カテゴリ「 » 05 経営法務」の記事



一発道場の読者の皆さま、こんにちは。TOMです。

試験当日まで残すところ39日。皆さま、いかがお過ごしでしょうか?

泣いても笑ってもあと1ヶ月強基本的には新しいことには手を広げず、皆さんがこれまで利用してきたテキスト、問題集、過去問の振り返りを行いあやふやな所を無くしていくことで合格ラインを乗り越えましょう。そして、8月11日の夏の道場セミナーでお会いしましょう。


さて、今日は基本論点以外でチェックしておきたいことの「その2」ということで、英語問題についてお話しします。

英語問題・・・

皆さん、どう対応されてますか?

ただでさえ、覚えることが多い科目にもかかわらず、さらに英語ということで苦手意識を持たれ、本番でも飛ばす方がいらっしゃるかもしれません。

でも、待ってください。

毎年、英語問題は以下の通り出題されており、経営法務は全体として出題数が他の科目に比べると多くなく、1問あたりの配点が高いので、そのまま失うのはモッタイナイです。(これについては先代も同じ考えですね。

出題にも一定の傾向があります。昨年はあまりにタイムリーな時事ネタ(タックスヘイブン: TAX HAVEN)に絡めた出題だったので、問題を見たときには唸りましたが、過去10年間、凡その出題分野と出題の仕方は以下の通りです。

従い、残り限られた時間の中で当日の不戦敗を避け、喰らい付いていくには以下について押さえておきたいです。

  • 用語
    1. 英文契約書共通の独特な用語
    2. ライセンス契約の用語
    3. 国際取引での用語
  • 英文解釈のポイント
    1. 主語・述語を最初に見つけ、契約書の幹を把握すること
    2. 否定形に注意すること
  • 選択肢を選ぶ際に注意したいこと
    1. 知っている単語の意味があっても直ぐに選ばないこと

では、まず用語の復習です。

英文契約書に苦手意識を持たせる一つの要因は見慣れない単語や熟語が登場する点にあると思います。全体の文章としてはそれほど難解ではなくても、こうした用語が散りばめられると、読み進められなくなり、途中で挫折してしまうといった状況です。契約書の格調を持たせるためのような本質とは関係が薄い用語もありますので、落ち着いて対応したいです。

次にライセンス契約です。これは出題傾向を踏まえ重点的に押さえたいです。何でライセンス契約なのかと考えてみると、経営基盤が大企業に比べ弱い中小企業としては、いきなり独自に海外展開を行うのは困難です。現地企業とパートナーシップを構築しようとすると、売主であれ、買主であれライセンスの話は最初に登場せざるをえません。実務に即していると思います。

用語の最後は国際取引の用語です。直近では過去平成25年度に登場しているIncoterms2010は基本なので押さえたいです。これは輸出入に何らかの形で携わる方には実務上必須の知識です。全てを覚える必要はありませんが、主要な用語は暗記しましょう。完全に知識問題のため知らなければどうにもなりません。なお、Incotermsは定期的に見直しがされており、最新版が2010です。以前のIncotermsが使えないということはなく、売買当事者間でどのIncotermsに準拠するかを決めるのが一般です。また、費用負担と危険負担に関する規定はありますが、所有権移転に関しては規定していないので注意してください。

次に、英文解釈のポイントについてです。

英文解釈というと、まるで大学や高校の受験勉強のようですが、英文契約書は何が主語で何が述語かがわかりにくい場合がよくあります。主語の後に複数の述語があったり、単語や熟語が複数挿入されたり、倒置(主語と述語の順序が逆転)があったりするためです。最初に主語、述語を押さえ、契約書の幹(この契約書は何を述べたいのか)を把握しましょう。

英文解釈の最後は否定形です。no、not、unlessのような単語が登場したら一旦落ち着きましょう通常の否定の場合もあれば、続く文章にさらに否定形が登場し、意味が逆転する場合(二重否定)あります。

最後に選択肢についてです。

単語の意味や英文全体の構造を掴み、いざ選択肢を選ぶ際、ひっかけが潜んでいることがあります。選択肢に記憶と合致する単語の意味があるとツイツイ選んでしまいがちですが、一部一致しているだけで、選択肢全体としては、一致していないことがあります。落ち着いて選択しましょう。

診断士試験の知識は実務では使わない知識もあります。そのため、完全に試験対策という側面があり、モチベーションが上がらないこともありますが、英文契約書の知識は実務でも非常に重要と考えます。

例えば、「ある国の企業に製品の委託生産を依頼するような場合」、また、「とある国の企業から製品の売買を申し込まれた場合」、いずれも契約書は避けられませんし、Incotermsも必須知識です。

日本の人口が減る中、やはり日本の企業が生きていくには海外とのやり取りは必須だと思います。経営法務における英語関連問題はそうした背景からも重要な意味を持っています。診断士となった暁には実際に診断先の社長から海外展開に関し相談される可能性もあると思いますので、「今後も生きる知識」と腹を括って頂いて、是非、1問でももぎ取って合格しましょう。

平成19年度以降の過去問を元にまとめた用語集とIncoterms2010(主要タームのイメージ図)をここに置いておきますので、宜しければ復習にご利用ください。

以上、TOMでした。

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一発道場の読者の皆さま、こんにちは。TOMです。

TOMは先月、勤務場所である東京と自宅のある千葉の両方の診断士協会に入り、少しずつではありますが、診断士の活動に触れつつあります。実際の活動はこれからですが、東京では企業内診断士向けのマスターコースと研究会に参加することにしました。マスターコースと研究会については初代JCの投稿がありますので、ご参考にしてください。合格した翌年にはマスターコースや研究会で新たな学びが始まります。


さて、6月度は道場恒例の「渾身シリーズ」にも関わらず、前回タイトルに渾身を付け忘れてしまいました。今月はもう一回投稿予定ですが、いずれも「渾身」でお届けします。

試験本番に近づくと理屈を理解していれば複数年対応可能な次の科目よりも、

  • 企業経営理論
  • 運営管理
  • 財務会計
  • 経済学・経済政策

時代のトレンドや環境の変化により毎年の出題内容に変化があり、これまでに学んだことがそのまま活かせない可能性のある次の科目に注力することになると思います。

  • 経営法務
  • 経営情報システム
  • 中小企業経営・政策

5月から自分自身の復習も兼ね「経営情報システム」をお届けしてきましたが、今月2回は暗記科目と言われる残り2つ、「中小企業経営・政策」と「経営法務」のうち、「経営法務」についてお話させて頂きます。

残り2ヶ月を切った状態で合格点に近づくには、ロックも3月に述べている通り、分野としてはいわゆる以下の2つに集中的に取り組むことです。

  • 会社法
  • 知的財産法

その上で、更なる高みを狙う場合、次の切り口を押さえておきたいです。

  • 改正法
  • 英語問題

改正法については先日、畠ちゃんが触れています今年の5月30日に改正個人情報保護法の全面施行がありました。全ての事業者に影響するため(取り扱う個人情報の数が5000以下である事業者を規制の対象外とする制度を廃止)、従来、対象外であった中小企業にも影響があり、要チェックです。(ちなみに、個人情報保護法は平成19年度の第11問で選択肢として登場しています。それ以外は過去10年ではありません。)

一方で今年は改正個人情報保護法を除くと診断士試験という観点からはコレッと言ったものが見つけれらなかった(申し訳ないです)ので、昨年施行となった法2点について紹介します。

1点目は不正競争防止法です。

この法律、平成24年度以降、過去5年間の出題を確認すると、平成25年度を除き毎年出題されています。昨年も第11問と第12問で出題されていますが、昨年の問題はいずれも改正には触れていませんでした。

改正の背景は以下です。

  1. 営業秘密の価値の再認識(知財の秘匿化:あえて特許を取得せず)
  2. 営業秘密侵害の危険性の高まり(営業秘密漏洩事件の増加&ITの進化)

改正のポイントは以下です。

  1. 刑事上・民事上の保護範囲の拡大
    1. 営業秘密の転得者処罰範囲の拡大
      • 従来は2次取得者まで。改正後は3次取得者以降も
    2. 営業秘密侵害品の譲渡・輸出品等の規制
      • 特許品の侵害品と同じように営業秘密の不正使用により生産した製品の譲渡・輸出入等禁止
    3. 未遂行為の処罰
      • 情報技術の高度化を踏まえ、営業秘密の不正取得や不正開示等の未遂を処罰
    4. 国外犯処罰の範囲拡大
      • 海外サーバー等に保管された営業秘密を海外において不正取得する行為も処罰。
  2. 罰則の強化等による抑止力の向上
    1. 罰金刑の上限引き上げ等
      • 罰金が1000万円以下から2000万円以下へ(懲役は変わらず10年以下)
      • 非親告罪となり、被害者等からの告訴がなくても裁判が可能に。
    2. 任意的没収規定の導入
      • 犯罪収益を裁判所の判断で没収することが可能に。
  3. 民事救済の実効性の向上
    1. 立証負担の軽減
      • 民事訴訟上の立証責任を転換。侵害者(被告)が「違法に取得した技術を使っていないことを」立証
    2. 除斥期間の延長
      • 営業秘密の不正使用に対する差止請求の期間制限が20年に

いずれも企業の営業秘密漏洩事件の大型化、増加が影響していますね。

2点目は特許法です。

こちらは昨年第7問で出題されてしまいました。改正に合わせポイント4つがそのまま出てしまいましたので、今年は出題済みという観点で押さえておけば良いかと思います。

改正の背景は以下です。

  1. グローバル競争が進化する中、イノベーションを促進するには研究者の研究開発活動に対するインセンティブの確保企業の競争力強化を共に実現するための環境整備が必要。

改正のポイントは以下です。

  1. 職務発明の活性化
    1. あらかじめ職務発明規程等で意思表示をした場合、発明に関する特許を受ける権利を初めから法人帰属とすることが可能となる。(意思表示していない場合は従来通り従業員帰属。)
    2. 発明者に対して「相当の金銭その他の経済上の利益(インセンティブ)を受ける権利」を付与。(従業員の発明を従来通り奨励)
    3. 法人と発明者の間でのインセンティブの取り決めには指針(ガイドライン)を定める。
  2. 特許料等の改定
    1. 特許料及び特許出願料を10%程度引き下げ
    2. 商標登録量を25%程度、更新登録料を20%程度引き下げ
  3. 特許法条約(PLT:Patent Law Treaty)への加入
    1. 各国で異なる特許出願等に関する手続の統一化及び 簡素化を目的とし、出願人の利便性向上及び負担軽減を図る
  4. シンガポール条約(STLT:Singapore Treaty on the Law of Trademarks)への加入
    1. 各国で異なる商標登録出願等に 関する手続の統一化及び簡素化を目的とし、出願人の利便性向上及び負担軽減を図る

「職務発明の活性化」は「発明の対価」を巡る企業の訴訟リスク軽減ですね。

なお、今回の投稿にあたっては以下の資料等を参考にしております。

次回は、英語問題(英文契約書等で登場する用語など)について触れたいと思います。

以上、TOMでした。

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おはようございます。
世界の畠ちゃんです

今日を入れて、一次試験まであと56日、二次試験まで134日ですね。
渾身シリーズということで、何を書かせていただくか色々思案いたしました。
受験生のスタイルにかかわらず参考にしていただけるとなると、改正ネタかと思いますので、経営法務の改正ネタを書かせていただきます。

 

【経営法務の傾向】
まず、昨年(平成 28 年)度の経営法務の出題数は 20 問でした。つまり、一問5点!
私を含め、多くの受験生が裏返しで配られたマークシートを見ながら「メチャメチャ問題が少ない!!」と、生唾ゴックン、もとい、固唾を飲んだことと思います…

TAC データリサーチによれば、現行制度になって過去最高に難しかった年度ということになります。また、平成28年度も1問(第7問 職務制度等)は平成28年4月1日施行でした。ちなみに、平成27年度は25問中5問が改正論点でした。出題領域などが年度によって大きく変わる「得点を取りにくい」科目と言われており、満遍なく学習することが推奨されています。

そこで、私が勝手に「今年出るのではないか?」と思っているのは、「改正個人情報保護法」です。平成27年9月 改正個人情報保護法が成立しており、平成29年5月31日に施行されました。会社経営においては、個人情報の管理に不備があれば大きなダメージを与える可能性がありますので、非常に重要なテーマだと思います。なんか、出そうな気がしませんか?

 

【個人情報の目的】
「第1条 (中略)個人情報を取り扱う事業者の遵守すべき義務等を定めることにより、個人情報の適正かつ効果的な活用が新たな産業の創出並びに活力ある経済社会及び豊かな国民生活の実現に資するものであることその他の個人情報の有用性に配慮しつつ、個人の権利利益を保護することを目的とする。」

⇒意外なことに、ただ個人情報を守るだけではなく、新たな産業の創出なども目的としています(私は知りませんでした…)

【今回の改正のポイント】
1. 個人情報保護委員会の新設
個人情報取扱事業者に対する監督権限を各分野の主務大臣から委員会に一元化。

2. 個人情報の定義の明確化
①利活用に資するグレーゾーン解消のため、個人情報の定義に身体的特徴等が対象となることを明確化。
②要配慮個人情報(本人の人種、信条、病歴など本人に対する不当な差別又は偏見が生じる可能性のある個人情報)の取得については、原則として本人同意を得ることを義務化。

3. いわゆる名簿屋対策
①個人データの第三者提供に係る確認記録作成等を義務化。
②個人情報データベース等を不正な利益を図る目的で第三者に提供し、又は盗用する行為を「個人情報データベース提供罪」として処罰の対象とする。

4. その他
①取り扱う個人情報の数が5000以下である事業者を規制の対象外とする制度を廃止。
②オプトアウト(※)規定を利用する個人情報取扱事業者は所要事項を委員会に届け出ることを義務化し、委員会はその内容を公表。 (※本人の求めに応じて当該本人が識別される個人データの第三者への提供を停止する場合、本人の同意を得ることなく第三者に個人データを提供することができる。)
③外国にある第三者への個人データの提供の制限、個人情報保護法の国外適用、個人情報保護委員会による外国執行当局への情報提供に係る規定を新設。

⇒この中で、特に重要と私が思う要配慮個人情報についてまとめます。

 

【要配慮個人情報の新設】
改正前の個人情報保護法では、個人情報の内容や性質にかかわらず、一律の取り扱いのルールが定められていました。しかし、改正法では、個人情報の中でも人種、信条、社会的身分、病歴、犯罪の経歴などは「要配慮個人情報」として定義されました。

 

【要配慮個人情報の取得】
この要配慮個人情報を取得するためには、あらかじめ本人の同意を得ることが義務付けられました。ただし、次の場合は本人の同意を得なくても取得が可能とされています(適用除外)
① 法令に基づく場合
② 人の生命や身体等の保護のために必要であり、本人の同意を得ることが困難な場合
③ 公衆衛生の向上等のために特に必要な場合で、本人の同意を得ることが困難なとき

また、次の場合は本人の同意を得る必要がありません。
① 個人データの取り扱いに関する業務の全部または一部を委託する場合(委託先)
② 事業の承継の場合(承継先)
③ 共同利用の場合(共同利用者)

 

以上、雑駁ですが何かのヒントになれば幸いです。

さあ、一次試験まであと56日!
梅雨に突入しますが、うまく気分転換して勉強に邁進しましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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==告知==
<4/29は道場春セミナーin東京>です!
5/27は道場春セミナーin大阪>です!
お会いできるのを楽しみにしてます(詳細は後日)
=====

こんにちは。ITOです。

3月も早いもので、最終週に突入です。東京も桜の開花宣言があり、だいぶほころんできました。
「サクラサク」(古い!)を目指して今週も頑張っていきましょう!!

あ、東京のセミナーですが、4/29 14時~@東京ウイメンズプラザ(表参道)予定です。
懇親会も開催予定なので、午後のお時間を空けておいていただけると幸いです。

================

 

さて、半年前の自分にチャレンジ!「もう一度解いてみました」シリーズ第2弾。「経営法務」「中小企業経営」(暗記3兄弟!)にチャレンジしてみました。

解いてみた雑感
経営法務
・わからない。なんだろう?書いてある日本語の意味が分からん・・・><
・どれも不正解に見える・・・
・確か試験前には覚えた気がする
中小企業経営
・傾向はなんとなく把握できるが正確でない
・「覚えた」記憶がかすかにある(笑)
・政策の方は、すっかり忘れた!

 

結果!
経営法務    40点(足きりギリギリ)(対本番:-25点)
中小企業経営  37点(足きり><)  (対本番:-16点)

前回の企業経営では、本番を上回る結果でいい気になってましたが、やはり暗記科目といわれるだけのことはありました(汗

 

経営法務考察

20問中、10問が同じ答え (うち、6問が正解、4問が不正解)
10問が異なる答え(うち、1問がともに不正解)

今回気づいたのは、異なる答えをしたうち、9割はどちらかがあっている
⇒つまり、2択まで絞れていた ということが勝因だったのではないか、と考えられます。

また、問題分類で整理してみると、

会社法関連 (配点25点) 本番:15点 今回:20点
知財関連  (配点35点) 本番:30点 今回: 5点
その他法務 (配点25点) 本番:20点 今回:15点

キーポイントは、「知財関連」の記憶ではないでしょうか。
逆を返せば「覚えれば点が取れる」という分野ということです。
ロックの記事がとても参考になりますので、ぜひご参照ください。

中小企業経営考察

42問中、16問が同じ答え (うち、10問が正解、6問が不正解)
28問が異なる答え(うち、8問がともに不正解)

こちらも、異なる答えをしたうち、7割があっていました。

問題分類でみると、

企業経営  (配点50点) 本番:24点 今回:19点
企業政策  (配点50点) 本番:29点 今回:18点

やはり「企業政策」を覚えましょう!
企業経営はトレンドなので、トレンドが変わる可能性があります。
が、しかし!政策は根本は変わらないし、なんといっても「実務補修(従事)」で重要な項目です。
一粒で2度おいしい!
過去記事でも、何度かまとめ記事がありますが、こばさんの記事の更新版を作成してみましたのでよろしければDLどうぞ。

DLはこちら

パクってカスタマイズ!(※ダウンロードした人、コメントお待ちしてます!)

ということで、今回の結論!!
○経営法務、中小企業経営は暗記科目! ;¬∀¬)ハハハ…
○暗記するにもポイントを絞って「知財関連」「企業政策」がおすすめ

以上、ITOでした

==
待ってるよ、春セミナー
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==告知==

<4/29は道場春セミナーの日>です!

予定あけておいてくださいね!!

=====

こんにちは。ロックです。

最近文章冒頭でお知らせしているセミナーですが、直接的な疑問点や方法から、資格取得後のお話などを、先代含めて忌憚なくお話しできるよう精一杯企画いたしますので、是非今のうちにスケジュールを工面いただければと思います。楽しみにしていてください!


さて、各予備校等のカリキュラムではそろそろ経営法務に入る頃と聞いています。独学者だった私が非常に困ったのが経営法務でした。なぜならアウトプットが過去問しかないのに法改正などで有効に活用ができなかったからです。

本試験では、本質的な理解を問うため、同じ様な論点が、ケース問題などを用いて様々な視点から問われます。そのことから過去問を漫然と解いていても意味がないと感じていたのですが、いかんせんトライする他の問題がない…事が悩みでした。

わかるようでわからない…過去問はバッチリ点数が取れても本質的に理解していないから模試などで違う問われ方をすると点が取れない…といった形で最後まで苦しめられました。私が1次試験に落ちるとしたら法務の足切りだろうと思っていたほどです((+_+))

私の取った対策は、

①会社法と知財法以外は捨てる

②表を自作してとにかく手を動かしてアウトプットをする

の2点でした。以下に詳しく記載します。

①会社法と知財法以外は捨てる

経営法務の範囲は膨大です。民法から始まり会社法、知財法、果ては独占禁止法や消費者保護法制まで多岐にわたっています。データ分析については昨年のこばの記事が参考になるかと思いますが、会社法と知財法は例年本試験における得点の5~6割を占めています。昨年は全20問のうち、会社法関連が3問(複合問題を含めると4問)、知財法が7問という配分でした。これだけで実に50点です。あとは鉛筆を転がしても確率的には9(または10)問中2問当てれば60点です。

また、まことしやかに「今年はこれが出る!」と噂が出やすいのが経営法務です。改正論点はこれが出る・そろそろ出てない倒産法が出る・相続は昨今の世相を考えると出るetc…様々な話が出ます。確かに本試験に出ることもありますが、さらりと触れただけでとれるような出題のされ方はされません。

やるのが無駄だというつもりはありませんし、ある程度満遍なく触れておくことも必要だと思いますが、限られた時間と脳の記憶領域を考慮すると優先順位を明確にして取り組むべきだと私は考えます。

②表を自作してとにかく手を動かしてアウトプットをする

①で書いた通り、私は会社法と知財法だけはどの角度から問われても解答できるようにと方針を定めました。それを実際にどのように行ったのかを記載します。

道場の過去記事を見ますと、「過去問を解いた後はテキストに戻って周辺知識ごと覚える」といった話がよく出てきます。

原則として私はその意見に賛成ですが、実際に覚える方法として、表を作って空欄を埋める作業を原則毎日行うようにしていました。

名付けてマイドリル法

具体的には、下記のような表を使って○×や留意点などを書き込むといったイメージです。(私は鉛筆で書いて毎回消すという超古典的な方法で取り組んでいました)

図1

これをポケテキなどを基に何種類か作って、覚えたつもりの周辺知識が本当に覚えられているのかチェックをしていました。これならスキマ時間にもできますし、アウトプットを伴う作業になるので暗記効率も上がります。

テキストに暗記ペンとカラーシートを使って…などでもいいと思いますが、私は自分で書いたほうが脳が嫌がり、効率的に覚えられました。

また、表自体の作り方は、ふうじんの記事が参考になると思います。

当時私が作成した経営法務のまとめ表を置いておきますので、

ご興味のある方はご覧ください。

ダウンロードはこちらから。

しかしながら時間が許すのであれば、ご自分で作ってみられることをお勧めします。

本日はここまで。

次回は二次試験対策がもたらす、一次試験への効果について書きたいと思っています。

それでは!



たきもです。今週末はTAC模試です。
受験される皆様、準備はいかがでしょうか

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前回は【模試活用法】の最初の投稿だったのにも関わらず
ゆるわだ的な記事を書きましたが…
(いえ、ご飯・服装・イス対策大事ですよ、ほんと)
今回は「超直前期の勉強法もシミュレーション」をテーマにお届けします。
————————————-
今日は、ちょうど模試から3日前(水・木・金)です。
模試を本番として受験し420点超えを目指すストレート生、
「本番前3日間、なにをすべきか」をここで試しましょう。
成功すればそのまま継続、
うまくいかなければ残り1ヶ月で修正すればよいのです。

そこで、今日は私が昨年やっていた、本番直前3日間の勉強内容
道場の私的必読記事をご紹介します。

1.1日3科目でペンキ塗り
ふうじん「【最後の2択】ペンキ塗り学習法 ver. 2015」
に従い、1日3科目を回転
1日3科目やれば、
7科目を一通り総ナメ+間違えたところの直前修正
前日にやることができます。

<やった教材>
①完成答練×2回分
間違えた問題を中心に解き直し。
答練当日・復習1回目ときて、本番前は3回目。
間違えた問題はこびりついた鍋底のコゲ
ポケテキに間違えた理由を書き込む
→電車の中でひたすら読む
の繰り返しです。

②過去問
完成答練期に2回解いていたので、3回目。
しかし全部解くのではなく、
「ABCランクで間違えているところ」を中心に。
ABCで間違えているところは、確実に当日足を引っ張る問題と思って
心して臨みましょう。

③スピテキ
①と②は間違える分野が不思議と一致します。
スピテキの該当分野をさらっと解いて、基礎を復習しました。
さらっとがポイントです。時間がありませんから

2.中小の追い込み
覚えれば覚えるだけ点が取れる中小。
TACのトレーニングと過去問で、
細かい数字問題や順序問題を繰り返し確認しました。
ここもすべて解き直すのではなく、今まで間違えた問題中心
政策分野はトレーニングより過去問中心、
定番問題は確実に答えをダイレクトで選択できるまでやりました。
7代目リーダーこばのこの記事は必読です。

3.大苦手の経営法務の底上げ
会社法と知財のみに注力他は無視!
Nicoの「【直前期対策】残り1ヶ月間での経営法務対策」
に支えられながら、諦めずに立ち向かっていました。
完成答練期に作成した横串表で繰り返し暗記。
暗記の後は、過去問(ABCランクのみ)を一通り解き、
頻出分野のペンキ塗り

・・・今まで書いてきた内容と大して変わらないことに気が付きました。
つまり、直前期といえども、やることはいつもと変わらず
自分が決めた勉強を、淡々と3日間繰り返せばよいのです。

この時期、不安になる気持ちを抑えてくれるものは
机に向かっている時間だけでした。
不安は勉強でしか払拭できません。
忙しくても、少しでも「診断士」に向かう時間を作ること。
それが最後の合格につながります!!
今が一番つらいときです。
今までやってきた自分を信じて、進んでいきましょう。

たきもでした。

==========================================================
あの熱い夏がやってくる!今年も開催!
大好評の一発合格道場夏セミナー開催のお知らせです。

【2次試験ロケットスタートセミナー開催概要】

日時:8月11日(木)
14:00-16:30(予定)
(開場・受付開始:13:30~  )
場所:大崎第二地域センター・区民集会所(最寄駅:大崎駅)
http://www.city.shinagawa.tokyo.jp/hp/menu000007300/hpg000007212.htm
対象:2016年 中小企業診断士試験 合格を目指す方
※セミナー終了後、会場近くで懇親会も行う予定です。
(実費負担、4,000円程度を予定)

2次試験はロケットスタートで11週を制した者が勝ちます!
ぜひとも予定を開けておいてくださいね!



“Your time is limited, so don’t waste it living someone else’s life.” −Steve Jobs−

こんにちは、noriです。アメリケンな細Pにあやかり、英語で登場してみました。「人生は短い。自分の道を進め。」というところでしょうか。

「自分の道を進め」と私は診断士試験に教えられました。変に共感力だけ高い私は一緒に勉強している仲間が暗くなると暗くなりました。周囲が困っているとどうしたら良いんだろうと困っていました。「自分」がどうすべきか中々、見えなかった。

試験勉強を通じて得た勉強仲間は信頼できる大切な友人ですが、結果的には人に流されやすい自分の性格を振り返ると「一人で勉強すること」が一番向いていました。一人じゃないと「他の誰でもない、自分自身が合格するために必要なことが考えられなかった。合格年の私は一人で勉強していました。

 段々と試験が近づいてきます。「あれをやった方が良い」「これをやった方が良い」と聞くたびに気持ちが焦るかもしれない。診断士試験の情報は世の中に溢れています。できていないことばかり目について、何をすれば良いのかわからなくなるかもしれない。誤解を恐れずに言うと「自分自身が合格するために必要なこと」を見失いそうになったら、友人やネットから診断士試験の情報収集をストップすることをオススメしますが、「捨てることでやらなきゃいけないことがクリアにわかる」と書いていますが、試験情報も同じです。自分が必要な時に必要な情報を入手すれば良い。皆さんがご自身の道を切り拓かれることを心からお祈りしています。

▪︎時事ネタは法務からのラブコール

さて、今日のテーマも経営法務。好きなんです、経営法務。人間が作った法律という枠組みの中で、世の中が合理的に、機能的に、平等に回るようになっている事実に感心。解答の「妥当性・公平性・弱者救済」というブレない視点がカッコイイ。論理的で筋が通っていて、男前。

…ただ、経営法務をあまり好きじゃない人は意外と多い。

試験の作問者もファンが少ないのに気付いているに違い無い。

そこで問題に時事ネタが登場。碧こばも書いているように法務は時事ネタが多い。

例えば、平成27年の第11問「海老みそブシューッ!と叫びながらエビ反りになってのたうち回る」ゆるキャラの偽物、平成26年第10問「ゴーストライターが自らの創作に係る著作物を他人名義で出版することに同意 した場合」、平成24年第7問「指定商品「菓子」についての登録商標「恋人」」など。

時事ネタは(きっと)法律って世の中と関係あるんだぜ。興味持ってね。という法務からの熱いラブコール。

▪商標は会社の顔!

時事ネタだとやはり商標権絡みで今年も出るかなと予想。

商標とは、「事業者が、自己(自社)の取り扱う商品・サービスを他人(他社)のものと区別するために使用するマーク(識別標識)」でしたね。

平成27年1月からは新しいタイプの商標として、従来の文字の商標に加えて、「動き商標」「ホログラム商標」「色彩のみからなる商標」「音商標」「位置商標」が保護対象として追加。こちらのパンフレットでイラストをチェック(新しいタイプの商標の保護制度パンフレット:https://www.jpo.go.jp/seido/s_shouhyou/pdf/new_shouhyou/pamphlet.pdf

なんでそこまで保護するの?ただの名前やマークでしょ?と侮ることなかれ。例えば、サラリーマンの足を守る抗菌防臭ソックスの先駆け「通勤快足」は「フレッシュライフ」から名前を変更したことで、爆発的なヒット。ロングセラー商品となっています。ブランドを守り、育てる。名前やマークにはそれだけ大きな財産的価値がある。

勝手に時事ネタ出題予想

さて、ここで勝手に出題予想。今年出るとしたら、ベルギーのシンボルに類似していると話題になったオリンピックのシンボル候補や、フランクミューラーに商標登録取消を請求されたパロディ商品の「フランク三浦」さんでしょうか。

そこで、論点となるのは、商標権を侵害しているかどうか。

ポイントとなるのは以下の2点。

1.商標権を誰が持っているか。 

こちらのサイトで登録情報が検索できます。

特許情報プラットホーム:https://www.j-platpat.inpit.go.jp/web/all/top/BTmTopPage

2.商標権の効力及び範囲

スクリーンショット 2016-06-14 20.21.02

*出典:特許庁ウェブサイト(https://www.jpo.go.jp/seido/s_shouhyou/shotoha.htm)

ベルギーのシンボルに類似していると話題になったオリンピックシンボル候補。ベルギーのシンボルは商標権の登録がないようなので、商標権の問題にはならなそう。著作権侵害については、証明が困難と予想。

一方、「フランク三浦」と本家の「フランクミューラー」を特許情報プラットホームで検索すると商標の情報が表示される。「商標権の効力及び範囲」を考えると指定商品「時計」に対して、商標が「類似」なのか「非類似」なのかが論点となる。

過去問で論点を復習!

では最後に「白い恋人」のパロディ商品「面白い恋人」の販売差し止め訴訟(和解済み)を参考にした!?と思われる、平成24年の過去問で「商標権の効力」を復習しちゃいましょう

 平成24年度 第7問

商標権の効力に関する記述として最も適切なものはどれか。

指定商品「菓子」についての登録商標「恋人」の商標権者は、「菓子」と「パン」は相 互に類似する商品と見なされているとしても、他人に「パン」について登録商標 「恋人」を使用する権利を許諾することはできない。

他人の商品「おもちゃ」に係る商標「スター」についての商標登録出願前から、商 標「スター」を周知性を得られないまま善意で商品「おもちゃ」について使用してい た者は、たとえその商標登録出願が商標登録された後でも商標「スター」を商品 「おもちゃ」について継続的に使用することができる。

他人の著名な漫画の主人公の図柄について商標登録した場合でも、商標権者 は、他人の承諾を受けることなく、漫画の主人公の図柄から成る登録商標をいず れの指定商品についても使用することができる。

他人の登録商標と同一であっても、自己の氏名であれば、商標として使用する ことができる。

答えはこちらからチェック。

いかがでしたでしょうか法務はまだまだここから点数が伸びる科目です!!どんどん行きましょう

大丈夫。 あなたは、ぜっ~~~たいに合格しますから!待ってます!

nori でした。

 



こんにちは、noriです。

頑張らずにはいられない本番2ヶ月前どんな状況でも諦めなかった人だけが最後に残り、合格を手にします。「もう間に合わないかもしれない…」とここから何度も思うかもしれない。誰もが考えます。その不安から逃げずに「今の自分が何ができるか」を考えられた人が一抜けします

ただ、フェイマオも書いていますが、命あっての物種なので、頑張り過ぎには気をつけてくださいね!(私も先日過労で倒れて救急搬送されました…体調管理大切です!)

元気に試験会場にたどり着けば合格は半分もらったも同然

残りの半分はこれから準備していきましょう

■ 特許動画チャンネルで学ぶ『意匠権』

さて、本日のテーマは意匠権

ご紹介するのは、7代目こばに引き続き、TAC動画チャネル・・・ではなく、特許庁の動画チャンネルです。もう法務の勉強、嫌になっちゃいそうだよ!って方にオススメ。

オススメ動画は「意匠権ものづくりの強い味方」。これがドラマ仕立てで面白い。教習所の免許更新時に見る劇画調のドラマ映像がイメージに近い。登場人物はみんな「意匠権」が何かわからない。

・夫婦で金属加工の町工場を営む夫妻(50代)。

・商品開発を行うベンチャー企業の創業社長(30代)と女性社員(20代)・・・・などなど。

そんな登場人物に先立ち、意匠権をサラっとおさらい。

ズバリ「工業デザイン」の権利を保護しています。

意匠法第1条「この法律は、意匠の保護及び利用を図ることにより、意匠の創作を奨励し、もつて産業の発達に寄与することを目的とする」

えっ?それだけ?それだけです。

さて、ドラマの本編を少し覗いてみましょう。

■ 町工場夫婦編~先願主義と取得メリット~

ある日夫婦の元に「意匠権を侵害している」という訴えが届く。技術力が強みの町工場には工業デザイン(意匠権)なんて関係ないと思っていたので寝耳に水。

Q:誰の真似もした覚えがないのに、何で訴えられるの?
A:ズバリ先願主義が理由です。意匠権は意匠の創作に対して、権利が重複しないように一定期間の独占的排他的権利が付与されています。つまり早い者勝ち。

Q:町工場の技術屋にはデザインなんて関係ないんじゃないの?
A:ズバリ取得メリットがあります。海外からの模倣品の流入を防いだり、競合他社との差別化市場での優位性確保に役立ちます。

※(特許庁)をもとに記載

では、我々も意匠権を取得してみよう!・・・と続く。

■ ベンチャー企業編〜部分意匠・関連意匠・秘密意匠〜

技術力とアイデアで魅力的な商品を生み出してきたベンチャー企業。常に模倣品に悩まされていた。新規事業進出にあたり、また外側だけ真似されて、中身は粗悪な模倣品が出回ると困る。どうやらそれには「意匠権」が有効。意匠権は使える便利な制度が色々あるらしい。

部分意匠制度
ズバリ特徴的な一部分を登録できます。この制度ができるまでは意匠法で言う「物品」とは「独立した製品として流通するもの」だったので一部分だけなら真似し放題。この制度ができたことで、部分的な模倣も防げるようになりました。

関連意匠制度
ズバリデザインのバリエーションを保護できます。先願主義に基づき類似する意匠はNG。でも同一人物の出願の例外としてこの制度でできました。ある意匠を「本意匠」として、類似する意匠を「関連意匠」とする。ただし、「関連意匠」の関連意匠登録はできないので要注意。そして意匠登録すればするほど、登録料もかかるので要注意。

秘密意匠制度
ズバリ登録後、最長3年秘密できます。登録されたデザインは、意匠公報で公開されます。でも、新製品デザインの発表はタイミングが重要。それに公表されちゃうと、見た目はすぐに真似されちゃうリスクがありますよね。

※(特許庁)をもとに記載

新製品開発に役に立ちそうな制度が色々ありますね!

■ 登録の対象 

では、どんなデザインが登録の対象なの??

  • 1.視覚を通じて美感を起こさせる意匠

    例えば、顕微鏡でしか見れないご飯粒サイズのデザインはNG。だって視覚を通じて見えないんだもの。

    2.工業上利用できる意匠(工業上の利用性)

    例えば、自然石の置物、ビルなどの不動産、絵や彫刻などの純粋芸術は対象外。あくまでも量産される工業製品が対象。

ふーん、何でも良いわけじゃないんですね!

■ 意匠審査

意匠登録出願の際に、審査官はどんなところを見ているの?

  • 1.今までにない新しい意匠であるか(新規性)

    2.容易に創作をすることができたものでないか(創作非容易性)

    3.先に出願された意匠の一部と同一又は類似でないか

    4.意匠登録を受けることができない意匠ではないか(不登録事由)

    以下に挙げるものは、登録対象外。

      • 一、公序良俗を害するおそれがある意匠
      • 二、他人の業務に係る物品と混同を生ずるおそれがある意匠
      • 三、物品の機能を確保するために不可欠な形状のみからなる意匠

    5.一つの出願に複数の意匠が表されていないか(一意匠一出願)

    6.他人よりも早く出願したか(先願)

なんだか登録できそうな気がしてきましたね!

 ■ 最後に過去問で復習

では、最後に平成27年・26年の過去問で復習

 平成27年度 第12問

意匠登録制度に関する記述として最も適切なものはどれか。

ア 関連意匠制度とは、本意匠及び関連意匠に類似する意匠について意匠登録を受けることができる制度である。

イ 組物意匠制度とは、セットで販売される物品であって、組物全体として統一感があるものについて一意匠として意匠登録を受けることができる制度である。

ウ 部分意匠制度とは、物品の部分に関する意匠について意匠登録を受けることができる制度である。

エ 秘密意匠制度とは、意匠権の設定の登録の日から5年以内の期間に限り、意匠を秘密にすることを請求することができる制度である。

答えはこちらでチェック。

 平成26年度 第7問

意匠制度に関する記述として最も適切なものはどれか。

ア意匠登録出願人は、意匠権の設定の登録の日から3年以内の期間を指定して、その期間その意匠を秘密にすることを請求することができる。

イ関連意匠の意匠登録を受けた意匠が本意匠に類似しないものであることを理由として、その関連意匠の意匠登録に対して意匠登録無効審判を請求することができる。

ウ組物を構成する物品に係る意匠としてなされた意匠登録出願に対して、組物全体として統一性がないことを理由として意匠登録無効審判を請求することができる。

エ「乗用自動車」の意匠が公然知られている場合に、その乗用自動車と形状の類似する「自動車おもちゃ」について意匠登録出願したときは、その出願は新規性がないとして拒絶される。

答えはこちらでチェック

意匠権は登録から何年だっけ?ってすっかり忘れちゃったあなたはこの記事で復習!(権利戦隊ソンゾクジャーのイラストを見たい方はこちらの記事をチェックしてくださいね!)

いかがでしたでしょうか法務が苦手な方は動画を見て勉強気分を盛り上げていきましょうこれで意匠権は大丈夫

大丈夫。 あなたは、ぜっ~~~たいに合格しますから!待ってます!

nori でした。

・動画:特許庁ウェブサイト「意匠権ものづくりの強い味方」https://www.jpo.go.jp/seido/s_ishou/syoukai_video.htm



ゆるわだ好きな経営法務

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おはようございます。こばです。

先日、新井選手が2000本安打を達成しましたね。

新井選手は1年目からプレーを見ていますが、ここまでヒットを積み重ねるとは正直想像できませんでした。
Tシャツにもなっているように、本当に驚きです。
新井選手は練習は裏切らないを体現した人ではないでしょうか。

練習をしたら誰でも2000本を打てる訳ではありませんが、練習をしなければ打てない。弱点である守備をある程度克服し、長所である長打力を延ばすことに成功したからこそ2000本を達成できたのではないでしょうか。それ以上に体が丈夫だったことが、最大の長所かもしれません。
これは試験対策でも同じではないでしょうか。弱点をある程度克服し、長所を伸ばす。

いよいよ明日に迫った春セミナーでも、この弱点・長所をどうするかについて考える機会があります。
ここまでの学習の進捗状況を整理して、今後の課題設定をしてみてください。残り約100日をどう過ごすかで、一次試験の合否が決まるといっても過言ではないと思います。

それでは本題のデータ分析に入って行きたいと思います。

まずはこのデータ分析の意義の確認から。

このデータ分析の意義はどこが勝負の分かれ目になるかを把握し、重点的に対策を立てる論点を決めること。

データ分析に入る前に、科目設置の目的を確認しようと思います。

□ 経営法務 科目設置の目的□

・創業者、中小企業経営者に助言を行う際に、企業経営に関係する法律、諸制度、手続等に関する実務的な知識を身につける必要がある。
・また、さらに専門的な内容に関しては、経営支援において必要に応じて弁護士等の 有資格者を活用することが想定されることから、有資格者に橋渡しするための最低限の実務知識を有しているこ とが求められる。
このため、企業の経営に関する法務について基本的な知識を判定する。

この目的から実務で使用する法務知識を問う試験であることがわかります。
民法などかなり幅広く問題を出すことが可能になっていますが、限られた範囲の中から出題されていることが分かります。

次からはデータ分析に入っていきます。

.
■データ分析■

まずは、科目合格率と平均点の推移を確認します。
得点推移
(データ出典:中小企業診断協会・TAC )

年度別の難易度の変化も確認します。
年度別難易度
(データ出典:TAC )

平成23年に平均点が60点を超えていますが、50点台で平均点が推移しています。
これは毎年ABCランクで約80%ほど出題されていることで、安定感のある平均点になっていると考えられます。
運営管理でもABCランクで約80%でしたが、法務の方が点数が低い理由はCランク問題の多さです。

.
■分野別出題頻度・ランク分析■

次は、民法、会社法、知的財産権、その他(独禁)等に分けて分野別の難易度を確認します。
法務分野別の難易度

法務 年度・分野別の出題数
(データ出典:TAC )

会社法と知的財産権が二大論点。
会社法の方が出題数は多くなっていますが、難易度の差はほとんどありません。
また、どの分野も最後の2択Cランクの割合が一番多くなっています。
さらに、年度別に分野の出題数を集計すると会社法の出題が直近3年で減少していることがわかります。

.■ 論点別の詳細分析■

過去問を論点別難易度にまとめました。

 民法  会社法  知的財産権  その他 独禁・国際取引など
・ 債権、契約
・ 相続等
・ 株式と株主と計算
・機関設計
・組織再編
・資本市場 倒産
・産業財産権
・産業財産権の侵害
・著作権など
・その他知的財産権
・独占禁止法
・消費者保護法制
・国際取引 (英文契約)
・その他

法務論点別難易度

(データ出典:TAC )

【民法】
企業の契約に関わる論点を中心に押さえる。期限の利益などは実務においても重要論点。
相続は定期的に出題される。中小企業経営・政策の論点とも絡むなど重要ではあるものの、実際に出題されるとほとんどの受験生が正解を導くことができないでいます。ABランクの出題は0。しかし、現実の中小企業にとって事業承継が課題であるため、今後も出題がされることが予想されます。
その他の債権の回収など様々な法律があり、絞ることが難しいため、余力がない人は深追いは厳禁です。自分はここを深追いしたため、重要論点を疎かにしてしまいました。

【会社法】

経営法務において最多出題の分野ですが、最近は減少傾向です。機関設計等は大企業が中心の話になってしまい、中小企業でこのことに悩んでいる会社は少ないからでしょうか。その機関設計の論点をさらに細かく見ると内容はまちまち。道場の過去記事でも言われているように、同じような出題はされない。この点が経営法務の難しいところです。

【知的財産権】

会社法が減少している中、知的財産権は増加傾向です。なんで知的財産権が増加傾向なんですかね。会社法は出し尽くしたからでしょうか。そして、試験委員の先生はこの論点で笑わせにきます。7代目の碧も思わず笑っちゃいそうになったみたいですね。『海老みそプシュー』っと作問した時の先生はどのような気持ちだったのか、とても気になります。
時事ネタも好きです。平成26年は当時話題になっていたゴーストライターが出題されています。
今年の話題は経歴詐称というところでしょうか。

【その他】

この分野は独占禁止法と国際取引の英文契約が多く出題されています。
英文契約は毎年出題されているため、本番でも得点できるようにしたいところですが所詮2マークと割り切ることが大事です。この分野も民法同様にどの論点が出題されるのかあらかじめ予想することが難しい状況です。

■ 今年の試験の難易度など■

今年も経営法務で笑いが起きる。試験委員の先生も何か笑わせなければと意識していると思います
得点は例年通り50点台後半ぐらいで得点収まることが予想されます。
会社法と知的財産権の分野を中心に出題するため得点は安定。
会社法から知的財産権へと出題の傾向が変化しているため知的財産権の分野を重点的に学習しましょう。
過去記事で書かれているように経営法務の学習で大事なのは

過去問を解くたびにテキストに戻って、その論点の周辺知識をセットで暗記

ことが得点力向上の近道です。

では、まとめ。

・今年も笑わせてくれることが予想される。
・得点も例年通り50点後半ぐらいに収まる。
・会社法⇒知的財産権へと出題がシフト。
・同じ問題はでない。過去問+テキストで周辺知識を覚える。

byこば



【もう春はすぐそこですね】

sakuranogazo

おはようございます。

桜の花も咲き出して、来週は見頃を迎えるところが多そうそうですね。

勉強に疲れたら、お花見してリフレッシュもよさそうですね

うちの子も春休みに入り、専業主婦の私としては毎食の献立に悩む時期になりました。(専業主婦あるあるでスミマセン)

そして、去年の今頃は、こどもが家にいるため机に向かえる時間がグッと減り、困っていた時期でもありました

お仕事されていらっしゃる方も年度末でお忙しい時期ですね。

こんな時は重要どころにしっかり集中し、ポイントを押さえて勉強しちゃいましょう!

この時期お忙しい方は、「法務が苦手ではない状態に持っていけるように」を目標にしましょう。


【くだらないほど忘れない】

くだらない記憶ほど忘れにくく、思い出しやすいもの。

先代うちあーのから始まったこのシリーズ。

先代のはんたの言葉を借りると「くだらない=笑える=楽しい気分になる=記憶に残りやすいという方程式」。

覚えることの多い法務もくだらない覚え方で、記憶に残してみませんか?

そんな今日は先代が書かれていた「くだらないほど忘れない」シリーズをご紹介しつつ、最後に実際に私が行った「くだらないほど忘れにくい」方法もご紹介します。

これらをご参考に、ご自身での「くだらないほど忘れない」方法を見つけていただいて、法務を乗り切ってくださいね

 

“うちあーの”

【中小】くだらないほど忘れない

「船橋」や「ドクターハカセ」など、くだらないけど忘れない以下の3つの「術」をご紹介。

語呂や暗記術初心者の方におすすめです

・数字語呂合わせ術

・頭文字圧縮術

・屁理屈こじつけ術

 

“はんた”

【情報】くだらないほど忘れない

以前の参考記事を紹介しながら、語呂合わせの注意点も要チェック

 

“ふうじん”

【運営】くだらないほど忘れない3

口ずさんでリズムで覚えることを提唱そして点数荒稼ぎスタイルも。

「ひょう・たんの専門家」は私も受験生時代使わせていただきました。

 

【イメージで覚えてみよう!】

先代で語呂、圧縮をご紹介したので、私からはそれ以外の方法=イメージで覚えることをご紹介します。

手元の1次試験の過去問を見ると、産業財産権の存続期間(いつから何年)と言う部分は頻出で、H26は丸ごと出題。

他の年度も選択肢の一つとしてほぼ毎年出題されています。

これは絶対覚えたいところですね

 

【イメージで覚える!権利戦隊ソンゾクジャー】

zonzokujya-

そこで、権利の存続期間に関して、戦隊モノをイメージし、実際、イラストを描き、キャラ設定しました。

その名も「権利戦隊ソンゾクジャー」。

はい、くだらないです。そして、こじつけです。スミマセン

(めちゃめちゃ恥ずかしいので、実際に描いたイラストは省略させてください。)

勉強会メンバーには爆笑されたものの、きょーれつに印象に残ったとのこと

まさに、「くだらないほど忘れない」ですね。

 

ということで、ソンゾクジャーのメンバー紹介!

(2015年合格目標のテキストを参照にしています。法改正もあり得るため、念のため最新版のテキストをご確認ください。)

・ソンゾクレッド

名前:特願 二郎 (許 出 0年 より名前をつけました)

読み:とくがん じろう

特徴:郷ひろみのようなまゆげ (郷→5 年間延長可)

・ソンゾクピンク

名前:実出 十子 (用新案 願 10年)

読み:みで とうこ

特徴:無審査でアイドル合格!(無審査主義)

・ソンゾクブルー

名前:二登 匠 (0年 録 意

読み:ふたのぼり たくみ

特徴:「劇的ビフォーアフター」の収録後番組公開(登録後公開)

・ソンゾクグリーン

名前:ブラン・T・ジュウガ (ブランド ouroku=登録 10年)

特徴:背中にくじを背負う赤ちゃん→日々成長→更新可

赤ちゃんだから弱い→当然対抗制度なし

えーっと、締めのコメントしにくいですが、みなさんも「くだらないほど忘れない」で暗記三兄弟を乗り切ってください

【明日の道場は・・・】

先代の道場メンバーが登場するかも・・・

お楽しみに。

 

それでは、

いい一日を!

碧でした。

 

 

 



【インプットも残り2科目となりました。】

情報の答練お疲れ様でした

結果はいかがでしたか?

いい点数だった方は是非ここで弾みをつけて、暗記三兄弟の残り2科目頑張っていきましょう~!

いまいちだった方は、間違えたところをしっかり復習すれば大丈夫ですよ。

いい点数だった方もいまいちだった方も、あとで復習しやすくしておいてくださいね

というのも、この後「法務」、「中小」が入ってきて間違いなく忘れちゃいます

時間がない場合は、せめて単語カードに間違えた問題を書いておくと、のちのちすぐ復習できて便利ですよ。

 

【今週から法務の1回目の授業】

受験校に通っていらっしゃる方は今週から法務の1回目という方が多いのではないでしょうか?

そんな今回は法務に関しての「ゆるわだ」です。

 

【これってもしやふなっしー!?】

ebi

2015年の法務の一次本試験終了後、話題になった言葉があります。

「海老みそブシュー!!!」

おそらく、ふなっしーを意識した言葉なんだと思います。

私も試験中、思わず吹き出しそうになりました

 

【法務は意外と話題モノがでる!?】

法務の過去問をみてください。

もちろん、法律のあの独特な「かた〜い」言葉もあるんですが、ちょっと前に話題になったことの関連ものが出題されます。

たとえば、今、手元の一次試験の過去問をぱらぱらめくるだけでも

・ゴーストライター

・ゆるキャラ

・写り込みなどなど

 

ということで、去年の法務が始まった前後で時事ネタで法務に関連しそうなもの

スマホのメモに勉強仲間と書き出しました。(その後もちょこちょこ追記しました。)

 

実際のメモは消去してしまったので、思い出して書いてみると

高級家具屋さんのお家騒動→株主総会、取締役解任、株関連、プロキシーファイト

見えない網戸の防虫剤→景品表示法違反(優良誤認)

(本当はもっと書いたのですが思い出せないのでご勘弁

こんなかんじで書き出すと、ちょっと興味が出てきませんか?

私自身、ニュースなどで出てくる法律関連の言葉にも、少し興味が持てるようになりました。

 

【難しい言葉が多いからこそ楽しんで】

個人的な印象では、企業経営理論についで法務は言葉が「かたい」イメージです。

きっと、同じように「言葉がかたくてなんかニガテ・・・」と思われる方もいらっしゃるはず。

だからこそ、少しでも身近なものに引き寄せて予習や授業、復習に興味を持って進められるようにするのはいかがでしょうか

 

【明日の道場は・・・】

リアルもイケメンな細川泰志が登場。

(背が高くて、お顔も小さくてモデル体型です。後日ご案内する道場春セミナーにて実物をご確認くださいね。)

前回までは学習計画がメインでしたが、明日は具体的な勉強方法の記事が出てくるようですね。

私も楽しみです。

(前回の記事はこちら

 

それでは、

いい1日を

碧でした。



たきもです。

診断士試験とは離れますが、3月11日について、少し書かせてください。
先週3月11日の14時46分に合わせ、職場で黙祷がありました。
騒がしいオフィスが、この時間だけは電話も鳴らず、静まり返りました。
港に停泊している船から、追悼の汽笛が聞こえました。

私の両親は、福島県会津地方の生まれです。
私は横浜で育ちましたが、
人間としての土台には会津があると思っています。
診断士試験を受験しようと思ったきっかけの一つに、
「パラレルキャリアの実現」があるのですが、
福島、そして会津の力にいつかなりたい、と思ったことが、
「会社以外で自分の軸を持ちたい」と考えたきっかけでした。
自分になにができるかは、5年たった今でも、まだわかりません。
でも今、自分の人生の軸に「中小企業診断士」を置くことは決まりました。
その時がきたときのために、今は力をつけておきたいと思います。

————————————
この土日は経営情報システムの養成答練だった方も多いかもしれません。
ついに6科目、「経営法務」に突入です。
私の場合、この経営法務には最後の最後まで苦しめられました
一応、本業では株主総会の運営もやっているのにもかかわらず、答練は30〜40点代をウロウロ・・・
採点して呆然となり、解説を聞きながら泣きそうになったこともあります
でも、本番は68点まで上げることができ、他の科目の損失を8点分補填してくれました
経営法務には、独自の戦い方があります。
道場の読者の皆様は、諸先輩方の勉強法をパクリまくって、一発合格しましょう!!

■難しさ①:覚えても解けない
一番大きいのはこれでしょう。
同じ論点でも、毎回問われ方が異なるのが厄介です
例えば、頻出論点である「組織再編」では、方法の違いに対する着眼点がこれだけあります。

事前・事後の書類(書面)の備置
株主総会特別決議の要否
株式買取請求権の有無
新株予約権買取請求権
債権者保護手続きの有無
労働契約の承継
効力発生の時期
簡易組織再編
略式組織再編

もう、これだけで9問作れるのです。
しかも組織再編は、

事業譲渡
合併(吸収、新設)
株式交換
株式移転
会社分割(吸収、新設)

の7種類ありますから、9×7=63問作れます。
この多彩な組み合わせから、年度によって手を変え品を変え出題されるのです。

■難しさ②:改正論点がある
特に、昨年度は会社法改正が大きなトピックでした。
平成27年度は、早速第1問で改正論点(社外取締役の要件)がでました。

以下の者のうち、X株式会社において、社外取締役の要件を満たさない者はどれか。なお、経過規定については考慮しないものとする。
ア 15年前まで、X株式会社に勤務していた者
イ X株式会社の親会社の業務執行取締役
ウ X株式会社の業務執行取締役の甥
エ X株式会社の主要な取引先の業務執行取締役

改正論点はもちろん過去問にありませんから、
「どの論点が問題になるか」試験当日まで予想不可能です。
この「社外取締役」の条件は、本業で参加したセミナーでもよくテーマにあがっていましたので
影響が大きい改正論点の一つだったと思われます。

■難しさ③:1問5点!?
経営法務は、マーク数が25マークより少ない年があります。
直近では平成26年度で、23マークです。
この年は1マーク5点の問題が8問もあり、5点の問題を間違えることは、
1マーク2〜3点である運営管理の問題を、
約2マーク間違えたことと同じになってしまいます。

逆に、しっかり取ることができれば
問題数の多い企業経営理論、財務会計、運営管理の失点を
1問でカバーできるということですね!

では、一体どうすれば立ち向かえるのか・・・
私が実践していた方法をご紹介します。
■戦い方①:問題演習で「知識の引き出し方」をマスターする
ここでの出番は「スピード問題集」です。
この問題集のよい点は、
4つの選択肢に応え続けることで、その論点の問われ方を多方面からマスターできることです。
まずは、3回転トライしたうえで、養成答練で知識がうまく引き出せるか試しましょう。
過去問を解く時の思考回路は6代目岡崎先生
「あー・・わかるようでわからず、1マークとれない」のお悩みには
初代ふうじんの記事が大いに役立つでしょう。

■戦い方②:表で知識に串を指す
2代目wackyの【法務】会社法攻略に近道なしが示すように、
多種多様な視点がクロスして問われる法務は、丸暗記が通用しません。
先日、経営情報システムで「表やカードを作るのは苦手だけにしましょう」と言いましたが
経営法務は表作成必須です。
まず、ポケテキ先生には既に表があります。
しかし、これだけでは足りませんし、頭に入りません。
自分で手を動かしてつくりましょう
またまたここで大いに参考になる記事は
初代ふうじん「表を作って暗記術」
初代ハカセ「串刺し暗記術:経営法務編」

■戦い方③:なべ底のコゲを退治する
①と②を繰り返すと、やはりどーーしても覚えられない「なべ底のコゲ」が発掘されます。
問題練習をしながら、「どこの知識が曖昧だったから解けなかったのか」を徹底分析し
・テキストにもどる
・表の紙の裏に殴り書きでまとめる
・表に間違った所や論点をガシガシ書き込む

を高速回転で繰り返しましょう。
その結果、試験当日までに、表はこんなになりました
IMG_1484

■戦い方④:会社法と知財「しか」やらない
経営法務の範囲は、テキストが薄いのにもかかわらず膨大です。
が、会社法と知財は毎年必ずでます。問題数も一番多いです。
ここを抑えれば、少なくとも40点以下は回避できます。
経営法務が苦手な人は割りきって、会社法と知財だけに全力を注ぐのも手です。
細かいところは直前に詰め込みましょう。
実際、私は直前期まで会社法と知財しかやっていませんでした。
出題傾向は6代目ぽらーのが詳細な分析をしています!

いかがでしたでしょうか?
経営法務は、勉強すると「会社がどうやって成り立っているのか」がわかります。
自分自身が独立するときにも役立つ(むしろ必須)なことが満載です。
骨が折れる科目ですが、面白みを見つけながら取り組みましょう!
これもモチベーションです!

たきもでした。



こんにちは、和尚です。
秋も深まりかけてきまして、
皆さんお風邪などお召しになっておられませんか?

まる→mya→おと・・・と平成27年の事例Ⅳを解説したのなら、最後の四天王である、自称邪鬼であるこの和尚が華麗にオーラスを飾りたく〆ます・・・なーんてこと言わないですよね、この和尚が。。。

今日も通常運転で参りますよ。

おと記事の中にもありましたが、先日おと&和尚で平成27年事例Ⅳを語る「プレ」対談をSkypeで行っております。なぜ「プレ」となったのか深ーいワケがあるのですが、それはリーダーのみぞ知る、ってことで、お許しくださいませませ。

その対談中で和尚の事例Ⅳにかける愛情を語らせていただきます。近日中に本対談があり公開予定ですので、請う!ご期待、ですよ。
(それにしてもおと氏ですが、対談してみて私以上に財務を愛していらっしゃることがわかり、安心しました!(なにを?))

さて。

本日11月13日は、キムタクや倖田來未の誕生日ではありますが(フュージョンバンドのカシオペアの昔のベーシスト櫻井さんと今のベーシスト鳴瀬さんが同じ11月13日の誕生日だとは今ウィキって知った、ちなみにおと&和尚も同じ誕生日です)、歴史的に記念日的なものはないのかなーと探していたら、

1921年 – 日本で高橋是清(たかはしこれきよ)が第20代内閣総理大臣に就任し、高橋内閣が発足。

ですって。

この高橋是清、実は総理大臣としてよりも、大蔵大臣としての評価のほうが高かったりします。
調べてみたら、7回も大蔵大臣を務めております。
この人苦労人で

勝海舟の息子とともに米国へ留学しようと思って渡米したら騙されて奴隷として使われたとか、

17歳で英語の能力を買われて佐賀県の唐津藩の藩校の主任教授になったとか、
(きり追加記事を待ちましょう!(笑))

芸者の太鼓もちをしていたとか、

英字新聞を訳して毎日新聞へ持ち込むとか

学校の友人に騙されて借金を背負わされるとか、

若かりし頃、なかなかファンキーな生き方をされておられます。

さて、彼の大蔵大臣としての手腕が遺憾なく発揮された時期を順に示しますと・・・

1927年(昭和2年)に昭和金融恐慌の発生で、請われて田中内閣で大蔵大臣を努めて、モラトリアム(支払猶予制度)や紙幣の大量印刷によって当面の金融危機を回避しました。

1931年(昭和6年)には、政友会総裁の犬養毅内閣において4度目の大蔵大臣となります。犬養内閣では金輸出の再禁止(12月13日)をして『管理通貨制度』への移行を促しましたが、これは日本の通貨が兌換紙幣から不換紙幣へと切り替わる『金本位制度の放棄』を意味しておりイギリスに次ぐ移行の早さでした。

金本位制を放棄して管理通貨制度に移行したことで、『金の保有量』に制約されないフレキシブル(柔軟)な積極財政政策を行いやすくなり、大量の国公債発行による公共事業や軍事への投資が可能になりました。
(和尚注:結局のところ金本位制は原理原則から鑑みれば、その国が持っている金の量の範囲内しか紙幣を発行できないゆえ、貨幣流通量による経済操作はその金の価値の範囲内でしかできないことになるんですよね、多分)

高橋是清はケインズ政策の先駆けとも言える公共事業・軍事予算を活用した『積極財政政策』を実行して、大量の国際を日銀に引き受けさせることで財政規模を拡大しましたが、国債・通貨の大量発行によってインフレが発生してデフレスパイラルの大不況を離脱する原動力となりました。
(和尚注:この強調してある部分の流れ、理解してくださいね!)

国民経済を破綻させないレベルのマイルドなインフレを発生させることで、デフレスパイラルによる物価・労賃の下落や雇用の減少を堰き止めることができるのですが、これを『リフレーション政策・インフレターゲット』といいます。
(参考・引用:高橋是清の積極財政政策・管理通貨制度への移行、http://www5f.biglobe.ne.jp/~mind/vision/history001/showa003.html)

アベノミクスもリフレーション政策とかインフレターゲットを2%にするとかやっておりましたが、すでに80年以上前の政策の焼き直しだったわけですわ。

この高橋の政策は、IS-LM曲線モデルで説明できると思われます。
昭和6年に高橋是清が大蔵大臣になるまでは、デフレ不況で国民所得は低下しておりました。

そこで、是清は

・赤字国債を辞さない財政投資により、IS曲線を右上方へシフトさせる

・さらに貨幣の大量発行により、「マネーサプライ増加」→「利子率低下」→「投資需要増加」→「国民所得増大」というケインズ・ルートを発生させ、LM曲線を右下方へシフトさせる。

の財政政策と金融政策のダブル施策でこの不況を救ったことになります。

この他、マンデル=フレミングモデルでも説明可能かと思われますが
(どうも固定相場制から変動相場制への移行も行ったようだ。高橋が蔵相になるまでは円高不況であったらしいです)ここは、どなたかのヘルプを期待したいところです(と逃げる)。

 

さて、この高橋是清の生涯は転職に転職を重ねた、まさしく波瀾万丈の人生でしたが、和尚が一番印象に残ったのは時代は少し遡るのですが「ペルーでの鉱山探し」でのエピソードであります。

最終的にこの鉱山は使い物にならなく、彼はこの事業に全財産を奪われ、非常に貧乏になったのですが、そこから上記のように総理大臣まで出世したのは凄いと思います。

この鉱山事業のあらましをかいつまんで申しますと・・・

ある人の協力な「推し」により、明治22年にペルーのカラワクラ銀山の鉱山採掘会社の新設に関わった高橋是清は、現地視察が必要であることから日本を出発、サンフランシスコを経て、ペルーのリマヘ。ここから高山鉄道でアンデス山脈の中程、チクラの街に到着します。

カラワクラはこれよりさらに山奥になるのですが、ここチクラは既に日本の富士山より高い4000mの高地。非常に寂しい街であり、高山病か、はたまたちょっとした失望からか、彼はめまいを感じながら宿に到着します。

あたりは既に暗くなっており、かつアンデスの夜は非常に寒い。

かれはブルブル震えながら、チェックインを済まそうとすると、宿の親父が見かねて、防寒服を差し出し、こう言いました。

「高橋、これ着よ!」

★★★★★★★★★

さーて今週の和尚さんは!
1.道草教養シリーズ
2.編集後記

でお送りいたしマース!

■■■ここから本文■■■

1.道草教養シリーズ~財務会計編

いつもいつも、タイトルを考えていただいて恐縮です、リーダー。
確かにね、私は財務得意だと公言してますが、こうもいつも「財務」「財務」「財務」「財務」・・・とせっつかれては、さらに「おと&和尚の朝まで生財務」なんてやらされたら、たまには財務以外の違うことを言いたくなるじゃないですか・・・

確かに財務以外に取り柄はない私ではありますけれども、プンプン!と思いながら、

もう一度タイトルを読み直してみると・・・道草!ってあるじゃないですか!

「道草」
(名)スル
①〔「道草を食う」から〕目的地へ行く途中で他の事に時間を使うこと。「-してはいけません」
②道端に生えている草。
③夏目漱石の小説。
(大辞林 第三版を一部改竄?)

そうですね、これを今日のテーマに租って申し上げるならば、
「目的地=合格」
もしくは財務のスキル獲得に向かう途中で他のことに時間を使うこと。

ありがとうございます。大いに道草ネタ語らせていただきます。

では、二つばかしの道草のお話を。もしかしたらどこかでお話ししたかもしれませんが。和尚の持ちネタ。

(1)減価償却のお話。
受験勉強で悩まされたであろう減価償却ですが、興味を持てると思われるお話をひとつ。

クイズです。
以下の資産の勘定科目はなんでしょう。
①乳牛
②肉牛
③柿の木


§
Ω



はい、時間です。
答えを言いますね!
①と③が有形固定資産、②が棚卸資産です。
②の肉牛が棚卸資産って、なんだかちょっとかわいそうと思うのは和尚だけでしょうか。当然売られていくんですから、スライスやミンチにされるんですから、
原材料→仕掛品→商品
の勘定科目の変遷をたどるんでしょうね、肉牛
ただし、後述しますが、種付けの肉牛は有形固定資産です。なんだかなぁ。。。

ちなみに、和尚の地元(と言い切れない・・・)の松阪牛は、子牛としてもらってきて牧場で育てて出荷するまで2年くらいかかりますが、これはワンイヤールールを適用せず、営業循環基準で「1年以上」在庫に計上されることを、蛇足として付け加えときます。

次に①ですが、なんだか乳牛が固定資産っておもろいでしょ?
で、当然固定資産だから、耐用年数ってのがありますが、何年だかご存じです?
これ、税法で決まってるんです。
くわしくはここ
(ちょっと長いページだけど)

これによると、乳牛は4年(下記コメントにて、「酪農に詳しい受験者」さまからお教えいただきました。ありがとうございます。)になるかと。上述した種付け用(くどいなー)の牛は5~6年と決まってます。
で、知り合いの酪農家から聞きましたが、乳が出ないようになった乳牛はミンチにされるらしいのです。
その場合、当然ながら
有形固定資産除却損の計上をする、
ということは、もう財務を勉強してきた方ならピンと来ますよね。

最後に③ですが、この表によれば
「桃栗3年、柿8年」というのは、償却年数表では役に立たない諺だということが知れます。

実際には
「桃20年、栗25年、柿35年」
(全然、語呂がよくない・・・)
が償却年数だと言うこととともに、柿の果実が採れる期間は桃栗より長いことを今知りました。

ということで、減価償却も意外なものにも適用される、ということがわかりましたね!

(2)社長のキ・モ・チ
今度は、決算書について。
ここでも問題です。
中小企業の社長は、決算書をつくる意義をどのように感じているでしょうか?


§
Ω




§
Ω




§
Ω



*・・・ちょっと長め?

はい、時間です。
教科書どうりの「決算書をつくる意義」は、決算期間における正確な損益状態を図るため、とか、BSを作成することにより、正確な財産状況を把握するため、とかが出てくるんでしょうが、

まず、決算書を作る意義は

・税金を払うため(仕方なく)

です。和尚は断言します。毎年毎年決算を楽しみにしている社長さんは、ホンの1割いるかどうか。

このニッポンの中小企業の多くの社長の気持ちは

めんどくせーーーーーーーーーーー

これに尽きます。
我々中小企業診断士(含む成りたいと思う人)は、こういう気持ちの理解とともに、

なぜ決算作業が必要なのか?

を税務処理だけでなく、管理会計の意義から、中小企業の社長のおっちゃんたちに分かりやすく説いていくことが、使命でないでしょうか。

最後の小ネタ。

この税の徴収方法、実は租庸調の時代から変わらないとおもいます。

自分で今年の作物の取れ高を計算し、そこから税率を掛け算して、その税金に相当する穀物を背負って奈良の都まで納めにいく・・・・

のが1300年前の日本の納税の姿であれば、

自分(税理士を使うことも可能)で今年の儲けを計算し、その儲けの額に応じた掛け目、控除額を控除し、それを「自分で」税務署に納めに(銀行振込に)行く・・・

「お前ら、日本国に住まわせてやってんだから、自分でもうけを計算して、申告して税金を納めやがれ!」

という政府の上から目線は1000年前も変わらぬようです。

 

2.編集後記
さて、和尚の道草財務、いかがでありましたでしょうか。

そもそも、財務って興味が持てないのよ!とおっしゃる方、このような

「よこしまなトリビア知識」

をテコに自分に興味を持たせていく、というのもよい手段かと思われます。

まずは、根元的な人間の欲求

「知りたい!」

と思う心を最大限に増幅して、勉強へのモチベーションアップに生かしていただきたい、ということで、本日は〆といたしましょう。

合掌。

 

3.補記

と、一旦終わっておいて、今回は補記もあるのよ。

前座の話で出てきた高橋是清ですが、前回の反省もあるし、前座の話で何しようなと考えてて、
ネタが詰まったときの

♪今日は何の日気になる日~

をやろうと思ったら、高橋是清さんが総理大臣になった日だとわかって、そしたら、オチはあれしかねーよな、ということでwikiで調べて、一旦は書き終えました。

しかし!この記事を書いてから、図書館で「もっと是清(なれなれしい)のこと知りたいなー」と思って蔵書検索かけたら、

天佑なり  高橋是清・百年前の日本国債(上)(下)/幸田真音 角川書店/平成25年

を発見、一気に読んでしまいました。
読んで、ちと目から鱗の部分があって、さらにこうして追記をしている次第。オチも元ネタは226事件の青年将校が射殺する前に、将校が云々というネタなのですが、これを読んで、最期の前の描写をそんなに軽く描くにはあまりにも立派すぎる人であろうと思い、和尚が改編しました。

もともと幸田真音は証券ディーラーでもあり、金融ものを得意とする作家で、以前から和尚蔵書には入っておりました。中日新聞で連載やってるころからなんとなーくは知っているものの、日経みたく最終面に掲載されてないので、ついつい読み飛ばしていたので、精読いたしました。

す、すると!この高橋是清、まさしく診断士試験のために歩んできた人生ではないのか?と思わせることしきり。繰り返しもありますが、
・初代特許局長で、特許法の礎となる「工業所有権保護条例」を発布
・上記の通り財政政策、金融政策を実施、ケインズより先んじてたとも言える経済政策を推進
・戦費調達のため国債発行に邁進
・実業家として商品取引会社や鉱山開発会社を運営

と、法務、経済、財務、経営、運営とかなり診断士試験と関わりをもったお方でございます。

この和尚、元来戌年生まれだけに、犬も当たればなんとやら、
棒に当たって楽しむような人生を送っておりますが、今回のこの高橋是清さんについては、この道場に関わりがなければ、ここまで深く知ることもなかっただろうと、改めてこのご縁に感謝する次第でございます。

それにしても、昭和初期の激動の時代に80代の老齢の彼しか大蔵大臣を務める人物がいなかったのか、とともに、そのような功績ある人物がテロに斃れてしまったことは、戦前日本の不幸でもあった、と和尚は感に入るのでありました。

合掌。



皆様、こんにちは。Nicoです。

一次試験まで残り29日と迫ってまいりました。
今回のテーマは直前期対策ということで、Nicoからは経営法務の対策について書かせて頂きます。

それにしても、今年は改正論点が多い年になりましたね。
しかも、例年出題頻度の高い分野である会社法や知的財産権周りでの法改正が多いと来たもので、今年は「改正論点を制する者は経営法務を制する」年となりそうですね。

会社法の改正論点はぽらーのがこの記事で纏めてくれていますので、参考にして頂ければと思います。
さらに、Nicoからはオマケで、金融商品取引法および知的財産権等の改正論点を下記に列挙させて頂きます。

 

<金融商品取引法の改正論点>

 

<知的財産権関連の改正論点>

 

重要だと思われる論点は、黄色セル赤字でハイライトしておりますので、しっかりチェックしておくと、試験当日に良いことが起こるかもしれません

 

<残り1ヶ月の勉強法>

では、残り1ヶ月でどうやって勉強をしていくべきか?
対策としては、めちゃくちゃシンプル。「あやふやに覚えている箇所を一つ一つ正確に覚えていくこと」しかありません。
年数や期間などの数値関連は、直接出題されるケースもあり、しっかりと覚えておきましょう。
その積み重ねが、試験当日にドンズバで正解に導いてくれることになりますし、選択肢を絞り正答確率を上げてくれることになります。

 

<自身の体験から経営法務の取り組み方>

昨年、Nicoが試験中に感じたことは、経営法務の本試験は、最後の2択で迷う局面が異常に多い、ということです。
そして「こんなん全然テキストに載ってなかったやん!の連続です。

昨年は佐村○内氏の話がでてきたりと、今までテキストで習得した知識の他に、世間一般の知識などの常識的な部分を問われることもあります。
その辺り、試験当日にいかに冷静に対応できるか、そして、直感を信じることができるかが勝負になってきます。

よくよく考えてみると、そもそもこの試験自体、中小企業診断士の試験であって、司法試験ではありませんし対応力や直観力の方が診断士としては重要な要素ではないかと思っています。(二次試験でも経営法務の知識はほぼ必要ないですし)
テキストの知識や受け売りの対策法だけで勉強しても上手くいかない科目である、それくらい割り切って考えても良いと思います。

ちなみに、Nico自身この記事を書くにあたり、昨年の問題用紙を見直したのですが、最後の2択で残っていたのがなんと13問!もありました。
そのうち9問は正答で、結果75点という高得点をゲットすることができました
これが全部外れていれば、40点代もしくは足切りの可能性もあったわけで…いかに当日の対応力や直感力がモノを言うか、ということです。

 

<まとめ>

・改正論点を制する者は経営法務を制す。
・対策は至ってシンプル。覚えるだけしこたま覚えて、あとは当日の対応力と直感力に賭けること。
 意外と後者も大事。

以上、Nicoでした!

 



こんにちは、まるです。

本日は、【マイベスト記事】シリーズ、経営法務
過去記事をピックアップして、ご紹介させて頂きます。

法務、どう攻略する?

どうやって、点を獲得していくか?

そもそも法務は範囲が広い。
さて、どうする?どうやって覚えるか?
法務対応について、まずはこちらを確認。
表を使って暗記術 byふうじん

暗記ニガテ!という方は、こちら↓をチェック。
暗記方法を使い分けることで、診断士試験における暗記効率をUPする・・・というアプローチです。
経営法務:暗記方法を使い分ける! byハカセ

そして、こちら↓は、
暗記したはずなのに、点とれないんですが?という方向け。
それはなぜ?じゃあどうする?が整理されています。
【法務】暗記したのに点がとれない byふうじん

会社法

会社法のキホンは、頻出論点を取りこぼさないこと

出題傾向の整理、把握と、気になる改正論点について、
こちら↓に整理されています。

出題傾向⇒ 【経営法務】過去問分析  byぽらーの

会社法改正論点⇒ 【渾身】法務 会社法改正論点 byぽらーの

知的財産権

知的財産系の問題は、比較的点がとりやすい。
狙って点を取りにいくため、基本まとめ&論点整理で、
ヌケモレがないか再確認。
基本重要論点について、参考記事はこちら↓
【法務】知財のキホンを再確認 byこにけん

知的財産権に関する一筆書き論点は、こちら↓に整理されています。
自身の学習方法について、振り返りにも。
【法務】一筆書き復習法(知的財産権) byふうじん

 

 

法務に限らず、ニガテ科目や勉強方法etc、過去記事を検索しつつ、
自分なりの解決法を探ってくださいね

 

まるでした。



はい、こんにちは。今日の重箱の隅つつきのお話は、
5月連休前後の「和尚の財務祭り」から暖めていたネタです。

「こんなに財務にコキ使われるのはほぼ8年ぶり!!!」の状態で、もうやだやだやだやだやああ財務なんて嫌いだぁ!!な気分のときに思い付いたのが
「そうだ!英語をやろう」
でした。この英語が苦手、というか現在完全domesticな業務に就いているため、英語に接するのは中小企業の海外子会社の決算書見るときくらいで、もう英語なんてとてもとても。。。

という人間が、法務の英文攻略法書きます!!
だからこそ、有効な記事が書けると信じて。

 

1 傾向と対策
アンドロメダさんもここでおっしゃっているとおり、
「労少なくして益多し」の分野ではないかと思います。
ある程度の特殊な単語を覚えて、あとは普通の商取引やライセンスの常識で解ける問題が多いように感じます。

ちなみにここ10年間の出題範囲を見ますと

守秘義務条項H26
貿易実務 H25、18
ライセンス供与にかかる事項 H24、23、22、21、19、17
裁判所管轄の問題 H20

と、圧倒的にライセンスにかかる分野が多くなっています。
が。
ここ2年の傾向を見ますと守秘義務条項(H26)と貿易実務(H25)で、
①どちらも設問2問
②あまり「英語力」が要求されない(常識力もしくは「知識」)
③7ー10点くらいの配点あり(従来1問出題の4ー5点の配点だった)

という特徴があります。

H26年に関しては、過去問傾向からすれば特殊な論点ですが、
設問1は英語読まなくても常識的に国語力でイが正答と感じられます(秘密情報を利用せずに開発した情報は「秘密情報ではない」でしょうから、「秘密情報に該当」としているイがまちがい)。
設問2は、後述「和尚が辞書で調べた中小企業診断士法務に出る(んじゃないかな~)単語(略して出るかも単)」からピックアップ出来れば、と思います。
H25年に関しては、これは後述します。

 

2 ライセンスにかかる契約条項
これも、日本語の選択問題ではないかと感じます。H23年度はアンドロメダさんが解説しているので、そちらもご参考にされてはいかがかと思われますが、
H24年度は結構難しいのではないのかなあ、と思います。

そもそも論で、日本語としても
「・・・知的財産権を侵害しないという保証をしない」(H23)、
「ライセンス対象物に対して特許権を行使しないライセンシーの義務を規定している」(H24)
など、一読しただけでは「日本語でも」何を言っているかわからないものが多いと感じます。

ここは、まずは日本語の意味を咀嚼していただいて、吟味していただきたい、と思います。
ただ、H20年のように、日本語訳を選べという問題で、「東京」という単語が入っているのはエだけというのもあり、即断出来るケースもあります。

以下、和尚が辞書で調べた中小企業診断士法務に出る(んじゃないかな~)単語(略して出るかも単)
これ以外にも、アンドロメダさんもここでまとめておられますので、かぶらないようにピックアップしました。
grant:与える、供与する
exclusive:独占的に
agreement:契約書、合意証書
jurisdiction:裁判管轄
observe:遵守する
rights:権利
wrrant:保証
proprientary:秘密の
disclose:開示
covenant:約款
patent claim:特許請求の範囲、特許クレーム
recipient:受領者
(ライセンシー(サー)、パテントなどはもう日本語だから省略)

3 貿易実務にかかる問題
さて、私平成25年度の法務英文、2/2の満点(9点)でした。
これは理由があって、昔5年ほど外為業務に携わっており、L/Cの発行やらそういうのやってました。
この年ばっちし貨物引渡条件とINCOTERMS2010(私の時代は1990だった・・・(泣))が出まして、これはラッキー問題だったことを覚えてます(ついでに同年第19問も)。

さて、せっかく記事にするのだから、貿易貨物の引渡し条件について。
H18年にも同義の問題が出ていますので。
輸出者と輸入者がどこで貨物の危険負担(正確ではないが≒所有権移転と覚えておいてもたぶん問題はない)を行うか、というところを
いわゆるCIFやらFOBという「所有権の移転の瞬間はどこであるか?」というタームでもってお互いに取り決めている、ということだけです。
詳しくは、ここ に書いてあります(和尚注:結構このサイト、充実してます)。

輸入から輸出までの流れのなかで、どの瞬間が引渡しとなるか、きっちり覚えればいいのですが、
EXW(輸出地の工場を出たら輸入者のもの=壊れたりしたら輸入者が責任を持つ)
FOB(船に載せた時点で輸入者のもの)
CIF(FOBと同じ船に載せた時点で輸入者のものだが、船賃、保険料は輸出者負担)
くらいを覚えておけば、消去法で正解にはたどり着けると思われます。
(私もこのくらいしか覚えてないし、貿易実務でもこれ以外の引渡し条件が出ることはまれでした)。
こういうことをきっちり決めてあるのが前述INCOTERMSです。

あと、出たことない論点ですが、信用状(上記L/C=LETTER OF CREDITという)取引なるものの性質や、決済方式(D/P、D/A、T/T、ユーザンスなど)を問われる問題がでるかもぉ。と申し上げておきますが、確率は低そうなので余裕のある人だけ、ここみておいてください。(和尚が言いたいだけと心得ておいてもらってまず問題はないかと。昔仕事で表作ったんだけどなあ。)

さて、これに伴う参考サイトと参考文献を。
余裕のある人は読んでみてください。「英語読解力」よりも「法的解釈」の方が重要視されているみたいですので、日本語だけ拾い読みしても十分に通用すると思われます。

英文契約書.com

自分で読み書きできる英文ビジネス契約書 野副靖人著

ほんとに珍しく、英語について語る和尚でございました。

合掌。



皆様こんにちは、tomoです

今回はマイベスト記事ということで法務を担当させていただきます。

法務はいわゆる‘四点科目’ともいわれ、経済、財務と並んで対策が難しい科目でもあります。

※一問4点(一部3点、5点もあり)25問である場合が多く、配点が大きいため失点が大きいと足を切ってしまう可能性も高くなります

また、運営やシステムや中小のような暗記科目と比較して、勉強した分だけ点数が伸びにくい科目でもあります。

その理由としては・・・

単純な暗記で解答できる問題が少なく、覚えた知識を使って応用して解く問題が多い。

毎年傾向が変わりやすい。

そんなのテキストに載ってないよ!という問題が出ることがよくある。

などがあります

そんな対策がしにくい科目ですが、まず株式会社の機関、株式・社債、持分会社の種類、組織再編、知的財産権の特徴、

など必須の暗記項目は覚える必要がありますが、ひねった問題だと太刀打ちできない場合もあります。。

そんな中でもなんとか点数をかき集めて最低でも欠点をとらない、もちろん60点を目指す必要があります。

そこで、私が今年の道場メンバーおよび先輩方の記事の中から、参考にさせて頂いた内容を選ばせて頂きました。

ぜひ、お読み頂き法務で得点を積み上げて下さいませ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

★科目の特徴★

ふうじんさんの記事ですが、法務の点数の取りにくさの要因分析が非常にまとまっていてわかりやすいです。

点は取りにくいが、意外にABランクの問題も多いので、取れる問題を確実に取る!という事が大事で苦手意識をもっている方も救われる気持ちになります。

★点数変移、傾向★

本年度のメンバーであるぽらーのさんの記事がわかりやすくまとめてくださっています。

経済、財務とあわせたここ数年の点数変移もわかりやすく、今年の試験の心づもりができます

★勉強ツール、タックのポケットテキスト★

myaさんの暗記ツールのひとつとしてお勧めしているポケテキによる暗記記事

要点がまとまっているので高速回転して記憶を定着させてくださいませ!

★暗記方法は表で★

ふうじんさんの記事は勉強方法も非常に適格で私もかなり参考にさせて頂いておりました。

今年にかかれている記事ですが、テキストに文章で書かれているのを表で覚えるのは法務では必須の勉強法だと思いますがその理由もわかりやすく記されています。

★テキスト以外を読む★

u-taさんの記事で、テキスト以外のおすすめ図書が三冊載せてはります。

同じ内容でも違う角度から記載された内容を併読することで理解が深まることはよくあります。

どうしても法務苦手!という方も、得意な方もぜひおためしくださいませ。

 

過去の先輩方のマイベスト記事法務もご参考に・・

2014年

2013年

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

以上tomoのマイベスト記事でした!

直前期の大切な時間、一時間でもできることはたくさんあります。

少しの時間を大切に大切に。

頑張ってください!

 

 



■知識はあるけど、点とれない?

法務がニガテ。
法務がキライ。
知識はあるはずなのに、点数が伸びない。
どうすれば解けるようになるのか?

・・・というご質問を、ここ最近、何人かの方から頂きました。

法務は、どちらかというと「馴染みのない」受験生も存在し、
パッと見だけで食わず嫌いにもなりがちな部分もある

ただ、例えば
「法律系に詳しい(知識がある)」=「法務の点が取りやすい」
という因果が成り立つか?というと
そういう訳でもなく

受験生時代、法律系を専門とする職業に就く勉強仲間に
「もともと知っていることも多いし、(法務は)楽勝でしょ」と聞いても、
「そんなことはない。だからって、点を取れるわけじゃない」と
返されたこともしばしば。

 

ではどうやって対策する?
「とにかく覚える」?
「問題を解いて馴れる」?

それは、どの科目でも共通ですが、

「知ってるか」
→必要な知識があるか?

「知識を使えるか」
→知識として持ってるものを、(診断士特有の)本試験問題で問われたときに、対応できるか?

ということ。

つまり、
「知ってるか」「知識を使えるか」がひとつの段階。

そして、「知識はあるはずなのに、点数がとれない」場合。

ストレートな角度からの出題で
「知っていれば」⇒「点とれる」問題は別として、
長文モンダイ等も含め
(一見)オーソドックスではない(ように見える問題は、

「知ってる」と「点とれる」を結びつけるひと架けが必要。

 


■読む力

 「知ってる」と「点とれる」を結びつけるひと架けは、どう作る?

まず、「知識を使えるか」にも似ていますが、

一見)オーソドックスではない(ように見える)問題は、
「問われ方」を知る(問われる角度を知る)。

そして、

「読み取る力」。

 

「読み取る」って当たり前でしょう、読まなきゃ問題解けないんだから
・・・と思う人もいるかもしれません。
ただ、
「文章をなぞる」のと、「読み取る」のは別。

そして、それは2次試験にも通じる読み方。

1次と2次の相関を考えたとき、
「企業経営理論、財務、運営」は相関が高くて、
一見その他の科目は相関が低いようにも見える。
「出題される知識、内容」についてはそう言えなくもなく、
ある意味正しい。

ただ、例えば法務の(診断士試験での)問われ方が
「設問(文章)のポイント、要点を把握する力」
「ストーリーを読み取る力」が必要な科目、と考えれば、
その相関は高くなる。

必要な知識があるか

知識を応用できてるか
(知ってるはずの知識を、違う角度から問われても、発想を転換して対応できるか)

ちゃんと読み取れてるか

 ※某受験校の先生は、『法務は、診断士として、あるべき答え(方向性)が正答』と言ってましたが、そこは割愛。

 

どの段階にモンダイがあるのか?を突いて取り組み方を考える

 

まるでした。



深い所は海より深く、浅い所はそれなりに。

完成答練に向け、過去問解説を読む度に次の不安が頭をよぎる。

いったいどこまで覚えればいいんだろう・・。

その不安を一発解消するのが過去問タテ解き

繰り返し何度も問われる論点→深く。
5年に1度の一発屋論点→浅く。

ABランク(4) CDランク(4) D’Eランク(2)
正答率
60~80%以上

正答率
50%前後 

正答率
40~20%以下
繰り返し毎年問われる 今年は違う形で問われる 今年は別の問題が出る
過去問の答えを覚える 過去問の問い方を覚える 正解だけ覚えておく
皆知ってるAB論点は今年も出る。だが皆当てるから点差にならない
誰も解けない D’E論点は今年出ない。だから覚えても点差にならない
正否が割れるCD論点の問い方を知る。これが今年の点差になる

.
■前提1:点差の付け方■ 

この試験のゴールは 420点獲得でなく、皆が苦手とするCランクを自分はこっそり当てる。「1次」「2次」を通じこの本質に気づくと、過去合格者の平均的な言い分と戦略が180度変わる。

答練・模試の得点は一喜一憂するもの
曖昧あやふや知識で答練・模試に臨む時点で敗色濃厚。

悪いけど、合格者の平均的主張から想像するほど、10%試験は甘くない

.
■前提2:知識レバレッジ~今は「1次」専念■

△「2次」は「1次」より奥が深い。
○「1次」は「2次」より奥が深い。

古い受験常識を蹴散らし、一発逆転たまたまを狙うのがスト合格。「2次」くじ引きを当てる方法を1年探せば奥深いのは当り前。だが学問としてなら「1次」の方が奥深いのも当り前。

1次 2次
↑収穫逓増↑ ↓収穫逓減↓
養成80→完成70→模試420点の様に、早めに合格実力に達する
合格実力到達後、奥深いことに手を出すことで収穫逓増↑。
「2次」は勘違いせず普通にやれば合格実力=人並み答案が書ける。
合格実力到達が早すぎると、奥深いことに手を出して収穫逓減↓。

何気なくズバリいいこと言った気がする。「1次」「2次」は奥深さの質が異なり、「2次」は他人力で安易に合格実力に届くと暇を持て余し迷いが生じる。「1次」はあらゆるイカサマ使えど工夫の余地は∞

そこで今は「1次」専念でCランク2択力を磨き、その反動で8月スタートダッシュで「2次」合格実力を一気に越える。それが知識レバレッジ。

.
■過去問Cランク分析■

Cランク2択・知識レバレッジ→平均的2次合格者と逆張りたまたまスト合格

そう思うと今からワクワク。特に「法務」2択には、後の「2次」対策に通じるものが盛り沢山。

□年度別□

H26は異分野(民法)出題によりCランク増。事前準備、得手不得手で点差が開いた。

.

□出題領域別□

 

「経済」同様、「法務」はどの論点からも漏れなく最後の2択Cランクを出題。「最後の2択」の理由を忖度して答練に備えることが得点差。

.
■「法務」 Cランクの傾向と対策■

今回も分析のため、正答率Cランク44マークを以下に4分類して示す。

①知識応用(0):出題形式を工夫し、基本知識を応用して考えさせる。
②苦手曖昧(19):受験生が苦手な点、暗記が曖昧な点を狙い撃ち。
③金縛り(7):基本を問いつつ、数式等で目を眩ませて時間切れ狙い。
④戦意喪失(18):基本を問いつつ、やたら長文にして時間切れ狙い。

「法務」Cランクは、②皆の準備が及ばない苦手曖昧派生論点 ④ケース/ロールプレイ問題で頭を捻らせ戦意喪失、の2パターンが主流。以下を参考に自分で解き直すと、何かに気づく。

CS:ケース問題
RP:ロールプレイ問題 

.
■今日のまとめ■

完成答練はボケっと受けるのでなく、出題予想し狙った点を当てに行く。その材料はテキストでもスピ問でもなく、過去問Cランクの捻り方。

Cランクを一気に解くと何かに気づく・・という話は後の楽しみにとっておき、ではまとめ。

・過去問AB⇔CD⇔D’Eランクの出題頻度、傾向に注意し解き直し。
・完成答練は、得点で一喜一憂できるレベルの準備をして臨む。
・Cランク2択力には、2次スタートダッシュの知識レバレッジ効果有。
・「法務」の2択は、②苦手曖昧 ④戦意喪失ケース/ロールプレイの2種。

byふうじん



こんにちは、ぽらーのです!
8月の1次試験に向けてT○C予備校生の場合は、これから完成答練期に入り、科目毎のローリングに突入しますね。
今は一番しんどい時期です。1次試験合格を山頂とした登山に例えるなら、今は5合目から7合目の間といったところでしょうか。
このローリングの時期をご自分の納得いく学習によって登り切ってしまえば、雲の合間から澄み切った青空に浮かぶ山頂が見えてくるはず。
がんばりましょう♪

さて、5月3日より6代目道場メンバーによる【渾身シリーズ】のリレーがスタートしておりますが、本日は「経営法務」ということで、ぽらーのが担当させていただきます。
内容は前回記事の続きになります。⇒こちら

以下の記事は個人的な見解であり、かつ、法律解釈や法務面において正確かどうかの検証はしておりません。よって、正確な情報については市販の専門書や概説書等でご確認いただければ幸いです。
また、かなり重箱の隅のような要素も含まれておりますが、ご了承ください。

今月5月1日に改正会社法が施行されましたが、診断士試験における影響度はそんなに大きくないと思われます。
理由は、今回の改正が上場会社などの大企業に対する規律の見直しが中心であり、中小企業との関連が基本となる診断士試験に与える影響度はあまり大きくないと考えられるためです。
では、「出そうもないか?」 というと、「そうとも言えないなぁ」というのが正直な所感です。
見ていきましょう。

1、会社法改正の理由(法務省HPより

=================================================
株式会社をめぐる最近の社会経済情勢に鑑み、社外取締役等による株式会社の経営に対する監査等の強化並びに株式会社及びその属する企業集団の運営の一層の適正化等を図るため、監査等委員会設置会社制度を創設するとともに、社外取締役等の要件等を改めるほか、株式会社の完全親会社の株主による代表訴訟の制度の創設、株主による組織再編等の差止請求制度の拡充等の措置を講ずる必要がある。これが、この法律案を提出する理由である。
=================================================

難しい日本語です。弱りました。
国語力にあまり自信がないですが解釈に挑戦です。

2.解釈(分解)

「株式会社をめぐる最近の社会経済情勢に鑑み」
⇒近年の上場会社をめぐる不祥事と株価低下、海外投資機関からのガバナンス強化の要請を言っているのかな。
「社外取締役等による株式会社の経営に対する監査等の強化のために」

⇒上記目的の手段として、次の二つを主に整備

「監査等委員会設置会社制度を創出」
「社外取締役等の要件等を改める」

「株式会社及びその企業集団の運営の一層の適正化等を図るために」

⇒上記目的の手段として、次の二つを主に整備

「株式会社の完全親会社の株主による代表訴訟の制度の創設」
「株主による組織再編等の差止請求制度の拡充」

「・・・等の措置を講ずる必要がある。これが、この法律案を提出する理由である。」

⇒ふむふむ。
対象はおそらく主に大会社・公開会社や大きな企業グループであり、それらのガバナンス強化とグループ運営の適正化について主に言っているのだな。
で、中小企業や過去問傾向等との関連も合わせて、どんな改正概要なの?改正の狙いは何だったの?をまとめたものが下記別表です。ご参考になさってください↓

3.まとめ

昨年、他の受験生支援ブログにおいて、弁護士の方が「弁護士の領域であって診断士の領域ではないが・・・」という前提を述べつつ、中小企業との関連において重要な論点として挙げられていたのが、

キャッシュアウト制度」

「多重代表訴訟」(中小企業が持株会社となってその子会社で実質的に事業を行う場合)

「詐害的な会社分割における債権者保護」

「監査役の監査の範囲に関する登記」

などです。

ぽらーのとしては、上記に加え、前回記事での分析のとおり過去問分析では事業譲渡も頻出論点であることもふまえれば、子会社等の株式譲渡で一定要件を満たす場合には、事業譲渡と同様に主総会の特別決議が必要となった点も案外重要なのではないかと思います。

また、改正の目玉(インパクト大)であり、知識問題として問われるとすれば・・・

「監査等委員設置会社制度の創設」や「社外取締役等の要件」

このあたりもあり得るでしょうか・・・

本日の記事は以上です。

日々の学習を楽しみましょう♪
ぽらーの でした。

<参考文献>
‪●平成26年度 改正会社法(有斐閣)
●改正会社法の要点がわかる本(SE)
●中小企業診断士2015 スピードテキスト(TAC出版)

【おまけ】
協会から27年度の1次試験案内が5月7日に発表されております!

⇒診断士協会1次案内へのリンク

申込期日は6月2日とまだ先のような気にもなりますが、これから先、公私において突発的な事がないとも限りません。
「試験に受かるぞ!」という気持ちを高める上でも、どうか手続きは余裕をもってお早めに。



マントを羽織りパイプを咥え、緻密な推理を重ねた上で。

犯人はお前だ!

とズバリ言い当てるのが「法務」。で、この合理的推論は、2次合格スキルである論理的思考の一つ。かつ初見Cランク=最後の2択をズバズバ当てる点で「2次」対策に通じる。

よって「法務」にメドがつくと、「2次」対策に手を出したくなる。だがそれちょっと待った。

「2次」対策にちょっかい出すより、「1次」一発合格にメドをつける方が先。

.
■余談①:「1次」科目合格のリスク■

実力不足で「1次」ギリギリ通過の人ほど、早く「2次」対策をしたがる。

6年前のこの日、講師がふとこうこぼした。つまり、

初学者は今も昔も、「1次」不合格リスクの想定が甘い。

「1次」の役目は、①420点合格の絶対評価  ②「2次」受験者を5,000人に絞る相対評価。以下に受験科目別合格率を示す(H26東京地区)


「1次」6~7科目受験者の合格率=13.1%。再受験・保険受験者除けば、初学者合格率=推定10%少々。

上位20%合格⇔10%合格では、その難易度は段違い。

受験校講師はGW明けから「420点取れば合格!」を連発。それは本音半分、「あきらめずに来年もウチに来てね」の商売っ気半分。

「1次」419点以下不合格で怖いのは、翌年の翌年科目受験。十分な「1次」「2次」力があれど、科目難易度ブレを7科目ポートフォリオ効果で補えず、再び科目合格になるリスク。これやらかすとキツイ。

診断士試験はリスク・リターン概念をちゃんと出題しない。だから教える方も学ぶ方もリスクが苦手。従いスト合格を本気で狙うなら、以下を提案。

420点でなく最低455点(平均65点)を狙うリスク感覚が必須。

※ボクは420点だけどスト合格!と言いたい人は、「2次」点数+再現答案を提示してから反論すること。

.
■余談②:「2次」スト合格の構成要素■

初学者の「2次」合格は、たまたまA20%+合否半々A50%+極レアS80%。

「2次」は受験校に教わればたまたま20%A、一身専属マイノウハウになると合否半々50%A、個人の素養次第で80%S合格を狙える。でも残る20%は管理不能の運不運。

グラフ化すると、こう。

この仮定では、初学者「2次」合否は、個人の工夫・素養で30+30=60%、受験校ノウハウで20%、運不運20%で決まる。だから合格ノウハウ集めて飾って悦に入っている限り、何年かけてもたまたま合格止まり。

「経済」で仮説思考、「法務」で合理的推論を学ぶと、自由自在に仮説が作れる。それは反証がない限り自分にとって正。従いSランク説の主張は、

受験生応援・ノウハウオススメと真逆に、仮説と思考法(アプローチ)。

たかが仮説。だから逆張り・桁外れ・しなやか・ミライ発想の方が面白い。

.
■「法務」まとめ■

スピ問2周と出題25マークを予想すれば、80点取るのが当然。

今日は「法務」の養成答練。首尾よく80点なら、復習時間の短さを活かし最新記事を読んで知識を鉄板化。そうでないなら、今の自分の何が80点に足りないかを探す材料。

□暗記術□

三者三様 暗記3兄弟の歩き方(法務)
アンキにポケテキ
【法務】表を作って暗記術
【法務】リサーチ学習法

□出題傾向□

過去問分析~会社法関連の出題傾向と改正論点について考える~
科目別の学習戦略を立てる。〈①2日目科目編〉

□Cランク問題~2択対応□

出題者の立場に立ってみる
【法務】あと1マークの取り方
喰らいついて点数アップの可能性を高めよう-経営法務を題材に

□民法対策□

 「時は金なり」の本当の意味を知っていますか?

答練後、講師は必ずこう言った筈。

目先の出題傾向変化に捉われず、会社法・産業財産権を確実に取る。

別に盗み聞きしたのでなく、試験の出題意図(本質)を忖度すれば当り前。

.
■今日のまとめ■

今日の記事は「1次」7科目スト合格に強くこだわった。でも「法務」で磨いた合理的推論が「1次」「2次」スト合格につながると知ると、少し嬉しくなる。ではまとめ。

・「法務」「2次」解き方には共通点。でも「2次」対策はちょっと待った。
・初学者「1次」合格率は実質10%強。420点でなく455点を狙う感覚
・受験校指導や合格ノウハウの「2次」合格寄与率は、たったの20%
・養成答練後、過去記事を再読し重点知識を鉄板化すればなお安心。

byふうじん

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 あれ?なんだったっけ?

あと1マークの差で合格者数を絞るのが「1次」の役目。出題心理からすると、正誤半々Cランク問題をいくつ作るかが腕の見せ所。そしてH26「法務」はこうなった。

第1問「相続」で受験生の出鼻を挫いた(=不安な心理状態にさせた)上で、

・出題傾向が自在に変化
・覚えた所が試験に出ない。知識だけでは解けない
・長い文章読むのがメンド臭い

受験校がいくら文句言おうが、Cランク出題(=考えて当てさせる、考えれば当たる)は良問。さてその特徴がコロンブスの卵問題。

Christopher Columbus 1451-1506
イタリアジェノバの探検家・航海者
出典:Wikipedia

.
■コロンブスの卵問題~「1次」良問Cランク■

一見簡単だが、やろうとすると難しい。だがタネを明かせばやはり簡単。

H26第2問(1)(2)、第4問(1)(2)は民法の出題。問題文こそ長いが、基礎知識の使い方を理詰めで教えるB~Cランク良問。つまり「法務」は、

初見問題に知識を適用し、正解を選ばせる思考手順(アプローチ)

が大スキ。また単純暗記の○×がキライ。だから出題形式は毎年変わる。

ケースシミュレーション(H26問4)コロンブスの卵(H26問2)

□コロンブスの卵問題□

表面上難解だが、基本知識を応用し考えて解かせる問題

出来の良い新作問題は翌年も出題。表面上やっかいな問題を、誰でも知ってる知識でコロンブスの如くテキパキ解決。・・すると診断士ビジネスは意外にカッコイイ?

.
■あと1マークの取り方■

415~424点のボーダーライン上に多くの受験生が存在

そう気づいた時、以下どちらの行動を取るか。それが合格所要年数の差。

△少しでも知識を増やす。
○Cランクの2択を当てる精度を上げる。

その違いを、60点モデル⇔72点モデルで図解。
※この時、出題構成比AB:CD:D’E=4:4:2が前提。

60点モデル:AB40点×0.9+CD40点×0.5+E20点×0.2=期待値60点
72点モデル: AB40点×0.9+CD40点×0.8+E20点×0.2=期待値72点

周囲が2択で悩むCランク(=あれ何だったけと悩む所)を80%の確率で当てる。「1次」Sランク=530点組があっさり「2次」スト合格する根拠がここ。その裏付けが論理的思考。さらにこれを初見でやるのが合理的推論

「法務」が教えるのは知識量の多寡でなく、知識を使える力。

従い優先順位絞り込みが先。あと1マークの稀出知識への深入りは後回し。

.
■学習範囲~ポケテキ師匠と過去問先生■

あと1マーク取ろうと知識を追いかけると、「経済」「法務」はドロ沼化。

「経済」はホントのドロ沼だが、「法務」は水たまり程度。そこでポケテキ師匠と過去問先生の出番。

□ポケテキ師匠□

・「1次」は特定の頻出知識を繰り返し出題。
・ポケテキで暗記対象を絞る。掲載外知識の丸暗記は7月に先送り。
・コンパクトにまとまり、論点間の知識のつながりが見えやすい。

要するに。ポケテキ師匠は、暗記に活躍、理解の整理に活躍、本試験当日のファイナルペーパー代り、と一人三役大活躍。

□過去問先生□

・過去問とは試験委員による「ここ覚えなさい」のサイン(D’E除く)
・充実した解説で理解が深まる。あえて間違えることで記憶鮮明。
・3回連続正答でもう理解不要。×△知識の徹底理解で知識鉄板。

スピ問師匠の出番は4月まで。その後はポケテキ師匠と過去問先生の出番が中心。なお受験校模試の予想問題はカスリもしないのがSランク説の見解。

.
■3倍インプット学習~受験校講義の活用■

スト生は逆張り。周囲が問題集解き始めたら、改めて講義を活用。

「情報」「法務」辺りで、講義INPUT<問題集OUTPUTと誰でも気づく。

でも今頃気づく様じゃ、遅すぎるので。

「1次」「2次」の競争は合格者ブログの自慢話から想像する程甘くない。周囲が問題集重視にシフトする頃。自分は講義重視にシフトし、講師の話を3倍聞きこなす。以下にその手段。

①Web予習
②過去問予習
③法律行為は権利と義務。図解で対処
④落書き法

①②は今更なので省略。③は有名、講師のやり方をしっかり確認。④について。法律知識の150分授業は疲労困憊。頭が疲れて理解追いつかない時、

講師の話を、とにかくテキストに絵で落書きしておく。

理屈で言うと、理解不能→落書き→復習時に講師の説明を想起。詳細は今後の記事に期待。

.
■今日のまとめ■

Cランク出題が多いと、得手不得手で大きく点が動く。「法務」はその代表格。そしてCランクを当てる力量差が「2次」合格所要年数の差。ではまとめ。

・「法務」出題は、ケース→シミュレーション→コロンブスへと進化中。
・あと1マーク取るには、知識増よりCランク問題の正答率をUP。
・ポケテキ師匠・過去問先生を使い、Cランクで当てる範囲を絞り込む。
・常に周囲の逆、先をやる。過去問INPUTは当然。授業を3倍活用可。

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こんにちは。牛嶋・寺前・和田法律事務所の弁護士岡崎教行です。今日は、労働審判があるので、奈良を訪れています。奈良地方裁判所って奈良公園のすぐそばにあるので、シカと戯れることができます(笑)

前回の労働審判期日に奈良を訪れた際に当職が撮影したシカの写真です。今日は奈良公園の桜でも写真に収めようかと。

 

それから、追加の情報ですが、診断協会が4月1日に成績開示の書式を公表しました。それによれば、各科目の点数と成績区分は開示されるようですが、小問ごとの点数は開示されないようですね。

また、今年の試験日程も発表になっています。一次試験は8月8日と9日、二次試験は10月25日となっています

さて、本題ですが、今回は、一次試験において、難しい問題でも、また、わからない問題でも、できる限り正解の確率を高めるためにどうするか、ということを検討したいと思います。

合格体験記その3でも記載しましたが、難しい問題でわからないときでも、当てずっぽうでマークするのではなく、頭をフル回転させ、必死に喰らいつき、正解の可能性を高める、それを積み重ねることで本番で点数がアップする可能性を高める。

では、少し過去問を見ながら、どういう思考でこれを行うかを見ていきましょう。

 

【過去問】

平成23年 第17問 正答率20~40%のDランク(TACによる)

※ 図の作り方が難しかったので、少し本番と図が異なる点がありますが、ご了承ください。

下表は、株式会社における少数株主からの主な権利行使の決議要件を整理したものである。

表の➀~➂に入る最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。

なお、本問での会社は、非公開会社で取締役会設置会社であることを前提としている。

 

権利の内容 決議要件
総株主の議決権の              1%以上または300個以上
総会検査役選任請求権 総株主の議決権の              1%以上
総会招集請求権 総株主の議決権の              3%以上
総株主の議決権または発行済株式の  3%以上
取締役・監査役に対する解任請求権 総株主の議決権または発行済株式の  3%以上
総株主の議決権または発行済株式の  10%以上

 

 

[解答群]

ア ➀:会計帳簿閲覧請求権    ➁:会社解散請求権

➂:株主提案権

イ ➀:会計帳簿閲覧請求権    ➁:株主提案権

➂:会社解散請求権

ウ ➀:株主提案権        ➁:会計帳簿閲覧請求権

➂:会社解散請求権

エ ➀:株主提案権        ➁:会社解散請求権

➂:会計帳簿閲覧請求権

【思考回路】

➀まず、問題を見ての第一印象。「こんなの覚えてねぇ~」、「こりゃ捨て問だな」。

➁権利の内容と決議要件が聞かれているのか。じゃ、まず解答群を見てみようっと。

➂会計帳簿閲覧請求権、株主提案権、会社解散請求権が問題となっているわけね。

➃それで、問題となっているのは、決議要件として、1%以上、3%以上、10%以上のものを当てるわけか。

➄うん。わからん。でも、会計帳簿閲覧請求権、株主提案権、会社解散請求権だと、一番会社にとって影響が大きいのは、間違いなく、会社解散請求権だよな。とすると、これは決議要件一番ハードル高そうだ。となると➂は会社解散請求権で決まりだな。

➅したがって、肢のアとエは消えたな。あとは、イとウ。これはどっちかわからん。

➆ということで、ここで、あとは勘だ!として、思い悩まずに、イかウをマークして次の問題にいく。

というところまではしたいですね。これだけが出来れば、正答率は25%から50%に跳ねあがります。当たる可能性が高くなります。2分の1であたるって、結構あたりますよね。

そして、ここから先ですが、欲を言えば、イとウに絞った後に、以下の思考もできればなおグッドかと思います。

株主提案権って議題の提案だよな、会計帳簿閲覧請求権って会計帳簿見れる権利ってことだよな。どちらかというと、議案を提案するよりも会計帳簿を見ることのほうがハードルは高そうだ。

➈ということで、なんとなく、➀は株主提案権で、➂は会計帳簿閲覧請求権かなと。よって、ウにマークをする。

とすると、正解なわけです。解答は、「ウ」です。いかがでしょうか。こんな感じでやっていくわけです。

じゃ、もう1問

 

平成23年 第5問 正答率40~60%のCランク(TACによる)

次の文章は、中小企業診断士であるあなたと、顧客であるX株式会社の代表取締役の甲氏との間の会話である。この会話の空欄AとBに入る用語の組み合わせとして最も適切なものを下記の解答群から選べ。

 

甲 氏:「私の会社もある程度大きくなって、取引先も大手の会社が増えてきたから、社員の肩書を変えようかと思いましてね。」

あなた:「どのようなものをお考えなんですか。」

甲 氏:「何かこう見栄えのいいのがいいなあと思いましてね。取引先でもらう名刺なんか見ると、エグゼクティブ何とかとか、何ちゃらプレジデントとか、何とか A とか、いろいろあるからそれを参考にして、営業本部長を業務 B とかそういった名前にしようかなと思っているんですよ。」

あなた:「えっ、その B という肩書ですと、本当は会社法上の機関でないのに、会社法上の機関、役員と間違われてしまいますよ。」

甲 氏:「えっ、役員ということは取締役と一緒ということですか。それじゃあうまくないなあ。そうすると、 A というのも、機関というものになるわけですか。」

あなた:「いいえ、 A という名称は、法律上にこれといった根拠があるものではなく、最近の実務慣行で使われるようになった名称ですので、会社法上の機関ではありません。そういったこともあって、取締役といった役員の名称とは別に、 A という名称を使っている場合もあります。」

甲 氏:「へえ、じゃあ A という名称はどういったときに使えばいいんですか。」

あなた:「いろいろなケースがあるので一概にはいえませんが、会社との間の契約の内容も様々といわれています。」

 

[解答群]

ア A:CFO     B:執行役員     イ A:執行役   B:CFO

ウ A:執行役   B:執行役員     エ A:執行役員  B:執行役

【思考回路】

➀CFO、執行役員、執行役か。執行役員と執行役って名前似てるけど、どうだったっけ。

➁最初のA欄をみると、何とかAか、何とか執行役員とか、何とか執行役ってありそうだな。でも、何とかCFOってないよな。CFOはCFO(chief financial officer)だもん。よし、アの肢は消えた。

➂最初のB欄をみると、業務Bか、これも、業務執行役員とか、業務執行役ってありそうだな。でも、業務CFOってないよな。よし、イの肢も消えた。

➃残るは、ウの肢とエの肢。執行役も執行役員も似たような名前だから、ちょっとわからないな。

ということで、ウかエの肢のどちらかをエイッてやって次の問題にいく。これも、ここまで出来れば、正答率は25%から50%に跳ね上がる。

ここから先、以下の思考ができれば、なおグッド。知識が必要になりますが、基本的な知識です。

➄2番目のB欄をみると、Bという肩書だと本当は会社法上の機関でないのに、会社法上の機関、役員と間違われてしまう、って書かれてるな。ふむふむ、会社法上の機関としては、委員会等設置会社で、執行役が機関としてあったよな。執行役員って会社法上なかったような。となると、Bには会社法上の機関である執行役が入るのかな。ということで、エにマークする。

とすると正解なわけです。解答は「エ」となります。

 

これって、経営法務だけでなく、他の科目でも使えると思います。

ひょいと頭の片隅にでも残しておいていただければと思います。

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3月も後半に入るとかなり暖かくなってきましたね。

そろそろ外で飲むビールが美味しい季節だなぁと妄想しているmyaです。

先日から診断士試験にとって衝撃的なニュースがありましたね

二次試験の前提が大きく変わる内容でビックリです

これらの記事は一次試験終了後にかならず読むべきだと思いますので、ブックマークして二次の勉強中に何度も読める体制にしておいて損はないです!

そしてこんな楽しい二次の議論に加わるためにも

暗記三兄弟をきっちりやっつけたい。

ということで、まだ法務の答練を残す中ですが、今日は中小企業経営・政策を倒すイメージトレーニングをしてみてはいかがでしょう?

 

一次にこの科目があるわけ

ご存知かと思いますがこの科目はその名の通り、「中小企業経営」「中小企業政策」の二つのセクションから出題されます。

「中小企業経営」では、例年、昨年の中小企業白書(平成27年一次試験なら2014年版ですね )の内容が中心となり、「中小企業政策」では現在政府が行う施策などが出題されます。

ここで中小企業診断士の役割を見てみると・・・

==================================

中小企業診断士は、企業の成長戦略策定やその実行のためのアドバイスが主

な業務ですが、中小企業と行政・金融機関を繋ぐパイプ役、また、専門的知

識を活用しての中小企業施策の適切な活用支援等幅広い活動が求められて

います。(中小企業診断協会HPより抜粋)

==================================

 

つまり、この科目では

==================================

・「中小企業経営」では「中小企業白書」を通じて「日本の中小企業の現

 状」を把握。課題を抽出し、学ぶ

・「中小企業政策」では、その課題を解決するために政府が行っている「政

 」を理解し、中小企業に利用を促す

==================================

ということが中小企業診断士として求められているということ

 

いやぁぁ、大事な科目ですね、これは!

 

そして平成26年度二次試験の事例Ⅰでも出題された通り、中小企業の資金調達方法の一つとして「補助金・助成金・各種施策の活用」は重要な役割を果たしております。

「助言したこと」におカネを付けられるんですから、これは診断士として活動する際も役立ちそうな予感!

 

トカクカキニナル
このように経営と政策はつながっていると考えられますが、そのつながりは深淵

この科目に注力する時間から逆算すると、とても「理解して暗記」なんてのは難しい

「トカクカ」気にしていたらまるで時間は足りません

どんな科目でもそうですが、

興味があったら、合格してから研究する!

こんな風に割り切ればあとは作業。

人の取れないところを取るのではなく、人の取るとこをとりこぼさない精神でガンガン覚えましょう。

 

手順①予習する
みなさま忙しい日常をぬって勉強をしていると、なかなか予習が出来ないときもあるかもしれません。特に4月は異動の多い時期ですしね。

特に中小企業経営では「自分のイメージとずれていたところ」を注目してください。イメージがずれているところが覚えにくいポイントです。実際私もスピ問の10周目ですら「卸売業の動向」については間違えていました

イメージとずれていたところは、授業などでそのギャップをしっかり解消しておくことをおすすめします。

 

手順②覚える仕組みを作る(串刺し・図にする・表にする)
暗記三兄弟にはやっぱりこれ。道場伝統の技が光るいぶし銀の名プレーヤー。 この「覚える仕組み」は「問題で問われたポイント」を意識して作ることが重要。
私は大好きなスピ問を網羅したフォーマットを作りました。内容の正しさは保証できませんが、参考までに私の作成した。はこんな感じです(未完成となっておりお恥ずかしい限りですが…)。このように自分の覚えやすい仕組みを作っておいて、暗記にはいりましょう!

 

手順③とにかく回転
私の場合は、覚える範囲はTACに絞ってらう(スピテキ・スピ問・模試)と割り切って、中小企業経営・政策のスピ問だけでも10周以上回していました。その甲斐もあって、スピ問にいたっては最後は一時間で全問回せるようになっていました。

ここまでするかは別として、やはり最後は丸暗記。重要なところからガッツリ覚えましょう。

 

ということで、今日は

・中小企業経営・政策は診断士として活動する際にとても重要になる科目
・ただ、そのつながりは置いといて、まず合格のために丸暗記
イメージとのギャップがあるところに注意!
覚える仕組みを作ってとにかく回転。

というご提案。

myaでした。



暗記3兄弟は個性が豊か。

長男「情報」は古典好き、次男「法務」は理屈屋、末っ子「中小」はデタラメ暴れん坊。つまり、

情報 法務 中小
__暗記__ _理解暗記_ _丸暗記_

暗記3兄弟は攻め方の違いを意識。例えば取締役の任期は2年、監査役は4年、会計監査人は1年。単に年数でなく「なぜそうなのか?」の理屈が問われるから、「法務」は理解で暗記

だが、広い出題範囲全てを理解するのは非効率。そこで、

問題集INPUT
回転式学習・○×△法
串刺し暗記

といった受験技術を駆使し、脳に優しく頭に知識を叩きこむ。

DEランク稀出知識は先送り。重要ABランク知識を先に覚える。

その集大成として、「法務」向きのリサーチ学習法を紹介

.
■本題:リサーチ学習(辞書引き学習)■

問題集を解き、不明点はテキストに戻って理解。

他資格試験の中には「リサーチ問題」、つまり電子的な辞書を与えCtrl+Fで該当根拠を検索して選ばせる出題がある。

暗記量を問うのでなく、実務で知識を使う手順を教えることがその題意。リサーチ学習法はこの考えに基づき、こう解く。

問題集0.5~1回転目 :まず解いて、答えを覚える。
問題集2回転目 :○=正解、×=不正解、△=悩むを区別。
問題集3回転目~ :×△を解き直し、不明点をテキストに戻って理解

回転学習は3回転目以降が収穫逓増。なお一般に、問題集0.5~2回転目は平日の「中時間」、3回転目のリサーチ学習には土日の「大時間」を割り当てる。

平日「中時間」 土日「大時間」
30分~1.5時間程度 2~3時間以上
問題集をテキパキ回転。
不明点×△を先送り。
不明点×△はテキストに戻りじっくり理解。
ネット検索で図解や知識を増やす。
まとめノートを作る。

.
■期待効果:1次法務■

覚えたものを当てることで、知識が定着。

問題集○×△式回転では最低3回転以上。3回当てたらもう暗記バッチリ。後は×△→○になる都度、知識が1つ増。

理屈を補足。暗記=短期記憶。これを「短期間に何度も繰り返す」「ストーリー記憶」「正解して知的興奮」などの手段で長期記憶化するのが試験勉強。すると一生忘れない。

×△→○になった瞬間が「長期記憶」。これを意識すると後々便利。

当てる前に覚えるより、積極的に間違え、次回に当てて覚える方が脳に優しい。以下の通りリサーチ学習はイイコト尽くめ。知っておいて損なし。

①知識の検索能力UP
②試験に出る所から覚える
③テキストに戻り、周辺関連知識とセットで覚える

.
■期待効果:2次■

「法務」をスラスラ解きこなすと、「2次」事例もスラスラ。

「法務」⇔「2次」事例の解き方、脳の動かし方はそっくり。それをリサーチ学習の視点で説明。

「法務」リサーチ学習 「2次」解答プロセス
テキスト該当箇所を探す  与件文で根拠を探す
知識→結論の関係を吟味 根拠⇔結論の関係を吟味
選択肢ごとの○×を判定  根拠→結論の因果を記述

リサーチ学習をモノにすると、山積みの藁の中に落とした針を探す能力が向上。正しい針を探したら、後は因果でつなぐだけ。「法務」は針の探し方・因果のつなぎ方を同時に教えてくれる。ここで題意を押さえて荒稼ぎ。

.
■今日のまとめ■

全く別件。先日某所で、合格者の質と合格者ブログの質が年々低下の一途とつい筆が滑ったら、怒られた。

高齢化・多年度化が同時スパイラルし、思考停止が年々進む中、「ボク達は合格!だから優秀。」と未だに思っていること自体が衝撃。そこで筆が滑ったついでに続きを来週どこかで。ではまとめ。

・「法務」は理解暗記。不明点はテキストに戻り確実に理解。
・問題集3回目以降は、土日を使いじっくりリサーチ学習。
・「1次」知識は、間違い×△→○になった時点で長期記憶化。
・「法務」リサーチ学習法は、「2次」でそのまま応用可能。

byふうじん



■まだ攻めてくる、暗記兄弟

みなさん、法務のカリキュラムも半ばに差し掛かったところですね

さて、法務は、覚えることが盛りだくさん。
しかも、似たような用語があったり、
「書類は○年保管」「必要人数は○人」「○○時点から○年有効」
・・・などなど、

ちゃんと覚えていないと

『あれ?どっちだったっけ?

と悩んでしまう。

 

法務も法務で覚えることが盛りだくさんですが、次にやってくる暗記3兄弟の最後の砦(?)中小も、

もちろん、「暗記すること」だらけです。

特に中小は数字が多い

「設備資金は10年、運転資金は7年、1500万円まで保証」

とか、

「補助率3分の2で最大3年、上限2000万円」

とか

年から年にかけて開業率は%低下」

とか・・・

暗記がニガテという方は、

法務を乗り切って「よし!やりきった!」となったとしても、
すぐ次に脳内に+αで中小の情報が入ってくると、頭もいっぱいになってしまいますよね。

 

■出題者の立場に立ってみる

みなさん、それぞれ独自に工夫して暗記に取りんでいるところでしょう。

 

タテに覚える

ヨコに覚える

視覚&イメージで覚える

「とにかく暗記」を試みる

ゴロ合わせで無理やり覚える

 

・・・・などなど。

そして、それぞれに自分なりの「暗記軸」があると思うんです。

その軸を作る時のひとつの視点として、
「暗記科目の出題者の立場」に立ってみるのもひとつ。

⇒自分が出題者だったらどうするか?

 

素直な暗記問題を出す
(知っていれば解ける、A問題)?

定番問題をちょっとひねる
(論点そのままで、数字などを入替えるだけ)?

相当専門的なマニアック論点を出してみる?
(もっとも、これは取りにいかないで良いタイプ。)

 

たとえば出題者からすれば、「数字」の軸でいうと、
法務と中小の論点で相互に似通った数字を入替えて出題するとか、
「論点」の軸でいうと、
運営管理の内容を(大きく科目軸から外れなければ)他の科目で出題するのもアリな訳です。

そうして、出題者的な視点で過去問や演習を眺めると、
「あ、この論点は、こういう攻め方してきそうだな」
という感覚がつかめてくる。

 

その視点を前提に、例えば
「数字の暗記がニガテで、科目が増えるとごちゃごちゃになってくる」
というのであれば、
「ひとつの科目内で暗記軸をつくって、エイヤで覚えてしまう」
だけではなく、
「数字軸」の表を作って、科目の島を越えて整理して、覚えてしまうとか、自分なりの対策を立てられる

 

あくまで1次試験は通過地点

 

2次に向け「理解すべき」論点割り切って暗記する論点
『いったいどっちか?』見極めつつ、
自分が覚えやすく、本番で生かせる軸で、暗記に挑みましょう

 

まるでした。



こんにちは~。6代目のぽらーのです。

今年2月中旬から6代目の執筆がスタートし、ぽらーのは今回が3回目です。

5代目ハーンさんにご掲載頂いた合格体験記こちらのとおり、ぽらーのは予備校通学で学習しました。昨年の今頃は、苦手で不安な情報システムに後ろ髪を引かれつつ、経営法務の勉強に邁進。皆様も養成答練の得点が良くないなどの理由により、気になる科目があるかもしれません。

しかし、今は目の前にある科目に集中し、その科目の完成度を高める事の方がより大事ではないかと考えます。まだ、連休という予備日や連休明け以降の完成答練もありますので、あまり焦らずに腰を据えていきましょう♪

さて、経営法務といえば、会社法が一つの重要領域ですが、昨年6月に公布された会社法改正が27年5月1日に施行されます。
今年1次試験を受ける皆様にとって、経営法務の学習を進めるうちに会社法改正論点の1次試験での重要度が気になってくるのではないでしょうか?

結論から先に言うと、会社法改正論点については予備校のテキストに記載されている内容以外は特に気にしないでも大丈夫ではないかと考えます。また、会社法の改正自体が経営法務全体の学習に与える影響はそれほど大きくはないと考えられます。

何故なら、会社法改正と言っても、経営法務の中の一部の法律のそのまた一部の改正であり、改正の内容もこれまでの会社法という太い木の幹に対して、いくつか新しい枝を添え木したり、あるいは剪定したりするような感じだからです。(実際の企業活動や実務上の重要度・影響度はかなりのものがある改正だったと思いますが、ここでは試験対策上のレベル感としてです)

よって、経営法務の学習においては、会社法と知的財産権における過去問の頻出論点について重点的に学習し、問題集や過去問等によるアウトプットで反復練習することで、ABランクの基礎レベルを確実に取れるようになることが大切ではないかと考えます。

以上のとおり、費用対効果の観点からも会社法の改正論点に対して特別に学習時間をかける必要性は乏しい。・・・とはいえ、改正初年度で気になる存在であり、試験で問われたときにある程度対応したいという気持ちも捨てきれない。悩ましいですね。

ぽらーのは、今回と次回(4月掲載予定)の2回にわたり、過去問分析によって会社法関連の出題傾向に焦点を当てつつ、会社法の改正論点や他の科目との関連も交えながら考察していきたいと思います。

1.26年度の本試験 ぽらーの感想
「あちゃー、やられた~」というのが当日試験終了後の正直な感想です。
第1問の相続で出鼻くじかれ、苦手な知的財産権の問題でオロオロ感がつのり、2つの英文でトドメ刺された感です(笑)。終わった直後は正直、足切(40点未満)の可能性まで考えました。問題数は23問なので、5点×8、4点×15の組み合わせが考えられ、1問1問の配点の違いがある点も不気味。結果、たまたま運よく足切は免れましたが。。

例年より難易度が上がった印象を受けたのと同時に、出題領域については会社法関連が「あれ~?何か少ない!」とも感じました。

なお、TACの過去問題集で正答率を確認したところ、26年度はA,Bの比率が例年より少ない一方、C,D,Eのうち特にCの比率が多く、やはり相対的に難易度が上がった年のようです。

2.経営法務 科目合格者数および科目合格率の推移

(一般社団法人中小企業診断協会HPの公表「統計資料」のデータを
ぽらーのが加工)

科目受験者数(A)に対して科目合格者数(B)が占める割合を示したのが科目合格率(B)/(A)です。
ちなみに科目合格者数(B)には1次試験の合格者数は含まれません。
年々、試験合格率に変動があり一概には言えませんが、傾向としてこの(B)/(A)の値が相対的に低い年は、難易度が高いと考えられます。
経営法務の(B)/(A)は経済や財務ほど年によって極端に増減しないものの、やはり26年度はここ5年間で一番低く、相対的に難易度が高い方だと言えます。


3.過去問5か年の出題領域の変遷

過去問の全出題数に占める領域別の出題数の割合の変遷を表にします。

<分析>
(1)経営法務の2大柱である知的財産権と会社法関連と合わせて約5~6割のウェイトがある。特に23年度は7割強と高い水準である。
(2)知的財産権のウェイトが高くなる一方、会社法関連はここ3年間でウェイトは低下傾向である。
(3)民法・その他はここ3年間でウェイトが高くなる傾向がある。
(4)資本市場・倒産はウェイトが高くないものの、年度のバラツキが大きく、26年は出題がなかった。

26年度の経営法務の難易度が高くなった理由の一つとして、比較的点数を取り易い会社法等の出題が減ったことが考えられます。

次に会社法の論点別内訳を見ていきたいと思います(金商法など他の法律も、会社法関連として便宜上ここでは大きく括ります)。

4.会社法関連の論点別出題分布

<補足>
上記〇は年度においてその論点が問われたことを示します。また、1問で2つの論点を問われた場合は、それぞれの論点に〇をつけております。また、「〇〇」は同年度において2回問われたことを意味し、具体的には、1問の中の設問1~2などの形式で、中分類の論点を複数回問われた場合などが該当します。

<分析>
(1)頻出論点は、株式、機関、持分会社、組織再編、資本市場(青色)
(2)組織再編のうち、会社分割が毎年出題。事業譲渡との相違点を聞く問題もある。
(3)一方で、過去に頻出論点だった設立、倒産法からの出題がここ2~3年ない(赤色)
(4)26年度は頻出論点の機関についての論点が全くなかった(黄色)。
(5)新株予約権や組織再編のうち株式交換や株式移転については、ここ5年間で問われていない(赤色)

5.会社法改正論点(次回)
「企業統治の在り方の見直し(=コーポレートガバナンスの強化)」や「親子会社に関する規律(=企業集団の運営の一層の適正化)」を図るために、監査等委員会設置会社制度の創設、社外取締役等の要件の厳格化、多重代表訴訟制度の創設、等々を盛り込んだ会社法の改正が行われました。改正点の詳細はかなり多岐にわたります。次回執筆においては、改正論点について堀り下げつつ、過去問の傾向分析もふまえて、今後の考察を試みます。

6.最後に
会社法の学習についてご参考のため過去記事にリンクをはらせて頂きます。
株式会社の機関や組織再編等について、ぽらーのは表で覚えることのの有効性を感じました⇒こちらのwackyのさんの記事

katsuのさんの記事の最後の方に出てくるは単純明快で分かり易く、実践的であると感じました。

学習方法に関して正解はなく、個々の状況に合わせて試行錯誤のうえベターな方法を能動的に模索することが、学習効果を高めることにつながると考えます。
何らかのご参考になれば幸いです。

以上、ぽらーの でした!
長々とお付き合い頂きまして、誠にありがとうございました。



財務が得意と自称しているにもかかわらず、なかなか財務にたどりつけない紫雲和尚です。
よく東雲駅や白雲斎や青雲線香に間違えられますが、どれも共通点はありそうですが、違うんです。紫雲和尚です。

さて。今日は法務をちょこっと。
英語で言うところのTime is moneyですね。

イタリア語でいうところの
Il tempo è denaro.
ですね!
(語学は徹底的にできない私が、先般、3代目うちあーの様が名古屋にこられた折、教えていただきました。)

時間はおかねと同様に大切だよ!という意味とどこのことわざ辞典には書いてあります。だから一瞬一瞬を大切にせねば・・・という意味合いで使われますが。。。

ちがうんですちがうんですちがうんでうs。

和尚が言いたいのは、 「時間っていうのはおかねを生むからほぼ同義です!」ということです。

経営法務平成26年第4問(設問1)ですが、みなさん読まれました? 読まれてない方は、手元においていただいて、これに沿って説明します。
こういうやりとりがあります。ちょっと抜き出してみます。

■■■
甲 氏(社長):「Y社が振り出した手形が不渡りになったという情報を聞きました。Y社に対しては、売掛債権が1億円もあるんです。これを回収できないとなると当社の経営に大きな打撃となってしまいます。」
あなた(診断士):「何か担保は取っていなかったのですか。」
甲 氏:「何も取れませんでした。」
あなた:「その売掛債権の内容はどうなっていますか。」
甲 氏:「Y社は、卸売業者です。当社は、取引基本契約書を締結して、Y社に対して当社の製品を販売し、Y社は、これを小売業者に転売しています。当社がY社に対して有する売掛債権は、当社の製品をY社に販売して発生したものです。」
あなた:「その売掛債権について、支払期限は、もう来ているのですか。」
甲 氏:「いや、まだ来ていません。」
あなた:「では、取引基本契約書に、「 A 」として、手形の不渡りが定められていますか。」
甲 氏:「いや、ちょっと分かりません。」
あなた:「ちょっと契約書を見せてもらえますか。」
■■■

さて。Aの答えは「期限の利益喪失理由」ですが、この「期限の利益」っていう言葉、みなさんどうです?しっくり来ますか? 来ませんよね。期限に利益があるの?なーんて。

これね、あまりみなさん意識していないでしょうけど、例えば1百万円を「おと」さんと和尚の誕生日5月20日までの期限でお金を借りたとしましょう。 これ、4月26日(岡崎氏の誕生日)に、いや5月19日に「金返さんかい!」と言ってきたとしても 「返す必要はない」 ということです。
いや、5月19日に財布に0円だったとしても、 大丈夫なんです。あ、説明の仕方がまずい。。。

この言葉「期限の利益」の意味は、 期限が来るまで債務者は返済の義務がない、すなわち原則期限までは、期限を守られる「権利」=「利益」がある、という意味。

なぜ、利益か?それは時間があれば、パチンコでも競馬でも、運用して(笑)もうけることができるではないですか。当然預金や投信や株式でも構いませんし、会社経営のためのおかねでも構いません。

とにかく、「時間ってのはお金を生むから、債務は期限まで請求はできない」という原則があるのです。

でもね。 債務者が上記問題のように不渡りを出したのに、「金は即刻払ってほしいけど期限は「おと」さんと和尚の誕生日である5月20日までだからなぁ」なんて悠長なことを言っていたら、他の債権者に先んじて確保出来る債権を失ってしまう可能性がありますよね(基本的にそういう時は、早いもん勝ちです)。

だから、債務者と債権者の間で、この期限の利益を「場合によっては期限の利益を喪失させる、すなわち即時一括返済を要求できる」状態を規定させる契約を締結することが認められているわけです。

いやあ、法務のこういうロープレ方式の問題は和尚好きだなあ。てかこの会話和尚には生々しく感じます。なぜって1億円焦げ付きそうなのに、契約書の確認をまだしていないし「わからない」なーんて悠長なことを言うような方は多いからです。

契約書ってのは「なにかあったとき」に相手方にペナルティを課せることができる権利を規定している面があります。本件は「不渡り」という事実において、何かしらの請求が出来る、ことは覚えておいて損はないと思います。だから契約書の確認は必須です。

診断士になった暁にはこういう方に冷静に有効なアドバイスを差し上げられるよう、協会でも意識しているのではないか、と思われます。

はい、この前提でもって第4問をお読みください。たぶんこれでなんで問題中の社長と中小企業診断士が焦っているのか、ある程度意味がわかると思います。

ちなみにこの問題、小問2問で計9点の高配点なので、協会としてはかなり重要視している概念かと思います。 和尚がいうような、中小企業のシャチョーさんが知らないことにより、損させないために、潰さないために何ができるか、に直結する知識でもありますし。
本日も結構偏った見方の和尚のお話でございました。

PS「時は金なり」についてファイナンス的な観点からの文章もこの広いネットの世界のどこかでこっそり書くかも知れません。

合掌
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庶務連絡
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【名古屋城の金のシャチホコ】



テキスト読むのはタテ方向、暗記するのはヨコ方向。

「法務」暗記はメンド臭い。かつ暗記箇所が多く覚えた所がテストに出ない

さてどうするか→過去問INPUT(出る所から覚える)
ではどう覚えるか→串刺し暗記術(自分で表を作る)

今日は「情報」「法務」知識で、過去問INPUT×串刺し暗記術をセットで紹介。

.
■本題:表を作って暗記術■

過去問INPUT:△覚えてから解く→○解きながら覚える
串刺し暗記術:△テキストをタテ暗記→○自作表でヨコ暗記

過去問解くならOUTPUTよりINPUT、暗記するならテキスト丸暗記より自作表で串刺しヨコ暗記。スト生が1次荒稼ぎする時、その発想は常に周囲の逆張り。その手口は「法務」で身に付く。

ではポケテキを使い、会社法知識を表にまとめるドリルを紹介。

.

□テキスト知識はタテ説明(オブジェクト指向)□

「会社の機関」をポケテキで見ると以下。これ初見で暗記可能?

【取締役】
①設置 :絶対的必要機関。原則1人以上の取締役が必要。株式会社との関係は委任関係。
②専任及び解任:株主総会(普通決議)による。
③欠格自由 :法人、成年被後見人、被保佐人、一定の刑に処せられた者など
④任期 :原則2年。定款または株主総会(普通決議)により任期短縮可能。任期伸長は株式会社の形態により異なる
⑤報酬等 :定款または株主総会(普通決議)により決定
⑥取締役の義務 :善管注意義務・忠実義務・競業避止義務・利益相反取引規制・会社に対する損害賠償責任(原則として過失責任)

【監査役】
①設置 :(略)
②選任および解任
③欠格事由
④任期
⑤報酬等

【会計監査人】
・・

【会計参与】
・・

.

 文章長っ!しかも覚えるの面倒臭っ!

受験校テキストは、「取締役は○○、監査役は××、会計監査人は△△・・」の様に、教える対象ごとに説明。つまりオブジェクト指向。これ、○使い易いが、×覚えにくい
.

□暗記はヨコ串刺し(手続き型)□

暗記知識をを見やすく整理するには、表を使う。

取締役 監査役 会計監査人 会計参与
①設置 絶対必要 任意※ 任意 任意
②選任 普通決議 普通決議 普通決議 普通決議
②解任 特別決議
③欠格等 ×法人等 ×法人等 ○会計士等
④任期  2年 4年 1年 2年
⑤報酬等  定款または総会決議※ (省略) ※と同じ

表を使うと暗記箇所がグッと減る。このとき、なぜそうする(原因)、するとどうなる(効果)の意識の差が、答練60点⇔80点の差

なぜ:論点知識を正規化し(第1正規形)、論点並べてヨコ比較。
すると:共通点と差分だけ覚えて暗記を減らせる。

表形式での知識整理力を磨くには、「法務」「情報」「中小」の順に最適。
.

□まとめ:オブジェクトタテ知識⇔手続きヨコ暗記□

テキストタテ⇔串刺しヨコの差を、「情報」知識で再確認。

オブジェクト指向 手続き型
C++, Java C, Basic
1項目の必要知識を
一通り揃える。
1つ1つの動きを追う。
単純でわかりやすい。
動作が早い 動作が遅い

実務での知識は、取締役は○○、監査役は××・・と、ひとまとまりのオブジェクトで使う。だが暗記動作中は、特別決議が要るのは監査役解任だけ手続きごとに覚えて省力化。

タテの知識は、ヨコに覚える

「法務」でこの手法を身に付け、5月から「経営」「運営」・・と知識を増やす。すると6月末公開模試時点で一次無双が確約。

.
■「法務」~過去問INPUTで荒稼ぎ■

過去問は、答えを覚えてからが勝負

回転式学習の悩みは、「この問題の正解はウ.」と答えを覚えてしまうこと。

甘い。

他人の行動を、表面上、形だけ真似するからそうなる。これは2次も同じ。なぜ回転するのか、回転するとどうなるか?

合格ノウハウと称し、理屈抜きで結果の教えっこばかりするから、
合格者ブログの世界はいつまでもイマイチ。

「法務」の出題傾向は毎年変化。具体的には、論点中の出題ポイントをズラす×出題形式をズラす(ケース問題・シミュレーション問題・・)。この組み合わせでどんどん変わる。

過去問は、答えを覚えてからが勝負
→答えをまず覚える。次にテキストに戻り周辺知識とセットで理解

ここに気づくと、「情報」も「法務」も過去問INPUTで答練80点荒稼ぎ。

.

■今日のまとめ■

もうすぐ4月。小学校の頃に思いを馳せ、「法務」「中小」と新たな科目のテキストを開く度にワクワク

ここまで順調に来れば、「1次」対策はもう怖くない。ではまとめ。

・テキストはタテ方向に読み、ヨコ方向で暗記する。
・会社法知識は、「自分で」表にまとめると覚えやすい。
・タテ知識⇔ヨコ暗記の差は、オブジェクト指向⇔手続き型。
・他人の行動を、表面上、形だけ真似することはごく無意味。

byふうじん



皆様こんにちは

2回目の投稿をさせて頂きます、tomoです。

初回の前回は気持ちの持ち方について書かせて頂きましたが、今回からは具体的な勉強方法を中心に書かせて頂きたいと思います。

今ストレート本科生の方は情報など、2日目科目(情報、法務、中小)に差し掛かっている頃で、一次試験の授業でのインプットもあと2ヶ月程を残した段階の方が多いかなと思います。

1日目、経営論、財務、経済、運営。2日目、情報、法務、中小。

皆様は一次試験各科目についてそれぞれ、どの教材をどの様にどれだけ学習するか等の学習戦略※は立てられていますでしょうか?

ご存知のように一次試験各科目は内容はもちろん、問われ方も、必要学習分量も、暗記か理解のどちらがメインか、などそれぞれ大きく異なり、超苦手科目を作ると足切りしてしまいます。これが診断士試験の一次試験の難しさの所以だと思います。

私は、各科目の違いにきちんとした対応方法を立てられないまま直前機に入ってしまい、直前期に作戦から立て直した為勉強時間も削られかなり気持ち的にもあせってしまったので、、

なので、ぜひ今の時期に、7科目それぞれについての学習戦略を整理する機会を持つ事をオススメいたします

限られた時間で、合格を勝ち取るために

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

皆様それぞれ得意苦手も違いますので正解はなくそれぞれに適した方法があるとは思いますが、二回に分けて一例として私の思う戦略についてお話したいと思います。

私は本当に一次が苦手で苦労したので、同じような立場の方の参考に少しばかりお役に立てれば幸いです。

※学習戦略とは、、

□科目特性理解

□現状把握

□学習方法

□目標点数

□残りの取組み時間目標

…とここでは整理しました。

これらについて、本日はまず2日目科目についてお話します。

(1日目科目は次回お話します)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2日目科目の中でも情報と中小は、暗記色がとても強く今まで馴染みのない方にとっては暗号のように思えたりします。

また、法務は毎年傾向も変わりやすく、暗記する事項自体は少な目ですがそれらの知識を使ってケース問題を解く必要があります。

■情報

(全く予備知識のない私には最初は1番苦しかったです…)

□科目特性理解

情報は、ほぼ100%暗記。1部通信速度等計算問題もありますが、各分野ごとにしっかり単語とその意味を暗記する必要があります。

また、年度によって難易度の差がありますが(2014年は難しかった)やればやるだけ比例して点数も上がるので比較的得点源にしやすい科目です。ただ馴染みの無い言葉が多いので、まずは大枠を理解して単語に馴染むことが必要です。

□現状把握

この項目は皆様それぞれだとはおもいますが、目標点数が山の頂上だとすると今何合目なのかを自己分析します。私は科目合格年度の2013年3月の時点での情報は授業を受けて、問題はまだ何も解いておらず、しかも言葉になじめず頭に入らず非常に苦戦しておりました。授業期間後の確認テストの答練までにはなんとかつめこんだものの、60点位でした。

□学習方法

私はまず、本当に言葉になじみがなく苦労したので、テキストの単語と要点のみを書いて覚える意味も込めてまとめなおしましたページ数は13枚26ページほどで、休日一日ほどかかりましたが、常にこのノートを細切れ時間にみることで、少しずつ張子を薄くかさねるように暗記していきました。そして、第一回答練(授業終了後一週間)までには過去問数年分一回転。本番までにまでに答練4種類と過去問5年分をそれぞれ三回転しました。

□目標点数

私の受けた2013年は易化することが予想されていましたし、最終答練でも86点ほどとれましたので目標を85点としました。(結果は76点にとどまりましたが)

□残りの取組み時間目標

この項目も皆様それぞれだと思いますが、当日までに答練4種類と過去問5年分を三回転ときめていましたので、それに必要な時間をある程度想定していました。(法務、中小では割愛します)

■法務

□科目特性理解

法務は覚える事自体はあまり多くないですが、毎年傾向が変わりやすく、また、ケース問題や英文が出たり、一問3~5点の問題が混合するなど一問あたりの配点も大きく、ミスにより大打撃をうけやすく対策が難しい科目かと思います。

□現状把握

(私は2013年秋に宅建も取得したため、2014年に多く出た民法等非常に解きやすかった等状況がちがう為割愛させて頂きますが、授業が終わった段階では、まだ知財法関係の表も頭にはいってはいませんでした。。)

□学習方法

単純な暗記ではほとんどたちうちできない科目であるため、必要な項目(会社法、特許・実用新案関係等)をしっかり暗記したのち、過去問はじめ、答練、問題集で幅広い問題にあたりました。

暗記項目を表にしてコピーして、ノートに貼ったりお家の壁に貼ったり常にみてしゃべっては暗記していました。民法は理解を中心に時間をかけて取り組みました。

最終的には過去問8年分を(出題頻度がcは除く)5回転(4.5回転目は間違えた問題のみ)、答練4種類を三回転しました。

□目標点数

点数や難易度にムラのある科目でもありますので55点でした。

(結果は56点でした)

■中小

□科目特性理解

白書と政策の2つに大きく分かれます。

この科目は、もう本当にひたすら暗記です。なお、特に白書は数字を単純に覚えないといけないため、ごろ合わせや絵や様々にいかに楽しく工夫して覚える必要があります。

政策のほうは、隙間時間に各政策機関のHPをみるなど馴染みながらも最後には数値の暗記が必要です。

□現状把握

授業の時点では、授業を受けただけという状態でした。

しかも科目合格しているにも関わらず、得点源にしようとおもって2014年に再度科目を追加したため直前まで油断しており、最後かなり苦しかったです。

□学習方法

私は直前まで放置してしまっていたため、最後はただただ詰め込みました。

WEBフォローを申し込んでいたたため、朝起きてすぐ、通勤、お昼休み、移動時間、様々な細切れ時間をつかって頭に叩き込みました。テキストにひたすら書き込み、整理しないと覚えれない分野はノートにまとめなおしたり、いろんな角度で覚えました。

特に白書に関しては絵で覚えたのが一番効果的でした。

過去問はあまり使えないので答練4種類を問題集をそれぞれ三回転。TACからもらえるトレーニングも三回転やりました。

(また5月ごろに実際に書いた絵も含めてご紹介したく思います)

□目標点数

科目合格しているにも関わらず科目を足したため、最低でも70点はほしかったです。

その為75点を目標にしました。(結果76点)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

今回と次回に分けて、科目ごとにかなり特徴のある一次試験に対して、それぞれに戦略とたてる大切さと一例として私の例をお伝えいたしました。

今の時期は少し中だるみしてくる時期かとは思いますが、体調をこわさず、頑張ってください!!

心より応援しております



みなさんこんにちは。

実務補習15日間コースを無事修了することができ、一安心しているmyaです。

最近、めっきり春らしくなってきたとはいえ、東海地方では季節外れの雪が降り、まだまだ寒暖の差が激しい時期です。特に時間のないスト生のみなさんは風邪を引くと結構な遅れをとってしまいます。

さらに強敵は花粉症!鼻水ずるずるでは集中力は全く維持できないうえに、このアンケートによれば約6割の人が一日一時間以上花粉症関連事項に時間を費やしているとのこと。もし3月~4月末までの2か月間、1日1時間花粉症のことに時間を費やせば、実に61もの時間を無駄に過ごしてしまう計算になります。

こう考えると、体調管理も立派な一次試験対策です。無理をせず、外部環境の変化に適応して、ガシガシ勉強できる体制を作りましょう!

 

暗記三兄弟に立ちはだかる壁
今日のテーマは暗記三兄弟

私にとって暗記三兄弟は「二次にがっつり関連する科目ではない」という意識が大きく、かける時間はできる限り少なく、効率よく合格したいと考えていました。そして経営法務は細かい所にこだわりだすと、これがまた底なし沼で、どこまででも深堀りできてしまいます。

そんな中、一つの指針としたのは、次のような得点獲得のため努力の方向性でした。

獲得得点=カバー範囲(知らなきゃ解けない)×繰り返した回数(記憶の精度)

この記事ですでに指摘されているように、A・B・Cランクの範囲を正解できれば合格できると考えられます。ならば戦略は一つ!

A・B・Cランクを徹底的に覚えるのみ!

 

RFM分析

RFM分析とは、効率的に顧客に到達するために、「大事にしなきゃいけない顧客」をR・F・Mの3つの軸で層別し、優先順位を決めようという実に便利なツールです。

ここで重要なのは「何のために」RFM分析をするかということ。私たちは「得点を稼ぐため」ですよね。ってことは得点を稼ぐために重要な問題は何か?という軸でRFM分析をすべきですよね。ということで、当たり前ですがこんな軸で整理していました。

R:Recency(最近試験に出たもの)
F:Frequency(出題頻度が高いもの)
M:Machigaeta(間違えた問題・覚えにくい問題)

こりゃ当たり前という話ですが、出題頻度が高く、最近試験に出ている、自分が間違えた・覚えにくい問題から対処していくべきですよね

 

得点向上のためのアプローチ①  カバー範囲の決定

優先順位をつけるための「R」や「F」について、私はDVD通信(有効期限切れで指導なし)という独学に近い状態でしたので、

スピ問をABランク問題、過去問をCDEが登場する問題集と位置付けて取り組んでいました。

つまり優先順位はスピ問(ABランク中心)→過去問(CDEランク登場)として取り組んでいました。

今の時期は答練やスピ問で鶏ガラ学習法にも取り組み始められている方もいると思います。ただし過去問をインプット期に少なくとも一度見ておく必要があることもお忘れなく!彼を知りて己を知れば、百戦危からず。彼を知らずして己をしれば、一勝一負す。彼を知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず危し(孫子・謀攻)です。

そして取り組んでいくうちに2度、3度立て続けに間違えてしまう問題が必ず出てきます。これがM「間違えた問題」です。あとは自分でM(Machigaeta)をペンキ塗り(ほんと、道場で展開される勉強法は良くできているなぁ…)。直前期のみならず、できることなら今の段階でもスピ問(ABレベル)のペンキ塗りができればベストだと思います。

ただし、何度も繰り返し問題を解き、記憶に定着させるには膨大な時間が掛かってしまいます。そんな時、満を持してここで登場するのが、われらがポケテキ師匠です。

 

得点向上のためのアプローチ② 高速回転
私は間違えた問題やその理解の仕方をポケテキに書き込むことで情報を集約していました。ここで感動したのが、ポケテキのカバー範囲がスピ問と絶妙なハーモニー!

スピ問の論点が確実にすべて網羅されているわけでもなく、余白に書き込めないほどカバー範囲が狭いわけでもない。書き込んでいくとちょうど良い具合に収まります。

このようにスピ問で自分が間違えた問題を自分で書き込むことで、このポケテキが「ミニスピ問」となります。ただし、最初から全てポケテキに書き込むとさすがに余白に入りきりませんので、実際に書き込むのはスピ問3周目くらいがベストだと思います。

 

実際にmyaが書き込んだ様子(著作権の関係もありますので、一部です)

 

ここまでくればこっちのもの。スピ問を一周回すのには、慣れてきた勉強後期でも5~6時間はかかっていましたが、ポケテキ師匠は1~2時間程度。超高速回転が可能になります。

そのため橋げたを作りあげたあとの最低限の復習もポケテキ師匠であらかた対応できますし、何より小さい(スーツの内ポケットに入ります)ので移動中のスキマ時間にも利用できます。さらには一次試験直前のファイナルペーパーにもなるという無双っぷり。

これはもうポケテキ師匠に首ったけですね。

 

そして私の場合、ポケテキで高速化して何周も回すことができたので、最終的にはほとんどの論点を自分に合った形で覚えることができました 
ということで、 暗記三兄弟はスピ問から中心に、ポケテキ利用で高速回転!というご提案でした。

 

myaでした。



 

「暗記3兄弟と仲良くしてますか?」

 

情報の三文字略語に四苦八苦しながらも、そろそろ予備校生は養成答練を迎える時期。財務や運営管理などの主要3科目に続き、難関経済もクリアしてきた受験生にとっては、難しいながらもなんだかホッとする情報。

なぜならすんなりと学ぶ≪記憶≫に徹すれば、変化球も少なく、古典的・王道的な問題が頻出である出題傾向である情報は、努力に応じた素直なリターンが見込める得点源科目だから。

 

 

まずはおさらい。前の記事にも記載してある通り、暗記三兄弟を制するオーソドックスな勉強の流れは下記の通り。

 

 

≪記憶≫…単語や言葉の意味などベーシックな基本事項を覚える

≪理解≫…基本的な単語の知識を基に、内容を理解し記憶を定着させる

≪丸暗記≫…理解を越えた自分自身の感覚と違うものを直前に設問ごと覚える最後の力技

 

 

情報は比較的、≪記憶≫要素だけでも回答できる部分が多く、これまでの難関科目をクリアしてきた皆さんなら、比較的すんなりと過ごせたのでは。

でも今度の法務は≪記憶≫から≪理解≫までの学びを多用する科目。特に≪記憶≫で毛嫌いが出ると一気に苦手科目に陥る可能性大。逆に≪記憶≫をクリアできれば、≪理解≫は容易に進み一気に得意科目に出来る貯金シリーズ。

 

 

その分岐点となる視点は下記の2点。

  1. 専門用語は、単なる言葉の道具と割り切る
  2.  民法、会社法、知的財産権など頻出出題範囲を把握

これが分かれば得点荒稼ぎ。

 

 

具体的に言うと。

1  専門用語は、単なる言葉の道具と割り切る

難しい言葉が並んでいるように見える民法。でも実際は「ヒトに関する決めごと」が書いてあるだけ。そのため基本的には人道的な判断と民法判断はだいたい一緒なので、言葉の意味さえ把握できれば、結論は案外感覚で判断できる。

そのため簡単な例は問題にならず、出題されるのは例外事例など微妙な場合のみ。でもそのポイントは実は限定的なため出題予測が容易。

でもそもそも多くの人が「難しい言葉」を毛嫌いしてしまうので、民法の勉強自体が後回しになり、当たり前のことが書いてある問題も多いにも関わらず、例年難易度が高い。

 

 

例えば…
善意・悪意 ⇒(事実を)知っているか、知らないか
心裡留保 ⇒ 思っていることと違うことを言っている(冗談)
欺罔行為 ⇒ だますこと
重過失  ⇒ ちょっとした注意で防げる注意力が欠如した状態
無権代理、連帯保証、要物契約…

たとえばこんな感じで

 

最初に法務特有の「言葉」ただの記号と割り切れば第一関門突破。

 

言葉を覚えれば、あとは問題になりそうなケースを大まかに把握しておく。特に民法は善人と悪人とうっかり八兵衛(以後、八兵衛)の3人が登場するケースが多く、だれを守るべきなのかという観点で考えるとほとんどの問題がすんなり解決。

当然ながら守る順番は
善人 > (うっかり)八兵衛 > 悪人

Aに脅迫されたBがCに土地を売却
⇒脅迫なので避けられず可哀そうだから、Bを守る

(Bは契約を取り消せる)

 

Aに騙されてBがCに土地を売却
⇒Bはうっかり騙された(八兵衛)から、善人のCを守る

(Bは契約を取り消せない)

 
⇒でもCが騙した事実を知っていたら、Cは悪人なのでBを守る

(Bは契約を取り消せる)

 

 

大まかなルールが分かってくると、問題が解きやすい。特に民法は差が付きやすいので、得点源にして周りと差別化。

 

 

 

2 民法、会社法、知的財産権など頻出出題範囲を把握

法務は出題範囲がある程度固まっており、集中的に覚えることで得点力をアップ。特に会社法や知的財産権は毎年頻出であり、ある程度定型的な出題形式が多数。内容を理解し、過去問等で複数回問題を解き重ねることで得点の定着を図る

この場合、単なる暗記ではなく、理解しながら知識を定着させることが大切。会計監査人や監査役がどんな会社の種類の場合に必要なのか、吸収合併と新設合併の違いなどを過去問タテ解きで知識を固める。会社設立や知的財産権は中小企業にとって大切な部分でもあるため、丸暗記でなくきちんと≪理解≫することで記憶の長期化を図ることが肝要。

 

 

法務は専門的な業務が多いため、実際の業務で携わったことが無い人が多く、苦手意識のある人が多い科目。逆に言えば、≪記憶≫をスムーズに行うことで、≪理解≫を容易に進め得点荒稼ぎ科目。

見た目のハードルの高さを“単なるまやかし”と早めに見破り、周りの四苦八苦を尻目に≪理解≫をいち早く進めることが養成答練高得点への最短ルート。

 

 

というわけで。今日はここまで。
「近道はないから、王道を全力疾走。勝負相手は自分です。」

 

なごでした。

 

 



みなさん、こんにちは。 ご無沙汰しております、butaoです まず初めに、合格者の皆様、誠におめでとうございます 本日も合格体験記のご紹介です。 今回は、診断士試験に短時間で見事独学ストレート合格されたりんごさんです!

独学ストレート合格を狙う方々にとってはもちろんのこと、それ以外の方にも参考になる体験記です

寄 稿 こ こ か ら 

初めまして。りんごと申します。経営コンサルティング会社に勤務しております 中小企業診断士受験中にサイトや懇親会など何度かお世話になった「一発合格道場」に私の合格体験記を寄稿させていただきます 私は、2014年の中小企業診断士に模試の利用もなく学習時間も少なく独学のみでストレート合格することができましたので、独学での合格を目指している方の参考になればと思い、合格体験記を書いてみました

受験の経緯

  1. 自分の知識を再整理し、コンサルティングに深みを出したい
  2. せっかく勉強するならMBAか何か資格を取って勉強したほうが体系だって勉強できるが、MBAは日本でも最低200万円くらいかかるので高額
  3. よし、中小企業診断士だ

くらいの軽いノリでした なので、受験当時は、これを活かして中小企業のコンサルティングに積極的に関わろうという意識はありませんでした この状態が、2014年の2月くらいです ただし、当然ですが業務優先で試験勉強に臨みました また、土日のいずれかは家族サービスもしなければならないなどの状況の中、基本的な勉強時間は帰りの電車の中と、土日のいずれか+祝日程度となりました

一次試験

前提 もともと大学で経済学を専攻していたので、「経済学」については一通りの知識はありました。また、学生時代に簿記1級まで取得していたので「財務・会計」についても細かい勉強をすることなく対応が可能でした インプット

  • 企業経営理論、運営管理、経営情報システム;中小企業診断士のブログやインターネットサイト
  • 経営法務、中小企業経営・政策;TACのスピードテキスト
  • 経済学、財務・会計;特になし
  • 全体をTACのポケットテキストで確認するという形をとりました。

実際、一次試験を受けてみて、60点を取るだけであればポケットテキストをマスターすれば問題ないという認識です 40点を下回ることなく60点以上をコンスタントに出せればいいという認識からつめこみで入れたのは中小企業政策の各制度の条件くらいです 白書の勉強はしていません アウトプット TACのスピード問題集を2回回したうえで、過去問を2回、最終的に間違えた問題だけをピックアップして何度か解きなおすというスタイルでした。なお、アウトプットは週末だけ行いました 結果 自己採点の合計で540点でした得意の経済学が88点、財務・会計が88点という運もあったのですが、知識前提となっていたシステムで60点台だった以外はその他も70点台をキープできました 合計学習時間インプット;30分(電車内)×180日 + 1時間(自宅)×10日(直前期) = 100時間 アウトプット;4時間×30(土日の片方+祝日、自宅)=120時間 合計;220時間

二次試験

一次試験が終わった後は本業が忙しくなってしまったため、一次試験の合格発表まで二次試験の学習はしませんでした これは、自己採点では一次を通過していると確信していましたが、合格という文字を見るまではどうせ二次試験のやる気が出ないだろうという意識も多分に働いています 二次までの日が6週間程度しかなかったため、インプットは「事例攻略のセオリー」で軽く行うこととして、アウトプットベースに学習しました アウトプットは一次試験合格後、「ふぞろい」シリーズの評判がよかったのでこちらで行うことにし、また各予備校の模試などは本試験とはかなり違うとのうわさを聞きつけ、過去問のみを解くことにしました 順番としては平成24年度から逆に平成19年度までを解き、最後に平成25年度を解くという形にしました また、解き方も100字といった字数制限を意識するというよりは、100〜120字くらいだったら2つ程度の根拠を、150字を超えるものは3つ、逆にそれ未満であれば1つを導出するというように、根拠となる文を箇条書きで書くというような回答練習をしていました その代り、導出までの時間は40分と本試験の半分で行っていました この試験で、少なくとも私は、字数内に収めることに苦労するほど根拠となるものを見つけるというよりは、如何に根拠となるものを与件から見つけてくるかのほうが難しいと判断したため、このような学習法となりました なお、事例については全く苦手意識がなかったため、ほぼ無対策で臨みました また、実際の本試験では、ふぞろいや各予備校のように箇条書きに近い形式で回答を作るよりは、実際のコンサルティングに近づけるため「設問の状況」、「根拠」、「とるべきオプションや設問への回答」という3つの要素を必ず盛り込むようにしました 結果、私の二次試験の回答内容は各社から基礎問題以外はかけ離れたものとなってしまいましたが(合格率が高かったこともあり運よく)、合格することができました 合計学習時間筆記対策 インプット、30分(電車)×20日=10時間 アウトプット、12時間(土日のいずれか)×7=84時間 口述対策 約10時間 合計;おおよそ100時間

まとめ

一次試験は時間をかければ絶対に通る試験ですこれをいかに最小限の時間で切り抜けるか 私の場合、経済学や財務・会計といった得意科目がありました これらについてはほとんど学習する必要がなかったので中小企業診断士特有の問題に慣れてしまうだけで済んだということが大きかったと思います 特に財務・会計が得意という点は二次試験突破の意味でも大きく効いているように思います 財務・会計が不得意という人は多いのですが、商業簿記よりも工業簿記・原価計算を中心に日商簿記1級の範囲までカバーしておけば二次という点でも大きいと思います逆に1級の商業簿記や会計学は不要です また、二次試験は実際のコンサルティングをしているイメージで回答することを求めていると思います 実際のコンサルティングでオプションを並べてどれやりますか、なんてことは資金力が豊かな大企業ですらほとんどやりません ましてや中小企業のように資金がないところでは、況やをやです 自分が一番良いと考えたオプションに対してどれだけ説得力のある根拠を並べることができるか、これを実践し、逆にこれでだめなら中小企業診断士の資格自体が意味のないものだと思い、結果合格でした 各予備校のようなやり方を正面から否定するやり方ですが、自身の解法を確立してそこに固執したことが却ってよい結果をもたらしたと思います

寄稿ここまで

りんごさんは非常に短い時間で合格されています そんなりんごさんの行動の中では、一般的に受験生が行う行動からすると特徴的な行動がいくつかあります。 1次試験 ・企業経営理論、運営管理、経営情報システムは参考書を使わない ・試験全体の内容はポケテキで確認する ・財務会計、経済は追加でのINPUTはほぼしない 2次試験 ・模試は受けない ・過去問をとくときには字数制限はあまり気にしない ‐解答導出時間をそのぶん短くする 独学のデメリットとして、周囲に相談できる相手が少ないなどで非効率な勉強になりがちな点が挙げられます。 しかし、りんごさんは、一般的な情報を集め客観的な視点を保持した上で、自身にとっての最短経路を検討し、必要最低限なインプット行動を行っています 2次試験についても、一般的な意見は踏まえられた上で、合格に向けてご自身にとって障害となるポイントを認識され、その克服に焦点をあてた勉強をされております それらが、今回の結果につながったのではないかなと思います。 独学の皆様はもちろんのこと、通学の皆様も今のご自身の勉強法について、 今の方法は自分にとって最短なのか? などをチェックされてみてはいかがでしょうか りんごさん、心よりおめでとうございますそして、寄稿ありがとうございました 以上、butaoでした



こんにちは。 3215です。

診断士受験界?では10月26日の二次試験対策の話題で真っ盛りです。

その一方で、9月9日には診断協会より第一次試験の結果が発表され、自己採点でモヤモヤしていた気持ちをスッキリさせて来年に捲土重来を期す方も多いと思います。

また、各受験予備校では来年(2015年)にストレート合格を目指す講座もそろそろスタートし始めてきました。

そこで、今回は「来年(2015年)中小企業診断士試験合格に向けて」「他の検定試験学習」についてお話しようと思います。

 

中小企業診断士の第一次試験は

  • 企業経営理論
  • 財務会計
  • 運営管理
  • 経済学・経済政策
  • 情報システム
  • 経営法務
  • 中小企業経営・政策

の7科目を習得しなければならず、それにかかる「期間」「時間」「分量」もかなり「重い」です。

しかし、その7科目を一年ちょっとかけて一通り学習をされた方にとっては、来年8月まで一定のモチベーションを保つのはなかなか難しい…。

そこで診断士試験と親和性の高い軽量級(最大3カ月程度の学習で合格可能な)検定試験をうまく活用してみるのも一手です。

また、診断士の学習を始めたばかりの人で、まだ少し余裕がある人などにもおススメです。(後述参照)

「診断士試験のための補完学習」として考えれば、必ずしも合格する必要はありませんので、「合格せねば!」と自身に大きなプレッシャーをかける必要もありません。

しかし、そこは人の子。その受験に申し込めばやっぱり「合格したい」と思うでしょうし、その試験直前の2週間くらい前からはそれなりに時間をとって学習することになると思います。

それが第2の狙い。試験直前に集中して勉強をする機会が得られます。

そして、その知識は診断士試験にも役に立つので、診断士試験に不利に働くことは全くありません

試験会場本番の雰囲気はどの試験でもピリリとして身が引き締まります。

こうした「本番の雰囲気を体験できることは、来年8月の診断士一次試験にヘンな緊張をしないための予行演習にもなります。

その上で合格しちゃえば、これまたラッキー

履歴書の資格欄に書ける項目が一つ増え、就職や転職にも自分のキャリアを示すアピールポイントとなります。

 

ほら、何だかいいこと尽くめでしょ?

ここからは皆さまのタイプ別に、もう少し具体的にお話していきましょう。

 

【これから診断士試験の学習を進められる方、財務会計に強い苦手意識のある方】

受験予備校にて9月開講の講座を受講され始めた方などは、この時期はまだ初めの科目を学習されたばかり(T○Cなら企業経営理論からスタート)でスケジュール的にも、気持ちの上でも少し「余裕がある状態だと思います。

(もし、今の段階で学校のカリキュラムにアップアップであれば、そちらに注力してください)

また、学校などに通わず独学で来年のストレート合格を目指す方にもおススメしたいのが

11月16日が試験日の日商簿記3級です。

今後の診断士試験の学習の中で「大きなヤマ」となると思われる「財務・会計」の基礎的要素が網羅されています。

僕も一年目のこのタイミングで簿記3級にトライしました。

今から始めると、ちょうど受験予備校のカリキュラムに少し「先取り」学習する感じになり、診断士の講義でも理解が早いですし、気持ちの面でもとてもラクに学習できました。

無論、独学の方もこれから財務会計の学習を進めるうえで必ず役に立ちます。

簿記3級なら、これから2か月間でゆるーく学習しても合格することは十分可能ですし、関連図書も書店等でたくさん売っています。
(図書館等を活用してもいいです)

簿記3級の知識なら診断士試験のためとは言わずとも、日ごろの生活や一般知識として持っていても決して損にはなりませんので、この時期に学習されることを是非おススメいたします。

 

【2015年の一次試験 「財務会計」「経営法務」で捲土重来を期す方】

今年の1次試験は財務会計と経営法務の難易度が高く、この2科目で涙を飲んだ人が多いようです。

財務会計の科目合格率は6.13%、経営法務は10.39%でした)

もちろん、診断士試験用のテキスト等で学習して準備するのは大前提なのですが、これまで使ってきたテキスト等をあと一年近くずーっと使っていけば、ある時期にちょっと「飽きて」くるかもしれない…。

そんな方におススメなのが、

財務会計対策としての日商簿記2級

経営法務対策としてのビジネス法務検定

です。

日商簿記2級は3級と同日の11月16日にもありますが、個人的には来年2月や6月の受験のほうがいいと思います。

ビジネス法務は2級あたりを今年の12月か来年6月にトライする感じで。

そういえば、マイマイも苦手の財務会計克服のために簿記2級3級の学習が功を奏し、その年の一次試験 財務会計が94点にジャンプアップしたってメンバー紹介で申しておりました。

 

【今のうちから来年の事例Ⅳに備えたい方へ】

来年、一次試験の残した科目と二次試験を一気に駆け抜けるために、事例Ⅳに備えた学習をもっと充実させたい方は来年3月のビジネス会計検定がおススメです。

副題が「財務諸表理解力検定」となっている通り、貸借対照表(B/S)損益計算書(P/L)キャッシュフロー計算書などの財務諸表に関する知識や分析力を問う検定。

診断士二次試験の事例Ⅳは第1問でほぼ間違いなく経営分析(財務分析)が出題されますし、ここ数年キャッシュフローに関する出題が多く、このビジネス会計検定は診断士二次試験と親和性がとても高いです。

以前も書きましたが、僕は昨年3月に3級と2級を受験して、3級は楽勝だったのですが、2級を70点で合格のところ68点で落ちてしまい、9月に再受験して71点でやっと合格しました。

 

おさらいしておきますね。

【軽量級検定試験 ゆる受験のすゝめ】
・診断士試験の知識補完 (必ずしも合格を目的としない)
・来年8月までのモチベーションコントロールとして
・各検定の本試験が診断士試験へのメリハリと予行演習となる

これから来年8月まで…。

ちょっと気が遠くなってしまいそうな感じですが、意外とあっという間です。

こうした検定試験なども、うまく活用して来年一発の合格を目指しましょう!(´▽`)ノ

3215

※ おっと。忘れている方はいらっしゃらないと思いますが、今年(H26)の二次試験受験申込み本日(9/19)郵便局受付附印分までです。

老婆心ながら、付記しておきます。



皆さん、こんにちは

ゴールデンウィーク明けから送りしてきた渾身シリーズもいよいよラスト。来週土日に開催されるTAC模試に向けて、ブログテーマもガラッと変わっていく予定です。本日は渾身2度目の経営法務。覚えているようでうろ覚えになりやすい株主の権利について、お伝えしたいと思います。

■株主の存在感
私が「株主」という存在を初めて意識したのは漫画の中の世界でした。父親が読んでいた「課長 島耕作」や「ナニワ金誘導」の劇中で使われており、こども心に、「株主ってすごいんだなぁ」と思ったことを覚えています。

持ち株比率を巡り、一進一退の攻防を繰り返す。現実世界でも似たような例が起こっています。例えば、西武HDvsサーベラス。2013年6月にサーベラスは西武HDへのTOB(株式公開買い付け)に応募があったことを発表しました。それまで32%強の保有比率が、このTOBにより、サーベラスの西武HD株の保有比率は35.48%に上昇し、重要な経営事項を株主総会で否決できる3分の1超を確保する運びになりました。

もちろん中小企業でも、このような騒動が発生してもおかしくありません。そのような事態に備えて、経営法務では株主の権利について出題範囲に設定されています。

■株主の権利
そもそも株主の権利の定義とはどのようなものでしょうか。日本証券業協会のHPでは次のように説明されています。「株主は、その発行会社に対して出資額に応じた権利、すなわち「株主権」を持ちます。~中略~株主権には、権利行使の結果が個人の利益のみに関係する自益権と、権利行使の結果が株主全体の利害に影響する共益権があります。さらに共益権は、1株(1単元株)の株主でも行使できる単独株主権と、一定割合以上の株式数を持つ株主でなければ行使できない少数株主権に分けられます。」

株式を一株所有するだけで、株主には単独株主権が発生します。ですので、経営に関係の無い人間に何か言われたく場合、譲渡制限株式を発行するわけです。ちなみに、少数株主権とは、「単独」ではなく「少数(複数)」の株式を有している株主に認められる権利であって、「多数派」ではない「少数派」株主の権利ではないと考えると理解し易いかと思います。

■様々な株主権
そんな株主の代表的な権利を整理した図がこちらになります。

株主は、株主総会の決議等を通じて、会社の経営に参加します。しかし、会社の経営方針は、過半数の決議によって決められますので、決議に影響を及ぼす数の議決権を持っていない株主は、会社の経営方針の決定に参加できない可能性があります。そこで、このような単独または少数の株主にも、行使できる権利を用意して、会社経営が適正に行われるようにしているんですね。

また、公開会社において、代表訴訟や総会議案提案などの権利は6ヶ月以上株式を保有していることが要件として設定されています。継続保有の条件が無い場合、総会屋に代表されるような輩からの理不尽な要求を提案しやすくさせてしまうからです。言い換えると、この規定は、非公開会社には適用されません。非公開会社であれば、株を取得すればすぐにでも代表訴訟を起こせるということになります。株の譲渡は慎重に行わないといけませんね。

というわけで、診断士試験では若干ニッチな香りがする株主の権利でありました。それでも知っているかどうかの知識が問われる経営法務では、全く目を通したことがないのと一度でも見たことがあるのでは雲泥の差があると思います。一度は目を通しておくことをお勧めします。

診断士試験は最後の一秒まで成長できる試験です。特に初学者の方は、成長スピードが見えない分だけスパートの仕掛けが難しいのかもしれません。一次試験もいよいよ間近に迫ってきた中で、残り一ヶ月の勉強プランを考えていきましょう

それでは、本日はこの辺で失礼します

 



こんにちは!

フォルゴーレです

6月も半ばですね!じめじめと気分も上がりづらいかもしれませんが、上手に動機付けしながら頑張って行きたいですね

 

 

さて、本日の渾身シリーズの経営法務という事ですが、最終的に唯一60点を取れなかった超苦手科目ですですので、どこまで参考になるかはわかりませんが、苦手な人間が50点前後は取ることができたという事について考えていきたいと思います

 

本題に入る前に余談なのですが、先日とある飲食店のセミナーに参加した際に某有名居酒屋チェーンの社長のお話を聞く機会がありました。そのお話のテーマには従業員満足度、社会貢献、IPO(株式公開)という内容でした。

特に最後のIPOについてのお話が印象的でした

診断士試験にも出てくる範囲で言うところのIPOのメリットは

  1. 直接金融の道が開かれ、資金調達能力が向上し取引先や金融機関に対する信頼が増える
  2. 社会的な評価も高まり優秀な人材が集まりやすい
  3. 個人的な経営から脱却でき、組織的な運営が構築されるとともに内部管理体制の充実も図られる

逆にデメリットは、

  1. 株主を意識する必要がある。
  2. 社会的な責任や義務が生じる可能性がある。

等でしょうか?すごく基本的な内容ですが念のため

 

そして、その社長がおっしゃっていたIPOの最大のメリットとは、

 

「正しい会社になるいうこと」

 

どういう事かというと、IPOを行う過程でガバナンスが効くことにより労働条件や待遇などが改善されて正しい会社になっていくという内容でした。昨今の労働力不足に加えて、外食産業では賃料上げの動きがある中で、社長自らが従業員の待遇改善を望んでいるという事にとても感動致しました

 

「もっといい暮らしをして欲しい」

「従業員の親や友人に自慢できるような企業にしたい」

 

まさに社長の想いという事です。今回は一人のセミナー受講者として話をお聞きしただけですが、診断士として社長の想いに触れる事がもの凄くやりがいのあるという事を感じました。最後に冗談で

「借入金の個人の連帯保証が外れる事は大きなメリットだ、正直ホッとする(笑)」

ともおっしゃってましたが

 

大分話がそれてしまいましたが、本題の経営法務という苦手科目と如何に戦うか
これは経営法務に限った話ではありませんが、7科目全て得意という方以外は必ず付き纏う問題です結論から先に言うと、

 

守備的ですが、本試験で45点以上55点以内を取れるように着地する

 

もちろん、自分の中の試験対策の中の一つの結論ですので全ての方に当てはまるとは限りません。しかしながら、この試験は7科目で平均60点以上の点数を取れば良いので、足りない点数を得意な科目で補うことが可能です。今更かよ、という声が聴こえてきそうですが

実体験を踏まえてお話をさせて頂くと、ちょうど1年前のこの時期にどうしても経営法務の学習が捗らずに悩んでおりました。そして、苦手科目であるの学習時間がどんどん増えていきました。しかし、学習時間に対して成果の方はなかなか伸びてこないという問題を抱えておりました。そんな折に、とある受験予備校に相談した所、帰ってきた返事は、

 

「経営法務は試験会場でテキストを見ながらでも点数取れない人間は取れないかもね。どの知識を使うかの判断が必要な事。そして、出題された後にテキストに載る論点もあるからね。他の科目の学習で補う方が、学習も楽しめるならそれもひとつの方法かもね。」

 

その取れない人間は自分です
と思わず言いそうになってしまいましたが、後半部分で少し肩の荷が下りたようにも感じました
実際に、苦手科目の克服よりも得意科目の強化の方が私は楽しく学習ができましたスポーツでも同じような理論がありますよね

そこで経営法務に関しては守備的な戦術を用いる事に致しました他の科目では攻めましたよ

具体的に行った対策は、

 

1、基本的な論点を徹底的に暗記した(当たり前ですみません
私が行った方法は、テキストに記載がある表のうち重要な部分を空欄で作りかえて学習しておりました。例えば、会社法の機関設計であれば、必要な機関の有無や任期を空欄にしたり、組織再編等であれば必要な処理や権利等を空欄にしておりました。もちろん、表の作成に時間をかけては意味がないので、テキストをコピーしてから表を空欄にする作業をしてました

2、本試験で自分の点数をカウントした
経営法務の試験は問題数が23~26問の間で推移しております。手順は①正解と確信できる問題を解く、②二択に絞れる問題を解く、③それ以外の問題を解く。これにより①の確実に計算できる問題を10問前後積み上げ、②の確率50%の問題を5~8問積み上げる。という方法によって自分の点数の概算を計算しました。

 

合格点を取れればそれに越したことはありませんが、最終的に合格する為には部分的に守備的な戦術をとるという実体験をお話致しましたそう、W杯も初戦で負けても得意な相手に勝てば良い組織力と献身的なチームプレーでガンバレ日本
もちろん、勝つに越したことは無いんですけどね
それではまた



毎年同じ論点が問われるが、同じ問題は出ない。

「法務」が苦手になる理由は4つの「ない」。

・Away科目なので基礎知識がない
・テキスト知識を暗記しても点が伸びず、学習手応えがない
・長文問題・選択肢が何を言いたいのかわからない

さらに同じ論点でも、毎年問いかけ方と出題ポイントが変わるから、

・過去問の答えを覚えても点が伸びない

つまりマークシート知識試験の常套手段である「過去問回して答え・解法を覚えて合格」作戦は、「法務」には通用しない。そこに気づいたかどうか。
.

■法務:じゃあどうすればいいんだい?■

ネットワークの時代では、暗記力より検索能力が重要。

答練で点が伸びないと、受験生は一般に「暗記を増やす」「理解に努める」のどちらかの行動を取る。だがそうではなくって。

○覚える ◎使う・探す △理解する
最低限知識は覚える。だが実務上はネット検索でOK。 問題見たら論点を意識。覚えた知識のどれを使うかを判断。 理解すれば暗記は減。だが法律理解は時間がかかる。

法律=「○○するときのルール」であり、知識の暗記は不可欠。だが一次「法務」で要求されるのは、法令集や判例を使い知識を固める「理解」でなく、診断実務上の助言に覚えた知識のどれを使うかを判断できるレベル。

従い、「暗記」でダメなら「理解」という発想では迷走しがち。
そして以下に気づくかどうか。

上手に「使う」「探す」コツとは、知識を使いやすく「しまう」こと。

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■法務:知識の上手な覚え方・しまい方■

「法務」で理解に時間を掛けすぎるのはNG。そこで効率的な知識の「覚え方」「使い方・探し方」を簡単におさらい。

□上手な覚え方 ~串刺し暗記術□

当ブログ「法務」対策で必ず登場する串刺し暗記。テキストで法律別に覚えた出題ポイントを、法律をまたいでヨコ比較。他と違う点だけ暗記するから記憶効率が高く、かつ「知識が正規化」されて使いやすい。
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□上手なしまい方~論点目次×ベタ問10マーク□

今日のポイントは、「覚えた知識」をどう「しまう」か。そこでまずベタ問知識のベスト10。

債務不履行 (H21問15 A, H22問12 C, H25問11 C)
→民法の世界では、契約した債務が履行されず裁判沙汰になるのが定番。丸暗記で良いけど、誰を救うかの常識センスでも判断可能。

機関設計 (H21問5 B, H22問2 B, H23問5 C, H23問18 BD, H24問1 C, H24問18 B, H25問5 CB, 問18 B)
→会社法の世界では、取締役の誰かが公私混同するのが定番。会社規模に応じ取締役会・監査役・会計参与を置いて不正を防止。

登記、検査役の調査 (H21問3 B, H23問1 C, H24問19(1) A)
→新規設立の流れは一通り押さえる。細かい用語や数字が出てくる検査役の調査が出題ポイント。

会社分割 (H21問1 D, 問2 B, H23問2 C, 問3 B, H24問3 C, 問4 B, H25問1 C)
→年により出題形式がまちまち。表の暗記で対応できるが、「なぜそうなのか」の理屈で理解しておくと万全。

倒産法制知識問題 (H21問4 CCC, H22問3 E, 問7 DE, H23問4 C)
→時事問題の要素があり、何が出るかは予想しにくい。直前テキスト丸暗記対応でOK。

産業財産権(定義・効力) (H21問6 B, H22問8 C, H23問9 B, H24問7 C)
→特許法他の定義そのものをストレートに聞く問題。H24はひっかけありだが原則荒稼ぎ。

⑦産業財産権(実施権・使用権) (H21問9 C, H24問11 B, 問13 BA, H25問8 B)
→産業財産権は原則独占排他的。その例外となる通常使用権・先使用権が出題ポイント。

特許権侵害 (H21問7 B, 8問A, H25問6 C)
→裁判沙汰になりそうなときはどうするか。侵害した時・された時の対応手順まで押さえる。

著作権侵害 (H21問12 C, H25問12 C)
→中小企業は著作権を侵害しがち。ダメな理由をきちんと理解。

英文契約 (H21問14 B, H22問15 C, H23問15 B, H24問14 E, H25問13(1) A)
→英文契約は1マーク。出題内容も難易度もランダムなので、気にしない。

「法務」では同じ知識を毎年問うのでなく、同じ出題領域中のどれか1つの知識を出題。従い「法務」に限っては、過去問の答えだけ覚えたり理解するのでなく、過去問を解く度に

テキストに戻りその論点の周辺知識をセットで覚える

ことが得点UPの近道。
.

■法務:難易度推移■

毎年一定のABランク出題があり、意外に得点しやすい。

□「法務」では過去問とそっくり同じ問題が出題されることはまずない。よって正答率ABランクは、一般常識か基本知識の確実な暗記で当てる。
□CDランクは捻ってくるけど、聞いているのは基本知識。正答不能なD’Eランクの出題は多くない。

■法務:論点別出題数■

累計マーク数を5で割り、今年の出題マーク数を予想。

□民法・会社法(手続)・資金倒産は、3~4マーク出題。D’Eランクドッキリ問題はここから出題。
□ 産業財産権は、法律別でなく、定義・権利・侵害とヨコ軸で整理。
□独禁法・英文契約などの1マーク論点は意外に当てやすい。
.

■法務:ポートフォリオ論点ABCD■

やはり会社法・産業財産権が最重要。

□出題論点が明確な会社法・産業財産権はしっかり暗記し、確実に得点。
□民法・資金倒産は重要論点だけ先に押さえ、7月丸暗記で加点狙い。

■今日のまとめ■

「法務」の出題形式・出題ポイントは多彩であり、中途半端に過去問を追ったり、理解しようとすると迷走。逆にABランク重要知識を確実に暗記し、問題文を読んだら「使う」知識を「探す」クセをつければ荒稼ぎ。ではまとめ。

・「法務」では過去問の答えを覚えても、点は伸びない。
・「理解」より「使う」「探す」を意識し、かつ知識を上手に「しまう」。
・過去問を解く度にテキストに戻り、周辺知識をセットで暗記。
・会社法・産業財産権を固め、後は7月丸暗記で本番荒稼ぎ。

byふうじん



皆さん、こんにちは

道場陣がこの科目、この論点を集中一点突破する渾身シリーズ。執筆陣もこの時期からギアチェンジの必要性が分かっている為、記事をタイプする指にも力が入ります。今日は第9弾、経営法務。経営組織体制について取り上げたいと思います。

■株式会社と何が違うの?
まずは経営法務のひっかけ問題。

問.会社法改正により日本版LLPとして(1)会社が設立可能になった。
(1)に入る選択肢はどれか答えよ。
ア.合名
イ.合資
ウ.合同
エ.限定
オ.1円株式

我ながらなんと安直なひっかけ問題だろう。

 

正解は…

では無く…

「ありません」 

意地悪な問題でごめんなさい。
LLPは組合組織なので、○○会社とはならないのです。
はっきりと「違う」と断言出来た方。素晴らしい。少なくても経営組織体制については、すっきり理解されているとお見受けしました。この調子で頑張っていきましょう。

現役時代、何かの問題でLLPとLLCの2択で相当迷った思い出があります。
どっちがどのような特徴を持っていたのか。LLCのCはCompanyだから会社なのは分かる。でもLLPとの違いって何だっけ?こんな混乱を抱いていました。このような状態のままで、実務で社長さんから組織形態の説明を求められたら困っちゃいますよね。

この部分の知識が曖昧だった方、今日の記事で押さえるポイントを理解してすっきりして頂きましょう

■大きな分類から細分化
では、まずは大きな視点から確認しましょう。経営を行う場合、2つの大分類が存在します。それは会社or組合です。会社は株式or持分に分かれます。組合は有限事業責任or民法上の任意組合に分かれます。更に、持分は合名or合資or合同に細分化されます。

この関係をヴィジュアル化したものが下の図になります。

■会社と組合
それでは順番に確認していきましょう。まず会社組織か組合組織かどうかです。この時のポイントは法人格と課税方式です。

会社は法人格あり。その為、課税は法人として納めなければなりません。

組合は法人格がありません。その為、パス・スルー課税が適用されます。

当たり前ですが、組織に人格が存在するかによって、納税者が変わります。法人格と課税は表裏一体です。この関係を押さえておきましょう。※注意点ーここで規定している組合の概念は「 診断士試験における組織形態の分類」での振り分けということです。現実には労働組合や各種共済組合等法人格を有する組合も存在します。

これを図にプラスしてみました。

■内部自治原則
続いて、内部自治原則です。これは組織内部のルールを自分たちで規定出来るかことを指しています。この原則は株式会社以外に適用されます。

株式会社は法律に則って行動する。

なぜ株式会社だけが法律で規定されているのか。それは株式という物的つながりを最重要項目として扱っているからです。つまり資本を沢山出した人には相応の権利が与えられるということです。株式会社以外の会社では、人的つながりを重視している為、「お金はあまり無いけど、アイディアを持っている」、「金も知恵も無いけど、よく働く」みたいな人物にも報酬の成果を分け与えることが出来ます。

これを図にまとめてみました。


■有限責任と無限責任
さぁ、ここまで辿り着きました。もうちょっとです。次の論点は責任範囲。無限か有限かの違いです。

有限責任:株式、合同(LLC)、有限事業責任組合(LLP)

無限責任:合名、合資(一部有限責任出資有り)、民法上の任意組合

ここで、LLCとLLPがご登場。日本版LLC、LLPともその特徴の一つが有限責任制度を採用していること。この2つの組織形態が登場する前まで、有限責任は株式会社、有限会社のみでした。しかしどちらも最低資本金が必要であり簡単には設立出来ません。合資会社も一部は無限責任である為、起業にはリスクが大きかったのです。そこで、法改正が行われ、最低資本金の制約を撤廃した上で、内部自治原則が与えられるLLCとLLPが誕生したというわけです。

これを図に追加しました。

■設立時人数
ここで最後の論点は、設立時の人数です。これはそれぞれの特徴を考えれば難しくありません。設立時の最低人数を分類してみましょう。

1人:株式、合名、合同(LLC)

2名:合資、有限事業責任組合(LLP)、民法上の任意組合

組合はパートナーシップです。その為、誰かと組まないと成立しません。また合資は無限社員と有限社員の組み合わせですので、2名以上いないと合名か合同になってしまいます。

これをまとめたのが下の図になります。

■まとめ
というわけで、お付き合い頂きありがとうございました。基本の考え方を覚えておけば、このような組織形態の問題には、対応出来るのではないかと思います。ここから論点を覚える上で、時間というコストに対して頻出度というリターンを考えながら対応しなければなりません。今回の組織形態の論点にしても、あまり深追いしない程度に留めております。特に初学者の方にとって、この時期は頭が混乱する時期です。一次試験までの時間で、必要な知識、捨てる知識の見極めを行いながら過ごしましょう。

それでは本日はこれにて失礼します

Oz



こんにちは。ハーンです。

 

先週の土曜日、15日コースの実務補習の1回目でお世話になった先生と、実務補習時のチームのメンバーと夜の懇親をしてきました。

6名のうち3名は都合がつかず出られなかったこともあり、参加者の中で中小企業診断協会に未加入なのは私だけ、という状況でした。

 

話題は、5年後の更新や今の活動状況など、いろいろ出ましたが試験監督の話もあがりました。協会が試験の委託を受けている関係もあり、協会加入の診断士が試験監督をするようなのですが、残念ながら現時点で私は協会に加入していません。(入会金と年会費が高い)

 

もし、加入していれば、みなさまと知らないうちにお会いできていたのかもしれませんね。

 

さて、今日の記事は、渾身シリーズのうち、「経営法務」です。

 

この経営法務。私にとっては、高得点は狙えないものの比較的安定していた科目で、苦手意識はありませんでした。実は、私は商学部出身ですが、約20年前の大学の商法のテストで10点しか取れなかったこともあり、法律アレルギーがありました。

 

それが解消できたのは、①会社法になって、あの読みづらいカタカナの文章が現代調になったこと②関係会社の設立、事業撤退などを通して、会社法にかかる業務を否応なくやることになったことがあげられます。

 

ということで、会社法は重要な論点であるものの、体系的に勉強したわけではありません。また、経営法務を体系的に整理した内容については、過去記事にあると思いますので、どこまで参考になるか分かりませんが、私の経験をリメイクしたものを物語風につらつら書きたいと思います。(ここにあるお話はフィクションということでご承知ください)

 

◆会社の設立◆

 

私が会社で新規事業部門に所属してた頃。新たな事業領域に参入するため新会社を設立することになった。えっ、アライアンス先や銀行等の出資が10数社もあるんですか?募集設立?めんどくさー。 

(⇔発起設立

 

・発起設立と募集設立は、いずれも発起人が定款を作成し、公証人役場において定款を認証してもらうまでは同じ。

・その後の相違点は、発起人が設立時の株式全部を引き受けるか(発起設立)、一部を引き受けて株主の募集をするか(募集設立)の違い。

・これに伴い、募集設立は株主の募集、申込、割当といった手続きが必要。(まあ、一般公募するわけではないので、株主は事実上決まっているものの、書類作成等が面倒。あ~あ)

・実務上は、発起人を複数立てればよく、発起設立が大半を占めています。

 

◆会社の合併、分割、譲渡◆

 

ある日のこと、担当している関係会社の業績が悪い。本体のコア領域外。差別化要素の構築には相当な経営資源が必要。うーん、こりゃ単独での事業継続は難しい

 

ということで、(ここに至る多くのプロセスは割愛して)同業他社との合併を模索もともとアライアンスを持った関係。

「うちが撤退すると、このエリアについては、空白地帯。ライバル会社のシェアが向上し、御社の全体戦略にも影響があるのでは?」

 

ってな話もあって、相手方との合併を模索することに。(いろんな交渉については割愛して)

しかし、土壇場にきて改めて相手方からの返答。合併だと権利義務をそのまま引き継ぎますよね?一部事業(A事業)についてですが、過去にやった仕事に瑕疵があった場合の責任まで取れませんなぁ・・・(包括承継)

 

えっ、うまく行きそうだったのに。偶発債務のリスク大ということですか。

 

ってなことで、合併は頓挫。他に合併を模索する先もなく清算して事業撤退する方向へ。しかし、A事業は偶発債務のリスク大でも、他の事業(B事業)は承継してもらえることに。既存のお客さまにご迷惑をかけないことも重要な話。ただ、B事業のお客さま1件1件に契約移転の同意を取り付けるのはすごく大変。何せ件数がかなりある・・・

 

ということで、B事業は「吸収分割」。A事業も仕掛中のものは、件数も少なく引き受けた後に相手方が内容を吟味できることから「事業譲渡」で受け入れてもらえることに。

 

吸収分割 権利義務は包括承継、債権者への個別同意は不要。 (手間が省けます)

事業譲渡 権利義務は個別承継、債権者への個別同意が必要。 (手間がかかるがリスクの遮断は可能)

 

といった違いがあげられます。

 

◆組織再編に関する手続き◆

 

吸収側(相手方)の会社との会話。

こちら側から吸収してもらう事業は資産、負債はイーブン。よって対価は基本的に無。

吸収分割にかかる対価が、吸収側の企業の純資産の20%以下なら、簡易組織再編が適用できるのでは?

おっ、これはラッキー。相手方も譲渡制限会社ではあるものの、新株を発行するという話でもないため、株主総会の特別決議は不要

 

ただ、メリットは相手先の方なんですよね。

 

ちなみに、簡易組織再編に似たもので、略式組織再編なるものもありますので、押さえておくとよいと思います。

 

簡易組織再編 吸収合併等の対価が吸収側企業の純資産の20%以下

       →吸収会社の株主総会特別決議不要(譲渡制限会社の株式発行時除く)

略式組織再編 合併等において、吸収会社が被吸収会社の90%以上の議決権所有

       →被吸収会社の株主総会特別決議不要

 

簡易組織再編の主旨は、吸収(合併)しても吸収する側の業況に影響を与えない程度のリスクであれば手続きは緩和してもよいということでしょうね。

 

一方、略式組織再編は、株主総会の特別決議を経なくても結論は変わらないなら手続きは緩和してもよいということかと思います。

 

◆最後に◆

 

結局、簡易吸収分割+簡易事業譲渡の上で清算(任意整理)となりました。

 

脈絡のない文書でゴメンナサイ。つらつら書きましたが、会社法って実務の上でも意外と役立ちます。

また、実務に照らした形で覚えることができれば、つらい暗記に比べて覚えやすいと思います。新たな勉強法のきっかけにでもなれば本当に幸いです。

 

最後までお読みいただいてありがとうございました。ハーンでした。



みなさん、こんにちはu-taです。

TACのカリキュラム上では、経営・財務・運営・経済と4科目の完成答練1回目が終了していますね

各科目の完成度はいかがでしょうか前回の記事でもお伝えしましたが、得点に一喜一憂するのではなく、答練に向けた仮説をもち、答練実施後に仮説の検証を行うことが大事であると思います。

その上で、ご自身なりの各教科に対する戦略を再構築してくださいね。

 

さて、話は変わりますが・・・

一次試験の申込は既に済まされていますか??

試験申込受付期間は5月7日(水) ~ 6月3日(火)です。

当たり前ですが、受験申込をしなければ合格できません!まだ申し込んでない方はお早めに申し込みをしてくださいね

 

ここからが今日の本題です

今日は、【マイベスト記事】経営法務!ということで、私自身が受験生時代にお世話になり、勉強になった道場記事を皆様にご紹介します。

私の過去エントリーでも記載していますが、法務に対する苦手意識が強く、60点を取れるだろうと思えたのは試験の2週間前でした。

中々、光が見えてこない状況の中で、以下をはじめとする道場記事を読み、試行錯誤を繰り返しておりました。

この記事をお読みの方の中でも法務への苦手意識をお持ちの方もおられるかと思いますが、以下でご紹介する記事を参考に今後の学習の戦略を練って頂ければと思います。

~【マイベスト記事】経営法務 u-taの場合~

経営法務:暗記方法を使い分ける! by ハカセ

まず、一つ目はハカセの記事です。経営法務で60点以上を確保するためには理解した上で知識の暗記が必要デス。

この記事では法務の暗記ポイントを明確に示していることに加え、暗記方法の具体例も提示されています。

【法務】原理原則の理解で法務を攻略 by wacky

2つ目はwackyの記事。この記事はタイトル通り、法務を学習する上での原理原則が書かれています。

法務で点数が伸び悩んでいる方は一読の価値有りです。法務は理解が重要なのだと再認識させられる記事です。

【法務】過去問の回し方・ビジ法問題集の活用 by ひめ

3つ目はひめのエントリーからです。過去問の回し方の基本が書かれています。

私自身もこの記事を参考にビジ法のテキストを辞書代わりに使っていました。

【経営法務】まっきーの事件簿:file01 by まっきー

最後はまっき―の記事。まっきーの体験談から法務の勉強の本質を理解できる記事です。

やはり法務は暗記の前の理解が重要。そのことに気付かされます。

いかがだったでしょうか。上記の記事以外にも、法務カテゴリーには皆さんのお役に立てる記事が多く存在しています。

是非、道場の過去記事も参照頂き、今後の学習をより良いものにして頂ければと思います。

完成答練もまだ序盤です頑張ってください

by u-ta

 



こんにちは。ハーンです。

いよいよ、新年度が始まりましたね。

会社では入社式、学校では入学式など新たな気分でスタートといった感じですね。

一方、この4月は昨年度の総仕上げといった意味合いもあります。

私の会社は3月決算のため、経理関係の仕事は、4月初旬が1年通して最も忙しい時期に当たります。

 

とりあえず、私の職場はなんとかピークを乗り切りつつあり、少しだけですがホッとしているところです。とはいえ、後行程に携わる人達は、まだまだピークが続きます。

まあ、いずれにしても新年度。気分一新で頑張りましょう!

 

◆1次の学習について◆

 

私個人の話で恐縮ですが、1次試験の勉強についての記事は書きづらいなぁ、と思っていました。

というのは、以下の理由から、みなさんの参考になりそうな情報を提供できないと思ったからです。

既に秀逸な記事がたくさん掲載されており、これ以上の情報を出せないと思ったため。

・自分自身が、特定の科目については、実務経験を活かして得点した一方で、それ以外の科目は、結局60点を下回ってしまったこと。

 

詳細は合格体験記を参照してください。

 

もう一つ、躊躇した理由は目標設定の仕方です。

私の当初の目標設定は、正直にお話ししますと「絶対に一発ストレート合格」でなく、「あわよくばストレート合格」でした。(ちなみに、一発ストレート合格を意識したのは1次試験の自己採点後でした、この変化はまた記事にしたいと思います)

1次試験は420点を少しでも超えることを目標とする。

勉強時間をいかに確保するかという考えより、確保できそうな時間を如何に使って420点に到達させるかという思考でした。

最悪、3~4の科目合格を拾って、翌年は残りの1次と2次の対策を並行する。

うまく1次試験を一発で通れば、その年の2次試験に全力を尽くしてみて、ダメなら2年目は2次だけに集中し、2~3年では合格したいといったものでした。

 

ということで、1次試験の対策は大まかに言うと、以下のようなものでした。

①60点を取るためには、40%は正解を確実に選べるようにする。

②残り60%のうち、半分(全体の30%)は、2択に絞れるようにする。

③残り30%は、当たればラッキーといったバッファー部分。

 

実務で言えば、①はクライアントに即答できるレベル。②は何を確認すれば良いか分かっていて、ネットや本で確認すればすぐ回答できるレベルと考えていました。

 

ということで、これが実践できれば、①で40点、②で15点、③で6点。(5択とすると)

61点は確保できるという理屈になります。

・これができない科目は、悪くても40点以上は確保する。

・さらに勉強する時間があれば、苦手科目を61点に近づける。

・これより少しでも得点できそうな得意科目でマイナス分を補う。

といった、「あわよくばストレート合格」であり、実務のアドバンテージを活かして短時間の勉強で万遍なく60点を取るようにして、(外観を先に整える一夜城方式)それができて時間があれば、そこからプラスを上積みする(城の内装を整備する)というものでした。

 

結局、城の内装を整備する余力はなかったのですが、420点を12点ほど上回り一夜城は何とかできた格好になりました。

ただ結果からすると、できなかった部分もあるわけで、これは反省点として整理して記事にしてもそれはそれでいいかな、と思いました。

なので、1次試験の勉強方法について、反省も含めて書ける範囲で記してみようと思いました。

よって、複数年で最終合格を考えてみえる方により参考になるかもしれません。一方、「絶対ストレート合格」を目指す方は、話半分に聞いていただければと思います。

 

 

◆経営法務の学習を振り返る◆

 

少し時期が遅れましたが、経営法務についてです。

コツコツ勉強するのが苦手な私ですが、この科目について漠然とではありますが、苦手意識はありませんでした。

というのは、会社の業務で新会社の設立、関係会社の取締役会関係の業務、関係会社の事業撤退(清算)とそれに伴う残務の承継(吸収分割や事業譲渡)について、携わった経験があったからです。

例えば、清算などというのは、特別決議を要する重要事項ですし、吸収分割や事業譲渡は、事業を承継する方法ですが、個別承継・包括承継といった概念の違い、債権者同意の必要性の有無、偶発債務に対するリスク遮断の有用性の違いなど、会社法に定める条項を含めて理解しつつ進める必要がありました。

 

会社の設立についても、発起設立と募集設立では手続きの違いがあります。

過去の記憶ではありますが、そうしたことを思い出しつつ、学習をして進めました。

 

一方、勉強を進める上で、苦労したのが知的財産関連です。

こちらは、全くといいほど触ったことのない分野でした。

 

うちあーののこちらの記事にもありますが、私も問題集をやっていた感触では、経営法務は「会社法」「知的財産権」の2本が最重要だと認識していました。

 

なので、知的財産権はひたすら暗記という状況でしたが、これがなかなか進みません。

個々に覚えようとするとなかなか大変なので、表で体系的に覚えるようにしました。

 

 

出題者の立場に立ってみると、特に、いつから何年、どういうものをといった部分は、基礎的な話であるとともに、それぞれの微妙な違いを出題しやすいだろうな、といった視点で理解するようにしました。

 

◆勉強の成果は◆

 

模試、本試験とも60点を少し超えるくらいでした。

2度の試験しか実績がありませんが、この科目は、比較的安定して60点を超えていました。

今、振り返ってみると、会社法に関連する項目は、何年か前の実務を通して、何気に「橋げた」が構築されていたような気がしてなりません。

確かに、記憶をたどるような部分がありましたが、橋げたがあれば何度でも橋板はかけることが可能。橋げた構築の手法論は異なっているかもしれませんが、実務でも使うような基本事項はそれなりに押さえていたのか、勉強量の割に得点できていた気がします。

 

一方、知的財産権の方は、そこまで至りませんでした。会社法関連より一生懸命、暗記したつもりでしたが、ストレートに言えば勉強不足、結局、基礎が固められていなかったのだと思います。

それでも致命傷にならなかったところを見ると、コツコツやればそれなりに成果の出る科目だと思います。

 

ちなみに、大原簿記の解答・解説集を閲覧・参照して本試験の結果を整理すると、

 

会社法・株式上場関連 29点/41点(70.7%)

知的財産権関連    16点/28点(57.1%)

民法その他      19点/31点(61.3%)

 

となっており、会社法関連でそれなりに得点し、知的財産権のマイナスをカバーしたという結果になっています。

 

◆今日の要旨◆

 

・私は、「あわよくば一発合格」というある意味、本流?とは異なる目標設定をして一次試験の勉強を進めていた。

・自分の実務経験と関連のない知的財産権は、表などを使って体系的に理解するように努めたつもりだが、本試験の結果だけを見るとその努力は不足していた感が多々あり。それでも、致命傷にならなかったのは学習の成果か。

・一方、実務で培った会社法関連で得点を稼いだ格好だが、これはある程度、橋げたが構築できていて、橋板を架けるだけで済んだからだと推測される。

・目標設定が異なっても、こうした暗記科目はコツコツ進めて橋げたをしっかり架けることが重要という、ある意味当たり前の結論に帰結。



今日から4月になり、新年度もスタートですね
消費税が8%に増税されるなど、各種制度の施行開始日となります。

また、平成26年度診断士試験に関するスケジュールが発表されました。
今年はなんと、2次口述試験の発表が年明けに…
情報収集を怠らず、時代の波にうまく対応していきたいものです。

さて、先日のニュースで、H26年4月以降におけるマザーズ市場の時価総額に関する上場廃止基準が、厳格化されました。
今後もどのような動きがあるか目が離せません

診断士試験においても、平成25年度「経営法務 第21問」においてTokyo Pro Marktが出題済みです。
ということは、今年も、もしかしたら出題されるかも…。

また、試験だけでなく、診断士として将来関与する会社様が上場を目指された時に、相談されることもありえます。
そこで、今日は証券市場の概要とTokyo Pro Marktについて簡単にまとめたいと思います。

◆証券市場の種類◆

2013年1月1日に東京証券取引所と大阪証券取引所が経営統合し、「日本取引所グループ」が発足したことは記憶に新しいですね。
これにより、上場時価総額等が世界第3位の取引所となりました
その結果、現在、日本には4つ(東京、名古屋、福岡、札幌)の証券取引所が存在します。
その証券取引所の中で、さらに市場が分類されています。

具体的には、①プロ投資家向け市場、②新興市場、③本則市場、の3つ。
新興市場の名前がなんとも個性的で面白いですね



※クリックすると拡大されます。(以下同じ)

◆各市場の特色◆

 続いて、各市場における特色の違いが、気になるところ。

ここでは、ざっくりとしたイメージをお掴みいただければ幸いです。

①プロ投資家向け市場(Tokyo Pro Markt)

→ 早く上場したい企業向け

・上場審査基準の緩和(利益基準等の数値基準なし
・最短スピードで上場可能(準備費用を安く抑えることが可能)
・プロ向けのため、比較的株式の流動性が低く、資金調達面でやや弱点あり

②新興市場

 アーリーステージ企業でも資金調達が可能

・審査基準の緩和具合は真ん中(Tokyo Pro Markt > 新興市場 > 本則市場)
・マザーズでは、利益及び純資産額基準なし
・ジャスダックでは、スタンダード市場とグロース市場の2つがあり、どちらのニーズにも対応が可能

③本則市場

→ 日本を代表する企業が多数存在

社会的信頼性が高い企業の称号(審査基準が最も厳格)
安定した市場流通性 など

 

また、上場に関する審査基準はこちら。
ここは本試験で問われる可能性があるため要チェックです!
利益が出ていなくても新興市場を選べば、上場することは可能なんですよね。

◆Tokyo Pro Marktと既存市場の違い◆

 続いて、Tokyo Pro Marktについて、既存市場と比較しながら確認していきます。

この表をみると、Tokyo Pro Marktの柔軟性の高さが明確ですね。

申請準備までできれば、10営業日で承認されるわけですから、スピードの優位性もありそうです。また、日本以外の会計基準にも対応しているため、グローバルな対応が期待できそうです。

◆上場数は増えているのか?◆

 上場した企業の社長さんが鐘を鳴らすシーンを、ニュースなどで見たことがある方は多いのではないでしょうか?

しかしながら、上場企業数の推移は、意外と知られてないと思います。
東京証券取引所に限定されますが、直近における新規上場数の推移は下記の通り。

(東京証券取引所HPより抜粋)

やはり、リーマンショック後の2009年、2010年の落ち込みが激しいですが、徐々に盛り返してきている傾向にあるようです。
今後益々上場企業数が増えていくことを期待したいですし、診断士として関わらせていただく機会があれば、是非支援したいです。

◆自ら行う比較作業行為の重要性◆

 このように一つの論点を掘り下げていくことで見えるものがあります。

しかし、試験に合格するためには、掘り下げすぎには注意が必要です。
ただでさえ範囲が広い診断士試験ですから、強弱をつけた勉強が重要になります。
では、どのように掘り下げればよいでしょうか?

もしも、これまでの説明文を文字だけで記載したとしたら?
私なら絶対読みませんね
読もうとする前に、気力が奪われてしまいます。

つまり、同じ内容でも、情報として受け取れないことがあるのです。

要点を絞りまとめるにはコツがあります。
それは、数値化できるもの、各種要件などは比較しながらまとめること、です。

そうすることで理解が深まり、暗記も定着しやすいです。
道場で言うところの、串刺し案記術ですね。

しかしながら、このような方法も、与えられたものをうわべだけ真似しても自分のものにはなりません。
を動かし、時には口づさんで、自分でまとめた表などを作ることで、必ず理解が深まります

今日の四字熟語:禹行舜趨 (うこうしゅんすう)
意味:うわべをまねるだけで実質が伴っていないたとえ。聖天子とされる禹や舜の表面上の行動だけをまねして、実質的な聖人の徳を備えていないこと。禹のように歩き舜のように走って、聖人をまねるだけで実質がない意から。

今日も元気で
U2でした。

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要するに、逆張り。

スト合格者の学習傾向を一言でいえば、周囲との差別化=逆張り。では端的に定義。

<学習方法の逆張り>
・他人が努力する所で手を抜き、
・他人が気づかない or 嫌がる所で、自分なりの工夫をすること。

ただし逆張りするには、周囲が何をやっているかを先に知る必要がある。

.
■養成答練60点⇔80点の違い■

そこで養成答練60点タイプ⇔80点タイプの学習傾向を比べると、以下。

答練60点型 答練80点型
暗記対象 テキスト ポケテキ
問題集 過去問 スピ問
知識量
知識のヒット率
記憶傾向 短期記憶どまり 長期記憶化
6月完成答練期 思い出すのが大変  すぐ思い出す

養成答練とは、平均的受講生が60点を取れる難易度で出題。また、「情報」「法務」の問題数は25マークが上限。すると、

答練60点タイプは、テキストで知識を覚え、過去問を解いて答練に臨む。すると、覚えた知識の多くは養成答練に出ないので、点数も伸びず知識も定着しにくい。

答練80点タイプは、覚える範囲をポケテキ程度に絞りスピ問を2回解いて答練に臨む。すると養成答練で同じ問題に再会し、繰り返し効果で長期記憶化するほか、点数も伸びる。

この時、学習効果をさらに高めるポイントが以下3点。

養成答練前 解説講義時 復習時
暗記対象の絞り込み 出題予想との差異分析 復習時間の極小化
・「情報」「法務」答練の出題数は最大25マーク。従い、覚える範囲を広げる前に、自分が大事と思うベスト25の知識を確実に暗記。 ・答練80点クリアなら、解説講義は聞き流す程度で十分。ポケテキ・スピテキを使い25マークの出題箇所を確認し、予想したけど出なかった論点、予想外に出題された論点を講師に生質問。 ・答練高得点の最大メリットは、「復習時間が短くて済む」こと。そこで余った時間を使い、6月完成答練時に素早く思い出すためのメモを用意。

つまり、いわゆる「暗記より理解が大事」とは、

養成答練前には、ポケテキ掲載外のことは暗記しない

ということ。その代り、6月末一次模試までに合格実力を突破し、7月は直前知識を丸暗記。

■一筆書き復習法~知的財産権■

一度覚えたら、忘れてOK

とするには、「後ですぐに思い出せること」が前提。だから答練後の余った復習時間で、自分なりの理解をメモに残す。「経営法務」の後半戦で一筆書きする論点は以下3つ。

産業財産権
(特許権・実用新案権・意匠権・商標権)
著作権
不正競争防止法

①産業財産権
・経営資源で大企業に劣る中小企業にとり、カネを掛けずに利益・競争力が高まる産業財産権は超重要。対象となる特許権(発明)・実用新案権(考案)・意匠権(デザイン)・商標権(ブランド)の定義・効力を確実に理解。特許権の要件・取得手続・存続期間・権利・侵害対応をまず押さえ、残り3つは特許権との違いを押さえる。当り前。

②著作権
・中小企業は、産業財産権で「保護してもらう」一方、著作権は「侵害しないように」要注意。診断士として中小企業の経営者(主にオッサン)に注意喚起できるよう、頻出知識をさらっと押さえる。

③不正競争防止法
・不正競争防止法は、民法不法行為法の「特別法」。市場の健全な競争とは、商標権×民法(不法行為法)でも解決できるけど、わざわざ特別な法律を用意するほど大事。でも試験上は、不正競争の類型を用語レベルで押さえれば十分。

 .
■今日のまとめ■

逆張り理論を使うと、周囲が苦労している所ほど手抜きが可能。具体的には、基本講義期では覚える工夫より、いかに覚えないかの工夫の方が大事。ではまとめ。

・逆張りとは、他人が努力する所では手抜きし、そこ以外を工夫。
・暗記はポケテキ、答練前にはスピ問を解き、養成答練80点。
・答練80点を取った後は、6月に思い出す為のメモづくり。
・「法務」後半は産業財産権をガッチリ。残り論点は用語レベル。

byふうじん



皆さんこんにちは。

冬から春への移り変わりを日々感じゆく今日この頃にタイトルからつまんないダジャレを入れて申し訳ございません。ちょっと冬に逆戻りさせてしまいました

本日は春分の日ですね。春一番や桜の開花情報がニュースに取り上げられる時期になってきました。春は誘惑の多い季節です。異動・転職・新卒等の歓送迎会やお子さんの卒業&入学シーズン。更にはお花見や行楽もピークを迎えます。公私ともに様々なイベントが目白押しとなります。ですが、診断士受験生にとっての春は12月の合格発表です。勉強の継続へ向けて自己の管理を徹底していきましょう

さて、前回の記事において法務では理屈が大切という前フリをしておりました。今回の記事では暗記が苦手だった私の対応方法をご紹介したいと思います。

■暗記は得意派?それとも苦手派?
ネコ型ロボットが登場する漫画の中でもアンキパンという道具がありました。覚えたい事をパンに書いて食べると暗記できるという代物。小学生の頃は、このパンが欲しくてたまりませんでした。普通の食パンを食べても暗記には役立たない事を知った時はショックだったなぁ…。今も昔も暗記は大変という事を象徴する秘密道具ですね。

世の中には「暗記大好き~」という方よりかは「暗記はちょっと…」という方のほうが多いのでは?私も暗記は苦手派でした。というか今でも暗記は苦手です。法務でも各種法律の違いを覚えるのに苦労しました。覚えては忘れ、忘れては覚える。あぁ忘却の終わりなき旅。そんな無味乾燥な暗記の世界に理屈を持ち込むとイメージが進んで覚えやすくなるというのが私なりの対策でした。

と、その前にまずは道場の理屈系記事をご紹介。未読の方は是非一度ご覧下さいませ。これらを読めば、法務においての理屈の重要性は分かって頂けるのではないかと思います。

【法務】法務導入編、読み方のススメ 
【法務】法務をホームにしよう
【法務】原理原則の理解で法務を攻略
【 法務】社外取締役はなぜ必要?
産業財産権から法務全体を俯瞰する

それでは、具体的な例としていくつかご紹介したいと思います。

■理屈で覚える法務3事例

1.クーリング・オフ期間が長いのは何だっけ?

上記表にあるようにクーリング・オフにおいて基本は8日間。しかしながら、業務提供誘引販売取引および連鎖販売取引は20日と長期に設定されています。これは訪問販売、訪問購入、電話勧誘、特定継続的役務提供は契約者が一方的に商品や役務の提供を受けるだけなのに対して、残りの2つは契約者が収入を得られるという一面が絡んでいる事があげられます。つまり、お金儲けに不慣れな一般人は収入が得られるという契約に対して冷静な判断が出来ず、冷却期間にも相応の時間が必要であるという配慮からなのです。このイメージができれば、問題の選択肢が沢山あっても間違える事は少なくなると思います。

 

2.登録意義申立制度があるのはどの権利だっけ?

無効審判制度 登録異議申立制度
申立先 特許庁
目的 商標権の無効化
対立先 当事者同士 特許庁vs請求人
対立構造 当事者対立構造 査定体系構造

知財の勉強範囲の中で、無効審判制度と登録異議申立制度とい2つの制度が出てきます。しかし、登録異議申立制度は商標権でしか取り扱っておりません。 なぜ商標権だけに存在するのでしょうか。この2つの制度、特許庁に対して権利の無効化を訴えるという点は共通しています。が、争う関係者が違います。無効審判は利害関係者同士の直接対決。登録異議申立制度は特許庁と請求人との対決です。

無効審判は当事者同士で証拠を揃えお互いの主張をぶつけあうイメージに対して、異議申立の場合はちょっとおかしいんじゃないかと役所に間違いがないか査定してもらうイメージです。どちらの方が簡単なイメージを持つかといったら、登録異議申立制度のほうがお手軽な感じがしますよね。で、特許権や意匠権は、万人に対して有益なものであり社会的影響力が強い為、やるならきっちり無効審判で審理しようぜというスタンス。実用新案無審査主義だからそもそも登録異議申立自体がナンセンス。ところが、商標権誤認混同を避け、需要者の利益を早急に確保した方が有益です。というわけで、お手軽な登録異議申立制度は商標権にだけは設定されているというイメージでした

 

3.簡易組織再編、純資産と総資産どっちだっけ?

上の図は組織再編で出てくる簡易組織再編の可否をまとめた表です。暗記で厄介だったのが、資産の条件。純資産と総資産がいつもごちゃまぜになっていました。その問題に対してもやっぱり理屈での対応。下の図表に合併、株式交換、会社分割のイメージをまとめてみました。吸収する側(対価を支払う側)をA、吸収される側(事業を差し出す側)をBとしています。

簡易組織再編は組織再編という一大イベントにおいて手間もコストもかかる株主総会を省略出来る制度です。メインとなる考え方は株主がどう思うかなんですね。まずAの条件から考えてみましょう。Aはお金を払う側ですから資産から負債を引いた純資産がどれくらい減るかが重要です。総資産という図体がどれくらい大きくなるかよりも手元のお財布の中身の方がどれくらい減るのかという事のほうが、株主の関心は高いわけです。

それに対して、Bにとっては対価を受け取る代わりに自分の事業を分社化して差し出します。B社の株主にとっては、一時的なキャッシュの増減よりも今後金を生み出す事業をどれくらい本体から切り離してしまうのかのほうが注目を集めます。その為、B社側の条件として、規模が把握できる総資産を使っているという事です。また3つの組織再編の内、独立して経営を行うパターンは会社分割だけになりますから、独立後の株主のお伺いをたてるかどうかの必要性に迫られるのは会社分割の時だけになるという事です。

このように理屈で覚えておけば、暗記にかかる労力も少なくなり、試験のひっかけ問題にも対応力がつくというメリットがあります。

 

■理屈で覚えるデメリットは?
そんな良い事ばかりの理屈で覚える方法も一つ難点があります。それは、理屈を知る為の労力が結構かかるという事私の場合は大体、『知りたい言葉+理由(orなぜ)』のGoogle検索を使っていました。恐ろしいのがネットサーフィン(最近は死語ですね。ずっとネットしているからでしょうか)。次から次に関連知識を掘り下げるうちに絶対試験には関係ない事を調べていたりします。また、私の初年度の失敗例として、書籍を買い漁り、必要のない範囲の勉強まで行ってしまったという失敗例もあります。二次試験とは関連性が高くない科目だけに、深堀りし過ぎる事もコストパフォーマンスを下げる要因になります。私は、どうしても暗記で覚えられない範囲については、覚えやすい理屈を探していました。皆さんの中で、暗記と理屈のバランスを取りながら対応する事が重要ですね。

それでは今回はこれにて失礼します。

Oz



普段から法律に触れる機会は少なく、とっつきにくいのが経営法務。

誰が呼んだか暗記三兄弟
といっても、その暗記ができない。したくない。AWAY感満載。文章長い。法務アレルギーになりそうだ…等々。

少しネガティブなご意見が多いのも、この科目の特徴です。

そこでご提案

定義がやたら多い科目だからこそ、整理力、理解力が大切。
そのための方法の一つとして、「要するに」と頭につけて読むのです。

人間の思考回路とは不思議なもの。
「要するに」の後に続く言葉は、「結論」がくるのです。
しかも、端的に。

効果

定義や仕組みの概要を閲覧 → 「要するに」をつけて読む → とりあえずまとめる → 自分なりの定義が成立 → 納得感 → イメージができるため暗記が定着 → 後日誤りに気付く → すぐに修正 → さらに理解が深まる…etc。

というわけで、具体的に経営法務のメイン分野である会社法関連用語を、「要するに」をつけて読み込んでみましょう
※実際の法律的解釈とは異なる場合があります。あくまでイメージを捉えるためというご理解で、ゆる~くお読みください。

◆会社組織◆

株主総会

要するに、オーナー会議。
資金を提供することで手は動かさず口を動かす。

→こう書くとなんだか嫌な感じですね(笑)

取締役

要するに、現場責任者。
オーナー達の希望に沿った運営をして、会社を良くすることが仕事。

→額に汗水垂らした、まさにジャパニーズサラリーマン!

取締役会

要するに、現場責任者会議。
最低3人以上の責任者がいるので、そのうちの代表者を決めたりもする。

→責任者の中でもトップを決めておいた方が、何かと運営しやすいですし。

監査役

要するに、見張り役。
取締役が暴走しないかチェック。
なので、責任者よりも立場的に守られている。(解任決議は特別決議事項など)

→監視される方が権限強かったら、結局監視できなくなりますよね?

会計監査人

要するに、赤ペン先生へ委託。
大企業になると社会的な影響も大きくなるので、外部専門家がきちんと監督しましょう。

→利害関係者は、会社の財務諸表を見て投資や融資などの判断をします。その財務諸表が正しいかどうか、外部専門家による太鼓判が必要となるわけですね。

会計参与

要するに、赤ペン先生を懐柔。
人材確保が難しい中小企業にとって、自社内で財務健全性を保つのは難しい。そのため外部専門家を内部の役員として迎え入れ、責任を負ってもらう。税理士・税理士法人、会計士・監査法人がなれる。

→財務諸表を作成する役割を外部専門家に就任してもらうことで、より健全性の高い財務内容を開示することができますね。潰れる時は一緒だ!的な。

委員会設置会社

要するに、牽制球の投げ合い。
外部の人間たくさん入れましょう。そうすれば、双方で監視し合えるでしょ。

→役員間のなれ合いを防ぐため、様々な権限を分散することで、相互のチェック機能を活かすことができます。

 どうでしょうか?
続いて組織再編等にいってみましょう

◆組織再編等◆

事業譲渡

要するに、仕事そのものの売買。
今行っている事業をそのまま売ります!買います!売買契約。

→債権者保護手続きは不要、でも個別に債権者の同意が必要。お金で解決。

合併

要するに、合体!
会社ごと売ります!買います!

→競合会社、他分野会社、自社事業関連会社などを取り込むことで、ビジネスのスピード活性化。

 株式交換

要するに、交換こでグループ化。
完全親会社が既存会社となるよう、株式を交換しましょう。

→買収資金がなくてもOK。別法人のまま運営もできます。

株式移転

要するに、新会社で交換こ。
完全親会社が新設会社となるよう、株式を移転しましょう。

→ホールディングスカンパニーを作るときに使われたりしますね。

会社分割

要するに、切り売り。
会社の一部をチョキン。
譲渡先が既存なら「吸収分割」。新設なら「新設分割」。事業譲渡の対価は金銭。会社分割の対価は株式。

→対価として株式を渡すので、運営に影響力を持たれる場合がありますのでご注意を。

 よく会話形式でどの組織再編を選択すべきか聞かれやすいため、整理しておきたいですね


◆株式◆

 

株式併合

要するに、ガッチャンこ。
2株が1株に。発行済株式総数が減ります。

→実務上は、合併比率を調整するためや、減資手続き円滑化の際に行ったりします。

株式分割

要するに、細胞分裂。
1株が2株に。発行済株式総数が増えます。

→高すぎた株価を株式分割し下げることができます。流動性が高まることで、さらに株価が高まる可能性があります。

株式無償割当

要するに、バラマキ政策。
無償で株式をあげちゃうよ。手続きは株式分割と一緒。

→株式分割は同じ株式のみ。無償割当は異なる種類株式もOK!

自己株式

要するに、へそくり。
自分で自分の株を持つ。(隠さないけど)

→会社が自社の株式を保有している場合。この株をまた市場に売却することも可能。

 このあたりも、自分の言葉で説明するとなると、抜け漏れしやすいところです

◆持分会社◆

合名会社

要するに、無責任会社。
なんかあったら責任は全部負ってね~!

→無限責任しかいない法人形態。だからほとんど普及してない…。

合資会社

要するに、差別階級。
全責任負う人と限定責任の人が、それぞれいます。

→ぶっちゃけ中途半端な組織体制ですね。

合同会社

要するに、ふつーの会社。
株式会社と同じ。全員、限定責任の人で構成。

→株式会社と同様の責任で、簡素で、安く、柔軟性がある組織形態。

 

いかがでしたでしょうか?
このように、自分の言葉で一度まとめてみると、自分が本当に理解しているか否か、はっきりわかります


まずはイメージをつかんでから、暗記をする。何事も順序が大事です。
是非、お試しあれ

今日の四字熟語:積小為大(セキショウイダイ)
小を積みて大と為す。何事も順というものがあり気に逸って速成を願ってはならないという戒め。小は自らの身の丈にあったもの、平凡なものでありそれが集うことでやがて大なるものへとなる。

今日も元気で
U2でした。



みなさん、こんにちはu-taです。

TACのストレート本科のカリキュラム上は経営法務の学習がスタートしたところですね。

皆さん、法務の印象はいかがでしょうか?

取り組みやすいですか??

それとも既に苦手意識が芽生えておられますか??

 

前回の記事でも触れましたが、私にとって法務は予想以上に難しく、全体把握するまでに時間がかかりました

最終的に60点以上を取れると実感したのは、試験の2、3週間前のことです。特に産業財産権に関しては講義を最後まで聞けない状態・・・。テキストを通読しても理解が進まず学習当初はかなり苦しい思いをしました

 

そこで、私が取り組んだのは、テキスト以外の「参考書(市販本)の通読」

 

一度、これらの本を読んでみてから、再度WEB講義を受講すると以前と比較にならないほど理解が進みました

 

また、ある程度理解が進んでから再度参考書を読んでみると、一段と理解が深まり、気が付けば法務への抵抗感が減少していきました。

それではおススメ参考書をご紹介します。

※昨年、私が購入、読んだものですので、法改正等がある可能性もございます。その点ご注意くださいね。

 

~法務の参考書(u-taの場合)~

ただいま授業中 会社法がよくわかる講座

この本は会社法の入門的な内容が初学者にとって分かり易く記載されています。

それぞれの法律や制度が定められている理由についても記載がされているため、単純暗記ではなく、理解をしながら知識を増やしていくことが可能です。

またイラストも多い為、非常に読みやすいと思います。

 

はじめての知的財産法

タイトル通りの内容です。この本の内容だけで診断士試験に対応することは難しいですが、知的財産権に関する最初の取りかかりの一冊としては良い内容でした。

この本を読んだ後にテキストを読み込み、再度この本に戻った時に「本当に“はじめての方”向けの本だ」と気づくことが出来たならば、それはある程度法務の勉強が進んできた証拠です。

 

ビジネス実務法務検定試験2級公式テキスト

ビジネス法務検定(2級)と診断士の経営法務の学習範囲には重なる部分があります。

私は学習が進んだ頃、細かい内容を確認したい時に使用しました。

 

法務で苦労されている方は上記の参考書も含め、ご自身で書店に行き、色々な本を手に取ってみてください。

きっと現状を打破するきっかけになりますよ。

第1回、第2回の講義を受講し、ちょっと先行きが怪しい・・・という方は参考にしてくださいね。

 

それでは今週も頑張りましょう

by u-ta

 

 

 




「経営法務」って
面倒くさっ

と感じたらチャンス。一・二次ストレート合格とは、その面倒くささを乗り越えた先の、かつ驚くほど近い所にある。


.

■面倒くさい「経営法務」■

まず「経営法務」の過去問5年分を一通り解くと、こう気づく。

①暗記をした所が出題されるとは限らない
②問題文・選択肢がやたらと長い
③正解がはっきりと決まらない

この対応策を先に書くと、

①試験に出る所から覚える(=問題集INPUT学習)
②結論から考える (=妥当性・公平性・弱者救済)
③消去法で答える (=間違いを指摘)

つまりこの科目、「暗記科目」という側面は1/3に過ぎず、残り2/3は何か暗記以外の対応力を要求。だからこの科目では、

一見面倒くさいモノの中から、
論理的に正しい答えを探すクセをつける

ことが大事。
.

■過去問は正答率ランクに注目■

では一見面倒くさいモノから答えを探すために、過去問正答率A~Eランクに注目。

H23年:ABランク問題が増えて易化

H22年:Bランク問題が少なく得点しにくい

H21年:一見難しいが、クリア率は低くない

過去記事読んで納得したら、次はH21~25年の最新データに注目。

<指標の定義>
・過去問正答率A~Eランク
・出題領域 (民法・株式会社・設立・組織再編・・)
・出題形式 (文章4択・空欄補充・ロールプレイ・ケース問題・・)

 .

正答率ABランクで40点確保し、
Cランクを当てて60点超えを目指す。

 

最初に、年度別の正答率ランク分布に注目。ABランクは必ず当てた上で、合否を分けるCランク問題の正答率が60点達成のカギ。


出題形式の変化に驚かない。

 

長文読解問題が増えたとはいえ、「空欄語句補充」→「ロールプレイ」に移る一方、知財の「ケース問題」→「文章4択」に移行。正答率を下げるために出題の目先を変えるのは常套手段だから、いちいち驚かない。


Dランク問題(文章4択・空欄語句補充)は無理に当てない。
ロールプレイ・ケース問題は必ず当てに行く。

 

長文を読ませる以上、しっかり読んだ人には正解させたいのが出題心理。従い、ロールプレイ・ケース問題はしっかり読んで必ず当てる一方、得点率を下げるための難問Dランクは初見では解けなくて良い問題。


会社法・知的財産が最重要だが、
各論点からまんべんなく出題・加点。

 

 「倒産法制」が解きにくいのを除き、各論点ともA~Cランク(要正答)、D・Eランク(正答不要)はまんべんなく分布。従い、特定論点だけの深追いでなく、各論点を広く浅くカバーするのが上策。

 

■「法務」のCランク⇔Dランクの違い■

特に「経営法務」では、Cランク⇔Dランクの違いが大。以下に挙げるDランク問題のほとんどが、出題者は「正解して欲しくない」問題。題意に従い間違えるのがベストな対応。答えだけ覚えて深追いしない。

 

次に、長文問題Cランクの当て方は、「国語の試験」の一面に注目。

.

■「法務」と「二次」の共通点~国語の試験■

いったん冒頭に戻ると、面倒くささを越えた先に起きるイイコトとは、

高いレベルの一次対策は、二次対策を兼ねる。

例えば「経営法務」長文問題を解く時の脳の動かし方は、

「二次事例」とそっくり。

(知識の体系化) 出題論点を判断
(記憶力) その論点の頻出知識を思い浮かべる
(整理能力) 長文は文で考えず、図示してイメージ
(問題解決力) 結論(解答方向性)で2択に絞る
(論理性) 最後の2択の真偽を吟味し、消去法で選ぶ

長文問題を解かせること(=国語の試験)には、点差をつけると同時に、体系化~論理性までの高い教育効果がある。

だから年々長文化、複雑化して「面倒臭い国語の試験」である「法務」をラクラク解きこなすと、その学習効果が二次で役立つ。見方を変えると、一次・二次を通じ、その合否を分ける最大要因とは読解力の差。

読解力の低さが、知識獲得のボトルネック

一次:同じ時間で同じ内容を学んだ時に入手する知識量が異なる
二次:同じ時間で同じ文章を読んだ時に入手する情報量が異なる

しかし読解力とは、上記手順②③の通り、「事前知識を増やす」ことで容易に向上。だから一次試験対策とは、読む→知識を増やす→読解力向上→さらに知識増と、

やればやるほど実力が伸びる収穫逓増。

そして高いレベルで一次対策を進めると、後で何かイイコトが起きる。
.

■今日のまとめ■

高いレベルの一次対策、具体的には「経営」「法務」の長文問題をラクラク解きこなし、意識的に読解力を高めると「二次」スト合格は射程距離内。逆に「読解力」が弱い状態で不用意に二次対策に進んでも、余計に時間がかかるだけ。ではまとめ。

・「法務」では暗記に加え、妥当な答えを選ぶ論理性が大事。
・ 過去問正答率に注目し、Cランクを当て、Dランクを捨てる。
・「法務」Cランク=国語の試験の解き方は、「二次」と共通。Cランクを当てる読解力を磨き、二次スト合格に備える。

byふうじん



みなさん、こんにちは。オーケーです。

 

T○C通学生は「経営法務」に入っていますよね。この科目は(この科目も)とにかく覚えることが多い科目で、僕も果たして本試験までにすべてを覚えきれるのかと不安になってしまったものです。

縦覧期間は3年か5年か?、保護期間は10年か20年か?、といった数字の違いを聞いてくる問題も頻出されます。苦労せずに一度で覚えてしまう論点がある一方で、一向に覚えられない論点もあるものです。

 

 

でも大丈夫です、本試験までにしっかり覚えられていればいいわけです。覚えては忘れて、忘れては覚える。何回も間違えることで、記憶に定着していくまで諦めなければ覚えられます。

 

とは言うものの、闇雲に問題に当たって間違えてしまうのも効率が悪いのも事実です。

上記のような数字の違いがある理由や背景をきちんと理解している、していないでは記憶に定着する粘着度が違います。

 

さらにいうと、本試験では必ず未知の論点が出題されるものです(いわゆるDランク、Eランク問題)。

この未知の問題は基本的に解けなくても合格レベルに達するものです。しかしながら、これまで学習してきた周辺知識を総動員して類推することで、2択までに絞ることができたり、これが正解っぽいという鼻が効いたりするようになります。(それでも間違っていたら美しく散る!

 

「経営法務」は暗記科目だ、というレッテルをぺたりと貼ってしまう前に、なぜこのような制度になっているのか、という背景を理解する姿勢で講義に臨んだり、テキストを読んだりすると得点もアップしていきます。

 

 本日のテーマは株式会社の機関設計

さて本日は、株式会社の機関設計について記憶の助けになる覚え方をご紹介します。それは、図にして覚えるというものです。

 

 

えー、手書きのノートにて大変恐縮です。

(ちゃんと読んでいただけますでしょうか…)

 

どうでしょうか、図にするとテキストだけで読むよりも一つひとつの違いが分かり良いですね。

◯は取締役

●は代表取締役

△は監査役

□は会計監査人

参に○は会計参与

になります。

 

受験校ではこのような覚え方の工夫も教えてくれるのですが、独学の方は苦労されているのではないでしょうか。僕も受験校でこの覚え方を聞き、2,3回図を書くことで機関設計は覚えてしまいました。

 

譲渡制限会社の中小会社で取締役会がある場合のみ、監査役を置いていないとき会計参与の設置でよい、となっています(両方設置も可)。ここはよく問われる論点ですね。

 

このように、一見複雑に見える事象を整理して、単純化し図表にまとめて提示することは、経営コンサルティングの作法としてもとても有益なものです。

 

あなたの会社でなにかについて議論をしていて、話が平行線になったり、煮詰まった感じになったりしたとき、その議題を概念図として示してみるとぐっと思考がクリアになるものです。

 

それでは、また次回お会いしましょう。  オーケーでした。



法律とは、ルール。

何を当り前のことを!と怒ってブラウザを閉じるのは早計。確かに法律はルール。争いになった時の解決基準(=民法)であったり、会社を作る時の手順(=会社法)だったり。しかし、

「経営法務」と「診断士二次」はどこか似ている
基本知識を広く浅く重視すると、得点が伸びる。
「経営法務」が得意なら、一発合格を狙ってみる

という噂を耳にする。そこで「経営法務」「二次」の共通点を探すと以下。

読解力:やたら文章が長い
論理性:文章が理屈っぽい
洞察力:出題意図の把握が大切

そして共通点の本質を突き詰めると、こう気づく。

ルールを教えるには、試験形式が最も効率的

そういえば「診断士二次」とは、試験で何かを試すフリをしつつ、企業診断実務の手順教育が狙いであることは有名。従い何かルールを学びたい時は、過去問の教育効果に注目し、

真っ先に過去問を解いてみる

ことが超有効。
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■過去問インプット学習~真っ先に過去問を解く■

 そこで「法務」過去問は、予習を兼ねて基本講義受講前に解く。H25年度 第1問は、いわゆるロールプレイング問題。

<定義:ロールプレイング問題>
□2人の会話形式の空欄補充をさせる問題。
□用語の意味を正しく記憶させる他、実務で知識をどう使うかをイメージさせる高い教育効果を持つ。

甲氏:「私の会社も、将来に向けて海外に展開していかなきゃいけないと考えています。そうしたところ、取引銀行から、私の会社の事業とのシナジー効果が見込めそうな外国会社の事業買収の案件の紹介を受けたので、検討を始めたのですが、どういった手法がよいのか考えがまとまらなくて困っています。株式の譲受け、事業譲受け、吸収分割といった手法が考えられると思うのですが、それぞれどのようなメリット・デメリットがありますか。」

あなた:「そうですね。まず、株式の譲受けについては、特約で禁止されていない限り、買収対象企業が契約を締結している相手方(取引先)の同意を必要としません。次に、事業譲受けの場合、【A】。それから、吸収分割の場合、【B】。というように、それぞれ、メリット・デメリットがありますし、税務的な観点からの検討も必要になります。弁護士や税理士の先生の協力も得て検討すると良いと思いますよ。」

甲氏:「なるほど、考えを整理することができました。」

ふーん、と興味を持ったら解説で答えを確認し、さらに講義で疑問を解消。つまり積極学習(=教室講座生の上位30%)とは別に難しくなく、学習手順をちょっと入れ替えするだけでOK。
.

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■「法務」を一筆書き復習■

講義を一通り受けたら、一言メモに残すクセをつける。「経営法務」の論点を大別すると、以下3点。

民法:争いになった時の解決基準
会社法:会社の成長に応じた組織づくり
知的財産権:法律を上手に使って競争優位

そして「経営法務」の前半戦、会社法までの一筆書き論点は、わずか4つ。

民法(契約)
株式会社の種類と機関
設立
組織再編

①民法(契約)
民法の中では「契約」が大事。「契約に問題が起きた時にどう対処するか」が最もよくある法律相談だから、契約の種類と債権債務の理屈を理解し、債務不履行の分類と対応までを押さえる。最後に債務不履行と瑕疵担保責任・不法行為・不当利得の違いをまとめておく。

②株式会社の種類と機関
対外的な契約概念を理解した次は、対内的な株式会社の仕組みを理解。まず株式会社は、譲渡制限会社→公開会社→委員会設置会社の順に成長するイメージ。次いで株式会社に必要な機関を、株主総会→取締役(会)→監査役(会)→会計監査人(or会計参与)と落とし込む。一通り教わったら、頻出タテヨコ表にまとめておく。

③設立
対外的・対内的なルールを学んだ次は、実際に会社を作ってみる。ただこれ習うより慣れろで、実務でやればすぐ身につくから心配不要。全く気負わずに過去問の出題箇所を要領よくまとめておく。

④組織再編
会社が成長すると他社事業を買収、衰退すると自社事業を売却。小規模なら事業譲渡、権利関係が煩雑なら会社分割。他社を丸ごと買収なら合併だけど、株式移転・交換なら現金いらずで買収可能。それぞれのスキームでの特別決議・債権者保護・労働契約承継の有無を、頻出タテヨコ表にまとめておく。

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■今日のまとめ■

法律とは、ルール。だから覚えなきゃいけないことが多数。でもその代り教え方も確立済。従い、出題側が「何を」「どのように」教えようとしているか察する力がある人には、この科目は楽勝。ではまとめ。

・「法務」では過去問の教育効果に注目し、真っ先に解く。
・講義前に過去問を解くだけで、積極学習(上位30%)の仲間入り。
・「法務」前半戦では、契約→株式会社の種類と機関→設立→組織再編までを一筆書き。

byふうじん



皆さんこんにちは。

早いものでもう3月。TACにおいては情報科目が終了し、残すは法務と中小企業政策のみとなりました。これまで5科目の勉強を積み重ねてきた事、ここまで勉強を継続して行えた事は自信を持って良い事です。残り2科目も油断をせず勉強を継続していきましょう

さて、いよいよ来週からは経営法務がスタートします。
この経営法務、バリバリの暗記科目と思いきや、実は結構理屈が大事。私はその事に気付くのが遅れ、一年目は敗退してしまいました。この点については勉強が始まってからのほうが実感出来ると思いますので、次回にお話したいと思います。

本日は経営法務に入る前のイントロダクション。タイトルにもあるように私は法務アレルギー持ちでした苦手意識バリバリ。これまで法律なんて勉強した事もなかったし、二次試験との関連も薄いから勉強する費用対効果が薄いなぁ…出来れば他科目でカバー出来ないかなぁなんて思っていた時期もありました。そんな苦い反省を踏まえながら、本日は法律なんて一度も勉強した事がないという2年前の私と同じ状況の方に向けて、診断士が法律を勉強する意義試験における法務の特徴をお伝えしたいと思います。

■そもそも法律ってなんだ?
私達の生活は実は隅々まで法律によって支えられています。会社でのお仕事や日常の買い物、車の運転、結婚生活エトセトラエトセトラ。これらはすべて法律の枠組みの中で可能となるものです。ただ、日常生活でそうした法律を意識することはほとんどないでしょう。では、どういった時に意識するか?それは何かトラブルがあった時です。人が集団で生きていく中ではどうして揉め事が起こります。でも、みんなが仲良くやっていくには揉め事がなるべく起きないように、揉め事が起きた場合には適切かつ迅速に解決する必要があります。法律は集団生活を営む上で人間が作り出したルールです。法律を学ぶという事は、法という独特な道具の使い方を学びながら、過去から続くみんなで仲良くやる方法を身につけるという事なのです。だとすると、ただ法律を暗記するだけは勿体無いかも。

■法律っていくつあるんだ?
はい、それでは問題です。2014年2月1日時点で日本国内には法律はいくつあるでしょうか。総務省が運営する法令データ提供システムで検索してみたら1,907件ありました。世の中が複雑化・高度化してくると過去にない問題が発生します。その度に法律が作られているのです。この数ある法律の中から診断士で勉強する法律はざっくりと民法、会社法、金融商品取引法、倒産法、知的財産権(特許法、実用新案法、商標法、意匠法、不正競争防止法)、その他経営に関わる法律(独禁法、PL法、消費者契約法、景品表示法)くらい。法律全部をカバーするのってそれこそ不可能なんじゃないかって思えてきました

■専門家って何を勉強したの?
法律の専門家といえばやはり弁護士の先生!診断士受験前はそのような感覚を持っていました。しかしながら実際は数多くの法律があるので様々な法律職の方々が専門分野を持ちながら、法律の問題に対応しています。下記は簡略ながら、どのような士業の方がどの分野の専門なのかを受験要項から大まかに分類しております。

パッと見て分かるのは①弁護士のマルチっぷり②司法書士・行政書士のカバー範囲の広さ③その他士業は専門の分野中心。こうやって見ると診断士はどちらかと言えば、浅く広くの知識が求められているのが分かります。

■診断士は何が出来るの?
情報の回でもお伝えしたように診断士にとって法務の位置付けは自らが専門家になる事が目的ではなく、経営者への一般的な解釈のお話や専門家への橋渡しが出来るようになる事にあります。その為、試験勉強においても各法律知識について会社経営に関わるものを中心に最低限の知識を得ているかを試すものだと言えるでしょう。

■経営法務って難しいの?
経営法務の必要性は分かった。でも、やっぱり気になるのは試験の難易度。ぶっちゃけ、かなり難しい?そんな気になるあなたに向けて試験における経営法務の立ち位置を考えてみましょう。まずは過去5年間の経営法務の受験データです。2009年は易化の影響で合格者増加。それに伴い、10年、11年は難化傾向にありましたが、その後は合格率は安定的に推移。

もう一つグラフを用意しました。これは暗記三兄弟+経済の科目合格率の過去5年間の推移をまとめています。年度によっては極端に難易度が変わるイメージがある経済だけでなく、実は情報や中小も意外とジェットコースターのように上げ下げ激しい。科目合格率が一桁だったり13年度の情報のように科目合格率50%超えなんて年もあります。これらと比較すると法務の安定感は見逃せません。

これらのデータは出題者側としてみれば経営法務は「計算出来る」科目であるという事実。一次試験の合格基準は、総点数の 60% 以上であって、かつ 1科目でも満点の 40% 未満のないこと。言い換えれば、出題者が作る問題は極端に簡単すぎても、難しすぎてもダメという制約が課せられています。得点予想が外れにくいというのは出題者側にとってみればありがたい事なのです。では、どうして法務は得点がばらけにくいのでしょうか。

■経営法務の特徴
受験生の資質は十人十色。年度によって受験生がどんな人間でどんな戦略でどんな勉強をしてくるかなんて正確に把握出来ません。二次試験でも関連性が高い企業、運営、財務はどの受験生もしっかり仕上げてくる事はある程度予想出来る。でも、残り4科目はその人の立場によって扱い方が違うのではないでしょうか。経済、情報、中小がこれだけ科目合格率が振れる(=出題者側と受験生側の難易度認識のミスマッチ)が起こるのはなぜか。あくまで個人的推察&無理やり感のある理屈ですが、こんな風に考えてみました。

【経済&情報】
受験生の初期ステータスの偏差が大きい。
(ex.理系学部出身等の数学的素養、IT系情報リテラシー)

【中小】
初期ステータスはほぼ同じ。
しかし受験生側の取り組み方やテストの内容の偏差が大きい。
(ex.受験生側:超短期詰込対応のよる準備不足、テスト側:最新白書出題による過去問演習の無効化)

上記3科目に比較すると法務の特徴は下記3つ。

1. 受験生側の初期法律知識はほぼ同じ。
(法務部門勤務者・法律職者でも未勉強分野有り)
2. 試験問題は診断士の特徴から広く浅くの勉強で解答可能なレベル。
その為、問題バリエーションが少ない。
3. よって出題者側としては設問難易度の判別予想が容易。
細かい論点を織り交ぜれば60点ライン得点調整可能。

経済や情報のように出題者がAランクと思っていた問題が受験生から見るとCランクだったというミスマッチや中小のように意味の無い統計データを覚えたり過去問が効果的に機能しないといったデメリットが法務にはあまりありません。また、限られた出題領域&広く浅くが基本方針という縛りの為か、ある程度問題のバリエーションは限られているのも法務の特徴として挙げられます。となると、頻出論点をしっかり押さえる事、過去問を通して出題形式に慣れる事が非常に効果的です。法務は正しい勉強範囲を押さえ理解に努めればしっかりと得点を伸ばすことが出来る科目といえるでしょう。

最後に、科目合格率だけでは、「総合成績で不合格になったけどその科目が60点を超えた人の確率」なので、ちょっと物足りません。そのため、道場では過去記事においても「科目クリア率」を算出していますので、そちらも用意してみました。「科目クリア率」とは「当該科目を60点以上取れた人、または他の科目でカバーできた人」の割合です。正確な数字ではありませんのであくまでも参考値です確認してみましょう。

あんなに科目合格率が低かった経済や中小でも一次試験をパスしている人は25%以上に跳ね上がります。難易度が高い科目と言えども、一次試験をパスする人間はしっかりとパスしています。一次試験合格率20%と考えると科目クリア率が30%を超えている科目については貯金科目として認識できるのではないかと思います。直近5年間30%以上を記録している法務は味方にしやすい科目ですので、ぜひ来週からの法務を得意科目にし法務アドバンテージを持てる事を期待しています

それでは本日はこの辺りで失礼します。

Oz


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