投稿者「 » 紫雲和尚」の記事



さてさて、全国2万人の中小企業診断士受験生のみなさん!こんにちはです。
紫雲和尚でございます、3ヶ月ぶりの登場でございます。

一発合格道場の読者の皆様、お元気でいらっしゃいますか?
このブログからはだいぶ遠のいてしまいましたが、

6代目のあとがき

http://dojo6daime.exblog.jp/

というところで、細々とやっております。もしよろしければこちらも遊びに来ていただき、ほとんど趣味の世界でやっておりますので、荒らしコメにもきちんと対処しようと思っておりますので、よろしくお願いします。

さて、試験に関する話題を久しぶりにしてみましょうかね(おいおい)。
7代目の方々の記事も拝読させていただいておりますが、皆さんほんとに真摯な記事、頭が下がります。
一方私が現役のころは「ふざけるな!」とかの賞賛ご批判も頂いた和尚でございますが、上記のブログでは比較的真面目な記事を最近書いております。
ま、それは考えあってのことですが、
現役受験生当時も
「本筋とは違っても役に立ちそうな一風変わった知識」
を求めておりました。なぜならば、その知識を得ることにより
「帰納的に正解にたどり着ける(のではないか)」
と考えておりました。

まま、そうした思いはこの記事でも書かせていただきましたが。

その6代目のあとがきでも、シリーズものとして
こうした記事
でCF計算書からPL、BSを作ってみる作業を企画してみましたので、よろしければ利用したってくださいまし。

てなわけで。。

さて、平成27年度の合格体験記はたくさん来てて、もう既に1次模試、2次模試ともとうの昔に終わったこの季節に、去年の寒い時期の合格体験記をアップすべく、こうして6代目も駆り出されて書いているわけです。
和尚もこの試験に合格してからもうすでに1年半。いろいろと思い浮かべることもあるわけですわ。
てなわけで。今日の合格体験記は、和尚と同世代の「うっちさん」。
何だか「はやく載せてーな!」という声が聞こえてきそうな書き出しでございます。

うっちさん、ごめんなさいね。

では( ^ω^)_凵 どうぞ

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆

年末の大掃除も終わり、過去3年間の勉強に一旦の区切りを付ける意味で、体験記として以下のとおり纏めさせて頂きました。特に独学者の方の参考になれば幸いです。
うっち

——————————————————–

・合格までの年数:2.5年

・合格した年度:一次二次ともに2015年

・学習開始した時期:2013年4月

・一次対策期間:2年4か月

・二次対策期間:6か月(実質は2か月)

・一次勉強時間:計ってません

・二次勉強時間:計ってません

・年代:1971年生まれ

1.受験理由など

<プロフィール>
・情報通信会社勤務。44才。男性。
・入社以来、法人企業向けの営業→営業企画→営業→営業企画。
・受験勉強前の保有資格:初級シスアド、情報セキュアド、簿記3級。
・神奈川県在住。妻・長男(中3)・次男(中2)の四人家族。

<受験理由:42才>
・端的に言うと自己啓発。
・業務で取得した知識を体系的に勉強し、自分の能力を資格という形で表現したかった。
・社会人人生も半分を超え、このタイミングでもう一度、鍛錬が必要と感じたから。

2.学習スタイル
・独学。
・一次は科目合格狙い。
・3年目から、「一発合格道場」「タキプロ」「ふぞろい」等のブログやセミナーで情報収集。

3.受験経歴
・2013年:運営と情報の2科目のみ合格。
(勉強したのは運営、情報、法務、企経の4科目)
・2014年:財務と政策の2科目のみ合格。
(勉強したのは財務、政策、法務、企経の4科目)
・2015年:経済、法務、企経の3科目合格で一次クリアし、二次も合格。

4.学習方法

(1)一次試験

<科目合格狙い>
・勉強開始は2013年4月。この時点で科目合格作戦をとる。

<1、2年目の一次試験>
・スピテキをベ-スに理解中心で勉強。
・今思うと、受験目的=自己啓発からスタートしており、「まずは理解しなくては」という考えに捉われていた。(効率悪し)
・財務強化の為、14年2月に簿記2級を受け合格
・14年4月に異動があり、勉強できない期間あり。経済の理解が進まず、14年も科目合格作戦をとる。
・法務と企経は、根拠ない自信があったが、アウトプット鍛錬不足で、2年連続で不合格。(ショック)

<3年目の一次試験>
・14年12月にビジネス法務3級・2級を受験し合格
・石川秀樹先生(神様!)の「速習!マクロ経済学」と「速習!ミクロ経済学」をフリーラーニングで勉強することで、経済学の壁をクリア(15年1-2月)。
・その後は、過去問アウトプット重視の勉強スタイルへ。各科目40-50回、問題を解く。月~土曜に問題を解き、日曜に不正解の内容をノートに纏める。
・情報収集やモチベーション維持の為、各種勉強会に参加
(3/8タキプロ、4/29一発合格道場、6/20タキプロ)
・模試は5月のLEC、7月のTAC受験(14年、15年)
・15年の結果
LEC 経済:92、企経:64、法務:80
TAC 経済:60、企経:40、法務:63
本試験 経済:68、企経:64、法務:60

(2)二次試験
<1次試験前>
・3月に財務会計の勉強。
・5月にLECの二次模試受験
ぶっつけ本番。事例Ⅳ以外は全て埋めた。雰囲気を体験。順位132/201
仕事でもボールペン→シャープベンに変更

<セミナーで情報収集>
8/11 LEC、8/18 タキプロ、8/19 ふぞろい、8/30 一発合格道場、9/12 ふぞろい

<単発講座>
・8/22 AAS、9/22 LEC財務、10/4 TAC
・8/22のAAS講座にて解き方を理解できたのが大きな前進。
・翌年の受験校選びの意味も含め色々な受験校へ。

<セミナーや単発講座にて取り入れたこと>
・設問分解し、ロジックツリー(AAS)
・因(与件)→果(一次知識)の組み立て。期待効果を記載。(ふぞろい)
・事例Ⅳを集中訓練。書けないのは読めてないから→書く訓練は不要(道場)

<勉強方法>
・読み&組み立て(これを重視。やっていても楽しかった
→過去問を読んで回答フレームワークまで作成(通勤電車内)。回答作成までしない。模範解答を見て、不足している知識や切り口をノートに纏める。
・書き(評価される環境で実践することに)
→模試(9/5、9/19)とタキプロ勉強会(9/27、10/7)
・計算力(弱点補強の観点で注力)
→TACの事例Ⅳ計算問題集を取り寄せ、集中して勉強。
・知識(特に事例Ⅲ中心)
→全知識の読み込みのみ。

<模試>
・9/5 TAC(順位2045/2690)、9/19 MMC(順位346/391)
酷い結果で、今年は厳しいと思った。来年の為にも最後まで努力する事に

5. ターニングポイント
① 2014/12/31 石川先生(神様)との出会い。経済の壁を乗り越え、一次突破が見えた。
② 2015/3/8 タキプロセミナーに参加。初めてのセミナー参加であったがフレンドリーな雰囲気。その後も各種セミナーに参加することに。
③ 2015/8/22 AAS講座で二次の勉強方法を把握。「設問文からそこまで考えるのか?」
④ 2015/8/30 道場セミナーにて、「書き」ではなく「読み」に注力。「事例Ⅳ」に注力。

6. 受験のポイント
・一次はアウトプット重視の勉強が重要。もっと効率の良い取り組みができた筈。
・二次は、独学ながらも、様々な情報(ネット&リアル)を入手し、自分にあった(理解できた)やり方を実施したのが良かったのかと。ただし、手法は確立しておらず、他人には伝授できない。
・今年は、アウトプットの計画を週次、月次で作成。平日に不足した分は土日でリカバリー。仕事や飲み会などもあるので、日次計画は作成せず。これを1年間、継続できた。

※纏めると、「プランニング&愚直に実行」と「情報収集&自分への取り込み」です。
(全くもって、一般的に言えることですが)

以上

◆◆◆寄稿ここまで◆◆◆

はい、いかがでございましたでしょうか。和尚がこれを読んで感じたことを2つに絞ってお話ししましょうかね。

1.おっさん力の発揮
「おっさん」と呼ぶな~とうっちさんに叱られそうですが、あえてこのおっさん力というのは無視出来ない
「受験上のアドバンス」
となることを意識して、特に40代以降の方は勉強されては?と提案したくなる次第。

うっちさんの文章中での顕著なのは、以下の3点かと。
・情報収集自己選択力
仕事での経験も相応に積んでいる我々40代は、自分のリアルの仕事上、まったくどう進んでよいか見当も付かない現実での事例対処に遭遇したことは1度や2度ではないはず。そこで、必ず行わねばならないのが
「事態の把握と、解決にまつわるであろう知識の収集」
であることは、諸兄諸氏には大きく頷かれるであろう対処法だと思われます。これを上手くいかして、受験にも応用を効かせていることが印象的です。

・愚直に継続的な勉強
その上で、「継続は力なり」ということを十分に理解しており、これをいかした学習を行っている。

・楽しんでやる
さらに、「つまらんことでも、そこに楽しみを見いだす」ことは、そうです仕事をやる上でも非常に大事なことですよね。

和尚は、どこかにも書きましたが、仕事と違って、受験勉強は逆にストレスが少なかったことを覚えてます。といいますのも、人を動かすことより、自分を動かした方が楽。自分にしか文句を言えないところは、辛いとは言え、やはりある意味ストレスは少なくてすみますもん。

2.気持ちのコントロール
和尚としては、お恥ずかしい限りなんですが、こんなHN使っている割には
・落ち込み&怒りのコントロールが年をとるごとにあまり効かなくなってきている
ことに最近気がついてきました。とおり一辺倒の社会生活を維持する程度にはコントロールできるようにはなっているのですが。

受験においては、例えばうっちさんがおっしゃるとおり、思うようにいかないこと(例えば模試の点数とか)もありますが、

それを上手く流していける

技術を持ち得ているのも印象的です。よくリアでも和尚ももうしますが

「気にして気にしない」感覚

てのが、精神衛生上も必要ではないかと思うのです。あまり気にしすぎても病んでしまうこともありますし、逆に気にしなければ成長はない。

このうまいバランスのと取り方が、合否を分けることも、これも否めない話になるのではないかと、思うのであります。

 

うっちさん、寄稿ありがとうございました!

合掌。

 



こんにちは、和尚です。
最近お寒い毎日ですがいかがお過ごしでしょうか。
こちらで私のヘボい合格体験記を掲載(2015年2月3日)頂いてから、ほぼ1年。
一応独自では、多分私の最後の投稿になります。

最後だけにしんみりとお別れを惜しむ。。。というどころではなく、今年入ってからとんでもなく世を忍ぶ仮の姿でも多忙で、さらに診断士としていろいろな接点をもたせてもらいながら、多少は中小企業の社長さんたちに喜んでは頂いているのかな?なぞと実感できるような毎日を送っております。それにしてもこの忙しさはなんとかならんのかいな。

でで、このとんでもなく忙しいのはどうも運勢の潮目が変わったのではないかと、なんとなーく気にしていた私は、心が弱っていたこともあるのか、とある勉強会でご一緒させていただいた占い師さんに見ていただきました(数秘学とかいうものらしい)。普段はそんなことありませんのですけど。

それによれば、
私のエンジェルナンバー(現在の人生の意味するもの)は6。
今年のライフサイクルも6。(ただし誕生日を越えると7に変わるらしい)
この6の意味は「愛、バランス、中庸、母性、人を育てる、愛を配る」などの
『非常に女性らしい』
数字だそうな。ふふふ。自分でもおばさんということは自覚はしておりましたが。

はいはい、最後まで全く中小企業診断士の受験に役立つ情報とは全く乖離するような前座のお話をしてしまいましたよ。
 
さて、本日の合格体験記に登場いただくのは宅建クン改め宅建士さん。
和尚ね、彼のこと非常に気になっておりました。というのも2次筆記合格発表時のopen dayのコメント、それから去年の未合格体験記を読んでかなり実力はおありでいらっしゃるのではないかと。

雪辱を果たした今年の宅建士さんの合格体験記を読んで
「結局のところ合否なんて紙一重」
なんて気持ちを持ったものですから。
いろいろ彼とは共通点もあって、勉強も基本独学というのもそうですし、さらに、世を忍ぶ仮の姿では同業者の先輩でもありますし、彼が唐沢寿明と同世代とおっしゃれば、和尚は河村隆一と同じ誕生日と張り合う。。。(これは違うか。。。)

ちなみに和尚の2次開示得点はどこかで書きましたがH25年度は248点で、体験記の中に出てくる宅建士さんの得点と9点しか違いません。
そういう「あともう一歩で合格だった」方であればなおさら、正しい2次の勉強をすれば、まず合格するような試験ではないか、と、この体験記を読ませていただいてその思いを深くした和尚ではありました。

まま、前座の長い説法はこの辺にして、早速登壇をお願いしましょうかね。

では、どうぞ!!

■■■投稿ここから■■■

・合格までの年数
 ・・・一昨年の5月21日から勉強を開始したので、1年と5ヶ月。
・合格した年度
 ・・・一次試験は2014年度、二次試験は2015年度
・学習開始した時期(何月か)  
 ・・・一昨年の5月21日
・一次対策期間
 ・・・正味80日間
・二次対策期間
 ・・・本腰を入れたのは昨年の8月からなので77日間
・一次勉強時間
 ・・・80日×平均4時間?=320時間
・二次勉強時間
 ・・・77日×平均4時間?=308時間
・年代
 ・・・年齢は50代

【自己紹介】
昨年度に未合格体験記を書いた、金融機関に勤務する宅 建士(旧称:宅建クン)と申します。おかげさまで、二次試験は二回でパスすることができました。私の場合、独学かつ直前集中方式というやや異色なパターンですが、時間が足りないストレート生には、特に参考になるのではないかと思います。

年齢は、見た目は若い唐沢寿明と同世代のアラ・フィフで記憶力の衰えを日々感じつつあります。
二次試験は昨年度に続き二回目の受験となりますが、昨年度同様に、予備校には通わず、基本的に独学をモットーとして無料の予備校セミナーや動画等の教材は利用する、良いとこ取りのスタンスでした。

【受験の動機】
⇒昨年度の未合格体験記をご参照ください。

【昨年度は二兎を追って一兎を獲得】
一次試験は「80日間世界一周」じゃないですが5月下旬からの80日間短期学習で合格したものの、二次試験の一週間前の宅建の学習に忙殺されました。この結果、宅建は70日間の学習で合格したものの、二次試験は「完全な準備不足」で残念な結果に・・・。

【二次試験開示請求の結果】
二次試験はBABBの総合Bで、開示請求の結果、なんと合計239点と「1点の不足」に泣きました。思い起こせば、ある事例の回答で「~からから」と「から」を二回書いてしまったことに答案回収直前に気付きましたが、「試験時間終了後に消すのは反則だよな」と、そのままにしました。このミスをしていなかったら、一年前に合格していたかも知れません。

また、宅建に手を出さなきゃ受かっていたかと、後悔する気持ちもありましたが、一方で、「これしか勉強しないで診断士合格しちゃったら、世間的には結構まずいよな~?」という気持ちもありました。

 実際、昨年度の一次試験終了後は、「思ったより覚えることの多い宅建対策」に忙殺され、会社の昼休みにTACの財務集中特訓を一通り解いて、TACの公開模試を一回受け、過去問5年分を一回転した程度しか準備していなかったのです。

【今年度の学習~1月から7月まで】
 元々事例Ⅳがそんなに得意でないので、「財務を重点的に学習しよう!!」と、1月から「簿記1級の教材」を入手して、パラパラと見たりしていました。簿記2級だと意思決定会計とか不十分な気がしましたが、1級は逆に細かい論点が多くて、全部やるとやり過ぎ感があるので適当に取捨選択しました。
 また、「イケカコ」も入手し、「例題」をパラパラと読み、解法を覚えました。ただ、面倒なので例題止まりで、そのあとの「問題」は全くやりませんでした。この本は、コンパクトですが事例Ⅳで登場する論点をほぼ網羅しており、良い本だと思います。

 あと、事例Ⅲの生産関係も弱いと自覚していたので、「ザ・ゴール」も読みましたが、この本はそんなに良いとは思えませんでした。「ゴールドラット博士の一連のシリーズ」は結局全部読みましたが、ザ・ゴール以外は正直、診断士試験のためには読む必要は無かったのかなという印象です。

 ・・・とまあ、正直なところ、開示請求の結果が意外に良かったせいもあり、油断して7月くらいはまでは学習に本腰が入らず、試験の周辺知識系の本をパラパラと読んでいたという状況で、かな~りノンビリしていました。

 自分の性格からして、長丁場は疲れるので短期集中型が向いており、「今年度の一次試験が終る8月頃から本腰を入れればいいかな」という楽観的な感じでいました。昨年度も宅建を受けずに二次対策に集中していれば受かっていたような気がして、今年度の一次試験終了後から本腰を入れれば、「擬似的(なんちゃって)ストレート合格」になるんじゃないかという「変な美学」もありました。

【そして8月】
 しかし、8月も「工場関係の本」や「ロジカルシンキング本」とか、相変わらず周辺知識系の本を読んでいました。これは、試験対策教材をやるよりも幅広い知識が得られるので「急がば回れ的な効果」を期待していましたが、結果的には余り意味がなかったような気もします。
また、この期に及んでも、本気スイッチが入っていなかったような気がします。

【そうこうするうちに9月】
 9月に入ると、さすがに、「ちゃんと対策しないとまずいよな~?」という感じになり、TBCの「速修2次試験対策事例1・2・3・4 2次テキスト」を読みました。この本は今年度から出た本だと思いますが、自分的には「う~ん、なんか違うんじゃない?」という印象でした。
続いて、この段階で「ふぞろい8」を読み始めました。昨年度は、購入すらしていなかった教材です。この本は評判が良いですが、自分としてはキーワード偏重傾向が気になり、そんなに良い本とも思えませんでした。ただ、失礼ながら、「こんなに不揃いでも合格するんだな」という気づきと息抜きには役に立ちました。
次に、「全知識」を読みました。これは、昨年度は買わずに図書館で借りて読んだ本ですが、今年はちゃんと買いました(ただし、アマゾンで2010年版の中古本を安く⇒内容は最新版と殆ど同じです)。これは、評判どおり、なかなか良くまとまっており、これを完璧にすれば受かるのではないかという印象です。ただ、私には、これを完璧にする時間は既に、ありませんでした。

そう、「今年度は、まだ過去問を全くやってなかった」ので、そっちを優先せざるを得なかったのです。

【疾風怒濤の直前28日間】
 遅まきながら、二次試験まで丁度28日(4週間)となった9月27日から、2001年度以降、2014年度までの14年分の過去問に満を持して着手しました。やっとスイッチ・オンです。

苦手な事例Ⅳから事例Ⅲ、事例Ⅰ、事例Ⅱの順に合計56事例を一気に解いてみました。この際、注意したのは制限時間80分でなく60分程度で解くようにしたことです。これは、当日の本番で余裕をもって回答できるようにするためです。28日で56事例とは、単純に一日平均で2事例を解くということになり、実際、かなりハードな日々となりましたが、平日は仕事の後に図書館、土日は午前中から図書館に通うことで何とかなりました。特に直前の月~金は思い切って丸々5日間の有給休暇を取りました。

各事例を14年分、古い順に解くことにより、「事例ごとの解答のプロセスのようなもの」を会得することができ、この「荒業」は自分には向いていました。短期集中により、ある意味で「開眼」したようです。この直前期28日間の追い込みが雌雄を決したといって過言ではないでしょう(てゆーか、それまでテキトー過ぎ!!)。この時期には、過去問の他に「イケカコ」と「全知識」の二回転目も何とか押し込みました。

一方、模試は今年度は全く受けていません。昨年度受けて、模試の採点方式に違和感を感じ、受ける必要はないと判断したからです。

 こうして、昨年度は5年分20事例しかできなかった過去問を14年分56事例、集中的に解いたことが最大の勝因と言えます。直前集中方式によって、確かな手ごたえを感じることができ、「まあ、これだけやったんだから受かるだろう」という楽観的な思い込みを得ることができました(客観的には、あんまりやってないかも?)。

【二次試験当日】
 当日は、二次試験二回目で来年度はリセットされることから尋常ならざるプレッシャーを受けましたが、事例Ⅰは再現答案を作成するために残り10分で問題用紙余白に答案を書き写す余裕がありました(冷静に考えると、答案の推敲をすべきでしたが)。

事例Ⅱは、回答用紙を半分に折って書いていたため、後半部分から第一問の回答を記入するという、普通はありえないミスを犯し、途中で気付いて書き直すことになり、一気に余裕はなくなりました。

事例Ⅲも過去問を解いていたときよりも丁寧にやったら時間がなくなり、かなり焦りました。

そして事例Ⅳも、最初の財務診断を丁寧にやりすぎた結果、時間が足りなくなり、新たに買った電卓に慣れていなかったために計算にも時間がかかり、途中で「自分は何故、今ここで、この試験を受けているんだろう?」という根源的な疑問を抱き挫折しそうになりましたが、「今年しくじると来年また一次からやり直すことになり、それだけは絶対に嫌!!」という、ど根性で何とか全部埋めました。

【PS 得点開示請求の結果】
ABAAで合計266点でした。

前年度がBABBで合計239点だったので、丁度裏返しとなりました。得点できた順位も事例Ⅲ→事例Ⅰ→事例Ⅳ→事例Ⅱとなり、前年と真逆です。
事例Ⅱは受験校の模範解答と比べて外していなかったし自信もあったので、正直不思議です

■■■投稿ここまで!■■■

ここまでの文章現在4回読ませていただきました。
そして、宅建士さんの文章を読んで感じたこと。。。
・合格に年齢は関係なく、40-50代の攻略法というのは確実に存在する。
・この年代、もうそろそろ人生の「哲学」というものを確立し始めている頃でもあるからそれを貫いた上で(模試は受けない、とか)、一方試験に合わせた表層上のことは柔軟に対応する。
・その柔軟さは過去問を何度も解くことによって、過去の自分の解答のやり方の呪縛から解かれたような「開眼」を体験している。
・ただし、この試験に対する「執念」というか「粘り強さ」というのでもって、宅建士さんのおっしゃる記憶力の低下をカバーしている
ということを非常に感じました。

我々(といっては宅建士さんに申し訳ないのですが)世代の弱みが
・記憶力
とするならば、強みは
・(人生の)場数の多さ
ではないかと。
試験会場での緊張感を「尋常ならざるプレッシャーを受けました」の一文で表現するという、このあっさり感は我々世代の特権かと思われます。(あれ?言いすぎかも)

ということで、宅建士さん、和尚とお会いする機会もあるかもしれませんが、その節はよろしくお願いします。
今後の診断士ライフ、十分に満喫していただきますよう祈念致します。

◆◆◆和尚の個別の最後の伝言◆◆◆
みなさん、1年間このブログ最年長とはいえ精神年齢は最年少の、つたない?奇特な?支離滅裂な?この6代目13人のなかで一番2次試験で真似しちゃいけないような文体の私のブログを我慢してお読みいただきありがとうございます。
このまま終わってはさみしいなあとか、ブログもこの仲間と不定期に続けていきたいなあ(あれ?6代目返事がないぞ!)とかそこはかとない思いを抱いておりまして、
ちょっとした企画、
を考えております・・・が、本日(2月4日)現在、企画できておりません(泣)。
改めて、企画が決まりましたら、
「本当のラストメッセージ」
にて、報告差し上げよう、と思っております。

それでは
さよおなら。

合掌。



あけましておめでとうございます。和尚です。

諸事情がありまして、今回が本年度最初の和尚の記事となってしまいました。

今日は、合格体験記をフォローせよとの指令を受け、この道場は体験談一色でございますが、既にもう合格してから1年になるのか!と自分の年のとり方に驚愕する次第。爆発的に人脈が広がったことと、それからいろんな人がわらわらと存在しておられて、診断士という世界を構築されているんだぁ、という感慨を持っております。

さて。また前座が長い和尚の話に新年からお付き合いいただければ幸い。

とあるブログ読者から和尚宛指摘を受けました。
曰く「和尚のブログ、絶対推敲してないでしょう?」
そう、あまりしません。ちなみに、「推敲」という故事成語、こういう男の求道の世界観はむちゃくちゃ好きです、和尚。

以下、Wikipedia2016年1月10日、19時50分、「推敲」より。

推敲(すいこう)とは、文章を何度も練り直すこと。

唐代、都の長安に科挙(官吏の登用試験)を受けるためにはるばるやってきた賈島は、乗っているロバの上で詩を作っていた。

その途中、「僧は推す月下の門」という一句を口ずさんでから、「推す」のほかに「敲く」という語を思いついて迷ってしまった。

彼は手綱をとるのも忘れ、手で門を押すまねをしたり、叩くまねをしたりしたが、なかなか決まらなかった。

あまりにも夢中になっていたので、向こうから役人の行列がやってきたのにも気づかず、その中に突っ込んでしまった。さらに悪いことに、その行列は知京兆府事(長安の都知事)、韓愈の行列であったため、賈島はすぐに捕らえられ、韓愈の前に連れて行かれた。

そこで彼は事の経緯をつぶさに申し立てた。優れた名文家であり、漢詩の大家でもあった韓愈は、賈島の話を聞き終わると、「それは『敲く』の方がいいだろう、月下に音を響かせる風情があって良い」と言った。そして、二人は、馬を並べていきながら詩を論じ合った。

このことから「文章を書いた後、字句を良くするために何回も読んで練り直すこと」を「推敲」という。

(引用終わり)

(この賈島て方、果たして試験に受かったのかしら???)

うーん、こうして一字一句に拘る昔の方々、いいなあと思います。果たして和尚はこれができているのか?と言われれば心もとない。

「ブログはライブ感が重要」

とかスカした発言をしつつ、まま思ったことをつらつら書いていくスタイル、っていうのはなんだか半年前くらいから自分のストレス発散にもにた文章を書いているときの高揚感、ってのがもう病み付きになってきましたけど

果たして、これが受験生のために役に立っているのか?

と問われれば・・・心もとないなあ、と思っております。でもゆるわだというタグもあるので、この部類で和尚は勝負だ!とあきらめておりましたが。

さてさて。

本題です。

今回は、多年度受験生であるTNさんからのご報告。
和尚は一応多年度、って言えるのかな・・・とか振り返ってみました。

1次は2回、2次は1回で何だかテキトーに受かっちゃった感じもあるのですが、どうも苦労したなあと思い返すのは1次の経済・経営の2教科。
2次も密度の濃い修行時代を送ってはおりますが、やはり「経済学・経営学の克服」というのが一番骨身に沁みています。

このTNさんについても 多年度生ということを見られると、1次なんかは1度だけはなく、2度以上は受かっておられるご様子。

和尚にとっては、1次を何度も受かるという「平常心」というのは、ただただ脱帽するばかりであります。

それでは。

早速行ってみましょうかっ!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

多年度受験生です。

今年に1次、2次に合格した理由を考えると、
①スマホを買ったこと(多くの情報を得たこと)、
②仲間ができ切磋琢磨したこと、
③地元のスポーツクラブのFBに入ったこと、

等があるかと思いました。

①スマホを買ったこと(多くの情報を得たこと)

PCで事足りていましたが、昨年2次に進んだ時にセミナーに参加する際に不便を感じたので購入しました。

このお陰で一発道場も初めて知り、毎日各種の情報を得ることができました。

道場の記事で、
「この試験は何年も受ければ誰でも受かる。」
の内容に驚き、でも理解ができました。

多くの記事を拝見し、参考になり、それらを実行し、試験当日も注意しました。

②仲間ができ切磋琢磨したこと

今年の前は振り返ると色々な制約がありましたが、今年はなんとか通学ができ、仲間ができました。

勉強時間も当初は全く足りませんでしたが、隙間時間も捻出することができました。

③地元のスポーツクラブのFBに入ったこと

年明け頃に入ったのですが、勉強会も始まったので、ほとんど参加はできませんでした。しかし、気持ちの良い方達が練習やレース等を頑張っていて、FBでのやり取りが前向きな影響をくれました。

結果、情報を得て、やるべきことをやって、時に調整をして、最後まで気をつける。それらができれば合格すると思います。
受験生の皆さんが結果を出せることを願っております。

・・・・・・・(投稿ここまで)・・・・・・・・・・・・・・

あと追記として、このような文章もいただきました。

・・・・・・・(投稿、再開)・・・・・・・・・・・・・・

皆さんの記事が参考になりました。何年もやれば誰でも受かるのコメントは反省材料となり、道筋の考え方が参考になりました。
また、セミナーに伺った際に、あまり来られない先代が来ていると伺っても存じ上げなかったのですが、今ではアドバイスもいただくようになり、とても良い出会いをいただきました。
 2次試験前に引用された合格者の「心震える体験をした」との言葉が印象的でした。以前に不合格の時に、この結果や判定で十分でやめようかと思った際、後一歩を超えたら言えることがあるのかなと思いました。合格という壁を超えてみたら、心震える体験ができるのだろうか?と思いました。
今年度に私ができた体験は、素敵な仲間と出会えたことと、感謝等の素直な気持ちを感じられたことかなと思います。

・・・・・・・(改め、投稿ここまで)・・・・・・・・・・・・・・

中小企業診断士の勉強会も始り、スポーツクラブなどでの交流もほとんど参加出来なかったが、試験へモチベーションアップにも寄与できる、

もっとも、情報を得ることとは、PCではなくFBを活用でき、時に道場の記事で参考になり、各種の情報は実行した。

そして、切磋琢磨することにより、仲間が出来た。

しかれども、勉強時間もまったく足りなかったけれど、隙間時間も捻出できた

しかしながら、最後まで気をつける、

これは大事ですね。最後まで気をつけないと、とんでもない解答を書いてしまうことになりかねません。

きっとTNさんは試験会場でも、時に調整をしつつ、最後まで気をつけることを励行したに違いありません。

そうした経緯が文章からわかりますね。

投稿ありがとうございました。

 



みなさん、こんにちは。和尚です。

今後合格体験記を山ほど掲載せねばならないので、この文章が和尚独自としては最後の文章になる、かと思われ・・・と思ってましたら、

岡崎氏が
この記事

和尚め!「イケカコ不要論は不要だ!」(笑)

みたいな、論陣を張っておられて、ああ、これは年越しで考えねばならんなぁ、とか、色々なことが多すぎて、また、TDLのカウントダウンのチケットが運悪く当選してしまいましたので、暦の上でタダでさえ短い正月休みがほぼ0という事態になりまして、心は千々に乱れる和尚でございました。

「イケカコ不要論は不要」論に回答も含めまして、
和尚の初投稿と同じタイトル
「中小企業診断士とは何か?」
というメインテーマで、議論のしどころについては、行きつ戻りつお送り致しま~す。

相変わらずの長文ご容赦。

では、本文。

和尚の世を忍ぶ仮の姿で一番よく絡む士業は
・司法書士
さんであり、これは診断士とのコラボも、法務関連くらいがリンクするところかな、と思われます。会社設立時の登記など、お世話になる部分が多く、これについては「書士」さんでもあり、正誤の判定はあきらかで、あまり摩擦も起きにくい士業さんではないか、とこう思うのであります。

さて、ここから某士業さんにケンカしないように注意をしながら書かねばならないのですが・・・。

その次に絡むのが
・税理士
そもそも、中小企業を経営していく上で、
「納税」
は欠かすことの出来ない必須の義務でもありますゆえ、財務に強い税理士にシャチョーさんが頼ってしまうという点があって、シャチョーさんにヒアリングすると
「私はね、こう思っているんだけど、税理士さんがこういうから。。。。」
とかの発言を聞いたのは枚挙にいとまがありません。

一般的に中小企業の社長が、経営上の相談で誰に一番相談しますか?という問いには
「税理士」
という、回答が多い、ということを聞いたことがあります。はい「中小企業診断士」ではなく。。。。

ここも診断士業界の人にも是非頑張ってほしいと思う。
なぜなら、
「税理士はそもそも『税務』のエキスパートであり、間違いなく税金を納めるために助力するのが一義であり、一方診断士の試験科目である企業経営理論や運営管理などの、経営に欠かすべからずの知識は問われない資格ではある」
からです。

ここで、
「イケカコ不要論は不要だ!」に対する私の反論(とまではいきませんが)意見をのべます。

・イケカコは税理士試験、公認会計士試験には必要であろう
・同じく、中小企業診断士の財務試験を「合格するためだけ」には、「かなりレベル的にはハイではあるけれど」一定の効果はあるだろう。苦手意識を払拭し、財務に慣れる、ということを考えれば非常に効果は出てくるであろう。

という点、特に後者については、岡崎氏と同じ意見です。

税理士、公認会計士には必要だと思うんですよね、イケカコ。
そもそも会計系試験対策問題集だから。

でもさ、こういう場面を想像してほしいのよ。
「設備投資の意思決定はIRR法とかありまして、それによりますと御社は○○で・・・」
とか、数字だけで分かりきったことを言って、そんなもんで社長の心の底からのコンセンサスが得られるか、というのが、私の意見。

またまた話は飛びますが、IRRだけではなく、DCF法もそうですが、いったい割引率になんの意味があるのでしょうかね、というのが大いなる和尚の疑問。

平成17~19年のITバブルに引きずられた不動産プチバブルで話題になったのがこの期待利回り≒割引率。当時六本木ヒルズの期待利回りは1%台だったことを和尚は記憶しております。となれば、インカムゲインによる資本回収に50~100年近くかかるという計算になる。。。。

この率が低くなればなるほど、不動産の価値(≒会社の価値)は高くなります。企業も同じですが、この割引率、現在の利率ではなく
「将来の利率(の見通し)」
であることから、当然投資家の、診断士的に言えば、設備投資をしたい社長さんの「思惑」が入るのは致し方なく、そこは主観の観察結果でしかあり得ない。

となれば、いくら精緻にDCFやらIRRなぞやったところで、結果は主観的なもの、でしかありえない。結論的に意思決定会計なぞ、極論すれば
「社長の勘」
でしかない代物になりかねません。(大分暴言吐いてます)

ただ診断士たるもの、その「勘」てものの補完、すなわちメリットデメリットを明確化してあげることが肝要で、そのデメリットを乗り越えてでもやるんですか?社長!ということしか言えないのではないか、と思うのです。

そもそも、ラジカルイノベーションとか経営分野で勉強してきている我々中小企業診断士が、無謀とも思える設備投資が必須であるベンチャー企業を後押しするのに、過去の財務指標や常識的な投資決定モデルで語れるか!んなもんで投資判断してたら、アップルや、ユニクロでさえミスリードしてしまうぞ!というのが私の意見でございます。

イケカコ=与えられた数値を使った難しい計算式、考え方による判断、が万能と思う危険性、これが一番私が危惧するところで。。。

税理士でも公認会計士でもなく、我々中小企業診断士が出来ることとは
①財務のエキスパートではなく、財務「も」分かる専門家として、「1次試験で得られた広くそこそこ深い知識」を駆使して「2次試験、企業への実習で鍛えられた思考力」をもって総合的な判断で、企業を正しい方向へ導くことが出来る
②その知識・経験でもって、中小企業の社長さんに寄り添い、その時々のメリットデメリットを指し示しながら、時には厳しいことも具申しながらも、常に伴走出来る

そのような役割を担うのが本筋ではないか、と思うのです。

だから、というかなんか論点はボケてしまいましたが、財務が得意と言われる和尚は、財務偏重は避けたい、と思うのです。

なぜなら、答えが出やすい科目だから。
これによる分析は絶対だと思いがちだから。
イケカコなんかをやってると、多分ですね、難しい数学の問題を解いた時のような爽快感が、企業を完全に分析した万能感に繋がってしまいがちではないのか、そう思うのであります。

和尚も難易度高い診断士事例Ⅳを解けた時の爽快感は、わかりますもん。

だけどね。

和尚の思いは、
診断士試験は単なる通過点であり、診断士になってから、会社、社会のためにどのようにその知識を役立てるか?
というところにあるの。だから、財務が得意と言われて天狗になりたくなく

物覚えのわるい頑固なシャチョーさんにも自分とこの決算くらいは分かるように
「噛み砕いて説明し、理解を得たい!」
という気持ちが大きいの。だからイケカコの解法だけを伝授するのではなく、その根底に潜む考え方の伝道師になりたく、とあるブログではほぼ一年間財務のイロハを書きつづけて参りました。

ただ、この試験受からねばならぬのも事実。とある勉強会に来られてた今回の試験で涙を飲んだ方から、
「和尚、この試験通ってなんぼですから、まずは通りたいっす」
のようなメールを先般いただいて、試験に通ることも大事という気持ちも持っております。
となれば岡崎氏のブログのように、手当たり次第、なんでも食べてやる!くらいの意気込みは絶対に必要だし、それについては大いに応援致します。

さて、他士業とのからみについてまとめ(になるのかな・・)。

この診断士試験、岡崎氏のような「弁護士」でさえ、試験の完全免除はなく、必ず1次試験のいくつかの科目は受験し、合格する必要があります。
他の国家資格は。。。みなまで言いますまい、ある仕事を何年かやったら自動的にもらえるのもあると聞きます。

難易度はともかく、そこいらに誇りを持ちましょうよ、診断士の方、合格者の方、また未合格者の方も。

また、話を飛ばしたくなったので遠慮なく飛ばします。

1級ファイナンシャル・プランニング技能士という国家資格があります。
道場の6代目のお仲間では和尚とmyaちゃんがホルダーです。
和尚がこれを取った時に思ったのが、つぎは診断士がほしい、何故ならこの資格は個人が主だけど、診断士は法人が主だから。。

まま、テイストは診断士ににております。例えば
・いろんな法律と資格試験が混じりあっている。例えば税理士試験、宅建試験、社労士試験の一部がよく似た格好で出題される
・2次試験には口述(面接)試験がある。
などがありますが、一番の共通点は
「広く、ある程度深くの知識を求められ、かつ他士業との連携が求められる」
点ではないでしょうか。

FP倫理では、税理士法や弁護士法への抵触に気を付けることが非常に強く言われます。
逆に言えば、それだけ他の士業との連携、が求められるということが言えるでしょう。

中小企業診断士もおなじことが言えるのではないだろうか、と思うのです。

ここは、名阪口述セミナーでなご氏が言っていたこととは少し違うのですが、
先生、と呼ばれるものにとって、「これはどういうことでしょうか」という質問をされ、分からないということは許されない。。

ここまでは一緒です。

そこからつけたし。
で、その質問に対して噛み砕いて説明しまた解説を行い、さらなる奥深い部分、例えば他の士業との連携が必要になる場合においては、スムーズな橋渡しの役割を行える立場たるべし。

というところでしょうか。

最後に。
一番この資格を維持する場合に、気を付けねばならないこと、それは

「知識の陳腐化」

です。FPにおいては一生もん、診断士においても、5年の更新はあれど、基本一生もんの資格ではあります。

でも、その知識を磨き続けていないと、資格を維持していくことは困難になろうかと思われます。

この診断士資格、合格者・登録者と同じ数だけ更新をしない人が多く、長らく2万人程度の資格保有者しかいないというデータをこの間よみました。

少し寂しいはなしですが、この資格に合格したときの喜びをいつまでも忘れず、

会社・社会のために少しでもこの努力を還元すべく、

合格、未合格の方もがんばっていきましょうよ。

てなわけで、今年最後のブログは、長々といつもどおり書かせていただきましたっ!

合掌。



★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
【今週の予定】
12月15日(火)なご
来年のリベンジを決められた方へ、2次の反省点をどう生かすか
12月16日(水)ぽらーの
来年のリベンジを決められた方へ、今からできること
12月17日(木)まる   口述試験を受けられる方へ、対策アドバイス
12月18日(金)Nico   口述試験当日の過ごし方
12月19日(土)mya   合格体験記・未合格体験記を書くメリット
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

ちわっす、和尚です。16日の名古屋口述セミナー来てください

・・・以下告知・・・
【名古屋】
日時   12月16日(水) 18:00~20:00
開催場所 西生涯学習センター
(名古屋市西区浄心一丁目1-45)
参加費  500円(税込)
定員   15人(先着順)
※名古屋は平日開催のため、18時に間にあわず、遅れた場合でも19時半ごろまでなら問題なく対応しますのでお気軽にお申し込みください。
http://kokucheese.com/event/index/355044/

・・・告知おわり・・・

さて。
2次試験の結果の挨拶はすっとばし(たぶん皆がおっしゃってるだろうから)、

今日は何の日だか知ってますか?

そうです、忠臣蔵の討ち入りの日ですね!

和尚だけに、この1年、花祭りの日に始まり、七夕、高橋是清の総理大臣就任日、そして本日、忠臣蔵!!!

これも、きっと御仏のお導きでございましょう。

 

さて、今日のテーマは「口述対策から試験当日までのドキュメント」

口述試験を受験する皆様は忠臣蔵のように徹底的にやっつけてきてください。

またリーダーにネタ決めていただきました。

これさあ、きっとリーダー、和尚のブログ盗み読み(てか、ぜんぜん消してないから)して、おお、書いてあるじゃん、みたいなこと思ってこのネタ振ってきたのではないかしらん?なんての邪推をしてみましたが、昔の恥も残っているのでリンクはここへは張りません。

もうこの1年、この道場とタキ●ロでネタ使い果たしているから、更新はしてませんけどね。
興味が有るかたは、ぐぐってみてくださいまし。
さて。

和尚は去年の口述試験の日、こう思いました。「普通の合格体験記ならほかの人も書くだろうけど、口述試験体験記(それも当日記載)ってのは価値が出るぞ!」みたいなことを。
試験が終わったあとに、金山のロッテリアでしこしことネットにアップしていたことが思い出されます。

ということで、その結果1年前に思ってたことをこうしてリーダーに搾取されるのでありました。受験者のみなさんがこんな程度でも受かるんだ!と安心していただければそれがいちばんいいんですけど。

でも、読み返してみると意外に面白い。文中に出てくるMさん、てのはMyaちゃんのことだし、Fさんてのはいわずと知れた大御所だし、口調もこの道場ブログとやや違ってるのもおもしろい。

では早速、和尚の当時のブログを一部改変してコピペでお送りいたしましょう。(括弧内は現在の和尚のつぶやきとして思っていただければ・・・)
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★その1

そろそろ起きようと思うが、gdgdと蒲団のなか、
中小企業診断士試験支援サイト
タキプロ
とか
一発合格道場
とか
AAS名古屋鷺山先生
とかのブログを読んで過ごす。

役に立ったのはこの3つかな、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。

タキプロはリアでも世話になったし感謝。実務補習の事前セミナーもやってくれるとの由。

道場はFさんという方の文章は結構トンガってて、反骨心を刺激させられ、結局勉強の原動力になった。ただ考え方はちゃうなあ、と思いつつ、感謝。これ以上書くと感謝ではなく喧嘩になりそうなので、やめる。ある意味、ここまでの感情を想起させるんだから凄い。(当時からそれとなく大御所には勝手なライバル心を燃やしていたらしい・・・)

鷺山さんは、逆に自分の考えに一番近いかなぁ。2次試験の出口で受験生に囲まれていたのが印象深いありがとうございます。

では起きて用意するわ。

★その2
日曜日の近鉄名古屋線はなかなか混んでいる。
立ちながらのレポートである。
昨日は雨だったが、今日は晴れ。ちょっと暖かい気温になりつつある、電車内のコートが少し暑い。
なかなか新鮮な感じになる。
戦略的基盤技術高度化支援事業とかオーバーエクステンションとか機能別レイアウトとか専門業務裁量労働制とかおもいだしながら、書いてます

さて、まだまだ時間があるから、今日は少し寄り道してから、試験に向かいます。

レポートは、後刻(といいながら、後日になってた。名古屋四観音のひとつ、荒子観音に行ってた。)

★その3
終わった~

噂では、1~4の事例で、点数の悪かったやつから2問出されるとの噂だったけど、万べなく全部から出された。

ヤマ張って行ったのが事例2で、PPMが間違えたのが凄い悔しかったから、覚えて行ったらドンピシャ。

逆に点数取れただろう事例4はあんまり勉強せんかったが、為替がキタ~!!

為替は、戦場カメラマンのように(この言い方、いま試験受けてるMさんのネタ)言いたいことはヤマほどあったが、言わせて貰えんくらい、喋ったった♪
まあ、一番最後に一番手応えあったから良かったです。詳細は後程

★その4

ようやく一息ついて、おしまいを実感しております。

忘れぬうちに今日の面談内容を記録。

以下、今後の受験者以外には面白くもなんともないような記録になりますので、お断りを。

まず、待ち合い室に呼びに来る人はおじさんではなく、お姉さま(といっておきましょう)。番号で呼び出しを受け、荷物を全部持ってくるように言われます。

あくまで名古屋の中京大学の場合です。
で、面接部屋まで連行されます。部屋の前までいくと

「もう入ってもいいですよ、30秒前ですけど」
なんてこと言われてしまいました。
この時点で前の面接の人は完全終了、退出済みです。
ノックをして入ると、面接官は2名、向かって右側がひげ面(後日、実務補習で診断協会のお偉いさんだと気がついた)、左側が普通のおじさん、年は50歳くらいかと思われます。

昨日の模擬面接では、面接官は表情を読み取られないように無表情でいますから気にしないでくださいね、なんてことを言われましたが、なんのことはない、終始にこやかな顔で接してもらえて、かつこちらの言ったことにも普通にうなずいてもらえました。

誰かがツイートしてましたが、「それは一般論で中小企業診断士としての解答を求めているんです」とか、「もっと他には?」ということは全く聞かれませんでした。

また、記述試験で悪かった問題2問から2問出されるとの噂もありましたが、全部1問づつでした。

ちなみに、私は自己採点でABCD判定で
事例ⅠBかAくらい?、
事例ⅡD!!(読み返してみると恥ずかしいのだが、D一つでもあったら不合格じゃん!)
事例ⅢBかAくらい、
事例ⅣAくらい

とヤマかけてましたので、事例Ⅱは完璧に押さえました。逆にⅣは全く手抜きでした。。。

事例ⅠとⅡが髭面、ⅢとⅣが普通のおじさんが発問します。以下、質問内容。

事例Ⅰ
A社のような企業が創業期に人的営業のみにたよって営業活動を行った場合の「デメリット」を答えてください。

面白い問題出すなあ、と感じました。向こうにとっては変化球かも知れなかったんですが、あまりびびらずにこういうことを話したような気がします。

「まずは、A社にとってタメにならないあまり旨味のない仕事を引き受けざるを得ない状況が発生する可能性があります。加えてせっかくの技術力があるのに、それを生かせない仕事ばかり引き受けることになってしまい、技術力を伸ばせる機会逸失を被る可能性があります」

ま、こんなことを。

追加質問で「では、そのようなデメリットをなくす方策を教えてください」

「営業活動時に、自社の得意分野をアピールすることが必要と考えられます。当然発注先のニーズとの擦り合わせを行うことが必要です」

で次、事例Ⅱ「当社の介護付きツアーのPPMについて、どのポジションに位置するか、その根拠と共に教えてください」

直球、ど真ん中、ストレート。

キタ~~~♪屈辱のPPMだあ!記述でまともに点がとれなかった問題!!!

「問題児に該当します。まず私もいろいろなホームページで検索しましたが、介護付きツアーは非常に多くの競合がいて、かつ成長市場だと考えられます。一方B社はこの業務を開始したばかりで、かつ介護系の資格取得者は社長ともう一人のみという、今後資金を投入して成長させなければならない事業だからです」

追加質問はなかったような。まあ、ある種完璧に準備した問題でもある、屈辱だっただけに。

質問者交代、
事例Ⅲ。
「C社の元請け先であるX社のような会社は、海外において「現地調達」ということを近年行っています。こうした動きに関してどういう理由が考えられますか」

「まず、海外の方が日本国内で部品を調達するよりも安価でコストダウンに直結するということがあります。これは原材料、人件費とも安いからです。次に現地で調達するほうが時間も短縮できるということがメリットとして考えられるために、海外現地調達が推進されていると思います」追加質問はなかったと思います。

では事例Ⅳです

「D社はコーヒー豆の輸入を行っていますが、為替の影響をできる限り小さくするためにはどのようなことを行うべきでしょうか」

キタ~!私の好きなクセ球!昔とったきねづか!

「まず、社内で為替の見通しを行い、これがリスクが高いのであれば為替予約の締結、もしくはオプションの購入等を考えるべきでしょう。またそれ以前に社内でどこまでの為替変化によるコストアップに耐えられるかを検討し、このラインを確定させることが大事かと思います」

「では、その見通しはどのようにすべきですか」
「まず、米ドルであれば米国の経済の状況、予測等をウォッチすべきと思います。それと国内との経済の状況についても、確認と予測をしっかりする、かつ社内で議論をする。大きくはずれたとしても、社内の同意ができておれば、またそれにたいして対応をとれるということで、傷を浅くすることができます」

もっと言いたかったんだけど、一息ついたら、
「これで終わりです」と言われてしまった。。。

他の人の情報からは、オプション、機能別組織(これでたらちょっと嫌だったかも)、事業承継、など。

あ、Mさんからは「6個も質問飛んできた」との話がいま入りました。

ま、私はしゃべりすぎだったのかなあ。ともかく、ひやひやしながらの正月を迎えなくて済みそうな感触です。ここ2日私の話にお付き合いいただきましてありがとうございました。実際の問題に興味もたれたかた、https://www.j-smeca.jp/contents/010_c_/shikenmondai.htmlをどうぞ。
以上、再掲終わりです。
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これだけではなんだかつまらないので、和尚なりのウラ情報を。

①当日はフォーマルな服(スーツ)を着ていかねば合格できないのか?
合格できます。

名古屋会場では口述面接当日真っ赤なシャツを来て臨んだ猛者が約1名。
面接の待合室があるのですが、そこで彼が入ってきたとき、一瞬みんながどよめいた気がしたのは和尚だけではないはず。

で、このあいだその猛者を偶然にも和尚が発掘。
「いやあ、独学でしたから勝手がわかんなくて!」 だって!

でも合格してますから、お金がなくてスーツがどうしても買えない人、安心してください。

②和尚が口述合格から実際の日までに使った資料やセミナー一覧

・タキ○ロ口述セミナー・・・東京はまたあるようですが、名古屋はすでに終わってます、ごめんなさい。

でも名古屋の人、明後日西生涯学習センターで道場セミナーやりますので、ぜひお越しを!

・TAC動画チャンネル、口述試験なんたらかんたら・・・高久センセのご講義を通勤電車の中で見ていった記憶がある

・TAC口述想定問答集・・・TACのサイトにアップしてあります→これは後述TAC口述模擬試験には必須

・TAC口述模擬試験・・・3000円は正直高いが仕方がない、1000人の中の数人に入りたくなかったゆえ

・大原口述想定問答集・・・これも大原のサイトにアップしてあります。個人情報の拠出が必要です。

・「全知識」のテキスト・・・これは和尚のバイブルなので必死で読み返した記憶があります

・そして、実際の2次試験問題!・・・これは絶対必須ですね。すでに自分の書いた答えを忘れてたのでこれも必死でした。

以上、口述試験を受けられる方!健闘を祈ります!

合掌。

 

といいながら、またまた、追記です。

只今大阪から帰る近鉄の中から書いてます。

(なごさん隣で爆睡のため(笑))

大阪セミナーお越しを頂いたかた、ありがとうございました。

逆に私が刺激を受けさせてもらった面もあり、

ほんと、ありがたいなあ、と思ってます。

さて、

名古屋口述セミナー、今度の水曜ですが、まだ空席が沢山ございます。
遅れてもwelcomeですし、
懇親会だけでも、でもOKです。
なご&和尚としては最後のセミナーかと存じますので
下のリンクからお申し込み頂けたら幸いです。
http://kokucheese.com/event/index/355044/

是非、リアでもお会いしましょう!



こんにちは、和尚です。晩秋と言うよりかは突然寒くなってきましたが、いかがお過ごしでいらっしゃいますか。

今日のテーマは
「財務が好きになる方法&参考になる書籍や問題集があれば」
との指令がリーダーから出ております。
この文章、分解すれば&以前と以降とに分けられますが、
本日は
1.財務が好きになる方法
2.参考になる書籍や問題集
3.あとがき

ということで、いきなり本文行っちゃいますよ!とはいえかなり長文になることが予想されますが、そこはほら、お約束ってことでご容赦賜りたく存じまする。

 

1.財務が好きになる方法
・・・てか自分は財務がどうして好きになったのか?という視点からお送りいたします。

和尚はこの世を忍ぶ仮の姿の職業に就いてから、ベーシックな基礎知識として
・法務
・税務
・財務
というものがあるんだぁ、というのを初めて知りました。
(中小企業診断士試験は、なぜか税務という観点は少ないような気がするけど、それは税理士の領域を侵さないためなのか?)
だって、大学の専攻は虚学(と言えるのか?)だもーん、実学は社会人になってからということで、モラトリアムを気取っておりました。

実はこのモラトリアム、経済学では
「(手形などの)支払猶予」
という意味がありますが、心理学(特に青年心理学や発達心理学)では
「自分がなんたるかを決めていない状態」
と解釈されます。いまの和尚もそうだけど。

そして、この三種類の専門知識の中で一番興味が持てたのが、法務。例えば相続や差押の順番のルール、抵当権とは?など、この辺はキュンキュンしながらテキストとか読みまくったのもありますが、

財務だけは正直興味が持てなかった、

てか、

なにが面白いのか全く分からんかった。

というのが正直なところです。

今から思えば当たり前なんですが、

ルールをわかってない

という一番ダメなパターンで、それこそ一義的に
「流動比率が大きければよい会社」
いやいや、一番好きな財務指標が自己資本比率というのですから、これだけでなにをか語らんや、です。

では、財務の魅力はなんなのか?と申しますと

「数字は嘘つかない」(粉飾決算の場合を除く)

ということです。なんていいましょうか「数字から語りかけてくる感覚」とでも言いましょうか。

うーん、表現しにくいんだけど、たとえば中小企業において組織問題を考えてみます。正直A社の組織とB社の組織とで、どちらが構成員の満足度が高いか、達成意欲が高いか、とかを測定することは厳密には不可能です。これはマーケなんかにも言えます。A案とB案のどちらが有効だったか?

何でかって言うと、そもそも前提条件(人員構成が同一、顧客が同一、販売地域が同一、販売商品が同一など)を揃えての効果測定は出来ませんから。。。それにそれを測るアンケートなるものも厳密ではないですよね。

結局のところ大学のころ尺度設定の講義で(アンケートなどの)公正な測定尺度の答えなんてない、ただ出来る限り「公正に近づけるのが目標」であることが分かった時から人間の感情や気分なんて、測定すること自体が冒涜のような気がしたわけです、はい。

財務はここが違う。時系列でも同業他社比較でも、金という前提条件が一定の尺度を媒介としたものでその会社を表すんですから、当然ある程度厳密な比較も出来るというものです。
(運営管理もそういう部分は大いにありますが、いかんせん、和尚はその分野、経験不足であります)

まま、早く本題に入るとして、和尚が体得した方法は
「ゲ●吐きながら体で覚えた財務」
であり、皆さんにはマネできない、というかマネして欲しくない方法ですが、この中にもひとつの真実があると思い、少し語ってみます。

思えばもう13年前になりますか。和尚は西のほうの大都会へ転勤になります。
その当時のボスは企業調査20年(だったと思う)の財務大得意、会社を知るにはまず決算を知るべしの方で、非常に厳しいボスでありました。
そこにはひとつの掟がありました。
それは・・・
「取引先の決算書を入手したら、「決算報告書」としてまとめ、ボスの机の上に24時間以内に提出する」
というものでありました。この掟、慣例的には翌日の朝に提出であり、実質的に24時間ないことになります。

とにかくその時間内に、前年度とのPL対比を行った上で「資金運用表」と呼ばれるCF計算書の概念と良く似た分析表をまとめ、かつ分析結果のコメントを記した上で提出せねばならないという掟でございました。

診断士試験勉強のほうがどんなにかまし、と今になっては思います。

だってさ、それこそ寝る間も惜しんで作成するんだし、それがたたって、私出勤してすぐに●ロはいて、病院かつぎ込まれたこともありましたよ。それでも病院から会社へ帰ってきたら、即立たされて説教。曰く「健康管理がなってない!」いや、そうじゃなくってさぁ、。。

当然連結決算の会社は、連・単とも分析表を作成せねばならず作業量は倍になります。今であればCF計算書を見ながら、自分の分析結果の検証も行い、短信以上のコメントも記載してやろう!と思えるところですが、いかんせん、当時の和尚にそれほどのスキルはございません。

さらに、その分析が間違っているならば、それこそ火のような叱責が待っており、どうしてそないな分析になるんや?真剣味が足らんのちゃうか?やりなおしや、ええ加減にせい!と言われて
一切の解説は、なし
という、その当時の和尚にとってはまさしく「苦行」でございました。

ある日、分析を行っていて
「売掛債権回転期間※が0.1ヶ月悪化(伸びて)いる」
会社がありました。
(※和尚注 診断士試験では「回転率」を用いますが、この業界「期間」(回転率の逆数)の方が一般的なのです)
これについてノーコメントで通したら・・・それはもう烈火のごとくの怒りを発せられ
「お前はどうしてこの変化についてなにも感じないのだ!やりなおしだ!」
という状態に陥ってしまいました。

結果的には、決算日が休日でその日が期日の受取手形が会社に滞留していたことが原因だったのです。
それを教育してやろうとしているのは十分に分かっているのですが、
和尚の気持ちとしては
「んなもん、そんな細かいとこまで気にしとったら日がくれるわ!」
という悪態しかなかったことをここに告白します。

時は流れて。。。

そのボスも退職され、私もその後なんの因果か企業調査の部門に回されます。
来る日も来る日も決算書とにらめっこする日がベースでありました。
そこまで決算書漬けにされると習うより慣れよで、さすがに企業分析のなんたるか、というのは体に染み付いてきて、なんの苦もなく財務分析がひとおおり出来るようになったある日のことです。

借入金がじわじわと増加基調を示していた会社がありました。その要因はパッと見わからない。うーんと思いながら、とりあえず回転期間の推移を5期分ならべてみました。

すると・・・在庫回転期間がじわじわと増加しているのではないですか!
これは並べてみないと分からん水準でありました。これを主たる原因として調達原資としての借入金が増加しているのでありました。
とその時、そのボスが言いたかったことが、やっと心の底から理解できました。

すなわち「細部に魂が宿る」こと。小さな変化を逃すべからず。

そういうことが「気づき」として消化されたとたん、財務がこの上もなく楽しいものになりました。数字はウソはつかないことが、皮膚感覚で理解できました。

しかし、気づいたときにはもうボスはいない。。。

診断士試験の財務にここまでの水準は要求されないか、と思います。
が、「どうしてこの指標が必要なのか?」という本質が分かっていない限り、
財務の勉強は、苦行にしかなり得ないと感じます。

たしかに私の環境は財務を学ぶのには持ってこい(というか財務で金稼いどるので「あたりまえ」の感覚ですが)の環境ではありますし、
「ではどうしてそんな財務だらけの環境にすればええのや?」という疑問は
あす18時アップのここ
で「ほんまもんの決算書をひもといてみる」ことをひとつの回答としたいと思います。

「財務に対する向き合いかた」、要は本質を知る、みずから気づく。ということが一番大事なのかと、これが和尚のひとつの答えであります。財務だけに限りませんが。。。

(PS)となると、診断士試験はダミーの決算書だから、本物の決算書が醸し出す「息吹」みたいなのは感じられないのは寂しい限りですが、本物を知っていれば、ダミーの対処法など軽くなるだろうな・・・という想像はついていただけると思います。

 

2.和尚の書評(早口で3回言ってみましょう!)~参考になる書籍や問題集~

【その1】
財務に限定ではないのですが、こないだ和尚おもろい本を読んだので、この紹介を。

試験に受かる「技術」 吉田たかよし著
岩波文庫

です。

この著者、灘中学、高校からストレートで東大理Ⅰに行って、国家公務員Ⅰ種、アナウンサー、医者というわけわからん経歴の持ち主なんですが、

勉強のやり方自体に非常に合理的に考えておられます。

和尚も、ふむふむ、とうなづくこと多し。

特に「受験時代の恋愛論」については、和尚も浪人時代、かなーーーりヤバイところまで堕ちたことがあるので、この本の内容は身に沁みました。

中小企業診断士試験は、2次試験についても適用できるところもありますが、

特に1次試験でてこずっている方。

たぶん、勉強のやり方を考え直した方がよい。2次試験何度も受けた猛者を存じているが、2次複数年受験組はほぼストレートで1次は合格していることを鑑みれば

「知識勉強のコツ」

というものを体得しているのだと思われます。

【その2】
はい、前座の話は終わって財務の話です。特に2次試験ですが。
和尚が紹介する本、それは
「イケカコ」
なんては言いません。

なぜなら、和尚の自己責任で一言だけ(では終わりそうもないですが)イケカコ不要論を申しますと、
「入り口で財務が嫌いになる可能性大」
ということがいえましょうか。

公認会計士や税理士になりたいのであればイケカコを読むべきかとも思いますし、
そこに載っている例題をシコシコ解くことも有意義ではありましょう。
でもね、中小企業診断士の試験対策としてこのイケカコを一から十までやるのは、
「労多くして、益少なし」
の感じがあります。益はあるにはあるのですよ。
ただ入り口のハードル高いので、これを乗り越えるのにたいがいの努力が必要ではないか、そう思うのであります。それゆえ、入り口のハードルを低くして、かつどっぷりつかってみて
そこでのおもしろさをわかる。というのが和尚が目指す財務の理解の仕方です。

イケカコ不要論が本日の論点ではないのでこれは後日に譲るとして。

それからもうひとつ。診断士の試験での意思決定を最終的にはするものの、イケカコ水準までは求められない、という感じがします。てか、どちらかというと「財務分析スキル」に重きをおいている感じがするのは私だけでしょうか。(分析の解釈までつっこんだ問題を出してもらえると和尚的には嬉しいですが)
その面白さを教えてくれたのが下記本です。私が上記の回転期間の開眼と同時期に出会った本でもあります。
明解!経営分析バイブル―財務諸表をスラスラ読みとくための52章 /高田直芳

です。
アマゾンを覗いても新刊での案内は出ておらず、もう廃刊になってるのかな?
この著者の生講義、某団体の集合研修で和尚は11年ほど前に直接拝聴しました。
そのときは
「何いってんのやろ、このお人」
とか、わけわからんかったのですが、頭の中になぜか残る。
ほんでもって本屋で調べてみるとこの本があって、おもいっきりはまってしまった感があります。

この人にかかわらず、自分の頭の中がブレイクスルーする財務の本は必ずありますが、この本も含めて
「道草の重要性」
というのが非常に重要ではないか思うのであります。この本、見開きページでほとんどが解説、というかいらんことのお話、というページもあります。

 

3.あとがき

さてさて、財務についてどーっぷり浸かってお話をして参りましたが、
やはり、この年になると
人生の転機
っのが必ずあって、和尚にとってのひとつの転機はそのボスからの指導だったか、とそう思ってます。
和尚のボスの指導は、いつぞや私がここでで書いた大工の棟梁から教えを請う話に哲学は似ているかと。
中小企業診断士という困難な試験に挑戦しようと思う方は
それこそ自分から苦難を求める勉強をすることも必要かと、
と明後日のブログ当番のなご氏を見るにその思いを深くするのであります。

そのボスは「師を殺せ」という格言もよくおっしゃっておりました。
師を乗り越えて師の屍を乗り越えて高みへ行け!という意味ですが、
このブログにおいては先代の道場主の先例に囚われず、高みに昇ること、
(もしかしたらイケカコ不要論ののろしをあげることかもしれない・・・)
件のボスに対しては「後進への教育方法」「中小企業の社長への財務の理解促進」について、
「自分で悟れ」だけでは効果は出ない、

だから

診断士が対象とする「中小企業の社長のおっちゃんたち」にはやさしく財務を理解できる方法を考案すべし、
だからまずは、診断士受験生には「ヒント」を与えて「気づき」を得てもらう触媒になるべし、

というのが和尚にとっての「師(=ボス)を乗り越える」ことではないかと、
その頃のことを思い出しながらこれを書いてて、そう思うのでありました。

合掌



こんにちは、和尚です。
秋も深まりかけてきまして、
皆さんお風邪などお召しになっておられませんか?

まる→mya→おと・・・と平成27年の事例Ⅳを解説したのなら、最後の四天王である、自称邪鬼であるこの和尚が華麗にオーラスを飾りたく〆ます・・・なーんてこと言わないですよね、この和尚が。。。

今日も通常運転で参りますよ。

おと記事の中にもありましたが、先日おと&和尚で平成27年事例Ⅳを語る「プレ」対談をSkypeで行っております。なぜ「プレ」となったのか深ーいワケがあるのですが、それはリーダーのみぞ知る、ってことで、お許しくださいませませ。

その対談中で和尚の事例Ⅳにかける愛情を語らせていただきます。近日中に本対談があり公開予定ですので、請う!ご期待、ですよ。
(それにしてもおと氏ですが、対談してみて私以上に財務を愛していらっしゃることがわかり、安心しました!(なにを?))

さて。

本日11月13日は、キムタクや倖田來未の誕生日ではありますが(フュージョンバンドのカシオペアの昔のベーシスト櫻井さんと今のベーシスト鳴瀬さんが同じ11月13日の誕生日だとは今ウィキって知った、ちなみにおと&和尚も同じ誕生日です)、歴史的に記念日的なものはないのかなーと探していたら、

1921年 – 日本で高橋是清(たかはしこれきよ)が第20代内閣総理大臣に就任し、高橋内閣が発足。

ですって。

この高橋是清、実は総理大臣としてよりも、大蔵大臣としての評価のほうが高かったりします。
調べてみたら、7回も大蔵大臣を務めております。
この人苦労人で

勝海舟の息子とともに米国へ留学しようと思って渡米したら騙されて奴隷として使われたとか、

17歳で英語の能力を買われて佐賀県の唐津藩の藩校の主任教授になったとか、
(きり追加記事を待ちましょう!(笑))

芸者の太鼓もちをしていたとか、

英字新聞を訳して毎日新聞へ持ち込むとか

学校の友人に騙されて借金を背負わされるとか、

若かりし頃、なかなかファンキーな生き方をされておられます。

さて、彼の大蔵大臣としての手腕が遺憾なく発揮された時期を順に示しますと・・・

1927年(昭和2年)に昭和金融恐慌の発生で、請われて田中内閣で大蔵大臣を努めて、モラトリアム(支払猶予制度)や紙幣の大量印刷によって当面の金融危機を回避しました。

1931年(昭和6年)には、政友会総裁の犬養毅内閣において4度目の大蔵大臣となります。犬養内閣では金輸出の再禁止(12月13日)をして『管理通貨制度』への移行を促しましたが、これは日本の通貨が兌換紙幣から不換紙幣へと切り替わる『金本位制度の放棄』を意味しておりイギリスに次ぐ移行の早さでした。

金本位制を放棄して管理通貨制度に移行したことで、『金の保有量』に制約されないフレキシブル(柔軟)な積極財政政策を行いやすくなり、大量の国公債発行による公共事業や軍事への投資が可能になりました。
(和尚注:結局のところ金本位制は原理原則から鑑みれば、その国が持っている金の量の範囲内しか紙幣を発行できないゆえ、貨幣流通量による経済操作はその金の価値の範囲内でしかできないことになるんですよね、多分)

高橋是清はケインズ政策の先駆けとも言える公共事業・軍事予算を活用した『積極財政政策』を実行して、大量の国際を日銀に引き受けさせることで財政規模を拡大しましたが、国債・通貨の大量発行によってインフレが発生してデフレスパイラルの大不況を離脱する原動力となりました。
(和尚注:この強調してある部分の流れ、理解してくださいね!)

国民経済を破綻させないレベルのマイルドなインフレを発生させることで、デフレスパイラルによる物価・労賃の下落や雇用の減少を堰き止めることができるのですが、これを『リフレーション政策・インフレターゲット』といいます。
(参考・引用:高橋是清の積極財政政策・管理通貨制度への移行、http://www5f.biglobe.ne.jp/~mind/vision/history001/showa003.html)

アベノミクスもリフレーション政策とかインフレターゲットを2%にするとかやっておりましたが、すでに80年以上前の政策の焼き直しだったわけですわ。

この高橋の政策は、IS-LM曲線モデルで説明できると思われます。
昭和6年に高橋是清が大蔵大臣になるまでは、デフレ不況で国民所得は低下しておりました。

そこで、是清は

・赤字国債を辞さない財政投資により、IS曲線を右上方へシフトさせる

・さらに貨幣の大量発行により、「マネーサプライ増加」→「利子率低下」→「投資需要増加」→「国民所得増大」というケインズ・ルートを発生させ、LM曲線を右下方へシフトさせる。

の財政政策と金融政策のダブル施策でこの不況を救ったことになります。

この他、マンデル=フレミングモデルでも説明可能かと思われますが
(どうも固定相場制から変動相場制への移行も行ったようだ。高橋が蔵相になるまでは円高不況であったらしいです)ここは、どなたかのヘルプを期待したいところです(と逃げる)。

 

さて、この高橋是清の生涯は転職に転職を重ねた、まさしく波瀾万丈の人生でしたが、和尚が一番印象に残ったのは時代は少し遡るのですが「ペルーでの鉱山探し」でのエピソードであります。

最終的にこの鉱山は使い物にならなく、彼はこの事業に全財産を奪われ、非常に貧乏になったのですが、そこから上記のように総理大臣まで出世したのは凄いと思います。

この鉱山事業のあらましをかいつまんで申しますと・・・

ある人の協力な「推し」により、明治22年にペルーのカラワクラ銀山の鉱山採掘会社の新設に関わった高橋是清は、現地視察が必要であることから日本を出発、サンフランシスコを経て、ペルーのリマヘ。ここから高山鉄道でアンデス山脈の中程、チクラの街に到着します。

カラワクラはこれよりさらに山奥になるのですが、ここチクラは既に日本の富士山より高い4000mの高地。非常に寂しい街であり、高山病か、はたまたちょっとした失望からか、彼はめまいを感じながら宿に到着します。

あたりは既に暗くなっており、かつアンデスの夜は非常に寒い。

かれはブルブル震えながら、チェックインを済まそうとすると、宿の親父が見かねて、防寒服を差し出し、こう言いました。

「高橋、これ着よ!」

★★★★★★★★★

さーて今週の和尚さんは!
1.道草教養シリーズ
2.編集後記

でお送りいたしマース!

■■■ここから本文■■■

1.道草教養シリーズ~財務会計編

いつもいつも、タイトルを考えていただいて恐縮です、リーダー。
確かにね、私は財務得意だと公言してますが、こうもいつも「財務」「財務」「財務」「財務」・・・とせっつかれては、さらに「おと&和尚の朝まで生財務」なんてやらされたら、たまには財務以外の違うことを言いたくなるじゃないですか・・・

確かに財務以外に取り柄はない私ではありますけれども、プンプン!と思いながら、

もう一度タイトルを読み直してみると・・・道草!ってあるじゃないですか!

「道草」
(名)スル
①〔「道草を食う」から〕目的地へ行く途中で他の事に時間を使うこと。「-してはいけません」
②道端に生えている草。
③夏目漱石の小説。
(大辞林 第三版を一部改竄?)

そうですね、これを今日のテーマに租って申し上げるならば、
「目的地=合格」
もしくは財務のスキル獲得に向かう途中で他のことに時間を使うこと。

ありがとうございます。大いに道草ネタ語らせていただきます。

では、二つばかしの道草のお話を。もしかしたらどこかでお話ししたかもしれませんが。和尚の持ちネタ。

(1)減価償却のお話。
受験勉強で悩まされたであろう減価償却ですが、興味を持てると思われるお話をひとつ。

クイズです。
以下の資産の勘定科目はなんでしょう。
①乳牛
②肉牛
③柿の木


§
Ω



はい、時間です。
答えを言いますね!
①と③が有形固定資産、②が棚卸資産です。
②の肉牛が棚卸資産って、なんだかちょっとかわいそうと思うのは和尚だけでしょうか。当然売られていくんですから、スライスやミンチにされるんですから、
原材料→仕掛品→商品
の勘定科目の変遷をたどるんでしょうね、肉牛
ただし、後述しますが、種付けの肉牛は有形固定資産です。なんだかなぁ。。。

ちなみに、和尚の地元(と言い切れない・・・)の松阪牛は、子牛としてもらってきて牧場で育てて出荷するまで2年くらいかかりますが、これはワンイヤールールを適用せず、営業循環基準で「1年以上」在庫に計上されることを、蛇足として付け加えときます。

次に①ですが、なんだか乳牛が固定資産っておもろいでしょ?
で、当然固定資産だから、耐用年数ってのがありますが、何年だかご存じです?
これ、税法で決まってるんです。
くわしくはここ
(ちょっと長いページだけど)

これによると、乳牛は4年(下記コメントにて、「酪農に詳しい受験者」さまからお教えいただきました。ありがとうございます。)になるかと。上述した種付け用(くどいなー)の牛は5~6年と決まってます。
で、知り合いの酪農家から聞きましたが、乳が出ないようになった乳牛はミンチにされるらしいのです。
その場合、当然ながら
有形固定資産除却損の計上をする、
ということは、もう財務を勉強してきた方ならピンと来ますよね。

最後に③ですが、この表によれば
「桃栗3年、柿8年」というのは、償却年数表では役に立たない諺だということが知れます。

実際には
「桃20年、栗25年、柿35年」
(全然、語呂がよくない・・・)
が償却年数だと言うこととともに、柿の果実が採れる期間は桃栗より長いことを今知りました。

ということで、減価償却も意外なものにも適用される、ということがわかりましたね!

(2)社長のキ・モ・チ
今度は、決算書について。
ここでも問題です。
中小企業の社長は、決算書をつくる意義をどのように感じているでしょうか?


§
Ω




§
Ω




§
Ω



*・・・ちょっと長め?

はい、時間です。
教科書どうりの「決算書をつくる意義」は、決算期間における正確な損益状態を図るため、とか、BSを作成することにより、正確な財産状況を把握するため、とかが出てくるんでしょうが、

まず、決算書を作る意義は

・税金を払うため(仕方なく)

です。和尚は断言します。毎年毎年決算を楽しみにしている社長さんは、ホンの1割いるかどうか。

このニッポンの中小企業の多くの社長の気持ちは

めんどくせーーーーーーーーーーー

これに尽きます。
我々中小企業診断士(含む成りたいと思う人)は、こういう気持ちの理解とともに、

なぜ決算作業が必要なのか?

を税務処理だけでなく、管理会計の意義から、中小企業の社長のおっちゃんたちに分かりやすく説いていくことが、使命でないでしょうか。

最後の小ネタ。

この税の徴収方法、実は租庸調の時代から変わらないとおもいます。

自分で今年の作物の取れ高を計算し、そこから税率を掛け算して、その税金に相当する穀物を背負って奈良の都まで納めにいく・・・・

のが1300年前の日本の納税の姿であれば、

自分(税理士を使うことも可能)で今年の儲けを計算し、その儲けの額に応じた掛け目、控除額を控除し、それを「自分で」税務署に納めに(銀行振込に)行く・・・

「お前ら、日本国に住まわせてやってんだから、自分でもうけを計算して、申告して税金を納めやがれ!」

という政府の上から目線は1000年前も変わらぬようです。

 

2.編集後記
さて、和尚の道草財務、いかがでありましたでしょうか。

そもそも、財務って興味が持てないのよ!とおっしゃる方、このような

「よこしまなトリビア知識」

をテコに自分に興味を持たせていく、というのもよい手段かと思われます。

まずは、根元的な人間の欲求

「知りたい!」

と思う心を最大限に増幅して、勉強へのモチベーションアップに生かしていただきたい、ということで、本日は〆といたしましょう。

合掌。

 

3.補記

と、一旦終わっておいて、今回は補記もあるのよ。

前座の話で出てきた高橋是清ですが、前回の反省もあるし、前座の話で何しようなと考えてて、
ネタが詰まったときの

♪今日は何の日気になる日~

をやろうと思ったら、高橋是清さんが総理大臣になった日だとわかって、そしたら、オチはあれしかねーよな、ということでwikiで調べて、一旦は書き終えました。

しかし!この記事を書いてから、図書館で「もっと是清(なれなれしい)のこと知りたいなー」と思って蔵書検索かけたら、

天佑なり  高橋是清・百年前の日本国債(上)(下)/幸田真音 角川書店/平成25年

を発見、一気に読んでしまいました。
読んで、ちと目から鱗の部分があって、さらにこうして追記をしている次第。オチも元ネタは226事件の青年将校が射殺する前に、将校が云々というネタなのですが、これを読んで、最期の前の描写をそんなに軽く描くにはあまりにも立派すぎる人であろうと思い、和尚が改編しました。

もともと幸田真音は証券ディーラーでもあり、金融ものを得意とする作家で、以前から和尚蔵書には入っておりました。中日新聞で連載やってるころからなんとなーくは知っているものの、日経みたく最終面に掲載されてないので、ついつい読み飛ばしていたので、精読いたしました。

す、すると!この高橋是清、まさしく診断士試験のために歩んできた人生ではないのか?と思わせることしきり。繰り返しもありますが、
・初代特許局長で、特許法の礎となる「工業所有権保護条例」を発布
・上記の通り財政政策、金融政策を実施、ケインズより先んじてたとも言える経済政策を推進
・戦費調達のため国債発行に邁進
・実業家として商品取引会社や鉱山開発会社を運営

と、法務、経済、財務、経営、運営とかなり診断士試験と関わりをもったお方でございます。

この和尚、元来戌年生まれだけに、犬も当たればなんとやら、
棒に当たって楽しむような人生を送っておりますが、今回のこの高橋是清さんについては、この道場に関わりがなければ、ここまで深く知ることもなかっただろうと、改めてこのご縁に感謝する次第でございます。

それにしても、昭和初期の激動の時代に80代の老齢の彼しか大蔵大臣を務める人物がいなかったのか、とともに、そのような功績ある人物がテロに斃れてしまったことは、戦前日本の不幸でもあった、と和尚は感に入るのでありました。

合掌。



★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
「海を見に来た午後」

この季節の四日市港は穏やかな天気が多い。

西の方の鈴鹿の山の稜線はややおぼろげながらの輪郭を描き、そこからの鈴鹿颪(おろし)の季節もまだ先で、暑くもなく寒くもなく、半世紀前の大気汚染が嘘のような、澄んだ秋晴れが拡散している。

東の方の沖合いには大きめのタンカーが行き交い、その先にはセントレアに発着する飛行機が、これも小さいながらも、適度な間合いをとりながら、深夜まで発着を繰り返すこととなるだろう。

南中空には薄月がかすれながらあと数時間のはかない存在感を誇示している。

「和尚(カズヒサ)さん、今日ちょっと話があるんだけどいいかな」
そんなlineが優乃(ユウノ)から入ったのは、休日前の昨日の午後遅く。今日はアテンザ/マツダをガレージから引っ張り出し、彼女をピックアップし、「話」をすべく人気が少ない海までつれてきたという次第。

「いや、ね。こないだ名古屋の中京大学まで、受験生を応援しに、診断士2次試験の応援で朝立ちしてきたんだけど、この時にさ、あの受験生ブログでトップ1とかとっておられるH子先生もいたのよ!ちょっともうあの存在感、ハンパないよね?」
「うん・・・」
「でさ、去年から考えてみれば、そりゃもう1年たつんだけど、この年になってみるともう1年なんてあっと言う間だな、去年本当に一生懸命受験してたのが嘘みたいで」
「そう・・・」(長門有希風)
「あれ、元気ないの?」
「・・・」
「・・・」
「・・・あの、話なんだけど」
「うん、なになに?」
「もう、こういうの、やめにしない?」
「・・・」
「あのね、和尚(カズヒサ)さんと付き合ってるのって、ほら和尚さん、奥さんと家族があるじゃない? うん、嫌いになったわけじゃないんだよ、でもでも、先が見えないじゃない、ほら、破滅に走る確率が高いじゃない、だってさ、こんなの続けるのって、良くないことじゃない。和尚さんとこうなったときから、いいえ、会ったときからこうなるんじゃないかな、って予感があって、そしてそうなってしまって、あ、違うんだよ、こうなったことはわたしには嬉しいことなんだよ、後悔はしてないんだよ、でもやっぱり・・・でしょ。こないだ買った雑誌に占いが載ってた。

『おとめ座、決断のとき。自分で善悪の判断がついていてもなかなか行動に移せないでしょう、それを実行に移せる今がおとめ座のあなたポテンシャルでしょう』

そんなこと読まなくても、出会った頃からずーっとそんなこと考えてて、そしたら言わなきゃ、言わなきゃ、という気持ちになって・・・」

「・・・」

「だからさよなら」

助手席のドアをあけて、身を翻して車外に出る優乃。

「お、おい!」

といいながらも、彼女の「さよなら」が僕のからだに催眠術をかけたように、追いかけることができなかった。

一人残された憐れな男。

カーラジオのZIP-FMでは、わざとらしくWhitney Houston – Saving All My Love for You が流れていた。

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

秋は終わりの季節。2次試験が終われば、許されぬ恋も終わる。

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

和尚(オショウ)でございます。

思えば診断士2次試験、恋と良く似てます。その最中よりも終わってからのほうが未練だったり、なかなか「完遂した」なーんて思うことはなかったり、はたまたずっこけたり、馬鹿なこと書いたり言ったりしたり・・・。
でも一番似ているところは

「相手の意図することを汲み取って、それを適切に返す」

ことに尽きるかと、そう思います。

そうですよね、相手とのコミュニケーションを図り、相手のことをよく知る、これがまず第一。

その次に、では相手はいったいどのような人なのかということをわかる、理解する、というのが第二。ここには相手の属性は当然ながら、長所、短所、傾向、クセ、考え方の方向性、などを含みます。

そして最後に、相手の喜ぶことをしてあげる。てか相手の「ためになる」ことをして(=提案)あげる。

このへんが共通点と言いましょうか。

まま、異性に(最近は同性も含みますが)モテる人はこのような努力は要らないかもしれませんが、和尚のように身体的、精神的にハンデがあるおっさんにとっては、このような努力が必要でありましょう。

えーっと、なんの話だ?
そそそ、2次試験の話だ。

ハンデがあろうがなかろうが、事例に対するこのようなアプローチは必須。

詳しくは本編で語るとして・・・
(最近、本編よりも導入部分のほうがなんとなく「リキ」が入っている感じがするおしょうでございます)

さーて、今週のおしょうさんは~

1.2次試験とはいったいなんなのか?
2.和尚のこの時期のおすすめ
3.編集後記

の3本だてでお送りいたしま~す!

■■■ここから本編■■■ ■■■ここから本編■■■
1.2次試験とはいったい何なのか?

通過点。

言ってしまえば、この一言で終わってしまうのでしょうが、もう少し深い考察が必要ですよね。

また先ほどの恋の話に絡めてしまうのですうが、結局のところ、失恋しても、最終的に添い遂げることになっても、その恋愛も試験も、

人生の一頁

と、たぶん棺桶の蓋を閉めるときに、思うだけのこと。

そこを、いかにスパークさせて燃え尽きたか、いや燃え「尽きて」は、いかん。「燃え続けられるか?」が大事であって、恋も試験も「成就する」ことは、

あくまで、結果

であって、その結果が人生の目的ではなく、その時間を充実して過ごせるか?というところに、共通点というか醍醐味があるのではないか、と思うわけであります。

この試験、歴代の道場執筆者が申しておるとおり、幾年かを挑戦し続ければ、受かる試験だと思われます。

ただ、それが最終目的ではない

受かってから、どのようにその経験を使うかが大事であって、いや、そのプロセスも必ずや自分の血肉になっているはずです。

具体的に申しますとこのブログもそう。

多年度合格者とストレート合格者との違いはなにかと申しますとその考察の深さと経験値。

これはどう逆立ちしたって及ばない、と申し上げざるを得ません。

人生何が得するか損するかわかりません。ここで合格できなくても、そこで得たものはあるし、

ストレートで合格したとして、勉強のプロセスで見逃してきたこともあるでしょう。

人生の海図からみれば、合格できなかったこと、失恋その他なにが幸いするかわからん、というのが、この人生のおもしろさだと、和尚っぽいことを申し上げるわけです。

「いや、和尚お前は合格しているから言えるだけで、俺らまだ合否が判定していない人間にとっては、その不安定な状況がどんなに嫌なものかわかるだろう?」

はい、はいよーーーーくわかります。この回答については、次の章へゆずりましょうかね。

つづく。

2.和尚のこの時期のお勧め セミナーへ行こう!

というわけで、和尚も2次試験の終わったこの時期、「決まらない」という状況が絶対にイヤだろうな、と思って、9月ころ貸金業取扱主任者試験を申し込んでおきました。診断士試験が終わって勉強のモチベーションは落ちるでありましょうが、まあ、なにもせぬよりなんかすることがあったほうがましだろう、と思いまして。

その試験の合否がわからぬイライラを少しでも癒すような集中できるものがいるだろう!
ということで、将来のナニワ金融道をめざすべく、上記試験を受験してまいりました。

勉強している間はその手段は当たったのでありますが、確か11月半ばの受験後なにもすることがない!の状態になって、ここからはいらいらマックス!となってしまいました。

試験を受けるというのはひとつの手段ではありますが、

今申し込みを受け付けている試験はもう12月半ばの試験日でありましょうし、ここでの提案にふさわしくない。

ですので、本日はセミナーへ行こう!ということでご案内します。

和尚は独学でございました。ゆえに講義とかに飢えている自分を自覚しておりました。さすがにこの資格を取ってからいろいろなセミナーなぞに誘われて参加することが多いのですが、この和尚貧乏&ケチでございますので、セミナーは
無料こそ命!
ということで、活動しております。(いったい何の活動をしているのか?)
それから考えると以下の2つは診断士試験にも、いや診断士になってからも。有用なものだと思われます(はずれではない、という意味において)

①日本経済新聞がやっているセミナー
4949(よくよむ)セミナー
これ、日経フリークの和尚は利用させてもらってます。現在日経MJで連載している
小阪裕司氏
竹内謙礼氏
のお名前もこのセミナー(というか講演かな?)は参加して知りました。彼らのマーケの考え方は独特、だけど一定の基本に則ってやっているところが秀逸!
著作も多数出ておりますので、手にとってみてはいかがでしょうか。
2次試験の考え方にも非常に参考になりました、ていうか、マーケを体系的に理解したい、ひいてはこの診断士の試験をがんばってみよう、という動機付けのひとつになったことは言うまでもありません。

②休日パテントセミナー2015in名古屋
パテントセミナー
これね、法務、特に知財・特許関係について、ひじょーに詳しく説明してくれるんです。そしてそのレジュメが秀逸!これだけで十分なテキスト、参考書になります、はい断言できます。たぶん予備校の法務のテキストよりも興味が持てる内容となっております、加えて講義つき!
ただ、和尚がネットで調べてみると、東海、近畿支部はかなり「弁理士」「知財」の重要さ、しいては、資源に乏しい日本は知財で生きてかねばならないのでその大事さを訴えようという意気込みが伝わってくるのですが(それでもSEO対策はいまいちですね・・・)、
日本の首都である東京本部?関東支部は・・・な状態。
ただ、地方の方もキャラバン隊みたいに出張セミナーしておられるので、ネットで調べれば出てきます。

他にもいろいろあるけれど、やはり、中には怪しいセミナーもあります。そこいらは慎重に吟味して、知的好奇心の満たされる有意義な時間をお過ごしください。

3.編集後記

さてさて、商店街の地図やら、グラフやら、同業他社とどう比較してよいのかわからん問題がでた2次試験は終わりましたが、6代目のブログは終わりません。
実は、和尚は去年2次試験が終わって以来、この道場ブログから遠ざかっておりました。
さすがに、「試験対策」オンリーはゲップがでるなあ、という感触があったので、ね。

で、口述試験になって慌ててこのブログを見て、対策を練ったというばか者でした。

まあ、そういう「間延び」の時期でもございますので、ここからの時期、口述セミナーまで、和尚節でいつもどおりの「ちょっと外した、でも間接的にはきっと試験に役に立つ話題」を載せていけたらいいなあ、と考えてます。

口述セミナー、東京は知らんけど(おい!)、名古屋、大阪、計画しておりますよ。時期が来たらアップしますのでお見のがしなくですよ!

和尚(カズヒサではない)でした!

合掌。



 

親愛なる、道場ブログの読者のみなさま、こんにちは。6代目財務四天王の一人である、和尚でございます。

(※)6代目財務四天王については、先週金曜日のうみのリーダーの記事をご覧ください。

さて、この四天王っていう仏さんをご存知でしょうか。寺で一番大事な「本尊の仏様」を守る、守り神、ではなく守り仏とでも申しましょうか、
主となる仏様の周りの四隅におられ、四つの方角を守る人々であります。

その名前は

東:持国天
南:増長天
西:広目天
北:多聞天

語呂あわせの覚え方は「地蔵買う(こう)た」。

トンナンシャーペイの順で、「持」国天(じこくてん)、「増」長天(ぞうちょうてん)、「広」目天(こうもくてん)、「多」聞天(たもんてん)。

はい、すぐに暗記できましたね。

和尚がどの天に遇されるかはリーダーのみぞ知るといったところですが、和尚としては、奈良の興福寺あたりの四天王がグッときますので、その中のどなたでも遇されて結構でございます。

さて。

興福寺を含め四天王の仏像を見ますと必ずと言っていいほど、足の下に
「邪鬼」
と呼ばれる悪魔ちゃんみたいなのを踏んづけて懲らしめてます。

「読者の皆さんが財務をこの四天王がやっているみたく踏みつけて、苦手意識を払拭できるような可能性溢れる記事を書け!」

とリアルでも和尚を踏みつけてリーダーがおっしゃいましたので(嘘)、タイトルはまんまリーダーのおっしゃる通りとさせていただきました。

でも、この道場で仏像の話をするとは思わへんかったです、リーダーの無茶ぶりもメンバーをノセるツボをを良く理解してらっしゃると、脱帽する次第。

 

さーて、今週のおしょうさんは~


1.改めて「それでもやっぱり事例Ⅳがどうしても苦手な人の「これだけやれば大丈夫」的な・・・」

2.今週の財務はこれだ!

3.編集後記

で、お送りしまーす!

 

1.それでもやっぱり事例Ⅳがどうしても苦手な人の「これだけやれば大丈夫」的な・・・

はい、このタイトルが示す「」ということについてちと考えてみます。

いったい、「苦手」ってなんなんでしょうか。

たぶん、この世の中で苦手な人が一人もいない幸福な人はまずいないでしょう。ではこの苦手についてどのように対処すればよいでしょうか。

これについて和尚は

「慣れるしかない」

としか申し上げようがないと考えます。私もイヤーな人はいます。でもね、和尚は変わってて「避ける」ということは基本しません。嫌いな人ほど接していくというあまのじゃくな私。なんでおいらはこいつのことこんなに腹立つんだろ。なんて。だからあ、そそ、あともう一つ工夫としては

「その人間のどこが嫌いか徹底的に考える」

ことでしょうかね。(でも今そういう人のことを考えたらリアルでムカついてきた! 人間ができていない和尚がいます)

この二つ、財務に関しても言えることで、まず前者。

財務はこの道場でもいろんな人が言っている通り

「毎日やる」

ことが大事で、この期に及んではこの「慣れ」度合、毎日数字に接しているか、電卓に慣れているか、計算問題や設問の「引っかけ」に対処できるか、あとは

「財務の根本の考え方&語句の用法を、正確に理解し、使えるのか?」

ということに慣れていく、これしかないのかな、と思っています。

後者については、人間関係の方がちょっと楽かななんて感はありますが、すなわち

「俺は、どうしてあいつのことが苦手なんだろう」

ということを分析すれば、次回その人に対する接し方を変えることで向こうも対応を変えてくるから、やりやすい(いや、ドツボにはまることもあるよね)けど、財務の場合は徹底的に自分との対話をすべきではないのかな。すなわち

「俺は、財務の問題のどこが苦手なんだろう」

という内観が大事なんじゃないだろうか。そしてその苦手部分を愚直に繰り返して解く・・・。

前言撤回!財務の克服は自分自身と向き合うだけ。だから自分の努力の結果がまずストレートに結果としてフィードバックしてくる。しかし、人間関係で言うのであれば、自分が努力しようとも相手がなびかねば、その努力は水の泡。。。

ということは、人間関係より、自分との闘いのほうが数段楽・・・と思いませんか?

これからの残期間、苦手な財務に毎日少しでも触っておく、ということをお勧めしておきます。苦い薬も慣れれば・・・ね。

その一助となるべく、和尚の財務はこの後の2章に続くことになるのであります。

 

2.今週の財務はこれだ!

これ

をご覧ください。いつぞや道場で申し上げたCVPのお話です。概念的にはなにも難しくないのですが、これ、教え方やテキストが悪いと言わざるを得ない。最初から損益分岐点の式をドカーンと出すため、非常に分かりにくい概念ではないのかな?とかいらんこと思っちゃいます。むちゃくちゃえらっそうなお話なのですが、この二つのリンクで私が申し上げたいことはすべて網羅しているかと。。。

多分予備校とか、財務本では言わないことを書きますが、CVP分析の目的はなにかと申しますと、あくまで和尚なりの解釈ですが

①コスト構造はどうなっているかを分析する

②そのコスト構造を把握した上で、儲けが出る売上高はいかほどかを計算する

というのが目的です。これを書いていないテキストが多すぎるし、某予備校ではこのこともすっとんじゃう、というのが和尚の文句です。そもそも計算式の暗記だけで財務の本質なんてわかりっこないし、ましてやそういう対処法だけでは、財務分野の企業分析なんて到底おぼつかない。

話は大きくなりましたが、こういう「根本のところ」を知っておく効用は事例Ⅳのような応用系の財務問題にはひどく有効ではないか、とそう思うわけです。またわからん問題が出ても相応に対処することは可能であります。第3章につづきます。

 

3.編集後記

和尚がここへ来て、抽象論ばかり申し上げるのには意味があります。これは、事例Ⅳにかかわらず勉強会などを拝見しててロジックやテクニカルなスキルは相当におありになる方々はたくさーんいるのですが、なんだか解答がぶれている感じがあるなと思ったからです。

事例Ⅰ~Ⅲであれば、その根底を貫く思想はなんなのか。

これは某勉強会で申し上げましたが、財務力や人的物的資源に劣る中小企業がどのようにこのパラダイムシフトが連続する時代を乗り越えていくのか?それには手持ちのある「強み」を大いに伸ばして、国内ライバル中小企業&大企業、加えて新興国などと戦っていくしかない、ということを中小企業庁は言いたいのではないか、と実務補習中に中小企業白書を読んでいて思い至りました。遅いんですけど。

白書で取り上げる事例企業はその方向性、というかストーリーは上記の通りで、素人の私が読んでも明らかです。この視点を持ちながら「この企業は一言で言ったらなんなんだろう?」ということを考えつつ、その事例がもつ

「あるべきストーリー」(上記の黄色いところね!)

を当てはめていくことが大事なんではないかと、そう思いました。

では、事例Ⅳはどうなのか?

これは前から申し上げている通り、

 「どうやったら儲かるの?」
の視点をベースに置きつつ、例えばCF計算書ならCF計算書、CVPならCVPの根底に流れる哲学を理解した上で、そのレギュレーションを理解する。(リンク先を是非ご覧ください)

CVPでは変動「費」率と固定費の概念を腹落ちさせねばなりませんし、CFでは何がしたいの?と聞かれれば
「本当に手持ちのお金が増えたのか、ていうことが知りたいんだよ!」
と即答できねばなりません。あくまでその上での営業CFなり、引当金の戻し入れ、ということを理解しないと、計算だけ出来て、財務に関してはなーんの助言も出来ない診断士、ということになっちゃうでしょう。

公認会計士や税理士の試験ではない「財務」を課している診断士試験の意義はなんなのか、それは細かいことを分析する(ことも出来るにこしたことはありませんが)ことではなく、社長とともにいかに儲けられる体質を作っていくか、というのが意義,ではないでしょうか。

 

 

さて、2次試験までの和尚のブログもこれが最終回です。いい足りないことも沢山あります。故に、泣きの1回、おまけ、といっては向こうが怒りますが、ここの10月18日(日)の夕方6時トワイライトファイナンシャルアワーが皆さんに最後のメッセになるんじゃないかなーなんて考えております。

(もしかしたら、名古屋の方は試験当日お目にかかれるかもしれませんが・・・)

逆張りの和尚はこれからの10日間はエンジンのクールダウンの時期だと考えます。

エンジンもレッドゾーンばかりで回しすぎると肝心の本レースでは焼けつきますよ!

和尚は去年結石で勉強が手に付きませんでしたがなんとかここにおります。だから、万一いま体調崩されている方、むしろヒートアップしないからいい!とポジティブに考えて臨みましょう、

その辺のペース配分も考えて貴重な残期間をお過ごしくださいませ。

合掌。



こんばんは、ではないな、これアップするのは昼間だから・・・

こんにちは和尚です。
和尚の住む、何のランキングでも24位程度になる県では昨日

「F1グランプリ」

が開かれました。このグランプリは録画ですが全国ネットで放送もされ、モータースポーツファンにはたまらない年に一度の行事ではあるんです。
これで、町おこしをしようと思っている地元民はいぱーいいて、結構イベントやら、F1入場券を提示するだけでビール1杯無料とかそういうこともやっているのですが。

「いったい、F1をやっている鈴鹿サーキットって何県にあるの?」

という声を聞いたような気がします。そうなんです、世界的な知名度があるにもかかわらず、日本国民はその場所を知らない人が多い。

さ・ら・に

来年伊勢志摩サミットがわが県で開かれます。故山崎豊子の「華麗なる一族」の舞台にもなった国際ホテルで、これもまた世界のトップクラスの国の首脳が揃うなんていうのはもうほんますごいことだと思いますが、

「いったい、伊勢志摩って何県だったっけ?」

という声も聞いたことがあります。

鳥取県は「すなばコーヒー」とか、熊本県はくまもん(診断士には法務で必須のゆるキャラです)とか、香川県は「うどん県」とか、広島県はperfumeの出身地だとか(これはあまり関係ない)、みんな県を挙げての話題作りがうまいのに

わが県は、プロデュースが下手。

西野カナは表立ってあまり出身地は言わないし、民主党党首のお家は和尚の近所だし、だからイオン(=岡田屋)の発祥の地もうちの近所だし、新幹線は避けて通るのにもかかわらず空港はひとつもないし、渋谷のハチ公を飼っていた東大教授も、三島由紀夫の自決時に介錯した人も、この道場の3215さんもmyaちゃんもぜーんぶ、うちの県の出身なのに、

なぜか、知名度低し。

てか、マーケティングというか、そういうの和尚を含め、苦手なんでしょうね。

昔からお伊勢さんへお参りする折に、旅人がよくお金を落としてった(物を買っていった、の意味ね)から「伊勢乞食」という不名誉なあだ名も頂戴してます。
でもね、気候も良いし食べ物もおいしいの揃ってるから(だから乞食でも飢えない)、試験が終わったらいらっしゃーい!

ということで、今週のおしょうさんは・・・

 

1.財務について何か一つ

2.今週の財務ネタ!

3.編集後記

 

の3本立てでお送りします!また来週!

1.財務について何か一つ

先週の記事の中でリーダーが、
(いちおう、6代目の中ではリーダーという体になっておりますが、そんなに大した立場でもなく…他のメンバに無茶振りをするくらいのことしかしておりません)
というようなことを突然UPされておられました。これはまさしく今日のこの記事のために言っているのではないか?と下種の勘ぐりをしてしまった和尚でございましたが、そのリーダーからまたまた「アバウトなお題」をいただきました。はい「財務について何か一つ」。

普通のメンバなら「おいおい、リーダーもちっと具体的になにか指図をちょうだいよ!」と申すかもしれませんが、はい言いませんとも。私のことを信頼しているのと試しているのがわかっておりますので(笑)。財務のこと書かしたら止まんないというのが最近分かってきて、ちょっとヤバいのですが。

それを見越して無茶ぶりということを言いつつ、和尚のモチベーションを最大限に上げるようなお題を振るリーダー、まさにリーダーシップ発揮!ですなあ。

さて、もういらん話題はおいておいて、本題に入りましょう。もうここまででだいぶ紙面を費やしております。

正直申しあげて、財務しか出来ない和尚って言われていじけている部分も当然あるのですが、2次試験受ける前よりもその後の方が断然、財務のことを考える時間は多くなりました。そしてわかってきたこともたくさんあります。

今日のこの項で言いたいこと、それは

「相手が何を表現したいのか、期待しているか読み取れ!」

です。あれ?和尚が言いたいことは財務、すなわち事例Ⅳについてでしょ?それでいいの?、なーんて声も聞こえてきそうなのですが、そこはさておき、2次試験で共通すること、いや、中小企業診断士にとって一番大事なことはまさにこれでしょう。

和尚はどっかで書いたけど、中小企業のオヤジさんと接する機会は山ほどございます。そして、経営を「勘」でやってきて、それを言語化、数値化する能力に長けていないシャチョーさんも山ほどいるわけです。

そこをきちんと意図することを汲み取って、診断に生かす、いや和尚の世を忍ぶ仮の姿だとそこを汲み取って・・・することになりますが、私は仮の姿ではありますが、そういうことをした対価としておまんま食わせてもらっているという意識、プライドは十分に持っております。

そこから考えるに、相手の言わんとすることを汲み取り言語化すること、事例Ⅰ~Ⅲならば「・・・したのはどういう理由か。100文字以内で述べよ」というのと、事例Ⅳでいうところの財務の問題、すなわち「どっちがもうかるの?」というのは等価だなあ、と最近思うわけです。

結局は

「社長が話していること=問題文に書いてあることを、何を言いたいかを汲み取って、それを言語化して紙に落とす作業」

と言い換えることができると思うのです。当然受験生である当方には

「言語化能力」

というのが試されているな、と最近思うのです。その言語は事例Ⅰ~Ⅲであれば日本語であり、事例Ⅳ(ここ2年はⅡも)は数値でもあるわけですが。

要するに、診断協会は「これからあんたら中小企業を診断するんだから、その時の気分だけで何言ってっかわかんねーシャチョーの言いたいこと、その企業が置かれている環境を正確に捉えて、それをちゃんとあんたらなりに腹に落としたうえで言語化せにゃならんのよ!それを試してるのよ?」てことが言いたいんだろうなーなーんて。

むしろね、中小企業のシャチョーさんがだらだらと面談で話す内容から経営に関わる課題や問題を抽出する作業、はたまた決算書の内容を説明できずに、「いやあ、うちの売上が下がったのは、政府の施策が我々中小企業まで降りてこないからですよ(←これは8割がた的を得ていない、でも本当にこういこというしゃちょーさんいるんですよ!)」なんていう言葉から、原因を探る作業よりも

ロジカルに考える生活をしておられる大学の教授(であろう人)が作られる(であろう)2次試験の問題を解く方が簡単。

とはっきり言えます。だって場末のシャチョーさんみたいに気分で物を言ってんのじゃなくて、答えが想定されているんですもん、財務で言えば、答えは確実にあるんですもん。それも一番もうかるやり方でやったらどうなの?みたいなもう前提条件も提示されている問題なんですよー。

既に2次試験まで1か月を切ったこの状態で習得せよとは申しません。

ただね、ただね、一度は財務の問題(過去問)を

「この問題、いったい作問者はどのようなことを聞いてほしくて、知ってほしくて作ったんだろう?」

ということを考えてみることをお勧めします。今のあなたたちの状態はね

「問題を解く!!!!!」

という視点しか持ってない(人が大半だと思う)から、行き詰っている人、ぜひここいらで作問の意図というか、どういうことが言いたかったのだろうなということを考えてみること、これをお勧めします。

 

結局のところ、who仁さんがすでに5年前にも申しているように
作問者が用意した答えに近づけるゲーム
なんです。

問題を解くというのは、作問者とあなたとの関係性の上に成り立っている。

 

 

作問者との関係性を無視して問題を解いていませんか?

気分でモノ申すシャチョーさんと同じ言語能力の水準に甘んじますか?

 

その能力を試されている試験だと思って立ち向かえ!ということで和尚のエールとしたいと思います。

(ああ、またリーダーのお題からずれてしまった・・・)

 

2.今週の財務ネタ!
はい、ということでずれずれの第1章は放置しておいて、むしろこの章で「財務についてどっぷり」語ります。

そして前章で述べたことの具体的な利用方法を語っていきたいと思っております。すなわち「作問者の言いたいことを考えよ!」です。

いつものとおり
ここ
をご覧ください。ネタとしては、事例Ⅳにおける、財務指標のチョイスの仕方です。

この記事を書いてアップした2週間前にはちょっと頭の中でまとまってなかったところがありました。これを提示しながら、H25年の事例Ⅳを1週間前に某勉強会で受験生にあーでもない、こーでもない、ということを申していたのだけど、話しているうちにまとまってきた。

この財務指標のチョイスを勘考するとき、ドラスティックな解答法を編み出しつつ、うまく省エネで説明できるのではないか、なんて思っております。

とりあえず、まとめますね。言っておきますが、かなり「和尚、こんなんでいいのかよ?」って感じのもんですが、たぶんこれで行けると思います。

「Hey! you!! そんなもん、悩まず解いちゃいな!」

とヤングアメリカンのノリで答えちゃいますよ、はい、きっと大丈夫。

では。

 

事例Ⅳの財務指標の選び方

①収益性は、営業利益率を原則としてチョイスせよ

②安全性は、流動比率か自己資本比率をチョイスせよ

③効率性は、棚卸資産回転率か、有形固定回転率をチョイスせよ

 

ま、こんなところで。H25年度の問題を除く、とやりたいところですが、これも流動比率と自己資本比率をチョイスすれば2/3は当たりですよ。ですので、

ここんところは時間をかけずにやっちまう。いちいち試験中には考えない。試験中に考えないんですよ、代わりにいま考えておくのですよ!

「今このブログを読んで時間をかけてその意味を理解する」ということで、試験中の時間短縮に腐心しましょう。

さて、解説

①営業利益率

これさ、実際のところ万能の収益性を表す指標だと思うのよ。要は一番利益の状態を表すのに「キモ」となるところであって、変動費と固定費を除いたあとの利益を表しているんだよね。だからこれを選んで

「どこでコストが張ったのか」

を説明しておしまい。

当然、
・原価(≒変動費)が高騰したり他社比異様に高い(低い、はないと思う)場合には総利益率を

・借入金が他社比もしくは昨年対比多く、支払利息が張っている場合には経常利益率を

チョイスする例外さえ覚えておけばOK。ただしこういう場合でも営業利益率を選んでおけば無難、ということは間違いなく言えるでしょう。

作問者は問題点のない会社を事例Ⅳとして絶対に出すわけがない→その問題点はどっかのコスト構造が問題でなければおかしい、というか問題にできない(H25年以外)

から。でしょでしょでしょ?だってさ、収益性に問題がない会社だったら問題にしようがない。

逆に「優位性を説明せよ」でもこの法則は成り立つ。同業他社か昨年対比どうなったかを収益性で説明しない問題なぞ作り難い。

だからもう悩まず1つ目は営業利益率をチョイスして、その理由を探しに行きましょう(あーあ、言いきっちゃった)。

②流動比率と自己資本比率

棚卸資産回転率と有形固定資産回転率

えっとね、むしろ皆さんはBSが絡むと何を読んでよいかわからん、という人が多いと思う。ゆえに

(何千という決算書を見てきた)和尚が事例Ⅳを作るのなら、どのようなBSを用意するのか?

から語りますね。

むしろ、こう考えます。

BS面で問題がある会社=何らかの勘定科目が異常に「多いか少ない」会社。

和尚が試験作問者ならこの勘定科目の指摘をすること、それについてどんなことを言えるか、ということで作問したいと思います。

ただ診断士試験といういやしくも国家試験なのですから、やはり財務指標という物差しを知ってっか?的な問題を作らざるを得ないだけ、ということがいえそうです。

(和尚注:そもそも中小企業に財務指標で分析するのは間違い、とまでは言わないが「見誤る可能性大」と申し上げたい。なんとなればその勘定科目は特殊事例が多く、例えば今回和尚が実務補習でお邪魔した会社は流動比率は表面上は×だったが、これは短期借入金を長期的に借換えをおこなえていることによるもので、これを長期借入とみなせば、流動比率は○となる。このように中小企業は個々の事情を見た上で判断すべし、という信念を持っております)

さて、じゃ、和尚はどのような勘定科目が異常なBSを作るのか?

 

①在庫が重い

②有形固定資産が重い

③(そのために借入が重い)

④(過去からの利益の蓄積が小さく)(かつ③と逆の意味で)自己資本が薄い

 

たぶん、①と②です。で結果としての③と④がある。それだけを指摘できたら和尚としては合格を差し上げたいけど、それを許さないのが診断士試験。

では、どうする?

安全性と効率性でお互いが干渉しあわないような指標をチョイスする。

これです。だから、流動比率と棚卸資産回転率の組み合わせはちょっとイケてない。同じように有形固定資産回転率と固定費率のチョイスもイケていない。

となると、組み合わせとしては、

 

・流動比率と有形固定資産回転率

・棚卸資産回転率と自己資本比率

 

の組み合わせしかなくなってきたことに、このブログ書いてて気がつきました。

まま、ロジックの説明を端折ったところがありますが、ままこの辺選んでおけば、まずは大コケしないでありましょう。それよか、ほかの問題に時間をかけるべき、そう思います。

 

3.編集後記

 

端折ったところがありますが、今日和尚が言いたかったことは、この辺。

ただ、これを自分でよく考えてみて、応用してみてください。

あくまで自己責任=自分でよく考えて、判断してくださいね~

今日は非常にえらっそうなものいい!

 

合掌。

 



こんにちは、和尚です。
9月に入ってから嫌な天気が続きますよね~
なご&和尚が住むここ東海地方は今日は台風18号が直撃でえらいことなってます。
そんな日に最後の実務補習に備え、英気を養う時間を、こっそりこのブログをしたためる時間に充当する和尚。

お仲間同士の書き手の「競い合い」が、私の執筆原動力になっております。

ここで受験生に助言。
現在、一次試験終了後1ヶ月経過しました。この時点で自分の計画通りに勉強がはかどってないよーとおっしゃる方もいらっしゃるかもしれません。
そんなときは、ぜひタイトルの「鷹の目」を意識してください。自分の立ち位置がどこにあるのか大空から俯瞰してみるのはこの辺で必要になると思われます。。

勉強を継続することも大事ですが、10月25日の二次本試験に実力を十分に発揮できることが一番大事

そのために、いったん立てた計画を俯瞰して見下ろしてみて、もし計画履行(これはあくまで手段です)不可能なら、いや2次試験に合格でき(これが真の目的)そうもないなら

ばっさり計画を切り捨て、白紙に戻し、再計画を立ててみる

必要もあることを頭に入れてみてください。ほら、事例Ⅱ~ⅢくらいでPDCAサイクルをまわしましょう、みたいな話があるじゃない?

会社の社長さんに助言するのに自らができなくてどうするの?って言う気分で和尚は去年勉強にまい進してましたよ!

てな説教を垂れつつ、

さ~て、今週のおしょうさんは~

Ⅰ一次知識の活用法(について考えること)
Ⅱ時を駆ける現価係数(の解説)
Ⅲ編集後記

で、お送りいたしま~す。これこそパクってカスタマイズ(後述)の真骨頂(笑)。

 

Ⅰ一次知識の活用法(について考えること)

今回も実は内容について、お題をあたえられとります。タイトルのとおり「一次知識の活用法」でございます。

がしかしそんなに一次知識を活用して二次試験を解けなかった人間としてはここでえらっそうに語れることもそう多くはなく・・・。

ゆえに、前回と同じ逃げを打ち「について考えること」と題して思うところを述べたい、と思っとります。

このブログの合格体験記で述べてきたように、去年一次試験は経済、経営を受けるために、相当の勉強をしました。特に経営については二次試験でも必須の知識があふれておりますゆえ、これには相当力を入れて勉強をがんばったような記憶がございます。

だから特に事例Ⅱに関しては

PPM、

競合戦略、

4Pを主体としたマーケティング戦略、

ブランディング

など、1次試験で絶対覚えていたような知識を・・・・「全知識」で再度勉強しなおしました(がっくり)。

それにもかかわらず、PPMが昨年度出たときには完璧に答えることが出来ませんでした(これもがっくり)。

ただ、私が、なんとなーくこの試験のⅠ~Ⅲについて思うこと。それは

根底に流れる考え方を捉えましょう、ということ

そして、それを意識しましょう、ということ

が大事かなぁ。

H26年度のⅡで言えば根底に流れる考え方は、

顧客との関係性を強化する→B社が強くなるカギ

といえるのではないかと思います。いわゆる一次知識の

「関係性マーケティングとは?」

ですね。そしてそれをずっと「鷹の目」で意識していただいて、解答に一貫性を持つ、ということが大事かな。これがあるのとないのとでは

試験における余裕度

が、まったく違ってくるのでは?なーんて考えてみたりするのです。ただ和尚が勉強していく中のイメージとして強烈に意識していたのは

知識を頭の中に埋め込むのは当然ながら、その詰め込んだ知識を必要に応じて取り出し、それを下敷きにして解答を作成する。

これに尽きます。だから知識をストレートで問う(頭の中の引出しから出してそのまま置く)ようなPPMに関する問いが1問目で出題されてビビッてしまった、というのは否めません。

これからこのような問題もでる可能性はあるかと思います。何回も勉強会?セミナー?で私が申し上げたとおり、試験でビビッている 自分というのをイメージして、どのように「落ち着けるか」というところまで考えておけば、相当余裕をもって対処できるのではないか、と、一次知識の活用云々よりもそのほうを強調してこの項を終えたいと思います。(結局何が言いたいんじゃい、といことは聞かないでぇ!)

 

Ⅱ時を駆ける現価係数(の解説)

はい、和尚の本領発揮です。事例Ⅳです、テンションあがるなあ。前回に引き続き、

ここ

のブログをしっかり読んでいただいて、それについてこの場で解説を加える、という手抜きをやっていきたいと思っております。

さて。

この現価係数、一度よく考えてみることをお勧めします。まずはよく言われるように

今1万円もらうと、1年後に1万円もらうのとはどちらが得なのか?

ということから考えてみる。金利が1%とするならば、今1万円もらったら1年後には10,100円になるのだから、1年後の1万円よりは得するよね~とか

もっと単純なことをいうならば、この1年以内に1万円くれる相手が死んだり、自分が死んだりするリスクもあるのだから、今もらっておけ、とかそういう視点もあります。

だから、現在価値>未来価値という原理原則を徹底的に覚えておく。こうしておくと、

現価係数って、掛け算?割り算?

という迷いもなくなるのでは?

現価係数は、すべて1より小さいのだから、掛け算すると減るし、割り算すると増える。

いわゆる掛け算するときは未来→現在に引きなおす時(だって、減るんだからさ)、割り算するときは現在→未来価値に置き換えるとき(このときは一般的には終価係数ってのを使う。詳しくはここのブログ)これが大原則。

でも、ほんとこれ最初に考えた人はよく考えたよなーと思います。そもそも、なんでこういう考え方を苦手とする人が多いのかと考えるにそれは

時間概念

をしっかりと子供のころから教えていないから、だと和尚はこの話題で20分は話できます。 この「時間」を絡めた概念は2つあって

①タイムラグ(資金繰り)の問題

②タイムバリュー(時間経過による価値増加)の問題

の2つに分類出来ます。(自分の書いた文章を自分でコピペって楽しいなあ)

今回、ここで語ったのは②の問題で、診断士試験では「設備投資の経済性計算」の論点で出るのですが、もうひとつ①というのは、こういう質問で考えてみましょうか。

問)Aくんは本日9月12日に5,000円の当座預金残高があります。9月30日に仕入代金の手形決済が10,000円あります。売上代金は12,000円が10月31日に入金予定です。

設問①さていったいいくら利益が出るでしょうか?

(答)12,000-10,000=2,000

設問② では、預金残高は10月31日にはいくらになるでしょうか?

(答)5,000-10,000+12,000=7,000→間違い!

なんですが、子供のころから①の問題には接しているものの、②の問題は5,000-10,000の時点で不渡り、アウト!ですということを教えていない、ということが問題なのです。これも時間軸で考えねばならないのですが、このタイムラグを埋めるのが金融の役割、ということができます。(がここまで知っておく必要はないですよ、試験では)

この②の概念を簡潔に説明したのがCF計算書なのですが、これはまた項を改めて解説したいと考えております。

さささ、こういう基本的な知識が試験会場で身を助けるんですよ、数字なんて嫌いといわずに、どうです、この数字の海原に身を任せてみませんか?

 

Ⅲ編集後記

さて今日は自己満足のため受験生を応援するために、
一句腰折れを詠んでみました。
聞いてください。

試験をば
勝ち抜くために
やることは
パクってカスタム
心得るべし

失礼致しました。

パクってカスタマイズ、この言葉今月の流行語大賞とも言えるような勢いでこのブログを席巻しております。
はい、和尚も大いに同感でございます。

初受験の場合、和尚のように「自分で考えよ!」だけではやはり限界があるかと。和尚もそうでしたが、実際には勉強会で教わったテクニックや勉強のやり方などを「パクって」自分なりにアレンジ。

和尚は、

とにかく過去問やれ!→パクって、

毎日1問は自分に課そう→カスタマイズ

みたいな感じで進めていきました。

今月に入ってから、道場のお仲間は非常に気合入っている記事をアップされとります。やり方の解説も相応にありました。

みんなよく練られたテクニックで感心してます。そのなかでもおと記事は

「事前に答えを考えておく→この試験はそういうもん」

と常日頃申し上げているとおりの方策を先に言われてしまいました(泣)

ここのブログに限らず中小企業診断士の受験ノウハウには、いろんなモノが百貨騒乱であります。
中には和尚が心の底でこっそり罵倒するような「こんなもん使えねえ!」というようなのもあるかもしれません。
そこを取捨選択するのが合否の分かれ目、とも言いましょうか。

ただ、確実に言えるのは、中小企業の社長さんは毎日経営を運営していくにあたって

取捨選択=決定

を迫られております。企業Aと取引するしない、生産量を増やすか減らすか、パートBさんを雇用するか否か、最終決定権者としての取捨選択のプレッシャーはいかほどか、と想像にあまりあります。

その社長さんに助言を与える中小企業診断士たるもの、勉強法の取捨選択の決定を恐れていては何もできないか、と存じます。

ところで
時にこの歌というもの、三十一文字(ミソヒトモジ)で構成される、日本に千年以上伝わる文化遺産であります。
これ、診断士試験の文字制限に使えるのでは?と思ったのですが…
漢字交じりでは用を成さないことに今気がつきました。ごめんなさい。

でも、過去文字数については、こんなにも面々が書いておりますのでご参考まで。

最後に、模試の結果もそのうち出るかもしれませんが、その結果が出る間も精進してくださいね。

先日の岡崎記事で、去年の模試結果もD判定との話がありましたが、和尚もD判定!!!それでもここでこうしてえらっそうなことを書ける身分になっております。

来年、ここでこうしてブログを書いているのは自分だ!と思ってもらって、ぜひ中小企業診断士二次試験の台風の目とならんことを祈ります。

合掌。



夏期休暇を東京ディズニーランド(以下TDL)にて過ごしているので(一部)これをホテルで書いている和尚でございます。

台風一過のあと、株価同様安定しない天気の今週、皆様いかが無事おすごしでしょうか。

先般、なご&和尚(助っ人のIさん、Sさんありがとう)の大阪セミナーを開催しました。
会は盛況で場所が中心街から離れたところにも関わらず集まっていただいた皆様、
ありがとうございました。

今日はそのときの、近鉄特急アーバンライナーデラックスシートにて
大阪へ移動中の車内での二人の会話(一部脚色)から。

 

和尚「実は、TDLって楽しめないんですよ」

なご「どうして?」


和尚「だって、いろいろ考えるじゃない?例えば、東京ディズニーシー(以下TDS)では某クマのキャラクターの販促に力いれてるけど、あれは日本で創出したキャラクター
で本国にパテント払わんでいいから利益が高いのか?とか」


なご「うーんそれね。私もあの笑顔が素敵なキャストについて、私語はないか、あくびをしたりため息をついていないかとか、人的管理の問題をモチベーションの低下を踏まえてこっそり観察してしまいますよ」


和尚「そうそう、売店の土産物をひっくり返して見て、製造元が千葉県の中小企業だと、地元の仕事創出にはなってるんだろうけど、どれだけの安値の原価で納入しているのだろうかと、つい考えちゃうよね」

 

和尚はそもそもTDLとかあまり好きくないから、こういうことを考えるのかなぁと思っていたら、
なご氏もこういうことを考えてたので、ちょっとだけほっとしました。

和尚のちらりと考えたことの一片を。

TDLは見習う点がたくさんあります。例えば、上述某クマキャラ(くまもんではない)の販売方法はわたしは評価しています。
なりふり構わず「売らんかな」ではなく、どのような経緯で黒いネズミと友達になったのか、という
「ストーリー」
(参考図書:ストーリーとしての経営戦略/楠木建、内容はちと違うが確固とした物語を構築するのは同じ)
を構築した上で、徹底してぶれずにそのお話を園内で劇など、園外ではHPで繰り返し語る。

そもそもネズミとクマが友達になれるのかという論理性はぶっ飛んでいますが、まあ既に彼は犬やアヒルとも友達ではありますから、いまさらクマと友達になっても驚かないですが、そうしたストーリーの構築は丁寧になされている感があります。

そしてその物語に共感できる顧客を増やそう→そうすれば自動的に売上も増えるだろう、という確固たる戦略が見えます。

さらに、TDSでしかそのキャラクターは存在しない(=TDSしか売らない)という稀少性まで加えたところに、オリエンタルランドのすごさを感じております。
こうした考え方はこの診断士試験にある程度役に立つのではないかと、そう思っております。

また前座の話が長くなりましたが、今日は2本立て、さっそく行きますよぉ~。

 

 

1.この時期の計画について(の所感)
今回与えられたお題はこれです。具体的な勉強施策については。昨日のきり記事を読んでいただきたく。もう今読んでしまって自信喪失なわたし。。。
さらに、そもそも計画等の履行についていささか自信のない私、ですのでタイトルも「(の所感)」とさせていただいて、思うところを述べさせていただこうかと、思っております。

実は私は高校生の時代から勉強の計画表は作るもののそれを着実に履行すること、というのは多少苦手でした。
ですので、緻密な計画が必要とされる定期テストは出たとこ勝負の実力テストと比べて苦手でした。
余談はさておき、
私も含めて一番、皆様に共通する悩みはこうではないでしょうか?
「計画は綿密に立てるものの、それが履行できない、また履行できないときに、
①徹夜してでも計画に追い付くべく努力する。
②一旦白紙撤回して、改めて計画を策定、PDCAサイクルを回していく。
のチョイスに悩むんだわー」

・・・私は②を選択しておりました。

まずこれをご覧ください。


和尚が去年使っていた計画表です。(順番がさかさまなのはご愛嬌、てことで)
よくみると、計画の欄はあらかじめ行事がある場合、私にとっての追い込み時期である9月下旬~10月中旬には解かねばならない過去問の印字はされていますが、計画の段階では鉛筆書きで対応しています。

なぜか?

当然、1週間単位での計画は立ててます。
ただ、計画倒れになって「俺はできない人間なんだ」というモチベーションの低下を防ぐために、あえてこうした、というのが正解でしょうか。勇気をもって自分の精魂こめた計画を白紙にして、改めて計画策定にまい進することは大事だとという思いがひとつ。
もうひとつは、記録ダイエットというのがあるじゃありませんか、
あの感覚で、
自分はこれだけ勉強したんだ!
というあとから見返してのモチベーションの維持に利用していた記憶があります。

ただし、計画が履行できなかったときに、勇気をもって白紙撤回するのは構わんと思うのですが、

試験日までの日数と自分の理解状況を俯瞰して
再度綿密な計画を策定する

ことが大事だと思います。

私は勇気ある撤退の場面はは実際にはあまりなかったのですが、多少の撤退、例えばL●Cの過去模試は事例Ⅳのみ解き、あとは捨てた、とかは行っております。

自分が勉強をしている間はどうしても
「猫の視野」になってしまうものです。
そこをあえて、鳥の視野で俯瞰し、改めて計画を立案する、
これが大事かと思うのであります。

ただ、この和尚、診断士の勉強は非常に楽しいものでありました。自分の思い通りに動か(動け)ない部下や同僚もいないし、訳の分からんことをいう上司もいない。

要するに、自分が指揮官(=計画立案、状況の俯瞰)であり、かつその忠実たる部下(勉強の履行)を行っていく状況は、実際の仕事と比較してストレスは格段に低かった、ことを覚えております。

こうした考えで私は乗り切りました、ということだけはできそうです。

 

 

2.和尚の財務スペシャル投稿の解説①
予告通り、
ここ
で財務特講やる、て宣言したので、一応2次に向けた記事を投下してきました。今回の内容は企業価値の問題です。

注意して頂きたいのが、うみの記事でも、おと記事でも、他のメンバーが提案しているとおり、
まずは他人の解法の物真似でよい
=財務で言えば個別問題に対する解法の修得に努めるべきである、

ということは全く否定しません。
和尚が
この記事
で申し上げげたとおり、
まずはやってみる(=アウトプット)、そして痛い目にあう(全くピンボケ解答してどこがダメなのかウンウン唸ってみる)ことが大事である
のはいうまでも有りません。

ただ、2次試験の準備時間が少ないがゆえに
座学(=基礎力の充実、インプット)の部分をやや疎かにせざるを得ない、
という状態を和尚は危惧しております。
当然、そこまでやる余裕がない、とおっしゃる人に是が非でも基礎力の充実を図るための時間を捻出すべし、なんて申し上げる気持ちはございません。
まずは、過去問等でどのような問題が出ているか、確実に解法を覚えてください。

その上で、事例Ⅰ~Ⅲについても同じだと思いますが、特に財務に申し上げるならば、
主要論点について基本的な考え方を修得する
ということを意識して頂きたい。
例えば、今回の企業価値のテーマであるならば

キャッシュバック(利益若しくはCF)÷資本投下=利回り

の式をベースとして感じているか?
上の式で資本投下の部分がいわゆる企業価値であり、利回りとCFを使って導きだすのは、小学生であっても計算可能ですね。

これはうみの記事の帰納的アプローチを補完するものと考えて頂いてもよいのですが、一定の法則性、定理が判然としてくるのが帰納法だと、高校数学で習いました。
ここからすれば、いろんな問題を解きまくったあとには
一定の法則性の存在を考えてみる
ことも、必要ではないかと。
そして帰納的アプローチから一定の法則性をなんとな~くでいいのでつかめたら、今度は一定の法則から各個別問題を考えてみる訓練もしておくことが、
一般的な数学的な考え方の強化
に繋がるのではないでしょうか。

要するに

帰納⇔演繹を繰り返して考えておく、

ということを私は重視しておりました。

これを行っておくことによって、万が一試験中にパニックになっても、基本的な考え方を思い出せば、リカバリが効いてくる、いやそもそもの平常心を得ることができる、そう考えています。

これは、和尚は26年の事例Ⅳ、第4問で円高云々と問題用紙にいちいち書いて、基本的な考え方に戻ることで、心の平安を得たことは、
ここ
でも書きました。
話は飛びすぎですがアムロ=レイ※もこういう名言を残してます。

僕にはまだ帰れる所があるんだ。こんな嬉しいことはない。

試験中にこのような心境になり、基本の公式に帰って考えることが出来れば、未知の問題が出たときのパニックなどからのリカバリーは短時間でできます。これは断言できます。
是非基礎力の充実をここ
で「紫雲和尚」で検索して図ってください。ほんと、嫌みなほどベーシックに拘った記事書いております。

また、前回申し上げた通り、事例Ⅳで出るであろう、主要財務論点については、今後隔週でここ
で語っていきますので、興味のあるかたは是非です。

※アムロ=レイの名言。
機動戦士ガンダムの確かⅢでのラスト近くの名言。
地球連合軍のモビルスーツ(いわゆる戦闘用ロボット)戦士であるアムロは、敵対するジオン公国のシャーアズナブル少尉との生身のフェンシングでの戦いに引き分け、かなりダメージを受けた彼は、敵地ア=バオバ=クウからの脱出を半場諦めていた。
しかし、宇宙用救命用ボートからの子供たちからの呼び掛けをテレパシー?にて受け取り、それに応じて敵地から脱出、その折りに発した名言。
はい、興味がない方には全くなんのことやら、の解説でございました。

 

 

3.編集後記
最近、道場の6代目のお仲間が非常に熱い記事ばかり書かれていて、なんだか
「和尚、お前もスカしてばかりいないで、受験生に向けての応援記事や、この勉強法オススメします、みたいのを書けや!」
のような幻聴も聞こえて参りますので、ちょっと熱く書いてみました(熱く書いたのはガンダムのくだりのみ、という幻聴も聞こえてくる)。

ただ、TDLにしてもガンダムにしても、事例Ⅰ~Ⅳにしても、
ストーリー
というのはやはり重視すべきかと。
ストーリーがない商品は、コモディティ化してしまい、付加価値をつけることができませんよね。

だから、事例Ⅰ~Ⅲ(Ⅳも含むか?)の解答というのは、
「事例企業のストーリーの読み取りがきちんとできているか」
まずこれに尽きると、そう思っております

明日は、鳥の視野を持つなごが、今回の2次受験者だけでなく1次から再挑戦する人への熱いメッセージを発します!

それでは、みなさん、再来週までさよーなら!

 

 

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道場メンバーによる連載決定!

2015年9月号より、
中小企業診断士と診断士を目指す受験生に向けた雑誌
月刊「企業診断」道場メンバーによる連載がスタートします!

2015年9月号(発売日 8月27日)月刊企業診断

2016年度一次試験を目指す方向けに中小企業白書の解説を
6代目のおと・おはとも・うみのが共同執筆しました!

2016年度の一次試験を受験される方はぜひとも参考にしてくださいね~。

そして10月号以降では、さらにパワーアップした新シリーズをお届けします!
ブログでは明かされない道場メンバーの姿が垣間見られるかも・・?
ご期待ください!

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こんな夢を見た。

2次試験を受験している私は、マークシート専用鉛筆(HB)を、いや2次試験専用に調達したDrグリップなのか、とにかくそれを握りながら、升目が埋まらないことに悩んでいる。

また、これが四半世紀以上前の大学受験の2次試験なのか、もしくは1年前の診断士2次試験なのか、夢であるので定かではないものの、思案顔の私の悩みは深い。時間は迫るが問題文が何を言いたいかわからない状態が続く。また設問もどうも曖昧模糊としており、どこを捉えて解答してよいかわからない。数字的な問題はさすがに検算をすれば、正解らしき数値は得られたとの感触は得られるが、記述分野はなんとなく自信が持てない部分が多すぎる。こんなんで俺は受かるのだろうか、いや受かるはずだ、自分の努力はしたではないか。通勤通学電車の中で立ちながらでも問題を解き、可処分時間の90%はこの試験に賭けてきたではないか、受かるべきであろう、そうでなければいけない、とは言うものの、試験合格という想いは自分の頭の中の想いだけであって、どうも解答用紙の升目をとおしてならば、その想いは雲のように消え去って、採点者まで伝えがたいものとなるような気もする。

夢がゆえに場面は飛ぶ。

こんな夢を見た。合格発表の日である。これも大学T講堂前に張り出された合格番号なのか、はたまたネットで見た診断士口述試験の受験資格獲得一覧表なのか、定かではないが、自分の番号はない。
そして、いつも叫ぶ、
「もう一度、受験すればいいんだろ! 1次は受かっているから2次からでもかまわん!」
いや、大学受験は1次試験から受けなおしだって。診断士試験はその点はよいのかも知れぬ。

そして、そうした場面でいつも目が覚める。

・・・・・・・・・・
こんにちは、和尚です。
上記は創作ですが、夢の内容はほぼノンフィクション、社会人になっても大学に落ちた(事実ですが)夢は一度ならずとも見ましたし、診断士合格後にもそんな受験体験を下敷きに(これはフィクションですが2次試験不合格)の夢も見ました。
フロイトさん的に考えれば、これをどのように解釈するか、が問題なのかもしれませんが、どうでもいいです。

けど、あと11週間後には上記の通り「曖昧模糊」とした気分での試験に臨むのは絶対によろしくない。
升目を埋めるときには全力で埋めていただきたい、そう思っております。

と、事例Ⅰ~Ⅲの話をするかと思いきや、本日は和尚

「財務について何か書け!」

というお題をいただきまして、おとと和尚の龍虎の戦い(誰だ?雲泥の差って言っているのは?)を演ずべく、
でもどーせおと記事と差つけられるんだろなーとかいじけてまして、今回は、こんなこと考えてみました。

題して
中小企業診断士事例Ⅳ過去出題の徹底分析(でもパクリかもしれないです)を元にした、平成27年事例Ⅳはこれが出る(んじゃないか? あれかぶってるぞ!)!です。

前から思ってましたが、この事例Ⅳ出題範囲が偏りがあるようなないような。いったいどういう視点から出題がされているのだろう、なーんてこと考えてみました。

でです、これこれこれ、T●Cの動画チャンネルにいいもんがありました。Tセンセありがとぉ!(お会いしたことありませんが・・・)

はい、和尚がT●Cのレジュメを元にして、ちょっと付け加えてみましたが、いかがでしょうか。
すべて「儲け」に関わる概念について問うていることがわかりますね?

ええと。
どこかでしゃべるか書いたか忘れましたが、財務のそもそものところは
「どれだけ儲かるの?」
ということを定量的に知りたいがゆえのものさしとして発達したはずなんです。
って、いうことは、財務の全ての問題は「儲け」をどのように捕らえるか、とのところにフォーカスできるのではないかと。
この辺は、和尚の再現答案に詳しく掲載されてますが、ここの土台があるかないかで、試験のときの落ち着きはまったく違うかと。

そのフォーカスした答えにたどり着くことは大変ではありますが、
解いているときの方向性は違えたくはありませんよね。

和尚はこの分野「儲け」という考え方を下敷きに、網羅してみたいと思います。
(ああ、宣言しちゃったよ、出来なかったらごめんなさい)
ただし、一般的な財務のテキストに書いてないような内容をいわゆる上記の表でいうところの「コツ」というものをお伝えしたいなーと思っておりまます。

しかしながら、ここからの11週間、単純に考えれば和尚の出番は今回を含め5回くらいではないか、と考えております。
となると、道場だけでは上記内容をお伝えできないか。。。と考えてまして

ここのブログ

で、和尚は詳細を語ろうとおもってます。だって道場ブログでは、こんな点数とれなかった私でも事例Ⅰ~Ⅲもお話ししたいではないですか、それにやはり2014年10月12日の悲劇もお伝えしたいし。

とりあえず、整理しておきますと、
①すでにCF計算書については(表中、注1の説明です)
ここ
にてかなり詳しく語ってます、またいろいろな変化球を投げまくって、理解の切り込み方ってのは一方向だけではないよ、ということを繰り返し語っておりますので、ちょっとでも興味がおありならば、ぜひご覧いただきたく存じます。理解が進めば、これに勝る喜びはありません。

②また損益分岐点分析については(表中、注2の説明です)
道場のここ
の記事で特講をやっております。BEPについてはくどくどと述べませんのですが、結局のところ、上記の売上とかの式の理解しかないのではないでしょうか。

③経営分析については、
近いうち、道場ブログで行います。

④では残りに関しては・・・
ここ
で和尚が書きましたよーって感じで、毎回のブログにリンク貼ってこうかなと感じております。

自分がこの半年近く書いてきたことを、集大成としてアップしていきますので、請うご期待!

 

—- 2次対策のお悩みはここで解決!3都市で夏セミナーを開催します —-

道場では、夏セミナーを通して様々なノウハウをお伝えします。

皆さんの課題解決の一助になるよう、多角的な視点から内容を組み立てておりますので、ぜひふるってご参加ください。

 

◆2次試験、学習の壁をどう乗り越え、学習計画をどう立てる?
 一発合格道場 東京夏セミナー

日時:8月30日(日) 14:00~16:45(受付開始13:45~)

場所:東京都中央区

参加費:500円

定員:45名(満員御礼となったため増枠いたしました)

開催時期は2次対策を始めてから約2週間。

最初の手探り状態から少しずつ、悩みや迷い・課題点などが具体的に見え始めるころではないでしょうか。

そこで、一発合格道場 東京夏セミナーでは、「2次試験対策の迷いや悩みをスッキリ解消&本試験まで残り56日の学習計画をどう立てるか?」をテーマに、2次対策セミナーを行います。
6代目と歴代道場メンバから、2次対策の壁の乗り越え方、合格に至る学習計画の立案方法について、とっておきの情報をお伝えしつつ、個別お悩み相談にもお答えします!

<内容(予定)>
◆2次試験の本質である“聞かれたことに素直に答える”ってどういうこと?Nico&岡崎教行が徹底分析!
◆得点開示、2次対策にどう生かす?
◆あなたの今のお悩み、解決方法を道場メンバによるパネルディスカッション形式でお答えします!
◆残り56日の学習計画を立ててみよう!

※内容は予定であり、変更の可能性があります

 

お申込みはコチラから

満員御礼になりました。ありがとうございました。

 

 

◆なご&和尚がお届けする、事例攻略のキモ&事例Ⅳ対策!

一発合格道場 名古屋&大阪夏セミナー

 

<名古屋会場>

日時:8月15日(土) 14:00~16:30 (ティータイム懇親会/16:30~17:45 本懇親会/18:00~20:30)

場所:名古屋市内(詳細はお申し込み後別途お知らせします)

会費:500円(ティータイム懇親会はご自身の御茶代、懇親会費は別途会費を申し受けます)

 

<大阪会場>

日時:8月22日(土) 14:00~16:30 (ティータイム懇親会/16:30~17:45 本懇親会/18:00~20:30)

場所:大阪市内(詳細はお申し込み後別途お知らせします)

会費:500円(ティータイム懇親会はご自身の御茶代、懇親会費は別途会費を申し受けます)

「こんにちは、和尚です。

一次試験も終わり、やれやれ・・・
という人、要注意です!

そんなあなた、このなご・和尚の40’sの2次対策セミナーで気合いを入れ、あと11週間を突っ走りましょう。

 

なごからは二次に取り組む上での考え方を、事例の内容をふまえながらお話しします。

和尚からは過去出題傾向からみる事例Ⅳの対策法。

和尚は、次回の8月13日ブログ当番の記事(事例Ⅳに関する記事)とリンクさせてブログでは書けないようなこともお伝えしたい、と思っております。

基本は「財務の基礎」ですが、得意不得意の運の要素、電卓に対する慣れ、等の要素も絡んできます、それに対しての対処法などもお話しできれば、と考えております。

また、皆さんとお会いできることを楽しみにしております。」

 

大阪会場のお申込みはコチラ

名古屋会場のお申し込みはコチラ

 



ちーっす。和尚です。
暑いですね。

独断専行のこの和尚、今回ばかりはうみのリーダーに
「和尚、道場ではこの2週間『直前期詰め込み学習Week』と題してやるんだから、読者に反感を買うような内容は当然ながら、得意技の隅つつきなんかの変化球禁止! 受験生に即効で役に立つ記事をお願いしますよ、そうそう、きり記事、なご記事みたいな直球勝負でお願いしますね!」
との、忠告をいただき、下書きをしたためました。

が。。。。
こんなの和尚じゃねえ!

というのばかり量産して、自己嫌悪に陥ってしまいました。

で、考えたのが、和尚が実際にやってた勉強法をご紹介しようかと思った次第。

題して。
「日本経済新聞は絶好の中小企業診断士1次試験の変化球問題への絶好の参考書である。」
です。
変化球問題への王道の対処法は明日のなご記事を読んでいただくとして(あれ?これ前回も同じようなことをのべたような・・・)

今回は、和尚なりの独特の、それでいて相応に役に立つと思う対処法の紹介です。

まずはどのように利用するか、ですが、
「テクニカルタームの確認」

「連想して思い浮かべられる語句、基礎の考え方はどうか」
の主に2つの点検に使っておりました。

紙面をなめるように読んで、どっかで勉強してきたような語句が出てきたらそれをチェックし、どのようなことだったか頭のなかで反芻、かつこれに基づくチェックはどうかを考える、ことをしておりました。

多彩な語句が紙面を飾っておりますので、
そこは自分のセンスとチェック力、アンテナ力を試す絶好の機会、

とともに

初見の語句が出てもびびらない精神力

の鍛練に使っておりました。
当然、初見の語句が出たら調べることは調べるのですが前後の文脈からそれがなにを意味しているのかを推測する力も出てきますよ。

それでは実践。
教材は2015年7月15日の朝刊を利用します。

1面【財務】東芝社長、9月辞任 不適切会計
いきなりむっちゃ難しい財務の話をするのですが、6ー8行目
「 田中社長らがインフラ部門で損失計上を先送りするよう実質的に指示し・・・」
はい、これです。結局粉飾(とまではいかないが)、この損失計上を先送りする具体的なやり方、わかるでしょうか。アカウンティングの問題ですね。

答え:インフラ=有形固定資産のうち費用計上するべきもの、例えば陳腐化した資産をそのまま資産に乗せ続けるよう指示したのではないでしょうか。
費用→資産という粉飾は古典的な手法です。

3面【経済】来年度実質1.7%成長 政府見通し同じく5面【経済】海外経済を点検 日銀決定会合
という記事では、きちんと成長率の数値とか抑えておくべき。最初の問題でいったいどのような数値がベーシックな数値となるかわかってないと結論がぶれることになります。
この記事では2016年度前半にかけて物価上昇率が2%程度に加速するという見通しをしていることと、でもギリシャ問題もあるから点検中というところか。
15年度の実質成長率は1.5%というところをおさえておきたいところです。

5面【経済】【法務】TPPカナダ出遅れ
カナダはどうでもよいけれど、和尚はTPPに2年もヤマかけて一回も出なかったという体たらく。でもでも、各国の主張とかはおもろい。
農産物:保護カナダ、開放アメリカ。
乳製品:開放NZ、開放反対日本&アメリカ&カナダ。
薬のデータ(知的財産):保護10年以上アメリカ、5年未満豪州、アジア(アメリカは開発国、豪州アジアはジェネリックを生産してるから)
なーんて、いうことも覚えておいても損はないか。
それよりか、TPPとはなんぞや、ということは一度ぐぐっておいてもいいと思われる。

9面【情報】【経営】中国、半導体「脱外資」狙う
こういうベタ記事を読み飛ばすのは野暮というものだ、というのが日経から派遣される「日経の読み方」の先生が口を揃えておっしゃる言葉。
タイトルだけみて読む可否を決めるのでは、その取り上げた事項の背景がまったくわからんでしょ?ということを熱弁されるが、中小企業診断士試験も同じ。
DRAM、フラッシュメモリーなどの語句が出た場合、その背景にあるものを捉える。
またここでは半導体の世界最大手は「ファブレス企業」の米クアルコム、と書いてある。ファブレス企業とかテクニカルタームが出てきたら、
記憶の強化に努めるべし!

11面【経営】新ブランド展開 三陽商会背水
三陽商会はバーバリーブランドのライセンス契約が切れるために、新ブランドの育成に躍起になっている、というお話。
詳細はここには全部書けないが、こういう記事を読んでブランドについての知識の整理に思いをはせるのが日経のうまい読み方。
この記事戦略論にも言及していて2次試験にも応用は利く(2次試験対応も記事作成計画あるので待っててくださいまし)

12面【経営】【情報】ネット家電開発手助け 日本IBM、月内にも
IBMがインターネットにつながる家電の開発支援サービスを開始する、という話。
テクニカルタームでIoTというのが出てきている。これなんか数年前のテキストなんかには載ってないような気がする・・・。
ビッグデータ解析、などの手法もさらりと抑えておきたいところ。

16面【財務】(金利)10年債、0.455%に上昇
「(前略)国債利回りは上昇した。前日比0.010%高い(価格は安い)0.455%・・・」
はい、財務苦手な方、ここ注目です。利回り(利率)は上昇すると、債券価格は低下することが「(価格は安い)」とわざわざ注記していただいております。
マーケット面は数字ばかり並んでいてヤダ!という方もおられますが、次項の記事とか読んでて面白いです

17面【財務】【法務】(大機小機)トヨタ種類株とガバナンス
これ、匿名のコラムですが、気がつくだけで試験に出そうなタームがどんどん出てくる。
新株予約権つき社債(CB)、普通株、有利発行、種類株、配当利回り、譲渡制限、全体の時価総額・・・。
ここでは単語しか抽出しなかったけれど、このコラム、きちんと文脈の中で上記の単語を理解できるようになったら本物、だと思って精進するとよいと思います。

26面【経済】経済教室 客観的評価の反映 不可欠
全要素生産性(TFP)のグラフが出ています。去年でましたかね? この経済教室、非常に難しいですが、これ結構経済で出ます。

26面【法務】ゼミナール 迫るマイナンバー
マイナンバーについても、かるーく押さえておいたほうがよいかもです。深入りは禁物。

ととと、和尚が気づいただけでピックアップしただけでこれだけ出てきました。今回運営、中小については抽出できませんでしたが、よく読めば出てくるのかもしれません。

最後に何が言いたいか、を述べて、この和尚らしくない記事をおしまいとしましょう。

試験では変化球問題が必ず出る。それに対応するために「ちょっとした知識」が非常に身を助けることがある。
ゆえに試験までの短い時間、新聞だけではなくテレビ、電車の広告、インターネット、知人との会話などなどにアンテナを張り、
ちょっとした知識の連想ゲームを楽しんで、記憶の強化、知識の確認を心がけよう!

てなわけで、和尚でした。

合掌。



さて、1次試験まで1ヶ月を残すのみとなりました今日七夕の日、いかがお過ごしですか。
和尚でございます。

思えば、この道場ブログ、花祭りやら七夕やらこの和尚に
「日本の伝統行事の日」
ばかり回ってくるのも、domestic的な和尚に関わる何かの因縁でございましょうか。
ちなみに海外なぞ1度しか行ったことは有りませんが、日本の都道府県は全て足を踏み入れたことはございます。

この七夕祭り行事について、和尚、何か申せ!とおっしゃる方もいらっしゃるかもしれません。
ですので、一つだけ申し上げます。

こちら名古屋を含む愛知県では七夕祭りが盛んでございまして、
名古屋市円頓寺
一宮市
安城市
などで盛大にやるのですが

7月7日以降に七夕祭りを行う

のです。(今調べたら、仙台も8月、平塚は7月5日に終了)

これは
七夕祭りの需要変動性(正確には供給変動性、でしょうが)に対応したサービスマーケティング
であることは自明ですね
具体的には、7月7日には七夕の供給が多いため、七夕祭りは供給過多になってしまいますが、8月にやれば稀少性が高まり、需要が喚起されますよね。
ただし8月第1週にはほかの祭りとの競合も気をつけねばなりませんが。ちなみに和尚の地元、桑名市、四日市市、鈴鹿市、津市、すべて市を挙げての夏祭りは8月第1週に行われるので、競合が激しすぎ、桑名の石取祭、地元をキャンセルして初めてみたのは大人になってからでした。

ただ、和尚、個人的には8月の七夕祭りって、
「六日の菖蒲、十日の菊」
ということわざを思い出してしまうのですが。こんなことはどうでもいいですのでサービスマーケティングの分類、きちんと押さえておきましょう。

さて本題(の前座か?)
試験まで差し迫った読者の皆さんにとっては、合格した道場のメンバーから
・気合い系
・応援系
の記事で
「よし!俺も再度気合いをいれるぞ!」という気持ちを喚起させるような読み物を期待されているかもしれません。

が、そこは6代目道場メンバー最高齢(精神年齢は一番「こども」かも)かつあまのじゃくナンバーワンを気取る和尚、
そういう意味での記事はあしたの「なご記事」までお待ちください。もしくは、昨日の「きり記事」をお読みください、そういった期待を裏切りませんゆえ。
(こんなこと書くと二人に怒られます、真面目に書け!って)

今日は、先日の模試の話題も全くせず
「テクニカル系」
のお話をしたいと思います。それもあまり6代目のお仲間のみなさんが書きたがらない「企業経営理論」のお話を。

私めが一昨年、経済と経営を落とし、この2教科に専念して1年勉強してきたことはいつぞやお話いたしました。経済については隅つつき講座でやりましたが、経営については隅つつき「労働法務」の話ではなく、王道の話を本日いたします。
すべて、去年の企業経営理論の問題から抽出します!

1.テクニカルターム(専門語)の罠
この教科に限らず、「文章の書いてある意味が読み取りにくい問題が多い」のが中小企業診断士の1次試験の、特に企業経営理論の問題の特徴。
さらに、ここに「そんなの勉強してないぜぇ!!(泣)!!」っていうテクニカルタームを混ぜ混ぜしてくる、という変化球でもって受験生を煙にまく、知っていればなんてことのない選択肢だったり。。。

ちなみに、去年(H26)の問題から和尚が初見だと思ったタームを抽出すると
第8問 承認図方式
第13問 ISO26000、JIS Z26000
第14問 クラン・コントロール
第15問 レイモンド・マイルズとチャールズ・スノー(人名)。彼らが提唱した経営戦略。
第22問 SHRM(戦略的人的資源管理)
第29問 5Ps
第30問 の② フルネスト(③のDINKSは知ってた)
第33問 海外宛マーケティングのプロセス

和尚は独学なので、もしかしたら通学の方や通信の方はこれらのタームや概念は出てきたかもしれません。

では、これらのタームが出てきた時に、どうするか。
それは・・・
「んなもん、この俺様が分からんのだからだれも分かるはずない!!!!」という
「大胆な開きなおり」
が大事です。
いま見直してみれば14、22、30-②、33は落としておりますが、それでも正当率5割になってます。知っていれば取れた問題もありますが、知らなくても解けるということでしょう。

ただし、注意していただきたいのは
和尚が徹底的に勉強した労働法務では、わからないタームはひとつもなく、かつ満点である
というところ。
まだまだ、時間は残されており、タームを理解する時間は残されているはずです。ゆえに1問でも問題を拾うべく、今の時点では努力したいところです、企業経営理論に限りませんが。

専門用語の罠のまとめ
テクニカルタームを覚えて(というより、触っておく)得点の可能性を上げる。
ただし、実際に出た場合には、大いなる開き直りで対処。(動揺は絶対に禁物)

2.「一句の大切さ」
こどもの頃からミスの多い、この和尚。
あれほど、読み飛ばししまいと
「この試験、読みとばしなく、一句に気をつけよう!」と思いつつも、全く機能しなかった問題が2問あった・・・。
この「の大切さ」ほんとうに過去問をやってて思ったのだけど、5こくらいの選択肢の中で、一語、一句だけ「違った語句」を入れられてしまうと、読み飛ばしてしまうんですよね。はい。よくもそんなので2次試験通ったなとも思うのですが。ただ2次試験は文章に流れがあるので読み飛ばしたとしても、読み進めるうちにどこかで違和感を感じられるのですが、1次試験の選択肢はすべて個別の事象が書いてあるので、アとイには全く関連性のないことが多く、流れで「なんか誤読してるぞ」というブレーキがかからないことが多いのです。

ここでは、和尚が実際にH26の企業経営理論でやらかしたミスを
人の振り見てわがふり直せ
・他山の石

としていただきたく、大いなる恥をさらさせていただきいましょう。

1つめ。
第9問、間違いを選べ。

ア(前略)製品が市場で勝ち抜くことを阻む「死の谷」・・・(後略)

はい、これだけで切れますね、製品が市場で勝ち抜くのは「ダーウィンの海」であって、製品開発段階から事業化段階への谷が「死の谷」で、ここは一発で切れる。これも見逃して、わざわざこの問題難しく考えて誤答となってしまっています。

2つめ。
第32問、間違いを選べ。
ウ ブランドエクステンション(ブランド拡張)とは、製品カテゴリーにおいて確立されたブランド名を「同種の」製品カテゴリー内の新しい製品に活用することである。

あのさ、同種の製品に一緒のブランドつけても、拡張しないじゃん、まじで。

恥ずかしい実際の和尚のH26の問題用紙見てください、

ウに大きなマルをつけております、バカかこいつ。

(一句の大切さのまとめ)
上記の2問はあとから考えればサービス問題とも考らえます。だって語句をきちんと覚えてさえいれば、「あれ?」って感じるアンテナが反応しますやん?
ある意味「感度」「感性」の問題とも言えるかもしれませんが、この選択肢のなかで、ほんとに「一句」しか違わない問題(で和尚が間違えたの)がこの2問。

逆に、和尚が一句でGETした問題、
23、31です。

もう一度言います
「企業経営理論は、一句が大事!!!(特に間違いを選べ系)」

他にも多数、テクニック的なものはあるかもしれませんが、和尚が感じるところは上記の通り
といいながら、実践ってやっぱり難しいもんですね、上記の通り、5割は間違えてるし。

この期に及んでですが、また繰り返しになりますが、試験まであと1カ月あります。
1.2.に共通して言えることなのですがこの間にできる限り

「専門語」の正確な理解

を追求しましょう。上記のとおりすぐに切れる問題は毎年必ず数個は存在します。しかしながらこの「正確な」理解がない限り、選択肢を切ることができないと思われます。私はこれを過去問にてトレーニングしたつもりだったのですが、それでも5割くらいの正答率しかございません。まだまだがんばれるし、そういった意味では1次試験は試験当日でも詰め込みがきく試験かもしれません。

合掌。



はい、ということで今日は重箱の隅つつき論点その④、統計学を考えるです。

和尚は一応大学の専攻は教育心理学です。故に統計が出来なければ、心理調査はもちろん、母集団の分布や異なる2集団に有意差があるかどうかの検定もままならず・・・。当時Excelなんてない時代からやっていたはずなんですけど・・・

平成13年からの情報システム分野の最後の2問、どうしても正答率6割を越えることができません!
統計学検定なる検定試験もちらりと覗いてきました。この診断士試験での統計学は、その1級にも匹敵するくらいの難易度ではないか、と推察します。
この記事を書くためにもう2ヶ月ちかく統計学の本を読み漁りました。10冊は超えたと思います。が、隅つつき論点①~③までと違って征服出来なかったことをここに告白します。

和尚が2ヶ月やっても・・・とは申しません。和尚この分野実はとっても弱かったりするかもしれません。
しかしながら、この2ヶ月苦しんだ経験からすれば、これは前回の法務における英文問題とは違って

「労多くして、益少なし」

の部類に入るものではないでしょうか。

故に、巷で言われているとおり、この2問を捨て問として扱い、他の問題で65%程度の正答率でこの情報システムを通過する、という選択肢をチョイスするのもあながち間違いではないと思います。ちなみに私H25年度の2問は全滅でした。

でも、それでも、とおっしゃる方。
ここは、謙虚な水準として
「情報システムにおける統計問題で5割の正答率を目指す!」
という目標に向けて、のお話と思って聞いていただければ幸いです。

1基礎力醸成
この統計学という学問、大学時代のテキスト引っ張り出して読んでみました。これです。

このテキスト、今ではセクハラと言われそうな内容盛りだくさん!もう絶版なのかしら・・・

なんで大学のときに困らなかったかと言えば、統計学は「あくまで道具」であり、その道具自体の知識を問うて「統計学が出来る」という筋合いのものではないからです。

一方、診断士試験の統計学分野、「統計学の知識を問う」問題が多すぎて、確率分布の種類と特徴覚えるのには、生半可な努力じゃちょっとついていけませぬ。

はい、文句言っても仕方がありません。ここは現実的な対応策として2つご提案申し上げます。

①財務分野の「投資セクション」における「リスクとリターン」「ポートフォリオ」を十分に理解する。

これは財務でもかなり出る分野なので勉強しておいて損はないです。ここでも統計学の手法「分散」「標準偏差」などが出てきますので、これが何を意味するかを徹底的に叩き込んでください。(経済学でも出る可能性あり)

②統計学の基礎を学ぶ
もう、時間も残されていませんし、本屋に行く時間も惜しい!とおっしゃる方。
ハンバーガー統計学
お勧めです。電車のなかでも読めますし、t分布、カイ2乗分布、分散分析くらいの基礎は「感覚で」わかるようにはなれると思います。

特に①は、財務との相乗効果も期待できますので、やって損はないかと思います。

2実際のテクニック習得
分布だけでも、正規、2項、z、t、F、分散、カイ(χと書く)2乗、ポワソン、ベルヌーイ、幾何、超幾何、指数、ウェルチ、2元配置分散、過去10年でこれだけの分布が出ているのに、覚えるだけでも大変じゃねーか!こんなもんやってられねーよ!と思う方。たぶん正解です。

それでも、それでも、統計学を愛してらっしゃるかた、
さまざまな確率分布 (probability distributions)ご覧ください。
この表により、かなり「分布」というものについて、分かりやすくまとめてあります。

その上で、和尚のワンポイントレッスン
★自由度とは?
例えば、赤、白、黄の3つの玉があったとします。
これをA君、B君、C君が順に選択して取っていく状況を考えます。
A君は赤白黄のうち「自由に」選べます、B君はA君の取ったあとの2つから「自由に」選べます、C君は残り
ものですので「自由には選べません」
よって、自由度は3ー1で2(自由に選べる数)となります。
「自由度=n(標本数)ー1」
H19年の第23問はこれだけで解けます。
H23年の第24問は選択肢アをこれで切れます。

3最後まで諦めない

最後に、去年H26年の第24問を使って
「あきらめたらそこで試合終了ですよ」ということをお教えします。根性と常識で解ける問題もある、ということで。
(和尚要約)
ある電機メーカーが、自社のシェアを調べたい。このシェアを推定するのに必要な標本数の計算式として、適切なものはどれか?

私ね、この問題さっきまで解けませんでした。信頼係数95%だから、正規分布が2.5%(片側)だから、その値は1.96とTAC模範解答には書いてありましたが・・・。
(それでも2つまでしか解答を絞れない)
こんなん、問題文の数値なんか読まんくても出来ることがわかりました。

それは・・・
計算してみる!
です。↓が選択肢です。もう一度申し上げると「市場調査をするのに必要なサンプル数は?」というのが問題です。

社会人の数学は「aboutな数値でも出りゃOK」と考えている和尚は、
各々の選択肢の2項目×3項目は
アとエ:大体3%
イとウ:9%
とはじきました。そうすれば、あとは1項目の計算のみ。
計算を続けると、
ア:2(1.96のaboutです)の2乗×100 ×3%=400 ×3%=12くらい
イ:65の2乗×9%=380くらい
ウ:2.6の2乗×9%=0.6くらい
エ:26の2乗×3%=20くらい

はい、大体出ました。正確には、アから11、384、0.66、19ですが、気にしない。各選択肢の数値の違いが分かるくらいでOK。

さて、標本数が1以下になることはないので、ウは×。
とすると、あと3つに絞られますが、
一般的に考えて、20やそこらのサンプルで市場全体のシェアがわかるもんなんでしょうか。
例えば、前年シェアが10%と書いてありますが、20標本を選んで、1つもそのメーカーの製品が出てこない確率はかなりあるんじゃないですか?

となると、イが正解ではないかと、相当に自信をもって言えるのではないかなと思われますが、いかがでしょうか。

というわけで、あまり対策にならない情報システムの統計学ですが、この科目だけ落としちゃった!という人は、どうでしょう、やってみても損はないかもです。

ただ、深入りは禁物、という感じがあります。だって統計は使うもので、使うときに本を読んで調べてどの指標を使うか決めるものなのでしょうから。



みなさん、こんにちは。日曜午後いかがお過ごしですか、
サンデーアフタヌーンファイナンシャルアワー担当の和尚です。
今日は、先般の大阪なんばで行われた一発合格道場初夏セミナーのレポート・・・と行きたいところなのですが、
なんだかそういうレポートって「盛り上がりましたっ!」っていう自画自賛の匂いがぷんぷんするので、
天邪鬼の和尚としては、違った観点から少しばかし説教を垂れてみようと、わざわざ出張ってきた次第です。

意図としては、
「和尚が財務をレクチャーするにあたり、読者との双方向コミュニケーションからの和尚の気づきをフィードバックすることで、
今後の学習に有益な情報を持って行っていただけるのではないか」と思ったことから。。

うん、セミナーって当方から教えてあげる、っていうのもあるのですが
受講者のみなさんと会話する中で、こちらが教えられることのほうが確実に多いことを感じております。
そして、感謝しております。
特に
「どういうとこが分かっていないかを当方が分かっていない」
という情報のズレが確実にあり、これを埋められるのは役得だな、と思ってます。
これは当然、診断士になってから物分りの悪いシャチョーさんへの助言等でも役に立つわけで。

てなわけで、本題。
タイトルは「大阪セミナーで得られた和尚の気づき」とでもしておきましょうか。

1.財務での机を離れた思考訓練の大切さ
限られた受験勉強の時間の中で、財務諸表の勘定科目をいちいち覚えてられねーよ!という気持ちは十分に理解しております。
そして、この世の中、財務が好きという人間ばかりでないことも、これも十分に理解しております。

しかし!
財務の勉強のおもしろさは、テキストを離れても、実際の生活の中で思考訓練が可能ということ。
例えば、上述勘定科目はお金の「入」(負債、資本、収益)「出」(資本、費用)に分類し、それが今進行中なのか(BS項目)、終わった取引なのか(PL項目)、返済の可否(負債と資本の分類)だけで分類できますから、
お風呂に入ったときでも「前払費用は、えーっと、対価を受け取る「前」に支払った費用だから「出」、かつあとで対価が帰ってくるから進行中、よって資産だな」とか考えることもできます。

例えば、あなたがお店でカード決済をするとき、お店にとっては売掛金の増加で、これは運転資金の増加を意味し、CF計算書では営業CFの減少を意味するのだな、と考えることもできますし、
一方、TOICAなどの電鉄系カードにチャージした場合、電鉄会社は前受金の増加として営業CFの増加を意味するんだな、なんて考えることもできます。

はたまた、BOOKOFFで本を売ったとき、お店サイドでは在庫の増加となり、これも営業CFの減少を意味しますし、
逆に本を売ったあなたは備品の売却、すなわち投資CFの増加を意味しますよね。

もっといえば、街を歩いてて賃貸マンションの「賃貸募集!家賃8万円/月!」てな看板を見た場合、
「ああ、全部で10戸あるから年間収益は大体100万円、割引率6%として・・・・」とか考えていけばDCF法の解き方の復習もできちゃう・・・。

はい、和尚、若かりし時代はこうして思考回路を鍛えましたよ。

すなわち、お金が動くところではすべて財務につながる、と考えてみることも、必要ではないかと。
これが試験で変化球が出ても「平常心」を保つことができるのではないか、と思うのでした。
いや、街に出れば変化球ばかりですやん、いろんな物が売ってて、いろんな経済活動してて。
そういう世の中の「一部分」しか試験に出ないのだ!と思えば、多少が気が楽になるし、生活すべてが勉強の材料なんていう科目は財務以外にはないと思うのですが、いかがですか?

(附記)大阪セミナーでなご氏が申しておりましたが、経営理論、事例Ⅱについても、生活に密着しており、お店に入って実際に考えてみる、サービスを利用してみる、というのもありです。

2.聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥
これはよく言われることわざです。
なにも恥ずかしいことはありません。特に若い人(のほうがと、和尚は思う)は、「こんなことを聞いては恥ずかしいかな?」なんて思うのでしょうが、
むしろ、シャチョーさんに「それどういうものですの?」なんて会社の商品の知識とかを聞くと基本的に大喜びします。和尚みたいな教えたがりも含めて、相手を喜ばせる効果があります。

また、こんなおっさんになっても世の中には知らないことが多いです。
実際、名古屋、大阪セミナーでのなごさんの「コンビニ講義」、私、半分くらい初めて聞くような知識でしたもん。
ぜんぜん恥ずかしくないです、むしろ受験生時代の「今」聞いておかないと、
それこそ診断士になって、社長さんに聞かれたときに「答えられない」ほうが恥ずかしいではないですか。
(その時には横のネットワークで得意技の人に聞く、というのもありますが、やはり「即答」すれば診断士としての価値は上がりますよね)

どうか、受験校の先生(そのために高い授業料を払っている)や、
この道場ブログ(質問を含め、コメントくると基本的うれしい)などに問いかけてみてくださいな。
でも、ブログ荒らしはやめてくださいね(笑)。
和尚が答えられなくても、集合知でカバーします!

3.柔軟性とこだわりの使い分け
最後、これが一番難しいのだけど、「テキストに載っているから、これが唯一絶対的な答えだ」という考えは、一応疑ってみましょう。財務の解法については色んなアプローチがありますから。
特に2次試験、和尚みたいな素人が見ても某受験校の模範解答、「これやばいんじゃねーの?」と思うような答えもあるにはあります。
また、去年の財務で言えば「税引き後CF」なんて言葉、私始めて聞きました(無知なだけかも知れませんが)
そこは、柔軟性でもってカバーすることも大事です。
逆に、「ここだけははずせない」という知識もあります(上述DCFの算出法とか)。
そこは、何度も申し上げたかと思いますが
「自分の頭で考える」
ことが要求される試験ではないかと、そう思っております。

思いつくままに書きましたが、どれも試験に必要なエッセンスではないかなあ、と思っております。
上記のことも参考になされて、合格に一歩でも近づけるようお祈りしております。

最後になりましたが、大阪セミナーご参加されたみなさま、ありがとうございました。



はい、こんにちは。今日の重箱の隅つつきのお話は、
5月連休前後の「和尚の財務祭り」から暖めていたネタです。

「こんなに財務にコキ使われるのはほぼ8年ぶり!!!」の状態で、もうやだやだやだやだやああ財務なんて嫌いだぁ!!な気分のときに思い付いたのが
「そうだ!英語をやろう」
でした。この英語が苦手、というか現在完全domesticな業務に就いているため、英語に接するのは中小企業の海外子会社の決算書見るときくらいで、もう英語なんてとてもとても。。。

という人間が、法務の英文攻略法書きます!!
だからこそ、有効な記事が書けると信じて。

 

1 傾向と対策
アンドロメダさんもここでおっしゃっているとおり、
「労少なくして益多し」の分野ではないかと思います。
ある程度の特殊な単語を覚えて、あとは普通の商取引やライセンスの常識で解ける問題が多いように感じます。

ちなみにここ10年間の出題範囲を見ますと

守秘義務条項H26
貿易実務 H25、18
ライセンス供与にかかる事項 H24、23、22、21、19、17
裁判所管轄の問題 H20

と、圧倒的にライセンスにかかる分野が多くなっています。
が。
ここ2年の傾向を見ますと守秘義務条項(H26)と貿易実務(H25)で、
①どちらも設問2問
②あまり「英語力」が要求されない(常識力もしくは「知識」)
③7ー10点くらいの配点あり(従来1問出題の4ー5点の配点だった)

という特徴があります。

H26年に関しては、過去問傾向からすれば特殊な論点ですが、
設問1は英語読まなくても常識的に国語力でイが正答と感じられます(秘密情報を利用せずに開発した情報は「秘密情報ではない」でしょうから、「秘密情報に該当」としているイがまちがい)。
設問2は、後述「和尚が辞書で調べた中小企業診断士法務に出る(んじゃないかな~)単語(略して出るかも単)」からピックアップ出来れば、と思います。
H25年に関しては、これは後述します。

 

2 ライセンスにかかる契約条項
これも、日本語の選択問題ではないかと感じます。H23年度はアンドロメダさんが解説しているので、そちらもご参考にされてはいかがかと思われますが、
H24年度は結構難しいのではないのかなあ、と思います。

そもそも論で、日本語としても
「・・・知的財産権を侵害しないという保証をしない」(H23)、
「ライセンス対象物に対して特許権を行使しないライセンシーの義務を規定している」(H24)
など、一読しただけでは「日本語でも」何を言っているかわからないものが多いと感じます。

ここは、まずは日本語の意味を咀嚼していただいて、吟味していただきたい、と思います。
ただ、H20年のように、日本語訳を選べという問題で、「東京」という単語が入っているのはエだけというのもあり、即断出来るケースもあります。

以下、和尚が辞書で調べた中小企業診断士法務に出る(んじゃないかな~)単語(略して出るかも単)
これ以外にも、アンドロメダさんもここでまとめておられますので、かぶらないようにピックアップしました。
grant:与える、供与する
exclusive:独占的に
agreement:契約書、合意証書
jurisdiction:裁判管轄
observe:遵守する
rights:権利
wrrant:保証
proprientary:秘密の
disclose:開示
covenant:約款
patent claim:特許請求の範囲、特許クレーム
recipient:受領者
(ライセンシー(サー)、パテントなどはもう日本語だから省略)

3 貿易実務にかかる問題
さて、私平成25年度の法務英文、2/2の満点(9点)でした。
これは理由があって、昔5年ほど外為業務に携わっており、L/Cの発行やらそういうのやってました。
この年ばっちし貨物引渡条件とINCOTERMS2010(私の時代は1990だった・・・(泣))が出まして、これはラッキー問題だったことを覚えてます(ついでに同年第19問も)。

さて、せっかく記事にするのだから、貿易貨物の引渡し条件について。
H18年にも同義の問題が出ていますので。
輸出者と輸入者がどこで貨物の危険負担(正確ではないが≒所有権移転と覚えておいてもたぶん問題はない)を行うか、というところを
いわゆるCIFやらFOBという「所有権の移転の瞬間はどこであるか?」というタームでもってお互いに取り決めている、ということだけです。
詳しくは、ここ に書いてあります(和尚注:結構このサイト、充実してます)。

輸入から輸出までの流れのなかで、どの瞬間が引渡しとなるか、きっちり覚えればいいのですが、
EXW(輸出地の工場を出たら輸入者のもの=壊れたりしたら輸入者が責任を持つ)
FOB(船に載せた時点で輸入者のもの)
CIF(FOBと同じ船に載せた時点で輸入者のものだが、船賃、保険料は輸出者負担)
くらいを覚えておけば、消去法で正解にはたどり着けると思われます。
(私もこのくらいしか覚えてないし、貿易実務でもこれ以外の引渡し条件が出ることはまれでした)。
こういうことをきっちり決めてあるのが前述INCOTERMSです。

あと、出たことない論点ですが、信用状(上記L/C=LETTER OF CREDITという)取引なるものの性質や、決済方式(D/P、D/A、T/T、ユーザンスなど)を問われる問題がでるかもぉ。と申し上げておきますが、確率は低そうなので余裕のある人だけ、ここみておいてください。(和尚が言いたいだけと心得ておいてもらってまず問題はないかと。昔仕事で表作ったんだけどなあ。)

さて、これに伴う参考サイトと参考文献を。
余裕のある人は読んでみてください。「英語読解力」よりも「法的解釈」の方が重要視されているみたいですので、日本語だけ拾い読みしても十分に通用すると思われます。

英文契約書.com

自分で読み書きできる英文ビジネス契約書 野副靖人著

ほんとに珍しく、英語について語る和尚でございました。

合掌。



先般から財務ばかりの記事の連続でそろそろ飽きがきている和尚ですこんにちは。

一次試験までもう3か月追い込みの日々いかがお過ごしでしょうか。
今日は重箱隅つつき論点パート2をお送りします。

考えてみればこの重箱隅つつき論点は、配点は少ないものの
「必ず毎年(少なくとも8割以上の確率で)出る」
という定義ができるかと思います。
前回の経営における労働法務、今回の経済における経済指標・統計、次回予定している法務における英文問題、そして情報の「統計学」(いや、これはただいま絶賛勉強中ですが・・・いまひとつ理解が薄い)
絶対に出るけど「他の部門とは関連性が薄い」のでしっかり勉強するくらいなら棄て問として扱い、時間を主要論点に費やした方が良い・・・・

はい、そう思う方を全く否定しません。

当然、この試験における戦略は去年の受験者ならば1185通りの正解があり、無論上記の論点を棄てて合格した方も大勢いらっしゃるかと思います。 (この一発合格道場でも論調の多数派はここに属する、と思います) しかしながら、非常に少数派とは思うものの、戦略的にレアな論点を押さえてみたい、押さえた方が「自分にとっては有利に働く」と思われた方はいらっしゃると思います。
また「和尚がそこまで言うなら読んでやってもいいかな」的なくらいで読み流していただければ幸いであります。

ただし、この記事を読むも読まないも、採択するもしないも
「自分で徹底的に考えて選択する」
ことが一番大事ということは、私の最初の初心表明で申し上げていることですので、ここらへんは冷たいようですが、自己責任でお願いしたい、そう思います。

とはいえ、今回の論点は他のものにくらべればあまり労力を使わずしてできるかな、という感じではありますが。

和尚はずっと経済なんて嫌いでした、というか興味がもてませんでした。思えば私が大学受験の頃は「経済学部は潰しが効く」ということで大人気な学部でもあり、元来あまのじゃくのところがある私にとっては、 「絶対経済学部なんか受けてやるもんか!」 という変な意気込みとともに教育学部へ。
さらに、 「大学というところは虚学を勉強するところであり、実学は社会人になってから」という、教育学と言うものも実学の一種であるのを省みず、そういう意気込みも口にし、教養で「経済学、経営学」などの単位を一切とらなかったつわもの、もとい馬鹿者でございます。

ゆ・え・に・・・ GDPの等価式も知らず、「限界」という概念もわからず、はたまた逓減、逓増なぞの考え方もちんぷんかんぷんなままで25年の経済学を受け、かさあげ前36点であったことは、合格体験記に書かせていただいた通りであります。

さて、またまた前置きが長くなりましたが。

こうした経済学、以前お話しした通り、経営以上の自分にとってはハードルHIな教科でありました。
ゆえに、というかそれだからこそ 「1問も落としたくない」という気持ちは経営以上に強いものがありました。

さて、実際の勉強法ですが、簡単ですが 「継続は力なり」 が要求される勉強法であります。
それは
「日経新聞の切りぬき」
であります。

まず、基本テキストとして 「日経新聞の数字がわかる本」(小宮一慶 著)を購入ください。そして読了してください。
私は東京から来た日経の営業マンに日経MJ契約(6ヶ月)の見返りにもらいました。
買わなくてもやれないこともないですが、さほど負担の重い内容でもないし「中小」でも指標は出てきますので、これの対策のためにも・・・思います。

次に、日経新聞を購読してください。購読が嫌な人は月曜日のみ朝刊だけでも購入ください。
その理由は上記の本に書いてありますが、毎週月曜日に「経済指標」なるものが掲載されます。
GDPの実際の額など国内系の指標は毎週、欧州、米国、中国の指標などは3週間で一回りして掲載されます。
これを切り抜いてスクラップ、というよりは紙面が大きいので取っておくだけでOK。
これを見返し、現在のGDP額や失業率などを記憶していけば、 「マクロ的な経済状況」 を把握するのが容易になってくるか、と思います。

話はそれますが、月曜日の日経は「法務特集」もあり、特に特許や知財などに関する特集記事も必見!
これで大方の知識の確認は役に立ちました。

経済・法務だけにとどまりませんが
「アンテナを高くして、試験内容と社会で起こっていることをリンクさせ、記憶を強化させる」
為には、毎日購読することをお勧めしたいところではあります。
日経新聞には財務、経営に有効な記事も多く記載されていますゆえ。

直前期に日経を使った知識のブラッシュアップ方法(知識の復習を兼ねて)を企画しておりますので、しばしお待ちを。

さらに、各省庁から経済統計が発表されるのは午前中ですから、日経夕刊をとればこの速報を読むことができます。
次の日の朝刊には詳細な数値とそれに関するコメントが掲載されます。
夕刊だけでも構いませんが、
「記憶強化は繰り返しが有効」
ということを考えれば、夕刊をじっくり読んで経済状況を把握した上で、次の日の朝刊で復習するくらいの気持ちがあれば、よいと思いますが、いかがでしょうか。

独学生時代に思っていたことのひとつに 「アンテナを高くする」 ことが試験に有効と思ってました。
結構診断士の試験は「フリ」が大きく、意外な視点からの変化球問題が多く、新聞記事から連想することによりいろんな時事問題に慣れておくことは有効だ!と考えていたからです。
あまり得意でない経済ニュースにも耳を傾け、自分の脳内の知識とリンクする、
この繰り返しが、一定の成果を挙げることができたと考えています。

ちなみに、この勉強の甲斐あってか、平成26年の経済統計の問題は3問中2問、正解しましたので、この分野での合格への貢献はできているか、と感じております。

みなさまにこの記事が少しでも役立つことを祈りまして・・・合掌。



みなさん、こんにちは。和尚です。

先日の名古屋、東京セミナー開催の際にお寄せいただきました、「関西での開催はないのでしょうか?」というお問い合わせにお応えし、

緊急企画!道場初夏大阪セミナー!
を開催いたします。

場所は大阪・なんば駅近辺にて。

主催者はなご、うみの、そして紫雲和尚。

開催にあたって、それぞれからのメッセージを以下にお伝えさせていただきます。

 

なごからのメッセージ:

「診断士に合格してから全国の同期の仲間ができました。そこで改めて気が付いたことは、全国で将来の診断士を目指す仲間がたくさんいること。そのため道場のセミナーとしては初となる名古屋セミナーを先日開催しました。

セミナーでは、私の内容はともかく(苦笑)、皆さんが苦しみながらも努力している姿が垣間見れ、少しでも心理的な負荷を取り除くことができればと思いました。今回、大阪での開催を希望してくれる方がいるのであれば、少しでも皆さんの後押しをしたい、そんな想いで大阪に伺います。

私の内容は、”学びの原点”。日常にある事例を基に、普段紙面上で”丸暗記”している内容を、”理解”に変える気づきについてお話しできればと思っています。」

 

うみのからのメッセージ:

「私からは主に1次試験対策として、6月~7月の直前期にやるべきことについてお話したいと思います。この直前期に戦略的に追い込みをかけることで、1次試験突破の可能性は大きく高まります。

モチベーションの保ち方や模試の活用法なども含めて、皆さんの1次試験突破に向けて有益な情報をお伝えできればと思います。」

 

私、紫雲和尚からのメッセージ:

「私からは

・CF計算書特講をやる!
というテーマでお話を差し上げたいと思います。
そもそも、どうしてCF計算書というものが作成されるようになったのか、はたまたどのように使うものなのか、作成する「のみ」だけではない、CF計算書を「ハンドメイドで作成でき、それを鑑賞できる」水準になるための、「初めの一歩」をお伝えしたい、と考えています。内容は30分くらいとなりますが、CFにおける「気づき」を得るための「勘所」を持って帰っていってもらいたい、そう思っております。

また、新企画でもある「ティータイム懇親会」、名古屋セミナーでの終了後のロビー談話が盛り上がったのを見て考えました。
和尚のようにお酒が苦手な方、お酒を飲んでしまうと真面目な話ができかねる方、「ディスカッション」という固い場ではどうも発言が苦手な方、に是非道場メンバを捕まえて、いろいろ聞いていただきたい、そう思っております。

是非、お時間に余裕があれば参加いただきますよう、そしてコメント欄に書けぬようなコメントも直接賜れば有りがたき幸せでございます。

合掌」

 

以下、セミナー概要です。

関西圏にお住いの皆様、ぜひふるってご参加くださいますようお願いします。

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道場初夏大阪セミナーinなんば 開催!

~1次&2次試験突破 の巻~

1次試験、直前期対策のキモはここだ!

◆暗記科目が辛いあなたへ。丸暗記を理解に変える発想法

◆合格へグッと近づく、模試活用法

2次試験に向けて今やるべきことは?

◆財務強化が1次・2次突破の鍵! 「CF計算書」を味方につける

ストレート生の方、多年度生の方、いずれにも有益なお話ができるよう、とっておきの秘訣をお伝えさせていただきます。

 

●日時:66日(土) 14:00~16:30

●定員:15人
●参加費:500円
●会 場:地下鉄なんば駅近辺の会場にて開催。詳細な場所については、個別にメールにてお知らせいたします。

 

<セミナー終了後の懇親会は、2本立て!>

皆様にご参加いただきやすいよう、懇親会を2部構成にいたしました。

参加は任意です。どちらかでも、両方への参加でも大歓迎です。

 

●16:30~ 第1部 ティータイム懇親会

会場近くの喫茶店にて、皆さんの質問に道場メンバが答えます。

質問や相談を個別にしたい方、他の受験生との交流を深めたい方、ぜひご参加ください。

※参加費無料。ご自身の注文いただいたお茶代だけお支払いいただきます。

 

●18:00~ 第2部 居酒屋懇親会

腰を据えてじっくりとお話したい方はぜひ。

お酒を囲む場だからこそ、なかなか表の場では聞けないとっておきの話が飛び出すことも多くあります。

前回の東京セミナーでも、有益な情報を収集している受験生の姿が印象的でした。

※参加費は3500円程度を予定しています。

 

お申込みはこちらから

 

ご参加、お待ちしております!

 

 



みなさんこんにちは。和尚です。
さて、いま道場の「はやり」は
「成績開示!」
ですね。道場6代目お仲間の岡崎氏がコロンブスの卵でもって開示請求をしたところ、
なんとベールに包まれていた成績が明らかに!
そこでミーハー(死語)な私も真似してやってみました。
が。。。燦燦たる結果が!!!!!
Ⅰ53点B
Ⅱ55点B
Ⅲ50点B
ううう、人事組織マーケ生産管理・・・ことごとく合格点をはずしております。
ここで教訓として申し上げられることは
「試験中のこの時点で和尚は、この試験調子いいと思っていた」
ことです。事例Ⅲまで終了して、試験の内容をいちいち振り返らず、俺はできる!みたいな気持ちでいたことを覚えております。

で。
事例Ⅳ。
確かに、私は財務は得意技だと公言しております。
が、自分では「オールマイティ」「ゼネラリスト」な人間だと思っておりますので、こういういびつな得点は・・・な気分なんです。
ここまで書いてきて、かなりこの得点を開示するのに嫌がっている自分がいるのに気がつきました。
はい、事例Ⅳ90点Aでした。
あ、あ、某ブログ(下のほうで入り口あり)で私よりいい成績の人がいるので(たぶん明日アプされます)・・・。

そこから、岡崎氏の「はよ実録Ⅳアップせんかい!」の声に背中を押されて、事例Ⅳの再現答案、読み返して朱を入れたものが
これです。
和尚のH26Ⅳ再現答案(添削つき)
内容は見ていただければ、わかるのですが。

ここから実録です。
まず、さらーっとみて、第1問が経営分析の鉄板ネタ、第4問が外為の鉄板、これで40点かあ、と思いました。
見ていただいたらわかるとおり、第1問は言葉は悪いですがテキトーに書いても点はもらえる、和尚の解答、後から見れば舌足らずや「言いすぎ」ということがわかります。指標ははずしてなければOKということができるでしょう。

第4問は、問題用紙を見ていただきたいのですが、和尚はバカみたいに「1$100円-120円円安、80円円高」と一旦書き出しております。外為業務にも5年ほど関わっておりましたので、得意といえば得意なんですが、これは精神的に落ち着かせるために書いてる要素が大きいです。そこから「ドル買、円売」というメモを導き出しています。
すなわち、
数字が出る問題は精神的な安定が一番
と考えており、これは前回書かせていただいた小学校の先生の言葉がトラウマ、というより憎しみになっており、自分のミスはある程度税金みたいなもんなので、とにかく問題のスタート時点でミスしないようにこのような安定策をとってます。
ただし、三つ子の魂百までということわざどおり、第2問と第3問でつまらんミスをしておりますが、後述します。

さて、第2問。
時間が少ないだろう、と予想したのもあり、最終答えだけは写し取ってきたので、間違いはないかと。
(設問1)
問題用紙はなにも書いてなく、いきなり解答用紙に書いていった模様です。皆さんにはあまりこの方法はお勧めしません。
が。ここのポイントは、「うち減価償却費」、「単位千円」だと思います。ここは仕事上のアドバンスがあったのかな、よく単位漏れということを若い衆に指摘したりするゆえ。100万、とか書いてもわかんねーよ、なんていうことを言います。
この問題は易と感じました。
(設問2)
ああ、これは重い問題だな、ということを感じました。すなわちいわゆる「意思決定」の問題ですか?
ただ前回記事で書いたとおり、私はそんな言葉使いません。
「どっちが儲かるの?」
という概念だけが大事であって、ほかは瑣末事であると考えてます。
じゃ、目処、というか問題を解いてからの振り返りは行ってます。すなわち、
26年に改装すると、1年目からCF↑になる
→だから割引は少なくてすむ
→ばくっと考えて26年が得するであろう
という、「勘」というのは大事にしてます。だから結論は合ってることになりました。
ただし、つまらんミスで割引がどっか行ってしまってます、だからこの問題で▲5点かな?

第3問
こういうと、反感をもたれる方もおられるかもしれませんが、あえて言います。
「あれ?難関中学の算数の入学試験みたいだ!」
だから、セールスミックスという言葉も、この試験中は一切頭に浮かんでいません。
これも、「カネ」の問題で
「いったい、どういう風に生産したら一番儲かるの?」
という問題にすり替えしてしまっております。はっきり言います、この水準でも(「だから」かもしれませんが)合格できます。
実は、私この問題添削しながら、過去問見ていたのですが、H23?にも同じような問題が出ているんですね。
だから、やっぱり過去問の確認は大事でしょう。
事例Ⅳ 表紙のウラというページをご覧ください。
黒字が実際のメモ、赤字があとから私が付け加えたメモです。
自分の思考を後からたどる、というのも初体験で面白かったのですが、結構冴えてるなあ、というのが私の感想。
(設問1)はともかく、
(設問2)の「各製品の1時間当たりの限界利益」を求めるところ、これは単純に
「どの製品を動かせれば一番儲かるのか?」
というのが常に頭にあります。ゆえに、この数値が多いほうから生産すればよい、という結論を導き出し、生産順を①②③と番号つけてあります。
だから、XとZはマックスまで稼動させて、残りをYとすると考えています。
そこで、もうひとつ落とし穴があって、「生産量」ではなくて「生産時間」の比率なんですよね、これ。
これも、Yを減らすことによって(6千ロットまで)、そこで比率をはじいてます。

ここでひとつ皆さんに財務を解く上での概念で、私と皆さんとの間に齟齬がありそうなところを。
時速40㎞
1ℓあたり20Km
時給700円
上記のような「単位あたり」の概念、大丈夫でしょうか。
いったい何を意味しているのか、たぶん「40キロ以上出すと、警察につかまるよ」とかの省略形で会話などをしているがゆえに、スピードというものは、「km」単位で計るもんだと思ってません?
時速なのか、分速なのか、はたまた秒速、日速かもしれないじゃないですか?
その「単位あたり」という概念を暗記物として覚えている方、ちょっと注意してください。
面倒くさいのですが、1時間当たり40㎞進むスピード、であり、問題文で言えば、生産すれば1時間当たり9500円の限界利益が出せる商品X、なのです。

(設問3)
これは、aの部分は省略。(設問2)と同じようにYが生産効率が悪いのでこれを一番後回しで生産する、とだけ考えておりました。
その後b。受入前の営業利益と受入後の営業利益を比較しておりますが。とほほ、広告宣伝費の「各々」をすっとばして、固定費の計算を間違っております。
みなさんは、このようなミスをせぬように!

さて、実録の〆としてTACと大原の模範解答の違いについて和尚なりの考察を。
私、試験中には一切「製品のどれかを生産量を0にした場合の個別固定費の削減」(TAC解答)について考慮しておりませんでした。
知らぬが仏ということわざは、こういうとき使うもんだな、と。すなわちこれに終了5分前に気がついたら、消しゴムで消して、結局点をもらえた解答を白紙で出さざるを得なくなる、などの事故を引き起こしていたと思います。
以上の解答、和尚は5分前に完了していたのですが、前回のブログで検算の大事さを述べましたが
「試験終了間際の検算は、ロジックそのものは見直しNG!単なる計算チェックだけ行う」
これは精神安定のために励行しております。5分前からは第1問から4問まで3回検算をした覚えがあります。
TACがよいか大原がよいか、という考えについては、私自身では出題者がTAC解答を意図していたとは思っております。
ただ、こうして大原解答「でも」点数が付加されることを考えるならば、
「人並みの答えでよい」と思います。
ただ、それでもとおっしゃる方、
ここ↓(他ブログですが。。。)
http://www.takipro.com/2jishiken/18375/
の議論、特にコメント欄は秀逸だと思います。興味のあるかたはご覧ください。

最後に。
私、2次一回でポット出で受かってしまった人間の一人だと思います。図らずも不合格だった方でもたぶん事例Ⅰ~Ⅲで私より高得点の方もいらっしゃるはずです(Aがついていたら必ず上)。こう申し上げるのもなんですが、2次を1度で受かった岡崎氏と私の得点の仕方は似ているか、と感じます。(事例Ⅰ~Ⅲ<事例Ⅳ)
ただ、2次を2回以上受験しリベンジされている方で合格されている6代目の仲間は、知る限りは
Ⅰ~Ⅲの成績は安定している
ことが多いと感じます。これはすなわち
一年間、「正しい」地道な努力をされてきた所以
だということができると感じます。

当然、私はⅠ~Ⅲの合格ラインスキルを得ることができたかわからぬまま合格した人間です。これからの精進は人一倍せねばならぬか、と感じております。ただ上記のようにⅠ~Ⅲについては「正しい努力」をされれば、合格は近くなるでしょう。「正しい努力」については、この道場でもしっかりノウハウをお伝えすることとなると思います。
またⅣに関しては、おと&和尚がその時期になればポイント等をガリガリ伝授させていただくことになろうかと思います。

このブログが合格の一助となりますよう祈りまして、筆をおきます。

合掌。



こんにちは。和尚です。先般の名古屋セミナー参加された皆々様ありがとうございました。静岡県や、なんと富山県から来られた方もおられまして、背筋が伸びる思いでした。
またセミナー後もロビーで我々を捕まえて質問攻めになるなど、熱心さにタジタジでございました。
もし質問足りない方などいらっしゃいましたら、参加したしない別として、なんなりと、なご&和尚の記事にコメントくださいますようお願いします。

さてそんな中、和尚は財務のキモということをお話しさせていただきました。
本当はむさ苦しい和尚のライブで味わっていただきたかったのですが、前回の宿題の答え、ここで全世界に向けて発信したいと思います。

財務の本質は「カネ」である。
ついでに財務分析の(究極の)目的は「倒産する会社を知るため」である。

1番目については絶対合っている自信ありです。如何にカネが儲かるかを、一定のルールにのっとり、あーでもないこーでもないという議論を重ねてきた結果が、財務である、こう和尚はとらえております。
2番目については、非常にディフェンシブな表記なので、「設備投資」などオフェンシブな投資判断を主とするの診断士試験にはそぐわない感もありますが、倒産の匂いをかぎ分けられるようになれば、財務分析スキルは一流ではないかと。
和尚の世を忍ぶ仮の姿の職業柄、先輩には「粉飾決算を見抜くため」とおっしゃった方もおられましたが、これはこれで正解かと思います。
オフェンシブな答えとしては、企業が永続的に存続するための糧とする、ステークホルダーの評価を得る、などがあるでしょうが、
和尚に染み付いているのは「倒産」の二文字です(泣)

そんななか、今回はあまり倒産とは関係ないCVP分析をやります。

今週は【渾身】シリーズで道場のお仲間は、自分の得意技の教科を張り切って執筆されておられると思いますが、和尚は前回に引き続き、財務。
前回の記事が財務と言えるのか?というのはさておき、
さらに今週日曜日フリー投稿の日には 、
「実録、H26年の2次試験事例Ⅳを和尚はこう解いた!!」
というのを掲載しようと考えております。
ここまで財務を書けば、しばらく財務から離れても大丈夫なような気もするし、
財務に特化している●●●●の方に書くネタがなくなるという危機感もありますゆえ。

さて、またもや前座の話が長くなりましたが、ここから本題。
CVP分析やります。
水曜日には「おと」より【渾身】財務ということで投稿ありましたが、今日はふかーく一分野を掘り下げます。
【渾身】ということでしたので、和尚なりの汚いノートを作成してみました。できればプリントアウトしてご覧ください。

この情報化時代に敢えて、自分の汚いノートを晒す・・・これは、決して和尚が図表をブログ上で表示することが出来ないのではなく(いや、自信ないけど)、
読者が「ああ、和尚のクッソ汚ねえ字で損益分岐点やら書いてあったなあ」と思い出していただければ幸いと思い、渾身、書かせていただきました。

以下、プリントアウトしていただいたノート見ながらブログ読んでいただければ幸いです。

まず、前回のセミナーで申し上げたとおり財務は
「正確な言葉をきちんと理解し、正確に使う」
旨の説明を申し上げたかと思います。
このCVP分野も同じで、変動比率ではなく変動「費」率であることや、限界利益が経済学でいうところの限界利益とはやや違う概念(というか違う変化球を投げてくる)であることを、しっかり理解していただきたい。
またその概念がすぐ頭の中の引き出しから出せるように準備していただきたい。
そうしないと、例えば同じ「切る」という概念でも、紙を切る場合にノコギリを出してくるとNGなように、間違った方向へ向かってしまいます。
その上で、どのような技術を使って問題を解くか、繰り返し過去問、練習問題などで、トレーニングを積んでいただきたい、そう思います。

和尚もこの分野、あまり実務で使うことがないため、頭のなかの古い引き出しから出してくるイメージがありますが、
基本を間違いなく理解している自信はあるので、「中学数学の技術を使ってそこからの応用を効かせればOK」という感覚はあります。
(ちなみに、この「イヤミ」な言い方は、あくまで事実です。数学もそうですが、基本をきっちり押さえておかないと、どんなに技術があっても「無謀」というものでしょう。その辺を肝に銘じていただきたく)

ゆえに、基本をまとめますと
①テクニカルターム(語句)を正確に理解し、またどういう風に利用するのかを理解する。
②中学数学の「移項」、1次関数の知識をbrush upしておく。
③繰り返し解く(①と②が完璧でないと③は苦しい)

中学数学とかの基本がないと、このCVPだけではないですが、「マゾ的学習法」は辛いかもしれませんので、
財務の勉強においては、0段階のアウトプットを短めにしてインプットをしっかりやる、ということも考えてもよいかもしれません。

では、ノートの解説、というより「勘所」を説明したいと思います。上記①と②を意識してくださいね。

1.損益の構造
ここは、売上→営業利益までの費用&利益段階を正確に覚えることを重点とします。
ただ、簿記上で覚えてきた損益計算書上での利益概念とは全く違います。限界利益、貢献利益とは何を意味するか、どのように算出するか、を確実に理解してください。
で、損益計算書とは営業利益で合流(=一致)する、と覚えてください。
なお、H26年度の2次試験を意識して、貢献利益を算出できるよう、固定費を個別と共通に分解しておりますが、CVP分析においてはあまり考慮しなくてもよいかと考えております。

はい、大事なことをすっとばすところでした。
変動費、固定費の意味をここで書いておかねば。
我々が「たまに」損益分岐点分析をするばあい、決算書の費用項目を「固変分解」するところから始めます。
すなわち、営業利益までの各費用項目を
・売上高に比例して増える費用か?
・売上高と関係なく、一定にかかる費用か?

ということを、仕訳します。当然前者が変動費、後者が固定費ですよね。
変動費は、材料費、運搬費、直接労務費など、
(おおざっぱに言うと、原価項目が多い)
固定費は、地代、減価償却費、租税公課など
(おおざっぱに言うと、一般販売管理費が多い)
となります。
こういう、細かいところまで覚えておくと、財務を勉強するのにイメージが沸くのではないでしょうか。
いや、試験中に「身を助ける」ことになること必至です。

2.では損益分岐点売上高はどう求めるの?
はい、ここで国語の問題です。損益分岐点を求めよ、という問題は、
「損益が一致する、すなわち収支トントンとなる場合の売上はナンボになるでしょうか」
というのが、本質です。「売上」という概念を無視するからこの問題を困難にさせているわけで。

さらに。
和尚は、ここらへんの概念、損益分岐点売上高の公式、全く覚えておりません。
なぜか?

「公式は忘れるから」

だって、診断士の試験って、財務以外にも暗記するしかない部分ありますやん、
あまりそうした暗記物で脳細胞を消費するのが好きではないのです。それに暗記はパソコンのHDを使うように脳の上限があるような気がして。。。

で、和尚は損益分岐点売上高については
「売上-固定費-変動費=0」
の式しか覚えておりません。このある種当たり前の式ですが、便利なのが目標利益を算出する場合。
上記0を目標利益額に置き換えればいいだけですもん。

で、こっから中学数学です。
ノートに書いたように、移項と置き換えのオンパレードで攻めます。詳細はノート①~⑥までご覧いただきたい。
和尚は試験中も基本これ、書いてます。
後述4.で張り付けてある回答ご覧ください。

その上で、間違いなく「検算」を行う。
もともと、小学生のころは先生に「これだけ間違いが多いと大学に、いや高校にも行けませんなあ」と言われておったので、
この辺は慎重です。次回も申し上げますが「検算」大事ですよ。

3. ではグラフが出たらどうするの?
この表は頭の中でも再生できるようにしておいてほしいなあ、と思います。
どこのテキストでも載っている式ですが、
Y=ax+b
の意味は「(中小企業診断士を目指す人間たるもの)わかっているものとして」説明していないと思われるので、簡単に。
でもわからない人、必見です。

上の式、xは与えられた売上高、yはそれにより導き出された費用、ということになるでしょう。
加えてbは固定費を(売上が0でも固定費は発生)、aは売上が1増えた時の費用の増える割合、すなわち変動費率を表します。
当然、x、yの値が正ですし(費用や売上がマイナスはあり得なくあたりまえ)、
固定費が全くない企業はまずないですので、
0(角度0°)<a<1(角度45°)までの値をとる
ことは、たぶん中学数学の教科書に載っているのではないかと。

さて、このグラフが意味するところは、
赤い線(この企業が実際に使う費用)が黒い45°線(=売上=費用の線)を下回れば利益が出る
ですので、右にいけばいくほど、すなわち売上が上がれば上がるほど、利益は増えます。

4.その他小ワザ。
下記にてH25、H26の一次試験の問題、実際に解いてみたのでご覧ください。

はい、和尚渾身でやりました。ここまでの執筆時間、ノート加えて2時間30分!!!
皆様の時間短縮に貢献できますよう祈ります。

いつでも質問くださいねー!

合掌。



みなさんこんにちは。和尚です。
名古屋セミナーまであと2日となりました。

昨日、一発合格道場名古屋支部長(笑)である「なご」さんと会合を持ち、綿密な打ち合わせ(大爆笑)を行い、
参加される皆さんが満足して帰っていただける内容を精一杯行おう!
ということだけは合意しました。

まだお席は空いておりますので、
「どんな奴が出てくるのか、顔だけでも拝んでやろう!」
というような冷やかしでも結構です。費用は無料ですのでぜひご参加くださいますよう。

さてその内容ですが、なごさん、和尚の2名の40’sで30分程度の持ち時間でプレゼンを行ったあと、グループ毎でディスカッションという大まかなスケジュールでやります。
まずオープニングはなごさんの「語り」からスタート。和尚はなごさんとも実務補習は一緒の班でもう半年足らずの腐れ縁ですが、プレゼンが秀逸!綿密な準備をして臨まれるはずです。

それに比べて和尚ですが、このブログで財務が得意といいつつ、また仕事柄決算書を読まぬ日はないといっても過言でもない私が、一度も財務記事を書いていないのですが、私にとっての伝家の宝刀というべき「財務」をプレゼンすべきではないか、社会のために財務知識を還元すべきではないか(←言いすぎ)と思い、
財務特講
を行いたく存じます。特にベーシックな部分で「これをはずしちゃいけないよ!」というお話を、わかりやすく徹底的に。特に財務がいまひとつ苦手な方に、まずはアレルギーを取っていただきたく。

この一発合格道場は財務得意な方も多く、特にブログの財務記事は私が読んでも唸らされることも多く、気後れがしておりました。
ただその記事は中級者や上級者が「極み」を目指すためには非常に有効だと思うのですが、
「初心者」や「まったく財務とは関係がなかった方」に対するプレゼンはどうなんだろう、
と思っておりました。

また「財務が得意になる」などの本も改めて読みましたが、これまた「わかっている視点からの解説」に留まるものが多すぎる!
実際財務が苦手な方はどうとらえてらっしゃるのか、好奇心に誘われて、某受験支援サークルのセミナーに忍び込んで直接ヒアリングもして参りました。

すると、ヒアリングからは驚愕の事実が!
その事実と、その対処法、名古屋セミナーで申し上げます。対処法はこのブログでも再三書いている「徹底的に考える」ことですが、それの具体策を
ライブで味わっていただきたく、ぜひ名古屋までお越しください。のち、名古屋のセミナーレポートとでも称してブログアップするつもりでおりますが。

さて、財務記事と言いながら、財務の話になっていない和尚ですが、さらに財務とは関係ない話を申し上げます。
なぜ、財務がわからなくなるか、を考えますに、
ひとつは
教育方法が悪い
との念を強くしております。

教える側、すなわち財務好きな人は好きな人だけでわかりあってその内輪だけで満足してしまうし、財務好きな人が財務嫌いな人に解説する場合、わかっているのを前提に話をするし、特定の言語で話をしてしまう。。。ゆえに財務嫌いな人からみれば「オタク」とか「マニア」に見えてしまい、また財務好きは「なんでこの財務の面白さがわかんねーんだよ!」てイラついて余計に財務好きサークルに閉じこもってしまう・・・
わかります、わかりますよ、その気持ち。
和尚も税理士さんと20分以上、減価償却費の話だけで盛り上がったことありますもん。

たとえば、perfumeファンが「やっぱ、ダンスはのっちがいちばんキレがあるんだよね」とか「最近あ~ちゃんは、ゴリラから脱皮してきたよね」とか外部の人に言ったところで、伝わらないでしょう。それと同じことです、「和尚、かしゆかを忘れているぜ!」と突っ込むのが本当のファンでしょうけど。

ゆえに、今度のセミナーでは私が財務に取り付かれた理由を下敷きにして、財務の面白さを伝えてみたく思っております。

そもそも私も、財務が必須な業種(あくまでも世を忍ぶ仮の姿ですが)にもかかわらず、10年程は財務できない子ちゃんでしたので、指標といえば自己資本比率しか使えませんでしたし、前述の「特定の言語」で言えば、CVP分析?CPV分析?いや、日本語で「損益分岐点分析って言えよ!」と真剣、診断士のテキストや問題集を見て毒づいておりました。その言語がわからぬゆえに問題が解けぬ。。。というジレンマ。いや、言語の「意味するところ」がわかれば、なんてことはない、ということは絶対にお伝えいたしたく。

あれ。和尚のセミナーにかける意気込みだけでこの記事が終わってしまいそうな。

そろそろ疲れてきました(おいおい)ので、タイトルの意味について、解説します。
このタイトル、もう一度繰り返しますと
財務の本質は「     」だ!
ついでに財務分析の目的は「     」だ!

ですが、まずこれを前提に財務に取り掛かるとよいと思います。
え?「   」を早く書けだって?
それは、名古屋セミナーで開示しますよ、セミナー参加の方は考えて答えを作ってきてください。
セミナーにどうしてもこられない方、安心してください。次回の和尚の記事で答えを言いますね。

それでは、↓↓↓へのご参加よろしくお願いいたします。

合掌。

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皆さん、こんにちは。
突然ですが、今日はなんの日かご存じでしょうか。

そうです!今日はお釈迦様の誕生日いわゆる「花祭り」です。仏教系の学校やお寺では、なんらかの行事が行われていて意識をされたことがある方もおられるかもしれませんが、日本でこの行事があまり積極的に話題にされてないことを、和尚はこのHNでもあり寂しく思います。

キリストの誕生日なんてせいぜいキリスト教が輸入された明治時代(隠れキリシタン的には戦国時代?)からしか祝ってないはずなのに、あんなに12月には「日本で」盛り上がるのか、それもイブという名の前夜祭まで含めれば2日間もあるのか、多いに疑問です。たぶんプレゼントや行事にかかる経済効果を考えればその額は大変なものになるでしょう。

で、和尚は考えました。
マーケ的には「ブルーオーシャン戦略」が成立するかわかんないですが
「良い子にしてれば、お釈迦様が白い象に乗ってプレゼントを枕元に置いてくれる」
とか
「花祭りパーティーと称してケーキではなく和菓子を食べる」
とか、 そういうストーリーを確立させたニッチな仕掛けが中小企業には必要かと思います。ただしあまりお金をかけずにね。

また、前座が長くなりましたが。

今日は、そうしたニッチな分野のお話。
これも読者の需要がどれほどあるかわかりませんが、お話をさせて頂きます。題して「重箱の隅つつき論点対策!」。

あくまでこの題材、「1次試験あと2、3教科」とか「どうも王道論点の分野で点の伸び悩みを感じている」とか
「やるなら科目でパーフェクトを目指したい」「そもそも道場が提起する理論とかに反発を感じている」(笑)
とかのニーズは少ないけどあるんじゃないかな、と思って企画しております。
ただ、やるからには一般的な論点の勉強にも必要なことではないかなと思い、そのエッセンスも踏まえながら。

第1回は「経営理論の労働法務分野をどうする?」の巻です。
はい、和尚は平成25年の1次試験、経済と経営、不合格でした。たぶん図らずも2教科、もしくは1教科だけ残しちゃった方もいらっしゃるかと思います。
そうした方に、私の経験上から申しますと
「受かった科目の保険受験なんかやめて少ない教科だったら舐め尽くせ!」と感じております。(あくまで個人的感想なのでご容赦)
この試験、年度による科目ごとの難易度の差が激しく得意教科でも足元をさらわれた方の体験談はよくきかれます。私も財務が得意ではあったのですが、H26年度はかなり平均点がダウン・・・。受験しなくて良かった、とは結果論ではありますが、そう思っております。
また、不得意科目を克服する爽快感は格別ですよ。

また、残り少ない科目だと10点と言えども無視できないのでは?と思います。

で、本論ですが。
私、FP1級のホルダーではありますが、社労士試験分野は全くの苦手。。というか食わず嫌いな面があって、ろくに勉強をしておりません。年金分野は手元に資料がないと数値など頭に入っておりませぬ。
そうした上での、経営理論試験での労働法務分野。
思い返すに
全くわかってない状態」(前々回の記事ごらんください)
でございました。ゆえに25年の試験はこの分野2点。正当率2割です。これではいかんと思い、前々回の記事のような「マゾ的学習法」を励行し、今回の労務分野では満点をゲットできました。

確かに、いろんな受験本では「労務分野は深入りするな!」とか「分かるやつだけ解け!」とかの文字が踊っておりますが、じゃ、社労士さんとかどうなるの?とか思ったのが舐め尽くしてやるぞと思った発端です。
労務分野の法律がどういう構成になっているかなど全くわかってないことを自覚しておりましたので(どんな法律があるか知らない)、自分で全く理解できていないだけだし、これを克服するのは苦労するかもだけど、伸びシロは大きいだろうな、と思って取り組んだ記憶があります。

さて、そのやり方。
アイテムは主に3つです。当然前々回の記事通り「マゾ的学習法実践者」ゆえに①から②、③へ進みましたよ。以下、社労士試験すべてではなく、労働法務分野のみの勉強です。

①岡野の無料合格ゼミ(社労士編)
ネットで是非ググってみてください。これ本当にお買い得、買ってはないけれど。社労士だけでなく、法務で民法分野をガリガリしたいなら「宅建編」、情報システムにはIT系もあるのかな?
昔なら暗記カードなんかをつかったのが今やこれ。時代を感じますね。問題を解くと正誤が記録される、正当率は当然ながらどの問題が間違えやすいか、グラフになって出てくるし、ここの管理者もおっしゃってますが「このサイトだけで国家試験に受かる問題を取り入れてある」との由。だから診断士試験の経営理論のさらに労務分野の問題範囲くらいは十分カバーして余りある。。。
たまに間違いが続くと、イラストのねーちゃんの発言にやつ当たりしたくなるが。。。
もう一言。これ正解はともかく解説はネットを読んでいるみなさんの「集合知」が集大成されている。こうした試みをしてビジネスを成立させておられる方がいる、ということも診断士として頭に入れておかねばならないことであろう。

②BOOK・OFFで105円で買った「2012年度版受かるぞ!社労士」秋保雅男・編
で、①の正当率が6割くらいまでやったあと、これを読み込んだ。
私は、特に参考書は自分の手で汚すことが大好きな人間で、新品の参考書を汚すことは非常なる贅沢と感じる人間であるので、年度遅れでも中古でもかまわん、という感じ。
この本は既にマーカーで汚されていたが※、私はそこへまた違う色のボールペンで気がついたことを書き込む書き込む。労働法務の体系ってこうなっているのかぁ。、、。とか新たな発見も多かったなぁ。実に楽しい読書の時間となりました。

③さらにネット動画にも進出!
TAC社労士講座の動画チャンネルの視聴は、テキストもPDFでついてて、良かった。視覚だけでなく聴覚にも訴えられること、私の防水タブレットにて風呂のなかでも視聴可能なのは、24時間勉強漬けという気分を味わうにもいいなあ、と思いました。

ほぼ、パケット代と105円でこの分野はパーフェクトにできた、という実績だけは私がつけましたので、5000人の受験者の中で1人でも試していただければ、幸いと思い、記事にいたしました。

合掌。

PS
※部分ですが、この本を売られた方、たぶん社労士試験途中でギブアップではなかったかと感じました。
理由は
①マーカーがほぼ全ての文章に塗ってある。
②そのマーカーが途中で終わっていて、後半部分はほぼきれいな状態で残っている。

マーカーというのは重要な部分「のみ」引くものであってすべてに引くものではない、このブログまでたどり着かれた方は、そうではないでしょうが、老婆心ながら。。

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財務が得意と自称しているにもかかわらず、なかなか財務にたどりつけない紫雲和尚です。
よく東雲駅や白雲斎や青雲線香に間違えられますが、どれも共通点はありそうですが、違うんです。紫雲和尚です。

さて。今日は法務をちょこっと。
英語で言うところのTime is moneyですね。

イタリア語でいうところの
Il tempo è denaro.
ですね!
(語学は徹底的にできない私が、先般、3代目うちあーの様が名古屋にこられた折、教えていただきました。)

時間はおかねと同様に大切だよ!という意味とどこのことわざ辞典には書いてあります。だから一瞬一瞬を大切にせねば・・・という意味合いで使われますが。。。

ちがうんですちがうんですちがうんでうs。

和尚が言いたいのは、 「時間っていうのはおかねを生むからほぼ同義です!」ということです。

経営法務平成26年第4問(設問1)ですが、みなさん読まれました? 読まれてない方は、手元においていただいて、これに沿って説明します。
こういうやりとりがあります。ちょっと抜き出してみます。

■■■
甲 氏(社長):「Y社が振り出した手形が不渡りになったという情報を聞きました。Y社に対しては、売掛債権が1億円もあるんです。これを回収できないとなると当社の経営に大きな打撃となってしまいます。」
あなた(診断士):「何か担保は取っていなかったのですか。」
甲 氏:「何も取れませんでした。」
あなた:「その売掛債権の内容はどうなっていますか。」
甲 氏:「Y社は、卸売業者です。当社は、取引基本契約書を締結して、Y社に対して当社の製品を販売し、Y社は、これを小売業者に転売しています。当社がY社に対して有する売掛債権は、当社の製品をY社に販売して発生したものです。」
あなた:「その売掛債権について、支払期限は、もう来ているのですか。」
甲 氏:「いや、まだ来ていません。」
あなた:「では、取引基本契約書に、「 A 」として、手形の不渡りが定められていますか。」
甲 氏:「いや、ちょっと分かりません。」
あなた:「ちょっと契約書を見せてもらえますか。」
■■■

さて。Aの答えは「期限の利益喪失理由」ですが、この「期限の利益」っていう言葉、みなさんどうです?しっくり来ますか? 来ませんよね。期限に利益があるの?なーんて。

これね、あまりみなさん意識していないでしょうけど、例えば1百万円を「おと」さんと和尚の誕生日5月20日までの期限でお金を借りたとしましょう。 これ、4月26日(岡崎氏の誕生日)に、いや5月19日に「金返さんかい!」と言ってきたとしても 「返す必要はない」 ということです。
いや、5月19日に財布に0円だったとしても、 大丈夫なんです。あ、説明の仕方がまずい。。。

この言葉「期限の利益」の意味は、 期限が来るまで債務者は返済の義務がない、すなわち原則期限までは、期限を守られる「権利」=「利益」がある、という意味。

なぜ、利益か?それは時間があれば、パチンコでも競馬でも、運用して(笑)もうけることができるではないですか。当然預金や投信や株式でも構いませんし、会社経営のためのおかねでも構いません。

とにかく、「時間ってのはお金を生むから、債務は期限まで請求はできない」という原則があるのです。

でもね。 債務者が上記問題のように不渡りを出したのに、「金は即刻払ってほしいけど期限は「おと」さんと和尚の誕生日である5月20日までだからなぁ」なんて悠長なことを言っていたら、他の債権者に先んじて確保出来る債権を失ってしまう可能性がありますよね(基本的にそういう時は、早いもん勝ちです)。

だから、債務者と債権者の間で、この期限の利益を「場合によっては期限の利益を喪失させる、すなわち即時一括返済を要求できる」状態を規定させる契約を締結することが認められているわけです。

いやあ、法務のこういうロープレ方式の問題は和尚好きだなあ。てかこの会話和尚には生々しく感じます。なぜって1億円焦げ付きそうなのに、契約書の確認をまだしていないし「わからない」なーんて悠長なことを言うような方は多いからです。

契約書ってのは「なにかあったとき」に相手方にペナルティを課せることができる権利を規定している面があります。本件は「不渡り」という事実において、何かしらの請求が出来る、ことは覚えておいて損はないと思います。だから契約書の確認は必須です。

診断士になった暁にはこういう方に冷静に有効なアドバイスを差し上げられるよう、協会でも意識しているのではないか、と思われます。

はい、この前提でもって第4問をお読みください。たぶんこれでなんで問題中の社長と中小企業診断士が焦っているのか、ある程度意味がわかると思います。

ちなみにこの問題、小問2問で計9点の高配点なので、協会としてはかなり重要視している概念かと思います。 和尚がいうような、中小企業のシャチョーさんが知らないことにより、損させないために、潰さないために何ができるか、に直結する知識でもありますし。
本日も結構偏った見方の和尚のお話でございました。

PS「時は金なり」についてファイナンス的な観点からの文章もこの広いネットの世界のどこかでこっそり書くかも知れません。

合掌
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庶務連絡
一発合格道場「名古屋セミナー」のプレ告知!!
名古屋でも道場セミナーを開くことを「なご」さんと和尚とで準備しております。
開催日は4月25日(土曜日)午後、 セミナー後、懇親会も開催!
名古屋(近郊)在住の40’Sの2名が贈る、二人合わせて一発合格道場名古屋セミナー!
詳細は「この時期の心構え」、「財務のキモ」などを考えており、現在鋭意企画会議中です。

【名古屋城の金のシャチホコ】



紫雲和尚@6代目(@名古屋初代、でいいのかな?)です。
改めてこれから一年間よろしくお願いします。

ハンドルネームがこういう名前なので、和尚ぶって偉そうなことを言うこともありますが、聞き流してやってください。
まあ、そういうときに大事なことをこそっと差し込んでおくこともするかもしれませんが。←結構性悪。
得意技は財務。もひとつ法務あたり。弱点は経済、情報かなあというところです。
諸条件により特に「独学」というチョイスをした方に、有効な情報を差し上げられたらなと思っております。

さて先ほど、私の担当の編集方脳内会議を一人で行いまして、

「そもそも論の王道と、トリビア知識の邪道とのフリ幅で勝負」

と、たった今決定しましたので、これに沿ってお話を進めさせていただきたいと思っております。
道場から除名されぬよう暫くはひっそりと。

早速なんですが、苦手な科目についてどのような勉強法が有効か?について
独学者視点で語ります。
私は職業柄経済学の素養が必要な職業的にも関わらず、
経済学は、に・が・て。
興味がないのもありますが、意外や仕事で使うことが少ないということが原因です。

その結果、2回も受験の機会に恵まれました!!!(自虐)

2度目の受験のチャンスを得た時点で、これを奇貨とし骨までしゃぶりつくすほどドップリ浸かってやろうとそう決め、まず計画したことが2つあります。一風変わった考え方ですがお試しいただければ幸い。
これは、まったくの初学者や、私のように根本的にわかってないんだろうな、と自覚がある人に効果があるんじゃないかなぁ。

それは・・・

OJTを活用したマゾ的アプローチ

です。
【以下説明】

一般的な勉強方法では

1.INPUT(講義、テキスト精読)→2OUTPUT(確認テストなど)→3INPUT(間違えたところを再度入力)・・・永遠にループ

という方式が一般的だが、私は1.の前に

0.何もしないでまずOUTPUT

を行った。正直これはキツイ!! だって経済学ならば「限界」っていう概念もあやふやで、逓減・逓増の概念もううううって感じである。その0の時期にお世話になったのがこれ。

中小企業診断士試験対策~経営法務編~ アプリde合格

(↑は法務編)これ、180問入ってて180円!タダではないけれど、このくらいなら3科目買ってもスタバ一回くらいか、と思って購入した記憶がある。
それでもって、ひたすら解く、わけ分からんくっても○か×かを強制的に選んで正解か不正解かを「決める」。
(TACポケテキも有効だが、あれは紙ベースであり、正答率が出てこないから「初期の」モチベーションの維持には難ありか。。)

この「答えを決めること」が大事で、これは一次試験の解答特性からいってもかなり有効だと考えていました。そして自分が間違えたことを嫌でも認識する、「俺まだ本気出してないだけ」のような言い訳を許さず、徹底的に自分が無知ということをしばらくの間味わいつくす。。。
ただ、これを1週間くらい繰り返すと、人間の脳は結構賢く出来ていて、

「丸暗記」

という小技を使いだす。これにより教科特有のテクニカルタームなどを脳内にぶち込んでいく。このアプリde合格シリーズは本当に基本的な問題しかない。それがいいのだが、丸暗記でも7-8割の正答率は比較的短期間で出せる。。。なんて考えながら解いてた。

正答率の水準が上がってきたら①INPUTに入る。そこで思うこと。

「ああ、なるほどね」

このプロセスが非常に大事だと考えた。

さて。具体的な解説を。

 

0のステップを踏まないのとどこが違うのか?

それは「使う道具は何か、どう使うのか、ということが体で分かっている」ということである。

たとえば、あなたが大工になるとする。

一般的な方法だと

  1. 座学を行い道具の名前と使い方を覚える(IN)。
  2. 現場に出る。体で覚えてないので実際の道具の使い方は今一つ物にならない(OUT)。
  3. また座学を行いある程度悟る(IN)。
  4. 現場でとりあえず使い物になる(OUT)。

の方法をとる。マゾ的学習法では

  1. いきなり棟梁のもとへ修行に行き、のみとカンナの違いも分からずドツかれながら体で覚えていく(OUT) 。
  2. その後座学を行い、棟梁に叱られたことを思いつつ道具の使い方を知る、いや「なるほどね」と悟る(IN)。
  3. 現場でとりあえず使い物になる(OUT)。

どうだろう、いきなり現場に入ることにより
「使える=OUTPUT出来る」
までのステップが短くなっていることが分かるであろう。
最終的な目的はOUTPUT
であることを考えるならば、最初にまず現場を踏んでおくべきではなかろうか、と考えるのである。
もひとつ、付け足すのであれば、「自分を客観視する」ということも大事だろう。
俺はまだ出来ていないんだ、という「認めたくないこと」を素直に認め、改善する。「診断士」という資格はそういうことを「社長さんに強いる」場面も出てくることは必須で、資格者がそういうプロセスを踏んでいないことは非常にまずいと思う。

横道にそれたが。

また「痛い目にあう」ということはかなり記憶の強化に有効かと思う。
私は世を忍ぶ仮の姿で勤め人を20年しているが、仕事では「まずはやってみる」が大事であり、理論は後付けであとから「ああ、なるほどね」と悟ることも多い、と同感していただける方もいるはずと信じている。

いきなり勉強法について歌舞いた論を吐露してしまいましたが、いかがでしょうか。
まずは試行錯誤して、それから「よく考えて」自分なりの勉強方法を確立させてほしいと願っています。

合掌。

【追記】
この勉強法を下書きした後で、とある記事を見つけたので紹介します。2015年2月28日付日経新聞(夕刊)5頁、「宮大工の育て方、小川三夫さんに聞く」です。
神社仏閣の建築・修復に携わる宮大工の小川三夫さんのインタビュー記事ですが、その中で
「現代によくある懇切丁寧な指導では、自分で考えられないひ弱な人間ができてしまう。「教えずに放り出し、本人がはい上がっていくようにしなくてはだめだ」と説く。」とあります。
この道場も懇切丁寧な説明はしますが指導はしません、というかブログ・セミナーでは限界があります。
そこを自分の力でよく考えて「自律」できる人こそが合格を勝ち取ることができる、と感じます。



【私が診断士を目指した理由】

「和尚、もう俺ダメだわ、店続けられへん・・・」

知人のパン屋の主人(といっても30代)からそんな内容の電話をもらったのは2011年のちょうど今ごろの時期だった。

「いや、そんなこと言わんと、。。。」

といろんな解決策を提案した、だが金の面の話ばかりしかできない自分・・・。ある意味その提案は正しいのだが、すでに彼は万策尽きていたのだった。

「今となっては、全部やりつくした。もう今月末にはここ(お店)を出てかなあかん、いろいろ努力してもらったけど、もう力尽きたわ」

もう4年前のことになるので、電話を受けて話した内容なのか、そのあと店で聞いた話なのかどうかか今となっては記憶も定かではないが、お店は奥さんがレジに立ってて客もそこそこ入っていて、当然なにも事情を知らない客は嬉しそうに美味しそうなパンを吟味している。

彼は「パンを焼くこと」に関して非常に誇りを持っており、近所では評判のパン屋だった、駅前でも立ち売りをしたり、そんな究極の販売努力もするくらい、パンにかける熱情は大きかった。ただ、売れ残りも多く何らかの改善の余地はあるように思えた。

この夫婦には私が紫雲和尚としてこっそりやってた地元コミFM番組に、この3ヶ月前ゲストとして出てもらってた。自分で言うのもなんだけど、結構トガッた番組でギャラも出ないが自分の会社や店の宣伝はし放題、というルールで地元の経営者に30分ほどしゃべってもらってた。

(ついでに言えば、滑舌もよろしくないこのおっさんがしゃべることについて、局サイドはよろしく思ってなかったが、私がボランティアでコスト0、スポンサーもコアなファンもついているこの収益をかせぐ番組にはしばらく口出しできなかった模様)

私も、地元のためになれば、と思い、やみくもに宣伝をすればよい、という知識しかなったゆえ、これで売り上げ増えるかも!、とたかをくくっていたフシがあるのだが、

この事実にはうちひしがれた。

そして、ひっそりとそのパン屋は閉店となり、いつしかこの夫婦とは連絡が疎遠になった。

確かに、カネの面でのアドバイスは必要だし、最終的にはそれが会社の血液となるゆえ、カネさえ回れば企業は存続し続けることが出来る。

が、しかし そのカネを生むアイデアやスキームがなければ、また生産量の決定ロジックなどをもとに廃棄率などを極小化するような方策をとれなければ、カネを生む源泉がないのと同じ、机上の空論ではないか。 その真実に相当ショックを受け、カネだけにしか焦点を向けられない自分を恥じた、と同時にマーケティングやらドメインなどのロジック、生産管理、いや経営全般について論理的に習得したいと強烈に思った。。。

もしかしたら、そういう全般的な知識があれば、この3ヶ月のうちにパン屋さんの販売、生産量の調整もうまくいったかもしれない、そういう後悔の念があった。

私が、中小企業診断士を目指した理由の原点のひとつはここにあると思います。

【このブログを書くにあたって】

さて。2015年1月、約1年半強の勉強の後、私は診断士試験に合格しました。

そして、名古屋まで出張してきた道場5代目のスカウトマンにスカウトされました。

この資格を取ったならば中小企業を支援するってのが王道だと思ってたから、
「そういえば、受験生を導く役割や世界もあるのよねー」
っというのが素直な感想だったです。

だから、このブログからスカウト受けたときも
「受験生支援て、1次2回、2次1回しか経験のない、ポッと出の私に語れることは財務くらいしかないよな」
なんてこと思っていました。

いや、どうしても試験受かりたくてネット検索かけまくって、このブログをはじめ受験サイトを自分の力で探すってことは、それこそ中小企業診断士になる人間にとっては「情報収集」というスキルのひとつであり、 どうしても診断士なりたいやつは這い上がってこい! みたいな‥熱血スポ根漫画(もうこれって死語ですか?)みたいのを感じてて、それこそ受験する人が自主的にやればよい、と思っていました。

でも、このブログにお世話になったし、それに対して恩返ししないのは人としてどうなの?的な理由が一番の執筆動機です。

ただ、このブログを読んでいる皆さんに対して「恩返し」という動機だけでは、弱い。 幸運なことにブログで発言させてもらえる場を頂戴したからには、試験勉強を推進する上でも必要な 「徹底的に考える」(これ、今後和尚は徹底的に申しあげますよ、「徹底的に考える」) ことをせねばならないと思って、私の気持ちとこのブログで発信することの整合性を求め考え抜きました。

【考え抜いたその答え】

中小企業診断士とは何か?

やはり、世の中の社長(自営業者含む)さんに、自身の持つ知識、スキルを伝え、うまく経営をまわせるように支援するのが、いや、もっとディフェンシブに「倒産しないようにすること」が、中小企業診断士の本分である。前段に書いた、パン屋さんももしかしたら、もっと早くにそういう人が身近にいたら助かったかもしれません。

まずその思いがひとつ。

そして、このブログを読んで今年こそ!と思われる方には試験に合格することがゴールではなく、その先にある使命、というものを一度立ち止まって考えてもらいたい、そう思います。

自分が合格した暁には、当然知識が増える。 その知識を、本当に欲している人のために提供できるか?

そういうことが少なからず出来るようになる、というのがこの資格の本質的な醍醐味であり、 人のために役に立つ、ということが究極の自己実現ではないだろうか、と最近そう考えます。中小企業診断士は間違いなく社会の役に立つ資格です。 そう思うことにより、試験勉強も苦しいながらも楽しい、というかやりがいを見いだせる、すなわちモチベーションの維持につながる、と思います。

自己啓発や上っ面の自己実現のためだけにこの資格を目指すのはもったいなさすぎる、もっと先を見据えれば、勉強が辛いときにも乗り越えられる、繰り返しになりますが、そう思います。

そして、もし和尚のワガママが通るのであれば、一番最初のパン屋さんのような方に遭遇したら、
手を差しのべてあげることが使命
と思うような診断士がこのブログから生まれたらいいな、と思っております。もしそうなればこれに勝る喜びはないと思います。

40も越えて、いろいろ理屈っぽくなりました。

既に1回目の記事は書いておりましたが、あまりにも最初からテクニカルな内容でした、かつ2月15日の3215さんの6代目メンバー紹介に恥じぬような最初の記事を書かねばならぬと、急遽差し替えた次第です。

1年間よろしくお願いします。

合掌。


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