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どうも、kskn(きしけん)です。

前回記事で募集した「診断士向けオンラインコミュニティ」、開始2週間でいきなり40名以上の方々が集まってくださいました!
正直、20人いけば上出来かなと思っていたので驚きです。ほんとに。
そして早速、参加メンバー主催でオンラインでの二次勉強会もスタートしました!
これをキッカケに、地方と都市の学習環境の格差が少しずつでも改善していってもらえたら嬉しいなぁと思います。
まだまだ募集はしておりますので、興味を持っていただけた方はぜひご参加ください!

申込みはコチラ

 

さて、最近はオンライン勉強会、タキプロ勉強会、そして先日の道場勉強会@大阪といろいろな二次試験対策勉強会に参加させていただく機会が多くありました。
いろいろな方の答案を見させていただいて、この時期なのによく出来た答案を書けている方もいて驚かされることも多いのですが、当然そうではない方もいます(そしてそれが普通です)。
そこで僕なりに答案をうまく書けていない人が抱えている課題を考えてみたのですが、大きく以下の3タイプに分類されるように感じました。

①与件文・設問文の読み込みが甘い(与件や設問の内容に沿えていない答案を書いている)
②日本語が変(答案の方向性としては間違えていないが、説明不十分・説明過剰・単純に読みづらいなど)
③知識が足りていない(用語や施策への理解が浅く、単語が独り歩きしている)

そしてさらに考えてみた結果、①と②はどの事例でもまんべんなく感じる反面、③は圧倒的に事例Ⅰ、その中でも特に組織論で多く見られるように思いました。
それならば!と、この【渾身】の機会を借りて「二次にも一次にも使える組織論」というテーマで2回に渡って組織論の解説をお送りしたいと思います。

 

さて、知識の説明に移る前にさらに前置きです。(前置きが長いなというツッコミは受付けません)

試験対策上、「用語」から「具体的な施策内容」を説明し、「その施策による効果」が説明できることは当然必要なことなのですが、二次試験のことを考えると「求められる効果」から「具体的な施策内容」をイメージし、(願わくば)「用語を述べられる」ようになることも必要ですので、そこまで深く理解することを心掛けてください。(これを記憶に定着させる具体的な方法も解説したいところですが、字数の関係でまた別の機会に)

 

組織構造の設計原理

組織構造の設計原理とは、組織のデザインを行う上で守ることが望ましいとされる原則のことで、具体的には下記の5つが挙げられます。

1.専門化の原則
2.権限責任一致の原則
3.統制範囲の原則
4.命令統一性の原則
5.例外の原則

これらは重要というよりもむしろ「最低限の知識のベースとして必要な内容」になるので、どの原則も必ずしっかりと理解してください。

1.専門化の原則(=分業化)

専門化の原則とは、組織で行われる業務を機能毎に分け、それぞれの機能を特定の担当者へ専門的に実行させるといったものです。

メリット
a.仕事を単純化できる
分業の度合いが高くなるほど仕事の内容がシンプルになり、熟練したスキルを持たない人々を仕事に参加させることが可能。

b.専門的なスキルを獲得することができる
限られた範囲の業務を繰り返させることで、専門的な熟練したスキルを習得させることが可能。

c.業務に関する規模の経済が働く
類似業務をまとめることで業務1単位の処理コストが低下する。

 

デメリット
a.仕事が単調化することによるモチベーションの低下

b.組織内の人の流動性が失われることによる変化への対応力の低下

c.部門間での利害の対立による組織内のコンフリクトの助長

d.部門横断的な知識を持つ人が少なく、全社的なマネジメント力がある人材が育ちにくい

e.各機能部門の利益責任の所在が不明確

 

基本的には専門化の原則に沿って組織デザインをする方が望ましいとされてはいますが、上記からも分かるように、分業化を進めることによるメリット・デメリットが存在しますから、二次試験では事例企業の状況に合わせて「分業化を進めるor分業の程度を緩める」を選択する必要があります。

・「非効率な現場を効率化したい」→分業化を推し進める
・「社員のモチベーションを高めたい」「外部環境変化への対応力を高めたい」→職務拡大を行い、分業の程度を緩める

 

2.権限責任一致の原則

これは職務と権限と責任が一致していなければならないというものですが、重要なポイントは「誰がどのレベルの権限を負うのか」というところです。組織の上層部に権限が集中する場合には集権的組織と言えますし、逆に組織の下層部(現場寄り)に権限がある場合は分権的組織と言えます。一次試験対策ではそれぞれを正しく理解する必要がありますが、二次試験では「集権的組織から分権的組織の移行」について問われるケースが多いです。

集権的組織(≒機能別組織)

メリット:意思決定者が大局的な決定をしやすい
デメリット:意思決定に時間がかかる、下層部が組織への参画意識が持ちづらい

分権的組織(≒事業部別組織)

メリット:より現場に近いところで意思決定できるため環境対応力が高い
デメリット:事業部ごとの利害を優先し、近視眼的になる危険性がある

これらはどちらが良い・悪いということはありませんが、近年は外部環境の変化が激しく、意思決定のスピードが求められるケースが多いため、下層部へ権限移譲を行って分権的組織へ移行していくという事例が多くなっているように思います。

 

3.統制範囲の原則

統制範囲とは「1人の上司が有効に指揮監督できる直接の部下の人数のこと」ですが、これを広げようと思うと統制の効率を高めることが必要となります。ここではこの統制の効率を「統制効率」と呼ぶことにします。
この統制効率を高めるほど統制範囲を広くすることが可能なわけですが、統制範囲を広げることが必ずしも正解かというとそうではありません。例えば創業間もない企業をイメージしていただきたいのですが、多くの場合、社長がプレーヤーを兼務していることが多く、現場の指揮統制も社長によって行われているケースが多いです。しかし徐々に企業規模が拡大し企業として更なるステップアップを目指すとき、社長は非定型的意思決定に集中するため統制範囲を狭め、より下層部へ権限委譲することはあるでしょう。
ですので、統制効率は高ければ高い方が望ましく、かつ統制効率を上げることで統制範囲を拡大することが可能、というところまでは紛れもない事実ですが、統制範囲を拡大すべきかどうかは事例企業の状況による、ということも同時に理解しておいた方が良いでしょう。

それを理解した上で統制効率を高めるにはどういう施策があるかというと、テキストでは例外事項への対応力を高める標準化を行うなどが書いてありますが、それと同時に管理者の統制能力を高める情報伝達経路を整備する(情報共有の仕組みを作る)なども統制の効率を高めるのに有効です。

 

4.命令統一性の原則

これは、部下は1人の上司からのみ命令を受けるようにしなければならないというものですが、大抵の場合はそうなるように組織デザインされているので問題がありません。これが問題となるのは「部門横断的に組織を編成」した場合です。この対応策としては、命令系統に優先順位を付けるなど、現場担当者が混乱しないような仕組みを作ることが重要です。

 

5.例外の原則

3.でも述べましたが、例外の原則とは本来より上位の役職になるほど非定型的意思決定(戦略的意思決定)に注力すべきであるというもので、それを実現するためにはより下層部へ権限委譲をしていくことが必要となります。
特に、「新しい事業を立ち上げる」「新たな戦略を模索する」といったことを目指していく状況では、なお一層、例外の原則の適用が求められます。

 

組織構造の一般形態

上で述べた5つの組織構造の設計原理を理解した上で、各組織構造の特徴を見ていきましょう。ここでも大事なことは、「その組織にすることでどういった効果が得られるか」と同時に「どういった効果を得たい時にその組織を採用するのか」です。
また、これらはあくまで組織構造の「一般形態」でしかないので、例外も当然にあります。が、そこは試験対策上あまり意識する必要はないと思います。

1.機能別組織

機能別組織とは人事、営業、研究などそれぞれの機能で単位化した組織で、最も専門化の原則や命令統一性の原則を適用しやすい組織構造です。
よってこの組織のメリットとデメリットは専門化の原則や命令統一性の原則のそれと同じと考えて良いです。
また、トップマネジメントは各部門を束ねる長として意思決定を行うので、集権的な組織であると言えます。

 

2.事業部制組織

事業部制組織とはそれぞれの事業を管理単位化した組織で、各事業部ごとに独立した権限を持ち、また独立した利益計画・予算計画などを持つことになるので分権的組織であると言えます。
また、機能別組織ほどではないものの、それぞれの事業部内で機能別に職務分担が行われるので専門化の原則や命令統一性の原則を適用しやすいです。

メリット
・各事業部ごとで管理を行うのでトップマネジメントは業務的管理を行う必要性が低く、戦略的意思決定に多くの時間を割ける
・現場に近いところへ権限委譲が行われているので、スピード感のある意思決定が可能である
・下位管理者のモチベーションが高まるとともに、管理者の能力を高め、次代の経営者の育成が可能となる

デメリット
・それぞれの事業部に各機能が存在する形になるので、機能のダブりが生じてコストがかさむ
・各事業部がそれぞれの利益達成にこだわり、近視眼的な意思決定をしやすい
・事業部間の連携が行われにくい

 

3.カンパニー制

カンパニー制は事業部制組織をさらに徹底したもので、各事業を「さも別会社のように」してしまう組織構造です。よって、メリット・デメリットは事業部制組織のそれをより色濃くしたものとなります。

 

4.マトリックス組織

マトリックス組織は機能と事業を横断的にデザインした組織で、組織の硬直化を克服するために採用されることがあります。よって、マトリックス組織は企業の初期に採用されるものではなく、ある程度成長し、組織として硬直化が見られた際に採用する組織です。
この組織を採用することで現場担当者は複数の製品に関わることになり、より多くの情報に触れることになるので環境変化には対応しやすい反面、高い情報処理能力が求められたり、命令系統のルール作りがキチンとできていない場合に命令統一性の原則に反してしまうといった部分もあるので注意が必要です。
また、このマトリックス組織をもう少し簡素で一時的にしたものがプロジェクトチームで、「事業に横串を刺すような組織」という説明があった場合にはこれらがイメージできると良いでしょう。

 

今日はここまでです。いかがでしたでしょうか?

始めにも書いた通り「二次にも一次にも使える組織論」ということで、キチンと事例企業を思い浮かべながら組織論を深く理解していただけると嬉しいです!

ではでは、引続き勉強頑張ってください!

(=゚ω゚)ノホナ、マタ!!


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こんにちは、どいこうです。過去記事はこちら

財務指標を掘り下げて考える

今回は財務指標を採り上げます。財務指標は、一次試験でも二次試験でもきわめて高い頻度で出題される分野ですから、パッと回答できるよう、慣れ親しむことをおすすめします。

さて、資金の貸し手(銀行等)や株式の保有者(オーナー社長や他の投資家)は、企業の現状に関して、何を把握したいでしょうか?

 

一般的に重要だと言われる項目は以下のようなものです。
・投下した資金に対して、どの程度の利益が出ているか
・投資・融資したお金が戻ってくるか

投下した資金に対して、どの程度の利益が出ているか(資本利益率)

利益は元利返済・配当収入・株価上昇の源泉となりますから、極めて重要な概念です。

資金の出し手にとって、最も包括的な利益の指標は、
1)「資本利益率」(資本に対してどれだけの利益があがるか)です。

資本利益率(特に自己資本利益率)を以下のようないくつかの要素に分解し、改善ポイントを探ることがあります。
1-1)収益性(≒売上高利益率): 企業が利益を出せているか
1-2)効率性(≒回転率): 企業が資産を活用してどの程度の売上を出せているか
1-3)資本構造:他人資本をどの程度活用しているか

投資・融資したお金が戻ってくるか(安全性)

投資や貸付も事業活動ですから、倒産してお金が戻ってこなくなることを警戒します。そこで、

2)安全性: 債務の返済や利払をきっちり行えるか

を検証します。

さて、以下では、それぞれのグループについて、確認していきます。あなたも自分が気になる上場企業の決算短信(有価証券報告書でもよい)を見て計算してみてください。気になる会社がない方は、例えば最近、話題になっている企業から選定してみてはどうでしょうか。

1)資本利益率

資本利益率には複数の種類があります。以下のものを把握しておくとよいでしょう。

・総資本経常利益率
計算式: 経常利益 ÷ 総資本
総資本を使って経常利益をどれだけ上げたかを示します。分子は経常利益ですから、利払後の利益となります。

総資本事業利益率(ROA: Return On Assets)
計算式:事業利益 ÷ 総資本
総資本を使って、利払前・税引前の利益をどれだけ上げたのかを示します。この指標は管理会計上の重要概念です。

自己資本利益率(ROE: Return On Equity)
計算式: 当期純利益 ÷ 自己資本
自己資本を使って、利払後・税引後の利益をどれだけ上げたのかを示します。この指標はROAと同じく管理会計上の重要概念です。

1-1)収益性の指標

企業が利益をあげているかどうかを検証するには、各種「利益率」の指標を利用します。利益の概念には、「売上総利益」「営業利益」「経常利益」「当期利益」などの概念があり、その時何を分析したいのかに応じて使い分けます。

売上高総利益率(gross margin rate / gross profit rate)
計算式: 売上総利益 ÷ 売上高
企業が提供している製品やサービスそのものの収益性を表します

売上高営業利益率(operating margin rate / operating profit rate)
計算式: 営業利益 ÷ 売上高
企業の本業による収益性を表します。

・売上高経常利益率(ordinary profit ratio / current profit ratio / recurring profit ratio)
計算式: 経常利益 ÷ 売上高
財務活動なども含めた通常の企業活動における収益性を表します。

売上高当期利益率(net income ratio)
計算式: 当期純利益 ÷ 売上高
会社全体の収益力を表します。

1-2)効率性の指標

流動資産(例えば棚卸資産)や固定資産(例えば工場)が効率的に売上をもたらしているか、という指標です。売上を資産で除した「回転率」と、資産を売上で除した「回転期間」とが利用されます。以下では回転率の指標をとりあげます。回転率は通常は1年間の回転回数で算出されますから、回転期間(年表示)が回転率の逆数となります。

総資本回転率(total assets turnover)
計算式: 売上高 ÷ 総資本
企業の総資産額が、1年に何回売上高という形で回転したのかを示す数値です。これが高いほど、資産が効率的に売上に結びついていることを表します。総資産回転率を向上させるためには、総資産を増やさずに販売戦略などによって売上高を増加させるか、あるいは、現在の売上高を維持しながら、不要な資産を処分して総資産を減少させることが必要となります。

売上債権回転率(receivables turnover)
計算式: 売上高 ÷ 売上債権
売上債権回転率とは、企業の売上債権の回収が、どの程度効率的に行われているかを示します。これが低いほど債権回収に時間がかかることを意味しており、売上発生後、売上債権として資金が拘束される(現金化できない)期間が長いことを意味します。
店頭での現金販売を原則としている飲食店(例:サイゼリア)では、売上債権回転率が大きくなり、事業の構造上、資金的に効率的だといえます。

棚卸資産回転率(inventory turnover)
計算式: 売上高 ÷ 棚卸資産
棚卸資産回転率とは、企業が棚卸資産を、どの程度減らせているかを示す比率です。
ジャストインタイム方式で原材料や仕掛品の在庫を減らしている会社、受注生産を行う会社などでは、棚卸資産回転率が大きくなります。

有形固定資産回転率(tangible fixed assets turnover)
計算式: 売上高 ÷ 有形固定資産
有形固定資産回転率は、企業が有形固定資産をどの程度効率的に活用しているかを示す比率です。
工場を持たない(ファブレスの)製造業などでは、有形固定資産回転率が大きくなります。

1-3)資本構造

他人資本をどの程度活用しているかを表す指標です。

自己資本比率(equity ratio)
計算式: 自己資本 ÷ 総資産
総資本に占める自己資本の比率を表します。指標の性質上、◯%という表示となります。

財務レバレッジ(financial leverage)
計算式: 総資産 ÷ 自己資本
自己資本に対して、何倍の資本を活用しているかを表します。自己資本比率の逆数で、◯倍という表示となります。

おまけ:デュポン分析

なお、有名なデュポン分析(DuPont Analysis。デュポンシステム、デュポン式とも呼ばれる)があります。以下のようなものです。

ROE  = 売上高当期利益率 × 総資産回転率 × 財務レバレッジ
= (当期純利益÷売上高) × (売上高÷総資産) × (総資産÷自己資本)

上記のように要素分解することにより、課題がどの部分にあるのかを把握することができます。

このデュポン式から明らかなように、財務レバレッジが効いているほど、ROEが高まります(以前の「資本利益率」に関する記事にも書きました)。

「ウチは無借金経営ですから!」と自慢するのは、ファイナンス理論から見ると、必ずしも正しいと言えません。倒産しにくいという意味では確かにそうですが、オーナー(株主)の利益率を結果的に犠牲にしているという解釈も成り立ちます。

「ウチは自己資本に何倍ものレバレッジを効かせていて、かつ当期利益と現金収支が安定的にプラスなんだぜ!」という経営者もカッコイイのです(私はこちらのほうが好みです)。

まとめ

今回は、「投下資本が利益を出すかどうか」を検証するためのもろもろの指標を取り上げました。いずれも業界特性などにより状況が異なり、例えば携帯通信の会社と家具製造販売の会社との数値を比較してもほとんど意味がありません。基本的には同業種と比較することで意味を持ちます。

安全性については次回とりあげます。


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みなさんこんにちは!ちこまる(仮)です。合格体験記はこちら

また、過去記事はこちらです!今日の記事は8回目。すっかり初夏の陽気ですね。

今日の記事はおよそ4300文字。9  分程度お時間ください♪

渾身シリーズ!今回は運営管理から!

渾身シリーズが続いています!!みんなの記事、わかりやすいですねー!!

しかし…ちこまる(仮)の1次試験合格は2017年。企業経営理論・情報・中小に至っては2016年合格なので、記憶がヒジョーーーーーに、薄いです…。

さて困りました(冒頭から)笑。ということで、私の大学の専攻が機械工学だったというだけで、運営管理を選択してみます。ちなみに今のお仕事はほぼ無関係ですが、こんなところで皆さんのお役に立てるなら良かったとします。(しかし1年目には受かっていないあたりが学んだことが相当消えていた証…笑)

というわけで、今回は運営管理から、新旧QC7つ道具です!いってみよー!

新旧QC7つ道具についてのまとめはこちら。(ITOさん)

新旧の比較記事はこちら。(Ozさん)

QC7つ道具の詳細はこちら。(ひろちゃんさん)

QC7つ道具とは?

生産管理のうち、品質管理をする際に使っているフレームワークのようなもの、という理解をしています。対象となっているのは、生産現場であり、1点ものを作る工房的なところではなく、同じものをたくさん作っている工場が圧倒的に多いですから、求める品質基準を満たすかどうかを確認する必要があります。適正な品質の品物を維持し、問題が起こった時に分析するツールとしてQC 7つ道具を使っているのです。旧は全て数値データを扱うところに特徴があります。

散布図

皆さんも一度は目にしたことがあると思います。2軸があって、たくさんの点がプロットされていて、相関関係があるかどうか調べる、アレです。例えば、勉強時間が長い人は得点が高い、とか。1次試験の財務会計の得点が高い人は、事例Ⅳの得点が高い、とか。◯◯が高いと△△も高い、という状態のことを正の相関がある、と言います。その逆(◯◯が高いと△△は低い:例えば勉強時間が長い人は睡眠時間が短いとか)のことを負の相関がある、と言いますね。他にも、概ね相関関係がありそうに見えて、一つだけ全然別のところにプロットがある時「異常値がある」と言います。春セミに出てくださった皆さん、2次試験と得点の相関関係のグラフで、右上にはみ出しまくっていて、異常値(飛び抜けて学習時間が長いが、それに比例して点数が高かったわけではない…)となっていたのは私です(笑)。

他にも条件があるのではないか?と考える場合は、2軸で分析し続けるのに限界が来ますから、他のツールも使っていくことになります。

加えて、相関があるように見えているけど実はない、というときは偽相関があると言ったりしますが、論点としては優先順位は少し下がると思います。

チェックシート

チェックシートは、グラフや表にまとめる際、何がいくつあるか、カウントするのに使ったりします。そのデータをもとにヒストグラムなどを作っていきます。見た目はぜひGoogle先生画像検索機能を使ってください。

ヒストグラム

データにどのくらいばらつきがあるかを確認するための棒グラフです。いちごを76個収穫したとして、大きさごとにグループ分けをして、数を数えてグラフにした、ということを考えてみてください。一番スタンダードな大きさは中央の二つであることがわかりますね。外れているところをどう集約させるか、とか、この76個が10,000個のうちのサンプルだったとすると、全体で同じ割合ならこれくらいの数があるね、なんていうことがわかります。山の高さが高くて勾配が急だと、概ね集まっていると言えますし、緩やかな勾配だと、幅が広いということもわかります。

パレート

全体をグループごとに分け、多い順に棒グラフで表し、折れ線グラフで累積の割合を示したグラフです。不良品カウントをして理由の多い順に並べて、どこまでに対策を打つか、などで使ったりします。

管理図

製品の大きさなど測定できる数字を時系列順にプロットして、生産ラインが安定的に稼働しているかどうかを判別するのに使ったりします。先ほどの散布図とは違い、規則性がないのが通常で、基準内であっても規則性がありそうな場合は生産ラインに何かが起こっているかも?ということを疑ったりします。一定の幅の中に収まるように管理していて、基準内の上限値を表す線をUCL、下限値をLCLと呼び、それを超えた場合は異常値とします。異常値がないこと、規則性がないこと、が正常な状態です。

特性要因図(フィッシュボーン)

これは以前2次試験でもカット野菜工場で取り上げられたことがありました。ある事象が起こったとき、その原因を洗い出すのに使われる図です。見た目が魚の骨のような形なので、フィッシュボーンと呼ばれています。

層別

母集団をいくつかの層に分類することです。図というより考え方に近いかもしれませんね。全体をまるっと見て傾向がよくわからなかった場合、いくつかのグループに分けて傾向があるかどうかを見たりします。例えば、作った日で分けてみたり、湿度で分けてみたり、作った人で分けてみたりすると、こういう条件の時はこうだね、ということが言える可能性が出てきます。

QC7つ道具の覚え方!

はい、ここからは語呂合わせです笑。QCについては既出記事もありますが、唯一の違い!

さん(散布図)チェ(チェックシート)ヒッ(ヒストグラム)パレ(パレート)管(管理図)特(特性要因図)層(層別)!

呪文ですね…。この語呂合わせに意味づけるのは至難の技だったので、魔法の呪文として飲み込んで覚えました笑。唱えるとなぜか染み付きます。合格するおまじないと思って覚えてみてください。

続いて、新QC7つ道具!

はい、ここでようやく半分です。新QCの方は数値を扱うものは少なくて、どちらかというと法則性までわかったけど複雑な因果関係でよくわからん!というのを整理するためのものが多いです。ホワイトカラーで働かれている方にとってはむしろこっちの方が馴染みがあるかもしれませんね。ここまでエクセルなどでそれっぽい図を作ってみたのですが、ここからは、作るのが大変…先人(Google画像検索先生)のお力も借りながらお読みください笑。

親和図法

何かのアイディア出しやブレインストーミングをわーっとして、はてこれをどう整理しよう?となった時、最初に使ったりするのが親和図法だと思います。ある程度似ているもので固めて、関連があればタイトルをつけたりとか、これとこれの組み合わせで新しいアイディアを作ってみよう、とかそういうことに使います。

連関図法

問題や課題があり、その要因が複雑に絡み合っているときに登場します。いろんな要因があるけどそれぞれって関連してるのかな?とかこれを解決したら芋づる式に色々いけるんじゃない?というあたりをつけられたりします。

見た目としては解決したい問題が中心に据えられていて、要因が取り囲み、関係していそうな要因同士が矢印でつながれています。

系統図法

目的に対する手段を考え、次にその手段を目的とおいた時、それを達成する手段は?というように段階を追って展開していきます。

合格するために(目的)何をするか?という問いに対して、勉強する(手段)を考えたとします。次に、勉強するために(目的)何をするか?という問いを立て、朝早く起きる、という手段を考えたとします。さらに早く起きるために(目的)何をするか?という問いを立てて…という流れです。

アローダイヤグラム

これは、みなさんもご存知のPERTです。名前が違うんですね…(ややこしい)。丸があって、矢印でつながれていて、工程にゆとりがあるところはどこなのか?全くゆとりなしなのはどこなのか?がわかったりする、計算していくあいつです。

マトリックス図法

2軸の要素での関連性を見てどこに着眼していくと良いかを探すものです。分析していくと縦や横の軸の項目が増えていきます。交点には関連性の評価(◯△×)を入れていき、丸がついたところが着眼点です。

ちなみに今回この記事を書くために全ツールを色々調べてみたのですが、マトリックス図法にもいろんな種類があるみたいですね。(なので深追い厳禁です。違う資格になっちゃうので)

マトリックスデータ解析法

マトリックスは実は双子でして、弟の方です。これだけ、新QCの中で唯一数値を扱うツールです。2軸に分けてプロットし、相関をみたり少数派なのはどれなのか?それらの違いはなんなのか?を明らかにするものです。

PDPC法

一番理想のルートはこうなんだけど、こういうことも起こるかもしれないからそんな時はこうしよう、という計画をあらかじめ立てて置いたりしますよね。それを表した図です。

起こり得る問題など想定して対策を立てておくというものですね。試験当日電車が遅れるかもしれない、そんな時は別のルートをとっても間に合うように早く出よう、とか、忘れ物をするかもしれないから、最寄りのコンビニを確認しておこう、とか、そういったものです。理想のルートを楽観ルート、何かが起こるかもしれないルートを悲観ルートと呼んだりします。

新QC7つ道具の覚え方!

これも語呂合わせでなんの意味も見出せませんが、

新連携アロマとP!と覚えました。

親(親和図)連(連関図)系(系統図)アロ(アローダイヤグラム)マト(マトリックス兄弟。図とデータ)P(PDPC)

はい、これも唱えましょう。合格のおまじない(再)ですね。

おまけ

機械工学出身だったので、生産機械については割と馴染みがありました。実物を見たことがあるってのは結構いいんだな、と思ったのですが、便利な世の中!そんなもん見たことなーい!というあなたにはYouTubeがあります。生産機械の名前を検索すると動いている様子が見えると思います。動画学習法、おすすめです。

あともう一つ、大学の授業で生産ラインの設計という実験があり、非常に楽しかったのを覚えています。4人1グループでブロックの車を4台組み立てます。工程については指示されていて、4人でどういう作業分担をすると一番早く作れるのかを考える、というものでした。ストップウォッチで工程毎の時間を計って平均値を出して、この人にこの作業、という話し合いを進めていきました。複数人で協力して何かを作り上げることは結構あると思うのですが、そんな時にも役に立ちそうですね。

 

ということで、今回は新旧のQC7つ道具をまとめてご紹介しました!

今回も最後まで読んでいただいてありがとうございました!

以上、ちこまる(仮)でした!また次回〜!

 

 

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たっしーの咆哮!だいまつ無双!仕切るkskn!ドヤるmakino。そして、癒しのzenzen。

道場メンバーがボロカスに言う(?)大阪勉強会レポート!

 

…という、物々しいオープニング文章を準備していたのですが、はてさて、どうなりました事やら。

 

 

おはようございます。makinoです。本日も、読んでくださってありがとうございます。感謝いたします。

 

まずは、前日のお話から。

さてさて、大阪勉強会の前日5/10(金)。

天王寺の飲み屋さんで、8代目たっしー、9代目zenzen、10代目kskn、makino(敬称略、以下同じ)が酔っ払っていました。9代目だいまつが、急遽、参加できなくなってしまったのが残念でしたが、明日の大阪2次試験勉強会を控えて、前夜祭の開催です。

 

実は、道場メンバーのみで飲む機会は、なかなか無いので(セミナー後の懇親会は参加者の皆さんとの貴重な時間ですから)、この日は、そんな機会でした。

 

なぜ、診断士を目指したのか、合格後、何が変わったか、これからどうするか、など、文字で読むより、圧倒的な臨場感を持って、道場メンバーの言葉を聞くのが楽しい時間でした(おまえ個人の感想か?)。私たちも、合格者とはいえ、当たり前ですが、普通の人間。こんな事を語って、楽しい時間を過ごしているのです。

 

そして、翌日の勉強会への意気込みを大いに語り、当日の流れの確認、想定質疑のケーススタディ。綿密な打ち合わせを終えて、大阪のイケメン4人組が、前夜祭を打ち上げました!

参加者の皆様、当日はあんな感じでしたが、↑こんな風に、舞台裏では、下打ち合わせに、余念のない我らでした(ホントか、おい?)

 

——-

さて、勉強会当日は、9:30-18:00の長丁場。ホント、長い1日です。

でもしかし、20人の参加者枠が6時間で埋まる勉強会だけあって、参加者のみなさまのやる気が、最後まで途切れる事はありませんでした(感服いたします)。ちなみに、2次試験初学者の方が、試験経験者より少し多い、という参加者構成でした。

 

では、どんな勉強会だったのでしょう。気になりますね。さっそく見てみましょう(長い前段、すみませんでした)。

 

【オープニング】
大阪の若きエース、kskn登壇。いきなり参加者の皆様に一言。

そう、鬼の(?)道場メンバー5人に、ボロカスに言われる覚悟は、出来ていますか?

そして、参加者の皆様も…、

 

はい、遠慮は無用です。
あなたのための勉強会です。あなたが合格するために、あなたの貴重な時間を頂いています。是非、遠慮なく、たくさん質問して、1つでも多く持って帰ってくださいね!

 

【だいまつの事例解説】
事例Ⅰ~Ⅲの各パート冒頭に、2次試験の神(いや鬼?)、だいまつの事例解説を実施。

—————

事例Ⅰのマスト切り口4つ&毎年出るぞ、人的資源管理!
事例Ⅱのマストは、コレ!マーケティング戦略は、誰に、何を、どのように、効果!
事例Ⅲは、QCD。C社のできていない事をやらせろ!

—————

うーん、わかりやすい(↑私の記事ではわかりにくいですが、後述で補足します)。

 

でもしかし、初学者・経験者の皆さまのご両者とも、大いに頷いておられました(勿論、道場メンバーも)。特に独学の方は、平生、人に教えられる機会が少ないですが、人に教えてもらうと、本を読むのとは理解度が違います。そんな事を、改めて感じた、事例解説でした。いやはや、だいまつさん、かっちょいー!

 

もちろん、Kindle書籍「中小診断士試験 一発合格」に沿った事例解説が盛りだくさんです。勉強会ではH30年の解説もあり、進化してるなー、なんてH30年試験を受けた私は思っていました。

 

【事例問題ディスカッション】
さて、だいまつが各事例の解説を、時間通りきっちり締めて、事例問題に移ります。

グループごとに、参加者全員の回答を共有して、良い点・補足点を議論。初学者でも、素直な回答が書けている方、学習年度に関わらず、自分のこじらせポイントに気づかれた方、などなど。大事なのは、良い回答をパクるだけではなく、他人の良い回答が、どのような思考プロセスで導き出されたか、という理解です。

H28年の事例Ⅰ~Ⅲから、各2問をチョイスして、1問40分で、グループディスカッション。様子をちょい見せいたしますと…、

 

H28事例Ⅰ 第2問設問2

 

例えば…、与件文を読む前に、設問を解釈から。この設問を見て、何を考えますか?

学校アルバム事業ってどんな事業?
過去に機能別組織だったのはなぜ?
機能別組織のメリット・デメリットは?
A社の戦略は?(組織は戦略に従う)
A社の強みは?
どんな事業を新たに始めた?
どのような組織改変をした?
組織改編で、何を強化した?メリットは?

↑このくらいのポイントが浮かんだ上で、与件文を読みに行った方が、与件からのヒントを拾いやすいですよ、というグループディスカッションがされました。

 

といいますのも、おそらく、組織構造の問題ですから、組織別のメリット・デメリットが分かったうえで、回答することを求められているはずです(1次試験の知識ですね)。

 

なにか、勉強会レポートのはずが、2次試験の論点記事になってきましたね。こんな議論を1問40分かけて、やっておりました。

 

最後に、グループごとの議論で出た疑問点を、全体共有。ここで、たっしーの咆哮が炸裂です。

「マトリクス組織って解答に書いた方がいいか?」という疑問に、「俺なら書かない。予見にも、設問にも、マトリクス、とは書いていないから。実質A社がマトリクス組織であっても、どこにも書いていない以上、解答に含めない」との一節。

もちろん、正解は公表されていませんので、真偽は永遠の謎ですが、このくらいの自信をもって解答する事が、最後の最後には大切です。要は、最後は自分を信じる、という事ですね(そこまでには、積み上げねばならぬ事が、たくさんありますけど)。

 

ちなみに私は、「すごいな、たっしーさん、ここまで言い切るか」、と思っていました・笑。

 

 

さて、サンプルをもう1つ。

事例Ⅱ 第2問 設問1

 

お醤油屋さんの事例です。
ターゲット層と製品戦略ですね。
ターゲット層といえば、ジオ・デモ・サイコです。以下の通り。

——

ジオグラフィック(地理的特性、X市内、周辺住民など)
デモグラフィック(統計的特性、女性・シニア・外国人など)
サイコグラフィック(心理的特性、伝統に興味がある、食に敏感など)

——

 

この事例、ターゲット候補がたくさん出てきます。
懐かしさを求める女性・シニア
伝統に興味のある外国人観光客
食に敏感な女性

 

それぞれに刺さるB社の製品戦略は?ターゲットと製品の整合性が大事ですね。

詳しくは、こちらをどうぞ。

だいまつが教える事例Ⅱ攻略の極意

ちなみに、事例Ⅲはこちら。

だいまつが教える事例Ⅲ攻略の極意

 

また、2次試験の論点記事になってしまいました。レポートせねば。。。

 

さてさて、そんな中、H28年の2次試験を受験したzenzenからひと言。

「自分はこの問題がわからず、時間もたりず、白紙で出しました。まあ、試験は残念な結果でしたけど…」。

 

今だから、笑い話です。
ですけれど、この苦い経験を参加者の皆様の前で公表するzenzenさん、素敵ですね。講師は、自分の事を良く見せがちですが(自戒と反省)、こうした失敗談で、参加者の皆さんに、安心と癒しを与えてくれました。

 

【事例Ⅳ解説】
事例Ⅳも、だいまつから解説(グループ議論はしませんでした)。
事例Ⅰ~Ⅲとは異なる事例Ⅳの勉強方法に、みなさん興味を持って聞いておられました。

 

経営分析は100%取る!
記述問題は、知識問題なら満点を、与件文からの読み取りが必要なら部分点を。

 

というアドバイス。うーん、身に沁みます。

 

 

【ちょっと先見せ 診断士の世界】
さて、たっぷり17:20までディスカッションした後は、本日の裏メイン、8代目たっしーの「ちょっと先見せ 診断士の世界」。夢のある診断士生活で、参加者の皆様の、モチベーションを上げて&肩の力を抜いて、本日の〆となりました。

参加者の皆様に覚悟を聞く「今年絶対受かるんですよね」の一言、皆様に刺さっていたら、嬉しいです。

ちなみに、私個人は、今後のために、最も学びの多いセッションでした(そうですか、上司の鼻をへしおりたくて、診断士試験を受けたのですか、たっしーさん・笑)。

 

最後は、全員で記念撮影。その前に…、

(主にたっしーさんに)ご自分の答案をボロカスに言われてしまいましたか?と心配しながらでしたが、涙をにじませる方も、席を蹴って退出される方も、おられませんでした。皆様、長時間の勉強会で、へとへとになりながらも、忍耐をもって、完走してくださいました。感謝いたします。

 

他の方と比べて、ご自分の答案がマダマダだな、と感じた方。今、気が付いてよかった、と思ってください。まだ時間がありますよ。合格答案と比較して、ご自分の答案に足りなかった部分がわかって頂ければ、幸いです。現在地がわかれば、あとはどうやって到達するかだけですよね。

 

まずは1次を突破しないと。と思ってらっしゃる方。2次を突破しなければ、診断士にはなれません。そして、2次の受験生は、1次を突破した猛者ばかり。この日の勉強会で、2次の合格答案レベルを感じて頂けましたか?2次対策のきっかけになれば、嬉しいです。

 

さてさて、そんな気づきを皆様に得て頂けたと信じつつ、また長時間でへとへとになりながらも、最後は笑顔で記念撮影してくださいました。

 

 

丸1日、本当にお疲れさまでした。ありがとうございました。主催者メンバー全員、感謝いたします。そして、皆様の合格を、心より、お祈りいたします!

 

 

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はじめに

みなさん、こんにちは。10代目のぐっちです。過去の記事はこちら、合格体験記はこちら

 

さて、今回で7巡目となった私のブログですが、少しだけ過去記事について振り返ってみたいと思います。過去6回の記事は以下の通りとなります。

①自己紹介&10代目メンバーの属性(多様性)
②【今やっておきたいこと】二次試験対策の学習計画
③(ゆるわだ)実務補習について
④二次試験を意識した準備
⑤二次試験対策の教材を揃えよう!
⑥二次試験向け学習の進め方(from 春セミナー)

 

はい、完全に二次試験の話題が中心ですね。私自身、二次試験対策に専念していた2年目に、特に道場にお世話になっていたこともあり、二次試験に軸足を置いた記事となっております。G.W.も明けて、これから一次試験対策の追い込みが始まり、皆さんも一次試験対策に関心を寄せられているとは思いますが、もう一回だけ二次試験対策の記事にお付き合いください(次回はブログリーダーの圧力もあり一次試験対策の記事を書きますので)。

なお、今回の記事は、(一発合格道場ではありますが)ストレート生のようにまだ二次試験対策を本格的に始めていない方には、あまりピンとこない内容かと思います。二次試験解法に関する記事をいつ書くかは正直悩んでいたのですが、道場を読んでいただいている方には、昨年の私のように二次試験対策に専念している方もいると思いますので、早めのこの時期にお伝えすることにしました。ですので、一次試験対策に集中されている方は、是非、一次試験後に再度お読みいただければと思います

 

解法の全体像

私の解法確立の方針として、80分という限られた時間の中で安定した得点を取るため、できるだけ機械的に型・パターンにはめながら解けるようにしたい、と考えていました。ということで、以前もご紹介した「AAS 中小企業診断士 2次試験 事例問題の解法 改訂版」を参考に、80分の作業を工程表に落とし込み、作業手順や各工程での思考等を整理しました。その内容が以下となります。

(出所:AAS 中小企業診断士 2次試験 事例問題の解法 改訂版)

 

「作業工程」について

資料の左半分が「作業工程」となりますが、こちらはAASのサイトのサンプルを見てもわかる通り、そのまま活用させていただきました。これはあくまで一例ですので、自分に合ったやり方で実施すべきですが、私は概ねしっくりきたので、これをベースに実施していました(細かいところは端折ったり等はありますが)。また、所要時間はあくまで目安として置いていただけなので、厳密に各工程の時間配分を気にしたりはしませんでした。ただし、私は書くのが遅いこともあり、40分を過ぎたら解答を書き始める、というルールは作っていました。特に学習して間もない頃は、もちろん急いではいるのですが、油断すると45分~50分経ってから解答を書き始めるという事態に陥り、結果として解答を書き切れないことがよくありました

 

「実施作業」について

資料の右半分が「実施作業」として、各工程において自分が具体的に実施すべき事項を整理したものとなります。この資料は4月~5月頃(まさに今ぐらいの時期ですね)に一旦作成し、その後、事例を解きながら微修正していったので、分かりやすいように作成当初から変更した箇所は赤字で記載しております。いくつかポイントとなる部分について、解説したいと思います。

 

【準備~読む】

ここは、少しでも自動化させて機械的に短時間で進められるよう、ルール決めをしてこなすようにしていました。与件文へのマーキングは、当初は色々なパターンについて実施していたのですが、多すぎてもうまく活用できない気がして、ある程度絞り込みました(重要ワード、SWOT、時系列のみ)
与件文を読む(2回目)において、段落毎にポイントを記載していますが、この記載したポイントの内容を解答中に読み返すことはあまりないですが、これを行うことで与件文の全体俯瞰がしやくなります
また、当初はよく皆さんがやるように、メモ用紙を作るために、問題用紙の表紙をホチキスから外していましたが、解答のメモ書きの記載方法を変更したことで、大幅にメモ書きが減ったため、ホチキス外しはやめました

 

【考える(マクロ)】

この部分で、全体戦略(全体のストーリー)を考えることになりますが、特に初見の問題の場合には、そんなにじっくり考える時間も余裕もありませんので、ある程度意識する程度でした。だだし、弱みや課題(事例のテーマ/社長の相談事)に全く触れない、ということは基本的にありえないため、忘れないように書き出した上で、どの設問で使うのか考えるようにしています(後半にある「弱み(W)を放置していないか確認」も同義)。

 

【考える(ミクロ)】

各設問について与件文とのリンクを確認しながら解答骨子を作ることとなります。私は昨年、9代目きゃっしいの記事ヘンリーの記事(カラーペンの使い方)を参考にメモ書きを作成していましたが、各設問で使いそうな(使う可能性のある)与件文にカラーペンで番号を付記し、その番号を使いながら問題用紙に解答骨子を作成します。ちなみにカラーペンは6色用意していましたが、稀に細分化すると7問ある場合があり、その時はしょうがないので、影響が少なそうな設問で同色を使っていました・・・。

 

【書く】

解答骨子に基づき実際に解答を記載する作業となりますが、上述の通り、開始から40分を経過したら、強制的に取り掛かるようにしています。私は1年目の時は、できるだけ普通の文章らしい書き方をしていましたが、2年目になって型にはめる書き方に変更しました(○○は、①~、②~、である)。恐らく、文章の記載方法(予備校の模範解答のようなきれいな文章 or 型にはめたような文章)によって採点に差異はなく、型にはめた文章の方が、機械的に(=短時間でミスなく短文で)記載ができ、キーワードも盛り込みやすいと思いますので、個人的にはお勧めです

 

二次試験の解法に正解はありませんので、重要なのは、自分なりに納得のいく解法を立てて、実際に取り組みながらブラッシュアップしていくことだと思います。そのための一助として、活用していただければ幸いです。

 

 

以上、ぐっちでした!

 

 

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みなさんこんにちは!ちこまる(仮)です!合格体験記はこちら

今回のブログは7回目です!(今日は登場順序を守った!!笑)
過去記事はこちら。

今日の記事はおよそ3500文字。7分程度お時間ください♪

さて、10連休のゴールデンウィークも今日で終わり。明日からお仕事という方も多いと思います。
私も例に漏れずGWはたっぷり子供と遊んで、明日からまたお仕事です。

4科目残っていたあの頃

2年前の今頃(1次試験4科目残り)はちょうど2次試験の勉強に区切りをつけ、いよいよ一次試験の橋げたをしっかり固めていく、という時期でした。

とはいえ、そのおよそ2ヶ月後には2次試験もありますので完全に忘れるわけにも行きません。
今日は私がやっていた両立方法をご紹介したいと思います。

橋げた建造の合間に部分的に2次試験も

時間の9割は1次試験の橋げた、または橋そのものを作る時間に充てていました。ただ、暗記物が大変苦手でしたので、すぐ飽きてしまい、あーつまんない、2次のことやりたーい、となっていました…。

しかし2次試験のことをやったらやったで、そうは言ってもまず1次通過しないと意味ないんだよね…という妙なテンションになってしまい、どっちつかずになるので、まず1次のことはしっかりやり、その上で2次試験のことをつまみ食いする、というバランスでいました。

事例ⅠからⅢについては、2次試験の勉強をやるとはいっても、がっつり事例を解いたりはできなかったので、設問分析(設問を読んで要求されている内容を理解したり、本文に書かれているであろう内容を想定したり、関連知識をメモしたりする)程度、あまりにも事例に飢えていた(笑)ときはそのまま与件本文を読むこともありましたが、ほとんどが設問分析で終わってました。

所要時間にして事例1つにつき7分程度。そのくらいであれば罪の意識も薄く(笑)、何となくやったかな、という感じもあってちょうど良かったです。与件半分を読むところまで行くとおよそ30分ですから、時々ならいいかな、という程度です。与件を読む際に使っていたマークやチェックの仕方をおさらいする程度に留めました。4科目残りというプレッシャーから、たいした時間はかけられなかったです…。

ちなみに昨年は1次試験のことを考えなくて済んだので、連休中は事例を2本解いてディスカッションをする、という毎日でした。この頃以降、平日に2本解き、土日も2本ずつ解いて、週末だけで6本の事例を勉強会でディスカッションするという怒涛の日々が始まりかけていたので、1次の人たちと大幅に差をつけなくては!という気持ちで毎日やってました。

つまり、ここまで同じくらい2次試験対策をしていた人が2人いたとして、一人は一次試験が残っていたとしたら、1次試験が残っている人にとっては訓練して身につけた二次試験脳を退化させないために何の訓練をするか。2次試験のみ受験する方にとっては1次残りの人と差をつけるために、何の訓練をするか、ということが2次試験対策の主眼になっていくと思います。1次試験の残り科目数や内容によっては実際に2次試験の勉強に割ける時間にも差があると思います。ご自身の使える時間と科目数、内容、あと性格?(先行逃げ切り、追い込まれてやるタイプ)などに合わせて2次試験とどうお付き合いしていくか、考えやすくなると思います。

何の能力を優先して維持するのか?

8月に1次試験を突破した後、残された期間はおよそ2.5ヶ月であることを考えると、その期間は短期間でもみんなが抜き出せるであろうメジャーなキーワードをしっかり拾い出し、わかりやすい形で回答に反映するということを優先するだろう、と考えました。2次試験には解答が発表されないので何とも妥当性の高い解答の判断が難しいところではありますが、ふぞろいな合格答案など合格者が多く書いていたキーワードなどを参考にしていくと概ね外れないと思います。

みんなが抜き出せるキーワードではあるので、それだけでは合格圏内に入るのは難しいですが、大抵の人は1つや2つ、ポカミスをするということがありますので、100%の精度でみんなが抜き出せるキーワードを見つけて、回答に反映し続ければ合格圏が見えてくると考えました。とはいえ100%抜き出すためには、設問に書かれている要求解釈をちゃんと理解し続けることが求められます。また、要求解釈だけでなく関連知識や使うべきフレームワークなども欲を言えばまとめておきたいので、それらも踏まえると獲得しなおすのには結構な労力がかかります。ですから優先的に維持する能力は、「要求解釈の力」(つまり設問分析力)でした。そこで上記のような練習法になったわけです。

そしてその次に優先したいと思ったのは必要な「キーワードを抜く力」(注意力)でした。与件本文へのメモの仕方はマーカーの使い方や記号・略称の使い方など人それぞれだと思います。私の場合はそれらをちゃんと覚えきる自信がなかったので、何度か試しながら定着させる必要がありました。なので、ルールを思い出せる程度の頻度で与件を読むこともやっていました。

結果的に1度目の2次試験受験をした2017年は事例ⅠからⅢでしっかり点数を稼げた(事例Ⅳの0と6を読み違えていなかったら…)ことを考えると、作戦としてはまぁまぁよかったのではないかなと思っているところです。

事例Ⅳはどうするか?

財務会計が残っている人は1次試験対策として頻度高く計算問題に触れている方もいらっしゃるかと思いますが、財務会計は早々にクリアしてしまった人や7科目フル受験をするので財務会計ばかりやってられない、という方もいらっしゃると思います。そういう方でもある程度頻度高く計算問題はやっておかれた方がいいように思います。難問対策というより、簡単で誰でもできる問題をしっかりきっちりできるようになることの方が優先順位は高いです。難問はみんな解けないので差がつかないのですが、誰でもできる問題で失点すると大きな差につながるリスクがあるためです。市販されている事例Ⅳの計算問題集や、予備校さんや勉強会がやっている事例Ⅳのみのオプション講義やゼミなどを利用するのもいいと思います。あと、地味ですが1次試験の財務会計には電卓持ち込み不可でありながら、2次試験の事例Ⅳは電卓持ち込み前提の計算問題が出されますので、電卓を3ヶ月間ほったらかしにしておくと、電卓を触る手がぎこちなくなります(笑)。ご注意ください。

おまけ 2次試験しか残っていないときにやったこと

今回の趣旨とは少し違うので、あくまでおまけ的な位置付けで書こうと思います。2次試験しか残っていなかった2018年の今頃は、点数が入りそうな知識ベースのキーワードをどう紐付けるか、またそれをどう余分な言葉を含まない回答に仕上げていくか、ということを考えていました。日本語としてわかりやすいという体裁を保ちつつ、点数を入れてほしいなー、という要素がもりもりに詰まった回答が書けている人の答案を借りてきて、書き方を真似たりするというような、筋肉質な日本語力を高めるということをやっていました。これが勉強会のいいところですが、ふぞろいな合格答案などに記載されているものでも十分応用できると思います。こういう順序で書くと良い、とか、こういう要素を入れるともっと良いという内容を確認していくというのは、この時期しかできないことだったと思っています。

まとめ

事例ⅠからⅢについては、身につけた能力を落とさない、特に設問を解釈する力を中心に私自身取り組んできました。また事例Ⅳは今思えばもっと優しめの計算量を増やしておくとよかったな、と後悔も残りますが、結局2017年度は0と6の書き間違いで落ちたようなものなので、問題はそこじゃなかった、ということになります(笑)。

皆さんも1次試験まで、泣いても笑ってもあと3ヶ月!その間全く2次試験から離れてしまうのはもったいないですから、ご自身の時間の許す限り、能力維持を図るための訓練を積んでいくと良いと思います。

あくまでも目標は2019年度に2次試験・口述試験も含めた完全合格という方ばかりでしょうから、そのために残りの時間をどう使うかを考えてみてください!応援しています。

以上、ちこまる(仮)でした!

 

ちなみにブログ村のアイコンの解像度を上げました。見たくなったあなた、こちらからどうぞ⇩(笑)


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はじめに

みなさん、こんにちは。10代目のぐっちです。過去の記事はこちら、合格体験記はこちら

 

遂に、平成最後の私のブログの番がやって参りました。感慨深いものは・・・まだ2ヶ月しか経っていないので特にありませんが、4月の春セミナー3本立て(東京週末、大阪、東京平日)が終わり、ほっと一息、という気持ちではあります。平日勤務の方は、明日から10連休という方も多いと思いますが、学習の追い込みや各教科の仕上げとして、G.W.をうまく活用していただければと思います。ちなみに私は、2年前の今頃はTACの速修コースに通っており、G.W.は約1週間で法務と中小を終わらせるという詰め込み講義で、若干気が狂いそうだった記憶があります。同様に大変な方も多いと思いますが、体調には気を付けて、取り組んでいただければと思います。

また、本日より一次試験の試験案内配布・申込受付が開始となっていますので、忘れずに手続きをしましょう。試験案内の入手方法は、郵送による請求か、各地区の指定窓口での配布、となります。中小企業診断協会でも窓口配布しておりますので、お時間がある方は、足を運んでみるのも一興かもしれません。詳細は中小企業診断協会のサイトでご確認ください。

 

本日の記事の内容について

さて、本日の記事の内容ですが、タイトルにもある通り、東京春セミナーにて私が講演させていただいた内容を集約したものとなります。是非、春セミナーに来れなかった方にもお伝えできればと思い、ブログの記事として取り上げさせていただきました。春セミナーに来ていただいた方は、復習的な記事としてお読みいただければと思います。なお、以下のリンクに資料(PDF)がありますので、こちらと合わせてご覧いただければと思います。

春セミナーの資料(抜粋)

 

二次試験対策を始める時期

一次試験後からでも間に合うが、今年の合格を目指すのであれば、今の時期に開始するのがお勧め

道場10代目メンバーの内、二次試験を1回だけ受けたメンバーは8名います。その内の半分は、二次試験の対策を一次試験後の8月から始めていますが、残りの半分は4月~6月に対策を開始しています(本格的な二次試験の情報収集、教材集め等)。一次試験終了後から二次試験までは2ヶ月半程度しかなく、短期間で対策が必要となりますので、正しい方向性でスタートダッシュが切れるよう、準備をしておくことが望ましいと考えらえます。

 

二次試験対策としてこの時期に取り組みたいこと

二次試験の正しい対策に向けた情報収集

二次試験対策の全体像について、大きく分けて、①二次試験の概要理解②二次試験の正しい対策に向けた情報収集③二次試験に必要な知識等の習得④二次試験の解答方法の習得⑤二次試験の演習、と分類しました。この内、①は当然理解しておくとして、②に関しても早めのこの時期に是非知っておいてほしいと思っています。逆に③~⑤は、ストレート生のように一次試験に注力が必要な方は、そこまで手が回らないと思いますので、一次試験終了後で問題ないと思います。

 

某Gさんの教訓

能動的な情報収集に基づいた、自分にとって納得感のある、正しい試験対策を講じる

過去問について、実際の合格答案の解答内容を参考にする

道場ブログを読んでいただいている方は、既に能動的に情報収集をされている方ですので、あまり心配ないかと思いますが、特に二次試験の対策については、色々と情報を集めた上で、自分にとって納得感のある試験対策を行うことが重要と考えられます。少し厳しい言い方になってしまいますが、単に予備校のカリキュラムをこなせば合格できるほど甘いものではありません(もちろん、それで受かる方もいます)。

また、特に予備校に通っている方は、教材として配布もされると思うので、過去問の解答として、予備校の解答を目にする機会が多いと思います。しかしながら、予備校の解答は十分に練られた内容であり、おおよそ受験生が初見で80分で書ける内容ではありませんということを知っていることが重要です)。ですので、実際の合格答案の解答を参考にすることをお勧めいたします。

 

得点開示結果と学習時間割合からの考察

全体的に安定して6割確保を目指す

事例Ⅳは重点的に対策

点数自体は結果論ですが(そもそも試験が終わった瞬間は絶望感MAXでした)、事例Ⅰ~Ⅲは平均的に得点を獲得することができ、前年と比較してバランスよく点数upすることができました。ポイントとしては、無理に高得点を狙うのではなく、全体的に安定して6割以上を確保すること目指して取り組んだことが、実を結んだのかなと思っています。

また、事例Ⅳは対策した分だけ点数に繋がりやすいので、重点的に対策することをお勧めします。人によって異なると思いますが、私の場合は、各事例対策の倍程度の時間を事例Ⅳ対策に費やしました。

 

正しい試験対策に向けた指針①

みんなが書ける解答を書けるようになる

もの凄く当たり前のことを書いていますが、これがなかなか難しいです。与件文に書かれていることが全てであり、勝手な想像や思い込みは排除する必要があります。設問の題意は何か、制約条件はないか、ということを十二分に意識して、忠実かつ簡潔に解答を作成する必要があります。また、アイデア勝負ではありませんので、特に自分の仕事に関連する業界が出てきた時は注意が必要です(神アイデアが降臨して、そのまま召される可能性があります)。

また、高得点獲得を狙うよりも6割確保を優先すべきと考えます。そもそも満点が取れるような試験ではありませんので、正解を想定して狙いに行くような解答方法は危険です。無理せずリスク分散を図り、得点を安定させる方が良策です。特に事例Ⅳにおいては、誰もが解ける問題でケアレスミスをして失点すると致命傷になりますので、難問を諦めてでも検算や見直しに時間を割く方が良いと思います。

 

正しい試験対策に向けた指針②

初見で80分で解けるスキルを身に着ける

二次試験の過去問は、時間をかけて解いたり、何度も同じ問題を解けば、実際のところそれなりの解答は書けると思います。しかしながら、初めて見る問題について、80分という限られた時間の中で(しかも極度の緊張感の中で)、解かなければならないことが、二次試験の難しさとも言えます。

ということで、実際に解いたことがある方はわかると思いますが、基本的に時間は足りなくなるので、各設問についてはじっくり考えている時間はありません。そのため、少しでも早く解答に辿り着くために、頻出論点についてパターン化を図ったり、知識の引き出しを増やしたり、フレームワークを活用することが重要となります。

また、事例の解き方について、自分なりの解法を確立させ、実際に試しながら体で覚え、PDCAを回して改善していくことが大切です。そのために、先ほどもあった通り、合格者の解答を参考に過去問の学習を行い、特に復習に力を入れることをお勧めします。

 

二次試験対策の学習方法と使用教材

基本は過去問の演習~ふぞろいの利用者が圧倒的多数

事例Ⅳは、過去問以外にも対策しているメンバーが大半

二次試験の学習方法ですが、予備校経験者は予備校教材も使っていますが、基本は過去問の演習となります。ふぞろいを活用しながら、しっかりと復習することが重要です。なお、過去問は、あまり過去に遡りすぎると試験の傾向も変わってしまうので、ご注意ください。

また、事例Ⅳについては、過去問以外にも何かしら対策をしていたメンバーが多かったです。ご自身にあった教材を選択し、ある程度の演習問題はこなした方が良いと思います。

 

二次試験に専念されている方や、ある程度科目合格済みの方以外は、正直、今は一次試験対策で手一杯だと思います。ですが、中小企業診断士試験の最終関門は二次試験ですので、是非、一次試験終了後のスタートダッシュに向け、本内容をご参考にしていただければと思います。

 

以上、ぐっちでした!

 

 

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どーも、こんにちは。いよっちです。

自己紹介はこちら。そんでもって、前回までの記事はこちら

 

「道場の執筆順ってどうやって決めてるんだろう?」

そんなことを考えてくれる道場フリークはいないと思いますが、聞かれてないけども勝手にお答えしますと・・・

 

適当!(声を大にして言うなよ・・)

 

それは今年1月に行われた9代目主催のキックオフ(”道場開き”)のこと。

初めて10代目で顔を合わせ、ぎこちなさが残るなか打ち合せがスタート。

それぞれが、自分の近くにあった椅子に座る。

かわともがブログリーダーに名乗りを上げる。

そして、誰かが一言。

かわともから時計回りでいいよね」

ブログの執筆順が決まった運命の瞬間でした(盛りすぎ)

 

運命から背くように、記念すべき初回の記事でいきなりかもよと順番を代わってもらったり、先日はドS感丸出しのksknの緊急告知に出番を奪われたり、と度々順番が変わっていますが、「あぁ、またいよっちがやらかしたな」と思って頂ければ近からず、遠からずです。

、、、はい。
以上、診断士試験には一切役に立たない情報をお伝えしました。


さて、本日の記事です。

 

前回の記事(【経営法務】やる気が出ないあなたへ)では、こんなことを書いていました。

「中小は9割越えの大得意科目だったので、次回記事にしますね」

「次回は「知識と実務のリンク」を意識した中小の勉強法について書きたいと思います。」

 

あぁ、穴があったら入りたい、、

楽しみにして下さった方(特にコメントまで頂いていたkazuさん)には本当に申し訳ないのですが、急遽書きたいネタが飛び込んできたのです。

 

今年度の「試験委員」が公表されました
(診断協会ウェブサイトはこちら)。

 

いざ内容を確認しようとしてもなんとも分かりにくい、、、

上のリンクに飛んで下にスクロールすると「試験委員名簿(PDF)(平成31年4月22日)」とさりげなく日時が書いてありますよね。これをクリックするとようやく試験委員の名簿に辿り着けます。

 

、、、なんとも分かりにくいです。

 

さて、ようやく名簿を見れたとしても、やはり今年の名簿も、一体どの試験委員が新たに加わり、代わりに誰が外れたのか、全然わかりませんよね。

 

前々回の記事((ゆるわだ)診断士試験は誰が作るのか?)では試験委員に注目して記事を書きましたが、今回もはその続編として新たに追加された試験委員についてまとめてみます。

 

前回同様、試験委員の所属・専門分野などをリスト化してみました。

 

↓↓ダウンロードはこちら↓↓
H31年試験委員一覧

 

H31年度で退任された試験委員(敬称略)

  • 東 伸一 青山学院大学経営学部教授(マーケティング)
  • 稲田周平 慶応義塾大学教授(経営工学)
  • 木村 剛 産業能率大学経営学部教授(マーケティング)
  • 佐々木 宏 立教大学経営学部経営学科(経営情報論)
  • 塩次喜代明 福岡女子大学教授(?)(経営管理)
  • 辻 拓一郎 弁護士(経営法務)
  • 松嶋 登 神戸大学大学院(組織論)
  • 和田 泰明 社会保険労務士(労務)

 

H31年で新たに追加された試験委員(敬称略)

  • 阿世賀陽一 社会保険労務士(労務)
  • 伊呂原 隆 上智大学理工学部教授(生産管理)
  • 江夏幾多郎 名古屋大学大学院准教授(人的資源管理)
  • 加藤俊彦 一橋大学大学院教授(経営戦略論・経営組織論)
  • 澁谷 覚 学習院大学教授(マーケティング)
  • 堀内 正博 青山学院大学(経営情報論)
  • 渡邉 和之 弁護士(経営法務)

 

もう少しポイントを掘り下げてみてみたいと思います。

注目ポイント①大幅な変更

H29年からH30年の試験委員は、退任4名・新任4名の変更でした。一方、今年度は退任8名・新任7名と昨年よりも大幅に試験委員が変わっています

 

注目ポイント②士業のうち2/3が変更

前々回記事でも予想したように経営法務を担当していると思われる辻弁護士や、労務に関する作問に携わっていたと予想される和田社労士が退任されています。労務・法務の問題に影響があるかも??

 

注目ポイント③民間での経験を持つ試験委員の追加

澁谷教授はもともと民間企業での勤務経験があったり、加藤教授は民間企業での社外取締役に就いていたり、江夏准教授はかの有名な大前研一氏が立ち上げたコンサルティング会社での顧問に就いていたり、と民間での経験を持つ試験委員が増えた印象です。

 

※要注意※

前々回記事でもお伝えしましたが、ストレートでの合格を目指している受験生の方は、あくまでも「試験委員が変わったんだ。ふーん、そんなもんか」程度で見てもらえれば充分です。ただでさえ時間がないのに、「試験委員の著書を読んでみよう」なんて思ってしまうとドツボにはまるのでご注意ください

 

ただし、2次対策に専念されている読者の方にとっては、2次対策と並行して(息抜きも兼ねて)自分が苦手と思う2次科目との関連の強い試験委員の著書を読んでみるのは大いにアリだと思います。

そこで、今回新たに加わった試験委員の中で読みやすそうな著書をピックアップしてみようと思います。

 

①事例Ⅰが苦手な人向け

江夏准教授:

人事評価の「曖昧」と「納得」

人事管理 — 人と企業,ともに活きるために

加藤教授:

競争戦略 

 

②事例Ⅱが苦手な人向け

澁谷教授:

はじめてのマーケティング

1からのデジタル・マーケティング

そのクチコミは効くのか

 

③事例Ⅲが苦手な人向け

今年加わった伊呂原教授の著書は2000年頃に書かれた少し昔のものばかりだったので、昨年度に試験委員に加わった木内教授の著書を挙げておきます。

木内教授:

生産現場構築のための生産管理と品質管理-中小企業の生産現場を記号とデータで考える

 

今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。

次回こそは中小の勉強法について書こうと思いますのでお楽しみに!(いや、ご容赦を・・・)

以上、いよっちでした!

 

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道場初(!?) 二次対策勉強会、開催決定!!
大阪のみで試験的にチャレンジしてみます!

4月27日 正午より申込みスタート!

5月11日(土)@大阪写真会館
受付開始:9:00 勉強会開始:9:30 懇親会:18:00

詳細はコチラ!!

 


 

みなさんこんにちは!ちこまる(仮)です!合格体験記はこちら

今回のブログは6回目です!(また登場順序が変になったことは…10代目ができる人たちの集団でいつも助けられています。。。)過去記事はこちら。

今日の記事はおよそ4200文字。9分程度お時間ください♪

ようやく先日20日に実務従事が終わりました!!指導教官が予備校時代にお世話になっていた先生だったので、コミュニケーションもよく取らせていただいて大変充実してました。クライアントさんの「実現可能性」に徹底的にこだわって、「誰が、いつ、どうやって」やるのかを具体的に詰めきった内容にできました。

当日プレゼンテーションの一部も担当したんですが、クライアントさんの表情が曇ったり、急いでメモを取られていたりと反応を確かめつつ、どうかな〜?とドキドキしていたのですが、プレゼン終了後すぐ「この施策早速導入します!いや〜これだけうちのこと調べてくれて、期待以上でした!!」という言葉もいただきました!

これまで事例という文字ベースの企業と向き合うトレーニングが中心でしたが、生きてる会社さんとのやりとりは楽しい!そんな感想でした。

さて、いよいよ今週末から10連休ですね〜!先日の東京平日夜セミナーの相談会でも何人かの方から勉強会のことや連休の過ごし方について聞かれましたので、今日はそんなことをテーマにお伝えしていきたいと思います。

勉強会ってどんな感じ?

これはあくまでも私が参加していた勉強会の経験が元になっていますので、他の勉強会についてはご自身で確認していただきたいのですが、私が重視したのは「プロセス改善」です。

二次試験は解答が公表されない試験であるため、結局何が正解だったかはよくわからないという状態ですが、「ふぞろいな合格答案」などに代表される合格者の再現答案にはある程度の共通点は見えます。国家資格である以上は納得性の高い採点の仕方があると思いますし、いいアイディアを出した人が受かるということではなく、与えられた条件から妥当性の高い解答を導き出した人が受かる試験だと思います。

これまでの投稿でもいかに安定して、妥当な解答を作るのかが鍵です、ということもお伝えしてきました。妥当な、というのは、誰が読んでもまぁ納得できる、ということです。誰が読んでも納得できるかどうかは、自分以外の誰かに読んでもらうのが一番。ということで、勉強会の使い方の一つ目は、自分の回答が妥当かどうかを確認することです。

与件本文のどこにも根拠がなかったり、聞かれたことに答えていなかったり、制約条件を無視してしまったり、という思い込みバイアスは第三者に読んでもらうとあっさりわかったりするものです。

ついでに、パソコンが仕事の中心になってからめっきり手書き文字を書かなくなった、という方も多く、漢字の間違いとか、カタカナの間違い(!)というのも散見されます。マンションをマシションと書いてみたり、ソフトをフソトと書いてみたり、いろいろです笑。それくらい追い詰められているんです。

勉強仲間に日本語美人さん(端的で要点が伝わる日本語が書ける人)やキン肉マン(加点要素に含まれそうな言葉をモリモリにするけど日本語として読める文を書く人)がいたら、ぜひ自分の答案をバシバシ叩いてもらってください。多分上手な人に圧縮してもらったら、10文字くらいは余分を生み出せるかもしれません。10文字あればもう1加点くらい狙いに行きたいところですね。

他にも、高得点者の答案を見てプロセスを追体験させてもらい、自分も同じようにトレースしてどのプロセスに穴があったかを確認するということもできます。加点対象であるだろう妥当性の高い言葉が入っている人と、入っていない人がいた場合、そのプロセスの違いは何なのかということを確認されるとご自身のプロセス修正の参考になると思います。

ちこまる(仮)が参加した勉強会の具体的なナカミを公開

勉強会には宿題が出されるところもあります。例えば平成30年の事例ⅠとⅡを解いて、解答用紙をディスカッションのテーブル人数分コピーして参加する、など。

ちなみにディスカッションのテーブルはだいたい1テーブルあたり4人程度がいいと思います。欲を言えば同じくらいの成績の人だといいですね。これはあまりにも差がついてしまうと会話が噛み合わないということが起こるのを防ぐためです。

事例ⅠからⅢの場合は、最初に全体把握として、与件本文の量が多いのか少ないのか、設問の数はどうか、(大問一つにつき小問がぶらさがる場合は連鎖的に間違うリスクがある、とか)、書かされる日本語の量が多いのか少ないのか、とかを確認します。図表がある場合はそれも確認します。

次に設問分析として各設問で何が聞かれているのか?を確認します。また、書いてはいけないことがないか、どういった書き出しで始めるか(フレーム)、要素としていくつくらいありそうか、想定される本文の内容があるか、関連する知識は何か、難易度はどうなのか?などを確認します。

平成30年事例Ⅱ

第2問(配点25点)

B社は今後、新規宿泊顧客を増加させたいと考えている。そこで、B社のホームページや旅行サイトにB社の建物の外観や館内設備に関する情報を掲載したが、反応がいまひとつであった。B社はどのような自社情報を新たに掲載することによって、閲覧者の好意的な反応を獲得できるか。今後のメインターゲット層を明確にして、100字以内で述べよ。

例えばここでは、こんな整理をします。

聞かれていること:自社情報と今後のメインターゲット

提案する目的:新規顧客獲得

与件本文に書かれていると思うこと:ターゲットのニーズ、自社ですでに掲載している情報、まだ載せていないと思われる情報、B社の強み、など

書いてはいけないこと:既存のホームページなどに掲載している情報、既存顧客に対するアプローチ

難易度:メインターゲットを間違えなければ書くことは可能そう。時間をかけすぎない。

他にも関連しそうな知識があれば確認します。

これをまず第1問から最終問題まで通して確認していきます。

最後まで終わったら、次は与件本文でどんなマーカーを引いたり、メモを取ったり、回答に使えそうなキーワードは何だと判断し、それはなぜなのかを確認します。ここでマーカーを引きすぎて情報過多になっていたり、逆に印をつけずに要素が漏れてしまっていないかを確認します。このプロセスが最も人による差が大きいところで、ここで拾ったキーワードの精度が得点を左右するといってもいいと思います。

最後まで終わったら、段落番号を振り、どの段落を大問や小問のどこに当てはめたのかを確認します。当てはめた人が少ない段落は、なぜここを対象としたのかを聞いていきます。数少ないヒントを元に妥当性の高い紐づけをする人もいれば、勘違いや思い込みでつけてしまったという場合もあります。

最後に各自の回答を人数分並べてみて、加点対象になりそうなキーワードあや解答構成をしている人の話を聞いたりして、次に同じような問題が出たらきちんと解けるようになるためには何が必要か、といったことを話し合います。

これをだいたい1つの事例につき1時間から2時間くらいかけ、プロセスの磨き込みを行います。これにより、同じ過ちを繰り返さず、精度の高い回答を作るためのプロセスを話し合いながら見つけることができるのです。

私が参加していたのは、土曜日の予備校の講義後に行っていましたので、だいたい事例2問で4時間程度のディスカッションでした。それでも終わった頃にはヘロヘロだったんです…。

勉強会参加において大事なこと

それはグループへの貢献意欲だと思っています。もちろん試験ですから、合格する人がいれば不合格の人もいるのですが、自分だけ受かればいい、という人は勉強会には向いていないと思います…。ノウハウを共有せず人のいいところだけを盗もうとしても、結局自分のプロセスを変え切ることは難しいのかなという印象があります。成績が安定して高い方がそうでない方に技術やノウハウを教えてあげるのはもちろん、点数が不安定な方はそのノウハウをきちんと生かしてグループ全体の成績を上げていくということに貢献してください。言語化するプロセスに立ち会っているようなものですから、積極的に意見交換をして皆さんの学びを深めていただきたいと思います。せっかくの機会ですからね。

試験は水ものですが、勉強会から合格可能性の高い人が一人や二人出たところで、あなたの合否には大きな影響はありません。独学の受験生は、この第3者的な視点で自分の解答を読んでもらう機会が少ないため、読んでくれる人がいるという時点で少しアドバンテージがあります。自分の工夫を自分だけのものにせず、全体にシェアする動きをとっていただくとみんなにもメリットが高まります。

おまけ。大型連休の過ごし方

先日の平日夜セミナーでも質問いただいたのですが、連休中は何やったらいいですかね?というのを時々聞かれます。

一つ、おすすめなのは、模試のように1日の流れを時間も合わせて体感するということ、これは休みの日じゃないとできない勉強スタイルですね。

もう一つは自分の集中力の限界に挑戦してください。例えば、1日中図書館や予備校の自習室などにこもりきりで、朝9時から夜6時くらいまで、事例1から3を徹底的にやり、復習します。さらに夕方6時から、9時ごろまでは、事例Ⅳの過去問や演習問題を2第程度解いてみてください。人間の集中力は完全に切れると何をやらかすかわからないものです。私も1回目の2次試験では0と6を書き間違えたりというような、日頃の集中力では考えられないとんでもないことをやらかしたりします。

一度自分を追い込んでみると、どんなミスをするのかがよくわかると思います。当日は想定しなかった事態が発生するということもありますから、ますますどんな間違いを起こすかわからないわけです。ある程度集中力が切れたところで事例Ⅳをやってみて、やらかしやすい間違いを探しておくというのもいいですね。

ちなみに去年と一昨年のGWは勉強会漬けでした。一日2事例解いて、宿題の2本と合わせて4本のディスカッションをした上で、残った時間でひたすら事例4をやり、最後まで残るとテンションがおかしくなる、という経験もしました(笑)

なかなか平日は疲れを残さないようにしよいうという遠慮も働きやすいと思いますので、このお休みで追い込み経験をしてみてください。思わぬご自分に出会えるかも(笑)

それではまた、次回!今日もありがとうございました!

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✿:❀道場 春セミナーレポート✿:❀

東京セミナー(平日夜版) 申し込み終了
4月18日(木) @港区勤労福祉会館
受付開始:18:30 セミナー開始:19:00 懇親会:21:15頃

東京セミナー レポートはこちらから
4月6日(土) @港区勤労福祉会館

大阪セミナー レポートはこちらから
4月14日(日)@生涯学習センター梅田

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みなさん、おはようございます。なおさんです。

「なおさんの解法実況&事例研究」もいよいよ最終回、事例Ⅳでございます。本日も「80分間の過ごし方」に従って、私がどのように平成30年度の2次試験を解答したかを実況解説形式で書きたいと思います。

「なおさんの解法実況&事例研究:平成30年度事例Ⅲ」はこちら
「なおさんの解法実況&事例研究:平成30年度事例Ⅱ」はこちら
「なおさんの解法実況&事例研究:平成30年度事例Ⅰ」はこちら
「80分間の過ごし方」はこちら
「バックキャスティング思考法」はこちら

冒頭にお伝えしておきたいのですが、私自身、事例Ⅳの解答プロセスは、他の事例Ⅰ~Ⅲと少し異なります。どこが違うかといいますと、

  • 設問要求の確認は、設問ジャンル(NPVかCFかCVPか)を確認するだけでシンプルに済ませる。
  • 鉄板の経営分析は最初にやる。
  • 最後の文章題はできそうなら2番目にやる。
  • 他は難易度によって解答する順番を変更する。(大抵NPVは最後に回す)

になります。

平成30年度の事例Ⅳは傾向が変わって文章問題が増えましたが、基本的に事例Ⅳは計算させる問題が大半です。問題によって計算量、つまり必要な時間が異なりますので、「NPVに時間がかかりすぎて、最後の簡単な文章問題が書けなかった」というもったいないことにならないように、時間がかかり、かつ多くの受験生が部分回答しかできないような難問は後に回した方が良いと考えるからです。要するに「取れる問題は早い時間帯に解いて確実に得点する」「難問は最後に回し、仮に時間切れで半分しか解けなかったとしても他の受験生と大差ない」ということですね。

また、本記事の事例Ⅳ実況解説では読みやすさを考えて構成を事例Ⅰ~Ⅲまでとは少し変更しています。また、再現答案を掲載していないものもあります。これは私の誤解答が皆さんに変な誤解を与えないようにという点と読みやすさに配慮したからです。結果として、記事構成は各設問ごとに「設問→設問要求の確認→解答要素の確認→再現答案→振り返り」の順で記載しています。

さて、私の平成30年度事例Ⅳの得点開示結果は「53点」でした。ですので、私の解答よりあと3カ所くらい正解できると合格レベルになる、と到達点の目安にしていただければ幸いです。

本記事は、「80分間の過ごし方」を先に読んでいただけると効果的です。
また、平成30年度の試験問題を一度ご自身で解いた後に記事を読んでいただくとより効果的と思われます。

それでは「なおさんの解法実況&事例研究:平成30年度事例Ⅳ」いってみましょう。(^^)/


1.試験開始~3分:諸手続き<作業>

「80分間の過ごし方」の手順に従って、受験番号記入、メモ用紙作成(表紙を二つに破る)を行います。事例Ⅳでは与件文が短い(平成30年度は1ページで6段落)ので、段落への番号振りは行いません。

2.試験開始後3分~4分頃:与件文の冒頭確認<作業>

次に与件文の冒頭を確認して事例企業の概要を把握します。「D社は従業員55名、年商15億円の倉庫・輸送および不動産関連のサービス業。」くらいが把握できれば十分です。

D 社は資本金5,000 万円、従業員55 名、売上高約15 億円の倉庫・輸送および不動産関連のサービス業を営んでおり、ハウスメーカーおよび不動産流通会社、ならびに不動産管理会社およびマンスリーマンション運営会社のサポートを事業内容としている。同社は、顧客企業から受けた要望に応えるための現場における工夫をブラッシュアップし、全社的に共有して一つ一つ事業化を図ってきた。

 

3.試験開始後4分~8分頃:設問タイプを確認して解答順を決定する<作業>

■第1問(配点24点)

(設問1)
D 社と同業他社の財務諸表を用いて経営分析を行い、同業他社と比較してD 社が優れていると考えられる財務指標を1つ、D 社の課題を示すと考えられる財務指標を2つ取り上げ、それぞれについて、名称を(a)欄に、その値を(b)欄に記入せよ。なお、優れていると考えられる指標を①の欄に、課題を示すと考えられる指標を②、③の欄に記入し、(b)欄の値については、小数点第3位を四捨五入し、単位をカッコ内に明記すること。
(設問2)
D 社の財政状態および経営成績について、同業他社と比較してD 社が優れている点とD 社の課題を50 字以内で述べよ。

鉄板の経営分析です。「優れている指標一つ、課題となる指標二つを選択して計算し、その説明を50字以内で説明する」というスタイルも例年通りでした。ここは確実に得点したいですし配点も24点と高いので、最初に回答することにします。

■第2問(配点31点)

(設問1)
今年度の財務諸表をもとに①加重平均資本コスト(WACC)と、②吸収合併により増加した資産に対して要求されるキャッシュフロー(単位:百万円)を求め、その値を(a)欄に、計算過程を(b)欄に記入せよ。
(設問2)
吸収合併により増加したキャッシュフロー(単位:百万円)を求め、その値を(a)欄に、計算過程を(b)欄に記入せよ。
また、吸収合併によるインテリアのトータルサポート事業のサービス拡充が企業価値の向上につながったかについて、(設問1)で求めた値も用いて理由を示して(c)欄に70字以内で述べよ。
(設問3)
(設問2)で求めたキャッシュフローが将来にわたって一定率で成長するものとする。その場合、キャッシュフローの現在価値合計が吸収合併により増加した資産の金額に一致するのは、キャッシュフローが毎年度何パーセント成長するときか。キャッシュフローの成長率を(a)欄に、計算過程を(b)欄に記入せよ。

合併により増加した資産に対する要求キャッシュフローと、実際の営業成績から見たキャッシュフローを計算させその評価を記述させる問題です。
設問1-①が正解しないと設問1-②が正解できない、設問1-②と設問2-(a)が正解しないと設問2-(c)および設問3が正解できない、という多重構造になっていますので、いわゆる「難問」だと思います。計算過程を書かせるのは、部分点を与えるための「救済策」だと思われます。

第3問(配点30点)

(設問1)
来年度は外注費が7%上昇すると予測される。また、営業所の開設により売上高が550百万円、固定費が34百万円増加すると予測される。その他の事項に関しては、今年度と同様であるとする。
予測される以下の数値を求め、その値を(a)欄に、計算過程を(b)欄に記入せよ。
① 変動費率(小数点第3位を四捨五入すること)
② 営業利益(百万円未満を四捨五入すること)
(設問2)
D 社が新たに営業拠点を開設する際の固定資産への投資規模と費用構造の特徴について、60字以内で説明せよ。
(設問3)
(設問2)の特徴を有する営業拠点の開設がD社の成長性に及ぼす当面の影響、および営業拠点のさらなる開設と成長性の将来的な見通しについて、60字以内で説明せよ。

設問1は、来年度予測からの変動費率および営業利益を計算させる問題です。設問2は、営業所の開設に対する費用構造を説明させる問題です。
設問3は、営業拠点の開設が成長性に及ぼす当面、および将来的な見通しについての記述です。設問3は難しそうですが、あまりこだわりすぎずに設問2までが解ければ良い、と考えます。第2問よりは少し易しいかな、と思います。

第4問(配点15点)

第4問(配点15点)
D 社が受注したサポート業務にあたる際に業務委託を行うことについて、同社の事業展開や業績に悪影響を及ぼす可能性があるのはどのような場合か。また、それを防ぐにはどのような方策が考えられるか。70 字以内で説明せよ。

他社への業務委託を行う際のリスクと対策について問われています。一般的な知識に加えて、与件文に関連する記述があれば解答は難しくないと思われましたので、第1問に続いて2番目に解くことにします。

4.試験開始後8分~80分:解答順に従って解答する<思考>

前のステップで決定した解答順(設問1→設問4→設問3→設問2)に従って解答を進めていきます。また、実際の解答順は皆さんの得手・不得手によって変わると思います。いずれにしても「確実に得点できそうな問題から解いていく」ことをお勧めします。本記事の解説は、第1問から順番に記載しています。

■第1問(配点24点)

(設問1)
D社と同業他社の財務諸表を用いて経営分析を行い、同業他社と比較してD社が優れていると考えられる財務指標を1つ、D社の課題を示すと考えられる財務指標を2つ取り上げ、それぞれについて、名称を(a)欄に、その値を(b)欄に記入せよ。なお、優れていると考えられる指標を①の欄に、課題を示すと考えられる指標を②、③の欄に記入し、(b)欄の値については、小数点第3位を四捨五入し、単位をカッコ内に明記すること。
(設問2)
D社の財政状態および経営成績について、同業他社と比較してD社が優れている点とD社の課題を50字以内で述べよ。

【設問要求の確認】
経営分析の問題です。設問要求は「優れている財務諸表を1つ、課題を示すと考えられる指標を2つ」です。「名称を(a)欄」、「値を(b)欄」、「優れている指標は①」、「値は小数点第3位を四捨五入」、「単位をカッコ内に明記」という制約条件も確認します。
設問2は、取り上げた財務諸表について文章で解説します。「〇〇〇(理由)のため△△△(財務諸表項目)が多く/少なく、収益性・効率性・安全性が高い/低い」というフレームを基本形とします。

【解答要素の確認】
まずは与件文に関連するキーワードがないか探します。2段落目に「新たなビジネスモデルで採算の改善を図るために」とありますので、収益性になにか課題があるかもしれません。3段落目には「大型品を一度一か所に集め、一括配送する」とありますので、何らかの物流センター(有形固定資産)を保有していることがうかがえます。また、6段落目には「同社の事業は労働集約的」であり「優秀な人材の採用および社員の教育にも注力」とありますので、販管費にも注意したいところです。

また、財務諸表を検討する際には、最初に「売上高を比較」します。D社の売上高は、同業他社の0.828倍になっていますので、同業他社の各数値に0.828を乗じた結果の数値とD社の数値の大小を比較するだけで簡単に優劣が判定できるので、解答時間を節約することができます。

  • 売上原価 :同業他社1,635×0.828=1,354>D社1,140 他社より原価率が低い
  • 売上総利益:同業他社180×0.828=149.04<D社363 他社よりかなり良い

といった具合です。

尚、選択する経営指標は、企業を多面的に評価するために基本的に、収益性から一つ、効率性から一つ、安全性から一つの3つを選択します。収益性ばかり見ても仕方ないですもんね。

設問と財務諸表を確認後の問題用紙。(クリックで拡大します)

【再現答案】

(設問1)

(a) (b)
自己資本比率 35.59( % )
売上高営業利益率 1.20( % )
有形固定資産回転率 17.08( 回 )

(設問2)
純資産が多く安全性が高いが、労働集約的な事業で販管費が高く収益性が低く、有形固定資産が多く効率性が低い。(50文字)

【振り返り】
売上高総利益率は圧倒的に高いですが、販管費も同様に高く、営業利益率では同業他社に逆転されています。これは労働集約的な事業であることと、協力個人事業主や物流業者に委託している事業構造が影響していると思います。

【改善答案】
「同業他社と比較してD社が優れている点とD社の課題を述べよ」という題意により寄り添った解答とするなら、以下のような表現の方が適切かもしれません。

(設問2)
優位点は自己資本が多く安全性が高い点。課題は販管費が多く低い収益性と有形固定資産が多く効率性が低い点。(50文字)

第2問(配点31点)

D 社は今年度の初めにF 社を吸収合併し、インテリアのトータルサポート事業のサービスを拡充した。今年度の実績から、この吸収合併の効果を評価することになった。以下の設問に答えよ。なお、利益に対する税率は30 %である。
(設問1 )
吸収合併によってD 社が取得したF 社の資産及び負債は次のとおりであった。

今年度の財務諸表をもとに①加重平均資本コスト(WACC)と、②吸収合併により増加した資産に対して要求されるキャッシュフロー(単位:百万円)を求め、その値を(a)欄に、計算過程を(b)欄に記入せよ。なお、株主資本に対する資本コストは8 %、負債に対する資本コストは1 %とする。また、(a)欄の値については小数点第3 位を四捨五入すること。

【設問要求の確認】
設問要求は、①「加重平均資本コスト」を求めよ。②「増加した資産に対して要求されるキャッシュフロー」を求めよ、です。

【解答要素の確認】
加重平均資本コストは、株主資本コスト8%と負債コスト1%が与えられていますので、D社の貸借対照表から負債324(百万円)、純資産179(百万円)を用いて算出します。
キャッシュフローの方は、企業価値の計算式を用います。「(CF)÷(資本コスト)=(企業価値)」の計算式から、「CF=(企業価値=増加した資産)×(資本コスト=WACC)」となります。

【再現答案】

(a) (b)
3.30% WACC = 1 x 324/503 x (1-0.3) + 8 x 179/503 = 3.2978
1.72百万円 CF = (190 – 138) x WACC = 52 x 0.033 = 1.716

【振り返り】
本番では、① は正解しましたが、②は「増加した資産」のところに「取得した資産と負債の差額(190 – 138) 」を持ってきてしまい間違えてしまいました。
設問文にも「吸収合併により増加した資産に対して要求されるキャッシュフロー」とありますので、取得した資産合計190(百万円)を持ってきて、
CF=取得資産:190×WACC:0.033=6.27(百万円)
とするのが正解だと思います。
※計算式は合っていましたので部分点はもらえていると思います。

第2問(設問2)

インテリアのトータルサポート事業のうち、吸収合併により拡充されたサービスの営業損益に関する現金収支と非資金費用は次のとおりであった。

企業価値の増減を示すために、吸収合併により増加したキャッシュフロー(単位:百万円)を求め、その値を(a)欄に、計算過程を(b)欄に記入せよ。(a)欄の値については小数点第3 位を四捨五入すること。また、吸収合併によるインテリアのトータルサポート事業のサービス拡充が企業価値の向上につながったかについて、(設問1 )で求めた値も用いて理由を示して(c)欄に70 字以内で述べよ。なお、運転資本の増減は考慮しない。

【設問要求の確認】
設問要求は、「吸収合併により増加したキャッシュフロー」を求め、吸収合併が企業価値の向上につながったか(設問1で計算した「吸収合併により増加した資産に対して要求されるキャッシュフロー」を上回っているか)を判断して記述せよ、です。また、「設問1で求めた値も用いて理由を示し」とありますので、「要求キャッシュフロー6.27百万円より多い/少ないから」と解答する必要があります。

【再現答案】

(設問2)
(a) 3.2 百万円
(b) CF = (400 – 395) x (1 – 0.3) – 1 x 0.3 = 3.5 – 0.3= 3.2
(c) サポート事業のサービス拡充は企業価値の向上につながった。理由は吸収合併により増加したCFが増加した資産に要求されえるCFよりも多いからである。

【振り返り】
非資金費用のタックスシールドを引いちゃってますね。非資金費用は、減価償却費同様に具体的な支出を伴わない費用項目ですので、プラスのタックスシールドが発生します。正解は以下の通りです。
CF=(400-395)×(1-0.3)+1×0.3=3.8(百万円)
=(400-395-1)×(1-0.3)+1=3.8(百万円)※式の別解

(c)は、設問1のCFもミスしてしまったので正解が出るはずもありませんが、要求CFが6.27で実際のCFが3.8ですので、企業価値の向上につながっていません。だから、設問3(じゃぁどれだけ成長したらペイするの?)に繋がるというストーリーになっています。このストーリーが読めれば部分点狙いは可能でしたね。
(本番では、あれ?タックスシールドは足して3.8になるんじゃないのかな?と思って再確認をしている途中で時間となりました。残念。orz)

【改善答案】

(a) 3.8 百万円 (b)CF=(400-395)×(1-0.3)+1×0.3=3.8(百万円)
(c) 企業価値向上につながっていない。理由は吸収合併により増加したCF3.8百万円が、増加資産に要求されえるCF6.27百万円より小さいからである。

第2問(設問3)

(設問2 )で求めたキャッシュフローが将来にわたって一定率で成長するものとする。その場合、キャッシュフローの現在価値合計が吸収合併により増加した資産の金額に一致するのは、キャッシュフローが毎年度何パーセント成長するときか。キャッシュフローの成長率を(a)欄に、計算過程を(b)欄に記入せよ。なお、(a)欄の成長率については小数点第3 位を四捨五入すること。

【設問要求の確認】
前述の通り、「じゃぁどれだけ成長したらペイするの?」という設問です。計算して回答できることはもちろんですが、このような設問の流れからストーリーを類推できると、解答の範囲を絞れますので、もし途中で計算ミスをしたとしても気づくのが早くなると思います。

【解答要素の確認】
企業価値の一定成長モデルから成長率を算出します。一定成長する場合の計算に使うCFは「1年後のCF(CF①)」であることに注意します。

【再現答案】

(a) △2.85 %
(b) 3.2 ÷ (WACC – g) = 52 → g = 0.033 – 3.2 ÷ 52 = -0.0285

【振り返り】
色々な数字がずれていますので、正解が出るわけありません。また、「1年後のCF」という部分も抜けています

【改善答案】

(a)1.27 %
(b)CF:3.8×(1+g)÷(WACC:0.033-g)=190
3.8+3.8g=190×(0.033-g)
193.8g=6.27-3.8=2.47 → g=0.012745 ⇒ 1.27%

第3問(配点30点)

D 社は営業拠点として、地方別に計3 カ所の支店または営業所を中核となる大都市に開設している。広域にビジネスを展開している多くの顧客企業による業務委託の要望に応えるために、D 社はこれまで営業拠点がない地方に営業所を1 カ所新たに開設する予定である。
今年度の売上原価と販売費及び一般管理費の内訳は次のとおりである。以下の設問に答えよ。

(設問1 )
来年度は外注費が7 %上昇すると予測される。また、営業所の開設により売上高が550 百万円、固定費が34 百万円増加すると予測される。その他の事項に関しては、今年度と同様であるとする。
予測される以下の数値を求め、その値を(a)欄に、計算過程を(b)欄に記入せよ。
① 変動費率(小数点第3 位を四捨五入すること)
② 営業利益(百万円未満を四捨五入すること)

【設問要求の確認】
設問1の設問要求は「①変動比率の計算」、「②営業利益の計算」です。その計算過程を踏まえて、設問2では営業所開設の際の「固定資産への投資規模」と「費用構造の特徴(良い点、悪い点)」について問われています。

【設問要求】
設問要求は「予想される来年度の①変動比率、②営業利益を求めよ」です。売上原価と販管費が固変分離されていますので、この表を元に来年度の予測を行い、数字を求めていきます。

【解答要素】
来年度の条件は、「外注費が7%上昇」、「売上高が550百万円増加」、「固定費が34百万円増加」です。このうち外注費はすべて変動費になりますので、来年度は「売り上げがどのようになろうが、外注費(変動費)が7%増加する」ことになります。他の売上高、固定費の増加は変動比率に影響を与えませんので、売り上げが今年度と同じであると仮定して(=今年度の売上高を使って)変動比率を計算します。
変動比率 =変動費(782×1.07+232+33)÷1503×100
=1101.74÷1503×100
=73.3027…
営業利益は、来年度の売上高から変動費と固定費を引いたものになりますので、
営業利益 =限界利益―固定費
=売上高(1503+550)×(1―0.7330)―固定費(438+34)
=548.151―472
=76.151

【改善答案】

(a) (b)
73.30% 変動比率=変動費(782×1.07+232+33)÷1503×100
=1101.74÷1503×100 =73.3027…
76.15 百万円 営業利益=限界利益 – 固定費
=売上高(1503+550)×(1 – 0.7330)- 固定費(438+34)
= 548.151―472 = 76.151

第3問(設問2)

D 社が新たに営業拠点を開設する際の固定資産への投資規模と費用構造の特徴について、60 字以内で説明せよ。

【設問要求】
設問要求は、「固定資産への投資規模」と「費用構造の特徴」について説明せよ、です。まず、固定資産への投資規模ですが、「営業所の開設により売上高が550 百万円、固定費が34 百万円増加すると予測される」とあります。売上増分が550百万円に対して固定費増分は34百万円とわずか6.18%ですので、「固定資産への投資規模は小さい」と言い切ってよいかと思います。
次に費用構造です。変動比率は73.3%でしたから、売上高の増分についてみると、売上高:550百万円、変動費:403.14百万円、限界利益:146.85百万円、限界利益率:26.7%、固定費:34百万円、損益分岐点:127.34百万円、損益分岐点比率:23.15%、営業利益:112.85百万円、営業利益率:20.52%、営業レバレッジ:1.30
となっています。上記から費用構造の特徴としては、「変動比率が73.3%と高い」、「固定費が34百万円と小さい」、よって「損益分岐点比率が23.15%と小さい」という特徴があると思います。

【再現答案】

営業拠点開設の際に固定資産を取得せず貸借で行っているため投資規模は小さく固定費負担も小さいため利益が出やすい構造である。(60文字)

【振り返り】
80分間では「固定資産への投資規模が小さい」ところまでしか分析できませんでした。

【改善答案】

投資規模は小さい。費用構造は、固定費率が6%と小さく、変動費率が73%と大きい構造で約20%の高い営業利益率が期待できる。(60文字)

第3問(設問3)

(設問2 )の特徴を有する営業拠点の開設がD 社の成長性に及ぼす当面の影響、および営業拠点のさらなる開設と成長性の将来的な見通しについて、60 字以内で説明せよ。

【設問要求】
設問要求は、「D社の成長性に及ぼす当面の影響」、「さらなる開設と成長性の将来的な見通し」について説明せよとあります。損益計算書より、D社の営業利益率は1.20%と低かったので、設問2で開設した営業所の営業利益率20.52%はD社の成長性(売上・利益の拡大)に好影響を与えるはずです。
「さらなる開設と成長性の将来的な見通し」については、営業所を2店目、3店目と解説していった場合にどうか、ということですので、営業所開設にかかる条件は同じとして計算してみます。
今年度:売上高:1,503、変動費:1,047、固定費:438、営業利益:18
来年度:売上高:2,053、変動費:1,505、固定費:472、営業利益:76(+58)
2店目:売上高:2,603、変動費:1,908、固定費:506、営業利益:189(+113)
3店目:売上高:3,153、変動費:2,311、固定費:540、営業利益:302(+113)
このように営業所を追加するたびに「売上高550百万円、営業利益113百万円(営業利益率20.52%)」が加算されていきますので順調に売上は拡大していきますが、「定額成長」になっていますので、「成長率」で考えると、全体の営業利益率が「増分の営業利益率20.52%」に近づくにつれて遁減していくことがわかります。

【再現答案】

あまりにも意味不明なため割愛させていただきます。_O_

【振り返り】
80分間では分析が全くできず、設問文から類推して書いていますが、まったく点数が入っていないと思われます。

【改善答案】

営業拠点の開設は当面D社の売上及び営業利益率の改善に好影響を与えるが、さらなる拠点開設に従って利益の増加率は遁減していく。(60文字)

第4問(配点15点)

D 社が受注したサポート業務にあたる際に業務委託を行うことについて、同社の事業展開や業績に悪影響を及ぼす可能性があるのはどのような場合か。また、それを防ぐにはどのような方策が考えられるか。70 字以内で説明せよ。

【設問要求】
「業務委託を行うことが、事業展開や業績に悪影響を及ぼす可能性(リスク)」と「その予防策」について説明せよ、とあります。「〇〇〇の場合にリスクがあるので、△△△を行う」というフレームになるかと思いました。

【解答要素】
5段落で、個人事業主や配送ネットワークに加盟する物流業者に業務委託を行っている様子が記述されています。段落の後半には「協力個人事業主等の確保・育成および加盟物流業者との緊密な連携とサービス水準の把握・向上がビジネスを展開するうえで重要な要素になっている」という記述がありますので、この部分が骨子になると思います。
また、6段落には「顧客企業からの要望に十分対応するために配送ネットワークの強化とともに、協力個人事業主等ならびに自社の支店・営業所の拡大が必要」とありますし、「昨今の人手不足の状況下で、優秀な人材の採用および社員の教育にも注力する方針」とあります。

【再現答案】

業務委託する個人事業主や物流業者の顧客サービスレベルが低下した場合に受注減のリスクがあるので、品質レベルの高い委託先の選択と教育が必要である。(70文字)

【振り返り】
「サービスレベルの低下」には言及できていますが、人手不足の状況下で必要な人員が確保できないというリスクに触れられていません。

【改善答案】

悪影響のリスクは①個人事業主や物流業者が十分に確保できないこと②委託先のサービス水準が低いこと。方策は、委託先の確保・育成体制の強化である。(70文字)

解答作成後のその他の問題用紙(クリックで拡大します)

 

いかがでしたでしょうか。少しだけでも2次試験の思考プロセスが臨場感をもって伝えられていたら幸いです。以上、なおさんでした。

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☆もくじ☆
1.ふぞろいって、どんな本?
2.ふぞろい関連書籍の一覧表
3.学習タイプ別の揃え方

文字数:約2000字(約3分で読めます)


こんにちは!頑張るあなたの応援団☆かわともです!
今回は、二次試験の参考書『ふぞろいな合格答案』(通称ふぞろい)について、今までありそうでなかった?書籍マップを一挙ご紹介します。

1.『ふぞろい』って、どんな本?

二次試験について情報を集めていると、必ず出会う「ふぞろい」という存在。「ふぞろいの合格答案を写経した」とか、「ふぞろいで採点した」とか・・・。
調べてみると、どうやら二次試験対策の参考書であることがわかり、書店の資格コーナーに行ってみると、「ふぞろい本」が何種類か見つかる。さて、どの本を買おうか。

ここで多くの人がぶち当たる壁が、

ふぞろい、色々種類がありすぎて分かりにくいんじゃ!!!
一体どれを買えばいいんじゃ~!!!!!(ちゃぶ台返し)

ということだと思います。
私は合格後に初めてふぞろい関連書籍の全体像を理解しました。というのも、私は今年度版の執筆チームに参加しており、プロジェクトのキックオフの時に全体像を説明してもらったからです。(受験生時代は全体像が良くわからず、不要な本まで余計に購入してしまいました)

前置きが長くなりました。。

ふぞろいを簡潔に説明します!

〇「ふぞろい」とは、『ふぞろいな合格答案』という書籍のことを指します。

〇診断士2次試験の受験者から本試験の再現答案を提供していただき、得点につながった可能性が高いキーワードを分析した、最も人気のある2次試験対策参考書の1つです。

〇その年の合格者から20名程度+受験生3名程度がチームを作り、1年に1回『ふぞろいな合格答案』を執筆しています。

〇これをベースに、複数年分の総集編として『ふぞろいな答案分析』『ふぞろいな再現答案』『ふぞろいな合格答案10年データブック』という姉妹書籍を作っています。

それでは、一体ふぞろいはどのように活用できるのでしょうか?メリットを3つにまとめてみました。

『ふぞろいな合格答案』3つのメリット

〇2次試験の自己採点ができる
予備校の模範解答は、時としてレベルが高すぎる場合がある。ふぞろいでは実際の再現答案をもとにキーワードを分析しているため、リアルな合格のレベル感に基づいたキーワードレベルでの自己採点が可能。

〇合格者が試験中に何を考えながら解いていたかがわかる
「80分間のドキュメント」では、メンバーがどの事例のどの設問で何を考えていたかをリアルに記録しており、自分の解答プロセスを作るうえで参考になる。

〇モチベーションアップに役立つ
コラムが充実しており、例えば「合格後の活躍に関すること」や「失敗談」など、息抜きとモチベーションアップに役立つ。

2.ふぞろい関連書籍の一覧表

それぞれの書籍に含まれるコンテンツを詳しく見てみましょう。
まず、基本の書籍『ふぞろいな合格答案』では、フルコンテンツが掲載されています。

『ふぞろいな合格答案』コンテンツ一覧

①本試験の再現答案のキーワード分析
②メンバー数名の80分間の過ごし方
③様々な企画やコラム
④その他お役立ち情報
⑤【付録】メンバー数名の生問題用紙

そして、姉妹書籍については以下のようになっています。

『ふぞろいな答案分析』…2年分の①をまとめたもの(※注)
『ふぞろいな再現答案』…2年分の②をまとめたもの(※注)
『ふぞろいな合格答案10年データブック』…10年分の①をまとめたもの+10年分の解答キーワードをまとめた「10年まとめ表」

(※注:過去には3年分をまとめていたことも有)

表にまとめると、こんな感じです。(クリックで拡大します)

各書籍の相関図は、以下のようになっています。(クリックで拡大します)

コンテンツと掲載年度をまとめたものはこちら。(クリックで拡大します)

3.学習タイプ別の揃え方

それでは、一体どの本を揃えればよいのでしょうか。

〇とにかくたくさん過去問を解きたい人
『ふぞろいな合格答案12』+『ふぞろいな合格答案11』+『10年データブック』
→12年分の過去問に対応(本体価格合計9,300円)

〇量より質!数年分をじっくり解きたい人
『ふぞろいな合格答案12』+『ふぞろいな合格答案11』+『ふぞろいな答案分析4』
→4年分の過去問に対応(本体価格合計7,200円)

〇とにかく時間がない!1年分だけ解きたい人
『ふぞろいな合格答案12』(本体価格2,400円)

まず、直近2年分(2017年度と2018年度の過去問掲載分)については『ふぞろいな合格答案』の11と12を単品でそろえる必要があります。これをベースとし、学習タイプ別に必要な書籍をプラスするのがおすすめです。
『ふぞろいな合格答案12』は6月下旬に全国の書店、同友館オンライン、Amazonにて販売開始予定。2次試験の参考書は1次終了後に品薄になるので、1次試験前に準備するのをおすすめします!

以上、かわともでした!


明日は平日夜セミナーが開催されますね。激務系診断士たっつーが「どうしてもやりたい!」と熱い想いで引っ張ってくれ、実現したセミナーです。明日参加される方は、お忙しい合間をぬって参加されると思います。ぜひぜひ道場メンバーに何でも相談してくださいね♪

今日も明日も、皆さまにとって良い日になりますように。

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はじめに

みなさん、こんにちは。10代目のぐっちです。過去の記事はこちら、合格体験記はこちら

 

先週末に東京春セミナーがあり、10代目として初めてのセミナーを無事終えることができました。私自身は、二次試験対策を中心に色々とお話しさせていただきましたが、多くの方々にご参加いただき、本当にありがとうございました。そして明日は、大阪春セミナーが開催されます。関西メンバーを中心に、東京に負けないぐらい熱い思いをお伝えできればと思います(お前はいないだろ、という突っ込みはおいておいて)。また、来週は平日セミナーの開催となりますので、こちらも是非よろしくお願いいたします(こっちはいますよ~)。

 

二次試験対策の教材集めについて

さて、みなさんは、二次試験対策の教材って、だいたい揃えていますか?というか、そもそも何を揃えるか考えていますか?「一次試験の対策でそれどころじゃないよ!」という方が多いと思いますが、それで問題ないと思います。実際、私も1年目の今の時期はそうでした(しくじり先生の話は聞いてない ※東京セミナーレポートをご参照ください)かわともの記事にもありますが、7月上旬を目途に揃えておけば安心かと思います。ですので、ストレート生の方は、今後教材を揃えるための参考情報として捉えていただければと思います。また、既に二次対策に取り組み中の方は、現在利用中の教材の補完候補として捉えていただければと思います。なお、一点注意となりますが、基本は独学目線で記載していますが、予備校に通っている方は、予備校のカリキュラム・教材だけをやれば問題ない、と安易に考えるのではなく、それらと組み合わせることをご検討いただければと思います。

以下、いくつかの観点に分けて、実際に私自身が当時検討した内容も交えながら、二次試験対策の教材について紹介させていただきます。

※前提として、1年目はTACに通っていたので、TACの過去問集・演習教材は持っており、2年目は独学で二次に専念しています。

 

知識の整理・定着

【使った教材】

中小企業診断士試験2次試験合格者の頭の中にあった全知識

→二次に専念ということもあり、一次の知識が抜け落ちないようにするため、また二次向けに知識を再整理するため、という目的で利用しました。ストレート生の場合、正直、本教材に費やせる時間は限られているので悩みどころですが、それ以外の方は、一次の知識を二次で問われる観点で整理した方がいいのでお勧めです。ちなみに、私は当年版を待たずに購入(2017年版)しましたが、毎年大きく変わるものではないはずなので、特に問題はなかったです。

 

要点整理ポケットブック 第1次試験1日目&2日目

→いわゆるポケテキです。二次向けではなく一次向けに購入した物ですが、念のため全知識以外の範囲から基礎的な要素が出ても対応できるように、数回流し読みをしました(2年目は二次に専念しており、一次の知識を結構忘れてしまっているため)。

 

【検討したけど使わなかった教材】

中小企業診断士2次試験合格者の頭の中にあった全ノウハウ

→いわゆる全知全ノウの、もう片方になります。書店でさっと内容を確認しましたが、テクニック的な内容が中心であり、既に知っている内容が多かったので、あまり必要性を感じなく、見送りました。

 

中小企業診断士2次試験事例IVの全知識&全ノウハウ

→こちらは、事例Ⅳに特化して、全知識と全ノウハウの内容を集約したものです。どちらかというと、事例Ⅳ対策用、という位置づけですが、題材は過去問となっています。過去問は別途取り組むので、過去問以外の演習がやりたいと考え、見送りました。

 

解法の確立

【使った教材】

AAS 中小企業診断士 2次試験 事例問題の解法 改訂版

→ここが一番悩んだ観点となります。80分という限られた時間の中で安定した得点を取るため、できるだけ機械的に型・パターンにはめながら解けるようにしたいと思い、参考になりそうな教材を色々探しました。本教材は、80分の作業を工程表に落とし込み、作業手順や各工程での思考等を整理しており、自分なりの解法を立てるのに参考になりましたAASのサイトにサンプルもありますので、興味のある方はご覧いただければ思います。

 

【検討したけど使わなかった教材】

中小企業診断士2次試験事例問題攻略マスター

→書店でさっと内容を確認しましたが、解法の整理に関する記載内容は多くなかったので、見送りました。うる覚えですが、解法に関して記載されている内容は、おおよそ自分の考えと合致しており、上記のAASの解法テキストがなかったら購入していたかもしれません。

 

中小企業診断士2次試験 世界一やさしい答案作成術

Webで色々と情報収集する中で気になっていたのですが、そもそも入手困難であり、実際の内容についても把握する術がなく、見送りました。

 

演習(過去問)

【使った教材】

ふぞろいな合格答案1110、ふぞろいな答案分析432

→過去問について、実際の合格者・不合格者の答案をベースに分析している鉄板の学習教材となります。二次試験は正解が公表されませんので、合格者の答案を参考に過去問の学習を行うことは非常に重要です。私は、ちょうど書店で入手できたということもあり、過去問8年分を準備しました。ちなみに、私の場合は全て揃えたあとに「ふぞろいな合格答案 10年データブック」が出ましたが、さすがに買いませんでした・・・。10年データブックがあれば、あとは直近の分だけ揃えれば十分ですね。

 

過去問と解答用紙

かわともと同じですが、AASHPを活用させていただきました。過去問を何年分解くかは、人によって異なりますが、あまり遡りすぎると傾向が変わってしまうので注意が必要です。私は、ふぞろいを揃えた過去8年分を実施しました。また字数や形式に慣れるために、方眼紙等を使うのではなく、解答用紙をそのまま使って演習することをお勧めします

 

演習(事例Ⅳ)

【使った教材】

TAC 中小企業診断士 集中特訓 財務・会計 計算問題集

→事例Ⅳに向けて、財務・会計は、もう一度基礎から復習し直そうと思い、計算問題集を一通り実施しました。本教材については、十分吟味したかというと、そこまでではありません。事例Ⅳの対策になる教材は他にもありますので、いくつか見比べてみて、自分にあったものを活用するのが良いと思います。

 

意思決定会計講義ノート

→いわゆるイケカコです。事例Ⅳを強みにして高得点を確保したいと思い入手したのですが、実際は少しだけ取り組んだ程度で、ほぼ使っていません(時間が不足してしまい優先度を下げました)。余裕がある方は良いかもしれませんが、正直効率が悪いので、個人的にはあまりお勧めしません

 

番外編

道場ブログ

→私は、2年目は毎日道場ブログを読んでいましたが、主な理由は、モチベーションの維持のためでした(独学だったので)。しかしながら、道場の記事には、(二次対策として)学習に活かせる有用な内容が多く、即採用させていただいた内容もいくつかあります。定期的に読むも良し、興味のある観点を検索するも良し、うまく活用していただければと思います。

 

中小企業診断士試験 一発合格

→道場9代目が執筆した電子書籍となります。今年の1月に発売であり、私自身は利用していませんが、道場のエッセンスが詰まっておりますので、かなり有用な教材と思います(ステマっぽい)特設サイトにサンプルもありますので、興味のある方はご覧いただければ思います(やっぱりステマっぽい)

 

 

ということで、上記を参考にしながら、是非、早めに二次試験対策の教材を揃えていただければと思います。まだまだ焦る必要はありませんが、のんびりしていると、あっという間に一次試験対策の追い込みで忘れがちになるかと思いますので、ご留意ください。

 

以上、ぐっちでした!

 

 

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みなさんこんにちは!ちこまる(仮)です。合格体験記はこちら

今回のブログは5回目です!(そのうち2回も順番かわってもらった…)過去記事はこちら。

今日の記事はおよそ3000文字。6分程度お時間ください♪

さて、先日は2019年春セミナーにお越し下さった方、ありがとうございます!ちこまる(仮)は2次試験に必要な3つの力と10代目の分析を担当しました。またその内容は後日ご紹介しますね!

現在実務補習の真っ只中!来週が提案企業へのプレゼンテーションで、プレゼンターの役割もやらせてもらえることになったので、資料の作成&プレゼン練習の日々を過ごしております。

私が受けているコースは土日のみで働いている会社員さんに受講しやすいものですが、平日はグループ内で決めた宿題をたんまり持ち帰るので、支援企業さんのことを考える時間も(集まっていなくても)かなりあります。ご協力いただく企業さんは、教官の先生が持ってこられるそうで、先生と何らかのご縁がある企業ではありますが、お忙しい中を胸を貸していただくわけですしこちらも全力・本気で取り組まないと失礼にもあたりますので精一杯やらせていただいているところです。

日頃働き方関係でのお話をさせていただくことは多いのですが、それ以外の分野は日常的に馴染みがある訳ではないので、とっても新鮮です♪

さて、今日のテーマは頑張るあなたの応援団★かわともが書いたH30年度 合格体験記総まとめ~1次試験編~に続き、H30年度 合格体験記総まとめ~2次試験編~をお届けします。

 H30合格体験記総論(2次試験版)

(1) 全体的に見られた特徴
・ふぞろいな合格答案を活用した人が多い

・作問者が何を問おうとしているのか?を意識した人が多い

・勉強時間と得点には1次試験に比べて相関関係が薄い

二次試験の特徴でもありますが、正解が公表されておらず、出題の意図もふんわりした言葉で語られているため、妥当性の高い回答を目指す方が多かった印象があります。誰も思いつかないような優れたアイディアより、作題者の意図に沿った回答を意識した方が多かったです。

(2) 学習時間(2次試験のみ)
ストレート合格生の平均は189時間。ただし、20〜30時間というツワモノ(そーや)もいましたが、ストレート生の一部は「今年受かると思ってなかったけど受かってた!急いで二次試験の準備しなきゃ!!」という感じで慌ててテキストなどを買いに行く方もいたと思います。したがって超短時間で受かった方はそうした事情があることもあるということをご理解ください。10代目では、かわともかもよそーやたっつーブブが該当します。

勉強時間のボリュームゾーンは150時間から300時間の間です。

2年で合格された方は2次試験を1回で合格した方と2回受験した方に分かれます。1回で合格した方はおそらく1年目に1次試験合格を見越して早期から2次試験の準備に取り掛かった方も多かったと思います。このグループの方の平均時間は321時間。10代目メンバーではksknが該当します。

一方2次試験を2回受験された方は、1次試験はストレート合格し、1年目の2次試験は惜しくも不合格。2年目は2次試験に集中することができたため平均時間は長く594時間となりました。10代目ではいよっちぐっちが該当します。

また、3年以上 取り組んだ方も多く、平均時間は878時間となりました。ブランクがあって、再挑戦の際にストレート合格を果たしたmakinoのようなタイプもいたり、私(ちこまる(仮))のように1次試験2回、2次試験2回という人もいれば、1次試験後2次試験に挑戦し、再度7科目を受験された方も様々です。

2次試験の受験回数別にみられる特徴(1回or2回以上)

◆1回で通過した人
〇過去問縦解きで2次試験の概要を把握
〇ふぞろいシリーズで妥当性の高い回答キーワードを確認

・”だいまつさんの永久保存版の記事を10月の初め頃に読んで、「これはヤバイ」と思いました。(特命担当課長さん)

・「ふぞろい」シリーズを使い、事例ごとの質問で、どのようなキーワードが加点されているかを分析することで、「採点者が求める回答」がどのようなものかを理解し、「満点ではないが大外しはしない回答」を、短期間で作成する事が出来るようになりました。(ぷんたさん)

◆2回以上で通過した人

〇独学・予備校(通学・通信)の複数の学習法を検討
〇過去問を中心に多くの事例を解いている

二次試験勉強における勉強会とは、お友達と励まし合う会ではなく、共に議論することにより事例企業に対する理解を深められる場であり、いろいろな考え方や感じ方を知り、多面的な考え方ができるようになることが目的だ、ということが、参加してみて初めてわかりました。(プラムさん)

3年目はふぞろいシリーズを集め徹底的に過去問に取り込みました、むしろ過去問しかやりませんでした。過去10年分は最低3回転、直近4年分は10回以上解いたと思います。(由宇さん)

学習スタイル別にみられる特徴(独学or予備校)

◆独学生

〇勉強仲間がいなくて孤独だが、ペース配分が自分の自由にできる
〇客観的な回答作りにはふぞろいを活用
〇書く練習はそれぞれ(新聞記事要約・企業診断購読・完コピなど)

・ひたすら過去問を説き、ふぞろいで検証、の繰り返し。タイミング良くふぞろいの過去10年分版が発売されたため、過去問11年分と模試を、繰り返し延べ100事例。(なおだんさん)

・自力で過去問を解いて、その後「ふぞろい」を見ながら模範解答をチェックし、自分なりの模範解答を作成した上で写経を行う(しみちゃんさん)

◆予備校生

〇勉強仲間を作って多面的・安定した回答作りを行った
〇予備校のカリキュラムのうち、自分に合ったものを見つけ極めた

事例Ⅳ対策:TACの2次事例Ⅳ特訓に申し込み。オプション講義ですが、おすすめです。自習用教材の計算問題集もやる価値あります。(やまさん)

・TAC、MMC、元講師の3つの解答例と自身の解答を比較しながら、事例15年分の自分なりのベストな解答を作成するという学習スタイルを続けた。(トン吉さん)

効率的な学習のテクニック

〇80分で解ききり、しっかりと振り返る。数をこなすより一つ一つの質重視。プロセス改善につなげる。
〇フレームワークを使いどんな問題が出ても構成を大きく変えないようにする

全事例に共通した「思考フレーム」を習得することに努めると同時に、道場のブログやふぞろい等を参考に解答のお作法を身に付けることに努めました。(シンさん)

テキスト、問題集、その他ツール

◆多くの人が使用しているテキスト類

事例ⅠからⅢとⅣにわけてご紹介します。予備校生・独学性共通して同様の書籍を参照している傾向にありました。やはり正解が発表されないので、合格者の答案から加点ポイントを推測される方が多いようです。

事例Ⅳは計算問題集に加え、意思決定会計講義ノートという公認会計士の方も対象にした書籍を読んだという方も複数いらっしゃいました。意思決定会計は頻出テーマなので早期にマスターしておくと良さそうです。

【事例ⅠからⅢ】

だいまつさんの永久保存版の記事
ふぞろいな合格答案(歴代シリーズ)
中小企業診断士2次試験合格者の頭の中にあった全知識
〇TAC中小企業診断士2次試験公開模試

【事例Ⅳ】

2018年改訂版 30日完成!事例IV合格点突破 計算問題集
意思決定会計講義ノート
〇TAC2次事例IV特訓

おわりに

いかがでしたでしょうか。ゴールデンウィークが10連休ですので、2次試験の勉強をしっかりやる夏前最後のチャンスとして過去問などを解いてみるという方も多いと思います。(ちなみに私はこの2年GWは勉強仲間と過去問の連続解きをして夕方になると妙にハイになる生活を送っていました笑)

ご自身に合う勉強スタイルを見つけて、今年絶対に合格しましょう!!

以上ちこまる(仮)でした!

 

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おはようございます。makinoです。
本日も、ご覧いただき、ありがとうございます。感謝いたします。

 

さて、少し前の話ですが、小学生に道を譲りました。

といっても、何の比喩でもありません。道路交通のお話です。自分は車で、むこうは横断歩道を渡る歩行者でしたので、譲って当然です(運転される方、わかりますよね)。狭い路地だったのですが、渡り終わったその子(小学3-4年生くらいの女の子)が、こちらを振り向いて、深々とお辞儀をしてくれました。

 

運転歴20数年で初めての出来事に、なんというか…、もう感動!でした。

 

まず、この子が素敵ですし、しっかり教育した親御さんも素敵です。少し前の出来事なのですが、いまだに、あの時の感動が、胸にあります(そして、この記事を書いています)。

自分のように、はずかしながら漫然と生きていると(すみません、反省しています)、たまに波動が高いというか、徳が高いというか、すごく素敵な人に出会って、嬉しくなることがありますが、そんな出来事でした。

 

自分も見ならおう、もっと人に喜んでもらえるようになろう、と小学生に教えてもらったmakinoでした(子どもに教えられること、結構ありますよね)。

 

ん?今日は余談が短いな、と思った読者の方。はい、その通りです。
今回は本題が長めですので、泣く泣く、余談を短めにして、その分、こんなお話にしてみました。「いつも通りダラっと、どうでもいい話しろよ」という声援、お待ちしております(だから無いんだって、あきらめな・笑)。

 

 

さて、ここからが本題です。
今回は、試験そのものではなく、勉強へのモチベーションについてです。

10代目の過去記事でも、kskn・いよっち・たっつーが、以下の通り、既に楽しい記事を書いてくれています。更に、東京春セミナーで、どいこうからもプレゼンが。

自己紹介とセルフ診断のススメ(kskn)
【今やっておきたいこと】長押し!心のスイッチ!(いよっち)
たっつー的モチベーション維持の方法(たっつー)
2019年一発合格道場 春セミナーレポート in東京

 

「これ以上、何を書くのさ。どうせ書くなら新しい切り口で、役に立つこと書けよ」と思ったあなた。はい、なにぶん、その線で頑張ります。

 

【今回の記事は…】
実は、自分は、5年のブランクを経て、2018年に、中小企業診断士試験に合格した再チャレンジ組です。なので、1度目のチャレンジと、中断後の再チャレンジでは、どのような違いがあったのか、興味のある方も、50人に1人くらいは、いるかもしれません。ただそれは、とても個人的な理由なので、100人に1人も共感できないおそれがあります(きっとそうでしょう)。

ですので今回は、私の経験ではなく、一発合格道場の資産ともいえる、合格体験記をデータベースとして活用し、「合格者とモチベーション」を考察をします。わたし個人のいち体験談をお話しするより、汎用性が格段に向上する事を期待しています(が、果たしてどうでしょうか)。

 

【道場の合格体験記とは】
一発合格道場には、2018年の合格者の皆様が寄稿してくださった、合格体験記があります。その数なんと51名分、例年に比べても、昨年は、数多くの寄稿がなされました。

ちなみに、同年の診断士試験の合格者総数が905名ですので、全体の5.6%の方が、合格への道しるべをここに残して下さった事になります。おそらく、これだけまとまった数の合格体験記が、一気に読めるのは、日本中で、ここだけではないでしょうか。

 

【合格者たちのモチベーション】
さて、この合格体験記を、モチベーションの切り口で、つぶさに調べてみました。以下の2つの表で、結果をお伝えします。

<調査1:コメント率>
下表は、51名の合格体験記の中で、何らかの形で、「モチベーションに関するコメントがある」方の人数です。

(クリックで拡大します)

総勢23名、全体の45%の方が、モチベーションに関して、何らかのコメントをされています。

・その23名を受験年数別で区切ると、3年以上の方のコメントあり率が、50%と、若干ながら、ストレート&2年を上回っていました。

・ただし、以下表の通りストレート43%、2年目40%&43%と、3年以上と比較して、大きな差があるわけではありません

・受験年数によらず、モチベーションは、合格者の約半数がコメントをする、合格へのキーポイントである事が、わかります。

 

<調査2:コメント内容>
次に、「モチベーションコメントあり」23名の、コメント内容を調べてみます。1名で2種類以上のコメントをしている場合がありますので、コメントの総数は32件となりました。

内容は以下表の通りです(クリックで拡大します)。

 

<1位:予備校仲間でモチベ維持できた 8件>
予備校に通学されている方からのコメントで、「お金を払ったから、もったいなくて予備校に通学していたが、受験仲間ができモチベーション維持が出来た」という内容です。こちらが8件で第1位。モチベ維持の、positive(ポジティブ)な内容でした。

・特に1次試験については、「教室に通う」という動きを伴ったペースメーカーの役割が大きいです。かじりつきましょう(ぶんたさん)
・受験校への通学のメリットは、やはり、色々な人が色々な思いで診断士の勉強にハードに取り組んでいる姿を見て、モチベーションが維持向上し易い事(自営業手伝いさん)
・TAC(通学)メリット   スケジュール/モチベーションの維持ができること(いよっち:道場メンバー)
・早期に2次試験対策をしたことで勉強仲間ができた(かわとも:道場メンバー)

 

<2位:仲間がおらず、モチベ維持苦戦 6件>
1位の逆で、独学or通信生だったため、受験仲間がおらず、モチベーション維持が難しかった、という内容です。こちらが6件で第2位。モチベ維持に苦労した、negative(ネガティブ)な内容でした。

・一次試験:通信 二次試験:独学 ->デメリット 学習仲間を作りにくいこと モチベーションの維持が難しいこと(まえきさん)
・独学のデメリット モチベーションの維持が大変(たけさん)
・9年目独学  デメリット モチベーションの維持が難しい(TORUさん)

 

<3位:予備校以外の受験仲間とモチベ維持 5件>
1位に似ていて、スタプラ(Studyplusという学習サイトです)・無料セミナー・勉強会など、予備校以外で受験仲間を作り、モチベーションを維持した、という内容です。こちらが5件で第3位。モチベ維持ができた、という、positive(ポジティブ)な内容でした。

・受験仲間については、スタプラで他の受験生の記録を見て、モチベーションの維持や勉強方法の参考にし ていました(くろさん)
・2次対策無料セミナーで偶然同じ会社の方と会い、以降、時々、試験について話せたことは、とてもありが たかったです(診断サムライさん)

 

<4位:一発合格道場ブログでモチベ維持 2件>
ありがとうございます!
道場のブログ&セミナーへの参加でモチベ維持をして頂いた、という嬉しい内容です。こちらが2件で第4位。モチベが維持できた、positive(ポジティブ)な内容でした。ちなみに、「道場」と明確に記載のないセミナーなどは、第3位に分類いたしました。

・朝や日中の隙間時間に一発合格道場のサイトを見て、情報収集とモチベーションアップをさせて頂きました(いっちーさん)
・道場の春セミナーと夏セミナーに参加させていただき、その時の皆さんの言葉が、勉強方法への気付きやモチベーションの向上に繋がりました(くろさん)

 

<5位:その他の方法でモチベ維持 8件>
その他もろもろでモチベ維持、です。個々人で、色々なモチベ維持策を紹介してくださっていました。こちら8件、positive(ポジティブ)な内容でした。具体例は以下の通りです。

・ほらっちチャンネルで楽しくモチベ維持
・合格後の世界を思い描いた
・難問は、解けないとモチベを下げるので、敢えて飛ばした
・じぶんのやる気スイッチを見つけた
・会社辞める、を目標にした
・他の資格にも並行して挑戦した
・体調を常に万全にした(注:健全な心は、健全な肉体に宿るのですね)
・職場異動があり、モチベが上がった
・Off timeを意図的に作り、有効活用し、モチベ維持した

 

<6位:その他諸々でモチベダウン 3件>
5位の逆で、モチベーションダウンのコメントです。こちらが3件、negative(ネガティブ)な内容でした。具体例は以下です。

・難問に詰まってしまい、モチベ下がる
・仕事が多忙で、モチベ維持が難しかった
・受験期間が長期になり、モチベ維持が大変だった

 

<その他考察>
また、コメント32件中、23件(72%)がpositive(ポジティブ)な内容9件(18%)がnegative(ネガティブ)な内容でした。
合格者たちは、上述の方法で、モチベーション維持し、positiveな回転を生み出して、試験を乗り切ったことがわかります。

 

【合格者たちのモチベーション分析まとめ】

・合格者の約半数は、モチベーション維持を、課題として捉えていた。
・合格者は、受験仲間を作る事で、孤独感を和らげ、やる気を盛り上げ、モチベーション維持に繋げた。
・合格者は、自分に合う工夫を凝らして(前述)、モチベーション維持に努めた。

 

さてさて、皆様、いかがでしたでしょうか。
特に道場読者に多い独学の方、合格者たちのモチベーション維持方法は、参考になりましたでしょうか。また、モチベーションが下がるnegative(ネガティブ)コメントは、その要因を弱める・その逆を行う、などで、モチベーション低下を防ぐ糧になりましたでしょうか。

 

私たち一発合格道場では、セミナー&懇親会で、受験生同士の「交流の場」をつくり、モチベーション維持を応援します。

 

東京春セミナーは終了しましたが、大阪セミナーと東京平日夜セミナーはこれから開催ですので、是非とも足を運んで頂ければ、と思います。両セミナーとも、既に満席ですが、キャンセル待ちを受け付け致しますので、ご希望の方は、以下からお問い合わせください。

東京セミナー(平日夜版) お問い合わせ先

大阪春セミナー お問い合わせ先

 

今回は以上です。最後に、makinoの好きな相田みつをさんのお言葉を1つ。

 

ともかく
具体的に動いてごらん
具体的に動けば
具体的な答が出るから

 

そう、少し勇気を出して、具体的に動いてみましょう。勉強も、モチベーションも。

最後まで読んでくださって、ありがとうございます。感謝いたします。

 

 

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みなさん
おはこんばちは。ブブです。

10代目道場メンバーとしては初挑戦となる主催セミナー
メンバー一同、緊張とワクワクのなか、『ひとりでも多くの受験生に合格への支援が届くように!』そんな想いを胸に開催しましたセミナーの様子をご報告します!

参加者はなんと50名!!
ご参加いただいたみなさま、大変、ありがとうございました!
合格するぞ!というみなさんの熱い気持ちで熱気に包まれていました!

そして、一発合格道場の先輩方も多数、応援に駆けつけてくれました!
みなさま、お忙しい中、ありがとうございました!

そして、10代目メンバーは初セミナー開催に向けて気合の円陣でスタートです!

■試験概要+道場理論
byいよっち

あらためて受験スケジュールのおさらいです。
さて、試験スケジュールも発表され、間もなく申込も開始ですね!
※申込期間:平成31年4月26日(金)~5月31日(金)
とにかく、まずはエントリー!
続いて道場理論の説明。
生粋の道場っ子いよっち、さすがに力が入ります(笑)
強固な橋げたを作り、1次試験を突破するためには・・・
いよっちからの最後のメッセージは、「みなさん、合格おめでとうございます!」
既にみなさんが1年後には合格していると確信しております。

 

■バックキャスト
byなおさん

まず、冒頭に50代、60代の受験生に向けてエール!
なおさん自身52歳から勉強を始めて、54歳で合格!!
知り合った方は65歳で初めて、68歳で合格されたとのこと。
夢を決してあきらめないこと。そんな、なおさんの熱い想いが籠ったメッセージからスタートです。

合格を見据えるためには、積み上げでは難しい・・・
ゴールから逆算する思考こそが最重要ポイント。これは仕事においても共通のメソッドですよね。

 

■10代目の学習タイプ分析
byそーや

➀「予備校通信通学タイプ」
➁「独学テキスト→問題集重視タイプ」
➂「独学過去問重視タイプ」
以上の3タイプに10代目をセグメント。
➀が得点が高く、➂は短時間で効率良いものの滑り込む傾向。
自分がどの勉強スタイルが向いているか、参考になりますね。
そして、そのタイプ別にケーススタディにて説明!

 

■残り4カ月のケーススタディ
byかわとも&たっつー
➀「予備校通信通学タイプ」
10代目が誇る高得点者、優等生のかわともの方針は・・・
「不得意科目を作らず、全科目60点以上を目指す!」

その理由は、足きりを回避すること!
なぜなら毎年、難化した科目(通称、爆弾科目)が発生するので、それに被弾しないこと。
そして、金言が2つ。
「GWまでに橋げたを作り、以降は皿回し」で得点UP!
「経済、財務」をしっかりと仕上げる!

➂「独学過去問重視タイプ」超短時間合格を代表して、たっつーが登壇。
基本方針:効率的な勉強で合格する!
そして、このタイプに向いている人は・・・
本来重要な1次試験の知識を忘れてしまっても、「別にいいよ」といい意味で割り切れる方
(そうなんです。直ぐに私も忘れてしまうんです・・・涙)
だから、割り切り大事かも。。。
そして、金言がこれ
「得意科目より不得意科目を重視」
「1冊にまとめたノート等を作成」
あと、この効率派に向けた大事なメッセージ。
420点を狙ってはダメ。それでは420点以下になります!

加えて、なおさんより大事な金言。
得意科目は敢えて受験しよう!
弁護士たっつーのように得意科目(経営法務)がある人は、科目免除をするよりも全体を底上げする得点源として受験すべし!という話。
(※たっつーは、弁護士資格を利用した免除です)
例えば、1次試験が再受験となる場合で、得意科目が合格した際に科目免除してしまえば、その得点は60点とカウントされてしまいます。
その為、敢えて得意科目を再受験することで他の苦手科目を補う作戦が得策、という話です。

 

■モチベーションアップと維持
byどいこう
強固な橋げたを創る土台となるための秘訣。それはモチベ―ションです。
まず、将来像「ありたい姿」をみつける!
今回、参加者の方に「自分の将来像」を書いてもらいました。
きっとその「将来像」がモチベーションの源泉になると思います!
そして、モチベーション回復のためのアイデアを紹介
「気分転換」
「ゼロリセット」
「外圧を利用」
「意志の力」
落ちたモチベーションをいかに回復させるか、長丁場の戦い故に大切な知恵です。

 

■2次試験概要&10代目実績
byちこまる(仮)

さて、この試験の最大の山場。
2次試験についての説明です。
2次試験とは
「設問を読み解き」
「与件から要素を探し」
「回答を構成し」
「書く」
つまり
「読解力」
「注意力」
「構成力」が必要!
それは、まるで料理人が材料を切り分けながら仕上げていく過程。
面白いですね!
まさに与件という物語をどう加工して、注文通りのものを仕上げるか!
さすが、10代目が誇る2次試験高得点者です!

 

■2次試験向け学習の進め方
byぐっち

しくじり先生Gっち先生。じゃなかったGさんの事例ですね(失礼!)
試験学校の模範解答を参考にしていたが、それでは時間内での解答は難しかったことを反省。
そして、2年目での合格に至った境地でのコツは・・・
「みんなが書ける解答を書けるようになる」

 

メンバーそれぞれが熱い想いで作ったコンテンツ。
発表するにつれ、時間内で終えられるのか・・・という一抹の不安もよぎるなか、何とか無事終了。
想いは一つ。合格時にみなさんと喜びを分かち合えるその時を信じて・・・。
最後は全員で記念撮影です!

さて、活況のうちに終わりました春セミナーin東京
参加されたみなさん、是非、感じたワクワクをしっかりと胸に合格へと駆け上がってくださいね。
今回、都合がつかず参加できなかったみなさん。
道場ブログを読み返しつつ足元を固めながら先を見据えて進んでいけば、必ず道は拓けます!
自分だけの人生、しっかりと進んでくださいね!

そして、最後はいつものこの言葉で!
ぜーーーーったい、あなたは受かりますから!

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4月7日(日)タキプロ名古屋 春セミナー道場メンバーがゲスト参加させて頂きます!名古屋近郊の方!是非、ご検討ください!
詳細はタキプロにて掲載中

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みなさん、おはようございます。なおさんです。

「なおさんの解法実況&事例研究」も、いよいよ事例Ⅲまでやってまいりました。本日も「80分間の過ごし方」に従って、私がどのように平成30年度の2次試験を解答したかを実況解説形式で書きたいと思います。

(「なおさんの解法実況&事例研究:平成30年度事例Ⅱ」はこちら
(「なおさんの解法実況&事例研究:平成30年度事例Ⅰ」はこちら
(「80分間の過ごし方」はこちら
(「バックキャスティング思考法」はこちら

※冒頭の解説は、事例Ⅰ、事例Ⅱの記事と重複しますが、この記事から読み始めた方のために残しております。

この原稿の本文は「2018年10月の2次試験直後に書いた再現答案をベースに、2018年の11月初旬に口述試験対策用として書き直した資料」をベースにしています。(口述試験の日まで通勤電車の中で毎日読んでました)

タイミング的に11月初旬は2次筆記試験の発表前ですが、2次筆記試験の合格発表が12月7日、2次口述試験が12月16日に予定されていましたので、2次筆記試験の結果を見てから準備するのが不安だったことと、怒涛の2次試験対策が終わってポッカリとやることがなくなり「2次筆記試験ロス」(毎週楽しみにしていたアニメが最終回になってしまった)みたいになっていましたので、「まぁ、ぼーっとしてても仕方ないので、2次筆記試験の振り返りと口述試験対策を兼ねて書いてみよう」と思ったのがきっかけでした。

賢明なる道場読者の皆様はもうすでにお分かりですね。本記事は偉大なる先代9代目きゃっしいさんのパクリです。(きっぱり)「お世話になった偉大なる記事は後世に引き継がせてもらおう」という完全に個人的な思い込みから、自信をもって堂々とパクらせて頂きたいと思います。(^^)9

記事の構成は「解法実況+再現答案」、「さらなる事例研究+改善答案」という順でお届けします。
平成30年度事例Ⅲの私の得点開示結果は「69点」でした。ですので、80分間で解答に至るプロセスのトレースと「再現答案」レベルの解答が書ければ「合格レベル+α」という目安になると思われます。一つ二つ小さな論点を盛り込めなくても合格点くらいだと判断できます。また、その後の見直し(事例研究)後に書いた「改善答案」レベルの解答が書ければそれ以上の得点が期待できる、という風に到達点の目安として活用していただければ幸いです。

尚、ブログでの読みやすさを考えて、再現答案以後は「第1問の再現答案→事例研究→改善解答」、「第2問の再現答案→事例研究→改善解答」、、の順で構成しています。

試験本番80分間の手順については「80分間の過ごし方」を先に読んでいただけると効果的です。
また、平成30年度の試験問題を一度ご自身で解いた後に記事を読んでいただくとより効果的かと思われます。

それでは「なおさんの解法実況&事例研究:平成30年度事例Ⅲ」いってみましょう。(^^)/


1.試験開始~3分:諸手続き<作業>

「80分間の過ごし方」の手順に従って、受験番号記入、メモ用紙作成(表紙を二つに破る)を行います。続いて、各段落に①、②、③、、、と段落番号を振りながら「〇〇ページちょっと、15段落。在庫推移のグラフ(生産管理)とマン・マシンチャート(工程管理)かあ。」と思いつつ、淡々と「作業」を進めます

2.試験開始後3分~4分頃:与件文の冒頭確認<作業>

次に与件文の冒頭を確認して事例企業の概要を把握します。「C社は従業員60名、年商9億円のプラスチック成型を行う企業。総務部と製造部しかないのは、自社製品の開発(開発部)や一般への販売(営業部)を行っていないB to Bのビジネスかな。」くらいが把握できれば十分です。

C 社は、1974 年の創業以来、大手電気・電子部品メーカー数社を顧客(以下「顧客企業」という)に、電気・電子部品のプラスチック射出成形加工を営む中小企業である。従業員数60 名、年商約9 億円、会社組織は総務部、製造部で構成されている。

3.試験開始後4分~10分頃:設問要求を確認する<作業>

H30年は設問が5つで各20点なので、15点×4問+5点×1問で65点で大丈夫。落ち着いて、落ち着いて。

■第1 問(配点20点)

顧客企業の生産工場の海外移転などの経営環境にあっても、C 社の業績は維持されてきた。その理由を80 字以内で述べよ。

【設問要求の確認】
設問は「C社の業績が維持されてきた理由」を述べよ、とありますので、「理由は①~、②~である。」というフレームで解答しようと思います。また、「顧客企業の生産工場の海外移転などの経営環境にあっても」という制約条件がありますので、4段落にある「1990年代後半から顧客企業の生産工場の海外移転に伴い量産品の国内生産は減少し、主要顧客企業からの受注量の減少が続いた」中で、C社が業績維持のために取り組んだことが解答要素となると思います。

■第2問(配点20点)

C 社の成形加工課の成形加工にかかわる作業内容(図2 )を分析し、作業方法に関する問題点とその改善策を120 字以内で述べよ。

【設問要求の確認】
設問は「作業内容(図2)を分析し、問題点と改善策を述べよ」ですので、「問題点は①~、②~である。改善策は①~、②~である。」というフレームで解答しようと思います。また、制約条件は、「作業方法に関する」ものに限られますので、題意を外さない(作業方法以外の問題点を指摘しない)ように注意します。

■第3問(配点20点)

C 社の生産計画策定方法と製品在庫数量の推移(図1 )を分析して、C 社の生産計画上の問題点とその改善策を120 字以内で述べよ。

【設問要求の確認】
設問は「生産計画上の問題点と改善策を述べよ」とありますので、設問2と同じく「問題点は①~、②~である。改善策は①~、②~である。」というフレームで解答しようと思います。また、制約条件は、「生産計画策定方法(与件文9段落)と製品在庫数量の推移(図1)を分析して」、生産計画上の問題点」ですので、題意を外さない(生産計画以外の問題点を指摘しない)ように注意します。

■第4問(配点20点)

C 社が検討している生産管理のコンピュータ化を進めるために、事前に整備しておくべき内容を120 字以内で述べよ。

【設問要求の確認】
設問は「事前に整備しておく内容を述べよ」とありますので、生産管理のコンピュータ-化の前に行っておくべき課題を与件文から探します。

■第5問(配点20点)

わが国中小製造業の経営が厳しさを増す中で、C 社が立地環境や経営資源を生かして付加価値を高めるための今後の戦略について、中小企業診断士として120 字以内で助言せよ。

【設問要求の確認】
設問要求は「今後の戦略について助言せよ」です。「中小企業診断士として」というのは、「中小企業診断士として勉強してきたことを踏まえて」という意味だと受験校の講師の方がおっしゃっていましたので、一次知識も踏まえて解答を作成します。また、「立地環境や経営資源を生かして付加価値を高めるための戦略」を問われていますので、「立地環境を生かした高付加価値戦略」、「経営資源を生かした高付加価値戦略」の2つの側面から回答を構成したいと思います。

設問要求確認後の問題用紙(クリックで拡大します)

4.試験開始後10分~40分頃:解答要素の確認と解答骨子の組み立て<思考>

■第1 問(配点20点)

5段落目に「顧客企業の動向に対応した方策」として、C社のアクションが具体的に書かれています。「金型設計と金型製作部門を新設し、製品図面によって注文を受け、金型の設計・製作から成形加工まで対応できる体制を社内に構築」、「プラスチック成形や金型製作にかかる技能士などの資格取得者を養成し、さらにOJTによってスキルアップを図るなどの加工技術力の強化を推進」した結果、「材料歩留まり向上や成形速度の改善など、顧客企業の成形加工品のコスト低減のノウハウを蓄積」できたことで、顧客企業の支持が得られたことが考えられます。
また、6段落目には同様の経営難に遭遇した工業団地の中小企業と「工業団地組合が中心となり、技術交流会の定期開催、共同受注や共同開発などお互いに助け合い、経営難を乗り越えてきた」とありますので、この部分も解答要素になると思われます。以上を80字の制限の中に編集していきます。

■第2問(配点20点)

図2(マン・マシンチャート)を確認して問題点を探します。まず、(わざわざ拡大表示してある)段取り作業の内訳ですが、トータル40分の段取り作業の中で、「製品Aの金型を置き場へ移動(戻す):5分」、「製品Bの金型を置き場から移動(探して持ってくる):11分」、「製品Bの材料を置き場から移動(持ってくる):8分」と、この作業者は合計24分も工場内をうろうろしていることになります。マン・マシンチャートを見ても「機械待ち」の時間が長いので、この時間を利用して金型や材料を準備したり戻したりしておけば、段取り作業は40分→16分に短縮できます。金型や材料の移動を段取り時間外に行うこと、つまり「外段取り化」が有効であることがわかります。
次にマン・マシンチャートを確認します。作業者についてみますと、午前中に130分、午後に120分の「機械待ち」が発生しており、なんと一日の半分は稼働している機械の作業が終わるのを待っています。機械の方を見てみますと、朝・夕の作業待ちは避けられないものの、昼休みの時間に作業待ちが重なっているのは、なんとももったいない気がします。ですので、問題点は「機械待ち、作業待ちの時間が長いこと(稼働率が低いこと)」であり、作業順番を何とか工夫して「待ち時間を削減して稼働率を上げる」ことが実現できればと考えます。

■第3問(配点20点)

9段落を確認すると、「X社からは毎週末金曜日に翌週の確定納品計画が指示される」とあり、C社では「X社の確定納品計画に基づき、それにその他の顧客企業の受注分を加え、毎週金曜日に翌週の生産計画を確定する」とあります。タイミングについては問題がなさそうな記述になっています。
続いて、「生産ロットサイズは長時間を要するプラスチック射出成型機の段取り時間を考慮して決定」、「生産効率を上げるために生産ロットサイズは受注量よりも大きく計画され、製品在庫が過大である」とあります。段取り替え時間を短くするために生産ロットサイズを受注量より大きくし、在庫が残っていく構造になっています。生産ロットサイズの決定方法には「製品在庫が過大になる」問題があることが明示されています。
製品Aは、毎日600個前後の納品(出荷)、ロットサイズは約3,000、週1回の生産となっています。
図1も確認してみます。1週間分3,000個をまとめて生産していますので、生産のあった日には3,000個の在庫が積み増されます。ここで在庫量(山の高さ)を低くするためには、生産量(ロットサイズ)を小さくする方法が考えられます。例えば、ロットサイズを2,000個にすれば全てのグラフのピークが1,000個分抑えられますので「生産ロットサイズが大きいために製品在庫が過大になっている」ことがわかります。
また、生産間隔はどうでしょうか。グラフからは「基本的に4営業日おきに生産を行い、在庫が過大になると(第2週に5,000個を超えると)次回生産日を調整して在庫の削減を図っている」様子がうかがえます。
ロットサイズが3,000個で毎日600個納品するのですから、4営業日ごとに生産していたら600個ずつ在庫が増えていく計算です。仮にロットサイズが3,000個のままでも5営業日ごとに(毎週1回曜日を決めて)生産を行えば、在庫量の変化は一定になりますし、ロットサイズを1,800にするなら3日おきに生産すれば安定します。従って、「ロットサイズに合わせて一定の生産間隔にする」ことも課題となりそうです。

■第4問(配点20点)

14段落に「現在、生産管理のコンピューター化を進めようとしているが、生産現場で効率的に運用するためには、成形加工課の作業者が効率よく金型、材料などを使用できるようにする必要があり、そのためにデータベース化などの社内標準を検討中である」とあります。従って、目的は「成形加工課の作業者が効率よく金型、材料などを使用できるようにする」ことであり、そのために何らかの情報を「データベース化、社内標準化」したいのだと思われます。この状況は12段落に詳しく書かれています。
12段落には、「金型は顧客からの支給品もまだあり、C社内で統一した識別コードがなく、また置き場も混乱している」、「使用材料は、仕入れ先から材料倉庫に納品されるが、その都度納品位置が変わり探すことになる」とありますので、これらの材料を編集していきます。

■第5問(配点20点)

最初に目につくのは8段落にある「インサート成形技術」でしょう。インサート成形技術は、まだ「古くから取引のある顧客企業の1社からの受注に成功」した段階ですが、「顧客企業の工程数の短縮や納期の短縮、そしてコスト削減も図られる」技術ですので、高付加価値での受注が可能であり、今後さらに多くの企業への導入が見込まれます。こちらはC社の経営資源(技術資産)に関する戦略になります。
次に立地環境ですが、C社が立地する工業団地は、3段落目に「金属プレス加工、プラスチック加工、コネクター加工、プリント基板製作などの電気・電子部品に関連する中小企業が多く立地」していますし、6段落目には、大手企業の海外進出に伴う経営難に遭遇した際には「工業団地組合が中心となり、技術交流会の定期開催、共同受注や共同開発の実施などお互いに助け合い、経営難を乗り越えてきた」とありますので、この工業団地組合活動は今後も引き続き高付加価値化戦略に生かしていけると思われます。

解答要素確認後の問題用紙(クリックで拡大します)

解答骨子のメモ(クリックで拡大します)

 

5.再現答案&事例研究

■第1 問(配点20点)

理由は①金型の設計・製作から成形加工までの社内体制を構築したこと②資格取得やOJTで加工技術力を強化して蓄積したノウハウを活用し顧客のコストダウンを実現したこと。(80文字)

【事例研究】
私の回答には「工業団地組合活動」の部分に触れられていませんので、若干の減点になるかと思います。  3つの要素を入れ込むとこんな感じになると思います。

【改善答案】

理由は①金型の設計・製作から成形加工までの体制構築②資格取得やOJTで強化した加工技術とコスト削減ノウハウ蓄積③工業団地組合の互助活動により顧客の支持を得たこと。(80文字)

■第2問(配点20点)

問題点は①段取り作業40分の内、金型・材料の移動が24分と多いこと②一日の中で機械待ち、作業待ちが長いこと。改善策は①金型・材料の移動を外段取り化すること②午前の作業を製品A→B、午後の作業を製品C→Dと行い成型機の稼働率を上げることである。(120文字)

【事例研究】
実際の試験では、改善策の②は「パズルになるな」と思いましたので、改善策の①までを書いた段階で別の設問に進み、最後に余った時間で「パズルを解く」ようにしました。しかし、なかなか名案が思い当たらず、製品の加工時間の長さに着目して上記の様な回答にしましたが、上記案では実際には昼休みの待ち時間は40分削減できますが、それが夕方の待ち時間にシフトするだけになっていますので、効果がありません。
色々な方の回答を聞いている中で一番有効だと感じたのは、「朝の段取りを成形機2→1の順で行い、製品Cの加工が終了する11:20から製品Dの段取り作業を行う。製品Dの段取り作業は40分なので、段取りが終了して製品Dの加工が始まったときに昼休みになる。また製品Aの加工開始が30分遅くなるので、成形機1の昼休みの作業待ちは40分→10分に短縮される」というものでした。素晴らしいですね。

【改善答案】

問題点は①段取り作業で金型・材料の移動時間が多いこと②一日の中で機械待ち、作業待ちが長いこと。改善策は①金型・材料の移動を外段取り化すること②朝の作業順を成形機2→1とし、製品Dの段取りを昼休み前に行い成型機の稼働率を上げることである。(118文字)

■第3問(配点20点)

問題点は①生産間隔がバラバラで在庫があるのに生産し最大在庫量が多いこと②ロットサイズが5日分と大きいことである。改善策は①ロットサイズに合わせて生産間隔を一定にし最大在庫量を一定にすること②ロットサイズを小さくし在庫量を削減することである。(120文字)

【事例研究】
日本語がこなれていませんが、問題点と解決策のポイントは抑えられていると思います。

【改善答案】
ありません。

■第4問(配点20点)

成型加工課の作業者が効率よく金型・材料を使用できるように事前に①顧客支給品も含め全ての金型に社内統一した識別コードを付け置き場も定めること②仕入先に材料倉庫内の納入位置を指定すること。以上の情報を社内標準としてDBで一元化・共有化すること。

【事例研究】
目的+施策+社内標準化・DB化・一元化・共有化まで記述できましたので良い回答と思います。

【改善答案】
ありません。

■第5問(配点20点)

今後は①顧客企業の工程数削減や納期短縮、コスト削減を実現する高度なインサート成型技術で金属加工品を成型加工で組み込んで納品する②電気・電子部品に関連する企業が多い工業団地の立地を活かし、団地内で部品をユニット化することで付加価値を高める。

【事例研究】
要素はうまく盛り込めていると思います。「部品のユニット化」が思いつかなかった場合でも、インサート成形の説明に「金属部品を組み込んで成形加工を行う」とありますので、後半部分は「インサート成形に使用する金属部品を団地内の企業から調達するなど、工業団地内企業との連携により高付加価値化を推進する」という表現でも問題ないと思われます。

【改善答案】
ありません。

6.その他資料

■事業の変遷

1974年 創業。大手電機・電子部品メーカー数社を顧客に、電気・電子部品のプラスチック射出成形加工を営む。従業員60名、年商約9億円。
顧客企業から金型の支給を受けて成形加工を行っていた。
1980年 住工混在地域→同様の立地環境にあった他の中小企業と共に高度化資金を活用して工業団地に移転。
工業団地には電気・電子部品に関連する中小企業が多く立地
1990年代後半 顧客企業の生産工場の海外移転に伴い量産品の国内生産は減少し、主要顧客企業からの受注量の減少が続く。
方策として、金型設計と金型製作部門を新設し、製品図面によって注文を受け、金型の設計・製作から成形加工まで対応できる体制を社内に構築。
プラスチック成形や金型製作にかかる技能士などの資格取得者を養成し、OJTによってスキルアップを図り、加工技術の強化を推進。
2000年ごろ 工業団地組合が中心となり、技術交流会の定期開催、共同受注や共同開発の実施など、団地内でお互いに助け合い、経営難を乗り越えてきた。
C社はこの工業団地組合活動のリーダー的存在。
近年 国内需要分の家電製品の生産が国内に戻る傾向があり、以前の国内生産品が戻り始め、どうにか安定した受注量を確保できるようになったが、顧客企業からの1回の発注量が以前よりも少なく、受注量全体としては以前と同じレベルにまでは戻らず。
最近 インサート成形技術を習得し、古くから取引のある顧客企業の1社からの受注に成功。顧客企業の工程数短縮、納期短縮、コスト削減を実現可能に。

■SWOT分析

S:
・金型の設計・製作から成形加工まで対応できる体制を社内に構築
・資格取得者を養成し、OJTによりスキルアップを図り加工技術力を強化
・材料歩留まりの向上や、成形速度の改善など、顧客企業の成形加工品のコスト低減のノウハウを蓄積
・インサート成形技術の習得
W:
・プラスチック射出成型機の段取り時間が長い
・生産ロットサイズは受注量よりも大きく計画
・製品在庫が過大
・製品A以外の小ロット品は在庫管理に苦慮
・金型は統一した識別コードがなく置き場も混乱
・使用材料は仕入れ先の納品位置が都度変わる
O:
・電気・電子部品に関連する中小企業が多く立地する工業団地に立地
T:
・大手電気・電子部品メーカーの生産拠点の海外移転
・国内生産品は戻る傾向も、1回の発注量少ない

 

いかがでしたでしょうか。少しだけでも2次試験の思考プロセスが臨場感をもって伝えられていたら幸いです。では、次回は事例Ⅳを実況してみたいと思います。以上、なおさんでした。

 

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おはようございます、たっつーです。

過去記事はこちら;

4回目:弁護士がH30経営法務を解いてみた&問題解説
3回目:(勝手に永久保存版)独学向け・一次試験の短期攻略法
2回目:【今やっておきたいこと】学習計画の立て方&今から2次試験の過去問をやるべき?
初回 :自己紹介&ストイックモチベ維持

いよいよ、道場10代目メンバーによる春セミナーが近づいて参りましたね・・・
メンバーの緊張も高まっておりますが、皆、一生懸命準備を進めていますので、参加される方は楽しみにしてください!

4月4日夜時点では、4月6日(土)午後と4月18日(木)夜の東京セミナーは、少し枠が空いているようです。
明日4月6日(土)の東京セミナーも、前日の今日23時まで申込みできます。

週末の予定がキャンセルになり急に土曜日の予定が空いた!という方は是非是非申し込んでくださいね!
花見に行くのではなく、春セミナーに来ていただいて、是非今年の試験で「サクラサク」を実現させてください!(←上手いこと言ったつもり)

さて、今日の記事は「モチベーション維持の方法」です。

新年度で仕事は忙しくなかなか勉強に手が回らない、でも試験までは後4か月あってそこまで焦るほどではない・・・。
こんな時期は、特に独学者の方について、モチベーションが落ちがちだと思います。

実は、春セミナーでも、ぶぶ&どいこうによる、「モチベーションの向上&維持」というテーマでのコンテンツがあります。
そちらの方が(当然)クオリティは高いのですが、春セミナーに参加できない読者の方もいるでしょうし、私なりのモチベーション維持の方法をご紹介したいと思います!!


【目次】
◆短期の学習計画を立てる
◆自分ルール&ご褒美を作る
◆実務補習のブログを見る
◆落ちたときのことを想像する
◆最後に


◆短期の学習計画を立てる

私の過去記事でも繰り返し書いていますが、私の学習計画は「1日に過去問を○問解く」というもので、「今月中に運営管理をマスターする」といったものではありませんでした。

目標勾配」という言葉がありまして、平たく言うと、「目標に近づけば近づくほど、その目標に価値を感じるようになる」という考え方です。

極端な話、「診断士試験に今年合格する!」という目標だけを立てたとしても、終わりが見えにくい目標ですし、そこまで気を張り続けるのは大変ですよね。

「今月中に運営管理をマスターする」といったざっくりしか学習計画しかないときも、「まだ全然進んでないな」「今日勉強したところは難しくてあまり理解できなかったな」というように思ってしまうと、目標に近づいているかどうか分からず、徐々にやる気を失ってしまいます。

それよりも、できる限り短期かつ具体的な学習計画を立てて、「今日はここまで勉強する」という見えやすい・近づきやすい目標を毎日達成すれば、日々前進を感じることができますので、チベーションを維持することができると思います。

◆自分ルール&ご褒美を作る

ありがちですが、疲れているときや、どうしてもやる気が起きないときには、「今日のノルマが終わったら、晩酌しよう」等、小さなご褒美を作っていました。

いわゆる「んじんをぶら下げる」というやつです。

みんな大好きなマズローの欲求段階説的に、上記のような外発的動機付けをすることで何か弊害がないのかな~と思って、少し調べたところ、こんな論文があるようですね。

「報酬は内発的動機づけを低めるのか」

これによると、

「これまでの研究は、内発的動機づけに及ぼす報酬の有害効果は、極めて限定された条件下でしか生じないことを明らかにしている。本稿ではその代表的研究を紹介した上で、いくつかの条件が満たされたとき、報酬は、その報酬が与えられた行動への内発的動機づけを低めるが、かなり特殊な状況でなければ、実際の教育場面でこれらの前提条件が満たされることはないと結論した」(上記論文の抄録より引用)

とされているようですので、ガンガンにんじんをぶら下げて問題なさそうです。

◆実務補習のブログを見る

合格後の自分を想像するのも、モチベーションの維持に効果的でした。

ただ、中小企業診断士がどのような活動をしているかというのは、独学の普通の受験生である私からはなかなか見えにくかったので、合格後に最初に訪れる実務補習を自分が受けている場面を想像していました。

例えばですが、以下のような記事を見てました。

【診断士】実務補習初日~15日
※ かなり古い記事ですし、意識高い!という方の日記ではないと思うのですが(笑)、15日間分が詳細に書かれており、なかなか面白く読めました。

中小企業診断士二次試験後の実務補習の記録

中小企業診断士の卵:あやまめのコツコツBlog

実務補習って大変そうなんだけど、でもチームで皆で協力しながら1つのものを作り上げていて、凄く楽しそうなんですよね。
(私も今年実際受けてみて、全くそのとおりでした。)

◆落ちたときのことを想像する

これ、私にはかなり有効でした!
(インドア派で性格が暗いからでしょうか・・・)

皆そうだと思うのですが、受験勉強って本当に大変ですよね。
本業、家族との時間、自分の睡眠時間を削って時間を捻出し、決して楽しいわけではない勉強を黙々と行い、それでいて、結果が出るか(合格するか)どうかは分からない・・・。

・不合格になったら、そんな辛い辛い受験勉強をもう1年やらなければならない。来年の今日も、同じように深夜にファミレスにいて勉強してるのかな
・「落ちちゃった・・・」と報告したら、応援してくれた家族はどんな顔をするかな?きっと慰めてくれると思うけど、でも内心がっかりするんだろうな・・・。
・同僚や先輩に結果を聞かれるのもヤダな。多分、聞かれれば、「いやー落ちちゃいました笑 全然勉強する時間なくて笑」と明るく言うのだろうけど、でも自分の心の中では「あー、なんでもっと勉強しなかったんだろ」と考えてしばらく自己嫌悪になるのだろうな・・・。

そんな風に、不合格になった後のことを、できる限りリアルに考えると、

嫌だ嫌だ!俺は絶対に今年合格するんだ!!!

という気持ちがぶわっと湧いてきて、また集中して勉強することができました。

◆最後に

いかがでしたでしょうか?
最後になりますが、初回記事にも書いたことをもう一度繰り返します。

勉強のストレスは勉強することでしか返せない

上手く勉強が進んでいないときや学習計画通りに行かないとき、ついつい、スマホゲームで遊んだり、ネットサーフィンをしてしまうと思いますが、そんなことをしても絶対に気は晴れません。

勉強することでしか(更に言えば、合格することでしか)、受験勉強中の辛い期間を終わらせることできないのですから、「勉強のストレスは勉強することでしか返せない」と思って、頑張りましょう!
(偉そうに説教くさいことを言いつつも、私も、当然ついつい遊んでしまう時間はあったのですが・・・)

以上、たっつーでした!

 

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☆もくじ☆
1.スト生が1次試験前に最低限やっておくべき3つのこと
2.去年私が使った参考書(2019合格目標ver.)
3.スト生は1次試験前に2次模試受けるべきか?

文字数:約1,900字(約3分で読めます)


こんにちは!がんばるあなたの応援団☆かわともです!
新年度が始まりましたね。人事異動や転職などで環境が変わられた方も多いのではないでしょうか。私も異動があり部署が変わりました(食品ECの営業運営→全社の財務・予算担当)。育休から復帰して4年目になりますが、毎年新しい部署に異動しているという。。未知の業務、ちょっと不安だけどワクワク感もありますね。 何かと多忙なこの時期、皆さまも時には勉強を一休みするなど、心身ともに無理せずにお過ごしくださいね。

さて本題。今回はスト生向けに「今の時期に二次試験対策すべきか?」について書きたいと思います。
4月1日のぐっちの記事とかぶっとるや~ん!とお気づきの方、鋭いですね。でも内容は多少違いますので、どうぞお付き合いください。

1.スト生が1次試験前に最低限やっておくべき3つのこと

スト生は「1次試験で手一杯だよ!2次対策なんて余裕ないよ!」というかた、多いですよね?(私もそうでした……。)個人的には、1次試験が終わるまでは2次試験対策をがっつりやる必要はないと思っています。私の考える「1次試験前に目指すべきレベル感」は次の通りです。

①2次試験の概要がわかる
—試験の出題内容、制限時間、合格基準を知っておきましょう。
②2次試験の手ごわさを知っておく
—各事例を実際に解くことがどれくらい難しいのかを知り、心の準備をしましょう。
③1次試験終了直後にスタートダッシュする準備ができている
— 1次試験の翌日からすぐに勉強できる準備を整えておくことが大切です。

このレベルに達するために、スト生が1次試験前に最低限やっておくべき3つのこととは、

①【GWまで】事例Ⅰ~Ⅳの過去問1年分に目を通し、出題内容と各事例の特徴を知る

②【GWまで】H30かH29の過去問を実際に解く(全部解く時間がなければ事例Ⅰ~Ⅲのうち最低1事例は解く)
これは超おすすめします!私は去年の4月に事例Ⅰ~Ⅲを解いてみて、1事例あたり3~4時間かかり「2次試験難しすぎる」と呆然。手ごわさを知ることで、1次試験直後に本気でスタートダッシュすることができました。
過去問を解いた後は、次の道場記事に目を通してみましょう。解答の方向性と答案作成プロセスについて、大変参考になりますよ。
H29→きゃっしいの解法実況
H30→なおさんの解法実況&事例研究
この道場記事は噛めば噛むほど味が出てきますので、本格的に勉強を開始したら改めてじっくり読むことをオススメします!
ちなみに、①②の期限をGW(ゴールデンウィーク)までとしている理由は、GW過ぎたら1次7科目の皿回しで2次に時間を割く余裕がなくなるためです。

③【7月中】二次試験の参考書を買っておく
1次試験の終了直後は、書店の2次試験対策参考書が品薄になります!!買うべきタイミングはTAC・LECの1次模試が終わったころ(7月上旬)がオススメ。参考書によっては今年度版の発売開始が6~7月であるためです。参考書の対応年度はしっかり確認してから買いましょう!(かもよ談)

2.去年私が使った参考書(2019年度合格目標ver.)

なお参考までに、去年私が使った参考書を今年バージョンにしたリストをご紹介します。(持っていたけど、あまり活用しなかったものは除く)
※クリックで拡大します

★ちなみに最も重要な「過去問と答案用紙」は、AASのサイトから無料ダウンロードして使わせてもらっていました。ありがたや。。

3.スト生は1次試験前に2次模試受けるべきか

う~ん、これも悩みどころですよね。。私の考えは、

受けなくてもOK!ただし「今から心の準備をしておかないと不安」という人は受けても良いと思う。ちなみに、まったく勉強せず丸腰で臨んでOK。

というのも、この時期スト生にとって2次模試を受ける意味は
①周囲と比較した自分のレべル感を知ることができる
②本番さながらの緊張感を体験できる
③太刀打ちできない感を実感することができる
ということだと思いますが、個人的には1次終了後でも十分担保できると感じます。

①レベル感の把握・・・スト生の場合、本格的に勉強開始すると実力がぐんぐん伸びるため、周囲とのレベル感の比較は2次勉強開始後の模試で測ったほうが意味がある。
②緊張感の体験・・・1次が終われば予備校生は毎週演習が受けられるし、独学生は模試や直前パック講義に参加することで場慣れすることが可能。
③太刀打ちできない感・・・自分で過去問1年分を解けば十分実感できる。

最後に、今日の記事で一番伝えたいことをまとめます。

○スト生はゴールデンウィーク前にH29かH30の2次過去問を一通り解いて「太刀打ちできない感」を実感すべし!
○全事例解く時間がなければ事例Ⅰ~Ⅲのうち1事例だけでもOKだが、最低でも全事例1年分は目を通しておくべし!

ちなみにちなみに、他団体(ふぞろいな合格答案)のブログなのですが、3月30日に「スト生向け今の時期やる2次試験対策」(byシュン)という記事が載っていました。へぇ~、結構いいかもと思いながら拝読しましたが、いきなり解答を見るあたり、1次試験の超短時間学習の合格者のやり方と似ているなと思いました。

以上、かわともでした!
土曜日の東京セミナーに参加される方は、当日お会いしましょう♪
今日も明日も、皆さんにとって良い1日となりますように!

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はじめに

みなさん、こんにちは。10代目のぐっちです。過去の記事はこちら、合格体験記はこちら

 

さて、ついに今週末に、我々10代目にとって初開催となる「道場 春セミナー(東京)」が開催されます。当日、お申し込みいただいたみなさんとお会いできるのを楽しみしています。また、週末は参加が難しいという方は、今年は平日セミナーも開催いたしますので、そちらも是非ご検討いただければと思います。セミナーの内容は当日のお楽しみですが(アフターレポートは道場ブログで紹介予定です)、一次試験対策はもちろんのこと二次試験に関する内容も盛り込まれております。ということで、本日は、二次試験を意識した準備についてお伝えしたいと思います。

※本記事作成時点で、東京セミナーについて、まだ若干の空きがございますので、ご都合のつく方は是非お申し込みをお待ちしております!!

 

今から二次試験の準備が必要?

現在、予備校に通われている方は、もうすぐ法務の講義が終わって、最後の科目である中小の準備をしている頃でしょうか。特にストレート生の方は、日々の講義の予習・復習に追われていて、一次試験対策で手一杯な状況だと思います。ですが、早めに二次試験対策について手をつけないと今年の合格は難しいと思います・・・

 

ということはありません(すいません、エイプリルフールがしたかっただけです)。一次試験後から対策を始めて合格している方は大勢います。ただ、二次試験は一次試験とは別物の内容ですので、予備知識が全くない状態だと、二次試験まで残り時間が限られている中で、キャッチアップに時間を要してしまいます。そのため、少しでも合格の安定度を高めるためには、早めに準備に取り組む方がベターです。もちろん、そもそも一次試験が突破できないと元も子もないので、一次試験対策とのバランスが必要ですが。

 

二次試験の準備って?

そうは言っても「二次試験の準備って何をすればいいの?」ということですが、例えば、大手予備校であるTACでは、一次試験対策の期間中に「2次スタートアップ講義(Web講義)」というものがあり、ここで二次試験の概要について理解できるようになっています(私が通っていた2年前の情報となりますが、その点はご了承ください)。もし、まだ二次試験について予備知識がない方は、まずは中小企業診断協会の試験概要等を参考に、ご確認いただければと思います。一応、簡単にですが、二次試験の概要について以下に記載します。

 

【二次試験の概要】

・筆記試験と口述試験があり、筆記試験合格者のみ口述試験を受けることができる(昨年の口述試験の合格率は99.9%)。

・筆記試験は、事例Ⅰ~事例Ⅳの4科目であり、それぞれ80分間、合計500~600文字程度の記述で解答する(事例Ⅳは除く)。

・事例Ⅰは「組織(人事を含む)」、事例Ⅱは「マーケティング・流通」、事例Ⅲは「生産・技術」、事例Ⅳは「財務・会計」を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例となっている。

・一次試験の関連としては、事例Ⅰと事例Ⅱは企業経営理論、事例Ⅲは運営管理、事例Ⅳは財務・会計が関連することになる(経済、情報、法務、中小は直接的には関連しないが、設問の一部で関連知識等が必要となる場合あり)。

・筆記試験の合格基準は、総点数が60% 以上でかつ 1科目でも 40% 未満がないこと(一次試験と同様)。

 

上記のような表面的な情報はもちろん理解しておくとして、重要なのは、そこからもう一歩踏み込んだ情報収集となります。道場ブログを定期的に読んでいる方は、その時点で進んでいると思いますが、様々な書籍やWebサイト等を活用して情報収集することをお勧めします(ちなみに私は、1年目の時は全然できていませんでした)。また、一度、二次試験の過去問を解いてみて、問題形式や難易度について体感することも重要です。この時期に、夏以降にどのような対策をするべきか、自分なりに整理するところまでできれば十分かと思われます。

ちなみに、二次試験を意識した準備はゴールデンウィーク前の4月までに実施することをお勧めします。ゴールデンウィーク後は、一次試験対策の大詰めに入ってくるため、二次試験対策にパワーを割く余裕がなくなってくると思います。

 

二次試験の失敗談

話は変わりますが、先日のちこまる(仮)の記事で、「平成29年事例Ⅳで大事件勃発!!」という事例Ⅳの失敗談がありました。実は、私も事例Ⅳ(しかも、奇しくも、ちこまる(仮)と同じ平成29年)で、大失敗をしてしまったことがあり、折角なので紹介したいと思います。

まず先にお伝えしておくと、平成29年の事例Ⅳを解いていた時の私の精神状態は、今までにないぐらいテンパっていました。そもそも事例Ⅰ~Ⅲの手応えとして、かなり厳しい状況であり、なおかつ「連結会計とかマジ無理」という感じで、焦燥感MAXでした。そんな中、少しでも点数を稼ごうとギリギリまで悪戦苦闘し、時間終了間際にさっと解答用紙を見直したところで、大変なことに気付きます。

 

第3問の設問1の解答欄が真っ白(コレです↓)

 

一瞬、「えっ??」と完全にフリーズしましたが、すぐに気付きました。はい、問題用紙にだけ解答を記入し、解答用紙には書いていませんでした。時計の秒針単位で時間は見ていたので、残り時間がほとんど残されていないことはわかっていました。もう死に物狂いで、事例を4つ解いて疲れ切って震える手で、書き殴りながら全てを埋めた瞬間に、時間終了の合図となりました。終わった瞬間は、冗談抜きで冷や汗かいてましたね。

ちなみに、これは翌年の平成30年の二次試験の時の話ですが、恐らく同じ部屋の受験生で、受験番号を記入していない人がいたようでした。その方がどういう結果になったかはわかりませんが、たった一つのミスで、当日までに費やした全ての努力が無に帰する可能性もあります。泣いても笑っても試験本番は一度きりですので、受験番号を真っ先に書くのは当然ですが、一次試験であればマークずれが発生していないか途中で確認する等、普段から習慣化することで致命的なケアレスミスを撲滅する癖をつけることをお勧めします

 

以上、ぐっちでした!

 

 

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はじめに:官報

こんにちは、どいこうです。

中小企業診断士の試験合格後、必要な実務補習・実務従事を終えて登録を申請すると、翌月末から翌々月をめどに官報に「告示」として掲載されます。私も早く掲載日を迎えたいと思いながら日々を過ごしています。

官報に関して知っておきたい(そして私は最近まで知らなかった)豆知識があります。日本国憲法の第7条第1号に定められた天皇陛下の国事行為に「憲法改正、法律、政令、条約の公布」というものがあります(当の日本国憲法も昭和21年(1946年)11月3日の明治節に公布されたものです)。この「公布」、実務上は「官報に掲載すること」なのです。ご存知でしたか? ただ、中小企業診断士資格の告示については上記の国事行為にはあたらず、所管の中小企業庁の業務のようです。

さて、今回は前回に続き、財務ネタです。テーマは「投資プロジェクト評価:食器洗い乾燥機の購入」です。

ちょっと寄り道:フレームワークの有用性

今日のテーマ、以前の「学習時間を増やす」の記事で書き漏らしてしまった内容でもあります。

簡素化できる時間(1)家電に任せられる家事

という項目を(今思うと)入れたかったのです。私は本来、各種家電を活用して家事にかける時間を減らすことに、熱い情熱を燃やしていたのでした。なのに記事を書いたときにはこの項目を落としてしまい、痛恨の極みであります。翌日、ksknの記事で改善の4原則”ECRS”が登場し、「ああ、Simplificationが漏れとったわい・・・」と残念な思いをしました。

これは、私が記事を作成していたとき、ECRSのうちのECしか想定していなかったためです。もし、私がksknのように“ECRS”の「フレームワーク」を活用していたら、モレが発生する可能性が下がっていたと思います。このように、人間の脳はいつも丁寧に網羅的に思考ができるわけではありません。よって、思考をガイドするフレームワークが有用となります。この種のフレームワークの多くは、概ね「ダブらず、モレがない」ように設計されているものだからです。なお、この「ダブらず、モレがない」ことを英語でMECE(Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive)と言い、ビジネスの現場でもこの言葉を使う方が多い印象です。

この他に有名なフレームワークには、「マーケティングの4P」「職場の管理に関する5S」「生産管理のPQCDSME」等があります。脳の弱点を補うことができる便利なツールですから、ぜひ有効活用していただきたいと思います。

前提条件の設定

さて、本題にはいります。以下では、食器洗い乾燥機を「食洗機」と表記します。

設例では、以下のような(かなり控えめの)前提条件を設定します。

<Sさん>
(1)給与所得者で、自宅の食器洗いは事業活動ではない
(2)現在、食洗機を持っておらず、手洗いしている
(3)食器を手洗いして乾燥させるのにかける時間は毎日2回、1回3分
(4)機会費用(時給に相当)は2,000円
(5)投資経験ゼロで余剰資金はもっぱらメガバンクの普通預金(年利0.01%)で運用する。

<Rさん>
(1)~(4)はSさんと同じ
(5)余剰資金をもっぱらREITで運用する。年間平均配当は3%

<食洗機>
・所要準備時間は1稼働あたり1分。
・購入価格は72,000円(価格比較サイトの上位機種の数値)。
・光熱水費を年間18,700円節約できる(パナソニックの公表数値を利用)
・10年間利用後に廃棄(廃棄コストは無視)。

そこで、この投資プロジェクトを評価してみましょう。なお、機会費用が減っても必ずしもキャッシュ獲得できるわけではありませんが、ここでは浮いた時間を利用して1時間あたり2,000円獲得できるものとみなします。

投資プロジェクトの分析

・1日4分、年間1460分削減できるため、48,667円(=2,000*1460/60)の機会コスト削減
・光熱水費削減と合わせると年間67,367円のプラス
・上記に基づき算出した各年のキャッシュフロー・割引係数・DCF等は図表のとおり

図表:Sさんの分析表

図表:Rさんの分析表

投資プロジェクトの評価

割引率(Discount Rate)とは、「将来受け取る金銭を現在価値に割り引く(換算する)ときの割合を、1年あたりの割合で示したもの」です。割引率の設定は必要に応じて行うのですが、一般的には「資金の出し手に払う利回り」または「他の投資案件(代替案件)がもたらしてくれるはずの収益率」を用いることが合理的です。設例は家計ですので以下のように想定します。
・Sさんの代替案件は普通預金なので、割引率は0.01%
・Rさんの代替案件はREITなので、割引率は3%

企業価値を評価する場面での割引率は、資本資産価格モデル(CAPM; Capital Asset Pricing Model)に基づいて算出した加重平均資本コスト(WACC; Weighted Average Cost of Capital)を採用するのが通例です。

割引係数(Discount Factor)は、「割引率を用いて割り引いた場合に、キャッシュフローが何倍に評価されるか」を表す係数です。割引率は正の値をとりますので、割引係数は開始時点では1、将来年度では1未満となります。

正味キャッシュフロー(net cash flow)は、正味(net)の概念がちょっと耳慣れないかもしれませんが、「プラス分からマイナス分を控除したキャッシュフロー」です。純資産(Net Assets)の”net”の概念です。

割引キャッシュフロー(DCF; Discounted Cash Flow)は、「割引率(または割引係数)を用いて割り引いた正味キャッシュフロー」です。

正味現在価値(NPV; Net Present Value)は、割引キャッシュフローをプロジェクト期間にわたり合計した値として算出されます。意味合いとしては、当該案件の現在価値(=実施したらどれだけ得/損するか)を示す数値です。NPVがプラスなら「得するので実施すべき」、ゼロなら「やってもやらなくても一緒」、マイナスなら「損するので実施してはダメ」です。SさんのNPVは60万円、RさんのNPVは50万円でした。判断としては「買い」です。

なお、割引率の設定によりNPVが変動します。割引率は診断士試験では与件として(5%などと)与えられるかWACCを用いるかのいずれかですので、深く考えなくても問題を解くことができますが、意思決定に影響する重要な条件なので、目的に合致した数値を想定することが非常に重要です。

内部収益率(IRR; Internal Rate of Return)とは「NPVがゼロとなるような割引率」として算出されます。より「手触り感」を持たせた表現をすると、「初期投資額の調達に金利を払うとして、年率何%までなら最終的にNPVがプラスとなるのか」という概念に近いです。今回の評価においては、93%でした。初期投資の7.2万円を年率93%の借入でまかなってもトントンになるくらい価値がある、という意味合いになります。決して電機メーカーのまわし者ではないのですが、食洗機は非常に価値の高い家電だと思います。まだの方はぜひ導入してほしいと思います。

おわりに:マイ事例計算のすすめ

みなさんもぜひ、エクセルで身近な事例を計算してみてください。特に財務に関しては、自分で手を動かして情報処理することで、知識が定着していくと思います。このほかに私が愛してやまない家電にロボット掃除機のルンバ(Roomba)やブラーバ(Braava)、洗濯乾燥機などがありますので、よろしければ題材にしてみてください。

本稿については、当初は私の本職でもある不動産経営を題材にしようかとも思ったのですが、まずはより日常的なテーマの簡素なモデルを選択して概念の解説をこころみました。事業用資産ですと、ここに固定資産の取得・減価償却・売却、借入金の借入・返済、法人税等(問題では30%で計算すると思われます)などが絡んできます。

今後、ニーズがあるようでしたら、「大家さん版・プロジェクト評価」などをやってみても良いかなと思います。

それではまた!


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今日の記事はおよそ3000文字。6分程度お時間ください♪

東京はそろそろ桜が咲き始め、週末あたりが見頃になるようですね。毎週予備校漬けの生活を3年ほど送ってきたので(笑)今年あたりは子供とお花見でも行ってみようかなと思います。

さて、前回は主に事例Ⅰから事例Ⅲで頭の中を可視化して整理する「ハコ法」についてご紹介しました。今日はその続きではないんですが、事例Ⅳでのミスを減らす計算用紙の作り方をご紹介したいと思います。

平成29年事例Ⅳで大事件勃発!!

私が「計算用紙きれいにしなきゃ!!」と思ったのは、平成29年二次試験(試験問題へリンクします)の後。あーもう連結とかわからん!!と半ば諦めて、各種予備校が出す回答と自分の問題用紙を照らし合わせていたときでした。そこで重大な発見をしたのです。連結がわかるとかわからないとかの前にそもそも…

試験問題の0を計算用紙に6と書いていたのです…!!しかも結構最初の方に。

その後の計算が総崩れしていて、そりゃー数字も違うわ。と妙に納得したのを覚えています。数字の解釈とか、公式とか高尚なミスではなく、単なる「焦りによる読み間違い!」で1年を棒に振ったのです。これで10点以上落として不合格となりました。

いやぁ、ほんとこういうことってあるんだなと。試験については受験票忘れたとか、トイレに行きたくなってしまったとか、口述試験でスーツ着て行かなかったとか、数々の武勇伝を聞いてきましたが、あるんですね。。自分がこんなことをやらかすなんてありえない、と思っているあなた。人ごとではありません!(実感(笑))

ということで今日は、主に昨年1年間で、ミスらない計算用紙をどう作ったかをこの後ご紹介したいと思います。

ゼロミス計算用紙の作り方その1 鉛筆をやめる

平成29年に受験した時の計算用紙は、鉛筆を使って小さい字でちまちまと計算していました。シャーペンは0.5mm、HBの硬めのものを使っていましたが、やっぱりこすったりすると黒くなるし、だんだん見えにくくなってくるものですね。手も真っ黒になるし。。ということで、消せるボールペンを使うことにしました。また、細かい数字もきれいに消すことがあるため、消せるボールペン用の消しゴム(ゴムじゃないけど)も活用していました。好みもあるとは思いますが、ペンひっくり返さなくてもよくなったので多少時間短縮にはなったかも?

またどこかの回で触れるかもしれませんが、事例ⅠからⅢでは同じく消せるボールペンの青色、0.4mmを使っていました。これは本文が黒色だから別の色にしようと思ったことと、ハコ法を使おうと思うとどうしても限られたスペースにたくさんの文字を書くことになるため、細い方がいいと思ったのです。

一方事例Ⅳでは文字を大きく、他の情報と混同させないようにするため、太めの0.5mmを使うことにしました。色は青でも黒でもよかったんですが青はすでに0.4を使っていたので、混同しないようにするために黒にしていました。鉛筆の粉がくっつくということがなくなったので、手も汚れないですし、結果的に文字が読みやすくなりました。

ゼロミス計算用紙の作り方その2 表を活用する

特に二次試験では毎年出る経営指標の計算、重要論点のNPVやCVP、CF計算などいろんなシーンで表を活用していました。

経営指標の解き方は人によってもいろいろですが、私の場合はまず問題文の前にBSとPLを見て考える前に安全性、収益性、効率性の3分類、おおよそ10種類の指標を表に埋め込み、他社比較の場合は他社と自社の数字を、自社の複年比較の場合は新旧の数字を一旦全部計算しきっていました。流動比率と当座比率についてはまぁ100%を明らかに超えていれば無視していましたが、そうでなければ判断する時間ももったいないのでとりあえず電卓を叩きました。その上で概ね目星をつけ、本文に根拠を探しに行く流れです。

こちらは平成30年本試験で実際に使っていた計算用紙⇩

BSやPLの表がゆとりをもって書かれていればその隣に表を延長するということもやってみたのですが、やはり印刷した文字は基本小さいので白紙の計算用紙に大きく書き直していました。

NPVの場合は年を横軸に、計算に必要な項目を縦に並べて表を作り、一つずつ数字を埋めていきました。取り替え投資の場合でも新しい設備にかかるコストなど項目として用意しておくと何年分かを計算するときにも要素の入れ忘れが少なくなります。

⇩NPV風の表です。台形補正ソフトを使ったので線がぐにゃぐにゃですみません。。

CVP分析も同様で、売り上げ、変動費、限界利益、おまけで限界利益率、固定費、営業利益を出して、という項目を上から順番に表にしていきます。

⇩こちらはCVP。どんだけ表が好きなんだっていうくらい、計算用紙は表だらけ。

式を作って数字を横に並べて計算していくこともできますが、表にして縦に並べると項目と1:1で対応させられるので計算に入れ忘れるというミスが減ります。また、桁が合いやすく、気持ち検算もしやすいような印象があります。

ゼロミス計算用紙の作り方その3 別の方法で検算する

計算方法が2種類以上ある場合は、別の方法で検算して合うかどうかを確認すると計算ミスに気付きやすくなります。解法が1種類しかない場合は算出した答えから逆算して最初の数字になっているかなどを確認していました。

同じプロセスで2回計算し直すというのも、やらないよりはいいと思いますが、2回目も同じ間違いをすることもあるため、できるだけプロセスを変えて検算をするように工夫していました。

おまけ 電卓のショートカット

計算用紙ではないですが、電卓のショートカットキーや効率的な叩き方は勉強会仲間でもよく話していました。ショートカットキーはCASIOさんの電卓を使われている方は公式HPで紹介がありました。

小さなコツでいうと、経営分析を行うときはあらかじめ分母を100で割った状態で入力して%の数字が直接出るようにしていたり(50,000/150,000を計算するときは、電卓に50,000/1,500と入力して、0.333…と表示させるのではなく33.33…と表示させていました)収益性計算の時は売上高をメモリ機能やCASIOの定数計算機能を使って何度も同じ数字を打たなくていいようにしていました。

さらにさらに小さいこだわりですが、電卓は左手で使うようにしていました。右手で使う人が多い印象ですが、右利きの人が左手で電卓を使うと、ペンを離さずに計算できるのでペンを持ちかえる必要がなく時間が短縮できます。これはもう慣れなので、トレーニング次第でできるようになります。簿記の試験ではないので鬼のように電卓を叩く必要はないんですが、少しでも時間を残せればいいなと思って始めた工夫です。

さらに極小工夫として電卓の裏には滑り止めとしてドアの衝撃防止シートを貼って滑らないようにしていました笑。最初は文房具コーナーで滑り止めを探したんですが、そこじゃなくて、DIYコーナーにあったのはびっくりです。時々ものすごく大きな音で電卓を叩くパワー(があり余ってる)タイプの受験生に出会いますが、恨みを買いそうなので少しでも静かになるようにしてました(笑)

ここまで、去年1年で計算ミスを減らすためにやってきた工夫をご紹介してきました。平成30年の事例Ⅳは計算問題の比重がかなり減って面食らいましたが、とはいえそういう年は他の受験生も面食らっているはずなので、結局他の人と差がつきやすいポイントは「落ち着いてとけばできる計算問題」にあったんじゃないかなと思います。記述の答えは今でもなんだかよくわかりませんし、傾向が変わったところを予測して当てに行くのは相当難易度が高いです。特に二次試験では、他の人が解けるところを絶対に当てに行き、他の人がミスるところでちょっと差をつけると言うことが合否を大きく分けます。そのためにも皆さんの答案から計算ミスや勘違いが少しでも減れば、合格に近づくということです!ご自身に合うやり方を見つけてくださいね。

本日も最後まで読んで頂きありがとうございました。

以上、ちこまる(仮)でした。

 

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みなさん、おはようございます。なおさんです。

前回の「なおさんの解法実況&事例研究:平成30年度事例Ⅰ」に続きまして、今回は「なおさんの解法実況&事例研究:平成30年度事例Ⅱ」と題して、私がどのように平成30年度の2次試験を解答したかを実況解説形式で書きたいと思います。

(前回の記事「なおさんの解法実況&事例研究:平成30年度事例Ⅰ」はこちら
(前々回の記事「80分間の過ごし方」はこちら
(初回の記事「バックキャスティング思考法」はこちら
(合格体験記はこちら

※冒頭の解説は、一部前回の記事と重複しますが、この記事から読み始めた方のために残しております。

この原稿の本文は「2018年10月の2次試験直後に書いた再現答案をベースに、2018年の11月初旬に口述試験対策用として書き直した資料」をベースにしています。(口述試験の日まで通勤電車の中で毎日読んでました)

タイミング的に11月初旬は2次筆記試験の発表前ですが、2次筆記試験の合格発表が12月7日、2次口述試験が12月16日に予定されていましたので、2次筆記試験の結果を見てから準備するのが不安だったことと、怒涛の2次試験対策が終わってポッカリとやることがなくなり「2次筆記試験ロス」(毎日会っていた恋人が遠くへ行ってしまった)みたいになっていましたので、「まぁ、ぼーっとしてても仕方ないので、2次筆記試験の振り返りと口述試験対策を兼ねて書いてみよう」と思ったのがきっかけでした。

賢明なる道場読者の皆様はもうすでにお分かりですね。本記事は偉大なる先代9代目きゃっしいさんのパクリです。(きっぱり)「お世話になった偉大なる記事は後世に引き継がせてもらおう」という完全に個人的な思い込みから、自信をもって堂々とパクらせて頂きたいと思います。(^^)9

記事の構成は「解法実況+再現答案」、「さらなる事例研究+改善答案」という順でお届けします。
平成30年度事例Ⅱの私の得点開示結果は「64点」でした。ですので、80分間で解答に至るプロセスのトレースと「再現答案」レベルの解答が書ければ「合格レベル」という目安になると思われます。また、その後の見直し(事例研究)後に書いた「改善答案」レベルの解答が書ければそれ以上の得点が期待できる、という風に到達点の目安として活用していただければ幸いです。

尚、ブログでの読みやすさを考えて、再現答案以後は「第1問の再現答案→事例研究→改善解答」、「第2問の再現答案→事例研究→改善解答」、、の順で構成しています。

試験本番80分間の手順については「80分間の過ごし方」を先に読んでいただけると効果的です。
また、平成30年度の試験問題を一度ご自身で解いた後に記事を読んでいただくとより効果的かと思われます。

それでは「なおさんの解法実況&事例研究:平成30年度事例Ⅱ」いってみましょう。(^^)/


1.試験開始~3分:諸手続き<作業>

「80分間の過ごし方」の手順に従って、受験番号記入メモ用紙作成(表紙を二つに破る)を行います。続いて、各段落に①、②、③、、、と段落番号を振りながら「3ページ、9段落。最近頻出のグラフが出てきたぞ。インバウンド客数の推移か、インバウンド客がターゲット候補だね。」と思いつつ、淡々と「作業」を進めます

2.試験開始後3分~4分頃:与件文の冒頭確認<作業>

次に与件文の冒頭を確認して事例企業の概要を把握します。「B社は150年の歴史を持つ老舗旅館。30歳代後半の若い社長が承継したばかりで、従業員7名、15室の小規模旅館。」くらいが把握できれば十分です。

B 社は、X 市市街地中心部にある老舗日本旅館である。明治初期に創業し、約150年の歴史をもつ。2 年前、父親である社長が急死し、民間企業に勤めていた30 歳代後半の長男が急きょ事業を承継することになり、8 代目社長に就任した。資本金は500 万円、従業員は家族従業員3 名、パート従業員4 名である。このうち1 名は、つい最近雇用した英語に堪能な従業員である。客室は全15 室で、最大収容人員は50名、1 人1 泊朝食付き7,500 円を基本プランとする。裏手には大型バス1 台、乗用車6 台分の駐車場がある。

3.試験開始後4分~10分頃:設問要求を確認する<作業>

H30年は設問が4つで各25点。大きく外すと致命傷になるので、設問要求を正確に把握して忠実な解答を心がけよう、と思います。

■第1問(配点25点)

B 社の現状について、3C(Customer:顧客、Competitor:競合、Company:自社)分析の観点から150 字以内で述べよ。

【設問要求の確認】
設問は「B社の現状を述べよ」、制約条件は「3C(Customer:顧客、Competitor:競合、Company:自社)分析の観点から」になります。与件文からB社の現状の記述を抜き出し、3Cのそれぞれについて分類し、解答すればよいのかなと思いました。また、制限文字数が150文字ですので、3Cそれぞれ50文字ずつを目安にします

■第2問(配点25点)

B 社は今後、新規宿泊客を増加させたいと考えている。そこで、B 社のホームページや旅行サイトにB 社の建物の外観や館内設備に関する情報を掲載したが、反応がいまひとつであった。B 社はどのような自社情報を新たに掲載することによって、閲覧者の好意的な反応を獲得できるか。今後のメインターゲット層を明確にして、100字以内で述べよ。

【設問要求の確認】
設問は「どのような自社情報を新たに掲載することによって、閲覧者の好意的な反応を獲得できるか」を述べよ、とあります。また、制約条件は、「自社情報」、「(目的)新規宿泊客を増加させたい」、「今後のメインターゲット層を明確にして」ですので、「〇〇〇をメインターゲットにし、①~、②~といった自社情報を掲載する。」というフレームを使い、①自社に関する情報(祭りなど自社以外の情報ではない)、②新規顧客獲得に関する情報、③掲載場所は自社ホームページや旅行サイト、というルールの中で情報を探します。また、これまでも「建物の外観や館内設備」は掲載していましたので、これら以外の情報という制約もあります。

■第3問(配点25点)

B 社は、宿泊客のインターネット上での好意的なクチコミをより多く誘発するために、おもてなしの一環として、従業員と宿泊客との交流を促進したいと考えている。B 社は、従業員を通じてどのような交流を行うべきか、100 字以内で述べよ。

【設問要求の確認】
設問は「従業員を通じてどのような交流を行うべきか」を述べよ、とあります。また、制約条件は、「(目的)宿泊客のインターネット上での好意的な口コミをより多く誘発するため」、「おもてなしの一環として(無償サービス)」、「(対象)従業員と宿泊客との交流を促進」になります。
「口コミの誘発」については、一次知識の「顧客関係性の強化→顧客満足度の向上→口コミの発生を促進」というフレームワークを意識しながら、「従業員と顧客の交流を通じて、宿泊客の満足度を向上させる施策」を考えることになります。

■第4問(配点25点)

B 社は、X 市の夜の活気を取り込んで、B 社への宿泊需要を生み出したいと考えている。B 社はどのような施策を行うべきか、100 字以内で述べよ。

【設問要求の確認】
設問は「宿泊需要を生み出すための施策」を述べよ、です。また、制約条件は「X市の夜の活気を取り込んで」とありますので、夜間人口の増加(5段落)に関連した施策を考える必要があります。

設問要求確認後の問題用紙(クリックで拡大します)

 

4.試験開始後10分~40分頃:解答要素の確認と解答骨子の組み立て<思考>

■第1 問(配点25点)

競合については8段落に「B社から距離の離れた駅前にはチェーン系ビジネスホテルが2軒ほどあるが、X氏市街地中心部にはB社以外に宿泊施設がない」(競合はない)という記述が1行半(約60文字)で記載されていますので、これをほぼそのまま抜き出せばよいと思います。顧客についても7段落に「現在、宿泊客は昔なじみのビジネス客8割、インバウンド客2割りであるが、なじみ客らは高齢化が進み、減少傾向にある」という記載を抜き出せばよいでしょう。
自社については関連する記載がかなり多いので、どこを持ってくるかで悩むところですが、「約150年の歴史ある老舗日本旅館」でありながら高級路線に行かず、「ビジネス客の支援を柱とし、高級な夕食や大浴場を省くことで安価な宿泊代金を実現してリピーターを獲得している」ことが最大の特徴だと思いますので、そこを骨子にしてまとめていきます。

■第2問(配点25点)

メインターゲット層は、6段落にある「ここ数年で急増する和の風情を求めるインバウンド客」で問題ないと思います。掲載する情報は、2段落を中心に「和の風情がある苔むした庭園」、「館内の廊下や共用スペースには、歴代の社長たちが支援してきた芸術家による美術品が随所に配置」され「文化の香りに満ちた雰囲気」を醸し出しています。また、「海外でも名の知られた作家や芸術家による美術品」も重要な要素でしょう。さらに「器にこだわり日本の朝を感じられる献立の朝食」もありだと思います。

■第3問(配点25点)

施策に関する具体的な記述はありませんので、「B社が利用可能な資源」の中から「従業員と顧客とが交流」できそうな資源をピックアップします。6段落目には「歴史ある街並みに加え、こうした食べ物などは写真映えし、SNS投稿に向く」とヒントがありますので、この部分を中心に組み立てればよいと思います。また、6段落目の最後には「そのため、ここ数年は和の風情を求めるインバウンド客が急増している」とあり、メインターゲットは「インバウンド客」となりますので、「最近雇用した英語に堪能な従業員」の出番です。

■第4問(配点25点)

施策に関する具体的な記述はありません。5段落では、夜間の滞在人口が増加傾向となった背景として、「X市の名刹と商業地域が高視聴率の連続ドラマの舞台となったこと」、「名刹は通年で夜間ライトアップ」、「地域ボランティアによる観光案内や町の清掃活動」とありますので、連続ドラマのファンによる聖地巡礼と地域が「美しい街並みと活気の維持に熱心なこと」が夜間の滞在人口を押し上げています。
一方で、6段落目の冒頭には「X市は大都市圏とも近く、電車で2時間程度の日帰りできる距離」にありますので、多くの観光客が「日帰り」で訪れている可能性があります。ですので、この日帰り観光客に泊まってもらうための施策が打ち出せれば、「夜の活気を取り込む」ことができると考えます。また、このような「与件文からの抜き出し」で対応できない設問に対しては、可能性のあるものを多く記載しようと考えていましたので、「施策は①~、②~、③~、である。」というスタイルで解答します。

解答要素確認後の問題用紙(クリックで拡大します)

解答骨子のメモ(クリックで拡大します)

 

5.再現答案&事例研究

■第1 問(配点25点)

現状は①距離の離れた駅前にはチェーン系ビジネスホテルが2軒あるがX市市街地中心部にはB社以外に宿泊施設がない状況下で②長期滞在する固定客を安い宿泊料で支援してきた歴史ある老舗日本旅館であり③顧客の大半を占める昔なじみのビジネス客は高齢化で減少傾向にあり、インバウンド客は十分に取り込めていない状況。(149文字)

【事例研究】
「顧客面は~、競合面は~、自社面は~」というスタイルの方がわかりやすいですが、文字数を稼ぐために①②③で分けました。内容的にもきれいに分離してありますので、この部分の失点はないかと思います。インバウンド客については「対応不十分」というニュアンスも入っていますので、大きな失点はなかったかと思います。

【改善答案】
ありません。

■第2問(配点25点)

X市を観光で訪れる和の風情を求めるインバウンド客をターゲットにし、海外でも名の知られた作家の美術品が配置された館内の廊下や共用スペース、苔むした庭園を掲載し、文化の香りに満ちた和の雰囲気を訴求する。(99文字)

【事例研究】
ターゲットは、「X市を観光で訪れる(ジオ)和の風情を求める(サイコ)インバウンド客(デモ)」としました。最後は閲覧者(ターゲット層)の求める「和の雰囲気を訴求する」で締めくくりたかったので、文字数の関係で朝食を省きましたが、入れるとすればこんな感じでしょうか。

【改善答案】

X市を観光で訪れる和の風情を求めるインバウンド客をターゲットにし、海外でも名の知られた作家の美術品、器にこだわった日本の朝を感じる朝食、苔むした庭園を掲載し、文化の香りに満ちた和の雰囲気を訴求する。(99文字)

 

■第3問(配点25点)

英語に堪能な従業員を活用し、ホームページに英語等も可能なSNSを設置し①古き良き時代の日本を感じさせるX市の歴史ある街並み②地元の老舗商店の和菓子などを投稿し、宿泊客は感想を投稿、顧客関係性を強化する。(100文字)

【事例研究】
全然イケてませんね。80分間では要件を満たすおもてなしが思い浮かびませんでした。「英語に堪能な従業員」、「SNS」、「歴史ある街並み」、「老舗商店の和菓子」、「顧客関係の強化」とキーワードを並べただけで、「従業員のおもてなしによる顧客との交流を通じて、宿泊客の満足度を向上させる施策」にはなっていません。おそらくほとんど点は入っていないと思われます

【改善答案】

英語に堪能な従業員を活用して商業地域へのガイドツアーを行う。歴史ある街並み、スイーツの食べ歩き、老舗商店の和菓子を楽しみ、顧客満足向上によるSNSでの好意的な口コミを誘発し、新規顧客の獲得につなげる。(100文字)

■第4問(配点25点)

施策は①連続ドラマの舞台となった名刹と商業地域の観光マップの作成と配布②地元の割烹料理店と協業し夕食の提供③遅い時間のチェックインの対応④予約のない客への対応⑤館内大広間でのバー営業である。(95文字)

【事例研究】
思いついたものを全て記載していますが、いまひとつパっとしませんね。特に②はイマイチだったと思います。事例Ⅲでは「できていない→する」というパターンがあるので、このような反応をしてしまいましたが、「創業以来、夕食は提供していない」(2段落)のは、「執筆や創作のために長期滞在する作家や芸術家を支援」(創作活動の場を安価に提供)するためですので、夕食を提供するために宿代が上がるのでは本末転倒です。また、4段落には、商業地域には「さまざまなタイプの飲食店」、「銭湯」がありますので、夕食や大浴場を希望される宿泊客にはマップなどを作成して紹介すればよいのだと思います。
「連続ドラマの聖地巡礼にくる日帰り客を宿泊させるための施策」という観点からみると、①をもう少し踏み込んで「1泊2日で回る聖地巡礼ツアー」の様なツアー提案を行う、というものいいですね。裏手には大型バス1台が停められる駐車場がありますので、旅行会社とコラボしてパックツアーの実施までつなげても良いかもしれません。このような感じでしょうかね。

【改善答案】

施策は、連続ドラマの舞台となった名刹と商業地域を1泊2日で回る「聖地巡礼ツアー」を旅行会社と協働で企画・実施する。これにより大都市圏から日帰りでX市を訪れる観光客に対して宿泊需要を喚起する。(95文字)

6.その他資料

■SWOT分析

S:
・明治初期に創業し、約150年の歴史
・最近雇用した英語に堪能な従業員
・和の風情がある苔むした庭園
・館内の廊下や共用スペースに歴代の社長たちが支援してきた芸術家たちによる美術品が随所に配置され、文化の香りに満ちた雰囲気
・海外でも名の知られた作家や芸術家の美術品
・空港、大都市から2時間のX市市街地中央に立地
・外国語で予約が受け付けられるホームページ
・館内Wi-Fi
・モバイル決済(予定)
・器にこだわり、日本の朝が感じられる献立の朝食
W:
・拡大する観光需要を享受できていない
・民間企業に勤めていた30代後半の社長が急遽2年前に事業を承継(経験・ノウハウ少ない)
・夕食は提供していない
・宿泊棟は築45年で、客室にはずっと手を加えていない
・大浴場がなく、各部屋に洋式トイレとバスを設置
・固定客がいたため、大したプロモーション活動を行ってきていない
O:
・400年以上続く地域の祭りの見物客は近年、年々増加
・X市の名刹と商業地域が高視聴率ドラマの舞台となり一躍脚光を浴びる
・地域がエリア一帯の美しい街並みと活気の維持に熱心
・夜間の滞在人口は増加傾向
・古き良き時代の日本を感じさせるX市の街のたたずまいは観光地として人気
・和の風情を求めるインバウンド客
T:
・なじみ客の高齢化が進み減少傾向

■B社が利用可能な資源

※会社の変遷に関する記述がほとんどありませんので代わりにまとめてみました。

<内部資源>

・英語に堪能な従業員
・従業員教育による外国語対応
・大型バスが停められる裏手の駐車場
・館内の大広間
・和の風情がある苔むした庭園
・廊下や共用スペースの随所に配置された美術品と文化の香りに満ちた雰囲気
・X市の城址、名刹・古刹、商業地域に徒歩圏内の立地
・空港や大都市圏から2時間ほどの立地
・無料Wi-Fi
・外国語で宿泊予約可能なホームぺージ
・モバイル決済(予定)
・器にこだわり日本の朝を感じられる献立の朝食

<外部資源>

・400年以上続く地域の祭り
・祭りの展示施設での山車引き体験
・様々なタイプの飲食店と銭湯
・地元の割烹料理店の仕出し(夕食)
・地元の篤志家が建設した美術館
・連続ドラマの舞台としての注目
・名刹の通年ライトアップ
・地域ボランティアによる観光案内
・増加する夜間の滞在人口
・インスタ映えする歴史ある街並み
・インスタ映えするスイーツや伝統を思わせる和菓子
・急増する和の風情を求めるインバウンド客

 


いかがでしたでしょうか。少しでも2次試験の思考プロセスが臨場感をもって伝えられていたら幸いです。では、次回は事例Ⅲを実況してみたいと思います。以上、なおさんでした。

 

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みなさんこんにちは😊ちこまる(仮)です。合格体験記はこちら

さて、桜が咲き始め、花粉が飛びまくり、今年鼻花粉症デビューした身としてはティッシュが手放せなくなった今日この頃。

道場メンバーの投稿も一次試験対策が多い中で(一次の記憶がほとんどない)私から今回お伝えしたいのは、アタマの中を可視化する「ハコ法」(ちこまる(仮)命名)についてです。今年一次試験の科目が残っている方は1次に集中している真っ最中かと思います。また、二次試験中心に勉強されている方も、勉強法を模索している時期ではないでしょうか。今日は二次試験の概要とともに私がやってきた二次試験の得点を安定させる方法をご紹介したいと思います。

二次試験とはお客さんがオーダーしたメニューを忠実に提供すること

東京の春セミナーでは二次試験の概要を私がご紹介する予定なのですが、二次試験というのは、「出題者というお客さんがオーダーしたメニューをできる限り一般的な形で提供する飲食店になる」というのに似ています。

「チャーシューメン大盛り麺固めもやし抜き1杯」と言われているのに、チャーシューが入ってなかったら、みなさんどう思います?もやし抜きといったのに、もやしが入っていたら?大抵の人は文句を言うと思います(笑) ましてや麺がなかったりしたらなおのこと。お金返して!と言いたくなりますね。この、「チャーシューメン大盛り麺固めもやし抜き1杯」のオーダーに、ちゃんとチャーシューをもりもりにして、麺を固めにして、もやしを抜いて、大盛りにして提供することができるのが得点の高い答案(になる可能性が高い)ということです。

例えば平成30年事例Ⅱ第2問を見てみましょう。

2 問(配点 25 点)

B 社は今後、新規宿泊客を増加させたいと考えている。そこで、B 社のホームペー ジや旅行サイトに B 社の建物の外観や館内設備に関する情報を掲載したが、反応が いまひとつであった。B 社はどのような自社情報を新たに掲載することによって、閲 覧者の好意的な反応を獲得できるか。今後のメインターゲット層を明確にして、100 字以内で述べよ。

ここで、外してはいけない「チャーシュー」は自社情報、今後のメインターゲット層です。自社情報が入っていない答案は、かなり点数が低い答案になると思います。また、入れてはいけない「もやし」はB 社の建物の外観や館内設備ですね。

さらに、加点要素になり得るものとして、知識系キーワードがあります。これはいわば、お店によって入っているか入っていないかが分かれるトッピングで、煮卵半個のようなものだと思ってください。チャーシューメン大盛り麺固めもやし抜き1杯には、煮卵が入っているかもしれないし、入っていないかもしれない。お客さんはどちらを望んでいるかわからないから、とりあえず入っていそうなら入れておいたほうがいい、という判断になります。

この問題の場合は「口コミ」といった言葉でしょうか。煮卵半個、のり、ほうれん草、あたりまでは、まぁラーメンのトッピングとしてはありかなと思いますが、カニが入ってたらどうですか?それはもはや、カニラーメンという名前がついているはずです。ですから、何でもかんでも知っているものを詰め込めばいいというわけではありません。気を利かせて入れてもいいですが、あくまでも「入っていそうだな」と思うものにとどめておいたほうが、他のキーワードを入れる余地が残ります。二次試験は加点方式という噂がありますが、いらないキーワードを詰め込んで0点になるくらいなら、白紙の方が時間が作れてまだまし、というものです。

ハコを作って埋めていく!

では、何がメインの具で、何がサブの具になり得るのか、加点要素になり得るキーワードの見極めを設問分析の時点で予想して書いておくというのがハコ法です。このハコ法、実は9代目の桃ちゃんから教えてもらったもの。ちこまる(仮)と桃ちゃんは、2017年(桃ちゃん合格年度)に同じ勉強会に参加していました。彼女は診断士受験生のネットワークも広く、幅広い情報収拾をしていて、「こんな方法あるらしいで〜」とチャキチャキの関西弁で教えてくれたのです。

ハコ法はシンプルにいうと、解答の構成要素となり得るチャーシューを設問分析の時点でハコにして、与件本文を分析する際にはそのハコのタイトルを頼りに構成要素のチャーシューっぽいキーワードを抜き出し、どんどん放り込むことでキーワードの抜き漏れと反映漏れを少なくするという手法です。

手順① 構成要素をハコにする!

問題を解き始めて、私が一番最初にやっていることは、全体の解答用紙のボリュームを確認し、与件本文冒頭の数行を読んで、設問分析をすることです。

設問分析を最初にするのはとにかく思い込みによるバイアスを外すこと。与件本文を読む前のまっさらな頭は一番、「チャーシュー」や「もやし」を見つけやすいのです。この時煮卵やのり候補も見つかっていれば最高ですが、まずは構成要素として欠かせないものをメモにします。先ほどの例では「何情報」、「ターゲット」というハコを用意します。

手順② 食料庫からハコに入れるものを見つけて放り込む!

さて、一通り具材の予想がついたところで、そのあとは与件本文を分析します。与件本文分析は、いわゆる食料庫。材料がたくさんおいてある場所だと思ってください。ただしその材料は、ほとんどが文字で書かれており、見た目で判断していくのは難しいです。大量の食材が置いてある中で、何を探しに来たかがわからなくなるとオーダーそのものが見えなくなるということが起こります。もともとチャーシューメンを作ろうと思って材料を探しに来たのに、もっとおいしそうなステーキ肉が見つかったから、ステーキラーメンを作ってしまおう!!きっとその方がおいしいに決まってる!!という謎の思い込みが、与件本文を読んだ後に発生するのです。同じ肉だからいいじゃない!とかね(笑)

でもそれ、もうステーキラーメンですし、オーダー違いですし、あんまり頼む人いないです。。。

このような、与件本文を読んだ時にいかにもなキーワードが見つかった時、それがちゃんとオーダーにあっているのかを確認するプロセスを入れる、というのがハコ法の重要なポイントだと思います。

手順③ 食材をハコから取り出して調理する!

一通りハコに食材が入ったら、そこから決められた器(文字数)にあわせどういう順で入れていくと良いかを考えます。論理的な展開になっているか、結論がわかりやすいかなどを考え、入れる順序や文言を決めていきます。ボリューム調整もこの段階でかけていきます。

手順④ お皿の上にきれいに盛り付ける!

採点者も人間ですから、美しく、わかりやすく盛り付けて欲しいと思うものです。チャーシューメンだけどチャーシューは全部麺の下にありますので!というチャーシューメン、一般にはあんまりありません。インスタ映えの真逆を行く仕上がりは、好まれないです。ちなみに奇抜で斬新だけどチャーシューは入ってます!うちは麺にチャーシュー練りこんでます!とかいうラーメンは、点数があんまり伸びないと思います。予想ですが採点者の試食(採点)時間は大変短く、わかりやすく「チャーシューたくさん入ってますよ!」というアピールをしていかないと、魅力的には見えません。親切丁寧に試食してくれるわけでは必ずしもないということも覚えておきましょう。

番外編 同じ食材が二つのハコに入りそうな時

汎用性の高いキーワード(食材)は二つのハコに入りそうに見える時もあります。丁寧に見ていけば見定められるケースもありますが、なんだかよくわかんないなぁ、という時にはリスクを分散するためどちらにも放り込む!は選択肢としてありえます。「チャーシューメン」、というオーダーと「餃子」というオーダーがあった時、どっちにもネギ入ってそうに見える…ということもありますね。売上向上、とか、愛顧向上などでしょうか。与件本文に出てくるキーワードでもどちらに使えばいいかわからない時がありますので、めちゃくちゃ悩んで一つに絞った挙句、外すくらいなら、さっくりとどちらにも入れるという決断をしてしまった方が合理的かなと思います。

これからトレーニングしてみようかな、と思う方へ

さてここまでがハコ法の概略です。最初は少し時間がかかるかもしれませんが、慣れてくるとハコのサイズや具の選定などの精度が上がっていきます。そうすると、設問分析で他の人より少し時間がかかる傾向にはなりますが、探したものを調理して盛り付ける、という、構成要素を考えて作文をしていく作業が格段に早くなります。キーワードで要点を把握するタイプの方には一度試していただきたいです。とはいえ、実は最初に勧めてくれた桃ちゃんはこの方法を採用しなかったのです(笑)。というのも、彼女の場合はキーワードを見抜いて抜き出す力がピカイチで、ハコなんかなくてもザクザク抜いてきた強者でした。また、ほぼ下書きを作ってから答案を作っていくという、速書きの持ち主でもありました。なのでキーワードを抜くよりも文章を書いた方が早いタイプだったのではと思っています。したがって、ハコ法人は選びますが体得すると得点が安定してくるやり方の一つだと思います。

やってみようと思った方にもう一つお勧めしたいことがあります。それは読める字を早く書く練習と、キーワードをいち早く掴む読み方のトレーニングです。一見診断士とは直結しなさそうですが、これはいわば読み書きのスキルを高めるようなもので、診断士に限らず役に立つシーンが多いスキルでもあります。残念ながら付け焼き刃では身につかないので、今この時期だからこそお勧めできるやり方でもあります!一次試験の勉強に飽きちゃった時、二次試験といてみようかな〜と思ったら、一問でもお試しいただければと思います!

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!

以上、ちこまる(仮)でした。

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どーも、そーやです。

一般的にタブレット(iPad)を活用した勉強方法ってあまり紹介されてないと思います。私も去年勉強開始する際にいろいろと調べましたが、参考になったのがこちらのおとさんの体験記記事くらいでした。そのため今回は、私自身が実践したiPad活用の勉強方法をお伝えしたいと思います。

昨年の診断士試験では以下のツールで勉強を行いました。
・スタイラスペン:ApplePencil
・タブレット:iPad Pro 10.5インチ
・アプリ:GoodNotes4(iOSのみ対応、最新版はver5がリリース済み)

流れとしては、スピテキなどを紙で購入し、PDFに変換し、GoodNotes4で取り込みました。また過去問は協会HPよりPDFでダウンロードできるため非常に重宝しました。

この勉強法のメリットとデメリットは以下の通りです。

メリット
携帯性&利便性(すべてのテキスト・過去問・参考資料・ノートが一つにまとまり、どこでも勉強できる。またiPhoneと同期させているので、通勤中も手軽に見ることができる)
効率性(取り込んだ内容は自由に複製できるため、何度も解けるし、何より過去問の分野別問題集簡単に作成できる。特に私はABランクに絞った分野別問題集を作ったりしました)

デメリット
費用(タブレットもそうだがApplePencilが地味に高く初期投資がそこそこする)
事前準備の負担(紙テキストをPDFに変換するのに1冊あたり10分以上、トータル6~8時間ほど単純作業が必要だった)
消しゴムに慣れない(特に2次!シャーペンで紙に書く&消しゴムを使うが久しぶり過ぎて地味に面倒だった)

実際にiPadでつかった内容はこんな感じになります。書き込みが自由にでき、また利用するペンの太さ自由に設定できるため、自分にあったノートが作成できます。なお私はたくさんの色を使うと疲れるため基本3色の細ペン(赤、ピンク、緑)と4色マーカー(ピンク、オレンジ、黄色、青)で使い分けました。

但書(中小企業診断士協会よりDLした過去問に、TAC出版第1次試験過去問題集の一部を利用して作成しています)

 

■iPad活用方法の詳細

①テキスト類をGoodNotesに取り込む
私はキンコーズで購入したテキストを裁断し、複合機でスキャンしてPDFにしたあとに取り込みました。一部は電子書籍でも購入しましたが、必要な部分だけスクリーンショットでJPEG化して取り込みました。なおiPad活用での注意点としては、これらの行為が私的利用の範囲内であることが必要です。勉強会などを含めて、他人に渡すためにコピーしたりPDF化する行為は、原則著作権侵害となりますので、ご留意ください。

②科目ごとにフォルダ分け、テキストも章ごとに細分化
これは使いやすさの点だけの話ですが、GoodNotesではフォルダ分けができるため科目ごとに管理しました。

また画像では企業経営論のテキストを3分割にしています。必要最小単位でファイルも分けた方が勉強しやすかったです。なおフォルダ番号が飛んでいるのは、二次対策で少し変更したためです。

③過去問まとめノートの作成
iPad勉強法で一番良かったことは先述のメリットにも記載した通り、過去問の分野別・論点別のまとめノートを作成するのが非常に簡単だったことです。

内容をサムネールで表示し、それぞれのページをドラッグ&ドロップで移動したり、コピーや削除などもできるためお手製のまとめノートが作成できます。一定数の受験経験者は試験前にファイナルペーパーを作成されると思うのですが、私の場合はこれがすでにファイナルペーパーと同義のものになったので、直前対策でもほぼ手間をかけずに勉強を進めることができたことは大きなメリットでした。また勉強時間もそれで短縮できます。当然試験会場でも最終チェックができますので。

④問題演習の効率化
結構重要なポイントだと思います。赤ペンで問題を解き、2回目は赤シートで解答を隠して解いていくやり方を昔やった記憶があります。タブレット学習の場合には、すでに電子化しているため、問題は事前に複製しておいて、何度解こうがまっさらな状態で解けることが当たり前になります。また③にも書いた通り、表示順の入れ替え複数の問題集を組み合わせることも容易なため、自分オリジナルの問題集も作れたりします。

■総括

いかがだったでしょうか。勿論、iPad以外のタブレットでもできますが、ご注意いただきたいのはスタイラスペンの書き心地利用するノートアプリがどこまで自分のやりたいことに対応しているか、それがとても重要だと思います。個人的には今後タブレット愛用家が増えることを望んでいます。私も4月に情報処理試験を受けるため、またiPadにテキストや問題集を仕込んで勉強を進めているところです。

ただし、

中段でもお伝えしましたが、タブレットを活用する場合は情報のコピーが非常に容易です。くれぐれも私的利用の範囲内に留めておいて下さい

以上、そーやでした。

 

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おはようございます。makinoです。

本日も読んでいただき、ありがとうございます。

 

 

少し前の話ですが、同級生のお父さんに会いに行きました(仮にAさんとしますね)。

 

自分は、小学生のころ、町内のソフトボールチームに入っていたのですが(男の子はみんな、半強制で入団でした…)、そのチームのコーチをしてくれた方です。

 

コーチを引き受ける事ができるほど、Aさんは、背が高く、運動神経も良く、とてもカッコイイお父さんでした。ただ、自分がAさんとの思い出で、最も印象的なのは、野球の技術ではなく、この言葉です。

 

「ひとが怒られている時は、自分が怒られていると思え。そうすれば得をする。」

 

既に40年近く前のお話なのですが、未だにこの言葉を覚えている事が、自分としては感慨深く、それを含めて、当時のお礼を伝え、また、どんな気持ちで自分たちを指導してくれていたのか、の昔話をしたかったのです。

 

そんなAさんは、70代半ばになっておられました。
奥様を亡くした悲しみを乗り越え、当時と変わらぬ距離感で自分に接してくださり、とても楽しい時間でした(先方にも、喜んで頂けたようでした)。

 

会いたい人には、会いに行く。
自分が大切にしていることの1つです。

 

もし、読者のみなさまが、道場ブログを読んで、「この人の話を直接聞いてみたい」と思っていただければ、とても嬉しいですし、我々もそうなれるように、頑張ります。

 

少しでも、お互いに、価値のある楽しい時間が過ごせる事を期待して、春セミナーを開催いたしますので、皆様のご参加をお待ちしております!

 

 

冒頭の余談が、きれいにまとまってしまいました。「お前は、もっと関係ないこと書けよ」という応援、お待ちしております(無いだろうなぁ・笑)

 

さて、本題です。

本日は、独学の方むけにお話しします。
独学者は、情報収集に長けた方がいらっしゃいますので、道場読者の方にも、比較的多く、しかも熱心な方がいらっしゃると思います。

 

自分のお話をしますと…、
昨年1月から1次試験の勉強を独学で、開始しました。企業->財務->運営->経済->情報->法務->中小、の順で進めていましたので、昨年のこの時期は、ちょうど運営の後半、店舗管理をやっていました。

 

一応、製造業で20年以上働いていますので、生産管理や生産技術は、やや身近に感じておりまして(なんか頼りないぞ)、苦手意識はなく、店舗管理も、お客の立場から、楽しんで勉強していました。

結果、昨年の1次試験は、以下の成績で、通過しました。
経済 68
財務 72
企業 65
運営 76
法務 44(8点加算前)
情報 76
中小 74
TTL 475

 

高得点通過、というわけではありませんが、特に、苦手科目も無く、大荒れだった法務以外は、無難に乗り切った印象です。また、1次は、過去(2010-12年)にも、科目を積み上げて通過した経験があり、いわば勝ち方は知っていました(おい、偉そうに聞こえるぞ)。

 

もし独学のあなたが、現在、スピ問や過去問をこなしながら、大きくツマヅクことも無く、学習を進められているのであれば、とても順調な進捗だと思います。

 

 

ここからが、本日のポイントです。
ちょっと余談ぽいのですが…、

 

実は、YouTubeのホリエモンチャンネルが好きです。独立を視野に、勉強の一環として視聴しています。先日、教育関連の話題で、大学受験に関して、堀江貴文さんのこんなコメントがありました(相当、「要約&はしょり」をしています)。

======
大学受験の勉強に関して言うと…、
偏差値40はメンター
50はオンライン教材
60以上は独学
…で対応できる(なのでxx社のサービスは偏差値40のユーザ向け)
======

「偏差値は母集団がキモでしょ、この母集団って何よ」、という数学を知っている方からの突っ込みはさておき(その通りなのですが…)、すっかり「なるほど」、と思った、素直な(単純な)私でした。

 

というのも、自分は、前述の通り、1次試験は独学で進めていました。
が…、1次突破の猛者が集まる2次の母集団では、おそらく偏差値60は無かったでしょう。なので、メンターを求めて、予備校の助けを借りていました。さらに、2次試験に2度失敗した2012-13年は、独学のみでしたから、妙に身に染みて説得力のあるコメントだったわけです。

 

独学で1次試験対策をされている方、2次も独学で行かれますか?

 

1次対策が順調に行っていればこそ、2次もこのまま行ける、と思いがちです(成功体験の罠ですね)。過去にそこでつまずいた経験者から言わせて頂ければ、2次試験は、敵のレベルが違いました(敵ですって、穏やかじゃないですね)。つまり、1次試験で上位20%のあなたが、2次試験では下位20%かもしれません。そんな集団で戦うことになります。

 

もちろん、1次・2次とも、独学で合格される方もいるわけで、「独学じゃ合格しないよ」と言っているわけではありません。

「おい、makino、お前と一緒にしないでくれ」という突っ込みは百も承知の上ですが、やはり落ちる人の方が圧倒的に多い2次試験ですから、そんな突っ込み覚悟で、自らの経験を書かせて頂きます。

 

偏差値60に到達しない(偏差値の突っ込みはやめましょう)自分が2次対策に投じた予備校関連を、以下にご紹介します。

======
TAC2次直前パック
演習12回と、講師の解説・添削。確か6万円くらい。TACの模試も料金に込み。
演習慣れできて良かったですが、「TACメソッド」なるものを、知っている前提で始まるので、最初は、「はあ?」って感じです。講師の先生が相当親切な方で、プリントを配ってくださったので、なんとかキャッチアップできました。

 

MMC模試
9月半ばに実施。確か1万円くらい。アドバイス付き返却が人気で、自分も申し込みました。
「①~ ②~、と箇条書きで書け、これで1点2点違ってくる」、と教わりました。これ以降、本番もその通りにしました。

 

AAS直前合宿
2日間で、4事例を解き、その場で添削&結果発表。主にAASの2次試験2年目組が多く、皆さん実力が高かったです。自分は上位55%くらいでした。歯が立たなかった印象。ただ、「もっと頑張らねば」を自覚できたので、それはよかったです。確か4万円くらい。
======

1か所にとどまらず、結構、手を出した印象で、自分に足りないものを求めていた、当時の自分の必死さと焦燥が感じられます(決して、良い思い出ではありません、いま振り返っても)。一撃必殺、これで合格しました! とは言いませんが、自分の実力では、独学のみで合格水準に達したか、と言われると疑問でしたので、結果だけをみると、やってよかったかな、と。

さてさて、本日の記事ですが、別に予備校通いを進めるわけではありません。他者の力を借りなくても、受かる方は受かります。

 

ただ、自分の力量を冷静に見つめられる、もう1つの眼は持っておきたい、というお話です。

 

さらに、1年に1度しかない試験です。再挑戦には、誰しも必ず最低1年を要しますし、それを待てるほど、人生は長いでしょうか?(待てない場合もあります、少なくとも、一刻も早く今の会社を辞めようと思っていた当時の自分には)。

なにか、文章が問い詰め系になっていますね。いけませんね。
この記事が、自分の意図通り、1次独学->2次独学をお考えの方に、少しでも気づきになることが出来れば幸いです。

最後に、makinoの好きな相田みつをさんの言葉をどうぞ。

 

生きているうち
働けるうち
日のくれぬうち

 

今回は、これで終わりです。
自分のブログ枠で、3回連続2次試験のお話をしましたので、次回は時節にあわせて、1次試験のお話を書く予定です。

 

本日も、読んでくださってありがとうございました。感謝いたします。

 

 

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みなさん、おはようございます。なおさんです。

前回は「【いまやっておきたいこと】2次試験対策への着手と80分間の過ごし方 」をテーマに書かせていただきました。
(前回の記事「80分間の過ごし方」はこちら
(初回の記事「バックキャスティング思考法」はこちら
(合格体験記はこちら

今回は「なおさんの解法実況&事例研究:平成30年度事例Ⅰ」と題しまして、前回書いた「80分間の過ごし方」に従って、私がどのように平成30年度の2次試験を解答したかを実況解説形式で書きたいと思います。

実はこの原稿の本文は「2018年10月の2次試験直後に書いた再現答案をベースに、2018年の11月初旬に口述試験対策用として書き直した資料」をベースにしています。(口述試験の日まで通勤電車の中で毎日読んでました)
タイミング的に11月初旬は2次筆記試験の発表前ですが、2次筆記試験の合格発表が12月7日、2次口述試験が12月16日に予定されていましたので、2次筆記試験の結果を見てから準備するのが不安だったことと、怒涛の2次試験対策が終わってポッカリとやることがなくなり「2次筆記試験ロス」(あしたのジョー的には灰になったともいう)みたいになっていましたので、「まぁ、ぼーっとしてても仕方ないので、2次筆記試験の振り返りと口述試験対策を兼ねて書いてみよう」と思ったのがきっかけでした。

賢明なる道場読者の皆様はもうすでにお分かりですね。本記事は偉大なる先代9代目きゃっしいさんのパクリです。(きっぱり)「お世話になった偉大なる記事は後世に引き継がせてもらおう」という完全に個人的な思い込みから、自信をもって堂々とパクらせて頂きたいと思います。(^^)9

本日より事例Ⅰ、事例Ⅱ、事例Ⅲ、と順にアップしていきます。記事は、「解法実況+再現答案」、「さらなる事例研究+改善答案」という構成でお届けします。
平成30年度事例Ⅰの私の得点開示結果は「63点」でした。ですので、80分間で解答に至るプロセスのトレースと「再現答案」レベルの解答が書ければ「合格レベル」という目安になると思われます。また、その後の見直し(事例研究)後に書いた「改善答案」レベルの解答が書ければそれ以上の得点が期待できる、という風に到達点の目安として活用していただければ幸いです。

尚、ブログでの読みやすさを考えて、再現答案以後は「第1問の再現答案→事例研究→改善解答」、「第2問の再現答案→事例研究→改善解答」、、の順で構成しています。

試験本番80分間の手順については「80分間の過ごし方」を先に読んでいただけると効果的です。
また、平成30年度の試験問題を一度ご自身で解いた後に記事を読んでいただくとより効果的かと思われます。

それでは「なおさんの解法実況&事例研究:平成30年度事例Ⅰ」いってみましょう。(^^)/


1.試験開始~3分:諸手続き<作業>

「80分間の過ごし方」の手順に従って、受験番号記入メモ用紙作成(表紙を二つに破る)を行います。続いて、各段落に①、②、③、、、と段落番号を振りながら「2ページちょっと、11段落かぁ。事例Ⅰは与件文が短いとヒントが減るからなぁ」と思いつつ、淡々と「作業」を進めます。

2.試験開始後3分~4分頃:与件文の冒頭確認<作業>

次に与件文の冒頭を確認して事例企業の概要を把握します。「A社は研究開発に特化した中小企業。複写機関連製品+色々という商品構成である」くらいが把握できれば十分です。

A 社は、資本金2,500 万円、売上約12 億円のエレクトロニクス・メーカーである。役員5 名を除く従業員数は約50 名で、そのほとんどが正規社員である。代表取締役は、1970 年代後半に同社を立ち上げたA 社長である。現在のA 社は電子機器開発に特化し、基本的に生産を他社に委託し、販売も信頼できる複数のパートナー企業に委託している、研究開発中心の企業である。この10 年間は売上のおよそ6 割を、複写機の再生品や複合機内部の部品、複写機用トナーなどの消耗品が占めている。そして、残りの4 割を、同社が受託し独自で開発している食用肉のトレーサビリティー装置、業務用LED 照明、追尾型太陽光発電システムなど、電子機器の部品から完成品に至る多様で幅広い製品が占めている。

 

3.試験開始後4分~10分頃:設問要求を確認する<作業>

■第1問(配点20 点)

研究開発型企業であるA 社が、相対的に規模の小さな市場をターゲットとしているのはなぜか。その理由を、競争戦略の視点から100 字以内で答えよ。

【設問要求の確認】
研究開発型企業であるA社が「相対的に規模の小さな市場」をターゲットにする理由を問われていますので、解答は「理由は、①~、②~である。」というスタイルにします。また「競争戦略の視点から」という制約条件がついていますので、ポーターの競争戦略論にある、
・差別化戦略 ・・・ 独自性により競争企業に対する優位性を価格以外の点で築く
・コストリーダーシップ戦略 ・・・ 同種の製品を競合企業よりも低いコストで生産する
・集中戦略 ・・・ 市場を細分化し、特定市場で差別化面、コスト面で優位に立つ
の中から適切なキーワードを盛り込みます。「規模の小さな市場」をターゲットにしていますので「集中戦略」は候補になりますが、A社は生産を他社に委託して研究開発に特化した企業ですので「差別化集中戦略」が濃厚かなぁと考えます。

■第2問(配点40 点)

A 社の事業展開について、以下の設問に答えよ。
(設問1 )
A 社は創業以来、最終消費者に向けた製品開発にあまり力点を置いてこなかった。A 社の人員構成から考えて、その理由を100 字以内で答えよ。

【設問要求の確認】
「最終消費者に向けた製品開発にあまり力点を置いてこなかった」理由を問われていますので、解答は「理由は、①~、②~である。」というスタイルにします。また、「人員構成から考えて」という制約条件がついていますので、A社の人員構成の特徴を記述するようにします。

■第2問(設問2)

A 社長は経営危機に直面した時に、それまでとは異なる考え方に立って、複写機関連製品事業に着手した。それ以前に同社が開発してきた製品の事業特性と、複写機関連製品の事業特性には、どのような違いがあるか。100 字以内で答えよ。

【設問要求の確認】
「経営危機に直面する以前にA社が開発してきた製品の事業特性」と「複写機関連製品の事業特性」の違いを問われています。「それまでとは異なる考え方に立って」とありますので、経営戦略面に関わる事業特性の違いがあるのではないか、と思いました。

■第3問(配点20 点)

A 社の組織改編にはどのような目的があったか。100 字以内で答えよ。

【設問要求の確認】
「組織改編の目的」を問われていますので、「目的は①~、②~である」のスタイルで書こうと思いました。また、組織改編による「効果」も加えられたら良いと思いました。

■第4問(配点20 点)

A 社が、社員のチャレンジ精神や独創性を維持していくために、金銭的・物理的インセンティブの提供以外に、どのようなことに取り組むべきか。中小企業診断士として、100 字以内で助言せよ。

【設問要求の確認】
「社員のチャレンジ精神や独創性を維持していく」ための「助言」が問われています。また「金銭的・物理的インセンティブの提供以外」という制約条件がついていますので、成果重視の給与体系や物理的な報償以外の取り組むべき施策を解答する必要があります。また、「助言」ですので具体的な「施策」だけでなく、強みを生かす注意点や効果についても言及できると良いと思います。「中小企業診断士として」というのは、「中小企業診断士として勉強してきたことを踏まえて」という意味だと受験校の講師の方がおっしゃっていましたので、一次知識も踏まえて解答を作成します。

設問要求確認後の問題用紙(クリックで拡大します)

4.試験開始後10分~40分頃:解答要素の確認と解答骨子の組み立て<思考>

■第1問(配点20 点)

9段落目に、「絶えず新しい技術を取り込みながら製品領域の拡大を志向してきた」と、A社の戦略(意思)が読み取れる文がありますので、これを骨子にしたいと思いました。また、6段落目に「情報通信技術の急速な進歩に伴って事務機器市場が大きく変化」することを「予測していた」とありますし、11段落には「時流を先読みし先進的な事業展開を進める」とありますので、「時流を先読みして」研究技術力を発揮して他社に先駆けることを意識していることがうかがえます。その様な先進的なニーズやマーケットは、成熟市場の様に規模が大きくないと思われますので、必然的に規模の小さな市場になりますし、市場が成長した暁には「先行者利益」が得られるのではと思いました。これらの要素をまとめていきます。

■第2問(配点40 点)

7段落目に、「約50名の社員のうち、技術者が9割近くを占めている」、「創業以来変わることなく社員の大半は技術者」という記載があり、その結果(効果)として「売上が数十倍になった今日に至っても従業員数は倍増程度にとどまっている」という記載があります。また、1段落目には、「電子機器開発に特化し、基本的に生産を他社に委託し、販売も信頼できる複数のパートナー企業に委託している」とありますので、A社は意図的に生産、販売を外部委託し、研究開発に特化している様子がうかがえます。ということは、営業職、事務職、管理業務(人事・経理・総務)を6人程度で行っているのですね。
また、設問には「あまり力点をおいてこなかった」とありますので、多少は最終消費者向けの製品開発を行ったことがありそうです。ということは、「意識的に(大手と競合しそうな)最終消費者向けを避けてきた」ということではなく、別のこと(第1問の「時代を先読みした先進性・技術」)を重視してきたのだろうと考えました。

■第2問(設問2)

4段落目に、「開発した製品を販売した時点で取引が完了する売切り型の事業」とありますので、経営危機以前の事業特性はこれで決まりだと思います。一方で、複写機関連製品については1段落目に「複写機の再生品(古い複写機の消耗した部品を取り換えてリサイクル品として再生販売する)」、「複写機用トナーなどの消耗品」とありますので、新品を販売後も顧客との継続的な取引がある事業特性だな、と思いました。
加えて、4段落目に「継続的に安定した収入源としてA社の事業の柱となる製品を生み出すことがかなわなかった」とありますので、A社長は「継続的に安定した収入源を得て、経営を安定させたかった」のだろうと推察しました。

■第3問(配点20 点)

8段落目に該当要素が多く記載されています。以前の組織は「電子回路技術部門(基板設計技術)」、「精密機械技術部門(メカ設計技術)」、「ソフトウェア技術部門(ソフトウェア設計技術)」と技術要素別の組織になっています。このような技術要素別の組織は、要素技術のノウハウ共有やOJTの促進により技術の高度化が期待できますので、一つの製品事業(複写機関連事業)に経営資源を集中的に投下するのに適した組織構造だと思われます。
一方で、組織改編後の組織は、「製品開発部門(環境エネルギー事業開発G、法人向け精密機械開発G、LED照明関連製品G)」、「品質管理部門」、「生産技術部門」と大きくは機能別に分けられています。また、製品開発部門をみると、各開発グループに「電子回路技術者」、「精密機械技術者」、「ソフトウェア技術者」をほぼ同数配置したとあり、製品開発部門の中は事業部組織的な構造になっており、ほかのグループに依存せず「各製品開発グループ内で製品開発が完結できる体制」になっていると思います。また、組織改編を行ったタイミングは、「複写機関連製品事業が先細り傾向になった頃」とありますので、複写機関連製品事業の次の事業の柱となる製品の開発を推進したかったのだと考えました。
さらに、「各部門を統括する部門長を役員が兼任」とありますので、ここでは事業部制のメリットとしての「権限委譲による迅速な意思決定」や「次代の経営者の育成」を期待しているのだと思いました。要素は多くちりばめられていますが、目的そのものを記述した文章はありませんので、以上を踏まえて解答を構成していきます。

■第4問(配点20 点)

与件文中には、抜き出せる要素がありません。解答が割れる設問だと思いますので、1次知識をベースに、設問の制約条件を守りながら、「社員のチャレンジ精神や独創性を維持していく」ための施策をできるだけ多く列挙します。

解答要素確認後の問題用紙(クリックで拡大します)

解答骨子のメモ(クリックで拡大します)

5.再現答案&事例研究

■第1問(配点20 点)

時流を先読みし絶えず新しい技術を取り込みながら他社と差別化し、製品領域の拡大を行うために、まだ市場規模の小さい段階の市場に参入して、市場が成長した段階で先行者利益を得るためである。(90文字)

【事例研究】
2次筆記試験で最初の1問目ということで緊張していたのでしょうか、「理由は、①~、②~である。」というスタイルを完全に忘れています。また「差別化集中戦略」はどこに行ったのでしょうね。(^^;
随分とトレーニングを重ねたつもりでしたが、こういうことがあるから2次筆記試験は怖いですね。皆様はくれぐれも慌てないようにお願いします。さて、解説です。

規模の小さな市場(ニッチ市場)では、大手が必要とする売上規模が得られないために、中小企業にとっては大手との直接競争が発生しにくいマーケットである、という一般論(一次知識)は頭をよぎりましたが、A社の戦略である「時代を先読みした先進性=ニーズや規模は必然的に小さい」というところを優先した解答にしています。「大手との競合を避け、」を加えた方が良かったと思いますし、フレームの活用や競争戦略の部分が弱かったと思います。

【改善答案】

理由は、規模の小さな市場をメインターゲットとして差別化集中戦略をとることで①大手との直接競合を避けるため②時流を先読みし絶えず新しい技術を取り込みながら他社と差別化して製品領域の拡大を行うためである。(100文字)

■第2問(配点40 点)

創業以来社員の大半が技術者であり、電子機器開発に特化し、生産を他社に委託し、販売も信頼できるパートナー企業に委託することで、売上が増えても従業員数を増やさずにすみ、マーケティング要員も不要なためである。(100文字)

【事例研究】
解答の軸としては、「最終消費者向けの製品開発には市場ニーズの吸い上げが重要であり、A社は創業以来従業員の大半が技術者であり、マーケティングを行うだけの営業体制がなかったため(できなかった)」という方向性もあると思いますが、「できなかった」というニュアンスよりは、「意識的に選択しなかった」というニュアンスの方が合っているのかな、と思います。書き直すとすれば、次のような感じですね。お、こっちの方がいいな。

【改善答案】

市場ニーズの吸い上げが重要な最終消費者向けの製品開発よりも時代を先読みした先進性や新技術を活かした製品開発を重視し、生産・販売を他社に委託することで経営資源・人員を研究・開発に集中的に投下してきたため。(100文字)

 

■第2問(設問2)

事業特性の違いは、以前は開発した製品を販売した時点で取引が完了する売切り型の事業であったのに対し、複写機関連製品事業は①複写機の再生②トナーなどの消耗品など継続的な取引が収入源になり経営が安定すること。(100文字)

【事例研究】
「経営の安定」まで加えられましたので、十分な解答が書けたと思います。

■第3問(配点20 点)

目的は、複写機関連製品事業が先細り傾向になる中で他分野の製品開発を推進するため①部門長を役員に任じ権限委譲による迅速な意思決定②専門技術者を各グループに同数配することによるグループ間競争を促すこと。(99文字)

【事例研究】
前半は悪くないなぁと思うのですが、後半②のグループ間競争はどうもしっくりきません。解答時のメモには、他に「技術的シナジー効果を得る」、「社長引退後も安定的に事業が行える組織体制とするため」との記載があり、どちらも編集時に除外したのですが、第6段落には「後進に事業を委ねる条件が整うまで自らが先頭に立って、新規事業や製品の開発にチャレンジし続けているのである」という記述がありますので、やはり「後継者育成」はA社にとっては重要度が高そうです。(技術的シナジー効果は、以前の組織体制の方が得やすいので、除外したのは正解だと思います)

ここで、A社長の年齢について考えてみます。2段落目で「大手コンデンサーメーカーの技術者として経験を積んだ後」に故郷へ戻ってA社を創業しています。22歳で大学を卒業して「技術者として経験を積んだ」状態になるのに何年かかるかは業界により異なると思いますが、ここでは「10年程度」経験を積んだとすると、A社を創業した時点で社長は32~35歳ということになります。1段落目にA社の創業は「1970年代後半」とありますので、今からおよそ40年前。ということは、現在75歳くらいの社長が「時代を先読みした先進的な事業展開」(11段落)の陣頭指揮をとっているということになります。やはり、多くの中小企業でそうであるように、A社にとっても「事業承継」は大きな課題の一つだと思われます。

【改善答案】

目的は①複写機関連製品事業が先細りになる中、製品グループ毎に各要素技術者を配して製品開発を完結・推進すること②部門長を役員に任じ、権限委譲による迅速な意思決定と次代経営者としての育成を行うことである。(100文字)

 

■第4問(配点20 点)

施策は①グループ間異動により新しい製品分野にチャレンジする機会を与える②新しい技術を学ぶため大学院修士・博士課程への通学制度の設立③現業以外の技術研究・製品開発を行う「自由研究タイム」の設置である。(99文字)

【事例研究】
3つの施策を盛り込んでみましたが、全くズレてはいないと思いますのでこんなところかと思います。1次知識をベースにしたオープンクエスチョンでは満点を狙うことは難しいので、「半分得点する」くらいの気軽な感じで良いのかなと思っています。解答作成時に文字数の関係で没ネタにしたのには、「技術研修の実施と技術資格の取得推奨」というのがあります。

6.その他資料

■A社の事業変遷

1960~1970年代後半 大手コンデンサーメーカーの技術者として経験を積むA社長(大卒~35歳?)
1970年代後半 農業を主産業とする故郷でA社創業。
近隣の国内大手電子メーカー向け特注電子機器事業。
主力取引先以外との共同プロジェクトで高精度の製品開発に取り組むが、売り上げは2割にとどまる。
1990年代初頭 バブル崩壊。売り上げが大幅に落ち込み経営が足もとから揺らぐ。
ニッチ市場向けに自社技術を応用した製品開発を行うが、継続的に安定した収入源となる事業の柱にはならず。
2000年ごろ 製品開発に対する考え方を一変し、複写機関連製品事業に取り組む。
事務機器市場の変化の先読みと回復基調の景気を追い風に業績伸長。
2008年9月 リーマン・ショック。急速な市場の縮小、同業者の多くが撤退、シェア拡大するが売り上げ拡大は期待できず。
社内の組織を改編。環境エネルギー事業、法人顧客向けの精密機械、LED照明関連製品の開発を推進。
現在(2018年) 環境エネルギー事業、法人顧客向けの精密機械、LED照明関連製品が売上の4割を占めるまでに成長。

 

■SWOT分析

S:
・電子機器開発に特化した研究開発型企業
・コアテクノロジーのセンサー技術が評価
・主力取引先以外のメーカーとの共同開発プロジェクトへの参画を通じた高精度の製品開発(ネットワークと開発経験、技術)
・情報通信技術の急速な進歩による事務機器市場の変化を予測(先見性)
・実力主義が文化として根付く、福利厚生施策が充実、家族主義的要素→低い離職率
W:
・高齢の社長(75歳前後?)
・後進に事業を委ねる条件が整っていない
O:
・主力取引先以外のメーカーとの共同プロジェクト(1980年代頃)
・情報通信技術の急速な進歩による事務機器市場の変化(2000年頃)
T:
・バブル崩壊(1991年3月~1993年10月)
・リーマンショック(2008年)

 


 

いかがでしたでしょうか。少しだけでも2次試験の思考プロセスが臨場感をもって伝えられていたら幸いです。では、次回は事例Ⅱを実況してみたいと思います。以上、なおさんでした。

 

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◆一次試験対策について

みなさん、こんにちは。10代目のぐっちです。

 

10代目メンバーによるブログリレー「今やっておきたいこと」シリーズも終盤となりますが(そろそろ書くことなくなってきた、という振りすら昨日のksknと被る始末…)、私からは主に二次試験対策の学習計画について、お伝えできればと思います。

が、とは言え、自分が1年目に予備校に通っていた時もそうでしたが、特にストレート生の方は一次試験の学習に悪戦苦闘している方が多いと思います。一次試験対策の学習計画については、かわともの超王道学習計画等を是非ご参考にしていただければ思いますが、私からも、これだけはお伝えしておきたい、という点についてお話しさせていただきます。

 

①橋げた作り

学習スタイル(予備校通学や独学等)によって進み具合は異なると思いますが、まずは今の学習している科目をしっかり学んで基礎を作ってください道場基本理論における強固な「橋げた」の確立)。他の科目について復習をしないと忘れてしまう、と不安に思うことも多いと思いますが、まずは橋げたを作ることが重要です(もちろん、余裕がある方は、過去の学習科目も含めて復習する方がより定着します)。この橋げたがあるかないかで、G.W.明けの成果に差が出てきます。

 

②学習時間の確保

どいこうの記事ksknの記事にもありますが、特に一次試験対策においては、いかに学習時間を確保するか、ということが重要です。自分のこれまでの学習状況を今一度振り返ってみてPDCAサイクルを回してほしいです。無理な計画は破綻するので、現実的で、でも可能な限り努力は惜しまず時間を確保しましょう。個人的には合格率を高める王道の勉強法をお勧めしたいですが、どうしても時間の確保が難しい方は、短時間学習メンバーの話も参考にしてもらえればと思います。

 

ちなみに、余談となりますが、みなさんご存知のPDCAとは別にCAPDo(キャップ ドゥ)という手法があります。CAPDoとは、PDCAの順番を変えて「Check=現状把握)」を最初にもってきた改善サイクル手法です。診断士の学習に当てはめるならば、まずは現在の学習状況について把握し、改善案を策定し、その改善策に基づいて学習計画を立て、計画を実行する、という感じになると思います。まあ、事前に学習計画を立てた上で臨んでいる方が多いと思いますが、こういう考え方もあるんだな、というご紹介です。

 

◆二次試験対策の学習計画

さて、かなり前置きが長くなってしまいましたが、本題の二次試験対策についてお話しさせていただきます。今年、二次対策に専念される方をイメージした内容となりますが、一次対策中の方も、一次試験合格後は二次対策をすることになりますので、(時間軸はさておき)参考になると思います。なお、二次試験対策の進め方や具体的な解答プロセスについては、なおさんの記事でも紹介されていますので、そちらも参考にしていただければと思います。

 

まず、昨年の私が立てた大まかなスケジュール(2年目、独学、二次専念)は、以下のような感じです。前年の二次試験後から1月前半までは特に何もしておらず、1月後半から動き始めました。

・1~2月:必要な参考書等の準備

・2~3月:知識の整理・定着、解法の確立、事例Ⅳの演習

・4月~:過去問

 

上記計画では、3月までに準備運動的な学習を完了させ、4月以降で過去問を解きまくる(8年分×3回転)予定でしたが、実際は全くもって計画通り進まず、後ろにずれこんでしまい、過去問は当初予定の半分ぐらいしかこなせていないです。その点は反面教師としてもらえればと思うのですが、お伝えしたいポイントとしては「必要な参考書等の準備」と「解法の確立」になります。

 

①必要な参考書等の準備

参考書等の準備って、探して買うだけでしょ?、と言われてしまいそうですが、重要なのは、早い段階で、どの参考書が必要か、ということを見極めることです。つまりは、昨年不合格となった自分に足りなかったものは何かを認識し、その上で二次試験対策として取り組むべき内容を整理し、その取り組みに最適な教材を選定する、ということになります。言葉にするのは簡単ですが、正直掴みどころのない試験である二次試験について、これらに関する自分なりに納得した答えを出すのはなかなか難しいです。もちろん、定番となっている鉄板教材(全知識やふぞろい等)は利用するにしても、次項に記載の「解法の確立」等は正解がありませんので、自ら情報収集し思案した結果として決めるしかないと思います。また、参考書によっては入手困難なものもありますので、できるだけ早めに検討の上、入手するために動くことをお勧めします

 

②解法の確立

二次試験の学習において、ここが最も難しいポイントであり、私自身も、もやもやした気分が晴れないまま取り組んでいました。少し遡りますが、1年目の予備校通学の際は、講義において講師の解説は理解できるものの、自分としての解答プロセスを確立できている感は全然ありませんでした。そのため、80分という限られた時間の中で、事故を起こすことなく安定した解答を作成できるようになるために、今一度、二次試験の解法について検討を行いました。具体的には、解答プロセスを分解し、工程ごとの対応方針を立て、可能な限り機械的に対応できるよう固めていきました。ただし、ご注意いただきたい点として、解法の確立は一朝一夕で固まるものではないので、実際に過去問等の演習を通じて、より良い形へとブラッシュアップしていくものと考えてください。また、解法を整理したとしても、実際に使えるようになるには、それ相応の訓練(=演習)が必要になりますので、その点もご理解ください。

 

なお、具体的に利用した参考書等は、私の合格体験記に記載しておりますので、そちらもご参考にしていただければと思います。また、春セミナーでは、一次試験対策はもちろんのこと、二次試験対策についてもお伝えしますので、是非、ご参加いただければと思います!

 

以上、ぐっちでした!

 

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みなさんこんにちは。ちこまる(仮)です。いよいよ今日から実務補習が始まります!協会で受けている仲間達はもう5ポイントをすでに獲得し、10ポイント目を取ろうとしているところ、という人も。少し出遅れた感はありますが焦らずしっかり学んでこようと思います。

私はお世話になった先生のところで登録に必要な15ポイントのうち、10ポイントを獲得予定ですが、協会で受講するのと違って知っている方がたくさんいる環境はやっぱり安心します。また内容はみなさんにレポートできたらと思います!

さて、今日は【今やっておきたいこと】シリーズとして自分を知ろう!をお届けしたいと思います。

中小企業診断士試験に限らず、多くの資格試験は

  1. 様々な知識をインプットし
  2. 問われている内容を見極めて
  3. 適切にアウトプットした結果
  4. 合格基準に到達すると合格

という流れになっていると思います。

4は結果であるため、1から3がとても大切になるわけですが、今日は1のインプットと3のアウトプットの種類をもう少し探ってみたいと思います。

あなたはどのタイプ? 視覚・聴覚・言語

同じテキストに書かれた内容でも、深く理解したり定着させるプロセスは人それぞれ。

図式化して覚える人(視覚)もいれば、ひたすら繰り返し書く人(言語)もいますし、呟いて覚える人(聴覚)もいます。どういう形なら自分の頭にすっと入ってくるかは、人によって様々ですから、自分自身にあったやり方を見つけると無理なく覚えることができます。

ここで自分に合った方法を見つけておかないと、いつまでたっても覚えられない…と苦しいばかり。しっかり見極めていきましょう。社会人になって受験される方が多いと思いますので、過去の勉強法でこれは良かったな、と思うものがあればそれでもいいですし、この際だからと同じ内容を図式化してみて、話してみて、言葉で書いてみるというのを全部試してみて、これ良さそう!と思うものを見つけてもいいと思います。

また、この優位なものは「ノイズ」にも繋がりやすいです。視覚優位な人は景色が気になったり、聴覚が優位な人は他の人の会話が気になってしまったり、言語が優位な人は文字情報がつい気になってしまったり、ということもあります。集中して勉強する環境を作るとき、どのように「ノイズ」を排除するかということも大切ですから、参考にしてみてください。

ちなみに私は視覚と聴覚優位で言語はそこそこです。

一概にこう!というわけではなくて複数の要素が重なることももちろんありますし、あくまでもインプットとアウトプット、という観点では、という限定付きです。というのも、人の顔がほとんど頭に入ってこないのです…。セミナーで直接お目にかかることもあるかもしれませんが、ほぼ毎回、出会う人全てが「初対面」に見えていることをご了承ください。(先に謝っておく。。)ドラマを見ても、毎回この人誰だっけ…となるのでストーリーがよくつかめませんし、時代劇でカツラをかぶると完全に別人認定になるため、人は声で判断しています。。

そんな(ドラマで息抜きができない)私が取り組んだ内容は、落書きして、第三者に聞いてもらうこと!

1次試験では私もスピ問一本に絞ってかわともと同じように、また道場の伝統と同じようにぼろっぼろになるまで使い倒してました。(参考:かわとも【今やっておきたいこと】〈永久保存版〉1次試験までの学習計画  )

私の場合は落書きして図にしたり、ツリーを書いたり、映像としてイメージしやすい内容を付箋に記入して、関連したページに貼り付けていました。付箋を使っている理由としては、模試など他の教材を解いたときにできなかったことや解説を付箋に書いてスピ問に貼り付けることで情報の集約ができるという点と、余白が足りなくてもいくらでも気軽に落書きできる点が私に合っていたからです。

これは運営管理のスピ問に貼り付けてあった2枚の付箋。イメージ優先です(笑)覚えたものには済スタンプを押して卒業!

書いている内容はさておき(笑)、気軽に色々書いてみて、ご自身に合うかどうか確認してみてください。

そして、私の定着方法二つ目は第三者に聞いてもらうこと。

診断士仲間にも話していましたが、勉強していない職場の同僚や友達に、ちょっと聞いて聞いて!と5分ほど時間をもらって、図を書いたり説明したりして、最後に感想を一言もらう、というのをやっていました。ちょっとした休憩や雑談の合間にもできますね。診断士を受けてて、勉強してるから、と事情を伝えれば、応援してくれる人もきっとでてくるはずです。私の場合は主に職場の同僚達。第三者から意外な観点で質問をもらう事もありより深く調べるきっかけになったり、すごいねー!頑張ってるねー!!!と言ってもらうだけでもやる気が湧いてきます。自分が話したことを自分が聞いてより深く理解する「オートクライン効果」も見込めますのでやってみてください。そもそも理解していないと話すことはできないので、自分の理解度チェックとしても使えます。

この「人に話す」は復習方法の一つ。復習のタイミングとしておすすめなのが、インプットしてから24時間以内!エビングハウスの忘却曲線によると、インプットしたことのうち74%は24時間で忘れてしまうそう。(ランダムな文字列を覚えて思い出すというテストなので関連づいていたり覚えやすくしてある内容はさすがにもう少したくさん覚えているとは思いますが、あくまで参考として)また、カナダのウォータールー大学の研究では、24時間以内に10分の復習をすると100%思い出せるそうです。

ひたすら書くのが好き、という人もいますし音読する人もいます。最近はオーディオブックや音声のみの授業、動画もありますし勉強するツールの幅は広がっています。ご自身がどのくらい、どのような時間を作れるのか(通勤時間、お昼休み、朝や深夜など)とそれに合ったツールを選択することで、より脳に深く刺さる知識にすることができると思います。

そうそう、もう一つとてもお勧めの覚え方をご紹介し忘れていました!

財務が苦手だった私がキャッシュフロー計算書を克服する際、大変大変お世話になった、7代目noriさんの、歌って覚えるキャッシュフロー計算書、もおすすめです!!

 

みなさんはどんな覚え方をしてますか?コメントで是非教えてください♪♪

 

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☆もくじ☆
◆自分の「心のスイッチ」を見つけよう
◆いよっちの「心のスイッチ」
◆10代目メンバーの「受験のきっかけ」


早いもので、今日から3月ですね 。いよっちです。(自己紹介は⇒こちら

年度末で忙しい~という方、季節の変わり目に弱いんだよ~という方、くれぐれも体調管理には気を付けてくださいね!

前回は、「今年確実に合格するために」をテーマに、2020年のオリンピックとの関係から「今年」合格することを強くおススメする記事をお伝えしました。(前回の記事は⇒こちら

さて、今回は道場10代目全員によるリレー形式でお送りする【今やっておきたいこと】シリーズとして、私からは「モチベーション」についてお伝えしていきたいと思います。


◆自分の「心のスイッチ」を見つけよう

3月に入ったということは、1次試験まで残り5か月ちょっと、2次試験が終わるまでは10か月弱あります。

「やべ~時間ないよ~!」と思う人もいれば、「まだまだ時間あるなぁ」と思う人もいますよね。

1年目の今頃は、TACの速習コースの進み方の早さにドン引きしながらも、何とか予習・復習に食らいついており、常に時間に追われていましたね。一方、2年目の今頃は、2次まで余裕も出来たので日商簿記2級の問題ばかり解いていました。きっと受験スタイルによって残り時間の感じ方は様々だと思います。

受験勉強に打ち込むということは、裏を返せば少なからずは、自分の時間が減ったり、家族に負担をかけたり、と何らかの犠牲を払うことになります。

そんな生活を数か月間続けるわけですから、「ちょっと受験してみようかな」といった軽い気持ちでは、途中で挫折して受験を諦めてしまったり、あるいは、来年に先延ばしをしてズルズル勉強したり、とモチベーションは長続きしないかと思います。

気持ちが途切れさせないためには、自分の心を動かす「スイッチ」を見つけて、単発で押すだけでなく、ずーーっと長押ししている状態を維持するようなものなのかもしれません。(もちろん、疲れたらちょっと離して休んでくださいね!)

読者の方の中には、まだ何となく勉強している方、確固たる意志を持つところまでには至っていない方、など3月のこの時期なら多いのかもしれません。

今回は、少しでも「心のスイッチ」を押すきっかけになればと思い、私自身の「心のスイッチ」や10代目メンバーの「受験のきっかけ」をご紹介します。


◆いよっちの「心のスイッチ」

心のスイッチ①反骨心・自己顕示欲

診断士という資格を知る前、海外駐在をしていたのですが、帰国直前のタイミングで上司から突然、当時の所属先と正反対の部門(間接部門)への異動を命じられました

「どうして前線から外されなきゃいけないんだ」と悔しさが募り、「こんな会社辞めてやる!」とまで思うこともありましたが、その一方で「今の自分に一体何ができるんだ?」と自問しても、何も答えが浮かばない自分に更に腹が立ちました。

その後聞いた話では、若手を異動させて組織を強くしよう(事例Ⅰでいう”組織活性化”ですね)と経営陣は考えていたようですが、一兵卒の私にはそんな高尚な意図など理解できず、ただただ悔しくて仕方なかったんです。

当時は、自己研鑽して自分自身の価値を高め、「合格して周りを見返してやる」という反骨心・自己顕示欲をギラギラにたぎらせていました。(青いなぁ)

会社の先輩に愚痴っていたところ、診断士という資格の存在を知り、「これだ!!!」と思い、熱く燃え上がるようなものが体を駆け巡った感覚を覚えています。その日のうちにTACに申し込んでいました

 

しばらくの間は「心のスイッチの長押し状態」が続いていたのですが、反骨心のような尖がったモチベーションは長く続きませんでした

理由①異動先の仕事が面白いことに気がづいた
最初は嫌々だった仕事が、診断士受験の中で経営全般の知見が広がってくると、異動先の仕事が面白くなってきたんです。いや~人生分からないもんですね~ 周りを見返したいという反骨心は揺らいできました。

理由②本当に診断士でいいのか?と疑問を持つようになった
間接部門の仕事をしているうちに、より高難度な税理士や米国CPAなど他の資格に目移りする時期がありました。自分を変えたい、周りを見返したい、と受験自体が手段化しており、「なぜ診断士なのか」を考えていなかったんですね。

当たり前ですが、受験のモチベーションのベクトルが「自分」に向いている以上、「自分」が変わればモチベーションも変化しますよね。反骨心や自己顕示欲から来るモチベーションは熱しやすく冷めやすいのかもしれません。

 

心のスイッチ②身近な人の役に立ちたい
前回の記事でもお伝えした通り、飲食店を創業する思いを持つ彼女など、自分の身の回りに次期経営者や今後創業を考えている人たちがいました。

「自分の知識・経験を活かして力になりたい」という思いや、「自分の目の前にいる人のためにサポートしたい」という思いが次第に強くなり、いつの間にか、反骨心や自己顕示欲に代わって受験勉強のモチベーションを支えていました。

モチベーションのベクトルが「自分」に向いている時に比べ、誰かのためになりたいと「自分以外」にベクトルが向いている時の方が、じわじわと高まり、最後まで途切れることなく持続できたように感じます。

まとめ
自分自身の「心のスイッチ」をまとめると、こんな変化がありました。
自己研鑽(反骨心・自己顕示欲)

他者貢献(身近な人の役に立ちたい)


◆10代目メンバーの「受験のきっかけ」

10代目メンバーの「受験のきっかけ」をまとめました!(自己紹介・合格体験記より”ちょっとだけ恣意的”に抜粋)

かわとも:職場と家が遠いことに不便を感じており、将来的に転職などキャリアチェンジの武器となる国家資格を取得したいと思った。

たっつー法律以外の知識が著しく不足していることに気付いた。将来的には独立開業を視野に入れて、中小企業の状況を理解することができコンサルタントもできる弁護士になるべく受験を決意。

なおさん新製品の立ち上げや品質改善で製造委託先の工場へ訪問する際に漠然とした知識不足を感じていた中で、社内セミナーを依頼したとある中小企業診断士との出会いがきっかけになった。

ブブ:新卒採用を担当した際に「働く意味」「仕事とは」そんな事を学生と共に考えていく中で、キャリア支援をワークライフとすることを決意。それを実現する為には、組織(企業)に対する理解、そして働き掛けが必要と感じたため。

makino:事業終息、事業売却、望まない帰任、望まない転勤など、会社員の悲哀を経験し、「会社を辞められる自分になる」と決意し受験。

ちこまる(仮):働き方を最適化する、という今の仕事を中小企業にも広げたいと思い、そのためには、働き方だけではなく、経営全般の相談にしっかり答えられる必要があるように感じて勉強を始めた。

どいこう:コンサルティング業の立ち上げを考える中、中小企業診断士資格を取得しようと考えた。自分も経験してきた事業再生・承継や創業・脱サラの支援などを手がけたいと思う。

kskn会社や仕事における将来への不安に対し、どういうことが起こっても自力で食べていけるような「何か」が欲しく、診断士受験を決意。また、学習期間中に第一子が誕生し、育児をする中で時間に融通のきく自営業を選択肢の1つとして考えるようになり、本格的に学習に取り組むようになった。

ぐっち:今後のキャリアップを考えた際に、経営に関する幅広い知識を身につける目的で診断士の資格に挑戦。

かもよスキルアップのための「何か」を探していた。社内の資格マップを見ていたところ、一番上に「中小企業診断士」があったため、社内で認められている資格なら市場価値が高そう、と思い受験を決める。

そーや:新規システム立ち上げの際に企業分析の力が不足していると感じ、受験を決意。(後日談:独立意欲もあったらしい)

 

どうでしたか?まさに人生色々、「受験のきっかけ」は十人十色ですね。

10代目の本人たちにも改めて再度ヒヤリングしつつ、「受験のきっかけ」を、以下のカテゴリーに分類してみました。各カテゴリーのざっくりしたイメージは以下の通りです。(人間の心の話なので切り分けにちょっと無理がありますがご容赦を…)

独立志向:いつか独立する意思を持っていた
企業内で活躍:独立志向はなく、企業内で活躍したい
自己研鑽:キャリアアップ・知識補充など、自分のために
他者貢献:社会・取引先・家族など、自分以外のために

青字はストレート合格した10代目、赤字は2年以上受験した10代目メンバーを表しています。

 

ちょっと興味深い傾向が出ていますね。
①左上(独立志向×自己研鑽)の象限ではストレート合格した人が多い。
「独立してやる!」くらい自己研鑽への意識が高い人は短期間集中で合格まで駆け抜ける可能性が高まるのかもしれません。


②右下(企業内で活躍×他社貢献)の象限では2年以上受験した人が多い。
「自分以外の誰かのためになりたい」と思って勉強を続ける人は、長期間モチベーションを維持できるのかもしれません。

 

誤解してほしくないので補足しますと、そもそも道場メンバーって意識高い人が多いと思うんです。(そうでなきゃボランティアで受験支援しないよね) だから、独立志向が強い人が多いのも頷けます。

独立志向がないとストレート合格できないんじゃないか?だとか、そんなことないので気にしないでくださいね。あくまでも10代目の傾向です。勉強会で会う仲間、実務補習の班のメンバー等、私も含め、私の周りの受験生はほとんど左下(企業内×自己研鑽)の人たちでした。安心してくださいね。

とはいうものの、やはり「独立するぞ!」と最初から決めているくらい独立志向の強い人誰のためになりたいかが明確な人は途中で挫折することなく、目標に向かって確実に勉強する安定感があったように思えます。

 


まだまだ数か月も続く長丁場の受験勉強を耐え抜くには、「心のスイッチ長押し状態」をいかにキープできるかにかかっていると思います。

まだ時間がある今だからこそ、【今やっておきたいこと】として、自分ならではの「心のスイッチ」を見つけてみてください

診断士という資格の存在を知り、「勉強しよう!」と心を決め、勉強を既に始めている皆さんは、既に自分自身の「心のスイッチ」を押しているんじゃないでしょうか? どうやったら長押しできるのか…それは自分自身の「受験のきっかけ」を深堀りしてみることでで見つかるのかもしれませんね。

今日の記事が皆さんの「今年確実に合格する」ことへ少しでもお役に立てば光栄です。今日も読んで頂きありがとうございました。

 

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2/14はバレンタインデーでした。妻と娘から、それぞれチョコレートをもらい、涙目になっていたmakinoです。

 

私のように義理を受けた男性のみなさま、ホワイトデーのお返し、悩みませんか?

ホワイトデーは定番のお返しが無く、クッキーやらマシュマロやらキャンディーやら、だれがこんなイベントを作ったのか、グチグチグチ。自らの発想力・想像力・アイディア力・リサーチ力を問われている気がします。

 

(おお、なんかモテる男の悩みみたいで、気持ちいいぞ)

 

更に、今年は、プライベートで諸々あり、妻に大変迷惑をかけていますので(浮気とかではありません)、手厚いお返しが必要だと考えています。

相手が引くほど高額ではなく、これ欲しかったと思えて、日常で使ってもらえる程度のお返しが正解だと思っておりますが、現時点で、まだ具体案がありません。このテの考察が得意で、ナイスアイディアをお持ちの方、アドバイス頂ければ、と思います、是非。

 

Ya〇oo知恵袋のような余談はこの辺にして、本題に行かせていただきます。何書いてるんでしょうね、まったく(もちろん、Ya〇oo知恵袋をディスっているわけではありません、念のため)。

 

今回のテーマは、「今やっておきたいこと」です。全員企画として、ブログリーダーかわともに、きつく縛られています(いや、かわともゴメン、けんか売ってないよ)。

 

考えた末に、今回は、独学&科目合格狙いの皆様に向けて、書かせて頂くことにしました。

とってもミクロな記事になる予定なので、100人のうち1人くらいにしか、お役にたたないかもしれませんが、ご了承ください。そもそも、「一発合格道場」の看板を掲げている事もあり、どのくらい科目合格狙いの方が読んでくださっているのか…。まあ、自分も一発合格ではないので、気にせず行かせてください。

 

ちなみに、読んでくださる方で、メンバー同士の記事の矛盾を感じる方(2次の準備しろとか、1次に集中しろとか)、先代のへんりーさんが昨年、素晴らしい記事を書かれていますので、こちらもご参照ください(私は、通勤バスの中で、共感しまくりました、「超人か、暇人か」)。

 

[ここから本題]
大手予備校の講義日程を考えます。
TACのストレート本科だと、「情報」がはじまったくらい、速修本科だと、「運営」くらいです。

「1次独学のお前が、なんでそんなこと書いてるんだ」と思った読者の方がいらっしゃれば、素敵な前振りなのですが、そこまで私のプロフィールに詳しい方も、いないかと…。

と言うのも、自分が2018年に7科目受験で1次試験通過をした際は、TACのストレート生の講義日程を参考にし、7月初頭のTAC模試をマイルストンにして、学習計画を立てていました。

 

うーん、ちゃんとしてますね。1次通過するハズです(自画自賛に石が飛んできそうです)。

 

別に、自慢話をしたいわけではありません(どちらかというと、そういう話は苦手です)。
makinoは、2010-2012年に、科目合格を積み上げ、1次を通過した経験があります。その時と比較して、何がダメだったかを、お話したいと思います。

 

2010-2012年当時の自分は、情報弱者だった事もあり、どの科目から学習したらよいか、まったくわかっていませんでした。ただただ、送られてきた日本マ〇パワーの通信教育テキストを(もちろん自ら注文しました)、1から順番にやっていき、1次試験までに間に合った科目を受験しただけです。

「3年で1次通過するなら、2-3科目/年くらい」の、アバウトな計算でした。

更にダメなことに、1年目、3科目受験で、2科目合格してしまい(科目は、もはや忘れました)、そこそこ自分のやり方に自信をつけていました。「この程度の学習で通るなら、いけるぞ、俺」ってなもんですね(口調が荒っぽいのは、当時の自信の表れか?)。

結果、3年で1次通過しましたので、さほど間違っていなかった、とも言えるのですが、それは結果であり、大きな間違いがあります。

 

さて、間違い探しです。

 

いろいろ間違っていますが、今回焦点を当てたいのは、「敵は誰?」です。過激な表現ですね、「敵」ですって。

 

はい、科目合格者の「敵」は、同じ科目合格者であり、ストレート生であり、昨年1次を通過して、今年2次を受ける予定の2年目生です。戦う場は、もちろん2次試験です。各々の特徴を考えてみましょう。

科目合格者:
複数年で1次通過をねらうため、同時並行で行えれば2次試験の準備期間には恵まれているが、2次に使う1次知識の記憶が薄れている懸念がある。

ストレート生:
1次試験で積み上げたフレッシュな記憶で、2次突破を目指すが、2次試験の準備期間が短い場合が多い。

2次試験2年目生:
2次集中で1年を過ごす。1年間の2次準備期間があるが、通年のモチベーション維持が課題、と言われている。

科目合格狙いの方へ。
ストレート生の多くは、1次試験が終わってからの約11週間で2次の準備をします。
2次2年目生は、前年の2次試験から、丸1年間の準備期間があります。

さて、科目合格者はどうでしょう?
1次の勉強があるとはいえ、仮に3年で1次突破を考えるなら、最大3年間、2次試験の準備期間がある、ということです。このメリット、気づいて活かせています?

ちなみに、2012年に科目合格で1次通過した自分は、全く活かせていませんでした。これが大きな間違いです。案の定、この後の2次は2回とも不合格でした(努力が足りていませんでしたので、納得の不合格です)。

「おいおい、1次通過もまだなのに、2次準備の話かよ、1次通過しなければ2次も何もないじゃないか」という声が聞こえてきます。はい、その通りです。

ただし、1次通過は、実はある程度、学習時間が担保してくれます。先日のSOYAの記事でも、1次の学習時間と得点の相関係数が出ていますが(身内の手前みそですが、楽しい記事でしたね)、1次は2次に比べて、学習時間を確保すると、通りやすいのです。

 

あくまで自分の目安ですが、「スピ問回転で(<-道場の造語です、TACのスピード問題集を何度もやって)」80%正解を叩き出せるなら、さらに7月上旬のTAC1次模試で、受験科目が60点を超えたなら、1次試験の視界良好と言えるのでは、とmakino個人の見解で、思います(注:個人の見解を話しています)。

そして、診断士試験のキモは、摩訶不思議な(実はそうでもないのですが)2次筆記をいかに攻略するかなのです、はい(注:個人の感想です、異論はあるかもしれませんが)。


ちょっと、寄り道

冒頭、大手予備校の講義日程を記載しました。
独学&科目合格狙いの方、ご参考になさってください、是非。
そうすると、「敵」がどんなことをしているか、が少しわかりますよね、少なくともスケジュールくらいは(「敵」ですって、物騒な)。

本道に戻ります。

少し厳しい意見ですみません。どうかどうか、激励だと思ってください。
科目合格狙い&1次で精いっぱい、になってしまっては、科目合格の本当のメリットは活かせていない、とmakinoは考えます、自分の失敗を通じて。

わかったけど、2次の学習ってどうすればいいの?とお悩みのあなた。

2012-13年の2次を独学で受かる事ができなかったmakinoは、2018年、予備校の力を借りました。仮に、あなたが、今年、科目合格で1次突破を目指しておられるのでしたら、自分は予備校の通学・通信講座をお勧めします(もちろん、予備校の回し者ではありません)。

具体的な予備校名を書いた方が、興味を持って頂いた読者の参考になるかと思ったのですが、自分もすべての予備校の情報を吟味した上でお勧めできるわけではなく、自分がお世話になった一部の予備校しか知りませんので、ここでは差し控えます(私の経験は、合格体験記にて記載しています)。こちらもどうか、どうかご了承ください。

 

================
誤解なさらないでほしいのですが…、
2次対策、makinoはこうしました、というお話に他なりません。共感していただいても、頂かなくても、読者おひとりおひとりの自由ですし、予備校に行かなければ合格しない、と言っているわけではありません。おわかりいただけていると思いますが、念のため。
================

本日の記事、最後になりますが、makinoの好きな相田みつをさんの言葉を1つ。

 

他人のものさし
自分のものさし
それぞれ寸法がちがうんだな

 

そうです、みんな違うんです。
そのように、いろいろな属性の方々を応援するために、道場10代目には、12名のメンバーが揃っています。

そんな私ども一発合格道場は、春セミナーにて、全力で合格への道筋をお伝えしたいと思います。読者のみなさま、申込みが開始されましたら、是非。

 

本日も、読んでくださってありがとうございました。

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そして……4月7日(日)タキプロ名古屋 春セミナー道場がゲスト参加させて頂きます!名古屋近郊の方!是非、ご検討ください!
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みなさん、今日もワクワクしてますか?10代目ブブです。

果たして、お前(私)にその試験に向かう覚悟はあるのか・・・?

そんなメッセージで終えたのが、前回の記事です。
ご存知のとおり、この試験は難関試験です。
私のような凡人では相当の覚悟を以て臨まねば、合格は勝ち取れません。

捨てなければならないものも多くあります。
その多くは、今まで基準の楽しい面白いでしょう。

そして逆に身に着けないといけないものも多くあります。
それは、やり切る根性やらないと気持ち悪くなるまでの習慣でしょうか。

では、自分にその覚悟があったのか?1年前に振り返って物語を再開します。


1年前の昨日。忘れもしない2月26日。
私は、この日から中小企業診断士の受験勉強をそっと開始しました。
その理由はキャリアコンサルタントの学科試験日が終了したのが2月25日。
そして、試験の翌日から中小企業診断士の勉強を開始する!と決めていたからです。

「キャリアコンサルタント」って何?って思われる方もきっと多いでしょう。
簡単に言うと「生き方、自分のあり方」に気付かせてあげる役割。

実は私自身、その「生き方、自分のあり方」が見えていない日々を過ごしていました。
思い起こせば自分の半生自体を空虚に感じていたのだと思います。
高校生から大学生、そして就職への進む過程もそう。
才能と根性の無さ故に半年も経たずに部活(サッカー部)を退部。
帰宅部となった後は、少ない友人とそれなりに楽しくは過ごすものの何処か常に虚しさを感じていました。
アルバイトを経験し、世間というものを肌で感じた高2の頃は、昼まで無為に喫茶店で時間をやり過ごし、午後から顔だけ出す為に登校。
当然ながら成績は底辺。赤点だらけ。流石にこのままではヤバいと思って一発奮起して受験勉強をスタート。
その時、自分なりに出した結論は「弱者を救う弁護士になる!」という想い。その志の1割ぐらいは達成して、法学部のある大学に合格します。
然し、根性も覚悟もない自分は法学の基礎を知ることもなく、大学の法学部に合格した事だけで満足し、日々の楽しさに流されて学生生活を終えてしまいます。

その延長線上で過ごしてきた根無し草のような今までの人生

そこで前回の記事での出来事があったのです。
「これではいけない。」
「このまま終わってはいけない!」
「もっと魂からワクワクするような経験をしたい!」
そう願い、そう想い、そう決めました。
だから、変わろう。今から始めよう。
必ず合格して、人生の歩みを今から変えよう!
決して若くはないが、人生で若いのは常に今。
今、この時からスタートしよう!
そんな事を心に刻み、受験への覚悟を決めました。
(今、書きながら気付いたのですが、大学合格に満足した当時の自分を思い返し、リアルの実現への再挑戦をしたい自分がいるのかもしれません・・・)


さて、時は戻りまして、中小企業診断士試験を受験する覚悟を決めた時です。
覚悟を決めた以上は、それ以後は”戦”です。
戦をする以上、私のなかでは(←これ大事)善戦というものはあり得ません。
「受かる」「受からないか」だけです。
(なお、この考えはあくまでも私の感想ですので、みなさんはみなさんの観点で試験に取り組んでくださいね。)
そして、以後はあらゆる手段を探し、あらゆる可能性を信じて「勝つ」ことだけを考える。
もし、「覚悟」を以てあなたも臨むならば、それだけを考えてください。


閑話休題
一発合格道場10代目執筆陣の今巡の共通テーマ
この戦を勝利に導くために「今やっておきたい事」

これについて話を進めます。
一つは、「敵=試験」の性質を理解し、「自軍=自分」の強み、弱みを考えたうえで
時間軸で作戦を立てること
そして、もう一つは、「考える癖」を徹底的に鍛えること。
以下に詳しく説明をしていきます。

「今やっておきたい事」➀
【塗り絵】と【パズル】を使い分ける!
そして、両者の時間配分を意識して作戦を立てる!

この試験を大きく分けると「記憶詰め込み系」と「理解思考系」があります。
そして、この2つでは大きく戦い方が異なり、以下のように使い分けます。
「記憶詰め込み系」に対しては【塗り絵作戦】。
「理解思考系」に対しては【パズル作戦】。

「記憶詰め込み系」とは、何回も重ねて詰め込む作業が必要なのだが、忘れてしまうリスクも高い。
概ね「英単語:りんご=apple」のように単発で覚えても対応できるという特徴を持っています。
一夜漬け的な短期局地戦でも”部分的には”効果が出やすい相手でもあります。
これに対しては、【塗り絵作戦】で対応します。

【塗り絵作戦】とは塗り絵のように、間違った部分をどんどん塗っていき白地(間違った)部分を減らす事です。
そして概ね、塗ったつもりの絵は1巡するとまた白くなっています。
でも、焦らないでください。ダメな奴だとも思わないでください。
それが普通です。
諦めずに愚直にこの塗り作業を何度も重ねて色を塗っていくだけ。
その際の効果的な方法は、前回のかわともの記事を参考にするといいでしょう。
私の合格体験記の1次対策法(◎〇△×分類)も参考にしていただければ幸いです。
この【塗り絵作戦】の皿回しの目安は5~7回だと思います。

「理解思考系」はコツをつかめば忘れるリスクは少ないが、理解力によっては相当の時間がかかる。
概ね「公式(解法)を理解し、その公式を前提にまた新たな公式が展開する」特徴を持っています。
公式(解法)さえ会得すれば、応用力を武器に最小の努力で戦える相手でもあります。
これに対しては、【パズル作戦】で対応します。

【パズル作戦】とはパズルのように先ずは組み立て方を掴むこと。
これは一夜漬けでは対応出来ません。
したがって組み立て方マニュアルを確実に読み込み、実際に手を動かして同じように組み立てて仕上げてみる。
その完成形の仕上がり程度を見本と見比べて修正する作業が必要。
その一つ一つの積み上げが必要になります。

では、次に中小企業診断士試験における「記憶詰め込み系」と「理解思考系」を分類してみましょう。
「記憶詰め込み系」は1次試験の「経済学」「財務会計」以外の全部。
「理解思考系」は1次試験「経済学」「財務会計」+2次試験全て。
この2軸として、私は捉えました。

そして、この2つの軸について自分の得手不得手を理解して、時間配分を適切に配分します
自分のケースでは、「理解思考系」の経済学が最大のボトルネックになると考えたので、この理解には相当の時間を掛けました。
なお、この経済学対策については次回にて説明します。
つまり、この時間配分の作戦を立てることが大きなポイントです。
これで概ねの「戦うための概観図=タイムスケジュール」が完成です。
そして、この概観図を実行する為に参考になるのが、なおさんのバックキャスティング思考法です。

今やっておきたい事➁
「考える癖」を徹底的に鍛える
この試験の山場は幾つかありますが最大の山場は2次試験です。

その為の重点対策Keywordは、国語です。
私は診断士の2次試験を前にして、勇気をもって数少ない知人の2人の診断士を頼り、受験対策を尋ねました。
そうすると「2人とも2次試験とは”国語”の問題ですよ」との答え。
国語?
何だ、それ?・・・。
・・・・。
最初はよく解らなかったその”言葉の意味”に対して、私は「ドラゴン桜」(講談社:三田紀房)に登場する、芥山龍三郎に”答えらしき”ものを見つけました。


(第5巻より一部を抜粋し、引用)
東大を目指す事になった落ちこぼれ2人の受験生を芥山先生は街に連れ出し、彼らにいくつも質問を投げかける。
「それはなぜか?」
「ということはどういうことなのか?」
具体的には、こんな質問を芥山は生徒に投げかけていきます。
「表示案内が日本語だけでなく、英語、中国語、韓国語で表記されているのはなぜか?」
それに対して、生徒は浅い答えを連発する・・・
(以上引用終わり)


こんな話です。
初めは誰もが、この生徒同様に世の中の色々なことについてわからない事が多いと思います。
私もしょっちゅうです。
(というか、人よりも知らないことばかりで恥ずかしい思いを味わうことがほとんどです。涙)
でも、大事なことはわかろうとすること。
推論を立ててそれなりの道筋を作る。
その為には、「基礎情報」と「合理的なロジック」を積み上げなければいけない。
そして、これが中小企業診断士に求められている根幹だと私は思っています。

その基本的スキルを身に着けているかどうかを判定するのが2次試験。
更にこの基本的スキルは2つに分解できます。
➀有用となる情報を収集
➁その情報をもとに各種のフレームワーク等を活用し、結論を導く
2次試験では、➀の要素は既に本文中に与件として散りばめられています。
その為、2次試験は➀の取捨選択能力、そして➁の能力について合否を判定しています。
そして、上記のような「考える癖」は意識しないと鍛えられません。且つ習得までは相応の時間が掛かります。
従って、2次試験で求められている➁が出来る為の癖を今から意識して欲しいのです。

さて、
このブログを読んだあなた。
【塗り絵作戦】に飽きたら、街に出てみてください。
そして、眼前に映る景色の一つひとつについて、こんなことを考えてみてください。
「〇〇なのは、なぜなのか?→◇◇だろう。」
「さらに◇◇なのはなぜなのか?→★★だろう。」
「さらに★★なのはなぜなのか?→※※だろう。」
「それらは、本当に正しいのか?→正しいだろう。何故なら□□だから。」
「それは、いつからそうなのか?」
「どうして、そうなったのか?」
「そして、これからどうなるのか?」
「では、どうすればいいのか?」

以上、「今やっておきたいこと」について
ブブからの提言でした。

「覚悟を以って進む」と決めたあなた。
今、ワクワクしていますか?そのワクワクを信じて進んでくださいね!
そして、ぜーーーーったい、あなたは受かりますから!

 

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みなさん、おはようございます。なおさんです。

前回は「バックキャスティング思考法」をテーマに書かせていただきました。
(前回の記事はこちら
(合格体験記はこちら

今回は、【今やっておきたいこと】と題して「2次試験対策への着手と80分間の過ごし方」について書きたいと思います。

———————————————————————————————

前回のおさらいになりますが、バックキャスティング(Backcasting)思考法とは、「未来」を起点として、そこから逆算して「現在」を考える思考法です。最初に未来像である「ありたい姿」を明確に描いて、そこに至るまでのプロセスを具体的に埋めていきましょう、というお話でしたね。

さて、1次試験はマークシート方式ですし正解も発表されますので、バックキャスティングに必要な「明確な“ありたい姿”」が描きやすいと思います。経営法務は足切り回避の50点、得意な運営管理は70点、中小は60点という感じですね。

一方で、2次試験では正解が発表されませんし、解答要素も複数ありそうです。つまり、唯一絶対の「模範解答」がありませんので、「明確な“ありたい姿”」が描きにくいのです。「じゃぁどうやってバックキャスティングするんだ?」という声が聞こえてきそうですが、確かに1次試験の様に「輪郭がシャープで鮮明なありたい姿」を描くことは難しいですが、「輪郭はややピンボケだが、誰だか判別できるくらいの姿」は十分に描けると思っています。

また、これは私の実感ですが、2次試験対策を進めるにつれて「徐々に輪郭がはっきりして、姿かたちが見えてくる」ように思います。輪郭が見えてくる度に「目標と現実の差を捉えて細かい単位でバックキャスティングする」イメージですね。

それでは、2次試験対策をどのように進めていくかについて順を追って書いていきます。

—————————————–
第一段階:まずは敵を知る(王道)
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「彼(敵)を知り己を知れば百戦殆うからず」とは中国の兵法書「孫子」の一説ですが、向かう相手の実情と自分自身の実力を正しく知ることがまずは大前提になります。紀元前500年ごろから現在まで語り継がれているのですから間違いないですね。

では、2次試験をどうやって知るか、、、ご察しの通り「過去問を解いてみる」です。(単純明快)

※平成29年度の参考例としては、一発合格道場の9代目だいまつさんの永久保存版シリーズがおススメです。
事例Ⅰ:【永久保存版】平成29年度2次試験事例Ⅰ超高得点解答にみる2次試験合格のポイント!

事例Ⅱ:【永久保存版】平成29年度2次試験事例Ⅱ超高得点解答にみる2次試験合格のポイント!

事例Ⅲ:【永久保存版】平成29年度2次試験事例Ⅲ超高得点解答にみる2次試験合格のポイント!

私は、昨年2018年の3月末に2次試験を解いてみたところ、「なんじゃこりゃ?」「どうやって回答に至るのかプロセスがイメージできない??」「独学では攻略が難しいのではないか???」と感じましたので、あわてて資格の学校TACの通学講座「2次演習本科B」に申し込みを行いました。
中小企業診断協会(J-SMECA)のホームページでは、平成30年度~平成19年度までの過去問(PDF)がダウンロードできますので、利用してみてください。

また、資格の学校TACでは、毎年4月末頃に「2次実力チェック模試」を実施しています。
2次筆記試験は、一日で事例Ⅰ~Ⅳの試験(80分×4)を行うという体力的にもタフな試験です。本番当日の進行をリアルに知ることができますし、ペース配分、休憩時間の使い方、栄養補給の方法とタイミングがシミュレーションできる絶好の機会ですので、是非、受験してみてはいかがでしょうか。

私は昨年「まずは2次試験を知る」ことを目的に受験しました。2次試験の準備は全くしていませんでしたが、財務・会計だけはやらないと点が取れないと思いましたので、「集中特訓 財務・会計 計算問題集(TAC出版)」を購入して2018年4月の一か月間にそれだけを勉強して受験しました。(その時は、事例Ⅰ~Ⅲは国語の試験みたいなものなので、何とかなるだろうを甘い考えを持っていました。)
結果は、事例Ⅰ:29点、事例Ⅱ:58点、事例Ⅲ:25点:事例Ⅳ:51点、合計:163点という散々たる結果でした。orz

まぁ、結果的にその後のTAC通学講座「演習本科B」を一日も休むことなく、かなり集中して受講することに繋がりましたので良かった、ということにします。

—————————————–
第二段階:解答プロセスを固める
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実際に過去問を解いてみると、80分間にすべての回答を終えるのはなかなか難しい、というのが多くの方の感想ではないでしょうか。80分間という限られた時間の中で、①約3~5ページの与件文を読んで理解し、②設問で問われたことを正確に理解して、与件文から解答要素を見つけ、③解答を採点者に伝わりやすいわかりやすい表現で文章構成し、④手書きで解答用紙に記入し、⑤(できれば)見直しを行いミスを修正する、ところまで行わなければいけません。

この一連の作業を漫然と行っていると、馴染みのない業界や難解な表現に出会ったときに与件文を読むのに時間がかかり時間が足りなくなる、というリスクも出てきます。このような事態(内容によって出来不出来に波がある状態)を回避して安定的に得点し、一年に一回しか行われない試験での「バクチ的要素」を消して一発合格を果たすためには、

80分の行動を「作業」と「思考」に分け、「作業」を徹底的に合理化・単純化し、「思考」に多くの時間をかけて解答の精度向上・内容充実を図る

ことが必要だと思います。

これを実現するために私が行っていた手順「80分間の過ごし方」を以下にご紹介します。

【ステップ①:試験開始~3分】<作業>
・解答用紙に受験番号を記入します。(超重要)
これは重要です。受験番号の記載がないと0点です。試験時間の最後には時間に追われることもありますので、最初に受験番号を記入することは必須です。

・問題冊子の表紙を破り、解答組み立て用のメモを作ります。
TACに通いだした頃、演習の最初で「ビリビリ」音がするのは何だろう?と思ってました。初めの頃は問題冊子の余白にメモしていたのですが、この方法だとメモが数ページに分散してしまいます。問題冊子の一番外側の紙(印刷業界でいう表1~4)には問題や設問の記載がありませんので、最初にホチキス部分で真っ二つに破ってメモ用紙を2枚準備します。この方法だとメモが一か所に集中しますので、最後はメモだけを見て解答を記入していけますので効率が良いと思います。
(表紙を二つに破った問題用紙 – クリックで拡大します)

・段落に番号を振ります。
TACでは80分の試験の後にグループディスカッションや解説があるのですが、この際に段落番号で該当箇所を示していましたので最初に段落番号を記入していました。私の解答プロセスでは段落番号を使用しませんので本番では不要な作業ですが、段落がいくつあるかがわかりますし段落間の区切りも明確になりますので、本番でもそのまま行っていました。

【ステップ②:~8分】与件文の最初の3行を読む+設問解釈<作業>
最初に与件文(問題文)の最初の3行だけを読み、業界・業種、会社規模、会社概要だけを頭に入れます。それだけ行ったら、続きの与件文は読まずに設問文へ移ります。
設問解釈では、何を聞かれているのか、制約条件は何か、関連する1次知識は何か、を意識して「設問要求」を解釈します。重要なポイントにはラインを引いたり、マルで囲ったり、1次知識で思いついたものを設問文に書き込んでいきます。また、私は「理由を述べよ」と聞かれたら「理由は①~、②~である。」、「強みは何か」と聞かれたら「強みは、①~、②~である。」とオウム返しに解答しようと思っていましたので、設問文の横に「理由は①~、②~である。」と記入していました。
この「オウム返し」ですが、採点者に「ちゃんと聞かれたことに答えているな」という印象を与えやすい点と、解答中に論点がズレていくことを防ぐ効果がありますのでお勧めです。
(設問文とメモ、平成30年事例Ⅲ – クリックで拡大します)

【ステップ③:~20分】黄色マーカーを片手に与件文を読む<作業>
黄色のマーカーを手に与件文を読んでいきます。この時に「なんとなく重要そうだなぁ」と思った部分はマーカーで塗りつぶしていきます。厳密でなく、あくまで印象で、なんとなくです。(大丈夫、大丈夫)
一通り与件文を読み終わると、与件文の半分以上が黄色いマーカーで塗られた状態になりますが、それで良いのです。次のステップ「解答要素を探す」の時は「黄色い部分だけを読む」ことで要素抽出ができますので、白い部分(マーカーのない部分)を読む時間を削減(効率化)できる効果があります。ですので、ちょっと迷ったら黄色く塗っちゃってください。考えちゃダメです。あくまで「作業」ですから。

また並行して、段落ごとに何の話をしているか(要約)を表すキーワードを段落の左側に書いていきます。「プロフ(プロフィール)」「金型内製化」「工業団地組合」「インサート成形」といった具合です。

さらに読みながら「強み」「弱み」「機会」「脅威」を見つけたら(〇の中に)S、W、O、Tというマークを付けていきます。最初のころはメモ用紙にSWOT分析を4象限で区切った表にまとめていましたが、事例を数多くやる中で「表にまとめるほどのSWOT分析は必要ない」と思いましたので、表の作成を止めて本文中にマークだけを残す方法に変えました。(作業時間節約:ECRS)
(与件文と黄色マーカー、平成30年事例Ⅲ – クリックで拡大します)

【ステップ④:~40分】解答要素の抽出と解答の組み立て<思考>
ここは時間をかけたいステップです。設問文に戻り、設問要求に従って与件文から解答要素となる部分にマーカーでアンダーラインを引いてきます。マーカーは5色以上を用意し、設問1は赤、設問2は青、設問3はオレンジ、設問4はピンク、設問5は緑と決めておきます。
(私の例はゴレンジャー順です。(^^;)

また、数か所にアンダーラインを引く場合は、マーカーでアンダーラインの横に①、②、③と番号をつけていきます。この方法だと、各設問で与件のどの部分を根拠としたのがわかりやすい設問間の重複が一目でわかる、(黄色マーカーの部分で)アンダーラインの全くない部分に見落とした要素が無いかの点検がしやすい、というメリットがあります。
私はこの方法を採用してから、要素の抜き出しモレがなくなり、得点が安定してきました。
(解答要素の抽出、平成30年事例Ⅲ – クリックで拡大します)

解答要素の抜き出しができたら、用意したメモに解答骨子を準備していきます。メモには設問ごとに決めたパターン「理由は~である。」を書いた後に、マーカーの該当部分の番号だけを記入していきます。この方法には、書き写す文字数が極端に少なくできる(時間短縮)再現答案作成時の再現率が飛躍的に高まる、というメリットがあります。
(解答骨子のメモ、平成30年事例Ⅲ – クリックで拡大します)

【ステップ⑤:~80分】解答用紙への記入<作業>
解答メモが完成したら解答用紙へ記入していきます。私は「残り時間が半分になったら書き出す」というのをルールとしていました。明確な解答が用意できない問題があると時間をかけてしまいがちですが、その為に他の問題が犠牲になるのはもったいないです。最悪、その問題を捨ててでも他の問題で得点していく方が得策だと思います。
例えば設問が5つあった場合、単純に考えて各20点です。記述式ですので20点満点は出ないとしても、4問で15点ずつ得点できれば15×4=60点取れます。悩んでいる問題も該当箇所くらいは特定できていますので、キーワードを詰め込んで5点もらえれば65点になります。
2次試験では、毎年少し変わった切り口(平成30年度だと事例Ⅳの第2問、第3問)が出てきますので、5問あったら一つくらいは「やっちまう」ことを想定内として、「15/20点×4+5点=65点」くらいに考えておいた方が落ち着いて対応できるように思います。

<プロセス確立のための教材>
第二段階の解答プロセス確立には、ある程度のトレーニング(=実際に事例を解く)が必要になると思います。この際に役に立つ教材をご紹介します。

・ふぞろいな合格答案 10年データブック(同友館)
平成19年~平成28年版の答案分析データと模範解答が一冊にまとまっています。過去問はサイトからダウンロードできますが正解が発表されませんので、自己採点には必須だと思います。

・集中特訓 診断士第2次試験(TAC)
TAC模試等から抜粋した2次試験問題を4回分(全16事例)収録しています。プロセスのトレーニングであれば過去問でなくても可能ですので、「過去問はとっておきたい」と思う方(1年前の私です)にお勧めです。

きゃっしいの解法実況@事例Ⅱ&5分でできる!1次と2次をつなぐトレーニング方法
えらそうに書いてきましたが、実はこのマーカーを使う方法、9代目きゃっしいのこの記事からパクりました。f(^^; この記事を読む8月23日までマーカーは使っていませんでしたが、この記事を読んだその日にフリクション・マーカーを6色購入し、9月1日に受験したTACの「2次公開模試」でいきなり実践投入しました。安定するまでに3週間ほどかかりましたが、この決断は一つの転機だったと思います。
おかげで解答プロセスが5分ほど短縮でき、思考や見直しに使う時間が確保できました。きゃっしい、ありがとう!

・30日でマスターする中小企業診断士第2次試験解き方の手順(中央経済社)
10月頭に購入しましたが、この本の著者も同じようにマーカーを使用しています。その他にも解答の切り口など得点を積み上げるためのTipsが書かれていますので「第三段階」の参考としても良いと思います。

—————————————–
第三段階:多面的な解答で得点を積み上げる
—————————————–
かなりの長文になりましたので、この部分は皆さんが解答プロセスを確立させた頃に書きたいと考えています。

さて、いかがだったでしょうか。
私は昨年、「第一段階:まずは敵を知る」→「第二段階:解答プロセスを固める」→「第三段階:多面的な解答で得点を積み上げる」という方法で、1回の受験で2次試験に合格することができました。もちろん、スィ~、スィ~とできたわけではなく、第二段階は5月から8月(※)、第三段階は9月と10月と常にもがき苦しみながら、様々な書籍やブログ記事を頼りに前へ進んできました。
※ 8月の1次試験終了までは、2次試験の勉強は毎週日曜日にTACで演習を2事例分行う+毎週土曜日に過去問を1事例解くのみでした。
※ 毎週土曜日の1事例は、その月の事例を決めて縦解きしていました。3月は事例Ⅰを4年分、4月は事例Ⅱを4年分、という感じです。月単位で各事例の傾向が理解していけますので、最初は縦解きをお勧めします。

皆さんは私と同じ紆余曲折を繰り返す必要はありませんので、私の記事で参考になる部分があれば道場セオリーの「パクってカスタマイズ」し、効率よく一発合格を目指してほしいと思います。

以上、なおさんでした。

 

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【目次】
◆学習計画を立てること
◆今から2次試験の過去問を解いておくべきか?


一発合格道場をご覧の皆様、こんにちは、道場10代目のたっつーです。どうでもいいですが、この挨拶、ちょっとカウントダウンTVのVTRみたいですね…(本当にどうでもいい)。

さてさて、昨日のかわともの記事から始まった「今やっておきたいこと」リレーにのっとって、私が考える「今年度の1次試験合格に向けて、今やっておきたいこと」をご紹介します。

昨年1次試験に合格している方、あるいは科目合格数がそれなりに多い方などは、もう既に1次試験の勉強ではなく、2次試験の勉強がメインになっていると思いますので、下記は、基本的には、今年1次試験7科目を受ける人向けの内容になるかと思います。

 

■学習計画をたてること

 

もし特に計画を立てずに勉強している方がいたら、今からでもいいので、必ず1次試験合格に向けた学習計画は立てた方がいいです。

そして、勉強時間が十分に確保できないなどの理由で、複数年で1次合格する計画を立てることは当然あっていいと思いますが(10代目だと、なおさんが複数年計画でした。)、特段の戦略がないのであれば、基本的には、今年の合格を目指すべきです。

1次試験はとにかく自分が合計420点以上取れば合格する絶対評価の試験ですので、周囲の受験生が自分以上に勉強していようが関係ありません。
(感覚ですが、)7~8割程度の範囲の勉強が終わっていさえれば、幸運もからめば十分受かる可能性はありますので、とても勉強が間に合わないと感じても諦めるのは勿体ないと思います。

学習計画の立て方は、予備校に通っているかどうか、土日の時間をとれるか等、人それぞれではありますが、基本的には、1次試験の試験日からさかのぼって計画を立てることが重要です。
(なおさんの初回記事、「バックキャスティング思考法」をご参照ください。)

<もし私が今学習計画を立てるとしたら>

参考までに、独学前提ですが、私がもし今から中小企業診断士試験の勉強を開始するとしたら、どのように学習計画を立てるかご紹介します。

私の勉強法は合格体験記に記載のとおりで、「過去問集を解き、そこで得た知識をスピテキに書き込み、試験直前期に、書き込みのあるスピテキを読み込む」という方法で勉強しました。
(過去問題集として「分野別」の過去問集を使用した理由、スピ問を使わなかったのはなぜかなど、合格体験記に書ききれなかった私なりの1次試験攻略法については、次回記事にて詳細をお伝えしたいと思います。)

したがって、ベースとなる過去問を基準に計画を立てていきますが、ここでは仮定的に過去5年分の試験問題を解くことにいたします。

問題数は、平成30年度の試験が、経済21問、財務会計22問、企業経営38問、運営管理40問、経営法務23問、情報システム25問、中小企業経営23問で、計192問でしたので、例年同じくらいだとすると、5年で約1000問くらいでしょうか。
(厳密に数えてなくてすみません。でも、所詮計画ですので、実際にもわざわざ厳密に計算しませんでした。)
道場のABC理論に則った場合には、もう少し問題数は減るのでしょうね。

今年の1次試験の日程はまだ公表されていませんが、おそらく8月3日(土)、4日(日)ですので、今日から試験前日の8月2日(金)までは、残り159日です。
最後の2週間は、バッファ+過去問の知識を書き込んだテキストを読む時間にあてておきたいので、実質145日ですね(平日105日、土日40日)。

私の場合は、土日は、基本的に家族サービスに費やすと決めているので、子供たちが寝静まった夜中しか時間をとれませんが、一方で、平日は、保育園の送りがある朝を除けば、日中も夜も(仕事さえなければ)比較的時間が取れます。

したがって、土日は「平日の遅れを取り戻す日」ということにして、基本的に勉強は平日105日間に集中させます。したがって、1000問÷105日で、大体1日10問過去問を処理すればいいということになります。
(理想を言えば、スピ問をやらない以上、本当は過去問2週くらいやりたいですが、1日20問こなすのは無理・・・)

あとは、今日から1日10問過去問を解き、テキストの該当箇所を読みながら、過去問で得た知識をテキストに書き込んでいけばいいだけです。
1日10問が楽かどうかはともかく、何となく先が見えてきたので、ちょっと楽な気分になりましたね。

もちろん、同じ10問でも、単なる暗記科目(経営情報システム等)の10問と、理解&応用が必要な科目(経済学、財務会計等)の10問は全然違ったりするので、進捗状況に応じて適宜調整していくことにになります。

ここまで書いて、自分で思ったこと・・・。

昨日のかわともの記事にあった学習計画と比べてめっちゃ雑・・・(O型全開)

で、でも、個人的には、学習計画ってこれくらいでいいと思いますよ。

日々の仕事がある中で、なかなか計画通りに勉強することはできないので、結局、学習計画は日々変更していくことになります。
なので、とりあえずざっくりと計画を立てたら、後はひたすら進めた方が、結果的には効率的だと思います、

 

■今から2次試験の過去問を解いておくべきか?

 

今年初めて1次を受ける受験生が、1次試験の直前期ではないこの春先に、予め2次試験の過去問を解いておくべきでしょうか?

結論としては、私は、「時間があればやった方がいいけど、必須ではない」と考えています。

前提として、2次試験に関連する1次試験の科目は、企業経営、財務・会計、運営管理の3つのみです。したがって、2次試験の過去問をいくらやっても、残りの4科目の1次試験の点数が向上するわけではありません

また、2次試験では、1次試験の知識を必須としていない設問が多数を占めますので、2次試験の過去問をいくら解いたからといって、関連する3科目についても、1次試験の点数が劇的に向上するわけではありません
(少なくとも、時間対効果は悪いと思います。)

当たり前ですが、1次試験に受からない限り、2次試験には進めませんので、よっぽど自信がある人でない限り、1次試験突破を最優先に考えるべきです。
2次試験は、1次試験合格に勉強を開始したとしても十分間に合います

とはいえ、1次試験に合格した後のことを考えると、先に2次試験の勉強をしておいたことは大きなアドバンテージになりますので、時間と余裕があれば、先に2次試験の過去問を解いておいてもいいと思います。

でも、2次試験の勉強を行う場合は、一点だけ気を付けた方がいい点があります。

それは、「1次試験前に様子見でやっているだけだから」という理由で、漫然と2次試験の過去問を解いてしまうのは絶対にやめた方がいいということです。

2次試験の過去問は、最良かつ(ほぼ)唯一の2次試験の勉強素材です。
(予備校の事例が勉強素材となることを否定するわけではありませんが、実際目を通してみると、やはり過去問の方が色々と練られていると感じます。)

そして、それを「初見」で解ける機会は1回しかないわけですが、全身全霊で初見で過去問に取り組んだ場合、参考答案と見比べる過程で、自分の答案のどこが悪かったのか、自分に足りない部分はどこなのか等が分かってきます。

漫然と過去問を解いてしまい、その機会をつぶすのは非常もったいないと思います。

したがって、もし1次試験受験前に2次試験の過去問に取り組む場合は、80分を計って真剣に解いてみる、解いた後はその結果をきちんと分析した上で次に生かす、というように、全身全霊で取り組むのがいいと思います。
(私なりの2次試験の勉強法についても、追ってお伝えしたいと思います。)

以上、たっつーでした。

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☆もくじ☆
◆自己紹介
◆受験歴と”しくじりポイント”
◆「今年」の合格にこだわる意外な理由


皆さん、はじめまして!”いよっち”と申します。
10代目の一員として、ほんのちょっとでも読者の皆さんの役に立つ・心に刺さる情報を発信していきたいなと思っています!

◆自己紹介
平成最初の年に生まれ、平成最後の年に診断士試験に合格しました。道場の中では唯一の20代です。(そう名乗れるのも、あと数か月・・)

本業は、法務部で勤務する会社員。日々、契約書とにらめっこする生活です。合格体験記はこちら⇒いよっちの合格体験記

実は、実は、師と仰ぐ道場初代ハカセさんや9代目へんりーさんは勤務する会社の先輩なんです。さらに言うと、受験勉強1年目には当時受験生だった(当時からすでに伝説級だった)きゃっしいさんと勉強会をご一緒していたり、と何かと道場とのつながりの中で受験勉強をしていた、コテコテの道場っ子なんです。

先代の道場メンバーや、このブログのおかげで合格できたようなものなので、1年間私も受験生のために恩返しをしていきたいと思います。

 

さて、診断士を受験しようと思ったきっかけは自己紹介でも書きましたが、私の親戚が小さな建設会社を営んでいて、歳の近い従弟が次期社長に就任することが決まっていたり、交際中の彼女が飲食事業を始める計画を立てていたり、と身の回りになんとか事業を成り立たせようと必死な人たちがいたことでした。

口先だけで「頑張れ!応援してる!」と言うのではなくて、「知識・経験を活かして力になりたい」。「いつか・どこかで会う経営者のために」ではなく、「自分の目の前にいる人のためにサポートしたい」という思いがあって診断士の勉強にのめり込んでいきました。

実は、診断士試験に合格直後、彼女が飲食店の創業に至りまして、現在はそのサポートをしています。日曜日のみの営業とちょっと変則的なお店なのですが、ちょっと特別な、季節のおべんとうの製造・販売する”takiben”というお店を新宿区で営んでいます。私も毎週日曜は店頭にいますので、ぜひぜひ遊びに来てください! ”会いに行ける道場メンバー”として対面で受験勉強の相談などお受けしますので、ご来店お待ちしてます。 お店の詳しい情報はこちら⇒Instagram:@takinogohan

 

◆受験歴と”しくじりポイント”
1年目はTACの通学(速修コース)で受験をし、1次はストレート合格、2次で敗退という結果でした。2年目はMMCの通信コースを受講していました。

<1年目>
1次試験:499(経済:64、財務:88、経営:51、運営:52、法務:76、情報:76、中小:92
点数の特徴で見ると、経営・運営の「理解系」の科目の点数が低い一方、法務・情報・中小のいわゆる「暗記3兄弟」を大得意としていました。「点数取りにくい経営・運営は捨てよーっと。点数は暗記科目で点稼げるじゃん!」という割り切りをしていたのですが、、、

2次試験:237(事例Ⅰ:47、事例Ⅱ:75、事例Ⅲ:54、事例Ⅳ:61/総合B)
企業経営理論と関連する事例Ⅰと、運営管理と関連する事例Ⅲで躓いてしまい、昨年は涙を呑みました。。

今だから言える、私の”しくじりポイント”は、こんな感じです。
①「1次と2次は無関連」と勘違いをしていた
②1次が終わるまで2次の対策を一切やっていなかった(1次対策に時間をかけすぎ、2次対策の時間が足りなかった)

2次試験で敗退したときは、「1次と2次の時間配分に失敗したな~」と思うのと同時に、「あと3点獲れば受かるんだな」と手応えも感じていました。

 

<2年目>
そこで、リベンジに燃える2年目は、「どんな問題が出ても必ず合格する状態を維持する」ことを大目標にし、「2018年に受ける全ての試験で上位20%以内に入ること」を具体的な目標として掲げていました。2次試験の本番だけではなく、6回受けた予備校の模擬試験や、日商簿記2級の試験など、とにかく全てです!

こんな感じで、2年目でもストイック型で駆け抜けた1年でした。模試の結果や本番との相関など、別の記事でご紹介しますね!

 

◆メッセージ
自分自身の体験を通じた思い、経験を中心として、「今年確実に合格するために」をテーマにメッセージをお届けしたいと思っています。
具体的には、以下のような内容をお伝えしていきますね!
①ストレート生向け:1次試験はもちろん、2次試験に今年受かるために。
②多年度生向け:2次試験を確実に、ぜーーったい、きっっちり受かり切るために。

 


◆「今年」の合格にこだわる意外な理由

このサイトは「一発合格道場」という名前ですが、この記事をご覧頂いている方々の学習計画は様々だと思います。

今年から勉強を始めてストレート合格を目指す人、
科目数を絞って計画的に多年度での合格を目指す人、
昨年もしくはそれ以前からの捲土重来での合格を目指す人、

様々ですよね。

 

合格までの道のりは、それぞれの前提知識、家庭・仕事の環境、本人のモチベーション、etc.と本当に多様で、「絶対にこうすべき!」なんて勉強のスタイルは存在し得ないとは思います。

 

それは分かっています。

それでも、私は「今年」の合格を目指すことをおススメしたいと思います。

 

少し説明しますね。

 

推測①ストレート生の成長曲線

ストレート生多年度生の2次試験での実力の推移をグラフにしてみました。(※あくまで私のイメージです)

多年度生は前年からのキャリーオーバーがあるので、実力レベルは合格ライン付近を推移している人が多いのではないかと思います。また、時間があれば実力レベルが必ずしも伸びるわけではありません。モチベーションが下がって勉強から離れたり、試験のテクニックが身につくがために逆にあれこれ考えすぎてしまったり(”こじらせる”と言ったりしますね)。それでも実力は安定してきます。

 

一方、ストレート生は1次試験が終わった8月上旬から2次対策を本格化させる人がほとんどです。そのため、最初は全然勝手がつかめず、試行錯誤を繰り返し、、、となかなか実力は伸びてこない場合がほとんどです。

それでも、ひょんなことをきっかけに「あ!そういうことか!」という気づきがあって、その後から実力が急上昇することがあります。このことを”覚醒”と受験生業界(?)では表現する人もいるんですが、昨日までの自分が嘘のように回答できるようになる瞬間があるんです。(”覚醒”についてはこちら⇒結局、『開眼』ってなんぞや? chikaの開眼物語 ~二次試験の本質を意識する~

私の主観がだいぶ入っちゃってますが、ストレート生で2次試験に失敗した人の多くの人は、成長曲線の上昇度合いが2次試験に間に合わなかったのではないかと思っています。

まとめると、ここで言いたいのは以下の通りです。
多年度生の成長は鈍化し、実力は安定してくる
ストレート生は直前で急激に伸びる
ストレート生で2次不合格となる人は、2次対策の時間が足りずに2次試験で不合格になる(?)

 

推測②2020年問題

ストレート生は2次試験対策にかける時間が不足しているために2次試験に受からないのでは?という私の推測を書きましたが、ということは、ストレート生2次対策の時間が増えたら実力が上がるのではないかと思っています。

今年受験される方には、前倒しで2次対策を始める、なんて余力を捻出するのはなかなか難しいかもしれません。

でも、、

 

来年の2020年にはその余裕が生まれるんです!!

なぜかというと、、、

 

 

そう、東京オリンピック!!

 

「診断士とオリンピック、何も関係ないでしょ」というツッコミも聞こえてきそうですが、これは事実なんです。中小企業診断士試験の指定試験機関である「中小企業診断協会」がリンク先の内容を公表しています。(原文はこちら⇒中小企業診断協会

 

2020年に限り、1次試験の日程が7月中旬へと2週間早まります。一方、2次試験の日程は変わらないようなので、来年2次を受験することになるストレート生にとっては2次試験に専念できる期間が単純に2週間増えることになるんです!

先ほどの成長曲線を2週間ほど早めてみると、、、(※あくまでイメージです。しかも大袈裟な(苦笑))

もちろんここまで極端なことにはならないものの、2020年の2次試験ではストレート生にとって有利な展開になるのではないかと私は推測しています。

これから受験する方にこんなことを申し上げるのは不謹慎かもしれませんが、今年(2019年)もしも不合格となると、来年(2020年)は多年度生として、時間に余裕のできた(ハイレベル化した?)ストレート生と上位20%の椅子を奪い合うことになってしまうのではないかと。。。

 

以上が、多大なる私の推測とちょっぴりの事実から考えた、「今年」の合格にこだわる理由です。

 

「今年確実に合格するために」をテーマに1年間ブログ・セミナーで情報を発信して、読者の皆さんが「今年」合格出来るように応援していきます。1年間、ご愛読宜しくお願いします。

 

明日は、”3度の飯より分析が好き”10代目のIT担当そーやがお送りします。10代目で最も少ない150時間で独学ストレート合格したツワモノなので、きっと効率的な勉強方法のヒントが得られるでしょう!お楽しみに!

 


システム障害のお詫び

昨日、昼12時30分頃から約1時間、システム障害が発生し当サイトへアクセスできない時間帯がございました。

いつもご覧いただいている読者の皆様へご不便、ご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます。

※現在は復旧しております。

 


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2019年4月14日(日)14時開始、16時半終了予定 @生涯学習センター梅田

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☆もくじ☆
自己紹介
皆さんのお役に立ちたいと思うこと
さいごに。多年度でも諦めない!去年の自分と何を変えるか。

この記事は約2500文字です。約5分で読めます。


◆自己紹介

はじめまして!ちこまる(仮)と申します。合格体験記はこちら

この度受験生支援として知名度が高い一発合格道場の10代目としてブログを記載させていただくことになりました。どうぞよろしくお願いいたします!

初回ですので、自己紹介から!

名前に(仮)をつけているのは、「人はいつでも変わることができる」というモットーに基づき、日々、最適化を続けよう、完成形はないのだ!というつもりでやっていこうと思っているためです。

セミナーなどで自己紹介する時は発音しませんが(笑)、いつも後ろに心の中では(仮)がついているつもりで、頑張りたいと思います。

中小企業診断士を取ろうと思ったきっかけは、自分の生家にあります。

私の実家はもともと兵庫県伊丹市にあった、写真の現像機を作っている中小製造業でした。曽祖父が興して代々やっていたんですが、フィルムカメラからデジカメが普及し、写真のプリントもそもそも需要が減り、家庭用プリンターが進化して行った流れで、需要が激減。父が他界すると同時に倒産となりました。

需要の減少については消費者としても感じていたところだったので、倒産の手続きに際してはとうとう来たのかぁ…という想いと、会社たたむって、大変!!という強い印象を持ちました。

それをきっかけに需要維持の大変さ、消費者の心の動きの速さ、技術革新、事業継承の大事さ、資金繰り等、様々にエネルギーを振り向ける中小企業の経営者をなんらかの形でサポートできないかと思い中小企業診断士を目指しました。

ちなみに現在は都内の中小企業で働き方改革のコンサルタントとして、全国の大小様々なお客様と生産性向上などをテーマに、働き方の最適化を支援しています。

が!!私自身相当飽きっぽく…毎日コツコツ勉強できるタイプではなかったので、飽きずに勉強を続けられるかどうかが最大のハードルでした。そのため、この飽きっぽい自分の興味ややる気を維持するため、行動科学の本などを参考に楽しく無理なくできる方法を考えました。

初回の1次試験は2012年でしたが、4科目合格をしておきながら勉強そのものが続かず、1度は断念。その後子供も生まれ、やっぱりこの資格欲しい!と一念発起して再度受験を決意したのが、2016年でした。

1次試験は突破まで2年、2次試験も2回、3年でのべ勉強時間は2700時間と、10代目の中では圧倒的に「コスパ悪い受験生」(かつ一発合格でもなんでもない…)なのですが、1年目、2年目、3年目と時間の使い方や勉強の仕方を少しずつ自分仕様に変えていくことができたのが、合格の秘訣だと思っています。

受験生のみなさんにとっては、本ブログもそうですし、予備校さんや書籍、先輩の武勇伝など色々な情報が入ってくると思います。絶対に合格するプロセスはただ一つ!というわけではありません。そのため一概にこれだけやってればOK!というほど甘くはないですが、自分の特性を知り、自分にあった勉強法にカスタマイズできれば、身体を壊すほど無理をすることなく合格することができます。中小企業診断士という幅広い知識を問う試験に挑むということは、知識そのものだけでなく、新しい知識を獲得し、定着させ、確実に求められるアウトプットに答えて行くというプロセスを試されていると言っても過言ではないでしょう。

 

◆皆さんのお役に立ちたいと思うこと

一つは、2次試験に安定的に得点を取るための考え方や方法です。

初めての2次試験は事例Ⅳで0と6を書き間違うという、演習でもやらかしたことのないたいへんな凡ミスをやらかし、44点で合格にはかすりもしませんでした。2年目は「得点の安定」「相対評価」「凡ミス撲滅」という3点を軸に、プロセス修正を図りました。

次も落ちたら超苦手な暗記科目7科目が完全復活する!!という恐怖に怯えながら(笑)、合格レベルを意識し、他の人が取れるところを落とさず、他の人が取れないところは一つくらい取れて、誰も取れないところは潔く諦めるつもりで取り組んで来ました。そんなところの見分け方や考え方をお伝えできればと思っています。

二つ目は、時間の作り方や使い方です。現職でも生産性向上を意識して日々やっていますが、勉強こそ生産性が問われるんじゃないかと思うところもあり、こうしたらよかったな、ということも含めてお伝えしていければと思います。5歳の子供を育てながら、たいへんでしたね、とお声がけいただくこともありますが、夫や子供がいたから受かったというところもあります。これを読んでいるママさん受験生の皆さん、子育て中はたいへんなこともありますよね。でも楽しいこともたくさん!子供がいるからこその受験生生活もお伝えできたらなと思っています。

三つ目は勉強会のこと。2017年、2018年はTACに通いながら有志の勉強会に所属していました。9代目桃ちゃんとは、2017年の同期。勉強会仲間時代からパワフルでストイックな彼女からは大きな刺激を受けました。2018年は自分自身がリーダーとして、チームマネジメントや全体のレベルアップという新しい課題にもチャレンジしました。予備校だけでなく他の受験生支援団体でも様々な勉強会がありますが、同じ志を持つ仲間と一緒に勉強するということは学習内容だけでなく色々な学びをもたらしてくれました。そんな勉強会のメリットやデメリットもご紹介できればと思います。

◆さいごに。多年度でも諦めない!去年の自分と何を変えるか。

一発合格道場の執筆者ではありますが、自分自身は一発合格はできなかったです。読者の皆さんの中にも、一発ではなくとも合格を掴むために勉強を続けている方もいらっしゃると思います。

試験は水ものですから、たまたま苦手分野ばかりで構成された試験に当たってしまい、合格できないということもあるでしょう。運も含めて実力というと酷かもしれませんが、難化した年は他の受験生に取っても厳しいのです。1次試験の場合は絶対評価で配点も解答も公開されますから2018年経営法務のように得点調整が入ることもありますが、2次試験は相対評価。いかに上位2割に入るかを常に考えていく必要があります。

ストレート志望の皆さんだけでなく、あえて多年度受験生にもメッセージを送りたいと思います。今年こそ、受験生を卒業しましょう!特に多年度受験生の皆さんは、これまでやって来たことのうち

何を残し、何を変えますか?

ご自身が納得できる理由になっているでしょうか。これまでの合格体験記が教えてくれているように、100人いれば100通りの勉強方や向き合い方があります。あなた自身に合ったものにカスタマイズする時間を、今この時期だからこそじっくり取ってみませんか?

今後の記事でも、私の経験に基づくものになりますが実践した方法や他の10代目の方法をご紹介できればと思っています。今後ともよろしくお願いします!

さて、明日は一次試験の勉強時間100時間!脱サラ経営者どいこうの紹介です!明日もお待ちしてます!!

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2019年4月6日(土)14時開始、16時半終了予定 @港区勤労福祉会館
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2019年4月14日(日)午後 @生涯学習センター梅田
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皆様、初めまして。

10代目を務めさせていただきます「なおさん」と申します。
昨年一発合格道場に支えられて合格することができましたので、今度は道場への感謝を込めまして、10代目として少しでも皆様のお役に立つ記事が書けるよう頑張っていきたいと思います。
よろしくお願いいたします。

まずは最初に私「なおさん」の自己紹介をさせていただきたいと思います。(合格体験記はこちら

私は、神奈川県在住、勤務先は都内の小売業(SPA)、妻一人、大学生の娘一人をもつ50代男性です。
中小企業診断士を目指したのが2017年の4月でしたので、当初から2年で合格しようという作戦で、

1次試験:2回(独学、500時間)
2017年:経済(60)、法務(68)、情報(76)、中小(62)
2018年:財務(68)、経営(50)、運営(87)、合計471点

2次試験:1回(TAC通学、500時間)
事例Ⅰ(63)、事例Ⅱ(64)、事例Ⅲ(69)、事例Ⅳ(53)、合計249点

で合格することができました。そう、2次試験と関連の薄い科目を1年目に片付け、2年目は残り3科目と2次試験に集中するという作戦でした。

1次試験は比較的時間をかけられましたので、TAC3部作(スピードテキスト、スピード問題集、過去問題集)を使って独学で進めましたが、2次試験はTACの「2次演習本科」(5月~9月)に通ったものの、最後までモヤモヤ感が拭えずに2次試験直前まで苦労しましたので、その経験を踏まえた情報を皆様にお伝えできればと考えています。

また、前職では電子機器メーカーで、開発、製造、品質保証、コールセンター、修理サービスと製品のライフサイクル全般にかかわる仕事をしてきましたので、運営管理を中心としたモノづくりのトピックなども書いていければと思います。

それでは自己紹介はこれくらいにして、初回の記事は「バックキャスティング思考法」をテーマに書かせていただきたいと思います。

———————————————————————————————

バックキャスティング(Backcasting)思考法とは「未来」を起点として、そこから逆算して「現在」を考える思考法です。逆の言葉で「フォアキャスティング」というのがありますが、こちらは「今」を起点として現状のシーズ(=種)を活かし、カイゼンを積み上げていく思考法になります。

例えば、「新しいパソコンが欲しいなぁ」と思ったときに「今日から500円玉貯金をしよう」と考えるのがフォアキャスティング思考です。一日の終わりに財布の中に500円玉があったら貯金、を日々繰り返していくことでお金を貯めていきます。ただ、この思考法だと「どんなパソコンが欲しいのか」「それはいくらするのか」「いつになったら買えるのか」がさっぱりわかりません。
診断士試験でいえば、「自己啓発も兼ねて少しずつ、確実に知識を身につけていこう。知識が身についた分だけ、自分が成長して仕事も充実していくはずだ。」というイメージでしょうか。この考え方も否定はしませんが、残念ながらいつ診断士になれるかはわかりませんよね。むしろこのケースでは、過酷な2次試験の受験は必要ないのかもしれません。

一方でバックキャスティング思考では、最初に明確な未来を描いて、そこに至るまでのプロセスを具体的に埋めていきます。パソコンの話でいえば、「今年の年末に10万円のVAIOを買う」と目標を設定します。(別にMac Book Airでもいいですよ)
今は2月ですから毎月均等割りだと月々9,091円をパソコン積み立てしていく必要があります。飲み会を1回減らして4,000円、昼食を750円の定食から500円の牛丼に変更して250円×20日=5,000円といった感じです。そして毎月進捗を確認し、ちょっと足りなかったら一時的に牛丼をおにぎり2個に変更したりして調整していきます。

診断士試験でいえば、今年1次試験を受験される方は試験日の8月第1週までおよそ24週間ですので、7科目受験するのであれば1科目に3週間+3週です。そこで、「得意な情報は2週間で終えよう」「苦手な財務・会計には4週間かけよう」「中小は本番直前2週間で一気に記憶しよう」「余りの3週間は総合復習と何かあった時の予備にしよう」と具体的で達成可能な調整を行って24週間の過ごし方を決めていきます。(運営管理-生産管理でいう大日程計画ですね)
次に「1科目3週間」の中身も、「1-2週目はテキストとスピ問を2回転、3週目は過去問を3回転」という感じで決めます。(中日程計画)で、次はテキストのページ数や過去問の問題数を勘案して「行きの通勤電車でテキストの2章。昼休みにスピ問5問。帰りの電車でテキストの3章。夕食前にスピ問5問。夕食後就寝前に過去問10問。」といった形で一日の学習計画を決め、それを意地でもやり抜いていきます。(小日程計画)あとは日々、進捗管理とズレの修正を行っていくだけです。

ここで重要なのは「定めた勉強時間ではなく、結果・成果こだわる」ことです。もちろん、目安となる勉強時間やスタイルはペースを維持していくのに重要ですが、進捗に遅れが発生したら「睡眠時間を削ってでも意地で追いつく・取り返す」気概がズレを最小にとどめ、最終的な目標達成のためには重要になると思います。仕事が遅れたら残業してカバーするのと同じです。

あと、週次の中日程計画には「バッファを兼ねたリフレッシュ・タイム」を入れておくのが良いですね。私は毎週土曜日に、普段から楽しみにしているバドミントンの練習に欠かさず行ってました。ですので、土曜日は疲れて早く寝てしまうのですが、その分日曜日は寝坊することなく早朝からスタートして8~10時間勉強していました。

このバックキャスティング思考法、ビジネスの世界でもとっても有効な思考方法です。いろいろと書籍も出版されていますので興味のある方は参考にしていただきつつ、是非仕事のできるビジネスマンに、そして一発合格につなげていって欲しいと思います。

皆様のご健闘をお祈りしています。

明日は、ワクワクの大好きな四国のダンディーなキャリアコンサルタント「ブブ」さんです。

以上、なおさんでした。

 

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※1月28日発売開始 『中小企業診断士試験 一発合格特設ページはこちら

『中小企業診断士試験 一発合格』セミナー㏌東京


→おかげ様で盛況のうちに終了しました!東京のセミナー内容はこちら!

今週末いよいよ開催!『中小企業診断士試験 一発合格』セミナー㏌大阪

とき:19年2月9日(土)13時半開場,14時開始~17時頃終了予定
場所:大阪市内※詳細はこくちーずにて
対象者:中小企業診断士試験合格を目指す方
参加費:1,000円(懇親会を別途、17~19時頃で予定しています)
定員:25名 残りあとわずか!!!
申し込み方法こくちーずにて

テーマ
基本理論を知ろう!、学習計画のポイント、1次試験科目攻略法、2次試験対策の基本、事例Ⅰ~Ⅲの基本的切口と超高得点答案の考察、事例Ⅳ対策のイロハ、2次試験合格後のリアル、診断士の仕事のリアル、受験生支援団体を100%活用しきれ!、コラムの見どころはここ!、個別相談会 などを予定(変更となる可能性があります)

 

我々道場9代目活動の集大成となる書籍がいよいよ出版!!
タイトルはずばり『中小企業診断士試験 一発合格』!!
Amazon kindle版、定価980円で2019年1月28日(月)から発売
この1冊で診断士試験の概要から試験対策、
合格後の道筋まで全てを知ることが出来ます!

✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿:

 

おはようございます。桃ちゃんです!

先日は、中小企業診断士試験 一発合』の出版記念セミナーにお越しくださった皆様、本当にありがとうございました。

 

 

セミナーにご参加いただいた約60名の受験生の方々から
私もたくさんのパワーを頂きました。

 

勉強方法やモチベーションなどで、悩まれている方、
子育てしながら頑張ってらっしゃる方。

 

そういう悩み、あるある…、大変ですよね…と、
当時のことを思い出しながら、

 

本当に合格して欲しい!!!と心から感じました。

 

9代目として、東京では(おそらく)最後となるセミナー
みなさまにお会いできて本当に嬉しかったです。

ありがとうございました!

 

また、遠方だったり、スケジュール的にご参加できなかったみなさま!!
セミナーリーダーヒロちゃんが、当日の様子をレポートしています。

 

「満足度98%!!!電子書籍出版セミナーレポート」もご覧ください!

 

 

余談なのですが、そのセミナーの後の懇親会で

TOEIC980点以上の方がいらして、
「すっごーい!!!」と思って、

 

ついつい

 

「効率的に!!(笑) できればすぐに!!!(笑)

 

 英語を話せるようになりたいんですが、
 

 

 何をどう勉強すればよいですか???(>_<)(切実!!)」

 

と質問したら、

 

「桃ちゃん、さっきセミナーでゆうてはったでしょ!!

 

 診断士と一緒で、コツコツですよ~(笑)」

 

 

と教えて頂きましたwww(笑)

 

ごもっとも!!!

 

英語、頑張ります!!(>_<)

 

 


 

 

では、ここからは去年見事合格された、トン吉さんの「合格体験記」をご紹介します。

 

トン吉さんは、50歳を超えられてから中小企業診断士を目指されています。

また6年間TAC通学で、その中でもご自身の勉強スタイルを確立されています。

 

それでは、

4回目の2次試験で見事合格を果たされたトン吉さんの合格体験記を

どうぞ!

========ここから寄稿========

(0)受験生情報

名前(HN): トン吉
年   齢: 56歳

通信業界で営業担当として勤務するも、典型的な負け組サラリーマン

 

(1)診断士に挑戦した理由・きっかけ

 

「名刺に肩書を記入したい!!」

「資格を活かして生活費を稼ぎたい!!!」

 

「〇〇士」としての肩書を名刺に記載したいという単純な動機で2012年「行政書士」の試験に挑戦して合格(独学で3)したものの、会社の名刺に記載できないことがわかり(事務所を構える必要あり)、試験に合格したのみで未登録状態

 

その後、会社の名刺に記載でき、会社勤めしながらでも獲得できそうな資格がないか探したところ「中小企業診断士」という資格があることを知って挑戦したのがきっかけ。

 

また、挑戦した時点で既に50歳を超えており、年金が支給される65歳までの収入に不安があり、資格を活かして生活費を稼ぎたいといったことも動機の一つ。

 

当初は単純な動機で挑戦したものの、勉強をしていく中で「中小企業診断士」の魅力に目覚め、日本の経済を支える中小企業の、特に「事業承継」という課題の解決に尽力していきたいという思いが強くなり、6年間あきらめずに挑戦し続けたことが良い結果につながった。

 

 

(2)学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目

 

保有資格
宅地建物取引士(1987年11月登録→ペーパードライバー化)
行政書士試験合格(2012年1月合格 未登録→これもペーパードライバー化)

 

得意(と感じていた)科目
経営法務(宅建士、行政書士の勉強で法律へのアレルギーは無い)
経営情報システム(通信業界の営業として、NW等に関する基礎知識を保有も、爆弾
科目化したときは足切りにあってしまった)

 

不得意(と感じていた)科目
財務・会計(そんなに苦手意識はなかったが、なぜか1次や2次事例Ⅳでは苦しんだ)
経済学・経済政策(化学式みたいなところが苦手)

 

 

得意科目の経営法務でも機関設計や株主総会、経営情報システムでは開発関係や制度の分野が苦手だったり、不得意科目の財務・会計でも管理会計は得意だったりと、科目というよりテーマごとに得意不得意があった。

 

逆に絶対的な自信があり、診断士としての活動の中で強みとして活かしていけそうな分野もないのが不安。2次試験も得意な事例はなかった。

 

 

(3)学習スタイルとそのメリット・デメリット

 

挑戦してから6年間通学生としてTAC一筋。基本的にTACでの演習と過去問中心の学習スタイル。

 

一発道場様との出会いは平成30年度2次試験の2か月ほど前だった。

 

また、多くの受験生が利用している「ふぞろい」は古い過去問が入手できず結局利用しなかった

 

平成30年度はTACの平成14年度から平成29年度の解答事例以外にMMCの平成13年度~平成29年度の解答例
(これを入手するだけのために通信講座の一番安いコースを申込み、添削課題は未提出)

 

 

元TAC講師作成の平成21年度~平成29年度の解答例を参考にしたのみ。

 

TAC、MMC、元講師の3つの解答例と自身の解答を比較しながら、事例15年分の自分なりのベストな解答を作成するという学習スタイルを続けた。

 

学習場所の多くはTACの自習室。教室が豊富で遅くまで自習室が利用でいるということもあり、ずっとTAC中心であった。

 

途中で他の受験機関に浮気せずTACのカリキュラムを信じて勉強してきたことも合格につながったと感じている。

 

<TAC通学のメリット>
・校舎が通勤経路となる主要駅前にあり、自習室も遅い時間まで利用できる。
・継続して受講すると割引が効いて過年度生にとってはありがたい。
・大手だけあって、カリキュラムやオプション等充実している。
・1次2次とも演習問題が充実しており、演習に合わせ勉強のペースがたてやすい。
・Webダウンロードや音声フォローも充実しており復習の際に役に立つ
・同じ受験仲間と出会う機会も多く、人脈も広がる

 

 

<TAC通学のデメリット>
・解答例が飛躍しすぎているというか、なかなか思いつかない解答例も多い
・講師の質に若干ばらつきが感じられる。
・自習室利用は10月末で利用できなくなり、口述試験対策の時期に利用できない。

 

(4)合格までの受験回数、学習時間とその作り方

①学習開始時期と受験回数

 

1次の学習時期は毎年1月から開始していた。
これまでに6回(保険受験含む)受験し、6年間で2回1次試験合格

 

2次の受験開始は1次残しの場合は1次試験
終了後の8月から、1次が無い場合は1月から開始。

 

今回は2回目の1次試験合格の権利で受けた2回目の2次試験で合格となった。

6年間の経緯は以下の通り。

1年目(2013年1月~2013年8月): TACの1.5年生として通学
1.5年生として暗記3兄弟と言われる経営法務、経営情報システム、中小企業経営・中小企業政策の授業を受け、その年の1次試験で3科目合格。

 

2年目(2013年9月~2014年10月): TACの1.5年生として通学
1.5年生として1次試験残りの4科目の授業を受け、その年4科目合格し1次試験合格、初めて2次筆記試験を受験するも不合格(B/D/C/B)

 

3年目(2015年1月~2015年10月): TACの2次本科生として通学
2次本科性として2回目の2次筆記試験を受験するも再び不合格(C/A/B/B)
尚、1次保険受験により経済学・経済政策、運営管理、中小企業経営・中小企業政策の3科目の科目合格。

 

4年目(2016年1月~2016年8月): TACの1・2次上級本科生として通学
1・2次上級本科生として残りの1次4科目受験するも経営法務と経営情報システムを落としてしまい、2次筆記試験に進めなかった。

 

5年目(2017年1月~2017年10月): TACの1・2次上級本科生として通学
1・2次上級本科生として昨年落とした1次試験2科目に得点源として中小企業経営・中小企業政策を加えた3科目を受験し3科目とも合格、2回目の1次試験突破。
その年、3回目の挑戦となる2次筆記試験を受験するも、またまた不合格となった(C/A/C/C)

 

6年目(2018年1月~2018年10月): TACの2次本科生として通学
2次本科性として4回目の2次筆記試験を受験、ようやく筆記試験通過を果たし、口述試験も無事に終え、中小企業診断士試験の完全合格を果たした。

 

実は1次試験はノー勉のまま7科目を保険受験し、運営管理、経営法務、経営情報システムの3科目合格するも、2次試験に関係する企業経営理論や財務・会計を落としてしまっていたので、今回2次試験合格できて本当によかった。

 

結果的に保険受験の1次試験対策に時間を割かず、2次試験に集中していたのが良かったのかも

 

②1次学習時間(1次のほか、2次も並行して勉強していたとき)
何時間やったかはわからないが、おおむね以下の通り。
平日:ノー残業デーの水金はTAC自習室で3時間、月火木は自宅で1~2時間
土休日:土曜は午後からTAC自習室で7時間、日曜祝日はTAC自習室で11時間

 

 

③2次学習時間(平成30年度は2次対策に集中していたとき)
平日:ノー残業デーの水金はTAC自習室で3時間、月火木は自宅で1~2時間
土休日:土曜は午後からTAC自習室で7時間、日曜祝日はTAC自習室で10時間

基本的に1次2次とも勉強時間の確保は上記の通り。ただし、用事があった時などは勉強時間が確保できないときもあった。

 

(5)合格までの学習法

①1次
1年目はTACのテキストとTACのトレーニング、直近5年間の過去問を利用。

まずは講義に出席、そのあとはトレーニングをいきなり実施して解説を読みながら、テキストの該当ページに書き込んでいくスタイル


ノート等は一切作らずにとにかくテキストの余白に書き込んでいった(時間がなかったため)。

 

トレーニングの後は過去問を巻末にある章立ての順に解いていった。テキストに載っていない知識等はテキストに書き込んでいった。

電車の中で追記したテキストを読み返しイメージとして頭に焼き付けていった。最終的に過去問は3回転実施。

 

なお、財務会計については、指標名、式、意義、判断、注意点といった項目で表にまとめ、以降はテキストを使わず自分でまとめた表を使って勉強していった。

1次の2回目以降は、TACトレーニングと過去問中心に3回転実施。

 

テキストは改正がある法務や中小企業経営・政策のみ受験年度の新しいものを利用。

また、中小企業政策のみ暗記カード的なものを作成し、通勤電車の中で暗記。TACでは上級単科をDVDで単発受講。

 

 

②2次筆記
1次試験が残っている年は、基本的に1次試験科目に集中。
2次試験対策は1次試験が終わって自己採点してから本格的に取り組んだ。

 

理由は4年目の受験の際、1次試験対策中に2次も勉強していたことで、1次試験対策がおろそかになり、結果1次試験通過できなかったため、5年目は7月末まで1次試験対策に集中し、8月から2次試験対策に集中した。

 

不合格となった3回目までの2次対策は、TACの授業での演習のほか、直近5年間の過去問を3回転実施。

 

あとは過去問の各事例を5段落に分け、100字でまとめる訓練を毎日実施。事例Ⅳについては、事例Ⅳ特訓のオプションを受け、事例Ⅳ計算問題集を3回転ほど実施していた。過去問等実施後は、ざっと見直しする程度で反省も不足していた知識のまとめ等も行っていなかった。

 

合格した年は、2次3回目までの勉強方法とはやり方を変えて臨んだ。

 

100字訓練はこれまで通り毎日欠かさず実施したほか、新たにTACの講師から勧められた200字訓練を実施。

 

具体的には、中小企業ビジネス支援サイト「J-NET21」の「施策活用企業事例」にある事例を200字でまとめる訓練を行った。

試験本番までの10か月間で60事例分をまとめ、100字~200字でまとめる能力の向上に努めた。

事例の過去問については、これまでは直近5年分しか解かなかったのを平成29年度から平成14年度までの16年分を1回転させ、さらに直近5年分のみもう1回転解いた(全部で過去問84事例+演習・公開模試等40事例=124事例)。

 

学習スタイルのところでもお話しした通り、事例を解いた後、TACの解答例とMMCの解答例、元TAC講師作成の解答例の3つを参考に自分なりに納得感のあるベストな解答例を作成していった。

 

更に事例を解く毎になぜ間違えたのか、どこがダメだったのか、反省点は何か、不足していた知識は何かについて別紙で1枚(表裏)にまとめていった。このベストな解答例と反省点の1枚紙を事例ごとにまとめ(TAC演習分もまとめていた)、時間があるときに読み込んでいった。

 

 

尚、先輩合格者のほとんどが直前期に作るファイナルペーパーなるものは作らずファイナルペーパー作成より事例を1つでも多く解くことに時間を割いた)、今まで積み重ねてきた上記反省点と知識をまとめた1枚紙(これが実質的なファイナルペーパーであった)を会場に持参して直前まで確認し、試験に臨んだ。

 

(6)学習時・受験時のエピソード

中小企業診断士の受験については、会社の上司にも職場の同僚にも半分自慢気に公言(何年も受けていることも知っていた)。

 

2次筆記の結果発表の際は、職場の同僚に囲まれてWebの受験地区をドキドキしながらクリック・・・。

 

自分の番号を見つけると、フロア中に聞こえるほどの声で「あったー!やったー!うそだろー?」って、大声で叫んでしまい、あの時の興奮は今でも忘れられない。

 

ちなみに、女房は「自分の趣味で勉強しているんでしょ」と冷めた見方をしていたが、土日はTACの自習室に出かけて留守にしていたので、昼食のことを考える必要なく、家ではのんびりできていたようで別の意味で歓迎されていたようだ。

 

(7)これから合格を目指す方へのアドバイス

私の受験エピソードが役にたつのかどうかわからないが、是非50歳以上の方もあきらめずにチャレンジしてほしい
50歳を超えると記憶力も衰えてくるが、途中であきらめずに続ければ願いは必ずかなう。

 

 

勉強方法については千差万別なので私の勉強方法が良いか悪いかはわからない。

 

当然みんながやっているような「ふぞろい」を参考にしたり、暗記カード的なものを作ったり、ファイナルペーパーみたいのものを作ったり、他の受験機関の公開模試を受けたりといったことは殆どやらなかった。2次試験終了後再現答案さえも作成せず、その後、口述試験対策のためにやっと作成したといった状況であったが、それでもも完全合格できた。

 

周りの方々が当然やっているようなことをやっていなくても、自分のやり方を信じてコツコツ勉強すれば絶対合格できると思うので、是非頑張っていただきたい。      

========ここまで========

 

いかがでしたでしょうか。

 

TACに通学しながらも、ご自身でいろいろ工夫されていますね!

〇テキストに書き込み、テキストを見直す勉強方法
〇2次勉強は過去問の数をこなして、自分で納得できる回答を作る
100字、200字要約を毎日実施

 

をはじめとして、参考になるところがたくさんありました!

 

「なかなか合格できない!」と思っていても、

諦めずに、合格するまで努力することが大切ですよね。

 

 

 

私も、今簿記1級の試験勉強をしていて、

(英語はあまり勉強してない(>_<))
ついつい「諦めようかな・・・」と思いがちなのですが(>_<)

 

隙間を活用して、
私も見習って頑張ろう!と思いました( *´艸`)

 

 

あとは、「9代目から最後のメッセージ」ブログを残すのみで、

私1人が発信するブログは今日が最後となります(>_<)

 

まだ、本当の意味で最後ではありませんが、

こうやって、皆様の受験に関われたこと、
本当に貴重な経験でした!!

 

これからは10代目が引き継いで頑張ってくれるので
引き続き「一発合格道場」 と Amazon kindleの本も!!!

 

宜しくお願いします!

 

 

以上、桃ちゃんでした。

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とき:19年2月9日(土)13時半開場,14時開始~17時頃終了予定
場所:大阪市内※詳細はこくちーずにて
対象者:中小企業診断士試験合格を目指す方
参加費:1,000円(懇親会を別途、17~19時頃で予定しています)
定員:25名 残りあとわずか!!!
申し込み方法こくちーずにて

テーマ
基本理論を知ろう!、学習計画のポイント、1次試験科目攻略法、2次試験対策の基本、事例Ⅰ~Ⅲの基本的切口と超高得点答案の考察、事例Ⅳ対策のイロハ、2次試験合格後のリアル、診断士の仕事のリアル、受験生支援団体を100%活用しきれ!、コラムの見どころはここ!、個別相談会 などを予定(変更となる可能性があります)

 

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おはようございます。桃ちゃんです!

 

先日は、中小企業診断士試験 一発合』の出版記念セミナーにお越しくださった皆様、本当にありがとうございました。

 

 

また、遠方だったり、ご都合がつかなかった皆さま、
こちらのセミナーレポートで当日の様子をお伝えしておりますので、
ご覧ください!

 

そこでは合格を目指すアツイ心をお持ちの受験生の約60名の方と
セミナーでいろいろお話させて頂いて、私自身とても刺激を頂きました。

 

来週からは道場も10代目にバトンタッチとなりますので、
私たちが東京で行う、(おそらく)最後となるセミナーでした!!

 

 

セミナーは、結構ボリューミーな内容で、
私は司会を担当したのですが、時間内に終わるかドキドキでした(笑)

 

本当はたかじんがお話しするはずが、
仕事で来られなかったので私が代弁した「合格後のリアル」では

 

実務補習や更新について
・更新するのが意外と大変で、かなりの人が診断士資格をあきらめてしまう
・診断士合格したら、登録証が発行される!!
診断士バッジは協会に入ったら貸与される!!
・協会でどんな研究会にはいっているか!?
人脈が100人単位で増える!?
・診断士として、執筆や補助金支援など活動の可能性について

 

をお話させて頂きました!

 

 

また、最後に「(出版本の)コラムの見どころはここやで♡」についてもお話させて頂きました!

 

コラムは全部で9つで、
zenzenと私でコラムは執筆&編集しました!(#^.^#)

 

【9つのコラムタイトル】

MBAと診断士って何が違うの?(たかじん)
養成課程とは?(JACK
③パーフェクト!模試の活用法(桃ちゃん)
勉強会 どうなの?どうする?(zenzen
⑤たかじん&へんーの超短期合格のコツ(桃ちゃん)
だいまつ&きゃっしいのやりすぎ受験生時代 振り返る(桃ちゃん、zenzen
⑦桃ちゃん&きゃっしいの育児/仕事/勉強両立トーク
もう一度受験するなら何を変えるか?(zenzen
モチベーションとメンタルに関する記事特集(zenzen

 

少しでも勉強方法の迷い解消や
モチベーションアップにつながって頂けたなら幸いです(>_<)

 

 


 

さて本日も2本の合格体験記をお届けします。

大変嬉しいことに一発合格道場史上最多の50件超の合格体験記・未合格体験記をお頂きましたので、
1日2本の体験記をご紹介させていただきます。どうかお見逃しなく!

 

まずお一人目は、「隙間時間を使って」
「一発合格道場の記事」を上手く活用され、
効率的な勉強で、見事ストレート合格のおかじさんの合格体験記をご紹介します。
それではどうぞ!

========ここから寄稿========

(0)受験生情報

名前(HN): おかじ
年   齢: 31歳

(1)診断士に挑戦した理由・きっかけ

 

勉強課程と取得後の取り組みで力をつけたい!!

 

業務で、ある商品の売上改善・向上に取り組む中で、
コンサル出身の方の下で働く機会
がありました。

 

その方の手法は単にマーケティング領域に留まらず、組織面までをもロジカルにカバーして実に見事であり、自分自身も出来るようにし、自分自身の強みに育てたいと強く思いました。

 

しかし、私にはそれを実現するにはスキルが足りず、真似するだけの小手先のテクニックでも通用しないことを痛感していました。

では、「どうすれば良いのか?」、と考えた時に中小企業診断士になれば、その勉強過程と取得後の各取り組みの中で力を付けていけるのではないかと考えて挑戦することにしました。

(2)学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目

学習開始時の知識・保有資格

日商簿記2級
初級システムアドミニストレーター
家電製品総合アドバイザー


得意科目

中小企業経営・中小企業政策、事例Ⅲ

 

不得意科目

経済、法務、事例Ⅳ

 

(3)学習スタイルとそのメリット・デメリット

 

学習スタイル  TAC 通信

■メリット[TAC]
・大手予備校らしい洗練されたテキスト
 →効率的な学習が可能(特に一次試験)
・受講生が多いため答練などの機会で全受験生の中の自分の立ち位置が分かる→ペースメーカーとして使える
■メリット[通信]

・時間に縛られずいつでもどこでも勉強できる。→隙間時間の活用
・通学時間がない。→その分勉強に充てられる

 

■デメリット[TAC]

・二次試験の解法はよくできているが私には合わず困った
一発合格道場の記事やセミナーで習ったやり方の方が自分には合っていたので、そちらに変更。

 

■デメリット[通信]

他の受験生がどの様に勉強しているか分からない
一発合格道場などの受験者支援団体のブログで様々な方の手法を知るようにした。
・二次試験対策では、周囲に他の受験生がいないので自分自身の答案を客観的に見てもらうことが難しい。
→補うために受験生支援団体の勉強会に積極的に参加!

(4)合格までの受験回数、学習時間とその作り方

学習開始時期と受験回数

2018年1月10日
1次 1回、2次 1回 ストレート合格

 

一次学習時間

519時間

ニ次学習時間

202時間

 

仕事柄海外出張が多く、一次試験の勉強期間 202日中、55日(27%)、二次試験の勉強期間75日中、31日(41%)が海外出張でした。

また、それ以外も平日は夜9時前後に帰宅する日々の上、
0歳児もいました。

従い、「合格点を取るための効率的な学習をする!」、「家では机に向かわないとできないことをやる。それ以外は移動時間でやる!」と決め、飛行機、往復2時間の通勤電車など移動時間のフル活用を意識しました。

(5)合格までの学習法

①1次 ※学習の流れ

【机】

TACの通信講座

TACの演習問題集

(問題集7科目が一周解き終わったら)

過去問

 

【移動時間】

用語の暗記と理解、TAC出版のスピード問題集アプリを購入し、問題を繰り返し解きました。

 

 

 

心掛けたことは、

・講義が終わったら、問題演習中心で理解を深めること。

(教科書の丸暗記や講座の聞き直しはしない)

 

・科目毎の得点戦略を明確化し、学習にメリハリを付けること。
マニアックな論点は捨てる(例 過去問の正答率40%以下のもの)
・どうしても覚えられない、理解できない論点には過度に固執せず、60点合格と割り切る。重要論点の場合はスマホにいれ、毎日目を通して定着を図ること。

 

・経済学や財務会計など理解が必要な科目の中でどうしても理解できない項目は、通勤時間に様々なWebサイト、YouTube動画を見ることで多面的にアプローチして理解を図ること。

 

 

②2次筆記※学習の流れ

【机】

過去問やTACの事例演習

 

【移動時間】

一発合格道場の記事で事例対応のノウハウを学び、自分のやり方の改善を行う

・(必要なら)前日の演習の復習

 

一次試験翌日から学習をスタートし、平日1事例、休日4事例は解くことを目標にしていました。

 

しかし、平日は帰宅時間が21時前後で、また夜は12時に寝ることにしていたので、事例と答え合わせで時間いっぱいのことが多々ありました。

その場合は、明朝の通勤時間に復習をしました。

 

また、一発合格道場の記事は二次試験対策を始めてからは移動時間に毎日読んでいました。
(→「ありがとうございます!!!」 BY 9代目を代表して桃ちゃん)

 

一発合格道場には秀逸な記事が多く、様々な方が書かれています。
(→「ありがとうございます!!!」 BY 道場 同上)
それぞれの方の記事にて参考になる知識や事例対応ノウハウなどで学べるところや改善できる箇所はどんどん取り込んでいき、自分自身の事例対応手法を形作っていきました。

 

ちなみに、私は事例のまとめノートやファイナルペーパーも自作しませんでした。

 

これは時間が足りず、ましてや机に向かえる時間が相当限られる状況において、似て非なるものを作ることに時間を割くくらいなら、道場の秀逸記事のポイントをコピペでまとめ、参照出来るようにした方が効率的と考えたからです。

 

 

(6)学習時・受験時のエピソード

飛行機での移動時間は絶好の勉強時間です。あるときの出張も飛行機で財務会計の問題をゴリゴリ解いていたら、上司に見つかり、「転職活動の筆記試験対策か?」と疑われました。笑

会社での気遣いや余計なプレッシャーを感じたくなかったのではぐらかしましたが、合格を機にようやく事情を説明できて良かったです。

 

 

(7)これから合格を目指す方へのアドバイス

仕事や家庭の都合でなかなか机に向かう時間を確保できない、という方も多いと思います。
私自身もそうで、中小企業診断士の受験を躊躇しました。

しかし、隙間時間を活用し、正しい情報を得て効率的な学習をできれば、机に向かう時間を多く取れなくても、そして家庭の犠牲を最小限にしても合格可能です。

皆さんの中でも中小企業診断士を取りたくても時間がないと躊躇していても、実は隙間時間なら多くあるかもしれません。

そうであればぜひ挑戦してみて下さい!

試験勉強は確かに大変です。

しかし、合格後にはこの資格なしでは知りえなかった人と出会えるなど、努力に見合った新たなチャンスが広がります。私も将来これを読まれた方とどこかでお会いできることを楽しみにしています。

応援しています!

========ここまで========

 

いかがでしたでしょうか。

「1歳の子育て」と「海外出張の多いお仕事」
それに加えて、診断士の勉強とは!!!すごいですね。

 

私も、子育てと仕事の両立で悩みましたが、
私は最初から長期戦(2~3年計画)でした。
桃ちゃんの合格体験記はこちら

 

それを、ストレート合格されているとは!!

 

私はついつい、こだわったり、完全理解を目指してしまうタイプでしたが、

きっとおかじさんは、そういう迷いを最初に断ち切り
合格するために必要なことを見極められていたんだな、と
拝見して思いました。

 

また、ご自身の勉強スタイルに合わないと感じたら
思い切って切り替えていらっしゃるのもスゴイですね。

 

一発合格道場のブログもご活用くださり
ありがとうございます!

 

 

おかじさん、ご寄稿いただきましてありがとうございました!

 

以上、桃ちゃんでした。

 

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当日は9代目メンバーをはじめ、次期10代目メンバーの一部も登場して、
書籍内容やリアルな診断士情報をお伝えしちゃいます!!
セミナー後は懇親会も予定しておりますので、是非ご参加下さい!
皆様とお会いできることを、楽しみにしています。

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こんにちは、たかじんです。

何度も書いておりますが、嬉しいことに、一発合格道場史上最多の50件超の合格体験記・末合格体験記をお寄せいただきましたので、ペースアップして1日2本の体験記をご紹介させていただきます。毎日2記事アップされていますのでぜひお見逃しなく!
本日公開記事のもう一本はこちら。

さて今回ご登場いただくのは、簿記の非常勤講師をされているじょーりんさんです。「仕事が無くて暇だったから診断士の勉強を始めた」という、やや異色のバックグラウンドをお持ちのじょーりんさんの合格体験記をどうぞ!

 

==========ここから体験記==========

(0)受験生情報

名前(HN):じょーりん・43歳 男性

 

(1)診断士に挑戦した理由・きっかけ

◆ 診断士の学習をはじめたのは、仕事が暇だったから。

簿記の非常勤講師(3級・2級)をしています。

12月から3月まで「仕事がない」と言われ、(冗談かと思ったら本当になかった)以前から気になっていた、診断士の学習をスタート。

 

(2)学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目 (3)学習スタイル

自分のペースでやりたかったので、「ライブ講座」は考えず、独学の自信もなかったので、通信講座の「診断士○×」を選択。

・3年間は追加料金なしで受講できます。

・質問できます。          の2点が決めて。

テキストを自分で印刷するなら授業料だけでしたが、プリンターがなかったので、テキスト込みを選択しました。+3万円でしたが、大量でしたしカラーで、印刷に手間取りやる気をなくしたりしなかったので、結果的にはよかった。

「通勤講座」はマインドマップが合うか不安だった。やってないからなんともいえませんが。

 

(4)合格までの受験回数、学習時間とその作り方

一次試験を1回、二次試験を1回(ストレート合格)

 

(5)合格までの学習法と(6)学習時・受験時のエピソード

◆ 教材が届くまで~学習初期にやったこと

2つの書籍を購入し、試験制度や全体像の確認をしました。

・スタートアップテキスト
・中小企業診断士合格へのはじめの1歩

 

1次試験の過去問を解いた。 H27年のものをやりました。

科目 経済 財務 経営 運営 法務 情報 中小
得点 44 76 68 54 36 28 35

意識したのは、40点と60点のライン
足きり回避と貯金科目の判断。学習の力の入れ具合を把握。
貯金科目の難易度がはね上がったら困るので、貯金科目が2つ以上いるな、と思っていました。

以下、学習した順に科目別で書いていきます。

 

◆ 学習初期 経済学・経済政策 (「診断士○×」はこの科目からスタートするため)

毎日1コマ受講しその内容をまとめていました。午前に2時間見て、午後に2時間でまとめる感じでした。すごくゆったりとしたペース。

経済学・経済政策は以下の補助書籍を購入。

・大学4年間の経済学がマンガでざっと学べる(コレすごく読みました)
・新 経済学 入門塾 ミクロ・マクロ(手が回らず買っただけに終わった)
・スピード問題集
スピ問は過去問レベルに到達していなくて、やっても意味ないなーと思いましたが、経済は貯金科目になったので役に立ったのかな?

疑問点はヤフー知恵袋なども活用しました。(とても役に立ちました)

 

◆ 企業経営理論

「診断士○×」の授業イマイチかもと思い始め、TACへ通うか悩みました。悩んでいる時に、ブックオフでTBCのテキストを発見。
TBCはテキストを購入すると、授業はネットで(無料で)見ることができます。
テキストに過去問もついていて、個人的には、(あくまで個人的には)TBCを7科目買えば1次はOKちゃう?と思います。もう一度受験するならそうします。でも2次対策はちょっとあわなかったです。

ブックオフでTBCの本を購入。

・TBC 企業経営理論
・TBC 財務会計
・TBC 運営管理
・TBC 速修 2次試験対策

 

◆ 年末に「ふぞろい」を発見

2次試験が大変だということがだんだんわかってきて、不安になっていたので、ブックオフでみつけた4冊を購入。

午前は授業・午後はふぞろいの写経というスケジュールに変更。
時間があったので(あると思っていたので)事例のⅠ~Ⅲの問題文・設問・設問意図・解答を写経しました。
解答は得点の高い解答を自分なりにブレンドしていました。写経は「理由は、①~、②~」みたいな解答の型を作るのに役立ったと思います。お勧めします。

 

ふぞろいのココが役に立った!

『与件文を下から読む』

過去生の学習方法です。最初は私もそれはない。と思っていましたがハマリました。
与件文を頭から読むと、どうしても中身を読んでしまいます。
下から読むことで、出題者の揺さぶりを受けずに情報として与件文を読むことができました。

 

『60点答案を意識できた』

写経のときは高得点な解答を作成していましたが、試験が近づくと6割をとる答案作成が目標になり、20点配点の問題の場合は、12点前後の方の解答を参考にしました。(これなら書けそうと思えた。)キーワードごとに点がついているので対応しやすかったです。

2次は、字数制限があるので1行20文字の枠もノートを買ってきて字数を考えながら書く練習もしました。

J-Net21の記事を写し、記事のポイントを考える事もしていました。

 

◆ 財務会計はところどころ受講

会計はいけるだろうとファイナンスを中心に受講、これもブックオフでけっこう昔のスピード問題集を見つけたので購入(100円だったかな)し、ファイナンスのところだけを切り貼りした見直し用の冊子をつくる。(ぜんぜん活用できずに終わりました)

・スピード問題集 (財務・会計)

このころは、すでに終わった3科目の過去問も回しつつ進んでいました。

自分では勉強漬けの日々でしたが1月中の勉強時間は180時間でした。たぶんこれが月間最高時間です。月200時間とか私には無理でした。

 

◆ 2月から運営管理と事例Ⅱスタート

運営管理はイメージがつかめず、『道場』の運営管理のページすべてを読み、必要なところだけまとめて、最終的には表裏1枚のシートにしました。「ないじゅか」考案した人スゲーとか思っていました。

 

◆ 3月から経営情報システム (「診断士○×」に戻りました)

情報は、得意な方とそうでない方の違いが大きい科目と思います。
私はかなり苦手でしたので、以下の書籍も活用しました。ブックオフにはお世話になりっぱなしです。

・ITパスポート最速合格術 (診断士のざっくりした予習にも使えると思いました)
・スピード問題集 (レベルが足りないと感じていましたが、苦手なのでここから)
・キタミ式 基本情報技術者 (とにかく読みました)
・柏木先生の基本情報技術者教室 (こっちも読みました)

このころ事例Ⅲがけっこう大変だと感じていました。
道場の記事を参考に本番は「やれていないことをする」で乗り切りました。

事例Ⅳは、イケカコノートには手を出さず、全知全ノウは購入したもののあまり活用できませんでした。

・30日完成!合格突破計算問題集(コレをメインにしていましたが、最後のほうは手が回らなかった)

4月から仕事が始まり学習時間が少なくなりました。

 

◆ 経営法務

最後までやばかった科目です。(TAC模試20点)

1次の10日くらい前に道場で「経営法務は過去問からは出ない」みたいな記事を読み、あわててスピテキを購入しました。
通勤講座とTACの模擬試験から重要なところだけをピックアップして線を引き、そこだけ読み込みました。会社法については会計士用のテキストも活用しました。英語については捨てました。

・スピードテキスト
・公認会計士試験 はじめての会社法

 

◆ 中小企業

なにから手をつけたらいいのかわかりませんでしたが、道場で「ほらっち」チャンネルを知り、内容をまとめ、行き帰りの道で覚えました。これ語呂合わせ?というところもありましたが、講義は勢いがあり面白かったです。最後のコメントは感激し、1次試験への行く電車の中で見直してガッツをもらいました。白書自体の研究までは手が回りませんでした。

 

◆ 模擬試験について

1次

通勤講座の模試は難易度が適度でした。画面上で間違えた問題だけ解き直しできたり、使いやすかったです。
TACの模擬は難しすぎました。ただ、受験の流れの練習になりますので、受けてよかったと思います。1日目の午前終わったときに、とてつもない疲労を感じました。

2次

TAC こちらも流れを把握するのに役立ちました。

 

◆ その他の本

・中小企業診断士 2次試験 事例攻略マスター
・要点整理ポケットブック1日目・2日目

 

(7)これから合格を目指す方へのアドバイス

あらためて振り返ってみると「道場」にすごくお世話になっていますね。ありがとうございます。なにかのお役に立てればと書いてみました。お読みいただきありがとうございました。

私が合格できたのはひとえに「運」ですが、ひとつの方法にこだわらず、試行錯誤したことはいいほうに転んだかなと思います。

診断士の試験はこれまでの経験や知識が活かせる試験ですので、学習のスタート位置が個人によって違います。

これはいいと私が感じても、ほかの方にとっては合わないこともありますし、その逆もあります。ですので、自分が弱いところはどこで、それをどう鍛えるのか、そのためには何が必要なのかという視点や、思い切って捨てる。そういう判断も大事かなと思います。

 

==========ここまで==========

いかがでしたでしょうか。

簿記の非常勤講師ということは、当たり前ですが財務会計は得意科目だったのでしょうね。「ファイナンスを中心に勉強」されていたと記載されていますが、それでも得点を稼ぐ科目になっていたのでしょう。

受験生の中には「財務会計を勉強しないで済むなんてうらやましい・・・」と思われる方も多いかもしれません。しかし実は中小企業診断士は弁護士の方や会計士・税理士の有資格者も受験する資格です。みんなバックグラウンドがバラバラな中で、いかに自分の有利な点を活かすかがポイントになってきます。

また、じょーりんさんは2次の勉強も1次と並行して進めています。私自身は一次試験が終わってから二次の勉強を始めたのですが、他の道場メンバーが言うように、ストレート合格を目指すのであれば、確かに2次の勉強は早目に始めた方がいいですね。じょーりんさんはうまくスケジュール管理が出来ていたようです。もっとも1月~3月に仕事をせずに勉強だけに打ち込むというのは、なかなか真似できないとは思いますが・・・。

ところで私が個人的に大変気になったのは「与件文を下から読む」というメソッドです。
これはふぞろいでは有名なメソッドなんでしょうか?
このメソッドの解説をぜひ聞いてみたいと思いますので、じょーりんさん、もし可能であれば、ぜひ補足のコメントをいただければと思います。

合格体験記の寄稿、ありがとうございました!

 

以上、たかじんでした!

 

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こんにちは、たかじんです。

何度も書いておりますが、嬉しいことに、一発合格道場史上最多の50件超の合格体験記・末合格体験記をお寄せいただきましたので、ペースアップして1日2本の体験記をご紹介させていただきます。毎日2記事アップされていますのでぜひお見逃しなく!
本日公開記事のもう一本はこちら。

さて、今回ご紹介するのは、”どいこう”さんの合格体験記です。

実は、どいこうさんはすでに10年近いコンサルタントとしての実務経験をお持ちです。そのため、中小企業診断士の試験科目については、相当程度、実務経験も知識もあるという状態からのスタートでした。おそらく同じようなバックグラウンドをお持ちの受験生の方はあまりいらっしゃらないかとは思いますが、ご自身のバックグラウンドをどのように活用して試験に合格されたのか、そのあたりのポイントをご参考にしていただければと思います。

 

それではどうぞ!

 

==========ここから体験記==========

(0)受験生情報

名前(HN):どいこう・40歳 男性

 

(1)診断士に挑戦した理由・きっかけ

私は小規模事業を経営しており、会社員時代に経験した経営コンサルティングを自社の提供サービスに加えたいと思うようになりました。そこで、「知識の再整理・定着」「資格による信頼度の担保」「友達作り」を目的として資格取得を目指しました。

 

(2)学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目

コンサルティング会社で約10年勤務した経験があり「企業経営理論」や「運営管理」に関して実務と読書の経験がありました。また、いわゆる証券アナリスト資格を保有していたため、「経済学・経済政策」と「財務・会計」の学習経験がありました。このため、上記4科目は得意科目でした。

一方、不得意だったのは未習であった「経営法務」と「中小企業経営・中小企業政策」「経営情報システム」でした。

 

(3)学習スタイル

一次試験はTACのテキストで独学しました。テキストを一通り読んだ後、過去問演習を繰り返してそこで問われた知識をテキストで確認し、マーキングして定着させるようにしました。

 

この方法は、一定の社会人経験があって得意科目がある方には非常におすすめです。得意科目がある方にとって、一次試験は「40点未満」の足切りラインを回避するゲームとなります。4択マーク式の一次試験では、ランダムにマークしても25点程度が獲得できますから、苦手科目で残りの25点程度を獲得して50点を取れるようにすれば合格できます。

 

一方、全科目をイチから勉強する方にとってはおすすめできません。各科目のテキスト記載内容のどの部分が重要なのかを自分で判断することは容易ではないですし、試験科目数が多いためペース配分に苦しむ可能性があるからです。

 

二次試験は2年目にTACのWeb通信講座と通学講座を利用しました。問題演習のペースメーカーとして、また事例Ⅳを得意科目にすることが目的でした。

 

忙しい社会人の方には、特にWeb通信講座を強くおすすめします。

理由は5つあり、①実務が忙しくても問題が送られて来るので「やらなきゃ」と思える、②教室への往復移動時間が不要でどこでも視聴でき、③簡単操作で2倍速まで再生速度を調整でき、④DVDを入れ替える必要がなく、⑤利用期限があるので意地でも期限内に視聴する動機づけになります。

通信講座のデメリットは一緒に勉強する仲間づくりができないことです。私は勉強中の仲間づくりは諦めてさっさと合格し、合格後に仲間づくりをする方針を立てました。

 

(4)合格までの受験回数、学習時間とその作り方

一次試験を1回、二次試験を2回受験しました。

 

試験に焦点を当てた学習時間は一次で100時間、二次で100時間程度でした。

ただ、これ以外にも過去にアナリスト資格を取得した時の勉強や経営関連の読書にはかなりの時間を費やしてきました。

 

(5)合格までの学習法と(6)学習時・受験時のエピソード

学習を開始したのは平成29年一次試験の約3ヶ月前でした。一通り過去問を解いた結果、得意科目では80点程度の点が取れると判断しました。

そこで、主に「経営法務」と「経営情報システム」「中小企業経営・中小企業政策」の足切りライン突破を目指す方針としました。

過去問を解き、過去問に出た知識に絞って定着させるようにしました。過去問題に出た内容は出題者が重視している知識であり、頻繁に問われる可能性が高いと考えたためです。

中でも要注意だと考えたのは「中小企業経営・中小企業政策」です。近年の統計データの動向などが問われるため、長期間記憶することが難しいと考えた結果、試験直前に詰め込みました。総学習時間は測定していませんが100時間程度であったと思います。

 

1回目(平成29年)の二次試験は独学でしたが、ペース配分に失敗し、準備不足の状態で試験日が来てしまいました。TACの過去問集を3年分程度演習した段階で、まだ解法がピンと来ていない状態で試験を受けました。

この結果、足切りにはならないものの合計点が足りず、試験に落ちてしまいました。勉強時間は演習1セットあたり8時間(演習5時間+復習3時間)で算出して24時間程度でした。

 

2回目(平成30年)の二次試験では前年の反省をもとに合格経験者とも話して2つの戦略を立てました。その第一は、スケジュール管理の改善です。前年にスケジュール管理に失敗して過去問演習になかなか手を付けられなかった反省から、ペースメーカーとしてTACの問題演習Web通信講座を受講しました。

第二は、事例Ⅳを得点源にする作戦です。事例Ⅳの財務・会計は比較的定型的な処理が多く安定的に得点できると考えました。具体的な施策としては、TACのオプション講座で事例Ⅳ特訓コースを教室受講しました。

 

この結果、2次試験までに演習を7セット(実力完成演習3セット、直前演習3セット、模擬試験1セット)経験し、事例Ⅳは追加で6回練習しました。これにより、十分に習熟して本番を迎えることができました。学習時間は演習1セットあたり8時間×7の56時間、これに教室講座15時間を追加して71時間でした。

 

(7)これから合格を目指す方へのアドバイス

私の体験記は、主に一定の社会人経験がある方に参考にしていただけるのではないかと思います。特に強調したいことは、二次試験の筆記は問題形式にある程度慣れることが有益だということです。試験は年に1度しかありませんから、問題演習をして、万全の体制で臨んでいただきたいと思います。

 

==========ここまで==========

 

いかがでしたでしょうか。

 

冒頭にも書きましたが、どいこうさんはコンサルタントとしてのバックグラウンドがあったため、すでに一次試験の多くの科目は実務でも習得済みという時点からの診断士挑戦でした。

診断士試験はその人のバックグラウンドによってスタート地点はバラバラです。すべてをイチから始める受験生もいれば、ある科目は実務で習得済みという受験生もいるでしょう。それぞれのバックグラウンドを見極めつつ、どこに優先順位を置いて勉強すると効率的なのか、どいこうさんの体験記は、特に社会人経験の長い受験生には参考になったのではないでしょうか。

さすがのどいこうさんも1回目の二次試験は準備時間が足らずに失敗してしまいましたが、2回目はその反省を活かしてスケジュール管理を行うとともに、貯金の見込める得意科目を作り出し、十分に習熟して見事に合格されました。それでも勉強時間を拝見すると、コンサルタントとしての下地があるためと思われますが、相当効率的に勉強を進められたものとお見受けします。すでに独立して企業を経営しているどいこうさん、ぜひ診断士の資格を本業でも活かしてご活躍されることを祈念しております!

合格体験記の寄稿、ありがとうございました!

 

以上、たかじんでした!

 

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はーい!へんりーです。

 

僕の合格体験記はこちら、過去の合格体験記一覧はこちらをご覧ください。

 

厳しい寒さが続いていますが体調はいかがでしょうか?

昨日開催された「一発合格道場 電子書籍出版記念セミナー」の様子は別途レポートが発信されます。

通常、日曜日はブログはお休みですが、本日も引き続き、合格体験記をご紹介させていただきます。

 

今回ご紹介するのは、ぷんた さんです

(※昨日は、ぶんたさん。9代目ブログリーダーきゃっしいの遊び心ある采配?です・・)

 

ぷんたさんは、紆余曲折を経て、6年越しに合格を勝ち取られた方です。

学習の「質」と「量」どちらが大事か?という議論はよくなされますが、その答え(=各自にとっての正解)を見つけ出すヒントになるかと思います。

ては、実際に見てみましょう。

==========ここから体験記==========

(0)受験生情報

名前(HN):ぷんた

現在32歳、メーカーで事業企画を担当しております。2018年度の試験で合格する事が出来ました。学習開始から合格まで、延べ6年が経過していますが、その間、

・2回得点調整の恩恵を預かったこと

・2次試験を体調不良で欠席したこと

・2年間JICAの青年海外協力隊参加の為学習のブランクがあったこと

を経験し、ある意味特異な学習期間でしたので、その振り返りも込めて、今回執筆させて頂きました。

(1)診断士に挑戦した理由・きっかけ

中小企業診断士の資格を知ったのは、2012年の4月、入社4年目の時でした。入社から3年間が経過しましたが、このまま何もせずに良いものかという、悶々とした思いがあり、軽い自己啓発の意味も込めて挑戦を開始しました。軽い気持ちが、結局ムキになり、6年間の長い付き合いになりましたが笑。

なおこれが表向きな理由であり、裏の理由としては、

・当時社内に尊敬できる人がおらず、こうなりたくはないという反骨心

・また当時から青年海外協力隊への参加は考えておりましたので、資格を持って参加出来たら単純にカッコいいなあという妄想を抱いていたこと^^;

がありました。

(2)学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目

TOEIC 910点・簿記2級・ITパスポート

得意科目:財務会計・経営情報システム

不得意科目:経済学・経営法務

財務会計は、元々数字に抵抗が無かったことや簿記2級を取得していた事から、そもそもの勉強自体が楽しかったです。経営情報システムも、所属会社の業務で知識を得ていたので、新たに暗記や理解が必要な項目が少なく、そこまで学習負荷は高くありませんでした。

反面、元経済学部にも関わらず、真面目に学生時代授業を受けていなかったツケが回り、経済学のグラフを理解するのに時間がかかりました。また経営法務は、独特の法律用語の言い回しに慣れる事に非常に苦労しました。

(3)学習スタイル

TAC 1次・2次ストレートコースの通学コース

(4)合格までの受験回数、学習時間とその作り方

①学習開始時期と受験回数

・2013年:1次合格(経済で得点調整により救済)、2次未受験

2012年の9月から、TACの1次2次ストレートコースの通学コースに通いました。

1次の手ごたえはあり、合計得点は420点を超えていたものの、経済で36点を叩き出した為、2次の勉強も何も進めずだらだら過ごしていた所、得点調整によって一転合格となり、慌てて1か月前から学習を再開。そうやって救済して貰ったにも関わらず、2次試験本番の数日前から胃腸風邪を発症し、試験当日にも完治せず、泣く泣く受験を断念しました。試験前にオイスターバーは行かない方が賢明です。

 

・2014年:2次不合格

メンタルと体調の回復後、気持ち新たに、TACの2次通学コースに1年間通いました。当時は過去問も10年分解いたり、日経の春秋写経も実施したりと、自分の中ではやるべき事をやっていた気でいましたが、今思えば量をこなす事が目的になってしまい、2次試験の本質を理解出来ていなかった気がします。結局本番も手応えの無いまま、不合格となり、資格を持って協力隊に参加してカッコいいと言われる夢は、脆くも崩れ去りました。

 

・2015年~2017年:会社を休職し、JICAの青年海外協力隊参加の為学習ストップ

この間は診断士の勉強はしていません。ただ、現地の方々から色々と話を聞いて課題解決に向かっていく、その活動は、何か診断士に似ているなあという思いはありました。

 

・2018年:1次合格(法務で得点調整により救済)、2次合格

2017年7月に帰国後、会社に復帰すると同時に、協力隊での経験も踏まえもう一度チャレンジしてみようという気持ちが生まれ、10月から学習を再開しました。1次知識で忘れていた部分もあり、またペースメーカーの意味も込めてTACの上級講座を取りましたが、ある程度勉強時間の捻出が平日も出来たため、通学では無く通信で学習を行いしました。

 

1次試験の合計得点はクリアしていたものの、またしても法務36点で足切り。一瞬、「もういいや」となりかけましたが、前回の経験があったので、「この平均得点水準なら得点調整あるだろう」と変な自信を持って2次の勉強を即開始、予想通り得点調整もあり1次突破、2次試験には約2ヶ月の学習で合格する事が出来ました。

②学習時間

2018年:1次 約600時間、 2次 約150時間

2013年~14年は忘れてしまいました^^;

(5)合格までの学習法

①1次

「質より量」

1次に関しては、初挑戦だった2013年も、再挑戦だった2018年も、過去問を初めとする問題(TACの答練などの教材も含む)を解きまくりました。過去問中心に、テキストは参考書程度に留め、2013年は過去10年間、2018年は過去5年間の問題を3~5回転しました。これによって、あくまで重要度の高い問題に限りますが、意識せずとも問題が暗記出来ている状態まで持っていきました。

 

そして、問題を解く際は、年毎では無く、カテゴリ毎に解くことで、問題の比較ができ、また解いていく内に似た問題があることも把握でき、効率的に学習を進めることが出来たと思います。色々な予備校などで言われている基本的な学習方法の1つではありますが、自分には合っていました。

なお、独自のまとめノートなどは作っていません。必要に応じてテキストや過去問に書き込み、それらをノートとして使っていました。

 

②2次筆記

 

「量より質」

上述した通り、2014年は約1年間勉強して合格出来ませんでしたが、2018年は約2ヶ月で合格出来ました。その理由の1つとしては、2次試験で求められている事が何か、を理解出来たことかと思います。答えの開示されない試験ではありますが、「ふぞろい」シリーズを使い、事例ごとの質問で、どのようなキーワードが加点されているかを分析することで、「採点者が求める回答」がどのようなものかを理解し、「満点ではないが大外しはしない回答」を、短期間で作成する事が出来るようになりました。(最初の2次試験挑戦時は、1次試験と同様、過去問や答練を解きまくることしかしていませんでした)

2ヶ月の中で、最初の1ヶ月間はその分析に務め残りの1ヶ月で実際の過去問に取り掛かりました。

もちろん、ある程度の1次試験の知識は必要ですが、テクニックの部分も大きいのかなというのが、2次試験合格後の正直な感想です。

 

(6)これから合格を目指す方へのアドバイス

簡単な試験ではありませんが、試験範囲も広いと言えど決まっている為、諦めずに学習を続ければいつかは受かる試験だと思います。(なので、ストレートで受かる方は本当に凄いと思います!)私の場合はブランクもあり6年かかってしまいましたが、もっと効率的に学習を進める事が出来るみなさんなら大丈夫です!頑張ってください!また、体調管理は万全に、試験日前に生ものは食べない事をおすすめします笑。

==========ここまで==========

 

のべ6年の紆余曲折を経て合格を勝ち取った、ぷんたさん。

その学習法で参考になりそうなのは以下のポイントでしょう。

(1) アウトプット重視

>過去問中心に、テキストは参考書程度に留め、2013年は過去10年間、2018年は過去5年間の問題を3~5回転しました。

→アウトプットを重視し、わからない問題があればテキストに戻りインプットする。テキストは辞書のように用いる。という学習方法は非常に効率的なため多くの合格者が採用しています。

 

(2) カテゴリ毎に解く

>問題を解く際は、年毎では無く、カテゴリ毎に解くことで、問題の比較ができ、また解いていく内に似た問題があることも把握でき、効率的に学習を進めることが出来た

→通常、過去問を解く場合は年度毎になりますが、カテゴリーごとに編集し直し掲載してある教材も販売されています。
年度毎がタテであれば、カテゴリ毎はヨコ、というように(タテ・ヨコの呼び方は逆でも構いません)、同じ問題を「縦・横」の両方から学習するのは理解や記憶の定着に有効ですので、もしはじめて聞いたという受験生がいたら覚えておくとよいでしょう。

ちなみに、タテとヨコ(縦串・横串)を意識した1次試験「法務」の暗記対策について、過去に紹介していますのでこちらの記事を閲覧ください。

 

(3) 作問者(採点者)が求める解答を作る

>2次試験で求められている事が何か、を理解出来たことかと思います。答えの開示されない試験ではありますが、「ふぞろい」シリーズを使い、事例ごとの質問で、どのようなキーワードが加点されているかを分析することで、「採点者が求める回答」がどのようなものかを理解し「満点ではないが大外しはしない回答」を、短期間で作成する事が出来るようになりました。(最初の2次試験挑戦時は、1次試験と同様、過去問や答練を解きまくることしかしていませんでした)

→「満点ではないが大外しはしない解答」、まさにこれを書けるようになるかが勝負です。このような解答を作成できるようになってくると得点が安定してきます。

これを実現するには、ぽんたさんも取り組まれていたように、「ふぞろい」シリーズを用いながら、「採点基準のキーワード」を解答に複数埋め込む練習をするのが有効です。

その他、得点を安定させるためのコツ(因果関係の意識など)について説明している記事はこちらになりますので参考になさってください。

 

そして、ぷんたさんから受験生への最も重要なアドバイスは、「試験日前に生ものは食べないこと!!」になるかと思います。。

2次試験本番の受験を断念するというのは、想像しがたい悔しさがあったものと想像します。。これはつらい。

少しの油断でそれまでの努力が台無しになってしまいますので、受験生の皆さんはどうか気を付けてください。

 

ぷんたさん、大変貴重な体験記を提供いただき誠にありがとうございました!

 

それではこの辺で。へんりーでした!

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はい!へんりーです。

僕の合格体験記はこちら、過去の合格体験記一覧はこちらをご覧ください。

 

引き続き、合格体験記をご紹介します。

 

「どうしたら受かるのか???」

という疑問を持っている受験生の皆さま、その答えは合格者たちの体験記のなかに必ずあります。

 

すべての人の体験記を読むのは大変ですが、自分に近い属性、近い思考の合格者を見つけて、合格のためのヒントをどんどん吸収してみてください!

 

今回ご紹介するのは、ぶんたさん です。 ばびぶべぼ~、 ”  のぶんたさんです。(この次は のぷんたさん・・)

ぶんたさんは、常に効果的な学習方法を模索し、工夫をしながら最善策を打っているのが印象的です。

以下で実際に見てみましょう。

==========ここから体験記==========

(0)受験生情報

名前(HN):ぶんた(39歳)、神奈川県在住。建設系会社勤務。子供2人の4人家族に、ペット多数。

(1)診断士に挑戦した理由・きっかけ

東南アジア某国にて、事業会社に3年ほど出向した経験があります。事業計画・管理、運転など、独学と手探りの工夫で業務をこなしたものの、基本的・体系的知識に欠けており、後から思えば「もっとうまくやれたのでは…」との思いを抱えていました。財務会計など書籍独学に取り組みましたが、どうにも勉強に張り合いがなく。どうせなら資格取得を目指してみようと、診断士受験に行き着きました。それまでは診断士という資格を意識したことがありませんでした。

2017年春に、出張続きだった仕事がひと段落つき、しばらくは長期出張や駐在が見込まれない状況となりました。そして今はじめれば、一発合格すれば、40歳になる前に資格取得できます。ということで一念発起して走り始めました。

(2)学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目

診断士試験に関連する資格は保有していません。

財務会計は、多少独学で勉強し、また実務で簡易事業性評価などこなしていたので、得意な方だったかと思います。また、大学生のころにプログラミングのアルバイトをしていた経験があり、経営情報システムに苦手意識がなかったことはアドバンテージでした。

(3)学習スタイル

某最大手受験校通学です。八重洲校と渋谷校を半々くらい。

  • メリット

特に1次試験については、「教室に通う」という動きを伴ったペースメーカーの役割が大きいです。かじりつきましょう。また、道場の「答練重視」に通じますが、養成答練は重要です。早期に・客観的に、自分の到達度合を測ることができます。ここで良い結果を出しておくとモチベーションアップにも繋がり、正のスパイラルに乗っていけます。

疑問点があればすぐ講師に質問できることや、一緒に勉強する仲間ができること、自習室を使えることも、人によってはメリットに挙げられると思います。

  • デメリット

私自身には特に問題ありませんでしたが、通学にかかる負荷が大きい場合(そもそも不可能な場合も)は、通信や独学の道を探るのが良いかと思います。

(4)合格までの受験回数、学習時間とその作り方

①学習開始時期と受験回数

2017年10月 受験校通学開始。一次・二次とも1回の2018年度ストレート合格。

②一次学習時間
約700時間?

③ニ次学習時間
約200時間?

学習時間は記録していませんでした。概算これくらいかと思います。

特段の予定がなければ、平日帰宅後に1-2時間。週末は受験校講義および6-8時間ほど。

それに加え、片道30分の通勤電車内(往復で1時間!)が大事な学習時間でした。

 

(5)合格までの学習法

①1次

使った教材は受験校教材(テキスト/トレーニング/過去問)のみです。

講義の予習はテキストをぱらぱらと眺め、こんなことやるんだな、と確認する程度。講義中や、復習時に気付いたメモをテキストに書き込んでいくスタイルで、ノートはつくっていません。トレーニング(受験校教材)を使ってのアウトプット学習が1次対策の中心でした。

問題は1問1問すすめ、出来具合を、問題番号の隣に〇△×で書き込みます。基準は、すべての選択肢の正誤、特に誤りの選択肢はなぜ誤りなのかを自分で解説できれば「〇」、正解はできるが解説が不十分で曖昧さが残るものは「△」、確信して正解を選べないものは「×」。当然、最初はほとんど△か×です。解説を読み、不明点はさっと検索するなどしたうえ、気づきがあればテキストに書き込み。問題文に戻り、再度、自分の言葉で解説してみる。実際に声に出したわけではありませんが、受験校講師になったつもりで脳内講義していました。

これをやると非常に時間がかかります。毎週の講義に進みに対し、トレーニングの該当パートをこなして追いつくのがやっと。つまり1回転だけです。しかし最初にじっくり腰を据えて取り組んだため、「橋げた」に相当する基礎ができたと思っています。とはいえ、今にして思えば、問題数の多いトレーニングを1回転するよりも、スピード問題集を2回転のほうが効率は良かったかもしれません。受験校教材以外には手を出さないと決めていたので、受験が終わるまで、スピード問題集を手に取ったこともありませんでした。

 

養成答練の前にはテキストとトレーニングを読み返すのみ(これだけでもそれなりに時間がかかります)。あとは、〇のついた問題は完全消化できたものとして△×のみ繰り返し〇△×を書き加えていきます。最終的にすべて〇になるのが理想。ゴールデンウィークまでにトレーニング復習1回転(ここまでで合計2回転)したかったところですが、実際に2回転できたのは企業経営、財務会計、運営管理まででした。そして完成答練(x2)に合わせてトレーニング復習を各科目2回転追加。

また、養成答練で結果が芳しくなかった法務、中小は、めくりフリップのようなアウトプット学習ツールをパワーポイントで自作し、携帯電話に入れておき、通勤電車のなかで繰り返しました。

過去問は、受験校で直前期に配られるレジュメに「過去問重要問題リスト」があり、そこに載っている問題だけやりました。トレーニングの問題の多くは過去問ベースであり、押さえるべきところはカバーされているであろうとの想定のもと、トレーニングをしゃぶり尽くすことを優先しました。直前期はトレーニングと完成答練、模試の復習を繰り返しました。

 

②2次筆記

1月頃から、当時聴講していた受験校講師のアドバイスを取り入れ、2次筆記過去問の「設問を眺める」ことを取り組んでいました。与件文冒頭から、どのような企業かだけ確認し、あとは設問を眺める。こんなふうに問われるのかー、どう答えるのかなーと想像するのみです。併せて出題の趣旨も読みましたが、何を言っているのか分かりません。

この頃は、2次筆記については「こんな出題形式で、なにやら記述するんだな」程度の認識だけでした。設問を眺めるだけで、なにがしかのプラスになるのか?疑問に思いながらも、過去問10年分を2回転、通勤電車内で眺めることを続けました。いま思えば、この下準備が地味に効いたのかもしれません。

 

1次のあとの2次筆記対策は、受験校演習と、ふぞろいを利用した過去問演習です。

最初は、道場記事を眺めて取り組み方を考えましたが、いまひとつ方向が定まらず。とりあえず過去問を始めてみても「やっただけ」。どうしたものかと思っていたところ、このとき聴講した受験校講師が、設問に対応する箇所を与件文に色分けしてアンダーラインを引いた「設問~与件文対応付けの成果物サンプル」を配布してくれました。よし、まずこれを作れるようになろうと、ひとつ方向性が見えたのが第一の転機でした。対応箇所を色分けしてマーキングやアンダーライン、というのは予備知識としてありましたが、実際に講師が引いたものと比較し、自分にどのような視点や論理展開が足りないのかを振り返ることができたのは大きかったです。

過去問は事例Ⅰ~Ⅲについて過去6年分を2回転。事例Ⅳは、年単位の過去問は使わず、事例Ⅳ全知全ノウを使って分野別に縦解きしました。これも2回転。

ふぞろいを使って採点、振り返り。きゃっしぃさんの記事にあったように、「同じミスをしないためにどうするか?」具体的なアクションを考え、答案に追記しました。例えば

  • 設問の横に「カコ/イマ/コンゴ」と、問われている時制を書き込み、マル囲み
  • 設問解釈をイラスト化し、想定する回答要素を視覚化する
  • 与件文を読むとき、使える経営資源が書かれていれば文章の左側に☆マークを打ち、未解決課題や困りごとがあれば右側に×マークを打っていく。

そのうえで、過去問に取り組む際には「今日はどのアクションを意識するか」を3つ書き出して机の前に貼り、声に出して読んでからスタートします。

…といった勉強法の調整を過去問1周目で試行錯誤し、2周目に入るころには確立していました。

 

道場記事でも幾度となく書かれている通りタイムマネジメントは重要です。初期のころから時間配分は意識していました。ひとまず道場記事から受け売りで仮決めし、受験校の演習や模試を通して時間配分の調整をしました。実際、時間切れで書ききれなかったことはなかったので、全体の時間構成や問題ごとのウェイト配分・実行は出来ていたようです(実は唯一、書ききれずに一か所だけ空白を残したのは、本番の事例Ⅳでした)。自宅で行う過去問演習では、特に1周目は時間をあまり気にせず。2周目は、80分で書ききるように実施