

一発スト合格に必要な対策か、時間をかけトレーニングをしないといけない対策かの区別がつく。

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その8

今年の本試験ではどのような問題が出そうか一度は予想した。

yosou1

その9

今年の事例4も簡単そうだと予想している。

(→ただし、難化した方が点数を荒稼ぎのチャンスだとも分かっている。)

yosoku3

その10

今年の事例3では計算問題が出るかも知れない。本試験で計算機を用意しようと考えている。(事例3の難化を予測し、どう難化させるか、パターンをいくつか考えている。)

denntaku

その11

一発スト合格生は事例2と4で点数を取って合格する傾向があるという話を聞いたことはあるが、平成27年度試験においては、それは事実ではなさそうだと勘づく。

そもそも、一発スト合格生は本当に事例2と4で点数を取って合格なのかもアヤシイと思う。

hirameki

 

いかがでしたか?

あくまで私個人の意見ですが、おそらく私が皆様と同期受験生であれば、

現時点で行っていたであろう事、考えていたであろう事を書きました。

一見「?」なものもあるかと思いますが、なぜそれを書いたのかを考えるのも、出題者の意図を読むトレーニングになるのかも。


 

明日の道場は、

ラーメン、イケメン、僕、つけ麺の細川泰志が登場。

毎度、納得のオイラ式。

最新の記事が楽しみですね。

では、今日も良い1日を!

碧でした。



道場ブログ読者のみなさま

こんにちは。

全知全ノウ事例IVプロジェクトチームの霜田と申します。

全4回でお届けしている事例Ⅳ特別企画ブログも今回が最終回です。

2次試験突破に向けて少しでもお役に立てれば幸いです。

さて、1次試験から1ヶ月が経ちました。

過去問を数年分解いてみた方も多いことと思います。

そこで今回は事例Ⅳの過去問への取り組み方と、それを踏まえた試験日までの学習方法をご紹介します。

 

 

ステップ0:事例Ⅳの戦略を確認する

事例Ⅳのゴールは、「80分で目標点数を取ること」です。

目標点数は一般的には60点とされますが、50点でも70点でも構いません。

4事例合わせて240点を取るためには事例Ⅳで何点取ればよいのかを、自身の得意不得意と相談して決めましょう。

「80分で目標点数を取ること」というゴールは、次の2つに分解できます。

・「目標点数を取ること」

・「それを80分で取ること」

このゴールに到達するために、これから試験日までにすべきことは、

・「目標点数を取れるだけの実力をつける」

・「それを80分で達成するための戦略を決める」

の2つです。

それではどのようにすればよいのか。

4つのステップに分けてご紹介していきます。

 

ステップ1:時間を気にせずに解く

まずは過去問を時間を気にせずに解いてみましょう。

3年分くらい解けば十分です。

時間を気にせずに、と書きましたが、時間を測ることはしてください。

「制限時間以内に解く」ことは必要ありませんが、「解くのに何分かかったか」を把握する必要はあります。

これが現状分析になります。

 

解き終わったら結果を出題テーマ別に確認してみましょう。

経営分析は解けたのか。

損益分岐点分析は解けたのか。

意思決定会計は解けたのか。

 

ここで解けたテーマが「実力のあるテーマ」、解けなかったところは「実力不足のテーマ」です。

例えば、経営分析と損益分岐点分析は「実力のあるテーマ」、意思決定会計と原価計算は「実力不足のテーマ」だったというように現状を確認します。

 

 

ステップ2:解くべきテーマを選定する

現状分析が終わったら、目標とのギャップの確認です。

「実力のあるテーマ」を積み上げて何点取れるでしょうか。

年ごとに出題テーマは異なるのでだいたいで構いません。

 

これで「目標まであと何点必要か」が分かります。

では、その「あと何点」をどのようにして埋めるか。

「実力不足のテーマ」を「実力のあるテーマ」に変えなければなりません。

 

ただし、全ての「実力不足のテーマ」を「実力のあるテーマ」に変える必要はありません。

「あと何点」を埋めるのに十分なだけでよいのです。

 

どの「実力不足のテーマ」を選ぶかは出題可能性との相談です。

よほど苦手でないかぎりは、出題頻度の高いテーマを選ぶのが堅実です。

先の例でいえば、意思決定会計は出題頻度が高いですが、原価計算はあまり出ません。

そこで意思決定会計を選ぶことが堅実な選択となるでしょう。

 

ステップ3:80分のスケジュールを考える

解くべきテーマを選定したら、80分の戦略づくりです。

まず必ず考えるべきことは次の2つです。

 

・経営分析問題を何分で解くか。

・見直しの時間を取るか。取るなら何分にするか。

 

経営分析問題は毎年出題され、配点はおおむね30点程度です。

これを何分で解くかをあらかじめ決めておくことで、その他の問題に割く時間を見積りやすくなります。

また、見直しについても、最後にまとめて時間を取っておくのか、それとも個々の問題のなかで見直しもするのかを決めておきましょう。

 

次に、経営分析以外の解くべきテーマに何分かけるかを決めます。

目標点数にもよりますが、大問で1、2問になるでしょう。

ここに残り時間をすべて使って確実に正解することを一手ですが、解くべきテーマ以外の問題にもある程度時間をとることをお勧めします。

なぜなら解いてみると意外と簡単なケースがあったり、部分点が狙いやすい設問だったりすることがあるからです。

 

特に200字などの長文論述の問題は何かしら書いておけば半分くらいは点を取れる可能性があります。

これで80分のスケジュールが決まります。

例えば、経営分析を20分、解くべきテーマを40分、その他の問題を15分、見直しを5分などと見積ります。

 

 

ステップ4:解くべきテーマを見直す

解くべきテーマに何分かけるのかを決めました。

では、本当にそのテーマをその時間内に解けるでしょうか。

時間内に解けるように演習をして実力を上げるのが王道ですが、どうしても難しいようであればテーマを変えることも考えましょう。

例えば意思決定会計のように計算量の多い問題は時間がかかります。

とはいえ出題頻度を考えると捨てるのもリスクが大きい。

そうであれば意思決定会計は半分の得点を目標にして、もう1つか2つ解くべきテーマを追加することを検討してもよいでしょう。

 

 

まとめ

以上をまとめると、次のようになります。

ステップ1:時間を気にせずに解く → 現状分析
ステップ2:解くべきテーマを選定する → 課題設定
ステップ3:80分のスケジュールを考える → 戦略策定
ステップ4:解くべきテーマを見直す → 実効性検討

さて、最後は問題演習を繰り返すだけです。

「実力のあるテーマ」は勘を鈍らせない程度に。

選んだ「実力不足のテーマ」は集中的に。

10月23日ギリギリまで実力アップを図ってください。

 

試験まであと1ヶ月半。

チャンスは十分にあります。

着実に準備をして、合格を勝ち取ってください。

 

霜田

 

 

事例4対策記事(全4回)

第1回
事例Ⅳを苦手としている受験生のために
http://rmc-oden.com/blog/archives/94419

第2回
事例Ⅳの経営指標をはやくマスターするコツ
http://rmc-oden.com/blog/archives/94644

第3回
短い期間で効率よく実力アップするための事例Ⅳの勉強方法とは
http://rmc-oden.com/blog/archives/94795

第4回
4つのステップで事例Ⅳを攻略しよう
http://rmc-oden.com/blog/archives/94917



こんにちは、とりです。

umbrella

9月に入りましたが、まだまだ猛暑の日があったり、そうかと思えば台風が来たりと不安定な天候が続いていますね。今月は各受験校の2次模試が目白押しで、毎日の学習にもより力が入るところかと思います。まだ本試験まで時間はあるものの、体調を崩してしまっては模試も日々の勉強も効果が落ちてしまいます。体調管理についてはちょくちょく記事に書いていてしつこいようですが、常に体を壊さないように心がけてください。

試験会場

2次の模試ですが、私は9月に1回だけ受験しました。私個人的にはあまり模試の有効性を感じてはいませんでしたが、独学で、かつ丸一日を勉強に充てることがほとんどできなかったので、1日4事例を解くことの負荷や会場の雰囲気を掴んだり、休憩時間や昼食を含めたタイムマネジメントを試してみたりすることだけは有効でした。夏セミナーでも話したことですが、模試は受験校の講師が作成したものであり、本試験の試験委員が作成したものとは似て非なるものと思っています。与件文、設問、採点基準など、研究されているとはいえ、やはり本試験とは隔たりがあると捉えています。
もちろん、受験校により違いもありますので言い切ってしまうつもりもないですが、先輩合格者の意見を聞くなどして、ご自身で是非をご判断いただければと思います。


 

前回の記事では、全事例に共通する考え方、セオリーを書きました。言い尽くされたアドバイスですが、「与件から離れない」「○社の状況や社長の思いに沿った解答」は、事例を解く上での大前提になりますので、絶対に忘れないようにしてください。忘れてしまう人は、ファイナルペーパーに書き留める、問題用紙の目立つところに書いておく等の工夫をしておきましょう。

2次試験の基盤となるセオリーを理解できたとして、みなさまは過去問や答練で事例を解く中で、ご自身の解答プロセスや型を意識していますでしょうか?2次試験は「読む」「考える」「書く」力が必要な試験ですが、どんな順序で進めていくのがよいでしょうか?おそらくほとんどの人が、①「読む」②「考える」③「書く」の順序を想起されると思います(事例Ⅳはこれに「計算する」が加わります)。大枠では、設問文・与件文を「読んで」、解答骨子を「考えて」、解答を「書く」という順序になるのが自然かと思います。さらに細分化していくと、この①「読む」②「考える」③「書く」のプロセスを繰り返していくことになるのですが、このプロセスをご自身に合った型を持っておくことで、解答精度を安定させ、向上することができると私は考えています。

「どんな問題が出てくるか分からないのに、解答プロセスを定型化することなんかできない、ムダだ。」
そう考える方もいるかもしれません。でも、1事例80分、500~600字程度を書く論述試験です。設問文、与件文も読まないといけません。読んで分析もしないといけません。時には事例Ⅳでなくても計算しないといけないかもしれません。解答骨子を組み立てて、最後には解答用紙に書かないといけません。出てきた与件、設問に直面して、行き当たりばったりで解答するには、よほどの読解力、分析力、文章力がないと80分では到底間に合いません。このことは、過去問や答練を複数事例解いてみれば分かると思うのであまり深く言及はしませんが、80分で解答を仕上げるためには、様々な時間短縮の工夫、努力をしないといけないのです。

その1つが解答プロセスの確立です。解答を導くのに、どんな手順で設問文、与件文に向き合い、分析し、骨子を組み立てて、解答を書き込んでいくか、パターン化しておくことが重要です。ただし、私も多くの先輩や受験生に解答プロセスを聞きましたが、その中身は本当に千差万別です。この道場7代目メンバー8人でも8通りのプロセスがあり、共通要素こそあれど、同じものはありません。ですので、講師、先輩診断士、他の受験生、インターネットなどで多くの情報に触れ、ご自身にマッチするプロセスを試行錯誤の上、ご自身で見出すことをオススメします。

せっかくなので、私とりの解答プロセス(ただし事例Ⅳをのぞく)をご紹介します。これがご自身に合いそうなら、ぜひパクってください。ポイントだけパクってカスタマイズ、でも全然OKです。画像は、平成27年度事例Ⅰでの、余白を使った解答骨子作成イメージです。骨子といってもメモ程度ですが、現物はあまりに字が汚くて読めないので再現、データ化しました。解読不能なメモは推測で再現しました。もし、現物を見たい方がいらっしゃればコメントください…

★とりの解答プロセス(事例Ⅳ除く)★

①受験番号記入、問題用紙余白を定規で切り離し
②与件文段落番号付け、線引き
③余白に解答骨子作成のフレームを書く
④設問文読込み、要約を③のフレームに書き込む
⑤与件文読込み、線引き(フリクションボールペン青、赤/時々蛍光ペン)
⑥設問と与件の関連づけ
⑦解答骨子(メモ)作成
⑧解答組立て(イメージ)
⑨解答作成
⑩最終チェック(句読点、文字欠け、消し忘れ等)

①で切り離した余白は、③④⑥⑦で活用します。これがその再現イメージです。
青字部分は、③と④で先に書き上げておきます。斜体文字は、実際には書いていない部分で、便宜上ここでは書きました。

とり_解答骨子_H27_1

④~⑨にかける時間は、設問数、要求文字数、与件文分量から総合的に判断し、④まで終わった段階で目安時間をインプットしておきます。たとえば、500字の事例なら解答作成に40分、600字なら50分、と自分の書く力と照らして、字数に対する解答作成所要時間を掴んでおくのです。本試験では、⑦や⑧あたりで想定時間から狂い始めるので、送れていた場合は⑦や⑧の途中でも無理やり⑨に進んできます。

とこんな感じです。これは先輩診断士にいろいろ知恵をいただきながら行き着いたフレームです。ここまで書くことで、配点や文字数を意識したり、設問との関連づけが明確になったりして、より考えることに時間とエネルギーをかけることができます。タイムマネジメントもしやすくなりますし、事後的にはこの骨子を使って、再現答案もよい精度で書くことができます
正直なところ、「こんなことをやっていては時間が足りないのでは?」という不安がしばらく続きましたし、実際このプロセスを取り入れて過去問を解いても、80分で書き上げられない状態でした。メモもそこそこに、いきなり解答用紙に書いていくことに比べれば、単純に所要時間は増えます。ただ、私はそこで断念せず、このフレームを使いながら80分で書き上げなければいけない、と考えてトレーニングを継続していきました。

さらなる解答力向上、スピードと精度がアップした背景は、次回でお伝えしたいと思います。


 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
以上、とりでした。



たきもです。
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今日から9月です。
(なぜか、月初めの投稿が多いような・・・)
期末で繁忙になる方もいらっしゃるかもしれませんね。
日々の積み上げは、必ず試験当日の実力になります。
コツコツやっていきましょう。

さて、9月中の私の投稿は、「たきものファイナルペーパー」と称して
私がファイナルペーパーとしてまとめた内容を
各事例毎にご紹介いたします。

●二次試験にファイナルペーパーは必要か?
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そもそも「二次試験ってファイナルペーパーいるの?」から始めます。
私の結論は「必要」です。

中小企業診断士試験の二次試験は
一次試験で学んだ抽象的な知識(フレームワーク)
具体的な事例企業に当てはめ、適切な診断ができるかどうか
を見る試験です。
よって、抽象的な知識(フレームワーク)」が整理されていないと
「問題の切り口」に気がつきません。
与件文を読んでも
「なんか問題ありそうだけど、どこがどう問題なのかな?
になってしまうのです。
または、答えを書き始めても論点がずれているので、
論点をついていない、モレありダブりあり回答になってしまいます。

しかも、一次試験は
抽象的な知識」を選択肢の中から選ぶ試験ですので
文字をみれば、思い出すこともあります。
二次試験は、(当たり前ですが)書いていませんので
抽象的な知識」を頭の中から引っ張り出してくる必要があります。
このあたりが、二次試験は与件文に
「答えが書かれていない」と思ってしまう理由かもしれません。
「書いていない」のではなく、あなたが「気がついていない」のです。

まとめると、問われ方の違いは次のとおりです。

<一次試験>
抽象的な知識を、具体化して問題に答えられるか
<二次試験>
具体的な事例に、
抽象的な知識を適切に当てはめられるか

一次試験と二次試験は、表裏一体なんですね。

この「頭の中から引っ張り出してくる」作業の手助けになるのが
「ファイナルペーパー」です。
「ファイナル」とつけていますが、別に直前に作らなくても
今から作っておけば、電車の中でも知識整理ができますね!
(私は、先日書いたように燃え尽きていましたから、そんな暇なく…)

●道場のファイナルペーパー論
ファイナルペーパーづくりに大いに参考になる
必見ファイナルペーパー論をご紹介します。

二次試験直前:ハカセのファイナルペーパー
もう既にダウンロードされた方もいらっしゃるでしょう。
ファイナルペーパーってどう作ればよいの?
何を書けばよいの?
初代ハカセ自らのファイナルペーパーがここにあります。
(この記事にも記載がありますが、二次使用(転載・転送・加工使用)はご遠慮ください。)

【2次試験】butaoのファイナルペーパー
道場最強のファイナルペーパー論というべき記事です。

ファイナルペーパー作っていますか?
手書き派まっすーのファイナルペーパーを見ることができます。
ノートにまとめられていたようです。
PCかノートに手書きか、はまさに個々人によるところでしょう。

予備校メソッドの活用:二次は訓練と暗記~tomoのファイナルペーパー~
「二次はキーワードや設問でこのキーワードがでたらこのように答えるというセオリーを暗記しておく必要」があるとした
6代目tomoの頭の中がここに!

事前準備でいっぱいになってしまいました・・・
ファイナルペーパーの重要性、感じていただけましたでしょうか?
次回からは、私のファイナルペーパーを事例毎にご紹介します。

たきもでした。



こんにちは、今日も元気にKKD、手相観診断士のかおりんです。

未曽有の大型台風の脅威がまだ残るものの、今日で8月も終わり・・・
二次試験を控えている方は、そろそろ過去事例を数年分解きこなしている頃でしょうか。各予備校では、2017合格目標の授業が始まる時期でもあります。2016年試験の結果を待つことなく、来年の一次に向けての戦いが始まる・・・。

undoukai_tokyousou

試験はミズモノな分、合格する時期にはきっと意味がある。今年一次にチャレンジして残念だった方も、二次への切符が見えている方も、ご縁のあるタイミングで合格を手にできるよう、今できることは全力でやっておいてくださいね。


今日は、忙しい人のための二次対策について。

夏セミナーで先代の方々も仰っていた通り、初学者の多くが二次試験に最低限必要な知識が定着していない、という課題を抱えています。

「そうはいっても、机にかじりついて勉強できる時間なんて皆無だよ・・・」という忙しい人も多いはず。そんな方にお勧めしたいのが、スキマ時間を活用する『移動中に一人クイズ大会』です。

やり方は簡単。

1)勉強しながら、必要な知識/間違えた部分を一問一答でまとめる(できれば単語帳や小さいルーズリーフを使い、表に問題&裏に答え・解説を書く)
2)移動中に(1)を使って一人クイズ大会をやる。

これだけ!

例えば、事例Ⅰなら、表→「人的資源管理に使う切り口5つは?」
裏→
「サ(採用)・ハ(配置)・ホ(報酬)・イ(異動)・ヒ(評価)」・・・くわしくはうちあーのの過去記事をチェック! などの基本的な知識を確認する。

過去問をある程度やりこんだ後なら、

H27事例Ⅰ:表→「A社が多角化を進めた目的は何か?一般的に多角化を進める目的は?」
裏→「A社の多角化の理由はシナジー効果の期待と事業リスクの低減。(具体的には○○と○○のシナジーだったな・・・まで思い出せるとベスト)。一般的には、既存事業の停滞や組織スラックの活用、新たな事業に後押しするような外部(内部)環境の変化があった、既存の経営資源を活用して新たな収益を得られる・・・など。」

こんな感じの一問一答を、アタマの中で歩きながら・自転車に乗りながら・もちろん電車の中でも行います。自転車に乗りながらだと答えがなかなか見られないので、脳の海馬を相当探し回る(笑)ことになり、いいトレーニングになります。

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お子さまのいらっしゃる方は、いっそ子供たちと一緒にクイズ大会にして楽しむのもアリかも。
私は超多忙だった2次口述前、子どものせ自転車の前後に乗せた息子たちと、必死で坂道を自転車で上りながら
「直接原価計算と全部原価計算の違いはー?!」
「固定費を計上するタイミングの違いです!売上を上げたタイミングで固定費を計上する全部原価計算は、悪い工場長が得します!」
と大声でやり取りしながら習い事の送り迎えをしていました。・・・今となっては懐かしい。

ちなみに、裏の「」内はあくまで「かおりんの解答」なので、必ずしも正解とは限りません。(ご自身でも調べてみてくださいね!)

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余談ですが、記憶を定着させる方法は、「書く・聞く・唱える」などそれぞれご自身に合った方法があるのだそう。(子供向けの受験の本に書いてありました・・・笑) この方法は、「唱える」タイプの人に最もおすすめの方法です。とはいえ、私自身は「書く」のが最も定着する記憶方法だったりします。最適な記憶方法でなくとも、何もやらないでボーっとしているよりまし。

上手に時間と頭を活用して、合格までの距離を縮めてくださいね!


ちなみに、一人クイズ大会で使った一問一答ツールは、そのまま二次のファイナルペーパー代わりにもなります。一石二鳥。

今日も診断士を目指すみなさまに、幸あれ☆

ほな!
かおりん

 

 



道場ブログをご覧のみなさま、はじめまして。
さむと申します。いつもタキプロでブログを書かせていただいております。

今回は、「中小企業診断士2次試験 事例IVの全知識&全ノウハウ」という書籍をおとさんと一緒に執筆させて頂いたご縁で、道場ブログに初登場することとなりました。よろしくお願いします!

 

ところで、みなさんは、2次試験の勉強順調でしょうか?勉強を開始した直後の方であれば、順調と感じるかもしれません。しかし、事例という海は、途方もなく広くて底なしに深いんです。勉強をすればするほど深みにはまり、もう何をやっていいのか分からない方だってきっといると思うんです。

 

かくいう僕もその一人でした。絶対に合格しなきゃいけないのに、何をやっていいのか分からない、この壁を乗り越えることは容易ではありません。

 

でもね、このように勉強をすればするほど深みにはまりやすいのは、事例ⅠからⅢまでで、事例Ⅳだけは別。事例Ⅳは勉強すればするほど点数が伸びるんです。

 

2次試験対策に悩んでいるのであれば、まずは事例Ⅳ対策をすればいい。それでは短い期間で効率よく事例Ⅳ対策をするためには、どうすればよいでしょうか?その方法として、僕は2つの重要なポイントがあると考えています。

 

その1 過去問を中心に対策すること

なんだかんだで、やっぱり過去問は最強の勉強ツールです。

事例Ⅳに限ったことではありませんが、2次試験対策の最強のツールは過去問になるでしょう。どのような傾向や難易度で出題されるのかは過去問を解いてみないと分かりませんし、そしてなにより問題の質が高い。

 

ちなみに、僕は平成13年からの過去問を10回転ほどしました。大好物は平成15年度事例Ⅰの、BSE問題が発生して右往左往するA社社長です。よろしくお願いします。

 

 

その2 タテ解きではなくヨコ解きで理解を深めること

普通、過去問を渡されてそれを解くとなれば、年度ごとに通して解くと思うんです。もちろん、このようにタテで問題を解くことは重要です。

 

何より80分で解ききるプロセスを確立するためには、タテで解かざるを得ません。でも、事例Ⅳの理解を深めるためにはどうすればよいでしょうか?

 

理解を深めるためには、同じ論点を集中的に繰り返し解く必要があります。つまり、経営分析や意思決定会計といった分野ごとに集中して解くことが効果的。これが、各年度の同じ論点を横串に貫いて解く、ヨコ解きという方法なんです。

 

そこで今回ご紹介したいのが、コレ。

中小企業診断士2次試験 事例IVの全知識&全ノウハウ

事例Ⅳの全知識&全ノウハウ

 

 

まるでテレビショッピングのような華麗な流れで紹介させていただきましたが、この事例Ⅳ対策本は、論点ごとに知識と過去問がまとめられており、過去問を使ってヨコ解きができるという贅沢な一品なんです。

2次試験対策を始めたばかりの初学者のみなさんにとっては、この対策本を使えば、事例Ⅳの戦闘能力を向上させてくれるはずです。また、過去問をしゃぶりつくしてもうなんの味もしなくなった多年度生にとっても、ヨコで解く事で新たな気づきが得られるかもしれません。

 

冒頭でもご紹介させていただきましたが、事例ⅠからⅢの対策は難しい。だからこそ、事例Ⅳで点数の上乗せをすることが重要なんです。

 

みなさんが事例Ⅳを得意科目として自信を持ち、2次試験を突破することを心よりお祈りしています。そして、合格後は一緒に楽しい仕事をしたりお酒を飲んだりしましょう!

 

あ、事例ⅠからⅢまでの対策で悩んでいる方は、道場ブログでたくさんの対応策が紹介されていますので、自分にあった方法を探して光明を見出してくださいね。

さむ



皆さん、おはようございます。碧お姉さんに構ってもらってご機嫌の細川です。本日を入れて2次試験まで残り57日となりました今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

本日は、オイラ式解答プロセスの前半最後の全体戦略についてお話しします。

1.難易度・得点方針決定
設問分析4で行った設問毎の難易度想定と得点見積りを修正・確定させるプロセスです。

①難易度決定
ここまでのプロセスで、与件中に解答に使える、または根拠になる内容がどれくらいあったかが、決定の指針となります。
設問分析の時より難易度が上がるのは、

・やはり与件中に記述や根拠が乏しいので、類推や知識が必要
・逆に与件中に解答に書くべきことや根拠が多くて、字数制限以内で編集するのが大変

という場合です。

②得点方針決定
難易度決定を受けて、得点目標を修正・確定します。
基本的には、設問毎に配点の70%から30%までの10%刻み(易・やや易・普通・やや難・難)で決定し、全体での総得点が6割を超えるように決定します。

特にかなり難易度が高く、得点が難しいと考えられる問題は、バッファ(捨て問)となります。

2.取り組み順序決定
設問同士の連動性を見極めて、どの順番で処理するか決定します。
連動性があるというのは、先に出されている設問に対し自分が解答した内容を受けて、後に出されている設問の解答を記述しなければならない問題です。

①連動問題
まず、見た目で分かりやすいのが、大問の下に小問がぶら下がっている設問です。
その他、記述内容で連動する典型的なものが、事例Ⅲです。
第1問で「強み」を問うて、第4問で「強み」を活用した戦略を問われるパターンは頻出です。

最近の出題の傾向としては、どの事例でも記述内容で連動させる、つまり解答の内容に一貫性を期待する問題が多くなっており、難易度が上がっているように感じます。

ですから、記述内容は当然、設問間で矛盾が生じないようにします。

②独立問題
解答内容が他の設問の解答に影響を及ぼさない問題です。
典型的なのが、事例Ⅳの最終問題に登場する、主に知識を問う問題です。

何を書いても他の設問の解答には影響しませんから、解く順番にこだわらず、場合によっては真っ先に処理してしまいましょう。

3.時間配分決定
ここまでの経過時間と分析結果を踏まえて、各設問に割くべき時間を決定します。
時間配分の基準としては、解答文字数20字(1セル)当たり4点=2分とし、次の要素も考慮して総合的に判断しましょう。

①時間をあまり割くべきでない設問
・難易度が高い、または解答文字数が多いのにもかかわらず、配点が低い(おいしくない)
・難易度が低い、又はバッファ問題
・解答文字数が少ない
・独立問題

②時間を重点的に割くべき設問
・難易度がそれほど高くない、または解答文字数がそれほど多くないにもかかわらず、配点が高い(おいしい)
・複雑な計算等の処理が求められている
・解答文字数が多い
・連動問題

全体戦略が終了する時間(ターニングポイント、TP)は、開始後30分以内が理想です。まずはここまでのプロセスを繰り返し行い、処理速度の向上を図りましょう。

本日はここまで。もし、私と直接お話したり質問したい方は、こんなところあんなところにいますので、お気軽にお声がけください。

以上、細川でした。



おはようございます。フェイマオです

先日までリオで開催されていたオリンピックは、日本人選手の目覚ましい活躍が、連日のニュースを大々的に賑わせてくれました
4年に一度の大舞台の中で緊張に飲まれることもなく、これまでの練習の成果をいかんなく発揮された選手の姿は、見ている方々に大きな感動を与えてくれたのではないでしょうか

私、フェイマオも睡眠時間を削ってテレビの前で応援させて頂き、素晴らしい夏を過ごさせて頂きました

リオオリンピック


と、ここで本題に。
2次試験対策に取り組まれている方にとっては、過去問を一通り解いてみて事例毎の大まかな特徴がなんとなく見えてきた頃かと思います。

私の場合、初年度に2次試験の過去問を解いた後の印象としては、以下のような感じでした。

■事例Ⅰ→類推問題が多いくせに、与件からヒントが見つからない
   ※人材ビジネスに携わっていることもあり、組織・人事は得意なはずなのですが。。。

■事例Ⅱ→それなりに解答用紙は埋められるものの、与件中にヒントが多すぎてどれを使ったらいいか混乱する

■事例Ⅲ→生産管理で学んだ知識を使って答えが書けそうな気がするものの、解答がまとめられず(なんて書いたらいいのかわからず)結局答案を埋められない・・・

■事例Ⅳ→事例4つの中では一番何とかなりそうな科目だが、時間内で全部解き終わらない

以上が私の大まかな各事例に対する印象でしたが、同じような印象を持たれていらっしゃる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

でも、安心してください
これから解いた事例を復習していく過程で、こうした問題点が解消されていきますし、そのためにも解いた後の事例はしっかりと復習をしてくださいね!

※以前の記事で私の事例の復習方法を記載したのがこちらになりますので、宜しければ参考にしてみてください。


さて、今回は事例Ⅳについて。
個人的には、事例Ⅳは1次試験の財務・会計よりも対策が立てやすいと思っています
つまり財務が苦手な方にとっても“然るべき対策”を取れば、足切を回避しつつ かつ 60点を狙える科目であると思っています。

では、事例Ⅳにおける“然るべき対策”とは何か?
まずは下記の表をご覧ください

事例Ⅳ出題分析
クリック
すると画像が見やすくなります。

上記は、平成13年度以降の事例Ⅳの出題範囲をまとめたものです(全ては網羅してませんので悪しからず
これを見て頂いたうえで、事例Ⅳの(フェイマオ流の)対策を述べさせて頂きます。

【1】 1⃣の経営分析を得点源としつつ、30分以内で解く訓練をする事!

⇒出題表を見て頂いてもお分かりの通り、平成13年以降必ず経営分析が出題されてます。まずはこの分野をしっかりと仕上げて得点源にする事!
かつ、ここで時間をとられると他の問題に手が付けられなくなりますので、本試験では30分以内に解き終わるようにする事!(その方法論については後で記載します)

【2】 頭から解かず、解く順番に注意する事!

⇒最初に経営分析を問いた後は、最後の大問(例年だと4⃣)の記述問題を解くことをお勧めします。
つまり事例Ⅳは、1⃣→4⃣→2⃣or3⃣(どちらでも解きやすそうな方から)の順に取り組んだ方が良いでしょう。
1⃣と4⃣がある程度できれば、40点を下回る事はないでしょう。まずはここでしっかりと点数を稼ぐ事!

【3】 満点を狙わず“細かく得点を稼ぐ”ことを意識する事!

⇒過去問を見ると、2⃣や3⃣は、CVPやNPVなどが出題されてます。ここも敢えて無理して全てを解こうとせず、『2⃣や3⃣の設問1だけ』 とか、『記述でも書けるところだけ(結論だけ)』 でも構いませんので、何かしら答案に書いて、少しでも点数を稼ぐ事!

 

つまり、事例Ⅳ対策としては、1⃣経営分析と4⃣記述問題 でしっかりと点数を稼いで、あとは2⃣と3⃣の出来るところ(解ける問題)で“チマチマ稼ぐ”事をおすすめします


さて、では最後に経営分析を30分以内で仕上げるにあたり、私フェイマオが本試験でも対応していたやり方をご紹介させて頂きます。

※先日のゲスト投稿で寄稿頂いた“がんちゃんさん”からの素晴らしい記事がありますので、こちら必ず目を通しておいてくださいね

財務諸表と経営分析で用いる指標(安全性・効率性・収益性)の関係を大雑把に表すと、以下のような図で表せるかと思います。

経営指標間の繋がり

ご覧頂いて分かるように、
① B/S からは 『安全性』の指標が、
② 売上高と資産項目からは、『効率性』の指標が、
③ P/L からは『収益性』の指標が、
それぞれ導けます。

ここまではご存知の事かと思いますが、それぞれの指標について事前に“アタリ”をつけておいた方が時間が短縮できます。
ちなみに、私フェイマオの場合には、以下の通り。

安全性

■ 借金の依存度
■ 借金の返済能力(短期支払能力)
■ 長期的な調達と運用のバランス(長期支払能力)

※因みに、安全性は与件からは根拠を引き出しにくいので、B/Sのみで判断する

効率性

■ 売上に対する流動資産の貢献度
■ 売上に対する固定資産の貢献度

収益性

■ 商品力の強さ
■ 本業の強さ
■ 企業の総合力の強さ

効率性と収益性は与件から根拠を導き出す方が良いと思います。与件から情報を拾って、“アタリ”をつけて指標を見に行く方が断然早いです!!

例1)余剰在庫が発生している → 棚卸資産回転率が悪化していないか?
例2)建物が老朽化している → 有形固定資産回転率が悪化していないか?

経営分析では、1つ1つの指標を計算していくよりも、ある程度使う指標を決めておいたうえで“アタリ”をつけて、与件や財務諸表を見に行った方が時間の短縮になります

参考までに、私がまとめていた表を下記に乗せておきます。

経営指標

これで必ずしもすべてを賄えるわけではないと思いますが、私自身はこれ以外指標を使った事は・・・
正直記憶にはないと思います

※注意※
ネット上には、2次試験には様々なノウハウが溢れています。絶対にその方法を鵜呑みにせず、必ずご自身に合うかどうかを判断してくださいね。

では、本日はここまで

To be continued・・・



こんにちは、とりです。

1次試験が終わり、早くも3週間が過ぎようとしています。今年2次試験を受験される方は、そろそろ試験当日までの学習計画を立て、各種テキストのや過去問演習の準備が整って日々の勉強に余念がない、といった状況でしょうか?たきもが昨日の記事で「燃え尽き症候群からの脱却方法」を書いていますが、1次試験で燃え尽きかかっていませんか?1次も厳しい試験ですが、その1次合格者の約80%が不合格となる2次試験は、もっと厳しい試験です。1日も早く「燃え尽き症候群」から脱却して、2次対策の本格モードに突入しましょう。
去る8月11日に道場夏セミナーは開催されましたが、まだこれからセミナーを開催する団体もあります。モチベーションがいまいち上がってこない、もっと生の情報収集をしたい、という方は、ぜひのぞいてみてください。

ちょっとだけ余談ですが、先日地域運動会の練習に参加して、腰を痛めてしまいました私はもともと腰痛持ちなのですが、今回は久しぶりに体に堪えるほどの痛みが続いていて、昨年の今頃だったらゾッとします
最近は春に運動会をする学校も増えましたが、9月、10月は運動会やスポーツイベントの季節ですね。お子様と一緒に参加される方もいらっしゃると思いますが、ケガには十分に注意してください。


横道にそれましたが本題に入ります。

ご存知の通り、2次試験は4つの事例があり、それぞれ80分で与えられた設問に対し解答を記述する試験です。参考までに、平成27年度の試験案内には、以下のような記述がありました。

筆記試験は、「経営革新・改善」、「新規事業開発(既存事業の再生を含む)」などの中から、次のように出題 します。
・「組織(人事を含む)を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例」
「マーケティング・流通を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例」
・「生産・技術を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例」
・「財務・会計を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例」
※出典:中小企業診断協会 平成27年度度中小企業診断士 第2次試験案内・申込書 より抜粋

事例ⅠからⅣまであるなかで、それぞれの特性を知ることは基本中の基本ですが、特性があるが故に事例によって得意、不得意が生じてしまうことは自然なことと思います。例えば私とりの例では、突出した苦手事例があり、その他の事例もそれぞれ苦手な要素がある、といった感じでした。

【事例Ⅰ】:苦手(苦手意識が強い)
●要因:
①人事、組織に関わる業務経験がなく、イメージが湧きづらい。
②与件文にヒントが乏しく、知識一辺倒の解答に陥りやすい。
③企業経営理論の組織論が最も苦手、知識の使い方もあやしい。

【事例Ⅱ】:得意(と思っているだけ)
●要因:
①営業、マーケティングは本業でありイメージしやすい。
②企業経営理論のマーケティング論は得意、知識も十分。
③経験に邪魔され、与件から逸脱した解答を書いてしまう。

【事例Ⅲ】:やや苦手
●要因:
①生産現場をイメージできず、与件文の整理、把握に時間がかかる。
②運営管理は比較的得意だが、知識の定着度にバラつきがある。
③生半可な業務経験があり、与件から逸脱した解答を書いてしまう。

【事例Ⅳ】:超苦手
●要因:
①業務経験は全くなく、財務会計自体にアレルギーがある。
②B/S、P/L、与件を読み込んでも、どの指標を選んでいいのか腹落ちしない。
③計算ミスをなかなか防げない。

 

過去問演習や答練を重ねていくと、ご自身の得意、不得意は明確になると同時に、しっかりPDCAを回していれば苦手克服への対策が見出せるはずです。が、なかなかそうもいかないところもあるでしょう。私は過去問中心に学習していましたが、勉強会を通じて第三者視点を入れることで、自身の弱点や癖が明確になってきました。これら弱点や癖など、苦手対策の各論は別の機会があれば触れたいと思いますが、全事例に共通して言えること、2次の学習をするうえでベースとなることがあります。

「経営革新・改善」、「新規事業開発(既存事業の再生を含む)」、「経営の戦略及び管理」

この認識をバランスよく意識づけられるかが重要です。事例Ⅰなら人事組織、Ⅳなら財務会計、と事例全体の方向性はあり、事例毎にその方向性から逸脱しないことはセオリーです。一方で、設問によってはどうしても基本路線から離れた解答を要求されること、もしくは、複数の方向性を盛り込む必要があるケースもあります。例えば、平成25年事例Ⅰ第1問設問1平成27年事例Ⅰ第1問、などは典型です。ここで、「事例Ⅰだから人事組織に絡めないと…」と縛られてしまうのは禁物です。経営革新、経営戦略、新規事業開発に絡む解答であれば、2次試験の目的からも外れず妥当な解答を導くことができます

よく言われるのが、(2次試験は)事例企業社長への経営に関する提案書作成、ということです。事例企業をしっかり把握し、適切な提言を行うのが診断士です。2次試験で言えば、設問要求と与件文をしっかり分析してしがみつき、事例毎の特性を意識しつつも事例企業の経営、事業に関する社長への提言を行うことが重要と言えます。

2次試験までとても日数が少なく、やることは山積して大変ですが、

①経営革新・改善、新規事業開発、経営戦略は、全事例共通のテーマである。
②設問文、与件文にしがみついて、解答は社長への提言である。

これらのことを基盤として認識しておく、そうすることで初めは歯が立たなかった苦手な事例も解答が見えてくるようになります。ぜひ励行してください。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
以上、とりでした。

 



中小企業診断士を目指す皆様、こんにちは。
がんちゃん/岩間と申します。
(6代目のおとさんの紹介で、記事を書かせていただきます)

2次試験対策は順調に進んでいますか? 1次試験とは出題形式ががらりと変わり、苦戦している方がほとんどではないかと思います。
今日は【事例Ⅳの経営指標をはやくマスターするコツ】を紹介します。

「経営指標を3つ選んで記述しろ」って言われたって、いったい何をどうしたらよいか分かりませんね。そういう方の参考になればと思います。

先に結論だけお伝えしますと、
経営指標は、収益性・効率性・安全性のそれぞれから1つずつ
検討する経営指標は9個だけ
記述は与件中心に

です。

 

 

【最初に質問】

はじめに皆さんに質問です。
【質問】あなたは中学校時代の学校の成績はどうでしたか?(25字以内)

いかがでしょうか?

ここから5つの回答例を見てみます。
A:「文系科目は得意でした。一方で理系科目は苦手でした。」
B:「英語と国語は得意だったけれども、数学は苦手でした。」
C:「体育のような実技は得意でしたが、学科は苦手でした。」
D:「英文法は得意でした。リスニングや読解は苦手でした。」
E:「戦後史は得意でしたが、英語は、全体的に苦手でした。」
このうち良いものと悪いものはどれでしょうか?

私の見解です。まず、A~Cは良い回答です。いずれも質問者が聞きたい「学校の成績」の全体を対象にし、それらの対象をバランスよく分割して説明しています。
A:全体=文系科目+理系科目
B:全体=英語+国語+数学 (主要3科目)
C:全体=実技系科目+学科系科目

一方で、DとEはそうはなっていません。Dは、説明する対象が英語のみです。これでは「他の科目はどうなのか」が分からず、質問者には疑問が残るでしょう。Eも同様で、「歴史のなかで戦後史以外はどうなのか」や「歴史と英語以外はどうなのか」が分かりません。

余談ですが、全体が漏れなく重複なく分割されているとき、その状態のことをMECE (Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive、互いに重なりなく網羅されている)といいます。「MECEに分割できているね」といったりします。これは、物事の全体像を正しく把握するために役立つ考え方です。また、読み手に分かりやすく伝達するためには、MECEであることに加えて、分類がバランスよくてかつ直観的であることも必要です。

(なお、A~Cも厳にはMECEではありません。たとえばAでは文系科目でも理系科目にも分類されない科目が漏れていたり、Bでは主要3科目以外が漏れていたりします。)

長々と説明しましたが、「ふつうは意識せずにA~Cのように答えるよ」と思うかもしれません。ではその感覚を忘れないようにしつつ、本題の「経営分析の取り組み方」を見てみましょう。

 

 

【経営分析の3本柱】

経営分析の設問で聞かれていることは、端的にいうと「D社の財務状況はどうか?」ということです。設問指示はいろいろとありますが(「特徴をもっともよく表す指標」とか「優れている点を1つ、課題を2つ」とか)、本質的には上記のとおりです。冒頭で見た中学時代の成績の例と似ていますね。

ですから、経営分析では、財務状況の全体像をMECEでバランスよい複数の柱に分けて説明する必要があります。(MECEでなければ採点者に「他の観点はどうなの?」という疑問が湧いてきますし、バランスよくなければ採点者には伝わりません)

それでは、どういう柱に分ければよいでしょうか?

答えは、「収益性、効率性、安全性」です。

理由は、この3本柱が、財務状況を表す損益計算書(P/L※)と貸借対照表(B/S※)を漏れなく説明できるからです。大雑把にいえば、P/L⇔収益性、B/Sの借方(左側)⇔効率性、B/Sの貸方(左側)⇔安全性 に対応づけられます。

※ P/L:Profit(利益) and Loss(損失) statement(計算書)、B/S:Balance Sheet(バランスシート:貸方と借方が必ず均衡することから)

他にも、企業の存在意義の一つである「株主から得た資金を使って利益を出すこと」を、これら3つの要因で説明できることも挙げられます。これは次の式から分かります。
株主資本に対する利益率(自己資本利益率、ROE)
=利益÷自己資本
=利益÷売上高 × 売上高÷総資産 × 総資産÷自己資本
=《収益性》×《効率性》×《安全性》
(ただし、この式が示す安全性は、「資本構造の安全性」であり、「短期安全性」や「長期安全性」には言及していないことに注意しましょう)

ということで、企業の財務状況をバランスよく説明するためのポイントは、「収益性・効率性・安全性のそれぞれに触れること」です。

(なお、設問での指示がある場合やP/Lが与えられていない場合など、設問上の制約がある場合はこの限りではありません。)

 

 

【確認する要素は3×3=9個(経営指標は9個だけ検討する)】

続いて、3本柱:収益性・効率性・安全性のそれぞれについて、深堀してみます。

【質問】収益性を説明するうえでの主要な構成要素は何でしょうか。また、効率性・安全性についてはどうでしょうか(たとえば、「国語」だったら、その構成要素は「現代文、古文、漢文」です)。

答えはいくつか考えられます。以下はその一例です。
《収益性》 売上総利益、営業利益、経常利益
《効率性》 売上債権、棚卸資産、(有形)固定資産
《安全性》 短期、長期、資本構造
(これらもおおよそ、MECEでかつバランスよくなっていることを確認しましょう)

従って、
収益性を知りたい⇒売上総利益・営業利益・経常利益 を調べればよい
効率性を知りたい⇒売上債権・棚卸資産・(有形)固定資産 を調べればよい
安全性を知りたい⇒短期安全性・長期安全性・資本構造の安全性 を調べればよい
といえます。

 

 

【%や回転数で比較する意味】

ここで少しだけ話がそれますが。

ある日、中学1年生の太郎君は、お母さんにテストの結果を報告しました。
太郎君: 「今日のテスト、10点だったよ。びっくりしたよ。」
お母さん:「え、勉強しなかったの?」
太郎君: 「頑張って勉強したよ」
お母さん:「ふざけないで」
こんな感じでお母さんに激怒され、太郎君は困惑してしまいました。

太郎君とお母さんとの会話がかみ合わない原因は何だったでしょうか。
お気づきだと思いますが、「実際は10点満点のテストなのに、お母さんは100点満点のテストだと思い込んでいたこと」です。

日常生活においてもビジネスにおいても、物事・性質の良し悪しを判断するときには「数値」を使います。逆に、「数値」を使うときにはそれを評価しています。そして、基準との比較を必ず行っています。たとえば、
70点を取れてよかった!
→ 70点は合格基準の60点と比較して上だから良い / 平均点の55点と比較して上だから良い
いま7:08だからセーフ!
→ 7:08は、電車の出発時刻7:10と比較して前だから良い
今日は32度で暑い!
→ 32度は、昨日の気温31度より高いから暑い / 例年の平均気温29度より高いから暑い / 真夏日の基準30度より高いから暑い
買い上げ金額は864円になります
→ 864円は、感覚的にいつもの買い上げ金額500円~1,000円の範囲に収まっているから問題ない

当たり前のことですが、このことを忘れずに、経営分析の話に戻りましょう。

先ほど出てきた、3×3=9個の構成要素は、財務諸表からどのように見ていけばよいでしょうか。営業利益を例にしてみてみましょう。

D社の営業利益を見ると、10百万円だったとします。先ほど太郎君とお母さんのやり取りの例で見たように、これだけでは良いとも悪いともいえません。比較していないからです。

では、同業他社の営業利益(例えば8百万円)と比較すればよいでしょうか?
…というわけにもいかなそうです。D社と同業他社とでは一般に企業規模が異なるため、単純な比較が意味をなさないからです。

そこで、まずは同業他社と比較できるようにするために、(企業規模を端的に示す)売上高で標準化します。具体的には、単位売上高あたりの営業利益(売上高営業利益率)で表します。

このような考え方で、収益性と効率性(計6項目)については、まず「売上高」に対する割合を計算し、そのあと同業他社と比較し、良し悪しを判断します。(なお、効率性は、いろいろ理由があって分母と分子が反対になることに注意しましょう)

安全性(3項目)は、資産と負債のバランスや、負債と自己資本のバランスを見るものです。ですから、売上高で換算する必要はなく、B/S内の項目どうしで割り算をします。

このようなことを踏まえ、これまで学習した経営比率9個を理解していきましょう。

《収益性:売上総利益》 売上高総利益率=売上総利益÷売上高×100%
《収益性:営業利益》  売上高営業利益率=営業利益÷売上高×100%
《収益性:経常利益》  売上高経常利益率=経常利益÷売上高×100%
《効率性:売上債権》  売上債権回転率=売上高÷売上債権
《効率性:棚卸資産》  棚卸資産回転率=売上高÷棚卸資産
《効率性:有形固定資産》有形固定資産回転率=売上高÷有形固定資産
《安全性:短期》    流動比率=流動資産÷流動負債×100%
《安全性:長期》    固定比率=固定資産÷自己資本×100%
《安全性:資本構造》  負債比率=負債÷自己資本×100%

なお、安全性の指標は3個としましたが、慣れてきたら「当座比率」、「固定長期適合率」、「自己資本比率」も含めて考えましょう。

 

 

【記述は与件中心に】

多くの年度では、経営指標名や指標値だけではなく、原因・理由等の記述が求められました。ここには何を書くべきでしょうか。

結論的には、「与件に書かれていること」です。
経営指標値は単なる結果を表すのみですので、説明することはありません。

たとえば、「今日は32度で、昨日より2度高い」や、「前回より成績が上がって70点になった」といっても、それは結果しか表しません。そうなった理由である「高気圧に覆われたから」や「毎日計算練習をするようにしたから」といった情報は、いくら数値を見ても知り得ません。経営分析の設問でも同様で、数値をいくら眺めていてもその理由を書くことはできず、与件を見る必要があります。

なお、「D社の売上高営業利益率が10%で、同業他社の8%より良いため、収益性が高い」といった自明なことは求められていないと考えるべきです。うっかりすると指標の説明をしてしまいがちですので、気を付けましょう。

 

 

まとめ

1. 経営指標は、収益性・効率性・安全性のそれぞれから1つずつ
2. 検討する経営指標は9個だけ
・収益性: 売上総利益率、売上高営業利益率、売上高経常利益率
・効率性: 棚卸資産回転率、有形固定資産回転率、売上債権回転率
・安全性:
特に収益性と効率性は「実額を企業規模である売上高で標準化」することで、他社比較をできるようにしていることがポイントです。
3. 記述は与件中心に

 

 

 

事例4対策記事(全4回)

第1回
事例Ⅳを苦手としている受験生のために
http://rmc-oden.com/blog/archives/94419

第2回
事例Ⅳの経営指標をはやくマスターするコツ
http://rmc-oden.com/blog/archives/94644



こんにちは、noriです。

診断士試験の勉強は受身じゃダメだと言う事実は実際に言われてみると痛感します。3度目の不合格の12月、その年の合格者からこんなアドバイスを頂きました。

ーー僕の言うことを何でも聞けば、合格できるよ。

これで合格できるなら、どんなに楽だろうと心が揺れました。ただ、絶対に合格できないこともわかっていました。ビジネス関連の資格講座では「合格保証制度」がついているのをみかけることがあります。ただ、中小企業診断士ではどんな通学講座を見ても「合格保証制度」はありません。

それはなぜか。

「人が作った」マニュアルに沿って動く人を求められているわけではないからです。中小企業診断士はコンサルタントの国家資格。絶えず変化する外部環境(市場・競合・顧客)に合わせて企業は変化しています。答えは1つではありません。

そして、どんな困難な状況も打破する突破力がある人が求められている。

合格年は本試験当日も自分で舵を切りました。参考になるかも怪しいので、合格体験記にも書いていないのですが、2次本試験の当日、事例1が65分解き終わり、残りの15分は解答を書き写していました。事例1より事例2と3難度が高かったものの、同じようにすることにしました。今までの自分であれば、残り時間はどれだけ点数を積み上げるかを考えていました。しかし、毎年自分で自分を追い詰めて失敗していたため、「聞かれていることに答えていれば合格点」として、残りの時間で解答を書き写して過去の事例は忘れて、次の事例に気持ちを切り替えることとしました。

どれが正しい、正しくないという話ではなく、合格への道は人それぞれ。

自分に合った道を選びましょう。

■各事例の特徴

さて、ここからが本題。

一生懸命勉強していくと視野が狭くなることがあります。2次試験は1次試験より情報量が圧倒的に多い。視野が狭くなると多すぎる情報量を処理できません。

まずは全体像を掴むことが大切です。

 ・事例1が組織・人事の事例

・事例2がマーケティングの事例

・事例3が生産管理の事例

・事例4が財務・会計の事例

どんな受験生も事例1が「組織・人事」の事例であることを知っています。しかし、事例1でマーケティングや生産管理の解答を書いてしまうことが往々にして発生します。それは視野が狭くなり、事例のテーマを忘れているがために、起きてしまいます。各事例の特徴をザックリ捉えておくことが有効です。しかし、文字ヅラでは誰もが知っています。イメージで捉えることが有効です。

2次試験は、事例1から4に進むにつれて、段々「粒度が小さくなっていく」ようなイメージです。

組織・人事という大きい話から段々、工場の具体的な問題や、個別具体的な数字の話になっていきます。事例3や事例4が多年度生が有利と言われますが、ここからもその理由が伺えます。粒度が段々小さくなり、具体的な問題や個別具体的な数字の話は改善策や答えが限定されてきます。多年度生が有利と言われるのは対策の積み重ねができるからかもしれません。

さらに具体的に考えていくと、

・事例1は、事業戦略に対して、どのような組織・人事施策を行っていくのかがポイントです。

平成22年の第4問のように、事業展開について問われるので、マーケティングの事例と混同しやすいです。

平成22年 第4問

食品原材料商社であるA社が事業拡大のために、食品原材料以外の商材に手を伸ばすべきかどうか、

中小企業診断士としてアドバイスを求められた。どのようなアドバイスをするかについて、100字以内で述べよ。

・事例2は、どのような人に(ターゲット顧客)どのようなものを(商品・サービス)どのように(プロモーション)売って行くがポイントです。

平成27年の第1問のようにターゲットが頻繁に聞かれます。

また、マーケティングの売上げ向上策は何でも書けてしまう分、どのようなニーズが市場にあり、どのような内部資源=強み(人材・スキル・ノウハウ・設備など)があるのか具体的に事例文の中に記載されています。

問題文や事例文の中に記載された制約条件をを見落とさないことが大切です・

平成27年 

第1問(設問1)

今後、B商店街はどのような顧客層をターゲットとすべきか。代表理事への助言内容を100字以内で述べよ。

・事例3は、求められる品質、コスト、納期を満たすために、内部資源=強み(技術力、営業力、一貫生産体制など)を活かし、弱みをどのように補強するかがポイントです。

強みが問われたり、問題点が問われたりすることが多いです。

平成26年

第1問

C 社の創業からの事業変遷を理解した上で、精密小型部品加工業界における C 社 の強みと弱みを 60 字以内で述べよ。

■ハカセのファイナルペーパーの使い方

イメージを助けるという点で最強のツールはハカセのファイナルペーパー

文章から状況を把握するには、文章を読んでイメージができるかが大切。ハカセのファイナルペーパーは各事例のポイントを押さえながら、各事例で何が起きているのか読み手の想像をかきたてます。

過去問の文章を読んでも状況がイメージできない方は、ハカセのファイナルペーパーを読んでから解いてみましょう。「ファイナル」に読むより、今のうちから読んでおくべき。

2次試験本番で難しい用語、知らない用語が出てきても、大きな流れの中で、この企業で何が起きているかイメージできていれば、問題なく対応できます。

大丈夫。 あなたは、ぜっ~~~たいに合格しますから!

nori でした。



皆さん、おはようございます。細川です。本日を入れて2次試験まで残り66日となりました今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

先々週の1次試験について、大体の傾向が分かってきましたね。皆さんのご想像の通り、やはり難化しているようです。全体的に見てみると、診断協会は7科目全部を毎年受験してほしいというのが本音なのでしょうか…。

さて、本日は前回の話をもう少し掘り下げて、2次試験に取り組む際に知っておくべき前提知識についてお話しします。
今までの記事の内容を含め、こちらに詳細なお話をまとめましたので、それを眺めながら重要な部分に絞ってお話しします(【】内は、シート名を表します。各シートの使用方法や説明は、【説明】シートを参照してください)。
また、こちらの記事も参照してください。

1.事例の知識(総論)
①解答の方向性
【総論】では、合格に繋がる答案の特徴についてまとめています。すなわち、出題者の意図に沿っており、読みやすく短時間で採点できるもので、自分の考えを少しだけ入れた答案は、得点が入りやすく合格に繋がります。

②思考の基本フレームや切口
【総論】に載せている表です。2次試験では1次試験で得た知識をうまくアウトプットする必要がありますが、私がその際に必要だと考えた概念をまとめました。かなり主観的な要素が入っていますが、このような思考回路を持っておくと、2次試験が俄然解きやすくなります。

③事例共通の問題・設問構造
【事例共通】では、全ての事例で必要とされる前提知識と対応についてまとめました。
最も重要なのは設問構成、つまり設問レベルです。なぜなら、出題者がどの質問レベルに対する解答がほしいのか見極めることができれば、解答内容の方向性が概ね定まり、かつ出題者の意図を大外しするリスクを低減できるからです。

2.事例の知識(各論)
各事例を解く際に、「とりあえずこれさえ知っていれば大丈夫」な知識をピックアップしました。最初は知識も不足しプロセスも不安定だと思いますが、まずはこれらだけ意識して解答してみましょう。

①事例Ⅰ
切口としては、「採用、配置、能力開発、評価報酬制度、モラール、部門階層、権限委譲、リーダーシップ、コミュニケーション」です。覚え方は頭文字を取って「さちのひほも、ぶっかけりコミュニケーション」です。

②事例Ⅱ
切口は「4P」、解答要素は「ターゲット、機会、ニーズ、シーズ、効果、協力者、チャネル」です。覚え方は「滝西子の境地」です。また「地域性、関係性、専門性」はしばしば問われる論点です。

③事例Ⅲ
切口は「QCD」「4M+I」、解答要素は生産計画では「日程計画、工程計画、負荷計画」、生産統制では「進捗管理、現品管理、余力管理、作業手配」です。覚え方は「ニコフ、茂代、作業しろよ!」です。また、事例企業が「繰返し受注生産、見込生産、個別受注生産(覚え方は「久美子」)」のうち、どの生産形態をとっているかを押さえておくと、解答の方向性がパターン化できます。問題点の解決策は「ECRS」「3S」が基本です。

④事例Ⅳ
経営分析における収益性(総資本経常利益率、売上高総利益率、売上高営業利益率、売上高経常利益率)効率性(総資本回転率、棚卸資産回転率、(有形)固定資産回転率)安全性(流動比率、当座比率、固定比率、自己資本比率(負債比率))は計算方法も含めて必ず覚えましょう。

3.復習の方法
以上の知識やオイラ式解答プロセス等を活用し、解答作成に取り組む際の注意点は次の通りです。。

①今日の課題を設定する
まず、問題に取り組む前に、今日の自分の課題を3つ設定し【P全体】に記入しておき、解答の際はその3つを意識し取組みます。

②解答例を収集する
解答が終わったら、予備校の模範解答やふぞろい等の書籍、勉強仲間の解答やインターネットを駆使して、自分のもの以外の解答例を収集します。

③再答案を作成する
②や1次試験の教科書等を活用し、【P全体】【P個別】【Pノート】でまず振り返りをします。その上で、【再答案】に自分にとってのベスト解答をもう一度作成します。この作業は時間も労力もかなりかかりますが(最初は丸1日かかります)、再答案を作成することによって解答の質が飛躍的に向上しますので、是非やってみてください。
こちらに作成例を載せておきますので、参考にしてみてください。

これらの手順をPDCAで回し、知識の補完やプロセスの改善を続けていくことが、2次対策の勉強の基本となります。

本日はここまで。以上、細川でした。



道場ブログの読者の皆様。3か月ぶりの登場です。6代目のおとです。

今日は8月14日(日)、1次試験からすでに1週間が過ぎました。自己採点はされましたでしょうか?

 

 

結果が芳しくなかった方へ

気持ちはそろそろ落ち着きましたでしょうか?「あんなに勉強したのに、なんで合格点に到達しなかったんだろう」。「ここの論点はわかっていたのに、なんであんなケアレスミスをしてしまったんだろう」。いろいろと思うところがあるかと思います。

「来年の試験に向けてもう一回がんばろう」とは、言いません。まずは、受験するにあたって助けてくれた家族や友人に感謝して、これまで勉強のために我慢してきたことを好きなだけやってください。そのうえで、「もう一回受験しようかぁ・・・」という気持ちが沸き起こってきたら、この道場に戻ってきてください。道場は、いつでも頑張る受験生を応援しています。

 

 

2次試験に進める見込みの方へ

おめでとうございます。まずは、第一関門をクリアーです。でも、まだ最大のラストボスである、2次試験が待っています。しかも、2次試験の本番まであと70日しかありません。この70日間で事例Ⅰ~事例Ⅳのすべての事例で、合格レベルの解答を制限時間内に書き上げる力を付け、合格率約20%の戦いを勝ち抜く必要があります。

そんな厳しい戦いを勝ち抜きたいと思っている方の役に立てるように、2次試験の事例Ⅳに特化した対策本を執筆しましたので、僭越ながら紹介させてください。

 

 

 

中小企業診断士2次試験 事例IVの全知識&全ノウハウ

事例Ⅳの全知識&全ノウハウ

 

 

この本は「受験生が短期間で合格レベルに到達できるように、過去問を『テーマ別×重要度』に分類し、効率的な学習を可能とすること」という方針で執筆しました。

また、以下の頻出テーマについて、知識(インプット)と過去問(アウトプット)をわかりやすく編集し、これ1冊で事例Ⅳの対策をとれる構成になっています。

第1章 経営分析
第2章 損益分岐点分析(CVP)
第3章 意思決定会計
第4章 セールスミックス
第5章 オプション・為替予約
第6章 キャッシュフロー計算書
第7章 その他計算問題

この事例Ⅳ対策本は、過去の「二次試験合格者の頭の中にあった全知識」と「二次試験合格者の頭の中にあった全ノウハウ」の執筆者で執筆しました。なお、第4章のセールスミックスと、第5章のオプション・為替予約が私の担当した部分です。

今後、毎週日曜日に、3回に分けて、私以外の執筆メンバーが、この2次試験事例Ⅳに関する事項について、当ブログで紹介する予定です。

 

それでは、2次試験まであと70日、夏バテせずに、2次試験まで一緒に頑張っていきましょう。

 

 

おと

 

事例4対策記事(全4回)

第1回
事例Ⅳを苦手としている受験生のために
http://rmc-oden.com/blog/archives/94419

第2回
事例Ⅳの経営指標をはやくマスターするコツ
http://rmc-oden.com/blog/archives/94644



こんにちは、今日も元気にKKD、手相観診断士のかおりんです。

2次試験まで、あと72日!
二次対策は順調に進んでいますか?

二次に向けての戦いが本格的にスタートした今週。その中で、昨日例年ご好評頂いている一発道場の夏セミナーを開催致しました。in東京は題して「2次試験ロケットスタートセミナー」。(名古屋も開催されましたよ!)

熱中症予防情報が発令される猛暑にもかかわらず、40名もの多数の方にご参加頂きました。
ロケットスタートセミナーは、“「11週間の学習で合格率20%の栄光を勝ち抜くゴール」への指針を立てる”がテーマです。
スライド050


第一部は「2次ロケットスタート戦略」と題して、フェイマオ&細川くんから2次試験の概要とポイントをお話したのに加えて、実際に合格者が2次試験をどう乗り切ったかをこばとnoriからお話しました。
スライド061

ざっくりハイライトすると、こんな感じです。

IMG_1296

<こばの戦略>ストレート生は多年度生と同じゴールを目指さない。
通常なら、読む→考える→書く、の順で強化するところを“逆張り”で

書く ⇨ 考える ⇨ 読む の順で強化する!

IMG_1309

<noriの戦略>

多年度生は「自分で考える環境を整えることが重要」。そして、「自分のいつも通りを知って」「自分に自信を持って解けば合格する!」


第二部は先代も含めた合格者のパネルディスカッションで、道場メンバーがこの時期に疑問に思ったことや、事前に頂いた質問に回答する形でノウハウをお伝えしました。

7代目:碧のたのしいファシリテーションで話を深耕。
IMG_1363

お越し頂けなかった方のために、下記に一部を共有しますね。

質問:勉強会に参加するメリット・デメリットは?
・安定して得点できるようになった「ターニングポイント」は何だったかを合格者に聞き倒した(うみの)
→うみのさんのばあいは、多面的に考えられるように知識を入れる必要性に気付いたこと
・勉強会のメリットは客観的な視点が得られること。デメリットは時間のロス。会わずにそれぞれの解答を採点する勉強方法を行い、客観的な視点(他の人に読みやすいか)をチェックした。会わずに行うため、無駄な時間を節約する効果があった(ひめ、3215)
・ペースメーカーとして活用。また、仲間が出来ることで孤独感を解消した(tomo)

質問:時間内に解き終わりません。どうしたらいい?
・解き終えるしかない。逆算して書く時間を確保すること。そうしないとスタートラインに立つこともできない(3215)
・実は診断士試験では時間の制限がいちばん難しいと思う。とにかく数をこなして安定的に80分をとけるようにすること。(うみの)
・メンタル的な視点でアドバイスすると、自分が『パニクった状態』であることに気付けること。80分の中で気付けば立て直せる。コツは、自分の中でプレイヤーだけでなくマネージャーとしての視点をもつこと。(ひめ)
・間に合わないのは『読むこと』に時間がかかるから。最初に設問を読みこんでから、与件を読んでいた。また、考える時点で『解答の骨子』をもっていた。書き直すことがないくらい。これができると考える時間を持てるようになる。(JC)

 質問:一緒に学びを進めるにあたり、友人の答案を採点する基準がわかりません。
・ちゃんと与件から『原因(材料)』をとってこれているかで採点した。本試験では、何らか材料がとってこれていれば点は貰えると思う。(フェイマオ)
・予備校の採点講師は採点マニュアルがある(それに従って採点する)。学び合うときも、採点者の気持ちになって解くのが良いと思う。二次試験の解答は、「作問者の意図を当てにいくゲーム」だと思うと楽しいかも。(おと)
・自分たちの勉強会では、事例によって必要なキーワードが入ってないとアウト、としていた。各事例ごとにキーワードを自分でまとめるとよい。まとめても、各事例でA41枚もいらないくらいになるはず。(碧)
・日本語として一読してわからないものはアウト。(かおりん)
※体験談を参考にする際に重要なのは「人それぞれ合格への道のりが異なるから、自分に合った方法を探すこと」です。くれぐれも盲信しないように!

パネルディスカッションの中でも、「ボクはこういう方法でやった」「オレはそれには賛成できないなー」みたいな一幕もありました・・・笑


第三部では、1・2部を踏まえて「自分自身の課題」を共有し、今後の指針を考えました。5〜6人のグループで道場メンバーとともにディスカッションをすすめ、会場の時間いっぱいまで話が尽きないくらい盛り上がりました。

 セミナーの後は懇親会へ。
こちらも本編に負けない熱気と盛り上がりでした。
セミナーにご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
ご参加頂いた方も、ご都合が付かなかった方も、一発道場ブログは皆さんの合格を応援し続けます。
最後に、1次合格の方へ。これは絶対忘れないでくださいね!!!
 スライド129
次回、冬の口述セミナーでお目にかかれますのを楽しみにしております。そして、道場8代目はあなたかもしれません・・・!
合格、心よりお祈りしております。

では、今日も診断士を目指すみなさまに、幸あれ☆

ほな!

かおりん



(昨夜、記事作成中に間違えて「公開ボタン」を押してしまったようで、作成途中の文章で記事がupされてしまいました。ご迷惑おかけしました。)

1次試験を受験された皆さん、お疲れ様でした!

経営で英文が出題されたり、今年も情報が鬼のように難しかったり、運営の傾向が変わったりと今年の一次試験も「嵐」が来ましたね。

でも、今、このページをご覧いただいているということは2日間受験された方ばかりのはず。

本当にお疲れ様でした。

ご存知の方も多いかもしれませんが、診断士試験って勉強途中に脱落していく方が非常に多いのです。

また、試験申し込みをしても受験されない方もたくさんいらっしゃいます。

ここまで来たみなさんは本当にすごいことだと思います。

ぜひ、ご自身を思いっきり褒めてください。

 

■自己採点をして、見事一次試験を突破したみなさん。

おめでとうございます!!!

最後の試練と言っても過言ではない2次筆記試験に向けて進んでいきましょう!

■惜しくも40点に届かなかった科目がある方、総合420点に少し届かなかったみなさん。

正直言って、まだどうなるのかわかりません。

過去に点数調整や没問が出てきて、「受験生全員に一律○点あげます。」という措置があり、一次突破となった方がたくさんいらっしゃいます。2次筆記試験への準備は怠らずに。

■今年の一次突破は厳しいかもという方

お疲れ様でした。

まずはここまでがんばってきた自分をぜひ褒めてあげてください。

そして、まさかまさか診断士試験へのチャレンジはここで終わりじゃないですよね?

診断士試験は1次試験よりも2次試験の方が断然面白いですし、2次試験よりも合格後の方が1万倍面白いのです!!!

実際、私は専業主婦からそのまま診断士として独立しました。診断士としてはたまごからかえったばかりのひよこですが、日々充実していますし、面白いです。

せっかく、診断士試験に足を踏み入れたのなら、合格目指しませんか?

道場メンバーはあなたが挑戦し続ける限り、いつもそばにいます。


夏セミナー受付開始!

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みなさま、お待たせしました。

本日、今から夏セミナーの受付を開始いたします!

2次筆記試験に向けてロケットスタートを切りたい、そこのあなた!

2次筆記試験ってそもそもどんな感じかよくわからない、そこのあなた!

独学で勉強仲間が欲しいという、そこのあなた!

そしてそして、2016年度診断士試験合格を目指す、そこのあなた!

是非お申込みお待ちしています。

 

【2次試験ロケットスタートセミナー開催概要】

日時:2016年 8月11日(木) 14:00〜16:30(予定) (開場・受付開始:13:30)
場所:大崎第二地域センター・区民集会所(JR大崎駅すぐ)
http://www.city.shinagawa.tokyo.jp/hp/menu000007300/hpg000007212.htm
対象:2016年中小企業診断士試験の合格を目指す方
費用:1000円(当日会場で現金でお支払いください)
※セミナー終了後、会場近くで懇親会もあります。 (税込、前払い4,000円)

申込みはこちら(peatixのサイトに移動します。)

*2次試験勉強対策についてセミナーで聞きたいことがあればコメント欄に書き込みお願い致します。
(もしかしたら、あなたの質問をセミナーでお答えできるかもしれません)


 

【名古屋もやります!! 2次セミナー開催概要】

日時:2016年 8月11日(木) 13:30〜16:30(予定) (開場・受付開始:13:00ごろ)
場所:名古屋市西生涯学習センター(名古屋地下鉄浄心すぐ)
対象:2016年中小企業診断士試験の合格を目指す方
費用:500円(当日会場で現金でお支払いください)
※セミナー終了後、会場近くで懇親会やるかも。 (金額は普通のワリカン)

申し込み先はここ!

というわけで、皆さん名古屋でお会いしましょう!

【絶対一発スト合格宣言!!!】
「ねぇ、2次試験対策の方が断然面白いって知ってた?」

ここからは一発スト合格を目指すあなたに向けて書きます。

「あぁ、なんで経済学があるんだろ・・・・。ケインズ、これって中小企業のサポートにいるんだろうか・・・」

「えぇーっと、製造業が一位で、二位が小売で・・・。数年後変化している可能性だってあるのにこれを覚えて本当に役に立つのだろうか・・・。」

一次試験対策をしていて、一度はこう思ったことがある方は多いはず。

でも、2次試験対策ってほんと面白いんです。

実際の企業の診断の基礎になるところが含まれています。

問題文の文章にヒントがあるので、しょーもない(といったら語弊がありますが・・・)ことを覚えないと点にならないということが少ないです。

そしてそして、最後尾から多年度生を追いかける!追いつく!互角に戦える! この感覚、最高です!他ではなかなか味わえない感動があります。

せっかく、一次試験を通過したんです。せっかくだから、あともう少し頑張って一発スト合格目指しませんか?

ということで、一発スト合格を目指すあなたに今日是非やっていただきたい2次試験対策の準備を書きます。

「ふぞろいな合格答案」を今日中に買う。(1週間後には超品薄に。去年は1冊1万円くらいに値段が跳ね上がりました。)

計算機をお持ちでない方は購入し、簡単な計算でもいいので使い始める。

個人的にずっと計算機を使わない生活だったため、計算機を使うことに慣れるのも重要だと思いました。(計算機の大きさ等は診断協会の昨年の受験要項でご確認ください。)

事例4 過去問をとりあえずペラペラめくり、レベル感を確認

余裕があれば、間接法によるCF計算書の作り方を学ぶ

一次試験ではなかったCF計算書をつくる問題が過去出題されています。(ちなみに昨年はPL作成でした。)

手元に過去問があれば、H23第1問 設問2(a)を解説を見ながら、何度も書いて、作成方法を習得しておきましょう。(ちなみに今年はこれがくると個人的に予想しています。)

・一次試験の疲れは出ていませんか?今日は早めに休んで、体調を整えましょう

 

では、今日も

いい1日を!

碧でした!



限界の先に見えるもの、それがZONE

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おはようございます。こばです。夏の甲子園予選も佳境に入り、甲子園出場校も徐々に決まってきた。
今年の予選の印象は波乱。甲子園常連校の次々に負けている
負けたらやり直せば良いのなら気持ちは楽になる。やり直す方法として、今年ならタイムリープ。9年前ならハレルヤ―チャンス。当然、ドラマのようにやり直しできないのが現実世界。

1年に1回だけの試験で失敗しないために必要なもの、それは究極の集中力である。
つまり、ZONE。道場では明鏡止水と呼ばれていたりする。

ZONEとは

人間がそのときしていることに、完全に浸り、精力的に集中している感覚に特徴づけられ、完全にのめり込んでいて、その過程が活発さにおいて成功しているような活動における、精神的な状態をいう。心理学者のミハイ・チクセントミハイによって提唱され、その概念は、あらゆる分野に渡って広く論及されている。

(Wikkipedia引用)

スポーツなどで体験するZONE状態

・リラックスしているのに、ものすごい集中力。
・試合が思うように進む、負ける気がしない
・体と心が完全に一致していて、自然に体が動いている
・調子が良く、ワクワクしている
・何もかもうまくいき最高の気分、絶好調

今、自分がこの状態にあるのなら、二次試験の対策をするのも良いかもしれない。
まだ、一次試験に不安がある方は過去問縦解きを通じて、この試験から何を学んで欲しいのか、作問者の想いを感じてみましょう。

しかし不安がないからと言えど、この時期の対策は事例Ⅳのみであるは既知。
それではこれまで磨いた財務会計の能力がどれだけ事例Ⅳに通用するか平成24年の良問を解いてチェック。

 

平成24年事例Ⅳ

■学習の期待効果■

ほぼ全ての財務会計知識を網羅しかつ、適切な難易度となっているため、1次直前期に時間を割いても論点の総チェックになる。

【事例論点】

○全部原価計算   →直接原価計算への書き換え(第1問(1))
○予想PLから経営分析
○損益分岐点計算 →SBEP=固定費/限界利益率
○損益分岐点感度分析 →条件を変化させ、固定費削減額を計算
○差額収益による意思決定会計 (第1問(3))
○FCFの公式。FCF=営業利益×(1-税率)+減価償却費
○WACC=負債コスト(税引後)+株主資本コストの加重平均
○企業価値(継続価値)=FCF/(WACC-成長率)

この事例を80分で解くためには、条件設定の読み取り及び解法の設計の高速化が必須。
さらに、問①を間違えると負の連鎖にはまり、全て間違えるようになっている。そのため、ケアレスミスをしないための仕組み作りが確立しているかも確認できる。←この仕組み作りが今年度の勝負の分かれ目

この事例を80分で解くだけで

これまで磨いてきたものが本物かどうかを見極め可能。

.
スムーズに解けた人はZONE状態に突入している言えるかも知れない。このまま突き進めば良い。

解けなかった人も落ち込む必要はない。なぜならばこのレベルの問題を解くのはあと3カ月後だからである。慌てる必要はない。間違えたことで緊張感が生まれ、今後の学習が効率的になることが期待できる。

ではまとめ。

・現実世界はドラマのよにやり直しはできない。
・1年に1度の試験で失敗しないためには、究極の集中力が必要。
・ZONE状態に突入すれば、試験もワクワク
・平成24年度の事例Ⅳは良問、1次試験前でも学習効果は高い。

byこば


あの熱い夏がやってくる!今年も開催!大好評の一発合格道場夏セミナー開催のお知らせです。

【2次試験ロケットスタートセミナー開催概要】

日時:2016年 8月11日(木) 14:00〜16:30(予定) (開場・受付開始:13:30)
場所:大崎第二地域センター・区民集会所(JR大崎駅すぐ)
http://www.city.shinagawa.tokyo.jp/hp/menu000007300/hpg000007212.htm
対象:2016年 中小企業診断士試験 合格を目指す方
※セミナー終了後、会場近くで懇親会も行う予定です。 (実費負担、4,000円程度を予定)

1次試験終了後は誰よりも早くロケットスタートをしましょう!熱い道場ファンのみなさん、予定を空けておいてくださいね!

※お申込み受付開始は、1次試験終了後を予定しております。今しばらくお待ち下さい!



改題その2

こんにちは、こばです。
いきなりですが、事例Ⅳは計算力が試される試験である、○か×か?

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答えは明確に×。事例Ⅳに計算力は必要ありません。
計算は電卓がしてくれますので、計算力ではなく正しい事務処理能力が必要です。

電卓の持ち込みは不可のため、1次財務会計は計算力が多少必要になります。
しかし、ほとんどの分野は四則演算の計算しかありませんので、中学生レベルの計算力があれば大丈夫。
事例Ⅳ同様に重要なことは正しい事務処理能力です。正しい処理手順で解答をすること。

第2弾は1次、2次ともに頻出のCVP分析を出題。

まずは、CVP分析のポイントを超ざっくり確認。

●売上 ― 変動費 ― 固定費  = 利益
●損益分岐点売上高 = 固定費 ÷ (1-変動費率)
●損益分岐点比率 = 損益分岐点売上高 ÷ 売上高
●安全余裕率 =100% - 損益分岐点比率
●営業レバレッジ = 安全余裕率の逆数

詳しくは、こちらを10分で確認

それでは本題の

□過去問改題□

平成27年 第10問(改題) 少数点第3位を四捨五入すること

CVP 損益計算書

設問①CVP分析にまつわる指標で今期の数値が正しいものはどれか。

ア:変動比率:60%
イ:限界利益率:55%
ウ:損益分岐点比率:71.43%
エ:営業レバレッジ:3.5%

設問②D社は今期の予想PLを上記の通り行っていたが、営業利益率をさらに向上させたいと考えている。そのための取組として最も効果の高いものはどれか。

ア:新規開拓をして、売上高を1.1倍に増加させる。
イ:新規の設備投資を行い、変動費率を10%減少させる。設備投資により固定費が10%上昇する。
ウ:経費削減で固定費を10%減少させる。
エ:1割値引きをして、販売数を1.2倍にする。

 

□解答解説□

問①、これは基礎知識で解ける問題
正解は

ア:変動比率 = 変動費 ÷ 売上高 よって55%なので×

この指標は瞬殺ですね。超簡単ですが、今期と前期を間違えて計算してしまうことがあります。
そんな馬鹿なと思うかもしれませんが、緊張した場面では信じられないミスが発生します。
サルも木から落ちる。

イ:限界利益率 = 限界利益 ÷ 売上高 よって45%なので×
限界利益 = 売上高 ― 変動費

ウ: 損益分岐点売上高 ÷ 売上高 よって71.43%で○
損益分岐点売上高 = 固定費 ÷ 限界利益率

エ:安全余裕率の逆数 よって3.5倍、単位が違うため×
この問題は安全余裕率を計算して、その逆数を求めるよりも
営業レバレッジ = 限界利益 ÷ 営業利益 で瞬殺で解答した方が本試験では望ましい。

問②、粛々と計算をさせる事務処理能力を問う問題。1次試験には出ないが、2次試験では嫌がらせ問題として出る可能性あり。しかし、1次試験で出題されれば、時短のために明らかな誤答を瞬殺で見抜く眼力が欲しい。
単純な売上拡大、値下げが正答にならないと見抜く力が欲しい。

予想PL、私は粛々とエクセルに入力。試験本番では下記の表を自力で作る必要がある。綺麗に正確に書くことがミスをしないコツ。正しい型で行うことが重要。
予想PL

よって正解はイ。計算しなくても作問者の想いを考えるとイが正解だろうと予想ができる。

数値のシミュレーションはなんとなく決めたが、イ・ウの損益分岐点売上高が同じになったのは興味深い。
しかし、なぜそうなるのかを理論的に説明するには時間がない。説明できる人はコメントください。

損益分岐点がイとウと同じであるから、営業利益率は限界利益率の高いイとなる。
損益分岐点売上高=固定費を回収した額。それ以降の売上は限界利益分儲かる。

では、まとめ

・事例Ⅳに計算力は必要ない、電卓がしてくれる。
・必要な力は事務処理能力。
・CVP分析問題は瞬殺で解くテクニックが存在する。
・損益分岐点売上高=固定費回収額。
・経費削減より、限界利益を増やした方が儲かる。

byこば


あの熱い夏がやってくる!今年も開催!大好評の一発合格道場夏セミナー開催のお知らせです。

【2次試験ロケットスタートセミナー開催概要】

日時:2016年 8月11日(木) 14:00〜16:30(予定) (開場・受付開始:13:30)
場所:大崎第二地域センター・区民集会所(JR大崎駅すぐ)
http://www.city.shinagawa.tokyo.jp/hp/menu000007300/hpg000007212.htm
対象:2016年 中小企業診断士試験 合格を目指す方
※セミナー終了後、会場近くで懇親会も行う予定です。 (実費負担、4,000円程度を予定)

1次試験終了後は誰よりも早くロケットスタートをしましょう!熱い道場ファンのみなさん、予定を空けておいてくださいね!



改題

こんにちは、こばです。
今年の財務は難化予想。その財務に対して何も対策をせず待っているのもつまらない。

財務はコツコツやりましょう言われているが、半分正解で、半分不正解。
毎日やることは意味はあるけれど、毎日1問程度では表面的な計算を覚える程度になってしまうことが懸念される。
財務は一気にガツンと深く追い込む時が必要。

つまり、筋トレと同じ。筋トレも筋肉を破壊して、超回復を図ることで筋肥大を生じさせる。
その時に意識することは、どの筋肉を動かしているのか、正しいフォームで行えているかなど。
でも、一旦筋肉を大きくしたら、継続的にトレーニングをすることで体の動かしたを覚えさせる。
もう直前期、すでにガツンと追い込んで、筋肉が大きくなっていることを前提として、財務の問題をアップします。
過去問の重要論点を、少し変えて掲載。

第1弾は1次、2次ともに最頻出の経営分析を出題。

まずは、経営分析のポイントを超ざっくり確認。

●安全性:借方の何か÷貸方の何か(BS)
●収益性:利益÷売上高(PL)
●効率性:売上高÷BSの何か(PLとBS)

詳しくは、こちらを10分で確認

それでは本題の

□過去問改題□

平成27年 第11問(改題) 少数点第3位を四捨五入すること

貸借対照表

※純資産には利益剰余金が10,000千円含む

設問①安全性に関する指標で数値が正しいものはどれか。

ア:流動比率:54%
イ:当座比率:36%
ウ:自己資本比率:127.27%
エ:固定長期適合率:166.67%

設問②今期、D社は新規に自社物流用の倉庫を設立する。倉庫を設立するにあたり、資金1,000万円を余剰資金から200万円、残り800万円を金融機関から長期借入金で調達を行う。
倉庫設立後の安全性に関する指標で数値が正しいものはどれか。

ア:流動比率:80%
イ:当座比率:36%
ウ:自己資本比率:42.86%
エ:固定長期適合率:111%

 

□解答解説□

問①、これは基礎知識で解ける問題
正解はイ

ア:流動比率=流動資産÷流動負債 よって80%なので×

この指標は瞬殺ですね。基本的にBSには流動資産と流動負債それぞれ合計された数値が記載されてます。決算書を3秒でみる場合はこの指標を確認するそうです。
この指標は短期安全性。

イ:当座比率=当座資産÷流動負債 よって36%で○
当座資産=現金及び預金 + 受取手形 + 売掛金 +有価証券
この当座資産の知識があれば瞬殺、しかし、本試験では緊張でど忘れの可能性あるので注意。
この指標は流動比率よりももっと短期安全性。この36%はかなり低いですね。二次試験でもこれほど低い数値の企業はなかったはず。

ウ:自己資本比率=自己資本÷総資産 よって44%なので×
純資産の内訳が明確に記載かれていないので、自己資本=純資産ということと解釈する。
自己資本比率が100%を超えていることに、瞬殺でなんでやねんと突っ込みを入れる。
この指標で資本構造の良し悪しが分かる。

エ:固定長期適合率=固定資産÷(自己資本+固定負債) よって110%で×
166.67%は固定比率=固定資産÷自己資本。どちらの指標も100%以下が望ましく、長期安全性を表す。

問②、この問題は2次試験レベルを想定しています。単位に注意しましょう。
正解はウ

まず、正しく予想BSを作成することができるかが鍵となります。
この問題を解く場合の重要な用語が余剰資金。
余剰資金って何だっけ?となった人がいると思います。
この問題は、平成25年の2次試験の経営分析を意識して作成しており、
当時の受験生も勘違いし、仕分けを正しく行うことができなかった方がいます。

余剰資金=利益剰余金ではなく、現金です。
このことが、正しく押さえてあると仕分けも行えます。
予想BS
予想BS

このBSが作成できれば、後は問①の知識で計算するだけ。

では、まとめ

・財務はガツンとやることが最重要。筋トレと同じ。
・経営分析は必ず出題される。
・安全性の指標は、短期、長期、資本構造の3つ。
・経営分析の難化ポイントは予想BS、つまり仕訳。

byこば



たきもです。今日は6月10日です。
一次試験1日目(8月6日)まであと57日です。
焦らず、じっくり、やるべきことを積み重ねましょう

このブログを読んでいる皆様、
「一発合格道場」ですから、「一発合格」したいですよね??
来年もこの勉強をするか、合格して診断士の世界に飛び込むか
どちらがよいですか??

私は昨年のこの時期
「この勉強を来年もやるのは嫌だ・・・ていうか無理・・・」
思いながら過去問と向き合っていました。
昨年の自分のFacebookを読んだら、こんなことが書いてありました。

「何回やっても同じ間違いをしていた問題、
4回目にして初めてちゃんと理解して解けた。うれしい。
….でも7科目中の1問。8月までに間に合うのか、、、、、」

みな、同じ心境です。ここで耐えぬき、勉強を淡々と続けることが、
一次試験合格につながります。

—————————–
さて、今回は(私にとって)始めて
財務」のうち「経営分析」を取り上げます。
(一応、本業が金融機関ですから、1回は財務を書こうと思ったのです)
(金融機関勤務なのに)苦手な財務の中では
暗記で乗りきれる経営分析は、得点に繋がる分野でした。
経営分析は、二次試験では必ず毎年第1問で出題されます。
得点源となるところですから、しっかり抑えましょう。

最初に申し上げますが、ものすごくざっくりです。
経営分析の問題に拒否反応が出る方、
これを読めば「こんなざっくりでもよいのか」
と思うはずです!

1.公式の覚え方
①安全性
分子と分母は貸借対照表の場所で判別できます。
左側が分子、右側が分母です。
ここは公式を覚えるより、絵を書きましょう。
はい、安全性終わり!
案是正
※負債比率は、負債/自己資本ですので、右側だけ!と覚えましょう。

ちなみに、よく引っかかりやすいのが
固定比率
固定長期適合率
負債比率
です。「低いほうが◯」のパターンですね。
固定比率
自己資本より固定資産が多い
→自分の体力(自己資本)以上になにか買っている→低いほうが◯
固定長期適合率
自己資本どころか負債までしても固定資産のほうが多い→低いほうが◯
負債比率
自分の体力(自己資本)以上に借金してる→低いほうが◯
この3つが出た時は、「低いほうが◯!」と3回唱えてから問題を解きましょう。

②収益性
ここは、指標がそのまま計算式になります。
真ん中に線を引いて、上下逆転させます。
総資本経常利益率=経常利益率/総資本

③効率性(回転率)
覚えることは一つ、「売上高」が分子!
とりあえず、売上高を上に持っていけばOKです。
回転率
(ものすごくざっくりした図ですね…)

2.筆算をしない、分数のまま大小を考える
各指標を計算し、
前期と比べ良好か、悪化したか答える問題は度々出題されます。
(H23年度第9問、H25第5問)
私は最初、この問題を筆算で解いていました(小学校で習う、アレです)
しかし、小数点第3位くらいまでだしたり、途中で計算を間違えたりで
時間をかなりロスしていました。
そこで、4月の道場春セミナーで、6代目おはともからの神の一声

「分数のまま大小を判断すればよいんだよ」

目からウロコでした。

H25年第5問設問2を見て実践してみましょう。
固定長期適合率で考えていきます。
まず、コロン以下(000)は最初から排除しましょう。
長期固定適合率

うまく約分ができれば、筆算しなくても大小がわかります。
(私は、どちらが大きいかわからず、結局筆算しました…)
83か86まででれば、大小がわかりますね。

いかがでしたでしょうか?
財務は暗記科目です。
基本的な公式をしっかり覚え、自由自在に動かすことができれば
必ず得意科目になります!
二次試験も踏まえ、しっかり「コツコツ財務」やっていきましょう。

最後になりましたが、6代目おとの
【道場マイベスト記事】財務・会計は必読です!
今、今まさに読んでください!!財務の戦略がこの1記事でわかります

たきもでした。



今日も元気にKKD(気合いとカンと度胸)
おはようございます、手相観診断士のかおりんです。

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今日からいよいよ楽しいGWですね!
道場春セミナーにお越し頂く皆さま、お目にかかれるのを楽しみにしております。


さて、明日・明後日はTACの二次実力チェック模試があります。
それにあわせて、2次を解く際に、当初私が躓いていたポイントについてのお話。

それはズバリ、「それ、分析?それとも妄想?」です。

これは、与件に書かれていないことまで勝手に想像して、それを反映した解答を作成してしまうミス。

特に、実務経験がある方や、出題された業種・業界に詳しい方に起こりがちなこの現象。
(私は超妄想族でした。妄想族があったらヘッドだったかも。)

具体的な例として、H23事例Ⅳで見てみましょう。

中小企業診断協会Webより、平成23年度 第2次試験問題
D 中小企業の診断及び助言に関する実務の事例Ⅳ(PDF)
与件には、下記の記載があります。
—————————-
D社は日本海側の地方都市にある創業25年の水産加工メーカーである。



地元漁港から揚がる魚介類を中心に、水産物の加工品を主に地元スーパーおよび外食産業に卸す他、年に数回、飛び込みの需要にも応じている。
—————————-
で、財務諸表みると棚卸資産がだぶついていることがわかる。

そして、この問題について実際に受験生の方から頂いた質問。
「水産物の加工品って、保存ききますよね?缶詰とか。棚卸資産が多いとダメなんですか?」

・・・さて、この質問は分析でしょうか?妄想でしょうか?

水産加工品について、確認してみましょう。
出典:中央水産研究所Webサイト>水産加工品のいろいろ

もちろん、缶詰も水産加工品です。
しかし、他にもちくわやかまぼこ、魚の干物なども立派な水産加工品。
kamaboko_kouhaku
つまり、先の質問は「妄想」です。

水産加工品=缶詰=日持ちするから棚卸資産回転期間が多少長くても大丈夫じゃね?
と考えてしまうと、本問題の経営分析の正答は遠のきます。

ほかにも、旅行業にお勤めの方がH26の事例Ⅱを解いた際に、「介護ツアーは実際儲かってない」という事前知識があったために解くのに苦労された(正答を導く障害になった)という話も聞きます。

2次試験をとくポイントは、事例は事例、架空の会社だと割り切って、書かれている内容だけを読み取って解答を作ること。

現実の診断士業務では、『先入観を持たずに顧客の話を聞く』ことが必須です。
その練習だと思って、事例と向き合ってくださいね!(私も日々修行中です。。。泣)


今日も診断士を目指すみなさまに、幸あれ☆

ほな!
かおりん



この度、熊本・大分の大地震により、犠牲になられた方々に謹んで哀悼の意を表しますとともに、被災された全ての方々に心よりお見舞い申し上げます。
また、一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。


おはようございます。フェイマオです
道場ブログをご覧の皆様の中には、来週末からゴールデンウイークに突入し試験前のまとまった貴重な連休を迎えられるかと思います。
特に、今年初めて8月の1次試験を受験される方にとっては、“大事な天王山”となるかと思います。
ぜひ、皆さまそれぞれにあった計画を立てて、充実した連休をお過ごしください。

我々、一発合格道場では29日(祝)春セミナーを開催いたします
当日のセミナー参加には来られない方も、懇親会からの飛び入り参加も喜んでお待ちしてます
初代メンバーや歴代のメンバーも参加しますので、是非お楽しみに


さて、本日は過去3回に渡ってお送りしたCVP分析のテーマで、“財務が苦手な方向け”にお話をさせて頂きます

これは、私の所感ですが、財務が苦手な方にとっては“2次試験の事例Ⅳよりも1次試験の方が取り組みにくい”かも知れません。

2次試験は財務が苦手な方でも、過去問の頻出論点(財務分析やCF計算書、CVP分析等)に絞って勉強すれば合格点は十分確保できると思います。
それよりむしろ1次試験の方がハードルが高い(点数が取りづらい)と感じてます。
既に過去問に取り組まれている方はご存知の事かと思いますが、財務・会計は試験時間60分で25問出題されます。つまり、1問あたり2分半(2分24秒)で解答しなければなりませんので計算のスピードも要求されます。
しかし、1次試験では確実に点を獲るためには計算スピードよりも、『設問毎にタイムマネジメントをしっかり行う』だと思います。つまり問題によって“時間をかけずに秒殺で解く”のか、“多少時間をかけても丁寧に解く”のかによって時間配分を変える事が重要ではないかとフェイマオは考えます

とは言え、“秒殺で解く”には、テキストに載っている公式のみではなかなか難しいのが正直なところです
と、いう事で前置きが長くなりましたが、このCVPの分野の過去問を使って“瞬殺”で解けるやり方をご案内させて頂き、実際にその効用を皆さんに感じて頂ければと思います


■オーソドックスな解き方

まずは、実際の過去問(平成21年度 第8問)をご覧ください
平成21年度1次試験過去問

さて、これをどのように解きますか?
一般的には、以下のような解き方が考えられるかと思います。

<解答手順の例>※単位は(千円)
【1】損益分岐点売上高を求める
→ 2,700 / 1 -(5,000/8,000)=7,200
【2】損益分岐点比率を求める
→7,200/8,000 = 0.9
【3】“1-損益分岐点比率 ”から安全余裕率を求める
→1-0.9 = 0.1

よって、解答は  

確かに、上記の方法でも問題は解けます。
が、既に申し上げたように1次試験の財務・会計はスピードが求められますので、出来るなら短時間で答えを出したいものです。


■瞬殺するための公式

では、先に公式をご覧ください

安全余裕率の計算式(秒殺)

とりあえず、この公式の導き方は後程説明するとして、実際にこれを用いて同じ問題を解いてみましょう。
まずは、与えられた数字から『限界利益』『営業利益』を出してみましょう

20160422用固変分解

<解答>※単位は(千円)
安全余裕率=営業利益限界利益 × 100(%)
=300/3,000 × 100(%)
=10(%)

よって、解答は  

どうでしょうか?これだと30秒もかからず、まさに“秒殺”できますね

と、この式ってどっかで似たような式を見たことありませんか?

 
そう、前回の記事で出てきた“営業レバレッジの公式”と似てるんです
下の公式をご覧ください。

営業レバレッジと安全余裕率

このように、営業レバレッジの公式の分母と分子を入れ替えたら、安全余裕率を求める事が出来ます
つまり、“営業レバレッジの逆数が安全余裕率”(正確には出た数値を100倍して百分率で表すのですが)となります。


■公式の導き方

まずは、こちらの利益図表をご覧ください

20160422用図表①

上記の図で以下の①と②がそれぞれ以下のように表されるという事をご理解下さい。
①損益分岐点比率 = 0X/0Y
②安全余裕率 = 1 - 損益分岐点比率
= 1 -0X/0Y = (0Y-0X)/0Y = XY/0Y

 

これをご理解頂いて、下記の図をご覧ください。

20160422用図表②

【訂正】安全余裕率公式(秒殺)

 

これは先代のアックルもこちらの記事で説明していますので、宜しければこちらもご覧ください


このやり方で解ける問題がほかにもあります。
『平成23年度の第11問』です。
※先ほどの平成21年度の第8問とは出題の形式は異なりますが、考え方は同じです。これも秒殺できると思います
平成23年度1次試験過去問
そして、『平成25年度の第8問』です。こちらは平成21年度の第8問とほとんど同じですね
平成25年度1次試験過去問
いかがでしたでしょうか?
無事に“秒殺”できましたでしょうか?
※解答は載せてませんが、もしご希望があればお知らせください。

 

財務・会計は、“取れる問題を確実に正解する”が重要です。
ただ、確実に点を獲るためにも『時間をかけて丁寧に考える問題』に時間を使うためにも、『時間をかけずに“秒殺”で解く』事も必要だと思いますので、良かったら参考にしてください

それでは、また
To be continued・・・


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絶対に諦めるな!!!

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こんにちは、noriです。

今日も困ったときに役立つ語呂合わせをご紹介。この語呂合わせは中小企業診断士の研究会・勉強会のポータルサイト「smecs~中小企業診断士・受験生交流会〜」を管理するLow*さんに教えてもらいました。この団体は、各地の勉強会を紹介するだけではなく、毎年1月上旬に診断士や受験生の交流を目的とする新年会を開いています。京都、大阪、神戸、新潟、東京、神奈川など全国から約60名の診断士や受験生が横浜に集います。今年の1月にnoriはここで合格を祝ってもらいました。来年は皆さんの番です。一緒に皆さんの合格が祝えるのを楽しみにしています。

冒頭の言葉はLow*さんの言葉です。合格年のnoriは中々エンジンがかからず、ずーっと蛇行運転をしていました。でも、絶対に諦めるなと言ってくれる仲間がいました。noriちゃんがこんなに頑張れると思わなかったよと言ってくれる友人がいました。あなたの今の努力はまだ形として見えないかもしれない。でも、その姿を見ている人は必ずいます。努力は決して無駄にはなりません。

今日はそんなあなたの合格に向けて。月末の2次試験の模試で早速使えるかもしれない!?語呂合わせのご紹介です。

 

過去問の重要性

突然ですが、問題です。この問題は何年の問題でしょうか?

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ピンときた方、正解。平成27年の事例4ですね。

特に設問2は営業レバレッジを示唆するような問題でした。直接数値を問われてはいませんが、今後は聞かれてもおかしくないですよね。

noriは平成27年の事例4を見たときに、予想PL作成が求められた平成24年の過去問を思い出しました。noriが撃沈した平成24の事例4。これは解けないはずがない。平成24年の合格者に本番なぜ落ち着いて解けたのか聞いたことがあるのですが、同じく予想PL作成が求められた平成17年の過去問を思い出したそうです。

過去問と同じような問題が本番で出た場合、それはみんなができる問題。得点源です。過去問は必ず押さえて勝負の舞台にのぼりましょう。

舞妓さん登場

とは言え、本番の勝負で緊張しない人はいません。いつもの力の8割出せればベスト。レバレッジという言葉を見た途端、経営レバレッジ??営業レバレッジ??財務レバレッジ??と頭の中でグルグルグルグル。そこで受験生の味方、舞妓さん登場。

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おや?営業中の舞妓さんが悲しそうに何か呟いていますね。

もう少し近づいて聞いてみましょう。

 

「・・・」

「・・・売れへん、売れへん、舞妓」

うれ(売上)へん(マイナス変動費)、うれ(売上)へん(マイナス変動費)、まい(マイナス固定費)」

「売上−変動費/売上−変動費−固定費!」

 

なんと!売れない舞妓さんが呟いていたのは、7代目フェイマオ記事に登場した、営業レバレッジの公式でした。

スクリーンショット 2016-04-19 7.07.51

 

うーん、営業レバレッジって何だったけ?ってなったら、営業中の舞妓さんが「売れへん売れへん、舞」と呟いていたのを思い出しましょう。

 

そして、舞妓さんの言葉を思い出しながら、フェイマオ記事で営業レバレッジを復習!

 

これで、営業レバレッジは完璧

 

ただし、合格後にお礼をかねて、売れなくて困っている舞妓さんに営業力UPのアドバイスをするのをお忘れなく

大丈夫。 あなたは、ぜっ~~~たいに合格しますから!待ってます!

nori でした。



おはようございます、フェイマオです
先週の土曜日に道場7代目メンバーで集まり、今月末に行う道場春セミナーの打ち合わせをして参りました。
今回、1次試験突破を目指される方を対象に、『参加して良かった』と思えるようなコンテンツを企画していますので、ご予定の合う方は奮ってご参加くださいませ

 

さて、本日は前回前々回に続きましてCVP分析についての最後の(?)投稿になります

今更ながらではではありますが、このCVP分析は、1次試験はもとより2次試験頻出の問題で、平成13年度以降では以下のように出題をされています

~CVP分析 出題年度と出題内容~
・H152⃣:変動費率と固定費の算出、損益分岐点売上高の算出および計算結果に基づく改善策の提案
・H173⃣:損益分岐点売上高と損益分岐点売上高比率の算出、および予想損益分岐点との比較
・H192⃣:固定費の算出、損益分岐点分析から予想される経営上の問題点の示唆
・H213⃣:損益分岐点売上高(現在および将来)の算出、営業レバレッジの視点から見た経営への影響についての説明
・H222⃣:価格変化に伴う損益分岐点売上高の変化、および経営への影響についての説明
・H242⃣:予想PLに基づく損益分岐点比率、および損益分岐点比率をもとにした削減する固定費額の算出
・H263⃣:プロダクトミックス(CVP分析の応用)
・H272⃣:予想PLに基づく目標利益達成売上高、損益分岐点売上高の算出

今回の記事は、このCVP分析の中から赤字で記載した営業レバレッジを取り上げてみます。


□営業レバレッジとは?

一言でいうと、営業レバレッジとは『売上の増減に伴う利益のバラツキを図る指標』です。(フェイマオ解釈)
CVP分析で費用を固変分解した際に、営業レバレッジは以下のように表せます。
営業レバレッジの公式

診断士試験では、営業レバレッジの値を問われたら、『限界利益÷営業利益(または経常利益)』で求められると覚えて頂ければOKです


□利益のバラツキとは?

さて、ではこの“利益のバラツキを図る指標”である営業レバレッジについて、具体例を挙げてもう少し詳しくみていきたいと思います。
<例>
売上高、営業利益がともに以下のようなA社とB社の2つの企業を見てみましょう。

A社とB社のPL①

通常の制度会計の基準で作成した損益計算書では、A社とB社の違いがイマイチわかりません。
既に勉強されていらっしゃる方には当たり前の事ですが、制度会計は、複数の企業を比較する際に、全国共通の会計処理基準に基づいて会計処理を行います。
これは企業の財務諸表からは企業自身の恣意性を排除する必要があるからです。株主や債権者にとって大事なのは、『いくら売って、いくら儲けたか?』が大事なのであり、費用の分類などは興味がありません。

一方で、経営者にとっては、財務諸表から『将来に経営判断に役立つ情報』を探します。そのためには、財務諸表の中身も自社のオリジナリティを反映させる必要があります。これが、管理会計の考え方になります。

さて、前置きが長くなりましたが、上記の損益計算書を管理会計の手法で固変分解したものを以下に掲載します。
※ついでに、営業レバレッジも出しておきます。

 

A社とB社のPL②

ご覧頂ければお分かりになると思いますが、A社は費用に占める固定費の割合が高く(固定費型ビジネス)、一方B社は費用に占める変動費の割合が高くなっています変動費型ビジネス)。
実はこうして企業を、固定費型ビジネスか変動費型ビジネスかを判別する指標の1つとして、営業レバレッジがあります。
上記の図表からお分かりいただける通り、固定費型ビジネスは営業レバレッジが高く変動費型ビジネスは営業レバレッジが低くなっています。

では、この9とか、2とかが表している数値とはいったい何なのか?
※因みに、営業レバレッジの単位は(倍)と考えて頂くと宜しいかと思います

営業レバレッジが9(倍)という事は、売上高が10%増加した場合に、営業利益はその9倍の90%増加する事を意味します

営業レバレッジA社売上増

上記の表を見て頂ければお分かりかと思いますが、売上高が100(万円)増加した場合に、コストの増加は10(万円)に留まり、残りの90(万円)が営業利益になっています。
つまり、売上高増加のほとんどが営業利益の増加に結び付いています

では、逆に売り上げが10%減少した場合に、営業利益はその9倍の90%減少することになります

営業レバレッジA社売上減

 

上記の表では、売上高が100(万円)減少した場合に、その減少分のほとんどが営業利益に反映されています(90万円の減少)。

では、同じようにB社の売上の変化のパターンをまとめて見てみましょう。

営業レバレッジB社売上増減

B社の場合は、営業レバレッジが(A社と比較して)小さいため、売上が10%増加(100万円)しても、そのほとんどがコスト(変動費)に吸収されてしまい、営業利益の増加分は20%と小さくなってます
逆に売上が減少しても、営業利益の影響が小さいのはご覧頂ければお分かりになるかと思います。

つまり、営業レバレッジが大きいという事は、売上の変動に対する利益のバラツキ(リスク)が大きいという事がわかります。


□利益図表でみられる営業レバレッジの比較

では、今度はA社とB社の2つを利益図表で比較してみましょう。

 

利益図表比較

損益分岐点売上高は既に出ていますが、ご覧頂いてお分かりの通り営業レバレッジの大きいA社の方が損益分岐点が高くなっているのが分かります。
つまり、固定費の大きいA社は営業利益を確保するまでが大変だが、利益が出てしまえばそれ以上の売上が利益に結び付きやすくなるのが図から(売上高と総費用曲線の間にあたる三角形の営業利益の面積)もお分かり頂けるかと思います。

一方で固定費の小さい(変動費の大きい)B社は、営業利益の黒字化は(A社に比べて)容易に達成できるが、黒字以降利益を拡大するのが容易ではないことが分かるかと思います。


 

□売上高の増減と営業利益の増減の関係

上記で説明した内容について、最後に計算式で確かめてみましょう
この計算式は覚えていた方が良いと思いますよ

~営業レバレッジと売上高の増減率と営業利益率の増減率の関係~

 売上高の増減率 × 営業レバレッジ = 営業利益の増減率

この公式を使って、A社の売上増のパターン(既出)を見てみましょう。

10%(売上高の増加率) × 9(営業レバレッジ) = 90%(営業利益の増加率)

A社の数式からも、営業レバレッジが“テコ”のような働きをして、営業利益を増加させているのがお分かりいただけるかと思います

※この計算式の導出については割愛しますが、何故こうなるのか知りたい方はコメントにご記入ください

さて、本日はここまで

To be continued・・・

 


 

 

道場春セミナーのお知らせ

~1次試験まで残り100日の合格戦略~(仮称)

日時:4月29日(金)14時〜

場所:中央区日本橋公会堂
お申し込みはこちらから(外部サイト:peatix)
定員締切間近!!お申し込みはお早めに♪

 

Don’t miss it!!!



たきもです。すっかりですね!
が、私の職場では風邪が流行しています
各部署に1~2人いるのでは・・・というかんじです。
期末期初で疲労がたまった身体にウイルスが忍び込んでくるようです。
ウイルスを寄せ付けないためには、
職場についてからの手洗いが非常に効果的です。
2回やるとさらによいそうです。
(職場の衛生委員会から得た知識の受け売り・・・)
よく寝て、よく食べ、よく学ぶ!
今月も試験勉強を乗り切っていきましょう。
―――――――――――――――――――
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さて、今回はまた志向を変えて
初学者が二次実力チェック模試を受験すべきかどうか?
について書きます。
今年は4/30(土)と5/1(日)に実施されます。
※どちらか1日を選択して受験します。

初学者からの一発合格を目指すこの道場でも、
複数回論点にあがっています。

初代ハカセ2次チェック模試は受けるべきですか? 評判は?
初代ふうじん初学者の不合格仮説【二次】
3代目アンドロメダ【チェック模試】初学者のチェック模試活用法

たきもの結論は「受験しましょう。」です。

ちなみに、私は去年のこの時期、二次の勉強は全くやっていませんでした。
カリキュラムの「二次スタートアップ講義」すら聞いていませんでした。
無勉強で受けましたから、結果も各事例10~30点くらい・・・
(模試前の一発合格道場のセミナーには参加しましたここで宣伝!)
全くやっていなかった理由は、一次試験の勉強だけで手一杯でそれどころではなかったからです。。。
スタートアップ講義は最低限聞くべきだったと思います。。。
(その後、二次試験勉強時に苦労しました)

話を戻して・・・
そんな状態でも受験すべき、という理由は以下の3点です。

①会場の雰囲気を知る
初学者は、講義を受講し自分で問題演習をしているだけで
「試験会場がどんな様子なのか」は全くの未経験です。
試験のあの独特の雰囲気は、試験を受験しなければわかりません。
模試の会場は、以前から本試験を受験している受験生だらけです。
もちろんある程度初学者もいますが、殆どは一次試験を突破したか、
もう少しで突破できる猛者たちでしょう。
彼らが試験会場でどうやって過ごしているか、雰囲気を知るとともに観察しましょう。

私はチェック模試を「とにかく受けて帰ってこよう」という心意気だけで受験しましたが
「中小企業診断士」という難関資格の会場の雰囲気は、
今まで受けた試験よりも、ピリピリした雰囲気でした。
それを5月の段階で経験できたことで、その後の一次模試の際も
落ち着いて受験することができました

(当日知ったこと)
・紙をビリビリやぶく
周りの人が「はじめ!」の合図とともに
ビリビリ紙を破いているのをみて
「なるほど、破いてメモ用紙にするのかー」
と、模試当日マネしました。
・二次試験の参考書
周りの人が見ている参考書をのぞき見して、
二次試験準備が本格的になる時に同じものを買いました。
(事例Ⅳの特訓問題集だったかと思います)

②一次試験知識が引きだせるかどうかの腕試し

結論、初学者はまったくか少ししか引き出せないと思います
そこで、模試に出てきて使えなかった一次知識は
テキスト等にもどって必ず確認しましょう!!
一次試験は選択制ですから、
正直、ちゃんとわかっていなくても「これかな~?」で
正解してしまうこともあります。
しかし、二次試験はそれでは突破できません。
各論点を自分の言葉で表現できるまで理解できていないと、
回答が書けない試験なのです。

引き出せなかった論点は、まさに解けた気になっていた隠れなべ底のコゲ!
しっかり潰すには、模試後のGWをうまくつかいましょう。

③一刀両断される経験をする
114983
(初めて居合ネタが登場・・・)
講義を受け→問題集を解き→過去問を解き→復習し・・・
という橋げた理論を着実に実行されている方なら
ある程度問題も解けるようになってきて
「これなら、本試験も大丈夫じゃないか??」と思うかもしれません。

それは心の油断です。
中小企業診断士試験は、一次試験がゴールではありません。
二次試験を突破し、その先の口述試験を突破しなければ
合格証書は届きません。

(忠実に言えば、その後実務補習(か実務従事)を
15日間受けなければ中小企業診断士と名乗れません)

おそらく、二次チェック模試は
初学者は程度に大小あっても
「解けない・・・」と心をズタズタにされるでしょう
「これはもっとやらないと、合格できない、やるしかない
と、私は昨年思いました。
甘い気持ちを捨て、腹をくくれたんだと思います。

それだけ、二次チェック模試を受ける意義はあると思います。
まだ申し込んでいなくて「受けてみよう」と思う方、
すぐ申し込みしましょう!

受験後の検証方法は
2代目くれよん【2次道場】2次チェック模試の検証のお手伝い
が指針になります。

たきもでした。
道場春セミナーのお知らせ 

日時:4月29日(金)14時〜

場所:中央区日本橋公会堂
お申し込みはこちらから(外部サイト:peatix)
4月10日(日)9時から募集開始。

Don’t miss it!!!



 

おはようございます!

春ですね~

先週、子供の春休みを利用して久々に関西へ里帰り。

せっかくだから、京都で桜を見ようと八坂神社・丸山公園へ行ってきました。

まだ、満開ではありませんでしたが、とてもキレイでした

勉強に疲れたら、桜を見てほっと一息

そして、またがんばりましょう!


【勉強会にお邪魔しました】

週末、とあるストレート生の勉強会のリーダーさんからご連絡いただき、勉強会にお邪魔してきました。

昨年秋ごろからストレート生で勉強会を立ち上げ、手探りの状況ながら過去5年分くらい事例1から4まで一通り解いてディスカッションを終えたとのこと。

一次対策もしっかり行いながらの2次対策も抜かりなくといった感じで、勉強会メンバーはみなさんやる気にあふれていて、こちらまで元気をもらえました

しかも、レベルが高い(碧が昨年所属した勉強会比)

都合上、あまり時間を取れなかったのですが、勉強会のメンバーの皆さんにお話した中で、道場読者のみなさんに読んでいただけそうなものを2つピックアップし、アレンジを加えてお伝えします。

bunbougu03

 

~その1~

《2次試験ワンポイント(?)チェック!》

「ある社長が売上を上げたいと考えています。さあ、どうする?」

事例1では?事例2では?事例3では?事例4では?

各事例でどんな要素がでてきますか?

(みなさんも一緒に考えてみてくださいね)

さすが、勉強会みなさん、どんどん出てきました!

(思い出せないのですべてを書き切れていません 実際はもっとでてきましたが悪しからず。)

【事例1】

組織を変える(機能別、事業部別)

成果型賃金制度

モチベーション向上(モラール向上)

研修を行う

採用活動

etc

【事例2】

広告

プロモーション

ブランド育成

ターゲット選定

高付加価値商品開発

〇〇戦略(差別化、集中)

etc

【事例3】

標準化して量産する

生産計画を立てる

5Sの徹底

手待ちの削減

IT化

CAD導入

在庫削減

稼働率up

生産LT短縮

情報の共有化

etc

【事例4】

設備投資(設備入れ替え)

各種回転率増

為替のリスクヘッジ

利益率up

適切な投資(リターン>買い入れ利息)

etc

 

みなさんはどれくらい思いつきましたか?

《チェックポイント》

この2次試験ワンポイント(?)チェックでは以下の2点について、ご自身で確認してみてくださいね。

たくさん要素を挙げることができたかどうか

違う事例の要素をあげていないか(ex 事例2で研修を行う、事例3で高付加価値商品の開発等)

受験校において、1次試験が終わってからの2次対策ではとにかく講義(演習)がハイスピード!

事例それぞれの要素となるものをわざわざ扱う時間がないので、こうやって考えるのはなかなかいいトレーニングになります。

ちょっとした隙間時間にこのワンポイントチェックを行うこともできると思うので、是非皆さんもやってみてくださいね。

bunbougu04

 

~その2~

「設問分析での内容想定は必要か?どの程度やればいいのか?」

設問分析とは事例の中の「第1問」、「第2問」・・・の問題文の中身を分析すること。

内容想定とは問題文の中身から、どんな本文の内容が想定されるか、どんな解答の要素を想定されるかということ。

<なぜ内容想定を行うのか>

・いきなり予備知識なし(予想なし)に与件を読むと時間の無駄になってしまう可能性が大です。例えるなら、おおまかな地図もなく、時間制限ありの宝探しゲームに参加しているようなもの。

80分で与件本文and設問を読み、解答を完成させようとすると、とてもじゃないですが時間が足りないのです。

特に事例に慣れていないスト生なら尚のこと内容想定を行いましょう。

事実、「開眼している」とよばれた某女王も内容想定の重要性を謳っています。)

もし、内容想定しなくてもいいんじゃない?と感じる場合は、そもそも内容想定に慣れていないか、「80分が実は短い!」ということに気づいていないのかも・・・。

慣れていない場合は、事例の数をこなしてみてください。

80分の時間感覚が分からない場合は本試験と同様に初見の問題を80分で解いてみるといいかもしれません。また、受験校で2次の模試をGW中に実施するところがあるので、チャレンジしてみるのも手ですね。

<内容想定はどの程度やればいい?~あくまでも2次試験対策の凡人である碧の場合~>

・勉強会ではできるだけ思いつくものを挙げ、勉強会仲間でディスカッションを行い共有し、自分で想定できなかったものを吸収する。

・単純なものは覚える。ex 分社化のメリット、成果主義導入のメリットetc

ちなみに単純な問題は期間をおいて出題されます。成果主義を強化したときのメリット・デメリット(H22) 成果主義を導入しない理由(H27))

・少し先だが、模試や演習など80分で解くときは、思いつく範囲で精一杯内容想定を頑張る。

2次に専念している受験生程までは到底追いつけないと割り切る、しかし復習で足りなかった部分をとにかく吸収。)

 

 

今回は以上2つをご紹介いたしました。

勉強会メンバーのみなさんお邪魔しました。そして、道場での記事にすることに快諾してくださってありがとうございました。

まずはGWの模試をがんばってくださいね♫

応援しています!


【明日の道場は・・・】

細川泰志が登場!

大好評のオイラ式、その6が出てきそうですよね。

どんな内容か今から楽しみ♫

 

【緊急告知】

一次試験までの残り日数をどう過ごすか迷っているそこのあ・な・た!

今年も道場春セミナーを開催します!

参加して損はないはず。ご参加お待ちしています。
日時:4月29日(金)14時〜
場所:中央区日本橋公会堂@東京
募集開始は後日ご連絡いたします。

ミス道場7代目KKD(気合いとカンと度胸)でお馴染み、
7代目かおりんの司会で進行予定です
セミナー終了後は懇親会もぜひご参加ください。

 

それでは、

いい一日を!

碧でした。

 



こんにちは、nori です。

本日は診断士受験生に代々歌い継がれるキャッシュフローの歌のご紹介です。

せーおろこーさーラブマシーン、せいあんしゃそんじつに次ぐ有名な語呂合わせです(たぶん)。7代目の前回の投稿で語呂合わせを勧めていますが、ある年の合格者の2次試験の問題の余白には「ラブマシーン」と書いてあったそうです。本番でも使える語呂合わせの威力恐るべし。

キャッシュフロー計算書は1次試験にも2次試験にも登場する看板メニューです。2代目くれよんこの記事で紹介しているように理解してしまえば、比較的短時間で得点源になるのでオススメ。初代Zoneが紹介しているように、できるようになった部分を確認しながら繰り返し解くことで、解けるようになります。キャッシュフロー計算書、恐れるに足らず。また、キャッシュフロー計算書は、実務補習でも作成するので診断士受験生は避けて通れません。

歌が苦手なnoriでも歌える簡単な歌なので、ご安心あれ。

■キャッシューフロー計算書の構成

キャッシュフロー計算書はお金がどうやって増えたのか、減ったのか、結果どれくらい残っているのか教えてくれる優れものです。

売上が上がってれば良いんじゃないの?と思いますが、「黒字倒産」という言葉あるように支払うお金がなくなってしまい、会社が立ち行かなくなってしまうこともあります。

経営分析でも緊急度が高いのは流動比率や当座比率などの「短期支払能力」を示す短期安全性の分析です。その次に収益性分析、つまり「稼ぐ力」をチェックします。

手元にお金があるかどうか?じゃ、それをどう増やしていくのかを考えていきます。何はともあれ手元にお金がないとはじまらないのです。

キャッシュフロー計算書は3つにわかれています。営業キャッシュフロー、投資キャッシュフロー、財務キャッシュフロー。順番にその中身を見ていきましょう。

《営業キャッシュフロー》

営業活動を通じてどれだけキャッシュ(現金)を獲得したかを示しています。

《投資キャッシュフロー》

投資活動を通じてどれだけキャッシュ(現金)を獲得したかを示しています。

《財務キャッシュフロー》

財務活動を通じてどれだけキャッシュ(現金)を獲得したかを示しています。

もう少し中身を知りたいという皆様と一緒に、キャッシュフロー計算書の中身をサラッと流し読み。

(カッコの中身は後ほど登場しますので、少々お待ちください

1.営業キャッシュフロー

  税引前当期純利益(ぜいまえ♪)

  減価償却費(げんしょう♪)

  貸倒引当金の増加額(ひきあてきん♪)

  退職給付引当金の増加額

  

  営業外収益(受取利息・配当金)(えいがい りそ♪)

  営業外費用(支払利息・為替差損)(さそ 逆進で♪)

  特別利益

  特別損失(特別ゆうこは大損害♪)

  運転資金増減額(運転♪)

  その他負債(そっちのけ♪)

  小計(小休止♪)

  受取利息・配当金(利息・配当♪)

  支払利息

  法人税等の支払額(法人税♪)

  合計 営業CF

2.投資キャッシュフロー

  有価証券取得の支出(ゆう♪)

  有価証券売却収入

  有形固定資産取得支出 (こは♪)

  有形固定資産売却収入

  貸付支出(投資に貸し付けた♪)

  貸付回収

  合計 投資CF

3.財務キャッシュフロー

  短期借入金による収入(たんかり♪)

  短期借入金の返済支出

  長期借入金による収入(ちょうかり♪)

  長期借入金の返済支出

  社債発行による収入(しゃ♪)

  社債の償還による支出

  株式発行による収入(かぶ♪)

  自己株式の取得による支出

  配当金の支払額(はい♪)

  合計 財務CF

書かれている項目が多いなー、多いなー多いなー・・・覚えられるかなー、かなー、かなー・・・そんな時はキャッシュフロー計算書の歌が助けてくれます

■キャッシュフロー計算書の解き方

nori は勉強すればするほど得点源になるはずの事例4が苦手でした。事例1~3はストライクゾーンが広く、聞かれたことにある程度応えられていればOK事例4はストライクゾーンが狭く、聞かれたことにピンポイントで応えなければアウト!・・・たった1つの正解を出さなきゃいけないプレッシャーにとても弱かったのです。

そんなビビリのnoriが合格年に最も重視したのは「解法手順」。設問要求を確認する⇒解法を思い出す⇒条件を整理する⇒計算する⇒検算・確認!キャッシュフロー計算書でいうと、営業CF、投資CF、財務CFの何が問われているのか確認する⇒CF計算書の各項目を書き出す⇒1つずつ条件を整理して、計算する⇒営業CF+投資CF+財務CFが現金の増減額と一致するか確認する。

今回の歌が活躍するのは、ここからです!

■キャッシュフローの歌を歌おう

2次試験の過去問でいうと、キャッシュフローを書き出すのが問われているのは、平成23年、平成14年、平成13年。

計算する前にキャッシュフロー計算書の各項目を余白に書き出します。

この時にキャッシュフローの歌が登場!

「おたまじゃくしはカエルの子」の童謡や某電機量販店のCMソングの大元になるリパブリック賛歌のメロディに合わせて歌います。リパブリック賛歌をご存知ない方は検索してみてくださいね。

では、メロディはよろしいでしょうか?

—————————————–

(1番から行きます!)

ぜいまえ♪(当期純利益)

げんしょう♪(却費)        

ひきあてきん♪(貸倒及び退職給付引当金の増加額)

えいがい りそ、さそ♪(収益・費用 受取利息・配当金・為替差損)     

逆進で♪(損益計算書を税引前当期純利益から逆進で!)

特別ゆうこは大損害♪(特別利益・定資産売却損は特別失)

運転♪(運転資金増減額)

そっちのけ♪(その他負債)

小休止♪(計)

(2番行きます!)

利息・配当♪(受取・支払 利息・配当金)           

法人税♪( 法人税等の支払額)           

ゆう♪(価証券取得の支出・売却収入)

こは♪(有形定資産取得支出・売却収入)

投資に貸し付けた♪(貸付支出・収入)                

たんかり♪( 入金による収入・支出)           

ちょうかり♪(入金による収入・支出)           

しゃ♪ (債による収入・支出)            

かぶ♪(式による収入・支出)

はい♪(当金の支払額)

キャッシュフローは完璧だ♪

—————————————–

あとは計算するだけ!

減価償却費の考え方に不安がある方は、6代目おとこの記事をチェックしてくださいね。

実はnoriはこの歌のことはスッカリ忘れていました。

なぜなら、繰り返し歌えば解けるようになっちゃうから。

キャッシュフロー計算書が苦手な方は、騙されたと思って、歌ってみてくださいね。

さあ、これでキャッシュフローは完璧だ!

大丈夫。 あなたは、ぜっ~~~たいに合格しますから!待ってます

nori でした。

—————緊急告知!—————

東京にて、1次試験受験者にとって天王山となる、5月から8月に向けての1次対策セミナーを開催します!

日時:4月29日(金)14時〜

場所:中央区日本橋公会堂

募集開始したら、再度ご連絡しますね!

7代目かおりんの司会で進行予定です。

お楽しみに!



春の暖かさが感じられた連休から一転、冬の寒さに逆戻り・・・
そんな寒暖差がみられる頃ですが、徐々に東京でも桜の開花が見られ、今週末から来週にかけて、お花見を企画されてる方も多いのではないでしょうか?
まだ桜満開には時間がかかりそうですが、道場ブログをご覧頂いている受験生の皆さまは、年末に“合格の桜”を咲かせてくださいね

こんにちは、フェイマオです

先日、道場ブログを書くネタに悩んでいたところ、当7代目リーダーこばより『そろそろ受験生のためになる記事を書いて頂かないと・・・』という指令を頂きましたので、フェイマオ流『財務・会計のすゝめ』と題しまして、シリーズにてお送りさせて頂きます


と、いう事で記念すべき(?)第1回目は、1次試験はもとより2次試験でも頻出の『CVP分析』について、簡単にご説明させて頂きます。

まずおさらいを兼ねて基本的なところから、おさらいしてみましょう

【問1】CVP分析(損益分岐点分析)のC-V-P とは?

【解】
C(Cost)    費用(コスト)
V(Volume)操業度営業量・販売量など
P(Profit)    利益

【問2】CVP分析を行う目的は?

【解】 管理会計上で、『利益計画』を検討・分析するため

※CVPで考える利益とは、『目標利益を達成するために、売上高をどれだけ確保すればいいか?または、原価をどれだけ抑える事が出来るか?』という考え方になりますが、ここら辺は深く考えなくて大丈夫です・・・

さて、昨年27年度の2次試験でも出題された頻出のCVP分析ですが、利益計画を検討するために費用を分解するところからスタートします。

費用分解

注)上記図では“経常利益ベース”にて費用分解を行っている


ここで費用分解の方法として上記以外にも幾つかありますが(最小二乗法など)、診断士試験では上記に記載した①勘定科目法 ② 高低点法 を覚えておけば十分です


さて、このCVP分析・・・。
公式がいくつか出てきますが、皆さんはどのようにして覚えてますか?
財務会計が苦手な方の場合は、“公式の丸暗記”に走りがちですが、これは正直おすすめしません

理由は、

①1次試験は範囲が広く暗記する量も膨大なため、財務や経済は出来るだけ理解に努め、暗記する量を少なくする
②試験本番の緊張を強いられる場面で、公式が思い出せない場合パニックになる
③少しひねられた問題が出た場合に太刀打ちできない

からです。

では、具体的にどのようにして理解したらいいかをCVP分析でお馴染みの図(利益図表)を用いてご説明致します。

利益図表
上の図では、縦軸が“費用+利益”と記載しておりますが、これは“売上高―費用=利益”より等式変形し、“売上高=費用+利益”となるためです。従ってこの図で示す売上高の線は、マクロ経済で学んだ45度線と同じく、傾き45度の直線になります。

利益図表では、売上高を示す曲線と総費用曲線の交点が、損益分岐点(BEP:break-even point)となり、BEPの左側だと損失が、右側では利益(図表の赤矢印)が生じます。
ご覧頂いてお分かりのように、BEPは利益がゼロです。


 

※ここでもう少しつっこんで話をさせて頂きますと、損益分岐点売上高とは『限界利益で固定費を賄う点』です。
上の図では、少しわかりずらいのでちょっと、上の図を変えてみます。

利益図表②

上の図では、変動費と固定費の位置を取り換えてます。
この図で表されている、“赤い点線の矢印”が表しているものがなんだかお分かりですか?

そう、この矢印は限界利益です。図を見てお分かりいただけるように、
・EFでは、限界利益が固定費を賄えていない
・CDでは、限界利益が固定費をギリギリ賄えている=利益0
・ABでは、限界利益が固定費を賄えている
と、いう事が一目瞭然です。

こうして図でみると、損益分岐点売上高の意味するところがお分かりいただけるかと思います


 

さて、ではこの図から今度は“損益分岐点売上高”を求める公式を下記に導出します。
S‐BEP公式導出

公式を覚えるのが苦手な方は、まずは上の式(導出方法)を理解して頂きたいと思います。
この考え方をベースに応用が利かせられます。

たとえば・・・

【問】損益分岐点売上高を達成する時の、販売量はいくつか?

なんて、問題が出てきたときにパッと式が思い出せないですよね?
※少なくとも、私フェイマオは覚えてもいなかったので、直ぐには出てきませんでした。

そこで、上の式を活用して以下のように導きます

S-BEP公式導出②

※上の式では『単位当たり限界利益が何単位あれば固定費をカバーできるか』を表しています。

このように、ベースとなる公式だけを覚えて、式の導出方法を理解しておけば、あとはその場で応用が利きます

財務会計は出来るだけ暗記を少なく、理解に努めて頂いた方が2次試験でも応用が利きます。
次回は、このCVP分析の利益図表を使って『安全余裕率』や『営業レバレッジ』のお話をさせて頂きます

To be continued・・・

 



皆様こんにちは、myaです

 

本日より2015年に見事、合格された皆様の合格体験記を紹介させていただきます

記念すべき第一稿は、経営者に限りなく近い立場でご活躍されてらっしゃるフェイマオさんの合格体験記です。

早速ですが、合格体験記、スタートです

 

============ 寄稿ここから ============

【基礎情報】
・合格までの年数→2年半
・合格した年度→2015年
・学習開始した時期(何月か)→2013年6月
・一次対策期間→2013年6月~2014年8月
・二次対策期間→2014年8月~2014年10月及び2015年1月~2015年10月
・一次勉強時間→約900時間
・二次勉強時間→約600時間
・年代→30代

 

【ご挨拶】
はじめまして、フェイマオと申します。
某人材サービス大手R社で法人営業を経て、5年前に同志に誘われ人材サービス会社を起業し、現在は営業+新規事業開発+αに携わってます。

 

【受験志望動機】
09年のリーマンショック時に、当時R社で担当していた顧客企業のリストラを目の当たりにし、経営課題を幅広く身につけられる診断士に興味を持ちました。
ただ、実際に勉強を開始したのは自分が実際に経営に携わる中で、自分の力の無さを痛感し、幅広い知識を身につけて強い会社を創りたいと思ったからです。

 

【診断士受験にあたって】
『財務・会計』が診断士試験の攻略の鍵となると考え、2013年4月から、簿記2級の勉強を開始し6月に簿記2級を取得しました。

 

【勉強スタイル・戦績】
簿記2級試験後に、TBCに申込み、2013年6月から通学コースで勉強を開始しました。
2年目の2次試験対策は、1年目に直前対策を受けたMMCの通学コースに通いました。

①1次試験
2013年度:3科目受験(経:48点・法:76点・中小:81点) 2科目合格(法・中)
2014年度:5科目受験(経:92点・財:76点・企:68点・運:76点・報:48点)
1次試験総合:517点

②2次試験
2014年度:CAAA→総合B
2015年度:合格

 

【勉強方法・勉強時間】
私の性格上、自宅では誘惑に負けてしまい勉強がはかどらないため、主に(自宅近くの24時間営業のマックがメイン)で勉強していました。

勉強のサイクルとしては、
・平日:仕事後で夜22時頃から2時間~2時間半程度(1年目・2年目ともに)
・土日:学校がある場合は、授業後に会社に行って、会社orカフェで勉強。
学校が無い場合には、自宅近隣で勉強が出来そうなカフェをはしご(笑)

合格までのおおよその勉強時間ですが、
・1次試験対策:900時間
・2次試験対策:800時間(1年目:200時間 / 2年目:600時間)
程度だったかと思います。

 

【1次試験対策】
■使用教材:T〇CテキストおよびDVD・スピ問・過去問完全マスター(同友館)

■勉強スタイル:
通学講座でしたが、通信と同じDVDも付いていたため、「DVD視聴(予習)→講義受講→講義の範囲のスピード問題集・過去問演習」という流れで勉強していました。

サブノートのようなものは作らず、過去問完全マスターの解説のページに気づきや補足事項等の内容を付箋に記載して貼りつけ最終的に過去問のみで復習が出来るようにしました。過去問は、設問の選択肢毎にどの点が違うのが説明できるようになるまで、各科目とも3回転以上は取り組みました。

 

また、上記の教材で自分が使用してみて良かったものを下記に記載させて頂きます。

〇経済学・経済政策:『速攻!まるごと経済学―ミクロ・マクロ経済理論』
公務員試験用のテキストですが、マクロ・ミクロ経済が1冊でコンパクトに纏まっており、過去問の解説だけでは分かりにくい内容を補足するのに利用しました。

〇財務・会計:『ロジックで解く中小企業診断士試験 財務・会計』
『集中特訓 財務会計問題集』
特に、“ロジックで解く~”は読み解くのに時間はかかりますが、1次試験だけでなく、2次試験で戦うための土台が築きあげられたと思います。

〇運営管理:『ロジックで理解する運営管理』
特に、生産管理の部分の体系的な知識を補うのに利用しました。工場内の様子を図解入りで説明しているため、1次のみならず2次でも使えるテキストだと思います。

 

【2次試験対策】
1年目の2次試験敗退の理由は、他の受験生に差をつけようと欲張ったために、複数の予備校の良いとこ取りをしようとし、結果自分のスタイル(お作法)が固まらないまま、試験当日を迎えてしまった事が原因だったと考えてます。

そこで、2年目は通学していた学校の問題演習および過去問解説集のみを使用して、勉強を行いました。

■使用教材:M〇Cの答案練習・財務問題集・過去問解説集

■勉強スタイル:
・7月までは、講義で採点された答案や模試の答案をコピーして、ノート見開きで設問・自分の答案・模範解答を貼って、余白に模範解答と比較して抜けている点や気づきをまとめ、右側余白に、気づきを踏まえて再度答案を書き直す作業を行いました。

それまで過去問は一切解かずに、ただひたすら演習で気づいた“自分の答案のクセ の発見・修正・再答案作成を行いました。

この作業でA4ノート5冊になったものを、抜粋して『ファイナルペーパー』とすべく7月後半からWordで作成しました。また、その後過去問を解きながら気づいた点を補足で書き足して最終的なファイナルペーパーを作成していきました。

また、同時期に過去問にも取り組むようになりましたが、解答を書くまでの前半45分のプロセスを固めるため、「設問解読→与件精読→設問毎の与件振り分け→解答骨子作成」のプロセスを過去問を使用して何回も何回も行いました。

 

自分なりに2次試験の勉強方法を模索する中で効果的だったのは、“模範解答を先に読んで、どのような内容で答えればいいのか把握する(解答の方向性)”です。

最初から模範解答を読むことに抵抗を覚える方もいるかもしれませんが、どのような内容を書けば良いのかゴールが分かる事で、その後の対策が立てやすくなりますので、私なりには効果があったと思います。(特に事例Ⅰ~事例Ⅲ)

また、事例Ⅳに関しては、6月頃から過去問に取り組み、1日に大問1つを40分~60分程度を毎日行いました。

 

【振り返りと今後のビジョン】
今回、無事に2次試験に合格できましたが、大きな要因としては、合格後のビジョンが自分の中でしっかりと固まっていた為、モチベーションを維持できたのが大きな勝因だ と考えてます。

また、今回合格できたのは起業した同志をはじめ、周囲の方々のサポートが本当に大きく、あらためて感謝の気持ちをお伝えさせて頂きました。

今後は、診断士として人材の面だけでなく、企業全般を見てサポートできるよう、自分の診断士としての付加価値以上に、取引先企業に貢献できるように邁進していきたいと考えています。

 

============ 寄稿ここまで ============

 

いかがでしたでしょうか?

フェイマオさんは以下のような王道と言える勉強法で、見事合格を勝ち取られました
①一次試験:学習の習慣化と情報の集約

【学習の習慣化】

合格者はかならず勉強が習慣化されています。そのうえ、フェイマオさんは自分の特性を知った上で習慣化に最も有効な場所/手段を選ばれています。これは当たり前のように見えますが、合格のためにクリアすることが必須である最初の壁の一つです

ちなみに強制力が強い習慣に合わせて習慣化すると長続きしやすいとか…。私の場合は通勤電車(1時間)でした。

【情報の集約】

サブノート作る派の方も作らない派の方もみえますが、重要なのは「情報を集約する」こと。教科書を読む中、問題をこなす中、折角手に入れた自分の「理解」や「気づき」もどこかに仕舞い込んでいては役に立ちません。自分の目に何度も触れるところに置くことで初めて定着します。そのためには情報の集約は有効な手段です

 

②二次試験:自身のクセを分析し、改良を重ねる

これぞ王道!

1年目敗退時に「自分のお作法が固まっていないこと」を課題として掲げ、そこから「目指すべき解答」と「自分の解答」を比較することで足りない部分を明確にし、徹底的にそこを修正していく。これぞ二次試験対策の決定版といったところでしょうか。

 

③合格後の明確なビジョン
個人的にはフェイマオさんの合格された原動力として最も大きなものはこの「合格後の明確なビジョンがあった」ことだと思います。

これ、実は私も一次試験で不合格になっていた時期はとても軽視していたのですが、生半可な覚悟ではあの莫大な量のインプットと努力投入はできません

受験校で最初に診断士になった後の目標を書くことがありますが、実はあれが結構大事だったりするんですよね

 

 

2016年合格目標の皆様にとって、参考になる点がたくさんあったかと思います

道場では引き続き、寄稿頂いた合格体験記を掲載してまいりますが、フェイマオさんの王道とも言える合格体験記を基準として、明日以降続々とアップされる合格体験記を比べながら参考にしていただければと思います

 

フェイマオさん、素敵な合格体験記の寄稿、本当にありがとうございました!

 

 

以上、myaでした。



みなさん、こんにちは。和尚です。

今後合格体験記を山ほど掲載せねばならないので、この文章が和尚独自としては最後の文章になる、かと思われ・・・と思ってましたら、

岡崎氏が
この記事

和尚め!「イケカコ不要論は不要だ!」(笑)

みたいな、論陣を張っておられて、ああ、これは年越しで考えねばならんなぁ、とか、色々なことが多すぎて、また、TDLのカウントダウンのチケットが運悪く当選してしまいましたので、暦の上でタダでさえ短い正月休みがほぼ0という事態になりまして、心は千々に乱れる和尚でございました。

「イケカコ不要論は不要」論に回答も含めまして、
和尚の初投稿と同じタイトル
「中小企業診断士とは何か?」
というメインテーマで、議論のしどころについては、行きつ戻りつお送り致しま~す。

相変わらずの長文ご容赦。

では、本文。

和尚の世を忍ぶ仮の姿で一番よく絡む士業は
・司法書士
さんであり、これは診断士とのコラボも、法務関連くらいがリンクするところかな、と思われます。会社設立時の登記など、お世話になる部分が多く、これについては「書士」さんでもあり、正誤の判定はあきらかで、あまり摩擦も起きにくい士業さんではないか、とこう思うのであります。

さて、ここから某士業さんにケンカしないように注意をしながら書かねばならないのですが・・・。

その次に絡むのが
・税理士
そもそも、中小企業を経営していく上で、
「納税」
は欠かすことの出来ない必須の義務でもありますゆえ、財務に強い税理士にシャチョーさんが頼ってしまうという点があって、シャチョーさんにヒアリングすると
「私はね、こう思っているんだけど、税理士さんがこういうから。。。。」
とかの発言を聞いたのは枚挙にいとまがありません。

一般的に中小企業の社長が、経営上の相談で誰に一番相談しますか?という問いには
「税理士」
という、回答が多い、ということを聞いたことがあります。はい「中小企業診断士」ではなく。。。。

ここも診断士業界の人にも是非頑張ってほしいと思う。
なぜなら、
「税理士はそもそも『税務』のエキスパートであり、間違いなく税金を納めるために助力するのが一義であり、一方診断士の試験科目である企業経営理論や運営管理などの、経営に欠かすべからずの知識は問われない資格ではある」
からです。

ここで、
「イケカコ不要論は不要だ!」に対する私の反論(とまではいきませんが)意見をのべます。

・イケカコは税理士試験、公認会計士試験には必要であろう
・同じく、中小企業診断士の財務試験を「合格するためだけ」には、「かなりレベル的にはハイではあるけれど」一定の効果はあるだろう。苦手意識を払拭し、財務に慣れる、ということを考えれば非常に効果は出てくるであろう。

という点、特に後者については、岡崎氏と同じ意見です。

税理士、公認会計士には必要だと思うんですよね、イケカコ。
そもそも会計系試験対策問題集だから。

でもさ、こういう場面を想像してほしいのよ。
「設備投資の意思決定はIRR法とかありまして、それによりますと御社は○○で・・・」
とか、数字だけで分かりきったことを言って、そんなもんで社長の心の底からのコンセンサスが得られるか、というのが、私の意見。

またまた話は飛びますが、IRRだけではなく、DCF法もそうですが、いったい割引率になんの意味があるのでしょうかね、というのが大いなる和尚の疑問。

平成17~19年のITバブルに引きずられた不動産プチバブルで話題になったのがこの期待利回り≒割引率。当時六本木ヒルズの期待利回りは1%台だったことを和尚は記憶しております。となれば、インカムゲインによる資本回収に50~100年近くかかるという計算になる。。。。

この率が低くなればなるほど、不動産の価値(≒会社の価値)は高くなります。企業も同じですが、この割引率、現在の利率ではなく
「将来の利率(の見通し)」
であることから、当然投資家の、診断士的に言えば、設備投資をしたい社長さんの「思惑」が入るのは致し方なく、そこは主観の観察結果でしかあり得ない。

となれば、いくら精緻にDCFやらIRRなぞやったところで、結果は主観的なもの、でしかありえない。結論的に意思決定会計なぞ、極論すれば
「社長の勘」
でしかない代物になりかねません。(大分暴言吐いてます)

ただ診断士たるもの、その「勘」てものの補完、すなわちメリットデメリットを明確化してあげることが肝要で、そのデメリットを乗り越えてでもやるんですか?社長!ということしか言えないのではないか、と思うのです。

そもそも、ラジカルイノベーションとか経営分野で勉強してきている我々中小企業診断士が、無謀とも思える設備投資が必須であるベンチャー企業を後押しするのに、過去の財務指標や常識的な投資決定モデルで語れるか!んなもんで投資判断してたら、アップルや、ユニクロでさえミスリードしてしまうぞ!というのが私の意見でございます。

イケカコ=与えられた数値を使った難しい計算式、考え方による判断、が万能と思う危険性、これが一番私が危惧するところで。。。

税理士でも公認会計士でもなく、我々中小企業診断士が出来ることとは
①財務のエキスパートではなく、財務「も」分かる専門家として、「1次試験で得られた広くそこそこ深い知識」を駆使して「2次試験、企業への実習で鍛えられた思考力」をもって総合的な判断で、企業を正しい方向へ導くことが出来る
②その知識・経験でもって、中小企業の社長さんに寄り添い、その時々のメリットデメリットを指し示しながら、時には厳しいことも具申しながらも、常に伴走出来る

そのような役割を担うのが本筋ではないか、と思うのです。

だから、というかなんか論点はボケてしまいましたが、財務が得意と言われる和尚は、財務偏重は避けたい、と思うのです。

なぜなら、答えが出やすい科目だから。
これによる分析は絶対だと思いがちだから。
イケカコなんかをやってると、多分ですね、難しい数学の問題を解いた時のような爽快感が、企業を完全に分析した万能感に繋がってしまいがちではないのか、そう思うのであります。

和尚も難易度高い診断士事例Ⅳを解けた時の爽快感は、わかりますもん。

だけどね。

和尚の思いは、
診断士試験は単なる通過点であり、診断士になってから、会社、社会のためにどのようにその知識を役立てるか?
というところにあるの。だから、財務が得意と言われて天狗になりたくなく

物覚えのわるい頑固なシャチョーさんにも自分とこの決算くらいは分かるように
「噛み砕いて説明し、理解を得たい!」
という気持ちが大きいの。だからイケカコの解法だけを伝授するのではなく、その根底に潜む考え方の伝道師になりたく、とあるブログではほぼ一年間財務のイロハを書きつづけて参りました。

ただ、この試験受からねばならぬのも事実。とある勉強会に来られてた今回の試験で涙を飲んだ方から、
「和尚、この試験通ってなんぼですから、まずは通りたいっす」
のようなメールを先般いただいて、試験に通ることも大事という気持ちも持っております。
となれば岡崎氏のブログのように、手当たり次第、なんでも食べてやる!くらいの意気込みは絶対に必要だし、それについては大いに応援致します。

さて、他士業とのからみについてまとめ(になるのかな・・)。

この診断士試験、岡崎氏のような「弁護士」でさえ、試験の完全免除はなく、必ず1次試験のいくつかの科目は受験し、合格する必要があります。
他の国家資格は。。。みなまで言いますまい、ある仕事を何年かやったら自動的にもらえるのもあると聞きます。

難易度はともかく、そこいらに誇りを持ちましょうよ、診断士の方、合格者の方、また未合格者の方も。

また、話を飛ばしたくなったので遠慮なく飛ばします。

1級ファイナンシャル・プランニング技能士という国家資格があります。
道場の6代目のお仲間では和尚とmyaちゃんがホルダーです。
和尚がこれを取った時に思ったのが、つぎは診断士がほしい、何故ならこの資格は個人が主だけど、診断士は法人が主だから。。

まま、テイストは診断士ににております。例えば
・いろんな法律と資格試験が混じりあっている。例えば税理士試験、宅建試験、社労士試験の一部がよく似た格好で出題される
・2次試験には口述(面接)試験がある。
などがありますが、一番の共通点は
「広く、ある程度深くの知識を求められ、かつ他士業との連携が求められる」
点ではないでしょうか。

FP倫理では、税理士法や弁護士法への抵触に気を付けることが非常に強く言われます。
逆に言えば、それだけ他の士業との連携、が求められるということが言えるでしょう。

中小企業診断士もおなじことが言えるのではないだろうか、と思うのです。

ここは、名阪口述セミナーでなご氏が言っていたこととは少し違うのですが、
先生、と呼ばれるものにとって、「これはどういうことでしょうか」という質問をされ、分からないということは許されない。。

ここまでは一緒です。

そこからつけたし。
で、その質問に対して噛み砕いて説明しまた解説を行い、さらなる奥深い部分、例えば他の士業との連携が必要になる場合においては、スムーズな橋渡しの役割を行える立場たるべし。

というところでしょうか。

最後に。
一番この資格を維持する場合に、気を付けねばならないこと、それは

「知識の陳腐化」

です。FPにおいては一生もん、診断士においても、5年の更新はあれど、基本一生もんの資格ではあります。

でも、その知識を磨き続けていないと、資格を維持していくことは困難になろうかと思われます。

この診断士資格、合格者・登録者と同じ数だけ更新をしない人が多く、長らく2万人程度の資格保有者しかいないというデータをこの間よみました。

少し寂しいはなしですが、この資格に合格したときの喜びをいつまでも忘れず、

会社・社会のために少しでもこの努力を還元すべく、

合格、未合格の方もがんばっていきましょうよ。

てなわけで、今年最後のブログは、長々といつもどおり書かせていただきましたっ!

合掌。



本日は、
「2次対策を見据えた財務攻略法」。

1次試験の財務も、2次試験の事例Ⅳも、
問われるのは「財務会計」について。

「1次の財務会計と2次の事例Ⅳって、
何がちがうの?」

「財務会計は2次でも問われるけれど、
どんな対策をすればいいの?」

そんなギモンについて、お答えしていきます

 

■1次「財務会計」と2次「事例Ⅳ」の違い

1次の「財務会計」と2次の「事例Ⅳ」
その違いを確認していきます。

1次の財務会計は、マークシート試験

求められるのは「広く浅く」の知識

つまり、
(2次試験の事例Ⅳと比べると)
知識の深さは浅めでも一定ラインまでは対応できるし、
(難問奇問は除いて)通常レベルの問題であれば、
演習を積み重ねることで対策は可能。
(場合によっては、ある程度の「カン」でも解けてしまうことも・・・)

 

一方、
2次試験(事例Ⅳ)は、
電卓がOKであることからもわかるとおり、
求められていることの優先度が高いのは
「計算力」でないことが推測されますね

(間違わず正確に計算するのは必要ですが)

 

問われているのは、
大枠でいうと基礎理解に基づく分析・応用能力

つまり、
「基礎」がいかに固められているかで、
対応力に差がでます。

 何よりも
「基礎理解、土台がため」が大切なのです

 

 

■1次「財務会計」をどう攻略していくか

予備校のカリキュラム的には、
「財務会計」単元は終わっているかと思います。

1次試験も直前期(5月くらい)になると、
「7科目全体での復習フェーズ」に入ってくるので、
その時点で「基礎固めできてません・・・」という状態では、
1次試験クリア後の2次対策時にちょっと大変

1次財務会計を2次事例Ⅳ対応力に生かすために
どう攻略していくか?は、

前述のとおり
「基礎固めを意識すること」
他なりません 

例えば、
1次試験対応的には
「公式を暗記」すれば対応できてしまう問題も多いですが、

2次を見据えると、
公式があったとしても
「なぜその式になるのか?」を考えること、
理解するプロセスが「基礎がため」になります。

(効率化のため、最終的には暗記もOKです)

また、
用語を覚える場合、
「その用語は何を言っているのか?」を理解しておく。

例えば、
「ROE」という用語が出てきたとして、
「ROEの公式はこれ!」という覚えかたではなく、
「その用語がいったい何をあらわすか」を理解して、
人に説明できる状態にすることです。

 

そうやって「基礎固め」をコツコツしていくことが、
2次対応力を強くしていくのです



■最後に

1次試験の「財務会計」出題範囲は幅広いですが、
そのなかでも2次「事例Ⅳ」でよく問われる論点、
つまり「頻出論点」が存在します。

1次試験の出題範囲は網羅するにしても、
2次事例Ⅳの傾向を知り、
頻出の論点を押さえて、
メリハリをつけていくことも大切

事例Ⅳ頻出論点についても、
「自分で確認、分析」の手間は惜しまずに、
対策に生かしてくださいね

まるでした。



こんにちは、和尚です。晩秋と言うよりかは突然寒くなってきましたが、いかがお過ごしでいらっしゃいますか。

今日のテーマは
「財務が好きになる方法&参考になる書籍や問題集があれば」
との指令がリーダーから出ております。
この文章、分解すれば&以前と以降とに分けられますが、
本日は
1.財務が好きになる方法
2.参考になる書籍や問題集
3.あとがき

ということで、いきなり本文行っちゃいますよ!とはいえかなり長文になることが予想されますが、そこはほら、お約束ってことでご容赦賜りたく存じまする。

 

1.財務が好きになる方法
・・・てか自分は財務がどうして好きになったのか?という視点からお送りいたします。

和尚はこの世を忍ぶ仮の姿の職業に就いてから、ベーシックな基礎知識として
・法務
・税務
・財務
というものがあるんだぁ、というのを初めて知りました。
(中小企業診断士試験は、なぜか税務という観点は少ないような気がするけど、それは税理士の領域を侵さないためなのか?)
だって、大学の専攻は虚学(と言えるのか?)だもーん、実学は社会人になってからということで、モラトリアムを気取っておりました。

実はこのモラトリアム、経済学では
「(手形などの)支払猶予」
という意味がありますが、心理学(特に青年心理学や発達心理学)では
「自分がなんたるかを決めていない状態」
と解釈されます。いまの和尚もそうだけど。

そして、この三種類の専門知識の中で一番興味が持てたのが、法務。例えば相続や差押の順番のルール、抵当権とは?など、この辺はキュンキュンしながらテキストとか読みまくったのもありますが、

財務だけは正直興味が持てなかった、

てか、

なにが面白いのか全く分からんかった。

というのが正直なところです。

今から思えば当たり前なんですが、

ルールをわかってない

という一番ダメなパターンで、それこそ一義的に
「流動比率が大きければよい会社」
いやいや、一番好きな財務指標が自己資本比率というのですから、これだけでなにをか語らんや、です。

では、財務の魅力はなんなのか?と申しますと

「数字は嘘つかない」(粉飾決算の場合を除く)

ということです。なんていいましょうか「数字から語りかけてくる感覚」とでも言いましょうか。

うーん、表現しにくいんだけど、たとえば中小企業において組織問題を考えてみます。正直A社の組織とB社の組織とで、どちらが構成員の満足度が高いか、達成意欲が高いか、とかを測定することは厳密には不可能です。これはマーケなんかにも言えます。A案とB案のどちらが有効だったか?

何でかって言うと、そもそも前提条件(人員構成が同一、顧客が同一、販売地域が同一、販売商品が同一など)を揃えての効果測定は出来ませんから。。。それにそれを測るアンケートなるものも厳密ではないですよね。

結局のところ大学のころ尺度設定の講義で(アンケートなどの)公正な測定尺度の答えなんてない、ただ出来る限り「公正に近づけるのが目標」であることが分かった時から人間の感情や気分なんて、測定すること自体が冒涜のような気がしたわけです、はい。

財務はここが違う。時系列でも同業他社比較でも、金という前提条件が一定の尺度を媒介としたものでその会社を表すんですから、当然ある程度厳密な比較も出来るというものです。
(運営管理もそういう部分は大いにありますが、いかんせん、和尚はその分野、経験不足であります)

まま、早く本題に入るとして、和尚が体得した方法は
「ゲ●吐きながら体で覚えた財務」
であり、皆さんにはマネできない、というかマネして欲しくない方法ですが、この中にもひとつの真実があると思い、少し語ってみます。

思えばもう13年前になりますか。和尚は西のほうの大都会へ転勤になります。
その当時のボスは企業調査20年(だったと思う)の財務大得意、会社を知るにはまず決算を知るべしの方で、非常に厳しいボスでありました。
そこにはひとつの掟がありました。
それは・・・
「取引先の決算書を入手したら、「決算報告書」としてまとめ、ボスの机の上に24時間以内に提出する」
というものでありました。この掟、慣例的には翌日の朝に提出であり、実質的に24時間ないことになります。

とにかくその時間内に、前年度とのPL対比を行った上で「資金運用表」と呼ばれるCF計算書の概念と良く似た分析表をまとめ、かつ分析結果のコメントを記した上で提出せねばならないという掟でございました。

診断士試験勉強のほうがどんなにかまし、と今になっては思います。

だってさ、それこそ寝る間も惜しんで作成するんだし、それがたたって、私出勤してすぐに●ロはいて、病院かつぎ込まれたこともありましたよ。それでも病院から会社へ帰ってきたら、即立たされて説教。曰く「健康管理がなってない!」いや、そうじゃなくってさぁ、。。

当然連結決算の会社は、連・単とも分析表を作成せねばならず作業量は倍になります。今であればCF計算書を見ながら、自分の分析結果の検証も行い、短信以上のコメントも記載してやろう!と思えるところですが、いかんせん、当時の和尚にそれほどのスキルはございません。

さらに、その分析が間違っているならば、それこそ火のような叱責が待っており、どうしてそないな分析になるんや?真剣味が足らんのちゃうか?やりなおしや、ええ加減にせい!と言われて
一切の解説は、なし
という、その当時の和尚にとってはまさしく「苦行」でございました。

ある日、分析を行っていて
「売掛債権回転期間※が0.1ヶ月悪化(伸びて)いる」
会社がありました。
(※和尚注 診断士試験では「回転率」を用いますが、この業界「期間」(回転率の逆数)の方が一般的なのです)
これについてノーコメントで通したら・・・それはもう烈火のごとくの怒りを発せられ
「お前はどうしてこの変化についてなにも感じないのだ!やりなおしだ!」
という状態に陥ってしまいました。

結果的には、決算日が休日でその日が期日の受取手形が会社に滞留していたことが原因だったのです。
それを教育してやろうとしているのは十分に分かっているのですが、
和尚の気持ちとしては
「んなもん、そんな細かいとこまで気にしとったら日がくれるわ!」
という悪態しかなかったことをここに告白します。

時は流れて。。。

そのボスも退職され、私もその後なんの因果か企業調査の部門に回されます。
来る日も来る日も決算書とにらめっこする日がベースでありました。
そこまで決算書漬けにされると習うより慣れよで、さすがに企業分析のなんたるか、というのは体に染み付いてきて、なんの苦もなく財務分析がひとおおり出来るようになったある日のことです。

借入金がじわじわと増加基調を示していた会社がありました。その要因はパッと見わからない。うーんと思いながら、とりあえず回転期間の推移を5期分ならべてみました。

すると・・・在庫回転期間がじわじわと増加しているのではないですか!
これは並べてみないと分からん水準でありました。これを主たる原因として調達原資としての借入金が増加しているのでありました。
とその時、そのボスが言いたかったことが、やっと心の底から理解できました。

すなわち「細部に魂が宿る」こと。小さな変化を逃すべからず。

そういうことが「気づき」として消化されたとたん、財務がこの上もなく楽しいものになりました。数字はウソはつかないことが、皮膚感覚で理解できました。

しかし、気づいたときにはもうボスはいない。。。

診断士試験の財務にここまでの水準は要求されないか、と思います。
が、「どうしてこの指標が必要なのか?」という本質が分かっていない限り、
財務の勉強は、苦行にしかなり得ないと感じます。

たしかに私の環境は財務を学ぶのには持ってこい(というか財務で金稼いどるので「あたりまえ」の感覚ですが)の環境ではありますし、
「ではどうしてそんな財務だらけの環境にすればええのや?」という疑問は
あす18時アップのここ
で「ほんまもんの決算書をひもといてみる」ことをひとつの回答としたいと思います。

「財務に対する向き合いかた」、要は本質を知る、みずから気づく。ということが一番大事なのかと、これが和尚のひとつの答えであります。財務だけに限りませんが。。。

(PS)となると、診断士試験はダミーの決算書だから、本物の決算書が醸し出す「息吹」みたいなのは感じられないのは寂しい限りですが、本物を知っていれば、ダミーの対処法など軽くなるだろうな・・・という想像はついていただけると思います。

 

2.和尚の書評(早口で3回言ってみましょう!)~参考になる書籍や問題集~

【その1】
財務に限定ではないのですが、こないだ和尚おもろい本を読んだので、この紹介を。

試験に受かる「技術」 吉田たかよし著
岩波文庫

です。

この著者、灘中学、高校からストレートで東大理Ⅰに行って、国家公務員Ⅰ種、アナウンサー、医者というわけわからん経歴の持ち主なんですが、

勉強のやり方自体に非常に合理的に考えておられます。

和尚も、ふむふむ、とうなづくこと多し。

特に「受験時代の恋愛論」については、和尚も浪人時代、かなーーーりヤバイところまで堕ちたことがあるので、この本の内容は身に沁みました。

中小企業診断士試験は、2次試験についても適用できるところもありますが、

特に1次試験でてこずっている方。

たぶん、勉強のやり方を考え直した方がよい。2次試験何度も受けた猛者を存じているが、2次複数年受験組はほぼストレートで1次は合格していることを鑑みれば

「知識勉強のコツ」

というものを体得しているのだと思われます。

【その2】
はい、前座の話は終わって財務の話です。特に2次試験ですが。
和尚が紹介する本、それは
「イケカコ」
なんては言いません。

なぜなら、和尚の自己責任で一言だけ(では終わりそうもないですが)イケカコ不要論を申しますと、
「入り口で財務が嫌いになる可能性大」
ということがいえましょうか。

公認会計士や税理士になりたいのであればイケカコを読むべきかとも思いますし、
そこに載っている例題をシコシコ解くことも有意義ではありましょう。
でもね、中小企業診断士の試験対策としてこのイケカコを一から十までやるのは、
「労多くして、益少なし」
の感じがあります。益はあるにはあるのですよ。
ただ入り口のハードル高いので、これを乗り越えるのにたいがいの努力が必要ではないか、そう思うのであります。それゆえ、入り口のハードルを低くして、かつどっぷりつかってみて
そこでのおもしろさをわかる。というのが和尚が目指す財務の理解の仕方です。

イケカコ不要論が本日の論点ではないのでこれは後日に譲るとして。

それからもうひとつ。診断士の試験での意思決定を最終的にはするものの、イケカコ水準までは求められない、という感じがします。てか、どちらかというと「財務分析スキル」に重きをおいている感じがするのは私だけでしょうか。(分析の解釈までつっこんだ問題を出してもらえると和尚的には嬉しいですが)
その面白さを教えてくれたのが下記本です。私が上記の回転期間の開眼と同時期に出会った本でもあります。
明解!経営分析バイブル―財務諸表をスラスラ読みとくための52章 /高田直芳

です。
アマゾンを覗いても新刊での案内は出ておらず、もう廃刊になってるのかな?
この著者の生講義、某団体の集合研修で和尚は11年ほど前に直接拝聴しました。
そのときは
「何いってんのやろ、このお人」
とか、わけわからんかったのですが、頭の中になぜか残る。
ほんでもって本屋で調べてみるとこの本があって、おもいっきりはまってしまった感があります。

この人にかかわらず、自分の頭の中がブレイクスルーする財務の本は必ずありますが、この本も含めて
「道草の重要性」
というのが非常に重要ではないか思うのであります。この本、見開きページでほとんどが解説、というかいらんことのお話、というページもあります。

 

3.あとがき

さてさて、財務についてどーっぷり浸かってお話をして参りましたが、
やはり、この年になると
人生の転機
っのが必ずあって、和尚にとってのひとつの転機はそのボスからの指導だったか、とそう思ってます。
和尚のボスの指導は、いつぞや私がここでで書いた大工の棟梁から教えを請う話に哲学は似ているかと。
中小企業診断士という困難な試験に挑戦しようと思う方は
それこそ自分から苦難を求める勉強をすることも必要かと、
と明後日のブログ当番のなご氏を見るにその思いを深くするのであります。

そのボスは「師を殺せ」という格言もよくおっしゃっておりました。
師を乗り越えて師の屍を乗り越えて高みへ行け!という意味ですが、
このブログにおいては先代の道場主の先例に囚われず、高みに昇ること、
(もしかしたらイケカコ不要論ののろしをあげることかもしれない・・・)
件のボスに対しては「後進への教育方法」「中小企業の社長への財務の理解促進」について、
「自分で悟れ」だけでは効果は出ない、

だから

診断士が対象とする「中小企業の社長のおっちゃんたち」にはやさしく財務を理解できる方法を考案すべし、
だからまずは、診断士受験生には「ヒント」を与えて「気づき」を得てもらう触媒になるべし、

というのが和尚にとっての「師(=ボス)を乗り越える」ことではないかと、
その頃のことを思い出しながらこれを書いてて、そう思うのでありました。

合掌



<今週の道場>

11月17日(火) この時期にやっておくと良いこと
11月18日(水)  一次知識を診断士になってどう役立てるか~マーケティング編~
11月19日(木)  一次知識を診断士になってどう役立てるか~財務編~
11月20日(金)  一次知識を診断士になってどう役立てるか~人事・組織編~
11月21日(土)  2016年度合格目標:経済学特別講義~スルツキー分解と異時点間の消費

 

こんにちは、ぽらーのです。
題名に2次試験の事例Ⅲ(運営)・事例Ⅳ(財務)とありますが、本日の記事は主に2016年度合格目標の1次・2次初受験の方々向けに書いた記事です。
そのような方は1次試験対策の真っ最中と思いますが、T●C予備校生であれば未学習であろう運営管理の内容や先々2次試験の内容も絡めて書いております。「2次試験なんて先のこと今は考えられないよ~」という声も聞こえてきそうですが、診断士試験合格を目指すを上で1次試験と2次試験とのつながりを意識して学習することは重要であり、短期合格のポイントであるとも考えますので、ゆるい話題(ゆるわだ)だと思って少しお付き合い下さい。
なお、先月2次試験を終えられた方には、少々平易過ぎる内容かもしれないですが、ご了承下さい。

2次試験の事例Ⅳでは経営分析が良く出題されます。
経営分析とは貸借対照表や損益計算書から経営指標の数値を計算するものですね。
1次試験の財務でも各指標の計算結果を求められますが、1次試験では経営指標の計算式が分かること、問題にそって計算できること、その結果を元に劣っているか優れているかを判別できることなどの知識が問われます。
事例Ⅳにおいては、D社という主人公とD社とほぼ同規模で同じ業種・業態の同業他社が与えられ、与えられたD社の概要説明(=与件文)をもとに経営指標における数値を比較して、D社の優れているところ、劣っているところを分析させ、今後の課題を述べさせるような形式で出題されます。ここでは事例Ⅳの経営分析では1次知識で学んだ経営指標を用いた分析能力と助言能力が問われると言えます。

話の視点を少し変えます。
私たちは日常会話では「何と比較して」をあまり意識せず、大きい、小さい、長い、短い、易しい、難しい、早い、遅いなどの形容詞を使うことが多いと思います。
例えば、「私の通勤時間は30分と短い」と述べた場合、ここで言う「短い」とは、通勤時間の標準や平均との比較を暗黙の前提にしていると言えます。
首都圏の通勤者の平均的な通勤時間は分かりませんが、私には1時間半だと少し長いかな、45分を切ると割と短い方とではないかいう感覚があり、その感覚がここでいう「短い」の根拠です。
ぽらーのは、診断士の学習してから、形容詞を使う際は常に何との比較してそうなのかを意識するようになりました。この意識自体はとても単純なことですが、物事を論理的に考える上では大切なことかなって思ってます。
つまり、分析し評価するには比較対象が必要であり、当たり前ですが比較対象が無いと評価はできないということです。比較対象としては平均、理想標準、他社(者)、前年実績、計画など、その評価目的に応じて様々でしょう。

話を本題に戻し、次は2次試験の事例Ⅲです。
事例Ⅲにおいては、主人公のC社で製造において何らかの問題が発生してます。
そこで診断士としてC社で発生している事象を分析して問題点をあぶり出し、経営者にその問題点をを指摘して、改善策を提言するというのが典型的なパターンです。問題点をあぶり出し改善策を提言するためには、今後、学習するであろう運営管理の知識を応用が必要となります。

ここでいう問題点というのは、本来あるべき姿や理想標準に対して現状とギャップがある場合におけるそのギャップです。
在庫が多いとか、生産リードタイムが長く顧客の求める納期に間に合わないとか、ボトルネック工程があり稼働率が低いとか、歩留まりが低下しているとか・・・など、製造において様々なムリやムダの問題が生じている状況です。このように事例Ⅲでは主に製造現場における効率の悪化が問われますが、その理由として最初の頃はうまくいっていんだけど、顧客ニーズも含めた外部環境の変化によって既存設備や従前の生産方法ではうまく対応できず、不具合や効率の悪化が事象として発生しているというパターンです。

 

【本日のまとめ】

診断士には様々な能力が求められると思いますが、その中の重要ものの一つに分析能力があります。
2次試験において分析能力を問うような問題は4つの事例全てにあり、全てに共通していると言えます。
しかし、本来のあるべき姿や理想標準、あるいは同業他社との比較において、事例企業としての問題点や改善すべき点を問うような分析能力については、事例Ⅲと事例Ⅳにおいて特に問われる傾向があると考えます。これらの分析能力はマーケティングでの将来への提言のような華やかさはなく、どちらかというと地味で細かい改善指摘などになりがちなイメージですが、ぽらーのとしては事象や数字を基にした客観性の高い分析をもとに事例企業をより良い方向に導く点において大変有意義であると考えますし、事例Ⅲと事例Ⅳに共通する性格ではないかとも感じます。

T●Cでストレート生として受講されている方は、財務を終えると次は運営管理が待っていますね。
今の財務と12月からの運営管理が一つの学習のヤマだと思いますし、学習ペース確立の意味でもとても大切な時期とも言えます。
今日の話は少し先々の話も含めたゆるい話題ですが、「今、何を学んでいるのか」ということを2次試験とのつながりにおいて感じてもらえることで、今後の診断士学習がより楽しく充実したものになれば良いなぁとも思い、事例Ⅲ・Ⅳに共通する分析能力の所感からのとめない記事を書きました。

1次試験では覚えることも多く、とても大変かと思いますが、1次試験対策での鉄板な知識が2次試験でも大きな武器になることは間違いありません。運営管理において2次試験の事例Ⅲとのつながりで言えば生産管理が重要論点です。その中でも2次試験で問われる頻出・重要論点については特に意識して基礎的な知識固めを徹底することが、より短期での合格可能性を高めることにつながると考えます。

以上、ぽらーのでした。



みなさんこんにちは、おとです。
先日、2次試験を受験した方とお疲れ様会をやりました。本試験の話もいろいろでて、非常に楽しい飲み会でした。

合格発表の12月11日まであと1か月です。合格発表後は、どちらの結果になっても忙しい日がまた始まります。残りの1か月を有意義に使ってください。

 

さて、本題に入ります。この道場ブログでは続々と、先日の2次試験の感想がアップされています。

事例Ⅳについてもmyaとまるが書いています。

myaの事例Ⅳを解いてみた(mya)
http://rmc-oden.com/blog/archives/86234

【平成27年度2次本試験】事例Ⅳ所感(まる)
http://rmc-oden.com/blog/archives/86139

事例Ⅳの全体像については、彼らとほぼ同じ意見なので、私は、別の視点から書きたいとおもいます。

 

今回のテーマは、「経営分析って結局なにを選べばいいの?」です。
まず、以前私が「10分でわかる「経営分析」で指摘した13の指標を単純に計算してみました。

 

D社

同業他社

良悪

収益性

売上高総利益率(%)

17.67

17.14

売上高営業利益率(%)

2.79

2.5

売上高経常利益率(%)

2.28

2.29

×

効率性

棚卸資産回転率(回)

19.55

20

×

有形固定資産回転率(回)

5

4.67

売上債権回転率(回)

4.89

6.22

×

総資本回転率(回)

1.9

2.2

×

安全性

当座比率(%)

113.46

244

×

流動比率(%)

115.38

248

×

固定長期適合率(%)

86.89

63.73

×

固定比率(%)

212

101.56

×

負債比率(%)

352

98.44

×

自己資本比率(%)

22.12

50.39

×

 

先日、「執筆引退」したふうじんの最後のメッセージで「人並みの答案を当たり前に書けば合格」とありますが、この経営分析選びも同じことが言えるとおもいます。

つまり、上の13野指標のうち、自分がどれが正解かと考えるのではなく、100人いたら、過半数が選ぶだろうという指標を書くことが大事です。

 

 

私の場合、経営分析を勉強した初期のころは、「インタレスト・カバレッジ・レシオ」とか、なんか難しい指標を選んで「俺って、こんな指標まで知っていんだぜ。すごいだろう」って思っていました。

はっきりいって、こんなマイナーな指標を選ぶ必要はありません。繰り返しますが、100人いたら、過半数が選ぶだろうという指標を書くことが大事です。
では具体的に、どんな指標が選ばれているのでしょうか?
現時点で模範解答を公開している、受験校の経営指標をまとめてみました。

 受験校

①長所

②課題

③課題

O社

売上高総利益率

売上債権回転率

自己資本比率

T社

売上高総利益率

売上債権回転率

負債比率

A社のT

有形固定資産回転率

売上高対利息比率

当座比率

A社K

売上高総利益率

売上債権回転率

負債比率

M社

売上高総利益率

売上債権回転率

自己資本比率

L社

有形固定資産回転率

当座比率

売上高営業利益率

 

これをまとめると、

<長所>
売上高総利益率       4票
有形固定資産回転率     2票

<課題>
売上債権回転率       4票
自己資本比率/負債比率   4票
当座比率          2票
売上高対利息比率      1票
売上高営業利益率      1票

 

となります。

 

はい、これで終わりです。

繰り返しになりますが、「自分はこれが正しいとおもう」とか、「この指標は間違っているなぜならば〇〇だから。」というのは、あまり建設的ではありません。

私が2次試験の勉強を始めるときに、「2次試験は、貴方がどう考えるのかを試す試験ではない、教科書的にはこう言うだろうなぁということを当てる試験です」と言われました。

繰り返しになりますが、ふうじんの「人並みの答案を当たり前に書けば合格」と、同じような意味です。

 

 

また、私がラストメッセージで書いた、「悪あがき5カ条は」お役にたちましたでしょうか?これについては、後日、財務四天王のひとりである、和尚と座談会を予定しています。お楽しみに。


悪あがきの5カ条

 

  1. みんなができる経営分析は確実に得点を積み上げる
  2. 記述問題の白紙は絶対にダメ。なにか書けば点数はもらえる
  3. 難しい問題は、他の受験生も難しい。諦める勇気も必要
  4. 損益分岐点分析(CVP)、キャッシュフロー(CF)、正味現在価値(NPV)で勝負が決まる
  5. あきらめたらそこで試合終了です。


みなさま、本当に二次試験お疲れ様でした。

極限状態の中での80分×4、死ぬ思いでしたよね
あの濃密な320分を経験してしまうと抜け殻状態になっちゃいますよね

 

ここは試験のことはぱーっと忘れて、といいながらも、実は気になって指のスキマからのぞいてしまう今日この頃。

本日はそんな皆様に息抜きとして、私、myaの事例Ⅳを解いてみたにお付き合いいただければと思います

事前に解答を見ず、一字一句書かないので45分間と時間を短くした上で、1p目から順に読んで解いていきました。

タイトルからお分かりになられるよう、実況中継風に解きながら考えたことをつらつら書いていきたいと思います。

解答も作成いたしましたが、自分の解答に自信がないのと(笑)、あらぬ誤解等あってはいけませんので、今回は細かい解答はご勘弁いただきたく。

 

趣旨は「みんなこんなものか」とか、「あぁ、ここ、私もこう思ったわー」いうところを感じていただくということで

 

また現在一次試験の勉強を始められた方も、「へー二次ってこんなこと考えながら解くのか。早くそっちの問題解きたい!」とか思って頂けると幸いです。
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まず与件文。

第1段落
会社の社歴が起承転結で書かれるパターンやな。
起:(1950年)創業時は農業用器具 ⇒ 鉄関連の扱いがうまそう

承:販売低迷、事業停止 ⇒ 中小企業で農機具は厳しいか…、大量生産も始まってくる頃だろうし

転:X社向けカーエアコン精密部品も作る ⇒ 鉄関連活かした!好転するのね

 

第2段落
結:X社以外も受注増加、金属加工技術(板金・切削) ⇒ 強みキタ!

 

第3段落
現在の状況
従来事業:X社向け製品 7割を占める ⇒ 中小で1社集中タイプは弱みのテンプレ
新規事業:①X社以外増加中。なぜならZ鋼板開発したから ⇒ 既に新商品開発している!しかも結果出てる!偉いね。
②「異なる需要動向」の新事業 ⇒ これまでの取扱い製品と異なる需要動向ってことはざっくりX社向け製品が売れる時に売れなくて、X社向け売れない時に売れるってことか。ポートフォリオ効果やな。

 

第4段落
課題①:製品ごとに需要変動・月次ベースの生産数量変動が大 ⇒ 変動を少なくしろって問題出るなそして解答は上記②の新事業をやること…。

課題②:X社の受注減少 ⇒ 新規事業の二つを選ばせる問題くるかな。それともX社取引の継続を判断させる問題か。

 

==================================

第1問-1(落とせない問題)
優良な収益性と課題の安全性は分かるけど、もう一個ってなんや?
しかも理由の説明がないんで部分点狙いしにくい嫌な問題やなぁ…
とりあえず収益性・安全性入れたから、効率性で指標悪いヤツ見繕って放り込んどくか

 

第1問-2(落とせない問題)
財政状態と経営成績についてってことは、B/SとP/Lについて書けってことやな
利益率はいいけど、借入に頼ってて安全性はだめ。回転率も悪いので効率性も良くないってことを安全性・収益性・効率性の観点から、1-1の比率を絡めて書いておくか

 

第2問-1(落とせない問題)
これは考えるより、手を動かした方が早いパターンやな。とりあえず全部代入して計算しよう。

 

第2問-2(落とせない問題)
明らかとなる傾向ってことは、結果じゃなくて傾向に注目してかけってことやな。
傾向が生じる原因を書く、つまり損益構造の特徴を書けばOK?
まぁ読み取れること自体が、.売上高が10%減少すると経常赤字となってしまう体質と、固定費が高いため、売上が減少したときの効果大でBEP割っちゃうってとこでしょう。

 

第2問-3
(1) (落とせない問題)
BEP求める時に固定費に利益乗せるパターンやな。これは落とせない。

(2) (勝負の分かれ目か?)
「必要な固定費削減」ってなんや?なんか条件あったっけ?

(与件文に戻る)

ないな。ややこいな、トバすかな…。

(設問再度読む)

いや、経常利益100万円になるまで固定費削減して、その固定費でBEP求めたらどうなるかってことか。これも地道に計算やな。

 

第3問-1(勝負の分かれ目か?)
NPVきた!

思ったより今年はオーソドックスな感じの構成かな。

X社がこれから受注減少していくしかないから、新規事業やるしかないけど、どっちにしましょうってことで、与件の伏線回収ね。
あれ、これ単純な問題なんじゃない?なにこれ?(注:myaは間違えました)

しかし計算過程書くとこないがな。エグいなぁ。

 

第3問-2(勝負の分かれ目か?)
こりゃ減価係数とCFの感じ見てても明らかにZやけど、手順ミスはしちゃだめやね。うん。(注:myaは既に第3問-1を間違えているので問題外です)

 

第3問-3(できれば落としたくない)
プロジェクトの流動性?つまりプロジェクトを売却できるかどうかってこと??
…いや、「手が早く離れるプロジェクト」はどっちかってことか?
ってことは回収期間法しかないな。何か解答欄隙間多いけど…。まぁこれ以上思いつかんし、回収期間法を使うってことと、部分点くれるかもしれんし計算過程も一応書いて、結論もちゃんと書こう。

 

第4問(落とせない問題)
ストーリー(戦略)の問題きた。数字を計算した上で、D社社長への最後の一押しを理解しているかを聞いてきてるな。
(1)過去問で何度も見たパターンやな。一社集中ならそこから見放されれば終わり=リスク高い。
(2)需要変動が現在のものと逆だから、ポートフォリオ効果で売上・CF安定

 

==================================

ストーリー
第1問 現状はこう
第2問 このままいったらこうなります
第3問 それを防ぐために新規事業どっちがいいかな
第4問 今リスクあるけど、新規事業したらこんな良いことありますよ
さぁ、やるかやらないか、やるならどっちをやるか、決めるのは社長、あなたですよ。

オーソドックスなストーリーでしたね。
==================================

以上、myaの事例Ⅳ実況中継でした。

 

以下、所感を少し。
恥を忍んで私の結果をお伝えしますと、TAC・大原の解答速報で答え合わせしたところ、第3問-1と第3問-2以外はざっくり正解できましたが、NPVはガッツリ落としました(第3問-2の(b)で部分点くれないかなぁ…)

 

間違えておいてなんですが、疲れていない状態かつ落ち着いた状態で取り組めた方は、それなりに解答できた内容だったのではないでしょうか。 (まぁその「疲れていない」かつ「落ち着いた状態」で受験するのが難しいのは言うまでもないですが…)

 

第3問-1、2を取りこぼさなかったか、がポイントになると思います。個人的にはそれくらいハイレベルな戦いが要求されている問題ではないかな、と。

また第2問、第3問ともに最初の問題で計算間違いをしているとほぼ全滅状態になるので、疲労で集中力の途切れる中、厳しい問題だったとも言えます。

2次試験はご存知の通り、ある程度相対評価で合格者数が決まると噂されています。

ただ、私は実務補習で担当してくださった先生から、「合格者数が激増した年は実務補習の指導診断士の追加募集があった」(まゆつばですが…)という話を聞いてから、意外と絶対評価なのかも、と思っています。
絶対評価であれば、今回の多年度生有利になりそうな問題ではありながらも、それこそ皆さんに合格のチャンス(他事例の挽回につながる)を広げてくれる問題とも考えられるのではないでしょうか!

この事例Ⅳが皆さんの神風となることを祈っております。

 

それでは、myaでした。

 

 



【今週の道場】
11/2(月) 財務四天王・まるが読み解く今年の事例Ⅳ
11/3(火) 事例Ⅱの男、Nicoが「B商店街」を熱く語る
11/4(水) 財務四天王・myaが解析する今年の事例Ⅳ
11/5(木) 試験が終わった今この時期、やっておくと良いこと
11/6(金) 2016年度一発合格を目指す受験生へ:これからの学習スケジュール感
11/7(土) 「きっと今年は落ちた…」と思っている人へ:2次試験の反省をどう活かすべきか?

————————————————————–

みなさま、こんにちは!

2次本試験から約1週間、
再現答案もまとまったころでしょうか?

平成27年度2次本試験について、
道場メンバーからも所感をUPさせていただきます。

本日は「事例Ⅳ」について。

※本試験問題はコチラ(診断士協会リンク)

 


■全体所感

さて、今年の本試験問題事例Ⅳは、
全部で大問4問構成。

第1問:経営分析

第2問:予想損益計算書作成、CVP分析

第3問:キャッシュフロー、投資の経済性計算

第4問:独立問題

全体を通してみると、
事例Ⅳ的論点が万遍なく出題されており、
設問間のストーリー性もあるなど、

「診断士試験の事例Ⅳとして、
オーソドックスな問題構成」

になっています

 

税率や四捨五入単位が変則的なので、
解答する上で注意力は求められますが、

問われ方、与えられている情報も
比較的シンプルなので、

「点を取れる問題を選び、解答していく」

ことができれば、
十分合格ライン
達することができたと考えられます

ちなみに解答用紙は、
「書かせる」部分が極端に多くも少なくもなく、
こちらも「オーソドックス」な印象。

 

■設問別所感

第1問:

スタンダードな経営分析問題。
弱みではなく課題
そして「同業他社と比べた場合の特徴」が
問われており、
あとの問題とのストーリー性・連動性を意識すれば
「取りに行ける」問題

 

第2問:

損益分岐点分析
通常の公式、構造がわかれば、
難易度は然程高くなく、
また後の第3問が(他の設問に比べ)
「やや解答しにくい」ことから、

この第2問でどれだけ点を掴んだか?
事例Ⅳ全体の評価に
差が出ると考えられます。

 

第3問:

問われているのは
「キャッシュフロー」
「正味現在価値」
「プロジェクトの流動性」

計算がひとつ違ったり、
税金や減価償却の取り扱いが異なると
「出てくる答え」も変わってしまうので、
「正しい答え」を導き出すのが
他の設問に比べ難しい・・・

そして、設問3の
「適切なプロ ジェクトの評価指標を計算し、
両プロジェクトについて比較せよ」というのも
題意がやや分かり難い。

よくもわるくも差がつかない
になったと考えられます

 

第4問

計算のない、独立問題
全体のストーリーを読めれば方向性が掴め、
問われている論点自体も(事例Ⅰ~Ⅲにも出る)
一般知識と変わらないため、得点源

 

■まとめ

全体として、

・第1問&第4問を確実に解答し

・第2問をカタくおさえる戦略で、

合格点は獲得可能

 

そんな事例Ⅳでした

他事例の所感・講評もお楽しみに。

まるでした。



本日は、「事例Ⅳでミスをしないコツ」

1点の差が合否を分けることもある2次試験。

事例Ⅰ~Ⅲと異なり、
“答えはひとつ”の事例Ⅳ。

ミスをなくし、手堅く点数につなげたいですよね

 

さて、

事例Ⅳで解答を導くまでの作業は、
主にこの2つに分かれます。

 

解法、思考プロセス

計算

 

この2つのポイントそれぞれで、

「ミス防止策」を打っておく。

 

運営管理にもある通り、

・いかにミスを防ぐか

・ミスが発生したとき、いかに早く気付くか

・そして、いかに早くリカバリーするか

を意識してくださいね

 

■前提

まずは、「解法」や「計算」以前の前提としての、
ミス防止策。

<試験前>

・電卓の設定がおかしくないか、簡単な計算を試しておく

<試験開始後>

・単位(○百万円、○千円etc)、四捨五入法などに
目印を付け(例:○で囲む)、目立たせておく

・解答欄に、先に単位を書いておく

 

■解法、思考プロセス

<本試験までの復習>

・わからないポイントをそのままにしない

・ミスポイントを記録して、「自分の傾向」を知る

⇒この2つ、
当たり前のようですが、すごく大事です。

「わからないポイント」について

問題を解いていて、
「ん?これ何かよくわからないな」と
一瞬頭によぎって、
結果“なんとなく”答えが合って、
「ああ大丈夫」と思い込んでしまうはNGです。

本試験で問われるのは「本質」

「曖昧さ」は命取りになりかねません
今の段階で「ん?」と思う点があれば、
必ず見直しておいてくださいね

 

「ミスポイントについて」

ミスノートやファイナルペーパー作成で、
自身のミスポイントを記録していると思います。

そのミスポイントをしっかり見直しておく。

だいたい、
自分がひっかかるポイント、
ミスするポイントというのは
傾向があります

そのポイントを
「ものすごく意識して試験に挑む」と、
ミスの確率が格段に減りますよ

 

<試験開始後>

・わかりにくい文章を読み飛ばさない

→曖昧で不親切な与件文。
出題者の意図がつかみにくい一文は、
「なんとなく」でスルーせず、丁寧に解釈していく。

 

■計算

計算ミスを防ぐには
「うっかり」
「思い込み」をなくすこと。

・過程の式を解答用紙、あるいは問題部分に書いておく

→計算式を試験用紙のあっちこっちに記載してしまうと、
見直しや検算に時間を取られます。

「見直しや検算のしやすさ」の効率化も考えて、
解答をすすめていくと、
結果的にミス防止につながります。

・何パターンかのと解答方法で見直す

→いくつかの計算式で計算できるものは、何パターンかで検算。
仮に、間違った解法式で「正しい」と思い込んだまま計算すると、
計算間違いに繋がります。
(「解法式なんて、間違うわけないじゃん!」と思った方。
本試験で、頭が真っ白になって、公式を忘れてしまった、という話も
あるのです・・・)

時間的余裕があれば、何パターンかで試してみるのも効果的。

 

 

あとは、
当日をシミュレーション
イメージ化しておいてください。

 

どんなことが起こりそうか?

自分がミスをするとしたら、どんな点か?

そのミスを防ぐには、どうやって対策しておくか?

 

ミス防止には、地味で地道な対策が必要。

その対策を怠らないことが、
事例Ⅳ攻略の近道
です。

 

あとは、焦らずいつも通りに
あたりまえのことをあたりまえに
本試験に挑んでくださいね!

 

 

まるでした。



 

親愛なる、道場ブログの読者のみなさま、こんにちは。6代目財務四天王の一人である、和尚でございます。

(※)6代目財務四天王については、先週金曜日のうみのリーダーの記事をご覧ください。

さて、この四天王っていう仏さんをご存知でしょうか。寺で一番大事な「本尊の仏様」を守る、守り神、ではなく守り仏とでも申しましょうか、
主となる仏様の周りの四隅におられ、四つの方角を守る人々であります。

その名前は

東:持国天
南:増長天
西:広目天
北:多聞天

語呂あわせの覚え方は「地蔵買う(こう)た」。

トンナンシャーペイの順で、「持」国天(じこくてん)、「増」長天(ぞうちょうてん)、「広」目天(こうもくてん)、「多」聞天(たもんてん)。

はい、すぐに暗記できましたね。

和尚がどの天に遇されるかはリーダーのみぞ知るといったところですが、和尚としては、奈良の興福寺あたりの四天王がグッときますので、その中のどなたでも遇されて結構でございます。

さて。

興福寺を含め四天王の仏像を見ますと必ずと言っていいほど、足の下に
「邪鬼」
と呼ばれる悪魔ちゃんみたいなのを踏んづけて懲らしめてます。

「読者の皆さんが財務をこの四天王がやっているみたく踏みつけて、苦手意識を払拭できるような可能性溢れる記事を書け!」

とリアルでも和尚を踏みつけてリーダーがおっしゃいましたので(嘘)、タイトルはまんまリーダーのおっしゃる通りとさせていただきました。

でも、この道場で仏像の話をするとは思わへんかったです、リーダーの無茶ぶりもメンバーをノセるツボをを良く理解してらっしゃると、脱帽する次第。

 

さーて、今週のおしょうさんは~


1.改めて「それでもやっぱり事例Ⅳがどうしても苦手な人の「これだけやれば大丈夫」的な・・・」

2.今週の財務はこれだ!

3.編集後記

で、お送りしまーす!

 

1.それでもやっぱり事例Ⅳがどうしても苦手な人の「これだけやれば大丈夫」的な・・・

はい、このタイトルが示す「」ということについてちと考えてみます。

いったい、「苦手」ってなんなんでしょうか。

たぶん、この世の中で苦手な人が一人もいない幸福な人はまずいないでしょう。ではこの苦手についてどのように対処すればよいでしょうか。

これについて和尚は

「慣れるしかない」

としか申し上げようがないと考えます。私もイヤーな人はいます。でもね、和尚は変わってて「避ける」ということは基本しません。嫌いな人ほど接していくというあまのじゃくな私。なんでおいらはこいつのことこんなに腹立つんだろ。なんて。だからあ、そそ、あともう一つ工夫としては

「その人間のどこが嫌いか徹底的に考える」

ことでしょうかね。(でも今そういう人のことを考えたらリアルでムカついてきた! 人間ができていない和尚がいます)

この二つ、財務に関しても言えることで、まず前者。

財務はこの道場でもいろんな人が言っている通り

「毎日やる」

ことが大事で、この期に及んではこの「慣れ」度合、毎日数字に接しているか、電卓に慣れているか、計算問題や設問の「引っかけ」に対処できるか、あとは

「財務の根本の考え方&語句の用法を、正確に理解し、使えるのか?」

ということに慣れていく、これしかないのかな、と思っています。

後者については、人間関係の方がちょっと楽かななんて感はありますが、すなわち

「俺は、どうしてあいつのことが苦手なんだろう」

ということを分析すれば、次回その人に対する接し方を変えることで向こうも対応を変えてくるから、やりやすい(いや、ドツボにはまることもあるよね)けど、財務の場合は徹底的に自分との対話をすべきではないのかな。すなわち

「俺は、財務の問題のどこが苦手なんだろう」

という内観が大事なんじゃないだろうか。そしてその苦手部分を愚直に繰り返して解く・・・。

前言撤回!財務の克服は自分自身と向き合うだけ。だから自分の努力の結果がまずストレートに結果としてフィードバックしてくる。しかし、人間関係で言うのであれば、自分が努力しようとも相手がなびかねば、その努力は水の泡。。。

ということは、人間関係より、自分との闘いのほうが数段楽・・・と思いませんか?

これからの残期間、苦手な財務に毎日少しでも触っておく、ということをお勧めしておきます。苦い薬も慣れれば・・・ね。

その一助となるべく、和尚の財務はこの後の2章に続くことになるのであります。

 

2.今週の財務はこれだ!

これ

をご覧ください。いつぞや道場で申し上げたCVPのお話です。概念的にはなにも難しくないのですが、これ、教え方やテキストが悪いと言わざるを得ない。最初から損益分岐点の式をドカーンと出すため、非常に分かりにくい概念ではないのかな?とかいらんこと思っちゃいます。むちゃくちゃえらっそうなお話なのですが、この二つのリンクで私が申し上げたいことはすべて網羅しているかと。。。

多分予備校とか、財務本では言わないことを書きますが、CVP分析の目的はなにかと申しますと、あくまで和尚なりの解釈ですが

①コスト構造はどうなっているかを分析する

②そのコスト構造を把握した上で、儲けが出る売上高はいかほどかを計算する

というのが目的です。これを書いていないテキストが多すぎるし、某予備校ではこのこともすっとんじゃう、というのが和尚の文句です。そもそも計算式の暗記だけで財務の本質なんてわかりっこないし、ましてやそういう対処法だけでは、財務分野の企業分析なんて到底おぼつかない。

話は大きくなりましたが、こういう「根本のところ」を知っておく効用は事例Ⅳのような応用系の財務問題にはひどく有効ではないか、とそう思うわけです。またわからん問題が出ても相応に対処することは可能であります。第3章につづきます。

 

3.編集後記

和尚がここへ来て、抽象論ばかり申し上げるのには意味があります。これは、事例Ⅳにかかわらず勉強会などを拝見しててロジックやテクニカルなスキルは相当におありになる方々はたくさーんいるのですが、なんだか解答がぶれている感じがあるなと思ったからです。

事例Ⅰ~Ⅲであれば、その根底を貫く思想はなんなのか。

これは某勉強会で申し上げましたが、財務力や人的物的資源に劣る中小企業がどのようにこのパラダイムシフトが連続する時代を乗り越えていくのか?それには手持ちのある「強み」を大いに伸ばして、国内ライバル中小企業&大企業、加えて新興国などと戦っていくしかない、ということを中小企業庁は言いたいのではないか、と実務補習中に中小企業白書を読んでいて思い至りました。遅いんですけど。

白書で取り上げる事例企業はその方向性、というかストーリーは上記の通りで、素人の私が読んでも明らかです。この視点を持ちながら「この企業は一言で言ったらなんなんだろう?」ということを考えつつ、その事例がもつ

「あるべきストーリー」(上記の黄色いところね!)

を当てはめていくことが大事なんではないかと、そう思いました。

では、事例Ⅳはどうなのか?

これは前から申し上げている通り、

 「どうやったら儲かるの?」
の視点をベースに置きつつ、例えばCF計算書ならCF計算書、CVPならCVPの根底に流れる哲学を理解した上で、そのレギュレーションを理解する。(リンク先を是非ご覧ください)

CVPでは変動「費」率と固定費の概念を腹落ちさせねばなりませんし、CFでは何がしたいの?と聞かれれば
「本当に手持ちのお金が増えたのか、ていうことが知りたいんだよ!」
と即答できねばなりません。あくまでその上での営業CFなり、引当金の戻し入れ、ということを理解しないと、計算だけ出来て、財務に関してはなーんの助言も出来ない診断士、ということになっちゃうでしょう。

公認会計士や税理士の試験ではない「財務」を課している診断士試験の意義はなんなのか、それは細かいことを分析する(ことも出来るにこしたことはありませんが)ことではなく、社長とともにいかに儲けられる体質を作っていくか、というのが意義,ではないでしょうか。

 

 

さて、2次試験までの和尚のブログもこれが最終回です。いい足りないことも沢山あります。故に、泣きの1回、おまけ、といっては向こうが怒りますが、ここの10月18日(日)の夕方6時トワイライトファイナンシャルアワーが皆さんに最後のメッセになるんじゃないかなーなんて考えております。

(もしかしたら、名古屋の方は試験当日お目にかかれるかもしれませんが・・・)

逆張りの和尚はこれからの10日間はエンジンのクールダウンの時期だと考えます。

エンジンもレッドゾーンばかりで回しすぎると肝心の本レースでは焼けつきますよ!

和尚は去年結石で勉強が手に付きませんでしたがなんとかここにおります。だから、万一いま体調崩されている方、むしろヒートアップしないからいい!とポジティブに考えて臨みましょう、

その辺のペース配分も考えて貴重な残期間をお過ごしくださいませ。

合掌。


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