投稿者「 » たかじん」の記事



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こんにちは、たかじんです。

12月7日(金)に「二次筆記試験」の結果が発表されましたね。

合格された皆さま、本当におめでとうございます!!

これまでの苦労が報われた・・・と感慨にふけっている方も多いとは思いますが、二次試験はまだ終わっていません。そうです、「二次口述試験」が12月16日(日)に控えております。二次試験は筆記と口述が組み合わさった試験ですから、せっかく筆記試験に合格しても、口述試験で不合格になってしまっては、今までの苦労は水の泡・・・。そんな悔しいことにならないようにきちんと対策をしておきましょう。

12月8日・9日の両日は、道場だけではなく、他の受験生支援団体でも口述セミナーが開催されておりましたので、複数のセミナーに参加された方も多かったと思います。今週もいくつかの支援団体で口述セミナーが開催されますので、まだ定員に余裕があれば、ぜひとも受講してみて下さい。口述セミナーは場慣れさえすれば、二次筆記試験に合格した皆さんにとっては、なんてことはありません。

 

さて道場では昨日、口述セミナーを開催致しましたが、会場に来られなかった皆さまに会場の熱気を少しでもお伝えしたいと思います。

 

第一部ではきゃずから口述試験の概要について説明がありました。

二次筆記試験に合格した皆さんにとっては、(場慣れさえすれば)なんてことはない、と書きましたが、合格率は100%ではありません。何と昨年は「口述試験を受験する資格を得た方の数」が830名だったのに対し、合格者数は828名でした。つまり2名の「伝説の不合格者」が出ています。

逆にどうなったら伝説の不合格者になってしまうのか?

大きく要因は2つあります。

まず試験会場に時間通りにたどり着けないこと。遅刻したら試験は受けられません。また欠席したら再試験はありませんので、不合格となります。

そして2つ目は無言を貫くこと。とにかく何か話しましょう。

解答が頭に浮かばなければ、「すみません、そのテーマについては失念してしまいましたので、別の質問をいただけませんでしょうか」でもいいですし、アタマが真っ白になってしまった時は、「申し訳ありません、質問をもう一度お願いできませんでしょうか」と言って、落ち着くための時間を稼いでもOKです。

とにかく何か話せば、試験官の方も話をつないで下さいます。逆に無言を貫き通してしまうと、試験官も助け船を出せません。なんでもいいから話しましょう。そのためにも場慣れが重要になってきます。

その後、きゃっしいとよこよこ、私の3人で面接のデモンストレーション、題して「こうすれば受かる面接」を実演しました。きゃっしいは1分50秒の熱弁をふるい、内容のレベルの高さも所要時間も、合格ラインをはるかに超えた面接を披露しましたが、もちろんここまでやらなくても受かります。😆ビックリした方も安心して下さいね。

第二部はいよいよ模擬面接です。

6つのグループに分かれて、一人2問ずつの質疑応答を行い、それを2回回しました。

全般的に皆さんよく準備されていて、落ち着いて回答していたように思います。正直、まったく問題なかったです。👍 

皆さん、絶対(とは言い切れないけど)合格するでしょう!

 

 

桃ちゃんからは、究極的に回答に詰まったら、「申し訳ございません、今の私の持っている情報では、ご質問に的確にお答えすることが出来ませんので、持ち帰りきちんと調べて次回お答えします」と答える奥の手を持っていれば落ち着くでしょ?というアドバイスもありました。これに対し、「え・・・次回というのは来年でしょうか?」という鋭い質問もありましたが、この口述試験自体、社長とのコンサルティングを模したものなので、そういう答えもありなんだ!と思っていれば皆さん、落ち着きますよね!大丈夫です!

講評の際にきゃずさんから、「姿勢の悪い方がいらっしゃいました」という指摘がありました。これは私もなるほど~と考えさせられましたが、中小企業診断士として社長にコンサルティングをする時に、背筋が曲がっていたまま話を聞く等、姿勢が悪かったら、やはりクライアントである社長へ悪い印象を与えてしまいますよね。「今回の試験は受かるかもしれませんが、社長へのコンサルティングでは、背筋が曲がった状態でのコンサルなんてのはNGです!」と言い切るきゃず、そのとおりです!カッコいいです!

 

これは些細な事に感じるかもしれませんが、自分がクライアントだったら、姿勢が悪いコンサルタントより、ビシっとした姿勢の良いコンサルタントに依頼したいですよね!そういったことも意識して準備すれば、もう万全です!

最後の初代のJCさんから「診断士としての居場所を作るには」という講話がありました。「中小企業診断士の資格を取っただけで満足せず、活躍する診断士になって欲しい。診断士になっても官報には載るが、自分で言わない限り、誰も診断士として見てくれない(知ってくれない)。周りから診断士として見てもらい、活躍するためには、自分でいろいろな団体に参加するなり、グループを立ち上げる等して居場所を作っていかないとダメなんだ!」と熱い話がありました!話が長くなって、実は撤収時間が迫っていたので、我々スタッフは「いつ終わるんだ」と焦っていた、というのはJCさんには内緒ですよ・・・

そしてその後は熱い熱い懇親会に突入していったのでした・・・。

 

ということで、まだあと一週間ありますから、今日のセミナーでの結果を踏まえ、足りない点があれば本番までに埋められるよう、頑張って下さい!

ゴール(実はJCさんに言わせればスタートなんですけど・・・結婚みたいですね)はもうすぐそこまで来ています!

あと少しですから、全力で駆け抜けましょう!(その先にも実は長い長い道が続いているんですけど、それはそれで楽しい道です!)

 

以上、たかじんでした。
それでは、また。

 

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□募集要項□

対 象:H30年度2次試験合格者および筆記試験受験者(未合格者)
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原稿量  :自由。目安として2,000字(原稿用紙5枚)程度
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特典   : 「一発合格道場」ブログ上で随時公開。
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□受験体験記テンプレ□

(0)受験生情報 名前(HN)・年齢
(1)診断士に挑戦した理由・きっかけ
(2)学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目
(3)学習スタイルとそのメリット・デメリット
・独学、通信、○○(予備校)通学
①メリット
②デメリット
(4)合格までの受験回数、学習時間とその作り方
①学習開始時期と受験回数
②一次学習時間
③ニ次学習時間
(5)合格までの学習法
①1次
②2次筆記
③再現答案
(6)学習時・受験時のエピソード
(7)これから合格を目指す方へのアドバイス

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【2次試験受験者の方へ 大切なお知らせ】

前回投稿(準備期間は1週間?最終関門「2次口述試験」まとめ)を、
NAVERまとめに最新情報で掲載中!随時アップデートしていきますので、
覗いてみてください。

一発合格道場2次口述試験対策セミナーin東京
2018年12月9日(日)午後 @勝どき区民館
・参加費:1000円
・12月7日(金)受付開始予定(こくちーずにて) 30~40名予定
・口述試験対策講義+模擬面接(+懇親会4,000円予定)


こんにちは、たかじんです。
もうすっかり寒くなってきましたね。今年の夏は例年以上の猛暑😫でしたが、喉元過ぎればなんとやらで、夜は鍋やおでん、熱燗が恋しい今日この頃🍶。年末にかけて忘年会やら何やらで、お酒を飲む機会も増えると思いますが、(自戒の念もこめて)体調管理にはくれぐれも留意しましょう。

 

さて皆さんは、中小企業診断士試験に向けて、どのような勉強方法をとっていますでしょうか。やはりメジャーなのは予備校(TACやLECや大原等々)への通学でしょう。私は基本的に独学でしたが、「通勤講座」も併用しました。

道場ブログの読者の中にも「通勤講座」を使っている方がいらっしゃるかもしれませんね。または、「通勤講座」に興味があるとか、「通勤講座」という名前は知っていても、中身はよく分からないという方も多くいらっしゃるかもしれません。そこで本日は私が使った「通勤講座」について、独断と偏見に基づくレビューをご紹介したいと思います(当たり前ですが私は「通勤講座」の回し者ではなく、お金をもらって宣伝している訳でもありません)

 

そもそも通勤講座って何?

一言で言うと、資格試験勉強のためのオンライン講座です。現在は中小企業診断士以外にも多くの資格の講座が用意されているようです。スマホやタブレット端末、PC等から当該のホームページにアクセスして、ビデオや音声の講座を視聴します。視聴する講座の他、アウトプットのための問題集や過去問集、その解説等も用意されています。「KIYOラーニング株式会社」が運営しており、当該社の代表取締役は綾部貴淑さんという方で、この方も中小企業診断士です。

 

では通勤講座について、私が感じたメリット・デメリットをご紹介します。

通勤講座のメリット

便利

「通勤」講座と銘打つだけあって、通勤時間等のスキマ時間を活用するのに便利です。スマホやタブレット端末があれば、自分の好きな時間にいつでもどこでも学習ができます。またビデオ講座は2倍速でも再生できます。もう一度講座を復習したいけどあまり時間がないという時に、この機能は重宝しました。

 

安い

予備校へ通学した場合は、だいたい30万円くらいかかるのでしょうか。中小企業診断士の通勤講座は6~7万円程度ですので、圧倒的に安いですね。

 

コンテンツが試験の頻出論点を中心によくまとまっている

講座では「学習マップ」というマインドマップによく似た方式を採用して、学習するべき知識を整理しています。各科目とも、頻出論点を中心に非常によくまとめられていると思います。

一方で、予備校等のテキストには記載されていたとしても、試験に出題されないような論点は省かれています。これはこの講座のコンセプトが「60点主義」だからです。「60点主義」というのは、「合格するためには、全部を理解する必要はなく、6割正解できればよい」という考え方です(と、代表の綾部さんがおっしゃってます)。

確かに試験に合格するためには、この考え方は非常に重要で、中小企業診断士のように試験範囲が膨大な資格試験においては、優先順位を付けて「何をやらないか(何をやるか、ではなく)」を決めないと、いくら時間があっても足りません。通常の受験生は仕事をしながら勉強をしているはずですので、本当に多忙だと思います。多忙な生活の中、有限で貴重な時間を何にどのくらい使うのか、資源配分が合否の明暗を分けると言っても過言ではありません。

 

通勤講座のデメリット

通勤講座に向いている教科と向いていない教科がある

企業経営理論のように知識を学んで覚えればよい教科や、経営法務や経営情報システム、中小企業経営・中小企業政策といった暗記教科については、通勤講座との親和性は高く、使い勝手が良いと思います。一方で、財務・会計のように手を動かして理解を深める科目については通勤講座だけで対応するのは厳しいのではないかと思います。

財務・会計は電卓を横に置いて、紙とエンピツを使って演習を繰り返す方が、吸収が早いですし、効率的に学べると思います(少なくとも私は)。通勤講座にも電卓機能は付いていますが、財務・会計の勉強では数式を書いて考えなければならない場合もありますので、通勤電車(または車)の中でこの教科を学習するのはやはり難しいのではないかと思います。

そういう意味では二次試験対策も同じかもしれません。「通勤講座」ではロジックマップという手法を使いながら、与件文の分析をする手順が解説されており、二次試験の教材として決して悪くはないと思います。しかし二次試験は、今まで道場のブログでもメンバーの皆さんが再三学習方法を紹介している通り、結局、紙とエンピツを使ってひたすら訓練を重ねていくのが王道ですから、「通勤講座」のスマホ等を使っていつでもどこでも勉強できるという「便利さ」は、二次試験対策においては、少し発揮しづらいと言えるでしょう。

 

詳しいテキストが手元に必要(な場合もある)

「60点主義」なので、頻出論点に関する知識はよく整理されていますが、省かれている論点も当然ありますし、「なぜそういう答えになるのだろう?」と解答のロジックが分からないような時は、通勤講座のみで疑問を解消することは難しい場合があります。TACのスピードテキスト等は、試験にあまり出題されない論点も含めて、丁寧に細大漏らさず書かれているので、分からないところがあれば、こちらに立ち返って調べることによって、疑問を解消しましょう。通勤講座だけでは理解が進まない場合は、スピードテキスト等を辞典代わりに、併用して活用することをおすすめします。

 

質問ができない

初学者にとっては、これが一番のボトルネックだろうと思います。予備校に通学しているのであれば、講師の先生をつかまえて納得のいくまで質問することができますが、通勤講座ではできません(それが安さの源泉になっているので仕方ないのですが)。特に経済学・経済政策や財務・会計といった科目は、ある程度、基本的な理屈・理論を理解しないとチンプンカンプンでしょうし、そこでつまずいてしまうと、苦手科目になってしまいがちです。そんな時は、よく分かっている人に質問したいですよね。

・・・と思っていたのですが、2018年9月上旬から「学習QAサービス」というサービスが開始されたようです。チケットを購入すれば、1チケットで1問の質問をすることができるというシステムとのこと。私が受講した時には無かったシステムなので、使い勝手が良いのかどうかは分かりません。

 

いろいろメリット・デメリットについて記載してきましたが、総じて「通勤講座」は、一次試験について、率的にかつリーズナブルに勉強したいという方にはおすすめの教材だと思います。一方で、当たり前ですがリーズナブルであるが故のデメリット(自由に質問ができないので疑問点が解消できないとか、なかなか理解が深まらないといった可能性がある等)も存在します。

中小企業診断士試験は、受験者本人のそれまでの経歴・バックグラウウンドによって、スタート地点が大きく変わる試験です。例えば経済学部出身であれば、経済学・経済政策にそんなに力を入れる必要は無いでしょうし、経理の業務経験がある方は財務・会計が得意でしょう。

今回紹介した「通勤講座」に限らず、ご自身のこれまでの経験や知識と(それから財布と)相談して、どのような教材・学習方法が最適なのかしっかり検討してみて下さいね。

 

以上、たかじんでした。
それではまた。

 

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こんにちは、たかじんです。
先週末、大阪では事例Ⅵが開催されましたが、当日は一発合格道場8代目のたっしーさんやルナさんも駆けつけて下さり、大盛況だったようです。そしていよいよ本日は事例Ⅴが開催されます。申し込んで下さった皆さま、ありがとうございます。本日、皆さまにお会いできるのを楽しみにしています!

 

さて二次試験が終了して間もなく一か月。12月7日の合格発表までは、まだ少し時間がありますね。受験された皆さんは久々にゆったりした時間を過ごしていることかと思います。本日は、二次試験を終えた方々ではなく、2019年度合格を目指す方、特に初学者・独学者の方に向けての記事を書かせていただきます。

 

まずは中小企業診断士一次試験の概要について振り返ってみます(もう知ってるよ、という方は読み飛ばして下さい)。

一次試験では以下の7科目を受験する必要があります。

経済学・経済政策
財務・会計
企業経営理論
運営管理(オペレーション・マネジメント)
経営法務
経営情報システム
中小企業経営・中小企業政策

 

そして一次試験の合格基準は、以下のように定められています。

① 「総点数の60%以上であって、かつ1科目でも満点の40%未満のないことを基準とし、試験委員会が相当と認めた得点比率とします」
② 「科目合格基準は、満点の60%を基準として、試験委員会が相当と認めた得点比率とします」

「~を基準として、試験委員会が相当と認めた得点比率」という部分は何を言っているかというと、「記載されている点数が基準だけれども、試験委員会の方で得点調整を行うことがありますよ」ということです。

今年の試験では経営法務が難化して、40%未満の得点者が増えてしまったので、受験生の得点に8点が加算されました。このような事象は過去にも発生しており、一次試験の合格率が20%程度になるように事後的に調整が加わることがあります。

 

① の内容について気を付けなければいけないのは、「1科目でも満点の40%未満が無いこと」の部分ですね。総得点で60%を超えたとしても、1科目でも40%未満の科目があれば、それだけで不合格となってしまいます。いわゆる足切りがあるんですね。

従って一次試験では不得意科目を作らないことが大切です。いくら苦手な科目でも、少なくとも足切りに合わないレベルまで持っていかないと、その他の科目でどんなにいい点数を取っても合格できません。

 

ところで、一次試験の科目で、「企業経営理論」や「運営管理(オペレーション・マネジメント)」はおそらくどんな受験生にとっても、勉強していて面白い内容だと思います。そもそも企業経営や運営管理といった分野に興味を持ったので、中小企業診断士を目指そうと思ったという方も多いのではないでしょうか。

 

そしておそらく多くの受験生にとって鬼門となるのが「財務・会計」や「経済学・経済政策」ではないでしょうか。普段から仕事で財務・会計に関わっている方なら、難なくこなせるとは思いますが、今まで社会人として働いてきた中で、まったく「財務・会計」に関わったことが無い方には、非常にとっつきにくい科目なのではないかと思います。

 

また「経済学・経済政策」も同様で、まったく経済学について学んだことが無いと、シンプルなモデルを作って現実の事象を分析するという経済学独特の考え方自体、「なんじゃこりゃ?」と思われる方も多いかと思われます。

 

その他の「経営法務」、「経営情報システム」や「中小企業経営・中小企業政策」もなじみがなければ、最初はとっつきにくい科目だとは思いますが、これらは基本的に暗記科目です。ひたすら覚えればなんとかなります。

 

一方、「財務・会計」や「経済学・経済政策」は基本的な概念を理解し、それを自分の手で答案に再現できるところまで演習し続けなければいけません。この「基本的な概念を理解する」ところに最初の壁がやってきます。この壁でくじけそうになる方も多いかと思いますが、実はこの壁を一旦乗り越えてしまうと、あとはひたすら演習問題に取り組めば、得点が安定してきますので、逆に得点源とすることも可能な科目だと考えて下さい。

 

次に二次試験との関係を見てみましょう。

二次試験は事例Ⅰ~Ⅳに登場する4つの企業について分析し、経営上の助言等を行う問題です。

事例Ⅰ:組織(人事を含む)を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例
事例Ⅱ:マーケティング・流通を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例
事例Ⅲ:生産・技術を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例
事例Ⅳ:財務・会計を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例

となっています。

ここで一次試験との関連性を見てみると、

事例Ⅰ:企業経営理論の知識(人事・組織)を使う
事例Ⅱ:企業経営理論の知識(マーケティング)を使う
事例Ⅲ:運営管理(オペレーション・マネジメント)の知識を使う
事例Ⅳ:財務・会計の知識を使う

となっているのです。

つまり一次試験の科目である、企業経営理論、運営管理、財務・会計で学ぶ知識は、二次試験でも使用することになるのです。逆に言えば、経済学・経済政策、経営情報システム、経営法務、中小企業経営・中小企業政策で学ぶ知識は(まったくとは言いませんが)二次試験ではほとんど使うことはありません。

したがって二次試験を見据えた場合、企業経営理論、運営管理、財務・会計は気合いを入れてしっかり勉強する必要がありますが、それ以外の科目は、足切りに合わず、一次試験を何とか突破できる程度の勉強で構わないということです(単に合格を目指すだけならですが)。

7科目すべてを分け隔てなく気合い入れて勉強する!という方もいらっしゃるとは思いますが、皆さん、働きながら限られた時間の中で勉強する訳ですから、優先順位をつけて取り組んだ方が効果的ですよね。

特に初学者で独学の場合は、「どこまで深く勉強すればいいのか、分からない!」という状況になりがちだと思いますので、ぜひ「優先順位をつける」ということを忘れないで下さいね。

本日は初学者かつ独学者の方々をターゲットとした記事を書かせていただきましたが、それ以外の属性の皆さまとは、夜の事例Ⅴで、いろいろとお話をさせていただきたいと思います!!🍻(もちろん初学者かつ独学の方々も大歓迎です!!)

 

以上、たかじんでした。
それでは、また。

 

✿:❀ 道場事例Ⅴ(お疲れ様会)のお知らせ ✿:❀

一発合格道場 事例Ⅴ

☆中小企業診断士試験に今年挑戦された方、来年以降目指す方、道場メンバーと懇親会しましょう!

☆これから同期診断士になるであろう仲間と親睦を深めましょう!!

■一発合格道場〜事例V@東京~

 

□ 開催日時:11月14日(水) 19:00~
□ 会場:ととりこ 新宿東口店
□ 定員:35名(先着順)
□ 参加費:4000円

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こんにちは、たかじんです。

2次試験から早くも10日過ぎましたね。皆さん、自分の持てる実力をすべて出し切れたでしょうか。少なくとも全力で戦い抜かれたことかと思います。本当にお疲れさまでした。

合格発表がある12月7日までの間、ソワソワドキドキした日が続くと思いますが、今日は2次筆記試験の合格発表までの間にやっておいた方がいいことについてご紹介します。

 

1.今までやれなかったことをやる

まずは何といってもゆっくり休息を取りましょう。2次試験に向けて、これまで皆さん全力で突っ走ってきたことかと思います。まず体を休めて、そして今まで試験のために我慢していたことを思いっきりやっちゃいましょう!
きゃっしいさんのようにゲームに興じるもよし、ゆうさんのように映画や読書に興じるもよし、今まで我慢してもらった家族に感謝し、家族サービスに没頭するのもよし・・・。

私の場合は・・・やっぱりzenzenさんみたいに飲みに行ってましたね~😅

以前のブログでも書いたように、2次試験の前でも仕事上の会食には行っていたのですが、いわゆるプライベートでの飲み会はさすがに抑制していました。試験後は、プライベートでの飲み会も復活させたので、ほぼ毎日飲みに行くようになってしまいました😅。趣味のサッカー観戦やジョギングも復活させました。ジョギングで消費したカロリーをアルコールで摂取する、というあまり(というかまったく)健康的ではない生活を送ってましたね・・・。

 

2.再現答案を作る

で、ここから先は真面目な話です。
皆さん、もう再現答案は作りましたか?作りましたよね?

私は独学だったので「再現答案を作る」という発想自体が無かったのですが、昨年、道場のブログを一読者として読んでいて、再現答案の必要性について気づかされました。

ところがどっこい、せっかく道場の先代メンバーが「再現答案は試験当日に作るべし!」というメッセージを再三発信してくれていたにも関わらず、あろうことか試験終了後は飲みに行ってしまいまして、再現答案を作成したのは1日空いた月曜日でした。これは失敗でしたね~。1日空いただけでも答案の内容はかなり忘れてしまいます。

字数合わせ等をしながら細かく下書きした解答はともかく、試験時間がだんだん足りなくなってきたために、箇条書きのメモからそのまま書き起こしたような解答は、どうしても再現率が低くなってしまいました。

再現答案は、言い尽くされたことではありますが、もしも自分が不合格だった時のために、何が合格答案と違っていたのか、どこが不足だったのかを研究するのに役立ちます。私の2次試験の勉強は、過去問を解き、自分の解答と複数の模範解答との差異を客観的に見つけ、自分の思考のプロセスを再考しながら、自分に足りない点は何なのかということを突き詰めていく作業でした。もし不合格であれば、次年度の試験に向けて、やはり同様の作業をしなければなりませんが、手元に自分の再現答案が無ければそれも出来ません。一方で、もし合格していれば、それは次年度に受験する方々にとって貴重な資料にもなります。

皆さんご存知の通り、一発合格道場のブログでも、メンバーの再現答案が出てくる機会は多くあります。もし再現答案を書いていなければ、その点では、皆さんにまったく貢献できなかったことでしょう。試験終了から10日以上経過しているのに、こんなことをブログに書いても、いまさら感満載ではありますが、まあそれだけ重要な作業だということです。

 

3.口述試験に向けて事例を読み込む

さて、2次筆記試験に合格していれば、口述試験を受験することになります。この口述試験は、筆記試験の事例を元に試験官が出題する設問に対して、口頭で解答するというものです。

この時、筆記試験の与件文を見ながら答えることは出来ません。つまり、事例Ⅰ~Ⅳの与件文の概要、つまり事例に出てくる企業の特徴や、強み・弱み、課題等については、頭の中に叩き込んでおく必要があります。この口述試験の準備としても、前述の再現答案が役に立ちます。

ちなみに私の場合、口述試験では全部で6問聞かれました。口述試験は一人あたり約10分間で受験します。1問につき約2分程度で答えるように、という指示がありますので、だいたい5~6問くらいの問題にに答えることになります。やってみると分かりますが、この2分間話続けるというのは結構長く感じます。もちろん2分に満たないと不合格ということではありませんが、短すぎてもあまり印象が良くないと思いますし、出題される問題数が増えてしまいます。

私の場合は事例Ⅱと事例Ⅳについて、以下のような質問をされました。

【事例Ⅱ】
・大型スーパーの弱みと今後のB社の取るべき施策について説明せよ。
・B社の顧客データベースの今後の使い道について説明せよ。

【事例Ⅳ】
・D社の売上高総利益率が低い理由は何か。
・価格交渉で気を付けるべき点は何か。
・D社は自分たちの原価を把握していると思うか。
・昨年と比べて、特別損失以外に財務体質へ影響を与えた点は何か。

 

何と答えたかはすっかり忘れてしまいましたが、とにかく会話を続けることが大事です。何かを話していれば、それに対して試験官は反応してくれます。何も話さず、無言で固まってしまうと試験官としても助け船を出せなくなりますので、採点のしようがありません。無言になることだけは避けましょう。

この口述試験に慣れるためにも、各種受験生支援団体の口述セミナーを受講した方が良いですよ!例年、2次筆記試験合格発表後、これらのセミナーはあっと言う間に席が埋まってしまいますので、自分の合格を確認したら、即座に申し込む準備をしておきましょう。

 

4.資金計画を立てる

実は合格した後、結構おカネが必要になります。まず実務補習を15日間受講するのであれば、15万円程度費用がかかります。そして実務補習を受講する際には、ノートパソコンが必須です。私もこの機会にノートパソコンを新調しました。実務補習の受講生の中には、会社で使っているノートパソコンをそのまま持ってくる方もいらっしゃいましたが、セキュリティの問題もありますので、あまりお勧めしません。会社にバレると自分が困りますしね。診断士活動をするのにあたり、ノートパソコンは必須のアイテムですので、自分の使いやすいお気に入りの一台を選びましょう。

そして診断士協会に入会するのに(入会の義務は無いですが)、入会金と年会費がかかります。各種研究会に入会するのにもおカネがかかります。そして何よりも診断士仲間との懇親会!まあ、これはこれで非常に新鮮で楽しいです。まさかこの年になって、こんなに短期間で大勢の友人が出来るとは思っておりませんでしたし、想像以上にいろいろな業種の老若男女の方々と接する機会が増えます。しかしその一方で懇親会費も数がかさむとボディブローのように効いてきます。さらにプロコン塾等に入ろうとすると、またまたおカネがかかります。

合格後の資金計画をきちんと立てておきましょう!

 

5.もし不合格だった場合のプランBを練る

そして残念ながら不合格だった場合のプランBを考えておきましょう。再挑戦するのか、それとも挑戦をやめてしまうのか。

もし再挑戦するなら、独学にするのか、予備校に通うのか、今まで通っていた予備校を変えるのか、通信にするのか、いろいろな選択肢があると思います。

不合格だった場合、直後は何もやる気が起きなくなり、思考停止に陥ってしまいそうですが、その時、自分はどうするのか、事前に考えておきましょう。もし再挑戦する方は早めにスタートを切った方がいいと思います。あまり考えたくはないことですが、今、時間のあるうちにプランBを考えておきましょう。

 

ということで、合格発表までにやっておいた方が良い5つのことをご紹介致しました。

実際合格すると、楽しくも興味深いイベントがそれこそ怒涛のように押し寄せてきます。いろいろな事にゆっくり思いを巡らせたり、今まで我慢してきたことをやれるのは、この時期だけかもしれません。ぜひ合格発表までの時間を有意義に活用して下さいね。

 

以上、たかじんでした。
それでは、また。

 

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一発合格道場 事例Ⅴ&Ⅵ

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□ 開催日時:2018年11月14日(水) 19:00~
□ 会場:新宿駅付近の居酒屋(追ってお知らせします)
□ 定員:20名→(10/25)応募多数のため30名に増枠しました!(先着順)
□ 参加費:4000円

■一発合格道場〜事例Ⅵ@大阪~

お待たせしました!事例Ⅵ(お疲れ様会)申込受付中!!

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□ 開催日時:2018年11月9日(金) 19:30~
□ 会場:天王寺駅付近の居酒屋(追ってお知らせします)
□ 定員:15名(先着順)
□ 参加費:3500円

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こんにちは、たかじんです。
いよいよ決戦(試験)前日となりましたね。

皆さんがこれまでいろいろなものを犠牲にしながら努力を続けて頑張ってきた、その成果を思う存分発揮する時がやってまいりました。
すでに合格を確信している方もいらっしゃるかもしれませんが(ちょっと早すぎか)、大部分の皆さんは、期待と不安の入り混じった、ドキドキワクワクソワソワした時間を過ごしていることでしょう。

しかしここまで一発合格道場をご愛読して下さった皆さん。
皆さんなら大丈夫です。

これまで、我々一発合格道場9代目のメンバーは、このブログで様々な情報を発信してきました。その中から皆さんは、自分にあった勉強法やノウハウ、解答法や考え方等をパクってカスタマイズして下さったことと思います。そのことだけでも、皆さんは他の受験生より頭ひとつ抜け出ています。

これまでの自分の努力を信じ、いろいろサポートしてくれた家族や友人、予備校の先生や添削してくれた方々、その他関係者の皆さんに感謝し、明日は力の限り頑張って下さい!

 

 


さて本日は道場OPEN DAYです!

明日の試験に向けた皆さんの想いをコメント欄にぶつけて下さい!

明日への意気込み、家族への感謝、不安な気持ち等、なんでもOKです!
9代目のメンバーも皆さんの想いに出来る限りコメントを返していきたいと思います!

 

そして私から最後に3つだけアドバイスさせて下さい。

 

試験時間中は最後の最後まであきらめないこと!

たとえ最初、解答がアタマに浮かばなくても、粘って考えて抜いて下さい。これまで勉強してきた内容はアタマの引き出しのどこかに必ず入っています。最後まであきらめずに考え抜くことで、それらが引き出しから出てきて結合します。そして解答のヒントが浮かんできます。これ、適当に言ってるんじゃないですよ。本番のアドレナリンが出まくっている場面では、こういうことはよく起こります。私も去年そうでした。あきらめたらそこで試合終了ですよ(安西監督談)。

 

試験が終わったら気持ちを切り替えること!

試験時間が終わったら、その事例の内容、出来不出来はスパっとアタマの中から消し去りましょう。くよくよしたければ、すべての試験が終わってからにしましょう。終わった試験のことを悩んでも、死んだ子の年を数えるようなもの。とにかく次の事例に向けて無理やりにでも気持ちを切り替えましょう。

 

平常心を忘れないこと!

とにかく平常心が大事です。いつも通り、普段通りに対処しましょう。難しい問題が出てもサプライズ問題が出ても、焦ってはいけません。自分が「焦ってる」と感じたら、まず深呼吸して落ち着きましょう。焦ると普段の力が出せません。
「焦るなと言われても答えがアタマに浮かばなかったら焦るよ!」おっしゃるとおりです。
そんな時は、まずその問題は置いておいて、出来そうな問題から着手して下さい。一問解ければ落ち着きます。平常心を取り戻して取り組むことが大事です。

 

さあ、自信持って行きましょう!!

皆さんの健闘を9代目メンバー一同、お祈りしております!!

 

。:*:★道場事例Ⅴ&Ⅵ(お疲れ様会)のお知らせ★:*:。

一発合格道場〜事例V@東京

□ 開催日時:2018年11月14日(水) 19:00~新宿駅付近の居酒屋(追ってお知らせします)

□ 予算:約4,000円

   申込みはコチラから(こくちーずが開きます)

一発合格道場〜事例Ⅵ@大阪

□ 開催日時:2018年11月9日(金) 19:30~天王寺駅付近の居酒屋 (追ってお知らせします)

□ 予算:約3,500円

   申込みはコチラから(こくちーずが開きます)

。:*:★。:*:★。:*:★。:*:★:*:。★:*:。★:*:。★:*:。

 

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こんにちは、たかじんです。
いよいよ二次試験本番まで2週間を切りましたね!皆さん、勉強は順調でしょうか?

一発合格道場も2月から9代目に代替わりして、もう約8か月が経過しました。この間、だいまつさんやきゃっしいさんの記事のような、予備校講師もビックリするくらいの深い内容から、いわゆる「ゆるわだ」系の軽い内容まで、幅広いテーマの記事が配信されました。ブログに書かれた多くのヒントをパクッてカスタマイズしながら、ご自身の勉強方法をしっかりと確立してこられた方も多いことかと思います。

とはいえ、スト生の皆さんの中には、「まだ自分の勉強方法が確立できてない・・・」と悩まれている方もいらっしゃるかもしれません。しかし9代目メンバーの皆さんも再三指摘しているように、スト生の皆さんの力は試験直前ギリギリまで伸びますので、最後まで諦めずに頑張って下さい!

なかなか満足のいく答案が書けずに「もう今年はだめかなあ」「また来年頑張ろうか・・・」という弱気の虫が出てきてしまう事もあろうかと思いますが、大丈夫です。ゆうさんの記事でもあったように、ラスト2週間で急速に成長します。

加えて、これまでの勉強で培ってきた力を本番で十二分に発揮するために、体調管理に気を付ける時期に入ってきました。すっかり秋めいて気温も下がってきましたので、カゼなど引かないように、体のコンディションには充分気を配りましょう。

 

さて本日は「ゆるわだ」です。「スト生はラスト2週間で伸びる!」と書きましたが、1年前の自分がこの時期、どんな生活を送っていたかを振り返って、ご紹介したいと思います。ただ勉強のヒントになるようなものは、ほとんどありませんので、お忙しい方は読み飛ばしちゃって下さい。

 

ではまずは2017年9月18日(月)~10月1日(日)の2週間です。

全然勉強してないですね・・・。お客様との会食なので一応仕事ではあるのですが、会食に行ってばっかり・・・😓。まあ確かに夜は勉強できなかったのですが、その分、朝早く起きて時間を確保する等の工夫はしていました。特に事例Ⅳのための計算問題等は、必ず毎日、紙とペンを使って、しっかり手に覚えさせるように取り組んでいました。

 

さて10月に入り、2017年10月2日(月)~10月15日(日)の2週間はどうだったでしょうか。

さすがに仕事以外は(ほぼ)勉強一色(ってほどでもないかな・・・)となってきました。それでもたまに会食には行ってましたね。これもお客様との会食で仕事ではあるのですが、一方でこれがストレス発散に役立っていたかもしれません。

 

さてこのあたりの時期、勤務終了後に勉強する場合は、遅くとも午前1時くらいまでには終えてました。あまり遅くまで勉強しようとすると次の日の仕事に支障が出ますし、集中も続きません。体調管理のためにも、睡眠時間はなるべく削らないようにしておりました。

 

そしてこの時期の勉強法ですが、私はひたすら過去問をやりました(ひたすらと言っても、取り組んだ事例数はそんなに多くないですが・・・😓)過去問を解いて、複数の模範解答と見比べ、自分の解答の不足点を確認し、思考のプロセスを振り返り・・・と、その繰り返しでしたが、10月中旬にさしかかる頃は、復習にかかる時間はだんだん少なくなってきました。
だいたい自分の思考のクセや偏りが見えてきた感じで、それを踏まえながら過去問を解いてみると、与件文を読んだり、答案を書く上でのコツがだんだんつかめてきて、模範解答とそんなに遜色ない(と自分では思っている)答案が書けるようになってきたかな~という気がしてきた頃です。
また先程も記載しましたが、例Ⅳに向けた計算問題等は毎日やっていました。

 

なお勉強する場所ですが、独学なので予備校の自習室みたいなものは使えず、かといってファミレスや喫茶店等では集中できないので、基本的に平日は会社近くの公立図書館を使っていました。休日は自宅で勉強する場合もありますが、主に近所の大学の図書館を利用させてもらっていました。その大学の図書館は、一般人でも登録すれば利用可能でして、一緒に学食も使わせてもらえたので、一日中大学で勉強することが可能でしたおっさんが大学生の中に混じって学食で食事していたのは、ひょっとしたら周りから奇異の目で見られていたかもしれませんが・・・。

 

さてラスト1週間、2017年10月16日(月)~10月22日(日)です。

この1週間のうち、2日間の有給休暇を取得(全日休暇+午後休暇×2回)して、勉強に取り組みました。この週は体調管理のため、なるべく午前0時前には就寝するようにしていました。

 

一次試験の際も同様ですが、もし可能であれば、試験直前に休暇を取得して勉強に費やすという方法はアリだと思います。ただし二次試験に合格したら実務補習というのがありまして、サラリーマンの方は、この時に有給休暇を使う必要があります。もし15日間の実務補習を受講するのであれば、9日くらいの有給休暇が必要になります。その分は有給休暇を残しておくようにしましょう!

 

【おまけ】テンションを上げるための工夫について

試験が近づいてくると、だんだん焦ってきます。「あれも出来てない!」「これも出来てない!」「うまく答案が書けない!」・・・等々。しかし焦っても仕方ありません。今、出来ることに精一杯取り組むしかありません。もう新しいことに手を出してはいけません。

そうは言っても、勉強が思うように進まず、「もう間に合わない」「もうダメかも」と思ってテンションが下がるということもあるでしょう。そこで本日は、そんな落ち込みがちな時期に私が自らを鼓舞し、最後までモチベーションを切らさず、テンションを上げるためによく聞いていた洋楽をご紹介します(なお選曲および解説は、私の独断と偏見に基づくものです)。
80年代の洋楽中心に選曲していますので、古くて恐縮ですが😓、私にとって80年代の洋楽は、青春時代を一緒に駆け抜けた大切な仲間です。やっぱり聴くとテンションが上がります。皆さんもそれぞれの「燃える曲」や「テンションが上がる曲」があるでしょう。そういった曲をぜひ見つけてみて下さい。

あ、それからもしこれらの音楽を聴かれるのであれば、あくまでもBGMとして聴いて下さいね。PV(プロモーションビデオ)に見入ってしまうと勉強できなくなります。PVにご興味があれば、試験が終わってからゆっくり見て下さい。ちなみに各曲の解説に記載している順位は米国ビルボードのチャートの順位です。

では行きましょう!

 

Let’s Go Crazy (Prince & the Revolution):1984年最高位1位

残念ながら2016年に亡くなってしまいましたが、プリンスは正真正銘の天才、不世出のミュージシャンでしたねえ。プリンスは結構好き嫌いが分かれる傾向がありますが、私は大好きでした。ライブも3回くらい行ったかなあ。映画「Purple Rain」のサウンドトラックからのシングルカットです。ちなみに男子フィギュアスケートの羽生結弦選手2017年の世界フィギュア選手権でこの曲を使っていましたね。

 

Freedom (Wham!):1985年最高位3位

人気絶頂の中で突然解散した英国のスーパーポップデュオ”Wham!”。マクセルUDⅠ、UDⅡのカセットテープ(古い・・・)のCMに使われていた曲です。当該CMでの歌詞はオリジナルの楽曲と全然違うのですが、これは「どうせ日本人には英語は分からないだろう」ということで、メチャクチャな歌詞を歌って撮影したからなんだそうです。
ちなみにこのPVはWham!の北京ツアーの模様を収録したものです。80年代半ばの北京ってこんな感じだったのか・・と若い方々は思うかもしれませんね。我々の世代は「そう言えば昔の中国って、自転車乗ってる人ばっかりだったよなあ・・・」という懐かしさを感じるかも。なお残念ながらジョージ・マイケルも2016年に亡くなってしまいました。

 

Jump (Van Halen):1984年最高位1位

ハードロックの雄、ヴァン・ヘイレンが初めてビルボード1位を獲得したシングルですね。キーボードによる前奏部分は、テレビでもいろいろな場面で流されているので、若い方でもこの曲を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。デヴィッド・リー・ロスもエディ・ヴァン・ヘイレンもカッコいいですね(個人的にはエディは若い時の野村義男さんに似ていると思うのですが・・・)。私の周りのギター小僧たちはこぞってエディのライトハンド奏法を真似してました。

 

Take On Me (a-ha):1985年最高位1位

ベストヒットUSA(だったかなあ)で初めてこの曲のPVを見て「なんじゃあこりゃあ!」と衝撃を受けた曲です(まあ30年前ですからね・・・)。今ではCGを使った、もっと凝ったPVもありますが、このPVは当時非常に画期的でした。いかにも80年代のポップスという感じの曲ですが、そこがいいですね。

 

Flashdance What A Feeling (Irene Cara):1983年最高位1位

映画「フラッシュダンス」のサウンドトラックからのシングルカットです。まさに80年代の洋楽を代表する名曲ですね。「フラッシュダンス」のストーリー自体は、よくある青春サクセスもの、といった感じですが、躍動感あふれる映画でしたね。

 

Open Your Heart (Madonna):1987年最高位1位

PV自体は米国ののぞき部屋(?)をイメージしたものなんでしょうか。この頃くらいまでのマドンナが一番可愛かったなあ・・・としみじみ思います。

 

Smooth Criminal (Michael Jackson):1988年最高位7位

今は亡き、天才エンターティナー、マイケル・ジャクソンのアルバム「BAD」からのシングルカット。他にもいろいろ良い曲は山ほどありますが、私はこの曲を聴くとテンションがめっちゃ上がります。“Beat It”も捨てがたいです。とにかくマイケルはめっちゃカッコ良かったですね・・・。ちなみに「タモリ倶楽部」の「空耳アワー」では、冒頭のマイケルのスキャット(?)が「パン、茶、宿直」と聞こえると話題(?)になりました。

 

Easy Lover (Philip Bailey & Phil Collins):1985年最高位2位

ジェネシスのボーカル兼ドラマーのフィル・コリンズと、アース・ウインド&ファイアーのファルセットボーカルであるフィリップ・ベイリーのデュエット曲です。このギターリフもカッコいいですよねえ。

 

You Give Love A Bad Name (Bon Jovi):1986年最高位1位

ボンジョビも良い歌が山ほどありますが、やはりこの曲はテンションが上がります!

 

【番外編】

Lose Yourself (EMINEM):2002年~2003年最高位1位

これだけ80年代の曲ではないのですが、エミネムが好きだったので、よく聞いていました。
どこかの国の軍隊はこの曲を聴いて、自分たちを奮い立たせていた、というような記事をどこかで読んだのですが、ググっても出てこないので、勘違いかもしれません。それでもこの曲を聴くと「やったるぜ~!」とテンションが上がります!

 

とまあ、診断士試験にはまったく関係ないような記事でしたが😓、要は試験勉強に疲れたり、テンションが下がったりしたような時には、自分なりのテンションを上げる工夫を見つけて、日々の生活に取り入れてみて下さいね、という話でした。

さて、試験本番までもう少しです。悔いの残らないように、全力で駆け抜けて下さい!

 

以上、たかじんでした。
それではまた。

 

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こんにちは、たかじんです。

いよいよ二次試験まで1か月を切りましたね。皆さん、試験勉強は順調でしょうか。

初学者で、1次試験終了後から2次試験の勉強を始めた方々は、過去問に取り組む中で、そろそろ自分なりの解き方の型が出来てくる頃かもしれません。それでもまだ80分で解き切ることが出来なかったり、質の高い答案を仕上げるのに苦労したりする場合もあるでしょう。でも大丈夫です。トレーニングを続けていれば、まだまだ伸びます。

特に独学の皆さんは、なかなか成果が目に見えない間は「このままで大丈夫なのか?」と不安になるでしょうが、勉強の方向性を間違えずに、トレーニングを継続していけば、スキルは必ず蓄積されて行きますので、伸びる時期が必ず来ます。一次試験の勉強について書いた記事「閾値」というものをご紹介しましたが、2次試験でも一緒です。最後まで諦めずに過去問のPDCAを回していきましょう!

 

 

さて初学者&独学の皆さんを対象とした以前の記事で、復習の大切さについて記載しました。最初はとても時間がかかるけれども、急がば回れだと書きましたが、その復習の仕方について、もう少し解説します。独学の皆さんにとって、予備校や通信教育と違い、自分の答案を添削してくれる人は自分ひとりしかいない訳ですから、過去問を解いた後の復習こそが生命線です。きゃっしいさんも復習の大切さについて記事を書いていましたね。

 

復習で大事なのは、「なぜ間違えたのか?」を確認することです。これは仕事でも一緒ですよね。ミスをした時、失敗した時、なぜそれが起きたのか、どうすればそれを防止できるのかを考えないと、ミスや失敗は繰り返されてしまいます。

 

2次試験の問題は正解が公表されていないので、何が正しい解答なのかは明確には分かりません。それでも大手予備校の出版している過去問や「ふぞろい」等を使えば、だいたいの正解答案は分かります。

解答例と自分の答案とのギャップを客観的に分析しましょう、ということも書きましたが、「そうは言っても具体的にどうするのか分からない」という方も多いでしょうから、私の場合の例をご紹介します。あくまでも個人的な例なので、これも適当にパクッてカスタマイズしてみて下さいね(以下は事例Ⅰ~Ⅲの取り組み方について記載します)。

 

さて過去問を解いた後、正解と自分の解答のギャップを確認すると、自分の答案はだいたい以下のような形でミスをしていることが分かりました。

① 問題で問われていることに正面から答えていない
② 文字数をかせぐために、問われていない内容も記載している
③ 助言系・提案系の問題で答えが思いつかなかった

 

問題で問われていることに正面から答えていない

道場メンバーの皆さんも多く書かれているように、設問から外れた解答はアウトです。

設問を読んだ時に「何が聞かれているのか」はチェックしているはずなのに、なぜ外れた答えを書いてしまったのか。思考プロセスを振り返ってみると、私はSWOT分析をした後に、各設問に答えるための論点を書きだしていくやり方を取っていたのですが、実は余計な論点も書き出しており、解答を書く際に、無理やり詰め込んでしまうことによって起きているということが分かりました。

出した論点をすべて使う必要はなく、とにかく問題に対して正面から愚直に答えることが最優先です。論点を厳選することが、次回の過去問演習への対策として浮かんできます。

 

文字数をかせぐために、問われていない内容も記載している

次は逆に選び出す論点が足りずに、余計な内容も盛り込んでしまうというミスです。多くある論点を削ることは比較的容易ですが、文字数100字以内で、と書かれているのに論点が2つしか見つからない、というような場合は焦りますよね。

ここで自分がやりがちだったのが、字数を稼ぐために冗長な言葉や関係ない論点を入れてしまって、全体としてよく分からない解答にしてしまうということでした。100字という場合はやはり最低2つ、通常なら3つくらいの論点を書く必要があります。書く論点が足りないという場合は、やはりどこかで見落としているんですね。読めていないものがどうしたら読めるようになるのか、これは改善するのはかなり難しいです。訓練を積むしかない、と言えばそれまでですが、字数は出題者が「このくらいの論点を入れてね」と言っている大きなヒントでもあります。論点が足りない場合は、「必ずどこかに見落としがある」と考え、もう一度与件文をチェックしましょう。

 

助言系・提案系の問題で答えが思いつかなかった

助言系・提案系の問題で考えが思いつかないこともありました。これもツラいですね。ここはなかなか私も最後まで克服できなかったのですが、私の使用していた「中小企業診断士2次試験事例問題攻略マスター」には、「助言系・提案系の設問は、いわゆる難問が多く、人によってさまざまな答えが出たり、出題者の意図が読めないケースが多いので、精度にこだわらず、ある程度書くべき論点を大まかに決めて、ラフに解答します」と書かれていたので、答えが思いつかなかった場合は、そのやり方を踏襲することにしました。

 

「ラフに解答する」とは「具体的にどうするのか?」と分かりにくいですが、奇抜な答えを書かず、与件文を読めば「そりゃそうだよね」というような内容を大まかに書くということだと理解しました。

 

「それが難しいんじゃないか!」というお声もあるでしょうし、ごもっともです。「アイディアが浮かばなかった時にどうするか」に答えられれば、受験生の皆さんにも非常に有益な情報だったとは思うのですが、ここは私も最後まで難渋しまして、決定的な改善策と言うのは分かりませんでした😓。

皆さんは、だいまつさんやきゃっしいさんのように明快な切り口で分析するという方法もご参考になさって下さい。私はその領域までたどり着かなかったので、テキスト記載のように、致命的なミスを避けるという消極戦法で戦うこととしました。

 

例えば平成29年度の事例Ⅰの第4問は、全国展開を進めていく上で障害となるリスクの可能性について「中小企業診断士の立場で助言」する問題でした。「リスクの対応策」を助言するのではなく、「リスクの可能性について」助言する、という答え方に迷う問題でしたが、これに対して私は、

  1. 全国展開のため販路拡大(営業強化)→人員育成の必要性
  2. 人員増加→管理体制構築の必要性

といった論点を抽出しました。

100字なので、論点は3つだな、と思いつつも、人員育成と管理体制構築の2つしか思い浮かびません。やむなくこの2つの論点を中心に、リスクの可能性について、ラフに解答することにしました。

その解答がこちら。

 

「全国市場に拡大していく上で、新たな販路を開拓するために営業部門の強化が必要だが、そのための人材育成が必要であること、また人員の増加による組織の拡大に伴い、管理体制の構築が不可欠となることである。」

 

ちなみに事例Ⅰで79点を出したきゃっしいさんの解答はこちら。

「自社販売による直接販売は行っていないため①顧客ニーズが把握できず新商品開発に活かせず②直接販売のノウハウがなく首都圏出店が困難な点。全国の市場で戦える新商品の開発を実現する人材が確保・育成できない点。」

 

私の答案には無い、「顧客ニーズが把握できず新商品開発に活かせない」という論点が入ってますね。

 

だいまつさんの記事で紹介されていたシンゴさんの解答には「主力良品の知名度が地元に限られている」ということと、「首都圏出店が未実現」といった論点が入っていました。

 

私の解答は論点が少なかったので、冗長な感じになってしまいました。高得点者の方々のようにシンプルで因果関係を踏まえた答案にはほど遠い感じです。しかしリスクについて一応、正面から答えており、「そりゃそうだろう」というラフな感じには解答している(・・・と思う)ので、大きな外しは無かったのではないかと思われます(ちなみに事例Ⅰの得点は70点でした)。

 

いかがでしょうか。過去問を解いた後、自分がなぜこの解答にしたのか、なぜこの論点を選んだのか、その思考のプロセスを振り返ってみて、特徴やクセを見つけてみてください。出来ればそれを言語化してみましょう。

そこで、そのクセや偏りを是正するためにはどうすればいいのか考え、その上で次の過去問に取り組んでみて下さい。このようなPDCAを回すことが大事なのではないかと思います。

 

以上、たかじんでした。
それではまた。

 

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こんにちは、たかじんです。
9月4日に一次試験の合格発表がありましたが、見事合格された皆さま、おめでとうございます!
経営法務で8点もの得点調整があり、「落ちたと思ってたら合格した!」という方も多くいらっしゃるかもしれませんね。

「40点以下の科目があるかも・・・または合計420点ちょっと届かないかも・・・という微妙なポジションの方は、2次試験の勉強を継続することをお勧めします」以前のブログに書きましたが、そうは言っても「合格してるのかどうかよくわからない」という状態であれば、モチベーションも落ちてしまいますよね。気持ちは分かります。分かりますが、2次試験のチケットを手に入れたんですから、ここは踏ん張るしかありませんよね。何とか間に合わせるように頑張りましょう!

 

さて、本日は事例Ⅳに取り組むヒントについてご紹介します。

前回のブログで、事例Ⅰ~Ⅲまでの取り組み方についてご紹介させていただきました。

① 過去問を解くべし!
② 解いたら複数の解答例(「ふぞろい」でももちろん可)と自分の答案のギャップについて、客観的に分析をするべし!
③ その分析結果を次回の教訓として、また過去問演習に取り組むべし!

あしたのジョーのように、これを繰り返すべし!というのが私の主張でした。

事例Ⅳについても基本的には同じです。何度も道場のブログで出てきているように、事例ⅣでもPDCAを回し続けるのが大切です。

事例Ⅳと事例Ⅰ~Ⅲの違いは、正解がはっきりしているので、「自分の答案でどこまで点数が取れるのか分からない」というモヤっとした感じがないという点だと思います。
自分の答案とのギャップがはっきり分かるので、そのギャップを埋める作業は、ゴールがはっきり分かる以上、より容易ですよね。

点数を伸ばすためにどうすれば良いか迷うことが少ないので、点数が伸びやすい、つまり事例Ⅳは得点源にしやすい科目なのです。

「え~でも、財務会計苦手だしなあ」とか「俺(私)文系だし・・・」という声が聞こえてきそうですが、でも待ってください、皆さん、言ってみれば経営コンサルタントを目指してるんですよね?

「文系なので数字がよく分かりません」なんていう人に、誰が経営のコンサルティングを依頼しますか?

なけなしの金を払って、なんとか今の状況から脱すべくアドバイスを受けたい経営者が、そんな人にコンサルティングを依頼する訳ないですよね?

間違っても経営コンサルタントを目指す人が、自分で「数字に弱いんです」なんて言っちゃいけませんよ!

 

「でも、数学の成績ってビリに近かったしなあ・・・」というアナタ!

大丈夫です。しょせん数字はツールです。自分の主張をロジカルに伝えるのに、文章を使うか、数式を使うかの違いだけであって、本質的には何も変わりません。

2次試験の事例Ⅰ~Ⅲで、きちんとロジカルな答案を書けるのであれば、ロジカルに物事を考える力はあるはずです。また1次試験に合格するくらいのが学力があれば、ツールとしての「数字」は扱えるはずです。事例Ⅳでは基本的に四則演算しか使いませんしね。

苦手だなあと思うと、それだけで取り組むのが嫌になってしまい、余計に苦手になってしまうという悪循環に入ってしまいます。事例Ⅳ(に限らずですが)は、やればやるほど、苦手意識はどんどん無くなっていきますので、苦しいとは思いますが、頑張って下さい!

余談ですが、「数学」について言うと、数学自体は積み重ねの学問です。一つのテーマが理解出来たら、それを足掛かりに次のテーマを理解する、という手順を踏んでいきます。したがって「苦手」と思い込んでいる方は、積み重ねの過程のどこかでつまづいていて、あるテーマが理解できていないまま、次のテーマに移らざるを得なくなって、そこで「もう分からない!」となっているケースが多いように思います。そういう方は、中学や高校の教科書をもう一度読んでみてはいかがでしょうか。無理やりやらされる数学の勉強ではなく、自ら興味を持ってやる勉強ですので、きっと理解が進むと思います。診断士に合格した後も「数学とか数字は苦手だな・・・」と後ろめたい気持ちを持ち続けるくらいなら、一念発起して克服してみましょう。2次試験が終わって、暇になったら取り組んでみて下さい。

 

さて、仮に数字が苦手だとしても、事例Ⅳは読解力があれば一定程度の点数は取得可能です。

設問1ではだいたい経営分析が出題されますよね。財務指標の比較をするというのが定番です。

この問題は、与件文を読んで、正解になりそうな財務指標を類推するというのが最も効率的な方法です。しかも結構配点が高いです。

まさか、考えられる財務指標をすべて計算して比較しているなんて無駄なことはしてないですよね?それは時間の無駄です。少ない80分を有効に使わねばなりません。
このあたりは、9代目のchikaさんゆうさんの記事をご参照下さい。

 

ぜひ苦手意識を無くして、「俺は(私は)事例Ⅳで点数を稼ぐんだ!」と自己暗示をかけて試験に臨みましょう!

 

・・・とはいえ、「事例Ⅳが得意だ!」と自己暗示をかけて点数が上がるようなら誰も苦労はしませんよね。
私も数字にめっぽう強い訳ではありませんが、事例Ⅳは得点源でした(と自分では思っていました)。にも関わらず、昨年の事例Ⅳはかなり難化したので、試験終了後は暗澹たる気持ちになりましたが・・・。

事例Ⅳを得点源とするためには、もちろん毎日きちんと手を動かして問題を解くことが王道なのですが、私なりに問題を解く際に気を付けていた点がいくつかありますので以下、ご紹介します。

 

過程の式はできるだけ丁寧に書く

解答の導出にあたって、過程式を書きなぐってはいけません。自分の思考をきちんと残して、後で見直すためにもできるだけ、丁寧に筋道を立てて書きましょう。

これは過去問演習の際には、特に重要です。解答が間違っていれば、どこで間違っていたのかを分析する手掛かりになります。また仮に解答が当たっていた場合でも、ひょっとしたら、考え方を間違えていたにも関わらず、たまたま当たってしまったという場合もあるかもしれません。そのような問題は危険です。ちゃんと分からない点を潰しておかないと、理解できていないまま本番を迎えてしまいます。この習慣が身に付けば、本番でも見直しがしやすくなります。

 

計算後の答えのイメージを持つ

これは式を立ててから、実際に計算する前に、だいたいどのくらいの値になるかを、目安で考えておくということです。これをすると、うっかり電卓のタイプミス等があった時でも、間違いに気づきます。

例えばNPVの計算で、19×0.9091+24×0.8264+24×0.7513-20という式を立てて計算する時(平成27年度の事例Ⅳで出てきます)、だいたいどのくらいの数値になるか、イメージしておきます。

イメージといっても別に難しく考える必要はありません。

20×0.9+24×1.5-20=18+36-20=34くらいかなあ・・・。

こんな感じで充分です。

上式の答えは35.1377なのですが、だいたい当たってますね。この最初にイメージとして持っていた34と大きくずれるような答えが出た時は、どこかで間違っている可能性があります(もちろん最初のイメージが間違っている可能性もあります)。

最初はちょっと面倒くさいかもしれませんが、習慣づければ計算ミスは大きく減ります。

また、実はこの習慣は仕事でも役に立ちます。
Excelなどを使って分析業務をする際、「だいたいこんな感じの数字が出てくるはずだよな」と最初にイメージを持つとすると、やはりある程度ロジカルにアタマを働かせて、大まかな計算をしますよね。この大まかな計算(back-of-the-envelope calculation)をする習慣ができると、数字に強くなります(まあ自分のことではなく、本当に数字に強い先輩の習慣なんですけどね)。

 

なるべく計算をしない

「なるべく計算をしない」というのは、ケアレスミスを防ぐためです。計算をすればするほどミスする確率は高まります。
「計算しなくて済むならしたくないけど、しなきゃ解答が書けないじゃないか!」おっしゃる通りです。計算は避けて通れません。しかしその回数をできるだけ減らしてみましょう。

例えば、先程の計算式で、24×0.8264+24×0.7513の部分を24×1.5としたのは、24×0.8264+24×0.7513=24×(0.8264+0.7513)≒24×1.5という分配法則の逆を使いました。皆さんそのくらいはやっていることだとは思いますが、なるべく計算はシンプルに、少ない回数で終わるように工夫しましょう。

 

以上、たかじんでした。

それではまた。

 

 

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こんにちは、たかじんです。

道場の夏セミナーin大阪にお越しいただいた皆さま、ありがとうございました。
だいまつさんのプレゼンのおかげで、おそらく参加者の皆さんには「9代目道場メンバーの中で一番勉強してないヤツ」という印象しか残ってないだろうなと思いますが・・・。
夏セミナーの様子はこちら

 

さて、今回はその最も勉強していなかった私が、独学でどのように2次試験に向けて準備をしたのか、それをお伝えする2回目です。前回は残り時間が少ない中で、「過去問に集中する!それ以外は手を出さない!」と決めたところまででした。前回の投稿はこちら

 

さて過去問に集中すると決めたのはいいですが、最初は時間配分も何も分からないので、とりあえず、自分が現時点でどのくらい出来るのか試すために時間制限を設けずに解くところから始めました。

しかし正解が発表されない2次試験で、自分の答案がどのくらい正解に近いのか、どうやって判断したらいいのでしょうか?

予備校に通学されている方や通信で勉強されている方は、講師から添削してもらい、作成した答案がどの程度出来ているのか、ある程度判断出来ると思いますが、独学である私は、自分で判断するしかありません。

 

自分で判断する際に基準となる模範解答として、私は「中小企業診断士2次試験事例攻略マスター(同友館)」とTACの「第2次試験過去問題集」、ならびに1次試験で活用した「通勤講座」、それと「診断士2次俺の解答」を使うこととしました。

 

事例攻略マスターとTACの2次試験の過去問は前回の記事でも紹介致しました。

通勤講座は結構やられている方も多いと思います。1次試験のような択一式の問題であれば、確かに通勤中の満員電車の中でもスマホ等のモバイル端末を活用して問題を解き、解説を読むことが出来るため、非常に便利でした。

しかし2次試験対策では、いくら「通勤講座」と言っても、結局、紙と鉛筆を使ってシコシコと問題を解かないといけませんので、机に向かって過去問を解くのと変わりません。
解説では「ロジックマップ」という手法を使います。これは与件文の中の根拠と設問の関係をポンチ絵にまとめるというものですが、それぞれの関係性が図示されるので、視覚的に見て理解しやすくまとめられています。通勤時間中に、この教材を使って問題を解くのは難しいので、ロジックマップを使った解説を読む、または聞くということに集中するのであれば、使い勝手が良いかもしれません。

 

もうひとつの「診断士2次俺の解答」というのは、中小企業診断士の大渕一彦さんという方が、平成13年から平成25年までの中小企業診断士2次試験の問題を、ご自身で80分間を使って解いてみた際の解答をアップして下さっているウェブサイトです。ご自身の解答に至った経緯や考え方とTACの解答の比較も行っており、大変わかりやすいです。平成25年で終わってしまっているところが残念ではありますが、こちらも参考にさせていただきました。

 

これらの複数の模範解答を自分の解答を見比べてみて、何が違うのか、それを出来るだけ客観的に分析する作業を繰り返すことで、徐々に模範解答に近づけていく必要があります。
「近づけていく必要があります」とは言うものの、最初のうちは試行錯誤の連続でした😖。

しかし、何問か問題を解きながら模範解答と見比べていくと、明らかに自分の答案が劣っていることがよく分かりますし、その過程で自分の解答のクセのようなものがだんだん分かってきます。自分が見落としがちな言葉や、重要なのに読み飛ばしてしまう言葉、見落としがちな因果関係等が、見えてくるようになるはずです。

これらをきちんとメモして、「自分はこういう点が足りていない」と自覚することが必要です。そして次の過去問を解く時に、メモを見返して、同じ失敗をしないように取り組む、というPDCAサイクルを回していきました。

お手本を見ながら、自分の出来ていない点はどこなのか、どう改善したらいいのかを考え、練習をするという点では、スポーツや楽器の練習と一緒かもしれません。今思えば、試行錯誤の中から、早目の段階(いや、もう早くないけど😅)で、少なくとも正しい方向に向かえるような方法論に到達したのが、短時間での合格につながったのではないかと思います。またはこの時に「ふぞろい」をちゃんと購入できていれば、もう少し効率的に勉強出来たかもしれません。

 

さてそれでは、具体的にどう勉強したかをご紹介します!

 

例として平成25年の事例Ⅱを取り上げます。
平成25年の事例Ⅱは水産練物の製造小売業のお話です。現社長の次男である副社長が地域の農家と協力して新商品開発を行いつつ、様々なマーケティング手法を使って、さらなる成長を目指す、という問題でした。

 

SWOT分析は必要か

さて私は前述のように「中小企業診断士2次試験事例問題攻略マスター」をメインテキストとしていました。この本に「受験生の方を指導する中でも、合格者[ママ]された方にはSWOT分析をキチンとされている方が多く、残念な結果になった方には私が口を酸っぱくして言っていたにもかかわらず、最後までSWOT分析をされておられなかった方が多かったように思います」という記述があったので、「SWOT分析は必ずやるものなんだな!」と思い、事例Ⅰ~Ⅲのどの問題でも常にSWOT分析を行っていました。この作業は確かに時間がかかります😥。

しかし、もし自分が問題を作る立場だとすれば、

① 与件文の企業のモデルとする実在の企業を決め、データを集める。
② その企業についてSWOT分析を行う。
③ 当該企業の抱えている課題とそれに対する解決策を整理する。
④ 整理された条件を元に与件文のドラフトを書く。
不必要な情報や混乱させる情報を付け加えたり、時系列を入れ替えして、読み取りにくくして与件文を完成させる。

という手順を取るだろうと思います。

そうであれば、SWOT分析を行うのは、上記の⑤から③にむかってリバースエンジニアリングをしていくようなもので、余計な情報や作問者のトリックにひっかからずに、必要な情報だけを整理するための方法の一つではないかと思っています

 

さて平成25年の事例Ⅱに戻ります。まず設問を読んでから与件文を読み、SWOT分析をシコシコ行います。

Strength
・主力のさつまあげが顧客から高い評価
・さつまあげは冷蔵可能であり、贈答品や遠方からの取り寄せ需要が大きい
・月替わりのさつまあげ(新商品開発)による新規顧客の獲得
・地元の農家からの感謝と継続的な協力
・機械化後も味わいは変化しておらず、顧客離れは起きていない
・副社長のシステム・エンジニア経験→販売サイトの構築は問題なし
Weakness
・商品ラインナップが変わっていない
・競合(Z社)に比べて味の種類が少ない
Opportunity
・地元のX市が観光客誘致をしている
・地元のX市が農産物の地域ブランドの確立に力を入れている
・旬の農産物の納入(農家からの協力)
・親子食育教育
Threat
・競合Z社の商品ラインナップ

 

さてそこで問2を見てみましょう。問2はこのような問題でした。

B社のさつまあげの新商品開発において農商工の連携が実現した要因のひとつに、副社長が農家に対して地域ブランドの確立につながるようにパッケージ・デザインの工夫を提案したことがある。
地域ブランドの価値を高め、かつ原材料の農産物の質の高さを訴求するためにはパッケージをどのように工夫すべきか。80字以内で述べよ。ただしパッケージは筒状のビニール素材で、小判型のさつまあげを12枚程度重ねて包装するものである。形状を変更することはできないが、ビニール素材表面のデザインは柔軟に変更ができる。またシールの貼り付けも容易である。

 

私の答案は恥ずかしながら😓こうでした。
「①X市と協力して農産物の地域ブランドのシンボルやロゴをデザインの中に取り込む。②材料として使用している旬の野菜や生産者情報をシールにしてパッケージに貼付する。(79字)」

 

設問を読むと、パッケージ・デザインを工夫するのは、(ア)地域ブランドの価値を高めること、(イ)原材料の農産物の質の高さをアピールすること、が目的だと記載されています。また、(ウ)パッケージのビニール素材表面のデザインは柔軟に変更ができること、(エ)シールの貼り付けも容易、という前提条件も付与されています。

 

ここで私は(ア)地域ブランドの価値を高めること、という条件から、「地域ブランドのシンボルやロゴを作ってアピールしたら良いのではないか」という、やや飛び道具的な発想をして、解答の前半部分を書きました。

後半部分は、(ウ)、(エ)の条件から、デザインの変更頻度に制限が無いこと、(イ)原材料の農産物の質の高さをアピールするために、「生産者の情報」や「旬の野菜」であることをパッケージ・デザインでアピールすべきと考え、解答の後半部分を書きました。

 

さて模範解答はどうだったでしょうか。

 

まずは私のメインテキストである「事例攻略マスター」の解答はこちら。

「パッケージデザインを旬の農産物とし毎月変更すると共に、生産地であるX市地域名や契約農家の顔写真・氏名当を印刷したシールを貼り、地域ブランド化を促進することである。(80字)」

 

TACの「第2次試験過去問題集」の解答はこちら。

「ビニール表面に旬の野菜を用いた月替わり商品であることを明記し、野菜ごとにデザイン開発を行う。また地元X市の生産農家の名前や顔写真を記したシールを貼り付ける。(79字)」

 

「俺の解答」の解答はこちら。

「表面デザインは、毎月取り入れた地域の旬の食材を訴求できるように月ごとのデザインとする。また、生産農家の顔写真やコメント入りシールを貼り、質の高さを訴求する。(78字)」

 

※通勤講座の解答もご紹介したかったのですが、すでにアクセス権が無くなっており、見ることができませんでした。

 

模範解答と自分の解答の比較分析

模範解答は、(ウ)、(エ)のデザイン変更のしやすさやシールの貼り付けも容易、という条件を活用して、「月替わりの旬の野菜であることをアピール」するとともに、「生産農家の顔写真や氏名をシールにして貼付する」ことで、(ア)、(イ)の「質の高さを訴求」して「地域ブランドを確立」させるというロジックになっています。

設問に記載された制約条件や前提条件を素直に読み、その通りに答えている内容です。奇をてらった点はまったくありません。

 

一方で私の答案は「材料として使用している旬の野菜や生産者情報をシールにしてパッケージに貼付」という後段部分は書けていました。しかしこの書き方だと、「旬の野菜」であることもシールにして貼付するようになっています。

デザインそのものについては、前段の「農産物の地域ブランドのシンボルやロゴをデザインの中に取り込む」と書いており、「デザインの変更のしやすさ」を活かした解答になっていません。

また、「X市と協力した地域ブランドのシンボルやロゴ」は与件文中にも一言も出てきませんし、シンボルやロゴはあくまでも商品が認知され、ブランドが確立していく過程で効果を発揮するものであり、シンボルやロゴマークがあるから地域ブランドが確立する訳ではありません。
このあたりにロジックの甘さが見られますね。

従って、私の答案は、

  • 前半部のロジックが成立していない(シンボルやロゴのデザインが直接地域ブランドの確立に役立つ訳ではない)し、与件文中に根拠の無い話を創作している。
  • パッケージ・デザインの変更のしやすさという条件を使っていない(結果的に旬の野菜を使用していることもシールのみでの告知に留まっている)。
  • 生産者情報をシールにして貼付するという点は書けている。

という特徴があることが分かります。

前半部は自分の創作であり、解答としては余計でした。そうではなく、「パッケージ・デザインの変更のしやすさ」をちゃんと使って、旬の野菜であることをアピールするために、月替わりのデザインにする、という点を書くべきでした。
そして後半部は生産者情報をシールにして貼付することで、「質の高さ」や「安心・安全」であることをアピールする、というロジックの組み立てを行うべきでした。

 

また、結構余計な単語も入れています。

前半の「X市と協力して農産物の」とか後半の「材料として使用している」とかいった言葉は無くても意味が通じます。余計な言葉を入れてしまうとその分だけ字数が足りなくなり、本当に盛り込むべきキーワードを落としてしまいます。出来るだけシンプルな文章を書くように心がけましょう。

 

この分析から、本当に当たり前のことですが、

  • 設問に記載されている制約条件や前提条件を見落とさない
  • 制約条件や前提条件を元に、与件文中に記載されている内容を根拠として解答を書く(自分の創作はしない)
  • 解答がちゃんとロジカルになっているかどうか、よくチェックする
  • 文章はできるだけシンプルに

 

という教訓が引き出されます。

これらをちゃんとメモしておいて、次の過去問を解く時に、まず最初にチェックしてから問題に取り掛かるようにしましょう。私はファイナルペーパーは作りませんでしたが、これらの蓄積がファイナルペーパーとして活用できるかもしれません。

このトレーニングの繰り返しによって、模範解答と自分の解答のギャップを埋めていく作業が私の2次試験の勉強でした。
2次試験の正解は発表されませんが、市販の過去問分析や、それこそ「ふぞろい」を使って、模範解答を自分の解答を客観的に比較することで、自分の解答のクセは何か、自分の解答との違いはどこにあるのかを分析してみましょう。

 

また、前回のブログでも書きましたが、「分かってたけど書けなかったなあ、まあ分かってたからいいや」と思って終わりにするのは危険です。「分かってたけど書けなかったこと」はそのままにしておくといつまでたっても書けません。試験本番で急に書けるようになるはずがありません。なぜ分かってたのに書けなかったんだろう、と自分の思考をきちんと振り返ってみてください。他の論点が大事だと思ったとか、ロジックを甘いまま放置してしまったとか、必ず理由はあるはずです。

「分からなくて書けなかった」「気づかなくて書けなかった」という場合は、与件文の読み込みに甘さがあるのだと思います。「どうして自分は気づかなかったのだろう」と振り返ってみてください。そこにも何らかの原因が必ずあるはずです。「どうも自分は文章を読み飛ばしてしまう傾向にある」という場合は、まずは時間を気にしないで文章をじっくり読む練習も必要かもしれません。

こういう分析をしながら過去問に取り組むと、最初のうちはやたら時間がかかると思います。しかしこれは自分なりの型を見つけるための時間なのだと割り切って取り組んでみてはいかがでしょうか。何回かこの作業を繰り返すと、個人差はもちろんありますが、だんだんコツがつかめてきて、早く解けるようになってくると思います。急がば回れです。

 

と、ここまで書いてきましたが、あくまでもこれは私個人の一例です。
このやり方が合う方も合わない方もいらっしゃるでしょう。「なるほど、これやってみようかな」と思う部分だけパクッてカスタマイズしてみてくださいね!

 

さあ残りの1か月半、ゼロからの2次試験対策でもまだ間に合います!
ぜひ悔いの無いように頑張って下さい!道場メンバーは全力で応援しております!

 

以上、たかじんでした。
それではまた。

 

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一発合格道場 夏セミナー2018

☆道場メンバーやOBが診断士2次試験突破のために実施したことをお伝えします!
☆受験生のみなさんの悩みや疑問に個別にお答えします!

夏セミナー2018 in東京

8月11日に実施しました。たくさんのご来場ありがとうございました!!

ヒロちゃんによる渾身のセミナーレポートはこちらから

夏セミナー2018 in大阪

□ 開催日時:2018年8月18 日(土) 13:30〜16:30※懇親会は17:00〜19:30予定
□ 会場:マイドームおおさか8階第6階会議室(〒540-0029 大阪市中央区本町橋2番5号)
□ 定員:30名→42名(先着順。セミナーは定員に達したため、懇親会のみ受付中です。
□ 参加費:1000円+懇親会参加の方は4000円予定

□ 申し込みサイトはこちらから

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こんにちは、たかじんです。

一発合格道場の夏セミナーにご参加いただいた皆さん、猛暑の中、わざわざ足をお運びいただきまして、ありがとうございました!

道場メンバーのお伝えしたコンテンツが、少しでも皆さんの勉強の参考になれば幸いです。

ちなみに8月18日(土)の大阪セミナーには私もおじゃまする予定です。ご参加される皆さまとお会い出来るのを楽しみにしています!

 

 

さて東京の夏セミナーでは私も「2次試験ゼロから合格するTips」というお題でプレゼンをさせていただきました。その時の模様はコチラ

 

しかしなにせ持ち時間は10分しかありませんでしたので、いろいろとお伝えしきれない内容も多くありました。そこで2回くらいに分けてもうちょっと詳しく「ゼロから合格した」勉強方法をご紹介したいと思います。

 

予備校に通われている方は、カリキュラム通りに勉強をこなしているでしょうから、おそらく2次試験の勉強もある程度は進んでいるのではないかと思いますが、2次試験初挑戦、かつ独学の方は、「2次試験の勉強は1次試験に合格してからやろう!」という方も多いのではないでしょうか。

 

かくいう私もその一人でした。そもそも1次試験も準備不足で、知識に穴が結構ありましたし、大きな不安を抱えたまま受験しました。

何とか運よく合格することが出来たところまでは良かったのですが、はっきり言って1次試験の勉強で手一杯で、2次は白紙!😰という状況でした。

 

もちろん「企業について書かれた文章を読んで、論述をする試験」、「事例は全部で4つ」、「ひとつの事例は80分で解答する」とか、基礎的なことは知っていましたが、与件文を読んだことすらありません(実は最初は、ビジネススクールで似たような課題をたくさんこなしてきたからイケるんじゃね?とか思っていたのですが、それは大きな勘違いでした。何がどう勘違いだったかはページの最後に参考として記載しましたので、もしご興味があれば読んでみてください)。

 

今考えると、よくそんなんで合格したよな~😅と思いますねえ。で、そのゼロの状態から何をどのように勉強したのかをご紹介するつもりなので、予備校に通っている方にはほとんど役に立たない記事になるのではないかと思います。

 

ですから今回と次回、私の記事のターゲット顧客は、「独学」で「2次試験の勉強をまだほとんどしたことがない」アナタです!・・・ってそんな読者はひょっとしたらあまり多くないのかもしれませんが、そのようなニッチ(でもないのかな)な皆さんに少しでも参考になればと思います。

 

使ったテキストについて

 

さて自己採点をして、どうやら1次試験に合格したようだと分かった私は、まず書店の「中小企業診断士」のコーナーに向かい、いくつかの参考書を見比べました。

よく「ふぞろいの合格答案」が分かりやすいという高評価を得ているようですが、私は買いませんでした、というか買えませんでした😥。もう在庫が無かったんですね。この本は結構早めに売り切れてしまうようですね。Amazonでは、ずいぶんと高額で売り出されているようですから、転売目的の人も多いのかもしれません。できるだけお早めに入手したおいた方がいいでしょう。

 

私が結局購入したのは、

中小企業診断士2次試験 事例問題攻略マスター」(handys97著、同友館)、

中小企業診断士第2次試験過去問題集」(TAC出版)、

中小企業診断士2次試験合格者の頭の中にあった全知識

の3冊でした。

 

今から考えれば、私の場合、この「中小企業診断士2次試験 事例問題攻略マスター」を購入したのが合格の最大のポイントだったかもしれません。

まずこの本は、事例Ⅰ~Ⅳのそれぞれについて、与件文の読み方や問題の分析方法等が大変分かりやすく整理されております(ちょっと誤字が多いような気もしますが)。従って私のようにゼロから2次試験に取り組む人間でも、2次試験への正しい取り組み方が比較的短時間で理解できます。

そして何といっても最大のポイントは「80分間で書ける、手が届きそうなレベルの合格答案」を目指している本だということ、これに尽きると思います。この「手が届きそうなレベルの答案を目指す」というのは、2次試験に挑むにあたり大変重要な点です。

 

私が一緒に購入したTACの「中小企業診断士第2次試験過去問題集」に記載されている模範解答は確かに素晴らしく良く出来ています。
その後についてくる解説も「なるほどねえ、さすがだねえ」と唸らせる内容になっています。
与件文中の「根拠」について、ひとつひとつ様々な観点から分析を加え、選択すべき「根拠」と捨てるべき「根拠」に分類するという非常にきめ細やかな仕事がされており、さすがに大手予備校の出版物だけあると思います。

しかし最大の問題は「そんな答案書けないよ~!」という点です(正確には、事例Ⅰ~Ⅲの模範解答についての話です。事例Ⅳの模範解答はそこまで手が届かないレベルではないと思います)。

解説も詳細で良いのですが「こんな様々な分析をしていたら、絶対80分じゃ終わりませんよ!」というのが正直な感想です。

本書の模範解答は、自分で同レベルの答案を書けるようになることを目指すものではなく、あくまでも参考資料として、必要な論点や因果関係が、自分の答案から抜けてないかどうかということをチェックするものだ、と割り切りました。さすがにあと2か月くらいの間にここまでのレベルの答案を書くのは無理ですから。

 

ところで「中小企業診断士2次試験 事例問題攻略マスター」では、「オススメのWEBサイトについて」というページの中で、この「中小企業診断士一発合格道場」が紹介されています。「1次試験・2次試験ともにノウハウ満載でほぼ毎日更新。ぜひ毎日見たい秀逸なブログです」と書かれておりますが、実は私が道場ブログを読み始めたのは、この本がきっかけでした。

初めて道場のサイトを見に来て、「あ~こんな役立つサイトがあったのか~、何で今まで調べなかったんだろ?」と後悔しましたが、それからは当ブログの愛読者となりました。まさか自分が1年後に、道場でブログを書いているとはその時は予想すらしておりませんでしたが・・・。

 

そして「中小企業診断士2次試験合格者の頭の中にあった全知識」ですが、これもオススメです。2次試験に挑むにあたって必要な知識が整理されて書かれています。書かれている内容を頭に詰め込むための参考書というよりは、すでに頭の中にある自分の知識の整理に使うのがよろしいのではないかと思います。ちなみに道場でも8代目のゆっこさんや、9代目のへんりーさん、Chikaちゃんが執筆しています(ちょっと宣伝)

 

 

さてこの3冊を買ってきて、まずは「中小企業診断士2次試験 事例問題攻略マスター」の最初のパートに書いてある、問題の解き方や与件文の読み方を一通り読みました。読んだだけなので、まだ全然自分の血肉にはなっていません。それから「中小企業診断士2次試験合格者の頭の中にあった全知識」を斜め読みして、忘れかけた1次試験の記憶を少し取り戻し、ようやく2次試験の過去問に取り組みました。

しかし!昨年の8月中は、仕事が猛烈に忙しくなってしまい、勉強時間がほとんど確保出来ず、解いた過去問は4事例のみ・・・。😓

そんな状態で9月を迎え、TACの模試を受けることとなりました。
模試を受けた時は、結構出来たような気がしたのですが、結果は、な、なんと合計139点!!

 

 

しかも判定D!😫

 

「結構出来たような気がした」のはもちろん錯覚でした。単に、そもそも2次試験がどのようなものか分かっていなかったんですね。TACの模範解答を見て「ふ~ん、そういう観点もあるよねえ、でも自分の答案も悪くないんじゃないの」とか思っていたのですが、今から思えば、自分の答案は「思い込み」で答えていたり、「設問に正面から答えていない」解答ばかりでした。

要するにどういう答案が点の取れる答案なのかがさっぱり分かっていなかったので「出来たような気がした」と勘違いしたんですね

ではどういう答案が点の取れる答案なのかというと、与件文中の記述のみを根拠に、聞かれたことに正面から正直に答えている答案」です。それに早目に気づかないと間違った方向に努力をしてしまうことになりますので、気を付けましょう!

 

ちなみに、もし9月の模試で判定Dが出ても、ここから巻き返しは充分可能ですから、諦めてはいけませんよ!
何度かブログでも書きましたが、模試の結果に一喜一憂してはいけません!

模試が良かったからと言って合格が決まった訳でもないし、模試が悪かったからと言って不合格が決まった訳ではありません。きちんと復習をして、自分の弱点を見つけ、そしてそれを克服するための努力をすれば、それでいいんです!

 

 

まあ、という訳で8月を無為に過ごしてしまった私は、残り1か月半でどうしたら合格できるかを考えました。考えましたが、残り時間が無い中では「過去問に特化して勉強する」という選択肢しか残っていませんでした。そこでひたすら過去問を解く」ことに集中し、他のことは一切手を出さない(そもそも出す時間も無い)と決めました。

そして皆さんご存知の通り、2次試験は正解が発表されている訳ではありません。そのため、独学だと下手すると間違った方向に努力をして突っ走ってしまうかもしれません。間違った方向に行かないようにするにはどうしたらいいのでしょうか?

それは、自分の答案を客観的に分析するしかありません。

独学ですから誰もヒントを教えてくれません。勉強会等に行けばもう少し効率的に出来たかもしれませんが、おそらくこの時期に勉強会に行っても、自分の答案レベルが低すぎて、周りに迷惑をかけていたような気がします。

では自分の答案を客観的に分析するには具体的にどうするのか?

まず大事なことは、TACなどの模範解答と比べて「あ~ここ、分かってたのにもったいない。まあいいや分かってたから」とは、絶対思ってはいけませんよ!
つい自分で見ると「出来てたのにな、ここ。まあ分かってたから本番では出来るだろう」と思いたくなるのですが、それでは残念ながら点数が伸びません(多分)。

答えられなかった事実は事実です。それよりなぜ答えられなかったのかを突き詰めて考えることが必要です。ですから最初は復習に時間がかかります。しかしその作業が、結果的には効率的に2次試験の答案を書く「型」を作るための近道だったと思います。

私が上記のテキスト類を使いながら、具体的にどのように勉強を進めたのかにつきましては、次回、改めて解説したいと思います!

 

以上、たかじんでした。

それでは、また。

 

参考(気が向いたら読んで下さい)

ビジネススクールのケーススタディと2次試験の違いについて

ちなみにですが、2次試験の勉強を始める前、漠然と「要するにケーススタディでしょ?ケーススタディだったら(10年以上前だけど)、ビジネススクールで死ぬほどやったし、何とかなるんじゃないか?👍」とナメておりました

「ケーススタディ」というのは国内外のビジネススクールの授業で取り入れられている方法で、20~30ページの「ケース(実在する企業の沿革や課題等がストーリー仕立てになっている文章)」を読み、それについてのクラスディスカッションを行うというものです。

自分が経営者であれば、この課題についてはこう対応する」という意見をぶつけ合って、様々な視点から課題に切り込んでいき、経営者としての意思決定能力を磨いていくという狙いがあります。

このケーススタディの目的は実際にどのような意思決定をしたかを「当てる」ことではありません。

あくまでも自分だったらどう考えるか、どう決断するかを考えて議論することが目的ですので、「正解」も「不正解」も存在しません。

ビジネススクールのケーススタディと2次試験とは、一見似ているようですが、この「正解」が存在しないという点が、最も異なるところです。

2次試験は国家試験ですので、「正解」が存在します正解かどうか採点しないといけないですしね)。その「正解」は、与件文の中に書かれている内容を根拠として、誰もが「そりゃそうだよな」と思える内容でなければいけないのです。

ボストンコンサルティングとかマッキンゼーとか大手外資系コンサルティングファームのコンサルタントのように、鮮やかな切り口で、目からウロコの課題解決策を提示する・・・なんてことは全く求められていません。

誰もが気づかないような解決策は、当たり前ですが、作問者も気づかない訳ですから、作問者が気づかない内容を答案として書いても、模範解答とかけ離れてしまい、容赦なくバツが付きます。

要するに「ケーススタディを結構こなしてきた経験があるから、2次試験もなんとかなるだろう」という考えは大きな勘違いでした。正解、不正解を気にせずにいろいろアイディアを出し合いながら議論するのと、与件文の中に隠されている正解をきちんと当てにいくのとは、全然違う訳です。その勘違いがTACの模試で「出来たような気がした😓」原因でした。

これはまったく違うアプローチで勉強しなければいけないんだ!ということを勉強の初期段階(と言っても残り1か月半しかないですけど・・・)で認識できたのも、短時間で合格できた要因の一つかもしれません。

 

 

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一発合格道場 夏セミナー2018

☆道場メンバーやOBが診断士2次試験突破のために実施したことをお伝えします!
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夏セミナー2018 in東京

□ 開催日時:2018年8月11日(土) 14:00〜16:30※懇親会は17:15〜19:15予定
□ 会場:月島区民館(〒104-0052 東京都中央区月島二丁目8番11号)
□ 定員:50名(先着順)
□ 参加費:1000円+懇親会参加の方は4000円予定

□ 申し込みはこちらから※8月6日(月)12:00~受付開始します!!

夏セミナー2018 in大阪

□ 開催日時:2018年8月18 日(土) 13:30〜16:30※懇親会は17:00〜19:30予定
□ 会場:マイドームおおさか8階第6会議室(〒540-0029 大阪市中央区本町橋2番5号)
□ 定員:30名(先着順)
□ 参加費:1000円+懇親会参加の方は4000円予定

□ 申し込みサイトはこちらから※8月6日(月)12:00~受付開始します!!

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こんにちは、たかじんです。

皆さま、一次試験お疲れさまでした!

例年に比べると「災害レベル」と言われる酷暑の中、2日間の長丁場を乗り切った皆さまに心から敬意を表します。

そしてzenzenさんへんりーさんの記事にもありましたように、ここまで到達することは誰にでも出来ることではありません。結果はどうあれ、これからの人生の糧になるものだと思います。

 

そして昨日は解答が発表され、それぞれ自己採点をされたことでしょう。

結果はいかがでしたでしょうか。

 

めでたく2次試験へのチケットを手に入れられた方

おめでとうございます!

しかしご存知の通り、中小企業診断士試験の本番は2次筆記試験です。この2次筆記試験がまさにラスボスです(ラスボスを倒した後に、2次口述試験というモンスターが出てきますが、こいつを倒すのはそんなに難しくありません)。そして2次試験までの日程はあと11週間しかありません。

合格発表日である9月4日を待ってから準備しよう・・・なんて考えている方はさすがにいないとは思いますが、できるだけ早めに準備を開始しましょう。

そしてまずは一発合格道場の夏セミナーに即申し込みをしましょう!

 

40点以下の科目があるかも・・・または合計420点ちょっと届かないかも・・・という微妙なポジションの方

まだ終わった訳ではありません。昨日のへんりーさんの記事にもありましたが、難化した教科があったりすれば、もしかすると得点調整が入るかもしれませんし、昨年は経営法務での出題ミスがあり、受験者全員が正解になったという例があります。自己採点を間違えているかもしれません。このまま2次試験対策を継続することをお勧めします。

 

残念ながら合格点に達しなかった方

本気で取り組んできた方ほど悔しさは大きいかと思います。後悔と無念で今はもう何も考えられないという状況かもしれません。しばらくは試験のことを忘れて、今まで犠牲にしてきた家族や友人との時間をゆっくり楽しむこともいいと思います。
しかしここまで頑張ってきた努力は、皆さんの人生にとって決して無駄ではないはずですし、この努力を今後さらに活かしていくためにも、ゆっくり休養を取った後、これであきらめずに来年再挑戦することも検討してみて下さい。

 

------------------------------

 

さて次なる関門である2次筆記試験ですが、皆さんどういう試験だかご存知でしょうか。

まだご存知ない方のために、改めて概要を記載すると・・・

① 1次試験(択一式マークシート)と違い、論述式です。

② 出題科目は「中小企業の診断及び助言に関する実務の事例Ⅰ~
  Ⅳ」の4科目で、それぞれ80分以内で解答します。

③ それぞれの事例は、企業の概要が書かれた2~3ページの与件
  文と、4~5問の設問で構成されています。この与件文を読
  み、それぞれの設問に答える形で、当該企業に経営上の助言
  をしていきます。

④ 各設問には字数制限があり、だいたい60字~160字くらい
 (平均的には100字くらい)で解答します。

⑤ 事例Ⅰは人事・組織に関するテーマ、事例Ⅱはマーケティン
  グ・営業・流通に関するテーマ、事例Ⅲは生産管理等のオペ
  レーションに関するテーマ、事例Ⅳは財務・会計に関するテ
  ーマとなっています。

⑥ 総得点の60%以上を取り、かつ1科目でも40%未満のものが
  無い場合、筆記試験は合格です!

 

1次試験との大きな違いはマークシートではなく、論述だという点です。しかも手書きです!

まあ試験だから手書きでも当たり前かもしれませんが、皆さん、普段、手書きで文章を作成する機会ってあまり無いですよね?

PCやスマホで文章を作成すると、挿入・削除・コピペ・アンドゥ・リドゥ等の機能を使って、文章の校正がとても楽にできますよね。

しかし当たり前ですが、手書きではそんな簡単に校正が出来ません!

したがって2次試験の解答を作成するにあたっては、制限時間の80分の中で、いかに効率的に修正の必要が無い文章を作成するかという点が大きな課題となってきます。

思いつくままに記述を開始したら、後で大幅に加筆修正をしなければならなくなった場合、作業量が膨大になり、とても80分では終わりません!

したがって、どのように80分を使っていくか、これは事前によく訓練しておく必要があります。

とは言っても、皆さんそれぞれ気に入ったやり方や慣れたやり方、自分なりの「型」というものがすでにある方もいらっしゃるでしょう。

 

本日より、各道場メンバーの「80分の過ごし方」を順次ご紹介させていただく予定です(もちろん違う記事のメンバーもいますので、あらかじめご了承下さい)。

すでに型を持っている方は別として、少しでも参考になればと思います。

 

では早速、私の場合を紹介いたします。私は以下のように80分を過ごしていました(これは事例Ⅰ~Ⅲの場合です。事例Ⅳは後日投稿します)。

 

【開始~1分(1分間)】
 問題用紙のホチキス針を外し、下書き用紙を作る。

【1分~6分(5分間)】
 設問数と各設問の解答文字数・配点を確認する。
 設問を読み、おおよその解答のイメージを持つ。

【6分~16分(10分間)】
 与件文をまず1回丁寧に読む。
 与件文を再度(2回目)読みながらSWOT分析を行う。

【16分~31分(15分間)】
 各設問に使えるキーワードを抽出しながら、解答の骨子を
 作る。

【31分~41分(10分間)】
 与件文を再度(3回目)読んで、見落としがないか、解答
 骨子に矛盾がないかどうかチェック。

【41分~76分(35分間)】
 解答を書く!

【76分~80分(4分間)】
 全体を見直す。 

 

与件文と設問、どちらを先に読むかと言うのは個人差があるかと思います。私の場合は設問から先に読みました。

というのは、設問を先に読んで、解答文字数を確認することで、与件文での気づきが敏感になるような気がしたせいです。

 

例えば平成29年度の事例Ⅰ第1問ですが、

 

「景気低迷の中で、一度市場から消えた主力商品をA社が再び人気商品にさせた最大の要因は、どのような点にあると考えられるか。100字以内で答えよ」という問題でした。

 

「100字以内」ということは、ひとつの論点(ネタ)を書くのにだいたい30字~40字だとすると、「ネタは3つ必要だな」と分かります。

「再び人気商品にさせた最大の要因は」という問いなので、この与件文には「当該の商品は一旦生産停止か何かになったが、その復活劇が与件文に書いてあるのか」というイメージが湧きます。

すると、「復活した要因を3つ抽出する」ことをアタマの片隅に置きながら与件文を読むことができるので、アンテナに引っ掛かりやすくなります(と、いう気がしました)。

これはもちろん個人差があるでしょうから、ぜひご自身にあった読み方をしていただければと思います。

 

今後の記事で、私の80分の過ごし方のより具体的な中身や、2次試験に向けた勉強方法について、ご紹介させていただきたいと思います。

 

最後に・・・

道場の夏セミナーへのご参加を考えている皆さんにひとつお願いです。今回の道場セミナーは2次試験に特化した内容となっているため、「2次試験なんか見たこともない」という方でも、ぜひ1回事例Ⅰ~Ⅳまで、とりあえず1年分自分の力で解いてみた上で、ご参加下さい。


そうすれば2次試験の概要がおおまかにつかめますので、ナーにご参加いただいた効果を最大限享受できると思います!

 

今さらそんな時間はないよ~!」という方は、せめて与件文と設問を1年分くらいは読んでおいていただいた上で、ご参加されることをお勧めします!

 

以上、たかじんでした。

それでは、また。

 

 

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一発合格道場 夏セミナー2018

☆道場メンバーやOBが診断士2次試験突破のために実施したことをお伝えします!
☆受験生のみなさんの悩みや疑問に個別にお答えします!

応募方法は後日ご案内します。まずは予定の確保をお願いします!!

■夏セミナー2018 in東京

□ 開催日時:2018年8月11日(土) 14:00〜16:30※懇親会は17:15〜19:15予定
□ 会場:月島区民館(〒104-0052 東京都中央区月島二丁目8番11号)
□ 定員:50名(先着順)
□ 参加費:1000円+懇親会参加の方は4000円予定

■夏セミナー2018 in大阪

□ 開催日時:2018年8月18 日(土) 13:30〜16:30※懇親会は17:00〜19:30予定
□ 会場:マイドームおおさか6階会議室(〒540-0029 大阪市中央区本町橋2番5号)
□ 定員:30名(先着順)
□ 参加費:1000円+懇親会参加の方は4000円予定

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こんにちは、たかじんです。

さて一次試験の本番までいよいよ残り10日を切りました。
本日は、私からの一次試験前最後の投稿になりますので、試験に向けた若干のアドバイスと、前回の実務補習の続きについて書きたいと思います。

 

さて、本番までに残された時間、皆さんどのように過ごしますか?

①試験勉強について

自分が持っている経営資源をどのように使うか決めることは、経営において最重要課題です。これは経営に限らず、普段の仕事や、そして試験勉強においても、最も重要な決断です。どのように使うか決めるということは、逆に言えば、何をしないかを決めることでもあります。
今までもずっと書いてきていますが、試験勉強でやらないこと、手を出さないことをはっきり決めましょう。残りの時間は、きゃずさんも書いているように、これまで勉強してきたテキストやまとめノートを使って、知識の定着を図る時です。
そうは言っても「一次試験は範囲が膨大だから、テキストやまとめノートを全部イチから見直している時間なんて無いよ~」という方。おっしゃる通りです。全部イチから見直す必要はありません。難問・奇問の類も見直す必要はありません。これらも「やらない」と決めるべきことのひとつです。やるべきことは、これまでに問題集や過去問も何回か繰り返しているでしょうから、その中で平均正答率が高いのにきちんと理解できていない問題や、頻出論点なのに忘れてしまった分野だけをピックアップして見直しましょう。逆に「きちんと理解できている問題」というのは、正解の選択肢を選べるだけではなく、不正解の選択肢がなぜ不正解なのかきちんと説明できる状態を指します。このような状態になるまで繰り返し見直しましょう。
また財務会計の問題は、手と紙を使って毎日最低1問は解きましょう。

 

②生活面について

これも他のメンバーがいろいろと書いていますし、もう当たり前すぎてアドバイスにもなっていないかもしれませんが、やはり体調管理はきちんとしましょう。もうこの時期は睡眠時間を削ってまで勉強する時期ではありません。きちんと睡眠時間を取って、生活のリズムを整えましょう。

また、ここのところ日本全国で大変暑い日が続いています。室内では冷房をガンガン効かせている一方、一歩外に出ると灼熱地獄。この行き来を繰り返していると自律神経が乱れて、倦怠感や疲労感を招きがちです。これを防ぐには汗腺を活発化させるのが効果的と言われています。今から取り組むのは難しいかもしれませんが、意識的に汗腺を活発化させるように、ウォーキング等、軽く無理のない有酸素運動をするのも良いかもしれません。ただし昼間にやると熱中症になりかねませんので、早朝もしくは夜にしましょう。汗をかいたら、シャワーだけではなく、風呂に入ると血行も良くなります。

 

いよいよ試験本番

さあ、そしていよいよ試験本番を迎えます。試験本番で重要なことは、これも言い尽くされた感はありますが、「焦らない!」「最後まであきらめない!」、そして「気持ちを切り替える!」ことです。

試験中、今まで見たこともない問題に遭遇するかもしれません。「あれ、分からないな・・・。まあいいや、この問題は飛ばして次・・・あれ、次も分からないぞ・・・あれれ、その次も分からない・・・マズイ!」という状況になってしまうことがあるかもしれません。しかしそんな時は焦らず、深呼吸してこう念じましょう。「自分が分からないなら、みんなも分からないはず。焦らずに出来る問題を取り切ろう!

 

そして試験中は最後まであきらめてはいけません。時間ギリギリまで粘りましょう。最後本当に時間が無くなりそうな場合は適当にマークせざるを得ない状況になるかもしれませんが、それは最後の手段です。後悔しないよう、最後まで考え抜き、全力を出し尽くしましょう。

 

そして試験が終わったら、その科目のことはスパッと忘れましょう。あ~得点を稼ぐ科目だったのに出来なかった!」ということも往々にしてよくあるかもしれませんが、そこでクヨクヨしたからって点数が上がる訳ではありません。「切り替え!切り替え!」と10回唱えて、頭の中から終わった試験科目の記憶を消し去り、次の試験科目のことだけに集中しましょう。

 

さて、目指す一つ目のゴールまではもう少しです。これまで学習してきた成果を存分に発揮できるよう、皆さまのご検討をお祈りしております!

そしてぜひ夏セミナーでお目にかかれることを楽しみにしております!

 

・・・で、ここから前回の「ゆるわだ」の続きです。😅

なんとか2回目の実務補習を終えましたが、結果から言うと、若社長さんにかなり刺さる提案が出来たのではないかと自負しております!💪

私の担当は新規事業の展開計画に関する提案を作成することだったのですが、今まで診断先企業が蓄積してきた経営資源や当該企業の強みと、シナジー効果の得られる新規分野への進出を検討しなければなりません。これは二次試験でいうところの「提案系」の問題と同様、想像力も発揮しながら分析していく必要があります。

若社長も本業が好調なうちに、第二の収入源となる新規事業展開に目鼻をつけたいという想いがあり、本件についてのヒアリングをした際、相当期待されていることが伝わってきました。

 

7月15日(実務補習3日目)の実務補習に向け、仕事帰りに図書館にこもって、う~ん、う~んと唸りながらSWOT分析の結果を眺めていると、「むむ、ひょっとして、この分野に進出すると結構面白いことになるんじゃないか?」というひらめきがありました。

そこで、その分野の市場環境や競合の状況を調べたところ、診断先企業の事業がニッチなだけあって、需要はありそうだけれども、競合があまりいなさそうだということが分かりました。「お、これはいけるかも!」ということで、レポートを書き上げて、指導員の先生やメンバーに見てもらったところ、指導員の先生からも「良いところに目をつけましたね」とお褒めの言葉をいただくことが出来ました(すみません、自慢です😅)。

今回のグループは他の分野のレポートも比較的順調に進み、4日目の17時には、校閲もほぼ終了して、あとは製本するのみ、という状態でした。グループによっては、まだまだこの時点でもレポートの作成が終わらず、製本したのが日付が変わった頃、というケースもあるようです。

そして5日目の朝、若社長への報告をした際、新規事業展開のパートを説明すると、ふむふむと熱心にうなずきながらメモを取ってくれていました。最後に社長から、それぞれのパートについてコメントをいただいたのですが、私の提案した新規事業のパートでは、「今までこの市場については、考えたことがなかったのですが、本日の提案をいただいて、大変面白いと思いました。新規顧客になりうる企業の候補も出していただいているので、早速検討したいと思います」という力強いお言葉をいただきました。

中小企業へのコンサルティングは、「じゃあ明日から我々は何をすればいいの?」という問いに、できるだけ具体的に答えていくことが必要です。そういう意味では、いくつかの具体的な提案も示すことができ、我々にとっても、また若社長にとっても、意義のある実務補習が出来たのではないかと考えています。後日、若社長を囲んでの暑気払いの会を開催する予定ですので、その場でも改めて本音や、検討状況等をゆっくり聞いてみたいと思います。

自分はこれでようやく2つ目の実務補習が終わっただけなので、診断士登録はまだまだ先になりそうですが、やはり本業以外の企業の経営について一生懸命考え抜くというのは(本業で経営コンサルタントをやっている方は別にして)、非常にレアな経験であるとともに、とても新鮮で知的好奇心が刺激される経験です。また、他の優秀なメンバーからも大きな刺激をいただきました。診断士試験に合格すると、実務補習や実務従事等、こうした刺激的なイベントが待っています。これを楽しみに、試験合格に向けて頑張って下さい!

 

以上、たかじんでした。

それではまた。

 

 

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こんにちは、たかじんです。

一次試験まで1か月を切りましたが、皆さん準備は進んでいますでしょうか?

「もう明日にでも試験を受けてもOK!」という猛者もいれば、「あ~来年また頑張ろうかなあ・・・」とすでにあきらめかけている方もいるかもしれません。

 

しかし!

試験は最後まであきらめてはいけません。

最後の3週間で詰め込んだ知識ばかりが、本番で問われることもあるかもしれません(いわゆるヤマが当たるってやつですね)。自分が今できることを着実にやりましょう。

先日の記事でも書きましたが、ここから先は新しいことに手を出してはいけません。今まで使っていたテキストや問題集、サブノートをひたすら復習して下さい。

新しい問題集とかに手を出し始めると、「あれ、この論点押さえてなかった!」とか「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」という不安が一気に襲いかかってきます。しかし、今そんな不安に襲いかかられたとしても、百害あって一利なしです。昨日のへんりーさんの記事にもありましたが、ネガティブに焦っても何も変わりません。残された時間は限られているのですから、戦線を広げて自滅してはいけません。今の戦線をきっちり守りつつ、復習に次ぐ復習で、今まで学んできた知識の定着を図っていきましょう!

 

 

 

ということで、本日の記事はゆるわだです。なんでこの試験直前のタイミングで「ゆるわだ」なんだ!👊と思う方もいらっしゃるとは思いますが、他の道場メンバーが残り1か月の過ごし方について、いろいろ記事を投稿してくれているので、勉強面については、そちらをご参照いただくとして 😅、昨日のへんりーさんの記事の前半と同じ趣旨ではありますが、本日は合格した後のことを息抜きがてら、ご紹介します。

 

皆さんすでにご存じだとは思いますが、中小企業診断士として登録するためには、一次試験(筆記)と二次試験(筆記+口述)に合格した後、

①3年以内に15日以上の実務補習を受ける、または

②診断実務に15日以上従事する

必要があります(一次試験合格後、中小企業基盤整備機構または登録養成機関が実施する養成課程を修了するというルートもあります)。

 

さてその実務補習ですが、何をするかというと、よく人によっては「リアル二次試験」という言い方もされますが、実際の中小企業に対して経営コンサルティングを行います。5~6名で1グループを構成するのですが、そこに中小企業診断士の先生が指導員としてついて下さいます。

具体的には、先生の指導の下、

① 診断先企業や業界の調査・事前分析
② 診断先企業の社長へのインタビュー
③ インタビューを受けて診断先企業の分析
④ 診断報告書作成
⑤ 診断先社長へ診断結果を報告

といったことを行います。

平成29年度に合格した場合、今年の2月から実務補習が受講できました。実務補習には15日間コース(5日間×3社)5日間コースがあります。ヒロちゃんやへんりーさんは15日間コースを受講して、すでに中小企業診断士に登録していますが、私は2月は5日間コースのみを受講しました。

というのも、これも語りつくされている感はありますが、コースの初日と最終日は、診断先企業の社長へのインタビューと報告があり、ここが必ず平日になってしまうため、有給休暇を取得しなければならないのです。これが結構シンドイ。

15日間コースを受講するのであれば、最低でも2日間×3回=6日間の有給休暇を1か月半の内に取得しなければなりません。私の場合、業務が忙しい時期と重なってしまったため、15日間コースの受講は断念しました。

2月以降では、今年は7月、8月、9月にそれぞれ5日間コースが設定されており、私は7月コースを受講している真っ最中という訳です(7月5日、6日、15日、16日、17日)。

ちなみに忘れてはいけないのは、5日間のコースを受講すると約5万円、15日間のコースを受講すると約15万円の費用がかかります!ちゃんと資金計画を立てておきましょう!

 

 

さて久々の実務補習ということで、2月の実務補習の際に作成した診断報告書を読み返して、手順を思い出し、いざ出陣!

初日は指導員の先生2名(1名は副指導員の先生です。副指導員の先生が付く場合と付かない場合があります)やメンバーとの顔合わせを行い、午前中は診断先企業について、事前に個人で調査した内容を共有します。

午後は診断先企業に行って、社長へのインタビューを行います。診断先企業については守秘義務があるので、当然のことながら詳細はお知らせできませんが、今回の診断先は社長さんが若い!30代で起業して、これまで順調に業績を伸ばしてきています。

ちなみに診断先企業は、「債務超過に陥っており、今にも危ないので、生き残るためのアドバイスが欲しい」というという企業もあれば、「これまで順調に業績も伸ばしてきているが、さらなる発展のためにアドバイスして欲しい」という企業もあり、千差万別です(今回の企業は後者でして、私が2月に受講した実務補習の際も後者のタイプの企業でした)。

自分で診断先企業を決められる訳ではないので、どちらのタイプの企業に当たるかは運次第ですが、やはり前者の企業に当たった場合の実務補習は雰囲気がかなり重いそうです。そりゃそうですよね、生きるか死ぬかみたいな瀬戸際かもしれませんし・・・。

 

それはともかく、若社長に根掘り葉掘りお話をお伺いして、なんと4時間のロングインタビューを行ってしまいました。長時間お付き合いいただいた若社長、ありがとうございました。

このインタビュー結果を受けて、2日目はクロスSWOT分析等を行い、それぞれの担当(経営戦略、財務、営業、人事・組織、新規事業等)を決めました。そして7月15日の3日目の受講日に向け、レポートをシコシコ書かなければいけません。

このブログを書いている時点(もちろん当記事が掲載される7月13日よりちょっと前ですが)では、まだほとんど書けていない状態です 😅。さてこれから巻きを入れて書きますが、やはり実務補習は面白いです。様々なバックグラウンドを持ったメンバーと一緒に、今までまったく知らない業界の企業の社長にインタビューを行い、侃侃諤諤の議論を行い、一冊のレポートにまとめ上げていく。その作業は確かに辛いこともありますが、非常に新鮮ですし、これが若社長の役に立つものに仕上がれば、望外の喜びですよね!

ということで受験生の皆さん、試験勉強も追い込みでプレッシャーが厳しいと思いますが、合格した後には、こんな新鮮な世界が待っています。ぜひ残りの期間、最後まであきらめずに粘って下さい!

次回の記事では、診断報告書の詰め作業や、若社長への報告会の様子をレポートします!

 

以上、たかじんでした。

それではまた。

 

 

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こんにちは、たかじんです。

サッカー日本代表、グループリーグを突破しましたね!
ワールドカップ開催前、日本代表チームは相当酷評されていましたが、まずは素晴らしい結果を残したと思います。ポーランド戦では、ドローを狙って点を取りにいって逆襲され、0-2で負けてしまう確率と、コロンビアがセネガルに勝つ確率のどちらが高いかを見極めた上での、冷静かつ大胆な西野監督の采配が光ってましたね。主力を温存した上で決勝トーナメントに駒を進めるという、過去にない非常に恵まれた状況です。次戦の相手は世界ランク3位のベルギーですが、こんな世界有数の難敵とガチで試合が出来るのは素晴らしい機会だと思います。好ゲームを期待したいものです。

「勉強で忙しくて、ワールドカップなんて見てる時間があるか!👊」という方、ごもっともです。すみません。ただ、ここでわざわざサッカーを取り上げたのは、決勝トーナメントでどのように戦うかを見据えた上で、グループリーグでの戦い方を変えるという考え方が、まさに中小企業診断士の試験で、二次試験を見据えながら一次試験の準備を行うということと、相通ずるものがあると思ったからです。一次試験に合格することが最終目的ではありません。二次試験を見据えたうえでの、残りの期間の過ごし方については、ゆうさんの記事が参考になります。

 

さて本題です。道場のメンバーが今週中、ずっと記事にしておりましたが、今日はTACの一次模試の1日目ですね!

模試を受験した後にこのブログを読んでいる方、初日の試験、お疲れさまでした。とりあえず今日の科目の出来不出来については一旦忘れて、明日の模試に備えて、今日はゆっくり休養を取って下さいね。中には「これから2日目の教科について、最後のチェックをするぞ!💪」という猛者もいらっしゃるかもしれませんが、脳ミソは相当疲れていると思いますので、無理をなさらないように。

 

さて、これから模試の受験会場の向かう皆さん、準備はいかがでしょうか?
もちろん今日は本番ではありません。模擬試験です。しかし、2日間で7科目の試験を実際に受験する機会というのは、そうそうありません。道場メンバーのきゃずさんの記事にもありましたが、この貴重な機会をぜひ上手に使って本番のシミュレーションをしてみて下さい!

 

まずは睡眠時間・起床時間の設定をどうするか?

これを読んでいる皆さんは、当たり前ですがもう起床しているでしょうから、睡眠時間と起床時間は今から変更できませんが、体調はどうでしょうか?

早くベッドに入ったのはいいけれど、緊張して眠れなかったなんてことはありませんでしょうか。頭はスッキリしていますか?

良い睡眠を取るのは結構難しいものです。サッカー日本代表の長谷部誠選手の著書に「心を整える。」という本がありますが、その中で長谷部選手はこう書いています。

「睡眠は普段からのリズムが大切で、大一番の前日に急に「いい睡眠をしよう」と思ってもうまくいかない。勝負所で結果を出すためには、日々のリズムを普段からどれだけ整えられるかにかかっている」

 

今回、睡眠のコンディション調整に失敗したな、と思った方、ラッキーでした。今日はまだ模試です。ぜひ本番では失敗しないようにあと1か月ちょっと、生活や睡眠のリズムを見直してみて下さい。

 

それから皆さん、朝ゴハンは食べましたか?

これも人それぞれで、しっかり食べる方もいれば、朝食は抜いている方もいらっしゃることでしょう。個人的にはしっかりゴハンかパン等の主食を食べて、脳に糖分を補給しておきたいところです。

なんといっても、今日から2日間、普段の仕事とは全然違う環境で、頭をフル回転させなければいけません。

午前中の試験終了までの、自分の体調やアタマの冴え具合をしっかりチェックして、朝食の取り方を見直し、本番につなげていきましょう。

 

会場には余裕を持って着きましたでしょうか。本番と模試は会場がまったく異なりますので、家から会場に到着するまでの模擬演習にはなりませんが、試験会場に入ってから、余裕を持って準備できるだけの時間を確保しましょう。

 

また、独学の方は、模試の会場に来ている受験生を観察してみることをおススメします。じっと見つめると怪しまれますので、チラ見してみて下さい。本番もだいたい似たような人々に囲まれて受験することになります。雰囲気をつかんでおくと、本番での緊張も和らぐと思います。

 

試験と試験との間の休み時間、そして午前中の試験が終わった後の長い休憩時間中にすべきことは前もって決めておきましょう。トイレに行く、チョコレート等のお菓子を食べて糖分を補給する、昼食を食べる、テキストやファイナルペーパーの重要部分を読む等々、計画を立てておいて下さい。

また、昼食は出来れば事前に買っておく方が無難ではないかと思います。近くのコンビニや弁当屋に買いに行くにしても、待ち時間がもったいないですし、昼食時には売り切れが出たりして、希望通りのものが買えないかもしれません。できるだけ不安要素は前もって取り除いておきましょう。

 

さて事前に計画した通りに行動してみて、何か気づいたことはあったでしょうか。

こうすれば良かったかな、ちょっと失敗したかな、と思う点があれば、これもラッキーです。本番では改善しておきましょう。

 

1日目が終了したら、どっと疲れが襲ってくると思います。
疲れているとは思いますが、今日1日、事前に予定していた行動が取れたかどうかレビューしましょう。そして改善すべき点があれば、必ずメモをしておくことをおススメします。

2日目終わって、落ち着いてからメモしようと思ってもダメです。2日目終ってから「打ち上げだ~」とか言って飲みに行ったりなんかして、「メモはまた明日でいいや」なんて思うと、絶対に気づいたことを忘れてしまいます。
メモだけして、ゆっくり休息を取って下さい。

もちろん、2日目の時間の使い方も事前に決めておくことをお忘れなく!

 

模試の後ですが、へんりーさんの記事にもあるように、模試の復習は必ずしましょう!

正解した問題も、きちんと理解したうえで正解したのか、たまたま正解してしまったのか、見極めることが大切です。たまたま正解してしまった問題はきちんとテキストに戻り、理解を深めましょう。

間違えた問題はなぜ間違えたのか理由を確認しましょう。「分かっていたのに、勘違いした」のか、「分からなかった・知らなかった」のか、こちらもちゃんと分析して復習しましょう。

当該の問題が、テキストにもほんのちょっとしか記述が無いとか、過去問でも見たことない分野だったりした場合は、みんな出来ていない可能性が高いです。そんな問題の理解に時間を費やすのはやめましょう。模試の結果が返ってくれば、各問題の正答率が分かります。正答率が高いにも関わらず、間違ってしまった問題があった場合は要注意です。これを落とすと合否に直結します。しっかり復習して正解できるようにしましょう。

 

そして模試での結果は出来ても出来なくても気にしないようにしましょう。模試の出来が良かったことが、本試験の合格を保証するわけではありません。また模試の出来が悪くても本試験でも悪いとは限りません。まだ何も得ていないし、何も失っていないのです。模試の結果に一喜一憂せず、今準備すべきことを着実に準備しましょう。

ここまできたらあと少し。ここから新しいことには手を出してはいけません。今まで使っていたテキストや問題集、サブノートを血肉にする作業を繰り返し行いましょう。
最後まであきらめずに粘り強く頑張れば、それだけ力は伸びます。

 

2016年に出版された「GRIT(やり抜く力)」という本があります(著者:アンジェラ・ダックワース)。あきらめずに粘り強く頑張ることの重要さを説いているのですが、この本からの抜粋を、本番を1か月前に控えた皆さんへのエールとしたいと思います。

人は誰でも限界に直面する - 才能だけでなく、機会の面でもだ。
しかし実際には、私たちが思っている以上に、自分で勝手に無理だと思い込んでいる場合が多い。なにかをやって失敗すると、これが自分の能力の限界なのだと思ってしまう。あるいは、ほんの少しやっただけでやめてしまい、ほかのことに手を出す。どちらのケースも、もう少し粘り強くがんばればできたかもしれないのだ。

「やり抜く力が強い」ということは、一歩ずつでも前に進むこと。

「やり抜く力が強い」ということは、興味のある重要な目標に、粘り強く取り組むこと。

「やり抜く力が強い」ということは、厳しい練習を毎日、何年間も続けること。

「やり抜く力が強い」ということは、七回転んだら八回起き上がること。

 

これまでの勉強で好不調の波があったり、スランプに陥ったこともあったりしたかと思います。しかし準備できる時間はまだ1か月あります。ぜひ粘り強く取り組んで下さい!

では本日と明日の模試、皆さんの健闘を祈ります!

以上、たかじんでした。
それではまた。

 

 

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こんにちは、たかじんです。

関東地方も梅雨入りして早や2週間、ここのところ梅雨寒が続いており、気温の変化も激しいですね。一次試験まであと1か月半、皆さん追い込みで忙しい日々を過ごされていると思いますが、体調管理にはくれぐれもお気をつけ下さい!

さて、他の道場メンバーが追い込み時期の勉強方法に関するブログを書いている中、ひとりだけ取り残された感があるのですが😰、今回も「渾身シリーズ」の続きです。といっても、今回が最終回ですので、ご興味のある方はお付き合い下さい。

過去3回に分けて、無差別曲線予算制約線需要の所得弾力性に基づく財の分類について解説してきましたが、今回は、個人の消費行動分析の最終回として、所得効果と代替効果について解説します。

 

 

価格効果

いつものようにモデルを単純にするための前提として、この世に財はXとYの2種類しかないと仮定します。ある人が決まった額のお金を持っていて、自分の効用が最大となるようにXとYの消費を決めます。この時、XとYの消費量は、無差別曲線と予算制約線が接するポイントで決まりましたね(図表1)。

 

さてここで、X財の価格が安くなった時、XとYの消費量はどのように変わるでしょうか?

X財の金額をPx、X財の消費量をX、Y財の金額をPy、Y財の消費量をYとし、予算上限をBとすると、予算制約線は、Px・X+Py・Y=Bとなりますね。

これを変形すると、
Y=-Px/Py・X+B/Pyとなりました。ここで、-Px/Pyは予算制約線の傾き、B/PyはY軸の切片を表しますので、以下のようなグラフになります(図表2)。

 

X財の価格が安くなる=Pxが小さくなる、ということですので、予算制約線の傾きが緩くなりますね(New-Px/Pyに変化)また、X軸の切片であるB/Pxは、分母が小さくなるので、B/Px自体は大きくなります(NewB/Pxに変化)。すると以下のグラフのようになります(図表3)。

 

この時の最適消費点はAからBに移っています。このA点からB点への移動を「価格効果」といいます(図表4)。
そして、この「価格効果」は「所得効果」と「代替効果」に分解できます(スルツキー分解とも言います)。

 

代替効果

X財の値段が下がると、Y財よりもX財の方が相対的に安くなるため、X財の消費を増やして、Y財の消費を減らそうとします。このような相対的な価格の変化に対する消費量への影響を「代替効果」と言います。

この代替効果はあくまでも「相対的な価格の変化に対応したX財とY財の消費量の調整」ですので、当該消費者が受ける効用に変化はありません。つまり最適消費点は、同じ無差別曲線上の別の点に移動することになります。

 

所得効果

また、X財の値段が下がったことによって、当該消費者の購買力(実質所得)が上昇し、より多くのX財やY財を消費することができるようになります。このような実質所得の変化に対する需要の変化を「所得効果」と言います。実際の所得に変化は無くとも、実質的な購買力の上昇によって、より多くの財を消費することができるので、この消費者の効用は上昇します。つまり最適消費点は、より上位の無差別曲線上の点に移動することになります。

ちなみにTACのスピードテキストには「代替効果」は以下のように定義されています(文中の赤字は筆者による注です)。

代替効果とは、価格変化が消費に対し与える効果から実質所得の変化による効果を除き、異なる財の間の相対的な価格水準の変化によるもたらされる効果を取り出したもの(2財の価格比の変化による最適消費量の変化)」

 

つまり、

「価格変化が消費に対し与える効果」=「価格効果」、
「実質所得の変化による効果」=「所得効果」

ですので、「代替効果とは、価格効果から所得効果を除き、異なる財の間の相対的な価格水準の変化によるもたらされる効果を取り出したもの」と読み替えられますね。

 

 

では、ここまでの動きをグラフで見てみましょう。

X財とY財の相対的な価格の変化は、予算制約線の傾き-Px/Pyの変化で表されます。この時、X財の価格であるPxが減少すると、X軸の切片であるB/Pxは増加するので、予算制約線ABが拡大して、右側にシフトし、予算制約線はACとなります(図表5)。

この予算制約線の拡大が所得効果にあたるのですが、まず価格効果から所得効果の影響を除くために、新しい予算制約線ACの傾きである新しい-Px/Pyを維持したまま、左側に予算制約線をシフトさせて戻します。つまりACと平行な予算制約線DEをACの左側に引きます(図表6)。この作業は、X財とY財の相対的な価格の変化の影響(代替効果、つまり予算制約線の傾き)を維持したまま、予算制約線の拡大影響(所得効果)を元に戻すということを意味します。こうして予算制約線の位置を補正することによって、価格効果から、所得効果の影響を除くことができます。

そして予算制約線DEの傾きである新しい-Px/Pyの絶対値と無差別曲線U1の傾きの絶対値であるMRS(Marginal Rate of Substitution:限界代替率)が一致する点を求めると、G点になります。
最初の最適消費点であるF点からG点への変化が代替効果となります(図表7)。

次に所得効果ですが、ここで、予算制約線をDEからACに戻します。実質所得の向上によってより多くの財を消費することが可能となり、効用が上がることから、所得効果はG点からH点への動きとして表現されます(図表8)。

 

ここでX財の消費量、つまりX軸の値を見てみると、X財の価格が下がったことによって、X財の消費量はJからLまで増加します。この価格効果JLは代替効果JKと所得効果KLの合計として表すことができます。

 

代替効果であるJKは、必ず正の値を取ります。X財の相対的な価格が下がれば、必ずX財の消費が増え、Y財の消費量が減るからです。

しかし所得効果KLは必ず正の値を取るとは限りません。ここで気をつけないといけないのが、前回解説した財の分類です。上級財は所得が増えると消費量が増えるため、KLは正の値となりますが、下級財は所得が増えると消費量が減るため、KLは負の値となります。とは言え、下級財だったとしても、所得効果が代替効果を上回る程大きくなることはめったにありませんので、下級財の価格が下がった場合でも、通常、価格効果(所得効果と代替効果の合計)は正の値となるため、消費量は増えることになります(図表9)。

ところが、理論上は負の所得効果が代替効果を上回るケースもありえます。

負の所得効果が代替効果を大きく上回るということは、財の価格が下がった場合であっても、消費量が下がってしまうということになります(図表10)。このような財を「ギッフェン財」と言います。「ギッフェン」というのはイギリスの経済学者ロバート・ギッフェンが発見したことから、この名前がついているそうです。実際にこのような財が存在するかどうかは、結論が出ていないとのこと(出典:Wikipedia)。

図表10では、代替効果であるJKを、負の所得効果であるKLが上回っているため、X財の価格が下がったにも関わらず、消費量が減ってしまっていますね。

 

では、ここまで解説してきた内容をもとに早速過去問を解いてみましょう(以下の過去問は中小企業診断協会のホームページに掲載されているものです)。

 

まずは平成27年度の第13問です。

いかがでしょうか。ちょっとひねった感じの問題ですので、最初はグラフの読み取り方に戸惑うかもしれません。

横軸に余暇R、縦軸にある消費財の消費量Cを置いています。
1日は24時間なので、24時間すべて余暇に充てて一切の労働をしなければ、労働時間は、「L=24-R」のRに24を代入して、0時間となります。労働時間が0時間では、賃金を稼ぐことが出来ないので、当該消費財の消費量も0となりますね。

労働時間が増える、つまり余暇時間が減る(グラフの横軸の値が原点方向に移動する)に従って、賃金が増えていき、消費量Cも増えていきます。しかし労働時間は最大で12時間と決められているので、余暇を12時間より減らすことは出来ません。そのため、グラフが余暇=12時間のところで切れている、というグラフになっております。

賃金率がwからw’に上昇した時、無差別曲線U1から無差別曲線U2に最適消費点が移動しています。では所得効果と代替効果にグラフを分けてみましょう。

図表11をご覧ください。
新予算制約線と同じ傾きの予算制約線(赤の破線)を引き、もともとの最適消費点であるA点から、同じ無差別曲線上のB点への移動が代替効果、そこから新予算制約線とU2との接点であるC点への移動が所得効果になります。

代替効果を見てみると、余暇が減って、消費量が増えています。これは賃金率の上昇に伴って、当該消費財の価格が相対的に下がったため、余暇の消費を減らして消費財の消費を増やしたということですね。

所得効果を見てみると、当該消費財の消費が下がって、余暇の消費量が増えています。賃金率の上昇に伴う実質所得の増加によって、労働時間を減らして、余暇が増えたということですね。

したがって、所得効果と代替効果を合計した価格効果は、消費量と余暇の両方を増加させていることになります。賃金が上がって、消費量と余暇の双方が増えるというのは、直感的にも納得のいく結果ですよね。

さてそこで選択肢を見てみましょう。

アですが、所得効果と代替効果を合計した効果(全効果)は、余暇時間を「増加」させているので、この選択肢は間違いですね。

イですが、所得効果と代替効果を合計した効果(全効果)は余暇時間を「増加」させている、つまり労働時間を「減少」させているので、これが正しい選択肢です。

ウですが、所得効果によって余暇時間を「増加」させている、つまり労働時間を「減少」させているので、この選択肢は間違いですね。

エですが、代替効果によって余暇時間を「減少」させ、消費財の消費を増加させていますので、この選択肢は間違いですね。

よって、正解はイとなります。

一応参考までに、このグラフの縦軸と横軸をひっくり返してみたグラフ(図表12)も掲載します。このグラフは、今まで解説してきたグラフの形と同一なので、理解が進むのではないでしょうか。

A点からB点への移動が代替効果、B点からC点への移動が所得効果になります。

 

続いて平成28年度の第16問です。

 

A点からB点へ最適消費点が移動していますが、財Xの価格Pxが下落しているのにも関わらず、財Xの需要量Dxが減少しています。ということは、この財Xはギッフェン財ということになりますね。

これを代替効果、所得効果に分解してみると図表13のようになります。

予算制約線2と同じ傾きの予算制約線(赤の破線)を引き、もともとの最適消費点であるA点と同じ無差別曲線1上をC点へ移動する動きが代替効果、C点からB点への動きが所得効果となります。このグラフからも分かるように、負の所得効果が代替効果を大きく上回っていますね。

それでは選択肢を見ていきましょう。

aですが、「Pxが下落したとき、代替効果でDxが増加した」、同時に「所得効果によってDxを減少させた」とあります。代替効果は必ず正の値を取りますので、「代替効果でDxが増加」は正しい記述です。図表13からも分かるように、確かに所得効果によってDxは減少しています。そして代替効果よりも所得効果の方が大きく、Pxが下落したにも関わらず、Dxが減少している、つまり所得効果のマイナス効果が代替効果を上回ってしまっているので、ギッフェン財の性質を示しています。よって、これは正しい記述ですね。

bですが、「所得効果によってもDxを増加させた」とありますが、所得効果でDxが増加しているなら、ギッフェン財ではありません。上級財の性質ですので、間違いです。

cですが、「Pxが下落したとき、Dyが増加した」というのは、グラフから読み取れます。問題は次の「財Yが財Xの粗代替財であることを示している」という記述です。Pxが下落してDxが増加した時に、一緒にDyが増加したとすれば、DyはDxの「代替財」ではなく、「補完財」ということになります。つまりバットとボールとか、コーヒーとコーヒークリームのように一緒に使用されることの多い財の組み合わせということですね。代替財であれば、Dxが増加すれば、Dyは減少します。よってこの記述にある「粗代替財」は間違いです。ちなみに「粗」というのは「完全」ではないという意味です。完全代替財や完全補完財については、こちらの記事をご参照下さい。

dですが、「Pxが下落したとき、Dyが増加した」というのは、グラフから読み取れます。そして上述の通り、Pxが下落すれば、代替効果で必ずDxが増加します。その時にDyが増加しているとすれば、DyはDxの粗補完財になりますので、正しい記述です。

よってもって正解はイということになります。

いかがでしたでしょうか。
ずいぶん長い時間をかけてしまいましたが、頻出論点である個人の消費行動分析における無差別曲線、予算制約線、所得効果・代替効果についての解説は以上となります。

個人の消費行動分析は頻出論点ですが、比較的容易なので、このような問題を確実に取ることが、6割取るための重要なポイントになります。ぜひ残りの1か月半、最後まで粘って頑張って下さい!

 

以上、たかじんでした。

最後までお読みいただきまして有難うございました。
それでは、また。

 

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こんにちは、たかじんです。

6月になって、もうすぐ梅雨入りの季節ですね~。梅雨入りは煩わしいですが、一方でサッカーのロシアワールドカップもまもなく始まります!

学生時代にサッカーに打ち込んでいた身としては、今回の監督交代のゴタゴタは大変残念ではありますが、そもそもわたくしめが学生だった時分、ワールドカップなんて、出場することすら夢のまた夢でしたもんね~。

ワールドカップで自国チームを応援できるのは世界広しといえども32か国しかないのですから、精一杯応援したいと思います!

それはさておき!

 

前々回の記事では、個人消費行動の分析ツールとして、無差別曲線について解説し、前回の記事では予算制約線について解説しました。

今回は、モノ・サービスの価格が変化した時の個人消費行動について、無差別曲線と予算制約線を使って分析するにあたり、避けては通れない論点である、所得効果と代替効果について解説したい・・・と思っていたのですが😓、その前に、本日はちょっとだけ寄り道して、購入するモノやサービスと所得の関係について少し触れたいと思います。

 

需要の所得弾力性とは

わたしたちは日々、色々なモノやサービスを購入して生活している訳ですが、所得(収入)が増えた時に、そのモノやサービスの購入量はどのように変化するでしょうか。

もちろん、対象とするモノやサービスによって違いますよね。

例えばエルメネジルド・ゼニアのスーツや、ミシュラン三ツ星レストランでのディナーなどは、所得が増えれば、消費を増やしたいようなモノ・サービスですよね。

では発泡酒はどうでしょうか。最近の発泡酒やいわゆる第三のビールには相当美味しいものもありますが、所得が増えれば、やっぱりプレミアムモルツやエビスビールといった、ちゃんとしたビールが飲みたいですよね。そうだとすれば、発泡酒や第三のビールは、所得が増えると消費が減らしたいようなモノ・サービスということになります。

 

このように、モノ・サービスの種類によって、所得の変化に伴う消費量の変化は異なっている訳ですが、この所得の変化に対する消費量(需要)の変化を、「需要の所得弾力性」と言います。

「所得の変化に対する」指数ですから、分母は「所得の変化率」、分子は「消費量(需要)の変化率」となります。

現在の所得をI(Income)、需要をD(Demand)とし、所得の変化量を△I、需要の変化量を△Dすると、需要の所得弾力性は、

と表せます。

この時、I・Dともに正の定数ですから、所得の変化量と需要の変化量が同じ方向に動けば(所得が増えれば需要も増える、または所得が減れば需要も減るということ)、需要の所得弾力性は正(プラス)の値となります。

逆方向に動けば(所得が増えれば需要が減る、または所得が減れば需要が増えるということ)、需要の所得弾力性は負(マイナス)の値となります。

 

需要の所得弾力性が例えば1であれば、需要の変化率/所得の変化率=1ということです。

つまり所得が1%増えると、需要もそれに伴って1%増える、つまり所得が増えた分と同じ分だけ需要も増えるということになります。
これは逆もしかりで、需要の所得弾力性が1の時、所得が1%減ると、需要もそれに伴って1%減る、つまり所得が減った分と同じ分だけ需要も減るということです。

 

仮に需要の所得弾力性が0.5であれば、需要の変化率/所得の変化率=0.5ということになります。

所得が1%増えた時に、需要は0.5%しか増えません、ということですね。逆に所得が1%減った時、需要は0.5%しか減りません。所得の変化が、需要の変化に与える影響が少ない、ということです。

 

逆に需要の所得弾力性が2であれば、需要の変化率/所得の変化率=2ということになります。

所得が1%増えた時に、需要は2%増える、つまり所得の増加分の2倍、需要が増えるということになります。逆に所得が1%減った時に、需要は2%減る、つまり所得の減少分の2倍だけ需要が減るということです。こちらは所得の変化が、需要の変化に与える影響が大きい、ということです。

 

ちょっと話は脇道に外れますが、「弾力性」という言葉も、経済学になじみの無い方は、イメージがつきにくいですよね。

英語では「Elasticity」と言います。

和訳すると、もちろん「弾力性」という意味もありますが、「弾性」・「伸縮性」という意味もあります。どちらかというと、「伸縮性」という訳でとらえた方が、イメージがつきやすいような気がします。

つまり、AとBという二つの変数がある時に、「Aが変化すると、その影響でもう片方であるBが変化して伸び縮みする」というようなイメージでしょうか。

「Aの変化率」が起点となって、「Bの変化率」に影響を与えるということは、言い方を変えると、「Aの変化率に対するBの変化率」ということですから、分母に「Aの変化率」、分子に「Bの変化率」が来ます。

よってもって、数式にすると、(Bの変化率)/(Aの変化率)となります。何度か記事にも記載しましたが、「~に対する割合」という表現に出会った場合は、「~に対する」の直前に来ている言葉が必ず分母になります。

先程の所得の需要弾力性の式で言えば、分母が△I/I(Aの変化率)、分子が△D/D(Bの変化率)に当たります。

 

財の分類について

さて、この弾力性の数値は、先程の例で述べたように、モノ・サービスの種類によって異なります。弾力性の違いによって、モノ・サービス(財)は以下のように分類されます。

(ア)と(イ)は所得が増えればそれに伴って消費・需要は増えるけれども、所得が減った時は、それに伴って消費・需要が得る財です。これは「上級財」に分類されます。

上級財の中でも需要の所得弾力性が1以上の財を「ぜいたく品・奢侈財」と言います。三ツ星レストランでのディナーの回数は、所得の増減に敏感に反応しますよね。

一方、同じ上級財の中でも所得の弾力性が0より大きく1より小さい場合は、所得の変化に対する需要への影響は正(positive)ですが、奢侈財ほど敏感には反応しない財となります。例えばコメとかパンとかの主食が挙げられます。所得が増えれば、多少購入する量が増えたり、より上級銘柄のコメを購入したりするでしょう。一方で所得が減った場合、多少購入する量を減らしたり、下級銘柄のコメを購入したりすることになりますが、それほど購入量を大きく減らすことはできません。これらは生活必需品に分類されます。

 

ウはどうでしょうか。需要の所得に対する弾力性が0ということは、所得が増えようが減ろうが、需要・消費量に対する影響はまったく無い、という財です。これを中立財と言います。イメージとしては、やはりこれも生活必需品であって、所得の変化によって増やしたり減らしたりすることの無い財です。具体的にどんなものがあるかというと、実は例を挙げるのが難しいです。よくトイレットペーパーなどが例に挙げられますが、所得が増加すればより上質のトイレットペーパーを選ぶでしょうし、生活必需品の中でも質の違いがあって、なかなかこれ、というものがありません。強いて挙げるとすれば、専売制だった頃の食塩とかですかね(専売時代も多少の自然塩が売られていたようですが)。

エは需要の所得に対する弾力性がマイナス、反対方向に変化する財です。所得が増加すれば需要が減少し、所得が減少すれば需要が増加するという財で、具体的にはファストフードとかカップラーメンが挙げられるかと思います。お金が無いから仕方なく購入している(というと、ファストフードやカップラーメン業界の方々からお叱りを受けるかもしれませんが)ような財ですので、懐が温かくなれば、より美味しくて高価な食材を購入するため、消費は減ります。これを下級財といいます。

 

余談ですが、わたくしが大学で経済学を勉強していた時、上級財(奢侈品)と下級財の説明の例として挙げられていたのはウイスキーと焼酎でした。もちろん上級財がウイスキーで下級財が焼酎です。当時、特に「舶来もの」とされる海外のウイスキー(いわゆるスコッチとかバーボンとか)は、海外旅行のお土産として、人にあげると大変喜ばれる程、非常に高価でした。

一方、焼酎については、今でこそ高価な「乙類焼酎」(いわゆる「本格焼酎」というもので、例えば「森伊蔵」とか「伊佐美」とか「佐藤」などです)が流通していますが、当時はいわゆる「甲類焼酎」(例えば「樹氷」とか「純」とか「トライアングル」などです・・・ってもう無い銘柄もありますよね・・・)が主流でした。「大衆用の安い酒」として認識されていたんですね。

「低糖質・プリン体ゼロ」で人気のホッピーも、もともとはビールの代用品として飲まれていたものでした。「ホッピー」という看板がかかっている場末の居酒屋で飲むのが似合うような酒だったような記憶があります。

今ではビールではなくて、あえて(健康のため?)「ホッピー」を注文するような方や、「生ホッピー」を名物として飲ませる店もあったりして、もう普通のお酒としてすっかり市民権を得ていますよね。時代が変われば、具体例として挙げられる財も変わっていくということなんですね。ところで、「生ホッピー」と言えば、横浜の野毛にいい店が何店かあるんですよねえ・・・🍻。

 

すみません、閑話休題。

 

さて、需要の所得弾力性に基づく上級財・中立財・下級財の分類は、所得効果・代替効果を解説する上で、前提として把握しておくべき知識でしたので、あえて寄り道して解説しました。「だらだら長いんだよ!」😤とお叱りも受けそうですが、次回こそは所得効果・代替効果について解説します。

 

以上、たかじんでした。

それではまた。

 

 

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こんにちは、たかじんです。

前回の記事では、個人消費行動の分析ツールとして、無差別曲線について解説しました。本日は、個人の消費行動分析において、無差別曲線とペアで使うツールである予算制約線について解説します。

 

何かモノやサービスを購入する場合、いくらでも際限なく買えるのであれば、効用(満足度)は増加していきます。もちろん購入量が増えていくほど、得られる満足度の増加量はだんだん減っていきますが(限界効用が逓減していくということですね)、それでも増加はしていきます。しかしいくらでもモノが際限なく買える、というような贅沢な状況は普通あり得ませんよね😅。

 

何かのモノ・サービスを購入する際には、現実の世界でも必ず「予算」が存在します。「海外旅行に行きたいけど、新車も購入したいなあ・・・」と考えた時、一番の制約になるのは、「いくらお金が使えるのか?」ということですよね。「海外旅行にも行けるし、新車も買える」という懐具合に余裕のある人以外は、どちらを選んだ方が満足度が高いのか、ということを考えて選択することになります。

 

経済学で個人消費分析を行う時も、モノ・サービスの購入に使えるお金の量には上限があり、その中で最も満足度が高くなるようにモノ・サービスの購入を行う、と考えます。

現実的には何も買わず、もしくは買う量を減らして残りは貯金するとか、借金をして予算以上のモノ・サービスの購入を行う、という選択肢もありますが、ここではモデルを単純にするため、貯金や借金を行わず、現在手元にあるお金を予算限度額いっぱいまで使って、モノ・サービスを購入するという前提を置きます。

もし貯金や借金の考え方まで入れると、現時点で購入する財の組み合わせだけでなく、将来的に購入する財の組み合わせも考慮して最適な消費行動を考えないといけなくなるため、モデルが複雑になってしまいますね。

 

さて、モデルを単純にするためのもう一つの前提として、この世に財はXとYの2種類しかないと仮定します。ある人が決まった額のお金を持っている時、XとYはどのように購入されるでしょうか。

 

ここで、X財の金額をPx、Y財の金額をPyとし、決まった額のお金、つまり予算上限をBとしましょう(Budget:予算の頭文字を取りました)。

X財をX単位分購入し、Y財をY単位分購入した時に必要な金額は、
Px・X+Py・Yとなります。ちなみにPx、PyとX、Yの間にある「・」は積、つまりかけ算をしているという意味です。

この金額が予算上限であるBを上回ってはいけないので、
Px・X+Py・Y≦Bが成り立ちます。

 

先程、この人は予算を余らせて貯金するということは考えない、つまり手元にあるお金を予算限度額まで使うという前提を置きましたので、

Px・X+Py・Y=B(①)が成り立ちます。

 

ではこの式をグラフに表すとどうなるでしょうか?

 

X軸、Y軸の二次元のグラフで表現する場合、一次関数であれば、Y=a・X+bの形で表現できます(きゃっしいさんの過去記事を参照して下さい)。

 

そこで、①の式をY=a・X+bという形に直すと、
Y=-Px/Py・X+B/Py(②)となります。

これは傾き(Xの係数)がマイナスなので、右肩下がりの下記のような形のグラフになりますね。

この時、それぞれX軸、Y軸の切片はどうなりますでしょうか(ちなみに切片とは、グラフとX・Y座標軸の交点のことを指します)。

まずX軸の切片を見てみましょう。

X軸の切片は、Y=0の時ですから、②のYに0を代入すると、
0=-Px/Py・X+B/Pyですから、Px/Py・X=B/Pyとなり、両辺にPyをかけると、
Px・X=B、つまりX=B/Pxとなります。

予算上限であるBをX財の値段であるPxで割っているので、これは予算全部を使って購入できるX財の量を表しています。

 

次にY軸の切片を見てみましょう。

Y軸の切片は、X=0の時ですから、②のXに0を代入すると、
Y=-Px/Py・0+B/Pyですから、Y=B/Pyとなります。

予算上限であるBをY財の値段であるPyで割っているので、これは予算全部を使って購入できるY財の量を表しています。

 

ではグラフの傾きはどうでしょうか。

グラフの傾きは②の式(Y=-Px/Py・X+B/Py)におけるXの係数部分ですから、-Px/Pyですね。符号がマイナスなので、右肩下がり(Xが増えればYが減るという関係)であり、PxをPyで割っているので、Px(X財の価格)のPy(Y財の価格)に対する割合を意味しています前回の記事でも記載しましたが、「~に対する割合」という表現に出会った場合は、「~に対する」の直前に来ている言葉が必ず分母になります)。

さてこの予算制約線の式(Y=-Px/Py・X+B/Py)をもう一度見てみましょう。
登場するのは、以下の5つの要素です。

B:予算上限
X:X財の購入量
Px:X財の価格
Y:Y財の購入量
Py:Y財の価格

このうち、B、Px、Pyの3つの要素が変化すると、グラフの形状が変化します。
ちなみにB、Px、Pyが変化せず、XとYだけが変化する場合は、同じ予算上限のもとで、X財とY財の購入量の配分を変えるということですから、同一の予約制約線上を動くだけですので、グラフの形状は変わりませんね。

 

Bが変化した場合

Bが大きくなる、つまり所得・収入が増大して、使えるお金が増えた場合はどうなるでしょうか。

グラフの傾きを表す-Px/Pyは変化しませんね。

一方、X軸、Y軸の切片である、B/Px、B/Pyの分子が大きくなりますので、B/Px、B/Pyとも大きくなります。
グラフの傾きは変わらないままで、X軸およびY軸の切片が大きくなりますので、グラフは外側に平行移動します(下記グラフにおける上方の赤い線に移動します)。

 

Bが小さくなる、つまり所得・収入が減少して使えるお金が減った場合は、この逆のことが起こります。

つまり、X軸、Y軸の切片である、B/Px、B/Pyの分子が小さくなりますので、B/Px、B/Pyとも小さくなります。
グラフの傾きは変わらないままで、X軸およびY軸の切片が小さくなりますので、グラフは内側に平行移動します(下記グラフにおける下方の赤い線に移動します)。

 

PxまたはPyが変化した場合

X財の価格が上昇、つまりPxが大きくなった場合はどうなるでしょうか。
グラフの傾きを表す-Px/Pyの分子が大きくなりますので、-Px/Pyの絶対値は増加し、グラフの傾きは急になります。
Y軸の切片であるB/Pyは変化しませんが、X軸の切片であるB/Pxの分母が大きくなりますので、B/Pxは減少します。すると、下記グラフのように変化します。

では、X財の価格が下降、つまりPxが小さくなった場合はどうなるでしょうか。
グラフの傾きを表す-Px/Pyの分子が小さくなりますので、-Px/Pyの絶対値は減少し、グラフの傾きは緩やかになります。
Y軸の切片であるB/Pyは変化しませんが、X軸の切片であるB/Pxの分母が小さくなりますので、B/Pxは増加します。すると、下記グラフのように変化します。

次にY財の価格が上昇、つまりPyが大きくなった場合はどうなるでしょうか。
グラフの傾きを表す-Px/Pyの分母が大きくなりますので、-Px/Pyの絶対値は減少し、グラフの傾きは緩やかになります。
X軸の切片であるB/Pxは変化しませんが、Y軸の切片であるB/Pyの分母が大きくなりますので、B/Pyは減少します。すると、下記グラフのように変化します。

次にY財の価格が下降、つまりPyが小さくなった場合はどうなるでしょうか。
グラフの傾きを表す-Px/Pyの分母が小さくなりますので、-Px/Pyの絶対値は増加し、グラフの傾きは急になります。
X軸の切片であるB/Pxは変化しませんが、Y軸の切片であるB/Pyの分母が小さくなりますので、B/Pyは増加します。すると、下記グラフのように変化します。

それでは消費者にとって最適な消費行動はどのように決まるのでしょうか。

消費者は、限られた予算の中で、最大の効用を得られるように、モノ・サービスの購入を決定します。この点を最適消費点と言いますが、可視化するために、前回解説した無差別曲線と予算制約線のグラフを組み合わせてみましょう。

この時、無差別曲線と予算制約線の接点となる点Aが最適消費点となります。

例えば点Bでの効用を見てみましょう。点Bは点Aと同じ予算制約線上にありますが、点Aに近づくにしたがって、効用は高くなります。点Cでも同様に、点Aに近づくにしたがって、効用は高くなります。

つまり、同じ予算制約線上であれば、無差別曲線と交差する点ではなく、接する点が最適消費点となります。この時、予算制約線の傾きである-Px/Pyの絶対値と無差別曲線の傾きの絶対値であるMRS(Marginal Rate of Substitution:限界代替率)は一致します。

 

さてここまで見てきたところで、過去問を見てみましょう(前回同様、以下の過去問はすべて「一般社団法人中小企業診断協会」のホームページからの転載です)。

平成27年度の第14問です。

 

 

いかがでしょうか。

最適消費点は予算制約線と無差別曲線が接している、x1=20、x2=10のポイントとなります。ではそれぞれの選択肢を見ていきましょう。

ア:

現行の最適消費点よりも効用を高める余地が残されている、と記載されていますが、予算制約線と無差別曲線の接点以外の予算制約線上の点は最適消費点ではないので、間違いですね。

イ:

財X2の消費がゼロだとすると、予算制約線のx2に0を代入すると、x1は40となりますので、間違いですね。

ウ:

縦軸の切片は財X2の価格に応じて変化するため、これも間違いです。

エ:

無差別曲線上の組み合わせは効用はすべて一緒です。x1=20、x2=10とすると、効用関数U=x1・x2に代入すると200となりますので、これが正解ですね!

 

続いて平成28年度の第15問です。

 

いかがでしょうか。
こちらも簡単な問題ですね。解答はエですね!

それぞれの選択肢を見ていきましょう。
ア:

点Eと点Fでは、点Fの効用の方が低いので、間違いですね。

イ:

予算制約線AとBを比較するとBの方が財X1の価格が高いことを示していますので間違いですね。

ウ:

予算制約線Aの方が外側にあるため、実質所得は高いです。よって間違いですね。

エ:

これが正解です。予算制約線AとBとでは、傾きが変わっていますので、両財の相対価格が変化しています。予算制約線Bの方が傾きが急、つまり-Px/Pyの絶対値が大きくなっているので、Pxの価格が相対的に高くなっているか、Pyの価格が相対的に安くなっているかのどちらかです。

 

次回は個人の消費行動分析のラストとして、頻出論点の所得効果・代替効果について解説したいと思います。

 

以上、たかじんでした。
それではまた。

 

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こんにちは、たかじんです。

さて「渾身シリーズ」の今日のテーマは、経済学・経済政策でほぼ毎年出題されている「個人の消費行動分析」です。

 

個人の消費行動を分析するには、無差別曲線予算制約線を使います。これらは「個人が限られた所得の中で、満足度を最大化するために、購入するモノやサービスをどう組み合わせるか」という個人の消費行動を考える際に使うツールです(無差別曲線と予算制約線の両方について記事を書くと、膨大な量になってしまうので、本日は無差別曲線に焦点を当てます。予算制約線については、また次回の記事でご説明します)。

 

さて実際の人間の消費行動は、非常に複雑ですし、決して合理的には動きません(いわゆる衝動買いってやつもありますし)。そのような複雑な現象を分析するのにあたり、いくつかの合理的と考えられる前提を置いて、エッセンスだけをモデルとして取り出して分析したのが経済学における個人消費分析です。

 

初めて経済学を学ぶ方には、「こんなに前提だらけで現実離れしたようなシンプルなモデルを分析して、一体、現実の世界でどう役に立つの?😩」と思われる方も多いと思います。

私も一応経済学部出身なので、擁護意見を言わせていただくと、複雑な事象から本質(エッセンス)を抜き出す「多くの複雑な事象を抽象化・一般化する」スプレッドシートを使ってモデリングを行い、感度分析等が出来る」といった思考やスキルが身につく、といった効果があるのではないかと感じております。

そういえば物理を学ぶ時も、最初はいろいろな前提を置いて考えましたよね。摩擦が無いと仮定したり、天秤棒の太さは一様で、それ自体の重さは考えなかったり・・・。複雑な事象を分析するために、エッセンスを取り出して考える、という思考方法は一緒ですね!

・・・まあそんな御託を並べても、結局、試験科目にあるのだから勉強せざるを得ないのですが、苦手な方は、人生において決して無駄ではない、と自分に言い聞かせながら学習しましょう😅。

 

消費者の選好(Preference)について

さて個人の消費行動を分析するには、消費者の選好(Preference)について、以下の3つの前提を置きます。「選好」とはAとBというモノやサービス(経済学では「財(Goods)」と言います)があった時、どちらか一方を、他方より好んで選択する、という意味です。

 

①完全性・網羅性(Completeness)
消費者はAとBという2つのモノ・サービスを目の前に並べられた時、Aの方が良い、Bの方が良い、AとBはどちらを選んでも同じ、というように、どんな財でも必ずランク付けできるという前提です。

②推移性(Transitivity)
Aの方がBより良い、Bの方がCより良い、といった場合には、必ずAの方がCより良い、という結論になるという前提です。ジャンケンみたいな堂々巡りにならないようにするという前提です。

③「多い」方が「少ない」方より好ましい
モノにしてもサービスにしても、消費者は必ず多い方を好む、という前提です。

 

無差別曲線(Indifference Curve)

消費者の選好に基づく効用(Utility)をグラフの形で表したものが「無差別曲線」です。「効用」というのは簡単に言えば、いろいろな財を組み合わせて消費することから得られる「満足度」です。

 

簡単なモデルにするため、世の中には選択できるモノ・サービスが2つ(XとY)だけあったと仮定します。同一の無差別曲線上(U1)にある2つのモノ・サービスに対する消費の組み合わせ(A点・B点・C点)は、当該の消費者にとって、すべて同じ効用(満足度)をもたらすと考えます。

なおこの曲線が右上にシフトした曲線(U2)の上にあるD点は、A・B・Cと比べて、それぞれ消費できるXとYが多くなっているため、上述の前提③によって、U2の方がU1よりも効用(満足度)が高くなっています。無差別曲線は原則、右上にシフトする程、効用(満足度)が高くなります。

ちなみに無差別曲線は英語で「Indifference Curve」と言います。「Indifference」とは、「違い」という意味の「Difference」に否定の接頭辞「In」が付いている言葉ですから、「違いが無い」という意味ですね。もちろん無差別という意味もありますが、どの点を選んでも効用は変わりないという意味では「中立」、「均等」、「どっちでも構わない」という意味を取って、「(効用)中立曲線」とか訳した方がニュアンスが伝わりやすいような気がします。

私見ですが、「無差別」って何となく「手あたり次第」とか「何でもかんでも」というニュアンスに感じ取れるので、「ムサベツキョクセン」と聞いても意味が余計分かりにくくなるような気がします。

余談ですが、経済学の用語はどうも変な和訳が多いような気がしますね。普通、「財」なんて言わないでしょ?でも「Goods」と言われれば、「ああ、『モノ』のことね」と分かると思うのですが・・・。

 

 

それはさておき、この無差別曲線の形状ですが、XとYというモノ・サービスを消費することから得られる効用を一定とすると、Xというモノ・サービスをx単位多く消費することが出来れば、その代わり、Yというモノ・サービスをy単位犠牲にしても構わないと想定することから、通常は原点に対して凸の形になります。

もしXをx単位多く消費したのにも関わらず、Yは今までと同じ量だけ消費できるのであれば、単にXをx単位だけ多く消費することが出来るようになっただけで、満足度は向上しますよね。すると「効用は一定」という前提が崩れてしまいます。

 

さて、この1単位あたりのXを、何単位のYで置き換えるかという割合のことを、限界代替率(Marginal Rate of Substitution:MRS)と言います。

より正確には、「XのYに対するMRS」と言い、追加で1単位のXというモノ・サービスを得るために、当該消費者が、Yというモノ・サービスを放棄することを許容できる最大の単位数、ということになります。もし「XのYに対するMRSが4」であれば、当該消費者は、Xを追加で1単位獲得するためには、Yを4単位放棄しても構わないと考えている、という意味です。

このようにMRSは、X軸(横軸)のモノ・サービスを1単位獲得するために、放棄してもよいY軸(縦軸)のモノ・サービスの単位、と定義されます。

これを数式にすると、

という形になります。X軸のモノ・サービスの効用がY軸のモノ・サービスの効用の何倍あるか、ということですね。

先程の例では「XのYに対するMRSが4」でしたので、X軸のモノ・サービスの効用がY軸のモノ・サービスの効用の4倍あるということになります。

つまり下図の無差別曲線において、点Aから点Bに推移するにあたって、X軸のモノ・サービスを1単位獲得する代わりにY軸のモノ・サービスを4単位放棄しても、当該の消費者にとって得られる効用は変わらないということです。なお、下記のグラフはMRSを視覚的に理解するために作図したもので、あくまでもイメージ図です。厳密には、MRSは無差別曲線の接線の傾きの絶対値になります(もうひとつ下のグラフをご覧下さい)。

 

よく経済学や財務会計では「〇の△に対する~」という言い方がよく出てきます。これは何らかの割合を表現している言い方です。

「割合」というからには何かを何かで割っているのですが、この時、どっちが分母でどっちが分子なのか、混乱する時はないでしょうか。

もし混乱しやすい場合は、常に「~に対する」という言葉に注目しましょう。「~に対する」の直前に来ている言葉が必ず分母になります。「XのYに対する」と書かれていた場合は、Xが分子でYが分母です。先ほどの「XのYに対するMRS」という場合、Xの効用をYの効用で割っている、つまり分子が「Xの効用」で、分母が「Yの効用」ですよね。需要の価格弾力性という言葉も、言い換えると「需要の価格に対する弾力性」ということですから、価格の変化が分母に来ます。

 

さてこのMRSですが、通常はXが大きくなるほど、逓減していきます。「逓減」という言葉も経済学独特の言い回しですが、要するに「徐々に減っていく」ということです。

Xが手元に少なく、Yが手元に多い時は、Xを追加で1単位得ることの価値が相対的に大きいため、Yを多めに失ってでもXを追加1単位得たいと思いますが、Xがだんだん多くなって、Yが少なくなってくると、Xを追加で1単位得ることの価値が相対的に低下していきます。これはMRSがXが大きくなるにつれて、小さくなることを意味しています。したがって、傾きが徐々に小さくなっていくため、無差別曲線の形は原点に凸になっていくと想定されるのです。

下のグラフでは点A→点B→点Cに行くにつれて、無差別曲線の傾き(つまりMRS)が徐々に小さくなっていくのが見て取れるかと思います。

 

ところが、モノ・サービスの組み合わせによっては、このMRSが独特の動きをするため、無差別曲線の形状が原点に凸にならない場合があります。

無差別曲線の形は基本的にMRSがどのように変化するかで変わります。

 

MRSが一定のケース

MRSが一定ということは、無差別曲線の傾きが常に一定ということになりますから、以下のような形状になります。

これはXを追加1単位得るために、Xが手元に少ない時や多い時に関わらず、放棄してもよいYの単位が一定ということを意味しており、XとYが完全に代替の関係にあるケースです。例えば、出光から買うガソリン1ℓとエクソンモービルから買うガソリン1ℓは、消費者にとって、まったく同じ価値です。出光から買ったガソリンが手元に少ないからといって、追加で出光から1ℓのガソリンを購入するのに、エクソンモービルから買ったガソリンを2ℓとか3ℓとか放棄して手に入れませんよね。どちらも同質の製品です(出光佐三を尊敬しているから、出光のガソリンの価値を高く感じる、というような特殊な方がいらっしゃるかもしれませんが、これは脇に置いておいて)。このような関係にあるモノ・サービスを「完全代替財(Perfect Substitutes)」と言います。

 

MRSがゼロのケース

横軸にとったモノ・サービスがいくら増えても、消費者の効用に無関係な時、MRSの分子であるX軸のモノ・サービスの効用はゼロであり、MRS=0となりますので、横に水平な無差別曲線(傾きが0の直線)が描かれます。

 

MRSが無限大のケース

縦軸にとったモノ・サービスがいくら増えても、消費者の効用に無関係な時、MRSの分母であるY軸のモノ・サービスの効用はゼロであり、MRS=∞となり、縦に垂直な無差別曲線(傾きが∞の直線)が描かれます。

 

MRSがL字型のケース

これはMRSが0のケースと無限大のケースの組み合わせとして表示されます。
あるポイントを超えると、MRSが0になったり無限大になったりするケースです。手袋とか靴のように、ペアで揃っていないと意味が無いモノが、よく例として挙げられます。

X軸が右足用の靴の数量、Y軸が左足用の靴の数量とした場合、右と左、ひとつずつあれば充分なのですが、もし右足用の靴がふたつ、みっつと増えていっても、使えませんので、X軸に取ったモノ・サービスがいくら増えても消費者の効用に無関係ですから、MRS=0となり、水平な無差別曲線となります。反対に、左足用の靴がふたつ、みっつと増えて行っても、これも使えませんので、Y軸にとったモノ・サービスがいくら増えても消費者の効用に無関係ですから、MRS=∞となり、縦に垂直な無差別曲線となります。このような関係にあるモノ・サービスを「完全補完財(Perfect Complements)」と言います。

 

MRSが逓増のケース

Xというモノ・サービスが手元に少ない場合、追加で1単位を得るために、失ってもよいYというモノ・サービスは1より少なく、Xが手元に多くなってくると、失ってもよいYの量が増えてくるというケースです。

そんなケースって現実的にあるのか?という感じですが、XとY、両方を消費するよりは、どちらか一方のみを消費したい場合はこのような形になります。直感的には、どちらか一方の財のみを消費したい場合、なかなかそのポジションから動かず、もう一方の財はあまり増やしたがらないけれども、ある一点を超えると、もう一方の財の消費に急速にシフトしていく、というような感じでしょうか。

例えば、iPhoneを使用している消費者は、手元のスマホの2台目、3台目として、なかなかAndoridのスマホを採用したがりませんが、手元のスマホの台数のうち、Androidの方が多くなってくると、全部Androidにしてしまった方が満足度が高いので、急速にAndroidに舵を切る、というようなシチュエーションでしょうか(余計分かりにくい?)。

 

 

その他の特殊ケース

円型の無差別曲線

ふたつのモノ・サービスの組み合わせのうち、最適な組み合わせがたった一つだけ決まる場合には、円型の無差別曲線になります。
例えば、晩酌にはビール2本と日本酒2合を飲むのが最適だという人がいた場合、下記のようなグラフになります。ビール1本と日本酒3合だと、翌日二日酔いになってしまうとか、ビール3本と日本酒1合ではちょっと物足りない、というような場合でしょうか(下のグラフの場合の効用は、他のグラフと違ってU1>U2になっています)。

 

ふたつのモノ・サービスのうち、他方の増加が好ましくない場合は下記のようなグラフになります。よく挙げられる例としては、所得と労働時間の組み合わせとか、所得とゴミの量の組み合わせとかがあります。この場合は左上に行く方が効用(満足度)が高くなります。

 

さてこれで無差別曲線については、理屈とすべてのケースを網羅しました。
ここで早速過去問を解いてみましょう(以下の過去問はすべて「一般社団法人中小企業診断協会」のホームページからの転載です)。

まず平成27年度の問題です。

完全補完財の無差別曲線はどれか、という問題です。

簡単ですね、答えは図Bです!

図Aは普通の無差別曲線、図Cは完全代替財(MRSが一定)、図DはMRSが逓増する財のケースでした。

では続いて平成29年度の問題です。

MRSが無限大になっているケースです。MRSが無限大と言うことは分母がゼロ、つまりY軸に取られている財の効用がありません、というケースですね。

答えは、そう、ウですね!

アは完全補完財ですね。コーヒー1杯について、角砂糖1個だけ入れます。それ以上はコーヒー、角砂糖、どちらが多くても満足度は上がりません。

イは完全代替財です。

ウはY軸の財(野球のチケット)の効用がゼロですので、これが答え。

エは問題文が分かりにくいですが、パンとおにぎりで代替性があり、完全代替財という訳ではなさそうです。これ以上の記述が無いので、普通の無差別曲線だと思われます。少なくとも垂直に立っている無差別曲線ではないですね。

 

本日は無差別曲線についてのみご説明しましたが、これだけでは個人消費の分析は出来ません。次回は予算制約線について書きたいと思います。

 

以上、たかじんでした。

それでは、また。

 

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こんにちは、たかじんです。

4月21日に開催された一発合格道場の春セミナーには多くの受験生の皆さんにご参加いただきまして、本当にありがとうございました。

当日の様子はこちら

 

改めてこのブログを読んで下さっている皆さんが、一発合格道場のコンテンツに大きな期待を寄せていただいていることを実感致しました。できるだけ受験生に皆さんのお役に立つ有益な記事を投稿していきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします!

 

さて本日は、春セミナーで行った私のプレゼンの中で触れた話題について、少し詳細にお伝えしたいと思います。当日のプレゼンの持ち時間が10分しかなく、お伝えしきれなかった点も多くありましたので、その補足という位置づけです。よってもって、春セミナーにお越しいただいた方には一部重複感があると思いますが、どうかご了承下さい。‍

 

1.財務会計とテクネーの親和性について

 

私は当日のプレゼンの中で、「手に覚えさせることも必要!」と称して、とにかく問題を繰り返し解くことが大切だというお話をしました。これだけだと、「アウトプットを繰り返せばいいんだろ、当たり前じゃん・・・😤」ということで終わってしまうのですが、「手に覚えさせる」というのは、単にテキストを読んで問題を解く、ということとは、私の中では少し違ったイメージを持っています。

 

例えば「通勤電車の中でスピ問を頭の中で繰り返し解く」というのは、「手に覚えさせる」のとは少し違うように思います。例えばゴルフのスイングについて、「こうスタンスをとって、こうテイクバックをして、こうスイングすればボールはまっすぐ飛んでいくんだな、ふむふむ」と理解するのが、頭の中で繰り返し問題を解くというやり方です。普通の勉強ならこれでOKだと思います。しかし「手に覚えさせる」もっと言えば「体に覚えさせる」というのは、その理解した理論の通りに体を動かせるようになるということです。

 

具体的には、例えば財務会計はテキストを読んで「なるほど、分かったぞ」と理解するだけでは実際の試験で点数は取れません。手を動かして、理解した内容を紙の上に再現出来て初めて点数が取れるようになります。

 

作家で元外務省主任分析官の佐藤優氏は「読書の技法」という著作の中でこんなことを書いています。

数学や外国語(あるいは古文や漢文)を、教科書や参考書を読むだけで理解することは不可能だ。これらの勉強は、体で覚える技術(ギリシャ語でいうテクネー)の要素があるからだ」として、続けて立花隆氏の「東大生はバカになったか 知的亡国論+現代教養論」(文春文庫)から以下の文章を引用しています。

「知識が頭で覚えるものであるのに対し、テクネーは体に覚え込ませるものです。知識は講壇講義で教えられますが、テクネーは講義だけでは教えられません。実習が必要です。実習を繰り返して体に覚えこませることが必要です。体で覚えたことは、頭で覚える知識とは、脳の別の記憶システムを使って、脳の別の場所にしまいこまれます。」

 

財務会計については、この話がかなり当てはまると思っています。財務会計の問題を解いていて、分からなかった場合に解説・解答を見ますよね。当然解説・解答は理路整然と書いてあるので、「なるほど~!」と思いますが、そこで答えを覚えたとしても、そしてその解法を理解したとしても、それだけでは意味がありません。当たり前ですが、その解答に至るプロセスを自分で再現できなければ試験で問題は解けません。

 

暗記系の科目では、そこで答えを覚えれば、試験で点数が取れると思いますが、財務会計はひとつのテーマに対して、いろいろな切り口から、手を変え品を変え出題することが可能ですので、体で覚えていないと、対応が難しい科目だと思います。
ただし逆に言えば、体が覚えるまで一旦やりこんでしまえば、あとは毎日、力を落とさないように少しずつ問題を解いていくだけで、得点源になる科目でもあるということです。

そこで、これから始まろうとしているGW、財務会計が苦手だという方は、この期間に問題を解きまくることをおすすめします。

 

 

 

2.困った時は放置してみる!

 

先日の春セミナーのフリートークの時間に、独学の参加者の方とお話ししていて、「財務会計が重要なのは分かるけれども、解説・解答を見ても、なぜこういう解答になるのか理解できない問題がある。独学なので質問もできないし、どうしたらいいのか」というお悩みを伺いました。

そんな時は、その問題は理解できないままで構いません!少し脇に置いておきましょう。そして次の問題に取りかかるのが良いと思います。

数日放置してみた後、また戻ってきて解説・解答を読みます。まだ理解できなければ、また次の問題に進みましょう。

6割理解したら次に進み、どうしても理解できない問題があれば、飛ばして先に行く、という勉強を続けていくと、自分の中に知識が徐々に蓄積していって、じわじわ発酵してきます。発酵していくと、自分の中で断片的に蓄積されていた知識が有機的に結びつく瞬間が訪れます。

 

この瞬間こそが、私が春セミナーの中で申し上げた「自分の閾値」を超えた瞬間です。「閾値」というのは、「①一般に反応その他の現象を起こさせるために加えなければならない最小のエネルギーの値。②生体に興奮を引き起こさせるのに必要な最小の刺激の強さの値。(出典:大辞林)」のことです。そのポイントを超えると急に目の前が開けて理解が進む、というような状態です。

 

その時を迎えたら、放置していた問題に戻ってみましょう。驚くなかれ、今度はおそらく、理解できるようになっているはずです!

 

・・・もちろん、その時を迎えたかどうかは、急に悟りを開くわけでもなく、天啓を聞くわけでもないので、自覚的には分からないと思いますが、今まで理解できなくて放置していた問題がようやく理解できた、という状態は、一定程度の閾値を超えた状態だと言えます。

 

財務会計の学習では、このルーチンを繰り返すことが大事です。題材とするテキストや問題集はいろいろな物を買いそろえる必要はありません。例えば、TACのスピテキ、スピ問、過去問が一冊ずつあれば充分です。繰り返しやって解答を覚えても構いません。解答そのものより、解答にたどりつくまでのプロセスを自分の手で完全に再現できることが最重要です。財務会計は一次試験でも二次試験でも使うので、やりこんで損はありません。得点源にできると、合格確率はぐっと上がります。また、日常業務をする上でも有益なスキルになります。

明日からのGW、もちろん家族と過ごす時間や英気を養う時間も大切ですが、せっかくのまとまったお休みですので、財務会計が苦手な方は、どっぷりつかってみてはいかがでしょうか。

 

以上、たかじんでした。
それではまた。

 

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21日(土)春セミナー@東京追加募集のお知らせ
14日(土)朝6時、追加5席の申込受付スタート
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おはようございます、たかじんです。

 

皆さん、ブログよりも先に要チェック案件があります!

上記、ご覧になりましたか?

一発合格道場の春セミナーですが、この度、ご要望にお応えして定員をわずかながら増加しました!

しかも本日の午前6時から新規申し込み開始です! 皆さん、期間限定、今しかございません!お早めにお申し込みをお願い致しますよ!(ジャパネットたかた風に)

今すぐ、ブログをすっ飛ばして下にスクロールして、お申込み下さい!

皆さまにお会いできることを楽しみにしております!!

 

それでも「あ~またタッチの差で申し込みできなかった!」という方!

 

懇親会は、引き続き申込可能です。懇親会でいろいろな情報収集をしたいという方はぜひお申込み下さい!👍

 

では本題です。

前回のブログで、最初に科目全体を俯瞰した上で、力を入れる科目と抜く科目を選びましょうという話をしました。その中で、本日は経営情報システムを取り上げたいと思います。

私は独学だったため、中小企業診断士の試験勉強における情報源が限られておりました。何を隠そう一発合格道場の存在を知ったのも、一次試験受験後でした。もっと早く知っておけば、もっと多くのヒントが得られて、より効率的に勉強できたかな、と悔やまれます。そのような環境の中、参考にしていた書籍のひとつに「中小企業診断士は24週間の学習で1発合格できる!」(税務経理協会)というものがありました。

この本の中に、「IT関連用語やシステムなどに慣れている方(情報系)とそうでない方(非情報系)とでは、学習の順序も変わってきます」という記述がありました。つまり非情報系の受験者は早目に経営情報システムの用語等に慣れなさい、ということです。

私は決してIT系は嫌いではないのですが、システム関係の特殊な知識や経験がある訳でもなく、ビジネススクールでのカリキュラムにも情報システムは無かったので、この本を読んで「そうか」と思い、足切りを回避すべき科目の中でも、まずは経営情報システムに優先的に取り組むことにしました。

 

そこで使った教材はTACのスピードテキストとスピード問題集、それと通勤講座でした。最初にスピードテキストを読んだ時、あまりの略語の多さに圧倒され、「なるほど、これはこれは厳しい・・・!😓」とかなりビビりました。

ただ内容自体は、財務会計のように考え方や仕組み等を理解するというよりも、読んで覚えるのが中心になりそうな内容だったので、まずはとにかく用語に慣れることから始めました。
この大量の略語を覚えるために、私は古典的に手書きの単語カードを使って用語集を作っていったのですが、その際に気を付けたのは、略語をそのまま覚えることはしない、ということです。

 

すでにきゃっしいさんもブログの中で述べていらっしゃいますが、略語はその基となっている言葉が必ずあり、その言葉の意味と結びつけて覚えるようにしないと、なかなか記憶に定着しません。単なるアルファベットの羅列を覚えるのは苦痛ですよね。したがって略語を覚える際には、必ずその基となる言葉と一緒に覚えました(それ、きゃっしいさんのブログで読んだけど・・・という方、すみません。だからこれは正しい勉強方法なのだと思います)。そうすることで、手間はかかりますが、記憶の定着力が変わってきます。

 

例えば、LANのアクセス制御方式であるCSMA/CD方式とCSMA/CA方式の違いは何かということを覚えようとした際に、前者は「データの衝突が起きた場合に再送信するアクセス方式」で、後者は「他の端末がデータ送信中であるかどうかを検知し、送信中のデータが無い場合にデータを送信する方式」である、と覚えた場合、時間がたつと「どっちがどっちだったっけ?😥」と記憶が混乱しやすくなります。しかし、CSMA/CDの「CD」は「Collision Detection(衝突の検知)」であり、CSMA/CAの「CA」は「Collision Avoidance(衝突の回避)」であると、基になる言葉から覚えていれば、「衝突を検知したら再送信するのがCDの方で、衝突を回避して送信するのがCAだな」と記憶の混乱が起こりにくくなります。

「いや、そもそもCollisionなんて単語、普段使わないし、英語は苦手だ!」という方もいらっしゃるとは思いますが、普段の業務等でこのような単語を使わず慣れていない非情報系の方の場合は、急がば回れです。英語も覚えられるし、「一石二鳥だ」くらいに思って勉強するのが良いと思います(余計なことには手を出すな、と以前に書きましたが、覚えるためにはこのくらいはいいでしょう)。

 

さて単語を覚えつつ、テキストを読み進めていっても、やはり範囲が非常に広く、一体どこまで覚えればいいのだろう?と不安になってきた私は、とりあえずテキストを2回読んだ段階で、スピード問題集に取り組みました。スピード問題集は3回回して、オーソドックスですが、間違えた問題はテキストに戻って解説を読み直すというやり方を取っていました。あとは記憶の整理と定着のために通勤講座を使用しました。要するにアウトプットとインプットを愚直に繰り返し行うということです。今までも道場メンバーが繰り返し指摘していたことですよね。一昨日のゆうさんのブログでも同様のことが述べられていましたね。

ちなみに通勤講座は「6割取れれば一次はOK!」というコンセプトでカリキュラムが作られているので、あまり深入りした勉強はしたくない😅、という方には合っている教材だと思います。内容が理解できなかった時に質問や相談ができない点はデメリットですが、経営情報システムは基本的には暗記科目ですので、通勤講座との親和性は高いと思います

 

ただ、今から考えると、過去問をもっと早めにやっていれば良かったと思います。結局、過去問は通勤講座の問題集に出てくるものしかやらなかったのですが、スピード問題集をやる時点で過去問に手をつけていれば、不安がより早く解消されるとともに、この科目への慣れがより早まったかもしれません。

私はどちらかと言うと、「実力がついてから力試しに過去問をやろう」というスタンスを取ってしまったのですが、今から考えると、「実力をつけるため、そして記憶に定着させるためにも早めに過去問に着手する」というスタンスの方が効率的に勉強できるように思います。この点は、昨日のブログでまさにへんりーさんが指摘していたことと一緒です。

 

結果的に経営情報システムは84点と、「足切り回避」を目指していた割には、なぜか一番の稼ぎ頭になってしまい、嬉しい誤算でしたが、まずは難解(そうに見える)用語を着実に記憶して、過去問(もしくはスピ問)→テキスト→また過去問(もしくはスピ問)というインプット→アウトプット→インプット→アウトプット・・・のサイクルを着実に回していけば、少なくとも足切りには合わないレベルの点数が取れると思います。

 

もし過去問→テキスト→過去問のサイクルの中で、全然出てこなかった分野の問題が出題された場合はどうするのかというと、それは誰も解けない問題なので捨てましょう。気にすることはありません。そんなニッチな知識は深追いせずに、効率的に勉強を進めていかないと時間はいくらあっても足りません。一次試験まであと4か月ほどですので、体調管理に気を付けて頑張って下さい!

 

以上、たかじんでした。
それではまた。

 

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一発合格道場 春セミナー2018

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■春セミナー2018 in大阪

大阪セミナーは終了しました。参加頂いた方、ありがとうございました!

■春セミナー2018 in東京

東京セミナーは、定員を5名追加しました!!

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□ 開催日時:2018年4月21日(土) 14:00〜16:30※懇親会は17:00〜19:00予定
□ 会場:浜町区民館(〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町3丁目37−1)
□ 定員:65名(先着順)※好評のため定員+5名追加しました!
□ 参加費:1000円+懇親会参加の方は4000円予定

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04/07 (土)開催 春セミナー2018 in大阪
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※詳しくは最後の「道場春セミナーのお知らせ」をご確認ください♪

 

こんにちは、たかじんです。
3月決算の企業にお勤めの方は新年度が始まりましたね。今日から新しい職場で働くという方も多いのではないでしょうか。人事異動や業務の担当変更、または新人の受け入れ等、春は何かと変化も多く、知らず知らずのうちにストレスをため込んだり、体調を崩したりしがちですが、健康管理には充分にお気をつけて下さい(歓送迎会も多いですしね・・・😅)

 

さて前回のブログで、様々な制約条件のある中では、本当に重要なものに集中して資源(時間・労力)を投入すべきだと申し上げましたが、では何が重要で何が重要じゃないのかは、どうやって決めるべきなのでしょうか。

 

・・・結論から言ってしまえば、それは個々人によって千差万別です!

 

と言ってしまっては身も蓋もないのですが、実際、中小企業診断士を受験する方々の属性は千差万別ですよね。さすがに性別は試験の合否には関係ないとは思いますが、年齢、学歴(どういった分野を専攻してきたか)、職歴(どのような分野の業界で、どのような仕事を担当してきたか)によって、少なくとも中小企業診断士試験に向けた勉強を始める際のスタートラインは、個々人でまったく異なっているはずです。

また性格によっても、勉強スタイルは異なってくるでしょう。「6割くらい理解出来たら次の分野に進む!」という方もいれば、「すべてきちんと理解してからでないと、気持ち悪くて次の分野に進めない」という方もいるでしょうし、「一次試験は420点取れればいいんだ」という方もいれば、「一次試験でも500点越えを目指して勉強するべきだ」という方もいるでしょう。一発合格道場に限らず、他の受験者支援団体のブログを読んでも、「AさんとBさんで言っていることが真逆なんだけど、どっちを信じればいいの?😥」と思われている方も多いと思います。

この相違は、スタートラインの位置と、ご本人の性格に基づく勉強スタイルの違いから来ているものだと思いますが、もちろんどれが正解、というものはありません。合格者の勉強スタイルは、その合格者にとって正解だった、ということでしかありません。いろいろなやり方を参考にして試行錯誤しながら、ぜひ皆さまもご自分なりの正解を見つけていただきたいと思います。

 

・・・これ、昨日の「パクッてカスタマイズ」のブログと内容がかぶってるじゃん!
というご批判もあるでしょうが、まあそれは、うん、え~と、だいたいみんな同じことを考えているということで、ご容赦いただければと思います😅。

 

さて本題に戻りますが、ちなみに私がどのように重要か重要でないかを判断したかと言いますと、まずは、各科目の性質と今までの自分の経験・知識とを突き合わせることから始めました。

 

一次試験はご存知の通り7科目あります。一方、二次試験では事例Ⅰは人事・組織、事例Ⅱはマーケティング、事例Ⅲは運営管理、事例Ⅳは財務・会計がテーマになっています。となると、ストレート合格のために重点的に勉強すべき科目は、一次・二次と共通で出題される分野である企業経営理論、財務・会計、運営管理の3科目であって、その他の経済学、情報システム、経営法務、中小企業政策は、足切りにならずに、かつ他の科目の足を引っ張らないようにすればよい、という教科ごとの軽重が見えてきます(そんなの当たり前じゃね?という声も聞こえてきそうですが・・・)。

 

さてここでおもむろに(診断士っぽく・・・😅)マトリクスを作成してみます。

これは縦軸に「二次試験でも扱う科目」、「一次試験でのみ扱う科目」の区分けを設定しています。横軸が「その分野での業務経験や専門知識の有無について」ということで、右に行くほど、経験・知識が無い、左に行くほど経験・知識があるということを示しています。

 

この図から、①上半分の科目を重点的に勉強する②左に寄っている科目でなるべく点数を稼ぐ③右下に位置する科目は、足切りに合わない程度に効率的に勉強する、というのが基本戦略の3本柱だということが導けます。

そこで、私のバックグラウンドはというと、自己紹介でも記載致しましたが、MBAを取得していたので、企業経営理論や財務・会計、運営管理、経済学・経済政策は一通り勉強した経験がありました(覚えているかどうかは別ですが・・・😅)。また、勤務先では経営企画や財務・経理分野での業務経験がありましたので、企業経営理論や財務・会計は点をかせぎたい分野です。これらの状況をプロットすると以下のような図になります。

 

 

したがって、私の場合は、①「財務・会計」を点数の稼ぎ頭とする②「企業経営理論」と「運営管理」はもう一度重点的に見直す③「経済学」もできれば点数を稼ぎたいが、あまり時間をかけないようにする④「経営法務」、「経営情報システム」、「中小企業経営・中小企業政策」は足切りに合わない程度に勉強する、というのが、基本戦略になってまいります。

上のマトリクスのどの位置にどの教科が来るかどうかは人それぞれですし、二次試験にあまり関係ない科目でもきちんと8割くらいの得点を目指して勉強したい、という方もいるでしょうから、この考え方は万人にあてはまるものではないですが、まずは己を知り、敵を知ることで、自分の基本戦略を決めることが大事ではないかと思います。

以上、たかじんでした。
それでは、また。

 

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一発合格道場 春セミナー2018

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□ 会場:大阪写真会館 5階B会議室
□ 定員:25名(先着順)
□ 参加費:1000円+懇親会参加の方は4000円予定

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□ 会場:浜町区民館(〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町3丁目37−1)
□ 定員:50名(先着順)
□ 参加費:1000円+懇親会参加の方は4000円予定

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こんにちは、たかじんです。

前回の投稿はこちら

私は独学だったので、一発合格道場メンバーの「スクールではそろそろ『ホニャララの分野』に入ったころですね!」、みたいなタイムリーな話がまったく出来ずに申し訳ありません。改めて思いましたが、スクールに通っている方のカリキュラムの進み方ってすごい速いんですね・・・。

なんてことを独白している時点で、こいつのブログは読むに値しないなと思う方も大多数だとは思いますが、もしお暇なら(そんな人は一発合格道場のブログを見に来ないとは思いますが)お付き合い下さい。

さてさて、前2回のブログでは根性論の話ばかりに終始してしまいましたが、そろそろ勉強方法についても書きたいと思います。しかしご注意いただきたいのは、これからご紹介する勉強方法は、あくまでもたかじん個人の独断と偏見に満ちた勉強方法であり、当たり前ですが、万人に合う訳ではありません。お読みいただいて、「あ~これは自分とは考え方が合わないな~」と思えば、サクッと無視しちゃって下さい。多少なりとも「ちょっと参考になるかなあ」というものがあれば(あるかな?)、いろいろ試行錯誤する過程で取り入れていただければと思います。

突然ですが、さて皆さんは、自分が中小企業診断士として、中小企業の社長の皆さん相手にコンサルティングをしている場面を想像したことはありますでしょうか?

社長さん:「先生、かくかくしかじか、こういうことで困っておりまして・・・。そう言えば、同業仲間から先日、この件に関して、うんぬんかんぬんという話を聞いたのですが、先生のご意見はいかがですか?」
私:(うっ・・・聞いたことない、まずい・・・!と思いつつ)「え~と、それはですねえ、へどもどへどもど・・・

なんてことがあったらカッコ悪いなあ、なんて思ったことないですか?

やっぱり中小企業診断士として、「先生」とか呼ばれてしまう訳ですから、テキストに書いてある内容や知識をモレなく、完璧にマスターしていないとプロフェッショナルとは言えないのではないかと思ったりしませんか?

もちろん理想的には、何を聞かれてもきちんと答えられる「知の泉」のような診断士を目指すべきだとは思いますが、こと「中小企業診断士の資格試験に合格する」という目的だけを見据えた時、果たして100%を目指して勉強する必要はあるのでしょうか?

中小企業診断士試験は、皆さんご存知のとおり、各科目で最低40%以上、全科目平均で60%以上というのが合格ラインです。もちろん合格することがゴールではなく、合格した後、いかに中小企業診断士として活躍するかが最も大事であることは、前回のブログでも述べた通りですが、試験に合格しないと夢の達成に向かって一歩も進まないのも事実です。

全部理解・記憶していないとプロじゃない!という気持ちは大切ですが、特に一次試験の受験勉強を続けていく上では、ちょっと脇に置いておいてもいいのではないでしょうか、いや、敢えて脇に置いておくべきだと思います。診断士になってからも、どうせ勉強と研鑽を続けないといけないのです。その時に、苦手な分野の強化や、欠落している知識の穴埋めを進めていけばいいのではないでしょうか(まだ診断士として活動していないので、憶測ですが・・・)。

一次試験の範囲は膨大ですが、まずはいかに効率的に60%を取るかを目指していきましょう。テキストに書いてある内容をすべて記憶しようとするのは、はっきり言って時間の無駄です。重点的に学習すべき分野と、そうでない分野の軽重をはっきりつけて、取り組むべきだと思います。

経営も一緒ですが、「何をするか」より「何をしないか」を決めるのが重要です!

・・・まあ、これは私の言葉ではなく、かの有名なハーバード大学のマイケルポーター先生が言ったことであります。

The essence of strategy is choosing what not to do.
(戦略の本質は何をやらないかを決めることである。)

実はApple創業者の故スティーブ・ジョブズ氏も同じようなことを言っています。

Deciding what not to do is as important as deciding what to do.
(何をしないかを決めることは、何をするかを決めることと同じくらい重要である。)

資金、人材、時間等の経営資源は有限です。我々もいろいろな制約の中で生きています。そのような制約の中で、最大限のパフォーマンスを発揮するためには、「やらないよりはやった方がまし」程度のものはスパッと「やらない!」と割り切って、本当に重要なものに集中して資源(時間・労力)を投入すべきです。

それは具体的にどうするのか?という話は、本日はもう話がだいぶ長くなってきましたので、また次回のブログでご説明したいと思います。

以上、たかじんでした。

それでは、また。

✿:❀:✿:❀ 道場春セミナーのお知らせ ✿:❀:✿:❀

一発合格道場 春セミナー2018

☆道場メンバーやOBが診断士試験突破のために実施したことをお伝えします!
☆受験生のみなさんの悩みや疑問に個別にお答えします!

■春セミナー2018 in大阪

お待たせしました!大阪セミナーは3月20日昼12時より募集を開始する予定です。お見逃しなく。

□ 開催日時:2018年4月7 日(土) 14:30〜17:30
□ 会場:大阪写真会館 5階B会議室
□ 定員:25名(先着順)
□ 参加費:1000円+懇親会参加の方は4000円予定

■春セミナー2018 in東京

東京セミナーの応募方法は後日ご案内します。まずは予定の確保をお願いします!!

□ 開催日時:2018年4月21日(土) 14:00〜16:30
□ 会場:浜町区民館(〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町3丁目37−1)
□ 定員:50名(先着順)
□ 参加費:1000円+懇親会参加の方は4000円予定

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こんにちは、たかじんです。
だんだん暖かい日が続くようになってきましたが、花粉もかなり飛んでますね~。私は重度の花粉症なので本当にこの時期はツライです。春が近づいているということは、一次試験の日も着実に近づいているということでもあります。もちろん、むやみに焦る必要は無いと思いますので、計画的にかつ着実に学習を進めて下さいね。

さて、前回のブログで、目標を紙に書いて、目標を立てた時の気持ちや情熱を折に触れて思い出すといいんじゃないでしょうか、という話を書きましたが、そもそもそういうゆるぎない気持ちや情熱は、どこから湧いてくるんでしょうか? いや、どうしたら湧き立たせられるんでしょうか? 今回はそんな話です。もう気合・根性論はお腹イッパイだよ~という声も聞こえてきそうですが、よろしければお付き合い下さい。

皆さんはなぜ中小企業診断士を目指しているのでしょうか?中小企業診断士になって何をしたいと思っていらっしゃいますか?そのストーリーは描けてますでしょうか?
と、まだ15日間の実務補習・実務従事が終わっておらず、中小企業診断士に登録もしていない私がこんなことを書くのも生意気なのですが、最初に将来のストーリー(ビジョンとも言いますね)を考えておくというのは、受験勉強を続けていく上で非常に大事なことだと思います。

と、このままの流れだと、数日前のヒロちゃんだいまつさんの記事のパクリではないかと思われますので、ちょっと違う視点から書きますね。

自己紹介で、米国のビジネススクールへの留学経験ありと書きましたが、普通、米国のビジネススクールを受験する場合、TOEFLとかGMATといった学力試験に加えて、エッセーというものを提出する必要があります。エッセーというのは、いわゆる小論文みたいなものでして、学校から課せられた様々なテーマに対する、自分の経験や考え方を述べるものです。「今まであなたがリーダーシップを発揮した経験は?」とか「今まであなたが失敗した事例から学んだことで、最も有益なものは何か?」とか、テーマは学校ごとに色々な特徴があるのですが、どこの学校でも必ず聞かれるお題は「Why MBA?」「Why Harvard(例えばね)?」です。なぜあなたはMBAを取ろうと思ったのか、なぜ今なのか、取って何をしようとしているのか、なぜHarvard(例えばですよ)に入学したいのか、入学出来たら、あなたはこの学校にどのような貢献ができるのか(この質問は入学試験としては、あまりピンと来ないかもしれませんが、就職試験では普通に聞かれる内容ですよね)、そしてこのような多方面からの複数の質問に対し、すべて矛盾なく説得力のある自らのストーリーで答える必要があるのです。

これって中小企業診断士(に限らないですが)の受験動機も一緒ですよね。なぜ中小企業診断士になりたいのか、中小企業診断士になって何がしたいのか、どうして今挑戦しないといけないのか、等々。
例えば、お子さんがまだ小さいのに、家族との休日を潰してまで挑戦する必要や価値がどこにあるのか、という問いに対して、ロジカルに自分の主張が述べられるでしょうか?結構難しい問題だとは思いますが、このストーリーを矛盾なくきちんとイメージして持てるかどうかが、合格に向けた情熱に直結するように思います。

そうしたストーリーを持たずに、何となく資格取得すればいいことがあるんじゃないか、という程度で挑戦するには、中小企業診断士試験は、結構厳しい試験だと思います。予備校に通学するとなれば、結構な金もかかります。予備校通学でも通信教育でも独学でも、多くの時間もかかります。お子さんがまだ小さい家庭では、勉強に時間を取りすぎると、家庭内不和の原因にもなるでしょう。勉強していても、思うように学習が進まなかったり、試験の点数が伸びなかったり、はたまた仕事が忙しくなって勉強の時間が取れずに「もういいや」と思ってしまうこともあるでしょう。そうした数多くの障害を乗り切るための原動力が「絶対に中小企業診断士になってやる」というゆるぎのない気持ちと情熱ですし、その気持ちと情熱を生み出す源泉となるのが、具体的なイメージを伴った「Why 診断士?」のストーリーなのではないでしょうか。

自分なりにちゃんと腹落ちしている、明るい未来に向けた前向きなストーリーって、目標に向かって頑張るためには、個人的には、すごく大事だと思っています。将来への夢がないとなかなか頑張りって続かないですよね。受験には一見、遠回りのように思われるかもしれませんが、長い受験勉強を乗り切るためには大切な作業だと思います。ぜひ皆さん個々人の個性的な夢にあふれるストーリーを練り上げて、その達成に向けて頑張って下さいね。その過程で、そう、強調しますが、ゴールではなくあくまでもその過程で、中小企業診断士の合格が付いてくるものなのだと思います。

以上、たかじんでした。
それでは、また。

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一発合格道場ブログをご覧の皆さま、はじめまして。

この度、縁あって9代目のメンバーとなりました、たかじんと申します。

ブログなんて書いた経験が無いので、果たしてまともな記事が書けるのか、はたまたネタが続くのか非常に不安ではありますが、ほんの少しでも皆さまの参考になるような情報を発信できればと思っております。
1年間宜しくお願い致します。

まずは簡単に自己紹介させていただきます。

9代目メンバーの中では、年齢的には、よこよこさんに次ぐ40代後半のおっさんで、某運輸系企業に勤務しております。家族は妻、長女、長男、三毛猫の4人+1匹です。

現在の勤務先からの社費留学生として、米国のビジネススクールでMBA(経営学修士)を取得しました。とは言うものの、もう云年前の話で、その時に頭に詰め込んだはずの知識もすでに雲散霧消してしまい、頭の錆びついた名ばかりMBAホルダー😫になってしまった自分を再起動すべく、中小企業診断士の資格取得に挑戦しました。また、人生100年時代を迎えつつある中、生涯現役!として活躍できる能力を高めておきたいということも挑戦した理由の一つです。

勉強スタイルは独学+通勤講座で、幸運なことに1次・2次ともストレート合格することができました。

合格体験記はこちら

 

私は、「すべての科目で100点の高みを目指して地道に勉強する」というよりは、「いかに少ない労力で、全科目合計の60%を稼ぐか」ということに力点を置いていた不真面目な受験生だったため、あまり勉強法で参考になるようなお話はできないかもしれません(追々私の手抜き勉強法もブログに記載していきますが)。これは役に立ちそうだ、というもの(全然無かったりして・・・😅)だけ、皆さんご自身で取捨選択していただければと思います。

さて私も40云年を生きてきて、これまでの人生の途中でいろいろな目標を立ててきました。中小企業診断士になる、というのもそうですし、米国のビジネススクールに留学してMBAを取得する、というのもそうですし、相当昔ですが、第一志望の大学に合格するなんていう目標もそうです。もちろん皆さんも日々の仕事の中で目標・ゴールは設定しますよね。そうした目標を目の前にして、私がいつも必ずやっていたことがあります。そして「それ」をやった目標は、必ず(と言っては言い過ぎですが、概ね)達成することが出来ました。その「必ずやっていたこと」とは・・・目標とその達成時期を「紙に書く」ことです!

皆さんであれば、「平成30年度の中小企業診断士試験に合格する」というのが直近の目標でしょうか。それを多分手帳とかに書くのがいいのではないかと思います。折に触れて目にするような場所に貼っておくのでもいいかもしれません。

「おいおい、大丈夫かこの人、何で紙に書いたら合格するんだ?」と思われる方も多いでしょう。もちろん紙に書いただけで、勉強しなければ合格はしません😓ただ、「紙に書く」という行為によって、自分の目標とその達成時期が、自分の意識の下から取り出されて、明文化されます。それを折に触れて目にすることによって、「あ、そうだ、もうちょっと頑張らなきゃ」とか「うん、順調に進んでいるな」とか、目標に対する意識を呼び起こすことが出来ます。そういう機会を作るためのちょっとした仕掛けです。

私は日記に書いたりしていましたが、目標を書いた日記を読み返すと、ほぼ書いた通りに達成できていることが多いように思います。逆に何となく「こうなるといいなあ」とか「こうしたいなあ」とか漠然としか思っていない願望が成就することってほとんど無いですよね。誰の言葉かは知らないのですが、「散歩のついでに富士山に登った人はいない」という言葉があります。おそらく皆さんも聞いたことがあるのではないかと思いますが、きちんと目標とその達成時期を定めて、それに向けて一歩一歩進んでいくことが、目標達成の王道であり、近道なんだと思います。その原動力は「富士山に登ろう!」と思った時の気持ちや情熱です。しかし、もちろん人間なので、そういう気持ちや情熱が薄れてしまうこともあるでしょうから、それを思い出す機会を作り出す仕掛けが、私にとっての「目標を紙に書く」という行為だったという訳です。

「紙に書く」だけなら時間もかからないし、手間もかからないですよね。やったところで損はないと思いますので、お試しあれ。

以上、たかじんでした。
明日はママさん診断士、桃ちゃんの登場です!
それでは、また。

 

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