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はい!へんりーです。

これまでの記事はこちら

 

さあ、2次筆記試験の本番まで、いよいよ残りわずかとなりました。

本日は、

  1. 協会からの最新情報
  2. 残り2日間と本番の過ごし方(今のモヤモヤQ&A)
  3. 9代目からの応援メッセージ

でお届けします。

 


1. 協会からの最新情報

まず協会からの最新情報をご確認ください。

平成30年度中小企業診断士第2次試験(筆記試験)を受験される皆様へ

試験は予定通り実施されるとのこと。

とにかく余裕をもって、会場に向かってください。大幅にリスクを低減できますので。

当日に何かあれば、この一発合格道場ブログでも発信しようと思いますので、困ったらぜひチェックしてみてください。

 


2. 残り2日間と本番の過ごし方(今の気持ちQ&A)

残り2日間、気負う必要はありません。

諦めて投げやりになるのもナンセンスです。

最近忙しいとか、事情があったとか、今年は本気で合格を目指さなかったんだ、とか、
たとえそうだとしても、今は口に出さずに、なんとか黙々と進みましょう。

要するにいつもいっている「最後まであがこう」ってことです。

 

以下は、勝手に今のモヤモヤした気持ちQ&Aです。


・風邪気味を引きました、どうしたらよいでしょう?-

あれだけ気を付けていたのに、それでもなってしまったものは仕方ありません。

焦ってもよいことはありません。

高級栄養ドリンクを飲んで寝る、思い切って会社を休む、試験本番中の一定時間だけ症状を緩和する薬を入手する・・など、

あなたにとっては、これらを試みる方が有効かもしれません。

直前のこの時期に「勉強をしない」のは勇気が要ることですが、

他のメンバーも書いているように、焦って勉強時間を確保するよりも、

本番のコンディション重視で行動する方が、圧倒的に効果的だと言えます。

 

・いまだに制限時間以内に終わらないときがあります。。不安です-

いや、それって昨年の僕です。。本番直前までそうでした。

今できることはなんでしょうか?

「どうしても時間通りに終わらせるようになろう」と今からやみくも事例を解いても、短期での進歩は望めません。

それより、試験本番中に少しでもアタマが整理されているように、

ファイナルペーパーを強化する、よくやらかすミスを書き出しておく、見直すといった、「これまでやったことの再整理・再確認」に実は希望があったりします。お勧めです。

 

・事例IV対策をいくらたくさんやっても安心できません-

これも、昨年の自分です。

けっこう多くの人が同じ心境のはずです。

前回の記事でも書きましたが、それくらい謙虚な気持ちがあった方が、時間配分や取捨選択に冷静に対処できると思います。

下手に自信が有り余っている人の方が、やらかす可能性が高いかもしれません。

1次試験の直前期にもお伝えしたように、そして先日だいまつやきゃずも書いているように、今から新しい問題に取り掛かるよりも、一度理解した「はず」の問題に再度取り組んでみてください。

示し合わせたわけではなく、合格者が自然と辿り着いていた判断、王道です。

穴が見つかれば儲けものです。「解ける問題を確実に解く」練習を繰り返すことです。

 

・もうだめかも・・前向きに本番に臨める気がしません-

気持ちはわかります。。

でも、そんなに投げやりになるくらいなら、「あと数日で解放される」という面をより強く認識してポジティブになるのはいかがでしょうか?

参考までに、昨年の自分は直前期に「試験が終わったらやることリスト」を作成していました。

時間をかけたわけではありませんが、やっておいた意味は大きかったと思っています。

・久しぶりに飲みたいもの食べたいもの、一緒に飲みたい人を書き出し、

・本業の勉強を徹底してやろうとか、

・逆に「何もやらない日」を作ろうとか、

・ひたすらウイイレやってやろうとか、マンガ大人買いしようとか、

・年末は海外にいこうとか、

といった、とにかくワクワクするアクションをリストアップしていました。

気晴らしがてら、ぜひやってみてください。

 

・試験本番のコツを教えてください-、

とにかく

「力まないこと」

それに尽きます。

だいまつも書いていたように、「いつもと違うこと」をやってしまうのが一番良いこと無し、だからです。

 

と、こういう話をすると、

「いやいや、自分は今の実力じゃ受からないから、ミラクルを起こさないと・・なんて思う人が少なからずいるでしょう。

でも、それって誤解かもしれません。

「予想外にうまくいった」「本番の方がうまくいった」

なんていうのは、小手先の無理無茶無謀をして成せるものではないからです。

 

この試験では、「いつもどおり、やることをやった」人だけに、ミラクルが起こるものだと思います。

「起こす」のではなく、「起こる」ものです。

少し脱線しますが、

昨年の僕は、2次試験本番の前日、親しい後輩の結婚披露宴に出席していました。横浜から新幹線で神戸まで行って。

ストレートかつ初学だった自分は、試験対策に余裕があったわけではありません。

(8月~本番まで合わせて、40事例弱(授業の演習や模試も含めて)しか解けていなかったくらいまずかった)

後輩にとって一生に一度のイベントと、試験と、天秤にかけて判断したわけです。

当日は「むしろ心理的にリラックスして本番を迎えられるかも」とポジティブに捉え(無理やり)、式と披露宴ではとにかく楽しむようにしました。

新幹線やTAC神戸校で勉強時間を確保しながら、一応、しぶとく最後まであがいてはいましたが。

こうして、前日の披露宴参加は、試験本番で平常心を持つことができ、運良く「力まないこと」の実践を可能にしました。

 

もちろん、これは結果論で、合格したからこそのネタ話ですが、

言いたいのは、ヘンに力まず(そしてヘンに油断もせず)そんな状態で本番に臨むのがベストだということです。

試験中、過去のことは振り返らずに、前だけ見て進むことが可能になります。。

ここまで準備を重ねてきた人ほど、どうしても力が入るはず。

どうか、肩の力を少しだけ抜いて、本番に臨んでもらいたらと思います。

 

以上、モヤモヤQ&Aでした!

 

 


3. 「9代目からの応援メッセージ」

それでは、ヒロちゃんゆうに引き続き、リレー形式で道場メンバーからの応援メッセージをお送りします。

今日は、本年度の執筆メンバーである9代目からのメッセージです。

 

■ 9代目 きゃっしい ■

ついにラスボスがやってきました。

1次と同じように2次も絶対何か波乱があります。
そう思って臨みましょう。
波乱があったら想定通りです。

これまでの努力を信じて、焦らず、与件文に忠実にこなしていきましょう!
口述セミナーでお会いしましょう。

 

■ 9代目 よこよこ ■

読者の皆様、あなたが難しいと思った問題は、周りの受験生にとっても難しいのです。

最後まで与件に粘って粘って、1ワードでも与件の言葉を引用しましょう。

さあ、診断士になって、一緒に幸せな社会作りに貢献しよう!

 

■ 9代目 きゃず ■

2次試験は誰にでも受けられる試験ではありません。
ここに来るまでに積み重ねてきた努力は、あなたのテキストやファイナルペーパーが何よりも雄弁に物語っているはずです。

支えてくれた周囲の方たちに感謝の気持ちを持ちつつ、やるべきことを整理して、当日はあなた史上最高の心技体で試験会場に向かってください。

あとは、どれだけ4つの事例(≒社長の話)を素直に、丁寧に読み、多面的に捉え、我慢しながら回答用紙に診断報告を置いてこられるか、です。

「診断士」として、最後の一秒まで諦めず、真摯に社長の悩みや課題と向き合ってくれば、結果はおのずとついてくるはずです。
心から、応援しています…!!

 

■ 9代目 zenzen ■

とうとうこの日がやってきました。
自信満々?
不安しかない?
もうどうにでもなれ?

思惑は色々あるでしょうが、それはそれ。
出来ることは一つ。
解答用紙にその日のベストをぶつけるだけ。

難しいことを考えなくても、気の利いたことを言わなくても大丈夫。
素直に社長の話に耳を傾けてきてください。

皆さんが悔いなく一日を終えられることを祈ります。

 

■ 9代目 ヒロちゃん ■

過去は悔やんでも望んでも、変えることも戻ることも出来ません。

未来も恐れても求めても、見ることも行くことも出来ません。

では、我々はどうすればよいのか?

そうです、

今(現在)に集中しましょう!

今にスポットライトをしっかりあてて、
過去も未来も見えなくなるくらい目の前のことに集中しましょう。

2次筆記試験の4事例、そのひとつひとつに全身全霊をかけて挑みましょう。
結果を求めすぎてはいけません、本質を見誤ります。

中小企業診断士として皆さんとお会いできる日を楽しみにしてます!!

 

■ 9代目 ゆう ■

一次試験は、開始直前まで暗記して、記憶をパンパンにして臨むことが重要です。
二次試験は、心穏やかにして、平常心で試験に臨むことが重要です。

平常心を忘れず、見たこともない設問やキーワードが登場しても、
いつも通りの解答を書けば合格です。

一次試験は、正解は一つです。
二次試験は、正解は合格者の数だけあります。

正解を当てに行ったり、完璧を求める必要はなくって、
みんなが書いているレベルの解答を書けば合格です。

一次試験は、機械が採点します。
二次試験は、人間が採点します。

出題者が合格させたくなるような、読みやすい字で、因果が分かりやすく、
理論とキーワードを盛り込んだ解答を作りましょう。

道場を愛する皆様の合格をお祈りしています!

 

■ 9代目 へんりー ■

無理やりにでも、根拠がなくとも、『かつてない自信』を持って試験に臨んでください。

試験中、最後の数分、数秒の冷静な判断と粘りで勝負が決まります。

健闘をお祈りしています。

慰労会「事例V, VI」でお会いしましょう。

 

■ 9代目 たかじん ■

ここまで努力してきた自分を信じ、そしてここまで支えてくれた家族を含めた関係者に感謝し、悔いの無いよう、精一杯の力を出し切って下さい!

ここまで頑張ってきた皆さんなら大丈夫!受かります!

 

■ 9代目 桃ちゃん ■

ここまで頑張ってきた皆さま、いよいよご自身の力をすべて発揮する時です!

落ち着いて試験にのぞまれれば必ず良い結果いなると思います!

さぁ、深呼吸をして、気持ちを落ち着けて、頑張ってください!心より応援しています!!!

 

■ 9代目 chika ■

リラックスして、いつも通りの手順で解いてください。

大丈夫。あなたは、ぜ~~~ったい合格しますから!

4人の社長に真摯に向き合ってきてくださいね♪

 

■ 9代目 だいまつ ■

「診断士になる」という目標が目の前まで来ています。

今年絶対に2次試験を通過して、私たちと一緒に診断士ライフを謳歌しましょう。

大丈夫です。手前味噌ながら、私の長文記事(他の道場メンバーの記事も)を自分のものにしていただいた皆さんなら大丈夫です。大丈夫なのです!

2次試験は相対試験です。皆さんはかなりのアドバンテージがあります。落ち着いて、私の記事で仕込まれた(偉そうにすいません)ロジックで問題に向かえば、きっと合格できます。

皆さんの合格体験記を拝見することを、本当に楽しみにしています。

「人にできて、きみだけにできないことなんてあるもんか」です!

 


以上が応援メッセージになります!

 

ということで、

あがいてあがいてあがいてあがいてあがいてあがいてあがいてあがいて、そんな日々がもうすぐ終わります。

 

自分はプロジェクトマネジメントを本業とする会社で働いているのですが、

1つのプロジェクトの終わりに差し掛かったとき、何百か何千人かのチームのなかで、

“Finish Strong”

という言葉をよく使います。

 

最後の最後、完成が見え、ゴールまであと少し、そのときこそ、

「きっちりやり遂げる」「しっかりと終わらせる」

そんな意味で、プロジェクトのメンバーが口々にこのフレーズを言い合います。

 

残りの2日間。

淡々と、今やれるベストを尽くしましょう。

そして”Finish Strong”を達成してください。

 

「アナタもまだ間に合います!

本番まであと少しだけ、あがいてみませんか?」

 

以上、へんりーでした!

:*:★道場事例Ⅴ&Ⅵ(お疲れ様会)のお知らせ★:*:  

応募方法は後日ご案内します。まずは予定の確保をお願いします!!

一発合格道場〜事例V@東京~   

□ 開催日時:2018年11月14日(水)    

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□ 開催日時:2018年11月9日(金)    

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おはようございます。ゆうです。

バックナンバーは、こちらから

 

すっかり夏の暑さが過ぎ去り、最近少しずつ寒くなってきましたね。ここからの時期は、体調管理がとても重要です。

 

勉強時間は、1日3~4時間は必要ですが、遅くまで無理をし過ぎないように。体調管理が第一です。

 

また、夜型の人は、寝る時間を少しずつ早め、朝起きる時間を少しずつ早くして、朝型に変えましょう。

 

急に朝型に変えても、カラダがついていきません。ただ、眠いだけです。

 

今年から事例Ⅰ開始時間が10分早まり、9時40分スタートになりまし

 

事例Ⅰから頭をフル回転できるように、無理のない範囲で、少しずつ朝型にシフトしましょう。

 

 

それでは、昨日のヒロちゃんに引き続き、リレー形式で歴代道場メンバーからの応援メッセージをお送りします。

 

今日は、診断士2~4年目として、各方面でご活躍6~8代目からのメッセージです。

 


■ 6代目 tomo ■

皆さま いよいよ決戦の日が近づいて来ましたね!

 

まだ勉強が足りないなあと焦っている方も、やることやったので早く受けたい!と思ってる方などいろんな方がいると思います。

 

でも、不安な事もあるかとは思いますが、それはみんな一緒です。

 

二次試験は当日どれだけ集中して力が出せるかもとても重要です。ぜひ、当日力が出し切れるように、気持ちは熱く頭は冷静に、当日全力で戦ってきてください!応援しております。

 

 

■ 6代目 なご ■

さあ本番がやって来ました。今までやって来たことを信じ、自分を信じて全力でぶつかるのみ・・・

 

でもそういう心境の時って、意外に視野狭窄になっていることが多いんです。例えば事例Iが終わったら、皆さんは休憩時間は何をするんでしたっけ?

 

実際の会場に行ってみるとよくわかるのですが、結構多くの人が事例I終了後は「くよくよ」しています。前の科目を引きずってはいけない、とあれだけ事前に意識していても、実際の場になると忘れてしまうもの。

 

だったら、当日の行動を書いておきましょう。そして試験が終わったら、それを見ましょう。それだけで当日のマインドをナチュラルに保つことができます。

 

さあ、残された時間を活かし、最高のパフォーマンスを目指してください。その先には全く新たな未来が、あなたを待っていますよ。

 

 

■ 7代目 nori ■

諦めなければ必ずゴールにたどり着きます。
戦う気持ちを最後まで忘れず。思い出に残る一日にしましょう。

 

行ってらっしゃい!!!

 

 

■ 7代目 とり ■

周りの受験生の気迫に圧倒されるかもしれません。でも、ここまで数々の苦難を乗り越えて、たくさんの犠牲を払って頑張ってきたみなさんなら、きっと本試験も乗り越えられます!

 

最後の最後まで諦めず自分を信じて、難問があっても這いつくばって執念で取り組んできてください!平常心も忘れず来年、笑顔のみなさんにお会いできるのを楽しみにしています!

 

 

■ 8代目 たっしー ■

あと数日で晴れて試験勉強は終わりですね。

 

緊張も不安もあるでしょうが、それが「普通」です。それだけ皆さんが積み重ねてきた証拠だと思います。

 

折角の大舞台、自信をもって思い切り楽しんで来てください。結果は自ずとついてきます。

 

 

■ 8代目 ルナ ■

「勉強が足りていない」と不安を感じていますか?「ここで失敗したら、、、」と緊張していますか?

 

経営者さんたちは、いつもそんなプレッシャーの中で戦っています。
そんな経営者さんのお手伝いをするのが私達の仕事です。

 

4つの事例の経営者さんを最初のお客様だと思って、心を込めて支援してきてください。
皆さんの力を借りたいと願っている経営者さんに、熱い思いが届きますように!

 

 

■ 8代目 TOM ■

いよいよですね。
2年前の試験当日、自分に言い聞かせていたことをお伝えします。

 

1. 前だけを見る(終わったことは振り返らない)

 

2. ルーティン以外のことは絶対しない(演習で身に付けられたことをフルに活かすのが、当日、自分に出来ることの全て)

 

3. 4人の社長の声を真摯に受け止め、意図を掴み、分かりやすい日本語で回答する(これが一番難しいですが、致命的なミスは防げます)

あと少しです。ここ一番乗り切りましょう!

 


以上です。6~8代目道場メンバーの愛が溢れる応援メッセージでしたね。

 

さて、本日のメインは歴代道場メンバーの応援メッセージですが、

 

私、ゆうも、ついに、2次筆記試験前、最後の執筆になりました。最後に皆様にお伝えしたいことを3つ書きたいと思います。

 

(1)超直前期は事例Ⅳの追い込み&総点検に、毎日時間を使うべし!

 

事例Ⅳ対策だけをしてください!というわけではなく、事例Ⅰ~Ⅲの過去問やふぞろい写経をしつつですが、

 

事例Ⅳ学習は毎日やりましょう。

 

私の場合、直前1週間で、TAC事例Ⅳ特訓の全論点と事例Ⅳ計算問題集を1周しました。

 

事例Ⅳは、公式や解法の手順を記憶していないと手も足も出ませんし、曖昧な記憶だと解答に時間がかかり、ケアレスミスも発生しやすいです。一方で、事例Ⅳは努力した分、点数につながりやすい科目です。

 

事例Ⅳ出題傾向を参考に、各論点の総点検をしてみてください。

 

 

(2)試験本番は、いつも以上に解答に時間が掛かる、と想定すべし!

 

2次試験本番の緊張感、初見の問題、出題傾向の新しい変化

 

模試や過去問以上に、試験本番の解答には時間が掛かる要素が目白押しです。

 

では、どうするか?対策ポイントは2つです。

 

1つ目は、余裕時間を組み込んだタイムマネジメントをすることです。

 

例えば、70分で全ての問題を解いて10分で見直しをする、という計画です。私の場合、昨年の本番は、それでも試験終了ギリギリまで解答を書くのに追われました。緊張と慎重で、時間は予定よりかかります。

 

2つ目は、直感を信じて、頭に思いついたことを紙に書くこと

 

試験本番は慎重になりやすく、最初に思いついた答えが、正解とは違うのではないか?という気になって、またさらに考え込むという展開になりやすいです。

 

しかし、あなたが模試や過去問で、そうだったように。最初に思いついた解答で良かった、ということが多いです。自分を信じて、解答を進めてみて下さい。

 

 

(3)2次試験受験の目標は試験に合格すること

 

「ここまで学習してきたことで十分勉強になった(だから本番の結果が悪くても構わない)」

「ここまで学習してきた自分を誉めてあげたい(だから本番の結果が悪くても構わない)」

 

ふと、気持ちが弱くなって、目標がすり替わることがあります。

 

診断士の2次試験は簡単な試験ではありません。

合格したいという強い気持ちを持って受験した人が合格する試験です。

最初から勝てないと思っている人が、勝てる試験ではありません。

 

合格することが、あなたの目標だったはずです。今も変わっていないはずです。

 

合格しましょう!

合格して下さい!

合格できます!!

 

ここまで全力で診断士学習に時間を使い、道場を愛する、あなたの合格をお祈りしています。

。:*:★道場事例Ⅴ&Ⅵ(お疲れ様会)のお知らせ★:*:。

応募方法は後日ご案内します。まずは予定の確保をお願いします!!

 

一発合格道場〜事例V@東京

□ 開催日時:2018年11月14日(水) 

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こんにちは、きゃずです。

過去記事はコチラ

 

いよいよ平成最後の2次筆記試験まであと1週間を切りました。

5人に1人のボーダーライン上に、大多数の受験生がひしめき合っている、そんな状況です。あなたならラスト1週間、何をしますか?

 

…正直、いまからできることは限られています。でも、確実にできることはあります。ということで今回お伝えするのは、実力を最大限発揮するためのピーキング」と「写経」の2点です。

 

この記事を読んでいただいている道場読者の方に向けて、最後のひと押しのご参考になればと願いを込めて送ります。

 

主なターゲット2次試験に臨むすべての人

登場する過去問:特になし

文字量:約3,000字(本文のみであれば約5分で読めます)

 


 

前段として、僕自身の昨年のラスト2週間の学習計画予実表を参考までにご覧ください(下の画像をクリックすると大きくなります)。

前々週は、弱点であった事例Ⅳの強化にひたすら投入。ちょうど試験1週間前の日曜日のみ、予備校の「スパーリング」として、試験と同時間で全事例の模擬問題を解きました。

スパーリング結果も踏まえ、PDCAを回してラスト1週間に向けて書いたこと

 

「やってきたことの再確認に充てる。新しいことを欲張らない」

 

何かを新しく習得するのではない。これまで積み上げてきたものを総点検し、試験に臨むにあたり心技体を整える時間。そう位置づけて、ラストスパートを行いました。すべては、当日に実力を最大限発揮するために。

 

では実際にやっていたことを見ていきましょう。

 

 

■ラスト1週間の総仕上げ①ピーキング

ピーキングとは、「運動選手などが、大切な大会へ向けてコンディションを最高の状態にもっていくように調整すること。また、その調整法(デジタル大辞泉)をいいます。

 

昨年のこの時期、ピーキングを詳しく知っていたわけではないのですが、結果的には同じようなことをやっていました。意識していたのは「心身ともに落ち着いた状態」「試験当日のスケジュールに合わせた生活リズム」

 

心身ともに落ち着いた状態をつくる

これまでの試験勉強や仕事で溜まっていた疲れをリセットし、パフォーマンスを発揮できるようなコンディションを整えることが非常に重要です。セルゲーム直前の悟空の過ごし方…とでもいえば、ドラゴンボール世代の方にはピンとくるかもしれません。

仕事の関係で休暇取得が難しい方もいらっしゃると思いますが、半休・早上がりなど、できるときはそうすることをお勧めします。

(多忙なたかじんも、試験前は前日休暇+午後休暇×2回を取得していました。)

 

短時間でもできることとしては、以下のようなものがあります。

・バランスの取れた食事をゆっくり噛んで食べる

ぬるめの風呂にじっくり浸かる

「平常心になるためのルーチン」を決める

(休憩時間のルーチンは①妻がくれたお守りを見る、②ファイナルペーパーを見る、③ゆっくり1分、腹式呼吸する、と決めていました)

試験当日のイメージトレーニング

(試験当日何時に起きて、どうやって移動し、各事例の間に何をやる、そのときこんな気持ちになっている…ということをなぞっていました。ポイントは「自分にとって都合のよい期待をしない」ことです。どうせ何か波乱があるだろう、と割り切るようにしていました。これはきゃっしいも先日書いていましたね。)

 

試験当日のスケジュールに合わせた生活リズムをつくる

生活リズム関連で意識していたのは、①就寝時間、②起床時間、③ランチの時間、の3つです。直前週、すべてを試験当日のスケジュールに合わせることは無理ですが、この3つだけでも当日に近づけるように逆算して予定を立てていました。

前提としていた起床時間は5時7時には試験会場(立教大学)近くのカフェにて最終チェック。そして9時に会場入りできることをイメージしていました。

 

なお睡眠について、コンディション維持に最適な時間(僕の場合は7時間半)を確保できるよう家族に協力してもらいました(当時1歳だった娘の寝かしつけなど…妻には頭が上がりません)。

また、気温が急激に下がり乾燥してくる時期でもあるので、就寝時と移動時はマスクを着用し、喉の保護と感染予防にも留意。

ひとつひとつは大したことはないかもしれませんが、コンディションを整えるために、毎日を意識して丁寧に過ごしました。

 

ピーキングに関しては、メンタルトレーナー・コーチでもある3代目ひめさんの記事が大いに参考になります。

「合格するために備えておきたいメンタル力と体力③」

 

 

■ラスト1週間の総仕上げ②写経

写経とは、診断士試験においては、過去問の与件文や設問文を書き写すこと。初代ふうじんさんの記事「明鏡止水 (ファイナルペーパー)」に書いてあるように、写経の期待効果は以下のようなものです。

明鏡止水。

本試験に向けて鍛え上げた実力のもと
本試験過去問題に再び向き合うと
「作問者が伝えたかったこと」が自分でも驚くほど手に取るように伝わってくる

・・・可能性があります。
確かに後付けで言われてみれば、

合格してやろうと意気込んで試験に臨む、よりも
心静かに相手の話に耳を傾ける

ほうが、題意を正しく理解して合格に近づくでしょうね。

 

ファイナルペーパーを”写経”して最後のインプット

僕自身は1年目に「題意を正しく理解して答えること」が十分にできず苦杯をなめたこともあり、「”心静かに相手の話に耳を傾けられる”心理状態に、自分を持っていく」ことが必要だと考えていました。

 

ラスト1週間の具体策としては、与件文・設問文の1年分の写経に加え、自作のファイナルペーパーの写経に毎日1-2時間程度取り組んでいました。これにより、2次試験での時間配分、解法のポイント、フレームワーク、事故対応の方針、抜けやすい論点、などをアタマとカラダの双方にインプットする効果もありました。

先日Chikaが書いていたこととほぼ同じようなことを行っていたわけです(「試験直前にやって良かったこと] フレームワークの用意&パニック時の対処を考えておく」)。

 

※ファイナルペーパーに関しては「一発合格道場の「ファイナルペーパー」総論」を参考にしてください。

 

いつも通り対応する

これは「だいまつが2次試験前最後にお伝えしたいこと」でも書かれていましたが、「練習でやっていることしかやらない」「いつも通り対応する」こと。とにかくこの徹底に尽きます。写経を行う意味は、この「いつも通り」の状態を確認するためという側面もあります。

 

設問文と与件文にある経営者の話を、丁寧に読み込む。

オリジナルの素晴らしいアイデアを発揮したくなるところを耐えに耐えて、「与件文の内容をもとに」、「設問文の制約条件を踏まえて」回答を構成する。

そして4事例を通して「診断士として当たり前の回答」を「読みやすい素直な日本語で」書く。

…2次試験は、これがどれだけできるか、の勝負です。

 

事例Ⅳ終了の号令が終わるその瞬間まで、自分を信じて「診断士として」書き切ってきてください。

そして試験が終わったらぜひ、あなたの大切な人に、感謝の気持ちを伝えてください。

 

さあ、泣いても笑ってもあと1週間。あがいてもがいてやりきりましょう。あらためて、当日は最高のコンディションで迎えられますように!!

 

道場メンバーも全力であなたの背中を押しています。

以上、きゃずでした。

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こんにちは、chikaです!(過去記事はコチラ

今日は、私の試験前最後の記事になります。
そこで、これだけは伝えたい!という事を「直前期にやってよかったこと」としてお伝えしたいと思います。

 

(もくじ)直前期にやってよかったこと

■パニックになった時に何をするか決めておく
■回答の型を作っておく

 


■パニックになった時に何をするか決めておく

試験中に「緊張で与件文が頭に入ってこない」
「何をかけばいいか全く思いつかない」
そんなことがあるかもしれない・・と想定してました。

そんなときは、手を動かそう!と決めていました。
手を動かす、とは、いつも通りの手順で下書きの紙にキーワードを列挙する
回答の型を書く、ということです。

そうすれば、
・何かしら解答は埋められるだろう
・書いてるうちに冷静になるだろう
と思っていたからです。

実際に、本番の事例Ⅱでは与件文が長かったので
与件文を読みながら焦ってしまい、与件文が頭に入ってこない状態になってしまいました。
その時わたしは、「いつも通りに手を動かす!!!」と自分に言い聞かせて、
いつもの手順で設問分析をし、回答の型を下書きすることで
「与件文から何の情報を拾ってくるか」を冷静に考えることができ、落ち着いて解答をつくることができました。

そして、事例Ⅲでは時間が足りなくてどんどん焦ってしまいました
今でも鮮明に覚えているのですが、
とにかく下書きの紙にキーワードを列挙して、
いつも通りの手順で解答を組み立てることを意識しました。

このように私が冷静になれたのは、
事前に”パニックになったらどうするかを決めていた”からだと思います。

パニックに対処する方法は人それぞれだと思います。
なので、もし自分は何をすれば冷静になりそうかを考えておくとよいでしょう。
そして、もし試験本番でパニックになったら、
「やっぱりパニックになったか!」と開き直って、決めていたことをやってみてください。

 


■回答の型を作っておく

上記と関連して、私はキーワードの他に
回答の型も用意していました。

私が回答の型を用意した目的は、
・与件文から拾うべき情報が明確になる
・何を書けばいいか分からない時に、何かしら書ける
と思ったからです。

以下、私がファイナルペーパーに書いていた解答の型を列挙しますので
パクれそうなものがあれば参考にしてください。

【事例Ⅰ】
★強み(要因、特徴、理由など)を聞かれたら
A社が何をした、だけ書くのではなく
(つまり)●●●をする▲▲▲力、と記述する

★外部・内部環境分析
●●(脅威)で競争激化の一方、
○○(機会)で需要が拡大し、
A社は▲▲をする××力で事業を拡大した。

★新規事業のよくあるパターン(組織構造を問われる場合)
①○○○の専門部署を設置して、
②(事業運営における)権限を委譲して、
③(ニーズ収集+商品開発に活かすための)他部門とのコミュニケーションを強化する(定期会議等)

★新規事業のよくあるパターン(人的資源管理を問われる場合)
①○○強化(→新事業に関わること)に向けた研修制度、
②▲▲による士気向上を図る

 

【事例Ⅱ】
★経営環境をふまえた新事業戦略
●●●(競争激化などの脅威)の中、
▲▲▲(市場ニーズなど機会)を機会と捉え、
○○○(B社の強み、過去ノウハウ)を活かし、
×××(事業内容)を行う◎◎戦略を行う

★品揃え戦略
●●●層(ターゲット)の×××ニーズに対し、
◎◎◎商品をそろえることで、
▲▲▲(効果=B社の課題解決)を図る

★プロモーション戦略その①
●●●層(ターゲット)の▲▲▲(効果)を目的に、
①~、②~、③~(プロモーション)を行う。

★プロモーション戦略その②
●●●層(ターゲット)の×××ニーズに対し、
①~、②~、③~(プロモーション)を行うことで、
▲▲▲(効果=B社の課題解決)を図る。

★サービス施策
①◎◎◎サービスによる×××(価値提供※)、
②●●●サービスによる■■■(価値提供※)
によって、▲▲▲(効果=B社の課題解決)を図る。
※価値提供:利便性向上、選択性改善、安心感提供、など

 

【事例Ⅲ】
事例Ⅲについては解答の型は作っていませんでした。
その代わり、事例Ⅲは特にキーワードを覚えるのを意識していました。

 

【事例Ⅳ】
★営業CFがマイナスの場合
営業面で、(※理由※)により、資金獲得力が低い/資金が不足
※理由※には以下のうち当てはまるものが入る
・当期利益の過小性
・(商品在庫など)の増加
・(支払費用など)の負担
・支払債権の回収遅れ
・仕入債務の支払
・過大な利息
・商品管理の不備

★投資CF
投資面で、(※以下のうち当てはまるものを記載)
・戦略性の薄い投資を行ったため~
・本業に直結しない投資を行い~
・○○○など過大な投資を行い~
・無計画な投資を行い~

★財務CF
財務面で、(※以下のうち当てはまるものを記載)
・不足資金を補う借入依存型の経営である
・財務体質の悪化

★経営(営業)レバレッジ
(売上高に占める固定費の割合が高い場合=経営レバレッジが高い場合)
売上高の変動に伴う損益の変動が大きいため、経営リスクが高い

(売上高に占める固定費の割合が低い場合=経営レバレッジが低い場合)
売上高の変動に伴う損益の変動が小さいため、経営リスクが低い

 

★セールスミックス(貢献利益)
(貢献利益が+の場合)
貢献利益がプラスのため、共通固定費の一部を賄っており
廃止すると(全体の)営業利益が減少するため、廃止しない

★CVP分析の記述
・収益の安全余裕度が高い/低い
・収益の安全余裕度が低下しており、営業赤字になる可能性が高い

★オプションの長所
為替レートに合わせて権利の行使や破棄を意思決定でき、
損失をオプション料の範囲で回避できる

★オプションの短所
権利の行使や破棄に関わらず、オプション料の支払いが生じる

★輸入のオプション
行使価格1ドル▲▲円のドル買いのコール・オプションを購入する

★輸出のオプション
行使価格1ドル▲▲円のドル売りのプット・オプションを購入する

 

以上、少しでも参考になれば幸いです!!
注意点としては、型にこだわりすぎると設問で問われてないことも書いてしまうので、
「設問の制約条件」と「与件文」に忠実に回答することを前提として使ってくださいね。


本日の記事は以上です。

最後は精神論で申し訳ないですが、
皆さん、最後まで絶対にあきらめないでください!
「絶対に自分は合格する!」
「ここまでやってきたんだから絶対大丈夫!」
という強い気持ちを持って試験本番に臨んでくださいね!

そして、試験当日はリラックスして、いつも通りの手順で解いてくださいね!

大丈夫。あなたは、ぜ~~~ったい合格しますから!
以上、chikaでした♪

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はい!へんりーです。

 

さあ、今日をいれて残り15日間となりましたね!

前回の記事の冒頭でお見せしたグラフのとおり、本番の直前まで実力は伸びます。(初学者は特に!)

どうかどうか、それだけは忘れずに。最後の最後まで、あがいてください。

 

さて、この時期まできますと、事例の解答にあたってはかなり「慣れてきている」段階かと思います。

そんな中、もし悩みがあるとしたら、

 

「得点が安定しない・・」

 

「模範解答と比べてどうも内容が薄い・・」

 

といったところでしょうか。

 

今日は、その状態を打破するためのヒントをお伝えできればと思います。

 

以下、大きく3本立ての内容です。

  1.  「加点されない理由」分析 

  2.  「フレーズコピー」のススメ

  3.  事例4「敗北しないための戦略」

(※過去問ネタバレなし)

1つ当たり1つの記事が書けそうなテーマですが、今回は渾身よくばりDayということでお付き合いください!

 


 

  1.  「加点されない理由」分析

 

早速ですが、どうすれば得点が安定するのか?を掘り下げていきます。

 

あなたの解答(事例I, II, III)が得点しきれていない=十分に加点されていないとしたら、その理由は何でしょうか?

 

大きく3つの切り口に分けて、診断してみましょう。

 

①問題の制約条件に違反している

②幅が足りない(切り口にモレがある)

③深さが足りない(因果が足りない)

 

まず

①問題の制約条件に違反している

はわかりやすいと思います。

 

夏セミナーでもお伝えしたとおり、自分は「教訓ノート」なるものを作り、事例を解く度に反省点をメモし蓄積していました。

その中から、いくつか「やらかし」をシェアしてみます。


・「過去に業績を維持できた理由」を聞かれているのに、現在の強みを答えている

・「経営面での影響」を聞かれているのに、技術面にしか触れていない

・「生産面について助言」と書かれているのに、組織・人事の対策を書いている

・「課題」について聞かれているのに、問題点を書いている

・「社内対策を」と書かれているのに、社外での施策を書いている

・「子育て世代をターゲット」の助言問題なのに、文字数余ったところで高齢者向けの施策を書いている

 

といったところでしょうか。あくまで一端です。 「自分もこれはあるなー」と思うものが含まれていたでしょうか?

 

多面的な解答にすることで得点稼ぎにいく方法は否定しませんし、むしろ賛成派ですが、やみくもに文字を埋めることでルール違反をやらかせばその解答は台無しです。

 

対策は、やはり「設問解釈」の徹底にかぎります。緊張しているときこそ、一字一句を大事に設問を読む必要があります。

念には念をいれて、制約条件を見逃さないためのクセと工夫を身に着けてください。

 


次に、加点されない理由の2つ目、

②幅が足りない(切り口にモレがある)

です。

ここでの「幅が足りない」とは、設問で求められている項目や切り口のどれかが漏れているということです。

初代ハカセさん作の図を使わせてもらうと、幅=並列のイメージです。

解答に盛り込むべき項目が並んでいます。

ものすごく簡単な例で言うと、「売上の改善のための施策」を求められている場合、

(特に制限がなければ)「客数」×「客単価」の2つの切り口が必要になるところを、一方を漏らし片方だけで解答してしまった、といった具合です。

 

「幅の不足」=漏れの防止対策には、いわゆる「フレームワーク」が特効薬となります。

 

たとえば、人事施策に関する助言が求められている場合、

「茶化」というフレームワークを使えば、(「茶」と「化」の文字を分解し・・)

サ 採用
ハ 配置
ホ 報酬

イ 育成
ヒ 評価

が漏れなく頭に浮かべば、モレなく、その問題に適した切り口を盛り込めるわけです。

フレームワークはモレを防ぐためのものという意識をぜひ持ってください。

 


そして、加点されない理由の最後3つ目が、

③深さが足りない(因果が足りない)

です。

ここで、深さとは直列のイメージです。(向きは横ですが)

解答の要素が、因果、因果、とつながっています。

模範解答と比べたとき、おおまかな施策やアクションは合っているのに、いまいち情報や修飾語が欠けていて、得点を稼げていない・・・

という人は、ぜひこの「深さ」を意識してみてほしいのです。

 

その神髄をいうなれば、

キーワードの前後 = 因果の要素

です。

(BeforeとAfter・・また勝手に「BA理論」または「前後理論」などと命名してしまいたい・・!)

例を出しましょう。

たとえば、助言を求めらる問題において、

[キーワード]に、助言の核となる「施策やアクション(例:〇〇教室の開催)」

が入るとすると、

[前]に、「現状のニーズや課題(例:ファミリー層に需要のある)」

[後]に、「期待効果(例;顧客との関係性強化)」

を入れることができます。

 

この[前]と[後]が、[キーワード](=施策やアクション)を修飾し、説得力を強めるのです。

 

 

ここで予備校の模範解答や「ふぞろい」を見直してみてください。

きっと、[前]と[後]にも、それぞれ、ちゃんと得点が与えられているはずです。

 

あなたの解答に足りなかったのは、実はこの

[前]と[後]

だったのではないでしょうか?

 

だいまつやきゃっしいの思考プロセス実況(の記事)の中で、「拾うべくして拾えるもの」のように説明されいる要素たちも、

見方を変えると、「因果の要素」だったりするわけです。(もちろんすべてがそうではありませんが)

他にも、具体例を挙げると以下の図です。

 

難易度が高いことで知られる助言問題において、解答の核となる「施策」そのものが思い浮かばなかったとしても、あるいは自信がなかったとしても、その[前][後]は与件文から抜き出せることがあります。

 

「施策」という、下手をすると『引き出し勝負(発想勝負)』になりがちなキーワード当てにいかずとも

前後をしっかり記述することで、一定の得点が得られるのです。これが「前後理論」です。

これに気づいてから、僕の得点は安定し始めました。

 

これこそが、8月あたまのブログ記事で、

2次試験は『作問者の想定する正解はきっと存在する。しかし、その「作問者の想定する正解」を当てにいってはいけない。「100%当てずとも如何に得点を稼ぐか」が勝負の試験である』

と記した理由です。(今ごろ伏線回収・・)

「こじらせてしまっている」受験生の一部の人は、解答の核となる「施策・アクション」の箇所を100%当てることにばかり注力してしまい、一方、その[前][後]をおろそかにしているきらいがあると思っています。それはリスクの大きな戦い方です。

でも本当は、得点源はそこだけではないわけです。

 

まずは [後]の 「施策・アクション」→「期待効果」 の因果関係を意識するのが馴染みやすいと思います。

「~により売上向上を実現する」

「~することで短納期化を図る」

といった当たり前のことを書く。それだけで得点になります。

 

事例にでてくる社長さんは天然です。「当たり前のことすらハッキリ言わないとわかってくれない」のです。

意識をしてこなかった人にとって、これは盲点かもしれません。

 

ぜひこの「因果」で深さを出す(前後理論)を取り入れてみてください。

 


「フレーズコピー」のススメ

 

続いて、こちらも事例I~IIIの得点安定のために、残る期間ですべきオススメ勉強法についてお話します。

 

お手本になる解答の文章を真似し、何度も書きなぞる勉強法を「写経」などと一般的に呼びますが、

基本的にはそれと同じ。何度も書かない代わりに、コピーしノートやスマホに記録しておくだけ、です。

しかも、解答全文ではなく、部分的なフレーズだけをコピーするで「フレーズコピー」と呼ぶことにします。

 

解答作成にあたって、「語彙」が足りない人は、上手い人の文、フレーズ(言い回し)をどんどん真似しましょう。

いくらあなた1人で事例を解き続けても、解答を書き続けても、なかなか良い表現は生まれてきません。

それなら、巧い表現を真似ること、パクることです。

 

自分が言いたいことを、如何にコンパクトに、如何にわかりやすく書けるか?

僕が受験時代中にメモしていた内容から、以下に一端をピックアップします。

 

 [イマイチ長い文] 若手育成への貢献度をしっかりと評価する制度を導入することで

[スマートな文] 育成面を重視した評価制度の導入により

[イマイチ長い文] 安心かつ安全な商品であれば高価であっても購入する子育て世代に

[スマートな文] 高価でも安心安全を重視する子育て世代に

 

このように、言いたいことは同じだけど、なんだか見事にコンパクトにまとめている「スマートなフレーズ」を見つけてはメモするようにしていました。

他にも少しご紹介します。

 

「無関連多角化によりシナジー効果を発揮できず」

「裁量を与えることで動機付けを行い」

「愛顧向上により口コミを誘発し新規顧客を獲得する」

「情報誌にパブリシティを行い」

「高付加価値化により客単価向上を図る」

 

どれもスマートで美しいと思いませんか?

ふと俯瞰すると、主に動詞の使い方に注目していたことがわかります。自分の引き出しにない動詞の使い方を取り込むことで文章作成の自由度を上げようとしていました。

 

これらはあくまで昨年の僕にヒットしたフレーズですが、

みなさんも残りの期間で、「この言い回しを自分は持っていないな」というお手本のフレーズを見つけたらそれをコピーし自分に取り込んでください。

 

おまけの話ですが、この「フレーズコピー」は、楽器演奏の練習で用いられる方法なのです。ご経験のある方もいらっしゃるかもしれません。

例えば、JAZZの独特の歌いまわしを身に着けるには、過去の偉人「ジャズ・ジャイアント」の演奏から、彼らのアドリブフレーズをコピーしていくのが1番早いと言われています。

呼び方は異なるかもしれませんが、

・スポーツの素振り(フォーム作り)

・英語のシャドーイング

などもおそらく同じ。「お手本のコピー」が有効なのです。

 

というわけで、直前期だからこそ、「フレーズコピー」(時間があればもちろん「写経」)をおすすめします。

 


事例4「敗北しないための戦略」

さらに、「得点安定のための極意」の締めくくりとして、事例4対策についても書いておきます。

 

事例IVの問題(設問)は、以下の3種類に分けることができます。

 ①合格者・不合格者のほとんどが正解する問題(差が出ない問題)

②合格者と不合格者で正答率に差がでる問題

③合格者も不合格者も正解できない問題(差が出ない問題) 

「だから、勝負になる②を練習しろってことだろ」という声が聞こえてきそうですが、

 

違います!

 

得点安定のために大事なのは「勝負の手前」なのです。

 

①合格者・不合格者のほとんどが正解する問題(差が出ない問題) (具体例:経営分析の問題)

で如何に着実に得点するか?

③合格者も不合格者も正解できない問題(差が出ない問題) (具体例:NPVの大問の最後の問題)

に如何に時間をかけないか(極端に言えば捨てるか)?

この2点を遂行できずに、つまり勝負をするまでもなく敗北してしまう人が意外と多いのです。

 

せっかく、②の問題で戦う力を如何につけていても、①と③の対処を誤ると一気に不利になっていまいます。

勝負の土俵にすら上がれないということですから、やるせません。。

 

特に、自分は財務会計が得意と思っている人ほど要注意かもしれません。

そんな人ほど、試験の後半にまだ「時間をかければ誰でも正解できる問題」が残っているのにも関わらず、「自分なら多少難しくても解けるから」と、色気がでてしまいがちです。

たとえば、NPVの最後の設問に果敢にもチャレンジしてしまい、しかしその難問に予定に時間を食い、「時間をかければ誰もが正解できる問題」を落としてしまう、といった悲劇が起きます。

さらに追い打ちをかけると、そのNPVの難問も、実はほとんど配点が与えられません。だった1点の可能性すらあると思っています。

そのあたりは、きゃっしいの前回の記事で説明してくれているのでぜひ参照ください。

 

実は、僕の「スタプラ友達」で、財務会計をすごく得意としていた方がいたのですが、残念ながら2次試験本番で上記のような事態に陥ってしまいました。

読者の皆さんには、そうはなってほしくありません。

 

敗北しないために、まず何より、上記①の得点、③の回避を確実に遂行してください。

それを成しえて、はじめて勝負の土俵に上がることができます。得点が安定してきます。

 

本番のメンタルでは、優先順位の選択を誤ってしまう可能性があるため、練習のうち意識してやっていないといけません。

ぜひ今日から、まず①と③を重視して事例IVを解いてみてください。

 

では、勝負を決める②の対策は?

それは「2日連続で解く」勉強法です。まず解いて答え合わせをし、その翌日に再度解くことで定着を図る。また、別のところでひっかかって間違えることも多い、というわけです。

1次試験前にも繰り返していたことですが、最後まで自分の理解度・実力を疑ってください。

 


 

以上です!

へんりーの手元に残る、ありったけの得点安定ノウハウをお届けしてみました!

 

どうか最後の15日間を濃密に過ごし、本番に備えてください。体調管理も言わずもがな趙重要です。

質問・疑問はお気軽にコメント欄にどうぞ!さっと聞けば、答えが得られて数時間が浮くことだってありますから。

 

では、

「アナタもまだ間に合います!

本番まであと少しだけ、あがいてみませんか?」

 

以上、へんりーでした!

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おはようございます。ゆうです。

バックナンバーは、こちらから

 

本日のテーマは、ゆうファイナルペーパーにみる2次試験攻略のポイント、と題してお送りします。

 

前回は、2次試験のファイナルペーパーからピックアップして、事例共通の、試験の心構えを披露しました。

 

今回は、その事例別編です。

 

ファイナルペーパーとは、自分なりの2次試験攻略の縮図です。

 

「2次試験とは、結局どういう試験か?」という要所を紙にまとめて、あとは試験当日の現場対応力

 

どんな会社が出題されるかは分かりません。どんな要求が来るかも分かりません。

 

解答に必要な2次知識とフレームワークを準備し、試験当日に登場する企業に合わせて、知識とフレームワークを活用する。

 

そのため、試験当日に確認することは、2次知識とフレームワークが中心です。

 

私の場合、ツールはMMCの学習ガイドブックと、自作のファイナルペーパーでした。

 

今回は、ゆうファイナルペーパーから事例別編を引用し、その下に補足コメントを書きますので、参考にしてください。

■事例Ⅰ

(1)強みの維持、強化がテーマ。なので、与件文通読の際にチェックすると有効。その際に、強みは、外部資源を活かしたものと、内部資源を活かしたものになる。

中小企業は経営資源が限られているので、全方位経営はできません。キラリと光る、他社と差別化した「強み」を武器に、会社の存続と発展を目指す必要があります。

 

2次試験も、全事例を通じて、求められていることは、そういうことです。

 

事例Ⅰでは、強みを維持、強化するために組織・人事の視点で診断と助言を行います。

 

また、現在、中小企業共通のテーマである、以下のキーワードは、事例企業の背景として登場する可能性があります。

課題と対応策は、頭に入れておきましょう。

①事業承継 ②社員の高齢化 ③人材不足 ④生産性向上 ⑤海外進出・インバウンド対応

 

(2)与件文に根拠を探しに行っても、無い場合が多い。つまり、設問文を読んだ段階で理論想定することが大事。余白に想定を箇条書きで書いておく。

事例Ⅰを苦手な方の、多くの原因が、これでしょう。与件文に根拠が書いていない、見つからない。難易度を高めるために、意図的にそうしていると思います。

 

受験生の対策としては、設問文を読んだ時に類推すること、です。

 

事例Ⅰでは、組織構造か人的資源管理に絞られるので、その中のどれかな?と探る。過去問の出題パターンから、これかな?と探る。

 

(3)レイヤーは、経営戦略、組織構造、人的資源管理(さちのひもけぶかいねこ)

何はともあれ、事例Ⅰで頭に入れておくフレームワークが、これです。

 

(4)最終問題は、与件文と最後の段落と最初の段落が関係することが多い。

これは事例Ⅰのパターンです。昨年29年度も当てはまりました。30年度がどうなるか分かりませんが、想定はしておきましょう。

 

■事例Ⅱ

(1)基本は、誰に・何を・どのように。誰にがターゲット、何をが製品戦略、どのようにがプロモーション戦略

マーケティングの基本です。事例Ⅱの解答構成で迷ったら、この基本に立ち返りましょう。

 

(2)ターゲットは、顧客層が市場拡大しているのが基本。現状維持や減っていく市場をターゲットにしない。そして、B社の強みが活かせて顧客獲得できるターゲット。

マーケティングの目標は、おおむね売上向上ですから、拡大している市場への進出やシェア拡大が基本です。

 

昨年29年度であれば、30~40歳代の子育て世代がターゲットでしたね。

 

ターゲットが複数登場したら、B社の強みが活かせて、拡大している市場をターゲットに選びましょう。

 

(3)マーケティング戦略、アクションと来たら、ターゲットを明確にすること。ターゲット+4P

私は解答構成で、ターゲットを書き忘れる癖があったので、忘れないようにターゲットのことを何度も書いています。

 

すでに設問文にターゲットが明記されていれば不要ですが、書いていない場合、ターゲットの記述は採点対象と考えておきましょう。

 

(4)売上拡大ときたら、客数増加なのか、客単価増加なのか。既存売上強化か、新規顧客獲得か。
例:〇〇することで、客数増加させ、売上拡大を図る。

施策を考える時の視点として、切り分けの視点として、重要です。

 

(5)経営資源をチェックしておく。それを機会や課題に合わせて、活用する。

施策を期待効果につなげるには、B社の経営資源を有効に活用しているかどうかが、カギです。

 

(6)レイヤーは、経営戦略、4P(商品サービス・プロモーション・価格・チャネル)

特に4Pで重要なのが、商品サービスとプロモーションです。価格とチャネルも、どういう課題や対策があるか、基本的な内容は押さえておきましょう。

 

(7)インターナルマーケティングのセオリー。①研修による能力開発 ②表彰制度や権限移譲によるモラール向上→従業員満足の向上→当事者意識の向上→顧客満足や顧客愛顧の向上

頻出論点のセオリーは、因果の流れで、覚えておきましょう。

 

(8)コミュニケーション戦略のセオリー。双方向のコミュニケーション活性化により→顧客関係性強化→顧客満足度向上→口コミ促進→新規客獲得

上記(7)と同様です。頻出論点のセオリーは、因果の流れで、覚えておきましょう。

 

■事例Ⅲ

(1)事業やアイテムごとに生産形態が違う可能性があるので、○○は●●生産、と個別に捉える必要あり。【受注生産・見込生産】【個別生産、ロット生産、連続生産】

生産形態によって課題が違います。受注生産なら、生産リードタイムの短縮であったり、見込み生産なら精緻な需要予測であったり。

 

生産管理の問題を作りやすいので、比較的、事例は受注生産の企業が登場します。

 

(2)まず生産管理系の問題から処理する。1問目(強み、弱み)と最終問(強み活用)の戦略問題はセットで処理する。

これまで事例Ⅲのセオリーだった第1問の強み・弱み問題が、昨年29年度は出ませんでした

 

なので、このポイントの後半部分は流用できません。ただ、前半の生産管理系の問題から処理するのは、引き続き有効です。

 

理由は生産管理系の問題はワンパターンで解答しやすいためです。

 

事例Ⅲに共通して言えることは、問題と解答が、けっこうワンパターンなのです。おそらく事例Ⅲは、解答のバリエーションが作りづらいのでしょう。

 

(3)レイヤーは、経営戦略・機能戦略(①営業活動 ②設計・開発 ③生産活動)

事例Ⅲは、生産管理はもちろんですが、営業に関する問題や解答も多いので、営業の切り口やキーワードの準備は、有効です。

 

■事例Ⅳ

(1)解く順番を決める。基本は、経営分析→理論問題→NPV以外→NPV。簡単な問題からやる。

事例Ⅳはタイムマネジメントが重要で、簡単な問題からやって点数を積み上げる戦略が有効です。

 

27年、28年のように平易な問題であれば、全問解答する必要性が高いですが。

 

昨年29年度のように難化した場合は、捨て問の選定が重要でした。

 

昨年であれば、第1問⇒第4問⇒第2問⇒第3問の順番で解答しました。

 

(2)経営分析はBS・PLから探しに行くのではなく与件文から類推する。もっと言うと、あらかじめパターンを読んでおく。

・よく出る指標

収益性:
売上総利益率、売上営業利益率、売上経常利益率

効率性:
有形固定資産回転率、棚卸資産回転率

安全性:
負債比率、流動比率(100%が基準。100を切っていたら優先的に指摘する)、当座比率

 

・安全性を複数指摘する場合、

①短期安全性(流動比率、当座比率)
②長期安全性(固定比率、固定長期適合率)
③資本構造(負債比率、自己資本比率)

 

(3)経営分析は20分以内で終わらせる。時間をかけすぎない。

以前の記事でも書きましたが、経営分析をいかに早く処理して、他の問題に時間を使うか、が合格のカギです。

 

(4)前期と当期比較なら、低下や上昇を使う。同業比較なら、低い・高い。

何でもかんでも、低い・高いで表現するのではなく、時系列での比較なら、低下・上昇を使う。

 

(5)CF計算をする際は、ちゃんとPL計算書から作る。時間はかかるが、確実性が上がる。

事例Ⅳで点数を積み上げるには、計算する過程を丁寧に書いて、抜け漏れや計算ミスを防ぐことが大事です。

 

時間はかかりますが、確実性があがります。また、そのトレーニングを積み重ねることで、スピードアップできます。

 

(5)CF説明。FCFのみの説明なら、財務CFのことは書かずにまとめる。

FCF(フリーキャッシュフロー)は、営業キャッシュフローと投資キャッシュフローの合計なので、財務キャッシュフローのことを書くのは余計で、不必要なことです。

 

(6)ディシジョンツリーのパターン。期待正味現在価値が正なので、研究開発を行う。研究開発の結果、大型投資の場合は設備投資を行うが、小型投資の場合は設備投資を行わない。

次こそ出るぞと言われて、昨年29年度も出なかったディシジョンツリー。

 

問題設定にもよりますが、おおむね上記の解答パターンになることが多いので、あらかじめ想定していました。

 

 

以上、ゆうファイナルペーパーにみる2次試験攻略のポイント、でした。

 

最後に、スト合格を目指す皆様に一言。

 

スト生は、「ラスト2週間で急速に成長し、2年目に追いつきます!」

 

私の場合、このラスト2週間は、以下の2つに取り組んだことが、合格の決め手でした。

 

①毎日2事例を解く+毎日事例Ⅳ問題を解く。

②土日は5事例解く。そのうち、日曜は完全に新作のセルフ模試。

 

大事な残り2週間。体調に気をつけながら、絶対に後悔しないように、全力で行きましょう。最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

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こんにちは、きゃずです。

過去記事はコチラ

 

いよいよ平成最後の2次筆記試験まであと3週間を切りました。

今回のテーマは「課題別いま読みたい道場記事」。

道場9代目の各メンバーが2次試験に向けてそれぞれ熱い記事を書いているので、今日はそれらをキュレーション(つなぎ合わせ)しながら紹介していきます。

(すべてを読む必要はありません。みなさんの課題に合わせチョイスください!)

 

主なターゲット2次試験に臨むすべての人

登場する過去問:特になし

文字量:約3,000字(本文のみであれば約5分で読めます)

 


 

■80分の使い方に悩む方に

桃ちゃん「80分への縮め方」と「応用情報技術者 午後試験」

たかじんの80分間の過ごし方

80分をどのように使うかは人それぞれですが、効果的な80分の使い方というものはやはり存在します。桃ちゃん&たかじんが、極めてオーソドックスかつムダのない時間の使い方を解説してくれている本記事を読んでみてください。筆記スピードには個人差があるので、あなた自身の場合を見極める参考に。文具へのこだわりも、1分1秒を削り出すためには侮れません。

(所要時間:約10分/1記事)

 

■2次試験の本質に迫りたい方に(1)

【永久保存版】平成29年度2次試験事例Ⅰ超高得点解答にみる2次試験合格のポイント!

【永久保存版】平成29年度2次試験事例Ⅱ超高得点解答にみる2次試験合格のポイント!

【永久保存版】平成29年度2次試験事例Ⅲ超高得点解答にみる2次試験合格のポイント!

まさに永久保存版。平成29年度試験の超高得点答案(80点クラスの再現答案)の比較・分析を通じて、2次試験を合格するためのポイントがこれでもかと詰まっています。金言のオンパレードです。ここまで2次試験の本質に迫った記事を僕は見たことがありません

だいまつも書いている通り、真剣に読むと長時間を要してしまいます。それでも全力でモノにしようとする方にはそれ以上のリターンが得られるでしょう

(所要時間:約30~60分/1記事)

 

■2次試験の本質に迫りたい方に(2)

きゃっしいの解法実況@事例Ⅱ & 5分でできる!1次と2次をつなぐトレーニング方法

きゃっしいの解法実況@事例Ⅰ

きゃっしいの解法実況@事例Ⅲ&復習の質を高めよう~その復習、本当に役に立っていますか?

こちらも永久保存版。平成29年度試験で合計280点を獲得した「伝説の合格者」きゃっしいが、2次試験とどのように向き合い、どのような思考プロセスで解いていったのかを実況スタイルで書いています。臨場感がありながら極めてロジカルで、コンサルの鑑のような内容です。

ボリューム感に圧倒されて、「そんなの真似できないよ!」と尻込みするのではなく、どこか使えるポイントはないか…という視点で記事からにじみ出るエッセンスをしゃぶり尽くしてください。

(所要時間:約30~60分/1記事)

 

■2次試験の重要キーワードを再確認したい方に

【二次ノウハウ】キーワード解答法 ~事例Ⅰ(組織・人事)~

【二次ノウハウ】キーワード解答法~事例Ⅱ~ + 事例Ⅱで安定して得点を取るためのコツ

【二次ノウハウ】キーワード解答法~事例Ⅲ~ + 事例Ⅲの基礎

【二次ノウハウ】キーワード解答法 ~事例Ⅳ・経営分析~

Chikaによる渾身のキーワード解答法シリーズ。与件文のヒントからどのようなキーワードを持ってくるかという「解答のレシピ」の紹介。僕も受験生時代は似たアプローチをしていましたが、Chikaの徹底ぶりと分かりやすい説明には本当に頭が下がります。そしてあと3週間、つらいときはこう唱えましょう。

「死ぬ気でやれよ、死なないから!!」

(所要時間:約10~20分/1記事)

 

■事例Ⅳをモノにしたい方に

【2018年スト合格目標】事例Ⅳの傾向と対策、そして「経営分析」は20分で解く!

【道場】事例Ⅳ対策記事まとめ【厳選】

平成29年の事例Ⅳで75点を獲得した、ゆうの記事。そしてZenZenによる事例Ⅳ対策の珠玉のまとめ記事。残された時間で事例Ⅳに向き合う場合、「どこが頻出領域なのか」を意識せずにやみくもに問題を解くのは、コンパスを持たずに航海に出るのと一緒です。後悔したくなければ、この2つの記事を一読してコンパスを持ちましょう。悠然と順番に読むのがお勧めです。

(所要時間:約15分/1記事)

 

事例Ⅳ〜合格点までの守破離(3ステップ)

よこよこはこう書いていますし、本当にそうだなぁ、としみじみ思います。

事例Ⅳは純粋な会計の問題ではなく、「文章を読み解き、整理する力」、これは国語の試験なのだと気が付いてから、合格点確保の道筋が見えてきました。

そして事例Ⅳの合格点確保に至る三段階(守破離)。あなたがどのステージにいるかにより、ラスト3週間の事例Ⅳへの時間の投入量は変わるはずです。現状のチェックにぜひ。

:頻出論点の解法が分かる

:独特の難解文章を「表」「数式」に整理できる

:自分のクセを知り致命的なポカミス回避する

(所要時間:約5分)

 

【大胆仮説】再現答案の比較からの「事例Ⅳの配点操作説」

まさかとは思っていました。でも、これはきっとそういうことなのでしょう。得点開示が可能にした、配点のマジックに切り込む記事。きゃっしい恐るべし。

仮説をどう捉えるかはあなた次第ですが、きゃっしいがこの分析を通して本当に伝えたいことはココです。

確実に合格点を確保するためには、難しい問題を無理して完全に解こうとする前に、まずはみんなが取れる問題を確実に取ることが重要

焦って新しい論点に手を広げるのではなく、経営分析・CVP・設備投資の経済性計算といった頻出論点の基本問題をひたすらモノにしましょう

(所要時間:約15分)

 

■どうも得点が安定せずに悩んでいる方に(追加!)

得点安定のための極意(事例 I~IVすべて)

解答にだんだん慣れてきた、けれど、まだ得点が安定しない・・といった悩みがある方に、

「どうして加点されないのか(裏返せば、どうしたら加点されるか)」をへんりーが分析しています。

①制約条件違反? ②切り口のモレ? ③因果関係要素の不足?  すべてクリアできていますでしょうか?ぜひ確認ください!

(所要時間:約10分)

 

■ぶっちゃけ何もできていない!ただ焦っている!方に

H29.事例Ⅰ 過去問解いたらこうやって見直そう!!

過去問がどうしてもアタマに入ってこない…というあなた。ヒロちゃん夫妻による愛の合作である本記事を読んでみてください。事例の向こうには中小企業の社長のストーリー、熱い想いがあることを焼き付けたら、ラストスパートの気力も湧いてくるはずです。まだ間に合います。全力であがきましょう

(所要時間:約10分)

 

 

■これまでやったことをまとめ、自分を信じて試験会場に向かいたい方に

一発合格道場の「ファイナルペーパー」総論

ファイナルペーパーに関する記事は道場やその他試験対策ブログでも数多くあります。ですが、それらを横断的にまとめて汎用化した記事はこれまでありませんでした

ラスト3週間、これまでやってきたことを消化して「ファイナルペーパー」に昇華させるプロセスは、再現性を高め、最高の心技体で試験に臨むための最後のひと押しになる。そう確信しています。

後半にあるファイナルペーパーも是非ダウンロードしてご活用ください。

 

いかがでしょうか。

泣いても笑ってもあと3週間。あがいてもがいてやりきりましょう。道場メンバーも全力で応援しています。

以上、きゃずでした。

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<注意>
今回の記事を真剣に読むとおそらく1時間以上の時間が必要になります。

 

みなさん、おはこんばんにちは、だいまつです!

 

3回シリーズでお届けした「【永久保存版】平成29年度2次試験超高得点答案にみる2次試験合格のポイント!」の記事を読んだ読者の方から、「平成28年度もしくは平成27年度試験の事例Ⅲの解答・解説記事を読みたい」とのリクエストをいただきました。

 

そこで、今回は平成28年度試験の事例Ⅲを題材に、私なりの事例Ⅲに対するアプローチの仕方を解説していきたいと思います。

 

まず、初めに事例Ⅲを解く上で必要になる切り口イメージしておくべきことを整理しておきます。

 

①私の考える事例Ⅲの基本的なパターン/切り口
~きゃっしいが「実況解説@事例Ⅲ」で示したレイヤーに「現状把握」が乗っかったイメージです。

凄くシンプルですが、事例Ⅲはこの表(4つの切り口)に基づいて考えることが極めて大切です。後で解説を読んでもらえれば分かると思いますが、平成28年度試験では、この表の上から順番に第1問、第2問、第3問、第4問と出題されています。

 

②事例Ⅲを解く上での基本的な認識

 

C社は当たり前のことができていない。だから、当たり前を目指すための解答を書く

 

③事例Ⅲにおける目指すべき当たり前

 

✔全社的な生産計画を作成され、なおかつ適切な頻度で計画が見直さ
れた上で、計画に基づいた進捗、余力、現品管理が行われている

✔作業は標準化、マニュアル化され、教育が徹底されており、効率的
である

✔作業員は多能工化が図られ、多台持ちできるなど、業務の閑散に
応じてた柔軟な対応が出来る体制が構築されている

✔情報は、DB等を用いて一元的に管理され、そして共有化され、
すぐに引き出せるようになっている

 

 

④事例Ⅲ全体に対する認識(ポポさんの言葉)

 

事例Ⅲは難しく考えないで、できていないこと、やらなきゃいけないことを、ただやってくださいと言うだけなのです。覚えることはかなり少ないし、解答の切り口も結構一緒のことが多いから、繰り返し練習していれば、解けるようになってきます。

 

事例Ⅲを解く上で必要になる切り口やイメージしておくべきことはこれくらいで十分です。

 

【永久保存版】シリーズのなかで何度も書きましたが、事例Ⅲで「難しく考えること」は、「絶対に禁止」です。「できていないこと、やらなきゃいけないことを、ただやってください」と書くだけでOKです。

 

この①~④はめちゃくちゃ大切なことなので、今年の事例Ⅲで60点以上を狙いたいと思うのなら、①~④の内容をご自身のノートに転記して、事例Ⅲの過去問を解く前に「必ず見返す」ようにしてくださいね(解いた後も)。

 

事例を解くたびに思い出す、そして実感する、ということを繰り返すと、「知っている・理解している」という段階から、「使いこなして事例問題が解ける」という段階(自分のものにする)へと、ステップアップすることができます。

 

それでは、平成28年度試験問題(事例Ⅲ)を使って解説をしていきますが、ここから先は平成28年度事例Ⅲの過去問を解いて、自分の解答や与件文を見ながら読むようにしてくださいね。でないと、効果はいつも通り10分の1以下ですからね!

 

過去問はLECのサイトからダウンロードできます(コチラ)。

 


 

第1問(配点20点)
カット野菜業界におけるC 社の(a) 強みと(b)弱みを、それぞれ40 字以内で述べよ。

【出題の趣旨】
X農業法人時代の事業経過、およびC社の現在の事業内容を把握し、カット野菜業界におけるC社の強みと弱みを分析する能力を問う問題です。

 

(a)
解答例①だいまつ
X農業法人との関係を有し、新鮮な規格外野菜の仕入れができること、である。

解答例②後輩A
X農業法人から市場に出荷できない規格外野菜を安定的に仕入れることができること。

解答例③後輩B
規格外の野菜を有効活用できる加工技術力及びカット野菜の一貫生産体制の保有である。

 

与件文にヒントが少なくて、強みを非常に読み取りにくい問題です。

 

しかしながら、冒頭で示した「4つの切り口」のうち、現状把握系の問題は、必ずヒントが与件文に埋め込まれています

 

なぜなら、C社の「現状」は与件文に記載がなければ、「答案の作りよう」がないからです。

 

事例Ⅰなら、与件文から「類推」を求められるような現状把握(分析)系の問題が出される可能性もありますが、超シンプルな「事例Ⅲ」は、与件文の言葉を拾ってきて、整理し、答案を作るだけでOKです。

 

では、だいまつの解答例から見て行きましょう。

 

X農業法人との関係を有し、新鮮な規格外野菜の仕入れができること、である。

 

着目した与件文の記述は以下の通りです。

 

第4段落の「規格外野菜の有活用を目的として」、第7段落の「C社とX農業法人との関係に注目した新たな取引要望がある」、「新鮮さを売りものにしている中小地場スーパーマーケットなどから要望がある一般消費者向けのサラダや調理用のカット野菜パック事業であり・・・」

 

多くの説明は不要だと思います。なので、細かな解説は割愛しますが、「新鮮な」という言葉を入れた思考の流れだけ説明しておきます。C社とX農業法人との関係に注目した新たな取引要望があり、そして提案をしてきたのが、「新鮮さを売りものにしている中小地場スーパーマーケット」ということであれば、X農業法人の野菜は「新鮮はなず」と類推し、盛込みました

 

ただし、「新鮮な」というワードは、書けても書けなくてもどちらでもいいと思います。

 

一方で、「X農業法人との関係に基づく、規格外野菜の仕入れ」という解答要素は、C社の唯一と言っても過言ではない長所なので、絶対に盛込みたいところですね。

 

次に、後輩Aの解答例です。

 

X農業法人から市場に出荷できない規格外野菜を安定的に仕入れることができること。

 

前半部分は ‘〇’ ですが、後半部分の記述が全てを台無しにしています。

 

与件文の着目すべき箇所はある程度分かっているにも関わらず、与件文から考えて明らかにおかしな後半部分の記述によって、0点にされかねない危険な答案を作ってしまっています。

 

これは、絶対に避けるべき過ちです。

 

与件文を確認すると、第5段落に「工場操業状況は、規格外野菜を主に原材料として利用してきた時には収穫時期から約半年間の季節創業となっていたが、市場規格品の使用や他山地からの仕入れによって向上総合期間は長くなったものの、C社に受け継がれた後でもまだ約3ヶ月の休業期間が例年生じている。販売先からは通年取引の要望がある」との記述があります。

 

X農業法人からの規格外野菜の仕入れだけでは、半年間しか操業できないのに、「安定的に仕入れることができること」というのは、与件文をちゃんと読めていないトンチンカンな解答です。

 

本試験で‘もしも’や‘仮に’はありませんが、後輩Aの答案から余計な4文字(安定的な)を取ればどうなるでしょうか。

 

X農業法人から市場に出荷できない規格外野菜を仕入れることができること。

 

見違えるような「イケてる」解答に変わりましたね。

 

【永久保存版】シリーズの中でも書きましたが、解答要素の抜出はできているのに、安易な修飾や余計な言葉を盛込んでしまい、開示得点がやたら低くなる「解答要素OK、開示得点低い」答案を作ってしまわないように注意しましょう

 

ちなみにですが、後輩Aに「安定的な」と書いた理由を問い詰めたところ、「通年創業できないことは把握していましたが、強みを聞かれていたので、なんとなく安定的というワードがあった方が、‘強みっぽい’記載内容になると思って入れました」との返答が帰ってきました。

 

・・・結構やってしまいがち、ですよね!

 

「ひらめき」「なんとなく」は、100%排除です。

 

これも、普段の練習から意識しておきたいところですね。

 

続いて、後輩Bの解答例です。

 

①規格外の野菜を有効活用できる加工技術力②カット野菜の一貫生産体制の保有である。

 

こちらもなかなかパンチの効いたダメ答案ですね・・・(私の教え方が悪いことが原因ですが)。

 

まずは、①の「規格外の野菜を有効活用できる加工技術力」という記述に関してです。規格外野菜を「有効活用」できているのは‘確か’ですが、「加工技術力」は言い過ぎです。特性要因図に目をやると「原材料(形状ふぞろい)」が、「加工不良が多い原因のひとつ」であると書かれています。「加工技術力」があるのなら、規格外野菜を上手く処理できるはずですから、「図1」のような特性要因図が示されるはずがありませんね。

 

平成28年度試験のC社は、事例Ⅲで登場する企業では本当に珍しい、「Q」の弱い会社でした。

 

 

続いて、②の「カット野菜の一貫生産体制の保有する」という記述に関してです。確かに事例Ⅲではたまに「一貫生産体制」が強みの企業が登場します。

 

ただし、今回は与件文を読む限り、C社が「一貫生産体制を有する」とは、書かれていません「なんとなく」ではだめなのです。

 

事例Ⅰは「行間を読ませる」ようなところもありますが(こうした掴みどころのなさが魅力なんですけどね)、事例Ⅲは素直なので、与件文に明確に「一貫生産体制を有する」と書いていない限りは、「強み」と認識しなくてもOKです。

 

今回の後輩Bの答案も、強みを見つけられず「苦し紛れに過去問の知識を引っ張り出して無理やり書いた」という対応の産物です。

 

読者の皆さんは、初めて本問を解いたときに、「X農業法人との関係を強み」とした答案がつくれましたか?

 

‘何度も解いて答えを憶えている’ 今は「X農業法人との関係」を強みとして書けるでしょう。でも、大切なのは「初見」で書けるか、どうかです。きゃっしいが、先日の記事(コチラ)でやや厳しめに「振り返りの仕方に対する問題提起」をしてくれています。自分自身の過ちはもちろんのこと、今回の後輩Aや後輩Bが犯してしまった過ちもちゃんと他山の石として、初見問題への対応力向上に役立ててくださいね。

 

続いて(b)の解答例を見て行きましょう。

 

(b)
解答例①だいまつ
①通年取引不可の野菜の調達力の低さと、②組織的に生産管理できず収益性が低いこと。

解答例②後輩A
①野菜の調達力、②生産管理力、③収益力、④衛生管理力、⑤営業力。

解答例③後輩B
①生産管理が組織的にできていない②調達力が低く通年取引要望に応えられていない。

 

本問についても、あまり多くを説明する必要はないと思いますので、さらっといきます。

 

の解答例からです。

 

①の「通年取引ができない野菜の調達力の低さ」は、第3段落の「カット野菜は、販売先から要望される通年納品に応えるため、常に一定量の野菜を確保する必要がある。そのため同業者の多くが野菜の調達能力が高い卸売業者や仲卸業者である」と、第5段落の「C社に受け継がれた後でもまだ約1カ月の休業期間が例年生じている。販売先からは通年取引の要望がある」を、根拠としています。

 

②の「生産管理が組織的にできず収益性が低い」は、第4段落の「効果的な生産管理が組織的に行われていない」や、表1、第2問の設問文「現在C社が抱えている最大の経営課題は、収益改善を早急に図ることである。生産管理面での対応策を述べよ」を踏まえたものです。

 

出題の趣旨に目を向けると、「X農業法人時代の事業経過、およびC社の現在の事業内容を把握し、カット野菜業界におけるC社の強みと弱みを分析する能力を問う問題」との記載がありますから、野菜の調達力の低さ生産管理力の低さはまず正解と考えて間違いなさそうです。

 

続いて、後輩Aの解答例です。

 

①野菜の調達力、②生産管理力、③収益力、④衛生管理力、⑤営業力。

 

究極の詰込み答案ですね。正直、私にはここまでの「詰込み型の答案」を作る能力はありません。もちろん、間違っていないため、「点数」は得られるでしょう。

 

ただし、「望ましい対応」ではないと考えます。

 

なぜなら、設問要求は40 字以内で「述べよ」だからです。

 

「述べよ」を国語的に考えれば、「記述せよ」というニュアンスに近いでしょう。

 

仮に設問要求が「挙げよ」「列挙せよ」なら後輩Aの解答例のような答え方がぴったりだと思いますが、「述べよ」だとやや物足りない感じがしますね。

 

私と後輩Aの答案を並べておきます。設問要求の「述べよ」にしっくり来るのはどちらでしょうか。皆さん、評価してみてください。

 

解答例①だいまつ
①通年取引不可の野菜の調達力の低さと、②組織的に生産管理できず収益性が低いこと。

解答例②後輩A
①野菜の調達力、②生産管理力、③収益力、④衛生管理力、⑤営業力。
(せめて、最後に「低さ」という言葉があれば、一応述べていることにはなりますね)

 

続いて、後輩Bです。

 

①生産管理が組織的にできていない②調達力が低く通年取引要望に応えられていない。

 

解答要素はほぼOKです。

 

本番でここまで書ければ十分でしょう。

 

細かい話をすれば、①に関しては「生産管理が組織的にできなかった」でどうなったかの記述(収益性が低い)が欲しいですね。また、字数が少なくて苦しいのは分かりますが、②に関しては、文頭に「野菜の」という言葉が欲しかったですね。

 


 

第2問(30 点)
現在C社が抱えている最大の経営課題は、収益改善を早急に図ることである。生産管理面での対応策を160 字以内で述べよ。

【出題の趣旨】
C社が収益改善を図るために必要な生産管理面での対応策を提案する能力を問う問題である。

 

解答例①だいまつ
対応策は、各製造グループをまたぐ全体生産計画を作成した上で、①管理項目に限界利益を追加し作業員のコスト意識を高め加工ロスを減らすとともに、同種の原材料は低単価品を共通して使うことで原材料費を削減する、②業務の閑散に応じて作業員を移動させ労務費を削減する、③出荷を共通化して輸送費ロスを減らす。以上で収益改善を実現する。

解答例②後輩A
対応策は、各製造グループがばらばらに行っている調達から出荷までの工程について、①原材料の仕入れを一元化することで単価差異を解消する、②共同出荷による出荷作業の共通化を行う、③作業の標準化・マニュアル化し、作業員に対する教育も行うことで生産効率を高める。以上により原材料費・輸送費を削減し、収益性を改善する。

解答例③後輩B
対応策は、全社的な生産計画を策定し、統制活動を実施し、コストを削減し、収益性を改善することである。具体的には、①原材料の一括調達によって単価差異を解消することで、原材料費を削減する、②チーム間の業務の繁忙に応じて作業員を移動させ、稼働アンバランスを解消し、労務費を削減すると同時に加工ロスを減らし、原材料費も削減する。

 

さて、解説です。

 

本問の設問要求は、「生産管理面での対応策」「収益改善を図るための(C)」です。

 

【永久保存版】シリーズを読んでいただいた読者の皆さんは、このド真ん中の直球ストレートの‘絶好球’を見逃すことなく、フルスイングして答案を球場の外にまで運んで、いただけたでしょう。

 

第1問目が「現状把握」系の問題で、第2問目は「生産管理」系の問題ですね。冒頭に申し上げた通り、4つの切り口の‘順番’で出題されていますね。

 

 

生産管理が問われ、収益改善と設問文にある訳ですから、この時点で与件文に何が書いてあるかを大体予想することができます。

 

恐らく、C社は「全体生産計画を作っていないか」、もしくは「計画の見直しタイミングがおかしく」、そして「統制がグダグダ」で、「コスト高になってしまっている」、そんなところでしょう。

 

ちなみに、事例Ⅲの現場系の問題(生産管理、生産性向上・生産効率化)で「収益改善」を問われた場合には、「コスト削減」の視点で解答を組み立てて行かなければなりません。

 

なぜなら、製造現場の改善と「売上UP」は直接関係ないからです。

 

一方で、事例Ⅱならコスト削減ではなく「売上UP」ですね。

 

さて、今回はせっかくですから関連する与件文の記述を丁寧に確認していきましょう。

 

第4段落
C社の設立当時作成された社内コスト管理資料では、予想されていた以上の原材料費と労務費の上昇によって限界利益がマイナスとなっていることが判明し、この傾向は今でも改善されていない。これは、X農業法人から独立し改善に向けて努力しているものの、いまだに効果的な生産管理が組織的に行われていないことによる

 

最終行で「生産管理が組織的に行われていない」との記述があります。そして、それによって、「原材料費と労務費が上昇し限界利益がマイナス」になっていることが分かります。

 

そしてさらに、表1「C社作成の社内コスト管理資料」を見ると、変動費の中で「原材料費(66.8%)労務費(28.1%)」ぶっちぎって構成比が高くなっています。一方で、荷造運賃は9.0%と両項目に比べると、構成比がかなり控えめですね。


このため、出題者は間違いなく「原材料費と労務費」の削減に資する対応策(収益改善策)を書いてほしい、そう考えていたでしょう。【永久保存版シリーズ】にも書きましたが、診断士の2次試験で難解な表の読み取りは求められません誰が見てもちゃんと「図表が意味するところを読み取れる」ように工夫がしてあります。

 

第6段落
C社の組織は、X農業法人時代の加工部門責任者が社長となり、製造3グループと総務グループで構成されている。社長は、全体の経営管理のほかに営業活動も担っている。各製造グループには責任者として正社員の製造リーダー1名が配置され、合計25名のパート社員が3つの製造グループに配置されている。X農業法人時代から同じ製造グループに勤めているパート社員が多く、他の製造グループへの移動はない。

 

「X農業法人時代から同じ製造グループに勤めているパート社員が多く、他の製造グループへの移動はない。」という表現がなくても文章として成り立つのに、なぜこのような文章を、形式段落の「最後」に入れたのでしょうか

 

皆さんならお分かりですよね。

 

そうです。使って‘ほしい’ のです。

 

使って ‘ほしい’ のなら使って ‘あげましょう’

 

「移動がない」のなら、「移動させる」と、答案に書いて‘あげましょう’
(事例Ⅲではひねる必要は、全くありませんからね!)

 

第8段落
C社社長は、まず現状の生産管理を見直し、早急に収益改善を図ることを第1の目標としているが、それが達成された後には新事業に着手してさらなる収益拡大を目指すことを考えている。

 

これは、設問文の記述と符合する内容ですね。

 

第9段落
C社のカット野菜製造工程は、顧客別に編成・グループ化され、現在3つの製造グループで製造を行っている。各製造グループでは主に素材選別、皮むき、カット、洗浄、軽量・パック・検査、出荷の各工程を持っている。各製造グループは、生産高を日常の管理項目として管理してきた。

 

各製造グループは、生産高を日常の管理項目として管理してきた」どう考えてもおかしな記述ですよね。

 

でも、違和感を感じつつも、この与件文の記述が意味しているところを「理解しきれていない」受験生もいらっしゃるのではないでしょうか。
(私も勉強を始めた当初は全く理解できませんでした)

 

事例Ⅲは、「言葉通り読む」ことが大切です。あれこれ考えてはいけません

 

「言葉通り」読んでください。C社は「生産高を日常の管理項目として管理」してきたのです

 

原材料費と労務費がかかり過ぎて限界利益がマイナスで、作れば作るほど赤字が出る、そんな状態‘なのに’「生産高しか日常の管理項目として管理してこなかった」のです。

 

普通の企業ならあり得ないですよね。

 

でも、診断士試験では与件文の記述が全てなのです。

 

事例Ⅲでは、‘特に’なのですが、「そんなバカな」という言葉を飲み込んでください。

 

なにせ、冒頭で申し上げた通り、C社は「当たり前のことができていない」のです。

 

こんな、「生産高しか日常の管理項目として管理してこなかった」C社への助言は、「赤字を垂れ流さないように限界利益も日常の管理項目として管理してください」です。

 

「できていないこと、やらなきゃいけないことを、ただやってくださいと言うだけ」、それが事例Ⅲなのです。

 

第10段落
C社の顧客からの注文は、各製造グループに直接入り、各製造グループで各々生産計画を立て、原材料調達から出荷まで行っている。製造グループごとの生産管理によって、同種類の原材料調達における単価の差異加工ロスによる歩留まりの低下出荷のための輸送費のロス製造グループ間での作業員の移動の制限などが見られる。

 

設問要求で想定した通り、「全体生産計画を作っていない(製造グループごとにバラバラに生産計画を立てている状況)」が、‘もろ’に書かれていますね。

 

そして、「製造グループごとの生産管理によって」単価差異、加工ロス、輸送費ロス、移動制限(2度目の登場)が発生している状況が記述されていますね。

 

ここまで、設問文と与件文をひも付けできれば、後は如何に答案として上手くまとめて行くかにかかっていますね。

 

それでは、解答例をみていきましょう。

 

解答例①だいまつ
対応策は、各製造グループをまたぐ全体生産計画を作成した上で、①管理項目に限界利益を追加し作業員のコスト意識を高め加工ロスを減らすとともに、同種の原材料は低単価品を共通して使うことで原材料費を削減する、②業務の閑散に応じて作業員を移動させ労務費を削減する、③出荷を共通化して輸送費ロスを減らす。以上で収益改善を実現する。

 

みなさんは、どのように評価されるでしょうか。

 

パッと見は、完璧ですね!

 

全体生産計画を作る、という計画の話を起点に、①管理項目への限界利益の追加と、低単価品の共通使用、②業務の閑散に応じた作業員の異動、③出荷の共通化、という統制内容が書けています。

 

本番でこの答案が書ければ御の字、本当に自分をほめてあげましょう。

 

しかしながら、以下の問題点もあります。
(注意:ここからの解説は、答案内容を突き詰めて考えた場合における問題点なので、こだわり過ぎないでください。参考程度でOKです)

 

①与件文上、明らかに出題者は「原材料費と労務費」の削減に資する対応策を書いてほしいのに、輸送費ロスを解答要素として盛り込んでいる

 

間違いではないため、「輸送費ロス」を解答要素として答案に盛込んでも点数はもらえると思います。ただし、「収益改善を早急に図ることが、最大の経営課題」であるC社にとっては、社内コスト資料で示されている構成比が高い項目(原材料費と労務費)を優先的に解消していくことが求められますね

 

「輸送費削減」は不適切とまでは言わないまでも、解答要素としての優先順位は低いと言えるでしょう。

 

②「製造グループごとの生産管理によって加工ロスが発生している」という問題点に対して、「管理項目に限界利益を追加し作業員のコスト意識を高め加工ロスを減らす」という書き振りでは、言葉足らずで対応策に関する記述として不十分

 

ここは、ちょっと分かりにくいところなので、理解しきれないようなら飛ばしてください

 

→「製造グループごとに生産管理をしているから加工ロスが起きている」、さらに噛み砕いて言うと、「製造グループごとに‘バラバラに’生産管理をしているから加工ロスが起きている」のに、「管理項目に限界利益を追加する」という言葉(解答)だけでは、「ごとに(各チームバラバラ)」という与件分の記述への配慮が足りていません

 

例えばですが、「限界利益を各チーム共通の管理項目とし」という書き方にすれば、「製造グループごとの生産管理」という問題点への対応策として、(国語的に)ばっちりだと思うのですが、皆さんいかがでしょうか。

 

[ before ]
製造グループごとの生産管理によって加工ロスが発生しているため、
管理項目に限界利益を追加し作業員のコスト意識を高め加工ロスを減らす

[ after ]
製造グループごとの生産管理によって加工ロスが発生しているため、
限界利益を各チーム共通の管理項目とし作業員のコスト意識を高め加工ロスを減らす

 

なお、「加工ロスの削減」については、後輩Bが別の観点から素晴らしい答案を作っているので後ほど解説します。

 

何度も言いますが、「深追いは禁物」です。あくまでも参考です。

 

解答例②後輩A
対応策は、各製造グループがばらばらに行っている調達から出荷までの工程について、①原材料の仕入れを一元化することで単価差異を解消する、②共同出荷による出荷作業の共通化を行う、③作業の標準化・マニュアル化し、作業員に対する教育も行うことで生産効率を高める。以上により原材料費・輸送費を削減し、収益性を改善する。

 

【永久保存版】シリーズを読んでいただいた皆さんならお分かりだと思いますが、後輩Aは、「生産管理」が「何者なのか」を理解していませんでした。

 

そのため、本問で2つもの事故が発生しています。本番でやってしまったなら、少なく見積もっても15点は吹き飛ばしてしまっているでしょう。240点付近には受験生が団子状態になっているのに、「生産管理系」のサービス問題で15点もライバルと差がついてしまう・・・、考えたくもありませんね。

 

【事故の内容】
①全体生産計画について触れられていない(生産管理は計画→統制なのに)
②生産効率化(標準化→マニュアル化→教育)のことを書いてしまっている

 

なお、後輩Aには、私が徹底的に「生産管理系の問題」に対する対応策を指導しておきましたので、今後は大丈夫でしょう。

 

解答例③後輩B
対応策は、全社的な生産計画を策定し、統制活動を実施し、コストを削減し、収益性を改善することである。具体的には、①原材料の一括調達によって単価差異を解消することで、原材料費を削減する、②チーム間の業務の繁忙に応じて作業員を移動させ、稼働アンバランスを解消し、労務費を削減すると同時に加工ロスを減らし、原材料費も削減する。

 

なんだか、「し」がやたら多いですね。日本語としてどうなんだ、と思われる方もいらっしゃると思うのですが、道場9代目のリーダー、受験生支援業界で、「ゴッド(神)」のふたつ名を持つ きゃっしい様も、「し」を多用した答案を作っておられることから、全く問題ないでしょう。

 

しかし、後輩Bの答案は本当に素晴らしいですね。

 

詳しく解説します。

 

まず、最初の文章ですが、本当に「生産管理」という題意を捉えつつ、QCDの「C(コスト)」出口とした解答が書けていますね

 

ここで注目すべきは、冒頭の「対応策は、全社的な生産計画を策定し、統制活動を実施し、コストを削減し、収益性を改善することである」という文章の流れです。

 

「生産管理」の問題であること及び「助言」の問題であることを意識して、「計画→統制→効果」という流れで文章が作られています

 

分かりやすいように文中に‘( )’を追加してみました。

 

対応策は、(計画→)全社的な生産計画を策定し、(統制→)統制活動を実施し、(効果→)コストを削減し、収益性を改善することである。

 

素晴らしいですね。

 

加えて、「具体的に」以下の①~③の記述も本当に素晴らしいと思います。

 

何が素晴らしいかを解説します。

 

第4段落の「原材料費と労務費が上昇し限界利益がマイナス」という記述と、表1を踏まえて、ぶっちぎりでコストがかかっている上位2項目にターゲットを絞った答案になっています。

 

それと、さらに素晴らしいのが、②の「チーム間の業務の繁忙に応じて作業員を移動させ、稼働アンバランスを解消し、労務費を削減すると同時に加工ロスを減らし、原材料費も削減する」という記述です。

 

皆さんは、彼がなぜ「チーム間の業務の繁忙に応じて作業員を移動させ、稼働アンバランスを解消し、労務費を削減すると同時に加工ロスを減らし、原材料費も削減する」と、書いたと思いますか?分かりますか。

 

私も最初は彼がなぜそのような解答を書いたのかが分かりませんでした

 

しかし、「図1 C社作成の加工不良に関する特性要因図」を見て、ハッとしました。特性要因図の赤字で囲った部分を見てください。


「製造チームごとの加工」と「製造チーム間の作業員移動がない」ことにより発生する、「製造チーム間稼働アンバランス」が、「加工不良が多い(つまり加工ロスが多い)」の原因のひとつだ、と書かれているではありませんか。

 

特性要因図に基づけば、全体生産計画を立て、「製造チーム間で作業員を移動させ」、「製造チームごとの加工を辞め」、「製造チーム間の稼働アンバランスを解消」すれば、「加工不良が減る」のです

 

まさか第2問で特性要因図を使うとは夢にも思いませんでした。

 

しかし、診断士の2次試験、恐るべし、ですね。

 

本当に奥が深い。

 

ただし、私を含めてフツーの人は、気付かないので深入りはやめましょう

 

生産管理ときたら「計画→統制」という着眼点を持って与件文を読みに行く、それで十分です。60点は十分に取れます

 

ここまで細かく解説しておいて言うのもなんですが、診断士の2次試験は100点を狙いに行く試験ではありません80分で現実的な対応をして60点を取に行く試験です。

 


 

第3問(配点20 点)
C社では、クレームを削減する改善活動を計画している。このクレーム改善活動を最も効果的に実施するために、着目するクレーム内容、それを解決するための具体的対応策を120 字以内で述べよ。

【出題の趣旨】
C社の生産現場の課題を把握し、クレームを削減する改善活動を最も効果的に実施する方法として、着目するクレーム内容とその解決策を提案する能力を問う問題である。

 

解答例①だいまつ
全体の50%を占めるカット形状不均一というクレームに着目する。対応策は、標準作業不備や教育不足による加工スキル不足が原因のため、①作業を標準化し手順書化する、②優秀な作業員を他チームへ派遣し、手順書に基づくOJTで、クレームを解消する。

解答例②後輩A
着目するクレームは、構成比の合計が80%を超える①カット形状不均一、②鮮度劣化、③異物混入である。対応策は、①カット作業の標準化で形状不均一を解消、②仕掛品削減による長時間放置の解消、③衛生管理ルール作成と教育による異物混入解消である。

解答例③後輩B
着目するクレームは、構成比の半分以上を占めるカット形状不均一である。対応策は、①標準作業の不備により人によって作業方法が違うため、作業を標準化・マニュアル化し、加工スキル不足を補うためのOJTも実施することで、最も効果的にクレームを削減する。

 

解答例を見て行きましょう。

 

まずは、の解答例からです。

 

「最も効果的に実施する」という設問要求と、「表2 C社の年間クレーム件数」でぶっちぎりで構成比の高い「カット形状不均一」を着目すべきクレームとしています。

 

私の記事では何度も書いていますが、診断士の2次試験の図表の読み取りでは、「難しい読み取り」は求められません誰が見てもすぐに分かるようにできています(じゃないと受験生を想定する答案へ受験生を誘導できないし、診断協会が試したいのは高度な図表の読み取り能力ではないから、です)。

そして、特性要因図に目を向けると「カット形状不均一」という「同じ言葉」が載っています。さらにカット形状不均一の原因に目をやると、「標準作業の不備」と書いてあるではないですか。

設問要求の段階では分かりませんでしたが、この時点で本問は冒頭にお示しした4つの切り口の「生産性向上・生産効率化」の問題であることが分かります

 

そして、特性要因図でさらにヒントを探すと「製造チームによる加工スキルの差がある」、「教育不足」との記載があります。

 

ここまで与件分上のヒントが見つかれば(図表も与件)、もう大丈夫ですね。

 

本問は100%「生産性向上・生産効率化」の問題です

 

そして、「生産性向上・生産効率化」とくれば、「標準化→マニュアル化→教育(OJT)」ですから、後はいつものパターンで解答を書いて「いっちょあり」です。

 


 

平成28年度試験第2問生産管理で「全体生産計画作れ」第3問生産性改善「標準化→マニュアル化→OJT」です。

 

平成29年度試験第1問生産管理「全体生産計画作れ」第2問生産性改善「標準化→マニュアル化→OJT」でした。

 

ここまで来ると、(言葉は少し悪いですが)「解けない方がどうかしている・・・」そう言われても仕方ありませんね。

 

もし、私の記事に出会って、事例Ⅲに対する苦手意識を克服できた受験生の方がいらっしゃれば、本当に嬉しいですね。

 

事例Ⅲは、最初はマニアックで取っ付きにくいのですが、実は凄く素直で何度も同じことを聞いてくれる、受験生にとてもやさしい事例さん(Ⅲ)なのです。

 

ははは。

 

続いて、後輩Aの解答例です。

 

解答例②後輩A
着目するクレームは、構成比の合計が80%を超える①カット形状不均一、②鮮度劣化、③異物混入である。対応策は、①カット作業の標準化で形状不均一を解消、②仕掛品削減による長時間放置の解消、③衛生管理ルール作成と教育による異物混入解消である。

 

完全に「やってはいけないパターン」ですね。

 

設問要求が「最も効果的に」であり、「表2 C社の年間クレーム件数」を見るとぶっちぎりで「カット形状不均一」の構成比が高いにも関わらず、上位3つのクレームを挙げています。

 

平成29年度の事例Ⅰの第1問における「最大の要因」は、やや解答要素を絞りにくかったこともあり、リスク分散を図るスタンスで臨むことは致し方ないと思います。ですが、本問は違います。ここまで明示的に根拠が示されているのに題意(最も効果的に)に反するような答案を作ってはいけません

 

何度も言いますが、診断士試験では高度な図表の読み取りは求められません

 

下手なリスク分散はしない。後輩A君の失敗から学び得ましょう。

続いて、後輩Bの解答例です。

 

解答例③後輩B
着目するクレームは、構成比の半分以上を占めるカット形状不均一である。対応策は、①標準作業の不備により人によって作業方法が違うため、作業を標準化・マニュアル化し、加工スキル不足を補うためのOJTも実施することで、最も効果的にクレームを削減する。

 

注目しているところは私と同じですね。

 

後輩Bの答案を見て素晴らしいと思うのは、下線を引いた部分、つまり「原因」に関する記述です。

 

特性要因図の言葉をそのまま抜き出して解答に埋め込んでいます。素晴らしい。


 

第4問(配点30 点)
C社社長は、経営体質の強化を目指し、今後カット野菜の新事業による収益拡大を狙っている。またその内容は、顧客からの新たな取引の要望、およびC社の生産管理レベルや経営資源などを勘案して計画しようとしている。この計画について、中小企業診断士としてどのような新事業を提案するか、その理由、その事業を成功に導くために必要な社内対応策とともに160 字以内で述べよ。

【出題の趣旨】
C社の顧客動向など外部環境を把握し、今後野菜の加工事業を強化して収益拡大を図るために必要な戦略について、助言する能力を問う問題である。

 

解答例①だいまつ
提案は、ソース等の高付加価値製品事業を提案する。理由は、①保存がきくため野菜の通年仕入れができなくても対応でき、②高付加価値製品で高い収益性が期待できる、ためである。対応策は、取引先からの改善要望に応えるため、温度管理設備を併せて導入しつつ、衛生管理ルールを策定し、従業員教育を徹底することで安全管理レベルを引上げること。

解答例②後輩A
提案は、一般消費者向けカット野菜パック事業である。理由は、①カット野菜需要の割合が年々増えている、②X農業法人の新鮮な野菜が活用できる、③現在の製造工程を利用できるから。対応策は、①仕掛品を減らし鮮度が下がる製品の長時間放置を無くす、②温度管理設備導入で鮮度低下を防ぐ、③X農業法人からの仕入強化による通年取引対応である。

解答例③後輩B
短期的には、一般消費者向けのカット野菜パック事業を提案する。理由は現在の製造工程を利用でき、新たな設備投資が不要なため。対応策は、衛生管理の徹底で鮮度を保つことである。長期的には、ソース等の高付加価値事業を提案する。理由は高い収益性が見込めるため。対応策は新設備を扱える作業員の育成を行うことである。

 

設問要求は、「新事業の提案」、「その理由」、「社内対応策」3つです。制約条件として、顧客からの新たな取引の要望、C社の生産管理レベル、経営資源を勘案して答えなければなりません。

 

そして、第7段落を見ると、「現在取引関係にある顧客や関連する業界から、C社とX農業法人との関係に注目した新たな取引の要望」に関する記述があります。

 

具体的には、

①カット野菜を原料としたソースや乾燥野菜などの高付加価値製品の事業であり、設備投資を必要とする事業
新鮮さを売りものにしている中小地場スーパーマーケットなどから要望がある一般消費者向けのサラダ用や調理用のカット野菜パックの事業であり、現在の製造工程を利用できる事業

 

悩まれた方も多いと思うのですが、皆さんは、どちらの事業を選んだでしょうか?

 

いや、どちらの事業を「選ぶべき」だったでしょうか。



 

答えは、「どっちでもいい」です。

 

もう少し言えば、「与件分を根拠(因)にちゃんとした理屈付け、論理展開ができているのであれば‘どっちでもいい’」です。

 

【永久保存版】シリーズの中で述べましたが、診断士の2次試験における‘正解(得点が得られる項目)’は1つではありません。間違いなく複数あります。

 

診断士試験は「当てもの」ではありませんし、実際の診断現場においても「どちらの事業を選択することが正解か」は、‘投資判断の段階’では分かりません(両方やらない限りは投資後でも分かりませんね)。

 

しかしながら、どちらの事業を選ぶべきか、その理由や、事業を成功させるための対応策について助言することはできるでしょう。そして、診断士として助言をする場合には、ちゃんとした裏付けに基づいて、社長が納得できる論理展開でもって、説明をする必要があります

 

この「ちゃんとした裏付け」が、「与件分を根拠にする」ということにほかなりません

 

これから、私と後輩Aの解答例を用いて説明していきます。解説を読んでどちらを選んでも解答が作れるようにヒントが与件文に埋め込まれていることを、しっかりと理解(腹に落とす)してくださいね。

 

それと、第1問で「現状把握系」の問題が出た場合には、4つの切り口の表に従えば、「経営戦略」と「セットで考える(第1問をヒントにする)」ことが大切、でしたね。

 

ここも、重要ポイントなので忘れないようにしましょう。

 

それでは、私の解答例から見ていきましょう。

 

解答例①だいまつ

第1問
(a)
X農業法人との関係を有し、新鮮な規格外野菜の仕入れができること、である。
(b)
通年取引不可の野菜の調達力の低さと、②組織的に生産管理できず収益性が低いこと。

第4問
提案は、ソース等の高付加価値製品事業を提案する。理由は、①保存がきくため野菜の通年仕入れができなくても対応でき、②高付加価値製品で高い収益性が期待できる、ためである。対応策は、取引先からの改善要望に応えるため、温度管理設備を併せて導入しつつ、衛生管理ルールを策定し、従業員教育を徹底することで安全管理レベルを引上げること。

 

私は、「ソース等の高付加価値製品事業」提案しました。

 

カット野菜パック事業は、「C社とX農業法人との関係に注目した、新鮮さを売りものにしている現在取引関係にある中小地場スーパーマーケットなどから要望」によるものですから、中小地場スーパーとしては、当然「X農業法人から仕入れている野菜」を使った「新鮮さを売りにしたカット野菜パックを提供したい」と考えているでしょう。

 

しかし、現状は「販売先から通年取引の要望があるにも関わらず、他産地からの仕入れによって工場操業期間は長くなったとはいえ、C社に受け継がれた後でもまだ約3カ月の休業期間が例年生じている」という大変残念な状況です。

 

また、今回の新事業は「現在取引関係にある顧客」からの提案である訳ですから、もちろん新鮮さを売りものにしている中小地場スーパーは現在のC社の販売先であり、通年取引を希望しているはずです。

 

足もとの野菜調達すらもままならないC社が、中小地場スーパーに期待されている通りに、ましてや他産地仕入れという選択肢なしで、X農業法人オンリーで通年取引ができるだけの野菜を確保することはできない、私はそう考えて(これを理由として)ソース等の高付加価値製品事業を提案しました。

 

また、当然に「高付加価値製品事業」なわけですから、「高い収益性が期待できる」というのも理由になるでしょう。第2問の生産管理面で対策により、投資時点においては収益性が改善されているでしょうが、収益性を上げることはC社の課題ですから、当然社長に刺さる「理由」です。ちなみに私は第1問(b)で、収益性の低さを弱みとして解答しています。

 

続いて、「対応策」について解説します。

 

第12段落には「また食品工場としての施設・設備面などの衛生管理作業方法などの衛生管理どちらの管理レベルにも課題があり、販売先からの改善要求もある」との記述があります。

 

販売先からの要望ですから、①施設・設備面などの衛生管理、②作業方法などの衛生管理の両方に対応せざるを得ない状況が見て取れます

 

そして、特性要因図を見ると、食品を扱っているにも関わらず、①温度管理設備がなくて加工場の温度管理ができていない(施設・設備面)②衛星管理ルールがない(作業方法)③作業員の衛生管理意識が低い(人)という、‘とてもよくない状況’が読み取れます。第12段落の記述から考えれば、①と②は絶対に盛り込まないといけませんし、③についても可能なら盛り込みたいところです。

 

そうした判断から私は、「対応策は、取引先からの改善要望に応えるため、温度管理設備を併せて導入しつつ、衛生管理ルールを策定し、従業員教育を徹底することで安全管理レベルを引上げること」と書きました。

 

与件分の記述に基づき、ちゃんとした論理展開ができている解答内容だと思っているのですが、皆さんの評価は如何でしょうか。

 

続いて、後輩Aの解答例です。

 

解答例②後輩A

第1問
(a)
X農業法人から市場に出荷できない規格外野菜を安定的に仕入れることができること。
(b)
①野菜の調達力、②生産管理力、③収益力、④衛生管理力、⑤営業力の低さ。

第4問
提案は、一般消費者向けカット野菜パック事業である。理由は、①カット野菜需要の割合が年々増えている、②X農業法人の新鮮な野菜が活用できる、③現在の製造工程を利用できるから。対応策は、①仕掛品を減らし鮮度が下がる製品の長時間放置を無くす、②温度管理設備導入で鮮度低下を防ぐ、③X農業法人からの仕入強化による通年取引対応である。

 

後輩Aは「一般消費者向けカット野菜パック事業」を提案していますね。

 

理由の「①カット野菜需要の割合が年々増えている」は、第2段落の記述に基づいています

 

「②X農業法人の新鮮な野菜が活用できる」は、「X農業法人との関係に注目した」という第7段落と、第1問(a)で答えた「X農業法人から市場に出荷できない規格外野菜を安定的に仕入れることができる」という強みを根拠としています。

 

「③現在の製造工程を利用できるから」は、「現在の製造工程を利用できる事業である」という第7段落の記述そのままですね。

 

ちゃんと与件文に基づいて書いていますから、いい感じですね。

 

続いて対応策です。こちらも素晴らしいですね。

 

①の「仕掛品を減らし鮮度が下がる製品の長時間放置を無くす」というのは、特性要因図の赤で囲った箇所の記述そのままですね。

 

カット野菜パック事業は、「C社とX農業法人との関係に注目した、新鮮さを売りものにしている現在取引関係にある中小地場スーパーマーケットなどから要望によるものである」わけですから、「仕掛品を減らし鮮度が下がる製品の長時間放置を無くす」ことは、当然に実施すべき対応策でしょう。

 

しかもこれは、第12段落に記述のある「作業方法の衛生管理」です。

 

②の「温度管理設備導入で鮮度低下を防ぐ」というのも、特性要因図の赤で囲った箇所の記述そのままですね。

 

しかもこれは、第12段落に記述のある「施設・設備面の衛生管理」です。

ここで、「ちょっとまて、設備投資するの?」と思った方もいらっしゃるでしょうが、第7段落には、「現在の製造工程を利用できる事業である」しか書かれていません。どこにも「設備投資不要」とは書いていないのです。

 

そして、「C社とX農業法人との関係に注目した、新鮮さを売りものにしている現在取引関係にある中小地場スーパーマーケットなどから要望によるものである」わけですから、「温度管理設備がない」ために起きる鮮度劣化を許してくれるとは思えません。第12段落の「食品工場としての施設・設備面などの衛生管理、作業方法などの衛生管理、どちらの管理レベルにも課題があり、販売先からの改善要求もある」という記述から考えても、対応策として設備投資することを助言すべきでしょう。

 

③の「X農業法人からの仕入強化による通年取引対応である」に関しては、実際は無理そうな気がします。

 

ですが、カット野菜パック事業は「C社とX農業法人との関係に注目した、新鮮さを売りものにしている現在取引関係にある中小地場スーパーマーケットなどからの要望」によるものです。

 

さらに、「取引先からの通年取引要望がある(繰り返しになりますが、今回オファーした中小地場スーパーマーケットも要望していると考えるべきでしょう)」ことを考慮すれば、後輩Aが書いたように、「X農業法人からの仕入強化による通年取引対応」を対応策として‘書かない’という選択肢はありません

 

感覚的にできなさそうだから」と二の足を踏む方もいらっしゃるでしょうが、ポポさんの言葉を思い出してください。

 

「事例Ⅲは難しく考えないで、できていないこと、やらなきゃいけないことを、ただやってくださいと言うだけ」なのです。与件文に基づいてできていないこと、やらなきゃいけないこと、があれば、ひっくり返して「ただ、やってください」と書けばいいのです。

 

どうしても、「X農業法人からの仕入強化」を書きたくない、という方は、「新鮮な野菜を年間を通じて仕入れることができる仕入先の開拓」と書けばよいでしょう。そうすると「X農業法人との関係に着目した」という与件文の記述を無視することになりますが・・・。

 

さて、どうでしょうか。
(まあ、どちらも「通年取引を何とかする」という話なので、点数をもらえると思います。好きな方を選んでください。)

 

「一般消費者向けカット野菜パック事業」も与件文の記述に基づいて、ちゃんと答案が作れましたね。

 

今年度の試験でもし仮に選択を求められたら、「与件文の記述に基づいて書けばOK」そう ‘楽に’考えて 解答を作っていきましょう。

 

ちなみに、「いやいや限界利益がマイナスで、作れば作るだけ、赤字を垂れ流して、恐らく体力のないC社に設備投資しろなんて、そんな助言できるか。設問文にも‘経営資源などを勘案して’と書いてあるではないか。設備投資するなどありえない」と、お考えの方がいらっしゃるかもしれません。

 

ですが、現在の限界利益がマイナスの状況を考慮する必要はありません

 

第8段落の記述を見てみましょう。「C社社長は、まず現状の生産管理を見直し早急に収益改善を図ることを第1の目標としているが、それが達成されたには新事業に着手してさらなる収益拡大を目指すことを考えている」と、書いています。

 

C社社長は、最優先課題の現状の生産管理を見直し、早急に収益改善を図ることができた後に、つまり、第2問の対応が完了し、収益が改善した後に新事業に着手してさらなる収益拡大を目指そうと考えているのです。

 

そうすると、足もとの収益ダメダメ具合は関係なくなります。

 

「どちらでもいい」これが、私の第4問における結論です。

 

最後に、後輩Bの解答例を見ておきましょう。

 

解答例③後輩B
第1問
(a)
規格外の野菜を有効活用できる加工技術力及びカット野菜の一貫生産体制の保有である。
(b)
①生産管理が組織的にできていない②調達力が低く通年取引要望に応えられていない。

第2問
短期的には、一般消費者向けのカット野菜パック事業を提案する。理由は現在の製造工程を利用でき、新たな設備投資が不要なため。対応策は、衛生管理の徹底で鮮度を保つことである。長期的には、ソース等の高付加価値事業を提案する。理由は高い収益性が見込めるため。対応策は新設備を扱える作業員の育成を行うことである。

 

どちらにすればよいか、判断が付かなかったのでしょう。短期的と長期的という切り口から、両方の事業を提案しています。

 

恐らく本試験会場で28年度試験を受けられた方の中には、後輩Aと同じように悩んだ末に、両方の事業を提案した方もおられるでしょう。

 

しかし、先ほどから申し上げている通り、診断士試験の「正解」は1つではありませんどちらを選んでも与件文に基づいて答えられていれば点数をもらえます

 

後輩Bの答案を見ていただくと分かる通り、無理やり2つの事業に関する提案を書いたばかりに、「提案する事業名」や「理由は」、「対応策は」、「短期的には・長期的には」といった言葉が重複し、肝心の理由や対応策をまともに書くことができていません

 

リスク分散する必要などないのに、リスク分散を試みた結果、書きたいことが書けなくなってしまうなんて、本当に悲しいですね。とにかく「どっちつかず」の解答を作るのはやめましょう
(設問の切り分けが出来ずに両方に要素を盛り込む、という対応とは別の話です)

 

それと私が気になったのが、「理由は現在の製造工程を利用でき、新たな設備投資が不要なため」という記述です。「新たな設備投資が不要」とは、与件文のどこにも書いていません思い込みで答案を作ってはいけませんね

 

もう一度与件文の記述を確認しておきましょう。

<ソースなどの高付加価値製品事業>
カット野菜を原料としたソースや乾燥野菜などの高付加価値製品の事業であり、設備投資を必要とする事業

 

<カット野菜パック事業>
新鮮さを売りものにしている中小地場スーパーマーケットなどから要望がある一般消費者向けのサラダ用や調理用のカット野菜パックの事業であり、現在の製造工程を利用できる事業

 

対比すると分かりやすいですね。「片方は設備投資を必要とする」と書いておきながら、「もう片方は設備投資不要ではなく、「現在の製造工程を利用できる」という表現に止めています。受験生に「カットパック野菜事業は設備投資不要」と書いてほしいのなら、素直な事例Ⅲなら「そう書いてある」はずですが、わざわざ書いていないのです。

 

思い込みは禁止です。本当に気をつけましょう。

 

ここからは第4問に対する私なりの「思うところ」です。

 

設問文には「顧客からの新たな取引の要望、およびC社の生産管理レベル経営資源などを勘案して計画しようとしている」との記述があります。

 

①顧客からの新たな取引の要望
与件文に記述がある通りですね。でも、わざわざ「顧客からの」と書いているのが気になりますね。「新たな取引の要望」でもいいのに‘わざわざ’「顧客からの」と書いているのです。

 

「これまでに取引のなかった企業」や「これまでに取引のなかったスーパー」では、「作問者が想定する受験生に答えさせたいこと」に誘導できなくなる恐れがあったのでしょうね

 

②生産管理レベル
生産管理と言えば、「計画→統制→実行」ですが、第8段落の「現状の生産管理を見直した後」という記述から、ここでいう生産管理レベルとは最終段落に記載がある「衛生管理」のことを言いたかったということでしょうか

 

③経営資源
ここは、まさに「第1問の強みと弱みを考慮しろ」ということだと思います。「X農業法人との関係が強み」で、「X農業法人との関係に着目した新たな取引要望」なのですから、X農業法人からの野菜をちゃんと使って新事業をしなければなりませんね。

 

④営業面
顧客から既に要望がある訳ですから、営業面の解答優先度は低いでしょう。

 

ちなみに、特性要因図は4M(man、machine、method、material)で作られています。皆さん、気付かれましたか?
解説は以上です。

 

平成28年度試験は、冒頭にお示しした、4つの切り口の順番通りに出題されていますね。ちなみに平成29年度試験は、現状把握系の問題がなく、第1問が生産管理系、第2問が生産性改善、そして経営戦略の問題が2問(第3問、第4問)出題されました。

事例Ⅲは、本当にパターンが決まっているので、今年は絶対に60点以上を目指してくださいね

 

長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

以上、だいまつでした。

 

 

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おはようございます、chikaです♪
試験まで残り一か月を切りましたね。
実は(?)インスタで勉強アカウントを作っていた私。
(IDはstudy_c_k_pyonです。探せば出てきますw)
一年前の投稿を見てみたら、とにかく事例を解きまくっていたのを思い出しました。
平日は2事例(事例Ⅰ~Ⅲのどれか+事例Ⅳ)、週末は4事例くらい解いていたと思います。

そして、思い出しました。一年前のこの時期に開眼したのです。
道場で密かに(?)伝わる「開眼」という言葉。
【開眼】(読み)カイガン
よく見えなかった目が、よく見えるようになること。また、よく見えるようにすること。
byコトバンク

道場で言う「開眼」とは、ふうじんさんがコチラの記事で伝えているように、Bランク→Aランクに上がる手応えを感じること・・!

そして、先代、または合格者が伝えているように
開眼とは「これができるようになる!」という決まったものではなく、
「実力が急に上がった瞬間」が人それぞれある、と私は解釈します。

前置きが長くなりましたが・・・
私の場合は、「二次試験の本質を意識する」ことで、
点数が一気に安定するようになりました。
今日は「二次試験の本質を意識する」ことについてお伝えしようと思います。

ちなみに、本日のタイトル、なんかどこかで聞いたことあるな~と思ったら、
昔サザンオールスターズがそういうタイトルの歌を歌ってたみたいですね♪
・・・・・・すいません。パクリじゃありません。汗


【開眼する前の私】

キーワードのパターンを覚え、そこそこの解答が書けるようになっていました。
また、80分の解答プロセスの型も決まってきて、時間内に解けるようになりました。

しかし!!

なんか、しっくりこない・・・
自信を持って解答できた!と言い切れない・・・
解答を埋めた”だけ”感。
でも、キーワードをそこそこ入れてるから点数はそこそこ取れる。

そんなもやもやした状態でした。

きっと自分のよくないところは
・キーワードを埋めることに固執している
・所詮、”設問を解く”ということに固執している
なのかなぁと考えるようになりました。

そこで、
道場の過去記事を読みまくって、二次試験の本質を考えてみました。

二次試験の本質 ~与件文・設問文の意味~より抜粋。

二次試験とは、
実際に企業を診断し、報告書を書くために必要な能力。

与件文:ヒアリングをまとめたノートの様なもの
よって、内部環境(強み、弱み)や経営者の意思や想い等は、当日のヒアリングで伺う事になるので、基本的に集めた情報の範囲内で実現可能性の高い提案を行う。
外部環境等の事前に調べられる内容は、自分たちで調べる事になる。

設問文:報告書を作成する事を意識した順になっている。
設問を1から順に解いていく中で、
現状把握➡課題抽出➡改善提案の流れができている。

・・・・・なんだ、そんなの当たり前じゃん!!
っていうことなんですが、これを意識することで私の中で何かが弾けました(大げさ)。

 

【開眼した後の私】

事例のストーリーを意識し、
経営コンサルタントになった気持ちで事例を解くようにしました!!

事例企業には必ずストーリーがあります。
元々もっている強みがあってここまでやってきた会社。
でも、外部環境の変化(競合の出現、顧客ニーズの変化など)によって、
今までやってきた方法じゃ通用しなくなってきた(=業績が上がらなくなってきた。)
でも、社長には叶えたいビジョンがある。
そこで中小企業診断士に相談にのってもらうことにした。

実際の現場では、
きっと社長はつらつらと語っているだけなのでしょう。
①自社の強み・弱みにすら気付いていない
⇒分析して教えてあげる(現状把握)

②事業に夢中で、外部環境の変化に気付いていない
⇒調査・分析して教えてあげる(現状把握)

③ビジョンを叶えるために、何をすればいいか分からない
⇒コンサルタントが考えて教えてあげる(改善提案)

ということをやるのが、まさに事例を解くということなのだ・・・、と考えるようにしました

よって、
与件文をそのまま写すだけではダメ(=ちゃんと分析して社長に教えてあげる必要がある)
他の企業の成功体験(キーワード)をそのまま書くだけではダメ(=この会社ならではの提案が必要)
設問と設問に一貫性がないのもダメ(=さっきと言ってることちゃうやん?って社長に言われちゃうから)
ということに気付きました。

そして事例のストーリーを意識するために、
与件文を一通り読んだあと、1分くらい俯瞰して与件企業を見る時間を作りました。
この外部環境の変化の中で、この会社が活かすべき一番の強みはなんだろう。
ビジョンを叶えるために、克服すべき決定的な問題はなんだろう。
ビジョンを叶えるために、強みを生かして進んでいく方向性はなんだろう。
これらを、どの設問で教えてあげればよいんだろう。
と考えるようにしたことで、一貫性のある解答を作れるようになりました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【本日伝えたかったこと】

①二次試験の本質は、
実際に企業を診断し、報告書を書くために必要な能力を問われているといこと。

②そのため、
収集した情報(=与件文)の範囲内で実現可能性の高い提案を行う必要がある。
かつ、設問はコンサルタントからの報告書を意識した流れになっている。

③キーワードを入れることに固執し過ぎず、
俯瞰して与件企業のストーリーを考えてみることが大切。
※事例Ⅰ~Ⅲそれぞれのコンサル方針はコチラの記事を要check!!!

④設問は全て一貫性のある解答にする必要がある。

⑤合格者が全員「開眼」を経験するわけではないが、
開眼するために(=もう1ランク上げるために)試行錯誤するのは大賛成!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ちなみに、私は上記のように開眼したわけですが、
先代も様々な開眼物語があったようです。

★ロックさんは”書く力”で開眼

★ふうじんさんの開眼はコチラだそうです⇒(その1その2)
+開眼についての記事はコチラ

★アックルさんは因果関係の把握で開眼

★JCさんは事例Ⅳで開眼

何がきっかけで開眼するはは人それぞれ。
そこで、JCさんのお言葉を抜粋します▼
「自分の失敗を分析しましょう。
そうすれば、対応策がきっと見えてくるはずですし、それが開眼のきっかけになるかもしれませんよ!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

まだまだ開眼する時間はあります!
自分の失敗や悪い癖を分析して、あと1ランク上を目指してみませんか。
以上、chikaでした♪

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おはようございます!桃ちゃんです。
皆様、二次試験対策は順調ですか??

もし一次で残念だった方も、今道場は二次試験対策モードなので
是非先取りして二次の情報を収集してくださいね!

 

今日は、事例Ⅰ事例Ⅱに引き続き、私の事例Ⅲの本番対応と
10月21日にある応用情報技術者試験についても少し
書きたいと思います。

 


まずは、応用情報でご質問頂いたところから。
(かんなさん、ご質問ありがとうございましたっ!)

基本理論やアルゴリズムがなかなか覚えられないところは、
どう対策をしたか??

いやぁー、分かります(>_<)

私は非IT系だったので、本当に困りました苦笑!

最初から基本理論を捨てる方もいらっしゃいますが、
こちらは得点になるところもあります!!!

 

全部を捨てるのはもったいない!です。

①教科書をさらっと一読

②過去問で同じような問題を2~3問解く

→イケそう!なら頑張る!

→やっぱムリ・・・なら捨てる!

と、一度チャレンジしてみることをお勧めします(^_-)-☆

 

 

またアルゴリズムでは、
「アルゴリズム図鑑」という神アプリがおススメです!

 

iPhoneでもandroidでもあります。

教科書で読んでもどういう動きをするのか
分かりにくいですが、こちらのアプリだと
実際に分かりやすく動きが見られるので
頭に入ってきやすいです!!

無料版もあります。
課金するとすべてのアルゴリズムを見ることができます。

 

是非、こういうのも活用して勉強頑張ってください!

 


さて、ここからはH29年(去年)の事例Ⅲの
桃ちゃん本番対応です!

 

平成29年 事例Ⅲ 桃ちゃん 得点69点

 

事例Ⅲの時間は14:00~15:20。

TP45(実際に回答を書き始めるターニングポイントが45分後)
が目標なので、14:45までに書き始めるのが目標。

 

事例Ⅲは得意でもないが、
きっと困りごとは分かりやすく本文に書かれているから

それを見落とさず解決する方向で行けば大丈夫!と言い聞かせる。

 

 

試験時間スタート!!

①回答用紙チェック 
設問は4つ!

 

②受験番号記入

名前記入がなく受験番号だけなので、入念に確認。

 

③ホッチキスを取ってメモ用紙を作る

ソーッと外す。

 

④空いているところにキーワード書き

※書くことで、事例Ⅲで使うものを忘れないようにするため!

 

実際の本番で書いたのは

「進(捗) 現(品) 余力管理」
「QCD」
「ダラリ」
「ECRS」

いたって普通だが、絶対に外せない基本中の基本!

 

⑤本文に段落番号と段落ごとの線引き

 

⑥設問分析

まず第1問から第4問に矢印を引っ張る!

第1問の強みが第4問で使われる傾向ありのため。

(細かく考えずに、いったん無条件に線を引っ張る!)

 

 

対応付けをして、回答スタート。
対応付けした時の思考プロセスは下記の通り。

第1問 CNC木工加工機の生産販売を進めるために検討すべき生産管理上の課題とその対応策を140字以内で述べよ。

回答記入時間:14:50~14:55

【桃ちゃん回答】

課題は①ロット生産の機械加工班と個別生産の製缶板金班、外注の3者の連携強化し納期に間に合う部品加工や組み立てを円滑に行う体制構築。対応策は①3者の進捗管理共有②統一した生産計画を共有③カムアップシステムで外注管理④(????忘れた・・・)

 

<思考プロセス>

①聞かれていることは
「CNC木工加工機の生産販売を進めるために検討すべき
生産管理上の課題とその対応策」

×営業上の課題 ○生産管理上

→管理とくればPDCAを回せるかどうか。
生産計画や生産統制について書く。

 

②現在の体制について確認(本文)

・機械加工班「比較的小物でロットサイズが大きい機械加工」
ロット生産 10名

・製缶板金班「大型で多品種少量の銅材や銅板の加工が中心」
個別生産  10名

・CNC制御装置は外注

 

③本文チェック

・最終段落

「製造部では専任担当制で作業者間の連携が少なかったが、
この新規事業では、機械加工班と製缶板金班が同じ
CNC木工加工機の部品加工、組み立てに関わることになる」

 

 

明らかに課題がありそう。

 

連携がなかったのに、今後関わらなければならない!!

3つの工程がバラバラなので、QCDの中でもD納期に間に合う
生産計画・生産実行をしないといけない!!!

 

その観点から回答を構成する!

【桃ちゃん回答(再掲)】

課題は①ロット生産の機械加工班と個別生産の製缶板金班、外注の3者の連携強化し納期に間に合う部品加工や組み立てを円滑に行う体制構築対応策は①3者の進捗管理共有統一した生産計画を共有③カムアップシステムで外注管理④(????忘れた・・・)

 

 

第2問 C社社長は、現在の生産業務を整備して生産能力を向上させ、それによって生じる余力をCNC木工加工機の生産に充てたいと考えている。それを実現するための課題とその対応策について120字以内で述べよ。

回答記入時間:14:45~14:50

 

【桃ちゃん回答】

課題は専任担当者が保有する各機械の操作方法や加工方法に関する技術情報を共有化し、担当以外の機械も操作できる多能工化し業務平準化を行う。施策は①ノウハウのマニュアル化で標準化②OF  F- JTOJ Tによる教育機会付与③QCサークル促進④余力管理の徹底。

 

<思考プロセス>
①問われている事の確認
「生産能力を向上させ、
余力をCNC木工加工機の生産に充てたい。課題と対応策」

 

②本文の確認
第6段落:「マニュアル化、標準化されていない」

 

よって、マニュアル化することと標準化することは必ず盛り込む

 

なぜそれが必要かというと、

担当以外の機械は操作できない専任化しているから。

→多能工化する必要??

→ノウハウや情報を共有!!教えてあげて使えるように!

教えてあげるために何が必要か??→施策に書く!

 

【桃ちゃん回答(再掲)】

課題は専任担当者が保有する各機械の操作方法や加工方法に関する技術情報を共有化し、担当以外の機械も操作できる多能工化業務平準化を行う。

施策は①ノウハウのマニュアル化で標準化②OF  F- JTOJ Tによる教育機会付与QCサークル促進④余力管理の徹底。

 

 

第3問 C社では、ホームページを活用したCNC木工加工機の受注拡大を考えている。展示会での成功を参考に、潜在顧客を獲得するためのホームページの活用方、法潜在顧客を受注に結び付けるための社内対応策を160字以内で述べよ。

回答記入時間:14:50~14:55

【桃ちゃん回答】

活用方法①展示会で質問の多かったプログラム作成方法、プログラムの提供可能性、メンテナンス方法、加工可能な材質等公開②問い合わせフォームで個別対応③実演の動画を公開し、小型で汎用性、操作性、メンテナンス容易性が高い事を訴求する。対応策①パンフレット作成②営業人員増強③販売やマーケティングの研修実施④開発力強化⑤商社開拓。

 

<思考プロセス>

①聞かれている事の確認

⇒潜在顧客を獲得するためのHP活用方法

潜在顧客を受注に結び付ける為の社内対応策

 

②考え方

HPの活用方法は本文にあるヒントからかけそうだが、

社内対応策の解釈に時間がかかる。

 

でも、”HPで問合せ”などが来るなら、それに対応する人材か?

 

③本文チェック

●「CNC木工加工機の特徴」第9段落

・操作性
・メンテナンス容易性
・小型
・汎用性・・・ ならい施盤のように

 

●「過去の成功体験」第12段落

「実演を行ったが、それによって多くの来展者の注目を集める」「CNC木工加工機の加工精度や操作性、メンテナンスの容易性が
来場者から評価された」

 ※「評価」は事例Ⅰ~Ⅲを通じて要チェックの重要ワード!!

 

●「問題点」11段落

・木工加工関連企業とのつながりや情報もない
・販路開拓のやりかた分からず
・新規顧客獲得のノウハウなし
・販売やマーケティングに関するノウハウなし
・機械商社などの販売チャネルなし

 

設問が「展示会での成功を参考に」なので

①(12段落の)成功体験→応用できるHP活用方法

②そのための社内の動き(11段落の問題点を解消する)

を書く。

 

【桃ちゃん回答(再掲)】

活用方法
展示会で質問の多かったプログラム作成方法、
プログラムの提供可能性、メンテナンス方法、
加工可能な材質等公開
問い合わせフォームで個別対応
実演の動画を公開し、小型で汎用性、
操作性、メンテナンス容易性が高い事を訴求する。

 

対応策
①パンフレット作成

②営業人員増強
 ←木工加工関連企業とのつながりや情報もない(11段落問題点)
③販売やマーケティングの研修実施 
 ←販売やマーケティングに関するノウハウなし(11段落問題点)
④開発力強化
 ←販路開拓のやりかた分からず(11段落問題点)
⑤商社開拓。
←機械商社などの販売チャネルなし(11段落問題点)

 

 

第4問 C社社長は、今後大きな設備投資や人員増をせずに、高付加価値なCNC木工加工機事業を進めたいと思っている。これを実現するためには、製品やサービスについてどのような方策が考えられるか。140字以内で述べよ。

 

【桃ちゃん回答】

方策は①設計時点で顧客の要望を反映し、部品の標準化を進め在庫過多を抑制②自社施設で困難なものを戦略的に外注する設計の製品。サービスは①メンテナンス方法を発信②改良品の声を拾う③NC施盤未利用者への説明会。資源を効率的に活用し、開発推進、事業推進。

 

 

<思考プロセス>

①聞かれている事の確認

⇒「設備投資や人員増をせずに、
高付加価値なCNC木工加工事業。製品やサービスの方策」

 

②問1との関係

問1は強みというより、課題と対応策だった。
生産計画のことが、第4問でも使えるか???

 

③本文チェックと知識書き出し
・顧客の要求する加工精度を保つ ←(第6段落強み)
・部品の標準化を進め、在庫を多くしない ←(知識)
・メンテナンス方法を発信し ←(第12段落 顧客のニーズ)
・コンカレントを行い ←(知識)
・声を拾い活かす ←(第12段落全体を通して)
・改良品の声を拾う
・改良・新機種開発 ←(第12段落 今後の予定)

 

これらをまとめて、回答に書いたが

字数が余ったので、明らかにいらないけど
資源を効率的に活用し、開発推進、事業推進。」という
言葉を入れてみた苦笑!

 

得点につながらなさそ~~( ;∀;)

 

 

<事例Ⅲが終わって>

結構難しかった~。。。
終わった直後は事例Ⅲが一番難しいと思いました。

 

実際事例Ⅳが最低点数だったのですが・・・苦笑!

 

試験中は、設問を読んでも
「イマイチ意味が分からない」部分が必ずあります。

 

でも焦らずに、
きっと周りも「えっ!?ナニコレ?」って思っているはずなので。

 

そこで、冷静になれるかどうかです。

もう一度本文に立ち戻って、
まったくかけ離れたアイデアではなくて

何かしら事例と関係があるような回答を心がけてください!

そうすれば必ず上位20%に行けるはずです!!!

 

残りの受験勉強、がんばってください!

応援しています。

 

以上、桃ちゃんでした!

 

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こんにちは、たかじんです。

いよいよ二次試験まで1か月を切りましたね。皆さん、試験勉強は順調でしょうか。

初学者で、1次試験終了後から2次試験の勉強を始めた方々は、過去問に取り組む中で、そろそろ自分なりの解き方の型が出来てくる頃かもしれません。それでもまだ80分で解き切ることが出来なかったり、質の高い答案を仕上げるのに苦労したりする場合もあるでしょう。でも大丈夫です。トレーニングを続けていれば、まだまだ伸びます。

特に独学の皆さんは、なかなか成果が目に見えない間は「このままで大丈夫なのか?」と不安になるでしょうが、勉強の方向性を間違えずに、トレーニングを継続していけば、スキルは必ず蓄積されて行きますので、伸びる時期が必ず来ます。一次試験の勉強について書いた記事「閾値」というものをご紹介しましたが、2次試験でも一緒です。最後まで諦めずに過去問のPDCAを回していきましょう!

 

 

さて初学者&独学の皆さんを対象とした以前の記事で、復習の大切さについて記載しました。最初はとても時間がかかるけれども、急がば回れだと書きましたが、その復習の仕方について、もう少し解説します。独学の皆さんにとって、予備校や通信教育と違い、自分の答案を添削してくれる人は自分ひとりしかいない訳ですから、過去問を解いた後の復習こそが生命線です。きゃっしいさんも復習の大切さについて記事を書いていましたね。

 

復習で大事なのは、「なぜ間違えたのか?」を確認することです。これは仕事でも一緒ですよね。ミスをした時、失敗した時、なぜそれが起きたのか、どうすればそれを防止できるのかを考えないと、ミスや失敗は繰り返されてしまいます。

 

2次試験の問題は正解が公表されていないので、何が正しい解答なのかは明確には分かりません。それでも大手予備校の出版している過去問や「ふぞろい」等を使えば、だいたいの正解答案は分かります。

解答例と自分の答案とのギャップを客観的に分析しましょう、ということも書きましたが、「そうは言っても具体的にどうするのか分からない」という方も多いでしょうから、私の場合の例をご紹介します。あくまでも個人的な例なので、これも適当にパクッてカスタマイズしてみて下さいね(以下は事例Ⅰ~Ⅲの取り組み方について記載します)。

 

さて過去問を解いた後、正解と自分の解答のギャップを確認すると、自分の答案はだいたい以下のような形でミスをしていることが分かりました。

① 問題で問われていることに正面から答えていない
② 文字数をかせぐために、問われていない内容も記載している
③ 助言系・提案系の問題で答えが思いつかなかった

 

問題で問われていることに正面から答えていない

道場メンバーの皆さんも多く書かれているように、設問から外れた解答はアウトです。

設問を読んだ時に「何が聞かれているのか」はチェックしているはずなのに、なぜ外れた答えを書いてしまったのか。思考プロセスを振り返ってみると、私はSWOT分析をした後に、各設問に答えるための論点を書きだしていくやり方を取っていたのですが、実は余計な論点も書き出しており、解答を書く際に、無理やり詰め込んでしまうことによって起きているということが分かりました。

出した論点をすべて使う必要はなく、とにかく問題に対して正面から愚直に答えることが最優先です。論点を厳選することが、次回の過去問演習への対策として浮かんできます。

 

文字数をかせぐために、問われていない内容も記載している

次は逆に選び出す論点が足りずに、余計な内容も盛り込んでしまうというミスです。多くある論点を削ることは比較的容易ですが、文字数100字以内で、と書かれているのに論点が2つしか見つからない、というような場合は焦りますよね。

ここで自分がやりがちだったのが、字数を稼ぐために冗長な言葉や関係ない論点を入れてしまって、全体としてよく分からない解答にしてしまうということでした。100字という場合はやはり最低2つ、通常なら3つくらいの論点を書く必要があります。書く論点が足りないという場合は、やはりどこかで見落としているんですね。読めていないものがどうしたら読めるようになるのか、これは改善するのはかなり難しいです。訓練を積むしかない、と言えばそれまでですが、字数は出題者が「このくらいの論点を入れてね」と言っている大きなヒントでもあります。論点が足りない場合は、「必ずどこかに見落としがある」と考え、もう一度与件文をチェックしましょう。

 

助言系・提案系の問題で答えが思いつかなかった

助言系・提案系の問題で考えが思いつかないこともありました。これもツラいですね。ここはなかなか私も最後まで克服できなかったのですが、私の使用していた「中小企業診断士2次試験事例問題攻略マスター」には、「助言系・提案系の設問は、いわゆる難問が多く、人によってさまざまな答えが出たり、出題者の意図が読めないケースが多いので、精度にこだわらず、ある程度書くべき論点を大まかに決めて、ラフに解答します」と書かれていたので、答えが思いつかなかった場合は、そのやり方を踏襲することにしました。

 

「ラフに解答する」とは「具体的にどうするのか?」と分かりにくいですが、奇抜な答えを書かず、与件文を読めば「そりゃそうだよね」というような内容を大まかに書くということだと理解しました。

 

「それが難しいんじゃないか!」というお声もあるでしょうし、ごもっともです。「アイディアが浮かばなかった時にどうするか」に答えられれば、受験生の皆さんにも非常に有益な情報だったとは思うのですが、ここは私も最後まで難渋しまして、決定的な改善策と言うのは分かりませんでした😓。

皆さんは、だいまつさんやきゃっしいさんのように明快な切り口で分析するという方法もご参考になさって下さい。私はその領域までたどり着かなかったので、テキスト記載のように、致命的なミスを避けるという消極戦法で戦うこととしました。

 

例えば平成29年度の事例Ⅰの第4問は、全国展開を進めていく上で障害となるリスクの可能性について「中小企業診断士の立場で助言」する問題でした。「リスクの対応策」を助言するのではなく、「リスクの可能性について」助言する、という答え方に迷う問題でしたが、これに対して私は、

  1. 全国展開のため販路拡大(営業強化)→人員育成の必要性
  2. 人員増加→管理体制構築の必要性

といった論点を抽出しました。

100字なので、論点は3つだな、と思いつつも、人員育成と管理体制構築の2つしか思い浮かびません。やむなくこの2つの論点を中心に、リスクの可能性について、ラフに解答することにしました。

その解答がこちら。

 

「全国市場に拡大していく上で、新たな販路を開拓するために営業部門の強化が必要だが、そのための人材育成が必要であること、また人員の増加による組織の拡大に伴い、管理体制の構築が不可欠となることである。」

 

ちなみに事例Ⅰで79点を出したきゃっしいさんの解答はこちら。

「自社販売による直接販売は行っていないため①顧客ニーズが把握できず新商品開発に活かせず②直接販売のノウハウがなく首都圏出店が困難な点。全国の市場で戦える新商品の開発を実現する人材が確保・育成できない点。」

 

私の答案には無い、「顧客ニーズが把握できず新商品開発に活かせない」という論点が入ってますね。

 

だいまつさんの記事で紹介されていたシンゴさんの解答には「主力良品の知名度が地元に限られている」ということと、「首都圏出店が未実現」といった論点が入っていました。

 

私の解答は論点が少なかったので、冗長な感じになってしまいました。高得点者の方々のようにシンプルで因果関係を踏まえた答案にはほど遠い感じです。しかしリスクについて一応、正面から答えており、「そりゃそうだろう」というラフな感じには解答している(・・・と思う)ので、大きな外しは無かったのではないかと思われます(ちなみに事例Ⅰの得点は70点でした)。

 

いかがでしょうか。過去問を解いた後、自分がなぜこの解答にしたのか、なぜこの論点を選んだのか、その思考のプロセスを振り返ってみて、特徴やクセを見つけてみてください。出来ればそれを言語化してみましょう。

そこで、そのクセや偏りを是正するためにはどうすればいいのか考え、その上で次の過去問に取り組んでみて下さい。このようなPDCAを回すことが大事なのではないかと思います。

 

以上、たかじんでした。
それではまた。

 

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はい!へんりーです。

前回の記事はこちら。診断士になったあとの実際の仕事「執筆」について紹介しています。

 

今回もまずは診断士活動の紹介から。

昨日までの2日間、7月に開催した「気仙沼バル」の報告会のため宮城県気仙沼市まで行っていました。

中小企業診断士と現地の人々で実行委員会を作り、準備から運営を行っている地域支援イベントです。

報告会では地元の店主さんたちのディスカッションも白熱、またメカジキや日本酒といった美味しい地元の名産物もたくさん味わってきました。次回もさらによいイベントにできればと思います。

今年合格される読者のみなさんにもぜひ参加してもらえたらと思います!

 

 

さて、いよいよ本番まで1ヶ月を切りましたね。

―って、そんなことは言われなくてもわかっている!!

 

という気持ちだと思います。わかります。

まわりにいくら焦るなと言われても無理があると思います。。

 

特に2次試験初チャレンジの方々

さらには8月以降に2次対策をはじめた「初学者」の方々

には、《安定した高得点》はまだ遠く感じられるかもしれません。

 

少しでも勇気を分けられたと思うので、次のイメージ図を共有しておきます。

これは夏の大阪セミナーでもお見せしたものです。少し更新してあります。

横軸が時間、縦軸が二次試験対策の習熟度を指し、

初学者と経験者(多年度生)の成長(=得点の伸び)のイメージを曲線で表しています。

現時点、9月下旬は、初学者にとって、やっと解答プロセスに慣れ、得点のコツをつかみつつある段階、といったところでしょう。

ここから一気に駆け上がるイメージを持ってください。

やっと得点が安定してくる、周りと戦えるようになってくるのは、10月に入ってからです。

どうか、現時点の手応えだけで悩まずに、前に進んでください!

 


 

そして、今回の本題。

9月の後半は、大手予備校の二次対策授業が終了する時期でもあります。

通学で対策してきた人も、ここからは独学の人と同様、各自で対策を進めていくことになります。

ちょうど良い機会ですので、ここらで一旦立ち止まり、あなたが取り組んできたやり方に改善できる点はないか? 見直してみましょう。

さっとチェックし、本番までの残りの期間をできるだけ濃密で有意義なものにしてほしいと思います。

 

具体的に、

1. 勉強会

2. カラーペンの使い方

の2つを取り上げます。

過去問は、例として平成29年の事例IIの設問1と3に少しだけ触れます。


チェック対象1:「勉強会」

あなたは、今の時点でなんらかの二次試験対策勉強会に参加していますか?

あるいは、参加する予定はありますか?

 

参加することで数人分の経験値を得ることができるため、やり方次第では、大きな効果を発揮する二次試験対策の勉強会。

しかし時間を費やす分、もし効果的で無いのなら、これまで通りの進め方・参加を再考してもらった方がいいかもしれません。

 

一般的な勉強会の内容、扱いについては先代の過去記事で取り上げられています。

今回はクイックチェックが目的なので、勉強会のやり方について基本的なところは割愛します。

ということで、いま勉強会に参加されていれば、以下のチェックポイントを確認してみてください。

①自分よりすごい、と思える参加者がいるか?

②その「自分よりすごい人」は、自身の思考/解答プロセスを参加者に説明してくれるか?

③互いに意見を言い合えているか?(質問・疑問を解決できているか?)

④参加者の納得感が得られる模範解答(「ふぞろい」等)を用意しているか?

 

どうでしょう?

4つともYES!と言えるならよし。そのまま進めてください。

 

1つでもYESと言い切れないものがあるなら、ぜひ立ち止まって見直してください。

そして、必要に応じて、

・勉強会参加者に改善を提案する

・勉強会への参加頻度を変更する

といった判断をしてみてください。今ならまだ間に合います。

勇気を出して、「ちょっと一発合格道場のブログにあったのだけどさ・・」と声を上げてみてください。

以下で、少し解説します。


①自分よりすごい、と思える参加者がいるか?

僕はこれを必須だと思っています。

大阪セミナーのパネルディスカッションでは、「合格者が参加していること」を効果のある勉強会の最低条件に挙げたくらいです。

少なくとも、自分より実力の高い解答に触れることができ、考えを聞き、議論することで、自身の成長を最大化できると考えます。

言い換えれば、「お、これは真似したいな」と思える解答に出会えるかどうかです。

毎回100%すごい、でなくとも構わないので、高頻度で自分を上回る解答を作ってくる実力者あるいはライバルがいるか、その点を見直してみてください。

極端に言えば、もし参加者のレベル(解答の幅や深さ、切り口、ロジカルさ等)が高いとは言えず、毎回の「気づき」が少ないのであれば、その勉強会を無理に続ける必要はないのかもしれません。

9代目メンバーの中にも、例えばchikaのように、一切勉強会には参加しないと決め、合格を勝ち取った者もいます。

 


②その「自分よりすごい人」は、自身の思考/解答プロセスを参加者に説明してくれるか?

この人の解答は明らかにすごい。(例えば、「ふぞろい」で採点しても他の参加者より高得点である)

けれど、どうやってその解答に行き着いたのか理解できない。

なぜって、プロセスを詳しく説明してくれない(きゃっしいの「実況」まで細かくなくても)、

説明してくれても意味がわからない。再現性がない。

自分の思考との違いについて聞いても、わかりやすい回答がえられない。

そんな状態だとすると、せっかくの「すごい人の解答」も台無しです。

スポーツやミュージシャンにも言えますが、偉大なプレイヤーが、偉大なインストラクターであるとは限らないのです。

「大御所」の方の主催する勉強会ほど、陥りやすい状況かもしれません。

 

一方、そんな状況の勉強会をそのままでよしと考えているのなら、あなたの側にも問題があると言えそうです。

すごい人がいる勉強会に参加し、

毎回感心して刺激を受ける

でも実は、

自分に落とし込めていない(自分とすごい人の解答の差を分析しきれていない)

自分の解答のレベルが上がっていかない

これでは、勉強会に参加する意義としては、十分でないと言わざるをえません。

参加することで、刺激を受けたり自分の未熟さを痛感するのはよいことですが、

そのために毎回参加し長時間を費や必要はないと考えます。

言ってみれば、道場ブログの記事を読むだけでも得られることですので。

 

また、このような「実は成長しにくい」勉強会のやっかいな特徴は、

実際にすごい人、実力者、あるいは合格者、が参加している分、たとえ自分に身になっていなくてもハマりやすい点です。

「継続が大事」と何度も何度も、ただただ参加する。

下手をすると、「参加することが目的」になってしまい、参加することで「私は勉強した」という気持ちを得ているだけ・・・なんてことになっていないでしょうか?

一度客観的な視点に立って、あえて厳しい目で、見直してみてください。

 


③互いに意見を言い合えているか?(質問・疑問を解決できているか?)

 

①②が満たされている前提で、次に確認すべきは、参加者同士の意見交換です。

責めたり馬鹿にするようなダメ出しを禁止するのはよいと思いますが、それをはき違えて、表面的な意見しか言わなくなってしまっては、勉強会の価値を大きく低下させてしまいます。

改めて、他人の解答や思考プロセスを学べるのが勉強会のメリットのはずです。

 

たとえば、平成29年の事例IIが題材だとして、

「あなたの設問1の解答では、B社の競合として、大型スーパーだけでなく百貨店も含めているけどどう考えてそうしたの?」

「あなたの設問3の解答では、「日用品」を使っていないけど、どうして含めなかったの?」

といったように、それが『お手本』であろうが、『やらかし(事故)』であろうが、その人の思考プロセスを聞く、あるいは自分の口で説明する、といった作業が何より成長の糧になります。

勉強会の場で、わずかにでも不快感や軋轢が生まれるのを避け、当たり障りのない議論になってしまっているのであれば、それは勇気をもって見直すべきと思います。

目的は、その場での平穏や仲良しではなく「合格」であることを忘れてはいけません。

 


④参加者の納得感が得られる模範解答(「ふぞろい」等)を用意しているか?

こちらも重要です。

③のように腹を割った議論が重要ですが、「正解」の目星がつかないまま、長時間あーだこーだ議論するのは不毛です。

どの模範解答を用いるかですが、やはり統計分析的にアプローチしている「ふぞろい」(※)が、最も納得感の高いものだと思います。

合格者の多数派解答が何のキーワードを含んでいるのかのデータ(表)、どうしてそうなるのかの解説、を含むことから、みなの納得感が得られやすいでしょう。

※ふぞろいな合格答案1~10(2008年度~2017年度本試験)の10年分の分析データを1冊にまとめた「ふぞろいな合格答案10年データブック」が発売されています。

 

勉強会を進めるにあたって、まず先に各人の解答の思考プロセスを参加者に説明するなどアウトプットし合うべきなので、真っ先に模範解答を見にいくのはおすすめしませんが、ある程度議論をし、話が行き詰ったときなど、模範解答を用意しておいて参照するのがうまいやり方だと思います。

この点も、もしまだ実行されていなければ、検討してみてください。

 

以上、勉強会に対するチェックポイント①~④でした。疑問やご相談等あればお気軽にコメントお願いします。

 

繰り返しになりますが、1つでもYESと言い切れないものがあれば、見直してみて、

必要に応じて、

・勉強会参加者に改善を提案する

・勉強会への参加頻度を変更する

を実行してみてください。

あなたの参加する勉強会の効果を最大化するために、今ならまだ間に合います!

または、①~④を満たしていそうな勉強会が身近にあれば、

力試しの目的でこれから勉強会に参加してみるのも手だと思います。


チェック対象2:「カラーペンの使い方」

もう一つのテーマがこちらです。

いろいろな意見がありますが、自分が絶対にこれがオススメ!!!と主張したいのは、

「設問ごとに色分け」(正確には、重要箇所を黄色+設問ごとに色分け)です。

そして、実はこの方法については、既にきゃっしいの実況記事の中で解説されているのです。

超大作記事の中盤でサラッと紹介されていますので、逃してしまっていた読者の方もいるかもしれません。

僕の考えとほぼ100%一致しておるため、そちらを参照ください。該当箇所に飛べるアンカーリンクを貼っておきます。

以下では、きゃっしいが整理してくれた「設問ごとに色分け」のメリットだけを再掲しておきます。

①抜き出すところに線と番号を振るだけなので、キーワードをメモに書き写す時間を短縮できる

②抜き出すキーワードのみに線を引く方法なので、抜き出すキーワードを強烈に意識できる

③全体を見渡したときに色の分布で引用箇所の分布がわかるようになるとともに黄色の線がひいてあるけど引用されていない場所というのもわかりやすくなるため、抜け・モレに気付きやすい

④再現答案が作りやすい

特に、強調するなら、③でしょうか。
与件文に、重要なところを黄色、設問の該当箇所に別色で線を引いていくと、ほぼすべての文章に色が付くことになります。

以前に解説したように、本試験は非常に念入りに作られており無駄な単語・文章などひとつもないのです。

よって、もし色が付かなかった箇所があれば、そこを見落としている可能性があるということです。

こうして、色があることで一目で、全体の使い忘れがないかの漏れチェックが可能になります。

 

ペンの持ち変えが面倒という人もいますが、僕の場合は以下の写真のように指の間にはさんでいたのでそれほど悩みませんでした。

写真は手元にあったペンですが、もう少し色の多いタイプを使い、キャップを外した状態で5本くらい持っていました。

完全に好みの世界ですが、とにかく事例を実際に解きながら練習してみて、自分流の方法を見つけることです。

 

 

一応、他の色分け方法についても述べておくと、諸々試した結果、オススメしにくいのは、SWOTごとの色分けです。

理由は単純で、S/W/O/Tをすべて使う事例はあまりないからです。このため、貴重な色分けをする基準としては優先順位が低いと判断しました。

なお、SWOTをわざわざメモとして書き出す作業も、80分間の解答プロセスでは不要と考えています。代わりに、(必要に応じて)与件本文の横にS/W/O/Tの頭文字マークだけをしていました。

実際の企業診断では、もちろん重要となるSWOT分析ですが、試験の事例を解くにあたってはわざわざ書き出したりせず、簡単なマークにとどめておいてよいと考えます。

なお、予備校や市販の教材等の解答解説で、SWOT分析がなされているのを見かけることもあるかもしれませんが、おそらくそれは、80分間内の作業ではなく、事例の振り返りとして、対象企業の分析のために行われているものだと思います。

色分けから少し脱線しましたが、セミナーでよく質問がでるところなので触れておきました。

 

なお、カラーペンの使い方(白黒派の意見も含めて)については、僕が事例IIを、chikaが事例Iの解答解説(H29年の解答実況)を執筆している「全ノウハウ2018版」の特集企画「2次試験の『よくある疑問』に答えます!」でも紹介していますのでそちらもご参照ください。

もちろん、既に慣れ親しんだカラーペンの使い方(カラーは使わないという選択肢も含めて)があり、それで点数が安定してきているのであれば、今から変える必要はありませんのであしからず!

大事なのは、本番までに、自分はこれでいく!と自信の持てる方法を1つに決めることです。

 

そんなところで、今回はここまで。

いつものメッセージを。

「アナタもまだ間に合います!

本番まであと少しだけ、あがいてみませんか?」

 

以上、へんりーでした!

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おはようございます。ゆうです。

バックナンバーは、こちらから

 

本日のテーマは、2次試験で240点以上取るための「試験の心構え」10か条、と題してお送りします。

 

1次試験前の7月にも、実は似たようなタイトルの記事を書いていまして。それがこちら

 

要約すると、1次試験のファイナルペーパーとして、「試験の心構え」10か条を作成し、

 

その心構えを、試験科目のたびに。試験直前に読みことで、

 

本番中パニック状態にならず、落ち着いていつも通りの実力を発揮し1点でも多く得点を積み上げられたという話

 

その成功体験をもとに、2次試験のファイナルペーパーでも、「試験の心構え」10か条を作成しました。

 

2次本番は、まだ28日後ですが、今の時点で「2次試験とは、結局どういう試験か?」という要所を押さえておき、

 

残り約4週間で、2次解法の練度を高めていくトレーニングをすることがスト合格には有効と考えます。

 

実際に試験当日に使った10ヶ条を以下に記載し、その下に補足コメントを書きますので、参考にしてください。

 

ただ、あくまで、自己流の要素を含みますので、採用するかどうかは、ご自身でご判断ください。

(1)まず初めに、解答用紙の受験番号欄の記入をきちんとすること。最初にやる。間違いないか指さし確認でダブルチェック。

1次試験の心構えと同様に、トップバッターは、この項目です。どれほどドストライクな文章を書けても、受験番号の記入が無いと、0点です。

 

早く問題に取り掛かりたい気持ちを少し押さえて、最初に、丁寧に受験番号の記入を行いましょう。

 

(2)解答用紙に記入したら、設問ごとに振り返ってダブルチェック。事例Ⅰ~Ⅲだと誤字や脱字がないか。てにをは、が間違っていないか。事例Ⅳだと検算・確かめ算をする。

1次試験と違って、2次試験は1問あたりの配点が高いです。

 

よって、1問あたりの解答を丁寧に、漏れなくすることが合格点の近道で、解答の見直しや検算には、設問ごとに時間を割いたほうが良いと思います。

 

見直しや検算する時間を確保するには、設問分析や与件文の読み込み、解答編集の時間をスピードアップすることが必要です。

 

そのために、過去問のアウトプットを通じたトレーニング、により練度を高めてください。

 

(3)設問文や与件文に時制が出てきたら、時制で切り分け可能と想定する。与件文にメモ書いておく。ここまで、過去とか。ここから、現社長とか。

与件文や設問文では、よく、会社の過去・現在・未来の話が登場します。

 

過去の成功要因、現在の経営体制の特徴、今後想定される経営課題など。

 

与件文と設問文を紐づける時の材料として、時制はよく登場します。

 

時制で切り分けられるなら、比較的イージーな問題ですから、与件文が出てきたら、時制をマルで囲んだり、時制を書きこんでおくといいです。

 

(4)分からないと迷った時。文章がまとまらない時。の魔法のことば。「つまりどういうこと?」

1次試験を通過した猛者が集まるのが、2次試験です。簡単な問題、過去問と同じような問題を出題しても、点差が付きませんから、当然毎年新しい要素を投入したり、わざと難解な言い回しを使ったりします。

 

新しい要素で言うと、昨年29年度であれば、事例Ⅲの第1問で強み・弱みを聞かず、第1問・第2問と連続して生産管理の出をしたり、事例Ⅳで連結会計の出題をしたりが、象徴的でした。

 

また、難解な言い回しであれば、事例Ⅰ第3問の「戦略的メリット」、第4問の「リスクの可能性」などでしょう。

 

もちろん、後知恵で、試験後になんやかんや言うことはできますが、大事なことは、緊張感たっぷりの試験本番中に、これらの問題に慌てず解答すること

 

慌てないためには、

 

①きっと出題者はは何か新しいことをして、揺さぶりをかけてくるだろうと、あらかじめ心の準備しておくこと。

 

②そして、分からないと迷った時は、「要するにどういうこと?」「so what?」と自分に問いかけてみること。

 

シンプルに設問や言葉を捉えることで、解答の糸口が見つかることがあります。完璧な解答でなくても、題意を捉えて与件文から材料を持って来れば、大きく外すことはないです。

 

(5)これまで見た過去問や、1次知識から逸脱した問題は出ない。つまり、加工して、いかにも個別の新しい問題に見せかけているが、実は過去問と同じパターンで解答する問題である。←ココ重要!

過去問を繰り返し解いていると気づくと思いますが、事例に出てくる問題・課題・解決策には一定のパターンがあります。

 

事例Ⅰの組織・人事であれば、組織構造と人的資源管理の話で。組織構造だと、部門・階層・権限・コミュニケーションの話で。

 

コミュニケーションの解決策だと、定期的なミーティングや部門間の連携強化など。セオリーは決まってきます。

 

実際の企業経営や企業診断でも、経営者やコンサルタントは、経営のフレームワークを使って、問題解決や課題達成をするわけですが、診断士試験も同じことが求められていると思います。

 

ただ、前述したように、2次受験者で点差をつけるために、出題側は揺さぶりをかけてきます。

 

「これは、新しい出題傾向に変わったぞ!」と思うような問題に直面しても、焦らないでください。経営のセオリーは、一定のフレームワークで決まっていますから、結局、解答は今までにみたような解答になります。

 

(6)文字数に対し、目安は、30~40文字で1センテンス・1要素。100~120字の問題なら、3センテンス・3要素。①②③。80文字なら2センテンス。

これは私が受験生時代にお世話になった予備校の影響が強いのですが、設問文の文字数に対応した解答を作成する際の目安です。

 

採点基準は決してキーワードをどれだけ盛り込んだかのキーワード採点ではないと思っていますが、

 

必要かつ十分なキーワードを入れたり、中身を充実させることは、高得点のポイントだと考えます。

 

採点者にとって読みやすく、文章が冗長的にならないように、この基準で解答編集をしました。

 

(7)事例ⅠとⅢは設問を見た時点で、1次セオリーなど理論のピックアップを行い、あらかじめ下準備。

特に事例1は与件文に解答のヒントが少なく、設問を読んだ段階で、「何の話なのか?」目星を付ける必要があります。

 

私の場合、設問を読んだ段階で、ひとまずキーワードや理論の書き出しをできるだけ多く行い、その後、与件文を読んだ後に、関係ないものは削ぎ落とす方法を取りました。

 

その結果、与件文との紐付けがしやすく、解答編集にネタ不足で困ることが減り、多面的な解答が作れました。

 

(8)主語から始まり述語で終わる文章にする。体言止めは避ける。

29年度合格者の再現答案を見ると、主語から始まっていない文章であったり、体言止めで編集しているものでも、高得点の人がいるので、一概にこのルールにしないとダメでは無さそうです。

 

ただ、採点者が読みやすい文章づくりという点では、主語から始まり述語で終わったほうが内容が伝わりやすいし、解答の型も安定するので、このルールを守っていました。

※ゆうの再現答案はこちら

 

(9)特徴を表す言葉、特に特徴を表す形容詞は、はしょらない。ぬかさない。 

例:高品質な、創業以来、

これまでの道場記事にも書いてあることですが、できるだけ与件文の言葉は活かしたほうが良さそうです。

 

文字数の制約で、文章を要約する必要がある場合も、削って良い言葉と、残したほうが良い言葉があります。

 

特徴を表す言葉、形容詞は、事例企業の特徴や強みを具体的に表現している部分なので、はしょらず使いましょう。

 

(10)強みは、●●力とか、●●体制で、まとめる。●●技術ではなく、●●技術力。

強みを書くときの表現の仕方を決めておくと、解答にブレが生じにくいです。

 

与件文のキーワードをちりばめながら、締めくくりは、●●が可能な営業力、とか、●●技術力、とまとめるように意識していました。解答のパターン化ですね。

 

また、私の場合、強みを聞かれているのに、●●技術と書く癖があったので、●●技術力と書くように意識していました。

 

2次試験は、言葉を大事にしよう。正しい日本語を使おう。言葉でしか採点者に伝えることはできませんもんね!

 

以上、2次試験で240点以上取るための「試験の心構え」10か条、でした。

 

最後に皆様へ一言。

 

「スト生は、ラスト1ヶ月で急速に成長します!」

 

ここからの1ヵ月間は、過去問のアウトプット、ふぞろいを使った復習の高速回転で、2次解法の練度を高めてください!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

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こんにちは、きゃずです。

過去記事はコチラ

 

いよいよ平成最後の2次筆記試験まであと約1か月となりました。予備校の公開模試も終わり、ここから本試験までの過ごし方を悩んでいる方、モヤモヤしている方も多いかと思います。

今回のテーマは、一発合格道場の「ファイナルペーパー」総論

敢えて、かなり挑戦的なタイトルにしました。

 

診断士試験でこの時期「作った?」「そろそろ…」など、にわかに囁かれる「ファイナルペーパー」とはいったい何なのでしょう。その定義種類、作成する目的効果(メリット)使い方とそもそもの必要性…などについて可能な限り網羅的に、かつ簡潔にまとめました。最後には僕自身のファイナルペーパーと、おすすめ過去記事一覧も添付しています。

なお本記事の執筆に際しては、道場やその他ブログの過去記事を40-50本ほど読み漁り参考としました。過去記事には執筆者それぞれの観点や経験・想いに根差した記述がありましたが、そのなかから共通するものを拾い上げ、一般化して活用できる内容に昇華させたつもりです。今年以降も検索などで辿り着いて頂くであろう方には、年代を超えた普遍的なものとして読んで頂ければ幸いです。

※当然ながら、この記事を読んでくださっている読者の方の状況・経験・考え方によって合うもの合わないものがあると思いますので、ご自身に照らし合わせたうえで「パクってカスタマイズ」してくださいね。

 

主なターゲット2次試験に臨むすべての人(1次試験にも応用可)

登場する過去問:特になし

文字量:約6,000字(本文のみであれば約7-8分で読めます)

 


 

■「ファイナルペーパー」ってどんなもの?

まずはじめに、ファイナルペーパーの定義と種類について確認します。一発合格道場だけでなく、様々なブログに書かれている情報をまとめると以下のようなものでした。

定義

・試験当日(試験直前や休憩時間)の覚書メモ

・試験会場のスキマ時間でみるアンチョコのようなもの、お守り

・本試験に臨むにあたって最後に作っておくまとめの紙全般、虎の巻

・診断手順のまとめ

など、試験にあたって「最後に確認しておきたい事項を整理したもの」として主に語られていました。ただし「ファイナルペーパー」は診断士“試験”用語であり。オフィシャルな定義が存在するわけではありません。

(なお、司法試験や情報処理技術者試験、FP試験などの他資格試験では「ファイナルペーパー」なる単語は登場しないようです。)

 

種類※ファイナルペーパーとして書かれている事項を心技体の要素に分類

(心)

・試験に臨むにあたっての心構え

・自分の思考のクセ、注意事項

(技)

・事例ごとの特徴、回答方針

・解法、回答手順、時間配分

・重要論点まとめ、キーワードリスト

・自分にとって間違えやすい論点

・テキストに載っていなかった情報

(体)

・事前~当日の時間の使い方

・事前~当日やること/やらないことリスト

・食べ物・持ち物チェックリスト

結局のところ、心構えから具体的な解法知識やることリストまで、作成者によりさまざま。多岐にわたっています

 

ファイナルペーパーに関する記事を読んでもどこかふわっとして掴みどころがないのは、「定義も種類もバラバラであるが故に、作成者が各自のアタマの中にある解釈で語っているという点に起因していると考えられます。

 

 

■「ファイナルペーパー」を作成する目的と効果(メリット)

では、ファイナルペーパーを作成した人は何を目的に作成し、どのような効果を得ていたのでしょうか?これも主には以下のようなものが挙げられていました。

目的

・事例に取り組む際の考え方の整理のため

・「抽象的な知識(フレームワーク)」を整理し、「問題の切り口」に気がつけるようにするため

・短時間で重要なポイントを思い出し、 試験本番で実力を発揮できる状態にするため

・自分を客観視して、当日やることを「見える化」するため

・(2次試験にて)“自分で”決めたことをきちんとこなすため

 

効果(メリット)

・作る過程に意味がある。テキストや問題集から、試験の直前に目を通すべき情報を抽出する作業、これがこの時期に大いに意味を成す

・ファイナルペーパーを作ること自体が、自分なりの知識の整理につながる

・ファイナルペーパーを作るたびに、過去に作成したページが繰り返し目に入ることで記憶が定着しやすい

・(2次試験にて)「頭の中から引っ張り出してくる」作業の手助けになる

・作成途中の効果:今まで学んだことが徐々に共通の軸で整理され、その結果物事の関係性への理解が深まる

・作成後(活用における)効果:試験1週間前には、(ファイナルペーパーの)項目を見るだけで、どのような問題点がありそうで、 それに対してどのような施策が有効なのか、をすらすら言えるようなる

・自分の全力を挙げた努力が、1枚の紙の上に凝縮して可視化されているわけで。2次筆記対策というばかりでなく、今の自分から将来の自分に宛てた応援メッセージ、くらいの気持ちで作っておいて損はない

・その軌跡は必ず皆さんの中に大きな自信をもたらしてくれる

・「自分を信じる」につながる

 

目的をまとめると「心構えや解法・知識、やること(つまり、いまの自分の武器)を整理し、本番で100%近く実力を発揮するためであることがわかります。

そして効果(メリット)について、直接的には「心構え、解法・知識、やることが整理される」ことです。ただしそれだけではなく、間接的には「作成する過程で記憶が定着でき、再現性(※)が向上する」ことや「試験に臨むための気持ちが整い、やってきたことに対する自信に繋がる」ことが挙げられます。これらの間接的な効果こそが、特にメンタルが大きく影響する2次試験対策において有効なのだと言えます。

再現性=初見の問題が来ても、知らない業界の話でも、一定以上の水準で分析と助言をすることができる能力

 

このように「目的」と「効果」はオモテとウラの関係でもあり、これらを意識するかどうかが非常に重要なのです。中身が文字なのか図なのか、手書きなのかデータなのかは、あくまで手段の一つにすぎません。

 

 

■「ファイナルペーパー」の使い方と必要性

使い方

・他の人のファイナルペーパーを見る

・直前に作らなくても今から作っておくことで、移動中などに知識整理する

・事前に自分で読み込む。受験仲間や家族に心構えを話す

・試験に向かう電車の中、試験開始直前や休み時間にパラパラと見る

・本試験に臨む前に取りこぼしを救ってあげる

・当日の活躍の場は試験開始前と休憩時間

このように使い方を大きく分類すると、以下の3つに分けることができます。

他の人のファイナルペーパーを見て、必要な要素をピックアップする

作成過程で何度もブラッシュアップし、目に触れる中で知識や心構えを刷り込む

試験当日の移動時間や休憩時間に眺める

 

そもそも「ファイナルペーパー」を作る必要性はあるのか?

・(内容にもよるが)作成にはある程度の時間と熱量が必要となる

・他の人のものは参考にはなっても、役に立つとは限らない

・日々の学習の中での備忘録をまとめていくことで、それが必然的にファイナルペーパーとなっていく

・作成するような時間があれば事例Ⅳの計算問題をやった方がよい

・作成することそのものを目的するのは本末転倒。個々人の課題とリンクした内容であることが重要である

など、さまざまな意見が過去記事のなかにもありました。

なお7代目noriさんの記事では、ストレート生と多年度生との位置づけの違いについても触れられています。

ストレート生がファイナルペーパーの中に「合格に必要なものはなんだろう」と自分なりのノウハウを積み上げていくとすれば、過年度生のファイナルペーパー作成は「自分の持っているノウハウ・知識の中で、合格に本当に必要なものは何だろうと整理していく」過程です。

ストレート生か多年度生か、時間が取れるのか取れないのか…それぞれの置かれた状況は千差万別ということであり、結局のところ「要不要は自分しだい」ということになります。

 

(おいおい…そんな結論じゃあ、この記事を読んだ時間が無駄じゃないか!というみなさんの声が聞こえてきました…)

 

なので、客観的な数字僕なりの結論を書きます。

まず、一発合格道場初代~9代目メンバーを対象に2018年3~4月に実施したアンケートでは、「ファイナルペーパーを作った」という人が全体の約7割強でした。

合格者(なかでも、道場で記事を書くようなある意味特殊なバイタリティーのちょっとだけアクティブな人たち)の約7割が作り、約3割が作らなかったという事実と、様々な記事での言説を踏まえた僕なりの結論はこうです。

 

ファイナルペーパーは作成を強くおすすめする。ただし、その目的と効果を意識したうえで、個々人の状況や課題と合致した内容を整理するときに限り有効である

 

当たり前すぎることかもしれません。でも、冒頭にあるように噂に流されてなんとなーくその場しのぎで作るようなことだけは避けていただきたいのです。

「誰かが作っているから自分も作る」のではなく、「ご自身の課題と向き合い、必要な要素を結晶化する過程のなかで出来上がっていく」ものと位置付ける。これによって効果が何倍にもなり、精神面の安定も得られるということは、自信をもってお伝えします。

 

 

■きゃずのファイナルペーパー

大切なことは合格体験記の中に…

ここで私的な内容で恐縮ですが、僕自身の合格体験記に記載した内容を抜粋・再掲します。

2次は1年目はTAC、2年目は独学→MMC通信→MMC通学でした。1年目の2次はまともな学習法を確立できなかったため、以下は2年目の勉強法に関しての記載です。

事例Ⅰ~Ⅳそれぞれの特徴を理解する

初見では事例毎の特徴を理解することは難しいかもしれませんが、4つの事例は作問者も異なれば、どのような方向性の回答を期待しているかも違います。ここは初代ハカセさんのファイナルペーパーなどを参考に、事例ごとの特徴を理解していきました。

 

設問文の分析を行い、対応する切り口・キーワードをまとめる

各事例の具体的な学習にあたっては、①設問文の写経(与件文ではなく設問文をExcel等に写す)、②題意の抽出(何を聞かれているのか、制約条件は何なのか、の書き出し)、③自身の作成した回答と、予備校やふぞろいの回答との違いの分析、を行い、自身の回答に足りなかった切り口やキーワードをまとめるようにしました。意識したのは「自分の考え方のクセを知り、多面的に物事を見られるようにする」ことでした。なお、事例Ⅳに関しては特に管理会計とファイナンス領域に苦手意識があったため、毎日1時間程度は基本問題をひたすら繰り回していました。

 

ファイナルペーパーを作成し、回答のプロセス(解く順番、時間の使い方)を固める

直前期の一ヶ月に注力していたのは、試験当日に見るためのファイナルペーパーの作成です。本試験では、80分という限られた時間の中でイチから冷静に現状を把握するのは至難の業です。健康診断のときには事前にヒアリングシートがあるように、各事例の特徴をまとめ、こういう記載や設問があったらどんな切り口でどう書く、という答え方/キーワードマトリクスを作成していました。

一ヶ月と時間をとったのは、何度も改訂を繰り返すことで不要な項目を削ぎ落としかつ作成過程の中で刷り込み効果を高めるためでした。そして最後の最後、このファイナルペーパーがあることによりメンタル面でも落ち着いて(これだけやれば良いのだとある意味割り切って)、本試験に臨むことができたと感じています。

ここに書いてあることは合格発表直後のものですが、なんだか、すでに僕が今回お伝えしたいことは凝縮されていたようにも思います…(苦笑)

ひとつ付け加えるとすれば、作成したファイナルペーパーは診断士になったのち、勤務先の仕事や診断士としての支援活動を行うなかでも見直すことが多いということです。僕自身の原点であり、診断プロセスの手順書でもあり、多面的な視点を忘れないための覚書という位置づけになっているのだと感じています。

 

きゃずのファイナルペーパー

ということで、2次試験に臨むにあたり僕が実際に作成したファイナルペーパーを掲載します。

20180919_2次試験ファイナルペーパー(きゃず)

↑をクリックするとダウンロードできますので、利用される方はコメント欄にひとこと残して頂けると幸いです。また、二次使用(転載・転送・加工使用)はご遠慮ください

なお、これは初代ハカセさんも仰られていることですが、ファイナルペーパーというものは本来、その人のためのonly for me」なものです。

ファイナルペーパーの活用方法は人それぞれですが、試験1か月前の時点でご自身の処理手順を抜本的に変えることはおすすめしません。コンテンツの一部を、試験に臨むに際しての「留意事項」として使うなど、みなさんの処理手順の補強程度に使われることをおすすめいたします。

 

 

■ファイナルペーパー関連の主な過去記事一覧

道場ブログにおけるファイナルペーパー関連の主な過去記事は以下の通りです。どれも本当に参考になるものばかりですが、特に道場でもアクセス数の多いおすすめ記事には★マークをつけてあります。ご活用ください。

【二次試験対策】ファイナルペーパーって?(8代目ITO)

直前期!ファイナルペーパー、作りましたか?(8代目ゆっこ)

・★たきものファイナルペーパー【事前準備編】【事例Ⅰ編】【事例Ⅱ編】【事例Ⅲ編】【事例Ⅳ編】(7代目たきも)

・★合格年にファイナルペーパーを作った理由(7代目nori)

【二次試験】ファイナルペーパーってやっぱり大事かも(6代目ぽらーの)

“俺の”ファイナルペーパー(6代目きり)

予備校メソッドの活用:二次は訓練と暗記~tomoのファイナルペーパー~(6代目tomo)

ファイナルペーパーは作るべきか(6代目なご)

・★【2次試験】butaoのファイナルペーパー(5代目butao)

ファイナルペーパー用!事例別の最後の注意事項!(2代目くれよん)

明鏡止水 (ファイナルペーパー)(初代ふうじん)

・★二次試験直前:ハカセのファイナルペーパー(初代ハカセ)

試験前夜までに即答できるようになっておいて欲しい7つの質問(初代ZonE)

そろそろFinal Paper(初代JC)

 

 

泣いても笑ってもあと1か月。あなたは何をやり、何をやらないと決めましたか?

いまやるべきこと、やれることは何なのかを冷静に考え、決めたことをやり切ってください走り切ってくださいどうか、後悔だけはありませんように…!!

道場メンバーもあと1か月、全力で応援しています。

以上、きゃずでした。

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おはようございます。きゃっしいです。

試験まであと1か月ちょい、試験がどんどん目前に迫ってきています。

そんな中で今回はテーマその1として、事例Ⅰ事例Ⅱと大きな反響をいただいた、「きゃっしいの解法実況@事例Ⅲ」を書かせていただきます。

そして、これだけでも恐らく胃もたれしそうだとは思いますが、さらに最近道場へのコメントや、その他もろもろの所からいただく質問に接してぜひお伝えしたいと思った「復習の質を高めよう~その復習、本当に役に立っていますか?」もテーマその2としてお届けさせていただければと思います。

それでは今回も長文にお付き合いください!


きゃっしいの解法実況@事例Ⅲ

正直、事例Ⅰ、Ⅱはなかなかの高得点を獲得することができたので、自信を持ってお届けできたのですが、事例Ⅲは67点と合格点には達したものの、超ハイスコア、というところまではいきませんでした。

そこで、今回はテーマその2の説明材料も兼ねて、もし、この事例を演習問題として解いた時に振り返るのであればどう振り返るのか、という例も示しつつご紹介したいと思います。

ちなみに、振り返りは先日のだいまつの分析記事を読みながら振り返りましたので、以下の記事を読む際は、そちらの本になってしまってもいいレベルの分析記事も参考にしていただければと思います。

■最初のルーチン(開始~1分)

試験が始まったらまずは、

受験番号を記入→問題用紙を破る→段落番号を記入する

という流れをとります。

これは、事例ⅠでもⅡでも説明した流れと全く同じで、試験開始後のルーチンです。

 

■設問の解釈(開始1分~10分)

次に、設問文を読んで、どのようなことが問われているのか、という要求を具体化したり、制約条件を確認したりします。

設問文へのメモはこちら↓

事例Ⅲの場合も事例Ⅰの場合と同じく、制約条件の確認と設問文を読んだ段階で想起される1次知識のリストアップ、レイヤーの判断を行いました。

事例Ⅲの場合のレイヤーは下記のように分類していました。

  1. 経営戦略
  2. 生産管理(問題解決)
  3. 生産性改善(課題達成)

設問を読んだ段階で、問題は上記のレイヤーのどれにあたるのかを判断し、最終的な回答の方向性を決めます

また、事例Ⅰと同様レイヤーと合わせて、問題として

  1. 情報整理
  2. 期待される効果
  3. 助言

のどれが求められているものなのか、ということを判断した上で、解答の構成を考えていきます。

そのため、事例Ⅰと同じく事例Ⅲでも、私は過去問の設問分だけを使って、このレイヤーと問題のタイプを判断するという練習をかなりやりこんできました
今回もそれをしっかり行うことで、事故はなかったかと思います。

 

ちなみに、H29年の事例Ⅲの試験では、これまで例年問われてきた第1問の強みの問題がなくなるという変化がありました。

試験が終わった後にいろいろな人と話して知ったのですが、この出題形式の変更で動揺してペースを崩した人が少なからずいたようです。

もしかしたら、その動揺が最後まで尾を引き事例Ⅲが上手く得点できず、不合格となってしまったという方もいたかもしれません。

しかし、私は「あ、今年は強み問題ないんだ、問題数が4問に減ったからかな」くらいで、特段動揺することもなく、平常通りの処理ができました。

これは、私は「第何問がどういう問題」という対策のやり方ではなく、上記のようなレイヤーの判断をして、それから方向性を考えるという流れでやっており、それを本番でも練習通りに実行できたためであったのだと思います。

 

それでは以下に、具体的にどんなことを考えていたかをご紹介します。

第1問は、「生産管理上の課題とその対応策」とあります。
そのため、レイヤーは2番目の生産管理で確定です。

そして生産管理と言ったら

  • 生産計画
  • 工数計画
  • 日程計画
  • 部品計画
  • 手順計画

の何かしらに問題があり、それぞれ

生産計画→生産統制

  • 工数計画→余力管理
  • 日程計画→進捗管理
  • 部品計画→現品管理
  • 手順計画→作業手配

といった生産統制が必要となります。

これらを意識するためにも、メモに上記の知識の一部を書き出しました。

また、「課題とその対応策」を問われているため、回答の型としては

課題は①~、②~。対応策は①〇〇を改め××する②□□を改め△△する・・・。

といったいつも用意している型で対応しようと考えました。

こちらは先日のだいまつの記事を見ると、83点という高得点を取っただいまつも同じくこの点を明確に意識しています。「生産管理上の」と言ったら生産計画面、生産統制面に何らかの問題がありそれを探し出す、というのは事例Ⅲの鉄則と言えるでしょう。

私のメモでもそれを意識するため、事前に上記のワードを書き出しており、生産計画面、生産統制面の問題を探し出し、その裏返しを指摘しようという方針を明確にしています。事前の演習の段階でも生産管理レイヤーで生産計画面、生産統制面の問題を意識して探し出す練習というのはたくさん積んできました

 

第2問は、「生産能力を向上」とあります。そのためレイヤーは3番目の生産性改善で確定です。

生産性改善と言ったら標準化・マニュアル化とIT活用(情報共有)です。
そのためメモにも「標準化」「IT」と書いて、これらに関連する内容を意識して与件文から探してこれるようにしました。

また、第1問と同じく「課題とその対応策」を問われているため、回答の型としてはこちらも

課題は①~、②~。対応策は①〇〇を改め××する②□□を改め△△する・・・。

といったいつも用意している型で対応しようと考えました。

 

第1問、第2問については、後日試験が終わった後に「切り分けに悩んだ」という声をいろいろと耳にしました。
しかし、ここは私もだいまつやすえさんと同じく生産管理面と生産性向上面というところでレイヤーを分けて考えたため、それほど悩まずに切り分けができました。

レイヤーを分けると切り分けが難しいとされる問題でもシンプルに考えられるというのは、H29年度試験だけでなく、多くの人が切り分けに悩んだと思われるH27の事例Ⅲでも同じだと思います。
私は過去に同じやり方でH27の事例Ⅲを解いた経験もありましたので、練習で解いたH27の事例Ⅲと同じように冷静に対処することができました

 

第3問は受注拡大策についてということなので、戦略レイヤーの話だと考えました。
少し事例Ⅱに近い問われ方だったため、事例Ⅱに寄りすぎず、あくまでも事例Ⅲを意識して解答することが必要だと感じました。

あくまでも聞かれた通りに活用方法と社内対応策について解答するので、解答構成は、

活用方法は①~、②~・・・、社内対応策は①~、②~

というスタイルで回答したいと考えました。

また、制約条件としては「ホームページを活用した」とありますのでそれを外さないようにしよう、というのと「展示会での成功を参考に」とありますので、どんな成功だったのかを確認した上で、そこで成功した要素を使えというメッセージだと解釈しました。

この設問解釈の段階までは、今振り返ってもそれほど大外しはしていなかったのではと考えます。

 

第4問は、新規事業展開ということなので戦略レイヤーで、これまでの過去問と同様の対応をすれば良いと考えました。
これまでの過去問と同様、強みを使って機会をとらえて、それでC社の課題解決をといういつもの流れに持っていこうと考えました。

そのため、解答構成としては

方策は①(強み)を活かし~②(強み)を活かし~・・によって、(課題の解決)を図る

という方針で行こうと考えました。
また、「今後大きな設備投資や人員増をせずに」とありますので、これは制約条件として意識しないといけないと考えました。

前々回自分でも過去問や演習問題の経験に引っ張られるなと言っておきながらやらかしちゃってしまっていますね。

改めて与件文を読み返してみると設問分に課題を解決したいなど一言も書いていません
なのに、いつもの型で安易に持っていこうとして、結果として聞かれてもないことを書いてしまっています。
こんなんじゃ人に偉そうにダメ出しなどできませんね。。。

事例Ⅲのラストの問題について自分なりに型を作っていた、までは別に悪くない対応だと思います。しかし、それをろくに検討せずに安易に適用しようとしているところがダメでした。

もし、私が過去問演習としてこれを解いていたのであれば、

過去の経験に引っ張られ問題文で聞かれていない解答構成を想定した。今後は、過去の経験が使えると思った段階で、経験に引っ張られていてそのような解答構成にしようとしていないかを振り返るプロセスを追加する

という反省をしたかと思います。

 

 

■与件文を読む(1回目)(開始10分~12分)

ここまでやってきた設問文の解釈を踏まえて与件文を読みます。

事例Ⅰ・Ⅱで説明したのと同じく、私は1回目に与件文を読むときは、どの問題に使うかというのは関係なく、重要そう/使えそうに思ったところを黄色のペンでマークしながら読んでいました。

1回目はざっくりと概要の把握を目的に読んでいました。

 

■与件文を読む(2回目)(開始12分~15分)

2回目は事例Ⅰ、Ⅲの場合、ここで段落のピックアップを行っていました。

まずは、メモ用紙となる白紙に問題番号を振り、そこに対応する段落をざっくりメモしていきます。
ざっくりなので詳細なメモを作っている段階での変更は多いにありで、こだわり過ぎないように見ていきます。

そして、その隣に問題を解いていく優先順位を書いていきます。

H29年の場合、この段階ではメモ用紙に書いてある通り、

■ 第1問:8段落、13段落

■ 第2問:6段落、13段落

■ 第3問:9段落、11段落、12段落

■ 第4問:9段落、11段落

を対応付けました。

優先順位は以下のように考えました。

1、2問は生産管理、生産性向上それぞれのレイヤーで、従来通りの対応をすればいい問題なので優先順位が高く、1&2→3&4の順序で解こうと考えました。

そして第1問、第2問は同じくらいのレベルの問題かと考え、上から順に第1問1番目に、第2問2番目としました。

また、第3問と第4問を比較すると、第3問は事例Ⅲなのにマーケティングっぽい問題で注意して対応しないといけないのと、字数が160字と多いのに配点は第4問の方が多いという理由から、第3問4番目に、第4問3番目に解くことにしました。

以上から解答の順番は1→2→4→3としました。

 

■解答メモを作る(開始15分~40分)

さて、ここからは与件文の情報から、解答のためのメモを作っていきます。

事例Ⅰ、Ⅱでも触れましたが、私はメモを作るにあたっては、設問ごとに色を決め、与件文の引っ張ってきたいキーワードや文章の下に線を引き、番号を振りながら文章を組み立てるという方法でメモを作っていました。

その問題用紙&メモはこちらになります↓。

さて、では実際に本番でどう考えてメモを作っていったかというのを流れを追って説明していきましょう。

まずは、優先順位1番とした第1問です。

構成は「課題は①~、②~。対応策は①〇〇を改め××する②□□を改め△△する・・・。」という構成で書こうと考えました。

この問題は、設問の解釈の段階で、生産管理のレイヤーで解こうと思ったのでその意識で与件文中から使えそうな根拠を探しに行きました。

すると、第8段落で行き当たりばったりな生産指示の出し方で、日程計画がなく進捗管理ができてなさそうな様子が伺えました。

また、問題文には「CNC木工加工機の生産販売を進めるために検討すべき」という前振りがありましたが、13段落を見ると、「これまで製造部では専任担当制で作業者間の連携が少なかったが、この新規事業では、機械加工班と製缶板金班が同じ CNC 木工加工機の部品加工、組み立てに関わることとなる。」とあり、既存製品の生産とCNC木工加工機の生産ではどうやら生産体制に変化があったようです。

 

ところで、ここでちょっと脱線して「問題」と「課題」という言葉について確認です。

皆様は「問題」と「課題」の使い分けを意識していますでしょうか?
意識しているという方は心配いりませんが、どうだったっけ??という方のために念のためおさらいをさせていただきます。

  • 問題:目標(ありたい姿)と現状との間にあるギャップのことで、発生しているネガティブなこと。
  • 課題:目標(ありたい姿)と現状とのギャップを埋めるためにやるべきことで、問題を解決するために行うこと。(通常ポジティブな表現)

でしたね。今回は「課題は?」と聞かれていますので、課題についてはそれを意識した表現とする必要があります。

さて、本題に戻ります。

CNC木工加工機の生産販売を進める上での生産管理上の問題としては、

  • 行き当たりばったりの指示の出し方で進捗管理が日程計画がなく進捗管理ができてない
  • これまで製造部では専任担当制で作業者間の連携が少ない

という問題点があると考えられます。課題はこれを解決するために行うことなので、

  • ちゃんと生産計画を立てる
  • 連携する

というように問題点の裏返しのポジティブな表現となります。

そして、対応策は私の場合「〇〇を改め××する」というのを型(※1)として、この型が使えるときは○○のところに与件文から問題点を拾ってきて入れ、××のところにその裏返しを書くという作業を行っていました。

この問題の場合、問題点は上記に挙げた行き当たりばったりと選任担当制なので、それを与件文から引っ張ってきて、それを改めるという対応策を書きました。

ちなみに第1問のだいまつの回答と私の回答は下記の通りです。

●だいまつ(83点)
課題は、各班にまたがる全体生産計画を立て、各担当が連携して納期を遵守した製造体制を整えること。対応策は、受注情報に基づき製造部内で全体生産計画を立て、各班が連携して作業を行い、生産計画に基づき作業を同期化し、進捗管理する既存製品を含めた混合生産体制を整備し、期日に納品する。

●きゃっしい(67点)
課題は担当者・班の間の連携体制の構築と全社としての生産計画の立案。対応策は①専任担当制を改め作業者間の連携を強化し②注文が入ると担当者に直接指示が行われ各担当が顧客と直接打ち合わせる状況を改め、受注情報を全社で共有し、全体として生産計画を作成する。

課題はカンニングしたんじゃないかと思うほどそっくりですね。

対応策は私の方が与件文から悪いところを拾ってくるという型を使っている関係で字数を食い、納期の話まで及んでいませんが、①全体として生産計画を立てる②連携をとるという要素もこれまたカンニングしたかのように一緒ですね。

前々回のだいまつの記事を読んでいると、アプローチ方法に若干の違いはあれ最終的に同じ結論に至っているので、恐らくこの問題に関してはそこそこ取れたのではと思います。

だいまつとは合格後に道場を通じて知り合い、実はまだリアルでは一度も会ったことがないのですが、いろんな場面でシンパシーを感じるところが多々あり、やり込んだ先に見えてくるものは同じようなものなのかな、と思っています。

 

次に優先順位2位とした第2問です。

第2問も第1問と同じく、構成は「課題は①~、②~。対応策は①〇〇を改め××する②□□を改め△△する・・・。」という構成で書こうと考えました。

この問題は、設問の解釈の段階で、生産性向上のレイヤーで解こうと思ったのでその意識で与件文中から使えそうな根拠を探しに行きました。

すると、第6段落にお決まりの問題点「標準化やマニュアル化は進められていない」があり、この段落をメイン根拠に使っていこうと考えました。

また、当初13段落も入るかとざっくりと分類しましたが、この要素は生産性向上のレイヤーの第2問ではなく、生産管理のレイヤーの第1問で使ったほうが適切だと考え、第6段落の要素のみを使うこととしました。

課題は問題文中から生産能力の向上と余力の活用にあると考え、それを達成するために6段落目の選任担当制の裏返しの多能工化という課題を挙げました。

こちらの問題についても、参考にだいまつ解答と私の解答を比較したいと思います。

●だいまつ(83点)
課題は、他の機械を操作できない作業者が多いため、多能工化・多工程持ち化し、相互応援体制を構築すること。対応策は①各機械の操作方法を標準化・マニュアル化し計画的にOJTを行う②加工技術情報を文書化し製造部内でDB共有する。以上で、生産能力を向上させる。

●きゃっしい(67点)
課題は生産性向上と余力活用のための作業員の多能工化。対応策は①各機械の操作方法や加工方法に関する技術情報は各専任担当者が保有する状況を改め標準化・マニュアル化し②担当している機械以外の操作もできるよう教育を行い、応援可能とし余力を生じさせる。

こちらも第1問と同じくなかなかのシンクロっぷりです。

具体的には課題の多能工化、応援体制、対応策の標準化、マニュアル化、教育と構成から要素までかなりシンクロしています。

ただ、私の解答の方が加工情報のDBでの共有という要素が少なく、また、課題である応援体制の構築を文章構成上、対応策の結果として書いてしまっていたというところがだいまつに及ばないところだと思います。

ではなぜそうなったかということを振り返ってみたいと思います。
私はこのメモの段階で課題を生産能力の向上と余力の活用にあると考えてしまいました。

しかし、改めて考えてみるとこれは課題でなくC社のありたい姿でした。

課題とは、ありたい姿と現状とのギャップを埋めるためにやるべきことで、問題を解決するために行うことでした。
ここの課題の捉え方の認識が間違っていたという点がずれの原因だったかと思います。

恐らくもしここで課題を「生産能力の向上と余力の活用のために行うこと」と認識すれば、多能工化とその結果としての応援体制の構築を冒頭の課題に持ってくることができていたのではと思います。

そのため、もし私がこの問題を過去問として解いていたとしたら、問題と課題の定義を改めて振り返りそれを自分でまとめてみて、問題と課題の定義を改めて叩き込む、ということをやったかと思います。

 

次に優先順位を3位とした第4問に取り掛かります。

これは、設問解釈のところで触れましたが、解答構成に「方策は①(強み)を活かし~②(強み)を活かし~・・によって、(課題の解決)を図る」という、いつもの過去問で使っていた型をそれを適用してもいいか、ろくに検証もせずに使ってしまって聞かれてもいない課題解決の助言までやらかしてしまった悪い例です。

なので、ここから先のプロセスはあまり参考にはならないですが、一応、こう考えたんだよというのを書かせていただきます。

この問題の場合、強みとしては社長(←勘違い、本当は常務)のCAD等のITの技能くらいなのかなと考えました。

また、機会としてはNC機械を使用した経験のない木工加工業者からのプログラム提供やメンテナンスに関するニーズが存在するという機会があると考えました。

新規事業を行う際は、機会に強みをぶつけるということが重要ですのでプログラム提供という機会にIT技能をぶつけるという要素を入れようと考え、メンテナンスに関しては生かせそうな強みがいまいち見当たらなかったので、苦し紛れにC社の経験という漠然としたワードを入れました。

そして、最後に自信満々に課題の解決を入れて〆ました。

そもそも設問解釈の時点で方向性がずれています。

ですので、具体的な方策としての社長(←本当は常務)のIT技能を活かしたプログラム提供、メンテナンス、という要素としては幾分か点が入ったかと思いますが、あまり高得点は入っていないと考えられます。

ここできちんと対応できたか、対応できなかったかが高得点者との差だったのではと思います。

 

最後に第3問に取り掛かります。

解答構成は、設問解釈で考えた通り、「活用方法は①~、②~・・・、社内対応策は①~、②~」で行こうとしました。

設問解釈の段階で確認しようと思った「展示会での成功を参考に」の部分を確認すると、第11段落で

複雑な形状の加工を容易に行う CNC 木工加工機の実演を行ったが、それによって多くの来展者の注目を集めることができた。特に、NC 機械を使用した経験のない家具や工芸品などの木工加工関係者から、プログラムの作成方法、プログラムの提供の可能性、駆動部や刃物のメンテナンス方法、加工可能な材質などに関する質問が多くあり、それに答えることで、CNC 木工加工機の加工精度や操作性、メンテナンスの容易性が来展者から評価され、C 社内では大きな手応えを感じた。

とあり、そのおかげで受注まで取れたというポジティブな記載もあるため、ここにある要素を使ってそれらしい解答を作ればいいんだな、と考えました。

まず活用方法を考えると、「複雑な形状の加工を容易に行う CNC 木工加工機の実演を行ったが、それによって多くの来展者の注目を集めることができた。特に、NC 機械を使用した経験のない家具や工芸品などの木工加工関係者から、プログラムの作成方法、プログラムの提供の可能性、駆動部や刃物のメンテナンス方法、加工可能な材質などに関する質問が多くあり、それに答える」という部分をHP上でもやって、「CNC 木工加工機の加工精度や操作性、メンテナンスの容易性」をHPを見てくれた人に訴求しよう、というアドバイスにすればよいのだなと考えました。

そのため、上記の要素を解答に盛り込めるようなメモを作成しました。

また、対応策としてはこれらを可能にするための方策を考える必要があると思い、①営業機能が薄いという記述があるので、それを補う②インターネット上の問い合わせに対応できるようにするという点を盛り込もうと考えました。

 

この段階でも、だいまつの解答やすえさんの解答と見比べてもそれほど大外しをしていないように見えます。

また、メモの画像と見比べながら上記を読まれた奇特な方は、メモにない対応策②インターネット上の問い合わせに対応できるようにするという要素が入っているのに気付かれたかもしれません。じつは、これ、現物の紙を見ればわかるのですが、実は②の要素は後から消しゴムで消したものなのです。

なぜそうなったのかは「解答を書く」の部分でお伝えします。

 

【どうしても伝えておきたい補足】

※1 型のメリット、デメリット

これまでの解説でもちょこちょこ触れていますが、私は割と事前に用意した(=解答構成)を多用しています。
この型というのは、試験の前にしっかり考えて使い方を練習しているため、もし型が使える場面になったら、型を使うことで「考える」というよりは「作業する」というレベルに落とすことができ、頭の省エネができるという点にメリットがあります。

こちらの良い例が今回の第1問、第2問で、型が使える問題では考え込んで無駄な時間を使わずにサクサクと処理することができました。

しかし、使いどころを間違えると聞かれていないことを答えたり、与件文に合ってないことを書いたりしてしまう恐れがあるというデメリットもあります。

こちらの悪い例が第4問で、型が使えないのにいつもの問題と同じだと安易に判断して型を使ってしまったため、聞かれてもないことを答えている残念な回答ができ上りました。

以上のように型を持つというのは良し悪しがあり、もし型を使うのであればこの問題は型を使っていい問題か?ということをしっかりと見極める目を養うトレーニングを積むことが重要かと思います。

 

■解答を書く(開始40分~)

事例Ⅰ、Ⅱと同じく残り40分の段階で解答に移りました。

ではそれぞれの個別の問題について見てみましょう。

優先順位の高い順から第1問第2問、第4問は、基本的にはメモの通りに字数を考えながら解答用紙に書き写してきました。

しかし、第3問は予定通りに行きませんでした。

前半の活用方法のボリュームが大きくなりすぎて、対応策を書くスペースがだいぶ削られてしまったのです。

しかし、第3問は優先順位として最後にした問題でしたので、残り時間が短く、前半の活用方法の部分をさらに短くして後半の対応策を詰め込むという対応を行っている時間はないと思われました。

そのため、当初対応策の②として書くはずだった要素を書かずに、対応策を1つだけとする対応を取りました。
(メモも消しゴムで消してしまいました)

第3問の私の再現答案は下記の通りです。

●きゃっしい(67点)
ホームページに①複雑な形状の加工を容易に行う動画を掲載し加工精度・操作性を②プログラムの作成方法、提供の可能性、メンテナンス方法に関するQAを掲載しメンテナンス性を訴求し、NC機械を利用した経験のない潜在顧客の疑問を解消する。社内対応策として社長と常務のみの営業体制を改め選任の営業部門を作る。

見ていただいたらわかるとおり、活用方法ばかり書いてあって、対応策の記載が薄いですね。

これは上記の通り、前半を書いていたら予想以上にボリュームが増えてしまった上、時間がぎりぎりの状態で書き直す時間がなかったことに原因があります。

恐らく本当は活用方法と対応策半々くらいの割合で書いておくべきだったでしょう。

では、再び同じようなシチュエーションに出くわしたとき、同じ過ちを繰り返さないためにはどうすべきだったのでしょうか。

対応策としては、解答の内容が半々くらいの問題では、前回の事例Ⅰの解説でご紹介した座席指定方式と同じ要領で、100字であれば50字目といったように解答用紙のマス目の半分のところにスラッシュ(/)を引いてそれぞれのスペースを主張する、ということをやっておけば、同じ過ちを繰り返さなかったのではと思います。

 

ここまでの内容を踏まえまして、この80分で書き上げた再現答案はこちらをご覧ください。

 

以上、きゃっしいのH29事例Ⅲの80分の解答プロセスを説明させていただきました。

毎度毎度長文で恐縮ですが、参考になる部分はぜひパクってカスタマイズしてみてください!

 


その2 復習の質を高めよう~その復習、本当に役に立っていますか?

答案も詰め込み式ですが、ブログの方も詰め込み式で、以下ではコンテンツその2の復習方法について書かせていただきます。

さて、なぜ長文の事例Ⅲ実況解説に引き続いてこれを書こうと考えたのか、と言いますと、道場へのコメントや、タキプロ勉強会、その他もろもろの所からいただく質問で、もう少し復習のやり方を見直した方が本番に活かせるのではないか、と感じることが何度かあったからです。

最初に謝らせていただきますが、恐らく少し厳しいことを書いてしまいますので、ご気分を害したら申し訳ありません。

ただ、もう残された時間が少なくなってきている中で、せっかくやるなら本当に本番に使える復習をぜひやっていただきたい、という強い想いからきていますので、ご容赦いただけると幸いです。

 

さて、みなさまは過去問や演習問題を解き終わった後、どのような振り返りをしていますでしょうか?

もし、過去問や演習問題を解いた後、予備校の過去問集の解説を読んで「なるほど、この問題はこういうロジックで考えればいいのか、勉強になったな」と思うだけだったり、ふぞろいを見ながら「この問題では〇〇という要素も必要だったのか」とか「自分は〇〇という文章を見落としてしまっていたな」といった振り返りだけで終わっていませんか?

もしそうであれば、かなりもったいないです。

そのような復習のやり方をしているあなたに問わせてください。

その復習は本試験を解くときに、どのような役に立ちますか?

せっかく復習や振り返りをするのであれば、時間の限られた今、本試験で実際に使える振り返りをぜひやりましょう。

では本試験で実際に使える振り返りとはどういうものかというと、過去問を解いた後に振り返るときに、模範解答やふぞろいなどの回答と比較して、もし自分の回答に不十分な点があった場合、「ここができなかった、ここはこういう答えを書くべきだった」ということだけを振り返るのではなく、それに加えて必ず

なぜできなかったのか(原因)

を考え、

次に同じようなシチュエーションとなった時、どうすれば同じことを繰り返さないか(対策)

をできるだけ具体的に極力実行可能なレベルに落として考えるということです。

これは結構きついと思います。
原因がわからない時や、対策が思いつかない時もあると思います。

でも考えてください。
なぜなら、原因が特定できず、対策が考えられなければ本番で同じようなシチュエーションとなった時にきっとまた同じ過ちを繰り返すからです。

模範解答やふぞろいなどの回答と比較して、「ここができなかった、ここはこういう答えを書くべきだった」と振り返っているだけでしたら、同じような問題が出ない限りその振り返りは活かすことができません。

しかし、なぜできなかったのか?という原因をもう少し抽象化し、失敗の根本にある原因を探り、それに対する対策を立てることができていれば、違う問題が出てもその問題演習で振り返ったことを活かすことができるはずです。

ただし、このなぜ?というところに「自分には読解力がないから」とか「文章力がないから」の「〇〇力がないから」系の理由を挙げるのは、今年受かるつもりであれば×ナシ×です

そんなことを言っていたら今年の試験にはきっと間に合いません。

そうではなく、できるだけプロセスレベルで原因を振り返り、やらかした失点に関する原因を抽象化し、別の新たな問題で問われたときに使えるようにし、対応策として具体的に実行可能なレベルまで落とし込んで考えてください。

原因は抽象化し、対策は具体化する です。

では、具体例として、その1の第3問の振り返りを見てみましょう。

私がここで社内対応策について十分に触れることができなかった原因は、

解答を書く段階で前半を書いていたら予想以上にボリュームが増えてしまった上、時間がぎりぎりの状態で書き直す時間がなかったこと

にあります。

そして、再び同じようなシチュエーションに出くわしたとき、同じ過ちを繰り返さないための対応策としては、

解答の内容が半々くらいの問題では、前回の座席指定方式と同じ要領で、100字であれば50字目といったように解答用紙のマス目の半分のところにスラッシュ(/)を引いてそれぞれのスペースを主張する

としました。

これだとただ「気を付ける」よりも1段階具体化されてプロセスに反映しているので、確実に実行できそうだと思いませんか?

いつもいつもこのように具体化するというのは難しいかもしれませんが、この反省はやればやった分だけ本番に活きてきます

最初はきついかもしれませんが、これも慣れというのがありまして、何度もこんなことをやっていると意外と苦にならならず、むしろ新しいアイディアが出たときに嬉しくなってきます。

ですので、大変ですがぜひトライしてみてはと思います。

また、振り返りの際、通常どうしても悪いところに目が行きがちですけど、ぜひいいところにも目を向けてください
これまで練習してきた〇〇が練習通りできた、ということや、前回考えた○○という対応策のおかげでミスが防げた、といったことを良かったこととして振り返ります。そうすることで、それらがより強化され、本番でも練習の成果が発揮しやすくなります。

また、なかなか成長が実感できにくい2次試験で、自分の成長を感じることができるという効果もありますので、ぜひいいところの振り返りというのもお試しいただければと思います。

 

またまた、1万3千字オーバーの長文記事で大変恐縮です。

次回は、得点開示結果に対していろいろと思うところがある事例Ⅳについての記事を書ければと思っておりますのでぜひご期待ください。

以上、きゃっしいでした。

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※注意1
今回の記事を真剣に読むとおそらく1時間程度の時間が必要になります。

※注意2
ところどころまじめな記事の中に冗談のようなものが入っています。これは、私が不真面目なのではなく、「まじめ一辺倒の記事では受験生の皆さんが退屈してしまうだろう」、という私なりの要らないかもしれない配慮の産物です(お許しを)。

 

みなさん、おはこんばんにちは、だいまつです!

 

3回シリーズでお届けした「【永久保存版】平成29年度2次試験超高得点答案にみる2次試験合格のポイント!」について、多くの方から反響をいただきました。受験生の皆さまのお役に立てている、と実感できることが嬉しい今日この頃です。

 

【永久保存版】シリーズ
✓平成29年度 事例Ⅰの記事はコチラ
✓平成29年度 事例Ⅱの記事はコチラ
✓平成29年度 事例Ⅲの記事はコチラ

 

そして、私が漕ぎ出した「泥船(私生活を犠牲にしてブログを書くことで家庭が崩壊(沈没)する)」にまんまと乗せられてしまったきゃっしい様も、「きゃっしいの解法実況@事例Ⅰ~Ⅲ」と題して、3回シリーズで目からウロコの良記事を世の中に送り出してくれています。

 

【きゃっしいの解法実況】シリーズ
✓事例Ⅰの解法実況はコチラ
✓事例Ⅱの解法実況はコチラ
✓事例Ⅲの解法実況はコチラ(月曜日に公開です。こうご期待!)

 

さらに、他の9代目道場メンバーの文字数も膨れ上がるばかり!

 

皆さん仕事と家庭の両立で超絶忙しい中で、本当によくやっているな・・・、心からそう思います。

 

我々も必死!なので、皆さんも我々の記事を是非参考にしていただき、絶対に2次試験を通過して、診断士になってくださいね!
(ちょっと、恩着せがましいですかね。すいません)

 

さてさて。

 

【永久保存版】シリーズの中で「事例Ⅲと言えば生産管理と生産効率化の切口だ!」と、くどい位に書きました。なので、皆さん事例Ⅲはもう大丈夫だと思います。

 

一方、事例Ⅱに関しては、【永久保存版】シリーズのなかで、「4P」と「誰に、何を、どのように、効果」が重要だ!と書きました。しかし、タキプロ関西の勉強会で受験生の皆さんの答案を拝見していると、「自分のものにできていない方が多い」ような印象を受けました。

 

そこで今回は、平成28年度試験の事例Ⅱを題材に、如何に「4P」と「誰に、何を、どのように、効果」が重要か、さらに言えば、この2つの切口が分かっていれば、事例Ⅱでは「何が問われ、そして何を書くべきかが分かる」ということを、皆さんに理解・体感していただくべく、記事を書きたいと思います。

 

なお、今回の記事は、皆さんが受験校で教えてもらったやり方と違うところが多いかもしれません。あくまでも「私流の事例Ⅱに対するアプローチの仕方」という位置付けで読んでいただければ幸いです。

 

それと、昨日にchikaさんが事例Ⅱに関して同じようなことを記事にしてくれていますね。もちろんソチラも参考にしてくださいね!

 

まず、最初に、「4P」と「誰に、何を、どのように、効果」をおさらいしておきましょう。

 

—————————————————————————————————

 

4P

 

◎Product    製品戦略
 Place      チャネル戦略
 Price      価格戦略
◎Promotion  プロモーション戦略

※診断士の2次試験(事例Ⅱ)では、「」をつけているプロダクトと
 プロモーションがよく問われます。いや、‘ばかり’問われます

 

—————————————————————————————————-

 

誰に、何を、どのように、効果

 

誰に
→ジオ、デモ、サイコ

何を
→製品・サービス(製品戦略そのもの)
→プロモーションで提供するもの(プロモーション戦略で使えそうなネタ)

どのように
→B社ならではのプロモーション策(プロモーション戦略そのもの)

効果
→新規顧客獲得
→購買頻度UP(固定客化)、関連購買、購買単価UP

戦略名
→差別化(付加価値化)
→集中

※「+ 戦略名」としたのは、「誰に、何を、どのように、効果」
 加えて、「戦略名」書く機会が割と多いため、説明の関係で
 追加しました。

「誰に、何を、どのように、効果 + 戦略名」順番を守って書く
 と、読みやすい事例Ⅱの答案を書くことができるようになります。
 (この辺りは記事の中で説明します)

 

——————————————————————————————————

 

ここまでは、知っている方も多いのと思うのですが、大切なのは、この2つの切口を使いこなせるかどうか、です。

 

知っているだけでは、意味がありません。今回の記事を読んでいただき、是非自分のものにしてください。

 

なお、毎度のことですが、ここから先は平成28年度事例Ⅱの過去問を解いて、自分の解答や与件文を見ながら読むようにしてくださいね。でないと、効果はいつも通り10分の1以下ですからね!

 

過去問はLECのサイトからダウンロードできます(コチラ)。

 

それでは、平成28年度試験問題を使って、事例Ⅱを解く上で如何にこの2つの切口が、重要かを解説していきます。

 

=============================================================================

 

第1問(配点30点)
B 社のこれまでの製品戦略について、80 字以内で整理せよ。

【出題の趣旨】
B社のこれまで製品戦略について、マーケティング基本的視点から分析する能力を問う問題である。

 

「4P」「誰に、何を、どのように、効果 + 戦略」を当てはめれば、「何を聞かれていて、何を答えるべきか」は、設問要求を確認した時点で分かります。

 

下の表を見てください。

 

 

設問要求は、「これまでの製品戦略」です。つまり、4Pの「プロダクト」の視点からの問題です。

 

次に、「誰に、何を、どのように、効果 + 戦略」の観点で考えます。

 

これまでの「製品戦略(プロダクト)」を答えて欲しい訳ですから、「誰に、何を(どんな製品を)提供してきたか」、を書いた方がよいことが分かります。

 

さらに、これまでにB社が採用してきた「戦略名」も書けるなら書いた方がよいでしょう。

 

そうすると、本問は「誰に、何を、戦略名」が解答要素の候補になります。

 

裏返せば、「どのように(プロモーション)」と「効果」は聞かれていない訳ですから、「書いてはならない」ということになります。

 

なお、当然ですが、「製品戦略」を問われていますから、「何を」は100%使いますが、与件文に「誰に」が書かれていなければ、使いません(答案に書きません)。「誰に、戦略名」の2つの要素の使うかは、あくまでも「与件文次第」です。十分に注意してください。

 

【永久保存版】シリーズの事例Ⅲでも書きましたが、「問われていること、書くべきこと(事例Ⅲなら生産管理、生産効率化)が分かっていれば、与件文の読み取り・紐つけ精度は格段に向上する、と申し上げました。

 

事例Ⅱでは、「事例Ⅲの生産管理、生産効率化」に当たる超重要な切り口・観点が、「4P」と「誰に、何を、どのように、効果 + 差別化」なのです。

 

設問文を読んで、誰に、何を、戦略名が解答要素の候補だと当たりをつけることができれば、高い精度で与件文も読め、いい答案が書けそうな気がしませんか?

 

続いて、出題の趣旨も確認しておきましょう。

 

出題の趣旨
B社のこれまでの製品戦略について、マーケティングの基本的視点から分析する能力を問う問題である。

 

なるほど、いつもながらに深いですね。

 

なんと、本問は「マーケティングの基本的視点」からの分析能力が問われていたのです。

 

マーケティングの基本的視点と聞いて思い浮かべるのは、「4P」や、ポーター先生の「3つの基本戦略…コストリーダーシップ戦略(価格戦略)、差別化戦略(付加価値化戦略)、集中戦略」でしょうか。あと、「誰に、何を、どのように」もマーケティングの基本的視点と考えてよいでしょう。(他にも色々あると思いますが、とりあえずこれくらいで)

 

「マーケティングの基本的視点」からの分析能力が問われていた、となれば、与件文から「何を(製品)」‘だけ’をひっぱり出してきて、ただ並べた‘だけ’の解答は、出題者からすると「物足りない答案」と言わざるを得ないでしょう(マーケティングの基本的視点がないため)。

 

それでは、解答例を用いながら詳しく説明していきます。

 

皆さんも、「採点者」になったつもりで各答案を評価してみてくださいね。

 

解答例①だいまつ
戦略は、最終消費者に対して、国産丸大豆を自社蔵で醸造したこだわりの高価格しょうゆ及びしょうゆ関連製品を、同業他社の動向を踏まえ拡充する、差別化戦略である。

解答例②後輩A
戦略は、国産丸大豆にこだわり、伝統的手法で醸造することで濃厚さ・豊潤さを売りに他社との差別化を図るもの。他社を見てアイテム数を拡大し、最終消費者向けに特化した。

解答例③後輩B
戦略は、①国産丸大豆を使用し、自社蔵で杉桶を使った伝統製法で作った高価格製品を、②同業他社の動きに合せて投入し、幅広いラインアップを実現するものであった。

 

だいまつの解答例からいきます。

 

戦略は、(誰に→)最終消費者に対して、(何を→)国産丸大豆を自社蔵で醸造したこだわりの高価格しょうゆ及びしょうゆ関連製品を、同業他社の動向を踏まえ拡充する、(戦略名→)差別化戦略である。

 

「誰に→何を→戦略名」の順番になっており、読みやすいと思います(自画自賛)。B社のこれまでの製品戦略に対する説明として、申し分ないと思うのですが、皆さんの評価は如何でしょうか。

 

なお、最後が「戦略である」で〆ているため、主語は「助言は」だと日本語としてもっときれいだったかもしれませんね。

 

次に、後輩Aの解答例です。

 

戦略は、(何を→)国産丸大豆にこだわり、伝統的手法で醸造することで濃厚さ・豊潤さを売りに(戦略名→)他社との差別化を図るもの。(何を→)他社を見てアイテム数を拡大し、(誰に→)最終消費者向けに特化した。

 

解答要素としては充足していると思いますが、イケていませんね

 

なぜ、イケていないか。

 

そうです。明らかに「読み辛い」のです。

 

では、「誰に→何を→戦略名」の順番に直してみるとどうでしょうか

 

戦略は、(誰に→)最終消費者向けに特化し、(何を→)国産丸大豆にこだわり、伝統的手法で醸造することで濃厚さ・豊潤さを売りにしつつ、他社を見てアイテム数を拡大する(戦略名→)差別化戦略である。

 

かなり、読みやすくなりましたね。

 

続いて、後輩Bの解答例です。

 

戦略は、(何を→)①国産丸大豆を使用し、自社蔵で杉桶を使った伝統製法で作った高価格製品を、(何を→)②同業他社の動きに合せて投入し、幅広いラインアップを実現するものであった。

 

与件文から、「何を」だけを抽出しています。抜き出してくるところはパーフェクトですし、文章もきれいなので、点数はもらえると思いますが、「マーケティングの基本的視点」がありませんし、すこし物足りない印象ですね。

 

製品戦略」を問われたら、「誰に→何を→戦略」の順番で解答を構成すると、「書きやすく」、「読みやすく」、さらに「漏れのない」答案が出来上がりますね

 

なお、くどいようですが、「製品戦略」を問われた場合に、「どのように」は聞かれていませんし、あからさまに「効果」が聞かれていないなら、効果も書かなくてOKです。

 

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第2問(30 点)
11 代目予定者は、自分の代になってからもこれまでの製造スタイルを大切にしながら成長を追求していくつもりでいる。しかしながら、製品アイテムは見直すことを考えている。

(設問1)
B社の今後の成長に必要な製品戦略について、ターゲット層を明確にしたうえで、100 字以内で説明せよ。

【出題の趣旨】
しょうゆ市場全体を取り巻く環境変化から製品ラインアップに関する適切な製品戦略と顧客ターゲットを提案する能力を問う問題である。

(設問2)
(設問1)で想定したターゲット層に訴求するための、プロモーションと販売の戦略を80 字以内で説明せよ。

【出題の趣旨】
B社製品の顧客となるべき消費者層に価値を訴求するプロモーション戦略と販売戦略を提案する能力を問う問題である。

 

私の解説を読む前に、第2問(設問1)及び(設問2)を、「4P」と「誰に、何を、どのように、効果 + 戦略」のフレームを使って、それぞれの設問で、「何が問われているか、何を答えないといけないか」を、考えて見てください

 




 

如何でしょうか。

 

設問文を読んだ時に見えてくる「景色」が、「いままでと違って」いたり、いままでよりも「何が問われているか、何を答えないといけないか」が、「はっきりした」と思いませんか。

 

それでは、解説に入ります。

 

設問1は、「ターゲット層」と「製品戦略」を要求しています。

 

だとすると、第1問と同じように、基本的には「誰に、何を、戦略名」を答えないといけません。ただ、戦略名は設問2にも絡みますので、どちらで書くかは悩ましいところです。なので、「戦略名」は書けたら書こうくらいの意識でよいでしょう。この時点で悩み過ぎてはいけません

 

設問2は、「プロモーションと販売の戦略」を要求しています。

 

「4P」で言うところの「プロモーション(プロモーション・ミックス)」ですから、「どのように」ですよね。後は、「設問1で答えたターゲット + 製品に対して、プロモーションした‘結果(効果)’」も、盛込みたいところですね。

 

それでは、表形式で、整理しておきます。

 

設問1で答えるべき内容をまとめると以下の通りです。

 

 

次に、設問2で答えるべき内容をまとめると以下の通りです。

 

 

※プロモーション・ミックスのうち、人的販売は「販売戦略」として切り分けできますが、販売促進が「プロモーション」なのか、「販売戦略」なのか、判然としません。

 

如何でしょう。

 

戦略名に関しては、少し悩ましいところですが、「4P」と「誰に、何を、どのように、効果 + 戦略名」のフレームを使えば、第2問をかなりきれいに整理して、設問1と設問2で「聞かれていること、答えるべきこと」が、はっきりさせることができました(上手く切り分けができました)。

 

それから、【永久保存版】シリーズでも書きましたが、「誰に(ターゲット)」を問われた場合には、ターゲットをセグメント化するための、デモグラフィック、ジオグラフィック、サイコグラフィックを「必ず思い出す」ようにしてください。

 

これは、「絶対に」です。

 

「必ず思い出す」必要がある理由は解答例を用いて説明します。

 

それでは、解答例を見てください。

 

解答例①だいまつ
戦略は、回転率の低い製品は縮小し、①日本の伝統文化に興味のある外国人観光客と懐かしさを求める女性やシニア層には伝統製法で作った製品を、②健康志向で食に敏感な女性に減塩しょうゆ関連製品数を増やし訴求する。

解答例②後輩A
戦略は、出荷数量が減少しているしょうゆのアイテム数を減らし、出荷数量が増加傾向にあるしょうゆ加工品を訴求すること。ターゲットは、直営店併設の飲食店を訪れる、食に敏感な女性やシニア層である。

解答例③後輩B
戦略は、①健康志向で食に敏感な女性に対して、自社蔵で杉桶を使った伝統製法で製造したしょうゆ関連製品を提供する、②伝統文化に興味のある外国人観光客に国産丸大豆を使った日本製の高品質しょうゆを提供する。

 

だいまつの解答例から解説します。

 

戦略は、(与件文・設問文→)回転率の低い製品は縮小し、①(サイコ→)日本の伝統文化に興味のある(デモ→)外国人観光客と(サイコ→)懐かしさを求める(デモ→)女性やシニア層には(何を→)伝統製法で作った製品を、②(サイコ→)食に敏感な(デモ→)女性に(何を→)減塩しょうゆ関連製品数を増やし訴求する。

 

「誰に(サイコ→デモ)、何を」の順番で書けていますね。「誰に」は「デモ、ジオ、サイコで修飾する」、ということが分かっていれば、解答要素の盛り込み漏れがなくなります

 

「誰に」ときたら、「デモ、ジオ、サイコ」のことを、必ず思い出してくださいね

 

続いて、後輩Aの解答例です。

 

戦略は、(与件文・設問文・何を→)出荷数量が減少しているしょうゆのアイテム数を減らし、出荷数量が増加傾向にあるしょうゆ加工品を訴求すること。ターゲットは、直営店併設の飲食店を訪れる、(サイコ→)食に敏感な(デモ→)女性やシニア層である。

 

なんだか、いまいちですね

 

考えられる問題点は以下の3つです。

 

①相変わらず、「何を→誰に」の順番になっていて読み辛い
②与件文上、「食に敏感」なのは「女性」であって、「シニア」ではない
③「食に敏感な女性」に、しょうゆ加工品を訴求しても刺さらない

 

①の「何を→誰に」の順番になっていて読み辛い、という点に関しては言わずもがな、ですね。「誰に→何を」の順番に直すべきでしょう。

 

②に関しても、結構多くの方がやってしまうミスではないでしょうか。与件文を正しく読めていません

 

③に関しては、もう全く駄目です(後輩なので容赦なしに行きます)。設問要求「今後の成長に必要な製品戦略について、ターゲット層を明確にしたうえで説明せよ」です。与件文から考えられる、実現可能性の高そう、かつターゲットに刺さる製品戦略を提案しないといけません。

 

これが、事例Ⅱで「与件文に寄り添う」ということです。「与件文にある言葉」を使いさえすれば、「与件文に寄り添っている」ということにはなりません。注意してください。

 

では、後輩Aはどうすればよかったのでしょうか。

 

例えばですが、以下のような解答内容であればどうでしょうか。皆さん、評価してみてください。

 

「食に敏感な女性に対して、国産丸大豆を使った安心で濃厚さと芳ほう醇じゅんさを備えた減塩のしょうゆ関連製品を訴求する」

 

食に敏感な」という心理的な志向に対して、B社の強みを活かした「刺さる製品」を提案できている、と思うのですが、皆さんの評価は如何でしょうか。

 

続いて、後輩Bです。

 

戦略は、①(サイコ→)健康志向で食に敏感な(デモ→)女性に対して、(何を→)自社蔵で杉桶を使った伝統製法で製造したしょうゆ関連製品を提供する、②(サイコ→)伝統文化に興味のある(デモ→)外国人観光客に(何を→)国産丸大豆を使った日本製の高品質しょうゆを提供する。

 

製品アイテム数には言及できていませんが、しょうゆ関連市場の状況や、B社の強みを活かした「イケてる解答」のように思いますね

 

でも、「誰に(サイコ・デモ)→何を」がめちゃくちゃなので、「与件文に寄り添った答案」とは言えません

 

①に関しては、後輩Aの解説の際に述べた通りです。「健康志向で食に敏感な女性」に、もっと言えば、「歴史とか伝統に全く興味がなく、健康と食にしか興味のない女性」に、「自社蔵で杉桶を使った伝統製法で製造したしょうゆ関連製品」が刺さるでしょうか

 

「おい、だいまつ。自社蔵だから安心という発想も‘ある’ではないか、後輩をいじめてどうする。お前はひどい奴だ」との批判も聞こえて来そうですが、ちょっと待ってください。

 

診断士試験では、‘そう’  考えてはいけないのです

 

「自社蔵だから安心という発想もありではないか」と考えてしまった受験生の方は、猛省してください(ちょっと言い過ぎですかね)

 

なぜなら、与件文で与えられた状況から考えて、「健康志向で食に敏感な女性」には、「国産丸大豆を使った安心で、濃厚さと芳ほう醇じゅんさを備え、そして健康にも配慮した減塩のしょうゆ関連製品」を訴求することが、「最もしっくり来る」からです。

 

【永久保存版】シリーズで、何度も何度も書きましたが、断士の2次試験は与件文からフツーに考えられること、当たり前に誰でも考え付ける答案を書く試験なのです。

 

明らかに与件文に「話が通るネタ、しっくり来るネタ」があるのに、「こっちもカスっていそうだから、セーフやん?」、「こうやって論理展開すればこの解答も救えるよな」みたいな感じで、自己肯定や他者肯定をしていると、「試験の本質」を見失ってしまい、いつの間にか与件文から考えられるフツーの答えが書けなくなってしまいます。そして、合格からどんどんと遠ざかってしまいます。

 

もう一度言います。

 

診断士の2次試験は与件文からフツーに考えられること、当たり前の、誰でも考え付ける答案を書く試験なのです。

 

続いて、後輩Bの答案の後半部分です。

 

②の「伝統文化に興味のある外国人観光客」に、「国産丸大豆を使った日本製の高品質しょうゆ」は、‘雰囲気的にはなんとなく刺さりそう’  な気もしますが、答案としてはダメです。

 

なぜ、ダメか、それは与件文に「伝統文化に興味のある外国人観光客」にぴったりの訴求要素があるからです。

 

与件文の記述をもとに説明します。

 

第1段落
B 社は、X 市郊外にあるしょうゆ及びしょうゆ関連製品のメーカー(以下、「しょうゆメーカー」という。)である。資本金は2,000 万円、従業員(パート含む)は50 名である。創業は1770年と古く、現在の社長は10代目にあたる。2016年に社長就任21年を迎えた。

 

第2段落
B社の本社と工場は隣接しており、すぐそばにはY川が流れる江戸時代には、この川が原材料や完成品のしょうゆの大量輸送に使用されていた。現在、多くの中小しょうゆメーカーでは、自社の蔵でのしょうゆ仕込みをやめ、しょうゆの原料となる「生き揚げB火入れ、ろ過していないCしょうゆ」を大手メーカーから仕入れ、これに火入れや味付けをして自社製品として販売している。しかし、B社は創業以来一貫して国産丸大豆を原材料とし、自社の蔵で杉桶を使ったしょうゆ醸造を続けている

 

第3段落
本社から車で10分ほど離れたX市の市街地は、江戸時代から繁栄した商業地である。現在は当時の面影をしのばせる伝統的な街並みを生かして、観光地として脚光を浴びている。懐かしさを求めて女性やシニア層が連日街を訪れ、日本の伝統に興味のあるアジアからの外国人観光客も多い。B社は、この観光地化したエリアに3年前、自社製品をフルラインアップで販売する直営店を出店した。

 

外国人観光客は、なぜX市を訪れているのでしょうか。

 

理由は、「X市の市街地は、江戸時代から繁栄した商業地であり、当時の面影をしのばせる伝統的な街並みを生かして、観光地として脚光を浴びている」からです。

 

伝統的な街並みがあるから、‘日本の伝統に興味のある’アジアからの外国人観光客が大挙してX市を訪れているのです。

 

つまり、アジアからの外国人観光客の興味の対象(刺さる、つまりサイコ)は、「江戸時代から反映した商業地であるX市街地の当時の面影をしのばせる伝統的な街並み」であり、「日本の伝統」なのです。

 

そうした中、B社は1770年(江戸時代)に創業し、工場と本社は、江戸時代には原材料や完成品のしょうゆの大量輸送に使用されていた、由緒あるY川のすぐそばにあり、江戸時代の創業以来一貫して、自社の蔵で杉桶を使ったしょうゆ醸造を続けています

 

ここまで与件文に‘あからさまな記述’があれば、「今後のB社の製品戦略」として、「日本の伝統に興味のある外国人観光客」に訴求すべきは、「国産丸大豆を使った日本製の高品質しょうゆ」ではなく、「自社蔵で杉桶を使い、江戸時代から作り続けている伝統を前面に打ち出した製品(例えばお土産)」でしょう。

 

後輩A・Bの両名とも、与件文に落ちている解答要素から答案を組み立てていることから、本試験でもきっと点数はもらえると思います、より多く点数をもらおうと思えば、与件文に「素直に」、つまり、いま私が解説したような答案を書くことを目指さねばなりません

 

事例Ⅱでは「サイコ→何を」のつながりを意識することで、「与件文に寄り添った答案」を作ることができます。

 

肝に銘じてくださいね

 

なお、本試験のたった80分しかない中で、私がいま解説文で書いたようなレベルまで掘り下げて考えることは、もちろんできません(私もできません)。80分で今回私が解説したレベルまで考えようとしないでくださいね(完璧は求め過ぎないでくださいね)!

 

受験生の皆さんがやるべきは、設問文を読んだ瞬間「製品戦略(プロダクト)」系の問題では「誰に(デモ、ジオ、サイコ)→何を、戦略名」が聞かれている!という思考が働くようにトレーニングすることですからね!

 

続いて、設問2です。

 

(設問2)
(設問1)で想定したターゲット層に訴求するための、プロモーションと販売の戦略を80 字以内で説明せよ。

【出題の趣旨】
B社製品の顧客となるべき消費者層に価値を訴求するプロモーション戦略と販売戦略を提案する能力を問う問題である。

 

※プロモーション・ミックスのうち、人的販売は「販売戦略」として切り分けできるが、販売促進が「プロモーション」なのか、「販売戦略」なのかは判然としない。

 

第2問の解説の冒頭で、本問では「4P」で言うところの「プロモーション(プロモーション・ミックス)/どのように」が問われており、併せて「効果」も書きたい、と申し上げました。

 

・・・プロモーションは、超頻出の切口です。

 

そして、プロモーション戦略を聞かれれば、「プロモーション・ミックス」必ず思い浮かべなければなりません

 

プロモーション・ミックス
①広告宣伝  (プル)
②パブリシティ(プル)
③人的販売  (プッシュ)
④販売促進  (プッシュ)→POP、クーポン、ノベルティ、実演、DM

 

本問では出題者が、プロモーション・ミックスをどのように分解してほしかったかは分かりません。ただ少なくとも設問では「プロモーション」「販売戦略」2つの切り口からの解答を要求されていますので、「プロモーションは周知するための施策(プル?)」「販売戦略は顧客に買ってもらうための売込み(プッシュ)」期待されていたと考えるべきでしょう。

 

そして、この2つの施策は、当然に設問1で想定した「ターゲット層 と 製品」に最適なものでなければなりません。

 

それでは、解答例です。

 

解答例①だいまつ
戦略は、自社蔵見学と直営飲食店での食事をセットにしたツアーを企画し、食事後に直営店舗に誘導し、人気レシピと一緒に提案販売することで、お土産としての購買を増やす。

解答例②後輩A
食事を提供する際に、料理に使われているしょうゆ加工品のストーリーを説明し、直営店来店へと誘導する。直営店ではB社製品を用いたレシピを配布し、購買を促す。

解答例③後輩B
戦略は、観光情報誌やグルメサイトを活用し飲食店の来客を増やし、自社製品を使用した料理を提供し、味を確認してもらい、併設の直営店で商品を販売する。

 

本問では設問間の関連も重要ですから、並べてみます。

 

解答例①だいまつ
(設問1)
戦略は、回転率の低い製品は縮小し、①日本の伝統文化に興味のある外国人観光客と懐かしさを求める女性やシニア層には伝統製法で作った製品を、②健康志向で食に敏感な女性に減塩しょうゆ関連製品数を増やし訴求する。

(設問2)
戦略は、(プロモーション→)自社蔵見学と直営飲食店での食事をセットにしたツアーを企画し、食事後に直営店舗に誘導し、(販売戦略→)人気レシピと一緒に提案販売することで、(効果→)お土産としての購買を増やす。

 

「プロモーション(プロモーション/販売戦略)→効果」と、当初に想定した答案が作れています。

 

厳密に言えば、「健康志向で食に敏感な女性」は、「自社蔵見学」には全く興味がないでしょうが、ただ80字の中で表現をするとなれば、この辺りが限界でしょうか。

 

それと、たったの80字で「日本の伝統文化に興味のある外国人観光客」、「懐かしさを求める女性やシニア層」、「健康志向で食に敏感な女性」の3つのターゲットに訴求するための「プロモーション(プロモーション/販売戦略)」に関する施策を書く、なんてことは普通に考えてできません(しかも80分間でなんて絶対に無理です)。

 

受験生時代の私がそうであったように、ふぞろいを読んで、3つのターゲットすべてを設問1に盛込むべく努力しておられる方もいらっしゃると思いますが、最近私が思うのは、「無理をして全部を詰め込む必要はない」ということです。
(一応、私の解答例では解説の都合上3つのターゲットを盛込みましたが)

 

【永久保存版】シリーズでも書きましたが、断士の2次試験の解答要素(正解/得点がもらえる要素)は、1つではありません。間違いなく複数あります。

 

今回の事例においては、3つのターゲット層のいずれを選んでも、訴求すべき商品やプロモーション策が書けるように与件文にヒントが埋め込まれていました

 

加えてですが、平成28年度の事例Ⅲの第4問(設備投資するか/しないかの問題)でも、「する/しない」のどちらを選んでも、ちゃんと論理展開ができるよう与件文にはヒントが埋め込まれていました。

 

それで、何が言いたいかと申しますと、

 

だいまつは答案に「3つのターゲット層を盛込んでいた」、ふぞろい流採点で高得点を狙うなら「3つのターゲット層を盛込まないといけない」、という思考から、「荒くれモリ子(変に解答要素を盛込み過ぎてしまい答案が荒れてしまう人)」になってはいけません

 

限られた80分という時間の中で、設問文で聞かれたことに、与件文の記述から、理屈が通る答案を「作れている」のであれば、ターゲット層が1つしか盛込めていなくても私はいいと思います

 

事例Ⅱで言えば、題意に沿って「誰に→何を→どのように→効果」の順番で、分かりやすく意味の通る論理展開ができればOKと、気楽に考えましょう

 

続いて後輩Aの解答例です。

 

(設問1)
戦略は、出荷数量が減少しているしょうゆのアイテム数を減らし、出荷数量が増加傾向にあるしょうゆ加工品を訴求すること。ターゲットは、直営店併設の飲食店を訪れる、食に敏感な女性やシニア層である。

(設問2)
(プロモーション→)食事を提供する際に、料理に使われているしょうゆ加工品のストーリーを説明し、直営店来店へと誘導する。(販売戦略→)直営店ではB社製品を用いたレシピを配賦し、(効果?→)購買を促す。

 

「直営店併設の飲食店を訪れた食に敏感な女性に対して(シニアは置いておくとして)」、「食事後に直営店へ誘導し、レシピに使われているB社製品の購買を促す」という論理構成は、いいと思います

 

ただ、気になるのは、「しょうゆ加工品のストーリーを説明し」という部分ですね。国産丸大豆のことなのか、伝統的な作り方のことなのか、はたまたその両方なのか、よく分かりません

 

与件文は「しょうゆ加工品」へのシフトを示唆していますが、与件文の言葉は変に加工しない方がいいですね!(さむっ・・・)

 

後輩Bの解答例です。

 

(設問1)
戦略は、①健康志向で食に敏感な女性に対して、自社蔵で杉桶を使った伝統製法で製造したしょうゆ関連製品を提供する、②伝統文化に興味のある外国人観光客に国産丸大豆を使った日本製の高品質しょうゆを提供する。

(設問2)
戦略は、(プロモーション→)観光情報誌やグルメサイトを活用し飲食店の来客を増やし、(販売戦略→)自社製品を使用した料理を提供し、味を確認してもらい、併設の直営店で商品を販売する。

 

なんだか、のっぺりした答案で、少し押しが弱い気もしますが、間違いではないと思うので、本番でこれが書ければ及第点の答案でしょう。「効果」はなんとか盛込みたいところですね。

 

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第3問(配点20 点)
3年前に開業した直営店併設の飲食店は、売り上げが好調である。B社が飲食店を直接経営することによって、どのようなメリットと効果を得られるか。売り上げが向上すること以外のメリットと効果について、100 字以内で説明せよ。

【出題の趣旨】
メーカーであるB社が川下(飲食店経営)に参入することにより、製品開発や営業施策の点でどのような可能性があるかについて、分析力・課題解決力を問う問題である。

 

本問は、「4P」と「誰に、何を、どのように、効果 + 戦略」の観点で考えると以下の通りになります。

 

 

「誰に、何を、どのように、戦略」は、関係ありません。「効果(メリット)の部分だけ」が問われています。

 

それと、「4P」の観点から考えると、強いて言えば「チャネル」でしょうか(うーん、分かりません)。

 

本問は素直に、「メリットと効果を書く設問」、そう意識して与件文から無理なく考えられる答案を作りたいですね。

 

ちなみに、メリットはB社が川下(飲食店経営)に参入することによって得られる「直接的にいいこと」、効果はB社が川下(飲食店経営)に参入することによって「もたらされるいいこと」です。

 

出題の趣旨(製品開発や営業施策を答えて欲しい)も踏まえて考えると、求められていた解答要素は以下の通りだと思います。ただし、メリットと効果の違いに関して深追いしないでください。この2つを切り分けできるようにトレーニングする時間があるのなら、事例Ⅱ全体を「4P」と「誰に、何を、どのように、効果 + 戦略名」で考えられるように訓練する時間に充ててください

 

メリット(直接的にいいこと)
①最終顧客との接点ができて声を製品開発に活かせる、②最終消費者に直接情報を発信できる

効果(参入によってもたらされるいいこと)
②観光誌やグルメサイトに取り上げてもらい知名度があがること

 

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第4問(配点30 点)
昨今の多くの中小しょうゆメーカーでは、インターネット販売を展開している。B社もまた、新規事業として直接、最終消費者に対するインターネット販売に乗り出したいと考えている。

(設問1)
インターネット販売を軌道に乗せるためにB社が採るべきブランド戦略を50 字以内で提案せよ。

【出題の趣旨】
B社が、直接、最終消費者に対するインターネット販売に乗り出すために必要な施策について、ブランド戦略の観点から問題解決力を問う問題である。

 

 

いつも通り、「4P」と「誰に、何を、どのように、効果 + 戦略名」の観点から考えると、本問は、「プロモーション」の問題ですね。

 

そして、「誰に」は設問文に書かれている「最終消費者」ですから、答える必要はありません(回答欄に「誰に」を書く必要はない)。ブランド戦略の観点からインターネット販売を軌道に乗せるためにB社が採るべき戦略を答えればOKというイメージですね。

 

なお、「ブランド戦略」につながる内容であれば、「どのように(プロモーション)」だけでなく、「何を(製品戦略)」を絡めてよいと思われます。

 

ここは、あまり深く考えないようにして、与件文に寄り添った答案作りを心がけるべきです。

 

ちなみに、よく本問の「正解がなんだったのか」を受験生に聞かれるので、秀逸な答案を作った、後輩Aの解答例を示しておきます。

 

解答例①後輩A
助言は有名な鶏料理店と共同で、Z社には卸していないインターネット限定の新ブランドを開発する戦略である。

 

なんだこりゃ?と思われた方も多いと思いますが、「わざわざ表現」を活用した見事な答案です。

 

ちょっと、解説しておきます。

 

<設問文>
昨今の多くの中小しょうゆメーカーでは、インターネット販売を展開している。

後発のB社が先発メーカーを押し退けてインターネット販売を軌道に乗せるためには、「相当」インパクトのある施策が必要だ、ということが読み取れます。

 

<与件文>

第8段落
取引関係が50年にも及ぶ食品卸Z社がB社製品の販売を一手に引き受けており、そのZ社がインターネット販売に難色を示す

→Z社は、国内外の優良メーカーが生産する高付加価値・こだわりの自然食品・健康食品全般を取り扱うなかで、B社製品も一手に引き受けて来た訳ですから、B社の高付加価値な既存製品群について、インターネットチャネルとの競合は避けたいのでしょう。また、インターネット経由で直接販売されるとなれば、販売価格もZ社のコントロール下を離れますし、もしかすると現在のB社商品群のブランドイメージが毀損してしまうことをZ社は懸念しているのかもしれません。

第4段落
B社はかつて業務用製品も製造していたが、大手メーカーの激しい低価格攻勢を受け、現在ではほとんど最終消費者向け製品に特化している。ただし例外もいくつかある。たとえば親子丼で有名なある鶏料理専門店は、B社のしょうゆの濃厚さと芳ほう醇じゅんさに惚れ込み、もう30 年来、取引が続いている

 

「ただし例外
有名なある鶏料理専門」
「B社のしょうゆの濃厚さと芳ほう醇じゅんさに惚れ込み、もう30 年来、取引が続いている」

 

絶対に使ってくれ」と言わんばかりの「わざわざ表現」ですよね。

 

後発のB社が最終消費者に響くインパクトあるブランド戦略で先発メーカーを押し退け、そしてインターネット販売を軌道に乗せるためには、B社の大ファンの「超有名鶏料理専門店」の協力が不可欠でしょう。

 

超有名鶏料理専門店」と、共同で専用ブランドを立上げすれば、きっと最終消費者は振り向いてくれるでしょうし、Z社も直接競合しないので許してくれるでしょう。

 

後輩Aの答案(解答例)は、題意と与件文に沿った、本当に素晴らしい内容ですね。

 

もう一度見ておきましょう。

 

助言は有名な鶏料理店と共同で、Z社には卸していないインターネット限定の新ブランドを開発する戦略である。

 

うーん、素晴らしい。

 

(設問2)
B社のインターネット販売を利用する顧客にリピートしてもらうために、インターネット上でどのようなマーケティング・コミュニケーションを展開するべきか。80 字以内で提案せよ。

【出題の趣旨】
顧客のリピーター化促進のためには、インターネット上でどのようなマーケティング・コミュニケーション施策が必要かについて、提案力を問う問題である。

 

マーケティング・コミュニケーションですから、「4P」で考えれば、「プロモーション」でしょう。

 

そして、「誰に、何を、どのように、効果 + 戦略」という観点からすれば、「誰に」は設問1と同じく「最終消費者」ですから、答える必要がありません。また、「戦略名」必要ないでしょう。

 

すると、「何を(この場合製品ではなく「使えそうなネタ」という意味です)」、「どのように」、「効果」解答候補になります。

 


 

また、表の上にも書いていますが、マーケティング・コミュニケーションですから、「双方向性少し意識したいところです。なぜなら、「マーケティング手法」でも十分に事例Ⅱらしいのに、出題者は「答えさせたいこと」があって、わざわざ「コミュニケーション」を付けてきたからです。つまり、受験生に解答させる方向を絞っているのです。

 

では、解答例です。

 

解答例①だいまつ
助言は、①国内向けに自社飲食店の人気レシピを、②海外向けに外国語で伝統製法で作った製品情報を、SNSで発信し双方向の対話によって愛顧を高め、リピート率を向上させる。

解答例②後輩A
掲示板を設け顧客が作った料理の写真を掲載したものに対し、B社及び鶏料理店が料理のアドバイスや別料理のレシピを返信することで、関係性を強化し購買頻度を向上させる。

解答例③後輩B
B社HPに掲示板を設置し、利用者同士のコミュニケーションを誘発することで、関係性を強化し固定客化を図り、リピート購入を促し、売上の増加を図るべきである。

 

まず、私の解答例からです。

 

助言は、①(誰に/ジオ→)国内向けに(何を→)自社飲食店の人気レシピを、②(誰に/ジオ→)海外向けに(何を→)外国語で伝統製法で作った製品情報を、(どのように→)SNSで発信し双方向の対話によって(効果→)愛顧を高め、リピート率を向上させる。

 

・・・これはダメですね。そもそも、「誰に」は必要ないと言っておきながら、無理やり最終消費者」を「国内向け」と「海外向け」に振り分けています

 

「誰に」を書いてしまった理由は、与件文の「外国人観光客」の存在や、「Z社が海外に販路を持ち、既にB社製品が海外で受け入れられている」ことを念頭に、「国内と海外」の両方を狙いに行ってしまった(欲張った)結果です。それと、この対応を「ダメだ」とまで言ったのは、80分で「国内と海外」にターゲットを振り分けて書くことなど、普通はやらないから、です。

 

それでも、「レシピやSNS(双方向性)→愛顧UP→リピート率向上」という流れは、悪くないと思います。

 

「誰に」を入れてしまったのは余計ですが、「何を(使えそうなネタ)」→「どのように」→「効果」順につなげていけば、読みやすくて、漏れのない答案が作れることが分かりますね。

 

次に後輩Aの解答例です。

 

(何を/どのように→)掲示板を設け顧客が作った料理の写真を掲載したものに対し、B社及び鶏料理店が料理のアドバイスや別料理のレシピを返信することで、(効果→)関係性を強化し購買頻度を向上させる。

 

後輩Aは、設問1で有名鶏料理店を登場させていますので、設問間の関連、一貫性と言う点で申し分ない答案でしょう。効果もしっかりと書けています。

 

ただ、「何を、どのように」が混在していて少し読み辛い印象があります。

 

例えば、以下の様に「何を→どのように→効果」の順番で組み替えてみるとどうでしょうか。

 

(何を→)B社の人気レシピや有名鶏料理店の料理ノウハウを活かし、(どのように→)HPの掲示板に投稿された顧客の作った料理写真に対してアドバイスすることで、(効果→)関係性を強化し購買頻度を向上させる。

 

どうでしょうか。読みやすくなったと思うのですが、如何でしょうか。

 

最後に後輩Bの解答例です。

 

(どのように→)B社HPに掲示板を設置し、利用者同士のコミュニケーションを誘発することで、(効果→)関係性を強化し固定客化を図り、リピート購入を促し、売上の増加を図るべきである。

 

「どのように」→「効果」の順で答案を作ることができているのですが、80字の制限字数の中で、「効果」に関する記述が半分を占めていますこれはいただけません

 

「効果」は、「おまけ」的な位置付けであるため、少なくとも施策(何を、どのように)に60文字(3行)を割くべきでしょう。

 

そうすれば、「何を(使えそうなネタ)」に関する記述も書くスペースが確保できます。

 

それと、これはだいまつの持論なのですが、事例Ⅱの「効果」で「売上UP」という言葉は使う必要は「ありません」

 

なぜなら、下記の効果(施策を実施した結果)はいずれも「売上UP」を分解した要素であり、効果として「新規顧客を獲得する」と書けば、すなわちそれは「売上UP」のことを書いていることになるからです。

 

新規顧客の獲得

購買頻度UP(固定客化)
関連購買
単価UP

 

解説は以上です。

 

皆さん、如何だったでしょうか。

 

事例Ⅱにおいて、「4P」と「誰に、何を、どのように、効果 + 戦略名」如何に大切であるか、このフレームで常に考えれば、漏れなく、ダブリなく、分かりやすい答案が作れる、ことを実感いただけたでしょうか。

 

なお、コメントで平成28年度もしくは平成27年度の事例Ⅲの解説記事をリクエストいただいています。最近、なかなかブログを書く時間が取り辛いのですが、皆さんが記事の一番下にある「ブログ村ボタン」を押して応援いただければ、動機づけられて、頑張ってしまうかもしれません!

 

長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

以上、だいまつでした。

 

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こんにちは、chikaです!
二次試験まであと一か月ちょっととなりました。
皆さん、二次の勉強は順調でしょうか。

私は去年の今頃、解答プロセスの型は固まってきたものの・・・
実は事例Ⅱに苦手意識を持っていました。

事例Ⅱは、
身近にイメージしやすく、解答は書きやすい!
ので、ある程度の点数(50~60点)は取れるようになっていました。
(最初は得意だと勘違いしていました)

しかし!!
点数がぶれやすく、60点以上を安定的にとることができていませんでした。

事例Ⅱは身近にイメージしやすい分、
出題者の意図に沿わない余計なアイデアも出てきやすい。
そのため、解答が書けたつもりでも、得点に繋がっていなかったのです。

そこで、この道場ブログで事例Ⅱの記事を読み漁り、
安定的に高い点数をとるにはどうすればいいのか、分析し、
事例Ⅱのコツを掴むことができました。

前置きが長くなりましたが、本日の目次。

★目次★

①事例Ⅱで安定的に点数をとるコツ
②事例Ⅱのキーワード解答法(ダウンロードOK)


事例Ⅱで安定的に点数を取るコツ

先述しましたが、
事例Ⅱはイメージしやすいので自分の知識や経験を取り入れやすく、解きやすい事例だと思います。
与件文にはヒントがいっぱい散在されており、アイデアがどんどん出てくる。
結果、的外れな提案(アイデア提案)をしがち。
初代JCさんも、コチラの記事でそのことを触れています。

そこで、
★与件文より引用すべき重要な根拠を、漏れなくピックアップする必要がある
アイデアを壮大に広げ過ぎずに、B社のストーリー展開を踏まえた(=出題者の意図する)解答を書く必要がある

ということに気づきました。

 

その参考になったのはコチラの記事。
以下、ポイントを抜粋。

事例Ⅱのコンサル方針は、
「『専門性・地域密着・関係管理』を武器に、『ターゲット+協力者+4P』を定めて競争優位を構築すること」。
よって、与件では、「変化」の他に、中小企業が競争優位を構築する際の武器となる、「専門性」、「地域密着」、「関係管理(Life Time Value)」に関する記述に着目。
事例Ⅱは、拾ってくる情報が多いので、こうした型(もしくは思考)を持った上で与件を見れると、非常にスピーディかつ抜け漏れなく対処できる。

 

 

また、事例Ⅱのストーリー展開に着目することも大切。

参考になったのはコチラの記事。
以下、ポイントを抜粋。

<事例Ⅱのストーリー展開>
①(S)創業以来、B社の強みや特徴を活かして何とか業績を伸ばしてきた。
②(T)外部環境変化や大手競合の出現で雲行きが怪しくなってきている。
③(O) 新たなニーズや顧客層が現れてきている。
④業績が停滞してきている。

もう少し細かく見ると、
①の強みはだいたい地域密着性顧客関係性特定分野での専門性きめ細かい対応、などが代表的です。
②の外部環境変化は少子高齢化域内の顧客減少、大手競合は低価格幅広い品揃えを武器にしています。

<「事例Ⅱとは何ぞや」の結論>
④を憂う経営者に対して、中小企業診断士であるあなたが颯爽と現れ、
・③に対して①をぶつけることで新たな収益を確保する。
・外部環境変化には対応し、大手競合はかわす。

 

さらに、コチラの記事も参考になります。
以下、ポイントを抜粋。

<事例Ⅱとは>
・事例Ⅱのテーマ:地域密着型の経営で売上拡大を目指す小規模企業
 (地域活性化も売上を上げるための手段。)

未対応のニーズに対して、企業連携経営資源を有効活用し対応する。
(既存ニーズの裏が未対応のニーズ。)

競合と差別化した高付加価値商品及び地域密着客数を増やし売上を拡大する。
(売上を上げるためには客数と客単価をあげる。)

 

上記をふまえると、B社のテーマは「売上拡大」
売上拡大といえば、
客数(新規顧客+既存顧客) × 客単価(商品単価 × 買上げ点数)

そこで、提案する施策が、上記のどの効果につながるかをきちんと書くことを意識することで、点数UPを狙いました。

そのための型として、事例Ⅱでは、
「誰に」:ターゲット
「何を」:B社の強み、経営資源
「どのように」:具体的にやること(4Pの視点)
「効果」:客数増加or客単価増加、もしくは総括して「売上増加」
の4点セットを解答に書くようにしました。

 

ご紹介したいコツは以上になります。
私はこれらを意識することで、事例Ⅱに自信を持つことができるようになりました。


【二次ノウハウ】キーワード解答法~事例Ⅱ~

次に、キーワード解答法の事例Ⅱバージョンをお伝えします。

▼▼▼▼キーワード解答法とは?▼▼▼▼

①解答のキーワードパターンを覚えておく
②思い浮かべたパターンのうち、事例企業に合った分析・助言を行う

という方法です。
具体的には、
●●●という課題の場合、解決策は□□□!などのパターンを覚えておく。
パターンのうち、
事例企業に当てはまるもの(効果的なもの、実践可能なもの)を解答する。

この方法のメリットは、
解答時間の短縮と、大外ししない解答が書けること、です。

 

事例Ⅰはコチラ▼
【二次ノウハウ】キーワード解答法 ~事例Ⅰ(組織・人事)~

事例Ⅲはコチラ▼
【二次ノウハウ】キーワード解答法~事例Ⅲ~ + 事例Ⅲの基礎

事例Ⅳはコチラ▼
【二次ノウハウ】キーワード解答法 ~事例Ⅳ・経営分析~

 

事例Ⅲのキーワードまとめ

▼クリックすると拡大します▼

 

 

こちらは、某予備校の資料を元に、私がH13~H28年度の過去問を全て3周以上解いた中で、自分なりにカスタマイズして作成したものです。
※ダウンロードはコチラ⇒事例Ⅱのキーワード

 

 

~私の使い方~

①まずはこの表を頭に叩き込む!
A:与件文のヒントに対応するB:解答のキーワードC:効果を思い浮かべられるようになっておく。

②与件文を読む際に、A:与件文のヒントの内容があったら、B:解答のヒントのキーワードC:効果メモ用紙にメモ!

③解答骨子を作る(=解答の下書きを作る)際に、キーワードのうち事例企業に合うものを選んで解答を作る!

 

事例Ⅱにおいてのポイントとしては、
先述したコツ、
★与件文より引用すべき重要な根拠を、漏れなくピックアップする
★B社のストーリー展開を踏まえた(=出題者の意図する)解答を書く
★「誰に」「何を」「どのように」「効果」を書く
を意識することが大切です。

 

また、設問で「どのレイヤーを問われているのか?」を意識することも大切です。

事例Ⅱでは以下の構造になっています。
経営環境分析
 ↓
経営戦略
∟成長戦略(アンゾフ。競合は考えない。)
 ∟競争戦略(ポーター。競合を考える)
 ↓
オペレーション戦略(ターゲット+4PS)

※表では、一番左にレイヤーを記載しています。

 


本日の記事は以上になります!
涼しくなってきましたので、体調管理に気を付けて、
勉強に励んでくださいね★
chikaでした♪

 

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おはようございます。ゆうです。

過去記事は、こちらから

 

前回は、事例Ⅳの傾向と対策、について書きました。

 

事例Ⅳは、

①合否を左右する事例であり、

②スキマ時間でも学習しやすく、

③努力が点につながりやすい。

 

領域別の出題頻度は、毎年出る経営分析。超頻出のCVP分析、NPV。次に頻出の、CF計算書とセグメント別損益計算です。

 

事例Ⅳ対策として、事例Ⅳ問題集を使って、テーマごとに繰り返し解くようにしましょう。

 

損益計算書も、キャッシュフロー計算書も、白地から書けるように。何度もトレーニングすれば、書けるようになります。

 

さて、本日のテーマは、2次得点力を高める「3つのカギ」と題してお送りします。

 

■3つのカギとは

私が実際にストレート合格に役立った要素を以下の3つに整理します。

(1)知識
(2)技術・ノウハウ
(3)練習・トレーニング

 

■カギ (1)知識

2次得点力を高めるために必要な知識は、以下の2点です。

 

(1)全知識に掲載されている知識
2次の解法に必要な知識は、ある程度限られています。

 

それを分かりやすくまとめてくれているのが、全知識で。必要なインプット教材は、これがあれば十分です。

 

ただ、この教材を読むだけでは2次に必要な知識が手に入ったとは言えません。

 

原稿用紙に知識を簡潔に記述できる、が求められる水準です。

 

1次は選択肢の正誤が判断できていればよかったですが、2次は白地に記述できる知識レベルが必要です。

 

知識で覚えておくと良いのは、キーワードのメリット、デメリットです。

 

例えば、以下の内容を書けそうですか?

少し読むのを止まって、頭の中でつぶやいてみてください。

①同族経営のメリット、デメリット
②M&Aのメリット、デメリット
③事業部制組織のメリット、デメリット
④成果主義のメリット、デメリット
⑤アルバイト活用のメリット、デメリット

いかがでしょうか?なかなか難しかったのではないでしょうか?

 

安心してください。私も昨年の今ごろは、まだスラスラ書けませんでした。

 

このトレーニングについて、きゃっしいが過去記事にしています。

きゃっしいの100字訓練

 

 

(2)階層、切り口、キーワードに関する知識

私の場合は、予備校でインプットした情報です。

 

chikaのブログでも、この部分を取り上げています。貴重なまとめなので、ぜひ参考にして下さい。

 

経営戦略には、企業戦略・事業戦略・機能戦略の3つのレベルがあります。

 

2次の事例Ⅰ~Ⅲでは、大きく分けると、経営戦略(企業、事業)と機能戦略の2つに分けられます。

 

機能戦略は事例ごとに、組織・人事、マーケティング、生産・技術、となります。

 

■事例Ⅰ
階層:①経営戦略 ②組織構造(ハード) ③人的資源管理(ソフト)


組織構造:①部門 ②階層 ③権限 ④コミュニケーション

人的資源管理:①採用配置 ②評価 ③報酬 ④能力開発

 

■事例Ⅱ
階層:①経営戦略 ②ターゲット+4P

4P:①商品サービス ②価格 ③チャネル ④プロモーション
※とくに頻出なのが、商品とプロモーション

 

■事例Ⅲ
階層:①経営戦略 ②営業、設計・開発、生産活動

生産活動:①生産計画 ②生産実施 ③生産統制

 

事例の設問を読んだ時に、

「これは経営戦略の話だな。」

「これは機能戦略の組織構造の話だな。」

と分類できるようになると、

 

設問の題意から大きく外さない(事故しない)、そして解答のスピードアップが可能です。

 

キーワードについても、chikaの記事を参考にして自分で作るか、予備校の教材をゲットして時間を短縮させるか。

80分という短い時間で反射的に解答を作れるように、事前準備が有効です。

 

 

■カギ (2)技術ノウハウ

2次で大事な技術ノウハウは、

①設問要求解釈

②タイムマネジメントです。

 

①設問要求解釈については、以前にきゃずが秀逸なまとめをしていますので、参考にしてください。

 

設問を読んだ段階で、解答をできるだけ鮮明に、具体的に想像する技術です。

 

②タイムマネジメント

80分をどのように使うかの時間設計です。

個人によって好みや得意が違うので、過去問のアウトプットを通じて、微調整や変更しましょう。

 

下記は、私の最終的な時間設計ですが、実際はラスト見直しの時間が取れないほど、緊張・焦りが生じました。

 

・ゆう80分の流れ
(15分) 要求具体化
設問読んで、
①要求タイプ
②レイヤー分け
③聞かれていること(理由・課題・対策・改善策)
④ゴール設定(例:新製品開発を行い、新規顧客開拓し、収益拡大。)
⑤理論想定(1次理論)

 

(5分) 大枠把握
与件文通読、①段落分け ②マーカー分け

 

(10分) ポイント解釈(紐付け)
与件文と設問文の紐付け。どこの与件文から解答要素を引っ張ってくるか。

 

(40分~45分) ポイント解釈~編集
紐付できたら、個別にバッチ処理(個別に解釈~編集まで)する。

 

(5~10分)ラスト見直し。

 

以下は、意外と重要な技術かもしれないので、触れておきます。

 

・ホッチキス外し
事例の問題冊子のホッチキスをはずかどうか。外すと、無地の紙がゲットできます。

 

私は、微妙な力加減で、一番外側の紙だけ残して、問題冊子を引っ張り。問題冊子と白地のペーパーに分けていました。
これは、本番の2週前くらいに会得しました。

 

・マーカー活用
シャーペンだけで攻める人と、マーカーを使う人。マーカー派は、①設問ごとにマーカーの色分けをする人と、②強み弱みなどSWOTで色分けするタイプに分かれます。

 

私は、以下の使い方をしました。
強み、機会をピンク。弱み、脅威をブルー。課題・目標をイエローでマーカーする。

 

■カギ (3)練習・トレーニング

知識も技術も、練習や訓練などのアウトプットを通じて、習得できているかの点検ができます。

 

また、アウトプットを通じて、知識や技術の強化・修正が図れます。

 

①私が解いた2次事例数
8月22事例、9月59事例、10月47事例。計127事例。

私の場合、多くの事例数を解いたことが、自信と改善につながりました。

 

②過去問を何年分までやるのがいいか?
私は、平成13年・14年、20~22年も1回転させましたが、メインは過去5年分で全事例3回転させました。

初見問題として古い過去問を使うのは効果的ですが、古い事例は出題傾向が変わっていたりするので、あまりやりこみはしなかったです。

 

③ふぞろい写経
模範解答を原稿用紙に書き写すことで、文章表現文字数の感覚をつかみます。

 

言葉の言い回し、まとめ方。80文字に短くまとめる表現。160文字の対処法など。手を使って、覚えます。

 

④模試・セルフ模試
今週末にMMC模試が終わってからは、模試の機会がないです。

 

そんな時は、土日を使って、試験本番と同様の時間に4事例を解くセルフ模試が有効です。

 

初見の問題をやるなら、年度の古い過去問や、友人や先輩などから初見の問題をゲットするのも手です。

以上、2次得点力を高める「3つのカギ」でした。

 

2次の得点力は、試験本番まで伸びます!過去問アウトプットを通じたPDCAの高速回転で、得点力を伸ばしましょう。最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

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※先日の西日本台風、また今朝の北海道地震にて被害に遭われた方のご無事を心よりお祈り申し上げます。

 

こんにちは、きゃずです。

過去記事はコチラ

 

1次試験の結果が診断協会から発表されました。特に、8点が加算された経営法務には振り回された方も多かったのではと推察しています。単一科目でこれだけの加点は、はじめてではないでしょうか。

そんな中、勤務先で診断士を目指している後輩(20代前半・男性。僕が営業マネージャーを務めていたときは部下でもありました)から質問をもらいました。

「1次試験で数科目は科目合格できたのだけれど、2次試験には残念ながら進めなかった。でも再チャレンジしたい。来年の2次試験も含めて合格を狙うには、いまからどうしたらよいのでしょうか?」

それに対して僕なりの観点で答えさせてもらったのですが、同時に思うところがありました。もしかしたら、同様の悩みやモヤモヤを抱えている方はいるかも知れない…。

2次試験対策が佳境を迎えつつある中ですが、一発合格道場ブログを読んでくださっている方には多様な属性の人たちがいらっしゃいます。そこで今回は「来年の合格を狙う人」「来年どうしようか悩んでいる人」のために綴りたいと思います。

主なターゲット1次試験への再挑戦を考えている人

登場する過去問特になし

文字量:約2,400字(本文のみであれば約4-5分で読めます)

 


 

1次試験が終わり約1か月が経ちました。泣いても笑っても、診断協会からの正式な発表があったことで一区切りということになります。

統計資料にもありましたが、申込者数20,116人に対して、1科目でも受験した人の人数は16,434人。欠席した科目がひとつもない方の人数は13,773人。

申込自体に至らなかった人も相当数いると考えると、これらの数字は、いかに診断士試験に「挑戦すること」が険しく、「戦い抜くこと」が難しいものかを表しています。

戦い抜いた方、まずは本当に、本当に、お疲れ様でした

ご自身をねぎらい、支えてくれた周囲の方たちに感謝の気持ちをぜひ伝えてください

 

 

■①挑戦を振り返り、文字に書き出そう

戦い終わって、あなたの中には様々な想いが渦巻いているのではないかと思います。できることならば、それをぜひ、文字にして書き出して頂きたいのです。

・どんな思いで試験勉強に臨んだのか

・試験勉強の過程で、どんな発見や経験ができたのか

・どんなことが楽しく、どんなことがつらかったか

・合格に至らなかった科目は、何が足りないと感じたか

・どんなアプローチをできれば、合格に近づくと思うか

・そもそも、また挑戦したいか

振り返りは苦痛を伴う作業でもあります。自分の痛い腹の中をグリグリと探るわけですしね…。

でも、だからこそいまやる意味は大きい。僕はそう思います。

振り返りのやり方は、この記事も参考にしてみてください。己(心技体)を知るプロセスは、2次試験の対策にも繋がります。

 

 

■②あらためて、挑戦する目的に立ち戻ろう

あなたが資格を取ろうと思ったのにはどんな動機や目的があるのでしょうか。

・いまの仕事に活かしたい

・異動をしたい

・転職をしたい

・独立をしたい

・定年後に備えたい

・副業で収入を増やしたい

・純粋に自己研鑽したい

・誰かを見返したい

など、様々な動機がおありかと思います。どのような目的であっても構いません。まずはそれを書き出してみることをお勧めします。

ハッキリとした目的がみつからない人は、「こんなことができたら面白そうだ」でも良いでしょう。大事なのはなによりも「いまのあなた自身の言葉」を表現することです。

 

いまから、来年8月の1次試験までは11か月あります。長いようで、あっという間にその日は来ます。あなた自身の言葉は、進む道を指し示してくれる羅針盤になるはずです。

 

 

■③再挑戦のロールモデルを見つけよう

一発合格道場には、膨大な量の「合格体験記」があります。このデータベースこそが、道場の強みでもあります。

ご自身の状況に近い合格体験記を探す参考にしてもらえると嬉しいです

なお、Naverまとめには以下の切り口で合格体験記の活用法が載っているので、ぜひそちらもご覧ください。

・どうして「合格体験談」が有用なのか?

・診断士試験挑戦へのきっかけは?

・何月ごろから? 複数年はあり?

・どれぐらい勉強したの? 何時間ぐらい?

・通学? 通信? 独学?

・試験勉強、始めてみてどうだった?

・基本的な勉強方法は?

・二次試験対策は?

・合格体験談にあった成功ファクターとは?

・失敗談

・道場基本理論

・合格体験記/不合格体験記

 

 

僕自身、2回目の試験挑戦(2次試験への再挑戦)を決めるにあたってしばらくの間悩みました。家族にまた大きな負荷をかけるのか…また膨大な学習時間を割くのか…と。

そこでまずやったことはこれらのプロセスでした

①挑戦を振り返り、文字に書き出す

②あらためて、挑戦する目的に立ち戻る

③再挑戦のロールモデルを見つける

 

今すぐには勉強を始めるのが気持ち的に難しい…という方は、体験記を1日1つずつ読む、でもよいと思います。実際に勉強を再開するのは、そのあとでも間に合います。我慢していたことをやり切って、リフレッシュできることの方がよっぽど大事ですからね。

体験記があなたの再挑戦に向けたエネルギー源になれば、道場メンバーにとってこれ以上の喜びはありません。

 

そして、試験を戦い終えてのご感想、悩んでいることやモヤモヤしていることがあれば、ぜひコメント欄にメッセージをお寄せください。僕らも一つひとつ心を込めて返信します

 

あなたはひとりじゃない。もう一度挑戦する気持ちが整ったその時は、道場メンバー一同でお待ちしています。

以上、きゃずでした。

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おはようございます。

よこよこ@バブル受験組です。過去記事はココ

まずは、一次試験合格された皆様、めでとうございます法務8点加点という過去にないような調整措置。びっくりした方、まだ信じられない方もいらっしゃることでしょう。奇跡は続く!2次試験までこの勢いで頑張りましょう!

さて、先日ある団体の懇親会において、私が受験時にお世話になった道場の先輩(・・・先輩といっても歳は一回り以上若い女性診断士さん)のスピーチをご紹介します。会場を埋める診断士から大喝采を浴びました。

〇良い診断士

経営者の話を最後まで我慢強く聴くその話の要点を整理して経営者に提示する、解決の方向性は示しても経営判断は経営者本人に委ねる

×残念な診断士

経営者の話を遮って持論を述べ始める。そして、解決法を押し付ける

この話は、2次試験のポイントそのものだと思いましたので、折に触れてご紹介したいと思います。

さぁ本題に入りましょう。本日の話題はこちら!

内容 事例Ⅰのフレームワーク「幸の日も毛深い猫」

対象 初めて聞いた人

使用過去問 H29事例Ⅰ問5

文字量 少なめ

今回、私が道場と並行して担当している、タキプロ東京勉強会に伝わる事例Ⅰのフレームワークを紹介します。

私の2次初挑戦(2016)時には、タキプロ7代目ミッチーメソッドとして、合格まで使いました。これで、人事・組織のいわゆる鉄板問題は落ち着いて対処でき大変に助かりました。

当時、一世を風靡しましたが、最近あまり受験生さんも知らなようなので、勉強会にて細々と伝承しています。定期的にネットでも紹介しておかないと、風化してしまうかも・・ということで、取り上げさせて頂きました。

比較的有名な人事フレームワークに茶化(サハホイヒ)には幸の日(サチノヒモ)が対応します。組織のフレーム:毛深い猫(ケブカイネコ)に該当する似たようなフレームはちょっと知りませんので、まとめて覚えるには良いかと思います。

具体的には、事例Ⅰの問題用紙に「さちのひも、けぶかいねこ」メモしておき、該当する設問に抜け漏れがないように解答骨子に組み入れます。過去の出題傾向からは、1~2問は使える設問がありますので安心できます。その分、他の設問に時間を割くことができます。

 

参考文献

参考文献は、出題委員の塩次喜代明先生の共同著書「経営管理」です。

受験生の皆様は、これから時間を割いて読む必要はありません。試験対策として、この著書から読み取れる要点は、経営管理は、組織課題には人事管理も含まれている。ということです。設問に組織的課題とある場合は、組織(けぶかいねこ)+人事(さちのひも)の両方使うケースが多いです

 

キーワードの使用例

道場メンバ―の高得点解答(70点以上)より、キーワードの使い方を参考にしてください。上に示したキーワードにレパートリーを追加していくと良いです。

H29事例Ⅰより

きゃっしいさん(78点)

課題は①全国の市場で戦うことのできる新商品の開発を実現する人材を確保・育成し②A社立ち上げ時の社員の定年退職のため技術やノウハウを継承し③全株式をA社社長が保有するため次世代のリーダーを育成し円滑な事業承継を行い④新商品開発のための体制を構築し、市場ニーズを収集し⑤主力製品のブランドを維持すること。

 

桃ちゃん(73点)

課題は①社長や創業からの社員の高齢化で定年退職者が増え、ノウハウやネットワークを受け継ぐ体制作り②長期的に次期経営層やミドル層の育成③独自の主力商品を開発する部署の設置③若手の育成や開発など長期的に評価する制度作り④能力開発の機会付与採用強化最適な再配置

 

ゆうさん(70点)

組織的課題は、共に苦労を乗り越えてきた戦友の多くが定年退職を迎えるため、事業承継技術承継である。具体的には、事業承継では①株式などの相続対策計画的な後継者育成③取引先への説明により協力を依頼し、技術承継では①技術研修やベテラン社員のOJTによる能力開発②人材育成を評価項目に追加等である。

 

たかじんさん(70点)

組織的課題は、ベテランの退職による技術・ノウハウの伝承が必要となるため、定年延長再雇用制度を導入すべきである。また新規商品を開発できる人材をまずは社内で発掘し、アイディアを出してもらう。そのような人材がいない場合は、即戦力の中途採用者を雇い入れて活用すべきである。

 

さすが高得点者!与件のA社に合ったワードを引き出していますね。

また、この設問は「どのように分析するか?」と悩ましい聞き方でした。従来の設問によくにある「具体的な解決方法提示」とは方向性が少し違い、課題を整理して提示する、方向性を示す、経営判断は経営者に任せる。という冒頭で述べた「良い診断士」のスタンスで書ける人が高得点だったように思いました。

与件に最後まで粘って(経営者の話を聴く)、与件の言葉を使って整理して(話を整理して)、多面的な解答をする。(解決の方向性を示す)のが高得点の秘訣(良い診断士

以上、よこよこでした。
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こんにちは!chikaです。過去記事はコチラ
本日は、事例Ⅲの基礎と、キーワード解答法をお伝えします。

本日の目次

★事例Ⅲの基礎
★事例Ⅲのキーワードまとめ(ダウンロードOK!)
※基礎は十分だよ!と言う方は、キーワードだけ読んで頂ければと思います!


 

事例Ⅲの基礎

まずは、事例Ⅲを解く上で意識すべきポイントを以下にまとめます。

①C社の強み・弱み、外部環境は?
そう、SWOT分析です。
C社には必ず強みがあります。
 ・高度な技術力
 ・一貫生産体制
 ・企画提案力
 ・熟練作業者の保有 等

そして、外部環境になにかしら変化があるはずです。
 ・コストダウンの要請
 ・短納期を欲求されている
 ・競合が量産品をつくっている(→C社は特注品に特化した方がよい?)
 ・競合が短納期で対応している(→C社も短納期対応が必要?) 等

②C社の経営課題を意識する
次に、C社の経営課題を見つけます。
直接的に与件文に書いてあることもありますが、弱みや外部環境から分析する必要もあります。
そして、必ずQCDのいずれかが課題です。1つだけとは限りません。
①の外部環境分析とつなげて、以下のようなQCD改善の必要性が見えてくるはずです。
 Q:高品質を欲求されている、不良率の削減
 C:コストダウンが必要
 D:短納期を欲求されている
QCDのどこを改善する必要があるか?を意識しながら与件文を読み、
施策の効果として、QCDの改善に繋げた解答にすることが必要です。

③生産形態を確認
個別生産連続生産かによって生産管理のポイントが変わってきます。
C社は以下のポイントを守っているか?を意識します。
★個別生産の場合
・管理の重点は「生産統制による納期管理
・設備配置は「機能別配置」
・作業者は「多能工」
★連続生産の場合
・管理の重点は「需要予測と生産計画
在庫管理による即納が必須
・設備配置は「専用機」で、予防保全が必須

④生産プロセスと問題点を確認
どんな工程があって、どこに課題がありそうか?
ややこしい場合は図に書いてみるのも手です。
そして、与件文に必ず問題点が書いてあるはずです。
 ・仕掛品が増えている
 ・やり直しが発生している
 ・手待ちが発生している
 ・○○が散在している 等

⑤経営課題に対して、改善すべき点はどこ?
以上のことを確認すれば、解決すべき課題が見えてくるはずです。
主要な課題はなにか?活かせる自社の強みは何か?
を意識して、提案の方向性を考えます。

………………………………………………………

また、初代ハカセさんの記事に、大事なポイントが詰まっていますので、
是非目を通してください!

事例III:雇われ・素人・工場長の身になって
~ポイントまとめ~
・とにかくQCD!!QCD!!!
・とにかく全体最適全体最適!!
経営課題を意識する!
「すごいでしょ?」をアピール!(例: コスト削減 → 収益の改善に寄与)
与件文に書いてある範囲で、最大効果を得るように頑張る!=妄想NG!

 


キーワード解答法

それでは本題。本日は事例Ⅲのキーワード解答法をご紹介します。

▼▼▼▼キーワード解答法とは?▼▼▼▼

①解答のキーワードパターンを覚えておく
②思い浮かべたパターンのうち、事例企業に合った分析・助言を行う

という方法です。
具体的には、
●●●という課題の場合、解決策は□□□!などのパターンを覚えておく。
パターンのうち、
事例企業に当てはまるもの(効果的なもの、実践可能なもの)を解答する。

この方法のメリットは、
解答時間の短縮と、大外ししない解答が書けること、です。

 

事例Ⅰはコチラ▼
【二次ノウハウ】キーワード解答法 ~事例Ⅰ(組織・人事)~

事例Ⅳはコチラ▼
【二次ノウハウ】キーワード解答法 ~事例Ⅳ・経営分析~

 

事例Ⅲのキーワードまとめ

▼クリックすると拡大します▼

こちらは、某予備校の資料を元に、私がH13~H28年度の過去問を全て3周以上解いた中で、自分なりにカスタマイズして作成したものです。
ダウンロードはこちらからOK⇒事例Ⅲのキーワード

~私の使い方~

①まずはこの表を頭に叩き込む!
A:与件文のヒントに対応するB:解答のキーワードを思い浮かべられるようになっておく。

②与件文を読む際に、A:与件文のヒントの内容があったら、B:解答のヒントのキーワードをメモ用紙にメモ!

③解答骨子を作る(=解答の下書きを作る)際に、キーワードのうち事例企業に合うものを選んで解答を作る!

 

この解答法では、
③事例企業に合うものを解答することを特に意識しましょう!

「事例Ⅲの基礎」で伝えた、
C社の経営課題(QCD)を解決するものを解答するということです。

 

Let’s!パクってカスタマイズ!!
この表は私が見やすいように作成したものです。
皆さんも、過去問を解きながら他のパターンやキーワードを見つけたら、
自分なりにカスタマイズしてみてください。


本日は事例Ⅲについてお届けしました。
事例Ⅰ事例Ⅳもご活用いただけると幸いです!

前回もお伝えしましたが、二次試験勉強はPDCAを回すことが大事です。
PDCAを回しながら、自分なりの解答プロセスを確立させてくださいね!
死ぬ気でやれよ、死なないから!!
以上、chikaでした♪

 

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はい!へんりーです。

暑い日が続いていますがお元気ですか?

 

自分はここ数日、風邪気味です。

どうか皆さん、体調にはくれぐれもお気をつけてください(><)

 

さて、2次試験対策は順調でしょうか?


「事例を解くのに時間がかかります・・」

 

「80分間では足りないです・・」

 

といった声が聞こえてきそうです。

 

でも大丈夫!

2次試験対策を始めたばかりならば、1か月くらいはその状態が続くと思ってください。

誰もが通る道です。

とにかくブレずにアウトプットを続けることです。

 

 

まさか、しびれを切らして「やっぱり自分はまずはインプットから・・・」なんて勉強していませんか?

だとしたら、それは黄色信号です。。

 

 

ぜひとも前回お伝えした、2つのオキテを守ってください。

おさらいです。

オキテその1: 勉強の進め方は、「アウトプット重視+過去問重視」 

オキテその2: 解く順序は、「設問から先に」(設問要求解釈で勝負が決まる!)

改めて、これらは「人それぞれ」とか「自分に合えば」では無い!と言い切ることにしています。

それだけ合格者の多くの人がやっていることだからです。

解説は前回の記事をご覧ください。

 

ここで、詳しく解説していなかったのが「過去問重視」の部分です。

今日はこの点について説明させていだたきます。

 


 

ずばり、夏セミナーでこんな質問をいただきました。

 

「二次試験対策をするにあたって、過去問と予備校演習をのどちらを優先すべきですか?」

 

「過去問だけでなく、新しい問題を解かないと不安です。」

 

お悩みごもっともです。

僕も、一次試験の本番が終わるまで、二次試験対策は微塵もやっていなかったので、似た迷い・お悩みを抱いていました。

 

しかし、今なら言えます。

結論はハッキリしているのです。

 試験対策は、なにより過去問(=本試験の問題)を優先!

予備校の演習問題や模試練習(80分間の解答プロセスの訓練に使う!

→その代わり得点は気にしない。(時間がない場合は、解説読みもそこそこに、復習に時間をかけない!)

 

一言で言えば、「過去問重視」なのです。

これも、合格への王道と言えると思います。

「人それぞれ」や「自分に合う方法で」といった余地はない、と思ってください。

 

 

・・・しかし、演習や模試(=新規の問題)よりも、過去問(=本試験の問題)を重視するのはなぜ??

という疑問を持つ方もいるかもしれません。。

少し説明してみます。

 

まず、

「実際に合否が判定されるのは本試験なのだから、本試験問題で経験を積み上げておくべき」

がよく言われる答えの1つです。

 

 

どうでしょう?

納得できます?

 

「・・・わからなくもないけど、いまいち腑に落ちない。」

 

ですよね。僕もそう思います。笑

 

 

では、もっと掘り下げます。

 

過去問 と 演習や模試(=新規の問題)

 

その決定的な違いはなんだと思いますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それは、

「説明責任の有無」

です。

当たり前と言われたらそれまでですが、

模範解答が発表されない本試験には、「説明責任」が無いのです。

 

つまり、

ロジカルに、これがこうなって、唯一無二の正解 にたどり着きます

などという、解説が不要です。

 

ブラックボックス・・

タネのない手品・・・

 

だからこそ、「深み」が出ます。

「正解」にある程度の幅を持たせてあるかもしれません。

「正解」までの道筋も一つではない可能性もあります。

 

それが、予備校の演習と大きな違いを作ります。

特に大手予備校の演習や模試では、下手な問題を作れば全国の受験生からツッコまれてしまいますから、

(言われてみれば)「綺麗に」正解に行き着く「道筋」を持っています。持たざるをえないのです。

 

ときにそれは、「そんなの思いつくか!」という道筋になることがあります。

80分間ではとてもたどり着けない「綺麗すぎる」解答になってしまっていることが、往々にしてあります。

これは「説明責任」による弊害だと思います。

 

さらに言えば、

1年に1回の本試験に比べて、

予備校の演習問題や模試は、より短期間で作成されている可能性が高いでしょう。

どうしても練られ方に差が出てくるはずです。

ともすれば、問題作成者の「色」がより表れやすいと思います。

よって、予備校の演習問題や模試は、あくまで練習=本番の解答プロセスの確認《80分間の使い方、設問要求解釈、骨子作成あるいは下書きから解答編集作業の質》に使うべきだと考えます。

時間がない方は、「答え合わせ」(模範解答の分析)に時間を割くのはオススメしません。

なぜ「正解」にたどり着けなかったか、そこは悩まずに、

さっと解説を読み、自分に無かった知識があれば、教訓ノートにメモを取り、「もうけもの!」と思ったらそれでお終いです。

 

一方、本試験は、専門家が練りに練って作られていますから、本当によくできています。

次回以降に解説しますが、与件文や設問文に一語の無駄もありません。

(ミスリードさせる言葉も含めて、すべての語が「意図を持っている」という意味です)

過去問の解答にしっかりとたどりつくと、

「こんなにちゃんとヒントがあったのか」

「しかしそれを拾いづらく散りばめてあったのか」

と気づくことがあります。

そういった観点を持ちながら、だいまつによる平成29年の過去問の解説(事例II)を改めて読んでいただければ、如何に本試験がよくできているかが実感できるはずです。

しっかり分析し、教訓を得られれば、応用力が付きます。
噛めば噛むほど味がでてきます。

 

もう一度言います、

「どんどん解き、しっかりと復習をするべきは過去問(本試験の問題)」です!

今回はここまで。

アナタもまだ間に合います!

本番まであと少しだけあがいてみませんか?

 

以上、へんりーでした!

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おはようございます。ゆうです。

過去記事は、こちらから

 

前回は、2次の学習計画について書きました。

 

残り8週間という限られた時間資源をどのように使うか。

 

行き当たりばったりではなく、1週間分だけでも良いので、先回りして学習計画を立てるようにしましょう。

 

そうすれば、時間に追われるのではなく、時間を管理することができます。

 

 

さて、本日のテーマは、事例Ⅳの傾向と対策、そして「経営分析」は20分で解く!と題してお送りします。

 

■事例Ⅳとは

(1)合否を大きく左右する事例である

①得意か不得意かで、得点差が付きやすい科目です。

 

②事例Ⅰ~Ⅲと違って、与件文を抜出して解答に貼る、などで逃げることができません。解法を覚えていないと、手も足も出ません。

 

③2次試験最後の事例です。最後の事例が得意か苦手かで、試験当日の心境が変わります。

 

私は事例Ⅳは得意だったので、最後まで逆転できると思ってモチベーションを高く維持できました。事例Ⅳが苦手だと、事例Ⅰ~Ⅲで高得点を狙おうと気負いやすく、試験終盤のテンションが上がりづらいです。

 

(2)スキマ時間で学習しやすい事例である

①事例Ⅰ~Ⅲと違って、設問ごとに小さなパートに分けて、短時間(スキマ時間)で学習しやすいです。

 

②例えば、29年の経営分析だけを20分でやるとか。はたまた、会社の昼休みで、事例Ⅳ問題集をやるとか。

 

(3)努力が点につながりやすい事例である

①解法を覚えて、練習を積み重ねることで、点数が安定しやすいです。事例Ⅰ~Ⅲのように、設問で聞かれている意味が分からなかったり、与件文の切り分けに悩むことは少ない、です。

 

②一方で、事例Ⅳをやらない日が続くと解法を忘れたり、手が動きにくくなるので、短い時間でも、毎日や1日おきには、事例Ⅳ学習することをオススメします。

 

■事例Ⅳの出題傾向

事例Ⅳは、27年・28年と比較的平易な出題が続きましたが、昨年29年は大幅難化しました。私は75点でしたが、おそらく素点では無く、得点調整がされたと推測します。

 

得点調整の方法として、資格試験では一般的に「傾斜配点」を採用されることが多く、やさしい問題の得点を高くする方法が取られることが多いようです。

 

つまり、難しい問題ができても、みんなが解答できる基本問題を落とすと、点は伸びないということです。昨年であれば、第3問は設問1の配点が高くなるように調整されたと推測します。

 

領域別難易度で言うと、比較的やさしいのが、「経営分析」。比較的難しいのが、「設備投資の経済性計算」。それ以外の領域は、中程度、ということになります。

 

■領域別の出題頻度

領域別に出題が多い順に並べると、以下の通りです。

平成13年度からの出題回数(カッコ内は直近6年の出題実績)

①経営分析 (毎年)

②CVP(損益分岐点)分析 9回(24、27、28、29年度)

③設備投資の経済性計算 9回(24、26、27、28、29年度)

④CF(キャッシュフロー)計算書 7回(25、28年度)

⑤セグメント別損益計算 6回(26、28年度)

⑥デシジョンツリー 3回

⑦オプション取引 3回(26年度)

⑧企業価値 2回(24年度)

※知識問題 (25、27、29年度)

まとめると、以下の通りです。

・経営分析は、毎回出る

・CVP分析とNPV(設備投資の経済性計算)が、超頻出。

・CF計算書とセグメント別損益計算書が、次に頻出。

・出るぞ出るぞと言われるデシジョンツリーは、いつ出るのやら。

 

■事例Ⅳの学習法

1次試験と同様に、年度ごとに過去問を解くのと、出題領域ごとに学習する、両面の学習が大事です。

 

出題領域ごとに集中して問題を解く→出題領域の解き方や出題パターンを知る→各領域でやって、終わったら2回転、3回転させる。

 

以前のブログでも紹介したように、予備校の事例Ⅳ専用教材や、市販の事例Ⅳ教材を入手して、出題領域ごとに、回転させましょう。

 

また、ふうじんさんのサイトを参考に、過去問で領域別学習をすることもできます。経営分析だけを過去問5年分やるとか、CVP分析を過去5年分やる、なども効果的です。

 

200%抜け駆け合格 診断士試験 ダウンロード(DL)センター「2次」

 

■電卓の使い方はバカにできない

電卓をうまく使いこなせるかは、けっこう重要です。

 

全知識の事例Ⅳカテゴリにある電卓使用法や、電卓の取扱説明書を読んで、使いこなせるようにしましょう。

 

特に、小数点の切り捨てや四捨五入機能を熟知しておくこと。

 

ご存じのとおり、事例Ⅳは、小数点以下の数字が延々と続くので、メモリー機能GT機能を使いこなせるかで、問題を解くスピードや正確性が変わります。

 

ちなみに私の相棒はこちらです。
シャープ EL-VN82-AX

機能性、見た目の好みなど、事例Ⅳの大事な相棒なので、相性を大事にしましょう。

 

■経営分析攻略法

過去の記事ですと、chikaや、たけぴょんさん、の記事が参考になるので、ぜひご一読ください。

 

私は昨年、たけぴょんさんの記事を読んで、かなり解法をパクリました!特に以下の2点。

 

(1)B/S、P/LのD社の列を蛍光ペンで囲う
→間違えて前期や同業他社の数字で財務指標の解答数値を計算しないようにするためです。
本番ではこんな感じでした。

(2)設問要求の確認
→優れている指標を選ぶのか、課題なのかをマーク。
→小数点第何位を四捨五入か切り捨てかをマーク。
本番はこんな感じでした。

 

(1)経営分析は20分以内で終わらせる。時間をかけすぎない。

この教えは、昨年TAC八重洲時代の江口先生から教えてもらったことです。

 

経営分析は難易度で言うと、事例Ⅳで最も易しい領域です。

 

時間をかければ、よりパーフェクトな解答はできると思いますが、経営分析でかける時間を最小限に抑えて、それ以外の問題に時間をかけることが事例Ⅳで60点以上を取るポイントです。

 

つまり、経営分析ではあまり点差がつかず、それ以外の設問で点差がつきます。

 

(2)経営分析はBS・PLから探しに行くのではなく与件文から類推する。もっと言うと、あらかじめパターンを読んでおく。

BSやPLから財務指標を探しに行くのは時間が掛かるので、与件文から財務指標を類推しましょう。

 

例えば、与件文に商品力に強みがある記述があれば売上高総利益率が優れている可能性があり、

 

設備が老朽化していれば有形固定資産回転率に課題があり、借入金が多いなら負債比率に課題ある可能性が高いです。

 

もちろん、実際にBSやPLで財務指標を計算して裏付けを取る必要があります。

 

与件文から類推するメリットは、経営分析のスピードアップと、経営分析の記述問題が書きやすくなる点です。

 

過去の実績を見て、おおむね以下の指標が出ると想定していました。

①収益性:売上高総利益率、売上高営業利益率、売上高経常利益率

②効率性:有形固定資産回転率、棚卸資産回転率

③安全性:負債比率、流動比率・当座比率

 

安全性を複数指摘する場合は、以下の指標。

①短期安全性:流動比率、当座比率

②長期安全性:固定比率、固定長期適合率

③資本構造:負債比率、自己資本比率

 

(3)経営分析で、課題を示す財務指標、など、課題という言葉が出たら、問題点や改善点の意味です。

事例Ⅰだと、課題は、未来の手に入れたい状態を指しますが、事例によって言葉の意味が違うので注意。事例Ⅳでは、課題は弱点・弱みを指します。

 

(4)前期と当期比較なら、低下や上昇を使う。同業比較なら、低い・高い。

日本語を適切に使う必要があります。同業比較なら低い、高いという言葉で良いですが、前期と当期の比較なら、低下や上昇という言葉のほうが適切です。

 

 

以上、事例Ⅳの傾向と対策、そして「経営分析」は20分で解く!でした。

 

事例Ⅳを得意科目にして、2次試験を最後までワクワクな状態にしたいですね!まずは、経営分析から得意にしましょう。最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

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おはようございます。よこよこ@バブル受験組です。

ヘンリーくんにならい、ネタバレ防止のために、本日の内容はこちらです。

主な対象:バブル世代の2次初受験生

過去問:不使用

テーマ:バブル世代受験生と30代(アラサー含)受験生との比較と対策

文字量:ふつう

私は、受験者支援団体タキプロの東京勉強会に受験生として2年+リーダーとして1年=合計3年参加しています。

いつもこの時期に思うのは、昨年から準備している組と今年初見組の差は歴然(当たり前ですが・・・)です。でも、2次試験が終わってみると、初見組がしっかり一発合格してくることは、道場のメンバーを見ての通り。

統計情報からは、2次受験回数の情報はないのですが、感覚的には一発合格者は、2~3割かな?一方、公表されている情報は、何度かご紹介した年代別の合格率です

1次試験の合格率に差異はありませんが、2次試験は、年齢が上がるにつれて、合格率は低下します。

年代 1次×2次=全体合格率

20代 15%×27%=4%

30代 15%×23%=3.5%

40代 15%×16% =2.4%

50代 15%×10%=1.5%

60代 12%×8% =1%

その差は?なんだ?と、半年間、同期や先輩診断士からリサーチしてみました。バブル世代の受験戦略立案のお役に立てばと思います。結論から先に言うと、以下の5点の差ではないかと思います。

(1)短文慣れしている。

(2)体力の差がある。

(3)情報収集力が高い

(4)素直である。

(5)本気度が高い。

 

では、項目毎に検討して、バブル世代の対策を考えてみましょう。

(1)短文慣れしている。

2次答案の特徴は短文の集合体です。長くても160文字程度ですし、それも30文字のブロックが5個と10文字おまけと考えても良いでしょう。

このくらいの文字量なので、携帯メールやツイッターに学生時代(頭脳のゴールデンエイジ)に慣れ親しんだ30代が強いのではないかと思います。

我々(バブル世代)の学生時代、遠隔コミュケーションは、もちろん固定電話。デートのお誘いだって、相手親の電話取次のハードルがあり、ドキドキしたものです。携帯メールで彼女を口説いていた世代にはかないませんわ。

でも、バブルジュニア(今の大学生位)の純LINE世代は、「スタンプ化」により、短文スキルが低下しているのではないか?と心配(うちの娘ちゃん、だいたい彼氏がいるのかいないのかも分からんしブツブツ…関係ないか)

【対策】きゃつしぃ100字トレで短文作成スキルを磨く

ダウンロード(お題)

ダウンロード(解答案)

☆詳しくは、8/23きゃつしい記事本文

 

(2)体力の差がある。

ストレートを狙うなら、この2ヶ月にどれだけをこなせるかも大事です。もちろん、質も大事ですが、×=成果です。ここは睡眠を削ってもやらなきゃならない場面もあるでしょう。会社で一日仕事して疲れているのに深夜まで事例を解いて、出勤の電車で模範解答と比較して・・・2ヶ月間繰り返す体力勝負の面もあります。

また、試験当日だって、初見の事例を4つ、ダメ押しで4事例目は細かい計算もあります。一日中、集中力を切らさないということは、体力もなければできません。

精神状態を正常に保つプラットフォームは体力です。本番まで体力・精神を正常な状態で維持しなくてはなりません。2次試験は、準備半分・当日半分と言い切る受験仲間もいます。普段の仕事と生活全部が試験対策です。

【対策】もう晩酌禁止! Jog・Walkingの習慣は続けましょう。関連ブログ

 

(3)情報収集力が高い

このブログを読んでいるバブル諸兄!この時点であなたは情報リテラシーが高い!それは、さておき30代くらいの人を見ていつも思うのは、タブレット端末やパソコンから文字情報を読み取る能力が高く、頭に入る情報量が多いな~と思います。彼らは印刷を必要としていない、私なんか、何でも印刷しないと読む気がしないですからね。

私がインターネットを使い出したのは、ざっくり今から20年くらい前じゃないでしょうか?それまでは、フロッピーディスクが山のようにありましたもん。やはり、ゴールデンエイジに情報社会の洗礼を受けている世代は、情報の集め方が上手いさらに、使えない情報を棄てる能力が私より高いように思います。

そこで、バブル受験生の大人の解決方法は、ズバリ言えば情報を買うことです。私の場合、2年目は信頼できるプロから情報を買う作戦(要するに2次受験専門予備校のMMCに通学)という戦略をとりました。若者には財力で差別化をしたのですね。

【対策】ット情報だけで大丈夫? お金掛けた方がよくないですか?

 

(4)素直である。

2次試験には、実務経験は必要ありません。求められていることは、作問者が求める解答を素直に書くことです。そりゃ、長く社会の第一線にいて、その世界に浸かっていれば、思考回路も実務寄りになりますよ。そのノウハウは診断士として現場に出た時は強力な武器になることでしょう。でも、診断士試験は、あくまで国家試験。未公表とはいえ、何かしら解答がなければ合否を決められません。ということで、過去に得点を得たと考えられる解答案を研究して、得点になりそうな無難な方向性で解決していく必要があります。その点においては、やはり30代の方が作問者の意図を理解して、私情を抑えた無難な解答を書く方が多いということでしょうね。

【対策】作問者の要求に素直に解答しましょう。オレ様禁止!

 

(5)本気度が高い。

バブル世代だって、本気で受験していますよ。それは間違いありません。ただ、合格後の身の振り方を見ていると、バブル世代と30代ではかなり違います。それは、

30代は、アッと言う間に転職・独立・起業している!です。合格同期者830名を全員知っている訳ではもちろんありません。せいぜい60名くらいでしょう。その中で、この半年で転職・独立・起業した人は両手じゃ足りません。それも、だいたい30代。まだ、子供が小さいのによくもまぁ・・・と思うは、やはりバブル世代目線なのでしょうか?

一方のバブル世代の私、「独立しないのですか?」といつもの挨拶みたいな感じで聞かれますが、「う~ん、50前後ってさー、賃金カーブのピークじゃん、若いときにタダ働き同然の貯金もしたからさー、でも、リストラもあるし…もにょもにょ」とお茶を濁すのが関の山。本気度はどっちが高いと言われれば・・・

【対策】みんな必死だよ!気持ちで負けないで!

 

バブル世代は、確かに合格率は低いですがその分、合格すれば自動的にベテランに見えます市場価値は高いですよ。道場でもみんな労ってくれますし(笑)

頑張ろうバブル世代!

以上、よこよこでした。

 

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はい!へんりーです。

2次試験対策からブログを見てくださっている方も大勢いるかと思いますので、はじめての方々向けに・・・

当ブログは、11名の昨年度合格者、「9代目」メンバーで執筆しておりますが、メンバーはこちらで紹介してありますので、お時間あればご参照ください。

先代も含めた各人の勉強スタイル等を参考にしていただき、自分に合う勉強方法、解答作成のコツなどを「パクってカスタマイズ」してご活用ください。(「道場」ブログでよく出てくるキーワードの一つです!)

 

なにより、まずは当ブログのホームページをブックマークいただければ幸いです。

毎日の記事を読む数分間、決して損はさせません!

 


ということで、

今回から僕も二次筆記対策のブログを本格的に書いていこうと思います。

仕切り直しとして、自分の執筆していく記事について、以下を定めてみました。

ターゲット:

基本的に『二次試験初挑戦者』とするつもりです。

さらに、どちらかと言えば「これまで二次対策をしていなかった人」を意識して書こうと思います。(先週のたかじんと同じです)

これまで僕は「ぎりぎり合格狙いのアナタは一次試験に集中すべし!」をうたっていたので(その責任を取り)、今からスタートでも間に合う!というスタンスを前面に押し出しながら、アドバイスしていきます。

 

スタイル:

記事の中でアドバイスは、なるべく断言気味に言おうと思います。
これは初挑戦者向けのあくまで「へんりー流」なのでご容赦ください。

この資格試験においては、「自分に合った方法で(パクってカスタマイズ)」が重要なのは明白で、間違いないのですが、

一方で、受験時代になんでもかんでも「自分次第」と言われて戸惑った記憶もあります。
おそらくみなさんも耳にしたことのある、合格者からの「やるしかないよ」というアドバイスも同様です。

それらが真実と認識しつつも、

項目によっては「この方法でやるべし」と言ってくれた方がありがたい

と感じている人も少なからずいると思っていますので、1つのベンチマークになるように、内容によっては言い切り型でいきたいと思います。

これもセミナーで多くの人と話をしていて、改めて感じたことを反映させています。

 

自分ルール:

記事の中で、過去問の事例内容に触れるときは、「今日は平成〇年の事例◇設問△を扱います」と冒頭で触れるように心がけます。

それは、「まだ解いていない事例の内容をネタバレしてほしくない」という考えの人が少なからずいると思うからです。(少なくとも、昨年の自分はそうだったので)

 


とここで、本題に入る前に触れておきたい、

先週末、前週の東京に続き、大阪夏セミナーに参加してきました。

「スピ問出涸らし・直前期に迷ったらスピ問を守りきったら一次突破できました!」という嬉しすぎる声を、想像以上に多くの方から聞くことができ、より一層有益なアドバイスをお伝えしていきたい、せねば、という思いが強まりました。。

本当に涙ものです。

 

あ・・・有益と言えば、中華のお店の懇親会にて、餃子を醤油ではなく、コショウ+酢で食べても最高に旨い」という裏技(?)を教えていただき、これは今後の僕の人生に影響するレベルの「助言」でした。感謝いたします。(大阪ならではなかったようですが笑)

そして何より、大阪の受験生さんの中には、かなり深く具体的なところまで質問してくださる方もいて、その人がよーく考えながら、取り組んでいるのが伝わってきて、むしろこちらが勉強になりました。

昨年の自分と比べると、感心するばかりで、まさに、絶対に受かってほしい!と感じます。

二次試験後の懇親会あるいは口述セミナーで、また大阪を訪問できたらと思います!


受験生と接すれば接するほど、ブログで伝えていきたいネタが充電されていきます。

これから数回かけて、以下についてお伝えしていこうと思います。

#設問要求解釈がどれだけ重要かを理解した人が受かる。

#だから「設問から読む」は絶対。(自分に合った方法を・・ではなく)

#過去問と予備校演習・模試との決定的な違い。

#過去問と予備校演習・模試との使い分け。

#勉強はアウトプット中心。「全知識」は辞書代わりに。

#「ふぞろい」の具体的な使い方。

#SWOT分析は要るのか?

#カラーペンの使い分けは設問ごとがおすすめ。

#解く事例数と実力の相関性。

#春秋要約は不要だけど、それを進める人の意図もわかる。

#事例IVはやるだけ伸びる。「同じ問題を翌日にまた解く」がおすすめ。

#事例IVは取捨選択と時間配分が勝負。「自分は得意だから解ける」がキケン。

#「イケカコ」は・・。その時間は他に使おう。

#勉強会には合格者がいた方がいい。でも「俺より強いやつ」がいれば大丈夫。

#如何に得点を安定させるか?(ルールと幅と深さ、そして因果)

などなど・・

上記は、今の時点で思いつく、あくまで自分用備忘録です。

が、もし「先に聞きたい!」というものがあれば、気軽にコメントをください。(あるいは他のメンバーが記事にしてくれると思います☆)

冒頭で述べたように、あえて断言気味に言っているのもありますが、初挑戦者向けの「へんりー流」ですのであしからず、です。

 


さて、今日の本題。

 

二次試験の勉強を始めたばかりのアナタに、絶対守ってほしい2つのオキテをお伝えしようと思います。

始めたばかりのみなさんの中には、

「模範解答見せられても遠すぎるよ・・」

「そもそもどうやって勉強したらいいかわからない」

「『過去問やれ』と言われても、なにからどうやれば?」

といった方も多いと思いますので、この「オキテ」からスタートしたい。

オキテその1: 勉強の進め方は「アウトプット重視+過去問重視」 

オキテその2: 解く順序は「設問から先に」

これら2つは、「人それぞれ」ではなく、「誰もが絶対」と言ってしまえるくらいの王道。もはや「オキテ」だと思っています。

(ここまで言い切らないと響かない人がでてきてしまうので、あえて言います)

 

何故か?

理由は、多年度生に比べて初挑戦者は、圧倒的に準備時間が少ないからです。

解説していきます。

 

オキテの1つ目、セミナーでもお伝えしたが、

二次対策は(一次試験と同じく)『アウトプット重視』

そして『演習より模試より何より過去問』が合格への王道です。全事例に関して言えます。

アウトプットする(=過去問等を解く)

自分の引き出しに無い一次試験知識があれば、そこだけインプットする

という流れを基本としてください。

繰り返しますが、そうする理由は時間がないからです。

予備校のテキストや「全知識」を一から読むのは無謀です。ボリュームを見たら一目瞭然かと思います。

読んで「知識を理解した」という段階と、「知識を使えるようになった」という段階では大きな差がありますので、いくら時間があっても足りません。

ぜひうまく、効率的にインプットしてください。


続いて、オキテの2つ目は、絶対に「設問から先に読む」です。

事例I, II, IIIに関して言える王道です。

正確には、

①与件文の冒頭に書かれている会社の概要部分をまず読む

②与件文は熟読せずに、段落ごとに番号を振ると同時に、全体のボリューム(図等の有無)をつかむ

③設問を読む(後述する「設問要求解釈を行う」)

④与件文を熟読する

という順序です。

まず理由はさておき、

この、(与件文冒頭→)設問要求解釈→与件文熟読 という順番は合格者の大多数がやっていることを認識ください。

 

本当か?という人のためにさらに補強しましょう。

僕とChikaは「合格者の頭にあった全知識/全ノウハウ(2018年度版)」の執筆に携ったのですが、

その際、「全ノウハウ」の内容構成を、この「設問要求解釈→与件文熟読」のやり方に合わせて入れ替えました。

少しでも、合格者による80分間の解答プロセス、をトレースできる構成にするため、そのように変更したわけです。
それだけ「合格者の当たり前」になってきているのです。

 

そして、

「設問要求解釈」の重要さにどれだけ気が付けるか?

そして「設問要求解釈」をどれだけ磨き上げられるか?

で、二次試験の勝敗がつくと言っても過言ではないと思っています。

 

ここで、設問要求解釈とは(「設問解釈」とか、いろいろ呼び方がありますが)、設問文を深く読見込み出題者の要求を解釈すること、を指します。

 

「設問要求解釈」で具体的にやることは2つです:

①設問文に潜んでいる制約条件を洗い出す

②与件文に探しに行くべき解答要素(キーワード)を類推し、アタリをつけておく

①は、設問が与えている制約条件=ルール(具体的には、時制やターゲット、「以外」といった条件)を違反しないようにするために行うものです。例えば、過去の強みを聞かれているのに、現在のことを書いてしまう。ターゲットが指定されているのに、関係のない層について触れてしまう。その時点で、点数は入りません。(←本当か?という方は、「ふぞろい」を参照ください)

短時間の勝負の中では、このような「ルール違反」、ときにイージーミスが起こりうるものです。過去問を解いていく中でみなさんも味わうと思います。

 

②も、80分という限られた時間が鍵です。設問を読んだだけで、如何に解答要素(キーワード)を類推し、アタリをつけておけるか?

その度合いで、与件文を読む際の効率が変わってきます。

過去問(=本試験)の与件文はよく練られてできており、解答要素がわかりづらくしてあったり、散りばめられていたり、80分間の中で「正確に」「漏れなく」見つけるのを困難にしてあります。

そんな練りに練って作られた、3,000文字にもなる文章を、アタリもつけずにただ読むとしたら、どれだけ効率が悪いか容易に理解できると思います。

もし例えるならば・・・

夜空を一通り眺めた後になってから、「さて、今見た空のなかで〇〇座はどこにあった?」「〇色の星は何個あった?」なんて聞かれるようなものです。

 

ピンと来ますか??(執筆している夜中の発想か・・・?汗)

とにかく、事前にアタリをつけ、ターゲットを定めてから、熟読しにかかるからこそ、欲しいものを見つけられるわけです。

これが慣れないうちは

「あれー、与件文に何かヒントがあったような・・どこだっけ?」

「あれ?設問で問われているのは、具体的にはなんだっけ?」

と、与件文⇔設問文を行ったり来たり、を繰り返すはずです。そして時間が無くなる。

解答時間短縮のためには、与件文⇔設問文の行ったり来たりを如何に最小限にするかがポイントです。

今はピンとこない人も、アウトプットをしながら経験を積むと味わうことになると思います。

 

さて、以上の説明を、実際の過去問でどうなるか?という切り口で、【平成27年 事例1 第2問】を使い、8代目ロックさんが解説している記事があるのでそちらもご参照ください。

 

はい、おさらいです。

オキテその1: 勉強の進め方は、絶対に「アウトプット重視+過去問重視」 

オキテその2: 解く順序は、絶対に「設問から先に」

をぜひ徹底しながら勉強を進めてみてください。

はじめの時期は解答が作れずつらく苦しいと思いますが、誰もが通る道です

センスのあるなしではなく、経験です。(なので合格者は「やるしかない」と言います)

ぜひ食らいついてください。

 

アナタも間に合う!

あと少しだけ、あがいてみませんか?

以上、へんりーでした!

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たくさんのご来場ありがとうございます!!

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■夏セミナー2018 in大阪

□ 開催日時:2018年8月18 日(土) 13:30〜16:30※懇親会は17:00〜19:30予定
□ 会場:マイドームおおさか8階第6階会議室(〒540-0029 大阪市中央区本町橋2番5号)
□ 定員:42名(セミナーは定員に達したため、懇親会のみ受付中です。)
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おはようございます。ゆうです。

過去記事は、こちらから

 

先日の道場夏セミナーにお越しいただいた皆さん、ご参加ありがとうございます。

 

春セミナーにも参加いただいた方に再びお会いしたり、ゆうさんのブログ見てますよ!と声掛けていただいたり、

 

私たち自身もモチベーションアップにつながった一日でした。

 

 

さて、本日のテーマは、

本番まで残り66日★今からはじめる

2次試験の「学習計画」

と題してお送りします。

 

 

■2次の並行学習してましたか?

以前に、早期の2次試験対策7月にやっておくべきことにも書きましたとおり、

 

ストレート合格を目指すのであれば、

 

常に先手必勝!

 

1次試験後から2次学習に取り組んでいるようでは遅い!というのが私の主張でした。

 

私の記事や先代記事を参考にして、早くから2次を並行学習していた人は、間違いなくアドバンテージがある状態です。

 

ストレート合格に向けて、いいロケットスタートを切っていることとお察しします。

 

ただ、当然のことながら、ここからの10週間の2次学習が最も重要で。

 

ストレート生が2次2年目の受験生を追い抜くこともできますし、1次試験後から2次学習をスタートした受験生に抜かれることもあります。

 

っていうか、最後は、かなりの受験生が実力伯仲。団子状態で試験本番を迎えます

 

「この短い期間で、いかにして2次合格するための実力を身につけるか。」

 

そのためには準備が必要で、

それが「あなたの2次学習計画」です。

 

本番の出来映えは、準備で決まる

と言われますよね?

 

学習計画がまだの人は、ぜひ今日中に、計画を立ててくださいね。

 

 

■私が使っていた2次学習計画の予実管理

早速ですが、私が実際に使っていたスケジュール&結果表が、こちら。

 

≪ご参考≫ゆう2次学習スケジュール
↑クリックでPDFダウンロード

 

昨日のきゃずの学習計画に比べて、なんてシンプルなんでしょう笑

 

私は、昨年夏セミナーで、8代目たっしーさんの言葉に影響を受けて、2次学習は120事例解くことを目標にしました。

 

数多くの事例に繰り返し当たることで、2次学習のPDCAサイクルの高回転につながり、

 

短期間で高速改善を続け、合格レベルに達することができたと思っています。

 

学習時間は1次と大きく変わりませんが、週25~30時間を確保しました。

 

会社と家庭の交渉が終わっていない方は、早めに10月本番までの学習時間を確保しておきましょう。

 

先に言っておくと「説明」、後から言うと「言い訳」に聞こえますもんね!

 

 

■あらかじめ予定しておきたいこと

以下のイベントは、すでに日程が決まっており、予定しておくことをオススメします。

 

TAC2次公開模試
8/31(金) or 9/1(土) or 2(日)

 

スト生がこの時点で合格水準に達するのは、とても厳しい日程だと思いますが、本番の疑似体験として貴重な機会です。

 

試験結果に一喜一憂する必要はなく、それより一日の心や体の変化、気づきをぜひ記録しておきましょう。

 

・MMC2次公開模試
9月15日(土)、16日(日)

 

スト生にとっては、1ヵ月間の学習成果を発揮できる模試です。MMCは事例Ⅳが難しい傾向にありますので、事例Ⅳ対策を十分にしておきましょう。

 

タキプロ勉強会
独学の強い味方。すでに10月までの勉強会日程がアップされています。リアル勉強会に参加できない方は、WEB勉強会を活用しましょう。

 

本番直前2日間の有給休暇
1次試験と違って暗記ではないので、直前に詰め込むことは少ないです。むしろ、心落ち着けて、ファイナルペーパーの振り返りやふぞろい模範解答の写経、事例Ⅳ対策などに時間を使いました。

 

 

■解答の型を決める

80分という短い時間で事例を解くには、「80分をどう使うか」「どのような方法で解答を作るか」という解答の型が必要だと思います。

 

その解答の型の原型になるのが、予備校や書籍で使用されている解答メソッドです。

 

10週間という短期間での学習になるので、色々と試しながらじっくり解答の型を決めるのではなく、

 

講義や書籍を通じて肚落ちした解答の型を一旦決めて、まずはその解答の型でアウトプットしていくことをオススメします。

 

武道で【守・破・離】という言葉がありますが、まずは【守】です。徹底的に真似てみる

 

型をまず実践してから、その後に、こちらのほうが良いかなと、自分に最適な形を見つけていくのが良いと思います。

 

私の場合、MMCメソッドからスタートして。最終的には、ふぞろい模範解答を理想形として解答を作っていきましたが、

 

本番の直前まで80分の時間の使い方や解答の書き方は変化しました。

 

 

■2次教材の確保

2次学習に必要となる鉄板教材があります。すでに先手必勝で動いている人は、発売日前に予約していたと思いますが、まだの方は速攻で入手することをオススメします。

 

ふぞろい、全知識

私は、予備校の教材に加えて、ふぞろいと、全知識を2次教材としてフル活用しました。

 

 

いま、アマゾンを見たら、全知識は在庫ありますが、ふぞろいが無いようです。出版社に在庫があるようなので、ふぞろい最新刊と、ふぞろい10年データブックは、ゲットしておきましょう。

 

事例Ⅳ対策

私は予備校教材を愛用していましたが、独学の方は、事例Ⅳ教材もマストです。過去問と合わせて、トレーニングに使いましょう。

事例Ⅳは繰り返し、反復練習で鍛えられます。

 

事例Ⅳと言えば、意思決定会計講義ノート(通称イケカコ)。私は、それほど重視していませんでしたが、知らない論点が出題されたら嫌なので、1回転はしておきました。

 

イケカコも品薄で、入荷が1~2ヵ月先ですね。

 

道場初代メンバーのふうじんさんが、ご自身のサイトで、イケカコのエクセル版を展開されており、ひとまずイケカコをざっと理解しておくには、ありがたいデータです。

 

過去問と解答用紙

2次の過去問と解答用紙は、AASのHPからダウンロードできます。これは受験生には、めちゃくちゃありがたいです

 

事例の解答は、本試験の訓練になるので、必ず解答用紙データを使って解答しましょう。

 

 

以上、本番まで残り66日★今からはじめる2次試験の「学習計画」でした。

 

以前の記事にも書きましたが、私は1次と違って、2次は学習期間中の演習や模試は惨敗でした。

 

ギリギリなんとか2次試験当日まで諦めずトレーニングした(試験当日まで力は伸びます!)ことで、

 

最終的には、何とか間に合い、事例Ⅰ70点、事例Ⅱ57点、事例Ⅲ69点、事例Ⅳ75点、合計271点でストレート合格することができました。

 

その合格のポイントを、試験本番まで記事にしていきますので、これからの2次記事にもご期待ください!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

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一発合格道場 夏セミナー2018

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夏セミナー2018 in東京

8月11日に実施しました。たくさんのご来場ありがとうございました!!

セミナーレポートはこちらから

夏セミナー2018 in大阪

□ 開催日時:2018年8月18 日(土) 13:30〜16:30※懇親会は17:00〜19:30予定
□ 会場:マイドームおおさか8階第6会議室(〒540-0029 大阪市中央区本町橋2番5号)
□ 定員:30名→42名(先着順。セミナーは定員に達したため、懇親会のみ受付中です。)
□ 参加費:1000円+懇親会参加の方は4000円予定

□ 申し込みサイトはこちらから※8月6日(月)12:00~受付開始します!!

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おはようございます、よこよこ@バブル受験組です。

一次試験お疲れさまでした!

経営法務が難しかったようですね。

私の受験した2016年は情報が地雷科目でした。

その時は得点調整があり、足切りラインが35点に引き下げられました。

せっかく得点調整があったのに2次試験の準備をしていなかったために、1年目の権利を棒に振った受験生がたくさんいました。

何が起こるか分かりませんので、二次の学習は進めておきましょう!

さて、まずは2次試験の要領を確認しておきましょう。

------------------------------

① 1次試験(択一式マークシート)と違い、論述式です。

② 出題科目は「中小企業の診断及び助言に関する実務の事例Ⅰ~
  Ⅳ」の4科目で、それぞれ80分以内で解答します。

③ それぞれの事例は、企業の概要が書かれた2~3ページの与件
  文と、4~5問の設問で構成されています。この与件文を読
  み、それぞれの設問に答える形で、当該企業に経営上の助言
  をしていきます。

④ 各設問には字数制限があり、だいたい60字~160字くらい
 (平均的には100字くらい)で解答します。

⑤ 事例Ⅰは人事・組織に関するテーマ、事例Ⅱはマーケティン
  グ・営業・流通に関するテーマ、事例Ⅲは生産管理等のオペ
  レーションに関するテーマ、事例Ⅳは財務・会計に関するテ
  ーマとなっています。

⑥ 総得点の60%以上を取り、かつ1科目でも40%未満のものが
  無い場合、筆記試験は合格です!

それでは、各道場メンバーの「80分の過ごし方」シリーズです。

私は以下のように80分を過ごしていました。(これは事例Ⅰ~Ⅲの場合です。事例Ⅳは、また後日)。

【開始~1分(1分間)】
 受験番号を記入して、解答の文字数を確認する。

 文字数が多い時は、書き出しを早くするためです。(書きはじめを30〜40分目で調整)

事例Ⅰ~Ⅲは下書き用紙は作りませんでした。代わりに定規で設問文に縦線を3本入れて、設問文の下のスペースに骨子を書きます。ふぞろい10に紹介されている方法です。

【1分~5分(5分間)】
 設問分析をして、おおよその構成を決めます。

【6分~16分(10分間)】
 与件文に段落番号を入れて、精読する。

 赤青コンビ色鉛筆でキーワードをマーキングしながら精読する。赤青の意味は決めておらず、特に重要なワードは波線にするぐらい。とにかく、定規を使ってきれいに線を引き、汚くならいように気を付ける。基本的に与件は一回しか読みませんでした。

 【16分~31分(15分間)】
各設問と与件を行ったり来たりしながら、解答の骨子を作る。

 設問文に引いた縦線の左側に段落番号を記入する。抜けがないように気を付ける。

【32分~76分(44分間)】

30分を経過したら、解答を書き始める。

 

【76分~80分(4分間)】
 全体を見直す。 

基本的方針は、

①高得点は最初から狙わず、人並に無難にまとめる。

②誰が見ても0点の空欄を回避する。

③書きながら考えるくらいで、丁度いい。

実際の本番で回収される他の受験生の答案をチラ見してみたら、空欄がある人が結構いました。

何か書いてあるだけで、平均点は取れる・・・と言ったら言い過ぎかな?

あ、言い忘れましたが、私は、道場9代目唯一のB型人間です。

 

以上の理由から、具体的な戦術は以下の通りです。

①私は、筆が遅いので、解答を書く時間50分欲しい、まずそれが最優先。

②そこから逆算して、設問や与件を読む時間を決めていました。とにかく、空欄が一番怖い・・・

③与件文と設問、どちらを先に読むか?

設問から先に読みました。

これは指導を受けた予備校(MMC)の鉄則でもありましたが、過去問の分析から解答すべき要素は予め決めていましたので、与件はそれを確認する作業と認識していました。なので、設問要求は外さないように全力で考えますが、与件からは少し外れても気にしない・・・というか、考える時間30分くらいで私のような凡人に分析できるわけありませんし・・・

上位20%に入れば合格なので、そこまで必要ないでしょ・・・と言い訳しておきます。

 

例えば平成29年度の事例Ⅰ第1問ですが、

「景気低迷の中で、一度市場から消えた主力商品をA社が再び人気商品にさせた最大の要因は、どのような点にあると考えられるか。100字以内で答えよ」という問題でした。

私の解答は、

最大の要因は、地域の愛顧の応えX社の主力製品を継承したことであり、具体的には、①製造面で、X社の製法を守り品質と味わいを維持し、②販売面で、贔屓筋の支持を取り付け販路と商標権を獲得した為である。

 

という解答になりました。だいまつさんの分析の通り、得点要素(中身)は逃しているようですが、形式だけは練習した通り、勝手に手が動き自動的に作成されています。高得点ではありませんが、平均点は取れていると思ってます(笑)。

 

最後に・・・

道場の大阪夏セミナーへご参加の皆さん、今回の道場セミナーは2次試験に特化した内容となっているため、「2次試験なんか見たこともない」という方でも、ぜひ1回事例Ⅰ~Ⅳまで、とりあえず1年分自分の力で解いてみた上で、ご参加下さい。

そんな時間はないよ~!」という方は、せめて与件文と設問を1年分くらいは読んでからご参加を!

以上、よこよこでした。

 

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□ 開催日時:2018年8月11日(土) 14:00〜16:30※懇親会は17:15〜19:15予定
□ 会場:月島区民館(〒104-0052 東京都中央区月島二丁目8番11号)
□ 定員:60名(先着順) ⇒本日12:00、定員65名に増枠します!!!
□ 参加費:1000円+懇親会参加の方は4000円予定

□ 申し込みはこちらから 申込み受付中!!

■夏セミナー2018 in大阪

□ 開催日時:2018年8月18 日(土) 13:30〜16:30※懇親会は17:00〜19:30予定
□ 会場:マイドームおおさか8階第6会議室(〒540-0029 大阪市中央区本町橋2番5号)
□ 定員:30名(先着順) ⇒(8/9 15:00追記)本日15:00、定員42名に増枠しました!!!
□ 参加費:1000円+懇親会参加の方は4000円予定

□ 申し込みサイトはこちらから 申込み受付中!!

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こんにちは、chikaです!
一次試験を受けたみなさま、お疲れ様でした!

某受験校のデータリサーチを見ると、
法務の平均が41.60点と、法務が大きく難化したことが分かります。。。
努力が結果に繋がらず、心が折れそうになっている方もいるかと思います。
私は平成28年度に一次試験を初めて受験しましたが、
その年は情報が難化し(得点調整が入った年です)、24点で足切になった経験があります。
そのため、心が折れそうな気持ちはよく分かります。。
でも、ぜひここで諦めず、来年へ向けて前進してほしいなと思います。


 

さて、本日は、情報が科目合格できなかった方向けの記事です。
自己採点の結果、情報が60点に満たなかった方、
来年の情報を科目免除できる「応用情報技術者試験」を受けてみませんか?

知ってる方も多いかもしれませんが、
実は、「応用情報技術者試験」は、診断士の経営情報システムが免除できるんです!

そして、応用情報技術者試験をおすすめする理由はズバリ、ほとんど過去問から出題されるから合格が狙いやすいのです!

応用情報は午前(選択式)午後(記述式)に分かれていますが、
午前はほとんどが過去問から出ます!!!!!

あくまでも私の感覚値ですが、
過去問からそっくりそのまま出る問題、
過去問の選択肢を入れ替えた問題、
過去問の数字をアレンジした問題、
といった、過去問を流用した問題が7~8割出題されます。
(あくまでも感覚値ですが、それくらい過去問の流用問題が出ます)

一方、診断士試験は皆さんお分かりの通り、過去問からそっくりそのまま出ることはありません。
かつ、情報は難易度がばらつきやすいため、来年また難化する可能性は十分あります。
こちらは、情報の平均点と合格率のグラフです。

不確実性の低い情報をまた受けるのか、
確実性の高い応用情報で科目免除しちゃうか。
二年前私は迷わず、応用情報を申込みました。

 

もし、応用情報技術者試験の受験を検討される方、申込みは【8月13日(月)20時まで】です!

応用情報は、4月10月の年二回あります。
10月の合格発表は12月。
4月の合格発表は6月。⇒診断士一次試験の申し込みに間に合わない。
つまり、来年度の診断士一次試験で情報を免除させるためには、
今年の10月の試験を受けなければなりません!

今年の10月試験の申し込みが、【8月13日(月)20時まで】なのです。
来年の情報を免除するには、8月13日までに申込みましょう!!
※申込みの詳細はコチラから!
試験日は10月21日(日)です!

 

応用情報の効果的な勉強方法を紹介します
先ほども触れましたが、午前(選択式)と午後(記述式)に分かれています。
結論から述べると、
勉強時間は午前7割午後3割!です。
【午前】
午前はとにかく過去問を回しましょう。
 ①応用情報技術者試験ドットコムの過去問道場で、過去問を解きまくる。
 ②分からない用語があれば、テキストで調べる
を繰り返します。
①②でいうと、①の方が圧倒的に大事。
過去問道場6~7とれるまでとにかく繰り返し解きます。
(原理が分からなければ最悪、問題と答えの丸暗記でも良い!
はじめは難しく感じますが、
だんだん覚えてきて一か月もすれは6割正解できるようになります。
テキストは、これとか、これを使ってる人が多いようですが、
自分が読みやすいのを選べば何でもOKかと思います。
繰り返しますが、午前は過去問からほとんど出ます。
選択肢は五十音順なので、選択肢の並び順も全く一緒です!笑
全く同じ問題なら、答えの選択肢も全く同じ!なのです。
(最悪、この問題は(ウ)!と覚えても良いと思う。)
診断士試験では有り得ないですよね(汗)
【午後】

午後は①~⑪の問題に分かれており、
①は必須②~⑪から4つ選択して解くことになっています。

 ①情報セキュリティ(必須)
 ②経営戦略
 ③プログラミング
 ④システムアーキテクチャ
 ⑤ネットワーク
 ⑥データベース
 ⑦組込みシステム開発
 ⑧情報システム開発
 ⑨プロジェクトマネジメント
 ⑩サービスマネジメント
 ⑪システム監査

上記のうち、午前の知識+国語の問題で解けるのが、
②⑨⑩です!(上記赤文字のもの)
情報が苦手な方はこれを選択すればなんとかなります!!

②は企業経営理論財務で習ったような内容です♪
①と⑨~⑪も、午前の知識があればOK。基本的に国語の問題です!!
問題文に必ずヒントが書いてあります。それを見つけて記述するようなイメージです!!

そして、おすすめの参考書はコチラ
国語の問題と割り切って、解き方の特訓をすると良いです。
ちなみに過去問はコチラから見ることができます!

※診断士二次試験の勉強をスタートしてから気付いたのですが、
この応用情報の午後、診断士の二次試験と似ています!!
診断士二次試験の方が分量も多く、ヒントも分かりづらいですが、
問題文からヒントを探す→知識を絡めて記述する
という解き方が似ています。
ちなみに、応用情報の方が、シンプルにヒントが書いてあり答えやすいです。
よって、応用情報を勉強したら二次試験の練習にもなるはずです。
———————————————————-
私は丸二ヶ月勉強して、一発で受かりました。
もし、情報を科目合格できなかった方は、
一度検討してみてはいかがでしょうか?
今年の10月試験であれば、来年の免除に間に合います!
桃ちゃん4代目まっすーの記事も参考になりますよ!
今日は応用情報についてご紹介させていただきました。
次回から、2次試験ノウハウの記事を書いていきます!
以上、chikaでした!
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応募方法は後日ご案内します。まずは予定の確保をお願いします!!

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こんにちは、chikaです。
いよいよ来週の今頃は試験当日ですね。
今日は、1点でも多く積み上げるために、ラスト1週間で実際に私がやったことをお伝えします。

 

【1】苦手分野を書き出す

どーーしても苦手で、覚えきれてない分野を書き出しました。
苦手分野とは言っても、頻出論点の苦手分野です。
(ポケテキに載ってる範囲は頻出論点だよな、と私は捉えていました。)
(もしくは、TAC通学生のテキストの「出題領域表」を参考にしました。)

頻出論点の苦手分野=もし本番で出題されたら、他の受験生に差を付けられる!
と思ったので、直前まであがくことにしたのです。
「直前期の詰め込み暗記で乗り切ろう作戦」です。

ちなみに、私が直前期に詰め込んだ苦手分野は以下です。

★経済
GDPの式(分配面からみた・支出面からみた、の違い)、AD−AS分析、
★財務
全部原価計算と直接原価計算、分配可能額と剰余金の配当の計算
★企業経営理論
リーダーシップ論(アイオア、オハイオ、リッカ―トetc・・・)、M&Aの手法(TOB、LBOetc・・・)
★運営管理
QC7つ道具(特に管理図)、新QC7つ道具、設備保全の種類、まちづくり三法
★法務
会社法、組織再編
★情報
SaaS、PaaS、IaaSの違い、ロールフォワードとロールバック
★中小
各政策の細かい数字

 

【2】中小のグラフの詰め込み暗記

直前期の詰め込みで伸びると言われている中小を詰め込みました。
通勤中の電車、ご飯を食べながら(行儀悪いけど直前期だし…)の暗記は、
中小のグラフを頭に入れる時間にあてました。
グラフの数字は一時的に覚えてもすぐ忘れてしまってたので、
むしろラスト1週間で再度見直そうと考えていました。
ラスト1週間で覚えた内容は、試験本番には頭に残っているはず!

 

【3】模試で△と×だったところを解き直す

模試で出題された範囲は、他の受験生も復習で勉強してるはず。
なのに自分が解けなかったところは、
他の受験生に差を付けられると思っていたからです。
なので、模試で△、×がついたところを改めて解き直して潰しました。

 

【4】試験の休憩時間に見るものを決める

試験本番の貴重な休憩時間。
今年から40分になりましたが、何をするか決めているでしょうか。

体力温存のためにゆっくりする、という方もいると思いますが、
直前に暗記を詰め込もうという方が多いと思います。
トイレに並ぶ時間や一服する時間でも、参考書を見ることはできます。

しかし、限られた40分で何を見るかは決めておきましょう。
既に覚えている部分を見直したって意味はなく、
いつもド忘れする論点、覚えきれてない公式や細かい数字、
これらをピックアップしておくべきです。

私は、
・上記【1】の苦手論点をまとめたファイナルペーパーを作成
・ポケテキの見直したい部分に付箋を貼る
という準備をしておきました。
特に、いつも使っている参考書には既にいっぱい付箋がついていませんか?
その付箋の箇所を、40分で見直しきれるでしょうか。
取捨選択し、本当に直前に見直すべき部分だけに残す(or色を変えておく)必要があるかもしれません。

 


~おまけ~

試験に持っていくものリスト!!

スマホのメモを整理していたら、
1次試験前に持っていくものリストが出てきたので、
参考になればと公開します!
は必須はあったら良いものピンクは女子向け

受験票
・時計2個
・筆記用具
・ファイナルペーパー&ポケテキ
・昼ごはん用のおにぎり
(自宅近くのコンビニで朝買う!)
頭痛薬(いつも飲んでいるものにしましょう!)
下痢止め(ストッパなど即効性のあるもの)
目薬(コンタクトの方、ドライアイの方)
ティッシュ(寒くて鼻水出るかも!)
・タオル(お尻痛くなったら椅子の上に敷こう!)
・マスク(汗や香水が臭い人が横に座るかも、と思って持参!!)
・リポビタンD(いつも飲んでいたから。いつも飲んでない人は絶対NGですよ。)

・チョコ(休憩時に糖分補給!)
・梅干し(すっきりしたい時にいつも食べていたからw)
髪結ぶゴム(髪が邪魔で集中できないかもと思って)
前髪止めるピン(〃)

カーディガン(温度調節用!)
・生理用品(ホルモンバランス崩れてるかもだし、念のため・・・)

・ペタンコの靴(ヒールだと万が一の時走れないから)

ちなみに、365日ヒール履く私ですが、
試験一週間前と本番は、ヒールを履くのを辞めました
うっかり転んで利き手を怪我したらやばい、と思ったからです。
要は、うっかり転んで怪我する」ことは避けましょう!
・階段を上り下りする際は、手すりにつかまる!
・歩きスマホしない!
・無理に走らない!
これからの一週間は、今まで以上に慎重に過ごしましょう。


~おまけ②~

試験前日眠れなくても、気にするな!

試験前日は早く寝よう!と思って早々布団に入った私。
しかし、緊張のためか3時間くらい眠れませんでした(笑)
睡眠時間は4時間くらいになってしまいましたが、
試験本番は全く眠くならず、全力を出し切れました。

何をお伝えしたいかというと、
眠れなくても何とかなるから、気にするな!!
です。
布団に入って眠れないときに、「寝なきゃやばい!」と焦れば焦るほど、
眠れなくなるものです・・・・。
なので、もし寝付けないなあ、と思っても、
「ま、最悪寝れなくても何とかなるさ~」とリラックスした方が、
いつの間にか眠くなると思いますよ。

でも!しっかり睡眠をとれることにこしたことはありません(そりゃそうだ)
なので、ラスト1週間は、早寝・早起きをして体のリズムを試験本番と同じにしておきましょう。


残り一週間、体調管理怪我回避に気を付けながら、
最後まで諦めないでください!!心から応援しています。
大丈夫。あなたは、ぜ~~~ったい合格しますから!
 以上、chikaでした☆

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一発合格道場 夏セミナー2018

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■夏セミナー2018 in東京

□ 開催日時:2018年8月11日(土) 14:00〜16:30※懇親会は17:15〜19:15予定
□ 会場:月島区民館(〒104-0052 東京都中央区月島二丁目8番11号)
□ 定員:50名(先着順)
□ 参加費:1000円+懇親会参加の方は4000円予定

■夏セミナー2018 in大阪

□ 開催日時:2018年8月18 日(土) 13:30〜16:30※懇親会は17:00〜19:30予定
□ 会場:マイドームおおさか6階会議室(〒540-0029 大阪市中央区本町橋2番5号)
□ 定員:30名(先着順)
□ 参加費:1000円+懇親会参加の方は4000円予定

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はい!へんりーです。

1次試験の直前期に、ブログを読んでいただきありがとうございます。

耳にしたことがあるかどうか、診断士試験は、1点2点差で勝敗が分かれる試験と言えます。

この記事を読む数分で、あなたの得点が少しでもアップするように、今回も渾身の内容をお届けします。

 

と、連日9代目メンバーの各々が直前期の過ごし方や試験本番の心のがけについてご紹介しています。

昨日のゆうの記事がこれまた秀逸で、試験本番で気を付けるべき心掛け10か条が示されました。

緊張している本番で意外とおろそかにしてしまいがちな注意点がまとめられていますので、ぜひともメモを取る、あるいはスクリーンショットを撮る、などして本番当日の各科目の試験直前に確認していただければと思います。

 

さて、「滑り込みストレート合格請負人」を自負(自称)する僕へんりーからは、ゆうの10か条を補完するものとして、

「試験時間のストイック戦略《やってはいけない5か条》」

をお届けします。

 

具体的には、試験当日における、試験開始、科目試験と科目試験の合間、試験といった試験時間における戦略です。

これまでの記事と重なるところもありますが、重要なものは重要。

別の切り口にしてあるので頭に叩き込んでいただきたくお願いします。

 


「試験時間外のストイック戦略《やってはいけない5か条》」

 

この「やってはいけない5か条」のベースにあるのは、

 

 

本番で安易な行動をしないこと=すべての行動を戦略的に行うこと

です。

 

あなたはどこまで本気か?

が試されています。

 

以下に、やってはいけない5か条=やってはいけない安易な5つの行動を挙げていきます。

 

その1.試験前、会場近くのコンビニで昼ご飯を買う。

言わずもがな、試験会場周辺のコンビニ、お店は混雑します。そして、受験生が必要とする商品の多くは品薄になります。

想像してみてください。レジで時間を浪費したら?期待していたもの、必要なものが買えなかったら?

そんなリスクを取る意味はありません。自宅の近くや会場から離れたところで買い物は済ませましょう。

もちろん、えんぴつや消しゴム、シャー芯、時計などのスペアを用意しましょう。数百円で泣くことはありません。今のうちに買っておいてしまいましょう。

 


その2.上着を持たず、短パン、スネだし。

何度か過去の記事で取り上げており、予備校などでは強く注意喚起されることですが、会場はエアコンが極端に効いて寒くなったり、暑くなったりと、室温が変動します。

本番試験だからこそ、少しの外乱が気になるものです。

想像してみてください。エアコンが効きすぎて寒いのに、自分で調整する術を持っていなかったとしたら?

もちろん、寒さや暑さが平気な人も沢山いるので一概には言えませんが、
例えば、外の暑さに気を取られ安易に軽装な服で家をでてしまい、会場が想定外に寒くて焦る・・という人も少なからず発生するものです。

人によっては、猛暑で汗をかく行き帰りと、エアコンの効いた室内で服をすべて着替えます。そのくらいの準備をしてもし過ぎではないでしょう。もしも会場で短パン姿で寒そうにしている人を見かけたら、「この人には勝った・・」と心の中で思ってしまいましょう。
あなたは用意周到に準備し、戦略を持つことで、より強い心で試験に臨むことができます

営業の仕事やパーティなども同様ですが、服装には「本気度合」が表れるものだと思います。

 


その3.「眠くならないように」と、いつもは飲まないレッド〇ルやコーヒーを飲む。

忘れてはいけない、カフェインには利尿作用があります。

想像してみてください。試験中トイレに行きたくなったら?トイレに行くか行かないか迷い集中できなかったら?

飲み慣れた上で選ぶのなら問題ありませんが、いつもしないことを本番にやってしまうのはあまりに軽率だと思います。

去年、自分は本番用のお茶を買うのに、「濃い味」(カフェイン多め)にするかどうか、真剣に悩んでいました。今となってはおかしな話ですが、それだけ真剣であったと言えるかもしれません。


《オススメ》

トイレに行きたくなるリスクを増やさずにカフェインを摂取する手段として、「エスタロンモカ」という錠剤があります。

僕は使ったことがないのですが、ストイックな友人は長時間試験で有名なTOEICで効果を実感できたとのこと。

もし事前に試すことが可能であれば、使用を検討してみる価値があるかと思います。

 


その4.休憩時間に、仲間と「今の試験どうだった?」と感想を言い合う。

まだ試験が残っているのに、終わった科目を思い出す、引きずることにメリットは微塵もありません。

すぐに切り替え、次に向けて最高の準備をするべきです。

昨年の自分の話をすると、僕の勉強仲間は当日会うや否や、「今日は終わるまで会話はしないから」と宣言しました。互いのために宣言してくれました。彼は高得点で合格しています。

《オススメ》

緊張を和らげるための短い会話なら積極的にしましょう。「忘れて頑張ろう!」「切り替えよう!」と言い合えたら、勇気がでるはず。

《オススメ》

休憩の許可がでたら即トイレに向かうのも有効な戦略です。

会場によって、特に男性トイレは混むことが多いですが、休憩開始直後であれば、疲れてぼーっとしている人、飲み物を飲んでいる人、先に挙げたように知り合いと試験を振り返っている人、が意外と多くいて、トイレも比較的空いています。このタイミングで、先にトイレを済ませてしまえば、残りの休憩時間を「最終暗記タイム」に集中できます。

もっとも、H30年度から試験運営方法(時間割)が変更になったことで休憩時間に余裕ができたため、念には念を入れて休憩時間の終わり際にトイレに行くという戦略も出てきそうです。

いずれにせよ、「なんとなく」ではない、明確な「トイレ戦略」を持ちましょう。2次試験でも勝負を分けうる戦略です。

 


その5.朝配られる「予想問題」のビラ、1日目終了後に出まわる「解答速報」のビラを読む。

ゆうも触れているビラ、チラシ。当日の行きや帰りに、皆さん遭遇するはずです。

もらってしまうと気になります。自分の見たことのない論点が「頻出!」と書かれていたりします。。

しかし、誤解を恐れずに言わせてもらうと、「当てにならない内容」です。

そう割り切ってほしいという意味ですが、事実、昨年の某予備校のビラに書いてあった「頻出予想論点」は大ハズレでした。

内容を批判するつもりはまったくありませんが、あなた自身のファイナルペーパー(ノート、書き込んだ問題集、テキストなど)を見直す方が、よほど得点アップにつながります。自分をやってきたことを信じてください。

ロジカルに言えば、そんなに直前に新たな論点を見たとしても、身になりません。

解答速報も同じ。1日目の終了後は「2日目に集中」それだけです。予備校が急ぎで作った速報で採点などしても、なんのメリットもありません。落ち込んだりひきづったりするリスクの方が大きいのは自明ですよね?

ビラを受け取るなとは言いません。受け取っても、全科目終了後にネタとして読むために鞄の奥にしまってください!

 


 

以上の5つです。

やりすぎだと感じるものも含まれていますでしょうか?

ここまでストイックに考えなくても、受かる人は受かるでしょう。

しかし、初めに述べたように、この試験は少ない差で勝負がつきます。


「本番でこだわらずに、いつこだわる?」
です。

 

ここで改めて、あなたの「立ち位置」を確認してください。以下は、僕が春セミナー2018で行ったプレゼンからの抜粋です。

 

真ん中の「420点ぎりぎり超えで合格」こそが、僕の記事のターゲット、応援したい人たちです。

「本番直前に追い抜いて」いくのです。直前とは1週間前か、3日前くらいです。

だから、今日、7月25日の時点で「まだ足りない・・」「受かりそうにない・・」と思っていても、まだ『想定内』

ここで追い上げなきゃ、いつ追い上げる?

ここで無茶せずに、いつ無茶する?

ここであがかずに、いつあがく?

のスタンスで行きましょう。

「諦めるは後回し」。

 

常に頭においていただきたいのは「確率を1%でも上げる」こと。

そう思えば、少しは努力してみようと思えるのではないでしょうか。

 

それでは、1次試験本番前の最後のメッセージですが

いつもの・・・

アナタもやれるはず!

もう・・たくさん、あがいてみませんか?

 

以上、へんりーでした!

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おはようございます。ゆうです。

過去記事は、こちらから

 

本日のテーマは、1次試験で420点以上取るための「試験の心構え」10か条、と題してお送りします。

 

私は受験生時代、「一発合格道場」をはじめ、複数の受験生支援ブログを読んでいました。

 

 

その中でも、1次試験直前に見て、本番でも参考になったのが、↓こちらの記事です。

 

マジなコンサルタントの中小企業診断士合格戦略ファーム
【1次試験】1次試験本番であなたが1点でも多く得点を積み上げられるように

 

マジコンさんは、中小企業診断士&現役コンサルタントの視点で、診断士試験について、情報発信している方です。

 

受験テクニックではなく、コンサルタントの本質論で語る内容に、他とは違う学びがあります。

※これまでは日次更新されていましたが、最近は新しいチャレンジが始まり、ブログの更新頻度が変わっています。

 

 

私は、マジコンさんの記事をもとに、ファイナルペーパーの一つとして、「試験の心構え」10か条を作成しました。

 

この心構えは、試験科目のたびに。なので計7回、試験直前に読み込み、心に刻み込んでいました。

 

その結果、パニック状態にならず、落ち着いていつも通りの実力を発揮し1点でも多く得点を積み上げられたと思います。

 

実際に試験当日に使った10ヶ条を以下に記載し、その下に補足コメントを書きますので、参考にしてください。

 

ただ、あくまで、自己流の要素を含みますので、採用するかどうかは、ご自身でご判断ください。

(1)まず初めに、マークシートの受験番号欄への記入・マークをきちんとすること。絶対に忘れてはいけない×7科目分

どれだけマークシートが正解でも、受験番号の記入とマークが無いと、0点です。早く問題に取り掛かりたい気持ちを少し押さえて、最初に、丁寧に受験番号とマークを行いましょう。

 

(2)最も大事なことはタイムマネジメント。時間と問題数で目星をつける。10分前には1周できるように時間を使う。60分で25問なら、1問2分で50分。

ポイントは、2つ。

①1つの問題にドツボにはまって時間を使いすぎないこと。時間をかけ過ぎていることに気づいたら、現時点の思考結果を問題に書き残し次の問題に行くこと、です。

 

②マークシート漏れやマーク間違いがないか、最後に確認する時間を計画しておきましょう。確認する時間を確保しておかないと、ケアレスミスに気づけません。

 

(3)複雑な計算問題、初見の計算問題は後に回す。理論問題やオーソドックスな計算問題からやる。

1問に掛ける時間を決めると、それを明らかにオーバーしそうな問題は飛ばす、という判断になります。

 

複雑な計算問題も、簡単な理論問題も、得点に大差ありません。せいぜい2点と3点の1点差です。

 

試験序盤に大きく時間をロスすると、心理的負担になります。先に簡単な問題を片付けて、時間に余裕を持ちながら複雑な問題に取り組みましょう。

 

(4)分からない問題はとばす。考え込んだらとばす。1問に時間を使いすぎない。後でやったら、解けることがある。特に1問目は難問が多い。

もう少し考えたら分かると思って、ズルズル時間をかけてしまうことがあります。考える時間を決めて、見切りをつけて次に行きましょう。意外と、後から思いだすことがあります

 

それから科目の第1問に難問を置くのは、診断士試験あるあるです。難問だと思ったら、2問目から取り組みましょう。

 

(5)解答をしたが自信がない問題は、とりあえず解答を決め打ちした上で問題用紙に△印をつけておく。

問題に取り組んだら、必ずその時点の判断を記録しておくようにしましょう。

 

記録しておかないと、後から2周目で戻って来たときには、忘れているからです。

 

例えば、イかエで迷ってエにした場合。アとウは違うから記号に×を書いておく。イかエで迷ったから、問題番号に△をつけておく。そうしておくと、2周目はイかエを再度検証するだけで済みます。

 

(6)題意が「正しい選択肢を選ぶ」のか「誤った選択肢を選ぶのか」については、必ず見える化する。問題用紙にアンダーラインを引いたり○をつける。

問題文にアンダーラインが引いてあると思いますが、さらにわかるように○をぐりぐり書いて、絶対間違えないように可視化していました。

 

(7)マークシートの解答番号の偏り(同じ番号が続くなど)には神経質にならない。

昨年であれば、企業経営でイが4問連続ありましたし、3問連続同じ記号が正解なのも複数箇所あります。

 

(8)絶対的な自信がない限り、1度決定した解答は変更しない。「人間の最初の感は意外と優れているのかもしれない」

これは、私自身あるあるだったのですが。2周目に解答をチェックしている時に、「あれっ?もしかしてこちらかな?」と思って、解答を変えたくなる時がありました。

 

もちろん明らかに間違いであれば変えるべきです。ただ、何となく確信がなくて変えた時に、実際は最初の解答が正解、ということが何度かありました。

 

なので、私は絶対的な確信がある時以外、解答を変えないようにしました。特に時間に余裕がある時に、そうなりやすいことに気付いたので、2日目の中小は、解答のチェックを2重3重にしたら、試験終了前に提出しました。

 

(9)試験後に自身の選んだ解答が確実にわかるようにしておく。問題用紙に○をつける。

8月6日に協会ホームページで解答が発表されます。速攻で答え合わせをして、合格していたら、その日から2次試験学習をスタートしましょう。

 

問題用紙に解答を残しておかないと、答えあわせできずに、9月4日の合格発表を待たないといけません。お忘れなく。

 

(10)試験が終わった後に、答え合わせはしない。次の試験科目のみ考える。

一度終わった試験は、もう過去のものです。何もやり直しはできません。過去のことにとらわれず、次の科目でいかに得点を高めるかに、頭や心を使いましょう。

 

ちなみに私は1次試験1日目終了後に、1日目の解答速報をもらわない派です。受験校のホームページも一切見ません。
見るのは、全ての科目が終わった2日目終了時にしていました。どうしても、過去のことが気になってしまうからです。

 

 

以上、1次試験で420点以上取るための「試験の心構え」10か条、でした。

 

最後に皆様へ一言。

 

「得点は、試験本番直前の休み時間まで伸びます!」

 

最後まで、諦めず、1点でも多くの得点を積み上げられるように、粘って下さい!

 

道場を愛する皆様に、良い結果が訪れることを願っています。最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

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おはようございます。きゃっしいです。

今回が私の1次試験前最後の記事(次回は先代メッセージ紹介)となります。

ですので、今回は最後に、1次試験当日に向けた気持ちの持って行き方について書かせていただきたいと思います。

 

1次試験当日に向けた気持ちの持って行き方は、一言で言うと

最悪を想定しつつポジティブに

です。

■最悪を想定する
本試験は過去問を元に作った答練や模試とは異なります。
そこの違いを知って、違うということを前提に試験に臨むことで、当日の動揺を防ぐことができます。
模試や答練と本試験との違いとは、

絶対に爆弾科目はある

②絶対に問題の傾向は変わる

ということです。

絶対に爆弾科目はある


診断士試験は、科目ごとに難易度が年によって変動します。
そして、例年1科目か2科目は難易度が極端に高い「爆弾科目」が含まれます。
模試では、科目ごとに難易度の差をつけ過ぎるとクレームが来てしまうかもしれませんので、それを恐れて極端に難易度が高い科目を作ることはありませんが、本試験ではそんなの関係ありません。

→例えば、H29年なら運営管理(科目合格率3%)、H28年なら法務(科目合格率6%)と情報(科目合格率9%)、H27年なら情報(科目合格率6%

しかも、爆弾科目は受験生の想定の裏をついてくることも多々あります。

→例えば、H28年の情報はH27年で爆弾科目だったので2年連続で爆弾になることはなく今年は易化するだろう、という多くの受験生の予測の裏を突いてH28年も同じく爆弾となりました。易化のつもりで対策をして、涙を飲んだ受験生も多かったのではと思います。

そのため、どの科目も爆弾科目になりうるという想定をしておきましょう。
各科目ごとに「この科目が爆弾科目になったらこう対応する」というシミュレーションを頭の中でして、いざ当日出くわしたときの心の準備をしておきましょう。
そうすることで、いざ多くの受験生が予想もしなかった科目が爆弾科目になったときも「今年の爆弾はこの科目で来たか」と動揺せずに臨むことができます。
むしろ、予想もしなかった科目が爆弾科目になったら「想定通り」と心の中でつぶやいて、パニックになっている他の受験生に差をつける、くらいの気持ちでいきましょう。

→昨年は2年連続で難化はしないだろうと多くの人が考えていた運営管理が爆弾科目となりましたが、私は「必ず爆弾科目はある」という前提で考えていたため、運営管理は確かに難しかったですが、そこで動揺したというよりも「爆弾科目が苦手な法務に来なくてよかった」と試験中にほっとした記憶があります。
また、爆弾科目が来たときは、「取れる問題を確実に取ってまず合格点を確保する」ということを方針としていましたので、まずは落ち着いて確実にわかる問題をマークして、確実に合格点は確保されていることを確認して、残りの時間で気持ちに余裕を持って残りの問題を処理していました。

今のうちから、各科目ごとに爆弾科目が来た場合についてイメトレをしておくと、本番の動揺が少ないかもしれません。

 

②絶対に問題の傾向は変わる
これは以前の記事でも書きましたが、テキストや模試は過去問を参考に作っているという性質上、絶対に今年も「テキストや講義で学習していない問題が出た」という事態に直面するはずです。
(逆にそうならないようなテキストを作ろうと思ったら、広辞苑のような超分厚いテキストになってしまい、とても覚えられるものじゃなくなってしまうと思います。)

私は今、まとめシートの次年度版の出版に向けて過去問分析を行っているところなのですが、たまに「何でこんな簡単な問題がD(or E)ランクなの??」と思う問題を見ることがあります。
そのような問題は恐らく、その問題が出た年には、まだその問題を解くために必要な知識がどのテキストにも載ってなく、その問題が出たことによってテキストに掲載されるようになったから、当時としてはみんなが解けないD(or E)ランクでも、テキストに掲載されてしまった今となってはABランクレベルの問題になった、ということなのだろうと思いました。

ですので、試験に臨むときは絶対に問題の傾向は変わるし、全く知らない問題も一定数出る、と思って臨み、その中からテキストや過去問で学んだ知識で解ける問題を探し出すという考え方で臨むといいと思います。

 

■ポジティブに

ここまで、悪いことは絶対に起こる、というちょっと恐ろしいことを書いてきましたが、悲観する必要はありません。
なぜなら、悪いことはあなたにだけ起こるのではなく、全ての受験生に起こるものだからです。そして、自分は逆にそれを想定し、事前に心と頭の準備をしておけば、そのピンチはチャンスになります

試験前はどうしても、真剣に対策されてきた方ほど、その努力が報われない事態に陥ってしまうことに対する不安が出てくると思います。

しかし、ネガティブに考えると萎縮してしまい、普段通りの力が発揮できなくなってしまう恐れがあるので、対策は最悪を想定して行うにしても、心は無理をしてでもポジティブにいきましょう。

そのためには、
①この試験勉強を通じてできるようになったこと
②この試験のために自分がやってきたこと
の2つを振り返りましょう

①この試験勉強を通じてできるようになったこと
恐らく、診断士を志す前の自分と今の自分では、今の自分の方が圧倒的に多くのことがわかるように/できるようになっていると思います。
「勉強始めたときは、P/LやB/Sなんでろくに見たこともなかったけど、今はいっぱしに経営分析できるようになったな」とか「ITには全く疎かったけど、今ではいろんな用語を知ったな」など、成長した部分は人それぞれかもしれませんが、きっとあるはずです。

感慨に耽りながら、自分の成長を再確認しましょう。

②この試験のために自分がやってきたこと
例えば、これまで問題演習をやったノート、使い切ったペンの山、塗りつぶされた過去問一覧表、などなど、これまでの努力がわかるもし物理的なモノがあれば、ぜひ引っ張り出して眺めてみてください。

これまであなたがどれだけ頑張ってきたかが改めてわかるはずです。

感慨に耽りながら、自分の努力を再確認しましょう。

 

そして、試験が迫ってきたら、これだけ努力して成長してきたんだから自分は絶対大丈夫、と何度も口に出してもしくは何かに書いてみましょう
そうすることで、自分に自分で暗示をかけ、本当に絶対大丈夫にしてしまいましょう。

 

以上、最悪を想定しつつポジティブにということで、本番までの気持ちの持って行き方について解説させていただきました。

試験当日、皆様が普段通りの力をしっかりと発揮して、合格を掴み取り、夏セミナーでお会いできることを願っています。

以上、きゃっしいでした。

 

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□ 会場:マイドームおおさか6階会議室(〒540-0029 大阪市中央区本町橋2番5号)
□ 定員:30名(先着順)
□ 参加費:1000円+懇親会参加の方は4000円予定

 

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こんにちは!chikaです。
一次試験まであと3週間を切りました!
くれぐれも体調管理はしっかりとしてくださいね!

さて、受験票で自分の会場は確認しましたでしょうか?
本日は、東京の各会場の情報をお届けします!
過去記事にUPされている先代達の体験談をもとに、
各会場の実態?を簡単にまとめてみました。

下見をする予定の方は、どんなポイントをチェックすべきか?を確認ください!
下見に行けない方は、こちらの記事で少しでも参考になれば・・・と思います。
また、各過去記事のリンクを貼っています。
会場情報以外にも、当日の体験談注意事項の情報も詰まっていますので、
ぜひご参考にしてください!!

※注意※
あくまでも、当時の情報です。
また、同じ会場でも教室によって環境が違うこともあり得ます。


 

【日本大学経済学部】

★私の体験談:2017年度一次試験会場
●JR水道橋駅の東口より、歩いて5分程度。
●駅⇒会場間に、ファーストフード店やカフェがあった気がします(私は利用せず。)
●机はそれほど狭くなかった(気がします)
●エアコンが少し寒かった
(私は、ノースリーブ+カーディガンという、暑くても寒くても大丈夫な服装にしていました)
●屋外に喫煙所があった。

★8代目世界の畠ちゃん:2016年度受験
一次試験で私がしたことより抜粋)
●エアコンが効きまくりだった
⇒カーディガンを持参したので事なきを得ましたが、周りの人たちは結構寒そうにしていたのでかわいそうでした、とのこと。

 

【立教大学 池袋キャンパス】

★私の体験談:2017年度二次試験会場
●JRの駅からは、地下通路を7~8分ほど歩いて、地上に出てから更に5分ほどの距離
●駅⇒会場間に、ファーストフード店やカフェがあった気がします(私は利用せず。)
●椅子が固定式!!机が狭かった!!!(私の教室では)
⇒前の人の背中がほんとに目の前にあった・・・
●喫煙所は、外に小屋みたいなのがあった。人であふれかえってた。

 

【千葉商科大学】

★8代目たけぴょん:2016年度受験
【応援メッセージ?】この2週間で結果が変わるより抜粋)
●最寄り駅が私鉄とJR2つある
●私鉄の場合
・普通しか停車しない小さな駅
⇒駅周辺に、適当なカフェは見当たらない
⇒駅周辺のタクシーの運行は少なそう
・駅から会場まではずっと坂道
・駅から会場までの距離は、JRからよりは近い
●JRの場合
・JRの駅は2路線の停車駅
⇒早朝から営業しているカフェが大通りから少し入った所にある
⇒タクシーの運行台数もかなり多い
・会場までずっと、結構きつい坂
⇒歩いたらおそらく汗だくで会場に行くまででかなり体力を消耗すると感じた
※たけぴょんは、本番は2日とも行きだけタクシーを利用したそうです。
 (実際2日目はタクシー乗り場に長蛇の列ができ、相乗りで向かいました、とのこと。)

★8代目TOM:2015年度、2016年度受験
【応援メッセージ】努力を成果にするためにより抜粋)
●JRの最寄駅(市川駅)から大学までバスを利用したが、受験生で大変混雑していた。
●大学キャンパスということもあり、(9時の)試験室発表まで休める場所が多々あり、多くの受験生が最後の確認をしていた。

★4代目katsu:2012年度受験
【1次試験当日シリーズ】本試験で注意したいことより抜粋)
●コース選びが悪かったのか、とても急な階段を上ることになった

 

【フォーラムエイト】

★4代目まっすー:2012年度受験
試験当日はポジティブシンキングで!より抜粋)
●フォーラムエイトに到着すると、エレベーターに長蛇の行列
●エレベーターのキャパシティは大きくなかったと思う
●休憩時間中に行くトイレは大混雑
⇒休憩時間になってすぐに行くよりは、少し経ってから行ったほうが混雑はマシになっていた気がします。
●3階辺りにある駐車場部分で外に出られるようになっていて(あくまでも当日開放されていれば)、そこで外の空気を吸うことができたため、毎時間そこに出て、リフレッシュタイムを設けていた。
●繁華街にある会場のため、試験中ちょっと外の音が気になる、なんてこともあった。

 

【東芝研修センター】

★9代目各メンバーからの情報:2017年度受験
(ゆうの過去記事からも抜粋)
●新横浜駅から徒歩15~20分ほど距離がある
※ゆうは、試験本番はタクシーを使ったそうです。
 (タクシー乗り場の確認が必要そうですね!)
●会場周りにカフェはなし。スシローとしゃぶ葉というファミレスがあるくらい・・・。
●新横浜駅周辺にはスタバ等あるが、そこから会場まで徒歩15~20分かかる。
●会場近くに日産スタジアムがあり、昨年度はミスチルのライブをやっていた
⇒ファンが早朝から駅周辺のカフェに集まっていたそうです。
⇒今年は、8/4・5にB’zのライブがあるそうです。。。!
●教室に時計はなかった。
●初日の経済が始まる直前に、教室内の試験官から「置時計はダメ」だということになり、
置時計を持っていた人たちは机に置けない状態になった。
⇒結局、経済後の休み時間に、置き時計は問題ない、というジャッジに変更になった(極端に大きな時計はNG)

【大正大学】

ごめんなさい!先代達の体験談がみつからず。。。
私も行ったことが無い場所なので、情報提供できず。。。
でもご安心ください!!
よこよこが、「今度大正大学について記事を書くよん♪」と申しております。
乞うご期待っ!!

 

<まとめ>

★会場の下見はできるだけすべき!!
・電車は何号車にのると近いか、駅の出口はどこが近いか。
・駅から試験会場まで、実際に歩いて行くと何分かかるか
・暑い中歩いて行けるか?タクシー使うべきか?タクシー乗り場はどこにあるか?
・周辺に早朝から空いてるカフェがあるか?
・(喫煙者は)喫煙所の場所をチェックしておくとよいかも?

★時計がない教室がある
⇒予備含めて、2つは持っていくと安心

★机が狭い教室がある
⇒狭くても慌てない!狭い机で問題を解く練習しておくといいかも?

★エアコンがききすぎて寒いかも
⇒カーディガン等、調整できる服を用意!

 

 


\\おまけ!先代達の試験当日体験談//

こんなこともあるんだな!と感じて頂き、
万が一に備えてなにをすればいいか参考にしていただければと・・!

【エアコンが寒い事件】
★7代目碧
【めざせ一発スト合格!】合格する人が必ず行う準備&試験当日の行動とは?より抜粋)
ちょうどエアコンの風が直撃する場所が座席だった。
頭にさむーーい風がひっきりなしに直撃。
ただ、そういうこともあるだろうと思って用意していったものがこちら。
・カーディガン×2
・ストール
・バスタオル(主に膝掛けに使用。おしりが痛くなったら座布団代わり)
・旦那のパーカー(秋冬もの)
・靴下
ちなみに、これらすべて装着しました。
旦那のパーカーのフードは常にかぶってました。(まるでネズミ男状態)
試験2日目は不審に思われたのか、試験官に確認させてくれと言われ、これらぜーんぶ確認して貰いました。
全くやましいことはしていませんので、自分からぜーんぶ衣類の裏表やパーカーのポケットをひっくり返して何もないことを見せました。

【財布を忘れる事件】
★4代目はんた
【1次試験当日シリーズ】出かけるときは忘れずにより抜粋)
失敗は,2日目に起きました。
地下鉄に乗る前に,飲料水や食べ物を買って行こうとコンビニに寄りました。
そして,代金を支払おうとしたときに,
財布がない パスモもない 地下鉄に乗れない
と気づきました。
買い物を中止して,急いで自宅に戻りました。
戻ったときは,汗びちゃびちゃになっていましたので,下着とシャツを替えました。
財布とパスモを持って再び自宅を出ました。
もともと最初に自宅を出たときには,1時間前には会場に到着するように出発していたことが功を奏し,財布とパスモを取りに戻るための時間のロスがあっても,25分前には,試験会場の席に着くことができました。
できれば財布は,カバンの中に入れておくものと,身につけていくものの2つを用意しておくべし、とのことです!

【試験中の”眠気の襲撃”事件】
★4代目まっきー
【一次試験当日シリーズ】まっきーの事件簿:file07より抜粋)
眠気の襲撃
眠気というよりは「上手く頭が働かず常に脳みそにフィルターがかかっている様な感じ」
朦朧とした意識のまま一時間が経過、二科目目の財務終了までこの状態で試験を受けるハメに。
そんな状況を打破したものは、テストの相棒・レッドブル。
投入後はスッキリ試験をこなす事が出来ました。
何故レッドブル投入後、いつも通りに試験をこなす事が出来たか?
それは、いつもテストの前に飲んでいるモノだったから。
レッドブルの缶をプシュッ!とやってテストに臨む、これが自分の中でのやる気スイッチになっていたんですね。
当時の私からすると夜しっかり寝て試験に臨む事自体がいつもとは全く違う状況。
普段からの生活リズムがここまで影響する事を身を持って、しかもよりによって当日、体感したのでした。
ただ逆にいうとスイッチさえ入れられれば、多少コンデションに不安があっても結構大丈夫だったりします。

 

<まとめ>

備えあれば憂いなし!
万が一に備えて、十分すぎるくらいに準備しておきましょう。
また、対処法を想定しておきましょう!

普段やっている行動パターンは有効!
ゆうのこちらの記事でもあるように、
自分の理想の行動パターンを確立させると良いですね!

 


あともうひと踏ん張り、ラストスパートです!
大丈夫。あなたは、ぜ~~~ったい合格しますから!
 以上、chikaでした☆

 

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□ 会場:月島区民館(〒104-0052 東京都中央区月島二丁目8番11号)
□ 定員:50名(先着順)
□ 参加費:1000円+懇親会参加の方は4000円予定

■夏セミナー2018 in大阪

□ 開催日時:2018年8月18 日(土) 13:30〜16:30※懇親会は17:00〜19:30予定
□ 会場:マイドームおおさか6階会議室(〒540-0029 大阪市中央区本町橋2番5号)
□ 定員:30名(先着順)
□ 参加費:1000円+懇親会参加の方は4000円予定

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はい!へんりーです。

以前の記事はこちら

いよいよ1次試験本番が近づいてきましたね。

意地でもポジティブに捉えるならば、あなたが診断士になる時が着実に近づいている、ということです。

 

焦りと緊張感が出てきて当然のこのタイミングで、一瞬の息抜きがてら、僕の診断士活動の実態についてご紹介します。

 

先週末、「気仙沼バル」というイベントに、実行委員である「診断士チーム」の一員として参加してきました。

このイベントは、異業種の「企業内診断士」が中心となり2013年から始まり、その後、毎年開催されてきた気仙沼復興支援プロジェクトです。

自分は、