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おはようございます。ゆうです。

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本日のテーマは、2次試験で240点以上取るための「試験の心構え」10か条、と題してお送りします。

 

1次試験前の7月にも、実は似たようなタイトルの記事を書いていまして。それがこちら

 

要約すると、1次試験のファイナルペーパーとして、「試験の心構え」10か条を作成し、

 

その心構えを、試験科目のたびに。試験直前に読みことで、

 

本番中パニック状態にならず、落ち着いていつも通りの実力を発揮し1点でも多く得点を積み上げられたという話

 

その成功体験をもとに、2次試験のファイナルペーパーでも、「試験の心構え」10か条を作成しました。

 

2次本番は、まだ28日後ですが、今の時点で「2次試験とは、結局どういう試験か?」という要所を押さえておき、

 

残り約4週間で、2次解法の練度を高めていくトレーニングをすることがスト合格には有効と考えます。

 

実際に試験当日に使った10ヶ条を以下に記載し、その下に補足コメントを書きますので、参考にしてください。

 

ただ、あくまで、自己流の要素を含みますので、採用するかどうかは、ご自身でご判断ください。

(1)まず初めに、解答用紙の受験番号欄の記入をきちんとすること。最初にやる。間違いないか指さし確認でダブルチェック。

1次試験の心構えと同様に、トップバッターは、この項目です。どれほどドストライクな文章を書けても、受験番号の記入が無いと、0点です。

 

早く問題に取り掛かりたい気持ちを少し押さえて、最初に、丁寧に受験番号の記入を行いましょう。

 

(2)解答用紙に記入したら、設問ごとに振り返ってダブルチェック。事例Ⅰ~Ⅲだと誤字や脱字がないか。てにをは、が間違っていないか。事例Ⅳだと検算・確かめ算をする。

1次試験と違って、2次試験は1問あたりの配点が高いです。

 

よって、1問あたりの解答を丁寧に、漏れなくすることが合格点の近道で、解答の見直しや検算には、設問ごとに時間を割いたほうが良いと思います。

 

見直しや検算する時間を確保するには、設問分析や与件文の読み込み、解答編集の時間をスピードアップすることが必要です。

 

そのために、過去問のアウトプットを通じたトレーニング、により練度を高めてください。

 

(3)設問文や与件文に時制が出てきたら、時制で切り分け可能と想定する。与件文にメモ書いておく。ここまで、過去とか。ここから、現社長とか。

与件文や設問文では、よく、会社の過去・現在・未来の話が登場します。

 

過去の成功要因、現在の経営体制の特徴、今後想定される経営課題など。

 

与件文と設問文を紐づける時の材料として、時制はよく登場します。

 

時制で切り分けられるなら、比較的イージーな問題ですから、与件文が出てきたら、時制をマルで囲んだり、時制を書きこんでおくといいです。

 

(4)分からないと迷った時。文章がまとまらない時。の魔法のことば。「つまりどういうこと?」

1次試験を通過した猛者が集まるのが、2次試験です。簡単な問題、過去問と同じような問題を出題しても、点差が付きませんから、当然毎年新しい要素を投入したり、わざと難解な言い回しを使ったりします。

 

新しい要素で言うと、昨年29年度であれば、事例Ⅲの第1問で強み・弱みを聞かず、第1問・第2問と連続して生産管理の出をしたり、事例Ⅳで連結会計の出題をしたりが、象徴的でした。

 

また、難解な言い回しであれば、事例Ⅰ第3問の「戦略的メリット」、第4問の「リスクの可能性」などでしょう。

 

もちろん、後知恵で、試験後になんやかんや言うことはできますが、大事なことは、緊張感たっぷりの試験本番中に、これらの問題に慌てず解答すること

 

慌てないためには、

 

①きっと出題者はは何か新しいことをして、揺さぶりをかけてくるだろうと、あらかじめ心の準備しておくこと。

 

②そして、分からないと迷った時は、「要するにどういうこと?」「so what?」と自分に問いかけてみること。

 

シンプルに設問や言葉を捉えることで、解答の糸口が見つかることがあります。完璧な解答でなくても、題意を捉えて与件文から材料を持って来れば、大きく外すことはないです。

 

(5)これまで見た過去問や、1次知識から逸脱した問題は出ない。つまり、加工して、いかにも個別の新しい問題に見せかけているが、実は過去問と同じパターンで解答する問題である。←ココ重要!

過去問を繰り返し解いていると気づくと思いますが、事例に出てくる問題・課題・解決策には一定のパターンがあります。

 

事例Ⅰの組織・人事であれば、組織構造と人的資源管理の話で。組織構造だと、部門・階層・権限・コミュニケーションの話で。

 

コミュニケーションの解決策だと、定期的なミーティングや部門間の連携強化など。セオリーは決まってきます。

 

実際の企業経営や企業診断でも、経営者やコンサルタントは、経営のフレームワークを使って、問題解決や課題達成をするわけですが、診断士試験も同じことが求められていると思います。

 

ただ、前述したように、2次受験者で点差をつけるために、出題側は揺さぶりをかけてきます。

 

「これは、新しい出題傾向に変わったぞ!」と思うような問題に直面しても、焦らないでください。経営のセオリーは、一定のフレームワークで決まっていますから、結局、解答は今までにみたような解答になります。

 

(6)文字数に対し、目安は、30~40文字で1センテンス・1要素。100~120字の問題なら、3センテンス・3要素。①②③。80文字なら2センテンス。

これは私が受験生時代にお世話になった予備校の影響が強いのですが、設問文の文字数に対応した解答を作成する際の目安です。

 

採点基準は決してキーワードをどれだけ盛り込んだかのキーワード採点ではないと思っていますが、

 

必要かつ十分なキーワードを入れたり、中身を充実させることは、高得点のポイントだと考えます。

 

採点者にとって読みやすく、文章が冗長的にならないように、この基準で解答編集をしました。

 

(7)事例ⅠとⅢは設問を見た時点で、1次セオリーなど理論のピックアップを行い、あらかじめ下準備。

特に事例1は与件文に解答のヒントが少なく、設問を読んだ段階で、「何の話なのか?」目星を付ける必要があります。

 

私の場合、設問を読んだ段階で、ひとまずキーワードや理論の書き出しをできるだけ多く行い、その後、与件文を読んだ後に、関係ないものは削ぎ落とす方法を取りました。

 

その結果、与件文との紐付けがしやすく、解答編集にネタ不足で困ることが減り、多面的な解答が作れました。

 

(8)主語から始まり述語で終わる文章にする。体言止めは避ける。

29年度合格者の再現答案を見ると、主語から始まっていない文章であったり、体言止めで編集しているものでも、高得点の人がいるので、一概にこのルールにしないとダメでは無さそうです。

 

ただ、採点者が読みやすい文章づくりという点では、主語から始まり述語で終わったほうが内容が伝わりやすいし、解答の型も安定するので、このルールを守っていました。

※ゆうの再現答案はこちら

 

(9)特徴を表す言葉、特に特徴を表す形容詞は、はしょらない。ぬかさない。 

例:高品質な、創業以来、

これまでの道場記事にも書いてあることですが、できるだけ与件文の言葉は活かしたほうが良さそうです。

 

文字数の制約で、文章を要約する必要がある場合も、削って良い言葉と、残したほうが良い言葉があります。

 

特徴を表す言葉、形容詞は、事例企業の特徴や強みを具体的に表現している部分なので、はしょらず使いましょう。

 

(10)強みは、●●力とか、●●体制で、まとめる。●●技術ではなく、●●技術力。

強みを書くときの表現の仕方を決めておくと、解答にブレが生じにくいです。

 

与件文のキーワードをちりばめながら、締めくくりは、●●が可能な営業力、とか、●●技術力、とまとめるように意識していました。解答のパターン化ですね。

 

また、私の場合、強みを聞かれているのに、●●技術と書く癖があったので、●●技術力と書くように意識していました。

 

2次試験は、言葉を大事にしよう。正しい日本語を使おう。言葉でしか採点者に伝えることはできませんもんね!

 

以上、2次試験で240点以上取るための「試験の心構え」10か条、でした。

 

最後に皆様へ一言。

 

「スト生は、ラスト1ヶ月で急速に成長します!」

 

ここからの1ヵ月間は、過去問のアウトプット、ふぞろいを使った復習の高速回転で、2次解法の練度を高めてください!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

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おはようございます。ゆうです。

過去記事は、こちらから

 

前回は、事例Ⅳの傾向と対策、について書きました。

 

事例Ⅳは、

①合否を左右する事例であり、

②スキマ時間でも学習しやすく、

③努力が点につながりやすい。

 

領域別の出題頻度は、毎年出る経営分析。超頻出のCVP分析、NPV。次に頻出の、CF計算書とセグメント別損益計算です。

 

事例Ⅳ対策として、事例Ⅳ問題集を使って、テーマごとに繰り返し解くようにしましょう。

 

損益計算書も、キャッシュフロー計算書も、白地から書けるように。何度もトレーニングすれば、書けるようになります。

 

さて、本日のテーマは、2次得点力を高める「3つのカギ」と題してお送りします。

 

■3つのカギとは

私が実際にストレート合格に役立った要素を以下の3つに整理します。

(1)知識
(2)技術・ノウハウ
(3)練習・トレーニング

 

■カギ (1)知識

2次得点力を高めるために必要な知識は、以下の2点です。

 

(1)全知識に掲載されている知識
2次の解法に必要な知識は、ある程度限られています。

 

それを分かりやすくまとめてくれているのが、全知識で。必要なインプット教材は、これがあれば十分です。

 

ただ、この教材を読むだけでは2次に必要な知識が手に入ったとは言えません。

 

原稿用紙に知識を簡潔に記述できる、が求められる水準です。

 

1次は選択肢の正誤が判断できていればよかったですが、2次は白地に記述できる知識レベルが必要です。

 

知識で覚えておくと良いのは、キーワードのメリット、デメリットです。

 

例えば、以下の内容を書けそうですか?

少し読むのを止まって、頭の中でつぶやいてみてください。

①同族経営のメリット、デメリット
②M&Aのメリット、デメリット
③事業部制組織のメリット、デメリット
④成果主義のメリット、デメリット
⑤アルバイト活用のメリット、デメリット

いかがでしょうか?なかなか難しかったのではないでしょうか?

 

安心してください。私も昨年の今ごろは、まだスラスラ書けませんでした。

 

このトレーニングについて、きゃっしいが過去記事にしています。

きゃっしいの100字訓練

 

 

(2)階層、切り口、キーワードに関する知識

私の場合は、予備校でインプットした情報です。

 

chikaのブログでも、この部分を取り上げています。貴重なまとめなので、ぜひ参考にして下さい。

 

経営戦略には、企業戦略・事業戦略・機能戦略の3つのレベルがあります。

 

2次の事例Ⅰ~Ⅲでは、大きく分けると、経営戦略(企業、事業)と機能戦略の2つに分けられます。

 

機能戦略は事例ごとに、組織・人事、マーケティング、生産・技術、となります。

 

■事例Ⅰ
階層:①経営戦略 ②組織構造(ハード) ③人的資源管理(ソフト)


組織構造:①部門 ②階層 ③権限 ④コミュニケーション

人的資源管理:①採用配置 ②評価 ③報酬 ④能力開発

 

■事例Ⅱ
階層:①経営戦略 ②ターゲット+4P

4P:①商品サービス ②価格 ③チャネル ④プロモーション
※とくに頻出なのが、商品とプロモーション

 

■事例Ⅲ
階層:①経営戦略 ②営業、設計・開発、生産活動

生産活動:①生産計画 ②生産実施 ③生産統制

 

事例の設問を読んだ時に、

「これは経営戦略の話だな。」

「これは機能戦略の組織構造の話だな。」

と分類できるようになると、

 

設問の題意から大きく外さない(事故しない)、そして解答のスピードアップが可能です。

 

キーワードについても、chikaの記事を参考にして自分で作るか、予備校の教材をゲットして時間を短縮させるか。

80分という短い時間で反射的に解答を作れるように、事前準備が有効です。

 

 

■カギ (2)技術ノウハウ

2次で大事な技術ノウハウは、

①設問要求解釈

②タイムマネジメントです。

 

①設問要求解釈については、以前にきゃずが秀逸なまとめをしていますので、参考にしてください。

 

設問を読んだ段階で、解答をできるだけ鮮明に、具体的に想像する技術です。

 

②タイムマネジメント

80分をどのように使うかの時間設計です。

個人によって好みや得意が違うので、過去問のアウトプットを通じて、微調整や変更しましょう。

 

下記は、私の最終的な時間設計ですが、実際はラスト見直しの時間が取れないほど、緊張・焦りが生じました。

 

・ゆう80分の流れ
(15分) 要求具体化
設問読んで、
①要求タイプ
②レイヤー分け
③聞かれていること(理由・課題・対策・改善策)
④ゴール設定(例:新製品開発を行い、新規顧客開拓し、収益拡大。)
⑤理論想定(1次理論)

 

(5分) 大枠把握
与件文通読、①段落分け ②マーカー分け

 

(10分) ポイント解釈(紐付け)
与件文と設問文の紐付け。どこの与件文から解答要素を引っ張ってくるか。

 

(40分~45分) ポイント解釈~編集
紐付できたら、個別にバッチ処理(個別に解釈~編集まで)する。

 

(5~10分)ラスト見直し。

 

以下は、意外と重要な技術かもしれないので、触れておきます。

 

・ホッチキス外し
事例の問題冊子のホッチキスをはずかどうか。外すと、無地の紙がゲットできます。

 

私は、微妙な力加減で、一番外側の紙だけ残して、問題冊子を引っ張り。問題冊子と白地のペーパーに分けていました。
これは、本番の2週前くらいに会得しました。

 

・マーカー活用
シャーペンだけで攻める人と、マーカーを使う人。マーカー派は、①設問ごとにマーカーの色分けをする人と、②強み弱みなどSWOTで色分けするタイプに分かれます。

 

私は、以下の使い方をしました。
強み、機会をピンク。弱み、脅威をブルー。課題・目標をイエローでマーカーする。

 

■カギ (3)練習・トレーニング

知識も技術も、練習や訓練などのアウトプットを通じて、習得できているかの点検ができます。

 

また、アウトプットを通じて、知識や技術の強化・修正が図れます。

 

①私が解いた2次事例数
8月22事例、9月59事例、10月47事例。計127事例。

私の場合、多くの事例数を解いたことが、自信と改善につながりました。

 

②過去問を何年分までやるのがいいか?
私は、平成13年・14年、20~22年も1回転させましたが、メインは過去5年分で全事例3回転させました。

初見問題として古い過去問を使うのは効果的ですが、古い事例は出題傾向が変わっていたりするので、あまりやりこみはしなかったです。

 

③ふぞろい写経
模範解答を原稿用紙に書き写すことで、文章表現文字数の感覚をつかみます。

 

言葉の言い回し、まとめ方。80文字に短くまとめる表現。160文字の対処法など。手を使って、覚えます。

 

④模試・セルフ模試
今週末にMMC模試が終わってからは、模試の機会がないです。

 

そんな時は、土日を使って、試験本番と同様の時間に4事例を解くセルフ模試が有効です。

 

初見の問題をやるなら、年度の古い過去問や、友人や先輩などから初見の問題をゲットするのも手です。

以上、2次得点力を高める「3つのカギ」でした。

 

2次の得点力は、試験本番まで伸びます!過去問アウトプットを通じたPDCAの高速回転で、得点力を伸ばしましょう。最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

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皆さんおはようございます、ヒロちゃんです。

 

9月に入り暑さも落ち着いてきた感がありますね。

 

皆さんにおかれましては2次筆記試験に向けて日々頑張っていらっしゃると思います。

 

決して簡単ではないことだと思います。肉体的にも精神的にも辛い瞬間が訪れるでしょう。

 

でも、そういった状況を「いかに楽しむか」これが何事においても重要だと思います。

 

ご自身で選んだ道ですよね?

 

ご自身の人生ですよね?

 

それならば不平不満言うのはおかしいですよね?

 

しっかりと自分と向き合って、自分と会話することを忘れないでください。

たまに不満や不安を言いたいときは、是非道場ブログへコメントしてください。

我々であればいつでもなんでもOKです。

 

 

 

さて、本題です。

 

本日は、過去問を取り組む際の私のやり方についてのお話です

過去問はただ解くだけではなく、そのあとの振り返りが重要です。

私の場合は過去問を解いた後は、ふぞろいを参考にして①自己採点、②分析、③次回へ活かす。

このサイクルを回すことでなんとか合格するレベルまで実力をもっていくことが出来ました。

ということで、

具体例として昨年の事例Ⅰを題材に私の答案を分析してみました

答案自体も、分析に関しても優秀だとはもちろん思ってはいませんが、このレベルで58点と合格圏ですので、ひとつのベンチマークにしていただければ幸いです。

 

 

 


 まず、H29年の事例Ⅰがどんな与件文だったか、ざっくりマンガでおさらいしましょう。
と、私の私見で本質をしっかりとらえていないかもしれませんが、ざっくりこんな与件文でしたよね。
では、次から各設問ごとに私の再現答案を分析してみましょう。

Q1.景気低迷の中で、一度市場から消えた主力商品をA社が再び人気商品にさせた最大の要因は、どのような点にあると考えられるか。100字以内で答えよ。

 

設問要求

再び人気商品させた最大の要因をこたえよ

 

答案 20点満点中 自己採点17点

要因は①地元で人気のX及び3種類の主力商品に絞り、社名も商品名を冠する等ブランド力を維持したこと。②地元の菓子工業組合や主要得意先から支援等、短期間で事業再建する為の外部との協力体制があったこと。

答案の中身はさておき、初っ端から聞かれたことに応えていませんね。

「最大の要因は」って聞かれているのに見事に①②と2つ答えてます。

しかし、だからと言って点数もらえなかったのか?と言われると今回はどうもそうではなさそう。

なぜなら、①②と切り分けてしまってはいるものの、1つの回答(最大の要因)に出来る内容だったからかもしれません。

後の設問2~5の答案クオリティからして、この設問1で高得点稼いでないとどう考えても58点に到達しないことからもこの見解の妥当性がうかがえます。

今回は結構この制約条件を無視してしまった合格者がちらほら見受けられますので、採点側もそんなに厳しくなかったのでは。

ではこの設問のその他の点ついて見てみましょう。

まず、外せないポイントはブランド力をうまくX社から踏襲出来ているという点

これが書けていたので、良かった良かったという感じです。

X社時代から顧客に愛されていた主力商品に絞る、会社名も商品名を冠する、商標権獲得する、これらの活動によってX社時代からのブランド力維持が達成されました。

また、そもそもA社が創業出来た要因として取引先、県からの支援があったことも忘れてはいけません。

新工場設立よって得られた従来同様の品質確保できたことも回答候補としてはあり得ると思いますが、ブランド力に比べると優先順位は下がってしまうと思います。

各所からの支援を取り付けならブランド力を踏襲し、経営資源の集中を図ったことが骨子として回答できていれば高得点出来た設問だと思います。

 

 

 


Q2.A社の正規社員数は、事業規模が同じ同業他社と比して少人数である。少人数の正規社員での運営を可能にしているA社の経営体制には、どのような特徴があるのか。100字以内で答えよ。

 

設問要求

経営体制の特徴をこたえよ

 

答案 20点満点中 自己採点8点

特徴は、餡作りや生産管理などコア業務は正規社員に任せて、箱詰めや包装など簡単なノンコア業務は非正規社員に任せる。これにより人材資源を効率的に活用することが出来、正規社員の少人数運営を可能にしている。

 

うんうん、さらっと読むとまぁまぁイケてる答案な気がしますね。

 

でもね、

 

うっすい‼んですわ‼、アメリカンコーヒーよりも薄っすい‼

 

もうコアとノンコアしか、頭の中になかったんでしょうね。

確かに間違ってはいませんが本当にA社の経営体制の特徴ってそれだけでしょうか?

そうですね、

他にも機能別組織、直販していない、機械化、主力商品にアイテムを絞るなどなどありますよね。

私のこの答案のように間違ってはいないのに得点が稼げない人って、このように多面的な切り口で答えられていない場合が結構あります。

ぱっと頭にアイディアが舞い降りてきた時こそ注意です。

他に切り口が無いか洗い出してみましょう。

 

 

 


Q3.A社が工業団地に移転し操業したことによって、どのような戦略的メリットを生み出したと考えられるか。100字以内で述べよ。

 

設問要求

考えられる戦略的メリットをこたえよ

 

答案 20点満点中 自己採点5点

メリットは工業団地内の他企業との連携が可能となり、①共同開発や研究により、新技術や新商品開発が容易になる。②共同配送・仕入れによりコスト低減が図れ、更に小口配送も可能となり顧客満足度も向上する。

いやー事故りましたね~、2つの大事故です。

まず1つ目の事故は設問に答えていません。

ただのメリットを聞かれているのではありません、「戦略的メリット」を聞かれているのです。

ここではA社の成長戦略に目を向けて、全国展開への基盤構築を回答すべきだったといえるでしょう。

そして2つ目の事故は与件を無視していることです。

答案内容は1次知識としては間違ってはいません。

しかし、この答案だけを見ただけでは、A社のことを言っているのか他の会社のことを言っているかわからないですよね。

実際コンサルするときもこんな一般論振りかざすやつのアドバイスなんて、社長さんが聞いてくれるわけがありませんよね。

与件文に寄り添うことを意識していたつもりでも本番ではこんな事故を起こしてしまうわけです。

他にもキーワードとして、HACCPと機械化によって品質確保と量産化出来たことは絶対に盛り込まなければいけなかったでしょう。

 

 

 


Q4.A社は、全国市場に拡大することでビジョンの達成を模索しているが、それを進めていく上で障害となるリスクの可能性について、中小企業診断士の立場で助言せよ。100字以内で答えよ。

 

設問要求

リスクの可能性について助言せよ

 

答案 20点満点 自己採点12点

障害となるリスクは①営業人員が少なく、且つ配送管理や在庫管理を兼務している為、全国市場での営業活動が十分に行えない。②既存商品のブランド力が全国的に通用しない、または多様なニーズに応えられない。

 

与件文を素直に読み解いていくと、障害となり得る内容として営業体制と商品体制であることは間違いないと思います。

私の答案でもそこについては外していません、地方ではうまくやっているがだからといって全国でうまくいくとは限りませんよね。

また、X社の失敗事例として資金不足に陥ったことの記述もありますので、A社も同様のリスクは十分あるといえるでしょう。

ここでは可能な限りのネガティブリスクを列挙することが「診断士としての助言」として適切だったといえるでしょう。

 

 

 


Q5.「第三の創業期」ともいうべき段階を目前にして、A社の存続にとって懸念すべき組織的課題を、中小企業診断士として、どのように分析するか。150字以内で答えよ。

 

設問要求

組織的課題を分析せよ

 

答案 20点満点 自己採点16点

組織的課題は①商品開発の専任部署設置及び人材採用を実施し、新主力商品の開発をすること。②定年退職した生え抜き社員達の代わりに次世代幹部となる人材の採用及び育成。③首都圏で直営店営業を行い顧客と直接コミュニケーションを取り、ブランド力向上やニーズ収集して商品開発に活かす等アンテナショップの役割を任せる。

 

全国市場へ拡大するという成長戦略を実現することが、A社の存続に不可欠な経営課題であることは間違いありません。

そしてその実現の障害となり得るリスクとして設問4で問われていたと言ってよいでしょう。

また、与件文の最終段落に記述がありますが、多くの戦友が定年退職しており、A社社長自身も高齢であることが推測されますので、事業承継、経営幹部育成も課題と言えるでしょう。

これらを事例Ⅰらしく人事・組織のレイヤーで回答することで得点が稼げたはずです。

さて、

私の答案の③について皆さんどう思われるでしょうか?

パッと見は事例Ⅱのような切り口になってしまっているようにも思えます。

しかし、好意的な見方をすれば、販路開拓、商品開発という課題に対して営業体制の変更という組織的な答案であったとも捉えられます。

とはいえ採点する人によっては加点されない場合も多いにあると思いますので、事例ごとに合った表現方法に気を配るべきだったでしょう。

 

 

 


 

 

 

いかがでしょうか?得点開示の58点とまったく同じ点数になりました‼(帳尻合わせしました…)。

このようにふぞろいさんを参考にしながら、

自己採点をして良かった点、悪かった点を分析する。そして次に過去問を解く際に反省内容を活かす。

これを繰り返すことによって、いわゆる型や各事例のレイヤーなどを身に着けることが出来ます。

ぜひ、問題を解くだけではなくそのあとの分析にしっかり重点を置いて取り組んでください。

本試験まで残り一か月余りですが、今年の一次試験を通過した猛者である皆さんであればきっと良い結果を出せるはずです!

 

 

 

本日は以上です。

今日も頑張りましょう!

 

 

 

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おはようございます。

よこよこ@バブル受験組です。過去記事はココ

まずは、一次試験合格された皆様、めでとうございます法務8点加点という過去にないような調整措置。びっくりした方、まだ信じられない方もいらっしゃることでしょう。奇跡は続く!2次試験までこの勢いで頑張りましょう!

さて、先日ある団体の懇親会において、私が受験時にお世話になった道場の先輩(・・・先輩といっても歳は一回り以上若い女性診断士さん)のスピーチをご紹介します。会場を埋める診断士から大喝采を浴びました。

〇良い診断士

経営者の話を最後まで我慢強く聴くその話の要点を整理して経営者に提示する、解決の方向性は示しても経営判断は経営者本人に委ねる

×残念な診断士

経営者の話を遮って持論を述べ始める。そして、解決法を押し付ける

この話は、2次試験のポイントそのものだと思いましたので、折に触れてご紹介したいと思います。

さぁ本題に入りましょう。本日の話題はこちら!

内容 事例Ⅰのフレームワーク「幸の日も毛深い猫」

対象 初めて聞いた人

使用過去問 H29事例Ⅰ問5

文字量 少なめ

今回、私が道場と並行して担当している、タキプロ東京勉強会に伝わる事例Ⅰのフレームワークを紹介します。

私の2次初挑戦(2016)時には、タキプロ7代目ミッチーメソッドとして、合格まで使いました。これで、人事・組織のいわゆる鉄板問題は落ち着いて対処でき大変に助かりました。

当時、一世を風靡しましたが、最近あまり受験生さんも知らなようなので、勉強会にて細々と伝承しています。定期的にネットでも紹介しておかないと、風化してしまうかも・・ということで、取り上げさせて頂きました。

比較的有名な人事フレームワークに茶化(サハホイヒ)には幸の日(サチノヒモ)が対応します。組織のフレーム:毛深い猫(ケブカイネコ)に該当する似たようなフレームはちょっと知りませんので、まとめて覚えるには良いかと思います。

具体的には、事例Ⅰの問題用紙に「さちのひも、けぶかいねこ」メモしておき、該当する設問に抜け漏れがないように解答骨子に組み入れます。過去の出題傾向からは、1~2問は使える設問がありますので安心できます。その分、他の設問に時間を割くことができます。

 

参考文献

参考文献は、出題委員の塩次喜代明先生の共同著書「経営管理」です。

受験生の皆様は、これから時間を割いて読む必要はありません。試験対策として、この著書から読み取れる要点は、経営管理は、組織課題には人事管理も含まれている。ということです。設問に組織的課題とある場合は、組織(けぶかいねこ)+人事(さちのひも)の両方使うケースが多いです

 

キーワードの使用例

道場メンバ―の高得点解答(70点以上)より、キーワードの使い方を参考にしてください。上に示したキーワードにレパートリーを追加していくと良いです。

H29事例Ⅰより

きゃっしいさん(78点)

課題は①全国の市場で戦うことのできる新商品の開発を実現する人材を確保・育成し②A社立ち上げ時の社員の定年退職のため技術やノウハウを継承し③全株式をA社社長が保有するため次世代のリーダーを育成し円滑な事業承継を行い④新商品開発のための体制を構築し、市場ニーズを収集し⑤主力製品のブランドを維持すること。

 

桃ちゃん(73点)

課題は①社長や創業からの社員の高齢化で定年退職者が増え、ノウハウやネットワークを受け継ぐ体制作り②長期的に次期経営層やミドル層の育成③独自の主力商品を開発する部署の設置③若手の育成や開発など長期的に評価する制度作り④能力開発の機会付与採用強化最適な再配置

 

ゆうさん(70点)

組織的課題は、共に苦労を乗り越えてきた戦友の多くが定年退職を迎えるため、事業承継技術承継である。具体的には、事業承継では①株式などの相続対策計画的な後継者育成③取引先への説明により協力を依頼し、技術承継では①技術研修やベテラン社員のOJTによる能力開発②人材育成を評価項目に追加等である。

 

たかじんさん(70点)

組織的課題は、ベテランの退職による技術・ノウハウの伝承が必要となるため、定年延長再雇用制度を導入すべきである。また新規商品を開発できる人材をまずは社内で発掘し、アイディアを出してもらう。そのような人材がいない場合は、即戦力の中途採用者を雇い入れて活用すべきである。

 

さすが高得点者!与件のA社に合ったワードを引き出していますね。

また、この設問は「どのように分析するか?」と悩ましい聞き方でした。従来の設問によくにある「具体的な解決方法提示」とは方向性が少し違い、課題を整理して提示する、方向性を示す、経営判断は経営者に任せる。という冒頭で述べた「良い診断士」のスタンスで書ける人が高得点だったように思いました。

与件に最後まで粘って(経営者の話を聴く)、与件の言葉を使って整理して(話を整理して)、多面的な解答をする。(解決の方向性を示す)のが高得点の秘訣(良い診断士

以上、よこよこでした。
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おはようございます。きゃっしいです。

今日は1次試験の合格発表の日ですね。

そういえばそうだったね、という余裕の方から、ここで全てが決まる、というボーダーライン上の方まで様々かと思いますが、診断協会のHPを見てみると、台風21号の進路によっては合格発表の掲示ができなくなってしまう場所もあるかもしれない、ということですので、結果は診断協会のHPでチェックしたほうが無難そうですね。

特に今年は、法務がこれまでにないほど難化して、得点調整はほぼ確実という噂も流れていますので、どういう形で調整が入るのかがとても気になるところです。

これまでずっとモヤモヤされていた方は、今日結果を確認し次第、速攻気持ちを切り替えて2次対策に全力を出しましょう

やった!1次試験受かっていた!今日はお祝いだ!

と浮かれている暇はありません。

その間にも、1次試験を余裕で通過していた人や昨年の1次試験合格者などの手強いライバルは淡々と2次対策を進めています

残り1ヶ月半、全力で駆け抜けていきましょう。

 

さて、前回のきゃっしいの解法実況@事例Ⅱで長い長い記事を書かせていただきましたが、その後複数の方からぜひ他の事例も見たいと言うリクエストをいただきました。

そこで、今回はそんなリクエストにお応えして、きゃっしいの解法実況事例Ⅰいうことで、平成29年の事例Ⅰについてどのようなプロセスで解いたのかについて、80分の流れに沿ってご紹介させていただきます。

 

■最初のルーチン(開始~1分)

試験が始まったらまずは、

受験番号を記入→問題用紙を破る→段落番号を記入する

という流れをとります。

これは、事例Ⅱでも説明した流れと全く同じで、試験開始後のルーチンになっていました。

 

■設問の解釈(開始1分~10分)

次に、設問文を読んで、どのようなことが問われているのか、という要求を具体化したり、制約条件を確認したりします。

設問文へのメモはこちら↓

事例Ⅰの場合、事例Ⅱで行っていた制約条件の確認と設問文を読んだ段階で想起される1次知識に加え、各問題がどの「レイヤー」の問題なのかということの判断を行ってきました。

このレイヤーに分けるというやり方は、私が昨年受験校で教わったやり方ですが、具体的には各設問は

  1. 経営戦略
  2. 組織構造
  3. 組織の活性化
  4. 人的資源管理

の4つのレイヤーに分けられまして、設問を読んだ段階で、問題が大きな経営戦略のレベルの話を聞きたいのか、それとも、より具体的な人事施策について聞ききたいのかということをはっきりさせます。

これを行うことで、最終的な回答の方向性がはっきりします。逆にこの方向性を間違ってしまうと、経営戦略の話について聞きたいのに、組織論で答えてしまう、といったようにずれた回答になってしまい大事故に繋がります。

また、レイヤーと合わせて、問題として

  1. 情報整理
  2. 期待される効果
  3. 助言

のどれが求められているものなのか、ということを判断すると、解答の構成を考える際に方向性が導きやすくなります。

そのため、私は過去問の設問分だけを使って、このレイヤーと問題のタイプを判断するという練習をかなりやりこんできました
今回もそれをしっかり行うことで、事故なく安全に解答ができたと思います。

それでは以下に、具体的にどんなことを考えていたかをご紹介します。

第1問は、「A社が再び人気商品にさせた最大の要因」とあります。
この設問文を読んだ段階では、要因は恐らく強みを活用できたからなのではないか、と考え強みを探しにいこうと考えました。
そして、強みについて聞かれているので、今回は戦略レイヤーの問題かつ、本文中に書かれている強みに関する情報を整理する情報整理系の問題だと判断しました

また、「一度市場から消えた主力商品」とあります。
この記述から、この設問文を読んだ段階では、市場から消えた何らかの理由が与件文に書いてあり、その理由というのが解答を考える鍵になるのかな、と考えました。

さらに「最大の要因」という制約条件が目に留まりました。
「最大の」というからには要因は複数でなく1つだと考えられます。
そのため、複数要素を列挙する
「要因は①~~、②~~、③~~・・・」といったスタイル(※1)は今回は厳禁
と考えメモにも①②×と書いて、この問題についてはそのスタイルを封印しました。

 

第2問は、「少人数の正規社員での運営を可能にしている」A社の特徴が聞かれていましたので、この時点では1次知識として「スパンオブコントロール」「権限委譲」「標準化」というキーワードが浮かびました。

最初に設問を読んだ段階では、このようなキーワードが浮び、かつ「どのような特徴があるのか」と聞かれているため、この問題も与件文中からわかることを引っ張って貼り付ければいいタイプの問題、と考えました。

また、「スパンオブコントロール」「権限委譲」「標準化」というキーワードから、レイヤーは組織構造レイヤーの問題だろうと考えました。

 

メモでは2(←組織構造のレイヤーという意味)に×がつけられて1(←経営戦略のレイヤーという意味)と書かれています。これは、当初は想起された「スパンオブコントロール」「権限委譲」「標準化」というキーワードから組織構造のレイヤーと考えたのですが、実際に与件文を読んでみると、上記のキーワードに関連するような内容は書いておらず、むしろオペレーション効率に関連することだと読み取れましたので考えを改めました

そして、その段階で改めて設問文を読んでみると、「A社の経営体制には」とあり、やはりこの問題は組織構造のレイヤーの問題ではなく戦略レイヤーの問題であると確信できたため、方向性を修正しました。

このように、当初設問の解釈の段階で考えたことも与件文を見に行った結果、違ったらすぐに考えを改めて方向性を転換することができた、というのが事故を起こさず、安全な解答が書けた要因だったかと思います。

そして、このような方向転換がしっかりできたのは、演習問題を解いていたときに、最初に行った設問分析の内容に固執して方向性を転換できず、事故ってしまったという経験があり、その反省を反省リストにリストアップし、直前に見ていたからだと思います。

 

第3問は「戦略的」メリットが問われています。そのため、レイヤーとしては経営戦略レイヤーの問題で、「A社が工業団地に移転し操業したことによって」と具体的な場面を示していますので、おそらくこの問題も与件文中からわかることがいろいろと引っ張ってこれるのではと考えました。

そして、メリットは工業団地に移転したことで起きた何らかの変化に関連すると思われるため、どんな変化が起きたのかという点も要チェックかと考えました。

さらに、「戦略的」メリットと採点者に感じてもらえるよう、解答で取り上げたメリットによって、戦略上何かいいことがある、ということを書いたほうが良いと考えましたので、解答構成は、

メリットは①~、②~、・・・、によって(効果)が実現できた点。

というような形にしようと、イメージを持っていました。

こちらについてはだいまつの記事でも分析されていますが、確かにだいまつの分析の通り、戦略的メリットの効果の部分は意識して入れようと考えていました。

これは、これまで、効果を意識した解答を書くという練習をしてきた成果が出せたのではと考えています。

 

第4問は、「ビジョンの達成を模索している」とありますので、恐らく戦略レイヤーと考えられます。

そして、まずはその「ビジョン」というのが何かということを与件文から探し出さないといけないと考えました。

さらに文章中には、「リスクの可能性」について「助言」せよ、とあります。
これを読んで、「リスクの可能性」という言葉に少しモヤっとしました。
というのもリスクという言葉自体に可能性的な意味が含まれているので、その可能性って何か?と思ったからです。

さらにそれについて「助言」せよ、とあります。
この助言というのをどのように解釈するかという点にも悩みました。
通常助言ですと、リスクに対する対応策を助言するということになりますが、今回の問題分を素直に読むと対応策までは求められていないと捉えましたので、悩ましいながらも与件文&問題文ファーストの精神に則り(※2)、この助言という言葉を「リスクについて、与件文中に書いてあることだけでなく、そこから推測されることも含めて書け、ということなのかな」と解釈しました。

 

第5問は、「A社の存続にとって懸念すべき組織的課題」とあり、さらにそれを「中小企業診断士として、どのように分析するか」とあります。
分析ということは与件文の言葉を抜き出し+それを1次知識をベースに踏まえて何らかの加工をするというように認識しました。

また、「第三の創業期」というワードが括弧付きで書かれています。
この括弧付きというところから、このワードは本文中にあるのだろう、と考え、その周辺に何らかの課題が潜んでいると考えました。

 

【どうしても伝えておきたい補足】

※1「要因は①~~、②~~、③~~・・・」といったスタイル

私は基本的には文章は「要因は①~、②~、③~」というスタイルで書いていました。このスタイルは、MMCで良く使われている方法で、勝手に開催していた勉強会にMMCに通っているメンバーがいて、その方が使っていたものをパクってカスタマイズさせていただきました。

なぜ、このスタイルをとっていたかというと、

理由は①文章が短文で構成されるため考えやすく②列挙する際、接続詞を考える無駄な頭の容量と字数とを使わなくて良く③区切ることで加点すベき要素がわかりやすく示されることで、得点に繋がりやすいと考えたため。(100字)

す。

ただ、そのままパクったわけではなく、MMCのスタイルである「①○○面では~」の切り口の部分は省略し、その代わり「要因は①~、②~、③~」の後に(問題にもよりますが)+効果を入れていました

「①○○面では~」という切り口を使わなかったのは、切り口を使うと考えやすいときもあるのですが、それに引きずられすぎると与件文からずれてしまう恐れがあるため、と切り口に使う字数を節約したかったためです。

また、効果を追加したのは、恐らく効果の部分も加点要素になるのではと考えていたため、自分の型としては効果を入れるのを前提としようと思いました。

これは、最初からそうだったわけでなく、一時期はゴリゴリに切り口にかぶれた時期もありました。
しかし、私の場合、切り口に引きずられすぎて切り口から与件文で書かれてもないことを書いてしまったという失敗を何度かやって、その反省から与件文ファーストに方向性を切り替えた、というPDCAを回した結果からきたものです。

ただ、このやり方は私には合っていましたが、万人に合う方法かどうかはわかりません。
そのため、残りあと1ヶ月、ちらっと参考にしてみて、合えば取り入れるし合わなければスルーという取捨選択をしながら、ぜひPDCAを回し続け、自分に合うスタイルを確立してください

 

※2 与件文&問題文ファーストについて

診断士試験の2次試験は模範解答が発表されない試験なので、「これが絶対」という方法はないかと思います。
しかし、与件文&問題文だけは絶対的な存在であり、得点を取るためには与件文&問題文に寄り添うということだけは絶対必要なことだと思います。

先日、某予備校の模試があったと思いますが、そのような模試では、たまに与件には書かれていない超理論展開が採点基準に入っている場合があります。
それを見ていると、本番ではそのような与件文には書かれていない超理論展開ができなければ、受かれない気になってしまいますが、あくまでも模試は模試で、実際の試験の採点基準はどうかわかりません
ですので、超理論展開のところは参考程度に、振り返りは80分×4の過ごし方が適切だったかというところを重点的に振り返り、あくまでも与件文&問題文に寄り添うということを大切にすると良いのではと思います。

 

■与件文を読む(1回目)(開始10分~12分)

ここまでやってきた設問文の解釈を踏まえて与件文を読みます。

事例Ⅱで説明したのと同じく、私は1回目に与件文を読むときは、どの問題に使うかというのは関係なく、重要そう/使えそうに思ったところを黄色のペンでマークしながら読んでいました。

1回目はざっくりと概要の把握を目的に読んでいました。

 

■与件文を読む(2回目)(開始12分~15分)

2回目は事例Ⅰ、Ⅲの場合、ここで段落のピックアップを行っていました。

まずは、メモ用紙となる白紙に問題番号を振り、そこに対応する段落をざっくりメモしていきます。
ざっくりなので詳細なメモを作っている段階での変更は多いにありで、こだわり過ぎないように見ていきます。

そして、その隣に問題を解いていく優先順位を書いていきます。

H29年の場合、メモ用紙に書いてある通り、

■ 第1問:3段落、4段落、5段落

■ 第2問:3段落、5段落、6段落

■ 第3問:5段落、6段落

■ 第4問:2段落、7段落、8段落

■ 第5問:7段落、8段落

を対応付けました。

優先順位は以下のように考えました。

1~3問は与件文に書いてあることをベースに解答を組み立てていけば解答が作れそうなので1~3問を先に、4、5問を後にしようと考えました。

そして1~3問の中で、第1問は最大の要因に絞らないといけないため、普段のスタイルが使えず、時間がかかる可能性がありましたので、3番目に回しました。

第2問第3問は、第3問の方が「工業団地に移転し操業したことによって」と参照する範囲がだいぶ限定されているように見えましたので、編集がしやすいと考え、優先順位を1番目に、そして第2問の優先順位を2番目としました。

第4問第5問の難易度は同じくらいだと考え上から順に第4問を4番目に、第5問を5番目に解くことにしました。

以上から解答の順番は3→2→1→4→5としました。

 

■解答メモを作る(開始15分~40分)

さて、ここからは与件文の情報から、解答のためのメモを作っていきます。

事例Ⅱでも触れましたが、私はメモを作るにあたっては、設問ごとに色を決め、与件文の引っ張ってきたいキーワードや文章の下に線を引き、番号を振りながら文章を組み立てるという方法でメモを作っていました。

その問題用紙&メモはこちらになります↓。

さて、では実際に本番でどう考えてメモを作っていったかというのを流れを追って説明していきましょう。

まずは、優先順位1番とした第3問です。

構成は「メリットは①~、②~、③~+効果」という構成で、それぞれの要素を与件文から引っ張ってこようとしました。

工場移転に関連した内容が書いてあるのは第5段落、第6段落でしたので、そこからメリットとして抽出できる要素を選んだ上で、最後に戦略面に関連する要素を挙げて〆ることで、戦略面のメリットに触れている感を出したいと思いました。

前々回のだいまつの記事で、売上拡大に触れることで戦略的メリットに対応しているという指摘をしていただきましたが、私の意図が再現答案を通じて戦略的メリット感がしっかり伝えられたのでとても嬉しく思っております。

 

次に優先順位2位とした第2問です。

第2問は設問解釈の部分の振り返りで書いた通り、当初組織論かと思っていましたが、与件文を読んだ段階で、戦略論のレイヤーだと思いなおし、方針を転換しました。

与件文を読むと、A社の取った様々な施策はオペレーション効率の向上に繋がるものだと考えました。
オペレーション効率は1次知識でも問われるものですので、解答要素として入れて問題ないと判断し、最後に「オペレーション効率を向上した点」で〆て、その要素として与件文から読み取れた点を「特徴は①~、②~、③によって、オペレーション効率を向上した点」としたいと考えました。

個人的にこれは要因×複数→効果のいつもの形でばっちりと決められた会心作だと思っています。

この会心作ができたのは、やはり日ごろの練習で、この事前に決めておいた型を繰り返し練習してきたからだったと思います。

 

次に優先順位を3位とした第1問に取り掛かります。

第1問は「最大の要因」という、①~、②~・・・というスタイルを封印せざるを得ない制約条件が課せられてしまったため、若干イレギュラーな対応となりました。

最大の要因としては、与件文の「長期的な景気低迷期の激しい企業間競争の中で順調に売上規模を拡大することができたのは、A 社が事業を引き継ぐ以前の X 社時代から、現在の主力商品の認知度が地元で高かったからである。」という記述から、「現在の主力商品の認知度が地元で高かったから」という要素を軸に組み立てたいと考えました。

ただ、100字のマスがあるので、前後にこれを補足する要素を加え、更なる加点を狙いました。

 

この問題で「最大の要因」という制約条件にしっかりと対応できたのは、H28年の事例3でも同様の問題があり、過去問演習を通じて「こんな制約条件もあるのだ」知ったからです。

ただ、①~、②~のスタイルに完全に慣れてしまっていたため、普段とは違う書き方になり若干ペースを乱されました。
しかし、優先順位を比較的後ろに回し、対応が楽な問題から取り組んだので、気持ち的にはあまり焦らずに済みました

優先順位付けは、毎回の練習でもやってきたので、これも普段の練習が活かせたのではと思います。

 

次に第4問と第5問に取り掛かります。

当初第4問→第5問と通常通り順番に処理しようとしましたが、正直、第4問と第5問それぞれどの要素を解答に使うべきか悩みました。

そこで、まずは第4問、第5問の要素になりそうな点をリストアップしました。

それがこちらです↓

これは、普段はこんなことはしないのですが、どちらにどの要素を使えばいいかその振り分けを非常に迷い、この時点で残り40分のタイムリミット(←残り40分を切ったら絶対に解答を書きに移るマイルール)が迫ってきていましたので、落ち着くためにもリストアップしました。

リストアップしたことでだいぶ考えを整理することができました。

その中で、「全国の市場で戦うことのできる新商品の開発」という要素についてはどちらにも使えそうなため、どちらに入れるか悩みましたが、どちらの問題でも解答要素として入りえて、切り分けることは困難と考えダブりを許容して両方に入れました。

また、第5問は結局、メモを書いている途中に、絶対的マイルールとして決めていた残り40分のタイムリミットが来てしまいましたので切り上げて解答作成に移りました。

要素のリストアップはこれまで練習の中では行ってこず、苦し紛れにぶっつけ本番で取った策でしたが、意外と考えが整理されて良かったです。

ただ、結果オーライでしたが、本来であれば本番でこのようなイレギュラーな対応は避けるべきで、練習の間にこのような目に合う経験を積んでおくべきでした

また、第5問はとても悩ましかったため、かっちりとした解答というよりは要素を数打てば何か引っかかるだろうと考え、考え付くものを片っ端から乱れ打ちで書いてみました。

第5問の要素⑤など、後から見ると何でこんなのを書いたのか恥ずかしくなりますが、とりあえずスペースが余ってしまったので、何でもいいのでぶち込んでおけ、という考えでダメ元でぶち込みました
それにしてもダメ元すぎますね。。。

 

■解答を書く(開始40分~)

結局第5問はメモが全部書き終わらない状態で残り40分を切りましたので、メモはそこそこに解答記述に移りました

さて、ではそれぞれの個別の問題に移ります。

優先順位の高い第1問から第3問は基本的にはそこそこしっかりメモができていたので、それを字数を考えながら解答用紙に書き写してきました。

その中で、〆をしっかりと決めていた第2問は、ちょっとした小手先テクとして私が勝手に「座席指定方式」と名づけたテクニックを使いました。

「座席指定方式」というのは、あらかじめ最後に書きたい〆のフレーズがあった場合、事前にその字数を確保しておき、字数調整を前倒しで行うというテクニックです。

具体的に第2問を例に説明すると、第2問では〆に「オペレーション効率を向上した点」というフレーズを入れたいと考えました。
「座席指定方式」では、このように〆に入れたいフレーズが明確に決まっている場合は、〆のフレーズの字数を数え、(今回の例だと15文字)その文字数のマス目のところに鉛筆でスラッシュを入れます
(当然最後には消しゴムで消します)
そのスラッシュによって〆のフレーズを置く場所を先に確保することで、その手前の要素のところで早めに字数調整を行うことができます。

また、第4問第5問はメモがそれほど練れていない状態で解答作成に移らざるを得なかったので、極力第1~3問を早めに作るよう意識しました。

そして、第4問、第5問はほぼぶっつけで書くことになりましたので、結局第5問は少し字数が余り、空欄を作るくらいであれば、ダメ元で何か入れたいと考え、ダメ元要素を入れました。

この80分で書き上げた再現答案はこちらをご覧ください。

 

以上、きゃっしいのH29事例Ⅰの80分の解答プロセスを説明させていただきました。

毎度毎度長文で恐縮ですが、参考になる部分はぜひパクってカスタマイズしてみてください!

 

 

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はい!へんりーです。

暑い日が続いていますがお元気ですか?

 

自分はここ数日、風邪気味です。

どうか皆さん、体調にはくれぐれもお気をつけてください(><)

 

さて、2次試験対策は順調でしょうか?


「事例を解くのに時間がかかります・・」

 

「80分間では足りないです・・」

 

といった声が聞こえてきそうです。

 

でも大丈夫!

2次試験対策を始めたばかりならば、1か月くらいはその状態が続くと思ってください。

誰もが通る道です。

とにかくブレずにアウトプットを続けることです。

 

 

まさか、しびれを切らして「やっぱり自分はまずはインプットから・・・」なんて勉強していませんか?

だとしたら、それは黄色信号です。。

 

 

ぜひとも前回お伝えした、2つのオキテを守ってください。

おさらいです。

オキテその1: 勉強の進め方は、「アウトプット重視+過去問重視」 

オキテその2: 解く順序は、「設問から先に」(設問要求解釈で勝負が決まる!)

改めて、これらは「人それぞれ」とか「自分に合えば」では無い!と言い切ることにしています。

それだけ合格者の多くの人がやっていることだからです。

解説は前回の記事をご覧ください。

 

ここで、詳しく解説していなかったのが「過去問重視」の部分です。

今日はこの点について説明させていだたきます。

 


 

ずばり、夏セミナーでこんな質問をいただきました。

 

「二次試験対策をするにあたって、過去問と予備校演習をのどちらを優先すべきですか?」

 

「過去問だけでなく、新しい問題を解かないと不安です。」

 

お悩みごもっともです。

僕も、一次試験の本番が終わるまで、二次試験対策は微塵もやっていなかったので、似た迷い・お悩みを抱いていました。

 

しかし、今なら言えます。

結論はハッキリしているのです。

 試験対策は、なにより過去問(=本試験の問題)を優先!

予備校の演習問題や模試練習(80分間の解答プロセスの訓練に使う!

→その代わり得点は気にしない。(時間がない場合は、解説読みもそこそこに、復習に時間をかけない!)

 

一言で言えば、「過去問重視」なのです。

これも、合格への王道と言えると思います。

「人それぞれ」や「自分に合う方法で」といった余地はない、と思ってください。

 

 

・・・しかし、演習や模試(=新規の問題)よりも、過去問(=本試験の問題)を重視するのはなぜ??

という疑問を持つ方もいるかもしれません。。

少し説明してみます。

 

まず、

「実際に合否が判定されるのは本試験なのだから、本試験問題で経験を積み上げておくべき」

がよく言われる答えの1つです。

 

 

どうでしょう?

納得できます?

 

「・・・わからなくもないけど、いまいち腑に落ちない。」

 

ですよね。僕もそう思います。笑

 

 

では、もっと掘り下げます。

 

過去問 と 演習や模試(=新規の問題)

 

その決定的な違いはなんだと思いますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それは、

「説明責任の有無」

です。

当たり前と言われたらそれまでですが、

模範解答が発表されない本試験には、「説明責任」が無いのです。

 

つまり、

ロジカルに、これがこうなって、唯一無二の正解 にたどり着きます

などという、解説が不要です。

 

ブラックボックス・・

タネのない手品・・・

 

だからこそ、「深み」が出ます。

「正解」にある程度の幅を持たせてあるかもしれません。

「正解」までの道筋も一つではない可能性もあります。

 

それが、予備校の演習と大きな違いを作ります。

特に大手予備校の演習や模試では、下手な問題を作れば全国の受験生からツッコまれてしまいますから、

(言われてみれば)「綺麗に」正解に行き着く「道筋」を持っています。持たざるをえないのです。

 

ときにそれは、「そんなの思いつくか!」という道筋になることがあります。

80分間ではとてもたどり着けない「綺麗すぎる」解答になってしまっていることが、往々にしてあります。

これは「説明責任」による弊害だと思います。

 

さらに言えば、

1年に1回の本試験に比べて、

予備校の演習問題や模試は、より短期間で作成されている可能性が高いでしょう。

どうしても練られ方に差が出てくるはずです。

ともすれば、問題作成者の「色」がより表れやすいと思います。

よって、予備校の演習問題や模試は、あくまで練習=本番の解答プロセスの確認《80分間の使い方、設問要求解釈、骨子作成あるいは下書きから解答編集作業の質》に使うべきだと考えます。

時間がない方は、「答え合わせ」(模範解答の分析)に時間を割くのはオススメしません。

なぜ「正解」にたどり着けなかったか、そこは悩まずに、

さっと解説を読み、自分に無かった知識があれば、教訓ノートにメモを取り、「もうけもの!」と思ったらそれでお終いです。

 

一方、本試験は、専門家が練りに練って作られていますから、本当によくできています。

次回以降に解説しますが、与件文や設問文に一語の無駄もありません。

(ミスリードさせる言葉も含めて、すべての語が「意図を持っている」という意味です)

過去問の解答にしっかりとたどりつくと、

「こんなにちゃんとヒントがあったのか」

「しかしそれを拾いづらく散りばめてあったのか」

と気づくことがあります。

そういった観点を持ちながら、だいまつによる平成29年の過去問の解説(事例II)を改めて読んでいただければ、如何に本試験がよくできているかが実感できるはずです。

しっかり分析し、教訓を得られれば、応用力が付きます。
噛めば噛むほど味がでてきます。

 

もう一度言います、

「どんどん解き、しっかりと復習をするべきは過去問(本試験の問題)」です!

今回はここまで。

アナタもまだ間に合います!

本番まであと少しだけあがいてみませんか?

 

以上、へんりーでした!

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皆さんおはようございます。

 

ヒロちゃんです。

 

あっという間に8月も終わりを迎えようとしていますね。

 

ホント、光陰矢の如し。

 

 

「もう8月が終わってしまうというのに… この期に及んで何をすれば良いかはっきり決まっていない…」

 

 

そんな不安を抱えている人もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

本日はそんな人の為に、私の去年の学習内容を参考までにご紹介します。

 

2次試験まで短期決戦です、

 

是非今月中には学習の方向性を決めていただいて、

本試験まで迷いなく突き進んでもらいたいなと思います。

 

 

 


 

さてさて、

 

私の学習内容には、今思えば8月9月10月とそれぞれの月で特徴がありました。

 

  • 8月は敵(2次筆記試験)を知ることを念頭に、己の課題抽出に重きを置く。
  • 9月からは事例ごとに濃淡をつけた取組みを行う。
  • 10月は9月の取組みを踏襲しつつ、より実戦想定しながら愚直に過去問と向き合う。

 

ざっくり言うとこんな感じですが、詳細については今からご説明いたしますね。

 

※本日ご紹介する学習内容以外にも実際には都度学習計画の見直しを行っていました。

短期決戦だからこそただガムシャラに頑張るばけでなく、PDCAを回しながら取り組む事が必要です。

 

 

 

8月

 

8月、1次試験翌日からが私の2次対策のスタートと言っても過言ではありませんでした。

それまでの2次試験対策実績としては、数事例解いたことがある程度でした。

 

なので、

 

まずは情報収集をSNSやネット経由で行いました。

 

 

そうすると

 

 

ふむふむ

 

 

 

こんな感じの教材(書籍)が学習材料として王道なのか。

 

  • ふぞろいシリーズ
  • 予備校の演習問題
  • 予備校の模試
  • 全知全ノウ
  • 中小企業診断士2次試験 事例問題攻略マスター handys97著
  • 事例Ⅳの全知識&全ノウハウ
  • 30日完成!事例Ⅳ合格点突破計算問題集
  • 意思決定会計講義ノート(通称イケカコ)
  • 岩崎尚人著の論文
  • スモールビジネス・マーケティング 岩崎邦彦著
  • 本田康男著の論文
  • 支援団体の勉強会
  • 予備校のクラスメートとの勉強会
  • 支援団体のブログ(道場ブログとかね!!)
  • 中小企業診断士協会のHPから過去問問題をダウンロード
  • AASのHPから過去問解答用紙をダウンロード
  • 通勤講座の音声解説
  • 日経新聞の春秋要約

 

 

 

これら2次対策向けの教材のほとんどネット経由、主にアマゾンで購入出来るのでどんどん即ポチしまくりました。

そして、自分の中でこれら教材の提供価値を考えてみました。

例えばふぞろいシリーズでいえば、ふぞろい独自の採点基準を過去問を解いた際の自己採点に使ったり、フィードバックに使ったりしました。これは特に事例Ⅰ~Ⅲにおいて役立ちました。

また、試験委員の著書や論文を読むことは、作問者の気持ちをトレースすることにより解答の方向性を掴むことが出来る(と思う…多分…)と考えました。

 

このように自分にとって何が優先順位の高い学習内容なのか、時間が限られているからこそ吟味しました。

結果的には上記の赤字の教材に取り組みましたが、良かったと思ってます。

教材選びで大切なことは自分に合うか合わないかということです。

他の人にとっては良い教材も、自分にとってはあまり効果が期待出来ないことなんてザラにあると思います。

どうかこの教材(相棒)の選定を最重要と考えて取り組んでくださいね、これが合否を分けると言っても過言ではないのですから。

 

さて、8月も終わりに近づいていますが、皆さんも過去問を何年分か解いてみたり、予備校の講義を何回か受けてみたりしたなかで、なんとなく巷で言われていることが実感できたのではないでしょうか?

そうです、

 

事例Ⅰ~Ⅲと事例Ⅳは全く別モノなんです!!

 

事例Ⅰ~Ⅲの攻略法は概ね似たようなモノです。企業の経営理念を頂点に、経営環境→全体戦略→各機能戦略(人事組織or販売マーケor生産管理・統制)というレイヤーに沿って聞かれたことに応えるという感じです。

一方事例Ⅳに関しては極論言うとあんまりその流れが関係ありません。重要なのは、経営分析やCVP分析など各テーマの知識と、些細なミスも犯さない計算力になります。

このことから私は自身の財務に対する実力も含めた判断として、9月からの学習計画を立てました。

 

 

 

 

 

さて、8月の教材選定など試行錯誤の日々を過ごしたのち、

9月からの学習計画をどのようにしたかというと……

事例Ⅰ~Ⅲと事例Ⅳの学習時間は半々の配分にする!!

 

 

ということに決めました。

 

そして学習方法については以下のように決めました。

 

事例Ⅰ~Ⅲ

①過去問実施。

②ふぞろい・事例攻略マスターで自己採点・合格圏内解答の導出方法を身に着ける。

③不足する1次知識は全知識・全ノウハウでインプット。

基本的にこの繰り返しです。

この合間にブログ読んだり、書籍読んだりしました。

 

 

事例Ⅳ

事例Ⅳの全知識&全ノウハウを回転→30日完成!事例Ⅳ合格点突破計算問題集を回転。

という感じでアホみたいにこの2教材を何回転も行いました。この合間に過去問をちょいちょい解いたりしていました。

 

 

いかがでしょうか?

 

シンプルな学習内容ですね。

 

でもこのくらい単純なほうが、限られた時間を有効活用できるのは、と思います。

 

実際当時は、

事例Ⅳに関しては徐々に頭だけでなく体に解法が染みついてくる実感がありましたし、

事例Ⅰ~Ⅲに関してもこれまた徐々にですが、各事例の特徴が見えてきたかなという手ごたえがありました。

 

 

 

 

10

 

10月は直前期ということで本番を想定した学習方法ギアチェンジしていった感じです。

 

インプットの量を減らし、アウトプットに重きを置いた取り組みに変わっていきました。

 

9月と違った取り組みで言えば、

 

  • タック事例Ⅳオプション講座(所要日数2日)
  • AASの直前合格判定合宿(所要日数2日)
  • 1人2次試験(所要日数1日)

 

てなことをやりました。

 

タック事例Ⅳオプション講座(所要日数2日)

大手予備校であるタックのサービスである事例Ⅳオプション講座では、事例Ⅳの出題されるであろうテーマを網羅的におさらいしてくれるので、総復習として役立ちました。

また、大勢の受験生(ライバル)たちを目の当たりにすることも出来るのでモチベーション向上にもつながりました。

 

AASの直前合格判定合宿(所要2日)

2次専門の予備校AASの名物講座です。土日合計で20時間くらい缶詰状態でAASオリジナル事例問題に取り組み、当日すぐに採点と解説講義をしてくれる為、理解がとても進みました。

ここで得た「解答するとき果関係をしっかり構築すること」という学びは本試験でも愚直に実行したところ、解答に安定感が生まれたと思います。

 

1人2次試験(1日)

文字通り1人でお初の過去問を1日4事例解くという、ただそれだけです笑。

でも単に4事例解くだけではありません、徹底的に本番を想定することがポイントです。

  • 前夜はもちろん早めに就寝。
  • 日時は本番と同じ日曜日で同じ時間割(事例1開始時間は朝9時50分)
  • 場所は本番の立教大学と近いタック池袋校自習室
  • 間食、昼食なども本番想定したもの
  • わからない問題出ても絶対手を抜かない(これが一番大事)

て感じです。これが功を奏したか、本番はそんなに緊張しませんでした

日頃の学習態度から実戦を意識することは非常に重要です

どんなに知識があっても、文才があっても、本番で結果が出せなければ意味がありません。

そして練習で出来ないことは試合でも出来るわけがありません。

そういった意味では一見滑稽に思える私の取り組んだ1人2次試験は決して間違ってはいないのかと思います。(まぁ1人でやらなくても予備校の模試でいいのでは?)

 

 

 


 

そんな学習計画を送ったヒロちゃんの試験結果は…??

 

さてさて、

そんなこんなで何とか勝負出来るレベル(と勝手に自分で思い込んでいた)に、試験当日までに仕上がった私の試験結果はというと、

 

驚愕の事例Ⅰ~Ⅳ合計240点でギリギリ合格というある意味コスパの良い結果を収めることが出来ました。

 

正直、本番までにやりきった!!という感じではありませんでした。

もっと過去問を解いて型を定着させて、もっと必要知識を頭に染み込ませて、もっと事例Ⅳ用に計算問題に取り組んで、もっと…もっと…

と、あと2倍くらいの学習時間が欲しいくらいでした。

しかし当たり前ですが、私も含め受験生全員時間は限られています。その限られた時間でどうすれば240点を稼げるか?どんな問題が出ても安定感が出せるか?そう言った課題に対して、まぁまぁ筋の良い学習計画が計れたと手前味噌ですが思っております。

 

 

 


 

最後に、事例(過去問など)を解いた後の復習時に気を付けたポイントについて、

以前道場ブログで要望コメントをいただいていましたので、私の意見を端的にお伝えします。

 

 

全体像をとらえた解答になっているか?→どんなに素晴らしい提案でも、理念や経営戦略に沿っていなければそれは間違った方向性となります。

問題もしくは改善策などに優先順位がつけられているか?→2次試験問題はとてもうまく出来ており、与件文内に解答で使えそうなキーワードが複数散りばめられています。文字制限のある中でいかに優先順位の高いキーワードが盛り込めるかが重要となります。

因数分解して抜け漏れが発生していないか?→例えば、強みを答えろと言われて営業面の強みだけを答えては不十分です。他に生産面や財務面など多面的な切り口で解答しなければ合格点には届きません。

 

このようなポイントを意識しながら、ふぞろいシリーズなどを参考に自分の思考プロセスを構築していった感じです。

 

 

 


 

いかがでしょうか?

 

昨年の私の2次学習を振り返ってみました

 

もし、

また2次筆記試験を受けることになった!!

そうなったとしても、私は去年とほとんど同じ学習方法を取ることでしょう。

そう思えるほど自分に合った学習方法でした。

皆さんも是非自分に合った学習方法で最後まで走り抜けてください。

 

 

 

本日は以上です!

 

明日のブログは、ゆう事例Ⅳ攻略法です!!

絶対読まないと損ですよ!!

 

 

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こんにちは、きゃずです。

過去記事はコチラ

 

2次試験対策が本格化し、道場メンバーのブログも今年の猛暑ばりに熱を帯びまくってきました。

一方で、読者のみなさんの中には、「2次試験の学習って毎回最低80分かかるのか?」と悩まれたり、だいまつきゃっしいの超ハイレベル分析を目の当たりにして「果たして自分についていけるのか?」と悩まれている方がいらっしゃるかもしれません。

(彼らの分析は道場メンバーもため息をついてしまうほど、とてつもない本質をあぶり出しています!が、その手前で袋小路にハマっている方がおられるかもしれない、という想像をしています)

そこで、今回は事例攻略の橋げた(超重要な基礎)である「設問要求解釈」について、いったい何なのか?どのようにやるのか?について、ひとつの考え方を示したいと思います。

主なターゲット2次試験初学者および事例を解くだけでPDCAがイマイチ回せていないと感じている再挑戦者

登場する過去問平成29年~平成23年事例Ⅰ(主に平成28年。ただし詳細深入りはしません)

文字量:約5,000字(約7~10分で読めます)

 


 

■「設問要求解釈」を制するものは2次試験を制す

各メンバーの記事でも繰り返し書かれていますが、2次試験では「オリジナルの素晴らしいアイデア」は求められていません

だいまつがこちらの神記事で書いてくれているように、

①設問要求に沿って解答する

②解答内容は与件文を根拠とし、当たり前に考えられる内容を書く(変にひねらない)

③因果は大切

④解答は一つではない

という試験です。特に、①~③をどこまで忠実に(脱線せぬよう我慢して)4事例並べられるか、というものだと言えます。

 

そこで、なによりも重要なポイントなのが「設問要求解釈」。設問の・要求を・解釈すること=聞かれていることは何なのか?を掴むことです。

ではどうやって?というあなたに、学習方法をご紹介します。

 

 

■「題意」と「制約条件」を読み取るトレーニング

事例Ⅰを題材に、実際にやってみましょう。使うのは各事例の「設問文」のみです。「与件文」は使いません。

平成28年事例Ⅰ

第1問

業績が好調であったA社の3代目社長の時代に進められた事業展開について、以下の設問に答えよ。

(設問1)

当初立ち上げた一般印刷事業などの事業展開によってA社は成長を遂げることができた。その要因として、どのようなことが考えられるか。100 字以内で述べよ。

(設問2)

1990年代後半になっても売上の大半を学校アルバム事業が占めておりA社の3代目社長が推し進めた新規事業が大きな成果を上げてきたとはいえない状況であった。その要因として、どのようなことが考えられるか。100 字以内で述べよ。

 

第2問

A 社の現社長(5代目)の経営改革に関連して、以下の設問に答えよ。

(設問1)

A社が、新規のアルバム事業を拡大していく際留意すべき点について、これまでの学校アルバム事業の展開との違いを考慮しながら、中小企業診断士として、どのような助言をするか。100 字以内で述べよ。

(設問2)

A社では、これまで、学校アルバム事業を中核に据えた機能別組織体制を採用していたが、複数の事業間で全社的に人材の流動性を確保する組織に改変した理由を、100 字以内で述べよ。

 

第3問

業績低迷が続くA社が有能な人材を確保していくためには、どういった人事施策を導入することが有効であると考えられるか。中小企業診断士として、100 字以内で助言せよ。

 

太字で書いた箇所が「題意(聞かれていることの芯)」、

下線を引いた箇所が「制約条件(回答すべき範囲、回答してはいけない範囲を規定する条件)」です。

たとえば第1問では、設問文の冒頭で「業績が好調であったA社の3代目社長の時代に進められた事業展開」と書かれています。この制約条件を無視したりうっかり忘れてしまったりすると、与件文から4代目や5代目に関する記述を探してしまい、まったく違う方向性の回答をしてしまうことになります。

また第1問の(設問1)では「要因」が題意です。「要因」「理由」などが問われている場合、いわゆる「分析系」の問題です。与件文から該当箇所を根拠として抜き出してくることが求められており、すばらしい助言は求められていません

つまり「設問要求解釈が大事だ!」とみなが言うのは、「題意」と「制約条件」の把握は簡単なようで奥が深く、一定以上の慣れとコツが必要ということの裏返しでもあるのです。

 

■設問を並べて分類すると、「横たわるテーマ」が浮かび上がる

トレーニング方法として、事例をひとつひとつではなく、設問だけ一気に複数年分読むというやり方があります。

この方法の効果は、複数年分の分類によって「横たわるテーマ」が浮かび上がる点です。

たとえば事例Ⅰであれば、大きく4つのテーマに分類することができます。

 

1)経営環境分析(SWOT)として要因・理由を聞いてくる問題

経営環境分析に類する問題の特徴は、そのほとんどが「要因」「理由」を聞いてくるものです。

このパターンの場合、対応方針を以下のように定めていました。

・書き出しと締め:「要因(理由)は①~、②~、のためである

・SWOTに対応づける:「〇〇の脅威がある中で△△の機会を捉え、̻□□の強みを活かして対応した(できなかった)」に沿うように

※ただしSWOTのどの部分までを書くか?は設問文から丁寧に解釈し、あくまで与件文から(できるだけ素直に)抜き出す

ここまでを「型」として定めたら、あとは与件文にその素材を探しに行けばよいのです。

環境分析系の問題は、事例Ⅰでは以下のようなものです。

H29(一度市場から消えた主力商品をA社が再び人気商品にさせた最大の要因

H28(一般印刷事業などの事業展開による成長の要因

H28(新規事業が大きな成果を挙げられなかった要因

H28(機能別組織を、マトリクス組織に改変した理由

H27(プラスチック成形事業を、関連会社に移管した理由

H27(成果主義型賃金制度を導入しない理由

H26(研究開発型中小企業が増えつつある背景の経営環境変化

H26(A社が長期間にわたり主力製品を確立できなかった理由

H26(近年、良品率が大幅に改善した要因

H25(A社が非正規社員を有効な戦力として活用する理由

H25(A社が新卒正規社員を採用する理由

H25(A 社の顧客DBが新商品開発に直接結びついていない理由

H24(中小企業の海外進出を促す外部環境変化の要因

H24(Y 社の要請による A 社の海外進出が実現しなかった理由

H24(S 国工場を日本工場レベルまで引上げるのに時間を要した理由

H23(近年、A社が医家向け市場に注力している理由

H23(A社が自社開発した技術の特許をあえて出願しない理由

 

2)企業戦略(事業展開・事業構造・事業特性)を聞いてくる問題

事業展開事業構造などについて聞かれたときは、その企業の企業戦略・経営戦略についての問いであることを意識していました。

事業展開=おきまりの「誰に」「何を」「どのように」ですね。

このパターンの場合、対応方針を以下のように定めていました。

・書き出しと締め:題意に沿って素直に返す(「戦略的メリット」が題意であれば、「メリットは①~、②~、である」など)

・知識的な問題と捉えがちであるが、与件文や設問文中に記されたヒントや条件から、事例に沿った根拠を探して回答する

企業戦略系の問題は、事例Ⅰでは以下のようなものです。

H29(A社が工業団地に移転し操業したことによって生み出された戦略的メリット

H29(A社は、全国市場に拡大することでビジョンの達成を模索しているが、それを進めていく上で障害となるリスク

H28(新規アルバム事業の学校~事業との違いと、事業拡大の留意点

H27(スポーツ用品事業の市場特性

H27(プラスチック性容器製造事業の拡大による経営面での課題

H25(健康食品通販事業を長期継続させるための施策留意点

H23(一般家庭向け医療品と医家向け医療品との、営業活動の違い

H23(A社にとっての所有と経営の分離のプラス面マイナス面

 

3)「組織構造≒組織管理、経営管理、組織体制」を聞いてくる問題

3)と4)はセットで聞かれることもありますが、設問文や与件文にヒントが少なく、かつ助言を求められる場合が多いです。

組織関連の問題は、以下の3つの切り口を念頭におきつつ回答を組み立てていきました。

①部門構造(〇〇専任部門の設置、プロジェクト組織の構築など)

②権限関係(〇〇についての権限移譲、権限・責任の明確化など)

③コミュニケーション(〇〇の定期的会議、社内連絡会など)

①②③ともに、〇〇の部分をいかに与件文から抜き出してこれるかが勝負です。

組織系の問題は、事例Ⅰでは以下のようなものです。

H29(少人数の正規社員での運営を可能にしているA社の経営体制の特徴

H29(「第三の創業期」ともいうべき段階を目前にして、A社の存続にとって懸念すべき組織的課題

H27(事業拡大に向けた、「組織文化の革新」における留意点

H26(事業領域の拡大に伴う、組織管理上の課題

H25(A社の体制を今後も維持していく上での留意点

H23(達成目標実現のための組織管理上の施策

 

4)「人的資源管理≒人事施策、制度」を聞いてくる問題

人的資源管理系の問題は、以下の4つの切り口を念頭におきつつ回答を組み立てていきました。

①雇用管理(採用・配置)(適材適所の配置、能力や希望に応じた配置)

②人事考課(評価)(公平・公正な評価基準、目標管理制度)

③給与(報酬)(業績に応じた報酬体系)

④教育訓練(能力開発)(〇〇を高めるためのOJT、〇〇研修)

事例Ⅰで設問文に「施策」という表現が出た場合、組織・人事的な対策・助言の記述を求められていることが多いです。組織構造(体制)か人的資源管理(制度)かは、前後の設問や与件文中のヒントを見て判断。迷ったら両面書けば部分点と割り切って、できるだけ多面的に書くようにしていました。

人的資源管理系の問題は、事例Ⅰでは以下のようなものです。

H29(「第三の創業期」ともいうべき段階を目前にして、A社の存続にとって懸念すべき組織的課題

H28(有能な人材を確保するための人事施策

H27(成果主義型賃金制度を導入しない理由

H27(事業拡大に向けた「人材育成」における留意点

H26(高度専門人材を長期的に雇用していくための管理施策

H25(オペレーターの離職率を低水準で維持するための具体的施策

H24(係長人材に期待する、○○以外の役割と、向上させるべき能力

H24(成果主義型賃金制度の制度設計および導入時の留意点

 

いかがでしょうか?

ここであらためて意識してもらいたいのは、事例Ⅰはあくまでも「組織・人事」がテーマであるということ。

つまり、事例全体のストーリーとして、「環境変化の理由をSWOTの切り口で解釈したうえで、事業展開+組織構造+人的資源管理 により環境変化に対応していくという診断報告書を作ることが大きな流れになるのです。

ここは事例Ⅱ、事例Ⅲとは別のテーマですので、事例ごとにアタマを切り替えながらやっていきましょう。最初は大変ですが、だんだんと慣れてきますよ!

 

 

■「出題の趣旨」は診断協会からの公式ラブレター

設問要求解釈をトレーニングするうえでもうひとつ役に立つものに、診断協会が発行している「出題の趣旨」があります。

平成○○年度の試験について」というところから辿ることができます。

例えば平成29年の試験であればこちらから。

 

出題の趣旨には「題意」と「必要な能力」が書かれており、これを5年程度読んでいくと、出題内容に一定のパターンが存在していることが掴めます。与件文は事例企業の数だけ無数にあっても、協会が「診断士」に求めることは一定の範囲の中に収斂してくるのです。

 

いかがでしょうか?

設問要求解釈自体は、繰り返し設問を眺め→分類し→答えのパターンを類推する、など移動中のスキマ時間にもできますので、ぜひコツを掴んでください。

 

残り約55日です。ストイックに、でも楽しんでいきましょう!

僕らも全力で応援します!

以上、きゃずでした。

 

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あ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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はい!へんりーです。

2次試験対策からブログを見てくださっている方も大勢いるかと思いますので、はじめての方々向けに・・・

当ブログは、11名の昨年度合格者、「9代目」メンバーで執筆しておりますが、メンバーはこちらで紹介してありますので、お時間あればご参照ください。

先代も含めた各人の勉強スタイル等を参考にしていただき、自分に合う勉強方法、解答作成のコツなどを「パクってカスタマイズ」してご活用ください。(「道場」ブログでよく出てくるキーワードの一つです!)

 

なにより、まずは当ブログのホームページをブックマークいただければ幸いです。

毎日の記事を読む数分間、決して損はさせません!

 


ということで、

今回から僕も二次筆記対策のブログを本格的に書いていこうと思います。

仕切り直しとして、自分の執筆していく記事について、以下を定めてみました。

ターゲット:

基本的に『二次試験初挑戦者』とするつもりです。

さらに、どちらかと言えば「これまで二次対策をしていなかった人」を意識して書こうと思います。(先週のたかじんと同じです)

これまで僕は「ぎりぎり合格狙いのアナタは一次試験に集中すべし!」をうたっていたので(その責任を取り)、今からスタートでも間に合う!というスタンスを前面に押し出しながら、アドバイスしていきます。

 

スタイル:

記事の中でアドバイスは、なるべく断言気味に言おうと思います。
これは初挑戦者向けのあくまで「へんりー流」なのでご容赦ください。

この資格試験においては、「自分に合った方法で(パクってカスタマイズ)」が重要なのは明白で、間違いないのですが、

一方で、受験時代になんでもかんでも「自分次第」と言われて戸惑った記憶もあります。
おそらくみなさんも耳にしたことのある、合格者からの「やるしかないよ」というアドバイスも同様です。

それらが真実と認識しつつも、

項目によっては「この方法でやるべし」と言ってくれた方がありがたい

と感じている人も少なからずいると思っていますので、1つのベンチマークになるように、内容によっては言い切り型でいきたいと思います。

これもセミナーで多くの人と話をしていて、改めて感じたことを反映させています。

 

自分ルール:

記事の中で、過去問の事例内容に触れるときは、「今日は平成〇年の事例◇設問△を扱います」と冒頭で触れるように心がけます。

それは、「まだ解いていない事例の内容をネタバレしてほしくない」という考えの人が少なからずいると思うからです。(少なくとも、昨年の自分はそうだったので)

 


とここで、本題に入る前に触れておきたい、

先週末、前週の東京に続き、大阪夏セミナーに参加してきました。

「スピ問出涸らし・直前期に迷ったらスピ問を守りきったら一次突破できました!」という嬉しすぎる声を、想像以上に多くの方から聞くことができ、より一層有益なアドバイスをお伝えしていきたい、せねば、という思いが強まりました。。

本当に涙ものです。

 

あ・・・有益と言えば、中華のお店の懇親会にて、餃子を醤油ではなく、コショウ+酢で食べても最高に旨い」という裏技(?)を教えていただき、これは今後の僕の人生に影響するレベルの「助言」でした。感謝いたします。(大阪ならではなかったようですが笑)

そして何より、大阪の受験生さんの中には、かなり深く具体的なところまで質問してくださる方もいて、その人がよーく考えながら、取り組んでいるのが伝わってきて、むしろこちらが勉強になりました。

昨年の自分と比べると、感心するばかりで、まさに、絶対に受かってほしい!と感じます。

二次試験後の懇親会あるいは口述セミナーで、また大阪を訪問できたらと思います!


受験生と接すれば接するほど、ブログで伝えていきたいネタが充電されていきます。

これから数回かけて、以下についてお伝えしていこうと思います。

#設問要求解釈がどれだけ重要かを理解した人が受かる。

#だから「設問から読む」は絶対。(自分に合った方法を・・ではなく)

#過去問と予備校演習・模試との決定的な違い。

#過去問と予備校演習・模試との使い分け。

#勉強はアウトプット中心。「全知識」は辞書代わりに。

#「ふぞろい」の具体的な使い方。

#SWOT分析は要るのか?

#カラーペンの使い分けは設問ごとがおすすめ。

#解く事例数と実力の相関性。

#春秋要約は不要だけど、それを進める人の意図もわかる。

#事例IVはやるだけ伸びる。「同じ問題を翌日にまた解く」がおすすめ。

#事例IVは取捨選択と時間配分が勝負。「自分は得意だから解ける」がキケン。

#「イケカコ」は・・。その時間は他に使おう。

#勉強会には合格者がいた方がいい。でも「俺より強いやつ」がいれば大丈夫。

#如何に得点を安定させるか?(ルールと幅と深さ、そして因果)

などなど・・

上記は、今の時点で思いつく、あくまで自分用備忘録です。

が、もし「先に聞きたい!」というものがあれば、気軽にコメントをください。(あるいは他のメンバーが記事にしてくれると思います☆)

冒頭で述べたように、あえて断言気味に言っているのもありますが、初挑戦者向けの「へんりー流」ですのであしからず、です。

 


さて、今日の本題。

 

二次試験の勉強を始めたばかりのアナタに、絶対守ってほしい2つのオキテをお伝えしようと思います。

始めたばかりのみなさんの中には、

「模範解答見せられても遠すぎるよ・・」

「そもそもどうやって勉強したらいいかわからない」

「『過去問やれ』と言われても、なにからどうやれば?」

といった方も多いと思いますので、この「オキテ」からスタートしたい。

オキテその1: 勉強の進め方は「アウトプット重視+過去問重視」 

オキテその2: 解く順序は「設問から先に」

これら2つは、「人それぞれ」ではなく、「誰もが絶対」と言ってしまえるくらいの王道。もはや「オキテ」だと思っています。

(ここまで言い切らないと響かない人がでてきてしまうので、あえて言います)

 

何故か?

理由は、多年度生に比べて初挑戦者は、圧倒的に準備時間が少ないからです。

解説していきます。

 

オキテの1つ目、セミナーでもお伝えしたが、

二次対策は(一次試験と同じく)『アウトプット重視』

そして『演習より模試より何より過去問』が合格への王道です。全事例に関して言えます。

アウトプットする(=過去問等を解く)

自分の引き出しに無い一次試験知識があれば、そこだけインプットする

という流れを基本としてください。

繰り返しますが、そうする理由は時間がないからです。

予備校のテキストや「全知識」を一から読むのは無謀です。ボリュームを見たら一目瞭然かと思います。

読んで「知識を理解した」という段階と、「知識を使えるようになった」という段階では大きな差がありますので、いくら時間があっても足りません。

ぜひうまく、効率的にインプットしてください。


続いて、オキテの2つ目は、絶対に「設問から先に読む」です。

事例I, II, IIIに関して言える王道です。

正確には、

①与件文の冒頭に書かれている会社の概要部分をまず読む

②与件文は熟読せずに、段落ごとに番号を振ると同時に、全体のボリューム(図等の有無)をつかむ

③設問を読む(後述する「設問要求解釈を行う」)

④与件文を熟読する

という順序です。

まず理由はさておき、

この、(与件文冒頭→)設問要求解釈→与件文熟読 という順番は合格者の大多数がやっていることを認識ください。

 

本当か?という人のためにさらに補強しましょう。

僕とChikaは「合格者の頭にあった全知識/全ノウハウ(2018年度版)」の執筆に携ったのですが、

その際、「全ノウハウ」の内容構成を、この「設問要求解釈→与件文熟読」のやり方に合わせて入れ替えました。

少しでも、合格者による80分間の解答プロセス、をトレースできる構成にするため、そのように変更したわけです。
それだけ「合格者の当たり前」になってきているのです。

 

そして、

「設問要求解釈」の重要さにどれだけ気が付けるか?

そして「設問要求解釈」をどれだけ磨き上げられるか?

で、二次試験の勝敗がつくと言っても過言ではないと思っています。

 

ここで、設問要求解釈とは(「設問解釈」とか、いろいろ呼び方がありますが)、設問文を深く読見込み出題者の要求を解釈すること、を指します。

 

「設問要求解釈」で具体的にやることは2つです:

①設問文に潜んでいる制約条件を洗い出す

②与件文に探しに行くべき解答要素(キーワード)を類推し、アタリをつけておく

①は、設問が与えている制約条件=ルール(具体的には、時制やターゲット、「以外」といった条件)を違反しないようにするために行うものです。例えば、過去の強みを聞かれているのに、現在のことを書いてしまう。ターゲットが指定されているのに、関係のない層について触れてしまう。その時点で、点数は入りません。(←本当か?という方は、「ふぞろい」を参照ください)

短時間の勝負の中では、このような「ルール違反」、ときにイージーミスが起こりうるものです。過去問を解いていく中でみなさんも味わうと思います。

 

②も、80分という限られた時間が鍵です。設問を読んだだけで、如何に解答要素(キーワード)を類推し、アタリをつけておけるか?

その度合いで、与件文を読む際の効率が変わってきます。

過去問(=本試験)の与件文はよく練られてできており、解答要素がわかりづらくしてあったり、散りばめられていたり、80分間の中で「正確に」「漏れなく」見つけるのを困難にしてあります。

そんな練りに練って作られた、3,000文字にもなる文章を、アタリもつけずにただ読むとしたら、どれだけ効率が悪いか容易に理解できると思います。

もし例えるならば・・・

夜空を一通り眺めた後になってから、「さて、今見た空のなかで〇〇座はどこにあった?」「〇色の星は何個あった?」なんて聞かれるようなものです。

 

ピンと来ますか??(執筆している夜中の発想か・・・?汗)

とにかく、事前にアタリをつけ、ターゲットを定めてから、熟読しにかかるからこそ、欲しいものを見つけられるわけです。

これが慣れないうちは

「あれー、与件文に何かヒントがあったような・・どこだっけ?」

「あれ?設問で問われているのは、具体的にはなんだっけ?」

と、与件文⇔設問文を行ったり来たり、を繰り返すはずです。そして時間が無くなる。

解答時間短縮のためには、与件文⇔設問文の行ったり来たりを如何に最小限にするかがポイントです。

今はピンとこない人も、アウトプットをしながら経験を積むと味わうことになると思います。

 

さて、以上の説明を、実際の過去問でどうなるか?という切り口で、【平成27年 事例1 第2問】を使い、8代目ロックさんが解説している記事があるのでそちらもご参照ください。

 

はい、おさらいです。

オキテその1: 勉強の進め方は、絶対に「アウトプット重視+過去問重視」 

オキテその2: 解く順序は、絶対に「設問から先に」

をぜひ徹底しながら勉強を進めてみてください。

はじめの時期は解答が作れずつらく苦しいと思いますが、誰もが通る道です

センスのあるなしではなく、経験です。(なので合格者は「やるしかない」と言います)

ぜひ食らいついてください。

 

アナタも間に合う!

あと少しだけ、あがいてみませんか?

以上、へんりーでした!

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おはようございます!桃ちゃんです。

 

今日は、H29(去年)の二次試験本番での
私の回答と思考プロセスを書いていきたいと思います。

 

H29年の「事例Ⅰ」を解いてからお読みください!

 

※試験当日の夜に、再現答案を書いたのですが
一部記憶があいまいなところがあります。
ご了承くださいm(__)m

 

またTPと書いているのは、「ターニングポイント」のことで
実際に回答を書き始めるのが試験開始後何分からか、を指します。

桃ちゃんの前回のブログもご参照下さい。

(↑前回ブログでもTPとは書いていませんが、
前回でいう試験開始50分まで目標のところです)

 


 

H29年 事例Ⅰ (桃ちゃん 得点 73点)

 

<全体を通して>

本文は比較的読みやすかった!

設問は1問対応が難しそう。

 

そして・・・・

 

9:50~11:10の試験時間を11:20までと
途中で勘違いしてしまった!!!

 

予想以上に立教大学の机が小さく、
いつもと違って腕時計を机に置かず腕にしたまま
挑んだのがダメだったのか・・・。

 

11:05に試験監督が「残り時間あと5分です!」
教えてくれた時点で、勘違いに気づく。

 

その時点で、

問1~3は記入済み。
問5を書き直しているところで問4は白紙((+_+))

 

(残り5分なのに!!!)

 

とりあえず問5の書き直しは後にして、
問4を方向性検討でメモしたことを書いていく。

 

TP45

第1問(配点20点)
景気低迷の中で、一度市場から消えた主力商品をA社が
再び人気商品にさせた最大の要因は、どのような点に
あると考えられるか。100字以内で答えよ。

 
【桃ちゃんの回答】(10:35~10:40で回答欄記入)

要因は、地元の有力企業であったX社の時代から認知度が高い高級菓子の商標権を取得し、主力商品に絞って経営資源を集中投下できた点である。県を代表する銘菓の・・(※この後忘れました)

 

<思考プロセス>

⇒「最大の要因」にチェック。
人気商品になった理由は本文記載にいくつかあり。

・商標権を得た
・販売ルートがあった
・商品名を冠にした
・主力商品だけに絞った →経営資源の集中
・県の支援を受けた
・効率化できた

 

・味を再現できた  については
「その後数年の年月がかかっている」
「A社は創業直後とから一定水準の売上を確保」
という本文の時制とのズレから、主要な要因からは除外

 

第2問(配点20点)
A社の正規社員数は、事業規模が同じ同業他社と比して
少人数である。少人数の正規社員で運営を可能にしている
A社の経営体制には、どのような特徴があるか。
100字以内で答えよ。
【桃ちゃん回答】

特徴は機能別組織をとり①分業が可能で、非正規社員でも専門性を発揮でき②規模の経済性を得られ③社長が過半数を出資する為迅速で大局的な経営判断が可能で④社員が主要な業務を行い⑤交代勤務で士気と定着率向上。

 

<思考プロセス>

① 「特徴」で良い面と悪い面を聞いているが
「小人数の正規社員での運営を可能にしている」なので
肯定的→良い面を中心に書く。

 

② 機能別組織の知識:「セキトッタノニマオオソイ」※で書く。
  ※イメージ:「席取ったのに真央(ちゃん)遅い!」

セ:門性の原則
キ:模の経済性
トッタ:トップの局的な意思決定
(のに)
マ:ネジメント層が育たない
(オ)
遅い:トップの業務が多く判断が遅い

 

③「A社社長が過半数を出資し」の本文を活かす。

 

・同業他社の記載がなく、比較ができない。

 

反省)
・結構知識で書いてしまった
・④の社員に「正規」が抜けていた
→結構、減点されるのではと後から焦りました

 

第3問(配点20点)
A社が工業団地に移転し創業したことによって、
どのような戦略的メリットを生み出したと考えられるか。
100字以内で答えよ。

 【桃ちゃん回答】

メリットは①安く広い土地を得られ②県とのネットワーク強化で支援を享受しつつ③HACCP取得し製造工程を大幅に変更した。自動化によって効率性を高める工場完成で、人件費を削減し売上伸長させた。

 

<思考プロセス>

①「戦略的メリット」
なんとなくのメリットでなく、狙って得たメリットを書く
→事例Ⅰだけど、売上向上か?

 

②第5段落:「現在の工場完成する2005年
第6段落:「2000年代半ばには増資して」を
同じ時期として線で結ぶ。

 

③ 県の支援」(協力者チェック)
    →ただし低利融資は見逃した。

 

④ 「手狭になった」→広くなったと解釈

 

⑤ 「地元の企業を誘致対象とした」
安く土地借りられる/入手できる

 

・ハサップに準拠
・大幅に変更し自動化によって効率化を高めた

 

反省)

・「品質や食感を確保」は検討せずに外した
・「メリットは~」の主語・述語がおかしい

 

第4問(配点20点)
A社は、全国市場に拡大することでビジョンの達成を模索
しているが、それを進めていく上で障害となるリスクの
可能性について、中小企業診断士の立場で助言せよ。
100字以内で答えよ。

【桃ちゃん回答】

リスクは①地元で認知度が高い商品が全国で通用しない②販売ルート開拓や全国配送ノウハウがない③資金調達が困難④営業ノウハウがない⑤3種類のラインアップのブランド力と地域ブランド力の不足。

 

<思考プロセス>

①ビジョン達成の為に進めていく上で障害となるリスクの可能性
→リスクってすでに可能性なのでは・・・!?

設問解釈に時間がかかる。リスクってなに?

 

②ビジョン:売上30億のビジョン
X社時代は10億円  現在A社8億円
利益より売上重視か?

 

③第7段落:「ビジョンを達成するためには、
全国の市場で戦うことのできる新商品の開発が不可欠

「それを実現したいくための人材確保や育成も不可欠

 

④その他の本文キーワードや知識

・地元での認知度 →全国で通用しない 商品開発
・営業ノウハウ
・全国配送ノウハウ 管理体制
・人の不足・育成
・資金調達が困難
・3種のラインアップのブランド化
・開発部がない

 

反省)

 ・途中まで主力商品は1種類で、
売れていないけど開発した商品が3種類と認識していた。誤解?

・リスクというより、問題点で書いてしまった

 

第5問(配点20点)
「第三の創業期」ともいうべき段階を目前にして、A社の
存続にとって懸念すべき組織的課題を、中小企業診断士として、どのように分析するか。150字以内で答えよ。

【桃ちゃん回答】

課題は①社長や創業からの社員の高齢化で定年退職者が増え、ノウハウやネットワークを受け継ぐ体制作り②長期的に次期経営層やミドル層の育成③独自の主力商品を開発する部署の設置③若手の育成や開発など長期的に評価する制度作り④能力開発の機会付与⑤採用強化⑥最適な再配置。

 

<思考プロセス>

①最終段落:「共に苦労を乗り越えて来た戦友の多くが定年退職した」(過去形。すでに退職)

 

②第4段落:「1970年代半ばから長年にわたって営業の最前線でキャリアを積んだA社社長」

→仮に1975年に22歳程度とすると、
  2017年には社長は64歳。定年の時期。

戦友も「X社で共に働いていた仲間7名」の可能性。
正規社員18名。

 

③チェック事項

・社長の高齢
・戦友の高齢
・次期経営層マネジメント層の育成
・ノウハウ
・同時主力商品の開発力
・人材強化⇒正社員化
・開発部がない

 

組織ときたら「サチノヒモケンテイ」

サ:
チ:
ノ:力開発
ヒ:価・報酬
モ:ラール向上
ケン:限委譲
テイ:着率UP

 

反省)
・ちょっと詰め込みすぎ・・・
・無理やり「サチノヒモケンテイ」を入れた感

 

<事例Ⅰが終わった後の休憩時間>

そりゃもう「時間配分間違えたーー!」と思いました。

 

どうりで書きながら、検討しなおす余裕が
最初の方はあったわけですね・・・苦笑。

でも、残り5分でなんとかマス目は埋められました!

 

手ごたえとしては、「リスク」が意味不明だったけど、
まぁまあ解けたかな、という感じでした。

 

事例Ⅱからは、絶対腕時計は机に置こう!と
思いました苦笑!

しかし今見返すと、
ちょっと詰め込みすぎの回答ですね苦笑。。
少しでも参考になれば幸いです(^^)/
これが、私の事例Ⅰの本番対応でした!

 

以上、桃ちゃんでした!

 

 

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おはようございます! 桃ちゃんです!

先週末に道場(東京)セミナーにお越しくださった方
ありがとうございました!!

セミナーの詳細はヒロちゃんレポートこちら

 

今日は、2つの事をお伝えしたいと思います。
前半は「80分への時間の縮め方」
後半は「応用情報技術者 午後対策」です!

 


1.「80分への時間の縮め方」

① 開始50後までには、何を書くか決まった状態にする!
② 回答を書くときには、時間をはかる!
③ 試験をスムーズに進める文具を揃える!

 

 

 

まずは、

① 開始50後までには、何を書くか決まった状態にする!

を説明します。50分までにすることについて。

1)最初に、回答用紙をチェック

2)受験番号を丁寧に書く

3)ホッチキスを外してメモ用紙を作る

4)段落に番号を振り、段落の変わり目に線を引く

5)1段落目をさっと読む
売上は?従業員数は?取扱商品は?(保存がきく商品?)

6)設問分析
条件や時期(2代目社長時など)、
人物(商工会や地域系の団体もチェック)

↑ 設問を読んだ時点で、知識キーワードと
回答の方向性を四角□枠で書く。

例は文章で書いていますが、これを四角□枠で書きました。

例)ターゲットは、( 〇〇代  〇性 )である。
具体的な施策は( 強み )を活用し、(   )をする。

例)戦略は(    )である。具体的には
①(    )と②(    )をして、
(新規顧客開拓 or  リピート率向上 )で売上向上を目指す。

 

~↑ 開始15分までにここまでいく~

(できれば10分)

 

7)本文を読む (約15分)

読みながら、マーカーを引きます。

私の場合はこういう引き方をしていました。

ピンク:強み・成功体験・機会
みず色:弱み・課題・脅威
オレンジ:大事そう
マルK :設問で使う課題
時制 :四角で囲む
人  :人マーク

 

8)対応付け

作ったメモ用紙に骨子を書きます。

私の場合、回答を書く前にすべての設問の方向性を決めます。
①回答に使える可能性のある本文・知識を書きだします。
②設問文の制約や、他の問題との関係を見て
書く際のキーワード(盛り込むワード)を決めます。

事例全体を通してストーリーに一貫性があるかもチェック!


~↑ 開始50分までにここまでいく~

できれば40~45が最終目標

↑ 回答を書く速さによります。私は45分目標でした。

 

80分のまとまった時間が取れなくても、
ここまでを50分で終わらせる練習なら、
15分ずつでも上手く使って電車の中でもできます!

 


次に 50~80分についてです。

 

② 回答を書くときには、時間をはかる!

こちらは個人差があるからです。
私は、書くのが人より早いと自覚していました。

皆さんは600字を丁寧に書くのに
何分かかりますか?

何を書くかおおよそ決まった状態
(盛り込むキーワードは決定済み)から
書き終わるまでの時間をはかり、
自分の標準を把握しましょう!

 

私は事例を70分で解く練習をしました。
実際に70分でできるようになったのは9月になってからです。


 

③ 試験をスムーズに進める文具を揃える!

私が使った文房具をご紹介します。
ご自身に合うものを見つけてくださいね!

・消えるフリクションマーカー 

 滅多に消すことはないですが、消せる!と思うと
心置きなく使えますw

 

「クルトガ」の持つところが柔らかいシャープペンシル

芯が回って出てくるので、いつでも先が尖っています!
これにBの芯を入れて書いていました。
薄い字は読みにくいからです。

 

細長い消しゴム

1行だけ消したいときに重宝します!


 

 

なかなか最初から80分以内に事例を解くのは大変です。

ですので、80分の中でも時間目標を決めて
取り組んでみてはいかがでしょうか?

 


2.「応用情報技術者 午後試験」

 

応用情報については、私の過去記事
先日のChikaの記事を見て下さい!

(※秋試験の申し込みは8月13日で締め切っています)

 

前回の私の記事では、「午後試験」はまたいつか…。

で終わっていましたので、こちらでご紹介します!

 

午後試験は、
午前試験を合格しないと採点してもらえません!

 

まずは、午後試験がどんなものかこちらをご覧ください!

(応用情報技術者試験ドットコム 最終閲覧2018年8月13日)

URLから見られるのは、
平成29年春(午後)問題 必須の①情報セキュリティです。

本文が3ページ、問題が1ページあります。
なんだか診断士の二次試験みたいですね。

 

ちなみに、午後試験は①は必須②~⑪から4つ選択です。
上のURLから見られるのは、このうちの①です。

 ①情報セキュリティ(必須)
 ②経営戦略
 ③プログラミング
 ④システムアーキテクチャ
 ⑤ネットワーク
 ⑥データベース
 ⑦組込みシステム開発
 ⑧情報システム開発
 ⑨プロジェクトマネジメント
 ⑩サービスマネジメント
 ⑪システム監査

 

選択問題をどうするかですが、
先日Chikaが説明してくれているように②、⑨~⑪を
選択するのが無難です。

しかし、試験によっては⑥、⑦が解けることもあります。
実際、私は本番で⑪が難しくて選択を⑦にしました。

⑥はSQL文などが出ます。
SELECT 申請書.申請書ID,・・・FROMみたいな。
得意であればこちらでもいいかもしれません。

 

とにかく、長文読解です。
午前問題で勉強する内容を使って、記述します。

 

午後試験でもア~エから選べ」という問題もあります。
記述にも「15字以内で述べよ」 などです。

 

私は実質午後試験は3日くらいしか勉強しませんでしたが、

1週間くらいはすべきだったなと思います。
(勉強の最後の方は時間がなくなってしまって苦笑!)

 

 

午後試験の勉強で使ったテキスト・問題集はこちら

このテキストで①、②、⑨~⑪を解きました。

 

まずは、1度午後問題がどういうのかを
先にチェックすることは大切です。

でも取り組む順番や比重は
午前問題中心で良いと思います!

 

私のようにITや情報システムを苦手とする方なら
初めて聞く言葉が多く
時間がかかるかもしれませんが、

やった分だけ身に付きます!

 

頑張ってください!!!
もっと詳細なことなどご質問があれば
コメント欄に頂ければお答えします!

以上、桃ちゃんでした!

 

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※懇親会は17:00〜19:30予定
□ 会場:マイドームおおさか8階第6会議室
(〒540-0029 大阪市中央区本町橋2番5号)
□ 定員:30名→42名
(先着順。セミナーは定員に達した為、懇親会のみ受付中です。)
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一発合格道場 夏セミナー2018

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■夏セミナー2018 in東京

□ 開催日時:2018年8月11日(土) 14:00〜16:30※懇親会は17:15〜19:15予定
□ 会場:月島区民館(〒104-0052 東京都中央区月島二丁目8番11号)
□ 定員:50名(先着順)
□ 参加費:1000円+懇親会参加の方は4000円予定

□ 申し込みはこちらから※8月6日(月)12:00~受付開始します!!

終了いたしました。

■夏セミナー2018 in大阪

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□ 会場:マイドームおおさか6階会議室(〒540-0029 大阪市中央区本町橋2番5号)
□ 定員:30名(先着順)
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※セミナーは満席状態ですが、懇親会は若干枠ございます!!急いで!!申し込みを!!

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はじめに

皆さんこんにちは‼ヒロちゃんです‼

世の中はお盆休み真っ最中の今日この頃ですが、診断士試験合格を目指す皆さんに休んでいる暇はありませんよ!!

今年2次筆記試験受験資格を掴み取った皆さん!!

2次筆記試験まであと残り70日です。

この時期から計画性をもって学習に取り組んでくださいね!!

 

今日は日曜日なので、普段は道場ブログはお休みの日なのですが、

昨日開催された道場東京夏セミナーのレポートを、号外としてアップします‼

当日は内容盛りだくさんだったので、さわりだけの紹介となりますが、

参加出来なかった人に少しでも内容お伝え出来れば幸いです。

 

今年春に実施した春セミナーに引き続き、参加者60人超えという大変ありがたい盛況ぶりでしたので、今回も我々9代目は先代の助けをいただきました!!

JCさん ハカセさん  はんたさん ひめさん こばさん イラサムさん、katsuさん、ひろいんさん

改めてありがとうございました‼

春セミナーに参加された皆さまも熱意溢れていましたが、夏セミナーは一段と真剣さが増した感じがしました。

我々道場メンバーもグッと身の引き締まる思いです!!

 

円陣組んで頑張るぞ!!

 

 

 


 

 

 

さて、ここから今回のセミナー内容のサマリーをご紹介いたします。

 

 

 

オープニング byヒロちゃん

はじめにオープニングとして私ヒロちゃんが司会として本日のプログラムと道場メンバー紹介をしました。

普段オンラインでしか皆さんとやりとりしていないので、実際の道場メンバーがどんな人なのか気になりますよね!!

 

…うん、絶対気になってたはず!!

 

 

私たちも普段会えない皆さんを拝見出来てとてもうれしかったです!!

※写真には写っていませんが、道場9代目メンバーは他によこよこ、ヘンリー、だいまつがいます。

 

 

 


 

 

 

道場直伝!2次試験の鉄則とは byChika

プレゼン一番目は、道場のアイドル的存在Chikaの登場。

2次試験の試験日程や合格基準など超基本的なところの説明と、よく「お作法」などと言われるこの試験の絶対的なルールについてプレゼンしてくれました。

今回のセミナー参加者は2次初受験の方が過半数ということもあり、超基本的なことから話してくれました。1次試験とは全く違う試験内容、ましてや他試験とも違う「診断士2次筆記」について大枠ご理解いただけたのではないでしょうか?

与件文、設問分解、題意、制約条件・・・などなど、2次試験特有の特殊用語がどんどん出てきて初学者の皆さんは驚かれたかもしれませんが、大丈夫、すぐに慣れます。

Chikaのプレゼンのポイントは以下の4つの鉄則です。

鉄則1 1次知識を応用して、「読む・考える・書く」力を鍛えるべし!!

鉄則2 アイディア勝負はNG!! 出題者が求める解答を書くべし!!

鉄則3 与件文から離れない!設問の制約条件欲求に従うべし!!

鉄則4 事例毎ののルールに従うべし!!

 

べしべし!!

 

と診断士2次試験にはこのような鉄のおきてがあります。

常にこのことを頭に入れながら学習することで、各事例の特徴や問われていることの本質が見えてくると思います。

1次試験は、場合によってはただただ丸暗記しても得点を稼げることもあったと思いますが、2次試験ではそれは通用しません

試験当日までにしっかりとPDCA回して出題者の期待している解答が書けるようしていきましょう。

 

 

 


 

 

2次に役立つ1次知識 byきゃっしい

次に登場は道場ブログリーダーのきゃっしいです。

きゃっしいからは皆さんが今まで学習されてきた1次知識と、これから挑む2次試験との関係について解説してもらいました。

 

診断士試験要領には

「第2次試験は「中小企業診断士の登録等及び試験に関する規則」に基づき、中小企業診断士となるのに必要な応用能力を有するかどうかを判定することを目的」

と明記されており、ここで言う応用能力とは、「一次試験で問われた知識の応用能力」ということ。

きゃっしいからは具体的に各事例Ⅰ~Ⅳ毎にどんな1次知識を、どのように応用するか過去問を使って具体的に解説がありました。

1次知識を知っているだけではダメで、いかに使えるようにするかが2次では求められることがわかったのではないでしょうか。そのための学習法としてきゃっしいがおすすめしたのが「1次知識100字訓練法」。ざっくりいうと1次知識に関するお題について、手書きで100字以内にまとめる訓練です。必ず制限時間を設けて取り組むことが試験本番に活きてくるそうなので、皆さんも是非取り組んで見てください!!

また、1次試験だけでなく、2次試験でも非常に役立つきゃっしいのまとめシート、アマゾンで絶賛販売中ですので売り切れになる前に早めにポチっとしちゃってください!!

 

 


 

2次試験ゼロから合格するTips byたかじん

超短時間ストレート合格を果たしたたかじんからは、2次試験学習ZERO~の状態から合格した経験を語っていただきました。

限られた学習時間をどうやって使うか、そこには企業経営同様に戦略が必要とされます。たかじんは「解答の方向性を正しいものにする」という戦略をたてました。

そのうえで、ほぼ過去問のみを愚直に取組み、模範解答とのギャップを埋めるという大胆かつ間違いない戦術を実行しました。

ティップスというにはもったいない、2次試験の本質を捉えたプレゼンだったと思います。

また、セミナー後の懇親会で披露してくれる夜のたかじんもいつも通り切れ味鋭かったです笑。

 

 

 


 

80分の使い方 by桃ちゃん


事後アンケートでもとても評判の良かったのが、桃ちゃんの「80分の使い方プレゼン」でした。

2次筆記試験はどの事例も試験時間は80分です。過去問に取り組んだことのある方はお気づきだと思いますが、80分じゃ全然時間が足りないです!!せめて2時間くらい欲しいくらい。

ですので圧倒的に制限時間が短い中で安定感のあるアウトプットをするためには「型」が必要となってきます。

桃ちゃんはこの型について、自分の型を例にわかりやすく紹介してくれました。

また、道場9代目メンバー全員の型についても紹介してくれました。結論として、人それぞれ型は違うということ、自分の型は自分で見つけるべし!!ということでした。

試験本番では80分という限れた時間、難解な問題、極度の緊張感、を強いられます。

そんな状況下でミス無く安定的なアウトプットするためには作業の標準化と自動化が必要となってきます。そうしないと必ずミスが発生してしまいますからね。ぜひこの型について意識しながら過去問や演習問題に取り組んでいってほしいと思います。

 

 

 


 

 

2次試験に再挑戦するあなたへ+だいまつの分析 byきゃず

2次試験にあと3点足らずで一発合格出来なかったきゃずのプレゼンです

家族や周囲への感謝、受験できることのありがたさを決して忘れてはいけないという熱くエモーショナルなメッセージを前段では紹介してくれました、

後半では、

彼を知り己を知れば百戦危うからず」とい孫氏の兵法を体現した内容を紹介してくれました。

きゃずの徹底的な自己分析、そして試験分析、スケジュール管理から導き出された結果は「初めての問題に遭遇したとて揺るがない再現性」でした。

 

+スペシャルコーナー だいまつからの伝言

~9代目の2次試験対策徹底分析からみえたもの~

続けてきゃずによる特別企画として、道場9代目メンバーの2次試験学習の取り組みについての分析内容の紹介です。このコンテンツは、今回参加できなかった大阪メンバーだいまつが作ったものですが、あまりに完成度が高いので是非東京セミナーでも紹介したい!!ということになったのです。

来週18日に大阪で開催予定の大阪セミナーでだいまつじきじきにじっくりプレゼン予定ですので、参加される方はご期待下さい!!

相関係数を算出するなど本当に手の込んだ分析でした!!ポイントとしては以下になります。

 

●初受験組は、勉強時間315時間、89事例を​ミニマムライン、​

多年度組は、勉強時間265時間、107事例をミニマムライン、

として、初受験組も多年度組もそれぞれの置かれた状況を踏まえて勉強内容をカスタマイズ!!

 

● 模試の点数は気にしない!!模試は解答プロセスや知識の弱点を修正・補強していくためのもの。

 

 

 


 

 

2次試験で100%の力を出し切るメンタルの作り方 by3代目ひめさん

特別プログラムとして道場3代目ひめさんに登壇していただきました。

ひめさんは企業内診断士として活躍されており、メンタルトレーニングの第一人者でもあります。診断士試験合格に必要な要素である心・技・体のうち最も重要である心の整え方をレクチャーしてくださいました!! 登壇時間が10分と限られた時間でしたが、リラックス出来る呼吸法を教えていただきました!!

ひめさんから、本日朝アップのブログにて、より詳しいメンタル対応方法について紹介があります。2次試験受験生向けに特化したセミナーも開催予定ですので皆さん是非ご参加下さい!!

 

 

 


 

 

パネルディスカッション by司会ゆうと愉快な道場メンバー


 

道場理論の体現者ゆうの司会による、パネルディスカッションを行いました。

プレゼン形式とは違ったかたちでのコンテンツで皆さんにも楽しんでいただけたのではないでしょうか。パネラーは学習スタイルや受験期間、性別、年齢もバラバラな個性豊かな9代目道場メンバーです。

以下が当日出たテーマです。

  •  独学・通学・通信、それぞれの学習スタイルのメリットデメリットは?
  •  おすすめの受験校、各受験校の特徴は?
  •  過去問以外でおすすめのテキストや問題集は?
  •  勉強会に参加した方がよいか?勉強会のメリットデメリットは?
  •  まとまった学習時間がとれないが隙間時間の学習方法は?
  •  残り2カ月強、やってよかったこととやらなければよかったことは?

 

大阪から馳せ参じてくれたZENZENもパネラーとして参加しました!!

パネラー全員お伝えしたいことがたくさんあったので、時間が足りないくらいでした!!

 

 

このタイミングでインドから緊急帰国のヘンリー参戦!! 空港から直行で来てくれました!!

 

 

 


フリートーク

対話形式での参加者の皆さんと道場メンバーとのフリートークを1時間弱行いました。

先代道場メンバーも参加してもらい、参加者の皆さんの尽きない疑問やお悩みにバシバシお答えさせていただきました。

テーブル毎に学習スタイルや受験歴などでグルーピングさせていただいたので、他の参加者の疑問悩みに共感した方も多かったのではないでしょうか?

 

 

 


 

 

懇親会へ

セミナーのプログラムが無事すべて終了した後は、懇親会です。

今回のセミナー会場が月島ということで、なんともんじゃ焼き屋さん!!

鉄板を挟んで皆さんと話が尽きませんでした。

楽しい時間はあっという間に過ぎてしまい本当に充実した一日であったことを実感しました。

※ちなみに2次会3次会もありました笑

 

 

 

 


 

 

 

おわりに

いかがでしょうか?

 

今回もセミナー参加者の皆さんに事後アンケートにご協力いただきました。

 

なんと、

 

満足度97%!!

 

とてもありがたいフィードバック頂きました!!

 

セミナー内容についてですが反省点として、2次試験の勘所である事例Ⅳについてあまりご紹介出来ていなかったな~と感じましたので、事例Ⅳについては今後のブログでしっかりお伝えしていきますのでご期待ください!!

 

 

我々道場メンバーもちょうど一年前、皆さんと同じ気持ちで不安や、焦り、ストレスを抱え込んでいました。ですから皆さんの今の心境がとても分かります。

 

決して容易くない道のりを進むと決めた皆さん。

そんな皆さんを応援したい!!

そう本心から思っています。

 

人生でこんなにがむしゃらに何かに向かって本気になれる機会なんてそうそうありません。周囲に感謝しながら、そして出来るだけ楽しみながら、あと70日間は走り切ってください。

 

応援しています。

 

以上、

 

ヒロちゃんでした!!

 

 

 

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■夏セミナー2018 in大阪

□ 開催日時:2018年8月18 日(土) 13:30〜16:30※懇親会は17:00〜19:30予定
□ 会場:マイドームおおさか6階会議室(〒540-0029 大阪市中央区本町橋2番5号)
□ 定員:42名(先着順)
□ 参加費:1000円+懇親会参加の方は4000円予定

□ 申し込みサイトはこちらから 申込み受付中!!

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みなさん、おはこんばんにちは、だいまつです!

 

1次試験対策お疲れ様でした。1次試験を余裕で通過された方、ぎりぎりで通過された方、惜しくも涙を飲んだ方、様々おられると思います・・・。

 

1次試験を見事に通過された方は10月21日の決戦に向けて、「今年絶対に受かる」そう誓って、死にもの狂いで勉強してください。

 

惜しくも涙を飲んだ方は、なかなか気持ちの整理がつかないと思いますが、諦めず来年に向けた準備に取組んで行きましょう!

 

~告知~

 

2次試験対策の方向を決める上でも、モチベーションを高める上でもセミナーは有効です。
まだ空き枠のあるセミナーを冒頭にご紹介しておきます。

 

<東京>
残念ながら我らが道場と、ふぞろいのセミナーは満席のようです。
が、しかし。道場は懇親会という名の真のセミナーの申込はまだまだ受付けていますよ(コチラ

・タキプロ

平成30年8月12日(日)13:00~16:30(コチラ

平日分は満席になってしまいました。
平成29年度事例1第5問のミニ勉強会もされるそうです。

 

<大阪>

・タキプロ

平成30年8月11日(土)14:00~16:30(コチラ

本日の24時が締め切り、そして明日がセミナー開催日なので、ご興味のある方は急ぎましょう!

 

・ふぞろい

平成30年8月12日(日)13:00~17:00(コチラ

だいまつが登壇します。事例Ⅰ~Ⅲには、実は超ド定番の切口があります。そのため、だいまつは事例Ⅰ~Ⅲ毎に、超ド定番の切口を使った解答の作り方を実際の試験問題を使いながら解説します(40分弱もかけて丁寧に・・・)。私の解説を聞いていただいて、事例を解く前後に毎回切口を復習していただければ、かなり得点力がアップしますよ!

それと、ふぞろいの事例Ⅲリーダーにわざわざ仙台から来てもらい、事例Ⅲの解き方についての解説をしてもらいます。だいまつの話と併せて聞けば、きっと事例Ⅲが大好きになっているはずです。

開催日が明後日、申込み締切りが明日(8月11日)24時なので、ご興味のある方は急いでください!

 

・道場

平成30年8月18日(土)13:30~16:30(コチラ

我らが道場セミナーです。メインコンテンツは何と言っても8代目たっしーの解答プロセス解説です。だいまつは、8代目たっしーの解答プロセス(たっしーフレームと呼んでいます)を完全にパクってから、解答がすごく安定し出しました。そのため、だいまつから8代目たっしーにお願いして、たっしーフレームについて30分も解説していただけることになりました。解答プロセスに少しでも不安があるなら、そして受かりたいなら絶対に聞いておくべきです!

それと、だいまつからは9代目道場メンバーから集めた学習情報(勉強時間、解いた事例数、模試や本試験結果)から、皆さんの勉強の指針となる情報をお伝えします。模試と本試験の結果について相関を見て見たら実は「○○」という関係も見えてきました!気になる方は、道場夏セミへコチラ)。

さらにさらに、インド帰りの国際派診断士こと、ヘンリーが駆けつけてくれることになりました。そして、しかも今回は、酔拳使いの経済学者、空飛ぶMBAこと、たかじんさんまでもが大阪夏セミナーに来てくれることになりました

だいまつとzenzenのアニキは、ほっといても大阪市内の喫茶店でココアを呑みながらホットケーキを食べていますので、いつでも会えますが、ヘンリーとたかじんさんはそうはいきません。

ヘンリーやたかじんさんに相談に乗ってほしい受験生の方は参加必須です。

それと、大阪セミナーも当初の30名の定員に達したため、12名の増枠を行いました!皆さん振るってご参加ください(コチラ)。

 

<仙台>

・ふぞろい

平成30年9月16日(日)13:00~16:30(コチラ

事例Ⅰ~Ⅲの攻略法の解説、平成29年度事例Ⅰ~Ⅲのディスカッション、そして作ってきた答案に対してのフィードバックがもらえるようです。特に事例ⅡとⅢは、それぞれのふぞろいチームリーダーが解説をしてくれるみたいなので、東北地方の方でなくても必聴ですね!
残念ながら事例Ⅰチームリーダーだった私は参加できませんが・・・、事務局長が代わりに説明をしてくれますので、ご安心を!

 

 


 

 

さて、今回から「平成29年度2次試験超高得点答案にみる2次試験合格のポイント!」と題して、3回シリーズで平成29年度試験の超高得点答案(80点クラスの再現答案)の分析を通じて、2次試験の本質に迫っていきたいと思います。

 

例えば、平成29年度の事例Ⅰは配点20点の問題が5問出題されましたが、80点クラスの超高得点答案は、多少の凸凹はあるでしょうが、各設問16点前後を獲得している可能性が高いと言えます。

 

診断協会が想定する「答え」に極めて近い、超高得点答案を分析すれば、きっと皆さんが知りたかった「合格のするためのポイント(正解や2次試験の姿)」が見えてくるはずです。

 

きっとね!

 

また、今回の記事では80点クラス答案に加えて、60点を少し超える答案、60点を下回る答案も比較対象として分析を行います。つかみどころのない2次試験ですが、超高得点解答とそれ以外の答案を比較していけば、2次試験の真相にさらに迫ることができるはず。

 

ただし、このイントロを書いている時点では、私もどんな結果になるかは「全く分からない」のですが・・・。

 

ちなみに、記事の内容に入る前に、皆さん「得点開示」という制度を御存じでしょうか。少し前まで中小企業診断士の2次試験は、各受験生の得点を開示していませんでした。唯一開示される情報としては、不合格者に通知される「A:60点以上、B:50点以上60点未満、C:40点以上50点未満、D:40点未満」の得点ランクだけでした。

 

しかし、大変ありがたいことに道場先代のおかげで(詳しくは、コチラと、コチラを参照)、2次試験の「得点」が分かるようになりました

 

つまり、得点開示が始まる以前は、「合格者」の再現答案は、4科目合計で240点以上を獲得した人の答案でしかありませんでした(ぎりぎり足切を免れた40点の答案なのか、超高得点答案なのかは全く分からない)。また、不合格者の人でAと得点ランクが付いた再現答案も、その答案が「60点以上」ということしか分からず、60点ぎりぎりだったのか、80点を超えるような超高得点答案だったのかは分かりませんでした

 

ですが、「得点開示」によって、各再現答案の「実際の得点」が詳らかになり、霧の中のあった2次試験の正解や、姿が分かるようになってきました

 

そのため、今回私が記事を皆さんにお届けできるのは、先代の道場メンバーのお蔭です(ありがとうございます)。

 

なお、再現答案の「再現度」が低いものは、本試験の得点との関連性が低いため、分析対象としては適しません。今回の使用する再現答案はいずれもだいまつが「信頼がおける」と考えている仲間の答案ですので、ご安心くださいね。

 

<平成29年度事例Ⅰの再現答案提供者>

●シンゴ ・・・<開示得点83点>
「ふぞろいな合格答案11」メンバーで、だいまつのお友達? 日本で最難関の国家資格を有し法曹界で働く超切れ者。チンピラ上りの私とはモノが違います。

 

▲だいまつ・・・<開示得点64点>
私です。同郷出身のzenzenさんをアニキと慕っているかもしれません。

 

■よこよこ・・・<開示得点50点>
皆さんご存知の通り道場メンバーです。道場9代目のお父さん的存在(と、だいまつが勝手に思っているだけです)。

 

では、さっそく、設問毎に答案を比べて分析をしていきましょう!

 

と、その前に。ここから先は平成29年度事例Ⅰの過去問を解いて、自分の解答や与件文を見ながら読むようにしてくださいね。でないと、効果は10分の1以下ですよ!

 

過去問はLECのサイトからダウンロードできます(コチラ)。

 


 


第1問(配点20点)

景気低迷の中で、一度市場から消えた主力商品をA社が再び人気商品にさせた最大の要因は、どのような点にあると考えられるか。100字以内で答えよ。

 

【出題の趣旨】
創業後わずかな期間で高い業績をあげるに至った要因について、経営環境を考慮した上で分析する能力を問う問題である。

 

●シンゴ(83点)
最大の要因は、もともと地元での認知度が高い主力商品に取扱い商品を絞り込み、 新会社名にも冠することでその点を明確にし、限られた経営資源を主力商品に集中させた点にある。

 

<考察>
凄いの一言ですね。神々しいというか、なんというか。本当に分かりやすくまとまっていますね。

多くの受験生を悩ませたであろう設問要求の「最大の要因」という部分に上手く対応しています。具体的には、「地元での認知度の高い主力商品に絞った」という部分を柱(最大の要因)としながら、「商品名を新会社名に関したこと」、なおかつ「経営資源を主力商品集中させた」と上手く柱の部分を修飾して、要因を一つにまとめ上げています

また、出題の趣旨ある「経営環境を考慮した上で」という記述にも上手く考慮できていますね。「主力商品の認知度がもともと高い」というのは経営環境の話であり、また「限られた経営資源」というのも経営環境の話ですもんね。素晴らしい。

 

▲だいまつ(64点)
要因は、①X社の社員であったA社長が短期間で事業を譲り受け、主要取引先の販売支援を受けながら主力商品に絞り、仲間と共に主力商品名を冠した新会社を立ち上げた。②手作業を自動化し効率性を高め量産体制を構築。

 

<考察>
シンゴの答案の後では、自分の解答が恥ずかしくなってしまいます。

まず気になるのは「最大の要因」を問われているのに、①、②と解答要素が2つあることですね。解答を絞り込めない時にはリスク分散を図る上では大切なことですが、やはり設問要求に素直に答えていない部分は減点(もしくは全く点数が入っていない)ということでしょう。今回の設問で言えば、①に点数が入り、②には点数が入っていない可能性が高いと思われます。
また、①の中の要素もすべてが並列的で、「最大の要因」という設問要求には答えられていません

加えて、主述がおかしい(要因は、①X社・・・立ち上げた。)(②に至っては体言止め)、ため、何を答えているのかがいまいち分かりません。「要因は、」で書き始めたのなら最後は「~こと」や「点である」で締めくくりたいですね

その点、シンゴの解答は主述が明確で分かりやすいの一言です。どれだけ解答要素が盛り込まれていても、採点者に伝わらなければ意味がありません。(採点者が、「はぁ?」となったらアウトです)

それと、シンゴが「最大の要因」としていた「主力商品の地元での認知度が高い」というフレーズが盛込めていませんね。

 

■よこよこ(50点)
最大の要因は、地域の愛顧の応えX社の主力製品を継承したことであり、具体的には、①製造面で、X社の製法を守り品質と味わいを維持し、②販売面で、贔屓筋の支持を取り付け販路と商標権を獲得した為である。

 

<考察>
「最大の要因」にフォーカスした書き方ができているものの、シンゴの解答の柱である「主力商品の地元での認知度が高い」という部分にも触れることができていません。やはり、解答要素を外してしまうと点数が伸びないようですね。

 

第1問まとめ
80点クラスの答案は
①「最大の要因」という設問要求に沿って解答している
②主述がはっきりしており、文章が読みやすい

 

 


 

 

第2問(配点20点)
A 社の正規社員数は、事業規模が同じ同業他社と比して少人数である。少人数の正規社員での運営を可能にしているA 社の経営体制には、どのような特徴があるのか。100字以内で答えよ。

【出題の趣旨】
同業他社に比べて少数の正規社員による効率経営を実現している事業の仕組み及び管理体制について、分析する能力を問う問題である。

 

●シンゴ(83点)
特徴は、①取扱商品数を絞り込み②自社店舗による直接販売を行わないことで販路も絞り込み③菓子製造工程の自動化で業務省力化を図り、かつ補助業務を非正規社員に任せることで正社員のコア業務への集中を可能とした。

 

<考察>
第2問も凄いですね。少し詰め込み感はありますが、解答要素「全部入り」ですね。①②③は並列の要因で出題の趣旨にある「事業の仕組み」に該当する部分でしょう。「かつ補助業務を非正規・・・」は「管理体制」に該当する部分だと思われます。

私がシンゴの解答を見て感心したのは「少人数の正規社員での運営を可能にしている」という設問要求に真正面から答えていることです。彼自身、設問を解いている段階では出題の趣旨にある「事業の仕組み」と「管理体制」という二つの切口で問われている、ということは分からなかったと思います

しかし、「少人数の正規社員で運営するために、A社がしていること」を、与件文からしっかりと抜出し、解答に素直に盛り込んでいます。ここに考え過ぎた形跡は全くありません。変にひねったりしていません。「問われたことに、誰もが思いつくような当たり前のことを解答する(与件に書いてあることを根拠として)」、ミラクルシンゴの解答は、本当にこの2次試験の大原則を地で行ってます

 

▲だいまつ(64点)
特徴は、コア業務と非コア業務を見極め①正社員は餡づくりや営業、人事・経理等のコア業務を行い②非正規社員は箱詰め等の非コア業務を担当し、③毎日出勤と交代勤務の非正規社員もおり、効率的な運営体制を敷くこと。

 

<考察>
正規社員と非正規社員の部分に関しては、そんなに外していないような気もしますが、シンゴの答案に比べると①商品の絞込み、②自社店舗なし、③製造工程の自動化という、省力化が実現できている要因と思われるキーワードが盛込めていません。

 

■よこよこ(50点)
特徴は、①製造部門では、高い品質と味わいを維持しながらも、自動化による合理化や工業団地への進出により効率性を高め、②営業部門は、卸売により直接販売を行わず、地域での知名度を活かした販売をしている事である。

 

<考察>
①で「自動化による合理化」というキーワードは盛込めているように思います。しかしながら、設問要求(経営体制を問うている)からやや必要性が低いと思われるフレーズ「高い品質と味わいを維持しながらも」が盛り込まれています。また、与件文には「自社店舗による直接販売を行わず」とあるものを「卸売により直接販売行わず」と「自社店舗」→「卸売」と言い換えており、何を言いたいのかが分かり辛くなっている印象です。

ちなみに、シンゴは「自社店舗」と表現しており言い換えはしていません与件文にある文章をそのまま使うことが、分かりやすい解答を作る上では必須と言えるのではないでしょうか。言い換えてしまうと、本人は同じ意味で使っていたとしても、採点者は別の意味で捉えてしまう危険性もありますね。

 

第2問まとめ
80点クラスの答案は
①「少人数の正社員での運営を可能にしているA社の特徴」という設問要求に沿って解答している。
②解答は与件文の言葉をそのまま使っている。
③つまり、変にひねらず真正面から答えている。

 

 


 

 

第3問(配点20点)
A社が工業団地に移転し操業したことによって、どのような戦略的メリットを生み出したと考えられるか。100字以内で述べよ。

【出題の趣旨】
事業活動拠点の移設に伴う事業展開上の戦略的メリットについて、分析する能力を問う
問題である。

 

●シンゴ(83点)
戦略的メリットは、①地元の企業が集積していることにより地元企業との協働が容易となったこと、②製造業の集積に伴い他社のノウハウを吸収することによって全国進出への足がかりとすることができること。

 

<考察>
与件文に記載されている「主に地元の企業を誘致対象とした工業団地」という記述に着目し、「経営資源の限られたA社が、①地元企業との協働や、②製造業の集積による他社ノウハウを得ることがメリットだ」と、与件文から無理なく考えらえる解答を記載しているところは、相変わらず、「考え過ぎず良い」ですね。

しかし、これだけでは「単なる」メリットでしかありませんが、シンゴは答案の最後で「全国進出への足がかりとすることができること」と記載し、当社の今後の課題でもある全国進出に紐つけることで、「戦略的メリット」という設問要求に見事に答えています

 

▲だいまつ(64点)
メリットは①地元企業が集積しており、他の企業からノウハウ等を得ることで銘菓の品質を維持しつつ供給体制を整えたこと②他の地元企業と交流することで従業員の能力向上や組織の活性化を図れること。

 

<考察>
64点を取れている私の解答でも大外しはしていないでしょうが、シンゴの答案と比べるとやはり「戦略的」という部分が弱く、設問要求に答えきれていないような印象を受けます。

 

■よこよこ(50点)
メリットは、全国展開に必要な製品確保である。具体的には、①HACCP準拠により、品質の担保を図り、②従来の味わいと品質を守りながら生産性を向上し、③日産5万個の製品供給を構築したことである。

 

<考察>
凄いですね。しっかりと「全国展開に必要な製品確保」という文言を盛り込んで、設問要求通り「戦略的メリット」を解答しています。

一方、シンゴが書いていない、①HACCPによる品質確保、②生産性向上、③日産5万個体制を解答要素として盛り込んでいます

 

すると疑問が沸いてきませんか

 

シンゴは83点なので、シンゴが第3問の答案で記述した「①地元企業との協働、②製造業の集積による他社ノウハウ獲得」に全く点数が入らなかったとは考えられません。つまり、お父さん(よこよこさん)の得点が50点だったということを考えると、お父さん書いた「①~③の解答要素は採点対象外だったのか?」という疑問が出てきますね

 

そこで、79点を獲得した9代目リーダーのきゃしいの答案を見て見ましょう。

 

●きゃしい(79点)
メリットは①地元企業を誘致対象とした工業団地のため低コストで進出でき②製造工程の自動化により業務を効率化しコストが削減でき③HACCPに準拠することで品質を向上させ④売上拡大に対応し規模が拡大できた点。

 

<考察>
シンゴとは結構解答要素が全然違うと思いませんか?きゃしいも80点クラスの答案なので、第3問で「ほとんど点数が入らなかった」ということはまず考えられません。つまり、ここから導き出せる2次試験の真実は、「得点の入る解答要素は一つではない」ということです。

 

きゃしいの解答を詳しく見て行きましょう。

 

①は、「地元企業を誘致対象とした」という与件文の記述から容易に導き出せる内容ですし、②業務の効率化、③HACCPによる品質向上も与件文から導き出せる解答で、よこよこさんと同じ解答要素ですよね。

 

そして、「④売上拡大に対応し規模が拡大できた点」という記述によって、きゃしいの解答は単なるメリットから「戦略的メリット」を記載した解答となりました

 

シンゴときゃしいの解答を並べます。

 

●シンゴ(83点)
戦略的メリットは、①地元の企業が集積していることにより地元企業との協働が容易となったこと、②製造業の集積に伴い他社のノウハウを吸収することによって全国進出への足がかりとすることができること。

●きゃしい(79点)
メリットは①地元企業を誘致対象とした工業団地のため低コストで進出でき②製造工程の自動化により業務を効率化しコストが削減でき③HACCPに準拠することで品質を向上させ④売上拡大に対応し規模が拡大できた点。

 

解答要素は全然違いますが、きゃしいとシンゴの答案には共通点がありますね。

 

皆さん、気付かれましたか?

 

シンゴは全国進出という「今後の(第三の創業期)A社の課題」を解決するための戦略的メリットを書いており、きゃしいは売上拡大に対応し規模が拡大できたという「れまでの(第二の創業期)A社の課題」を解決するための戦略的メリットを書いています。

 

両方とも「戦略的メリット」という設問要求に真正面から答えているところは同じです。

 

つまり、設問で聞かれたことに対して、与件文から誰もが「ああそうか」と普通に考えられることを答えれば、「点数が入る」ということです。答えは1つではないのです。なので、皆さんが意識すべきは、①設問要求を強く意識して、問われていることに真正面から答えること、②与件文から考えられることを書くこと、なのです。

 

でも、この2つが本当に難しい・・・。だから、トレーニングを積むのです。「あ・・・また斜め上を行く解答を書いてしまったな」と感じたら、①設問要求を意識できていたか、②与件文のキーワードをちゃんと見つけられたか、そしてそこから無理のない解答が書けたか、自問自答してくださいね。

 

第3問まとめ
80点クラスの答案は
①「戦略的メリット」という設問要求に沿って解答している。
②解答は与件文から考えられる内容である。
③つまり、変にひねらず真正面から答えている。
↑なんか、第1問や第2問と同じだと思いませんか?

 

 


 

 

第4問(配点20点)
A社は、全国市場に拡大することでビジョンの達成を模索しているが、それを進めていく上で障害となるリスクの可能性について、中小企業診断士の立場で助言せよ。100字以内で答えよ。

【出題の趣旨】
地域ブランドとして優位性をもつ主力商品の全国市場への展開がもたらす問題を分析し、それに対して適切な助言をする能力を問う問題である。

 

●シンゴ(83点)
リスクとしては①主力商品の知名度が地元に限られており全国市場で売上を伸ばすことができないこと②全国市場進出の要件となる首都圏出店が未実現であり出店に伴う組織拡大の際の混乱や良質な人材を確保できないこと。

 

<考察>
ほんとうにこの人凄いですね。出題の趣旨をカンニングしたんじゃないかと思うくらい、題意を捉えた解答をしています。特に①の解答は、出題の趣旨に100%沿っています。

地元でしか有名じゃない→全国で売れない」という内容ですが、散々これまで書いてきた「与件から当たり前に導ける」内容となっていますね。

そして、②の「首都圏進出未実現→組織拡大による混乱・人材不足」も、事例Ⅰは「組織人事」がテーマであることを考えると「そりゃそうだ」と思えてしまう内容です。

 

なんですけれども、私がこの第4問のシンゴの答案で皆さんに知っていただきたいのは、「因果がとてつもなくしっかりしている」という点です。皆さん気付きましたか?

 

順番に行きますよ。

 

①地元でしか有名じゃない(因:与件の記述)→全国で売れない(果:助言)

 

②全国市場進出の要件となる首都圏出店が未実現(因:与件の記述)→組織拡大による混乱・人材不足(果:助言)

 

どうでしょうか。与件文に書いてあることを「因」(つまり根拠)としながら、当然に導き出せる帰結を「果」として助言しています。

 

シンゴは83点もの高得点を獲得していますし、出題の趣旨に完全に沿った解答をしていることから、他の設問と同様に第4問でほとんど点数が入らなかったということはないでしょう。だとすると、設問で「助言」を求められたときには、与件文にある記述を「因」として、解答欄に記載した上で、「果」、つまりは助言の内容を書くと、「点数がもらえる」ということです。

 

「助言系」の問題では、提案を山ほど盛り込んだ詰込み型の解答をしばしば見かけますが、やはり助言をしている以上は、「なぜそれを助言するのか」という部分、つまり与件文の記述・根拠(因)を書くべきなのだ、ということがシンゴの答案から分かりますね。

 

それと、皆さん忘れてはなりません。恐ろしいほどの文章の読みやすさを。
シンゴの答案が如何に読みやすいかは、次のだいまつの答案を見ていただければ分かります(( ;∀;)シクシク

 

▲だいまつ(64点)
リスクは①地元と比べ全国では知名度が低く、足がかりの首都圏出店の販売ルートの開拓ができない②全国的に販売が振るわない③全国市場で戦える新商品が開発できない④販路拡大等の負債の増加での倒算リスク。

 

<考察>
①は因果で結べているような気もしますが、文章としての作りが本当にいまいちです。①前半の「知名度が低い」と②「全国的に販売が振るわない」を、近づけてかけばまともな解答になるにも関わらず、なぜ販売ルートの開拓に結びつけてしまったのか・・・。こうした書き方をするなら、「知名度が低い」を①の前にくくり出して、両方にかかっていることが採点者に分かるようにしなければなりませんね。

 

それと、皆さん私の③と④を見てどう思われるでしょうか?先ほどのシンゴの答案との違いはどうでしょうか。

 

そうです。

 

見ていただいた通りの「詰込み型」の解答です。与件文の記述からして、私が書いた「③全国市場で戦える新商品が開発できないリスク」や、「④販路拡大等によって負債の増加で倒算リスクが増す」という部分にも点数が入ると思いますが、私の点数が64点しかないのは、詰込み型で「因」がなく、「言葉足らずになってしまっている」という部分が関係しているような気がします。もちろん、他の設問でのダメさ加減も影響しているでしょうが。

 

第3問でお伝えしたように、2次試験の解答は一つではありません。とすると、私の③や④の解答内容も上手く書けばもっと点数がもらえのではないかと思っています

 

例えば、「A社は独自で主力商品を作り上げた経験がなく(因:与件から)、全国市場で戦える新商品が開発できない」や、「過剰な販路拡大のための投資はX社のように(因:与件から)、巨額の負債を抱え倒産するリスクを抱える」といった具合にです。

 

どうですか?因果を意識すると見違えるような解答になったと思いませんか?もっと早くこのことに気付いていれば、因果を意識してまとめるようにトレーニングしたんですが・・・(皆さんは反面教師にしてくださいよ!)

 

■よこよこ(50点)
A社は、人材不足による販売力低下リスクがあり、①採用・配置面で営業経験者の採用、②評価・報酬面で成果主義的な評価報酬制度導入・能力開発面でOJT、Off-JTによる教育を実施するべきである。

 

<考察>
うーん、これはいただけませんね・・・(すいません、よこよこさん)。設問文では「なんのリスクがあるかを答えてくれ」と言っているのに、「リスクを防ぐためにこういった手を打ちましょう」と、問われていることに真正面から答えていませんね。あまり点数は入っていないように思われます。

 

第4問まとめ
80点クラスの答案は
①「リスクの可能性」という設問要求に沿って解答している。
②解答は与件文から考えられる内容である。
③つまり、変にひねらず真正面から答えている。
④さらに、助言の問題である本問において、与件文の記述を「因」とし、そこから導ける帰結を「果」として、「因果」の両方を答案に盛込んでいる。

 

 


 

 

第5問(配点20点)
「第三の創業期」ともいうべき段階を目前にして、A社の存続にとって懸念すべき組織的課題を、中小企業診断士として、どのように分析するか。150字以内で答えよ。

【出題の趣旨】
非同族支配の中小企業であるA社が、「第三の創業期」といわれる新しい時代に向けて、どのような経営課題に直面しているのかを分析する能力を問う問題である。

 

●シンゴ(83点)
課題は、主力商品がX社の商品に依存しA社独自で創りあげたものではないため、全国市場に通用する新商品の開発を行う能力を向上させることである。そのため、開発を担当する専門部門や担当者の設置、 開発担当者の中途採用による人材確保、教育等を行うことによるA社の製品開発力の向上が必要となる。

 

<考察>
またまた出ましたね。因果攻撃です。前半部分を見てください「課題は、主力商品がX社の商品に依存しA社独自で創りあげたものではないため(因:与件から)、全国市場に通用する新商品の開発を行う能力を向上させることである(果)」という構造になっています。これに続く文章も、専門部署の設置(組織構造)、中途採用(人的資源管理の「採用」)、教育(人的資源管理の「育成」)と、モレなくダブリなく解答を組み立てています。

少し気になる点があるとすると、後半部分が「対応策」ぽくも見えてしまうというところでしょうか。それと「戦友の引退」や「第三の創業期」といったキーワードから導かられる「ノウハウの承継」という課題が書けていないところが他の4つの設問に比べて、やや物足りなさを感じるところでもあります。
(それでも、十分ですけどね・・・)

 

▲だいまつ(64点)
課題は①主力商品に依存しており、全国市場で戦える新商品開発を行うための専任担当者の設置と、ノウハウ蓄積、人材の育成・確保②部門間で情報やノウハウを共有し、組織的一体感を作り出すこと③非正規社員に対する公平な評価制度や教育制度導入や働きやすい環境作りで、士気を高め、ビジョンを達成していくこと。

 

<考察>
①に関しては、「因」が弱いですね。単に「主力商品」ではなく、「X社の商品に依存し、A社は独自で主力商品を作り上げた経験がなく」を「因」とすべきですね。②に至っては「因」を書くことができていません。例えば「共に苦労を乗り越えてきた戦友の多くが定年退職してしまうため(因:与件から)、部門間で情報やノウハウを共有し、組織的一体感を作り出すこと」とすれば、因果がはっきりして良くなりますね。③に関しては、「非正規が多い→衛生要因を整えるべき」という切口を重視し過ぎ、設問要求に答えていません。

 

「第三の創業期を迎えるにあたっての課題」は、与件文を読む限り、「戦友の多くが定年退職する」、「全国の市場で戦うことのできる新商品の開発と、それを実現していくための人材の確保や育成」の2つだと思われますが、過去問をやり込んで行くと、今回のだいまつのように「このキーワードなら、この解答」というように自然と体が反応してしまい、斜め上を行く答案を書いてしまいがちです。可能性として頭の片隅においておく必要はありますが、切口重視で突撃してはいけません。あくまでも設問文と与件文ありきです。

 

ちなみに第2問では、平成25年度の事例Ⅰ(第1問、設問2、A社が急速な事業の拡大にもかかわらず正規社員の数を大幅に増員せずに成長を実現してきた体制を問われた問題)を思い出した人も多いでしょう。近しい過去問を思い出すことは大切です。今回(第2問)は設問文・与件文の記述ともにぴったりと当てはまりましたので、同じような切り口で解答してもOKでしたが、あくまでも設問文と与件文次第であることを肝に銘じましょう

 

■よこよこ(50点)
C社は、①定年退職者によるノウハウ継承や生産力の維持・強化を図るため、人材育成部門を設置する。②商標権や地域の愛顧を活かすために、 宣伝部門の設置し、宣伝に関わる権限の移譲を図る、③全国展開による意志疎通不足に対して、定期会議の設定を行う。

 

<考察>
①に関しては、因果もしっかりしていて戦友引退対策として、与件文から考えられる内容でGOODですね。しかし、首都圏・全国進出のための新商品開発という課題に対する記述が見当たらないところが残念ポイントでしょうか。

 

第5問まとめ
80点クラスの答案は
①「A社の存続にとって懸念すべき組織的課題(直面する課題)」という設問要求に沿って解答している。
②解答は与件文から考えられる内容である。
③つまり、変にひねらず真正面から答えている。

 

 


 

 

<まとめ>
皆さん如何だったでしょうか。83点答案を見てどのようなことにお気づきになったでしょうか。

「設問文で問われたことに対して、与件文の記述を根拠に、そりゃそうだと思える解答を書いている」と、お感じになったのではないでしょうか。

 

一方で、だいまつの解答や、お父さんの解答は、設問文や与件文を無視した内容の記述が目立ちました

 

今回の記事を通じて、

①設問要求に沿って解答する
②解答内容は与件文を根拠とし、当たり前に考えられる内容を書く(変にひねらない)
③因果は大切
④解答は一つではない

という、2次試験対策でよく言われていることが、「大切だ」ということを改めて確認できました。

 

シンゴの答案が素晴らしいのは、上記①~③がちゃんとできているからです。超高得点答案には、「独創的な解答内容」はありませんでした。

 

これから2次試験の勉強を始められる方だけでなく、既に2次試験対策をかなりされている方も、

 

設問文で問われたことに対して、与件文の記述を根拠に、そりゃそうだと思える解答を書く。

 

ということを、意識してトレーニングを積んで行きましょう。

 

なお、私の拙い分析力では、シンゴの答案を活かしきれていないはずなので、皆さんがお気付きのことがあれば、どしどしコメントしてくださいね!道場読者でノウハウを共有して今年の2次試験に合格しましょう!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

以上、だいまつでした。次回は平成29年度の事例Ⅱです。
(1万3千文字・・・、こんなの続けられるかな・・・)

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こんにちは!chikaです。
前回に引き続き、二次試験ノウハウとしてキーワード解答法をお伝えします。

※今年一次試験受験予定の方は「そういうもんか~」と読み飛ばす程度で、
今年二次試験一本の方は、ぜひ参考にして頂けますと幸いです。

 

▼▼▼▼キーワード解答法とは?▼▼▼▼

①解答のキーワードパターンを覚えておく
②思い浮かべたパターンのうち、事例企業に合った分析・助言を行う

という方法です。
具体的には、
●●●という課題の場合、解決策は□□□!などのパターンを覚えておく。
パターンのうち、
事例企業に当てはまるもの(効果的なもの、実践可能なもの)を解答する。

この方法のメリットは、
解答時間の短縮と、大外ししない解答が書けること、です。

 

なぜキーワード方法が有効か?
それは、前回もお伝えしましたが、
二次試験突破のコツは、解答の処理手順を確立させることです。
80分間、決まった手順で処理していくことで、一定品質の解答作成ができるのです。
そのための事前準備として、ある程度パターンを覚えておくことが大切なのです!

 

 

本日は事例Ⅰ組織・人事の分野です。

<組織>キーワードの一覧はこちら▼ ※クリックして拡大

 

 

<人事>キーワードの一覧はこちら▼ ※クリックして拡大

 

この図の使い方は、
A:与件文のヒント(問題点) を見つけ、
それに対応するB:改善のキーワードを思い浮かべる。

その中で、事例企業に沿った提案を解答に選ぶ、という方法です。

しかし・・・

事例Ⅰは、与件に明確なヒントが無いことが多く、類推が必要となります。
つまり、普通に与件文を読んでも、上記図の「A:与件文のヒント」が見つかりにくいのです。。。
そのため、与件文を読むときに以下を意識すると、問題点が見つかりやすいと思います!

★事業展開(事業戦略)に応じた組織体制か?
★顧客ニーズに対応した製品開発が可能な組織か?
★部門間の連携や調整が、円滑に進む組織か?
★迅速な意思決定ができる組織か?
★業務の重複や空白が生じていないか?
★経営戦略上、部門が不足してないか?
★能力開発等、人事制度上に問題がないか?

 

昨日の記事で桃ちゃんが書いてくれたように、
事例Ⅰの肝は「組織は戦略に従う」です。
つまり、事例企業の事業戦略に沿って、組織面と人事面から助言をする、
という意識を持つことが大切だと思います。

 

★最後に、参考になる事例Ⅰの過去記事を以下にご紹介します。

事例 I : あんたは経営企画室のペエペエ平社員!
⇒事例Ⅰを解く際の心構え!

【事例Ⅰ】過去問から学ぶ
⇒事例Ⅰの特徴!「茶化」という覚え方はもはや鉄板です♪
サ 採用
ハ 配置
ホ 報酬
イ 育成
ヒ 評価

【いざ攻略!事例Ⅰ】本当の原因は何だ?
⇒「捉えどころのない試験」と言われる事例Ⅰをどう攻略するか・・

 

本日も”今年は二次試験1本!”という方向けにお届けしました。
今年1次試験に臨まれる方は、一次試験後に再度この記事を読んでいただければ幸いです!

季節の変わり目で体調を崩しやすい季節ですので、
体調管理も意識しながら取り組んでくださいね><!

以上、chikaでした!

 

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おはようございます!桃ちゃんです。

 

最近、暑くなってきましたね~!
でも室内だと冷房がしっかりきいていたり….。

 

体調管理、お気を付けくださいネ!
なんていう私自身は、この土日は体調不良でダウンしていました( ;∀;)

 

さて今日は、論点重視ではなく、横道の話として
「面白く読んでいただければなぁ」と思っています。

内容は、チャンドラーの「組織は戦略に従う」についてです

 

「組織構造・組織形態」の詳しい話は、
9代目ゆうの【渾身!論点シリーズ】をご参照ください!

 

また過去の【組織】に関するブログはこちらです。

 

 

「組織は戦略に従う」アルフレッド D.チャンドラー

・20世紀の経営史の”金字塔”
詳細な事例研究から組織と戦略の間の相関関係を明らかに
トップマネジメントの重要性についても言及

 

皆さん「組織は戦略に従う」というフレーズをご存知かもしれませんが、
実際はものすごく長い1冊の本です。

 

和訳で550ページ超あります。
英語版のタイトルは「Strategy and Structure」です。

 

私は現在、MBAの古典の授業で、チャンドラーの本を読んで
小論を書くというのを毎週やっています。
(結構大変です…ww)

「おそらく、この本を全部読まれる方は少ないのでは?」と

思ったので、

「いったいどんな内容なの~?」という疑問に対し
概要が分かるように今回は書きたいと思います!

 

 

「組織は戦略に従う」 概要

 

具体的には「4つの企業」を取り上げ、
「どう事業部制組織へ移行していったのか」について書かれています。

ポイントは、
経営陣が「長期プランニング・経営判断」に「集中」できるかどうかです。

 

「え?経営陣は長期の経営戦略を練るでしょ、普通」

思われるかもしれませんが、それは最近の話です。
1900年頃はそうではありませんでした。

 

大きな流れとしては、下記の通りです。
◇組織  ◆戦略

◇アメリカでは19世紀までは同族経営が一般的

◆単一製品の大量生産・大量販売
「規模の経済」を追求したい

垂直統合(安定的な材料仕入・販売網拡大)
◇職能別組織+本社機能(ライン&スタッフ組織)へ
ここでの本社機能:まだ経営陣は実務対応で多忙

◆ニーズに合わせて製品や地域を多角化
「範囲の経済」を追求したい

上記※の組織では対応が不可能
経営陣が実務に多忙で経営判断する時間がないため

◇事業部制組織+本社機能(ライン&スタッフ組織)へ
ここでの本社機能:経営陣は長期プランニングに集中。
実務対応は事業部長が行う。

 

つまり、戦略◆が変わると

経営陣が「プランニングや業績評価」に集中できる◇組織◇

(事業部制組織+本社機能)が必要になるということです。

 

 

「4つの企業」について簡単に見ていきます。

 

1社目:デュポン

・火薬製造業を営んでいたアメリカの老舗企業
・戦争中は無煙火薬事業が急成長
・戦後、余剰設備が生じる問題回避から多角化へ
・職能別による「専門化の原則」をなかなか捨てられない
・多角化した後に肥大になった職能別部門をうまくまとめられない
・最終的には事業部制へ移行

 

2社目:GM(ゼネラルモーターズ)

・アメリカを代表する自動車メーカー
・創設者のデュラントは事業拡大に重点を置き、組織に興味がない
・材料の安定調達の為に垂直統合を繰り返し、過度に分権化した組織
・自動車・付属品・部品・関連事業の部門間調整ができず、経営危機
事業部制の導入

 

3社目:スタンダード石油ニュージャージー

・初期の主力製品は灯油
・自動車の普及によりガソリンの需要急増
・原材料の安定調達の為に垂直統合を実施
・組織が大きくなり、国内販売・海外販売・海外生産の各部門の調整が困難
地域別の事業部制を導入

 

4社目:シアーズ・ローバック

・もともとは、「通信販売事業」を営む
・自動車の普及と都市化の進展で、「直営店事業」にも事業拡大
・「通販事業」と「直営店事業」のシナジーが薄い =連携がうまくいかない
地域別の事業部制を導入

 

「戦略によって、取るべき組織形態が変わる」

 

戦略:小規模経営   から 広域エリアにまたがって多角化
↓  戦略が変わると・・・

組織:単一職能別組織 から 事業部制組織
組織が変わる(変わらないと上手く対応できない事例)

 

「組織は戦略に従う」では、もっと当時の主要人物がたくさん出てきて、
事業部制へ移行するにあたり、どのようなポジションの人
どう行動していたのかが詳細に書かれています。

 

もしご興味があれば、ぜひ♪

 

また今回出てきた「キーワード」は企業経営理論だけでなく
二次試験の事例Ⅰでもよく聞かれます。

「事業部制のメリット・デメリットは?」というように。

→その論点は9代目ゆうの【渾身!論点シリーズ】でご確認ください(^_-)-☆

 

以上、桃ちゃんでした!

 

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一発道場の読者の皆さま、こんにちは。TOMです。

 

二次筆記試験の発表から1週間近くが経ちました。晴れて合格となった方は12月17日の口述試験に向け、緩んだ頭を引締め、面接の練習に励んでいると思います。一方、残念ながら苦杯を嘗める結果となった方は、なかなか気持ちの整理がつかないとは思いますが、憂いていても残念ながら始まりませんので、早く気持ちを立て直し「今後の計画を立て、新たなスタート」を切って下さいね。

また、先日の口述セミナーにご参加頂いた皆さま、有難うございました。口述試験は合格率を見る限り、ほぼ落ちることがない試験です。しかし、常に100%の合格率ではなく、対策はやはり必要です。当代や先代の口述試験に関する投稿を参考に、最終合格を勝ち取って下さい。なお、セミナーレポートはルナが投稿していますので、こちらも是非参考にして下さい。


さて、本題です。

本日も前回に引き続き『町工場の娘』を紹介します。

前回、社内改革の実施策の例として以下3つを紹介しました。

  • 5Sの徹底
  • QCサークルの導入
  • 経営方針の策定

本日は、上記以外に著者が行なった3つの実施策をご紹介します。

【生産情報の一元管理】

社長が事業を引き継いだ際、会社には売掛金・買掛金を管理する情報システムはあったものの、受注後の進捗管理ができる情報システムはありませんでした。そのため、取引先から進捗状況や納期の問い合わせがあった時、営業担当者が工場内を駆け巡り職人一人一人に生産の進捗を確認していたため、正確な情報を直ぐに取引先に返答することができませんでした。そこで、社長は就任2年目の2005年に生産管理システムを導入します。これにより、進捗管理(生産統制)だけでなく、日程計画(生産計画)のシミュレーションも可能となり、生産中の案件の納期を考慮しつつ、他の取引先の短納期要請にも対応できるようになりました。社長はSWOT分析で自社の強みを「技術力」だけでなく、顧客への「対応力」としています。このシステム導入により、「対応力」に磨きが掛かり、顧客の信頼がより得られるようになったと総括しています。

事例Ⅲでは「情報」に関する設問がよく出題されます。C社に問題が発生し、原因が情報の流し方や共有方法にあるので、その対応策を回答する例や、これまで問題が発生していなくても、新たな取り組みを行う際、既存の情報の流し方を維持すると問題が発生するため、その対応を課題とし、対応策も問う例などです。いずれの場合も中小企業に対する助言なので、与件文を無視して、いきなり投資を伴う「情報システム導入」を対応策とするのはご法度です。しかし、「情報化」は中小企業白書でも取り上げられるように重要なキーワードですので、押さえておいて損は無いと思います。

【業務の標準化とマニュアル化】

社長は就任3年目の総仕上げとして業務の標準化とマニュアル化に着手します。2年間の活動で作り上げた業務を「維持・継続・発展」させるためです。受注・生産・納品までの基本業務を定めた「業務処理基準書」、検査手順を定めた「検査基準書」、製品の品質を定めた「品質管理基準」など複数の基準や手順を部下とともにまとめ上げます。この文書は新入社員が入社した時の教育資料ともなり、効率的な教育が可能となる別の効果も生み出しました。

「標準化・マニュアル化」は事例Ⅲ回答時に常に念頭においておきたいキーワードです。業務にばらつきがあった場合や、業務が個人やある特定の部門だけでなされている中、今後、業務を複数で行う必要が発生した場合などに使える対応策です。

【有形資産の活用】

社長が事業を継承し事業が軌道に乗った2008年、不運にもリーマンショックが会社を襲います。受注が無くなり、赤字が続く厳しい状況に陥ります。社長は已む無く社員に工場の整理・整頓(5S)や修繕を指示し、自らも参加します。この過程で社長は工場の空き倉庫をバレエ教室のスタジオに転換することを閃きます。社長は趣味でバレエを習っており、都内では高い賃料がネックとなって、バレエ教室を開きたくても開きにくい現状を知っていました。相場より安い賃料にすれば、そのニーズに対応できると考えたわけです。果たして、社長の思惑は的中し、20〜30万円/月を売り上げる収益源となりました。

少し古いですが、平成21年度の事例Ⅱでスポーツ用品店と銭湯が共同事業を行う事例がありました。平成21年は西暦で言えば2009年、リーマンショックが襲った翌年です。中小事業者が互いの資産を活かし協業しながら活路を見出すという取り組みが合致します。

なお、著者は「組織・人事」の取り組みに焦点を当てた著作も上梓しています。内容がダブるところはありますが、興味を持たれた方は、以下の一冊も手に取ってみては如何でしょうか?

人口減少が明らかな中、企業規模を問わず、「人材の確保・育成」は常に重要な課題です。その課題に対しどのように取り組んだかが紹介されています。特に逆三角形型の年齢構成だった職場をバランスの良い年齢構成に変えていく取り組みは非常に素晴らしいと感じた次第です。

以上、TOMでした。


合格・不合格問わず!受験体験記募集!!
一発合格道場の強みは「積み重ねられた数多くの体験記」です。
道場をつくるのは、あなたの体験記。また、あなたの貴重な経験が、多くの人たちのために役立ちます。
ぜひ、体験記をおよせください。

募集要項

対 象:H29年度2次試験合格者および筆記試験受験者(不合格者)
–> 年齢・受験年数・学習スタイル等一切不問
原稿量  :自由。目安として2,000字(原稿用紙5枚)程度
ファイル形式:Word(.docxまたは.doc)
特典   : 「一発合格道場」ブログ上で随時公開。
応募方法 : igdojo8@gmail.com までメール
※当ブログ運営趣旨に反しない限り、原則応募全員分を公開。
※原稿の著作権は個人上は放棄頂き、当「一発合格道場」に帰すものとします。

受験体験記テンプレ

(0)受験生情報 名前(HN)・年齢
(1)診断士に挑戦した理由・きっかけ
(2)学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目
(3)学習スタイルとそのメリット・デメリット
・独学、通信、○○(予備校)通学
①メリット
②デメリット
(4)合格までの受験回数、学習時間とその作り方
①学習開始時期と受験回数
②一次学習時間
③ニ次学習時間
(5)合格までの学習法
①1次
②2次筆記
③再現答案
(6)学習時・受験時のエピソード
(7)これから合格を目指す方へのアドバイス

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一発道場の読者の皆さま、こんにちは。TOMです。

関東近郊でもすっかりコートが欲しくなる寒さとなっていますが、皆さま、体調管理は大丈夫でしょうか?2次筆記試験から一ヶ月が経ち、今年度受験者の方は多少リラックスされたと思いますが、筆記試験の合格発表が来週金曜日(12月8日)が近づいてきた為、再び緊張感が高まってきているかもしれませんね。おそらく試験後、様々な情報が飛び交ったと思いますが、「まな板の鯉」ですので、合格発表までは試験のことは忘れて、試験以外のことに時間を使ってください。

さて、私は一向に変化のない出張生活ですが、試験合格後は出張先への移動時間を読書に充てています。前回も一冊紹介しましたが、今回は事例問題を思い出すような一冊をご紹介します。一次試験学習中の方も勉強に疲れたら手に取ってみてください。(診断士の勉強をしている方ならスッと入ってくることばかりなので、簡単に読めると思います。)

以下の一冊です。

3章で構成されており、各章を纏めると凡そ以下の内容が紹介されています。時代はリーマンショックが起きた2008年を挟んだ2004年から2013年ごろです。

  • 1章 社長就任の経緯
  • 2章 会社を守り、発展させるため取り組んだ社内改革
  • 3章 社長の仕事への考え方

1章では実家が町工場ではあったものの、主婦として生活していた著者がなぜ「社長」に就任することになったのかが紹介されています。主な内容は社長就任の経緯ですが、その経緯に絡めて、会社の創業経緯、創業者である父とその娘である著者の関係が語られます。二次筆記試験の事例で言えば冒頭の数段落に当たる箇所です。(ちなみに私はこの章を読んだ際、不覚にも涙が出そうになりました。)

2章では著者が社長に就任して取り組んだ社内改革の悪戦苦闘の様子が語られます。この著作のメインの章です。診断士受験生的にも「なるほど」と理論と実践が結びつくシーンも数多く紹介されます。例えば以下のような著者の取り組みです。

  • 5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)の徹底

社長は特に整理(必要なものと不必要なものを区別し、不必要なものを捨てること)・整頓(必要なものをすぐ利用できるように決められた場所に準備すること)を重視します。それまで社長への取り組みに意欲がなかった従業員も作業効率が改善した職場を見ることで前向きになったようです。

  • QCサークルの導入

社長は職場の人材育成・職場活性化を図るため、QCサークル活動を導入します。この活動により、積極的に社員(特に若手の)が提案できる(社長からするとコミュニケーションの場が得られる)ようになり、提案が会社に採用されることによって社員のモチベーションが向上し、同時に提案により会社自体も改善されるという好循環が生まれました。

  • 経営方針の策定

2代目として事業を承継した著者が社員とのベクトルを合わせるため、経営方針の策定を行います。事業を承継した著者にとっては会社を牽引するため、従業員にとっては、創業者の娘とはいえ、突如社長に就任した人が何を考えているのかを理解するために必要な手続きだったのだと思います。著者は自社の経営データ(40年!)を調べ上げ、SWOT分析を行い、この企業の強みを「技術力」としますが、この強みを維持するための方針として「多能工集団」というキーワードを用います。この「多能工」、中小製造業では重要なキーワードだと思います。職場に多能工が増えた場合、「多工程持ち作業」が可能になるので、以下のようなメリットが得られます。

  • 工程間負荷のバランスがとれるので仕掛品を減少できる。また、リードタイムも短縮できる。
  • 品種や生産量の変動に対応できるので、柔軟な生産体制が敷ける。

また、この章の冒頭では「事業承継」時のキビシイやりとりが紹介されています。このやり取りを一つのきっかけとして社長は社内改革に取り組み、結果的には成功を納めますが、一方で「幹部従業員や取引先(取引銀行)からの理解」が得られない中での事業承継の厳しさが垣間見えます。

まだまだ、診断士的には見逃せない取り組み事例がありますが、字数も増えてきましたので、3章と併せ、次回紹介します。

ちなみに、この一冊に出会ったきっかけは4月に参加した研究会で名刺交換させて頂いた先輩診断士の方のFACEBOOK投稿です。診断士になると情報発信・情報交換等でFACEBOOKを活用する機会が増えます。診断士に合格しなかったら、こうして手に取ることが出来なかっただろうなと感じる次第です。

なお、本日ご紹介した一冊、現在、NHKでドラマ化されています。診断士的には「陸王」も見逃せないですが、お時間あれば併せて息抜きに如何でしょうか。

以上、TOMでした。

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こんにちは、ますけんです。

2次試験まで残り1週間ちょっとですね!受験生によっては何をやるべきか分からず浮き足立っている方もいるのではないでしょうか!?

昨年のますけんはひたすら単語帳(ファイナルペーパー代わり)を見返していました。この時期こそ1次試験知識の再確認が不可欠だと思ったからです。市販されている参考書(全知識など)をそのまま活用してもいいと思うので、ストレート生であっても他年度生であっても、知識を確固たるものにして2次試験に臨みましょう!


さて、今回は2次試験で出そうな論点シリーズの最後、事例Ⅰです。毎年いろんな論点が出てくる事例Ⅰの中で、特に狙われそうな論点に絞ってお伝えしたいと思います。

 

<事例Ⅰの特徴>

他の事例同様に、事例Ⅰの特徴をまとめます。下の図をご覧ください。

過去問を見ると基本的には5問構成です。最初の方は経営面に関して過去・現在の状況を分析する設問が多く、最後の方は人的資源管理面(場合によっては組織管理面)に関して未来の提言を行う設問が多いです。

経営面の設問は使う知識がわかりづらいですが、本文の根拠をしっかり抜きだせれば得点につながります。一方、人的資源管理面(組織管理面)の設問は使う知識がはっきりすることが多い反面、丁寧にそれを記述しないと得点が望めません。この点からも、「事例Ⅰは他の事例と比べ特に知識が大切」という視点は本番まで持ち続けて欲しいです。

なお、経営管理面、組織管理面、人的資源管理面のよく出る論点キーワードをまとめましたので、参考にしてみてください。

<事例Ⅰ狙われる論点>

そんな論点が広い事例Ⅰにおいて、どのような論点は出やすそうなのでしょうか?個人的には、「近年、社会問題として話題になっている事柄」や「今年の1次試験に出た知識」は、出題されやすいと思っています。

具体例でいうと、昨年の第2問の設問(2)では、「マトリックス組織(部門横断的な組織)」に関わる論点が出ましたが、実は昨年の1次試験でもマトリックス組織に関わる設問が出題されていました。また、昨年の第3問は助言の中に「女性活用」を盛り込んだ方も多いと思いますが、近年の「働き方改革」でよく言われているポイントですよね。

こんな感じで「キャッチーな話題」は狙われやすいのです。では、今年狙われるとしたら?

ますけんとしては「事業承継」が狙われるのではと思っております。

<事業承継が狙われる理由とそのポイント>

「事業承継が狙われるのでは!?」と思っている理由は主に2つです。

1つ目は話題性の高さです。今年の中小企業白書を見てもらうと、事業承継が課題点として取り上げられています。様々な業種でイノベーションが起きる中、次世代にバトンを渡していき、企業のライフサイクルを円滑に進める必要があるからです。

2つ目は今年の1次試験で問われているからです。企業経営理論の第6問で「事業承継の方法としてのMBO」に関わる設問が出題されました。毎年のようにその年の1次試験の知識が2次試験で応用できる問題が出ているので、狙われる可能性大といえるでしょう。

 

さて、事業承継ですが、主に以下のように3パターンです。

  1. 親族への承継
  2. 親族ではない役員や従業員による承継
  3. 親族でない会社外の人材への承継

白書によると親族外承継が増加しており、多くは社内人材が後継者となっています。この点で、親族ではない役員や従業員による承継が1番狙われるのではないでしょうか。

設問で狙われるとしたら、この承継を行う際の留意点だと思います。これが一番出題しやすいパターンだからです。図にまとめていますので参考にしてください。

大きく分けると、経営面の継承と資金面の支援の2つです。どちらのポイントが聞かれても答えられるようにしておきましょう。


どうでしたでしょうか。狙われやすい論点シリーズ最終回。事例Ⅳから始めてきましたが、正直必ず当たる保証はありません。ただ、押さえるべき論点を増やせれば、対応できる確率も上がり、結果的に合格する可能性も上がると思います

残り短い時間ですが、最後まで時間を有意義に使って本番に臨んでください。こころより応援しております。

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こんにちは。ロックです。

前回は祝日、今回は土曜日の投稿となります。

ちなみに本試験まで土日祝日は今日を含めて、8日しかありません。
苦手論点の集中特訓や、セルフ模試など、ゆっくり時間を取らないとできないこともあるかと思いますので、是非 計画的に、有効に過ごしてください。

そろそろ勢い頼みも疲れが出てくるところかと思いますが、自分で決めた自分の夢のため、もうひと踏ん張り頑張りましょう!!


さて、本日は開眼後のお話について書いていこうと思います。
前回の私の記事で、「開眼後は開眼後で苦労があった」と書かせていただきました。

開眼後は、題意を大きく外すこともなく、また、その場での思い付きに振り回されることもなく、安定した回答ができるようになりましたが、次にまた大きな壁に当たることとなりました。

それは「どの事例も60点前後止まり」という問題です。

事例Ⅳも特に得意ではなかった(むしろ苦手だった)ので、大きく総得点のかさ上げも望めない状態で、尚且つ事例Ⅰ~Ⅲは60点付近をウロウロ。
最初は解答プロセスが安定してきたことが嬉しくて、そんな状態に満足していたのですが、ある日「あ、これじゃ落ちる…」ということに気付きました。
(開眼どうこうはさておき、ある程度安定してきた方の中で、そんな悩みを抱えている方はいませんか?)

当時の私が、自分の傾向を分析した結果、原因は以下の通りでした。

①気を付けているつもりだが、要求事故を起こす(制約条件を外す)ことがある。
②与件を抜き出して忠実にキーワードを入れていくような設問は安定するが、与件に明示されていない一次知識を因果関係に使う設問が苦手

①については単純なミスなのですが、なぜこのようなことが起きるのかというと、設問のみを先に読んで設問要求解釈を行っている時には当たり前に見えていた「○○以外の観点」などの絶対要求事項に対して、与件を読んで事例企業に触れているうちに、意識が薄れてしまうからです。

「○○以外の観点」に限らず、与件を読む前に設問から受けた印象・イメージ・留意点・想定される解答の仕方や因果関係については少しでも多くメモを取っておくことと、書き出す前に一度それらを眺める癖をつけることをお勧めします。
以前もメモを記載いたしましたが、具体的にはこんな感じです。

②については、単純に1次知識を増やすのではなく、どういう条件の時にどんなセオリーを活用するべきなのかを意識的に学習をしました。

そのが書いている通り、二次試験で使われる一次知識は実はそんなに多くありません。
※特に組織原則は事例1では必ずと言っていいほど使いますね。
具体的には、直近5年分の過去問を参照すれば十分だと思います。

私は、これらの改善によって、不用意な失点を防ぎ、得点を1つ次のレベルにもっていくことができました。
(去年の今頃はちょうど四苦八苦している頃でまだまだ苦戦していましたが…)

ストレート生の方は、全然仕上がってないと焦りだす頃かと思いますが、真剣に向き合っていれば、何かのきっかけからブーストされる瞬間がきっとありますので、冒頭にも書きましたがもうひと踏ん張り頑張りましょう!

今日はここまでです。ロックでした。

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みなさんこんにちは。
ロックです。

めっきり気温が下がってまいりました。私もプライベートを含めこのところバタバタとしていたこともあり、あまり体調がすぐれません…。
二次試験対策は特に集中力を要しますので、体調を崩すと身になりません。体調にも気を配りながら残りの期間を駆け抜けていただきたいと思います。(でも、ストレート生はまだ睡眠時間削ってもいい時期ですね)


さて本日は、タイトルの通り、二次試験対策でまことしやかに囁かれるストレート生の『開眼』というものについて書かせていただければと思います。

過去記事でもいろんなところで触れられている通り、二次試験対策ではある日、『開眼』と呼ばれる状態に到達するといわれています。
※そんなの知らんという合格者も沢山います。

定義は様々ですが、道場の先代記事を参考にした私なりの解釈では、
聞かれたことに素直に答える…の意味が理解でき、解答に一本芯が通るようになることだと思っています。そして、それは『開眼』という言葉が表す通り、みなそれぞれ”ある日急に”訪れるようです。

私が開眼した!と感じたのは昨年のちょうど今頃。M○Cの模試を受けているときでした。
それ以前の私は、「読む」、「考える」のプロセスはまぁまぁ仕上がっていたのですが、「書く」という能力が弱く、
いざ書くとなると、文章がとっ散らかってしまったり、文字数に悩んでどんづまったり、そもそも書くべき内容の優先順位を間違えたり…といったことが多く、書き直しが非常に多かったり、最終的な解答が結局、言いたいことがよくわからない文章になってしまったりしていました。
そして、解答・解説を見たり聞いたりしたあとに、「あぁ、それを書くべきだということはわかっていたのに…」と毎回嘆いていました。

模試で何かがあったというよりも、その前日に通っていた予備校の講師の話にピンときて最後の「書く」が一定レベルに到達したことが開眼のきっかけとなったのだと思います。

(すなわち開眼とは「読む」「書く」「考える」が各々一定レベルに達したときに起きるのではないかと思っています…が今日はそれは置いておきます。)

具体的に何がピンときたのかというと、当時の私のノートにはこう書いてあります。

・盛り込みたい根拠や表現はそれですべてか?(書きながら思いつくなよ?)
・文章の物理的な配置はイメージしたか?
・”てにをは”のつなぎ方はイメージしたか?

以下に、内容を少しずつ補足します。

書いている最中に「あ!これも書こう!」とか、「お!これも足したらいいんじゃない?」と思って、書きながら書く内容を変えたり、加えたりすることはありませんか?
私はめちゃくちゃありました。

今思えば、書けるかどうかが不安で、書く作業に時間を割きたい気持ちが大きかったのだと思いますが、なにしろ書き出すタイミングが早く、準備が整っていないうちから書き出してしまっていたのです。

その講義を受けた翌日の模試では、

・与件文から引用する部分はどこにするのか、それは何文字なのか
・結論は何なのか、どんな文章構成にするのか
・盛り込みたいキーワードはなんなのか

を全て固めてから、ザザッと書くようにしました。
その結果、どの事例も、最初に触れたように、聞かれたことに答えた一本筋の通った解答を作成することができました。(結果全事例が60点前後で、開眼後は開眼後で苦労があったのですが…それはまた今度)

最後にテクニック的なことを書いておきますと、

・与件文の一行は38文字(引用したい文章が一行の半分なら約20文字と見積もることができる)
・接続詞や「てにをは」を抜くと、書きたいことを書く余地は8割から9割程度。
(100字の問題なら80字~90字で書く内容を用意しておく)

最後に1つ、予備校講師は私が開眼のきっかけを貰ったその日に、特に書くスキルについて重点的に講義を行ったわけではありません。講義中の何気ない一言がたまたまその時点の私の悩みを解決するきっかけとなったにすぎません。

段々と講師の言っていたことや道場記事に書いてあったことの意味がピンと来始めるこの時期に、些細な一言、一文から非連続なイノベーションを起こせるかどうかはあなた次第です。アンテナを張って日々を過ごしてください。

過去記事にも貴重な情報が散らばっていますので、是非参考にしていただき、みなさんも是非『開眼』体験してみませんか!以下に関連記事を記載しておきます。

ふうじんの場合

ハカセの場合

JCの場合

wackyの場合

せんせいの場合

こばの場合

いつものように質問大歓迎ですので、疑問点や深堀りしたいポイントがあれば是非コメントしてください!

それでは、今日はここまで。
ロックでした。

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みなさん、こんにちは。ながです。
朝晩もだんだんと涼しくなってきて、秋の空気になってきましたね。
秋といえば、食欲、読書、スポーツ、芸術、行楽・・・と「〇〇の秋」と言われるものがさまざまあります。
どれも惹かれるものばかりですが(私は断然、食欲の秋ですが)、今年だけは「勉強の秋」を過ごしてみませんか?
二次本試験までに残された時間は、残り39日。
平等に与えられた時間の中で、ライバルたちよりもどれだけ事例に向き合えるかが勝負の分かれ道です。
来年もあるからいいや・・・などと思っている人はいないと思いますが、今年絶対に受かるつもりで、残りの時間を過ごしてくださいね。


ストレート生の方もだんだんと自分のやり方が固まってきて、予備校の答練や過去問でゴリゴリと演習をやっていることかと思います。
演習をやると、どれだけ得点が取れたか気になりますよね。
予備校の答練であれば、授業の解説で大体の出来がつかめますし、学校側で採点もしてくれます。
(講師によって採点基準に若干のブレはあるかもしれませんが)
過去問であれば、各予備校が出している過去問題集の解答や、道場メンバーの一部も絡んでいるふ〇ろいを使って採点するのがメジャーでしょうか。ネットにアップされている解答を参考にしている方もいるかもしれません。

もちろん良い得点だと嬉しいですし、悪い得点だと悔しいです。
ですが、昨年のちょうど今頃に、得点ばかりに気を取られる復習方法に疑問を覚えるようになりました。
ではどうするべきか?と考えて行き着いた答えが、解答に至るまでのアプローチをしっかりと復習することでした。

当然、アプローチの仕方を間違えてしまうと、最適な答えにありつくことは難しくなります。
最高の解答を書くための最適なアプローチを目指して、重点的にアプローチの復習をするようになりました。
そこで活用したのが、先代の方が使っていたものをカスタマイズした復習チェックシートです。

私の二次試験の師が独特な言葉を使う方だったので、このチェックシートもそれに毒されています。
また、普段は手書きでコメントを書いていましたが、さすがに人様に見せられるようなものではなかったので、今回はタイプしてしまったことをご容赦ください・・・。
それでは、上のチェックシートを参考に、チェック内容を解説していきます。

■点数
過去問であれば、主にふ〇ろいを見ながら採点。
ここで甘い採点をしてもしょうがないので、トコトン厳しく、超辛口で

■(各項目の)評価
〇△×(時には◎や××も)で採点。こちらも辛口で

【マネジメントチェック】
■つぶやいた内容を適切にメモしたか
要求解釈の段階で、解答要素となり得るものをメモできたかの確認。
ここでメモできる内容が増えれば増えるほど本文を読む時間が短縮され、解答のブレが少なくなります

■メモに沿った解答構成を意識できたか
上記でメモした内容をもとに解答を記述できたかを確認。
与件文を読み始めると、メモ内容をすっかり忘れてしまうこともしばしば・・・。
メモ内容が必ずしも合っているとは限りませんが、参考にした方が正答率は高かったです。

■事例問題(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)の特徴を問題構成から意識できたか
自分なりにまとめた各事例の特徴(一部)はこんな感じ。
【事例Ⅰ】強みの維持・強化がテーマの中心。与件文にヒントが書かれていないことが多いので、前提知識やセオリー展開が必要
【事例Ⅱ】売上向上とロイヤルティ向上が中心課題 。ライバルはコストリーダーシップなので、B社は差別化集中戦略で勝負
【事例Ⅲ】C社の強みは「技術力」と「生産体制」

【処理チェック】
■要求に対する構成要素を想定して、対応する根拠を使えたか
要求解釈時に作成した解答フレームが適切だったか、そのフレームに適した解答要素が埋められたかを確認。

■2次セオリーは適切に想定できたか。本文からセオリーを見つけ出せたか
要求解釈時のメモ内容が適切だったか、そのメモ内容を参考に与件文から解答要素を探し出せたかを確認。

■解答構成に必要な因果関係を意識できたか
記述した解答の因果関係が適切だったかを確認。
※次回少し掘り下げてお話します。

■根拠の再現性を意識したか
与件文の内容を適切に、漏れなく、重複なく抜き出せたかを確認。

■ローリスク対応を意識したか
→①特定の根拠を複数の問題で使用、②1つの問題で多面的に解答する

解答要素は発見できたが、その要素を盛り込む設問がどうしても分からない時は、複数の設問に入れてしまう。(50点狙い)
解答が深掘りできないときは、要素を多く盛り込む(部分点狙い)

■まとめ
その事例でできたこと・できなかったことを3点にまとめる
(ほとんどできなかったことばかりで埋められていましたが・・・)

事例ごとにチェック内容を変えていたので、それぞれをコチラに置いておきますね。
事例Ⅰ・事例Ⅱ・事例Ⅲ(リンク削除)
※事例Ⅳは毛色が違うため、このチェックシートは不使用

各々プロセスの構築は異なるはずですので、
そのまま使わずに自分なりにカスタマイズしてみてくださいね。

それでは最後に今日のお言葉。

『プロセス重視なくして、真のプロは生まれない』
(野村克也/元プロ野球選手・監督)

結果はもちろん大事ですが、そればかりに囚われていると自分の実力を勘違いしてしまうこともしばしばです。
結果だけでなく、それに至るまでのプロセスも大切にしてみてはいかがでしょうか。

以上、ながでした。

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みなさんこんにちは、ゆっこです。このごろ朝晩はめっきり涼しくなって今年は秋らしくなるのが早そうですね。季節の変わり目で体調を崩しやすくなると思いますので夜は暖かくしてお休みになってくださいね。二次筆記試験まで残すところ6週間。大丈夫です、6週間あります。特にストレート生の場合まだまだここから十分にぐーんとレベルアップできますからね!

私の去年の今頃はまだ事例問題(過去問)に手をつけず、ひたすら全知識からのインプットに努めていました。しかし、ちょうどこの頃から子供が体調を崩して朝晩問わず小児科に駆け込むことが度々だったり、親の体調も悪化して実家での看護や病院への付き添いなどがあったりで、まとまった時間をとって勉強することが難しい9月でした。。

さて、そこで本日のタイトル、「細切れ時間でできること」です。

事例を解こうと思うと1事例70〜80分は必要になりますね(中には初見問題を60分で解くトレーニングをしたというツワモノもいらっしゃいますが、、、)。さらに解いた事例の自己採点と振り返りをしようとすると、初見の問題で1セット2時間半といったところでしょうか?忙しい社会人の皆さんなかなかこの時間を捻出するのにご苦労されているのではないでしょうか?

細切れ時間でできることはないか?

多くの受験生が気になる点だと思います。例えば夏セミナーでも話に出ました①設問解釈トレーニング。これは、過去問の設問の部分だけ抜き出した設問集を読んで、何が問われているのかを考えるというトレーニングです。他には②模範解答の写経。これは、ふぞろいなどの模範解答をノートに丸写しして解答の感覚をつかむというトレーニングです。私の場合はとにかく時間がなくこれらを実践するまでに至りませんでしたが、合格者の多くが実践した方法のようです。

他には、息抜きも兼ねて③”〇〇〇の夜明け”などの経済ドキュメンタリー番組を録画しておいて観る。ですとか、④J-NET21の”目指せ!中小企業診断士”の記事を読む⑤道場の過去記事を読み漁る!(きっとあなたにとってのお宝記事が埋もれていますよ!)などは私もよく実践していました。それから、元メーカー社員でありながら生産現場のことはよくわかっていなかったので、事例Ⅲのイメージをつかむため⑥YouTubeで工場の動画を観ることもしました。④〜⑥はスマホでもできるので、移動中や、家でゴロゴロ身体を休ませながらでもできるのが良い点ですね。③や⑥では文章ではなく映像でイメージをつかめるのが良い点だと思います。また、⑦中小企業白書に書かれている企業の事例を読むこともしました。実際、過去の白書に出た事例企業が本試験問題の事例企業のモデルになっているなんていう噂もあるようです(合格後に知りました)。

こうして見てみると、①と②以外勉強らしい勉強じゃないじゃないか、というツッコミが入りそうですね。ごもっともです。ですので最後に細切れ時間でできる最も有効な勉強として、⑧キーワード、メリットデメリットの暗記をオススメさせていただきたいと思います。

「金型(フレームワーク)を作る」ですとか「設問要求を解釈しそれに答える」ことの重要性は他の道場メンバーもブログ記事に書いている通りです。このためには、例えば、『”組織成立の3要素”といえば?→”共通意識、貢献意欲、コミュニケーション”』とか『”一社へ売上依存”といえば?→”メリット:売上が安定する、営業にかけるリソースが少なくて済む、デメリット:交渉力低下により利益率が低下、営業力が低下、打ち切られた時のリスクが大きい”』と反射的に思い浮かぶ状態まで持っていくことが求められます。(いま、それぞれパッと思い浮かびましたか?)

「反射的に」という点がポイントです。なにせ全部で80分しかありません。

このように、キーワードや、メリットデメリットを暗記するために、スマホの暗記アプリを使いました。私が使ったのはiPhoneの「暗記カード+」というアプリでした。<追記:AppStoreを確認したところ正式名称は「読み上げとマーカーで暗記する−わたしの暗記カード−」というアプリ名のようです。プラスは有料版でカードの枚数が多く登録できます。現在はStudyplusとも連携可能のようですね。>実際に暗記した内容のcsvデータを下からダウンロードできるようにしましたのでよろしければご活用ください。このままのものを使っていただいても一向に構いませんが、ご自分の言葉で作成された方が勉強の効果としては断然大きいと思います。まだ6週間もありますので、ぜひこちらを参考にご自分で作られることをお勧めします。

二次試験対策で使った暗記カードアプリのデータ。ここからダウンロード→2jiAnkiCard

また、上記⑦でご紹介した「2017年度版 中小企業白書・小規模企業白書に書かれている企業の事例」を、4つのPDFにまとめておきました。道場読者の方が通勤中にスマホなどで暇つぶし(間違えた、気分転換!)に読んでいただけるといいな、と思います。ここからダウンロード ⇒ <<中小企業白書に掲載された事例企業 事例集その1その2その3>> <<小規模企業白書の 小規模企業事例集 >>

ダウンロードした方は こちら に「もらっていくよ」「こういう風に使うつもり!」などと一言コメントを頂けると励みになります♪

それでは、今日もあなたを応援しています。

ゆっこでした。

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こんにちは、ますけんです。

新年度が始まって2週間余り。年度始めということで繁忙期を迎えていた企業もそろそろ落ち着いてきた頃でしょうか。

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大手受験機関TACの1次ストレート通学生は1次試験最後の科目「中小企業経営・政策」の講義が終わりに差し掛かっているところかと思います。

これが終わると、いよいよ完成答練ですね!GWの連休を活用して、自分の苦手科目の克服に努めたいところです!

特に、今年難化が予想される「財務」や「経済」に苦手意識がある方は、この連休がラストチャンス!計画的に勉強をしましょうね!

 

ちなみに、道場春セミナーではここから1次試験までの過ごし方、学習計画の建て方などを8代目メンバーが詳しく説明します!

私もセミナーに参加予定です。聞きたいことや気になることがあれば、何でもきいてくださいね!


 

さて、2次試験対策についても今回4回目が最後!今回は「計算能力強化編」です!

(1回目「編集能力強化編」、2回目「知識活用能力強化編」、3回目「情報整理能力強化編」を閲覧したい方はそれぞれのリンクから確認してみてください。)

 

<事例Ⅳと計算能力>

事例Ⅳは第1問が経営分析(例年25点〜30点)、第2問以降がCVPやNPVなどの計算問題(一部記述問題あり)で構成されています。

複雑な計算問題(特にファイナンス系の問題)が多く、1問1問の配点が高いため、大きな得点差が開きやすいのが特徴です。

実際に、昨年の事例Ⅳを振り返ると、第2問以降がかつてのように難問奇問のオンパレードではなく、標準レベルの問題が多かったため、しっかり対策してきた人とそうでない人で大きな差が出ました。

つまり、計算問題(第2問以降)の対策を十分に行うこと=2次試験攻略への近道と言えるでしょう!

そして、計算能力の強化こそが計算問題攻略にとって不可欠と言えるでしょう!

では、この強化のためにすべきこととは?

個人的な意見ですが、これには「量」的なアプローチと「質」的なアプローチがある!と考えます!

 

<「量」的なアプローチとは!?>

「量」的なアプローチと書きましたが、これは端的に言えばとにかく「演習量を積むこと」です。

事例Ⅳの計算問題は、1次試験の財務とは異なり理論を聞いただけですぐ答えれるかというとそんなに甘くないです。。。

複雑ゆえにプロセスを理解しながら繰り返し繰り返し演習を積むことで徐々に

できるようになります!

ストレート合格を狙いたい方は最低でも週1回1時間程度の演習を、1次免除の方は2日に1回30分程度の演習を積みたいところです!

ところで、具体的に何をやればいいの?と悩まれる方も多いと思います。

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そんな方向けに以下をオススメさせていただきます!

①1次試験の財務会計に対して苦手意識のある方

問題集『集中特訓 財務会計計算問題集』(TAC出版)

1次試験向きの問題集ですが、計算問題の難易度は高めです。1次試験の対策が不十分な方には1次対策としてもオススメです!

全て客観式の問題ですが、あえて選択肢を見ずに記述式で解く練習をすれば、2次対策にもつながります!

②1次の計算問題はイケそうだが、2次試験の対策をまだしていない方

TACオプション講座『2次事例Ⅳ特訓』

事例Ⅳの頻出論点を文字通り特訓する講座。演習と講義がセットになっているため、2次の対策を1度もしたことない方でも理解が進みやすいです!WEB受講も可能のため近くにTACがない方でも受講できます。唯一ネックなのは受講料が安くはないことです(涙)。

③2次対策がある程度進み時間的にも余裕がある方

問題集『意思決定会計講義ノート』(税務経理協会)

当ブログでもたびたび取り上げられている通称イケカコ。そもそも公認会計士用に作られたこともありオーバーワークに見えますが、一冊仕上げることでかなり複雑な問題にも対応できる力がつきます!

(ただし、難易度は非常に高いため、安易に手を出すと痛い目に遭います。)

①〜③全てやれれば良いのですが、時間がない方は①と②、余裕がある方は③も進めれると良いでしょう。

何と言ってもこれらはコツコツと継続することが大切です。その結果、1次試験が終わった頃には、抵抗感なく事例Ⅳの問題に取り組めるようになるでしょう!

 

<「質」的なアプローチとは!?>

続いて「質」的なアプローチです。「質」的なアプローチとは、丁寧に問題を解くことで「計算ミス」を減らすことを表しています。

例えば、CVPの問題だと固定費を限界利益率で割り引くことで、損益分岐点が導けますが、つい変動費率で割り引いてしまった経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか?

また、NPVの問題でも減価償却費を足し忘れたり、税率を見間違えたりしたことはどんな受験生でも1回ぐらいあるでしょう。

演習時から「計算ミス」の削減に徹底的に取り組まないと、絶対に本番で失敗してしまいます。

では具体的にやるべきことについてです。事例Ⅳの問題演習をする際、以下の3点を必ずやるようにしましょう!

①図や表を描く

初めて事例Ⅳについての講義を受けた際、分からない設問もその図や表を見ていると自然と理解が進んでいき、あっという間に分かるようになりました。

結局、事例Ⅳも他の事例同様、与件と設問に書かれている情報を整理し、正しく解釈することが求められます。そのためにも、図や表をフル活用しましょう!

受験生時代殆どの設問で図や表を描くように意識していました。

②途中式も書く
2次試験の演習が始まった当初、計算ミスを連発していました。これは、途中式を飛ばすクセがあったため、数字の見間違えや電卓の打ち間違えを頻繁に起こしていたからです。
途中式を書くことで、計算プロセスが明確になり、間違えにくくなりました。

③検算を忘れずに
簡単な問題こそ、落とした瞬間差がつきます。検算することで、ミスは減ります。(その際、途中式が丁寧に書けているとやりやすいですね!)
また、検算は逆からやりましょう。売上高から費用引いて利益出す問題ならば、利益に費用足して売上求めるみたいな!ミスに気づきやすいです。

 

言われてみれば当然のことかと思うこれらのこと、実際に出来ているかは別問題です。
本番では「無意識的に出来ている状態」まで持っていくことで、計算ミスを激減することができるでしょう!

 


2次試験対策ということで、4回に分けたシリーズ。少しでも参考になりましたでしょうか?

昔、1次試験が終わったタイミングで、TACの先生より「1次は富士山、2次はエベレスト」と言われたことが今でも記憶に残っています。

1次も2次も合格率は2割程度。ただし、2次試験は1次をくぐり抜けた猛者たち同士での戦いです。

8月から一気にスパートをかけても、周りも強者。そう簡単に勝てません。もし、本気でストレート合格を目指すのならば、このタイミングから「少しでも2次対策!」が合言葉だと思います。

みなさまお忙しい中だと思いますが、今年の年末に笑うためにも、今からちょっと頑張ってみませんか?

✿:❀:✿:❀ 道場春セミナーin東京のお知らせ ✿:❀:✿:❀

一発合格道場 春の絶対合格フェス2017
〜受験生タイプ別の疑問にお答えします!〜

□ 開催日時:2017年4月29日(土・祝) 14:00〜16:30
□ 会場:東京ウィメンズプラザ 第1会議室
□ 定員:40名(先着順)
□ 参加費:1000円

☆道場メンバーが一次試験突破のために行った事をお話します!
☆受験生の悩みや疑問に個別にお答えします!

ご好評につき締め切りとさせていただきました。
★引き続き懇親会のみのご参加を受け付けております

詳細はこちらから

✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀

※道場春セミナーin大阪は5/27(土)に開催します!
詳細は後日お知らせいたします。

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==告知==
<4/29は道場春セミナーin東京
4/10(月)AM7:00より申込開始します!

5/27は道場春セミナーin大阪
是非ご予定ください。(詳細は後日)
=====

こんにちは、ますけんです。

やっと春らしい陽気になってきましたね!都心ではが満開になりました。

大手予備校に通っている方だと、1次ストレート生ならちょうど中小企業政策の講義に入るところ、2次本科生ならちょうど2次演習が始まったところかと思います。勉強に行き詰まってきたら、その息抜きにお花見に行かれてはいかがでしょうか?

さて、今回は2次試験対策の第3回目。「情報整理能力」編です。(第1回目の「編集能力」編はこちら、第2回目の「知識活用能力」編はこちらです。)

 

<中小企業診断士試験における情報整理とは?>

合格に必要な3つ目の能力として「情報整理能力」を挙げました。ここでいう情報整理とは解答を書くために必要な情報を正しくまとめることです。

一般的に2次試験の「情報」と聞くと事例企業の状況や状態が書かれている与件本文のことを思い浮かべますが、1次試験で使われた知識も「情報」に含まれます。

さて、診断士試験で重要なのはこうした「情報」をいかに見つけ出してくるかということです。与件本文の情報量自体が膨大でどこを活用すれば良いか分かりづらく、また1次試験知識だけでも幅が広いためどれを使えば良いか分からなくなってしまいます。さらに、80分という制限時間のため、1問あたりにかけられる時間は限られており、じっくり考えているヒマはありません。

設問を見て与件本文を読んだはいいけど、膨大な情報量に困惑し時間もなくなり「ええいっ」と書いてしまった経験がある方は多いと思います。私の場合は初めての2次試験本番でそれをしてしまったがゆえに不合格となってしまいました(涙)。

そして、翌年に2次試験を再チャレンジする訳ですが、その時思ったのです。「何書くか最初に決められれば、情報整理の手間が減る」と。

最初の設問分析の段階で、解答の方向性を定めるだけではなく、記述に必要な「テンプレート」を作ってしまえば、あとは与件本文と1次試験知識で、解答に必要な「要素」を引っ張ってくるだけで済みます。そうすれば、膨大の情報に惑わされることなく、短時間で解答することができるのです。

こうして、私は1年間解答のテンプレート作りを徹底的にトレーニングすることにしました。

 

<解答記述のためのテンプレート作り>

さて、そうした「テンプレート」をつくり方ですが、設問分析のなかで行います。平成27年の事例Ⅰの第2問を例にしながら、説明します。

 

(H27 事例Ⅰ 第2問)

A社は、当初、新しい分野のプラスチック成形事業を社内で行っていたが、その後、関連会社を設立し移管している。 その理由として、どのようなことが考えられるか。120字以内で述べよ。

 

①設問の具体化

社内で行っていたが、〜関連会社を設立し移管」と書かれています。

ということは、社内でやっていたら何らかの不都合が発生したため、うまくいかなくなったということが考えられます。「不都合の原因」が解答要素として考えられそうです。

また、メリットがあったからこそ関連会社化に踏み切ったと考えられるので、「関連会社化のメリット」も解答要素として必要です。

字数制限が120字ということで少し余裕があります。なので、「関連会社化のメリット」を享受した結果、A社が抱えていた課題解決に「どう寄与したのか」も解答要素として入れてみても良いでしょう。

 

②具体化内容の整理

上の内容をまとめます。

1.社内で行っていたことによる不都合の原因

与件本文に書いているはずのため、そのまま引っ張ってきましょう。

2.関連会社化のメリット

1次試験知識より、意思決定の迅速化が図れることが挙げられます(企業経営理論平成27年-第10問)。前回の投稿でお伝えしたように、頻出となる1次試験知識は大きめの「単語帳」などにまとめ覚えておくことが必要です。
3.結果、A社の課題解決にどのように寄与したのか

与件本文に書かれているはずのため、これもその箇所からそのまま引っ張ってきましょう。

 

③テンプレートの作成

以下のようなボックス図をテンプレートとして作成します。このボックスの中を埋める要素を記述することで、効果的な解答が書けるのです。

プレゼンテーション1

 

もちろん、こうしたテンプレートはすぐに作れるようにはなりません。私個人的な意見では3ヶ月以上かかるのではないかと思います。

ただし、2次試験本番まで、半年以上あります!なので毎日毎日コツコツ練習しましょう!「情報整理能力」が高まり、膨大な情報を正しく整理できるはずです!

 

今回はここまでです。次回は「計算能力」強化編です。お楽しみに!

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==告知==

<4/29は道場春セミナーの日>です!

日程開けておいてくださいね(詳細は後日)

=====

こんにちは、ますけんです!3月下旬になりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
仕事が繁忙期に突入し、学習のリズムが崩れている方も多いと思います。しかし、忙しい時こそ踏ん張りどきです!1日30分でもいいので、毎日必ず勉強するようにしましょうね!
後になって必ず今の努力は報われます^^

さて、4/29は道場セミナーの日!!!合格者から直接、勉強法などを聞けるチャンスです。GW中ですが是非是非スケジュールを空けといてください!!!

今回も前回の投稿の続きで、2次対策のお話。知識活用能力の強化についてです。

2次試験で測りたい力は「分析能力」と「提案能力」である!と前回お伝えし、分析能力と編集能力のつながりのお話をしました。なので、今回は「提案能力」とつながりのある話となります。

<診断士試験における「提案」の難しさ>
実務補習の報告書は①現状分析→②課題→③提言(提案)の順でまとめていくということは前回お伝えした通りです。ここでの提言(提案)とは、診断先企業の「あるべき姿」や「なりたい姿」を目指すために、具体的に実行する「施策」を指します。

まあ、当たり前といえば当たり前ですね。問題点や課題に対して、ソリューションを「提案」しなければ、コンサルタントとして失格ですもんね。笑

ところがこの提案、2次試験においてはとっても難しいのです。。。実際の本試験問題をみると実感できるでしょう!下記に昨年度の本試験問題を載せました。

(平成28年 事例Ⅰ 第3問)
業績低迷が続く A 社が有能な人材を確保していくためには、どういった人事施策を導入することが有効であると 考えれるか。中小企業診断士として、100 字以内で助言せよ。

一言でいえば、人材確保のための人事施策を提案する訳ですが、 何とも幅広い・・・
人事施策って言っても、「採用・配置・能力開発・評価」のどれを提案すればいいのかさえもよく分からない・・・
もちろん与件の現状分析によってある程度絞られてはいきますが、それでも1つにスパッと絞ることは中々出来ないでしょう。

つまり、複数の選択肢が想定されてしまい、何をどのように提案すればいいか分からなくなってしまうのが2次試験の特徴であり、これが難易度を高めている要因なのです!

<提案に使うのは1次知識!>
中小企業診断士試験は「国家試験」なので、答えは間違いなく存在します。
同じ解答は書けないにしても、それに近いものを書かないと点数が入りません。

じゃあ、どうすれば「出題者の意図に近い解答」が書けるのかという話ですが、2次試験の試験案内にヒントが隠されています。
これの中の「1.試験の目的及び方法」の項目を見ると、「〜、中小企業診断士となるのに必要な応用能力を有するかどうかを判定することを目的とし、〜」と書かれていることに気づきます。
(最近、能力ばっかり書いてますが笑、)2次試験では応用能力を見るわけです。ただし、応用というのは基礎がないと成り立ちませんよね!?
この基礎にあたるものが、1次試験知識というわけです!
つまり、1次試験で問われた「知識」を「活用」して応用する「能力」こそが、メインテーマの「知識活用能力」であり、出題者の意図にあった提案を解答する礎となるのです!
そして、正しい一次試験知識を活用することで、提案の方向性を絞ることができ、合格答案に近づくことができるのです!

<「知識活用能力」を強化するためには>
知識活用能力を高めるには、まずは知識のインプット!予備校生であれば講義テキストを、独学生であれば「全知識」などの市販テキストを買い、ひたすら覚えればいいのですが、いざ問われた時にちゃんと知識が使えなければ意味がありません!
そのために、「1次知識まとめ単語帳」を私は作っていました。これは、ある1次試験知識を大きめの単語帳にまとめ、空いている時間に確認するというものです。これだけ聞くとすっごくスタンダード(笑)なのですが、ポイントは「知識の前後のつながりや因果関係も一緒に覚える」ことです。

ちょっとイメージしづらいので、具体例を提示しながら説明します。例えば、機能別組織。これについてはメリットとデメリットと一緒にまとめていました。つまり、単語帳のオモテ面に「機能別組織のメリット・デメリットとは?」と書き、まとめた内容をウラ面に書くイメージです。(以下がその写真です。)

IMG_2446

IMG_2447

仮に解答で「機能別組織」を提案する場合、上記のようなメリット・デメリットとのつながりが与件や設問文にあるかを考えるため、解答の方向性を大きくずらすリスクが減ります
加えて、提案ではなく「機能別組織」を採用している「理由」を問われた場合は、メリットをそのまま当てはめれば対応できるでしょう。

知識の活用こそが2次試験突破のカギになります!この時期から徐々に2次試験に対応できる応用能力を身につけましょう!

今回はこれでおしまい。次回は情報整理能力編です。お楽しみに!



皆さん、おはようございます。本日を入れて2次筆記試験合格発表まで32日、口述試験まで残り41日となりました今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

先週の道場オフ会にご参加いただいた皆様、ご参加有難うございました。私も2次試験直後は不安と期待の入り混じった状態で過ごしていましたが、あっという間の1年で自分を含めて、周りがどんどん変化していくことをとても楽しんでいます。

本日は今年の事例Ⅰを、簡単に振り返ってい見たいと思います。
こちらに事例を簡単にまとめましたので、よろしければお使いください。

第1問
問題のレイヤーとしては、内外環境分析です。主にA社の今までの経緯と市場環境から、分析を中心とした記述が求められます。

設問1
与件中には、A社の競争優位の源泉として「ヒト」「教育」というキーワードが何度も登場しますので、これを中心とした記述の方向性があります。もちろん、次問以降にも、この視点は関わってきます。

設問2
3代目社長はかなりイケイケであるので、うまくいっているように見える事業もありますが、「いろいろ手を出し過ぎて経営資源が分散してしまった」という方向性が、王道の考え方と思われます。

第2問
ここから、現在以降の話になりますので、第1問の分析を踏まえて答えていく必要があります。

設問1
「事業拡大の留意点」を、学校アルバム事業の展開と比較して答えさせているので、問題のレイヤーは戦略です。
比較して一方には書かれているが、他方には書かれていない内容を類推して答えることが求められています。

設問2
「組織」について答えさせていますので、問題のレイヤーはオペレーションであり、コミュニケーション、リーダーシップ、権限委譲、組織構造等の切口から答える可能性があります。
次の第3問で述べている人事面の切口を使うのも悪くありませんが、その際は各設問でどのように切り分けているのか、採点者に分かりやすい解答を書く必要があります(もちろん、意識して重複して解答する戦略なら、それもアリです)。
複数の要素を入れて出題者の意図を外さないようにする必要がありますが、やはり優先度としては「組織面」ですね。

第3問
「人材確保」ですから、問題のレイヤーはオペレーションであり、採用、配置、能力開発、評価・報酬制度等の切口から答える可能性があります。ここでも複数の要素を入れて、出題者の意図を外さないようにする必要があります。

本日はここまで。以上、細川でした。



平成28年度の診断士試験も一休み

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おはようございます。こばです。
二次筆記試験が先週終わり、さらに、プロ野球も終了したことで虚無感に襲われている今日この頃。
これからはじまるのはストーブリーグ。チームの補強を進める時期。
まず、第一の補強であるドラフトが終了。
これからFA補強が始まる。FA補強の面白い点は選手の年俸によって、リスクが生じること。
診断士受験においてFA制度はないものの、これからの身の振り方を考える時期はプロ野球と同じ。

身の振り方を考えることも大事であるが、
試験について分析し、あの問題が意図していたことが何だったのかを考えるのも興味深いものである。

ということで、TACTBC大原の3社分の模範解答を比較します。
模範解答は各自確認。

□解答比較□

問題1:業績が好調であった A 社の代目社長の時代に進められた事業展開について、以 下の設問に答えよ。
設問1:当初立ち上げた一般印刷事業などの事業展開によって A 社は成長を遂げること ができた。その要因として、どのようなことが考えられるか。

この第1問の時制は過去であり、与件分にヒントが明示されているため、回答しやすい。
1970 年代半ばに3代目社長が、から始まる段落をまとめれば良さそうである。

ここは事例のテーマでもある強みが関連してくる。
シンプルに成長した要因は、強みを生かすことができたからと考えられる。

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類推する必要もないため、3社ともほぼ同じ回答になっている。

設問2:1990 年代後半になっても売上の大半を学校アルバム事業が占めており、A 社の 代目社長が推し進めた新規事業が大きな成果を上げてきたとはいえない状況であ った。その要因として、どのようなことが考えられるか。

設問2は失敗した要因である。
失敗する要因は、強みを生かすことができなかったからと考えるのがシンプルである。
設問1でまとめた強みを生かすことができなかった。
また、さらに、2008 年のリーマンショック、
から始まる段落で経営改革で着手したことが書かれている。
経営資源を集中さえたとあるので、裏返しで、1990年代後半では経営資源が分散していたと考えられる。

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3社でTBCが多くの切り口で回答しているが、全てを盛り込む必要はないと思われる。
ここでは、1.無関連な多角化⇒2.シナジー効果が発揮できない、3.経営資源の分散⇒強みを生かすことができなかった。
この3つの論点は盛り込みたい。

問2:A 社の現社長5代目の経営改革に関連して、以下の設問に答えよ。
設問3: A 社が、新規のアルバム事業を拡大していく際に留意すべき点について、これ までの学校アルバム事業の展開との違いを考慮しながら、中小企業診断士として、 どのような助言をするか。

既存のアルバム事業との違いと新規事業の拡大に対する留意点が問われている。
私の場合は
違いは○○である。
新規事業を拡大するためには、販路を拡大する必要がある。その際の留意点は①組織面で○○②人事面で○○である。とまとめる。

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既存の事業との違いを明確にしているのは、TACのみである。
その他の2社に関しては留意点を中心に回答をしている。
考慮しながらをどう捉えるかではあるが、考慮したかどうかを明確化するためには、記述するしかない。

さらに、戦略に対して組織と人事を対応させる必要があるため、その留意点を記述する。
留意点と改善点の違いが何かは不明。
27年度の設問5でも留意点が問われていたが、私は改善点をそれとなく書いている。

設問4: A 社では、これまで、学校アルバム事業を中核に据えた機能別組織体制を採用 していたが、複数の事業間で全社的に人材の流動性を確保する組織に改変した理由 を、100 字以内で述べよ。

組織は戦略に従う。
戦略の変化があったことに起因して、組織を改変したと考えられる。
戦略の変化として既存の学校アルバム事業と新規のアルバム事業の違いは設問3で検討している。
営業力強化の体制作りに取り組んだ。と記載されている。
また、生産現場から営業に配置転換も行っている。
このことから、営業力の強化のために営業に配置転換したが、生産現場の人員が不足することを懸念しているのではないかと考えられる。横断的な組織にすることで、生産現場への応援体制を柔軟に行えると考えられる。

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私の考え方と近いのはTACのようですね。
この問題では3社ともばらけています。どれが正解ということはありません。あくまで、予備校の模範解答です。
組織は戦略に従うという切り口で回答すればいいのではないか。

設問5:業績低迷が続く A 社が有能な人材を確保していくためには、どういった人事施策 を導入することが有効であると考えられるか。中小企業診断士として、100 字以内で 助言せよ。

経営変革が求められているため、既存の人事戦略から変革をしなければならないのではないかと思われる。
新卒社員や女性社員の採用を 積極的に進め、と最初に記載されているので、それ以外の人事戦略を助言する必要があるだろう。

逆の切り口となると
新卒⇒中途
女性⇒男性?
育成⇒即戦力
男性の社員の強化と助言するのは考えにくいため、即戦力の中途採用を強化しましょうとなるのかと思われる。

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この設問も3社ばらけている。比較的、TACが私の考えと近いが、再雇用や現地採用は私の中ではない視点であった。
この問題は知識を並べればいいダメでA社に対する助言になっているかが求められる。
一般的な知識だけでなく、A社、社長の想いに寄り添っているかが重要となる。

ではまとめ。

・これからプロ野球はストーブリーグ。身の振り方を考える時期。
・設問1,2は比較的、回答しやすい。ABランク。
・設問4,5は予備校も答えが割れるDEランク。

byこば



【事例Ⅴ】道場オフ会! 2016 2次試験打ち上げ&慰労会
<開催概要>
日時;2016年11月3日(祝) 17:00~
場所:漁十八番
東京都渋谷区道玄坂2-6-12 道玄坂トロワービル 2F
※渋谷駅徒歩3分
定員:20名程度
会費:4320円(当日現金払い)
申し込み方法:peatixにて申込み
http://ptix.co/2exjnNt
【申し込み締め切り】10/30 23:00 ※定員になり次第終了

2次試験を受験されただけでなく、これから診断士試験を目指される方も大歓迎です!
道場メンバーが心よりお待ちしております♪


 

みなさん、こんにちは!

碧です。

2次試験を終えて最初の週末が目の前に来ていますがいかがお過ごしでしょうか?

 

去年の今頃の私は各受験校の模範解答と、自分の再現答案と照らし合わせては一喜一憂していました

ご存じの方も多いかとは思いますが、受験校の模範解答はプロの講師が複数人で何時間も掛けて作り上げます。

受験生は80分という時間制限がある中で答案を作るので、随分条件が違いますね。

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今の時期の受験生のみなさんは、自分がどれくらい点数が取れたのか、と同時に、他の受験生はどれくらいできたのかが気になる頃ではないでしょうか。

どのくらい点数が取れたかの参考にするなら、昨日のフェイマオの記事や細川泰志のオイラ式で関連の記事がupされると思いますので、そちらを読んで頂くと良いと思います。

私は他の受験生がどれくらい出来たのかの参考になればと思い、受験生のみなさんと同じ立場で、設問分析にチャレンジしてみたいと思います。

与件の最初の1文と設問文のみを読んで10分間でどう設問分析するかという視点で書いていきます。

事例から離れて早1年、2次対策のコツや勘を忘れていそうですが・・・

あくまでもチャレンジするということで、「これが正解だ!」という気は全くありません。

私が受験生だったらという視点でお読み頂ければと思います。


 

【もし私が受験生だったら「私の事例」設問分析】

ルール

・与件の最初の1文と設問文のみ読む(与件は一切読んでません)

・10分間で分析したもののみ書く

 

与件1行目

大正時代、現社長の祖父創業→同族経営か?

与件2行目

老舗→古い体質がネック?、伝統あり(強みあり?)、長いつきあいの顧客がいるかも

印刷業者→プリンター・スマホの登場で経営やばいかも!?

 

第1問

リード文

好調→売上げ高い、社内のモチベーションが高いかも、上手く組織が回ってるかも

3代目社長→事例Ⅰにありがちな「先見の明」がある社長か!?同族?外部から登用?

進められた事業展開→与件チェック、事業がいくつあるかチェック、各事業の力のいれ具合をチェック

(設問1)

一般印刷事業→なんのことか与件チェック

などの→他にもありそう

成長を遂げる→全社では売上拡大している。(すべての事業が上がっているorどれかの事業が下がっていてもそれ以上に伸びている事業があるorどれかの事業が横ばいで他に伸びている事業がある)他社に対する強みがあるのかも。機会(チャンス)を掴んだのかも。何かしらやったこと(対社内or対社外)が良かったのかも。

要因→与件チェック

(設問2)

1990年後半→バブルはとっくにはじけた後。家庭にもパソコンが入り始める頃かな。

売上の大半を学校アルバムが占めている→一つの事業が売上の大半を支えているのはマズイ。学校アルバムということは少子化の影響を受けそう。

新規事業→何をやったのか与件チェック

大きな成果を上げたとはいえない→売上げがイマイチなのかな。競争が激しい事業?他社の後追い?外部環境の変化?ノウハウがないことをやった?社内に余力(人、モノ、金)がなかった?そもそも社員にやる気がなかった?社員が事業の重要性を理解してなかった?3代目社長だけが張り切ってやった?新規事業を引っ張っていく人材がいなかった?

要因→与件チェック

第2問

現社長5代目→創業者は祖父なので、直系だけで経営者を継いでいるわけではない。

経営改革→改革なので、何か大きいことをやろうとしている。改革しなきゃ行けないということは売上が落ちている可能性がありそう。

(設問1)

新規のアルバム事業→古くからのアルバム事業があるのかも

拡大→売上げを上げていくかな?事業所を増やすかな?

留意点→気をつけること(〇〇しないと△△になっちゃうよパターンか?)

学校アルバム事業の展開との違い→与件チェック

(設問2)

複数の事業間で全社的に人材の流動性を確保する組織→プロジェクト制?マトリックス組織?の良いところを挙げる

改変した理由→改革の目的の為に組織を改変したっぽい

第3問

業績低迷が続く→経営的にマズイ。続くって更にマズイ。

有能な人材→どういう観点で有能なのかな?どういうことが目的?

確保→有能な人材が応募してくれないと話にならないな・・・

人事施策→配置、評価、報酬あたりかな?もし同族でずっと経営していたのなら、有能な人からしたら、結果を出したら役員くらいは成れる希望がほしいかも。

有効であると考えられるか→与件にははっきり書かれてなさそう。

以上です。

 

 

後で、読み返したら、きっと色んなことの「抜け」や「モレ」がありそうですが・・・

とりあえずこんなことを思い浮かべてみました。

受験生の中に同じように考える人もいるかもしれないということで、ご参考程度にどうぞ。

実際はこの後に与件を読んでみないとなんとも言えないので、これを真に受けて一喜一憂だけはしないで下さいね。

ではでは

今日もいい1日を!

碧でした。



こんにちは、とりです。

2次試験まで、あと5日となりました。

「もうやるだけのことはやった!あとは本試験を待つのみ!!」
「1次受かると思ってなかったから全然時間足りない、今年は…」
「どんなに勉強しても受かる気がしない、あと何をしたら…」
「1次で燃え尽きかけた、でももうここまで来てしまった…」

今年2次試験を受験されるみなさまは、環境や学習スタイルは違えど、それぞれ真剣に勉強を重ねて来られたはず。いろいろな想いか交錯するのは、それだけ頑張ってきた証です。ここまで来たら、残りの日々は心穏やかに過ごして、23日当日は身も心もベストなコンディションで臨んでいただきたいです。

さて、今回の記事が2次本試験前のラストメッセージです。直前期の過ごし方は、前回記事でご紹介しました。そこには、まさに今の「超直前期」の取り組みも含まれていますが、その中で特に私がこだわっていたことをご紹介します。前回記事との重複もありますがご容赦下さい。また、今回記事に限り、文字の装飾は少なめにさせていただきます。


 

直近3日間は仕事を休んで、それもただ休むだけではなくて、あらゆる仕事上の連絡(ノイズ)を遮断しました。1次試験の時も同じでしたが、とにかく「心穏やかに」過ごしたかったのです。
木金土の3日間、当然木金は平日で会社は営業していますし、私の場合オンラインでいつでも仕事ができる環境を与えられています。電話も普通にかかってきます。いくら事前に調整しても、突発的な仕事が降ってくることもあります。そんなことに惑わされず仕事も試験勉強も最後まで両立させる、という考えも成立はするでしょう。でも、「なぜ診断士を目指してここまで頑張ってきたのか」と自問したら、自ずと答えは出ました。「2日連絡を断ったって命まで取られることないし、むしろ休暇は2日だけにしてやったんだ、それでダメになる仕事はその程度の価値しかない」と、心の底から割り切ることができました。
ということで、木金は休暇をとって、会社のPC、スマホは電源OFFして完全封印しました。家族もそんな私の想いを察してくれたのか、子供が幼稚園に登園した後は、いつもなら買い物やら家事の手伝いなんかを言いつけるところを「(子供が帰ってくるまでの間)静かなカフェで勉強してくれば?」といって、いい意味で追い出してくれました。私は田舎住まいなので、広くて平日はすごく空いているカフェまでちょっとドライブして、そこでがっつり、でも穏やかな心で勉強することができました。このことで、知識や解答プロセスを盤石にすることに繋がったと思います。

そして、前日の土曜はわずかな勉強と、家族との時間を過ごしました。体の負担になることは避けて、食事も質素なものを食べた気がします(すみません、前日の食事はあまり覚えていません…)。当日の出発時間を考えて、普段より1時間程度早めに寝ようとしましたが、わずかに違和感を抱いていました

とにかく本試験が終わるまで集中しようとSNSもほとんど見ないようにしてきたものの、これまで参加していた勉強会のことがどうしても気になってしまいました。そこには、お世話になった先輩や勉強仲間がいて、当初は試験が終わったらお礼のメッセージを送ろうと考えていましたが、どうにも気持ちが収まりませんでした。「こんなわだかまりが残ってはダメだ」と自然と手が動いて、お世話になった方にお礼メッセージを書いていました。そして、そこには最後に心に刻んだ信条を書いていました。

 

それは、

「平常心」「執念」

です。

 

すごくありふれた言葉で、精神論極まりないのですが、、これを頭で思い描くだけでなく、メッセージに添えて形にしたことで、試験中たびたび思い起こすことができました。
思えば2次試験は一発合格したものの、やはり試験対策としては道半ばだったと思っています。知識の定着、アウトプット、文章力、分析力…どれをとっても不十分でした。でも、320分、いかなる時も「平常心」を保つように努め、それでいて合格への「執念」1秒たりとも忘れずに試験に臨み合格できたのは、前夜のこの行動があったからだと確信しています。サプライズ問題にも怯まず、事例Ⅱの残り5分で50字×2問を全部書き直し、隣席からちょっとした邪魔が入って集中力がプツンと途切れてもしがみつく、こんな行動を診断士を志す前の自分からは想像もつきません。

事例Ⅳが終わって帰路につくも、やっぱりどの事例も手応えを感じられなくて、「また来年も同じ生活を繰り返すのか…」と思うと、久しく感じていなかったとてつもない悔しさが込み上げてきました。こんな悔しく思えたのも、やはり合格への「執念」が人一倍強かったからこそだと思います。

 

つれづれなるままに書きましたが、決して私のやってきたことを押し付けるつもりはありません。しかしながら、「平常心」と「執念」の2つは、やはり受験されるみなさま全員に貫いていただきたいですし、「合格したい」ではなく、「絶対合格するんだ」という強い執念が不可欠だと私は思います。これまでみなさまを支えてきた方への感謝を胸に、最後まで自分を信じて諦めないで、これまでの集大成を解答用紙にぶつけてきて下さい。
そして、2次試験が終わった後は、たとえ手応えがどうであっても、ここまでのありのままをぶつけ、やるだけのことはやった決して後悔しない、そんな潔い心持ちでいていただけたらと思います。

 

最後に、心の底からみなさまの健闘と、合格をお祈りしております!!!

 

祈願だるま

 

以上、とりのラストメッセージでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。



こんにちは、今日も元気にKKD、手相観診断士のかおりんです。

いよいよ今年の2次試験(論述)まで、あと8日ですね。
初年度の方は直前まで、いやテストの最中も実力は伸びます。最後まであきらめずに(体調を万全にして)走り切ってください。
複数回目のチャレンジの方は、今度こそ大丈夫。ご自身を信じて、実力を出し切れるよう最後まで調整してくださいね。

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さて、今日は「相手に伝わる言葉で書く方法」について書きます。

ポイントは、「相手が普段使っている言葉で書く」こと。
専門が異なる・業界が異なると同じ話でも表現が異なりますよね。

極端な例ですが、たとえばコンサル気取ったおばちゃんが「そのイシューはアジャイルでESサーベイやってアセスメントしましょう」とか言っても、製造業現場バリバリのベテラン社長は「はぁ???」ってなる。(哀しい実話)

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「その問題は、従業員向けにカンタンな満足度調査をやって、評価しましょう」って言えば伝わる。

二次試験は、誰にでも伝わる平易な言葉で(専門キーワード以外は小学生でも読んでわかるくらい!)&平易な構成で文章が書ければ得点しやすいはず。超短時間に大量の答案を採点しなくてはならない(はず)の採点者にとって、「一読して何が書いてあるかわからない答案」など、丸を付けたいはずがない。

しかし、私は圧倒的に日本語に自信がないので、「平易な言葉でちゃんと書く」ことに不安がありました。そこで思い付いたのが、「相手が普段使っている言葉なら伝わりやすいんじゃね?」でした。

つまり、二次試験の採点をする人が使っている言葉で書けば、伝えたいことは最も伝わりやすい・・・のではないか?ということ。

・・・で、この時期私は、事例Ⅰ対策で「新経営戦略論 (21世紀経営学シリーズ3)」という岩崎尚人さん共著の本をぺらぺらめくってました。(証拠写真・笑)岩崎さんが書かれた1章と最終章のみぺらぺらめくっただけですが・・・

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その中で、自分の語彙に入れておきたいものを単語帳にピックアップしていました。

例えば、
表:「企業の競争優位を成す3つ」
裏:自社の持つ経営資源やケイパビリティを活用できるもの
(1)公式の命令・報告系統
(2)マネジメントコントロールシステム
(3)報酬体系

みたいな感じ。

ホンマはこの時期に新しいことに手を出すのはご法度やと思います。でも、何をやっていいかわからずそわそわするくらいなら・・・と思って私は「語彙を出題者(おそらく採点者)にあわせる」ことをやっていました。結果的に、不足していた知識を補うことができたのだと思います。


合格までの道のりも、きっと合格した後に進む道も、人それぞれ。

今日ご紹介したことも、「あくまで私にとってよかった(だろう)こと」です。ご自身の合格までの道のり、見失わないようにしっかり踏みしめて合格に辿りついてください。

今日も診断士を目指すみなさまに、幸あれ☆

ほな!
かおりん

 



皆さん、おはようございます。最近ダイエットにちょっぴり成功してご機嫌の細川です。本日を入れて2次試験まで残り11日となりました今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

本日は「今からでも間に合う!ちょびっとの工夫で解答の質を上げろ!」をテーマにお送りします。ご存知のように2次試験は相対評価。わずか1点の得点差で、順位が大きく変わり明暗を分けると考えられますので、まずは他人と同じ内容の解答を作成することを心がけて、「自滅」を回避しましょう。その上で、最後の詰めとして出来ることは何かを考えたいと思います。

その前にお知らせ。私が取材・執筆した記事が公開されました(こちらの記事の第3章です。その他の記事も読んでくださいね!)。診断士になったら、診断・助言活動以外にもできることがたくさんあります。このような活動の方向性もあることを知っていただいて、皆さんのモチベーション向上に貢献することができれば幸いです。

1.解答プロセスの微調整
いまからやるべきことを大幅に変えるのはハイリスクです。現在のご自身の解答プロセスは基本的に守り、少しだけ修正することで対応しましょう。

いつも時間が足りなくなる人は、開始30分までに設問ごとの難易度評価を確定させ、得点が見込める設問に注力しましょう。受験生の多くの人が得点するであろうと考えられる設問で、自分も同じような得点を目指せば「足切り」を回避できます。

得点や内容が安定しない人は、予め切口を設定しておき多面的に記述することで、ローリスクな解答を目指しましょう。「下手な鉄砲数撃ちゃ当たる」ではありませんが、少なくとも出題者の意図を外す可能性は下げられます。

そもそも、何を書けばよいのかわからない人は、設問中の言葉を使ってオウム返しで書き出してみましょう。採点者には、少なくとも「私はあなたに聞かれたことは理解している」ということをアピールでき、心証を損ねることを回避できます。

2.一言だけ付け加える

そうはいっても国家試験。与件からのただ単なる抜き出しや引用だけでは、受験生の大多数が出来てしまうため差が付きません。
そこで「自滅」を回避した上でライバルに「頭ひとつだけ」差をつけるために、「自分の考え」を書き加える必要があります。

「自分の考え」とは、今まで述べてきたことの繰り返しになりますが、

・設問の制約条件から外れていない(題意に応える)
・与件に根拠がある(思いつきや斬新なアイデアではない)
・たった一言だけ述べる(言い過ぎない)

ことを守った上で、与件から抜き出してきたことをまとめたり抽象化した部分(つまり~ということ)や、前後の記述の内容の間を埋める因果の部分にあたります。

たとえば、事例Ⅳの経営分析ならば「安全性が低い」などという結論・まとめにあたる言葉です。

「最後の一押し」ですから、二押し以上して蛇足とならないよう、くれぐれも注意してください。

3.相手は人間であることを忘れない
これも以前触れましたが、解答する相手は採点者(読み手)であり、助言する相手は経営者(聞き手)であり、そしてそれ以前に一人の人間です。解答内容の妥当性はもちろん重要ですが、読み手や聞き手にとって「不快な響き」になっていないか点検してみましょう。

点検項目は、

・句読点は適切に使えているか(句点を列先頭に持ってくる、読点を全く使わない、等に注意)
・同じ接続助詞(の、で、が、等)の重複で、不自然で読みにくくなっていないか
・全否定の表現(出来ない、していない、無い、等)の表現を使っていないか
・漢字は正しいか
体言止めになっていないか

です。

特に「全否定」の表現は、一生懸命会社を運営している経営者を思いっきり不快にするので、「不足する」「留まる」「困難である」などという柔軟な表現に置き換え、自分の提言が少しでも受け入れてもらいやすい(=実行可能性の高い)ものになるように工夫しましょう。

その他、不安なことがある人は、ここに来ると細川に直接質問できますから、お気軽にご参加ください(飛込み参加ウェルカムです)。

残された時間はあと少しですが、できることはあります!貪欲に合格をもぎ取りに行きましょう。

本日はここまで。以上、細川でした。



おはようございます。フェイマオです

本日は2次試験前の最後の祝日という方が多いかと思います。今日を入れて2次本試験日まで残すところ 14日!
ご自身の解答プロセスや、ファイナルペーパーの仕上げにかかっている頃かと思います。
最後の追い込み時期ではありますが、ここまで来たら当日に万全な体調で迎えれるよう、体調管理を徹底してくださいね
※かおりんのこちらの記事も参考に

さて私フェイマオは、先週の土日に某資格学校にて今年度最後の2次模試の採点講師をして参りました。
5月頃から受験生の方々の答案を採点させて頂く機会を頂きましたが、この時期になると「設問が空白となっている答案」は見られず、時間内にしっかりと解答を作成できている受験生の方が殆どで、受験生の皆さんがしっかりと実力をつけている様子が良く分かりました

しかし、採点をしているなかで『良い解答書いてるんだけど、〇をあげられないなぁ・・・』と言った“残念な”答案も多く散見されました。

2次試験を突破する最大のコツは、 “ミスを無くす” 事です。
診断士の2次試験では満点を狙うのではなく、『×のつかない解答を作る』 事が重要です。

今回私フェイマオの記事は、採点講師で気付いた点や自身の受験生時代の経験を踏まえて、「本試験で×がつかない(大きく外さない)答案を作成するうえでのTIPS(コツ)」 について書かせて頂きます


2次試験のTIPS~フェイマオ流~】
■ 設問の制約条件・要求事項の漏れを無くす
与件を十分に活用する
解答要素を詰め過ぎないこと

■ 設問の制約条件・要求事項の漏れを防ぐ

何を当たり前のことを・・・。と思われるかもしれませんが、実は模試の採点をしていると、設問の要求事項を全て満たしていない答案 が散見されます
“ミスを失くす”ための第1歩は、設問の制約条件や要求事項をしっかりと解答に埋め込む事
これは他の事例でも同じですが、特に事例Ⅰは要注意 1つの設問で要求される内容は複数ある場合もあります。
例えば、平成22年度の事例Ⅰの第3問などは良い例です
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さて、この設問の要求事項は幾つあると思いますか???

 

正解が発表されていない2次試験ではありますが、私フェイマオは以下のように解釈します。
要求事項赤字で記載したところ。青字制約条件としてます。

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上記設問の要求事項は3つ。

① 成果主義的要素を強化した際のメリットは
② 成果主義的要素を強化した際のデメリットは
③ ①と②と踏まえ、成果主義的要素を強化した人事制度にすべきか否か

このように、よく読むと設問で要求されている内容が3つあることが分かります。
“ミスを失くす”ためにも、『設問は1つの内容で2つ以上の事を尋ねてくるはずだ!』 という視点で、設問の制約条件や要求事項の抜け漏れを防いでくださいね。

 

■ 与件を十分に活用する

こちらも至極当然な内容ではありますが、出来ていない方も多いので書かせて頂きます。
特に与件を活用せずとも、『一般知識』で答えられてしまうような問題は要注意!実はこのパターンも事例Ⅰにありがちな内容です。

例えば、平成23年度の事例Ⅰの第3問などはどうでしょうか?

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-10-09-16-34-34

設問を見ると、「所有と経営の分離のプラス面とマイナス面」とあります。
1次知識を活用すると、以下のような内容が思い出されるのではないでしょうか?
※以下は、私フェイマオのファイナルペーパーより抜粋してます

%e6%89%80%e6%9c%89%e3%81%a8%e7%b5%8c%e5%96%b6%e3%81%ae%e5%88%86%e9%9b%a2

確かにこの手の問題は、1次試験の知識だけで解答を埋める事も出来ます。
が、あくまでも“A社にとって”のプラス面とマイナス面がどうなのか? が求められていますので、与件からメリット・デメリットとなる根拠を踏まえて解答を作る必要があります。
※一般論でも×にはならないかもしれませんが、A社の状況を外してしまうと点数が低くなると思われます。特に、事例Ⅰは与件から根拠が探しにくい問題もありますが、あくまでも 『与件に拘って解答を作る』 事を意識してくださいね。

 

■ 解答要素を詰め過ぎない

こちらは、設問で要求される解答字数が多い問題などで注意して頂きたい点です。
近年は150字を越える字数で解答する問題は少なくなりました(昨年度は120字が解答の要求字数で最大)が、求められる字数が多いと、それだけ詰めて書きたくなる方もいらっしゃるようで・・・

たとえは、200字の要求字数が求められた平成23年事例Ⅲの第2問があります。

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-10-09-17-15-39

事例Ⅲでは、平成14年と平成15年に200字問題が出題されていますが、平成23年の第2問で久しぶりに?出題されました。
2次試験経験者の方は、ストレート生の方に比べ1次知識が十分に整理されていらっしゃるかと思いますので、上記のような生産計画の見直しにあたって思いつく改善の方法が沢山出てくるかと思います。

ちなみに、私のファイナルペーパーでは生産計画における改善方法として以下のようにまとめました。

%e7%94%9f%e7%94%a3%e8%a8%88%e7%94%bb

解答で使えそうなキーワードが沢山思いついた場合、色々と詰め込みたくなる気持ちは分かります(笑)

しかし、詰めすぎた答案は、『キーワードの羅列となっており、文章としての体をなしていない』ケースが多く、採点をしていて非常に読みにくい文章となってしまいます。

難しいキーワードを羅列する事は、合格するのに必要な要素ではありません。
『ふぞろい』等で合格答案をご覧になると、合格されている方の答案は1読して書いてある内容が理解できる平易な文章です。

こうした問題の場合、対策を打つには、それなりの原因(根拠)があるはずですので、対策(キーワード)の根拠を事例文から見つけて、因果関係がはっきりとわかる文章構成を作らなければなりません
これは2次試験だけに限ったことではなく、皆さんが診断士となってから支援する中小企業に対して助言活動をする際に求められる事です。
1読して分かりやすいい文章構成にするためにも、『解答要素を詰め過ぎず、因(与件)果(キーワード)関係が明確な文章構成を心がける』 ようにしてくださいね。

 

さぁ、2次試験まであと少し。皆さんのラストスパートを応援しています

To be continued・・・

 



皆さん、おはようございます。最近、「壁ドンしてもトキメカナイ」と嫁に言われてちょっと凹んでいる細川です。本日を入れて2次試験まで残り20日となりました今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

本日のお題はズバリ「難問対策」です。このような問題に出会ってしまったら、どのように対応するか、あらかじめ決めておき、平常心を保って解答しましょう。
但し「難問」ですから高得点は期待せず、「0点にするよりはマシ」という考えで、部分点を採りに行く心構えで取り組んでください。

その前に、直前期の総点検。次の点に気を付けて学習していますか?インプット学習とアウトプット学習については、こちらで、ノートづくりや復習方法については、こちらこちらの記事で既に述べていますので、もう一度読み返してください。

1.与件との対応付けがほとんどできない設問
全体戦略までの段階で、与件から設問に使えそうな部分を見つけられなかった、またはほとんど見つけられなかった場合の対応法です。

①重複工程
与件の中から、他の設問で使用した部分を再利用し解答する方法です。結果的に、同じような内容の解答を複数記述することになります(=切り分けができない)。
例:事例Ⅲ…平成27年第1問設問1と第2問

②1次知識の活用
与件内に根拠がない場合は、設問に登場する言葉の1次知識を活用し、事例企業に当てはめる形で解答します。特に与件内に根拠を見つけにくい事例Ⅰや、公式を知っていることを前提に出題される事例Ⅳで行います。
例;事例Ⅰ…平成23年第2問「特許」
例:事例Ⅳ…平成27年第3問設問3「流動性」

③過去問の解答の利用
過去問で出題されたものと同じような傾向や言葉を使用した設問なら、過去問の模範解答をアレンジして事例企業に当てはめることで解答できます。このような文脈で、模範解答の丸暗記や写経は、一定の効果が期待できます。
例:事例Ⅰ…平成24年第5問と平成22年第3問

④言葉からの類推
それでも解答の直接的な根拠が見つからなければ、与件や設問に登場する言葉を根拠にして、自分で類推するしかありません。その際にも、競合会社との比較や、当該企業の沿革をなぞるなどして(歴史は繰り返す)、何としても与件と設問にかじりつき解答する姿勢は決して忘れないでください。
例:事例Ⅰ…平成24年第2問と2008年頃のA社の状況

2.記述の方法
記述の際にも、難問なりの記述の工夫が考えられます。
①全部載せ
ヒズミや他の設問で使わなかった与件の部分を根拠に記述する方法です。そのような部分を全て解答に突っ込み記述するので、このような設問をバッファ、またはゴミ箱問題とも言います。

②設問の構造に合わせる
解答内容と設問の要素を対応させて記述します。要素だけでなく要素毎のボリュームのバランスも、設問に合わせます。
例:事例Ⅱ…平成25年第4問設問2「X市地域外の消費者」「オフラインの施策(コミュニケーション戦略・セールス・プロモーション戦略)」「オンラインの売上拡大」←それぞれの要素を、文字数の割合に比例させて記述する。

③結論後回し
解答の記述は、結論をはじめに書くことで採点者に「自分は分かっていますよ」ということをアピールするのが基本戦略ですが、そもそも結論の方向性が分からないのに答えさせる問題があります。そのような場合は、結論に至る理由(できればどのような結論の理由にも使えるもの)を並べ、最後に結論を述べることでリスク分散をを図ります。こうすれば、たとえ結論の方向性が間違っていても、理由の部分で得点が期待できます。
例:事例Ⅰ…平成22年第4問

3.白紙を作る勇気
前回も言いましたが、解答用紙は全て埋めるのが基本戦略です。しかし難問に注力しすぎて、他の簡単な設問に対する解答がなおざりになってしまっては本末転倒です。
そこで、以上の手段を取っても空欄を埋めることがかなり難しいと判断した設問に対しては、あえて解答しないという戦略を採ります。
ただし、「白紙を作る」というのは例外であって、原則ではありませんので、常套手段とはしないでください。全体戦略が完了した段階で、どうしても解答できないほど難易度が高い、または作業量が多くて時間が足りないと判断した場合のみ、白紙=0点となることを覚悟の上で決定してください。特に難易度が高く、かつ計算作業量が多い事例Ⅳの第3問設問2あたりでは、この「切り捨てる」判断が重要になってきます。難易度の割には得点がそれほど高くないのであれば、第1問の経営分析の解答に注力し、検算をもう1度繰り返すべきです。私は昨年の事例Ⅳで白紙を作りましたが、他の設問の解答に注力できたために57点と、合否を分けるような得点には成りませんでした。
白紙を作る際の注意点は、一旦白紙にすると決めた問題は、最後まで絶対に手を付けないことです。人は弱い生き物。せっかく最初に「やらない」と決めたのに、自分の判断に自信が持てず難問を解き始めてしまいます。すると、「これって実は意外と簡単に(時間をそれほどかけずに)できるんじゃね?」と思ってしまいますが、それが自らはまり込む落とし穴。やっぱり難しくて中途半端な解答になってしまい、得点も期待出来ないばかりか、他の設問に解答する時間も足りなくなってしまいます。解答戦略を混乱させないためにも、難易度を見極める能力を高めましょう。

本日はここまで。以上、細川でした。



おはようございます。フェイマオです
今日は9月最終日。2次本試験まで残すところあと3週間
『もう3週間しかない』  と思うのか、それとも 『まだ3週間も・・・』  と思うのか、同じ時間でも受け取り方は人それぞれです。
さて、2次試験を迎える皆さんの今の心境はどちらでしょうか?

私は最初の年に2次試験を迎えたこの時期、気持ち的には前者(まだ3週間も・・・)の心境でした
当時は自身の解答プロセスも固まっておらず、また80分で事例を解く事もままならない状態でしたので、当然だと思います。
まぁ、さすがに2年目の今頃は後者でしたが・・・

 

さて今回の記事、何を書こうかと思い悩みましたが、昨年に私なりに試行錯誤して作り上げた“解答プロセス”をご紹介させて頂きます

と、言うのも私フェイマオは資格学校に通ってはいたのですが、受験生時代は友達がいませんでした・・・
別段友達が欲しくなかったわけでは無いのですが、見た目が損をし周囲の受験生は誰も声をかけてくれませんでした(笑)
従って、他の受験生がどのようなプロセスで2次試験を解いているのか分からなかったのです。

恐らく独学で勉強されている方も同じような感じだと思い、今回は私が80分の中でどのように事例と向き合ったかをご紹介させて頂ければと思います。
手前味噌な記事になりますが、もし使えそうな方法があれば試してみて頂ければと思います


【1】段落毎に線を引く:試験開始~30秒
まずは、気持ちを落ち着けるために、無心で出来る作業として段落毎に線を引いていきました。
※実はこの作業はやって良かったと思ってます。詳細は後程

【2】事例企業の概要把握:30秒~1分
事例文の1段落目をざっと読んで、事例企業の業種組織構成主要取扱品目等を把握します。
どんな会社かが把握できれば正直これで十分でした。
※ちなみに、1年目は事例文を切り離していたのですが、2年目は事例文のページを切り離さなくても事例文を読むのに支障が出なかったため切り離すことが面倒になりそのまま使用していました。

【3】設問分析:1分~10分
設問分析でやった事は以下の通り
題意の確認:設問で聞いているレイヤーを把握→設問の左側に記載
※レイヤーとは?・・・環境分析→経営目標→経営戦略→事業戦略→機能戦略 の階層
制約条件・解答の要求事項(設問で問われている事)の確認→制約条件を波線、要求事項を囲む
→特に事例Ⅰの場合、問われていることが抽象的でわかりにくいうえ、制約条件も他の事例に比べて多い(と感じてました)ため、丁寧にやっていました。
下地(=解答骨子)の下地の作成→②を踏まえて、下地のベースとなるものを作成
→この時に、解答の下地となる“切り口”も考えていました。
解答に使えそうなキーワードの記載
設問の再読→全ての設問に対して②を行った後に、再度設問を読み直し問われてる内容の再確認を行う
設問間の繋がりの確認各設問間で関連する内容が無いか確認し、関連する場合には矢印等で分かるように記載
※設問にかかれている目的については、解答を作る際の帰結部分に使うため黄色のマーカーを引いてました。
※ちなみに、当時解いていた過去問に書き込んでいたのはこちらです。字が汚い点を除いて赤字や青字は見直しをした際に書き込んだ内容ですので、分かりづらいかも知れませんがご容赦ください

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【4】事例文の読解:10分~20分
基本的に事例を通して読むのは1回のみ。読みながら以下のように書き込みをしていました。
SWOT分析 → 私の場合は色々と試行錯誤しましたが、マーカー3色で落ち着きました。
環境変化(機会・脅威)→緑
強み→青
弱みや問題点→赤
1段落毎にその段落に書いている内容の概略を左側に記載
→これはやってみて事例の流れ掴みやすくなったため、事例を何度も読み直す必要がなくなり、また設問の根拠を探すうえでもかなり役に立ちました。
時制のキーワードのマーキング
過去現在今後 などを目立つように鉛筆で囲む
1段落毎に、どの設問で使えそうか確認し、使えそうなパートに設問の番号を記載
→ 特に赤でマーカーをつけた部分は設問で必ず問われるため、該当箇所に設問の番号がかかれているかを最後にざっと確認しました。

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【5】設問と事例の紐づけの確認:20分~25分
【2】④にあるように、1読して直ぐに設問と結び付けられる箇所は事例を読みながら書き込んでいきましたが、設問と結び付けられない箇所については、事例を一通り読んだ後で再度設問を眺めてから、各段落毎に見落としがないかを再確認していました。

【6】下地(=解答骨子)の作成:25分~45分
【3】③で書いた下地の下地と④の記載したキーワード、及び【5】で紐づけた事例文から、下地(=解答骨子)を作っていきます。
この下地(=解答骨子)を見れば、あとは考えずに手を動かすだけの作業とするため、この部分に一番注力しました。
※私の場合は、この骨子の精度を高めるためにファイナルペーパーを作りました。従って、もともとワードでまとめていた内容にこのように後から手書きで書きこんだものになっていきました
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【7】解答の作成と見直し:45分~80分
【6】で書いたものを見ながら、後はできるだけ丁寧な字で解答を書いていきます。ここはどちらかと言うと頭を使わない作業になります。

以上が、私フェイマオの80分の時間の使い方になります。

昨年のこの時期は、普段の勉強は【1】~【6】までを繰り返しやっていました以前の記事でも書かせて頂きましたが、私の場合仕事が忙しく平日は23時前後にならないと勉強ができなかったため、1日あたり1時間半を確保するのがやっとでした
そこで45分で事例を解いて、15分で見直しをしつつ、抜け漏れていた部分はファイナルペーパーに記載するようにしていました。
その後の30分で事例Ⅳの過去問から大問を1つ解くようにしていました。
※普段から頭が疲れた状態で臨む事で、2次試験最後の事例Ⅳ対策と考えていました

事例の解き方は人それぞれ、まさに十人十色です 
必ずしも私の方法をおススメするわけではありませんが、解答プロセスが悩まれている読者の方にとって、少しでもヒントになればと思い書かせて頂きました。
もし参考になるものがあれば、パクってカスタマイズしてみてください

では、本日はここまで

To be continued・・・



こんにちは、とりです。

2次試験まで、あと23日です。そろそろ解答プロセスができ上がって、解答の精度を高めるトレーニングをしつつ、毎日事例Ⅳ対策をこなしている頃でしょうか?
「ぜんぜん80分で書き上げられないよ」
「力がついているのかいないのか、よくわからん…」
焦りますよね。。でも大丈夫、まだ23日もあります。やれることはあります。ほんとにクドいですが、PDCAです。前日までこれを怠ることなく回し続けるのです。手応えは感じられないかもしれませんが、みなさまは日々間違いなく成長しています。とっても苦しい時期ですが、乗り越えていきましょう!

あと、一昨日かおりんの記事「ボディメンテナンス法」がありました。本試験を前に何が怖かったって、体調を崩すことが一番怖かったです。私も振り返ると、遠い昔ですが大学の期末試験とか、自分の結婚披露パーティー前日に風邪を引いたことがありました。特に大学では、同期が悠々と単位を取っているのを尻目に惨めな思いをしたことが今でも思い出されます。体調を崩して本番で力を出しきれないのは本当に悔しいです。昨年の2次試験会場でもかなり体調悪そうな受験生が数名いましたが、体調を崩しやすい時期ですので、体に鞭打って勉強するのもほどほどに、しっかりボディメンテナンスをしましょう。


さて、今回タイトルにした「出題者の意図」について、みなさまはどのくらい意識しているでしょうか?フェイマオと同じく、私も某受験校で採点講師の機会をいただいていますが、たくさんの答案を拝見する中で、題意を外している、もしくは設問文の断片しか読み取れていない解答が思いのほか散見されました。
80分の中で焦って読み飛ばしてしまったとか、解答を書いていていつの間にか題意の認識がズレてしまったとか、いろいろシチュエーションはあるかと思います。それでもよく言われているように、「聞かれていることに答える」ことができていないと得点は覚束ないのです。試験なので至極当然、なのかもしれませんが、ここが論述試験の難しいところかと思います。

では、出題者の意図を「正しく」捉えるには、しかも80分の制約下でも確実にするにはどうしたらよいか、簡単に言ってしまうとトレーニングを重ねることでしかありません。。
って言ってしまうと終わってしまうので、、そのトレーニングの仕方が大事で、このやり方を間違ってしまうといつまでたっても同じミスを繰り返すなど安定しません

このトレーニングの仕方は、私は2パターンあると思っています。1つは1,000本ノック方式で、とにかく事例の数をこなします。よく「100事例解いた」なんて話も聞きますが、要は体得するまで多くのパターンに触れるやり方です。この場合は、解いた後の復習には時間をかけません。ひたすら解いて体で覚えます。
昨年の私はこの方法に共感できませんでしたが、この方法で合格した方も多数いらっしゃるので有効な方法であることは間違いないです。
もう1つは、事例の数はこなさず、解いた後の復習をじっくりやるパターンです。私はこっちでした。
受験生時代に先輩からいただいた、「1つの事例をしゃぶりつくすというアドバイスが腹落ちしたこともあって、時間の許す限り復習には力を入れていました。復習のプロセスは長いので割愛しますが、特に過去問であれば「出題趣旨」をノートに書き出して、自分の解答プロセスから導出したものが出題趣旨に合っていたか、違っていたらどんな思考プロセスを踏んで違ってしまったか、出題趣旨の通りに捉えるにはどんな思考プロセスを辿ったらよいか、できるだけノートに書き記しながら手を動かして、丁寧に復習しました。あとは前々回記事にも書いた模範解答の写経ですが、これも復習の一環と言えます。

この「出題趣旨(意図)」をどんな設問でも正しく捉えること、趣旨に沿った解答を効率よく書き上げること、これができるようになると合格にかなり近づけるような気がします。

それと、試験中のテクニックとして、これも以前の記事になりますが、解答骨子の外枠として設問文要約を書き記していました。実はこの設問文要約の前には、問題用紙の設問文に、制約条件を示す、設問要求を示す語句には蛍光ペンでマークしています。これをすることで、かなり安定して制約条件や設問要求を外さないようになりました。


 

抽象的な表現の記事になっていますが、これは2次試験の学習や解き方が、やっぱり十人十色だからです。私の解答プロセスや学習方法を事細かに示すより抽象的な表現でお伝えして、みなさまご自身で試行錯誤していただきたいと考えております。ぜひ、私の経験はほんの些細な道標として一瞥し、ご自身の最適解を見出していただきたいです。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
以上、とりでした。

 



こんにちは、nori です。 

精神科医の和田秀樹さん原作の『受験のシンデレラ』というドラマの中で、人生を諦めかけ、どん底から這い上がり東大を目指そうとする女子高生に、カリスマ予備校講師が「カンニングペーパー」を作れと言います。

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「合格にはカンニングだ!」ではなく、目的は「試験の出題予想」「苦手分野」のあぶり出し。

これって、診断士試験の「ファイナルペーパー」にも似ている

■合格年にとうとう作ったファイナルペーパー。

実は私は1回目も、2回目も、3回目の2次試験もファイナルペーパーを作りませんでした

だって、時間もないし、余裕もないし、必要性を感じないし

詳細なファイナルペーパーを作成する受験生仲間を見て、「わざわざ作成して偉いなー」くらいしか考えていませんでした。

道場の中でもたくさんファイナルペーパーが紹介されていますね。

JCのファイナルペーパー

ふうじんのファイナルペーパー

ハカセのファイナルペーパー

くれよんのファイナルペーパー

butaoのファイナルペーパー

tomoのファイナルペーパー

ぼらーののファイナルペーパー

なごのファイナルペーパー

きりのファイナルペーパー

たきものファイナルペーパー

その理由もあまり考えていませんでした。

■作る過程に意味がある


で、作成しました。2次試験、4回目で。
なぜか。

自分を客観視して、当日やることを「見える化」するためです。

毎度毎度パニックになる私には「当日何をするのか」見えるようにしておく必要がありました。

作成するキッカケは、実は二日酔いで模試を受けに行ったことメンタルがめちゃくちゃ弱くて、ストレス耐性が無かった私は断れない飲み会で酔い潰れるという人間としての失態…(内緒です)。模試当日の朝、神奈川県民の私は穴守稲荷という駅の同僚の家にいました…。

…ここはどこ?穴守稲荷??!東京???

朝5時の同僚宅で「模試があるんです」と言い残し、脱兎のごとく帰宅。受験票と筆記用具と電卓を持って、御茶ノ水の模試会場へ向かいました。

4事例解く体力なんてないので、事例1〜3は全力で解いたら仮眠を取って、体力温存というのを繰り返していました。

で、成績は!?上位×位という自分史上、最高得点。めちゃくちゃ良かったんです

これはアルコール飲んで、本試験に臨まなきゃ!!…と一瞬血迷ったものの、酒に頼っている場合じゃないだろうと我にかえり気づきました。

やることは決まっている。無駄なことをする必要はないんだ

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そして、まとめておけば、当日は何かあっても、「当日何をするのか」という自分のルールに立ち戻れば大丈夫

また、私は熱くなり過ぎて、前のめりで倒れるタイプだったので、少し自分を引いてみる必要があると感じていました。

周囲にも多かったんです。何であんなに勉強したのに合格できないんだという過年度生。

もちろん私もその一人でした。

「勉強しなきゃ、勉強しなきゃ」と勉強し過ぎて自分が見えなくなる。

そういう人たちは大抵、合格年は今まで我慢していた旅行や、趣味を復活させたり、行き苦しいほど勉強をしていたのに、「合格年が一番勉強していなかったよ」と言っていました。根つめすぎて自分が見えていなかったんですね。

ストレート生がファイナルペーパーの中に「合格に必要なものはなんだろう」と自分なりのノウハウを積み上げていくとすれば、過年度生のファイナルペーパー作成は「自分の持っているノウハウ・知識の中で、合格に本当に必要なものは何だろうと整理していく」過程です。

■自分の解答プロセスを確認する。

で何をファイナルペーパーに書こうかなと悩む。

私は当日何をするのか、まずは解答手順を書くことにしました。

そのためにやったのが過去問読んで解いたふり

 過去問3年分の事例1〜3を読んで、ひたすら自分が何をするのか書き出していました。

無意識でも事例が解けるくらい慣れてしまっていた私にとって自分を客観視するための大切なステップでした。

結果、ファイナルペーパーに書いた手順がこちら。

《解答手順》
1.第一段落と最終段落で「事業内容」と課題を確認。
2.設問分析:単語単位で時制や設問要求を確認。 
3.解答の型を作成する。
4.事例文を1行単位で読み込み、キーワード化して、設問との対応付けを行う。
5.設問を再度読んで事例文との対応付けを確認
 6.切り口+与件+分析/改善のキーワード+効果(括りの言葉)で書く

そっかー、やっているのってこれだけだったと再度確認をすることができました。

■結局書いたのは各事例、A4一枚

緑色のカラーペーパーに手書きで4つのテーマにわけて書きました。

①コンパス(どこへ向かうのか)、

②地図(どうやって解くのかの解法手順)、

③A~D社の特徴、

④避難経路(難しい問題やパニックになったらどうするのか)

①のどこへ向かうのかというポイントはMMC のホームページで紹介されているMMCの事例解法の鉄則を書いていました。

・題意に忠実に

・因果関係で書く

・切り口を明確に

・キーワードで書く

④の避難経路とはわからない、解けない、難しい問題と遭遇したら、自分だったらどうするのか。あらかじめ決めておいた自分のルール。

あとは松岡修造さんの日めくりカレンダー付属の「諦めるな!」「すごいぞ!」というシールをペタペタ貼ったり、自分への励ましのメッセージを書いていました。

・シンプルに考え、シンプルに解く。

・自分の実力を信じる。大丈夫だ。問題ない!

・相手の立場に立って落ち着いて考える。

・叶姉妹より優香がモテる!(ゴージャス美人な解答より万人受けする美人な解答が合格答案だという受験校の先生の教え)

あとは、「白黒つけるぜ!」というパンダのシールを貼ったり、、、と当日自分が見て、明るい気分になれるようにしていました。

合格に必要なものは、人によって少しずつ違います。人に見せるものでも無いので何を書いてもOK。

直前期のこの時期、周囲の人に流されず、「合格のために自分には何が必要か」の視点を大切にしてくださいね。

大丈夫。 あなたは、ぜっ~~~たいに合格しますから!

nori でした。



皆さん、おはようございます。細川です。本日を入れて2次試験まで残り30日となりました今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

最近、関東は雨が続き、肌寒い日が続いています。受験生の皆さんは油断して風邪などひかれないように、体調管理には細心の注意を払ってくださいね。っと、薄着で寝て風邪をひいてしまった本人は戒めます…

本日も前回に引き続き、設問をより詳細に分析し解答を組み立てていく工夫についてお話しします。

1.Can Cannot分析
Can Cannot分析とは、発生している事象が、そもそも企業側の努力などにより回避できるのか(Can)出来ないのか(Cannot)の視点で、対応策や解答の方向性を考える分析方法です。

例えば平成27年事例Ⅲの第2段落。「一般に3K職場といわれる作業環境が影響して若手人材確保が難しく、高齢化が進んでいる。」とありますが、これらの事象に働きかけて回避できる問題であるかを考えます。

「3K」のうち、「きたない」部分は5Sである程度改善できるかもしれませんが、「きつい」「きけん」な作業環境は、鋳物製品を製造する性格上、大規模な機械化でもしない限り難しそうです。

また、「若手人材を確保するのが難しい」ならば、評価報酬制度を改善するなどして「若手人材を確保する」という提言をしてしまうと「事例Ⅰ」となってしまうので、「若手人材を確保する」というのも難しそうです。

そして「高齢化が進んでいる」ことも、若手の人材採用について助言を求められていないのならば、やはり解決は難しそうです。

以上の分析から「多少は作業環境を改善できる余地はあるかもしれないが、若手の採用による高齢化阻止は難しい」という結論になり、その他の施策でC社の問題を解決する方向性が定まります。

2.解答文字数制限の意味

以前にも述べましたが、実務に照らし合わせると、設問は社長への診断・助言希望項目のヒアリングと同じです。ですから、設問=経営者の求めに必要十分に応じ、得点機会を逃さないにしなければなりません。つまり、

・解答文字数の制限は、経営者が求めている内容の量
・80分という時間制限は、診断レポートの提出期限

ですから、記述した文字数が解答文字数と比べて過不足であることや、解答時間が足りなくなって白紙があるということは、「仕事の納期遅延を起こした上、社長の質問には何も答えずただ黙っているだけ」と自ら宣言することになってしまします。

そのような方にお国がお墨付きを与えるとは考えにくいですし、そもそも白紙があるということは、それだけ得点機会を自ら放棄しているのと同義です。

普段から、解答用紙は(答えが合っているかどうか分からなくても)すべて埋める癖をつけておきましょう。

3.解答の編集方法のパターン
これも以前、述べさせていただきましたが、編集パターンには

①因果、②列挙、③抽象化、④具体化
と、これらを組み合わせたものがあります。
最も多用するのが、①と②を組合わせた「因果列挙」、つまり因果でつなげた文章を複数解答欄に記入する方法です。因果関係にこだわるのは当然ですが、それを「複数」列挙しておくことでリスク分散が図られ、「0点」という事態は避けやすくなります。

また、③抽象化ですが、これは事例Ⅲで特に使える方法です。
例えば平成27年事例Ⅲの第1問設問1。「強みとなる点を2つ」と言っているのに、①、②、③…と記述してしまうと、採点者が「3つ以上述べている」と判断し、バツをもらう可能性が高くなります。

ですから、この場合は③抽象化という編集方法を使います。

そこで、与件内で使えそうなワードを探して引用し抽象化してみると、『「鋳造工程の生産性向上」や、「新設した塗装工程の」等による一貫生産体制が強み」とまとめることで、抽象化ができます。

以上、細川でした。



『診断士の2次試験は“80分”で解かせる問題である』
この事を本当の意味で理解できるか否かが、2次試験攻略の大きな“鍵”となる

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おはようございます。フェイマオです
冒頭からこのような事を書かせて頂きましたが、この言葉は私が2年前の自分にアドバイスとして問いかけたい言葉です

2次試験本番まで残すところあと1ヶ月(と ちょっと)。
今年初めて2次試験を迎えられる方にとっては、試行錯誤しながら解答プロセスを構築されていらっしゃる頃でしょうか。過去問を解いてみて、80分という時間内で答案を仕上げることが難しいと感じている方も多いかと思います。

初年度の2次試験で不合格になった当時の私は、冒頭で書いた“80分で解かせる問題”という事の本当の意味が理解できてませんでした。
今振り返ってみると、この点が自分にとって合否を分ける「ターニングポイント」だったのかと思っています。

前回前々回「80分で合格答案を書くためになにをするか?」 をテーマに、解答の『下地』(=解答骨子)の有用性について書かせて頂きました

合格答案に必要な要素として、私フェイマオは以下の2点が重要な要素だと考えてます

【1】 設問の制約条件や要求事項を踏まえて解答が書けている

このことは、前回の記事でも事例を出して書かせて頂きましたが、下地(=解答骨子)を作る過程で、「制約条件」や「要求事項」を入れてますので、題意を大きく外す事にはならない(=つまり、“聞かれた事に答えてる”ように見える文章は作れる)はずです。

私が某予備校にて2次試験の採点講師をさせて頂いた中で感じた事を、あくまでも私なりの所感という事で書かせて頂きますと・・・

受験生の方の答案を読ませて頂くと、解答の出だしの頃は 設問の要求に沿うように書かれていますが、文章の締め(帰結)の部分が要求からずれてしまっている答案も散見されました。こうした答案は『一読して、書いてある内容が理解できない』ため、採点する側からすると、何度も読み返す事となり書いてある内容の“粗”も見えてきてしまい、結局減点する箇所が増えてしまう・・・という傾向があります

こうしたミスは、下地(=解答骨子)を作ることで回避できますので、ご自身で書いた答案を一読してみて分かりにくいと思われる方は、まずは下地を作ってから解答を作ることをおススメします

 

ここまでは前回までの記事で書かせて頂いてますが、本日の本題は下記のもう1点です

【2】 1次試験で学んだ知識を使って、中小企業で使える改善策や対策のキーワードが入っている

この事は、「80分で“合格”するための答案」を作るためのもう1つの重要な要素だと考えています。

1次試験を突破された皆さんは、既に2次試験で合格するだけの知識が備わっていますので、これから新しい知識の補充は全くもって不要です。
寧ろ、これまで覚えた知識を削ぎ落として、2次試験で使えそうな知識を厳選して頂き、その知識(=キーワード)を使って事例企業向けにカスタマイズできるよう整理して頂きたいと思います。

 

たとえば事例Ⅱで“プロモーション戦略”が問われた場合、それぞれのケースでどのような方法が考えられますか?
※例題が稚拙なのはご容赦ください・・・

例1) 新規顧客を獲得するために行うプロモーションの方法とは?

例2) 顧客の来店を促進させるために行うプロモーションの方法とは?

例3) 既存顧客の固定化を促すために行うプロモーションの方法とは?

 

どうでしょうか?
赤字で書いた目的に応じて、思い浮かべるプロモーションの方法も変わってくるのではないかと思います。

2次試験ではこのように、1次試験で学んだプロモーションの方法の中から各事例の企業にあった方策を答える事が求められます。
こうした事は事前準備として今のうちからまとめておき、移動時間などのスキマ時間を活用して瞬時に引き出せる練習をしておいて下さい

ちなみに・・・
私フェイマオは、プロモーション戦略では以下のように切り口毎にキーワードをまとめていました。

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※こうしたものをまとめた私のファイナルペーパー参考までに1部ご紹介します。書いてある字が汚いのはご容赦を

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80分で解かせる2次試験では(実際に解答を書く時間を除くと40分~50分しかありません)、このような事前の準備が必要であり、かつそうした準備があってこそ時間内に妥当な解答(=合格答案)が作成できるのではないかと思っています。

つまり“事例文を読んでから改善策を考える”のではなく、“中小企業が実際に使えそうな方策を用意しておき、その中から事例企業に使えそうなものを当てはめる”という考え方になります。

80分で解き終わらないと嘆いている方は、一度参考にしてみてください

では、本日はここまで

To be coninued・・・



こんにちは、とりです。

2次試験まで、あと33日となりました。約1か月前で解答プロセス、知識整理、初見対応力、などなど悩みが尽きない時期かと思いますが、いかがお過ごしですか?以前も書いたかもしれませんが、ここからは手を広げてはいけません。過去問や答練、何度も解くといろいろ記憶に残って、繰り返し解くことに意味がないとどうしても思えてしまう気持ち、よくわかります。初見対応力を高めるために初見問題を数多くこなしたい、当然の要望だと思います。でも、手を付けていない受験校や市販の問題集を手を尽くして取り寄せたり、古い過去問に手を伸ばしたり、、私はそのやり方に共感できず、問題や模範解答を入手することで苦労するよりは、直近の過去問を繰り返し解いて、振り返りを徹底することに注力しました。実際そのような取組みをして数をこなして合格にたどり着いた方もいらっしゃるのもまた事実ですが、一長一短あると思います。

初見対応力についての議論は尽きませんが、つまるところやはりご自身の課題に応じた対策が一番です。常にご自身の立ち位置、習熟度をしっかり分析して、対策を考えて実行する、また見直す、のPDCAを回すことが合格に近づく最善策です。最後まで(どこが最後なのかは、後日の記事で)この取り組みを地道に継続していきましょう。

ちょっと横道にそれますが、週末は子供の小学校で運動会がありました。あいにくの雨で途中中断、プログラム変更して再開、雨カッパを着ての観戦と、子供たちにとってはちょっとかわいそうな運動会になってしまいました。相も変わらず台風が発生して今週も落ち着かないですが、10月の今頃にそうならないとも限りません。台風のような悪天候も考えられなくはないので、本試験当日のそのような事態も考えておいた方がいいかもしれませんね…


 

さて、冒頭に「ここからは手を広げてはいけません」って書いておきながら、こんな時期でもちょっと手を広げて、でも今となってはよかったと思える取り組みをお伝えします。といっても、斬新なものではまったくなくて、多くの合格者は取り組んだものですので、今日のこの記事はささっと読んで、他の学習に時間を割きましょう(笑)

①試験委員の著書
これ、よく言われています。ご多分に漏れず、私も事例Ⅱ対策として岩崎邦彦先生の著書は一通り読みました。特に昨年の今頃、「引き算する勇気」が発売され、直前期で焦りながらもスキマ時間を活用して読みました。私はこの他にも、時期は1次も2次も直前期ではなかったのですが、「小さな会社を強くするブランドづくりの教科書」「小が大を超えるマーケティングの法則」「スモールビジネス・マーケティング」を読んでいました。試験対策としては、2次試験の本質、診断士に求められる人物像をよく理解したうえで読まないと効果半減ですが、中小企業支援をするプロとしても、岩崎邦彦先生の示すところが基盤になっていることはほぼ必須じゃないかと思っています。読み物としても面白い内容で、そんなに時間をかけずに読めてしまいますので、この時期にちょっと言いづらい気持ちもありますが、、、少々時間を工面して1冊だけでも読むことをお勧めしたいです。

②中小企業白書・小規模企業白書
これはこの時期にはちょっと厳しいかもしれません。。でも、中小企業診断士の管轄省庁である中小企業庁の施策、考え方を把握、理解しておくことで、これも求められる診断士像をイメージしやすくなり、2次試験の解答導出で困難が生じても何らか対処法が見出せることがあります。漠然とした言い方になってしまいましたが、施策や事例をいくつか適当にピックアップしたりして、わずかな時間でも触れられることをお勧めします。

③春秋要約
私は2015年1月から2次試験当日まで、毎日欠かさず取り組みました。数ヶ月取り組めば読解力、要約力は自然と付いてくるものですが、継続することでそのスピードもさらに高まっていきます。常に読み手のことを考えて書く癖をつけたことで、本試験で不測の事態、例えば試験終了5分前に間違いに気づいて1、2問を大慌てで消して書き直す、といった場面でも、ポイントを押さえて意味の通じる文章を書けるようになります。実際、私は昨年の事例Ⅱでそんな事態に直面しましたが、どうにかA判定がもらえる答案が書けていたようです。

 

今回はちょっと時期的にふさわしくないかなと思いつつも、私にとっては合格への礎となった要素ですのであえて書かせていただきました。少しでも取り入れて功を奏した受験生がいらっしゃればうれしいです。

あと、先代の岡崎も同様の記事を書いていましたので、ぜひご参照ください。
残り2.5週間 何をやるべきか、何をやらざるべきか

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
以上、とりでした。



こんにちは、今日も元気にKKD、手相観診断士のかおりんです。

今日の未明は月食でした。手相だけじゃなく星も西洋・東洋問わず折に触れて読むのですが(超基礎的なもの)、占星術で月食は「ちょっと特別な満月」。特に今回の月食は「潮目が変わる、転換期」のような印象を受けます。

皆様の中にも、日常に「潮目の変化」を感じる方がいらっしゃるかもしれませんね。変わるものと変わらないもの、うまく読み分けて日々を過ごしたいなと思っております。
なんというか、マニアックな出だしで恐縮です・・・


80分で合格答案を書くために何をすべきか?~その2~でフェイマオが「型をもつ」ことを紹介していました。この考え方は、二次論述だけでなく、業務上のあらゆる場面で有効です。

ひよっこながらもプロコンとして従事する中で感じるのは、「悩みは多様だけど、解決方法は結構共通」ということ。この、“変わるものと変わらないもの”の読み分けと、変わらないものへの準備の重要さを日々痛感しています。最もボトルネックになりがちな“時間”という資源を節約した上で最大の効果を出すには、必須の技術といってもいい。

二次の論述は、そういう意味で「プロコンの縮図だなあ」と、今になってつくづく感じるわけです。(そう思えるようになっていることがありがたい限りです・・・寝言かもしれませんが・・・)

というわけで、今日は「変わらないものへの準備」として「事例Ⅰで使うフレーム 最低限これだけは」について書きます。

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1)全体像の把握

これは、知識というより前提かも。このフレームはⅠ~Ⅲ共通。(多分Ⅳもだけど、実感がないので断定できません。。。(笑))

企業戦略(広義):経営理念・経営ビジョン→企業戦略(社長とかが考える)

事業戦略(事業部長が考える)

機能戦略(現場責任者が考える)

を、与件&問題文を読みながら捉える。どのレイヤーのことが問われているのかを切り分ける。

2)組織構造の設計原理

組織構造の設計原理はこの5つ。問題文に「組織管理上の課題」と言ったキーワード出てきたら、この5つを思い浮かべたい。

①専門家の原則
②権限責任一致の原則
③統制範囲の原則(スパンオブコントロール)
④命令統一性の原則
⑤例外の原則

私は「センケントウメイレイ」とアタマ1文字ずつで覚えましたが、きっと誰か素敵な覚え方をご存じのはず・・・。
内容の詳細などは、ご自身の教材かたきもやふうじんの過去記事を参照くださいね。

3)人的資源管理の基本構成

人的資源管理は、企業戦略を達成するために人材の要件を満たすための「How」。
必要な人材の確保のために、採用や教育を行うこと。具体的に使える打ち手がこの6つ。

サ:採用
ハ:配置
ホ:報酬
イ:異動
ヒ:評価
+能力開発(教育など)

茶化す能力、とかサハホイヒと呪文のように唱えて覚えました。(詳細の内容はご自身でご確認くださいね!)

ちなみに、私の仕事では人的資源管理のコンサルティングをさせていただくことも多いのですが、このフレームほんま使えます。顧客の課題を伺いながら、これを当てはめて「不足しているところ」を探すことからだいたい始まる気がする。もっと泥臭い課題もいっぱいありますが・・・(笑)


今日ご紹介した組織構造の設計原理と人的資源管理の基本構成(「センケントウメイレイ」と「茶化す能力」)、覚えていない方は直前まで唱えて、開始直後に余白にメモるのがおすすめ。このフレームに照らし合わせて考えられると、抜けもれなく検討できます。

また、事例Ⅰのポイントを押さえるには【事例I】過去記事使って総まとめの記事も必読です!

今日も診断士を目指すみなさまに、幸あれ☆

ほな!
かおりん



皆さん、おはようございます。細川です。本日を入れて2次試験まで残り39日となりました今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

先週発表された1次試験の合格発表。想定通りかなり荒れましたね。しかし結果は結果。今さら文句をいっても何も前には進みませんので、頭を切り替えて次の目標に向かい邁進しましょう。

本日は、前回の「解答の方向性」を受けて、設問をより詳細に分析し解答を組み立てていく工夫についてお話しします。

あ、その前にちょっと寄り道。最近ファイナルペーパーの話題で盛り上がっていますが、私は過去問DBを除き、前回までにUPしたものがファイナルペーパーになります。つまり、ノートがそのままファイナルペーパーを兼ねていました。受験生から、「ファイナルペーパーって作ったほうが良いですか」という質問をたまに頂きますが、細川の答えはファイナルペーパー≒ノート(テキストに書き込んでいればそれも)です。その方が、直前期で時間が惜しいときにわざわざ作成する手間も省けますし、「私はこれだけ勉強してきたのだから大丈夫!」という励みにもなりますからね。こういうパターンもアリだと思いますが、皆さんはどうされていますでしょうか。

1.丁寧な言葉づかい
「解答を丁寧に記述する」「聞かれたことに素直に答える」というのは、採点者に解答を解釈させるような余計な負担をかけないということです。採点者に解答を解釈させる余地を与えてしまうと、得点を与える方に傾けば良いですが、逆に減点させる方に傾くかもしれないという、余計なリスクを高めます。また、文字には表れていない解答者の意図を汲み取らなければならないという面倒が増えれば、読み飛ばされてしまう可能性も高まります。
まず、語尾の表現は、字数制限が厳しくない限り「である」「ですます」調とし、体言止めはなるべく避けましょう。なぜなら体言止めをしてしまうと、結論が分かりにくくなるからです。
例えば、「従業員教育の強化」を問われた時に「~OJT。」で止めてしまうと、「OJTをしない。」のか「OJTをする。」のか、やるのなら「少しだけする。」のか、「ガンガンやる。」のか、いかようにも解釈できますよね。もちろん、文脈からどれかというのは判断できるかもしれませんが、それでも採点者による解釈の余地を排除できません。
また、解答には「こそあど言葉」、いわゆる指示代名詞は使わないようにしましょう。なぜなら設問解釈で述べたとおり、指示代名詞はどの言葉を指しているのか考えさせるという負担を、今度は採点者側に生じさせるからです。

2.引き算する勇気
予備校によっては、解答すれば得点できると思われるキーワードを解答欄になるべく多く突っ込む「圧縮編集」が推奨されていることもあります。
確かに国家試験である以上、公平な採点基準を設けざるを得ず、そのためいわゆるキーワード採点がされている可能性は非常に高くなります。よって、より多くのキーワードを盛り込み、少しでも得点の可能性を高める圧縮編集は有効な手段かもしれません。過去問を見ても、平成21年頃まではそのような解答で合格できる可能性は高かったと思われます。
しかし、あまりにも多くのキーワードを突っ込んでしまうと、今度は読み辛く伝わりにくい、残念な解答に近づいてしまいます。また最近は、「50字以内」など中途半端な字数制限を課すことが増えており、圧縮編集による得点は難しくなっていることから、出題者側も圧縮編集を嫌がっている傾向が感じられます。
ご自身の解答を振り返ってみて、内容が詰まり過ぎていて読みにくい・分かりにくいと感じたのならば、
・盛り込むキーワードには優先順位をつけて、順位の低いものは切り捨てる
・一文の長さを30字から50字程度にする

という形で、再答案を作成してみてはいかがでしょうか。なんて言ったって「中小企業」診断士の試験です。選択と集中のため、引き算する勇気を持ちましょう。

3.オウム返し
設問で問われていることに対し、「いかにも」それっぽく答えるように見せる工夫に、いわゆる「オウム返し」があります。オウム返しとは、設問で使われている言葉をそのまま解答に流用する編集方法です
例えば事例Ⅲでしばしば出題される「情報」問題。直近では平成27年度の第3問に「どのような情報を活用していくべきか」という形で出題されています。このような場合は、
与件内の言葉+情報
という形で解答してみましょう。
平成27年度の場合なら、「営業の受注情報顧客情報、設計部の図面情報仕様情報、製造部の生産計画情報稼働情報などを活用していく」と書けば、あ~ら不思議!なんとなく「これらは活用すべき情報かも」と、読み手に思わせることが出来ます。
その他にも、情報との違いが分かりにくい「~データ」や、企業がとるべき「~戦略」、強みが問われる場合は「~」等と、応用もききます。
また、設問で「理由を述べよ」「メリットを述べよ」と問われた際に、解答の書き出しを「理由は、~」「メリットは、~」等で始めると、リズムがつかみやすく書きやすい・読みやすい解答にできます
但し、設問中の言葉の再利用は、読みやすくはなりますが得点要素ではないことには注意してください。

本日はここまで。以上、細川でした。



おはようございます。フェイマオです

先週火曜日に1次試験の合格発表が行われましたが、今年は科目の難易度を踏まえたのか、例年とは少し違った合格基準となりましたね

あらためて 1次試験を突破された皆さま、おめでとうございました
2次試験当日まで残すところ、あと40日です!わき目を振らずにこのまま突き進んでいってください

残念ながら、今年2次試験への挑戦を得られなかった方。
まずは結果をご自身なりに冷静に受け止めつつ、来年の試験に向けて気持ちを切り替えて今から勉強を再開してください

今年診断士として登録された私の友人の中にも、 “1次試験は苦労した末に合格し、そのままストレートで2次試験を突破された方”“逆に1次試験は何度も合格しているものの、2次試験でなども苦杯を味わったうえで、合格された方” がいらっしゃいました。
合格までの道のりは人それぞれですが、皆さんに共通するのは『絶対に合格して診断士になるんだ』 という強い気持ちを持って、勉強を続けてきた事です。

診断士を目指すのであれば、これまで勉強してきたことは何一つ無駄にはなりませんし、来年のストレート合格を目指して勉強を開始している初学者の方と比べて大きなアドバンテージになると思います。

とはいえ、残り科目数が3科目以下の方の場合は、来年の8月まで1次試験対策をやり続けるモチベーションを保ち続けるのも難しいかと思いますので、“診断士合格”のために以下のような取り組みをされてみてはいかがでしょうか?

【1】 簿記2級を受験し、財務・会計及び事例Ⅳの土台作り

近年、事例Ⅳでは予想財務諸表などを作らせる問題が出ています。簿記の成り立ちを理解しておけば、2次試験で強みになるうえ、実務でも大いに役立ちます。特に財務・会計が苦手な方は、今のうちに強固な地盤作りをされることをおススメします。
※因みに、私フェイマオは診断士の勉強を始めるにあたり、財務が肝になると思って先に簿記2級を取得してから診断士の勉強を始めました。おかげで、財務・会計および事例Ⅳは得点源となりました

【2】 “ふぞろい”や“全知全ノウ”を使った2次試験の解答の方向性の理解

事例Ⅰ~Ⅲでは、解答の方向性を先に理解しておくと試験対策がしやすく、また答案も作りやすくなります
まだ時間があるうちに、『どのような答案が合格しているのか?』、『2次試験で求められる1次試験のキーワードはどのようなものか?』を知ったうえで、2次試験向けに知識の再整理など行っておくことも有効だと思います。

【3】 “ロジックで理解する生産管理”の一読

特に、生産管理や事例Ⅲが苦手な方向けにおススメします。
決してマ〇パワーさんの回し者ではありませんが(笑)、工場と馴染みのない方にとっては一読しておくだけの価値はあると思います。
私フェイマオも工場については全くのド素人ですが、この本を読むことで工場での作業の流れがイメージしやすくなり、生産管理や事例Ⅲも全く苦にせず得点源の科目となりました

その他にも診断士の試験や実務に関する勉強があるかと思いますが、時間的にゆとりがある今だからこそご自身の弱点の強化に向けた取り組みをしてみてください


さて、少し前置きが長くなりましたがここから本題に。

前回の記事でお伝えしましたが、実際に事例(事例Ⅰ~Ⅲ)を解く時間は、書く時間を除いた40~50分しかありませんので、この時間内に答案の下書きとなる『下地』(=解答骨子)を作る必要があります。
正直、この『下地』が作れるようになれば、あとは“接続詞や助詞(て・に・を・は)を使って文章にするだけ”です。

この『下地』が作成できることのメリットとしては、私なりに以下の2つがあると思います。

【1】 再現答案を作るのが容易

→私が再現答案を作った(文章にした)のは夏セミナーの直前でしたが、すんなりと再現答案を作ることができました
※もちろん、試験当日にきちんと下地だけは整理してスマホのメモに打ち込んでおきましたが

【2】 事例にかける時間が短縮されるため、平日の仕事後の勉強でも1日1事例解くことが可能

→私の場合は、下地を作るまでの45分 + 復習40分程度 でしたので、仕事後にも1日1事例を解く事ができました。1日2時間の勉強時間として、残りの40分を事例Ⅳに充てる事ができました

特にスキマ時間の捻出がしにくい(と言われる)2次試験対策では、【2】の効用は私自身はとても大きかったです。
では、私フェイマオの言う“下地”(=解答骨子)とは何か?

下地(=解答骨子)とは、

設問の制約条件や要求事項を踏まえた、答案(文章)を書く土台となる“骨組み”である。
※ただし“骨組み”には、解答に用いるための1次試験の知識も必要である

つまり、『設問で問われている事をきちんと踏まえたうえで、診断士として求められる知識を使った解答の下書き』であり、この下書きがあれば文章が簡単におこせるもの・・・とでも言いましょうか

イメージがしやすいように、1つ事例を出しながらご紹介させて頂きます。

こちらは昨年の平成27年度事例Ⅱの問題になります。

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-09-11-17-16-50

ここからは皆さんがご自身なりに考えながら読み進めて行ってくださいね

 

【1】設問の制約条件や要求事項は何か?

上記の設問をちょっと図示したものを掲載します
※既に、制約条件や要求事項などの意味はご理解頂いているかと思いますので割愛してます

%e4%ba%8b%e4%be%8b%e2%85%a1%e2%91%a0

 

解答の方向性:代表理事に向けた、B商店街の魅力向上に向けた助言内容が求められている

制約条件  :特に無し

要求事項  :① 誘致する食品小売店 と ② 当該食品小売店のマーケティング戦略

まず、設問を読んだ段階で、設問の制約条件や要求事項を確認します。
ここは色々なやり方がありますが、当代細川泰志オイラ式でシリーズでご案内してますのでご参考にしてください

 

【2】解答の骨組みはどのようになるか?

上記【1】を踏まえた、私フェイマオの解答の骨組みは以下のようになります。

%e4%ba%8b%e4%be%8b%e2%85%a1%e2%91%a1

POINT①:必ず、主語を書く

POINT②:解答に盛り込むべき要素(要求事項)ところは下線を引いておく

☞ POINT③:文末は必ず設問の意図に沿った形でまとめておく
※この設問では「B商店街の魅力向上」が目的となっていますので、文末を目的に沿う形で作っておく
マーケティング戦略を聞かれているので、『ターゲット+4P』の視点で書く必要があると思い、上記のような骨組みになっています。

※こうした骨組みについては、各予備校の模範解答やふぞろい等の合格答案を読んで参考にして頂ければと思います。

 

【3】骨組みに必要な1次知識は何があるか?

上記【2】の骨組みの中に盛り込まなけばならない1次知識がありますよね?
そうです、最後のマーケティング戦略のところです。ここは事前にどのような方法があるかを、1次試験で学んだ知識を使って解答に組み込む必要があります。
%e4%ba%8b%e4%be%8b%e2%85%a1%e2%91%a2

 

さて、皆さんはこの場合(食品小売店)のマーケティング戦略でどんなものがあるか、直ぐに答えられますか?

実はこのような助言問題での下地(=解答骨子)を作るうえで、こうした1次知識が瞬時に出てくることが非常に重要です。
この辺は事例を解きながらでも構いせんので、少しずつ1次知識の整理をしておいてくださいね。
※こうしたものをまとめたものが“ファイナルペーパー”となります。後日私フェイマオのファイナルペーパーをご紹介させて頂きたいと思います。

この下地(=解答骨子)を作っておいて、下線に記載する内容を単語レベルでも書いておけば、それなりの文章は出来上がるかと思います

皆さんの中で、“文章を書くのが苦手な方”や、“冗長な文章を書いてしまいがちな方”がいらしたら、参考にしてみてください

では、本日はここまで

To be continued・・・

 



こんにちは、とりです。

先週は1次試験の結果発表がありました。すでにご存じの通り、今年は経営情報システムの得点加点や、試験合格基準が60%から59%に引き下げられるといった前例のない調整がありました。それでも試験合格者数2,404名、試験合格率は17.7%と厳しい結果でした。私も1次試験は2回受験していますが、本当に気まぐれで残酷な試験だと思います。
しかしながらやはり国家試験、試験案内にも以下の記載があるように、今回のような想定しなかった調整も起こり得ることが明確になりましたね。受験する前から想定することは難しく、また想定する必要もありませんが、今年望まない結果になってしまった方は、しっかり戦略を立てた上で、来年に向けての学習に邁進されることを願っています。

9.合格基準
(1) 第1次試験の合格基準は、総点数の 60% 以上であって、かつ 1科目でも満点の 40% 未満のないことを基準とし試験委員会が相当と認めた得点比率とします。
(2) 科目合格基準は、満点の60%を基準として試験委員会が相当と認めた得点比率とします。


9月に入り2回の週末があり、2次試験の模試が各社行われました。読者のみなさまも受験された方は多いかと思いますが、手応えはいかがでしたでしょうか?解答の出来具合や点数も気になるところですが、ここで一喜一憂する必要は全くありません。それよりも、1日のタイムマネジメントや解答プロセスの振り返りをすることが重要です。疲労の蓄積度合、ご自身の力を100%発揮できる体調を維持できたか、メンタルの状態はどうだったか、自分なりに作った解答プロセス、型を実践できたか、設問要求は外さなかったか、時間内に解答を埋められたか、とこんな視点で振り返り、復習を一通りされることをお勧めします。前回の記事でも触れましたが、試験問題のレベル感や採点基準は受験校によっても違い、さらに本試験とは似て非なるものだと私は思っています。点数やランキングなどは、正直見なくてもいいくらいだと思うのですが、参考程度に、適度に参照されるくらいがいいでしょう。

こんなもっともらしいことを書いている私、昨年の今頃どうだったのかというと、かなり迷走状態でした。2次試験の学習を再開して1ヶ月が経過し感覚を取り戻し、ある程度解答プロセスのフレームができあがりつつありました。と、ここまではよかったのですが、解答骨子作成、実際の解答、これらのアウトプットがどうにも思わしくありませんでした。また、解答プロセスができあがりつつある、と言うのもやはり道半ばであって、これまで何となくできていた80分以内での解答がかなり不安定な状態に陥りました。並行して参加していた2つの 勉強会では、他の受験生が日に日に解答のレベルを上げていくなかで厳しい指摘をもらうこともしばしば。1つだけ受験した模試もC判定。試験まで50日を切ったあたりで焦り、でも何をしたら向上させられるのか見出せず途方に暮れていました。。

そんな中で行きついたのが、「模範解答の写経」でした。ちょっと他力本願でしたが、同じような道のりで合格された先輩のブログを拝見、その方も模試で成果を出せず悩み、藁をも掴む思いで写経を始めた、というエピソードを「これだ!!!」と飛びついて即日着手しました。

2次試験向けテキストや対策本では、写経は2次の学習開始間もないころに、解答のフレームや言い回しを体得する目的で実施する、といったことが書かれていて、もっともオーソドックスな写経のねらいかなと思います。私が行った写経は若干位置づけが違っていて、設問要求の読解力や与件との関連における分析力の向上がねらいでした。なので、ただ模範解答を解答用紙に書き写すのではなく、以下の点に最大限の注意を払って実践しました。

1.「ふぞろい」やその他合格者答案から、しっくりくる模範解答を選ぶ。
2.落ち着いて思考、作業ができるそれなりの時間と場所を確保。
3.書き写すときに必ず問題用紙の設問文、与件文に照らす
4.自分が設問要求を正しく汲み取り迅速にかつ多面的に分析を重ねて解答骨子を作成する、
このプロセスを確実に頭でイメージをしてから書き写す

これらの取り組みにより、設問文や与件文の読解力と分析力は向上したと思います。取組んでいる最中は、なかなか成長が実感できず苦しいのですが、他の方法を悩む時間もなく、この学習方法を信じて取り組んだことで、80分のなかで解答プロセスを一巡させることが安定してできるようになりました。もっとも、この写経を過去問4年分終えるころには勉強会もほぼ終わっていたので、その後の解答を第三者に見てもらう機会には恵まれず、本当に向上していたか客観的に判断はできませんでしたが。。。

ちょっと語弊があるかもしれませんが、写経はスランプ脱出法としても効果が高いと私は思っています。時間も限られているので、何度も繰り返す必要はありません。なかなかご自身のスタイルが固まらない、設問や与件が何通りも解釈できてしまって絞れない、調子が出ず正しいつもりの解答が他の人とは異なっている、例えばこんな不調を感じたら写経が功を奏するかもしれません。頭の片隅にも入れていただき、日々学習するなかで一進一退が続いている際には思い出していただけると幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
以上、とりでした。



たきもです。
今年の合格発表には、とにかく驚きました。
一次試験を突破された皆さん、突破できたことに自信をもって、二次試験までその勢いで突っ走りましょう
前回に引き続き、私がファイナルペーパーに記載したことを中心にご紹介いたします。
ほぼ、そのままです。

●二次試験とは
1.事例問題は「問題本文(与件文)を材料に問題要求に沿って解答する」試験。
2.問題本文の記述を根拠に解答するのが鉄則。
3.与件文がすべて。そのたった3枚から離れてはいけない
4.満点を目指す試験ではない→6割とれればよい!

●事例を解く流れ
1.問題本文で業種を確認(〜2分)
2.問題文を確認し、「何を解答すればよいのか」を頭にいれる(〜7分)
3.問題文から、出題者が期待する解答内容をできるだけ多く発想する(〜15分)
→多様な解答候補を見つける、それを問題文に探しに行く
4.問題本文から、適切にA社の経営課題を抽出する
経営課題:外部環境(機会、脅威)、社長の意思、経営方針(経営理念やモットー)
5.発想したことは問題用紙の余白に必ずメモ
6.問題と与件文の対応づけ(〜30分)
※設問ごとにマーカーで色分けしていました。
7.解答作成(〜60分)
8.ラスト時間で誤字・脱字見直し

●書き方
1.「因果」を踏まえ、懇切丁寧にかいてあげる。
2.与件文にあるからといって説明を端折らない。
3.効果的なキーワードを盛り込むこと。

●事例Ⅰの骨組み
旧経営方針 → 経営環境の変化(脅威?機会?) → 新経営方針
取り組み①、取り組み②・・・→幾つかの具体的な記述を端的にまとめる。

●知識
1.組織構造の設計原理
専門化の原則
権限責任一致の原則
組織構成員に与えられる権限の大きさは担当する職務に相応である
統制範囲の原則 1人の上司が有効に監督できる直接の部下の人数
命令統一性の原則 常に1人の上司だけから命令を受けるようにしないと混乱する
例外の原則 日常反復的な業務の処理を下位レベルの者に委譲し、例外的な業務(戦略的意思決定、非定型的意思決定)に選任すべき

2.採用・配置・育成・評価(さいはいせいか)
組織行動(モチベーション)と組織構造(組織論)2つの視点から

3.組織形態

組織名 概要 メリット デメリット
機能別組織 機能別組織
個々の機能を単位化した組織
①分業により各機能の熟練が形成され、専門性が発揮できる(専門化の原則)
②業務集中による規模の経済が発揮
③トップ権限集中型であり組織の統制がはかりやすい
①外部環境の変化(顧客ニーズの多様化)に対応できない
②部門間の交流の停滞
③責任が曖昧
→顧客情報や市場情報の共有化
ラインアンドフタッフ組織 命令一元化の原則と専門化の原則が適用されている ①スタッフ部門(経営企画部)の設置により専門的な知識を活用できる
②組織の命令一元化原則を確保
①ライン(現場)とスタッフ(企画部門)との対立、組織混乱
②スタッフ人数が増えると間接経費増
事業制組織 製品別・顧客別などの基準で事業部ごとに編成された組織 ①事業部毎の利益責任が明確化
②事業部単位での活動、事業環境の変化に柔軟に対応できる
③事業部長の管理者としての育成、次世代の経営者の育成
①セクショナリズム
②各事業部が狭い視野になり短期業績志向になる
③人材や設備など経営資源の重複によるコスト増加(営業部が各事業部にいる)

4.その他重要な事項

視点 概要 重要な事項
統制範囲の原則
(スパンオブコントロール)
1人の上司が有効に指揮監督できる部下の人数のこと 統制範囲を拡大するためには
①管理者の例外処理能力を高める
②部下の知識や熟練を高めて例外事項への判断力を持たせる
③作業の標準化を進める
④スタッフ部門など管理者の例外処理能力を補強する構造を構築する
外部との連携強化
(外部委託、アウトソーシング)
①WIN-WINの関係の構築
②価値観の共有、相互補完
③外部組織に任せきりでなく主体的に活用していく姿勢
メリット:外部の専門性の活用、自社の得意分野(コア業務)に集中できる、コスト削減
デメリット:ノウハウが自社にたまらない、丸投げの可能性
→コア業務とそうでないものの見分け
成果主義の導入 メリット
若手を中心とした組織の活性化
デメリット
個人主義の助長
評価の公平性が難しい
短期利益志向になる
導入時の留意点
①協同による品質の安定的な維持・確保という趣旨の十分な説明
評価の透明性や公平性の確保(個人の成果をダイレクトに個人に帰属できない)
③各部門の目標とその達成度合いの開示
④評価者側の敎育
モラール向上 動機づけ=衛生理論
動機づけ:達成感、承認、仕事への責任、昇進 など
衛生要因:会社の方針、給与、労働条件、人間関係、作業環境など
動機づけ:メンバーの積極的態度をひきだすもの
衛生要因:不満を防止できるが積極的態度を引き出すものではない
モラール低下の要因:
①導入した人事制度が従業員や組織の状況に適応していない
②制度に妥当性はあるが導入の仕方に問題がある
内発的動機づけ 目に見える報酬がなくても意欲的に取組むようになるには? 金銭的報酬は外発的動機づけであり内発的動機づけを低下させる
権限委譲、試行錯誤を促す評価制度、社内提案制度など
低次学習と高次学習 低次:シングルループ
高次:ダブルループ(組織全体に影響するような改革)
低次学習の促進:
現場リーダーの養成、権限委譲し現場での小集団活動を促進
いままでトップダウンでしてきた変革を、従業員の内発的動機付けを高めて組織全体で実施していく

いかがでしたでしょうか?
知識の整理に、少しでも役立てば幸いです

たきもでした。



皆さん、おはようございます。細川です。本日を入れて2次試験まで残り47日となりました今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

本日は1次試験の合格発表ですね。合格が確実な方も、ギリギリボーダーの方も、念のため自分の受験番号を確認しておきましょう。
そして、合格証書と2次試験申込書類の受取も忘れずに!2次試験の申し込みもすぐに行ってくださいね(締切まであまり時間がありませんよ)。
「落ちてると思って2次対策全然やってなくて、何やればいいかわかんない」っていう人は、道場ブログで、あんなところこんなところでフォローしていますから、あきらめずに取り組んでください。大丈夫です。今からでも間に合いますから!

残念ながら2次試験に進めなかった方は、とりあえず試験のことは忘れて、勉強中にできなかったことに挑戦してみましょう。勉強を続けるかどうかなんて今は決めなくていいんですよ!私もそうでしたから(でも一発合格道場だけは読んでほしいな…)。
それに試験に落ちたからといって、あなた自身が否定されたわけではありません。むしろ、「この1年間で得た知識や人脈を将来どこかで活用してやるぞ」というくらいの意気込みを持っていただけると、今日からの生活にもより張合いがでてくるのではないでしょうか。


前回までは、オイラ式解答プロセス前半のお話をしてきました。
こちらに今まで提供したオイラ式解答プロセスをまとめておきましたので、あわせてご覧ください。

※ついでに、皆様に大好評の「オイラ式過去問DB」を再びUPしておきました。これがラストチャンスです。お見逃しなく!

受験生の皆さんも、そろそろ自分なりの解答プロセスができてきた頃かと思います。そこで本日からは、実際に解答を作成する際に注意すべき点を述べていきます。
勉強が進んでくると陥りがちになるのが、「かっこいい解答」を作ってしまうこと。「出来た!」と思ったのに、確かに素晴らしい内容なのに、なぜか得点が入らない。そんな方は問題を解く前にも後にも、解答が次の条件から外れていないかをチェックして、解答の質を上げて合格ラインに近づけていきましょう。

1.実行可能なものか?
助言相手は無い無いづくしの中小企業。そんな会社ができることは限られます。資源が限られた中小企業でも実効性があり、ハードルが高すぎない内容を述べましょう。
①人がいない
⇒配置の工夫(でも組織を細分化・複雑化するのは難しい。専門職も慎重に)
⇒教育の強化(OJT、多能工化、技能承継等)
⇒評価・報酬制度の整備(モラール向上で、従業員を鼓舞しましょう)
②モノが無い、お金も無い
⇒お金のかかかる投資はなるべく回避
⇒でも首切り、人件費削減は原則禁止(人件費は「付加価値」なので「適正化・見直し」をする)
⇒有形資源は最小限の投資で再利用(または売却してキャッシュイン)
③でもノウハウや技術はある!
⇒無形資源は工夫して徹底活用!
⇒強みと機会のマッチングを行う(内外の環境変化に対応していなければ、対応できる方策を述べる)。

2.多面的に列挙しているか?
いくら設問や与件を読み込んでも、出題者の意図を外すリスクはゼロにはなりません。でも、「出題者の意図と考えられるもの」を多く列挙すれば、全部外すというリスクは避けられますよね。
つまり、多面的な切り口でバランスの良い内容で解答することで、安定した得点が期待できます。
ただし、設問で「2つ」と聞かれているのに、①、②、③、…と書いてしまったり、解答文字数が少ないのに複数の要素を詰め込みすぎたりすると減点となるので注意しましょう。繰り返しになりますが、相手は無い無いづくしの中小企業。できることは限られます。

3.つまりどういうこと?
与件の中身をただ抜いてきただけでは、他人と差が付きません。2次試験は相対評価。高得点は必要ないけれど、他人よりちょっとだけ違う解答を書いて、頭一つ抜ければ合格できます。つまり
・与件には書かれていないこと(類推、知識、抜けている因果等)を一言だけ入れる
・数値には必ず解釈又は説明を付け加える(60%と「高い」等)
などの工夫が必要です。
そしてこれらを平易な表現で述べましょう。助言相手の社長は、一部のとんがった分野にのみに強い普通の人。そんな人でも理解できる内容を心がけましょう。

4.与件に基づいているか?
与件は解答作成のヒント。出題者が使ってほしいから有るのであって、基本的に無駄なものはありません。与件から離れた自分の経験や専門知識で書いていませんか?与件をもれなく活用していますか?もう一度振り返ってみましょう。たった2ページ前後の文章ですが、必ずや何かしらの発見があるはずです。

5.一貫性があるか?
細川が一番大事だと思っているポイントがこれ。なぜなら、言うことがコロコロ変わる人のことなんか、たとえ内容が正しくても誰も信用しませんよね。そんな人に国家がお墨付きを与えるはずはありません。逆に、言うことに一貫性があれば説得力が増す。説得力が増せば、相手に実行してもらいやすくなります。
また、協会の模範解答が示されないことや、他人とは違う内容を書いても合格している人が多数いる事実の裏返しとして、2次試験には唯一の答えはないと考えられます。そして、結果としてついてしまう得点の差は、実は解答の「一貫性」による部分も大いにあるのではないでしょうか。
だから第1問から第5問まで、解答の内容に矛盾が無いかというのは、内容の「正しさ」より重要と考えられます。

本日はここまで。以上、細川でした。



週末模試を受験されたみなさん!

お疲れ様でした。

よく考えたら、1次模試の後の月曜もブログの担当日でした。

2次模試の後の月曜である今日もブログの担当です。

両方読んで頂いた方、きっと良いことありますよ

さて、今回のブログもブレません。

一発スト合格を目指すあなたの為に書きます。


「今の自分は一発スト合格ペースに乗っているのか?」

あくまで今年の1月に祝賀会に参加した私の感覚から

一発スト合格は、対合格者では10数%。

対2次試験申込者ベースでは2%後半。

こちらに数値のはじき出し方を書いています。)

決して甘くはない試験ですね。

ただ、つかみ所さえ間違わなければ合格出来る試験だとも思います。

そして、模試を受験されて、みなさん色んなお気持ちを抱えていらっしゃるとは思いますが、その中にこんな気持ちはありませんか?

今の自分は一発スト合格ペースに乗っているのか?

去年の私は常にこれを考えていました。

でもいくら受験校で解説講義を聞こうとも、「今、こんな状態が一発スト合格ペースですよ」とは教えてくれません

受験校の講師からすると、受講生にはなんとか2次試験を受験して欲しいという気持ちもあるでしょう。

また、そもそも、講師自体が一発スト合格ではなかったりします。

(ただ、受験勉強期間が長かったからこそ、人に教えられるくらい深く理解しているのかもしれませんね。)

そして、いくら受験校でも一発スト合格のそもそもの人数が少ないため、統計も取りづらいとも考えます。

(各クラスで一発スト合格は数名が良いとこではないでしょうか?ちなみに私がメインで受講したクラスでは私1人でした。また、2次対策で有名な講師のクラスも一発スト合格となると数名です。)

そうなるとますます講師からは一発スト合格者の現時点での望ましいペースなんてわからないはず。報酬を得て教えている講師が責任のない事を言えるはずもない・・・。

ということで、受験校の講師が言えないのであれば、報酬を頂いていない分、私なら思いっきって言えるはず

せっかく一発スト合格したのだから、同じく一発スト合格を目指すあなたに、少しでもお役に立てるように書いてしまおうと思います。

ということで、独断と偏見を交え、一発スト合格ペースに乗っているのか?11のチェックポイントについて書いていこうと思います。

(あくまで私個人の意見です。あしからず

 

その1

もう、模試の復習は済んでいる。

moshi

その2

模試で点数を取るべき場所が分かっている。

(ご自身の回答の内容が、施策で点が入らなくとも、課題を解決で点が入る内容となっている。)

sasiten

その3

模試を受験中に「T〇Cらしい問題だなぁ」と思える。

youshi

その4

模試や演習を受験中、「あ、これは平成〇〇年の問題に似せて作ったんだ~」と分かる。

ganbare

その5

今受講している講師が今の自分にとって合うか合わないか分かる。

koushi2

その6

事例によって、講師の得意不得意に気づく。

koushi3

その7

一発スト合格に必要な対策か、時間をかけトレーニングをしないといけない対策かの区別がつく。

goukaku2

その8

今年の本試験ではどのような問題が出そうか一度は予想した。

yosou1

その9

今年の事例4も簡単そうだと予想している。

(→ただし、難化した方が点数を荒稼ぎのチャンスだとも分かっている。)

yosoku3

その10

今年の事例3では計算問題が出るかも知れない。本試験で計算機を用意しようと考えている。(事例3の難化を予測し、どう難化させるか、パターンをいくつか考えている。)

denntaku

その11

一発スト合格生は事例2と4で点数を取って合格する傾向があるという話を聞いたことはあるが、平成27年度試験においては、それは事実ではなさそうだと勘づく。

そもそも、一発スト合格生は本当に事例2と4で点数を取って合格なのかもアヤシイと思う。

hirameki

 

いかがでしたか?

あくまで私個人の意見ですが、おそらく私が皆様と同期受験生であれば、

現時点で行っていたであろう事、考えていたであろう事を書きました。

一見「?」なものもあるかと思いますが、なぜそれを書いたのかを考えるのも、出題者の意図を読むトレーニングになるのかも。


 

明日の道場は、

ラーメン、イケメン、僕、つけ麺の細川泰志が登場。

毎度、納得のオイラ式。

最新の記事が楽しみですね。

では、今日も良い1日を!

碧でした。



おはようございます。フェイマオです

9月に入り、いよいよ来週6日の火曜日は1次試験合格発表日ですね
自己採点を終えて1次試験突破を確信した方がいる一方で、ご自身で記入したマークミスを心配し、心が落ち着かない方もいらっしゃるかと思います。

でも、過ぎた事を悩んだり、心配したところで、火曜日に出てくる結果は変わりません
特に今年始めて2次試験を受けられる方にとっては、来月23日の2次試験本番まで残された日数も少ないですので、1次試験の結果を心配する労力を使うのであれば、『合格しているはず!』と気持ちを切り替えて、ぜひ2次試験対策に集中してください

さて、既に2次試験対策を進められてる皆さんの今の進捗状況はいかがでしょうか?

『時間内に解き終わらない・・・』
『解答用紙に何を書いていいのかわからない・・・』
『解答プロセスって何だろう・・・』

実は、初めて2次試験対策を進めた私は、当時こんな状況でした。
仕事を終え疲れた身体で帰宅し自宅近くのマックに行き、そこから80分で過去問に取り組むものの、解答用紙も埋められず・・・。
さらにその頃には疲労もピークとなり、解説をそこそこ読んで“分かった気になって”帰宅の途に着く。
そして復習もあまりせず、次の日には別の過去問に手を付ける・・・。

1年目の私は、こうした状況が続いており勉強時間を費やしても手ごたえを感じられず焦りだけが増長してくる…という日々を過ごしていました

それまで勉強を続けて手ごたえを感じていた1次試験とは大きく異なり、掴みどころのない2次試験に対してどのように勉強を進めていったらいいか悩んでいました

色々なブログを読んで、合格者のやり方を真似てはみたものの、情報を集め過ぎたが故にそれが禍し、結果的に「どの方法を取り入れるのか?」悩みのタネが増えてしまい、むしろ逆効果に・・・

 

どうでしょうか?
今、ブログを読んでいる読者の方の中にも、当時の私と同じような思いの方もいらっしゃるかと思います。

今日は、こうした2次試験対策に翻弄されている方々に向けて、参考になればと思い記事を書かせて頂きます


では、いきなりですが皆さんに1つ質問です。

事例は何分で解かなければならないでしょうか?

092812

もし、上記のような悩みを抱えていらっしゃる方で、「80分」と答えた方は、事例の取り組み方を変えて頂いても良いかもしれません

ご存知の通り、事例問題では解答に要求される文字の総数は500字~700字前後です。
よほど書くのが早い方でない限り、恐らく「書く時間」として30分~40分はかかると思います。
しかも、この書く時間は“考えずに”書く時間です。
考えながら500字~700字の文字数を書くとなると、とても30~40分では難しでしょう。

つまり、事例を解く時間は「書く時間」を除いた40分~50分しかありません。
その時間内で、『考えずに答案を仕上げられるだけの下地』を作る必要があります。

私フェイマオは個人的には、この『下地』(=所謂 “解答骨子” と呼ばれるもの)をしっかりと作れることが、2次試験合格のために一番重要なのではないかと思っています。

私自身、2回目の2次試験対策ではこの『下地』(=解答骨子)をつくる勉強だけを続け、予備校の答練や模試を除いては答案用紙に解答を書く事は一切していませんでした

つまり、『下地』がきちんと作れれば、あとは考えずに解答用紙を埋めることができるため、わざわざ時間をかけて答案を作る必要はありませんでしたので、平日の仕事後の限られた時間でも過去問1事例を45分で解き(和宅の場合は解答を書く時間が35分だったため)その後30~35分程度で下地(=解答骨子)を作る過程の見直しを行いましたので、80分程度で1つの事例を解いて復習まで行うことができました。
※特に既に2次試験を受けた事のある方は、この方法の方が良いのではないでしょうか?と個人的には思っています


では、『下地』(=解答骨子)とはどのようなものか?
ちょっと、お恥ずかしいですが私が受験生時代に使っていたノート・過去問を掲載します。

こちらは、模試を受けた後に復習のために、下地(=解答骨子)を作る練習のノートです。

IMG_0761

こちらは実際に過去問を使って、下地(=解答骨子)を作る練習をしていた画像になります。
※下地のため、字が汚いのはご勘弁を・・・

IMG_0759 IMG_0760

下地(=解答骨子)のイメージを掴んで頂ければと思います。
下地(=解答骨子)の作り方について、また次回

To be continued・・・



こんにちは、とりです。

umbrella

9月に入りましたが、まだまだ猛暑の日があったり、そうかと思えば台風が来たりと不安定な天候が続いていますね。今月は各受験校の2次模試が目白押しで、毎日の学習にもより力が入るところかと思います。まだ本試験まで時間はあるものの、体調を崩してしまっては模試も日々の勉強も効果が落ちてしまいます。体調管理についてはちょくちょく記事に書いていてしつこいようですが、常に体を壊さないように心がけてください。

試験会場

2次の模試ですが、私は9月に1回だけ受験しました。私個人的にはあまり模試の有効性を感じてはいませんでしたが、独学で、かつ丸一日を勉強に充てることがほとんどできなかったので、1日4事例を解くことの負荷や会場の雰囲気を掴んだり、休憩時間や昼食を含めたタイムマネジメントを試してみたりすることだけは有効でした。夏セミナーでも話したことですが、模試は受験校の講師が作成したものであり、本試験の試験委員が作成したものとは似て非なるものと思っています。与件文、設問、採点基準など、研究されているとはいえ、やはり本試験とは隔たりがあると捉えています。
もちろん、受験校により違いもありますので言い切ってしまうつもりもないですが、先輩合格者の意見を聞くなどして、ご自身で是非をご判断いただければと思います。


 

前回の記事では、全事例に共通する考え方、セオリーを書きました。言い尽くされたアドバイスですが、「与件から離れない」「○社の状況や社長の思いに沿った解答」は、事例を解く上での大前提になりますので、絶対に忘れないようにしてください。忘れてしまう人は、ファイナルペーパーに書き留める、問題用紙の目立つところに書いておく等の工夫をしておきましょう。

2次試験の基盤となるセオリーを理解できたとして、みなさまは過去問や答練で事例を解く中で、ご自身の解答プロセスや型を意識していますでしょうか?2次試験は「読む」「考える」「書く」力が必要な試験ですが、どんな順序で進めていくのがよいでしょうか?おそらくほとんどの人が、①「読む」②「考える」③「書く」の順序を想起されると思います(事例Ⅳはこれに「計算する」が加わります)。大枠では、設問文・与件文を「読んで」、解答骨子を「考えて」、解答を「書く」という順序になるのが自然かと思います。さらに細分化していくと、この①「読む」②「考える」③「書く」のプロセスを繰り返していくことになるのですが、このプロセスをご自身に合った型を持っておくことで、解答精度を安定させ、向上することができると私は考えています。

「どんな問題が出てくるか分からないのに、解答プロセスを定型化することなんかできない、ムダだ。」
そう考える方もいるかもしれません。でも、1事例80分、500~600字程度を書く論述試験です。設問文、与件文も読まないといけません。読んで分析もしないといけません。時には事例Ⅳでなくても計算しないといけないかもしれません。解答骨子を組み立てて、最後には解答用紙に書かないといけません。出てきた与件、設問に直面して、行き当たりばったりで解答するには、よほどの読解力、分析力、文章力がないと80分では到底間に合いません。このことは、過去問や答練を複数事例解いてみれば分かると思うのであまり深く言及はしませんが、80分で解答を仕上げるためには、様々な時間短縮の工夫、努力をしないといけないのです。

その1つが解答プロセスの確立です。解答を導くのに、どんな手順で設問文、与件文に向き合い、分析し、骨子を組み立てて、解答を書き込んでいくか、パターン化しておくことが重要です。ただし、私も多くの先輩や受験生に解答プロセスを聞きましたが、その中身は本当に千差万別です。この道場7代目メンバー8人でも8通りのプロセスがあり、共通要素こそあれど、同じものはありません。ですので、講師、先輩診断士、他の受験生、インターネットなどで多くの情報に触れ、ご自身にマッチするプロセスを試行錯誤の上、ご自身で見出すことをオススメします。

せっかくなので、私とりの解答プロセス(ただし事例Ⅳをのぞく)をご紹介します。これがご自身に合いそうなら、ぜひパクってください。ポイントだけパクってカスタマイズ、でも全然OKです。画像は、平成27年度事例Ⅰでの、余白を使った解答骨子作成イメージです。骨子といってもメモ程度ですが、現物はあまりに字が汚くて読めないので再現、データ化しました。解読不能なメモは推測で再現しました。もし、現物を見たい方がいらっしゃればコメントください…

★とりの解答プロセス(事例Ⅳ除く)★

①受験番号記入、問題用紙余白を定規で切り離し
②与件文段落番号付け、線引き
③余白に解答骨子作成のフレームを書く
④設問文読込み、要約を③のフレームに書き込む
⑤与件文読込み、線引き(フリクションボールペン青、赤/時々蛍光ペン)
⑥設問と与件の関連づけ
⑦解答骨子(メモ)作成
⑧解答組立て(イメージ)
⑨解答作成
⑩最終チェック(句読点、文字欠け、消し忘れ等)

①で切り離した余白は、③④⑥⑦で活用します。これがその再現イメージです。
青字部分は、③と④で先に書き上げておきます。斜体文字は、実際には書いていない部分で、便宜上ここでは書きました。

とり_解答骨子_H27_1

④~⑨にかける時間は、設問数、要求文字数、与件文分量から総合的に判断し、④まで終わった段階で目安時間をインプットしておきます。たとえば、500字の事例なら解答作成に40分、600字なら50分、と自分の書く力と照らして、字数に対する解答作成所要時間を掴んでおくのです。本試験では、⑦や⑧あたりで想定時間から狂い始めるので、送れていた場合は⑦や⑧の途中でも無理やり⑨に進んできます。

とこんな感じです。これは先輩診断士にいろいろ知恵をいただきながら行き着いたフレームです。ここまで書くことで、配点や文字数を意識したり、設問との関連づけが明確になったりして、より考えることに時間とエネルギーをかけることができます。タイムマネジメントもしやすくなりますし、事後的にはこの骨子を使って、再現答案もよい精度で書くことができます
正直なところ、「こんなことをやっていては時間が足りないのでは?」という不安がしばらく続きましたし、実際このプロセスを取り入れて過去問を解いても、80分で書き上げられない状態でした。メモもそこそこに、いきなり解答用紙に書いていくことに比べれば、単純に所要時間は増えます。ただ、私はそこで断念せず、このフレームを使いながら80分で書き上げなければいけない、と考えてトレーニングを継続していきました。

さらなる解答力向上、スピードと精度がアップした背景は、次回でお伝えしたいと思います。


 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
以上、とりでした。



たきもです。
519308
今日から9月です。
(なぜか、月初めの投稿が多いような・・・)
期末で繁忙になる方もいらっしゃるかもしれませんね。
日々の積み上げは、必ず試験当日の実力になります。
コツコツやっていきましょう。

さて、9月中の私の投稿は、「たきものファイナルペーパー」と称して
私がファイナルペーパーとしてまとめた内容を
各事例毎にご紹介いたします。

●二次試験にファイナルペーパーは必要か?
537646
そもそも「二次試験ってファイナルペーパーいるの?」から始めます。
私の結論は「必要」です。

中小企業診断士試験の二次試験は
一次試験で学んだ抽象的な知識(フレームワーク)
具体的な事例企業に当てはめ、適切な診断ができるかどうか
を見る試験です。
よって、抽象的な知識(フレームワーク)」が整理されていないと
「問題の切り口」に気がつきません。
与件文を読んでも
「なんか問題ありそうだけど、どこがどう問題なのかな?
になってしまうのです。
または、答えを書き始めても論点がずれているので、
論点をついていない、モレありダブりあり回答になってしまいます。

しかも、一次試験は
抽象的な知識」を選択肢の中から選ぶ試験ですので
文字をみれば、思い出すこともあります。
二次試験は、(当たり前ですが)書いていませんので
抽象的な知識」を頭の中から引っ張り出してくる必要があります。
このあたりが、二次試験は与件文に
「答えが書かれていない」と思ってしまう理由かもしれません。
「書いていない」のではなく、あなたが「気がついていない」のです。

まとめると、問われ方の違いは次のとおりです。

<一次試験>
抽象的な知識を、具体化して問題に答えられるか
<二次試験>
具体的な事例に、
抽象的な知識を適切に当てはめられるか

一次試験と二次試験は、表裏一体なんですね。

この「頭の中から引っ張り出してくる」作業の手助けになるのが
「ファイナルペーパー」です。
「ファイナル」とつけていますが、別に直前に作らなくても
今から作っておけば、電車の中でも知識整理ができますね!
(私は、先日書いたように燃え尽きていましたから、そんな暇なく…)

●道場のファイナルペーパー論
ファイナルペーパーづくりに大いに参考になる
必見ファイナルペーパー論をご紹介します。

二次試験直前:ハカセのファイナルペーパー
もう既にダウンロードされた方もいらっしゃるでしょう。
ファイナルペーパーってどう作ればよいの?
何を書けばよいの?
初代ハカセ自らのファイナルペーパーがここにあります。
(この記事にも記載がありますが、二次使用(転載・転送・加工使用)はご遠慮ください。)

【2次試験】butaoのファイナルペーパー
道場最強のファイナルペーパー論というべき記事です。

ファイナルペーパー作っていますか?
手書き派まっすーのファイナルペーパーを見ることができます。
ノートにまとめられていたようです。
PCかノートに手書きか、はまさに個々人によるところでしょう。

予備校メソッドの活用:二次は訓練と暗記~tomoのファイナルペーパー~
「二次はキーワードや設問でこのキーワードがでたらこのように答えるというセオリーを暗記しておく必要」があるとした
6代目tomoの頭の中がここに!

事前準備でいっぱいになってしまいました・・・
ファイナルペーパーの重要性、感じていただけましたでしょうか?
次回からは、私のファイナルペーパーを事例毎にご紹介します。

たきもでした。



こんにちは、今日も元気にKKD、手相観診断士のかおりんです。

未曽有の大型台風の脅威がまだ残るものの、今日で8月も終わり・・・
二次試験を控えている方は、そろそろ過去事例を数年分解きこなしている頃でしょうか。各予備校では、2017合格目標の授業が始まる時期でもあります。2016年試験の結果を待つことなく、来年の一次に向けての戦いが始まる・・・。

undoukai_tokyousou

試験はミズモノな分、合格する時期にはきっと意味がある。今年一次にチャレンジして残念だった方も、二次への切符が見えている方も、ご縁のあるタイミングで合格を手にできるよう、今できることは全力でやっておいてくださいね。


今日は、忙しい人のための二次対策について。

夏セミナーで先代の方々も仰っていた通り、初学者の多くが二次試験に最低限必要な知識が定着していない、という課題を抱えています。

「そうはいっても、机にかじりついて勉強できる時間なんて皆無だよ・・・」という忙しい人も多いはず。そんな方にお勧めしたいのが、スキマ時間を活用する『移動中に一人クイズ大会』です。

やり方は簡単。

1)勉強しながら、必要な知識/間違えた部分を一問一答でまとめる(できれば単語帳や小さいルーズリーフを使い、表に問題&裏に答え・解説を書く)
2)移動中に(1)を使って一人クイズ大会をやる。

これだけ!

例えば、事例Ⅰなら、表→「人的資源管理に使う切り口5つは?」
裏→
「サ(採用)・ハ(配置)・ホ(報酬)・イ(異動)・ヒ(評価)」・・・くわしくはうちあーのの過去記事をチェック! などの基本的な知識を確認する。

過去問をある程度やりこんだ後なら、

H27事例Ⅰ:表→「A社が多角化を進めた目的は何か?一般的に多角化を進める目的は?」
裏→「A社の多角化の理由はシナジー効果の期待と事業リスクの低減。(具体的には○○と○○のシナジーだったな・・・まで思い出せるとベスト)。一般的には、既存事業の停滞や組織スラックの活用、新たな事業に後押しするような外部(内部)環境の変化があった、既存の経営資源を活用して新たな収益を得られる・・・など。」

こんな感じの一問一答を、アタマの中で歩きながら・自転車に乗りながら・もちろん電車の中でも行います。自転車に乗りながらだと答えがなかなか見られないので、脳の海馬を相当探し回る(笑)ことになり、いいトレーニングになります。

jintesya_dendou_sakamichi

お子さまのいらっしゃる方は、いっそ子供たちと一緒にクイズ大会にして楽しむのもアリかも。
私は超多忙だった2次口述前、子どものせ自転車の前後に乗せた息子たちと、必死で坂道を自転車で上りながら
「直接原価計算と全部原価計算の違いはー?!」
「固定費を計上するタイミングの違いです!売上を上げたタイミングで固定費を計上する全部原価計算は、悪い工場長が得します!」
と大声でやり取りしながら習い事の送り迎えをしていました。・・・今となっては懐かしい。

ちなみに、裏の「」内はあくまで「かおりんの解答」なので、必ずしも正解とは限りません。(ご自身でも調べてみてくださいね!)

science_nou_kenkyu

余談ですが、記憶を定着させる方法は、「書く・聞く・唱える」などそれぞれご自身に合った方法があるのだそう。(子供向けの受験の本に書いてありました・・・笑) この方法は、「唱える」タイプの人に最もおすすめの方法です。とはいえ、私自身は「書く」のが最も定着する記憶方法だったりします。最適な記憶方法でなくとも、何もやらないでボーっとしているよりまし。

上手に時間と頭を活用して、合格までの距離を縮めてくださいね!


ちなみに、一人クイズ大会で使った一問一答ツールは、そのまま二次のファイナルペーパー代わりにもなります。一石二鳥。

今日も診断士を目指すみなさまに、幸あれ☆

ほな!
かおりん

 

 


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