カテゴリ「 » 受験生が気になること」の記事



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【2次試験受験者の方への大切なお知らせ】

前々回投稿(準備期間は1週間?最終関門「2次口述試験」まとめ)を、NAVERまとめに最新情報で掲載中!随時アップデートしていますので、覗いてみてください。

一発合格道場 2次口述試験対策セミナーin東京
2018年12月9日(日)14:00~予定 @勝どき区民館
・参加費:1000円
・12月7日(金)受付開始予定(こくちーずにて) 30名予定
・口述試験対策講義+模擬面接(+17:15~懇親会@魚民 勝どき駅前店 4,000円予定)


こんにちは、きゃずです。

過去記事はコチラ

先日の事例Ⅴに参加頂いたみなさん、本当にありがとうございました!。多くの方とお話させて頂き、とても多くのエネルギーを頂きました。

ほんの少しでも、みなさんのこれからの活動の着火剤になれたのであれば、これ以上の喜びはありません。

 

さて、今日11月21日は何の日か、ご存知でしょうか?

 

いい夫婦の日イブ!!

 

夫婦の関係性向上には、それが正解かもしれません…が、惜しい。

今日11月21日は、幕末に活躍した吉田松陰の命日です。

 

なぜ一発合格道場に吉田松陰なのか、ご説明しましょう。

 

 

■幕末の志士、吉田松陰と「松下村塾」

歴史に詳しい方にとっては釈迦に説法ですが、Wikipediaより以下抜粋します。

吉田 松陰(よしだ しょういん)は、日本の武士(長州藩士)、思想家、教育者。山鹿流兵学師範。一般的に明治維新の精神的指導者・理論者・倒幕論者として知られる。私塾「松下村塾」で、後の明治維新で重要な働きをする多くの若者に思想的影響を与えた。

松陰の享年はわずか29歳。安政の大獄によりその短い生涯を閉じました。

ですが、松陰には死の直前期に遺したものがありました。彼が主宰した「松下村塾」です。

 

松下村塾の門下生は約50名~90名程度といわれています。約2年間という非常に短い期間であるにも関わらず、後に志士として活動した者(久坂玄瑞、高杉晋作、吉田稔麿ら)や、明治維新で新政府に関わった者(伊藤博文、山県有朋ら)など、幕末・明治において大きな活躍を果たした人材を多く輩出しました。

 

ここで僕は、松陰の思想に関する是非を唱えるつもりはありません(そこまで詳しくもありません)。お伝えしたいのは「何がそこまで人を動かし、影響を与えたのか」ということです。

 

吉田松陰.comには、語録として以下のようなものがあります。

志を立ててもって万事の源となす
何事も志がなければならない。志を立てることが全ての源となる

学は人たる所以を学ぶなり
学問とは、人間はいかにあるべきか、いかに生きるべきかを学ぶことである)

 

この2つの言葉は、今でも私たちに多くのことを問いかけてきます。

 

 

■診断士を目指す「志」は何ですか?

みなさんも、「なぜ診断士を目指すのですか」と聞かれる機会は多くあると思います。

いまよりもお金を稼ぐため、仕事の幅を広げるため、昇進・昇格のため、独立のため、定年後のため、振られたあの人を見返すため…そのどれも間違いではありません。僕だってそうです。

でも、その先にある「」まで入り込み、考えてみるとどうでしょう?

」(デジタル大辞泉より)

・ある方向を目ざす気持ち。心に思い決めた目的や目標。
・心の持ち方。信念。志操。
・相手のためを思う気持ち

どうやら「志」とは、自分の中だけにとどまらず、周囲や社会に向いた視点であり、「目に見えないけれど、確実に遺っていくもの」のようです。

 

あらためて問います。あなたが診断士を目指す「」は何ですか

 

資格そのものは具体的な何かをもたらしてくれるわけではありません。診断士資格を活かして、あなたが将来成し遂げたいものは何ですか?

試験をすでに受けた方も、来年受験される方も、時間があるいまだからこそ、少し立ち止まって考えてみてください。

 

 

■きゃずの1年間に起きた「3つの変化」

昨日のよこよこ父さんの記事に倣い、僕も棚卸をしてみました。

昨年12月に診断士試験に合格して以降、さまざまな人と出会い、世界が急激に広がりました。おかげで、これまででは考えられなかった経験を多くさせて頂いています。幾つかの実例を交えて紹介します。

 

・2月に「一発合格道場」での執筆の機会を頂いたことは、すべての活動の土台になりました。ブログやセミナーを通した恩返しの機会を頂くとともに、9代目というかけがえのない仲間との出会いがありました。

 

・4月に道場先代からの紹介で入学した診断士の取材・執筆スクール「取材の学校」では、聴く・書くスキルを磨くことでお金を頂くことができるようになりました。さらに「誰かに届けたい、伝えたい」という想いへの目覚めがありました。エネルギッシュな同期診断士との繋がりも、ここで爆発的に拡大しました。

 

・4月からは、本業でも経営企画室へと異動しました。経営者や役員と日々話し、中期経営計画の策定や実行推進を行う中で、企業経営理論・財務会計・経営法務など、診断士試験の勉強で学んだことがダイレクトに役立つ実感を得ることができています。

 

・6月から始まった「フレッシュ診断士研究会」では、テクニック論ではなく、診断士として、人としての基本的な「あり方」を毎月学んでいます。

 

・同じく6月からは、道場初代JCさんや4代目はんたさん、7代目こばさんなど伝説のポケモン歴代の先輩が学んだマスターコース診断士のコンサルタント養成講座)である「BCNG」に入会し、ケーススタディーを通した課題解決の具体的アプローチを体得中です。

 

・8月には診断士登録が完了し、実際の取材記事なども徐々に執筆させて頂くようになりました。

 

・そして10月からは、取材の学校からの縁で先生業が顧客獲得力を学ぶスクール「志師塾」に入学。自分自身の「志」と提供していく価値の言語化・コンテンツ化に向き合っています。

 

これ以外にも書ききれないほどの活動がありますが、これらを通して僕自身に起こった変化が3つあります。

 

ひとつ目は「つねにアウトプットを意識してインプットをする」ようになったこと。

知識は学んで終わりではなく、それを誰かのために使う(付加価値をつける)ことを意識するようになりました。すると、そのサイクルが高速で回り出すようになりました。

 

ふたつ目は「やりたい・できる・儲かる、の3つの輪の中心を考える」ようになったこと。

楽しめて、自分の強みを活かせて、お金にもなることは何か。全体としてポートフォリオバランスを意識した活動ができているかを、定期的に棚卸しするようになりました。

 

みっつ目は「想いや理想は言語化して、声に出して、互いに応援しあう」ようになったこと。

社会人になってから封印していた自分の原体験にもう一度ライトを当てることと、他者の「志」に共感できたら、それを全力で応援することを心に刻むようになりました。

 

 

■きゃずの「志」宣言

成長期の企業に埋もれている「経営者の右腕の育成」を通じて、人々の役に立ちたい。ひいては日本の競争力向上に貢献したい。

そのためには、自分自身の知識も経験も高めなければいけない。ファシリテーションスキルもコーチングも心理学も必要。歴史についてもっと詳しくなり、経営者のことを知り、いままさに埋もれている人たちのことを知らなければならない。一緒にやっていくための仲間も必要。

…でも、やらずにはいれられない。

こうやって掘り下げていくと、自分がいまやっている活動に「志」という一本の芯が通るようになってきたのです

 

 

今回は、試験勉強そのものからは離れた暑苦しい内容でお届けしましたが、いかがでしたでしょうか。

 

中小企業診断士という資格は、どこにでも羽ばたけるマジックライセンスだと心から思います。

でもそれを使いこなすには、あなた自身がどこへ行きたいのか?を定める必要があります。

 

もちろん、深く考えるのは資格を取得した後でもよいかもしれません。

ですが、今日の記事をひとつのきっかけにして、あなたが将来成し遂げたいものは何か?を掘り下げて頂くと、どんなことがあってもブレないモチベーション源が見つかるかもしれません。

きっとその「志」は、試験勉強の荒波に進む中でも、あなた自身の向かう先を指し示す羅針盤になってくれるのではないでしょうか。

 

以上、きゃずでした。

 

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おはようございます。よこよこ@バブル受験組です。

すっかり、寒くなって来ました。去年の冬から始めたブログも、もう一巡も間近です。

そうそう、先週から道場、タキプロの試験ご苦労さん会にご参加頂いた受験生さんと、色々お話できて楽しかったです。2次の結果待ちって長いですよね~。

さて、他のメンバーは1次対策記事を書いている人もいます。しかし、私は2年前のこの時点では中小企業診断士という資格すら知らず、全く着手していませんでした。従って、早く始めるに越したことはないです(汗;)としか、アドバイスできません。

それでも最初は、財務から始めました。スピテキも最初が簿記から入るような感じだったので、簿記3級を少しやりました。下記のサイトを隙間時間に勉強して、丁度良かったです。この頃から簿記は面白いと感じて、今でも勉強しています。複式簿記は英語よりも世界に広く普及する共通言語です。なかなか、楽しいですね。

スタディプロ 簿記3級

パブロフくんの簿記シリーズ(サイトとスマホアプリを利用)

 

以上・・・ということで(ネタがないので)、困ったときは、年表に整理するクロニクル編集術が有効です。そこで、私の受験から今までを振り返りしてみたいと思います。

平成28年4月

新しく社内に農業向けコンサルタントチームを立ち上げるための事務局を拝命しました。それまでは経営企画部門、その前が長く営業でした。コンサルと言っても、業界では獣医師と税理士さん、あとは農業改良普及センター(地方自治体)くらいしか思い浮かばない。今更、獣医師目指す訳にもいくまいし、何すりゃ良いの?・・・と当時の同僚と考える日々が続きました。

平成28年12月

ビックサイト展示会をプラプラ歩いていたら、大手コンサルファームの中小企業診断士さんに出会って意気投合しました。製造業的な発想で農業のコンサルティングをすれば面白いなぁ。中小企業診断士ってすごいんだなぁ。と興味を持って、本屋さんで問題集をチラ見してしまったのが運のツキ。「これならやれそうな気がするわ」と思ったので、年末から独学で1次試の勉強を始めて平成28年1次合格(431点)するも、2次敗退(45,49,65,46=205点)。

このままでは来年の2次も保証はないし、もう一年機会損失したら本業で仕事のチャンスも逃す!と思って、MMCに通学(時間を金で買う作戦)に方向転換しました。

 

【平成29年】

10月

・2次試験後は、簿記の勉強

11月

・簿記試験(全経簿記 工業・原価計算1級合格)

12月

・2次合格、口述セミナー(MMC、タキプロ、ふぞろい)、口述試験(合格)

 

【平成30年】

1月

・実務補習セミナー(MMC、タキプロ、道場)

2月

・道場とタキプロに入会、実務補習5日間コースで(5pt)

3月

・(タキプロは東京勉強会を月4回、道場はブログを2週に一回ペース)

・政策研究会セミナー参加(診断士協会活動のレクチャーが非常に役立った)

・取材の学校セミナー参加

・簿記試験(全経 商業1級 68点で不合格・・泣;)

4月

・本業の人事異動(診断士を活かして、輸送協力会社への指導する立場)・

・取材の学校入校 (4月~6月上旬まで週1開催)

・東京診断士協会スプリングフォーラム参加・

・本業のコンサル実績を10Pt追加して、診断士登録申請

・WEB記事を初受注、道場春セミナー(大阪・東京)

5月

・診断士登録完了(週末はタキプロと取材の学校で目一杯に)

6月

・東京都診断士協会 城北支部に入会

・城北支部 プロコンサルタント養成塾へ入塾(月1回)

7月

・東京協会 アグリビジネス研究会に入会

8月

・1次試験会場応援(大正大)

・道場セミナー

・タキプロセミナー^

9月

・城北支部ロジスティク研究会に登壇(1.5時間の講演)

・FP3級受験(合格)

・紙媒体の初受注(インタビュー、執筆)

10月

・2次試験会場応援(理科大飯田橋)

・専門誌への投稿準備のため、インタビューなど

・初の理論更新研修受講

11月

・大塚商会様から本業に役立ちそうな実務従事を斡旋して貰う。(無料10Pt分)

・日商簿記2級受験(自己採点では合格)

・全経簿記商業1級受験(来週)これで4回目トライかも

・城北先輩診断士との現場同行(カバン持ち的な役割で)

12月

・プロコン塾論文初稿〆切

・本業では、コンサルチームの同僚が退職することになり、コンサル業務も兼任することになる。これで、当初の診断士取得の目的は叶うことになるかな。

 

と・・・日付順に書き出し【クロニクル】してみました。

変わったところでは、実務ポイントを本業のコンサルティングの従事実績を会社から証明してもらったことでしょうかね。相手先からでも、所属する団体からの証明書でも有効なんですよ。

大まかな流れでは、前半は受験生支援、後半は協会活動(プロコン、研究会)を付加して、本業へ軸足を移して行こうか・・・という目論見です。

時々、簿記やFPを受けて知識補充とリフレッシュを図るようにしていますが、資格ものはどこまで勉強に時間を掛けるか悩ましい(キリがない)。

試験全般には”脅迫観念”があるので、期限の緩いもの(執筆案件とか)を後回しにしてしまいます。いい大人になって資格を慌てて取るよりは、やっぱり若いうちに勉強しておくことは価値がありますね。

(と・・・いくら娘ちゃんに言っても響きませんが・・・)

それでも、いわゆる企業内診断士としてですが、来年くらいから、当初に思った方向に舵が切れそうです。スゲー診断士・・・はまだまだ、ですが、頑張ります。

ではでは、よこよこでした。

 

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おはようございます。きゃっしいです。
前回は、予備校通学の方を対象に書かせていただきましたので、今回は独学の方をターゲットとして書かせていただきたいと思います。

テーマは、「私が今独学だったらどうするか」です。

もし、私がこれから知識0の状態から独学でストレート合格を目指すとしたら、どうするかということを、今となって振り返って、仮想の勉強プランを考えてみたいと思います。

 

■まずは予備校と独学の違いを確認する
独学で合格をする、という計画を立てるに当たっては、ライバルとなる予備校通学生はどうしているのか、ということを知り、不利な面があればそれをカバーする手段を考えないといけません。

予備校と独学の違いと、その克服方法を挙げるとしたら、以下のような点があると思います。

①ベンチマークがない

予備校の場合、毎週授業があるため、明確な勉強計画を立てていなくても予備校の授業についていけば、どれくらいのペースで勉強すればよいのかということが自然にわかり、勉強のペースを保つことができます。
しかし、独学の場合、自分で合格までの計画を立てる必要があります。

また、各科目の最後にある養成答練は、その科目の勉強の完成度を図る上で大きな目標となりますが、独学ではその目標となる養成答練がありません。

【対策】
予備校のカリキュラムは公開されていますので、そちらを参考に必要に応じ自分でカスタマイズして勉強計画を立てると良いかと思います。
(参考)
TAC中小企業診断士講座 講義日程

また、私の方でも以前、勉強計画の立て方についての記事も書かせていただきましたので、そちらも参考としていただけると良いかと思います。

養成答練がない、という点については、過去問を1年分ピックアップし、養成答練の代わりにするという方法によりカバーできるかと思います。
ただし、養成答練はみんなが解答できるABランクの問題が中心ですが、過去問の場合、手が付けられないDEランクの問題も含まれています。

(ABランク、DEランクって何?というかたはこちらのだいまつの記事を参照)

そのため、得点は総得点ではなく、ABランクの問題の正解率という観点で測定し、ABランクの問題の正答率が80%以上という状態を目指します。

ちなみにピックアップする過去問はABランクの多い、比較的簡単な年の問題とするのがオススメです。
ちなみに科目ごとにH26-H30で難易度が低かった年をピックアップすると、

  • 企業経営理論:H28
  • 財務・会計:H27
  • 運営管理:H30
  • 経済学:H28
  • 経営情報システム:H29
  • 経営法務:H27

となります。独学の方は各科目の勉強の仕上げに、上記の年の過去問のABランク得点率80%を目指す、というのはいかがでしょうか。
(中小は過去問が意味をなさないので割愛しております)

 

②モチベーションが維持しにくい

予備校では毎週毎週授業があり、それについていくためにも忙しくても時間を工面しながら授業についていけるように予習・復習をおこないます。
また、授業では講師の先生の熱い講義を聞いたり、他の受講生の真剣な様子を目の当たりにし、気持ちを新たにすることができます。

さらに、通学の場合、ライ〇ップではないですが、最初に高い金をつぎ込んでしまったので、ここで辞めてしまうわけには・・・といった後戻りできない気持ちもあるかと思います。

【対策】
モチベーションを維持するという面では、勉強時間記録アプリ「Study Plus」がおすすめです。
このアプリは、勉強時間が記録できるだけでなく、志を同じくする勉強仲間と「友だち」になれるSNS機能もあるため、独学であってもライバルの頑張りを見て刺激を受けることができます。
詳しくは以前のへんりーの記事で熱く語ってありますので、そちらもご参照ください。

また、「高い金をつぎ込んだから後に引くわけにもいかない」という気持ちは、高い金をつぎ込まないとなかなか得られませんが、代わりに周囲に「来年の合格を目指し、診断士試験の勉強を始めた」ということを宣言することで、後に引くわけにもいかない気持ちというのは少しは高められるかと思います。

 

③論点ごとの重要度の濃淡がわからない

予備校では授業の際、重要な部分とそうでもない部分についての解説があり、それを参考とすることで濃淡をつけた勉強をすることができます。

しかし、独学の場合、各科目300ページ以上もあるテキストの中で自分でどれが重要かを判別するのはかなりきつい作業となります。

【対策】
はい、宣伝で恐縮ですが、こんな時に私の著書「一発合格まとめシート」をご活用ください。
1冊に3科目分入ってお得な上、今年度版は、各論点に私が改めて過去問を解きなおして分析した頻出度×難易度から出した重要度を掲載しておりますので、そこで「超重要」とした論点から重点的に攻略していくと効果的です。

お前のステマ(もはやステルスでもない)には乗らねーよ、という方には、こちらのブログがおすすめです。

こちらは、一発合格道場の初代だったふうじんさんがやっているブログです。論点別の重要度についての記事が掲載されていますので、そちらが参考になるかと思います。

 

④わからない時に質問できない

個人的にはこれが独学の一番のネックかなと思っています。
授業が終わった後にすぐに質問できると、わからないところをすぐにつぶすことができるので、ストレスなく勉強が進められる上、理解度も高まりますが、独学の場合なかなか質問もしにくいかと思います。

【対策】
とりあえずググる、というのが1つの対策ではあるかと思いますが、他にはタキプロweb勉強会を活用するという手もあります。

こちらは受験生支援団体「タキプロ」がFacebook上で開催している勉強会でして、わからないことをこちらの勉強会で質問すれば、だれかしらが、その質問に回答してくれるはずです。

 

■きゃっしいの独学ストレート合格プラン

以上を踏まえて、もし私がこれから知識0の状態から独学でストレート合格を目指すとしたら、どうするかということを、今となって振り返って、仮想の勉強プランを考えてみたいと思います。

【1次試験対策】

①GWまで

上記でご紹介したTACのカリキュラムを参考にまずは7科目の強固な橋げたを構築します。

橋げたの構築の際には、テキストをざっくり読んだらスピ問や過去問のタテ解きによりアウトプットを行い、知識を定着させます(アウトプット・スピ問重視論 )

(橋げたって何?アウトプット・スピ問重視論 って何?という方はこちらを参照)

養成答練の時期に合わせて、ピックアップしておいた過去問を養成答練の代わりとして、ABランクの問題の正答率80%を目指します。
この時、モチベーションを高めるために事前に「勝手に過去問答練」をやり結果を公開する旨をstudy plusで宣言して、自分で自分を追い込んでみます。

 

②GW

独学の場合、自分の立ち位置がどこにあるのかということを測るのが難しいため、これまで築き上げてきた橋げたがどれくらいしっかりできているかというのを確認する意味で、この時期に開催されるLECステップアップ全国模試を受験します。

ここで、橋げたが十分構築できていない科目があれば、橋げたの構築をやり直します。

 

③5~6月

予備校では、完成答練により、実力を高めていく時期です。

独学の場合、完成答練がありませんので、代わりに1000円の通勤模試を完成答練代わりにして、1週間に1科目ずつ解きます。

その1週間は模試の点数を1点でも上げることを目標に全力で模試を受ける科目の勉強をします。

 

④7月

7月初旬に行われるTAC1次公開模試を「本番として」受験し、ここで420点を取るつもりで準備します。

ここで、ただ模試を受けるだけではなく、本番の徹底的なシミュレーションをし、直すべき点があれば直します。
模試後は「7科目の皿回し」として、7科目全体のバランスを見ながら勉強を進めていきます。

ちなみに模試の受け方、7科目の皿回しについては、以下の記事も参考になるかと思います。

 

⑤本番

ここまで対策していれば、きっと1次は合格のはずです。
自信を持って受験します。

 

【2次試験対策】

①~2月

まずは、2次試験がどんなものかを知るために今年の2次試験を解いてみます。この時期に2次試験の問題を解くことのメリットは以前の私の記事で紹介させていただきましたので、そちらもご参照ください。

  • 2次試験 解答速報・解説会・動画・再現答案採点サービスのまとめ&【2019年度合格目標】まずはゴールを覗いてみよう

とりあえず、まず2次試験の問題を解いて、2次試験というのがどういうものなのかということを把握したら、「80分で解く」ためのプロセスを自分なりに確立するために試行錯誤してみます。

ちなみに、これは私の持論ですが2次試験の問題というのは80分という時間的制約と、100字前後の字数制約が大きな特徴で、この2つの制約を常に念頭に入れた対策が必要と思っています。

そのため、完璧な解答を作るというよりは、80分でいつでもそれなりの回答ができるようなプロセスを確立し、その精度を上げていくということを重視すべきだと考えています。

1次試験が終わってから2次の勉強を始めた、というような時間的にかなり余裕のない状態では、予備校などの誰かが作ったプロセスを脇目も振らずに信じて進んだ方がよいかと思います。
しかし、時間的に多少余裕がある時期なら、自分なりに試行錯誤して様々な方法を取捨選択すると、自分の選んだ方法に自信を持って進めることができるため、可能であれば早期に2次対策に着手し、自分に合ったプロセスを試行錯誤するという期間を作ってみるというのも良いかと思っています。

なお、80分のプロセスについては、以前「解法実況」シリーズでH29の問題を例に詳しく解説させていただきましたので、そちらも解法プロセス確立の参考としていただければと思います。

また、100字前後という字数制約に慣れるために、上記の事例Ⅱとセットでご紹介していますが「1次知識の100字訓練」については、字数感覚と1次知識が身につくので、早いうちから練習しておくと良いかと思います。

 

②2月~5月

独学の場合は2月から始まる「タキプロ勉強会」を活用します。
私も今年、ファシリテーターとして主に日曜日に参加させていただきましたが、ここでのディスカッションを通じて、他の人の考え方などを知ることができるため、独学生にとっては貴重な場なのではと思います。

また、各班にはその年の合格者がファシリテーターとしてつきますので、ここで2次の勉強をしていてわからない点などを質問するというのも効果的かと思います。

タキプロ勉強会でのディスカッションや質問なども活用しながらGW前後にはある程度「80分ってこう過ごせばいいんだ」という自分なりのプロセスを身に着けます。

なお、タキプロ勉強会は東京、大阪、名古屋でそれぞれ開催されていますが、地方でなかなか勉強会への参加が難しい、という方はweb勉強会というのもありますので、そちらを活用いただいても良いかと思います。

 

③5月~1次試験終了まで

80分のプロセスはこの時期までにある程度固めることを目標とします。
そして、これまでやってきたプロセスの実践の場として、MMCが5月半ばに開催する模試の受験します。
MMC模試の良いところは「アドバイス付き返却」が受けられるというところです。

この、アドバイス付き返却というのは、東京周辺に住んでいる方限定となりますが、答案の返却の際、講師の先生から直接アドバイスをもらいながら返却してもらえるというところです。

独学者にとってこのように直接アドバイスを受けられる場というのは貴重かと思いますので、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。

5月以降から1次試験までは、1次試験対策の進捗状況によって、2次試験の勉強を継続するかどうかを判断します。

もし、完成答練代わりの通勤模試で良い結果が出せているのであれば、1次とも一部共通する点がある事例Ⅳの演習を中心に2次対策を継続します。

 

④1次試験終了後

1次試験が終わるまでにある程度のプロセスは固めているため、1次試験終了後からフルスロットルで2次の勉強ができる状態のはずです。

ここからは、ふぞろいを活用し、量をこなしながらもPDCAをしっかり回しながら、最終調整を行います。

予備校の模試は場慣れという目的としては良いかもしれませんが、正直1次試験ほど模試の結果と試験の結果に相関関係はないので、模試を受ける・受けないはどれだけ場慣れしたいか次第です。

 

⑤本番

気負わずに冷静に、これまで鍛えてきた力を発揮すればきっと大丈夫です。

 

以上となります。

独学の方も予備校の方もそれぞれの強み・弱みを把握した上で頑張っていきましょう。

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みなさん、おはこんばんにちは、だいまつです。

 

皆さん、1次試験対策は進んでいますか。

 

先日、ゆうさんの記事(コチラ)で、養成答練と本試験結果に相関がある、との話があったので、私も気になって結果も並べて見ました。その結果、相関はあるような、ないような・・・(滝汗)。

 

・養成答練の結果

経済 財務 経営 運営 法務 情報 中小 合計
84  80  96  96  89  97   90  632

 

・1次試験本番の結果
経済 財務 経営 運営 法務 情報 中小 合計
84  88  66  76  68  80   78  540

 

ただし、いずれの科目も養成答練で80点以上を取れていたため(強固な橋げたが完成したため)、試験本番で60点を割込む科目はありませんでした

 

養成答練で80点以上 = 強固な橋げた完成 ⇒ 科目合格まっしぐら

 

という認識は間違いないと思います。

 

受験校に通われている方は、各科目の最後に実施される養成答練(テスト)で80点以上を目指しましょう

 

さて、皆さん1次試験のテキスト問題集購入されたでしょうか?

 

購入された方は、既に購入されているテキストや問題集に全力で取り組んでいただければと思うのですが、まだ、「全部買ってないよ(揃えていないよ)」という方がいらっしゃいましたら、今回の記事を教材選びの参考にしてください(といってもTACの教材+αしか紹介しないのですが)。

 

以前の記事でも書きましたが、私はTACなんば校に通学していました。そして、本試験で540点という結果を残せましたが、使用していた教材はTAC通学用のテキスト、トレーニング(難易度の低い基礎問題中心の問題集)、過去問題集(5年分)だけ、です。

 

この経験を踏まえて申し上げておきますが、7科目合計で420点を取るために、あれやこれやと、色々な教材に手を出す必要はありません

 

私が受検した感想では、診断士の1次試験に関してはかなり受験対策のための研究が進んでいます。ちゃんと研究して作られたテキストや問題集を選んで、それだけをガリガリやれば420点は確実に取れます

 

私は決してTACのまわし者ではありませんが、そんな研究され尽くした1次試験に関しては、最大手校であるTACのテキストと問題集を選んでおけばまず間違いないと思っています。

 

【テキスト】

最速合格のためのスピードテキスト【2019年版】(全7巻)

実はTACは通学時に使うテキストと、このスピードテキストの内容は「全く同じ」です。TACの通学・通信講座を受講しなくても、同じ教材が使えるのはありがたいですね。1次試験対策が必要な個所をしっかりと押さえてくれています。

ちなみに私が通学していた当時は「サポートレジュメ」なる出題範囲毎の重要度が記された冊子が配布されていました。この「サポートレジュメ」があれば強弱をつけて勉強できるため、効率が上がるのですが、流石にそこまでの内容は掲載されていません。ここら辺は時間をお金で買うかどうかの判断でしょう(なくても効率が落ちるだけでなんとかなります)。

経済学、情報、法務、中小の4冊はまだ2019年版が出版されていないようですね。発売を待ちましょう。

 

【問題集】

最速合格のためのスピード問題集【2019年版】(全7巻)

通称「スピ問」。比較的難易度の低い基本問題ばかりで構成された問題集です。テキストを読んで、基本問題(スピード問題集)をやって基本的な論点を整理することは極めて重要です。基本(基礎)ができずに、応用はできませんから

それと、テキストを読んだ後に、いきなり難易度の高い過去問をやってしまうと絶望してしまうことになります。そういった意味でも、間にこのスピード問題集を挟むことをお薦めします。

 

最速合格のための第1次試験過去問題集【2019年版】(全7巻)

過去5年分の過去問題を丁寧に解説してくれている問題集です。TACの過去問題集の良いところは受験生から集めた正答率に基づき問題を5段階でランク付けしてくれているところにあります(ABCDE)。

そして、以前の記事でも書きましたが(コチラ)、私はDEランク問題(正答率が4割未満)については、「やらなくて良い」と考えています。

不安に思われる方もいらっしゃるでしょうが、本試験会場においてDEランク問題ではほとんど差がつきません差がつくのはABCランク問題(正答率が4割以上)の問題です(みんなが正解できる問題で如何に正答率を高められるか)

また、たまに5年分で良いのか?と聞かれるのですが、5年分で十分です。420点を取るためには過去問題は5年分以上やる必要はありません。くどいようですが、私は5年分しかやっていませんが540点を取ることができました。

ここからは、よく皆さんから聞かれる内容をまとめてみました。参考にしてみてください。

 

【最初はテキスト?それとも問題集?】

さて、最初にテキストを読むか、問題をやるべきか、これもよく聞かれるのですが、好みの問題でどちらでもよいと思います。

 

★最初にテキスト派
テキストを読む → スピード問題集 → 過去問 → テキストに戻り確認

私は「最初にテキスト派」です。まずはテキストを読んで大枠を簡単に把握した上で、基本問題から難易度の高い過去問へと分け入り、そしてテキストに戻って再びインプットするという方法です。

 

★最初に問題派
スピード問題集で頻出論点(基本問題)を把握 → テキストを読む → スピード問題集 → 過去問 → テキストに戻り確認

最初にテキスト読んでもなかなか頭に入ってこない人向け。まずはどんな感じで問われるのか、よく出てくる分野の問題を通してイメージした上で、テキストに入る、という方法です。こちらの方がインプットの質が上がるとおっしゃる方も多いですね。
ちなみに、過去問は難易度が高めでDE問題も交じっており頻出論点が少し掴み辛いため、過去問は最初にもってこない方がよいでしょう。

 

【爆弾科目へはどうすればよい?】

ここ最近は、毎年「爆弾科目」と言われる難易度が極端に高い科目が登場しています。

 

そのため、この爆弾科目にどのように対応すべきかを苦慮されている方も多いでしょう。

 

中には、苦手科目での足切を避けるために(不安から)、さきほどご紹介したテキストや問題集以外にも手を伸ばしてしまっている方も結構いらっしゃいます

 

可能なら幅広く勉強すればよいと思いますので、完全に否定するつもりはありません。

 

ただ、個人的にはあれこれ手を伸ばす必要はないと考えています。

 

ちなみに私がどれくらい必要がないと考えているかと言えば、自分の子供がやっていたらその教材を取り上げて燃やしてしまうくらいに、です(あくまでも例え話ですからね!)。

 

なので、変に手を広げるくらいなら、超頻出論点を徹底的に、100%押さえるようにしましょう。具体的には、スピ問の全選択肢と過去問5年分のABC問題について、なぜ正しいか、なぜ誤りかを説明できるようなレベルにまでする、というイメージです。

 

私が受験した2017年試験では運営管理(科目合格率3.1%)法務(8.3%)と企業経営(9.0%)の難易度が高かったと言われていますが、私はいずれの科目も60点以上を取ることができました。ちなみに今年の法務の科目合格率は5.1%です(得点調整後の数字だと思います)。

 

私と60点未満だった他の受験生の方との違いはなにか」と聞かれれば、私は「基礎的な知識の違い」、言い換えれば「基本問題への対応力の高さが違う」と答えます(なんだか偉そうですいません)。

 

同じテキスト、同じ問題集を使用していても、基本的な論点を徹底的に暗記して解けるようになっているかどうかで、大きな差が付きます

 

例えばですが、基本問題で正解の選択肢を見つけられるか、二択までしか絞れないかの違いは極めて大きい差です。全てが基本問題だとして前者なら100点、後者なら50点です。

 

実際の本試験での出題確率がABCランクの問題が75%、DEランク問題が25%と仮定すると、ABC問題の正答率が半分なら37.5点、DEランク問題の正答率が4分の1(鉛筆転がしと同じ正答率)とすると6.25点、合計43.75点しか取れません。運が悪ければ足切りになってしまうでしょう。

 

しかし、ABC問題の正答率が8割なら60点、DEランク問題の正答率が同じく4分の1とすると6.25点、合計66.25点となり科目合格することができます。

 

DEランク問題で正解を引き当てることは至難の業です。なぜなら、みんなが正解できない問題(=正解させないための問題)だからです。2018年試験の法務の様に診断協会が「やり過ぎてしまった(みんなができなかった)」場合には、ちゃんと得点調整が入ります。

 

だからこそ、みんなができる問題をしっかり押さえておくことが大切(つまりABC問題)です。爆弾科目に対応するために、アレやコレやと、みんながやっていないところにまで手を出して、そして「みんなができるところが疎かになる」という状態は、本末転倒と言わざるを得ません。

 

7科目を受ける初受験組であればなおさらそんな余裕などないはずです。基本をしっかりと押さえましょう。また、科目合格制度を活かして2~3科目だけ受験する方も、重要なのは基本をしっかりと押さえることです。私は(545点のきゃっしいも)、7科目すべてで基本をきっちりと押さえていました。だから、全ての科目で60点以上を取ることができたのです。

 

【独学か通学か】

独学と通学(通信含む)を比べれば、予備知識が少ない方の場合や勉強習慣のない方の場合は、圧倒的に通学の方が学習効率がよいと思います。例えば、理解系科目の財務・会計や経済学のことを全く予備知識のない人が、自分でテキストや問題集の解説を読んで、理解を深めて行くには相当な時間が必要になります。また、暗記系の科目についても、膨大な試験範囲の中で「特に押さえておくべきポイント」を教えてもらえるのと、そうでないのでは学習効率に圧倒的な差が出てきます

 

一方で、ある程度予備知識がある方勉強慣れしている方の場合には、独学でもそれほど時間をかけずに合格できるでしょう。

もともと持っている知識や、理解力・暗記力の差など、人によって違いはあると思いますが、合格レベル(420点)に到達するための勉強時間は、独学だと通学に比べて1.3倍~1.5倍くらいの時間が必要なのではないでしょうか(超感覚です)。

 

【おっと、忘れちゃいけない】

なお、もし「ノートをまとめるのが苦手だ」、「頻出論点をコンパクトにまとめていくれている書籍はないか」と言われれば、きゃっしいが出版している「まとめシート(コチラ」がオススメです。

 

私はノートを作るのが苦手だったため、テキストの頻出論点部分にマーカーしたり、書き込んだりして復習していました。

 

もし、頻出論点がいまいちつかめないという方や、ノート作りに時間をかけたくないという方は、「まとめシート」を検討してみては如何でしょうか(お金をかけて補う、時間をお金で買う)。

 

ちなみに、まとめシートも私が宣伝をしたからといって全くお金は発生しません。ただしこちらは「きゃっしいと私の人間関係」が絡んでいますので、あしからず。

 

以上、だいまつでした。

 

 

 

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こんにちは、chikaです!
本日は2019年合格目標の方へ向けた記事です♪

特に、まだ一次試験勉強を始めたばかりの方へ・・・!
今の時期にお伝えしておきたいことを、以下にまとめさせていただきます!!

 

①今勉強している科目に集中せよ!!!

一次試験は7科目あり、予備校に通っている方であれば
一科目ずつ次々と授業が進んでいきます。
独学の方も、1科目ずつ勉強していくと思います。

そこで、例えば2科目目、3科目目に入った時期に、
\\最初に勉強した企業経営理論、忘れちゃう!!//
と焦って、今習っている科目+以前習った科目を並行で勉強した方が良いのでは?!
という考えに陥ると思います。

しかし!!私含め、道場の諸先輩方が唱える理論として、
\\今勉強している科目に集中せよ!!//
と全力でお伝えしたいのです。

そう、これはまさに橋げた理論です。
(何度も紹介されていますが、こちらの記事を是非しっかり読んでください!!)

《橋げた理論》
1.各科目に集中し、強固な橋げたを造りましょう
2.次の科目をやっているときは前の科目を忘れても構わない。橋板はすぐ架け替え可能。
3.その代わり、やればすぐに思い出せるほど強固な橋げたに造りましょう。

 

 

この橋げた理論で最も大事なことは、
今、目前で勉強している科目に集中することによって強固な橋げたを構築すること
なのです。

つまり、今の時期に「どうせ一次試験まで時間あるし、直前にしっかり勉強すればいいや」と、今勉強している科目に手を抜いてしまうことは絶対にNG!!!!

橋げた作り(=強固な知識定着)を毎科目おこなうことで、もし後々忘れてしまっても、すぐに思い出せる。
でも、橋げたを作っていないまま次の科目に移ってしまうと、
後々(GWからの追い込み時期)に、苦しい思いをします。差がひらいてしまいます!!

実はこちらの記事に以前書いております!こちらも是非参考にしてください!

本番までの学習方法~なぜ今の時期、”橋げた構築”が重要なのか?!~

 

 

 

②なぜ診断士になりたいのですか?定期的に自問自答してください!
「経営コンサルになりたい!」
「経営の知識を付けて、今の仕事に活かしたい!」
「中小企業の力になりたい!」
「今の仕事が嫌だから、人生を変えたい!」
など、診断士を目指したきっかけは人それぞれあると思います。
そして、勉強を始めよう!と行動に移した時点が、モチベーションが一番高まっている時期だと思います。

でも、実際に勉強を始めてみると、
毎日毎日そのモチベーションを保つのは難しいと思います。
なんせ試験範囲が広い。。。
毎日何時間も勉強しなきゃいけない。
仕事で疲れている。休日は休みたい。家族や友達と遊びたい。
・・・・・診断士、こんなに頑張って取らなくてもいいや。
と、逃げてしまいたくなる感情が、何度だって訪れます。

そんな時に、本当に逃げる(勉強をサボる)のか、歯をくいしばって毎日勉強するのか。
それを支えるのがモチベーションです。
そして、モチベーションを高めるためには、「なぜ診断士になりたいのか」を自問自答することがきっと必要です。

モチベーションが下がってしまったときは、
なぜ診断士になりたいのか、診断士になって何をしたいのか。自問自答してください!!
その答えが分からなくなったら、現役診断士に会いに行く、
現役診断士のブログを読む、など診断士の世界を知りに行くのも一つの手です。

なぜモチベーションを保つのが重要かというと、
うっかりモチベーションが下がって、勉強をサボってしまうと、上記①の「強固な橋げたを作る」ことができなくなるからです。
目安として、週25時間の勉強時間を確保することで、強固な知識の習得(橋げた)ができます。

なので、是非、「なぜ診断士になりたいのか」を定期的に自問自答し、
自信のモチベーション維持を心がけてください!!!

 

 

以上、本日は2019年合格目標の方へ向けてお伝えしました!
寒くなってきたので、体調管理にも気を付けて勉強頑張ってくださいね☆
chikaでした♪

 

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はい!へんりーです。

 

いよいよ寒くなってきましたが、体調を崩されていませんか?

夜な夜なブログを書くなか、飼っている猫が膝に乗ってくる季節になりました。ねこたんぽです。

 

さて、今回は、2018年度の受験を終えた人に加えて、2019年度の受験を決めた人や検討中の人に向けてお届けします。

 

先日、自分が昨年通っていた予備校の受験ガイダンス会に卒業生のお手伝いとして参加してきました。

そこで、受験を検討している方から受けた質問の一つが「企業に務めながら、診断士資格はどのように役に立ちますか?」でした。

気になっている方も多いと思われますので、そこのところに回答できればと思います。

 


 

さて、おさらいですが、診断士の仕事は大きく3つ、

①「診る」(企業の診断、商店街や地域の支援etc.)

②「書く」(雑誌やWeb記事の執筆etc.)

③「話す」(セミナー講師etc.)

に分けられると言われています。以前のブログ記事では、このうち②の執筆の仕事について書きました。

 

僕の場合、独立はせず企業に勤めながら、上記のうちの①や②の仕事に携わっています。いわゆる「企業内診断士」と呼ばれる立場です。

 

今回は、それら①②③診断士としての本業とは別に「企業内」において診断士資格がどのように役に立っているのかという点を、自分の場合を具体例として交えてご紹介してみます。

 

企業内で役に立っている場面は何か??大きくは以下の2つです。

 1. 本業である事業開発の実務において

 2. 労働組合や社内有志活動での会社との議論において

 

結論からいうと「企業内の幅広い面で役に立っている」という答えになります。

 


1. 本業である事業開発の実務において

エネルギー系の企業に勤める自分は、新規事業の案件開発や投資した事業のアセット管理を担当する部署に所属しています。

もともと理系で機械系エンジニアだった自分を、現在の事業開発部門に引き抜いてくれた上司が、異動に際して勉強するよう勧めたのが中小企業診断士の資格でした。

『理系エンジニアが「事業」「経営」「会計」「契約」などを学ぶのにちょうどいい資格』というわけです。

 

実際の業務にあたっては、診断士資格1次試験における「企業経営理論」「財務・会計」「経営法務」の知識がそのまま役に立っています。

具体的には

・事業会社の管理業務において、取締役会や株主総会の開催、決算業務など

・M&Aにおいて、組織再編に関する会社法、事業価値・企業価値の評価など

・製品販売において、外部環境分析や価格設定(4P戦略)など

等が挙げられます。

 

そして、経済の動きやトレンドを把握するにあたっては「経済」の知識が欠かせません。

 

また、海外事業会社の管理では、契約書や財務諸表が英語になりますが、診断士資格の知識によりビジネスの基本的な部分を理解できているため対応することができています。基礎ができてこその応用です。

 

以上はあくまで僕の例です。

業種によって「運営管理」「情報システム」の知識を用いる、あるいは「中小企業政策」に出てくる支援制度を適用するケースもあるかもしれません。

 

なお、多くの企業で「中小企業診断士」という肩書きを会社の名刺に掲載することができます。

 


2. 労働組合や社内有志活動における会社との議論において

昨年、自分は企業の労働組合(厳密にはそれに類する社内組織)の代表をやっていました。また、今も企業内の若手有志団体にもいくつか参加しています。

それらの活動では、会社の経営陣人事部や総務といった管理部門と議論をする場がありますが、ここでも診断士の知識やその応用が役に立っているのです。

 

具体的に、

  • 会社の実施する組織改定(例えば、部門の統合や分割など)について、目的は?必要性は?メリット・デメリットは?などを問うにあたって、「企業経営理論」で学ぶ組織論が役に立ちます。

 

  • また、会社が計画する社員のモチベーション向上を目的とした施策について、同じく「企業経営理論」で学ぶモチベーション理論の出番です。例えば、その施策が単に少額の給与手当てを増やしたり、費用負担を増額したりするだけの施策であれば、ハーズバーグの「二要因理論」における「衛生要因」と「動機づけ要因」を混同しているかもしれません。施策に含まれているのは不満の低減だけで、モチベーション向上には別の動機づけが必要、といったケースも見かけます。

 

  • 会社側からの四半期決算に関する説明においては、そもそもP/LやB/Sといった財務諸表の内容、会計用語、キャッシュフローの考え方などを知っていなければ、議論の前に意味の理解すらもできません。典型例として、「内部留保」という用語の誤解から「会社はお金を貯めこんでばかりで社員や株主に還元していない!(キャッシュの増減や余裕を見ずに)」といった意見がでてしまいかねません。

 

  • また、若手有志団体と会社経営陣で「会社の将来ビジョン」について意見交換する機会があったとすれば、シュンペーターのイノベーション理論(新結合)の知識から「得意分野を掘り下げるだけでなく、新規分野の探索もすべきではないか」といった意見を述べることができます。(※もちろん、理論をかざすわけではなく、早稲田大学ビジネススクールの入山章栄先生のお話なども出しつつ)
  • さらに、組織学習の知識を基に「改善的アプローチ(つまり低次学習)ばかり繰り返して、ブレイクスルー(高次学習)に至るのか」といった議論を交わすこともできます。

 

資格勉強をする以前から「なんとなくわかっていた」ものもあるかもしれませんが、理論や知識等として体系立てて理解することで、意見や発言における説得力も変わってきます。

また、今回はフォーカスしませんが、2次筆記試験対策で身につける、本質を見抜き・わかりやすい言葉で説明(助言)するスキルも、企業内で確実に活用することができます。

 

このように、資格の保有自体が何かを与えてくれるというよりも、資格取得のために勉強してきた内容、あるいは診断士合格後に身に着けてきた新たな知識やスキル、そして経験が、「企業内」であってもビジネスパーソンとしてのレベルアップに寄与するわけです。

 

 

以上、「企業内診断士」にとって、診断士資格およびその知識が企業内でどのように役に立つのか?について僕のケースを紹介してみました。

 

もし、会社勤めをしているあなたが、試験勉強をはじめるかどうか悩んでおり、「独占業務のない資格だし、独立するつもりはないしなあ」「自分の仕事は中小企業と関連しないしなあ」といった点から躊躇っているとしたら、この資格の魅力を見落としているかもしれません。

 

同じようなテーマですが、別の切り口で書かれた過去記事もありますので参考にしてみてください。

5代目butaoさん「企業内の診断士の存在意義とは何か」

6代目tomoさん【企業内での診断士の活かし方】

8代目そのさん「目指すべき企業内診断士の姿とは?」

 

では、本日はこの辺で。へんりーでした!!

 

✿:❀: 道場事例Ⅴ(お疲れ様会)のお知らせ ✿:❀

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□ 会場:ととりこ 新宿東口店
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□ 参加費:4000円

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おはようございます。ゆうです。
バックナンバーは、こちらから

 

本日のテーマは、最新過去問から分析する「財務会計」学習のポイント、と題してお送りします。

 

(1)養成答練と試験本番の点数に、相関あり!

診断士受験生の多くが通うTACでは、企業経営の養成答練が終わり、財務会計の学習に入っていると思います。

 

道場では、養成答練80点をマイルストーンとして掲げていますが、結果はどうでしたか?

 

独学生であれば、「養成答練って何さ?」ですよね?独学生の場合は、過去問を使うといいでしょう。

 

養成答練のレベルは、テキストレベルの出題なので、過去問で言うとABランクの問題で構成されています。

 

ですから、過去問のABランクが80%正解できていれば、現時点では養成答練80点レベルと置き換えても良いと思います。

 

ちなみに、養成答練の点数と試験本番の点数に、私の場合、相関関係がありました。

 

実際のデータは以下の通りです。

 

・養成答練の結果

経済 財務 経営 運営 法務 情報 中小 合計
84 89 94 87 63  76 83 576

 

・1次試験本番の結果

経済 財務 経営 運営 法務 情報 中小 合計
64 92 67 72 56 52 77 480

 

養成答練で80点が取れなかった法務と情報は、試験本番でも60点を割り込んでいます。

 

一方で、養成答練で80点以上だった科目では、財務、運営、中小などで70点超えができています。

 

このような相関が生まれる理由としては、以下のことが考えられます。

 

①養成答練で80点以上取れた科目は、橋げたが強固であった。

科目ごとに理解が十分であるため、他科目の学習で一時的に記憶から抜け落ちても、模試や直前期の学習によって、すぐに知識が復活して、高得点を狙える。

 

②養成答練で80点以下の科目は、構築した橋げたが不十分であった。

→よって、次の科目学習に入ってからの復習と、7科目講義が一巡する4月下旬からの学習で再強化が必要。

 

勉強時間を投入した割に、点数が伸びない場合は、苦手科目と素直に認めることも一つです。

 

高得点は取りづらいものの、足きりにならないように、対策する科目と位置づけましょう。

 

 

というように、養成答練の結果は、今後を左右する重要な指標です。

 

まずは、養成答練80点にこだわってチャレンジすること。

 

そして結果に対しては一喜一憂しすぎず、自分の今の実力を冷静に受け止めましょう。

 

(2)財務会計の難易度推移

さて、ここから、最新過去問のデータも活用しながら、財務会計という科目を俯瞰したいと思います。

 

今年の6月に、1次財務会計★よく出る論点まとめという記事を書きましたが、

 

今回はそこに30年度のデータを加えていきます。

 

過去6年間の財務会計の平均点がこちら。

 

過去6年間の年度別ランク表がこちら。

(出典:TACデータリサーチ速報値)

 

30年度の1次試験は、法務の難化が強烈すぎましたが、全員に8点加算されたので、

 

おおむね財務と平均点は同水準だったのでは?と推測します。

 

財務会計は、過去3年間おおむね平均60点越えで、易化傾向が続いていましたが、30年度は難化しました。

 

過去の平均点推移を見ていると、平均60点は易しいという位置づけのようで、平均60点を超えると難化させていく

 

一方で、平均50点を下回ると易化させていく。そのような判断が、出題側にあるように感じます。

 

ただ、当然ながら、難化・易化のタイミングは分からないので、結局のところ、

 

①苦手科目を作らないようにする。

②得意科目が易化した時は、荒稼ぎを狙う。

 

この2大方針で1次試験学習は進めることになります。

 

少し本題からそれますが、科目ごとの平均点は、年度によって、バラつきが大きいです。

 

そこから言えることとして、科目合格制度を活用することはリスクが髙いため、7科目受験を強くオススメします。

 

例えば、法務は3年続けて平均点が50点を割り込んでいますが、法務のみ受験して科目合格を目指すハードルは、

 

7科目で420点より明らかにハードルが高いように思います。

 

(3)カテゴリ別☆最新過去問に見る今後の傾向

財務会計は、3つのカテゴリに分けることができて、

①ファイナンス ②管理会計 ③制度会計 

です。

 

①ファイナンス

出る論点が例年似ています。ただ、時々難問が出ますので、ABランクは取れるようにして(財務が得意な方はCランク問題も)DEランクは鉛筆コロコロでOKです。

 

②管理会計

出る論点が例年似ていて、難易度がやや低めなので、得点源にしたいです。

 

③制度会計

出る論点や難易度にバラつきがあります。会計原則は、出題される論点が似ているので、得点源にしたいところです。

 

それでは、最新30年度の出題はどうだったでしょうか。

 

①ファイナンス

・出題数は12問。

・頻出論点からの出題が減り、全体として難化傾向。

・デリバティブから3問、ポートフォリオ理論から4問出題され、ファイナンスⅡ(証券投資論)が中心

 

②管理会計

・出題数は3問。

・例年通りの出題傾向・難易度で取り組みやすい。

・近年のテーマである「生産性向上」を意識してか、経営分析は生産性分析の出題。

 

③制度会計

・出題数は10問。

・テキスト外からの出題など、出る論点もバラつきがあり、難易度も難化傾向。

 

 

まとめますと、

 

出題傾向に大きな変化は無かったものの、「今年は財務を難化させるぜ」の出題側の方針により、ファイナンスと制度会計で難化させた。

 

特にテキスト外からの出題を増やすなど、高得点を取らせない出題構成でした。

 

(4)来年度の「財務会計」学習のポイント

以上のことから、30年度は出題傾向が大幅に変わったわけではなく、意図的な難化があっただけなので、

 

来年度の財務学習も、大きな方針変更は必要なと考えます。

 

学習のポイントは以下の3点です。

 

スピ問・過去問アウトプット中心の学習を行う。過去問は5年分で十分。余裕があれば過去問マスターもやる。

 

②財務会計の出題は、同じテーマから複数出題される傾向があるので、苦手領域や捨て領域を作らない

 

③制度会計は深入りする必要はないが、簿記2級レベルの理解は必要である。

 

(5)財務会計学習に役立つ参考書籍

財務は、簿記2級など、事前知識の有無によって、アドバンテージが生じる科目です。

 

今後の学習科目である「経済」と同様に、理解が不十分なまま暗記で乗り切るのは無茶ですので、

 

簿記の知識が不十分な人は、学習時間と別に、簿記の理解を深める読書をオススメします。

 

ただ、この読書タイムは、あくまでスキマ時間やリフレッシュタイムという位置づけにして、

 

講義やテキスト通読などのインプット、スピ問や過去問のアウトプット時間を確保したうえで、行うようにしましょう。

 

はじめての人の簿記入門塾―まずはこの本から!

簿記初心者向けです。テキストを読むだけでは簿記の理解が不十分だった人は、どうぞ。

イラストが使われたり、丁寧な言葉の解説があったり。とにかく初心者向けです。

 

決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法

貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書、この財務3表をつながりで理解しようという試みの書。

 

すでに、簿記を理解している人も、なるほど!そうだったか!という気づきが多い、実践的かつ体系的な内容です。

 

先日、雑誌プレジデント「本当に仕事に役立つ必読書」ランキングで、《IT・会計部門》第3位を獲得していました。

 

人事屋が書いた経理の本

少し古い本ですが、いまなお読まれ続ける会計書の古典的名著です。

 

マネジメントゲーム、管理会計がテーマの中心です。

 

もともと、簿記を知らない人向けに書かれている内容なので、BSやPLの仕組みを、図やイラストを使い、分かりやすく紹介されています。

 

 

以上、最新過去問から分析する「財務会計」学習のポイント、でした。

 

いま大事なことは、診断士学習の習慣化毎週20時間を目標に、コツコツと学習を積み重ねましょう。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

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【2次試験受験者の方への大切なお知らせ】

前回投稿(準備期間は1週間?最終関門「2次口述試験」まとめ)を、NAVERまとめに最新情報で掲載中!随時アップデートしていきますので、覗いてみてください。

 

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東京 2018年12月9日(日)午後予定 @勝どき区民館
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※道場事例Ⅴ&Ⅵ(お疲れ様会)のお申込みは一番下にあります。東京は増枠しました!

現在申込受付中。お申し込みは先着順です!

 


 

1次試験の学習をはじめたばかりの方、久しぶりに道場の門を叩いた方へ、はじめまして。きゃずと申します。

2年がかりの合格体験記はコチラ。9代目としての過去記事はコチラ

 

今回は、2019年の1次試験に挑むあなたに向けて1次学習を加速的に進めるために必要な要素」をナビゲートする記事を書きました。

 

道場で最もよく読まれている「1次試験対策記事」トップ10(9代目編)

道場の記事には書き手や時期によって様々な特徴の記事があります。イベントタイミングに合わせたもの、キャッチーなテーマのもの、渾身の内容のもの、ロジカルなもの、情熱ほとばしるもの、シリーズもの、ゆるわだ(ゆるい話題)…いろいろありますが、一定以上のアクセスを頂いた記事は、それだけ読者の方のニーズにうまく合致したものでもあると考えています。

そして、僕は道場ブログの9代目IT担当を務めており、日々、どんな記事が多くの方にアクセス頂いているのかを観察しています。

そこでこの役割を活かして、我々「9代目」1次試験対策記事(今年の2月以降に積み重ねてきた記事)のうち、統計情報から抽出した「表示数」の上位トップ10(+αの番外編として必読の2記事)をご紹介します!

 

道場ブログの強みはなんといっても熱い執筆陣とこれまで築き上げてきた膨大な過去記事

 

今回の特集は過去記事(強み)×読者の方々の興味関心(機会)から導き出されたものです。現在のあなたにとってピンとくるものをぜひ読んでみてください。

そして、気づきや疑問があったとき、資料をダウンロードされたときは、ぜひ一言コメントを寄せて頂いたり、学習仲間がいたら本ブログを紹介頂けると幸いです!

みなさんからの疑問・コメントが我々にとってもモチベーションの源であり、みなさんにとっても有益な記事のタネになっていきます!

 

なお、すべてをいま読む必要はありませんが、ぜひPC・スマホの「お気に入り」「ブックマーク」に登録頂き、時折ここに戻ってきて貰えれば幸いです。

 

それでは進んでいきましょう!


 

■第1位:【一次データ分析①】平均点と科目合格率の推移(chika)表示回数3,565

科目別の「平均点」と「科目合格率」の推移H18~H29に渡って分析した記事が、9代目による1次対策記事のぶっちぎりトップアクセスを獲得しました!この記事でchikaが伝えたかったことを思い切り要約すると、

①苦手科目はできる限り作らない方がよい

②昨年難化したからと言って、今年は易化するとは限らない

だからこそ!!やみくもに勉強するのではなく、とるべき問題をしっかりとる、ということが大切です。診断士試験の全体傾向や特性をまず把握したい、という方はぜひ目を通してください。

 

 

■第2位:【渾身!論点シリーズ】道場で最もよく読まれている「1次試験対策」記事トップ10はコレ!(きゃず)表示回数2,292

道場の初代~9代目(2018年5月時点)までに多くのアクセスを頂いた1次試験対策記事トップ10が、第2位を獲得しました。手前味噌ですみません!

マンデル=フレミング(経済学)や営業レバレッジ(財務)、GMROI(運営管理)など、個別論点に特化した解説記事が多くの方に参照頂いていることを表しています。

この記事と今回の記事を必要なときに取り出して”何度も”読む。これだけで、あなたの得点能力が大幅に上がることを約束します。

 

 

■第3位:【渾身!論点シリーズ】表と横串で暗記攻略!(法務/会社法 機関設計編)(へんりー)表示回数2,204

へんりーによる法務・会社法の暗記攻略法。その真髄は、「タテ」方向に進むテキストの解説を暗記する際に「ヨコ」で串刺しにする。なぜならほとんどの暗記系の問題は、「ヨコ」の視点で作成されているから、というもの。

なんのこっちゃ?いまはそれでも構いません。

法務の学習や答練・模試を受ける機会が来たら、その効果が手に取るようにわかると思います。そのときにこの記事の存在をぜひ思い出してください。

 

 

■第4位:【渾身!論点シリーズ】ワークサンプリング/作業分類(だいまつ)表示回数2,176

運営管理に登場するワークサンプリング/作業分類=「作業又は製造方法の実施効率の評価及び標準時間を設定するための手法」なのですが、これがもう、絶望的に覚えにくい論点なのです。

でも大丈夫、だいまつの解説をとイメージ図をひとつひとつ辿っていってください。後半では作業分類体系と語呂合わせを一つにまとめてくれています

各項目に含まれる具体的な作業項目の「例」と、各項目の「性質」をセットで頭の中で紐付けること。これは本論点に限らず、高得点者がやっている必須動作でもあります。だいまつがみなさんに盗んでいただきたいと思っているのは、ワークサンプリングそのものよりも、この「紐づけ」なのだ。そう僕は感じています。

 

 

■第5位:【中小】白書の暗記をスムーズに!2017年版の概要をまとめました。(chika)表示回数2,155

診断士を目指すのであれば、日本という大きな船がいまどこに向かおうとしているのか、”必ず”押さえる必要があります。

白書から出題される「中小企業経営」の暗記のコツは、ストーリーと全体背景をつかんで暗記すること。この点をアタマに入れているといないとで、中小に対する意識の持ち方が大きく変わってきます。

なお、2019年の出題は新年度版の白書を踏まえたものとなるので、この記事で大枠を掴んだら、詳細は年明け以降に最新情報でインプットしていきましょう!

 

 

■第6位:【ラスト1週間】1点でも多く積み上げるためにやるべき事(chika)表示回数2,142

1次試験直前に押さえるべきポイント集。「1点でも多く積み上げる」執念の有無が試験では本当に合否を分けます

【1】苦手分野を書き出す

【2】中小のグラフの詰め込み暗記

【3】模試で△と×だったところを解き直す

【4】試験の休憩時間に見るものを決める

さらに試験に持っていくものリストまで添えてくれています。chikaは9代目の中でも特にエネルギッシュで華やかに活動していますが、その行動力のウラには血の滲むような努力を積み重ねていることがわかります。試験前にどのような精神状況になるのかのシミュレーションも含め、必読です。

 

 

■第7位:1次試験まであと5ヶ月 「模試」はこう活用する(きゃず)表示回数2,135

模試活用の効果をまとめた記事。2018年3月頭に書きました。模試を単なる「お試しテスト」ではなく「本番のためのあらゆるプロセスの集合体」とする(つまりは得点力を高める)ために、以下の効果を意識するべし!ということを強く主張しています。

①模試前:学習の前倒し/準備の予行演習

②模試中:アウトプットの確認/心身のパフォーマンス確認

③模試後インプットへの活用/学習計画の見直し

※予備校に通い始めたばかりの方は、「模試」を「答練」に読み替えてみてください

なお、僕の記事には「心技体」というワードが多く登場します。診断士試験はその学習過程も試験当日も長丁場。知識=「技」を磨くことはもちろん大切ですが、その力を存分に発揮できるよう「心」と「体」のメンテナンスにもぜひ留意して、これからの学習を進めて頂ければと思います。

 

 

■第8位:【暗記科目対策】科学的暗記カード活用術(きゃっしい)表示回数1,921

”科学的な”暗記カードの活用法記事。①なぜ暗記カードは良いのか②効果的な暗記カードの使い方③おススメ暗記カードアプリ、について紹介しています。

暗記に不安のある方は、この記事の前に書かれた【暗記科目対策】記憶のメカニズムから紐解く記憶術も、ぜひ併せて参照ください。記憶には、それが保持される時間によって感覚記憶、短期記憶、長期記憶の3種類があること。そして長期記憶のなかでもエピソード記憶と呼ばれるタイプの記憶は覚えやすく忘れにくいため、いかにしてエピソード記憶として定着させるかが重要なこと。とてもロジカルかつ分かりやすく解説してくれています。

きゃっしいは1次試験で545点を取った伝説の合格者でもありますが、それは偶然ではなく必然だった…素直にそう思わされます。ホントに。

 

 

■第9位:【2018年スト合格目標】それでも最小限の学習時間で合格したいあなたへ。『スピ問出涸らし法』(へんりー)表示回数1,904

平日にほとんど勉強時間が取れないタフな会社に勤務しながら、1月スタートでストレート合格を果たしたへんりーの最短学習法。キーメッセージは「やることを絞り、教材を絞り、骨までしゃぶりつくせ!」

(0) やることを絞れ

(1) 問題集は1つに絞れ

(2) 設問1つ1つを吸収しつくせ:①正解以外の選択肢まで「理解」する ②「その問題に再会したら、次は解けるか?」まで問う(疑う)

時間のないあなたは、ず1冊の問題集に集中し、それを骨までしゃぶりつくすこと、出涸らすこと。急がばまわれ。実物のへんりーは猫と楽器と海外を愛し、みんなから愛されるいじられキャラですが、こと学習方法についてはとてもロジカルでムダがない。そしてストイックな漢(おとこ)です。短期合格を目指す方はぜひベンチマークしてください。

 

 

■第10位:残り1か月。模試を活用しながら、やるべきことに集中しましょう!(たかじん)表示回数1,856

1次試験の1ヶ月前に書かれた記事。たかじんはMBAを持ちながら、知識のサビを落としバージョンアップするために診断士に挑戦しストレート合格したナイスミドル。

試験前の模試を活用して効果を最大化するために、睡眠時間・起床時間の設定、朝食のとり方、受験生の観察、当日やるべきこと、そして模試後の復習方法などに触れています。

たかじんが伝えていることのキモは、「模試での結果は出来ても出来なくても気にしない。一喜一憂せず、今準備すべきことを着実にやるべし」ということ、そして「最後まであきらめずに粘り強く頑張れば、それだけ力は伸びる」ということ。この粘りを徹底できる人が合格し、そしてその後の活動も広がっていく。そう感じます。

くじけそうになったらたかじんのこの記事をぜひ読んでください。そして前を向いてやるべきことに集中しましょう!

 


■+αの番外編 「1次試験対策記事」必ず読むべき2つの超重要記事

ここまで挙げた記事が道場9代目の1次試験対策記事アクセスランキングトップ10でしたが、これ以外にも数多くの良記事があります。中でも僕が自信をもっておすすめしたいのは以下の2つです。

 

■必読①:【2018年スト合格目標】道場基本理論&学習計画(ゆう)1,830アクセス

ストレート合格の原理・原則は変わらない」そう力強く宣言する、ゆうによる記事。

彼がストレート合格した最大の要因は「道場基本理論をもとに学習計画を立て、それを着実に実行した」から。気持ちいいほどにど真ん中ストレートを投げ込んでいますね。道場基本理論とはコチラの4つ。

道場基本理論1:橋げた理論

道場基本理論2:答練の重要性

道場基本理論3:スピ問活用80点学習

道場基本理論4:ストイック勉強法

われわれ9代目や先代の多くの記事も、遡っていけばこの基本理論にほとんど集約されていきます。それくらい普遍的で、再現性のある理論でもあると言えます。一部の天才を除く大半の人が最短距離で合格するには、守破離の「守」を徹底していくことが重要ということを教えてくれます。

 

 

■必読②:1次試験分析結果から見えた!~DE問題はやっぱり後回し!~(だいまつ)1,312アクセス

だいまつの緻密な分析にもとづく「1次試験の過去問は、ABC問題を最優先!DE問題は後回し!」という主張。要点は以下の通り!

✔ DE問題はコンスタントに出題されている。⇒特に難問のE答案も7%程度出題される

✔ しっかりと勉強していれば得点可能なABC問題+ DE問題は鉛筆転がしで十分合格できる

✔ 高得点者も、DE問題(特にE問題)には歯が立たない

 

⇒だから、過去問によるトレーニングはみんなが解けるABC問題をまず優先

D問題、E問題は・・・やらんでもええんちゃう?

※「ABCDE問題」とは、受験校(TAC)の過去問題集等で公表されている過去問題毎の正答率のこと。A(正答率が80%以上の問題)⇢E(正答率が20%未満の問題)と、順に正答率が下がっていきます。

個人的にはこの分析、今年の9代目記事どころか全記事の中でも最高峰に位置付けられる、語り継がれるべき記事だと思っています。なぜなら、この記事は僕らに「捨てる勇気」と「効率アップ」による「時間」をくれるからです。この事実を知っているか知っていないかは、本当に大きな差になります。

 

 

いかがでしたでしょうか?他にも紹介したい記事はまだまだたくさんありますが、今日はここまで。

いまのあなた、これからのあなたに必要なものをピックアップして、ぜひ1次試験を突破してください!

以上、きゃずでした。

 

 

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おはようございます。よこよこ@バブル受験組です。

2次試験のトレーニングとして、「春秋要約」って聞いたことありますか?

日経新聞の朝刊コラム「春秋」を40字に要約するトレーニングです。バブル世代の諸兄は、現代国語の授業で天声人語の要約やらされませんでしたか?(今にして思えば左寄りの先生多くなかった?)アレの日経版です。

私は、2回目の2次試験に備えて、1年ちょっと(1月から、合格後も続けて3月くらいまで)やっていました。その経験を踏まえて、何が役に立ったかをお伝えしたいと思います。

☆まずは、始め方

リアルで日経新聞を取っている方は、新聞を読めば良いのですが、日経新聞WEB版で無料配信されますので、このために購読する必要はありません。

次に、ツイッターのアカウントを作って(ある方はそのままでも良いですが、春秋要約専用アカウントの方がいいかも。)軽く自己紹介と目的、心掛けていることを書いておきます。よこよこのアカウントはこんな感じ

ハッシュタグ #siyouyaku を検索すると投稿一覧がでてきます。

誰かの書式をパクって#siyouyakuを文末につけて投稿するだけです。

 

☆私が始めた経緯

日経新聞は、1次経済で時事問題を間違えたため、日頃の情報収集も大事だと感じたこと。丁度その頃、プログで診断士たるもの日経くらい読んでおけ!という記事を見かけて、日経新聞を購読するようにしました。(家族には不評でしたがもう慣れたみたい)

1回目の2次試験が終わって、11月末の簿記受験も終わり、12月上旬の合格発表(不合格・・・)を確認したら、即日にMMC通学を申し込みしました。それでも、MMC通学講座が始まる1月上旬まで、何か少しでも役に立つことをしよう。そう言えば道場の先輩(7代目とりさん)がやってたな〜というのがきっかけです。

 

☆目標(マイルール

1.40文字1文で書く。2文にしない。

2.本文から意味を変化させない。

3.可能な限り与件本文のワードを使う。

4.主語を明示する。

5.今日の春秋を読んでいない人に理解できる

 

☆マイ手順

1.通読する。

2.段落に注意し、本文で著者が最も言いたい意見を探す、キーワードのみを丸で囲む。

3. キーワードをなるべく多く使い、因果をつけて、書き出し、40字に整える。

4. その40文字をさらに端的に表現した10文字を探しタイトルをつける。(タイトルは投稿しません)

5. 方眼眼用紙に、丁寧に本文全文を写経(時間18分を目安)

6.写経後に再度、見落とした重要ワードを確認

7.推敲してツイッターに投稿

8.他の投稿者との共通点が多いほど良しとする。

 

前半期(1~6月)までは、手順(5、6)の通り、コラム全文を書写しました。概ね2次試験と同じマス目の大きさの自作方眼用紙(エクセルで1マス28pic)を作って取り組みました。その目的は、①約550文字を何分で書けるか?②何分で書ければある程度の品質を保つことができるか?③漢字がスラスラ出てくるように手のトレーニング。でした。後半は(7月~)、書写はやめて、要約だけとしました。

 

効果~続けているうちに気づいたこと

1.下書きをしない方がスピーディに書けることがわかった。

~単語の入れ替えや、文章として整形する作業は、手書きだと大変です。テキストエディターを使う場合と比べると時間は倍以上掛かります。もちろん、試験本番では手書きですが、下書きを書いても意味ないと思うようになり、いきなり答案用紙に書く方がスムーズだと気が付きました(あくまで私の場合ね)

~以上の経験から、2次試験は、確信を持って「下書き全くしない派」となりました。

 

2.要約のスピードは速くなった

反復ワード、キラキラワードを素早く見つけるトレーニングになりました。また、受験校の答練では、写経のおかげで、漢字がスラスラでてくる、字間違いが減って消しゴム使う回数が減る効果はありました。

 

3.他の人はどう書いてくるか、考えるクセがついた。

~なんせ毎朝、投稿者間の比較ができます。多数派の答えを良しと考えていたので、普通はここ入れるよな・・・と考えが及ぶようになりました。これは、2次試験に通じるものでした。

 

4.多要素を一文に盛り込むクセはついた。

~春秋は、起承転結の構成なので、最後の段落が要点になりがちですが、前半の要素をなるく取り入れる(多面性を確保する)ように訓練しました。

 

5.ツイッターのコミュティが思いの外、楽しい。

~出来の良い日は、ハートマーク10以上、悪い日は3つとか、シビアな(笑)評価をつけ合います。いつものメンバーとの連帯感(勝手に感じる)は半端ないです。

これで、十分モチベーションは保たれます。

 

6.私情を抑える

〜たまに主張の分からないポエムの日があるのですが、概ね日経新聞のポリシーを時事に上手く絡めた名文です。それだけにチョット自分の考えとは合わず、腹が立つときもあるのですが、その時こそ、私情を抑えて解答する訓練になりました。

 

7.最低限の時事を知る朝のウオーミングアップには丁度良いと思う。

〜受験生活も2年目に入ると、読書量も減り情報途絶気味になりますが、春秋で最低限の時事と診断士試験以外の刺激を受けることで、社会性が維持された(大げさ?)ような気がします。

 

☆反省点

初期にやっていた全文写経は、どうせ時間を使うならなら、「ふぞろい」などの模範解答でも良かったかな・・・今なら、きゃっしーさんの短文トレーニング(文末にリンクあり)という合格最短メソッドもありますので、純粋に試験対策なら春秋要約は遠回りかもしれませんね。

 

☆嬉しかったこと

後日談ですが、春秋要約では、教祖的存在の中小企業診断士あやまめ様がいらっしゃいます。模範的な要約文と思考の過程を公開してくれている方で、手本としている投稿者も多いと思います。私は、診断士に合格してから、ある団体の新人歓迎イベントに参加したら、ご本人にお会いでき、直接お礼を言うことができました!合格の喜びも2倍でしたね。

 

☆お勧め度

無駄ではありませんが、必須でもありません。字が上手くて、文書慣れしている人は、わざわざ・・・・ですが、慣れると5分くらいの作業になるので、負担に思うほどでもない。というのが感想です。

一次試験直後のスト合狙い時期に慌ててやっても、効果が全く追いつきません。今の時期に始めて、春先に爆速要約できるようになれば、まぁ良しではないでしょうか。

 

もっと、点数に直結を!という方はきゃつしぃの100字トレがオススメです。

ダウンロード(お題)

ダウンロード(解答案)

☆詳しくは、8/23きゃつしい記事本文

以上、よこよこでした。

 

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みなさん、おはこんばんにちは、だいまつです。

 

事例Ⅴ(東京)、事例Ⅵ(大阪)の日程が迫って参りました。今年2次試験を受験された方も、そうでない方(1次で涙を飲まれた方)も日程調整がつけば是非ご参加くださいね

 

また、勉強を始めたばかりで来年の試験に向けてスタートダッシュを切りたい受験生の方も、先輩に話を聞くまたとないチャンスです。道場は来るもの拒まずです。「全然お疲れさんじゃないけど、参加したい」という新米さんも、是非いらしてくださいね。個人的には来た時点で、有益な情報とやる気を得て、合格率が跳ね上がるのではないかと思っています(そもそも参加する方は「積極的に情報収集をする姿勢があり、やる気もある」という優秀な方ですから、もともと合格が確立も高い)。

 

ちなみに、こんなことを言っておきながら昨年の私は参加していません(情弱だったので道場のことすら知りませんでした)。

 

さてさて、告知はこれくらいにして、今回私からは1次試験と2次試験、そして合格後の実務補習の関係について記事を書いていきたいと思います。

 

まずはじめに、下の表をご覧ください。

 

1次試験と2次試験の対応関係は以下の通りになっています。

 

 

この表を見ていただくと分かる通り、

 

企業経営理論は事例Ⅰ(組織・人事)と事例Ⅱ(マーケティング・流通)
財務・会計は事例Ⅳ(財務・会計)
運営管理は事例Ⅲ(生産・技術)

 

に紐付いていることが分かります。

 

少々乱暴かもしれませんが、残りの4科目は2次試験にはほとんど関係がありません。そのため、「1次のためだけ」と割り切って勉強をしていただいて大丈夫です。
(ここは少し異論が出そうな気もしますが、大丈夫です。割り切ってもちゃんと2次試験には受かります)

 

なお、中小企業診断士試験指導の最大手校であるTACのカリキュラムが、企業経営理論からスタートし、財務・会計、運営管理の順番になっているのは、2次試験にも絡む最重要科目3つを、なるべく早い段階から受験生に学ばせたいからだと思われます。

 

逆に言えば、この3科目を一通り学習すれば、2次試験に必要なベースは出来上がっている、ということになります。つまり、1次試験勉強のかなり序盤から2次試験勉強を並行してやれる、ということです。

 

1次試験日の8月上旬から2次試験日の10月の中下旬までは約2ヶ月半しかありません。そのため、余裕度合いは人それぞれだと思いますが、2次試験対策を早めに始めることを私はおススメします。

 

次に、2次試験と実務補習の関係についてです。

 

まずは、診断協会のHPに掲載されている「中小企業診断士試験から登録まで(コチラ)」に目を通してください(すでに「知っているよ」という方はスキップしていただいてOKです)。

 

簡単にまとめると、診断士の2次試験(筆記試験・口述試験)に合格した後、3年以内に15日間のコンサルティング業務を経験した上で、中小企業診断士として登録をしなければなりません。ちなみに、この要件を満たさずに3年経つと登録できなくなります(つまり合格の効力が失効する)。

 

この「15日間のコンサルティング業務を経験」という要件についてですが、普段コンサルティングの仕事をしているのであれば問題ないのですが(実務従事という)、多くの受験生の方がそういった状況にはありません。そのため、実務補習という先輩診断士から指導を受けながら本物の会社に対してコンサルティングする場が設けられています(もちろん有料/1日約1万円)。

 

そして、この実務補習には、5日間コースと、15日間コースの2コースがあります。

 

実務補習は、5日間がワンセットになっています。そのため、15日コースは毎年2月から3月までの2カ月間で5日間コースを3セットこなすイメージです。5日間コースは、毎年2月と7月、8月、9月に各月1回ずつ設定があります。

 

さらにこの5日間をバラしますと、

 

1日目は平日で会社を訪問してヒアリングを行います。2日目~4日目は土日にヒアリング内容をもとに診断報告書を作成します(2日目はヒアリングの翌日の土日のどちらか、3日目と4日目は翌週の土日両方)。そして5日目(平日)に再び会社を訪問して社長に診断報告書の内容を説明する、という流れになっています。

 

そのため、5日間のうち2日間は平日に休みを取らなくてはなりません。15日間コースですと、2ヶ月間という短い間にあらかじめ決められた日取りで6日も有給を取らないといけないため、参加するためのハードルが高くなります。

 

・・・簡単にまとめると言った割には、かなり長くなってしまいました。

 

さてさて、「2次試験と実務補習の関係」についてですが、実務補習では、5人から6人のパーティーを組みます。診断先の企業の業種は様々なので、業種によって診断が必要な分野は結構違いますが、オーソドックスな役割分担としては、①経営戦略、②販売営業戦略、③オペレーション戦略、④組織人事戦略、⑤財務戦略になります。

 

※ここでいうオペレーション戦略は、製造業の生産活動やサービス業の店舗運営、小売業の仕入れ等、販売・営業以外の企業活動のことを指しています。

 

経営戦略パートでは、経営理念やビジョンから企業として目指すべき大きな方向性を示します。そして、経営戦略以外のパートはそれぞれが経営戦略と、また他の戦略と整合するような形で、提言内容をまとめていくことになります。

 

例えば、経営戦略5年後に売上10億円を目指すというビジョンを設定した場合、

 

次に、売上目標を達成するために「どのセグメントの顧客をターゲットにするか、ポジションニングをどうするか(STP)、ターゲットに対してどんな製品・商品・サービス(Product)を、どのルート(place)で、いくら(Price)で、どうやって訴求(Promotion)するか」を決めたとします(販売営業戦略)。

 

すると次には、販売営業戦略で提供する「製品・商品・サービス」を、効率的にどうやって作り出すのかを考えなければなりません(オペレーション戦略)。

 

そうなると、この販売営業戦略とオペレーション戦略を実現するための組織体制はどうするか、人材面はどうするか(採用・配置・報酬・育成・評価)を考えなければなりません(組織人事戦略)。

 

一方で、以上の販売営業戦略・オペレーション戦略・組織人事戦略が、財務上とり得るものなのか、実行した場合に将来的なP/L、B/Sはどうなるか。場合によっては財務上のなんらかの手立て(例えば資金調達)が必要にならないかを考えなければなりません(財務戦略)。

 

この流れを見ていただくと分かると思いますが、販売営業戦略が変われば(売るもの・売り方が変われば)、オペレーション戦略が変わり(作り出すものが変わり)、組織体制や人事施策も変わってくることになります。さらにはシミュレーションした財務面の数字にも影響を与えてきます。

 

一方で、オペレーション戦略の実現が難しいとなれば、もちろん販売営業戦略が変わりますし、組織人事戦略も変わります。当然に財務戦略も影響を受けます。

 

また、資金調達が難しいとなれば、販売営業戦略オペレーション戦略に影響が出て、組織人事戦略も変わります。

 

さらに、販売営業戦略オペレーション戦略を支える、人の確保が難しい(数や能力)となれば、当然に販売営業戦略オペレーション戦略は見直さざるを得ず、財務戦略も影響を受けます。

 

このように、①経営戦略、②販売営業戦略(事例Ⅱ/企業経営理論)、③オペレーション戦略(事例Ⅲ/運営管理)、④組織人事戦略(事例Ⅰ/企業経営理論)、⑤財務戦略(事例Ⅳ/財務・会計)は、相互に密接に関係しており、企業経営を考えて行く上で、いずれも欠かすことのできない重要なファクターとなっています。

 

だから、中小企業診断士の2次試験は、事例I(組織・人事)、事例Ⅱ(マーケティング・流通)、事例Ⅲ(生産・技術)、事例Ⅳ(財務・会計)の4科目が試験項目となっているのです。

 

皆さんが中小企業診断士として世の中に出て、必ず役に立つ分野の力、逆の言い方をすれば「必ず備えていなければならない力」を「試している・育てている」のが、2次試験です。

 

そして、この2次試験に取組むための基礎作り(コンサルタントとしての必要最低限の知識を身に着ける)をするために存在するのが1次試験です。

 

そう考えると、1次試験から2次試験、そして実務補習と、中小企業診断士試験は本当によくできた仕組みだと言えます。

 

目の前の勉強に必死過ぎて、あれこれ考える余裕がなかった私は受験生時代にこのこと(奥深さ)に全く気付けていませんでした。実務補習を終えて気付いたときにえらく感動した記憶があります。

 

今回の記事は、

 

1次試験にこれからチャレンジしようとされている方に対しては、診断士試験の全体像とその奥深さ、そしてわくわくするような気持になっていただければとの思いで、

 

2次の結果をドキドキしながら待っておられる方に対しては、来るべき実務補習とはどういったものなのか、皆さんが必死に取組んで来られた2次試験は「本当に役に立つんだ」ということをお伝えできればとの思いで、

 

書きました。

 

皆さんが目指されている中小企業診断士になる(ゴール)ための道のりは、険しく長い道のりです。

 

しかし、中小企業診断士試験への合格は、コンサルタントとしてのスタート地点に立つことを意味します。

 

合格までの険しく長い道のりを越えた、さらにその先には、道なき道が続いています

 

その、道なき道を、切り拓いていくための力を与えてくれるのが、中小企業診断士試験制度でもあります

 

かなり寒くなって参りましたので体調にはくれぐれもご留意いただき、勉強に、ご家族サービスに、自分の趣味に、仕事に、励んでください。

 

以上、だいまつでした。

 

 

 

 

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こんにちは、たかじんです。

2次試験から早くも10日過ぎましたね。皆さん、自分の持てる実力をすべて出し切れたでしょうか。少なくとも全力で戦い抜かれたことかと思います。本当にお疲れさまでした。

合格発表がある12月7日までの間、ソワソワドキドキした日が続くと思いますが、今日は2次筆記試験の合格発表までの間にやっておいた方がいいことについてご紹介します。

 

1.今までやれなかったことをやる

まずは何といってもゆっくり休息を取りましょう。2次試験に向けて、これまで皆さん全力で突っ走ってきたことかと思います。まず体を休めて、そして今まで試験のために我慢していたことを思いっきりやっちゃいましょう!
きゃっしいさんのようにゲームに興じるもよし、ゆうさんのように映画や読書に興じるもよし、今まで我慢してもらった家族に感謝し、家族サービスに没頭するのもよし・・・。

私の場合は・・・やっぱりzenzenさんみたいに飲みに行ってましたね~😅

以前のブログでも書いたように、2次試験の前でも仕事上の会食には行っていたのですが、いわゆるプライベートでの飲み会はさすがに抑制していました。試験後は、プライベートでの飲み会も復活させたので、ほぼ毎日飲みに行くようになってしまいました😅。趣味のサッカー観戦やジョギングも復活させました。ジョギングで消費したカロリーをアルコールで摂取する、というあまり(というかまったく)健康的ではない生活を送ってましたね・・・。

 

2.再現答案を作る

で、ここから先は真面目な話です。
皆さん、もう再現答案は作りましたか?作りましたよね?

私は独学だったので「再現答案を作る」という発想自体が無かったのですが、昨年、道場のブログを一読者として読んでいて、再現答案の必要性について気づかされました。

ところがどっこい、せっかく道場の先代メンバーが「再現答案は試験当日に作るべし!」というメッセージを再三発信してくれていたにも関わらず、あろうことか試験終了後は飲みに行ってしまいまして、再現答案を作成したのは1日空いた月曜日でした。これは失敗でしたね~。1日空いただけでも答案の内容はかなり忘れてしまいます。

字数合わせ等をしながら細かく下書きした解答はともかく、試験時間がだんだん足りなくなってきたために、箇条書きのメモからそのまま書き起こしたような解答は、どうしても再現率が低くなってしまいました。

再現答案は、言い尽くされたことではありますが、もしも自分が不合格だった時のために、何が合格答案と違っていたのか、どこが不足だったのかを研究するのに役立ちます。私の2次試験の勉強は、過去問を解き、自分の解答と複数の模範解答との差異を客観的に見つけ、自分の思考のプロセスを再考しながら、自分に足りない点は何なのかということを突き詰めていく作業でした。もし不合格であれば、次年度の試験に向けて、やはり同様の作業をしなければなりませんが、手元に自分の再現答案が無ければそれも出来ません。一方で、もし合格していれば、それは次年度に受験する方々にとって貴重な資料にもなります。

皆さんご存知の通り、一発合格道場のブログでも、メンバーの再現答案が出てくる機会は多くあります。もし再現答案を書いていなければ、その点では、皆さんにまったく貢献できなかったことでしょう。試験終了から10日以上経過しているのに、こんなことをブログに書いても、いまさら感満載ではありますが、まあそれだけ重要な作業だということです。

 

3.口述試験に向けて事例を読み込む

さて、2次筆記試験に合格していれば、口述試験を受験することになります。この口述試験は、筆記試験の事例を元に試験官が出題する設問に対して、口頭で解答するというものです。

この時、筆記試験の与件文を見ながら答えることは出来ません。つまり、事例Ⅰ~Ⅳの与件文の概要、つまり事例に出てくる企業の特徴や、強み・弱み、課題等については、頭の中に叩き込んでおく必要があります。この口述試験の準備としても、前述の再現答案が役に立ちます。

ちなみに私の場合、口述試験では全部で6問聞かれました。口述試験は一人あたり約10分間で受験します。1問につき約2分程度で答えるように、という指示がありますので、だいたい5~6問くらいの問題にに答えることになります。やってみると分かりますが、この2分間話続けるというのは結構長く感じます。もちろん2分に満たないと不合格ということではありませんが、短すぎてもあまり印象が良くないと思いますし、出題される問題数が増えてしまいます。

私の場合は事例Ⅱと事例Ⅳについて、以下のような質問をされました。

【事例Ⅱ】
・大型スーパーの弱みと今後のB社の取るべき施策について説明せよ。
・B社の顧客データベースの今後の使い道について説明せよ。

【事例Ⅳ】
・D社の売上高総利益率が低い理由は何か。
・価格交渉で気を付けるべき点は何か。
・D社は自分たちの原価を把握していると思うか。
・昨年と比べて、特別損失以外に財務体質へ影響を与えた点は何か。

 

何と答えたかはすっかり忘れてしまいましたが、とにかく会話を続けることが大事です。何かを話していれば、それに対して試験官は反応してくれます。何も話さず、無言で固まってしまうと試験官としても助け船を出せなくなりますので、採点のしようがありません。無言になることだけは避けましょう。

この口述試験に慣れるためにも、各種受験生支援団体の口述セミナーを受講した方が良いですよ!例年、2次筆記試験合格発表後、これらのセミナーはあっと言う間に席が埋まってしまいますので、自分の合格を確認したら、即座に申し込む準備をしておきましょう。

 

4.資金計画を立てる

実は合格した後、結構おカネが必要になります。まず実務補習を15日間受講するのであれば、15万円程度費用がかかります。そして実務補習を受講する際には、ノートパソコンが必須です。私もこの機会にノートパソコンを新調しました。実務補習の受講生の中には、会社で使っているノートパソコンをそのまま持ってくる方もいらっしゃいましたが、セキュリティの問題もありますので、あまりお勧めしません。会社にバレると自分が困りますしね。診断士活動をするのにあたり、ノートパソコンは必須のアイテムですので、自分の使いやすいお気に入りの一台を選びましょう。

そして診断士協会に入会するのに(入会の義務は無いですが)、入会金と年会費がかかります。各種研究会に入会するのにもおカネがかかります。そして何よりも診断士仲間との懇親会!まあ、これはこれで非常に新鮮で楽しいです。まさかこの年になって、こんなに短期間で大勢の友人が出来るとは思っておりませんでしたし、想像以上にいろいろな業種の老若男女の方々と接する機会が増えます。しかしその一方で懇親会費も数がかさむとボディブローのように効いてきます。さらにプロコン塾等に入ろうとすると、またまたおカネがかかります。

合格後の資金計画をきちんと立てておきましょう!

 

5.もし不合格だった場合のプランBを練る

そして残念ながら不合格だった場合のプランBを考えておきましょう。再挑戦するのか、それとも挑戦をやめてしまうのか。

もし再挑戦するなら、独学にするのか、予備校に通うのか、今まで通っていた予備校を変えるのか、通信にするのか、いろいろな選択肢があると思います。

不合格だった場合、直後は何もやる気が起きなくなり、思考停止に陥ってしまいそうですが、その時、自分はどうするのか、事前に考えておきましょう。もし再挑戦する方は早めにスタートを切った方がいいと思います。あまり考えたくはないことですが、今、時間のあるうちにプランBを考えておきましょう。

 

ということで、合格発表までにやっておいた方が良い5つのことをご紹介致しました。

実際合格すると、楽しくも興味深いイベントがそれこそ怒涛のように押し寄せてきます。いろいろな事にゆっくり思いを巡らせたり、今まで我慢してきたことをやれるのは、この時期だけかもしれません。ぜひ合格発表までの時間を有意義に活用して下さいね。

 

以上、たかじんでした。
それでは、また。

 

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おはようございます。ゆうです。
バックナンバーは、こちらから

 

本日のテーマは、診断士学習でロケットスタートするための「5つのポイント」、と題してお送りします。

 

えっ、もう来年受験生向けの記事?

 

はい。今日は、2019年ストレート合格に向けて、現在「企業経営」を勉強中の、2019年受験生向けの記事を書きます。

 

■まずは、2次筆記試験受験の皆様へ
あらためまして、2次筆記試験受験、お疲れ様でした!

 

2018年合格目標の皆さんは、きっと2次筆記試験に完全燃焼して、ひと時の休息を楽しんでいることとお察しします。

 

私も、試験当日に再現答案を作りましたが、翌日からはストイックしていた映画や読書を楽しみました。

ずっと読みたかった、北方水滸伝も読破しました笑

 

診断士は、合格してからも、積極的に活動する人にとっては、忙しいです。

 

具体的には、診断士登録するための、実務補習や、実務従事。

 

協会に入会したら、研究会プロコン塾などがあります。

 

もちろん、道場を愛する皆様であれば、来年は道場10代目として執筆をすることにチャレンジするのも、一つ。

 

そうなんです。

 

診断士1年目になったらまた忙しくなるので、しばらくは、家族や友人、趣味の時間を楽しむことをオススメします。

 

有意義な人生には、「緊張と緩和」が必要です。

 

12月合格発表までは、毎日道場ブログで情報収集しつつ、がんばった自分へのご褒美を満喫して下さい。

 

■2019年ストレート合格目標の皆様へ

診断士試験は、難易度が高く、学習期間も1年以上を要するため、

 

途中で挫折したり、合格まで複数年を要することがあります。

 

ストレート合格をするには、学習スタート期において、適切な準備ができているかどうかが鍵です。

 

そのポイントを、以下の5つにまとめてみます。

 

(1)効果的な学習方法を理解する。

通学・通信生だと、予備校のカリキュラムがあるので、まずはカリキュラムに沿って学習すればいいと思います。

 

独学生だと、とりあえず企業経営のテキストを買って、読み終えたら財務会計のテキストを買って。

 

なんて、どう診断士学習を進めればいいか、手探りな人もいらっしゃると思います。

 

診断士学習はアウトプット重視で取り組んだほうがよくて。そのあたりの学習方法を体系的にまとめたものが道場理論です。

 

通学生にも、独学生にも、活かせる内容で。10年経った今でも色あせない内容です。

 

道場基本理論1:橋げた理論

道場基本理論2:答練の重要性

道場基本理論3:スピ問活用80点学習

道場基本理論4:ストイック勉強法

 

予備校の先生によっては、まずは60点取れていれば大丈夫!なんて甘い囁きをする人もいるかもしれませんが、

 

養成答練で80点取るのをマイルストーンにしましょう。養成答練60点レベルでは、ストレート合格に届かないペースです。

 

(2)1ヶ月、1週間単位の学習計画を立てる。

独学生で、どのようなスケジュールで学習すれば良いか分からない場合、

 

予備校の学習スケジュールをモデルにするのは有効です。

 

どれくらいのペースでテキストを読み進めば良いか、つかめます。

 

通学・通信生であれば、科目ごとに養成答練があるので、養成答練を各科目のゴールに設定して、

 

講義の時間、トレーニングの時間、過去科目の復習の時間、を組み立てることになります。

 

参考までに、一昨年の私の学習スケジュールがこちら、です。

 

≪ご参考≫10、11月学習記録(ゆう)
↑クリックでPDFダウンロード

 

私は、スタプラと、お手製のエクセルで学習記録をつけていました。

 

まだ、この時期は道場ブログに出逢ってなくて、手探りで学習計画を立てていました。1ヶ月の勉強時間も50時間くらいです。

 

年末に道場ブログに出逢って、そこから1ヶ月に100時間以上の学習ペースに変わります。

 

(3)診断士学習の師匠を見つける。

通学・通信生であれば、自分が尊敬できる講師を師匠にするといいでしょう。

 

ちなみに、自宅や会社から近いという理由だけで、予備校や教室を選んだ人は、よく他の講師も吟味したほうが良いと思います。

 

1次試験であっても、2次試験であればなおさら、予備校や講師の力量で合格率に差が出ます。

 

講師の実力を見るには、実際の講義に参加するのが最も良く、目星を付けるには、2次本科生を担当している講師かどうか、がポイントです。

 

2次試験2年目の受験生が集まる2次本科は、講義に高いレベルを求められるので、実力ある講師が選ばれる傾向にあります。

 

独学生であれば、道場メンバーや、過去の合格体験記から、自分のロールモデルになりそうな人を見つけ、その人の学習法をTTP(徹底的にパクる)のも、有効です。

 

私の場合は、ふうじんさんや、碧さんの記事などを参考にしました。

 

(4)診断士学習の仲間を見つける。

ともに、診断士合格を目指す仲間の存在は、時に刺激となり、時に癒しとなります。

 

ただ、気を付けてほしいのは、単なる友達を探しても意味は無くて、あくまで自分と同じようにストレート合格を目指す仲間を見つけることです。

 

診断士試験のストレート合格率は、5%を切ります。100人のクラスであれば、ストレート合格するのは5人以下というのが実情です。

 

ですので、クラスの中でも、上位10%くらいの人を仲間にしたほうが良くて。厳しいことを言うようですが、勉強を継続できない人・成績が上位で無い人とは、仲間になる必要性は薄いです。むしろ、あまり関わらないほうが笑

 

独学生であれば、上記(2)で登場したスタプラで、勉強仲間を見つけるのが有効です。

 

ここでも大事なことは、自分のライバルになるような、努力を継続して刺激をもらえるような仲間を見つけましょう。

 

スタプラで友達を100人、200人と作る人もいますが、みんなにいいね!しようとして、SNS疲れになる可能性があります。

 

仲間は、勉強熱心でセンスのある、20人程度に絞ることをオススメします。

 

(5)診断士学習の支援者を作る。

支援者とは、具体的には「会社」「家族」です

 

診断士学習を継続するには、ある程度、勉強時間を確保するために退社時間を早めたり、有給休暇を取ったりと、

 

会社の人たちに協力してもらう必要があります。

 

また、土日にまとまった学習時間を確保したり、模試を受験したりと、特にお子さんがいる家庭では、パートナーの理解を得る必要があります。

 

時々、診断士学習を会社に内緒にしている人に出逢うことがありますが、そのようなスタンスはあまりお勧めしません。

 

有言実行で診断士合格を目指したほうが、周囲の協力や応援を得やすいですし、合格した時の反響も大きいでしょう。

 

家族にも同様で、早めに話をして理解を得るほうがいいでしょう。「早めに話すと説明、後から話すと言い訳」

 

早めに言っておいたほうが、理解を得られる可能性が高い気がします。

 

 

以上、診断士学習でロケットスタートするための「5つのポイント」、でした。

 

色々書きましたが、診断士学習が本格するのは来年から、です。

 

いま大事なことは、診断士学習の習慣化。毎日、毎週、コツコツと学習を積み重ねましょう。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

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おはようございます。zenzenです。
2次試験を受験された皆さん、本当にお疲れさまでした。

まだ何か地に足が付いた感覚がしない・・。

そんな気持ちの方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。

それだけ力を尽くした証拠なのだと思います。
真剣に取り組んだからこそ、反動も大きいのでしょう。

少しゆっくりしてから、また歩き出しましょう。

 

さて、試験後最初の週末です。
久しぶりの「勉強しなくてもいい」週末だという方も多いのでは?

さあ、どんな予定で過ごしましょうか。

きゃっしいの記事で色々紹介されていますが、
解説イベントは沢山ありますから、
参加してみるのも良いですね。

よこよこの言うように
実力を伸ばすゴールデンタイムとして
学習を継続する、というのも素晴らしいですね。
(私にはその発想は無かった・・・)

だいまつが言うように
自分のために、家族のためにゆっくり過ごす、
これも素晴らしいですね。

きゃずからは、口述試験の準備について語られています。
何事も早めに準備をしておくのが間違いないですね。

ちなみに去年の私は試験後暫くの間
ひたすらに飲み歩いていたので
参考になることは全く無いのですが・・・(恥)

トピックとして、2つ挙げておきますね。

1.学習の振り返りを行う≒「体験記」を書き始める。

当たり前のことですが、
試験である以上は
合否があります。

全員が受かればいいのでしょうが、
そういう風には出来ていません。

でも、でもですよ。

結果がどちらであるにせよ、
貴方にとって大事な時間を捧げたことに変わりは無いでしょう?
疲労困憊になるほど、脱力するほど、試験が終わっても落ち着かないほど
貴方は心を、身体を使ってきたのですよ。

それをただ風化に任せるのは少し勿体ない。

再現答案は試験当日の自分のアウトプットを再現するものですが、
その日に至るまでのことも、出来れば残しておきたいですね。

私は、落ちたことも、負けたことも、
勘違いしたことも、間違ったことも、
覚えておきたかった。(あ、ネガティブ面しか見てない)

だから、毎回試験後には振り返りのため、そして
自分自身に刻み付けるために体験記を書いていました。

結果が出てから書く、というのもありなのですが、
その時、何らかのバイアスがかかってしまいませんか?

自分の評価が結果に左右される前に、

何をやったのか

何故それをやったのか

何を考えたのか

何故そう考えたのか

記憶が、気持ちが新鮮なうちに、
残せる記録を残しておくことも、
未来の自分の糧になるものだと思います。

道場として実際に体験記の募集をするのは
合格発表の後になると思いますが、
今のうちに下準備をしておくと、
合格発表後に作りやすいですよね。

これは私の個人的な意見ですが、
出来れば多くの方にご寄稿いただきたいと
考えていますので、少しでも
「書いてもいいかな」「送ってもいいかな」と言う方は
準備しておいていただけると嬉しいです!

2.「診断士の日」ってご存知ですか?

さて、タイトルにもあるもう一つのトピック。
「診断士の日」です。

昭和23年11月4日に
中小企業庁により「中小企業診断実施基本要領」が制定され、
経営に関する専門家を活用する「中小企業診断士制度」が
発足したことに由来して、
11月4日が「中小企業診断士の日」として定められています。

そんな訳で毎年11月4日及びその前後には、
全国各地でPRイベントが開催されます。

各協会でのイベントは
こちらをご覧ください。

受験生向け、というよりは
実際に診断士を使う立場の経営者向けのイベントの方が
多いのですが、中には
これから診断士の世界に足を踏み入れようとしている方が
参加しやすいものもあります。

(※ 事前申し込みが必要な場合がありますので、その点だけご留意下さい。)

今年試験を受けた方も、来年受けようと考えている方も
少しだけ先の世界を覗き見る
という機会になるのではないでしょうか。
実際に診断士がどんなことをしているのか、
その一端に直接触れることは、
今後のモチベーションにも繋がることでしょう。

受験生の間は支援団体の方との接触が多いでしょうが、
実際にはそこで会うのはほとんどが1年目の診断士ですからね。
(勿論、1年目からバリバリやっている方もいますが)
よりキャリアを積んだ診断士の活動も
見ておいて損は無いでしょう。

私は協会の回し者でもなんでもありませんが、
現在の心境として、
中小企業診断士という資格が、
この試験が、もっと多くの方に広まっていいんじゃないのかな、
それだけの価値があるのではないかな、

と思っています。

そんな気持ちもあって、
このPRイベントについて触れてみました。

ご興味のある方は近隣の協会イベントを
チェックしてみて下さいね。

 

 

そして蛇足ながら。
画面下にも案内が出ていますが、
一発合格道場では
「事例Ⅴ」、そして「事例Ⅵ」と称して
二次試験お疲れ会を開催します。(要は飲み会です。)

「事例Ⅵ@大阪」には、
もちろんエースだいまつとゆるキャラ枠の私が参加します!
そして8代目大阪班のあの方や、先代のスペシャルゲストの可能性も・・!

道場ファンの方もそうでない方も、
今年二次試験を受けた方もそうでない方も、
「中小企業診断士」に興味がある方は是非ご参加下さい!

 

以上、zenzenでした。

 

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こんにちは、きゃずです。

過去記事はコチラ

 

2次筆記試験を受験された方、本当に本当にお疲れ様でしたみなさんの努力が報われることを心からお祈りしています。

 

毎日のように道場メンバーから「再現答案作った?」と尻を叩かれてばかりで、閉口しておられるかもしれません。でも、面倒がらずにやっちゃいましょう(やらなかった反面教師より懺悔を込めて…)。

僕自身はといえば、筆記試験後は、2年半の受験生生活と僕の至らなさとで崩れかけた家庭環境を立て直すべく、それまで学習に充てていた時間を、妻と娘と過ごす時間へとほぼ100%シフトチェンジしていました。動物園、水族館、遊園地、公園、外食、買い物(の財布&荷物係)…などなど、失った時間を取り戻すためにすべてを投入したのです。

いまこうして、曲がりなりにも診断士として活動させてもらえているのは、支えてくれる家族がいるから。本当に感謝しかありません

 

さて、今日お伝えするのは、2次筆記試験を勝ち抜いた人が挑む最終関門「2次口述試験」。

 

「やっと筆記試験が終わったばかりなのにもう口述試験の話するの?」

「受かってるかどうかもわからないのに聞いてもしょうがないよ」

「それより酒だ!酒をもってこい!!」

 

というzenzenみなさんの心の声が聞こえてきました。ありがとうございます。酒は事例ⅤとⅥでたらふく飲みましょう。

実際、1年前の僕もそうでした。でも経験したからこそお伝えできることもあります(去年の自分に聴かせたい)。

筆記試験直後だからこそ、いま口述試験のことを知るべき4つの理由をまずお伝えします。

 

①診断士を志すなら、口述試験は避けられない ※養成課程を除く

②記憶が鮮明なうちの再現答案作成や事例企業まとめは超有効

③合格発表直後、口述対策セミナーの参加枠は争奪戦になる

④診断士スタートダッシュや受験生支援を志す方にとって、口述対策セミナーは情報収集&人脈づくりに格好の場

 

ということで、口述試験のことを知るなら「いま」なのです!

ここからは、日程のおさらい、9代目メンバーの体験談、口述試験の合格率、不合格理由の仮説、求められている能力、具体的に行った対策、受験生支援機関や予備校などの口述対策セミナー・模擬面接情報をまとめていきます。

どうしてもいまは読む気がしない…という方、ブックマークしていただき、後日またこのページに帰ってきてください!

 

主なターゲット2次口述試験が気になるすべての人

文字量:約8,000字(本文のみであれば約7~8分で読めます)

 


口述試験関連の日程をおさらい

まずは日程のおさらいです。今年の口述試験関連日程は、以下の通り。

【平成30年(2018年)】

口述試験を受験する資格を得た方の発表日 平成30年12月7日(金)

口述試験日               平成30年12月16日(日)

合格発表日               平成30年12月25日(火)

実施地区  札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡の7地区

引用:中小企業診断協会ホームページ-平成30年度の試験日程について

なんと、発表日から1週間強しかありません。いったいどうするんだこれ…という声が聞こえます(幻聴?)。

 

 

9代目メンバーの体験談

今回の記事作成にあたり、9代目メンバーに無茶ぶりしてアンケートに答えてもらいました。

質問項目は以下の3つ。

①口述対策のセミナーや模擬面接、いくつ受けましたか?具体的にはどこですか?

②ひとつ以上受けた方は、どんなことが役に立ちましたか?

③2次試験後の10月後半、口述に備えてなにかやったことがあれば教えてください

 

メンバーからは多様な答えが出てきました。

①はヒロちゃんの1が最少、きゃっしいの6(!)が最多でした。きゃっしいは診断士試験の申し子としか言いようがありませんね。多くのメンバーは2-3の口述対策を受けていました。

 

②については、「口述試験の全体像が分かった」「場慣れできた」「レジュメ(想定問答集)がもらえた」「心の余裕ができた」などがありました。

特筆すべきは「知り合いが増えた」「受験生支援団体に勧誘された」といった声。我々がどちらかというとアクティブな属性だからかもしれませんが、単純に口述試験を対策する、という以外の効果もあったようです。

 

③については、この時期やはり有効だったこととして「再現答案作成」がダントツですね。飲み歩いたり、水滸伝を読んだり、家族と過ごしたり…好きなことをしてリラックスして過ごした、という声もありました。

なお、きゃっしいはこの時期すでに、まとめシート(2018年版)を執筆していたようです(笑)

↓【9代目の口述試験対策まとめ】

 

 

口述試験の合格率は?~統計資料から分かること

次に、診断協会発表の統計資料を過去5年分漁ってみます。

平成29年度 口述試験の受験資格者数:830人|合格者数:828人(合格率99.76%

平成28年度 口述試験の受験資格者数:842人|合格者数:842人(合格率100%

平成27年度 口述試験の受験資格者数:944人|合格者数:944人(合格率100%

平成26年度 口述試験の受験資格者数:1,190人|合格者数:1,185人(合格率99.58%

平成25年度 口述試験の受験資格者数:915人|合格者数:910人(合格率99.45%

5年間トータルで、口述試験の受験資格者数:4721人に対して、合格者数4709人。99.75 %の合格率。ここから分かることは、①受験資格を得た人のほぼすべてが合格する。ただし、②極めてまれに不合格になる人が出る、ということです。

 

 

不合格理由の仮説と、取りうる対策

不合格になってしまった方の理由を考えると、大まかに以下3点が思いつきます。

①何らかの理由があり試験に行けなかった

②試験開始時刻に遅刻した

③診断士に求められる最低限のコミュニケーションができなかった

せっかく相当な時間と情熱を費やして口述試験まで進んだとしても、ここで不合格になってしまうのは本当に切ないですし、もったいないとしか言えません。

やんごとなき理由を除き、①②の対策としては、「何があっても会場に向かう」「寝坊だけは避けるためアラームを複数使い目覚め、交通機関遅延のリスクを避けるため十分な余裕時間をみて出発する」「会場が遠い場合は前泊する」などしかありません。最低限、これは対応しましょう。

 

ちなみに僕の場合、平成29年度(2017年12月)に東京地区で口述試験を受けました。会場は2次筆記試験と同じ立教大学池袋キャンパス5号館。

10時12分からが面接時間9時42分(30分前)が集合時間でしたが、7時台には池袋に到着して一度試験会場入り口までいった後、近くのカフェに入り心を落ち着けるようにしていました。

会場は寒いので、防寒対策もしっかりしておいたほうが安心です。

③の対策は以下に詳述します。

 

 

最低限のコミュニケーション能力とプロ意識が求められている

口述試験の位置付けを考える上で参考になるものに、診断士養成過程のパンフレットがあります。ここには「中小企業診断士に求められる基本能力(OS)」が分類されています。

養成過程で養うべき能力に対応するものを2次試験で確認しているとすれば…あくまで仮説ではありますが、このように考えられます。

・2次筆記試験では現場感覚(事例にあわせた対応)戦略的思考力(分析力・論理力・構想力・統合力)を見ているのに対し

・2次口述試験ではコミュニケーション能力(特に傾聴力・説得力)プロフェッショナルとしての意識(時間遵守・TPOにあわせた振る舞い)が最低限レベルあるかどうかを確認している

(このチャートは能力と意識の両面を再確認するうえでも有用です)。

 

 

口述試験対策 その①情報収集(セミナーなど)

僕の場合は筆記試験の手応えが「全くなかった」こともあり、口述対策は一切やっていませんでした(ホント、反面教師にしてくださいね…)。

このため、口述試験資格者の発表(12月上旬)の直後に「1週間しかない…ッ!」と焦りながら検索しました。「診断士 口述」と。まず手をつけたのはセミナーなどでの情報収集でした。具体的には以下の3点です。

①口述対策の無料動画を見る

②受験生支援団体(一発合格道場、タキプロ、ふぞろいなど)の対策セミナーを申し込む

③予備校の口述対策セミナーを申し込む

①ではTACの無料動画で全体像を把握(発表翌日)、一発合格道場の対策セミナー受講(発表週の週末)、③MMCの対策セミナー受講(試験直前週の平日)を通して一気に追い込みをかけました。

 

ちょっとだけ脱線しますが、いま思えばこのとき②の道場セミナーを受講したことで、僕の人生は大きく変わったと思っています。

セミナー後の懇親会の場で、8代目ロックさんと8代目世界の畠ちゃんさんに絡まれ優しく声をかけてもらい、「受験生活を総括するためにも合格体験記を書きなよ!」と熱く恫喝その効果を説いてもらったのです。

そして書き上げた合格体験記がきっかけとなり、ご縁を頂いて僕は道場9代目の一員となりました。

口述セミナーへの参加がなかったら、大好きで尊敬している道場9代目や先代との出会いもなく、このようなブログを書かせて頂くこともなく、その後の様々な活動にも繋がらず…診断士1年生としての活動は迷子になっていたかもしれません。せっかくの資格を活かさずフェードアウトしていたかもしれません。

そのくらいの重要なターニングポイントになった。そう、強く感じています。

 

そんなわけで、診断士としてスタートダッシュするうえでの情報収集や人脈づくりを意識している方は、受験生支援団体の開催する口述セミナーはとても有用です。

各団体も、今後の運営を任せられるようなコミュニケーション力が高くやる気に溢れた人を探しています(当然、無理強いすることはありませんのでご安心を)。

 

 

口述試験対策 その②事例文の読み込みと想定問答の整理

口述試験で問われる問題には、筆記試験と同様に「知識系(知っているかどうか)」と「分析・助言系(事例を把握できているかどうか)」があります。このため、基本の対策としては「事例文の読み込み」と「想定問答の整理」が有効です。

事例文の読み込みにあたり、ただただ読んでいても眠気ばかり襲ってきてしまうので、事例毎に1~2時間ほどかけて以下のような「整理・分析シート」を作りました。

企業の基本プロフィール:業種、創業、資本金、従業員数、売上高

外部環境:顧客、競合他社、市場

内部環境:事業・商品、生産・技術、組織・人事、財務

その他:経営目標、事業展開のテーマ、提言・助言できること

そしてその後、各セミナーでもらった想定問答を活用しながらインプットしていきました。

時間の無い方はいきなり想定問答のインプットでも口述試験自体は通ると思いますが、実際の診断実務やコンサルティング業務を想定した場合、整理・分析の作業を疎かにはできません単に口述を突破するためだけでなく、今後に繋がることをイメージしながらこれらの作業を行いました。

実際に診断士になってからも、インタビューや支援活動などで経営者の方を訪問するとき、このときの整理・分析のやり方が非常に役に立っています。

 

↓のURLをクリックすると、H29(2018年)の事例Ⅰ-Ⅲをまとめたファイルをダウンロードできます。今年の事例についても、みなさんそれぞれの観点でまとめてみてはいかがでしょう?記憶が鮮明ないまのうちだからこそ、効果が高まるはずです

【参考】事例企業まとめ_H29事例Ⅰ-Ⅲ

(活用されるときは、一声コメントを頂けると嬉しいです!)

 

 

口述試験対策 その③実践!模擬面接

Web動画や各セミナーを通して、口述試験にはおおよそ一定のパターンがあることがわかりました。

①面接官は2名ずつ(3名の場合もあり)

②事例Ⅰ~Ⅳについてランダムに問われ、概ね2つの事例から2問ずつ=計4問程度出題される

③面接の持ち時間は10分弱。冒頭の挨拶(氏名、生年月日の確認)を除くと、1問あたり約2分程度

④わからない問いに対して、面接官が助け舟を出してくれることもある

この「約2分」というのがなかなか難しいのです。実際にやってみると痛感しますが、冗長すぎたり、短すぎたりするわけです。

各セミナーでも口述試験対策の模擬面接がありましたが、前日は家族(妻)にも相手になってもらい、姿勢・視線・会話のテンポ・声のトーンなどを確認してもらいました。

大事なポイントと感じたのは2点あり、

・「問いの内容を落ち着いて噛み砕き、できるかぎり論理だてて説明すること

・「わからないものはわからないで構わない。ごまかさず正直に、ハキハキと振る舞うこと

です。なんだか新人社会人の研修みたいです。でもこの基本こそが重要なのだと思います。

事例企業について話す、時間感覚を掴む、などにあたっては、模擬面接をいくつかこなして「場慣れする」ことがベタですがやはり有効でした。

 

 

口述試験対策スケジュールまとめ(受験生支援機関・その他団体編)

ここからはスケジュールまとめです。受験生支援機関やその他の団体が行う口述試験対策は以下のようなものがあります。参考にしてください(10/25時点の情報です)。

なお、どの団体も無料もしくは格安でセミナーや模擬面接を行うため、予約枠はすぐに埋まってしまう傾向があります

申し込みしたセミナーにはきちんと参加するか、万一参加できなくなった場合は主催団体への事前連絡を必ずしてください。社会人のマナーとして。キャンセル待ちをしている方のためにも。よろしくお願いします。

 

■一発合格道場

2次口述試験対策セミナー(←東京にてやります!!乞うご期待)

東京 2018年12月9日(日)午後予定 @勝どき区民館
大阪 実施予定無し
・参加費:1000円(予定)
・12月7日(金)受付開始予定(こくちーずにて) 30~40名予定
・口述試験対策講義+模擬面接(+懇親会 約4,000円)

※我々道場も口述試験対策セミナーをやります!充実したコンテンツでお届け予定。懇親会の間だけは、試験を忘れて楽しみましょう!

 

■取材の学校

口述対策セミナー

東京 12月15日(土) 午前@都内某所(調整中)
大阪 12月14日(金) 夜@大阪 産創館会議室C
名古屋 12月15日(土) 午前@名古屋某所(調整中)
・参加費無料
・12月某日受付開始予定

※僕をはじめ道場メンバーも複数名卒業している、診断士向けの取材・執筆スキル向上のためのスクールです。こちらでも口述対策セミナーを企画中です(僕もセミナーメンバーとして参加予定です)

 

■タキプロ

口述試験対策セミナー(東京)

①12月8日(土)10:30- @未定
②12月8日(土)14:30- @未定
③12月12日(水)19:00- @未定
・参加費:500円
・12月7日(金)AM受付開始予定(こくちーずにて)

口述セミナー(関西)

12月12日(水)19時開始予定 @大阪産業創造館
・12月7日(金)AM受付開始予定(こくちーずにて)
・詳細は改めて更新予定

口述セミナー(名古屋)
・12月8日(土)※10/25時点ではWebにて未公開

 

■ふぞろい

口述セミナー
東京 12月8日(土)午後予定 ※10/25時点ではWebにて未公開
大阪 12月15日(土)午前予定 ※10/25時点ではWebにて未公開

 

■中小企業政策研究会

中小企業診断士 2次試験口述対策セミナー

東京 12月9日(日)

第一部 10:30〜(予定)@都内某所(調整中)
第二部 15:00〜(予定)@都内某所(調整中)
・懇親会 17:00〜(自由参加。会費3,000円程度を想定)
・12月7日受付開始予定

 

口述試験対策スケジュールまとめ(予備校編)

予備校の口述試験対策は以下のようなものがあります。参考にしてください(10/25時点の情報です)。

■TAC

2次口述試験対策セミナー

・参加無料・予約不要
札幌 12/1(土) 14:00~15:30
仙台 11/25(日) 14:00~15:30
渋谷① 11/23(金祝) 14:00~16:00
渋谷② 12/8(土) 14:00~15:30
八重洲 11/28(水) 19:30~21:00
名古屋 11/25(日) 14:00~15:30
梅田 11/24(土) 14:00~15:30
広島 12/2(日) 14:00~15:30
福岡 12/2(日) 14:00~15:30

 

TAC動画チャンネル「2次口述試験対策セミナー」配信

・11/30(金)12:00予定~12/16(日)まで

 

2次口述試験対策 模擬面接

・2018年の詳細は11月下旬より案内
・2017年は試験前日・前々日に実施。本科生:無料、本科生以外:3,000円

 

■LEC

口述カウンセリング(模擬面接)※2017年サイト

・2018年の実施は不明
・2017年は試験直前週に実施。3,000円(税込)

 

■大原

「口述試験想定問答集」ホームページ無料閲覧サービス

・11月26日閲覧開始予定

 

口述試験対策セミナー

・参加無料・予約不要
水道橋 11/17(土) 11:00-12:00
名古屋 11/25(日) 11:00-12:00

 

■MMC

2次口述試験対策講座
・2018年の実施は不明(10/25時点)
・2017年は試験直前週に実施。セミナー+模擬面接。4,320円(税込)

 

■EBA

・実施不明(10/25時点)

 

■KEC

・実施不明(10/25時点)

 

■AAS

・実施不明(10/25時点)
・年度ごとの「口述試験情報」が無料で参照できます。

 

■TBC

口述試験対策 模擬面接

すべて東京開催

2018年12月12日(水)19:00~21:30(所要時間20分)
2018年12月13日(木)19:00~21:30(所要時間20分)
2018年12月15日(土) 10:00~16:00(所要時間20分)
・面接実施時間は15分間(模擬面接約10分+講評約5分)
・完全予約制
・2次集中DVD通信講座、2次短期DVD通信講座の合格者:無料。一般受験生:5,000円(税込・教材費込)

 

■クレアール

・実施不明(10/25時点)

 

2次筆記試験が終わったばかりなのにモリモリでごめんなさい。

口述試験は診断士試験の最終関門であると同時に、診断士としてのスタートラインです。最後までやりきって、有終の美&最高の門出を飾りましょう!!

以上、きゃずでした。

 

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□ 開催日時:2018年11月14日(水) 19:00~
□ 会場:新宿駅付近の居酒屋(追ってお知らせします)
□ 定員:20名→(10/25)応募多数のため30名に増枠しました!(先着順)
□ 参加費:4000円

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□ 会場:天王寺駅付近の居酒屋(追ってお知らせします)
□ 定員:15名(先着順)
□ 参加費:3500円

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(Wikipediaより引用)

おはようございます。よこよこ@バブル受験組です。

日曜日の2次試験お疲れ様でした。皆様の努力が報われることお祈りしています。

といっても、もう試験から4日経ちました。再現答案も作って、予備校の解答速報会を待っている状況でしょうか?(きゃしゃいさんブログ参照)今まで後回しにしていた飲み会に仕事や家族サービズをする時期でもありますね。

でも、開放感なんて3日で飽きたでしょ?むしろ、勉強していないと気持ち悪い、食後に歯を磨かないような感覚はありませんか?

私の経験からお話をさせて頂きますと、合格発表までの1ヵ月半は、実力を伸ばすゴールデンタイム、今こそが、本当の実力を蓄える時期だと思います。

分かりやすく米海軍の空母に帰還するジェット戦闘機に例えてお話すると(わかりやす!)、着艦に備えて減速しているとはいえ、250km/hの高速で、たった300m足らずの飛行甲板にあるワイヤーにフックを引っかけて強制的に着艦します。試験日に合わせて勉強して、たった20%の合格を目指して挑む2次試験と似ていませんか?(うなずくとこ)

空母の着艦ワイヤーは3~4本あり、どれかに引っ掛ければ、着艦成功ですが、いくら訓練されたパイロットでも、フックが掛からないことがあるのです。これを「BOLT」というそうです。そのままでは海に落っこちてしまいます。ですから、BOLTに備えて、ワイヤーに接触する瞬間には、エンジンをフルパワーにして、再度離陸できるように準備しておき、ワイヤーに引っかかったことを確認してから、スロットルを戻すそうです。

 

つまり、まだ合格を確認していない状態で(ワイヤーを捕えたか未確認)スロットルを戻してしまうと、海に落っこちる(勉強グセが抜けてしまう)・・・再度離陸するのには、エネルギーが余計に必要です。発表を待っていたら、年末のドタバタもあるので、新年まで何もしないでしょう。

そうなると、2ヶ月以上の時間をロスすることになります。考えてみてください。2019年の1 次試験まで、あと10ヶ月しかないのですよ。そのうち、2ヶ月をロスしてしていいいの?

実際は、タキプロ勉強会を1年主催した経験上、2月3月は参加者も少なく、4月にやっと勉強再開という方も多かったと思います。

 

でも、今から1次試験の勉強なんて忘れちゃうし、2次試験の勉強なんてとてもやる気が出ないよ・・・・そうですよね。うんうん。

そんなあなたお勧めは、簿記検定です。メジャーな日商簿記の11月検定の申込は終わってしまっていますが、全国経理協会の簿記は10月29日まで受付しており、11月25日に受験することができます。

お申込み先 全国経理教育協会HP

 

私は、2回受験した2次の後は2回とも、全経簿記1級を受験しました。結果発表まで悶々と過ごすより、集中することがあった方が気が楽です。いつも、大塚にある全経会館で受験するのですが、会心の出来だったら、お昼ご飯は大塚駅前の「俺のステーキ」で分厚いステーキを食べてワインで一人乾杯しよう!これで試験勉強も一区切りだ・・・と考えて受験するも、いつも出来が悪くて、プロントのスパゲティにランクダウンして、一人解き直しをしていました。・・・・(結局、商業1級にまだ合格していないので、今年も受ける予定です。一緒にステーキ食べませんか?)

診断士試験と違い、主催者の公式テキストがありますので、過去問を網羅すれば合格できます。しかし、簿記は70点が合格ラインなので、意外と難しい・・・でも、全経は、商業と工業が分かれていますので、どちらかに集中して合格を狙うのも良いかもしれません。工業・原価計算1級をやってから、イケカコに進むと理解も早いですし、商業1級でじっくり、連結会計などの最近出題される論点を勉強しても良いかも。

あ、失礼しました。絶対に受かっていると自信のある方・・・も、いらっしゃいますね。

実は、合格後は口述試験、実務補習と矢継ぎ早にイベントが怒濤のように訪れるので、勉強なんてする暇なくなります。でも、実務補習は待ったなしで、経営者さんの前に立って、経営分析をしなきゃダメなのですよ。合格者こそ、勉強するラストチャンスなんですよ!

 

というこで、皆様の合格はお祈りしてはいますが・・・・
現時点では、まだ誰も合格していません。不合格だと思って、緊張感をもって勉強できるチャンスです。・・・勉強を止めてもいいのは、診断士試験を離脱する時だけ・・・なのかもね。

 

以上、よこよこでした。

 

 

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おはようございます。きゃっしいです。

2次試験を受験された方、お疲れ様でした。

耳にタコができるくらい言われていることですので、道場を読んでおられる方はきっともう再現答案は作られたと信じておりますが、万が一まだ再現答案を作っていない方は、記憶が薄れる前に今すぐ作ってしまいましょう。

そしてもう1点、こちらも耳タコかもしれませんが、合格するととても楽しく、忙しい日々が待っておりますので、合格発表までは、これまで疎かにしてきた家族サービスや休養、その他やりたかったことをしっかりとやっておきましょう

ちなみに、私は昨年の夏に発売されたものの、試験が終わるまでは・・・と思い我慢していたドラクエ11を、試験の翌日に買ってきて試験後はドラクエ三昧でした。

なお、気持ちに余裕がある方は様々な予備校などで解答速報の発表解答解説会が開催されておりますので、比較して回るというのも合格までの一つの過ごし方です。

ご参考に解答速報・解答説明会などをやっている予備校などのリンクをまとめました。
(こちらの情報は10/23日時点の情報ですので、最新の情報は各予備校HPをご覧ください)

去年、各種予備校の解説会を回りまくったきゃっしいの一言コメント付です。

■TACリンク
解答速報
2018/10/24 19:00公開予定

2次本試験分析会
札幌 11/3 14:00-16:30
仙台 11/3 14:00-16:30
新宿 10/27 18:00-20:30
池袋 11/3 14:00-16:30
渋谷 10/24 19:00-21:30
八重洲 10/31 19:00-21:30
横浜 10/28 14:00-16:30
名古屋 10/28 10:00-12:30
梅田 10/28 14:00-16:30
広島 11/3 14:00-16:30
福岡 11/4 14:00-16:30

TAC動画チャンネル「2次本試験分析会」配信
11/1 12:00~ 12/25

最大手なので、さすがに充実しています。
先生によって解説が違う場合があるので、首都圏の方などは自分の興味のある先生の解説を聞きに行くと良いと思います。
動画チャンネルは受験していなくても誰でも見られたはずなので、来年受験(予定)の方も2次試験を知るという意味でチェックしてみてはいかがでしょう。
採点サービスはなく、謝礼もフィードバックも何もないけど再現答案ちょうだい、という誰が出すんだろう、といった再現答案募集もやっています。

 

■LECリンク
2次試験講評
公開中
もぎたて分析会
水道橋 10/27 11:00-13:00
新橋 10/24 19:00-21:00
池袋 10/28 13:00-15:00
新宿 10/31 19:00-21:00
梅田 10/27 14:00-16:00
名古屋 10/27 14:00-16:00
模範解答説明会
池袋 11/4 17:00-19:00
池袋 11/25 15:00-17:00
再現答案添削・判定サービス
有料版&無料版両方あり

昨年、解説会に行ってみましたが、こちらも先生の個性を活かした解説をやっている印象でした。
有料&無料の再現答案添削・判定サービスもやっていますので、当たるか当たらないかはわかりませんが、やってみるのも良いのではないでしょうか。
ちなみに昨年の得点開示結果には、参考として再現答案判定サービスの結果も載せています。
こちらの結果を見てどう感じるかはあなた次第です。

 

■大原リンク
解答速報
公開中
解答解説集
11/26-閲覧開始
解答解説会
水道橋 10/27 11:00-13:00
名古屋 10/28 10:00-12:00

こちらも昨年、解説会に行ってきました。
大原はあまり診断士試験に力を入れていないのか、解説会の参加者はまばらな印象でした。

 

■MMCリンク
解答速報会
飯田橋 10/27 17:00-18:30
御茶ノ水 10/29 18:30-19:30

実は通信で受講していたので、こちらの解説会にも行ってきました。
MMCは規模が小さいということもあり、解答の方向性はスクール内で統一されている印象で、演習通りの金型模範解答でした。

 

■EBAリンク
分析解説会
浜松町 11/4 10:00-13:30
再現答案添削サービス

今年度からできたスクールで、私はTAC時代、こちらの先生にお世話になっていました。
データに基づいた分析で、なぜこの解答を導いたのかという解説は納得感があります。
今年は分析解説会参加者向けに再現答案添削サービスもやるようです。

■KECリンク
解答速報
公開中
2次試験分析会
新宿 10/28 13:00-14:30/17:00-18:30、10/29 19:30-21:00
大阪 10/26 20:00-21:30、10/27 13:00-14:30、11/2 20:00-21:30

解答速報を試験当日に発表しているスクールです。
双方向性を重視しているということで、昨年解説会に行った際は小規模な教室で少なめの人数でやってました。
途中で当てられたりとかもあったので、人によって好みが分かれるかもしれません。

 

■AASリンク
解答例解説会
茅場町 11/3 10:00-12:00/13:00-15:00

ブログ村ランキングがなぜかわかりませんがいつも1位のスクールです。道場も相当力の入ったコンテンツを提供しているつもりですが、一瞬1位になれたかと思うとなぜかここのブログにすぐに逆転されてしまい、いつも悔しい思いをしています。
こちらは説明会には行っていないので雰囲気はわかりませんが、比較的小規模なスクールのようです。
昨年は東京、名古屋、関西それぞれで解答速報が発表されていましたが、たしか結構時間が経ってからの発表だった気がします。

 

■TBCリンク
講評動画
10/24 19:00公開予定
解答速報
10/25 19:00公開予定

こちらは解答解説会はなく、解答速報のみの発表です。
私は昨年こちらの解答速報は見ていなかったため、なんとも言えませんが、合格後の理論政策研修などもやっているスクールです。
※公開日時の情報を修正しました。大変失礼しました。

 

■クレアールリンク
2次試験模範解答プレゼント

こちらも解答解説会はなく、資料のプレゼントのみです。
こちらもちょっと時間が経ってから郵送されてきたので、その時には既にいろんな予備校の解答を見てお腹いっぱいになっており、せっかく貰ったけどあまり見ませんでした(スミマセン)

 

(参考)受験校以外
■200%抜け駆け合格 診断士試験リンク

一発合格道場の初代メンバーでもあるふうじんさんのブログです。
ふうじんさんが解いたH30試験の解答例が載っています。

■一発合格まとめシートリンク

私が書いてます。ネタを稼ぐため何回かに渡り各事例を私なりに解いたプロセスも含めて私の解答例を掲載していく予定です。

ちなみに思いっきり宣伝で恐縮ですが、11/5にまとめシートの2019年合格目標版(前編)を発売する予定です。それから、11/4に発売記念セミナーもやりますので興味があればぜひチェックしてみてください。

 

一部ステマ(?)も含まれていますが、思った以上にたくさんありますね。
私も、昨年の試験後は、片っ端から予備校の解説会に行きまくりましたが、それぞれの予備校の解答の違いを見て、改めて2次試験というのは、ここまで答えがばらけてしまうものなのか、と驚いていました。

勉強していたはずの時間が空いてしまい、なんとなくソワソワする方は、いくつか比較してみても面白いかもしれません。

 


さて、2次試験の余韻はまだまだあるものの、ここから先は、2019年度の合格を目指している方に向けた記事です。

今回の記事で言いたいことは

とりあえず、今の段階で今年の2次試験の問題を解いてみませんか?

ということです。

恐らく、まだ勉強をはじめたばかりで1次試験の勉強すらままならない、などの理由で現段階で今年の2次の問題に手を出すのは躊躇される方も多いかと思います。

しかし、もしあなたが来年の診断士試験の合格を目指しているのであれば、この時期に今年の2次の問題を解いてみるというのはいくつかメリットがありますので、可能であればぜひトライしてみてください。
(今年の試験問題はこちらから入手できます)

ちなみに、そのメリットというのは以下の通りです。

①合格までのゴールを見据えることができる
私の最初の記事でも書きましたが、ストレート合格を実現するためには、ゴールから逆算した計画を立てるということが重要になります。
最終的にどんなことができるようになる必要があるのかということを知るためには実際に問題を解いてみることが一番です。
恐らく、全然時間が足りなかったり、何を書けばいいのかわからなかったり、後から見るとあさっての方向を向いた解答になっていたりと散々な結果になってしまうかと思います。
しかし、一度実際に問題を解いて自分の実力とのギャップを知っておくことで、この1年間何をやるべきかということを考える材料となると思います。

ちなみに2年前の私は、まだ予備校で財務・会計の勉強の途中という段階で無謀にも2次試験の問題に挑戦し、たまたま予備校の先生の許可が得られたので、それを持って2次分析会に参加しました。
そこで、分析会の講義を聴いたことで1年後にはどういう状態になっている必要があるかということがわかり、その後の2次試験の勉強をする上でとても役に立ちました。

②この時期だからこそ様々な情報が手に入る
上の解答速報、解説会の情報を見ていただくとわかる通り、今の時期はいろいろな予備校で模範解答が発表されたり、解説動画が公開されたりで、今年の2次試験に関する情報が多く発信されています。
解説会の多くは今年の2次試験の受験票が必要だったりするため、今年受けていない方は聞くことはできないかと思いますが、先生の許可があったり、誰でも参加OKなものであれば参加してみると2次試験というものを肌で感じることができます。

実際に自分で今年の問題を解いてみれば、これらの様々な情報に臨場感を持って接することができるかと思います。

③後々自分の成長が実感できる
最初の1次知識も危ういような状態で解いたものと、2次試験の勉強をしっかりした状態で解いたものは恐らく相当の違いがあると思います。そしてその差が自身の成長分ということになります。
2次試験前、その成長分を確認できるととても心強いです。

ちなみに、2次試験直前に私は一番最初に解いたH28の解答と、試験直前に解いたH28の解答を比べて眺めながら、「これだけ成長できたのだから私は絶対大丈夫」と自分に自分で暗示をかけていました。

 

上記で挙げたメリットの中でも、特に①のゴールを知るというのは、私としては重要だと思っていますので、来年絶対に合格したい、という方はぜひトライしてみてください。

 

最後に改めて、今年の2次試験を受けられた方はお疲れ様でした!
来年2次試験を受ける(予定)方、これから1年間がんばっていきましょう。
一発合格道場も全力で皆様のサポートをさせていただきます。

✿:❀ 道場事例Ⅴ&Ⅵ(お疲れ様会)のお知らせ ✿:❀

一発合格道場 事例Ⅴ&Ⅵ

☆中小企業診断士試験に今年挑戦された方、来年以降目指す方、道場メンバーと懇親会しましょう!
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□ 開催日時:2018年11月14日(水) 19:00~
□ 会場:新宿駅付近の居酒屋(追ってお知らせします)
□ 定員:20名(先着順)
□ 参加費:4000円

■一発合格道場〜事例Ⅵ@大阪~

お待たせしました!事例Ⅵ(お疲れ様会)申込受付中!!

お申込はこちらからどうぞ≫ ←クリック

□ 開催日時:2018年11月9日(金) 19:30~
□ 会場:天王寺駅付近の居酒屋(追ってお知らせします)
□ 定員:15名(先着順)
□ 参加費:3500円

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おはようございます。よこよこ@バブル受験組です。

ついに、2次試験前最後の執筆になりました。今からでも、最小限度の努力で加点に直結する(かもしれない)小ネタと前日、当日のお話を少しさせて頂ます。

 

答案を見栄え良く!~シャーペンと芯と解答用紙

いくら秀逸な答案でも、シャープペンで書いた文字が潰れたり、黒鉛がにじんで汚くなると、採点者の心証は悪くなると思います。おそらく、1人で何百枚、もしかしたら何千枚も採点する採点者にとっては、仕事とはいえ、さぞ読むのに疲れてしまうことでしょう。お互いに良いことではありませんね。受験要綱にHBもしくはB程度とありますのは、つまり、H以下は使わないでほしい「薄い文字は止めくれ」という心の叫びではないでしょうか。

シャープペンと芯と用紙には相性があり、合わないと文字が潰れる、もしくは黒鉛で汚れます。肝心の用紙ですが、診断士試験の本番の問題用紙は、誰も持ち帰りができません。A3判であることは知っていますが、「紙質」、「マス目の大きさ」、「解答欄の配置」は、受験した人間は必死なので、そんなことまで覚えていないものです。

リアルの勉強会をしていて思うのは、受験生さんによっては、規格外の原稿用紙を使っている人など、本番用紙をあまり気にして無さそうな人もいます。

各受験校が無料ダウンロードで答案用紙を提供してくれていますが、受験校毎にレイアウトが違うことにお気づきでしょうか?わざわざ受験生から聴き取りをして再現している受験校もあるように聴いています。それほど、解答用紙のレイアウトには労力が掛かっていますので感謝しましょう。

まぁ、レイアウトの違いはさしたる問題ではないのですが、気になるのはマス目の大きさが受験校により微妙に違う点です。それに、印刷の環境によっても、マス目の大きさは微妙に変わってきます。私は、小さいマス目の場合は、3㎜芯のシャープペンを使かったこともありました。(すぐ折れるのでやめましたが・・・)

もちろん、紙質も本番と自分で印刷したものとは違います。確か本番の問題用紙の紙と同じ質だったと記憶しています。(少し薄めのA3判)

以下は、私の体験談です。本番では、以下の組み合わせのシャープペンを用意して臨みました。

(1)クルトガ製図用 + TIKKY芯のB

(2)クルトガ(普通品)+クルトガ専用芯のB

(3)クルトガアドバンス(2倍回転)+クルトガ専用芯のB

 

結論から申し上げますと、(3)の組み合わせが一番綺麗に仕上がりました。私の筆圧は強い方です。

(1)の組み合わせは最悪で汚い答案になりました。黒鉛で汚れてしまうためです。

(2)でも十分な仕上りでした。

(3)の方がよりハッキリと文字の角が表現されていました。

事例Ⅰの後半からは、(3)のセットで解答を仕上げました。

硬筆習字のテキストによると、鉛筆やシャープペンは回しながら尖った状態で使うとあります。クルトガは自動的に芯を回転させて、常に尖った状態を維持するなんて画期的。クルトガ専用芯はそれに合わせて、中心が固めに作られているとのことです。筆圧が高いと芯が早く削れてしまうので、より回転するクルトガアドバイスが合うようです。筆圧が低い人2Bを試して良いかも。

なお、本番の紙の質は1次試験の問題用紙と同じ(だったような・・・)テストすると良いかもしれません。私の感触では、一般的なコピー用紙と本番用紙では、ペンとシンとカイトウヨウシの相性の差はなかったので、普段使い慣れたシャープペンで良いかと思います。

なお、消しゴムは、ピンポイントで消すために、製図で使う「字消板」と普通のmono消しゴムを数個用意しました。立教大学はとにかく机が狭く、消しゴムを落とし易いので複数個あって良かったです。

 

〇前日の過ごし方

試験前の木、金曜日は年休を取りました。朝起きる時間、朝食、昼食の時間も本番となるべく同じにして、当日だけ変わったことをしないよう心掛けました。木、金は過去問を試験スケジュールでこなし、前日の土曜日は、書道教室で写経をしてリラックスしました。私は普段から晩酌をするタイプですが、禁酒するか、軽く飲んで普段通り過ごすか・・・悩んだけど、結局少し飲んだような・・・まぁ、悩むほど結果には影響しないような気もします。気負わずに(それが難しいのですが・・)リラックスして過ごせば、どちらでも良いかも。

 

〇当日の体調管理 ~血糖値とカフェイン濃度の安定化を図る。

昨年は台風の最中。予備校の先生の薦めもあり、替えの靴下とズボンも持参しました。(さすがにズボンは替えませんでしたが・・・)。

男性はトイレ待ち問題があるので、カフェイン摂取の方法だけは気を付けました。コーヒーの利尿作用は侮れません。一昨年は事例Ⅱの途中でトイレに行きたくなりました。なので昨年は、朝食のコーヒーは通常の半分にして、エスタロンモカ錠で血中カフェイン濃度が一定になるように調整しました。

行きの電車で半分の100mg、昼食後に残りの半分100mgを摂取しました。昼食は、おにぎり2つとバナナ、オレンジジュース。GI値を考慮し、ゆっくりブドウ糖に分解されるデンプンを主体として、一定のブドウ糖を脳へ供給するように血糖値の安定化をねらいました。

飲みものは、カフェインを含有しない麦茶(人工的な味は受付けない気分だった)。電車ではマスクをして口が渇くのを防ぎ、余分な水分を取らないように心掛けました。休み時間は、チョコレート(明治カカオ72%)を2~3枚食べて、血糖値の低下を防ぎました。

いずれの方法も、当日いきなり試すことは止めましょう。当日だけ変わったこ事をしてはダメです。私は、高価な栄養ドリンクなどは普段飲まないので、本番でも飲みませんでした。

試験会場の椅子は、二十歳そこそこの若者向けに作られており、普段オフィス椅子になれているバブル世代には固すぎるので、自宅のダイニングで使っている座布団を持参しました。(・・・これがまた、事例Ⅳが終わって疲労困憊をして、会場に忘れて帰りました。後日、試験事務局に頼んで宅急便で返送してもらいましたが、送料の方が買い替えるより高かったかな・・・)

 

〇帰宅後

再現答案は帰宅したらすぐ作成した方が良いです。初年度は再現答案の重要性を知らず、3日くらいしてから作成しました(試験後は、会場で偶然会った8代目畠ちゃんと世界の山ちゃんで事例Ⅴに取り掛かっていました。)が、合格した2年目は真っ直ぐ帰宅して、再現答案を作成しました。

再現答案を作成する効用は、合格した場合は、口述試験対策になりますし、何よりあとの受験生のお役に立つことです。特に受験生支援を行う場合、なければ困ります。お互い助け合うのが、診断士の文化だと思っています。

万が一…不合格の場合は、初見の本番でしか分からない、自分の癖や弱点を知る貴重な資料になり、翌年の学習効率がまるで違います。不思議なもので、合格した年の方が再現率も高いような気がします。手順が固まっているからでしょうか。再現答案を作るもう一つの効用は、合格発表までのストレスも和らぐと思います。長いのですよ。試験が終わってから発表までの時間は・・・・

 

謙虚な気持ちで

本番はいつも想定外で難しいです。与件に最後の最後まで粘って粘って考え抜いた時が、案外と点数が良いです。また、周りの合格者でも4事例全部A判定という人は、少ないです。1事例や2事例やっちまっても、他でカバーできます。自分を信じて、いつも通りの答案を書いてきてくださいね。

では、よこよこでした。祈、合格!

 

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みなさん、おはこんばんにちは、だいまつです。

 

2次試験本番まで10日となりました。

 

試験本番の直前の準備、注意点に関しては、1次試験の時に書いた記事を確認してくださいね(コチラ)。←超重要です

 

さて、本日の記事が2次試験本番当日までに、私が発信する最後の記事になります。

 

この2か月間は、私が受験生時代に「知りたかったこと」をテーマとして、2次試験の本質や、事例問題の定番パターンに対する解法に関する記事を書いてきました。

 

これらの記事は多くの受験生の方からご好評の声をいただきまして、本当に嬉しく思っているところです。

 

また、泥船に乗せられてしまった きゃっしい様を始めとする、道場メンバーの記事の数々も手前味噌かもしれませんが、受験生の皆さんのお役に立っている、のではないでしょうか。

 

本日の記事で皆さんに伝えしたいことは、以下の2点です。

 

その1 自信を持ってください
その2 振返らない、前しか見ない、そして、
    いつも通りの対応をしてください

 

■その1 自信を持ってください

 

「もしも」の話ですが、

 

皆さんが、もし道場の記事に「出会わなかった」なら、どうなっていたでしょうか。

 

影響の大小はあると思いますが、きっと、皆さんの2次試験対策は、いまとは「違ったもの」になっていたのではないでしょうか。

 

診断士の2次試験には約4,500名の受験生が挑みます。

 

そのうち、道場ブログを熱心に読んでくれている読者は半分もいないでしょう(アクセス状況からして)。

 

つまり、皆さんが10日後に訪れる受験会場にいる受験生の半分以上は、道場ブログ知らずに試験対策をされてきた方々です。

 

熱心な読者の方にはお分かりいただけると思うのですが、

 

道場ブログを使って試験対策をしているか、使わずに(知らないで)試験対策をしているか、は「合格にかなり大きな影響を与える」、私はそう考えています。

 

道場ブログを読んで真面目に試験対策をしたか、していないかは、きっと10点や20点単位で影響してくるはずです。
(例えば、生産管理のことを十分に理解せずに一つの設問をブッ飛ばせば、20点位は簡単に消し飛びます。差がつきます。)

 

1点、2点の差が勝敗を分ける、そんな相対試験の中で、この差は正直、めちゃくちゃ大きい、と言えるでしょう。

 

なんだか、恩着せがましくなってきましたが、私が何を言いたいかと申しますと、

 

それは、

 

「読者の皆さん、自信を持ってください」

 

ということです。

 

道場の記事をなめ回すように読んで、真面目に試験対策に取り込んできたのなら、合格水準の能力・実力が十分に身についています

 

だいまつが大好きなドラえもんで登場する名言を紹介しておきます。

 

「いちばんいけないのは自分なんかだめだと思い込むことだよ。自信を持て!ぼくは世界一だと!」

 

この言葉は、のび太が勝手な思い込みで自信を失ってしまったドラえもんにかけた言葉です。

 

皆さんは、できることをやってきました
大丈夫です。自信を持ってください

 

自信をもってぶち当たればきっと合格できます。クヨクヨ・ナヨナヨしていたら、受かるものも受かりません。

 

前を向いて胸を張り試験に臨んでください。皆さんなら大丈夫です。

 

 


 

 

■その2 振返らない、前しか見ない、そして、いつも通りの対応をしてください

 

 

続いて、本試験会場で大切な姿勢についてお話します。

 

資格試験だけでなく、スポーツの試合などでも同じことが言えると思いますが、

 

練習でできる      ≠ 合格(試合で勝てる)できる
能力が高い、実力がある ≠ 合格(試合で勝てる)できる

 

であるということです。

 

道場ブログを読みながら試験対策を進めてこられた皆さんの2次試験問題を解くための「能力」は間違いなく高いでしょう。間違いなく受験生の中で上位の位置に居ます

 

普段のトレーニングであれば、その高い能力を活かして、それなりの答案が作れるようになってきていると思います。

 

しかし、能力・実力が高く、「練習でできる」ということと、本番で「その能力・実力をいかんなく発揮して、合格できるか」は、別の話です。

 

昨年の私の勉強仲間の多くが、能力・実力はあるのに、本番で力を十分に発揮できずに、涙を飲みました。

 

採点者は、皆さんが何百事例をといたとか、何百時間を費やしたとか、私生活をどれだけ犠牲にしたとか、練習で凄く良い答案が作れるとか、そんなことは一切斟酌してくれません

 

解答用紙のマス目に皆さんが書いた文字・数字が「全て」なのです。

 

合格レベルにある受験生が、合格に手が届くかどうかは、2次試験本番で如何に「いつも通りの状態で問題が解けるか」、「悩んだときに(100%悩みます)、欲を出さず、いつもと違うことをしない、いつもの通りに対応できるか」にかかっています。

 

どんなに能力・実力があっても本番で力が発揮できなければ、合格には手が届きません。

 

そうすると、

 

皆さんは合格レベルの能力・実力が備わっている訳ですから、あとは本番で、その持てる能力・実力をどうやって発揮するか、が勝負になります。

 

では、いつも通りの能力・実力を本試験会場で発揮し、合格水準を超える答案を作る上で必要なことはなんでしょうか。

 

それは、

 

「練習でやっていることしかやらない」

 

本当にこれに尽きます。

 

(繰り返しになりますが)皆さんは既に合格レベルに達しています。

 

普段通りやれば、大丈夫です。

 

なぜ、合格レベルにいる受験者が涙を飲むのか。

 

それは、本試験会場で舞い上がって、さらに言えば会場の雰囲気に飲まれてしまって、「いつもより少し余分に考える」、「与件文を多く読む」、「そして、書き始めるのが遅れる、焦る、さらにおかしくなる」、「いつもより詰め込む、あるいは丁寧(長い)答案を作る」、「ひらめきを答案に盛り込む」といったようなことをやってしまうから、です。

 

21日の試験で皆さんが解く問題、目の前の問題は「初見問題」であることは事実です。

 

間違いなく見たことのない、事例企業が登場します。ここは100%です。

 

しかし、一方で、21日の試験で出題者が皆さんに「問いたい内容」はいつもと同じです。ここも100%です。

 

皆さんが対峙するのは、これまで何度となく挑んできた、事例Ⅰ(組織・人事)、事例Ⅱ(マーケティング)、事例Ⅲ(生産技術)、事例Ⅳ(財務・会計)の問題なのです。

 

つまり、問われる中身(切り口)は、基本的に同じです。

 

道場の記事などを通じて学んでいただいた攻め方(知識・切り口・書き方)が、そのまま使えます

 

例えば、

 

事例Ⅰなら、人的資源管理(採用、配置、報酬、育成、評価)、

 

事例Ⅱなら、誰に、何を、どのように、効果、戦略名や、4P、

 

事例Ⅲなら、生産管理、生産性向上・生産効率化、

 

事例Ⅳなら経営分析、NPV、CVP、

 

です。

 

先日のゆうさんのファイナルペーパー記事も大いに役に立つでしょう(コチラ)。

 

本試験会場の得も言われぬ緊張感、独特の雰囲気は、皆さんやご家族の、これまでに犠牲にしてきたものの大きさ、合格への希望、苦労といった、様々なものが交じり合って、形作られています。

 

緊張するな、という方が無理です。

 

私もそうでしたが、本試験会場では、本当に緊張します。

 

初見問題で頭が真っ白になるでしょう。与件文が全然に頭に入ってきません

 

設問文で問われていることも、本当になんだかよく分かりません。自信がありません。

 

どうしよう。どうしよう。分からない。どの問題から解こう、本当に悩みます。

 

どの与件文の記述と紐つけよう。

 

全然切り分けができていない。

 

解答骨子が作れていない。

 

なのに、開始から30分も経ってしまった。

 

どうしよう。

 

ああ、まだ第1問し書けていないのに、残り時間が35分しかない。

 

どうしよう。

 

最後に残った問題の答えが本当に分からない。やばい、本当に分からない。

 

どうしよう。

 

使い残した与件文の記述がある。もしかしたら、2問で書かないといけなかったかもしれない。

 

どうしよう。

 

でも、書きなおすと時間が足りなくなってしまう。

 

どうしよう。

 

見直し時間が全然取れない。

 

どうしよう。どうしよう。どうしよう・・・。

 

本当にこんな状態に陥り、そして試験が終了していきます。

 

そんなとき、だからこそ、「いつも通り、いつも通り、いつも通り」です。

 

自分自身に言い聞かせてください。

 

事例Ⅰなら、「採用、配置、報酬、育成、評価」

 

事例Ⅱなら、「誰に、何を、どのように、効果、戦略名」、

 

事例Ⅲなら「生産管理」、「生産性向上・生産効率化」

 

です。

 

事例Ⅲを例に挙げると、

 

「設問文に生産管理って書いてあるから、全体生産計画か、計画の見直しタイミングがおかしくないかを与件文でチェックして、進捗・余力・現品管理+効果(CD)を書こう」

 

与件文を見て・・・

 

「あ、計画の見直しタイミングがダメだ、納期に合わせて計画をもっと高頻度で見直さなきゃ、その上で進捗管理もしないとだめだ、と書こう。それと、余力もちゃんと管理して相互応援体制を築いて、納期を守る、よし、この内容で解答を書こう。」

 

こんな感じで、いつもやっているようにやってください。

 

「いつもより少し余分に考える」、「与件文を多く読む」、「いつもより詰め込む、あるいは丁寧(長い)答案を作る」といったようなことを、基本的にやるべきではありません(いや、まあ、多少は仕方ないでしょうが・・・)。

 

なぜなら、いつもやっていない不慣れなことを合否が決する本試験会場でやるべきではないから、です。

 

最初は小さな「ほころび」や「くるい」かもしれません。

 

しかし、それが積み重なると「ほころび」や「くるい」がどんどん大きくなり、やがて取り返しがつかなくなってしまいます

 

だから、

 

いつも通り。

いつも通り。

いつも通り。

いつも通り。

いつも通り。

いつも通り。

いつも通り。

いつも通り。

いつも通り。

 

なのです。

 

それと、休憩時間の過ごし方も大切です。

 

きっと、休憩時間に、「あ~、やってしまった。」

 

と、思うでしょう。

 

確信は持てないでしょう。

 

でも、「振り返り」は百害あって一利なし、です。

 

なんのメリットもありません。

 

終わったことを憂いても結果は変わりません

 

でも、次の事例は、まだ「これから何とか」できます

 

結果を変えることができるのです。

 

次の事例のことしか考えないでください。

 

安心してください(?)、後でいくらでも感傷的になれます。

 

ブルーな気分に浸るのは、帰りの電車でやってください。せっかくここまで来たのに、会場でブルーにならないでください。

 

休憩時間中は前だけを見てください。

 

振り返るな
振り返るな

前を向け
前を向け

いつも通り
いつも通り

変なことはやらない
変なことはやらない

私はやれる
私はやれる

絶対合格してやるんだ
絶対合格してやるんだ

 

です。

 

皆さんは合格レベル、ボーダー上にいます。

 

合格に手が届くかどうかは、当日の対応次第、です。

 

当日は、自信を持ちつつ、振返らない、前しか見ない、そして、いつも通りの対応をしてください

 

あと、10日、できることは多くはありません。試験当日に向けた体調の調整も図りながら、最後の追込みに取組みましょう。

 

ちなみに昨日のchikaさんの記事も「いつも通り対応する」ために大切なことなので、是非参考にしてくださいねコチラ

 

皆さんの合格を心から応援しています。

 

合格体験記、楽しみにしていますよ。

 

それと、大阪会場には、私とzenzenが応援に行きます。

 

見かけた方は、余計なお世話かもしれませんが、背中を押させてくださいね!

 

ブログ上でのつながりではありますが知り合い(?)と話をする、それだけでも随分と落ち着けるのではないでしょうか。

 

以上だいまつでした。

 

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こんにちは、chikaです!(過去記事はコチラ

今日は、私の試験前最後の記事になります。
そこで、これだけは伝えたい!という事を「直前期にやってよかったこと」としてお伝えしたいと思います。

 

(もくじ)直前期にやってよかったこと

■パニックになった時に何をするか決めておく
■回答の型を作っておく

 


■パニックになった時に何をするか決めておく

試験中に「緊張で与件文が頭に入ってこない」
「何をかけばいいか全く思いつかない」
そんなことがあるかもしれない・・と想定してました。

そんなときは、手を動かそう!と決めていました。
手を動かす、とは、いつも通りの手順で下書きの紙にキーワードを列挙する
回答の型を書く、ということです。

そうすれば、
・何かしら解答は埋められるだろう
・書いてるうちに冷静になるだろう
と思っていたからです。

実際に、本番の事例Ⅱでは与件文が長かったので
与件文を読みながら焦ってしまい、与件文が頭に入ってこない状態になってしまいました。
その時わたしは、「いつも通りに手を動かす!!!」と自分に言い聞かせて、
いつもの手順で設問分析をし、回答の型を下書きすることで
「与件文から何の情報を拾ってくるか」を冷静に考えることができ、落ち着いて解答をつくることができました。

そして、事例Ⅲでは時間が足りなくてどんどん焦ってしまいました
今でも鮮明に覚えているのですが、
とにかく下書きの紙にキーワードを列挙して、
いつも通りの手順で解答を組み立てることを意識しました。

このように私が冷静になれたのは、
事前に”パニックになったらどうするかを決めていた”からだと思います。

パニックに対処する方法は人それぞれだと思います。
なので、もし自分は何をすれば冷静になりそうかを考えておくとよいでしょう。
そして、もし試験本番でパニックになったら、
「やっぱりパニックになったか!」と開き直って、決めていたことをやってみてください。

 


■回答の型を作っておく

上記と関連して、私はキーワードの他に
回答の型も用意していました。

私が回答の型を用意した目的は、
・与件文から拾うべき情報が明確になる
・何を書けばいいか分からない時に、何かしら書ける
と思ったからです。

以下、私がファイナルペーパーに書いていた解答の型を列挙しますので
パクれそうなものがあれば参考にしてください。

【事例Ⅰ】
★強み(要因、特徴、理由など)を聞かれたら
A社が何をした、だけ書くのではなく
(つまり)●●●をする▲▲▲力、と記述する

★外部・内部環境分析
●●(脅威)で競争激化の一方、
○○(機会)で需要が拡大し、
A社は▲▲をする××力で事業を拡大した。

★新規事業のよくあるパターン(組織構造を問われる場合)
①○○○の専門部署を設置して、
②(事業運営における)権限を委譲して、
③(ニーズ収集+商品開発に活かすための)他部門とのコミュニケーションを強化する(定期会議等)

★新規事業のよくあるパターン(人的資源管理を問われる場合)
①○○強化(→新事業に関わること)に向けた研修制度、
②▲▲による士気向上を図る

 

【事例Ⅱ】
★経営環境をふまえた新事業戦略
●●●(競争激化などの脅威)の中、
▲▲▲(市場ニーズなど機会)を機会と捉え、
○○○(B社の強み、過去ノウハウ)を活かし、
×××(事業内容)を行う◎◎戦略を行う

★品揃え戦略
●●●層(ターゲット)の×××ニーズに対し、
◎◎◎商品をそろえることで、
▲▲▲(効果=B社の課題解決)を図る

★プロモーション戦略その①
●●●層(ターゲット)の▲▲▲(効果)を目的に、
①~、②~、③~(プロモーション)を行う。

★プロモーション戦略その②
●●●層(ターゲット)の×××ニーズに対し、
①~、②~、③~(プロモーション)を行うことで、
▲▲▲(効果=B社の課題解決)を図る。

★サービス施策
①◎◎◎サービスによる×××(価値提供※)、
②●●●サービスによる■■■(価値提供※)
によって、▲▲▲(効果=B社の課題解決)を図る。
※価値提供:利便性向上、選択性改善、安心感提供、など

 

【事例Ⅲ】
事例Ⅲについては解答の型は作っていませんでした。
その代わり、事例Ⅲは特にキーワードを覚えるのを意識していました。

 

【事例Ⅳ】
★営業CFがマイナスの場合
営業面で、(※理由※)により、資金獲得力が低い/資金が不足
※理由※には以下のうち当てはまるものが入る
・当期利益の過小性
・(商品在庫など)の増加
・(支払費用など)の負担
・支払債権の回収遅れ
・仕入債務の支払
・過大な利息
・商品管理の不備

★投資CF
投資面で、(※以下のうち当てはまるものを記載)
・戦略性の薄い投資を行ったため~
・本業に直結しない投資を行い~
・○○○など過大な投資を行い~
・無計画な投資を行い~

★財務CF
財務面で、(※以下のうち当てはまるものを記載)
・不足資金を補う借入依存型の経営である
・財務体質の悪化

★経営(営業)レバレッジ
(売上高に占める固定費の割合が高い場合=経営レバレッジが高い場合)
売上高の変動に伴う損益の変動が大きいため、経営リスクが高い

(売上高に占める固定費の割合が低い場合=経営レバレッジが低い場合)
売上高の変動に伴う損益の変動が小さいため、経営リスクが低い

 

★セールスミックス(貢献利益)
(貢献利益が+の場合)
貢献利益がプラスのため、共通固定費の一部を賄っており
廃止すると(全体の)営業利益が減少するため、廃止しない

★CVP分析の記述
・収益の安全余裕度が高い/低い
・収益の安全余裕度が低下しており、営業赤字になる可能性が高い

★オプションの長所
為替レートに合わせて権利の行使や破棄を意思決定でき、
損失をオプション料の範囲で回避できる

★オプションの短所
権利の行使や破棄に関わらず、オプション料の支払いが生じる

★輸入のオプション
行使価格1ドル▲▲円のドル買いのコール・オプションを購入する

★輸出のオプション
行使価格1ドル▲▲円のドル売りのプット・オプションを購入する

 

以上、少しでも参考になれば幸いです!!
注意点としては、型にこだわりすぎると設問で問われてないことも書いてしまうので、
「設問の制約条件」と「与件文」に忠実に回答することを前提として使ってくださいね。


本日の記事は以上です。

最後は精神論で申し訳ないですが、
皆さん、最後まで絶対にあきらめないでください!
「絶対に自分は合格する!」
「ここまでやってきたんだから絶対大丈夫!」
という強い気持ちを持って試験本番に臨んでくださいね!

そして、試験当日はリラックスして、いつも通りの手順で解いてくださいね!

大丈夫。あなたは、ぜ~~~ったい合格しますから!
以上、chikaでした♪

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はい!へんりーです。

 

さあ、今日をいれて残り15日間となりましたね!

前回の記事の冒頭でお見せしたグラフのとおり、本番の直前まで実力は伸びます。(初学者は特に!)

どうかどうか、それだけは忘れずに。最後の最後まで、あがいてください。

 

さて、この時期まできますと、事例の解答にあたってはかなり「慣れてきている」段階かと思います。

そんな中、もし悩みがあるとしたら、

 

「得点が安定しない・・」

 

「模範解答と比べてどうも内容が薄い・・」

 

といったところでしょうか。

 

今日は、その状態を打破するためのヒントをお伝えできればと思います。

 

以下、大きく3本立ての内容です。

  1.  「加点されない理由」分析 

  2.  「フレーズコピー」のススメ

  3.  事例4「敗北しないための戦略」

(※過去問ネタバレなし)

1つ当たり1つの記事が書けそうなテーマですが、今回は渾身よくばりDayということでお付き合いください!

 


 

  1.  「加点されない理由」分析

 

早速ですが、どうすれば得点が安定するのか?を掘り下げていきます。

 

あなたの解答(事例I, II, III)が得点しきれていない=十分に加点されていないとしたら、その理由は何でしょうか?

 

大きく3つの切り口に分けて、診断してみましょう。

 

①問題の制約条件に違反している

②幅が足りない(切り口にモレがある)

③深さが足りない(因果が足りない)

 

まず

①問題の制約条件に違反している

はわかりやすいと思います。

 

夏セミナーでもお伝えしたとおり、自分は「教訓ノート」なるものを作り、事例を解く度に反省点をメモし蓄積していました。

その中から、いくつか「やらかし」をシェアしてみます。


・「過去に業績を維持できた理由」を聞かれているのに、現在の強みを答えている

・「経営面での影響」を聞かれているのに、技術面にしか触れていない

・「生産面について助言」と書かれているのに、組織・人事の対策を書いている

・「課題」について聞かれているのに、問題点を書いている

・「社内対策を」と書かれているのに、社外での施策を書いている

・「子育て世代をターゲット」の助言問題なのに、文字数余ったところで高齢者向けの施策を書いている

 

といったところでしょうか。あくまで一端です。 「自分もこれはあるなー」と思うものが含まれていたでしょうか?

 

多面的な解答にすることで得点稼ぎにいく方法は否定しませんし、むしろ賛成派ですが、やみくもに文字を埋めることでルール違反をやらかせばその解答は台無しです。

 

対策は、やはり「設問解釈」の徹底にかぎります。緊張しているときこそ、一字一句を大事に設問を読む必要があります。

念には念をいれて、制約条件を見逃さないためのクセと工夫を身に着けてください。

 


次に、加点されない理由の2つ目、

②幅が足りない(切り口にモレがある)

です。

ここでの「幅が足りない」とは、設問で求められている項目や切り口のどれかが漏れているということです。

初代ハカセさん作の図を使わせてもらうと、幅=並列のイメージです。

解答に盛り込むべき項目が並んでいます。

ものすごく簡単な例で言うと、「売上の改善のための施策」を求められている場合、

(特に制限がなければ)「客数」×「客単価」の2つの切り口が必要になるところを、一方を漏らし片方だけで解答してしまった、といった具合です。

 

「幅の不足」=漏れの防止対策には、いわゆる「フレームワーク」が特効薬となります。

 

たとえば、人事施策に関する助言が求められている場合、

「茶化」というフレームワークを使えば、(「茶」と「化」の文字を分解し・・)

サ 採用
ハ 配置
ホ 報酬

イ 育成
ヒ 評価

が漏れなく頭に浮かべば、モレなく、その問題に適した切り口を盛り込めるわけです。

フレームワークはモレを防ぐためのものという意識をぜひ持ってください。

 


そして、加点されない理由の最後3つ目が、

③深さが足りない(因果が足りない)

です。

ここで、深さとは直列のイメージです。(向きは横ですが)

解答の要素が、因果、因果、とつながっています。

模範解答と比べたとき、おおまかな施策やアクションは合っているのに、いまいち情報や修飾語が欠けていて、得点を稼げていない・・・

という人は、ぜひこの「深さ」を意識してみてほしいのです。

 

その神髄をいうなれば、

キーワードの前後 = 因果の要素

です。

(BeforeとAfter・・また勝手に「BA理論」または「前後理論」などと命名してしまいたい・・!)

例を出しましょう。

たとえば、助言を求めらる問題において、

[キーワード]に、助言の核となる「施策やアクション(例:〇〇教室の開催)」

が入るとすると、

[前]に、「現状のニーズや課題(例:ファミリー層に需要のある)」

[後]に、「期待効果(例;顧客との関係性強化)」

を入れることができます。

 

この[前]と[後]が、[キーワード](=施策やアクション)を修飾し、説得力を強めるのです。

 

 

ここで予備校の模範解答や「ふぞろい」を見直してみてください。

きっと、[前]と[後]にも、それぞれ、ちゃんと得点が与えられているはずです。

 

あなたの解答に足りなかったのは、実はこの

[前]と[後]

だったのではないでしょうか?

 

だいまつやきゃっしいの思考プロセス実況(の記事)の中で、「拾うべくして拾えるもの」のように説明されいる要素たちも、

見方を変えると、「因果の要素」だったりするわけです。(もちろんすべてがそうではありませんが)

他にも、具体例を挙げると以下の図です。

 

難易度が高いことで知られる助言問題において、解答の核となる「施策」そのものが思い浮かばなかったとしても、あるいは自信がなかったとしても、その[前][後]は与件文から抜き出せることがあります。

 

「施策」という、下手をすると『引き出し勝負(発想勝負)』になりがちなキーワード当てにいかずとも

前後をしっかり記述することで、一定の得点が得られるのです。これが「前後理論」です。

これに気づいてから、僕の得点は安定し始めました。

 

これこそが、8月あたまのブログ記事で、

2次試験は『作問者の想定する正解はきっと存在する。しかし、その「作問者の想定する正解」を当てにいってはいけない。「100%当てずとも如何に得点を稼ぐか」が勝負の試験である』

と記した理由です。(今ごろ伏線回収・・)

「こじらせてしまっている」受験生の一部の人は、解答の核となる「施策・アクション」の箇所を100%当てることにばかり注力してしまい、一方、その[前][後]をおろそかにしているきらいがあると思っています。それはリスクの大きな戦い方です。

でも本当は、得点源はそこだけではないわけです。

 

まずは [後]の 「施策・アクション」→「期待効果」 の因果関係を意識するのが馴染みやすいと思います。

「~により売上向上を実現する」

「~することで短納期化を図る」

といった当たり前のことを書く。それだけで得点になります。

 

事例にでてくる社長さんは天然です。「当たり前のことすらハッキリ言わないとわかってくれない」のです。

意識をしてこなかった人にとって、これは盲点かもしれません。

 

ぜひこの「因果」で深さを出す(前後理論)を取り入れてみてください。

 


「フレーズコピー」のススメ

 

続いて、こちらも事例I~IIIの得点安定のために、残る期間ですべきオススメ勉強法についてお話します。

 

お手本になる解答の文章を真似し、何度も書きなぞる勉強法を「写経」などと一般的に呼びますが、

基本的にはそれと同じ。何度も書かない代わりに、コピーしノートやスマホに記録しておくだけ、です。

しかも、解答全文ではなく、部分的なフレーズだけをコピーするで「フレーズコピー」と呼ぶことにします。

 

解答作成にあたって、「語彙」が足りない人は、上手い人の文、フレーズ(言い回し)をどんどん真似しましょう。

いくらあなた1人で事例を解き続けても、解答を書き続けても、なかなか良い表現は生まれてきません。

それなら、巧い表現を真似ること、パクることです。

 

自分が言いたいことを、如何にコンパクトに、如何にわかりやすく書けるか?

僕が受験時代中にメモしていた内容から、以下に一端をピックアップします。

 

 [イマイチ長い文] 若手育成への貢献度をしっかりと評価する制度を導入することで

[スマートな文] 育成面を重視した評価制度の導入により

[イマイチ長い文] 安心かつ安全な商品であれば高価であっても購入する子育て世代に

[スマートな文] 高価でも安心安全を重視する子育て世代に

 

このように、言いたいことは同じだけど、なんだか見事にコンパクトにまとめている「スマートなフレーズ」を見つけてはメモするようにしていました。

他にも少しご紹介します。

 

「無関連多角化によりシナジー効果を発揮できず」

「裁量を与えることで動機付けを行い」

「愛顧向上により口コミを誘発し新規顧客を獲得する」

「情報誌にパブリシティを行い」

「高付加価値化により客単価向上を図る」

 

どれもスマートで美しいと思いませんか?

ふと俯瞰すると、主に動詞の使い方に注目していたことがわかります。自分の引き出しにない動詞の使い方を取り込むことで文章作成の自由度を上げようとしていました。

 

これらはあくまで昨年の僕にヒットしたフレーズですが、

みなさんも残りの期間で、「この言い回しを自分は持っていないな」というお手本のフレーズを見つけたらそれをコピーし自分に取り込んでください。

 

おまけの話ですが、この「フレーズコピー」は、楽器演奏の練習で用いられる方法なのです。ご経験のある方もいらっしゃるかもしれません。

例えば、JAZZの独特の歌いまわしを身に着けるには、過去の偉人「ジャズ・ジャイアント」の演奏から、彼らのアドリブフレーズをコピーしていくのが1番早いと言われています。

呼び方は異なるかもしれませんが、

・スポーツの素振り(フォーム作り)

・英語のシャドーイング

などもおそらく同じ。「お手本のコピー」が有効なのです。

 

というわけで、直前期だからこそ、「フレーズコピー」(時間があればもちろん「写経」)をおすすめします。

 


事例4「敗北しないための戦略」

さらに、「得点安定のための極意」の締めくくりとして、事例4対策についても書いておきます。

 

事例IVの問題(設問)は、以下の3種類に分けることができます。

 ①合格者・不合格者のほとんどが正解する問題(差が出ない問題)

②合格者と不合格者で正答率に差がでる問題

③合格者も不合格者も正解できない問題(差が出ない問題) 

「だから、勝負になる②を練習しろってことだろ」という声が聞こえてきそうですが、

 

違います!

 

得点安定のために大事なのは「勝負の手前」なのです。

 

①合格者・不合格者のほとんどが正解する問題(差が出ない問題) (具体例:経営分析の問題)

で如何に着実に得点するか?

③合格者も不合格者も正解できない問題(差が出ない問題) (具体例:NPVの大問の最後の問題)

に如何に時間をかけないか(極端に言えば捨てるか)?

この2点を遂行できずに、つまり勝負をするまでもなく敗北してしまう人が意外と多いのです。

 

せっかく、②の問題で戦う力を如何につけていても、①と③の対処を誤ると一気に不利になっていまいます。

勝負の土俵にすら上がれないということですから、やるせません。。

 

特に、自分は財務会計が得意と思っている人ほど要注意かもしれません。

そんな人ほど、試験の後半にまだ「時間をかければ誰でも正解できる問題」が残っているのにも関わらず、「自分なら多少難しくても解けるから」と、色気がでてしまいがちです。

たとえば、NPVの最後の設問に果敢にもチャレンジしてしまい、しかしその難問に予定に時間を食い、「時間をかければ誰もが正解できる問題」を落としてしまう、といった悲劇が起きます。

さらに追い打ちをかけると、そのNPVの難問も、実はほとんど配点が与えられません。だった1点の可能性すらあると思っています。

そのあたりは、きゃっしいの前回の記事で説明してくれているのでぜひ参照ください。

 

実は、僕の「スタプラ友達」で、財務会計をすごく得意としていた方がいたのですが、残念ながら2次試験本番で上記のような事態に陥ってしまいました。

読者の皆さんには、そうはなってほしくありません。

 

敗北しないために、まず何より、上記①の得点、③の回避を確実に遂行してください。

それを成しえて、はじめて勝負の土俵に上がることができます。得点が安定してきます。

 

本番のメンタルでは、優先順位の選択を誤ってしまう可能性があるため、練習のうち意識してやっていないといけません。

ぜひ今日から、まず①と③を重視して事例IVを解いてみてください。

 

では、勝負を決める②の対策は?

それは「2日連続で解く」勉強法です。まず解いて答え合わせをし、その翌日に再度解くことで定着を図る。また、別のところでひっかかって間違えることも多い、というわけです。

1次試験前にも繰り返していたことですが、最後まで自分の理解度・実力を疑ってください。

 


 

以上です!

へんりーの手元に残る、ありったけの得点安定ノウハウをお届けしてみました!

 

どうか最後の15日間を濃密に過ごし、本番に備えてください。体調管理も言わずもがな趙重要です。

質問・疑問はお気軽にコメント欄にどうぞ!さっと聞けば、答えが得られて数時間が浮くことだってありますから。

 

では、

「アナタもまだ間に合います!

本番まであと少しだけ、あがいてみませんか?」

 

以上、へんりーでした!

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おはようございます。ゆうです。

バックナンバーは、こちらから

 

本日のテーマは、ゆうファイナルペーパーにみる2次試験攻略のポイント、と題してお送りします。

 

前回は、2次試験のファイナルペーパーからピックアップして、事例共通の、試験の心構えを披露しました。

 

今回は、その事例別編です。

 

ファイナルペーパーとは、自分なりの2次試験攻略の縮図です。

 

「2次試験とは、結局どういう試験か?」という要所を紙にまとめて、あとは試験当日の現場対応力

 

どんな会社が出題されるかは分かりません。どんな要求が来るかも分かりません。

 

解答に必要な2次知識とフレームワークを準備し、試験当日に登場する企業に合わせて、知識とフレームワークを活用する。

 

そのため、試験当日に確認することは、2次知識とフレームワークが中心です。

 

私の場合、ツールはMMCの学習ガイドブックと、自作のファイナルペーパーでした。

 

今回は、ゆうファイナルペーパーから事例別編を引用し、その下に補足コメントを書きますので、参考にしてください。

■事例Ⅰ

(1)強みの維持、強化がテーマ。なので、与件文通読の際にチェックすると有効。その際に、強みは、外部資源を活かしたものと、内部資源を活かしたものになる。

中小企業は経営資源が限られているので、全方位経営はできません。キラリと光る、他社と差別化した「強み」を武器に、会社の存続と発展を目指す必要があります。

 

2次試験も、全事例を通じて、求められていることは、そういうことです。

 

事例Ⅰでは、強みを維持、強化するために組織・人事の視点で診断と助言を行います。

 

また、現在、中小企業共通のテーマである、以下のキーワードは、事例企業の背景として登場する可能性があります。

課題と対応策は、頭に入れておきましょう。

①事業承継 ②社員の高齢化 ③人材不足 ④生産性向上 ⑤海外進出・インバウンド対応

 

(2)与件文に根拠を探しに行っても、無い場合が多い。つまり、設問文を読んだ段階で理論想定することが大事。余白に想定を箇条書きで書いておく。

事例Ⅰを苦手な方の、多くの原因が、これでしょう。与件文に根拠が書いていない、見つからない。難易度を高めるために、意図的にそうしていると思います。

 

受験生の対策としては、設問文を読んだ時に類推すること、です。

 

事例Ⅰでは、組織構造か人的資源管理に絞られるので、その中のどれかな?と探る。過去問の出題パターンから、これかな?と探る。

 

(3)レイヤーは、経営戦略、組織構造、人的資源管理(さちのひもけぶかいねこ)

何はともあれ、事例Ⅰで頭に入れておくフレームワークが、これです。

 

(4)最終問題は、与件文と最後の段落と最初の段落が関係することが多い。

これは事例Ⅰのパターンです。昨年29年度も当てはまりました。30年度がどうなるか分かりませんが、想定はしておきましょう。

 

■事例Ⅱ

(1)基本は、誰に・何を・どのように。誰にがターゲット、何をが製品戦略、どのようにがプロモーション戦略

マーケティングの基本です。事例Ⅱの解答構成で迷ったら、この基本に立ち返りましょう。

 

(2)ターゲットは、顧客層が市場拡大しているのが基本。現状維持や減っていく市場をターゲットにしない。そして、B社の強みが活かせて顧客獲得できるターゲット。

マーケティングの目標は、おおむね売上向上ですから、拡大している市場への進出やシェア拡大が基本です。

 

昨年29年度であれば、30~40歳代の子育て世代がターゲットでしたね。

 

ターゲットが複数登場したら、B社の強みが活かせて、拡大している市場をターゲットに選びましょう。

 

(3)マーケティング戦略、アクションと来たら、ターゲットを明確にすること。ターゲット+4P

私は解答構成で、ターゲットを書き忘れる癖があったので、忘れないようにターゲットのことを何度も書いています。

 

すでに設問文にターゲットが明記されていれば不要ですが、書いていない場合、ターゲットの記述は採点対象と考えておきましょう。

 

(4)売上拡大ときたら、客数増加なのか、客単価増加なのか。既存売上強化か、新規顧客獲得か。
例:〇〇することで、客数増加させ、売上拡大を図る。

施策を考える時の視点として、切り分けの視点として、重要です。

 

(5)経営資源をチェックしておく。それを機会や課題に合わせて、活用する。

施策を期待効果につなげるには、B社の経営資源を有効に活用しているかどうかが、カギです。

 

(6)レイヤーは、経営戦略、4P(商品サービス・プロモーション・価格・チャネル)

特に4Pで重要なのが、商品サービスとプロモーションです。価格とチャネルも、どういう課題や対策があるか、基本的な内容は押さえておきましょう。

 

(7)インターナルマーケティングのセオリー。①研修による能力開発 ②表彰制度や権限移譲によるモラール向上→従業員満足の向上→当事者意識の向上→顧客満足や顧客愛顧の向上

頻出論点のセオリーは、因果の流れで、覚えておきましょう。

 

(8)コミュニケーション戦略のセオリー。双方向のコミュニケーション活性化により→顧客関係性強化→顧客満足度向上→口コミ促進→新規客獲得

上記(7)と同様です。頻出論点のセオリーは、因果の流れで、覚えておきましょう。

 

■事例Ⅲ

(1)事業やアイテムごとに生産形態が違う可能性があるので、○○は●●生産、と個別に捉える必要あり。【受注生産・見込生産】【個別生産、ロット生産、連続生産】

生産形態によって課題が違います。受注生産なら、生産リードタイムの短縮であったり、見込み生産なら精緻な需要予測であったり。

 

生産管理の問題を作りやすいので、比較的、事例は受注生産の企業が登場します。

 

(2)まず生産管理系の問題から処理する。1問目(強み、弱み)と最終問(強み活用)の戦略問題はセットで処理する。

これまで事例Ⅲのセオリーだった第1問の強み・弱み問題が、昨年29年度は出ませんでした

 

なので、このポイントの後半部分は流用できません。ただ、前半の生産管理系の問題から処理するのは、引き続き有効です。

 

理由は生産管理系の問題はワンパターンで解答しやすいためです。

 

事例Ⅲに共通して言えることは、問題と解答が、けっこうワンパターンなのです。おそらく事例Ⅲは、解答のバリエーションが作りづらいのでしょう。

 

(3)レイヤーは、経営戦略・機能戦略(①営業活動 ②設計・開発 ③生産活動)

事例Ⅲは、生産管理はもちろんですが、営業に関する問題や解答も多いので、営業の切り口やキーワードの準備は、有効です。

 

■事例Ⅳ

(1)解く順番を決める。基本は、経営分析→理論問題→NPV以外→NPV。簡単な問題からやる。

事例Ⅳはタイムマネジメントが重要で、簡単な問題からやって点数を積み上げる戦略が有効です。

 

27年、28年のように平易な問題であれば、全問解答する必要性が高いですが。

 

昨年29年度のように難化した場合は、捨て問の選定が重要でした。

 

昨年であれば、第1問⇒第4問⇒第2問⇒第3問の順番で解答しました。

 

(2)経営分析はBS・PLから探しに行くのではなく与件文から類推する。もっと言うと、あらかじめパターンを読んでおく。

・よく出る指標

収益性:
売上総利益率、売上営業利益率、売上経常利益率

効率性:
有形固定資産回転率、棚卸資産回転率

安全性:
負債比率、流動比率(100%が基準。100を切っていたら優先的に指摘する)、当座比率

 

・安全性を複数指摘する場合、

①短期安全性(流動比率、当座比率)
②長期安全性(固定比率、固定長期適合率)
③資本構造(負債比率、自己資本比率)

 

(3)経営分析は20分以内で終わらせる。時間をかけすぎない。

以前の記事でも書きましたが、経営分析をいかに早く処理して、他の問題に時間を使うか、が合格のカギです。

 

(4)前期と当期比較なら、低下や上昇を使う。同業比較なら、低い・高い。

何でもかんでも、低い・高いで表現するのではなく、時系列での比較なら、低下・上昇を使う。

 

(5)CF計算をする際は、ちゃんとPL計算書から作る。時間はかかるが、確実性が上がる。

事例Ⅳで点数を積み上げるには、計算する過程を丁寧に書いて、抜け漏れや計算ミスを防ぐことが大事です。

 

時間はかかりますが、確実性があがります。また、そのトレーニングを積み重ねることで、スピードアップできます。

 

(5)CF説明。FCFのみの説明なら、財務CFのことは書かずにまとめる。

FCF(フリーキャッシュフロー)は、営業キャッシュフローと投資キャッシュフローの合計なので、財務キャッシュフローのことを書くのは余計で、不必要なことです。

 

(6)ディシジョンツリーのパターン。期待正味現在価値が正なので、研究開発を行う。研究開発の結果、大型投資の場合は設備投資を行うが、小型投資の場合は設備投資を行わない。

次こそ出るぞと言われて、昨年29年度も出なかったディシジョンツリー。

 

問題設定にもよりますが、おおむね上記の解答パターンになることが多いので、あらかじめ想定していました。

 

 

以上、ゆうファイナルペーパーにみる2次試験攻略のポイント、でした。

 

最後に、スト合格を目指す皆様に一言。

 

スト生は、「ラスト2週間で急速に成長し、2年目に追いつきます!」

 

私の場合、このラスト2週間は、以下の2つに取り組んだことが、合格の決め手でした。

 

①毎日2事例を解く+毎日事例Ⅳ問題を解く。

②土日は5事例解く。そのうち、日曜は完全に新作のセルフ模試。

 

大事な残り2週間。体調に気をつけながら、絶対に後悔しないように、全力で行きましょう。最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

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おはようございます。zenzenです。
泣いても笑っても残り17日です。
完全に押し迫ってまいりましたが、二次試験に挑む道場読者の皆様、
心境はいかがでしょうか。

準備は万端!いつでも試験を受けられるぜ!という方

どんどん不安になってきた・・・。こんなんで大丈夫かな?という方

もうここまで来たら開き直るしかない!玉砕上等!という方

様々思惑あると思いますが、
残された時間は平等で、同じ問題を同じ制限時間で解くだけです。

まず受かるだろうな、という上位の方を除けば、
それほど明確な実力差はありません。

当日のオペレーションの少しの差、
当日のメンタル状態の少しの差で、
合否を分かつことは珍しい話ではありません。

よく言われるように相対試験であることは間違いないのですが、
それでも周りを気にするよりは、自分がどうありたいか、あるべきか、
ということだけを考えるのが得策のように思えます。

・模試や答練の結果が悪かった?

何と比べて悪いと思っているんですか?

予備校の同じクラスのあの人と比べて?
平均点と比べて?
去年の自分と比べて?

何回でも言いますが、
そんなことは気にしなくていいです。

気にしなければならないのは、
「本番で」「自分が」どれだけの解答を書けるのか?
ということだけです。

模試や答練と本試験は、似て非なるものです。

そんなものの結果に一喜一憂する必要はあるだろうか(いやない)。

私は全力で一喜一憂してましたけどね!

・やっぱり二次試験の勘所が良く分からない?

分からなくても受かる方は沢山います。
分かった気になって落ちる人だって沢山います。(私ですかね)

自分だって今でも分かっているかと問われれば甚だ疑問です。
恐らくこういうことだろうな、ということがあるだけで。

自分なりに掴んでいる方は勿論、
掴んだ気がしない方も、それでOKです。
この差は、落ちる理由にはならないですからね。

落ちる理由っていうのは、こういうことです。
それでは私が2年連続二次試験に落ちた理由について、
記していきましょう。

<1年目の失敗>
・メンタルが安定しない。

2015年の私は、完全に実力不足だったので
失敗以前の話ではあるのですが、
当日さらに過ちを重ねています。

何が駄目って、完全に浮足立っていたのですね。

時々例えで、
「1次試験が地区予選で2次試験が甲子園」みたいな言われ方しますけど、
まあ考えてもみてください。
私ですよ?メンタルの弱さに定評のあるzenzenさんですよ?

何度も地区予選で苦杯を嘗めてきた弱小チームが、
ようやく甲子園の土を踏むことが出来た・・・。
これで平常心でいろという方が難しい話ですよ。

そら浮足立つわ!何かフワフワしてたわ!知らんけど!

思えば、二次試験に進めたということだけでちょっと変なテンションになっていました。

気負いがあったというのか、舞い上がっていたというのか・・・。

ほど良い緊張感は必要ですが、
この日の私は完全に駄目なパターンでしたね。
肩に力が入ったり、私のように浮足だったりする状態では、上手くいくものも上手くいきません。

だんだん落ち着かない気持ちになっている方も
いらっしゃるかも知れませんが、
決して私のようにはならないで下さい。

もし当日に浮足立っている自分を感じたら、
「あ、これじゃいつかのzenzenと同じじゃねえか」と
自分に突込みを入れて下さい。
少しは余裕を取り戻せるでしょう。(多分)

<2年目の失敗>
・当日のオペレーションに失敗する。
・事例Ⅳがモノになっていない。

2016年の私は、前年よりは幾分マシにはなりましたが、
合格ラインにはまだ遠い状態でした。
運が良ければギリギリかするかどうか・・・
というレベルだったと思います。

以前にも触れたことはありますが、
改めて当日の感触を振り返ってみますね。

事例Ⅰ・・・いつも通りの出来。まあこんなもんだろう。
事例Ⅱ・・・ターゲットを絞り込めず、どれを書いても何処かおかしい気がして、1問を完全に白紙で出す。
事例Ⅲ・・・終了10分前に完全に読み飛ばしを犯していることに気付く。慌てて書き直すが、当然出来は今一つ。
事例Ⅳ・・・随分取り組みやすい気がした。前年よりは大分マシ。

当日のオペレーションとして、
明らかに事例Ⅱと事例Ⅲで大きな誤りがありました。

さらに事例Ⅳは自分に取って鬼門。
前年よりはマシなものの、手に覚えさせるほどでは無かったですし、
人に説明できるレベルでも無かったです。

過去問は繰り返して解いていましたが、
何となく解き方を覚えただけ
初見問題での対応力が完全に欠如しており、
解けたつもりの問題がことごとく間違っていました。

この敗北を経て、
自分の犯す過ちを意識的に捉えようとするようになりました。
具体的には、間違えた箇所だけをまとめたノートを作成し、
これをファイナルペーパーの代わりとして当日見直す材料にしていました。

事例Ⅳに関しては、とにかく手に覚えさせようと
ひたすら同じ問題集をこなしていたことを思い出します。
キチンと人に分かるように説明できるほどではありませんでしたが、
基本論点なら自然に手が動く状態にはなっていたと思います。

<そして、3年目>

3年目にして、ようやく色んな意味で「準備が整った」と言えるでしょう。
後は、普段通りのオペレーションが出来れば可能性はある・・・
という気持ちでした。

幸いにして昨年合格することは出来ましたが、
決して安泰だった訳ではありません。
大きなミスを犯さなかったことで、
なんとか合格ラインに留まることができただけです。

ご存知の通り私は全くもって優れた合格者ではありませんが、
そういう受かり方もある、と思って頂ければ幸いです。

 

 

 

今から急激に実力を上げる、ということは難しい面もありますが、

・メンタル面を整えること
・オペレーションのミスを避けること
・事例Ⅳの曖昧な点を潰すこと

今回挙げたこれら私の三つの失敗は、やり方次第では短期間で対処出来るものばかりです。
(逆に言えばこの失敗をはっきり認識して克服するのに人より時間がかかっただけですが)

ちょうどこの週末が3連休という方もいらっしゃると思います。

こういった点での対策を現時点で取っていない方は、
週末の計画に少し加えて頂ければと思います。

特に、事例Ⅳで曖昧な点が残る方は
もうラストチャンスと思ってゴリゴリやって下さい。

厳しいかも・・・と思っているのは貴方だけではありません。

あと少し、もう少しのところに多くの方がひしめきあっています。

最後の数点を取るために、落とさないために出来ることは
まだ残っています。

以上、zenzenでした。

 

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こんにちは、きゃずです。

過去記事はコチラ

 

いよいよ平成最後の2次筆記試験まであと3週間を切りました。

今回のテーマは「課題別いま読みたい道場記事」。

道場9代目の各メンバーが2次試験に向けてそれぞれ熱い記事を書いているので、今日はそれらをキュレーション(つなぎ合わせ)しながら紹介していきます。

(すべてを読む必要はありません。みなさんの課題に合わせチョイスください!)

 

主なターゲット2次試験に臨むすべての人

登場する過去問:特になし

文字量:約3,000字(本文のみであれば約5分で読めます)

 


 

■80分の使い方に悩む方に

桃ちゃん「80分への縮め方」と「応用情報技術者 午後試験」

たかじんの80分間の過ごし方

80分をどのように使うかは人それぞれですが、効果的な80分の使い方というものはやはり存在します。桃ちゃん&たかじんが、極めてオーソドックスかつムダのない時間の使い方を解説してくれている本記事を読んでみてください。筆記スピードには個人差があるので、あなた自身の場合を見極める参考に。文具へのこだわりも、1分1秒を削り出すためには侮れません。

(所要時間:約10分/1記事)

 

■2次試験の本質に迫りたい方に(1)

【永久保存版】平成29年度2次試験事例Ⅰ超高得点解答にみる2次試験合格のポイント!

【永久保存版】平成29年度2次試験事例Ⅱ超高得点解答にみる2次試験合格のポイント!

【永久保存版】平成29年度2次試験事例Ⅲ超高得点解答にみる2次試験合格のポイント!

まさに永久保存版。平成29年度試験の超高得点答案(80点クラスの再現答案)の比較・分析を通じて、2次試験を合格するためのポイントがこれでもかと詰まっています。金言のオンパレードです。ここまで2次試験の本質に迫った記事を僕は見たことがありません

だいまつも書いている通り、真剣に読むと長時間を要してしまいます。それでも全力でモノにしようとする方にはそれ以上のリターンが得られるでしょう

(所要時間:約30~60分/1記事)

 

■2次試験の本質に迫りたい方に(2)

きゃっしいの解法実況@事例Ⅱ & 5分でできる!1次と2次をつなぐトレーニング方法

きゃっしいの解法実況@事例Ⅰ

きゃっしいの解法実況@事例Ⅲ&復習の質を高めよう~その復習、本当に役に立っていますか?

こちらも永久保存版。平成29年度試験で合計280点を獲得した「伝説の合格者」きゃっしいが、2次試験とどのように向き合い、どのような思考プロセスで解いていったのかを実況スタイルで書いています。臨場感がありながら極めてロジカルで、コンサルの鑑のような内容です。

ボリューム感に圧倒されて、「そんなの真似できないよ!」と尻込みするのではなく、どこか使えるポイントはないか…という視点で記事からにじみ出るエッセンスをしゃぶり尽くしてください。

(所要時間:約30~60分/1記事)

 

■2次試験の重要キーワードを再確認したい方に

【二次ノウハウ】キーワード解答法 ~事例Ⅰ(組織・人事)~

【二次ノウハウ】キーワード解答法~事例Ⅱ~ + 事例Ⅱで安定して得点を取るためのコツ

【二次ノウハウ】キーワード解答法~事例Ⅲ~ + 事例Ⅲの基礎

【二次ノウハウ】キーワード解答法 ~事例Ⅳ・経営分析~

Chikaによる渾身のキーワード解答法シリーズ。与件文のヒントからどのようなキーワードを持ってくるかという「解答のレシピ」の紹介。僕も受験生時代は似たアプローチをしていましたが、Chikaの徹底ぶりと分かりやすい説明には本当に頭が下がります。そしてあと3週間、つらいときはこう唱えましょう。

「死ぬ気でやれよ、死なないから!!」

(所要時間:約10~20分/1記事)

 

■事例Ⅳをモノにしたい方に

【2018年スト合格目標】事例Ⅳの傾向と対策、そして「経営分析」は20分で解く!

【道場】事例Ⅳ対策記事まとめ【厳選】

平成29年の事例Ⅳで75点を獲得した、ゆうの記事。そしてZenZenによる事例Ⅳ対策の珠玉のまとめ記事。残された時間で事例Ⅳに向き合う場合、「どこが頻出領域なのか」を意識せずにやみくもに問題を解くのは、コンパスを持たずに航海に出るのと一緒です。後悔したくなければ、この2つの記事を一読してコンパスを持ちましょう。悠然と順番に読むのがお勧めです。

(所要時間:約15分/1記事)

 

事例Ⅳ〜合格点までの守破離(3ステップ)

よこよこはこう書いていますし、本当にそうだなぁ、としみじみ思います。

事例Ⅳは純粋な会計の問題ではなく、「文章を読み解き、整理する力」、これは国語の試験なのだと気が付いてから、合格点確保の道筋が見えてきました。

そして事例Ⅳの合格点確保に至る三段階(守破離)。あなたがどのステージにいるかにより、ラスト3週間の事例Ⅳへの時間の投入量は変わるはずです。現状のチェックにぜひ。

:頻出論点の解法が分かる

:独特の難解文章を「表」「数式」に整理できる

:自分のクセを知り致命的なポカミス回避する

(所要時間:約5分)

 

【大胆仮説】再現答案の比較からの「事例Ⅳの配点操作説」

まさかとは思っていました。でも、これはきっとそういうことなのでしょう。得点開示が可能にした、配点のマジックに切り込む記事。きゃっしい恐るべし。

仮説をどう捉えるかはあなた次第ですが、きゃっしいがこの分析を通して本当に伝えたいことはココです。

確実に合格点を確保するためには、難しい問題を無理して完全に解こうとする前に、まずはみんなが取れる問題を確実に取ることが重要

焦って新しい論点に手を広げるのではなく、経営分析・CVP・設備投資の経済性計算といった頻出論点の基本問題をひたすらモノにしましょう

(所要時間:約15分)

 

■どうも得点が安定せずに悩んでいる方に(追加!)

得点安定のための極意(事例 I~IVすべて)

解答にだんだん慣れてきた、けれど、まだ得点が安定しない・・といった悩みがある方に、

「どうして加点されないのか(裏返せば、どうしたら加点されるか)」をへんりーが分析しています。

①制約条件違反? ②切り口のモレ? ③因果関係要素の不足?  すべてクリアできていますでしょうか?ぜひ確認ください!

(所要時間:約10分)

 

■ぶっちゃけ何もできていない!ただ焦っている!方に

H29.事例Ⅰ 過去問解いたらこうやって見直そう!!

過去問がどうしてもアタマに入ってこない…というあなた。ヒロちゃん夫妻による愛の合作である本記事を読んでみてください。事例の向こうには中小企業の社長のストーリー、熱い想いがあることを焼き付けたら、ラストスパートの気力も湧いてくるはずです。まだ間に合います。全力であがきましょう

(所要時間:約10分)

 

 

■これまでやったことをまとめ、自分を信じて試験会場に向かいたい方に

一発合格道場の「ファイナルペーパー」総論

ファイナルペーパーに関する記事は道場やその他試験対策ブログでも数多くあります。ですが、それらを横断的にまとめて汎用化した記事はこれまでありませんでした

ラスト3週間、これまでやってきたことを消化して「ファイナルペーパー」に昇華させるプロセスは、再現性を高め、最高の心技体で試験に臨むための最後のひと押しになる。そう確信しています。

後半にあるファイナルペーパーも是非ダウンロードしてご活用ください。

 

いかがでしょうか。

泣いても笑ってもあと3週間。あがいてもがいてやりきりましょう。道場メンバーも全力で応援しています。

以上、きゃずでした。

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<注意>
今回の記事を真剣に読むとおそらく1時間以上の時間が必要になります。

 

みなさん、おはこんばんにちは、だいまつです!

 

3回シリーズでお届けした「【永久保存版】平成29年度2次試験超高得点答案にみる2次試験合格のポイント!」の記事を読んだ読者の方から、「平成28年度もしくは平成27年度試験の事例Ⅲの解答・解説記事を読みたい」とのリクエストをいただきました。

 

そこで、今回は平成28年度試験の事例Ⅲを題材に、私なりの事例Ⅲに対するアプローチの仕方を解説していきたいと思います。

 

まず、初めに事例Ⅲを解く上で必要になる切り口イメージしておくべきことを整理しておきます。

 

①私の考える事例Ⅲの基本的なパターン/切り口
~きゃっしいが「実況解説@事例Ⅲ」で示したレイヤーに「現状把握」が乗っかったイメージです。

凄くシンプルですが、事例Ⅲはこの表(4つの切り口)に基づいて考えることが極めて大切です。後で解説を読んでもらえれば分かると思いますが、平成28年度試験では、この表の上から順番に第1問、第2問、第3問、第4問と出題されています。

 

②事例Ⅲを解く上での基本的な認識

 

C社は当たり前のことができていない。だから、当たり前を目指すための解答を書く

 

③事例Ⅲにおける目指すべき当たり前

 

✔全社的な生産計画を作成され、なおかつ適切な頻度で計画が見直さ
れた上で、計画に基づいた進捗、余力、現品管理が行われている

✔作業は標準化、マニュアル化され、教育が徹底されており、効率的
である

✔作業員は多能工化が図られ、多台持ちできるなど、業務の閑散に
応じてた柔軟な対応が出来る体制が構築されている

✔情報は、DB等を用いて一元的に管理され、そして共有化され、
すぐに引き出せるようになっている

 

 

④事例Ⅲ全体に対する認識(ポポさんの言葉)

 

事例Ⅲは難しく考えないで、できていないこと、やらなきゃいけないことを、ただやってくださいと言うだけなのです。覚えることはかなり少ないし、解答の切り口も結構一緒のことが多いから、繰り返し練習していれば、解けるようになってきます。

 

事例Ⅲを解く上で必要になる切り口やイメージしておくべきことはこれくらいで十分です。

 

【永久保存版】シリーズのなかで何度も書きましたが、事例Ⅲで「難しく考えること」は、「絶対に禁止」です。「できていないこと、やらなきゃいけないことを、ただやってください」と書くだけでOKです。

 

この①~④はめちゃくちゃ大切なことなので、今年の事例Ⅲで60点以上を狙いたいと思うのなら、①~④の内容をご自身のノートに転記して、事例Ⅲの過去問を解く前に「必ず見返す」ようにしてくださいね(解いた後も)。

 

事例を解くたびに思い出す、そして実感する、ということを繰り返すと、「知っている・理解している」という段階から、「使いこなして事例問題が解ける」という段階(自分のものにする)へと、ステップアップすることができます。

 

それでは、平成28年度試験問題(事例Ⅲ)を使って解説をしていきますが、ここから先は平成28年度事例Ⅲの過去問を解いて、自分の解答や与件文を見ながら読むようにしてくださいね。でないと、効果はいつも通り10分の1以下ですからね!

 

過去問はLECのサイトからダウンロードできます(コチラ)。

 


 

第1問(配点20点)
カット野菜業界におけるC 社の(a) 強みと(b)弱みを、それぞれ40 字以内で述べよ。

【出題の趣旨】
X農業法人時代の事業経過、およびC社の現在の事業内容を把握し、カット野菜業界におけるC社の強みと弱みを分析する能力を問う問題です。

 

(a)
解答例①だいまつ
X農業法人との関係を有し、新鮮な規格外野菜の仕入れができること、である。

解答例②後輩A
X農業法人から市場に出荷できない規格外野菜を安定的に仕入れることができること。

解答例③後輩B
規格外の野菜を有効活用できる加工技術力及びカット野菜の一貫生産体制の保有である。

 

与件文にヒントが少なくて、強みを非常に読み取りにくい問題です。

 

しかしながら、冒頭で示した「4つの切り口」のうち、現状把握系の問題は、必ずヒントが与件文に埋め込まれています

 

なぜなら、C社の「現状」は与件文に記載がなければ、「答案の作りよう」がないからです。

 

事例Ⅰなら、与件文から「類推」を求められるような現状把握(分析)系の問題が出される可能性もありますが、超シンプルな「事例Ⅲ」は、与件文の言葉を拾ってきて、整理し、答案を作るだけでOKです。

 

では、だいまつの解答例から見て行きましょう。

 

X農業法人との関係を有し、新鮮な規格外野菜の仕入れができること、である。

 

着目した与件文の記述は以下の通りです。

 

第4段落の「規格外野菜の有活用を目的として」、第7段落の「C社とX農業法人との関係に注目した新たな取引要望がある」、「新鮮さを売りものにしている中小地場スーパーマーケットなどから要望がある一般消費者向けのサラダや調理用のカット野菜パック事業であり・・・」

 

多くの説明は不要だと思います。なので、細かな解説は割愛しますが、「新鮮な」という言葉を入れた思考の流れだけ説明しておきます。C社とX農業法人との関係に注目した新たな取引要望があり、そして提案をしてきたのが、「新鮮さを売りものにしている中小地場スーパーマーケット」ということであれば、X農業法人の野菜は「新鮮はなず」と類推し、盛込みました

 

ただし、「新鮮な」というワードは、書けても書けなくてもどちらでもいいと思います。

 

一方で、「X農業法人との関係に基づく、規格外野菜の仕入れ」という解答要素は、C社の唯一と言っても過言ではない長所なので、絶対に盛込みたいところですね。

 

次に、後輩Aの解答例です。

 

X農業法人から市場に出荷できない規格外野菜を安定的に仕入れることができること。

 

前半部分は ‘〇’ ですが、後半部分の記述が全てを台無しにしています。

 

与件文の着目すべき箇所はある程度分かっているにも関わらず、与件文から考えて明らかにおかしな後半部分の記述によって、0点にされかねない危険な答案を作ってしまっています。

 

これは、絶対に避けるべき過ちです。

 

与件文を確認すると、第5段落に「工場操業状況は、規格外野菜を主に原材料として利用してきた時には収穫時期から約半年間の季節創業となっていたが、市場規格品の使用や他山地からの仕入れによって向上総合期間は長くなったものの、C社に受け継がれた後でもまだ約3ヶ月の休業期間が例年生じている。販売先からは通年取引の要望がある」との記述があります。

 

X農業法人からの規格外野菜の仕入れだけでは、半年間しか操業できないのに、「安定的に仕入れることができること」というのは、与件文をちゃんと読めていないトンチンカンな解答です。

 

本試験で‘もしも’や‘仮に’はありませんが、後輩Aの答案から余計な4文字(安定的な)を取ればどうなるでしょうか。

 

X農業法人から市場に出荷できない規格外野菜を仕入れることができること。

 

見違えるような「イケてる」解答に変わりましたね。

 

【永久保存版】シリーズの中でも書きましたが、解答要素の抜出はできているのに、安易な修飾や余計な言葉を盛込んでしまい、開示得点がやたら低くなる「解答要素OK、開示得点低い」答案を作ってしまわないように注意しましょう

 

ちなみにですが、後輩Aに「安定的な」と書いた理由を問い詰めたところ、「通年創業できないことは把握していましたが、強みを聞かれていたので、なんとなく安定的というワードがあった方が、‘強みっぽい’記載内容になると思って入れました」との返答が帰ってきました。

 

・・・結構やってしまいがち、ですよね!

 

「ひらめき」「なんとなく」は、100%排除です。

 

これも、普段の練習から意識しておきたいところですね。

 

続いて、後輩Bの解答例です。

 

①規格外の野菜を有効活用できる加工技術力②カット野菜の一貫生産体制の保有である。

 

こちらもなかなかパンチの効いたダメ答案ですね・・・(私の教え方が悪いことが原因ですが)。

 

まずは、①の「規格外の野菜を有効活用できる加工技術力」という記述に関してです。規格外野菜を「有効活用」できているのは‘確か’ですが、「加工技術力」は言い過ぎです。特性要因図に目をやると「原材料(形状ふぞろい)」が、「加工不良が多い原因のひとつ」であると書かれています。「加工技術力」があるのなら、規格外野菜を上手く処理できるはずですから、「図1」のような特性要因図が示されるはずがありませんね。

 

平成28年度試験のC社は、事例Ⅲで登場する企業では本当に珍しい、「Q」の弱い会社でした。

 

 

続いて、②の「カット野菜の一貫生産体制の保有する」という記述に関してです。確かに事例Ⅲではたまに「一貫生産体制」が強みの企業が登場します。

 

ただし、今回は与件文を読む限り、C社が「一貫生産体制を有する」とは、書かれていません「なんとなく」ではだめなのです。

 

事例Ⅰは「行間を読ませる」ようなところもありますが(こうした掴みどころのなさが魅力なんですけどね)、事例Ⅲは素直なので、与件文に明確に「一貫生産体制を有する」と書いていない限りは、「強み」と認識しなくてもOKです。

 

今回の後輩Bの答案も、強みを見つけられず「苦し紛れに過去問の知識を引っ張り出して無理やり書いた」という対応の産物です。

 

読者の皆さんは、初めて本問を解いたときに、「X農業法人との関係を強み」とした答案がつくれましたか?

 

‘何度も解いて答えを憶えている’ 今は「X農業法人との関係」を強みとして書けるでしょう。でも、大切なのは「初見」で書けるか、どうかです。きゃっしいが、先日の記事(コチラ)でやや厳しめに「振り返りの仕方に対する問題提起」をしてくれています。自分自身の過ちはもちろんのこと、今回の後輩Aや後輩Bが犯してしまった過ちもちゃんと他山の石として、初見問題への対応力向上に役立ててくださいね。

 

続いて(b)の解答例を見て行きましょう。

 

(b)
解答例①だいまつ
①通年取引不可の野菜の調達力の低さと、②組織的に生産管理できず収益性が低いこと。

解答例②後輩A
①野菜の調達力、②生産管理力、③収益力、④衛生管理力、⑤営業力。

解答例③後輩B
①生産管理が組織的にできていない②調達力が低く通年取引要望に応えられていない。

 

本問についても、あまり多くを説明する必要はないと思いますので、さらっといきます。

 

の解答例からです。

 

①の「通年取引ができない野菜の調達力の低さ」は、第3段落の「カット野菜は、販売先から要望される通年納品に応えるため、常に一定量の野菜を確保する必要がある。そのため同業者の多くが野菜の調達能力が高い卸売業者や仲卸業者である」と、第5段落の「C社に受け継がれた後でもまだ約1カ月の休業期間が例年生じている。販売先からは通年取引の要望がある」を、根拠としています。

 

②の「生産管理が組織的にできず収益性が低い」は、第4段落の「効果的な生産管理が組織的に行われていない」や、表1、第2問の設問文「現在C社が抱えている最大の経営課題は、収益改善を早急に図ることである。生産管理面での対応策を述べよ」を踏まえたものです。

 

出題の趣旨に目を向けると、「X農業法人時代の事業経過、およびC社の現在の事業内容を把握し、カット野菜業界におけるC社の強みと弱みを分析する能力を問う問題」との記載がありますから、野菜の調達力の低さ生産管理力の低さはまず正解と考えて間違いなさそうです。

 

続いて、後輩Aの解答例です。

 

①野菜の調達力、②生産管理力、③収益力、④衛生管理力、⑤営業力。

 

究極の詰込み答案ですね。正直、私にはここまでの「詰込み型の答案」を作る能力はありません。もちろん、間違っていないため、「点数」は得られるでしょう。

 

ただし、「望ましい対応」ではないと考えます。

 

なぜなら、設問要求は40 字以内で「述べよ」だからです。

 

「述べよ」を国語的に考えれば、「記述せよ」というニュアンスに近いでしょう。

 

仮に設問要求が「挙げよ」「列挙せよ」なら後輩Aの解答例のような答え方がぴったりだと思いますが、「述べよ」だとやや物足りない感じがしますね。

 

私と後輩Aの答案を並べておきます。設問要求の「述べよ」にしっくり来るのはどちらでしょうか。皆さん、評価してみてください。

 

解答例①だいまつ
①通年取引不可の野菜の調達力の低さと、②組織的に生産管理できず収益性が低いこと。

解答例②後輩A
①野菜の調達力、②生産管理力、③収益力、④衛生管理力、⑤営業力。
(せめて、最後に「低さ」という言葉があれば、一応述べていることにはなりますね)

 

続いて、後輩Bです。

 

①生産管理が組織的にできていない②調達力が低く通年取引要望に応えられていない。

 

解答要素はほぼOKです。

 

本番でここまで書ければ十分でしょう。

 

細かい話をすれば、①に関しては「生産管理が組織的にできなかった」でどうなったかの記述(収益性が低い)が欲しいですね。また、字数が少なくて苦しいのは分かりますが、②に関しては、文頭に「野菜の」という言葉が欲しかったですね。

 


 

第2問(30 点)
現在C社が抱えている最大の経営課題は、収益改善を早急に図ることである。生産管理面での対応策を160 字以内で述べよ。

【出題の趣旨】
C社が収益改善を図るために必要な生産管理面での対応策を提案する能力を問う問題である。

 

解答例①だいまつ
対応策は、各製造グループをまたぐ全体生産計画を作成した上で、①管理項目に限界利益を追加し作業員のコスト意識を高め加工ロスを減らすとともに、同種の原材料は低単価品を共通して使うことで原材料費を削減する、②業務の閑散に応じて作業員を移動させ労務費を削減する、③出荷を共通化して輸送費ロスを減らす。以上で収益改善を実現する。

解答例②後輩A
対応策は、各製造グループがばらばらに行っている調達から出荷までの工程について、①原材料の仕入れを一元化することで単価差異を解消する、②共同出荷による出荷作業の共通化を行う、③作業の標準化・マニュアル化し、作業員に対する教育も行うことで生産効率を高める。以上により原材料費・輸送費を削減し、収益性を改善する。

解答例③後輩B
対応策は、全社的な生産計画を策定し、統制活動を実施し、コストを削減し、収益性を改善することである。具体的には、①原材料の一括調達によって単価差異を解消することで、原材料費を削減する、②チーム間の業務の繁忙に応じて作業員を移動させ、稼働アンバランスを解消し、労務費を削減すると同時に加工ロスを減らし、原材料費も削減する。

 

さて、解説です。

 

本問の設問要求は、「生産管理面での対応策」「収益改善を図るための(C)」です。

 

【永久保存版】シリーズを読んでいただいた読者の皆さんは、このド真ん中の直球ストレートの‘絶好球’を見逃すことなく、フルスイングして答案を球場の外にまで運んで、いただけたでしょう。

 

第1問目が「現状把握」系の問題で、第2問目は「生産管理」系の問題ですね。冒頭に申し上げた通り、4つの切り口の‘順番’で出題されていますね。

 

 

生産管理が問われ、収益改善と設問文にある訳ですから、この時点で与件文に何が書いてあるかを大体予想することができます。

 

恐らく、C社は「全体生産計画を作っていないか」、もしくは「計画の見直しタイミングがおかしく」、そして「統制がグダグダ」で、「コスト高になってしまっている」、そんなところでしょう。

 

ちなみに、事例Ⅲの現場系の問題(生産管理、生産性向上・生産効率化)で「収益改善」を問われた場合には、「コスト削減」の視点で解答を組み立てて行かなければなりません。

 

なぜなら、製造現場の改善と「売上UP」は直接関係ないからです。

 

一方で、事例Ⅱならコスト削減ではなく「売上UP」ですね。

 

さて、今回はせっかくですから関連する与件文の記述を丁寧に確認していきましょう。

 

第4段落
C社の設立当時作成された社内コスト管理資料では、予想されていた以上の原材料費と労務費の上昇によって限界利益がマイナスとなっていることが判明し、この傾向は今でも改善されていない。これは、X農業法人から独立し改善に向けて努力しているものの、いまだに効果的な生産管理が組織的に行われていないことによる

 

最終行で「生産管理が組織的に行われていない」との記述があります。そして、それによって、「原材料費と労務費が上昇し限界利益がマイナス」になっていることが分かります。

 

そしてさらに、表1「C社作成の社内コスト管理資料」を見ると、変動費の中で「原材料費(66.8%)労務費(28.1%)」ぶっちぎって構成比が高くなっています。一方で、荷造運賃は9.0%と両項目に比べると、構成比がかなり控えめですね。


このため、出題者は間違いなく「原材料費と労務費」の削減に資する対応策(収益改善策)を書いてほしい、そう考えていたでしょう。【永久保存版シリーズ】にも書きましたが、診断士の2次試験で難解な表の読み取りは求められません誰が見てもちゃんと「図表が意味するところを読み取れる」ように工夫がしてあります。

 

第6段落
C社の組織は、X農業法人時代の加工部門責任者が社長となり、製造3グループと総務グループで構成されている。社長は、全体の経営管理のほかに営業活動も担っている。各製造グループには責任者として正社員の製造リーダー1名が配置され、合計25名のパート社員が3つの製造グループに配置されている。X農業法人時代から同じ製造グループに勤めているパート社員が多く、他の製造グループへの移動はない。

 

「X農業法人時代から同じ製造グループに勤めているパート社員が多く、他の製造グループへの移動はない。」という表現がなくても文章として成り立つのに、なぜこのような文章を、形式段落の「最後」に入れたのでしょうか

 

皆さんならお分かりですよね。

 

そうです。使って‘ほしい’ のです。

 

使って ‘ほしい’ のなら使って ‘あげましょう’

 

「移動がない」のなら、「移動させる」と、答案に書いて‘あげましょう’
(事例Ⅲではひねる必要は、全くありませんからね!)

 

第8段落
C社社長は、まず現状の生産管理を見直し、早急に収益改善を図ることを第1の目標としているが、それが達成された後には新事業に着手してさらなる収益拡大を目指すことを考えている。

 

これは、設問文の記述と符合する内容ですね。

 

第9段落
C社のカット野菜製造工程は、顧客別に編成・グループ化され、現在3つの製造グループで製造を行っている。各製造グループでは主に素材選別、皮むき、カット、洗浄、軽量・パック・検査、出荷の各工程を持っている。各製造グループは、生産高を日常の管理項目として管理してきた。

 

各製造グループは、生産高を日常の管理項目として管理してきた」どう考えてもおかしな記述ですよね。

 

でも、違和感を感じつつも、この与件文の記述が意味しているところを「理解しきれていない」受験生もいらっしゃるのではないでしょうか。
(私も勉強を始めた当初は全く理解できませんでした)

 

事例Ⅲは、「言葉通り読む」ことが大切です。あれこれ考えてはいけません

 

「言葉通り」読んでください。C社は「生産高を日常の管理項目として管理」してきたのです

 

原材料費と労務費がかかり過ぎて限界利益がマイナスで、作れば作るほど赤字が出る、そんな状態‘なのに’「生産高しか日常の管理項目として管理してこなかった」のです。

 

普通の企業ならあり得ないですよね。

 

でも、診断士試験では与件文の記述が全てなのです。

 

事例Ⅲでは、‘特に’なのですが、「そんなバカな」という言葉を飲み込んでください。

 

なにせ、冒頭で申し上げた通り、C社は「当たり前のことができていない」のです。

 

こんな、「生産高しか日常の管理項目として管理してこなかった」C社への助言は、「赤字を垂れ流さないように限界利益も日常の管理項目として管理してください」です。

 

「できていないこと、やらなきゃいけないことを、ただやってくださいと言うだけ」、それが事例Ⅲなのです。

 

第10段落
C社の顧客からの注文は、各製造グループに直接入り、各製造グループで各々生産計画を立て、原材料調達から出荷まで行っている。製造グループごとの生産管理によって、同種類の原材料調達における単価の差異加工ロスによる歩留まりの低下出荷のための輸送費のロス製造グループ間での作業員の移動の制限などが見られる。

 

設問要求で想定した通り、「全体生産計画を作っていない(製造グループごとにバラバラに生産計画を立てている状況)」が、‘もろ’に書かれていますね。

 

そして、「製造グループごとの生産管理によって」単価差異、加工ロス、輸送費ロス、移動制限(2度目の登場)が発生している状況が記述されていますね。

 

ここまで、設問文と与件文をひも付けできれば、後は如何に答案として上手くまとめて行くかにかかっていますね。

 

それでは、解答例をみていきましょう。

 

解答例①だいまつ
対応策は、各製造グループをまたぐ全体生産計画を作成した上で、①管理項目に限界利益を追加し作業員のコスト意識を高め加工ロスを減らすとともに、同種の原材料は低単価品を共通して使うことで原材料費を削減する、②業務の閑散に応じて作業員を移動させ労務費を削減する、③出荷を共通化して輸送費ロスを減らす。以上で収益改善を実現する。

 

みなさんは、どのように評価されるでしょうか。

 

パッと見は、完璧ですね!

 

全体生産計画を作る、という計画の話を起点に、①管理項目への限界利益の追加と、低単価品の共通使用、②業務の閑散に応じた作業員の異動、③出荷の共通化、という統制内容が書けています。

 

本番でこの答案が書ければ御の字、本当に自分をほめてあげましょう。

 

しかしながら、以下の問題点もあります。
(注意:ここからの解説は、答案内容を突き詰めて考えた場合における問題点なので、こだわり過ぎないでください。参考程度でOKです)

 

①与件文上、明らかに出題者は「原材料費と労務費」の削減に資する対応策を書いてほしいのに、輸送費ロスを解答要素として盛り込んでいる

 

間違いではないため、「輸送費ロス」を解答要素として答案に盛込んでも点数はもらえると思います。ただし、「収益改善を早急に図ることが、最大の経営課題」であるC社にとっては、社内コスト資料で示されている構成比が高い項目(原材料費と労務費)を優先的に解消していくことが求められますね

 

「輸送費削減」は不適切とまでは言わないまでも、解答要素としての優先順位は低いと言えるでしょう。

 

②「製造グループごとの生産管理によって加工ロスが発生している」という問題点に対して、「管理項目に限界利益を追加し作業員のコスト意識を高め加工ロスを減らす」という書き振りでは、言葉足らずで対応策に関する記述として不十分

 

ここは、ちょっと分かりにくいところなので、理解しきれないようなら飛ばしてください

 

→「製造グループごとに生産管理をしているから加工ロスが起きている」、さらに噛み砕いて言うと、「製造グループごとに‘バラバラに’生産管理をしているから加工ロスが起きている」のに、「管理項目に限界利益を追加する」という言葉(解答)だけでは、「ごとに(各チームバラバラ)」という与件分の記述への配慮が足りていません

 

例えばですが、「限界利益を各チーム共通の管理項目とし」という書き方にすれば、「製造グループごとの生産管理」という問題点への対応策として、(国語的に)ばっちりだと思うのですが、皆さんいかがでしょうか。

 

[ before ]
製造グループごとの生産管理によって加工ロスが発生しているため、
管理項目に限界利益を追加し作業員のコスト意識を高め加工ロスを減らす

[ after ]
製造グループごとの生産管理によって加工ロスが発生しているため、
限界利益を各チーム共通の管理項目とし作業員のコスト意識を高め加工ロスを減らす

 

なお、「加工ロスの削減」については、後輩Bが別の観点から素晴らしい答案を作っているので後ほど解説します。

 

何度も言いますが、「深追いは禁物」です。あくまでも参考です。

 

解答例②後輩A
対応策は、各製造グループがばらばらに行っている調達から出荷までの工程について、①原材料の仕入れを一元化することで単価差異を解消する、②共同出荷による出荷作業の共通化を行う、③作業の標準化・マニュアル化し、作業員に対する教育も行うことで生産効率を高める。以上により原材料費・輸送費を削減し、収益性を改善する。

 

【永久保存版】シリーズを読んでいただいた皆さんならお分かりだと思いますが、後輩Aは、「生産管理」が「何者なのか」を理解していませんでした。

 

そのため、本問で2つもの事故が発生しています。本番でやってしまったなら、少なく見積もっても15点は吹き飛ばしてしまっているでしょう。240点付近には受験生が団子状態になっているのに、「生産管理系」のサービス問題で15点もライバルと差がついてしまう・・・、考えたくもありませんね。

 

【事故の内容】
①全体生産計画について触れられていない(生産管理は計画→統制なのに)
②生産効率化(標準化→マニュアル化→教育)のことを書いてしまっている

 

なお、後輩Aには、私が徹底的に「生産管理系の問題」に対する対応策を指導しておきましたので、今後は大丈夫でしょう。

 

解答例③後輩B
対応策は、全社的な生産計画を策定し、統制活動を実施し、コストを削減し、収益性を改善することである。具体的には、①原材料の一括調達によって単価差異を解消することで、原材料費を削減する、②チーム間の業務の繁忙に応じて作業員を移動させ、稼働アンバランスを解消し、労務費を削減すると同時に加工ロスを減らし、原材料費も削減する。

 

なんだか、「し」がやたら多いですね。日本語としてどうなんだ、と思われる方もいらっしゃると思うのですが、道場9代目のリーダー、受験生支援業界で、「ゴッド(神)」のふたつ名を持つ きゃっしい様も、「し」を多用した答案を作っておられることから、全く問題ないでしょう。

 

しかし、後輩Bの答案は本当に素晴らしいですね。

 

詳しく解説します。

 

まず、最初の文章ですが、本当に「生産管理」という題意を捉えつつ、QCDの「C(コスト)」出口とした解答が書けていますね

 

ここで注目すべきは、冒頭の「対応策は、全社的な生産計画を策定し、統制活動を実施し、コストを削減し、収益性を改善することである」という文章の流れです。

 

「生産管理」の問題であること及び「助言」の問題であることを意識して、「計画→統制→効果」という流れで文章が作られています

 

分かりやすいように文中に‘( )’を追加してみました。

 

対応策は、(計画→)全社的な生産計画を策定し、(統制→)統制活動を実施し、(効果→)コストを削減し、収益性を改善することである。

 

素晴らしいですね。

 

加えて、「具体的に」以下の①~③の記述も本当に素晴らしいと思います。

 

何が素晴らしいかを解説します。

 

第4段落の「原材料費と労務費が上昇し限界利益がマイナス」という記述と、表1を踏まえて、ぶっちぎりでコストがかかっている上位2項目にターゲットを絞った答案になっています。

 

それと、さらに素晴らしいのが、②の「チーム間の業務の繁忙に応じて作業員を移動させ、稼働アンバランスを解消し、労務費を削減すると同時に加工ロスを減らし、原材料費も削減する」という記述です。

 

皆さんは、彼がなぜ「チーム間の業務の繁忙に応じて作業員を移動させ、稼働アンバランスを解消し、労務費を削減すると同時に加工ロスを減らし、原材料費も削減する」と、書いたと思いますか?分かりますか。

 

私も最初は彼がなぜそのような解答を書いたのかが分かりませんでした

 

しかし、「図1 C社作成の加工不良に関する特性要因図」を見て、ハッとしました。特性要因図の赤字で囲った部分を見てください。


「製造チームごとの加工」と「製造チーム間の作業員移動がない」ことにより発生する、「製造チーム間稼働アンバランス」が、「加工不良が多い(つまり加工ロスが多い)」の原因のひとつだ、と書かれているではありませんか。

 

特性要因図に基づけば、全体生産計画を立て、「製造チーム間で作業員を移動させ」、「製造チームごとの加工を辞め」、「製造チーム間の稼働アンバランスを解消」すれば、「加工不良が減る」のです

 

まさか第2問で特性要因図を使うとは夢にも思いませんでした。

 

しかし、診断士の2次試験、恐るべし、ですね。

 

本当に奥が深い。

 

ただし、私を含めてフツーの人は、気付かないので深入りはやめましょう

 

生産管理ときたら「計画→統制」という着眼点を持って与件文を読みに行く、それで十分です。60点は十分に取れます

 

ここまで細かく解説しておいて言うのもなんですが、診断士の2次試験は100点を狙いに行く試験ではありません80分で現実的な対応をして60点を取に行く試験です。

 


 

第3問(配点20 点)
C社では、クレームを削減する改善活動を計画している。このクレーム改善活動を最も効果的に実施するために、着目するクレーム内容、それを解決するための具体的対応策を120 字以内で述べよ。

【出題の趣旨】
C社の生産現場の課題を把握し、クレームを削減する改善活動を最も効果的に実施する方法として、着目するクレーム内容とその解決策を提案する能力を問う問題である。

 

解答例①だいまつ
全体の50%を占めるカット形状不均一というクレームに着目する。対応策は、標準作業不備や教育不足による加工スキル不足が原因のため、①作業を標準化し手順書化する、②優秀な作業員を他チームへ派遣し、手順書に基づくOJTで、クレームを解消する。

解答例②後輩A
着目するクレームは、構成比の合計が80%を超える①カット形状不均一、②鮮度劣化、③異物混入である。対応策は、①カット作業の標準化で形状不均一を解消、②仕掛品削減による長時間放置の解消、③衛生管理ルール作成と教育による異物混入解消である。

解答例③後輩B
着目するクレームは、構成比の半分以上を占めるカット形状不均一である。対応策は、①標準作業の不備により人によって作業方法が違うため、作業を標準化・マニュアル化し、加工スキル不足を補うためのOJTも実施することで、最も効果的にクレームを削減する。

 

解答例を見て行きましょう。

 

まずは、の解答例からです。

 

「最も効果的に実施する」という設問要求と、「表2 C社の年間クレーム件数」でぶっちぎりで構成比の高い「カット形状不均一」を着目すべきクレームとしています。

 

私の記事では何度も書いていますが、診断士の2次試験の図表の読み取りでは、「難しい読み取り」は求められません誰が見てもすぐに分かるようにできています(じゃないと受験生を想定する答案へ受験生を誘導できないし、診断協会が試したいのは高度な図表の読み取り能力ではないから、です)。

そして、特性要因図に目を向けると「カット形状不均一」という「同じ言葉」が載っています。さらにカット形状不均一の原因に目をやると、「標準作業の不備」と書いてあるではないですか。

設問要求の段階では分かりませんでしたが、この時点で本問は冒頭にお示しした4つの切り口の「生産性向上・生産効率化」の問題であることが分かります

 

そして、特性要因図でさらにヒントを探すと「製造チームによる加工スキルの差がある」、「教育不足」との記載があります。

 

ここまで与件分上のヒントが見つかれば(図表も与件)、もう大丈夫ですね。

 

本問は100%「生産性向上・生産効率化」の問題です

 

そして、「生産性向上・生産効率化」とくれば、「標準化→マニュアル化→教育(OJT)」ですから、後はいつものパターンで解答を書いて「いっちょあり」です。

 


 

平成28年度試験第2問生産管理で「全体生産計画作れ」第3問生産性改善「標準化→マニュアル化→OJT」です。

 

平成29年度試験第1問生産管理「全体生産計画作れ」第2問生産性改善「標準化→マニュアル化→OJT」でした。

 

ここまで来ると、(言葉は少し悪いですが)「解けない方がどうかしている・・・」そう言われても仕方ありませんね。

 

もし、私の記事に出会って、事例Ⅲに対する苦手意識を克服できた受験生の方がいらっしゃれば、本当に嬉しいですね。

 

事例Ⅲは、最初はマニアックで取っ付きにくいのですが、実は凄く素直で何度も同じことを聞いてくれる、受験生にとてもやさしい事例さん(Ⅲ)なのです。

 

ははは。

 

続いて、後輩Aの解答例です。

 

解答例②後輩A
着目するクレームは、構成比の合計が80%を超える①カット形状不均一、②鮮度劣化、③異物混入である。対応策は、①カット作業の標準化で形状不均一を解消、②仕掛品削減による長時間放置の解消、③衛生管理ルール作成と教育による異物混入解消である。

 

完全に「やってはいけないパターン」ですね。

 

設問要求が「最も効果的に」であり、「表2 C社の年間クレーム件数」を見るとぶっちぎりで「カット形状不均一」の構成比が高いにも関わらず、上位3つのクレームを挙げています。

 

平成29年度の事例Ⅰの第1問における「最大の要因」は、やや解答要素を絞りにくかったこともあり、リスク分散を図るスタンスで臨むことは致し方ないと思います。ですが、本問は違います。ここまで明示的に根拠が示されているのに題意(最も効果的に)に反するような答案を作ってはいけません

 

何度も言いますが、診断士試験では高度な図表の読み取りは求められません

 

下手なリスク分散はしない。後輩A君の失敗から学び得ましょう。

続いて、後輩Bの解答例です。

 

解答例③後輩B
着目するクレームは、構成比の半分以上を占めるカット形状不均一である。対応策は、①標準作業の不備により人によって作業方法が違うため、作業を標準化・マニュアル化し、加工スキル不足を補うためのOJTも実施することで、最も効果的にクレームを削減する。

 

注目しているところは私と同じですね。

 

後輩Bの答案を見て素晴らしいと思うのは、下線を引いた部分、つまり「原因」に関する記述です。

 

特性要因図の言葉をそのまま抜き出して解答に埋め込んでいます。素晴らしい。


 

第4問(配点30 点)
C社社長は、経営体質の強化を目指し、今後カット野菜の新事業による収益拡大を狙っている。またその内容は、顧客からの新たな取引の要望、およびC社の生産管理レベルや経営資源などを勘案して計画しようとしている。この計画について、中小企業診断士としてどのような新事業を提案するか、その理由、その事業を成功に導くために必要な社内対応策とともに160 字以内で述べよ。

【出題の趣旨】
C社の顧客動向など外部環境を把握し、今後野菜の加工事業を強化して収益拡大を図るために必要な戦略について、助言する能力を問う問題である。

 

解答例①だいまつ
提案は、ソース等の高付加価値製品事業を提案する。理由は、①保存がきくため野菜の通年仕入れができなくても対応でき、②高付加価値製品で高い収益性が期待できる、ためである。対応策は、取引先からの改善要望に応えるため、温度管理設備を併せて導入しつつ、衛生管理ルールを策定し、従業員教育を徹底することで安全管理レベルを引上げること。

解答例②後輩A
提案は、一般消費者向けカット野菜パック事業である。理由は、①カット野菜需要の割合が年々増えている、②X農業法人の新鮮な野菜が活用できる、③現在の製造工程を利用できるから。対応策は、①仕掛品を減らし鮮度が下がる製品の長時間放置を無くす、②温度管理設備導入で鮮度低下を防ぐ、③X農業法人からの仕入強化による通年取引対応である。

解答例③後輩B
短期的には、一般消費者向けのカット野菜パック事業を提案する。理由は現在の製造工程を利用でき、新たな設備投資が不要なため。対応策は、衛生管理の徹底で鮮度を保つことである。長期的には、ソース等の高付加価値事業を提案する。理由は高い収益性が見込めるため。対応策は新設備を扱える作業員の育成を行うことである。

 

設問要求は、「新事業の提案」、「その理由」、「社内対応策」3つです。制約条件として、顧客からの新たな取引の要望、C社の生産管理レベル、経営資源を勘案して答えなければなりません。

 

そして、第7段落を見ると、「現在取引関係にある顧客や関連する業界から、C社とX農業法人との関係に注目した新たな取引の要望」に関する記述があります。

 

具体的には、

①カット野菜を原料としたソースや乾燥野菜などの高付加価値製品の事業であり、設備投資を必要とする事業
新鮮さを売りものにしている中小地場スーパーマーケットなどから要望がある一般消費者向けのサラダ用や調理用のカット野菜パックの事業であり、現在の製造工程を利用できる事業

 

悩まれた方も多いと思うのですが、皆さんは、どちらの事業を選んだでしょうか?

 

いや、どちらの事業を「選ぶべき」だったでしょうか。



 

答えは、「どっちでもいい」です。

 

もう少し言えば、「与件分を根拠(因)にちゃんとした理屈付け、論理展開ができているのであれば‘どっちでもいい’」です。

 

【永久保存版】シリーズの中で述べましたが、診断士の2次試験における‘正解(得点が得られる項目)’は1つではありません。間違いなく複数あります。

 

診断士試験は「当てもの」ではありませんし、実際の診断現場においても「どちらの事業を選択することが正解か」は、‘投資判断の段階’では分かりません(両方やらない限りは投資後でも分かりませんね)。

 

しかしながら、どちらの事業を選ぶべきか、その理由や、事業を成功させるための対応策について助言することはできるでしょう。そして、診断士として助言をする場合には、ちゃんとした裏付けに基づいて、社長が納得できる論理展開でもって、説明をする必要があります

 

この「ちゃんとした裏付け」が、「与件分を根拠にする」ということにほかなりません

 

これから、私と後輩Aの解答例を用いて説明していきます。解説を読んでどちらを選んでも解答が作れるようにヒントが与件文に埋め込まれていることを、しっかりと理解(腹に落とす)してくださいね。

 

それと、第1問で「現状把握系」の問題が出た場合には、4つの切り口の表に従えば、「経営戦略」と「セットで考える(第1問をヒントにする)」ことが大切、でしたね。

 

ここも、重要ポイントなので忘れないようにしましょう。

 

それでは、私の解答例から見ていきましょう。

 

解答例①だいまつ

第1問
(a)
X農業法人との関係を有し、新鮮な規格外野菜の仕入れができること、である。
(b)
通年取引不可の野菜の調達力の低さと、②組織的に生産管理できず収益性が低いこと。

第4問
提案は、ソース等の高付加価値製品事業を提案する。理由は、①保存がきくため野菜の通年仕入れができなくても対応でき、②高付加価値製品で高い収益性が期待できる、ためである。対応策は、取引先からの改善要望に応えるため、温度管理設備を併せて導入しつつ、衛生管理ルールを策定し、従業員教育を徹底することで安全管理レベルを引上げること。

 

私は、「ソース等の高付加価値製品事業」提案しました。

 

カット野菜パック事業は、「C社とX農業法人との関係に注目した、新鮮さを売りものにしている現在取引関係にある中小地場スーパーマーケットなどから要望」によるものですから、中小地場スーパーとしては、当然「X農業法人から仕入れている野菜」を使った「新鮮さを売りにしたカット野菜パックを提供したい」と考えているでしょう。

 

しかし、現状は「販売先から通年取引の要望があるにも関わらず、他産地からの仕入れによって工場操業期間は長くなったとはいえ、C社に受け継がれた後でもまだ約3カ月の休業期間が例年生じている」という大変残念な状況です。

 

また、今回の新事業は「現在取引関係にある顧客」からの提案である訳ですから、もちろん新鮮さを売りものにしている中小地場スーパーは現在のC社の販売先であり、通年取引を希望しているはずです。

 

足もとの野菜調達すらもままならないC社が、中小地場スーパーに期待されている通りに、ましてや他産地仕入れという選択肢なしで、X農業法人オンリーで通年取引ができるだけの野菜を確保することはできない、私はそう考えて(これを理由として)ソース等の高付加価値製品事業を提案しました。

 

また、当然に「高付加価値製品事業」なわけですから、「高い収益性が期待できる」というのも理由になるでしょう。第2問の生産管理面で対策により、投資時点においては収益性が改善されているでしょうが、収益性を上げることはC社の課題ですから、当然社長に刺さる「理由」です。ちなみに私は第1問(b)で、収益性の低さを弱みとして解答しています。

 

続いて、「対応策」について解説します。

 

第12段落には「また食品工場としての施設・設備面などの衛生管理作業方法などの衛生管理どちらの管理レベルにも課題があり、販売先からの改善要求もある」との記述があります。

 

販売先からの要望ですから、①施設・設備面などの衛生管理、②作業方法などの衛生管理の両方に対応せざるを得ない状況が見て取れます

 

そして、特性要因図を見ると、食品を扱っているにも関わらず、①温度管理設備がなくて加工場の温度管理ができていない(施設・設備面)②衛星管理ルールがない(作業方法)③作業員の衛生管理意識が低い(人)という、‘とてもよくない状況’が読み取れます。第12段落の記述から考えれば、①と②は絶対に盛り込まないといけませんし、③についても可能なら盛り込みたいところです。

 

そうした判断から私は、「対応策は、取引先からの改善要望に応えるため、温度管理設備を併せて導入しつつ、衛生管理ルールを策定し、従業員教育を徹底することで安全管理レベルを引上げること」と書きました。

 

与件分の記述に基づき、ちゃんとした論理展開ができている解答内容だと思っているのですが、皆さんの評価は如何でしょうか。

 

続いて、後輩Aの解答例です。

 

解答例②後輩A

第1問
(a)
X農業法人から市場に出荷できない規格外野菜を安定的に仕入れることができること。
(b)
①野菜の調達力、②生産管理力、③収益力、④衛生管理力、⑤営業力の低さ。

第4問
提案は、一般消費者向けカット野菜パック事業である。理由は、①カット野菜需要の割合が年々増えている、②X農業法人の新鮮な野菜が活用できる、③現在の製造工程を利用できるから。対応策は、①仕掛品を減らし鮮度が下がる製品の長時間放置を無くす、②温度管理設備導入で鮮度低下を防ぐ、③X農業法人からの仕入強化による通年取引対応である。

 

後輩Aは「一般消費者向けカット野菜パック事業」を提案していますね。

 

理由の「①カット野菜需要の割合が年々増えている」は、第2段落の記述に基づいています

 

「②X農業法人の新鮮な野菜が活用できる」は、「X農業法人との関係に注目した」という第7段落と、第1問(a)で答えた「X農業法人から市場に出荷できない規格外野菜を安定的に仕入れることができる」という強みを根拠としています。

 

「③現在の製造工程を利用できるから」は、「現在の製造工程を利用できる事業である」という第7段落の記述そのままですね。

 

ちゃんと与件文に基づいて書いていますから、いい感じですね。

 

続いて対応策です。こちらも素晴らしいですね。

 

①の「仕掛品を減らし鮮度が下がる製品の長時間放置を無くす」というのは、特性要因図の赤で囲った箇所の記述そのままですね。

 

カット野菜パック事業は、「C社とX農業法人との関係に注目した、新鮮さを売りものにしている現在取引関係にある中小地場スーパーマーケットなどから要望によるものである」わけですから、「仕掛品を減らし鮮度が下がる製品の長時間放置を無くす」ことは、当然に実施すべき対応策でしょう。

 

しかもこれは、第12段落に記述のある「作業方法の衛生管理」です。

 

②の「温度管理設備導入で鮮度低下を防ぐ」というのも、特性要因図の赤で囲った箇所の記述そのままですね。

 

しかもこれは、第12段落に記述のある「施設・設備面の衛生管理」です。

ここで、「ちょっとまて、設備投資するの?」と思った方もいらっしゃるでしょうが、第7段落には、「現在の製造工程を利用できる事業である」しか書かれていません。どこにも「設備投資不要」とは書いていないのです。

 

そして、「C社とX農業法人との関係に注目した、新鮮さを売りものにしている現在取引関係にある中小地場スーパーマーケットなどから要望によるものである」わけですから、「温度管理設備がない」ために起きる鮮度劣化を許してくれるとは思えません。第12段落の「食品工場としての施設・設備面などの衛生管理、作業方法などの衛生管理、どちらの管理レベルにも課題があり、販売先からの改善要求もある」という記述から考えても、対応策として設備投資することを助言すべきでしょう。

 

③の「X農業法人からの仕入強化による通年取引対応である」に関しては、実際は無理そうな気がします。

 

ですが、カット野菜パック事業は「C社とX農業法人との関係に注目した、新鮮さを売りものにしている現在取引関係にある中小地場スーパーマーケットなどからの要望」によるものです。

 

さらに、「取引先からの通年取引要望がある(繰り返しになりますが、今回オファーした中小地場スーパーマーケットも要望していると考えるべきでしょう)」ことを考慮すれば、後輩Aが書いたように、「X農業法人からの仕入強化による通年取引対応」を対応策として‘書かない’という選択肢はありません

 

感覚的にできなさそうだから」と二の足を踏む方もいらっしゃるでしょうが、ポポさんの言葉を思い出してください。

 

「事例Ⅲは難しく考えないで、できていないこと、やらなきゃいけないことを、ただやってくださいと言うだけ」なのです。与件文に基づいてできていないこと、やらなきゃいけないこと、があれば、ひっくり返して「ただ、やってください」と書けばいいのです。

 

どうしても、「X農業法人からの仕入強化」を書きたくない、という方は、「新鮮な野菜を年間を通じて仕入れることができる仕入先の開拓」と書けばよいでしょう。そうすると「X農業法人との関係に着目した」という与件文の記述を無視することになりますが・・・。

 

さて、どうでしょうか。
(まあ、どちらも「通年取引を何とかする」という話なので、点数をもらえると思います。好きな方を選んでください。)

 

「一般消費者向けカット野菜パック事業」も与件文の記述に基づいて、ちゃんと答案が作れましたね。

 

今年度の試験でもし仮に選択を求められたら、「与件文の記述に基づいて書けばOK」そう ‘楽に’考えて 解答を作っていきましょう。

 

ちなみに、「いやいや限界利益がマイナスで、作れば作るだけ、赤字を垂れ流して、恐らく体力のないC社に設備投資しろなんて、そんな助言できるか。設問文にも‘経営資源などを勘案して’と書いてあるではないか。設備投資するなどありえない」と、お考えの方がいらっしゃるかもしれません。

 

ですが、現在の限界利益がマイナスの状況を考慮する必要はありません

 

第8段落の記述を見てみましょう。「C社社長は、まず現状の生産管理を見直し早急に収益改善を図ることを第1の目標としているが、それが達成されたには新事業に着手してさらなる収益拡大を目指すことを考えている」と、書いています。

 

C社社長は、最優先課題の現状の生産管理を見直し、早急に収益改善を図ることができた後に、つまり、第2問の対応が完了し、収益が改善した後に新事業に着手してさらなる収益拡大を目指そうと考えているのです。

 

そうすると、足もとの収益ダメダメ具合は関係なくなります。

 

「どちらでもいい」これが、私の第4問における結論です。

 

最後に、後輩Bの解答例を見ておきましょう。

 

解答例③後輩B
第1問
(a)
規格外の野菜を有効活用できる加工技術力及びカット野菜の一貫生産体制の保有である。
(b)
①生産管理が組織的にできていない②調達力が低く通年取引要望に応えられていない。

第2問
短期的には、一般消費者向けのカット野菜パック事業を提案する。理由は現在の製造工程を利用でき、新たな設備投資が不要なため。対応策は、衛生管理の徹底で鮮度を保つことである。長期的には、ソース等の高付加価値事業を提案する。理由は高い収益性が見込めるため。対応策は新設備を扱える作業員の育成を行うことである。

 

どちらにすればよいか、判断が付かなかったのでしょう。短期的と長期的という切り口から、両方の事業を提案しています。

 

恐らく本試験会場で28年度試験を受けられた方の中には、後輩Aと同じように悩んだ末に、両方の事業を提案した方もおられるでしょう。

 

しかし、先ほどから申し上げている通り、診断士試験の「正解」は1つではありませんどちらを選んでも与件文に基づいて答えられていれば点数をもらえます

 

後輩Bの答案を見ていただくと分かる通り、無理やり2つの事業に関する提案を書いたばかりに、「提案する事業名」や「理由は」、「対応策は」、「短期的には・長期的には」といった言葉が重複し、肝心の理由や対応策をまともに書くことができていません

 

リスク分散する必要などないのに、リスク分散を試みた結果、書きたいことが書けなくなってしまうなんて、本当に悲しいですね。とにかく「どっちつかず」の解答を作るのはやめましょう
(設問の切り分けが出来ずに両方に要素を盛り込む、という対応とは別の話です)

 

それと私が気になったのが、「理由は現在の製造工程を利用でき、新たな設備投資が不要なため」という記述です。「新たな設備投資が不要」とは、与件文のどこにも書いていません思い込みで答案を作ってはいけませんね

 

もう一度与件文の記述を確認しておきましょう。

<ソースなどの高付加価値製品事業>
カット野菜を原料としたソースや乾燥野菜などの高付加価値製品の事業であり、設備投資を必要とする事業

 

<カット野菜パック事業>
新鮮さを売りものにしている中小地場スーパーマーケットなどから要望がある一般消費者向けのサラダ用や調理用のカット野菜パックの事業であり、現在の製造工程を利用できる事業

 

対比すると分かりやすいですね。「片方は設備投資を必要とする」と書いておきながら、「もう片方は設備投資不要ではなく、「現在の製造工程を利用できる」という表現に止めています。受験生に「カットパック野菜事業は設備投資不要」と書いてほしいのなら、素直な事例Ⅲなら「そう書いてある」はずですが、わざわざ書いていないのです。

 

思い込みは禁止です。本当に気をつけましょう。

 

ここからは第4問に対する私なりの「思うところ」です。

 

設問文には「顧客からの新たな取引の要望、およびC社の生産管理レベル経営資源などを勘案して計画しようとしている」との記述があります。

 

①顧客からの新たな取引の要望
与件文に記述がある通りですね。でも、わざわざ「顧客からの」と書いているのが気になりますね。「新たな取引の要望」でもいいのに‘わざわざ’「顧客からの」と書いているのです。

 

「これまでに取引のなかった企業」や「これまでに取引のなかったスーパー」では、「作問者が想定する受験生に答えさせたいこと」に誘導できなくなる恐れがあったのでしょうね

 

②生産管理レベル
生産管理と言えば、「計画→統制→実行」ですが、第8段落の「現状の生産管理を見直した後」という記述から、ここでいう生産管理レベルとは最終段落に記載がある「衛生管理」のことを言いたかったということでしょうか

 

③経営資源
ここは、まさに「第1問の強みと弱みを考慮しろ」ということだと思います。「X農業法人との関係が強み」で、「X農業法人との関係に着目した新たな取引要望」なのですから、X農業法人からの野菜をちゃんと使って新事業をしなければなりませんね。

 

④営業面
顧客から既に要望がある訳ですから、営業面の解答優先度は低いでしょう。

 

ちなみに、特性要因図は4M(man、machine、method、material)で作られています。皆さん、気付かれましたか?
解説は以上です。

 

平成28年度試験は、冒頭にお示しした、4つの切り口の順番通りに出題されていますね。ちなみに平成29年度試験は、現状把握系の問題がなく、第1問が生産管理系、第2問が生産性改善、そして経営戦略の問題が2問(第3問、第4問)出題されました。

事例Ⅲは、本当にパターンが決まっているので、今年は絶対に60点以上を目指してくださいね

 

長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

以上、だいまつでした。

 

 

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おはようございます、chikaです♪
試験まで残り一か月を切りましたね。
実は(?)インスタで勉強アカウントを作っていた私。
(IDはstudy_c_k_pyonです。探せば出てきますw)
一年前の投稿を見てみたら、とにかく事例を解きまくっていたのを思い出しました。
平日は2事例(事例Ⅰ~Ⅲのどれか+事例Ⅳ)、週末は4事例くらい解いていたと思います。

そして、思い出しました。一年前のこの時期に開眼したのです。
道場で密かに(?)伝わる「開眼」という言葉。
【開眼】(読み)カイガン
よく見えなかった目が、よく見えるようになること。また、よく見えるようにすること。
byコトバンク

道場で言う「開眼」とは、ふうじんさんがコチラの記事で伝えているように、Bランク→Aランクに上がる手応えを感じること・・!

そして、先代、または合格者が伝えているように
開眼とは「これができるようになる!」という決まったものではなく、
「実力が急に上がった瞬間」が人それぞれある、と私は解釈します。

前置きが長くなりましたが・・・
私の場合は、「二次試験の本質を意識する」ことで、
点数が一気に安定するようになりました。
今日は「二次試験の本質を意識する」ことについてお伝えしようと思います。

ちなみに、本日のタイトル、なんかどこかで聞いたことあるな~と思ったら、
昔サザンオールスターズがそういうタイトルの歌を歌ってたみたいですね♪
・・・・・・すいません。パクリじゃありません。汗


【開眼する前の私】

キーワードのパターンを覚え、そこそこの解答が書けるようになっていました。
また、80分の解答プロセスの型も決まってきて、時間内に解けるようになりました。

しかし!!

なんか、しっくりこない・・・
自信を持って解答できた!と言い切れない・・・
解答を埋めた”だけ”感。
でも、キーワードをそこそこ入れてるから点数はそこそこ取れる。

そんなもやもやした状態でした。

きっと自分のよくないところは
・キーワードを埋めることに固執している
・所詮、”設問を解く”ということに固執している
なのかなぁと考えるようになりました。

そこで、
道場の過去記事を読みまくって、二次試験の本質を考えてみました。

二次試験の本質 ~与件文・設問文の意味~より抜粋。

二次試験とは、
実際に企業を診断し、報告書を書くために必要な能力。

与件文:ヒアリングをまとめたノートの様なもの
よって、内部環境(強み、弱み)や経営者の意思や想い等は、当日のヒアリングで伺う事になるので、基本的に集めた情報の範囲内で実現可能性の高い提案を行う。
外部環境等の事前に調べられる内容は、自分たちで調べる事になる。

設問文:報告書を作成する事を意識した順になっている。
設問を1から順に解いていく中で、
現状把握➡課題抽出➡改善提案の流れができている。

・・・・・なんだ、そんなの当たり前じゃん!!
っていうことなんですが、これを意識することで私の中で何かが弾けました(大げさ)。

 

【開眼した後の私】

事例のストーリーを意識し、
経営コンサルタントになった気持ちで事例を解くようにしました!!

事例企業には必ずストーリーがあります。
元々もっている強みがあってここまでやってきた会社。
でも、外部環境の変化(競合の出現、顧客ニーズの変化など)によって、
今までやってきた方法じゃ通用しなくなってきた(=業績が上がらなくなってきた。)
でも、社長には叶えたいビジョンがある。
そこで中小企業診断士に相談にのってもらうことにした。

実際の現場では、
きっと社長はつらつらと語っているだけなのでしょう。
①自社の強み・弱みにすら気付いていない
⇒分析して教えてあげる(現状把握)

②事業に夢中で、外部環境の変化に気付いていない
⇒調査・分析して教えてあげる(現状把握)

③ビジョンを叶えるために、何をすればいいか分からない
⇒コンサルタントが考えて教えてあげる(改善提案)

ということをやるのが、まさに事例を解くということなのだ・・・、と考えるようにしました

よって、
与件文をそのまま写すだけではダメ(=ちゃんと分析して社長に教えてあげる必要がある)
他の企業の成功体験(キーワード)をそのまま書くだけではダメ(=この会社ならではの提案が必要)
設問と設問に一貫性がないのもダメ(=さっきと言ってることちゃうやん?って社長に言われちゃうから)
ということに気付きました。

そして事例のストーリーを意識するために、
与件文を一通り読んだあと、1分くらい俯瞰して与件企業を見る時間を作りました。
この外部環境の変化の中で、この会社が活かすべき一番の強みはなんだろう。
ビジョンを叶えるために、克服すべき決定的な問題はなんだろう。
ビジョンを叶えるために、強みを生かして進んでいく方向性はなんだろう。
これらを、どの設問で教えてあげればよいんだろう。
と考えるようにしたことで、一貫性のある解答を作れるようになりました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【本日伝えたかったこと】

①二次試験の本質は、
実際に企業を診断し、報告書を書くために必要な能力を問われているといこと。

②そのため、
収集した情報(=与件文)の範囲内で実現可能性の高い提案を行う必要がある。
かつ、設問はコンサルタントからの報告書を意識した流れになっている。

③キーワードを入れることに固執し過ぎず、
俯瞰して与件企業のストーリーを考えてみることが大切。
※事例Ⅰ~Ⅲそれぞれのコンサル方針はコチラの記事を要check!!!

④設問は全て一貫性のある解答にする必要がある。

⑤合格者が全員「開眼」を経験するわけではないが、
開眼するために(=もう1ランク上げるために)試行錯誤するのは大賛成!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ちなみに、私は上記のように開眼したわけですが、
先代も様々な開眼物語があったようです。

★ロックさんは”書く力”で開眼

★ふうじんさんの開眼はコチラだそうです⇒(その1その2)
+開眼についての記事はコチラ

★アックルさんは因果関係の把握で開眼

★JCさんは事例Ⅳで開眼

何がきっかけで開眼するはは人それぞれ。
そこで、JCさんのお言葉を抜粋します▼
「自分の失敗を分析しましょう。
そうすれば、対応策がきっと見えてくるはずですし、それが開眼のきっかけになるかもしれませんよ!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

まだまだ開眼する時間はあります!
自分の失敗や悪い癖を分析して、あと1ランク上を目指してみませんか。
以上、chikaでした♪

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はい!へんりーです。

前回の記事はこちら。診断士になったあとの実際の仕事「執筆」について紹介しています。

 

今回もまずは診断士活動の紹介から。

昨日までの2日間、7月に開催した「気仙沼バル」の報告会のため宮城県気仙沼市まで行っていました。

中小企業診断士と現地の人々で実行委員会を作り、準備から運営を行っている地域支援イベントです。

報告会では地元の店主さんたちのディスカッションも白熱、またメカジキや日本酒といった美味しい地元の名産物もたくさん味わってきました。次回もさらによいイベントにできればと思います。

今年合格される読者のみなさんにもぜひ参加してもらえたらと思います!

 

 

さて、いよいよ本番まで1ヶ月を切りましたね。

―って、そんなことは言われなくてもわかっている!!

 

という気持ちだと思います。わかります。

まわりにいくら焦るなと言われても無理があると思います。。

 

特に2次試験初チャレンジの方々

さらには8月以降に2次対策をはじめた「初学者」の方々

には、《安定した高得点》はまだ遠く感じられるかもしれません。

 

少しでも勇気を分けられたと思うので、次のイメージ図を共有しておきます。

これは夏の大阪セミナーでもお見せしたものです。少し更新してあります。

横軸が時間、縦軸が二次試験対策の習熟度を指し、

初学者と経験者(多年度生)の成長(=得点の伸び)のイメージを曲線で表しています。

現時点、9月下旬は、初学者にとって、やっと解答プロセスに慣れ、得点のコツをつかみつつある段階、といったところでしょう。

ここから一気に駆け上がるイメージを持ってください。

やっと得点が安定してくる、周りと戦えるようになってくるのは、10月に入ってからです。

どうか、現時点の手応えだけで悩まずに、前に進んでください!

 


 

そして、今回の本題。

9月の後半は、大手予備校の二次対策授業が終了する時期でもあります。

通学で対策してきた人も、ここからは独学の人と同様、各自で対策を進めていくことになります。

ちょうど良い機会ですので、ここらで一旦立ち止まり、あなたが取り組んできたやり方に改善できる点はないか? 見直してみましょう。

さっとチェックし、本番までの残りの期間をできるだけ濃密で有意義なものにしてほしいと思います。

 

具体的に、

1. 勉強会

2. カラーペンの使い方

の2つを取り上げます。

過去問は、例として平成29年の事例IIの設問1と3に少しだけ触れます。


チェック対象1:「勉強会」

あなたは、今の時点でなんらかの二次試験対策勉強会に参加していますか?

あるいは、参加する予定はありますか?

 

参加することで数人分の経験値を得ることができるため、やり方次第では、大きな効果を発揮する二次試験対策の勉強会。

しかし時間を費やす分、もし効果的で無いのなら、これまで通りの進め方・参加を再考してもらった方がいいかもしれません。

 

一般的な勉強会の内容、扱いについては先代の過去記事で取り上げられています。

今回はクイックチェックが目的なので、勉強会のやり方について基本的なところは割愛します。

ということで、いま勉強会に参加されていれば、以下のチェックポイントを確認してみてください。

①自分よりすごい、と思える参加者がいるか?

②その「自分よりすごい人」は、自身の思考/解答プロセスを参加者に説明してくれるか?

③互いに意見を言い合えているか?(質問・疑問を解決できているか?)

④参加者の納得感が得られる模範解答(「ふぞろい」等)を用意しているか?

 

どうでしょう?

4つともYES!と言えるならよし。そのまま進めてください。

 

1つでもYESと言い切れないものがあるなら、ぜひ立ち止まって見直してください。

そして、必要に応じて、

・勉強会参加者に改善を提案する

・勉強会への参加頻度を変更する

といった判断をしてみてください。今ならまだ間に合います。

勇気を出して、「ちょっと一発合格道場のブログにあったのだけどさ・・」と声を上げてみてください。

以下で、少し解説します。


①自分よりすごい、と思える参加者がいるか?

僕はこれを必須だと思っています。

大阪セミナーのパネルディスカッションでは、「合格者が参加していること」を効果のある勉強会の最低条件に挙げたくらいです。

少なくとも、自分より実力の高い解答に触れることができ、考えを聞き、議論することで、自身の成長を最大化できると考えます。

言い換えれば、「お、これは真似したいな」と思える解答に出会えるかどうかです。

毎回100%すごい、でなくとも構わないので、高頻度で自分を上回る解答を作ってくる実力者あるいはライバルがいるか、その点を見直してみてください。

極端に言えば、もし参加者のレベル(解答の幅や深さ、切り口、ロジカルさ等)が高いとは言えず、毎回の「気づき」が少ないのであれば、その勉強会を無理に続ける必要はないのかもしれません。

9代目メンバーの中にも、例えばchikaのように、一切勉強会には参加しないと決め、合格を勝ち取った者もいます。

 


②その「自分よりすごい人」は、自身の思考/解答プロセスを参加者に説明してくれるか?

この人の解答は明らかにすごい。(例えば、「ふぞろい」で採点しても他の参加者より高得点である)

けれど、どうやってその解答に行き着いたのか理解できない。

なぜって、プロセスを詳しく説明してくれない(きゃっしいの「実況」まで細かくなくても)、

説明してくれても意味がわからない。再現性がない。

自分の思考との違いについて聞いても、わかりやすい回答がえられない。

そんな状態だとすると、せっかくの「すごい人の解答」も台無しです。

スポーツやミュージシャンにも言えますが、偉大なプレイヤーが、偉大なインストラクターであるとは限らないのです。

「大御所」の方の主催する勉強会ほど、陥りやすい状況かもしれません。

 

一方、そんな状況の勉強会をそのままでよしと考えているのなら、あなたの側にも問題があると言えそうです。

すごい人がいる勉強会に参加し、

毎回感心して刺激を受ける

でも実は、

自分に落とし込めていない(自分とすごい人の解答の差を分析しきれていない)

自分の解答のレベルが上がっていかない

これでは、勉強会に参加する意義としては、十分でないと言わざるをえません。

参加することで、刺激を受けたり自分の未熟さを痛感するのはよいことですが、

そのために毎回参加し長時間を費や必要はないと考えます。

言ってみれば、道場ブログの記事を読むだけでも得られることですので。

 

また、このような「実は成長しにくい」勉強会のやっかいな特徴は、

実際にすごい人、実力者、あるいは合格者、が参加している分、たとえ自分に身になっていなくてもハマりやすい点です。

「継続が大事」と何度も何度も、ただただ参加する。

下手をすると、「参加することが目的」になってしまい、参加することで「私は勉強した」という気持ちを得ているだけ・・・なんてことになっていないでしょうか?

一度客観的な視点に立って、あえて厳しい目で、見直してみてください。

 


③互いに意見を言い合えているか?(質問・疑問を解決できているか?)

 

①②が満たされている前提で、次に確認すべきは、参加者同士の意見交換です。

責めたり馬鹿にするようなダメ出しを禁止するのはよいと思いますが、それをはき違えて、表面的な意見しか言わなくなってしまっては、勉強会の価値を大きく低下させてしまいます。

改めて、他人の解答や思考プロセスを学べるのが勉強会のメリットのはずです。

 

たとえば、平成29年の事例IIが題材だとして、

「あなたの設問1の解答では、B社の競合として、大型スーパーだけでなく百貨店も含めているけどどう考えてそうしたの?」

「あなたの設問3の解答では、「日用品」を使っていないけど、どうして含めなかったの?」

といったように、それが『お手本』であろうが、『やらかし(事故)』であろうが、その人の思考プロセスを聞く、あるいは自分の口で説明する、といった作業が何より成長の糧になります。

勉強会の場で、わずかにでも不快感や軋轢が生まれるのを避け、当たり障りのない議論になってしまっているのであれば、それは勇気をもって見直すべきと思います。

目的は、その場での平穏や仲良しではなく「合格」であることを忘れてはいけません。

 


④参加者の納得感が得られる模範解答(「ふぞろい」等)を用意しているか?

こちらも重要です。

③のように腹を割った議論が重要ですが、「正解」の目星がつかないまま、長時間あーだこーだ議論するのは不毛です。

どの模範解答を用いるかですが、やはり統計分析的にアプローチしている「ふぞろい」(※)が、最も納得感の高いものだと思います。

合格者の多数派解答が何のキーワードを含んでいるのかのデータ(表)、どうしてそうなるのかの解説、を含むことから、みなの納得感が得られやすいでしょう。

※ふぞろいな合格答案1~10(2008年度~2017年度本試験)の10年分の分析データを1冊にまとめた「ふぞろいな合格答案10年データブック」が発売されています。

 

勉強会を進めるにあたって、まず先に各人の解答の思考プロセスを参加者に説明するなどアウトプットし合うべきなので、真っ先に模範解答を見にいくのはおすすめしませんが、ある程度議論をし、話が行き詰ったときなど、模範解答を用意しておいて参照するのがうまいやり方だと思います。

この点も、もしまだ実行されていなければ、検討してみてください。

 

以上、勉強会に対するチェックポイント①~④でした。疑問やご相談等あればお気軽にコメントお願いします。

 

繰り返しになりますが、1つでもYESと言い切れないものがあれば、見直してみて、

必要に応じて、

・勉強会参加者に改善を提案する

・勉強会への参加頻度を変更する

を実行してみてください。

あなたの参加する勉強会の効果を最大化するために、今ならまだ間に合います!

または、①~④を満たしていそうな勉強会が身近にあれば、

力試しの目的でこれから勉強会に参加してみるのも手だと思います。


チェック対象2:「カラーペンの使い方」

もう一つのテーマがこちらです。

いろいろな意見がありますが、自分が絶対にこれがオススメ!!!と主張したいのは、

「設問ごとに色分け」(正確には、重要箇所を黄色+設問ごとに色分け)です。

そして、実はこの方法については、既にきゃっしいの実況記事の中で解説されているのです。

超大作記事の中盤でサラッと紹介されていますので、逃してしまっていた読者の方もいるかもしれません。

僕の考えとほぼ100%一致しておるため、そちらを参照ください。該当箇所に飛べるアンカーリンクを貼っておきます。

以下では、きゃっしいが整理してくれた「設問ごとに色分け」のメリットだけを再掲しておきます。

①抜き出すところに線と番号を振るだけなので、キーワードをメモに書き写す時間を短縮できる

②抜き出すキーワードのみに線を引く方法なので、抜き出すキーワードを強烈に意識できる

③全体を見渡したときに色の分布で引用箇所の分布がわかるようになるとともに黄色の線がひいてあるけど引用されていない場所というのもわかりやすくなるため、抜け・モレに気付きやすい

④再現答案が作りやすい

特に、強調するなら、③でしょうか。
与件文に、重要なところを黄色、設問の該当箇所に別色で線を引いていくと、ほぼすべての文章に色が付くことになります。

以前に解説したように、本試験は非常に念入りに作られており無駄な単語・文章などひとつもないのです。

よって、もし色が付かなかった箇所があれば、そこを見落としている可能性があるということです。

こうして、色があることで一目で、全体の使い忘れがないかの漏れチェックが可能になります。

 

ペンの持ち変えが面倒という人もいますが、僕の場合は以下の写真のように指の間にはさんでいたのでそれほど悩みませんでした。

写真は手元にあったペンですが、もう少し色の多いタイプを使い、キャップを外した状態で5本くらい持っていました。

完全に好みの世界ですが、とにかく事例を実際に解きながら練習してみて、自分流の方法を見つけることです。

 

 

一応、他の色分け方法についても述べておくと、諸々試した結果、オススメしにくいのは、SWOTごとの色分けです。

理由は単純で、S/W/O/Tをすべて使う事例はあまりないからです。このため、貴重な色分けをする基準としては優先順位が低いと判断しました。

なお、SWOTをわざわざメモとして書き出す作業も、80分間の解答プロセスでは不要と考えています。代わりに、(必要に応じて)与件本文の横にS/W/O/Tの頭文字マークだけをしていました。

実際の企業診断では、もちろん重要となるSWOT分析ですが、試験の事例を解くにあたってはわざわざ書き出したりせず、簡単なマークにとどめておいてよいと考えます。

なお、予備校や市販の教材等の解答解説で、SWOT分析がなされているのを見かけることもあるかもしれませんが、おそらくそれは、80分間内の作業ではなく、事例の振り返りとして、対象企業の分析のために行われているものだと思います。

色分けから少し脱線しましたが、セミナーでよく質問がでるところなので触れておきました。

 

なお、カラーペンの使い方(白黒派の意見も含めて)については、僕が事例IIを、chikaが事例Iの解答解説(H29年の解答実況)を執筆している「全ノウハウ2018版」の特集企画「2次試験の『よくある疑問』に答えます!」でも紹介していますのでそちらもご参照ください。

もちろん、既に慣れ親しんだカラーペンの使い方(カラーは使わないという選択肢も含めて)があり、それで点数が安定してきているのであれば、今から変える必要はありませんのであしからず!

大事なのは、本番までに、自分はこれでいく!と自信の持てる方法を1つに決めることです。

 

そんなところで、今回はここまで。

いつものメッセージを。

「アナタもまだ間に合います!

本番まであと少しだけ、あがいてみませんか?」

 

以上、へんりーでした!

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おはようございます。ゆうです。

バックナンバーは、こちらから

 

本日のテーマは、2次試験で240点以上取るための「試験の心構え」10か条、と題してお送りします。

 

1次試験前の7月にも、実は似たようなタイトルの記事を書いていまして。それがこちら

 

要約すると、1次試験のファイナルペーパーとして、「試験の心構え」10か条を作成し、

 

その心構えを、試験科目のたびに。試験直前に読みことで、

 

本番中パニック状態にならず、落ち着いていつも通りの実力を発揮し1点でも多く得点を積み上げられたという話

 

その成功体験をもとに、2次試験のファイナルペーパーでも、「試験の心構え」10か条を作成しました。

 

2次本番は、まだ28日後ですが、今の時点で「2次試験とは、結局どういう試験か?」という要所を押さえておき、

 

残り約4週間で、2次解法の練度を高めていくトレーニングをすることがスト合格には有効と考えます。

 

実際に試験当日に使った10ヶ条を以下に記載し、その下に補足コメントを書きますので、参考にしてください。

 

ただ、あくまで、自己流の要素を含みますので、採用するかどうかは、ご自身でご判断ください。

(1)まず初めに、解答用紙の受験番号欄の記入をきちんとすること。最初にやる。間違いないか指さし確認でダブルチェック。

1次試験の心構えと同様に、トップバッターは、この項目です。どれほどドストライクな文章を書けても、受験番号の記入が無いと、0点です。

 

早く問題に取り掛かりたい気持ちを少し押さえて、最初に、丁寧に受験番号の記入を行いましょう。

 

(2)解答用紙に記入したら、設問ごとに振り返ってダブルチェック。事例Ⅰ~Ⅲだと誤字や脱字がないか。てにをは、が間違っていないか。事例Ⅳだと検算・確かめ算をする。

1次試験と違って、2次試験は1問あたりの配点が高いです。

 

よって、1問あたりの解答を丁寧に、漏れなくすることが合格点の近道で、解答の見直しや検算には、設問ごとに時間を割いたほうが良いと思います。

 

見直しや検算する時間を確保するには、設問分析や与件文の読み込み、解答編集の時間をスピードアップすることが必要です。

 

そのために、過去問のアウトプットを通じたトレーニング、により練度を高めてください。

 

(3)設問文や与件文に時制が出てきたら、時制で切り分け可能と想定する。与件文にメモ書いておく。ここまで、過去とか。ここから、現社長とか。

与件文や設問文では、よく、会社の過去・現在・未来の話が登場します。

 

過去の成功要因、現在の経営体制の特徴、今後想定される経営課題など。

 

与件文と設問文を紐づける時の材料として、時制はよく登場します。

 

時制で切り分けられるなら、比較的イージーな問題ですから、与件文が出てきたら、時制をマルで囲んだり、時制を書きこんでおくといいです。

 

(4)分からないと迷った時。文章がまとまらない時。の魔法のことば。「つまりどういうこと?」

1次試験を通過した猛者が集まるのが、2次試験です。簡単な問題、過去問と同じような問題を出題しても、点差が付きませんから、当然毎年新しい要素を投入したり、わざと難解な言い回しを使ったりします。

 

新しい要素で言うと、昨年29年度であれば、事例Ⅲの第1問で強み・弱みを聞かず、第1問・第2問と連続して生産管理の出をしたり、事例Ⅳで連結会計の出題をしたりが、象徴的でした。

 

また、難解な言い回しであれば、事例Ⅰ第3問の「戦略的メリット」、第4問の「リスクの可能性」などでしょう。

 

もちろん、後知恵で、試験後になんやかんや言うことはできますが、大事なことは、緊張感たっぷりの試験本番中に、これらの問題に慌てず解答すること

 

慌てないためには、

 

①きっと出題者はは何か新しいことをして、揺さぶりをかけてくるだろうと、あらかじめ心の準備しておくこと。

 

②そして、分からないと迷った時は、「要するにどういうこと?」「so what?」と自分に問いかけてみること。

 

シンプルに設問や言葉を捉えることで、解答の糸口が見つかることがあります。完璧な解答でなくても、題意を捉えて与件文から材料を持って来れば、大きく外すことはないです。

 

(5)これまで見た過去問や、1次知識から逸脱した問題は出ない。つまり、加工して、いかにも個別の新しい問題に見せかけているが、実は過去問と同じパターンで解答する問題である。←ココ重要!

過去問を繰り返し解いていると気づくと思いますが、事例に出てくる問題・課題・解決策には一定のパターンがあります。

 

事例Ⅰの組織・人事であれば、組織構造と人的資源管理の話で。組織構造だと、部門・階層・権限・コミュニケーションの話で。

 

コミュニケーションの解決策だと、定期的なミーティングや部門間の連携強化など。セオリーは決まってきます。

 

実際の企業経営や企業診断でも、経営者やコンサルタントは、経営のフレームワークを使って、問題解決や課題達成をするわけですが、診断士試験も同じことが求められていると思います。

 

ただ、前述したように、2次受験者で点差をつけるために、出題側は揺さぶりをかけてきます。

 

「これは、新しい出題傾向に変わったぞ!」と思うような問題に直面しても、焦らないでください。経営のセオリーは、一定のフレームワークで決まっていますから、結局、解答は今までにみたような解答になります。

 

(6)文字数に対し、目安は、30~40文字で1センテンス・1要素。100~120字の問題なら、3センテンス・3要素。①②③。80文字なら2センテンス。

これは私が受験生時代にお世話になった予備校の影響が強いのですが、設問文の文字数に対応した解答を作成する際の目安です。

 

採点基準は決してキーワードをどれだけ盛り込んだかのキーワード採点ではないと思っていますが、

 

必要かつ十分なキーワードを入れたり、中身を充実させることは、高得点のポイントだと考えます。

 

採点者にとって読みやすく、文章が冗長的にならないように、この基準で解答編集をしました。

 

(7)事例ⅠとⅢは設問を見た時点で、1次セオリーなど理論のピックアップを行い、あらかじめ下準備。

特に事例1は与件文に解答のヒントが少なく、設問を読んだ段階で、「何の話なのか?」目星を付ける必要があります。

 

私の場合、設問を読んだ段階で、ひとまずキーワードや理論の書き出しをできるだけ多く行い、その後、与件文を読んだ後に、関係ないものは削ぎ落とす方法を取りました。

 

その結果、与件文との紐付けがしやすく、解答編集にネタ不足で困ることが減り、多面的な解答が作れました。

 

(8)主語から始まり述語で終わる文章にする。体言止めは避ける。

29年度合格者の再現答案を見ると、主語から始まっていない文章であったり、体言止めで編集しているものでも、高得点の人がいるので、一概にこのルールにしないとダメでは無さそうです。

 

ただ、採点者が読みやすい文章づくりという点では、主語から始まり述語で終わったほうが内容が伝わりやすいし、解答の型も安定するので、このルールを守っていました。

※ゆうの再現答案はこちら

 

(9)特徴を表す言葉、特に特徴を表す形容詞は、はしょらない。ぬかさない。 

例:高品質な、創業以来、

これまでの道場記事にも書いてあることですが、できるだけ与件文の言葉は活かしたほうが良さそうです。

 

文字数の制約で、文章を要約する必要がある場合も、削って良い言葉と、残したほうが良い言葉があります。

 

特徴を表す言葉、形容詞は、事例企業の特徴や強みを具体的に表現している部分なので、はしょらず使いましょう。

 

(10)強みは、●●力とか、●●体制で、まとめる。●●技術ではなく、●●技術力。

強みを書くときの表現の仕方を決めておくと、解答にブレが生じにくいです。

 

与件文のキーワードをちりばめながら、締めくくりは、●●が可能な営業力、とか、●●技術力、とまとめるように意識していました。解答のパターン化ですね。

 

また、私の場合、強みを聞かれているのに、●●技術と書く癖があったので、●●技術力と書くように意識していました。

 

2次試験は、言葉を大事にしよう。正しい日本語を使おう。言葉でしか採点者に伝えることはできませんもんね!

 

以上、2次試験で240点以上取るための「試験の心構え」10か条、でした。

 

最後に皆様へ一言。

 

「スト生は、ラスト1ヶ月で急速に成長します!」

 

ここからの1ヵ月間は、過去問のアウトプット、ふぞろいを使った復習の高速回転で、2次解法の練度を高めてください!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

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おはようございます。きゃっしいです。

試験まであと1か月ちょい、試験がどんどん目前に迫ってきています。

そんな中で今回はテーマその1として、事例Ⅰ事例Ⅱと大きな反響をいただいた、「きゃっしいの解法実況@事例Ⅲ」を書かせていただきます。

そして、これだけでも恐らく胃もたれしそうだとは思いますが、さらに最近道場へのコメントや、その他もろもろの所からいただく質問に接してぜひお伝えしたいと思った「復習の質を高めよう~その復習、本当に役に立っていますか?」もテーマその2としてお届けさせていただければと思います。

それでは今回も長文にお付き合いください!


きゃっしいの解法実況@事例Ⅲ

正直、事例Ⅰ、Ⅱはなかなかの高得点を獲得することができたので、自信を持ってお届けできたのですが、事例Ⅲは67点と合格点には達したものの、超ハイスコア、というところまではいきませんでした。

そこで、今回はテーマその2の説明材料も兼ねて、もし、この事例を演習問題として解いた時に振り返るのであればどう振り返るのか、という例も示しつつご紹介したいと思います。

ちなみに、振り返りは先日のだいまつの分析記事を読みながら振り返りましたので、以下の記事を読む際は、そちらの本になってしまってもいいレベルの分析記事も参考にしていただければと思います。

■最初のルーチン(開始~1分)

試験が始まったらまずは、

受験番号を記入→問題用紙を破る→段落番号を記入する

という流れをとります。

これは、事例ⅠでもⅡでも説明した流れと全く同じで、試験開始後のルーチンです。

 

■設問の解釈(開始1分~10分)

次に、設問文を読んで、どのようなことが問われているのか、という要求を具体化したり、制約条件を確認したりします。

設問文へのメモはこちら↓

事例Ⅲの場合も事例Ⅰの場合と同じく、制約条件の確認と設問文を読んだ段階で想起される1次知識のリストアップ、レイヤーの判断を行いました。

事例Ⅲの場合のレイヤーは下記のように分類していました。

  1. 経営戦略
  2. 生産管理(問題解決)
  3. 生産性改善(課題達成)

設問を読んだ段階で、問題は上記のレイヤーのどれにあたるのかを判断し、最終的な回答の方向性を決めます

また、事例Ⅰと同様レイヤーと合わせて、問題として

  1. 情報整理
  2. 期待される効果
  3. 助言

のどれが求められているものなのか、ということを判断した上で、解答の構成を考えていきます。

そのため、事例Ⅰと同じく事例Ⅲでも、私は過去問の設問分だけを使って、このレイヤーと問題のタイプを判断するという練習をかなりやりこんできました
今回もそれをしっかり行うことで、事故はなかったかと思います。

 

ちなみに、H29年の事例Ⅲの試験では、これまで例年問われてきた第1問の強みの問題がなくなるという変化がありました。

試験が終わった後にいろいろな人と話して知ったのですが、この出題形式の変更で動揺してペースを崩した人が少なからずいたようです。

もしかしたら、その動揺が最後まで尾を引き事例Ⅲが上手く得点できず、不合格となってしまったという方もいたかもしれません。

しかし、私は「あ、今年は強み問題ないんだ、問題数が4問に減ったからかな」くらいで、特段動揺することもなく、平常通りの処理ができました。

これは、私は「第何問がどういう問題」という対策のやり方ではなく、上記のようなレイヤーの判断をして、それから方向性を考えるという流れでやっており、それを本番でも練習通りに実行できたためであったのだと思います。

 

それでは以下に、具体的にどんなことを考えていたかをご紹介します。

第1問は、「生産管理上の課題とその対応策」とあります。
そのため、レイヤーは2番目の生産管理で確定です。

そして生産管理と言ったら

  • 生産計画
  • 工数計画
  • 日程計画
  • 部品計画
  • 手順計画

の何かしらに問題があり、それぞれ

生産計画→生産統制

  • 工数計画→余力管理
  • 日程計画→進捗管理
  • 部品計画→現品管理
  • 手順計画→作業手配

といった生産統制が必要となります。

これらを意識するためにも、メモに上記の知識の一部を書き出しました。

また、「課題とその対応策」を問われているため、回答の型としては

課題は①~、②~。対応策は①〇〇を改め××する②□□を改め△△する・・・。

といったいつも用意している型で対応しようと考えました。

こちらは先日のだいまつの記事を見ると、83点という高得点を取っただいまつも同じくこの点を明確に意識しています。「生産管理上の」と言ったら生産計画面、生産統制面に何らかの問題がありそれを探し出す、というのは事例Ⅲの鉄則と言えるでしょう。

私のメモでもそれを意識するため、事前に上記のワードを書き出しており、生産計画面、生産統制面の問題を探し出し、その裏返しを指摘しようという方針を明確にしています。事前の演習の段階でも生産管理レイヤーで生産計画面、生産統制面の問題を意識して探し出す練習というのはたくさん積んできました

 

第2問は、「生産能力を向上」とあります。そのためレイヤーは3番目の生産性改善で確定です。

生産性改善と言ったら標準化・マニュアル化とIT活用(情報共有)です。
そのためメモにも「標準化」「IT」と書いて、これらに関連する内容を意識して与件文から探してこれるようにしました。

また、第1問と同じく「課題とその対応策」を問われているため、回答の型としてはこちらも

課題は①~、②~。対応策は①〇〇を改め××する②□□を改め△△する・・・。

といったいつも用意している型で対応しようと考えました。

 

第1問、第2問については、後日試験が終わった後に「切り分けに悩んだ」という声をいろいろと耳にしました。
しかし、ここは私もだいまつやすえさんと同じく生産管理面と生産性向上面というところでレイヤーを分けて考えたため、それほど悩まずに切り分けができました。

レイヤーを分けると切り分けが難しいとされる問題でもシンプルに考えられるというのは、H29年度試験だけでなく、多くの人が切り分けに悩んだと思われるH27の事例Ⅲでも同じだと思います。
私は過去に同じやり方でH27の事例Ⅲを解いた経験もありましたので、練習で解いたH27の事例Ⅲと同じように冷静に対処することができました

 

第3問は受注拡大策についてということなので、戦略レイヤーの話だと考えました。
少し事例Ⅱに近い問われ方だったため、事例Ⅱに寄りすぎず、あくまでも事例Ⅲを意識して解答することが必要だと感じました。

あくまでも聞かれた通りに活用方法と社内対応策について解答するので、解答構成は、

活用方法は①~、②~・・・、社内対応策は①~、②~

というスタイルで回答したいと考えました。

また、制約条件としては「ホームページを活用した」とありますのでそれを外さないようにしよう、というのと「展示会での成功を参考に」とありますので、どんな成功だったのかを確認した上で、そこで成功した要素を使えというメッセージだと解釈しました。

この設問解釈の段階までは、今振り返ってもそれほど大外しはしていなかったのではと考えます。

 

第4問は、新規事業展開ということなので戦略レイヤーで、これまでの過去問と同様の対応をすれば良いと考えました。
これまでの過去問と同様、強みを使って機会をとらえて、それでC社の課題解決をといういつもの流れに持っていこうと考えました。

そのため、解答構成としては

方策は①(強み)を活かし~②(強み)を活かし~・・によって、(課題の解決)を図る

という方針で行こうと考えました。
また、「今後大きな設備投資や人員増をせずに」とありますので、これは制約条件として意識しないといけないと考えました。

前々回自分でも過去問や演習問題の経験に引っ張られるなと言っておきながらやらかしちゃってしまっていますね。

改めて与件文を読み返してみると設問分に課題を解決したいなど一言も書いていません
なのに、いつもの型で安易に持っていこうとして、結果として聞かれてもないことを書いてしまっています。
こんなんじゃ人に偉そうにダメ出しなどできませんね。。。

事例Ⅲのラストの問題について自分なりに型を作っていた、までは別に悪くない対応だと思います。しかし、それをろくに検討せずに安易に適用しようとしているところがダメでした。

もし、私が過去問演習としてこれを解いていたのであれば、

過去の経験に引っ張られ問題文で聞かれていない解答構成を想定した。今後は、過去の経験が使えると思った段階で、経験に引っ張られていてそのような解答構成にしようとしていないかを振り返るプロセスを追加する

という反省をしたかと思います。

 

 

■与件文を読む(1回目)(開始10分~12分)

ここまでやってきた設問文の解釈を踏まえて与件文を読みます。

事例Ⅰ・Ⅱで説明したのと同じく、私は1回目に与件文を読むときは、どの問題に使うかというのは関係なく、重要そう/使えそうに思ったところを黄色のペンでマークしながら読んでいました。

1回目はざっくりと概要の把握を目的に読んでいました。

 

■与件文を読む(2回目)(開始12分~15分)

2回目は事例Ⅰ、Ⅲの場合、ここで段落のピックアップを行っていました。

まずは、メモ用紙となる白紙に問題番号を振り、そこに対応する段落をざっくりメモしていきます。
ざっくりなので詳細なメモを作っている段階での変更は多いにありで、こだわり過ぎないように見ていきます。

そして、その隣に問題を解いていく優先順位を書いていきます。

H29年の場合、この段階ではメモ用紙に書いてある通り、

■ 第1問:8段落、13段落

■ 第2問:6段落、13段落

■ 第3問:9段落、11段落、12段落

■ 第4問:9段落、11段落

を対応付けました。

優先順位は以下のように考えました。

1、2問は生産管理、生産性向上それぞれのレイヤーで、従来通りの対応をすればいい問題なので優先順位が高く、1&2→3&4の順序で解こうと考えました。

そして第1問、第2問は同じくらいのレベルの問題かと考え、上から順に第1問1番目に、第2問2番目としました。

また、第3問と第4問を比較すると、第3問は事例Ⅲなのにマーケティングっぽい問題で注意して対応しないといけないのと、字数が160字と多いのに配点は第4問の方が多いという理由から、第3問4番目に、第4問3番目に解くことにしました。

以上から解答の順番は1→2→4→3としました。

 

■解答メモを作る(開始15分~40分)

さて、ここからは与件文の情報から、解答のためのメモを作っていきます。

事例Ⅰ、Ⅱでも触れましたが、私はメモを作るにあたっては、設問ごとに色を決め、与件文の引っ張ってきたいキーワードや文章の下に線を引き、番号を振りながら文章を組み立てるという方法でメモを作っていました。

その問題用紙&メモはこちらになります↓。

さて、では実際に本番でどう考えてメモを作っていったかというのを流れを追って説明していきましょう。

まずは、優先順位1番とした第1問です。

構成は「課題は①~、②~。対応策は①〇〇を改め××する②□□を改め△△する・・・。」という構成で書こうと考えました。

この問題は、設問の解釈の段階で、生産管理のレイヤーで解こうと思ったのでその意識で与件文中から使えそうな根拠を探しに行きました。

すると、第8段落で行き当たりばったりな生産指示の出し方で、日程計画がなく進捗管理ができてなさそうな様子が伺えました。

また、問題文には「CNC木工加工機の生産販売を進めるために検討すべき」という前振りがありましたが、13段落を見ると、「これまで製造部では専任担当制で作業者間の連携が少なかったが、この新規事業では、機械加工班と製缶板金班が同じ CNC 木工加工機の部品加工、組み立てに関わることとなる。」とあり、既存製品の生産とCNC木工加工機の生産ではどうやら生産体制に変化があったようです。

 

ところで、ここでちょっと脱線して「問題」と「課題」という言葉について確認です。

皆様は「問題」と「課題」の使い分けを意識していますでしょうか?
意識しているという方は心配いりませんが、どうだったっけ??という方のために念のためおさらいをさせていただきます。

  • 問題:目標(ありたい姿)と現状との間にあるギャップのことで、発生しているネガティブなこと。
  • 課題:目標(ありたい姿)と現状とのギャップを埋めるためにやるべきことで、問題を解決するために行うこと。(通常ポジティブな表現)

でしたね。今回は「課題は?」と聞かれていますので、課題についてはそれを意識した表現とする必要があります。

さて、本題に戻ります。

CNC木工加工機の生産販売を進める上での生産管理上の問題としては、

  • 行き当たりばったりの指示の出し方で進捗管理が日程計画がなく進捗管理ができてない
  • これまで製造部では専任担当制で作業者間の連携が少ない

という問題点があると考えられます。課題はこれを解決するために行うことなので、

  • ちゃんと生産計画を立てる
  • 連携する

というように問題点の裏返しのポジティブな表現となります。

そして、対応策は私の場合「〇〇を改め××する」というのを型(※1)として、この型が使えるときは○○のところに与件文から問題点を拾ってきて入れ、××のところにその裏返しを書くという作業を行っていました。

この問題の場合、問題点は上記に挙げた行き当たりばったりと選任担当制なので、それを与件文から引っ張ってきて、それを改めるという対応策を書きました。

ちなみに第1問のだいまつの回答と私の回答は下記の通りです。

●だいまつ(83点)
課題は、各班にまたがる全体生産計画を立て、各担当が連携して納期を遵守した製造体制を整えること。対応策は、受注情報に基づき製造部内で全体生産計画を立て、各班が連携して作業を行い、生産計画に基づき作業を同期化し、進捗管理する既存製品を含めた混合生産体制を整備し、期日に納品する。

●きゃっしい(67点)
課題は担当者・班の間の連携体制の構築と全社としての生産計画の立案。対応策は①専任担当制を改め作業者間の連携を強化し②注文が入ると担当者に直接指示が行われ各担当が顧客と直接打ち合わせる状況を改め、受注情報を全社で共有し、全体として生産計画を作成する。

課題はカンニングしたんじゃないかと思うほどそっくりですね。

対応策は私の方が与件文から悪いところを拾ってくるという型を使っている関係で字数を食い、納期の話まで及んでいませんが、①全体として生産計画を立てる②連携をとるという要素もこれまたカンニングしたかのように一緒ですね。

前々回のだいまつの記事を読んでいると、アプローチ方法に若干の違いはあれ最終的に同じ結論に至っているので、恐らくこの問題に関してはそこそこ取れたのではと思います。

だいまつとは合格後に道場を通じて知り合い、実はまだリアルでは一度も会ったことがないのですが、いろんな場面でシンパシーを感じるところが多々あり、やり込んだ先に見えてくるものは同じようなものなのかな、と思っています。

 

次に優先順位2位とした第2問です。

第2問も第1問と同じく、構成は「課題は①~、②~。対応策は①〇〇を改め××する②□□を改め△△する・・・。」という構成で書こうと考えました。

この問題は、設問の解釈の段階で、生産性向上のレイヤーで解こうと思ったのでその意識で与件文中から使えそうな根拠を探しに行きました。

すると、第6段落にお決まりの問題点「標準化やマニュアル化は進められていない」があり、この段落をメイン根拠に使っていこうと考えました。

また、当初13段落も入るかとざっくりと分類しましたが、この要素は生産性向上のレイヤーの第2問ではなく、生産管理のレイヤーの第1問で使ったほうが適切だと考え、第6段落の要素のみを使うこととしました。

課題は問題文中から生産能力の向上と余力の活用にあると考え、それを達成するために6段落目の選任担当制の裏返しの多能工化という課題を挙げました。

こちらの問題についても、参考にだいまつ解答と私の解答を比較したいと思います。

●だいまつ(83点)
課題は、他の機械を操作できない作業者が多いため、多能工化・多工程持ち化し、相互応援体制を構築すること。対応策は①各機械の操作方法を標準化・マニュアル化し計画的にOJTを行う②加工技術情報を文書化し製造部内でDB共有する。以上で、生産能力を向上させる。

●きゃっしい(67点)
課題は生産性向上と余力活用のための作業員の多能工化。対応策は①各機械の操作方法や加工方法に関する技術情報は各専任担当者が保有する状況を改め標準化・マニュアル化し②担当している機械以外の操作もできるよう教育を行い、応援可能とし余力を生じさせる。

こちらも第1問と同じくなかなかのシンクロっぷりです。

具体的には課題の多能工化、応援体制、対応策の標準化、マニュアル化、教育と構成から要素までかなりシンクロしています。

ただ、私の解答の方が加工情報のDBでの共有という要素が少なく、また、課題である応援体制の構築を文章構成上、対応策の結果として書いてしまっていたというところがだいまつに及ばないところだと思います。

ではなぜそうなったかということを振り返ってみたいと思います。
私はこのメモの段階で課題を生産能力の向上と余力の活用にあると考えてしまいました。

しかし、改めて考えてみるとこれは課題でなくC社のありたい姿でした。

課題とは、ありたい姿と現状とのギャップを埋めるためにやるべきことで、問題を解決するために行うことでした。
ここの課題の捉え方の認識が間違っていたという点がずれの原因だったかと思います。

恐らくもしここで課題を「生産能力の向上と余力の活用のために行うこと」と認識すれば、多能工化とその結果としての応援体制の構築を冒頭の課題に持ってくることができていたのではと思います。

そのため、もし私がこの問題を過去問として解いていたとしたら、問題と課題の定義を改めて振り返りそれを自分でまとめてみて、問題と課題の定義を改めて叩き込む、ということをやったかと思います。

 

次に優先順位を3位とした第4問に取り掛かります。

これは、設問解釈のところで触れましたが、解答構成に「方策は①(強み)を活かし~②(強み)を活かし~・・によって、(課題の解決)を図る」という、いつもの過去問で使っていた型をそれを適用してもいいか、ろくに検証もせずに使ってしまって聞かれてもいない課題解決の助言までやらかしてしまった悪い例です。

なので、ここから先のプロセスはあまり参考にはならないですが、一応、こう考えたんだよというのを書かせていただきます。

この問題の場合、強みとしては社長(←勘違い、本当は常務)のCAD等のITの技能くらいなのかなと考えました。

また、機会としてはNC機械を使用した経験のない木工加工業者からのプログラム提供やメンテナンスに関するニーズが存在するという機会があると考えました。

新規事業を行う際は、機会に強みをぶつけるということが重要ですのでプログラム提供という機会にIT技能をぶつけるという要素を入れようと考え、メンテナンスに関しては生かせそうな強みがいまいち見当たらなかったので、苦し紛れにC社の経験という漠然としたワードを入れました。

そして、最後に自信満々に課題の解決を入れて〆ました。

そもそも設問解釈の時点で方向性がずれています。

ですので、具体的な方策としての社長(←本当は常務)のIT技能を活かしたプログラム提供、メンテナンス、という要素としては幾分か点が入ったかと思いますが、あまり高得点は入っていないと考えられます。

ここできちんと対応できたか、対応できなかったかが高得点者との差だったのではと思います。

 

最後に第3問に取り掛かります。

解答構成は、設問解釈で考えた通り、「活用方法は①~、②~・・・、社内対応策は①~、②~」で行こうとしました。

設問解釈の段階で確認しようと思った「展示会での成功を参考に」の部分を確認すると、第11段落で

複雑な形状の加工を容易に行う CNC 木工加工機の実演を行ったが、それによって多くの来展者の注目を集めることができた。特に、NC 機械を使用した経験のない家具や工芸品などの木工加工関係者から、プログラムの作成方法、プログラムの提供の可能性、駆動部や刃物のメンテナンス方法、加工可能な材質などに関する質問が多くあり、それに答えることで、CNC 木工加工機の加工精度や操作性、メンテナンスの容易性が来展者から評価され、C 社内では大きな手応えを感じた。

とあり、そのおかげで受注まで取れたというポジティブな記載もあるため、ここにある要素を使ってそれらしい解答を作ればいいんだな、と考えました。

まず活用方法を考えると、「複雑な形状の加工を容易に行う CNC 木工加工機の実演を行ったが、それによって多くの来展者の注目を集めることができた。特に、NC 機械を使用した経験のない家具や工芸品などの木工加工関係者から、プログラムの作成方法、プログラムの提供の可能性、駆動部や刃物のメンテナンス方法、加工可能な材質などに関する質問が多くあり、それに答える」という部分をHP上でもやって、「CNC 木工加工機の加工精度や操作性、メンテナンスの容易性」をHPを見てくれた人に訴求しよう、というアドバイスにすればよいのだなと考えました。

そのため、上記の要素を解答に盛り込めるようなメモを作成しました。

また、対応策としてはこれらを可能にするための方策を考える必要があると思い、①営業機能が薄いという記述があるので、それを補う②インターネット上の問い合わせに対応できるようにするという点を盛り込もうと考えました。

 

この段階でも、だいまつの解答やすえさんの解答と見比べてもそれほど大外しをしていないように見えます。

また、メモの画像と見比べながら上記を読まれた奇特な方は、メモにない対応策②インターネット上の問い合わせに対応できるようにするという要素が入っているのに気付かれたかもしれません。じつは、これ、現物の紙を見ればわかるのですが、実は②の要素は後から消しゴムで消したものなのです。

なぜそうなったのかは「解答を書く」の部分でお伝えします。

 

【どうしても伝えておきたい補足】

※1 型のメリット、デメリット

これまでの解説でもちょこちょこ触れていますが、私は割と事前に用意した(=解答構成)を多用しています。
この型というのは、試験の前にしっかり考えて使い方を練習しているため、もし型が使える場面になったら、型を使うことで「考える」というよりは「作業する」というレベルに落とすことができ、頭の省エネができるという点にメリットがあります。

こちらの良い例が今回の第1問、第2問で、型が使える問題では考え込んで無駄な時間を使わずにサクサクと処理することができました。

しかし、使いどころを間違えると聞かれていないことを答えたり、与件文に合ってないことを書いたりしてしまう恐れがあるというデメリットもあります。

こちらの悪い例が第4問で、型が使えないのにいつもの問題と同じだと安易に判断して型を使ってしまったため、聞かれてもないことを答えている残念な回答ができ上りました。

以上のように型を持つというのは良し悪しがあり、もし型を使うのであればこの問題は型を使っていい問題か?ということをしっかりと見極める目を養うトレーニングを積むことが重要かと思います。

 

■解答を書く(開始40分~)

事例Ⅰ、Ⅱと同じく残り40分の段階で解答に移りました。

ではそれぞれの個別の問題について見てみましょう。

優先順位の高い順から第1問第2問、第4問は、基本的にはメモの通りに字数を考えながら解答用紙に書き写してきました。

しかし、第3問は予定通りに行きませんでした。

前半の活用方法のボリュームが大きくなりすぎて、対応策を書くスペースがだいぶ削られてしまったのです。

しかし、第3問は優先順位として最後にした問題でしたので、残り時間が短く、前半の活用方法の部分をさらに短くして後半の対応策を詰め込むという対応を行っている時間はないと思われました。

そのため、当初対応策の②として書くはずだった要素を書かずに、対応策を1つだけとする対応を取りました。
(メモも消しゴムで消してしまいました)

第3問の私の再現答案は下記の通りです。

●きゃっしい(67点)
ホームページに①複雑な形状の加工を容易に行う動画を掲載し加工精度・操作性を②プログラムの作成方法、提供の可能性、メンテナンス方法に関するQAを掲載しメンテナンス性を訴求し、NC機械を利用した経験のない潜在顧客の疑問を解消する。社内対応策として社長と常務のみの営業体制を改め選任の営業部門を作る。

見ていただいたらわかるとおり、活用方法ばかり書いてあって、対応策の記載が薄いですね。

これは上記の通り、前半を書いていたら予想以上にボリュームが増えてしまった上、時間がぎりぎりの状態で書き直す時間がなかったことに原因があります。

恐らく本当は活用方法と対応策半々くらいの割合で書いておくべきだったでしょう。

では、再び同じようなシチュエーションに出くわしたとき、同じ過ちを繰り返さないためにはどうすべきだったのでしょうか。

対応策としては、解答の内容が半々くらいの問題では、前回の事例Ⅰの解説でご紹介した座席指定方式と同じ要領で、100字であれば50字目といったように解答用紙のマス目の半分のところにスラッシュ(/)を引いてそれぞれのスペースを主張する、ということをやっておけば、同じ過ちを繰り返さなかったのではと思います。

 

ここまでの内容を踏まえまして、この80分で書き上げた再現答案はこちらをご覧ください。

 

以上、きゃっしいのH29事例Ⅲの80分の解答プロセスを説明させていただきました。

毎度毎度長文で恐縮ですが、参考になる部分はぜひパクってカスタマイズしてみてください!

 


その2 復習の質を高めよう~その復習、本当に役に立っていますか?

答案も詰め込み式ですが、ブログの方も詰め込み式で、以下ではコンテンツその2の復習方法について書かせていただきます。

さて、なぜ長文の事例Ⅲ実況解説に引き続いてこれを書こうと考えたのか、と言いますと、道場へのコメントや、タキプロ勉強会、その他もろもろの所からいただく質問で、もう少し復習のやり方を見直した方が本番に活かせるのではないか、と感じることが何度かあったからです。

最初に謝らせていただきますが、恐らく少し厳しいことを書いてしまいますので、ご気分を害したら申し訳ありません。

ただ、もう残された時間が少なくなってきている中で、せっかくやるなら本当に本番に使える復習をぜひやっていただきたい、という強い想いからきていますので、ご容赦いただけると幸いです。

 

さて、みなさまは過去問や演習問題を解き終わった後、どのような振り返りをしていますでしょうか?

もし、過去問や演習問題を解いた後、予備校の過去問集の解説を読んで「なるほど、この問題はこういうロジックで考えればいいのか、勉強になったな」と思うだけだったり、ふぞろいを見ながら「この問題では〇〇という要素も必要だったのか」とか「自分は〇〇という文章を見落としてしまっていたな」といった振り返りだけで終わっていませんか?

もしそうであれば、かなりもったいないです。

そのような復習のやり方をしているあなたに問わせてください。

その復習は本試験を解くときに、どのような役に立ちますか?

せっかく復習や振り返りをするのであれば、時間の限られた今、本試験で実際に使える振り返りをぜひやりましょう。

では本試験で実際に使える振り返りとはどういうものかというと、過去問を解いた後に振り返るときに、模範解答やふぞろいなどの回答と比較して、もし自分の回答に不十分な点があった場合、「ここができなかった、ここはこういう答えを書くべきだった」ということだけを振り返るのではなく、それに加えて必ず

なぜできなかったのか(原因)

を考え、

次に同じようなシチュエーションとなった時、どうすれば同じことを繰り返さないか(対策)

をできるだけ具体的に極力実行可能なレベルに落として考えるということです。

これは結構きついと思います。
原因がわからない時や、対策が思いつかない時もあると思います。

でも考えてください。
なぜなら、原因が特定できず、対策が考えられなければ本番で同じようなシチュエーションとなった時にきっとまた同じ過ちを繰り返すからです。

模範解答やふぞろいなどの回答と比較して、「ここができなかった、ここはこういう答えを書くべきだった」と振り返っているだけでしたら、同じような問題が出ない限りその振り返りは活かすことができません。

しかし、なぜできなかったのか?という原因をもう少し抽象化し、失敗の根本にある原因を探り、それに対する対策を立てることができていれば、違う問題が出てもその問題演習で振り返ったことを活かすことができるはずです。

ただし、このなぜ?というところに「自分には読解力がないから」とか「文章力がないから」の「〇〇力がないから」系の理由を挙げるのは、今年受かるつもりであれば×ナシ×です

そんなことを言っていたら今年の試験にはきっと間に合いません。

そうではなく、できるだけプロセスレベルで原因を振り返り、やらかした失点に関する原因を抽象化し、別の新たな問題で問われたときに使えるようにし、対応策として具体的に実行可能なレベルまで落とし込んで考えてください。

原因は抽象化し、対策は具体化する です。

では、具体例として、その1の第3問の振り返りを見てみましょう。

私がここで社内対応策について十分に触れることができなかった原因は、

解答を書く段階で前半を書いていたら予想以上にボリュームが増えてしまった上、時間がぎりぎりの状態で書き直す時間がなかったこと

にあります。

そして、再び同じようなシチュエーションに出くわしたとき、同じ過ちを繰り返さないための対応策としては、

解答の内容が半々くらいの問題では、前回の座席指定方式と同じ要領で、100字であれば50字目といったように解答用紙のマス目の半分のところにスラッシュ(/)を引いてそれぞれのスペースを主張する

としました。

これだとただ「気を付ける」よりも1段階具体化されてプロセスに反映しているので、確実に実行できそうだと思いませんか?

いつもいつもこのように具体化するというのは難しいかもしれませんが、この反省はやればやった分だけ本番に活きてきます

最初はきついかもしれませんが、これも慣れというのがありまして、何度もこんなことをやっていると意外と苦にならならず、むしろ新しいアイディアが出たときに嬉しくなってきます。

ですので、大変ですがぜひトライしてみてはと思います。

また、振り返りの際、通常どうしても悪いところに目が行きがちですけど、ぜひいいところにも目を向けてください
これまで練習してきた〇〇が練習通りできた、ということや、前回考えた○○という対応策のおかげでミスが防げた、といったことを良かったこととして振り返ります。そうすることで、それらがより強化され、本番でも練習の成果が発揮しやすくなります。

また、なかなか成長が実感できにくい2次試験で、自分の成長を感じることができるという効果もありますので、ぜひいいところの振り返りというのもお試しいただければと思います。

 

またまた、1万3千字オーバーの長文記事で大変恐縮です。

次回は、得点開示結果に対していろいろと思うところがある事例Ⅳについての記事を書ければと思っておりますのでぜひご期待ください。

以上、きゃっしいでした。

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こんにちは、chikaです!
二次試験まであと一か月ちょっととなりました。
皆さん、二次の勉強は順調でしょうか。

私は去年の今頃、解答プロセスの型は固まってきたものの・・・
実は事例Ⅱに苦手意識を持っていました。

事例Ⅱは、
身近にイメージしやすく、解答は書きやすい!
ので、ある程度の点数(50~60点)は取れるようになっていました。
(最初は得意だと勘違いしていました)

しかし!!
点数がぶれやすく、60点以上を安定的にとることができていませんでした。

事例Ⅱは身近にイメージしやすい分、
出題者の意図に沿わない余計なアイデアも出てきやすい。
そのため、解答が書けたつもりでも、得点に繋がっていなかったのです。

そこで、この道場ブログで事例Ⅱの記事を読み漁り、
安定的に高い点数をとるにはどうすればいいのか、分析し、
事例Ⅱのコツを掴むことができました。

前置きが長くなりましたが、本日の目次。

★目次★

①事例Ⅱで安定的に点数をとるコツ
②事例Ⅱのキーワード解答法(ダウンロードOK)


事例Ⅱで安定的に点数を取るコツ

先述しましたが、
事例Ⅱはイメージしやすいので自分の知識や経験を取り入れやすく、解きやすい事例だと思います。
与件文にはヒントがいっぱい散在されており、アイデアがどんどん出てくる。
結果、的外れな提案(アイデア提案)をしがち。
初代JCさんも、コチラの記事でそのことを触れています。

そこで、
★与件文より引用すべき重要な根拠を、漏れなくピックアップする必要がある
アイデアを壮大に広げ過ぎずに、B社のストーリー展開を踏まえた(=出題者の意図する)解答を書く必要がある

ということに気づきました。

 

その参考になったのはコチラの記事。
以下、ポイントを抜粋。

事例Ⅱのコンサル方針は、
「『専門性・地域密着・関係管理』を武器に、『ターゲット+協力者+4P』を定めて競争優位を構築すること」。
よって、与件では、「変化」の他に、中小企業が競争優位を構築する際の武器となる、「専門性」、「地域密着」、「関係管理(Life Time Value)」に関する記述に着目。
事例Ⅱは、拾ってくる情報が多いので、こうした型(もしくは思考)を持った上で与件を見れると、非常にスピーディかつ抜け漏れなく対処できる。

 

 

また、事例Ⅱのストーリー展開に着目することも大切。

参考になったのはコチラの記事。
以下、ポイントを抜粋。

<事例Ⅱのストーリー展開>
①(S)創業以来、B社の強みや特徴を活かして何とか業績を伸ばしてきた。
②(T)外部環境変化や大手競合の出現で雲行きが怪しくなってきている。
③(O) 新たなニーズや顧客層が現れてきている。
④業績が停滞してきている。

もう少し細かく見ると、
①の強みはだいたい地域密着性顧客関係性特定分野での専門性きめ細かい対応、などが代表的です。
②の外部環境変化は少子高齢化域内の顧客減少、大手競合は低価格幅広い品揃えを武器にしています。

<「事例Ⅱとは何ぞや」の結論>
④を憂う経営者に対して、中小企業診断士であるあなたが颯爽と現れ、
・③に対して①をぶつけることで新たな収益を確保する。
・外部環境変化には対応し、大手競合はかわす。

 

さらに、コチラの記事も参考になります。
以下、ポイントを抜粋。

<事例Ⅱとは>
・事例Ⅱのテーマ:地域密着型の経営で売上拡大を目指す小規模企業
 (地域活性化も売上を上げるための手段。)

未対応のニーズに対して、企業連携経営資源を有効活用し対応する。
(既存ニーズの裏が未対応のニーズ。)

競合と差別化した高付加価値商品及び地域密着客数を増やし売上を拡大する。
(売上を上げるためには客数と客単価をあげる。)

 

上記をふまえると、B社のテーマは「売上拡大」
売上拡大といえば、
客数(新規顧客+既存顧客) × 客単価(商品単価 × 買上げ点数)

そこで、提案する施策が、上記のどの効果につながるかをきちんと書くことを意識することで、点数UPを狙いました。

そのための型として、事例Ⅱでは、
「誰に」:ターゲット
「何を」:B社の強み、経営資源
「どのように」:具体的にやること(4Pの視点)
「効果」:客数増加or客単価増加、もしくは総括して「売上増加」
の4点セットを解答に書くようにしました。

 

ご紹介したいコツは以上になります。
私はこれらを意識することで、事例Ⅱに自信を持つことができるようになりました。


【二次ノウハウ】キーワード解答法~事例Ⅱ~

次に、キーワード解答法の事例Ⅱバージョンをお伝えします。

▼▼▼▼キーワード解答法とは?▼▼▼▼

①解答のキーワードパターンを覚えておく
②思い浮かべたパターンのうち、事例企業に合った分析・助言を行う

という方法です。
具体的には、
●●●という課題の場合、解決策は□□□!などのパターンを覚えておく。
パターンのうち、
事例企業に当てはまるもの(効果的なもの、実践可能なもの)を解答する。

この方法のメリットは、
解答時間の短縮と、大外ししない解答が書けること、です。

 

事例Ⅰはコチラ▼
【二次ノウハウ】キーワード解答法 ~事例Ⅰ(組織・人事)~

事例Ⅲはコチラ▼
【二次ノウハウ】キーワード解答法~事例Ⅲ~ + 事例Ⅲの基礎

事例Ⅳはコチラ▼
【二次ノウハウ】キーワード解答法 ~事例Ⅳ・経営分析~

 

事例Ⅲのキーワードまとめ

▼クリックすると拡大します▼

 

 

こちらは、某予備校の資料を元に、私がH13~H28年度の過去問を全て3周以上解いた中で、自分なりにカスタマイズして作成したものです。
※ダウンロードはコチラ⇒事例Ⅱのキーワード

 

 

~私の使い方~

①まずはこの表を頭に叩き込む!
A:与件文のヒントに対応するB:解答のキーワードC:効果を思い浮かべられるようになっておく。

②与件文を読む際に、A:与件文のヒントの内容があったら、B:解答のヒントのキーワードC:効果メモ用紙にメモ!

③解答骨子を作る(=解答の下書きを作る)際に、キーワードのうち事例企業に合うものを選んで解答を作る!

 

事例Ⅱにおいてのポイントとしては、
先述したコツ、
★与件文より引用すべき重要な根拠を、漏れなくピックアップする
★B社のストーリー展開を踏まえた(=出題者の意図する)解答を書く
★「誰に」「何を」「どのように」「効果」を書く
を意識することが大切です。

 

また、設問で「どのレイヤーを問われているのか?」を意識することも大切です。

事例Ⅱでは以下の構造になっています。
経営環境分析
 ↓
経営戦略
∟成長戦略(アンゾフ。競合は考えない。)
 ∟競争戦略(ポーター。競合を考える)
 ↓
オペレーション戦略(ターゲット+4PS)

※表では、一番左にレイヤーを記載しています。

 


本日の記事は以上になります!
涼しくなってきましたので、体調管理に気を付けて、
勉強に励んでくださいね★
chikaでした♪

 

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はい!へんりーです。

 

2次試験対策の調子はいかがでしょうか?

解答作成に苦戦していますか??

 

何度も言いますが、(特に2次試験対策に初めてチャレンジするあなたが、)

それなりの解答を書けるようになる、までにはもう少し時間がかかります。

現時点では、多年度生に勝てなくて当然です。それが当たり前!

 

もちろん、解いている事例数や、

・前回までにお伝えした「2つのオキテ」「過去問重視」をどこまで愚直に守っているか、

・だいまつの永久保存版記事(I, II, III)をはじめとする道場メンバーの「解き方」を紹介した記事をどこまで読み込んでいるか、

にもよりますが、

「お、戦えるかも・・」となるのは9月後半から10月に入ってからのはずです。

(初学者の場合、そう思ってもらっていいと思います!)

 

とにかく、今の時期に悩みすぎたり、モチベーションが落ちたりするのは、もったいないです。

ここから、なので。

 

僕の例で言えば、

去年の今頃は予定になかった海外出張でバタバタしていました。準備やら報告やら含めて約3週間、ほとんど勉強が手つかずでした。

家族の入院も重なり、ストレスだらけ。

予備校では20点台がざらでした。

たしか、まだ電卓すら買っていませんでした。(今思うとここはドン引き・・)

・・・、

それでも、

表立っては周りに「こりゃもう無理だ―」などと嘆きながらも、

心の奥底では「絶対なんとかしてやる・・」という思いを常に持っていました。

そして、8月の1次試験本番後からの2次対策スタートでしたが、なんとか合格することができました。

 

1次試験前にも言いましたが、

やはり、あがくかどうか、やるかどうか、です。

悩むことがあれば、まず手を動かしてください。

そしてモヤモヤが晴れなければ、コメント欄でもいいのでメッセージをください。9代目一同、お待ちしています。

 


 

と、気合いを注入したところで本題。

ここ最近は、気合の入った2次対策記事が続いていたので、

今日は週の真ん中、水曜日ということで、”ゆるわだ”をお届けしようかと思います。

 

セミナーでもリクエストのあった、

「診断士になったあと、実際なにができるの?何をすることになるの?」

についてお伝えしてみます。

 

僕が昨年、試験勉強していたときは、「診断士になったあと」なんて、ほとんど考えていませんでした・・正確には、考える余裕もなくひたすら目の前だけを見て走っていました。

今、同じ状況の人はそれでオーケーです。短期勝負だからこそ、「モチベーション維持」という悩みもはずなので、そのまま走り抜けましょう。

 

一方、ブログを書く側になった今となっては、「診断士になったあと」を少しでもお伝えすることの意義を感じています。

ゴールをイメージできているからこそ頑張れる人も大勢いると思うので。

 

 

そんなわけで、まず基本的なところから、お話しておきます。

 

既に耳にしたことのある読者の方もいるかと思いますが、

実際の診断士の仕事は、以下の3つに大きくわかれると言われています。

「診る」(企業の診断etc.)

「書く」(雑誌やWeb記事の執筆etc.)

「話す」(セミナー講師etc.)

覚えておいて損はないです。

 

これを踏まえて、僕へんりーの近況をお伝えすると・・

 

主に、

・気仙沼復興支援イベント「気仙沼バル」の実行委員会(診断士チーム)

・海外進出企業支援の研究会

・M&Aを学ぶ研究会

・最新IT事情を学ぶ勉強会

等に参加をしつつ、

 

会社内では

・「診断士会」の立ち上げメンバーとして受験中の同僚のサポート

をしながら、

 

実務(ここでは、報酬をもらうと定義した場合)では、

・受験教材あるいは専門誌記事の執筆

・コンサル会社の企業向け教育プログラムのサポート

なんてことをしています。

そして、ボランティアではありますが、この「一発合格道場」の取り組みも誇れる活動です。

 


このうち、「執筆」というのが、なかなかピンとこないと思います。

昨年の自分は微塵もイメージを持っていなかったので・・・

ところがどっこい、先に述べたように、診断士(特に企業に勤めながら活動する「企業内診断士」)のメジャーな仕事の1つが「執筆」なのです!

 

今日はこの「執筆」の魅力にフォーカスします。

診断士が任される「執筆」の内容は、大きく2パターンあります。

①自分の専門性や知見を活かせる(あるいは興味の強い)コンテンツの解説記事

②著名人や専門家、経営者などへの取材・インタビュー等を基にした紹介記事(対談形式も)

 

・・・ん?どちらも、中小企業診断士である必要はないような・・・?

 

と、思われた方はちょっと鋭いです。たしかに、その通り。

 

ですが、1次試験7科目の知見をカバーした上で、2次試験で必要な論理性や文章編集能力を兼ね備えた診断士だからこそ、幅広い視野と多彩な切り口で、質の高い面白い記事が書ける(可能性が高い)、という背景があるのでしょう。そして国家資格保有者という安心も、おそらく。

事実、診断士に対する執筆案件の需要というのは世の中にかなりあるようです。

これは、先輩診断士たちがハイクオリティな執筆で実績を重ね、様々な業界で信頼を勝ち取ってきたからこそ、なのだとも思います。

 

このような執筆、特に上記②のような誰かを取材して書く仕事の一番の面白さは、その記事の主役となる、魅力的な人・魅力的なことをしている人に会いに行き、取材できることです。

 

たとえば、著名人や、その道の第一人者や、スゴ腕経営者と、面と向かって話をし、質問を重ね、深堀りすることで、日常では耳にすることがないような飛びきり面白い話を聞けたりします。

図らずして大きな気づきを得ることもあります。

 


 

そして、僕が今担当しているのが、まさにその類の、取材をしてから執筆する仕事です。

 

少しだけ紹介すると、

記事の主役=取材相手となるのは、診断士受験業界で有名な若い講師の先生(もちろん診断士)。

その先生は、講師業の他に、国内企業の海外進出支援の活動を精力的に行っており、そこにフォーカスした記事を、業界専門誌(全国紙)向けに執筆することになっています。(おそらく10月~11月発売になるのでまたお知らせします)

 

先日、その先生に取材をしてきたのですが、

・予備校時代には聞けなかった支援活動の詳細

・海外の仕事ならではの面白エピソード、

・スケールの大きな将来ビジネスの話、

をじっくり聞くことができ、大変貴重な「ならでは」の体験でした。

また、今回のつながりから、その先生と共に海外の支援先を訪問する可能性すらでてきました。ワクワクがとまりません。

以上は僕のエピソードですが、

診断士仲間の中には、テレビに出るような有名人、期待のアスリート、名経営者などに取材をして記事を執筆した人たちがいます。

単純な対価や効率(取材・執筆時間に対する)では測れない、pricelessな経験をすることができるわけです。

 

 

来年、あなたの場合はどうでしょう?

オリンピックやパラリンピックを目指す選手への取材~執筆なども実現できるかもしれません。

あなたの周りの、今は知られていないけど実は凄い人、を全国紙で紹介できるかもしれません。

 

診断士の資格には、こんな素敵な可能性もあるのだと、頭の片隅に入れておいてもらればと思います。

 

魅力的な診断士の仕事のほんの一端にすぎませんが、受験生時代にはなかなか耳に入りにくい内容と思い、今回紹介してみました。

気分転換の助け、あるいは、エンジンの再始動のきっかけにしてもらえたら嬉しいです!

 

こんなところで、今回はここまで。

いつものメッセージを。

「アナタもまだ間に合います!

本番まであと少しだけあがいてみませんか?」

 

以上、へんりーでした!

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おはようございます。ゆうです。

過去記事は、こちらから

 

前回は、事例Ⅳの傾向と対策、について書きました。

 

事例Ⅳは、

①合否を左右する事例であり、

②スキマ時間でも学習しやすく、

③努力が点につながりやすい。

 

領域別の出題頻度は、毎年出る経営分析。超頻出のCVP分析、NPV。次に頻出の、CF計算書とセグメント別損益計算です。

 

事例Ⅳ対策として、事例Ⅳ問題集を使って、テーマごとに繰り返し解くようにしましょう。

 

損益計算書も、キャッシュフロー計算書も、白地から書けるように。何度もトレーニングすれば、書けるようになります。

 

さて、本日のテーマは、2次得点力を高める「3つのカギ」と題してお送りします。

 

■3つのカギとは

私が実際にストレート合格に役立った要素を以下の3つに整理します。

(1)知識
(2)技術・ノウハウ
(3)練習・トレーニング

 

■カギ (1)知識

2次得点力を高めるために必要な知識は、以下の2点です。

 

(1)全知識に掲載されている知識
2次の解法に必要な知識は、ある程度限られています。

 

それを分かりやすくまとめてくれているのが、全知識で。必要なインプット教材は、これがあれば十分です。

 

ただ、この教材を読むだけでは2次に必要な知識が手に入ったとは言えません。

 

原稿用紙に知識を簡潔に記述できる、が求められる水準です。

 

1次は選択肢の正誤が判断できていればよかったですが、2次は白地に記述できる知識レベルが必要です。

 

知識で覚えておくと良いのは、キーワードのメリット、デメリットです。

 

例えば、以下の内容を書けそうですか?

少し読むのを止まって、頭の中でつぶやいてみてください。

①同族経営のメリット、デメリット
②M&Aのメリット、デメリット
③事業部制組織のメリット、デメリット
④成果主義のメリット、デメリット
⑤アルバイト活用のメリット、デメリット

いかがでしょうか?なかなか難しかったのではないでしょうか?

 

安心してください。私も昨年の今ごろは、まだスラスラ書けませんでした。

 

このトレーニングについて、きゃっしいが過去記事にしています。

きゃっしいの100字訓練

 

 

(2)階層、切り口、キーワードに関する知識

私の場合は、予備校でインプットした情報です。

 

chikaのブログでも、この部分を取り上げています。貴重なまとめなので、ぜひ参考にして下さい。

 

経営戦略には、企業戦略・事業戦略・機能戦略の3つのレベルがあります。

 

2次の事例Ⅰ~Ⅲでは、大きく分けると、経営戦略(企業、事業)と機能戦略の2つに分けられます。

 

機能戦略は事例ごとに、組織・人事、マーケティング、生産・技術、となります。

 

■事例Ⅰ
階層:①経営戦略 ②組織構造(ハード) ③人的資源管理(ソフト)


組織構造:①部門 ②階層 ③権限 ④コミュニケーション

人的資源管理:①採用配置 ②評価 ③報酬 ④能力開発

 

■事例Ⅱ
階層:①経営戦略 ②ターゲット+4P

4P:①商品サービス ②価格 ③チャネル ④プロモーション
※とくに頻出なのが、商品とプロモーション

 

■事例Ⅲ
階層:①経営戦略 ②営業、設計・開発、生産活動

生産活動:①生産計画 ②生産実施 ③生産統制

 

事例の設問を読んだ時に、

「これは経営戦略の話だな。」

「これは機能戦略の組織構造の話だな。」

と分類できるようになると、

 

設問の題意から大きく外さない(事故しない)、そして解答のスピードアップが可能です。

 

キーワードについても、chikaの記事を参考にして自分で作るか、予備校の教材をゲットして時間を短縮させるか。

80分という短い時間で反射的に解答を作れるように、事前準備が有効です。

 

 

■カギ (2)技術ノウハウ

2次で大事な技術ノウハウは、

①設問要求解釈

②タイムマネジメントです。

 

①設問要求解釈については、以前にきゃずが秀逸なまとめをしていますので、参考にしてください。

 

設問を読んだ段階で、解答をできるだけ鮮明に、具体的に想像する技術です。

 

②タイムマネジメント

80分をどのように使うかの時間設計です。

個人によって好みや得意が違うので、過去問のアウトプットを通じて、微調整や変更しましょう。

 

下記は、私の最終的な時間設計ですが、実際はラスト見直しの時間が取れないほど、緊張・焦りが生じました。

 

・ゆう80分の流れ
(15分) 要求具体化
設問読んで、
①要求タイプ
②レイヤー分け
③聞かれていること(理由・課題・対策・改善策)
④ゴール設定(例:新製品開発を行い、新規顧客開拓し、収益拡大。)
⑤理論想定(1次理論)

 

(5分) 大枠把握
与件文通読、①段落分け ②マーカー分け

 

(10分) ポイント解釈(紐付け)
与件文と設問文の紐付け。どこの与件文から解答要素を引っ張ってくるか。

 

(40分~45分) ポイント解釈~編集
紐付できたら、個別にバッチ処理(個別に解釈~編集まで)する。

 

(5~10分)ラスト見直し。

 

以下は、意外と重要な技術かもしれないので、触れておきます。

 

・ホッチキス外し
事例の問題冊子のホッチキスをはずかどうか。外すと、無地の紙がゲットできます。

 

私は、微妙な力加減で、一番外側の紙だけ残して、問題冊子を引っ張り。問題冊子と白地のペーパーに分けていました。
これは、本番の2週前くらいに会得しました。

 

・マーカー活用
シャーペンだけで攻める人と、マーカーを使う人。マーカー派は、①設問ごとにマーカーの色分けをする人と、②強み弱みなどSWOTで色分けするタイプに分かれます。

 

私は、以下の使い方をしました。
強み、機会をピンク。弱み、脅威をブルー。課題・目標をイエローでマーカーする。

 

■カギ (3)練習・トレーニング

知識も技術も、練習や訓練などのアウトプットを通じて、習得できているかの点検ができます。

 

また、アウトプットを通じて、知識や技術の強化・修正が図れます。

 

①私が解いた2次事例数
8月22事例、9月59事例、10月47事例。計127事例。

私の場合、多くの事例数を解いたことが、自信と改善につながりました。

 

②過去問を何年分までやるのがいいか?
私は、平成13年・14年、20~22年も1回転させましたが、メインは過去5年分で全事例3回転させました。

初見問題として古い過去問を使うのは効果的ですが、古い事例は出題傾向が変わっていたりするので、あまりやりこみはしなかったです。

 

③ふぞろい写経
模範解答を原稿用紙に書き写すことで、文章表現文字数の感覚をつかみます。

 

言葉の言い回し、まとめ方。80文字に短くまとめる表現。160文字の対処法など。手を使って、覚えます。

 

④模試・セルフ模試
今週末にMMC模試が終わってからは、模試の機会がないです。

 

そんな時は、土日を使って、試験本番と同様の時間に4事例を解くセルフ模試が有効です。

 

初見の問題をやるなら、年度の古い過去問や、友人や先輩などから初見の問題をゲットするのも手です。

以上、2次得点力を高める「3つのカギ」でした。

 

2次の得点力は、試験本番まで伸びます!過去問アウトプットを通じたPDCAの高速回転で、得点力を伸ばしましょう。最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

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※先日の西日本台風、また今朝の北海道地震にて被害に遭われた方のご無事を心よりお祈り申し上げます。

 

こんにちは、きゃずです。

過去記事はコチラ

 

1次試験の結果が診断協会から発表されました。特に、8点が加算された経営法務には振り回された方も多かったのではと推察しています。単一科目でこれだけの加点は、はじめてではないでしょうか。

そんな中、勤務先で診断士を目指している後輩(20代前半・男性。僕が営業マネージャーを務めていたときは部下でもありました)から質問をもらいました。

「1次試験で数科目は科目合格できたのだけれど、2次試験には残念ながら進めなかった。でも再チャレンジしたい。来年の2次試験も含めて合格を狙うには、いまからどうしたらよいのでしょうか?」

それに対して僕なりの観点で答えさせてもらったのですが、同時に思うところがありました。もしかしたら、同様の悩みやモヤモヤを抱えている方はいるかも知れない…。

2次試験対策が佳境を迎えつつある中ですが、一発合格道場ブログを読んでくださっている方には多様な属性の人たちがいらっしゃいます。そこで今回は「来年の合格を狙う人」「来年どうしようか悩んでいる人」のために綴りたいと思います。

主なターゲット1次試験への再挑戦を考えている人

登場する過去問特になし

文字量:約2,400字(本文のみであれば約4-5分で読めます)

 


 

1次試験が終わり約1か月が経ちました。泣いても笑っても、診断協会からの正式な発表があったことで一区切りということになります。

統計資料にもありましたが、申込者数20,116人に対して、1科目でも受験した人の人数は16,434人。欠席した科目がひとつもない方の人数は13,773人。

申込自体に至らなかった人も相当数いると考えると、これらの数字は、いかに診断士試験に「挑戦すること」が険しく、「戦い抜くこと」が難しいものかを表しています。

戦い抜いた方、まずは本当に、本当に、お疲れ様でした

ご自身をねぎらい、支えてくれた周囲の方たちに感謝の気持ちをぜひ伝えてください

 

 

■①挑戦を振り返り、文字に書き出そう

戦い終わって、あなたの中には様々な想いが渦巻いているのではないかと思います。できることならば、それをぜひ、文字にして書き出して頂きたいのです。

・どんな思いで試験勉強に臨んだのか

・試験勉強の過程で、どんな発見や経験ができたのか

・どんなことが楽しく、どんなことがつらかったか

・合格に至らなかった科目は、何が足りないと感じたか

・どんなアプローチをできれば、合格に近づくと思うか

・そもそも、また挑戦したいか

振り返りは苦痛を伴う作業でもあります。自分の痛い腹の中をグリグリと探るわけですしね…。

でも、だからこそいまやる意味は大きい。僕はそう思います。

振り返りのやり方は、この記事も参考にしてみてください。己(心技体)を知るプロセスは、2次試験の対策にも繋がります。

 

 

■②あらためて、挑戦する目的に立ち戻ろう

あなたが資格を取ろうと思ったのにはどんな動機や目的があるのでしょうか。

・いまの仕事に活かしたい

・異動をしたい

・転職をしたい

・独立をしたい

・定年後に備えたい

・副業で収入を増やしたい

・純粋に自己研鑽したい

・誰かを見返したい

など、様々な動機がおありかと思います。どのような目的であっても構いません。まずはそれを書き出してみることをお勧めします。

ハッキリとした目的がみつからない人は、「こんなことができたら面白そうだ」でも良いでしょう。大事なのはなによりも「いまのあなた自身の言葉」を表現することです。

 

いまから、来年8月の1次試験までは11か月あります。長いようで、あっという間にその日は来ます。あなた自身の言葉は、進む道を指し示してくれる羅針盤になるはずです。

 

 

■③再挑戦のロールモデルを見つけよう

一発合格道場には、膨大な量の「合格体験記」があります。このデータベースこそが、道場の強みでもあります。

ご自身の状況に近い合格体験記を探す参考にしてもらえると嬉しいです

なお、Naverまとめには以下の切り口で合格体験記の活用法が載っているので、ぜひそちらもご覧ください。

・どうして「合格体験談」が有用なのか?

・診断士試験挑戦へのきっかけは?

・何月ごろから? 複数年はあり?

・どれぐらい勉強したの? 何時間ぐらい?

・通学? 通信? 独学?

・試験勉強、始めてみてどうだった?

・基本的な勉強方法は?

・二次試験対策は?

・合格体験談にあった成功ファクターとは?

・失敗談

・道場基本理論

・合格体験記/不合格体験記

 

 

僕自身、2回目の試験挑戦(2次試験への再挑戦)を決めるにあたってしばらくの間悩みました。家族にまた大きな負荷をかけるのか…また膨大な学習時間を割くのか…と。

そこでまずやったことはこれらのプロセスでした

①挑戦を振り返り、文字に書き出す

②あらためて、挑戦する目的に立ち戻る

③再挑戦のロールモデルを見つける

 

今すぐには勉強を始めるのが気持ち的に難しい…という方は、体験記を1日1つずつ読む、でもよいと思います。実際に勉強を再開するのは、そのあとでも間に合います。我慢していたことをやり切って、リフレッシュできることの方がよっぽど大事ですからね。

体験記があなたの再挑戦に向けたエネルギー源になれば、道場メンバーにとってこれ以上の喜びはありません。

 

そして、試験を戦い終えてのご感想、悩んでいることやモヤモヤしていることがあれば、ぜひコメント欄にメッセージをお寄せください。僕らも一つひとつ心を込めて返信します

 

あなたはひとりじゃない。もう一度挑戦する気持ちが整ったその時は、道場メンバー一同でお待ちしています。

以上、きゃずでした。

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おはようございます。きゃっしいです。

今日は1次試験の合格発表の日ですね。

そういえばそうだったね、という余裕の方から、ここで全てが決まる、というボーダーライン上の方まで様々かと思いますが、診断協会のHPを見てみると、台風21号の進路によっては合格発表の掲示ができなくなってしまう場所もあるかもしれない、ということですので、結果は診断協会のHPでチェックしたほうが無難そうですね。

特に今年は、法務がこれまでにないほど難化して、得点調整はほぼ確実という噂も流れていますので、どういう形で調整が入るのかがとても気になるところです。

これまでずっとモヤモヤされていた方は、今日結果を確認し次第、速攻気持ちを切り替えて2次対策に全力を出しましょう

やった!1次試験受かっていた!今日はお祝いだ!

と浮かれている暇はありません。

その間にも、1次試験を余裕で通過していた人や昨年の1次試験合格者などの手強いライバルは淡々と2次対策を進めています

残り1ヶ月半、全力で駆け抜けていきましょう。

 

さて、前回のきゃっしいの解法実況@事例Ⅱで長い長い記事を書かせていただきましたが、その後複数の方からぜひ他の事例も見たいと言うリクエストをいただきました。

そこで、今回はそんなリクエストにお応えして、きゃっしいの解法実況事例Ⅰいうことで、平成29年の事例Ⅰについてどのようなプロセスで解いたのかについて、80分の流れに沿ってご紹介させていただきます。

 

■最初のルーチン(開始~1分)

試験が始まったらまずは、

受験番号を記入→問題用紙を破る→段落番号を記入する

という流れをとります。

これは、事例Ⅱでも説明した流れと全く同じで、試験開始後のルーチンになっていました。

 

■設問の解釈(開始1分~10分)

次に、設問文を読んで、どのようなことが問われているのか、という要求を具体化したり、制約条件を確認したりします。

設問文へのメモはこちら↓

事例Ⅰの場合、事例Ⅱで行っていた制約条件の確認と設問文を読んだ段階で想起される1次知識に加え、各問題がどの「レイヤー」の問題なのかということの判断を行ってきました。

このレイヤーに分けるというやり方は、私が昨年受験校で教わったやり方ですが、具体的には各設問は

  1. 経営戦略
  2. 組織構造
  3. 組織の活性化
  4. 人的資源管理

の4つのレイヤーに分けられまして、設問を読んだ段階で、問題が大きな経営戦略のレベルの話を聞きたいのか、それとも、より具体的な人事施策について聞ききたいのかということをはっきりさせます。

これを行うことで、最終的な回答の方向性がはっきりします。逆にこの方向性を間違ってしまうと、経営戦略の話について聞きたいのに、組織論で答えてしまう、といったようにずれた回答になってしまい大事故に繋がります。

また、レイヤーと合わせて、問題として

  1. 情報整理
  2. 期待される効果
  3. 助言

のどれが求められているものなのか、ということを判断すると、解答の構成を考える際に方向性が導きやすくなります。

そのため、私は過去問の設問分だけを使って、このレイヤーと問題のタイプを判断するという練習をかなりやりこんできました
今回もそれをしっかり行うことで、事故なく安全に解答ができたと思います。

それでは以下に、具体的にどんなことを考えていたかをご紹介します。

第1問は、「A社が再び人気商品にさせた最大の要因」とあります。
この設問文を読んだ段階では、要因は恐らく強みを活用できたからなのではないか、と考え強みを探しにいこうと考えました。
そして、強みについて聞かれているので、今回は戦略レイヤーの問題かつ、本文中に書かれている強みに関する情報を整理する情報整理系の問題だと判断しました

また、「一度市場から消えた主力商品」とあります。
この記述から、この設問文を読んだ段階では、市場から消えた何らかの理由が与件文に書いてあり、その理由というのが解答を考える鍵になるのかな、と考えました。

さらに「最大の要因」という制約条件が目に留まりました。
「最大の」というからには要因は複数でなく1つだと考えられます。
そのため、複数要素を列挙する
「要因は①~~、②~~、③~~・・・」といったスタイル(※1)は今回は厳禁
と考えメモにも①②×と書いて、この問題についてはそのスタイルを封印しました。

 

第2問は、「少人数の正規社員での運営を可能にしている」A社の特徴が聞かれていましたので、この時点では1次知識として「スパンオブコントロール」「権限委譲」「標準化」というキーワードが浮かびました。

最初に設問を読んだ段階では、このようなキーワードが浮び、かつ「どのような特徴があるのか」と聞かれているため、この問題も与件文中からわかることを引っ張って貼り付ければいいタイプの問題、と考えました。

また、「スパンオブコントロール」「権限委譲」「標準化」というキーワードから、レイヤーは組織構造レイヤーの問題だろうと考えました。

 

メモでは2(←組織構造のレイヤーという意味)に×がつけられて1(←経営戦略のレイヤーという意味)と書かれています。これは、当初は想起された「スパンオブコントロール」「権限委譲」「標準化」というキーワードから組織構造のレイヤーと考えたのですが、実際に与件文を読んでみると、上記のキーワードに関連するような内容は書いておらず、むしろオペレーション効率に関連することだと読み取れましたので考えを改めました

そして、その段階で改めて設問文を読んでみると、「A社の経営体制には」とあり、やはりこの問題は組織構造のレイヤーの問題ではなく戦略レイヤーの問題であると確信できたため、方向性を修正しました。

このように、当初設問の解釈の段階で考えたことも与件文を見に行った結果、違ったらすぐに考えを改めて方向性を転換することができた、というのが事故を起こさず、安全な解答が書けた要因だったかと思います。

そして、このような方向転換がしっかりできたのは、演習問題を解いていたときに、最初に行った設問分析の内容に固執して方向性を転換できず、事故ってしまったという経験があり、その反省を反省リストにリストアップし、直前に見ていたからだと思います。

 

第3問は「戦略的」メリットが問われています。そのため、レイヤーとしては経営戦略レイヤーの問題で、「A社が工業団地に移転し操業したことによって」と具体的な場面を示していますので、おそらくこの問題も与件文中からわかることがいろいろと引っ張ってこれるのではと考えました。

そして、メリットは工業団地に移転したことで起きた何らかの変化に関連すると思われるため、どんな変化が起きたのかという点も要チェックかと考えました。

さらに、「戦略的」メリットと採点者に感じてもらえるよう、解答で取り上げたメリットによって、戦略上何かいいことがある、ということを書いたほうが良いと考えましたので、解答構成は、

メリットは①~、②~、・・・、によって(効果)が実現できた点。

というような形にしようと、イメージを持っていました。

こちらについてはだいまつの記事でも分析されていますが、確かにだいまつの分析の通り、戦略的メリットの効果の部分は意識して入れようと考えていました。

これは、これまで、効果を意識した解答を書くという練習をしてきた成果が出せたのではと考えています。

 

第4問は、「ビジョンの達成を模索している」とありますので、恐らく戦略レイヤーと考えられます。

そして、まずはその「ビジョン」というのが何かということを与件文から探し出さないといけないと考えました。

さらに文章中には、「リスクの可能性」について「助言」せよ、とあります。
これを読んで、「リスクの可能性」という言葉に少しモヤっとしました。
というのもリスクという言葉自体に可能性的な意味が含まれているので、その可能性って何か?と思ったからです。

さらにそれについて「助言」せよ、とあります。
この助言というのをどのように解釈するかという点にも悩みました。
通常助言ですと、リスクに対する対応策を助言するということになりますが、今回の問題分を素直に読むと対応策までは求められていないと捉えましたので、悩ましいながらも与件文&問題文ファーストの精神に則り(※2)、この助言という言葉を「リスクについて、与件文中に書いてあることだけでなく、そこから推測されることも含めて書け、ということなのかな」と解釈しました。

 

第5問は、「A社の存続にとって懸念すべき組織的課題」とあり、さらにそれを「中小企業診断士として、どのように分析するか」とあります。
分析ということは与件文の言葉を抜き出し+それを1次知識をベースに踏まえて何らかの加工をするというように認識しました。

また、「第三の創業期」というワードが括弧付きで書かれています。
この括弧付きというところから、このワードは本文中にあるのだろう、と考え、その周辺に何らかの課題が潜んでいると考えました。

 

【どうしても伝えておきたい補足】

※1「要因は①~~、②~~、③~~・・・」といったスタイル

私は基本的には文章は「要因は①~、②~、③~」というスタイルで書いていました。このスタイルは、MMCで良く使われている方法で、勝手に開催していた勉強会にMMCに通っているメンバーがいて、その方が使っていたものをパクってカスタマイズさせていただきました。

なぜ、このスタイルをとっていたかというと、

理由は①文章が短文で構成されるため考えやすく②列挙する際、接続詞を考える無駄な頭の容量と字数とを使わなくて良く③区切ることで加点すベき要素がわかりやすく示されることで、得点に繋がりやすいと考えたため。(100字)

す。

ただ、そのままパクったわけではなく、MMCのスタイルである「①○○面では~」の切り口の部分は省略し、その代わり「要因は①~、②~、③~」の後に(問題にもよりますが)+効果を入れていました

「①○○面では~」という切り口を使わなかったのは、切り口を使うと考えやすいときもあるのですが、それに引きずられすぎると与件文からずれてしまう恐れがあるため、と切り口に使う字数を節約したかったためです。

また、効果を追加したのは、恐らく効果の部分も加点要素になるのではと考えていたため、自分の型としては効果を入れるのを前提としようと思いました。

これは、最初からそうだったわけでなく、一時期はゴリゴリに切り口にかぶれた時期もありました。
しかし、私の場合、切り口に引きずられすぎて切り口から与件文で書かれてもないことを書いてしまったという失敗を何度かやって、その反省から与件文ファーストに方向性を切り替えた、というPDCAを回した結果からきたものです。

ただ、このやり方は私には合っていましたが、万人に合う方法かどうかはわかりません。
そのため、残りあと1ヶ月、ちらっと参考にしてみて、合えば取り入れるし合わなければスルーという取捨選択をしながら、ぜひPDCAを回し続け、自分に合うスタイルを確立してください

 

※2 与件文&問題文ファーストについて

診断士試験の2次試験は模範解答が発表されない試験なので、「これが絶対」という方法はないかと思います。
しかし、与件文&問題文だけは絶対的な存在であり、得点を取るためには与件文&問題文に寄り添うということだけは絶対必要なことだと思います。

先日、某予備校の模試があったと思いますが、そのような模試では、たまに与件には書かれていない超理論展開が採点基準に入っている場合があります。
それを見ていると、本番ではそのような与件文には書かれていない超理論展開ができなければ、受かれない気になってしまいますが、あくまでも模試は模試で、実際の試験の採点基準はどうかわかりません
ですので、超理論展開のところは参考程度に、振り返りは80分×4の過ごし方が適切だったかというところを重点的に振り返り、あくまでも与件文&問題文に寄り添うということを大切にすると良いのではと思います。

 

■与件文を読む(1回目)(開始10分~12分)

ここまでやってきた設問文の解釈を踏まえて与件文を読みます。

事例Ⅱで説明したのと同じく、私は1回目に与件文を読むときは、どの問題に使うかというのは関係なく、重要そう/使えそうに思ったところを黄色のペンでマークしながら読んでいました。

1回目はざっくりと概要の把握を目的に読んでいました。

 

■与件文を読む(2回目)(開始12分~15分)

2回目は事例Ⅰ、Ⅲの場合、ここで段落のピックアップを行っていました。

まずは、メモ用紙となる白紙に問題番号を振り、そこに対応する段落をざっくりメモしていきます。
ざっくりなので詳細なメモを作っている段階での変更は多いにありで、こだわり過ぎないように見ていきます。

そして、その隣に問題を解いていく優先順位を書いていきます。

H29年の場合、メモ用紙に書いてある通り、

■ 第1問:3段落、4段落、5段落

■ 第2問:3段落、5段落、6段落

■ 第3問:5段落、6段落

■ 第4問:2段落、7段落、8段落

■ 第5問:7段落、8段落

を対応付けました。

優先順位は以下のように考えました。

1~3問は与件文に書いてあることをベースに解答を組み立てていけば解答が作れそうなので1~3問を先に、4、5問を後にしようと考えました。

そして1~3問の中で、第1問は最大の要因に絞らないといけないため、普段のスタイルが使えず、時間がかかる可能性がありましたので、3番目に回しました。

第2問第3問は、第3問の方が「工業団地に移転し操業したことによって」と参照する範囲がだいぶ限定されているように見えましたので、編集がしやすいと考え、優先順位を1番目に、そして第2問の優先順位を2番目としました。

第4問第5問の難易度は同じくらいだと考え上から順に第4問を4番目に、第5問を5番目に解くことにしました。

以上から解答の順番は3→2→1→4→5としました。

 

■解答メモを作る(開始15分~40分)

さて、ここからは与件文の情報から、解答のためのメモを作っていきます。

事例Ⅱでも触れましたが、私はメモを作るにあたっては、設問ごとに色を決め、与件文の引っ張ってきたいキーワードや文章の下に線を引き、番号を振りながら文章を組み立てるという方法でメモを作っていました。

その問題用紙&メモはこちらになります↓。

さて、では実際に本番でどう考えてメモを作っていったかというのを流れを追って説明していきましょう。

まずは、優先順位1番とした第3問です。

構成は「メリットは①~、②~、③~+効果」という構成で、それぞれの要素を与件文から引っ張ってこようとしました。

工場移転に関連した内容が書いてあるのは第5段落、第6段落でしたので、そこからメリットとして抽出できる要素を選んだ上で、最後に戦略面に関連する要素を挙げて〆ることで、戦略面のメリットに触れている感を出したいと思いました。

前々回のだいまつの記事で、売上拡大に触れることで戦略的メリットに対応しているという指摘をしていただきましたが、私の意図が再現答案を通じて戦略的メリット感がしっかり伝えられたのでとても嬉しく思っております。

 

次に優先順位2位とした第2問です。

第2問は設問解釈の部分の振り返りで書いた通り、当初組織論かと思っていましたが、与件文を読んだ段階で、戦略論のレイヤーだと思いなおし、方針を転換しました。

与件文を読むと、A社の取った様々な施策はオペレーション効率の向上に繋がるものだと考えました。
オペレーション効率は1次知識でも問われるものですので、解答要素として入れて問題ないと判断し、最後に「オペレーション効率を向上した点」で〆て、その要素として与件文から読み取れた点を「特徴は①~、②~、③によって、オペレーション効率を向上した点」としたいと考えました。

個人的にこれは要因×複数→効果のいつもの形でばっちりと決められた会心作だと思っています。

この会心作ができたのは、やはり日ごろの練習で、この事前に決めておいた型を繰り返し練習してきたからだったと思います。

 

次に優先順位を3位とした第1問に取り掛かります。

第1問は「最大の要因」という、①~、②~・・・というスタイルを封印せざるを得ない制約条件が課せられてしまったため、若干イレギュラーな対応となりました。

最大の要因としては、与件文の「長期的な景気低迷期の激しい企業間競争の中で順調に売上規模を拡大することができたのは、A 社が事業を引き継ぐ以前の X 社時代から、現在の主力商品の認知度が地元で高かったからである。」という記述から、「現在の主力商品の認知度が地元で高かったから」という要素を軸に組み立てたいと考えました。

ただ、100字のマスがあるので、前後にこれを補足する要素を加え、更なる加点を狙いました。

 

この問題で「最大の要因」という制約条件にしっかりと対応できたのは、H28年の事例3でも同様の問題があり、過去問演習を通じて「こんな制約条件もあるのだ」知ったからです。

ただ、①~、②~のスタイルに完全に慣れてしまっていたため、普段とは違う書き方になり若干ペースを乱されました。
しかし、優先順位を比較的後ろに回し、対応が楽な問題から取り組んだので、気持ち的にはあまり焦らずに済みました

優先順位付けは、毎回の練習でもやってきたので、これも普段の練習が活かせたのではと思います。

 

次に第4問と第5問に取り掛かります。

当初第4問→第5問と通常通り順番に処理しようとしましたが、正直、第4問と第5問それぞれどの要素を解答に使うべきか悩みました。

そこで、まずは第4問、第5問の要素になりそうな点をリストアップしました。

それがこちらです↓

これは、普段はこんなことはしないのですが、どちらにどの要素を使えばいいかその振り分けを非常に迷い、この時点で残り40分のタイムリミット(←残り40分を切ったら絶対に解答を書きに移るマイルール)が迫ってきていましたので、落ち着くためにもリストアップしました。

リストアップしたことでだいぶ考えを整理することができました。

その中で、「全国の市場で戦うことのできる新商品の開発」という要素についてはどちらにも使えそうなため、どちらに入れるか悩みましたが、どちらの問題でも解答要素として入りえて、切り分けることは困難と考えダブりを許容して両方に入れました。

また、第5問は結局、メモを書いている途中に、絶対的マイルールとして決めていた残り40分のタイムリミットが来てしまいましたので切り上げて解答作成に移りました。

要素のリストアップはこれまで練習の中では行ってこず、苦し紛れにぶっつけ本番で取った策でしたが、意外と考えが整理されて良かったです。

ただ、結果オーライでしたが、本来であれば本番でこのようなイレギュラーな対応は避けるべきで、練習の間にこのような目に合う経験を積んでおくべきでした

また、第5問はとても悩ましかったため、かっちりとした解答というよりは要素を数打てば何か引っかかるだろうと考え、考え付くものを片っ端から乱れ打ちで書いてみました。

第5問の要素⑤など、後から見ると何でこんなのを書いたのか恥ずかしくなりますが、とりあえずスペースが余ってしまったので、何でもいいのでぶち込んでおけ、という考えでダメ元でぶち込みました
それにしてもダメ元すぎますね。。。

 

■解答を書く(開始40分~)

結局第5問はメモが全部書き終わらない状態で残り40分を切りましたので、メモはそこそこに解答記述に移りました

さて、ではそれぞれの個別の問題に移ります。

優先順位の高い第1問から第3問は基本的にはそこそこしっかりメモができていたので、それを字数を考えながら解答用紙に書き写してきました。

その中で、〆をしっかりと決めていた第2問は、ちょっとした小手先テクとして私が勝手に「座席指定方式」と名づけたテクニックを使いました。

「座席指定方式」というのは、あらかじめ最後に書きたい〆のフレーズがあった場合、事前にその字数を確保しておき、字数調整を前倒しで行うというテクニックです。

具体的に第2問を例に説明すると、第2問では〆に「オペレーション効率を向上した点」というフレーズを入れたいと考えました。
「座席指定方式」では、このように〆に入れたいフレーズが明確に決まっている場合は、〆のフレーズの字数を数え、(今回の例だと15文字)その文字数のマス目のところに鉛筆でスラッシュを入れます
(当然最後には消しゴムで消します)
そのスラッシュによって〆のフレーズを置く場所を先に確保することで、その手前の要素のところで早めに字数調整を行うことができます。

また、第4問第5問はメモがそれほど練れていない状態で解答作成に移らざるを得なかったので、極力第1~3問を早めに作るよう意識しました。

そして、第4問、第5問はほぼぶっつけで書くことになりましたので、結局第5問は少し字数が余り、空欄を作るくらいであれば、ダメ元で何か入れたいと考え、ダメ元要素を入れました。

この80分で書き上げた再現答案はこちらをご覧ください。

 

以上、きゃっしいのH29事例Ⅰの80分の解答プロセスを説明させていただきました。

毎度毎度長文で恐縮ですが、参考になる部分はぜひパクってカスタマイズしてみてください!

 

 

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※注意:この記事は真剣に読むとおそらく1時間以上の時間を使うことになります。

 

みなさん、おはこんばんにちは、だいまつです!

 

さてさて、前々回から「平成29年度2次試験超高得点答案にみる2次試験合格のポイント!」と題して、3回シリーズで平成29年度試験の超高得点答案(80点クラスの再現答案)の分析を通じて、2次試験の本質に迫るべく記事を書いています。

 

✓29年事例Ⅰの記事はコチラ
✓29年事例Ⅱの記事はコチラ

 

いよいよ、本シリーズも最後の第3弾を迎えました。

 

今回の事例Ⅲの記事でも80点クラスの答案2つに加えて、60点を少し超える答案60点を下回る答案も比較対象として分析を行います。

 

<平成29年度事例Ⅲの再現答案提供者>
●だいまつ・・・<開示得点83点>
私です。事例Ⅰ、事例Ⅱと我が子ともいうべき自らの答案に辛辣な言葉を浴びせ続けてきましたが、今回は優しい言葉で褒めてあげることができそうです。

 

●すえ ・・・<開示得点81点>
タキプロ関西のお仲間です。物静かな雰囲気と話しやすさが魅力のIT系診断士です。以下、「すえさん」とお呼びします。IT系なのにITに強くなさそうなところが、私はすえさんのチャームポイントだと思っています。

 

▲もろもろもろ・・・<開示得点65点>
タキプロ関西でご一緒させていただているのですが、いまだになぜこのニックネームにされたのかが謎です。以下、「もろさん」(もろ×3)とお呼びします。名前だけ見るとぶっ飛んだ方の様に思われるかもしれませんが、「タキプロ関西の良識」の二つ名をもつ人格者です。一次試験のテキストに登場する、診断士なら誰もが知っている‘お勤め先’で働いておられます。

 

■たくじ・・・<開示得点54点>
ふぞろい11において、私がリーダーを務めていた事例Ⅰ(大阪)チームで一緒に作業をしていた仲間です。20代中盤という若さながら、安定感のある逸材です。セミナーでは不慣れなパワポ作成やプレゼンテーションに対する私の容赦ないパワハラ(冗談ですよ!)に見事耐え、もともと優秀なのに、さらに一皮むけました。ちなみに私の商売敵でもあります。

 

ところで、勉強会やセミナーで受験生の方々と接していると、事例Ⅲに苦手意識をお持ちの方が多いという印象です。そこで、詳しく話を聞いてみると皆さん口を揃えて、「製造現場のことが小難しく書かれていて、与件文の記述を整理するのも大変だし、対応策も全然思い浮かばない。どうしたらいいでしょうか・・・」と、おっしゃいます。

 

分かります。すごく分かります。その気持ち。

 

私もかつては同じような気持でした。

 

どうすれば、「受験校の模範解答」や、「ふぞろいの上位答案のような解答が書けるのか」、を真剣に悩んでいました。

 

そんな「事例Ⅲ苦手病」に悩んでいた私に、攻略への道をひらいてくれたのが、当時タキプロ関西の勉強会で受験生指導をされていた「ポポさん」という方の言葉でした。

 

私を救ってくれたポポさんの言葉を皆さんにもお伝えしておきます。

 

「事例Ⅲは難しく考えないで、できていないこと、やらなきゃいけないことを、ただやってくださいと言うだけなのです。覚えることはかなり少ないし、解答の切り口も結構一緒のことが多いから、繰り返し練習していれば、解けるようになってきます」

 

皆さん、どうでしょう?

 

「なるほど、そうだ」と思われる方もいらっしゃれば、いまの段階では、「ピンと来ない方」もいらっしゃるでしょう

 

大丈夫です。

 

ピンと来なくても、いまは構いません

 

今日の記事を読んで、そして事例Ⅲに対するトレーニングを積み重ねて行く中で、ポポさんの言葉の意味を実感できるようになれば、OKです。

 

このポポさんの言葉を「なるほどそうだ、その通りだ。事例Ⅲは難しく考えなくていいよね。」と思えたなら、きっとあなたは事例Ⅲで60点を取るレベルに達しています

 

それと、昨日chikaさんが事例Ⅲのキーワード解答法をまとめてくれています(コチラ)。こちらも必ず確認してください。私がchikaさんの記事に基づき皆さんにアドバイスするとすれば、以下の通りです。

 

頭に入れておく知識はchikaさんのキーワードがまとめられた一覧くらいでOK。事例Ⅲは覚えることは本当に少ないです。

「A:与件文のヒント」⇒「B:解答のキーワード」をちゃんと紐付けして覚える。与件文にヒントの記述がないのに、解答キーワードだけ覚えていて、答案にキーワードだけをねじ込むことは「絶対に」してはいけません(失敗者は語る)。この辺りも、今回の記事を読んでいただければ感覚的に分かっていただけると思います。

 

さて、前置きが長くなってしまいました。毎度のことですが、ここから先は平成29年度事例Ⅲの過去問を解いて、自分の解答や与件文を見ながら読むようにしてくださいね。でないと、今回も効果は10分の1以下ですからね!

 

過去問はLECのサイトからダウンロードできます(コチラ)。

 

では、さっそく、設問毎に答案を比べて分析をしていきましょう!

 


 

第1問(配点30点)
CNC木工加工機の生産販売を進めるために検討すべき生産管理上の課題とその応策を140字以内で述べよ。

 

【出題の趣旨】
新規事業であるCNC木工加工機の生産販売を進めるために必要な生産管理上の課題を把握し、解決する能力を問う問題である。

 

●だいまつ(83点)
課題は、各班にまたがる全体生産計画を立て、各担当が連携して納期を遵守した製造体制を整えること。対応策は、受注情報に基づき製造部内で全体生産計画を立て、各班が連携して作業を行い、生産計画に基づき作業を同期化し、進捗管理する既存製品を含めた混合生産体制を整備し、期日に納品する。

●すえ(81点)
課題は、①従来の加工賃型には無かった調達機能の早期立ち上げや、②全社俯瞰的な生産計画と進度管理等の生産統制、③外注管理の徹底などである。対応策は、①調達部門の新設や②内部部品加工、鋼板加工や本体塗装等の同期化を行うこと、③カムアップシステムの導入や外注指導を行うことである。

▲もろもろもろ(65点)
課題は①ロットサイズの大きい機械加工とロットサイズの小さい製缶板金加工の生産同期化、②両工程の連携による技術シナジーの追求である。対応策は①常務のIT技能を活用して両工程を一元管理できるシステムを整備し適切な生産管理を行う事、②両工程で定期連絡会を開催し、連携を深める事。

■たくじ(54点)
課題は、機械加工班と製缶板金班が同じCNC 木工加工機の部品加工、組み立てを協力して行い、計画通りに生産できるようにすることである。対応策は、製造部における作業者間の連携を強化するために、改善チームの設置などで作業者同士が意思疎通を行い、業務改善に取り組める機会を創出することである。

 

<考察>
まず、今回は設問要求をしっかりと確認しておきましょう(いきなり脱線します)。

 

設問文の「CNC木工加工機の生産販売を進めるために検討すべき生産管理上の課題とその応策を140字以内で述べよ。」を出題の趣旨も踏まえて考えると

 

「いままで作ったことのないCNC木工加工機を作るために、生産管理面で注意すべきこと(課題)は何ですか、またその対応策も教えてください。140字以内で。」

 

になります。

 

すなわち、本問では「生産管理」の観点から、「課題と対応策」を答えないといけないわけですが、ここ数年生産管理系の問題が出題されなかったことはありません

 

つまり、事例Ⅰで言えば、「人的資源管理(採用・配置・報酬・育成・評価)」、事例Ⅱで言えば、「4P」・「誰に、何を、どのように、効果」みたいなものです。毎回、毎回問われている超頻出の切り口なのです。

 

しかも、毎回毎回生産管理について答えてくれ」と、‘ド直球’で聞いてきます。以下の出題履歴を見てください。事例Ⅲの出題者が如何に「生産管理」が好きか(頻出論点であるか)をお分かりいただけると思います。

 

平成29年度事例Ⅲ(第1問)
CNC木工加工機の生産販売を進めるために検討すべき生産管理上の課題とその応策を140字以内で述べよ。

平成28年度事例Ⅲ(第2問)
現在C社が抱えている最大の経営課題は、収益改善を早急に図ることである。生産管理面での対応策を160字以内で述べよ。

平成27年度事例Ⅲ(第3問)
C社は、納期遅延の解消を目的に生産管理のIT化を計画している。それには、どのように納期管理をし、その際、どのような情報を活用していくべきか、120字以内で述べよ。

平成26年度事例Ⅲ(第3問設問2)
X社からの業務の移管に対応するためには、C社の生産計画や資材調達計画を今後どのように改革していくことが必要となるか、160字以内で述べよ。

 

ここで、冒頭に申し上げたポポさんの言葉を思い出してください

 

「事例Ⅲは難しく考えないで、できていないこと、やらなきゃいけないことを、ただやってくださいと言うだけなのです。覚えることはかなり少ないし、解答の切り口も結構一緒のことが多いから、繰り返し練習していれば、解けるようになってきます」

 

まさに言葉通りです。

 

事例Ⅲには超定番の切り口があるのです。

 

それが「生産管理」です。

 

生産を行うためには 必ず’ 生産管理(計画→統制)が必要です。

 

なぜなら、生産計画がなく、さらにこの計画に基づいた「統制(進捗・余力・現品)」がなければ、「材料が足りない」、「仕掛品は山積み」、「手待ち・機械待ち」等々、至る所で問題が発生し、ムダ、ムラ、ムリの雨あられで、顧客が求めるQCDを満たすことができないからです。

 

つまり、生産管理が上手くできないと、まともにモノ作りができない訳です。

 

一方、事例Ⅲに登場する企業(C社)は生産での問題点・課題を100%抱えています(じゃないと、「生産技術」に関しての助言ができなくて、試験問題にならないから)。

 

そうなると、C社は「生産での問題点・課題 = 生産管理の問題点・課題」をまず間違いなく抱えていることになります。

 

もう少し具体的に話をします。

 

まずC社は、計画面で何かしらの問題点・課題を抱えています。

 

例えば、「計画が一部しか作られていない」、「計画の見直しタイミングがおかしい」などです。

 

そして、計画がガタガタだから、「統制面でも何かしらの問題点・課題」が生じている、という構図になっています。

 

例えば、進捗管理面では「一部の工程しか生産計画を作っていないから(計画ダメ)、他の工程では各担当者が好き勝手な順番で作業をした結果(統制ダメ)、納期遅延が生じている(QCDのDに問題が発生)」といった具合にです。

 

そのほかにも、

 

余力管理面では「全社的な生産計画がないために、他の工程のことはお構いなしで自分の仕事だけをしており労務費が高い(作業のムダが多くて残業発生でコスト高)」、

 

現品管理面では「各チームで生産計画を作って統制活動をしているから、原材料をそれぞれで調達しており、原材料費が高い(在庫や仕掛品がダブダブ、チームによって仕入れ単価がバラバラ)」、

 

というような問題が発生しており、QCDの「C」と「D」に問題・課題がある、という場合がほとんどです。

 

平成28年度の事例Ⅲは「異物混入」など、「Q」に問題を抱える企業が出題されましたが、基本的には「C」と「D」の切り口から問われる、そう考えて間違いありません

 

なぜなら、「品質向上(高品質)(Q)」は様々な要素が絡みあって実現されるものであるから、80分で解答させるには重た過ぎる内容となるためです(と、だいまつは考えています)。

 

それに比べて、「」の面では、残業発生でコスト高になっている(問題点)のなら、対応策は「作業の平準化で残業を減らしてコスト削減実現」、となりますし、

 

」の面では、進捗管理ができてなくて納期遅延が発生している(問題点)のなら、対応策は「全社的生産計画を作って進捗管理して納期を順守」というように、

 

問題点・課題と、対応策の関係が単純なので「」と「」の切り口から問われることが多いと考えられます。

 

仮に、「」の問題が出されたとしても問題点・課題と対応策が分かりやすくなっているはずです(「答えのある」国家試験ですから、80分で1次試験合格者なら誰もが答えられる、考え付ける、ようにしておかないといけませんからね)。

 

事例Ⅲで出題される企業は「Q」に強みは有するけど、「C」と「D」でお悩み、とイメージしておくだけでも、少し対応しやすくなるかもしれませんね!

 

いつもの通り道草が長くなってしまいました。

 

本題の考察に入りましょう。

 

まずは、私とすえさんの答案を見比べます。

 

●だいまつ(83点)
課題は、各班にまたがる全体生産計画を立て、各担当が連携して納期を遵守した製造体制を整えること。対応策は、受注情報に基づき製造部内で全体生産計画を立て、各班が連携して作業を行い、生産計画に基づき作業を同期化し、進捗管理する既存製品を含めた混合生産体制を整備し、期日に納品する。

●すえ(81点)
課題は、①従来の加工賃型には無かった調達機能の早期立ち上げや、②全社俯瞰的な生産計画と進度管理等の生産統制、③外注管理の徹底などである。対応策は、①調達部門の新設や②内部部品加工、鋼板加工や本体塗装等の同期化を行うこと、③カムアップシステムの導入や外注指導を行うことである。

 

二人の答案を読んで皆さんはどう思われましたか。

 

パッと見た感じで、「答え方も結構違う」し、「解答要素も結構違う」と思われた方が多いのではないでしょうか。

 

もちろん解答要素として違うところもあります。

 

でも、根っこの部分では、かなり似通っています

 

凄く大切なことなのですが、分かりますか?

 

・・・答え合わせです。

 

共通点は、「いままで作ったことのないCNC木工加工機」を製造していくために必要な課題を意識して(つまり題意に沿って)、答案を作っているという点です。

 

前回・前々回の記事でも書きましたが、中小企業診断士の2次試験では題意に沿った答案作りをしなければ、点数を得られません

 

足もとC社では、「比較的小物でロットサイズが大きい製品の加工を行う機械加工班(7段落)」と、「大型で多品種少量の鋼材や鋼板の加工を行う製缶板金班(7段落)」の2班が存在しますが、専任担当制を敷いていたこともあり、作業者間の連携はほとんどありませんでした(14段落)。

 

しかし、新事業のCNC木工加工機の製造では、①機械加工班と製缶板金班が同じCNC木工加工機の部品の加工と、組み立てに関わることになり、②さらにCNC制御装置の外部調達が必要となります。加えて③最終検査は設計担当者が行います。

 

・・・つまりは、CNC木工加工機は、製造部内の連携だけでなく、設計担当者を交え、さらには外部調達先とも調整を図りながら製造する必要がある、という設定です。

 

さてさて。

 

先ほど「生産管理が頻出論点」だ、と申し上げました。そして、生産管理を問われた場合には、「計画が一部しか作られていない」、「計画の見直しタイミングがおかしい」などを起点として「統制面でも何かしらの問題点・課題」が生じていると申し上げました。

 

本問に当てはめて考えるとどうでしょうか。

 

現在の賃加工型の生産業務(生産管理)では、

 

「顧客は古くから取引関係がある企業が多く、受注品の多くは各顧客から繰り返し発注される部品で、顧客から注文が入ると、受注窓口である社長と常務から、担当する製造部の作業者に直接生産指示が行われる(第8段落)」

 

ため、機械加工版と製缶板金版がばらばらに作業をしていても問題はありませんでした

 

つまり、担当者が社長と常務からの注文指示を受けてから顧客と話をして、自分の生産計画の中にその注文を取り込んで、進捗・余力・現品管理をすれば済みました。

 

いわば、個人個人の生産計画しか無いような状態です。

 

すなわち、現在のC社は、「全社的な生産計画が作成しておらず、統制活動(進捗・余力・現品管理)もばらばらの状態」と言えます。組織的に生産管理が行われていないのです。

 

なのに、新事業のCNC木工加工機の製造では、①機械加工班と製缶板金班が同じCNC木工加工機の部品加工、組み立てにかかわることになり、②さらにCNC制御装置は外部調達が必要となり、③その上、設計担当者が最終検査を担当することになります。

 

「製造部内(機械加工版と製缶板金、設計担当者)だけでなく、外注先との連携(外注管理)までもが必要」になってくるわけです。

 

じゃあ、課題は何ですか

 

と問われれば、私が答案の冒頭に書いたように「各班にまたがる全体生産計画を立て、各担当が連携して納期を遵守した製造体制を整えること」が、課題になりますよね。

 

もちろん、すえさんが解答した「①従来の加工賃型には無かった調達機能の早期立ち上げや、②全社俯瞰的な生産計画と進度管理等の生産統制、③外注管理の徹底」も当然に課題となります。

 

二人の答案を見比べると、すえさんの解答には「外部調達」の観点が含まれています。そのため、私の答案よりも、「ちゃんと」与件文を読み解いた上で解答、と言えるでしょう。

 

ただし、本問を通じて私が皆さんに学んで(気付いて)いただきたいのは、こうした二人の「違い(すえさんの方が与件文をちゃんと読み解けている)」ではありません

 

では、何を学んでいただきたいのか。

 

それは、事例Ⅲの設問文で「生産管理」がド直球で聞かれて、与件文を見たら、設問要求で想定した通り、全社的な生産計画がなくて問題・課題が生じている(これから生じる)、だから「全社的生産計画を作ることが課題ですね」と、解答用紙に書くべきだ、という点です。

 

事例Ⅲが苦手な方(昔の私も含めて)は、「与件文に多数埋め込まれている生産面の問題点や課題をどう整理すれば良いか分からない状態」であることが多いと思われます(私が受験生の方々と話して受けた印象)

 

でも、そうなってしまう原因は、「事例Ⅲで、よく問われる切口(ド定番の切り口)と答え方」を知らないからなのです。

 

難しく考えないでください。そんなアナタでも事例Ⅲで60点は十分に取れるようになります。

 

設問文で「生産管理」が問われれば、与件文には「計画が一部しか作られていない」や「計画の見直しタイミングがおかしい」状況と、それによって「進捗・余力・現品管理に問題・課題がある」状況が、必ず書かれています

 

見当を付けて与件文を読みに行けば、今まで見えてこなかった事例Ⅲを解くための筋道が、見えるようになってきます

 

そう、与件文で紐つけるべき箇所が明確に分かるようになるのです。

 

そして、与件文の記述さえ見つけてしまえば後は簡単です。

 

「計画が一部しか作られていない」 → 「全社的な生産計画を作れ」

 

「計画の見直しタイミングがおかしい」 → 「適切なタイミングで見直せ」

 

そして、計画に基づいて、「統制(進捗・余力・現品管理)」しろ

 

それによって、「QCD(特にCD)に生じている(これから生じる)問題を解決」しろ(効果)

 

と、解答用紙に書けば良いだけです。

 

事例Ⅲで‘よく’問われること」と、「答えるべきこと」を知ってさえいれば、設問文で出題者が答えて欲しいことを素早く・正確にイメージできるようになりますし、与件文を読んで何を根拠にどんな答えを書くべきか、もはっきりと分かるようになります

 

ここで、ポポさんの言葉もう一度

 

「事例Ⅲは難しく考えないで、できていないこと、やらなきゃいけないことを、ただやってくださいと言うだけなのです。覚えることはかなり少ないし、解答の切り口も結構一緒のことが多いから、繰り返し練習していれば、解けるようになってきます」

 

この言葉の通りです。問われる切り口をしっかりと押さえていけば、60点は十分に取れるのです。

 

次に、私の対応策です。

 

●だいまつ(83点)
課題は、各班にまたがる全体生産計画を立て、各担当が連携して納期を遵守した製造体制を整えること。対応策は、受注情報に基づき製造部内で全体生産計画を立て、各班が連携して作業を行い、生産計画に基づき作業を同期化し、進捗管理する既存製品を含めた混合生産体制を整備し、期日に納品する

 

なんだか、「対応策」の記述が「課題」と同じようなことを書いている気がしますし、解答要素も少ないように思いますが、①全体生産計画を立てる → ②進捗管理をして(生産計画に基づき各班が作業を同期化した混合生産体制を整備して) → ③ 期日に納品する(D)、という流れで、計画→統制、つまり「生産管理面での対応策」が書けていますね。さらに「期日を守る」という「D」の観点での効果が書けています。

 

83点という得点を考えれば、「課題と対応策」は一部オウム返しでもOK、解答要素を詰め込みまくる必要はない(解答要素が少なくてもOK)、ということが分かりますね。

 

訳も分からず、あれやこれやと要素を詰め込んだ答案よりも、「生産管理」という問いに、要素は少ないけれども「計画→統制→効果」で与件文と矛盾のない答案を作っている方が100倍マシだ(点数が取れる)ということでしょう。

 

一方、すえさんはどうでしょうか。

 

●すえ(81点)
課題は、①従来の加工賃型には無かった調達機能の早期立ち上げや、②全社俯瞰的な生産計画と進度管理等の生産統制、③外注管理の徹底などである。対応策は、①調達部門の新設や②内部部品加工、鋼板加工や本体塗装等の同期化を行うこと、③カムアップシステムの導入や外注指導を行うことである

 

「難しく考えすぎず」、シンプルに課題→対応策を書いています。

 

具体的には、

 

①(課題)調達機能の早期立ち上げ → (対応策)調達部門の新設

②(課題)全社俯瞰的な生産計画と進度管理等の生産統制 →
(対応策)鋼板加工や本体塗装等の同期化

③(課題)外注管理 → (対応策)カムアップシステム導入・外注指導

 

私個人としては、課題として挙げている「全社俯瞰的な生産計画」に対して、対応策で「全体生産計画を作れ」という、受け側の記述があってもよかったと思いますし、また、最後に「効果」として「顧客が満足するQCDを確保」が書けていると、なお良かったかもれません。

 

私とすえさんの解答を比較すると、「専門部署の立上げ」や「カムアップシステムの導入」など、すえさんの答案の方が具体性があるような印象ですが、二人とも80点を超えていますから、私のような具体性や知識面のキーワード(カムアップ)が少ない解答内容でもOKだということでしょう。

 

細かな知識や具体的な施策よりも題意(生産管理→計画→統制→実行)に沿って答えることが大切、ということですね。

 

次にもろさんです。

 

▲もろもろもろ(65点)
課題は①ロットサイズの大きい機械加工とロットサイズの小さい製缶板金加工の生産同期化、②両工程の連携による技術シナジーの追求である。対応策は①常務のIT技能を活用して両工程を一元管理できるシステムを整備し適切な生産管理を行う事、②両工程で定期連絡会を開催し、連携を深める事。

 

機械加工班と製缶板金加工班の「生産の同期化」という観点から、与件文を踏まえた答案が作成されていますね。

 

でも、さきほどの私やすえさんの答案と比べて明らかに物足りなさを感じます。

 

それは、「生産管理」の問題なのに、「生産計画」の視点がありません。また、「両工程の同期化」の切り口に詳しく説明することに終始してしまい、「統制(進捗・余力・現品管理)」面での記述も弱くなってしまっています。

 

だから、物足りなさを感じるのです。

 

なぜ、こうなってしまうか。

 

もうお分かりですよね。

 

もろさんは、設問文を読んだときに、

 

生産管理」だから「計画→統制(進捗・余力・現品)」を答えなければいけない。そして、与件文には「全体生産計画を作っていないとか、計画作成のタイミングがおかしい、といった記述があって、統制にも影響を及ぼしている状況」が書かれているはず

 

と、考えることができなかった(想起できなかった)のです。

 

もし、このように考えることができていたなら、答案の中身はく違ったものになったでしょう。

 

次は、たくじです。

 

■たくじ(54点)
課題は、機械加工班と製缶板金班が同じCNC 木工加工機の部品加工、組み立てを協力して行い、計画通りに生産できるようにすることである。対応策は、製造部における作業者間の連携を強化するために、改善チームの設置などで作業者同士が意思疎通を行い、業務改善に取り組める機会を創出することである。

 

生産管理面」に対する答案として弱いですね。なぜなら、計画→統制の流れで、C社における課題と対応策書けていないからです。

 

恐らくたくじも、もろさんと同じように設問要求の際に「生産管理で問われること」を十分にイメージできていなかったのでしょう。

 

一応、たくじの答案の中には生産統制に関する記述(「計画通りに生産できるようにすることである」)はありますが、C社の現状に照らせば、そもそも「全体生産計画を作ること」を課題や対応策として助言をしなければなりませんね。

 

ということは、出題者が「一番期待している」部分の記述がない訳ですから、「計画」というキーワードを盛込むことはできていますが、あまり点数がもらえなかったと考えるべきです(その結果が54点という点数に表れています)。

 

また、「製造部における作業者間の連携を強化するために、改善チームの設置などで作業者同士が意思疎通を行い」という記述は、もろさんの「生産の同期化」に近い観点からの解答です。

 

ただ、個人的には「生産の同期化が必要」と明確に書いているもろさんの答案よりは、採点者へのメッセージが弱いような印象を受けます。

 

如何ですか皆さん。

 

事例Ⅲの数少ない切り口(頻出論点)である生産管理」のことを、意識して解答を作るかどうかで、ここまで答案の品質が違ってきます

 

平成30年度試験で「生産管理」が問われたら、もう大丈夫ですよね?

 

今年の試験でも、超高確率で20点から30点の「生産管理系」の問題が来るはずです。

 

ド直球の問いかけ(生産管理の設問)が来たら、迷わずにフルスイングしてバックスクリーンに皆さんの答案を叩き込んでくださいね。

 

この記事を読んで空振りなんて絶対に許しませんからね!

 

第1問まとめ
80点クラス答案は、「生産管理(計画→統制(進捗・余力・現品管理)」とは何か、何を答えないと行けないかを、分かった上で答案を作成している(いや、ほんと、これに尽きます)。

 


 

第2問(配点20点)
C社社長は、現在の生産業務を整備して生産能力を向上させ、それによって生じる余力をCNC木工加工機の生産に充てたいと考えている。それを実現するための課題とその対応策について120字以内で述べよ。

 

【出題の趣旨】
新規事業であるCNC木工加工機の生産について、現在の生産能力の向上によって対応するために必要な生産業務上の課題を把握し、解決する能力を問う問題である。

 

●だいまつ(83点)
課題は、他の機械を操作できない作業者が多いため、多能工化・多工程持ち化し、相互応援体制を構築すること。対応策は①各機械の操作方法を標準化・マニュアル化し計画的にOJTを行う②加工技術情報を文書化し製造部内でDB共有する。以上で、生産能力を向上させる。

●すえ(81点)
課題は、①多能工化による多工程持ちを行う事、②操作方法や加工方法の標準化やマニュアル化の推進である。対応策は、①OJTやマニュアル化による多能工化を行い、②QCサークルによるマニュアル化の推進を行うことなどである。

▲もろもろもろ(65点)
課題は①全工程の生産計画を一元管理する事、②製造部員の多能工化を図る事。対応策は、①従来受注の都度行なっていた生産指示を改めて、週次で全行程の生産計画を作成し一元管理すると共に、加工内容の打合せは設計担当が行う、②機械操作等の作業の標準化・マニュアル化を行い、社員教育を強化する。

■たくじ(54点)
課題は、生産性を向上させ、少ない人員で現在の業務をこなして人的余力生み、その人材をC N C 加工機の生産に充てることである。対応策は各機械の操作方法や加工方法に関する技術情報等の業務内容の共有、マニュアル化、標準化により多能工化を進めること。

 

<考察>
まずは、私の答案を見てください。

 

自分で言うのもなんですが、美しい答案ですね(対応策の主述は少しおかしいですが)。
第6段落に解答根拠を設け、現時点の「他の機械を操作できない作業者が多いため」という問題点を「因」としながら、「多能工化・多工程持ち化し、相互応援体制を構築」という課題(果)を書くことができています。

 

また、対応策も第6段落の、「各機械の操作方法 や 加工方法に関する技術情報は各専任作業者それぞれが保有し、標準化やマニュアル化は進められていない」という記述を「因」として、そのままひっくり返して、上手く解答(果)を記述できています。

 

自分の答案なのでどういった思考回路で作られたかを詳しく説明しておきます。

各機械の操作方法は、それぞれが保有し、標準化やマニュアル化は進められていない(与件文)

→各機械の操作方法を標準化・マニュアル化し計画的にOJTを行う(解答)

 

加工方法に関する技術情報は、各専任作業者それぞれが保有し、標準化やマニュアル化は進められていない(与件文)

→加工技術情報を文書化し製造部内でDB共有する(解答)

 

如何ですか。

 

運営管理で必死になって暗記した はず’ の知識なんて、全く使っていませんよね。

 

「標準化やマニュアル化は進められていない」のだったら、「標準化・マニュアル化・教育しろ」です。

 

「技術情報はそれぞれ保有している」のだったら、「DBで共有しろ」、です。

 

事例Ⅲでは、できていないこと」のひっくり返しが、「対応策」になり、そして点数がもらえるのです(私の答案は83点なので、こんな単純なひっくり返しにたっぷりと点数が入っていることが分かります)。

 

ここでポポさんの言葉を、もう一度思い出してみましょう。

 

「事例Ⅲは難しく考えないで、できていないこと、やらなきゃいけないことを、ただやってくださいと言うだけなのです。覚えることはかなり少ないし、解答の切り口も結構一緒のことが多いから、繰り返し練習していれば、解けるようになってきます」

 

ポポさんのおっしゃっていた言葉の意味を、本当の意味でご理解いただけたと思いますが、如何でしょうか

 

事例Ⅲの対応策基本は、「できていないこと、やらなきゃいけないことを、ただやってくださいと言うだけ(ひっくり返すだけ)」なのです。

 

続いて、すえさんの答案を見ていきましょう。

 

●すえ(81点)
課題は、①多能工化による多工程持ちを行う事、②操作方法や加工方法の標準化やマニュアル化の推進である。対応策は、①OJTやマニュアル化による多能工化を行い、②QCサークルによるマニュアル化の推進を行うことなどである。

 

課題と対応策での上下の入り繰りみたいなのはありますが、書いている内容は、だいまつとほとんど同じですね。QCサークルによるマニュアル化も「技術情報の共有化」につながるでしょうから、与件文第6段落の「生産面での非効率な状況」は改善されるでしょう。

 

素晴らしいですね。

 

ここで、皆さん気になりませんか?

 

二人とも、解答根拠を第6段落に求めています。でも、なぜ二人は、そんなことができたのでしょうか

 

再びポポさんの言葉を思い出してみましょう。
(しつこいくらいに何回も登場してもらいます)

 

「事例Ⅲは難しく考えないで、できていないこと、やらなきゃいけないことを、ただやってくださいと言うだけなのです。覚えることはかなり少ないし、解答の切り口も結構一緒のことが多いから、繰り返し練習していれば、解けるようになってきます」

 

第2問では「現在の生産業務を整備して生産能力の向上」を果たすための課題と施策を問われました。

 

生産性向上・生産効率向上」、これも生産管理の次か、同じくらいによく問われる切り口超頻出論点です。

 

そして、「生産性向上・生産効率向上」が問われた場合、与件文を確認すると「効率が悪そうにばらばらに‘作業’をしている」、「 ‘情報’ が共有化されていない」など、明らかにダメな記述があり、この状況を改善するため「設計や作業の標準化→マニュアル化→教育(OJT)してください」、「情報をDBで一元化して共有化してください」と、解答するのが「相場」と決まっています

 

ここまで分かっていれば、本問(「生産性向上・生産効率向上」)の解答根拠となるのは、第6段落だけです。

 

しかも、私とすえさんは、第1問で「生産管理(計画→統制)」のことを書かなければいけない、ということが分かっていました。

 

だから、迷うことなく残りの生産面に関する与件文の記述を大胆に第1問にまわして本問では第6段落だけを用いて答案を作ることができた、という訳です。

 

では、続いてもろさんの答案を見ていきましょう。

 

▲もろもろもろ(65点)
課題は①全工程の生産計画を一元管理する事、②製造部員の多能工化を図る事。対応策は、①従来受注の都度行なっていた生産指示を改めて、週次で全行程の生産計画を作成し一元管理すると共に、加工内容の打合せは設計担当が行う、②機械操作等の作業の標準化・マニュアル化を行い、社員教育を強化する。

 

もろさんは、本問(生産効率化の問題)で「①全工程の生産計画を一元管理する事」と、生産計画(つまり生産管理→第1問で書くべき内容)のことを書いてしまっていますね。

 

第1問の考察で触れた通り、当日の試験会場においてもろさんは、「計画→統制」が「生産管理」であることが「分かっていなかった」ということでしょう。

 

皆さんは、もろさんと同じ轍を踏まないようにしましょう。

 

それと、反面教師にしていただきたいところが、もう一点あります。

 

週次で全行程の生産計画を作成し一元管理する」という部分です。

 

与件文のどこを見渡しても「C社が生産計画を週次化する必要性がある」と読み解ける記述はありません。では、なぜもろさんは「週次で」というキーワードを答案に盛込んだのでしょう?

 

答えは簡単ですね。

 

過去問を解いて「なんとなく覚えていたキーワード」である「週次化」を答案に無理やりねじ込んでしまった、前回・前々回の記事でもご紹介した「知識・切口偏重のダメダメパターン」です。

 

第1問の解説の際に、「生産管理」と問われれば、「全体生産計画がないか」、「計画の見直しタイミングが悪いか」を想起すべきである、と説明しました。しかし、想起はすれども、答案に何を書くかは、「与件文次第」です。

 

切り口重視で「週次化しろ」を答案に無理やりねじ込んではいけません

 

平成29年度試験の事例Ⅰと事例Ⅱで、「知識・切口偏重の答案」を量産した私が言うのもなんだかおかしな気もします・・・

 

・・・ しかしです。

 

前車の覆るは後車の戒め
(前を行く車がひっくり返るのを見て後の車が注意するように、先人の失敗は後人の戒めになること)

 

ということわざにある通り、皆さんは、そんなダメダメ答案を作ってしまった私ともろさんから、学びを得て、同じ過ちは犯さないでください

 

それと、今回のもろさんは「知識・切口偏重」のみならず、別の設問に答えを書いてしまった訳ですから(第1問で書くべき生産管理の内容を第2問で書いてしまった)、「超大事故」であったことは疑いようのない事実です。

 

ただ一方で「多能工化、標準化→マニュアル化→教育」を答案に盛込むことができており、「大参事」は免れていますが

 

試験会場で本当に分からない時は、両方の要素を盛込んでリスク軽減を図るのも現場対応力としては重要です。

 

しかしながら、「いまの段階」からリスク軽減を図るような答案を作る訓練に精を出してはいけません。いまはまだしっかりと切り分けして、そして盛大に間違えて自分自身に磨きをかけて行く段階です。

 

事例Ⅲにおいて「生産管理」と「生産性向上(効率化)」は100%切り分けるべきポイントです。

 

切り分けが極めて難しかった平成27年の事例Ⅲ(建設建材を主体に農業機械部品、産業機械部品などの鋳物製品を生産、販売している企業の事例)(第1問設問3、第2問、第3問の切り分けが難しかった)でも、「生産管理について問われた場合に何を答えるべきか」が分かっていれば、「生産管理のIT化」を問われた第3問と、ほかの二つの設問(第1問設問3、第2問)分離して考えることができました

 

もし、気になるようであれば、この記事を読んだ後に平成27年の事例Ⅲを解いてみてください(もしくは見直してみてください)。第8段落は第3問専用の記述だと気付くことができるはずです。なぜなら、「生産計画→生産統制」に関する記述は、「生産管理」の設問のため(つまり第3問のために)にあるのですから。

 

最後にたくじです。

 

■たくじ(54点)
課題は、生産性を向上させ、少ない人員で現在の業務をこなして人的余力生み、その人材をC N C 加工機の生産に充てることである。対応策は各機械の操作方法や加工方法に関する技術情報等の業務内容の共有、マニュアル化、標準化により多能工化を進めること。

 

「課題」に関する記述は、単に設問文の記述をそのまま書き写したような内容であるため、恐らく点数は全く入らなかったでしょう(もし、この内容で点数が入るのなら、これから「課題」を聞かれれば設問文の記述をそのまま書けば良いことになってしまう)。一方で、対応策は先ほどから説明している通りのことが概ね書けていますね。

 

第2問まとめ
✓80点クラス答案は、「生産性向上・生産効率向上」とは何か、何を答えないと行けないか(設計や作業の標準化→マニュアル化→教育(OJT)、情報共有)を、分かった上で答案を作成している。
✓事例Ⅲは「できていないこと」のひっくり返しが、「対応策」となる。
✓「生産管理」が「計画→統制」であることを分かっていなければ大事故が発生する(もろさん)。

 


 

第3問(配点20点)
C社では、ホームページを活用したCNC木工加工機の受注拡大を考えている。展示会での成功を参考に、潜在顧客を獲得するためのホームページの活用方法、潜在顧客を受注に結び付けるための社内対応策を160字以内で述べよ。

 

【出題の趣旨】
新規事業であるCNC木工加工機の受注拡大に向けて、展示会での成功を参考とした潜在顧客を獲得するホームページの活用方法と、その潜在顧客を受注に結び付ける社内対応策について、提案する能力を問う問題である。

 

●だいまつ(83点)
ホームページの活用方法は、①CNC木工加工機が実際に家具や工芸品を加工しているところを動画化して公開し訴求する②質問の多い項目を一覧化して掲載する。社内対応策は、プログラムの作成方法やメンテナンス方法等の質問に迅速に回答できる体制の整備②加工精度や操作性、メンテナンス容易性を訴求するための提案営業体制の整備である。

●すえ(81点)
ホームページの活用は、①CNC木工加工機の汎用性や操作性、加工精度を訴求し、②展示会での成功をPR、③NC機械未経験者向けの、プログラム作成方法や刃物のメンテナンス方法等を説明し安心感を醸成する。社内対応策は、①営業の専門部署の設置、②常務や設計担当者の同行営業、③経験者の中途採用により販売力を強化することである。

▲もろもろもろ(65点)
ホームページで加工精度や操作性、メンテナンス容易性等のCNC木工加工機の特徴を紹介し、実演動画も掲載するほか、プログラムの作成方法等のよくある質問への答えも掲載する。社内対応策は、営業担当を選任して、質問や問い合わせに丁寧に対応すると共に、製品改良や新製品開発