カテゴリ「 » 02 財務会計」の記事



みなさんこんにちは!たけぴょんです。

1次試験本番まであと1ヶ月ちょっととなりました。みなさんいかがお過ごしですか?梅雨ということもありなかなかテンションがあがらず悩んでいる方もいるかもしれませんね。でも、泣いても笑っても試験本番まであと1ヶ月ちょっとです。ここまで受験をあきらめず頑張ってきた自分を褒めてあげて、本番まで悔いの残らないよう駆け抜けてください!!無事2次試験のきっぷを勝ち取ったら、8月11日(金・祝日)「道場夏セミナー」に是非お越しください。「道場夏セミナーin大阪」も企画中ですので、関西方面の方は是非こちらも要チェックですよ。


さて、前回は財務・会計(前編)として出題傾向と留意点について書きました。今回の(後編)は「正確な知識と情報整理の重要性」と題して、過去問を題材に書きたいと思います。

 

以下は、平成26年度第13問の問題です。
もし可能な方は、まずこの問題を制限時間2分で解いてみてから、この後をお読みください。

以下は私が実際にこの問題を解いた際の頭の中で考えたこと&問題への書き込みです。

  • まず問題文の2行を一読。フリー・キャッシュフローを計算して解答群から適切なものを選ぶ問題か。⇒ここまでで、問題文1行目のフリー・キャッシュフローに下線を引く・・・(1)
  • キャッシュフローの計算式はどんなんだっけ、税引後営業利益+減価償却費だったな。
  • 問題文の【A社のデータ】に営業利益と減価償却費が既に書いてあるじゃないか!この問題楽勝じゃない?待てよ!この営業利益は頭に税引後とか書いてないぞ。ということは、、、あっ、一番下に法人税率40%って書いてある、これを使えっていうことか~。⇒ここまでで、営業利益200百万円の右側に「×(1-0.4)=120」と書き込み、また一番下の「法人税率40%」はここでもう使用済なので二重線で抹消。・・・(2)
  • あとは運転資金の増減の計算が必要だな。これ以外とややこしくてプラスとマイナスを逆にしてしまうことがあるから慎重に行かないと。運転資金の増減はどう計算するんだっけ?売上債権、棚卸資産の増加はキャッシュフロー上まだ回収できてないからマイナスになるな、負債の増加はその逆でキャッシュフローはプラスになるけど、、、、おおおっとおー、問題文は「減少」って書いてあるじゃないか、危ない危ない。ということは、支払っちゃったんだからキャッシュフロー上はマイナスだな。⇒ここまでで、売上債権増加額、棚卸資産の増加額、仕入債務の減少額の各々の金額の左側に「-」と書き込む。・・・(3)
  • 求めるものはフリーキャッシュフローだから、最後にキャッシュフローから設備投資額を差し引くのを忘れないようにしないとな。⇒ここまでで、当期の設備投資額の金額の左側に「-」と書き込み。当期の設備投資額と法人税率40%の間のところに、アンダーラインを引く・・・(4)
  • ⇒そして最後に、フリーキャッシュフローを計算(書き込みをみながら暗算)、計算結果をアンダーラインの下に書く・・・(5)

なお、計算結果は、
税引後営業利益120+減価償却費20-売上債権の増加額10-棚卸資産の増加額15-仕入債務の減少額5-当期の設備投資額40=70百万円と求まります。⇒その計算結果をもとに各選択肢を確認し、「」にマークする。・・・(6)

(1)~(6)を書き込みするとこうなります。

一見、この問題何の変哲もないフリーキャッシュフローを求める問題に思えますが、実際の正答率は40%未満(Dランク)でした。

なぜこのような低正答率になったのか考えてみると、H26年度は全体的に平均点が低かった年であったため、この問題に辿り着く前に心理的にかなり動揺して焦ってしまい、普段どおりであれば解ける問題なのに、ポカミスをして失点した受験生が相当数いたからではないかと推察できます。

因みに正解以外の選択肢をマークしてしまった原因はおそらく以下のとおりと推察できます。

  • 「イ」をマークした受験生⇒仕入債務の減少額を増加額と勘違いしフリーキャッシュフロー上マイナスして計算すべきところプラスして計算してしまった。
  • 「ウ」をマークした受験生⇒「売上債権の増加額」と「棚卸資産の増加額」をキャッシュフロー上マイナスして計算すべきところプラスして計算してしまった。
  •  「エ」をマークした受験生⇒営業利益-運転資金増減-当期の設備投資額で計算してしまった(営業利益を税引前のまま使い、減価償却費を計算上使わなかった)など。

このような失点を防ぐためには、以下のとおり「正確な知識」と「情報整理」が不可欠です。

  • 難問が散りばめられていても、問題全体をみて確実に得点できるものを見極め正答できる力。
  • この問題の場合で言えば、フリーキャッシュフローの計算式や運転資金増減の考え方を本番の極度の緊張状態でも正確に引き出せる知識として吸収できていること。
  •  いきなり計算しはじめるのではなく、まず問題文を情報整理し解答手順を組み立てた上で計算に着手する習慣が身についていること。

 


本番のような極度の緊張状態であっても、問題全体を見通して、自分が普段なら取れる問題を本番でも普段通りに得点できるよう、正確な知識の獲得と、いきなり計算しはじめるのではなく問題文を情報整理してから解く習慣を身に付けましょう。まだ時間はありますし、2次試験にも必ず活きてくる力です。

それでは、今日もみなさんお~元気で!

たけぴょんでした。

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みなさんこんにちは!たけぴょんです。

1次試験本番まであと51日、2次試験本番まであと129日となりました。みなさんいかがお過ごしですか。今回は2次事例Ⅳも見据え財務・会計をいかに攻略するかについて書きたいと思います。


■時間配分が重要~知識問題の処理がガギ■
下表は過去5年間の正答率割合をまとめたものです。

財務・会計は25マーク、1マーク4点の出題がほぼ定着しています(平成25年度のみ26マーク出題)。H24とH26は荒れた年でこういう年に当たると60点以上とるのはなかなか難しくなるかもしれませんが、それでもA+B問題を見極めしっかり対応できればあとは期待値計算で何とか40点足切りを回避できるのではないかと思います。一方、H25・27・28のような荒れない年であればA+B問題が6割程度を占める傾向にあるため、財務の苦手な方でも対策次第で十分60点以上を狙えると思います。

ただし、本番でA+B問題を落ち着いて仕留めるためには、時間配分がうまく行えるようになることが必要です。財務・会計は試験時間60分で25マークですので、1マークあたりに使える解答時間は2~3分しかありません。このため、知識問題などはかけても1分以内で片付け、その浮いた時間を経営分析等比較的時間のかかる問題に充てていくことが必要になってきます。財務・会計ときくと計算問題のイメージが先行しがちですが、例年3~5割は知識問題ですので、計算問題と知識問題各々バランス良く対策することが重要です。因みに、私が受けたH28の場合、以下のとおり知識問題がなんと約半分を占めていました。

■「ファイナンス+2次事例Ⅳ頻出単元」を重点的に■
下表はスピテキの章立てと1次試験の出題数および2次事例Ⅳの出題領域の関係を表にしたものです。

1次試験はファイナンスから全25マーク中、7~13マーク出題されるため、ファイナンスである程度点数が稼げるようにすることが最重要です。ファイナンスは年度にもよりますが約半分が知識問題ですし、計算問題もCAPMなど公式がしっかり頭に入っていれば解けるものも多いので、財務に苦手意識のある方でも比較的対策しやすい単元ではないかと思います。これに2次事例Ⅳ頻出単元である経営分析、管理会計、意思決定会計、CF計算書を加えると、1次試験出題の5~6割程度はカバーすることになるので、簿記の知識のない方などは1次試験までの残り日数と2次試験合格までを見据えると、ファイナンス+2次事例Ⅳ頻出単元を重点的に強化するのが時間対効果の高い勉強ではないかと思います。

■注意点:財務・会計は計算するほど落ちる■
1次試験は、そもそも電卓を使用しない前提の試験ですので、解答は基本的にきりのいい数字になるように問題が作られていますし、複雑な計算を要しない問題がほとんどです。2次試験に関しても、こちらは電卓使用前提のため解答が端数となり最後に四捨五入するような問題もありますが、簿記の試験のように電卓を何度も叩いて解答を導くという問題は経験上ほとんどありません。ですので、もしご自分が財務・会計の問題を解く際にいきなり計算からはじめている場合は要注意です。特に2次試験は計算するほど落ちる試験と心得ましょう。
これは本当に留意いただきたいのですが、診断士試験の財務・会計において計算力はあまり求められていません。求められているのは「情報整理力」です。例えば、「損益分岐点比率が解答として求められているのであれば、損益分岐点売上高と売上高が必要だな、そして損益分岐点売上高を求めるためには固定費と変動比率(または限界利益率)が必要だな」というように、問題文を読んで計算手順を組み立て必要な情報を抽出し整理する力が求められているのです。1次試験にせよ、2次試験にせよ問題を解く際は問題文を読んでいきなり計算をはじめるのではなく、まず計算手順を組み立てた上で計算しはじめることを心がけましょう。これが習慣づくと解答を導くにあたって計算はさほど必要ないことに気づくと思います。


今回はここまで。

次回は、財務・会計に求められる「情報整理力」について、実際に1次の過去問を題材にしてご紹介したいと思います。
【渾身】はまだ続きます!

それでは、今日もみなさんお~元気で!

たけぴょんでした。

 

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こんにちは、ますけんです。

6月に入って少し経ちました。関東も梅雨入りしてジメジメした日々が続きますね。この気候だと中々気分が上がらず、勉強のやる気も起きない日が多いのではないでしょうか。そのためか昨年の自分の月間勉強時間を振り返って見ると、6月が一番少なかったです。

1次試験まで2ヶ月を切って焦る気持ちが高まる一方で、なかなか勉強のうだつが上がらない。ストレスが溜まるばかりだと思います。

こういう時、ますけんは環境を変えて、いつも勉強してる場所とはちがう場所で勉強していました!

いつもは家か地元の図書館で勉強していたので、おしゃれなカフェなどを活用して気分転換を図っていました。

「女子か(笑)」とツッコミたくなるところですが、勉強の能率が上がればそれに越したことはないですね!

気分が上がらない時は、ぜひオススメです!


 

さて、6月から始まりました「渾身」シリーズ。ますけんの場合、正直1次試験の得意科目が財務ぐらいしかありません・・・

なので、財務に関する話を中心にお話したいとおもいます。

個人的に財務において理解に一番苦労したのは「キャッシュフロー計算書」です。

運転資本が増えた減った時、キャッシュがプラスになったかマイナスになったかよく分からなくなるからです。

学習当初は「売掛金増えたらキャッシュは減る」みたいな感じで勘定項目ごとに丸暗記していました。しかし、実際に問題として出されると混乱してしまうのが世の常。毎回のように間違えていました。。。

ただ、ある時を境にCF計算書への苦手意識がなくなります。それは、通学で受講していた講座の講師に押さえるべきポイントを教えてもらったからです。

<キャッシュフロー計算書のポイント>

では、そのポイントとはどのようなものでしょうか!?

簡単なB/Sの図を載せました。右側が負債・純資産といった資金調達、左側が資産や現金といった資金運用の項目です。

キャッシュフロー計算書の問題で多いのは運転資本の増減に関わるキャッシュの変動ですので、今回はここを中心にお話します。

また、説明を分かりやすくするためにも運転資本の増減はキャッシュの増減で調整するということも前提にします。

 <運転資本の増減とキャッシュの増減>

まず売上債権や棚卸資産が増えた場合です。資産が増えますので、借方貸方一致の原則から、どこかを調整しなければならない。その際、キャッシュの増減で調整するという前提があるので、キャッシュの減少で借方貸方一致にさせます。

結果、参考書に書いてある「売上債権・棚卸資産の増加→キャッシュの減少」という公式につながります。

仕入債務が増えた場合も同じような手順です。負債項目が増えた分の調整をキャッシュの増加で調整し、借方貸方を一致させる。

そうすると、「仕入債務の増加→キャッシュの増加」という公式につながるのです。

今回は、運転資本の増減のみでお話しましたが、B/Sの原則を用いて考えているため、ほかの勘定項目の増減にも対応可能です。


どうでしたでしょか、キャッシュフロー計算書。今回お話した内容は基礎的な内容を噛み砕いて話をしたにすぎません。ただ、受験当日では、極度の緊張からパニックに陥り頭が真っ白になる可能性も十分考えられます。

そうした際に、「丸暗記ではなく、本質を押さえて覚える」ことで、冷静になってアウトプットしやすくなると思います。これはすべての科目で共通して言えることでしょう。

完成答練演習や過去問演習の中でよく間違える箇所やあやふやの知識のまま覚えている箇所に関しては、もう一度原理原則からしっかり押さえましょう。

もう一回テキストを開いて覚え直すのは正直面倒ではありますが、結果的には「近道」だと思います。

毎日多くの課題に追われる中かと思いますが、一歩一歩着実に力をつけましょう!

ますけんでした。

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みなさんこんにちは、ゆっこです。いよいよ5月も残すところあと2日ですね。去年の3月から学習を始めた私の去年の今頃は6科目のインプットが終わり、7科目目の中小企業経営・政策のインプットに取り掛かるところでした。まだ過去問に手をつけていない状態だったんです。それでも何とか間に合いましたので、間に合わないかも?と思っている方がもしいらっしゃったら、まだ諦めるのは早すぎです!万が一まだ一次試験の申し込みをされていない方がいらっしゃったら、明日までに郵便局へ行ってくださいね!さらに万が一、試験案内などを取り寄せていないという方、明日までに窓口へ行けば間に合いますよ!!

さて、7科目もある一次試験、他の科目をやっていると最初の方に勉強した科目の内容を忘れてしまっていることもありますよね。。私の場合、初めの方に勉強した科目の内容が気になった時には、寝る前などにパラパラとノートを見返したりしていました。ノートを作っていない方は、テキストでもいいかもしれません。

そこで今日は、財務・会計から、まぎらわしい用語、覚えていますか?というタイトルでお届けします。しばらく触れていなくて忘れてたよ、、という方に思い出していただければ嬉しいです。

まずは軽〜く、簿記の勘定科目から。

『割引』・『値引』・『割戻』

それぞれ売上と仕入に対して後につきますが、考え方は同じなので、下のように思い出してくださいね。

割引は、期日前に払ってくれたことで減額してもらうので、利息を免除してもらったと考えられます。したがって、損益計算書(P/L)では営業外費用の項目に上がってきます。

値引は、数量不足や不具合があった場合に減額してもらうと覚えてください。売上(仕入)総額から控除されますのでP/L上は売上(売上原価)を減らす項目になります。

割戻は、大量取引に対するリベート、キックバックとして引いてもらうものでしたね。売上(仕入)総額から控除されますのでP/L上は売上(売上原価)を減らす項目になります。

こうやって書いてもやっぱりまぎらわしい、、特に「割引」と「値引」で迷った場合はこう考えてください。割引」は取引総額に対する合で引く、「値引」は不具合があったモノの段だけ引く割戻も、取引の総額に対して引かれますからを使うんですね。

 

次に、まぎらわしいというか、それぞれは全く違う論点なのですが、よく似た言葉で二次試験対策でも必要となる2つの論点です。

『財務レバレッジ』・『営業レバレッジ』

財務レバレッジは、負債の利用度を表すと言われます。式で表すと次の通り。

財務レバレッジ=総資産/純資産

ここで私は一つブレイクダウンして、次のようにしました。

財務レバレッジ=負債+純資産)/純資産

この方が、”負債の利用度”感が出ます(笑)。また、次に出てくる営業レバレッジの覚え方とも絡んで、上記のように覚えました。

それでは負債の利用度って一体何よ?とききたくなります。負債を利用すると利息を支払わなくてはいけませんので、その分当期純利益が減り支払う法人税が少なくて済むようになります。これが負債の節税効果ですね。この節税効果のぶんのキャッシュを企業活動に活かすことができるようになるから企業価値が上昇すると言える、というのがMM理論の修正命題です。

節税効果の額は利息の額×法人税率ですから、負債額×利子率×法人税率と表せます。

そこで企業活動に活かせる価値は、DCF法の式、価値=キャッシュフロー/利率に当てはめれば

節税効果によって増えた企業価値=(負債額×利子率×法人税額)/利子率

=負債額×法人税

と、簡単な式になってしまいました。

財務レバレッジではもう一つ、下の式を覚えておきましょう。

ROE=ROA×財務レバレッジ

続いて営業レバレッジですこれは、固定費の利用度を表すと言われます。式で表すと、

営業レバレッジ=限界利益/営業利益

これもやはりブレイクダウンします。

営業レバレッジ=(固定費+営業利益)/営業利益

こちらも”固定費の利用度”感を出しました。この指標は売上高が営業利益に及ぼす影響を意味します。固定費が大きいほど売上高の変化による営業利益の変化が大きくなり、ハイリスクハイリターンとなります。営業レバレッジについては一次試験では過去5年間では出題されたことはありませんが、リスク測定や業績予想などにも使われる指標ですので

営業利益の変化率=売上高の変化率×営業レバレッジ

の式とともに上記の式を覚えておくと役に立つかもしれません。

いかがでしたか?財務・会計の内容を久しぶりに見た方、覚えていましたか?他にもまぎらわしい用語や、どうしても覚えにくい論点について、ノートやメモ帳に書き出しておくと、あれ?なんだっけ?という時にすぐに参照できますし、本番直前に確認するファイナルペーパーにもなって良いかもしれません。ゆっこの場合はB6のメモ用紙に書き出して、試験当日の電車の中や本番直前にも見ていました。

残り2ヶ月となりましたので、本番に向けた準備も視野に入れて取り組んでくださいね!

それでは、今日もあなたを応援しています。

byゆっこ

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おはようございます。
世界の畠ちゃんです

今日を入れて、一次試験まであと84日、二次試験まで162日ですね。

おとといになりますが、中小企業庁から私宛に長3封筒で簡易書留が届いていました。
見てみると、平成29年4月1日登録の「中小企業診断士登録証」でした。
純白のプラスチックカードに、氏名、生年月日、登録番号、経済産業大臣の大きな押印・・・

う~~ん!超シンプル!!!

顔写真が入っているのかな?と、勝手に期待していたのですが、無かったですね
中小企業診断士は「登録証」であって「身分証明書」の類ではないからでしょうか?

ちなみに、中小企業診断士のバッチですが、都道府県協会に入会しないと頂けないようです(入会に伴い会費等が必要です)

あいにく私は入会していないのでバッチはありませんが、先日の春セミナーでは既に各都道府県協会に入会した8代目メンバー数名が誇らしげに見せびらかしていた、、、もとい、襟元に着けていて、とってもカッコよかったです(笑)

 


さて、今日は財務が苦手な方へのお話です。

 

【悩みの種は、やっぱり財務会計】
私が診断士受験を決意するに当たって、悩みのタネだった財務会計。
この科目がきっと足を引っ張るよなぁと感じていました。
やはり、勉強を始めてみたら、見事に引っ張られました(汗)

地方独学の私の勉強教材としては、この三つでした。
①TAC スピードテキスト、
②TAC スピード問題集、
③TAC 集中特訓財務会計計算問題集

この三つを何とかこなそうと頑張っていたものの、財務に強いアレルギーを持っていた私には③を解くのは結構な苦痛であり、特に会計(アカウンティング)の「貸借対照表および損益計算書の作成プロセス」「キャッシュフロー計算書の作成プロセス」あたりからはチンプンカンプンで、あきらめの気持ちになったこともありました…

 

【私を救ってくれた言葉】
そんな私を勇気づけてくれたのが、意外にも③の冒頭に掲載されていた「はじめに」のページでした
要約すると、「財務会計は、積み重ね学習と繰り返し学習で克服できます。残念ながら、苦手な人ほどそれを理解していないようです。たとえるなら、財務会計は数学や英語と一緒です。なので、財務会計の土台である簿記・会計の分野を理解して、積み上げることが肝要です。さらに、繰り返す事で、計算力をつければ自然と苦手科目から得意科目へと大きく変化します。」
ホントに?と思いましたが、これはもう信じるしかなかった!!

勉強していて、基礎がないのに難しいことをやっていて、少しひねられたら手も足も出ないような不安を持っていた私には、この文章はピッタリはまりました。
そこで、簿記を勉強することにしました。

 

【簿記3級のテキストを速習】

試験攻略入門塾  速習!日商簿記3級 テキスト編

いろいろ物色した挙句、「速習!日商簿記3級テキスト編 柴山政行 著」を購入しました。

この本に決めた理由は、もちろん「小学生でも合格できる!!」に惹かれたからです(笑)
先生と生徒役のイラストが会話形式で進みます
図書館で大人が開くには、若干の抵抗があるかもしれません

ちなみに、24時間の無料動画もついているようですが、時間節約のため見ていません。

 

【背に腹は代えられず】
正直、この時期に簿記3級を読むことに抵抗はありました
でも、追い上げなければならない立場の自分なのに、先行集団(大手予備校通学の皆さんを想定)との差は開く一方…
さらに、二次試験を考えれば…やるしかありませんでした

テーマごとのミニテストも解きながら二回通読しておよそ10時間
全部を理解する必要もないと思いますが、これである程度の「わからない→勉強するのが怖い」という悪循環は改善できたと思います

 

【苦手科目と食物アレルギーの克服は似ている】
食物アレルギーの克服方法といえば、アレルギー物質を医師の指示のもと微量から摂取して慣らしていきます。
卵アレルギーなら卵を少量ずつ、牛乳アレルギーなら牛乳を…
私の財務会計と同じですね(笑)

体がアレルギーを起こしているなら、起こさないレベルまで落として、克服するのが良いと考えます。
やはり、「合格へのルートは人それぞれ」。

勉強におけるアレルギー検査は、模試や過去問演習でしょうか?
それらの結果を踏まえて、自分を合格へ導く処方箋を書けるのは、他ならぬ自分自身ということです。
合格レベルと自分の現状を客観的に見つめて、足りないものを少しずつ補うしかないということでしょう。

ちなみに、財務は例年より易化となったこともあり奇跡的に68点でした。

 

【まとめ】
当たり前の結論で恐縮ですが、財務会計も「積み重ね学習と繰り返し学習」である程度克服できます。
小学校高学年でも、九九や四則演算が十分理解できていなければ、低学年のドリルを復習するのと同じです。

なんとなく、靴紐が緩んでいる(基礎があやふや)とは思いつつ、周りに合わせて曖昧なままにしていませんか?
靴紐が緩いままでは、これからピッチを上げて上位2割の先頭集団に追いつくのは難しいですよね。
タイミングは人それぞれですが、一度立ち止まって、靴紐をキュッと結びなおす勇気も必要かもしれません。

さあ、一次試験まであと84日
頑張っていきましょう!!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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□ 開催日時:2017年5月27日(土) 14:00〜17:00
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こんにちは。そのです。

今日は5月9日ですね。全国の女子高生達がざわついているはず・・・。
そう、アイスの日です!日本アイスクリーム協会の定めた記念日です。
31さんの長蛇の列に並んだご経験のある方も多いかと思いますが、色々なお店でお得にアイスが食べられるので、お昼休みやお仕事帰りにでも気にしてみてはいかがでしょう~。


さてさて、4月29日の春セミナー(東京)にご参加頂いた方々、誠にありがとうございました。私達も勉強になる機会であり、皆様とお会いし、お話ができた事を大変嬉しく思っております。
セミナーは5月27日に大阪でもやります!ので関西の方は来てやーー
最下部リンクよりお申込受付中です

セミナーの中で、道場生の勉強道具を公開させて頂きましたが、その中で一部の方には反響を頂いた、私の財務会計ノートについて、(恥を忍んで)勉強方法のヒントにご紹介させて頂きます。
勉強方法をオススメするのは、「人それぞれだよなぁ」と思い、私もついつい自信が無くなってしまう質ですが、このノートについては、一番効果を実感したものなので、少しでも参考にして頂ければと公開します。

私はご存じ多年度合格なのですが、プロフィール合格体験記に書いてしまった通り、初年度に財務と情報で足切を食らっています。
その財務を2年目に36点から80点に挽回させたのはこのノートでした。
絶っ対に!合格したかったので、解けない問題を徹底的につぶすことを目的としました。例え理解が及ばなくても、このノートに集めて、最悪覚えてしまえばいいと思ったのです。

※作成タイミングについて

2年目以降の方や1年目の方でも、過去問(5年分程度)や普段取り組んでいる問題集を、3回程度は繰り返し解いたくらい。その上で、まだ間違う問題、解けても理解がぼやっとしている問題が見えてきた頃が効果的です。
私は、50問程に絞れたタイミングでした。

※抽出元の問題について

過去問(5年分)と、ますけんも記事で紹介しているTAC出版の計算問題集を使いました。私はTACは講義も模試も関わったことのないレアなほうですが、この問題集は、手ごたえを感じ非常に良かったです。

さぁ、恐る恐る覗いてみましょう。。。

sono5

まず、「最恐の問題集」とタイトルがついております。
その名の通り、私にとって最も恐ろしい問題を集めたノートです。

sono6

中身はこんな感じです。
左ページに問題、右ページのその解説、という構成になっております。
この「最恐の問題集」のポイントは以下になります。

問題文も含めて手を動かして書き写し、そこに完結させる
類題はできるかぎり集約し、選び抜かれた問題集にする。
◇解説はテキストを写しつつも、自分の言葉で書く

●問題(左ページ)


sono7


●それの答え(右ページ)

sono8

このように、自分の頭で解釈した通りに解説を入れていきます。

sono9

何回も間違える難問には、自分の思考回路にツッコミを入れています。
自分の言葉で自分にツッコミを入れるのは、非常に効果的です。
学習内容の定着は下記のようなイメージですが、頭で理解する時、必ず脳って自分の言葉で解釈する段階を通ります。後で見直した時、その思考回路から思い出すことで、経路が短くて効率的なのだと思います。

sono12

オリジナル問題集の作成は、一般的なミスノートよりも、問題文も書き写す分だけ少し大変かもしれません。それでも間違いなくやって良かったと思ったのは、以下のような理由です。

・自分の苦手な問題がパッとわかる。
→逆に、これを頭に入れれば良いという全体像が見えて安心する。
・問題も解説も抽出し、問題集として作るので、いつでも解きなおせる。
色々な問題集や過去問を引っ張ってくる必要が無い
・代表的な「最恐問題」の抽出過程で、重要問題と出題傾向を掴んでいる。
類題が出てきた時の安心感にもつながる。
・自分の言葉で解説を書くので、後で見返した時にも理解が早い。
思考回路ごと思い出せる
・模試や本試験の前もこれ1冊を持ち歩けば良いので、軽くかさばらない。
→もう後はこのノートだけで済みます

確かに作成する時は少し手間がかかりましたが、後は本当にこの1冊を復習するだけで良くなり、2次試験にもかなり応用できました。
更に絞ればファイナルペーパーという事になると思いますが、本試験会場に持って行って見直したのもこれ1冊でした。後の復習にかかるランニングコスト(タイムロス)を考えれば、かえって合理的だったと思っています。


さて、次回は、リベンジしましたと言ってしまって後に引けない2科目め、最恐の(今でも恐い)情報システムについて触れようと思います。

大丈夫、あなたは、ぜ~~~ったい合格しますから!
だから今日は・・・アイスでも食べて頑張りましょう!

そのでした。

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みなさんこんにちは、ゆっこです。いよいよ明日からカレンダー通りの方も含め本格的にGWに突入ですね!GWの過ごし方については道場でも毎年触れられていて、今年もたけぴょんそのが投稿してくれています。私の場合は1日くらい勉強に当てましたがその他は家族と過ごすことに集中して、リフレッシュの期間となったことを覚えています。みなさんの置かれている状況により様々な過ごし方があると思いますが、有意義なものとなりますよう願っています。

さて、先日たっしーがレポートしてくれましたように、4月29日(土)に一発合格道場春セミナーin東京を無事終えることができました。ご参加いただきました皆様にはこの場を借りて改めて御礼申し上げます。8代目としては初めてのセミナーでしたが、普段ほぼ一方向で情報発信している我々にとってブログ記事を読んでくださる方々の生の声をお伺いできる貴重な時間となり、多くの新たな気づきを得ることができました。

私個人としましては、初めての司会にチャレンジ!し、貴重な経験をさせていただきました。会社員時代にアウトソーシング先の担当者へ研修を行ったことはありましたが、人前でお話しするなんてことはもう何年振りでしたでしょうか。主婦の生活ではなかなかできない経験です。合格後、世界がガラッと変わったと言えることの一つです。


さて、先日のセミナーで、過去の記事を探すのはなかなか大変なのでピックアップして欲しいといったご要望を多くいただきましたので、早速、「過去記事発掘シリーズ」として投稿したいと思います。

一次試験まで残り約3ヶ月となり、みなさん”暗記”に苦労されているようでした。私自身も覚えることが非常に多くて苦労した記憶があります。そこで今回は、過去記事の中から、特に役に立つゴロ合わせに関連するものをピックアップさせていただきました。まずは第一弾として企業経営理論、財務会計、運営管理、経済学の4科目を取り上げます。全部読むとだいぶボリュームがありますので、GW中にゆっくりご覧になってくださいね。

《企業経営理論》

●企業経営理論: 組織論は「アウトプット」で!●

→ 初代ハカセさんの記事です。最後の方に語呂合わせが登場します。診断士受験生業界では誰もが知ってる!?「ブランド戦略はラブマシーン」など。2010年5月という、もう7年も前の投稿ですが、いつまで経っても色褪せないですね。さすがです!

●【経営理論】覚えにくいポイントのチェック●

→ 5代目butaoさんの記事。残念ながら私が受験生の時には見つけられなかった記事。組織論の語呂合わせが盛りだくさんです!

《財務・会計》

●歌って覚えるキャッシュフロー計算書●

→ 7代目noriさんの2016年3月の記事です。私の同期合格者に「この記事を本試験の3日前に発見して本番でキャッシュフロー間違えずに済んだ!!」とおっしゃっていた方がいました。さらにキャッシュフロー計算書の内容をよーく理解したい方は本記事中にもリンクされているくれよんさんの記事もご覧くださいね。

●舞妓さんと覚える営業レバレッジ●

→ やはり7代目noriさんの記事。「売れへん、売れへん…」つい、可哀想に…と思ってしまいますね。

《運営管理》

●【運営】くだらないほど忘れない3●

→ 初代ふうじんさんの2014年12月の投稿です。私もひょうたんの専門家には大変お世話になりました。

《経済学》

●【経済】最初の1マーク●

→ 3代目うちあーのさんの記事です。最後の方におまけとして語呂合わせが登場します。経済の語呂合わせはあまりないようですので貴重ですね。

最後に、初代ZonEさんの記事2連発。「記憶できない」をどう克服するか、せっかく覚えたものをどうしたら忘れにくくできるか、について書かれています。シビれますね〜!

いかがでしたか?私も改めて読み返して、道場にはたくさんの良い記事があるなぁとしみじみ思いました。
ぜひ「パクってカスタマイズ」の精神で、良いと思うものをご自身なりにまとめて、暗記対策に取り入れてみてくださいね。

ちなみに、同友館様より出版されている月間『企業診断』の4月号より、道場メンバーによる「一発合格ゴロ合わせ道場」という連載が始まっています。こちらも要チェック!

暗記3兄弟の語呂合わせ記事発掘については次回以降、乞うご期待!

今日もあなたを応援しています。
ゆっこでした。

 

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訳あってTOMに順番を替わってもらいました、雑草魂のルナです!

 

4月になり、協会にも入会し、バッジも届いていよいよ本格的に活動開始、なのですが、これが色々とお金がかかること…。

正直、予備校通学時よりもかかっているような気がしてクラクラしております。

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皆さんも来年の今ごろは、予定外の出費に目を回しているかもしれないですが、大丈夫、ちゃんと身になる投資ですから! でもとりあえず今から覚悟をしておいてくださいね(笑)

 

さて、そのお金にまつわる「財務・会計」の攻略法についてです。

 

私はもう、めちゃめちゃ数字が苦手です!

計算もダメ、数字の桁も読めません(涙)。

これでも経営者の端くれなので、毎年税理士さんが決算をしてくれて(←こんな表現している時点でダメ、ですね…)財務諸表の説明もしてくれるのですが、聞いた言葉は右から左、ふわふわと抜けて行ってしまって終わりです。

 

そんな状況なので、診断士試験の受験を決めた時に一番困るだろうと思ったのがこの財務・会計の攻略でした。

過去問をざっと見て、一部の問題を解いたりもしながら、「これは独学では厳しいぞ」と思ったのですね。それで色々情報収集をし、某O(本気になったら…)に財務・会計だけ、単科でお世話になることにしました。

ただいきなり授業に行ってもついていけないだろうと考え、「世界一やさしい会計の本です」(日本実業出版社)という本を購入し、授業に備えました。この本は会計についての考え方をとてもシンプルにわかりやすく図解を多用して教えてくれるので、苦手意識のある方は一度手にとってみられると良いと思います。どちらかというと懇切丁寧に教えてくれるのではなく、子どもでも理解できる位に噛み砕いて教えてくれるタイプの本です。

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それでなんとか、授業を聞く姿勢ができたかな、位の状態を作ってOの授業を受けました。

Oで受けた「答練」に刺激を受けて、独学を捨てTの速習クラスに通学することにしたのですが…、それは今日の話の中では置いておくとして。

OとT、二カ所に通学した、もしかしたらレアな立場から財務・会計が苦手な人に雑草流の攻略法をお伝えします。

 

ひとつ前のステップに戻る

まず、この科目は「わからない」「難しい」と思ったら、進むべきは前では無くて後ろだと思います。

つまり、今いる位置が厳しいなら、ひとつ前のステップに戻って基礎を固める事です。制限時間のあるカリキュラムの中で扱われる授業やテキストでは、本当の意味で財務・会計が苦手な人、今まで全く知識が無い人に対応するのは難しいように思います。なので授業が難しいと思った時は、その前のステップにあたる本などを自分で見つけ出し、戻って勉強するのが結果的に速い道です。

財務・会計は特に積み重ねるタイプの学習が必要なので、土台がぐらついているといくら応用的なものを上に積み上げても、グラグラしてしまって本当の意味での積み上げにならないからです。

私の場合、Tで学習をしている時も難しいなと思ったところはOのテキスト(簿記論から入っているので、少し易しい部分があります)に戻って勉強しました。また、前述の本も時々読み返して、会計という大枠の概念が抜けてしまわないよう(各論に集中すると抜けてしまいがち)意識をしていました。

 

電卓を上手く使う

また、問題を解く時も、その論点について理解ができるまでの間は、電卓を使って計算するのをお勧めします。

もちろん、計算力をつけるために、暗算(筆算)で答えを出す練習は必要なのですが、まだ理解がしっかり出来ていない論点についても同じように暗算で計算をしようとすると、意識が計算にひっぱられてしまい、理解する事が難しくなるからです。

私は一次の勉強の間は電卓を使わなかったのですが、二次の勉強になって電卓を使うようになり、その効果を実感しました。それまでなかなか理解できなかったNPVやCVPの計算が楽々(?)できるようになったからです。

計算が苦手な人こそ勉強の時にはぜひ電卓を使って、理解する時は理解に集中できる環境を自分のために作ってあげてください。もちろん、理解できた後は試験に備えて暗算(筆算)で問題を素早く説く練習も必要です。

 

とにかく問題を解く

そして、財務・会計の攻略法の最大のポイントであり、基本でもあるもの。

それは、少しずつでも良いのでできるだけ毎日問題を解く事です。

これはどこでも言われる事だと思いますが、私も全く同感です。勉強を継続することが定着する事につながる、それを思いっきり実感できる科目です。

「コツコツ積み重ね」、私はとっても苦手ですが、財務・会計だけはちょっと頑張って続けておりました。皆さんも頑張ってくださいね! 無理しすぎないのが続ける秘訣ですよ~!


さて、いよいよもうすぐGWです。皆さんどんな計画を立てておられますか?

 

雑草流のお勧めGWの過ごし方は「とにかく思いっきり勉強を休む」です(笑)。

 

トップアスリートは、年間を通して大会の日程に合わせて上手に体を休ませたり、負荷をかけたりの調整をしていますよね。

勉強もそれと同じだと思います。二次までの長い道のりの中でしっかり休める機会はあまり多く無いもの。GWはそのチャンスです。家族や大切な人ととの時間も大切にしながら、GW明けからの仕事&勉強の日々に向けて体も心もメンテナンスしてあげてください。

 

リフレッシュの方法の一つとして、4月29日の道場春セミナーに参加を申し込まれている方、会場でお会いできるのを楽しみにしていますね (^-^)

もしセミナーに参加できなかった…という方がいらしたら、懇親会はまだ少しお席がありますのでお申込みを是非どうぞ!

http://rmc-oden.com/blog/2017spring

 

また、同日「ふぞろいな合格答案」チームが大阪にて春セミナーを開催するそうです。そちらはまだお席があるようですので、関西方面の方は要チェック!

http://kokucheese.com/event/index/462841/

 

皆様、素敵なGWをお過ごしくださいね!

 

今日の雑草魂:「難しいと感じたら戻る勇気も必要!」

ルナはいつでも皆さんの頑張りを応援しています!

✿:❀:✿:❀ 道場春セミナーin東京のお知らせ ✿:❀:✿:❀

一発合格道場 春の絶対合格フェス2017
〜受験生タイプ別の疑問にお答えします!〜

□ 開催日時:2017年4月29日(土・祝) 14:00〜16:30
□ 会場:東京ウィメンズプラザ 第1会議室
□ 定員:40名(先着順)
□ 参加費:1000円

☆道場メンバーが一次試験突破のために行った事をお話します!
☆受験生の悩みや疑問に個別にお答えします!

満席となりました
※現在懇親会のみご参加を受け付けております。

セミナー詳細はこちらから

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※道場春セミナーin大阪は5/27(土)に開催します!
詳細は後日お知らせいたします。

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いよいよ本日朝7時より「道場春セミナーin東京」募集開始しまーす!!
詳細は最後の「道場春セミナーin東京のお知らせ」をご確認ください。

 

みなさんこんにちは! たけぴょんです。

世界の畠ちゃんITOもお知らせしたとおり、既に平成29年度の試験日程が発表されていますので、必ず確認してくださいね

予備校通学の方は1次試験の案内・申込書を予備校が手配してくれると思いますが、独学の方は早めに書類を入手して申込期間になったらすぐに申込んじゃってください!!

私はTAC通学でしたが、TACでも毎年1人か2人くらい申込みを失念してその年受験できないという悲惨な経験をする方がいると聞きました。
「締切りまだ先だからいいや」って思っちゃいそうなそこのあなた!!危ないです。もうGW明けには申込みを完了して試験勉強に集中しましょう!いよいよだという実感が沸くことでモチベーションも上がりますし、申込に際しては写真も必要なく郵便局で受験料を払込むだけの簡単な手続ですから。


さて、前回投稿の中でCVP分析は1次試験で毎年出題されているということを書きました。
今回は平成23年度1次試験の第11問を題材に、CVP分析を考察してみたいと思います。

H23年度の第11問は、ある条件が与えられた時の変動費率を求める問題でした。

第11問

公表されているY社の経営指標は、損益分岐点比率が75%、売上高営業利益率が10%、営業利益が1,600万円である。変動費率として最も適切なものはどれか。

ア 25%
イ 40%
ウ 60%
エ 90%

 

<手順1>問題文の条件整理

まず、問題文に記されている条件を整理します。短時間で効率良く正答するため問題文の条件整理は極めて重要ですので、問題演習の際に意識的に取り組み、解く時の「自分なりの型」を作り上げてほしいと思います。
なお、略記号として以下を使用します。

S(BEP)=損益分岐点売上高、S=売上高、VC=変動費、
FC=固定費

・損益分岐点比率が75%:S(BEP)/S=0.75・・・①
・売上高営業利益率が10%:(S-VC-FC)/S=0.1・・・②
・営業利益が1,600万円:S-VC-FC=1,600万円・・・③
・解答要求:変動費率(VC/S)として最も適切な選択肢を選ぶ

<手順2><手順1>からわかる情報を追加

次に、条件からわかる追加情報を問題用紙にメモします。

・②、③より、売上高は営業利益の10倍だから、
S=1,600万円×10=16,000万円・・・④
・①、④より、損益分岐点売上高は売上高の75%だから、
S(BEP)=16,000万円×0.75=12,000万円・・・⑤

<手順3>解答要求である変動費率(VC/S)を求める

 ・この問題は変動費(率)VCと固定費FCの連立方程式を組むことで解くことはできますが、連立方程式を解くよりも、下図に示す損益分岐点図表を理解していればより短時間にこの問題を解くことができます。

損益分岐点図表

・即ち、
損益分岐点売上高S(BEP)の限界利益は固定費(FC)に等しい。
売上高Sのときの限界利益は固定費(FC)+営業利益に等しい。
つまり、営業利益は限界利益の増加分のみで構成される。

そして、この関係を理解して知っていれば、
変動比率=(4000-1600)/4000=0.6=60%と連立方程式を組むよりもより短時間で解答にたどり着くことができます。

この問題はTACデータリサーチによる正答率がC(40%以上60%未満)の問題でしたが、CVP分析に対する理解度の差が出た問題ではないかと思います。

単に問題演習の量をこなすだけでなく、過去問の良問を題材に頻出テーマについてじっくり掘り下げて考える時間をとり応用力を養うことも、1・2次ストレート合格を狙う上では極めて重要ですので、もしよろしければ過去問の使い方として参考としてみてください。特にCVP分析は2次試験でも頻出テーマですので2次試験対策としても大変有効ですよ!


 では本日はここまで。

それでは、今日もみなさんお~元気で!

たけぴょんでした。

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一発合格道場 春の絶対合格フェス2017
〜受験生タイプ別の疑問にお答えします!〜

□ 開催日時:2017年4月29日(土・祝) 14:00〜16:30
□ 会場:東京ウィメンズプラザ 第1会議室
□ 定員:40名(先着順)
□ 参加費:1000円

☆道場メンバーが一次試験突破のために行った事をお話します!
☆受験生の悩みや疑問に個別にお答えします!

ご好評につき締め切りとさせていただきました。
★引き続き懇親会のみのご参加を受け付けております

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※道場春セミナーin大阪は5/27(土)に開催します!
詳細は後日お知らせいたします。

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==告知==
<4/29は道場春セミナーin東京>です!
5/27は道場春セミナーin大阪>です!
是非ご予定ください。(詳細は後日)
=====

みなさん、こんにちは。ながです。

早いもので3月もあと2日。
まだまだ寒い日が続きますが、東京や名古屋では桜の開花宣言もあり、春は着々と近づいてきています。
花粉のおかげで、私の鼻も着々と限界に近づいてきています。

そしてこの時期は、送別会や歓迎会など、お酒を飲む機会も増え、勉強時間が確保しづらい時期でもあります。
勉強したいけど、仕事の付き合いで飲み会も行かないと・・・とお悩みのあなた!

いっそのこと朝型にシフトしてみませんか?

早朝の時間を有効活用することで、勉強時間が確実に確保できるようになります。夜中心の勉強だと、急な残業や仕事のストレス・疲れなどが勉強時間をむしばんできますが、早朝だとそういった心配がありません。
1年前まで夜型人間だったながですが、朝型に切り替えたことが仕事と勉強をうまく両立出来た要因の1つだったように思います。
慣れないうちの早起きは本当に大変ですが、『早起きは三文の得』との言葉通り、きっと多くのメリットがありますよ。


さて、ストレート生で学校に通っている方の多くは、現在7科目中の6科目めに突入している頃かと思います。独学でやられている方も同じくらいの進捗でしょうか。
いよいよ科目毎のインプットもラストスパート。
暗記傾向の強い科目も増えてきて、「もう頭の主記憶装置がパンクしそう・・・」となっている方もいるかと思います。

そんな中、あえてお伺いしますが、1科目め、2科目めに学習した内容、覚えていますか?
「性格悪い!」と言われることを承知で、もうちょっと突っ込んでお伺いします。
下記の問いにどの程度解答できますか?
(本試験の問い方と異なる点はご容赦ください)

【企業経営理論】
・「企業ドメイン」と「事業ドメイン」の違いは?
・サービスマーケティングの5つの性質は?

【財務・会計】
・損益分岐点売上高の求め方は?
・FCF(フリーキャッシュフロー)の求め方は?

【経済学・経済政策】
・代替効果とは?所得効果とは?
・IS-LM分析のIS曲線とは?LM曲線とは?

序盤に学習したであろう3科目から基本的なことをお伺いしてみましたが、皆さんいかがでしたか?
(こんな言い方するから「性格悪い!」と言われるんですね)

「おうおう、こんなの楽勝よ、簡単すぎてつまらないよ。」
素晴らしいです。この調子で学習を続けていきましょう。

「あー、知ってる知ってる、なんとか答えられそう。」
この時期であれば十分です。更なる知識の定着を図っていきましょう。

「・・・あはは、あはははは、何だっけ・・・。」
そうですよね。1年前の私と同じです。

「性格悪い!」と罵られながらも、こんなことをお伺いしたのは、答えられないことを「喝!」と言いたかったわけではなく、数ヶ月前に学習したことでも「忘れている」ということを実感してほしかったからです。

今さら私が言うまでもなく、診断士試験の範囲は広く、浅い(時々深い)です。

暗記系科目であれば、終盤の追い込みでどうにかなるかもしれませんが、定着度が問われる科目では、なかなかそうもいきません。
個人的には上記の3科目、特に「財務・会計」「経済学・経済政策」は、定着度がものをいう科目だと思っています。
そして、この2科目は対応を後回しにしたり、苦手意識を残してしまったりすると、本番で取り返しのつかないことになってしまう可能性が高い、とも思います。

そこでおすすめしたいのは、1日1問トレーニング!!

やることは、いつもの勉強+αで「財務・会計」と「経済学・経済政策」の問題を1問ずつ解くだけです。

「1日1問ずつやるのは面倒だから、週1で7問まとめてやっちゃうよ」

という方もいるかもしれませんが、知識の定着を図るには、毎日触れることが何より大事です。
同じ量を解くとしても、毎日少しずつやっていくことを絶対的におすすめします。

ちなみに、私は朝起きてすぐに、過去問を1問ずつ解くようにしていました。冒頭の話にもつながりますが、会社に行く前にやってしまうことで、仕事で何があろうとも毎日続けることが出来ました。

ちなみに…もし今日からはじめれば、各科目それぞれで一次試験までに120問以上のトレーニングを積むことが出来ます。
(過去問にして4年分以上!!)
1日1問なんて…と侮ることなかれ、ですね。

今の勉強でおなかいっぱいだよ・・・という方も多いかと思いますが、もうひと頑張りして、人より一歩先に進んでみませんか?

それでは、最後に本日の名言です!(前回はすみません。。。)

『毎日少しずつ。それがなかなかできねんだなぁ』
(相田みつを/詩人)

毎日の積み重ねは、簡単なようで非常に難しいことです。
でも、それをやりきった人は、必ずや確かな自信と知識が得られることでしょう。

以上、ながでした!

 

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==告知==
<4/29は道場春セミナーin東京>です!
5/27は道場春セミナーin大阪>です!
皆様のお越しを心よりお待ちしています!!(詳細は後日)
=====

みなさんこんにちは! たけぴょんです。

今回は「財務・会計の1次試験過去問題集活用法」についてです。

みなさん、過去問題集はもう既に取り組まれましたか?

私はTAC1・2次ストレート本科に通学していましたが、過去問は財務・会計に限らず講義が終わったらトレーニング問題集(独学の方はスピード問題集(TAC出版))ではなく、まず過去問題集(TAC出版)を使って学習した単元の5年分の本試験問題を確認していました。

これは担当講師の教えに従ってそうしていたのですが、「まず敵(=本試験問題のレベル)を知らなければ適切な対策は打てない」という点に納得したからでした。

以下、一例としてスピードテキスト(TAC出版)第4章の学習後という想定で、私が行っていた過去問題集(TAC出版)を使った際の確認手順を紹介します。

予備知識:財務・会計で60点以上をとるには

平成24~28年度の過去5年を振り返ると、難易度が比較的易しかった年(平成27、28年度)または標準的だった年(平成25年度)であれば、正答率A(80%以上)+B(60%以上80%未満)で60点以上に到達します。よって、過去問に取り組む際は、まず正答率A、B問題が本番で確実且つ短時間で正答を導けるレベルにもっていくことが最優先事項です。そして、最終的に本番までに正答率C(40%以上60%未満)問題のうち半数以上正答できるレベルにもっていくことができれば、難易度が極めて高かった年(平成24、26年度)であっても40点未満の足切りは回避できます。残る正答率D(20%以上40%未満)・E(20%未満)は差がつく所ではなく時間対効果が低いため、問題内容とどうして正答率が低かったのかを一応確認しておく程度でよいと思います。

手順1:巻末「出題傾向分析表」で第4章からの出題実績を確認

まず過去5年間の出題頻度と傾向を確認します。
以下のことが確認できると思います。
・毎年1問~3問は必ず出題されている。
・CVP分析は毎年必ず1問出題されている。
・利益差異分析は5年間で2回出題されている。
・セグメント別損益計算はH24しか出題実績がない。
・差額原価収益分析はH26しか出題実績がない。

出題領域表
(出典)TAC出版「第1次試験過去問題集」

手順2:過去の本試験問題と配点・正答率を確認

次に単元毎に過去5年間で出題された本試験問題を眺め、解答の配点・正答率を確認します。
本試験問題を眺め解答の配点・正答率を確認することにより、問題の出方と難易度を把握します。

H28年度第8問(損益分岐点比率)を例にすると、以下のような感じです。
・資料が与えられ色々書いてあるが、第2期の販売量と販売単価、単位あたり変動費、1期あたり固定費だけで解けるな。
・配点4点、正答率B(60%以上80%未満)だから本番では絶対得点すべき問題だったんだな。

手順3:得意な方:本番を想定し2~4分で正答できるか実際に解いてみる
苦手意識のある方:解説を読んで正答の導き方、正確且つ早く解ける下書きを研究してみる

<財務・会計が得意な方>
実際の本番同様2~4分で正答できるか実際に解いてみましょう。
正答できた場合はすでに十分実力が備わっているので、今後は勘がにぶらない程度の勉強でOKです。他のもっと苦手且つ頻出単元の勉強に時間を割きましょう。
一方、制限時間内に正答できなかった場合は解説を読んでどういう手順、下書きをしたら制限時間内に正答できたかを振返りましょう。そしてその後スピード問題集の類題を使って手順、下書きを試してみて、解き方が固まったら定着するまで繰り返しトレーニングしましょう。

<財務・会計に苦手意識のある方>
解説を読んで正答の導き方を研究し、本番で制限時間内に正答できる力をつけるにはどういう勉強をしていけばよいか考えてみましょう。そしてそれが整理できたらスピード問題集の類題を使って手順、下書きが定着するまで繰り返しトレーニングしましょう。


では本日はここまで。

それでは、今日もみなさんお~元気で!

たけぴょんでした。
==
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たきもです。
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なんか、また月初の投稿が私です。偶然です。
きっとこばリーダーの陰謀です(嘘です)。
先日の二次試験を受けられた皆さま、休息をエンジョイされていますか?
発表後は口述対策などで忙しくなりますから、しっかり休んでくださいね

さて、今日は2017年度合格を目指している皆さまに向けて、
「12月と年末年始をどう過ごすか?」について書きます。

●私の勉強スタイル
私の勉強スタイルを書きますと

・予備校通学(T◯C)、個別DVD講座
→学校には行くけど、クラスではなく、テレビの向こうにいる先生の講義を聞く
→質問がほぼできない
→通信に限りなく近い
・簿記2級やFPを持っているけど、取得したのがかなり前(社会人になった直後)で、記憶の彼方になっている
→財務の頻出分野であるNPVやポートフォリオの分野が苦手
工場なんてみたことないから、運営管理もテキストの図を見ながら妄想するしかない
・使った問題集はスピ問、T◯Cの講座についてくる問題集のみ

●12月は、今の講義をしっかりモノにすること
碧が「【2017年度!絶対一発スト合格】年末年始に復習するつもりでいると危険信号!」でご紹介しているように、まずは今の講義内容をしっかりモノにすることが大事です。
年末年始に時間があるから復習できるかな…は、甘いです。

年末年始はなぜ忙しくなるかというと、家族と過ごす時間が大半だからです。
私の昨年の年末年始は、こんな状態でした。

30日まで 仕事
31日 大掃除、年越しそば、ガキ使
1日 義父母や親戚と新年の会食
2日 初詣
3日 休み(明日から仕事なので、体力回復)
4日 仕事

・・・ということで、結果ほとんど勉強できませんでした
今年の年末年始もカレンダーのめぐりから、同じです。
(しかも、31と1が土日なんて・・・ねえ。)
当時の勉強時間記録を見ても、1月第1週は11時間しかやっていません。
つまり、講義以外ほぼできていない状態です。
私自身も、勉強で夫と過ごす時間が少なくなっていましたから、年末年始は夫と過ごす時間を優先しました。

●年末年始、勉強習慣をなくさないために
年末年始は、せっかく築き上げた勉強習慣が崩れる第一の山場です。
多忙の年末年始ですが、1時間でも時間を取って、勉強習慣をくずさないようにしましょう。
細切れ時間でもできる勉強法をご紹介します。
①財務のスピ問(毎日財務)
財務は一次試験でも二次試験でも鍵をにぎる科目です。毎日がベストです。
全部復習する必要はありません。
講義で苦手だった分野、講義期間中に解いた問題で☓が何個もついている問題はありませんか?
その問題に限って復習しましょう。

スピ問であれば、数分で解ける問題が多いですから、細切れ時間の勉強相手にぴったりです。
②運営管理の用語暗記
ここは「ポケテキ」先生が活躍します。
運営管理は理解も大事ですが、「聞きなれない言葉ばかりなんですけど…」という方は、まずは言葉の暗記からはじめましょう。
ポケテキ先生ならば、電車のなかでもどこでもできます
ポケテキ先生は、今後の「暗記三兄弟(情報、法務、中小)」で活躍してくれますが、運営管理でも頼りになる存在です。
※12月1日 20:38追記
2017年度版のポケテキは、まだ発売されていません。昨年は1月中旬ごろに発売されています。
大変失礼いたしました。
ポケテキ以外での用語暗記の方法ですが、「スピ問」が一番使いやすいと思います。
スピ問は他記事でもたくさん登場しますが、選択肢の正誤判定を繰り返しすることで、
自然と重要な用語を暗記・理解することができます。

③企業経営理論の過去問を解く
受験生時代を思い返すと、一番やっておきたかったことがこれです。
年末年始、少し時間が取れそうな方は、企業経営理論の過去問を解きましょう。
企業経営理論のとき、私はまだ勉強習慣がしっかり築き上げれられてなく、過去問に手を付けはじめたときには、なんとGWになってしまいました。
そのころには、講義で習った内容がすっかり抜けていたのです・・・
また、授業で聞いた「楽しい」経営理論の勉強と、「企業経営理論の問題を解いて正解すること」は、正反対なくらい違います。
企業経営理論は選択肢を理解する試験である」ことに早めに気がつくために、まだ解いていない人は、1年分でも解くことをおすすめします。

いかがでしたでしょうか?
冒頭も述べましたが、まずは「今やっている科目に集中すること」が第一です。
しっかり基礎を固めれば、強化期のGW以降ぐーーんと力が伸びます!!

たきもでした。

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完全合格まであと少し!今年も開催!

大好評の一発合格道場口述対策セミナー開催のお知らせです。
【口述対策セミナー開催概要】

日時:12月10日(土) 14:00-16:20(予定) (開場・受付開始:13:30~  )
場所:大崎第二地域センター・区民集会所(最寄駅:大崎駅)
http://www.city.shinagawa.tokyo.jp/hp/menu000007300/hpg000007212.htm
対象:二次筆記試験合格者 先着20名
※セミナー終了後、会場近くで懇親会も行う予定です。
(実費負担、4,000円程度を予定。懇親会のみの申込も可能です。)
12月9日(金)12時より申込開始いたします!
熱い道場ファンのみなさん、予定空けておいてくださいね!



限界の先に見えるもの、それがZONE

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おはようございます。こばです。夏の甲子園予選も佳境に入り、甲子園出場校も徐々に決まってきた。
今年の予選の印象は波乱。甲子園常連校の次々に負けている
負けたらやり直せば良いのなら気持ちは楽になる。やり直す方法として、今年ならタイムリープ。9年前ならハレルヤ―チャンス。当然、ドラマのようにやり直しできないのが現実世界。

1年に1回だけの試験で失敗しないために必要なもの、それは究極の集中力である。
つまり、ZONE。道場では明鏡止水と呼ばれていたりする。

ZONEとは

人間がそのときしていることに、完全に浸り、精力的に集中している感覚に特徴づけられ、完全にのめり込んでいて、その過程が活発さにおいて成功しているような活動における、精神的な状態をいう。心理学者のミハイ・チクセントミハイによって提唱され、その概念は、あらゆる分野に渡って広く論及されている。

(Wikkipedia引用)

スポーツなどで体験するZONE状態

・リラックスしているのに、ものすごい集中力。
・試合が思うように進む、負ける気がしない
・体と心が完全に一致していて、自然に体が動いている
・調子が良く、ワクワクしている
・何もかもうまくいき最高の気分、絶好調

今、自分がこの状態にあるのなら、二次試験の対策をするのも良いかもしれない。
まだ、一次試験に不安がある方は過去問縦解きを通じて、この試験から何を学んで欲しいのか、作問者の想いを感じてみましょう。

しかし不安がないからと言えど、この時期の対策は事例Ⅳのみであるは既知。
それではこれまで磨いた財務会計の能力がどれだけ事例Ⅳに通用するか平成24年の良問を解いてチェック。

 

平成24年事例Ⅳ

■学習の期待効果■

ほぼ全ての財務会計知識を網羅しかつ、適切な難易度となっているため、1次直前期に時間を割いても論点の総チェックになる。

【事例論点】

○全部原価計算   →直接原価計算への書き換え(第1問(1))
○予想PLから経営分析
○損益分岐点計算 →SBEP=固定費/限界利益率
○損益分岐点感度分析 →条件を変化させ、固定費削減額を計算
○差額収益による意思決定会計 (第1問(3))
○FCFの公式。FCF=営業利益×(1-税率)+減価償却費
○WACC=負債コスト(税引後)+株主資本コストの加重平均
○企業価値(継続価値)=FCF/(WACC-成長率)

この事例を80分で解くためには、条件設定の読み取り及び解法の設計の高速化が必須。
さらに、問①を間違えると負の連鎖にはまり、全て間違えるようになっている。そのため、ケアレスミスをしないための仕組み作りが確立しているかも確認できる。←この仕組み作りが今年度の勝負の分かれ目

この事例を80分で解くだけで

これまで磨いてきたものが本物かどうかを見極め可能。

.
スムーズに解けた人はZONE状態に突入している言えるかも知れない。このまま突き進めば良い。

解けなかった人も落ち込む必要はない。なぜならばこのレベルの問題を解くのはあと3カ月後だからである。慌てる必要はない。間違えたことで緊張感が生まれ、今後の学習が効率的になることが期待できる。

ではまとめ。

・現実世界はドラマのよにやり直しはできない。
・1年に1度の試験で失敗しないためには、究極の集中力が必要。
・ZONE状態に突入すれば、試験もワクワク
・平成24年度の事例Ⅳは良問、1次試験前でも学習効果は高い。

byこば


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こんにちは、noriです。たきもとりの記事で当日の行動を紹介していましたね。試験本番は思ったより緊張しています。何をするのか決めておくことで、慌てずに対応ができます。

ただ、緊張することは悪いことではありません緊張しているかどうか、自分でわかるくらい自分の状況を把握できていることの方が望ましい。自分が緊張しているかどうかわからない場合は、緊張しすぎかもしれません。鼻から息を吸って、大きく腹式呼吸。息を吸って、ゆっくり吐くことでリラックスした状態を作ることができます。

当日の朝は、(東京大阪だけかもしれません)診断士試験会場の入口はちょっとしたお祭りです。受験校の方がウェットティッシュや直前チェックのポイントを記載したチラシを配布していたり、受験校の先生が応援に来ていたり、都内にある複数の勉強会の方の応援。受験生支援団体の応援。目立つ衣装で応援に来る方もいます。応援して下さるお気持ちはとても嬉しかったのですが、実は、流されやすい私はこの雰囲気が苦手でした。「頑張ってください!」と熱い応援と共にチラシをドンドンもらう。そのエネルギーに圧倒されました。1次試験で体験してみて、この状況が自分に合わないと思った方は2次試験では、裏門から入門する、サッと会場に入ることも検討しましょう。応援を自分のエネルギーに変えられる方はこの状況を活用しましょう。

■当日!どれくらい勉強できる時間があるか

1次試験会場にスーツケースいっぱいの教材を詰めて持ち込む受験生がいるという都市伝説を聞いたことがあるのですが、本物はまだ見たことがありません。

ただ、たくさん教材を持ち込んでも全てに目を通すことはできないのはあきらかです。

試験開始は朝10時。経済学や経営法務開始の30分前までに入室するようにと受験上の注意にはあります。例年通りですと、試験問題、解答用紙は遅くとも9時50分頃には配布されます。

会場に向かうまでの移動時間に勉強される方もいると思います。また、8時半までに会場周辺のカフェに着いても、会場に入るまで約1時間。会場に入ってから、9時50分頃ギリギリまで勉強したとして、約20分

試験終了後は解答回収には遅くとも5分はかかります。自分の解答が回収されたら、すぐに次の科目の教材をみて勉強を始めてもカンニングにはならないので注意をされる可能性は低いです。ただ、試験官が解答用紙の枚数をチェックするまで席を離れることはできません。

トイレに並ぶ間も勉強をしている人はいます。また1科目目と同様に10分前には試験問題と解答用紙が配布されます。休憩時間30分の間に勉強できる時間は約15分でしょう。

昼休みも解答用紙回収と次の科目の問題と解答用紙の配布時間を考えると、60分の休憩の間で勉強できる時間は約45分

■当日!勉強ツール何を持っていく?どこを見る?

1次試験でファイナルペーパーを持っていく方もいます。自分でまとめたノートを持っていく人もいます。テキストを持っていく人もいます。私は教材を全てipadに保存(DropboxやGoodReaderなどのアプリを使用)していたため、当日もipadを持って行きました。

何を持っていっても良いのですが、「何を持っていくか」「当日どこを確認するか」は決めておきましょう。

私はipadに入れた基本テキストをサッと流して、基礎知識を確認した後で、以下のような箇所を重点的に確認していました。

当日確認する箇所としてのオススメは、カタカナ語などで、暗記しにくて、間違えやすくて、でも知っていれば点数が取れるようなところ。

例えば、

経済学では…初代ZonEが紹介する寡占モデルの覚え方景気循環の分類。ZonEが紹介する寡占モデルの覚え方のインパクトは大です。

財務会計では…初代ハカセが直前にチェックした箇所を以下のように紹介しています。

  • キャッシュフロー間接法
  • 「経営資本」とは? 「事業利益」とは? 「当座資産」とは?
  • 文章問題対策として「原価構成」とは?
  • 「個別」、「総合」、「全部」原価計算の違い
  • 「標準原価差異」を、「棚卸減耗費」や「商品低価評価損」を絡めて
  • CVPとBEP
  • 企業価値とWACC(WACCの自己資本は時価!)
  • 税効果会計
  • 共分散・標準偏差

企業経営理論は…初代ふうじんが紹介する外国人顏シリーズに出てくる組織行動論。理論の内容はわかっても、誰が唱えた理論なのか覚えにくい。でも知っていれば解けるので直前のチェックにオススメ。

運営管理は…初代ハカセが紹介する、GMROIや在庫高予算6代目tomoが紹介する、保全活動、作業と余裕、標準時間計算

まずは、試験までの追い込み!ですが、皆さんも自分なりの基準で当日直前10分の間に何を見るのか決めておいてくださいね!

大丈夫。 あなたは、ぜっ~~~たいに合格しますから!待ってます!

nori でした。


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改題その5

こんにちは、こばです。
セ界の貯金は鯉が独り占め。その他のチームは借金経営。ちなみに去年のセ界は借金地獄。
診断士試験を勉強していくと借金経営の方がいろいろとお得と感じることがある。

ということで、第5弾は企業価値とMM理論。借金経営がどう企業価値などを高めるのかを学習する。

まずは、企業価値とMM理論のポイントを超ざっくり確認。

■企業価値=負債価値 + 株式価値 又は 企業価値 = FCF ÷ WACC
■MM理論とは
・法人税がない市場では、企業価値はその資本構成に依存しない。

詳しくはこちらを10分で確認。

それでは本題の

□過去問改題□

平成26年 第15問(改題)
現在 A 社は、全額自己資本で資金調達しており、その時価は 10,000 万円であ る。 A 社は毎期 1,000 万円の営業利益をあげており、。MM 理論が成り立つものとして、下記の設問に答えよ。

問①A社のWACCを求めよ。減価償却費が500万円、設備投資が500万円である。運転資本の増減はないものとする。
ア:5%
イ:10%
ウ:15%
エ:20%

問②A 社が利子率 2%の借入を行うことによって 2,000 万円の自己株式を買入消 却し、負債対自己資本比率を 20:80 に変化させたとき、A 社のWACCは何%になるか。最も適切なものを選べ。ただし、法人税は存在しないものとする。

ア:5%
イ:10%
ウ:15%
エ:20%

問③、問②のように A 社が資本構成を変化させたとき、法人税が存在する場合、 節税効果はいくらになるか。最も適切なものを選べ。 ただし、法人税率は 30 % とする。

ア:10,000万円
イ:10,600万円
ウ:0万円
エ:600万円

問④問②のように A 社が資本構成を変化させた場合、財務レバレッジ効果が生まれる。その場合のROEを求めよ。ただし、問③同様の法人税が存在する。

ア:7%
イ:8%
ウ:8.4%
エ:10%

□解答解説□

平成26年 第15問(改題)
問①
正解はイ
この問題は企業価値の公式を使い瞬殺で解く。
企業価値 10,000 =FCF ÷ WACC―①
FCF = 営業利益 ×(1-法人税率) +減価償却費 ― 運転資本の増加額 ― 投資額より
FCF = 1,000 +500 ― 0 - 500 =1,000万円―②
①、②より
WACC =1,000 ÷ 10,000 = 10% よってイ

問②
正解はイ
MM理論の命題を使って瞬殺で解く。法人税がない場合はWACC一定。
【MM理論の命題まとめ】

1:法人税が存在しない場合、企業価値はその資本構成に依存しない。
2:法人材が存在しない場合、資本構成が変わってもWACCは一定である。
3:法人税が存在する場合、負債を利用すると負債利子の節税効果の現在価値分だけ企業価値が高まる。

問③
この問題はMM理論の命題3が当てはまる。
節税効果 = 負債額 × 税率 =2,000 × 0.3 = 600万円
よって正解はエである。
また、この場合の企業価値は節税効果の額高まり、10,600万円となる。

問④
企業価値とセットになるのが財務レバレッジ。平成26年の問題は財務レバレッジを使用しなくても、解くことが可能であるが財務レバレッジは二次試験でも出題可能性があるため、ここで使えるようにしておく。

【財務レバレッジ】
ROE  = (1-税率)×{ROA+(ROA―i)× 負債比率}
i:負債利子率 ROE:自己資本比率 ROA:総資本事業利益率
※負債比率=負債÷自己資本(経営分析頻出)

ROE=(1-0.3)×(10+8×2000÷8,000)
ROE=0.7 × 12  = 8.4%よって正解はウ

問③、④を解くと負債があった方がいいお得と感じるが、負債比率が高まると長期安全性が欠け倒産リスクが高まる。
負債で資金調達をすることはデメリットが存在する。

では、まとめ

・MM理論の命題をしっかり覚える。
・借金経営は企業価値、ROEを高める。
・負債比率を高めすぎると長期安全性を欠き、倒産リスクが高まる。

byこば


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改題その4

こんにちは、こばです。
財務改題シリーズ、見てくれる人がいるので継続。
土曜日で休みの人も多いでしょうが、本日は生憎の雨。土曜日に雨が降ったのは約4か月ぶりとのこと。
さらに長く遠ざかっているのが、由規の一軍マウンド1,771日ぶりの登板となる。そして、そのセ界は鯉人達の歓喜が止まらない。

前置きはおいておき。第4弾は税効果会計。決算が終わり利益が出たら、税金を払うのが世の流れ。
診断士試験において、税務知識は基本不要であるが、税効果会計はちょくちょく嫌がらせ問題として出題される。

まずは、税効果会計のポイントを超ざっくり確認。

■税効果会計とは
・税法と企業会計の利益の違いを調整し、法人税を払う前の当期純利益と法人税を合理的に一致させること。
■一時差異と永久差異に分かれ、一時差異のみ適用する。

詳しくはこちらで確認。

それでは本題の

□過去問改題□

平成23年 第8問(改題)
税効果会計に関する記述として最も不適切なものはどれか。

ア:将来減算一時差異は、例えば、損金に算入れない棚卸資産等に係る評価損や減価償却費の超過額などがある場合に生ずる。

イ:将来加算一時差異は、例えば、連結会社相互間の債権と債務の消去により貸倒引当金を減額した場合に生ずる。

ウ:税効果会計における、「法人税等」に含まれるのは、法人税と住民税及び事業税である。

エ:重要性が乏しい一時差異等についても、繰延税金資産および繰延税金負債に計上する必要性がある。

オリジナル問題
税効果会計における記述として、最も適切なものはどれか。

ア:税法上、寄付金のうち、損金に算入れされない金額は将来減算一時差異として税効果会計の対象となる。

イ:その他有価証券について、その評価益相当額純資産の部に表示され、その期の利益にならないため、税効果会計の対象とはならない。

ウ:繰越欠損金に係る繰延税金資産以外の繰延税金資産および繰延税金負債は、1年基準を適用することなく、これらに関連した資産・負債の分類にもとづいて、流動項目と固定項目に分類する。

エ:繰越欠損金については、すべて税効果会計を適用することができる。

 

□解答解説□

平成23年 第8問(改題)
正解はエ

平成23年度の問題を適切と不適切な問題を逆にしてある。
税効果会計の問題のポイントは一時差異か永久差異かを見極めること。それ以外の論点が出題されたら、鉛筆転がし。
下記の表で内容を確認。

税効果会計

ア:これは基本問題。上記の表に掲載されているので、知識を基に瞬殺で解答する。○
イ:これは上記の表に載っていない知識。下記の論理展開となる。
連結会社相互の債権・債務を消去したため、連結財務諸表において貸倒引当金が減少した場合
連結財務諸表で貸倒引当金が減少しても、個別財務諸表ではそのまま残っている → 連結財務諸表の貸倒引当金<個別財務諸表の貸倒引当金 → 会計上の費用<税務上の損金 → 将来加算一時差異 → 繰延税金負債
よって将来加算一時差異となり○

ウ:問題本文の通り、○。法人税等とは何かとはテキストには未掲載なので、ここでしっかり覚えておく。

エ:重要性が乏しい一時差異等については繰延税金資産及び繰延税金負債を計上しないことができる。よって×

オリジナル問題
税効果会計の問題のポイントは一時差異か永久差異かを見極めること。それ以外の論点が出題されたら、鉛筆転がし。
鉛筆転がしの精度を上げるこつは2択に絞ること。この問題は知識を使ってまずは2択に絞る。それ以上精度を上げるためには、運を味方にする必要がある。神頼みも重要。

ア:これは基礎知識で瞬殺、×。寄付金は永久差異。
イ、ウは知らんがな。とりあえず後回し。

エ:この知識を持っている受験生は少ない。すべてという表現は不適切の可能性が高いと割切る。例外が本当にないかは答え合わせで覚える。
将来の課税所得と相殺することができないと認められる場合には、税効果会計を適用することはできない。税務上、相殺する期間が定めれているので、期間内に相殺できない場合は適用できない。よって×

イ:評価差額が直接純資産の部に計上されている場合であっても、課税所得の計算に含まれていない場合には、一時差異として税効果会計の対象となる。となっているそういうものかと試験直前に覚えておく。よって×

ウ:繰越欠損金に係る繰延税金資産以外の繰延税金資産および繰延税金負債は、1年基準を適用しない。
これもそういうものかと割切り、直前に覚えておく。よって○。

したがって正解はウ

税効果会計について正確に知りたい人はこちら

では、まとめ

・税務会計はちょくちょく出題される。
・一時差異か永久差異かを見極めることが最重要。
・知識を使って2択に絞ることが正解への近道。それ以上は神頼み。
・2次試験では不要なので、直前期に割切って覚える。

byこば


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改題その3

こんにちは、こばです。
財務改題シリーズ、好評かどうかわ不明だが、ある一定の人は見てくれている模様。
現在、論点別に問題を出題しているが、論点別だけの強化をすると実は危険。
知識が論点のぶつ切りとなり、コンボ問題が来た場合お手上げとなる。

これは筋トレで各部位の筋肉は増量し肉体改造は成功したが、野球のパフォーマンスは低下してしまった状態と似ている。
しかし、まずは各部位の筋出力の最大値を向上させることは後々の飛躍に繋がる。

野球の動作とバランスがとれた場合、以前より力まずに同じ力を発揮することが可能となる。この進化は余力を持ったプレーを可能とさせ、試合トータルパフォーマンスを向上させる。

勉強でも同様に最大出力を上げておくと、試験本番での脳の体力温存に繋がり、試験全体の結果が向上する可能性は高い。
1次試験では財務は2科目目。午後科目に余力を持たせた状態で終了したいところである。

第3弾は現在会社で第1四半期の締めを行っているということで、決算整理。
決算整理は受験生時代、あまり意識してませんでしたが頻出論点です。特に、売上原価が繰り返し出題されている。
診断士の作問者は原価が好きですから、当然か。

まずは、決算のポイントを超ざっくり確認。

■決算整理とは
・期中仕訳の修正や、期中取引としては認識されない取引に関する処理などを年度末に行うこと。
■売上原価 =期首商品 + 仕入 ― 期末商品

それでは本題の

□過去問改題□

平成27年 第1問(改題)
売上原価
※棚卸数量の差異が発生している原因は洪水により、商品が販売不能になっているためである。

設問①売上原価として正しいものはどれか。

ア:610,000円
イ:640,000円
ウ:670,000円
エ:700,000円

設問②棚卸資産の評価を行った。正しい処理はどれか。
ア:季節商品で市場の価値は低いが、損傷などはないためそのまま期末棚卸高として計上した。
イ:季節商品で市場の価値は低いため、商品評価損を行い特別損失として処理を行った。
ウ:季節商品で市場の価値は低いため、商品評価損を行い売上原価の内訳科目として処理を行った。
エ:季節商品で市場の価値は低いため、商品評価損を行った。この評価損は損金不算入となり、将来加算一時差異となる。

 

□解答解説□

問①
正解はイ

まず、この問題の処理手順を確認。
手順1:期末商品棚卸高を計算。
手順2:売上原価を計算。
手順3:棚卸減耗費の処理。

この問題は売上原価を問うているが、手順③の棚卸減耗費の取り扱い方がポイントになる。
原価性があるのかないのかを判断する必要がある。

【判断基準】
原価性あり:商品の保管中の破損などが原因 ⇒ 売上原価
原価性なし:洪水による特別な破損などが原因 ⇒ 営業外費用または特別損失

売上原価 =期首商品 + 仕入 ― 期末商品に当てはめ計算する。
期末商品 =原価×帳簿数量であるから。
120,000 + 650,000 - (100 × 1,300) =640,000

問②、棚卸資産の評価に関する問題。決算整理の1要素として出題する可能性もあるが、会計規則としての出題される可能性もある。また今年は会計規則が多く出題される可能性が高いので、ここで合わせて確認をしておく。

正解はウ

ア:季節商品で市場価値が低い場合は、商品評価損を行うため不適切。
イ、ウ
【棚卸資産の評価に関する会計基準】
■評価損の表示
原則:売上原価の内訳科目
臨時の事象に起因し、かつ、多額であるとき:特別損失
よって、イが不適切でありウが適切となる。

エ:税効果会計の論点である。
評価損の損金不算入額は将来減算一時差異であるため不適切。詳しくは次回以降で。

では、まとめ

・論点のぶつ切りの強化は危険。
・全体の繋がりができて、パフォーマンスは大きく向上する。
・あまり注目はされていないが、決算整理は頻出論点。
・この論点は会計規則にも繋がる。

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改題その2

こんにちは、こばです。
いきなりですが、事例Ⅳは計算力が試される試験である、○か×か?

283786

答えは明確に×。事例Ⅳに計算力は必要ありません。
計算は電卓がしてくれますので、計算力ではなく正しい事務処理能力が必要です。

電卓の持ち込みは不可のため、1次財務会計は計算力が多少必要になります。
しかし、ほとんどの分野は四則演算の計算しかありませんので、中学生レベルの計算力があれば大丈夫。
事例Ⅳ同様に重要なことは正しい事務処理能力です。正しい処理手順で解答をすること。

第2弾は1次、2次ともに頻出のCVP分析を出題。

まずは、CVP分析のポイントを超ざっくり確認。

●売上 ― 変動費 ― 固定費  = 利益
●損益分岐点売上高 = 固定費 ÷ (1-変動費率)
●損益分岐点比率 = 損益分岐点売上高 ÷ 売上高
●安全余裕率 =100% - 損益分岐点比率
●営業レバレッジ = 安全余裕率の逆数

詳しくは、こちらを10分で確認

それでは本題の

□過去問改題□

平成27年 第10問(改題) 少数点第3位を四捨五入すること

CVP 損益計算書

設問①CVP分析にまつわる指標で今期の数値が正しいものはどれか。

ア:変動比率:60%
イ:限界利益率:55%
ウ:損益分岐点比率:71.43%
エ:営業レバレッジ:3.5%

設問②D社は今期の予想PLを上記の通り行っていたが、営業利益率をさらに向上させたいと考えている。そのための取組として最も効果の高いものはどれか。

ア:新規開拓をして、売上高を1.1倍に増加させる。
イ:新規の設備投資を行い、変動費率を10%減少させる。設備投資により固定費が10%上昇する。
ウ:経費削減で固定費を10%減少させる。
エ:1割値引きをして、販売数を1.2倍にする。

 

□解答解説□

問①、これは基礎知識で解ける問題
正解は

ア:変動比率 = 変動費 ÷ 売上高 よって55%なので×

この指標は瞬殺ですね。超簡単ですが、今期と前期を間違えて計算してしまうことがあります。
そんな馬鹿なと思うかもしれませんが、緊張した場面では信じられないミスが発生します。
サルも木から落ちる。

イ:限界利益率 = 限界利益 ÷ 売上高 よって45%なので×
限界利益 = 売上高 ― 変動費

ウ: 損益分岐点売上高 ÷ 売上高 よって71.43%で○
損益分岐点売上高 = 固定費 ÷ 限界利益率

エ:安全余裕率の逆数 よって3.5倍、単位が違うため×
この問題は安全余裕率を計算して、その逆数を求めるよりも
営業レバレッジ = 限界利益 ÷ 営業利益 で瞬殺で解答した方が本試験では望ましい。

問②、粛々と計算をさせる事務処理能力を問う問題。1次試験には出ないが、2次試験では嫌がらせ問題として出る可能性あり。しかし、1次試験で出題されれば、時短のために明らかな誤答を瞬殺で見抜く眼力が欲しい。
単純な売上拡大、値下げが正答にならないと見抜く力が欲しい。

予想PL、私は粛々とエクセルに入力。試験本番では下記の表を自力で作る必要がある。綺麗に正確に書くことがミスをしないコツ。正しい型で行うことが重要。
予想PL

よって正解はイ。計算しなくても作問者の想いを考えるとイが正解だろうと予想ができる。

数値のシミュレーションはなんとなく決めたが、イ・ウの損益分岐点売上高が同じになったのは興味深い。
しかし、なぜそうなるのかを理論的に説明するには時間がない。説明できる人はコメントください。

損益分岐点がイとウと同じであるから、営業利益率は限界利益率の高いイとなる。
損益分岐点売上高=固定費を回収した額。それ以降の売上は限界利益分儲かる。

では、まとめ

・事例Ⅳに計算力は必要ない、電卓がしてくれる。
・必要な力は事務処理能力。
・CVP分析問題は瞬殺で解くテクニックが存在する。
・損益分岐点売上高=固定費回収額。
・経費削減より、限界利益を増やした方が儲かる。

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改題

こんにちは、こばです。
今年の財務は難化予想。その財務に対して何も対策をせず待っているのもつまらない。

財務はコツコツやりましょう言われているが、半分正解で、半分不正解。
毎日やることは意味はあるけれど、毎日1問程度では表面的な計算を覚える程度になってしまうことが懸念される。
財務は一気にガツンと深く追い込む時が必要。

つまり、筋トレと同じ。筋トレも筋肉を破壊して、超回復を図ることで筋肥大を生じさせる。
その時に意識することは、どの筋肉を動かしているのか、正しいフォームで行えているかなど。
でも、一旦筋肉を大きくしたら、継続的にトレーニングをすることで体の動かしたを覚えさせる。
もう直前期、すでにガツンと追い込んで、筋肉が大きくなっていることを前提として、財務の問題をアップします。
過去問の重要論点を、少し変えて掲載。

第1弾は1次、2次ともに最頻出の経営分析を出題。

まずは、経営分析のポイントを超ざっくり確認。

●安全性:借方の何か÷貸方の何か(BS)
●収益性:利益÷売上高(PL)
●効率性:売上高÷BSの何か(PLとBS)

詳しくは、こちらを10分で確認

それでは本題の

□過去問改題□

平成27年 第11問(改題) 少数点第3位を四捨五入すること

貸借対照表

※純資産には利益剰余金が10,000千円含む

設問①安全性に関する指標で数値が正しいものはどれか。

ア:流動比率:54%
イ:当座比率:36%
ウ:自己資本比率:127.27%
エ:固定長期適合率:166.67%

設問②今期、D社は新規に自社物流用の倉庫を設立する。倉庫を設立するにあたり、資金1,000万円を余剰資金から200万円、残り800万円を金融機関から長期借入金で調達を行う。
倉庫設立後の安全性に関する指標で数値が正しいものはどれか。

ア:流動比率:80%
イ:当座比率:36%
ウ:自己資本比率:42.86%
エ:固定長期適合率:111%

 

□解答解説□

問①、これは基礎知識で解ける問題
正解はイ

ア:流動比率=流動資産÷流動負債 よって80%なので×

この指標は瞬殺ですね。基本的にBSには流動資産と流動負債それぞれ合計された数値が記載されてます。決算書を3秒でみる場合はこの指標を確認するそうです。
この指標は短期安全性。

イ:当座比率=当座資産÷流動負債 よって36%で○
当座資産=現金及び預金 + 受取手形 + 売掛金 +有価証券
この当座資産の知識があれば瞬殺、しかし、本試験では緊張でど忘れの可能性あるので注意。
この指標は流動比率よりももっと短期安全性。この36%はかなり低いですね。二次試験でもこれほど低い数値の企業はなかったはず。

ウ:自己資本比率=自己資本÷総資産 よって44%なので×
純資産の内訳が明確に記載かれていないので、自己資本=純資産ということと解釈する。
自己資本比率が100%を超えていることに、瞬殺でなんでやねんと突っ込みを入れる。
この指標で資本構造の良し悪しが分かる。

エ:固定長期適合率=固定資産÷(自己資本+固定負債) よって110%で×
166.67%は固定比率=固定資産÷自己資本。どちらの指標も100%以下が望ましく、長期安全性を表す。

問②、この問題は2次試験レベルを想定しています。単位に注意しましょう。
正解はウ

まず、正しく予想BSを作成することができるかが鍵となります。
この問題を解く場合の重要な用語が余剰資金。
余剰資金って何だっけ?となった人がいると思います。
この問題は、平成25年の2次試験の経営分析を意識して作成しており、
当時の受験生も勘違いし、仕分けを正しく行うことができなかった方がいます。

余剰資金=利益剰余金ではなく、現金です。
このことが、正しく押さえてあると仕分けも行えます。
予想BS
予想BS

このBSが作成できれば、後は問①の知識で計算するだけ。

では、まとめ

・財務はガツンとやることが最重要。筋トレと同じ。
・経営分析は必ず出題される。
・安全性の指標は、短期、長期、資本構造の3つ。
・経営分析の難化ポイントは予想BS、つまり仕訳。

byこば



たきもです。今日は6月10日です。
一次試験1日目(8月6日)まであと57日です。
焦らず、じっくり、やるべきことを積み重ねましょう

このブログを読んでいる皆様、
「一発合格道場」ですから、「一発合格」したいですよね??
来年もこの勉強をするか、合格して診断士の世界に飛び込むか
どちらがよいですか??

私は昨年のこの時期
「この勉強を来年もやるのは嫌だ・・・ていうか無理・・・」
思いながら過去問と向き合っていました。
昨年の自分のFacebookを読んだら、こんなことが書いてありました。

「何回やっても同じ間違いをしていた問題、
4回目にして初めてちゃんと理解して解けた。うれしい。
….でも7科目中の1問。8月までに間に合うのか、、、、、」

みな、同じ心境です。ここで耐えぬき、勉強を淡々と続けることが、
一次試験合格につながります。

—————————–
さて、今回は(私にとって)始めて
財務」のうち「経営分析」を取り上げます。
(一応、本業が金融機関ですから、1回は財務を書こうと思ったのです)
(金融機関勤務なのに)苦手な財務の中では
暗記で乗りきれる経営分析は、得点に繋がる分野でした。
経営分析は、二次試験では必ず毎年第1問で出題されます。
得点源となるところですから、しっかり抑えましょう。

最初に申し上げますが、ものすごくざっくりです。
経営分析の問題に拒否反応が出る方、
これを読めば「こんなざっくりでもよいのか」
と思うはずです!

1.公式の覚え方
①安全性
分子と分母は貸借対照表の場所で判別できます。
左側が分子、右側が分母です。
ここは公式を覚えるより、絵を書きましょう。
はい、安全性終わり!
案是正
※負債比率は、負債/自己資本ですので、右側だけ!と覚えましょう。

ちなみに、よく引っかかりやすいのが
固定比率
固定長期適合率
負債比率
です。「低いほうが◯」のパターンですね。
固定比率
自己資本より固定資産が多い
→自分の体力(自己資本)以上になにか買っている→低いほうが◯
固定長期適合率
自己資本どころか負債までしても固定資産のほうが多い→低いほうが◯
負債比率
自分の体力(自己資本)以上に借金してる→低いほうが◯
この3つが出た時は、「低いほうが◯!」と3回唱えてから問題を解きましょう。

②収益性
ここは、指標がそのまま計算式になります。
真ん中に線を引いて、上下逆転させます。
総資本経常利益率=経常利益率/総資本

③効率性(回転率)
覚えることは一つ、「売上高」が分子!
とりあえず、売上高を上に持っていけばOKです。
回転率
(ものすごくざっくりした図ですね…)

2.筆算をしない、分数のまま大小を考える
各指標を計算し、
前期と比べ良好か、悪化したか答える問題は度々出題されます。
(H23年度第9問、H25第5問)
私は最初、この問題を筆算で解いていました(小学校で習う、アレです)
しかし、小数点第3位くらいまでだしたり、途中で計算を間違えたりで
時間をかなりロスしていました。
そこで、4月の道場春セミナーで、6代目おはともからの神の一声

「分数のまま大小を判断すればよいんだよ」

目からウロコでした。

H25年第5問設問2を見て実践してみましょう。
固定長期適合率で考えていきます。
まず、コロン以下(000)は最初から排除しましょう。
長期固定適合率

うまく約分ができれば、筆算しなくても大小がわかります。
(私は、どちらが大きいかわからず、結局筆算しました…)
83か86まででれば、大小がわかりますね。

いかがでしたでしょうか?
財務は暗記科目です。
基本的な公式をしっかり覚え、自由自在に動かすことができれば
必ず得意科目になります!
二次試験も踏まえ、しっかり「コツコツ財務」やっていきましょう。

最後になりましたが、6代目おとの
【道場マイベスト記事】財務・会計は必読です!
今、今まさに読んでください!!財務の戦略がこの1記事でわかります

たきもでした。



【1次本試験まであと2ヶ月ほどになりました。】

道場セミナーにご参加頂いた皆様にはお話しましたが、ストレート合格を目指すみなさん「選択と集中」していますか?

まずは、頻出テーマから潰すこと。

そして、勉強にかける時間と得点出来る点数を考えて、効率よく点数に結びつくところからおさえていきましょう


 

【今日の本題】

さて、やって参りました渾身シリーズ

といいつつ、いつもと同じマイペースな内容になってしまいそうですが・・・

私自身、財務会計では「あ!税金忘れた」「あれ?(計算要素を一つ)忘れちゃった」とちょいミスを色々と続出させていました。

そこで、問題分を読んだら、その論点におけるフレームを決めておき、そこに数字をどんどん入れて、計算要素の「モレ」を防いでいました。

今回はいろんなフレームの中でもすぐに得点に結びつきやすい”加重平均資本コスト”についてご紹介したいと思います。

H23第16問(問題はこちら

まず、加重平均資本コストの問題がでたら、すぐこのボックスを書きます。

box1

B/Sをイメージして頂いて、税金、税引き前の借入金のコスト(%)、自己資本コスト(%)全資産における負債と自己資本の割合が分かれば問題を解くことが出来ますね。計算するのに必要な材料をパッと見える化することが計算要素の「モレ」を防ぐ第一歩。そしてこのボックスの空欄を埋める作業を行います。

 

ただ、今回の問題は3つに分かれているので、ボックスをこう書き直します。

(今回10億円の資金調達ですが、加重平均資本コストを求めることに違いはないですね。)

box2

そして、問題文からわかる数値を埋めて、

box3

負債自己資本比率が4:6なので

box4

今回、10億円の調達ということで、借入、新株発行、内部留保とすっきり分けられますね。

box5

と、ここまで数値をすべて埋めたら、計算に入ります。

box8

これで、もれなく、計算で答えを求められると思います。

今後、この論点が出てきたら、ぜひ使ってみてくださいね。

(電車に揺られて書いているので、読みずらかったらごめんなさい。)

【明日の道場は?】

もしかしたら、いつもと違う投稿があるのかも・・・

お楽しみに♫

 

それでは

今日もいい一日を!

碧でした。



おはようございます。フェイマオです

今週火曜日の5/31に1次試験の締め切りを迎えました。
6月に入り、1次試験を受験される方にとっては、受験勉強もそろそろ佳境に差し掛かる頃かと思います。

とは言え、まだ2ヶ月もあります
ここから、のこり60日+αの時間の使い方が1次試験突破に向けて重要なってきます。

が・・・くれぐれも無理はしないでください

私は、1次試験を受験した2年前のちょうどこの時期に体調を崩し、1週間ほど入院しておりました
当時は仕事を終えてから、帰宅途中の自宅の側のマックで22時過ぎ~25時前位まで勉強しており、多少無理をし過ぎたせいもあったかと思います

皆さんは私のようにならずに、くれぐれも体調管理を徹底し2ヶ月ちょっとのラストスパート頑張ってください


さて、今週から続いております【渾身】シリーズ

一つの論点を掘り下げて書くこのシリーズですが、今回は1次試験で稀にでてくる『生産性指標』の分析で使われる公式の導き方について書かせて頂きます

※前回の原価計算の続きですと、やや記事の内容が薄いかな?と思いましたので【渾身】シリーズ終了後に続きを書かせて頂きますので、ご容赦下さい ・゚・(p´Д`q)・゚・


■生産性が表すものとは?

では、生産性分析の指標について書く前に皆さんに質問です

【問題】 生産性分析の“生産性”とは何か?
【解答】
生産性分析が表す“生産性”とは、企業活動において、資源(労働力・資本)を投入=インプット  して、生産高や売上高等の経営成果アウトプット  の効率性を意味し、生産性=アウトプットインプット で表されます。

 

既にこの辺りの勉強を済まれてる皆さんにとっては、簡単な内容かと思いますが復習のために今一度ご確認を

さて、ここでアウトプットとしてあらわされるものとして、①総生産 と ②純生産があります。
①の総生産は“売上高や生産高”を意味し、②の純生産は“総生産から材料等の外部から購入したものなどの価値を差し引いた付加価値”を意味しています

生産性分析で用いられるのは②の付加価値額になりますので気を付けてください。

 

最近はあまり本試験での登場が少ない“生産性分析”ですが、ここで少し昔の過去問(平成18年度)を見てみましょう

スクリーンショット 2016-06-02 22.24.40

 

この問題は付加価値の定義を答えさせる問題ですが、付加価値の考え方を知っていれば外部購入費にあたる a  の外注加工費 と b の間接材料費 が省かれることが分かります。

実は付加価値を求める公式は、『日銀方式』『中小企業庁方式』などがありますが、これを覚えておくのは結構大変です
暗記する量を減らすためにも、財務は出来るだけ『理解』に務めましょう


 

■生産性分析の指標

さて、この生産性分析で用いられる指標にはいくつかあります。
当時受験生だった私も、指標を覚えたものの実際の問題で使う頻度も少ないため、たまに問題で出てくるとすっかり記憶から飛んでしまい全く太刀打ちできませんでした

だから、暗記ではなく理解が重要

まず、生産性分析でベースとなるのは『労働生産性』です。
この労働生産性の公式をベースに、以下の3つの指標で分解して、整理すると覚えやすいと思います

 

労働生産性の分解

労働生産性の公式は、生産性分析の出発点になりますのでこの公式を忘れる事は無いかと思います。
そこで、この労働生産性の分母・分子をそれぞれ右に記載したように、①売上高 ②有形固定資産 ③人件費 の3つで分解をします。


 

 

①売上高による分解

 

による分解売上高

労働生産性の分母、分子を“売上高”で分解すると、上記のように分解できます。


 

②有形固定資産による分解

有形固定資産による分解

さて、これも①の場合と考え方は全く同じですね。


 

③人件費による分解

さて、最後は人件費による分解ですが、人件費の位置に要注意!

人件費による③

上の図でお分かりの通り、人件費は共に分子に置きますので、決して付加価値額÷人件費としないようにしてくださいね

1次試験は7科目と膨大です。
極力、財務・会計は他の科目への負担を減らすためにも暗記ではなく、“理解”に務めましょう

 

では、本日はここまで

To be continued・・・

 



おはようございます。フェイマオです

先週から夏を思わせる暑い日が続いており、私のように営業でクライアントを回っている方にとっては厳しい季節が近づいてきましたね

さて、先日診断士の某予備校にて2次対策講座で使用している事例問題の採点に携わらせて頂きました。
担当させて頂いたのは、たまたま得意科目であった事例Ⅲです。と、言っても私のキャリアとは全く関係がありませんが・・・

そこで採点する側の立場に立った時に、受験生の方が苦心して書かれている答案を1枚1枚拝読し、内容を精査して点数をつけさせて頂きました。ちなみに、私は前回が初めてであった事もあり6時間で8枚程度しか採点できませんでした

2次試験の受験者数が5,000人とすると、試験実施日から合格発表まで時間がかかる事を、合格後の今になって身をもって痛感しました(笑)


さて今回は1次試験では毎年1~2問は出題される『原価計算』について書かせて頂きます。
この原価計算については、簿記2級をしっかりと学習された方にとっては比較的労せずして点が取れる設問かと思いますが、診断士試験を勉強されるまで簿記(工業簿記)に携わった事の無い方や製造業とは無縁の方にとっては、ややとっつきにくい領域かと思います。

1次試験で出される原価計算の領域は大きく以下のようになります。

【1】 原価の概念・定義
【2】 原価計算の種類と方法

【1】については知識を問う問題であり、年度によってはやや難しい問題も出題されます。
従って財務が苦手な方にとっては、【1】を取りに行くよりも確実に【2】の問題を落とさずに得点源としたいところです。

では、【2】に該当する原価計算の種類は、大まかにいうと下記のような分類が出来ます。
※あくまでも、私フェイマオなりの解釈ですので悪しからず

総合原価計算個別原価計算 ➡ 製造業の生産形態(連続生産と個別生産)の違いによる分類

実際原価計算標準原価計算 ➡ 原価の算定が、生産後が生産前かの違いによる分類

全部原価計算直接原価計算 ➡ 製品原価に製造固定費を含めるか含めないかの違いによる分類

今回は、上記③の“全部原価計算”と“直接原価計算”について、原価計算が苦手な方向けに記事を書かせて頂きます。
何故、これを最初に書こうと思ったかというと以前の私の記事で書かせて頂いたCVP分析の流れで理解して頂いた方がとっかかり易いかと思いましたので、ご容赦ください


この2つの原価計算の違いは、下記の図のようになります。

全部原価計算の特徴 直接原価計算の特徴

上の図からご覧いただけるように、違いは簡単にまとめると、

全部原価計算→製品原価は、製造するのに使った費用(変動費も固定費も)を全て計上(賦課)する

直接原価計算→製品原価は、変動費のみ計上する

この違いを、しっかりと理解して頂ければ全部原価計算と直接原価計算はOKです

この領域で問題が出されると場合は、『営業利益の差が生じる問題(固定費調整)』が考えられますが、上記の違いをきちんと理解して頂ければ、怖くはないと思います


 

では、実際に例題を見てみましょう。

例題1

上記の例題で、『全部原価計算』と『直接原価計算』の営業利益を考えていきましょう。

例題1はご覧頂くと、“作った製品が全て売れたケース”を想定しています。

さて、この場合の直接原価計算の利益は以下のようになります。

例題1 直接原価計算

直接原価計算の場合は、CVP分析の固変分解と考え方が同じですので、さほど迷わず算出できるかと思います。

では、全部原価計算の利益はどうでしょうか?
ここで重要な事は、『製品原価』の求め方です。念のため、BOX図をご覧ください。

例題1 全部原価計算のBOX図

例題では、“材料費”“製造固定費”がありますので、これが製品原価になります。
例題1の場合は、全て売り切れてますので製品原価=売上原価となり、営業利益を求めると以下のようになります。

例題1 全部原価計算


 

では、次のような場合はどうでしょうか?

例題2

上記の例題でも、同じように『全部原価計算』と『直接原価計算』の営業利益を考えていきましょう。

但し、例題2は先ほどと違い、“作った製品が全て売れてないケース(在庫が生じるケース)”を想定しています。

さて、この場合も直接原価計算は前回同様に変動費と固定費に分けて考えますので、以下のようになります。

例題2 直接原価計算

さて、ここからが全部原価計算と直接原価計算の概念の理解をして頂きたい重要な点です。
今回の場合には、製品が全て売れていないため在庫が発生しています。
100個作って、80個しか売れていませんので、20個の期末在庫が発生しています。

図示すると以下のようになります。

例題2 BOX図①

期末在庫がある場合は、売上原価として算出できるのはピンク色で色付けした80個の部分だけですのでこの製品原価を求めると、以下のようになります。

例題2 BOX図②

そうすると、全部原価計算で求められる営業利益は、

例題2 全部原価計算②

となります。

ご覧頂きましたように、直接原価計算で計算した利益と全部原価計算で計算した利益に違いが生じています。
これは、『製造固定費』の扱いが利益計算に違いをもたらしたのです。
全部原価計算では、製造固定費を1個当たり製品原価に含めるため、期末在庫が生じた場合、その製品原価に含まれた製造固定費×在庫数量が翌期の費用となってしまうため、当期の売上原価を小さくします。

その結果、直接原価計算の営業利益(900円)と全部原価計算の営業利益(1,800円)に差が生じてしまいます。
この差額分の900円を図示すると、以下のようになります。

利益の差額の製造固定費

 

今回は、製造固定費の扱い方が違うため『全部原価計算と直接原価計算で求める営業利益の差が生じる』事を理解して頂ければと思います
本日はここまで

 

To be continued・・・



この度、熊本・大分の大地震により、犠牲になられた方々に謹んで哀悼の意を表しますとともに、被災された全ての方々に心よりお見舞い申し上げます。
また、一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。


おはようございます。フェイマオです
道場ブログをご覧の皆様の中には、来週末からゴールデンウイークに突入し試験前のまとまった貴重な連休を迎えられるかと思います。
特に、今年初めて8月の1次試験を受験される方にとっては、“大事な天王山”となるかと思います。
ぜひ、皆さまそれぞれにあった計画を立てて、充実した連休をお過ごしください。

我々、一発合格道場では29日(祝)春セミナーを開催いたします
当日のセミナー参加には来られない方も、懇親会からの飛び入り参加も喜んでお待ちしてます
初代メンバーや歴代のメンバーも参加しますので、是非お楽しみに


さて、本日は過去3回に渡ってお送りしたCVP分析のテーマで、“財務が苦手な方向け”にお話をさせて頂きます

これは、私の所感ですが、財務が苦手な方にとっては“2次試験の事例Ⅳよりも1次試験の方が取り組みにくい”かも知れません。

2次試験は財務が苦手な方でも、過去問の頻出論点(財務分析やCF計算書、CVP分析等)に絞って勉強すれば合格点は十分確保できると思います。
それよりむしろ1次試験の方がハードルが高い(点数が取りづらい)と感じてます。
既に過去問に取り組まれている方はご存知の事かと思いますが、財務・会計は試験時間60分で25問出題されます。つまり、1問あたり2分半(2分24秒)で解答しなければなりませんので計算のスピードも要求されます。
しかし、1次試験では確実に点を獲るためには計算スピードよりも、『設問毎にタイムマネジメントをしっかり行う』だと思います。つまり問題によって“時間をかけずに秒殺で解く”のか、“多少時間をかけても丁寧に解く”のかによって時間配分を変える事が重要ではないかとフェイマオは考えます

とは言え、“秒殺で解く”には、テキストに載っている公式のみではなかなか難しいのが正直なところです
と、いう事で前置きが長くなりましたが、このCVPの分野の過去問を使って“瞬殺”で解けるやり方をご案内させて頂き、実際にその効用を皆さんに感じて頂ければと思います


■オーソドックスな解き方

まずは、実際の過去問(平成21年度 第8問)をご覧ください
平成21年度1次試験過去問

さて、これをどのように解きますか?
一般的には、以下のような解き方が考えられるかと思います。

<解答手順の例>※単位は(千円)
【1】損益分岐点売上高を求める
→ 2,700 / 1 -(5,000/8,000)=7,200
【2】損益分岐点比率を求める
→7,200/8,000 = 0.9
【3】“1-損益分岐点比率 ”から安全余裕率を求める
→1-0.9 = 0.1

よって、解答は  

確かに、上記の方法でも問題は解けます。
が、既に申し上げたように1次試験の財務・会計はスピードが求められますので、出来るなら短時間で答えを出したいものです。


■瞬殺するための公式

では、先に公式をご覧ください

安全余裕率の計算式(秒殺)

とりあえず、この公式の導き方は後程説明するとして、実際にこれを用いて同じ問題を解いてみましょう。
まずは、与えられた数字から『限界利益』『営業利益』を出してみましょう

20160422用固変分解

<解答>※単位は(千円)
安全余裕率=営業利益限界利益 × 100(%)
=300/3,000 × 100(%)
=10(%)

よって、解答は  

どうでしょうか?これだと30秒もかからず、まさに“秒殺”できますね

と、この式ってどっかで似たような式を見たことありませんか?

 
そう、前回の記事で出てきた“営業レバレッジの公式”と似てるんです
下の公式をご覧ください。

営業レバレッジと安全余裕率

このように、営業レバレッジの公式の分母と分子を入れ替えたら、安全余裕率を求める事が出来ます
つまり、“営業レバレッジの逆数が安全余裕率”(正確には出た数値を100倍して百分率で表すのですが)となります。


■公式の導き方

まずは、こちらの利益図表をご覧ください

20160422用図表①

上記の図で以下の①と②がそれぞれ以下のように表されるという事をご理解下さい。
①損益分岐点比率 = 0X/0Y
②安全余裕率 = 1 - 損益分岐点比率
= 1 -0X/0Y = (0Y-0X)/0Y = XY/0Y

 

これをご理解頂いて、下記の図をご覧ください。

20160422用図表②

【訂正】安全余裕率公式(秒殺)

 

これは先代のアックルもこちらの記事で説明していますので、宜しければこちらもご覧ください


このやり方で解ける問題がほかにもあります。
『平成23年度の第11問』です。
※先ほどの平成21年度の第8問とは出題の形式は異なりますが、考え方は同じです。これも秒殺できると思います
平成23年度1次試験過去問
そして、『平成25年度の第8問』です。こちらは平成21年度の第8問とほとんど同じですね
平成25年度1次試験過去問
いかがでしたでしょうか?
無事に“秒殺”できましたでしょうか?
※解答は載せてませんが、もしご希望があればお知らせください。

 

財務・会計は、“取れる問題を確実に正解する”が重要です。
ただ、確実に点を獲るためにも『時間をかけて丁寧に考える問題』に時間を使うためにも、『時間をかけずに“秒殺”で解く』事も必要だと思いますので、良かったら参考にしてください

それでは、また
To be continued・・・


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絶対に諦めるな!!!

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こんにちは、noriです。

今日も困ったときに役立つ語呂合わせをご紹介。この語呂合わせは中小企業診断士の研究会・勉強会のポータルサイト「smecs~中小企業診断士・受験生交流会〜」を管理するLow*さんに教えてもらいました。この団体は、各地の勉強会を紹介するだけではなく、毎年1月上旬に診断士や受験生の交流を目的とする新年会を開いています。京都、大阪、神戸、新潟、東京、神奈川など全国から約60名の診断士や受験生が横浜に集います。今年の1月にnoriはここで合格を祝ってもらいました。来年は皆さんの番です。一緒に皆さんの合格が祝えるのを楽しみにしています。

冒頭の言葉はLow*さんの言葉です。合格年のnoriは中々エンジンがかからず、ずーっと蛇行運転をしていました。でも、絶対に諦めるなと言ってくれる仲間がいました。noriちゃんがこんなに頑張れると思わなかったよと言ってくれる友人がいました。あなたの今の努力はまだ形として見えないかもしれない。でも、その姿を見ている人は必ずいます。努力は決して無駄にはなりません。

今日はそんなあなたの合格に向けて。月末の2次試験の模試で早速使えるかもしれない!?語呂合わせのご紹介です。

 

過去問の重要性

突然ですが、問題です。この問題は何年の問題でしょうか?

スクリーンショット 2016-04-18 23.02.25

スクリーンショット 2016-04-18 23.02.39

スクリーンショット 2016-04-18 23.02.50

ピンときた方、正解。平成27年の事例4ですね。

特に設問2は営業レバレッジを示唆するような問題でした。直接数値を問われてはいませんが、今後は聞かれてもおかしくないですよね。

noriは平成27年の事例4を見たときに、予想PL作成が求められた平成24年の過去問を思い出しました。noriが撃沈した平成24の事例4。これは解けないはずがない。平成24年の合格者に本番なぜ落ち着いて解けたのか聞いたことがあるのですが、同じく予想PL作成が求められた平成17年の過去問を思い出したそうです。

過去問と同じような問題が本番で出た場合、それはみんなができる問題。得点源です。過去問は必ず押さえて勝負の舞台にのぼりましょう。

舞妓さん登場

とは言え、本番の勝負で緊張しない人はいません。いつもの力の8割出せればベスト。レバレッジという言葉を見た途端、経営レバレッジ??営業レバレッジ??財務レバレッジ??と頭の中でグルグルグルグル。そこで受験生の味方、舞妓さん登場。

242078

おや?営業中の舞妓さんが悲しそうに何か呟いていますね。

もう少し近づいて聞いてみましょう。

 

「・・・」

「・・・売れへん、売れへん、舞妓」

うれ(売上)へん(マイナス変動費)、うれ(売上)へん(マイナス変動費)、まい(マイナス固定費)」

「売上−変動費/売上−変動費−固定費!」

 

なんと!売れない舞妓さんが呟いていたのは、7代目フェイマオ記事に登場した、営業レバレッジの公式でした。

スクリーンショット 2016-04-19 7.07.51

 

うーん、営業レバレッジって何だったけ?ってなったら、営業中の舞妓さんが「売れへん売れへん、舞」と呟いていたのを思い出しましょう。

 

そして、舞妓さんの言葉を思い出しながら、フェイマオ記事で営業レバレッジを復習!

 

これで、営業レバレッジは完璧

 

ただし、合格後にお礼をかねて、売れなくて困っている舞妓さんに営業力UPのアドバイスをするのをお忘れなく

大丈夫。 あなたは、ぜっ~~~たいに合格しますから!待ってます!

nori でした。



おはようございます、フェイマオです
先週の土曜日に道場7代目メンバーで集まり、今月末に行う道場春セミナーの打ち合わせをして参りました。
今回、1次試験突破を目指される方を対象に、『参加して良かった』と思えるようなコンテンツを企画していますので、ご予定の合う方は奮ってご参加くださいませ

 

さて、本日は前回前々回に続きましてCVP分析についての最後の(?)投稿になります

今更ながらではではありますが、このCVP分析は、1次試験はもとより2次試験頻出の問題で、平成13年度以降では以下のように出題をされています

~CVP分析 出題年度と出題内容~
・H152⃣:変動費率と固定費の算出、損益分岐点売上高の算出および計算結果に基づく改善策の提案
・H173⃣:損益分岐点売上高と損益分岐点売上高比率の算出、および予想損益分岐点との比較
・H192⃣:固定費の算出、損益分岐点分析から予想される経営上の問題点の示唆
・H213⃣:損益分岐点売上高(現在および将来)の算出、営業レバレッジの視点から見た経営への影響についての説明
・H222⃣:価格変化に伴う損益分岐点売上高の変化、および経営への影響についての説明
・H242⃣:予想PLに基づく損益分岐点比率、および損益分岐点比率をもとにした削減する固定費額の算出
・H263⃣:プロダクトミックス(CVP分析の応用)
・H272⃣:予想PLに基づく目標利益達成売上高、損益分岐点売上高の算出

今回の記事は、このCVP分析の中から赤字で記載した営業レバレッジを取り上げてみます。


□営業レバレッジとは?

一言でいうと、営業レバレッジとは『売上の増減に伴う利益のバラツキを図る指標』です。(フェイマオ解釈)
CVP分析で費用を固変分解した際に、営業レバレッジは以下のように表せます。
営業レバレッジの公式

診断士試験では、営業レバレッジの値を問われたら、『限界利益÷営業利益(または経常利益)』で求められると覚えて頂ければOKです


□利益のバラツキとは?

さて、ではこの“利益のバラツキを図る指標”である営業レバレッジについて、具体例を挙げてもう少し詳しくみていきたいと思います。
<例>
売上高、営業利益がともに以下のようなA社とB社の2つの企業を見てみましょう。

A社とB社のPL①

通常の制度会計の基準で作成した損益計算書では、A社とB社の違いがイマイチわかりません。
既に勉強されていらっしゃる方には当たり前の事ですが、制度会計は、複数の企業を比較する際に、全国共通の会計処理基準に基づいて会計処理を行います。
これは企業の財務諸表からは企業自身の恣意性を排除する必要があるからです。株主や債権者にとって大事なのは、『いくら売って、いくら儲けたか?』が大事なのであり、費用の分類などは興味がありません。

一方で、経営者にとっては、財務諸表から『将来に経営判断に役立つ情報』を探します。そのためには、財務諸表の中身も自社のオリジナリティを反映させる必要があります。これが、管理会計の考え方になります。

さて、前置きが長くなりましたが、上記の損益計算書を管理会計の手法で固変分解したものを以下に掲載します。
※ついでに、営業レバレッジも出しておきます。

 

A社とB社のPL②

ご覧頂ければお分かりになると思いますが、A社は費用に占める固定費の割合が高く(固定費型ビジネス)、一方B社は費用に占める変動費の割合が高くなっています変動費型ビジネス)。
実はこうして企業を、固定費型ビジネスか変動費型ビジネスかを判別する指標の1つとして、営業レバレッジがあります。
上記の図表からお分かりいただける通り、固定費型ビジネスは営業レバレッジが高く変動費型ビジネスは営業レバレッジが低くなっています。

では、この9とか、2とかが表している数値とはいったい何なのか?
※因みに、営業レバレッジの単位は(倍)と考えて頂くと宜しいかと思います

営業レバレッジが9(倍)という事は、売上高が10%増加した場合に、営業利益はその9倍の90%増加する事を意味します

営業レバレッジA社売上増

上記の表を見て頂ければお分かりかと思いますが、売上高が100(万円)増加した場合に、コストの増加は10(万円)に留まり、残りの90(万円)が営業利益になっています。
つまり、売上高増加のほとんどが営業利益の増加に結び付いています

では、逆に売り上げが10%減少した場合に、営業利益はその9倍の90%減少することになります

営業レバレッジA社売上減

 

上記の表では、売上高が100(万円)減少した場合に、その減少分のほとんどが営業利益に反映されています(90万円の減少)。

では、同じようにB社の売上の変化のパターンをまとめて見てみましょう。

営業レバレッジB社売上増減

B社の場合は、営業レバレッジが(A社と比較して)小さいため、売上が10%増加(100万円)しても、そのほとんどがコスト(変動費)に吸収されてしまい、営業利益の増加分は20%と小さくなってます
逆に売上が減少しても、営業利益の影響が小さいのはご覧頂ければお分かりになるかと思います。

つまり、営業レバレッジが大きいという事は、売上の変動に対する利益のバラツキ(リスク)が大きいという事がわかります。


□利益図表でみられる営業レバレッジの比較

では、今度はA社とB社の2つを利益図表で比較してみましょう。

 

利益図表比較

損益分岐点売上高は既に出ていますが、ご覧頂いてお分かりの通り営業レバレッジの大きいA社の方が損益分岐点が高くなっているのが分かります。
つまり、固定費の大きいA社は営業利益を確保するまでが大変だが、利益が出てしまえばそれ以上の売上が利益に結び付きやすくなるのが図から(売上高と総費用曲線の間にあたる三角形の営業利益の面積)もお分かり頂けるかと思います。

一方で固定費の小さい(変動費の大きい)B社は、営業利益の黒字化は(A社に比べて)容易に達成できるが、黒字以降利益を拡大するのが容易ではないことが分かるかと思います。


 

□売上高の増減と営業利益の増減の関係

上記で説明した内容について、最後に計算式で確かめてみましょう
この計算式は覚えていた方が良いと思いますよ

~営業レバレッジと売上高の増減率と営業利益率の増減率の関係~

 売上高の増減率 × 営業レバレッジ = 営業利益の増減率

この公式を使って、A社の売上増のパターン(既出)を見てみましょう。

10%(売上高の増加率) × 9(営業レバレッジ) = 90%(営業利益の増加率)

A社の数式からも、営業レバレッジが“テコ”のような働きをして、営業利益を増加させているのがお分かりいただけるかと思います

※この計算式の導出については割愛しますが、何故こうなるのか知りたい方はコメントにご記入ください

さて、本日はここまで

To be continued・・・

 


 

 

道場春セミナーのお知らせ

~1次試験まで残り100日の合格戦略~(仮称)

日時:4月29日(金)14時〜

場所:中央区日本橋公会堂
お申し込みはこちらから(外部サイト:peatix)
定員締切間近!!お申し込みはお早めに♪

 

Don’t miss it!!!



財務会計はスポーツだ!

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こんにちは、7代目一の運動音痴のnori です。

冒頭の「財務会計はスポーツだ!」という言葉は私が財務会計にくじけた瞬間でした。

えっ、、、スポーツが得意じゃないとこの試験は乗り越えられないらしい・・・

その頃にどうやら診断士仲間でマラソンを走るケースがあるらしいと聞きました。。


えっ、、、もしかして42.195キロ走れないと、この試験は走りきれないんじゃ・・・

60分で25問を解くということは1問にかけられる時間は2.4分ウルトラマンだって敵を倒すのに3分かけることを考えると相当短い。敵が25体いることを考えるとできれば、75分の試験にして欲しい。そして、わからない問題につまづいていると本番では1問あたり、2.4分すらなくなってしまうのです・・・。

■財務会計はスポーツだ!

「財務会計はスポーツと一緒だから大丈夫。」

この言葉にウンウンと頷く合格者は多いです。具体的には「パッと何が問われているかを捉えて」「パッと計算式が頭に浮かぶか。」反射的にこの2つの動作ができるかが重要。バトミントンで飛んできたシャトルを反射的に打ち返せるかのような感覚です。

ちなみにnori は実際のバトミントンのシャトルは打ち返せません・・・。

■運動音痴でも: 練習編

とは言え、ここで諦めるわけにはいかないので練習編。

《その1.まずは過去問1本勝負》

不安でたくさん問題集を広げたくなるのをジッと我慢。まずは過去問に絞って勉強。だって、いきなりそんなにできないんだもん。試験終了後の受験生の間に交わされる「今年の財務は簡単だったね。」=「今年の財務は過去問と同じような問題が多くて簡単だったね。」

過去問は抑えるべき最低ライン

先日のこば記事の「財務とお友達タイプ」かも?もしくは、そんなに反射神経が良くないかも?と思ったそこのあなた。今すぐ過去問中心のアウトプット学習に切り替えましょう。

できるかどうかはやってみなくちゃわからない。まずは過去問を解いてみましょう。

《その2.わからなかったらすぐに解説を見ちゃいましょう》

えっ?…まだインプットが終わらなくて…と思ったそこのあなた。いいんです。問題を解きながらインプットすればOK。わからなかったら、解説を見て、インプットしましょう。まずは問題を見て、何が問われているのかどうやって解くかを確認するのか先決。

《その3.まずは毎日15分》

いきなりたくさん解くと疲れちゃう。嫌いになってしまうとアウト。まずは毎日15分でOK。15分で2問解いたとして、一次試験まで残り100日勉強したら、200問。8年分は解けちゃいます。もっと解きたくなったら、どんどん行けばOK。

《その4.正答率の記録をつける》

そんな少しの勉強時間じゃ不安になる?過去問の正答率の記録をつけましょう。◯×を毎回記録。記録しているうちにどの問題が解けるか解けないか分かるようになります。自分の勉強の記録が目に見えることはやった自信になります。自分の苦手分野が見えてきたら、集中的にやっつけましょう。

■運動音痴でも: 実践編

では、ここからは60分を想定した、実践編。ゴールデンウィークに実施される一次試験の模擬試験を受験される方もいらっしゃるかもしれませんね。自信のない方こそ、模擬試験にチェレンジされることをお勧めします。6月末から7月は各受験校の一次試験の模擬試験ラッシュ今の自分の現在地を確認することで、6月までのありたい姿とのギャップを確認することができます。

ゴールデンウィーク実施の模試はこんな感じ。

・2016年5月7日(土)8日(日)LEC 一次ステップアップ全国模試

※正確な情報は受験校のHPをご確認ください。

《その1. 後ろから解いてみる》

財務会計は後ろから解くのがオススメ。7代目とり企業経営理論の解く順番を書いていますが、診断士試験はどの科目でも冒頭で受験生をビックリさせようとする悪いやつ。財務会計も2.4分で解けなさそうな問題がしかけられています。意外と後ろの方に知っていれば2.4分より短い時間で解ける問題がしかけられています。

知っていれば、すぐに解けます。知らなければまだ本番じゃないから次に解ければ大丈夫。本番なら知らないのであれば、ある程度予測を立てて回答したら、あまり時間をかけずに次に行きましょう。

《その2.わからない時の対処法を決めとく》

わからないと動揺するのが人の常。あらかじめ、どーーーしてもわからない問題が出たらどうするか決めておきましょう。

nori調べによると過去5年の財務会計の本試験で最も多かった解答は「ア」。ちなみにnoriはどの科目でもわからなかったら「ウ」にしようと決めていました。ここで重要なのは正答率ではなく、自分がいかに落ち着いていられるか。冷静さを失い、解けるはずの問題が解けなかったらもったいない。

もし時間に余裕があれば、分からなかった問題に戻ってきて再チャレンジしましょう。

実践編はこの2つだけ。

是非、4月の間は練習編を試していただいて、5月に模試を受けて実践面を試してみてくださいね。もちろん模試を受けられない方は自分で本番と同じ時間で過去問を解くセルフ模試でも大丈夫。

暖かくなり、下手くそなウグイスが歌う練習をするのが聞こえてきましたねウグイスも少しずつ練習をして1ヶ月半くらいで、美しい歌声になるようです。一気に高みを目指すとつまづいちゃうけど、少しずつ練習すれば大丈夫。

大丈夫。 あなたは、ぜっ~~~たいに合格しますから!待ってます

nori でした。

—————今週も告知!—————

東京にて、1次対策セミナーを開催します!

日時:4月29日(金)14時〜

場所:中央区日本橋公会堂

4月10日(日)より募集開始!

7代目フェイマオを総合プロデューサーに着々と準備中です♪

お楽しみに!



今年は難化確実の財務会計
でも、財務得意なら事例Ⅳで一発逆転が可能

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おはようございます。こばです。球春到来し、野球ファンにはこれから楽しい季節ですね。
去年は勉強をしていたため、1回も野球を観に行けなかったな。去年のこの時期と言えば、診断士試験に革命が起きた時期ですね。得点開示ができることが判明した時期です。それで事例Ⅳで一発逆転も可能と判明し、事例Ⅳ対策にめっちゃ注力したのに・・・

話は変わり、春分の日の3連休に名古屋に行ってきました。名古屋と言えば和尚。
和尚にいろいろな珍スポット、名古屋に来た人が一般的には行かないような場所に連れて行ってもらいました。

和尚と言えば財務で一発逆転。道場で財務の話中心の和尚ですが、道中は恋愛トークがメインでした。
この記事の写真は和尚が四日市港まで車を走らせて撮っているとのことでした。
さすが和尚、目に見えない部分にも手を抜かないなと感心しました。(笑)
その旅行の途中に財務の話も少し。
決算書から過去の会社の状況・はたまた社長の性格までわかるということを教えてもらいました。
簿記3級すらない財務素人の私としてはまさに目から鱗。
事例Ⅳ対策はかなりやりましたが、経営分析でそのような切り口で財務諸表をみたことはありませんでした。
財務の奥深さを改めて思い知らされた次第です。
 そのことについては和尚がこのブログで書くでしょうから、ここでは割愛します。

それでは前置きもこれくらいにして本題に入っていきたいと思います。

前回も書きましたが、大事なので再度書いておきます。
このデータ分析の意義はどこが勝負の分かれ目になるかを把握し、重点的に対策を立てる論点を決めること。

データ分析に入る前に、科目設置の目的を確認しようと思います。

□ 財務・会計 科目設置の目的□

・財務・会計に関する知識は企業経営の基本であり、また企業の現状把握や問題点の抽出において、財務諸表等による経営分析は重要な手法となる。
・また、今後、中小企業が資本市場から資金を調達したり、成長戦略の 一環として他社の買収等を行うケースが増大することが考えられることから、割引キャッシュフローの手法を 活用した投資評価や、企業価値の算定等に関する知識を身につける必要もある。
・このため、企業の財務・会計 について知識を判定する。

この目的からも一次財務、二次事例Ⅳの頻出論点である経営分析の重要性を感じますね。

このデータ分析シリーズをしていてたった二科目目ですが、
以前から感じていた、この中小企業診断士試験の不条理さの謎が少し解けたような気がします。

なぜ、こんなにも科目・年度ごとに得点がばらけるなど不確実性が高いのか。

作問者からの熱いメッセージ、

不確実性の高い経営環境に置かれる企業に対して、
診断士として助言をするのなら
試験の不確実性を乗り越えるための対策ができずにどうする。

ということではないでしょうか。
本題から離れてしまいましたが、次からはデータ分析に入っていきます。

.
■データ分析■

まずは、科目合格率と平均点の推移を確認します。

財務会計の傾向
(データ出典:中小企業診断協会・TAC )

年度別の難易度の変化も確認します。

財務会計年度別難易度

(データ出典:TAC )

このデータの変遷からわかることは易化した年の翌年は必ず難化していることです。
平成17・21・25年と過去3回で60点以上の平均点になった後は約10点ほど平均点が下がっています。
このことからも今年の財務会計が難化することを予想することが無難となっています。

.
■分野別出題頻度・ランク分析■

次は、制度会計・管理会計・ファイナンスに分けて分野別の難易度を確認します。

財務会計分野別難易度

(データ出典:TAC )

このデータから言えることは管理会計が比較的取り組みやすいものの、出題数が少ない。
制度会計とファイナンスは出題数が多いものの、難易度が高く勝負の分かれ目になるということ。

.
■ 論点別の詳細分析■

道場の過去記事の論点で過去問の論点別難易度をまとめました。

制度会計 管理会計 ファイナンス
★★経営分析
★BS・PL作成
・CF計算書
・会計規則
・その他制度会計
.
★CVP分析
・利益差異・セグメント損益
・業務的意思決定
・構造的意思決定
・原価計算
.
・株価の計算
★DCF法(企業価値)
・資金調達
・証券リターン・リスク
・CAPM
★デリバティブ

財務会計論点別難易度

(データ出典:TAC )

【制度会計】

経営分析は必ず当たり前に正解する。二次で使用するため、計算だけではなく、分母分子の項目の説明もできるようにしましょう。
簿記論点の得意不得意で点数の差がつく。

最多出題数を誇る会計規則は超難問揃い、差がつかない論手かというと意外とCランクが多数。
勝負の別れ目になること必至。
しかし、対策が非常に難しい。過去問と同じ論点はまず出ない。
二次試験でもまず出ないが、難問とあきらめ80点満点で勝負するよりも、

今年は出題数が多いファイナンスリース・税効果会計などを周辺論点も含めて確実に覚える方が無難。

去年、私は会計規則の勉強について、道場に質問してまでかなり行ったが出題実績なし。
あの勉強時間はなんだったのか

【管理会計】

CVPNPVの情報システムっぽい用語の論点が最重要。事例Ⅳでも頻出論点。
特にNPVが得意になると複数論点の問題に対応可能になり事例Ⅳ荒稼ぎ。
財務得意な方限定ですが、事例Ⅳ対策も兼ねてイケカコをやるのもあり。
このイケカコで学ぶことは、どのように解答するかではなく解答するために必要な情報を読み取る力
この力が事例Ⅳの得点差。

【ファイナンス】

証券リターン・リスクMM理論企業価値、CAPMデリバティブなど頻出論点多数。
デリバティブは去年の出題が0なので、要注意。
問題の形式に慣れれば、そこまで難しくない。

.
■ 今年の試験の難易度など■

今年はまず間違いなく、難化します。去年並みに簡単と考える方が無理がある。
今年の試験は80点満点と思えるような試験の可能性も十分あり得る。
見たことない会計規則が怒涛のように問われ、試験前半でパニックになるようなことも。

そのことを踏まえてタイプ別に対策を考える。

■財務一生お友達タイプ■

財務会計を毛嫌いするタイプ。

財務会計だけで合格点を確保しないと割り切って、他の科目に注力するのが大事。

それでも40点未満になったらそこで試合終了。

そうならないために、AB問題・頻出論点に注力する。その上で試験当日をどう乗り越えるか。

まずは足切りにならないようにベタ問10マークを確実に当てる。

その上で悩みどころの最後の2択に時間をかけて少し得点上乗せ。DE問題は解かなず時間を他の問題に時間を回す。

■財務片思いタイプ■

財務会計が比較的得意なタイプ。

論点別に勉強するのではなく、年度別に時短で過去問解答がおすすめ。
時短で解くと意外なところでミスするもの、その状況が本試験と似ている。

試験本番での計算処理能力を高めても、簿記知識に欠けるようだと足元がすくわれる可能性あるので要注意。

問題がでる会計規則の勉強法をどうするか。
同じ問題はまず出ないので、地道に周辺論点まで勉強する。
簿記1級用テキストの『究極の会計学理論集』がおすすめ、だけど深追いはダメ。

■財務相思相愛タイプ■

このタイプは税理士や簿記1級取得者のため、対策は割愛します。

では、まとめ。

・今年の財務会計は難化が確実に予想できる。
・財務が得意なら事例Ⅳでの一発逆転も可能。
・試験当日は、足切りにならないように当たり前10マークを死守する。
・時短回答で試験本番に起きるミスを想定する。
・高得点の境目は会計規則の適切な対策、だが深追いは厳禁。

byこば

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東京にて、1次試験受験者にとって天王山となる、5月から8月に向けての1次対策セミナーを開催します!

日時:4月29日(金)14時〜

場所:中央区日本橋公会堂

募集開始したら、再度ご連絡しますね!

7代目かおりんの司会で進行予定です。

お楽しみに!



こんにちは、nori です。

本日は診断士受験生に代々歌い継がれるキャッシュフローの歌のご紹介です。

せーおろこーさーラブマシーン、せいあんしゃそんじつに次ぐ有名な語呂合わせです(たぶん)。7代目の前回の投稿で語呂合わせを勧めていますが、ある年の合格者の2次試験の問題の余白には「ラブマシーン」と書いてあったそうです。本番でも使える語呂合わせの威力恐るべし。

キャッシュフロー計算書は1次試験にも2次試験にも登場する看板メニューです。2代目くれよんこの記事で紹介しているように理解してしまえば、比較的短時間で得点源になるのでオススメ。初代Zoneが紹介しているように、できるようになった部分を確認しながら繰り返し解くことで、解けるようになります。キャッシュフロー計算書、恐れるに足らず。また、キャッシュフロー計算書は、実務補習でも作成するので診断士受験生は避けて通れません。

歌が苦手なnoriでも歌える簡単な歌なので、ご安心あれ。

■キャッシューフロー計算書の構成

キャッシュフロー計算書はお金がどうやって増えたのか、減ったのか、結果どれくらい残っているのか教えてくれる優れものです。

売上が上がってれば良いんじゃないの?と思いますが、「黒字倒産」という言葉あるように支払うお金がなくなってしまい、会社が立ち行かなくなってしまうこともあります。

経営分析でも緊急度が高いのは流動比率や当座比率などの「短期支払能力」を示す短期安全性の分析です。その次に収益性分析、つまり「稼ぐ力」をチェックします。

手元にお金があるかどうか?じゃ、それをどう増やしていくのかを考えていきます。何はともあれ手元にお金がないとはじまらないのです。

キャッシュフロー計算書は3つにわかれています。営業キャッシュフロー、投資キャッシュフロー、財務キャッシュフロー。順番にその中身を見ていきましょう。

《営業キャッシュフロー》

営業活動を通じてどれだけキャッシュ(現金)を獲得したかを示しています。

《投資キャッシュフロー》

投資活動を通じてどれだけキャッシュ(現金)を獲得したかを示しています。

《財務キャッシュフロー》

財務活動を通じてどれだけキャッシュ(現金)を獲得したかを示しています。

もう少し中身を知りたいという皆様と一緒に、キャッシュフロー計算書の中身をサラッと流し読み。

(カッコの中身は後ほど登場しますので、少々お待ちください

1.営業キャッシュフロー

  税引前当期純利益(ぜいまえ♪)

  減価償却費(げんしょう♪)

  貸倒引当金の増加額(ひきあてきん♪)

  退職給付引当金の増加額

  

  営業外収益(受取利息・配当金)(えいがい りそ♪)

  営業外費用(支払利息・為替差損)(さそ 逆進で♪)

  特別利益

  特別損失(特別ゆうこは大損害♪)

  運転資金増減額(運転♪)

  その他負債(そっちのけ♪)

  小計(小休止♪)

  受取利息・配当金(利息・配当♪)

  支払利息

  法人税等の支払額(法人税♪)

  合計 営業CF

2.投資キャッシュフロー

  有価証券取得の支出(ゆう♪)

  有価証券売却収入

  有形固定資産取得支出 (こは♪)

  有形固定資産売却収入

  貸付支出(投資に貸し付けた♪)

  貸付回収

  合計 投資CF

3.財務キャッシュフロー

  短期借入金による収入(たんかり♪)

  短期借入金の返済支出

  長期借入金による収入(ちょうかり♪)

  長期借入金の返済支出

  社債発行による収入(しゃ♪)

  社債の償還による支出

  株式発行による収入(かぶ♪)

  自己株式の取得による支出

  配当金の支払額(はい♪)

  合計 財務CF

書かれている項目が多いなー、多いなー多いなー・・・覚えられるかなー、かなー、かなー・・・そんな時はキャッシュフロー計算書の歌が助けてくれます

■キャッシュフロー計算書の解き方

nori は勉強すればするほど得点源になるはずの事例4が苦手でした。事例1~3はストライクゾーンが広く、聞かれたことにある程度応えられていればOK事例4はストライクゾーンが狭く、聞かれたことにピンポイントで応えなければアウト!・・・たった1つの正解を出さなきゃいけないプレッシャーにとても弱かったのです。

そんなビビリのnoriが合格年に最も重視したのは「解法手順」。設問要求を確認する⇒解法を思い出す⇒条件を整理する⇒計算する⇒検算・確認!キャッシュフロー計算書でいうと、営業CF、投資CF、財務CFの何が問われているのか確認する⇒CF計算書の各項目を書き出す⇒1つずつ条件を整理して、計算する⇒営業CF+投資CF+財務CFが現金の増減額と一致するか確認する。

今回の歌が活躍するのは、ここからです!

■キャッシュフローの歌を歌おう

2次試験の過去問でいうと、キャッシュフローを書き出すのが問われているのは、平成23年、平成14年、平成13年。

計算する前にキャッシュフロー計算書の各項目を余白に書き出します。

この時にキャッシュフローの歌が登場!

「おたまじゃくしはカエルの子」の童謡や某電機量販店のCMソングの大元になるリパブリック賛歌のメロディに合わせて歌います。リパブリック賛歌をご存知ない方は検索してみてくださいね。

では、メロディはよろしいでしょうか?

—————————————–

(1番から行きます!)

ぜいまえ♪(当期純利益)

げんしょう♪(却費)        

ひきあてきん♪(貸倒及び退職給付引当金の増加額)

えいがい りそ、さそ♪(収益・費用 受取利息・配当金・為替差損)     

逆進で♪(損益計算書を税引前当期純利益から逆進で!)

特別ゆうこは大損害♪(特別利益・定資産売却損は特別失)

運転♪(運転資金増減額)

そっちのけ♪(その他負債)

小休止♪(計)

(2番行きます!)

利息・配当♪(受取・支払 利息・配当金)           

法人税♪( 法人税等の支払額)           

ゆう♪(価証券取得の支出・売却収入)

こは♪(有形定資産取得支出・売却収入)

投資に貸し付けた♪(貸付支出・収入)                

たんかり♪( 入金による収入・支出)           

ちょうかり♪(入金による収入・支出)           

しゃ♪ (債による収入・支出)            

かぶ♪(式による収入・支出)

はい♪(当金の支払額)

キャッシュフローは完璧だ♪

—————————————–

あとは計算するだけ!

減価償却費の考え方に不安がある方は、6代目おとこの記事をチェックしてくださいね。

実はnoriはこの歌のことはスッカリ忘れていました。

なぜなら、繰り返し歌えば解けるようになっちゃうから。

キャッシュフロー計算書が苦手な方は、騙されたと思って、歌ってみてくださいね。

さあ、これでキャッシュフローは完璧だ!

大丈夫。 あなたは、ぜっ~~~たいに合格しますから!待ってます

nori でした。

—————緊急告知!—————

東京にて、1次試験受験者にとって天王山となる、5月から8月に向けての1次対策セミナーを開催します!

日時:4月29日(金)14時〜

場所:中央区日本橋公会堂

募集開始したら、再度ご連絡しますね!

7代目かおりんの司会で進行予定です。

お楽しみに!



春の暖かさが感じられた連休から一転、冬の寒さに逆戻り・・・
そんな寒暖差がみられる頃ですが、徐々に東京でも桜の開花が見られ、今週末から来週にかけて、お花見を企画されてる方も多いのではないでしょうか?
まだ桜満開には時間がかかりそうですが、道場ブログをご覧頂いている受験生の皆さまは、年末に“合格の桜”を咲かせてくださいね

こんにちは、フェイマオです

先日、道場ブログを書くネタに悩んでいたところ、当7代目リーダーこばより『そろそろ受験生のためになる記事を書いて頂かないと・・・』という指令を頂きましたので、フェイマオ流『財務・会計のすゝめ』と題しまして、シリーズにてお送りさせて頂きます


と、いう事で記念すべき(?)第1回目は、1次試験はもとより2次試験でも頻出の『CVP分析』について、簡単にご説明させて頂きます。

まずおさらいを兼ねて基本的なところから、おさらいしてみましょう

【問1】CVP分析(損益分岐点分析)のC-V-P とは?

【解】
C(Cost)    費用(コスト)
V(Volume)操業度営業量・販売量など
P(Profit)    利益

【問2】CVP分析を行う目的は?

【解】 管理会計上で、『利益計画』を検討・分析するため

※CVPで考える利益とは、『目標利益を達成するために、売上高をどれだけ確保すればいいか?または、原価をどれだけ抑える事が出来るか?』という考え方になりますが、ここら辺は深く考えなくて大丈夫です・・・

さて、昨年27年度の2次試験でも出題された頻出のCVP分析ですが、利益計画を検討するために費用を分解するところからスタートします。

費用分解

注)上記図では“経常利益ベース”にて費用分解を行っている


ここで費用分解の方法として上記以外にも幾つかありますが(最小二乗法など)、診断士試験では上記に記載した①勘定科目法 ② 高低点法 を覚えておけば十分です


さて、このCVP分析・・・。
公式がいくつか出てきますが、皆さんはどのようにして覚えてますか?
財務会計が苦手な方の場合は、“公式の丸暗記”に走りがちですが、これは正直おすすめしません

理由は、

①1次試験は範囲が広く暗記する量も膨大なため、財務や経済は出来るだけ理解に努め、暗記する量を少なくする
②試験本番の緊張を強いられる場面で、公式が思い出せない場合パニックになる
③少しひねられた問題が出た場合に太刀打ちできない

からです。

では、具体的にどのようにして理解したらいいかをCVP分析でお馴染みの図(利益図表)を用いてご説明致します。

利益図表
上の図では、縦軸が“費用+利益”と記載しておりますが、これは“売上高―費用=利益”より等式変形し、“売上高=費用+利益”となるためです。従ってこの図で示す売上高の線は、マクロ経済で学んだ45度線と同じく、傾き45度の直線になります。

利益図表では、売上高を示す曲線と総費用曲線の交点が、損益分岐点(BEP:break-even point)となり、BEPの左側だと損失が、右側では利益(図表の赤矢印)が生じます。
ご覧頂いてお分かりのように、BEPは利益がゼロです。


 

※ここでもう少しつっこんで話をさせて頂きますと、損益分岐点売上高とは『限界利益で固定費を賄う点』です。
上の図では、少しわかりずらいのでちょっと、上の図を変えてみます。

利益図表②

上の図では、変動費と固定費の位置を取り換えてます。
この図で表されている、“赤い点線の矢印”が表しているものがなんだかお分かりですか?

そう、この矢印は限界利益です。図を見てお分かりいただけるように、
・EFでは、限界利益が固定費を賄えていない
・CDでは、限界利益が固定費をギリギリ賄えている=利益0
・ABでは、限界利益が固定費を賄えている
と、いう事が一目瞭然です。

こうして図でみると、損益分岐点売上高の意味するところがお分かりいただけるかと思います


 

さて、ではこの図から今度は“損益分岐点売上高”を求める公式を下記に導出します。
S‐BEP公式導出

公式を覚えるのが苦手な方は、まずは上の式(導出方法)を理解して頂きたいと思います。
この考え方をベースに応用が利かせられます。

たとえば・・・

【問】損益分岐点売上高を達成する時の、販売量はいくつか?

なんて、問題が出てきたときにパッと式が思い出せないですよね?
※少なくとも、私フェイマオは覚えてもいなかったので、直ぐには出てきませんでした。

そこで、上の式を活用して以下のように導きます

S-BEP公式導出②

※上の式では『単位当たり限界利益が何単位あれば固定費をカバーできるか』を表しています。

このように、ベースとなる公式だけを覚えて、式の導出方法を理解しておけば、あとはその場で応用が利きます

財務会計は出来るだけ暗記を少なく、理解に努めて頂いた方が2次試験でも応用が利きます。
次回は、このCVP分析の利益図表を使って『安全余裕率』や『営業レバレッジ』のお話をさせて頂きます

To be continued・・・

 



こんにちは、とりです。

東京では桜も開花し、いよいよ春本番、と思いきや、また今日から寒の戻りのようですね。何かと忙しいこの時期に、寒暖の差は体に堪えますよね。とりも歳を重ねるごとにひしひしと感じるようになりました。。体調を崩しては、学習が滞ったり、せっかくの花見や春のイベントも楽しめなかったりと、いいことありません。みなさまも無理はしないで、体調管理に留意してお過ごしください。

桜開花


 

ところで、昨日はかおりんが予備校の活用について書きました。やむなく独学を選んだとりにとってはうらやましい限りですが、今日は独学で陥りやすいケースについてお話したいと思います。

これまでの記事でも何度か触れましたが、とりは2012年10月に学習を開始したにも関わらず、2013年度の受験は見送ってしまいました。通学や通信をしていたら、あまり考えられないですよね。もちろん、特段の事情があって見送ったのではなく、1科目も合格できる自信が持てず、完全に自己判断で見送ることにしたのです。

心理学で、「認知バイアス」とか「ビリーフ」という用語があります。
簡単に言うと、「思い込み」によって判断が歪められること、もしくは「思い込み」そのものを指すのですが、とりの2013年度は、この思い込みに支配されていたところが大きいと、今振り返ると強く感じています。

迷う人

もともと診断士を志す前は、何か資格とか仕事とかの目標に向かって真剣に勉強をしたことがなかったところに、年齢や不摂生の積み重ねで衰えた記憶力、理解力も手伝って進捗や定着が遅かったのは否めません。ただ、それよりも、

「こんな難関資格、俺には無理なのでは?」
「もっとレベルを下げたほうが…」
「予備校も行かず市販テキストと問題集だけで合格できるはずがない」

といった認知バイアスに支配され、気持ちの上で迷いながら学習を続けたことが、受験見送りの決断をした最大の要因でした。

これも前回記事で書きましたが、受験を見送ってしばらくした後に参加したセミナーで、この迷いや思い込みは払拭されたわけです。2014年度は4科目の科目合格止まりだったのであまり大きなことはいえませんが、とりの1年目のような「思い込み」「迷い」が強いと、このようにせっかく勉強したのに、科目合格のチャンスも活かせず、もう1年厳しい状況を続けてしまうことになってしまいます。

また、教材選びにおいてもこの認知バイアスからくる非効率がありました。
昨日のかおりん記事でもあったように、独学では自分の判断で教材を選ばないといけません(当然ですが)。とりは自分の実力を測ることができず、また情報収集力にも欠けていたことも手伝って、初めは全科目、TACのスピードテキスト、スピード問題集で統一してしまいました。
もちろん、この教材は診断士試験において実績があり、多くの受験生が支持する教材であることは事実です。
ただ、自分の得手不得手テキストの科目による充実度差異自分に合っているかどうかについては考慮することができず、結果として経済、財務は強い苦手意識が根付いてしまいました

選択眼が養われないままに選んだ教材でよいと「思い込み」何周もテキストを読み続けたため、理解がおぼつかない科目は、そのままおぼつかない状態を脱することができなかったのです。

診断士試験に限ったことではないのですが、やはり学習を継続する中でPDCAが重要であり、多くの合格者がその重要性を説明しています。自分が決めたことを信じてやり抜くことも大事である一方、PDCAC、定点観測が欠けてしまうと、誤った方向に自分をミスリードしてしまいます。
独学では、この「思い込みによるミスリード」に十分留意し、「いくらやっても理解できない」「演習で何度も同じ間違いをする」など、よからぬ兆候を認知したら一歩立ち止まり、学習方法、教材選択などを見直し、練り直し、再度取り組むスタンスを心がけたいものです。
ただし、闇雲な、頻繁な教材変更はオススメしません。過度に手を広げすぎることはかえって非効率で逆効果です。

ちなみに参考までに、とりが遠回りでも見直して、後から取り入れた教材をご紹介します。

  • 経済学・経済政策
    マクロ経済学の楽論 木暮太一[著]
    ミクロ経済学の楽論 木暮太一[著]
    速習!マクロ経済学 石川秀樹[著]
    速習!ミクロ経済学 石川秀樹[著]
    過去問完全マスター〈1〉経済学・経済政策
  • 財務・会計
    すいすい♪簿記 マンガみてGO!日商2級商業簿記
    すいすい♪簿記 マンガみてGO!日商2級工業簿記
    すいすい♪簿記 マンガみてGO!日商3級
    「管理会計の基本」がすべてわかる本 金子智朗[著]
    過去問完全マスター〈2〉財務・会計
  • 企業経営理論
    過去問完全マスター〈3〉企業経営理論
  • 中小企業経営・政策
    中小企業白書(2013年度版)
    2014年度版スピード問題集(7)中小企業経営・政策(スマホアプリ)

 

独学、通学に限らず、悩みは尽きないのが正直なところだと思いますが、その悩み、迷いに向き合い、外部環境、内部環境を見る眼を養い、絶えず前を向いて向上心を持ち続けることこそ、診断士に求められる資質だと、今は強く思います。
ぜひ、そのような姿勢で本試験合格まで走り続けられることを願っております。

走る

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
以上、とりでした。



こんばんは、手相観診断士のかおりんです。
今日も元気にKKD(気合いとカンと度胸)で、何とか毎日を乗り切っています。

年度末も近くなり、お忙しい方も多いのでは?三寒四温の中、みなさん体調など崩しておられませんでしょうか。

忙しい?じゃあ財務をやろう img01

過去の私に限らず、診断士を目指す多くの方が、時間がない中で学習を重ねていると思います。忙しすぎて勉強は後回しに・・・なんてことも、あるかもしれません。(私はそういう時期ばかりでした・笑)

時にはそれも仕方ない。でも、全く勉強しないとモチベーションは下がる一方。
途中で学習を辞めてしまう人の多くは、「仕事が忙しくなったから」と言います。実際、そういって戦線離脱した仲間もたくさんいました。

だからこそ、「忙しい、勉強なんてしている暇ないよ。」と思った時、この財務の勉強方法を試して頂きたいのです。

【かおりん流☆スキマ時間に財務!のやり方】

1)勉強仲間とLineなどのSNSでつながり、グループを作る。(私はすでにグループに入れてもらっていました。感謝。)
2)毎日1題財務の問題をグループに送り続ける。

※私は、過去問やスピ問、予備校のトレーニングなど、グループ全員が持っている問題集から、問題と答えを別々に写メで撮って共有していました。所要時間は5分以下。

ポイントは、とにかくへこたれずに毎日1日1題送り続けること。・・・エラそうにいってますが、実際は忙しすぎて、しばらく途切れたこともありました。その時、異変を感じた勉強仲間がはげましの声をかけてくれていなければ、今の私はありません。

また、この投稿を喜んでくれている仲間がいてくれたことや、苦手な問題やわからない問題を送ることで、仲間のアドバイスをもらえるという嬉しい+αも。

特に財務は、一朝一夕には力がつかない科目。2次試験でも試されますし、実務でも必須の知識です。この科目は特に毎日少しでも触れ続けることが大事だと、尊敬する予備校の先生もおっしゃっていました。

(ただし、この方法には学習仲間が必須です。独学で今はまだ仲間がいない・・・という方は、春に開催予定の道場イベントなどで、ぜひ勉強仲間を作って下さいね。鋭意準備中です

忙しい?じゃあ財務をやろう img2

今振返ると、家族や仕事を優先して、ついつい自分のことが後回しになってしまう私にとって、「短時間でも勉強を続けてモチベーションを保つこと」は、1次突破に欠かせない要素でした。
忙しくてホント死にそうだけど、どうしても合格を諦めたくない方。ぜひ、一粒で二度も三度もおいしいこの方法を試してみて下さい。1ヶ月、2ヶ月と続けるうちに、きっとじわじわきいてきますよ。

忙しい受験生向けの記事は、myaの時間の作り方 再考や、はんたの勉強時間を記録しましょう、先日投稿されたはるさんの合格体験記など、過去記事にも多数掲載があります。本日の記事と合わせて、スキマ時間にお楽しみ下さい。

今日も診断士を目指すみなさまに、幸あれ☆

ほな!

かおりん



みなさん、こんにちは。和尚です。

今後合格体験記を山ほど掲載せねばならないので、この文章が和尚独自としては最後の文章になる、かと思われ・・・と思ってましたら、

岡崎氏が
この記事

和尚め!「イケカコ不要論は不要だ!」(笑)

みたいな、論陣を張っておられて、ああ、これは年越しで考えねばならんなぁ、とか、色々なことが多すぎて、また、TDLのカウントダウンのチケットが運悪く当選してしまいましたので、暦の上でタダでさえ短い正月休みがほぼ0という事態になりまして、心は千々に乱れる和尚でございました。

「イケカコ不要論は不要」論に回答も含めまして、
和尚の初投稿と同じタイトル
「中小企業診断士とは何か?」
というメインテーマで、議論のしどころについては、行きつ戻りつお送り致しま~す。

相変わらずの長文ご容赦。

では、本文。

和尚の世を忍ぶ仮の姿で一番よく絡む士業は
・司法書士
さんであり、これは診断士とのコラボも、法務関連くらいがリンクするところかな、と思われます。会社設立時の登記など、お世話になる部分が多く、これについては「書士」さんでもあり、正誤の判定はあきらかで、あまり摩擦も起きにくい士業さんではないか、とこう思うのであります。

さて、ここから某士業さんにケンカしないように注意をしながら書かねばならないのですが・・・。

その次に絡むのが
・税理士
そもそも、中小企業を経営していく上で、
「納税」
は欠かすことの出来ない必須の義務でもありますゆえ、財務に強い税理士にシャチョーさんが頼ってしまうという点があって、シャチョーさんにヒアリングすると
「私はね、こう思っているんだけど、税理士さんがこういうから。。。。」
とかの発言を聞いたのは枚挙にいとまがありません。

一般的に中小企業の社長が、経営上の相談で誰に一番相談しますか?という問いには
「税理士」
という、回答が多い、ということを聞いたことがあります。はい「中小企業診断士」ではなく。。。。

ここも診断士業界の人にも是非頑張ってほしいと思う。
なぜなら、
「税理士はそもそも『税務』のエキスパートであり、間違いなく税金を納めるために助力するのが一義であり、一方診断士の試験科目である企業経営理論や運営管理などの、経営に欠かすべからずの知識は問われない資格ではある」
からです。

ここで、
「イケカコ不要論は不要だ!」に対する私の反論(とまではいきませんが)意見をのべます。

・イケカコは税理士試験、公認会計士試験には必要であろう
・同じく、中小企業診断士の財務試験を「合格するためだけ」には、「かなりレベル的にはハイではあるけれど」一定の効果はあるだろう。苦手意識を払拭し、財務に慣れる、ということを考えれば非常に効果は出てくるであろう。

という点、特に後者については、岡崎氏と同じ意見です。

税理士、公認会計士には必要だと思うんですよね、イケカコ。
そもそも会計系試験対策問題集だから。

でもさ、こういう場面を想像してほしいのよ。
「設備投資の意思決定はIRR法とかありまして、それによりますと御社は○○で・・・」
とか、数字だけで分かりきったことを言って、そんなもんで社長の心の底からのコンセンサスが得られるか、というのが、私の意見。

またまた話は飛びますが、IRRだけではなく、DCF法もそうですが、いったい割引率になんの意味があるのでしょうかね、というのが大いなる和尚の疑問。

平成17~19年のITバブルに引きずられた不動産プチバブルで話題になったのがこの期待利回り≒割引率。当時六本木ヒルズの期待利回りは1%台だったことを和尚は記憶しております。となれば、インカムゲインによる資本回収に50~100年近くかかるという計算になる。。。。

この率が低くなればなるほど、不動産の価値(≒会社の価値)は高くなります。企業も同じですが、この割引率、現在の利率ではなく
「将来の利率(の見通し)」
であることから、当然投資家の、診断士的に言えば、設備投資をしたい社長さんの「思惑」が入るのは致し方なく、そこは主観の観察結果でしかあり得ない。

となれば、いくら精緻にDCFやらIRRなぞやったところで、結果は主観的なもの、でしかありえない。結論的に意思決定会計なぞ、極論すれば
「社長の勘」
でしかない代物になりかねません。(大分暴言吐いてます)

ただ診断士たるもの、その「勘」てものの補完、すなわちメリットデメリットを明確化してあげることが肝要で、そのデメリットを乗り越えてでもやるんですか?社長!ということしか言えないのではないか、と思うのです。

そもそも、ラジカルイノベーションとか経営分野で勉強してきている我々中小企業診断士が、無謀とも思える設備投資が必須であるベンチャー企業を後押しするのに、過去の財務指標や常識的な投資決定モデルで語れるか!んなもんで投資判断してたら、アップルや、ユニクロでさえミスリードしてしまうぞ!というのが私の意見でございます。

イケカコ=与えられた数値を使った難しい計算式、考え方による判断、が万能と思う危険性、これが一番私が危惧するところで。。。

税理士でも公認会計士でもなく、我々中小企業診断士が出来ることとは
①財務のエキスパートではなく、財務「も」分かる専門家として、「1次試験で得られた広くそこそこ深い知識」を駆使して「2次試験、企業への実習で鍛えられた思考力」をもって総合的な判断で、企業を正しい方向へ導くことが出来る
②その知識・経験でもって、中小企業の社長さんに寄り添い、その時々のメリットデメリットを指し示しながら、時には厳しいことも具申しながらも、常に伴走出来る

そのような役割を担うのが本筋ではないか、と思うのです。

だから、というかなんか論点はボケてしまいましたが、財務が得意と言われる和尚は、財務偏重は避けたい、と思うのです。

なぜなら、答えが出やすい科目だから。
これによる分析は絶対だと思いがちだから。
イケカコなんかをやってると、多分ですね、難しい数学の問題を解いた時のような爽快感が、企業を完全に分析した万能感に繋がってしまいがちではないのか、そう思うのであります。

和尚も難易度高い診断士事例Ⅳを解けた時の爽快感は、わかりますもん。

だけどね。

和尚の思いは、
診断士試験は単なる通過点であり、診断士になってから、会社、社会のためにどのようにその知識を役立てるか?
というところにあるの。だから、財務が得意と言われて天狗になりたくなく

物覚えのわるい頑固なシャチョーさんにも自分とこの決算くらいは分かるように
「噛み砕いて説明し、理解を得たい!」
という気持ちが大きいの。だからイケカコの解法だけを伝授するのではなく、その根底に潜む考え方の伝道師になりたく、とあるブログではほぼ一年間財務のイロハを書きつづけて参りました。

ただ、この試験受からねばならぬのも事実。とある勉強会に来られてた今回の試験で涙を飲んだ方から、
「和尚、この試験通ってなんぼですから、まずは通りたいっす」
のようなメールを先般いただいて、試験に通ることも大事という気持ちも持っております。
となれば岡崎氏のブログのように、手当たり次第、なんでも食べてやる!くらいの意気込みは絶対に必要だし、それについては大いに応援致します。

さて、他士業とのからみについてまとめ(になるのかな・・)。

この診断士試験、岡崎氏のような「弁護士」でさえ、試験の完全免除はなく、必ず1次試験のいくつかの科目は受験し、合格する必要があります。
他の国家資格は。。。みなまで言いますまい、ある仕事を何年かやったら自動的にもらえるのもあると聞きます。

難易度はともかく、そこいらに誇りを持ちましょうよ、診断士の方、合格者の方、また未合格者の方も。

また、話を飛ばしたくなったので遠慮なく飛ばします。

1級ファイナンシャル・プランニング技能士という国家資格があります。
道場の6代目のお仲間では和尚とmyaちゃんがホルダーです。
和尚がこれを取った時に思ったのが、つぎは診断士がほしい、何故ならこの資格は個人が主だけど、診断士は法人が主だから。。

まま、テイストは診断士ににております。例えば
・いろんな法律と資格試験が混じりあっている。例えば税理士試験、宅建試験、社労士試験の一部がよく似た格好で出題される
・2次試験には口述(面接)試験がある。
などがありますが、一番の共通点は
「広く、ある程度深くの知識を求められ、かつ他士業との連携が求められる」
点ではないでしょうか。

FP倫理では、税理士法や弁護士法への抵触に気を付けることが非常に強く言われます。
逆に言えば、それだけ他の士業との連携、が求められるということが言えるでしょう。

中小企業診断士もおなじことが言えるのではないだろうか、と思うのです。

ここは、名阪口述セミナーでなご氏が言っていたこととは少し違うのですが、
先生、と呼ばれるものにとって、「これはどういうことでしょうか」という質問をされ、分からないということは許されない。。

ここまでは一緒です。

そこからつけたし。
で、その質問に対して噛み砕いて説明しまた解説を行い、さらなる奥深い部分、例えば他の士業との連携が必要になる場合においては、スムーズな橋渡しの役割を行える立場たるべし。

というところでしょうか。

最後に。
一番この資格を維持する場合に、気を付けねばならないこと、それは

「知識の陳腐化」

です。FPにおいては一生もん、診断士においても、5年の更新はあれど、基本一生もんの資格ではあります。

でも、その知識を磨き続けていないと、資格を維持していくことは困難になろうかと思われます。

この診断士資格、合格者・登録者と同じ数だけ更新をしない人が多く、長らく2万人程度の資格保有者しかいないというデータをこの間よみました。

少し寂しいはなしですが、この資格に合格したときの喜びをいつまでも忘れず、

会社・社会のために少しでもこの努力を還元すべく、

合格、未合格の方もがんばっていきましょうよ。

てなわけで、今年最後のブログは、長々といつもどおり書かせていただきましたっ!

合掌。



本日は、
「2次対策を見据えた財務攻略法」。

1次試験の財務も、2次試験の事例Ⅳも、
問われるのは「財務会計」について。

「1次の財務会計と2次の事例Ⅳって、
何がちがうの?」

「財務会計は2次でも問われるけれど、
どんな対策をすればいいの?」

そんなギモンについて、お答えしていきます

 

■1次「財務会計」と2次「事例Ⅳ」の違い

1次の「財務会計」と2次の「事例Ⅳ」
その違いを確認していきます。

1次の財務会計は、マークシート試験

求められるのは「広く浅く」の知識

つまり、
(2次試験の事例Ⅳと比べると)
知識の深さは浅めでも一定ラインまでは対応できるし、
(難問奇問は除いて)通常レベルの問題であれば、
演習を積み重ねることで対策は可能。
(場合によっては、ある程度の「カン」でも解けてしまうことも・・・)

 

一方、
2次試験(事例Ⅳ)は、
電卓がOKであることからもわかるとおり、
求められていることの優先度が高いのは
「計算力」でないことが推測されますね

(間違わず正確に計算するのは必要ですが)

 

問われているのは、
大枠でいうと基礎理解に基づく分析・応用能力

つまり、
「基礎」がいかに固められているかで、
対応力に差がでます。

 何よりも
「基礎理解、土台がため」が大切なのです

 

 

■1次「財務会計」をどう攻略していくか

予備校のカリキュラム的には、
「財務会計」単元は終わっているかと思います。

1次試験も直前期(5月くらい)になると、
「7科目全体での復習フェーズ」に入ってくるので、
その時点で「基礎固めできてません・・・」という状態では、
1次試験クリア後の2次対策時にちょっと大変

1次財務会計を2次事例Ⅳ対応力に生かすために
どう攻略していくか?は、

前述のとおり
「基礎固めを意識すること」
他なりません 

例えば、
1次試験対応的には
「公式を暗記」すれば対応できてしまう問題も多いですが、

2次を見据えると、
公式があったとしても
「なぜその式になるのか?」を考えること、
理解するプロセスが「基礎がため」になります。

(効率化のため、最終的には暗記もOKです)

また、
用語を覚える場合、
「その用語は何を言っているのか?」を理解しておく。

例えば、
「ROE」という用語が出てきたとして、
「ROEの公式はこれ!」という覚えかたではなく、
「その用語がいったい何をあらわすか」を理解して、
人に説明できる状態にすることです。

 

そうやって「基礎固め」をコツコツしていくことが、
2次対応力を強くしていくのです



■最後に

1次試験の「財務会計」出題範囲は幅広いですが、
そのなかでも2次「事例Ⅳ」でよく問われる論点、
つまり「頻出論点」が存在します。

1次試験の出題範囲は網羅するにしても、
2次事例Ⅳの傾向を知り、
頻出の論点を押さえて、
メリハリをつけていくことも大切

事例Ⅳ頻出論点についても、
「自分で確認、分析」の手間は惜しまずに、
対策に生かしてくださいね

まるでした。



こんにちは、和尚です。晩秋と言うよりかは突然寒くなってきましたが、いかがお過ごしでいらっしゃいますか。

今日のテーマは
「財務が好きになる方法&参考になる書籍や問題集があれば」
との指令がリーダーから出ております。
この文章、分解すれば&以前と以降とに分けられますが、
本日は
1.財務が好きになる方法
2.参考になる書籍や問題集
3.あとがき

ということで、いきなり本文行っちゃいますよ!とはいえかなり長文になることが予想されますが、そこはほら、お約束ってことでご容赦賜りたく存じまする。

 

1.財務が好きになる方法
・・・てか自分は財務がどうして好きになったのか?という視点からお送りいたします。

和尚はこの世を忍ぶ仮の姿の職業に就いてから、ベーシックな基礎知識として
・法務
・税務
・財務
というものがあるんだぁ、というのを初めて知りました。
(中小企業診断士試験は、なぜか税務という観点は少ないような気がするけど、それは税理士の領域を侵さないためなのか?)
だって、大学の専攻は虚学(と言えるのか?)だもーん、実学は社会人になってからということで、モラトリアムを気取っておりました。

実はこのモラトリアム、経済学では
「(手形などの)支払猶予」
という意味がありますが、心理学(特に青年心理学や発達心理学)では
「自分がなんたるかを決めていない状態」
と解釈されます。いまの和尚もそうだけど。

そして、この三種類の専門知識の中で一番興味が持てたのが、法務。例えば相続や差押の順番のルール、抵当権とは?など、この辺はキュンキュンしながらテキストとか読みまくったのもありますが、

財務だけは正直興味が持てなかった、

てか、

なにが面白いのか全く分からんかった。

というのが正直なところです。

今から思えば当たり前なんですが、

ルールをわかってない

という一番ダメなパターンで、それこそ一義的に
「流動比率が大きければよい会社」
いやいや、一番好きな財務指標が自己資本比率というのですから、これだけでなにをか語らんや、です。

では、財務の魅力はなんなのか?と申しますと

「数字は嘘つかない」(粉飾決算の場合を除く)

ということです。なんていいましょうか「数字から語りかけてくる感覚」とでも言いましょうか。

うーん、表現しにくいんだけど、たとえば中小企業において組織問題を考えてみます。正直A社の組織とB社の組織とで、どちらが構成員の満足度が高いか、達成意欲が高いか、とかを測定することは厳密には不可能です。これはマーケなんかにも言えます。A案とB案のどちらが有効だったか?

何でかって言うと、そもそも前提条件(人員構成が同一、顧客が同一、販売地域が同一、販売商品が同一など)を揃えての効果測定は出来ませんから。。。それにそれを測るアンケートなるものも厳密ではないですよね。

結局のところ大学のころ尺度設定の講義で(アンケートなどの)公正な測定尺度の答えなんてない、ただ出来る限り「公正に近づけるのが目標」であることが分かった時から人間の感情や気分なんて、測定すること自体が冒涜のような気がしたわけです、はい。

財務はここが違う。時系列でも同業他社比較でも、金という前提条件が一定の尺度を媒介としたものでその会社を表すんですから、当然ある程度厳密な比較も出来るというものです。
(運営管理もそういう部分は大いにありますが、いかんせん、和尚はその分野、経験不足であります)

まま、早く本題に入るとして、和尚が体得した方法は
「ゲ●吐きながら体で覚えた財務」
であり、皆さんにはマネできない、というかマネして欲しくない方法ですが、この中にもひとつの真実があると思い、少し語ってみます。

思えばもう13年前になりますか。和尚は西のほうの大都会へ転勤になります。
その当時のボスは企業調査20年(だったと思う)の財務大得意、会社を知るにはまず決算を知るべしの方で、非常に厳しいボスでありました。
そこにはひとつの掟がありました。
それは・・・
「取引先の決算書を入手したら、「決算報告書」としてまとめ、ボスの机の上に24時間以内に提出する」
というものでありました。この掟、慣例的には翌日の朝に提出であり、実質的に24時間ないことになります。

とにかくその時間内に、前年度とのPL対比を行った上で「資金運用表」と呼ばれるCF計算書の概念と良く似た分析表をまとめ、かつ分析結果のコメントを記した上で提出せねばならないという掟でございました。

診断士試験勉強のほうがどんなにかまし、と今になっては思います。

だってさ、それこそ寝る間も惜しんで作成するんだし、それがたたって、私出勤してすぐに●ロはいて、病院かつぎ込まれたこともありましたよ。それでも病院から会社へ帰ってきたら、即立たされて説教。曰く「健康管理がなってない!」いや、そうじゃなくってさぁ、。。

当然連結決算の会社は、連・単とも分析表を作成せねばならず作業量は倍になります。今であればCF計算書を見ながら、自分の分析結果の検証も行い、短信以上のコメントも記載してやろう!と思えるところですが、いかんせん、当時の和尚にそれほどのスキルはございません。

さらに、その分析が間違っているならば、それこそ火のような叱責が待っており、どうしてそないな分析になるんや?真剣味が足らんのちゃうか?やりなおしや、ええ加減にせい!と言われて
一切の解説は、なし
という、その当時の和尚にとってはまさしく「苦行」でございました。

ある日、分析を行っていて
「売掛債権回転期間※が0.1ヶ月悪化(伸びて)いる」
会社がありました。
(※和尚注 診断士試験では「回転率」を用いますが、この業界「期間」(回転率の逆数)の方が一般的なのです)
これについてノーコメントで通したら・・・それはもう烈火のごとくの怒りを発せられ
「お前はどうしてこの変化についてなにも感じないのだ!やりなおしだ!」
という状態に陥ってしまいました。

結果的には、決算日が休日でその日が期日の受取手形が会社に滞留していたことが原因だったのです。
それを教育してやろうとしているのは十分に分かっているのですが、
和尚の気持ちとしては
「んなもん、そんな細かいとこまで気にしとったら日がくれるわ!」
という悪態しかなかったことをここに告白します。

時は流れて。。。

そのボスも退職され、私もその後なんの因果か企業調査の部門に回されます。
来る日も来る日も決算書とにらめっこする日がベースでありました。
そこまで決算書漬けにされると習うより慣れよで、さすがに企業分析のなんたるか、というのは体に染み付いてきて、なんの苦もなく財務分析がひとおおり出来るようになったある日のことです。

借入金がじわじわと増加基調を示していた会社がありました。その要因はパッと見わからない。うーんと思いながら、とりあえず回転期間の推移を5期分ならべてみました。

すると・・・在庫回転期間がじわじわと増加しているのではないですか!
これは並べてみないと分からん水準でありました。これを主たる原因として調達原資としての借入金が増加しているのでありました。
とその時、そのボスが言いたかったことが、やっと心の底から理解できました。

すなわち「細部に魂が宿る」こと。小さな変化を逃すべからず。

そういうことが「気づき」として消化されたとたん、財務がこの上もなく楽しいものになりました。数字はウソはつかないことが、皮膚感覚で理解できました。

しかし、気づいたときにはもうボスはいない。。。

診断士試験の財務にここまでの水準は要求されないか、と思います。
が、「どうしてこの指標が必要なのか?」という本質が分かっていない限り、
財務の勉強は、苦行にしかなり得ないと感じます。

たしかに私の環境は財務を学ぶのには持ってこい(というか財務で金稼いどるので「あたりまえ」の感覚ですが)の環境ではありますし、
「ではどうしてそんな財務だらけの環境にすればええのや?」という疑問は
あす18時アップのここ
で「ほんまもんの決算書をひもといてみる」ことをひとつの回答としたいと思います。

「財務に対する向き合いかた」、要は本質を知る、みずから気づく。ということが一番大事なのかと、これが和尚のひとつの答えであります。財務だけに限りませんが。。。

(PS)となると、診断士試験はダミーの決算書だから、本物の決算書が醸し出す「息吹」みたいなのは感じられないのは寂しい限りですが、本物を知っていれば、ダミーの対処法など軽くなるだろうな・・・という想像はついていただけると思います。

 

2.和尚の書評(早口で3回言ってみましょう!)~参考になる書籍や問題集~

【その1】
財務に限定ではないのですが、こないだ和尚おもろい本を読んだので、この紹介を。

試験に受かる「技術」 吉田たかよし著
岩波文庫

です。

この著者、灘中学、高校からストレートで東大理Ⅰに行って、国家公務員Ⅰ種、アナウンサー、医者というわけわからん経歴の持ち主なんですが、

勉強のやり方自体に非常に合理的に考えておられます。

和尚も、ふむふむ、とうなづくこと多し。

特に「受験時代の恋愛論」については、和尚も浪人時代、かなーーーりヤバイところまで堕ちたことがあるので、この本の内容は身に沁みました。

中小企業診断士試験は、2次試験についても適用できるところもありますが、

特に1次試験でてこずっている方。

たぶん、勉強のやり方を考え直した方がよい。2次試験何度も受けた猛者を存じているが、2次複数年受験組はほぼストレートで1次は合格していることを鑑みれば

「知識勉強のコツ」

というものを体得しているのだと思われます。

【その2】
はい、前座の話は終わって財務の話です。特に2次試験ですが。
和尚が紹介する本、それは
「イケカコ」
なんては言いません。

なぜなら、和尚の自己責任で一言だけ(では終わりそうもないですが)イケカコ不要論を申しますと、
「入り口で財務が嫌いになる可能性大」
ということがいえましょうか。

公認会計士や税理士になりたいのであればイケカコを読むべきかとも思いますし、
そこに載っている例題をシコシコ解くことも有意義ではありましょう。
でもね、中小企業診断士の試験対策としてこのイケカコを一から十までやるのは、
「労多くして、益少なし」
の感じがあります。益はあるにはあるのですよ。
ただ入り口のハードル高いので、これを乗り越えるのにたいがいの努力が必要ではないか、そう思うのであります。それゆえ、入り口のハードルを低くして、かつどっぷりつかってみて
そこでのおもしろさをわかる。というのが和尚が目指す財務の理解の仕方です。

イケカコ不要論が本日の論点ではないのでこれは後日に譲るとして。

それからもうひとつ。診断士の試験での意思決定を最終的にはするものの、イケカコ水準までは求められない、という感じがします。てか、どちらかというと「財務分析スキル」に重きをおいている感じがするのは私だけでしょうか。(分析の解釈までつっこんだ問題を出してもらえると和尚的には嬉しいですが)
その面白さを教えてくれたのが下記本です。私が上記の回転期間の開眼と同時期に出会った本でもあります。
明解!経営分析バイブル―財務諸表をスラスラ読みとくための52章 /高田直芳

です。
アマゾンを覗いても新刊での案内は出ておらず、もう廃刊になってるのかな?
この著者の生講義、某団体の集合研修で和尚は11年ほど前に直接拝聴しました。
そのときは
「何いってんのやろ、このお人」
とか、わけわからんかったのですが、頭の中になぜか残る。
ほんでもって本屋で調べてみるとこの本があって、おもいっきりはまってしまった感があります。

この人にかかわらず、自分の頭の中がブレイクスルーする財務の本は必ずありますが、この本も含めて
「道草の重要性」
というのが非常に重要ではないか思うのであります。この本、見開きページでほとんどが解説、というかいらんことのお話、というページもあります。

 

3.あとがき

さてさて、財務についてどーっぷり浸かってお話をして参りましたが、
やはり、この年になると
人生の転機
っのが必ずあって、和尚にとってのひとつの転機はそのボスからの指導だったか、とそう思ってます。
和尚のボスの指導は、いつぞや私がここでで書いた大工の棟梁から教えを請う話に哲学は似ているかと。
中小企業診断士という困難な試験に挑戦しようと思う方は
それこそ自分から苦難を求める勉強をすることも必要かと、
と明後日のブログ当番のなご氏を見るにその思いを深くするのであります。

そのボスは「師を殺せ」という格言もよくおっしゃっておりました。
師を乗り越えて師の屍を乗り越えて高みへ行け!という意味ですが、
このブログにおいては先代の道場主の先例に囚われず、高みに昇ること、
(もしかしたらイケカコ不要論ののろしをあげることかもしれない・・・)
件のボスに対しては「後進への教育方法」「中小企業の社長への財務の理解促進」について、
「自分で悟れ」だけでは効果は出ない、

だから

診断士が対象とする「中小企業の社長のおっちゃんたち」にはやさしく財務を理解できる方法を考案すべし、
だからまずは、診断士受験生には「ヒント」を与えて「気づき」を得てもらう触媒になるべし、

というのが和尚にとっての「師(=ボス)を乗り越える」ことではないかと、
その頃のことを思い出しながらこれを書いてて、そう思うのでありました。

合掌



みなさん、こんにちは、おとです。

今回は来年の2016年合格目標の受験生への内容です。

 

財務で心が折れそうな人へ

 

大手受験校の1社であるT○Cでは、財務・会計の講義に入っているころでしょうか?財務・会計のテキストでは下記の章に分かれています。

第1章 財務・会計とは
第2章 財務諸表概論
第3章 経営分析
第4章 管理会計
第5章 意思決定会計(投資の経済性計算)
第6章 ファイナンスI(企業財務論)
第7章 ファイナンスII(証券投資論)
第8章 貸借対照表および損益計算書の作成プロセス
第9章 キャッシュフロー計算書の作成プロセス
第10章 原価計算
第11章 会計規則

これを見ただけで、心が折れそうになりませんか?
学生に時代に、数学が嫌いで文系の道を選んだのに、この年になって、また数字で引っかかるとは・・・
数字が無くたって、これまで十分に仕事はできて来たし、これからもできるはずだ。

その気持ちはよくわかります。

ただ、以前のブログ(http://rmc-oden.com/blog/archives/86887)で、myaが、財務会計は「無いと始まらないもの」と言っています。私もその通りだとおもいます。

この時期だからこそできる、財務で心が折れそうな人に向けての情報です。

 

 

数字は嘘をつかない。きっと帝国重工にも正しく数字を見れる人がいます

 

いやぁ、下町ロケット面白いですね。

ものづくりとか、町工場とか、特許とか、中小企業診断士のネタになるテーマが満載です。

今は、その時間帯に見逃してしまってもiphoenのTVerってアプリがあると、通勤中でもみれちゃうんですね。いい時代になりました。

 

さて、話はもどって、この「数字は嘘をつかない。きっと帝国重工にも正しく数字を見れる人がいます」って台詞は、銀行から佃製作所に出向になっている、殿村経理部長の言葉です。

また、佃製作所の財務状況を審査した結果は「財務は71点で優良だ。そもそも、財務なんて誰が評価しても大して変わらないんだ。数字は嘘をつかないからな」でした。

 

私が数字にこだわる理由はここにあります。

 

どの会社の自分の製品には自信があります。でも、それが本当にお客様にとって良いものかどうかは、受け取る側の主観です。でも、数字は、常に客観性があるので、良いものは良い悪いものは悪いと明確に判断できます。

 

例えば中小企業の社長が銀行に対して、「自分の会社の製品は、こんなに素晴らしいです。こんな技術をもっている会社は他にはありません。だから、お金を貸してください」というのと、

当社の自己資本比率は〇〇%であり、毎年の純利益は〇〇円です。この設備投資に投資できれば、さらに売上げが〇〇倍拡大するのでお金を貸してください」というのとどっちが説得力がありますか?

後者ですよね。

他人に説明するときは、数字の裏付けがあって説明したほうが、ずっと説得力が高まります。

やはり数字は、診断士にとって「無いと始まらないもの」だとおもいます。

 

 

おすすめ書籍

さて、いろいろと言いましたが、その数字の裏付けをできるようになるために役立つ書籍をいくつか紹介します。

 

第1位(財務・会計全般)

まずはこれが基本です。
財務というより、経営とお金のとの関係が、稲盛さんの経験ともに書かれている。まずは、これを読むことをおすすめします。
お金を語るうえでの必読書です。特に減価償却費の考え方などは非常に参考になります。

稲盛和夫の実学

 

 

第2位(ファイナンス)
その名前の通り、ファイナンスについて、ざっくり分かります。私もこれ読んでから、ファイナンスの全体像が理解できるようになりました。

ざっくり分かるファイナンス

 

 

第3位(アカウンティング)

国貞さんは、財務に関する書籍を多く執筆しています。いろいろと国貞さんの書籍を読みましたが、これが一番良かった本です。これまで損益計算書(P/L)と貸借対照表(B/S)とキャッシュフロー精算書(CF)をバラバラに理解していましたが、これらはすべてつながっていることを理解できました。
決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法

 

 

第4位(アカウンティング)

私が通っている、グロービスからでている本です。クラスで話している内容が講義形式でかかれています。読みやすいので一気に読むことができます。
グロービスMBA集中講義 [実況]アカウンティング教室

 

 

第5位(アカウンティング)

再度、国貞さんの登場です。この方の本は、本当に分かりやすい。ここで紹介した本以外にも、「國貞克則」で検索するといろいろな種類の本がでてきます。是非、自分にあった本を選んでください。

超図解「財務3表のつながり」で見えてくる会計の勘所

 

財務・会計で心を折らないで、数字を使える武器にしてください。

 

名経営者の言葉

 

最後に、私の好きな経営者の言葉を贈ります。

『数字なき物語も、物語なき数字も意味はない』
御手洗冨士夫(キヤノン会長)

以上、おとでした。



本日は、財務・会計の知識がどのように診断士になってから役立つか?というお話

 

いきなり逆説的なお話で恐縮ですが、極論を言いますと、財務分析ができない人は良い診断士にはなれない、と私は思います。

つまり「役立つ」というより、無いと始まらないもの、というのが私の財務・会計に対するイメージです 

 

 

企業診断における財務・会計

私は金融機関に勤務する企業内診断士ですが、専門的な部署に配置されてしまっているため、悲しいかな診断士としての活動は全くできておりません

独立して診断士として活動しているわけではありませんので大きな事はいえないのですが、少なくとも、実際の診断の手順をなぞらえていると思われる実務補習だけ見てもその重要性は見て取れます。

私の周りでは、以下のような流れが、診断の現場(少なくとも実務補習の現場)ではスタンダードでした

==================================

①最初決算書(及び確定申告書)が3期分程度渡される         (下手をすると勘定科目明細がないときも

②当社の財務状況を読み取り、課題の仮説をたてる

③公開情報から裏取り/仮説の補強

④現場で聞く質問を考え、質問の選定

⑤現場に行く

⑥ヒアリングと現場の目視で仮説の検証

⑦課題の特定

⑧助言の検討

==================================

最後の方は端折っている部分は大きいですが、大まかな流れはこれでハズレてはいないと思います。

これを見ていただいてもわかる通り、財務とは、全ての起点となる、まさに企業診断の導火線

これがスムーズにできなければ、闇雲に課題を探しに行くことになってしまいます。

 

また、よく「財務3表を読めば、社長の考えの半分くらいは理解できる」と言いますが、まさにその通りで、やはり決算書には会社がよく表れます

 

彼は、渡された決算書をぱらぱらとめくると、一言こういった。

「御社の問題点は、〇〇が〇〇なことですね」(ニヤリ)

「…な、なぜそんなことがわかるのですか!?」

 

これこそが私が企業診断(金融機関の仕事)で最も楽しい瞬間のひとつです笑

さながら中小企業の安楽椅子探偵!

特に独立を目指している方には必須の「ツカミ」の能力じゃないでしょうか?

 

財務「は」楽しい!

このように財務は楽しいんです

でも財務・会計に診断士試験対策で初めて触った方は、アレルギー、出ちゃいますよね?

 

私も金融機関に入社しておきながら、数字を見る事すら大嫌いだったので、

何をちまちまと計算ばかり…こんなものが何の役に立つんだ

そんな事よりも、営業は相談してもらってナンボ!

つまり話が面白くて、雑談で盛り上がって、なんでも最初に相談してもらえるよう仲良くなれば良いんだ!

…と、入社2年目にして本気で思っておりました

 

まぁはっきり言って、雑談ばっかりしに来て、肝心の商売の話をしたら全く分からない金融機関職員なんて、会社に来なくて良いですよね時間の無駄です(笑)

 

今振り返ってみれば、私が財務・会計が嫌いな一番の原因は「よく分からない」事でした。

 

「細かい事がいっぱい書いてあるし、何が書いてあるかよくわからないからキライ

 

そんな私でも、財務・会計が面白いと思いはじめることができたのは、國貞克則さんの財務3表シリーズを上司に勧められて読んだところからでした。

基本的には財務3表の繋がりがわかる本なのですが、実に財務の楽しいところ(安楽椅子探偵っぷり)が分かりやすく解説されています。

 

2016年合格目標の方で財務にしっくりきていない方、財務・会計は絶対に診断士として避けては通れないものです。

だからこそ、できる限り早い段階でこの「よくわからないからキライ」を、「よくわからないけど面白そう」に変える必要があります。

そのとっかかりとして、一度手に取ってみてはいかがでしょうか

 

きっと新たな発見があると思います

 

それではmyaでした。

 



<今週の道場>

11月17日(火) この時期にやっておくと良いこと
11月18日(水)  一次知識を診断士になってどう役立てるか~マーケティング編~
11月19日(木)  一次知識を診断士になってどう役立てるか~財務編~
11月20日(金)  一次知識を診断士になってどう役立てるか~人事・組織編~
11月21日(土)  2016年度合格目標:経済学特別講義~スルツキー分解と異時点間の消費

 

こんにちは、ぽらーのです。
題名に2次試験の事例Ⅲ(運営)・事例Ⅳ(財務)とありますが、本日の記事は主に2016年度合格目標の1次・2次初受験の方々向けに書いた記事です。
そのような方は1次試験対策の真っ最中と思いますが、T●C予備校生であれば未学習であろう運営管理の内容や先々2次試験の内容も絡めて書いております。「2次試験なんて先のこと今は考えられないよ~」という声も聞こえてきそうですが、診断士試験合格を目指すを上で1次試験と2次試験とのつながりを意識して学習することは重要であり、短期合格のポイントであるとも考えますので、ゆるい話題(ゆるわだ)だと思って少しお付き合い下さい。
なお、先月2次試験を終えられた方には、少々平易過ぎる内容かもしれないですが、ご了承下さい。

2次試験の事例Ⅳでは経営分析が良く出題されます。
経営分析とは貸借対照表や損益計算書から経営指標の数値を計算するものですね。
1次試験の財務でも各指標の計算結果を求められますが、1次試験では経営指標の計算式が分かること、問題にそって計算できること、その結果を元に劣っているか優れているかを判別できることなどの知識が問われます。
事例Ⅳにおいては、D社という主人公とD社とほぼ同規模で同じ業種・業態の同業他社が与えられ、与えられたD社の概要説明(=与件文)をもとに経営指標における数値を比較して、D社の優れているところ、劣っているところを分析させ、今後の課題を述べさせるような形式で出題されます。ここでは事例Ⅳの経営分析では1次知識で学んだ経営指標を用いた分析能力と助言能力が問われると言えます。

話の視点を少し変えます。
私たちは日常会話では「何と比較して」をあまり意識せず、大きい、小さい、長い、短い、易しい、難しい、早い、遅いなどの形容詞を使うことが多いと思います。
例えば、「私の通勤時間は30分と短い」と述べた場合、ここで言う「短い」とは、通勤時間の標準や平均との比較を暗黙の前提にしていると言えます。
首都圏の通勤者の平均的な通勤時間は分かりませんが、私には1時間半だと少し長いかな、45分を切ると割と短い方とではないかいう感覚があり、その感覚がここでいう「短い」の根拠です。
ぽらーのは、診断士の学習してから、形容詞を使う際は常に何との比較してそうなのかを意識するようになりました。この意識自体はとても単純なことですが、物事を論理的に考える上では大切なことかなって思ってます。
つまり、分析し評価するには比較対象が必要であり、当たり前ですが比較対象が無いと評価はできないということです。比較対象としては平均、理想標準、他社(者)、前年実績、計画など、その評価目的に応じて様々でしょう。

話を本題に戻し、次は2次試験の事例Ⅲです。
事例Ⅲにおいては、主人公のC社で製造において何らかの問題が発生してます。
そこで診断士としてC社で発生している事象を分析して問題点をあぶり出し、経営者にその問題点をを指摘して、改善策を提言するというのが典型的なパターンです。問題点をあぶり出し改善策を提言するためには、今後、学習するであろう運営管理の知識を応用が必要となります。

ここでいう問題点というのは、本来あるべき姿や理想標準に対して現状とギャップがある場合におけるそのギャップです。
在庫が多いとか、生産リードタイムが長く顧客の求める納期に間に合わないとか、ボトルネック工程があり稼働率が低いとか、歩留まりが低下しているとか・・・など、製造において様々なムリやムダの問題が生じている状況です。このように事例Ⅲでは主に製造現場における効率の悪化が問われますが、その理由として最初の頃はうまくいっていんだけど、顧客ニーズも含めた外部環境の変化によって既存設備や従前の生産方法ではうまく対応できず、不具合や効率の悪化が事象として発生しているというパターンです。

 

【本日のまとめ】

診断士には様々な能力が求められると思いますが、その中の重要ものの一つに分析能力があります。
2次試験において分析能力を問うような問題は4つの事例全てにあり、全てに共通していると言えます。
しかし、本来のあるべき姿や理想標準、あるいは同業他社との比較において、事例企業としての問題点や改善すべき点を問うような分析能力については、事例Ⅲと事例Ⅳにおいて特に問われる傾向があると考えます。これらの分析能力はマーケティングでの将来への提言のような華やかさはなく、どちらかというと地味で細かい改善指摘などになりがちなイメージですが、ぽらーのとしては事象や数字を基にした客観性の高い分析をもとに事例企業をより良い方向に導く点において大変有意義であると考えますし、事例Ⅲと事例Ⅳに共通する性格ではないかとも感じます。

T●Cでストレート生として受講されている方は、財務を終えると次は運営管理が待っていますね。
今の財務と12月からの運営管理が一つの学習のヤマだと思いますし、学習ペース確立の意味でもとても大切な時期とも言えます。
今日の話は少し先々の話も含めたゆるい話題ですが、「今、何を学んでいるのか」ということを2次試験とのつながりにおいて感じてもらえることで、今後の診断士学習がより楽しく充実したものになれば良いなぁとも思い、事例Ⅲ・Ⅳに共通する分析能力の所感からのとめない記事を書きました。

1次試験では覚えることも多く、とても大変かと思いますが、1次試験対策での鉄板な知識が2次試験でも大きな武器になることは間違いありません。運営管理において2次試験の事例Ⅲとのつながりで言えば生産管理が重要論点です。その中でも2次試験で問われる頻出・重要論点については特に意識して基礎的な知識固めを徹底することが、より短期での合格可能性を高めることにつながると考えます。

以上、ぽらーのでした。



こんにちは、和尚です。
秋も深まりかけてきまして、
皆さんお風邪などお召しになっておられませんか?

まる→mya→おと・・・と平成27年の事例Ⅳを解説したのなら、最後の四天王である、自称邪鬼であるこの和尚が華麗にオーラスを飾りたく〆ます・・・なーんてこと言わないですよね、この和尚が。。。

今日も通常運転で参りますよ。

おと記事の中にもありましたが、先日おと&和尚で平成27年事例Ⅳを語る「プレ」対談をSkypeで行っております。なぜ「プレ」となったのか深ーいワケがあるのですが、それはリーダーのみぞ知る、ってことで、お許しくださいませませ。

その対談中で和尚の事例Ⅳにかける愛情を語らせていただきます。近日中に本対談があり公開予定ですので、請う!ご期待、ですよ。
(それにしてもおと氏ですが、対談してみて私以上に財務を愛していらっしゃることがわかり、安心しました!(なにを?))

さて。

本日11月13日は、キムタクや倖田來未の誕生日ではありますが(フュージョンバンドのカシオペアの昔のベーシスト櫻井さんと今のベーシスト鳴瀬さんが同じ11月13日の誕生日だとは今ウィキって知った、ちなみにおと&和尚も同じ誕生日です)、歴史的に記念日的なものはないのかなーと探していたら、

1921年 – 日本で高橋是清(たかはしこれきよ)が第20代内閣総理大臣に就任し、高橋内閣が発足。

ですって。

この高橋是清、実は総理大臣としてよりも、大蔵大臣としての評価のほうが高かったりします。
調べてみたら、7回も大蔵大臣を務めております。
この人苦労人で

勝海舟の息子とともに米国へ留学しようと思って渡米したら騙されて奴隷として使われたとか、

17歳で英語の能力を買われて佐賀県の唐津藩の藩校の主任教授になったとか、
(きり追加記事を待ちましょう!(笑))

芸者の太鼓もちをしていたとか、

英字新聞を訳して毎日新聞へ持ち込むとか

学校の友人に騙されて借金を背負わされるとか、

若かりし頃、なかなかファンキーな生き方をされておられます。

さて、彼の大蔵大臣としての手腕が遺憾なく発揮された時期を順に示しますと・・・

1927年(昭和2年)に昭和金融恐慌の発生で、請われて田中内閣で大蔵大臣を努めて、モラトリアム(支払猶予制度)や紙幣の大量印刷によって当面の金融危機を回避しました。

1931年(昭和6年)には、政友会総裁の犬養毅内閣において4度目の大蔵大臣となります。犬養内閣では金輸出の再禁止(12月13日)をして『管理通貨制度』への移行を促しましたが、これは日本の通貨が兌換紙幣から不換紙幣へと切り替わる『金本位制度の放棄』を意味しておりイギリスに次ぐ移行の早さでした。

金本位制を放棄して管理通貨制度に移行したことで、『金の保有量』に制約されないフレキシブル(柔軟)な積極財政政策を行いやすくなり、大量の国公債発行による公共事業や軍事への投資が可能になりました。
(和尚注:結局のところ金本位制は原理原則から鑑みれば、その国が持っている金の量の範囲内しか紙幣を発行できないゆえ、貨幣流通量による経済操作はその金の価値の範囲内でしかできないことになるんですよね、多分)

高橋是清はケインズ政策の先駆けとも言える公共事業・軍事予算を活用した『積極財政政策』を実行して、大量の国際を日銀に引き受けさせることで財政規模を拡大しましたが、国債・通貨の大量発行によってインフレが発生してデフレスパイラルの大不況を離脱する原動力となりました。
(和尚注:この強調してある部分の流れ、理解してくださいね!)

国民経済を破綻させないレベルのマイルドなインフレを発生させることで、デフレスパイラルによる物価・労賃の下落や雇用の減少を堰き止めることができるのですが、これを『リフレーション政策・インフレターゲット』といいます。
(参考・引用:高橋是清の積極財政政策・管理通貨制度への移行、http://www5f.biglobe.ne.jp/~mind/vision/history001/showa003.html)

アベノミクスもリフレーション政策とかインフレターゲットを2%にするとかやっておりましたが、すでに80年以上前の政策の焼き直しだったわけですわ。

この高橋の政策は、IS-LM曲線モデルで説明できると思われます。
昭和6年に高橋是清が大蔵大臣になるまでは、デフレ不況で国民所得は低下しておりました。

そこで、是清は

・赤字国債を辞さない財政投資により、IS曲線を右上方へシフトさせる

・さらに貨幣の大量発行により、「マネーサプライ増加」→「利子率低下」→「投資需要増加」→「国民所得増大」というケインズ・ルートを発生させ、LM曲線を右下方へシフトさせる。

の財政政策と金融政策のダブル施策でこの不況を救ったことになります。

この他、マンデル=フレミングモデルでも説明可能かと思われますが
(どうも固定相場制から変動相場制への移行も行ったようだ。高橋が蔵相になるまでは円高不況であったらしいです)ここは、どなたかのヘルプを期待したいところです(と逃げる)。

 

さて、この高橋是清の生涯は転職に転職を重ねた、まさしく波瀾万丈の人生でしたが、和尚が一番印象に残ったのは時代は少し遡るのですが「ペルーでの鉱山探し」でのエピソードであります。

最終的にこの鉱山は使い物にならなく、彼はこの事業に全財産を奪われ、非常に貧乏になったのですが、そこから上記のように総理大臣まで出世したのは凄いと思います。

この鉱山事業のあらましをかいつまんで申しますと・・・

ある人の協力な「推し」により、明治22年にペルーのカラワクラ銀山の鉱山採掘会社の新設に関わった高橋是清は、現地視察が必要であることから日本を出発、サンフランシスコを経て、ペルーのリマヘ。ここから高山鉄道でアンデス山脈の中程、チクラの街に到着します。

カラワクラはこれよりさらに山奥になるのですが、ここチクラは既に日本の富士山より高い4000mの高地。非常に寂しい街であり、高山病か、はたまたちょっとした失望からか、彼はめまいを感じながら宿に到着します。

あたりは既に暗くなっており、かつアンデスの夜は非常に寒い。

かれはブルブル震えながら、チェックインを済まそうとすると、宿の親父が見かねて、防寒服を差し出し、こう言いました。

「高橋、これ着よ!」

★★★★★★★★★

さーて今週の和尚さんは!
1.道草教養シリーズ
2.編集後記

でお送りいたしマース!

■■■ここから本文■■■

1.道草教養シリーズ~財務会計編

いつもいつも、タイトルを考えていただいて恐縮です、リーダー。
確かにね、私は財務得意だと公言してますが、こうもいつも「財務」「財務」「財務」「財務」・・・とせっつかれては、さらに「おと&和尚の朝まで生財務」なんてやらされたら、たまには財務以外の違うことを言いたくなるじゃないですか・・・

確かに財務以外に取り柄はない私ではありますけれども、プンプン!と思いながら、

もう一度タイトルを読み直してみると・・・道草!ってあるじゃないですか!

「道草」
(名)スル
①〔「道草を食う」から〕目的地へ行く途中で他の事に時間を使うこと。「-してはいけません」
②道端に生えている草。
③夏目漱石の小説。
(大辞林 第三版を一部改竄?)

そうですね、これを今日のテーマに租って申し上げるならば、
「目的地=合格」
もしくは財務のスキル獲得に向かう途中で他のことに時間を使うこと。

ありがとうございます。大いに道草ネタ語らせていただきます。

では、二つばかしの道草のお話を。もしかしたらどこかでお話ししたかもしれませんが。和尚の持ちネタ。

(1)減価償却のお話。
受験勉強で悩まされたであろう減価償却ですが、興味を持てると思われるお話をひとつ。

クイズです。
以下の資産の勘定科目はなんでしょう。
①乳牛
②肉牛
③柿の木


§
Ω



はい、時間です。
答えを言いますね!
①と③が有形固定資産、②が棚卸資産です。
②の肉牛が棚卸資産って、なんだかちょっとかわいそうと思うのは和尚だけでしょうか。当然売られていくんですから、スライスやミンチにされるんですから、
原材料→仕掛品→商品
の勘定科目の変遷をたどるんでしょうね、肉牛
ただし、後述しますが、種付けの肉牛は有形固定資産です。なんだかなぁ。。。

ちなみに、和尚の地元(と言い切れない・・・)の松阪牛は、子牛としてもらってきて牧場で育てて出荷するまで2年くらいかかりますが、これはワンイヤールールを適用せず、営業循環基準で「1年以上」在庫に計上されることを、蛇足として付け加えときます。

次に①ですが、なんだか乳牛が固定資産っておもろいでしょ?
で、当然固定資産だから、耐用年数ってのがありますが、何年だかご存じです?
これ、税法で決まってるんです。
くわしくはここ
(ちょっと長いページだけど)

これによると、乳牛は4年(下記コメントにて、「酪農に詳しい受験者」さまからお教えいただきました。ありがとうございます。)になるかと。上述した種付け用(くどいなー)の牛は5~6年と決まってます。
で、知り合いの酪農家から聞きましたが、乳が出ないようになった乳牛はミンチにされるらしいのです。
その場合、当然ながら
有形固定資産除却損の計上をする、
ということは、もう財務を勉強してきた方ならピンと来ますよね。

最後に③ですが、この表によれば
「桃栗3年、柿8年」というのは、償却年数表では役に立たない諺だということが知れます。

実際には
「桃20年、栗25年、柿35年」
(全然、語呂がよくない・・・)
が償却年数だと言うこととともに、柿の果実が採れる期間は桃栗より長いことを今知りました。

ということで、減価償却も意外なものにも適用される、ということがわかりましたね!

(2)社長のキ・モ・チ
今度は、決算書について。
ここでも問題です。
中小企業の社長は、決算書をつくる意義をどのように感じているでしょうか?


§
Ω




§
Ω




§
Ω



*・・・ちょっと長め?

はい、時間です。
教科書どうりの「決算書をつくる意義」は、決算期間における正確な損益状態を図るため、とか、BSを作成することにより、正確な財産状況を把握するため、とかが出てくるんでしょうが、

まず、決算書を作る意義は

・税金を払うため(仕方なく)

です。和尚は断言します。毎年毎年決算を楽しみにしている社長さんは、ホンの1割いるかどうか。

このニッポンの中小企業の多くの社長の気持ちは

めんどくせーーーーーーーーーーー

これに尽きます。
我々中小企業診断士(含む成りたいと思う人)は、こういう気持ちの理解とともに、

なぜ決算作業が必要なのか?

を税務処理だけでなく、管理会計の意義から、中小企業の社長のおっちゃんたちに分かりやすく説いていくことが、使命でないでしょうか。

最後の小ネタ。

この税の徴収方法、実は租庸調の時代から変わらないとおもいます。

自分で今年の作物の取れ高を計算し、そこから税率を掛け算して、その税金に相当する穀物を背負って奈良の都まで納めにいく・・・・

のが1300年前の日本の納税の姿であれば、

自分(税理士を使うことも可能)で今年の儲けを計算し、その儲けの額に応じた掛け目、控除額を控除し、それを「自分で」税務署に納めに(銀行振込に)行く・・・

「お前ら、日本国に住まわせてやってんだから、自分でもうけを計算して、申告して税金を納めやがれ!」

という政府の上から目線は1000年前も変わらぬようです。

 

2.編集後記
さて、和尚の道草財務、いかがでありましたでしょうか。

そもそも、財務って興味が持てないのよ!とおっしゃる方、このような

「よこしまなトリビア知識」

をテコに自分に興味を持たせていく、というのもよい手段かと思われます。

まずは、根元的な人間の欲求

「知りたい!」

と思う心を最大限に増幅して、勉強へのモチベーションアップに生かしていただきたい、ということで、本日は〆といたしましょう。

合掌。

 

3.補記

と、一旦終わっておいて、今回は補記もあるのよ。

前座の話で出てきた高橋是清ですが、前回の反省もあるし、前座の話で何しようなと考えてて、
ネタが詰まったときの

♪今日は何の日気になる日~

をやろうと思ったら、高橋是清さんが総理大臣になった日だとわかって、そしたら、オチはあれしかねーよな、ということでwikiで調べて、一旦は書き終えました。

しかし!この記事を書いてから、図書館で「もっと是清(なれなれしい)のこと知りたいなー」と思って蔵書検索かけたら、

天佑なり  高橋是清・百年前の日本国債(上)(下)/幸田真音 角川書店/平成25年

を発見、一気に読んでしまいました。
読んで、ちと目から鱗の部分があって、さらにこうして追記をしている次第。オチも元ネタは226事件の青年将校が射殺する前に、将校が云々というネタなのですが、これを読んで、最期の前の描写をそんなに軽く描くにはあまりにも立派すぎる人であろうと思い、和尚が改編しました。

もともと幸田真音は証券ディーラーでもあり、金融ものを得意とする作家で、以前から和尚蔵書には入っておりました。中日新聞で連載やってるころからなんとなーくは知っているものの、日経みたく最終面に掲載されてないので、ついつい読み飛ばしていたので、精読いたしました。

す、すると!この高橋是清、まさしく診断士試験のために歩んできた人生ではないのか?と思わせることしきり。繰り返しもありますが、
・初代特許局長で、特許法の礎となる「工業所有権保護条例」を発布
・上記の通り財政政策、金融政策を実施、ケインズより先んじてたとも言える経済政策を推進
・戦費調達のため国債発行に邁進
・実業家として商品取引会社や鉱山開発会社を運営

と、法務、経済、財務、経営、運営とかなり診断士試験と関わりをもったお方でございます。

この和尚、元来戌年生まれだけに、犬も当たればなんとやら、
棒に当たって楽しむような人生を送っておりますが、今回のこの高橋是清さんについては、この道場に関わりがなければ、ここまで深く知ることもなかっただろうと、改めてこのご縁に感謝する次第でございます。

それにしても、昭和初期の激動の時代に80代の老齢の彼しか大蔵大臣を務める人物がいなかったのか、とともに、そのような功績ある人物がテロに斃れてしまったことは、戦前日本の不幸でもあった、と和尚は感に入るのでありました。

合掌。



みなさま、本当に二次試験お疲れ様でした。

極限状態の中での80分×4、死ぬ思いでしたよね
あの濃密な320分を経験してしまうと抜け殻状態になっちゃいますよね

 

ここは試験のことはぱーっと忘れて、といいながらも、実は気になって指のスキマからのぞいてしまう今日この頃。

本日はそんな皆様に息抜きとして、私、myaの事例Ⅳを解いてみたにお付き合いいただければと思います

事前に解答を見ず、一字一句書かないので45分間と時間を短くした上で、1p目から順に読んで解いていきました。

タイトルからお分かりになられるよう、実況中継風に解きながら考えたことをつらつら書いていきたいと思います。

解答も作成いたしましたが、自分の解答に自信がないのと(笑)、あらぬ誤解等あってはいけませんので、今回は細かい解答はご勘弁いただきたく。

 

趣旨は「みんなこんなものか」とか、「あぁ、ここ、私もこう思ったわー」いうところを感じていただくということで

 

また現在一次試験の勉強を始められた方も、「へー二次ってこんなこと考えながら解くのか。早くそっちの問題解きたい!」とか思って頂けると幸いです。
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まず与件文。

第1段落
会社の社歴が起承転結で書かれるパターンやな。
起:(1950年)創業時は農業用器具 ⇒ 鉄関連の扱いがうまそう

承:販売低迷、事業停止 ⇒ 中小企業で農機具は厳しいか…、大量生産も始まってくる頃だろうし

転:X社向けカーエアコン精密部品も作る ⇒ 鉄関連活かした!好転するのね

 

第2段落
結:X社以外も受注増加、金属加工技術(板金・切削) ⇒ 強みキタ!

 

第3段落
現在の状況
従来事業:X社向け製品 7割を占める ⇒ 中小で1社集中タイプは弱みのテンプレ
新規事業:①X社以外増加中。なぜならZ鋼板開発したから ⇒ 既に新商品開発している!しかも結果出てる!偉いね。
②「異なる需要動向」の新事業 ⇒ これまでの取扱い製品と異なる需要動向ってことはざっくりX社向け製品が売れる時に売れなくて、X社向け売れない時に売れるってことか。ポートフォリオ効果やな。

 

第4段落
課題①:製品ごとに需要変動・月次ベースの生産数量変動が大 ⇒ 変動を少なくしろって問題出るなそして解答は上記②の新事業をやること…。

課題②:X社の受注減少 ⇒ 新規事業の二つを選ばせる問題くるかな。それともX社取引の継続を判断させる問題か。

 

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第1問-1(落とせない問題)
優良な収益性と課題の安全性は分かるけど、もう一個ってなんや?
しかも理由の説明がないんで部分点狙いしにくい嫌な問題やなぁ…
とりあえず収益性・安全性入れたから、効率性で指標悪いヤツ見繕って放り込んどくか

 

第1問-2(落とせない問題)
財政状態と経営成績についてってことは、B/SとP/Lについて書けってことやな
利益率はいいけど、借入に頼ってて安全性はだめ。回転率も悪いので効率性も良くないってことを安全性・収益性・効率性の観点から、1-1の比率を絡めて書いておくか

 

第2問-1(落とせない問題)
これは考えるより、手を動かした方が早いパターンやな。とりあえず全部代入して計算しよう。

 

第2問-2(落とせない問題)
明らかとなる傾向ってことは、結果じゃなくて傾向に注目してかけってことやな。
傾向が生じる原因を書く、つまり損益構造の特徴を書けばOK?
まぁ読み取れること自体が、.売上高が10%減少すると経常赤字となってしまう体質と、固定費が高いため、売上が減少したときの効果大でBEP割っちゃうってとこでしょう。

 

第2問-3
(1) (落とせない問題)
BEP求める時に固定費に利益乗せるパターンやな。これは落とせない。

(2) (勝負の分かれ目か?)
「必要な固定費削減」ってなんや?なんか条件あったっけ?

(与件文に戻る)

ないな。ややこいな、トバすかな…。

(設問再度読む)

いや、経常利益100万円になるまで固定費削減して、その固定費でBEP求めたらどうなるかってことか。これも地道に計算やな。

 

第3問-1(勝負の分かれ目か?)
NPVきた!

思ったより今年はオーソドックスな感じの構成かな。

X社がこれから受注減少していくしかないから、新規事業やるしかないけど、どっちにしましょうってことで、与件の伏線回収ね。
あれ、これ単純な問題なんじゃない?なにこれ?(注:myaは間違えました)

しかし計算過程書くとこないがな。エグいなぁ。

 

第3問-2(勝負の分かれ目か?)
こりゃ減価係数とCFの感じ見てても明らかにZやけど、手順ミスはしちゃだめやね。うん。(注:myaは既に第3問-1を間違えているので問題外です)

 

第3問-3(できれば落としたくない)
プロジェクトの流動性?つまりプロジェクトを売却できるかどうかってこと??
…いや、「手が早く離れるプロジェクト」はどっちかってことか?
ってことは回収期間法しかないな。何か解答欄隙間多いけど…。まぁこれ以上思いつかんし、回収期間法を使うってことと、部分点くれるかもしれんし計算過程も一応書いて、結論もちゃんと書こう。

 

第4問(落とせない問題)
ストーリー(戦略)の問題きた。数字を計算した上で、D社社長への最後の一押しを理解しているかを聞いてきてるな。
(1)過去問で何度も見たパターンやな。一社集中ならそこから見放されれば終わり=リスク高い。
(2)需要変動が現在のものと逆だから、ポートフォリオ効果で売上・CF安定

 

==================================

ストーリー
第1問 現状はこう
第2問 このままいったらこうなります
第3問 それを防ぐために新規事業どっちがいいかな
第4問 今リスクあるけど、新規事業したらこんな良いことありますよ
さぁ、やるかやらないか、やるならどっちをやるか、決めるのは社長、あなたですよ。

オーソドックスなストーリーでしたね。
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以上、myaの事例Ⅳ実況中継でした。

 

以下、所感を少し。
恥を忍んで私の結果をお伝えしますと、TAC・大原の解答速報で答え合わせしたところ、第3問-1と第3問-2以外はざっくり正解できましたが、NPVはガッツリ落としました(第3問-2の(b)で部分点くれないかなぁ…)

 

間違えておいてなんですが、疲れていない状態かつ落ち着いた状態で取り組めた方は、それなりに解答できた内容だったのではないでしょうか。 (まぁその「疲れていない」かつ「落ち着いた状態」で受験するのが難しいのは言うまでもないですが…)

 

第3問-1、2を取りこぼさなかったか、がポイントになると思います。個人的にはそれくらいハイレベルな戦いが要求されている問題ではないかな、と。

また第2問、第3問ともに最初の問題で計算間違いをしているとほぼ全滅状態になるので、疲労で集中力の途切れる中、厳しい問題だったとも言えます。

2次試験はご存知の通り、ある程度相対評価で合格者数が決まると噂されています。

ただ、私は実務補習で担当してくださった先生から、「合格者数が激増した年は実務補習の指導診断士の追加募集があった」(まゆつばですが…)という話を聞いてから、意外と絶対評価なのかも、と思っています。
絶対評価であれば、今回の多年度生有利になりそうな問題ではありながらも、それこそ皆さんに合格のチャンス(他事例の挽回につながる)を広げてくれる問題とも考えられるのではないでしょうか!

この事例Ⅳが皆さんの神風となることを祈っております。

 

それでは、myaでした。

 

 



Q1:ノウハウと本質がポーカー勝負をすると?

A1:本質の全勝。
理由:ノウハウ=可視化。手札が常にオープンな相手に対し、本質は不可視=自分の手札を隠して全戦全勝。

,

Q2:ノウハウと本質が診断士試験を受けると

A2:およそ引き分け。たまに本質優勢。
理由:「2次」合格はたまたま、くじ引き、ハイリスク。ノウハウ⇔本質の完全2択でなく、性質の差を組み合わせたポートフォリオでリスク低減。

たまに本質優勢、とは試験当日の現場対応力。図解すると、ティーチングとコーチングの差。

出典:株式会社 宙 コーチングについて

こんな絵を見てニヤニヤするのがスト合格センス。なぜならティーチング(ノウハウ)は応用苦手。現場対応力ならコーチング圧勝。

だが診断士受験界において「コーチ」は不可侵。そこで似た様な立場で、

合格や本質へのアプローチ(考え方)

を繰り返し説くのが当ブログ。

.
■前提:ストレート合格へのアプローチ■

スト合格するノウハウは存在しない。だがアプローチならあり得る。

なぜ存在しないか →スト合格=たまたま・地頭・センス。資質に依存。
するとどうなるか →手口を真似ても無意味。「考え方」なら知って損なし。

明確な解決策(ノウハウ)が見つからなければ、今の問題点の理由を探り、その逆をやる。その手口は来年の「2次」で教わるが、以下に図解。

来年の今頃。合格ノウハウ探しに躍起な周囲を尻目に、スト合格者は常にニヤリと周囲に逆張り。本日に限り不合格要因を特別サービス。

診断士不合格=受験長期化要因ベスト9
・学習量の不足
・学習の質の低下
・過去問は力試しで先送り
・講師の話を良く聞かない
・受験生同士ですぐ群れる
・自分の意見を声高に主張
⑦数字の定量判断が苦手。
⑧不得意分野を残す。遠吠え言い訳負け惜しみ。
⑨計画性のない毎日コツコツ。

当記事は⑦~⑨に注目し、2週に分けて以下提案。

診断士+簿記2級ストレートダブル合格

(上)「財務」⇔簿記検定の補完関係
(下)受験校1・2次ストレートコース⇔簿記検定の日程組み合わせ

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■図解:診断士「財務」⇔簿記検定の補完関係■

診断士「財務」→簿記2級でなく、簿記2級→「財務」の順にやる。

診断士スト合格者を観察すると、以下3つに分類(詳しくは別シリーズ)

①天賦の才 ②聞き分けの良い優等生 ③ラッキーボーイ

簿記2級既習なら、③ラッキーボーイの権利あり。 その根拠を2つ図示。
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□表1:診断士「財務」⇔簿記検定の出題範囲□


青い四角が簿記、赤い枠が「財務」の出題領域。図で眺めてこう察する。

・「財務」は、広く浅く出題。簿記検定出題とピタリとは重ならない。
・簿記3級は仕訳をコツコツ、2級は原価計算をコツコツやる試験。
・診断士合格に簿記は必須でない。だが「やって損した」と言う人はいない。

ここでも正解ノウハウより、「現状の問題点」の指摘に注目。

頭を使った理解で「財務」に挑むと、
簿記の基本「手を動かして仕訳」が抜ける。

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□表2:簿記検定のコストとリターン□

学習期間 合格難易度 合格状態
○簿記3級 商業簿記 8週
80h
仕訳ができる
BSが読める
◎簿記2級 商業簿記 工業簿記 20週
200h
☆☆ 決算ができる
原価計算ができる
▲簿記1級 商業簿記
会計学
工業簿記
原価計算
1年
500h
☆☆☆
☆☆☆
☆☆☆
決算を指示できる
意思決定ができる

やはり正解ノウハウより、「現状の問題点」の指摘に注目。

簿記1級は多くの論点をカバーするが、
不要な論点が多く、かつ合格しにくい=ロスが多い。 

この時、簿記2級既習者=ラッキーボーイ。それは初年度受験に限り、簿記未習者に追いつかれない=「財務」「事例Ⅳ」で差別化できるから。

「財務」→「簿記2級」の順:応用→基礎の順に学び、コツコツ非効率。
「簿記2級」→「財務」の順:「財務」は簿記の復習に過ぎず、スラスラ。

だが今年11月受験の「簿記2級」コースは9月上旬が本格スタート。従い簿記未習の方でも、今なら「簿記2級」→「財務」の順を選択可能。

今この瞬間に限り、スト合格チャンスの1つが目の前にある。

 

■今日のまとめ■

当ブログ執筆陣の一定数は、

診断士試験に特殊スキルは不要。ただスト合格者の着手は1ヶ月早い

との立場を採る。やや身びいきだが、2016年合格目標で今この記事を見ている方は、相当センスが良い。

そのセンスを伸ばすと、1年先行組を来年の試験でニヤリと蹴落とす権利あり。その権利の入手法は次週。ではニヤリとまとめ。

・当ブログは、コーチングに近い意味で「合格アプローチ」を提示。
・スト合格狙いならノウハウ探しより、失敗理由を見つけて逆張り。
・診断士「財務」を、最も効率良く補完するのが簿記2級。
・「財務」→簿記の順だとコツコツ。簿記→「財務」の順ならスラスラ。

お詫び:2016年スト合格から逆算=週4本ペースはけっこうキツイ。いくら「合格仮説」とはいえ投稿精度が粗い。追加修正・誤り指摘・補足のご協力をお待ちしています。

byふうじん



一度出て、二度と現れない=嫌がらせDEランク。

最終回#9は、会計規則。正答率Cランク=つい手を出したくなるが、

予めその知識を持ってる連中(会計士など)が荒稼ぎ

しているのが実態。実質正答率はDEランク。出題領域表を使えば、一度出たら二度と現れない=嫌がらせDEランクであると一目瞭然。

.
■前置き:会計規則概論■

会計規則出題=単なる嫌がらせ。ではどう対応?

ではスピテキ冒頭の解説で、まず敵を知る。

企業会計原則は、「企業会計の実務の中に慣習として発達したもののなかから、一般に公正妥当と認められたところを要約したもの」であって、必ずしも法令によって強制されないが、すべての企業がその会計を処理するにあたって従わなければならない基準である。会社法においても、「一般に公正妥当と認められる企業会計の慣行に従うものとする」と規定されている。
企業会計原則は、「一般原則」「損益計算書原則」「貸借対照表原則」の3部で構成され、補足的な説明を行うため「注解」がある。企業会計原則は、あくまでも一般的な取引を行った場合に、財務諸表を作成するための基本的なルールを定めたものである。そのため、特殊な取引を行った場合の作成ルールとして、さまざまな会計基準が定められている。2000年以降は会計ビッグバンが進んでおり、新しい会計基準が続々と制定されている。

あーもう、訳わかんない!

一つわかるとすれば、

企業会計原則は法律ではない。

もう一つ、「一般に公正妥当」とはGenerally-Acceptedの直訳。

もはや日本語ですらない。

だが会社の経理のオジサン達は当り前にこのルールに従って働く。それは、

彼らは仕訳をするのが仕事。頭の理解でなく仕訳の形で覚えているから。

企業会計原則が難しいとか、自分の学習方法が間違いかと不安になる前に。診断士試験が求めるのは、財務諸表作成能力(簿記)でなく、診る力。

だから、企業会計原則を出題する方がおかしい

と割り切る力が短期合格センス。事実、H27年「財務」は会計規則出題ゼロ。

.
■重要度ミシュラン~#9日目■

では一挙掲載。そのほとんどがCランク☆☆☆おまけ論点。

論点 評価 H27
要復習
問題 
#9 11会計規則 収益・費用の認識基準 ★☆☆
金融商品に関する会計基準 ☆☆☆
固定資産の減損に係る会計基準 ☆☆☆
資産除去債務に関する会計基準 ☆☆☆
分配可能額の計算 ☆☆☆ ▲(4)理
リース取引に関する会計基準 ★☆☆
税効果会計に係る会計基準 ☆☆☆
連結CF計算書等の作成基準 ☆☆☆
工事契約に関する会計基準 ☆☆☆
連結財務諸表に関する会計基準 ☆☆☆
棚卸資産の評価に関する会計基準 ☆☆☆

.

第11章会計規則
❶収益・費用の認識基準
1期間利益 S
2費用収益対応の原則 S
3収益・費用の認識基準(計上基準)
1現金主義 B
2発生主義 B
3実現主義 B
❷金融商品に関する会計基準
1有価証券の保有目的による区分
1その他有価証券 B
2有価証券の強制評価減 B
❸固定資産の減損に係る会計基準
1減損処理の意義
1減損処理の意義 B
2減損処理の目的 B
2会計手続き B
❹資産除去債務に関する会計基準
1資産除去債務の意義 C
2会計手続き C
❺分配可能額の計算
1分配可能額の計算
1資本金 A
2株主資本等変動計算書 A
3剰余金の算定 C
4分配可能額 A
5剰余金の配当による準備金の計上 A
❻リース取引に関する会計基準
1リースの定義 B
2リース取引の分類
1ファイナンス・リース取引 B
2オペレーティング・リース取引 B
3会計手続き B
❼税効果会計に係る会計基準
1会計上と税務上の考え方 B
2税効果会計の目的 B
3会計手続き(法人税等調整額) B
❽連結CF計算書等の作成基準
1資金(キャッシュ)の範囲 S
2表示区分
1第1法 C
2第2法 C
❾工事契約に関する会計基準
1工事進行基準と完成基準の意義 B→A
2成果の確実性 B→A
❿連結財務諸表に関する会計基準
1連結の対象 C
2資本連結
1投資と資本の相殺消去 C
2のれん C
3非支配株主持分 C
⓫棚卸資産の評価に関する会計基準 
1棚卸資産の意義 C
2評価基準と評価損の表示
1評価基準 C
2評価損の表示 C

..

■一言メモ例~#9日目■

テキストは頭から順に読む。復習時は大事な所から飛ばし読む。

そこで当メモは、全ての論点順でなく、S→A→B→Cの順にまとめて掲載。

Sがなぜ重要・頻出か。B・C論点とは何者か?

その感覚を掴むと、早くも周囲にまた一歩リード。

.

□S論点 頻出+理解=2次論点□

S論点とは「2次」でも問われる、つまり理解して使いこなす知識。しょっちゅう出てきて自然に覚え、覚えた後から理解に進む。

1期間利益
2費用収益対応の原則
→試験に直接出ないが、経理部門はなぜ4月になると忙しそうにごそごそするかの理屈。企業の営業成績は1年で区切り、社外発表したり納税するルール。その時、その収益に見合う費用を計上し、収益-費用=利益とするのが会計の大原則。その作業が決算整理。昭和の時代は、咥え煙草でこれを徹夜で仕上げて一人前の経理マン。

1資金(キャッシュ)の範囲
→CF計算書において、「満期まで3か月以内の短期投資(定期預金やCP)」は現金同等物(Cash equivalent)として扱う。この知識は「1次」で1マーク出して良い。もっとも「経済」貨幣供給の予習論点と考えればOK。
.

□A論点~頻出+暗記□

A論点とは、1次「財務」で問われるが「事例Ⅳ」では使わない知識。問題を解き直し、答え方を思い出せればそれで良し。

1資本金
2株主資本等変動計算書
→ここは「純資産会計」の話。BSの右下「資本=純資産」の世界では、資金集め、利益稼ぎ、配当するため年1回のサイクルで何かが起きる。純資産のその年間変動を示すのが「株主資本等変動計算書」。当てる必要はなく、それが何者が知っていればOK。

資本金とは、株式発行で得る会社設立時の最初の元手で、その1/2の額は「資本準備金」として良い。これは今後事業が上手く行かない時、「資本金を取り崩したくなる」ことがある。それを見越し、予め1/2までは「資本金」でなく、取り崩し易い「資本準備金」にして良いルール。

4分配可能額
5剰余金の配当による準備金の計上
→次は配当の話。配当は利益(剰余金)を配るものであり、剰余金以上に配当しては駄目。なお自己株式の話はやり出すと面白いが、一旦スルー。
次に会社が配当をする時は、以下のルールがある。

・資本金の1/4に達するまで、
・配当額の1/10を準備金として積み立てさせる

簿記1級論点なのでわからなくても気にしない。また純資産の各項目が置かれる理由はちゃんと訳アリだが、名称が紛らわしく、かつ年1回しか動かない。診断士はこういう知識に口出さず、信頼できる経理担当者に任せる。

1工事進行基準と工事完成基準の意義
2成果の確実性
→これも利益大小の話。時事問題的にB→Aとするが、試験のための勉強でなく、試験を通じ、理解しにくい会計知識を押さえておく趣旨。
.

□B論点~理解論点□

B論点とは主に基礎知識。1次「財務」でもあまり問われず、「事例Ⅳ」には出てこない。過去問題数が少ないので、講義で何を言っていたか理解メモを残さないと、得点にならない。

1現金主義
2発生主義
3実現主義
→費用収益認識基準3兄弟。実務上ざっくり言えば、現金主義=税務上原則NG、費用=発生主義、利益=実現主義。だが理論覚えても使い道がない。興味があれば簿記2級「特殊商品売買」の仕訳パターンで習得可能

1その他有価証券
2有価証券の強制評価減
→これも典型的な簿記論点=嫌がらせ用に出題しやすい。企業が持つ有価証券(株式や債券)は、その保有目的によりBS表示科目・期末評価基準(時価・簿価)・仕訳が変わる。仕訳をするための知識であり、仕訳力を問わない診断士試験で、この手の知識問題を追いかけ出したらNG。

1減損処理の意義
2減損処理の目的
→期末固定資産の減損処理の問題。これも「仕訳するための知識」だから、軽くスルー。

1リースの定義
1ファイナンス・リース取引(売買処理)
2オペレーティング・リース取引(賃貸借処理)
→一連の簿記トリビアの中で、唯一誰にも役立つ知識。身近なリースと言えば、コピー機や営業車。資金面や経費処理の手軽さで発展したのがオペレーティングリース(賃貸借処理)。だが隠れリース債務による倒産が問題化し、手抜きせずちゃんと記帳せよとのお達しがファイナンスリース。

1会計上と税務上の考え方
2税効果会計の目的
3会計手続き(法人税等調整額の認識)
→税効果会計の話。業績不振の企業は利益を大きく見せたがるが、真に儲かっている企業は節税のため利益を小さく見せたがる。そうはさせじと利益減少工作を許さず、課税額を増やすのが税務署の役目。両者のバトルは傍目に面白いが、実務上は煩雑、だから簿記の試験に出しやすい。診断士試験では解かなくて良い。
.

□C論点~おまけ論点□

C論点とは、過去出題があったため営業上収録されたり、逆に項目として存在するが「財務」「Ⅳ」では出題されない知識。追い掛けたらキリがないので、過去問で出た所だけ押さえる。

1資産除去債務の意義
2会計手続き
→比較的新しい会計基準。簡単に言えば、固定資産取得時に将来の現状回復費用を見越し、取得原価に含め、かつ毎年利息費用を計上する処理。仕訳問題としては面白いが、診断士実務に全く無関係。無視。

3剰余金の算定
→分配可能額の論点で、計算日を決めるルール。不要。

1第1法
2第2法
→連結CF計算書において、利息・配当金の受取額を営業CF⇔投資CFのどちらにするかの話。通常は営業CFに表示する。細かすぎるので無視。

1連結の対象
1投資と資本の相殺消去
2のれん
3非支配株主持分
→連結決算の話題。連結決算する様な企業は、「会計・財務」の専門家が社内にいるので診断士には不要な知識。実務でやりたい人は簿記1級。

1棚卸資産の意義
1評価基準
2評価損の表示
→時価評価会計においては、固定資産だけでなく流動資産(棚卸資産)も時価評価。これも仕訳の問題に過ぎないので軽くスルー。

.
■今日のまとめ■

当記事でサラッと眺めた通り、企業会計原則とは、財務諸表作成に向け仕訳をする時の「特殊ルール」を延々定めているに過ぎない。それは主に時価会計であり、時に税効果や連結会計。

だが診断士試験が求めるのは、財務諸表作成能力(簿記)でなく、診る力。会計規則は雑学として聞くのは良いが、点取るために勉強するとツマラナイ。

1次「会計・財務」ではMAX5問=20点出題されるため、

来年の6~7月にこんな暗記せずに済むよう、他科目でがっちり稼ぐ。

一言でまとまった気がするが。おさらい兼ねて、ではまとめ。

・会計規則は、高得点阻止のためのDEランク問題。
・正答率Cになるのは、会計でメシを食う連中には朝飯前知識だから。
・H27「財務」は出題ゼロ、「事例Ⅳ」でも出題対象外。だからやらない。
・H28再出題可能性あり。得点のためでなく、雑学的にサラッと把握。

byふうじん



CVP分析=ルパン、FCF=峰不二子とするなら、
原価計算は次元か五右衛門。 

斜め読み#8は原価計算。スピテキ上の扱いは地味だが、人知れず大活躍。

①原価+利益から予定売価を決定する。
②固定費+変動費概念により、損益分岐意思決定(CVP分析)をする。
③★損益が予定からブレた時、その分析と対策をする

CVP分析に夢中な診断士受験生・合格者は気づかないが、実務で活躍するのは②より③(差異分析)。それを教わるのが簿記2級。このとき、

Club☆Bookkeeping=簿記クラブ=原価計算ラブ

 

■前置き:原価計算概論■

ところで、「原価計算」って何のことだい?

診断士の魅力は、素直に何でも質問できること。そして問題集回して自然に体得。では原価計算とは?

原価計算の定義(スピテキ)
製造業における製造活動は企業内部で行われる活動であり、製品を製造するのにいくらお金がかかったのかを自ら計算する必要がある。たとえば、自動車製造業では、自動車を製造するために、鉄板やタイヤなどの材料の代金、製品を製造する労働者の賃金、製造に利用する電力やガス、水道などの料金がかかる。
このような製品を製造するためにかかった金額のことを原価という。製造活動の記録のためには原価の計算が必要になる。この原価を正確に計算するための計算手続きを原価計算という。

どうも今一つ意味不明・・。こちらの定義↓で口直し 。

原価計算の定義(Wikipedia)
原価計算(cost accounting)は、製品やサービスの原価を計算すること、またはその方法である。 狭義では、工業簿記のシステムに組み込まれており、複式簿記に基づき、製品原価を分類・測定・集計・分析して報告する手続きのことをいう。 1962年に大蔵省企業会計審議会より公表された「原価計算基準はこの狭義の原価計算を規定したもので、日本での原価計算の実践規範になっている。

情報を2つ追加入手。

・原価計算は、製造業でなくサービスも対象(例:飲食、IT)
・原価計算とは、50年も昔に決まった基準。そこからほとんど変化なし。

原価計算は50年も変化せず、かつこの先50年も変化しない。だから一度知ると一生使える。その魅力を、3つの図解で大枠把握。

□ポイント① 原価の分類と把握□

製造原価は3種類。なお後で集計し直す手間を省くため、発生時の仕訳勘定科目で使い分け。原価計算は速度・効率ラブで、ムダを目の仇。

.

□ポイント② 勘定連絡図□

原価の仕訳~製造原価報告書まで一連のラブストーリー

r5kanjyou01.jpg

:お茶でも飲みながら会計入門(43)

□ポイント③ 原価計算の種類→3×2=6種類□

基本 発展
生産形態 個別原価計算 総合原価計算
集計時期 実際原価計算 標準原価計算
使用目的 全部原価計算 直接原価計算
覚え方 個別製品ごとに、
実際かかった原価を、
外部報告のため全部原価計算で
集計するのが基本。
大量製品を総合的に、
標準原価を使い、
内部管理のため直接原価計算で
損益分析するのが発展形。
具体例 家具屋の帳簿 菓子メーカーの原価計算係

原価計算は3×2=6種類。簿記検定では標準原価計算=「菓子メーカーの原価計算係」が重要人物。診断士試験上は、経営者を相手に損益分岐計算(CVP分析、直接原価計算)ができればOK。

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■重要度ミシュラン~#8日目■

では一挙掲載。

論点 評価 H27
要復習
問題 
#7 10原価計算 原価計算制度の基礎 ★★☆ (6)計
原価計算制度 ★★★ (1)計
(7)計

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第10章原価計算
❶原価計算制度の基礎
1原価計算期間 B
2原価の分類と構成
1原価の基礎的分類
(1)原価の職能による分類 S
(2)製造原価の分類(形態別分類) S
2製造原価の分類(製品との関連による分類)
(1)製造直接費 S
(2)製造間接費 S
❷原価計算制度
1製造原価報告書
(1)当期総製造費用の計算 A
(2)当期製品製造原価の計算 A
2原価計算の種類
1個別原価計算と総合原価計算
(1)個別原価計算 S
(2)総合原価計算 S
2実際原価計算と総合原価計算
(1)実際原価計算 A
(2)標準原価計算 S

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■一言メモ例~#7日目■

テキストは頭から順に読む。復習時は大事な所から飛ばし読む。

そこで当メモは、全ての論点順でなく、S→A→B→Cの順にまとめて掲載。

Sがなぜ重要・頻出か。B・C論点とは何者か?

その感覚を掴むと、早くも周囲にまた一歩リード。 ..

□S論点 頻出+理解=2次論点□

S論点とは「2次」でも問われる、つまり理解して使いこなす知識。しょっちゅう出てきて自然に覚え、覚えた後から理解に進む。

(1)原価の職能による分類
→企業で発生する費用(原価)は、①製造原価 ②販売費 ③一般管理費の3つに分類。この程度はビジネスパーソンの常識。

(2)製造原価の分類(形態別分類) ☆超重要
→さらに①製造原価は、材料費(M)・労務費(L)・経費(K)に分類される。これを知識でなく、仕訳を書いて無意識にスラスラこなすのが簿記2級の強み。

(1)製造直接費
→この辺りから、頭の理解でなく、手を書いて仕訳で覚える簿記学習の強み。直接費を覚えるのでなく、間接費以外が直接費。

(2)製造間接費
→製品に直接紐付かない共通経費。スピテキの例を表でイメージ。

直接費D 間接費
材料費M ___車のタイヤ___ 共同使用のネジやスパナ
労務費L 工員の賃金 工場長の給料
経費K 外注加工費 減価償却費

さらに原価計算の計算手続き上、①直接材料費(DM) ②直接労務費(DL)を重視し、残り(青セル分)を③製造間接費(FOH)にひとまとめ。この考え方を体得するのが原価計算の入門第一歩。

(1)個別原価計算
→家具や船など受注生産品は、発生した原価をそのまま積み上げれば製造原価。最初の基本でここを体得。

(2)総合原価計算
→パンや菓子を大量生産する工場は、個別の受注を待たずに見込み生産。原価を足し上げ、出来上がった個数で割るのが総合原価計算。世の中は一般にこちら。

(2)標準原価計算
→発生後の原価を把握する実際原価計算に対し、「そんなの待ってられない」と見込みの原価を決め、後から実際原価との差異を把握するのが標準原価計算。世の中は一般にこちら。

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□A論点~頻出+暗記□

A論点とは、1次「財務」で問われるが「事例Ⅳ」では使わない知識。問題を解き直し、答え方を思い出せればそれで良し。

(1)当期総製造費用の計算
(2)当期製品製造原価の計算
→製造原価報告書の作り方。勘定連絡図がこれを図示。暗記対象ではないので、やはり問題を解いて体得。「費用」と「原価」の違い=「仕掛品」と理解するのがこの論点のポイント。

(1)実際原価計算
→発生原価を積み上げ製造原価を求める方式。当り前なので出ない。

.

□B論点~理解論点□

B論点とは主に基礎知識。1次「財務」でもあまり問われず、「事例Ⅳ」には出てこない。過去問題数が少ないので、講義で何を言っていたか理解メモを残さないと、得点にならない。

1原価計算期間
→原価計算は月単位で行う。毎週やると忙しすぎ、四半期に一度では間延び。試験に出ないマメ知識。

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□C論点~おまけ論点□

C論点とは、過去出題があったため営業上収録されたり、逆に項目として存在するが「財務」「Ⅳ」では出題されない知識。追い掛けたらキリがないので、過去問で出た所だけ押さえる。

該当なし

.
■今日のまとめ■

診断士試験は簿記検定ではない。従い原価計算知識は本来不要。だが、

・原価計算の対象は、製造業からサービス業など多様な業種に拡大
・仕訳(簿記3級)⇔意思決定会計・ファイナンス知識をつなぐcritical path
・初学スト生が苦手な「運営管理」「事例Ⅲ」と知識の相乗効果。

Critical path: あるプロジェクトを達成するため、避けて通れない重要経路。この経路上にかかる時間を短縮することがプロジェクト早期化の鍵。

来年の今頃。「簿記は必要ないんです!」の遠吠えを肴に。「事例Ⅳ」CVP分析を虫喰いつまみ喰いでなく、原価計算知識でニヤリと一つなぎ、撫で斬りにするのが簿記2級。ではまとめ。

・原価計算は診断士学習上は地味。だが影の力持ち論点。
・原価計算とは、仕訳の勘定科目に基づく費用分類がスタート。
・勘定連絡図:原価仕訳→製造原価報告書までのラブストーリー。
・原価計算は6種類。直接原価計算→CVP分析に理解をつなげて完璧。

byふうじん



昔々「ざいむ」という村に、
「CFという仲良し3兄弟が住んでいました。

 

長男「えいぎょうCF」は、一家の大黒柱として毎日せっせと働きます。
長女「とうしCF」は金遣いが荒く、目を離すとおもちゃを買ってくる。
末っ子「ざいむCF」は倹約家で、長女の小遣いをどこからか工面。

ところがある日、兄弟喧嘩が起きました。

長男:うちの家計を支えているのは俺だ!文句を言うな。
長女:私のタンスから「げんかしょうきゃくひ」を盗まないでよ!
末っ子:まぁまぁ、大丈夫。おカネはボクが何とかするから。

Club☆Bookkeeping、いわゆる簿記ラブ組が薄気味悪いのは、こんなお伽噺でニヤニヤするから。そしてお伽噺はこう続く。

長男と長女の口喧嘩は止まらない。だが長男はふと気づく。

そうだ、隣の「かいけい」村なら、浪費家は少ないって聞いたぞ。

そこで「えいぎょうCF」は「かいけい」村に引っ越し、「とうしCF」は「ざいむ」村に残り、兄弟仲良く末永く暮らすことにしました。

お伽噺の教訓
営業CF:稼ぎ所。プラスじゃないとダメ。マイナスなら要対策。
投資CF:ミライの稼ぎに向けて使う。ここのプラスは逆に怪しい。
財務CF:単なる調整弁。何かおかしな動きをした時だけ要注意。

. ■キャッシュフロー計算書概論■

診断士受験で重要なのはFCF。CF計算書は重要でない。

FCF 営業CF+投資CF 主にミライの話
ファイナンス論点
CF計算書 営業CF+投資CF+財務CF=0※
※現金残高が動かない場合
主に過去の話
会計論点

FCFが重要なのは、企業が利益を稼ぎ、ステークホルダー(従業員・銀行・株主・経営者)に分配する結節点だから。だからFCFなしに診断士「会計・財務」の問題は作れない。

:IT業界を読み解くための経営分析入門

CF計算書が重要でない根拠は、今の世の政策的な金融緩和=カネ余り。

資金が自由に借り入れできる世界では、CF計算書を作る意義は薄い。

会計の世界では、CF計算書開示は年2回に簡素化済。見方を変えると、財務諸表(FS)の作成能力を問わない診断士試験が、CF計算書の作成問題を5年に一度出して受験生を困惑させるのは、優先順位が何かヘン。

2期BSと当期PLを眺め、CF計算書を頭でイメージするのが実務。

CF計算書とは、それを頭でイメージできない人への説明資料。

だから銀行はすぐCF計算書の提出を求めるが、中小企業の経営において、本当に大事なのはあくまでミライのFCF。

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■重要度ミシュラン~#7日目■

コホン。診断士CF計算書不要論を主張するのは、合格後の話。試験出題がある以上、題意に答えるのが受験生。では一挙掲載。

論点 評価 H27
要復習
問題 
#7 9CF計算書 作成プロセス CF計算書の具体例 ★☆☆
直接法によるCF計算書作成 ☆☆☆
間接法によるCF計算書作成 ★★☆ (9)理

.

第9章 キャッシュフロー計算書
❶CF計算書の具体例 S
❷直接法によるCF計算書の作成
1営業活動によるCF
1営業収入 S
2原材料又は商品の仕入れによる支出 A
3人件費の支出とその他の営業支出 A
4その他の取引によるCF(小計以下の調整 A
2投資活動によるCF A
3財務活動によるCF A
❸間接法によるCF計算書の作成 S

.
■一言メモ例~#7日目■

テキストは頭から順に読む。復習時は大事な所から飛ばし読む。

そこで当メモは、全ての論点順でなく、S→A→B→Cの順にまとめて掲載。

Sがなぜ重要・頻出か。B・C論点とは何者か?

その感覚を掴むと、早くも周囲にまた一歩リード。 .

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□S論点 頻出+理解=2次論点□

S論点とは「2次」でも問われる、つまり理解して使いこなす知識。しょっちゅう出てきて自然に覚え、覚えた後から理解に進む。

❶CF計算書の具体例
→CF計算書は財務四表の1つであり、所定の書式がある。だが書式を暗記する必要はなく、出題範囲の95%が営業CFで、残り5%が固定資産(減価償却+期中売却の処理)。難しく考えず、スピテキ先生、スピ問先生の指導通り、コツコツ解答、暗記でOK。

1営業収入
→CF計算書では、営業CFが最重要。その中で営業収入の考え方が最重要。試験対策上、実務上ともに直接法の計算出題は出ない(出ても解かなくて良い)ので、ここは気をラクにして考え方を概観。

❸間接法によるCF計算書の作成
→経理の実務はこちら。当期PLとBSの期首期末増減から営業CFを作るのが経理の腕の見せ所。そんなことはどうでも良いので、試験と割り切り解答パターンをコツコツ覚える。

※CF計算書はSランクでも扱いはこの程度。他人が出来るレベルをやる。受験上ここで稼ぐのは任意であり、深くやりたきゃ簿記1級。

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□A論点~頻出+暗記□

A論点とは、1次「財務」で問われるが「事例Ⅳ」では使わない知識。問題を解き直し、答え方を思い出せればそれで良し。

2原材料又は商品の仕入れによる支出
3人件費の支出とその他の営業支出
→営業収入と同じ考えを、仕入(原価)、人件費(販管費)にするとどうなるか。この論点を暗記するか、簿記知識を応用して通りすぎるかは、合格センスの差として意外に大事。

4その他の取引によるCF(小計以下の調整)
→長男坊「えいぎょうCF」は、投資CF・財務CFに含まない雑多ものを一手に引き受ける男気。でも出ない。

2投資活動によるCF
→試験上は、固定資産の期中取得・売却した時にBOX図で処理する解法パターンを体得。実務上は、投資有価証券・貸付金もここに含むが、試験に出ないので考えない。

3財務活動によるCF
→試験上は、長短資金を無制限に借りてしまうので、論点にならない。実務上は、株式・社債を発行する華やかな仕事だが、それはコーポレートファイナンスで扱うので、CF計算書としては出題しない。

※CF計算書はおカネを扱う。つまり企業活動の全てをここで扱う。真面目にやればいくらでも面白くなるが、今は試験合格を優先し、そこには深入りしない。

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□B論点~理解論点□

B論点とは主に基礎知識。1次「財務」でもあまり問われず、「事例Ⅳ」には出てこない。過去問題数が少ないので、講義で何を言っていたか理解メモを残さないと、得点にならない。

該当なし

.

□C論点~おまけ論点□

C論点とは、過去出題があったため営業上収録されたり、逆に項目として存在するが「財務」「Ⅳ」では出題されない知識。追い掛けたらキリがないので、過去問で出た所だけ押さえる。

該当なし

.
■今日のまとめ■

当記事は、財務諸表の作成能力を求めない(=診る力で良い)診断士試験において、CF計算書だけ作成させる優先順位の矛盾を指摘。要するに、

受験生の点差がつくからと安易に出題し続けるのは、出題側の怠慢。

たかが合格者ブログにこう指摘され、出題側がどう対応するかを観察。これ以上挑発し、試験のレベルを引き上げないで・・という悲鳴が聞こえる気もするが、ではまとめ。

・営業・投資・財務の3つのCFは、それぞれ担う役割が明確。
・診断士受験で重要なのはFCF。CF計算書は重要でない。
・CF計算書は企業のカネの動きを診るが、実務でやれば良い話。
・CF計算書(特に営業CF)は簿記論点。深くやりたきゃ簿記1級。

byふうじん



見覚えのある問題が多かった。

H27「財務・会計」平均点が67.3点と大幅易化(TACデータリサーチ)した理由を、一言で言えばこう。

するとネットの噂は、

1次「財務・会計」が易化した年は、2次「事例Ⅳ」が難化する

とすぐデマを流すが、過去トレンドは逆。「事例Ⅳ」は必ずしも難化せず、

易化=当り年の受験生は、「財務」得手不得手を問わず「2次」も通過しやすい

「財務」ラブ組はさておき、片思い組も今年は好機。この時期は「2次」ロケットダッシュ優先、「1次」復習は原則不要。だが「財務・会計」に限り「事例Ⅳ」対策兼ねてさらっと復習。だって、

一度当てた問題を数日後に解き直すと、記憶定着効果が高い。

つまり得意論点化。ここで勢い・弾みをつけ、「2次」対策へと殴り込み。

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■H27「財務・会計」出題論点+要復習問題■

「1次」財務・会計は、重要な論点からまんべんなく出題。

 従い、ただ高得点にニヤニヤするのでなく、全力の自分が挑んだH27過去問をテキスト目次と見比べ、自分の知識を体系化する。こうした一つ一つの詰めの甘さ・辛さが合格所要年数差。

H27要復習問題の見方
(1):問題番号
計:計算問題12マーク、理:理論問題13マーク
青字:要復習、▲:2次に出ないので復習不要。

論点 評価 H27
要復習
問題 
#1 1財務会計とは 財務・会計とは
2財務諸表概論 財務諸表の基本
貸借対照表(B/S) ★☆☆
損益計算書(P/L) ★☆☆
株主資本等変動計算書 ☆☆☆
キャッシュフロー計算書 ★☆☆
#2 3経営分析 経営分析の基本
収益性分析 ★★★ (11)計
効率性分析 ★★★ (11)計
安全性分析 ★★★
生産性分析 ☆☆☆
CF計算書分析 ★★☆
#3 4管理会計 CVP分析 ★★★ (10)計・理
利益差異分析 ★★☆ (8)計
セグメント別損益計算 ★☆☆
5意思決定会計 意思決定会計 ★★★ (15)計・理
設備投資の経済性計算 ★★★ (16)計・理
不確実性下の意思決定 ☆☆☆
#4 6企業財務論 企業財務論の基礎 ★☆☆
株価と債券価格の計算 ★★☆
DCF法などによる企業価値の算定 ★★★ (14)計
最適資本構成 ★☆☆ (13)理・理
配当政策 ☆☆☆ (12)理
#5 7証券投資論 個別証券のリターンとリスク ★☆☆ (17)計・理
ポートフォリオのリターンとリスク ★☆☆ (19)理
共分散と相関係数 ★☆☆
CAPM ★★★ (18)理
デリバティブ ★★★
#6 8 BS・PL
作成プロセス
財務諸表の概観 ★☆☆
取引と仕訳 ★☆☆ ▲(5)理
転記 ★☆☆
試算表 ★☆☆
期中取引 ★★☆
決算整理 ★★☆
繰延資産 ☆☆☆
精算表 ★☆☆
#7 9CF計算書
作成プロセス
CF計算書の具体例 ★☆☆
直接法によるCF計算書作成 ☆☆☆
間接法によるCF計算書作成 ★★☆ (9)理
#8 10原価計算 原価計算制度の基礎 ★★☆ (6)計
原価計算制度 ★★★ (1)計
(7)計
#9 11会計規則 収益・費用の認識基準 ★☆☆
金融商品に関する会計基準 ☆☆☆
固定資産の減損に係る会計基準 ☆☆☆
資産除去債務に関する会計基準 ☆☆☆
分配可能額の計算 ☆☆☆ ▲(4)理
リース取引に関する会計基準 ★☆☆
税効果会計に係る会計基準 ☆☆☆
連結CF計算書等の作成基準 ☆☆☆
工事契約に関する会計基準 ☆☆☆
連結財務諸表に関する会計基準 ☆☆☆
棚卸資産の評価に関する会計基準 ☆☆☆
12その他の領域 ☆☆☆ ▲(2)理
▲(3)計

S★★★ 頻出+理解=2次論点 まず解法を覚え、その解法を理屈で裏付け
A★★☆ 頻出+暗記論点 問題を繰り返し解き、解法を暗記(体得)
B★☆☆ 理解論点 出題頻度は下がるが、他論点の考え方の基礎となる
C☆☆☆ おまけ論点 過去出題があったため、営業上収録した論点

今年の正答率ABランクの出題箇所と、重要度★★★の事前評価は、ピタリ一致が当り前。そして1次「財務」・2次「事例Ⅳ」の出題箇所は事前予想をピタリと当てて一人前。80点、90点取ったとニヤニヤするのでなく、

そういえば今年はデリバティブの出題がなかったな

スト合格には、目に見えるものだけでなく、無い物に気付くセンスが必要。

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■今日のまとめ■

当記事執筆の背景は、昨夏セミナーで伝えた「要復習問題」が予想外に好評だったこと。辛口に言い直すと、

診断士受験生は「財務・会計」知識を一つ一つの点として捉えており、
面として体系的に理解し使いこなす意識が不足。

10月の「事例Ⅳ」は必ずしも難化しない。だが今年の「財務」の如く、見覚えのある問題が並ぶほど甘くはない。ではまとめ。

・H27「財務」は見覚えのある出題が多かった。ラッキー
・「財務」易化年は、「2次」合格者も多い当り年が多い。ラッキー
・スト合格とはたまたまと勢い。運を味方につけるクセを持つ
・ラッキーチャンスを逸しない様、ここで褌締め直すセンスを持つ。

byふうじん



うわ、まだテキスト半分残ってるけど!?

診断士「会計・財務」は時に「沼」と呼ばれる。それはどこが底なのか外から見えないため。足を下手に踏み入れると泥沼。その泥沼っぷりを図示。

スピテキを、経営分析→管理会計→意思決定会計→ファイナンスまで読み進めると、診断実務上の重要性を8割カバー。だが§8以降の残り2割をカバーするのに、総学習時間の8割かかる。これが世に言う財務コツコツ

なぜそうなるか? →§8~11は簿記論点。繰り返し解いて体得。
ではどうするか? →つべこべいわずに簿記3級

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■おさらい:診断士「会計・財務」と簿記の関係■

診断士「財務」は財務諸表(FS)の読み方。簿記は財務諸表の作り方。

当シリーズ第0回でこう↑紹介。診断士「財務」は、財務諸表を読めれば良く、作る必要は原則ない。そして受験生・合格者の簿記履修状況を図示。

診断士受験生の75%、合格者の30%は、

・簿記3級を回避し、仕訳ができない
・仕訳を知らずに、経営分析やCF計算書問題を解くのに夢中
・その結果、応用捻りにからっきし。
・1年余った時間をつぶす合言葉=「財務は毎日コツコツやりましょう」

診断士学習が過年度化すると、世間の動きに鈍くなる。そこで診断士試験を一旦離れ、世の中の動きで理解。

□図1 資金調達のため、財務諸表を読む能力を求められた時代□

・財務諸表を診て、強み・弱みを指摘できればOK。
・資金調達の方法・手続きを助言できればOK。 

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□図2 財務諸表を使いこなし、収益を高める力が問われる時代□

・財務諸表を診て、仕訳・原価計算をイメージできる。
・仕訳=会計処理の適正さ、原価計算=コストダウンの助言ができる。 

今の円安・物価高・金利安は2020年まで続く。すると、

モノ・サービスは作れば作るほど、売れば売るほど儲かる(理由省略)

資金調達(財務)<収益力向上(会計)の時代に、診断士「財務」の科目設置意図「事例Ⅳ」の出題意図は相当古臭い。また以下の発想はカビ臭い。

△簿記をやらないでも、診断士は合格できる!
△診断士「財務」合格のために簿記3級・2級をやる

そうでなく、簿記(作成能力)が主で、診断士「会計・財務」(活用能力)が従。その組み合わせが最強・鉄板。この発想差に気づかないと、あと1年、

重要度残り20%を学ぶために、学習時間の80%を費やす

ことになるのでご用心。

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■重要度ミシュラン~#6日目■

一挙掲載。

論点 評価 一言で
#6 8 BS・PL
作成プロセス
財務諸表の概観 ★☆☆
取引と仕訳 ★☆☆
転記 ★☆☆
試算表 ★☆☆
期中取引 ★★☆
決算整理 ★★☆
繰延資産 ☆☆☆
精算表 ★☆☆

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第8章 貸借対照表および損益計算書の作成プロセス
❶財務諸表の概観 S
❷取引と仕訳
1簿記の5要素 S
2取引の二面性 S
3仕訳
1仕訳とは S
2仕訳の手順 S
3仕訳のルール A
4取引と仕訳の例示 A
❸転記
1転記とは A
2転記の手順 A
3取引と仕訳、転記の例示 A
❹試算表
1試算表(T/B)とは S
2財務諸表の作成 S
❺期中取引
1商品売買
1掛けによる売買 A
(1)意義
(2)売掛金・買掛金
(3)具体的処理
2仕入諸掛 C
(1)意義
(2)付随費用がある場合の取得原価
(3)会計処理(当社負担のケース)
(4)具体的処理
3返品・値引 B
(1)返品
(2)値引
(3)返品・値引の売上勘定と仕入勘定への記入
(4)返品・値引がある場合の取得原価
(5)損益計算書表示
4前渡金・前受金 C
(1)意義
(2)会計処理
(3)具体的処理
5現金割引 B
(1)意義
(2)会計処理
(3)具体的処理
2手形取引
1手形 C
(1)意義
(2)簿記上の分類
2手形の割引 C
(1)意義
(2)会計処理
3貸倒れ
1貸倒れとは B
2会計処理 B
(1)前期以前発生債権の当期貸倒れ
(2)当期発生債権の当期貸倒れ
3具体的処理 B
❻決算整理
1決算整理とは S
2減価償却
1減価償却 S
(1)減価償却の意義
(2)減価償却費の計算方法
2償却方法 S
(1)定額法
(2)定率法
3期中取得 A
4会計処理および記帳・表示方法 A
(1)記帳方法
(2)減価償却累計額の貸借対照表示
3貸倒引当金
1貸倒引当金の設定 A
(1)会計処理
(2)設定方法
(3)損益計算書表示
(4)貸借対照表示
4売上原価の算定
1売上原価 S
(1)意義
(2)売上原価の算定
(3)三分法
(4)具体的処理
(5)まとめ
2商品有高帳 A
(1)意義
(2)ひな形
3払出単価の計算 A
(1)意義
(2)払出単価の算定方法
4商品の期末評価 A
(1)処理の流れ
(2)期末商品帳簿棚卸高の計算
(3)棚卸減耗費の計算
(4)商品評価損の計算
(5)損益計算書表示
5経過勘定
1意義 A
2前払費用(費用の繰延) B
(1)意義
(2)仕訳
(3)具体的処理
3前受収益(収益の繰延) B
(1)意義
(2)仕訳
(3)具体的処理
4未払費用(費用の見越) A
(1)意義
(2)仕訳
(3)具体的処理
5未収収益 A
(1)意義
(2)仕訳
(3)具体的処理
6経過勘定の貸借対照表表示(まとめ) A
❼繰延資産
1繰延資産 A
❽精算表
1精算表の概要 A
(1)意義
(2)作成目的
(3)精算表の作成方法
2精算表の作成例 A
(1)売上原価の算定
(2)減価償却
(3)経過勘定

.
■一言メモ例~#6日目■

テキストは頭から順に読む。復習時は大事な所から飛ばし読む。

そこで当メモは、全ての論点順でなく、S→A→B→Cの順にまとめて掲載。

Sがなぜ重要・頻出か。B・C論点とは何者か?

その感覚を掴むと、早くも周囲にまた一歩リード。

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□S論点 頻出+理解=2次論点□

S論点とは「2次」でも問われる、つまり理解して使いこなす知識。しょっちゅう出てきて自然に覚え、覚えた後で理解に進む。

なお「簿記」に関し、簿記テキスト>診断士テキスト>Web情報の順にまとまっている。診断士「財務」より詳しく知りたいなら簿記テキスト、とりあえず不明点を解消したければWebをチラ見

1簿記の5要素
→診断士「財務」§8~11を学ぶ時は、一回で理解しようとしない。具体的には講師の説明でわからない点は、深追いせずメモだけ。その代わり、講師の説明を一通りちゃんと聞く。まず大事なのが「簿記の5要素」。この考え方を、今後墓場まで持っていく。

2取引の二面性
→簿記には、単式・複式の2つがあり、普通は複式簿記を指す。これは、何か商行為をすると、同時にカネが動くことに注目。講師の説明とWeb解説でとりあえずさらっと理解。これも墓場まで持ってく重要知識。

1仕訳とは ☆超重要
→5要素+取引の二面性=仕訳。簿記は仕訳に始まり仕訳に終わると言われるのは、まず仕訳を学び、迷ったときは常に仕訳に戻って考えるから。ここはルールに慣れる。ここできないと「簿記」「財務」は一生苦手。

簿記の5要素+取引の二面性=仕訳。まずこの理解までが最重要。

2仕訳の手順
仕訳を作る練習。つべこべ言わずやる。

1試算表(T/B)とは
2財務諸表の作成
→仕訳の結果は1年毎に集計するルール。問題解いて体得していくが、試算表=BSとPLを分離する前のチェック表、程度のイメージで一旦OK。

1減価償却☆超重要
2償却方法
→簿記の様々な論点の中で、

減価償却=固定資産は一旦資産計上し、使い方に応じて費用化

することが超重要。すぐ慣れるが最重要。BS上の王様論点。

1売上原価☆超重要
→減価償却がBSの王様とすれば、売上原価がPLの王様論点。直観的に理解しづらいので、先に各論点の問題を解いて体得。後から納得すればOK。

1決算整理とは ☆超重要
→仕訳が出来たら、集計の仕方を教わる。単に合計するのでなく、ある一定のルールで1年単位に見やすくお化粧する作業が決算整理。

S論点はここまで。簿記は沼のごとく深いが、本当に大事な箇所は一握り。逆にこの大事な箇所の理解を外すと、「簿記」「財務」は一生苦手。

□A論点~頻出+暗記□

A論点とは、1次「財務」で問われるが「事例Ⅳ」では使わない知識。問題を解き直し、答え方を思い出せればそれで良し。

❶財務諸表の概観
→簿記一巡のこと。講師の説明をネット知識で補強。今日のA論点は、試験で直接出ないが、考え方として不可欠なものが中心。

3仕訳のルール
4取引と仕訳の例示
→仕訳=簿記のルール。なぜそうなるのか?と考えず、まずそういうものと丸呑みしていく。ここは考えたら負け。

1転記とは
2転記の手順
3取引と仕訳、転記の例示
→仕訳を集計していく作業。「簿記」上で大事。診断士「財務」では非重要。「財務」で問われない所で手抜きしないのが、簿記履修者の強み。

1掛けによる売買
→「簿記」学習では、仕訳をどんどん書いてマスター。ここでつべこべ言わない。ただし、商品を掛仕入れし、掛売りするのはビジネスの基本。イメージしやすいこの仕訳を最初にマスター。残りの仕訳は主にB論点で説明。

3期中取得
4会計処理および記帳・表示方法
→減価償却は頻出S論点。ただ「期中取得」「記帳・表示方法」はSとまでは言えないのでA論点扱い。

1貸倒引当金の設定
→BS売掛金には、必ず「貸倒引当金」という家来がついてくる。具体的にはB論点で詳しく説明。

2商品有高帳
3払出単価の計算
4商品の期末評価
→「財務」で必ず出題され、必ず苦手になるのがこのトリオ。出題パターンが様々。組み合わせでどんな問題でも出題できるので、解き方を覚える学習法では太刀打ちできない。唯一絶対の苦手解消法=「簿記3級をやる」。

1(経過勘定の)意義
4未払費用(費用の見越)
5未収収益
→簿記の目的は「期間損益」を表示すること。従い、当期に含む収益・費用を足したり引いたりするのが経過勘定。(費用・収益)×(未収未払・前受前払)の4種類いずれも大事だが、未払費用・未収収益の2つの登場頻度が高い。

1繰延資産
→日本の会計慣習は、会社設立時にかかる5つの費用を繰延資産に計上し、後から分割して費用化することを認める。内容にあまり意味はなく計算問題も出ないが、「5つの知識」→ABランクベタ問で出題しやすいため頻出。

1精算表の概要
2精算表の作成例
→実務では必ず使う。実務家なら問題ないが、試験上はいろいろややこしい。ここも理解でなく、出題パターンの暗記、繰り返し体得で一旦OK。

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□B論点~理解論点□

B論点とは主に基礎知識。1次「財務」でもあまり問われず、「事例Ⅳ」には出てこない。過去問題数が少ないので、講義で何を言っていたか理解メモを残さないと、得点にならない。

3返品・値引
5現金割引
→簿記の世界では、売上高を決める時に返品や値引きが起きたり、買掛金を早く支払うと代金を割引きされることがある。これを俗に

売上3兄弟=値引・割引・割戻

と呼ぶ。用語イメージでひっかけしやすく、試験で頻出。

1貸倒れとは
2会計処理
3具体的処理
→A論点「貸倒引当金」の仲間。ヘタな取引先に掛売をすると、なかなか支払ってくれなったり、倒産・夜逃げされることがある。この一連の会計処理が「貸倒」。簿記上の重要論点なので、問題解いてパターンでマスター。

2前払費用(費用の繰延)
3前受収益(収益の繰延)
→経過勘定4兄弟の三男坊と末っ子。期間損益を出す役割は同じだが、登場頻度は低い。

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□C論点~おまけ論点□

C論点とは、過去出題があったため営業上収録されたり、逆に項目として存在するが「財務」「Ⅳ」では出題されない知識。追い掛けたらキリがないので、過去問で出た所だけ押さえる。

2仕入諸掛
→売上原価の仲間。簿記では出るが、診断士「財務」ではほぼ出ない。

4前渡金・前受金
→商品仕入やサービス提供の前にカネをやり取りするのが、前渡金・前受金。仕訳を理解というより、実務でなぜそんなことが起きるかのストーリーで理解すれば心配不要。

1手形
2手形の割引
→簿記の論点。実務では使わないが、ルールとして知っておく。

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■今日のまとめ■

試験対策上はコツコツ仕訳を書いて覚える。実務上は流れを理解する。

診断士「会計・財務」が問うのは、簿記履修者にとって当り前のことばかり。なぜなら誰がやっても・当り前のように・同じ結果になるのが簿記だから。

だが初学スト生は、どこが大事か自力で判断できない。だから、

・それなら最初から簿記3級をやっておくか、
・所詮試験と割り切り、問われる所だけをやるか。

その意思決定は自分でしなきゃダメ。診断士合格に簿記学習は不要。だがそこで学ぶ知識を使いこなしたければ簿記が前提。 ではまとめ。

・スピテキ後半簿記論点は、重要度=2割、学習所要時間=8割。
・「財務」→「会計」に世間がシフト。診断士「財務」の役目は時代遅れ。
・この章では、簿記の5要素→取引の二面性→仕訳までの理屈を理解。
・減価償却・売上原価・貸倒引当金等の重要論点は、後から必ず理解

byふうじん



借金(黒星)より貯金(白星)の方が高コストって、
どういうこと?

ナゴヤドームで首尾よく2連勝を挙げたトラッキーがあなたに尋ねます。

あなた:プロ野球ファンはチームが勝てば満足です。だが連戦連勝、勝って当然では飽きられますね。会社の経営でいえば、貯金(自己資本)には、余計なカネを払わないといけない決まりです。それを証券投資論で説明しましょう。

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■証券投資論 ポートフォリオ理論■

ファイナンスと聞くと身構えるが、やってることは超簡単。

あなたが伝えたのは、企業は株主に元本を返す代わりに、配当をすること。そしてファイナンス後半「証券投資論」とは、株主の出資心理のお勉強。

コーポレートファイナンス(経営者)⇔証券投資論(株主)⇔の知識は表裏一体。なお診断士「会計・財務」では、

△自分がどこに投資するかでなく、
○買ってくれる投資家心理
○リスク⇔リターンの関係とリスク回避策

を学ぶ。ではファイナンス後半戦スタート。

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■重要度ミシュラン~#5日目■

一挙掲載。

論点 評価 一言で
#5 7証券投資論 個別証券のリターンとリスク ★☆☆
ポートフォリオのリターンとリスク ★☆☆
共分散と相関係数 ★☆☆
CAPM ★★★
デリバティブ ★★★

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第7章ファイナンスⅡ(証券投資論)
❶個別証券のリターンとリスク
1証券投資論の基礎
1資本市場の考え方 B
2投資対象の考え方 B
2個別証券(危険資産)のリターン S
3個別証券(危険資産)のリスク ☆超重要 S
4リスク回避的投 B
❷ポートフォリオのリターンとリスク
1ポートフォリオのリターンとリスク ☆超重要 S
2効率的ポートフォリオ S
❸共分散と相関係数
 1共分散 S
 2相関係数 S
 3相関係数とポートフォリオ効果 S
 ❹CAPM
 1安全資産を含む効率的フロンティア A
 2CAPM ☆超重要 S
 ❺デリバティブ
 1先渡取引と先物取引 B
 2為替先物予約
1為替先物予約
(1)ドル買い・円売り S
(2)ドル売り・円買い S
2為替先物予約損益と直物損益を
合わせたネットの損益
B
 3オプション取引
1オプション取引の意義
(1)コールオプション S
(2)プットオプション S
2通貨オプション A
 4スワップ取引
1金利スワップの意義 B
2通貨スワップの意義 C

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■一言メモ例~#4日目■

テキストは頭から順に読む。復習時は大事な所から飛ばし読む。

そこで当メモは、全ての論点順でなく、S→A→B→Cの順にまとめて計算。

Sがなぜ重要・頻出か。B・C論点とは何者か?

その感覚を掴むと、早くも周囲にまた一歩リード。

 

□S論点 頻出+理解=2次論点□

S論点とは「2次」でも問われる、つまり理解して使いこなす知識。しょっちゅう出てきて自然に覚え、覚えた後から理解に進む。

2個別証券(危険資産)のリターン
→証券投資論では、「ハイリスクハイリターン」の根拠をまず学ぶ。ところでリターン=期待収益率。期待収益率=3つのシナリオでの収益率の期待値。診断士試験のあちこちで頻出する「期待値計算」はここでがっちり学ぶ。

3個別証券(危険資産)のリスク ☆超重要
→証券投資論では、リスク=危険と訳さず、「ブレ、ばらつき」と訳す。理屈は後で良いので、

期待値計算→偏差→偏差2乗→更に期待値計算→√で戻して標準偏差

この手順を何度も計算して体得。おまけで以下を理解。

①3シナリオの収益率がばらつくほど、標準偏差が大。
②標準偏差の大小で、どれほどばらつくか=リスクを一目で比較可能。
③二乗して√で割るのは、偏差が±になる影響を避けるため。

1ポートフォリオのリターンとリスク ☆超重要
→ポートフォリオ理論とは、複数証券の組み合わせでリスクを下げ、リターンを上げること。その初歩を学ぶため、△複数証券でなく、○2証券に絞って考える。騙されたと思い、テキストの指示通りにポートフォリオの期待収益率(リターン)・標準偏差(リスク)を計算。2証券を組み合わせると、

標準偏差(リスク)を下げ、そこそこの期待収益率(リターン)が狙える。

ここを理屈で納得するか、単に暗記で通過するか。その数字に対するセンス(感度)がファイナンス学習の岐路。

2効率的ポートフォリオ
→グラフ見るより、エクセル自力で計算して納得。自分なりのストーリー仕立てで理解すると、一生忘れない。

・P.182の例で、A証券はハイリスク・ハイリターン。
・B証券の組み入れ比率を増やすと、リターン・リスクが両方下がる。
・リスク下降が底を打ち、リターンが下がりリスク上昇に転じる。
・ハイリスクローリターンは魅力なく、その組み合わせは採用しない。

1共分散
2相関係数
→2証券でポートフォリオを組むなら、極力逆の動きをするA+B証券を選ぶ。その理屈の説明が共分散と相関係数。A、B証券の偏差を掛けた加重平均で求め、逆の動きをするほど値がマイナス。共分散と相関係数ρとは、

値マイナス→リスクが下がって一定リターン→メシウマ

電卓必須な計算問題は出ない。だから理屈がわかれば良く、もし迷っても他論点に被害はないので気にしない。

3相関係数とポートフォリオ効果
→計算問題は出ない。相関係数は最大1→最小マイナス1。最小になるほどローリスク→メシウマ、程度のイメージでOK。

2CAPM ☆超重要 Capital asset pricing model
→証券に求められるリターンは、β(市場全体と比べた当該証券のリスクの尺度)に比例。使い道としては、企業価値評価に使う割引率の決定。試験対策としては、y=ax+bの一次方程式で解く。

(1)ドル買い・円売りの先物為替予約
(2)ドル売り・円買いの先物為替予約
→輸出入企業が持つドル建て売掛金・買掛金は、為替の動きで利益変動(リスク)。そこで手数料払って決済レートを先に決めるのが為替予約。輸入企業(例:石油)はドルを買い、輸出企業(例:自動車)はドルを売る。

(1)コールオプション
(2)プットオプション
→為替に加え、原油や株式など様々なものを将来一定価格で取引する権利が売買。断士対策上は、「儲けるためでなくリスクを下げるため」「売り手でなく買い手」。理屈より図でイメージすると一旦忘れない

2通貨オプション
→診断士なら中小の製造業相手→売掛金で将来ドルが入金→「ドル建てのプットオプションを購入」でFA。

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□A論点~頻出+暗記□

A論点とは、1次「財務」で問われるが「事例Ⅳ」では使わない知識。問題を解き直し、答え方を思い出せればそれで良し。

1安全資産を含む効率的フロンティア
→CAPMを説明する一歩手前の知識。読み物程度

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□B論点~理解論点□

B論点とは主に基礎知識。1次「財務」でもあまり問われず、「事例Ⅳ」には出てこない。過去問題数が少ないので、講義で何を言っていたか理解メモを残さないと、得点にならない。

1資本市場の考え方
→資本市場では、売り手⇔買い手が交渉し、最適な価格で取引が成立。「経済」で教わるのでここはさらっと流す。

2投資対象の考え方
→証券投資の対象は、安全資産(ノーリスクローリターン⇔危険資産(ハイリスクハイリターン)の組み合わせ。この組み合わせの妙をこの章で学ぶ。

4リスク回避的投資家
→診断士試験上は、「投資家はリスクを嫌う」。詳しくは「経済」で学ぶ。

1先渡取引と先物取引
→先物取引は良く聞くが、先渡取引はあまり聞かない。用語程度。出ない。

2為替先物予約による損益と直物による損益を合わせたネットの損益
→先物取引による損益をどう記帳するかの簿記論点。出ない。

1金利スワップの意義
→変動金利のリスクが嫌なとき、手数料を払って固定金利に変えることができる。でも出ない。

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□C論点~おまけ論点□

C論点とは、過去出題があったため営業上収録されたり、逆にBS項目にあるが「財務」「Ⅳ」では出題されない知識。追い掛けたらキリがないので、過去問で出た所だけ押さえる。

2通貨スワップの意義
→国際金融の世界では、異通貨の債券債務を取り換えっこすると何かイイコトが起きる。でも出ない。

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■今日のまとめ■

ファイナンスは理解が大事。だからコツコツ禁止でスラスラ理解。

診断士試験上の「ファイナンス」とは、資金調達をどうするか。まず表で。

負債 株主資本
返済期限付き 返済期限なし
必ず返す 返さなくて良い
利息を払う 配当を払う
低コスト 高コスト
節税効果あり 税金払った後

つまり、返済期限・返済義務なしのおカネを出した株主には、儲けた時に利息以上の配当を払えと説いているだけ。ではまとめ。

・負債コスト<自己資本コストの理由を説明するのが証券投資論。
・個別証券のブレは、偏差2乗の期待値計算=標準偏差で求まる。
・2証券ポートフォリオで標準偏差(ブレ)を下げ、そこそこリターン。
・CAPMをy=ax+bの一次方程式で求めるのが、当論点のゴール。

byふうじん



龍虎相搏つって言うけどさ、
今年のセ界は借金だらけ・・。

龍退治の評判を聞き、青年を訪ねてきたトラッキーがぼやきます。

今週ナゴヤドーム2連戦なんだよね。ここは2連勝のチャンスかな。

青年:いえ、1勝1敗で良いんです。今年の優勝ラインは6割には届きませんし、企業の経営だって勝率(自己資本比率)40%で合格ですから。

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■コーポレートファイナンス=資金調達意思決定■

ファイナンスと聞くと身構えるが、やってることは超簡単。

先の青年が伝えたのは、企業は借金がある方がむしろ健全ということ。そしてファイナンスの前半論点「コーポレートファイナンス」とは、企業の資金調達をとりまく三角関係の勉強に過ぎない。

従い、コーポレートファイナンスの学習の前に、必ず財務諸表BSの知識を学ぶ。学んだ後は、株主資本コスト>負債コストになる理由を「証券投資論」で学ぶ。ではファイナンス前半戦をスタート。

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■重要度ミシュラン~#4日目■

一挙掲載。

論点 評価 一言で
6企業財務論 企業財務論の基礎 ★☆☆
株価と債券価格の計算 ★★☆
DCF法などによる企業価値の算定 ★★★
最適資本構成 ★☆☆
配当政策 ☆☆☆

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第6章 ファイナンスⅠ(企業財務論)
 ❶企業財務論(コーポレートファイナンス)の基礎
 1企業の財務意思決定
1投資意思決定 A
2資金調達意思決定 S
3利益分配の意思決定 B
 2ファイナンスの目的 B
 3企業価値の計算
1企業価値の最大化と株価の最大化 S
2企業価値の計算☆超重要
株式価値・負債価値を別々に求める方法
(1)株式価値の計算 S
(2)負債価値の計算 S
 ❷株価と債券価格の計算
 1株価の計算
1株式の期待収益率 S
2配当割引モデル
(1)ゼロ成長モデル S
(2)定率成長モデル S
3株価の妥当性の評価指標
(1)1株あたり配当金 DPS A
(2)配当利回り B
(3)配当性向 B
(4)1株あたり当基純利益 EPS A
(5)株価収益率 PER A
(6)1株あたり純資産額 BPS B
(7)株価純資産倍率 PBR A
 2 債券価格の算定
1債券の種類
(1)債券価格の算定 B
(2)割引債(ゼロクーポン債) B
(3)利付債(クーポン債) B
2債券価格と金利の関係
(1)単利計算と複利計算 B
(2)1年未満の複利計算 B
 ❸DCF法などによる企業価値の算定
 1企業価値の算定
(CF割引モデル) 1フリーキャッシュフロー(FCF)☆超重要 S
(1)営業利益ベースである理由 A
(2)FCFの計算式の簡便化 C
2加重平均資本コスト WACC ☆超重要 S
3企業価値の計算
(1)企業価値の計算 S
(2)継続価値(永続価値)の計算 A
 2株式価値(株主価値)の計算
1コストアプローチ
(1)純資産額法 B
(2)修正簿価法 B
2インカムアプローチ
(1)収益還元法 B
(2)DCF法 A
3マーケットアプローチ B

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■一言メモ例~#3日目■

テキストは頭から順に読む。復習時は大事な所から飛ばし読む。

そこで当メモは、全ての論点順でなく、S→A→B→Cの順にまとめて計算。

Sがなぜ重要・頻出か。B・C論点とは何者か?

その感覚を掴むと、早くも周囲にまた一歩リード。

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□S論点 頻出+理解=2次論点□

S論点とは「2次」で問われる、つまり理解して使いこなす知識。しょっちゅう出てきて自然に覚えるので、覚えた後で理解に進む。

2資金調達意思決定
→スピテキP.137では、「投資」「資金調達」「利益分配」の3つが「企業の財務意思決定=コーポレートファイナンス」であると定義。だが診断士「会計・財務」は、「投資意思決定」を第5章で学習済、「利益分配意思決定」は出題しない。従い、「資金調達意思決定」のみが重要。

1企業価値の最大化と株価の最大化
→「企業価値」はビジネスのあちこちで見かけるが、

企業価値=株式価値+負債価値

だけがホンモノ。それ以外はまがい物。この時、企業の行動目標=企業価値や株式価値の最大化=利潤の最大化である理屈をこの章で理解。ただし実力以上に見せかける粉飾決算=財務諸表の虚偽表示は厳罰。

(1)株式価値の計算
→株式価値の計算、つまり理論株価の計算方はスピテキP.161掲載の通り、多様。だが診断士試験上は、配当割引モデルを使う決まり。スピテキP.141「株価の計算」参照。

(2)負債価値の計算
→診断士試験上は、簿価をそのまま使う決まり。スピテキ掲載の割引モデルも使えるが、低金利下では意味がないので不要。

1株式の期待収益率
→株式の期待収益率=株式の値上がり益+配当益。税法をやると前者(キャピタルゲイン)⇔後者(インカムゲイン)の違いにこだわるが、診断士試験上では気にしない。

(1)ゼロ成長モデル
→会社が永久に存続し、株主が一定額の配当を貰い続けると仮定すると、株式価値=将来に渡り貰い続ける配当金の総額となる。この時、無限等比級数の考え方を使うと以下になる。ここが第一歩。

株価VE=D/rE

(2)定率成長モデル
→配当金が定率gで成長する仮定では、以下になる。講師の説明で理解し、自力で一度公式を導出すればOK。わざわざ覚えなくて良い。

株価VE=D1/(rE-g)

1フリーキャッシュフロー(FCF) ☆超重要
→FCF=企業の現金生成能力。診断士合格までというか、今後一生使う概念なので、ここでしっかり勉強。学習上は以下の2つで使い分け。

公式①:FCF=税引後営業利益+減価償却費±運転資本増減-投資額
公式②:FCF=営業CF+投資CF

なおP.76「CF計算書」は原則過去の結果を扱い、ファイナンス論点のFCFは将来見込みを扱う。試験対策上は全く別論点と考える方が適切。

2加重平均資本コスト WACC ☆超重要
→企業の資金調達源泉は、①自己資本 ②負債(他人資本)の2つに大別。両者の資本コストはかなり違うため、加重平均して求める。何度も問われるので、解法を先に体得し理解は後からでOK。

(1)企業価値の計算
→企業買収(M&A)を行うには、企業価値の評価が大切。以下2つの方法を使い分けるが、②は簡単なので、出題されるとすれば①。

①企業価値を直接求める:FCFをWACCで割り引く
②株式価値+負債価値の合計

(2)継続価値(永続価値)の計算
→S論点ほど頻出ではないが、セットで学習。企業は永続するので、FCF/WACCで企業価値を求める場合は、「継続価値」を考慮する。「継続価値」は設備投資の問題では登場せず、つい忘れがちなので要注意。

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□A論点~頻出+暗記□

A論点とは、1次「財務」で問われるが「事例Ⅳ」では使わない知識。問題を解き直し、答え方を思い出せればそれで良し。

1投資意思決定
→コーポレートファイナンス理論では、まず投資意思決定を扱い、そのために資金調達、の順で進む。だが診断士試験では、投資=意思決定会計で扱い、ファイナンス論点には含めない。

(1)1株あたり配当金 DPS
→株価指標は「1次財務」でのみ問われ、「Ⅳ」では問われない。だから暗記で済むが、略語3字の英語を知ると、暗記すら不要。Dividend Per Share→配当総額を株式発行総数で割る。

(4)1株あたり当期純利益 EPS
→Earnings Per Share。ここが高いほど、高配当が期待できて人気。

(5)株価収益率 PER
→Price Earnings Ratio。(4)の逆で、期待できる配当に対し、今の株価がどの程度割高であるか。

(7)株価純資産倍率 PBR
→Price Book-Value Ratio。期待する配当でなく、純資産に対し今の株価がどの程度割高であるか。

(1)営業利益ベースである理由
→FCFの公式をもし忘れても、理屈で押さえておけばすぐに思い出す。

(2)DCF法
→株式価値の計算はコスト・インカム・マーケットの3アプローチ。「事例Ⅳ」では「DCF法」しか問われないので、「1次」対策の知識として使う。

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□B論点~理解論点□

B論点とは主に基礎知識。1次「財務」でもあまり問われず、「事例Ⅳ」には出てこない。過去問題数が少ないので、講義で何を言っていたか理解メモを残さないと、得点にならない。

3利益分配の意思決定
→ファイナンス意思決定3兄弟の末っ子。診断士試験では問われない。

2ファイナンスの目的
→暗記も理解も不要だが、実はイイコト言っている。ファイナンスは理屈が大事。

(2)配当利回り
(3)配当性向
→株価指標シリーズ。英略語がなく漢字のみの指標は誰でもわかるため、出題されない。

(6)1株あたり純資産額 BPS
→英略語3字。だが株価と簿価純資産の連動性は低いので、まず出ない。

(1)債券価格の算定
(2)割引債(ゼロクーポン債)
(3)利付債(クーポン債)
→診断士試験で「債券」といえば、「社債」=企業による金融市場からの直接調達。買う側は株式とのポートフォリオ、発行側は仕訳が重要論点であるが、診断士試験ではいずれも出ない。「1次」過去問が解ければOK。

(1)単利計算と複利計算
(2)1年未満の複利計算
→社債を出すと診断士受験生はお手上げなので、学習不要。もし出題された時だけ、ここに戻って知識を理解。

(1)純資産額法
(2)修正簿価法
(1)収益還元法
3マーケットアプローチ
→株式価値の計算法。計算問題でなく、「1次」の知識選択肢としてたまに出る。過去問の解説を使って覚えればOK。

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□C論点~おまけ論点□

C論点とは、過去出題があったため営業上収録されたり、逆にBS項目にあるが「財務」「Ⅳ」では出題されない知識。追い掛けたらキリがないので、過去問で出た所だけ押さえる。

(2)FCFの計算式の簡便化
→FCFで、減価償却費や運転資金増減を考慮しない場合のショートカット。この種のショートカットを覚え出すと、むしろゴールが遠くなる。

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■今日のまとめ■

ファイナンスと聞くと、数字=抵抗感を覚える受験生が毎年多数。だが、診断士「会計・財務」で問われるファイナンスは基本中の基本に過ぎない。

・診断士テキストに加え、ファイナンスの薄目の本を1冊入手。
・だが、診断士「1次」の過去問を解く知識があれば十分。
・ファイナンス知識より、簿記BSの知識があることが大前提。

診断士「ファイナンス」は、つまみ食いで軽く60点。ここを苦手にする理由はない。ではまとめ。

・BS上での経営・銀行・株主の三角関係がコーポレートファイナンス。
・最初に理解するのが、企業価値=株主価値+負債価値。
・次に理解するのが、株主⇔負債コストの計算法。加重平均がWACC。
・最後にFCFの定義を理解。これらの理解でファイナンスは心配不要。

byふうじん



リストラに成功した鍛冶屋は、
次年度の利益計画を立てることにした。

 

鍛冶屋:君たちありがとう。ネット通販もコスプレ向け新製品も成功。補助金もついたんだ。これで一息つけるかな?

なんということでしょう。鍛冶屋は青年3人の提案を全部採用してしまいました。そこで青年達はこう続けます。

青年達:はい、でもまだ損益トントンです。コスプレ組が本物に買い替えてくれる様、南の国の龍退治体験ツアー企画はどうでしょう?

行き当たりばったりの経営を、数値に基づく利益計画に甦らせる。それが管理会計。そしてこんなお伽噺を不謹慎だと憤るか、まぁそんなものかとサラリと流すかが合格所要年数差。

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■重要度ミシュラン~#3日目■

一挙掲載。

論点 評価 一言で
#3 4管理会計 CVP分析 ★★★
利益差異分析 ★★☆
セグメント別損益計算 ★☆☆
5意思決定会計 意思決定会計 ★★★
設備投資の経済性計算 ★★★
不確実性下の意思決定 ☆☆☆
企業財務論の基礎 ★☆☆

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第4章 管理会計
❶CVP分析
 1CVP分析 S
 2原価、営業量、利益
1原価の分類
(1)変動費の意義 S
(2)固定費の意義 S
2営業量 A
3限界利益 S
3損益分岐点の計算と損益分岐点図表
1損益分岐点(SBEP)の営業量 S
2 SBEPと損益分岐点図表 S
 4損益分岐点比率・安全余裕率の計算
1損益分岐点比率 S
2安全余裕率 S
3安全余裕率の向上 A
 5感度分析 S
 6営業外損益の取り扱い S
❷利益差異分析
 1売上高差異分析 A
 2費用差異分析 A
 ❸セグメント別損益計算
 1製品品種別損益計算(1)
 2製品品種別損益計算(2)
 3セールスミックス
 4セグメント別の業績評価
第5章 意思決定会計(投資の経済性計算)
❶意思決定会計
 1設備投資の経済性計算に関する前提知識 S
 2時間価値の計算
1現在価値の考え方 S
2割引率 S
 3正味CFの予測
1経済的効果(正味CFあるいはCF)
(1)法人税を無視した場合(税引前CF)
①設備投資額 S
②経済的効果 S
③設備売却額 A
(2)法人税を考慮した場合(税引後CF)
①設備投資額 S
②経済的効果 S
③設備売却額 A
 4資本コスト S
 ❷設備投資の経済性計算
 1投資や事業の評価 A
 2設備投資案の評価と選択
1正味現在価値法(NPV) S
2内部収益率法(IRR) A
(1)内部収益率の意義
(2)問題点
(3)年金現価係数の利用
3収益性指数 A
4回収期間法 B
(1)計算方法
(2)問題点
 3NPV法とIRR法の比較 A
 4取替投資の評価
1取替投資の考え方 S
2特殊原価
(1)埋没原価 S
(2)機会費用 S
 ❸不確実性下の意思決定
 1リスク調整法
1リスク調整割引率法 B
2確実性等価法 B

.
■一言メモ例~#3日目■

テキストは頭から順に読む。復習時は大事な所から飛ばし読む。

そこで当メモは、全ての論点順でなく、S→A→B→Cの順にまとめて計算。

Sがなぜ重要・頻出か。B・C論点とは何者か?

その感覚を掴むと、早くも周囲にまた一歩リード。

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□S論点 頻出+理解=2次論点□

S論点とは「2次」で問われる、つまり理解して使いこなす知識。しょっちゅう出てきて自然に覚えるので、覚えた後で理解に進む。

1設備投資の経済性計算に関する前提知識
→「会計・財務」の世界では1年内が「短期」、1年超が「長期」。設備投資は1年目にカネを出し、数年かけて回収。だから時間価値を考慮するため、

①投資額
②経済的効果(税引後CIF)をキャッシュベースで把握
③資本コストで現在価値PVに割引

の順で解く。設備投資の問題ではこの3つが必ず問われる。

1現在価値の考え方
→今もらえる1万円と、5年後にもらえる1万円は価値が異なる。今もらえる1万円は、金利(または運用利回り)がつき、5年後の価値は1万円より高い。なら、5年後のもらえる約束の1万円から金利分を割引いた今の評価が「現在価値」。講師の説明を聞いてしっかりイメージ。

2割引率
→割引率=資本コスト≒金利。実務ではエクセルで計算するが、試験上は数字がブレないよう「現価係数表」が与えられる。まずこの使い方に慣れる。

①設備投資額
→設備の購入額。ここは捻ってこない。

②経済的効果
→投資の回収効果のこと。設備投資の問題では、「時間価値を考慮」するため、会計利益でなく、カネをやりとりするCFで考える。CIF・COF・減価償却費・タックスシールドの4つの用語を覚えれば、全て応用で解ける。

4資本コスト
→診断士「会計・財務」の出題で資本コストといえば、全てWACC(Weighted Average Capital Cost)。WACCはスピテキP.155で学習。さらに「株主の期待する配当=期待収益率」はスピテキP.190 CAPMで学習。

1正味現在価値法(NPV)
→設備投資の経済性を評価する方法は4つ。うちNPV法は押しも押されぬ王様S論点。その他女王様はA論点で紹介。

1取替投資の考え方
→T○C生で「取替投資」といえば、誰もがタクシー会社の取替投資を想起。理屈でなく、「あの問題はこう解く」とパターンで覚えるのが良問効果。

(1)埋没原価
(2)機会費用
ストーリー仕立てでセットで覚える最重要知識。デート用に買った映画の前売り券が「埋没原価」。デートを断られ、もったいないからと詰まらない映画を見に行き、「これならバイトする方が良かった・・」と後悔するのが「機会費用」。講師の例え話でしっかりイメージ。

.

□A論点~頻出+暗記□

2営業量
→営業量なんて日本語はヘン。要はVolume。売上高や生産量のこと。

3安全余裕率の向上
→安全余裕率の向上=損益分岐点の引き下げ=利益を増やす。この3つがイコールだと理解すれば、何をやるかは明確。

1売上高差異分析
2費用差異分析
→売上高は予算割れ、費用は予算比増になるのが世の常。ここを乗り越えるのが管理会計の腕の見せ所。それなりに重要。ここは社長と経理部長の会話問題で気楽にイメージ。後日紹介予定。

1製品品種別損益計算(1)
2製品品種別損益計算(2)
4セグメント別の業績評価
→社長が事業部長の営業利益の尻を叩き、事業部長がプロダクトマネージャーの限界利益の尻を叩くのが世の常。事業部長=営業利益、プロダクトマネージャー=限界利益管理になる理由を説明するのがこの論点。なお、ここで「チャレンジ」しすぎると粉飾決算。

③設備売却額
→設備投資の経済性計算では、①設備投資額 ②経済的効果(正味CF) ③設備売却額の3兄弟。①②は必ず問われるS論点、③設備売却額はゼロ=無関連原価になるケースもあるので、ひとつ低いA論点。

1投資や事業の評価
→投資と支出の違い。1年以上効果が続くのが「投資」。1年以内に効果がでるのが「支出」。「会計・簿記」の世界はいつも原則一年基準。

2内部収益率法(IRR)
→投資のNPV=ゼロとなる割引率が内部収益率。これが資本コスト(WACC)を上回れば投資実行。NPV法=額で判断、IRR法=率で判断の違い。計算問題を出しても診断士受験生は解けないので、理論だけ押さえればOK。

3収益性指数法(PI)
→NPV=将来CFの現在価値計―設備投資額とすれば、PI=将来CFの現在価値計/設備投資額。NPVとの組み合わせで、投資効率を見る指標。

3NPV法とIRR法の比較
→NPVとIRRの違いを問う理論問題は出題されやすい。ここもテキスト理解でなく、類題を解いてイメージ。

.

□B論点~理解論点□

B論点とは主に基礎知識。1次「財務」でもあまり問われず、「事例Ⅳ」には出てこない。過去問題数が少ないので、講義で何を言っていたか理解メモを残さないと、得点にならない。

4回収期間法
→100万円投資し、それを何年で回収するの?と聞くのが回収期間法(payback period)。欠点だらけなので、それを指摘する練習。

1リスク調整割引率法
2確実性等価法
→出ない。今後いつ出題されるかに注目。

.

□C論点~おまけ論点□

C論点とは、過去出題があったため営業上収録されたり、逆にBS項目にあるが「財務」「Ⅳ」では出題されない知識。追い掛けたらキリがないので、過去問で出た所だけ押さえる。

該当なし
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■今日のまとめ■

悩める鍛冶屋に助言するには、それなりの会計知識が必要。

とはいえ管理会計、意思決定会計とは、15分あればスピテキ斜め読み。イケカコでさえ、5週間あれば1周解ける。このスピード感を比べると、

簿記・制度会計は、毎日コツコツ
意思決定・管理会計は、問題グルグル
ファイナンスは、理解でスラスラ

製造業の競争力の基本はQCD。つまり、予定したQ・Cを短納期Dで仕上げるスピード勝負。この時、正確さを求める簿記はコツコツ。意思決定は問題をグルグル回し、出題パターンで覚えてスピード勝負。

繰り返し暗記の基本は、「短期間に」何度もやる

ことだと思い出す。だから何でもまぜこぜに「財務は毎日コツコツ!」ばかり連呼する学習指導が、二重三重に誤りであることは明確。ではまとめ。

・行き当たりばったり経営を見事に甦らせるのが、管理会計。
・CVP分析→業務的意思決定→構造的意思決定の3つの流れが超重要。
・今日はS論点中心。理解するより問題解いてパターンで覚える。
・簿記コツコツ、管理会計グルグル。「財務コツコツ」指導は不適切。

byふうじん



昔々ある所に、評判の高い鍛冶屋がいました。

ところが悪い龍が退治され、お姫様が救出されると、看板商品「どらごんすれいやー」の需要は激減。悩んだ鍛冶屋は3人の若者に相談しました。

若者A:うりあげをのばしましょう。南の国にはまだ悪い龍がいます。そこに向けてインターネット通販をすべきです。
若者B:げんかをさげましょう。今の若者に龍退治はムリですが、コスプレ用の需要が伸びています。
若者C:需要減ですので、弟子に暇を出して固定費を下げます。不良債権化した売掛金は、貸倒処理して保険で求償します。自己資本比率を改善して公的補助金を受けられる様、次の事業展開を練り直しましょう。

こんなお伽噺は不謹慎だと憤るか、まぁそんなものかと受け流すかが合格所要年数差。そして若者Cのアドバイスの裏付けが、

PLにBSを加え財務諸表を多面的に読み解く、経営分析

.
■重要度ミシュラン~#2日目■

前置きなしで一挙掲載。

論点 評価 一言で
#2 3経営分析 経営分析の基本
収益性分析 ★★★
効率性分析 ★★★
安全性分析 ★★★
生産性分析 ☆☆☆
CF計算書分析 ★★☆

.

❶経営分析の基本
1経営分析の意義等
①分析主体 B
②分析目的 B
③分析方法 B
2経営分析の進め方
3経営分析における資本と損益の概念
1経営分析における資本概念
(1)総資本 S
(2)経営資本 B
(3)自己資本 S
2経営分析における損益概念
(1)事業利益 B
(2)金融費用 B
3経営分析に使用するBSとPL
❷収益性分析
1収益性分析の意義と体系
2資本利益率 分子 分母
1総資本経常利益率 S PL経常利益 BS総資本
2総資本事業利益率(ROA) S PL事業利益 
3経営資本営業利益率 B PL営業利益 BS経営資本
4自己資本利益率(ROE) S PL当期純利益 BS自己資本
3売上高利益率
1売上高総利益率 S PL売上総利益 PL売上高
2売上高営業利益率 S PL営業利益
3売上高経常利益率 S PL経常利益
4売上高当期純利益率 B PL当期純利益
5費用面からの分析指標
(1)売上高売上原価率 A PL売上原価 PL売上高
(2)売上高販管費比率 A PL販管費
(3)売上高金融費用比率 B PL金融費用 
❸効率性分析(回転率・回転期間)
1効率性分析の意義と定義
2効率性分析
1総資本回転率 S PL売上高 BS総資本
2経営資本回転率 B BS経営資本
3売上債権回転率 A BS売上債権
4棚卸資産回転率 S BS棚卸資産
5有形固定資産回転率 S BS有形固定資産
6その他の回転率
(1)買入債務回転率 B PL仕入高  BS買入債務 
 7回転期間
(1)売上債権回転期間 A BS売上債権 PL売上高
(2)棚卸資産回転期間 S BS棚卸資産
(3)買入債務回転期間 B BS買入債務  PL仕入高 
❹安全性(流動性)分析
 1安全性分析の意義と体系
 (1)短期安全性分析 B
 (2)長期安全性分析
 (3)資本調達構造分析
2短期安全性
1流動比率 S BS流動資産 BS流動負債
2当座比率 S BS当座資産
3長期安全性
1固定比率 A BS固定資産 BS自己資本
2固定長期適合率 A BS自資+固定負債
4資本調達構造
1自己資本比率 S BS自己資本 BS総資本
2負債比率 S BS負債 BS自己資本
5その他の安全性分析指標
1インタレストカバレッジレシオ B PL事業利益 PL金融費用 
❺生産性分析
1生産性分析の意義と体系
2生産性と付加価値
3各種生産性分析
1労働生産性 B PL付加価値額  従業員数
2資本生産性 B BS有固+建仮 
❻CF計算書分析
1 CF計算書分析の基本
1営業CFの分析 S
2投資CFの分析 A
3財務CFの分析 A
4フリーCFの分析 A
5運転資本(運転資金)について A
2 CF計算書における企業の経営活動の分析 S

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■一言メモ例~#2日目■

テキストは頭から順に読む。復習時は大事な所から飛ばし読む。

そこで当メモは、全ての論点順でなく、S→A→B→Cの順にまとめて計算。

Sがなぜ重要・頻出か。B・C論点とは何者か?

その感覚を掴むと、早くも周囲にまた一歩リード。

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□S論点 頻出+理解=2次論点□

S論点とは「2次」で問われる、つまり理解して使いこなす知識。しょっちゅう出てきて自然に覚えるので、覚えた後で理解に進む。

(1)総資本
→BS総資産のこと。BS全額。

(3)自己資本
→BS純資産のこと。テキストでは「新株予約権を差し引く」となっているが、細かいことは一旦後回し。

1総資本経常利益率
→あまり使わないが、決算短信だけですぐ計算でき、比較しやすい。

2総資本事業利益率(ROA) ★超重要
→経常利益の代わりに「事業利益」=営業利益+受取利息・配当金を使う。ROAとは債権者(負債の出し手)と株主(自己資本の出し手)の分け前を決める指標であり、「受取利息・配当金もオレ達によこせ」ということ。

4自己資本利益率(ROE) ★超重要
→株主(自己資本の出して)の分け前を決める指標。分子→当期純利益、分母→自己資本に変わる。事業利益―(支払利息+税金)=当期純利益。利益の分配順が、①債権者(利息)→②国(税金)→③株主(配当)だったと理屈で納得。財務レバレッジで、ROA⇔ROEの関係まで理解して一人前。

1売上高総利益率
→犯人候補その1。最初にここを見て、他社や前年と比較。

2売上高営業利益率
→犯人候補その2。販管費が多い場合はここれに切り替え。

3売上高経常利益率
→犯人候補その3。借金と利払いが多い場合はこれに切り替え。

1総資本回転率
→効率性が悪化するのは、在庫(棚卸資産)か有形固定資産のどちらかが膨らんでいるのが原因。両方とも怪しい場合だけ総資本回転率を使う。

4棚卸資産回転率/期間
→経営不振の原因は在庫過多、その原因が売上不振か作り過ぎ。最も指摘しやすい指標。

5有形固定資産回転率
→過大な投資が経営の足を引っ張る時がある。2番目に指摘しやすい指標。

1流動比率
2当座比率
→BSの基本その1。支払能力がないとカネを借りられないので、1.00を切ってはいけない。当座比率はよりシビア。

1自己資本比率 ★超重要
2負債比率
→BSの基本その2。自己資本と負債(他人資本)のバランスを見る。問題解いて体得し、理屈は後から。

1営業CFの分析
→CF計算書では、営業CFが最重要。その源泉が、税前営業利益・減価償却費・運転資本増減のいずれであるかまで、鋭く読み解く。

.

□A論点~頻出+暗記□

 A論点とは、1次「財務」で問われるが「事例Ⅳ」では使わない知識。問題を解きこなし、答え方を思い出せればそれで良し。

(1)売上高売上原価率
(2)売上高販管費比率
→収益性分析を費用面で見た指標。「Ⅳ」の経営分析はこちらでなく、総利益率・営業利益率を用い売上高とセットで指摘するのが常識。

3売上債権回転率/回転期間
→売掛金が膨らむと非効率。借入金で(利息を払って)、無利子で貸す形になるから。さらに不良債権化も心配。「Ⅳ」では普通選ばないが、相当怪しい時だけこれを使う。

1固定比率
2固定長期適合率
→固定資産(建物・機械・土地・・)を自己資本(と長期借入金)で賄っているかを見る指標。最近はカネ余りでいくらでも長期貸付してくれるので、重要性DOWN。

2投資CFの分析
→投資CFは基本的にマイナス。投資した成果は営業CFで返って来るから。大きすぎる=過大投資や不正に注意。

3財務CFの分析
→資金繰りの結果。営業CF+投資CFの結果次第。

4フリーCFの分析 ★超重要
→FCF=営業CF+投資CF=税引後営業利益+減価償却費±運転資本増減-投資額。体で覚えるまで何度も問題を解き倒す。

5運転資本(運転資金)について
→キャッシュサイクルの説明。実務で重要だが、診断士では問われない。

.

□B論点~理解論点□

B論点とは主に簿記知識。1次「財務」でもあまり問われず、「事例Ⅳ」には出てこない。過去問題数が少ないので、講義で何を言っていたか理解メモを残さないと、得点にならない。

①分析主体
②分析目的
③分析方法
→経営分析の定義。理解不要。

(2)経営資本
3経営資本営業利益率
2経営資本回転率
→営業利益率を他社比較する時の分母が経営資本。ROAの方が一般に使い勝手が良く、積極的に使う理由なし。

(1)事業利益
→ROAを出す時の分母。ROAの項を参照。

(2)金融費用
(3)売上高金融費用比率
1インタレストカバレッジレシオ
→金融機関や投資家が企業の利払い能力を見る指標。今は低金利なので出番は少ない。

4売上高当期純利益率
→当期純利益率を比較するならROEを使う。出番なし。

(1)買入債務回転率/回転期間
→売掛金の回収は早く、買掛金の支払いは遅くが基本。それにより利息や様々なリスクを回避できる。ただあまり極端にやると、周囲にケチと思われ嫌われる。

(1)短期安全性分析
(2)長期安全性分析
(3)資本調達構造分析
→安全性分析の理屈の説明。理解不要。

.

□C論点~おまけ論点□

C論点とは、過去出題があったため営業上収録されたり、逆にBS項目にあるが「財務」「Ⅳ」では出題されない知識。追い掛けたらキリがないので、過去問で出た所だけ押さえる。

1労働生産性
2資本生産性
→簿記でなく、「中小」で教わる論点。対策不要。

.
■今日のまとめ■

世に、経営分析・財務分析を説く本は多数出版。1冊買い求め、診断士テキストと見比べるのも可。ただし、

診断士「財務」テキストの経営分析は、圧倒的にわかりやすい。

制度会計と異なり、経営分析は任意・好き勝手に分析可能。だが、

・ただの指標解説でなく、実際に手を動かして解かせる。
・実務で使う重要なものから順番に出題。
・カネの動き(CF)や資本効率性(投資家目線)とセットで理解。

仕訳も知らない素人が僅か1年で経営のプロを相手に助言ができる、「診断士試験の教育効果」に注目。ただこのスキル、

1年で習得するものであり、2年以上時間を掛けてもムダ。

だから診断士試験は1年で確実に勝ちに行く。では今日のまとめは表形式。

収益性(7) 効率性(6) 安全性(7)
PL PL+BS BS
S 売上高総利益率
売上高営業利益率
売上高経常利益率
棚卸資産回転率
有形固定資産回転率
総資本回転率
流動/当座比率
自己資本/負債比率
A 売上高売上原価率
売上高販管費比率
売上債権回転 固定/長期適合率
B 売上高当期純利益率
売上高金融費用比率
経営資本回転率
買入債務回転率
インタレスト
カバレッジレシオ

スピテキのうち、「Ⅳ」で出題可能性のある指標は上記20に絞れる。それでもまだ多い方には、こちらの13指標で。

byふうじん


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