カテゴリ「 » 合格のヒント」の記事




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おはようございます。

よこよこ@バブル受験組です。

2次試験発表から、早くも1週間経ちました。合格された方は、明日は口述試験ですね。画竜点睛、丁寧に仕上げましょう。

今週は、道場とタキプロの口述セミナーを合せて4本参加して、延人数50名程の模擬面接をしました。もちろん、皆さん合格間違いなし!それよりも、改めて2次合格者のレベルの高さを実感しました。

もし、色々な事情で、口述セミナー行け無かった・・・・という方は、今週のブログ(たかじんのセミナーレポート)桃ちゃんの口述対策)をご覧頂ければ、大丈夫ですよ。とにかく、「時間厳守」「沈黙回避」してくださいね。

さて、ここからが本題。

惜しくも、2次試験に不合格だった方、う~、残念です。なんで、この人が合格しないの??というのが実感です。

心中お察しいたします。…でも、不合格だったのは、今の貴方じゃありません。10月21日の答案です。

そろそろ、ABCDランクの連絡票の届く時期でしょう。10月21日に何をしたのか、その原因は何だったか、考えなければ次の手は打てません。

私のようなバブル世代の凡人は、このタイミングでアタマをフルスロットルにしないと本当に失速する思っていました。(今でも緩めると下降するし・・・)

毎度無理筋ですが、ということで、私が2次不合格だった(2017年12月)ときのお話をさせて頂きます。

不合格だった年も、診断士協会に発表を見に行ったことは前回お伝えしましたが、リアルの発表というは、心理的な破壊力があります。ショックが大きかったです。リアル合格発表を見たのは、高校の合格発表以来でした。だいたい皆んな合格する高校と違い、合格率20%を割るような発表なんて……現場の雰囲気は推して知るべしです。

協会の玄関を出て思ったことは、「くそ!絶対来年合格する!!あらゆる手を尽くす!!」でした。なんと前向き!、ポジティブ!!・・・・と言えば聞こえが良いですが・・・その実態は、

☆パチンコで負けて、アタマに血が上って勝つまで金を投入する。

☆暴落した株を損切りできず、明日は大反発と信じてナンピン(買い増し)する。

という…何となく心当たりのある心理状態だったのだろう。(今はパチンコはやりませんよ念のため・・・)

・・と言っても、自分のレベル感が分からないと有効な手は打てません。点数を知りたくなりました。ちょうど、得点開示請求の方法は、今は同期診断士のkyonさんがfacebookで教えてくれたので、住民票を速攻で取りに行きました。得点開示請求の方法はこちら。(口述試験の合格発表までは、請求書が協会に届いても事務処理されないようなので、そんなに慌てなくても良かったみたいです。)

それよりも早く判定が届きました。結果は、CCAC総合C判定。う~む。

 

Cばっか!

 

上位20%合格の正規分布曲線を描いても、平均点届いているか怪しいレベルだろうと判断しました。これでは、ギャップが大き過ぎる。(結局、得点開示の結果は、45-49-65-46合計205点、合格点まで35点の大ギャップ)

1次試験は独学でびっくり合格したこともあり2次の準備期間が短かったとはいえ、タキプロ勉強会にも参加して、ふぞろいも購入して、それなりにやったつもりでした。それでも、平均点を割るような成績だったことがショックした。

 

金や!金を突っ込むぞ!!!

 

「金はケチらないぜ!」作戦でした。低コスト独学の方針はあっさり放棄して、リアル勉強会やセミナー後の懇親会で知りあった先輩情報からMMCが私の考え方に合いそうだったので迷わず申込しました。

ただ、ケチらない・・・という割には、1番安いSのショートコースへ申し込みしました。(結局、継ぎ足してフルコース受講したのですが・・・ヘタレ)

申し込み後は、簿記試験の継続と春秋要約なんかしながら、正月休みを過ごして、1月の開講を待っていました。よろしければ、合格体験記(よこよこ)も読んでください。

・・・それから、2次までは勉強漬けの日々を過ごして、結果的に総合247点で合格したので、すべての努力を投入した結果ギリギリ合格点に達したのだと思っています。

ということで、体験談は終わり。

そろそろ、各予備校のガイダンスも佳境ではないかと思います。だいぶ席も埋まっているのではないでしょか。本当に診断士の資格や受験に関わっていると、息継ぐ暇もないというか・・一年なんてアッという間です。受験勉強も充実した人生を過ごすために必要な時間だと思います。

受験勉強の楽しいところは、自分の考えた戦略で勉強できることだと思います。しっかり実力を蓄えて、来年のチャレンジを迎えたいですね。

そのためにも『今』何をすべきか?この時期だからこそ、即断即決!を求められます。燃料が切れたら墜落する飛行機と同じ・・ベストじゃなくても、ベターな選択を重ねていけると良いですね。

それでは、よこよこでした。

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(1)診断士に挑戦した理由・きっかけ
(2)学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目
(3)学習スタイルとそのメリット・デメリット
・独学、通信、○○(予備校)通学
①メリット
②デメリット
(4)合格までの受験回数、学習時間とその作り方
①学習開始時期と受験回数
②一次学習時間
③ニ次学習時間
(5)合格までの学習法
①1次
②2次筆記
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(6)学習時・受験時のエピソード
(7)これから合格を目指す方へのアドバイス

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みなさん、おはこんばんにちは、だいまつです。

 

今年、2次筆記試験に合格された方、本当におめでとうございます

 

合格された方は、目下12月16日(日)の2次口述試験対策に余念がないと思いますが、口述試験が終わったらやっていただきたいことが2つあります

 

一つ目は、我が道場ブログへの受験体験記の寄稿です。

 

道場の記事には世話になった」、そう思っていただけるのであれば、皆さんのお役にちょっぴりたてた我々からのお願いです。後進のために、みなさんのノウハウを公開してあげてください。お願いします!

 

寄稿フォームへのリンクは、本日のブログの一番最後にあります。

 

二つ目は、ふぞろいへの再現答案の提出です。

 

「ふぞろいシリーズ」には、ほとんどの方がお世話になったのではないでしょうか。「お世話になった恩返し」、そんな優しい気持ちで再現答案を提出していただければ、だいまつは嬉しいです。

 

http://fuzoroina.com/再現答案ご提供のお願い/

 

また、今年は涙を飲んだ方も、道場への寄稿、ふぞろいへの再現答案の提出にご協力いただければ幸いです。

 

「とても、そんな気分にはとてもなれないよ」という方は、提出しないまでも、自分自身のこれまでの学習を総括して、自分なりに良かったこと、改善すべきこと、をまとめてみてください。再チャレンジの際にきっと役立ちます。

 

さて、本日の私の記事は、目下、1次試験対策に余念のない方向けに、早期の2次筆記試験対策をすすめる内容です。

 

来年の合格を目標に道場のブログを読んでいただいている方の中には、オープンデイ(コチラコチラのコメントを読まれた方もおられるでしょう。

 

もし読まれていない方がいらっしゃれば、是非読んでください

 

見事に合格を手にされた方、惜しくも合格に手の届かなかった方、それぞれの思いがひとつひとつのコメントに込められています

 

1次試験に対する思いも皆さん強いと思いますが、しかし1次試験は通過点でしかありません。診断士になるためには、1次試験のその先に控えている2次筆記試験に合格しなければなりません。

 

2次筆記試験に合格すれば、目指していた「中小企業診断士」への道がぐっと近づく訳ですから、2次試験突破にかける受験生の皆さんの思いは、本当に言葉では言い表せないくらい真剣かつ切実なものとなります。

 

その「思い」に触れることは、きっと気持ちの高ぶりや、健全な危機感の醸成につながることでしょう。だから、もしオープンデイのコメントを読まれていない方がいらっしゃれば、是非読んでほしいのです。

 

そして、その上で以前にアップした私の記事を読んでください。

 

【1次試験後すぐに動くべし!】平成29年度試験の受験者データに基づく、1次試験と2次試験の合格難易度の「違い」など

 

1次試験も大変に難しい試験ではありますが、その1次試験を勝ち上がってきた猛者たちが、5人に1脚しか与えられない合格という名の椅子をめぐって真剣勝負を繰り広げる、それが2次筆記試験です。

 

8月上旬の1次試験日から10月中下旬の2次筆記試験日までは約2ヶ月半の期間しかありません。

 

数日前にへんりーが書いてくれたようにコチラ、2次筆記試験は「実力者が必ず受かるとは限らない試験」です。

 

1次試験が終わってからの約2ヶ月半だけでも、2次筆記試験に合格する人はいます。本当に1次試験で手一杯、そんな状況なら「2ヶ月半にかける」そんな戦略でも良いでしょう。

 

でも、少し、ほんの少しでも余裕があるのなら2次試験対策を早めに始めておくに越したことはありません。「実力」があった方が当然に合格確率は上がるからです。

 

2次筆記試験問題を解いたことがない受験生の方は、何とか時間を作って一度解いて、どのような試験なのかを知ってください。ちなみに、平成29年度の事例Ⅰ~Ⅲに関しては、「永久保存版シリーズ」と題して、詳しくブログ上で解説をしていますので、是非ご活用ください。

 

平成29年度事例Ⅰはコチラ
平成29年度事例Ⅱはコチラ
平成29年度事例Ⅲはコチラ

 

問題用紙と解答用紙はLECのHPからダウンロード(コチラ)できます。

 

その上で、すぐに対策を始めるか、始めないかは、皆さん次第です。

 

仮に始めないという判断をしたとしても、2次筆記試験とは何かを知らずに対策をしていなかったのと、知った上で敢えて対策をしなかったのとでは、1次試験終了後の取組み方にも差が出てくるでしょう

 

以上、だいまつでした。

 

 

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②デメリット
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①学習開始時期と受験回数
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おはようございます!桃ちゃんです。

 

先週の日曜日は、口述セミナーにご参加頂いた方、
ありがとうございました!

 

思わず、感極まってしまう場面もありました(嬉)
二次筆記、合格された皆様、本当におめでとうございます。

 

昨日のセミナーについては、たかじんさんが
まるで当日参加したかのように読めるレポート
あげてくれています。

 

ご参加できなかった方、是非見てみてください!

 


では、今日は、私の口述試験についてお話したいと思います。

 

セミナーでもお話したのですが、
私は最初の模擬面接で1分間無言になるという
失敗をしておりました苦笑。

 

その後の1週間のビビりようたるや・・・苦笑!

 

また、あの時みたいになったらどうしよう・・・という
思いが最後の最後まで消えませんでしたww

 

他に参加した予備校の模擬面接で、その不安を話したら

●最初の一呼吸
試験官の質問が終わったら、一度少し息を吸ってから
ゆっくり「はい。」と、返事をして、受け止める。

●どうしても、言葉に詰まったら
「申し訳ございません。少し考える時間を頂きます」
こういえば、同じ10秒無言になるのでも全然違います。

●最後の手段
「大変申し訳ございません。今の私の持っている情報では、ご質問に的確にお答えすることが出来ませんので、一度持ち帰りきちんと調べて次回お答えします」
(なるべくこの手は使わないでほしいですが、
 持っておくと心に余裕がでますねww)

 と、教えて頂きました。
当日は緊張すると思いますので、よければ実践してみてください。

 

では、当日の話をします。

 

私は、立教大学で10:36~の枠でした。

 

 

遅刻だけは絶対にダメ!と思っていたので、
08:30には池袋についていたと思います。

 

会場には、大きな何百人か入りそうな待合室もあるのですが、
私は近くのスタバで最終チェックをしました。

 

時間差があるのですが、数人それらしい方がいらっしゃって。

 

話しかけるわけではないですが、
お互い心のなかでエールを送り合いました♪♪
(たぶん・・・w えっ、私だけ??)

 

もうここではライバルではないので、
温かい気持ちになりますね(#^.^#)

 

私は、事例ごとに
・与件文の丸写し(ワード)
・特徴をひとことでいうと
・SWOT分析
・4P、3Cなどの事例まとめ
・想定問題
をワードで作っていたので、それをひたすら見ていました。

 

そして、いよいよ9:45頃にカフェから移動

 

 立教大について受付を済ませると、
いったん、大きな待合部屋に案内されましたが、

 

5分も座らないうちに、
A~の順番で座る別の会場に案内されました。

 

最初の大きな待合室では、復習ができるのですが、
A~の方の教室は・・・・若干静か・・・。

 

でも私は
思いっきり復習してました(笑)

 

 

こちらが、そのA~の順で座る「試験直前の教室」です。
受験生は「青い●」で表わしていて、A~ 順番に横に並びます。

 

「赤い●」で書いた誘導員の方は、試験時間が近づくと、
ワラワラと入り口から入ってこられますw

 

担当のアルファベットの列の隣に来られ
「受験番号〇〇〇の、▲▲さんですか?」と聞かれ、

 

「はい、そうです」と答えると

 

1対1で、みんな別々に面接教室前まで
連れて行ってくれる仕組みです。

 

 

ドキドキドキドキ・・・・。
何をきかれるんだろう・・。。。

 

時間になって、ドアの内側から呼ばれます。

 

コンコン(ノック)

 

「失礼します」

 

入ってから一礼

 

「どうぞお入りください。
  荷物はそこにおいてください」

 

「あ、はい。」

 

荷物を置いて、椅子の横で立つ。

 

「どうぞおかけください。」

 

「失礼します」

 

「はじめに、あなたのお名前と生年月日を和暦
教えてください。」

 

(聞くところによると毎年、和暦で聞かれるようです。)

 

「名前は〇〇〇です。
生年月日は、昭和〇〇年、××月〇〇日です」

 

「はい、では、これから口述試験を始めます・・・」

 

という感じでスタートします。

 

私はスタート時間が早めだったので
心なしか試験官の方も優しい???
(最初は、試験官も慣れていないから、という噂(笑))

 

聞かれた質問は4つ。

(去年の場合)

事例1「前社X社のブランドを引き継いでいくための施策は?」

→「はい、ではX社のブランドを引き継いでいくための
施策についてお答えします」とおうむ返しをしてから始めます

 

2分で答えられるように頑張りましたが、少し短かったかも。

 

事例1

「機能別組織の利点は?」

 

→これはバッチリ対策をしていたので、
・機能別組織の特徴をまず最初にご説明してから
利点をお話します。と断ってから、話しました。

きちんと、聞かれていることに応えますよ、アピールはします。

 

事例3

「高度なIT技術を持つ人材を採用していくための背策は?」

えっ、なになに???
施策って、なんじゃそりゃーーーー!!!

(心の叫び・・・)

 

とりあえず、一呼吸してから、頭をフル回転させ、

 

→社内の福利厚生や研修を充実させ、

入社したいと思わせる会社作りと、採用ページでの発信です、

という内容を膨らませつつ答えました。

 

「やった、何とか乗り切った!!!」

 

 

と思ったら・・・違っていたようで(笑)

 

『どんな人を採用するべきと思いますか?』

助け船をもらいました。

 

ちょっと意味不明なんですが、

ITに強い人材を採用すべきです。
なのでITに強い専門学校等にも働きかけるべきです」

 

という、、答えになってるのかどうか

良く分からない答えをした気がします苦笑!

 

 

次!!!

 

事例3

「CADを導入するメリットは?」

→これもばっちり対策していったので、
すらすら答えてきました。

 

ふぅー。なんとか時間通りにすすめられたようで、
追加の質問はありませんでした。

 

終わった後は、受験校の仲間で集まろうという話をしていて、
お昼からお疲れ様会(もちろん、お酒!)をして、

 

一通り、何を聞かれた~?の情報交換をして
15:00頃帰宅しました。

 

私の口述試験はこんな感じでした。

 

きっと皆さまの代でもこういう集まりを企画されている
方がいらっしゃると思います。

 

「診断士 口述 オフ会」
「診断士 口述 懇親会」

 

などで調べてみるといいかもしれません。
(すみません、私は調べていません!)

 

 

 

口述試験を受けるみなさま、
受かる試験ではありますが、対策はしっかりと。

 

あと1週間、頑張りましょう!!!

 

☆追加情報☆

 

明日12月12日の
「タキプロ口述セミナー」10名追加枠決定!!!

 

本日12:00~申込開始!!

道場メンバーも何人かはタキプロ兼任しています。
平日夜のセミナーはなかなかないので、是非!

 

以上、桃ちゃんでした。

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こんにちは、たかじんです。

12月7日(金)に「二次筆記試験」の結果が発表されましたね。

合格された皆さま、本当におめでとうございます!!

これまでの苦労が報われた・・・と感慨にふけっている方も多いとは思いますが、二次試験はまだ終わっていません。そうです、「二次口述試験」が12月16日(日)に控えております。二次試験は筆記と口述が組み合わさった試験ですから、せっかく筆記試験に合格しても、口述試験で不合格になってしまっては、今までの苦労は水の泡・・・。そんな悔しいことにならないようにきちんと対策をしておきましょう。

12月8日・9日の両日は、道場だけではなく、他の受験生支援団体でも口述セミナーが開催されておりましたので、複数のセミナーに参加された方も多かったと思います。今週もいくつかの支援団体で口述セミナーが開催されますので、まだ定員に余裕があれば、ぜひとも受講してみて下さい。口述セミナーは場慣れさえすれば、二次筆記試験に合格した皆さんにとっては、なんてことはありません。

 

さて道場では昨日、口述セミナーを開催致しましたが、会場に来られなかった皆さまに会場の熱気を少しでもお伝えしたいと思います。

 

第一部ではきゃずから口述試験の概要について説明がありました。

二次筆記試験に合格した皆さんにとっては、(場慣れさえすれば)なんてことはない、と書きましたが、合格率は100%ではありません。何と昨年は「口述試験を受験する資格を得た方の数」が830名だったのに対し、合格者数は828名でした。つまり2名の「伝説の不合格者」が出ています。

逆にどうなったら伝説の不合格者になってしまうのか?

大きく要因は2つあります。

まず試験会場に時間通りにたどり着けないこと。遅刻したら試験は受けられません。また欠席したら再試験はありませんので、不合格となります。

そして2つ目は無言を貫くこと。とにかく何か話しましょう。

解答が頭に浮かばなければ、「すみません、そのテーマについては失念してしまいましたので、別の質問をいただけませんでしょうか」でもいいですし、アタマが真っ白になってしまった時は、「申し訳ありません、質問をもう一度お願いできませんでしょうか」と言って、落ち着くための時間を稼いでもOKです。

とにかく何か話せば、試験官の方も話をつないで下さいます。逆に無言を貫き通してしまうと、試験官も助け船を出せません。なんでもいいから話しましょう。そのためにも場慣れが重要になってきます。

その後、きゃっしいとよこよこ、私の3人で面接のデモンストレーション、題して「こうすれば受かる面接」を実演しました。きゃっしいは1分50秒の熱弁をふるい、内容のレベルの高さも所要時間も、合格ラインをはるかに超えた面接を披露しましたが、もちろんここまでやらなくても受かります。😆ビックリした方も安心して下さいね。

第二部はいよいよ模擬面接です。

6つのグループに分かれて、一人2問ずつの質疑応答を行い、それを2回回しました。

全般的に皆さんよく準備されていて、落ち着いて回答していたように思います。正直、まったく問題なかったです。👍 

皆さん、絶対(とは言い切れないけど)合格するでしょう!

 

 

桃ちゃんからは、究極的に回答に詰まったら、「申し訳ございません、今の私の持っている情報では、ご質問に的確にお答えすることが出来ませんので、持ち帰りきちんと調べて次回お答えします」と答える奥の手を持っていれば落ち着くでしょ?というアドバイスもありました。これに対し、「え・・・次回というのは来年でしょうか?」という鋭い質問もありましたが、この口述試験自体、社長とのコンサルティングを模したものなので、そういう答えもありなんだ!と思っていれば皆さん、落ち着きますよね!大丈夫です!

講評の際にきゃずさんから、「姿勢の悪い方がいらっしゃいました」という指摘がありました。これは私もなるほど~と考えさせられましたが、中小企業診断士として社長にコンサルティングをする時に、背筋が曲がっていたまま話を聞く等、姿勢が悪かったら、やはりクライアントである社長へ悪い印象を与えてしまいますよね。「今回の試験は受かるかもしれませんが、社長へのコンサルティングでは、背筋が曲がった状態でのコンサルなんてのはNGです!」と言い切るきゃず、そのとおりです!カッコいいです!

 

これは些細な事に感じるかもしれませんが、自分がクライアントだったら、姿勢が悪いコンサルタントより、ビシっとした姿勢の良いコンサルタントに依頼したいですよね!そういったことも意識して準備すれば、もう万全です!

最後の初代のJCさんから「診断士としての居場所を作るには」という講話がありました。「中小企業診断士の資格を取っただけで満足せず、活躍する診断士になって欲しい。診断士になっても官報には載るが、自分で言わない限り、誰も診断士として見てくれない(知ってくれない)。周りから診断士として見てもらい、活躍するためには、自分でいろいろな団体に参加するなり、グループを立ち上げる等して居場所を作っていかないとダメなんだ!」と熱い話がありました!話が長くなって、実は撤収時間が迫っていたので、我々スタッフは「いつ終わるんだ」と焦っていた、というのはJCさんには内緒ですよ・・・

そしてその後は熱い熱い懇親会に突入していったのでした・・・。

 

ということで、まだあと一週間ありますから、今日のセミナーでの結果を踏まえ、足りない点があれば本番までに埋められるよう、頑張って下さい!

ゴール(実はJCさんに言わせればスタートなんですけど・・・結婚みたいですね)はもうすぐそこまで来ています!

あと少しですから、全力で駆け抜けましょう!(その先にも実は長い長い道が続いているんですけど、それはそれで楽しい道です!)

 

以上、たかじんでした。
それでは、また。

 

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【2次筆記試験合格者の方へお知らせ】

一発合格道場2次口述試験対策セミナーin東京
12月9日(日)14:00~19:00@勝どき区民館

・参加費1000円
本日10時~受付開始申込はこちらから
・定員30名→6名分追加し、定員36名としました(12/7 12:40
・口述試験対策講義+模擬面接(+懇親会 17:15~@魚民勝どき駅前店4000円)


 

へんりーです。

2次筆記試験を受験された皆さま、改めまして、お疲れ様でした。

今日も昨日に引き続き「OPEN DAY」としてコメントを受け付けますが、

少しだけメッセージを書かせてください。

*******

各々が手にした結果をどう受け止めるか。

僕からは、改めて以下の図を提示しようと思います。

 

これが2次筆記試験の実態を表すイメージ図です。以前にセミナーでも説明しました。

図から読み取れるのは、

『実力者が必ず受かるとは限らない』

ということです。

大変厳しいですが、これが診断士2次筆記試験の特性です。。

 

これほど不確定な、誤解を恐れずにいれば「不公平な」試験を相手に何をすればいいのか?

 

それは、少しでも合格の可能性を上げること。でしょう。

予測できないあらゆる不確定要素を少しでも避けるため、図でいうA、Sランクを目指すことです。

それでも100%ではない。けれど、可能性は確実に増します。

 

そんな戦いが2次筆記試験です。

ここまではおさらい。

 


 

残念ながら突破できなかった方へ

 

月並みな言葉は言えませんが、これだけは覚えていてください。

「合否は紙一重」

です。

あなたには、あの1次試験を突破する実力があります。その事実は変わりません。

 

どうかどうか諦めずに、次こそは2次試験合格を勝ち取ってください。

 

昨年苦杯をなめた僕の勉強仲間2人は、今日見事に突破を果たしました。

あなたも必ずやれます。

1次試験に合格しているあなただから言うのです。

まずはゆっくり休んでから、徐々に次の一歩を踏み出してください。

 


 

2次筆記試験を見事突破した方へ

 

おめでとうございます。

実感がないかもしれませんが、あとひと踏ん張り、動きましょう。

来たる口述試験について、2点お伝えします。

 

その1. 「遅刻」「無言」以外に落ちることはまずありません。

口述試験に万が一落ちるとしたら、理由は2つだけです。

①「遅刻」= 決められた時間に会場にいない

→ダイヤが乱れようが、体調がわるかろうが、どんな理由があっても「規則は規則ですから」で切られます。取り合ってもらえないと考えてください。集合/開始時間にいるかいないか、それだけ。言い訳なしの0 or 100です。

試験前日に遅くまで勉強などせず、とにかく早めに余裕をもって会場に着くようにしてください。

 

②「無言」= 何も言えなくなってしまう

→これもよく知られた話です。口述試験は、受け答えが間違っていたから落ちるということはまずありません。
それが理由で落ちたという話を聞いたことがないのです。

例えば、事例III関連で、受注生産と見込み生産について聞かれたが、慌ててまったく逆の答えを言ってしまったとします。本人が気づいていないくらいの、大間違い。

それでも不合格にはなりません。というか、そんな場合も、別の質問をしてくれたり、助け舟を出してくれます。断言しちゃいます。

唯一、有名なのは、緊張しぎて、質問に答えられず面接官が助け舟を出してくれたのに頭が真っ白になっていまい一言も発することができなかった、その結果不合格になってしまった・・・という話です。

中小企業の経営者を前にして、しゃべれなくなってしまう、それでは当然、診断士は務まりません。

 

 

というわけで、上記①②よりわかるのは、口述試験で試されているのは、実は知識や理解ではなく、

最低限のマナー(時間)とコミュニケーション能力(受け答え)だということです。

 

 

その2. 口述試験の存在意義は「2次筆記試験と実務補習のつなぎ」

前述しましたが、口述試験では、間違った回答をしただけでは落ちることはまずありません。

ではなぜ対策をするのか?

→それは、これから診断士登録することになる1人ひとりのプライドのためというのも1つの答えだと思っています。

面接の本番、まったく見当違いの回答を言ってしまったり、基本知識をど忘れしてしまったり、

それはそれで、不合格にはならないにせよ、「気まずい」「恥ずかしい」思いをするはずです。

そうならないために、これから診断士になる意気込みを含め、自身のプライドのために、対策をするのだと思います。

先日の記事で、きゃずが「(口述突破は筆記合格者に)課された責任」と書いていましたが、これに通じるかと思います。「2次筆記を受かったからには、情けないことはできない」という動機づけです。

 

また、「口述試験は2次筆記試験と実務補習のつなぎ」だとも言われます。

おそらく多くの人が、2次筆記試験当日を終えたあとの解放感にひたり、自由な時間を満喫したはずです。(それでよいです!)

ですが、協会が2月から実施する「実務補修」を受ける場合、もしも1次&2次筆記試験の知識や考え方がすっかり失われていたとすると相当困った状況になります。

ですので、口述試験の存在意義は「合否を分けるため」ではなく、

(「最低限のマナーとコミュニケーション力の確認」に加えて)

「資格の勉強内容を思い出させるため・勉強をさせるため」だとも考えられます。

 

これには、なにも裏付けがあるわけではありませんが、2月に実務補習を受ける人は、口述試験対策をしておいてよかったなと感じることになると思います。

 

というわけで、「まず落ちない」口述試験ですが、

今後のためにもぜひ本腰で対策をすることをお勧めします。

※また、各支援団体の口述対策セミナーへの参加は、完全合格後の仲間づくりにもつながります。こちらもお勧めです。

 

なお、口述対策の具体的な内容ですが、

  1. 対策セミナーへの申込(各団体が実施します)
  2. 大手予備校で一般向けにも配布されるレジュメ(予想問題集)の入手
  3. 2次筆記試験の問題と上記2の読み込み

これだけで十分だと思います。

きゃずの記事も参考にしてください。

 


 

さて、今日も昨日と同じく「OPEN DAY」として、読者の皆さんからのコメントをお待ちしています。

今の想いをコメント欄にぶつけてください。

道場メンバーが全力で受け止め、精いっぱい回答させていただきます。

 

以上、へんりーでした!

。:*:★道場口述セミナーin東京★:*:。

一発合格道場 冬の絶対合格フェス2018
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□ 開催日時:2018年12月9日(日) 14:00〜19:00
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2018年12月9日(日)14:00~予定 @勝どき区民館
・参加費:1000円
・12月7日(金)受付開始予定(こくちーずにて) 30名予定
・口述試験対策講義+模擬面接(+17:15~懇親会@魚民 勝どき駅前店 4,000円予定)

※こくちーずの応募フォームでは、セミナー+懇親会のセットのみ表示されています。12/7(金)夜に、追ってセミナー単独募集も開始しますが、可能であれば懇親会も併せてご参加ください!

 

 


 

皆さん

おはようございます。

ヒロちゃんです。

 

いよいよ…明日に迫りましたね…2次筆記試験合格発表‼

 

2次筆記試験を今年受験された方は、今までそわそわ落ち着かない日々を過ごされたと思います。

笑うことになろうが、泣くことになろうが、明日10時に一区切りつきますね。

 

私も一年前の合格発表の日を昨日のことのように覚えています。

 

私の場合、当日は仕事どころではなく、かといって10時になっても協会ホームページを見る気にもなれず、昼休みまで待って直接銀座の協会まで確認しにいくことにしました。(その日は受かっても落ちても仕事にならないと思ったので、午後休みにしました笑)。

 

緊張していたせいか、間違って協会が入っているビルの5階(協会事務所)まで行ってしまい、「合格発表の掲示がない~」などと勝手にドタバタしていました。(実際は協会が入っているビル1階エントランス付近にデカデカと掲示してあります)。

 

そして…合格発表をいざ確認…

 

 

 

「あった!」

 

 

結構あっさり自分の受験番号は見つかりました。

正直嬉しいというか信じられない気持ちが大きく、何度も何度も確認しまくりました。

 

10分くらい確認して、いよいよこれは本当に合格したという確信を得たところで、

妻に電話しました。妻もとても喜んでくれました。

 

 

 

 

私は運も多いに味方し(240点丁度です笑)、合格することができました。

 

しかし、試験は残酷です。

 

8割の方が必ず不合格になります。

 

もし、あなたが不合格になってしまったとしたら、

 

しっかりと事実を受け止めてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんて、到底言えません。

 

 

 

 

ご自身の気持ちに素直になって、

悔しかったら悔しがればいいし、

泣きたければ泣けばいいと思います。

時に理不尽とも思える2次試験です、

怒りが込み上げてもおかしくありません。

合理や論理ではなく、

どうかご自身の心と素直にしっかり向き合ってくださいね。

 

 

 

喜劇王チャップリンの名言でこんなものがあります。

 

 

「人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇である。」

 

 

月並みかもしれませんが、

今辛くても長い人生全体で見れば、

良い経験と捉えることが出来るかもしれません。

 

 

 


 

 

さて、

 

ここからは来年2019年合格を目指す方に向けてのメッセージです。

来年の1次試験まであと8か月、長丁場の戦いとなりますので、

しっかりやるべきことを計画的にやることが必要です。

闇雲にテキストや問題に取り組んで合格した人はいません。

自身なりの戦略、戦術、戦闘を考えてくださいね。

 

とはいえ、

 

「自分に合った勉強法を考えろと言われても…何をどう考えればいいのかわからない…」

 

という方もいるかもしれません。

そこで、考え方のアドバイスをひとつ。

 QCストーリーで自分に合った勉強法を考えてみませんか?

 

QCストーリーとは、

 ・製造業における品質管理手法

 ・トヨタのカイゼン活動でも活用

 ・問題解決のためのプロセス思考

というもので、製造現場の品質管理や改善活動では当たり前の「考え方の型」のようなものです。

このQCストーリーですが、品質管理だけでなく、あらゆる問題発見、解決にも応用出来るものですので、このストーリーに沿ってご自身の勉強法、計画を立ててみてはいかがでしょうか?

QCストーリーは以下の流れに沿って進めます。

手順①テーマの選定

ここでは解決したい、達成したいテーマを決定します。

皆さんの場合は2019年診断士試験合格」となりますね。

手順②現状把握

この現状把握のパートが一番重要です。

敵(試験)を知って己も知ることで、現状とあるべき姿のギャップ(問題)を浮き彫りにさせます。

てっとり早く現状認識する方法は、過去問を1~2年分やってみることです。

「まだテキスト終わってないから…」

「まだ予備校の授業が1巡していないから…」

という考えは捨ててください。

すぐに過去問に取り組んで、敵と己を把握してください。

※注意点として、過去問も年度によって難易度が異なりますので、調べてから実施してくださいね。

手順③目標設定

具体的定量的な目標を設定し、計画に組み込みます。

最終的な目標は2次試験合格ですね。

では、そのためには、

2次筆記を何点で合格するのか?

事例Ⅰ~Ⅳそれぞれ何点目指すのか?

1次試験は合計何点目指すのか?

各科目何点目指すのか?

そのためには模試で何点…、答練で何点…、いつまでに過去問何回転…、毎日何時間勉強…という感じでバックキャスティングの考えで目標を設置します。

手順④要因の解析

目標設定にも関連してくると思いますが、現状把握したら、その現状を深堀して真因を突き止めることが重要です。

例えば、財務会計の点数が伸びないという問題の要因はなんでしょうか?

人によっては簿記の貸方借方が理解出来ていないかもしれませんし、財務会計と管理会計をごちゃまぜにしているかもしれません。

企業経営理論では、マーケティングが苦手かもしれないし、労務管理が苦手かもしれません。

このように問題の要因をつかむことで、効率よく学習も進めることが出来ます。

手順⑤対策検討と実施

ここまで来たら、あとは具体的な学習方法を検討出来ます。

ここまでの手順を踏まないうちに、闇雲に勉強を進めても、

いまいちしっくりこないと思います。

具体的な対策を考える順番としては以下で進めましょう。

(1)試験当日までにどれだけの勉強時間を確保できるのか?

(2)その時間内で目標達成するためにはどのようなテキスト、問題集に取り組めばよいか?

(3)具体的に1日の内いつどこで勉強するのか?起床後?通勤中?昼休み中?帰宅後?

そして、学習実行中は、常に計画を意識しましょう。

すくなくとも向こう1週間の学習計画はすぐ言えるくらい徹底してください。

手順⑥効果検証

目標、計画は当初立てたら立てっぱなしにせずに定期的に見直しましょう。

理想は一か月に一度くらいは2~3時間くらいしっかり使って振り返りの時間を設けたいです。

勉強する時間ももちろん大事ですが、この振り返りの時間の方が大事です

必ず計画に振り返り作業を盛り込みましょう。

例えば当初は一次試験7科目に対して均等に学習時間を配分していたけど、いざ学習進めてみると法務と情報が順調に進んでおり、逆に財務と経済が遅れ気味であったとしましょう。計画を見直しせずにそのまま進めてしまった場合、最悪財務と経済で足切りになってしまうこともあるかもしれません。

定期的に見直して計画を微調整しながら進めましょう。

手順⑦標準化と管理の定着

学習は習慣化することが大事です。

意思の力は思ったより弱いものですし、習慣化したほうが無駄な体力や気力を使わずに全力で学習に挑めます。習慣化するためにもまずは学習方法の標準化を図ります。

毎朝起きたら必ず財務の問題を1問やるとか、昼休みはコンビニでささっとご飯を済ませて落ち着いたカフェで30分勉強するとか。

新しい習慣を身に付けることは、本能的に大変なことではあります。しかし、一度定着してしまったら逆にものすごい力を発揮してくれるものでもあります。

 


いかがでしょうか。

QCストーリーを活用してご自身に合った学習スタイルを構築してみてはどうでしょうか。

 

本日は以上です、

 

今日も一日楽しみましょう‼

 

 

 

 

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おはようございます。きゃっしいです。

そろそろ受験校では財務会計が佳境に向かいつつあるときかと思います。

企業経営理論、財務会計と2科目を経験してみて、いかがでしょうか?

橋げたはばっちりできたでしょうか?

なかなかいい感じに橋げたができています、という方、素晴らしいですね!

 

これは大学受験の頃からの私の持論なのですが、勉強というのはスタートダッシュが非常に肝心です。

そこでまずは、スタートダッシュの有効性について少々ご紹介したいと思います。

スタートダッシュがいい感じだと、
自分に自信が持てる
→モチベーションが上がり、その先の勉強が楽しくなる
→楽しんでみっちり勉強することで、その先の勉強でも良い結果が残せる
→さらに自信になり実力とモチベーションがUPする
→・・・
と、好循環が生まれます。

また、スタートダッシュによって周囲に「デキるやつ」と思われると、
→周囲の人からわからないところを聞かれるようになる
→質問に対し、自分の言葉で説明することで、自分の実力がメキメキ上がる(自分の言葉で説明することの重要性はこちらの記事を参照)
→質問した人にも喜んでもらい、また質問したくなる
→・・・
と、こちらも好循環が生まれます。

ですので、私は、若干の負荷をかけてでもスタートダッシュに力を入れるようにしていました。
最初は大半の人がまだペースを掴みきれていないので、多くの人が全力で頑張る直前期と比較して、今の時期はちょっと頑張れば直前期と比較するとかなり楽に一歩抜きん出ることができます

ちなみに一昨年の今頃の私はまだ加減がよくわかっておらず、企業経営理論では受験校で配布されているテキストである「トレーニング」と、道場を通じて知ったスピード問題集を2周ずつくらい回してしっかり理解を深めたのに加え、過去問を5年分こなし、過去問で70点レベルになるくらいまできっちり入念に仕上げて本気で100点を取るつもりで養成答練(中間テストのようなもの)に臨みました。
すると、養成答練では、100点は取れなかったものの93点とかなりの高得点をたたき出すことができました。
でも、最初にこれだけ手加減を知らずにやりこんだおかげで、企業経営理論はその後もかなりの得意科目となり、本番でも82点ととてもいい結果を出すことができました。

私の場合、ちょっとやりすぎてしまいましたが、まだペースが掴めていない方は、足りない側に振れるよりは、やりすぎ側に振れた方が後々楽なので、多少やりすぎ側に触れてみましょう

今ならまだギリギリ「スタートダッシュ」の時期です。
スタートダッシュを決めて、いい勉強サイクルを作っていきましょう。

Chikaちゃんも言っています。

死ぬ気でやれよ、死なないから!!!!  と。

いい感じの橋げたができたという方は、これを励みにこれからも自信を持ってこのペースで進めていきましょう。

 


さて、ここからは、上記を読んで「やばい、橋げたどころかワリバシだよ。。。」と焦ったり、「きゃっしいやりすぎ」とドン引きしたりしている方向けです。

橋げたの構築にイマイチ感を感じている方にお伺いします。

あなたの橋げたはなぜ上手く構築できなかったのでしょうか?

理由としては

・勉強不足だった
・テキストを読んでも意味が分からなかった
・テキストを読んでわかった気になっていたけど、いざ問題を見てみるとどうやって解けばいいかわからなかった
・解き方はわかったのだけど時間が足りなかった
・ケアレスミスが多かった
・そもそも自分は元々勉強が苦手なんだ!

といったような理由でしょうか。

では、上記のような理由に至ったのはなぜでしょうか?

例えば、勉強不足だった方であれば、

・そもそもやる気がなかった
・まだペースが掴めていなくて、何となく時間が取れなかった
・想定外の飲み会が続いた
・仕事が忙しかった
・家庭の事情で勉強どころではなくなってしまった

などなど、いろいろな理由があるでしょう。

また、テキストを読んでも意味が分からなかった、という方は

・意味が分からなかった場所があったため先に進めなかった
・意味が分からない場所があっても講義で解決できなかった
・意味が分からないところを講師や勉強仲間に質問できなかった

などの理由があるかもしれません。

では、さらに上記のような理由はなぜ生じたのでしょうか?

これまでの状況を反省して改善するのであれば、その理由をさらに深堀りして、具体的かつ測定可能で、達成可能な、1年後に合格できるようになるための目標を立てないといけません。
また、場合によってはそもそもの目標自体を見直す必要もあるかもしれません。

例えば、「意味が分からない場所があっても講義で解決できなかった」という方はなぜ、講義では解決できなかったのでしょうか?
そもそも予習をしていなかったので、講義の前にどこがわからない場所かわからなかった、ということが理由としてあるのであれば、「講義の前までに、講義の範囲のテキストを読み、わからないところには印をつけておき、講義ではその部分を重点的に聞く、それでもわからなければ講師に質問する」という対策が立てられるでしょう。

また、例えば、「テキストを読んでわかった気になっていたけど、いざ問題を見てみるとどうやって解けばいいかわからなかった」というのであれば、その理由は「アウトプットの不足」であり、さらにその理由を深堀りすると「勉強時間の配分がインプット9:アウトプット1で、インプットに偏っていた」というのが原因であるならば、「事前の勉強の計画の段階でインプットとアウトプットの比率を半々にして、養成答練までにスピード問題集を2周させる」という対応策を立てることができるでしょう。

さらに、「勉強不足だった」という方で、その理由が「そもそもやる気がなかった」という方は、なぜ診断士を取ろうと思ったのかということをもう一度考え直して、極論をいえば目標自体を見直し、撤退も選択肢の1つとして考えてもよいでしょう。

今なら傷は浅いです。

「でもT〇Cにもう大金払っちゃったし・・・」

と思うかもしれませんが、中途半端にただ受験校に通うだけなら、それを1年続けても恐らく結果はついてきません
同じダメなら今やめた方が、その時間をもっと別のことに使えます。

「いや、それは・・・」

と思うのであれば、何か思うことがあって勉強をしているはずです。
ここからやる気を出しましょう。

やるか、やらないか、今はっきり決めて、やるのであれば、本気で受かるつもりで能動的にやりましょう。

じゃあ対策はどうするか、ということすが、「そもそもやる気がなかった」という反省点に対し、対策として単に「これからやる気を出す」では不十分です。

やる気が出ないのはなぜか、というところを掘り下げて、「何となく他のことをしてしまう」という理由が挙げられるのであれば、具体的な仕組みとしてそうさせないような方法を考えましょう。
そうすると、例えば、「仕事帰りは勉強以外のことができない予備校の自習室に寄って、週25時間の勉強時間を確保する」という対応策が立てられるかもしれません。

もしくは、「仕事や家庭の事情で勉強どころではなくなってしまった」という方は、本当に時間が取れないかを考え、本当に無理そうであれば、例えば桃ちゃんのように、そもそも最初から計画自体を2年計画とか3年計画に見直すという方法もありかもしれません。

 

このように、橋げたが十分構築できなかった場合は、その理由を根本まで振り返った上で目標を見直したり、対策を考えたりするようにしましょう。

これは会社でやっている目標設定や改善と同じことかと思います。

例えば、会社の目標設定では「SMART」を意識して目標設定すべき、と言われています。

SMART」とは、
Specific:具体的な
Measurable:測定可能な
Attainable:実現可能な
Relevant:目標に関連した
Time-bound:期限のある

の頭文字をとったものです。

この「SMART」な目標設定は、会社だけでなく試験勉強上も有効で、これを意識することでいわゆる精神論にならない、実行可能な目標や対策を立てることができます。

先ほどの例でいえば、「そもそもやる気がなかった」という反省点に対し、単に「やる気を出す」だけだと具体的でも測定可能でもないですが、

「仕事帰りは勉強以外のことがやりづらい予備校の自習室に寄って週25時間の勉強時間を確保する」

であれば、

予備校の自習室に寄る」というのは具体的で実現可能であり、

週25時間」は測定可能で、診断士試験合格という目標に関連しており、期限のあるものになっています。

 

繰り返しになりますが、橋げたが上手く構築できていないという方は、これまでの自分を振り返り、なぜ橋げたができていないのかその理由を深堀りし、「SMART」な対策を改めて立てるようにしましょう

もし、対策の立て方がわからない、という方がいましたら、コメント欄に状況とお悩みを書いていただければ、次回の記事でネタにしよう対策の立て方の参考例をお示しさせていただこうかと思います。

 

以上、きゃっしいでした。

 

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こんにちは、chikaです!
今回も、2019年合格目標の方へ向けた記事です。

 

2019年合格目標の皆さん・・・

死ぬ気でやっていますか?!?!

 

脅しているわけではありません(笑)
今日は、道場基本理論の一つ、ストイック勉強論です。

▼道場基本理論

 

<ストイック勉強論とは>
その名の通り、”ストイックに勉強すること”なのですが、
私なりに解釈・解説します。

まず、耳タコのようにお伝えしている道場基本理論①~③を再確認。

①橋げた理論(詳しくはコチラ
各科目に集中し、強固な橋げた(=強固な知識の習得)を造りましょう。次の科目をやっているときは前の科目を忘れても構わない。その代わり、やればすぐに思い出せるほど強固な橋げたに造りましょう。

②答練重視論(詳しくはコチラ
各科目の養成答練こそ、橋げたを強固にするチャンス。
養成答練で80点以上をとることを目標にしっかり準備して望む。

③アウトプット・スピ問重視論(詳しくはコチラ
答練で80点取るには、スピード問題集(基礎問題)が効果的!
答練で80点取るには、「週あと5時間」が大事。それが確保できる人が差別化に成功する!

 

これらの①~③をやり遂げるためには、週25時間は確保すべきでしょう。最低でも20時間です。
つまり、何かを犠牲にして勉強時間をいかに作り出すか、そこへストイックになることが重要なのです。

▼▼▼

【ストイック勉強論の本質①】

忙しいから勉強時間が確保できない!そうやって諦めていませんか?

朝30分でも早起きして勉強しようとしましたか?寝る前のあと30分を確保しようとしましたか?

テレビやSNSなど無駄な時間を削りましたか?

飲み会に誘われてもちゃんと断っていますか?

今日は疲れたから・・・なんて言い訳していませんか?

 

忙しいのは受験生皆同じです。受験生のほとんどが企業勤めなのですから。
もちろん、残業がある人・ない人、休日の数、人によって様々です。
でも、2019年に合格を目指すことを決めたのは誰ですか?自分ですよね?
言い訳せずにどれだけストイックに時間を創出していますか?

もちろん、時間が全てではありません。
短時間でも効率的に勉強できるよう工夫すること、
不足を埋めるために、何を、何時間やればいいのか考えながらやること、も重要です。

 

・・・・・・・・・・

また、基本理論①~③をやり遂げるためには、
「受身学習からの脱却」、つまり、
「どれだけ能動的に取り組めるか」ということにかかっています。

▼▼▼

【ストイック勉強論の本質②】

授業に出席するだけで、勉強した気になっていませんか?分かりやすい講師を探すことに必死になってませんか?分からないのを講師のせいにしていませんか?

問題集を2~3周解いただけで、勉強した気になっていませんか?今日は●時間勉強した!と、勉強した”時間”に満足していませんか?その勉強時間に意味はありましたか?もっと効率よくできないか常に考えていますか?

勉強仲間がいることで満足してませんか?その勉強仲間との論議は意味がありますか?勉強仲間を作る目的を自分で納得した上で勉強仲間と過ごしていますか?

分からない論点にぶつかった、どうやったら理解できるか、どうやったら解けるようになるか、ちゃんと自分で解決していますか?人に聞いて分かった気になっていませんか?そもそも「試験はまだ先だから、今理解しないていいや」なんて思ってませんか??

・・・厳しい事を偉そうにお伝えしてしまってごめんなさい。でも、これが合格するために必要な「能動的に勉強する」ということなのです。常にPDCAを回し続け、「現在地」と「目指す姿(合格)」とのギャップを最短距離で埋めていくことが必要なのです。それは受身学習だと絶対に無理です。

 

これでもか!とストイックに勉強を続けると、自信がつきます。
私は、「これだけやったんだから、落ちても後悔しない!」
と思えるようにストイックに勉強しました。

だから私が唱えていたのは、

死ぬ気でやれよ、死なないから!!!!

という言葉です。

 

どうせ死なないのです。死ぬ気でやってみてください。
合格後には素晴らしい世界が待っています。
以上、chikaでした!

 

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・口述試験対策講義+模擬面接(+懇親会4,000円予定)

 

はい!へんりーです。

 

いきなりですが、今の世の中、何事も「情報」が重要な時代ですね。

かつて世界を牛耳ってきたオイルメジャーに対し、GAFAなどを「データメジャー」と呼ぶ人もいるそうです。

時価総額はオイルメジャーの3倍を超えるとか。

日常でも、「知らなかった」だけで、チャンスを逃したり、想像以上の損をしたり、ということが起きます。

アフリカの電線が通っていない地域に住む人ですら、皆が携帯電話を持っているのはなぜか?

それは、冷蔵庫よりも、洗濯機よりも、「情報」が重要である、というのが一つの理由のようです。

「情報」が大切なのは、診断士試験対策でも同様です。

先日の「事例V(2次試験お疲れ様飲み会)」で受験生の方と話していても、「そんな方法があるのですね」「それがセオリーなのですね」といった会話が出てくることがあります。

そして、来年度のストレート合格を目指す受験生も参加していたのですが、若い人たちは早速連絡先を交換してコミュニティを作っていたのが印象的でした。

もちろん、なんでもかんでもつるめばいいというものではありませんが、「情報の入手」という点では圧倒的に有利になります。

今回も、ちゃんと効率的に対策を取るために、こういう点を知っておこうという内容です。

 

前置きが長くなりましたが、本題です。

今日は、「受験科目選択における戦略」と題してお届けします。

 

ストレート合格を目指している受験生にとっては、全科目の受験は当たり前ですが、

一方、受験生の中には、家庭や仕事の事情や、勉強を開始する時期により、2年(1.5年)以上をかけた合格計画を立てる人もいるでしょう。

そうなった場合、1年目と2年目のそれぞれで、どの科目を受験すべきか?(勉強すべきか?)が非常に重要になります。

 

確実かつ効率的な合格を勝ち取るためには、

それぞれの年に受験する科目を「勉強の進み具合」や「なんとなく得意だから」で決めるのではなく、

しっかりとした「戦略」を持ち、狙いをもって科目選択を行ってもらえたとらと思います。

 

さて、戦略を持つ上では、以下の2つの前提が不可欠です。

①科目合格制度とバクダン科目の存在を理解しておく

②1次と2次試験の関連性を理解しておく

 

①②をおさえた上で、1年目・2年目に受験する科目を決めてください。

以下で解説していきます。


①科目合格制度とバクダン科目の存在を理解しておく

(※この部分は、以前に書いた記事のおさらいになります)

 

「科目合格制度」を正確に理解し、「うまく利用する」必要があります。

 

なぜならば、1年目に合格した科目を、翌年に「あえてもう一度受験する」ことが可能であり、

戦略上それをした方が合格率が高まる可能性があるからです。

 

例えば、あなたが受験1年目に4つの科目で科目合格(60点以上)を達成したとします。

すると翌年は残りの3科目を受験すればよい、かというと、それが最善とは限らないのです。

 

1次試験ではほとんど毎年、程度の差はあれ、7科目のうちの1つ(あるいは2つ)の科目が異常に難しくなり、

その科目を「バクダン科目」と呼んだりします。

 

その年に、7科目のうちのどれが「バクダン科目」になるか、誰にもわかりません

過去の傾向から予想しても、たいてい外れてしまうのです。

 

先に述べた例で、2年目に3つの科目が残っていた(合格していなかった)場合、

もしも、そのうちの1つがバクダン科目となってしまったら・・

その科目の足切り(40点未満)を回避するのはもちろんのこと、

残る2つの科目で得点を補い「合計60%以上」(この場合、180点以上)を達成する必要がでてきます。

 

ここで、得点を補うためには1年目に既に合格済みの得意科目をあえて2年目も受験する、といった戦略も有効になるわけです。

 

一方で、「あえてもう一度受けて得点を稼ごう」と考えて再度受験した得意教科が、よりにもよって「バクダン科目」となり、60点以下で足を引っ張る、あるいは40点以下の足切りになってしまう、といった悲劇も勿論ありえます。

 

いずれにせよ、有効な戦略を立てるために、制度の要点をまとめたのが以下になります。

 

(1)1次試験の合格基準

まずは、合格基準のおさらいです。

 

(2)「科目合格制度」の要点

以下がポイントになります。

  • 一度「科目合格」を果たしたら、次回以降その科目の受験免除の申請をする権利が得られ、翌年と翌々年まで行使可能

ここで、「翌年と翌々年まで行使可能」の実際のところをさらに掘り下げます。

  • 科目合格をした年の「翌年」に、免除申請を行った場合、その科目は合否の判定の計算対象外となる

→免除申請した科目はその年は受験できなくなり、1次試験の合否判定の計算対象から外されます。つまり、免除した科目を除く、残りの受験した科目のみで合否が判断されます(受験科目の総点数が満点の60%以上だと合格。ただし、1科目でも40点未満だと不合格。)。

 

  • 科目合格をした年の「翌年」に、免除申請を行わずに科目合格済みの科目を再度受験をした場合、この年の受験時の得点が有効となる

→前年にどんなに高得点で合格していようとも、この年の合否判定は、この年の得点によって決まります。

 

そして、点数次第で以下の表のようになります。

特に見落としやすいポイントは以下になります。

  • たとえその年の点数がどんなに低くても、一度得た「翌々年まで免除申請する権利」は消えることはない(表下部の※のとおり)
  • ただし、一度1次試験に合格すると免除申請の権利は消える(リセットされる)
  • 免除申請は受験申込時にしかできない。受験したあとで、「点数が低かったからやっぱり免除」とはいかない(当然ながら)

 

以上が、科目合格制度のわかりづらい点をピックアップした説明になります。

正式には、中小企業診断協会の「試験に関するよくある質問」「合格パターン」を参照してください。

 


②1次と2次試験の関連性を理解しておく

受験科目選択の戦略を練る上で、もう一つ重要なのが、「2年目(2次試験を受ける年)」に勉強すべき(受験)科目を理解しておくことです。

こちらはシンプルで、「2次筆記試験で必要となる科目は2年目に(も)勉強すべき」というものです。

関連性は以下を参照ください。

例えば、企業経営理論は2次筆記試験との関連性が強く、必要となる知識も満載ですが、

もし企業経営理論を1年目に勉強し(合格し)、2年目に勉強時間をほとんど取らずにいたとすれば、

2次試験対策を本格化させたときに、ブランクが空いた内容を取り戻すのに苦労します。

 

それを考えると、基本的には「2次試験と関連性の強い1次試験科目は、2年目に受験すべき」がセオリーになります。

言い換えると、「1年目は、2次試験と関係性の低い暗記科目(システム、法務、中小など)を中心に受験する。」ということです。

(大手予備校TACの「1.5年コース」も、上記の点に沿った指導科目となっています。)

 

以上の①②を基に、あとはあなたの得意科目・苦手科目を考慮して、「合格への戦略」を立ててください。

個別のお悩みがあれば、コメント欄でお気軽にご相談くださいね!

 

それでは、本日はこの辺で。

へんりーでした!

 

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おはようございます。ゆうです。
バックナンバーは、こちらから

 

本日のテーマは、得点が伸び悩んでいるとしたら、問題集の使い方が間違っているのかもしれない、と題してお送りします。

 

初学者であれば、経営の養成答練を受けたり、経営や財務の過去問に取り組んだり。

 

2年目以上の人であれば、これまでの試験本番や模試の点数などで、自分の得点に直面していると思います。

 

他の人に負けないくらい学習時間はかけているんだけど、得点が伸びない。

 

今日は、そんな悩みをお持ちの人向けの内容です。

 

■と、その前に、学習時間は十分ですか?

他の人に負けないくらいの学習時間、と書きましたが、診断士の学習時間は平均週15~20時間くらい。

 

週25時間やっていると、他の人より抜きんでている、と言えるでしょう。

 

私の場合、年末までは月50時間くらいだったので、週10~15時間くらいでしたが、この道場ブログに出逢ってから年明け以降は、月100時間=週25時間ペースでした。

 

もちろん、短時間の学習で合格している人もいます。9代目道場メンバーで言うと、たかじんがそうですが、予備知識も学力も非凡な才能の持ち主です。決して、私のような凡人が、短時間学習を真似しては危険なのです。

 

そのあたりのこと、以前の記事に書いていますので、良かったら読んでみて下さい。

 

■どうやって、学習を習慣化させるか?

継続的に、週25時間の学習をするには、自分の「意志」の力が必要なのですが、

 

意志の力だけに頼るのも、なかなかしんどい。ここは「習慣」の力を借りましょう。

 

つまり、時間と場所を決めておいてその時間になったらその場所で勉強をする、ことを習慣にします

 

私の場合は、仕事を19時には終わらせて、そこから予備校の自習室で21時までやる。そして、家に帰って、もう2時間。

 

習慣になってしまうと、意志の力だけではないので、継続できる可能性がグッと高まります。

 

■問題集の使い方 NGな5つのケース

では、ここから本題です。

 

他の人に負けないくらい学習時間はかけているんだけど、得点が伸びない。

 

その原因は、問題集の使い方にあり!です。

 

実は、私の職場(エステティックサロン)でも、社内や資格の筆記テストの点数が良くなくて、苦戦している人がいます。

 

勉強方法を聞いてみると、問題集の使い方が、「それじゃあダメだよ」という例をよくみます。

 

ということで、診断士問題集の使い方で、NGな5つのケースとその改善を、まとめてみます。

 

NG① 問題と解答を見るだけで、問題を実際に解いていない。

診断士学習している人の多くは、問題を実際に解いていると思いますが。

 

これまで、あまり勉強してきた経験のない人は、問題を解かずに、解答を見るだけのインプット学習ばかりやってしまう人が多い。

 

問題を実際に解かないと、問題を解く力がつきません。解答を見て理解できたとしても、それはテキストを読んでいるのと同じインプット学習であり、アウトプット学習ではありません。

 

アウトプットはしんどいです。でも、アウトプットを繰り返すことで力になります。

 

なぜアウトプットが大事かと言うと、1次試験は最終的に問題を解くペーパーテストだからです。問題を解く力を身につけたいので、問題を解くことがトレーニングになります。

 

実際に問題を解く前に答えを見ると、「ふーん、そうか」で終わります。答えを見ないで問題を解くことで、「あー、そうだったのかー!」「そこ、ひっかけだったのか!」とか問題に対する学びや気づきが多いです。

 

実際に問題を解く=アウトプット学習を、学習時間のメインにしましょう

 

改善策① 問題を実際に解くアウトプット中心に、問題集を活用する。

 

NG② 解答した日付と、正解したかどうか(マル・バツを記録していない。

実際に問題は解いているんだけど、

 

①いつ解いたか ②正解だったのか不正解だったのか、問題集に記録していないとしたら。それは、もったいないですね。

 

記録しておくと、後日、問題を解く際に、どのくらいの間隔で問題を解いているか分かるので、問題をどのくらいの頻度で解いているか、何回反復して解いているかが、可視化できます。

 

私の場合、科目学習期間中は、答練までに最低5回は同じ問題を解こうとしていましたし、一次試験本番までには、10回以上解いていました。

 

また、問題が正解だったか不正解だったかを記録することで、

 

①解けなかった問題が、解けるようになっていることが分かったり(=成長)

 

②問題によっての得意不得意、が可視化されます。

 

テキスト同様に、問題集もたくさん書き込みして、使い込みましょ

 

改善策② 解答した日付と、正解したかどうか、マル・バツを記録する。

 

NG③ 答えを丸暗記しているだけで、正誤の理由が言えない。

まずは、答えも含めて丸暗記してしまう。この方法はテストでは有効です。

 

答えを暗記してしまうくらい問題に何度もあたってみるのが、合格に有効な学習方法だと思います。

 

ただ、診断士試験にストレート合格したいなら、答えを丸暗記してしまっているのがレベル1だとしたら、まだレベル2、レベル3があります。

 

得点に関わる選択肢の、正誤を理由を説明できる状態まで理解できている、のがレベル2です。

 

このレベルに達するには、問題を解いた後に解答解説を読みこんで理解が必要ですし、

 

分からない言葉が登場したら、ググったり(ネット検索)、テキストを見直して、意味を理解するようにしましょう。

 

私は、スピード重視だったので、分からない言葉はすぐにググって、確認することが多かったです。

 

改善策③ 答えを暗記するだけではなく、正誤の理由を説明できるレベルで理解を深める。

 

NG④ 他の選択肢の、正誤の理由が言えない。

たまたま、1つの選択肢の正誤が分かることで、他の選択肢の正誤が分からなくても、得点できることがあります。

 

試験本番では、けっこうあるあるなのですが。試験勉強の時には、他の選択肢についても、正誤の理由を説明できるレベルで理解を深めましょう。

 

なぜなら、他の選択肢も出題側にとっては理解してもらいたい内容であることが多く、その後に形を変えて出題される可能性があるからです。

 

他の選択肢の正誤の理由も言える。ここまで理解できていればレベル3で、その問題を攻略したと言えるでしょう。

 

ちなみに、出題側が選択肢でどう引っかけようとしているか。これにはパターンがあり、以前の記事で、きゃっしいが詳しく紹介していますので、参考にしてください。

 

また、他の選択肢の正誤まで学習する方法は、道場初代のハカセさんや、9代目のへんりーが過去記事で詳しく紹介していますので、参考にしてください。

 

改善策④ 全ての選択肢の、正誤の理由を説明できるレベルで理解を深める。

 

NG⑤ 同じ問題を反復して、高速で解いていない。

スピ問(トレーニング)や過去問は、何度も同じ問題にあたって、答えを暗記するくらいやりこんで、理解を深めることが、合格には十分だし、最適であると考えます。

 

また、診断士試験は、一次試験も二次試験スピードが重要です。じっくり時間をかけて問題を解くのではなく、問題を見て、スピードで正解を導き出す必要があります。

 

例えば、企業経営であれば、昨年は90分で41問を解く必要があったので、1問2分くらいですよね。

 

財務会計であれば、60分で25問。同じく1問2分くらいで解答する必要があります。

 

なので、試験勉強のトレーニングの段階でも、時間をはかって問題を解いたり、制限時間の中で問題を解くトレーニングを積んでおいたほうがいいでしょう。

 

改善策⑤ 問題を解く際は、回転数とスピードの目標を決めて解く。

 


以上、得点が伸び悩んでいるとしたら、問題集の使い方が間違っているのかもしれない、でした。

 

問題を解く=アウトプット学習法の参考にしていただき、あなたの得点力アップにつながれば嬉しいです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

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こんにちは、chikaです!
本日は2019年合格目標の方へ向けた記事です♪

特に、まだ一次試験勉強を始めたばかりの方へ・・・!
今の時期にお伝えしておきたいことを、以下にまとめさせていただきます!!

 

①今勉強している科目に集中せよ!!!

一次試験は7科目あり、予備校に通っている方であれば
一科目ずつ次々と授業が進んでいきます。
独学の方も、1科目ずつ勉強していくと思います。

そこで、例えば2科目目、3科目目に入った時期に、
\\最初に勉強した企業経営理論、忘れちゃう!!//
と焦って、今習っている科目+以前習った科目を並行で勉強した方が良いのでは?!
という考えに陥ると思います。

しかし!!私含め、道場の諸先輩方が唱える理論として、
\\今勉強している科目に集中せよ!!//
と全力でお伝えしたいのです。

そう、これはまさに橋げた理論です。
(何度も紹介されていますが、こちらの記事を是非しっかり読んでください!!)

《橋げた理論》
1.各科目に集中し、強固な橋げたを造りましょう
2.次の科目をやっているときは前の科目を忘れても構わない。橋板はすぐ架け替え可能。
3.その代わり、やればすぐに思い出せるほど強固な橋げたに造りましょう。

 

 

この橋げた理論で最も大事なことは、
今、目前で勉強している科目に集中することによって強固な橋げたを構築すること
なのです。

つまり、今の時期に「どうせ一次試験まで時間あるし、直前にしっかり勉強すればいいや」と、今勉強している科目に手を抜いてしまうことは絶対にNG!!!!

橋げた作り(=強固な知識定着)を毎科目おこなうことで、もし後々忘れてしまっても、すぐに思い出せる。
でも、橋げたを作っていないまま次の科目に移ってしまうと、
後々(GWからの追い込み時期)に、苦しい思いをします。差がひらいてしまいます!!

実はこちらの記事に以前書いております!こちらも是非参考にしてください!

本番までの学習方法~なぜ今の時期、”橋げた構築”が重要なのか?!~

 

 

 

②なぜ診断士になりたいのですか?定期的に自問自答してください!
「経営コンサルになりたい!」
「経営の知識を付けて、今の仕事に活かしたい!」
「中小企業の力になりたい!」
「今の仕事が嫌だから、人生を変えたい!」
など、診断士を目指したきっかけは人それぞれあると思います。
そして、勉強を始めよう!と行動に移した時点が、モチベーションが一番高まっている時期だと思います。

でも、実際に勉強を始めてみると、
毎日毎日そのモチベーションを保つのは難しいと思います。
なんせ試験範囲が広い。。。
毎日何時間も勉強しなきゃいけない。
仕事で疲れている。休日は休みたい。家族や友達と遊びたい。
・・・・・診断士、こんなに頑張って取らなくてもいいや。
と、逃げてしまいたくなる感情が、何度だって訪れます。

そんな時に、本当に逃げる(勉強をサボる)のか、歯をくいしばって毎日勉強するのか。
それを支えるのがモチベーションです。
そして、モチベーションを高めるためには、「なぜ診断士になりたいのか」を自問自答することがきっと必要です。

モチベーションが下がってしまったときは、
なぜ診断士になりたいのか、診断士になって何をしたいのか。自問自答してください!!
その答えが分からなくなったら、現役診断士に会いに行く、
現役診断士のブログを読む、など診断士の世界を知りに行くのも一つの手です。

なぜモチベーションを保つのが重要かというと、
うっかりモチベーションが下がって、勉強をサボってしまうと、上記①の「強固な橋げたを作る」ことができなくなるからです。
目安として、週25時間の勉強時間を確保することで、強固な知識の習得(橋げた)ができます。

なので、是非、「なぜ診断士になりたいのか」を定期的に自問自答し、
自信のモチベーション維持を心がけてください!!!

 

 

以上、本日は2019年合格目標の方へ向けてお伝えしました!
寒くなってきたので、体調管理にも気を付けて勉強頑張ってくださいね☆
chikaでした♪

 

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はい!へんりーです。

 

いよいよ寒くなってきましたが、体調を崩されていませんか?

夜な夜なブログを書くなか、飼っている猫が膝に乗ってくる季節になりました。ねこたんぽです。

 

さて、今回は、2018年度の受験を終えた人に加えて、2019年度の受験を決めた人や検討中の人に向けてお届けします。

 

先日、自分が昨年通っていた予備校の受験ガイダンス会に卒業生のお手伝いとして参加してきました。

そこで、受験を検討している方から受けた質問の一つが「企業に務めながら、診断士資格はどのように役に立ちますか?」でした。

気になっている方も多いと思われますので、そこのところに回答できればと思います。

 


 

さて、おさらいですが、診断士の仕事は大きく3つ、

①「診る」(企業の診断、商店街や地域の支援etc.)

②「書く」(雑誌やWeb記事の執筆etc.)

③「話す」(セミナー講師etc.)

に分けられると言われています。以前のブログ記事では、このうち②の執筆の仕事について書きました。

 

僕の場合、独立はせず企業に勤めながら、上記のうちの①や②の仕事に携わっています。いわゆる「企業内診断士」と呼ばれる立場です。

 

今回は、それら①②③診断士としての本業とは別に「企業内」において診断士資格がどのように役に立っているのかという点を、自分の場合を具体例として交えてご紹介してみます。

 

企業内で役に立っている場面は何か??大きくは以下の2つです。

 1. 本業である事業開発の実務において

 2. 労働組合や社内有志活動での会社との議論において

 

結論からいうと「企業内の幅広い面で役に立っている」という答えになります。

 


1. 本業である事業開発の実務において

エネルギー系の企業に勤める自分は、新規事業の案件開発や投資した事業のアセット管理を担当する部署に所属しています。

もともと理系で機械系エンジニアだった自分を、現在の事業開発部門に引き抜いてくれた上司が、異動に際して勉強するよう勧めたのが中小企業診断士の資格でした。

『理系エンジニアが「事業」「経営」「会計」「契約」などを学ぶのにちょうどいい資格』というわけです。

 

実際の業務にあたっては、診断士資格1次試験における「企業経営理論」「財務・会計」「経営法務」の知識がそのまま役に立っています。

具体的には

・事業会社の管理業務において、取締役会や株主総会の開催、決算業務など

・M&Aにおいて、組織再編に関する会社法、事業価値・企業価値の評価など

・製品販売において、外部環境分析や価格設定(4P戦略)など

等が挙げられます。

 

そして、経済の動きやトレンドを把握するにあたっては「経済」の知識が欠かせません。

 

また、海外事業会社の管理では、契約書や財務諸表が英語になりますが、診断士資格の知識によりビジネスの基本的な部分を理解できているため対応することができています。基礎ができてこその応用です。

 

以上はあくまで僕の例です。

業種によって「運営管理」「情報システム」の知識を用いる、あるいは「中小企業政策」に出てくる支援制度を適用するケースもあるかもしれません。

 

なお、多くの企業で「中小企業診断士」という肩書きを会社の名刺に掲載することができます。

 


2. 労働組合や社内有志活動における会社との議論において

昨年、自分は企業の労働組合(厳密にはそれに類する社内組織)の代表をやっていました。また、今も企業内の若手有志団体にもいくつか参加しています。

それらの活動では、会社の経営陣人事部や総務といった管理部門と議論をする場がありますが、ここでも診断士の知識やその応用が役に立っているのです。

 

具体的に、

  • 会社の実施する組織改定(例えば、部門の統合や分割など)について、目的は?必要性は?メリット・デメリットは?などを問うにあたって、「企業経営理論」で学ぶ組織論が役に立ちます。

 

  • また、会社が計画する社員のモチベーション向上を目的とした施策について、同じく「企業経営理論」で学ぶモチベーション理論の出番です。例えば、その施策が単に少額の給与手当てを増やしたり、費用負担を増額したりするだけの施策であれば、ハーズバーグの「二要因理論」における「衛生要因」と「動機づけ要因」を混同しているかもしれません。施策に含まれているのは不満の低減だけで、モチベーション向上には別の動機づけが必要、といったケースも見かけます。

 

  • 会社側からの四半期決算に関する説明においては、そもそもP/LやB/Sといった財務諸表の内容、会計用語、キャッシュフローの考え方などを知っていなければ、議論の前に意味の理解すらもできません。典型例として、「内部留保」という用語の誤解から「会社はお金を貯めこんでばかりで社員や株主に還元していない!(キャッシュの増減や余裕を見ずに)」といった意見がでてしまいかねません。

 

  • また、若手有志団体と会社経営陣で「会社の将来ビジョン」について意見交換する機会があったとすれば、シュンペーターのイノベーション理論(新結合)の知識から「得意分野を掘り下げるだけでなく、新規分野の探索もすべきではないか」といった意見を述べることができます。(※もちろん、理論をかざすわけではなく、早稲田大学ビジネススクールの入山章栄先生のお話なども出しつつ)
  • さらに、組織学習の知識を基に「改善的アプローチ(つまり低次学習)ばかり繰り返して、ブレイクスルー(高次学習)に至るのか」といった議論を交わすこともできます。

 

資格勉強をする以前から「なんとなくわかっていた」ものもあるかもしれませんが、理論や知識等として体系立てて理解することで、意見や発言における説得力も変わってきます。

また、今回はフォーカスしませんが、2次筆記試験対策で身につける、本質を見抜き・わかりやすい言葉で説明(助言)するスキルも、企業内で確実に活用することができます。

 

このように、資格の保有自体が何かを与えてくれるというよりも、資格取得のために勉強してきた内容、あるいは診断士合格後に身に着けてきた新たな知識やスキル、そして経験が、「企業内」であってもビジネスパーソンとしてのレベルアップに寄与するわけです。

 

 

以上、「企業内診断士」にとって、診断士資格およびその知識が企業内でどのように役に立つのか?について僕のケースを紹介してみました。

 

もし、会社勤めをしているあなたが、試験勉強をはじめるかどうか悩んでおり、「独占業務のない資格だし、独立するつもりはないしなあ」「自分の仕事は中小企業と関連しないしなあ」といった点から躊躇っているとしたら、この資格の魅力を見落としているかもしれません。

 

同じようなテーマですが、別の切り口で書かれた過去記事もありますので参考にしてみてください。

5代目butaoさん「企業内の診断士の存在意義とは何か」

6代目tomoさん【企業内での診断士の活かし方】

8代目そのさん「目指すべき企業内診断士の姿とは?」

 

では、本日はこの辺で。へんりーでした!!

 

✿:❀: 道場事例Ⅴ(お疲れ様会)のお知らせ ✿:❀

☆中小企業診断士試験に今年挑戦された方、来年以降目指す方、道場メンバーと懇親会しましょう!

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事例Ⅴ(お疲れ様会) はおかげ様で満席となりました!ありがとうございました!

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おはようございます。ゆうです。
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本日のテーマは、最新過去問から分析する「財務会計」学習のポイント、と題してお送りします。

 

(1)養成答練と試験本番の点数に、相関あり!

診断士受験生の多くが通うTACでは、企業経営の養成答練が終わり、財務会計の学習に入っていると思います。

 

道場では、養成答練80点をマイルストーンとして掲げていますが、結果はどうでしたか?

 

独学生であれば、「養成答練って何さ?」ですよね?独学生の場合は、過去問を使うといいでしょう。

 

養成答練のレベルは、テキストレベルの出題なので、過去問で言うとABランクの問題で構成されています。

 

ですから、過去問のABランクが80%正解できていれば、現時点では養成答練80点レベルと置き換えても良いと思います。

 

ちなみに、養成答練の点数と試験本番の点数に、私の場合、相関関係がありました。

 

実際のデータは以下の通りです。

 

・養成答練の結果

経済 財務 経営 運営 法務 情報 中小 合計
84 89 94 87 63  76 83 576

 

・1次試験本番の結果

経済 財務 経営 運営 法務 情報 中小 合計
64 92 67 72 56 52 77 480

 

養成答練で80点が取れなかった法務と情報は、試験本番でも60点を割り込んでいます。

 

一方で、養成答練で80点以上だった科目では、財務、運営、中小などで70点超えができています。

 

このような相関が生まれる理由としては、以下のことが考えられます。

 

①養成答練で80点以上取れた科目は、橋げたが強固であった。

科目ごとに理解が十分であるため、他科目の学習で一時的に記憶から抜け落ちても、模試や直前期の学習によって、すぐに知識が復活して、高得点を狙える。

 

②養成答練で80点以下の科目は、構築した橋げたが不十分であった。

→よって、次の科目学習に入ってからの復習と、7科目講義が一巡する4月下旬からの学習で再強化が必要。

 

勉強時間を投入した割に、点数が伸びない場合は、苦手科目と素直に認めることも一つです。

 

高得点は取りづらいものの、足きりにならないように、対策する科目と位置づけましょう。

 

 

というように、養成答練の結果は、今後を左右する重要な指標です。

 

まずは、養成答練80点にこだわってチャレンジすること。

 

そして結果に対しては一喜一憂しすぎず、自分の今の実力を冷静に受け止めましょう。

 

(2)財務会計の難易度推移

さて、ここから、最新過去問のデータも活用しながら、財務会計という科目を俯瞰したいと思います。

 

今年の6月に、1次財務会計★よく出る論点まとめという記事を書きましたが、

 

今回はそこに30年度のデータを加えていきます。

 

過去6年間の財務会計の平均点がこちら。

 

過去6年間の年度別ランク表がこちら。

(出典:TACデータリサーチ速報値)

 

30年度の1次試験は、法務の難化が強烈すぎましたが、全員に8点加算されたので、

 

おおむね財務と平均点は同水準だったのでは?と推測します。

 

財務会計は、過去3年間おおむね平均60点越えで、易化傾向が続いていましたが、30年度は難化しました。

 

過去の平均点推移を見ていると、平均60点は易しいという位置づけのようで、平均60点を超えると難化させていく

 

一方で、平均50点を下回ると易化させていく。そのような判断が、出題側にあるように感じます。

 

ただ、当然ながら、難化・易化のタイミングは分からないので、結局のところ、

 

①苦手科目を作らないようにする。

②得意科目が易化した時は、荒稼ぎを狙う。

 

この2大方針で1次試験学習は進めることになります。

 

少し本題からそれますが、科目ごとの平均点は、年度によって、バラつきが大きいです。

 

そこから言えることとして、科目合格制度を活用することはリスクが髙いため、7科目受験を強くオススメします。

 

例えば、法務は3年続けて平均点が50点を割り込んでいますが、法務のみ受験して科目合格を目指すハードルは、

 

7科目で420点より明らかにハードルが高いように思います。

 

(3)カテゴリ別☆最新過去問に見る今後の傾向

財務会計は、3つのカテゴリに分けることができて、

①ファイナンス ②管理会計 ③制度会計 

です。

 

①ファイナンス

出る論点が例年似ています。ただ、時々難問が出ますので、ABランクは取れるようにして(財務が得意な方はCランク問題も)DEランクは鉛筆コロコロでOKです。

 

②管理会計

出る論点が例年似ていて、難易度がやや低めなので、得点源にしたいです。

 

③制度会計

出る論点や難易度にバラつきがあります。会計原則は、出題される論点が似ているので、得点源にしたいところです。

 

それでは、最新30年度の出題はどうだったでしょうか。

 

①ファイナンス

・出題数は12問。

・頻出論点からの出題が減り、全体として難化傾向。

・デリバティブから3問、ポートフォリオ理論から4問出題され、ファイナンスⅡ(証券投資論)が中心

 

②管理会計

・出題数は3問。

・例年通りの出題傾向・難易度で取り組みやすい。

・近年のテーマである「生産性向上」を意識してか、経営分析は生産性分析の出題。

 

③制度会計

・出題数は10問。

・テキスト外からの出題など、出る論点もバラつきがあり、難易度も難化傾向。

 

 

まとめますと、

 

出題傾向に大きな変化は無かったものの、「今年は財務を難化させるぜ」の出題側の方針により、ファイナンスと制度会計で難化させた。

 

特にテキスト外からの出題を増やすなど、高得点を取らせない出題構成でした。

 

(4)来年度の「財務会計」学習のポイント

以上のことから、30年度は出題傾向が大幅に変わったわけではなく、意図的な難化があっただけなので、

 

来年度の財務学習も、大きな方針変更は必要なと考えます。

 

学習のポイントは以下の3点です。

 

スピ問・過去問アウトプット中心の学習を行う。過去問は5年分で十分。余裕があれば過去問マスターもやる。

 

②財務会計の出題は、同じテーマから複数出題される傾向があるので、苦手領域や捨て領域を作らない

 

③制度会計は深入りする必要はないが、簿記2級レベルの理解は必要である。

 

(5)財務会計学習に役立つ参考書籍

財務は、簿記2級など、事前知識の有無によって、アドバンテージが生じる科目です。

 

今後の学習科目である「経済」と同様に、理解が不十分なまま暗記で乗り切るのは無茶ですので、

 

簿記の知識が不十分な人は、学習時間と別に、簿記の理解を深める読書をオススメします。

 

ただ、この読書タイムは、あくまでスキマ時間やリフレッシュタイムという位置づけにして、

 

講義やテキスト通読などのインプット、スピ問や過去問のアウトプット時間を確保したうえで、行うようにしましょう。

 

はじめての人の簿記入門塾―まずはこの本から!

簿記初心者向けです。テキストを読むだけでは簿記の理解が不十分だった人は、どうぞ。

イラストが使われたり、丁寧な言葉の解説があったり。とにかく初心者向けです。

 

決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法

貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書、この財務3表をつながりで理解しようという試みの書。

 

すでに、簿記を理解している人も、なるほど!そうだったか!という気づきが多い、実践的かつ体系的な内容です。

 

先日、雑誌プレジデント「本当に仕事に役立つ必読書」ランキングで、《IT・会計部門》第3位を獲得していました。

 

人事屋が書いた経理の本

少し古い本ですが、いまなお読まれ続ける会計書の古典的名著です。

 

マネジメントゲーム、管理会計がテーマの中心です。

 

もともと、簿記を知らない人向けに書かれている内容なので、BSやPLの仕組みを、図やイラストを使い、分かりやすく紹介されています。

 

 

以上、最新過去問から分析する「財務会計」学習のポイント、でした。

 

いま大事なことは、診断士学習の習慣化毎週20時間を目標に、コツコツと学習を積み重ねましょう。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

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おはようございます。zenzenです。

寒くなったり暖かくなったりと寒暖差の激しいこの頃ですが、
皆様体調崩されぬようご自愛ください。

私は先日盛大に風邪を引きまして、
鼻水がズルズル、変な汗がダラダラ出る状態で、
楽しみにしていた飲み会(士業交流会と勝手に呼んでいる)を泣く泣く欠席してしまいました。
参加者によるとかなり楽しかったらしく、めっちゃ羨ましがりつつ
一人で枕を濡らしていました。(主に鼻水で)

さあ、そんなことは心底どうでも良くて
2019年合格目標の方に向けての記事をお伝えしていきましょう。

2017年度に合格した9代目メンバーに、
「もう一度受験するとしたら何を変えて、何を変えないか」というテーマでアンケートを取った結果をお届けします。

質問項目は以下の3つ。
1.1次試験の勉強で何か変えることはありますか?あるとしたらそれはどのようなものですか?
2.2次試験の勉強で何か変えることはありますか?あるとしたらそれはどのようなものですか?
3.1次2次問わず、これはこうすればよかった・・・ということはありますか?

色々勉強の仕方を模索している方もいらっしゃるかと思いますが、
そんな方にとって参考になるのではないかと思います。
記事内で改めて各メンバーの合格体験記もリンクしておきますので、
合わせてご覧になるとより効果的かと思います。

イカレたメンバーを紹介するぜ!
忙しい中アンケートに回答してくれた親愛なる9代目メンバーはこちら!

ストレート合格(1次1回、2次1回)
・きゃっしい  (合格体験記はこちら
・ゆう    (合格体験記はこちら
・へんりー  (合格体験記はこちら
・たかじん  (合格体験記はこちら
・だいまつ  (合格体験記はこちら

2年で合格(1次2回、2次1回)
・ヒロちゃん (合格体験記はこちら
・Chika     (合格体験記はこちら

2年で合格(1次1回、2次2回)
・よこよこ (合格体験記はこちら
・きゃず   (合格体験記はこちら

3年以上
(1次3回、2次1回)
・桃ちゃん (合格体験記はこちら

>>>>>>越えられない壁>>>>>>

(1次6回、2次3回)
・zenzen (合格体験記はこちら

なんか一人格落ち感の否めない人が混じってますけど、気にしません!
受かれば一緒!でも力量差はあるよ!いやマジで!

 

 

・・・それでは紹介していきましょう。
1.1次試験の勉強で変えるとしたら何を変えますか?それはどのようなものですか?

<ストレート組>

きゃっしい
ありません。強いて言えばただ受かるだけならあそこまでやらなくてもよかったかなと思います。

だいまつ
DEランクの問題にかけていた時間を減らします。「1次試験分析結果から見えた!~DE問題はやっぱり後回し!~」で書きましたが、受験生当時の私は合格ラインのさらにその上を目指してDE答案もそれなりに対策していたのですが、今考えればまったく無駄でした。みんなが正解できない、点数を取らせないための問題に貴重な時間を使うなんて、本当に意味がありません。

ゆう
変えることはないです。

へんりー
少なくともあと半月早く仕上げる(精神衛生上)

たかじん
過去問にもっと早くから手をつけるべきでした。過去問は力試しとして使うのではなく、出題されやすい論点を絞り込むのに使うべきでした。

<2年目組>

ヒロちゃん
1年目、もっと早く過去問に手を出しておけば良かった!1年目の学習は2月からスタートだったのですが、過去問に手を出したのは6月あたりからでした。もっと早く手を出していれば、一次合格とまではいかずとも、科目合格の数を増やせたかなと思う今日この頃。

chika
2次の試験内容を把握した上で、2次に使えるように意識して知識を取り込む!

きゃず
勉強法。道場基本理論+ABCランク優先を徹底して取り組む。無駄なことは極力しない。

よこよこ
ビジネス法務検定とか基本情報技術者試験とか簿記3級など、他資格の勉強もしたことが時間ロスで、その分、事例Ⅳをやれば良かった。

<3年以上組>
(注:ここまで道場記事をご覧の方はご存知かと思いますが、桃ちゃんの場合は間に出産はさみながらの子育てしながらの多年度ですからね。
私の多年度とは全く別物ですよ!)

桃ちゃん
やらないことを決める 不必要な細かい勉強をやめる

zenzen
特には変えない。過去問重視で良いが、ABCランクを加味してやるとよりやりやすかったと思う。

いかがでしょうか?
1次試験は7科目と科目が多く、範囲も広いですから、下手をすると勉強時間”だけ”が積みあがってしまう恐れがあります。

DE問題は後回し、過去問を中心に頻出問題を抑える、勉強の手を広げ過ぎない・・・。

何度も言われていることですが、これが短期合格の王道なのかな、と思います。

2.2次試験の勉強で何か変えることはありますか?あるとしたらそれはどのようなものですか?

<ストレート組>

きゃっしい
基本的にはなしですが、事例4の得点配分が問題用紙にかかれているものすらいじられる可能性があることを踏まえた対策をしたいです。

だいまつ
「きゃっしいの解法実況」に基づき、PDCAの回し方を変えます。受験生時代は自分なりにPDCAを回していたつもりでしたが、今考えると甘かったと思います。
きゃっしいのやり方を参考にしていれば、より答案を安定させることができたと考えています。

ゆう
変えることはないです。

へんりー
事例IVを本格的に取り組み出したのが10月に入ってからだったので、もっと早くから問題を解き始める。

たかじん
ふぞろいを買っておけば良かったかな、と思います。勉強の仕方は間違ってなかったと思います。

<2年目組>

ヒロちゃん
今思えば、もっと早い段階から二次筆記対策に取り組めば良かったかなと思いますが、当時はまずは一次試験に合格することがいの一番だったので、しょうがなかったのかなとも同時に思います。

Chika
スモビなど2次関連の本を3冊読んだが、時間が限られてる中では時間対効果が薄いので全部は読まない。また、イケカコもやったが、あんま意味なかったのでやらない。はじめはとにかく事例を解きまくってたが、はじめからpdcaを意識する。

きゃず
事例Ⅳへかける時間。1.5倍にし、どんな難易度でも一定以上取れる実力を養う。あと、NPVは無理せず経営分析とCVPを確実にする。

よこよこ
ふぞろいの使い方は、理解できなかった。もう少し活用すれば良かった…かな?

<3年以上組>

桃ちゃん
なし

zenzen
やったことそのものは別に間違っていないと思う。ただ、時間がかかったというだけの話で。
ストレートを狙うなら、AASの合格指南塾を4月から開始することと、事例Ⅳ対策を早目に取ることだけ。あと、ふぞろいを早目に手に入れておくこと。

こちらはいかがでしょうか。

事例Ⅳへの注力について言及している方が複数いますね。

2次試験突破には大きく分けて
①「事例Ⅰから事例Ⅲを合格ラインに持っていくための学習」
②「事例Ⅳを合格ラインに持っていくための学習」
の2つが必要になります。

①の掴みどころの無さに戸惑って時間を食ってしまうと、
②の対策が間に合わない・・・という状況が考えられます。

①にかかる時間はかなり個人差があるので一概に言えませんが、
②は時間をかければある程度のラインまではほとんどの人が到達できます。
元々得意な人でない限り、事例Ⅳに関しては確実に時間を確保しておくことが重要でしょう。

そしてだいまつとChikaがPDCAについて言及しています。
闇雲に問題を解くだけではやはり足りない、ということなのかも知れません。

 

 

3.1次2次問わず、これはこうすればよかった・・・ということはありますか?
<ストレート組>

きゃっしい
あと、もう2マークくらい当てて550点ときりのいい数字にしたかったなあと(笑)

だいまつ
正直、受験生時代の私は道場の記事をほとんど読んでいませんでした。執筆メンバーに加わって掘り返してみると、参考になる情報が山ほどあります。もっと、道場をうまく活用すればよかった・・・。

ゆう
やっぱり、どれだけ考えても、同じことをやっていたと思う。

へんりー
集中力の弱い就業後よりも朝にすればよかったと思う。(自分にできるかは別として)

たかじん
ハイスコアではなく合格を狙いに行って、一応その通りの結果は出せたので、特に後悔はないです。

<2年目組>

ヒロちゃん
某大手予備校に通ってましたが、講師選びに関して全く気にしていませんでした。自分に合った講師を学習当初に考えるべきでした。予備校選びよりも講師選びの方が大事です。

Chika
一次の勉強に専念していたが、2次の勉強も並行してやる。2次は一年かけて勉強したから受かったが、一年目に2次まで受かるには圧倒的に時間が足りなかっただろうと感じた。

きゃず
家族の支えあっての勉強。感謝の気持ちをもっともっと持って勉強すべきだった…勉強1年目の自分へ。。

よこよこ
まあ、独学とMMCで2年目で合格したので、自分の力量からすれば順当な線だったと思うので、全ての取り組みは結果オーライだったと思います。

<3年以上組>

桃ちゃん
完璧に全部の過去問を理解しようとした。でも捨て問はやらないと決断すべき

zenzen
ストレート合格を目指すなら1次2次を並行学習するべきだと思う。自分は出来ていなかった。

ここでは結構差が出ますね。
「きりのいい数字にしたかった」というきゃっしい様は別格として、
道場を有効に活用すること、講師選び、勉強する時間帯、1次2次の並行学習、周囲への感謝、捨て問の処理・・・。
どれも大事なことですね。

そして最後に自由回答で意見を募ったところではこちら。

きゃっしい
一片の悔いなしです

ゆう
何も変えない、という考えの人もいる、ということで。

ヒロちゃん
今からストレート合格を目指す方。
まずは己と敵(試験)をしっかり把握することです。そして、無駄なこと、効率の悪いことは捨てて必要なことに集中しましょう。

桃ちゃん
忘却曲線と、忘れる前の復習で効果的に記憶していってください(私は出来なかったので)

zenzen
時間がかかったことについては実はあまり後悔していない。
なるべくしてそうなったと思っているので。

ここできゃっしい様から「一片の悔いなし」とのお言葉が。
世紀末覇者を彷彿とさせますね・・・。
いや、それだけの実績があるのでもはや圧巻です。

一方で、全ての設問に対して「変えることは無い」と回答したゆうの力強さ。これは特筆しておきたい。ホンマカッコいい!
9代目メンバーの中で「道場理論の一番の体現者」と呼ばれるゆうだけに、自分のやってきたことに間違いはないと言い切れるのでしょう。

ヒロちゃん、桃ちゃんからも受験生に向けて的確なアドバイスをくれています。

私からは・・・まあそんなもんです。落ちるべくして落ちたとは思っています。一方で最終年は「受かってもいいはず」と思っていました。
時間はかかりましたが、本当に納得しています。


11人11様、それぞれ意見が重なるところ、異なるところはありますが、
これから受験される皆さんにとって、
少なからず参考になる点はあると思います。

もっと他の経験談も知りたい!
という方は、道場が誇る合格体験記を参照下さい。
貴方に近い境遇の方が見つかると思います。

以上、zenzenでした。

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【2次試験受験者の方への大切なお知らせ】

前回投稿(準備期間は1週間?最終関門「2次口述試験」まとめ)を、NAVERまとめに最新情報で掲載中!随時アップデートしていきますので、覗いてみてください。

 

一発合格道場 2次口述試験対策セミナー(←東京にてやります!!乞うご期待)
東京 2018年12月9日(日)午後予定 @勝どき区民館
・参加費:1000円(予定)
・12月7日(金)受付開始予定(こくちーずにて) 30~40名予定
・口述試験対策講義+模擬面接(+懇親会)

 

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1次試験の学習をはじめたばかりの方、久しぶりに道場の門を叩いた方へ、はじめまして。きゃずと申します。

2年がかりの合格体験記はコチラ。9代目としての過去記事はコチラ

 

今回は、2019年の1次試験に挑むあなたに向けて1次学習を加速的に進めるために必要な要素」をナビゲートする記事を書きました。

 

道場で最もよく読まれている「1次試験対策記事」トップ10(9代目編)

道場の記事には書き手や時期によって様々な特徴の記事があります。イベントタイミングに合わせたもの、キャッチーなテーマのもの、渾身の内容のもの、ロジカルなもの、情熱ほとばしるもの、シリーズもの、ゆるわだ(ゆるい話題)…いろいろありますが、一定以上のアクセスを頂いた記事は、それだけ読者の方のニーズにうまく合致したものでもあると考えています。

そして、僕は道場ブログの9代目IT担当を務めており、日々、どんな記事が多くの方にアクセス頂いているのかを観察しています。

そこでこの役割を活かして、我々「9代目」1次試験対策記事(今年の2月以降に積み重ねてきた記事)のうち、統計情報から抽出した「表示数」の上位トップ10(+αの番外編として必読の2記事)をご紹介します!

 

道場ブログの強みはなんといっても熱い執筆陣とこれまで築き上げてきた膨大な過去記事

 

今回の特集は過去記事(強み)×読者の方々の興味関心(機会)から導き出されたものです。現在のあなたにとってピンとくるものをぜひ読んでみてください。

そして、気づきや疑問があったとき、資料をダウンロードされたときは、ぜひ一言コメントを寄せて頂いたり、学習仲間がいたら本ブログを紹介頂けると幸いです!

みなさんからの疑問・コメントが我々にとってもモチベーションの源であり、みなさんにとっても有益な記事のタネになっていきます!

 

なお、すべてをいま読む必要はありませんが、ぜひPC・スマホの「お気に入り」「ブックマーク」に登録頂き、時折ここに戻ってきて貰えれば幸いです。

 

それでは進んでいきましょう!


 

■第1位:【一次データ分析①】平均点と科目合格率の推移(chika)表示回数3,565

科目別の「平均点」と「科目合格率」の推移H18~H29に渡って分析した記事が、9代目による1次対策記事のぶっちぎりトップアクセスを獲得しました!この記事でchikaが伝えたかったことを思い切り要約すると、

①苦手科目はできる限り作らない方がよい

②昨年難化したからと言って、今年は易化するとは限らない

だからこそ!!やみくもに勉強するのではなく、とるべき問題をしっかりとる、ということが大切です。診断士試験の全体傾向や特性をまず把握したい、という方はぜひ目を通してください。

 

 

■第2位:【渾身!論点シリーズ】道場で最もよく読まれている「1次試験対策」記事トップ10はコレ!(きゃず)表示回数2,292

道場の初代~9代目(2018年5月時点)までに多くのアクセスを頂いた1次試験対策記事トップ10が、第2位を獲得しました。手前味噌ですみません!

マンデル=フレミング(経済学)や営業レバレッジ(財務)、GMROI(運営管理)など、個別論点に特化した解説記事が多くの方に参照頂いていることを表しています。

この記事と今回の記事を必要なときに取り出して”何度も”読む。これだけで、あなたの得点能力が大幅に上がることを約束します。

 

 

■第3位:【渾身!論点シリーズ】表と横串で暗記攻略!(法務/会社法 機関設計編)(へんりー)表示回数2,204

へんりーによる法務・会社法の暗記攻略法。その真髄は、「タテ」方向に進むテキストの解説を暗記する際に「ヨコ」で串刺しにする。なぜならほとんどの暗記系の問題は、「ヨコ」の視点で作成されているから、というもの。

なんのこっちゃ?いまはそれでも構いません。

法務の学習や答練・模試を受ける機会が来たら、その効果が手に取るようにわかると思います。そのときにこの記事の存在をぜひ思い出してください。

 

 

■第4位:【渾身!論点シリーズ】ワークサンプリング/作業分類(だいまつ)表示回数2,176

運営管理に登場するワークサンプリング/作業分類=「作業又は製造方法の実施効率の評価及び標準時間を設定するための手法」なのですが、これがもう、絶望的に覚えにくい論点なのです。

でも大丈夫、だいまつの解説をとイメージ図をひとつひとつ辿っていってください。後半では作業分類体系と語呂合わせを一つにまとめてくれています

各項目に含まれる具体的な作業項目の「例」と、各項目の「性質」をセットで頭の中で紐付けること。これは本論点に限らず、高得点者がやっている必須動作でもあります。だいまつがみなさんに盗んでいただきたいと思っているのは、ワークサンプリングそのものよりも、この「紐づけ」なのだ。そう僕は感じています。

 

 

■第5位:【中小】白書の暗記をスムーズに!2017年版の概要をまとめました。(chika)表示回数2,155

診断士を目指すのであれば、日本という大きな船がいまどこに向かおうとしているのか、”必ず”押さえる必要があります。

白書から出題される「中小企業経営」の暗記のコツは、ストーリーと全体背景をつかんで暗記すること。この点をアタマに入れているといないとで、中小に対する意識の持ち方が大きく変わってきます。

なお、2019年の出題は新年度版の白書を踏まえたものとなるので、この記事で大枠を掴んだら、詳細は年明け以降に最新情報でインプットしていきましょう!

 

 

■第6位:【ラスト1週間】1点でも多く積み上げるためにやるべき事(chika)表示回数2,142

1次試験直前に押さえるべきポイント集。「1点でも多く積み上げる」執念の有無が試験では本当に合否を分けます

【1】苦手分野を書き出す

【2】中小のグラフの詰め込み暗記

【3】模試で△と×だったところを解き直す

【4】試験の休憩時間に見るものを決める

さらに試験に持っていくものリストまで添えてくれています。chikaは9代目の中でも特にエネルギッシュで華やかに活動していますが、その行動力のウラには血の滲むような努力を積み重ねていることがわかります。試験前にどのような精神状況になるのかのシミュレーションも含め、必読です。

 

 

■第7位:1次試験まであと5ヶ月 「模試」はこう活用する(きゃず)表示回数2,135

模試活用の効果をまとめた記事。2018年3月頭に書きました。模試を単なる「お試しテスト」ではなく「本番のためのあらゆるプロセスの集合体」とする(つまりは得点力を高める)ために、以下の効果を意識するべし!ということを強く主張しています。

①模試前:学習の前倒し/準備の予行演習

②模試中:アウトプットの確認/心身のパフォーマンス確認

③模試後インプットへの活用/学習計画の見直し

※予備校に通い始めたばかりの方は、「模試」を「答練」に読み替えてみてください

なお、僕の記事には「心技体」というワードが多く登場します。診断士試験はその学習過程も試験当日も長丁場。知識=「技」を磨くことはもちろん大切ですが、その力を存分に発揮できるよう「心」と「体」のメンテナンスにもぜひ留意して、これからの学習を進めて頂ければと思います。

 

 

■第8位:【暗記科目対策】科学的暗記カード活用術(きゃっしい)表示回数1,921

”科学的な”暗記カードの活用法記事。①なぜ暗記カードは良いのか②効果的な暗記カードの使い方③おススメ暗記カードアプリ、について紹介しています。

暗記に不安のある方は、この記事の前に書かれた【暗記科目対策】記憶のメカニズムから紐解く記憶術も、ぜひ併せて参照ください。記憶には、それが保持される時間によって感覚記憶、短期記憶、長期記憶の3種類があること。そして長期記憶のなかでもエピソード記憶と呼ばれるタイプの記憶は覚えやすく忘れにくいため、いかにしてエピソード記憶として定着させるかが重要なこと。とてもロジカルかつ分かりやすく解説してくれています。

きゃっしいは1次試験で545点を取った伝説の合格者でもありますが、それは偶然ではなく必然だった…素直にそう思わされます。ホントに。

 

 

■第9位:【2018年スト合格目標】それでも最小限の学習時間で合格したいあなたへ。『スピ問出涸らし法』(へんりー)表示回数1,904

平日にほとんど勉強時間が取れないタフな会社に勤務しながら、1月スタートでストレート合格を果たしたへんりーの最短学習法。キーメッセージは「やることを絞り、教材を絞り、骨までしゃぶりつくせ!」

(0) やることを絞れ

(1) 問題集は1つに絞れ

(2) 設問1つ1つを吸収しつくせ:①正解以外の選択肢まで「理解」する ②「その問題に再会したら、次は解けるか?」まで問う(疑う)

時間のないあなたは、ず1冊の問題集に集中し、それを骨までしゃぶりつくすこと、出涸らすこと。急がばまわれ。実物のへんりーは猫と楽器と海外を愛し、みんなから愛されるいじられキャラですが、こと学習方法についてはとてもロジカルでムダがない。そしてストイックな漢(おとこ)です。短期合格を目指す方はぜひベンチマークしてください。

 

 

■第10位:残り1か月。模試を活用しながら、やるべきことに集中しましょう!(たかじん)表示回数1,856

1次試験の1ヶ月前に書かれた記事。たかじんはMBAを持ちながら、知識のサビを落としバージョンアップするために診断士に挑戦しストレート合格したナイスミドル。

試験前の模試を活用して効果を最大化するために、睡眠時間・起床時間の設定、朝食のとり方、受験生の観察、当日やるべきこと、そして模試後の復習方法などに触れています。

たかじんが伝えていることのキモは、「模試での結果は出来ても出来なくても気にしない。一喜一憂せず、今準備すべきことを着実にやるべし」ということ、そして「最後まであきらめずに粘り強く頑張れば、それだけ力は伸びる」ということ。この粘りを徹底できる人が合格し、そしてその後の活動も広がっていく。そう感じます。

くじけそうになったらたかじんのこの記事をぜひ読んでください。そして前を向いてやるべきことに集中しましょう!

 


■+αの番外編 「1次試験対策記事」必ず読むべき2つの超重要記事

ここまで挙げた記事が道場9代目の1次試験対策記事アクセスランキングトップ10でしたが、これ以外にも数多くの良記事があります。中でも僕が自信をもっておすすめしたいのは以下の2つです。

 

■必読①:【2018年スト合格目標】道場基本理論&学習計画(ゆう)1,830アクセス

ストレート合格の原理・原則は変わらない」そう力強く宣言する、ゆうによる記事。

彼がストレート合格した最大の要因は「道場基本理論をもとに学習計画を立て、それを着実に実行した」から。気持ちいいほどにど真ん中ストレートを投げ込んでいますね。道場基本理論とはコチラの4つ。

道場基本理論1:橋げた理論

道場基本理論2:答練の重要性

道場基本理論3:スピ問活用80点学習

道場基本理論4:ストイック勉強法

われわれ9代目や先代の多くの記事も、遡っていけばこの基本理論にほとんど集約されていきます。それくらい普遍的で、再現性のある理論でもあると言えます。一部の天才を除く大半の人が最短距離で合格するには、守破離の「守」を徹底していくことが重要ということを教えてくれます。

 

 

■必読②:1次試験分析結果から見えた!~DE問題はやっぱり後回し!~(だいまつ)1,312アクセス

だいまつの緻密な分析にもとづく「1次試験の過去問は、ABC問題を最優先!DE問題は後回し!」という主張。要点は以下の通り!

✔ DE問題はコンスタントに出題されている。⇒特に難問のE答案も7%程度出題される

✔ しっかりと勉強していれば得点可能なABC問題+ DE問題は鉛筆転がしで十分合格できる

✔ 高得点者も、DE問題(特にE問題)には歯が立たない

 

⇒だから、過去問によるトレーニングはみんなが解けるABC問題をまず優先

D問題、E問題は・・・やらんでもええんちゃう?

※「ABCDE問題」とは、受験校(TAC)の過去問題集等で公表されている過去問題毎の正答率のこと。A(正答率が80%以上の問題)⇢E(正答率が20%未満の問題)と、順に正答率が下がっていきます。

個人的にはこの分析、今年の9代目記事どころか全記事の中でも最高峰に位置付けられる、語り継がれるべき記事だと思っています。なぜなら、この記事は僕らに「捨てる勇気」と「効率アップ」による「時間」をくれるからです。この事実を知っているか知っていないかは、本当に大きな差になります。

 

 

いかがでしたでしょうか?他にも紹介したい記事はまだまだたくさんありますが、今日はここまで。

いまのあなた、これからのあなたに必要なものをピックアップして、ぜひ1次試験を突破してください!

以上、きゃずでした。

 

 

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おはようございます。ゆうです。
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本日のテーマは、診断士学習でロケットスタートするための「5つのポイント」、と題してお送りします。

 

えっ、もう来年受験生向けの記事?

 

はい。今日は、2019年ストレート合格に向けて、現在「企業経営」を勉強中の、2019年受験生向けの記事を書きます。

 

■まずは、2次筆記試験受験の皆様へ
あらためまして、2次筆記試験受験、お疲れ様でした!

 

2018年合格目標の皆さんは、きっと2次筆記試験に完全燃焼して、ひと時の休息を楽しんでいることとお察しします。

 

私も、試験当日に再現答案を作りましたが、翌日からはストイックしていた映画や読書を楽しみました。

ずっと読みたかった、北方水滸伝も読破しました笑

 

診断士は、合格してからも、積極的に活動する人にとっては、忙しいです。

 

具体的には、診断士登録するための、実務補習や、実務従事。

 

協会に入会したら、研究会プロコン塾などがあります。

 

もちろん、道場を愛する皆様であれば、来年は道場10代目として執筆をすることにチャレンジするのも、一つ。

 

そうなんです。

 

診断士1年目になったらまた忙しくなるので、しばらくは、家族や友人、趣味の時間を楽しむことをオススメします。

 

有意義な人生には、「緊張と緩和」が必要です。

 

12月合格発表までは、毎日道場ブログで情報収集しつつ、がんばった自分へのご褒美を満喫して下さい。

 

■2019年ストレート合格目標の皆様へ

診断士試験は、難易度が高く、学習期間も1年以上を要するため、

 

途中で挫折したり、合格まで複数年を要することがあります。

 

ストレート合格をするには、学習スタート期において、適切な準備ができているかどうかが鍵です。

 

そのポイントを、以下の5つにまとめてみます。

 

(1)効果的な学習方法を理解する。

通学・通信生だと、予備校のカリキュラムがあるので、まずはカリキュラムに沿って学習すればいいと思います。

 

独学生だと、とりあえず企業経営のテキストを買って、読み終えたら財務会計のテキストを買って。

 

なんて、どう診断士学習を進めればいいか、手探りな人もいらっしゃると思います。

 

診断士学習はアウトプット重視で取り組んだほうがよくて。そのあたりの学習方法を体系的にまとめたものが道場理論です。

 

通学生にも、独学生にも、活かせる内容で。10年経った今でも色あせない内容です。

 

道場基本理論1:橋げた理論

道場基本理論2:答練の重要性

道場基本理論3:スピ問活用80点学習

道場基本理論4:ストイック勉強法

 

予備校の先生によっては、まずは60点取れていれば大丈夫!なんて甘い囁きをする人もいるかもしれませんが、

 

養成答練で80点取るのをマイルストーンにしましょう。養成答練60点レベルでは、ストレート合格に届かないペースです。

 

(2)1ヶ月、1週間単位の学習計画を立てる。

独学生で、どのようなスケジュールで学習すれば良いか分からない場合、

 

予備校の学習スケジュールをモデルにするのは有効です。

 

どれくらいのペースでテキストを読み進めば良いか、つかめます。

 

通学・通信生であれば、科目ごとに養成答練があるので、養成答練を各科目のゴールに設定して、

 

講義の時間、トレーニングの時間、過去科目の復習の時間、を組み立てることになります。

 

参考までに、一昨年の私の学習スケジュールがこちら、です。

 

≪ご参考≫10、11月学習記録(ゆう)
↑クリックでPDFダウンロード

 

私は、スタプラと、お手製のエクセルで学習記録をつけていました。

 

まだ、この時期は道場ブログに出逢ってなくて、手探りで学習計画を立てていました。1ヶ月の勉強時間も50時間くらいです。

 

年末に道場ブログに出逢って、そこから1ヶ月に100時間以上の学習ペースに変わります。

 

(3)診断士学習の師匠を見つける。

通学・通信生であれば、自分が尊敬できる講師を師匠にするといいでしょう。

 

ちなみに、自宅や会社から近いという理由だけで、予備校や教室を選んだ人は、よく他の講師も吟味したほうが良いと思います。

 

1次試験であっても、2次試験であればなおさら、予備校や講師の力量で合格率に差が出ます。

 

講師の実力を見るには、実際の講義に参加するのが最も良く、目星を付けるには、2次本科生を担当している講師かどうか、がポイントです。

 

2次試験2年目の受験生が集まる2次本科は、講義に高いレベルを求められるので、実力ある講師が選ばれる傾向にあります。

 

独学生であれば、道場メンバーや、過去の合格体験記から、自分のロールモデルになりそうな人を見つけ、その人の学習法をTTP(徹底的にパクる)のも、有効です。

 

私の場合は、ふうじんさんや、碧さんの記事などを参考にしました。

 

(4)診断士学習の仲間を見つける。

ともに、診断士合格を目指す仲間の存在は、時に刺激となり、時に癒しとなります。

 

ただ、気を付けてほしいのは、単なる友達を探しても意味は無くて、あくまで自分と同じようにストレート合格を目指す仲間を見つけることです。

 

診断士試験のストレート合格率は、5%を切ります。100人のクラスであれば、ストレート合格するのは5人以下というのが実情です。

 

ですので、クラスの中でも、上位10%くらいの人を仲間にしたほうが良くて。厳しいことを言うようですが、勉強を継続できない人・成績が上位で無い人とは、仲間になる必要性は薄いです。むしろ、あまり関わらないほうが笑

 

独学生であれば、上記(2)で登場したスタプラで、勉強仲間を見つけるのが有効です。

 

ここでも大事なことは、自分のライバルになるような、努力を継続して刺激をもらえるような仲間を見つけましょう。

 

スタプラで友達を100人、200人と作る人もいますが、みんなにいいね!しようとして、SNS疲れになる可能性があります。

 

仲間は、勉強熱心でセンスのある、20人程度に絞ることをオススメします。

 

(5)診断士学習の支援者を作る。

支援者とは、具体的には「会社」「家族」です

 

診断士学習を継続するには、ある程度、勉強時間を確保するために退社時間を早めたり、有給休暇を取ったりと、

 

会社の人たちに協力してもらう必要があります。

 

また、土日にまとまった学習時間を確保したり、模試を受験したりと、特にお子さんがいる家庭では、パートナーの理解を得る必要があります。

 

時々、診断士学習を会社に内緒にしている人に出逢うことがありますが、そのようなスタンスはあまりお勧めしません。

 

有言実行で診断士合格を目指したほうが、周囲の協力や応援を得やすいですし、合格した時の反響も大きいでしょう。

 

家族にも同様で、早めに話をして理解を得るほうがいいでしょう。「早めに話すと説明、後から話すと言い訳」

 

早めに言っておいたほうが、理解を得られる可能性が高い気がします。

 

 

以上、診断士学習でロケットスタートするための「5つのポイント」、でした。

 

色々書きましたが、診断士学習が本格するのは来年から、です。

 

いま大事なことは、診断士学習の習慣化。毎日、毎週、コツコツと学習を積み重ねましょう。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

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はい!へんりーです。

これまでの記事はこちら

 

さあ、2次筆記試験の本番まで、いよいよ残りわずかとなりました。

本日は、

  1. 協会からの最新情報
  2. 残り2日間と本番の過ごし方(今のモヤモヤQ&A)
  3. 9代目からの応援メッセージ

でお届けします。

 


1. 協会からの最新情報

まず協会からの最新情報をご確認ください。

平成30年度中小企業診断士第2次試験(筆記試験)を受験される皆様へ

試験は予定通り実施されるとのこと。

とにかく余裕をもって、会場に向かってください。大幅にリスクを低減できますので。

当日に何かあれば、この一発合格道場ブログでも発信しようと思いますので、困ったらぜひチェックしてみてください。

 


2. 残り2日間と本番の過ごし方(今の気持ちQ&A)

残り2日間、気負う必要はありません。

諦めて投げやりになるのもナンセンスです。

最近忙しいとか、事情があったとか、今年は本気で合格を目指さなかったんだ、とか、
たとえそうだとしても、今は口に出さずに、なんとか黙々と進みましょう。

要するにいつもいっている「最後まであがこう」ってことです。

 

以下は、勝手に今のモヤモヤした気持ちQ&Aです。


・風邪気味を引きました、どうしたらよいでしょう?-

あれだけ気を付けていたのに、それでもなってしまったものは仕方ありません。

焦ってもよいことはありません。

高級栄養ドリンクを飲んで寝る、思い切って会社を休む、試験本番中の一定時間だけ症状を緩和する薬を入手する・・など、

あなたにとっては、これらを試みる方が有効かもしれません。

直前のこの時期に「勉強をしない」のは勇気が要ることですが、

他のメンバーも書いているように、焦って勉強時間を確保するよりも、

本番のコンディション重視で行動する方が、圧倒的に効果的だと言えます。

 

・いまだに制限時間以内に終わらないときがあります。。不安です-

いや、それって昨年の僕です。。本番直前までそうでした。

今できることはなんでしょうか?

「どうしても時間通りに終わらせるようになろう」と今からやみくも事例を解いても、短期での進歩は望めません。

それより、試験本番中に少しでもアタマが整理されているように、

ファイナルペーパーを強化する、よくやらかすミスを書き出しておく、見直すといった、「これまでやったことの再整理・再確認」に実は希望があったりします。お勧めです。

 

・事例IV対策をいくらたくさんやっても安心できません-

これも、昨年の自分です。

けっこう多くの人が同じ心境のはずです。

前回の記事でも書きましたが、それくらい謙虚な気持ちがあった方が、時間配分や取捨選択に冷静に対処できると思います。

下手に自信が有り余っている人の方が、やらかす可能性が高いかもしれません。

1次試験の直前期にもお伝えしたように、そして先日だいまつやきゃずも書いているように、今から新しい問題に取り掛かるよりも、一度理解した「はず」の問題に再度取り組んでみてください。

示し合わせたわけではなく、合格者が自然と辿り着いていた判断、王道です。

穴が見つかれば儲けものです。「解ける問題を確実に解く」練習を繰り返すことです。

 

・もうだめかも・・前向きに本番に臨める気がしません-

気持ちはわかります。。

でも、そんなに投げやりになるくらいなら、「あと数日で解放される」という面をより強く認識してポジティブになるのはいかがでしょうか?

参考までに、昨年の自分は直前期に「試験が終わったらやることリスト」を作成していました。

時間をかけたわけではありませんが、やっておいた意味は大きかったと思っています。

・久しぶりに飲みたいもの食べたいもの、一緒に飲みたい人を書き出し、

・本業の勉強を徹底してやろうとか、

・逆に「何もやらない日」を作ろうとか、

・ひたすらウイイレやってやろうとか、マンガ大人買いしようとか、

・年末は海外にいこうとか、

といった、とにかくワクワクするアクションをリストアップしていました。

気晴らしがてら、ぜひやってみてください。

 

・試験本番のコツを教えてください-、

とにかく

「力まないこと」

それに尽きます。

だいまつも書いていたように、「いつもと違うこと」をやってしまうのが一番良いこと無し、だからです。

 

と、こういう話をすると、

「いやいや、自分は今の実力じゃ受からないから、ミラクルを起こさないと・・なんて思う人が少なからずいるでしょう。

でも、それって誤解かもしれません。

「予想外にうまくいった」「本番の方がうまくいった」

なんていうのは、小手先の無理無茶無謀をして成せるものではないからです。

 

この試験では、「いつもどおり、やることをやった」人だけに、ミラクルが起こるものだと思います。

「起こす」のではなく、「起こる」ものです。

少し脱線しますが、

昨年の僕は、2次試験本番の前日、親しい後輩の結婚披露宴に出席していました。横浜から新幹線で神戸まで行って。

ストレートかつ初学だった自分は、試験対策に余裕があったわけではありません。

(8月~本番まで合わせて、40事例弱(授業の演習や模試も含めて)しか解けていなかったくらいまずかった)

後輩にとって一生に一度のイベントと、試験と、天秤にかけて判断したわけです。

当日は「むしろ心理的にリラックスして本番を迎えられるかも」とポジティブに捉え(無理やり)、式と披露宴ではとにかく楽しむようにしました。

新幹線やTAC神戸校で勉強時間を確保しながら、一応、しぶとく最後まであがいてはいましたが。

こうして、前日の披露宴参加は、試験本番で平常心を持つことができ、運良く「力まないこと」の実践を可能にしました。

 

もちろん、これは結果論で、合格したからこそのネタ話ですが、

言いたいのは、ヘンに力まず(そしてヘンに油断もせず)そんな状態で本番に臨むのがベストだということです。

試験中、過去のことは振り返らずに、前だけ見て進むことが可能になります。。

ここまで準備を重ねてきた人ほど、どうしても力が入るはず。

どうか、肩の力を少しだけ抜いて、本番に臨んでもらいたらと思います。

 

以上、モヤモヤQ&Aでした!

 

 


3. 「9代目からの応援メッセージ」

それでは、ヒロちゃんゆうに引き続き、リレー形式で道場メンバーからの応援メッセージをお送りします。

今日は、本年度の執筆メンバーである9代目からのメッセージです。

 

■ 9代目 きゃっしい ■

ついにラスボスがやってきました。

1次と同じように2次も絶対何か波乱があります。
そう思って臨みましょう。
波乱があったら想定通りです。

これまでの努力を信じて、焦らず、与件文に忠実にこなしていきましょう!
口述セミナーでお会いしましょう。

 

■ 9代目 よこよこ ■

読者の皆様、あなたが難しいと思った問題は、周りの受験生にとっても難しいのです。

最後まで与件に粘って粘って、1ワードでも与件の言葉を引用しましょう。

さあ、診断士になって、一緒に幸せな社会作りに貢献しよう!

 

■ 9代目 きゃず ■

2次試験は誰にでも受けられる試験ではありません。
ここに来るまでに積み重ねてきた努力は、あなたのテキストやファイナルペーパーが何よりも雄弁に物語っているはずです。

支えてくれた周囲の方たちに感謝の気持ちを持ちつつ、やるべきことを整理して、当日はあなた史上最高の心技体で試験会場に向かってください。

あとは、どれだけ4つの事例(≒社長の話)を素直に、丁寧に読み、多面的に捉え、我慢しながら回答用紙に診断報告を置いてこられるか、です。

「診断士」として、最後の一秒まで諦めず、真摯に社長の悩みや課題と向き合ってくれば、結果はおのずとついてくるはずです。
心から、応援しています…!!

 

■ 9代目 zenzen ■

とうとうこの日がやってきました。
自信満々?
不安しかない?
もうどうにでもなれ?

思惑は色々あるでしょうが、それはそれ。
出来ることは一つ。
解答用紙にその日のベストをぶつけるだけ。

難しいことを考えなくても、気の利いたことを言わなくても大丈夫。
素直に社長の話に耳を傾けてきてください。

皆さんが悔いなく一日を終えられることを祈ります。

 

■ 9代目 ヒロちゃん ■

過去は悔やんでも望んでも、変えることも戻ることも出来ません。

未来も恐れても求めても、見ることも行くことも出来ません。

では、我々はどうすればよいのか?

そうです、

今(現在)に集中しましょう!

今にスポットライトをしっかりあてて、
過去も未来も見えなくなるくらい目の前のことに集中しましょう。

2次筆記試験の4事例、そのひとつひとつに全身全霊をかけて挑みましょう。
結果を求めすぎてはいけません、本質を見誤ります。

中小企業診断士として皆さんとお会いできる日を楽しみにしてます!!

 

■ 9代目 ゆう ■

一次試験は、開始直前まで暗記して、記憶をパンパンにして臨むことが重要です。
二次試験は、心穏やかにして、平常心で試験に臨むことが重要です。

平常心を忘れず、見たこともない設問やキーワードが登場しても、
いつも通りの解答を書けば合格です。

一次試験は、正解は一つです。
二次試験は、正解は合格者の数だけあります。

正解を当てに行ったり、完璧を求める必要はなくって、
みんなが書いているレベルの解答を書けば合格です。

一次試験は、機械が採点します。
二次試験は、人間が採点します。

出題者が合格させたくなるような、読みやすい字で、因果が分かりやすく、
理論とキーワードを盛り込んだ解答を作りましょう。

道場を愛する皆様の合格をお祈りしています!

 

■ 9代目 へんりー ■

無理やりにでも、根拠がなくとも、『かつてない自信』を持って試験に臨んでください。

試験中、最後の数分、数秒の冷静な判断と粘りで勝負が決まります。

健闘をお祈りしています。

慰労会「事例V, VI」でお会いしましょう。

 

■ 9代目 たかじん ■

ここまで努力してきた自分を信じ、そしてここまで支えてくれた家族を含めた関係者に感謝し、悔いの無いよう、精一杯の力を出し切って下さい!

ここまで頑張ってきた皆さんなら大丈夫!受かります!

 

■ 9代目 桃ちゃん ■

ここまで頑張ってきた皆さま、いよいよご自身の力をすべて発揮する時です!

落ち着いて試験にのぞまれれば必ず良い結果いなると思います!

さぁ、深呼吸をして、気持ちを落ち着けて、頑張ってください!心より応援しています!!!

 

■ 9代目 chika ■

リラックスして、いつも通りの手順で解いてください。

大丈夫。あなたは、ぜ~~~ったい合格しますから!

4人の社長に真摯に向き合ってきてくださいね♪

 

■ 9代目 だいまつ ■

「診断士になる」という目標が目の前まで来ています。

今年絶対に2次試験を通過して、私たちと一緒に診断士ライフを謳歌しましょう。

大丈夫です。手前味噌ながら、私の長文記事(他の道場メンバーの記事も)を自分のものにしていただいた皆さんなら大丈夫です。大丈夫なのです!

2次試験は相対試験です。皆さんはかなりのアドバンテージがあります。落ち着いて、私の記事で仕込まれた(偉そうにすいません)ロジックで問題に向かえば、きっと合格できます。

皆さんの合格体験記を拝見することを、本当に楽しみにしています。

「人にできて、きみだけにできないことなんてあるもんか」です!

 


以上が応援メッセージになります!

 

ということで、

あがいてあがいてあがいてあがいてあがいてあがいてあがいてあがいて、そんな日々がもうすぐ終わります。

 

自分はプロジェクトマネジメントを本業とする会社で働いているのですが、

1つのプロジェクトの終わりに差し掛かったとき、何百か何千人かのチームのなかで、

“Finish Strong”

という言葉をよく使います。

 

最後の最後、完成が見え、ゴールまであと少し、そのときこそ、

「きっちりやり遂げる」「しっかりと終わらせる」

そんな意味で、プロジェクトのメンバーが口々にこのフレーズを言い合います。

 

残りの2日間。

淡々と、今やれるベストを尽くしましょう。

そして”Finish Strong”を達成してください。

 

「アナタもまだ間に合います!

本番まであと少しだけ、あがいてみませんか?」

 

以上、へんりーでした!

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すっかり夏の暑さが過ぎ去り、最近少しずつ寒くなってきましたね。ここからの時期は、体調管理がとても重要です。

 

勉強時間は、1日3~4時間は必要ですが、遅くまで無理をし過ぎないように。体調管理が第一です。

 

また、夜型の人は、寝る時間を少しずつ早め、朝起きる時間を少しずつ早くして、朝型に変えましょう。

 

急に朝型に変えても、カラダがついていきません。ただ、眠いだけです。

 

今年から事例Ⅰ開始時間が10分早まり、9時40分スタートになりまし

 

事例Ⅰから頭をフル回転できるように、無理のない範囲で、少しずつ朝型にシフトしましょう。

 

 

それでは、昨日のヒロちゃんに引き続き、リレー形式で歴代道場メンバーからの応援メッセージをお送りします。

 

今日は、診断士2~4年目として、各方面でご活躍6~8代目からのメッセージです。

 


■ 6代目 tomo ■

皆さま いよいよ決戦の日が近づいて来ましたね!

 

まだ勉強が足りないなあと焦っている方も、やることやったので早く受けたい!と思ってる方などいろんな方がいると思います。

 

でも、不安な事もあるかとは思いますが、それはみんな一緒です。

 

二次試験は当日どれだけ集中して力が出せるかもとても重要です。ぜひ、当日力が出し切れるように、気持ちは熱く頭は冷静に、当日全力で戦ってきてください!応援しております。

 

 

■ 6代目 なご ■

さあ本番がやって来ました。今までやって来たことを信じ、自分を信じて全力でぶつかるのみ・・・

 

でもそういう心境の時って、意外に視野狭窄になっていることが多いんです。例えば事例Iが終わったら、皆さんは休憩時間は何をするんでしたっけ?

 

実際の会場に行ってみるとよくわかるのですが、結構多くの人が事例I終了後は「くよくよ」しています。前の科目を引きずってはいけない、とあれだけ事前に意識していても、実際の場になると忘れてしまうもの。

 

だったら、当日の行動を書いておきましょう。そして試験が終わったら、それを見ましょう。それだけで当日のマインドをナチュラルに保つことができます。

 

さあ、残された時間を活かし、最高のパフォーマンスを目指してください。その先には全く新たな未来が、あなたを待っていますよ。

 

 

■ 7代目 nori ■

諦めなければ必ずゴールにたどり着きます。
戦う気持ちを最後まで忘れず。思い出に残る一日にしましょう。

 

行ってらっしゃい!!!

 

 

■ 7代目 とり ■

周りの受験生の気迫に圧倒されるかもしれません。でも、ここまで数々の苦難を乗り越えて、たくさんの犠牲を払って頑張ってきたみなさんなら、きっと本試験も乗り越えられます!

 

最後の最後まで諦めず自分を信じて、難問があっても這いつくばって執念で取り組んできてください!平常心も忘れず来年、笑顔のみなさんにお会いできるのを楽しみにしています!

 

 

■ 8代目 たっしー ■

あと数日で晴れて試験勉強は終わりですね。

 

緊張も不安もあるでしょうが、それが「普通」です。それだけ皆さんが積み重ねてきた証拠だと思います。

 

折角の大舞台、自信をもって思い切り楽しんで来てください。結果は自ずとついてきます。

 

 

■ 8代目 ルナ ■

「勉強が足りていない」と不安を感じていますか?「ここで失敗したら、、、」と緊張していますか?

 

経営者さんたちは、いつもそんなプレッシャーの中で戦っています。
そんな経営者さんのお手伝いをするのが私達の仕事です。

 

4つの事例の経営者さんを最初のお客様だと思って、心を込めて支援してきてください。
皆さんの力を借りたいと願っている経営者さんに、熱い思いが届きますように!

 

 

■ 8代目 TOM ■

いよいよですね。
2年前の試験当日、自分に言い聞かせていたことをお伝えします。

 

1. 前だけを見る(終わったことは振り返らない)

 

2. ルーティン以外のことは絶対しない(演習で身に付けられたことをフルに活かすのが、当日、自分に出来ることの全て)

 

3. 4人の社長の声を真摯に受け止め、意図を掴み、分かりやすい日本語で回答する(これが一番難しいですが、致命的なミスは防げます)

あと少しです。ここ一番乗り切りましょう!

 


以上です。6~8代目道場メンバーの愛が溢れる応援メッセージでしたね。

 

さて、本日のメインは歴代道場メンバーの応援メッセージですが、

 

私、ゆうも、ついに、2次筆記試験前、最後の執筆になりました。最後に皆様にお伝えしたいことを3つ書きたいと思います。

 

(1)超直前期は事例Ⅳの追い込み&総点検に、毎日時間を使うべし!

 

事例Ⅳ対策だけをしてください!というわけではなく、事例Ⅰ~Ⅲの過去問やふぞろい写経をしつつですが、

 

事例Ⅳ学習は毎日やりましょう。

 

私の場合、直前1週間で、TAC事例Ⅳ特訓の全論点と事例Ⅳ計算問題集を1周しました。

 

事例Ⅳは、公式や解法の手順を記憶していないと手も足も出ませんし、曖昧な記憶だと解答に時間がかかり、ケアレスミスも発生しやすいです。一方で、事例Ⅳは努力した分、点数につながりやすい科目です。

 

事例Ⅳ出題傾向を参考に、各論点の総点検をしてみてください。

 

 

(2)試験本番は、いつも以上に解答に時間が掛かる、と想定すべし!

 

2次試験本番の緊張感、初見の問題、出題傾向の新しい変化

 

模試や過去問以上に、試験本番の解答には時間が掛かる要素が目白押しです。

 

では、どうするか?対策ポイントは2つです。

 

1つ目は、余裕時間を組み込んだタイムマネジメントをすることです。

 

例えば、70分で全ての問題を解いて10分で見直しをする、という計画です。私の場合、昨年の本番は、それでも試験終了ギリギリまで解答を書くのに追われました。緊張と慎重で、時間は予定よりかかります。

 

2つ目は、直感を信じて、頭に思いついたことを紙に書くこと

 

試験本番は慎重になりやすく、最初に思いついた答えが、正解とは違うのではないか?という気になって、またさらに考え込むという展開になりやすいです。

 

しかし、あなたが模試や過去問で、そうだったように。最初に思いついた解答で良かった、ということが多いです。自分を信じて、解答を進めてみて下さい。

 

 

(3)2次試験受験の目標は試験に合格すること

 

「ここまで学習してきたことで十分勉強になった(だから本番の結果が悪くても構わない)」

「ここまで学習してきた自分を誉めてあげたい(だから本番の結果が悪くても構わない)」

 

ふと、気持ちが弱くなって、目標がすり替わることがあります。

 

診断士の2次試験は簡単な試験ではありません。

合格したいという強い気持ちを持って受験した人が合格する試験です。

最初から勝てないと思っている人が、勝てる試験ではありません。

 

合格することが、あなたの目標だったはずです。今も変わっていないはずです。

 

合格しましょう!

合格して下さい!

合格できます!!

 

ここまで全力で診断士学習に時間を使い、道場を愛する、あなたの合格をお祈りしています。

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こんにちは、きゃずです。

過去記事はコチラ

 

いよいよ平成最後の2次筆記試験まであと1週間を切りました。

5人に1人のボーダーライン上に、大多数の受験生がひしめき合っている、そんな状況です。あなたならラスト1週間、何をしますか?

 

…正直、いまからできることは限られています。でも、確実にできることはあります。ということで今回お伝えするのは、実力を最大限発揮するためのピーキング」と「写経」の2点です。

 

この記事を読んでいただいている道場読者の方に向けて、最後のひと押しのご参考になればと願いを込めて送ります。

 

主なターゲット2次試験に臨むすべての人

登場する過去問:特になし

文字量:約3,000字(本文のみであれば約5分で読めます)

 


 

前段として、僕自身の昨年のラスト2週間の学習計画予実表を参考までにご覧ください(下の画像をクリックすると大きくなります)。

前々週は、弱点であった事例Ⅳの強化にひたすら投入。ちょうど試験1週間前の日曜日のみ、予備校の「スパーリング」として、試験と同時間で全事例の模擬問題を解きました。

スパーリング結果も踏まえ、PDCAを回してラスト1週間に向けて書いたこと

 

「やってきたことの再確認に充てる。新しいことを欲張らない」

 

何かを新しく習得するのではない。これまで積み上げてきたものを総点検し、試験に臨むにあたり心技体を整える時間。そう位置づけて、ラストスパートを行いました。すべては、当日に実力を最大限発揮するために。

 

では実際にやっていたことを見ていきましょう。

 

 

■ラスト1週間の総仕上げ①ピーキング

ピーキングとは、「運動選手などが、大切な大会へ向けてコンディションを最高の状態にもっていくように調整すること。また、その調整法(デジタル大辞泉)をいいます。

 

昨年のこの時期、ピーキングを詳しく知っていたわけではないのですが、結果的には同じようなことをやっていました。意識していたのは「心身ともに落ち着いた状態」「試験当日のスケジュールに合わせた生活リズム」

 

心身ともに落ち着いた状態をつくる

これまでの試験勉強や仕事で溜まっていた疲れをリセットし、パフォーマンスを発揮できるようなコンディションを整えることが非常に重要です。セルゲーム直前の悟空の過ごし方…とでもいえば、ドラゴンボール世代の方にはピンとくるかもしれません。

仕事の関係で休暇取得が難しい方もいらっしゃると思いますが、半休・早上がりなど、できるときはそうすることをお勧めします。

(多忙なたかじんも、試験前は前日休暇+午後休暇×2回を取得していました。)

 

短時間でもできることとしては、以下のようなものがあります。

・バランスの取れた食事をゆっくり噛んで食べる

ぬるめの風呂にじっくり浸かる

「平常心になるためのルーチン」を決める

(休憩時間のルーチンは①妻がくれたお守りを見る、②ファイナルペーパーを見る、③ゆっくり1分、腹式呼吸する、と決めていました)

試験当日のイメージトレーニング

(試験当日何時に起きて、どうやって移動し、各事例の間に何をやる、そのときこんな気持ちになっている…ということをなぞっていました。ポイントは「自分にとって都合のよい期待をしない」ことです。どうせ何か波乱があるだろう、と割り切るようにしていました。これはきゃっしいも先日書いていましたね。)

 

試験当日のスケジュールに合わせた生活リズムをつくる

生活リズム関連で意識していたのは、①就寝時間、②起床時間、③ランチの時間、の3つです。直前週、すべてを試験当日のスケジュールに合わせることは無理ですが、この3つだけでも当日に近づけるように逆算して予定を立てていました。

前提としていた起床時間は5時7時には試験会場(立教大学)近くのカフェにて最終チェック。そして9時に会場入りできることをイメージしていました。

 

なお睡眠について、コンディション維持に最適な時間(僕の場合は7時間半)を確保できるよう家族に協力してもらいました(当時1歳だった娘の寝かしつけなど…妻には頭が上がりません)。

また、気温が急激に下がり乾燥してくる時期でもあるので、就寝時と移動時はマスクを着用し、喉の保護と感染予防にも留意。

ひとつひとつは大したことはないかもしれませんが、コンディションを整えるために、毎日を意識して丁寧に過ごしました。

 

ピーキングに関しては、メンタルトレーナー・コーチでもある3代目ひめさんの記事が大いに参考になります。

「合格するために備えておきたいメンタル力と体力③」

 

 

■ラスト1週間の総仕上げ②写経

写経とは、診断士試験においては、過去問の与件文や設問文を書き写すこと。初代ふうじんさんの記事「明鏡止水 (ファイナルペーパー)」に書いてあるように、写経の期待効果は以下のようなものです。

明鏡止水。

本試験に向けて鍛え上げた実力のもと
本試験過去問題に再び向き合うと
「作問者が伝えたかったこと」が自分でも驚くほど手に取るように伝わってくる

・・・可能性があります。
確かに後付けで言われてみれば、

合格してやろうと意気込んで試験に臨む、よりも
心静かに相手の話に耳を傾ける

ほうが、題意を正しく理解して合格に近づくでしょうね。

 

ファイナルペーパーを”写経”して最後のインプット

僕自身は1年目に「題意を正しく理解して答えること」が十分にできず苦杯をなめたこともあり、「”心静かに相手の話に耳を傾けられる”心理状態に、自分を持っていく」ことが必要だと考えていました。

 

ラスト1週間の具体策としては、与件文・設問文の1年分の写経に加え、自作のファイナルペーパーの写経に毎日1-2時間程度取り組んでいました。これにより、2次試験での時間配分、解法のポイント、フレームワーク、事故対応の方針、抜けやすい論点、などをアタマとカラダの双方にインプットする効果もありました。

先日Chikaが書いていたこととほぼ同じようなことを行っていたわけです(「試験直前にやって良かったこと] フレームワークの用意&パニック時の対処を考えておく」)。

 

※ファイナルペーパーに関しては「一発合格道場の「ファイナルペーパー」総論」を参考にしてください。

 

いつも通り対応する

これは「だいまつが2次試験前最後にお伝えしたいこと」でも書かれていましたが、「練習でやっていることしかやらない」「いつも通り対応する」こと。とにかくこの徹底に尽きます。写経を行う意味は、この「いつも通り」の状態を確認するためという側面もあります。

 

設問文と与件文にある経営者の話を、丁寧に読み込む。

オリジナルの素晴らしいアイデアを発揮したくなるところを耐えに耐えて、「与件文の内容をもとに」、「設問文の制約条件を踏まえて」回答を構成する。

そして4事例を通して「診断士として当たり前の回答」を「読みやすい素直な日本語で」書く。

…2次試験は、これがどれだけできるか、の勝負です。

 

事例Ⅳ終了の号令が終わるその瞬間まで、自分を信じて「診断士として」書き切ってきてください。

そして試験が終わったらぜひ、あなたの大切な人に、感謝の気持ちを伝えてください。

 

さあ、泣いても笑ってもあと1週間。あがいてもがいてやりきりましょう。あらためて、当日は最高のコンディションで迎えられますように!!

 

道場メンバーも全力であなたの背中を押しています。

以上、きゃずでした。

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こんにちは、chikaです!(過去記事はコチラ

今日は、私の試験前最後の記事になります。
そこで、これだけは伝えたい!という事を「直前期にやってよかったこと」としてお伝えしたいと思います。

 

(もくじ)直前期にやってよかったこと

■パニックになった時に何をするか決めておく
■回答の型を作っておく

 


■パニックになった時に何をするか決めておく

試験中に「緊張で与件文が頭に入ってこない」
「何をかけばいいか全く思いつかない」
そんなことがあるかもしれない・・と想定してました。

そんなときは、手を動かそう!と決めていました。
手を動かす、とは、いつも通りの手順で下書きの紙にキーワードを列挙する
回答の型を書く、ということです。

そうすれば、
・何かしら解答は埋められるだろう
・書いてるうちに冷静になるだろう
と思っていたからです。

実際に、本番の事例Ⅱでは与件文が長かったので
与件文を読みながら焦ってしまい、与件文が頭に入ってこない状態になってしまいました。
その時わたしは、「いつも通りに手を動かす!!!」と自分に言い聞かせて、
いつもの手順で設問分析をし、回答の型を下書きすることで
「与件文から何の情報を拾ってくるか」を冷静に考えることができ、落ち着いて解答をつくることができました。

そして、事例Ⅲでは時間が足りなくてどんどん焦ってしまいました
今でも鮮明に覚えているのですが、
とにかく下書きの紙にキーワードを列挙して、
いつも通りの手順で解答を組み立てることを意識しました。

このように私が冷静になれたのは、
事前に”パニックになったらどうするかを決めていた”からだと思います。

パニックに対処する方法は人それぞれだと思います。
なので、もし自分は何をすれば冷静になりそうかを考えておくとよいでしょう。
そして、もし試験本番でパニックになったら、
「やっぱりパニックになったか!」と開き直って、決めていたことをやってみてください。

 


■回答の型を作っておく

上記と関連して、私はキーワードの他に
回答の型も用意していました。

私が回答の型を用意した目的は、
・与件文から拾うべき情報が明確になる
・何を書けばいいか分からない時に、何かしら書ける
と思ったからです。

以下、私がファイナルペーパーに書いていた解答の型を列挙しますので
パクれそうなものがあれば参考にしてください。

【事例Ⅰ】
★強み(要因、特徴、理由など)を聞かれたら
A社が何をした、だけ書くのではなく
(つまり)●●●をする▲▲▲力、と記述する

★外部・内部環境分析
●●(脅威)で競争激化の一方、
○○(機会)で需要が拡大し、
A社は▲▲をする××力で事業を拡大した。

★新規事業のよくあるパターン(組織構造を問われる場合)
①○○○の専門部署を設置して、
②(事業運営における)権限を委譲して、
③(ニーズ収集+商品開発に活かすための)他部門とのコミュニケーションを強化する(定期会議等)

★新規事業のよくあるパターン(人的資源管理を問われる場合)
①○○強化(→新事業に関わること)に向けた研修制度、
②▲▲による士気向上を図る

 

【事例Ⅱ】
★経営環境をふまえた新事業戦略
●●●(競争激化などの脅威)の中、
▲▲▲(市場ニーズなど機会)を機会と捉え、
○○○(B社の強み、過去ノウハウ)を活かし、
×××(事業内容)を行う◎◎戦略を行う

★品揃え戦略
●●●層(ターゲット)の×××ニーズに対し、
◎◎◎商品をそろえることで、
▲▲▲(効果=B社の課題解決)を図る

★プロモーション戦略その①
●●●層(ターゲット)の▲▲▲(効果)を目的に、
①~、②~、③~(プロモーション)を行う。

★プロモーション戦略その②
●●●層(ターゲット)の×××ニーズに対し、
①~、②~、③~(プロモーション)を行うことで、
▲▲▲(効果=B社の課題解決)を図る。

★サービス施策
①◎◎◎サービスによる×××(価値提供※)、
②●●●サービスによる■■■(価値提供※)
によって、▲▲▲(効果=B社の課題解決)を図る。
※価値提供:利便性向上、選択性改善、安心感提供、など

 

【事例Ⅲ】
事例Ⅲについては解答の型は作っていませんでした。
その代わり、事例Ⅲは特にキーワードを覚えるのを意識していました。

 

【事例Ⅳ】
★営業CFがマイナスの場合
営業面で、(※理由※)により、資金獲得力が低い/資金が不足
※理由※には以下のうち当てはまるものが入る
・当期利益の過小性
・(商品在庫など)の増加
・(支払費用など)の負担
・支払債権の回収遅れ
・仕入債務の支払
・過大な利息
・商品管理の不備

★投資CF
投資面で、(※以下のうち当てはまるものを記載)
・戦略性の薄い投資を行ったため~
・本業に直結しない投資を行い~
・○○○など過大な投資を行い~
・無計画な投資を行い~

★財務CF
財務面で、(※以下のうち当てはまるものを記載)
・不足資金を補う借入依存型の経営である
・財務体質の悪化

★経営(営業)レバレッジ
(売上高に占める固定費の割合が高い場合=経営レバレッジが高い場合)
売上高の変動に伴う損益の変動が大きいため、経営リスクが高い

(売上高に占める固定費の割合が低い場合=経営レバレッジが低い場合)
売上高の変動に伴う損益の変動が小さいため、経営リスクが低い

 

★セールスミックス(貢献利益)
(貢献利益が+の場合)
貢献利益がプラスのため、共通固定費の一部を賄っており
廃止すると(全体の)営業利益が減少するため、廃止しない

★CVP分析の記述
・収益の安全余裕度が高い/低い
・収益の安全余裕度が低下しており、営業赤字になる可能性が高い

★オプションの長所
為替レートに合わせて権利の行使や破棄を意思決定でき、
損失をオプション料の範囲で回避できる

★オプションの短所
権利の行使や破棄に関わらず、オプション料の支払いが生じる

★輸入のオプション
行使価格1ドル▲▲円のドル買いのコール・オプションを購入する

★輸出のオプション
行使価格1ドル▲▲円のドル売りのプット・オプションを購入する

 

以上、少しでも参考になれば幸いです!!
注意点としては、型にこだわりすぎると設問で問われてないことも書いてしまうので、
「設問の制約条件」と「与件文」に忠実に回答することを前提として使ってくださいね。


本日の記事は以上です。

最後は精神論で申し訳ないですが、
皆さん、最後まで絶対にあきらめないでください!
「絶対に自分は合格する!」
「ここまでやってきたんだから絶対大丈夫!」
という強い気持ちを持って試験本番に臨んでくださいね!

そして、試験当日はリラックスして、いつも通りの手順で解いてくださいね!

大丈夫。あなたは、ぜ~~~ったい合格しますから!
以上、chikaでした♪

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はい!へんりーです。

 

さあ、今日をいれて残り15日間となりましたね!

前回の記事の冒頭でお見せしたグラフのとおり、本番の直前まで実力は伸びます。(初学者は特に!)

どうかどうか、それだけは忘れずに。最後の最後まで、あがいてください。

 

さて、この時期まできますと、事例の解答にあたってはかなり「慣れてきている」段階かと思います。

そんな中、もし悩みがあるとしたら、

 

「得点が安定しない・・」

 

「模範解答と比べてどうも内容が薄い・・」

 

といったところでしょうか。

 

今日は、その状態を打破するためのヒントをお伝えできればと思います。

 

以下、大きく3本立ての内容です。

  1.  「加点されない理由」分析 

  2.  「フレーズコピー」のススメ

  3.  事例4「敗北しないための戦略」

(※過去問ネタバレなし)

1つ当たり1つの記事が書けそうなテーマですが、今回は渾身よくばりDayということでお付き合いください!

 


 

  1.  「加点されない理由」分析

 

早速ですが、どうすれば得点が安定するのか?を掘り下げていきます。

 

あなたの解答(事例I, II, III)が得点しきれていない=十分に加点されていないとしたら、その理由は何でしょうか?

 

大きく3つの切り口に分けて、診断してみましょう。

 

①問題の制約条件に違反している

②幅が足りない(切り口にモレがある)

③深さが足りない(因果が足りない)

 

まず

①問題の制約条件に違反している

はわかりやすいと思います。

 

夏セミナーでもお伝えしたとおり、自分は「教訓ノート」なるものを作り、事例を解く度に反省点をメモし蓄積していました。

その中から、いくつか「やらかし」をシェアしてみます。


・「過去に業績を維持できた理由」を聞かれているのに、現在の強みを答えている

・「経営面での影響」を聞かれているのに、技術面にしか触れていない

・「生産面について助言」と書かれているのに、組織・人事の対策を書いている

・「課題」について聞かれているのに、問題点を書いている

・「社内対策を」と書かれているのに、社外での施策を書いている

・「子育て世代をターゲット」の助言問題なのに、文字数余ったところで高齢者向けの施策を書いている

 

といったところでしょうか。あくまで一端です。 「自分もこれはあるなー」と思うものが含まれていたでしょうか?

 

多面的な解答にすることで得点稼ぎにいく方法は否定しませんし、むしろ賛成派ですが、やみくもに文字を埋めることでルール違反をやらかせばその解答は台無しです。

 

対策は、やはり「設問解釈」の徹底にかぎります。緊張しているときこそ、一字一句を大事に設問を読む必要があります。

念には念をいれて、制約条件を見逃さないためのクセと工夫を身に着けてください。

 


次に、加点されない理由の2つ目、

②幅が足りない(切り口にモレがある)

です。

ここでの「幅が足りない」とは、設問で求められている項目や切り口のどれかが漏れているということです。

初代ハカセさん作の図を使わせてもらうと、幅=並列のイメージです。

解答に盛り込むべき項目が並んでいます。

ものすごく簡単な例で言うと、「売上の改善のための施策」を求められている場合、

(特に制限がなければ)「客数」×「客単価」の2つの切り口が必要になるところを、一方を漏らし片方だけで解答してしまった、といった具合です。

 

「幅の不足」=漏れの防止対策には、いわゆる「フレームワーク」が特効薬となります。

 

たとえば、人事施策に関する助言が求められている場合、

「茶化」というフレームワークを使えば、(「茶」と「化」の文字を分解し・・)

サ 採用
ハ 配置
ホ 報酬

イ 育成
ヒ 評価

が漏れなく頭に浮かべば、モレなく、その問題に適した切り口を盛り込めるわけです。

フレームワークはモレを防ぐためのものという意識をぜひ持ってください。

 


そして、加点されない理由の最後3つ目が、

③深さが足りない(因果が足りない)

です。

ここで、深さとは直列のイメージです。(向きは横ですが)

解答の要素が、因果、因果、とつながっています。

模範解答と比べたとき、おおまかな施策やアクションは合っているのに、いまいち情報や修飾語が欠けていて、得点を稼げていない・・・

という人は、ぜひこの「深さ」を意識してみてほしいのです。

 

その神髄をいうなれば、

キーワードの前後 = 因果の要素

です。

(BeforeとAfter・・また勝手に「BA理論」または「前後理論」などと命名してしまいたい・・!)

例を出しましょう。

たとえば、助言を求めらる問題において、

[キーワード]に、助言の核となる「施策やアクション(例:〇〇教室の開催)」

が入るとすると、

[前]に、「現状のニーズや課題(例:ファミリー層に需要のある)」

[後]に、「期待効果(例;顧客との関係性強化)」

を入れることができます。

 

この[前]と[後]が、[キーワード](=施策やアクション)を修飾し、説得力を強めるのです。

 

 

ここで予備校の模範解答や「ふぞろい」を見直してみてください。

きっと、[前]と[後]にも、それぞれ、ちゃんと得点が与えられているはずです。

 

あなたの解答に足りなかったのは、実はこの

[前]と[後]

だったのではないでしょうか?

 

だいまつやきゃっしいの思考プロセス実況(の記事)の中で、「拾うべくして拾えるもの」のように説明されいる要素たちも、

見方を変えると、「因果の要素」だったりするわけです。(もちろんすべてがそうではありませんが)

他にも、具体例を挙げると以下の図です。

 

難易度が高いことで知られる助言問題において、解答の核となる「施策」そのものが思い浮かばなかったとしても、あるいは自信がなかったとしても、その[前][後]は与件文から抜き出せることがあります。

 

「施策」という、下手をすると『引き出し勝負(発想勝負)』になりがちなキーワード当てにいかずとも

前後をしっかり記述することで、一定の得点が得られるのです。これが「前後理論」です。

これに気づいてから、僕の得点は安定し始めました。

 

これこそが、8月あたまのブログ記事で、

2次試験は『作問者の想定する正解はきっと存在する。しかし、その「作問者の想定する正解」を当てにいってはいけない。「100%当てずとも如何に得点を稼ぐか」が勝負の試験である』

と記した理由です。(今ごろ伏線回収・・)

「こじらせてしまっている」受験生の一部の人は、解答の核となる「施策・アクション」の箇所を100%当てることにばかり注力してしまい、一方、その[前][後]をおろそかにしているきらいがあると思っています。それはリスクの大きな戦い方です。

でも本当は、得点源はそこだけではないわけです。

 

まずは [後]の 「施策・アクション」→「期待効果」 の因果関係を意識するのが馴染みやすいと思います。

「~により売上向上を実現する」

「~することで短納期化を図る」

といった当たり前のことを書く。それだけで得点になります。

 

事例にでてくる社長さんは天然です。「当たり前のことすらハッキリ言わないとわかってくれない」のです。

意識をしてこなかった人にとって、これは盲点かもしれません。

 

ぜひこの「因果」で深さを出す(前後理論)を取り入れてみてください。

 


「フレーズコピー」のススメ

 

続いて、こちらも事例I~IIIの得点安定のために、残る期間ですべきオススメ勉強法についてお話します。

 

お手本になる解答の文章を真似し、何度も書きなぞる勉強法を「写経」などと一般的に呼びますが、

基本的にはそれと同じ。何度も書かない代わりに、コピーしノートやスマホに記録しておくだけ、です。

しかも、解答全文ではなく、部分的なフレーズだけをコピーするで「フレーズコピー」と呼ぶことにします。

 

解答作成にあたって、「語彙」が足りない人は、上手い人の文、フレーズ(言い回し)をどんどん真似しましょう。

いくらあなた1人で事例を解き続けても、解答を書き続けても、なかなか良い表現は生まれてきません。

それなら、巧い表現を真似ること、パクることです。

 

自分が言いたいことを、如何にコンパクトに、如何にわかりやすく書けるか?

僕が受験時代中にメモしていた内容から、以下に一端をピックアップします。

 

 [イマイチ長い文] 若手育成への貢献度をしっかりと評価する制度を導入することで

[スマートな文] 育成面を重視した評価制度の導入により

[イマイチ長い文] 安心かつ安全な商品であれば高価であっても購入する子育て世代に

[スマートな文] 高価でも安心安全を重視する子育て世代に

 

このように、言いたいことは同じだけど、なんだか見事にコンパクトにまとめている「スマートなフレーズ」を見つけてはメモするようにしていました。

他にも少しご紹介します。

 

「無関連多角化によりシナジー効果を発揮できず」

「裁量を与えることで動機付けを行い」

「愛顧向上により口コミを誘発し新規顧客を獲得する」

「情報誌にパブリシティを行い」

「高付加価値化により客単価向上を図る」

 

どれもスマートで美しいと思いませんか?

ふと俯瞰すると、主に動詞の使い方に注目していたことがわかります。自分の引き出しにない動詞の使い方を取り込むことで文章作成の自由度を上げようとしていました。

 

これらはあくまで昨年の僕にヒットしたフレーズですが、

みなさんも残りの期間で、「この言い回しを自分は持っていないな」というお手本のフレーズを見つけたらそれをコピーし自分に取り込んでください。

 

おまけの話ですが、この「フレーズコピー」は、楽器演奏の練習で用いられる方法なのです。ご経験のある方もいらっしゃるかもしれません。

例えば、JAZZの独特の歌いまわしを身に着けるには、過去の偉人「ジャズ・ジャイアント」の演奏から、彼らのアドリブフレーズをコピーしていくのが1番早いと言われています。

呼び方は異なるかもしれませんが、

・スポーツの素振り(フォーム作り)

・英語のシャドーイング

などもおそらく同じ。「お手本のコピー」が有効なのです。

 

というわけで、直前期だからこそ、「フレーズコピー」(時間があればもちろん「写経」)をおすすめします。

 


事例4「敗北しないための戦略」

さらに、「得点安定のための極意」の締めくくりとして、事例4対策についても書いておきます。

 

事例IVの問題(設問)は、以下の3種類に分けることができます。

 ①合格者・不合格者のほとんどが正解する問題(差が出ない問題)

②合格者と不合格者で正答率に差がでる問題

③合格者も不合格者も正解できない問題(差が出ない問題) 

「だから、勝負になる②を練習しろってことだろ」という声が聞こえてきそうですが、

 

違います!

 

得点安定のために大事なのは「勝負の手前」なのです。

 

①合格者・不合格者のほとんどが正解する問題(差が出ない問題) (具体例:経営分析の問題)

で如何に着実に得点するか?

③合格者も不合格者も正解できない問題(差が出ない問題) (具体例:NPVの大問の最後の問題)

に如何に時間をかけないか(極端に言えば捨てるか)?

この2点を遂行できずに、つまり勝負をするまでもなく敗北してしまう人が意外と多いのです。

 

せっかく、②の問題で戦う力を如何につけていても、①と③の対処を誤ると一気に不利になっていまいます。

勝負の土俵にすら上がれないということですから、やるせません。。

 

特に、自分は財務会計が得意と思っている人ほど要注意かもしれません。

そんな人ほど、試験の後半にまだ「時間をかければ誰でも正解できる問題」が残っているのにも関わらず、「自分なら多少難しくても解けるから」と、色気がでてしまいがちです。

たとえば、NPVの最後の設問に果敢にもチャレンジしてしまい、しかしその難問に予定に時間を食い、「時間をかければ誰もが正解できる問題」を落としてしまう、といった悲劇が起きます。

さらに追い打ちをかけると、そのNPVの難問も、実はほとんど配点が与えられません。だった1点の可能性すらあると思っています。

そのあたりは、きゃっしいの前回の記事で説明してくれているのでぜひ参照ください。

 

実は、僕の「スタプラ友達」で、財務会計をすごく得意としていた方がいたのですが、残念ながら2次試験本番で上記のような事態に陥ってしまいました。

読者の皆さんには、そうはなってほしくありません。

 

敗北しないために、まず何より、上記①の得点、③の回避を確実に遂行してください。

それを成しえて、はじめて勝負の土俵に上がることができます。得点が安定してきます。

 

本番のメンタルでは、優先順位の選択を誤ってしまう可能性があるため、練習のうち意識してやっていないといけません。

ぜひ今日から、まず①と③を重視して事例IVを解いてみてください。

 

では、勝負を決める②の対策は?

それは「2日連続で解く」勉強法です。まず解いて答え合わせをし、その翌日に再度解くことで定着を図る。また、別のところでひっかかって間違えることも多い、というわけです。

1次試験前にも繰り返していたことですが、最後まで自分の理解度・実力を疑ってください。

 


 

以上です!

へんりーの手元に残る、ありったけの得点安定ノウハウをお届けしてみました!

 

どうか最後の15日間を濃密に過ごし、本番に備えてください。体調管理も言わずもがな趙重要です。

質問・疑問はお気軽にコメント欄にどうぞ!さっと聞けば、答えが得られて数時間が浮くことだってありますから。

 

では、

「アナタもまだ間に合います!

本番まであと少しだけ、あがいてみませんか?」

 

以上、へんりーでした!

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おはようございます。ゆうです。

バックナンバーは、こちらから

 

本日のテーマは、ゆうファイナルペーパーにみる2次試験攻略のポイント、と題してお送りします。

 

前回は、2次試験のファイナルペーパーからピックアップして、事例共通の、試験の心構えを披露しました。

 

今回は、その事例別編です。

 

ファイナルペーパーとは、自分なりの2次試験攻略の縮図です。

 

「2次試験とは、結局どういう試験か?」という要所を紙にまとめて、あとは試験当日の現場対応力

 

どんな会社が出題されるかは分かりません。どんな要求が来るかも分かりません。

 

解答に必要な2次知識とフレームワークを準備し、試験当日に登場する企業に合わせて、知識とフレームワークを活用する。

 

そのため、試験当日に確認することは、2次知識とフレームワークが中心です。

 

私の場合、ツールはMMCの学習ガイドブックと、自作のファイナルペーパーでした。

 

今回は、ゆうファイナルペーパーから事例別編を引用し、その下に補足コメントを書きますので、参考にしてください。

■事例Ⅰ

(1)強みの維持、強化がテーマ。なので、与件文通読の際にチェックすると有効。その際に、強みは、外部資源を活かしたものと、内部資源を活かしたものになる。

中小企業は経営資源が限られているので、全方位経営はできません。キラリと光る、他社と差別化した「強み」を武器に、会社の存続と発展を目指す必要があります。

 

2次試験も、全事例を通じて、求められていることは、そういうことです。

 

事例Ⅰでは、強みを維持、強化するために組織・人事の視点で診断と助言を行います。

 

また、現在、中小企業共通のテーマである、以下のキーワードは、事例企業の背景として登場する可能性があります。

課題と対応策は、頭に入れておきましょう。

①事業承継 ②社員の高齢化 ③人材不足 ④生産性向上 ⑤海外進出・インバウンド対応

 

(2)与件文に根拠を探しに行っても、無い場合が多い。つまり、設問文を読んだ段階で理論想定することが大事。余白に想定を箇条書きで書いておく。

事例Ⅰを苦手な方の、多くの原因が、これでしょう。与件文に根拠が書いていない、見つからない。難易度を高めるために、意図的にそうしていると思います。

 

受験生の対策としては、設問文を読んだ時に類推すること、です。

 

事例Ⅰでは、組織構造か人的資源管理に絞られるので、その中のどれかな?と探る。過去問の出題パターンから、これかな?と探る。

 

(3)レイヤーは、経営戦略、組織構造、人的資源管理(さちのひもけぶかいねこ)

何はともあれ、事例Ⅰで頭に入れておくフレームワークが、これです。

 

(4)最終問題は、与件文と最後の段落と最初の段落が関係することが多い。

これは事例Ⅰのパターンです。昨年29年度も当てはまりました。30年度がどうなるか分かりませんが、想定はしておきましょう。

 

■事例Ⅱ

(1)基本は、誰に・何を・どのように。誰にがターゲット、何をが製品戦略、どのようにがプロモーション戦略

マーケティングの基本です。事例Ⅱの解答構成で迷ったら、この基本に立ち返りましょう。

 

(2)ターゲットは、顧客層が市場拡大しているのが基本。現状維持や減っていく市場をターゲットにしない。そして、B社の強みが活かせて顧客獲得できるターゲット。

マーケティングの目標は、おおむね売上向上ですから、拡大している市場への進出やシェア拡大が基本です。

 

昨年29年度であれば、30~40歳代の子育て世代がターゲットでしたね。

 

ターゲットが複数登場したら、B社の強みが活かせて、拡大している市場をターゲットに選びましょう。

 

(3)マーケティング戦略、アクションと来たら、ターゲットを明確にすること。ターゲット+4P

私は解答構成で、ターゲットを書き忘れる癖があったので、忘れないようにターゲットのことを何度も書いています。

 

すでに設問文にターゲットが明記されていれば不要ですが、書いていない場合、ターゲットの記述は採点対象と考えておきましょう。

 

(4)売上拡大ときたら、客数増加なのか、客単価増加なのか。既存売上強化か、新規顧客獲得か。
例:〇〇することで、客数増加させ、売上拡大を図る。

施策を考える時の視点として、切り分けの視点として、重要です。

 

(5)経営資源をチェックしておく。それを機会や課題に合わせて、活用する。

施策を期待効果につなげるには、B社の経営資源を有効に活用しているかどうかが、カギです。

 

(6)レイヤーは、経営戦略、4P(商品サービス・プロモーション・価格・チャネル)

特に4Pで重要なのが、商品サービスとプロモーションです。価格とチャネルも、どういう課題や対策があるか、基本的な内容は押さえておきましょう。

 

(7)インターナルマーケティングのセオリー。①研修による能力開発 ②表彰制度や権限移譲によるモラール向上→従業員満足の向上→当事者意識の向上→顧客満足や顧客愛顧の向上

頻出論点のセオリーは、因果の流れで、覚えておきましょう。

 

(8)コミュニケーション戦略のセオリー。双方向のコミュニケーション活性化により→顧客関係性強化→顧客満足度向上→口コミ促進→新規客獲得

上記(7)と同様です。頻出論点のセオリーは、因果の流れで、覚えておきましょう。

 

■事例Ⅲ

(1)事業やアイテムごとに生産形態が違う可能性があるので、○○は●●生産、と個別に捉える必要あり。【受注生産・見込生産】【個別生産、ロット生産、連続生産】

生産形態によって課題が違います。受注生産なら、生産リードタイムの短縮であったり、見込み生産なら精緻な需要予測であったり。

 

生産管理の問題を作りやすいので、比較的、事例は受注生産の企業が登場します。

 

(2)まず生産管理系の問題から処理する。1問目(強み、弱み)と最終問(強み活用)の戦略問題はセットで処理する。

これまで事例Ⅲのセオリーだった第1問の強み・弱み問題が、昨年29年度は出ませんでした

 

なので、このポイントの後半部分は流用できません。ただ、前半の生産管理系の問題から処理するのは、引き続き有効です。

 

理由は生産管理系の問題はワンパターンで解答しやすいためです。

 

事例Ⅲに共通して言えることは、問題と解答が、けっこうワンパターンなのです。おそらく事例Ⅲは、解答のバリエーションが作りづらいのでしょう。

 

(3)レイヤーは、経営戦略・機能戦略(①営業活動 ②設計・開発 ③生産活動)

事例Ⅲは、生産管理はもちろんですが、営業に関する問題や解答も多いので、営業の切り口やキーワードの準備は、有効です。

 

■事例Ⅳ

(1)解く順番を決める。基本は、経営分析→理論問題→NPV以外→NPV。簡単な問題からやる。

事例Ⅳはタイムマネジメントが重要で、簡単な問題からやって点数を積み上げる戦略が有効です。

 

27年、28年のように平易な問題であれば、全問解答する必要性が高いですが。

 

昨年29年度のように難化した場合は、捨て問の選定が重要でした。

 

昨年であれば、第1問⇒第4問⇒第2問⇒第3問の順番で解答しました。

 

(2)経営分析はBS・PLから探しに行くのではなく与件文から類推する。もっと言うと、あらかじめパターンを読んでおく。

・よく出る指標

収益性:
売上総利益率、売上営業利益率、売上経常利益率

効率性:
有形固定資産回転率、棚卸資産回転率

安全性:
負債比率、流動比率(100%が基準。100を切っていたら優先的に指摘する)、当座比率

 

・安全性を複数指摘する場合、

①短期安全性(流動比率、当座比率)
②長期安全性(固定比率、固定長期適合率)
③資本構造(負債比率、自己資本比率)

 

(3)経営分析は20分以内で終わらせる。時間をかけすぎない。

以前の記事でも書きましたが、経営分析をいかに早く処理して、他の問題に時間を使うか、が合格のカギです。

 

(4)前期と当期比較なら、低下や上昇を使う。同業比較なら、低い・高い。

何でもかんでも、低い・高いで表現するのではなく、時系列での比較なら、低下・上昇を使う。

 

(5)CF計算をする際は、ちゃんとPL計算書から作る。時間はかかるが、確実性が上がる。

事例Ⅳで点数を積み上げるには、計算する過程を丁寧に書いて、抜け漏れや計算ミスを防ぐことが大事です。

 

時間はかかりますが、確実性があがります。また、そのトレーニングを積み重ねることで、スピードアップできます。

 

(5)CF説明。FCFのみの説明なら、財務CFのことは書かずにまとめる。

FCF(フリーキャッシュフロー)は、営業キャッシュフローと投資キャッシュフローの合計なので、財務キャッシュフローのことを書くのは余計で、不必要なことです。

 

(6)ディシジョンツリーのパターン。期待正味現在価値が正なので、研究開発を行う。研究開発の結果、大型投資の場合は設備投資を行うが、小型投資の場合は設備投資を行わない。

次こそ出るぞと言われて、昨年29年度も出なかったディシジョンツリー。

 

問題設定にもよりますが、おおむね上記の解答パターンになることが多いので、あらかじめ想定していました。

 

 

以上、ゆうファイナルペーパーにみる2次試験攻略のポイント、でした。

 

最後に、スト合格を目指す皆様に一言。

 

スト生は、「ラスト2週間で急速に成長し、2年目に追いつきます!」

 

私の場合、このラスト2週間は、以下の2つに取り組んだことが、合格の決め手でした。

 

①毎日2事例を解く+毎日事例Ⅳ問題を解く。

②土日は5事例解く。そのうち、日曜は完全に新作のセルフ模試。

 

大事な残り2週間。体調に気をつけながら、絶対に後悔しないように、全力で行きましょう。最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

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こんにちは、きゃずです。

過去記事はコチラ

 

いよいよ平成最後の2次筆記試験まであと3週間を切りました。

今回のテーマは「課題別いま読みたい道場記事」。

道場9代目の各メンバーが2次試験に向けてそれぞれ熱い記事を書いているので、今日はそれらをキュレーション(つなぎ合わせ)しながら紹介していきます。

(すべてを読む必要はありません。みなさんの課題に合わせチョイスください!)

 

主なターゲット2次試験に臨むすべての人

登場する過去問:特になし

文字量:約3,000字(本文のみであれば約5分で読めます)

 


 

■80分の使い方に悩む方に

桃ちゃん「80分への縮め方」と「応用情報技術者 午後試験」

たかじんの80分間の過ごし方

80分をどのように使うかは人それぞれですが、効果的な80分の使い方というものはやはり存在します。桃ちゃん&たかじんが、極めてオーソドックスかつムダのない時間の使い方を解説してくれている本記事を読んでみてください。筆記スピードには個人差があるので、あなた自身の場合を見極める参考に。文具へのこだわりも、1分1秒を削り出すためには侮れません。

(所要時間:約10分/1記事)

 

■2次試験の本質に迫りたい方に(1)

【永久保存版】平成29年度2次試験事例Ⅰ超高得点解答にみる2次試験合格のポイント!

【永久保存版】平成29年度2次試験事例Ⅱ超高得点解答にみる2次試験合格のポイント!

【永久保存版】平成29年度2次試験事例Ⅲ超高得点解答にみる2次試験合格のポイント!

まさに永久保存版。平成29年度試験の超高得点答案(80点クラスの再現答案)の比較・分析を通じて、2次試験を合格するためのポイントがこれでもかと詰まっています。金言のオンパレードです。ここまで2次試験の本質に迫った記事を僕は見たことがありません

だいまつも書いている通り、真剣に読むと長時間を要してしまいます。それでも全力でモノにしようとする方にはそれ以上のリターンが得られるでしょう

(所要時間:約30~60分/1記事)

 

■2次試験の本質に迫りたい方に(2)

きゃっしいの解法実況@事例Ⅱ & 5分でできる!1次と2次をつなぐトレーニング方法

きゃっしいの解法実況@事例Ⅰ

きゃっしいの解法実況@事例Ⅲ&復習の質を高めよう~その復習、本当に役に立っていますか?

こちらも永久保存版。平成29年度試験で合計280点を獲得した「伝説の合格者」きゃっしいが、2次試験とどのように向き合い、どのような思考プロセスで解いていったのかを実況スタイルで書いています。臨場感がありながら極めてロジカルで、コンサルの鑑のような内容です。

ボリューム感に圧倒されて、「そんなの真似できないよ!」と尻込みするのではなく、どこか使えるポイントはないか…という視点で記事からにじみ出るエッセンスをしゃぶり尽くしてください。

(所要時間:約30~60分/1記事)

 

■2次試験の重要キーワードを再確認したい方に

【二次ノウハウ】キーワード解答法 ~事例Ⅰ(組織・人事)~

【二次ノウハウ】キーワード解答法~事例Ⅱ~ + 事例Ⅱで安定して得点を取るためのコツ

【二次ノウハウ】キーワード解答法~事例Ⅲ~ + 事例Ⅲの基礎

【二次ノウハウ】キーワード解答法 ~事例Ⅳ・経営分析~

Chikaによる渾身のキーワード解答法シリーズ。与件文のヒントからどのようなキーワードを持ってくるかという「解答のレシピ」の紹介。僕も受験生時代は似たアプローチをしていましたが、Chikaの徹底ぶりと分かりやすい説明には本当に頭が下がります。そしてあと3週間、つらいときはこう唱えましょう。

「死ぬ気でやれよ、死なないから!!」

(所要時間:約10~20分/1記事)

 

■事例Ⅳをモノにしたい方に

【2018年スト合格目標】事例Ⅳの傾向と対策、そして「経営分析」は20分で解く!

【道場】事例Ⅳ対策記事まとめ【厳選】

平成29年の事例Ⅳで75点を獲得した、ゆうの記事。そしてZenZenによる事例Ⅳ対策の珠玉のまとめ記事。残された時間で事例Ⅳに向き合う場合、「どこが頻出領域なのか」を意識せずにやみくもに問題を解くのは、コンパスを持たずに航海に出るのと一緒です。後悔したくなければ、この2つの記事を一読してコンパスを持ちましょう。悠然と順番に読むのがお勧めです。

(所要時間:約15分/1記事)

 

事例Ⅳ〜合格点までの守破離(3ステップ)

よこよこはこう書いていますし、本当にそうだなぁ、としみじみ思います。

事例Ⅳは純粋な会計の問題ではなく、「文章を読み解き、整理する力」、これは国語の試験なのだと気が付いてから、合格点確保の道筋が見えてきました。

そして事例Ⅳの合格点確保に至る三段階(守破離)。あなたがどのステージにいるかにより、ラスト3週間の事例Ⅳへの時間の投入量は変わるはずです。現状のチェックにぜひ。

:頻出論点の解法が分かる

:独特の難解文章を「表」「数式」に整理できる

:自分のクセを知り致命的なポカミス回避する

(所要時間:約5分)

 

【大胆仮説】再現答案の比較からの「事例Ⅳの配点操作説」

まさかとは思っていました。でも、これはきっとそういうことなのでしょう。得点開示が可能にした、配点のマジックに切り込む記事。きゃっしい恐るべし。

仮説をどう捉えるかはあなた次第ですが、きゃっしいがこの分析を通して本当に伝えたいことはココです。

確実に合格点を確保するためには、難しい問題を無理して完全に解こうとする前に、まずはみんなが取れる問題を確実に取ることが重要

焦って新しい論点に手を広げるのではなく、経営分析・CVP・設備投資の経済性計算といった頻出論点の基本問題をひたすらモノにしましょう

(所要時間:約15分)

 

■どうも得点が安定せずに悩んでいる方に(追加!)

得点安定のための極意(事例 I~IVすべて)

解答にだんだん慣れてきた、けれど、まだ得点が安定しない・・といった悩みがある方に、

「どうして加点されないのか(裏返せば、どうしたら加点されるか)」をへんりーが分析しています。

①制約条件違反? ②切り口のモレ? ③因果関係要素の不足?  すべてクリアできていますでしょうか?ぜひ確認ください!

(所要時間:約10分)

 

■ぶっちゃけ何もできていない!ただ焦っている!方に

H29.事例Ⅰ 過去問解いたらこうやって見直そう!!

過去問がどうしてもアタマに入ってこない…というあなた。ヒロちゃん夫妻による愛の合作である本記事を読んでみてください。事例の向こうには中小企業の社長のストーリー、熱い想いがあることを焼き付けたら、ラストスパートの気力も湧いてくるはずです。まだ間に合います。全力であがきましょう

(所要時間:約10分)

 

 

■これまでやったことをまとめ、自分を信じて試験会場に向かいたい方に

一発合格道場の「ファイナルペーパー」総論

ファイナルペーパーに関する記事は道場やその他試験対策ブログでも数多くあります。ですが、それらを横断的にまとめて汎用化した記事はこれまでありませんでした

ラスト3週間、これまでやってきたことを消化して「ファイナルペーパー」に昇華させるプロセスは、再現性を高め、最高の心技体で試験に臨むための最後のひと押しになる。そう確信しています。

後半にあるファイナルペーパーも是非ダウンロードしてご活用ください。

 

いかがでしょうか。

泣いても笑ってもあと3週間。あがいてもがいてやりきりましょう。道場メンバーも全力で応援しています。

以上、きゃずでした。

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<注意>
今回の記事を真剣に読むとおそらく1時間以上の時間が必要になります。

 

みなさん、おはこんばんにちは、だいまつです!

 

3回シリーズでお届けした「【永久保存版】平成29年度2次試験超高得点答案にみる2次試験合格のポイント!」の記事を読んだ読者の方から、「平成28年度もしくは平成27年度試験の事例Ⅲの解答・解説記事を読みたい」とのリクエストをいただきました。

 

そこで、今回は平成28年度試験の事例Ⅲを題材に、私なりの事例Ⅲに対するアプローチの仕方を解説していきたいと思います。

 

まず、初めに事例Ⅲを解く上で必要になる切り口イメージしておくべきことを整理しておきます。

 

①私の考える事例Ⅲの基本的なパターン/切り口
~きゃっしいが「実況解説@事例Ⅲ」で示したレイヤーに「現状把握」が乗っかったイメージです。

凄くシンプルですが、事例Ⅲはこの表(4つの切り口)に基づいて考えることが極めて大切です。後で解説を読んでもらえれば分かると思いますが、平成28年度試験では、この表の上から順番に第1問、第2問、第3問、第4問と出題されています。

 

②事例Ⅲを解く上での基本的な認識

 

C社は当たり前のことができていない。だから、当たり前を目指すための解答を書く

 

③事例Ⅲにおける目指すべき当たり前

 

✔全社的な生産計画を作成され、なおかつ適切な頻度で計画が見直さ
れた上で、計画に基づいた進捗、余力、現品管理が行われている

✔作業は標準化、マニュアル化され、教育が徹底されており、効率的
である

✔作業員は多能工化が図られ、多台持ちできるなど、業務の閑散に
応じてた柔軟な対応が出来る体制が構築されている

✔情報は、DB等を用いて一元的に管理され、そして共有化され、
すぐに引き出せるようになっている

 

 

④事例Ⅲ全体に対する認識(ポポさんの言葉)

 

事例Ⅲは難しく考えないで、できていないこと、やらなきゃいけないことを、ただやってくださいと言うだけなのです。覚えることはかなり少ないし、解答の切り口も結構一緒のことが多いから、繰り返し練習していれば、解けるようになってきます。

 

事例Ⅲを解く上で必要になる切り口やイメージしておくべきことはこれくらいで十分です。

 

【永久保存版】シリーズのなかで何度も書きましたが、事例Ⅲで「難しく考えること」は、「絶対に禁止」です。「できていないこと、やらなきゃいけないことを、ただやってください」と書くだけでOKです。

 

この①~④はめちゃくちゃ大切なことなので、今年の事例Ⅲで60点以上を狙いたいと思うのなら、①~④の内容をご自身のノートに転記して、事例Ⅲの過去問を解く前に「必ず見返す」ようにしてくださいね(解いた後も)。

 

事例を解くたびに思い出す、そして実感する、ということを繰り返すと、「知っている・理解している」という段階から、「使いこなして事例問題が解ける」という段階(自分のものにする)へと、ステップアップすることができます。

 

それでは、平成28年度試験問題(事例Ⅲ)を使って解説をしていきますが、ここから先は平成28年度事例Ⅲの過去問を解いて、自分の解答や与件文を見ながら読むようにしてくださいね。でないと、効果はいつも通り10分の1以下ですからね!

 

過去問はLECのサイトからダウンロードできます(コチラ)。

 


 

第1問(配点20点)
カット野菜業界におけるC 社の(a) 強みと(b)弱みを、それぞれ40 字以内で述べよ。

【出題の趣旨】
X農業法人時代の事業経過、およびC社の現在の事業内容を把握し、カット野菜業界におけるC社の強みと弱みを分析する能力を問う問題です。

 

(a)
解答例①だいまつ
X農業法人との関係を有し、新鮮な規格外野菜の仕入れができること、である。

解答例②後輩A
X農業法人から市場に出荷できない規格外野菜を安定的に仕入れることができること。

解答例③後輩B
規格外の野菜を有効活用できる加工技術力及びカット野菜の一貫生産体制の保有である。

 

与件文にヒントが少なくて、強みを非常に読み取りにくい問題です。

 

しかしながら、冒頭で示した「4つの切り口」のうち、現状把握系の問題は、必ずヒントが与件文に埋め込まれています

 

なぜなら、C社の「現状」は与件文に記載がなければ、「答案の作りよう」がないからです。

 

事例Ⅰなら、与件文から「類推」を求められるような現状把握(分析)系の問題が出される可能性もありますが、超シンプルな「事例Ⅲ」は、与件文の言葉を拾ってきて、整理し、答案を作るだけでOKです。

 

では、だいまつの解答例から見て行きましょう。

 

X農業法人との関係を有し、新鮮な規格外野菜の仕入れができること、である。

 

着目した与件文の記述は以下の通りです。

 

第4段落の「規格外野菜の有活用を目的として」、第7段落の「C社とX農業法人との関係に注目した新たな取引要望がある」、「新鮮さを売りものにしている中小地場スーパーマーケットなどから要望がある一般消費者向けのサラダや調理用のカット野菜パック事業であり・・・」

 

多くの説明は不要だと思います。なので、細かな解説は割愛しますが、「新鮮な」という言葉を入れた思考の流れだけ説明しておきます。C社とX農業法人との関係に注目した新たな取引要望があり、そして提案をしてきたのが、「新鮮さを売りものにしている中小地場スーパーマーケット」ということであれば、X農業法人の野菜は「新鮮はなず」と類推し、盛込みました

 

ただし、「新鮮な」というワードは、書けても書けなくてもどちらでもいいと思います。

 

一方で、「X農業法人との関係に基づく、規格外野菜の仕入れ」という解答要素は、C社の唯一と言っても過言ではない長所なので、絶対に盛込みたいところですね。

 

次に、後輩Aの解答例です。

 

X農業法人から市場に出荷できない規格外野菜を安定的に仕入れることができること。

 

前半部分は ‘〇’ ですが、後半部分の記述が全てを台無しにしています。

 

与件文の着目すべき箇所はある程度分かっているにも関わらず、与件文から考えて明らかにおかしな後半部分の記述によって、0点にされかねない危険な答案を作ってしまっています。

 

これは、絶対に避けるべき過ちです。

 

与件文を確認すると、第5段落に「工場操業状況は、規格外野菜を主に原材料として利用してきた時には収穫時期から約半年間の季節創業となっていたが、市場規格品の使用や他山地からの仕入れによって向上総合期間は長くなったものの、C社に受け継がれた後でもまだ約3ヶ月の休業期間が例年生じている。販売先からは通年取引の要望がある」との記述があります。

 

X農業法人からの規格外野菜の仕入れだけでは、半年間しか操業できないのに、「安定的に仕入れることができること」というのは、与件文をちゃんと読めていないトンチンカンな解答です。

 

本試験で‘もしも’や‘仮に’はありませんが、後輩Aの答案から余計な4文字(安定的な)を取ればどうなるでしょうか。

 

X農業法人から市場に出荷できない規格外野菜を仕入れることができること。

 

見違えるような「イケてる」解答に変わりましたね。

 

【永久保存版】シリーズの中でも書きましたが、解答要素の抜出はできているのに、安易な修飾や余計な言葉を盛込んでしまい、開示得点がやたら低くなる「解答要素OK、開示得点低い」答案を作ってしまわないように注意しましょう

 

ちなみにですが、後輩Aに「安定的な」と書いた理由を問い詰めたところ、「通年創業できないことは把握していましたが、強みを聞かれていたので、なんとなく安定的というワードがあった方が、‘強みっぽい’記載内容になると思って入れました」との返答が帰ってきました。

 

・・・結構やってしまいがち、ですよね!

 

「ひらめき」「なんとなく」は、100%排除です。

 

これも、普段の練習から意識しておきたいところですね。

 

続いて、後輩Bの解答例です。

 

①規格外の野菜を有効活用できる加工技術力②カット野菜の一貫生産体制の保有である。

 

こちらもなかなかパンチの効いたダメ答案ですね・・・(私の教え方が悪いことが原因ですが)。

 

まずは、①の「規格外の野菜を有効活用できる加工技術力」という記述に関してです。規格外野菜を「有効活用」できているのは‘確か’ですが、「加工技術力」は言い過ぎです。特性要因図に目をやると「原材料(形状ふぞろい)」が、「加工不良が多い原因のひとつ」であると書かれています。「加工技術力」があるのなら、規格外野菜を上手く処理できるはずですから、「図1」のような特性要因図が示されるはずがありませんね。

 

平成28年度試験のC社は、事例Ⅲで登場する企業では本当に珍しい、「Q」の弱い会社でした。

 

 

続いて、②の「カット野菜の一貫生産体制の保有する」という記述に関してです。確かに事例Ⅲではたまに「一貫生産体制」が強みの企業が登場します。

 

ただし、今回は与件文を読む限り、C社が「一貫生産体制を有する」とは、書かれていません「なんとなく」ではだめなのです。

 

事例Ⅰは「行間を読ませる」ようなところもありますが(こうした掴みどころのなさが魅力なんですけどね)、事例Ⅲは素直なので、与件文に明確に「一貫生産体制を有する」と書いていない限りは、「強み」と認識しなくてもOKです。

 

今回の後輩Bの答案も、強みを見つけられず「苦し紛れに過去問の知識を引っ張り出して無理やり書いた」という対応の産物です。

 

読者の皆さんは、初めて本問を解いたときに、「X農業法人との関係を強み」とした答案がつくれましたか?

 

‘何度も解いて答えを憶えている’ 今は「X農業法人との関係」を強みとして書けるでしょう。でも、大切なのは「初見」で書けるか、どうかです。きゃっしいが、先日の記事(コチラ)でやや厳しめに「振り返りの仕方に対する問題提起」をしてくれています。自分自身の過ちはもちろんのこと、今回の後輩Aや後輩Bが犯してしまった過ちもちゃんと他山の石として、初見問題への対応力向上に役立ててくださいね。

 

続いて(b)の解答例を見て行きましょう。

 

(b)
解答例①だいまつ
①通年取引不可の野菜の調達力の低さと、②組織的に生産管理できず収益性が低いこと。

解答例②後輩A
①野菜の調達力、②生産管理力、③収益力、④衛生管理力、⑤営業力。

解答例③後輩B
①生産管理が組織的にできていない②調達力が低く通年取引要望に応えられていない。

 

本問についても、あまり多くを説明する必要はないと思いますので、さらっといきます。

 

の解答例からです。

 

①の「通年取引ができない野菜の調達力の低さ」は、第3段落の「カット野菜は、販売先から要望される通年納品に応えるため、常に一定量の野菜を確保する必要がある。そのため同業者の多くが野菜の調達能力が高い卸売業者や仲卸業者である」と、第5段落の「C社に受け継がれた後でもまだ約1カ月の休業期間が例年生じている。販売先からは通年取引の要望がある」を、根拠としています。

 

②の「生産管理が組織的にできず収益性が低い」は、第4段落の「効果的な生産管理が組織的に行われていない」や、表1、第2問の設問文「現在C社が抱えている最大の経営課題は、収益改善を早急に図ることである。生産管理面での対応策を述べよ」を踏まえたものです。

 

出題の趣旨に目を向けると、「X農業法人時代の事業経過、およびC社の現在の事業内容を把握し、カット野菜業界におけるC社の強みと弱みを分析する能力を問う問題」との記載がありますから、野菜の調達力の低さ生産管理力の低さはまず正解と考えて間違いなさそうです。

 

続いて、後輩Aの解答例です。

 

①野菜の調達力、②生産管理力、③収益力、④衛生管理力、⑤営業力。

 

究極の詰込み答案ですね。正直、私にはここまでの「詰込み型の答案」を作る能力はありません。もちろん、間違っていないため、「点数」は得られるでしょう。

 

ただし、「望ましい対応」ではないと考えます。

 

なぜなら、設問要求は40 字以内で「述べよ」だからです。

 

「述べよ」を国語的に考えれば、「記述せよ」というニュアンスに近いでしょう。

 

仮に設問要求が「挙げよ」「列挙せよ」なら後輩Aの解答例のような答え方がぴったりだと思いますが、「述べよ」だとやや物足りない感じがしますね。

 

私と後輩Aの答案を並べておきます。設問要求の「述べよ」にしっくり来るのはどちらでしょうか。皆さん、評価してみてください。

 

解答例①だいまつ
①通年取引不可の野菜の調達力の低さと、②組織的に生産管理できず収益性が低いこと。

解答例②後輩A
①野菜の調達力、②生産管理力、③収益力、④衛生管理力、⑤営業力。
(せめて、最後に「低さ」という言葉があれば、一応述べていることにはなりますね)

 

続いて、後輩Bです。

 

①生産管理が組織的にできていない②調達力が低く通年取引要望に応えられていない。

 

解答要素はほぼOKです。

 

本番でここまで書ければ十分でしょう。

 

細かい話をすれば、①に関しては「生産管理が組織的にできなかった」でどうなったかの記述(収益性が低い)が欲しいですね。また、字数が少なくて苦しいのは分かりますが、②に関しては、文頭に「野菜の」という言葉が欲しかったですね。

 


 

第2問(30 点)
現在C社が抱えている最大の経営課題は、収益改善を早急に図ることである。生産管理面での対応策を160 字以内で述べよ。

【出題の趣旨】
C社が収益改善を図るために必要な生産管理面での対応策を提案する能力を問う問題である。

 

解答例①だいまつ
対応策は、各製造グループをまたぐ全体生産計画を作成した上で、①管理項目に限界利益を追加し作業員のコスト意識を高め加工ロスを減らすとともに、同種の原材料は低単価品を共通して使うことで原材料費を削減する、②業務の閑散に応じて作業員を移動させ労務費を削減する、③出荷を共通化して輸送費ロスを減らす。以上で収益改善を実現する。

解答例②後輩A
対応策は、各製造グループがばらばらに行っている調達から出荷までの工程について、①原材料の仕入れを一元化することで単価差異を解消する、②共同出荷による出荷作業の共通化を行う、③作業の標準化・マニュアル化し、作業員に対する教育も行うことで生産効率を高める。以上により原材料費・輸送費を削減し、収益性を改善する。

解答例③後輩B
対応策は、全社的な生産計画を策定し、統制活動を実施し、コストを削減し、収益性を改善することである。具体的には、①原材料の一括調達によって単価差異を解消することで、原材料費を削減する、②チーム間の業務の繁忙に応じて作業員を移動させ、稼働アンバランスを解消し、労務費を削減すると同時に加工ロスを減らし、原材料費も削減する。

 

さて、解説です。

 

本問の設問要求は、「生産管理面での対応策」「収益改善を図るための(C)」です。

 

【永久保存版】シリーズを読んでいただいた読者の皆さんは、このド真ん中の直球ストレートの‘絶好球’を見逃すことなく、フルスイングして答案を球場の外にまで運んで、いただけたでしょう。

 

第1問目が「現状把握」系の問題で、第2問目は「生産管理」系の問題ですね。冒頭に申し上げた通り、4つの切り口の‘順番’で出題されていますね。

 

 

生産管理が問われ、収益改善と設問文にある訳ですから、この時点で与件文に何が書いてあるかを大体予想することができます。

 

恐らく、C社は「全体生産計画を作っていないか」、もしくは「計画の見直しタイミングがおかしく」、そして「統制がグダグダ」で、「コスト高になってしまっている」、そんなところでしょう。

 

ちなみに、事例Ⅲの現場系の問題(生産管理、生産性向上・生産効率化)で「収益改善」を問われた場合には、「コスト削減」の視点で解答を組み立てて行かなければなりません。

 

なぜなら、製造現場の改善と「売上UP」は直接関係ないからです。

 

一方で、事例Ⅱならコスト削減ではなく「売上UP」ですね。

 

さて、今回はせっかくですから関連する与件文の記述を丁寧に確認していきましょう。

 

第4段落
C社の設立当時作成された社内コスト管理資料では、予想されていた以上の原材料費と労務費の上昇によって限界利益がマイナスとなっていることが判明し、この傾向は今でも改善されていない。これは、X農業法人から独立し改善に向けて努力しているものの、いまだに効果的な生産管理が組織的に行われていないことによる

 

最終行で「生産管理が組織的に行われていない」との記述があります。そして、それによって、「原材料費と労務費が上昇し限界利益がマイナス」になっていることが分かります。

 

そしてさらに、表1「C社作成の社内コスト管理資料」を見ると、変動費の中で「原材料費(66.8%)労務費(28.1%)」ぶっちぎって構成比が高くなっています。一方で、荷造運賃は9.0%と両項目に比べると、構成比がかなり控えめですね。


このため、出題者は間違いなく「原材料費と労務費」の削減に資する対応策(収益改善策)を書いてほしい、そう考えていたでしょう。【永久保存版シリーズ】にも書きましたが、診断士の2次試験で難解な表の読み取りは求められません誰が見てもちゃんと「図表が意味するところを読み取れる」ように工夫がしてあります。

 

第6段落
C社の組織は、X農業法人時代の加工部門責任者が社長となり、製造3グループと総務グループで構成されている。社長は、全体の経営管理のほかに営業活動も担っている。各製造グループには責任者として正社員の製造リーダー1名が配置され、合計25名のパート社員が3つの製造グループに配置されている。X農業法人時代から同じ製造グループに勤めているパート社員が多く、他の製造グループへの移動はない。

 

「X農業法人時代から同じ製造グループに勤めているパート社員が多く、他の製造グループへの移動はない。」という表現がなくても文章として成り立つのに、なぜこのような文章を、形式段落の「最後」に入れたのでしょうか

 

皆さんならお分かりですよね。

 

そうです。使って‘ほしい’ のです。

 

使って ‘ほしい’ のなら使って ‘あげましょう’

 

「移動がない」のなら、「移動させる」と、答案に書いて‘あげましょう’
(事例Ⅲではひねる必要は、全くありませんからね!)

 

第8段落
C社社長は、まず現状の生産管理を見直し、早急に収益改善を図ることを第1の目標としているが、それが達成された後には新事業に着手してさらなる収益拡大を目指すことを考えている。

 

これは、設問文の記述と符合する内容ですね。

 

第9段落
C社のカット野菜製造工程は、顧客別に編成・グループ化され、現在3つの製造グループで製造を行っている。各製造グループでは主に素材選別、皮むき、カット、洗浄、軽量・パック・検査、出荷の各工程を持っている。各製造グループは、生産高を日常の管理項目として管理してきた。

 

各製造グループは、生産高を日常の管理項目として管理してきた」どう考えてもおかしな記述ですよね。

 

でも、違和感を感じつつも、この与件文の記述が意味しているところを「理解しきれていない」受験生もいらっしゃるのではないでしょうか。
(私も勉強を始めた当初は全く理解できませんでした)

 

事例Ⅲは、「言葉通り読む」ことが大切です。あれこれ考えてはいけません

 

「言葉通り」読んでください。C社は「生産高を日常の管理項目として管理」してきたのです

 

原材料費と労務費がかかり過ぎて限界利益がマイナスで、作れば作るほど赤字が出る、そんな状態‘なのに’「生産高しか日常の管理項目として管理してこなかった」のです。

 

普通の企業ならあり得ないですよね。

 

でも、診断士試験では与件文の記述が全てなのです。

 

事例Ⅲでは、‘特に’なのですが、「そんなバカな」という言葉を飲み込んでください。

 

なにせ、冒頭で申し上げた通り、C社は「当たり前のことができていない」のです。

 

こんな、「生産高しか日常の管理項目として管理してこなかった」C社への助言は、「赤字を垂れ流さないように限界利益も日常の管理項目として管理してください」です。

 

「できていないこと、やらなきゃいけないことを、ただやってくださいと言うだけ」、それが事例Ⅲなのです。

 

第10段落
C社の顧客からの注文は、各製造グループに直接入り、各製造グループで各々生産計画を立て、原材料調達から出荷まで行っている。製造グループごとの生産管理によって、同種類の原材料調達における単価の差異加工ロスによる歩留まりの低下出荷のための輸送費のロス製造グループ間での作業員の移動の制限などが見られる。

 

設問要求で想定した通り、「全体生産計画を作っていない(製造グループごとにバラバラに生産計画を立てている状況)」が、‘もろ’に書かれていますね。

 

そして、「製造グループごとの生産管理によって」単価差異、加工ロス、輸送費ロス、移動制限(2度目の登場)が発生している状況が記述されていますね。

 

ここまで、設問文と与件文をひも付けできれば、後は如何に答案として上手くまとめて行くかにかかっていますね。

 

それでは、解答例をみていきましょう。

 

解答例①だいまつ
対応策は、各製造グループをまたぐ全体生産計画を作成した上で、①管理項目に限界利益を追加し作業員のコスト意識を高め加工ロスを減らすとともに、同種の原材料は低単価品を共通して使うことで原材料費を削減する、②業務の閑散に応じて作業員を移動させ労務費を削減する、③出荷を共通化して輸送費ロスを減らす。以上で収益改善を実現する。

 

みなさんは、どのように評価されるでしょうか。

 

パッと見は、完璧ですね!

 

全体生産計画を作る、という計画の話を起点に、①管理項目への限界利益の追加と、低単価品の共通使用、②業務の閑散に応じた作業員の異動、③出荷の共通化、という統制内容が書けています。

 

本番でこの答案が書ければ御の字、本当に自分をほめてあげましょう。

 

しかしながら、以下の問題点もあります。
(注意:ここからの解説は、答案内容を突き詰めて考えた場合における問題点なので、こだわり過ぎないでください。参考程度でOKです)

 

①与件文上、明らかに出題者は「原材料費と労務費」の削減に資する対応策を書いてほしいのに、輸送費ロスを解答要素として盛り込んでいる

 

間違いではないため、「輸送費ロス」を解答要素として答案に盛込んでも点数はもらえると思います。ただし、「収益改善を早急に図ることが、最大の経営課題」であるC社にとっては、社内コスト資料で示されている構成比が高い項目(原材料費と労務費)を優先的に解消していくことが求められますね

 

「輸送費削減」は不適切とまでは言わないまでも、解答要素としての優先順位は低いと言えるでしょう。

 

②「製造グループごとの生産管理によって加工ロスが発生している」という問題点に対して、「管理項目に限界利益を追加し作業員のコスト意識を高め加工ロスを減らす」という書き振りでは、言葉足らずで対応策に関する記述として不十分

 

ここは、ちょっと分かりにくいところなので、理解しきれないようなら飛ばしてください

 

→「製造グループごとに生産管理をしているから加工ロスが起きている」、さらに噛み砕いて言うと、「製造グループごとに‘バラバラに’生産管理をしているから加工ロスが起きている」のに、「管理項目に限界利益を追加する」という言葉(解答)だけでは、「ごとに(各チームバラバラ)」という与件分の記述への配慮が足りていません

 

例えばですが、「限界利益を各チーム共通の管理項目とし」という書き方にすれば、「製造グループごとの生産管理」という問題点への対応策として、(国語的に)ばっちりだと思うのですが、皆さんいかがでしょうか。

 

[ before ]
製造グループごとの生産管理によって加工ロスが発生しているため、
管理項目に限界利益を追加し作業員のコスト意識を高め加工ロスを減らす

[ after ]
製造グループごとの生産管理によって加工ロスが発生しているため、
限界利益を各チーム共通の管理項目とし作業員のコスト意識を高め加工ロスを減らす

 

なお、「加工ロスの削減」については、後輩Bが別の観点から素晴らしい答案を作っているので後ほど解説します。

 

何度も言いますが、「深追いは禁物」です。あくまでも参考です。

 

解答例②後輩A
対応策は、各製造グループがばらばらに行っている調達から出荷までの工程について、①原材料の仕入れを一元化することで単価差異を解消する、②共同出荷による出荷作業の共通化を行う、③作業の標準化・マニュアル化し、作業員に対する教育も行うことで生産効率を高める。以上により原材料費・輸送費を削減し、収益性を改善する。

 

【永久保存版】シリーズを読んでいただいた皆さんならお分かりだと思いますが、後輩Aは、「生産管理」が「何者なのか」を理解していませんでした。

 

そのため、本問で2つもの事故が発生しています。本番でやってしまったなら、少なく見積もっても15点は吹き飛ばしてしまっているでしょう。240点付近には受験生が団子状態になっているのに、「生産管理系」のサービス問題で15点もライバルと差がついてしまう・・・、考えたくもありませんね。

 

【事故の内容】
①全体生産計画について触れられていない(生産管理は計画→統制なのに)
②生産効率化(標準化→マニュアル化→教育)のことを書いてしまっている

 

なお、後輩Aには、私が徹底的に「生産管理系の問題」に対する対応策を指導しておきましたので、今後は大丈夫でしょう。

 

解答例③後輩B
対応策は、全社的な生産計画を策定し、統制活動を実施し、コストを削減し、収益性を改善することである。具体的には、①原材料の一括調達によって単価差異を解消することで、原材料費を削減する、②チーム間の業務の繁忙に応じて作業員を移動させ、稼働アンバランスを解消し、労務費を削減すると同時に加工ロスを減らし、原材料費も削減する。

 

なんだか、「し」がやたら多いですね。日本語としてどうなんだ、と思われる方もいらっしゃると思うのですが、道場9代目のリーダー、受験生支援業界で、「ゴッド(神)」のふたつ名を持つ きゃっしい様も、「し」を多用した答案を作っておられることから、全く問題ないでしょう。

 

しかし、後輩Bの答案は本当に素晴らしいですね。

 

詳しく解説します。

 

まず、最初の文章ですが、本当に「生産管理」という題意を捉えつつ、QCDの「C(コスト)」出口とした解答が書けていますね

 

ここで注目すべきは、冒頭の「対応策は、全社的な生産計画を策定し、統制活動を実施し、コストを削減し、収益性を改善することである」という文章の流れです。

 

「生産管理」の問題であること及び「助言」の問題であることを意識して、「計画→統制→効果」という流れで文章が作られています

 

分かりやすいように文中に‘( )’を追加してみました。

 

対応策は、(計画→)全社的な生産計画を策定し、(統制→)統制活動を実施し、(効果→)コストを削減し、収益性を改善することである。

 

素晴らしいですね。

 

加えて、「具体的に」以下の①~③の記述も本当に素晴らしいと思います。

 

何が素晴らしいかを解説します。

 

第4段落の「原材料費と労務費が上昇し限界利益がマイナス」という記述と、表1を踏まえて、ぶっちぎりでコストがかかっている上位2項目にターゲットを絞った答案になっています。

 

それと、さらに素晴らしいのが、②の「チーム間の業務の繁忙に応じて作業員を移動させ、稼働アンバランスを解消し、労務費を削減すると同時に加工ロスを減らし、原材料費も削減する」という記述です。

 

皆さんは、彼がなぜ「チーム間の業務の繁忙に応じて作業員を移動させ、稼働アンバランスを解消し、労務費を削減すると同時に加工ロスを減らし、原材料費も削減する」と、書いたと思いますか?分かりますか。

 

私も最初は彼がなぜそのような解答を書いたのかが分かりませんでした

 

しかし、「図1 C社作成の加工不良に関する特性要因図」を見て、ハッとしました。特性要因図の赤字で囲った部分を見てください。


「製造チームごとの加工」と「製造チーム間の作業員移動がない」ことにより発生する、「製造チーム間稼働アンバランス」が、「加工不良が多い(つまり加工ロスが多い)」の原因のひとつだ、と書かれているではありませんか。

 

特性要因図に基づけば、全体生産計画を立て、「製造チーム間で作業員を移動させ」、「製造チームごとの加工を辞め」、「製造チーム間の稼働アンバランスを解消」すれば、「加工不良が減る」のです

 

まさか第2問で特性要因図を使うとは夢にも思いませんでした。

 

しかし、診断士の2次試験、恐るべし、ですね。

 

本当に奥が深い。

 

ただし、私を含めてフツーの人は、気付かないので深入りはやめましょう

 

生産管理ときたら「計画→統制」という着眼点を持って与件文を読みに行く、それで十分です。60点は十分に取れます

 

ここまで細かく解説しておいて言うのもなんですが、診断士の2次試験は100点を狙いに行く試験ではありません80分で現実的な対応をして60点を取に行く試験です。

 


 

第3問(配点20 点)
C社では、クレームを削減する改善活動を計画している。このクレーム改善活動を最も効果的に実施するために、着目するクレーム内容、それを解決するための具体的対応策を120 字以内で述べよ。

【出題の趣旨】
C社の生産現場の課題を把握し、クレームを削減する改善活動を最も効果的に実施する方法として、着目するクレーム内容とその解決策を提案する能力を問う問題である。

 

解答例①だいまつ
全体の50%を占めるカット形状不均一というクレームに着目する。対応策は、標準作業不備や教育不足による加工スキル不足が原因のため、①作業を標準化し手順書化する、②優秀な作業員を他チームへ派遣し、手順書に基づくOJTで、クレームを解消する。

解答例②後輩A
着目するクレームは、構成比の合計が80%を超える①カット形状不均一、②鮮度劣化、③異物混入である。対応策は、①カット作業の標準化で形状不均一を解消、②仕掛品削減による長時間放置の解消、③衛生管理ルール作成と教育による異物混入解消である。

解答例③後輩B
着目するクレームは、構成比の半分以上を占めるカット形状不均一である。対応策は、①標準作業の不備により人によって作業方法が違うため、作業を標準化・マニュアル化し、加工スキル不足を補うためのOJTも実施することで、最も効果的にクレームを削減する。

 

解答例を見て行きましょう。

 

まずは、の解答例からです。

 

「最も効果的に実施する」という設問要求と、「表2 C社の年間クレーム件数」でぶっちぎりで構成比の高い「カット形状不均一」を着目すべきクレームとしています。

 

私の記事では何度も書いていますが、診断士の2次試験の図表の読み取りでは、「難しい読み取り」は求められません誰が見てもすぐに分かるようにできています(じゃないと受験生を想定する答案へ受験生を誘導できないし、診断協会が試したいのは高度な図表の読み取り能力ではないから、です)。

そして、特性要因図に目を向けると「カット形状不均一」という「同じ言葉」が載っています。さらにカット形状不均一の原因に目をやると、「標準作業の不備」と書いてあるではないですか。

設問要求の段階では分かりませんでしたが、この時点で本問は冒頭にお示しした4つの切り口の「生産性向上・生産効率化」の問題であることが分かります

 

そして、特性要因図でさらにヒントを探すと「製造チームによる加工スキルの差がある」、「教育不足」との記載があります。

 

ここまで与件分上のヒントが見つかれば(図表も与件)、もう大丈夫ですね。

 

本問は100%「生産性向上・生産効率化」の問題です

 

そして、「生産性向上・生産効率化」とくれば、「標準化→マニュアル化→教育(OJT)」ですから、後はいつものパターンで解答を書いて「いっちょあり」です。

 


 

平成28年度試験第2問生産管理で「全体生産計画作れ」第3問生産性改善「標準化→マニュアル化→OJT」です。

 

平成29年度試験第1問生産管理「全体生産計画作れ」第2問生産性改善「標準化→マニュアル化→OJT」でした。

 

ここまで来ると、(言葉は少し悪いですが)「解けない方がどうかしている・・・」そう言われても仕方ありませんね。

 

もし、私の記事に出会って、事例Ⅲに対する苦手意識を克服できた受験生の方がいらっしゃれば、本当に嬉しいですね。

 

事例Ⅲは、最初はマニアックで取っ付きにくいのですが、実は凄く素直で何度も同じことを聞いてくれる、受験生にとてもやさしい事例さん(Ⅲ)なのです。

 

ははは。

 

続いて、後輩Aの解答例です。

 

解答例②後輩A
着目するクレームは、構成比の合計が80%を超える①カット形状不均一、②鮮度劣化、③異物混入である。対応策は、①カット作業の標準化で形状不均一を解消、②仕掛品削減による長時間放置の解消、③衛生管理ルール作成と教育による異物混入解消である。

 

完全に「やってはいけないパターン」ですね。

 

設問要求が「最も効果的に」であり、「表2 C社の年間クレーム件数」を見るとぶっちぎりで「カット形状不均一」の構成比が高いにも関わらず、上位3つのクレームを挙げています。

 

平成29年度の事例Ⅰの第1問における「最大の要因」は、やや解答要素を絞りにくかったこともあり、リスク分散を図るスタンスで臨むことは致し方ないと思います。ですが、本問は違います。ここまで明示的に根拠が示されているのに題意(最も効果的に)に反するような答案を作ってはいけません

 

何度も言いますが、診断士試験では高度な図表の読み取りは求められません

 

下手なリスク分散はしない。後輩A君の失敗から学び得ましょう。

続いて、後輩Bの解答例です。

 

解答例③後輩B
着目するクレームは、構成比の半分以上を占めるカット形状不均一である。対応策は、①標準作業の不備により人によって作業方法が違うため、作業を標準化・マニュアル化し、加工スキル不足を補うためのOJTも実施することで、最も効果的にクレームを削減する。

 

注目しているところは私と同じですね。

 

後輩Bの答案を見て素晴らしいと思うのは、下線を引いた部分、つまり「原因」に関する記述です。

 

特性要因図の言葉をそのまま抜き出して解答に埋め込んでいます。素晴らしい。


 

第4問(配点30 点)
C社社長は、経営体質の強化を目指し、今後カット野菜の新事業による収益拡大を狙っている。またその内容は、顧客からの新たな取引の要望、およびC社の生産管理レベルや経営資源などを勘案して計画しようとしている。この計画について、中小企業診断士としてどのような新事業を提案するか、その理由、その事業を成功に導くために必要な社内対応策とともに160 字以内で述べよ。

【出題の趣旨】
C社の顧客動向など外部環境を把握し、今後野菜の加工事業を強化して収益拡大を図るために必要な戦略について、助言する能力を問う問題である。

 

解答例①だいまつ
提案は、ソース等の高付加価値製品事業を提案する。理由は、①保存がきくため野菜の通年仕入れができなくても対応でき、②高付加価値製品で高い収益性が期待できる、ためである。対応策は、取引先からの改善要望に応えるため、温度管理設備を併せて導入しつつ、衛生管理ルールを策定し、従業員教育を徹底することで安全管理レベルを引上げること。

解答例②後輩A
提案は、一般消費者向けカット野菜パック事業である。理由は、①カット野菜需要の割合が年々増えている、②X農業法人の新鮮な野菜が活用できる、③現在の製造工程を利用できるから。対応策は、①仕掛品を減らし鮮度が下がる製品の長時間放置を無くす、②温度管理設備導入で鮮度低下を防ぐ、③X農業法人からの仕入強化による通年取引対応である。

解答例③後輩B
短期的には、一般消費者向けのカット野菜パック事業を提案する。理由は現在の製造工程を利用でき、新たな設備投資が不要なため。対応策は、衛生管理の徹底で鮮度を保つことである。長期的には、ソース等の高付加価値事業を提案する。理由は高い収益性が見込めるため。対応策は新設備を扱える作業員の育成を行うことである。

 

設問要求は、「新事業の提案」、「その理由」、「社内対応策」3つです。制約条件として、顧客からの新たな取引の要望、C社の生産管理レベル、経営資源を勘案して答えなければなりません。

 

そして、第7段落を見ると、「現在取引関係にある顧客や関連する業界から、C社とX農業法人との関係に注目した新たな取引の要望」に関する記述があります。

 

具体的には、

①カット野菜を原料としたソースや乾燥野菜などの高付加価値製品の事業であり、設備投資を必要とする事業
新鮮さを売りものにしている中小地場スーパーマーケットなどから要望がある一般消費者向けのサラダ用や調理用のカット野菜パックの事業であり、現在の製造工程を利用できる事業

 

悩まれた方も多いと思うのですが、皆さんは、どちらの事業を選んだでしょうか?

 

いや、どちらの事業を「選ぶべき」だったでしょうか。



 

答えは、「どっちでもいい」です。

 

もう少し言えば、「与件分を根拠(因)にちゃんとした理屈付け、論理展開ができているのであれば‘どっちでもいい’」です。

 

【永久保存版】シリーズの中で述べましたが、診断士の2次試験における‘正解(得点が得られる項目)’は1つではありません。間違いなく複数あります。

 

診断士試験は「当てもの」ではありませんし、実際の診断現場においても「どちらの事業を選択することが正解か」は、‘投資判断の段階’では分かりません(両方やらない限りは投資後でも分かりませんね)。

 

しかしながら、どちらの事業を選ぶべきか、その理由や、事業を成功させるための対応策について助言することはできるでしょう。そして、診断士として助言をする場合には、ちゃんとした裏付けに基づいて、社長が納得できる論理展開でもって、説明をする必要があります

 

この「ちゃんとした裏付け」が、「与件分を根拠にする」ということにほかなりません

 

これから、私と後輩Aの解答例を用いて説明していきます。解説を読んでどちらを選んでも解答が作れるようにヒントが与件文に埋め込まれていることを、しっかりと理解(腹に落とす)してくださいね。

 

それと、第1問で「現状把握系」の問題が出た場合には、4つの切り口の表に従えば、「経営戦略」と「セットで考える(第1問をヒントにする)」ことが大切、でしたね。

 

ここも、重要ポイントなので忘れないようにしましょう。

 

それでは、私の解答例から見ていきましょう。

 

解答例①だいまつ

第1問
(a)
X農業法人との関係を有し、新鮮な規格外野菜の仕入れができること、である。
(b)
通年取引不可の野菜の調達力の低さと、②組織的に生産管理できず収益性が低いこと。

第4問
提案は、ソース等の高付加価値製品事業を提案する。理由は、①保存がきくため野菜の通年仕入れができなくても対応でき、②高付加価値製品で高い収益性が期待できる、ためである。対応策は、取引先からの改善要望に応えるため、温度管理設備を併せて導入しつつ、衛生管理ルールを策定し、従業員教育を徹底することで安全管理レベルを引上げること。

 

私は、「ソース等の高付加価値製品事業」提案しました。

 

カット野菜パック事業は、「C社とX農業法人との関係に注目した、新鮮さを売りものにしている現在取引関係にある中小地場スーパーマーケットなどから要望」によるものですから、中小地場スーパーとしては、当然「X農業法人から仕入れている野菜」を使った「新鮮さを売りにしたカット野菜パックを提供したい」と考えているでしょう。

 

しかし、現状は「販売先から通年取引の要望があるにも関わらず、他産地からの仕入れによって工場操業期間は長くなったとはいえ、C社に受け継がれた後でもまだ約3カ月の休業期間が例年生じている」という大変残念な状況です。

 

また、今回の新事業は「現在取引関係にある顧客」からの提案である訳ですから、もちろん新鮮さを売りものにしている中小地場スーパーは現在のC社の販売先であり、通年取引を希望しているはずです。

 

足もとの野菜調達すらもままならないC社が、中小地場スーパーに期待されている通りに、ましてや他産地仕入れという選択肢なしで、X農業法人オンリーで通年取引ができるだけの野菜を確保することはできない、私はそう考えて(これを理由として)ソース等の高付加価値製品事業を提案しました。

 

また、当然に「高付加価値製品事業」なわけですから、「高い収益性が期待できる」というのも理由になるでしょう。第2問の生産管理面で対策により、投資時点においては収益性が改善されているでしょうが、収益性を上げることはC社の課題ですから、当然社長に刺さる「理由」です。ちなみに私は第1問(b)で、収益性の低さを弱みとして解答しています。

 

続いて、「対応策」について解説します。

 

第12段落には「また食品工場としての施設・設備面などの衛生管理作業方法などの衛生管理どちらの管理レベルにも課題があり、販売先からの改善要求もある」との記述があります。

 

販売先からの要望ですから、①施設・設備面などの衛生管理、②作業方法などの衛生管理の両方に対応せざるを得ない状況が見て取れます

 

そして、特性要因図を見ると、食品を扱っているにも関わらず、①温度管理設備がなくて加工場の温度管理ができていない(施設・設備面)②衛星管理ルールがない(作業方法)③作業員の衛生管理意識が低い(人)という、‘とてもよくない状況’が読み取れます。第12段落の記述から考えれば、①と②は絶対に盛り込まないといけませんし、③についても可能なら盛り込みたいところです。

 

そうした判断から私は、「対応策は、取引先からの改善要望に応えるため、温度管理設備を併せて導入しつつ、衛生管理ルールを策定し、従業員教育を徹底することで安全管理レベルを引上げること」と書きました。

 

与件分の記述に基づき、ちゃんとした論理展開ができている解答内容だと思っているのですが、皆さんの評価は如何でしょうか。

 

続いて、後輩Aの解答例です。

 

解答例②後輩A

第1問
(a)
X農業法人から市場に出荷できない規格外野菜を安定的に仕入れることができること。
(b)
①野菜の調達力、②生産管理力、③収益力、④衛生管理力、⑤営業力の低さ。

第4問
提案は、一般消費者向けカット野菜パック事業である。理由は、①カット野菜需要の割合が年々増えている、②X農業法人の新鮮な野菜が活用できる、③現在の製造工程を利用できるから。対応策は、①仕掛品を減らし鮮度が下がる製品の長時間放置を無くす、②温度管理設備導入で鮮度低下を防ぐ、③X農業法人からの仕入強化による通年取引対応である。

 

後輩Aは「一般消費者向けカット野菜パック事業」を提案していますね。

 

理由の「①カット野菜需要の割合が年々増えている」は、第2段落の記述に基づいています

 

「②X農業法人の新鮮な野菜が活用できる」は、「X農業法人との関係に注目した」という第7段落と、第1問(a)で答えた「X農業法人から市場に出荷できない規格外野菜を安定的に仕入れることができる」という強みを根拠としています。

 

「③現在の製造工程を利用できるから」は、「現在の製造工程を利用できる事業である」という第7段落の記述そのままですね。

 

ちゃんと与件文に基づいて書いていますから、いい感じですね。

 

続いて対応策です。こちらも素晴らしいですね。

 

①の「仕掛品を減らし鮮度が下がる製品の長時間放置を無くす」というのは、特性要因図の赤で囲った箇所の記述そのままですね。

 

カット野菜パック事業は、「C社とX農業法人との関係に注目した、新鮮さを売りものにしている現在取引関係にある中小地場スーパーマーケットなどから要望によるものである」わけですから、「仕掛品を減らし鮮度が下がる製品の長時間放置を無くす」ことは、当然に実施すべき対応策でしょう。

 

しかもこれは、第12段落に記述のある「作業方法の衛生管理」です。

 

②の「温度管理設備導入で鮮度低下を防ぐ」というのも、特性要因図の赤で囲った箇所の記述そのままですね。

 

しかもこれは、第12段落に記述のある「施設・設備面の衛生管理」です。

ここで、「ちょっとまて、設備投資するの?」と思った方もいらっしゃるでしょうが、第7段落には、「現在の製造工程を利用できる事業である」しか書かれていません。どこにも「設備投資不要」とは書いていないのです。

 

そして、「C社とX農業法人との関係に注目した、新鮮さを売りものにしている現在取引関係にある中小地場スーパーマーケットなどから要望によるものである」わけですから、「温度管理設備がない」ために起きる鮮度劣化を許してくれるとは思えません。第12段落の「食品工場としての施設・設備面などの衛生管理、作業方法などの衛生管理、どちらの管理レベルにも課題があり、販売先からの改善要求もある」という記述から考えても、対応策として設備投資することを助言すべきでしょう。

 

③の「X農業法人からの仕入強化による通年取引対応である」に関しては、実際は無理そうな気がします。

 

ですが、カット野菜パック事業は「C社とX農業法人との関係に注目した、新鮮さを売りものにしている現在取引関係にある中小地場スーパーマーケットなどからの要望」によるものです。

 

さらに、「取引先からの通年取引要望がある(繰り返しになりますが、今回オファーした中小地場スーパーマーケットも要望していると考えるべきでしょう)」ことを考慮すれば、後輩Aが書いたように、「X農業法人からの仕入強化による通年取引対応」を対応策として‘書かない’という選択肢はありません

 

感覚的にできなさそうだから」と二の足を踏む方もいらっしゃるでしょうが、ポポさんの言葉を思い出してください。

 

「事例Ⅲは難しく考えないで、できていないこと、やらなきゃいけないことを、ただやってくださいと言うだけ」なのです。与件文に基づいてできていないこと、やらなきゃいけないこと、があれば、ひっくり返して「ただ、やってください」と書けばいいのです。

 

どうしても、「X農業法人からの仕入強化」を書きたくない、という方は、「新鮮な野菜を年間を通じて仕入れることができる仕入先の開拓」と書けばよいでしょう。そうすると「X農業法人との関係に着目した」という与件文の記述を無視することになりますが・・・。

 

さて、どうでしょうか。
(まあ、どちらも「通年取引を何とかする」という話なので、点数をもらえると思います。好きな方を選んでください。)

 

「一般消費者向けカット野菜パック事業」も与件文の記述に基づいて、ちゃんと答案が作れましたね。

 

今年度の試験でもし仮に選択を求められたら、「与件文の記述に基づいて書けばOK」そう ‘楽に’考えて 解答を作っていきましょう。

 

ちなみに、「いやいや限界利益がマイナスで、作れば作るだけ、赤字を垂れ流して、恐らく体力のないC社に設備投資しろなんて、そんな助言できるか。設問文にも‘経営資源などを勘案して’と書いてあるではないか。設備投資するなどありえない」と、お考えの方がいらっしゃるかもしれません。

 

ですが、現在の限界利益がマイナスの状況を考慮する必要はありません

 

第8段落の記述を見てみましょう。「C社社長は、まず現状の生産管理を見直し早急に収益改善を図ることを第1の目標としているが、それが達成されたには新事業に着手してさらなる収益拡大を目指すことを考えている」と、書いています。

 

C社社長は、最優先課題の現状の生産管理を見直し、早急に収益改善を図ることができた後に、つまり、第2問の対応が完了し、収益が改善した後に新事業に着手してさらなる収益拡大を目指そうと考えているのです。

 

そうすると、足もとの収益ダメダメ具合は関係なくなります。

 

「どちらでもいい」これが、私の第4問における結論です。

 

最後に、後輩Bの解答例を見ておきましょう。

 

解答例③後輩B
第1問
(a)
規格外の野菜を有効活用できる加工技術力及びカット野菜の一貫生産体制の保有である。
(b)
①生産管理が組織的にできていない②調達力が低く通年取引要望に応えられていない。

第2問
短期的には、一般消費者向けのカット野菜パック事業を提案する。理由は現在の製造工程を利用でき、新たな設備投資が不要なため。対応策は、衛生管理の徹底で鮮度を保つことである。長期的には、ソース等の高付加価値事業を提案する。理由は高い収益性が見込めるため。対応策は新設備を扱える作業員の育成を行うことである。

 

どちらにすればよいか、判断が付かなかったのでしょう。短期的と長期的という切り口から、両方の事業を提案しています。

 

恐らく本試験会場で28年度試験を受けられた方の中には、後輩Aと同じように悩んだ末に、両方の事業を提案した方もおられるでしょう。

 

しかし、先ほどから申し上げている通り、診断士試験の「正解」は1つではありませんどちらを選んでも与件文に基づいて答えられていれば点数をもらえます

 

後輩Bの答案を見ていただくと分かる通り、無理やり2つの事業に関する提案を書いたばかりに、「提案する事業名」や「理由は」、「対応策は」、「短期的には・長期的には」といった言葉が重複し、肝心の理由や対応策をまともに書くことができていません

 

リスク分散する必要などないのに、リスク分散を試みた結果、書きたいことが書けなくなってしまうなんて、本当に悲しいですね。とにかく「どっちつかず」の解答を作るのはやめましょう
(設問の切り分けが出来ずに両方に要素を盛り込む、という対応とは別の話です)

 

それと私が気になったのが、「理由は現在の製造工程を利用でき、新たな設備投資が不要なため」という記述です。「新たな設備投資が不要」とは、与件文のどこにも書いていません思い込みで答案を作ってはいけませんね

 

もう一度与件文の記述を確認しておきましょう。

<ソースなどの高付加価値製品事業>
カット野菜を原料としたソースや乾燥野菜などの高付加価値製品の事業であり、設備投資を必要とする事業

 

<カット野菜パック事業>
新鮮さを売りものにしている中小地場スーパーマーケットなどから要望がある一般消費者向けのサラダ用や調理用のカット野菜パックの事業であり、現在の製造工程を利用できる事業

 

対比すると分かりやすいですね。「片方は設備投資を必要とする」と書いておきながら、「もう片方は設備投資不要ではなく、「現在の製造工程を利用できる」という表現に止めています。受験生に「カットパック野菜事業は設備投資不要」と書いてほしいのなら、素直な事例Ⅲなら「そう書いてある」はずですが、わざわざ書いていないのです。

 

思い込みは禁止です。本当に気をつけましょう。

 

ここからは第4問に対する私なりの「思うところ」です。

 

設問文には「顧客からの新たな取引の要望、およびC社の生産管理レベル経営資源などを勘案して計画しようとしている」との記述があります。

 

①顧客からの新たな取引の要望
与件文に記述がある通りですね。でも、わざわざ「顧客からの」と書いているのが気になりますね。「新たな取引の要望」でもいいのに‘わざわざ’「顧客からの」と書いているのです。

 

「これまでに取引のなかった企業」や「これまでに取引のなかったスーパー」では、「作問者が想定する受験生に答えさせたいこと」に誘導できなくなる恐れがあったのでしょうね

 

②生産管理レベル
生産管理と言えば、「計画→統制→実行」ですが、第8段落の「現状の生産管理を見直した後」という記述から、ここでいう生産管理レベルとは最終段落に記載がある「衛生管理」のことを言いたかったということでしょうか

 

③経営資源
ここは、まさに「第1問の強みと弱みを考慮しろ」ということだと思います。「X農業法人との関係が強み」で、「X農業法人との関係に着目した新たな取引要望」なのですから、X農業法人からの野菜をちゃんと使って新事業をしなければなりませんね。

 

④営業面
顧客から既に要望がある訳ですから、営業面の解答優先度は低いでしょう。

 

ちなみに、特性要因図は4M(man、machine、method、material)で作られています。皆さん、気付かれましたか?
解説は以上です。

 

平成28年度試験は、冒頭にお示しした、4つの切り口の順番通りに出題されていますね。ちなみに平成29年度試験は、現状把握系の問題がなく、第1問が生産管理系、第2問が生産性改善、そして経営戦略の問題が2問(第3問、第4問)出題されました。

事例Ⅲは、本当にパターンが決まっているので、今年は絶対に60点以上を目指してくださいね

 

長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

以上、だいまつでした。

 

 

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おはようございます、chikaです♪
試験まで残り一か月を切りましたね。
実は(?)インスタで勉強アカウントを作っていた私。
(IDはstudy_c_k_pyonです。探せば出てきますw)
一年前の投稿を見てみたら、とにかく事例を解きまくっていたのを思い出しました。
平日は2事例(事例Ⅰ~Ⅲのどれか+事例Ⅳ)、週末は4事例くらい解いていたと思います。

そして、思い出しました。一年前のこの時期に開眼したのです。
道場で密かに(?)伝わる「開眼」という言葉。
【開眼】(読み)カイガン
よく見えなかった目が、よく見えるようになること。また、よく見えるようにすること。
byコトバンク

道場で言う「開眼」とは、ふうじんさんがコチラの記事で伝えているように、Bランク→Aランクに上がる手応えを感じること・・!

そして、先代、または合格者が伝えているように
開眼とは「これができるようになる!」という決まったものではなく、
「実力が急に上がった瞬間」が人それぞれある、と私は解釈します。

前置きが長くなりましたが・・・
私の場合は、「二次試験の本質を意識する」ことで、
点数が一気に安定するようになりました。
今日は「二次試験の本質を意識する」ことについてお伝えしようと思います。

ちなみに、本日のタイトル、なんかどこかで聞いたことあるな~と思ったら、
昔サザンオールスターズがそういうタイトルの歌を歌ってたみたいですね♪
・・・・・・すいません。パクリじゃありません。汗


【開眼する前の私】

キーワードのパターンを覚え、そこそこの解答が書けるようになっていました。
また、80分の解答プロセスの型も決まってきて、時間内に解けるようになりました。

しかし!!

なんか、しっくりこない・・・
自信を持って解答できた!と言い切れない・・・
解答を埋めた”だけ”感。
でも、キーワードをそこそこ入れてるから点数はそこそこ取れる。

そんなもやもやした状態でした。

きっと自分のよくないところは
・キーワードを埋めることに固執している
・所詮、”設問を解く”ということに固執している
なのかなぁと考えるようになりました。

そこで、
道場の過去記事を読みまくって、二次試験の本質を考えてみました。

二次試験の本質 ~与件文・設問文の意味~より抜粋。

二次試験とは、
実際に企業を診断し、報告書を書くために必要な能力。

与件文:ヒアリングをまとめたノートの様なもの
よって、内部環境(強み、弱み)や経営者の意思や想い等は、当日のヒアリングで伺う事になるので、基本的に集めた情報の範囲内で実現可能性の高い提案を行う。
外部環境等の事前に調べられる内容は、自分たちで調べる事になる。

設問文:報告書を作成する事を意識した順になっている。
設問を1から順に解いていく中で、
現状把握➡課題抽出➡改善提案の流れができている。

・・・・・なんだ、そんなの当たり前じゃん!!
っていうことなんですが、これを意識することで私の中で何かが弾けました(大げさ)。

 

【開眼した後の私】

事例のストーリーを意識し、
経営コンサルタントになった気持ちで事例を解くようにしました!!

事例企業には必ずストーリーがあります。
元々もっている強みがあってここまでやってきた会社。
でも、外部環境の変化(競合の出現、顧客ニーズの変化など)によって、
今までやってきた方法じゃ通用しなくなってきた(=業績が上がらなくなってきた。)
でも、社長には叶えたいビジョンがある。
そこで中小企業診断士に相談にのってもらうことにした。

実際の現場では、
きっと社長はつらつらと語っているだけなのでしょう。
①自社の強み・弱みにすら気付いていない
⇒分析して教えてあげる(現状把握)

②事業に夢中で、外部環境の変化に気付いていない
⇒調査・分析して教えてあげる(現状把握)

③ビジョンを叶えるために、何をすればいいか分からない
⇒コンサルタントが考えて教えてあげる(改善提案)

ということをやるのが、まさに事例を解くということなのだ・・・、と考えるようにしました

よって、
与件文をそのまま写すだけではダメ(=ちゃんと分析して社長に教えてあげる必要がある)
他の企業の成功体験(キーワード)をそのまま書くだけではダメ(=この会社ならではの提案が必要)
設問と設問に一貫性がないのもダメ(=さっきと言ってることちゃうやん?って社長に言われちゃうから)
ということに気付きました。

そして事例のストーリーを意識するために、
与件文を一通り読んだあと、1分くらい俯瞰して与件企業を見る時間を作りました。
この外部環境の変化の中で、この会社が活かすべき一番の強みはなんだろう。
ビジョンを叶えるために、克服すべき決定的な問題はなんだろう。
ビジョンを叶えるために、強みを生かして進んでいく方向性はなんだろう。
これらを、どの設問で教えてあげればよいんだろう。
と考えるようにしたことで、一貫性のある解答を作れるようになりました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【本日伝えたかったこと】

①二次試験の本質は、
実際に企業を診断し、報告書を書くために必要な能力を問われているといこと。

②そのため、
収集した情報(=与件文)の範囲内で実現可能性の高い提案を行う必要がある。
かつ、設問はコンサルタントからの報告書を意識した流れになっている。

③キーワードを入れることに固執し過ぎず、
俯瞰して与件企業のストーリーを考えてみることが大切。
※事例Ⅰ~Ⅲそれぞれのコンサル方針はコチラの記事を要check!!!

④設問は全て一貫性のある解答にする必要がある。

⑤合格者が全員「開眼」を経験するわけではないが、
開眼するために(=もう1ランク上げるために)試行錯誤するのは大賛成!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ちなみに、私は上記のように開眼したわけですが、
先代も様々な開眼物語があったようです。

★ロックさんは”書く力”で開眼

★ふうじんさんの開眼はコチラだそうです⇒(その1その2)
+開眼についての記事はコチラ

★アックルさんは因果関係の把握で開眼

★JCさんは事例Ⅳで開眼

何がきっかけで開眼するはは人それぞれ。
そこで、JCさんのお言葉を抜粋します▼
「自分の失敗を分析しましょう。
そうすれば、対応策がきっと見えてくるはずですし、それが開眼のきっかけになるかもしれませんよ!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

まだまだ開眼する時間はあります!
自分の失敗や悪い癖を分析して、あと1ランク上を目指してみませんか。
以上、chikaでした♪

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おはようございます!桃ちゃんです。
皆様、二次試験対策は順調ですか??

もし一次で残念だった方も、今道場は二次試験対策モードなので
是非先取りして二次の情報を収集してくださいね!

 

今日は、事例Ⅰ事例Ⅱに引き続き、私の事例Ⅲの本番対応と
10月21日にある応用情報技術者試験についても少し
書きたいと思います。

 


まずは、応用情報でご質問頂いたところから。
(かんなさん、ご質問ありがとうございましたっ!)

基本理論やアルゴリズムがなかなか覚えられないところは、
どう対策をしたか??

いやぁー、分かります(>_<)

私は非IT系だったので、本当に困りました苦笑!

最初から基本理論を捨てる方もいらっしゃいますが、
こちらは得点になるところもあります!!!

 

全部を捨てるのはもったいない!です。

①教科書をさらっと一読

②過去問で同じような問題を2~3問解く

→イケそう!なら頑張る!

→やっぱムリ・・・なら捨てる!

と、一度チャレンジしてみることをお勧めします(^_-)-☆

 

 

またアルゴリズムでは、
「アルゴリズム図鑑」という神アプリがおススメです!

 

iPhoneでもandroidでもあります。

教科書で読んでもどういう動きをするのか
分かりにくいですが、こちらのアプリだと
実際に分かりやすく動きが見られるので
頭に入ってきやすいです!!

無料版もあります。
課金するとすべてのアルゴリズムを見ることができます。

 

是非、こういうのも活用して勉強頑張ってください!

 


さて、ここからはH29年(去年)の事例Ⅲの
桃ちゃん本番対応です!

 

平成29年 事例Ⅲ 桃ちゃん 得点69点

 

事例Ⅲの時間は14:00~15:20。

TP45(実際に回答を書き始めるターニングポイントが45分後)
が目標なので、14:45までに書き始めるのが目標。

 

事例Ⅲは得意でもないが、
きっと困りごとは分かりやすく本文に書かれているから

それを見落とさず解決する方向で行けば大丈夫!と言い聞かせる。

 

 

試験時間スタート!!

①回答用紙チェック 
設問は4つ!

 

②受験番号記入

名前記入がなく受験番号だけなので、入念に確認。

 

③ホッチキスを取ってメモ用紙を作る

ソーッと外す。

 

④空いているところにキーワード書き

※書くことで、事例Ⅲで使うものを忘れないようにするため!

 

実際の本番で書いたのは

「進(捗) 現(品) 余力管理」
「QCD」
「ダラリ」
「ECRS」

いたって普通だが、絶対に外せない基本中の基本!

 

⑤本文に段落番号と段落ごとの線引き

 

⑥設問分析

まず第1問から第4問に矢印を引っ張る!

第1問の強みが第4問で使われる傾向ありのため。

(細かく考えずに、いったん無条件に線を引っ張る!)

 

 

対応付けをして、回答スタート。
対応付けした時の思考プロセスは下記の通り。

第1問 CNC木工加工機の生産販売を進めるために検討すべき生産管理上の課題とその対応策を140字以内で述べよ。

回答記入時間:14:50~14:55

【桃ちゃん回答】

課題は①ロット生産の機械加工班と個別生産の製缶板金班、外注の3者の連携強化し納期に間に合う部品加工や組み立てを円滑に行う体制構築。対応策は①3者の進捗管理共有②統一した生産計画を共有③カムアップシステムで外注管理④(????忘れた・・・)

 

<思考プロセス>

①聞かれていることは
「CNC木工加工機の生産販売を進めるために検討すべき
生産管理上の課題とその対応策」

×営業上の課題 ○生産管理上

→管理とくればPDCAを回せるかどうか。
生産計画や生産統制について書く。

 

②現在の体制について確認(本文)

・機械加工班「比較的小物でロットサイズが大きい機械加工」
ロット生産 10名

・製缶板金班「大型で多品種少量の銅材や銅板の加工が中心」
個別生産  10名

・CNC制御装置は外注

 

③本文チェック

・最終段落

「製造部では専任担当制で作業者間の連携が少なかったが、
この新規事業では、機械加工班と製缶板金班が同じ
CNC木工加工機の部品加工、組み立てに関わることになる」

 

 

明らかに課題がありそう。

 

連携がなかったのに、今後関わらなければならない!!

3つの工程がバラバラなので、QCDの中でもD納期に間に合う
生産計画・生産実行をしないといけない!!!

 

その観点から回答を構成する!

【桃ちゃん回答(再掲)】

課題は①ロット生産の機械加工班と個別生産の製缶板金班、外注の3者の連携強化し納期に間に合う部品加工や組み立てを円滑に行う体制構築対応策は①3者の進捗管理共有統一した生産計画を共有③カムアップシステムで外注管理④(????忘れた・・・)

 

 

第2問 C社社長は、現在の生産業務を整備して生産能力を向上させ、それによって生じる余力をCNC木工加工機の生産に充てたいと考えている。それを実現するための課題とその対応策について120字以内で述べよ。

回答記入時間:14:45~14:50

 

【桃ちゃん回答】

課題は専任担当者が保有する各機械の操作方法や加工方法に関する技術情報を共有化し、担当以外の機械も操作できる多能工化し業務平準化を行う。施策は①ノウハウのマニュアル化で標準化②OF  F- JTOJ Tによる教育機会付与③QCサークル促進④余力管理の徹底。

 

<思考プロセス>
①問われている事の確認
「生産能力を向上させ、
余力をCNC木工加工機の生産に充てたい。課題と対応策」

 

②本文の確認
第6段落:「マニュアル化、標準化されていない」

 

よって、マニュアル化することと標準化することは必ず盛り込む

 

なぜそれが必要かというと、

担当以外の機械は操作できない専任化しているから。

→多能工化する必要??

→ノウハウや情報を共有!!教えてあげて使えるように!

教えてあげるために何が必要か??→施策に書く!

 

【桃ちゃん回答(再掲)】

課題は専任担当者が保有する各機械の操作方法や加工方法に関する技術情報を共有化し、担当以外の機械も操作できる多能工化業務平準化を行う。

施策は①ノウハウのマニュアル化で標準化②OF  F- JTOJ Tによる教育機会付与QCサークル促進④余力管理の徹底。

 

 

第3問 C社では、ホームページを活用したCNC木工加工機の受注拡大を考えている。展示会での成功を参考に、潜在顧客を獲得するためのホームページの活用方、法潜在顧客を受注に結び付けるための社内対応策を160字以内で述べよ。

回答記入時間:14:50~14:55

【桃ちゃん回答】

活用方法①展示会で質問の多かったプログラム作成方法、プログラムの提供可能性、メンテナンス方法、加工可能な材質等公開②問い合わせフォームで個別対応③実演の動画を公開し、小型で汎用性、操作性、メンテナンス容易性が高い事を訴求する。対応策①パンフレット作成②営業人員増強③販売やマーケティングの研修実施④開発力強化⑤商社開拓。

 

<思考プロセス>

①聞かれている事の確認

⇒潜在顧客を獲得するためのHP活用方法

潜在顧客を受注に結び付ける為の社内対応策

 

②考え方

HPの活用方法は本文にあるヒントからかけそうだが、

社内対応策の解釈に時間がかかる。

 

でも、”HPで問合せ”などが来るなら、それに対応する人材か?

 

③本文チェック

●「CNC木工加工機の特徴」第9段落

・操作性
・メンテナンス容易性
・小型
・汎用性・・・ ならい施盤のように

 

●「過去の成功体験」第12段落

「実演を行ったが、それによって多くの来展者の注目を集める」「CNC木工加工機の加工精度や操作性、メンテナンスの容易性が
来場者から評価された」

 ※「評価」は事例Ⅰ~Ⅲを通じて要チェックの重要ワード!!

 

●「問題点」11段落

・木工加工関連企業とのつながりや情報もない
・販路開拓のやりかた分からず
・新規顧客獲得のノウハウなし
・販売やマーケティングに関するノウハウなし
・機械商社などの販売チャネルなし

 

設問が「展示会での成功を参考に」なので

①(12段落の)成功体験→応用できるHP活用方法

②そのための社内の動き(11段落の問題点を解消する)

を書く。

 

【桃ちゃん回答(再掲)】

活用方法
展示会で質問の多かったプログラム作成方法、
プログラムの提供可能性、メンテナンス方法、
加工可能な材質等公開
問い合わせフォームで個別対応
実演の動画を公開し、小型で汎用性、
操作性、メンテナンス容易性が高い事を訴求する。

 

対応策
①パンフレット作成

②営業人員増強
 ←木工加工関連企業とのつながりや情報もない(11段落問題点)
③販売やマーケティングの研修実施 
 ←販売やマーケティングに関するノウハウなし(11段落問題点)
④開発力強化
 ←販路開拓のやりかた分からず(11段落問題点)
⑤商社開拓。
←機械商社などの販売チャネルなし(11段落問題点)

 

 

第4問 C社社長は、今後大きな設備投資や人員増をせずに、高付加価値なCNC木工加工機事業を進めたいと思っている。これを実現するためには、製品やサービスについてどのような方策が考えられるか。140字以内で述べよ。

 

【桃ちゃん回答】

方策は①設計時点で顧客の要望を反映し、部品の標準化を進め在庫過多を抑制②自社施設で困難なものを戦略的に外注する設計の製品。サービスは①メンテナンス方法を発信②改良品の声を拾う③NC施盤未利用者への説明会。資源を効率的に活用し、開発推進、事業推進。

 

 

<思考プロセス>

①聞かれている事の確認

⇒「設備投資や人員増をせずに、
高付加価値なCNC木工加工事業。製品やサービスの方策」

 

②問1との関係

問1は強みというより、課題と対応策だった。
生産計画のことが、第4問でも使えるか???

 

③本文チェックと知識書き出し
・顧客の要求する加工精度を保つ ←(第6段落強み)
・部品の標準化を進め、在庫を多くしない ←(知識)
・メンテナンス方法を発信し ←(第12段落 顧客のニーズ)
・コンカレントを行い ←(知識)
・声を拾い活かす ←(第12段落全体を通して)
・改良品の声を拾う
・改良・新機種開発 ←(第12段落 今後の予定)

 

これらをまとめて、回答に書いたが

字数が余ったので、明らかにいらないけど
資源を効率的に活用し、開発推進、事業推進。」という
言葉を入れてみた苦笑!

 

得点につながらなさそ~~( ;∀;)

 

 

<事例Ⅲが終わって>

結構難しかった~。。。
終わった直後は事例Ⅲが一番難しいと思いました。

 

実際事例Ⅳが最低点数だったのですが・・・苦笑!

 

試験中は、設問を読んでも
「イマイチ意味が分からない」部分が必ずあります。

 

でも焦らずに、
きっと周りも「えっ!?ナニコレ?」って思っているはずなので。

 

そこで、冷静になれるかどうかです。

もう一度本文に立ち戻って、
まったくかけ離れたアイデアではなくて

何かしら事例と関係があるような回答を心がけてください!

そうすれば必ず上位20%に行けるはずです!!!

 

残りの受験勉強、がんばってください!

応援しています。

 

以上、桃ちゃんでした!

 

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こんにちは、たかじんです。

いよいよ二次試験まで1か月を切りましたね。皆さん、試験勉強は順調でしょうか。

初学者で、1次試験終了後から2次試験の勉強を始めた方々は、過去問に取り組む中で、そろそろ自分なりの解き方の型が出来てくる頃かもしれません。それでもまだ80分で解き切ることが出来なかったり、質の高い答案を仕上げるのに苦労したりする場合もあるでしょう。でも大丈夫です。トレーニングを続けていれば、まだまだ伸びます。

特に独学の皆さんは、なかなか成果が目に見えない間は「このままで大丈夫なのか?」と不安になるでしょうが、勉強の方向性を間違えずに、トレーニングを継続していけば、スキルは必ず蓄積されて行きますので、伸びる時期が必ず来ます。一次試験の勉強について書いた記事「閾値」というものをご紹介しましたが、2次試験でも一緒です。最後まで諦めずに過去問のPDCAを回していきましょう!

 

 

さて初学者&独学の皆さんを対象とした以前の記事で、復習の大切さについて記載しました。最初はとても時間がかかるけれども、急がば回れだと書きましたが、その復習の仕方について、もう少し解説します。独学の皆さんにとって、予備校や通信教育と違い、自分の答案を添削してくれる人は自分ひとりしかいない訳ですから、過去問を解いた後の復習こそが生命線です。きゃっしいさんも復習の大切さについて記事を書いていましたね。

 

復習で大事なのは、「なぜ間違えたのか?」を確認することです。これは仕事でも一緒ですよね。ミスをした時、失敗した時、なぜそれが起きたのか、どうすればそれを防止できるのかを考えないと、ミスや失敗は繰り返されてしまいます。

 

2次試験の問題は正解が公表されていないので、何が正しい解答なのかは明確には分かりません。それでも大手予備校の出版している過去問や「ふぞろい」等を使えば、だいたいの正解答案は分かります。

解答例と自分の答案とのギャップを客観的に分析しましょう、ということも書きましたが、「そうは言っても具体的にどうするのか分からない」という方も多いでしょうから、私の場合の例をご紹介します。あくまでも個人的な例なので、これも適当にパクッてカスタマイズしてみて下さいね(以下は事例Ⅰ~Ⅲの取り組み方について記載します)。

 

さて過去問を解いた後、正解と自分の解答のギャップを確認すると、自分の答案はだいたい以下のような形でミスをしていることが分かりました。

① 問題で問われていることに正面から答えていない
② 文字数をかせぐために、問われていない内容も記載している
③ 助言系・提案系の問題で答えが思いつかなかった

 

問題で問われていることに正面から答えていない

道場メンバーの皆さんも多く書かれているように、設問から外れた解答はアウトです。

設問を読んだ時に「何が聞かれているのか」はチェックしているはずなのに、なぜ外れた答えを書いてしまったのか。思考プロセスを振り返ってみると、私はSWOT分析をした後に、各設問に答えるための論点を書きだしていくやり方を取っていたのですが、実は余計な論点も書き出しており、解答を書く際に、無理やり詰め込んでしまうことによって起きているということが分かりました。

出した論点をすべて使う必要はなく、とにかく問題に対して正面から愚直に答えることが最優先です。論点を厳選することが、次回の過去問演習への対策として浮かんできます。

 

文字数をかせぐために、問われていない内容も記載している

次は逆に選び出す論点が足りずに、余計な内容も盛り込んでしまうというミスです。多くある論点を削ることは比較的容易ですが、文字数100字以内で、と書かれているのに論点が2つしか見つからない、というような場合は焦りますよね。

ここで自分がやりがちだったのが、字数を稼ぐために冗長な言葉や関係ない論点を入れてしまって、全体としてよく分からない解答にしてしまうということでした。100字という場合はやはり最低2つ、通常なら3つくらいの論点を書く必要があります。書く論点が足りないという場合は、やはりどこかで見落としているんですね。読めていないものがどうしたら読めるようになるのか、これは改善するのはかなり難しいです。訓練を積むしかない、と言えばそれまでですが、字数は出題者が「このくらいの論点を入れてね」と言っている大きなヒントでもあります。論点が足りない場合は、「必ずどこかに見落としがある」と考え、もう一度与件文をチェックしましょう。

 

助言系・提案系の問題で答えが思いつかなかった

助言系・提案系の問題で考えが思いつかないこともありました。これもツラいですね。ここはなかなか私も最後まで克服できなかったのですが、私の使用していた「中小企業診断士2次試験事例問題攻略マスター」には、「助言系・提案系の設問は、いわゆる難問が多く、人によってさまざまな答えが出たり、出題者の意図が読めないケースが多いので、精度にこだわらず、ある程度書くべき論点を大まかに決めて、ラフに解答します」と書かれていたので、答えが思いつかなかった場合は、そのやり方を踏襲することにしました。

 

「ラフに解答する」とは「具体的にどうするのか?」と分かりにくいですが、奇抜な答えを書かず、与件文を読めば「そりゃそうだよね」というような内容を大まかに書くということだと理解しました。

 

「それが難しいんじゃないか!」というお声もあるでしょうし、ごもっともです。「アイディアが浮かばなかった時にどうするか」に答えられれば、受験生の皆さんにも非常に有益な情報だったとは思うのですが、ここは私も最後まで難渋しまして、決定的な改善策と言うのは分かりませんでした😓。

皆さんは、だいまつさんやきゃっしいさんのように明快な切り口で分析するという方法もご参考になさって下さい。私はその領域までたどり着かなかったので、テキスト記載のように、致命的なミスを避けるという消極戦法で戦うこととしました。

 

例えば平成29年度の事例Ⅰの第4問は、全国展開を進めていく上で障害となるリスクの可能性について「中小企業診断士の立場で助言」する問題でした。「リスクの対応策」を助言するのではなく、「リスクの可能性について」助言する、という答え方に迷う問題でしたが、これに対して私は、

  1. 全国展開のため販路拡大(営業強化)→人員育成の必要性
  2. 人員増加→管理体制構築の必要性

といった論点を抽出しました。

100字なので、論点は3つだな、と思いつつも、人員育成と管理体制構築の2つしか思い浮かびません。やむなくこの2つの論点を中心に、リスクの可能性について、ラフに解答することにしました。

その解答がこちら。

 

「全国市場に拡大していく上で、新たな販路を開拓するために営業部門の強化が必要だが、そのための人材育成が必要であること、また人員の増加による組織の拡大に伴い、管理体制の構築が不可欠となることである。」

 

ちなみに事例Ⅰで79点を出したきゃっしいさんの解答はこちら。

「自社販売による直接販売は行っていないため①顧客ニーズが把握できず新商品開発に活かせず②直接販売のノウハウがなく首都圏出店が困難な点。全国の市場で戦える新商品の開発を実現する人材が確保・育成できない点。」

 

私の答案には無い、「顧客ニーズが把握できず新商品開発に活かせない」という論点が入ってますね。

 

だいまつさんの記事で紹介されていたシンゴさんの解答には「主力良品の知名度が地元に限られている」ということと、「首都圏出店が未実現」といった論点が入っていました。

 

私の解答は論点が少なかったので、冗長な感じになってしまいました。高得点者の方々のようにシンプルで因果関係を踏まえた答案にはほど遠い感じです。しかしリスクについて一応、正面から答えており、「そりゃそうだろう」というラフな感じには解答している(・・・と思う)ので、大きな外しは無かったのではないかと思われます(ちなみに事例Ⅰの得点は70点でした)。

 

いかがでしょうか。過去問を解いた後、自分がなぜこの解答にしたのか、なぜこの論点を選んだのか、その思考のプロセスを振り返ってみて、特徴やクセを見つけてみてください。出来ればそれを言語化してみましょう。

そこで、そのクセや偏りを是正するためにはどうすればいいのか考え、その上で次の過去問に取り組んでみて下さい。このようなPDCAを回すことが大事なのではないかと思います。

 

以上、たかじんでした。
それではまた。

 

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はい!へんりーです。

前回の記事はこちら。診断士になったあとの実際の仕事「執筆」について紹介しています。

 

今回もまずは診断士活動の紹介から。

昨日までの2日間、7月に開催した「気仙沼バル」の報告会のため宮城県気仙沼市まで行っていました。

中小企業診断士と現地の人々で実行委員会を作り、準備から運営を行っている地域支援イベントです。

報告会では地元の店主さんたちのディスカッションも白熱、またメカジキや日本酒といった美味しい地元の名産物もたくさん味わってきました。次回もさらによいイベントにできればと思います。

今年合格される読者のみなさんにもぜひ参加してもらえたらと思います!

 

 

さて、いよいよ本番まで1ヶ月を切りましたね。

―って、そんなことは言われなくてもわかっている!!

 

という気持ちだと思います。わかります。

まわりにいくら焦るなと言われても無理があると思います。。

 

特に2次試験初チャレンジの方々

さらには8月以降に2次対策をはじめた「初学者」の方々

には、《安定した高得点》はまだ遠く感じられるかもしれません。

 

少しでも勇気を分けられたと思うので、次のイメージ図を共有しておきます。

これは夏の大阪セミナーでもお見せしたものです。少し更新してあります。

横軸が時間、縦軸が二次試験対策の習熟度を指し、

初学者と経験者(多年度生)の成長(=得点の伸び)のイメージを曲線で表しています。

現時点、9月下旬は、初学者にとって、やっと解答プロセスに慣れ、得点のコツをつかみつつある段階、といったところでしょう。

ここから一気に駆け上がるイメージを持ってください。

やっと得点が安定してくる、周りと戦えるようになってくるのは、10月に入ってからです。

どうか、現時点の手応えだけで悩まずに、前に進んでください!

 


 

そして、今回の本題。

9月の後半は、大手予備校の二次対策授業が終了する時期でもあります。

通学で対策してきた人も、ここからは独学の人と同様、各自で対策を進めていくことになります。

ちょうど良い機会ですので、ここらで一旦立ち止まり、あなたが取り組んできたやり方に改善できる点はないか? 見直してみましょう。

さっとチェックし、本番までの残りの期間をできるだけ濃密で有意義なものにしてほしいと思います。

 

具体的に、

1. 勉強会

2. カラーペンの使い方

の2つを取り上げます。

過去問は、例として平成29年の事例IIの設問1と3に少しだけ触れます。


チェック対象1:「勉強会」

あなたは、今の時点でなんらかの二次試験対策勉強会に参加していますか?

あるいは、参加する予定はありますか?

 

参加することで数人分の経験値を得ることができるため、やり方次第では、大きな効果を発揮する二次試験対策の勉強会。

しかし時間を費やす分、もし効果的で無いのなら、これまで通りの進め方・参加を再考してもらった方がいいかもしれません。

 

一般的な勉強会の内容、扱いについては先代の過去記事で取り上げられています。

今回はクイックチェックが目的なので、勉強会のやり方について基本的なところは割愛します。

ということで、いま勉強会に参加されていれば、以下のチェックポイントを確認してみてください。

①自分よりすごい、と思える参加者がいるか?

②その「自分よりすごい人」は、自身の思考/解答プロセスを参加者に説明してくれるか?

③互いに意見を言い合えているか?(質問・疑問を解決できているか?)

④参加者の納得感が得られる模範解答(「ふぞろい」等)を用意しているか?

 

どうでしょう?

4つともYES!と言えるならよし。そのまま進めてください。

 

1つでもYESと言い切れないものがあるなら、ぜひ立ち止まって見直してください。

そして、必要に応じて、

・勉強会参加者に改善を提案する

・勉強会への参加頻度を変更する

といった判断をしてみてください。今ならまだ間に合います。

勇気を出して、「ちょっと一発合格道場のブログにあったのだけどさ・・」と声を上げてみてください。

以下で、少し解説します。


①自分よりすごい、と思える参加者がいるか?

僕はこれを必須だと思っています。

大阪セミナーのパネルディスカッションでは、「合格者が参加していること」を効果のある勉強会の最低条件に挙げたくらいです。

少なくとも、自分より実力の高い解答に触れることができ、考えを聞き、議論することで、自身の成長を最大化できると考えます。

言い換えれば、「お、これは真似したいな」と思える解答に出会えるかどうかです。

毎回100%すごい、でなくとも構わないので、高頻度で自分を上回る解答を作ってくる実力者あるいはライバルがいるか、その点を見直してみてください。

極端に言えば、もし参加者のレベル(解答の幅や深さ、切り口、ロジカルさ等)が高いとは言えず、毎回の「気づき」が少ないのであれば、その勉強会を無理に続ける必要はないのかもしれません。

9代目メンバーの中にも、例えばchikaのように、一切勉強会には参加しないと決め、合格を勝ち取った者もいます。

 


②その「自分よりすごい人」は、自身の思考/解答プロセスを参加者に説明してくれるか?

この人の解答は明らかにすごい。(例えば、「ふぞろい」で採点しても他の参加者より高得点である)

けれど、どうやってその解答に行き着いたのか理解できない。

なぜって、プロセスを詳しく説明してくれない(きゃっしいの「実況」まで細かくなくても)、

説明してくれても意味がわからない。再現性がない。

自分の思考との違いについて聞いても、わかりやすい回答がえられない。

そんな状態だとすると、せっかくの「すごい人の解答」も台無しです。

スポーツやミュージシャンにも言えますが、偉大なプレイヤーが、偉大なインストラクターであるとは限らないのです。

「大御所」の方の主催する勉強会ほど、陥りやすい状況かもしれません。

 

一方、そんな状況の勉強会をそのままでよしと考えているのなら、あなたの側にも問題があると言えそうです。

すごい人がいる勉強会に参加し、

毎回感心して刺激を受ける

でも実は、

自分に落とし込めていない(自分とすごい人の解答の差を分析しきれていない)

自分の解答のレベルが上がっていかない

これでは、勉強会に参加する意義としては、十分でないと言わざるをえません。

参加することで、刺激を受けたり自分の未熟さを痛感するのはよいことですが、

そのために毎回参加し長時間を費や必要はないと考えます。

言ってみれば、道場ブログの記事を読むだけでも得られることですので。

 

また、このような「実は成長しにくい」勉強会のやっかいな特徴は、

実際にすごい人、実力者、あるいは合格者、が参加している分、たとえ自分に身になっていなくてもハマりやすい点です。

「継続が大事」と何度も何度も、ただただ参加する。

下手をすると、「参加することが目的」になってしまい、参加することで「私は勉強した」という気持ちを得ているだけ・・・なんてことになっていないでしょうか?

一度客観的な視点に立って、あえて厳しい目で、見直してみてください。

 


③互いに意見を言い合えているか?(質問・疑問を解決できているか?)

 

①②が満たされている前提で、次に確認すべきは、参加者同士の意見交換です。

責めたり馬鹿にするようなダメ出しを禁止するのはよいと思いますが、それをはき違えて、表面的な意見しか言わなくなってしまっては、勉強会の価値を大きく低下させてしまいます。

改めて、他人の解答や思考プロセスを学べるのが勉強会のメリットのはずです。

 

たとえば、平成29年の事例IIが題材だとして、

「あなたの設問1の解答では、B社の競合として、大型スーパーだけでなく百貨店も含めているけどどう考えてそうしたの?」

「あなたの設問3の解答では、「日用品」を使っていないけど、どうして含めなかったの?」

といったように、それが『お手本』であろうが、『やらかし(事故)』であろうが、その人の思考プロセスを聞く、あるいは自分の口で説明する、といった作業が何より成長の糧になります。

勉強会の場で、わずかにでも不快感や軋轢が生まれるのを避け、当たり障りのない議論になってしまっているのであれば、それは勇気をもって見直すべきと思います。

目的は、その場での平穏や仲良しではなく「合格」であることを忘れてはいけません。

 


④参加者の納得感が得られる模範解答(「ふぞろい」等)を用意しているか?

こちらも重要です。

③のように腹を割った議論が重要ですが、「正解」の目星がつかないまま、長時間あーだこーだ議論するのは不毛です。

どの模範解答を用いるかですが、やはり統計分析的にアプローチしている「ふぞろい」(※)が、最も納得感の高いものだと思います。

合格者の多数派解答が何のキーワードを含んでいるのかのデータ(表)、どうしてそうなるのかの解説、を含むことから、みなの納得感が得られやすいでしょう。

※ふぞろいな合格答案1~10(2008年度~2017年度本試験)の10年分の分析データを1冊にまとめた「ふぞろいな合格答案10年データブック」が発売されています。

 

勉強会を進めるにあたって、まず先に各人の解答の思考プロセスを参加者に説明するなどアウトプットし合うべきなので、真っ先に模範解答を見にいくのはおすすめしませんが、ある程度議論をし、話が行き詰ったときなど、模範解答を用意しておいて参照するのがうまいやり方だと思います。

この点も、もしまだ実行されていなければ、検討してみてください。

 

以上、勉強会に対するチェックポイント①~④でした。疑問やご相談等あればお気軽にコメントお願いします。

 

繰り返しになりますが、1つでもYESと言い切れないものがあれば、見直してみて、

必要に応じて、

・勉強会参加者に改善を提案する

・勉強会への参加頻度を変更する

を実行してみてください。

あなたの参加する勉強会の効果を最大化するために、今ならまだ間に合います!

または、①~④を満たしていそうな勉強会が身近にあれば、

力試しの目的でこれから勉強会に参加してみるのも手だと思います。


チェック対象2:「カラーペンの使い方」

もう一つのテーマがこちらです。

いろいろな意見がありますが、自分が絶対にこれがオススメ!!!と主張したいのは、

「設問ごとに色分け」(正確には、重要箇所を黄色+設問ごとに色分け)です。

そして、実はこの方法については、既にきゃっしいの実況記事の中で解説されているのです。

超大作記事の中盤でサラッと紹介されていますので、逃してしまっていた読者の方もいるかもしれません。

僕の考えとほぼ100%一致しておるため、そちらを参照ください。該当箇所に飛べるアンカーリンクを貼っておきます。

以下では、きゃっしいが整理してくれた「設問ごとに色分け」のメリットだけを再掲しておきます。

①抜き出すところに線と番号を振るだけなので、キーワードをメモに書き写す時間を短縮できる

②抜き出すキーワードのみに線を引く方法なので、抜き出すキーワードを強烈に意識できる

③全体を見渡したときに色の分布で引用箇所の分布がわかるようになるとともに黄色の線がひいてあるけど引用されていない場所というのもわかりやすくなるため、抜け・モレに気付きやすい

④再現答案が作りやすい

特に、強調するなら、③でしょうか。
与件文に、重要なところを黄色、設問の該当箇所に別色で線を引いていくと、ほぼすべての文章に色が付くことになります。

以前に解説したように、本試験は非常に念入りに作られており無駄な単語・文章などひとつもないのです。

よって、もし色が付かなかった箇所があれば、そこを見落としている可能性があるということです。

こうして、色があることで一目で、全体の使い忘れがないかの漏れチェックが可能になります。

 

ペンの持ち変えが面倒という人もいますが、僕の場合は以下の写真のように指の間にはさんでいたのでそれほど悩みませんでした。

写真は手元にあったペンですが、もう少し色の多いタイプを使い、キャップを外した状態で5本くらい持っていました。

完全に好みの世界ですが、とにかく事例を実際に解きながら練習してみて、自分流の方法を見つけることです。

 

 

一応、他の色分け方法についても述べておくと、諸々試した結果、オススメしにくいのは、SWOTごとの色分けです。

理由は単純で、S/W/O/Tをすべて使う事例はあまりないからです。このため、貴重な色分けをする基準としては優先順位が低いと判断しました。

なお、SWOTをわざわざメモとして書き出す作業も、80分間の解答プロセスでは不要と考えています。代わりに、(必要に応じて)与件本文の横にS/W/O/Tの頭文字マークだけをしていました。

実際の企業診断では、もちろん重要となるSWOT分析ですが、試験の事例を解くにあたってはわざわざ書き出したりせず、簡単なマークにとどめておいてよいと考えます。

なお、予備校や市販の教材等の解答解説で、SWOT分析がなされているのを見かけることもあるかもしれませんが、おそらくそれは、80分間内の作業ではなく、事例の振り返りとして、対象企業の分析のために行われているものだと思います。

色分けから少し脱線しましたが、セミナーでよく質問がでるところなので触れておきました。

 

なお、カラーペンの使い方(白黒派の意見も含めて)については、僕が事例IIを、chikaが事例Iの解答解説(H29年の解答実況)を執筆している「全ノウハウ2018版」の特集企画「2次試験の『よくある疑問』に答えます!」でも紹介していますのでそちらもご参照ください。

もちろん、既に慣れ親しんだカラーペンの使い方(カラーは使わないという選択肢も含めて)があり、それで点数が安定してきているのであれば、今から変える必要はありませんのであしからず!

大事なのは、本番までに、自分はこれでいく!と自信の持てる方法を1つに決めることです。

 

そんなところで、今回はここまで。

いつものメッセージを。

「アナタもまだ間に合います!

本番まであと少しだけ、あがいてみませんか?」

 

以上、へんりーでした!

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おはようございます。ゆうです。

バックナンバーは、こちらから

 

本日のテーマは、2次試験で240点以上取るための「試験の心構え」10か条、と題してお送りします。

 

1次試験前の7月にも、実は似たようなタイトルの記事を書いていまして。それがこちら

 

要約すると、1次試験のファイナルペーパーとして、「試験の心構え」10か条を作成し、

 

その心構えを、試験科目のたびに。試験直前に読みことで、

 

本番中パニック状態にならず、落ち着いていつも通りの実力を発揮し1点でも多く得点を積み上げられたという話

 

その成功体験をもとに、2次試験のファイナルペーパーでも、「試験の心構え」10か条を作成しました。

 

2次本番は、まだ28日後ですが、今の時点で「2次試験とは、結局どういう試験か?」という要所を押さえておき、

 

残り約4週間で、2次解法の練度を高めていくトレーニングをすることがスト合格には有効と考えます。

 

実際に試験当日に使った10ヶ条を以下に記載し、その下に補足コメントを書きますので、参考にしてください。

 

ただ、あくまで、自己流の要素を含みますので、採用するかどうかは、ご自身でご判断ください。

(1)まず初めに、解答用紙の受験番号欄の記入をきちんとすること。最初にやる。間違いないか指さし確認でダブルチェック。

1次試験の心構えと同様に、トップバッターは、この項目です。どれほどドストライクな文章を書けても、受験番号の記入が無いと、0点です。

 

早く問題に取り掛かりたい気持ちを少し押さえて、最初に、丁寧に受験番号の記入を行いましょう。

 

(2)解答用紙に記入したら、設問ごとに振り返ってダブルチェック。事例Ⅰ~Ⅲだと誤字や脱字がないか。てにをは、が間違っていないか。事例Ⅳだと検算・確かめ算をする。

1次試験と違って、2次試験は1問あたりの配点が高いです。

 

よって、1問あたりの解答を丁寧に、漏れなくすることが合格点の近道で、解答の見直しや検算には、設問ごとに時間を割いたほうが良いと思います。

 

見直しや検算する時間を確保するには、設問分析や与件文の読み込み、解答編集の時間をスピードアップすることが必要です。

 

そのために、過去問のアウトプットを通じたトレーニング、により練度を高めてください。

 

(3)設問文や与件文に時制が出てきたら、時制で切り分け可能と想定する。与件文にメモ書いておく。ここまで、過去とか。ここから、現社長とか。

与件文や設問文では、よく、会社の過去・現在・未来の話が登場します。

 

過去の成功要因、現在の経営体制の特徴、今後想定される経営課題など。

 

与件文と設問文を紐づける時の材料として、時制はよく登場します。

 

時制で切り分けられるなら、比較的イージーな問題ですから、与件文が出てきたら、時制をマルで囲んだり、時制を書きこんでおくといいです。

 

(4)分からないと迷った時。文章がまとまらない時。の魔法のことば。「つまりどういうこと?」

1次試験を通過した猛者が集まるのが、2次試験です。簡単な問題、過去問と同じような問題を出題しても、点差が付きませんから、当然毎年新しい要素を投入したり、わざと難解な言い回しを使ったりします。

 

新しい要素で言うと、昨年29年度であれば、事例Ⅲの第1問で強み・弱みを聞かず、第1問・第2問と連続して生産管理の出をしたり、事例Ⅳで連結会計の出題をしたりが、象徴的でした。

 

また、難解な言い回しであれば、事例Ⅰ第3問の「戦略的メリット」、第4問の「リスクの可能性」などでしょう。

 

もちろん、後知恵で、試験後になんやかんや言うことはできますが、大事なことは、緊張感たっぷりの試験本番中に、これらの問題に慌てず解答すること

 

慌てないためには、

 

①きっと出題者はは何か新しいことをして、揺さぶりをかけてくるだろうと、あらかじめ心の準備しておくこと。

 

②そして、分からないと迷った時は、「要するにどういうこと?」「so what?」と自分に問いかけてみること。

 

シンプルに設問や言葉を捉えることで、解答の糸口が見つかることがあります。完璧な解答でなくても、題意を捉えて与件文から材料を持って来れば、大きく外すことはないです。

 

(5)これまで見た過去問や、1次知識から逸脱した問題は出ない。つまり、加工して、いかにも個別の新しい問題に見せかけているが、実は過去問と同じパターンで解答する問題である。←ココ重要!

過去問を繰り返し解いていると気づくと思いますが、事例に出てくる問題・課題・解決策には一定のパターンがあります。

 

事例Ⅰの組織・人事であれば、組織構造と人的資源管理の話で。組織構造だと、部門・階層・権限・コミュニケーションの話で。

 

コミュニケーションの解決策だと、定期的なミーティングや部門間の連携強化など。セオリーは決まってきます。

 

実際の企業経営や企業診断でも、経営者やコンサルタントは、経営のフレームワークを使って、問題解決や課題達成をするわけですが、診断士試験も同じことが求められていると思います。

 

ただ、前述したように、2次受験者で点差をつけるために、出題側は揺さぶりをかけてきます。

 

「これは、新しい出題傾向に変わったぞ!」と思うような問題に直面しても、焦らないでください。経営のセオリーは、一定のフレームワークで決まっていますから、結局、解答は今までにみたような解答になります。

 

(6)文字数に対し、目安は、30~40文字で1センテンス・1要素。100~120字の問題なら、3センテンス・3要素。①②③。80文字なら2センテンス。

これは私が受験生時代にお世話になった予備校の影響が強いのですが、設問文の文字数に対応した解答を作成する際の目安です。

 

採点基準は決してキーワードをどれだけ盛り込んだかのキーワード採点ではないと思っていますが、

 

必要かつ十分なキーワードを入れたり、中身を充実させることは、高得点のポイントだと考えます。

 

採点者にとって読みやすく、文章が冗長的にならないように、この基準で解答編集をしました。

 

(7)事例ⅠとⅢは設問を見た時点で、1次セオリーなど理論のピックアップを行い、あらかじめ下準備。

特に事例1は与件文に解答のヒントが少なく、設問を読んだ段階で、「何の話なのか?」目星を付ける必要があります。

 

私の場合、設問を読んだ段階で、ひとまずキーワードや理論の書き出しをできるだけ多く行い、その後、与件文を読んだ後に、関係ないものは削ぎ落とす方法を取りました。

 

その結果、与件文との紐付けがしやすく、解答編集にネタ不足で困ることが減り、多面的な解答が作れました。

 

(8)主語から始まり述語で終わる文章にする。体言止めは避ける。

29年度合格者の再現答案を見ると、主語から始まっていない文章であったり、体言止めで編集しているものでも、高得点の人がいるので、一概にこのルールにしないとダメでは無さそうです。

 

ただ、採点者が読みやすい文章づくりという点では、主語から始まり述語で終わったほうが内容が伝わりやすいし、解答の型も安定するので、このルールを守っていました。

※ゆうの再現答案はこちら

 

(9)特徴を表す言葉、特に特徴を表す形容詞は、はしょらない。ぬかさない。 

例:高品質な、創業以来、

これまでの道場記事にも書いてあることですが、できるだけ与件文の言葉は活かしたほうが良さそうです。

 

文字数の制約で、文章を要約する必要がある場合も、削って良い言葉と、残したほうが良い言葉があります。

 

特徴を表す言葉、形容詞は、事例企業の特徴や強みを具体的に表現している部分なので、はしょらず使いましょう。

 

(10)強みは、●●力とか、●●体制で、まとめる。●●技術ではなく、●●技術力。

強みを書くときの表現の仕方を決めておくと、解答にブレが生じにくいです。

 

与件文のキーワードをちりばめながら、締めくくりは、●●が可能な営業力、とか、●●技術力、とまとめるように意識していました。解答のパターン化ですね。

 

また、私の場合、強みを聞かれているのに、●●技術と書く癖があったので、●●技術力と書くように意識していました。

 

2次試験は、言葉を大事にしよう。正しい日本語を使おう。言葉でしか採点者に伝えることはできませんもんね!

 

以上、2次試験で240点以上取るための「試験の心構え」10か条、でした。

 

最後に皆様へ一言。

 

「スト生は、ラスト1ヶ月で急速に成長します!」

 

ここからの1ヵ月間は、過去問のアウトプット、ふぞろいを使った復習の高速回転で、2次解法の練度を高めてください!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

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こんにちは、きゃずです。

過去記事はコチラ

 

いよいよ平成最後の2次筆記試験まであと約1か月となりました。予備校の公開模試も終わり、ここから本試験までの過ごし方を悩んでいる方、モヤモヤしている方も多いかと思います。

今回のテーマは、一発合格道場の「ファイナルペーパー」総論

敢えて、かなり挑戦的なタイトルにしました。

 

診断士試験でこの時期「作った?」「そろそろ…」など、にわかに囁かれる「ファイナルペーパー」とはいったい何なのでしょう。その定義種類、作成する目的効果(メリット)使い方とそもそもの必要性…などについて可能な限り網羅的に、かつ簡潔にまとめました。最後には僕自身のファイナルペーパーと、おすすめ過去記事一覧も添付しています。

なお本記事の執筆に際しては、道場やその他ブログの過去記事を40-50本ほど読み漁り参考としました。過去記事には執筆者それぞれの観点や経験・想いに根差した記述がありましたが、そのなかから共通するものを拾い上げ、一般化して活用できる内容に昇華させたつもりです。今年以降も検索などで辿り着いて頂くであろう方には、年代を超えた普遍的なものとして読んで頂ければ幸いです。

※当然ながら、この記事を読んでくださっている読者の方の状況・経験・考え方によって合うもの合わないものがあると思いますので、ご自身に照らし合わせたうえで「パクってカスタマイズ」してくださいね。

 

主なターゲット2次試験に臨むすべての人(1次試験にも応用可)

登場する過去問:特になし

文字量:約6,000字(本文のみであれば約7-8分で読めます)

 


 

■「ファイナルペーパー」ってどんなもの?

まずはじめに、ファイナルペーパーの定義と種類について確認します。一発合格道場だけでなく、様々なブログに書かれている情報をまとめると以下のようなものでした。

定義

・試験当日(試験直前や休憩時間)の覚書メモ

・試験会場のスキマ時間でみるアンチョコのようなもの、お守り

・本試験に臨むにあたって最後に作っておくまとめの紙全般、虎の巻

・診断手順のまとめ

など、試験にあたって「最後に確認しておきたい事項を整理したもの」として主に語られていました。ただし「ファイナルペーパー」は診断士“試験”用語であり。オフィシャルな定義が存在するわけではありません。

(なお、司法試験や情報処理技術者試験、FP試験などの他資格試験では「ファイナルペーパー」なる単語は登場しないようです。)

 

種類※ファイナルペーパーとして書かれている事項を心技体の要素に分類

(心)

・試験に臨むにあたっての心構え

・自分の思考のクセ、注意事項

(技)

・事例ごとの特徴、回答方針

・解法、回答手順、時間配分

・重要論点まとめ、キーワードリスト

・自分にとって間違えやすい論点

・テキストに載っていなかった情報

(体)

・事前~当日の時間の使い方

・事前~当日やること/やらないことリスト

・食べ物・持ち物チェックリスト

結局のところ、心構えから具体的な解法知識やることリストまで、作成者によりさまざま。多岐にわたっています

 

ファイナルペーパーに関する記事を読んでもどこかふわっとして掴みどころがないのは、「定義も種類もバラバラであるが故に、作成者が各自のアタマの中にある解釈で語っているという点に起因していると考えられます。

 

 

■「ファイナルペーパー」を作成する目的と効果(メリット)

では、ファイナルペーパーを作成した人は何を目的に作成し、どのような効果を得ていたのでしょうか?これも主には以下のようなものが挙げられていました。

目的

・事例に取り組む際の考え方の整理のため

・「抽象的な知識(フレームワーク)」を整理し、「問題の切り口」に気がつけるようにするため

・短時間で重要なポイントを思い出し、 試験本番で実力を発揮できる状態にするため

・自分を客観視して、当日やることを「見える化」するため

・(2次試験にて)“自分で”決めたことをきちんとこなすため

 

効果(メリット)

・作る過程に意味がある。テキストや問題集から、試験の直前に目を通すべき情報を抽出する作業、これがこの時期に大いに意味を成す

・ファイナルペーパーを作ること自体が、自分なりの知識の整理につながる

・ファイナルペーパーを作るたびに、過去に作成したページが繰り返し目に入ることで記憶が定着しやすい

・(2次試験にて)「頭の中から引っ張り出してくる」作業の手助けになる

・作成途中の効果:今まで学んだことが徐々に共通の軸で整理され、その結果物事の関係性への理解が深まる

・作成後(活用における)効果:試験1週間前には、(ファイナルペーパーの)項目を見るだけで、どのような問題点がありそうで、 それに対してどのような施策が有効なのか、をすらすら言えるようなる

・自分の全力を挙げた努力が、1枚の紙の上に凝縮して可視化されているわけで。2次筆記対策というばかりでなく、今の自分から将来の自分に宛てた応援メッセージ、くらいの気持ちで作っておいて損はない

・その軌跡は必ず皆さんの中に大きな自信をもたらしてくれる

・「自分を信じる」につながる

 

目的をまとめると「心構えや解法・知識、やること(つまり、いまの自分の武器)を整理し、本番で100%近く実力を発揮するためであることがわかります。

そして効果(メリット)について、直接的には「心構え、解法・知識、やることが整理される」ことです。ただしそれだけではなく、間接的には「作成する過程で記憶が定着でき、再現性(※)が向上する」ことや「試験に臨むための気持ちが整い、やってきたことに対する自信に繋がる」ことが挙げられます。これらの間接的な効果こそが、特にメンタルが大きく影響する2次試験対策において有効なのだと言えます。

再現性=初見の問題が来ても、知らない業界の話でも、一定以上の水準で分析と助言をすることができる能力

 

このように「目的」と「効果」はオモテとウラの関係でもあり、これらを意識するかどうかが非常に重要なのです。中身が文字なのか図なのか、手書きなのかデータなのかは、あくまで手段の一つにすぎません。

 

 

■「ファイナルペーパー」の使い方と必要性

使い方

・他の人のファイナルペーパーを見る

・直前に作らなくても今から作っておくことで、移動中などに知識整理する

・事前に自分で読み込む。受験仲間や家族に心構えを話す

・試験に向かう電車の中、試験開始直前や休み時間にパラパラと見る

・本試験に臨む前に取りこぼしを救ってあげる

・当日の活躍の場は試験開始前と休憩時間

このように使い方を大きく分類すると、以下の3つに分けることができます。

他の人のファイナルペーパーを見て、必要な要素をピックアップする

作成過程で何度もブラッシュアップし、目に触れる中で知識や心構えを刷り込む

試験当日の移動時間や休憩時間に眺める

 

そもそも「ファイナルペーパー」を作る必要性はあるのか?

・(内容にもよるが)作成にはある程度の時間と熱量が必要となる

・他の人のものは参考にはなっても、役に立つとは限らない

・日々の学習の中での備忘録をまとめていくことで、それが必然的にファイナルペーパーとなっていく

・作成するような時間があれば事例Ⅳの計算問題をやった方がよい

・作成することそのものを目的するのは本末転倒。個々人の課題とリンクした内容であることが重要である

など、さまざまな意見が過去記事のなかにもありました。

なお7代目noriさんの記事では、ストレート生と多年度生との位置づけの違いについても触れられています。

ストレート生がファイナルペーパーの中に「合格に必要なものはなんだろう」と自分なりのノウハウを積み上げていくとすれば、過年度生のファイナルペーパー作成は「自分の持っているノウハウ・知識の中で、合格に本当に必要なものは何だろうと整理していく」過程です。

ストレート生か多年度生か、時間が取れるのか取れないのか…それぞれの置かれた状況は千差万別ということであり、結局のところ「要不要は自分しだい」ということになります。

 

(おいおい…そんな結論じゃあ、この記事を読んだ時間が無駄じゃないか!というみなさんの声が聞こえてきました…)

 

なので、客観的な数字僕なりの結論を書きます。

まず、一発合格道場初代~9代目メンバーを対象に2018年3~4月に実施したアンケートでは、「ファイナルペーパーを作った」という人が全体の約7割強でした。

合格者(なかでも、道場で記事を書くようなある意味特殊なバイタリティーのちょっとだけアクティブな人たち)の約7割が作り、約3割が作らなかったという事実と、様々な記事での言説を踏まえた僕なりの結論はこうです。

 

ファイナルペーパーは作成を強くおすすめする。ただし、その目的と効果を意識したうえで、個々人の状況や課題と合致した内容を整理するときに限り有効である

 

当たり前すぎることかもしれません。でも、冒頭にあるように噂に流されてなんとなーくその場しのぎで作るようなことだけは避けていただきたいのです。

「誰かが作っているから自分も作る」のではなく、「ご自身の課題と向き合い、必要な要素を結晶化する過程のなかで出来上がっていく」ものと位置付ける。これによって効果が何倍にもなり、精神面の安定も得られるということは、自信をもってお伝えします。

 

 

■きゃずのファイナルペーパー

大切なことは合格体験記の中に…

ここで私的な内容で恐縮ですが、僕自身の合格体験記に記載した内容を抜粋・再掲します。

2次は1年目はTAC、2年目は独学→MMC通信→MMC通学でした。1年目の2次はまともな学習法を確立できなかったため、以下は2年目の勉強法に関しての記載です。

事例Ⅰ~Ⅳそれぞれの特徴を理解する

初見では事例毎の特徴を理解することは難しいかもしれませんが、4つの事例は作問者も異なれば、どのような方向性の回答を期待しているかも違います。ここは初代ハカセさんのファイナルペーパーなどを参考に、事例ごとの特徴を理解していきました。

 

設問文の分析を行い、対応する切り口・キーワードをまとめる

各事例の具体的な学習にあたっては、①設問文の写経(与件文ではなく設問文をExcel等に写す)、②題意の抽出(何を聞かれているのか、制約条件は何なのか、の書き出し)、③自身の作成した回答と、予備校やふぞろいの回答との違いの分析、を行い、自身の回答に足りなかった切り口やキーワードをまとめるようにしました。意識したのは「自分の考え方のクセを知り、多面的に物事を見られるようにする」ことでした。なお、事例Ⅳに関しては特に管理会計とファイナンス領域に苦手意識があったため、毎日1時間程度は基本問題をひたすら繰り回していました。

 

ファイナルペーパーを作成し、回答のプロセス(解く順番、時間の使い方)を固める

直前期の一ヶ月に注力していたのは、試験当日に見るためのファイナルペーパーの作成です。本試験では、80分という限られた時間の中でイチから冷静に現状を把握するのは至難の業です。健康診断のときには事前にヒアリングシートがあるように、各事例の特徴をまとめ、こういう記載や設問があったらどんな切り口でどう書く、という答え方/キーワードマトリクスを作成していました。

一ヶ月と時間をとったのは、何度も改訂を繰り返すことで不要な項目を削ぎ落としかつ作成過程の中で刷り込み効果を高めるためでした。そして最後の最後、このファイナルペーパーがあることによりメンタル面でも落ち着いて(これだけやれば良いのだとある意味割り切って)、本試験に臨むことができたと感じています。

ここに書いてあることは合格発表直後のものですが、なんだか、すでに僕が今回お伝えしたいことは凝縮されていたようにも思います…(苦笑)

ひとつ付け加えるとすれば、作成したファイナルペーパーは診断士になったのち、勤務先の仕事や診断士としての支援活動を行うなかでも見直すことが多いということです。僕自身の原点であり、診断プロセスの手順書でもあり、多面的な視点を忘れないための覚書という位置づけになっているのだと感じています。

 

きゃずのファイナルペーパー

ということで、2次試験に臨むにあたり僕が実際に作成したファイナルペーパーを掲載します。

20180919_2次試験ファイナルペーパー(きゃず)

↑をクリックするとダウンロードできますので、利用される方はコメント欄にひとこと残して頂けると幸いです。また、二次使用(転載・転送・加工使用)はご遠慮ください

なお、これは初代ハカセさんも仰られていることですが、ファイナルペーパーというものは本来、その人のためのonly for me」なものです。

ファイナルペーパーの活用方法は人それぞれですが、試験1か月前の時点でご自身の処理手順を抜本的に変えることはおすすめしません。コンテンツの一部を、試験に臨むに際しての「留意事項」として使うなど、みなさんの処理手順の補強程度に使われることをおすすめいたします。

 

 

■ファイナルペーパー関連の主な過去記事一覧

道場ブログにおけるファイナルペーパー関連の主な過去記事は以下の通りです。どれも本当に参考になるものばかりですが、特に道場でもアクセス数の多いおすすめ記事には★マークをつけてあります。ご活用ください。

【二次試験対策】ファイナルペーパーって?(8代目ITO)

直前期!ファイナルペーパー、作りましたか?(8代目ゆっこ)

・★たきものファイナルペーパー【事前準備編】【事例Ⅰ編】【事例Ⅱ編】【事例Ⅲ編】【事例Ⅳ編】(7代目たきも)

・★合格年にファイナルペーパーを作った理由(7代目nori)

【二次試験】ファイナルペーパーってやっぱり大事かも(6代目ぽらーの)

“俺の”ファイナルペーパー(6代目きり)

予備校メソッドの活用:二次は訓練と暗記~tomoのファイナルペーパー~(6代目tomo)

ファイナルペーパーは作るべきか(6代目なご)

・★【2次試験】butaoのファイナルペーパー(5代目butao)

ファイナルペーパー用!事例別の最後の注意事項!(2代目くれよん)

明鏡止水 (ファイナルペーパー)(初代ふうじん)

・★二次試験直前:ハカセのファイナルペーパー(初代ハカセ)

試験前夜までに即答できるようになっておいて欲しい7つの質問(初代ZonE)

そろそろFinal Paper(初代JC)

 

 

泣いても笑ってもあと1か月。あなたは何をやり、何をやらないと決めましたか?

いまやるべきこと、やれることは何なのかを冷静に考え、決めたことをやり切ってください走り切ってくださいどうか、後悔だけはありませんように…!!

道場メンバーもあと1か月、全力で応援しています。

以上、きゃずでした。

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おはようございます。きゃっしいです。

試験まであと1か月ちょい、試験がどんどん目前に迫ってきています。

そんな中で今回はテーマその1として、事例Ⅰ事例Ⅱと大きな反響をいただいた、「きゃっしいの解法実況@事例Ⅲ」を書かせていただきます。

そして、これだけでも恐らく胃もたれしそうだとは思いますが、さらに最近道場へのコメントや、その他もろもろの所からいただく質問に接してぜひお伝えしたいと思った「復習の質を高めよう~その復習、本当に役に立っていますか?」もテーマその2としてお届けさせていただければと思います。

それでは今回も長文にお付き合いください!


きゃっしいの解法実況@事例Ⅲ

正直、事例Ⅰ、Ⅱはなかなかの高得点を獲得することができたので、自信を持ってお届けできたのですが、事例Ⅲは67点と合格点には達したものの、超ハイスコア、というところまではいきませんでした。

そこで、今回はテーマその2の説明材料も兼ねて、もし、この事例を演習問題として解いた時に振り返るのであればどう振り返るのか、という例も示しつつご紹介したいと思います。

ちなみに、振り返りは先日のだいまつの分析記事を読みながら振り返りましたので、以下の記事を読む際は、そちらの本になってしまってもいいレベルの分析記事も参考にしていただければと思います。

■最初のルーチン(開始~1分)

試験が始まったらまずは、

受験番号を記入→問題用紙を破る→段落番号を記入する

という流れをとります。

これは、事例ⅠでもⅡでも説明した流れと全く同じで、試験開始後のルーチンです。

 

■設問の解釈(開始1分~10分)

次に、設問文を読んで、どのようなことが問われているのか、という要求を具体化したり、制約条件を確認したりします。

設問文へのメモはこちら↓

事例Ⅲの場合も事例Ⅰの場合と同じく、制約条件の確認と設問文を読んだ段階で想起される1次知識のリストアップ、レイヤーの判断を行いました。

事例Ⅲの場合のレイヤーは下記のように分類していました。

  1. 経営戦略
  2. 生産管理(問題解決)
  3. 生産性改善(課題達成)

設問を読んだ段階で、問題は上記のレイヤーのどれにあたるのかを判断し、最終的な回答の方向性を決めます

また、事例Ⅰと同様レイヤーと合わせて、問題として

  1. 情報整理
  2. 期待される効果
  3. 助言

のどれが求められているものなのか、ということを判断した上で、解答の構成を考えていきます。

そのため、事例Ⅰと同じく事例Ⅲでも、私は過去問の設問分だけを使って、このレイヤーと問題のタイプを判断するという練習をかなりやりこんできました
今回もそれをしっかり行うことで、事故はなかったかと思います。

 

ちなみに、H29年の事例Ⅲの試験では、これまで例年問われてきた第1問の強みの問題がなくなるという変化がありました。

試験が終わった後にいろいろな人と話して知ったのですが、この出題形式の変更で動揺してペースを崩した人が少なからずいたようです。

もしかしたら、その動揺が最後まで尾を引き事例Ⅲが上手く得点できず、不合格となってしまったという方もいたかもしれません。

しかし、私は「あ、今年は強み問題ないんだ、問題数が4問に減ったからかな」くらいで、特段動揺することもなく、平常通りの処理ができました。

これは、私は「第何問がどういう問題」という対策のやり方ではなく、上記のようなレイヤーの判断をして、それから方向性を考えるという流れでやっており、それを本番でも練習通りに実行できたためであったのだと思います。

 

それでは以下に、具体的にどんなことを考えていたかをご紹介します。

第1問は、「生産管理上の課題とその対応策」とあります。
そのため、レイヤーは2番目の生産管理で確定です。

そして生産管理と言ったら

  • 生産計画
  • 工数計画
  • 日程計画
  • 部品計画
  • 手順計画

の何かしらに問題があり、それぞれ

生産計画→生産統制

  • 工数計画→余力管理
  • 日程計画→進捗管理
  • 部品計画→現品管理
  • 手順計画→作業手配

といった生産統制が必要となります。

これらを意識するためにも、メモに上記の知識の一部を書き出しました。

また、「課題とその対応策」を問われているため、回答の型としては

課題は①~、②~。対応策は①〇〇を改め××する②□□を改め△△する・・・。

といったいつも用意している型で対応しようと考えました。

こちらは先日のだいまつの記事を見ると、83点という高得点を取っただいまつも同じくこの点を明確に意識しています。「生産管理上の」と言ったら生産計画面、生産統制面に何らかの問題がありそれを探し出す、というのは事例Ⅲの鉄則と言えるでしょう。

私のメモでもそれを意識するため、事前に上記のワードを書き出しており、生産計画面、生産統制面の問題を探し出し、その裏返しを指摘しようという方針を明確にしています。事前の演習の段階でも生産管理レイヤーで生産計画面、生産統制面の問題を意識して探し出す練習というのはたくさん積んできました

 

第2問は、「生産能力を向上」とあります。そのためレイヤーは3番目の生産性改善で確定です。

生産性改善と言ったら標準化・マニュアル化とIT活用(情報共有)です。
そのためメモにも「標準化」「IT」と書いて、これらに関連する内容を意識して与件文から探してこれるようにしました。

また、第1問と同じく「課題とその対応策」を問われているため、回答の型としてはこちらも

課題は①~、②~。対応策は①〇〇を改め××する②□□を改め△△する・・・。

といったいつも用意している型で対応しようと考えました。

 

第1問、第2問については、後日試験が終わった後に「切り分けに悩んだ」という声をいろいろと耳にしました。
しかし、ここは私もだいまつやすえさんと同じく生産管理面と生産性向上面というところでレイヤーを分けて考えたため、それほど悩まずに切り分けができました。

レイヤーを分けると切り分けが難しいとされる問題でもシンプルに考えられるというのは、H29年度試験だけでなく、多くの人が切り分けに悩んだと思われるH27の事例Ⅲでも同じだと思います。
私は過去に同じやり方でH27の事例Ⅲを解いた経験もありましたので、練習で解いたH27の事例Ⅲと同じように冷静に対処することができました

 

第3問は受注拡大策についてということなので、戦略レイヤーの話だと考えました。
少し事例Ⅱに近い問われ方だったため、事例Ⅱに寄りすぎず、あくまでも事例Ⅲを意識して解答することが必要だと感じました。

あくまでも聞かれた通りに活用方法と社内対応策について解答するので、解答構成は、

活用方法は①~、②~・・・、社内対応策は①~、②~

というスタイルで回答したいと考えました。

また、制約条件としては「ホームページを活用した」とありますのでそれを外さないようにしよう、というのと「展示会での成功を参考に」とありますので、どんな成功だったのかを確認した上で、そこで成功した要素を使えというメッセージだと解釈しました。

この設問解釈の段階までは、今振り返ってもそれほど大外しはしていなかったのではと考えます。

 

第4問は、新規事業展開ということなので戦略レイヤーで、これまでの過去問と同様の対応をすれば良いと考えました。
これまでの過去問と同様、強みを使って機会をとらえて、それでC社の課題解決をといういつもの流れに持っていこうと考えました。

そのため、解答構成としては

方策は①(強み)を活かし~②(強み)を活かし~・・によって、(課題の解決)を図る

という方針で行こうと考えました。
また、「今後大きな設備投資や人員増をせずに」とありますので、これは制約条件として意識しないといけないと考えました。

前々回自分でも過去問や演習問題の経験に引っ張られるなと言っておきながらやらかしちゃってしまっていますね。

改めて与件文を読み返してみると設問分に課題を解決したいなど一言も書いていません
なのに、いつもの型で安易に持っていこうとして、結果として聞かれてもないことを書いてしまっています。
こんなんじゃ人に偉そうにダメ出しなどできませんね。。。

事例Ⅲのラストの問題について自分なりに型を作っていた、までは別に悪くない対応だと思います。しかし、それをろくに検討せずに安易に適用しようとしているところがダメでした。

もし、私が過去問演習としてこれを解いていたのであれば、

過去の経験に引っ張られ問題文で聞かれていない解答構成を想定した。今後は、過去の経験が使えると思った段階で、経験に引っ張られていてそのような解答構成にしようとしていないかを振り返るプロセスを追加する

という反省をしたかと思います。

 

 

■与件文を読む(1回目)(開始10分~12分)

ここまでやってきた設問文の解釈を踏まえて与件文を読みます。

事例Ⅰ・Ⅱで説明したのと同じく、私は1回目に与件文を読むときは、どの問題に使うかというのは関係なく、重要そう/使えそうに思ったところを黄色のペンでマークしながら読んでいました。

1回目はざっくりと概要の把握を目的に読んでいました。

 

■与件文を読む(2回目)(開始12分~15分)

2回目は事例Ⅰ、Ⅲの場合、ここで段落のピックアップを行っていました。

まずは、メモ用紙となる白紙に問題番号を振り、そこに対応する段落をざっくりメモしていきます。
ざっくりなので詳細なメモを作っている段階での変更は多いにありで、こだわり過ぎないように見ていきます。

そして、その隣に問題を解いていく優先順位を書いていきます。

H29年の場合、この段階ではメモ用紙に書いてある通り、

■ 第1問:8段落、13段落

■ 第2問:6段落、13段落

■ 第3問:9段落、11段落、12段落

■ 第4問:9段落、11段落

を対応付けました。

優先順位は以下のように考えました。

1、2問は生産管理、生産性向上それぞれのレイヤーで、従来通りの対応をすればいい問題なので優先順位が高く、1&2→3&4の順序で解こうと考えました。

そして第1問、第2問は同じくらいのレベルの問題かと考え、上から順に第1問1番目に、第2問2番目としました。

また、第3問と第4問を比較すると、第3問は事例Ⅲなのにマーケティングっぽい問題で注意して対応しないといけないのと、字数が160字と多いのに配点は第4問の方が多いという理由から、第3問4番目に、第4問3番目に解くことにしました。

以上から解答の順番は1→2→4→3としました。

 

■解答メモを作る(開始15分~40分)

さて、ここからは与件文の情報から、解答のためのメモを作っていきます。

事例Ⅰ、Ⅱでも触れましたが、私はメモを作るにあたっては、設問ごとに色を決め、与件文の引っ張ってきたいキーワードや文章の下に線を引き、番号を振りながら文章を組み立てるという方法でメモを作っていました。

その問題用紙&メモはこちらになります↓。

さて、では実際に本番でどう考えてメモを作っていったかというのを流れを追って説明していきましょう。

まずは、優先順位1番とした第1問です。

構成は「課題は①~、②~。対応策は①〇〇を改め××する②□□を改め△△する・・・。」という構成で書こうと考えました。

この問題は、設問の解釈の段階で、生産管理のレイヤーで解こうと思ったのでその意識で与件文中から使えそうな根拠を探しに行きました。

すると、第8段落で行き当たりばったりな生産指示の出し方で、日程計画がなく進捗管理ができてなさそうな様子が伺えました。

また、問題文には「CNC木工加工機の生産販売を進めるために検討すべき」という前振りがありましたが、13段落を見ると、「これまで製造部では専任担当制で作業者間の連携が少なかったが、この新規事業では、機械加工班と製缶板金班が同じ CNC 木工加工機の部品加工、組み立てに関わることとなる。」とあり、既存製品の生産とCNC木工加工機の生産ではどうやら生産体制に変化があったようです。

 

ところで、ここでちょっと脱線して「問題」と「課題」という言葉について確認です。

皆様は「問題」と「課題」の使い分けを意識していますでしょうか?
意識しているという方は心配いりませんが、どうだったっけ??という方のために念のためおさらいをさせていただきます。

  • 問題:目標(ありたい姿)と現状との間にあるギャップのことで、発生しているネガティブなこと。
  • 課題:目標(ありたい姿)と現状とのギャップを埋めるためにやるべきことで、問題を解決するために行うこと。(通常ポジティブな表現)

でしたね。今回は「課題は?」と聞かれていますので、課題についてはそれを意識した表現とする必要があります。

さて、本題に戻ります。

CNC木工加工機の生産販売を進める上での生産管理上の問題としては、

  • 行き当たりばったりの指示の出し方で進捗管理が日程計画がなく進捗管理ができてない
  • これまで製造部では専任担当制で作業者間の連携が少ない

という問題点があると考えられます。課題はこれを解決するために行うことなので、

  • ちゃんと生産計画を立てる
  • 連携する

というように問題点の裏返しのポジティブな表現となります。

そして、対応策は私の場合「〇〇を改め××する」というのを型(※1)として、この型が使えるときは○○のところに与件文から問題点を拾ってきて入れ、××のところにその裏返しを書くという作業を行っていました。

この問題の場合、問題点は上記に挙げた行き当たりばったりと選任担当制なので、それを与件文から引っ張ってきて、それを改めるという対応策を書きました。

ちなみに第1問のだいまつの回答と私の回答は下記の通りです。

●だいまつ(83点)
課題は、各班にまたがる全体生産計画を立て、各担当が連携して納期を遵守した製造体制を整えること。対応策は、受注情報に基づき製造部内で全体生産計画を立て、各班が連携して作業を行い、生産計画に基づき作業を同期化し、進捗管理する既存製品を含めた混合生産体制を整備し、期日に納品する。

●きゃっしい(67点)
課題は担当者・班の間の連携体制の構築と全社としての生産計画の立案。対応策は①専任担当制を改め作業者間の連携を強化し②注文が入ると担当者に直接指示が行われ各担当が顧客と直接打ち合わせる状況を改め、受注情報を全社で共有し、全体として生産計画を作成する。

課題はカンニングしたんじゃないかと思うほどそっくりですね。

対応策は私の方が与件文から悪いところを拾ってくるという型を使っている関係で字数を食い、納期の話まで及んでいませんが、①全体として生産計画を立てる②連携をとるという要素もこれまたカンニングしたかのように一緒ですね。

前々回のだいまつの記事を読んでいると、アプローチ方法に若干の違いはあれ最終的に同じ結論に至っているので、恐らくこの問題に関してはそこそこ取れたのではと思います。

だいまつとは合格後に道場を通じて知り合い、実はまだリアルでは一度も会ったことがないのですが、いろんな場面でシンパシーを感じるところが多々あり、やり込んだ先に見えてくるものは同じようなものなのかな、と思っています。

 

次に優先順位2位とした第2問です。

第2問も第1問と同じく、構成は「課題は①~、②~。対応策は①〇〇を改め××する②□□を改め△△する・・・。」という構成で書こうと考えました。

この問題は、設問の解釈の段階で、生産性向上のレイヤーで解こうと思ったのでその意識で与件文中から使えそうな根拠を探しに行きました。

すると、第6段落にお決まりの問題点「標準化やマニュアル化は進められていない」があり、この段落をメイン根拠に使っていこうと考えました。

また、当初13段落も入るかとざっくりと分類しましたが、この要素は生産性向上のレイヤーの第2問ではなく、生産管理のレイヤーの第1問で使ったほうが適切だと考え、第6段落の要素のみを使うこととしました。

課題は問題文中から生産能力の向上と余力の活用にあると考え、それを達成するために6段落目の選任担当制の裏返しの多能工化という課題を挙げました。

こちらの問題についても、参考にだいまつ解答と私の解答を比較したいと思います。

●だいまつ(83点)
課題は、他の機械を操作できない作業者が多いため、多能工化・多工程持ち化し、相互応援体制を構築すること。対応策は①各機械の操作方法を標準化・マニュアル化し計画的にOJTを行う②加工技術情報を文書化し製造部内でDB共有する。以上で、生産能力を向上させる。

●きゃっしい(67点)
課題は生産性向上と余力活用のための作業員の多能工化。対応策は①各機械の操作方法や加工方法に関する技術情報は各専任担当者が保有する状況を改め標準化・マニュアル化し②担当している機械以外の操作もできるよう教育を行い、応援可能とし余力を生じさせる。

こちらも第1問と同じくなかなかのシンクロっぷりです。

具体的には課題の多能工化、応援体制、対応策の標準化、マニュアル化、教育と構成から要素までかなりシンクロしています。

ただ、私の解答の方が加工情報のDBでの共有という要素が少なく、また、課題である応援体制の構築を文章構成上、対応策の結果として書いてしまっていたというところがだいまつに及ばないところだと思います。

ではなぜそうなったかということを振り返ってみたいと思います。
私はこのメモの段階で課題を生産能力の向上と余力の活用にあると考えてしまいました。

しかし、改めて考えてみるとこれは課題でなくC社のありたい姿でした。

課題とは、ありたい姿と現状とのギャップを埋めるためにやるべきことで、問題を解決するために行うことでした。
ここの課題の捉え方の認識が間違っていたという点がずれの原因だったかと思います。

恐らくもしここで課題を「生産能力の向上と余力の活用のために行うこと」と認識すれば、多能工化とその結果としての応援体制の構築を冒頭の課題に持ってくることができていたのではと思います。

そのため、もし私がこの問題を過去問として解いていたとしたら、問題と課題の定義を改めて振り返りそれを自分でまとめてみて、問題と課題の定義を改めて叩き込む、ということをやったかと思います。

 

次に優先順位を3位とした第4問に取り掛かります。

これは、設問解釈のところで触れましたが、解答構成に「方策は①(強み)を活かし~②(強み)を活かし~・・によって、(課題の解決)を図る」という、いつもの過去問で使っていた型をそれを適用してもいいか、ろくに検証もせずに使ってしまって聞かれてもいない課題解決の助言までやらかしてしまった悪い例です。

なので、ここから先のプロセスはあまり参考にはならないですが、一応、こう考えたんだよというのを書かせていただきます。

この問題の場合、強みとしては社長(←勘違い、本当は常務)のCAD等のITの技能くらいなのかなと考えました。

また、機会としてはNC機械を使用した経験のない木工加工業者からのプログラム提供やメンテナンスに関するニーズが存在するという機会があると考えました。

新規事業を行う際は、機会に強みをぶつけるということが重要ですのでプログラム提供という機会にIT技能をぶつけるという要素を入れようと考え、メンテナンスに関しては生かせそうな強みがいまいち見当たらなかったので、苦し紛れにC社の経験という漠然としたワードを入れました。

そして、最後に自信満々に課題の解決を入れて〆ました。

そもそも設問解釈の時点で方向性がずれています。

ですので、具体的な方策としての社長(←本当は常務)のIT技能を活かしたプログラム提供、メンテナンス、という要素としては幾分か点が入ったかと思いますが、あまり高得点は入っていないと考えられます。

ここできちんと対応できたか、対応できなかったかが高得点者との差だったのではと思います。

 

最後に第3問に取り掛かります。

解答構成は、設問解釈で考えた通り、「活用方法は①~、②~・・・、社内対応策は①~、②~」で行こうとしました。

設問解釈の段階で確認しようと思った「展示会での成功を参考に」の部分を確認すると、第11段落で

複雑な形状の加工を容易に行う CNC 木工加工機の実演を行ったが、それによって多くの来展者の注目を集めることができた。特に、NC 機械を使用した経験のない家具や工芸品などの木工加工関係者から、プログラムの作成方法、プログラムの提供の可能性、駆動部や刃物のメンテナンス方法、加工可能な材質などに関する質問が多くあり、それに答えることで、CNC 木工加工機の加工精度や操作性、メンテナンスの容易性が来展者から評価され、C 社内では大きな手応えを感じた。

とあり、そのおかげで受注まで取れたというポジティブな記載もあるため、ここにある要素を使ってそれらしい解答を作ればいいんだな、と考えました。

まず活用方法を考えると、「複雑な形状の加工を容易に行う CNC 木工加工機の実演を行ったが、それによって多くの来展者の注目を集めることができた。特に、NC 機械を使用した経験のない家具や工芸品などの木工加工関係者から、プログラムの作成方法、プログラムの提供の可能性、駆動部や刃物のメンテナンス方法、加工可能な材質などに関する質問が多くあり、それに答える」という部分をHP上でもやって、「CNC 木工加工機の加工精度や操作性、メンテナンスの容易性」をHPを見てくれた人に訴求しよう、というアドバイスにすればよいのだなと考えました。

そのため、上記の要素を解答に盛り込めるようなメモを作成しました。

また、対応策としてはこれらを可能にするための方策を考える必要があると思い、①営業機能が薄いという記述があるので、それを補う②インターネット上の問い合わせに対応できるようにするという点を盛り込もうと考えました。

 

この段階でも、だいまつの解答やすえさんの解答と見比べてもそれほど大外しをしていないように見えます。

また、メモの画像と見比べながら上記を読まれた奇特な方は、メモにない対応策②インターネット上の問い合わせに対応できるようにするという要素が入っているのに気付かれたかもしれません。じつは、これ、現物の紙を見ればわかるのですが、実は②の要素は後から消しゴムで消したものなのです。

なぜそうなったのかは「解答を書く」の部分でお伝えします。

 

【どうしても伝えておきたい補足】

※1 型のメリット、デメリット

これまでの解説でもちょこちょこ触れていますが、私は割と事前に用意した(=解答構成)を多用しています。
この型というのは、試験の前にしっかり考えて使い方を練習しているため、もし型が使える場面になったら、型を使うことで「考える」というよりは「作業する」というレベルに落とすことができ、頭の省エネができるという点にメリットがあります。

こちらの良い例が今回の第1問、第2問で、型が使える問題では考え込んで無駄な時間を使わずにサクサクと処理することができました。

しかし、使いどころを間違えると聞かれていないことを答えたり、与件文に合ってないことを書いたりしてしまう恐れがあるというデメリットもあります。

こちらの悪い例が第4問で、型が使えないのにいつもの問題と同じだと安易に判断して型を使ってしまったため、聞かれてもないことを答えている残念な回答ができ上りました。

以上のように型を持つというのは良し悪しがあり、もし型を使うのであればこの問題は型を使っていい問題か?ということをしっかりと見極める目を養うトレーニングを積むことが重要かと思います。

 

■解答を書く(開始40分~)

事例Ⅰ、Ⅱと同じく残り40分の段階で解答に移りました。

ではそれぞれの個別の問題について見てみましょう。

優先順位の高い順から第1問第2問、第4問は、基本的にはメモの通りに字数を考えながら解答用紙に書き写してきました。

しかし、第3問は予定通りに行きませんでした。

前半の活用方法のボリュームが大きくなりすぎて、対応策を書くスペースがだいぶ削られてしまったのです。

しかし、第3問は優先順位として最後にした問題でしたので、残り時間が短く、前半の活用方法の部分をさらに短くして後半の対応策を詰め込むという対応を行っている時間はないと思われました。

そのため、当初対応策の②として書くはずだった要素を書かずに、対応策を1つだけとする対応を取りました。
(メモも消しゴムで消してしまいました)

第3問の私の再現答案は下記の通りです。

●きゃっしい(67点)
ホームページに①複雑な形状の加工を容易に行う動画を掲載し加工精度・操作性を②プログラムの作成方法、提供の可能性、メンテナンス方法に関するQAを掲載しメンテナンス性を訴求し、NC機械を利用した経験のない潜在顧客の疑問を解消する。社内対応策として社長と常務のみの営業体制を改め選任の営業部門を作る。

見ていただいたらわかるとおり、活用方法ばかり書いてあって、対応策の記載が薄いですね。

これは上記の通り、前半を書いていたら予想以上にボリュームが増えてしまった上、時間がぎりぎりの状態で書き直す時間がなかったことに原因があります。

恐らく本当は活用方法と対応策半々くらいの割合で書いておくべきだったでしょう。

では、再び同じようなシチュエーションに出くわしたとき、同じ過ちを繰り返さないためにはどうすべきだったのでしょうか。

対応策としては、解答の内容が半々くらいの問題では、前回の事例Ⅰの解説でご紹介した座席指定方式と同じ要領で、100字であれば50字目といったように解答用紙のマス目の半分のところにスラッシュ(/)を引いてそれぞれのスペースを主張する、ということをやっておけば、同じ過ちを繰り返さなかったのではと思います。

 

ここまでの内容を踏まえまして、この80分で書き上げた再現答案はこちらをご覧ください。

 

以上、きゃっしいのH29事例Ⅲの80分の解答プロセスを説明させていただきました。

毎度毎度長文で恐縮ですが、参考になる部分はぜひパクってカスタマイズしてみてください!

 


その2 復習の質を高めよう~その復習、本当に役に立っていますか?

答案も詰め込み式ですが、ブログの方も詰め込み式で、以下ではコンテンツその2の復習方法について書かせていただきます。

さて、なぜ長文の事例Ⅲ実況解説に引き続いてこれを書こうと考えたのか、と言いますと、道場へのコメントや、タキプロ勉強会、その他もろもろの所からいただく質問で、もう少し復習のやり方を見直した方が本番に活かせるのではないか、と感じることが何度かあったからです。

最初に謝らせていただきますが、恐らく少し厳しいことを書いてしまいますので、ご気分を害したら申し訳ありません。

ただ、もう残された時間が少なくなってきている中で、せっかくやるなら本当に本番に使える復習をぜひやっていただきたい、という強い想いからきていますので、ご容赦いただけると幸いです。

 

さて、みなさまは過去問や演習問題を解き終わった後、どのような振り返りをしていますでしょうか?

もし、過去問や演習問題を解いた後、予備校の過去問集の解説を読んで「なるほど、この問題はこういうロジックで考えればいいのか、勉強になったな」と思うだけだったり、ふぞろいを見ながら「この問題では〇〇という要素も必要だったのか」とか「自分は〇〇という文章を見落としてしまっていたな」といった振り返りだけで終わっていませんか?

もしそうであれば、かなりもったいないです。

そのような復習のやり方をしているあなたに問わせてください。

その復習は本試験を解くときに、どのような役に立ちますか?

せっかく復習や振り返りをするのであれば、時間の限られた今、本試験で実際に使える振り返りをぜひやりましょう。

では本試験で実際に使える振り返りとはどういうものかというと、過去問を解いた後に振り返るときに、模範解答やふぞろいなどの回答と比較して、もし自分の回答に不十分な点があった場合、「ここができなかった、ここはこういう答えを書くべきだった」ということだけを振り返るのではなく、それに加えて必ず

なぜできなかったのか(原因)

を考え、

次に同じようなシチュエーションとなった時、どうすれば同じことを繰り返さないか(対策)

をできるだけ具体的に極力実行可能なレベルに落として考えるということです。

これは結構きついと思います。
原因がわからない時や、対策が思いつかない時もあると思います。

でも考えてください。
なぜなら、原因が特定できず、対策が考えられなければ本番で同じようなシチュエーションとなった時にきっとまた同じ過ちを繰り返すからです。

模範解答やふぞろいなどの回答と比較して、「ここができなかった、ここはこういう答えを書くべきだった」と振り返っているだけでしたら、同じような問題が出ない限りその振り返りは活かすことができません。

しかし、なぜできなかったのか?という原因をもう少し抽象化し、失敗の根本にある原因を探り、それに対する対策を立てることができていれば、違う問題が出てもその問題演習で振り返ったことを活かすことができるはずです。

ただし、このなぜ?というところに「自分には読解力がないから」とか「文章力がないから」の「〇〇力がないから」系の理由を挙げるのは、今年受かるつもりであれば×ナシ×です

そんなことを言っていたら今年の試験にはきっと間に合いません。

そうではなく、できるだけプロセスレベルで原因を振り返り、やらかした失点に関する原因を抽象化し、別の新たな問題で問われたときに使えるようにし、対応策として具体的に実行可能なレベルまで落とし込んで考えてください。

原因は抽象化し、対策は具体化する です。

では、具体例として、その1の第3問の振り返りを見てみましょう。

私がここで社内対応策について十分に触れることができなかった原因は、

解答を書く段階で前半を書いていたら予想以上にボリュームが増えてしまった上、時間がぎりぎりの状態で書き直す時間がなかったこと

にあります。

そして、再び同じようなシチュエーションに出くわしたとき、同じ過ちを繰り返さないための対応策としては、

解答の内容が半々くらいの問題では、前回の座席指定方式と同じ要領で、100字であれば50字目といったように解答用紙のマス目の半分のところにスラッシュ(/)を引いてそれぞれのスペースを主張する

としました。

これだとただ「気を付ける」よりも1段階具体化されてプロセスに反映しているので、確実に実行できそうだと思いませんか?

いつもいつもこのように具体化するというのは難しいかもしれませんが、この反省はやればやった分だけ本番に活きてきます

最初はきついかもしれませんが、これも慣れというのがありまして、何度もこんなことをやっていると意外と苦にならならず、むしろ新しいアイディアが出たときに嬉しくなってきます。

ですので、大変ですがぜひトライしてみてはと思います。

また、振り返りの際、通常どうしても悪いところに目が行きがちですけど、ぜひいいところにも目を向けてください
これまで練習してきた〇〇が練習通りできた、ということや、前回考えた○○という対応策のおかげでミスが防げた、といったことを良かったこととして振り返ります。そうすることで、それらがより強化され、本番でも練習の成果が発揮しやすくなります。

また、なかなか成長が実感できにくい2次試験で、自分の成長を感じることができるという効果もありますので、ぜひいいところの振り返りというのもお試しいただければと思います。

 

またまた、1万3千字オーバーの長文記事で大変恐縮です。

次回は、得点開示結果に対していろいろと思うところがある事例Ⅳについての記事を書ければと思っておりますのでぜひご期待ください。

以上、きゃっしいでした。

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※注意1
今回の記事を真剣に読むとおそらく1時間程度の時間が必要になります。

※注意2
ところどころまじめな記事の中に冗談のようなものが入っています。これは、私が不真面目なのではなく、「まじめ一辺倒の記事では受験生の皆さんが退屈してしまうだろう」、という私なりの要らないかもしれない配慮の産物です(お許しを)。

 

みなさん、おはこんばんにちは、だいまつです!

 

3回シリーズでお届けした「【永久保存版】平成29年度2次試験超高得点答案にみる2次試験合格のポイント!」について、多くの方から反響をいただきました。受験生の皆さまのお役に立てている、と実感できることが嬉しい今日この頃です。

 

【永久保存版】シリーズ
✓平成29年度 事例Ⅰの記事はコチラ
✓平成29年度 事例Ⅱの記事はコチラ
✓平成29年度 事例Ⅲの記事はコチラ

 

そして、私が漕ぎ出した「泥船(私生活を犠牲にしてブログを書くことで家庭が崩壊(沈没)する)」にまんまと乗せられてしまったきゃっしい様も、「きゃっしいの解法実況@事例Ⅰ~Ⅲ」と題して、3回シリーズで目からウロコの良記事を世の中に送り出してくれています。

 

【きゃっしいの解法実況】シリーズ
✓事例Ⅰの解法実況はコチラ
✓事例Ⅱの解法実況はコチラ
✓事例Ⅲの解法実況はコチラ(月曜日に公開です。こうご期待!)

 

さらに、他の9代目道場メンバーの文字数も膨れ上がるばかり!

 

皆さん仕事と家庭の両立で超絶忙しい中で、本当によくやっているな・・・、心からそう思います。

 

我々も必死!なので、皆さんも我々の記事を是非参考にしていただき、絶対に2次試験を通過して、診断士になってくださいね!
(ちょっと、恩着せがましいですかね。すいません)

 

さてさて。

 

【永久保存版】シリーズの中で「事例Ⅲと言えば生産管理と生産効率化の切口だ!」と、くどい位に書きました。なので、皆さん事例Ⅲはもう大丈夫だと思います。

 

一方、事例Ⅱに関しては、【永久保存版】シリーズのなかで、「4P」と「誰に、何を、どのように、効果」が重要だ!と書きました。しかし、タキプロ関西の勉強会で受験生の皆さんの答案を拝見していると、「自分のものにできていない方が多い」ような印象を受けました。

 

そこで今回は、平成28年度試験の事例Ⅱを題材に、如何に「4P」と「誰に、何を、どのように、効果」が重要か、さらに言えば、この2つの切口が分かっていれば、事例Ⅱでは「何が問われ、そして何を書くべきかが分かる」ということを、皆さんに理解・体感していただくべく、記事を書きたいと思います。

 

なお、今回の記事は、皆さんが受験校で教えてもらったやり方と違うところが多いかもしれません。あくまでも「私流の事例Ⅱに対するアプローチの仕方」という位置付けで読んでいただければ幸いです。

 

それと、昨日にchikaさんが事例Ⅱに関して同じようなことを記事にしてくれていますね。もちろんソチラも参考にしてくださいね!

 

まず、最初に、「4P」と「誰に、何を、どのように、効果」をおさらいしておきましょう。

 

—————————————————————————————————

 

4P

 

◎Product    製品戦略
 Place      チャネル戦略
 Price      価格戦略
◎Promotion  プロモーション戦略

※診断士の2次試験(事例Ⅱ)では、「」をつけているプロダクトと
 プロモーションがよく問われます。いや、‘ばかり’問われます

 

—————————————————————————————————-

 

誰に、何を、どのように、効果

 

誰に
→ジオ、デモ、サイコ

何を
→製品・サービス(製品戦略そのもの)
→プロモーションで提供するもの(プロモーション戦略で使えそうなネタ)

どのように
→B社ならではのプロモーション策(プロモーション戦略そのもの)

効果
→新規顧客獲得
→購買頻度UP(固定客化)、関連購買、購買単価UP

戦略名
→差別化(付加価値化)
→集中

※「+ 戦略名」としたのは、「誰に、何を、どのように、効果」
 加えて、「戦略名」書く機会が割と多いため、説明の関係で
 追加しました。

「誰に、何を、どのように、効果 + 戦略名」順番を守って書く
 と、読みやすい事例Ⅱの答案を書くことができるようになります。
 (この辺りは記事の中で説明します)

 

——————————————————————————————————

 

ここまでは、知っている方も多いのと思うのですが、大切なのは、この2つの切口を使いこなせるかどうか、です。

 

知っているだけでは、意味がありません。今回の記事を読んでいただき、是非自分のものにしてください。

 

なお、毎度のことですが、ここから先は平成28年度事例Ⅱの過去問を解いて、自分の解答や与件文を見ながら読むようにしてくださいね。でないと、効果はいつも通り10分の1以下ですからね!

 

過去問はLECのサイトからダウンロードできます(コチラ)。

 

それでは、平成28年度試験問題を使って、事例Ⅱを解く上で如何にこの2つの切口が、重要かを解説していきます。

 

=============================================================================

 

第1問(配点30点)
B 社のこれまでの製品戦略について、80 字以内で整理せよ。

【出題の趣旨】
B社のこれまで製品戦略について、マーケティング基本的視点から分析する能力を問う問題である。

 

「4P」「誰に、何を、どのように、効果 + 戦略」を当てはめれば、「何を聞かれていて、何を答えるべきか」は、設問要求を確認した時点で分かります。

 

下の表を見てください。

 

 

設問要求は、「これまでの製品戦略」です。つまり、4Pの「プロダクト」の視点からの問題です。

 

次に、「誰に、何を、どのように、効果 + 戦略」の観点で考えます。

 

これまでの「製品戦略(プロダクト)」を答えて欲しい訳ですから、「誰に、何を(どんな製品を)提供してきたか」、を書いた方がよいことが分かります。

 

さらに、これまでにB社が採用してきた「戦略名」も書けるなら書いた方がよいでしょう。

 

そうすると、本問は「誰に、何を、戦略名」が解答要素の候補になります。

 

裏返せば、「どのように(プロモーション)」と「効果」は聞かれていない訳ですから、「書いてはならない」ということになります。

 

なお、当然ですが、「製品戦略」を問われていますから、「何を」は100%使いますが、与件文に「誰に」が書かれていなければ、使いません(答案に書きません)。「誰に、戦略名」の2つの要素の使うかは、あくまでも「与件文次第」です。十分に注意してください。

 

【永久保存版】シリーズの事例Ⅲでも書きましたが、「問われていること、書くべきこと(事例Ⅲなら生産管理、生産効率化)が分かっていれば、与件文の読み取り・紐つけ精度は格段に向上する、と申し上げました。

 

事例Ⅱでは、「事例Ⅲの生産管理、生産効率化」に当たる超重要な切り口・観点が、「4P」と「誰に、何を、どのように、効果 + 差別化」なのです。

 

設問文を読んで、誰に、何を、戦略名が解答要素の候補だと当たりをつけることができれば、高い精度で与件文も読め、いい答案が書けそうな気がしませんか?

 

続いて、出題の趣旨も確認しておきましょう。

 

出題の趣旨
B社のこれまでの製品戦略について、マーケティングの基本的視点から分析する能力を問う問題である。

 

なるほど、いつもながらに深いですね。

 

なんと、本問は「マーケティングの基本的視点」からの分析能力が問われていたのです。

 

マーケティングの基本的視点と聞いて思い浮かべるのは、「4P」や、ポーター先生の「3つの基本戦略…コストリーダーシップ戦略(価格戦略)、差別化戦略(付加価値化戦略)、集中戦略」でしょうか。あと、「誰に、何を、どのように」もマーケティングの基本的視点と考えてよいでしょう。(他にも色々あると思いますが、とりあえずこれくらいで)

 

「マーケティングの基本的視点」からの分析能力が問われていた、となれば、与件文から「何を(製品)」‘だけ’をひっぱり出してきて、ただ並べた‘だけ’の解答は、出題者からすると「物足りない答案」と言わざるを得ないでしょう(マーケティングの基本的視点がないため)。

 

それでは、解答例を用いながら詳しく説明していきます。

 

皆さんも、「採点者」になったつもりで各答案を評価してみてくださいね。

 

解答例①だいまつ
戦略は、最終消費者に対して、国産丸大豆を自社蔵で醸造したこだわりの高価格しょうゆ及びしょうゆ関連製品を、同業他社の動向を踏まえ拡充する、差別化戦略である。

解答例②後輩A
戦略は、国産丸大豆にこだわり、伝統的手法で醸造することで濃厚さ・豊潤さを売りに他社との差別化を図るもの。他社を見てアイテム数を拡大し、最終消費者向けに特化した。

解答例③後輩B
戦略は、①国産丸大豆を使用し、自社蔵で杉桶を使った伝統製法で作った高価格製品を、②同業他社の動きに合せて投入し、幅広いラインアップを実現するものであった。

 

だいまつの解答例からいきます。

 

戦略は、(誰に→)最終消費者に対して、(何を→)国産丸大豆を自社蔵で醸造したこだわりの高価格しょうゆ及びしょうゆ関連製品を、同業他社の動向を踏まえ拡充する、(戦略名→)差別化戦略である。

 

「誰に→何を→戦略名」の順番になっており、読みやすいと思います(自画自賛)。B社のこれまでの製品戦略に対する説明として、申し分ないと思うのですが、皆さんの評価は如何でしょうか。

 

なお、最後が「戦略である」で〆ているため、主語は「助言は」だと日本語としてもっときれいだったかもしれませんね。

 

次に、後輩Aの解答例です。

 

戦略は、(何を→)国産丸大豆にこだわり、伝統的手法で醸造することで濃厚さ・豊潤さを売りに(戦略名→)他社との差別化を図るもの。(何を→)他社を見てアイテム数を拡大し、(誰に→)最終消費者向けに特化した。

 

解答要素としては充足していると思いますが、イケていませんね

 

なぜ、イケていないか。

 

そうです。明らかに「読み辛い」のです。

 

では、「誰に→何を→戦略名」の順番に直してみるとどうでしょうか

 

戦略は、(誰に→)最終消費者向けに特化し、(何を→)国産丸大豆にこだわり、伝統的手法で醸造することで濃厚さ・豊潤さを売りにしつつ、他社を見てアイテム数を拡大する(戦略名→)差別化戦略である。

 

かなり、読みやすくなりましたね。

 

続いて、後輩Bの解答例です。

 

戦略は、(何を→)①国産丸大豆を使用し、自社蔵で杉桶を使った伝統製法で作った高価格製品を、(何を→)②同業他社の動きに合せて投入し、幅広いラインアップを実現するものであった。

 

与件文から、「何を」だけを抽出しています。抜き出してくるところはパーフェクトですし、文章もきれいなので、点数はもらえると思いますが、「マーケティングの基本的視点」がありませんし、すこし物足りない印象ですね。

 

製品戦略」を問われたら、「誰に→何を→戦略」の順番で解答を構成すると、「書きやすく」、「読みやすく」、さらに「漏れのない」答案が出来上がりますね

 

なお、くどいようですが、「製品戦略」を問われた場合に、「どのように」は聞かれていませんし、あからさまに「効果」が聞かれていないなら、効果も書かなくてOKです。

 

==========================================================================

 

第2問(30 点)
11 代目予定者は、自分の代になってからもこれまでの製造スタイルを大切にしながら成長を追求していくつもりでいる。しかしながら、製品アイテムは見直すことを考えている。

(設問1)
B社の今後の成長に必要な製品戦略について、ターゲット層を明確にしたうえで、100 字以内で説明せよ。

【出題の趣旨】
しょうゆ市場全体を取り巻く環境変化から製品ラインアップに関する適切な製品戦略と顧客ターゲットを提案する能力を問う問題である。

(設問2)
(設問1)で想定したターゲット層に訴求するための、プロモーションと販売の戦略を80 字以内で説明せよ。

【出題の趣旨】
B社製品の顧客となるべき消費者層に価値を訴求するプロモーション戦略と販売戦略を提案する能力を問う問題である。

 

私の解説を読む前に、第2問(設問1)及び(設問2)を、「4P」と「誰に、何を、どのように、効果 + 戦略」のフレームを使って、それぞれの設問で、「何が問われているか、何を答えないといけないか」を、考えて見てください

 




 

如何でしょうか。

 

設問文を読んだ時に見えてくる「景色」が、「いままでと違って」いたり、いままでよりも「何が問われているか、何を答えないといけないか」が、「はっきりした」と思いませんか。

 

それでは、解説に入ります。

 

設問1は、「ターゲット層」と「製品戦略」を要求しています。

 

だとすると、第1問と同じように、基本的には「誰に、何を、戦略名」を答えないといけません。ただ、戦略名は設問2にも絡みますので、どちらで書くかは悩ましいところです。なので、「戦略名」は書けたら書こうくらいの意識でよいでしょう。この時点で悩み過ぎてはいけません

 

設問2は、「プロモーションと販売の戦略」を要求しています。

 

「4P」で言うところの「プロモーション(プロモーション・ミックス)」ですから、「どのように」ですよね。後は、「設問1で答えたターゲット + 製品に対して、プロモーションした‘結果(効果)’」も、盛込みたいところですね。

 

それでは、表形式で、整理しておきます。

 

設問1で答えるべき内容をまとめると以下の通りです。

 

 

次に、設問2で答えるべき内容をまとめると以下の通りです。

 

 

※プロモーション・ミックスのうち、人的販売は「販売戦略」として切り分けできますが、販売促進が「プロモーション」なのか、「販売戦略」なのか、判然としません。

 

如何でしょう。

 

戦略名に関しては、少し悩ましいところですが、「4P」と「誰に、何を、どのように、効果 + 戦略名」のフレームを使えば、第2問をかなりきれいに整理して、設問1と設問2で「聞かれていること、答えるべきこと」が、はっきりさせることができました(上手く切り分けができました)。

 

それから、【永久保存版】シリーズでも書きましたが、「誰に(ターゲット)」を問われた場合には、ターゲットをセグメント化するための、デモグラフィック、ジオグラフィック、サイコグラフィックを「必ず思い出す」ようにしてください。

 

これは、「絶対に」です。

 

「必ず思い出す」必要がある理由は解答例を用いて説明します。

 

それでは、解答例を見てください。

 

解答例①だいまつ
戦略は、回転率の低い製品は縮小し、①日本の伝統文化に興味のある外国人観光客と懐かしさを求める女性やシニア層には伝統製法で作った製品を、②健康志向で食に敏感な女性に減塩しょうゆ関連製品数を増やし訴求する。

解答例②後輩A
戦略は、出荷数量が減少しているしょうゆのアイテム数を減らし、出荷数量が増加傾向にあるしょうゆ加工品を訴求すること。ターゲットは、直営店併設の飲食店を訪れる、食に敏感な女性やシニア層である。

解答例③後輩B
戦略は、①健康志向で食に敏感な女性に対して、自社蔵で杉桶を使った伝統製法で製造したしょうゆ関連製品を提供する、②伝統文化に興味のある外国人観光客に国産丸大豆を使った日本製の高品質しょうゆを提供する。

 

だいまつの解答例から解説します。

 

戦略は、(与件文・設問文→)回転率の低い製品は縮小し、①(サイコ→)日本の伝統文化に興味のある(デモ→)外国人観光客と(サイコ→)懐かしさを求める(デモ→)女性やシニア層には(何を→)伝統製法で作った製品を、②(サイコ→)食に敏感な(デモ→)女性に(何を→)減塩しょうゆ関連製品数を増やし訴求する。

 

「誰に(サイコ→デモ)、何を」の順番で書けていますね。「誰に」は「デモ、ジオ、サイコで修飾する」、ということが分かっていれば、解答要素の盛り込み漏れがなくなります

 

「誰に」ときたら、「デモ、ジオ、サイコ」のことを、必ず思い出してくださいね

 

続いて、後輩Aの解答例です。

 

戦略は、(与件文・設問文・何を→)出荷数量が減少しているしょうゆのアイテム数を減らし、出荷数量が増加傾向にあるしょうゆ加工品を訴求すること。ターゲットは、直営店併設の飲食店を訪れる、(サイコ→)食に敏感な(デモ→)女性やシニア層である。

 

なんだか、いまいちですね

 

考えられる問題点は以下の3つです。

 

①相変わらず、「何を→誰に」の順番になっていて読み辛い
②与件文上、「食に敏感」なのは「女性」であって、「シニア」ではない
③「食に敏感な女性」に、しょうゆ加工品を訴求しても刺さらない

 

①の「何を→誰に」の順番になっていて読み辛い、という点に関しては言わずもがな、ですね。「誰に→何を」の順番に直すべきでしょう。

 

②に関しても、結構多くの方がやってしまうミスではないでしょうか。与件文を正しく読めていません

 

③に関しては、もう全く駄目です(後輩なので容赦なしに行きます)。設問要求「今後の成長に必要な製品戦略について、ターゲット層を明確にしたうえで説明せよ」です。与件文から考えられる、実現可能性の高そう、かつターゲットに刺さる製品戦略を提案しないといけません。

 

これが、事例Ⅱで「与件文に寄り添う」ということです。「与件文にある言葉」を使いさえすれば、「与件文に寄り添っている」ということにはなりません。注意してください。

 

では、後輩Aはどうすればよかったのでしょうか。

 

例えばですが、以下のような解答内容であればどうでしょうか。皆さん、評価してみてください。

 

「食に敏感な女性に対して、国産丸大豆を使った安心で濃厚さと芳ほう醇じゅんさを備えた減塩のしょうゆ関連製品を訴求する」

 

食に敏感な」という心理的な志向に対して、B社の強みを活かした「刺さる製品」を提案できている、と思うのですが、皆さんの評価は如何でしょうか。

 

続いて、後輩Bです。

 

戦略は、①(サイコ→)健康志向で食に敏感な(デモ→)女性に対して、(何を→)自社蔵で杉桶を使った伝統製法で製造したしょうゆ関連製品を提供する、②(サイコ→)伝統文化に興味のある(デモ→)外国人観光客に(何を→)国産丸大豆を使った日本製の高品質しょうゆを提供する。

 

製品アイテム数には言及できていませんが、しょうゆ関連市場の状況や、B社の強みを活かした「イケてる解答」のように思いますね

 

でも、「誰に(サイコ・デモ)→何を」がめちゃくちゃなので、「与件文に寄り添った答案」とは言えません

 

①に関しては、後輩Aの解説の際に述べた通りです。「健康志向で食に敏感な女性」に、もっと言えば、「歴史とか伝統に全く興味がなく、健康と食にしか興味のない女性」に、「自社蔵で杉桶を使った伝統製法で製造したしょうゆ関連製品」が刺さるでしょうか

 

「おい、だいまつ。自社蔵だから安心という発想も‘ある’ではないか、後輩をいじめてどうする。お前はひどい奴だ」との批判も聞こえて来そうですが、ちょっと待ってください。

 

診断士試験では、‘そう’  考えてはいけないのです

 

「自社蔵だから安心という発想もありではないか」と考えてしまった受験生の方は、猛省してください(ちょっと言い過ぎですかね)

 

なぜなら、与件文で与えられた状況から考えて、「健康志向で食に敏感な女性」には、「国産丸大豆を使った安心で、濃厚さと芳ほう醇じゅんさを備え、そして健康にも配慮した減塩のしょうゆ関連製品」を訴求することが、「最もしっくり来る」からです。

 

【永久保存版】シリーズで、何度も何度も書きましたが、断士の2次試験は与件文からフツーに考えられること、当たり前に誰でも考え付ける答案を書く試験なのです。

 

明らかに与件文に「話が通るネタ、しっくり来るネタ」があるのに、「こっちもカスっていそうだから、セーフやん?」、「こうやって論理展開すればこの解答も救えるよな」みたいな感じで、自己肯定や他者肯定をしていると、「試験の本質」を見失ってしまい、いつの間にか与件文から考えられるフツーの答えが書けなくなってしまいます。そして、合格からどんどんと遠ざかってしまいます。

 

もう一度言います。

 

診断士の2次試験は与件文からフツーに考えられること、当たり前の、誰でも考え付ける答案を書く試験なのです。

 

続いて、後輩Bの答案の後半部分です。

 

②の「伝統文化に興味のある外国人観光客」に、「国産丸大豆を使った日本製の高品質しょうゆ」は、‘雰囲気的にはなんとなく刺さりそう’  な気もしますが、答案としてはダメです。

 

なぜ、ダメか、それは与件文に「伝統文化に興味のある外国人観光客」にぴったりの訴求要素があるからです。

 

与件文の記述をもとに説明します。

 

第1段落
B 社は、X 市郊外にあるしょうゆ及びしょうゆ関連製品のメーカー(以下、「しょうゆメーカー」という。)である。資本金は2,000 万円、従業員(パート含む)は50 名である。創業は1770年と古く、現在の社長は10代目にあたる。2016年に社長就任21年を迎えた。

 

第2段落
B社の本社と工場は隣接しており、すぐそばにはY川が流れる江戸時代には、この川が原材料や完成品のしょうゆの大量輸送に使用されていた。現在、多くの中小しょうゆメーカーでは、自社の蔵でのしょうゆ仕込みをやめ、しょうゆの原料となる「生き揚げB火入れ、ろ過していないCしょうゆ」を大手メーカーから仕入れ、これに火入れや味付けをして自社製品として販売している。しかし、B社は創業以来一貫して国産丸大豆を原材料とし、自社の蔵で杉桶を使ったしょうゆ醸造を続けている

 

第3段落
本社から車で10分ほど離れたX市の市街地は、江戸時代から繁栄した商業地である。現在は当時の面影をしのばせる伝統的な街並みを生かして、観光地として脚光を浴びている。懐かしさを求めて女性やシニア層が連日街を訪れ、日本の伝統に興味のあるアジアからの外国人観光客も多い。B社は、この観光地化したエリアに3年前、自社製品をフルラインアップで販売する直営店を出店した。

 

外国人観光客は、なぜX市を訪れているのでしょうか。

 

理由は、「X市の市街地は、江戸時代から繁栄した商業地であり、当時の面影をしのばせる伝統的な街並みを生かして、観光地として脚光を浴びている」からです。

 

伝統的な街並みがあるから、‘日本の伝統に興味のある’アジアからの外国人観光客が大挙してX市を訪れているのです。

 

つまり、アジアからの外国人観光客の興味の対象(刺さる、つまりサイコ)は、「江戸時代から反映した商業地であるX市街地の当時の面影をしのばせる伝統的な街並み」であり、「日本の伝統」なのです。

 

そうした中、B社は1770年(江戸時代)に創業し、工場と本社は、江戸時代には原材料や完成品のしょうゆの大量輸送に使用されていた、由緒あるY川のすぐそばにあり、江戸時代の創業以来一貫して、自社の蔵で杉桶を使ったしょうゆ醸造を続けています

 

ここまで与件文に‘あからさまな記述’があれば、「今後のB社の製品戦略」として、「日本の伝統に興味のある外国人観光客」に訴求すべきは、「国産丸大豆を使った日本製の高品質しょうゆ」ではなく、「自社蔵で杉桶を使い、江戸時代から作り続けている伝統を前面に打ち出した製品(例えばお土産)」でしょう。

 

後輩A・Bの両名とも、与件文に落ちている解答要素から答案を組み立てていることから、本試験でもきっと点数はもらえると思います、より多く点数をもらおうと思えば、与件文に「素直に」、つまり、いま私が解説したような答案を書くことを目指さねばなりません

 

事例Ⅱでは「サイコ→何を」のつながりを意識することで、「与件文に寄り添った答案」を作ることができます。

 

肝に銘じてくださいね

 

なお、本試験のたった80分しかない中で、私がいま解説文で書いたようなレベルまで掘り下げて考えることは、もちろんできません(私もできません)。80分で今回私が解説したレベルまで考えようとしないでくださいね(完璧は求め過ぎないでくださいね)!

 

受験生の皆さんがやるべきは、設問文を読んだ瞬間「製品戦略(プロダクト)」系の問題では「誰に(デモ、ジオ、サイコ)→何を、戦略名」が聞かれている!という思考が働くようにトレーニングすることですからね!

 

続いて、設問2です。

 

(設問2)
(設問1)で想定したターゲット層に訴求するための、プロモーションと販売の戦略を80 字以内で説明せよ。

【出題の趣旨】
B社製品の顧客となるべき消費者層に価値を訴求するプロモーション戦略と販売戦略を提案する能力を問う問題である。

 

※プロモーション・ミックスのうち、人的販売は「販売戦略」として切り分けできるが、販売促進が「プロモーション」なのか、「販売戦略」なのかは判然としない。

 

第2問の解説の冒頭で、本問では「4P」で言うところの「プロモーション(プロモーション・ミックス)/どのように」が問われており、併せて「効果」も書きたい、と申し上げました。

 

・・・プロモーションは、超頻出の切口です。

 

そして、プロモーション戦略を聞かれれば、「プロモーション・ミックス」必ず思い浮かべなければなりません

 

プロモーション・ミックス
①広告宣伝  (プル)
②パブリシティ(プル)
③人的販売  (プッシュ)
④販売促進  (プッシュ)→POP、クーポン、ノベルティ、実演、DM

 

本問では出題者が、プロモーション・ミックスをどのように分解してほしかったかは分かりません。ただ少なくとも設問では「プロモーション」「販売戦略」2つの切り口からの解答を要求されていますので、「プロモーションは周知するための施策(プル?)」「販売戦略は顧客に買ってもらうための売込み(プッシュ)」期待されていたと考えるべきでしょう。

 

そして、この2つの施策は、当然に設問1で想定した「ターゲット層 と 製品」に最適なものでなければなりません。

 

それでは、解答例です。

 

解答例①だいまつ
戦略は、自社蔵見学と直営飲食店での食事をセットにしたツアーを企画し、食事後に直営店舗に誘導し、人気レシピと一緒に提案販売することで、お土産としての購買を増やす。

解答例②後輩A
食事を提供する際に、料理に使われているしょうゆ加工品のストーリーを説明し、直営店来店へと誘導する。直営店ではB社製品を用いたレシピを配布し、購買を促す。

解答例③後輩B
戦略は、観光情報誌やグルメサイトを活用し飲食店の来客を増やし、自社製品を使用した料理を提供し、味を確認してもらい、併設の直営店で商品を販売する。

 

本問では設問間の関連も重要ですから、並べてみます。

 

解答例①だいまつ
(設問1)
戦略は、回転率の低い製品は縮小し、①日本の伝統文化に興味のある外国人観光客と懐かしさを求める女性やシニア層には伝統製法で作った製品を、②健康志向で食に敏感な女性に減塩しょうゆ関連製品数を増やし訴求する。

(設問2)
戦略は、(プロモーション→)自社蔵見学と直営飲食店での食事をセットにしたツアーを企画し、食事後に直営店舗に誘導し、(販売戦略→)人気レシピと一緒に提案販売することで、(効果→)お土産としての購買を増やす。

 

「プロモーション(プロモーション/販売戦略)→効果」と、当初に想定した答案が作れています。

 

厳密に言えば、「健康志向で食に敏感な女性」は、「自社蔵見学」には全く興味がないでしょうが、ただ80字の中で表現をするとなれば、この辺りが限界でしょうか。

 

それと、たったの80字で「日本の伝統文化に興味のある外国人観光客」、「懐かしさを求める女性やシニア層」、「健康志向で食に敏感な女性」の3つのターゲットに訴求するための「プロモーション(プロモーション/販売戦略)」に関する施策を書く、なんてことは普通に考えてできません(しかも80分間でなんて絶対に無理です)。

 

受験生時代の私がそうであったように、ふぞろいを読んで、3つのターゲットすべてを設問1に盛込むべく努力しておられる方もいらっしゃると思いますが、最近私が思うのは、「無理をして全部を詰め込む必要はない」ということです。
(一応、私の解答例では解説の都合上3つのターゲットを盛込みましたが)

 

【永久保存版】シリーズでも書きましたが、断士の2次試験の解答要素(正解/得点がもらえる要素)は、1つではありません。間違いなく複数あります。

 

今回の事例においては、3つのターゲット層のいずれを選んでも、訴求すべき商品やプロモーション策が書けるように与件文にヒントが埋め込まれていました

 

加えてですが、平成28年度の事例Ⅲの第4問(設備投資するか/しないかの問題)でも、「する/しない」のどちらを選んでも、ちゃんと論理展開ができるよう与件文にはヒントが埋め込まれていました。

 

それで、何が言いたいかと申しますと、

 

だいまつは答案に「3つのターゲット層を盛込んでいた」、ふぞろい流採点で高得点を狙うなら「3つのターゲット層を盛込まないといけない」、という思考から、「荒くれモリ子(変に解答要素を盛込み過ぎてしまい答案が荒れてしまう人)」になってはいけません

 

限られた80分という時間の中で、設問文で聞かれたことに、与件文の記述から、理屈が通る答案を「作れている」のであれば、ターゲット層が1つしか盛込めていなくても私はいいと思います

 

事例Ⅱで言えば、題意に沿って「誰に→何を→どのように→効果」の順番で、分かりやすく意味の通る論理展開ができればOKと、気楽に考えましょう

 

続いて後輩Aの解答例です。

 

(設問1)
戦略は、出荷数量が減少しているしょうゆのアイテム数を減らし、出荷数量が増加傾向にあるしょうゆ加工品を訴求すること。ターゲットは、直営店併設の飲食店を訪れる、食に敏感な女性やシニア層である。

(設問2)
(プロモーション→)食事を提供する際に、料理に使われているしょうゆ加工品のストーリーを説明し、直営店来店へと誘導する。(販売戦略→)直営店ではB社製品を用いたレシピを配賦し、(効果?→)購買を促す。

 

「直営店併設の飲食店を訪れた食に敏感な女性に対して(シニアは置いておくとして)」、「食事後に直営店へ誘導し、レシピに使われているB社製品の購買を促す」という論理構成は、いいと思います

 

ただ、気になるのは、「しょうゆ加工品のストーリーを説明し」という部分ですね。国産丸大豆のことなのか、伝統的な作り方のことなのか、はたまたその両方なのか、よく分かりません

 

与件文は「しょうゆ加工品」へのシフトを示唆していますが、与件文の言葉は変に加工しない方がいいですね!(さむっ・・・)

 

後輩Bの解答例です。

 

(設問1)
戦略は、①健康志向で食に敏感な女性に対して、自社蔵で杉桶を使った伝統製法で製造したしょうゆ関連製品を提供する、②伝統文化に興味のある外国人観光客に国産丸大豆を使った日本製の高品質しょうゆを提供する。

(設問2)
戦略は、(プロモーション→)観光情報誌やグルメサイトを活用し飲食店の来客を増やし、(販売戦略→)自社製品を使用した料理を提供し、味を確認してもらい、併設の直営店で商品を販売する。

 

なんだか、のっぺりした答案で、少し押しが弱い気もしますが、間違いではないと思うので、本番でこれが書ければ及第点の答案でしょう。「効果」はなんとか盛込みたいところですね。

 

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第3問(配点20 点)
3年前に開業した直営店併設の飲食店は、売り上げが好調である。B社が飲食店を直接経営することによって、どのようなメリットと効果を得られるか。売り上げが向上すること以外のメリットと効果について、100 字以内で説明せよ。

【出題の趣旨】
メーカーであるB社が川下(飲食店経営)に参入することにより、製品開発や営業施策の点でどのような可能性があるかについて、分析力・課題解決力を問う問題である。

 

本問は、「4P」と「誰に、何を、どのように、効果 + 戦略」の観点で考えると以下の通りになります。

 

 

「誰に、何を、どのように、戦略」は、関係ありません。「効果(メリット)の部分だけ」が問われています。

 

それと、「4P」の観点から考えると、強いて言えば「チャネル」でしょうか(うーん、分かりません)。

 

本問は素直に、「メリットと効果を書く設問」、そう意識して与件文から無理なく考えられる答案を作りたいですね。

 

ちなみに、メリットはB社が川下(飲食店経営)に参入することによって得られる「直接的にいいこと」、効果はB社が川下(飲食店経営)に参入することによって「もたらされるいいこと」です。

 

出題の趣旨(製品開発や営業施策を答えて欲しい)も踏まえて考えると、求められていた解答要素は以下の通りだと思います。ただし、メリットと効果の違いに関して深追いしないでください。この2つを切り分けできるようにトレーニングする時間があるのなら、事例Ⅱ全体を「4P」と「誰に、何を、どのように、効果 + 戦略名」で考えられるように訓練する時間に充ててください

 

メリット(直接的にいいこと)
①最終顧客との接点ができて声を製品開発に活かせる、②最終消費者に直接情報を発信できる

効果(参入によってもたらされるいいこと)
②観光誌やグルメサイトに取り上げてもらい知名度があがること

 

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第4問(配点30 点)
昨今の多くの中小しょうゆメーカーでは、インターネット販売を展開している。B社もまた、新規事業として直接、最終消費者に対するインターネット販売に乗り出したいと考えている。

(設問1)
インターネット販売を軌道に乗せるためにB社が採るべきブランド戦略を50 字以内で提案せよ。

【出題の趣旨】
B社が、直接、最終消費者に対するインターネット販売に乗り出すために必要な施策について、ブランド戦略の観点から問題解決力を問う問題である。

 

 

いつも通り、「4P」と「誰に、何を、どのように、効果 + 戦略名」の観点から考えると、本問は、「プロモーション」の問題ですね。

 

そして、「誰に」は設問文に書かれている「最終消費者」ですから、答える必要はありません(回答欄に「誰に」を書く必要はない)。ブランド戦略の観点からインターネット販売を軌道に乗せるためにB社が採るべき戦略を答えればOKというイメージですね。

 

なお、「ブランド戦略」につながる内容であれば、「どのように(プロモーション)」だけでなく、「何を(製品戦略)」を絡めてよいと思われます。

 

ここは、あまり深く考えないようにして、与件文に寄り添った答案作りを心がけるべきです。

 

ちなみに、よく本問の「正解がなんだったのか」を受験生に聞かれるので、秀逸な答案を作った、後輩Aの解答例を示しておきます。

 

解答例①後輩A
助言は有名な鶏料理店と共同で、Z社には卸していないインターネット限定の新ブランドを開発する戦略である。

 

なんだこりゃ?と思われた方も多いと思いますが、「わざわざ表現」を活用した見事な答案です。

 

ちょっと、解説しておきます。

 

<設問文>
昨今の多くの中小しょうゆメーカーでは、インターネット販売を展開している。

後発のB社が先発メーカーを押し退けてインターネット販売を軌道に乗せるためには、「相当」インパクトのある施策が必要だ、ということが読み取れます。

 

<与件文>

第8段落
取引関係が50年にも及ぶ食品卸Z社がB社製品の販売を一手に引き受けており、そのZ社がインターネット販売に難色を示す

→Z社は、国内外の優良メーカーが生産する高付加価値・こだわりの自然食品・健康食品全般を取り扱うなかで、B社製品も一手に引き受けて来た訳ですから、B社の高付加価値な既存製品群について、インターネットチャネルとの競合は避けたいのでしょう。また、インターネット経由で直接販売されるとなれば、販売価格もZ社のコントロール下を離れますし、もしかすると現在のB社商品群のブランドイメージが毀損してしまうことをZ社は懸念しているのかもしれません。

第4段落
B社はかつて業務用製品も製造していたが、大手メーカーの激しい低価格攻勢を受け、現在ではほとんど最終消費者向け製品に特化している。ただし例外もいくつかある。たとえば親子丼で有名なある鶏料理専門店は、B社のしょうゆの濃厚さと芳ほう醇じゅんさに惚れ込み、もう30 年来、取引が続いている

 

「ただし例外
有名なある鶏料理専門」
「B社のしょうゆの濃厚さと芳ほう醇じゅんさに惚れ込み、もう30 年来、取引が続いている」

 

絶対に使ってくれ」と言わんばかりの「わざわざ表現」ですよね。

 

後発のB社が最終消費者に響くインパクトあるブランド戦略で先発メーカーを押し退け、そしてインターネット販売を軌道に乗せるためには、B社の大ファンの「超有名鶏料理専門店」の協力が不可欠でしょう。

 

超有名鶏料理専門店」と、共同で専用ブランドを立上げすれば、きっと最終消費者は振り向いてくれるでしょうし、Z社も直接競合しないので許してくれるでしょう。

 

後輩Aの答案(解答例)は、題意と与件文に沿った、本当に素晴らしい内容ですね。

 

もう一度見ておきましょう。

 

助言は有名な鶏料理店と共同で、Z社には卸していないインターネット限定の新ブランドを開発する戦略である。

 

うーん、素晴らしい。

 

(設問2)
B社のインターネット販売を利用する顧客にリピートしてもらうために、インターネット上でどのようなマーケティング・コミュニケーションを展開するべきか。80 字以内で提案せよ。

【出題の趣旨】
顧客のリピーター化促進のためには、インターネット上でどのようなマーケティング・コミュニケーション施策が必要かについて、提案力を問う問題である。

 

マーケティング・コミュニケーションですから、「4P」で考えれば、「プロモーション」でしょう。

 

そして、「誰に、何を、どのように、効果 + 戦略」という観点からすれば、「誰に」は設問1と同じく「最終消費者」ですから、答える必要がありません。また、「戦略名」必要ないでしょう。

 

すると、「何を(この場合製品ではなく「使えそうなネタ」という意味です)」、「どのように」、「効果」解答候補になります。

 


 

また、表の上にも書いていますが、マーケティング・コミュニケーションですから、「双方向性少し意識したいところです。なぜなら、「マーケティング手法」でも十分に事例Ⅱらしいのに、出題者は「答えさせたいこと」があって、わざわざ「コミュニケーション」を付けてきたからです。つまり、受験生に解答させる方向を絞っているのです。

 

では、解答例です。

 

解答例①だいまつ
助言は、①国内向けに自社飲食店の人気レシピを、②海外向けに外国語で伝統製法で作った製品情報を、SNSで発信し双方向の対話によって愛顧を高め、リピート率を向上させる。

解答例②後輩A
掲示板を設け顧客が作った料理の写真を掲載したものに対し、B社及び鶏料理店が料理のアドバイスや別料理のレシピを返信することで、関係性を強化し購買頻度を向上させる。

解答例③後輩B
B社HPに掲示板を設置し、利用者同士のコミュニケーションを誘発することで、関係性を強化し固定客化を図り、リピート購入を促し、売上の増加を図るべきである。

 

まず、私の解答例からです。

 

助言は、①(誰に/ジオ→)国内向けに(何を→)自社飲食店の人気レシピを、②(誰に/ジオ→)海外向けに(何を→)外国語で伝統製法で作った製品情報を、(どのように→)SNSで発信し双方向の対話によって(効果→)愛顧を高め、リピート率を向上させる。

 

・・・これはダメですね。そもそも、「誰に」は必要ないと言っておきながら、無理やり最終消費者」を「国内向け」と「海外向け」に振り分けています

 

「誰に」を書いてしまった理由は、与件文の「外国人観光客」の存在や、「Z社が海外に販路を持ち、既にB社製品が海外で受け入れられている」ことを念頭に、「国内と海外」の両方を狙いに行ってしまった(欲張った)結果です。それと、この対応を「ダメだ」とまで言ったのは、80分で「国内と海外」にターゲットを振り分けて書くことなど、普通はやらないから、です。

 

それでも、「レシピやSNS(双方向性)→愛顧UP→リピート率向上」という流れは、悪くないと思います。

 

「誰に」を入れてしまったのは余計ですが、「何を(使えそうなネタ)」→「どのように」→「効果」順につなげていけば、読みやすくて、漏れのない答案が作れることが分かりますね。

 

次に後輩Aの解答例です。

 

(何を/どのように→)掲示板を設け顧客が作った料理の写真を掲載したものに対し、B社及び鶏料理店が料理のアドバイスや別料理のレシピを返信することで、(効果→)関係性を強化し購買頻度を向上させる。

 

後輩Aは、設問1で有名鶏料理店を登場させていますので、設問間の関連、一貫性と言う点で申し分ない答案でしょう。効果もしっかりと書けています。

 

ただ、「何を、どのように」が混在していて少し読み辛い印象があります。

 

例えば、以下の様に「何を→どのように→効果」の順番で組み替えてみるとどうでしょうか。

 

(何を→)B社の人気レシピや有名鶏料理店の料理ノウハウを活かし、(どのように→)HPの掲示板に投稿された顧客の作った料理写真に対してアドバイスすることで、(効果→)関係性を強化し購買頻度を向上させる。

 

どうでしょうか。読みやすくなったと思うのですが、如何でしょうか。

 

最後に後輩Bの解答例です。

 

(どのように→)B社HPに掲示板を設置し、利用者同士のコミュニケーションを誘発することで、(効果→)関係性を強化し固定客化を図り、リピート購入を促し、売上の増加を図るべきである。

 

「どのように」→「効果」の順で答案を作ることができているのですが、80字の制限字数の中で、「効果」に関する記述が半分を占めていますこれはいただけません

 

「効果」は、「おまけ」的な位置付けであるため、少なくとも施策(何を、どのように)に60文字(3行)を割くべきでしょう。

 

そうすれば、「何を(使えそうなネタ)」に関する記述も書くスペースが確保できます。

 

それと、これはだいまつの持論なのですが、事例Ⅱの「効果」で「売上UP」という言葉は使う必要は「ありません」

 

なぜなら、下記の効果(施策を実施した結果)はいずれも「売上UP」を分解した要素であり、効果として「新規顧客を獲得する」と書けば、すなわちそれは「売上UP」のことを書いていることになるからです。

 

新規顧客の獲得

購買頻度UP(固定客化)
関連購買
単価UP

 

解説は以上です。

 

皆さん、如何だったでしょうか。

 

事例Ⅱにおいて、「4P」と「誰に、何を、どのように、効果 + 戦略名」如何に大切であるか、このフレームで常に考えれば、漏れなく、ダブリなく、分かりやすい答案が作れる、ことを実感いただけたでしょうか。

 

なお、コメントで平成28年度もしくは平成27年度の事例Ⅲの解説記事をリクエストいただいています。最近、なかなかブログを書く時間が取り辛いのですが、皆さんが記事の一番下にある「ブログ村ボタン」を押して応援いただければ、動機づけられて、頑張ってしまうかもしれません!

 

長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

以上、だいまつでした。

 

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こんにちは、chikaです!
二次試験まであと一か月ちょっととなりました。
皆さん、二次の勉強は順調でしょうか。

私は去年の今頃、解答プロセスの型は固まってきたものの・・・
実は事例Ⅱに苦手意識を持っていました。

事例Ⅱは、
身近にイメージしやすく、解答は書きやすい!
ので、ある程度の点数(50~60点)は取れるようになっていました。
(最初は得意だと勘違いしていました)

しかし!!
点数がぶれやすく、60点以上を安定的にとることができていませんでした。

事例Ⅱは身近にイメージしやすい分、
出題者の意図に沿わない余計なアイデアも出てきやすい。
そのため、解答が書けたつもりでも、得点に繋がっていなかったのです。

そこで、この道場ブログで事例Ⅱの記事を読み漁り、
安定的に高い点数をとるにはどうすればいいのか、分析し、
事例Ⅱのコツを掴むことができました。

前置きが長くなりましたが、本日の目次。

★目次★

①事例Ⅱで安定的に点数をとるコツ
②事例Ⅱのキーワード解答法(ダウンロードOK)


事例Ⅱで安定的に点数を取るコツ

先述しましたが、
事例Ⅱはイメージしやすいので自分の知識や経験を取り入れやすく、解きやすい事例だと思います。
与件文にはヒントがいっぱい散在されており、アイデアがどんどん出てくる。
結果、的外れな提案(アイデア提案)をしがち。
初代JCさんも、コチラの記事でそのことを触れています。

そこで、
★与件文より引用すべき重要な根拠を、漏れなくピックアップする必要がある
アイデアを壮大に広げ過ぎずに、B社のストーリー展開を踏まえた(=出題者の意図する)解答を書く必要がある

ということに気づきました。

 

その参考