カテゴリ「 » 03 企業経営理論」の記事



一発道場の読者の皆さま、こんにちは。TOMです。

関東近郊でもすっかりコートが欲しくなる寒さとなっていますが、皆さま、体調管理は大丈夫でしょうか?2次筆記試験から一ヶ月が経ち、今年度受験者の方は多少リラックスされたと思いますが、筆記試験の合格発表が来週金曜日(12月8日)が近づいてきた為、再び緊張感が高まってきているかもしれませんね。おそらく試験後、様々な情報が飛び交ったと思いますが、「まな板の鯉」ですので、合格発表までは試験のことは忘れて、試験以外のことに時間を使ってください。

さて、私は一向に変化のない出張生活ですが、試験合格後は出張先への移動時間を読書に充てています。前回も一冊紹介しましたが、今回は事例問題を思い出すような一冊をご紹介します。一次試験学習中の方も勉強に疲れたら手に取ってみてください。(診断士の勉強をしている方ならスッと入ってくることばかりなので、簡単に読めると思います。)

以下の一冊です。

3章で構成されており、各章を纏めると凡そ以下の内容が紹介されています。時代はリーマンショックが起きた2008年を挟んだ2004年から2013年ごろです。

  • 1章 社長就任の経緯
  • 2章 会社を守り、発展させるため取り組んだ社内改革
  • 3章 社長の仕事への考え方

1章では実家が町工場ではあったものの、主婦として生活していた著者がなぜ「社長」に就任することになったのかが紹介されています。主な内容は社長就任の経緯ですが、その経緯に絡めて、会社の創業経緯、創業者である父とその娘である著者の関係が語られます。二次筆記試験の事例で言えば冒頭の数段落に当たる箇所です。(ちなみに私はこの章を読んだ際、不覚にも涙が出そうになりました。)

2章では著者が社長に就任して取り組んだ社内改革の悪戦苦闘の様子が語られます。この著作のメインの章です。診断士受験生的にも「なるほど」と理論と実践が結びつくシーンも数多く紹介されます。例えば以下のような著者の取り組みです。

  • 5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)の徹底

社長は特に整理(必要なものと不必要なものを区別し、不必要なものを捨てること)・整頓(必要なものをすぐ利用できるように決められた場所に準備すること)を重視します。それまで社長への取り組みに意欲がなかった従業員も作業効率が改善した職場を見ることで前向きになったようです。

  • QCサークルの導入

社長は職場の人材育成・職場活性化を図るため、QCサークル活動を導入します。この活動により、積極的に社員(特に若手の)が提案できる(社長からするとコミュニケーションの場が得られる)ようになり、提案が会社に採用されることによって社員のモチベーションが向上し、同時に提案により会社自体も改善されるという好循環が生まれました。

  • 経営方針の策定

2代目として事業を承継した著者が社員とのベクトルを合わせるため、経営方針の策定を行います。事業を承継した著者にとっては会社を牽引するため、従業員にとっては、創業者の娘とはいえ、突如社長に就任した人が何を考えているのかを理解するために必要な手続きだったのだと思います。著者は自社の経営データ(40年!)を調べ上げ、SWOT分析を行い、この企業の強みを「技術力」としますが、この強みを維持するための方針として「多能工集団」というキーワードを用います。この「多能工」、中小製造業では重要なキーワードだと思います。職場に多能工が増えた場合、「多工程持ち作業」が可能になるので、以下のようなメリットが得られます。

  • 工程間負荷のバランスがとれるので仕掛品を減少できる。また、リードタイムも短縮できる。
  • 品種や生産量の変動に対応できるので、柔軟な生産体制が敷ける。

また、この章の冒頭では「事業承継」時のキビシイやりとりが紹介されています。このやり取りを一つのきっかけとして社長は社内改革に取り組み、結果的には成功を納めますが、一方で「幹部従業員や取引先(取引銀行)からの理解」が得られない中での事業承継の厳しさが垣間見えます。

まだまだ、診断士的には見逃せない取り組み事例がありますが、字数も増えてきましたので、3章と併せ、次回紹介します。

ちなみに、この一冊に出会ったきっかけは4月に参加した研究会で名刺交換させて頂いた先輩診断士の方のFACEBOOK投稿です。診断士になると情報発信・情報交換等でFACEBOOKを活用する機会が増えます。診断士に合格しなかったら、こうして手に取ることが出来なかっただろうなと感じる次第です。

なお、本日ご紹介した一冊、現在、NHKでドラマ化されています。診断士的には「陸王」も見逃せないですが、お時間あれば併せて息抜きに如何でしょうか。

以上、TOMでした。

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一発道場の読者の皆さま、こんにちは。TOMです。

朝夕の寒暖差が大きくなり秋から冬への変化を少しづつ感じる今日この頃ですが、如何お過ごしでしょうか?

私は春から企画してきたプロジェクトの年内最大のヤマ場を迎え、社内外の関係者との調整、関連書類の読み込みや起案など仕事漬けの毎日です。一方、「診断士」としての活動は不本意ながら一部を除きほぼ停止中です。昨年度合格者の同期の活躍を見るたびに「あー、何やってんだろ。」と自己嫌悪に陥ってます。

筆記試験も終わったので、「診断士登録後について何か紹介しよう・・・」と思いましたが、かような状況なので、まとまった成果もなく、具体的なことが紹介できません。ごめんなさい。

そこで、本日は来年の受験生を対象にしたアドバイスを送ります。来年の一次試験まで9ヶ月弱、二次筆記試験までは12ヶ月近くありますが、時間があるが故のアドバイスです。

最初にお題です。

  • この試験に合格するために重要なことって何でしょうか?

複数あると思いますが、私は以下の要素かと思います。

学習に関する点

  • 時間
  • 質(集中力・効率性の高低、学習方法の良し悪しなど)

本人に関する点

  • 能力(読解力・文章力・コミニュケーション力・記憶力など)
  • 意欲(受験の目的、なぜ診断士になりたいかなど)

それぞれ重要な要素ですが、私が今日この中で一番推したいのは最後の「意欲」です。「え、それなの」と思われたかもしれませんが、診断士試験には以下のような特徴があります。時間も質も能力も重要ですが、長丁場の試験勉強で最も求められるのは本人の意欲だと思います。

前提

  • 受験生の多くが何かしら本業を持っています。

従い・・・

  • この試験勉強だけに全精力を注ぐことは基本的に困難です。

一次試験

  • 7科目学習範囲が広く深い知識も問われます。

従い・・・

  • 7科目もあるので、最初に学んだことが忘却の彼方に行ってしまうことはザラです。何度も復習が求められます。
  • 得意科目もあれば、不得意科目も出てきます。不得意科目でも50点程度取れないと他の科目でかなり挽回しなくてはなりません。これが大変です。不得意科目をできるだけ作らないように繰り返し学習しなくてはなりません。

二次筆記試験

  • 80分という時間の中での与件文の読解力一次知識のアウトプットを伴う文章力が問われます。

従い・・・

  • 受験校に通い、カリキュラムに乗って学習すれば必ず合格できるわけではないです。
  • 自分の現状と合格レベルのギャップを埋めるための能動的な学習が求められるにも関わらず、一次試験に比べ、なかなか実力が伸びたという実感が得難い学習を強いられます。

さて、どうでしょうか?

意欲が無ければ、本業もあるので途中で学習を止めてしまうかもしれませんし、復習まで手を回せないかもしれません。また、時間を掛けても自分の課題を見つけられるような意味のある学習にもならないと思います。結果、初志貫徹は難しくなるでしょう。

そこで、合格までの「意欲」を維持するため、以下の参考図書を紹介します。

400ページ弱ある長文で途中繰り返しも多いので、全部読むのはシンドイかもしれませんが、「意欲」が落ちてきたら、Part1の第3章を読むだけでも意味があると思います。何かを達成するは本人の才能だけではなく、継続的な努力が極めて重要だということが述べられており、挫けそうな気持ちを支えてくれます。読むのはちょっと・・・という方はTEDで著者のプレゼンを確認できますので、まずはそちらをご覧ください。

因みに、一次試験の勉強に絡めてみると、「意欲」と関係するのは企業経営理論の「モチベーション理論」ですね。

この時期、例えば、TACのストレート本科生の方であれば、「あ、先月受講したあの事か」と思い出すかもしれません。以下のような理論が代表的です。

  • マズローの欲求段階説
  • アルダファーのERG理論
  • アージリスの未成熟=成熟理論
  • マグレガーのX理論・Y理論
  • ハーズバーグの動機づけ=衛生理論

企業経営に関するモチベーション理論だけで、これだけの数があり、しかも、各理論の主唱者の名前はカタカナだらけです。私は一次試験の学習を通勤講座の問題とTACのスピードテキストを使って進めていたのですが、初めてスピードテキストのモチベーション理論の章を読んだときは、返って自分の意欲が落ちるという「逆効果」が発生し、そのまま止めようかと思ったほどでした。なお、道場の過去記事ではこちらが参考になります。是非併せて確認し、復習にお役立てください。


最後に、11月3日の事例Ⅴ@東京、11日の事例Ⅵ@大阪にご参加頂けました皆さま、ありがとうございました。今年度二次受験生の方には休息を、来年度受験生の方には新たな情報を提供する場となっていれば幸いです。

以上、TOMでした。

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みなさんこんにちは、ゆっこです。いよいよ先週から梅雨入り。寝具の調整が難しく体調を崩しやすい季節ですね。我が家の次男坊も夏風邪をひいた様子です。。疲れが溜まっているとダウンしやすいですので睡眠不足には要注意です。本試験に向け、体調管理にも十分気をつけて計画的にお過ごしくださいね

さて、6月の渾身シリーズ、メンバーそれぞれできるだけ他のメンバーとネタが被らないようにと色々考えながら日々渾身の力を振り絞ってブログの更新に勤しんでいます。ここのところ、中小、運営、情報、経済、財務、法務と来ていましたので、今日は企業経営理論のマーケティング論から、消費者購買行動をテーマにお届けします。

消費者の行動、つまり日常の私たちの行動ですので、中身としては非常にわかりやすいものだと思います。それを体系的にまとめるとこういうことになるのね、と受験勉強中にやたら感心した記憶があります。

毎度お馴染みのP.コトラー先生によると、購買の意思決定は次のようなプロセスを踏んで行われます。

①問題認知②情報探索③代替品評価④購買決定⑤購買後の行動

早速ですが、先日私が仕事上必要となるICレコーダーを購入した時の行動を例に、消費者行動についておさらいしましょう。ところどころに試験に出る可能性のある用語散りばめられていますので、イメージしながら重要ワードを押さえてくださいね!

 

さて、仕事でICレコーダが必要になる、と知った(①問題認知)ゆっこは、今までICレコーダーに関する知識が全くなかったのでどこのメーカーがどんなラインナップを出しているのか、値段はどのくらいのものなのか、を調べることにしました(②情報探索)。

ここで、もし昔ICレコーダーを買ったことがある、家族が買ったことがある、などの経験があればまずはそこから情報を得ようとします(=内部探索)。しかし今回の場合全く知識がなかったので、インターネット検索やメーカーの HP、ICレコーダーを既に購入していた知人から情報を得ました(=外部探索)。

ゆっこにとってICレコーダーは、一度買ったら滅多に買い直すものではなく、仕事で使うものなのである程度の性能は担保したい。それに、あんまりちゃちなものを持ち歩いていると診断士としてカッコ悪い(笑)。といったある程度のこだわりがありました(=関与が高い)。そこで、他の診断士の方々(=準拠集団)がどの程度のものを買っているのかな?といったことも意識し、一定の労力をかけて私のニーズにあった商品を探しました(=拡大的問題解決)。

もしもこれが日常的に購入している食パンやトイレットペーパーなどの品物でしたら何の迷いもなく”いつもの”ものを購入します(=定型的問題解決)。あるいは、我が家で車を買い替えようとした場合、ミニバンタイプで選ぶというのがほぼ決定していますので、その中からどのメーカーがいいのかな?と探します(=限定的問題解決)。

話をICレコーダーに戻します。いろいろ調べていくうちに、診断士がヒアリングやインタビュー、セミナーなどで使うぶんには、最上級のものまでは必要ないことがわかったので、中の上くらいのレベルに絞ってメーカーごとの違いを比べることにしました(③代替品評価)。その中で、機能面、デザイン面、口コミを参考に、S社とO社を迷った挙句O社の製品に決定し(④購買決定)、家電量販店で購入しました。

今回の場合、とても満足のいくお買い物でしたので、SNSに投稿しました(⑤購買後の行動)。もし、今後使い勝手が悪いかも?などのちょっとした不満が出て来た場合には、メーカーHPや口コミサイトをもう一度チェックして、購入した製品の長所を探す行動(=認知的不協和の解消)に出ると思います(⑤購買後の行動の別パターン)。

購買の意思決定に関する用語、復習できましたか?せっかくですので、上の例を使って、企業からの刺激に対する消費者の反応モデルについてもおさらいしましょう。

AISASモデル
Attention(注目)⇒Interest(興味)⇒Search(探索)⇒Action(行動)⇒Share(共有)

まさに今回のICレコーダーの購入において私がとった行動がAISASモデルそのものですね。ICレコーダーが必要と聞いて(Attention)ICレコーダーという製品に興味を持ち(Interest)インターネットで検索(Search)、納得して購入(Action)満足してSNSに投稿(Share)。

日本のマーケティング用語でより有名なのは、次のモデルです。

AIDMAモデル
Attention(注目)⇒Interest(興味)⇒Desire(欲求)⇒Memory(記憶)⇒Action(行動)

AIDMAモデルは、広告によって注目を引き(Attention)興味を持たせ(Interest)、欲しいと思わせて(Desire)記憶に残してもらって(Memory)後で購入(Action)するような過程を描いています。

欧米では次のAIDAモデルが使われることが多いようですが、これはセールスマンによる短期の販売活動を描いています。

AIDAモデル
Attention(注目)⇒Interest(興味)⇒Desire(欲求)⇒Action(行動)

いかがでしたか?最後に、消費者購買行動のゆっこノートに次のような図がありました。こちらも押さえておくと役に立つかも!?

それでは!今日もあなたを応援しています。

by ゆっこ

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みなさん、こんちには。ITOです。

さて、6月に入りました。受験申込受付期間はは5月31日の日附印(日附って書くんですね)有効です。
もちろんちゃんと出しましたよね?あとは、受験日当日まで駆け抜けるのみです!

また、転勤などでの受験地変更は6/19(必着)まで受け付けていますのでご安心を!


また、先週の土曜日は大阪セミナーを開催いたしました。(開催レポートはこちら
おかげさまで、大盛況でした。あとは本番へまっしぐら!

さて、6月は道場恒例の「渾身」シリーズ。テーマを絞って深く考察するものです。

自分は・・・いろいろ考えましたが、やはり「企業経営」でいきたいと思います。

まずは、試験案内の設置目的をみると・・・

3.企業経営理論
(科目設置の目的)
(略)・・・また、近年、技術と経営の双方を理解し、高い技術力を経済的価値に転換する技術経営(MOT)の重要性が高まっており、・・・(略)

ほほぅ。ということで、MOT(技術経営)分野について深堀します。

試験案内の技術経営の出題範囲をざっとまとめると、

経営戦略論(6)技術戦略
①自社資源の評価、外部資源の活用、特許戦略
②研究開発計画と開発プロセス、予算管理と特許管理
③イノベーションのマネジメント、ナレッジ・マネジメント

一方、スピテキの章立てをみると

1.研究開発
2.イノベーション
3.製品開発
4.デファクトスタンダードと知的財産戦略
5.ベンチャー企業のマネジメント

これを縦軸と横軸に整理して、重要なキーワードをITO式に整理したのがこちら。

(Excel版はこちら

赤字は過去3年間で出題されているキーワード。

ここに出てくるキーワード、説明できるようになっていればMOT分野はOK。
3~4問、10点相当はすでにあなたのもの!

研究~開発~製品化の流れ(運営管理ともつながります)をイメージして、
でも、イノベーションはいままでの延長線上にない非連続

企業はいままで研究所などを新設したり、政府もR&D特区や、研究開発減税などの施策を行ってきましたが、おもに大企業むけ施策。

中小企業は、やはり大学や地元の公的研究機関などと積極的にタイアップしていかないと技術の進歩、とくにイノベーションが起きたときに、ビジネスモデルが根底から覆される可能性もあると想像してください。

あとは、新製品を世に送り出すにはなんといっても「資金」が必要。
ベンチャー企業がどのタイミングで「資金」がいるか(死の谷、ダーウィンの海)、
調達方法にはなにがあるか(VC、ファンド、エンジェル・・・等)

暗記するのではなく、流れをもって頭に入れておきましょう。

この分野の過去の出題は、

H26年度 第9問(研究開発)、第11問(ベンチャー企業のJカーブ曲線)
H27年度 第6問(デファクトスタンダード)、第7問(モジュール化)、第8問(死の谷・ダーウィンの海)、第9問(イノベーション)
H28年度 第4問(オープンイノベーション)、第10問(特許戦略)、第11問(モジュール生産)

このようにたくさん出題されています。

とくに、モジュール化は最近のトレンドといえますでしょうか。
モジュール化のメリット・デメリットをあげると、

メリット
・構成要素間の調整コストを削減できる
・独立性が確保されると、改修はモジュールの修正で対応可能
システム多様性(組み合わせ)が容易に確保できる
デメリット
・インターフェースの長期的な固定化が必要(インターフェースの進化が抑制)
・インターフェースに汎用性を持たせると、全体システムに無駄が発生

以上、縦軸と横軸、深堀と3次元に整理してMOTを完全マスターしましょう。

以上、ITOでした。
ではでは。

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みなさんこんにちは!たけぴょんです。

1次試験本番まであと79日
みなさんいかがお過ごしですか?
今回は、私も本試験まで中々点数が伸びず苦労した企業経営理論の試験対策について、大変参考になる先代の過去記事を紹介しつつ投稿したいと思います。

TAC通学の方は完成答練1回目の真っ最中かと思います。
私は去年、GWにかなり準備して臨んだ初っ端の企業経営理論の完成答練が37点で大変ショックを受けました。終了後の自己採点は×のオンパレード。何かの間違いではないかと思いながら採点した記憶があります。

養成答練は77点だったので苦手意識は全くなく、むしろ得意科目だとさえ思っていたのですが、それは大間違いだったということをこの時思い知らされました。問題を解いていて、

・選択肢の文章量が多く、読むのに時間がかかる。
・日本語のはずなのに何言ってんのかわかんない。
・最も適切なものはどれか、と聞かれると何だかどれも◯マルっぽい。最も不適切なものはどれか、と聞かれると何だかどれも×ダメっぽい。

ということで、いつまでも選択肢を絞りきれず時間だけがどんどん過ぎていきました。

「企業経営理論は過去問慣れしてる人が勝ち」ということをこの時痛感しました。

GW後半を企業経営理論の総復習に費やし準備万端だったはずなのに、、、
なぜこのような不本意な成績に終わったのか?勉強法が誤っていたんですね。

具体的には、

・過去問に触れた時間が絶対的に少なく、本試験独特の言い回しに慣れていなかった。
・時間を測らずダラダラと問題演習をしていた。
・解説を読んでわかったつもりになり理解が浅はかだった。

本試験は90分で40ないし41マークあるので、単純計算すると1問あたり2~3分しかかけられません。問題演習の時にこの点がまったく意識できていませんでした。

「何か有効な勉強法はないか」と考えていた時、7代目noriさんの投稿に出会いました。

これは過去問の正解選択肢集と不正解選択肢集を作り、正解選択肢集はそのままインプットし(全部正しいと予めわかっているので安心してインプットできます)、不正解選択肢集でひたすら誤りをツッコミまくるという勉強法です。私は正解選択肢集と不正解選択肢集を作り通勤電車の中で活用しました。例えばドメインに関する出題であれば過去5年間で4回(H24、25、27、28)出題されており、選択肢が20個あります。この20個の選択肢は「ドメインとはこういうこうだよ」という作問者のメッセージなので、正解選択肢はそのままインプットし、不正解選択肢は誤りにツッコミを入れ正しめた上でインプットするようにします。こうするとドメインとは何ぞやということがだんだん理解できるようになります。所謂帰納法的アプローチですね。また、不正解選択肢を正しめているうちに、「大体この辺でひっかけてくる」という勘所もわかるようになります。

帰納法

5月以降この勉強法を実践した結果、公開模試あたりから効果が出始め、試験本番では正答率A、Bランク問題21マークのうち20マーク正解することができ、66点という想定以上の結果を残すことができました。

正答率

以下に過去問と正解、H28年度試験で作るとこんな感じになるというものを添付しておきます。
企業経営理論が苦手な方はお試しあれ!

平成28年度 過去問 正解 正解選択肢_経営H28 不正解選択肢_経営H28
平成27年度 過去問 正解
平成26年度 過去問 正解
平成25年度 過去問 正解
平成24年度 過去問 正解

 


今回はここまで。
それでは、今日もみなさんお~元気で!

たけぴょんでした。

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みなさんこんにちは、ゆっこです。いよいよ明日からカレンダー通りの方も含め本格的にGWに突入ですね!GWの過ごし方については道場でも毎年触れられていて、今年もたけぴょんそのが投稿してくれています。私の場合は1日くらい勉強に当てましたがその他は家族と過ごすことに集中して、リフレッシュの期間となったことを覚えています。みなさんの置かれている状況により様々な過ごし方があると思いますが、有意義なものとなりますよう願っています。

さて、先日たっしーがレポートしてくれましたように、4月29日(土)に一発合格道場春セミナーin東京を無事終えることができました。ご参加いただきました皆様にはこの場を借りて改めて御礼申し上げます。8代目としては初めてのセミナーでしたが、普段ほぼ一方向で情報発信している我々にとってブログ記事を読んでくださる方々の生の声をお伺いできる貴重な時間となり、多くの新たな気づきを得ることができました。

私個人としましては、初めての司会にチャレンジ!し、貴重な経験をさせていただきました。会社員時代にアウトソーシング先の担当者へ研修を行ったことはありましたが、人前でお話しするなんてことはもう何年振りでしたでしょうか。主婦の生活ではなかなかできない経験です。合格後、世界がガラッと変わったと言えることの一つです。


さて、先日のセミナーで、過去の記事を探すのはなかなか大変なのでピックアップして欲しいといったご要望を多くいただきましたので、早速、「過去記事発掘シリーズ」として投稿したいと思います。

一次試験まで残り約3ヶ月となり、みなさん”暗記”に苦労されているようでした。私自身も覚えることが非常に多くて苦労した記憶があります。そこで今回は、過去記事の中から、特に役に立つゴロ合わせに関連するものをピックアップさせていただきました。まずは第一弾として企業経営理論、財務会計、運営管理、経済学の4科目を取り上げます。全部読むとだいぶボリュームがありますので、GW中にゆっくりご覧になってくださいね。

《企業経営理論》

●企業経営理論: 組織論は「アウトプット」で!●

→ 初代ハカセさんの記事です。最後の方に語呂合わせが登場します。診断士受験生業界では誰もが知ってる!?「ブランド戦略はラブマシーン」など。2010年5月という、もう7年も前の投稿ですが、いつまで経っても色褪せないですね。さすがです!

●【経営理論】覚えにくいポイントのチェック●

→ 5代目butaoさんの記事。残念ながら私が受験生の時には見つけられなかった記事。組織論の語呂合わせが盛りだくさんです!

《財務・会計》

●歌って覚えるキャッシュフロー計算書●

→ 7代目noriさんの2016年3月の記事です。私の同期合格者に「この記事を本試験の3日前に発見して本番でキャッシュフロー間違えずに済んだ!!」とおっしゃっていた方がいました。さらにキャッシュフロー計算書の内容をよーく理解したい方は本記事中にもリンクされているくれよんさんの記事もご覧くださいね。

●舞妓さんと覚える営業レバレッジ●

→ やはり7代目noriさんの記事。「売れへん、売れへん…」つい、可哀想に…と思ってしまいますね。

《運営管理》

●【運営】くだらないほど忘れない3●

→ 初代ふうじんさんの2014年12月の投稿です。私もひょうたんの専門家には大変お世話になりました。

《経済学》

●【経済】最初の1マーク●

→ 3代目うちあーのさんの記事です。最後の方におまけとして語呂合わせが登場します。経済の語呂合わせはあまりないようですので貴重ですね。

最後に、初代ZonEさんの記事2連発。「記憶できない」をどう克服するか、せっかく覚えたものをどうしたら忘れにくくできるか、について書かれています。シビれますね〜!

いかがでしたか?私も改めて読み返して、道場にはたくさんの良い記事があるなぁとしみじみ思いました。
ぜひ「パクってカスタマイズ」の精神で、良いと思うものをご自身なりにまとめて、暗記対策に取り入れてみてくださいね。

ちなみに、同友館様より出版されている月間『企業診断』の4月号より、道場メンバーによる「一発合格ゴロ合わせ道場」という連載が始まっています。こちらも要チェック!

暗記3兄弟の語呂合わせ記事発掘については次回以降、乞うご期待!

今日もあなたを応援しています。
ゆっこでした。

 

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こんにちは! 雑草魂のルナです。(ルナのこれまでの投稿はこちらから

新年度になり、社会人の皆様は今まで以上に勉強に集中しにくい環境になられたりしていませんか? 私は自営業ですから、年度替わりでの影響は多くはなかったのですが、四月は新人研修の仕事が多くあり、体調管理も求められる中で勉強の仕方には工夫が必要なタイミングでした。私の場合、予備校の授業科目が得意の情報のタイミングでもあったので思い切って勉強時間は減らしてしまっていました。

勉強の目標を定量的に設定して「いつも同じように」とすると、できない自分を責めたりイライラしたりして余計に効率が悪いです。

「出来ないときはできない!」と割り切ってしまうのも、一つの手段ではありますよ (^-^)

気分転換になにかないかな?…というときは、ぜひ道場のセミナーにもお越しくださいね!

この記事を書いている時点で残席がかなり少なくなっておりますが、懇親会のみのご参加も可能ですのでお気軽にどうぞ!


さて、今回は雑草魂流「企業経営理論」の攻略方法をお伝えいたします。

といっても、各論にフォーカスした内容ではありませんので細かい話は期待しないでね (^_^;

 

1.腹落ちするところまで理解する

まず、「企業経営理論」の診断士試験における位置づけから考えてみると、ある種「芯」となる科目であるかなと思われます。

ここがしっかり腹落ちができていないと、先々の科目を学ぶ土台(ある種の姿勢)ができあがらないような気がします。特に二次において重要な知識が多く含まれています。

そういう意味も含め受験指導校でもこの科目を最初に学ぶケースが多いのだと思います。

となると、この科目については概要をしっかりと把握し、各論について違和感が無い状態にしておくことが重要です。

例えば、モチベーション理論の概要について学んでいる時に「そうそう、そうだよね…」と思えていますか? 講義を聞きながら、あるいはテキストを読みながら、「え? そうなの?」と、違和感を覚える所は無いでしょうか?

もしご自分の体験や感覚と学んでいる内容を引き比べてみて、違和感を覚えるところがあるのだとすれば、そこはしっかり修正しておくべきだと思います。なぜ、「経営理論」としてはそのように考えるのか、という事をその学説がもたらされた経緯なども調べて、自分が納得できるようになっておくことが大事です。

基本的には「言われてみればそうだよね」という事が多いと思うのですが、現場を知っている人ほど違和感を覚えるポイントが出やすいと思いますので、今一度自分の実感とのかい離がないか、確認してみることをお勧めします。

 

2.図にして理解する

また、初めて学ぶ知識については、自分で図を書いてみるなど、視覚的に理解しやすいようにするのもお勧めです。テキストに図が載っているとしても、それはあえて見ずに文章だけを読みながら図示してみると、理解も深まりますし、それをそのままファイナルペーパーとして使う事もできるようになります。

例えば、下図は私が「パスゴール理論」について描いたもの。

はい、そこのあなた。ここは笑う所です…。

はい、そこのあなた。ここは笑う所です…。

くだらなーーーーい絵かもしれないですが、その方がむしろ、頭には残ったりするもの。(そういえば、授業中テキストにあるPPMの図にも、ロックンローラーのような「花形」とか、歯をむき出した「負け犬」の絵を描いてましたっけ…)

ノートに書くのは「キレイにまとめるため」ではなくて「覚えるため」ですから、汚くてもお笑いでも、頭に残りさえすれば何でも良いのです! むしろ時間をかけすぎないことが大事!

※このノートはセミナー当日、会場での展示にも出す予定ですので興味のある方はお手に取ってご覧ください(恥)。

3.暗記項目の洗い出し

全ての論点において「納得できる」状態が作れたら、後は「暗記箇所」の洗い出しです。

モチベーション理論を例にとると、「マズローと言われたらなんだっけ?」や、「X理論、Y理論というのはどういう事だっけ?」という事は、ある種の暗記になりますから、ここは各人それぞれの工夫でノートなり単語帳なりを使って覚えるための準備をしていく事になります。私の場合はアウトプットで覚えるのが向いていたので、ひたすら問題に取り組みました。

ただ、労働法規や、たまにしか出ないような固有名詞などは試験直前の短期記憶に賭ける方が効率が良いはずです。どこからを直前期に回すかの切り分けは人によって判断が異なると思いますが、大事なのは「この項目は直前期に暗記すればいい!」と決めたら、きちんとリストアップなりマークをするなりして、わかりやすいように整理しておくこと。そして試験前の詰めこみ期までは完全放置してしまう勇気を持つことだと思います。

これは他の科目にも共通する項目ですが、中途半端にアレもコレも前倒しで覚えようとして結局なかなか進まないというのは、時間的にもエネルギー的にも効率が悪く、自信も失って良いことは一つもありません。途中に模試があろうがなんだろうが、「直前期に回す」と決めたら手を付けない。それくらいの思いきりはあって良いと思います。

人は10何かを覚えたとしても、次にまた別の10覚えたら前のモノの8は忘れる生き物だと思います(毎日使うモノでない限り)。

それであれば、「今覚えるもの」と「後で覚えるもの(試験の瞬間だけ覚えておけばよいもの)」の区別をしっかりつけて学習することで、合格確率を高めることができるはずです。

 

4.試験対策

覚え方、という面では、私は上記の方法で6割確保レベルの学習ができたと思っていますが、企業経営理論には試験問題としての大きな落とし穴があります。

それは、問題文&選択肢の日本語の難しさです。

企業経営理論の他、経営法務もややこしい日本語が受験生を惑わせますが、この辺りは普段の読書量や文章を扱う事の得意不得意など、個々のスキルに左右されやすい気がします。

あまり文章読解が得意ではないという方は、独特の表現や選択肢のひっかけポイントなど、とにかく問題を多く解いて慣れておくことが大切です。読解力&文章力は二次試験においてもかなり重要なポイントですので、この機会に「春秋要約」や意識して読書量を増やすことなどにも取り組んでみるとよいかもしれないですね。

企業経営理論はなかなか高得点をとらせてくれない科目です。アドバンテージのある人でも80点を狙うことは難しい科目ですので、60点前後を確実にとれるよう、アウトプットを繰り返し、少しずつ自信を積み重ねておきましょう。

 

今日の雑草魂:「経営理論は全ての科目の土台。腹落ちできるまで理解を深め、アウトプットの繰り返しで問題文に慣れる」

ルナはいつでも皆さんの頑張りを応援しています!

✿:❀:✿:❀ 道場春セミナーin東京のお知らせ ✿:❀:✿:❀

一発合格道場 春の絶対合格フェス2017
〜受験生タイプ別の疑問にお答えします!〜

□ 開催日時:2017年4月29日(土・祝) 14:00〜16:30
□ 会場:東京ウィメンズプラザ 第1会議室
□ 定員:40名(先着順)
□ 参加費:1000円

☆道場メンバーが一次試験突破のために行った事をお話します!
☆受験生の悩みや疑問に個別にお答えします!

満席となりました
※現在懇親会のみご参加を受け付けております。

セミナー詳細はこちらから

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※道場春セミナーin大阪は5/27(土)に開催します!
詳細は後日お知らせいたします。

皆様からの応援が我々のモチベーション!!
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==告知==
<4/29は道場春セミナーin東京>です!
5/27は道場春セミナーin大阪>です!
是非ご予定ください。(詳細は後日)
=====

みなさん、こんにちは。ながです。

早いもので3月もあと2日。
まだまだ寒い日が続きますが、東京や名古屋では桜の開花宣言もあり、春は着々と近づいてきています。
花粉のおかげで、私の鼻も着々と限界に近づいてきています。

そしてこの時期は、送別会や歓迎会など、お酒を飲む機会も増え、勉強時間が確保しづらい時期でもあります。
勉強したいけど、仕事の付き合いで飲み会も行かないと・・・とお悩みのあなた!

いっそのこと朝型にシフトしてみませんか?

早朝の時間を有効活用することで、勉強時間が確実に確保できるようになります。夜中心の勉強だと、急な残業や仕事のストレス・疲れなどが勉強時間をむしばんできますが、早朝だとそういった心配がありません。
1年前まで夜型人間だったながですが、朝型に切り替えたことが仕事と勉強をうまく両立出来た要因の1つだったように思います。
慣れないうちの早起きは本当に大変ですが、『早起きは三文の得』との言葉通り、きっと多くのメリットがありますよ。


さて、ストレート生で学校に通っている方の多くは、現在7科目中の6科目めに突入している頃かと思います。独学でやられている方も同じくらいの進捗でしょうか。
いよいよ科目毎のインプットもラストスパート。
暗記傾向の強い科目も増えてきて、「もう頭の主記憶装置がパンクしそう・・・」となっている方もいるかと思います。

そんな中、あえてお伺いしますが、1科目め、2科目めに学習した内容、覚えていますか?
「性格悪い!」と言われることを承知で、もうちょっと突っ込んでお伺いします。
下記の問いにどの程度解答できますか?
(本試験の問い方と異なる点はご容赦ください)

【企業経営理論】
・「企業ドメイン」と「事業ドメイン」の違いは?
・サービスマーケティングの5つの性質は?

【財務・会計】
・損益分岐点売上高の求め方は?
・FCF(フリーキャッシュフロー)の求め方は?

【経済学・経済政策】
・代替効果とは?所得効果とは?
・IS-LM分析のIS曲線とは?LM曲線とは?

序盤に学習したであろう3科目から基本的なことをお伺いしてみましたが、皆さんいかがでしたか?
(こんな言い方するから「性格悪い!」と言われるんですね)

「おうおう、こんなの楽勝よ、簡単すぎてつまらないよ。」
素晴らしいです。この調子で学習を続けていきましょう。

「あー、知ってる知ってる、なんとか答えられそう。」
この時期であれば十分です。更なる知識の定着を図っていきましょう。

「・・・あはは、あはははは、何だっけ・・・。」
そうですよね。1年前の私と同じです。

「性格悪い!」と罵られながらも、こんなことをお伺いしたのは、答えられないことを「喝!」と言いたかったわけではなく、数ヶ月前に学習したことでも「忘れている」ということを実感してほしかったからです。

今さら私が言うまでもなく、診断士試験の範囲は広く、浅い(時々深い)です。

暗記系科目であれば、終盤の追い込みでどうにかなるかもしれませんが、定着度が問われる科目では、なかなかそうもいきません。
個人的には上記の3科目、特に「財務・会計」「経済学・経済政策」は、定着度がものをいう科目だと思っています。
そして、この2科目は対応を後回しにしたり、苦手意識を残してしまったりすると、本番で取り返しのつかないことになってしまう可能性が高い、とも思います。

そこでおすすめしたいのは、1日1問トレーニング!!

やることは、いつもの勉強+αで「財務・会計」と「経済学・経済政策」の問題を1問ずつ解くだけです。

「1日1問ずつやるのは面倒だから、週1で7問まとめてやっちゃうよ」

という方もいるかもしれませんが、知識の定着を図るには、毎日触れることが何より大事です。
同じ量を解くとしても、毎日少しずつやっていくことを絶対的におすすめします。

ちなみに、私は朝起きてすぐに、過去問を1問ずつ解くようにしていました。冒頭の話にもつながりますが、会社に行く前にやってしまうことで、仕事で何があろうとも毎日続けることが出来ました。

ちなみに…もし今日からはじめれば、各科目それぞれで一次試験までに120問以上のトレーニングを積むことが出来ます。
(過去問にして4年分以上!!)
1日1問なんて…と侮ることなかれ、ですね。

今の勉強でおなかいっぱいだよ・・・という方も多いかと思いますが、もうひと頑張りして、人より一歩先に進んでみませんか?

それでは、最後に本日の名言です!(前回はすみません。。。)

『毎日少しずつ。それがなかなかできねんだなぁ』
(相田みつを/詩人)

毎日の積み重ねは、簡単なようで非常に難しいことです。
でも、それをやりきった人は、必ずや確かな自信と知識が得られることでしょう。

以上、ながでした!

 

待ってるよ、春セミナー
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==告知==

<4/29は道場春セミナーの日>です!

日程開けておいてくださいね(詳細は後日)

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こんにちは!ITOです。
今日はホワイトデーですね。ちゃんとお返ししましたか?

ホワイトデーの起源は諸説あるようですが、日本発のイベントであるのは間違いないようです。
日本では、「贈り物にはお返しをする文化」があることからアンサーデーとして成立しているとのこと。
fmfm参考になります。


本題です。
あまりお披露目するネタがないITOは、企画で勝負していきたいと思います(笑)

今回の企画は「もう一度解いてみました」シリーズ(果たしてシリーズ化できるか?)

【企画のきっかけ】
○1次試験から7か月経って、知識レベルは維持されているか?
○得意科目と不得意科目で違いはある?
○勉強方法や人によって傾向は違うの?
○本当の暗記3兄弟はなんだ?
(実は、道場メンバーと飲んでいて、「暗記3兄弟ってホントにその科目か?」という話になりまして
それは診断士としては『検証』するしかない!と)

これらの謎を順次といていこうと思います。(面白くない!という意見が多いと途中で没になります)

ということで、まずは自分で解いてみました。
一応、経営企画の特命○長であるITO、「企業経営」は本職で(あるハズ)あります

 

結果は・・・果たして・・・!?

 

 

じゃーん、67点 無事合格ライン突破(良かった・・・)

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本番と比較すると、
41問中、28問が同じ答え (うち、22問が正解、6問が不正解)
13問が異なる答え(うち、3問がともに不正解)

つまり、22問の正解、点数にして52点がITOの定着知識レベルと言えそうです。

60点以上を目指すには、異なる答えになった問題において、
「あやふやな知識」「正確な知識へ」することと
「日本語の読解力」を強化することで、太刀打ちできると思います。
特に、答えがぶれた問題>完全不正解問題 を重点的にトライするのがよさそう。

また、問題分類で整理してみると、

経営戦略(配点33点) 本番:26点 今回:26点
組織論 (配点34点) 本番:21点 今回:23点
マーケ (配点33点) 本番:16点 今回:18点

ITOはどうやらマーケが弱点のようです><

というように、自分の内部分析がしっかりできたと思います。
ぜひ、みなさんも過去問などを繰り返し解いたとき、以前の自分と比較してみてください。

次は苦手科目で検証してみたいと思います。


話は変わって、昨日ようやく15日間の実務補修も終了し、無事診断士としての登録要件を満たすことができました。
これから何ができるか、ではなく何をやるか、を意識して頑張ります。
受験生の皆様も1次試験まであと4か月ちょっと、2次試験までは7か月ですが、「何をやるか」を決めて進みましょう!

以上、ITOでした。
ではでは



たきもです。
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なんか、また月初の投稿が私です。偶然です。
きっとこばリーダーの陰謀です(嘘です)。
先日の二次試験を受けられた皆さま、休息をエンジョイされていますか?
発表後は口述対策などで忙しくなりますから、しっかり休んでくださいね

さて、今日は2017年度合格を目指している皆さまに向けて、
「12月と年末年始をどう過ごすか?」について書きます。

●私の勉強スタイル
私の勉強スタイルを書きますと

・予備校通学(T◯C)、個別DVD講座
→学校には行くけど、クラスではなく、テレビの向こうにいる先生の講義を聞く
→質問がほぼできない
→通信に限りなく近い
・簿記2級やFPを持っているけど、取得したのがかなり前(社会人になった直後)で、記憶の彼方になっている
→財務の頻出分野であるNPVやポートフォリオの分野が苦手
工場なんてみたことないから、運営管理もテキストの図を見ながら妄想するしかない
・使った問題集はスピ問、T◯Cの講座についてくる問題集のみ

●12月は、今の講義をしっかりモノにすること
碧が「【2017年度!絶対一発スト合格】年末年始に復習するつもりでいると危険信号!」でご紹介しているように、まずは今の講義内容をしっかりモノにすることが大事です。
年末年始に時間があるから復習できるかな…は、甘いです。

年末年始はなぜ忙しくなるかというと、家族と過ごす時間が大半だからです。
私の昨年の年末年始は、こんな状態でした。

30日まで 仕事
31日 大掃除、年越しそば、ガキ使
1日 義父母や親戚と新年の会食
2日 初詣
3日 休み(明日から仕事なので、体力回復)
4日 仕事

・・・ということで、結果ほとんど勉強できませんでした
今年の年末年始もカレンダーのめぐりから、同じです。
(しかも、31と1が土日なんて・・・ねえ。)
当時の勉強時間記録を見ても、1月第1週は11時間しかやっていません。
つまり、講義以外ほぼできていない状態です。
私自身も、勉強で夫と過ごす時間が少なくなっていましたから、年末年始は夫と過ごす時間を優先しました。

●年末年始、勉強習慣をなくさないために
年末年始は、せっかく築き上げた勉強習慣が崩れる第一の山場です。
多忙の年末年始ですが、1時間でも時間を取って、勉強習慣をくずさないようにしましょう。
細切れ時間でもできる勉強法をご紹介します。
①財務のスピ問(毎日財務)
財務は一次試験でも二次試験でも鍵をにぎる科目です。毎日がベストです。
全部復習する必要はありません。
講義で苦手だった分野、講義期間中に解いた問題で☓が何個もついている問題はありませんか?
その問題に限って復習しましょう。

スピ問であれば、数分で解ける問題が多いですから、細切れ時間の勉強相手にぴったりです。
②運営管理の用語暗記
ここは「ポケテキ」先生が活躍します。
運営管理は理解も大事ですが、「聞きなれない言葉ばかりなんですけど…」という方は、まずは言葉の暗記からはじめましょう。
ポケテキ先生ならば、電車のなかでもどこでもできます
ポケテキ先生は、今後の「暗記三兄弟(情報、法務、中小)」で活躍してくれますが、運営管理でも頼りになる存在です。
※12月1日 20:38追記
2017年度版のポケテキは、まだ発売されていません。昨年は1月中旬ごろに発売されています。
大変失礼いたしました。
ポケテキ以外での用語暗記の方法ですが、「スピ問」が一番使いやすいと思います。
スピ問は他記事でもたくさん登場しますが、選択肢の正誤判定を繰り返しすることで、
自然と重要な用語を暗記・理解することができます。

③企業経営理論の過去問を解く
受験生時代を思い返すと、一番やっておきたかったことがこれです。
年末年始、少し時間が取れそうな方は、企業経営理論の過去問を解きましょう。
企業経営理論のとき、私はまだ勉強習慣がしっかり築き上げれられてなく、過去問に手を付けはじめたときには、なんとGWになってしまいました。
そのころには、講義で習った内容がすっかり抜けていたのです・・・
また、授業で聞いた「楽しい」経営理論の勉強と、「企業経営理論の問題を解いて正解すること」は、正反対なくらい違います。
企業経営理論は選択肢を理解する試験である」ことに早めに気がつくために、まだ解いていない人は、1年分でも解くことをおすすめします。

いかがでしたでしょうか?
冒頭も述べましたが、まずは「今やっている科目に集中すること」が第一です。
しっかり基礎を固めれば、強化期のGW以降ぐーーんと力が伸びます!!

たきもでした。

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完全合格まであと少し!今年も開催!

大好評の一発合格道場口述対策セミナー開催のお知らせです。
【口述対策セミナー開催概要】

日時:12月10日(土) 14:00-16:20(予定) (開場・受付開始:13:30~  )
場所:大崎第二地域センター・区民集会所(最寄駅:大崎駅)
http://www.city.shinagawa.tokyo.jp/hp/menu000007300/hpg000007212.htm
対象:二次筆記試験合格者 先着20名
※セミナー終了後、会場近くで懇親会も行う予定です。
(実費負担、4,000円程度を予定。懇親会のみの申込も可能です。)
12月9日(金)12時より申込開始いたします!
熱い道場ファンのみなさん、予定空けておいてくださいね!



こんにちは、今日も元気にKKD、手相観診断士のかおりんです。

1次試験初日まで、あと11日!いよいよ1つ目の関門が迫って参りました。まさか体調など崩されておりませんよね?

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私は先日、あまりの忙しさに寝られず・食べられずで人前に立つことがありました。結果、全く頭が働かずポンコツになり、とても悔しい思いをするはめに。健康管理もプロの仕事ですよね・・・。(反省)
プロの登竜門である資格試験、ぜひコンディション作りにもこだわってください。この時期になったら、基本的な生活リズムに立ち返り、適度な睡眠・栄養を摂取したいところ。(若さや体力に自信のある方以外は・・・笑)当日、万全のコンディションで臨めるように。100%の力を出し切って、後悔しないために。


さて、今日は直前まで2点3点を積み上げる!をテーマに、ドメイン@企業経営理論・戦略論のポイントをおさらいします。

そもそもドメインとは

企業の事業領域のこと。つまり、「どの土俵で戦うか」。これが明確になることで、経営資源(ヒト・モノ・カネ・情報)の取り扱いがわかる=事業戦略が立てられるようになる。

企業ドメインと事業ドメイン

単一事業の会社であれば、企業ドメイン=事業ドメイン
20160726_図1
任天堂とかはこれ。(余談:任天堂の事業内容は「家庭用レジャー機器の製造・販売」。つまり、ポケモンgoは任天堂の事業じゃないってこと。出資はしてるけど。)

複数事業を持つ企業は、企業ドメイン∋事業ドメイン
20160726_図2
例えば、JRは鉄道事業を主軸に、小売業や倉庫業のほか、なんと学習塾の経営まで行っている。(参考:JR東日本Web)経営戦略やビジョン・ミッションに紐づいた企業ドメインの中で、どういった組み合わせ(ポートフォリオ)で事業を展開するか、経営者の手腕が問われるところ。

ドメインの決め方

1)物理的定義扱うモノで領域を決める方法)と機能的定義扱うコトで領域を決める方法)がある。
2)エーベルの3次元枠組で、自分の戦う領域を決める。
:エーベルの3次元枠組:補足顧客は誰か・提供する機能は何か・それを実現する技術は何か=Who×What×Howの3次元で自分のドメインを決めるツール(考え方)。

20160726_図3

<tips>1次試験の現場対応

問題を解いている時に、事業ドメイン?企業ドメイン?ってパニックになることがある。正誤で迷った時には、「事業」と「企業」を入れ替えて読んでみる。入れ替えてすんなり読める=その選択肢は誤り。そして、今までと傾向が変わらなければ、戦略論では名前でひっかけてくることはないはず。もしも「あれ、これ唱えたの誰だっけ?」ってなっても、そこは迷わず進むのが吉。

戦略論の全体をざっと復習するには、6代目Xレイさんの「先代投稿】企業経営理論~経営戦略~」をはじめ、企業経営理論カテゴリの過去記事も参考にどうぞ。2点・3点を確実にGETしてきてください。

では、今日も診断士を目指すみなさまに、幸あれ☆

ほな!

かおりん


あの熱い夏がやってくる!今年も開催!大好評の一発合格道場夏セミナー開催のお知らせです。

【2次試験ロケットスタートセミナー開催概要】

日時:2016年 8月11日(木) 14:00〜16:30(予定) (開場・受付開始:13:30)
場所:大崎第二地域センター・区民集会所(JR大崎駅すぐ)
http://www.city.shinagawa.tokyo.jp/hp/menu000007300/hpg000007212.htm
対象:2016年 中小企業診断士試験 合格を目指す方
※セミナー終了後、会場近くで懇親会も行う予定です。 (実費負担、4,000円程度を予定)

1次試験終了後は誰よりも早くロケットスタートをしましょう!熱い道場ファンのみなさん、予定を空けておいてください。

※お申込み受付開始は、1次試験終了後を予定しております。今しばらくお待ち下さい。



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こんにちは、noriです。たきもとりの記事で当日の行動を紹介していましたね。試験本番は思ったより緊張しています。何をするのか決めておくことで、慌てずに対応ができます。

ただ、緊張することは悪いことではありません緊張しているかどうか、自分でわかるくらい自分の状況を把握できていることの方が望ましい。自分が緊張しているかどうかわからない場合は、緊張しすぎかもしれません。鼻から息を吸って、大きく腹式呼吸。息を吸って、ゆっくり吐くことでリラックスした状態を作ることができます。

当日の朝は、(東京大阪だけかもしれません)診断士試験会場の入口はちょっとしたお祭りです。受験校の方がウェットティッシュや直前チェックのポイントを記載したチラシを配布していたり、受験校の先生が応援に来ていたり、都内にある複数の勉強会の方の応援。受験生支援団体の応援。目立つ衣装で応援に来る方もいます。応援して下さるお気持ちはとても嬉しかったのですが、実は、流されやすい私はこの雰囲気が苦手でした。「頑張ってください!」と熱い応援と共にチラシをドンドンもらう。そのエネルギーに圧倒されました。1次試験で体験してみて、この状況が自分に合わないと思った方は2次試験では、裏門から入門する、サッと会場に入ることも検討しましょう。応援を自分のエネルギーに変えられる方はこの状況を活用しましょう。

■当日!どれくらい勉強できる時間があるか

1次試験会場にスーツケースいっぱいの教材を詰めて持ち込む受験生がいるという都市伝説を聞いたことがあるのですが、本物はまだ見たことがありません。

ただ、たくさん教材を持ち込んでも全てに目を通すことはできないのはあきらかです。

試験開始は朝10時。経済学や経営法務開始の30分前までに入室するようにと受験上の注意にはあります。例年通りですと、試験問題、解答用紙は遅くとも9時50分頃には配布されます。

会場に向かうまでの移動時間に勉強される方もいると思います。また、8時半までに会場周辺のカフェに着いても、会場に入るまで約1時間。会場に入ってから、9時50分頃ギリギリまで勉強したとして、約20分

試験終了後は解答回収には遅くとも5分はかかります。自分の解答が回収されたら、すぐに次の科目の教材をみて勉強を始めてもカンニングにはならないので注意をされる可能性は低いです。ただ、試験官が解答用紙の枚数をチェックするまで席を離れることはできません。

トイレに並ぶ間も勉強をしている人はいます。また1科目目と同様に10分前には試験問題と解答用紙が配布されます。休憩時間30分の間に勉強できる時間は約15分でしょう。

昼休みも解答用紙回収と次の科目の問題と解答用紙の配布時間を考えると、60分の休憩の間で勉強できる時間は約45分

■当日!勉強ツール何を持っていく?どこを見る?

1次試験でファイナルペーパーを持っていく方もいます。自分でまとめたノートを持っていく人もいます。テキストを持っていく人もいます。私は教材を全てipadに保存(DropboxやGoodReaderなどのアプリを使用)していたため、当日もipadを持って行きました。

何を持っていっても良いのですが、「何を持っていくか」「当日どこを確認するか」は決めておきましょう。

私はipadに入れた基本テキストをサッと流して、基礎知識を確認した後で、以下のような箇所を重点的に確認していました。

当日確認する箇所としてのオススメは、カタカナ語などで、暗記しにくて、間違えやすくて、でも知っていれば点数が取れるようなところ。

例えば、

経済学では…初代ZonEが紹介する寡占モデルの覚え方景気循環の分類。ZonEが紹介する寡占モデルの覚え方のインパクトは大です。

財務会計では…初代ハカセが直前にチェックした箇所を以下のように紹介しています。

  • キャッシュフロー間接法
  • 「経営資本」とは? 「事業利益」とは? 「当座資産」とは?
  • 文章問題対策として「原価構成」とは?
  • 「個別」、「総合」、「全部」原価計算の違い
  • 「標準原価差異」を、「棚卸減耗費」や「商品低価評価損」を絡めて
  • CVPとBEP
  • 企業価値とWACC(WACCの自己資本は時価!)
  • 税効果会計
  • 共分散・標準偏差

企業経営理論は…初代ふうじんが紹介する外国人顏シリーズに出てくる組織行動論。理論の内容はわかっても、誰が唱えた理論なのか覚えにくい。でも知っていれば解けるので直前のチェックにオススメ。

運営管理は…初代ハカセが紹介する、GMROIや在庫高予算6代目tomoが紹介する、保全活動、作業と余裕、標準時間計算

まずは、試験までの追い込み!ですが、皆さんも自分なりの基準で当日直前10分の間に何を見るのか決めておいてくださいね!

大丈夫。 あなたは、ぜっ~~~たいに合格しますから!待ってます!

nori でした。


あの熱い夏がやってくる!今年も開催!大好評の一発合格道場夏セミナー開催のお知らせです。

【2次試験ロケットスタートセミナー開催概要】

日時:2016年 8月11日(木) 14:00〜16:30 (開場・受付開始:13:30)
場所:大崎第二地域センター・区民集会所(JR大崎駅すぐ)
http://www.city.shinagawa.tokyo.jp/hp/menu000007300/hpg000007212.htm
対象:2016年 中小企業診断士試験 合格を目指す方
※セミナー終了後、会場近くで懇親会も行う予定です。 (実費負担、4,000円程度を予定)

1次試験終了後は誰よりも早くロケットスタートをしましょう!熱い道場ファンのみなさん、予定を空けておいてくださいね!

※お申込み受付開始は、1次試験終了後を予定しております。今しばらくお待ち下さい!

 

 

 



こんにちは、noriです。

お手元に受験票が届いたころでしょうか。
受験票が届くと一気に試験が現実味を帯びてきます。

ソワソワして落ち着きません

今週の道場では、

フェイマオが、「試験日までに何をするべきか
が、「合否の分かれ目行動パターン
細川が「合格・不合格の行動パターン

をご紹介しています。

1次試験は、勉強の「時間」×「質」で必ず合格できる試験です。
 ただ、もう「時間」は限られています。

今、自分が「何をするべきなのか」、自分が「どう行動するべきなのか」。あらためて見直すタイミングです。そわそわしているのは、「苦手科目にまだ自信がないのか」「そもそも時間がないから焦っているのか」。不安に向き合えば自ずとやるべきことは見えてきます。やるべきことが決まれば、そわそわしている暇はありません。

■「我がまま」に進め

直前期で大切なのは良い意味での「我がまま」さです。

試験勉強のため、色々なことを我慢してきたかもしれない。我慢が度を過ぎると自分が何をしたいのか見えなくなってきます。とりがリフレッシュに「もっぱら好きなものを食べていたと書いていますが、「好きなものを選ぶ」行動は自己コントロール感を高めます好きな服を着る、好きなものを食べる、好きな道を通る。自分の状況を自分で選んでコントロールするという小さな積み重ねが、本番でどんな状況に遭遇しても冷静に自分をコントロールできる力となります。

中小企業診断士を登録後、活躍する経営者の方に取材させていただく機会をいただきました。2回の取材を通じて感じたのは「自分がやりたいことをやっている人は強い」。そして、めちゃくちゃカッコ良い

診断士試験はなりたい自分、やりたいことへの夢の途中。自分のために頑張りましょう。大丈夫。苦しい峠を越えれば、ゴールラインはすぐそこ。

■企業経営理論合格のための行動パターン

さて、本題。今年受験される方から、「企業経営理論」の点数が伸びないと相談を受けたので、他のメンバーにも意見を聞きました。

フェイマオから

最優先事項としてマーケの強化をお勧めします。

各パート毎では、以下のような対策が考えられます。

1. 経営 :このパートが苦手な方の場合、以下の原因が考えられます。

・原因:文脈を正確に読み取れず、文脈に足を救われるパターン 
・対策:とりが紹介していたスラ打ちで表現の内容の整合性を確認する

・原因:知識の応用ができない
・対策:過去問をやみくもに回すよりも、設問ごとにわからない知識を確認すべく、テキストに戻ってどのように知識が応用されているか確認する

2.人事 :この時期からお勧めしませんが、U-canの社労士入門テキストをザッと目を通すだけで十分です。ただ、今から新しくやるのはお勧めしません・・・。

3. マーケ:おそらく一番点数がとりやすい分野のため、なぜ点数が上がらないのか、まず原因の特定が重要です。

経営は、スラ打ち以外にも、主語を囲ってみたりと自分が読みやすくする工夫は色々考えられますね。

労働法規などの人事系の分野は、noriも人事で給与計算や社会保険の手続きをしているのですが、中々点が取れない分野でした。…範囲が広い!費用対効果が低い分野なので、今からの深入りはお勧めしません。

から

戦略論を先におさえた方がいいよ。過去問でア〜オまでの選択肢すべてに関して、
どこをどう変えれば正しい文章になるのか他人に説明できるくらいになること。
きっとこの辺の詰めが甘いと全部正解に見えてしまう。

組織論は、他の受験生とあまり差がつかない論点。

組織行動論は、一番後回しでおさえる(むしろ捨てても良い)

組織構造論、人的資源管理は2次試験で出るところはキッチリおさえる。

2次試験の平成14年の事例1の過去問では、組織図が事例文中に登場します。問われるのは「組織構造と事業構造の問題点」。1次試験のテキストの組織構造論の箇所で見たことがあるような論点ですね。2次試験と関係があるところは、キッチリおさえましょう。

■最後に

最後に以前の記事でご紹介した、適切選択肢集・不適切選択肢集、平成27年度版のご紹介。

ダウンロードはこちらから。

H27.適切選択肢集

H27.不適切選択肢集

どこをどう変えれば正しい文章になるのか他人に説明できるくらいになって」企業経営理論をサクッと乗り越えちゃいましょう。

大丈夫。 あなたは、ぜっ~~~たいに合格しますから!待ってます!

nori でした。


あの熱い夏がやってくる!今年も開催!大好評の一発合格道場夏セミナー開催のお知らせです。

【2次試験ロケットスタートセミナー開催概要】

日時:2016年 8月11日(木) 14:00〜16:30(予定) (開場・受付開始:13:30)
場所:大崎第二地域センター・区民集会所(JR大崎駅すぐ)
http://www.city.shinagawa.tokyo.jp/hp/menu000007300/hpg000007212.htm
対象:2016年 中小企業診断士試験 合格を目指す方
※セミナー終了後、会場近くで懇親会も行う予定です。 (実費負担、4,000円程度を予定)

1次試験終了後は誰よりも早くロケットスタートをしましょう!熱い道場ファンのみなさん、予定を空けておいてくださいね!

※お申込み受付開始は、1次試験終了後を予定しております。今しばらくお待ち下さい!

 

 

 



こんにちは、とりです。
今日は7月9日、模試も終わって1次試験まで残り1ヶ月を切り、1次試験を受験されるほとんどの方がラストスパートに余念のない日々を送っていることと思います。それはそうと、先日も書いた通りぜんぜん体に優しくない天候が続いていますね。私は今週たまたま外出する機会が少なくあまり疲労せずに過ごせましたが、みなさまはいかがお過ごしですか?
梅雨明けこそまだですが、猛暑を耳にするといよいよ『夏本番』な感じがしますね。熱中症や夏カゼには十分注意して、ラストスパートと1次試験を乗り越えてくださいね。

暑い夏と麦茶


 

「来月の今頃は…」ってタイトルを付けてみましたが、例年通りであれば来月の今日、8月9日には1次試験の正解と配点が公開されていて、自己採点も終えて合否の判断がほぼできている頃かと思います。あ、念のためお伝えしておきますが、1次試験はマークシートなので解答用紙は当然ながら持ち帰ることができませんが、問題用紙は持ち帰ることができます。必ず解答を問題用紙にメモして持ち帰って下さいね。でないと、9月の合格発表まで合否判断ができず、2次試験への『ロケットスタート』も切れなくなってしまいます。

ところでみなさまは、来月の今頃のイメージはできていますか?

「それどころじゃない!」

本試験を間近に控えそう思うのが自然かと思います。でも、「合格のイメージ」を描くことはとても大事です。いささか精神論、気休め的なニュアンスにとられがちですが、
どうしたら不合格にならないか」よりも、「どうしたら合格できるか」
不合格だったらどうしよう」よりも合格したらどうしているか」
と考えたほうがネガティブにならずに日々の学習も、本番の試験も取り組むことができます。
「何が違うんだ??」と思われるかもしれません。でもこの心の持ち方ひとつで結果が変わる、と私は思います。
ぶっちぎりで1次試験を突破できる実力をお持ちの方はよいですが、模試でそんな結果を出せなくて、途方に暮れかけている方もいるかと思います。残り1ヶ月を死ぬ気で勉強したとしても、やはり最後は1マークの勝負です。ここを踏ん張れるか踏ん張れないかが勝負の分かれ目になるのです。

診断士試験にこじつけるとすると、企業経営理論でモチベーション理論はいやと言うほど勉強しましたよね?多くの学者がいろんな理論を展開していますがなんとなく共通するのは、

人の能力、パフォーマンスを高めるには、モチベーションを高い状態にすることが必要、

ということです。たきもも昨日の記事で同じことを言ってますね(あ、パクったわけではないですよ、ホントに偶然なんです…)。余談ですが、ある企業の経営診断をした際に社長さんが、「従業員が定着しなくて困っている」と悩んでおられましたので、このモチベーション理論に纏わる知識を活用して診断報告書を作成、提言を行いました。詳細は書けませんが、「従業員のモチベーションが高まる、お金をかけなくてもできる施策を実施していきましょう!」といった提言です。
なぜこの話をしたかというと、診断士試験においても、このモチベーションが高い状態があって、これまで培った能力を存分に発揮できるからです。もっとも、本試験は独りで戦わなければいけないので、社長や上司が高めるわけでもなく、自分自身でモチベーションをコントロールする、この力量を問われていると思うのです。もうこの際、ネガティブ思考、邪心は一切排除して、できるだけ具体的に合格のイメージを描いて、それを実現すべく前を向いて頑張っていきましょう!
そうすれば、つらいこの時期と本試験を、楽しみながら乗り越えられると信じています

私は1年前の今頃、お世話になった方に1次突破の報告をしている自分、1次直前期でも唯一続けた「春秋要約」を書きながら、8月には2次試験へのスタートダッシュをしている自分を想像し、「合格のイメージ」を常に描き続けていたと思います。
不合格だった2年前は、模試の結果に途方に暮れ、
これじゃ不合格かも…」「科目合格で来年ターゲットか?…
なんてネガティブな思考に取り憑かれていました。要はこの差なのです。

ここでいかにポジティブに物事を捉え、不安や緊張をコントロールできるかにかかっています。これができると残り1ヶ月を、些細な論点に捉われたり迷ったりせず、誤った方向に進むことのない学習を実践できて、本試験で1マークに喰らいつくことに繋がっていきます。

それぞれの環境、立ち位置で思うところもあるかもしれませんが、ぜひぜひ「合格のイメージ」をそれぞれ描いてみましょう!

太陽への道

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
以上、とりでした。


 

あの熱い夏がやってくる!今年も開催!大好評の一発合格道場夏セミナー開催のお知らせです。

【2次試験ロケットスタートセミナー開催概要】

日時:2016年 8月11日(木) 14:00〜16:30(予定) (開場・受付開始:13:30)
場所:大崎第二地域センター・区民集会所(JR大崎駅すぐ)
http://www.city.shinagawa.tokyo.jp/hp/menu000007300/hpg000007212.htm
対象:2016年 中小企業診断士試験 合格を目指す方
※セミナー終了後、会場近くで懇親会も行う予定です。 (実費負担、4,000円程度を予定)

1次試験終了後は誰よりも早くロケットスタートをしましょう!熱い道場ファンのみなさん、予定を空けておいてくださいね!

※お申込み受付開始は、1次試験終了後を予定しております。今しばらくお待ち下さい!



こんにちは、とりです。
のっけから耳が痛くなるかもしれませんが、1次試験まで、あと56日になりましたね。焦ったり、不安に苛まれたり、イライラしたり、、精神的にも不安定になりやすいこの時期ですが、心身ともに健康を維持する努力を継続しましょう。1分1秒でも勉強に充てたいところですが、体も心も壊さないように、勉強とリフレッシュをバランスよく日々を過ごしていきましょう!

ちなみに、私のこの時期のリフレッシュといえば、、さすがに旅行やちょっとした遠出なんかはできないので、もっぱら好きなものを食べてましたね。 あ、もちろんノンアルコールで、ですよ!お酒はちょっとだけ好きですけど、直前期は一滴も、とまで言いませんけど、かなり節酒していましたです、はい。 


 

とり2回目の【渾身】シリーズ、やっぱり何を記事にするか悩んでしまいました。これまでも何度か記事を書いているのですが、悩んだ挙句【渾身】の企業経営理論にしてみました。

とりは社会人になって20年来営業職で、「売る」ことだけを考えて行動する環境にいたこともありますが、「企画営業」の名のもとでさまざまな戦略立案や企画に携わることもしばしば、なので本職の方には全く歯が立たないものの、マーケティングの見識は多少あります。以前の記事で、「企業経営理論が苦手科目」と気づくのが遅かったことを書きましたが、ことマーケティングだけは得点においてもそれほど苦手ではありません。合格年度のマーケティング論は全問正解でした(その分、経営戦略論や組織論で失点を重ねていることになりますが…)。
ですので、得意としている方も多い分野ではありますが、企業経営理論のマーケティングにフォーカスして【渾身】記事を書いてみたいと思います。

まず、試験案内に書かれている「試験科目設置の目的と内容」を確認します。

3.企業経営理論 (科目設置の目的)
企業経営において、資金面以外の経営に関する基本的な理論を習得することは、経営に関する現状分析及び 問題解決、新たな事業への展開等に関する助言を行うにあたり、必要不可欠な知識である。また、近年、技術 と経営の双方を理解し、高い技術力を経済的価値に転換する技術経営(MOT)の重要性が高まっており、こう した知識についても充分な理解が必要である。このため、経営戦略論、組織論、マーケティング論といった企 業経営に関する知識について、以下の内容を中心に判定する。

内容はちょっと文量が多いので、リンクを参照。P.15-16にマーケティング論の出題領域が書かれています。このあたりは、テキストの目次を見ると大体同じですね。当たり前ですが。出題者側も、テキストに書いてあるような基本論点を骨組みとして出題をしてきます。なので、切り口や素材、言い回しなどは毎年手を変え品を変え出題してくるものの、基本論点に忠実に勉強することが重要で、決してこの直前期には手を広げるべきでないことが分かります。

続いて、過去のデータ分析。

過去記事では、7代目リーダーのこばや、先代のうみのが精緻な分析をしています。マーケティング論は、他の経営戦略論や組織論に比べて難易度は低い傾向にありますが、一方で難易度の乱高下も大きいようです。ちょっと判断が難しいところもありますが、私が2年間過去問に取り組んできた経験、養った感覚から判断するに、やはり最も取り組み易い領域と考えます。もちろん、本業で経営企画や人事のスペシャリストだったり、社労士ホルダーだったりすれば得意分野は自ずと変わると思いますが、総じて難易度が低く確実に得点を稼ぐべき領域と捉えます。

次に解答する順番。もう言わなくても分かると思いますが、

①マーケティング論
②経営戦略論
③組織論

の順番が最もオーソドックスですね。これはもう、あまり深く考えなくてもよくて、試験が始まったら即マーケから開始してもよいぐらいです。ただそうは言ってもまだ不安が残る方は、あと30日くらいで過去問演習や模試を積み重ねて、ご自身が一番効率的に進められる順番を見出してください。重要なのは、深く考え込んで時間を浪費することがなく、ご自身が一番ストレスを感じない領域から手を付けることです。多くの先輩が語り継いでいますが、90分の序盤、中盤で思考力を使い過ぎると、難なく解ける設問を落としてしまう、最悪は時間切れで解答できない事態に陥ります。とりの1年目に敗因はここにもありました。浅薄な分析で、「まあどの領域にも難問、易問それぞれあるし、悩む問題はどうやっても悩むから、それぞれ30分を目処に解答し終えることを目標に、第1問から順番に解いていけばいいや」といったスタンスで臨み、見事に科目合格も落としました。
何といっても、午前中に経済、財務でかなりのエネルギーを消費し、昼食を挟んで臨む90分、場当たり的な取り組みでは力を発揮しきれず、普段はやらないような失点を犯してしまいます。しっかりご自身の作戦を立てて、その作戦に忠実に取り組んでいただきたいです。

ちょっと脱線しましたが、今度はマーケティング論の出題傾向を分析してみます。

基本的には、先に述べた試験案内に書かれた論点に沿って出題されていると思います。組織論や経営戦略論のようにEランク問題はかなり少ないと言えますが、切り口や素材は多種多様です。また、未知の用語を盛り込んだり、言い回しを複雑にしたりして、難易度を調整しているように思います。未知の用語や持っていない知識が含まれない設問は、各選択肢の言い回しや文章構造に注意して、瞬殺に近いスピードで解答していけばよいです。問題なのは、未知の用語、知識が盛り込まれた設問です。これをどうしていくか?最近のトレンドや中小企業白書の重要テーマなどから出題予想をすることは、一見よさそうですが、私が思うに関連性は低くあまり意味がないです。

これば2次試験にも通じますが、他の科目に比しても過去問が非常に重要な学習ツールです。それは、出題者の意図や傾向は過去問にしか表現されていないためです。私は独学でしたが、直前期の模試は1年目も2年目も受験しています。そこで感じ取ったのは、「やはり模試は本試験とは似て非なるもの」ということです。特に企業経営理論においては、文章量も多く作問者の意図や癖が必ず込められているはずなのです。模試は当然ながら受験校やその関係者が作問者ですが、本試験の作問者ではありません。精緻な分析のもとで作問されていますが、やはり本試験の作問者意図は模試からではわからないのです。

なので、特にこの直前期の企業経営理論への取り組みとしては、過去問オンリーであってもいいぐらい、過去問演習に集中しれ取り組んでいただきたいです。過去問完全マスターのような問題集もとても有効です。他の科目に比べ時間はかかってしまいますが、苦手意識をもっている方は特に励行しましょう。未知の用語、知識が含まれた設問は、受験生はみんな苦手であり、しっかり過去問にあたれば難易度の高い設問も解答を導き出す力、潔く捨てる力が養われていきます。このことを脳裏に焼き付けて、自分を信じて頑張っていきましょう!

勉強する人

今回のまとめ

基本論点に忠実に勉強、決してこの時期には手を広げない。
②マーケティング論は総じて難易度が低く確実に得点を稼ぐべき領域
③解答の順番は、マーケティング論が一番ストレスを感じない領域から解くのが重要。
過去問が、マーケティング論の最重要な学習ツール。出題者の意図、癖を時間をかけて掴む。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
以上、とりでした。



たきもです。
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はい、今日から6月です!早いですね!早すぎます!
本試験まであと約2ヶ月・・・
心は折れていませんか??勉強は進んでいますか??
「つらい・・・」と感じたときは、この道場を読んでください。
ここで耐え抜いた人が、最後に笑うことができます。
それを信じて、今月もがんばってかけぬけましょう!!

こばリーダーからの命令に基づき、
7代目メンバーがそれぞれの科目の攻略のキモをお伝えする
【渾身】シリーズ!
今回はたきもが「またかよ・・・」とツッコミが来そうな
企業経営理論について解説します。

すでに企業経営理論については
企業経営理論は妄想命!〜過去問でイメージ力を鍛える〜
でお伝えしていますが、今日はさらに一歩踏み込み、問題タイプ別の考え方について書いていきます。
この記事の最後にも記載をいたしましたが、
一次試験:抽象→具体
二次試験:具体→抽象

を問う試験だと私は考えています。
(この論点もいつか書きたいのにまだかけていない・・・かけるのか・・・)
「抽象化された、一見意味わからない文章を、
具体的な事例をイメージして正誤を判別」
するのが、企業経営理論です。

u-ta【渾身】企業経営理論でも述べられていますが、
この科目は「答練・模試と過去問は似て非なるもの」
と考えた方がよいでしょう。
なぜかといえば、簡単です。
模試試験問題を作る人は、試験委員ではないからです。
過去問が最良にして最後の問題集です。

実際に、私が昨年試験会場で受けた平成27年度の問題を例に、解き方を問題種別に解説します。

1.言葉の意味を暗記していれば解ける問題
この問題は確実にAランクになります。取らねばならない問題です。
テキストに出てくる用語の意味はしっかり理解し、
覚えにくいものは表にまとめて、区別して覚えるのが得策
です。

第1問を見てみましょう。

プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント(PPM)に関する記述として、最も適切なものはなにか。
ア 競争優位性を期待できない「負け犬」事業からの撤退の検討に加え、資金投入によって成長市場で競争優位の実現を期待できる「問題児」の選抜が重要である。
イ 競争優位性を期待できない「負け犬」事業からの撤退を進めるのに重要な資金供給源は「花型商品」の事業である。
ウ 衰退期に入った業界の「花型商品」事業は、徐々撤退してできるだけ多くのキャッシュを生み出させることが重要である。
エ プロダクト・ポートフォリオ・マネジメントの考え方では、資金の流入と流出は市場と自社事業との成長率で決まる。
オ プロダクト・ポートフォリオ・マネジメントの考え方は、外部からの資金調達を考慮していないが、事業の財務面を重視して事業面のマーケティングや技術に関するシナジーを考慮している。

正解はです。
イ→資金の供給源は「金のなる木」です。
ウ→「花型商品」市場は市場成長率が高いため、衰退期に入っていません
エ→PPMは相対的市場占有率と市場成長率で決まるので、自社事業ではありません。
オ→PPMの問題点はシナジーが軽視されているのが特徴です。前半の記述は◯です。

言葉を覚えるときは、意味だけでなく
「優位性、他との違い、特徴」もしっかり覚えましょう。

2.問題文がイメージできない場合
これが勝負の分かれ目です。見たことがない言葉がならぶパターンです。
第12問を見てみましょう。

組織を情報処理システムとしてみた場合、組織デザインの手段は、情報処理の必要性と情報処理能力の観点から評価できる。組織デザインに関する記述として、最も適切なものはどれか。
ア 横断的組織の導入は、情報処理の必要性を高くするとともに、組織の情報処理能力を高くする。
イ 階層組織は、情報処理の必要性を高くするとともに、組織の情報処理能力を高くする。
ウ 規則の使用は、情報処理の必要性を減らすが、組織の情報処理能力を低くする。
エ 自己完結的組織は、情報処理の必要性を高くするとともに、組織の情報処理能力を高くする。
オ 垂直式情報処理システムの導入は、情報処理の必要性を高くするが、組織の情報処理能力を低くする。

正解はです。
この問題は、「情報処理の必要性」と「組織の情報処理能力」について問われています。
それぞれイメージを膨らませましょう。
・情報処理の必要性を高くする
→密な連携が必要になり、組織の情報処理の量が増える
→アの「横断的組織」は、他部門と調整をしないといけないことが多くなりそうだ。

・組織の情報処理能力を高くする
→他部門調整を沢山することで、いろんな事案に連携して対応できる組織になりそうだ。

他の選択肢も想像しましょう。
イ→階層組織はつまり指揮命令が強い組織だから、「やれ!」といわれてすぐやらないとダメそう。情報処理の量は少ないな。
ウ→これは本番時アと迷いました。前半の「情報処理の必要性を減らす」は、規則でガチガチになるからOK。
後半の「組織の情報処理能力を低くする」は、規則を見ながら管理者にその都度確認しなくても仕事ができるので、組織の情報処理能力は低くなりません。
私の本業は規則が多いですが、規則をつくることで業務のノウハウがたまり、誰でもある程度の業務ができるようになります。そうすると、組織の情報処理能力は高まりますね!
エ→「自己完結」だから調整なんていらなさそう。「情報処理の必要性」は高くならない!
オ→「垂直式情報処理システム」だからこれもイと同じかな。とすると「情報処理の必要性を高くする」が☓!

なるべく、自分の会社や体験にもとづいてイメージしましょう。
間違えたときは、そのイメージがなぜ間違っていたのか復習しましょう。

3.捨てる問題
私の場合、労働法規は捨てていました
毎年必ず数問でますが、
「何がでるかわからない」のと「範囲が広いから」です。
覚えてもでるかどうかわからず効果が薄いと判断し、捨てました。

いかがでしたでしょうか?
この時期は過去問をテキストとしてつかって
「この問題がつまり何ををいっていて、どこがどう間違っているのか」
しっかり解説を読みながら復習しましょう。
一つ一つの積み重ねで、最初は意味不明だった文章に
意味が見えた時は感動します!

たきもでした。



なんでやねん。  

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こんにちは。友人に騙されやすいんじゃないかと心配されるnoriです。

今日のテーマは企業経営理論

今でも良く覚えているのはお世話になった受験校の先生の直前期の言葉。

「企業経営理論は、素直な人ほど解けないんだ。」

■素直な人ほど騙されやすい企業経営理論

インプット終了後に立ちはだかるのは日本語の壁

最も適切なものはどれか、と聞かれると何だかどれも◯マルっぽい
最も不適切なものはどれか、と聞かれると何だかどれも×ダメっぽい

何となく読んでいるとどれも「適切」に見えるし、どれも「不適切」に見える。間違えてもらおうとする作問者の意のままです。

関西人を親に持つnoriですが、関西弁のバイリンガルになるのも失敗し、親が持つ「ツッコミ力」も身につきませんでした。

そうなんです。企業経営理論に必要なのは「なんでやねん」と冷静に文章を見るツッコミ力。なかなか企業経営理論の点数があがらず困っていた時に教えてもらったのがこの勉強法です。特に組織論・戦略論の問題にオススメです。同じ悩みを持つ人がいれば、まずはトライ!

■ツッコミ力の鍛え方

早速練習スタート。
過去問を中小企業診断協会のページからダウンロード。

平成27年 過去問 正解
平成26年 過去問 正解
平成25年 過去問 正解

はじめに、過去問 3年分を、「適切」「不適切」な選択肢別にまとめます。

※リンク先の過去問PDFからコピー&ペーストして転記するのがオススメ。

1つ目のシートに「適切な」選択肢をまとめる。

○ 競争優位性を期待できない「負け犬」事業からの撤退に検討に加え、資金投入によって成長市場で競争優位の実現を期待できる「問題児」の選択が重要である。

○ 企業ドメインの決定は、現在の活動領域や製品・事業分野との関連性とともに、将来の企業のあるべき姿を包含して経営理念を反映している。

○ 企業ドメインの決定は、全社戦略策定の第一歩として自社の存続のために外部の多様な利害関係者との間の様々な相互作用の範囲を反映している。

○ 企業ドメインの決定は、多角化した企業において個々の事業の定義を足し合わせることではなく、企業ドメインに合わせて事業の定義を見直すことが重要である。

「適切な」選択肢をまるっと覚える 

安心してくださいこれはどれも「適切な」選択肢。「適切な」選択肢がまとまったこの紙を持ち歩き、通勤時間などの隙間時間にブツブツ声を出して呟きながら、まるっとそのまま飲み込みましょう。

2つ目のシートに「不適切な」選択肢をまとめる。

 ×1 競争優位性を期待できない「負け犬」事業からの撤退を進めるのに重要な資金供給源は「花形商品」の事業である。

×2 衰退期に入った業界の「花形商品」事業は、徐々に撤退してできるだけ多くのキャッシュを生み出させることが重要である。

×3 プロダクト・ポートフォリオ・マネジメントの考え方では、資金の流入と流出は市場と自社事業との成長率で決まる。

×4 プロダクト・ポートフォリオ・マネジメントの考え方は、外部からの資金調達を考慮していないが、事業の財務面を重視して事業間のマーケティングや技術に関するシナジーを考慮している。

 「不適切」な選択肢にひたすら突っこむ。

安心してくださいこれはどれも「不適切な」選択肢。過去問解説集を片手に持ちながら、どこが間違っているのか、ひたすら突っこみましょう。

例えば、、、、

×1は・・・花形事業はキャッシュインもキャッシュアウトも大きいので、資金の供給源という記載は間違い

×2は・・・花形事業の市場成長率は高いことから、衰退期に入った業界の「花形商品」事業という記載は間違い

×3は・・・プロダクト・ポートフォリオマネジメントの図表の縦軸横軸は市長成長率と相対マーケットシェアだから、自社事業との成長率という記載は間違い

×4は・・・プロダクト・ポートフォリオマネジメントは現在の資源をどのように配分するかに焦点を当てているので、外部からの資金調達を考慮していないのは正解。そのため、事業間のマーケティングや技術に関するシナジーを考慮しているという記載は間違い

■おすすめポイント

・過去問特有の文章に慣れることができる。

・適切なのか、不適切なのかが事前にわかっているので、選択肢で悩む工程が省けガンガン過去問を回転して勉強できる!

・誤答の選択肢を骨の髄までしゃぶりつくす

・そして、本番で鍛えたツッコミ力を発揮!

ただ、実際に解く際には、、、

そもそも「適切な選択肢を選べ」と言われているのか「不適切な選択肢を選べ」と言われているのか間違いないように気をつけましょうね!

適切が問われている場合は「○」を、不適切が問われている場合は「×」を問題文の頭に書いておくのもオススメです。

これで企業経営理論にはもう騙されない!

大丈夫。 あなたは、ぜっ~~~たいに合格しますから!待ってます!

nori でした。



皆さんこんにちは!

怒濤の7週間の真っ只中ですね。

1次試験までで、今が一番大変な時。

ここを歯を食いしばって乗り越えると、きっと一次試験でいい結果が出ること間違いなし。頑張って下さいね

 

今日は少し前に実施された企業経営理論についてちょっと振り返り。

テスト慣れしていないスト生の中には、「時間が足りなかった」、「誤った文章を選ばなくてはいけないのに、正しい文章を選んでしまった」、「簡単な引っかけ問題でまちがえてしまった」ということはありませんか?

 

今日はそんな“テスト慣れしていない”スト生の皆さんに向けて、「あと10点上げる!?たった3つのポイント」をお届けします。

 

その1「時間が足りなかった」

企業経営理論の本試験問題は大きく分けて4つのパート「経営戦略」、「組織論」、「労働法規」、「マーケティング」に分かれます。

どの順番から解きましたか?

 

もしかして、最初から解いてない???

多くの受験生が4つのパートのうち最も取っかかり易いパートを「マーケティング」と言います。

逆に、最も取っかかり難いのは「組織論」。

 

問題の最初から解くと、大抵、組織論あたりで「難解な日本語」に苦戦して回答時間がかかり、残り時間が少なくなって「マーケティング」に突入して焦ってミスしてしまうパターンがあったり・・・。

 

そこで、解く順番も意識してみませんか?

ポイントは取っかかり易い「マーケティング」から解き始めて、最後に「組織論」を持ってくる方法

 

〈モデルパターン〉

「マーケティング」→「労働法規」→「経営戦略」→「組織論」

 

まずは「マーケティング」でさくさく回答し、「労働法規」はとにかくささっとマーク、「経営戦略」で力を入れだし、「組織論」で時間の許す限り難解な日本語に食らいつく。(もちろん、見直し時間も忘れずに取って下さいね。)

 

回答時間が足りずに、「マーケティング」で点数を落としたそこのあなた、ぜひお試しあれ。

 

その2「誤った文章を選ばなくてはいけないのに、正しい文章を選んでしまった」

 

私もこれをよくやっていました・・・。

回答しているうちに、「正しいもの」を選ぶのか「誤ったもの」を選ぶのか分からなくなってきて、数問分点数を落としてしまう・・・。

 

モッタイナイ・・・

 

ということで、正しいものを選ぶ問題“ではない”ということを、分かりやすくするために考えて実行したのがこちら↓ (汚くてスミマセン)

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選択肢「ア、イ、ウ、エ、オ」の部分に大きく△マークをつけて、ぱっと見で違和感を出す戦略。

 

この“ぱっと見、違和感戦略”でミスが減りました。

 

お困りの方はお試しあれ。

 

その3「簡単な引っかけ問題でまちがえてしまった」

 

企業経営理論の作問者がよくやるパターンをおさえておけば、このパターンはミスを防ぎやすくなります。

企業経営理論では、

「反対の概念」や「よく似た概念」の単語を入れ替える

・「AはBである」を「BはAである」といった主語ひっくり返しパターン

といったやり方で誤った文章をつくることが非常に多いのです。

例えばこんなパターン。

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H27年の第3問の選択肢イより抜粋

「代替可能な」と「代替不可能な」を入れ替えて誤った文章を作っています。

今度から、文章中に「反対概念」のある単語、「よく似た概念」のある単語が出てきたら、疑ってみるのも一つの手。

ぜひ、これから過去問や答練でお試しあれ。

 

 

以上、3つのポイントで10点上がるはず!

10点上げて、目指せ1次試験突破!!!

 

 

 

さ~て明日の道場は・・・

細川泰志が登場。

 

明日はどんなオイラ式が飛び出すか楽しみです。

 

それでは今日もいい一日を!

 

碧でした。



こんにちは、とりです。

4月になって、企業にお勤めの方はフレッシュな新入社員を迎えているところもあるかと思います。
中小企業診断士においても、4月は様々な新人歓迎イベントが開催され、研究会、プロコン塾、実務従事などなど、魅力的な活動が新人診断士に向けて活発に紹介されます。
とりも、先日とある診断協会のイベントに参加し、様々な活動の紹介を受けてその魅力に触れながら、これからの診断士活動に対する期待と不安が交錯していますが、自身の進むべき道をしっかりと見定めて、より一層邁進していきたいと考えています。

受験生時代に、
「合格後は素晴らしい世界が待っています」
と先輩診断士やブログなどで見聞きしていましたが、まだこれからの活動次第ではあるものの、本当にその素晴らしさを実感しています。
今年受験されるみなさまも、合格後のご自身をしっかりイメージして、日々の学習に邁進していただきたいと思っております。

一歩先へ


 

さて、とりの前回記事で企業経営理論について、試験対策の概論を書かせていただきました。
今回は「その2」として、各論について書いてみたいと思います。

前回も書いたとおりですが、企業経営理論は、経営戦略論、組織論、マーケティング論の3部構成です。そのいずれにおいても、テキストに書かれた知識がそのまま問われることはほとんどなく、設問文、解答選択肢で日本語を巧みに操って、受験生を戸惑わせる出題がなされています。
ここで、平成27年度の出題を例にとって考察してみたいと思います。

◇平成27年度1次試験 企業経営理論◇
第5問 (経営戦略論)
どのようにして早く競争力のある製品を開発し、市場に供給するか、という時間 をめぐる競争は「タイムベース競争」と呼ばれるが、タイムベース競争に関する記述 として、最も不適切なものはどれか。

ア. 製品開発では、最初に製品を生産・販売することにより、企業のブランドを一 般名詞のように使うことで顧客の頭の中に刷り込み、商品選択の際に有利となる ような先発者の優位性が生じる。

イ. 製品開発では、最初に製品を生産・販売することで競合他社よりも早期に量産 化し、大規模生産による経験効果を連続的に享受できるような先発者の優位性が 生じる。

ウ. タイムベース競争の効果は、開発から生産・販売までのリードタイムの短縮に よる販売上の機会損失の発生の防止にも現れる。

エ. タイムベース競争の効果は、工場での生産リードタイムの短縮による原材料費 の削減によって、原材料購入にかかわる金利の削減にも現れる。

オ. タイムベース競争の効果は、顧客ニーズに俊敏に対応することで価格差を克服 し、結果的に競合他社よりも高い利益率を実現することにも現れる。

「タイムベース競争」そのものの意味については、設問文にも書かれている通りですね。この点も軽く意識しつつ、5つの選択肢から不適切なものを選び出します。また、「適切」、「不適切」の設問要求も、うっかり誤認しないように注意を払います。5つの選択肢でどれを先に読むかは、人によりいろいろあるようですが、とりは純粋にア.から読んでいきます。
ところで、先日の細川の記事で、「スラ打ち」が紹介されていましたね。あの記事は2次試験への対応でしたが、1次試験でも、特に企業経営理論では、とりも多用しました。読みながら選択肢の文章にスラッシュを入れて文節に区切っていきます。余談ですが、とりがスラ打ちを取り入れたのは2年目からでした。

ア. 製品開発では、/最初に製品を生産・販売することにより、/企業のブランドを一 般名詞のように使うことで/顧客の頭の中に刷り込み、/商品選択の際に有利となる ような/先発者の優位性が生じる。

イ. 製品開発では、/最初に製品を生産・販売することで/競合他社よりも早期に量産 化し、/大規模生産による経験効果を/連続的に享受できるような/先発者の優位性が生じる。

ウ. タイムベース競争の効果は、/開発から生産・販売までの/リードタイムの短縮に よる/販売上の/機会損失の発生の防止にも現れる。

エ. タイムベース競争の効果は、/工場での生産リードタイムの短縮による/原材料費 の削減によって、/原材料購入にかかわる/金利の削減にも現れる。

オ. タイムベース競争の効果は、/顧客ニーズに俊敏に対応することで/価格差を克服 し、/結果的に/競合他社よりも高い利益率を/実現することにも現れる。

ここで、区切った文節と文節の間や、文頭と文末が中間の文節によって矛盾が生じていないか、検証していきます

ア. 製品開発では、/最初に製品を生産・販売することにより、/企業のブランドを一 般名詞のように使うことで/顧客の頭の中に刷り込み、/商品選択の際に有利となる ような/先発者の優位性が生じる。

⇒最初に製品を生産・販売することにより、/企業のブランドを一 般名詞のように使うことで =○
 企業のブランドを一 般名詞のように使うことで/顧客の頭の中に刷り込み、=○
 顧客の頭の中に刷り込み、/商品選択の際に有利となる ような/先発者の優位性が生じる。=○

分解して検証しても問題なさそうなので、「適切」と判断。
イ. 製品開発では、/最初に製品を生産・販売することで/競合他社よりも早期に量産 化し、/大規模生産による経験効果を/連続的に享受できるような/先発者の優位性が生じる。

⇒最初に製品を生産・販売することで/競合他社よりも早期に量産 化し、=○
 競合他社よりも早期に量産 化し、/大規模生産による経験効果を =○
 大規模生産による経験効果を/連続的に享受できるような =×

大規模生産による経験効果は、必ずしも「連続的に」享受できるものではないですね。
ただし、ここで即断せず、他の選択肢も検証します。

 

ウ. タイムベース競争の効果は、/開発から生産・販売までの/リードタイムの短縮に よる/販売上の/機会損失の発生の防止にも現れる。

⇒開発から生産・販売までの/リードタイムの短縮に よる=○
 リードタイムの短縮に よる/販売上の/機会損失の発生の防止にも現れる。=○
 タイムベース競争の効果は、/販売上の/機会損失の発生の防止にも現れる。=○

ここも、分解検証して矛盾はなさそうです。

 

エ. タイムベース競争の効果は、/工場での生産リードタイムの短縮による/原材料費 の削減によって、/原材料購入にかかわる/金利の削減にも現れる。

⇒工場での生産リードタイムの短縮による/原材料費 の削減によって、=○
 原材料費 の削減によって、/原材料購入にかかわる/金利の削減にも現れる。=○
 タイムベース競争の効果は、/原材料費 の削減によって、/金利の削減にも現れる。=○

ここも、分解検証して矛盾はなさそうです。

 

オ. タイムベース競争の効果は、/顧客ニーズに俊敏に対応することで/価格差を克服 し、/結果的に/競合他社よりも高い利益率を/実現することにも現れる。

⇒顧客ニーズに俊敏に対応することで/価格差を克服 し、=
 価格差を克服 し、/競合他社よりも高い利益率を/実現することにも現れる。=○
 顧客ニーズに俊敏に対応することで/競合他社よりも高い利益率を/実現することにも現れる。=

とりは本試験で、このように△を付けました。1点の曇りなく○と判断できなかったためです。経験が邪魔をしている部分はあるのですが、”ニーズに俊敏に対応=価格差克服” と必ずしもならないのでは?と疑念を払拭できませんでした。

2つまで絞り込めるが、1つにするのが難解、という設問は多くあります。ここで残った2つのうち、どちらが矛盾度合が大きいか、持っている知識と照らしてかけ離れているのはどちらか、考察します。
イ.の、”経験効果が連続的に享受”と、オ.の”ニーズに俊敏に対応=価格差克服”との矛盾度合を比較すると、やはり”経験効果が連続的に享受”に軍配が上がります。

よって、正解は、イ. と導出できます。

 

と、こんな感じで、闇雲に設問文や選択肢を上から下に読むのではなく、適切な文節で区切って、文頭と文末の関係が中間の文節によって崩れないか、文節間での矛盾はないか、日本語のパズルのような作業をして検証していきます。骨の折れる作業に見えますが、トレーニングを積むことで自然とスピードが上がり、かつ解答精度も自然に上がっていきます。特に、マーケティング論では、平成27年度では第26問のような、ミニ事例設問も出題されるので、その先の2次試験も見据え設問読解や分析スピードを上げることは非常に重要ですし、避けて通れないところです。前回書いた通り、苦手を認識するのが遅かったので1年目にはこの方法をほとんど習得できませんでしたが、2年目には90分の中でしっかり対応ができるようになりましたし、2次試験においても大いに役立ったといえます。

企業経営理論は、同期合格者に聞くと得点源にしている方も一定数いましたが、その一方で、とりと同じようにインプットはそれほど苦手意識なく学習できたのが、アウトプットでなかなか得点を伸ばせない、という悩みを抱える受験生は多かったです。2次試験にもつながるほか、合格後の診断実務においても、企業経営理論で学んだことは基盤となります。ぜひ、労を惜しまずしっかり知識と解答力を定着される学習をおススメします。

※本当は、もう1,2問挙げたかったのですが、記事のボリュームととりの体力との兼ね合いでここまでにさせていただきます。。。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
以上、とりでした。

 

道場春セミナーのお知らせ

日時:4月29日(金)14時〜

場所:中央区日本橋公会堂
お申し込みはこちらから(外部サイト:peatix)
4月10日(日)9時から募集開始。

Don’t miss it!!!



これは日本語なのか?
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おはようございます。こばです。
このシリーズも3回目になります。今回は企業経営理論です。多くの人がまず初めに勉強する科目でしょうか。この経営は過去問を解いて『これは日本語なのか?』と感じる人が大勢いるのではないでしょうか。自分もそうでした。
スピ門から過去問に勉強を移行して驚愕く、このレベルの違いは何なんだ・・・
7代目のたきも同じように感じたみたいですね

この科目にどう取り組むべきか。
診断士になるのであれば、この科目を得意にしたいところですが、あまり高得点は望めない科目でもあるので悩ましい限りです。

 

それでは本題のデータ分析に入って行きたいと思います。

まずはこのデータ分析の意義の確認から。

このデータ分析の意義はどこが勝負の分かれ目になるかを把握し、重点的に対策を立てる論点を決めること。

データ分析に入る前に、科目設置の目的を確認しようと思います。

□ 企業経営理論 科目設置の目的□

・企業経営において、資金面以外の経営に関する基本的な理論を習得することは、経営に関する現状分析及び 問題解決、新たな事業への展開等に関する助言を行うにあたり、必要不可欠な知識である。
・また、近年、技術 と経営の双方を理解し、高い技術力を経済的価値に転換する技術経営(MOT)の重要性が高まっており、こう した知識についても充分な理解が必要である。
・このため、経営戦略論、組織論、マーケティング論といった企 業経営に関する知識について判定する。

財務の視点以外からの経営分析が必要であると言っている。経営資源のカネ以外である、ヒト・モノ・情報について学習するのが企業経営理論。
その中で技術経営は重要な論点に位置づけられています。試験委員の先生は中小企業は下町ロケットのような町工場のイメージなんですかね。
次からはデータ分析に入っていきます。

.
■データ分析■

まずは、科目合格率と平均点の推移を確認します。

経営推移

(データ出典:中小企業診断協会・TAC )

年度別の難易度の変化も確認します。

経営年度別難易度

(データ出典:TAC )

過去6年は平均点が50点台で推移しています。安定している半面、高得点も期待できないと言えるでしょう。
毎年、ABCランクがバランスよく出題されていることで、この安定した平均点に収まっています。
この傾向から企業経営理論は、大成功も大失敗もない科目と言えます。

.
■分野別出題頻度・ランク分析■

次は、経営戦略・組織・人事労務・マーケティングに分けて分野別の難易度を確認します。

経営分野別難易度

(データ出典:TAC )

経営戦略とマーケティングの出題が多く、また難易度も比較的低くなっています。
組織・人事労務は出題が少なく、難易度が高い。この傾向は過去から変わっていません。
特に、人事労務に関してはAランク問題が1つもない状況です。
この分野は社労士資格として単独で成立するほど奥が深くなていて、事前の対策が難しいです。
二次試験にも関係なく、出題されても4マーク約10点と割り切って捨てることも作戦の1つです。

.
■ 論点別の詳細分析■

過去問を論点別難易度をまとめました。

 経営戦略  組織・人事労務  マーケティング
・経営概論
★成長戦略
★★競争戦略
★技術経営と外部連携
・ガバナンス他
★組織構造論
★組織行動論
・人的資源管理
・労働関連法規
・マーケティング概論と戦略
★マーケティングリサーチ
★★4P戦略
・関係性マーケティング

経営論点別

(データ出典:TAC )

【経営戦略】

経営戦略の知識は二次試験の土台。
一次試験の問題を解きながら、きっちり基礎固めすること。ここがおぼつかないと与件文の理解・分析が厳しくなります。
最多出題が技術経営と外部連携。目的条文に掲載された論点だけあって一番多くなっています。
競争戦略が次に多い、成長戦略と合わせて、きっちり覚えて理解しましょう。
この競争戦略で重要な人物がポーター先生。
ポーター先生から試験合格への差別化戦略を学ぶ。さらに余力があれば、どう二次試験でどう活用するのか検討しておきましょう。経営はいろんな外国人の先生が登場するので、顔を見てイメージで覚えましょう。

また、平成26年の事例ⅡではPPMの知識が直接問われることもあるので、知識が曖昧だと厳しい結果になってしまうかもしれません。二次試験で5フォースに当てはめて状況を分析しなさいなどの知識問題が出題されてもおかしくはないのかなと思います。

【組織】

組織の論点としては組織構造論と組織行動論の2つ。
しかし、組織は難しい。
一次試験で正解できることも重要だが、正解できるだけでなく知識をきっちり理解する必要があります。

組織構造論は事例Ⅰで必須な知識です。
チャンドラー先生の『組織は戦略に従う』はニ次試験でも良く使います。
個人的に好きな先生はバーナード先生です。
共通目的・貢献意欲・コミュニケーションの経営組織の成立条件は深いですよね。

組織行動論のモチベーション理論は外人顔シリーズの見せ場。とにかく顔と名前とセットで覚える。
そして、Joan Woodwardの考えに想いを馳せましょう。

【マーケティング】

マーケティングはやっぱり4P戦略。製品・価格・チャネル・販促の4つが重要。
製品はさらにブランド等の細かい論点に分かれるため、深堀が必要です。
この知識は事例Ⅱのマーケティング戦略の切り口として活用します。
特に去年の平成27年の問題ではしつこく聞かれた論点です。

.
■ 今年の試験の難易度など■

この科目は難化も易化もしないと思います。
例年と同じように50点後半の平均点に落ち着くことになるでしょう。
その安定した難しさをどう乗り越えるか。

その答えは過去問の中にあると思います。
この科目は単なる知識の暗記や理解だけでは得点しにくく、試験問題に応じた対策が必要になります。

・どの論点が問われているのか気づくセンス
・そのセンスを裏づけする知識
・どのようにひっかけてくると間違えるのかの作問者視点

これらの切り口で過去問分析してみてはどうでしょうか。
8月6日、知識から逃げなかったその先にあるものが何か自分で確かめてみましょう。

では、まとめ。

・今年も変化なく低位安定得点が予想できる。
・ポーター先生から差別化戦略を学び試験に活用する。
・組織論は顔とセットでイメージで覚える。
・マーケティングは4P戦略。
・知識から逃げない。センスを知識で裏づけ。

byこば

—————緊急告知!—————

東京にて、1次試験受験者にとって天王山となる、5月から8月に向けての1次対策セミナーを開催します!

日時:4月29日(金)14時〜

場所:中央区日本橋公会堂

4月10日(日)より募集開始!

7代目フェイマオを総合プロデューサーに着々と準備中です♪

お楽しみに!



こんにちは、とりです。 いよいよ4月、新年度スタートですね!年度初めのさまざまな行事、イベントで、これまた忙しい日々を過ごされているかと思います。この時期はフレッシュな雰囲気の中に置かれて、 試験勉強のモチベーションも上昇傾向ですよね? え?そんなことないですか? モチベーションが上昇する方もそうでない方も、エンジン全開で学習していきましょう!

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そうそう、昨日、平成28年度の本試験日程も発表されましたね。 概ね昨年度と同様のスケジュールになったようです。 ゴールデンウィークが明けたら、1次試験の申込受付が始まります。 1ヶ月先でしょ、と思わず、申込時期も含めてしっかりご自身の計画を作成しておきましょう! 2次試験までのスケジュール作成をして、ついでに合格のイメージもしてしまいましょう。 これも、モチベーション向上に意外と効果があるものですよ!

念のため、試験日程を書いておきますね。

【1次試験】
試験案内配布期間/申込受付期間  平成28年5月6日(金)~5月31日(火)
試験実施             平成28年8月6日(土)・7日(日)
合格発表             平成28年9月6日(火)

【2次試験】
試験案内配布期間/申込受付期間  平成28年8月26日(金)~9月20日(火)
筆記試験実施           平成28年10月23日(日)
筆記試験結果発表         平成28年12月9日(金)
口述試験実施           平成28年12月18日(日)
合格発表             平成29年1月5日(木)


さて、1次試験7科目ある中で、試験初日の3科目目、午後一番に企業経営理論があります。
たきもが昨日、この企業経営理論について過去問の解き方を考察していますが、その中で、「これは本当に日本語なのか・・・と書いていますね。
そう、この科目、日本語を巧みに操って、受験生にトラップを仕掛けている側面があるのです。

とり自身は、初めに着手した科目であることもそうですが、会社勤めをしているとイメージが湧きやすく、 インプット学習では興味深く進められて、全く苦手意識を持っていませんでした。 自己学習で過去問を解いても、初期では得点や所要時間で問題こそあれ、あまり危機意識を抱かずにいました。

ところが、、、、、 6月にT○C模試を受け、その結果を見て愕然としました。。。

 

なんと44点(泣)



学習開始当初、この科目のテキストを通読して、「これならできそう!」手応えを感じていたのに、惨憺たる結果に途方に暮れたのを鮮明に覚えています。
途方に暮れても仕方ないので、春に参加したセミナーを振り返り、

「企業経営理論は頑張っても高得点は取れませんよ……」
「僕も結構勉強したけど、60点台しか取れなかったですよ」

って先輩診断士が言っていたのを思い出しました。

セミナー当日は、「ふーん、そんなものなのかぁ」と流してしまいましたが、まもなく7月という時期に、先輩の言葉を体感し、その難しさを思い知ることになりました。残念ながら、その年は科目合格も逃してしまいましたので、翌年に向けてしっかり対策したのですが、まずは第1弾として不合格年度と合格年度とで変えたことの大枠を紹介したいと思います。

 

  1. 眠気対策

    なんだそれ!?と思う方も多いでしょう。
    体力が余りある、若い受験生やアスリートはその心配はないかもしれません。
    この科目、初日の緊張のなか、経済学、財務会計とハードな2科目を終えて、昼休憩を挟んだ3科目目にやります。とりは、特に2年目の模試では、前日に日帰り弾丸出張を入れてしまったことや、昼休憩にまとめて昼食をとったことで、企業経営理論で猛烈な眠気に襲われました。当然その年も模試の結果は最悪でした。

    午前の2科目と比較し、長くてややこしい設問文や選択肢を読み込むので、別の次元で集中力が必要なのです。

    なので、昼食は小分けして取るブラックコーヒーミントタブレットを多用する、昼休みにストレッチする、顔を洗う、などなど、思いつく限りの眠気対策をして、なんとか本試験は集中して乗り切りました。

  2. 解答順序を決めて、しっかり守る

    この科目は大きく3つに分けられ、1.経営理論 2.組織論 3.マーケティング論 で構成されます。 一般的に難易度は、3→1→2 の順で高くなっていると思いますので、とりはこの順番に解くことを遵守しました。要は、得点しやすい分野から先に手を付け、ふつうに得点できるところを落とさない作戦です。 この科目は90分の長丁場ですので、とりのようなアラフォーは後半になればなるほど思考力が低下します。なので、思考力が高い状態で得意分野を解いて確実に得点を重ねるのと、試験中のモチベーション維持を最大限注意しました。

  3. 捨てる設問は潔く捨てる

    この科目は概ね90分で40設問を解答する分量ですので、単純計算で1設問あたり2.25分で解くことになります。未知の知識問題や難問が必ず出題されるのですが、そんな設問にしっかり解答しようとして悩むと、すぐに5分、10分の時間を浪費してしまいますし、それだけ時間をかけても正答できる可能性は低いのです。

    ですので、

    ●一見して全くの未知問題だったら、30秒で俯瞰してなんとなくでも解答を決めてしまう

    ●既知の知識問題だがなかなか解答を導出できない場合、5分以上は悩まないで解答するか、飛ばして先に進むかする。

    ということを徹底して守りました。

と、とりの対策「概論」はこんな感じです。
決めつけるつもりはないのですが、とりわけ文系出身者であったり、日頃書籍などでよく長文に触れていて読解に抵抗がなかったりすると、時間配分や体力管理で思わぬ落とし穴にハマってしまうことがあるようです。冒頭書いた通り、本語を巧みに操って、受験生にトラップを仕掛けているのを見抜くため、やはり万全の体調、体制で最大限の注意を払い、臨みたいものです。
まだ本試験まで時間はありますし、知識を入れ込んでおくこともまだまだ必要な時期でもありますが、過去問題集や答練に取り組む際は、本試験をシミュレーション、そこまでいかなくてもイメージだけでもしながら実践することをオススメします。


今回は概論として至極当たり前なところを書きましたが、次回以降で、対策各論について触れていきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
以上、とりでした。

—————緊急告知!—————

東京にて、1次試験受験者にとって天王山となる、5月から8月に向けての1次対策セミナーを開催します!
日時:4月29日(金)14時〜
場所:中央区日本橋公会堂
募集開始は後日ご連絡いたします。
みなさま、スケジュールの確保をお願いします!
KKD(気合いとカンと度胸)でお馴染み、
7代目かおりんの司会で進行予定です。
セミナー終了後は懇親会も予定しています。
かおりんファンのみなさまかおりんと交流できる絶好のチャンスですよ!!!(^_^;)

お楽しみに!



たきもです。
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今日から新年度、新たな気持ちでスタートですね!
異動で新しい職場に行かれる方も多いかもしれません。
新しい仲間を迎え入れる立場の人もいますね。
私も今日から新しい上司が来るので、キンチョーです
緊張や不安が普段より多い時期になりますが、体調管理をしっかりして
1日1日の勉強ノルマを粛々と消化していきましょう。

(粛々と消化、が大事です!)

と、いっている私自身が、3月下旬から体調をくずし
この道場の執筆も1回お休みを頂いてしまいました。
原因は、過労・・・・・・・・・
自分自身の体調管理がしっかりできていなかったことで、
多くの人に迷惑をかけてしまいました。
休息は大事です。
走りっぱなしでは、いつか倒れてしまいます。

そんな忙しい中ですが、皆さまに一つお願いです。
毎日5分でもいいから、勉強をする時間をつくりましょう。
0分の日が続くと、「もうダメだ・・・という気持ちが大きくなってしまいます。
5分でできることはたくさんあります
・スピ問1ページ分
・ポケテキ1~2ページ暗記
他にもあるかもしれませんね!
5分もやれば、「やっぱりこれもやろう!」と気持ちもあがるものです。
―――――――――――――――――――――――
今日は、一次試験「企業経営理論」の過去問の解き方をご紹介します。
この「企業経営理論」ですが、私は一番最初(10月頃)に勉強しました。
この頃は、まだ勉強ペースを掴んでいなかったため
予備校のトレーニング冊子を1回転しただけで終わってしまいました
その後全科目終わるまで放置し、
初めて過去問を開いたのは5月のGWです。

見事にきれいさっぱり忘れていました。
そして絶望しました。

「これは本当に日本語なのか・・・

企業経営理論の攻略には、
この設問がなんのことを言っているのか
具体化してイメージすることがポイントです。

特に組織論の問題は何をいっているのか、
一読しただけではさっぱりわかりません。

今回は、平成26年の第17問を一緒に考えながら、
「具体像をイメージする練習」をやってみましょう。

平成26年第17問
目標による管理であるMBO(management by objectives)プログラムの原理に関する記述として、最も適切なものはなにか。
ア 経営理念に直接結び付くことによって、自らが働く社会的意義を感じられるようになる。
イ 個別の目標と組織全体の目標が統合されないという欠点がある。
ウ 職務内容の管理だけでなく、動機づけのための手段として利用される。
エ 特定の期限を設けず、フィードバックを繰り返して行動の結果を振り返りながら、絶えず行動を修正できるようにする。
オ 目標を与える管理者による、トップダウンの管理方法である。

年度が変わると、上司と前期の「実績評価面談」と、
来期の「目標設定面談」をすることがあると思います。
目標と実績を照らして、賞与や人事評価につながっていくものです。
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(私は、毎回この面談が苦手ですが・・・
今年は「診断士合格!」を前面に出していきたいです!)

この問題の解き方をご紹介します。
①自分が「目標を立てて、上司からフィードバックを受けている」ところをイメージする
自分が過去にやってきた、目標設定とフィードバック面接を思い出しましょう。

②わかる問題から先に消去する
他の科目でも一緒ですが、まじめにアから考えず、わかる選択肢から◯☓を判別しましょう。
私の場合ですが…
イ→会社全体の計画(経営計画)がまずあり、部の方針が設定されたうえで、個々の目標設定面談があるから、
統合されないということはないな、☓!
エ→目標設定面談では、いつも期限(私の会社は9月末まで)をつけているな、☓!
オ→目標は個々人が設定するから、トップダウンで与えられるものではないな、☓!

③悩む場合の対処法
私の場合、この問題はアとウで悩みました
2択で悩む場合の対処法としては、この先輩方の記事が参考になります。
初代ふうじん【経営】最後の2択がCランク
6代目うみの【渾身】企業経営理論 「難解な日本語」をどう攻略するか?

私が初めてこの問題にとりかかったとき、
このアとウは両方正解っぽいし、両方不正解っぽい」と感じました。
改めて、両方の選択肢を見てみましょう。


→目標を立てるときは、「融資実行額◯◯億」とか、「達成率120%」とか数字で置くことが多いな。
それって経営理念のような思想に結びつくとは必ずしもいえないな。
目標を達成しても、「自らが働く社会的意義」を感じるかどうかは別問題だろうな。(目標を達成しても「なんで私これやってるんだろう…」と思うこと、ありますよね)

ウ 職務内容の管理だけでなく、動機づけのための手段として利用される。
→目標をたてることで、上司は私の職務内容を管理できるな。
目標は自分で立てるものだから(オが☓)内発的動機付け要因のうち、自己決定に繋がるな。
→ウが◯だ!

ちなみに、この問題はAランク問題です。
一発でウを選べる方も多いと思います。
しかし、Aランクだからと軽視せず
「設問を骨の髄までしゃぶり尽くして」思考回路をばっちり整理すると
1問で知識が5倍得られます!

企業経営理論は、日常にある「なんとなくこうだね」という現象について
過去の理論を元に体系的に学べる科目です。
この具体化⇔抽象化する能力は、二次試験でも必須の力です。
ちなみに、
一次試験:抽象→具体
二次試験:具体→抽象

を問う試験だと私は考えています。
(この論点もいつか書きたいなあ)
問題を解きながら、「つまり、具体的には・・・」と
考えるクセをつけてみましょう。


たきもでした。

—————緊急告知!—————

東京にて、1次試験受験者にとって天王山となる、5月から8月に向けての1次対策セミナーを開催します!
日時:4月29日(金)14時〜
場所:中央区日本橋公会堂
募集開始は後日ご連絡いたします。
手帳に書いておいてくださいね
KKD(気合いとカンと度胸)でお馴染み
7代目かおりんの司会で進行予定です。

お楽しみに!



 

こんにちは、6代目 Xレイ です。

昨年の二次試験が終わった頃から、隔週日曜日にお届けしてきた“先代投稿シリーズ”も、ひとまず今回で最終回。
ついひと月ほど前までレギュラー投稿してきた私ども6代目も、7代目への引継ぎを無事終えて遂にこちらの立場に。
先代として投稿するのにはいささか早いかなとも思うのですが、与えてもらえたせっかくのこの機会。
現役に近いというメリットを生かして、全力、試験に関する内容でいこうかと思います。どうぞお付き合いを。

 

さて、一次試験に向けて企業経営理論
この科目は割と早い段階で学習を終え、すでに過去問を解いてみたという方もいらっしゃるものと思います。

企業経営理論の出題領域は大きく3つに分類されています。
それぞれ10問強の出題がなされますが、その3つとは
経営戦略組織論、そしてマーケティング

今日はそのうちの経営戦略について。
例年、開始の第1問から第10、11問目までといったところの問題です。

過去5年分ほど解いてみると分かるのですが、この領域、「聞いたことも無い」というような問題はあまりなく、実に同じようなことが問われています。
ちなみに、組織論はその真逆。「何だコレ?」が恒例です。

さておき今日は、昨年度平成27年の問題でそのような傾向を確かめてみましょう。
設問文や選択肢の記述は省略いたします。
主催者公表のものを参考にして下さい。

それでは。

 

第1問 プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント(PPM)

過去5年で4回の出題。以前に H26問6、H25問2、H24問7。

いつも問われるのは、
問題児花形金のなる木負け犬
といった各カテゴリーの特徴。
そして、そもそもPPMとはどういったものなのか、というようなこと。

ここで正解できないのは、おそらく後者の理解が甘いため。
昨年でいうと選択肢の(エ)。
『プロダクト・ポートフォリオ・マネジメントの考え方では、資金の流入と流出は市場と自社事業との成長率で決まる。』
この辺りの話。
結果この選択肢は間違っていますが正しくは
『プロダクト・ポートフォリオ・マネジメントの考え方では、資金の流入は自社事業の相対的市場シェア、資金の流出は市場の成長率で決まる。』
とこんな感じ。

PPMとは、複数の事業をそのように資金の流入と流出のみに着目をし、4つのカテゴリーに分類。
属するカテゴリーに応じて事業毎の投資戦略を考え、経営資源の最適化を図るといったフレームワーク。
そこに事業間のシナジー効果など考慮されないことは、選択肢(オ)で問われている内容です。

このようなことをしっかりとおさえておく必要があります。

また、時間があるならば、製品ライフサイクル理論(H26問1)、イノベーター理論(H26問10)といった関連深い事項も、ここで見直しておくのはいかがでしょうか。

 

第2問 企業ドメインと事業ドメイン

過去5年で4回の出題。以前に H25問5、H24問1、H23問1。

ドメイン、すなわち“競争する領域”のこと。
どこで誰に何をするのか
企業活動において、まずは適切なドメインの設定が重要と。

実際の成功例として、日本企業NECのC&C(コンピューターとコミュニケーション)。
失敗例としては、マーケティングマイオピアの例としても有名なアメリカの鉄道会社の話。『鉄道事業』でなく『輸送事業』にすればよかったとのことをよく聞きます。

さておき過去の試験では、企業ドメインと事業ドメインのレベルと言いますか、“企業ドメインは事業ドメインの上位概念”というところがよく問われているとの印象です。

 

第3問 経営資源と競争優位性

過去5年で3回の出題。以前に H24問3、H23問5。

経営資源
一般的には“ヒト、モノ、カネ、情報 ”
その競争優位性を判断するツールがVRIO分析。
試験で選択肢によく出てくるのは、Iの部分。
すなわち、模倣困難性
その規定要因では経路依存性が頻出。
また、Rの部分希少性も持続可能な優位性を築くのには重要な要素。

と、ただでさえ分かりづらいこの科目の各文章が、このような語句を複数使われるとさらに分かりづらくなっていく。

対策は、それらの語句を頭の中で自分の分かりやすいようにイメージし直す、時には置き換えて読むことがいいのではないかと。

例えば、私の場合
経営資源 →ヒト、モノ、カネ
持続可能性→ずっと続く
競争優位性→負けないとこ
模倣困難性→真似できない
経路依存性→歴史ある
希少性  →珍しい
といったような変換を反射的に頭の中でしながら読んでいます。

 

第5問 速度の経済性

過去5年で2回の出題。以前に H24問4。

この論点は今後出題が増えると思っています。

速度の経済性
何事もスピードを速めた方がいいのではと。
例えば、製品を市場に投入するスピードを速めると、先発優位性を築くことができる。
また、生産から販売までスピードを速めると、売れ残りロスや機会損失を削減できる。
といったように。

また、時間があるならば、〔~の経済性〕の残り二つ。
規模の経済性(H26問7)、範囲の経済性(H23問7)も併せて確認しておくのはどうでしょう。

ちなみに本問題H27問5の正答は(イ)ですか。これは微妙ですね。

 

第8問 魔の川、死の谷、ダーウィンの海

過去5年で2回の出題。以前に H26問9。

主に研究開発型企業において、基礎研究から製品化そして事業化さらにはその事業を継続していく上で、どのような障壁がありそれを乗り切るのにはどうすればいいのか、というような話。

過去の問題では、魔の川死の谷の語句を入れ違えて誤った選択肢を作っています。
なので、それぞれどの段階の障壁のことなのかをしっかりと把握しておかなければいけません。

本問題の設問1の選択肢(ア)で産学連携(H23問10)、設問2の選択肢(ア)でアライアンス(H25問4、H24問9)にも触れていますので、ついでに外部連携について見直しておくのはいかがでしょうか。

 

第11問 海外市場戦略

以前に H26問12、H25問9、H24問10、H23問11 と毎年です。

海外市場戦略、テーマが広いので問われ方も様々。
一定の対策は難しいと思います。

あえて共通点を探ると
進出先はアジア。
貿易というよりは製造業が現地に工場を構えて。
といった感じでしょうか。

ならば、主要取引先がすでに海外に進出していて、その要請を受けたという中小企業メーカーがまず思い浮かびます。(中小企業診断士試験なので)
そのような企業の持つ課題は、市場の開拓というよりは生産に関することが主なはず。
例えば、国内と同レベルの品質や生産効率を確保するにはどうすれば?
というようなこと。
それでは解決に向けて、どのようなことに注力すれば・・・

などなど自ら考え調べて、知識や理解を深めておくのはどうでしょう。

 

この他、第7問の製品アーキテクチャのモジュール化というのも、過去5年で2回の出題。以前にH25問8で出題されています。

 

以上のように、経営戦略に関しては、昨年を見ても半数以上が近年既出のテーマであることが分かります。
ならば、過去問学習をしっかりと行うことがいかにも重要。
解いてみた後、正誤の確認だけでなく選択肢も含めて設問すべてを見直し、理解不十分なところがあったならそれを学習の機会とする。
過去問=教材という意識を持ち、過去に問われた知識は確実に理解、習得していく方が良さそうです。

 

また、このように一問一問見てきたのにはもう一つ理由がありまして
これらの頻出知識、その先の二次試験で重要なんですね。

ストレート合格を狙っているが、いまだ二次試験の問題をきちんと解いたことが無い。その様な方もいらっしゃるものと思います。
もちろん、それでいいです。それがいいです。
先にやるべきことが、まだまだありますので。

さておき二次試験の事例Ⅰでは、それら一次知識を念頭に置き、まずは与件文から事例企業A社の経営戦略を把握、分析することが重要です。そして、それに見合った組織をデザインするという意識を持って解いていく。

どのような領域で戦っているのか。
どのような経営資源を持っているのか。
どれが競争優位の源泉となっているのか。
複数の事業があるならば、現状どれが収益源で、今後はどれを伸ばしていけるのか。ならば最適な経営資源の配分は?
等々。

個別に見て、平成26年のA社のように研究開発型企業ならば、基礎研究から製品化、事業化までのスピードを速めることによって先発優位性を築くことも重要ではなかろうか。
その点で、体力に乏しい中小企業でも積極的に外部連携を進めていくことで、すべて自前で行う大企業に対抗できるのかもしれない。

また、平成23年のA社のように貿易で海外市場をというのならまだいいが、平成24年のA社のようにアジアに工場をというのであれば、そこで国内と同レベルの品質や生産効率を確保するのにはどのような人材が必要で、文化の異なる現地の従業員の教育、育成はどのように行っていくのがいいのだろうか。

というように、知識をフルに使ってしっかりと読み込み、考え抜くことが重要だと思っています。

だから一次試験前は、二次過去問を使って一足早く記述の対策をというよりも、重要な一次知識を深く理解し、しっかりと身に付ける方を優先する。
中途半端な知識では結局のところ難しいでしょうから。

 

というわけで今回は、企業経営理論。
過去問を中心に経営戦略の頻出領域を見てきました。

次回はいつになるのか分かりませんが、この場で再びお会いできればと。

それでは、また。  Xレイ

 



こんにちは、とりです。

東京では桜も開花し、いよいよ春本番、と思いきや、また今日から寒の戻りのようですね。何かと忙しいこの時期に、寒暖の差は体に堪えますよね。とりも歳を重ねるごとにひしひしと感じるようになりました。。体調を崩しては、学習が滞ったり、せっかくの花見や春のイベントも楽しめなかったりと、いいことありません。みなさまも無理はしないで、体調管理に留意してお過ごしください。

桜開花


 

ところで、昨日はかおりんが予備校の活用について書きました。やむなく独学を選んだとりにとってはうらやましい限りですが、今日は独学で陥りやすいケースについてお話したいと思います。

これまでの記事でも何度か触れましたが、とりは2012年10月に学習を開始したにも関わらず、2013年度の受験は見送ってしまいました。通学や通信をしていたら、あまり考えられないですよね。もちろん、特段の事情があって見送ったのではなく、1科目も合格できる自信が持てず、完全に自己判断で見送ることにしたのです。

心理学で、「認知バイアス」とか「ビリーフ」という用語があります。
簡単に言うと、「思い込み」によって判断が歪められること、もしくは「思い込み」そのものを指すのですが、とりの2013年度は、この思い込みに支配されていたところが大きいと、今振り返ると強く感じています。

迷う人

もともと診断士を志す前は、何か資格とか仕事とかの目標に向かって真剣に勉強をしたことがなかったところに、年齢や不摂生の積み重ねで衰えた記憶力、理解力も手伝って進捗や定着が遅かったのは否めません。ただ、それよりも、

「こんな難関資格、俺には無理なのでは?」
「もっとレベルを下げたほうが…」
「予備校も行かず市販テキストと問題集だけで合格できるはずがない」

といった認知バイアスに支配され、気持ちの上で迷いながら学習を続けたことが、受験見送りの決断をした最大の要因でした。

これも前回記事で書きましたが、受験を見送ってしばらくした後に参加したセミナーで、この迷いや思い込みは払拭されたわけです。2014年度は4科目の科目合格止まりだったのであまり大きなことはいえませんが、とりの1年目のような「思い込み」「迷い」が強いと、このようにせっかく勉強したのに、科目合格のチャンスも活かせず、もう1年厳しい状況を続けてしまうことになってしまいます。

また、教材選びにおいてもこの認知バイアスからくる非効率がありました。
昨日のかおりん記事でもあったように、独学では自分の判断で教材を選ばないといけません(当然ですが)。とりは自分の実力を測ることができず、また情報収集力にも欠けていたことも手伝って、初めは全科目、TACのスピードテキスト、スピード問題集で統一してしまいました。
もちろん、この教材は診断士試験において実績があり、多くの受験生が支持する教材であることは事実です。
ただ、自分の得手不得手テキストの科目による充実度差異自分に合っているかどうかについては考慮することができず、結果として経済、財務は強い苦手意識が根付いてしまいました

選択眼が養われないままに選んだ教材でよいと「思い込み」何周もテキストを読み続けたため、理解がおぼつかない科目は、そのままおぼつかない状態を脱することができなかったのです。

診断士試験に限ったことではないのですが、やはり学習を継続する中でPDCAが重要であり、多くの合格者がその重要性を説明しています。自分が決めたことを信じてやり抜くことも大事である一方、PDCAC、定点観測が欠けてしまうと、誤った方向に自分をミスリードしてしまいます。
独学では、この「思い込みによるミスリード」に十分留意し、「いくらやっても理解できない」「演習で何度も同じ間違いをする」など、よからぬ兆候を認知したら一歩立ち止まり、学習方法、教材選択などを見直し、練り直し、再度取り組むスタンスを心がけたいものです。
ただし、闇雲な、頻繁な教材変更はオススメしません。過度に手を広げすぎることはかえって非効率で逆効果です。

ちなみに参考までに、とりが遠回りでも見直して、後から取り入れた教材をご紹介します。

  • 経済学・経済政策
    マクロ経済学の楽論 木暮太一[著]
    ミクロ経済学の楽論 木暮太一[著]
    速習!マクロ経済学 石川秀樹[著]
    速習!ミクロ経済学 石川秀樹[著]
    過去問完全マスター〈1〉経済学・経済政策
  • 財務・会計
    すいすい♪簿記 マンガみてGO!日商2級商業簿記
    すいすい♪簿記 マンガみてGO!日商2級工業簿記
    すいすい♪簿記 マンガみてGO!日商3級
    「管理会計の基本」がすべてわかる本 金子智朗[著]
    過去問完全マスター〈2〉財務・会計
  • 企業経営理論
    過去問完全マスター〈3〉企業経営理論
  • 中小企業経営・政策
    中小企業白書(2013年度版)
    2014年度版スピード問題集(7)中小企業経営・政策(スマホアプリ)

 

独学、通学に限らず、悩みは尽きないのが正直なところだと思いますが、その悩み、迷いに向き合い、外部環境、内部環境を見る眼を養い、絶えず前を向いて向上心を持ち続けることこそ、診断士に求められる資質だと、今は強く思います。
ぜひ、そのような姿勢で本試験合格まで走り続けられることを願っております。

走る

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
以上、とりでした。



皆さん、こんにちは!Nicoです。

12月に入りましたね。

今年の二次試験を受けられた方は、12月11日の発表までもう少しですね!

勉強に明け暮れていた日々から解放され、自分の好きなことができるようになり、二次試験で負った傷も癒えてきているのではないでしょうか。
合格発表の9日後には口述試験がやってきますので、心の準備はしておきましょうね

道場でも下記の日程で口述セミナーを実施しますので、是非ご参加いただければと思います。

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口述セミナー@東京

日時:2015年12月12日(土) 18:00~

 

口述セミナー@名古屋

日時:2015年12月16日(水) 夜

 

口述セミナー@大阪

日時:2015年12月13日(日) 午後

※詳細及び参加申込は、12月11日(金)12時よりお知らせ致します。

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さて、今回のテーマは「二次対策を見据えた企業経営理論攻略法」ということで、来年の試験にチャレンジされる方向けに、書きたいと思います。

 

<一次試験と二次試験の違い>

そもそも一次試験と二次試験の違いは何なのか?

マークシート式と記述式の違いがあるかと思います。

それだけではなく、診断士に必要な能力を養うという観点では、一次試験では、正確に知識を学んでいくアカデミック型であるのに対し、二次試験は、事例企業に沿って読む・考える・書く力を問われるケーススタディ型であると考えています。MBAのプログラムでも良くある形ですね。
そのため、一次で要求されるものと、二次で求められるものは、全く別軸のイメージであると考えています。

図で纏めてみるとこのような感じです。

一次、二次の勉強をして初めて、面になります。診断士としての価値の土台ができます。

余談ですが、さらに二次試験が終わり、実践を積み重ねていくことで、3軸として高さが出てきて、ようやく診断士としての価値の大きさが出てきます。
実践でも求められているものは違っていると考えます。

ここまで合わせて、ようやく一人前の診断士、という所でしょうか。(私も全然足りませんね

二次試験は一次試験の延長線上にあるものではなく、そもそも求められているものが違う(別軸である)ということをご理解いただければと思います。

 

<実際の試験問題>

例えば、今年の試験では、企業経営理論と事例Ⅱで「PB商品」に関連する問題があり、それぞれこのような問われ方をしていました。

 

○企業経営理論 第21問(1)

「PB」に関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア PB 商品は、その登場から現代に至るまで、一貫して劣等財として消費者の間で普及している。

イ PB 商品を販売することができるのは、小売業者に限られた特権である。

ウ PB は、パーソナル・ブランドの略称であり、ヨーロッパでは、オウン・ブランドと呼ばれることもある。

エ 品揃えにおける PB 商品の構成比が高まると、消費者の不満を招くことがある。

 

 

○事例Ⅱ 第2問※簡略化しています

B商店街の近くに総合スーパーが出店した。当初、「食品販売を提供する総合スーパー」と「飲食、非食品販売、サービスを提供する商店街」という補完関係を図るはずであったが、総合スーパーは低価格のNB商品やPB商品を品揃え、低価格志向にある周辺住民の非食品需要も吸収している。これによって、B商店街の多くの非食品小売店が廃業した。

B商店街は月1回、地元の農水産物や加工品を販売する物産市のイベントを開き、「対策を取った。食品小売業がほぼないB商店街の弱みを補いつつ、総合スーパーとの差別化しながら、周辺住民を呼び込むことを狙っている。しかし、イベント当日は飲食店、サービス業の売上は上がるが、非食品小売店の売上増加には繋がっていない。

物産市当日における非食品小売店の売上向上を実現するためには、非食品小売店の店主たちへどのような助言をすべきか。

 

それぞれ問われ方が全く違っていますよね。

企業経営理論では、「PB商品」についての正確な知識が問われているのに対し、事例Ⅱでは、PB商品などの低価格商品を販売する総合スーパーとの差別化をするために実施した、物産市のイベントの当日に、非食品小売店の売上向上を実現するためのどうするべきか、という風に、より中小企業目線での問題解決力が問われています。

 

<一次試験を勉強している最中に何ができるのか?>

まずは、一次の勉強に専念した方が良いです。それからでも二次の対策は十分取ることができますので。

一次の勉強をすることで、頭でっかちになりがちですが、全然OKです。ただし、その先があることを忘れないように。一次の知識を二次に応用させるために、少しでも自分の言葉でアウトプットできるようにしておくことが重要だと思います。そのためには、自分の勤めている企業でも良いですし、身近にイメージしやすいものと関連して覚えておくと良いですね。

「うちの組織は事業部制組織だな」⇒「確かに利益責任は明確化になってるけど、セクショナリズムが発生しているよな」

「近所のセブンイレブンでPB商品のお菓子売ってるけど、となりの和菓子屋さんのお菓子もめっちゃ売れてるな。何かこだわり(高付加価値)の商品が売っているのかな?」

のような感じですね。

 

<まとめ>

・一次試験は、正確な知識が問われるアカデミック型であるのに対し、二次試験は問題解決力が問われるケーススタディ型。問題の性質が本質的に違うことを理解すること。

・企業経営理論は、二次試験の事例Ⅰ・Ⅱを解くための基礎知識となるが、その延長線上には答えはない。

・一次試験の勉強で、頭でっかちになるのは全然OK。現段階で二次対策を見据えるならば、自分の言葉でアウトプットできるようにしておくこと。まずは自分が勤める会社や身近なものに置き換えてイメージしてみよう。

 

以上、Nicoでした。



今日は経営戦略に関する文献紹介です。

経営戦略全史(以下、全史)は、およそ20世紀初頭から100年の間に出てきた90個余りの経営戦略論を紹介した本です。
全史の特徴点として、まず特筆すべきは社会の変化とともに経営戦略論がどのような変遷をたどってきたかを俯瞰できることです。この点が巷の難解な経営学の書籍と一線を画すと考えられます。また、物語風でありながら、各経営戦略に図解などの解説があり知識の習得にも役立つことや実際の事例も交えながら各経営戦略の有効性および限界も説明しており、具体的で分かり易く読みやすいことも特徴点です。

1、全史の概要

近代マネジメントの源流は1900年代初頭までさかのぼり、生産性など科学的管理法による定量的分析が大事とするテイラー主義と労働者の意欲やモチベーションなどの人間的側面がダイジとするメイヨー主義の二つの源流があった。

1930年代~60年代は近代マネジメントの創世期にあたり、アンゾフらが企業経営に対し戦略(strategy)という言葉を初めて用いて経営戦略を世に示した。

1960年~1980年代はポーターなどの「外部環境が大事で儲かる市場で儲かる立場を占めれば勝てる」とするポジショング派が圧倒的に支持されていた。

しかし、1980年代から1990年代にかけては、「内部環境が大事で自社の強みがあるところで戦えば勝てる」とするケイパビリティ派が優勢になった。

1990年代以降は「すべては状況次第であり、外部環境が大事な時はポジショニング派的に、内部環境が大事な時はケイパビリティ派的になれば良い」という両者の対立概念を融合させるような理論が出てきた。

そして、21世紀である2000年以降は経済・経営環境の変化、技術進化のスピードも劇的に上がるイノベーションの時代であり、ポジショニングもケイパビリティもあっという間に陳腐化して通用しなくなる。そんな時代に出てきたのがアダプティブ戦略でありやってみなくちゃわからない。どんなポジションでどのケイパビリティで戦うべきなのか、ちゃちゃっと試行錯誤して決めよう」というものである。

以上が全史の大まかな内容です。ポイントを正しくとらえ、正確にまとめる切れているかどうか不安ではありますが。。

2、予備校のテキストとの関連
ぽらーのが通っていた予備校のテキストでは経営戦略の重要論点が以下の順番に出てきます。

これを全史のカテゴリー・時系列で並びかえると、

全史を読んで根本的な考え方(ポジションなのか、ケイパビリティなのか)を把握してからテキストを振り返ると理解が深まるかもしれませんね。

3、所感およびまとめ
21世紀の今は高速試行錯誤型のアダプティブ戦略。
つまり不透明でイノベーションの早い世の中では、「やってみなくちゃわからない」ので、どう素早く「やってみるか」、そしてそこから素早く「学んで修正して方向転換するか」という力こそがすべてだ、ということを著者は述べております。
来年受験にのぞむ方々それぞれに戦略が必要であり、学習方法などを試行錯誤しながら診断士に必要な知識を自分のモノにしていくのだと思います。このアダプティブ戦略は、2015年道場のキーワードである「パクッてカスタマイズ」に何か通ずるものを感じます。
本日ご紹介した全史は来年の1次対策を勉強されている方にとって経営戦略の論点を補足的かつ横断的に楽しく学べるため、読んでおいても損はないのではないかと思います。
また、試験対策ということだけでなく、経営戦略に関する深い造詣は、中小企業を経営診断する診断士として必須であると考えます。
ぽらーのは経営戦略に少し苦手意識があったため、今では経営戦略に関する知識のブラッシュアップに役立っており、この全史を何度も読む中で色々な気づきがあってとても新鮮です。

以上、ぽらーのでした。



<今週の道場(予定)>

12月1日(火)  経営戦略全史ネタ
12月2日(水)  2時対策を見据えた財務攻略法
12月3日(木)  2次対策を見据えた企業経営理論攻略法
12月4日(金)  独学者のスケジュールの立て方
12月5日(土)  予備校の答練の生かし方

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なごです。
今、このブログを読んでいる人は2次試験を終え、ゆっくりとしている人でしょうか。それとも来年の試験に向け、努力を重ねている人でしょうか。
今日は診断士試験を通じて得る学びについて、実際の活用方法を交えながら学びの本質について考えてみたいと思います。

 

皆さんが試験合格後、出会うであろう経営者の多くは、その業界で長年努力を重ねてきた方ばかりです。日々、試行錯誤を重ね、部下と議論を交わしながら、業界の荒波の中で必死に努力しています。ヘッドハンティングや起業してその業界に現れた新参の方たちも、古参の企業たちと戦うため、生き残るために必死なのは変わりません。そのため当然ですが、私たちより自分たちの業界について精通しています。
でも相手はこちらをコンサルタントとして見ているため、自分たちの業界など知っていて当然というスタンスで接してきます。まあ当たり前ですよね。こちらも「当然精通しています」というスタンスで臨む必要がありますし、そうでなければアドバイスをするどころか、私たちの話を聞いてもらうこともままなりません。そんな時、相手を知るために役に立つのが“定石”です

 

例えば、ざっと相手の企業を知るための手段として外部環境分析がありますよね。例えばPEST分析5フォース分析などを用いて知りたい業界を取り巻く現状を知ることができます。内部環境にも目を向ければSWOT分析VRIO分析などで自社の立ち位置を知ることも出来ます。
経営理念経営ビジョンを聞いて企業の目指す位置を知り、組織構造組織文化を見て、企業の姿勢を把握する。真の企業ドメインは何か、PDCAは短期間で回転しているか、など企業を知る上で押さえるべき点を“あらかじめ把握しておく”ことで、経営者と相対した時に、早期に同じ目線で会話することができるわけです。

 

また経営者が将来についてアドバイスを求めてきたとしましょう。業界に精通している経営者から、「ビジネスとしての本質」を聞かれているわけですから、私たちがその場で、思い付きの回答したところで、簡単に力量を見透かされてしまうでしょう。そういう場合も考え方としての“定石”を使うわけです。アンゾフの成長ベクトルに当てはめてみながら、狙うべき市場と活用すべき商品特性を鑑み、効果の高い戦略を提案するのも一案でしょう。ポーターの競争戦略に当てはめながら自社の強化すべき差別化された戦略を指し示すことも有効かもしれません。各社それぞれに取り巻く現状は様々なですが、経営戦略を考えるうえで“定石”の視点から方向性を指し示すことは、社長と議論を交わす1投目としては有効であると考えています。そしてその後は、経営者と対話を交わしながら、これまで経営者が独自の嗅覚で道を切り拓いてきた道に対し、論理的に“寄り添いながら”次の道筋を示すことが診断士には必要であると考えています。2次試験で独創的な意見を書いても合格できない、とよく言われますが、私もそうだと思います。まず社長の話(与件文)を正確に聞き(読み)、それに対して的確な判断を行う(設問に答える)。社長の想いに寄り添いながら社長と信頼関係を築いたうえで、自分自身の経験を踏まえた助言をしていく。そんなことが診断士には求められているのでは、と思うのです。

 

でもここで間違えてはいけないことが一つ。経営者に対し、例えば「御社はコモディティ化した業界の中でイノベーションジレンマを脱し、ラディカルイノベーションを実現させましょう」などと横文字ばかりを並べて経営者を煙に巻くようなことをしてはいけません。セオリー通りだからと言って、単に知っている知識を並べ、自分自身の力を誇示しても意味がない。相手のレベル感に合わせ、分かりやすい言葉で、経営者に寄り添いながら、具体的な提案をすることが私たちの役目なのです。

 

そのためには、私たちがこれから学ぶ単語一つ一つに対し、「これはどんな時に使うんだろう」と頭の中でシミュレーションを行いながら学んでいくことが、実は結構将来に役立つと考えています。というのも私が診断士の試験を見る限り、毎年、難関試験と称しつつ診断士としての“定石”を受験生に問う試験問題ばかりであると思っているからです。
逆に診断士としての“定石”を徹底的に学ぶわけですから、経営者からどんな種類の投げかけがこようとも、最低でも定石通りに応えることができるよう、幅広い強固な知識の構築を行う必要があるわけです。

 

またビジネスとしての“定石”を知るようになると、企業が実施する施策の矛盾点がとてもたくさん見えてくるようになります。
衛生理論によると、自社が実施している従業員の不満を解決する施策は、もっとほかの方法が良いのでは?」
職務拡大ではなく、職務充実を目指そう」
内発的動機付けを仕掛けるために目標設定理論を使ってみよう」
「まずい、この状態はグループシンクだ!」
自分の職場ひとつ見渡しても、たくさん事例があるのではないでしょうか。学びはテキストにとどまる必要はありません。実社会の至る所で、良い事例、悪い事例が溢れています。例えば新聞一つとっても、企業が良かれと思って実施した施策実例の宝庫です。批評家になる必要はありませんが、「この新聞記事、自分だったら、○○のようにすると良いのでは」とシミュレーションするだけで勉強になります。皆さんはこれから様々な受験科目に取り組むわけですが、単に知識を丸呑みするのではなく、実社会に当てはめて考えてみることで、きちんと“噛みしめる”ことができ、自分自身の力となっていくと私は考えています。

 

また新聞等だけでなくもっと知識が欲しい、そういう人はJ-NET21という中小企業基盤整備機構が運営しているサイトを読むと良いですね。中小企業の実例がとてもたくさん紹介されています。特に2次試験のみを残している人は、2次の事例で取り上げてもよさそうな企業がたくさん紹介されていますので、読んでみる価値はあると思います。ちなみに執筆陣があまりこれまでJ-NET21に触れてこなかったのは、実は大きな理由があります。とても興味深いサイトのため、ネットサーフィンしていると時間があっという間に過ぎてしまうからです(笑)。勉強の合間にでも、時間を決めて読んでみながら、将来に希望を膨らませるのも良いのではないでしょうか。

 

最後に。
実社会から学ぶことはたくさんあると上記に記載しました。確かに成功事例は新聞や雑誌を読む限り無限にあります。でも日常生活を見渡してみたらいかがでしょう。むしろ失敗事例のほうが多いのではないでしょうか。その原因探究に、自称診断士として意識して取り組んでほしいのです。

多くの人が仕事に不満を持つ、原因はモチベーション管理にあるかもしれません。売れていない小売店がある、それは商品陳列や品ぞろえに問題があるかもしれません。対策が場当たり的であるがゆえに、現状としては問題が発生していないもののQCDを改善すれば劇的に作業効率が改善する職場も多いでしょう。皆さん自身が問題の本質を見極め、なぜそうするのか?(WHY?)を重ねて真の問題点を突き詰めるためには、診断士としての知識の習得は、将来大きな武器になります。
少なくともあなたが見つけることのできる「身近な問題点」はあなた自身が解決することのできる「チャンス」であると言えるのではないでしょうか。矛盾の数だけ、あなた自身を必要としている人たちがいます。その人のためにも、今は学びを深めてください。

これから長いようで短い道のり。試験はまだ来年、ずいぶんと先の話だと、ほとんどの人が感じていると思いますが、実は1次試験まであと260日程度です。1次試験は7科目あるので毎日1科目を、今後休まず勉強したとしても1科目あたり平均37日程度しか費やすことができません。意外に時間は短いですよね。そのため自分自身を取り巻く実社会も学びの一つとしてアンテナを張ると良いかと思うのです。

 

まだ見ぬ未来のパートナー(仕事仲間・経営者など)のために、皆さんの今の努力が、将来、大きな実を結ぶことを願っています。

なごでした。

 



少なくとも、上位20%が順当に合格する試験ではない。
悪くとも、上位70%に入れば当日次第で逆転合格。

なぜそうなのか:「2次」学習が長期化すると、この問題はこう、あの問題はそう、と過去問解答パターンを覚える。それが模試や演習での得点差

するとどうなるか: 「今年の本試験」に限り、過去問の範囲を逸脱して出題する特権。見たこともない新傾向出題に、実力上位組がフリーズする傍ら、その場で素直に考えて通り過ぎるのが「たまたまスト合格」

   

従い来年の「2次」通過に向け、「今からでも間に合う」「最後まであきらめない」のは実は大事なアドバイス。むしろ実力下位ほど逆転合格の目が多い。

さらに、この試験の受験者・合格者を2分割して俯瞰。

合格することが目的(8割) 試験合格は手段(2割)
何かを使って→試験に合格 試験を通じ→何かを得る
合格率20%の試験を
2回通過(Pass) 
合格率5%の試験を一発合格
(Fruit, Achievement) 
ノウハウを集める 要らないモノを捨てる
重厚長大 △軽薄短小 リーン・シンキング
試験と戦う 試験と知識を味方につける
受験回数でリスク分散 全科目平均的にリスク分散

合格が目的化すると、通過(Pass)するための「上位20%に入る」ノウハウに目が向く。「2次」と戦い続け、不合格リスクを受験回数でヘッジ。

試験合格が手段なら、その達成(Achieve)要らないものはどんどん捨てる。試験と知識を味方につけ、全科目平均的にリスクをヘッジ。

どちらがいい悪いという話でなく。

試験合格が目的か手段かで、考え方(アプローチ)は真逆。

.

■余談:2次元タテヨコ~全9講義→3×3■

2次元タテヨコ表を使うと、暗記減、使いやすさUPの一石二鳥。

真逆の考え方(アプローチ)の例として、「500点取る連中」の知識暗記量は驚くほど少ない。「経営」斜め読み#9回シリーズで説明。

経営戦略 組織論 マーケティング
重要度
H
#1
S
経営戦略全体像
#4
S
構造論
#7
S
マーケ・マネジメント
重要度
H
#2
S
成長・競争戦略
#5
S
行動論
#8
S
製品Product
重要度
M・L
#3
A
技術経営
#6
A
人的資源管理
#9
A
残り3P・関係性マーケ

一直線に全9回を並べるのでなく、タテヨコ3X3に並べるとこう気づく。

・「経営」はテキスト論点順通りに出題し、3領域の出題量も等分。
・知識をタテヨコ表に整理すると想起しやすく、「1次」問題を瞬殺。
・「2次」でも使うS論点は理解対応、そうでないA論点は暗記対応。
・「戦略」「組織論」「マーケ」を3分割すると、S論点は上の2つに集中。
・C論点は各領域・論点の最後に集中。深入りせず一般常識で。

複雑な情報を4マスポートフォリオや9マスタテヨコ表にプロット。するとマス内の類似性マスをまたぐ共通性

情報が正規化され、覚えやすく・使いやすい。

この考えを採用するかは人それぞれ。だが周囲が9つ考える隙に自分は6つ(3+3)で済ませ、求められた情報を素早く想起。それが来年の「2次」を80分以内で解き知識で勝ちあがる「500点組」がやらかすスト合格。

.
■本題:重要度ミシュラン評価~#6日目■

一挙掲載。

論点 評価 一言で
#7 1マーケティングの基礎概念 マーケティングコンセプト(基本理念) ★☆☆
マーケティングの定義 ★☆☆
 2マーケティングマネジメント戦略の展開 マーケティングマネジメントプロセス ★☆☆
マーケティング環境の分析と目標設定 ★☆☆
ターゲットマーケティング ★★★
マーケティングミックスの開発・実行 ★☆☆
3マーケティングリサーチ マーケティングリサーチ ★★★
4消費者購買行動と組織購買行動 消費者購買行動 ★★★
組織購買行動 ☆☆☆

.

.
■本題:一言メモ例~#7日目■

テキストは頭から順に読む。復習時は大事な所から飛ばし読む。

そこで当メモは、全ての論点順でなく、S→A→B→Cの順にまとめて掲載。

Sがなぜ重要・頻出か。B・C論点とは何者か?

その感覚を掴むと、早くも周囲にまた一歩リード。
.

□S論点 頻出+理解=2次論点□

S論点とは「2次」でも問われる、つまり理解して使いこなす知識。しょっちゅう出てきて自然に覚え、覚えた後から理解に進む。

 

□A論点~頻出+暗記□

A論点とは、「2次」で直接問われることは少ないが、確実に知識を覚えておく論点。単語カードや語呂合わせなど、暗記テクニックも併用。

.

□B論点~理解論点□

B論点とはいわゆる日経新聞レベルの基礎知識。知識を覚えるというより、他の論点とのつながりや知識の使われ方を学ぶ。

.

□C論点~おまけ論点□

C論点とは、他論点とつながらず独立したおまけ論点。日経新聞レベルの社会常識として知っておく。

.

.
■余談:初学スト生は、「経営」より「運営」に備える■

受験校講義(Off-JT)より、現実世界(OJT)の方が遥かに進んで刺激的。

今日の#9講義はさほど大事でない。だってAmazonは年々進化。たかた社長のテレビ通販は軽妙。マーケ知識は現実世界で知ってることばかり。ついでに診断士受験を「自分を経営するプロジェクト」として例解。

「経営」 「財務」 「運営」
全体戦略 学習時間 学習の質
自己成長に向け、
環境分析と目標立案
得手不得手で
合格所要時間が変動
得意なら学習プロセスを
自力改善PDCA

だが大手受験校セールストーク(診断士は1年で合格可能。予習も不要)を鵜呑みし、通学スト生の半数がこう↓。

「経営」で油断、「財務」で調子が狂い、「運営」で落ちこぼれ。

仕訳コツコツ、解法体得が前提の「財務」に徒手空拳で臨むと泥沼。慌てて「財務コツコツ」して「運営」理解が後手。すると「生産管理」理解が足りず2次「事例Ⅲ」で来年の今頃再び泥沼。それが嫌なら、

予習する。または講師の話を150分フルで傾聴。

この話の本質は、△予習する⇔しないでなく、○講師の話を150分集中して聴く。自信があれば予習不要、そうでなければ予習。初学スト生の「2次」合否に限ると、書き方コンクールでなく「相手の話の傾聴力」で得点差。

.
■当シリーズまとめ■

「経営」が終わる頃には「財務」の準備。「財務」が終わる頃には「運営」の支度。

資格試験は段取り八分。来年の「2次」は4事例がっぷり四つでなく「事例Ⅰ」で勝負が決まり、「事例Ⅰ」は要求解釈最初の「10分」で勝負が決まる。世を挙げ「情報化」「スピード勝負(速度の経済性)」の時代、

資格試験の合否は、試験中でなく試験当日朝にはもう確定。

そこから逆算し、10月からの「経営」対策はアクセル全開。さて当シリーズは今日で終了。そしていつものファイナルメッセージの真意は、

△運を天に任せるのでなく、
○運不運を管理できる実力を備えて臨む。

では、Good Luck

byふうじん



マーケティングは4Pで考える。
(製品・価格・チャネル・販促)

画像:雪印メグミルクHP

知ってるよ。当り前だよ。そんな声も聞こえる。だがその「知ってる」「当り前」の知識フレームを、誰よりも深く・体系的に使うのが診断士。「たまたまスト合格モデル」で復習。

.

「1次」と「2次」は別物と考えるのが多数派。実務も「1次」も「2次」も使う知識は同じでしょ?と1年で駆け抜けるのが「たまたまスト合格」。

気をつけなきゃいけないのは、初学スト生⇔多年度・過年度では、使う知識は同じでも勝ち方が違う。4Pフレームを使って例解。
.

□診断士試験の4P□

4PはProduct(製品=自分)が王様。Promotion(販促=顧客接点)が女王様。

Product
(王様)★★★ 
Promotion
(女王様)★★ 
  Price(王子)★  Place(王女)★   
ストレート合格
する自分
(1次)
どこまでスコアを
伸ばすか
(2次)
どの得点を目指すか
通学・通信・独学
の選択
定期行事
答練・模試
年末年始・GW
本試験

初学スト生は、△知識の量でなく、○優先順位・質・理解で戦う。理解がどう違うか、以下ドリルでチェック。

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■余談:カーナビNorth upドリル■

ドライブの時、カーナビを①Head up、②North upのいずれにするか?

①Head upとは進行方向向き、②North upとは北向き。某ネット調査によると①86% ②13%。現役診断士でアンケートを一度やってみたいが、「1次で500点取る連中」に限ると恐らく半々。そこで試しにNorth upドリル。

□カーナビNorth upドリル□

・ドライブの際、カーナビをNorth upに設定。
・固定された方向の中で、自分が東西南北どちらを向くかを意識。
・ドライブ中は、自分が中心で周囲が動くHead upの考え方を捨てる。
・1ヶ月やってみて気に入れば継続。合わなければHead upに戻す。
Head up学習 North up学習
テキスト内容に先に目が行く 知識の大枠を頭に描く
目次式 チャート式
1次元・テキスト記述順 2次元・タテヨコ平面上
テキスト書き込み中心 復習時に自力でまとめ
教わった順に並べる 大事な順に知識を詰め込む
線知識 面知識
△知識を引き出す速度に限界 ○使いやすいよう正規化
Head upでしか走れない Head upでも走行可

カーナビをHead up、North upいずれで使うかは好み。だがオールラウンド志向、短期決戦のスト合格狙いなら、

他人ができることを当り前にやり、他人が気付かないことも当り前にやる。

つまり上位互換の戦略を採る。かつ△知識を「2次」向けに組み替えるのでなく、○「1次」で荒稼ぎした知識をそのまま持ち込み「2次」で暴れる。だから初学スト生⇔多年度・過年度生では勝ち方が違う

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■本題:重要度ミシュラン評価~#8日目■

マーケティングの4Pは最重要Productを今日の#8、それ以外を明日#9で学ぶ。ではProduct論点を一挙掲載。

論点 評価 一言で
#8 5製品戦略 製品の概要 ★☆☆
プロダクトミックス ★☆☆
製品ライフサイクル ★★☆
ブランド ★★★
パッケージング ★☆☆
新製品開発のプロセス ☆☆☆
サービスマーケティング ★★★

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第5章 製品戦略  
①製品の概要  
1製品の3層モデル
1製品の核(中核的製品) B
2製品の形態(実際的製品) B
3製品の付随機能(拡大的製品) B
2製品の分類
1経済的な財の分類 A
2有形財(製品)の特徴 A
表P.270 消費財の特徴  3消費財の分類
(1)最寄品 A
(2)買回品 A
(3)専門品 A
(4)非探索品 A
②プロダクトミックス
1製品ラインと製品アイテム
1製品ライン B
2製品アイテム B
2プロダクトミックス
1製品ラインの幅と製品アイテムの深さ B
③製品ライフサイクル  
1マーケティング戦略との関連 ★重要1 表P.272 マーケティングのポイント S
2計画的陳腐化政策とライフサイクル・エクステンション
1計画的陳腐化政策 S
2ライフサイクル・エクステンション(製品寿命の延命化) S
④ブランド
1ブランドの種類 ★重要2a
  1ブランド使用者による分類
(1)ナショナルブランド(製造業者) S
(2)プライベートブランド(販売業者) S
図P.274 ブランド採用戦略  2ブランドの採用戦略
(ブランドの冠し方による分類)
(1)ファミリーブランド S
(2)ダブルブランド S
(3)ブランド・プラス・グレード S
(4)個別ブランド S
(5)分割ファミリーブランド S
2ブランドの機能
1出所表示機能 A
2品質表示機能 A
3宣伝広告機能 A
4資産価値機能 A
3ブランド要素とブランドエクイティ ★重要2b
1ブランド要素(ブランドエレメント) S
   2ブランドエクイティ S
(1)ブランド知名度 S
(2)ブランドロイヤルティ S
(3)知覚品質 S
(4)ブランド連想 S
4 4つのブランド戦略 ★重要2c
図P.277 4つのブランド戦略 (1)ライン拡張 S
(2)ブランド拡張 S
(3)マルチブランド S
(4)新ブランド S
⑤パッケージング
1パッケージの機能 B
2パッケージ(包装)の分類
1商業包装(消費者包装) B
2工業包装(輸送包装)
(1)内装 B
(2)外装 B
⑥新製品開発のプロセス
1新製品開発の全体像
2新製品開発の各ステップ
1アイデアの創出 B
2スクリーニング B
3製品コンセプトの開発 B
4マーケティング戦略の検討 B
5経済性の評価 B
6試作モデルの開発 B
7テストマーケティング B
8市場導入 B
⑦サービスマーケティング
1サービス業の分類 B
2サービス(無形財)の5つの特性 ★重要3a
1無形性(非有形性) S
2品質の変動性(非均一性) S
3不可分性 S
4消滅性(非貯蔵性) S
5需要の変動性 S
3サービスマーケティングの体系 ★重要3b
1インターナルマーケティング S
2インタラクティブマーケティング S
3エクスターナルマーケティング S
4経験価値マーケティング ★重要3c  S

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■本題:一言メモ例~#8日目■

テキストは頭から順に読む。復習時は大事な所から飛ばし読む。

そこで当メモは、全ての論点順でなく、S→A→B→Cの順にまとめて掲載。

Sがなぜ重要・頻出か。B・C論点とは何者か?

その感覚を掴むと、早くも周囲にまた一歩リード。
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□S論点 頻出+理解=2次論点□

S論点とは「2次」でも問われる、つまり理解して使いこなす知識。しょっちゅう出てきて自然に覚え、覚えた後から理解に進む。

製品ライフサイクル ★重要1
1マーケティング戦略との関連
2計画的陳腐化政策とライフサイクル・エクステンション
・1計画的陳腐化政策
・2ライフサイクル・エクステンション(製品寿命の延命化)
#2講義でスルーした製品ライフサイクルは、ここで覚え直す。試験上は△CFの出入りより、○製品のライフサイクルに応じ4Pマーケティングミックスを変える(スピテキP.272の表)。当り前のコトだが、ここで差がつく。

ブランド
ブランドの種類 ★重要2a

1ブランド使用者による分類
(1)ナショナルブランド(製造業者)
(2)プライベートブランド(販売業者)
→元を辿ると中内氏率いるダイエー、今ならセブンプレミアムトップバリュ。製造業者が支配してきた価格体系を大手小売が突き崩し、製造業者が必至で防戦する姿は多数のビジネス書が描く。ブランドとはそれだけ重要。

2ブランドの採用戦略(ブランドの冠し方による分類)
(1)ファミリーブランド
(2)ダブルブランド
(3)ブランド・プラス・グレード
(4)個別ブランド
(5)分割ファミリーブランド
→ここも重要。マーケティングが上手と言われる企業は、一般的にコーポレートブランドの価値を高める戦略を採用。

ブランド要素とエクイティ ★重要2b
1ブランド要素(ブランドエレメント)

2ブランドエクイティ
(1)ブランド知名度
(2)ブランドロイヤルティ
(3)知覚品質
(4)ブランド連想
→マーケティングの最終目的である売れる仕組み作りの中で、自社ブランドを指名買いしてくれる顧客愛顧が最重要。だからブランド=製品=マーケティング上最優先。

4つのブランド戦略 ★重要2c
(1)ライン拡張
(2)ブランド拡張
(3)マルチブランド
(4)新ブランド
→ブランド価値を維持・向上する手段。試験対策上は、例えばビールのケースで②⇔③の違いを思い出せばOK。

①ライン拡張 →手を変え品を変え同一ブランドの新製品を投入
②ブランド拡張 →同ブランドorデザインを似せたノンアルコールビール
③マルチブランド →思い切って別のブランドを投入
④新ブランド →全く別なことを始める。

サービスマーケティング① ★重要3a
・2サービス(無形財)の5つの特性
→マーケティングの4Pでは製品が重要、そのうちブランドが最重要。つまりCoca-Colaなど自社製品を持つ製造業のイメージが強い。だが経済のサービス化に伴い、サービス(無形財)マーケティングの重要性UP。「2次」でも問われるので、表で理解と暗記。

無形財 有形財 ※在庫で説明
①無形性 有形性 →持てる
②品質の変動性 品質の均一性 →在庫の質は均一
③不可分性 可分性 →生産と消費は別時点
④消滅性 貯蔵性 →貯蔵可
⑤需要の変動性 需給調整 →生産調整可

①~⑤を一発で説明するキラーワードが「在庫」。例えばホテルの客室は在庫ができず、値段を変化させることで需要側を操作。

サービスマーケティングの体系 ★重要3b
1インターナルマーケティング
2インタラクティブマーケティング
3エクスターナルマーケティング
→この3つの用語で、サービスマーケティングの特性をズバリ説明。2次「事例Ⅱ」H20、H22、H23を眺めて納得。

4経験価値マーケティング ★重要3c
→4Pやブランドといった現在のマーケティングがある程度飽和状態に達したため、それと異なる概念として消費者の感情を重視する手法。切り口は違うが、マーケティング4.0もセットで押さえる。
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□A論点~頻出+暗記□

A論点とは、「2次」で直接問われることは少ないが、確実に知識を覚えておく論点。単語カードや語呂合わせなど、暗記テクニックも併用。

製品の分類
1経済的な財の分類
2有形財(製品)の特長
3消費財の分類
(1)最寄品
(2)買回品
(3)専門品
(4)非探索品
→マーケティングでは、無形財より有形財、産業財より消費財(B to C)を学ぶ。最寄品・買回品といった分類により4Pが変わる他(スピテキP.270の表)「運営」のISMでも応用。しっかり暗記。

ブランドの機能
1出所表示機能
2品質表示機能
3宣伝広告機能
4資産価値機能
→言われれば当り前。だが問われたらスッと答える様、正確に用語を暗記。

 

□B論点~理解論点□

B論点とはいわゆる日経新聞レベルの基礎知識。知識を覚えるというより、他の論点とのつながりや知識の使われ方を学ぶ。

製品の3層モデル
1製品の核(中核的製品)
2製品の形態(実際的製品)
3製品の付随機能(拡大的製品)
→「経営」の3領域に共通し、Bランクは知って当り前の一般常識。点差にならないからテストに出ない。だが他論点と組み合わせて役立つ基本知識なので、講師の話をテキストに書き込むか、絵のイメージにして落書き。

ラインとアイテム
1製品ライン
2製品アイテム
→アイテムが複数集まるとライン。

プロダクトミックス
1製品ラインの幅と製品アイテムの深さ
→製品ラインごとに、アイテムをいくつ品揃えするか。

パッケージング
1パッケージの機能
1商業包装(消費者包装)
2工業包装(輸送包装)
(1)内装
(2)外装
→製品マーケティングの実務上は大事だが、診断士試験では問われない。「運営」の物流論点で押さえればOK。

新製品開発の各ステップ
1アイデアの創出
2スクリーニング
3製品コンセプトの開発
4マーケティング戦略の検討
5経済性の評価
6試作モデルの開発
7テストマーケティング
8市場導入
→同じく実務で大事だが、新製品開発に診断士が関わる機会は少なく、試験にも出ない。

サービスマーケティング②
1サービス業の分類
→一般常識。
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□C論点~おまけ論点□

C論点とは、他論点とつながらず独立したおまけ論点。日経新聞レベルの社会常識として知っておく。

該当なし

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■今日のまとめ■

表や図になっている所が大事。

マーケは誰でも実務で知ってる知識を、コトラーのSTPを軸に並べ変えただけ。ではどこで点差がつくかというと、図表の覚え方と使い方。当#8講義では大事な表が2つ、図が2つある。

表P.270 消費財の特徴
表P.272 マーケティングのポイント
図P.274 ブランド採用戦略
図P.277 4つのブランド戦略

この時、ロシア風に笑い話。

・表をそのまま覚えようとするのが、初学者。
・問題集で間違えた所を覚え直すのが、スト合格者(差額原価)
・勝手に知識を足して表をデカくするのが、過年度生(総額原価)

誰でも知ってることを、どこで点差をつけるか。この試験、知識を増やすより、大事なこと(本質)に絞り込む力でニヤリと点数差。ではまとめ。

・1次と2次は別物とする多数派の裏をかくのが、知識の範囲経済性。
・スト合格者の上位互換戦略は、カーナビNorth upドリルで体感可。
・マーケティングは4P。その中で製品Productが最重要。
・さらに有形財=ブランド戦略、無形財=サービスマーケが最重要。

byふうじん



合格、おめでとう。でも悪いが入学した約2000人がもう一度、東大受験をして合格するのは400人くらいだぞ。残りの1600人の点数はほんの紙一重でしかない。自分はどちらになるのか。よく考えてみなさい。

(私の履歴書)荒蒔康一郎(10)東大進学 2015/9/10 日経朝刊

東大入試と診断士試験を比べる意味はない。だが診断士試験に合格すると感じるのは、「まぁそんなトコかな」。それは診断士「2次」とは、実力上位20%が合格するのでなく、

上位70%から薄く広く合格するから
(仮説)

その時、たまたま合格をやらかす初学スト生の手口は、知識の範囲経済性

戦術の具体化~知識の範囲経済性
①「1次」学習を通じ、自分のビジネス知識を理論化・体系化。
②理論化・体系化した知識を、「1次」対策に転用して荒稼ぎ。
③1次高得点知識を、「2次」対策に転用して荒稼ぎ。

診断士試験の本質(相手が言いたいことを読み取る知識)に注目し、その範囲の経済性を活かすのが「たまたまスト合格モデル」。以下に図解。

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では露払いを終え、マーケティング講義(#7~9)のコトラー先生登壇。

師は背中でこう語る。

マーケティングとは学問でなく、現実のビジネスそのもの。

だから「事例Ⅱ」は受験対策Off-JTより、実務OJT次第で点が跳ねる。ではその知識のベースが何かを、ミシュラン評価。

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■本題:重要度ミシュラン評価~#7日目■

一挙掲載。

論点 評価 一言で
#7 1マーケティングの基礎概念 マーケティングコンセプト(基本理念) ★☆☆
マーケティングの定義 ★★☆
 2マーケティングマネジメント戦略の展開 マーケティングマネジメントプロセス ★★☆
マーケティング環境の分析と目標設定 ★★★
ターゲットマーケティング ★★★
マーケティングミックスの開発・実行 ★☆☆
3マーケティングリサーチ マーケティングリサーチ ★★★
4消費者購買行動と組織購買行動 消費者購買行動 ★★☆
組織購買行動 ☆☆☆

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第1章 マーケティングの基礎概念  
①マーケティングコンセプト(基本理念)  
1マーケティングコンセプトの変遷
1生産志向 A
2製品志向 A
3販売志向 A
4顧客志向(マーケティング志向) A
5社会志向 A
2ソーシャルマーケティング
(1)非営利組織のマーケティング B
(2)アイデア・社会的主張を対象とするマーケティング B
(3)社会的利益を考慮したマーケティング B(S)
②マーケティングの定義
1AMAの定義  ★重要1 マーケティングの定義 S
第2章マーケティングマネジメント戦略の展開
①マーケティングマネジメントプロセス
1フィリップ・コトラーのマーケティングマネジメントプロセス  S
2マーケティングマネジメントプロセス ★重要2 全体像 S
②マーケティング環境の分析と目標設定
1外部環境分析
1マクロ外部環境
(1)経済的環境 A
(2)人口動態的環境 A
(3)社会文化的環境 A
(4)技術的環境 A
(5)政治・法律的環境 A
(6)自然的環境 A
2ミクロ的外部環境
(1)消費者 A
(2)競争企業 A
(3)利害関係集団 A
(4)産業状況 A
3機会と脅威の分析 ★重要3 SWOT分析 S
2内部資源分析
1内部資源
(1)人的資源 A
(2)財務資源 A
(3)物的資源 A
(4)その他 A
2強みと弱みの分析 ★重要3 SWOT分析 S
3マーケティング目標の設定
1売上高目標 A
2利益額・利益率目標 A
3市場占有率目標 A
4企業・製品イメージ目標 A
③ターゲットマーケティング
1ターゲットマーケティング ★重要4 STPマーケティング S
2市場細分化
1市場細分化の要件 S
2市場細分化の基準
(1)ジオグラフィック基準(地理的) A
(2)デモグラフィック基準(人口統計的) A
(3)サイコグラフィック基準(心理的基準) A
(4)行動変数基準 A
3標的市場の設定
1コトラーによる標的市場の捉え方
①無差別型 S
②差別型 S
③集中型 S
2エーベルの考え方 A
4市場ポジショニング
1市場ポジショニング
④マーケティングミックスの開発・実行
1マーケティングの4P S
2各マーケティング要素に関する意思決定事項 S
第3章マーケティングリサーチ
①マーケティングリサーチ
1マーケティングリサーチのプロセス  ★重要5 情報とデータ S
2マーケティング情報とデータ
1マーケティング情報とデータの種類
(1)データと情報 S
(2)マーケティングにおけるデータ
①1次データ S
②2次データ S
(3)マーケティング情報
①社内の記録情報 B
②マーケティング戦略情報 B
③マーケティングリサーチによる情報 B
2標本の抽出方法
(1)有意抽出法 B
(2)無作為抽出法 B
3データの収集方法
1質問法
(1)面接法 B
(2)電話法 B
(3)郵送法 B
(4)留置法 B
(5)インターネット調査 B
2観察法 B
3実験(計画)法 B
第4章 消費者購買行動と組織購買行動
①消費者購買行動
1消費者行動分析モデル
1刺激-反応モデル(S-Rモデル) B
2S-O-Rモデル B
3情報処理モデル B
4精緻化見込みモデル B
2購買意思決定プロセスの諸段階
1問題認知 A
2情報探索
(1)内部探索と外部探索 A
(2)関与と知識 A
(3)口コミと準拠集団 A
①口コミ
②準拠集団
(4)消費者の購買行動決定のタイプ A
①定型的問題解決(日常的反応行動)
②限定的問題解決
③拡大的問題解決(包括的、発展的)
3代替品評価 A
4購買決定 A
5購買後の行動 A
②組織購買行動
1組織購買行動の特徴
1集団による意思決定プロセス C
2長期的な取引関係 C
3取引の専門性 C
4低い価格弾力性 C
5合理的な意思決定 C

 

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■本題:一言メモ例~#7日目■

テキストは頭から順に読む。復習時は大事な所から飛ばし読む。

そこで当メモは、全ての論点順でなく、S→A→B→Cの順にまとめて掲載。

Sがなぜ重要・頻出か。B・C論点とは何者か?

その感覚を掴むと、早くも周囲にまた一歩リード。
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□S論点 頻出+理解=2次論点□

S論点とは「2次」でも問われる、つまり理解して使いこなす知識。しょっちゅう出てきて自然に覚え、覚えた後から理解に進む。

マーケティングの定義 ★重要1 マーケティングの定義
1AMAの定義
→マーケティングの勉強は、AMAの定義から始まる。だが大事なのは定義そのものでなく、今から何を勉強するのかの目標選定(ターゲッティング)。テキストコピペで確認。

マーケティングは販売やプロモーションのことのみを示す概念ではなく、「売れる仕組みづくり」すなわち、消費者ニーズの認識、魅力的な商品開発、有効な価格設定、流通や店舗の構築、適切なプロモーションといった一連の領域を包括する概念である。

なお一般に、マーケティングが上手な企業=ブランド価値が高い。そこでブランド価値ランキング。

Forbes Brand Japan
総合 日本企業 B to C B to B
1 アップル TOYOTA 7-Eleven TOYOTA
2 Microsoft HONDA 日清食品 7-Eleven
3 Google Canon スタジオジブリ ANA
4 Coca-Cola NISSAN ディズニー パナソニック
5 IBM SONY キューピー ソフトバンク

世の一流企業が並ぶ。一方、わが診断士試験「事例Ⅱ」の出題業種を確認。

業種 論点
H26 旅行業者 ソーシャルマーケティング、需要創造
H25 水産練メーカー POSデータ
H24 芋焼酎メーカー コーズリレーテッドマーケティング
H23 眼鏡専門店 サービスマーケ、インターナルマーケ
H22 食品スーパー ターゲットマーケ、インターナルマーケ
H21 スポーツ用品店 商店街、町おこし

この差は何だ?と訝る時に目を通すのが、診断士受験生必携とされるスモールビジネスマーケティング

スモールビジネス・マーケティング 小規模を強みに変えるマーケティング・プログラム

岩崎邦彦 2004年
中央経済社 税別2,000円 

いわゆる大企業のマーケティングと異なり、小規模小売業が勝ち上がるためのマーケティングの視点を明快に説くのがスモビ。だが

「事例Ⅱ」は、アップル⇔スモビのマーケの範囲のどこかから出題。

従いスモビに目を通すことで、大企業のマーケティングの対立極として距離感を掴む。2次「事例Ⅱ」でそれがそのまま出る訳ではないのは当り前。

マーケティングマネジメントプロセス ★重要2 全体像
1フィリップ・コトラーのマーケティングマネジメントプロセス
→コトラーのマーケティング理論の基本がSTPマーケティングスピテキは直接言及しないので、リンク先Web記事で学ぶ。

2マーケティングマネジメントプロセス
→コトラーのSTPを参考にし、スピテキは以下7段階で展開。

1)マーケティング環境の分析
2)マーケティング目標の設定
→SWOTから戦略目標を立てる。「財務」で既習だが、PDCA回すためには、目標を最初作る前提。

3)Segmentation:市場細分化
4)Targeting:標的市場の設定
5)Positioning:市場ポジショニング
→これがSTP。今日の#7講義はここが中心。

6) 7)マーケティングミックスの開発・実行
→いわゆる4P。次回#8~9で学ぶ。

参考まで当ブログ及びそのSランク説をSTP。Pに個人差があるが、S・Tを絞った複線展開が当ブログの優位性。

一発合格道場 Sランク説
Segmentation 合格所要年数 合格確実度
Targeting ストレート合格 「2次」2回以内で確実合格
Positioning 大手受験校カリキュラムに準拠
たまたまスト合格
競争を上から俯瞰
合格者の上位20%

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環境分析と目標設定① ★重要3 SWOT分析
外部環境:3機会と脅威の分析
内部環境:2強みと弱みの分析
→SWOT分析。解答手順上の賛否は別とし、最良の環境分析フレーム。

ターゲットマーケティング★重要4 STPマーケティング
1ターゲットマーケティング
→作れば売れた高成長マスの時代から、消費者ニーズに合わせたターゲットマーケティングにシフト。コトラーのマーケティングコンセプトの基本。

1市場細分化の要件
→市場細分化を早速開始。5つの要件は暗記。

1コトラーによる標的市場の捉え方
→①無差別型 ②差別型 ③集中型。市場を細分化すると、市場全てを攻めるか(差別型)⇔特定市場を攻めるか(集中型)を選択可能。

1市場ポジショニング
→市場の中での自社の位置、または自社内でのその製品の立ち位置を決める。すると戦略目標を決定可能。

マーケティングミックスの開発・実行
1マーケティングの4P
2各マーケティング要素に関する意思決定事項
→4Pが基本。来週の#8~#9講義で学習。

マーケティング情報とデータ① ★重要5 情報とデータ
1マーケティングリサーチのプロセス
2マーケティング情報とデータ
(1)データと情報
(2)マーケティングにおけるデータ
①1次データ
②2次データ
→マーケティングの実行や周囲への説明にデータが不可欠。だからS。試験上は、1次データ2次データテレコにならないよう暗記すればOK。
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□A論点~頻出+暗記□

A論点とは、「2次」で直接問われることは少ないが、確実に知識を覚えておく論点。単語カードや語呂合わせなど、暗記テクニックも併用。

マーケティングコンセプトの変遷
5社会志向
4顧客志向(マーケティング志向)←今ここ
3販売志向
2製品志向
1生産志向
→歴史のおさらい。今の主流は「4顧客志向(マーケットイン)」だが、市場が更に成熟し「5社会志向(CSR)」にシフト中。テキスト掲載外のマーケティング4.0マズローの要求5段階説とセットで押さえると現役診断士っぽい。

環境分析と目標設定②
マクロ外部環境
(1)経済的環境
(2)人口動態的環境
(3)社会文化的環境
(4)技術的環境
(5)政治・法律的環境
(6)自然的環境
→取引先の社長と話す時の天下国家論。実はあまり大事でないが、話を合せるために入れておく。

ミクロ的外部環境
(1)消費者
(2)競争企業
(3)利害関係集団
(4)産業状況
→分析時にここが大事。ポーターの5フォース、または4C分析を使う。

内部資源
(1)人的資源
(2)財務資源
(3)物的資源
(4)その他
→4C分析の自社(Company)の要素。いわゆるヒト・モノ・カネ・情報。

マーケティング目標の設定
1売上高目標
2利益額・利益率目標
3市場占有率目標
4企業・製品イメージ目標
→目標がないと進捗管理が出来ない。「2次」で馬なり・行き当たりばったり経営は厳禁。

市場細分化②
(1)ジオグラフィック基準(地理的)
(2)デモグラフィック基準(人口統計的)
(3)サイコグラフィック基準(心理的基準)
(4)行動変数基準
→とりあえず暗記。

標的市場の設定②
2エーベルの考え方 (製品-市場細分化戦略)
→市場を細分化したコトラーに対し、市場×製品で細分化したのがエーベル。診断士試験上は重要でないが、実務で細かくやりたい方はこちら。

購買意思決定プロセスの諸段階
1問題認知
2情報探索
(1)内部探索と外部探索
(2)関与と知識
(3)口コミと準拠集団
①口コミ
②準拠集団
(4)消費者の購買行動決定のタイプ
①定型的問題解決(日常的反応行動)
②限定的問題解決
③拡大的問題解決(包括的、発展的)
3代替品評価
4購買決定
5購買後の行動
→「売れる仕組み」を作るには、「なぜ買ってくれるか」の消費者購買行動を知ることが大事。今はそのうち口コミが最重要。

なお「完全無料を前提とした、診断士受験上最大の口コミサイト」が当ブログの立ち位置。その特徴は、食べログの如く、執筆者を絞ることで記事の質が担保される安心感。

□B論点~理解論点□

B論点とはいわゆる日経新聞レベルの基礎知識。知識を覚えるというより、他の論点とのつながりや知識の使われ方を学ぶ。

ソーシャルマーケティング
(1)非営利組織のマーケティング
(2)アイデア・社会的主張を対象とするマーケティング
(3)社会的利益を考慮したマーケティング(→今後のS?)
→受験生を震え上がらせたコーズリレーテッドマーケティングの如く、今後の注目論点。だが求められないのに勝手にこれ書いたらOUT。

マーケティング情報とデータ②
(3)マーケティング情報
①社内の記録情報
②マーケティング戦略情報
③マーケティングリサーチによる情報
2標本の抽出方法
(1)有意抽出法
(2)無作為抽出法
→実務でやること。出題頻度低く、覚えるまでもないのでBランク。

データの収集方法
1質問法
(1)面接法
(2)電話法
(3)郵送法
(4)留置法
(5)インターネット調査
2観察法
3実験(計画)法
→同じくBランク。たまに出題されても、間違える方が難しい。

消費者行動分析モデル
1刺激-反応モデル(S-Rモデル)
2S-O-Rモデル
3情報処理モデル
4精緻化見込みモデル
→理論の話。人を相手にする研究は難しくなるので、深入り不要。

□C論点~おまけ論点□

C論点とは、他論点とつながらず独立したおまけ論点。日経新聞レベルの社会常識として知っておく。

組織購買行動
1集団による意思決定プロセス
2長期的な取引関係
3取引の専門性
4低い価格弾力性
5合理的な意思決定
→マメ知識。診断士試験ではBtoB営業は対象外なので、Cランク。

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■今日のまとめ■

知ってることばかり教わるマーケティングは、学んで楽しい。だが過去問を先に解きこのままじゃヤバいと気づくセンスが合格所要年数差。

かつ、「たまたま合格」と言われるのが嫌なら、座学Off-JTでなく実務OJTでセンスを磨く努力が必要。範囲経済性が利く知識水準とは、平均的受験生が想像するより遥か上。ではまとめ。

・診断士「2次」は上位70%から薄く広く合格。常に逆転チャンスあり。
・知識の範囲経済性=特にマーケは学問でなく、実務そのもの。
・この章では、マーケティング=売れる仕組み作りであるとまず理解。
・その軸はコトラーが唱えるSTP(市場細分化・標的市場・立ち位置)

byふうじん



△どう暗記すれば良い?でなく、
○どこを暗記すれば良い?が正。

合格率20%(26%は恣意的に作られた偽りの値)の「1次」において、通学通信独学を問わず、合格する人はすべくして合格。彼らの手口をバラすと、

問題集ファースト、回転学習。

知識型マークシート試験対策は、一般に問題集回転学習(過去問・スピ問なら各3周回す)で鉄板。

なぜ鉄板か→3回連続正解なら体得。不正解が自分の苦手論点。
するとどうなるか→不正解箇所を重点的につぶし、知識を鉄の板状化。

だが「1次」出題は、回転学習で過去問の答えを覚えて鉄板化すると55点になる設定。残り5点をどこから持ってくるか勝負の本質

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■前置き:テキストINPUT⇔問題集OUTPUTの差■

過去問は、診断士講座の予習に最適。

世を挙げ「情報化」「スピード競争」の時代。昔ながらに、テキストで知識INPUT→過去問で定着OUTPUTの順で挑むと到底間に合わない。

試験学習で重要なのは、学習の①質×②量。今は加えて③順番。

約30万円を受験校に前納済の方に申し訳ないが。「1次」通学⇔独学での合格率に有意な差がない理由を図解。

独学者が問題集回転だけしても、通学生が講義知識ばかり詰め込んでも、本番60点には達しない。だから「1次」合格率は安定20%以下。そこで、

独学を選んだら、通学生のテキスト知識INPUTの仕方を観察。
通学を選んだら、予習替わりに過去問を先に解く。

今回#6講義(人的資源管理)の枕はこう始まった。その理由は、

「1次」で問われない所(人的資源管理)が、「2次」で超重要=理解論点
「1次」で問う所(労働関連法規)は、「2次」では不要=暗記論点

この「あべこべ」っぷりを今観察し、理解と暗記を使い分け。すると来年今頃の「2次」対策は意外と楽勝。では論点ミシュラン評価。

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■本題:重要度ミシュラン評価~#5日目■

一挙掲載。

論点 評価 一言で
#6 3人的資源管理 人的資源管理の全体像 ★☆☆
雇用管理 ★★☆
人事評価(人事考課) ★☆☆
報酬制度 ★★☆
能力開発 ★☆☆
労働関連法規 ★★☆

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第3章 人的資源管理
①人的資源管理の全体像  
1人事制度
1人事制度の意義 B
2人的資源管理の基本構成 B
2職能資格制度と職務等級制度
★重要1 1日本的経営の三種の神器
 ストーリーで納得 ①終身雇用制 S
②年功序列制 S
③企業別労働組合 S
2日本型人事制度と欧米型人事制度の相違 A
3成果主義
1成果主義 A
2コンピテンシーモデル A
②雇用管理
1採用管理
★重要2  1要員計画 S
どの会社でも必ずある 2採用活動
(1)我が国の採用活動の特徴 B
(2)欧米の採用活動の特徴 B
(3)採用活動の変化 B
2配置・異動管理
1人事異動の内容
(1)垂直的移動 B
(2)水平的移動 B
2人事異動の目的 B
3適正配置・異動のための施策
(1)ジョブ・ローテ―ション制度 C
(2)社内公募制度 C
(3)キャリア開発制度(CDP) C
4複線型人事制度
(1)管理職と専門職/専任職 C
(2)総合職と一般職 C
(3)複線型人事制度導入にあたっての留意点 C
3退職管理
 1「退職」の種類 B
 2定年制と継続雇用制度
 (1)60歳定年制 A
 (2)実質的な定年延長 A
 (3)早期退職優遇制度と選択定年制度 A
 (4)役職定年制 A
 (5)出向 A
 3雇用調整 B
③人事評価(人事考課)
1人事考課の概要
1人事考課の意義 B
2人事考課の目的 B
3人事考課の体系 B
2人事考課の基準
1相対評価と絶対評価
(1)相対評価 B
(2)絶対評価 B
2加点主義人事考課 C
3人事考課の課題とその対応策
1人事考課の課題(心理的誤差傾向) A
2自己申告制度 B
3多面評価 B
4目標管理制度
(1)目標管理制度(MBO) A
(2)面接制度 A
④報酬制度
1賃金管理の内容 B
2賃金額管理
1総額賃金管理 B
2個別賃金管理
(1)個別賃金額の決定 C
(2)定期昇給とベースアップ C
3賃金制度管理
★重要3  1賃金体系管理
どの会社でも必ずある (1)賃金の構成要素 S
図P.198 賃金構成 (2)基本給の類型 S
2賃金形態管理
(1)時間・仕事量を基準とする B
(2)年俸制 B
4賞与・退職金の管理
1賞与の管理 C
2退職金の管理 C
5その他の報酬制度
1株式を使ったインセンティブ制度
(1)従業員持株制度 B
(2)ストックオプション制度 B
2福利厚生 C
⑤能力開発 
1能力開発の種類
1個人的教育訓練 B
2集団的教育訓練 B
2能力開発の方法
1OJT B
2Off-JT B
3自己啓発
(1)自己啓発の意義 B
(2)自己啓発プログラムの例 B
(3)自己啓発を促進する支援策 B
3我が国における能力開発の問題点 B
⑥労働関連法規  
1労働基準法(労働契約法を含む)
 ・1労働基準法の概要
(1)法の目的 A
(2)労働条件の原則 A
(3)労働条件の決定 A
 ・2労働契約
(1)労働契約とは B
(2)契約期間 B
(3)有期労働契約 B
 ・3就業規則
(1)記載事項
①絶対的必要記載事項 A
②相対的必要記載事項 A
③任意的記載事項 A
(2)作成手続 B
(3)効力 B
 ・4労働時間・休憩・休日 図P.208 法定・所定労働時間
★重要4 ここ重要  (1)法定労働時間 S
暗記に加えて実務で使う  (2)変形労働時間制 S
表P.209 変形労働時間制 ①1年単位の変形労働時間制 S
②1週間単位の   〃 S
③フレックスタイム制 S
④1ヶ月単位の変形労働時間制 S
(3)休憩
①休憩時間 A
②休憩の与え方 A
(4)休日 A
★重要5 ここ重要  (5)時間外労働・休日労働
暗記に加えて実務で使う  ①可能な場合 S
②36協定 S
(6)みなし労働時間制
①事業場外労働のみなし労働時間制 B
②専門業務型裁量労働制 B
③企画業務型裁量労働制 B
(7)年次有給休暇
①年次有給休暇とは A
②年次有給休暇の発生要件 A
③年次有給休暇の付与方法 A
④有給休暇を与える時期 A
⑤計画的付与 A
(8)適用除外 A
 ・5解雇
(1)解雇 A
(2)解雇制限 A
(3)解雇の予告 A
 ・6賃金
表P.215 賃金支払5原則 (1)賃金の支払 A
表P.215 割増賃金率  (2)割増賃金 A
 ・7時効 C
2労働組合法
1法の目的 C
2労働組合 C
3不当労働行為 C
表P.217 協定と協約 4労使協定と労働協約 A
3労働安全衛生法
1法の目的 B
図P.218 安全衛生管理体制 2安全衛生管理 B
4労働保険
1労働者災害補償保険法 C
2雇用保険法 C
5社会保険
1健康保険法 C
2厚生年金保険法 C
6その他の労働関連法規
図P.221 派遣事業の仕組み 1労働者派遣法 C
2職業安定法 C
3高年齢者等雇用安定法 C
4男女雇用機会均等法 C
5パートタイム労働法 C

相当長いが、理解Sは少なく、暗記Aも多くない。B・Cは一般常識対応で先送り。そう割り切ると「人的資源管理」はごく楽勝。では一言メモをつける。

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■本題:一言メモ例~#4日目■

テキストは頭から順に読む。復習時は大事な所から飛ばし読む。

そこで当メモは、全ての論点順でなく、S→A→B→Cの順にまとめて掲載。

Sがなぜ重要・頻出か。B・C論点とは何者か?

その感覚を掴むと、早くも周囲にまた一歩リード。
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□S論点 頻出+理解=2次論点□

S論点とは「2次」でも問われる、つまり理解して使いこなす知識。しょっちゅう出てきて自然に覚え、覚えた後から理解に進む。

日本的経営の三種の神器 ★重要1 ストーリーで納得
①終身雇用制
②年功序列制
③企業別労働組合
→直接問われないが、日本の人事・雇用の現状説明に必要な情報。なお受験テクニックとして、終身雇用・年功序列など学説が肯定⇔否定で割れる論点は、国家試験の正解には絶対ならない。例えば「2次」であからさまな根拠があっても、「年功序列制を廃し、成果主義を導入」と書いたら即退場。

採用 ★重要2 どの会社でも必ずある
1要員計画
→当ブログで2次「事例Ⅰ」の切り口といえば、茶化。そのうち「採用」「報酬」はどの企業にも存在(=必ず問われるS論点)。逆に中小企業で「配置」「育成」「評価」など、ない方が多数。

茶化
サ:採用 S
ハ:配置 A
ホ:報酬 S
イ:育成 A
ヒ:評価 A

報酬制度①~賃金体系管理 ★重要3 どの会社でも必ずある
(1)賃金の構成要素 図P.198 賃金構成
(2)基本給の類型
→どんな会社でも賃金(労働の対価としての報酬)は存在。だからS。「賃金の定義」は労働基準法第11条がざっくり定めるだけなので、「賃金の種類と名称を答えよ」という問題は出ない。今自分が貰っている給料の構成要素と意味をおおまかに他人に説明できれば十分。

労働基準法~労働時間・休憩・休日① 
労働時間 ★重要4 →暗記&理解
(1)法定労働時間
 図P.208 法定・所定労働時間
(2)変形労働時間制 表P.209 変形労働時間制
①1年単位の変形労働時間制
②1週間単位の 〃
③フレックスタイム制
④1ヶ月単位の変形労働時間制
→ここから労働関連法規の論点。労働時間・休憩・休日は、「1次」で毎年出るとは言えないが、労働関連法規の最重要論点。試験対策上は、テキストで太字になっている用語を必ず暗記。なお法定労働時間=1日8時間、週40時間は世界共通ルール。昔はもっと長く年々短縮したのは「外圧」のお蔭。

時間外労働 ★重要5 →暗記&理解
(5)時間外労働・休日労働

①可能な場合
②36協定
→試験対策というより実務S知識。企業の管理職なら、①36協定とは何者で ②何のために ③どのような規制があるか、スラスラ暗記。

以上が理屈で覚えるS論点。テキストの一部に過ぎないのは、一目瞭然。

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□A論点~頻出+暗記□

A論点とは、「2次」で直接問われることは少ないが、確実に知識を覚えておく論点。単語カードや語呂合わせなど、暗記テクニックも併用。

2日本型人事制度と欧米型人事制度の相違
→人事制度を出題する時、基本になる考え方。内容は当り前なので、理屈と言うより用語を暗記。

成果主義
1成果主義
2コンピテンシーモデル
→用語レベル。外資企業は100%成果主義で良いが、評価基準があいまいな日本企業が成果主義を入れても成功しない。終身年功⇔成果主義の間の匙加減で勝負。

定年制と継続雇用制度
(1)60歳定年制
(2)実質的な定年延長
(3)早期退職優遇制度と選択定年制度
(4)役職定年制
(5)出向
→Aというほどではないが、日本の労働人口が減少に向かう中、シニアの活躍活用は国家的課題。診断士試験の高齢化とセットで理解。

1人事考課の課題(心理的誤差傾向)
→日本で成果主義が成功しない理由。実務でもここは大変高度な課題。

目標管理制度
(1)目標管理制度(MBO)
(2)面接制度
→俗に「大企業」なら普通にやってる。当り前に大事。

労働基準法の概要
(1)法の目的
(2)労働条件の原則
(3)労働条件の決定
→再び労働関連法規。その王様が労働基準法。太字の用語を確実暗記。

就業規則①
①絶対的必要記載事項
②相対的必要記載事項
③任意的記載事項
→1マーク出るのでここは暗記。①は必ず。②はできれば。残りが③。

労働基準法~労働時間・休憩・休日①
(3)休憩
①休憩時間
②休憩の与え方
(4)休日
→労働基準法の労働時間・休憩・休日のうち、「労働時間」は理屈で覚えないと苦しい(S)。「休憩」「休日」は単なる暗記でOK(A)。

(7)年次有給休暇
①年次有給休暇とは
②年次有給休暇の発生要件
③年次有給休暇の付与方法
④有給休暇を与える時期
⑤計画的付与
→診断士試験ではあまり出ないが、労務関連の資格では頻出。もし出たら当てなきゃいけないので、ここも太字の数字は暗記ルール。

(8)適用除外
→まず出ないが、単純暗記なので出たら当てる。理屈としては、①時間で管理できない ②自分で時間を管理できる人は適用除外。

解雇
(1)解雇
(2)解雇制限
(3)解雇の予告
→数字の単純暗記。まず出ないが出たら当てる。

賃金①
(1)賃金の支払 表P.215 賃金支払5原則
(2)割増賃金 表P.215 割増賃金率 
→賃金はどの会社にもある。覚えるのは面倒だが、実務で役立つ。

労働組合法①
4労使協定と労働協約 表P.217 労使協定と労働協約
→日本の労使関係の中で労働組合の力は低下し、今後さらに低下。だが労働者保護のため、ある一定の労働条件には労使協定締結を労働基準法で義務付け。だから試験上も労使協定は大事。一方、

労働協約>就業規則>労働契約

そんなこと言われても意味不明なので、ネット記事参照

暗記対象のA論点は以上。暗記は面倒だが、テキスト太字の数字を覚えればOK。出れば確実得点源だから、四の五の言わず覚える。

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□B論点~理解論点□

B論点とはいわゆる日経新聞レベルの基礎知識。知識を覚えるというより、他の論点とのつながりや知識の使われ方を学ぶ。

人事制度
1人事制度の意義
2人的資源管理の基本構成
→B論点は暗記でなく、一般常識で対応可。なぜ一般常識かと言うと、企業に属していると、管理者教育として会社がOff-JTで教えてくれるから。だから力まずさらっと流す。

採用活動
(1)我が国の採用活動の特徴
(2)欧米の採用活動の特徴
(3)採用活動の変化
→採用はどの会社でもある。一般常識。

配置・異動管理
1人事異動の内容
(1)垂直的移動
(2)水平的移動
2人事異動の目的
→企業がある一定規模以上になると異動を行う。一般常識。

退職管理②
1「退職」の種類
3雇用調整
→会社都合と自己都合。一般常識=出題しても点差にならない。雇用調整の手口はさらっと知っておく。

人事考課の概要
1人事考課の意義
2人事考課の目的
3人事考課の体系
→人事考課が不十分な事例企業に対し、あるべき人事考課の導入提案をするのは2次「事例Ⅰ」の王道ストーリー。一般常識だから、2次「事例」を解き重ねてストーリー仕立てで再暗記。

人事考課の基準
(1)相対評価
(2)絶対評価
→半期ごとに実感する一般常識。

人事考課の課題と対応策
2自己申告制度
3多面評価
→一般常識。

報酬制度②~その他
1賃金管理の内容
2賃金額管理
・1総額賃金管理
3賃金制度管理
(1)時間・仕事量を基準とする
(2)年俸制
→全てまとめて報酬に関する一般常識。なお従業員を動機付けするには、×外発的⇔○内発的。従い、2次「事例Ⅰ」を解答する時、賃金を解答の柱にしたらOUT。例えばあからさまな根拠があっても、「評価制度を整備し、年俸制を導入する」と書いたら即退場。

株式を使ったインセンティブ
(1)従業員持株制度
(2)ストックオプション制度
→草創期の企業が経営幹部にストックオプションを与えると、会社は成長、幹部大儲けでWin-Win。 誰も損せず異論がないので、根拠があれば「2次」で使える。

能力開発の種類
1個人的教育訓練
2集団的教育訓練
→一般常識。

能力開発の方法
1OJT
2Off-JT
3自己啓発
(1)自己啓発の意義
(2)自己啓発プログラムの例
(3)自己啓発を促進する支援策
→一般常識だが、OJT・Off-JTのメリ・デメは正確に答えられるようにしておく。どちらが良いでなく、どちらもやるのが正。

労働契約
(1)労働契約とは
(2)契約期間
(3)有期労働契約
→ 真面目にやると大事だが、まず試験に出ないので覚えない。

就業規則②
(2)作成手続
(3)効力
→ 就業規則で出題できるポイントは限定的(10人・労基署に届出・絶対的/相対的必要記載事項)。だからそれ以外のB論点は暗記しない。

(6)みなし労働時間制
①事業場外労働のみなし労働時間制
②専門業務型裁量労働制
③企画業務型裁量労働制
→参院審議が間に合わず廃案になったが、いつか実現するのがホワイトカラーエグゼンプション。少し時代を先取りする気分で。

労働安全衛生法 図P.218 安全衛生管理体制
1法の目的
2安全衛生管理
→実務上は大事な法律。だが安全衛生管理体制の用語を覚え、会社が年1回やる健康診断の根拠がこの法律と知っておけば十分。

「人的資源管理」のB論点は誰でも解ける一般常識か、解かなくて良い末端知識。出題心理上、点差がつかない問題は出したくないし、暗記も不要。

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□C論点~おまけ論点□

C論点とは、他論点とつながらず独立したおまけ論点。日経新聞レベルの社会常識として知っておく。

適正配置・異動のための施策
(1)ジョブ・ローテ―ション制度
(2)社内公募制度
(3)キャリア開発制度(CDP)
→知らない方がおかしい。

複線型人事制度
(1)管理職と専門職/専任職
(2)総合職と一般職
(3)複線型人事制度導入にあたっての留意点
→知識がなくても正答可能。

2加点主義人事考課
→日本企業は減点方式が主流。

個別賃金管理
(1)個別賃金額の決定
(2)定期昇給とベースアップ
→一般常識。ペースアップの意味位は知っておく。

賞与・退職金の管理
1賞与の管理
2退職金の管理
→出ない。「2次」では、賃金=△外発的動機づけを解答の柱にしたらOUT。

その他の報酬制度
2福利厚生
→ここも△外発的動機づけ。

7時効
→マメ知識だが、労働債権の時効は2年。だから4月にもらった有給休暇は翌年度末までに取らないと、流れて時効。退職手当=5年間を覚える。

労働組合法②
1法の目的
2労働組合
3不当労働行為
(1)不利益な取扱い
(2)黄犬契約の締結
(3)団体交渉拒否
(4)支配介入
(5)経理上の援助
→前述の通り、A論点で挙げた「労働協約」以外はまず出ない。もし出ても鉛筆転がし。

労働保険
1労働者災害補償保険法
2雇用保険法
→なんとなく聞いたことのある保険に関する法律。試験対策は後述。

社会保険
1健康保険法
2厚生年金法
→これも聞いたことある法律。試験対策上は、労働保険・社会保険ともに細かい数字の規程が多く、社労士でも難しいドクロ論点。年1マーク出るか出ないかの診断士受験でここに手を出したらOUT。

1労働者派遣法
労働基準法第6条は、中間搾取排除のため、有料職業紹介を原則禁じる。「派遣」が認められる起源はタイピング。昭和の昔は女性の結婚退職の慣習が強く、高度専門人材の需給ニーズのため例外的に設けられたのが労働者派遣法。改正論点なので、余裕あれば手を出すのもOK。

2職業安定法
→ 民間の職業紹介を認めない代わりに、国がやると決めたのがハローワーク(公共職業安定所)。本人達はもちろん一生懸命やってるが、国の独占=競争原理が働かない=非効率のイメージで見る。従い今後の改革対象。

3高年齢者等雇用安定法
→定年を定める法律。出ない。

4男女雇用機会均等法
→今は女性活躍推進法の時代。出ない。

5パートタイム労働法
→一度正規雇用を離れた者(主に女性)が短時間就労をする際の扱いを、「正規社員」並みにしなさいと定める法律。実務で使うが試験には出ない。

「人的資源管理」のC論点は、手を出してはいけない領域。高得点阻止のためのドクロ論点で、当るような問題は出さないし、やっても出ない。全てスルー。

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■今日のまとめ■

通学を選ぶ利点は、授業の枕で「ここは大事、そこは捨てて良い」と指示されること。これはスピテキには書いてない。そしてその結果、

血に飢えた猟犬の如く、得点になる所、そうでない所を嗅ぎ分ける。

画像:どうぶつひろば

例えば「労働関連法規」なら、労働基準法(の数字)だけ押さえ、残り論点BCランクの暗記は試験直前7月に先送りしても合格ライン。

BC論点は今は暗記不要

と割り切り、当記事を読みなおす。すると長い文章が驚くほどスラスラ読める。ではまとめ。

・「1次」対策は過去問を先に解き、どこが出るかを知る。
・「1次」だけで使う知識は暗記。「2次」で使うものは理解。
・人的資源管理の知識は既に知ってる筈。サラリと流す。
・労働関連法規は、労働基準法の数字を必ず暗記。

byふうじん



知識から逃げずに、戦え。

Joan Woodward
1916-1971 イギリスの社会学者
54歳、乳癌で早逝。

経営学者は長寿が多い。その中54歳で乳癌で世を去ったJ Woodward(組織のコンティンジェンシー理論)の思いに触れ涙した人は、合格センスあり。

知識は人を裏切らない。

1971年、20世紀のイギリスの仇は、21世紀の診断士試験の一発合格で取る。さて今日は#5講義(組織行動論)

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■前置き:組織行動論で何を学ぶか■

組織行動論=モチベーション理論と捉えがち。だが本当にそうかな?

例えば診断士「2次」でのモチベーションと言えば、

最後まであきらめない!

が有名。以下に「2次」受験生5,000名の構成比を推定。「あきらめる事態を予想して回避」が一枚上手なのは明白。だがそれでも合格率50%。

 

そうなる理由を仮定↓。

仮説:不合格者は合格者より実力が上

上の波形は「2次」受験者5,000名の実力正規分布、
下の波形は「2次」合格者1,000名の実力分布(仮説)を示す。 

この乱暴な仮定が正しい訳ではないが、

「2次」合否結果の不思議さを示す、仮説としてはアリ。

従いスト合格ビギナーズラックを逃すと、自分より実力が下の者に1年間後押しされる羽目。「自分は既に合格実力」と感じた方ほど、この先注意深く10/25(日)を迎えていただきたい。

知識は人を裏切らない。だが試験に「たまたま」合格するか否かは別問題。では「組織行動論」でモチベーションでなく何を学ぶか、ミシュラン評価。

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■本題:重要度ミシュラン評価~#5日目■

組織行動論では、まずモチベーション理論を学ぶ。

まず一挙掲載。

論点 評価 一言で
#5 2組織行動論 モチベーション理論 ★★★
集団のダイナミクス ★☆☆
リーダーシップ論 ★★☆
組織文化と戦略的な組織変革 ★★★

ここで既にニヤリ。

第2章 組織行動論  
①モチベーション理論  
1モチベーション理論の全体概要 表P.150 モチベーション理論対応表(重要) B
2内容理論
1マズローの欲求段階説 ★重要1 S
(1)生理的要求 S
(2)安全の要求 S
(3)所属と愛の要求 S
(4)尊重の要求 S
(5)自己実現の要求 S
2アルダファーのERG理論
(1)3つの要求 A
(2)マズローの要求段階説との違い A
3アージリスの未成熟=成熟理論 A
4マクレガーのX理論・Y理論 A
5ハーズバーグの動機づけ=衛生理論 A
6達成動機説 A
3過程理論
1強化説 B
2公平説 B
3期待理論
(1)ブルームの期待理論 B
(2)ローラーの期待理論 B
4目標設定理論 B
4内発的動機づけ理論
1内発的動機づけ要因と外発的動機づけ要因 B
2職務特性モデル
(1)技能多様性 B
(2)タスク完結性 B
(3)タスク重要性 B
(4)自律性 B
(5)フィードバック B
②集団のダイナミクス
1フォーマル組織とインフォーマル組織 A
2連結ピン・モデル 図P.159 連結ピン・モデル  A
3グループダイナミクス
1集団の凝集性 A
2集団浅慮(グループシンク) A
4コンフリクト
1コンフリクトの発生要因 B
2コンフリクトマネジメントの方向性 B
③リーダーシップ論
1リーダーシップの機能
1リーダーシップの定義
(1)バーナードによるリーダーシップの定義 A
(2)リーダーシップの2つの側面 A
2リーダーシップの源泉
(1)報酬勢力 A
(2)強制勢力 A
(3)正当勢力 A
(4)準拠勢力 A
(5)専門勢力 A
3制度的リーダーシップ
(1)組織の使命と役割の設定 A
(2)目的の制度的体現 A
(3)制度の一貫性の防衛 A
(4)コンフリクトの処理 A
4リーダーシップとマネジメント
(1)リーダーシップ A
(2)マネジメント A
2リーダーシップ論の変遷
1リーダーシップの資質特性論 A
2リーダーシップの源泉行動類型論
(1)レビンのリーダーシップ類型論(アイオワ研究) A
(2)オハイオ研究 A
(3)ミシガン研究 A
(4)PM理論 A
 図P.167マネジリアルグリッド (5)マネジリアルグリッド A
3リーダーシップのコンティンジェンシー理論
 図P.168状況適合論 (1)フィードラー理論 A
(2)パス・ゴール理論(ハウスの目標―経路理論) A
4カリスマ的リーダーシップ論と変革型リーダーシップ論 B
④組織文化と戦略的な組織変革
1組織文化 ★重要2a 組織成長3兄弟 S
2組織学習 ★重要2b 組織成長3兄弟
1組織の発展プロセス S
図P.172組織学習 2低次学習と高次学習 S
 図P.172 組織学習サイクル 3組織学習への制約 S
3戦略的組織変革 ★重要2c 組織成長3兄弟
1戦略的組織変革への抵抗 S
2戦略的組織変革の遂行
(1)変革の必要性の認識 S
(2)変革案の創造 S
(3)変革の実施・定着 S

ではどこでどうニヤリとするか?S論点に注目。

□S論点 頻出+理解=2次論点□

S論点とは「2次」でも問われる、つまり理解して使いこなす知識。しょっちゅう出てきて自然に覚え、覚えた後から理解に進む。

モチベーション理論~内容説(ホワイトカラー向け)①
1マズローの欲求段階説 ★重要1


(5)自己実現の要求
(4)尊重の要求
(3)所属と愛の要求
(2)安全の要求
(1)生理的要求
→人間の要求(動機付け)を5段階に分け、一度上に行くと下がらないと説くのがマズロー。診断士試験上は、△モチベーション向上策を問うのでなく、○事例企業が何かヘマやらかしてる時の原因指摘に使う。 

Abraham Maslow
1908-1970
米国 心理学者 

モチベーション理論の暗記法~スピテキP.150「理論対応表」
マズローの欲求段階説を理解すれば、残りの理論はタテヨコ表の差分で暗記可能
.
・複雑な情報に直面したら、タテヨコ2軸の表を書く。
・基本となる理論を最優先で理解
・残りの理論をヨコに並べて串刺し比較。差分の理解を追加。
.
モチベーションならマズローの要求段階説、知的財産権なら特許法が基本。表は掲載しないので本屋で立ち読み、気に入ればスピテキ購入。

組織文化と戦略的な組織変革
1組織文化 ★重要2a 組織成長3兄弟
→環境変化に組織が対応し、成長するには「戦略的な組織変革」を絶えず行う。「どんな組織文化であるか」を観察するのが第一歩。

2組織学習 ★重要2b 組織成長3兄弟
・1組織の発展プロセス
・2低次学習と高次学習 図P.172組織学習
→組織は学習して進化。たまにイノベーション(スピテキP.70)で劇的進化。なお過去にイノベーションを起こした者が、既存の支持者のニーズに応えるため破壊的イノベーションに遅れをとるのが「イノベーション・ジレンマ」。

・3組織学習への制約 図P.172 組織学習サイクル
→組織で学習すると進化が早い。だがどこかで歯車狂うと進化が止まる。理屈は問われないので、「進化が止まる良くない状態」を軽くイメージ。

3戦略的組織変革 ★重要2c 組織成長3兄弟
・1戦略的組織変革への抵抗 
・2戦略的組織変革の遂行
(1)変革の必要性の認識
(2)変革案の創造
(3)変革の実施・定着
埋没コスト、既得権益、変革必要性を示す外部シグナルの排除、有能性のわな、追い銭心理。優良企業が思わぬ所でコケる失敗要因を、新聞やビジネス週刊誌も参考に、整理してストック。来年の今頃ここが超重要。

□A論点~頻出+暗記□

A論点とは、「2次」で直接問われることは少ないが、確実に知識を覚えておく論点。単語カードや語呂合わせなど、暗記テクニックも併用。

モチベーション理論~内容説(ホワイトカラー向け)②
2アルダファーのERG理論
(1)3つの要求
(2)マズローの要求段階説との違い
ERGとはExistence(存在)、Relatedness(人間関係)、Growth(成長)。マズロー5段階を3つに絞り、同時存在や並行があり可逆的。

3アージリスの未成熟=成熟理論
4マクレガーのX理論・Y理論
5ハーズバーグの動機づけ=衛生理論
6達成動機説
→未成熟⇔成熟の2段階がアージリス。怠け者⇔献身的がマグレガー。不満⇔満足がハーズバーク。他にマクレランド・アトキンソンが唱えたのが達成動機説。切り口違うが中身は同じ。外人の面構えとセットでとにかく暗記

集団のダイナミクス
1フォーマル組織とインフォーマル組織
2連結ピン・モデ
→会社における組織の構図の話。フォーマル=公の組織、インフォーマル=非公式なつながり。連結ピン・モデル=会社における課長の役割=上下左右の連絡係。

グループダイナミクス
1集団の凝集性
2集団浅慮(グループシンク)
→集団で行動する時、外部からの刺激は凝集性を高め成果を出すが、短絡的な意思決定に傾きがち。

リーダーシップの定義
(1)バーナードによるリーダーシップの定義
(2)リーダーシップの2つの側面
→集団がある一定数以上になるとリーダーの設置が必要。

リーダーシップの源泉
(1)報酬勢力
(2)強制勢力
(3)正当勢力
(4)準拠勢力
(5)専門勢力
→何か力があってこそリーダー。

制度的リーダーシップ
(1)組織の使命と役割の設定
(2)目的の制度的体現
(3)制度の一貫性の防衛
(4)コンフリクトの処理
→価値観を示し組織を率いるのがステーツマン(制度的リーダー)シップ。

リーダーシップとマネジメント
(1)リーダーシップ
(2)マネジメント
→変革するのがリーダー、運用するのがマネージャー。

リーダーシップ論の変遷
1リーダーシップの資質特性論
2リーダーシップの源泉行動類型論
(1)レビンのリーダーシップ類型論(アイオワ研究)
(2)オハイオ研究
(3)ミシガン研究
(4)PM理論
(5)マネジリアルグリッド 図P.167マネジリアルグリッド
→歴史の勉強。

コンティンジェンシー理論(状況適合論)
(1)フィードラー理論  図P.168状況適合論
(2)パス・ゴール理論(ハウスの目標―経路理論)
→状況に応じ、どうリーダーシップを発揮するかの判断もリーダーの仕事。

□B論点~理解論点□

B論点とはいわゆる日経新聞レベルの基礎知識。知識を覚えるというより、他の論点とのつながりや知識の使われ方を学ぶ。

過程理論
1強化説
2公平説
3期待理論
(1)ブルームの期待理論
(2)ローラーの期待理論
4目標設定理論
→内容理論(content theory)が成長・自己実現を求めるホワイトカラー向きとすれば、報酬が動機とするブルーカラー向けが過程理論(Process theory)

内発的動機付け理論
1内発的動機づけ要因と外発的動機づけ要因
2職務特性モデル
(1)技能多様性
(2)タスク間歇性
(3)タスク重要性
(4)自律性
(5)フィードバック
→成長でも報酬でもなく働いてくれる人の動機を説明するのが内発的動機づけ=仕事そのものの面白さ。

コンフリクト(葛藤)
1コンフリクトの発生要因
2コンフリクトマネジメントの方向性
→集団で行動すると、誰かが不満を言いだす理屈の説明。

コンティンジェンシー理論の比較(構造論⇔行動論)
4カリスマ的リーダーシップ論と変革型リーダーシップ論
→状況適合論は、構造論(バーンズ スピテキP.142)=変革型リーダーシップ、行動論(ハウス)=カリスマ的リーダーシップの2種。理解すると腑に落ちるが、試験上は理解は問われないのでスルー。

□C論点~おまけ論点□

C論点とは、他論点とつながらず独立したおまけ論点。日経新聞レベルの社会常識として知っておく。

該当なし

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■考察:行動論でモチベーション以外の何を学ぶか■

S論点は理解。A論点はまず暗記。

S論点を理解するのは、「2次」で使い方まで問われるから。A論点が暗記で良いのは「2次」で問われにくいから。だが知識に反した頓珍漢解答を回避するため、「1次」のマーク式選択なら当るレベルまで確実暗記。

H25年事例Ⅰで例解。

第2問(設問2)
A社のオペレーターの離職率は、同業他社と比べて低水準を保っている。今後、その水準を維持していくために、賃金制度以外に、どのような具体的施策を講じるべきか。中小企業診断士として、100字以内で助言せよ。

→解答方向性は動機付け(モチベーション)。だが解答構成要素は△「モチベーションが上がる理由」でなく、○人事組織上の具体的施策。

第4問(配点15点)
A社では、ICTの専門業者に委託して構築した顧客データベースを活用している。しかし、そこで得られた情報は、必ずしも新商品開発に直接結びついていない。そうした状況が生じる理由について、80字以内で答えよ。

→環境変化に適応し、成長する為の組織変革(ここでは組織学習)に言及。

よって、組織行動論=オレのモチベーション!では理解甘々。モチベーションラブ組を尻目に、

組織3兄弟カード=「文化」「学習」「変革」をスッと差し出す。

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■今日のまとめ■

モチベーション理論~リーダーシップ論までは皆が苦手論点。

それは自分の頭が悪いのでなく、知識を学ぶものの、実務で使う機会が少ないから。そこを突き、外人名カタカナ用語で嫌がらせするのが出題心理。

だがそこで、知識から逃げない。

理解できなきゃ暗記でOK(S論点=マズローと組織成長3兄弟(文化・学習・変革)を除く)。そう割り切ると、外人の面構えに妙に親近感。なお「組織論」における効率的な暗記法は来週紹介。ではまとめ。

・「1次」知識には得手不得手。だがそこで知識から逃げない。
・「2次」不合格者の実力>合格者実力と仮定すると、腑に落ちる。
・行動論知識は提案用でなく、事例企業がやらかすヘマの指摘に使う。
・行動論を学ぶ本質=組織成長3兄弟(文・学・変)と知るのが合格条件。

byふうじん



思考の概念化能力
(コンセプチュアル・スキル)

「経営」斜め読み9回中#4~6は「組織論」。今日の#4講義(組織構造論)を始め、典型的な文系論点=理解至難。そこで文系⇔理系の違いから確認。

文系とは、主に人間の活動を研究の対象とする学問の系統とされており、理系とは、主に自然界を研究の対象とする学問の系統とされている。有意な成果や果実を得るためには総合的な知見や能力が重要である、社会における重要度に違いはないが、実際には社会でしばしば「文系」「理系」の区別は利用され、性向や思想信条の差、男女の差、年収の差に有意な違いがあるなどと論じられることがある。

文理の差を今更論じる意味はない。だが人間の活動を観察し、何考えているかを文章で示す力、つまり、

思考の概念化能力

を磨くには組織論(構造論+行動論)が絶好機。

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■前置き1:難しいことを概念化■

受験校で聞けないことが、文章や図解でポンと置いてある。

通学通信独学問わず、当ブログについ目を通す利点がこれ。例えば「組織構造論」「行動論」ならこう↓。

組織論は古くからの観察・考察の積み重ね。だから多岐で難解。だがそれを自分なりの理解でスッと簡単に示せばSランク。

組織論 
構造論 行動論
2次「事例Ⅰ」 外人顔シリーズ
使えるかが鍵 覚えたかが鍵
理解 暗記
外部環境に適応 組織を変革
年3~5マーク 年5マーク

組織論:2次「事例Ⅰ」の中核知識。使える能力が問われるので理解する。組織は戦略に従う。外部環境に適した組織設計提案が軸だが、「1次」では3~5マークしか出ない。

行動論:覚えたか否かが問われるため、外人の面構え眺めて暗記。抵抗勢力を排し、組織を変革する提案が軸。「1次」でも年5マーク程度安定出題。

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■前置き2:難しい文章の処理手順■

難しい文章の意図を掴むか、暗記で逃げるかは個人の力量差。だが、

「経営」は国語の試験である。

とする最近の出題傾向を真に受け、いちいちその場で考えていたら一生合格しない。そこで

「経営」の難しさを国語の試験のせいにして逃げない

ために過去問使って例解。

H25年「経営」第11問
企業組織を設計するには、市場環境の変化、技術革新の速度、生産システムや職務特性、部門間関係など様々な変数に配慮しなければならない。組織設計に関する記述として、最も適切なものはどれか。

×ア 航空会社などのサービス技術は、顧客に対する無形のアウトプットを迅速に提供することが求められるため、×ルーティン化することは困難で、サービス現場での対人スキルが重視される。
×イ 自動車組立てラインのように、部門間を業務が一方向的に流れて行く関係にある場合には、手順の規則化や事前の計画が重要で、部門間調整は×上からのコミュニケーションが有効である。
×ウ 熟練技術を要する職務は、戦略立案ほど非ルーティン化の程度は高くないため、公式のトレーニングや文書化した×マニュアルが重視される
エ 新商品開発などの補完的相互作用が必要な部門では、機能横断的なチームや非公式の対面的コミュニケーションが重視される。
×オ 特定の注文品顧客を対象とした小バッチ生産システムでは、×機械的マネジメントシステムが適している。

ア~オの選択肢は全てもっともらしい。正面からまともに読んだら負け。つまり今の「1次」得点力の違いとは、処理する手順の差

△読んで→考える =文章次第で思考がブレる
○考えて→読む =違和感があるものに気づく

文章を読んで→考える=相手の思考の土俵に乗ると戦いにくい。そうでなく「考えて→読む」。つまり設問読んだら、自分の知識の土俵を先に用意し、5つの選択肢を順に呼び込んで面接。怪しい奴に×つける

文章を「読む力」でなく、読む前に勝負を付けるのが一枚上手の戦い方。

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■本題:重要度ミシュラン~#4日目■

組織論の難解さから逃げず、「事例Ⅰ」を意識し理解で戦う。

従い校舎・曜日を選べる大手校通学クラス生なら、「組織論」では「2次」担当講師の講義と聞き比べ。すると納得度・理解度段違い。

さて前置き長くなったので、一挙掲載。

論点 評価 一言で
#4 1組織構造論 組織の概念と均衡条件 ★☆☆
組織構造の設計原理 ★★★
分業システムとしての組織 ☆☆☆
組織構造の形態 ☆☆☆
官僚制組織と組織構造の動態化 ★★☆
外部環境と組織 ★★★

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第1章 組織構造論  
❶組織の概念と均衡条件  
1組織の概念 B
2経営組織の成立条件
1共通目的 A
2貢献意欲 A
3コミュニケーション A
3組織均衡と組織の存続 ★重要1 S
4組織における意思決定
(1)意思決定の具体的プロセス B
(2)極大化基準と満足化基準 B
(3)制約された合理性に基づく人間行動 B
❷組織構造の設計原理
1専門化の原則 ★重要2a S
2権限責任一致の原則 S
3統制範囲の原則(Span of control) S
4命令統一性の原則 S
5例外の原則 S
1定型的意思決定
2非定型的意思決定
❸分業システムとしての組織
1機能(職能)分業 B
2階層分業
1管理行動と作業行動
(1)経営者行動 B
(2)管理者行動 B
2作業行動 B
❹組織構造の形態
1ラインとスタッフ
1ライン B
2スタッフ B
2組織構造の一般形態
1機能(職能)別組織 A
2事業部制組織
(1)事業部制組織の特徴 A
(2)事業部分割の基準 A
(3)移譲される権限の内容 A
3カンパニー制 A
4マトリックス組織 A
5国際経営組織 A
(1)製品の輸出による市場浸透戦略
(2)海外現地生産への移行
(3)国際事業部の設置
(4)世界的規模の事業部制組織への移行
(5)グローバル・マトリックスへの移行
❺官僚制組織と組織構造の動態化
1官僚制組織 A
2官僚制の逆機能 A
3組織構造の動態化 ★重要2b
1組織構造のフラット化 S
2プロジェクトチームやマトリックス組織 S
3情報活用の高度化による組織の動態化 S
4組織のライフサイクルモデル
1起業者段階 A
2共同体段階 A
3公式化段階 A
4精巧化段階 A
❻外部環境と組織
1戦略と組織構造との関係 ★重要3a
1組織形態の変遷 S
2チャンドラーの命題 S
2組織間関係論 ★重要3b 
1資源依存モデル
(1)資源依存度の決定要因 S
①資源の重要性
②外部組織が持つ、資源の配分と
使用法に対する自由裁量の程度
③資源コントロールの集中度
(2)資源依存関係のマネジメント S
①多角化・代替的取引関係の開発
②折衝を通じての協調
③第三者機関による間接的な操作
2取引コストアプローチ
(1)取引コストの内容 A
(2)取引コストが上昇する要因 A
(3)内部化と外部化の選択基準 A
3組織構造のコンティンジェンシー理論
1バーンズ&ストーカー A
2ウッドワード B
3ローレンス&ローシュ B
4環境の不確実性への対応
(1)スラック資源の創設 A
(2)事業部制組織やプロジェクトチーム
といった自己完結的組織単位の編成
A
(3)横断的組織や水平関係の設計 A
(4)組織の情報処理システムの改善 A

.
■本題:一言メモ例~#4日目■

テキストは頭から順に読む。復習時は大事な所から飛ばし読む。

そこで当メモは、全ての論点順でなく、S→A→B→Cの順にまとめて掲載。

Sがなぜ重要・頻出か。B・C論点とは何者か?

その感覚を掴むと、早くも周囲にまた一歩リード。
.

□S論点 頻出+理解=2次論点□

S論点とは「2次」でも問われる、つまり理解して使いこなす知識。しょっちゅう出てきて自然に覚え、覚えた後から理解に進む。

3組織均衡と組織の存続  ★重要1
→なぜ世の中は組織で成り立つのか。試験に出る出ないは別として、必ず知っておき役立つ知識。大事な所はテキストコピペ。

均衡とは
組織がその参加者に対して、継続的な参加を動機づけるのに十分な支払いを整えることに成功していること、すなわち組織が生存に必要な経営資源の獲得・利用に成功していること。誘因≧貢献。

組織構造の設計原理 ★重要2a
1専門化の原則
2権限責任一致の原則
3統制範囲の原則(Span of control)
4命令統一性の原則
5例外の原則(定型的⇔非定型的)
→組織構造には設計「原理」がある。試験はこの「原理」に沿って出題するため、「原理」に反した解答はダメ。だから「原理」は最低覚える、できれば理解しないとダメ。

組織構造の動態化 ★重要2b
1組織構造のフラット化
2プロジェクトチームやマトリックス組織の導入
3情報活用の高度化による組織の動態化
→1次「経営」、また2次「事例Ⅰ」の出題では、問われる企業に何か組織上の問題。そこをズバリ解決提案するのが診断士。提案自体への配点は少ないが、少なくとも答えを知っておかないと現状分析も的外れ。

戦略と組織構造との関係 ★重要3a
1組織形態の変遷
2チャンドラーの命題
→「組織は戦略に従う」。だが組織が官僚化すると「戦略が組織に従い始める」。そこが解決提案チャンス。冒頭に挙げた通り、「組織構造論」は①前提(均衡)→②設計原理→③組織の動態化の3段階。それで水戸黄門の印籠の如く、周囲が平身低頭。

1資源依存モデル ★重要3b
(1)資源依存度の決定要因
(2)資源依存関係のマネジメント
→組織が継続成立するため、必要な外部資源をどう調達するかにより組織構造を決めるとする考え方。「1次」「2次」を通じ重要頻出。理屈というより過去問を通じケースで理解。

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□A論点~頻出+暗記□

A論点とは、「2次」で直接問われることは少ないが、確実に知識を覚えておく論点。単語カードや語呂合わせなど、暗記テクニックも併用。

経営組織の成立条件
1共通目的
2貢献意欲
3コミュニケーション
→バーナードによる組織成立の3要件。ここから外人顔シリーズ開始。

Levine-Irving.jpg

Chester Irving Barnard
1886-1961
米国電話会社の社長、経営学者

組織構造の一般形態
1機能(職能)別組織
→いわゆる普通の会社

2事業部制組織
(1)事業部制組織の特徴
(2)事業部分割の基準
(3)移譲される権限の内容
→会社が大きくなると分割して権限移譲。一般に投資権限を与えると「事業部」。「財務」知識でコンボ。

3カンパニー制
→一つの会社のまま、さらに権限移譲を進めた形。最近ではカンパニー制でなく分社化+持ち株会社。

4マトリックス組織
→機能別に人材育成しながら、事業変化に素早く対応しようとするとこうなる、良くある。キーワード「ワンマンツーボス」で完璧。

5国際経営組織
(1)製品の輸出による市場浸透戦略
(2)海外現地生産への移行
(3)国際事業部の設置
(4)世界的規模の事業部制組織への移行
(5)グローバル・マトリックスへの移行
→国際対応が進化する歴史。キーワード「グローバル・マトリックス」で完璧。これも「ワンマンツーボス」。

官僚制組織と組織構造の動態化
1官僚制組織
2官僚制の逆機能
→組織を作ると安定化が始まる。すると組織をぶっこわす。ただ壊す前にそのメリ・デメをちゃんと押さえてから。

組織のライフサイクルモデル
1起業者段階
2共同体段階
3公式化段階
4精巧化段階
→大事そうだがあまり出ない。念のため用語をしっかり暗記。

2取引コストアプローチ
(1)取引コストの内容
(2)取引コストが上昇する要因
(3)内部化と外部化の選択基準
→取引コストが低ければ外部化OKルール。あまり使わないが1マーク出た時慌てない様、しっかり暗記。

組織構造のコンティンジェンシー理論
1バーンズ&ストーカー
2ウッドワード
3ローレンス&ローシュ
→1960年代にイギリス、ついで米国で発展した環境と組織に関する研究。言ってる内容は今や当り前。面構えと名前が一致すればOK。

環境の不確実性への対応
(1)スラック資源の創設
(2)事業部制組織やプロジェクトチームといった自己完結的組織単位の編成
(3)横断的組織や水平関係の設計
(4)組織の情報処理システムの改善
→この先環境変化が予想されるときの事前準備。意外とストレートに聞かれることがあるので、この手の知識はネタ帳に整理しておく。

.

□B論点~理解論点□

B論点とはいわゆる日経新聞レベルの基礎知識。知識を覚えるというより、他の論点とのつながりや知識の使われ方を学ぶ。

1組織の概念
→テキストの最初の章は用語の定義になりがち。さらっと目を通す。

組織における意思決定
(1)意思決定の具体的プロセス
(2)極大化基準と満足化基準
(3)制約された合理性に基づく人間行動
→極大化基準=経済人モデル=理論上の理想を追求。満足化基準=経営人モデル=まぁそこそこ合理的。まず出ない。

分業システムとしての組織
1機能(職能)分業
(1)経営者行動
(2)管理者行動
2作業行動
1ライン
2スタッフ
→当り前の用語の定義。暗記すら不要。

.

□C論点~おまけ論点□

C論点とは、他論点とつながらず独立したおまけ論点。日経新聞レベルの社会常識として知っておく。

該当なし

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■今日のまとめ■

組織構造論=何となく小難しい文系論点、と敬遠しがち。

だがそうでなく。深追いするとメンド臭いが、診断士「2次」でどこが問われるか(S論点)から逆算すると筋書きは単純・明快・不変。だからガッツリ理解し、構造論は「1次」も「2次」も荒稼ぎ。

Sランク=理解。
Aランク=用語を暗記。
B・Cランク=後回し。

そしてカタカナ攻撃に惑わされぬ様、外人の名前は面構えとセットで覚える。ではまとめ。

・組織構造論は文系知識で難解。それを自分の言葉で概念化。
・S論点は、①均衡→②設計原理→③組織動態化で100点満点。
・「組織論」を国語の試験にすり替えず、必要知識を枠で押さえる。
・J Woodwardは女性活躍の先駆け。54才で乳癌で死去と知って涙。

byふうじん



Sの反対は何?

そう聞かれてMと答えるのが文系。Nと答えるのが理系。

#3講義(技術経営・外部組織連携)は、理系脳。世の物事は二律背反。文系知識(成長・競争戦略)と組み合わせ、バランス取るのが診断士。

.
■前置き:快走する自動車、苦悩する家電■

2008年リーマンショック以降の円高が、
日本の自動車・家電業界に与えた影響を説明せよ。(1,000字)

診断士試験でこんな問題は出ない。だがこの試験、

何かにつけ、モノ作りの話が大好き。

そしてモノ作り=製造業こそが日本のミライを支えると信じている雰囲気ありあり。上記の設問を今日の講義はこう説明。

自動車業界 家電業界
重たい 軽い
安全重視 機能重視
インテグラル型 モジュール型
参入障壁 移動障壁
貿易摩擦 一定規模の国内市場
海外現地化 ガラパゴス
為替リスクヘッジ 為替リスク直撃

次の競争=IoT(モノのインターネット)はすでに待ったなし。そして裾野産業である製造業は、中小企業の寄与度が高い。

文系脳が概念を広く捉える(フレームワーク≠切り口でなく、広い意味での枠組み)のに対し、理系脳は狭く緻密に定義(フレームワーク=切り口)

今日は、「事例Ⅲ」で具体策を考えるのに必要な知識を学ぶ。だが#2(成長戦略・競争戦略)に比べ知識の転用幅が狭く、☆一つ減の★★☆Aランク。

.
■本題:重要度ミシュラン~#3日目■

一挙掲載。

論点 評価 一言で
#3 5技術経営 研究開発 ★★☆
イノベーション ★★☆
製品アーキテクチャ ★★☆
デファクトスタンダードと知的財産戦略 ★★☆
ベンチャー企業のマネジメント ★★☆
6外部組織の連携と事業構造の再構築 企業間連携 ★★★
産学連携 ☆☆☆
産業クラスター ☆☆☆
事業構造の再構築 ★☆☆

.

第5章 技術経営
❶研究開発
1研究開発の分類
1基礎研究 B
2応用研究 B
3開発研究(開発) B
2コア技術戦略 A
3製品開発のプロセス B
❷イノベーション
1イノベーションの定義 A
2イノベーションの累計 A
3イノベーションの進化と波及
1技術進歩のSカーブ A
2技術革新の非連続性 A
3革新者のジレンマ A
❸製品アーキテクチャ
1モジュール化(モジュール型アーキテクチャ) ★重要1 S
2オープンアーキテクチャ戦略 A
3インテグラル型アーキテクチャ A
4デジタル家電業界の動向
1製品アーキテクチャの
モジュール化と
システム統合技術の市場化
A
2顧客機能の頭打ち A
❹デファクトスタンダードと知的財産戦略
1知的財産戦略(特許戦略) B
2デファクトスタンダード競争
1デファクトスタンダード B
2ネットワーク外部性 B
❺ベンチャー企業のマネジメント
1ベンチャー企業の成長ステージと課題 B
2死の谷とダーウィンの海 A
3ベンチャー企業の資金調達 C
4社内ベンチャー C
第6章 外部組織との連携と事業構造の再構築
❶企業間連携
1垂直的統合と水平的統合 ★重要2
1垂直的統合 S
2水平的統合 S
2M&A
1M&Aの形態
(1)合併 B
(2)株式買収 B
(3)営業譲渡(事業譲渡) B
(4)合弁(ジョイントベンチャー) B
(5)戦略的提携(アライアンス) B
2M&Aの手法例
(1)TOB C
(2)LBO C
(3)MBO C
(4)MBI C
3M&Aの分類 C
4主な買収防止策
(1)ポイズンピル C
(2)クラウンジュエル C
(3)ゴールデンパラシュート C
(4)ホワイトナイト C
3プラットフォームビジネス C
❷産学連携
1TLO B
2産学連携によるメリット B
❸産業クラスター
1我が国における地域経済政策の変遷
1新産業都市・工業整備特別地域 B
2テクノポリス政策 B
2産業クラスター B
❹事業構造の再構築
1リストラクチャリング ★重要3 S
2アウトソーシング S

.

■本題:一言メモ例~#3日目■

テキストは頭から順に読む。復習時は大事な所から飛ばし読む。

そこで当メモは、全ての論点順でなく、S→A→B→Cの順にまとめて掲載。

Sがなぜ重要・頻出か。B・C論点とは何者か?

その感覚を掴むと、早くも周囲にまた一歩リード。
.

□S論点 頻出+理解=2次論点□

S論点とは「2次」でも問われる、つまり理解して使いこなす知識。しょっちゅう出てきて自然に覚え、覚えた後から理解に進む。

製品アーキテクチャ ★重要1
1モジュール化(モジュール型アーキテクチャ)
→モジュール化とは、一つの複雑なシステムを作る時、相互調整が不要なモジュールに分割して設計すること。そのありがたみは来年の今頃我が身を以て実感可能。ここではメリ・デメをテキストコピペ。

メリット
・構成要素間の調整等にかかるコストを削減。
・モジュールの独立性により、全体に対する変化を部分に集中。
・システムの多様性を容易に確保。
デメリット
・各モジュールを独立的に開発するため、インターフェースの固定化が求められ、進化が抑制。
・幅広いモジュールを扱うためインターフェースの汎用性が求められ、全体システムにムダが生じる。

統合 ★重要2
1垂直的統合
2水平的統合
→第6章で扱う連携のうち、互いがくっつき一緒にラブラブを目指すのが統合。サプライチェーンの中核企業が主にその上流下流企業を飲みこむのが「垂直」。対等合併、または事業拡大を目指し同業を買収するのが「水平」。

事業構造の再構築 ★重要3
1リストラクチャリング
2アウトソーシング
→社内の「ムダ」を無くすとリストラ。付加価値が低い所を外注、変動費化して固定費の「ムダ」を無くすとアウトソーシング。「ムダ」取りは頻出。

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□A論点~頻出+暗記□

A論点とは、「2次」で直接問われることは少ないが、確実に知識を覚えておく論点。単語カードや語呂合わせなど、暗記テクニックも併用。

2コア技術戦略
→診断士試験はモノ作りが好き。「コア技術」を上手に使うほど、嬉しくなって得点奮発。初見の知識を使いこなすため、ここもテキストコピペで理解。

コア技術戦略のメリット
・特定技術分野への集中によって技術優位性を獲得しつつ、そこから様々な製品を開発・輸入することによって、集中のリスクを分散。
・技術を多用な製品に応用することで技術的知識が深まり、それをフィードバックすることでコア技術が鍛えられる。つまりコア技術の体系の深さ・広さが増し、質的にも高度なものに進化する。
・多くの製品を開発・輸入することによって当該技術に関連する市場を自ら創造することができる。

イノベーション
1イノベーションの定義
2イノベーションの累計
1技術進歩のSカーブ
2技術革新の非連続性
3革新者のジレンマ
→イノベーションとは、狭義に技術革新。この波に乗り遅れない様にするには、常に自ら創造・挑戦。診断士試験で例解すると、「2次」の解答技術は2~3年で一新。新技術⇔旧技術のどちらを携え試験に臨むかも合否の差。

製品アーキテクチャ②
2オープンアーキテクチャ戦略
3インテグラル型アーキテクチャ
→モジュール化した部品をどう購買するかの思想の差。安ければウェルカムがオープン。あれこれ注文つけるのがインテグラル。

デジタル家電業界の動向
1製品アーキテクチャのモジュール化とシステム統合技術の市場化
2顧客機能の頭打ち
→読み物として。ほぼ毎年1マーク安定出題。

ベンチャー企業のマネジメント①
2死の谷とダーウィンの海
→ベンチャー創業の際、発売前の資金不足が死の谷、発売後に上手く行かないのがダーウィンの海。テレコで入れ替えてくるので、ここ暗記。
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□B論点~理解論点□

B論点とはいわゆる日経新聞レベルの基礎知識。知識を覚えるというより、他の論点とのつながりや知識の使われ方を学ぶ。

研究開発の分類
1基礎研究
2応用研究
3開発研究(開発)
→とりあえずそういうこと。

3製品開発のプロセス
→シーケンシャル(逐次)型は1つ1つ丁寧に。コンカレント(平行設計)型は多少工夫し短納期対応。

技術面での競争優位
1知的財産戦略(特許戦略)
1デファクトスタンダード
2ネットワーク外部性
→法的に保護してもらう知財戦略は「法務」で詳しく。デファクトスタンダードは、iPhoneの事例(オヤジ=VHSとβの争いで代替可)で理解。

1ベンチャー企業の成長ステージと課題
→出ない。こういう所の暗記に走らず、一般常識で対応。でないと暗記知識ばかり増えて動きが鈍る。

M&Aの形態①
(1)合併
(2)株式買収
(3)営業譲渡(事業譲渡)
(4)合弁(ジョイントベンチャー)
(5)戦略的提携(アライアンス)
→診断士試験のセオリー上、顧客企業が積極的にM&Aを仕掛けたり、買収の危機に瀕する設定は稀。一般常識で対応できるため、「法務」で出題される法的手続き、「財務」出題外であるが会計手続きの方が大事。

産学連携
1TLO
2産学連携によるメリット
→大学がアイデア、企業が資金を提供するのが産学連携。だが診断士試験での出題は少なく、今の実務は「大学発ベンチャー」。Bランク。

産業クラスター
1新産業都市・工業整備特別地域
2テクノポリス政策
2産業クラスター
→同種企業との水平的統合・提携をするには、同種企業が集積する立地を選ぶと良い(IT→渋谷、流行の最先端→六本木)。ただダイヤモンドモデル含め、ここは一般常識で対応可。丸呑み暗記は逆効果。
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□C論点~おまけ論点□

C論点とは、他論点とつながらず独立したおまけ論点。日経新聞レベルの社会常識として知っておく。

3ベンチャー企業の資金調達
4社内ベンチャー
→出ない。金融緩和の時代にそぐわない。中小企業を相手にする診断士試験が社内ベンチャーを問う訳がない。一般常識で対応。

M&Aの手法例②
(1)TOB
(2)LBO
(3)MBO
(4)MBI
→選択肢に出るので意味を知る。だが英語にすれば理解可能で暗記不要。

3M&Aの分類
→友好的⇔敵対的でメリ・デメが異なる。一般常識

主な買収防止策
(1)ポイズンピル
(2)クラウンジュエル
(3)ゴールデンパラシュート
(4)ホワイトナイト
→たまに選択肢に登場するが一般常識。それ以上でも以下でもない。

3プラットフォームビジネス
→ネットオークション始め、知らない者同士が出合うと何かイイコトがある。企業連携・統合も同じ。だが一般常識。

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■おまけ:「経営」学習上の留意点■

「経営戦略」は何かを暗記する科目でなく、既存の知識を体系化し、その使い方の正しい基本を教わる。その得点差が付く理由が実務能力=センス。

講義後は復習そこそこに過去問。すると、

○試験に出る所から覚える(知識の優先順位)

クセがつく。逆に「過去問は力試し」=知識を完璧にして解こうとすると

×試験に出ない所を一杯覚えてしまう

クセがつく。当シリーズは「BCランクの暗記は後回し」と説く。この発想が来年の合否差。また数年単位の学習期間差。これを10月末「経営」養成答練でニヤリと観察。

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■今日のまとめ■

#2講義(成長戦略・競争戦略)は広く応用が利く。#3講義(技術経営・外部提携)はイイコト言ってるが、知識の応用先が少なく使える範囲が限定。

文系知識⇔理系知識の違いを使い分けて一人前。

さらにボクは文系、ワタシは理系と決めつけず、両方200%当り前にこなして一人前。次回#4~5講義は極めつけの文系論点。今日の知識で頭の柔軟体操し、思考停止を回避。ではまとめ。

・世の物事は二律背反。どちらかに偏重せず両方こなす。
・自動車の快走⇔家電の苦悩の差が、モジュール化の違いだと学ぶ。
・モジュール発想に立つと、統合・変革・改革・提携が自由自在。
・試験に出る所から覚える。試験に出ないBCランクの暗記は後回し。

byふうじん



「経営」は3人の師に学ぶ。

そんなこと、知ってる人には当り前。だが知らなければ目から鱗。本日の#2講義(成長戦略・競争戦略)担当はポーター先生。この知識、「経営」の中で最重要。「経営」は「1次」の中で最重要。だからこの講義、

診断士「1次」対策の中で最重要。

「経営戦略」は予め知ってる知識の整理。予習は不要だが、知的好奇心=学習熱意で得点差。つい居眠りなどせぬ様、上3人の面構えを思い浮かべて受講。すると一生忘れない

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■前置き:知識の量よりフレームワーク■

診断士学習では、カタカナ用語を見たら漢字に置き換え。

なぜそうなのか→カタカナ用語は人により捉え方に差がある。
するとどうなるか→漢字に置き換え正しく理解。ついでにマス目節約。
ついでに→日本語を英語に訳すと理解が深まる(詳細別途)

【フレームワーク framework】 は誤用しやすい
①(広義に何かの)骨格、枠組み
②(システム用語として)構造、下部組織
③汎用的に用いられるMECEの切り口。3Cや4Pなど。

日本人が「あぁ、フレームワークなら知ってるよ」と軽く流すと、意思疎通に齟齬が生じ後で痛い目

今日は①の意味で大枠把握。「経営戦略」の第2~6章を大枠にすると以下。なお③切り口の意味で使うのはもっと後。

第2章
成長戦略 
第3章
競争戦略
(ポーター) 
第5、6章
技術経営
外部提携 
重要度 ★★★S ★★★S ★★☆A
使い道 大方針 本業 多角化・新規事業
対応 外すと致命的 ダメで元々

今日の#2講義は診断士「1次」対策の中で最重要。それは

ここを外すと致命的だから。

成長戦略間違えればドボン、競争に負けてもドボン。だから講師は万端の準備で臨み、受講生は全身全霊を傾けて聴く。

次回#3講義は更なる成長や強みを活かす話で、重要度は☆1つ減。茹でガエルのリスクはあるが、失敗しても本業には影響しない。

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■本題:重要度ミシュラン~#2日目■

一挙掲載。

論点 評価 一言で
第1編 経営戦略
#2 2成長戦略 製品=市場マトリックス ★★☆
多角化戦略 ★☆☆
PPM ★★★
3競争戦略 ポーターの競争戦略論の概要 ★★☆
業界構造の分析 ★★☆
競争回避の戦略 ★★★
競争優位の戦略 ★★★

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第2章 成長戦略
❶製品=市場マトリクス
1経営戦略の4つの展開
1市場浸透戦略 A
2新市場開拓戦略 A
3新製品開発戦略 A
4多角化戦略 A
❷多角化戦略
1多角化戦略を展開する5つの理由
1組織スラックの活用 A
2新しい事業分野の認識 B
3主力事業の需要の停滞 B
4リスクの分散 B
5シナジーの追求 S
❸PPM
1PPMの前提
1SBU(戦略事業単位) A
2製品ライフサイクル
(1)製品ライフサイクルとは A
(2)各段階の内容 A
(3)PPMとの関係 A
3キャッシュフローと経験曲線
(1)キャッシュフロー A
(2)経験曲線効果 A
(3)PPMとの関係 A
 2PPMの理論 ★重要1
1PPMの概要 S
2各カテゴリーの内容
(1)問題児 Problem Child S
(2)花形 Star S
(3)金のなる木 Cash Cow S
(4)負け犬 Dog S
 3 PPM上のSBUの動きと理想のPPM
(1)資金の流れ A
(2)望ましい移動の方向 A
(3)理想のPPM A
 第3章 競争戦略
❶ポーターの競争戦略論の概要
 ❷業界構造の分析
 1ポーターの5フォースモデル ★重要2
1既存業者間の敵対関係 S
2新規参入企業の脅威 S
3代替品の脅威 S
4売り手の交渉力 S
5買い手の交渉力 S
 ❸競争回避の戦略
 1参入障壁 ★重要3a
1規模の経済性 ☆経済性3兄弟 S
2製品差別化 S
3巨額の投資 B
4流通チャネル B
5独占的な製品技術 S
6経験曲線 S
7政府の政策 B
 2戦略グループと移動障壁
1戦略グループ A
2移動障壁 A
 ❹競争優位の戦略
 1 3つの基本戦略 ★重要3b 
1差別化戦略 S
2コストリーダーシップ戦略(低コスト戦略) S
3集中戦略 S
 2価値連鎖(バリューチェーン)
1価値連鎖(バリューチェーン) A
2価値システム A
 3競争地位別戦略
表P.51 競争地位別戦略 1周辺需要拡大政策 A
2同質化政策 A
3非価格対応 A
4最適シェアの維持 A
 4速度の経済性・先発優位性と後発優位性 ★重要3c
1速度の経済性 ☆経済性3兄弟 S
2先発の優位性と後発の優位性 S
(1)先発の優位性 A
(2)後発の優位性 A

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■本題:一言メモ例~#2日目■

テキストは頭から順に読む。復習時は大事な所から飛ばし読む。

そこで当メモは、全ての論点順でなく、S→A→B→Cの順にとめて掲載。

Sがなぜ重要・頻出か。B・C論点とは何者か?

その感覚を掴むと、早くも周囲にまた一歩リード。

□S論点 頻出+理解=2次論点□

S論点とは「2次」でも問われる、つまり理解して使いこなす知識。しょっちゅう出てきて自然に覚え、覚えた後から理解に進む。

多角化戦略の5理由①
5シナジーの追求
→第2章成長戦略は、企業経営の原理原則を学ぶ超重要論点。だがその中である程度覚えれば自然に使える→A、意識的に使いこなす→S論点。中小企業に必ずしも多角化は必要ないが、多角化すると起きるイイコト=範囲の経済性(経済性3兄弟)の理屈を説明。

PPMの4分類 ★重要1
(1)問題児 Problem Child
(2)花形 Star
(3)金のなる木 Cash Cow
(4)負け犬 Dog
→テキスト上ではPPMの前提から説明されるが、結論=PPMの4カテゴリーを先に知っておくと理解が早い。なおS論点は、用語暗記より問題集を先に解き、知識の使い方(ケース形式)とセットで覚える。

5フォースモデル ★重要2
1既存業者間の敵対関係
2新規参入企業の脅威
3代替品の脅威
4売り手の交渉力
5買い手の交渉力
→ここから第3章「競争戦略」の知識。つまり経営方針の一つ下=事業方針。その基本がポーターの5フォースモデル。テキストから引用。

競争状態は業界内の要因だけでなく、業界外の要因によっても影響を受けることがわかる。これらのの5つの競争要因の分析によって、自社の置かれている競争環境、つまり業界内の企業がどれくらいの収益を確保できるのかが明らかにされる。

参入障壁① ★重要3a
1規模の経済性
☆経済性3兄弟
2製品差別化
5独占的な製品技術
6経験曲線
→「範囲の経済性」が「ついでに作る」なら、「規模の経済性」は沢山作る。牧場が絞りたて牛乳とコーヒー牛乳を並べれば「範囲」。工場で大量生産始めると「規模」。その理屈が「経験曲線」。そば・うどん・ラーメンを一杯ずつ作るより、そばを3杯作れば効率的。最後に、製品技術の差別化で更に儲ける。

ポーター・競争の3つの戦略 ★重要3b
1差別化戦略
2コストリーダーシップ戦略

3集中戦略
→差別化がベスト。難しければ次善の手としてコスト競争(規模の経済)。どちらも難しければ集中戦略。P.51の競争地域別戦略とセットで理解。

速度の経済性と先発・後発の優位性 ★重要3c
1速度の経済性
☆経済性3兄弟
(1)先発の優位性
→世の中こぞって「スピード勝負」。診断士「2次」なら「スピード勝負」でイイコトだらけ。先発優位性を知っているから、口を揃えて「急げ、急げ」。

速度の経済性と診断士「2次」の関係

事例Ⅰ

事例Ⅱ 事例Ⅲ 事例Ⅳ
スピード経営 新規市場を
素早くつかむ
短納期対応  処理できる問題数
が増える

□A論点~頻出+暗記□

A論点とは、「2次」で直接問われることは少ないが、確実に知識を覚えておく論点。単語カードや語呂合わせなど、暗記テクニックも併用。

製品=市場マトリクス(アンゾフの成長ベクトル)
1市場浸透戦略
2新市場開拓戦略
3新製品開発戦略
4多角化戦略
→なんとなく知識は知ってるが、A論点はSより過去問が少なく、普通にやっては理解が足りない。だからカード学習等できっちり暗記。

多角化戦略の5理由②
1組織スラックの活用
→企業のどこかにある「ムダ」や「遊び」。中小企業に多角化は必須でない。だが「ムダな経営資源はどこかに使う」と覚えると後で便利。

PPMの前提
1SBU(戦略事業単位)
(1)製品ライフサイクルとは
(2)各段階の内容
(3)PPMとの関係
→次節「PPM」で使う、市場占有率・成長率・収益性(資金の流出入)などの前提知識を学ぶ。後で戻ってくるので、初見時はスルーでOK。

キャッシュフローと経験曲線
(1)キャッシュフロー
(2)経験曲線効果
(3)PPMとの関係
→財布の中に1万円がある。飲み会でカネが減るのが資金流出(Cash out)、バイトしてカネが増えると資金流入(Cash in)。別に難しい話でなく、新商品発売にはコストが掛かり、売れたら儲かる理屈の説明。

PPM上のSBUの動きと理想のPPM
(1)資金の流れ
(2)望ましい移動の方向
(3)理想のPPM
→PPMは1970年代に提案された手法でキャッシュフロー重視。日本でCF経営が流行したのは、もう10年以上昔。政策的な量的金融緩和=インフレ+低金利の時代では、今一つしっくりこなくてOK。

❶ポーターの競争戦略論の概要
→競争戦略の知識を丸暗記すると本一冊。だが診断士「1次」はマーク試験。完璧に暗記せずとも、ポーター先生はあの時あんなこと言ってたなと、なんとなく選択肢を選ぶと当たる。だから図にして大枠把握。

戦略グループと移動障壁
1戦略グループ
2移動障壁
→5フォースの一つ「既存業者間の敵対関係」が起きる理由。一般に産業界では、不毛な価格競争。

価値連鎖
1価値連鎖(バリューチェーン)
2価値システム
→3つの競争戦略に加え、競争優位のもう一つの側面が価値連鎖。ここも試験に出しにくい。

超重要【4】競争地位別戦略
1周辺需要拡大政策
2同質化政策
3非価格対応
4最適シェアの維持
→下4つはリーダー戦略の説明。知識としては超重要だが、皆が当り前にやってることばかり。だから理解Sでなく暗記A論点。

(2)後発の優位性
→物事には必ず二面性(一長一短)。だが先発の優位性>後発の優位性なので☆一つ下のA論点。

□B論点~理解論点□

B論点とはいわゆる日経新聞レベルの基礎知識。知識を覚えるというより、他の論点とのつながりや知識の使われ方を学ぶ。

多角化戦略の5理由③
2新しい事業分野の認識
3主力事業の需要の停滞
4リスクの分散
→5理由の下位3つ。主に大企業の戦略であり、中小企業が取る戦略になりにくい。なお、診断士試験において、

多角化戦略を展開する5つの理由を挙げよ

という問題は出ない。だからヘンに暗記しない。

参入障壁②
3巨額の投資
4流通チャネル
7政府の政策
→7つの参入障壁のうち、この3つは原則出ない。例えば企業診断実務で、

政府の許認可制度による参入制限を利し、収益を得る

というアドバイスはセオリー外。

□C論点~おまけ論点□

C論点とは、他論点とつながらず独立したおまけ論点。日経新聞レベルの社会常識として知っておく。

該当なし

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■今日のまとめ■

知識を体系化する快感に酔う。

診断士の仕事は、ボクの体験談や思い付きを周囲にオススメするのでなく、体系的な知識に基づく現状分析と助言。例えば先発の優位性を棚に上げ、

1次:今からでも間に合います!
2次:最後まであきらめない!

ではポーター先生からダメ出し。

ドラッカー、ポーター、コトラー。3人の名著を読破する(総額原価)より、問題解いて誤った理解を正す(差額原価)の方が理解が早い。だからマーク試験は教育効果が高い。ではまとめ。

・「経営」は3人の師に教わる。今日はポーター先生の競争戦略。
・最重要=成長/競争戦略は、万一外すと致命的。ここから差が付く。
・経済性3兄弟、PPM4分類、競争環境5 force。数え歌は暗記に強い
・ポーターの競争戦略を知ると、診断士試験の競争も外さない。

byふうじん



予習不要。聞いてるだけで何かワクワク。

「財務」の早期着手は別として、「経営」に突入して2016年合格目標の戦いが実質スタート。合格率20%×20%=4~5%の試験を短期突破するため、まず持ち物を点検。

□持ち物一覧(大手受験校通学クラスの場合)□

ポケットテキスト 主に暗記向けの小型テキスト
ここに掲載の知識が最重要
スピードテキスト 基本~応用までの知識を網羅した市販テキスト
(受験校テキスト) 受験校講義では講師の解説をここに書き込む。
過去問題集 知識がどう使われるかのケーススタディ。
論点別収録型年度別・解説重視型の2種あり
スピード問題集 主要論点順の初級問題集。養成答練はここから出題。
(トレーニング) 過去問~応用問題まで含んだ復習用問題集。非売品。
市販参考書:全知識 「2次」で使う「1次」知識を適切に網羅した市販参考書
筆記用具・時計 4色ボールペン、蛍光ペン等

※( )は受験校での配布のみ。非売品。

診断士試験は「1次」7科目の幅広い知識を学ぶため、受験校セールストークと異なり、原則として予習が不可欠。だが「知っている知識」を教わる「経営」に限り、予習不要。だがこの時、

①講師の話をどう聞く
②テキストに何を書き込む
③講義後の復習法

の違いが合格所要年数差。特に通学クラス生の場合、「経営」講義の解説は、

「1次」「2次」本試験中に、「あの時講師はこう説明したな」と思い出す

くらい重要。講師も受講生も、それ位心して「経営」初回講義に臨む。

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■前置き:「経営」斜め読みは全9回■

T○C「経営」講義は全8回。斜め読みは全9回。

当シリーズは土日連載し、通学クラス「経営」講義と同時進行。これを9回に分けたのは意味がある。

第1編 経営戦略 第2編 組織論 第3編 マーケティング
事例Ⅰで使う 事例Ⅱで使う
#1 全体像 #4 組織構造論 #7 マーケティングマネジメント
#2 成長・競争戦略 #5 組織行動論 #8 製品戦略
#3 技術・外部連携 #6 人的資源管理 #9 価格・チャネル・販促戦略

初学ストレート合格を本気で狙う場合、来年の今頃慌てない様、基本講義期間中からある程度「2次」対策を意識する。市販参考書2次試験合格者の頭の中にあった全知識をチラ見すると、こうわかる。

・2次「事例Ⅰ」では、「経営」組織論の知識が問われる。
・2次「事例Ⅱ」では、「経営」マーケティングの知識が問われる。
・「経営」経営戦略の知識は、2次試験では直接問われない。

「経営戦略」の知識は、事例で直接使うのでなく、その企業の現状や戦略を分析把握するのに使う。例えば知識が足りず分析を誤るとこうなる↓。

社長:今度取引先を招待することになってね。いい寿司屋を知らない?
.
あなた:取引先を招待するなら、ボクが先週行ってきたフレンチレストランが良いです。料理も酒も最高。絶対オススメです。
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社長:・・・(-。-)y-゜゜゜

そんな馬鹿なと思うが。「2次」で思い付きキラキラ答案を書く事態を避けるべく、「経営」講義では、答案ではなく目をキラキラさせて講師の話を聞く。

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■本題:重要度ミシュラン~#1日目■

一挙掲載。

論点 評価 一言で
第1編 経営戦略
#1 1経営戦略の全体像 企業活動と経営戦略 ★☆☆
経営理念と経営戦略 ★☆☆
経営戦略の構成要素 ★★★
環境分析(SWOT分析) ★☆☆
経営管理 ★★☆
4経営戦略論の変遷 分析/プロセス型アプローチ ☆☆☆
7企業の社会的責任(CSR)と
コーポレートガバナンス
企業の社会的責任(CSR) ☆☆☆
コーポレートガバナンス ☆☆☆

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第1章 経営戦略の全体像
❶企業活動と経営戦略
1企業活動とは B
2オープンシステムとしての企業 B
3経営戦略の概念 B
❷経営理念と経営戦略
1経営理念 B
2経営ビジョン B
3経営行動基準 B
4CI B
5経営理念と経営戦略 ★重要1
1企業戦略 S
2事業戦略 S
3機能戦略 S
❸経営戦略の構成要素
1ドメイン
1ドメインとは B
2ドメイン設定の意義 B
 3ドメイン設定の範囲 B
4ドメインの定義と影響 B
5企業ドメインと事業ドメイン B
6ドメインの変化とドメインコンセンサス B
2資源展開 A
3競争優位性 ★重要2a 
1コアコンピタンス S
2VRIO分析
(1)資源の価値 Value A
(2)資源の希少性 Rarity A
(3)資源の模倣困難性 Inmitability A
(4)組織 Organization A
4シナジー ★重要2b 
範囲の経済性 経済性3兄弟  S
固定費と変動費 S
❹環境分析(SWOT分析)
1SWOT分析 ★重要3a
1外部環境分析 S
2内部環境(資源)分析 S
3戦略代替案の基本パターン S
❺経営管理
1マネジメントサイクル ★重要3b
1PDSサイクル S
2PDCAサイクル S
2経営計画
1経営計画の意義 A
2経営計画の種類 A
3経営計画の策定プロセス A
4経営計画の修正 A
 第4章 経営戦略論の変遷
 ❶分析型アプローチとプロセス型アプローチ
1分析型アプローチ B
 2分析型アプローチの限界 B
3プロセス型アプローチ B
4リソースベースドビュー
1リソースベースドビュー C
2ケイパビリティ C
 第7章企業の社会的責任(CSR)とコーポレートガバナンス
❶企業の社会的責任(CSR)
1企業の社会的責任
1企業の社会的責任とは B
2企業の社会的責任の領域 B
3フィランソロピー活動とメセナ活動 C
4ISO26000 C
5社会責任投資 C
6トリプルボトムライン C
2情報開示
1ディスクロージャー B
2インベスターリレーションズ B
❷コーポレートガバナンス
1コーポレートガバナンスとは B
2コーポレートガバナンスの機能
1経営陣の任免と牽制の機能 B
2利害調整機能 B
3日本と米国のコーポレートガバナンスの比較 B
4日本企業のコーポレートガバナンス
1日本企業のコーポレートガバナンスの問題点 B
2ガバナンス機能強化の方向性 B
コーポレートガバナンスの変遷 B

.
■本題:一言メモ例~#1日目■

テキストは頭から順に読む。復習時は大事な所から飛ばし読む。

そこで当メモは、全ての論点順でなく、S→A→B→Cの順にまとめて掲載。

Sがなぜ重要・頻出か。B・C論点とは何者か?

その感覚を掴むと、早くも周囲にまた一歩リード。

□S論点 頻出+理解=2次論点□

S論点とは「2次」でも問われる、つまり理解して使いこなす知識。しょっちゅう出てきて自然に覚え、覚えた後から理解に進む。

経営理念と経営戦略 ★重要1
1企業戦略

→いわゆる全社戦略。企業を成長させるため、どの製品(事業)をどう伸ばすか。来週の第2章で詳しく学ぶ。

2事業戦略
→製品(事業)に落とし込むと、次は業界他社との競争開始。来週の第3章で詳しく学ぶ。

3機能戦略
→企業は、製品(事業)を横断的にまたぎ、人事・財務・生産・開発・・といった機能を持つ。中期経営計画ではこの機能戦略まで描き、あとはそれぞれの機能が機能戦略を描く。

競争優位性 ★重要2
1コアコンピタンス

→その企業を代表する強み。ここをどう伸ばすかが、「2次」で必ず問われる。我が身を振り返り、

短期合格を実現するため、自分の強みをどう活かすか

が超重要。営業職で出張が多ければ移動中に学習。経理職で簿記が得意なら「財務」で稼ぐ等。

範囲の経済性 ☆経済性3兄弟
→経済性3兄弟「範囲・規模・速度」をセットで覚える。「範囲の経済性」とは、例えば自社技術を応用した新規事業。例えば簿記2級は「財務」で使い、ついでに原価計算知識で「運営」も得意化。一般にシナジーとも言う。

固定費と変動費
→範囲の経済性が利く理由を、原価の点から説明。自社技術を他事業に応用すると、追加の固定費が少なく変動費のみ考慮するため儲かりやすい。試験対策で言えば、知識の固定費=地頭が良いと、少しの変動費で「1次」7科目の得点荒稼ぎ。

SWOT分析
1外部環境分析

2内部環境(資源)分析
3戦略代替案の基本パターン
→SWOT分析の一味。「2次」解答プロセスにおいて、SWOT分析をやる時間の余裕があるかの議論は別として、企業の状況を抜け漏れ重複なく把握するため、適切な戦略を立てやすい。

マネジメントサイクル
1PDSサイクル

2PDCAサイクル
→経営管理=マネジメントサイクル。一般に、言ったことをちゃんとやり切るかが企業の実力、収益力の差。これも試験対策で言えば、合格仮説PDCAサイクルをどれだけ自力で回すかが合格所要年数の差。

S論点は予め知っていて今すぐ使いたくなる知識が多い。ここをいかに面白おかしく説明し、受験生をその気にさせるかが、受験校講師の腕の見せ所。
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□A論点~頻出+暗記□

A論点とは、「2次」で直接問われることは少ないが、確実に知識を覚えておく論点。単語カードや語呂合わせなど、暗記テクニックも併用。

2資源展開
→ヒト・モノ・カネ・情報。この資源配分を学ぶのが第2章第3節「PPM」。

(1)資源の価値 Value
(2)資源の希少性 Rarity
(3)資源の模倣困難性 Inimitability
(4)組織 Organization
→自社が持つ資源の希少性・模倣困難性に注目し、それを活かす組織デザインにせよと説くのがVRIO分析。英単語の意味で覚えて1マーク。

1経営計画の意義
2経営計画の種類
3経営計画の策定プロセス
4経営計画の修正
→企業における経営計画の回し方。どの会社でもやってることだが、枠組みとして押さえる。

□B論点~理解論点□

B論点とはいわゆる日経新聞レベルの基礎知識。知識を覚えるというより、他の論点とのつながりや知識の使われ方を学ぶ。

1企業活動とは
2オープンシステムとしての企業
→企業活動=ゴーイングコンサーン(継続企業の前提)。だから1年毎に区切って成績発表、と「会計・財務」の知識を復習。オープンシステムなのでステークホルダー(利害関係者)が登場するのは、後で学ぶ。

3経営戦略の概念
→企業はオープンシステム→外部環境変化に影響される→戦略が必要(成長・競争・機能=Sランク論点)へと理解がつながる。

1経営理念
2経営ビジョン
3経営行動基準
4CI
→経営理念~CIまで、既存知識をさらっとおさらい。

1ドメインとは
2ドメイン設定の意義
3ドメイン設定の範囲
4ドメインの定義と影響
5企業ドメインと事業ドメイン
6ドメインの変化とドメインコンセンサス
→ドメイン=その企業が戦う場所。「2次」で出題される中小企業は、ここの制約が強い。ドメインを飛び越える(寿司屋のオススメを聞かれ、フレンチを答える)ような助言をしてはダメ。

1分析型アプローチ
2分析型アプローチの限界
3プロセス型アプローチ
→経営戦略を学ぶにあたり、その歴史を学ぶのが第4章。企画部門⇔現場部門の乖離を指摘する話。日本においてはよほどの官僚制組織でない限り、現場部門に権限移譲されるので、さほど心配不要。

1企業の社会的責任とは
2企業の社会的責任の領域
→第7章。企業はオープンシステムであり、ステークホルダーを持つから、ついでに社会的責任も意識しなさいと説く。重要な考え方だが、試験対策上は深入り不要。

1ディスクロージャー
2インベスターリレーションズ
→同じくオープンシステムだから、情報開示。試験上は深入り不要。

1コーポレートガバナンスとは
1経営陣の任免と牽制の機能
2利害調整機能
3日本と米国のコーポレートガバナンスの比較
1日本企業のコーポレートガバナンスの問題点
2ガバナンス機能強化の方向性
5コーポレートガバナンスの変遷
→コーポレートガバナンス論。旧来、日本における会社は経営陣と従業員のもの、米国における会社は株主のものと意識されてきた。経済のグローバル化に伴い、会社=株主のものとする見方が強まり、今に至る。経営数値や利益の配分では「財務」、株式会社の組織設計では「法務」とつながる論点だが、その考え方の柱はここ。診断士試験上は深入り不要。

□C論点~おまけ論点□

C論点とは、他論点とつながらず独立したおまけ知識。日経新聞レベルの社会常識として知っておく。

1リソースベースドビュー
2ケイパビリティ
→用語程度。経営理論とは常に新しい考え方を模索するものであり、見慣れない用語が出ても慌てない。逆に好きな人はどんどんやる。

3フィランソロピー活動とメセナ活動
4ISO26000
5社会責任投資
6トリプルボトムライン
→過去に出題があったため、おまけで収録した論点。日頃から新聞読む習慣がある方なら心配不要。

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■今日のまとめ■

診断士試験の全体設計において「経営」が最重要であり、かつ「経営戦略」が人間で言えば頭脳にあたる最重要論点。

だが最重要なだけに、普通のビジネスパーソンなら当り前に知っている。講義も聞いて普通に楽しい。まだこの先長く、まず受け身で良いので講師の話をちゃんと聞く。ではまとめ。

・「経営」以降、初学スト生が出揃いヨーイドン。まずは小手調べ。
・「経営」斜め読みは全9回。3×3マトリクスにして全体感を掴む。
・初日講義、第1章はさわり程度。S論点は今後も使う超重要知識。
・当記事は第4章、7章をここに含む。たまに出題されるおまけ論点。

byふうじん



ストレート合格への第1コーナー

スピテキ斜め読みは、2科目目「経営」に突入。なお9月まではマイペース・ダラダラで良く、10月に入ると戦闘モードスイッチON。当面の目標が、

11/1(日)の養成答練80点=上位5%を確保。

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■余談:診断士対策はテスト形式~MBAとの違い■

経営に必要な知識を学ぶため、MBA⇔診断士のどちらを選ぶか?

目的・中身は異なるが、診断士試験は「ビジネススキル向上のため」「安価なMBA代わり」として使える。

国内MBA 診断士 
 学位 国家資格
 取得率○% 合格率20%×20%
=4~5%
 経営判断をする 経営者に助言する
 論理重視 知識重視
 正解なし 正解あり
ケーススタディー マーク試験
コスト数百万円 コスト約30~35万円

MBAと診断士は、「経営に必要な知識を学ぶ」点で共通、「正解が用意されるか否か」で相違。ただ診断士は、知識のおまけで箔がつくメリット有。

診断士は国家資格。資格取得が目的なら合格するまで受ける。
診断士は知識重視。知識を学ぶのに何年もかけたら本末転倒。

受験校では、講義の最初に「診断士学習を志す理由をメモしましょう」と強調。それは自己啓発でうっかり始め、資格取得目的にすりかわってウロウロする人がそこら中にゴロゴロするから

そんな事態を避けるには、診断士試験合格は最長2年で決める。
そのためには、第1コーナー(「経営」養成答練)の入り方が超重要。

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■第1コーナーの入り方~容赦なく高得点■

過去問は点。講義は線。戦う舞台は「知識の盤面」。

画像:glico-club

診断士1次は「知識のモグラ叩き」。ところがこのモグラ、必ず決まったパターンで出るのが養成答練。だからモグラが出るのを待って反応でなく、出る所にハンマー構えて瞬殺。

そんなインチキで得点稼いで面白いの?

大手受験校の教室後方からこんな遠吠え・言い訳・負け惜しみが聞こえたら、ニヤリとチャンス。診断士「1次」では、

どこが大事か→毎年繰り返し問われる所が大事
なぜ大事か→企業経営(への助言)に欠かせない基本知識だから
するとどうなるか→テスト形式で何度も出題し、長期記憶化して定着

簡単に言うと、試験に出る所が大事。答練高得点を目指すことで、

重点化・優先順位づけされた知識が、碁盤の如く体系的に並ぶ。

では「財務」シリーズに続き、「経営」は9回シリーズで斜め読み。

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■本題:【企業経営理論】スピテキ斜め読み~目次論■

当シリーズも以下★★★基準で、どこに重点を置くかを紹介。

S★★★ 頻出+理解 2次で使う知識。使いこなすまで徹底理解。
A★★☆ 頻出+暗記論点 頻出かつ知識を覚える必要がある論点。
B★☆☆ 理解論点 他論点とつながるが、ある程度常識で解ける知識。
C☆☆☆ おまけ 他論点と無関係、かつある程度常識で解ける知識。

2マーケティングマネジメント戦略の展開

論点 評価 一言で
第1編 経営戦略
#1 1経営戦略の全体像 企業活動と経営戦略 ★☆☆
経営理念と経営戦略 ★☆☆
経営戦略の構成要素 ★★★
環境分析(SWOT分析) ★☆☆
経営管理 ★★☆
4経営戦略論の変遷 分析型/プロセス型アプローチ ☆☆☆
7企業の社会的責任(CSR)と
コーポレートガバナンス
企業の社会的責任(CSR) ☆☆☆
コーポレートガバナンス ☆☆☆
#2 2成長戦略 製品=市場マトリックス ★★☆
多角化戦略 ★☆☆
PPM ★★★
3競争戦略 ポーターの競争戦略論の概要 ★★☆
業界構造の分析 ★★☆
競争回避の戦略 ★★★
競争優位の戦略 ★★★
#3 5技術経営 研究開発 ★★☆
イノベーション ★★☆
製品アーキテクチャ ★★☆
デファクトスタンダードと知的財産戦略 ★★☆
ベンチャー企業のマネジメント ★★☆
6外部組織の連携と事業構造の再構築 企業間連携 ★★★
産学連携 ☆☆☆
産業クラスター ☆☆☆
事業構造の再構築 ★☆☆
第2編 組織論
#4 1組織構造論 組織の概念と均衡条件 ★☆☆
組織構造の設計原理 ★★★
分業システムとしての組織 ☆☆☆
組織構造の形態 ☆☆☆
官僚制組織と組織構造の動態化 ★★☆
外部環境と組織 ★★★
#5 2組織行動論 モチベーション理論 ★★★
集団のダイナミクス ★☆☆
リーダーシップ論 ★★☆
組織文化と戦略的な組織変革 ★★★
#6 3人的資源管理 人的資源管理の全体像 ★☆☆
雇用管理 ★★☆
人事評価(人事考課) ★☆☆
報酬制度 ★★☆
能力開発 ★☆☆
労働関連法規 ★★☆
第3編 マーケティング
#7 1マーケティングの基礎概念 マーケティングコンセプト(基本理念) ★☆☆
マーケティングの定義 ★★☆
 2マーケティングマネジメント戦略の展開 マーケティングマネジメントプロセス ★★☆
マーケティング環境の分析と目標設定 ★★★
ターゲットマーケティング ★★★
マーケティングミックスの開発・実行 ★☆☆
3マーケティングリサーチ マーケティングリサーチ ★★★
4消費者購買行動と組織購買行動 消費者購買行動 ★★☆
組織購買行動 ☆☆☆
#8 5製品戦略 製品の概要 ★☆☆
プロダクトミックス ★☆☆
製品ライフサイクル ★★☆
ブランド ★★★
パッケージング ★☆☆
新製品開発のプロセス ☆☆☆
サービスマーケティング ★★★
#9 6価格戦略 価格の設定 ★★★
価格の管理 ☆☆☆
7チャネル・物流戦略 チャネルの設計 ★★★
物流戦略 ★☆☆
8プロモーション戦略 プロモーションミックス ★★☆
プロモーション戦略の構築 ★☆☆
9関係性マーケティングと
インターネットマーケティング
関係性マーケティング ★★★
インターネットマーケティング ★★★

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■今日のまとめ■

今日は目次の紹介。「経営」の知識量は多いが、もともと知ってるので楽しい。重要★★★を意識し、必要なものはしっかり覚える。ではまとめ。

・診断士はMBAと同じ知識を学ぶが、テスト形式で効率が良い。
・試験に出る所が大事。高得点を狙うことで、自ずと知識が重点化。
・「経営」は、経営管理・組織論・マーケティングの3領域から出題。
・★★★Sランク頻出重要論点は、3領域にまんべんなく分布。

byふうじん



こんにちは。牛嶋・寺前・和田法律事務所の弁護士岡崎教行です。

さぁ、ほんとに一次試験が迫ってきました。残り1か月を切りましたね。

私からは、直前期対策として、企業経営理論について述べさせていただきますが、この時期は、どちらかというと、理解が問われる科目よりは、暗記科目に注力したほうが総合点数をアップしやすいのかなと思っています。

あと、この時期、新しいことをやりたくなるのが受験生の心情ではありますが、絶対に止めたほうが良いと思います。今から新しいことをやるのは厳禁。これまでやったことの復習に注力すべきです。これまでの自分を信じて、浮気をしない。

では、本題である企業経営理論について、この時期何をやるか、私なりの考えを。

1 他の科目と同様、暗記に注力する

企業経営理論は、論理的な思考力を試す試験ともいえますが、感覚としては、半分程度は暗記で何とかなるのかなと思っています。

企業経営理論でもいろんな言葉が出てきますよね。その言葉の意味がわからなかったら、回答できないですよね。

僕は、TACのスピードテキストを独学で使っていたので、ひたすらそれにマーカー引きながら読んでました。塗って塗って塗りたくる(笑)

このときのポイントは、考えながら読むってことです。論理的なつながりを意識して、●●だから●●のベクトルになるわけだね~、みたいな感じで。

ちなみに、私のテキストは、こんな感じです。ほんと、この時期はもう、読んで読んで読みまくる、これだけで良いのではないかと思うくらいです。

 

 

2 試験にあたって留意すべき点を意識しておく

次に、企業経営理論は、経済、財務・会計が終わって昼休み後にありますが、間違いなく、途中で頭が疲れて思考がストップあるいは鈍くなります。

その上に、企業経営理論特有の肢の意味がよくわからないものが多くあり、その結果、混乱し、更に、解答速度が落ちて、時間がなくなる。

こんな負のループが懸念されます。ということで、どうするか。

僕はまず、問題をパラパラとめくり、できそうだなぁという問題を探し、それをまず解く、そして、また、パラパラとめくって、できそうなやつをどんどんやっていくということを司法試験の択一試験のときからやっていました。

司法試験でも中小企業診断士試験でもほぼ同じなのが、だいたい1問目に難しい問題を配置しているっていう点ですね。なので、自分は1問目からは解かない。できそうな問題からやっていく。

時間が足りないといわれる企業経営理論において、一番よくないのが、全く問題を検討することがなく、当てずっぽうで回答してしまった問題が発生することです。もしかしたら、検討できなかった問題がとても簡単だったかもしれない、そうだと目も当てられません。みんなが取っているのに、自分だけとれなかったってことになりますからね。

あと、途中で難しいな、わからないと思ったら、勇気をもってペンディングにして先に進む。肢の1つや2つはキレたけど、ほかのどれかわからないという事態は結構あると思います。その場合には、そのまま、先に進む(絶対に答えではないという肢にはちゃんと印をつけておく)。とりあえず走りぬけて、全ての問題を検討できるようにするということを意識していました。そして余った時間で、戻って解き直す。このときにはもちろん、キレた肢はもうみない。

あとですね、精神的にも、難しい問題は後回しにして、簡単な問題からやって解答していくと、気持ちが落ち着いてきて平常心で臨めるんですよね。難しい問題で悩み始めると、時間もない、どうしようと思ってパニックになってしまいます。パニックになったら、平常心の世界に戻ってくるのは容易ではありません。常に先手必勝、最初から難しい問題は回避。とりあえず最後まで突撃して、その後に戻る。それが本番で効率よく点数を取る秘訣だと思います。

1年に1回しかない試験。試験が終わった後に、後悔が残ることだけは避けましょう。



さて、1次試験まで1ヶ月を残すのみとなりました今日七夕の日、いかがお過ごしですか。
和尚でございます。

思えば、この道場ブログ、花祭りやら七夕やらこの和尚に
「日本の伝統行事の日」
ばかり回ってくるのも、domestic的な和尚に関わる何かの因縁でございましょうか。
ちなみに海外なぞ1度しか行ったことは有りませんが、日本の都道府県は全て足を踏み入れたことはございます。

この七夕祭り行事について、和尚、何か申せ!とおっしゃる方もいらっしゃるかもしれません。
ですので、一つだけ申し上げます。

こちら名古屋を含む愛知県では七夕祭りが盛んでございまして、
名古屋市円頓寺
一宮市
安城市
などで盛大にやるのですが

7月7日以降に七夕祭りを行う

のです。(今調べたら、仙台も8月、平塚は7月5日に終了)

これは
七夕祭りの需要変動性(正確には供給変動性、でしょうが)に対応したサービスマーケティング
であることは自明ですね
具体的には、7月7日には七夕の供給が多いため、七夕祭りは供給過多になってしまいますが、8月にやれば稀少性が高まり、需要が喚起されますよね。
ただし8月第1週にはほかの祭りとの競合も気をつけねばなりませんが。ちなみに和尚の地元、桑名市、四日市市、鈴鹿市、津市、すべて市を挙げての夏祭りは8月第1週に行われるので、競合が激しすぎ、桑名の石取祭、地元をキャンセルして初めてみたのは大人になってからでした。

ただ、和尚、個人的には8月の七夕祭りって、
「六日の菖蒲、十日の菊」
ということわざを思い出してしまうのですが。こんなことはどうでもいいですのでサービスマーケティングの分類、きちんと押さえておきましょう。

さて本題(の前座か?)
試験まで差し迫った読者の皆さんにとっては、合格した道場のメンバーから
・気合い系
・応援系
の記事で
「よし!俺も再度気合いをいれるぞ!」という気持ちを喚起させるような読み物を期待されているかもしれません。

が、そこは6代目道場メンバー最高齢(精神年齢は一番「こども」かも)かつあまのじゃくナンバーワンを気取る和尚、
そういう意味での記事はあしたの「なご記事」までお待ちください。もしくは、昨日の「きり記事」をお読みください、そういった期待を裏切りませんゆえ。
(こんなこと書くと二人に怒られます、真面目に書け!って)

今日は、先日の模試の話題も全くせず
「テクニカル系」
のお話をしたいと思います。それもあまり6代目のお仲間のみなさんが書きたがらない「企業経営理論」のお話を。

私めが一昨年、経済と経営を落とし、この2教科に専念して1年勉強してきたことはいつぞやお話いたしました。経済については隅つつき講座でやりましたが、経営については隅つつき「労働法務」の話ではなく、王道の話を本日いたします。
すべて、去年の企業経営理論の問題から抽出します!

1.テクニカルターム(専門語)の罠
この教科に限らず、「文章の書いてある意味が読み取りにくい問題が多い」のが中小企業診断士の1次試験の、特に企業経営理論の問題の特徴。
さらに、ここに「そんなの勉強してないぜぇ!!(泣)!!」っていうテクニカルタームを混ぜ混ぜしてくる、という変化球でもって受験生を煙にまく、知っていればなんてことのない選択肢だったり。。。

ちなみに、去年(H26)の問題から和尚が初見だと思ったタームを抽出すると
第8問 承認図方式
第13問 ISO26000、JIS Z26000
第14問 クラン・コントロール
第15問 レイモンド・マイルズとチャールズ・スノー(人名)。彼らが提唱した経営戦略。
第22問 SHRM(戦略的人的資源管理)
第29問 5Ps
第30問 の② フルネスト(③のDINKSは知ってた)
第33問 海外宛マーケティングのプロセス

和尚は独学なので、もしかしたら通学の方や通信の方はこれらのタームや概念は出てきたかもしれません。

では、これらのタームが出てきた時に、どうするか。
それは・・・
「んなもん、この俺様が分からんのだからだれも分かるはずない!!!!」という
「大胆な開きなおり」
が大事です。
いま見直してみれば14、22、30-②、33は落としておりますが、それでも正当率5割になってます。知っていれば取れた問題もありますが、知らなくても解けるということでしょう。

ただし、注意していただきたいのは
和尚が徹底的に勉強した労働法務では、わからないタームはひとつもなく、かつ満点である
というところ。
まだまだ、時間は残されており、タームを理解する時間は残されているはずです。ゆえに1問でも問題を拾うべく、今の時点では努力したいところです、企業経営理論に限りませんが。

専門用語の罠のまとめ
テクニカルタームを覚えて(というより、触っておく)得点の可能性を上げる。
ただし、実際に出た場合には、大いなる開き直りで対処。(動揺は絶対に禁物)

2.「一句の大切さ」
こどもの頃からミスの多い、この和尚。
あれほど、読み飛ばししまいと
「この試験、読みとばしなく、一句に気をつけよう!」と思いつつも、全く機能しなかった問題が2問あった・・・。
この「の大切さ」ほんとうに過去問をやってて思ったのだけど、5こくらいの選択肢の中で、一語、一句だけ「違った語句」を入れられてしまうと、読み飛ばしてしまうんですよね。はい。よくもそんなので2次試験通ったなとも思うのですが。ただ2次試験は文章に流れがあるので読み飛ばしたとしても、読み進めるうちにどこかで違和感を感じられるのですが、1次試験の選択肢はすべて個別の事象が書いてあるので、アとイには全く関連性のないことが多く、流れで「なんか誤読してるぞ」というブレーキがかからないことが多いのです。

ここでは、和尚が実際にH26の企業経営理論でやらかしたミスを
人の振り見てわがふり直せ
・他山の石

としていただきたく、大いなる恥をさらさせていただきいましょう。

1つめ。
第9問、間違いを選べ。

ア(前略)製品が市場で勝ち抜くことを阻む「死の谷」・・・(後略)

はい、これだけで切れますね、製品が市場で勝ち抜くのは「ダーウィンの海」であって、製品開発段階から事業化段階への谷が「死の谷」で、ここは一発で切れる。これも見逃して、わざわざこの問題難しく考えて誤答となってしまっています。

2つめ。
第32問、間違いを選べ。
ウ ブランドエクステンション(ブランド拡張)とは、製品カテゴリーにおいて確立されたブランド名を「同種の」製品カテゴリー内の新しい製品に活用することである。

あのさ、同種の製品に一緒のブランドつけても、拡張しないじゃん、まじで。

恥ずかしい実際の和尚のH26の問題用紙見てください、

ウに大きなマルをつけております、バカかこいつ。

(一句の大切さのまとめ)
上記の2問はあとから考えればサービス問題とも考らえます。だって語句をきちんと覚えてさえいれば、「あれ?」って感じるアンテナが反応しますやん?
ある意味「感度」「感性」の問題とも言えるかもしれませんが、この選択肢のなかで、ほんとに「一句」しか違わない問題(で和尚が間違えたの)がこの2問。

逆に、和尚が一句でGETした問題、
23、31です。

もう一度言います
「企業経営理論は、一句が大事!!!(特に間違いを選べ系)」

他にも多数、テクニック的なものはあるかもしれませんが、和尚が感じるところは上記の通り
といいながら、実践ってやっぱり難しいもんですね、上記の通り、5割は間違えてるし。

この期に及んでですが、また繰り返しになりますが、試験まであと1カ月あります。
1.2.に共通して言えることなのですがこの間にできる限り

「専門語」の正確な理解

を追求しましょう。上記のとおりすぐに切れる問題は毎年必ず数個は存在します。しかしながらこの「正確な」理解がない限り、選択肢を切ることができないと思われます。私はこれを過去問にてトレーニングしたつもりだったのですが、それでも5割くらいの正答率しかございません。まだまだがんばれるし、そういった意味では1次試験は試験当日でも詰め込みがきく試験かもしれません。

合掌。



みなさんこんにちは
勉強頑張ってますか?燃えてますか?

きりです

先日、大阪なんばで開催した道場セミナーでは、沢山のご参加をいただきまして本当にありがとうございました。

私達道場メンバーは少しでもこれから受験される方々のためになれば、と思ってこうやってブログを書いておりますが、

実際に今、受験生の方々が求めている情報っていうのは、つかめているようで・・・

 

 

掴めてませんでした。(あ、他のメンバーの話ではなく、私が、ですね。)

私達自身昨年まで受験生だったのに、合格した途端に受験生だったときの感覚がなんでか薄れていくみたいです・・・。

セミナー後のティータイム懇親会や飲み会の中で、参加された方々がどういうことに今悩んでいるのか色々聞いていくうちに、

「あ~、そういえばあの時はこんな感じだったな~。」っていうのが段々蘇ってきて、

「そういわれてみればこういうこと知りたかったな~!」っていうのを思い出しました。

そういえば俺・・・

めっちゃ企業経営理論が苦手だった!!(同じく企業経営理論が苦手~て方が何名かいらっしゃいました。)

科目として好きだし、勉強するのも苦痛ではない。

おまけに勉強していると・・・理解できる!

なのに!

 

全然点数とれないんスよ・・・。先輩・・・。とほほ。

って感じだったなぁ。

 

 

今回はゆるわだ的企業経営理論。

ちょっとでも苦手な方の点数の足しになれば、と思って書いています。

 

大阪セミナーではメンバーの「なごさん」がコンビニのお話をされていました。

要約すると、コンビニっていうのはISM(インストアマーチャンダイジング)の粋を集めたものだよ~。ってこと。(ですよね?なごさん^^;)

なんでレジがここにあるのか。

通路の広さはなぜこれくらいなのか。

蛍光灯の向きはなぜこの向きなのか。

実はぜ~んぶ計算されてますよ~。っていうこと。

そんで実際こういうことが自信の生活の中には隠れていて、よく見るとすごく勉強になるよね、っていう。

私も本当に聞き入ってしまったんですが、これ本当に大事なことだと思ったんです。

これからの時期はおそらく皆さんは「ヤバイ!間に合わん!」と必死になって勉強をされることでしょう。

一日のうちで机に向かって勉強できる時間は限られますからね。

でも例えば通勤途中によったコンビニで。スーパーで。

はたまた自分が働くオフィスの中で。

診断士の勉強ができれば、それが一番いいですよね。

そういう意味でいうと企業経営理論は、お仕事をされている方は毎日勉強できますね。

あなたの会社はどういう組織ですか?

機能別?

事業部制?

それともマトリックス?
考えてみましょう。

機能別組織の方は、どういうときに、「うちの会社はここがダメなんだよな~。」と思うでしょうか。

「ったく、営業のやつらが無理な受注ばっかとってくっから全然生産が追い付かねえよ!」

っていう悩み、これは機能別組織のデメリットですね。(部署間の連携が非常に難しい。)

専門化の原則が発揮されるので、営業はより営業に強く、製造は製造に強くなってしまいがちなんですよね。

その結果それぞれの部門の利益を追求してしまう。(全体最適より部分最適を選択してしまう。)

しかし、想像してみましょう。

一人で営業も製造も企画も総務も人事もやっているあなたの姿を。

「えーっと、今日は午前中に営業にいったあと、製品作って、そんで午後から会議で新しい人事を決定して…。」

とかこんなことやってたら、多分それぞれの仕事にまともな力をだせません。

なので、機能別の組織を選択しているのでしょう。

ではこのデメリットを克服するためにはどうすればいいでしょうか?

現状この組織はどうなっているといえるでしょうか?

 

組織の成立要件、覚えていますか?

 

 

 

 

 

 

 

①共通目的

②貢献意欲

③コミュニケーション

 

この3つですね。
現状明確にこのうちの一つが欠落してますよね。

 

 

 

 

③のコミュニケーションが。

ということは、コミュニケーションを促す何かが必要になります。

例えば社内で、「部門を超えた組織」を作る仕組みを作る。

会社に「運動部」があったりしませんか?

最近だと面白いのは、「フリーアドレスデスク」の導入などにより、毎日違う席に座って、

部門の異なる人との交流を図ることで、機能別組織のデメリットをなくす取組をしている企業なども増えてきています。

別にあなたの会社じゃなくても大丈夫です。

新聞にのっている会社が新たに始めた取組をみて、

どういう意図で始めたんだろう?

と、少しでも考えてみるクセをつけましょう。

これから一次試験まで、もう時間はあまりありません。

限られた時間を有効活用することが、他の受験生に差をつけ、合格を勝ちとるコツだと思います。

きりでした。



こんにちは、うみのです。

TACの1次模試まであと2週間と少しですね。

ストレート生の皆様は、7科目をしっかり「皿回し」できているでしょうか?

やるべきことがありすぎて、どこから手を付けていいか分からない…とお悩みの方も多いかと思います。

この時期まで来たら、得意科目はカンを鈍らせない程度にさらっと、苦手科目は比重を置いてじっくりと、と緩急をつけて対策されることをおすすめしたいです。

苦手科目は、いよいよ追い込まれてきた直前期こそ、大きく実力を上げる伸びしろが隠れています。

以下は、私が行った「苦手科目克服ステップ」です。

よろしければ参考にしてみてください。

 

①   分野別にざっくりと知識を整理してみる

②   特にどの分野が苦手なのか?を見定める

③   苦手度の高いところから優先順位を決める

④   「知識の体系化⇔問題を解く」のサイクルを高速回転する

 

この方法では④がポイントで、苦手科目というのは、

 

A 知識の理解や暗記に時間がかかっている

B 理解しているつもりで、問題を解く力が十分でない

 

のいずれかに大きく「壁」があると思います。

Aに時間をとられて問題を解く量が十分でなかったり、BでつまづいてまたAに戻って時間をとられてしまう…ということを繰り返していると、なかなか苦手は克服できません。

問題を解いて⇒間違えたところの知識をインプット/補足する⇒同じ分野の別の問題を解いてみる、というサイクルをなるべく高速で回転していくことを心掛けてみてください。

 

苦手科目の問題を解くことは辛く苦しいことですが、問題を解くことでしか、知識の確認も強化もできません。

たくさん問題を解いて間違えながら、何度も知識をインプットし直すようにしてみてくださいね。

—————————————————————————————-

前置きが長くなってしまいましたが、今回は多くの人が「なかなか得意科目にできない…」とお悩みの企業経営理論について考えてみます。

今回は「道場マイベスト記事」を通して、5つのステップからその攻略の仕方を考えてみたいと思います。

 

STEP1 『犯人は誰だ!?』 by 5代目・U2

ココが重要!

「企業経営理論は、知識を問う科目ではない。理論を応用して課題を解決していく科目である」

 

単に知識の丸暗記では対応しきれない企業経営理論。

テキストを読んで覚えたつもりでも、問題に向き合うと解けない…という、冒頭でもお伝えしたような「苦手の壁」にぶつかりやすい科目です。

では、「理論の応用力」はどのようにして鍛えていけば良いのでしょうか?

 

STEP2  『課題はここにあった!』 by 5代目・u-ta

ココが重要!

「経営は知識量の増加に加え、設問対応能力を磨かなければならないということにギリギリのタイミングで気が付いた」

 

★単なる知識問題ではないのであれば、どのような設問傾向があって、どのようなひっかけ要素があるのか?を知り、それらに対応できる力を鍛えなければなりません

特に企業経営理論の問題は、作問者の少しのコントロールでいくらでも変化球が作れてしまいます。

難解な言い換え、正しいとも間違いとも言いきれない曖昧表現、回りくどい表現、設問文を冗長化…。

こうした様々な変化球を打ち返すためには、ひたすらバッティングセンターにこもるイメージで、球(問題)を打ちまくり、どのような変化球のパターンがあるのかを知って「こう投げられたらこう打ち返す!」を頭に沁み込ませることが有効です。

u-taの行った「どこが間違っているのか、或いは正しいのかを指摘する練習」というのは、まさにそのようなトレーニングですね。

 

 

STEP3  『課題への向き合い方』 by 4代目・はんた

ココが重要!

「問題集の解説は、直ぐに読んではいけない」

「正誤問題を間違えるということは、実は、二重のミスを犯している」

 

★STEP2の「どこが間違っているのか、或いは正しいのかを指摘する練習」を行っていくうえでは、「すぐに解説を読んで確認する」ことによって「理解したつもりのワナ」に陥りやすいということに注意しなければなりません。

間違えた時点でもう一度問題を読んでみて、「どこでひっかかったのか?」を考えてみましょう。

そして自分なりの「ここで間違えたのでは仮説」をもって解説を読んでみましょう。

一度自分の頭で考えてみることによって、自分のひっかかったポイントをより深く理解でき、インプットもしやすい状態になります。

何度も同じところで間違えてしまう…という経験がある方は特に、このステップを意識してみてくださいね。

 

STEP4 『課題をさらに突き詰める!』 by 初代・ハカセ

ココが重要!

「誤答の選択肢こそ重要」

「・誤答選択肢の、どの部分が誤りなのか 

・誤答選択肢の、どの部分がどう置き換われば正答になるのか 

ということを、「骨の髄までしゃぶるように」検討し尽くす」

 

誤答の選択肢は、不足していた知識のインプットには最高の教材です。

間違えていた理由が明確になったら、それらの選択肢と解説を何度も反芻し、対応力とあわせて知識の強化も図りましょう。

 

STEP5  『課題を突き詰めた先に見える突き抜けポイント』 by 初代・ふうじん

ココが重要!

「最後の2択が裏目に出るのは国語能力でなく、知識の薄さと曖昧さ」

「センスを理屈で裏付ける」

 

★正解した問題は、なぜそれが正解だと判断したか?間違えた問題は、どの「2択ひっかけパターン」にやられたのか?を、誤答選択肢の表現に注意しながら分析し知識を強化することで、その理屈を説明できるようにする

これによって、2択まで絞れたが、そこでいつも間違えてしまう・・・という自分のミスパターンを明らかにし、ヒヤリハットの経験値を蓄積していく

ここまで問題をしゃぶりつくせれば、「理解したつもりで間違える」ワナからは大きく脱却できるでしょう

 

このように「問題の解き方と振り返り方」の精度を高めていくことで、設問対応力は大きくアップします。

そしてこれが、STEP1で挙げた「理論の応用力」に直結していき、2次試験対策にもつながっていきます。

この攻略法は、他の苦手科目にも応用できるものだと思います。

模試までに少しでも苦手を伸びしろに変えて、得点アップを目指しましょう

 

☆お知らせ☆

私も執筆に関わっております「ふぞろい8」が発売になります。

(私の再現答案も載っております…)

過去最高の180件以上の再現答案をもとにして行った平成26年度2次試験の分析のほか、合格者の体験談、多年度合格者の過去の失敗談をもとに、さまざまな2次試験攻略企画を展開しています。

今年どうしてもストレート合格をしたい方は特に、「ふぞろい」を活用する事で2次試験の“いろは”をおさえやすくなると思いますので、ぜひ参考にしてみてください。

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在庫切れの場合、ジュンク堂紀伊國屋など、他の書店サイトも利用してみてください。



皆さん、こんにちは!Nicoです。

女子サッカーW杯が始まりましたね
なでしこジャパンは2連覇に向けて頑張ってほしいです!頑張っている姿を見ると、こちらも熱い気持ちになりますよね。サポートしたくなりますよね
逆に皆様が周囲のサポートを感じられるようになってきたら、それは皆様が頑張っている証拠だと思います。ここからさらに加速して、勉強していきましょう

 

さて、今回は企業経営理論の出題領域であるマーケティング、その中でマーケティングの神様と呼ばれるコトラー教授の提唱するマーケティング理論についてご説明させて頂きたいと思います。

マーケティングとは

そもそもマーケティングという言葉自体が結構アイマイな言葉なのですが、要は売れる仕組みを作りましょう、ということです
売れる仕組みといっても、時代の流れによって顧客ニーズは変化するため、その体系は常に流動的なものになります。

そこで、コトラー教授が時代の流れに合わせマーケティング理論を提唱しているのですが、比較表は下記の通りとなります。

 

「マーケティング1.0」は製品中心の概念であり、「マーケティング2.0」では消費者志向
「マーケティング3.0」では、企業と消費者が協働して価値を生み、社会全体をより良くすることがマーケティングの役割であると説かれています。

 

マーケティング4.0
2014年9月にコトラー教授が新たに「マーケティング4.0」を提唱しています。
その中で言われているのは「自己実現のマーケティング」とのこと。
なんと、マズローの欲求段階説がここで出てきています。
「自分はこう生きたい!こうなりたい!」といった顧客の欲求に答えられる価値の提供が企業には重要になってくるということです。

 

例えば、マーケティング4.0の観点で、診断士の受験校の立場から考えてみると、「診断士になりたい!」というニーズは満たしていますが、「診断士になった後、自己実現したい!」といったニーズにはあまり応えられていないですよね。そういったニーズを満たすために、診断士になった人と受験生との交流会の開催など、オフィシャルで実施しても良いかもしれません。
もしくは、「診断士になって、コンサル業界に転職したい!」と思っている方も多くいるかもしれません。資格取得時に、転職支援会社と提携してサポートを実施するなども良いかもしれませんよね。

私の妄想はさておき、ひょっとしたら「マーケティング4.0」の論点は今年の本試験で出題されるかもしれませんので、要チェックです。

それでは、今日も一日地道にコツコツと行きましょう!
Nicoでした。



センスを理屈で裏付ける。

スト合格の構成要素は、①たまたま ②地頭 ③センス(ビジネス感覚)の3つ。そして「経営」は、

適当にこれな?とセンスで選んで、たまたまる。

H26「経営」を筆者のセンスで適当にこれかな?と解いた正答率が以下。

※40分でギブアップし、23/40マーク=56点。普段訓練していないと80分考え続けるのは無理)

ABはなぜ当たるか→センス(ビジネス感覚)で当たる。
Dがなぜ当たるか→専門知識ヒットorたまたま。
Eはなぜ当たらないか→センスで解くと間違うひっかけ。

だがCの正答率が極端に低い。これを逆手に取れば、以下3つで最後の2択がスラスラ当たる。

・適当に選ぶのでなく、時間を確保し2択を吟味して当てる。
・そのために、長文選択肢を読みこなす読解判断力を磨く。
・何を聞かれたかを判断するため、センスを理屈で裏付ける。

「財務」「運営」と違い、既に知ってることを学ぶ「経営」は楽しい。だが単に「楽しい」でなく、既存知識をどう体系・理論と紐つけるかが得点差。つまり

センス(ビジネス感覚)を理屈で裏付け、使い易さと確度を上げる

これが「経営」の得点能力=合格所要年数の差。ではいつものCランク分析。

.
■過去問Cランク分析■

分析対象が複雑な時は、分析の軸を工夫する。

「経営」は①戦略論 ②組織論 ③マーケの3大領域があり、かつ出題マーク数も固定的で別科目と言える。3科目を同時で分析するため、いつものA~Eでなく、AB・C・DEの3つに単純化。

□年度別正答率ランク□

「経営」は約40マーク出題。H23、H25やや難化だが正答率は総じて安定。

□3大領域別□

「戦略論」「組織論」「マーケ」の出題マーク数を確認。これもやはり安定。

□3大領域×正答率ランク□

上2つのグラフを見て、「経営」の出題難易度=安定と判断するのは、センスが足りない。3大領域別に正答率ランクを以下に示す。

「マーケ」は安定的だが、H23「組織論」、H25「戦略論」は意識的に難しくして出題。つまり、

いくらでも難しくできるが、あえて手加減してもらっている。

従い、いつ難化しても良い様、「経営」はCランクだけでなくDEランクまでしっかり吟味。その捻り方を観察すると、以下の4類型。

①5択にする
②文章を捻る
③強いひっかけ
④ウルトラクイズ

①②は良くある。④は良く聞く。だが注目は③強いひっかけ。長文、大量の選択肢を処理するには、

選択肢は全て読まず、一目で瞬殺。

長文選択肢を読み脳が疲れた時、しれっと誤り用語が混ざるとキツイ。従い知ってる問題は瞬殺、長文選択肢は後回しが王道。「経営」の勝負所は、1周目の瞬殺で仮マークした後、2周目で見直す「最後の2択」。

その対応策、選択肢○×法を後で示す。

□出題領域別□

最後に出題領域別。Cランクはどの領域からも問われるが、DEランクは「組織論」に集中。前述の通り、「経営」はDEランクも当てに行く。

.
■「経営」Cランクの傾向と対策■

自分の知識の薄さを、長文・国語の試験のせいにしたら負け。

①知識応用(3):出題形式を工夫し、基本知識を応用して考えさせる。
②苦手曖昧(34):受験生が苦手な点、暗記が曖昧な点を狙い撃ち。
③金縛り(8):基本を問いつつ、数式等で目を眩ませて時間切れ狙い。
④戦意喪失(9):基本を問いつつ、やたら長文にして時間切れ狙い。

「経営」Cランクは②苦手曖昧が中心。苦手な所をダラダラ長文読まされたら苦痛だから、長文選択肢を読み解く「国語の試験対策」に注目しがち

だがそうでなく。最後の2択の出題・ひっかけ・間違いパターンを見ると、

最後の2択が裏目に出るのは国語能力でなく、知識の薄さと曖昧さ。

そこで②苦手曖昧 ④戦意喪失のパターン別原因と対策を先に示す。

②苦手曖昧 ④戦意喪失
↑:一つ上 ひ:ひっかけ CS:ケース問題
原因 テキスト掲載外の上級知識 用語・因果の入れ替わりを見過ごし 問題文・選択肢が長く読む気が起きない
対策 試験中は消去法。過去問の解説を使ってINPUT 選択肢○×法。最後の2択の精度向上。 問題文から選択肢の内容を予想しておく

.
■選択肢○×法~長文対策■

なんとなく当たる→確実に当てる

「経営」はもっと難しくできる所を手加減して出題。従いABの答えを覚えた次に、C→DEの難問処理力を磨いて荒稼ぎ。

以下に原因と対策。

【原因】「経営」の難しさ
・どの論点を問われたか直観的に判断しにくい(複合出題もあり)
・問題文・選択肢が長い。
・長い選択肢を読むと脳が疲労し、判断能力が低下する。
・判断能力を低下させた上で、因果や用語入れ替えひっかけ出題。

【対策】選択肢○×法 +最後の2択
①試験開始後、全問題の頭に○×を書く(例:正しい物を選ぶ=○)
②選択肢を読む前に、問題文から選択肢の内容を予想しておく。
③選択肢○×記入
・正解1つを選ぶのでなく、4~5択全てに○×をつける。
・解答1周目は全選択肢の○×に拘らず、すぐ解る所だけ○×つける。
・解答2周目は残った選択肢に○×をつけ、正解を選ぶ。
④最後の2択
・「最後の2択」以外はふつう、明らかに×の根拠が見つかる。
・「最後の2択」は、両方正解っぽい⇔両方不正解っぽいのどちらか。
・解答3周目で最後に見直し、解答用紙に正解を一気にマーク。

簡単に解説。試験開始と同時に、適切なものはどれか=○、不適切なものはどれか=×を全問につけると、一旦全問題を概観したことになる。ついで問題文を先に読み、その内容を予想してから選択肢を読むと、誤り選択肢の×はすぐつく。怪しい2択は△をつけ、2周目・3周目で見直す。

また、選択肢はア→オの順に読む想定で作問するため、オ→アの順に読むとひっかけを見破りやすいとする説がある。H26第1問は、正解ウの表現があやふやなため、オの用語入れ替わりに気づかず飛びつきやすい。

.
■今日のまとめ■

過去問を素早く回したり、受験校に教わると、「1次」マーク出題はある程度テクニカルに解けることに気づく。

だがそこでニヤニヤ満足せず、適切不適切の○×を見極めたら、誤答選択肢の鶏ガラしゃぶって知識を増やす。この作業を続けると、

「経営」は、理屈で裏付けられたセンスで解ける。

ABランクは、3回当てて答えを覚える(4回目以降は不要)
Cランクは、なぜ間違えるかの捻り方を知る。
DEランクは、当てる必要があるか否かを見極める。

「1次」500点を狙う戦いは奥深い。「過去問の答えを覚えてしまう・・」と嘆く前に、やることは無数。ではまとめ。

・「経営」過去問は、何となくこれかな?と解くとたまたま当たる。
・つまり超難問ではなく、何となく当たる程度に手加減されている。
・本試験は手加減有の前提でまず○×。次に最後の2択を吟味し当てる
・マーク試験は受験テクニックが有効。だがテクニック高得点で満足せず、知識の先の裏付けを探るセンスが合格所要年数差。

byふうじん



 

こんにちは、牛嶋・寺前・和田法律事務所の弁護士岡崎教行です。

昨日をもって【渾身】シリーズは一応終了となりました(なごさんがまだ渾身書いてないので、書くかもしれませんが)。

いかがでしたでしょうか。道場担当者それぞれが得意分野について大いに語ったものですので、きっと参考になったのではないかと思っています。

だんだんと一次試験が近づいてますね。今日は、企業経営理論の中でもいわゆる捨て問といわれている労働法規について書いてみます。
まぁ、みんなが取れない問題ということなので、皆さんも特に取れなくても問題なのですが、取れればラッキーなのではないかと思います。
そこで、当職が、過去6年間の出題傾向を分析し、また、当職の専門分野ですので、最近のトレンドをも踏まえて、今年何が出ると思われるのか、ヤマ当てをしてみます。
まずは、最近6年間に何が出たかを纏めてみました。

平成26年
D 23問 就業規則の記載事項
E 24問 労災保険
B 25問 合同労組

平成25年
E 20問 労働時間(裁量労働、フレックス、事業場外みなし)
C 21問 育児介護休業法
E 22問 労働契約(就業規則、有期雇用、高年齢者雇用)
D 23問 賃金

平成24年
B 20問 最低賃金法
B 21問 海外出張・赴任
B 22問 人事異動(配転、転籍、出向)
D 23問 募集・採用と雇用
C 24問 試用期間と解雇

平成23年
E 21問 時間外・休日労働
E 22問 退職金・退職年金
C 23問 労働安全衛生法
D 24問 解雇・雇止め
D 25問 割増賃金(算定基礎)

平成22年
C 18問 外国人の労働・社会保険
C 19問 割増賃金
B 20問 雇用調整
B 21問 団体交渉
C 22問 就業規則

平成21年
C 18問 解雇
D 19問 健康診断
A 20問 人事考課
D 21問 労働者派遣法

こうみてみると、万遍なく出てますね。。。ちょっと的を絞りずらい。
ただ、企業秩序を守るために極めて重要な懲戒が出てませんね。ということでまずは、懲戒を取り上げます。

【懲戒】

懲戒ってなんだろう。なんかの罰なんだろうなというのは察しがつくと思いますが、正確には、懲戒とは「従業員の企業秩序違反行為に対する制裁罰であることが明確な、労働関係上の不利益措置」といわれています。

例えば、従業員が会社の金を横領したとかで懲戒解雇されたとか、そういった報道に接することもあると思いますが、それがこの懲戒です。

多くの場合、就業規則に懲戒についての定めがあり、懲戒の種別としては、軽いものから、

譴責(又は戒告):口頭又は文書で反省を求め、将来を戒めるもの
減給:賃金を一方的に減額するもの
出勤停止:就労を一定期間禁止するもので、通常はその間の賃金も支払わない
降格:職位又は資格制度上の等級、格付けを下げるもの
諭旨解雇:退職願を出すよう勧告し、提出がなければ懲戒解雇とするもの
懲戒解雇:解雇とするもの。退職金が支払われないケースが多い。

というのが一般的です。

そして、懲戒事由として、以下のようなものが就業規則に書かれているのが一般的です。

第●条 次の各号の一に該当する場合は、第●条に定める懲戒処分を行う。
① 重要な経歴をいつわり、その他不正の手段を用いて雇用されたとき
② 正当な理由なく無断欠勤したとき
③ 正当な理由なく遅刻、早退、欠勤し、あるいは職場離脱したとき
④ 職務に不熱心で誠実に勤務しないとき
⑤ 会社の諸規程、通達等により遵守すべき事項に違反したとき
⑥ 本規定に違反し、または社命もしくは上長の指揮命令に従わないとき
⑦ 素行不良で会社の秩序・規律を乱し、または、そのおそれのあったとき
⑧ 故意または過失により、業務または就業に関して、会社に虚偽の事項を述べたとき
⑨ 第●条に定める服務規律に違反したとき
⑩ 会社の業務を妨害し、または妨害しようとしたとき
⑪ 火気を粗略に扱い、または所定の場所以外で焚火もしくは喫煙したとき
⑫ 性的な言動により、他の従業員に不快な思いをさせ、職場環境を悪化させたとき
⑬ 性的な言動に起因する問題により、会社の秩序・規律を乱し、または、そのおそれのあったとき
⑭ 職務中の他の従業員の業務に支障を与えるような性的関心を示したり、交際や性的関係を要求したとき
⑮ 職務上の地位を利用して、他の従業員に性的な不快感を与え、または性的な強要を行ったとき
⑯ 会社内で暴行、脅迫、傷害、暴言またはこれに類する行為をなしたとき
⑰ 故意または過失により、会社の秘密をもらし、またはもらそうとしたとき
⑱ 故意または過失により、会社に損害を与え、または会社の信用を失墜させたとき
⑲ 会社の金品を盗み、または横領するなど不正行為に及んだとき
⑳ 正当な手段によらず私品を修理または作成したとき
㉑ 故意または過失により、会社の施設もしくは金品を毀損滅失し、生産の低下もしくは業務の渋滞を惹起し、または労働災害その他の人身事故を発生させたとき
㉒ 職務を利用して私利を図ったとき
㉓ 取引先に対し、金品等の利益を要求し、または受領するなど職務上の不正行為をなしたとき
㉔ 承認を得ないで在籍のまま他に雇用されたとき
㉕ 正当な理由なく、異動を拒否したとき
㉖ 会社の敷地内で、許可なく集会を行い、または文書の配布、掲示、演説、放送を行ったとき
㉗ 飲酒運転(酒気帯び運転を含む)、ひき逃げ、その他刑罰法規に違反したとき
㉘ 会社外において、会社または役員、従業員の名誉・信用を毀損したとき
㉙ 部下の管理監督、業務上の指導、または必要な指示注意を怠ったとき
㉚ 前各号に準ずる行為があったとき

じゃ、ここから、試験に出そうなところを少しピックアップ。

問題です。

就業規則に懲戒の定めがなくても懲戒をすることができる。○か✕か。

答えは✕。懲戒って、いわば刑罰なんですね。いわゆる刑法と同じ。どういったことをやったら刑罰に処しますよと予め書いてないといけないんですね。

フジ興産事件(最高裁二小 平成15年10月10日判決・労判861号5頁以下)というのがあるのですが、この最高裁判決は、

使用者が労働者を懲戒するには、あらかじめ就業規則において懲戒の種別及び事由を定めておくことを要する

としています。

では次の問題です。

月給20万円の社員に対して、減給処分をしたいが、その金額を5万円とすることができるか。○か✕か。

答えは✕。減給って実は制限があるの知ってますか?労基法91条で「1回の額が平均賃金の1日分の半額を超え、総額が一賃金支払期における賃金の総額の10分の1を超えてはならない」と定められているんです。1回あたりの懲戒対象行為については、1日の平均賃金の半分が上限ってことなんです。そうすると、殆どの場合、数千円なんですね。それくらいしか減額できないので、あまり大きなインパクトはないんです。

じゃ、もう一丁参りましょう。

懲戒解雇された場合には退職金は支払われないが、諭旨解雇の場合には退職金は支払われる。○か✕か。

答えは✕。退職金を支払うかどうかは就業規則(あるいは退職金規程)に企業が自由に定めることができるものであり、一般的に懲戒解雇の場合に退職金を支払わないケースが多いのですが、当然、支払うこともできます。

【ハラスメント】

過去問を見ていくと、ハラスメント、いわゆるセクハラ、パワハラについては出ていないようですね。労働局の調査によると、一番多い相談が、いじめ、パワハラだそうなので、これは今年出るかもしれない。併せて、最近タイムリーなのが、いわゆるマタハラですね。
これも、出るかもしれない。

セクハラってなんだかわかりますか?そんなのわかるよって声が聞こえてきそうですね。忘年会の後に上司がタクシーの中で部下の手を握ったとか、抱きついたとか、そういったことがすぐに思い浮かぶのではないでしょうか。

セクハラって、概念としては2つあると言われています。

1つが、対価型セクシャルハラスメントと言われるもので、職場において行われる労働者の意に反する性的な言動に対する労働者の対応により、当該労働者が解雇、降格、減給等の不利益を受けることとされています。これ、上司が部下の女性にご飯行こうよ、いかなかったら出世はないよ、みたいな感じですね。

もう1つが、環境型セクシャルハラスメントと言われるもので、職場において行われる労働者の意に反する性的な言動により労働者の就業環境が不快なものとなったため、能力の発揮に重大な悪影響が生じる等当該労働者が就業する上で看過できない程度の支障が生じることとされています。これ、ヌードポスターを職場の机に貼るようなものですね。

ここで問題です。

男性から女性のセクハラって、イメージしやすいんですが、女性から男性へのセクハラも認めれる。○か✕か。

答えは○。実はそうなんですね。女性上司の男性部下に対するセクハラもありうるんです。ちょっとイメージつかないですけど(笑)

じゃ、次の問題です。

男性から男性へのセクハラも認められる。女性から女性へのセクハラも認められる。○か✕か。

答えは○。これも以外ですね。男性間でのいわゆる下ネタ話もやばいのかもしれません(笑)

次に、パワハラに行きますが、実は、パワハラって、定まった定義がありません。これ知ってました?

現段階で有力なのは、厚生労働省が設置した「職場のいじめ・嫌がらせ問題に関する円卓会議 ワーキング・グループ」が、パワーハラスメントについて、「同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為をいう」と定義づけているもので、

① 暴行・傷害(身体的な攻撃)
② 脅迫・名誉毀損・侮辱・ひどい暴言(精神的な攻撃)
③ 隔離・仲間外し・無視(人間関係からの切り離し)
④ 業務上明らかに不要なことや遂行不可能なことの強制、仕事の妨害(過大な要求)
⑤ 業務上の合理性なく、能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を命じることや仕事を与えないこと(過小な要求)
⑥ 私的なことに過度に立ち入ること(個の侵害)

の類型があると言っております。

ここで問題です。

上司が仕事中、指示に反発した部下を殴って怪我させてしまった。上司は損害賠償しなければならないが、企業は損害賠償しなくて良い。○か✕か。

答えは、✕。上司は、民法709条に基づき損害賠償義務を負担するが、同時に企業も民法715条(使用者責任)に基づき損害賠償義務を負うことになります。

さて、最後は、マタハラです。これは、昨年、最高裁判決が出まして、その後、行政当局が通達等を出しており、実務的には注目されています。厚生労働省のまとめたもの(こちらです)を見ていただくのが一番わかりやすいかと思います。

私も、主として企業の人事担当者や社会保険労務士の先生向けの雑誌であるビジネスガイドに、最高裁判決の解説通達の解説Q&Aの解説を寄稿させていただいておりますので、もし興味があればお時間のあるときにでも一読いただければと思います。

ではでは~。

つべこべ言わずに、本試験まで突っ走ろうぜ!勉強はやったもん勝ち!

 

道場初夏大阪セミナーinなんば 開催!

~1次&2次試験突破 の巻~

1次試験、直前期対策のキモはここだ!

◆暗記科目が辛いあなたへ。丸暗記を理解に変える発想法

◆合格へグッと近づく、模試活用法

2次試験に向けて今やるべきことは?

◆財務強化が1次・2次突破の鍵! 「CF計算書」を味方につける

ストレート生の方、多年度生の方、いずれにも有益なお話ができるよう、とっておきの秘訣をお伝えさせていただきます。

 

●日時:66日(土) 14:00~16:30

●定員:15人
●参加費:500円
●会 場:地下鉄なんば駅近辺の会場にて開催。詳細な場所については、個別にメールにてお知らせいたします。

 

<セミナー終了後の懇親会は、2本立て!>

皆様にご参加いただきやすいよう、懇親会を2部構成にいたしました。

参加は任意です。どちらかでも、両方への参加でも大歓迎です。

 

●16:30~ 第1部 ティータイム懇親会

会場近くの喫茶店にて、皆さんの質問に道場メンバが答えます。

質問や相談を個別にしたい方、他の受験生との交流を深めたい方、ぜひご参加ください。

※参加費無料。ご自身の注文いただいたお茶代だけお支払いいただきます。

 

●18:00~ 第2部 居酒屋懇親会

腰を据えてじっくりとお話したい方はぜひ。

お酒を囲む場だからこそ、なかなか表の場では聞けないとっておきの話が飛び出すことも多くあります。

前回の東京セミナーでも、有益な情報を収集している受験生の姿が印象的でした。

※参加費は3500円程度を予定しています。

 

お申込みはこちらから

 

ご参加、お待ちしております!



 

日本語

そうは言っても、日本語である。

 

こんにちは、うみのです。

岡崎さんの中小企業経営・政策おはともさんの経済学・経済政策の記事がすでに上がっておりますが、5月3日~15日の期間は休みなく、渾身シリーズをお届けしていきます

6代目メンバの得意科目を中心に、それぞれの科目の攻略のキモをお伝えしますので、ぜひ1次試験突破の参考にしていただければと思います。

 

さて、私が担当するのは企業経営理論です。

多くの受験生が伸び悩むこの科目について、私が思う「攻略のキモ」を3つのポイントでお伝えしたいと思います。

 

1.「難解な日本語」という漠然とした苦手意識を、課題解決思考で分解してみる。

 

企業経営理論と言えば、苦手理由として真っ先に挙がるのが「あの難解で独特な日本語」。

問題文や選択肢を読んでも、何を言っているのかよくわからない…といモヤモヤ感に悩まされている受験生は多いのではないかと思います。

 

しかし、そうは言っても、日本語です。

 

外国語のように、徹頭徹尾わからない、というわけではなく、

実はそこには、「わかった部分」と「わからなかった部分」があるのではないでしょうか?

平成25年度 第1問の選択肢(ウ)の文章を例に挙げて考えてみます。

 

「経営計画に盛り込まれた戦略ビジョンは、予算計画や下位レベルのアクション・プランと連動させるとコントロール指針として機能するようになり、戦略行動の柔軟性を失わせる。」

 

文章全体を見ると、モヤモヤ感の強い文章ですね。

これをたとえば、

 

①    経営計画に盛り込まれた戦略ビジョン

②    予算計画や下位レベルのアクション・プラン

③    コントロール指針として機能する

④    戦略行動の柔軟性

 

このように分解をしてみると、「わかった部分」「わからなかった部分」が明確になるのではないかと思います。

 

漠然と「難解な日本語」と捉えてしまうと、攻略のとっかかりがなかなか見えてきませんが、このように「難解と感じた原因」を具体化していくことで、「なぜ間違えたのか?」「どこの理解が足りなかったのか?」が見えてくるようになるのではないかと思います。

原因が明確になったら、その原因ごとに、足りなかった知識を補強したり、難解な表現を分かりやすく言い換えてみるなどの対策を考えてみましょう。

時間はかかりますが、こうした復習方法を取ることで、「難解な日本語」への苦手意識は確実に薄れていくはずです。

 

間違えた原因を明確にし、「問題が解けなかった自分」と「問題が解ける自分」との間にあるギャップを解消していく。

こうした課題解決思考を通して、コツコツと着実に、得点アップにつなげていきましょう。

 

 

2.企業経営理論は、過去問に始まり、過去問に終わる。

 

現在、スピ問や様々な予備校の問題集、答練を通して演習をしていらっしゃるかと思いますが、企業経営理論に関しては、「過去問」が何より重要な教材であると思います。

(過去問が重要なのはどの科目でも同じですが、特に企業経営理論においては重要度が高いです)

その理由は、「文章の癖」に正しく慣れる事が必要だからです。

 

「難解な日本語」と前述したように、企業経営理論には、「独特の言い回し=文章の癖」があります。

その文章の癖に慣れ、独特の言い回しから「つまり何を言っているのか」を汲み取れるかどうかが、まず問われる科目です。

 

この文章の癖は「出題者」によるもの、独特の言い回しは「出題の意図」による部分が非常に大きいと思います。

 

予備校の問題集や答練、模試なども、よく練られてはいるものの、出題者が異なる以上、そこに何かしらのズレが生じている可能性があります。

私自身も、「予備校では点が取れず、過去問では点が取れるという不思議な成績を持っていたが、実際の本試験では過去問と同じ感覚で解けた」という経験がありました。

「難解な日本語」を攻略していく上では、過去問を参考にしてその癖に慣れておくことが、本試験での感覚のズレを最小限に抑える方法だと私は思います。

 

 

3.優先順位をつけて解く。

 

解答に熟考を要されることの多い企業経営理論。時間内に全ての問題を解ききれない…という悩みの処方箋として、「マーケティング分野は組織論や戦略論と比較して簡単な問題が多いため、まずマーケティングの問題から解いて手堅く得点する」ということがよく言われていました。

しかし、平成24年度試験後の時点で「マーケティングは難化している」というひろいんさんの指摘もあったように、その手法が通用しなくなってきているとも見られています。

 

さらに、ここ近年の分野別難易度を見てみると、下記のような傾向になっています。

 

平成25年度 分野別難易度(TACデータリサーチ)

平成25年度分野別難易度

 

平成26年度 分野別難易度(TACデータリサーチ)

平成26年度分野別難易度

 

平成26年度は、TACデータリサーチ上の平均点が前年比4.4点上昇したり、Eランク問題がなくなったりと全体的にやや易化した傾向があり、特にマーケティングでのABランクの問題の比率が上がっています

それは裏を返せば、マーケティングは年度によって難易度の変動が大きい科目ということでもあります。

やはり「マーケティングから解く」という戦略が一概に通用するとは言いにくい状況なのではないかと思います。

 

そこでおすすめしたいのは、「分野ではなく、問題の性質として解きやすいものから回答していく」という方法です。

 

他の科目もそうですが、「時間をかけなくても解ける問題」「時間をかければ正答を導ける問題」を見極め、前者から優先順位をつけて解答していくことで、分野ごとの難易度に振り回されることなく、確実にABランクの問題を潰していくことができます

具体的な解く順番の参考としておすすめしたいのは、以下の通りです。

 

①知識だけで解ける問題 

②考えれば解ける問題 

③知らない用語が出てきた問題 

④何を言っているか一読しただけではわからない問題

 

ここで注目したいのは、3つ目の「知らない用語が出てきた問題」です。

過去に出題例の少ない用語が出てきた問題は、単純に知識を問う問題として扱われることが多いためか、選択肢の文章は比較的素直な表現のものが多く、じっくり読めば正解を選べる可能性が高いです。

平成26年度の第30問・設問2を例に挙げてみます。

 

問題:文中の下線部①に示す「ライフサイクル・アプローチ、ライフスタイル・アプローチ」に関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア 近年の家計調査によれば、家族ライフサイクルの終点近くに位置する後期高齢者による耐久消費財支出の増加傾向が読み取れる。

イ  ライフサイクル・アプローチに示されるフルネスト(full nest)段階におかれた家計の消費支出をみると、医療、外食、ファッションといった項目の構成比が高まることが分かる。

ウ  ライフサイクル・アプローチは、家族という集団を人の一生に例え、「家族のライフサイクル」の普遍的な共通性に着目したアプローチである。個別の家族に固有な出来事の影響を反映した分析を行う点に最も大きな特徴がある。

エ  ライフスタイル・アプローチは、モチベーション・リサーチやパーソナリティ研究から発展したサイコグラフィクスを源流とするとされる。

 

ここで「ライフサイクル・アプローチ」という用語自体を初めて目にする人もいたかと思いますが、じっくり選択肢の文章を読解してみましょう。

以下は、私が実際に本試験で解釈した内容です。

 

ア⇒「後期高齢者」が「耐久消費財」(多分、車とか家具とか?)の支出を増やすかなあ。そんなイメージはないな…。

イ⇒「フルネスト(full nest)段階」が「医療、外食、ファッション」の購入傾向を高めるかどうか…そもそも「フルネスト段階」が何の事か分からないので判断できないな。

ウ⇒「個別の家族に固有な出来事の影響を反映した分析」って、現実問題として難しそう。

エ⇒「モチベーション・リサーチやパーソナリティ研究」は「サイコグラフィクス」の一環っぽいニュアンスを感じる。「ライフスタイル・アプローチ」もデモ、ジオ、サイコの中のどれかで言えば「サイコ」っぽいな。

 

ここで、選択肢がイかエに絞られます。

「知識がなく全く判断できない」イか、「間違った箇所がなさそう」なエを比較してみて、最終的には「より妥当そうな可能性の高い」エを選択しました。(正解はエ)

 

何をどこまで読み取れるかは状況によりそれぞれですが、未知の用語が入っていても、じっくり読むことである程度正解まで近づける問題もありますので、時間のある限り諦めずに粘って解釈してみることも有効ではないかと思います。

 

そしてこの、「文章をじっくり読み、正しく解釈しようとする」プロセスは、そのまま2次試験で求められる「国語力」につながります

「難解な日本語」にくじけずに企業経営理論を攻略していくことは、ストレート合格の強い味方になってくれるはずです。

「国語力」の話は、また1次試験の終わった8月以降にじっくりお伝えしたいと思います。

 

他の科目に比較して、成果が出てくるまで時間がかかるかと思いますが、地道にコツコツ努力を重ねていけば、モヤモヤ感や苦手意識は確実に減少していきます。

焦らず少しずつ、実力をアップしていきましょう!



皆さん、こんにちは。
突然ですが、今日はなんの日かご存じでしょうか。

そうです!今日はお釈迦様の誕生日いわゆる「花祭り」です。仏教系の学校やお寺では、なんらかの行事が行われていて意識をされたことがある方もおられるかもしれませんが、日本でこの行事があまり積極的に話題にされてないことを、和尚はこのHNでもあり寂しく思います。

キリストの誕生日なんてせいぜいキリスト教が輸入された明治時代(隠れキリシタン的には戦国時代?)からしか祝ってないはずなのに、あんなに12月には「日本で」盛り上がるのか、それもイブという名の前夜祭まで含めれば2日間もあるのか、多いに疑問です。たぶんプレゼントや行事にかかる経済効果を考えればその額は大変なものになるでしょう。

で、和尚は考えました。
マーケ的には「ブルーオーシャン戦略」が成立するかわかんないですが
「良い子にしてれば、お釈迦様が白い象に乗ってプレゼントを枕元に置いてくれる」
とか
「花祭りパーティーと称してケーキではなく和菓子を食べる」
とか、 そういうストーリーを確立させたニッチな仕掛けが中小企業には必要かと思います。ただしあまりお金をかけずにね。

また、前座が長くなりましたが。

今日は、そうしたニッチな分野のお話。
これも読者の需要がどれほどあるかわかりませんが、お話をさせて頂きます。題して「重箱の隅つつき論点対策!」。

あくまでこの題材、「1次試験あと2、3教科」とか「どうも王道論点の分野で点の伸び悩みを感じている」とか
「やるなら科目でパーフェクトを目指したい」「そもそも道場が提起する理論とかに反発を感じている」(笑)
とかのニーズは少ないけどあるんじゃないかな、と思って企画しております。
ただ、やるからには一般的な論点の勉強にも必要なことではないかなと思い、そのエッセンスも踏まえながら。

第1回は「経営理論の労働法務分野をどうする?」の巻です。
はい、和尚は平成25年の1次試験、経済と経営、不合格でした。たぶん図らずも2教科、もしくは1教科だけ残しちゃった方もいらっしゃるかと思います。
そうした方に、私の経験上から申しますと
「受かった科目の保険受験なんかやめて少ない教科だったら舐め尽くせ!」と感じております。(あくまで個人的感想なのでご容赦)
この試験、年度による科目ごとの難易度の差が激しく得意教科でも足元をさらわれた方の体験談はよくきかれます。私も財務が得意ではあったのですが、H26年度はかなり平均点がダウン・・・。受験しなくて良かった、とは結果論ではありますが、そう思っております。
また、不得意科目を克服する爽快感は格別ですよ。

また、残り少ない科目だと10点と言えども無視できないのでは?と思います。

で、本論ですが。
私、FP1級のホルダーではありますが、社労士試験分野は全くの苦手。。というか食わず嫌いな面があって、ろくに勉強をしておりません。年金分野は手元に資料がないと数値など頭に入っておりませぬ。
そうした上での、経営理論試験での労働法務分野。
思い返すに
全くわかってない状態」(前々回の記事ごらんください)
でございました。ゆえに25年の試験はこの分野2点。正当率2割です。これではいかんと思い、前々回の記事のような「マゾ的学習法」を励行し、今回の労務分野では満点をゲットできました。

確かに、いろんな受験本では「労務分野は深入りするな!」とか「分かるやつだけ解け!」とかの文字が踊っておりますが、じゃ、社労士さんとかどうなるの?とか思ったのが舐め尽くしてやるぞと思った発端です。
労務分野の法律がどういう構成になっているかなど全くわかってないことを自覚しておりましたので(どんな法律があるか知らない)、自分で全く理解できていないだけだし、これを克服するのは苦労するかもだけど、伸びシロは大きいだろうな、と思って取り組んだ記憶があります。

さて、そのやり方。
アイテムは主に3つです。当然前々回の記事通り「マゾ的学習法実践者」ゆえに①から②、③へ進みましたよ。以下、社労士試験すべてではなく、労働法務分野のみの勉強です。

①岡野の無料合格ゼミ(社労士編)
ネットで是非ググってみてください。これ本当にお買い得、買ってはないけれど。社労士だけでなく、法務で民法分野をガリガリしたいなら「宅建編」、情報システムにはIT系もあるのかな?
昔なら暗記カードなんかをつかったのが今やこれ。時代を感じますね。問題を解くと正誤が記録される、正当率は当然ながらどの問題が間違えやすいか、グラフになって出てくるし、ここの管理者もおっしゃってますが「このサイトだけで国家試験に受かる問題を取り入れてある」との由。だから診断士試験の経営理論のさらに労務分野の問題範囲くらいは十分カバーして余りある。。。
たまに間違いが続くと、イラストのねーちゃんの発言にやつ当たりしたくなるが。。。
もう一言。これ正解はともかく解説はネットを読んでいるみなさんの「集合知」が集大成されている。こうした試みをしてビジネスを成立させておられる方がいる、ということも診断士として頭に入れておかねばならないことであろう。

②BOOK・OFFで105円で買った「2012年度版受かるぞ!社労士」秋保雅男・編
で、①の正当率が6割くらいまでやったあと、これを読み込んだ。
私は、特に参考書は自分の手で汚すことが大好きな人間で、新品の参考書を汚すことは非常なる贅沢と感じる人間であるので、年度遅れでも中古でもかまわん、という感じ。
この本は既にマーカーで汚されていたが※、私はそこへまた違う色のボールペンで気がついたことを書き込む書き込む。労働法務の体系ってこうなっているのかぁ。、、。とか新たな発見も多かったなぁ。実に楽しい読書の時間となりました。

③さらにネット動画にも進出!
TAC社労士講座の動画チャンネルの視聴は、テキストもPDFでついてて、良かった。視覚だけでなく聴覚にも訴えられること、私の防水タブレットにて風呂のなかでも視聴可能なのは、24時間勉強漬けという気分を味わうにもいいなあ、と思いました。

ほぼ、パケット代と105円でこの分野はパーフェクトにできた、という実績だけは私がつけましたので、5000人の受験者の中で1人でも試していただければ、幸いと思い、記事にいたしました。

合掌。

PS
※部分ですが、この本を売られた方、たぶん社労士試験途中でギブアップではなかったかと感じました。
理由は
①マーカーがほぼ全ての文章に塗ってある。
②そのマーカーが途中で終わっていて、後半部分はほぼきれいな状態で残っている。

マーカーというのは重要な部分「のみ」引くものであってすべてに引くものではない、このブログまでたどり着かれた方は、そうではないでしょうが、老婆心ながら。。

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皆様こんにちは tomoです

今回は前回に続き、科目別の学習戦略を立てる重要性についてお話させて頂きます。

今、ストレート生の方は二日目科目の暗記三兄弟の授業の真っ只中だと思います。

前回お話したように、科目ごとに特性の理解と自分なりの作戦を立てることで、各科目に振り回されないように、確実に合格を勝ち取って頂きたく思います。

 

というわけで前回のシリーズで、1日目科目の、企業経営理論、財務、経済、運営の順にお伝え致します。

今回は私の一例という事ですので、文章量が多いので適時流し読みしていただければと思います。。

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■企業経営理論

□科目特性理解

この科目についてある資格学校の先生は「この科目問題文・設問文は日本語ではない。」とおっしゃっていました。

つまり、企業経営理論の問題文はこの科目独特の難しい言い回しやひっかけがあり、非常に対応しづらい。という事です。

なのでこの科目を攻略するためには、もちろん暗記するべき項目はしっかり行い、独特の言い回しに対しては過去問(特にこの科目は過去問が重要)を中心に練習繰り返して慣れる必要があります。

また、この科目は暗記すれば上がるわけでもなく理解をすれば上がるわけでもなく、でも二次にも重要な内容なのでやらないわけにもいかず、問題を解くのに時間もかかるし問題数も多いし、、、と、一番対応しづらい科目かもしれません。(個人差ありますが)

□現状把握

私はこの科目は苦手でした。。というのも2013年に受験時は58点で、そのあとテキストの項目も難なく頭に入ったのにずっと50点後半で点数が伸び悩んでおりました。

ですので、私にとっては学習の費用対効果が悪いを判断し、ここはわりきって50点台後半も目指して、他の科目で稼ぐ作戦にしました。

□学習方法

といいつつも、この対応しづらい科目で足を切るのが怖かったので、できる限りのことはしました。

本番までには、過去問9年分※を6回転。3回転までは正答率E以外の問題はすべて解いて、4~6回転目は間違えた問題のみを解きました。問題集の解説の所に、全選択肢について、なぜその選択肢が正しいのか違うのかを考え書き込んでいきました。

この科目については「過去問が一番の教科書」ともいいますので、答練などは復習していません。

過去問だけを信じてやりました。 結果的には58点しか取れませんでしたが、答練や模試でも安定して60点は超えていたので間違ってはいなかったと思います。

※私が使用したと記載している過去問はすべて論点別のものです。 中小企業診断士試験論点別・重要度順 過去問完全マスターシリーズ:中小企業診断士試験研究会出版

□目標点数

2013年受験時と同じ58点をめざしました。(結果、58点)

  ■財務

□科目特性理解

 「財務を制するものは診断士試験を制する」ともいわれるように、一番苦手意識をもつ方が多い科目だと思います。

ですので、もともと数字を扱うのが得意な方や、仕事などで財務関連に従事されている方はかなり有利になります。

私の周りでも、診断士の勉強前や平行して簿記(二級)の勉強をしている方が多かったです。 二次試験の事例4でもでてきますし、最終的には一次を乗り越えるだけではなく、二次を突破する応用力が求められます。

□現状把握

といいつつも、私はこの科目がアレルギーがでる位に大の大の大の苦手で、もう二次試験の直前まで非常に苦しみました。(二次試験の財務奮闘記はまた夏に書きます。。) 授業が終わった時点で、何も言葉や概念が頭に入ってこず、問題がとけず答練などは当初は40点代でした。。

□学習方法

そこで財務が大の苦手な私の作戦は、一次試験は何とか丸暗記で乗り切り、特に二次試験で出題される範囲については重点的に学習しようと決めました。

 実際にしたのは他の科目と同じ9年分の過去問を7回転。3回転までは正答率E以外の問題はすべて解いて、4~7回転目は間違えた問題のみを解きました。

 また答練×4セットを3回転(2回転までは解く、3回転目は間違えた問題のみ) 最後は解法を暗記するまでになりました。

(この方法がいいとは思いませんが、本当に苦手な人には、やはり財務は暗記する事をおすすめします。)

□目標点数

易化した2013年に60点で科目合格したにもかかわらず、二次の為、苦手意識を克服するために再受験を決意したので、 2014年は絶対60点は超えないといけませんでした。(結果、2014年財務は平均が40代とかなり難化しましたが60点ちょうどを取れました) 一次の点数的には、なぜ再度うけた??という結果でしたがが、結果的には二次でこの勉強が非常に役立ちました。

 

 

■経済  

□科目特性理解

財務と並んで、苦手意識を持つ方が多い科目かと思います。

しかも財務は、全く見たことがなく手が付けられないという問題は少なく、問題集の繰り返し学習で対応しやすいですが 経済は、どうやってとくか検討もつかないような問題がでる可能性があります。

また、簡単な年と難しい年の点数差が非常に大きく年度ごとに対応策が大きく異なります。

ただ、覚えるべき項目は比較的少なく、グラフ問題も解法暗記で対応できるケースも多いです。

 どうしても苦手で克服できない項目は思い切って捨てて、確実に合格点をとるなどドライな対応も必要な科目です。

□現状把握

私は経済学部だったこともあり、2013年の初回受験時はまあできるかなあというところからスタートしてしまったのが間違いで、 本番では40点(足かせ点で4点もらいましたが)をとってしまい他の科目ではカバーしきれず2013年は一次敗退した原因の科目でした。

ただ、経済は前年難しいとその次の年は易化する傾向があったため、2014年は得点源にする科目として位置付けました。 2014年は授業に出ず、答練だけうけましたが春時点では60点位でした。

□学習方法

財務と全く同じ分量ででひたすら解いて暗記する、でした。 9年分の過去問を7回転。3回転までは正答率E以外の問題はすべて解いて、4~7回転目は間違えた問題のみを解きました。 また答練×4セットを3回転(2回転までは解く、3回転目は間違えた問題のみ)

ただ、経済に関しては幅広い問題にあたる必要があると感じ、過去の答練の問題も解いたり、意識して幅広いパタンにあたりました。

□目標点数

得点源にしたかったので目標は80点。(結果は88点でした)

 

■運営

□科目特性理解

この科目は、分量の多い暗記科目という位置づけかと思います。 一部、在庫量の計算などありますが、あとは基本的には暗記であり、また内容についても身近な内容も多く得点源にする方も多いかもしれません。

□現状把握

この科目は授業の合間にこまめに暗記も行い(ポケットテキストを隙間時間に見る、分野別過去問を解く等)しており、答練も70点位でした。 ただ、覚える項目が多いので、運営に時間をかけるくらいなら同じ100点のシステムや中小に時間をかけようと思い適度に学習しようと考えました。

□学習方法

5年分の過去問を5回転。3回転までは正答率E以外の問題はすべて解いて、4~5回転目は間違えた問題のみを解きました

システムと同様、覚えられない単語は、単語帳に書いて持ち歩いて覚えました。

□目標点数

60点強で充分だと考えていました。(実際64点)

 

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以上、二回にわたり、科目ごとの学習戦略をたてる事についてお話させて頂きました。

ようするに、彼を知り己を知れば百戦殆からず※ 、という言葉が特に各科目ごとの特徴が大きく異なる診断士一次試験には当てはまると思います。

平均60点、足きりなしの試験だという事を再認識して、ご自身の現状とてらしあわせて各科目の作戦をとって、合格を勝ち取ってくださいませ!

※敵の実力や現状をしっかりと把握し、自分自身のことをよくわきまえて戦えば、なんど戦っても、勝つことができるものです。なにか問題を解決するときも、その内容を吟味し、自分の力量を認識したうえで対処すれば、うまくいくもの、という事。



みなさん、こんにちは。 ご無沙汰しております、butaoです まず初めに、合格者の皆様、誠におめでとうございます 本日も合格体験記のご紹介です。 今回は、診断士試験に短時間で見事独学ストレート合格されたりんごさんです!

独学ストレート合格を狙う方々にとってはもちろんのこと、それ以外の方にも参考になる体験記です

寄 稿 こ こ か ら 

初めまして。りんごと申します。経営コンサルティング会社に勤務しております 中小企業診断士受験中にサイトや懇親会など何度かお世話になった「一発合格道場」に私の合格体験記を寄稿させていただきます 私は、2014年の中小企業診断士に模試の利用もなく学習時間も少なく独学のみでストレート合格することができましたので、独学での合格を目指している方の参考になればと思い、合格体験記を書いてみました

受験の経緯

  1. 自分の知識を再整理し、コンサルティングに深みを出したい
  2. せっかく勉強するならMBAか何か資格を取って勉強したほうが体系だって勉強できるが、MBAは日本でも最低200万円くらいかかるので高額
  3. よし、中小企業診断士だ

くらいの軽いノリでした なので、受験当時は、これを活かして中小企業のコンサルティングに積極的に関わろうという意識はありませんでした この状態が、2014年の2月くらいです ただし、当然ですが業務優先で試験勉強に臨みました また、土日のいずれかは家族サービスもしなければならないなどの状況の中、基本的な勉強時間は帰りの電車の中と、土日のいずれか+祝日程度となりました

一次試験

前提 もともと大学で経済学を専攻していたので、「経済学」については一通りの知識はありました。また、学生時代に簿記1級まで取得していたので「財務・会計」についても細かい勉強をすることなく対応が可能でした インプット

  • 企業経営理論、運営管理、経営情報システム;中小企業診断士のブログやインターネットサイト
  • 経営法務、中小企業経営・政策;TACのスピードテキスト
  • 経済学、財務・会計;特になし
  • 全体をTACのポケットテキストで確認するという形をとりました。

実際、一次試験を受けてみて、60点を取るだけであればポケットテキストをマスターすれば問題ないという認識です 40点を下回ることなく60点以上をコンスタントに出せればいいという認識からつめこみで入れたのは中小企業政策の各制度の条件くらいです 白書の勉強はしていません アウトプット TACのスピード問題集を2回回したうえで、過去問を2回、最終的に間違えた問題だけをピックアップして何度か解きなおすというスタイルでした。なお、アウトプットは週末だけ行いました 結果 自己採点の合計で540点でした得意の経済学が88点、財務・会計が88点という運もあったのですが、知識前提となっていたシステムで60点台だった以外はその他も70点台をキープできました 合計学習時間インプット;30分(電車内)×180日 + 1時間(自宅)×10日(直前期) = 100時間 アウトプット;4時間×30(土日の片方+祝日、自宅)=120時間 合計;220時間

二次試験

一次試験が終わった後は本業が忙しくなってしまったため、一次試験の合格発表まで二次試験の学習はしませんでした これは、自己採点では一次を通過していると確信していましたが、合格という文字を見るまではどうせ二次試験のやる気が出ないだろうという意識も多分に働いています 二次までの日が6週間程度しかなかったため、インプットは「事例攻略のセオリー」で軽く行うこととして、アウトプットベースに学習しました アウトプットは一次試験合格後、「ふぞろい」シリーズの評判がよかったのでこちらで行うことにし、また各予備校の模試などは本試験とはかなり違うとのうわさを聞きつけ、過去問のみを解くことにしました 順番としては平成24年度から逆に平成19年度までを解き、最後に平成25年度を解くという形にしました また、解き方も100字といった字数制限を意識するというよりは、100〜120字くらいだったら2つ程度の根拠を、150字を超えるものは3つ、逆にそれ未満であれば1つを導出するというように、根拠となる文を箇条書きで書くというような回答練習をしていました その代り、導出までの時間は40分と本試験の半分で行っていました この試験で、少なくとも私は、字数内に収めることに苦労するほど根拠となるものを見つけるというよりは、如何に根拠となるものを与件から見つけてくるかのほうが難しいと判断したため、このような学習法となりました なお、事例については全く苦手意識がなかったため、ほぼ無対策で臨みました また、実際の本試験では、ふぞろいや各予備校のように箇条書きに近い形式で回答を作るよりは、実際のコンサルティングに近づけるため「設問の状況」、「根拠」、「とるべきオプションや設問への回答」という3つの要素を必ず盛り込むようにしました 結果、私の二次試験の回答内容は各社から基礎問題以外はかけ離れたものとなってしまいましたが(合格率が高かったこともあり運よく)、合格することができました 合計学習時間筆記対策 インプット、30分(電車)×20日=10時間 アウトプット、12時間(土日のいずれか)×7=84時間 口述対策 約10時間 合計;おおよそ100時間

まとめ

一次試験は時間をかければ絶対に通る試験ですこれをいかに最小限の時間で切り抜けるか 私の場合、経済学や財務・会計といった得意科目がありました これらについてはほとんど学習する必要がなかったので中小企業診断士特有の問題に慣れてしまうだけで済んだということが大きかったと思います 特に財務・会計が得意という点は二次試験突破の意味でも大きく効いているように思います 財務・会計が不得意という人は多いのですが、商業簿記よりも工業簿記・原価計算を中心に日商簿記1級の範囲までカバーしておけば二次という点でも大きいと思います逆に1級の商業簿記や会計学は不要です また、二次試験は実際のコンサルティングをしているイメージで回答することを求めていると思います 実際のコンサルティングでオプションを並べてどれやりますか、なんてことは資金力が豊かな大企業ですらほとんどやりません ましてや中小企業のように資金がないところでは、況やをやです 自分が一番良いと考えたオプションに対してどれだけ説得力のある根拠を並べることができるか、これを実践し、逆にこれでだめなら中小企業診断士の資格自体が意味のないものだと思い、結果合格でした 各予備校のようなやり方を正面から否定するやり方ですが、自身の解法を確立してそこに固執したことが却ってよい結果をもたらしたと思います

寄稿ここまで

りんごさんは非常に短い時間で合格されています そんなりんごさんの行動の中では、一般的に受験生が行う行動からすると特徴的な行動がいくつかあります。 1次試験 ・企業経営理論、運営管理、経営情報システムは参考書を使わない ・試験全体の内容はポケテキで確認する ・財務会計、経済は追加でのINPUTはほぼしない 2次試験 ・模試は受けない ・過去問をとくときには字数制限はあまり気にしない ‐解答導出時間をそのぶん短くする 独学のデメリットとして、周囲に相談できる相手が少ないなどで非効率な勉強になりがちな点が挙げられます。 しかし、りんごさんは、一般的な情報を集め客観的な視点を保持した上で、自身にとっての最短経路を検討し、必要最低限なインプット行動を行っています 2次試験についても、一般的な意見は踏まえられた上で、合格に向けてご自身にとって障害となるポイントを認識され、その克服に焦点をあてた勉強をされております それらが、今回の結果につながったのではないかなと思います。 独学の皆様はもちろんのこと、通学の皆様も今のご自身の勉強法について、 今の方法は自分にとって最短なのか? などをチェックされてみてはいかがでしょうか りんごさん、心よりおめでとうございます