投稿者「 » ZonE」の記事



こんにちはZonEです。

ありがたいことに多くの合格者から道場に合格体験記をご寄稿いただいております。

読者の皆さまの中には、最近の記事は合格体験記ばかりでちょっと食傷気味…という方もいらっしゃるかもしれません。

しかしながら道場ブログの原点が、複数の合格者の勉強法から共通点や重要要素を抽出して、(仕事や家庭で忙しい中時間を捻出して努力している)受験生に伝えたい…という想いにあるので、合格体験記は非常に重要だと個人的には考えています。

同じものを読んでも、そこから何を感じ取り、自分の学習に活かしていくか…はあなた次第です。

おっと、前置きが長くなりましたね。

本日は、独学にもかかわらずストレート合格を成し遂げたツワモノ、「平平さん」の登場です。

それでは、平平さん。よろしくお願いします。

寄稿ここから

初めまして。平平と申します。
30代前半、既婚、男で(主に)IT系の自営業をやっています。

私は2012年の中小企業診断士試験にストレートで合格することが出来ました。
学習スタイルは、模試を除けば独学です。
誰かの参考になればと思い、合格体験記を書いてみることにしました。

○受験動機
受験動機としては、以下の3点です。

  1. 自分でビジネスをやる際に必要な経営全般の知識を広く身につけたい
  2. 1を保証する資格が欲しい
  3. 試験に合格することで自分自身に自信をつけたい

○一次試験
主な学習内容です。

ベースとしては、合格テキスト(DAI-X)、過去問3年分を2、3回転しました。
これに加えて、当初全く歯が立たなかった経済学は、経済学入門塾(石川秀樹)を最初に読むことで基礎からの理解に努めました。
中小企業経営・政策については、試験直前期に、TACのスピード問題集や、模試の問題を3回転くらいやりました。
また、細切れ時間で中小企業白書を読んだりしました。

模試については、TACの公開模試と、書店で売っていた成美堂出版のものを受けました。
そういえば、TACの模試の結果が403点で合格点に満たなかったのはショックでした。
そのころは、自分の中ではもう1次試験に合格できる力は身についていると思っていたので、ちょっと気が緩んでいた気がします。

あのタイミングで気合を入れなおすことが出来たのは幸いだったかもしれません。
そのおかげか、本試験では545点という高得点で突破することが出来ました。

○二次試験
二次試験については、「中小企業診断士 2次試験 事例攻略のセオリー」を過去6年分、事例攻略のセオリーに則った問題集2回分の合計32事例を用意し、これを2回転しました。
これに加えて、事例Ⅳ用にTACが出版している財務会計の問題集も用意しました。

ただ、最初はなかなかまともな解答が書けずに苦労しました。
迫りくる本試験日を前に、本当に試験日までに合格レベルの実力を身につけることは出来るのだろうかと、不安を持ちながら勉強していました。

苦悩

また、途中で知識やノウハウを補強する必要があることに気付き、「ふぞろいの合格答案」や、「合格者の頭の中にあった全知識」や「合格者の頭の中にあった全ノウハウ」を追加で用意しました。
これらの本は二次試験の事例演習を本格的に取り組む前に読んでおきたかったなと思っています。
事例演習に追われながらも、追加で知識を入れていくのは時間的にはなかなか大変でした。
それでも、これらの本を読んだ後の事例演習では、いくらかまともな答案が書けるようになりつつあるという実感を得られました。

そんなこんなで、試験直前には、「多少なりとも合格目指して戦えるレベル」には達することができたのではないかと自分では思っています。

一筋の光明

試験当日はとにかく無我夢中で解答を埋めていました。
それなりに答案用紙を埋めることが出来たこともあり、試験終了後は出来不出来はともかくやり切った感がありました。

そして運命の合格発表日。職場のパソコンのモニターで自分の受験番号を発見した時は思わず「よっしゃあ!」と口に出してしまいました。

○ブログを書くことについて
ブログを書いた主な目的は以下の2点です。

  1. 日々の勉強開始宣言や、週ノルマ、模試の点数などを公開することで、適度なプレッシャーを自分に与える
  2. 同じ勉強仲間とのブログを通じたコミュニケーションにより、勉強へのモチベーションを維持する

結果としては、当初の想定以上に、ブログを書いていて良かったと思いました。
ブログ上でコメントのやり取りをしている中で、たとえ顔は知らなくとも、同じ目標に向かって頑張っている人や、自分を応援してくれている人の思いを感じることが出来ました。
独学でやっている者にとっては本当にありがたいことでした。心から感謝しています。

○最後に
私の場合、特に卓越した能力を持っているわけでもなく、勉強方法としてもいたってオーソドックスな内容だと思います。
それでも合格出来たのは、しっかりとした目的意識を持ち、自分が持つリソース(時間や元々持つ知識など)を把握しこれを的確に生かした形で、当たり前のことをやり続けることが出来たからだと思っています。

振り返れば一本の道

実務補習のことや、今後、診断士として活動していく上で、まだまだわからないことだらけですが、私のストレート合格は、「さっさと世のため、人のために貢献せい!」という天からの声だと思って、今後も色々頑張っていこうと思います。

長文お読み頂きありがとうございました!

寄稿ここまで

平平さん、ありがとうございました。

(平平さんも書いているように)「いたってオーソドックスな」勉強方法を淡々とこなしてきた…ようにも読めますが、はたしてそうでしょうか

その時その時の自分の状況を冷静に分析して、数ある選択肢の中から目的意識をもって「やるべきこと」を判断し、随時軌道修正してきたからこそ、「独学にもかかわらずストレート合格」という素晴らしい結果に繋がった…そう思えてなりません。

「何事にも能動的に取り組まざるをえない」という独学の強みを活かしてPDSeeを回し、ブログを書くことで「勉強仲間を作りにくい」「モチベーションの維持が難しい」という独学の弱みを補っている点も参考になりますよね。

個人的な話で申し訳ありませんが、ちょうど「当たり前のことをやり続けることの難しさ」を痛感していたタイミングだったので、良い刺激になりました。

それでは、今日はここまで。



こんにちは。ZonEです。

私もJC同様、今後は執筆ローテーションからは外れ、(読者に忘れられない程度に^_^;)不定期スポット投稿をさせていただくようになりました。

とはいえ、志の高い受験生の皆様から刺激を受けたい、お互い高め合いたい…という想いは強いので、セミナーなどには極力顔を出すようにします(2/15のセミナーにご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました)。今後ともよろしくお願いしますね。

さて、本日は「ゲーミフィケーションを診断士学習に適用する」というテーマで、勉強するモチベーションを上げる工夫について考えてみたいと思います。

ゲーミフィケーションって何?

最近バズワード的に「言葉が独り歩きしている」感がちょっとありますが、ゲーミフィケーションとは簡単に言うと

「思わずゲームにハマっちゃう」というゲーム業界のノウハウを様々な事柄に応用する

ことです。

「最近の子供は集中力が無い」とかよく言われてますが、果たしてそうでしょうか?だったら、長時間ゲームに夢中になっている子供達の集中力は何なのでしょうか?

なぜ、DeNAやGREEが展開する(基本料金無料の)ソーシャルゲームがアイテム課金であれほどの売上を上げるビッグビジネスになっているのでしょうか?

ゲーミフィケーションは、人が「ハマる」状態になるための条件や継続的に「遊びたい(利用したい)」「そのゲームが好き」と思わせる手段など、人間の心理面に働きかける様々なノウハウの結晶と言っても過言ではありません(ちょっと大げさかなぁ^_^;)。

このノウハウを診断士学習に適用することで、「勉強するモチベーションを上げる」「楽しみながら学習する」「受験勉強にハマる」ように出来ないか…というのが今回のテーマです。

ちなみに、私の受験生時代にはまだ「ゲーミフィケーション」という言葉は一般的ではありませんでした。しかし、当時やっていたことを今振り返ると、ゲーミフィケーション理論に沿ったことも一部取り入れていたようです。

試験勉強へゲーミフィケーションを適応

ゲーミフィケーションには色々な要素がありますが、ここでは大きくグルーピングしたメジャーな3要素について考えてみましょう。

  1. 課題(クエスト、ミッション、チュートリアル、コンプリートなど)
  2. 報酬(勲章、経験値、レベルアップ、ポイントなど)
  3. 交流(対戦、アバター、ギルド、ランキング、あいさつなど)

まず、1の「課題」についてですが「達成可能と感じることができる小さな目標を次々に設定して、ハードルを越える快感を繰り返し感じてもらう」と言い替えることができます。

「診断士1次試験合格」という大きな目標を掲げるだけでなく、それをブレイクダウンしていって、「模試で合計420点以上」/「応用答練で平均70点以上」/「養成答練で平均80点以上」→「養成答練までにテキストの重要用語を覚える」/「養成答練までに〇〇できるようになる」→「覚えるべき用語を単語カードに書く」/「難易度A・Bの過去問を解いて、選択肢1つ1つの正誤が明確に説明できるようになる」→「今週〇〇する」「隙間時間で〇〇する」→「今日〇〇する」/「往復の通勤電車の中で〇〇する」/「昼休みに〇〇する」といったように容易に達成できそうな目の前の小さな目標に落とし込んで、次々にクリアしていくのが得策です。もし予測不可能なことが起きてしまい目標が達成できなければ、挫折感を感じる前にリカバリ策を講じましょう。小さな目標レベルできちんとリカバリできれば、全体に与える影響も抑制できますしね。

私も受験生時代には、大目標から逆算して、目下の達成すべき行動課題をこまめに設定していました。飽きっぽい私には、「今踏み出す一歩をきちんと認識」し「次々に課題をクリアしていく達成感」を得られたことが、モチベーションを維持する上でプラスに働いたのだと考察しております。

2の「報酬」については「養成答練で80点取ったら◯◯を買う」といった話になりがちですが、必ずしもお金のかかる報酬を用意する必要はありません

小学生の夏休みにラジオ体操に参加すると、毎日カードにハンコを押してもらえる…という体験をした方は多いと思いますが、手帳にマークを付けたりカレンダーにシールを貼ることも報酬になるんです。進捗管理を可視化して、実績が蓄積されていくこと自体を報酬にすることで、モチベーションアップを図ってみてはいかがでしょうか。

人には「今まで自分がしてきたことを変えたくない」性向があります(行動的モメンタム=behavioral momentum)。今まで勉強してきた実績を可視化する、頑張れば達成できる程度のチェックポイント=目標を設けて次々にクリアする…などのメカニズムを取り入れることで、この性向を強めちゃいましょう。

勉強する癖さえつけてしまえば、勉強するのが当たり前勉強できないとちょっと気持ち悪い…状態になりますので、本人は普通にしているだけなのに、他者からは試験勉強にのめり込んでいる(ハマっている)ように見えることでしょう。

最後に3の「交流」についてですが、勉強仲間や受験機関の成績上位者ランキングが該当するかと思います。

診断士受験生の多くは、志の高いビジネスマンです。これほど幅広い年代の異業種の方々と交流できる機会は稀ですので、ぜひ勉強仲間を作ってお互いに刺激を与え/受け合っていただきたいと思います。

受験機関が発表してくれる答練の成績上位者ランキングも有効活用したいところです。ストレート合格率が4%(=20%×20%)なので、答練も上位4%に入るように頑張る…というのは高過ぎる目標かもしれませんが(私は目指してましたが…達成率は低かったかな)、上位ランキングに名前が載るのはモチベーションアップに繋がりますし、勉強仲間からの賞賛もうれしい報酬ですよね。

通信生なので勉強仲間を作ることは難しい…という方は、ソーシャルメディアを使った「交流」を図るのも有効です。TwitterやFacebookを活用して、「交流」だけでなく、「課題」を公言したり、「いいね」やコメントなどの「報酬」を得て、モチベーションの維持・向上を図ってみてはいかがでしょうか。

どうせやるなら楽しんで

多くの人にとって診断士受験を決意したのは、自分の意思によるものだと思います。強制されてやらなければならない勉強は「苦痛」だったりしますが、自分の意思で意欲的に始めた勉強は本来「楽しい」ものであるべきです。

1次試験7科目も折り返し地点にきて、勉強を楽しめなくなってきている方もいらっしゃるとは思いますが、ゲーミフィケーションの要素を取り入れて、楽しんで学習を進めていただければ幸いです。

それでは、今日はここまで。

by ZonE



こんにちは。ZonEです。

今日は、1・2次ストレート総合本科生コースと並行して受験経験者向けの2次試験対策パックを受講し、見事ストレート合格を果たしたショリさんの合格体験記をご紹介いたします。

私も2次試験には本当に苦しみ、2次本試験の直前まで「夏前から2次対策しておけばよかった…sad」と後悔していましたので、ショリさんのように先を見通した対策をしている方はスゴいなぁ…と尊敬しちゃいます。

それでは、ショリさん、よろしくお願いしますsign03

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はじめまして。「ショリ」と申します。

  •  1976年生まれ。営業職、妻と小学生未満の子供が3人
  •  簿記1級合格(2009年)、米国公認会計士合格者(2010年)
  •  2011年度診断士試験ストレ-ト合格
  •  一次試験    :合計420-422点
  •  得意科目    :財務、運営、事例4
  •  不得意科目    :経済、情報、事例1
  • 勉強時間    :一次試験 1,000時間 + 二次試験 700時間
    (2010年8月~2011年10月二次試験日までの累計時間です)

<1次成績>

  • 各種答練: 上位10%
  • 公開模試: 上位10%~20%

 

<2次成績>

  • 2011年チェック模試:上位10%
  • 2011年公開模試:上位10%

<取得講座>

  • 2011年:TAC1・2次ストレート総合本科生(通学)
  • 2011年:TAC 2次実力養成パック生(通学)+ TAC 2次実力完成演習(通信)

1・2次ストレート総合本科生コースを平日に受けつつ、受験経験者向けの2次試験対策パックを単科で受講しました。2次を並行受講した理由は、財務のアドバンテ-ジがあったため2次を並行して学習する時間を捻出できると感じたこと、また、1次合格後に2次対策を開始するのでは時間が足りず、早めの対策が必要だと感じたためです。

2次は設問要求の複数解釈、解答プロセスの構築、事例感の醸成等、合格するために習得すべきことは学習機関により整理体系化されているものの、習得に要する時間は人それぞれだという不透明さに怖さがありました。「1次試験終了後から二次試験までの3カ月間で自分は間に合うのか?出たとこ勝負は嫌だ」と思った瞬間、2次対策並行への決意が固まりました。

<学習時間>

自習平日:3.0時間/日
早朝(朝4時半~6時半)自宅で=2時間
出社前に会社近くのカフェで =30分
昼休みに会社会議室で    =30分
自習日曜日:3.0時間
早朝TACで(朝8時半~10時)=1.5時間
夕方TACで(17時~18時半) =1.5時間

自習時間:18時間/週(自習平日3.0時間×5日 + 自習日曜3.0時間×1日)
講義時間:10時間/週(2.5時間×4コマ/週)
=======================================
学習時間:28時間/週

最初は夜型で勉強していたのですが、夜は会社の接待や残業で学習時間を安定的に確保できないこと、また、家族が起きている時間に自分だけ勉強することに罪悪感を感じたことから朝型に切り替えました

早朝は、決まった時間に勉強を止めなければならず、勉強に乗ってきた場合でも強制終了しなければならないという短所はありましたが、お尻が切られていると不思議と勉強に熱が入りました。また、早朝は生活音や子供の乱入がなく集中を切らすことなく勉強することができました。

<1次対策>

講義前にDLフォロ-を聞き予習、講義受講後にスピード問題集と過去問題集で講義の復習をしました。インプットは問題集で行うこと(問題集がテキスト代わり)を徹底し、テキストを見る時間が学習時間全体の1割を超えないように管理しました。

これは過去の資格試験の受験経験から「問題集を利用したインプットが最も知識の定着が良い」と分かっていたためです。ちなみに、テキストを見る時間を学習時間全体の一割に抑えようとすると、自然と分からない論点の確認を除きテキストを使用できなくなりますので、テキストを音読したりテキストを暗記するなどの勉強は行いませんでした

<2次対策>

直近5年間分の過去問を週に一事例のペ-スで勉強仲間とグル-プデイスカッションを行いました。事例は各自自宅で解き、日曜早朝にTAC集まって回答比較を行いました。その際に、設問要求をどう解釈したか、与件のどの文章を解答の根拠としたか、等を話し合いました。

これにより、勉強仲間と自分の思考がどれほど掛け離れているかを、自ら客観的に認識することができました。この認識なしには、自分に特定の思考パタ-ンがあることに気付き、修正することはできなかったと思います。

少なからず誰しも、特定の思考パタ-ンを持っています。この思考パタ-ンが事例の素直な解釈を邪魔してしまうことがあります。作問者が意図する方向とは異なる事例解釈をした場合、いくら設問要求解釈や解答プロセスの完成度が高くても、正しい解答には行きつきません。自分の思考パタ-ンの癖を認識し、癖が出そうな与件文の傾向を過去の事例演習から分析し、それを意識して事例演習を続けることで、決めつけによる与件の解釈ミスが減りました。

また、集団で勉強すると、あさってな発言で集団内での自分の評価を落としたくないという動機が生じます。その結果、思考に対する精神的妥協が消え、深く考える習慣が身につきました。

このようなデイスカッションを講義後にも行いました。この際の事例は、講義中に解いたTAC自製の事例です。

<+αのマル秘学習テクニック>

TACの1・2次ストレート生に限った助言になるのですが、2次対策を並行して行える余力がある方は、1・2次ストレートの講義を受けつつ、受験経験者向けの2次試験対策パックを単科で受講することをお薦めします。

単科を受けると2次本科生コースを受けることになります。そこでは受講者はほとんどが2次試験受験経験者です。少なくとも前年に2次対策を一通り行い、本試験で極限の緊張状態で事例を解き、当年のリベンジに燃え、当年は2次対策に特化できる環境にあるハイレベルな受講生ばかりです。TAC名物講師の言葉を借りれば、『メジャ-リ-グにマイナ-リ-グの選手が混じる状況』です。レベルの高い環境に身を置くと、自分も環境に適用しようと努力しますので、成長が早く、また、運よくその場で勉強仲間が作れたため、講義以外の時間もレベルの高い環境を維持し自分を鍛えることができました。

———————————— 寄稿ここまで ————————————

ショリさん、ありがとうございました。

なるほど。レベルの高い環境に身を置いて自分を鍛える…というのは良い方法ですね。

今後は診断士合格者の様々なネットワークに身を置くことで、ショリさんが更なる成長を遂げられることを祈念しております(私も頑張りますcoldsweats01)。

さて、私がショリさんの合格体験記を拝読して、これは受験生に伝えたいなぁと思ったのは、

講義前にDLフォロ-を聞き予習、講義受講後にスピード問題集過去問題集で講義の復習をしました。インプットは問題集で行うこと(問題集がテキスト代わり)を徹底し、テキストを見る時間が学習時間全体の1割を超えないように管理しました。

という部分です。

私も色々な資格試験を通じて体得したことなのですが、「テキストは読むものではなく引くもの」です。ショリさんはサラっと「テキストを見る時間が学習時間全体の1割を超えないように管理した」と書いてありますが、受験生にとってこの一文を本当に理解できるかどうかで、一次試験対策の学習効率が大きく変化すると思います。

ぜひこの言葉の意味を噛みしめて、ヒントをつかんでいただければ幸いです。

それでは、今日はここまで。

by ZonE



こんにちは。ZonEです。

診断士試験対策において、過去問とどのように向き合うか…は1つの大切なテーマです。

本日ご紹介する合格体験記では、「過去問への取り組み方」について語っていただきました。

それでは、七福神さんよろしくお願いします。

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過去問に始まり・過去問に終わる!私の合格勉強法♪

HN:七福神  受験回数 短答:1回 論文:2回

<中小企業診断士を志した理由>

私が中小企業診断士の資格を取ろうと思ったのは、会社の上司の薦めがあったからでした。私は社会人になっても勉強は続けたいと思い、幅広く素養を身に付けられる中小企業診断士の資格に魅力を感じ、受験を決意しました。

<専門学校選び>

私は短期間で効率的に合格したいと思い、「それなら独学よりも資格の専門学校に通おう!」と考え、専門学校選びを始めました。

結果的に、1次試験では資格の大原(通信講座)にお世話になりました。また、2次試験ではTAC(教室講座)にお世話になり、この度、合格までこぎ着ける事ができました。

専門学校の良し悪しについて議論が飛び交っていますが、個人的にはどこでも大差ないと思っています。今は情報や受験ノウハウが充実し、やる気次第で自分の実力を合格レベルまで引き上げてくれる能力が、どの学校にもあると思うからです。

<1次試験に挑戦!>

1次試験対策は、専門学校から送られてくるDVDを観て授業を受け、内容を復習するという作業を繰り返しました。復習は、徹底的な過去問の繰り返しです。(具体的内容は後述)

1次試験は8月に行われます。緊張しましたが、いつも通りやれば大丈夫だと自分に言い聞かせ、問題に取り組みました。私が受験した年は、経済学が非常に難しかったのですが、経営法務や経営情報システムに助けられ、平均で60点以上を確保することができました。(自己採点した時は手が震えてました)

<2次試験に挑戦!>

私は2次試験を2回目で合格することができました。

最初の挑戦はBCBCで総合Bの不合格でした。

不合格の1番の原因は、合格へのモチベーションが1次試験後に全く上がらなかったからです。ろくに勉強せず臨んだ本番は悲惨なもので、受けた瞬間に不合格を確信しました。

2回目の2次試験は「絶対合格!」という強い気持ちを胸に、TAC2次本科生(横浜校)として勉強し、何とか合格することができました。

しかし受験後の手応えはイマイチで、「まぁ、昨年よりかマシな答案が書けたかな」くらいの感触でした。特に今年は事例4が簡単だったようですが、私はあまり自信を持って解答できず、未だに何故私が受かったのかよく分かりません。。

<診断士試験対策の勉強方法について>

私はこの合格体験記を通じて皆さんにお伝えしたい事に、私が受験生の時に行った勉強方法があります。私が行った勉強方法をご紹介することで、受験生の勉強の一助になれば幸いです。

私が行った勉強方法は、1次試験も2次試験も基本的に同じです。

それは、「徹底的な過去問の潰し込み」です。

そして自分に言い聞かせていた合言葉は、「過去問に始まり・過去問に終わる」です。

しかし、1次試験は択一式試験である一方で、2次試験は論文式試験です。そこで、それぞれ個別に私が行った具体的な勉強方法を紹介したいと思います。

[1次試験対策の勉強方法]

上記で私が述べた「潰しこみ」とは、単に問題を解くことではありません。

私にとって「潰し込み」とは、過去問の全問題の肢について、「なぜこの肢が正解(不正解)なのか」を口頭で説明出来るようにする事です。

そして、説明できなければその肢にチェックを入れ、不足の知識や考え方をテキストで調べ、理解に努めました。次に過去問を解く時は、チェックを入れた肢のみを対象に同様の作業を行い、最終的に全ての肢について説明が出来るようにしました。言い換えれば、説明できなかったチェック箇所が無くなるまで、過去問を解き続けるという事です。

上記作業を終えた時、初めて私の中で「徹底的な過去問の潰し込み」が完了したことになります。その後は、専門学校の模試や演習問題を対象に同様の作業を行い、知識に穴が無いよう努めました。

私自身、1次試験を受けて強く感じたのですが、本試験問題を解く時に思い返した知識や考え方は、過去問を解いたことで得たものが不思議と多かったです。

専門学校の出題する問題も重要ですが、受験生の皆さんには、ぜひ「過去問に始まり、過去問に終わる」を合言葉にした勉強をして欲しいと思います。

[2次試験対策の勉強方法]

2次試験対策の基本方針も、「徹底的な過去問の潰し込み」です。

しかし、私の中で2次試験対策における「潰し込み」とは、3つの意味を持ちます。

それは過去問を使って、

  1. 80分以内で解けるようにする事(=時間を計って解く事)
  2. 効率の良い解答手順を模索し、自分流のルールを確立させる事
  3. 自分が書いた答案とTACの参考答案を比較し、相違点や疑問点を明確にする事、です。

これら1~3を完了して初めて、過去問を潰し込んだと言えるようにしました。

また、私はTAC 2次本科生として1年間の勉強期間がありました。日々の勉強のモチベーションを維持する為に、TACの演習をペースメーカーとして活用しました。

つまり、毎週月~土曜日は演習で高得点を取るために準備をし(ココで過去問を使って勉強)、日曜日は演習を受ける、という生活を送っていました。

この点、上記1~3の内容を更に具体化してご紹介したいと思います。

1の目的は、本番を想定して80分以内で答案を書き上げる対応力を養うことです。ここでポイントなのは、文章で答案を書き上げる事まで行うという点です。

答案を書いている間にも新たな閃きや迷いが生じ、これ等への対応力を養うという意味でも、答案を書き上げる訓練は非常に重要だと思います。また、設問要求に対して答えを導き出すという技術と、読み手に考えを分かり易く伝える技術は全くの別物です。後者の技術は答案を書く訓練を積むことでしか、十分に養えないのではないか?と私は考え、答案を書き上げる事を続けました。

2について、具体例を挙げると、マーカー派にするか・白黒派にするか、設問全体を検討してから答案を書くか・個々の設問毎に答案を書くか等、答案を完成させるまでの自分流のルール作りを行うという事です。

私自身も様々なルールを試しましたが、ルールが自分に合っているか否かを検証する為には、本試験と同じ条件で実際に問題を解いてみる事が一番確実だと感じました。

3については、参考答案を基にして、自分の答案を採点しました。

採点をする事で自分の答案を客観的に眺めることができ、分かり辛い表現がないか、因果関係の飛躍はないか等のチェックをする事ができました。

また、自分が参考答案と違う答案を書いた場合、参考答案の解説を読み、どのような思考プロセスで答えが導き出されたのかを理解しようとしました。解説を読んでも納得いかない場合は、高久先生や補助講師の方に質問をし、自分の答案の妥当性や参考答案の解答プロセスについて疑問が残らないよう努めました。

このような勉強方法は、決して私がオリジナルで開発した画期的なものではありません。

むしろ、どこの専門学校や参考書でも強調されている非常にオーソドックスな勉強方法だと思います。

しかし、私は受験生の時に密かに感じていたのですが、周囲の受験生は安易に「過去問をやり込んだ」・「過去問はもういい」と決め付けすぎだと思いました。特に2次試験の過去問について、私は解く度に新たな発見があり、非常に奥深いものだと思っています。

受験生の皆さんにぜひアドバイスさせて頂きたい事は、自分の過去問への取り組み方を見直して欲しいという事です。出題者の意図は理解できたか、経営課題は明確になったか、分からないまま放置している知識・用語はないか等、今一度、振り返ってみて欲しいです。

<最後に>

以上のような経緯で、私は中小企業診断士試験に最終合格をすることができました。

私の受験生活を振り返ってみると、非常に多くの人に支えられて勉強を続けることができました。そのような人達に心から感謝しつつ、これからも努力を怠らずに自分自身を磨いていきたいと思っております。

最後に、熱い指導をして頂いた高久先生や補助講師の方々、手厚いサポートで快適な受験環境を整えてくれた事務局スタッフの皆様、受験仲間、家族、友人のみんなに感謝の意を述べて筆を置きたいと思います。

本当にありがとうございました!

以上

————————————- 寄稿ここから ————————————-

七福神さん、ありがとうございました。

たしかに言葉にしてしまうと同じ「過去問を1回転」でも、取り組み方の深さによって効果は大きく異なりますよね。

私も「◯時間勉強した」とか「過去問を◯回転させた」とか言うのは、(もちろん目安にはなりますが)あまり意味が無いと思っています。

同じ1時間の勉強でも集中しているかどうかで学習効率は大きく異なりますし、同じ1回転でもどこまで深く理解するかによって学習効果は大きく異なります。

皆さんもこれを機に、自分の過去問への取り組み方を今一度見つめ直していただければ幸いです。

それでは、今日はここまで☆



こんにちは。ZonEです。

本日は双六(すごろく)さんの合格体験記をお届けします。

双六さんは、1年目から2次試験にウエイトを置いた勉強を進めてこられたのですが、1次試験でわずか1点足らずに(419点)、非常に悔しいbearing想いをされた方です。

そして、2年目に見事リベンジを果たされたわけですが、合格体験記からも「絶対合格する!!」という強い意志がひしひしと伝わってきます

それでは、双六さんよろしくお願いします☆

======寄稿ここから======

平成23年度 中小企業診断士 合格体験記

ニックネーム: 双六 (すごろく)と申します。

一発道場様へのお礼とその他読者の方へ
少しでもご参考になればと思い、乱文で恐縮ですが体験記をお送りさせて頂きます。

◆学習の履歴
1次2回、2次1回
1年目 1次560h 2次120h
2年目 1次120h 2次200h

-2009年10月 T●● 1・2次ストレート受講開始
-2010年 1月 T●● 2次本科生受講開始
-2010年 9月 1次試験419点 4科目合格
-2010年 9月〜2011年5月 診断士学習から離脱
-2011年 6月 T●●講師へ相談、学習再開
-2011年 9月 1次残り3科目合格
-2011年12月 2次合格

◆私は何者
-男性、30歳、妻有子無
-会社員、新事業開発、理系院卒、その他資格なし

◆受験のきっかけ
-惰性で生きている自分が嫌になり、難度の高い事に限られた時間で挑戦したかった
-上司/先輩の無知な決断で事業が誤った方向に進む様に直面、意見を上手く言えず悔しかった

◆1次敗退の理由
診断士試験は学習を始めた当初より、2次が総本山で1次は予選、決して1次で時間を使いすぎずに2次を平行で進められるかがポイントだと考え、2次本科生も同時に受講しました。

しかし1次で足下を救われ一旦診断士の学習から離れることになります。

1次はたぶん大丈夫、得点を取りすぎるぐらいなら別物の2次試験に時間を当てた方がよいと考えていました。

でも今思うと、そういった考え方自体がこれまで蓄積された自分の最も悪いところだと感じました。

何事も全力で取り組む姿勢がこの試験には求められていると感じましたし、実際2次試験はそれまでの実力ではなく、試験の瞬間にいかに実力を発揮できるかという姿勢が要求されているのだと思います。

軽視していた1次を敗退した事の意味を自分なりに理解し修正したことが診断士試験合格のひとつの勝因だったと思っています。

◆2次合格の理由
2次合格の理由は、

  1. 狭く深く学習をしたこと
  2. 素直に応えるとは何かを常に考えたこと
  3. 当日までのメンタルトレーニングを徹底したこと

この3点に尽きます。

1.狭く深く学習をしたこと
ある程度の量は必要ですが、それ以上の量は質を低下させると考えていました。

狭く深く取り組み、何度も学習を回転させることで脳に回路を作るまでしないと当日使えるノウハウにはなり得ないのではないかと思います。

もし深く学習していないのだとするとノウハウを持たずに試験に挑戦する事になるので、それでは試験を受ける前から決着はついている、脳に深く刻み込まれた戦えるノウハウを装備することがまず第一歩で、その方法には狭く深くを何度も行うことしかないと考えて取り組んでいました。

2.素直に応えるとは何かを常に考えたこと
そもそも素直に応えることとはどういう事をいうのか常に日常生活の様々なシーンで考えていました。上司と同僚の受け答え、テレビで司会者と芸人さんとのやり取りなどを聞いて、素直に答えているかどうかをチェックしていました。

聞かれていない事を答えたり、言いたいことを言ったり、余分な話が多く質問者の期待する答えになっていないと感じる感覚を大事にするように意識していました。事例の聞かれていることに対し、素直に応えるためです。

奇をてらわず素直に答える解答が合格答案だと思っていました。

3.当日までのメンタルトレーニングを徹底したこと
サッカーの本田選手は試合の3日前から試合のシミュレーションを頭の中で繰り返し行うそうです。

私も見習って、1ヶ月前から毎日シミュレーションを繰り返しました
毎日同じでも面白くないので、もし風邪を引いてしまったら、もし隣の人が荒れていたら、もし冊子が乱丁だったら、もし事例4で経営分析がでなかったら、もしすべての事例の形式がこれまでとまったく異なっていたら。

想定される悪い事象をシミュレーションに登場させて万が一の時のメンタル面の強化を行っていました。

ですから今回試験が始まり、形式が少し異なっていると知った瞬間、チャンスが到来したと思いました

この試験は相対評価、たとえ試験問題がアラビア語にすり替わっていたとしても絶対に解いて合格してみせるという強い気持ちで臨めたことが合格を引き寄せたのではないかと思います。

◆皆さんに伝えたいこと
私はテレビを見る事が好きで、特にアスリート・漫才師等の一流の方の活躍を描いたドキュメンタリーが好きです。彼らは誰よりも真剣に目標に向かっていく姿勢があり、見ていて心を打たれます。

ただいつも、私は見ているだけでよいのだろうか、自分も程度は違うにせよ、一日一日を真剣勝負だと思い、自分を制し鼓舞させて何かに挑戦したいと感じるようになりました。

自らバッターボックスに立って、三振を恐れず今限られた時間をすべて費やしてホームランを狙いたいと思うようになります。人生でそのような機会は限られていますしいろいろな理由で立てなくなる可能性があります。

もし皆さんが来年診断士試験に挑戦できるのなら、その機会を誰よりも大切にして、全身全霊で臨んでほしいと思います。

もし全力で臨めないのであれば、厳しい言い方になってしまいますが、今この瞬間に診断士受験をやめてご家族やご自身の他の時間に当てた方がよいのではないかと思います。

Now or Never、今やるか もう決してやらないか、の気持ちで臨めばきっとすばらしい結果がついてくると信じています。

◆2次試験後
2次試験後、会場を出るとNHKが取材karaokemovieをしており、声をかけられました。

もしかしたら充実感が他の方よりも出ていたのかもしれません。それから翌日会社に行くと上司から私の業務を超えたやりがいのある仕事を任せられました。これも偶然ですがもしかしたら誰かが「君はもう受かっているからこの仕事ができるはずだ」と考えて与えてくれたのかもしれません。

私の人生、合格前提で話が進んでいないかと妙な体験をしました。

12月9日
約1時間かけて合格発表を見ました。

結果はもう既に決まっているのですが、それまでずっとずっと祈ってきました。

合格をみてガッツポーズをしたら、腰を痛めてしまいそのまま崩れて涙が止まりませんでした。

この年になってこれほど長い時間、嗚咽して泣くとは思いませんでした

最後に、診断士は素晴らしい資格です。皆さんの来年の合格を心から祈念しています。

======寄稿ここまで======

「アラビア語で出題されても絶対合格してみせる!!」という意気込みは素晴らしいですね。

今年診断士試験を受験される方も、”Now or Never“の気持ちで、全身全霊をかけて勉強し、合格の栄冠を勝ち取っていただければ幸いです。

双六さん、どうもありがとうございました。



こんにちは。ZonEです。

2012年合格目標の受験生の皆さん、学習の進捗はいかがでしょうか?

年末に向けて業務が忙しく、思うように学習が進まない…という方も多数いらっしゃるかと思います。

一方、T◯Cでは12月から速修コース(速修クラス)がスタートするようですね。8月、9月から学習を開始している受験生と同じ土俵で勝負するためには3〜4ヶ月のビハインドを挽回しなければならない…ということで、学習を開始するかどうか迷っている受験生予備軍の方々もいらっしゃるのではないでしょうか?

そんな、「診断士勉強に挫折しそうな方」や「診断士勉強の開始を躊躇している方」にぜひ読んでいただくべく、昨年速修コースで見事ストレート合格を果たした KICしんのすけさん に合格体験談を寄稿していただきましたので、ご紹介させていただきます。

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はじめまして。KICしんのすけといいます。

私は2010年度T○Cのストレート速修コース・週末通学を受講しなんとかストレート合格できました。

いよいよ2012年度速修コースが始まる時期ということで速修コースに関する私個人の体験談をご紹介したいと思います。

また、道場もストレートコースが前提の記事もありますので速修コースの方が、そのまま適用できない点の参考になればと思います。

1.速修コースのハードル

速修コースの特徴はパンフレットに譲りますが、パンフレットを読んでも最初は気づかないような私なりの速修コースの苦労した点を書きます。

①養成答練のコマがない

養成答練が教室講義ではなく、自宅学習となります。

自宅学習自体は問題ないのですが、養成答練の1週間がカリキュラムにないことが苦しかったです。

私の1次の時の1週間の学習ルーチンは

  • その週の講義内容の分のスピード問題集を解く
  • 同じく過去問を解く
  • 翌週講義分の予習(テキスト一読)

だったのですが、科目と科目の間は、上記内容に更に

  • 養成答練を解く
  • 自宅学習問題を解く

が追加されます。

つまり週次のルーチンにプラスして科目全体の復習をしなければなりませんでした。

更に新しい科目の予習は、頭がうまく切り替わらずペースが落ちました。

科目の切替わりの1週間は、通常週にプラス10時間程度の学習時間の確保が必要で仕事や家庭の事前調整に苦労した覚えがあります。

②GWのカリキュラム

速修コースは、GWの11日間に経営法務と中小企業経営政策が詰め込まれます

更に中小企業経営政策の講義最終日の数日後には企業経営理論の完成答練になります。

さすがにこの期間はキツかったです。

GWの全日を学習時間に充てても上記学習ペースは維持できず、翌週以降に学習残を残すことになりました。

ストレート生はGWは復習に充てられますが、速修生はレギュラー講義で手一杯です。

GWは勉強三昧を覚悟して、あらかじめ予定調整しておいた方がよいと思います。

③1次の学習中に2次の先行着手がしづらい

速修コースは2次スタートアップ講義・演習が自宅学習となります。

よって、1次レギュラー講義と予習復習の合間をぬって対応しなければいけません。

それだけでも十分ツラいのですから、2次学習の先行着手は現実的には難しいと思います。

私は1次不合格の恐怖から、1次の学習に集中することにして2次の学習は1次試験が終わるまでまったく着手することができませんでした。

この見えないダメージは2次の学習を始めてから痛感しました。

だからといって、1次の学習時間の合間に2次の学習を進める度胸と覚悟は私にはありませんでしたけどねcoldsweats01

④焦り

T○Cの自習室で勉強していると、ストレート生が近くで勉強していることがよくあります。

当然ですが、カリキュラムが速修より先をいっているので例えば、速修で3科目目の運営管理をやっている時に、ストレートは既に6科目目の経営法務に突入しています。

これは、とにかく焦ります

しかし焦っても仕方ありません。

目の前のことを粛々と進めましょう。

2.速修コースのメリット

ここまではネガティブなことばかりですが決してそれだけではありません。

私が速修でよかったと思えた点を書きます。

①短期集中

よく「中だるみをしないのがメリットだ」と聞きますが、これは確かに実感しました。

私は公開模試のあと、いわゆる中だるみになり、勉強をしてはいるけどしているだけという状態になりました。

見通しがたったら手を抜き始めるという自分の性格が顕著に出てきてしまい本試験でヒヤリとすることになってしまいました。

これが更に長い学習期間だったら、もっと中だるみ期間が長くなり挽回不可能になっていたかもしれません。

走りきりやすいというのは大きなメリットです。

②短期間高回転

企業経営理論を例にとると、ストレートコースが養成答練から完成講義初日までの期間が約6.5ヶ月であるのに対し速修コースは基本講義の最終日(養成答練のコマが無いため)から完成講義初日までの期間が約3.5ヶ月です。

道場で「橋げた理論」を掲げていますが、橋げたの劣化期間は短いにこしたことはありません

速修コースの方が修復期間が短くなるはずです。

③メリットではないですが、考え方として・・・

ストレートコースと速修コースの違いは完成講義が始まるまでだけです。

以降は、違いは全くありません。

そして、完成講義開始時点から1次本試験までは、まだ3ヶ月もあるのです。

完成講義開始時点で修得度合いがストレート生に比べて少なかったとしても

まだまだ挽回可能です。

しかも、ストレート生より伸びしろが残っているケースが多そうです。

3.まとめ

速修コースはストレートコースのカリキュラムを比較すると、違いは1次の基本講義までです。

よってスケジュール的なハンデは1次のみと思われがちですが(私もそう思っていました)

上述の通り、1次学習期間中の2次学習着手が難しい点を踏まえると、2次学習にも影響がありそうです。

しかし、2次試験は学習量があればよいというものではありません。(たぶん)

気づきを得られるか、とか、センス(これを言ってはおしまいですが)とかに依存するような気がしています。

現に、1次を突破するような猛者が2年かけても苦労していることもあるのです。

ですので、速修生はまずは1次突破を最優先にとにかくノンストップで突っ走る

2次は1次試験が終わってから、自分を信じてノンストップで突っ走る

これに尽きるのではないでしょうか。

決して悲観したり焦ったりすることはないです。

元々、診断士の学習は努力と根性が求められます

それはストレート生だろうと速修生だろうと変わらないのですから。

がんばってください!

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KICしんのすけさん ありがとうございました。

なるほど、速修コースは非常に大変ですが、短期集中のメリットもあるわけですね。

今回語っていただいたポイントを事前に知っておくことは、これから速修コースで学習を開始する方にとって大きなアドバンテージになると思います。

また、学習の進捗が芳しくない方も、短期集中で頑張っている受験生がいることを思えば、諦めるのはまだまだ時期早尚です。

KICしんのすけさん の合格体験記を参考に、引き続き頑張っていただければ幸いです。

それでは、今日はここまで。



こんにちは。ZonEです。

ふうじんの記事Wackyの記事で「Webフォローを予習で使う」ことについて触れていたので、ちょっと補足させていただきたいと思います。

なお、Webフォローの説明および活用法については、私が昨年書いた投稿をご参照ください。

さて、前述の投稿でも書いた通り、私も当初は「Webフォロー」という名称からくるフレーミング(思い込み)により、Webフォロー(講義動画)を復習に使用していました。

つまり、教室講義を聴いた後、Webフォローで復習する…というフローを繰り返していたわけです。

ただ私の場合、この方法だとWebフォローを聴かない(教室講義のみ受講する)よりは学習効果が高まったものの、仕事で疲れている時などWebフォローを聞きながら寝てしまうようなケースが多々あり、学習効率が悪いと感じることが時折ありました。

原因は色々とあるのですが、

  • Webフォローは教室講義に比べて緊張感が少ない(教室講義の方が「寝てはいけない」という意識が強く働く)
  • 復習として視聴するとついつい聞き流してしまう(私の場合)
  • 高速再生(x1.2とかx1.5とか)だと、視聴しながら単語カードを作成する等の同時作業が困難(追いつかない)

など、復習として(講師は違えども)同じ内容の講義を2回目に聴くのは最適解ではないと感じるようになりました(あくまでも私の場合)。

そこで、色々と試行錯誤を繰り返した結果

  • 初見の講義ならWebフォローでも集中して聴ける(初見なので緊張感を持って聴ける、聞き流さないし、眠くならない)
  • 1回聴いて理解不能なテーマを繰り返し視聴できる(2回聴いてわからなければ教室講義で再確認→授業後に質問で不明点を残さない)
  • 教室講義中(既に理解している部分を解説している時間)に単語カードなどを作成することができる
  • 教室講義が復習を兼ねるので、前倒し学習が可能になる

などのメリットを享受できることに気付いた(+学習時間が減った+答練の得点がUPした)ので、Webフォローを予習に利用するという学習モデルを確立することができたわけです。

ここで私が強調したいのは、私も初めからWebフォローを予習に利用する有用性に気付いていたわけではない…ということです。

私の受験生時代には、道場ブログのような情報源が無かったということもありますが、手探りで試行錯誤を繰り返さざるを得なかったわけです。そういった意味では(自画自賛するわけではありませんが)道場ブログは(試行錯誤の結果)執筆陣が効果が高いと感じた勉強法を紹介しているので、有用なものだとは思っています。しかし、逆に道場が生んでしまった弊害もあるなぁ…と多少懸念を感じています。

道場ブログの記事を読んだ方の反応としては、大きく分けて

  • 「合格者がこういうやり方をしてきたのだから、自分もその通りやればOKだろう」
  • 「こいつら、こんなこと書いてるけど、本当にそうかなぁ?本当かどうか、試してみるか…。」

の2種類あろうかと思います。

読者全員が後者のような「自分の軸を持っている」方であれば心配ないのですが、前者のように「自分のフィルターを通さずに鵜呑みにしてしまう」方がいらっしゃるのであれば、要注意です。

書いてあることを何も考えずに言われた通りそのままやるのと、 「本当にそれが自分にとっても最適解なのか?」「自分ならもっと良い方法を探し出せるかもしれない」と自ら考え実行するのとでは、1年後に大きな差が生じます。

道場ブログに書いてあることは参考程度に聴いていただき、仮説を立てて学習方法を洗練させていくという意識を持ち続けていただくことを切に願っております。読者の皆様も良い意味で「上から目線」で、道場ブログをご活用いただければ幸いです。

それでは、今日はここまで。

by ZonE



こんにちは。ZonEです。

勉学の秋…というわけではないでしょうが、2012年合格目標で診断士試験勉強中の受験生の多くは、9月もしくは10月から勉強をスタートしたことと思います。

ストレート合格を目指したとしても、診断士試験はけっこう長丁場

受験校に申し込んだ勢いで、スタートダッシュを決めることができた方々も、油断は禁物。

ちょうどこの時期(〜年末年始にかけて)、第1次離脱組が出てしまうのも事実。

理由としては、

  • 年末にかけて、業務が多忙になる方は、残業で勉強時間が確保できなくなる。
  • 年末年始の忘年会・新年会ラッシュで、飲酒する機会が増え勉強に身が入らなくなる。
  • 出社前に早朝勉強している方は、寒さでなかなか起きれなくなる。
  • 財務会計や経済学など苦手と感じる受験生の多い科目に突入する。
  • 一度答練で悪い点(目標点以下)を取ってしまい、自信をなくしてしまう。

など色々なケースが、複数件重なってしまうのが原因のようです。

そこで、今回はそんな離脱者を1人でも救えるように、「挫折しにくい学習計画の立て方」について考えていきたいと思います。

完璧を求めてはいけない

突然のそもそも論で申し訳ありませんが、何事においても「完璧を求める」ことは辞めておいた無難です。

自分が立てた計画通り物事が運ばないことに苛ついたり、毎日続けていたことが1日途切れてしまっただけなのにその習慣を辞めてしまう…そんな完璧主義は本当にもったいないです。

常に計画通り物事が運ぶようであれば、プロジェクトマネジメントなんて不要です。

計画と実行が乖離し始めたことを素早く察知し、軌道修正すればそれで十分。大目標(=診断士試験に合格すること)を見失ってはいけません。

例えば「診断士1次試験合格」を大目標とすれば、小目標としては

  • 公開模試で合計420点以上+40点未満の科目なし
  • 〇〇(科目名)の完成答練で70点以上
  • 〇〇(科目名)の養成答練で80点以上

などを挙げている方が多いと思います。

ここで、経済学の養成答練が80点以下だったとしても、モチベーションを著しく下げたり、イジけて勉強を辞める必要は全くない訳です。小目標を達成できなかった原因を分析して、対策を講じて(軌道修正)、完成答練で目標の70点以上を取ればOKじゃないですか。

勉強時間は目安でしかない

学習計画を立てる際に、「毎日○時間ずつ勉強する」など勉強時間を計画に挙げる方がいます。しかし、勉強時間はあくまでも目安でしかなく、計画に挙げた項目を実践するのに必要な時間を見積もったものにすぎないのです。

つまり、計画は目標から逆算して

  • 次回の講義の予習をする—読んでも分からない箇所=講義で集中して聴く箇所を事前把握しておく…などできるだけ具体的に
  • 前回の講義の復習をする—テキストから覚えるべき用語を抽出して、単語カードに書く…などできるだけ具体的に
  • 単語カードに書いた用語の意味を覚える
  • 前回の講義の範囲に対応している過去問を解く
  • スピード問題集を1回転する

など「やること」ベースで挙げる方が

  • 時間に縛られないのでリカバリしやすい
  • 具体的にやるべきことが明確
  • 密度の薄い勉強時間を回避できる
  • 目標を見失いにくい

といった点で、ベターです。

それって想定の範囲内?

学習計画というとスケジュールばかりに目がいきがちですが、想定されるリスクとその対応策について考えておく…などリスク管理の視点も重要です。

「3月の決算期に業務が超多忙になる」など想定できるリスクには先手(対策)を打っておきましょう。もし、先手が打てなくても想定の範囲内であれば、冷静に対処することができるハズです。

診断士試験勉強は、一種のパーソナルプロジェクト(プロジェクトメンバーが1名しかいないプロジェクト)と捉えることもできます。

プロジェクトメンバーは1人でも、ステークスホルダー(利害関係者)は家族・恋人や会社の上司・同僚など、それなりに存在します。

そういった意味では「家族に日頃から感謝の意を述べておく」とか「診断士受験を公言して周囲の理解を得ておく」などステークスホルダーへの働きかけも地味に重要だったりします。

ゼロベースで診断士試験勉強の計画を立てるのは結構大変かもしれませんが、受験機関に通っているのであれば(二次対策にもっと早期から 取り組むかというオプションはあるにせよ)大局的なスケジュールは受験機関がカリキュラムとして決めてくれているので、比較的ラクです。

当面は、答練をマイルストーン(チェックポイント)とした、約1ヶ月単位の科目ごとで十分なので、(この記事を参考に)学習計画を立てていけば幸いです。

完璧主義ほど低い価値観はない

完璧主義とは、最初から最後までやらない為のいいわけ

診断士受験生の大半は多忙な社会人です。立てた計画通りに進まなくて当然で、いかにリカバリするか…という意識で学習に取り組んでみてください。

それでは、今日はここまで。



こんにちは、ZonEです。

今日は、2012年合格目標として診断士受験を検討している方々(や受験勉強を始めた方々)向けに、社会人交流という観点からの診断士受験の魅力について語りたいと思います。

現代人は意外とコミュニケーションに飢えている?

昨日(10/31)はハロウィン…ということもあり、先週末は六本木や渋谷、川崎などで思い想いの格好をした人々が、街を練り歩いていたようですね(私も多数目撃しました)。ニュース番組のインタビューを観ていると、ふだんは大人しそうなのに「仮装をネタに積極的にコミュニケーションを図ることでき、楽しい」といった旨のコメントを答えている方々が多いことに驚きました。

一方、昨日(10/31)の日経MJ新聞には「SNSが結ぶランチの輪」という見出しで、ソーシャルランチ(初対面の人とのランチ交流)をセッティングするサービスが紹介されていました。社外のビジネスパーソンと交流したいというニーズにfacebookやTwitterを活用して応えるというスキームはとても興味深いですよね。

上記2例を挙げるまでもなく、スティーブン・リースという心理学者がまとめた「人間の16の基本的な欲求」にもあるように、人間には「交流(人とふれあいたい)」という欲求があります

診断士受験は上質な社会人交流をもたらす?

一流になりたければ、一流と交われ」とまでは言わなくとも、「どうせ交流するなら、自分がリスペクトできる相手と…」とお考えの方も多いかと思います。

そんな方には、(意外に感じるかもしれませんが)中小企業診断士の受験をオススメします

診断士を受験する方々は志の高いビジネスパーソンばかりです。しかも、業種や職種、年代も様々でバリエーションに富んでいます。

受験機関に通学し、そういった方々と机を並べて勉強するだけでも様々な刺激を受けますが、クラスの飲み会(無ければ自分で企画しちゃえばOK)などをキッカケに「より深い交流」を図ることも可能です。ぜひ、志の高い受験生と勉強仲間になって、上質なネットワークを構築してみてください。

診断士試験は長丁場です。仕事の波によって(業務が忙しいと)やる気が出ない時期もあります。勉強仲間は、モチベーションを維持する上でも、良い効果をもたらしてくれます。

難易度の高い同じ目標に向かって、お互いに努力し合う…という状況から生まれる一体感は、少々言い過ぎ感は否めませんが「戦友」と呼べるかもしれませんね。

合格後のネットワークも面白い

受験時代だけでなく、診断士試験に合格してからのネットワークも魅力的です。

勉強会や研究会などでの診断士交流は、(試験で問われた知識などの)バックグランドを共有した集団の中で「自分の強み」を模索/追求する良いキッカケとなります。”凄い人”に出逢える可能性も高く、交流を通じて「もっと自分を高めなくては…」と思わず感じてしまうような刺激を受けることも多いです。

また、診断士の資格更新のためには実務診断を行う必要があるのですが、企業内診断士だとグループで診断を実施することが多いです。このグループ診断を通して、メンバー間で密度の濃い交流が図れるので、表面的ではなく深みのある人脈が構築できるのも診断士の楽しさの1つかもしれません。

もちろん、社会人交流が診断士受験の主目的になるとは思えませんが、少なくとも大きな副次効果の1つになるのは事実です。

社会人として必要な様々な知識を体系的に学習できるだけでなく、上質な社会人交流も期待できる中小企業診断士試験。受験を検討している方は、今回お話しした副次効果も加味して、前向きに検討していただければ幸いです。

また、受験勉強を始めている方は、かけがえの無い良き戦友とぜひ出逢ってください。

それでは、今日はここまで。

by ZonE



こんにちは。ZonEです。

いよいよ明後日は2次本試験ですね。

ここまできたら、皆さんにアドバイスすることは何もありません。

しっかりと体調を整えて、万全の体制で遺憾なく実力を発揮しちゃってください。

…と簡単にいかないのが現実のキビしいところ。

これまで真剣に受験勉強に取り組んできた人ほど、思い入れの強さなどが裏目に出てしまい、前夜に興奮して眠れない…なんて状況に陥ってしまうことが多々あります。

「寝なくちゃいけない!!」と思えば思うほど逆効果で、余計眠れなくなってしまうという経験、あなたにもありませんか?

もし、明日の夜、そんな状況になってしまったら…というテーマで本日はお話させていただきます。

目を閉じて横になるだけでも十分

「2次試験は難しいし、1日で4つも事例を解かなくちゃいけないから、よく眠ろう」→「あれあれ、緊張/興奮してなかなか寝付けないなぁ」→「やばいなぁ、早く寝なくちゃ」→「焦れば焦るほど、目が冴えちゃって眠れないぞ」…

と「眠らなくちゃいけないのに眠れない」負のスパイラル、誰しも体験したことがありますよね?

そんな時の自分なりの対処法をお持ちでない方は、「きちんと眠らなくても大丈夫」と開き直って、部屋の電気を消して目を閉じて横になってください

無理に眠らなくても、目を閉じて横になるだけでも睡眠に近い効果を得られることが実証されています。

脳波測定を行うと、目を閉じて横になった状態でも、睡眠を取っている状態と同様に、脳波がα波に切り替わることが確認されているそうです。

また横になることによって、心臓の循環活動も、活動モードから休息モードに切り替わるそうです。

この事実がもたらす最大の効果

私もそうなのですが、「目を閉じて横になるだけで大丈夫」という事実を知っていると、気持ちが楽になり、先述した負のスパイラルに陥らなくなります。

眠れないことに神経質にならずに済むため、結果として普通に眠ることができる(睡眠がとれる)ようになるわけです。

もし、明日の夜(2次試験前夜)に「眠れない」状況に陥ったら、気楽な気持ちで目を閉じて横になっていただければ幸いです。

なお他にも、快眠(質の高い睡眠)には

  • 半身浴
  • アロマオイルやお香
  • ホットミルク
  • 青系統(青やグリーン)の落ち着いた色の寝具

なども効果が高いようです。

皆さんの本試験でのご健闘を心よりお祈りしております。

Good Luck !!

by ZonE



こんにちは。ZonEです。

2次本試験の足音が着実に迫ってきていますが、いかがお過ごしでしょうか?

私は一昨年のこの時期、非常に苦しんでいました悶々とした日々を送っていました

きっと大多数の受験生が思い悩んでいることと思います。

というのも、二次試験の勉強は、やればやるほど新しい課題が 見えてくるからです。

ですので、思い悩んでいるのは、真剣に取り組んでいる証拠、進化し続けている証拠と割り切って、不安ばかりではなく自信も持っていただきたいです。

ということで、本日は「これから二次試験の当日まで、悩みや不安と上手く付き合っていく」上で心がけたいテーマについて手短にお話させていただきたいと思います。

欲張り過ぎない

事例を解けば解くほど新しい課題が表出してくるので、ついつい焦ってしまいがちですが、「あれもこれもできるようになろう」と考えると無理がありますし、どこかで行き詰まると思います。

「試験までに確保できる勉強時間」も「80分/事例という試験時間」も大部分の受験生にとっては、決して十分とは言えません。だからこそ、時間投資対効果が大きいコトから順に手をつけることが大切です。欲張り過ぎず、何かを捨てることで確保した時間を使って、より効率的な学習やプロセスに注力している…と割り切って考えれば、「できないこと」があっても、それほど気にならなくなるハズです。

もはや今は、新しいことにトライするよりも、足下をしっかり固めることに注力する時期です。

欲張り過ぎない

「できるようになった」ことに目を向け、自信を持つ

「課題を設けて事例を解く →反省/新しい課題を抽出する」を繰り返していると、どうしても「できないこと」にばかり目が向いてしまいます。

しかし、反省とは、「 自分のしてきた言動をかえりみて、その可否を改めて考えること。」です。否だけでなく、可についてもきちんと評価した方が精神衛生的にもメリットが大きいのも事実です。

誰しも自分の成長を感じられないと、勉強が徐々に楽しくなくなってしまうものです。点数という分かりやすい成果がなかなか出ない二次試験だからこそ、否だけでなく可にも目を向けたいところです。

ぜひ、「できるようになったこと」や「なぜ今回はミスを予防できたのか?」などについても、きちんと反省していただきたいと思います。

上を向こう

自信は大きなアドバンテージ

「できないこと」が気になっていると、なかなか自信を持って試験に臨むことは難しいと思います。

自信が無いと、どうしても

  • 無理に実力以上の力を発揮しようとして、自滅する
  • 手を抜く問題や皆が解けない問題を見切れなくなる

など負のスパイラルに陥る可能性が高まってしまいます。

でも、安心してください。ライバル達の多くも同じ心理状態で、「自分はもう大丈夫」なんて考えている人は稀少です。

この試験は、良くも悪くも相対評価です。

だからこそ、今日お話しさせていただいた2点を意識して、ちょっとだけ自信を持つ(開き直る?)ことができれば、色々と余裕が生まれ、大きなアドバンテージに繋がります

自信を持って

寒暖の変化が激しく体調を崩しやすい時期ですが、風邪などひかぬように体調管理だけは十分に気を付けてくださいね。

それでは、短いですが、今日はここまで。

by ZonE



こんにちは。ZonEです。

突然ですが、皆さんは(事例を解いた際に気付きなどを記録している)反省ノートをどの程度の頻度で読み返していますか?

同じ事例を2巡目、3巡目に解いた際に「前回との差異」を確認するために読み返す?

自分の「できること」と「できないこと」を確認するために定期的に読み返す?

それとも、反省ノートを書くという「手段」が「目的」に置き換わってしまい、書いただけで満足して読み返していない?

様々な答えが聞こえてきそうですが、過去の反省を未来に活かさないと、反省ノートを書くために投資した時間とパワーが もったいない ですよね。

ということで、本日は「私が隙間時間にやっていた2次対策」第2弾として、大きめの単語カードを使った「反射神経トレーニングをご紹介させていただきます。

反省ノートに書いた時点では「知っている」レベル

反省ノートに書き溜めた

  • 自分の犯したミス(よく陥るミスのパターン)
  • 気を付けるべき「(設問文中の)キーワード」と対策
  • モレを防ぐために使えそうなフレームワーク(知識問題含む)
  • (短い文字数で多くのニュアンを表現できる)便利なフレーズ
  • 文字数を短縮するために使える漢字(「滞る」「賄う」など)

などは、反省ノートに書いただけでは「知っている」レベルでしかありません。

「知っている」レベルでは、同じミスをしたときに「そういえば前にも同じミスをしたなぁ」と気付くことはできても、ミスを予防して失点を防ぐことはできません。

また「知っている」レベルでは、試験中にフレームワークや便利なフレーズを使おうとしても、思い出すのに時間がかかってしまい、たとえ思い出せたとしても、80分という厳しい制限時間の中で他の作業に被害をもたらす可能性があります。

得点に結びつけたり、特定を安定させるには、「知っている」レベルから「体得して使いこなせる」レベルになる必要があるわけです。

本試験まで十分な時間があれば、数多くの事例を解きまくって、痛い目に合いまくって「体得して使いこなせる」レベルまで引き上げることも可能でしょう。

しかし、残念ながら(ストレート生は特に)、そんな時間はありません

であれば、工夫するしかないですよね?

2次試験対策に単語カード!?

では、「知っている」レベルから「体得して使いこなせる」レベルになるためには、どうすればよいのでしょうか?

方法は色々とあると思いますが、よく陥るミスのパターンを意識する機会を増やしたり、即座に反応できるように反射神経を鍛える必要があろうかと思います。

しかし、日々加筆されていく反省ノートを繰り返し読む…というのはあまりに非効率ですよね。

そこで、私が隙間時間にやっていたトレーニングが、冒頭にご紹介した 大きめの単語カードを使った「反射神経トレーニング」です。

「2次試験対策に単語カード!?」と意外に思われた方もいらっしゃると思いますが、単語カードの

  • 覚えていないカードだけ繰り返し訓練できる
  • テンポよく学習できるので、反射神経を鍛えるのに適している
  • 持ち運びに便利なので隙間時間に訓練できる

などの特徴は、別に用語を記憶する時以外でも有効です。

単語カードに

  • よく陥るミスのパターン → その対策
  • 気を付けるべきキーワード → 考慮すべき点
  • キーワード → モレを防ぐためのフレームワーク
  • キーワード → 知識問題対策
  • 目的 → 便利なフレーズ
  • ひらがな → 文字数を短縮するために使える漢字

などを書いておき、条件反射のように思い浮かべることができるまで、隙間時間を使ってトレーニングしておきます。

これを以前にご紹介した「問題解釈トレーニング」を絡めると、妄想の幅や深さが拡大して相乗効果が生まれます。

そして、実際に事例を解いた際にこれを適用できるようになれば、「体得して使いこなせる」までレベルアップしている証拠です。フレームワークなどに関しては注意が必要で、「選択肢として覚えたパターンを思い浮かべた上で、今回はそのパターンは使えない(もっと有力な選択肢が存在する)」と判断できるようになった時に、「体得して使いこなせる」レベルに達したと判断してよいと思います。

いずれにせよ、「体得して使いこなせる」レベルに達するまでに必要な事例数が大幅に削減できるハズです。

私の場合は単語カードを使いましたが、同じ目的を達成するのに方法は色々とあると思います。

「反省ノートを振り返っている時間はあまり取れない」方や「同じミスを繰り返す(言い換えるとミスしてからミスに気付くことが多い)」方は、自分に適した方法でかまいませんので、参考にしていただければ幸いです。

苦しい時期だとは思いますが、引き続き頑張ってください!!

それでは、今日はここまで。

by ZonE



こんにちは。ZonEです。

2次試験対策というと「いかにまとまった時間を確保して、できるだけ数多くの事例を解けるか?」が焦点になりがちです。もちろん、一定数以上の事例数をこなさないと2次試験合格は難しいでしょうから、それも大切です。

しかし、受験生の大半が「多忙な社会人」であることを考えると、確保できる「まとまった時間」には限界があります。他の受験生と差別化を図れるほどの機会に恵まれている方はほとんどいないでしょう。特にストレート生はなおさらです。

もちろん、せっかく確保した「まとまった時間」を使って解いた事例から得られる気付きなどの収穫を最大化する努力は欠かせませんが、隙間時間を使ってできるトレーニングの質を高めることも非常に重要です。

そこで、参考までに私が隙間時間を使っておこなっていた2次対策トレーニングをシリーズものとしてご紹介させていただきます。

1回目の今回は、「設問文解釈トレーニング」についてです。

「設問文解釈」がきちんとできれば大怪我を予防できる

道場ブログ読者の皆さんに「設問文解釈の重要性」について、今さらご説明するのは恐縮ですが、ちょっと挙げるだけでも、

  • 聞かれていることをきちんと答えないと得点に結びつかない。
  • 答案のブレを抑えるためのヒント(制約)が盛り込まれている。
  • 設問毎の難易度を把握することで、時間配分や強弱の付け方など全体最適を図りやすい。
  • 与件文に書かれているであろうことを予測して、情報収集効率を高める(アンテナを張る)。

など、様々な効果を期待できます。

ちょっと乱暴ですが、「『設問文解釈』がきちんとできれば、大怪我をする可能性を大幅に減らすことができる」と言っても過言ではないと思います。

ひたすら妄想

そこで、隙間時間でできるトレーニングとして私は、過去問や演習問題/模試などの設問文をコピペした資料を作成して、移動時間に取り出してひたすら妄想していました。


↑こんな感じで、A4サイズに印刷したものを半分に折って持ち歩き、

  • どんな制約の下で、何を聞かれているのかを考える。
  • 設問の難易度や与件文に書いてあるであろう要素を予想する。
  • 答案の構成要素や文章の展開を頭の中で組み立てる。
  • 特定のキーワードに対する反射神経(例:フレームワークを思い浮かべる)を鍛える。
  • 設問文へのマーク方法などを頭の中でイメージする。

など色々な課題を課しながら、ひたすら妄想していたのを覚えています。

なお、上記写真の矢印型のクリップは「BOOK DARTS」という商品で、資料を取りだした際にどの行からスタートすればよいかを瞬時に把握できるので便利です。

隙間時間をより効率的に使うには、反復動作1回あたりの無駄な動きを削ぎ落とすことも重要です。資料を取りだすたびに、毎回「どこからスタートするんだっけ…?」などと前回の続きを探していては効率的とは言えませんよね。

まとまった時間に限らず「勉強時間を確保する」ことは色々と大変だと思いますが、2次試験まで引き続き頑張っていきましょう!!

それでは、今日はここまで。

by ZonE



こんにちは。ZonEです。気づいたら、いつの間にかもう9月。皆さん、2次対策の手応えはいかがでしょうか?

この時点で「手応えバッチリ!!」という方は素晴らしいですが、まぁ希有でしょうcoldsweats01

受験生時代を振り返ると、私はこの時期「80分じゃ、watch時間足んねー!!pout」と嘆いていました。

時間不足を補うために、本来削ってはいけない解答プロセスを端折って非常に低い点数(13点とか)を取ってしまったり…と もがき苦しんでいました。

そこで、今日はその失敗を教訓も踏まえて「80分では時間が足りない」からといって「やってはいけない」ことについて述べさせていただきます。

「やってはいけないこと」というとちょっとおこがましいですが、「やってしまう」と遠回りだったり、とても非効率だったりするのは確かなので、参考にしていただければ幸いです。

制限時間を設けずに事例を解く

まず、やりがちだけど「やってはいけない」のは、「制限時間を設けずに事例を解く」ことです。

「時間さえあれば、自分はきちんと点数を取れた/答案を作成できた」と自己満足に浸りたい(というよりも慰め?)気持ちは分からなくもないですが、ハッキリ言わせていただいて「時間をかけて答案を作成する訓練をしても無駄が多い」です。

そもそも2次試験は各事例80分で答案を作成しなければならないので、制限時間でできる範囲でどうやって得点を確保する(低い得点を取らない)かが大切です。

たっぷり時間をかけて納得いく答案が作成できるようになってから時間を短縮していく…という作戦は、短期決戦には適さないといえるでしょう。「制限時間を設けないと与件文を読むスピードや答案を書くスピードが鍛えられない」という理由もありますが、「制限時間を設けて解くからこそ得られる反省点や気付きがある」というのが大きいと思います。

反省点や気付きは人それぞれですが、例えば「配点による強弱をつけた答案作成ができない(全体最適を図らなければならないのに、全問部分最適を図ろうとしてしまう)」などは、時間を測って初めて痛感するのではないでしょうか?

最初はしんどいでしょうが、きちんと時間を測って事例を解いていただきたいと思います。

削ってはいけない時間を削ろうとしてしまう

事例を解く時間をざっくり分割すると

  1. 問題要求を解釈する(設問文を読む)時間
  2. 与件文を読む時間
  3. 答案構成要素を抽出し各設問に対応づける時間
  4. 文章を記述する(答案を書く)時間

などから成り立っているといえます。

時間が足りないと、ついつい1〜4全ての時間をそれぞれ同じように短縮しようとしてしまいがちですが、ここに大きな罠があります。

前述した1〜4のうち、
1と3は時間をかけるべき部分
2と4は慣れれば時間がかからなくなる部分
です。

ここで、時間が足りないからといって1と3の時間を削ったり、プロセスを端折ったりしてしまうと大きな失点に繋がって、なかなか点数が伸びない…という泥沼にハマってしまいがちです。

1の問題要求を解釈する時間を無理に短縮しようとすると、聞かれていないことを解答してしまったり、答えなければいけない要素を忘れてしまったり…と大きくハズす可能性が高まってしまいます。設問文には答案のブレを抑制するための重要なヒント(制約)も書かれていますが、これを無視してしまうリスクも高まります。

3の与件文から各設問の構成要素を抽出する時間を十分に取らないのも、大きなミスに繋がります。設問3に使うべき要素を設問2に使ってしまったり、後半の答案との論理性や整合性が取れなくなってしまったり…と手戻りが発生してかえって時間がかかるのがオチです。

時間が足りないという意識が強いと、焦ってすぐに答案を書き出したくなりますが、グッとこらえて「かけるべき時間」は省略せずにしっかりと取っていただきたいと思います。

制限時間をきちんと測って事例を繰り返し解いていれば、制限文字数通りに文章が書けるようになったり、与件文へのマーク方法によって何度も与件文を読み返さなくなったり…と不要な時間は徐々に減りますので、焦らずに一歩一歩前進していただければ幸いです。
(私の場合は、3歩shoe進んで2歩shoe下がる…感じでしたが…coldsweats01

それでは、今日はここまで。

by ZonE



こんにちは。ZonEです。

2次試験対策では、答案作成だけでも80分必要な事例を数多く解かなければならないので、まとまった時間の捻出が1つの課題です。そろそろ学習計画は固まりましたでしょうか?

さて、2次試験対策では「解答プロセスの洗練/確立」が非常に重要とされています。多くの受験機関でも道場ブログでも、当たり前のように「自分に最適な解答プロセスを洗練/確立しましょう」的なことを説いています。

これはプロセスチーズか…

では、なぜ「解答プロセスの洗練/確立」がそれほど重要なんでしょうか?あなたは、何を目的として解答プロセスを洗練/確立しようとしているのですか?

何かを行う際に、目的意識を持つのと持たないのでは、成果に大きな差が出ます。

ということで、本日は解答プロセスを洗練/確立する意義について考えてみたいと思います。

なお、目的意識を十分お持ちの方や先日のセミナー参加者には無意味なエントリですので、読み飛ばしてくださいませ。

年に1度の一発勝負

いまさら言われなくても分かっているよ…と感じる方も多いとは思いますが、あえて言わせていただきます。

診断士2次試験は1年に1回、しかも決められた日にしか受験することができません。

どんなに受験機関の演習や模試で良い成績を取ったことがあったとしても、年に1度の本試験で上位約2割弱に入らないと合格できないわけです。

真剣に対策を重ねてきた方々は、必要以上の緊張感や大きなプレッシャーを感じるでしょう。
家族やパートナーを犠牲にしてきたと思っている方々は、なおさらです。

しかも2年連続不合格だと、翌年はまた1次試験からやり直しです。モチベーションの維持も難しいです。

さらに事例問題の難易度や事例企業の業種がさまざまな上、問題を選択することもできません(情報処理試験などでは例えば4問中2問選択して解けばOK)。自分が得意な業種が出題されることもあれば、自分の仕事とは全く無関係でイメージの涌きにくい業種が出題されることもあります。

目的は?

答案の安定性を高める

このように外部要因に大きく左右される試験で求められるのは、「大きくハズさない」答案を「コンスタントに作成できる」ことです。

「大きくハズさない」という部分は、「低い点数を取らない」と言い換えることができます。「難易度の低い問題」や「事例企業がイメージしやすい業種」の時に高い点数を取ることよりも、「難易度が高い問題」や「事例企業がイメージしにくい業種」の時に低い点数を取らないことの方が重要ということです。

そもそも診断士試験は「少数のスーパーコンサルタントを選抜するオーディション」ではありません。

また、本試験の問題の難易度は、多数の受験生が高得点を取れるほど易しいものではありません。

ということで、自分の解答プロセスを洗練/確立させる目的の1つは、答案の安定性を高めることにあると言えます。

そう考えると、解答プロセスには、過去に自分が犯した大きなミスを防ぐためのプロセスを盛り込む必要があります。

盛り込むべき根拠を丸々見落としたり、設問要求で聞かれていないことを解答してしまわないためにどんなプロセスを盛り込めば良いか…など自分に適した方法を取り入れていきましょう。

答案の再現性を高める

年に1度の本試験で、相当のプレッシャーの中で実力を発揮することはかなり難しいことです。緊張から普段当たり前にできていることができなくなる怖さがあります。

解答プロセスを確立せずに、何とはなしに事例を解いていると、本試験でプチパニックを起こして大崩れする可能性があります。

1年に1回しか受験できない本試験で実力を発揮するためには、洗練させたプロセスを無意識に実行できる状態になるまで確立させる必要があるわけです。

まぁ、実際には解答プロセスを確立していても、本試験のプレッシャーから抜けてしまうプロセスが1〜2個は出てしまうものですが…。とはいえ、多少プロセスの枝葉が落ちてしまっても、幹がしっかりしていれば、大きく崩れる可能性はかなり低減できるハズです。

ということで、自分の解答プロセスを洗練/確立させる目的の1つは、答案の再現性を高めることにあると言えます。同じ問題を同じプロセスで解けば、ほぼ同じ答案を作成できる…というレベルに達するのは大変なことですが、「一発勝負で合格する可能性を高めるためだ」と真摯に取り組んでいただきたいと思います。

無意識下で実施できる解答プロセスを洗練するという観点から考えると、プロセスを闇雲に増やすのは得策ではありません。ECRSに則って無駄なプロセスを無くしたり、複数の目的を同時に達成できるプロセスに変更するなど、プロセスをできるだけシンプルにする工夫も必要です。

最後に

今回は解答プロセスを洗練/確立する意義について述べさせていただきました。2次試験対策では、「自ら考え、仮説を立てて、試行錯誤を繰り返す」といった対策が中心になります。

この時期、先輩合格者から「どんな対策をしたのか?」を情報収集して、自分が試行錯誤するための種を集めている方が多いと思いますが、合格者の話を聞くときは、「どんな対策をしたのか?」だけでなく「何の目的でその対策をしたのか?」もきちんと聞くとなお良いと思います。

2次試験まで期間が短く、色々と焦ることも多いと思いますが、手段が目的化しないように気を付けていただければ幸いです。

それでは、今日はここまで。

by ZonE



こんにちは、ZonEです。

本試験が間近に迫って参りましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?この時期に夏風邪などひいてしまうと、大きなロスになりますので、体調管理にはくれぐれもお気をつけくださいね。

さて、本日のテーマは、ターゲットが非常に狭いです。「学習が順調に進んでいる1次試験受験生」が陥りがちなワナについて言及したいと思いますので、今年2次試験だけ受験する方や1次試験対策が順調に進んでいない方にとって有益なことは1つもないので、ブラウザを閉じて勉強に専念してくださいませ。

 
2次試験対策からの断捨離

ご存知の通り、1次試験対策では、ある程度の丸暗記も必要です。短期記憶は時間の経過と共に劣化するので、繰り返し補強する必要があります。一度記憶したからといって、油断して放置すると、本試験の緊張下で思い出せない…なんてことはザラです。

一番怖いのは、模試などで合格点を取った先行学習組の油断です。その証拠に、答練や模試の結果から「この人は絶対大丈夫だろう」と思っていた受験生が、40点未満の足切りを喰らったり、420点に1〜2点足りなかった例は、枚挙に暇がありません。

ストレート受験生にとって、2次試験対策はいくら時間をかけても、満足できるレベルまではなかなか到達できません。その結果、深みにハマってしまい、記憶の維持に使うべき時間を不安要素の多い2次試験対策に使ってしまう…というワナに陥ってしまうわけです。

もちろん、早めに2次試験に対策しておくことは素晴らしいことですし、ストレート生として大きなアドバンテージになります。しかし、この超直前期は1次試験対策に専念する方が良い…というのが道場執筆陣の共通認識です。

 
弱みは強みの裏返し

「そんなこと言われたって、2次試験は複数年目の受験生との競争だし、相対評価で結果が決まっちゃうし…。」と、2次試験対策が気になって、1次試験対策に集中できない方も多いかと思います。

そんな方に、私から「迷いを断ち切る」2つの言葉をご紹介させていただきます。

  • 1次試験に合格しないと、2次試験は受験することすらできない
  • 弱みは強みの裏返し

前者は当たり前のことですが、この時期だからこそ再認識しておいていただきたいことでもあります。2次試験対策を気にするあまり1次試験でつまずいてしまっては、元も子もありませんよね。

後者が本投稿のメインです。診断士試験勉強で学ぶテーマの1つとして、「同じ事象でも視点によって『強み』にも『弱み』にもなる」という真理があります。例えば「規模が小さい」という弱みは、視点を変えると「小回りが効く」という強みになる…といった類です。

もし現時点で2次試験対策が全然できていない(私もそうでしたが…)としても、その弱みの裏側には必ず強みに転換できる要素があるハズです。

私の場合は、1次試験が終わるまで本格的な2次試験対策は全くしていませんでした。この点については大いに反省していますが、1次試験終了後に悔んでも仕方なかったので、気持ちを切り換えることにしました。

つまり、「2次試験対策を全くしていない」という弱みを「誰よりも強い危機感を持っている」という強みとして必死に集中して勉強する原動力に変えてしまったわけです。

まぁ、開き直りといわれればそれまでですが、気持ちひとつで道が開けることも多々あります。

1次試験直前なのに、2次試験対策が気になって仕方ないようであれば、大胆に気持ちを切り替えてみてはいかがでしょうか。

 
それでは、今日はここまで☆

by ZonE

 



こんばんは。ZonEです。

本試験までのカウントダウンが進んでおりますが、過去問の消化/回転は計画通り進捗してますでしょうか?

本日は、この時期だからこそ気を付けたいポイントとして、「進捗管理」と「目的意識」について考えていきたいと思います。

 
受験勉強というプロジェクトをマネジメントできているか?

多くの受験生は多忙なビジネスパーソンですから、計画通りに勉強が進捗しない…なんてことはザラです。仕事の波や断れない飲み会など阻害要素を挙げれば、キリがありません。

もちろん綿密な計画を立てることは重要ですが、この「計画通りに進捗が進まない時に、どう対応できるか?」がより重要だと私は感じています。

計画通りに進まないからといって、急にやる気が無くなり投げ出してしまい、遅延が徐々に拡大するのはハッキリ言って3流です。

かと言って、やる気がなくならないように「余裕のあり過ぎる」計画を立てるのは、機会損失です。負荷をかけないと、成長が鈍っちゃいます。

計画通りに進まない時に、すぐに計画をリスケするのは、投げ出すよりはマシだけど、まだまだ2流です。

計画通りに進まなかった時に、挽回策を検討/発動して一定期間内にオンスケに戻してこそ1流と言えるのではないでしょうか?。

「計画通りに進まないからこそ、マネジメントする甲斐がある。」と前向きに考えて、阻害要素が出現した時にすぐリカバリ対応策を決めてしまう…というのが理想的です。スキマ時間を使って準備できることがたくさんある1次対策で、そういったクセをつけておかないと、2次対策では非常に苦しむと思います。

もちろん、計画より常に前倒しで進めることは素晴らしいことですが、「計画に余裕があり過ぎないか?」は自問しておく必要がありそうですね。

 
漫然と過去問を解くのは非効率

過去問を解く目的は、

  1. 実力を測るため
  2. 実力をつけるため
  3. 実力を維持するため

の3パターンに大別できるかと思います(他にも「出題傾向を把握するため」なども考えられますが、ここでは割愛)。

1は、「何点取れるか?」「時間内に解けるか?」「得意分野・不得意分野は何か?」などを測るために過去問を解く…という意味ですが、この時期の目的としては不適切ですよね。模試も終わっているので本試験までにやるべきことは見えていると思いますし、複数回転目の過去問では実力を正確に測ることはできません。

2に関しては、レベルが2段階あると思います。1段階目は正解の選択肢を選ぶことができるレベルで、2段階目は選択肢ごとに○×が判定できるレベルです。×の選択肢に関しては、「どの部分が×なのか?どう直せば○になるか?」まで明確にわかるようになると初見の問題でも正解できる確率が急激に高まります。

3に関しては、合格レベルの実力が付いたと認識した後で、本試験までにその実力をキープするための手段として過去問を解くというパターンです。時間の経過とともに記憶は劣化していくので、合格レベルの実力が付いたからといって、いい気になって1次対策を一切しないで2次対策ばかりに注力し、本試験(1次)で意外と苦戦した…という話はよく聞く話です。

さて、本試験まで1ヶ月を切った現時点では、2か3の目的で過去問を解いている受験生がほとんどかと思います。

でも、本来の目的をあまり意識していないで、「問題集を○回転させる」ことばかりに意識を集中してしまっている人も多いのではないでしょうか?

「問題集を解く/○回転させる」というのは手段や目安でしかなく、目的ではありません。

目的意識を持つか持たないかは、一見「気持ちの問題」だけのように感じるかもしれませんが、軽視は禁物です。目的意識が変われば、行動も変わるんです。例えば、「解説をどれだけじっくり読むか?」とか「どれだけの時間を確保するか(スケジューリング)?」、「過去問を解く順番はどうするか?」についてだけでも、

目的 実力をつける 実力を維持する
解答解説 じっくり読む ほとんど読まない
時間確保 制限時間+約1時間 制限時間+約10分
科目順序 1科目集中(連続) ローテーション

のように、細かな差異が出ます。「過去問1科目1年分を解いた」という点で、表面上は同じなんですけどね…。

カウントダウンに追われてしまう時期だからこそ、きちんと目的意識を持ってより効率的に勉強を進め、遅延が発生しても慌てずに即座に対応策を検討/発動していただければ幸いです。

それでは、今日はここまで。

by ZonE

 



こんにちは。ZonEです。

今週末はT○Cの1次公開模試とのことなので、「模試に対する心構え」や「模試で得た教訓の本試験への活かし方」について色々と考えてみたいと思います。

 
模試と答練の決定的な違い

突然ですが、「模試と答練の違い」って何でしょう?

この問いに対する答えは色々とあると思いますが、特に「答練で概ね平均点以上/60点以上取っている方々」に今一度きちんと考えていただきたいと思います。

表面的な答えの1例として、「答練は1日1科目ずつ」に対して「模試は2日にわたって7科目連続」解く…という答えがありそうですね。

これをもう少し掘り下げて考えると、例えば、「答練は1科目毎集中して準備できる」のに対して「模試は7科目まんべんなく準備しなければならない」ということになります。ということは、直前1週間の過ごし方も変わって然るべきなのです。これまで答練で良い点を取っている方も、油断している暇など無いわけです。

違う掘り下げ方もしてみましょう。答練だと1科目ずつ完結していて、ある科目の結果が他の科目に影響を及ぼすことは稀です。しかし、模試のように連続で複数科目の試験を受けると、前科目の出来による心理状況(浮き沈み)が他の科目に影響するケースが多々あります。模試に真剣に対峙すればするほど、この傾向は強いのではないでしょうか(これに関しては、模試と本試験にもっと大きな隔たりがありますが…)。

真剣さという観点から言うと、模試は「本試験前に本試験と同等の真剣さで7科目通して受験できる最後の機会」であることも、十分に認識しておいていただきたいと思います。

いくら自習室等できちんと時間を計って、2日連続で過去問1年分(7科目)を解いたとしても、模試と同じ真剣さで臨むのはかなり困難です。嘘だと思ったら、実際にやってみて下さい。

以上のように、模試は本試験前に色々なことに気付くことができる「非常に大きなチャンス」なわけです。この認識を持たずに、漫然と模試を受けてしまうのは、非常にもったいないことです。

 
あと、当たり前過ぎるお願いで恐縮ですが、模試は「絶対に模試会場で受験」してくださいね。

模試を受験しないなんて「もってのほか」ですが、自宅受験も効果半減(半分以下かも!?)だと思います。地理的状況もあるので難しい方は仕方ないですが、可能であれば、ぜひ自分が普段通っていない校舎等でアウェイ感を感じながら受験してほしいところです。

模試で試して欲しいことは、昨年も書きましたので、こちらの記事もぜひご一読ください。

なお、「本試験ではこうしよう!!」「本試験にはこれを持って行こう!!」「本試験までにこういう資料を作っておこう!!」など模試で思い知った痛みは、必ずメモしておいてくださいね。

「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ということわざがあるように、本試験まで1ヶ月もあるとついつい痛みを忘れてしまうものです…。

 
なぜ模試が本試験の1ヶ月以上前にあるのか?

ここで、模試が本試験の1ヶ月以上前に設定されている意味について考えておきましょう。

採点や順位表作成などに時間がかかる…という大人の事情は多少あるかもしれませんが、やはり理由の筆頭は、模試で得た教訓を本試験で活かすための準備期間を十分に確保するため…と考えるが一般的かと思います。

ただ、「模試で得た教訓を本試験で活かす」と言っても、どの概念レベルまで捉えて活かすか…で大きな差が出てくると思います。

科目毎の点数や間違えた問題に対する反省は誰でもやる最低限のレベルなので、道場で取り上げる必要はなさそうですね。ハイ、割愛。

1週間前~1日目、2日目の過ごし方もこれまで取り上げてきたので、大丈夫ですよね。

ということで、ここで考えておきたいのは、模試~本試験1週間前までの過ごし方、とりわけ科目間の力配分についてです。

思わず陥りがちなパターンとしては、模試で点数の低かった科目、特に60点を下回っていた科目に必要以上に注力してしまうケースです。

もちろん、弱点を補強する対策は、この試験では非常に大切です。

と言うのも、一次試験をクリアする条件が、

  1. 40点未満を取らない
  2. 平均60点以上を取る

だからです。

いくら2の条件を満たしても1の条件を満たさないと、不合格になってしまうわけです。

方針としては長所を伸ばすより短所を補う方が、理にかなっています

ただし、模試の点数だけで注力する科目を決めてしまうのは危険です。理由は2つあります。

1つ目は、科目間難易度です。

受験機関側でも科目間の難易度差を予測して模試に反映しているハズですから、点数の低かった科目の難易度や自分の科目別順位、偏差値などをきちんとチェックした上で力配分を適正に決めてください。

 
点数の再現性

模試の点数を鵜呑みにできない2つ目の理由は、点数の再現性を考慮する必要があるからです。

道場読者の皆さんなら、問題用紙の各選択肢に◯×△など記号を書き込んで、同じ正解でも1択まで絞り込めた確信解答なのか、2択までしか絞り込めなかった50%の確率で勝ち取った正解なのか、きちんと認識できていると思います。

例えば問題が25問あって、そのうち

  • 10問は確信解答(1択まで絞れた)で10問正解
  • 10問は2択まで絞れて、うち7問正解
  • 5問は全く分からず(運のみ)で2問正解

で合計19問正解で、76点だったとします。

では、もう1回試験を受けても76点取ることができるのでしょうか?

この例で実際の期待値は、10 + 10×0.5 + 5×0.25 = 16.25問 正解できる計算になります。つまり期待値は65点ということですね。

期待値65点で76点に上振れしたのだから、(悲観的に見て)下振れすると54点だった可能性も十分あり得るわけです。

こう考えていくと、実際に取った点数も大切ですが、点数の再現性から期待値や下振れした際の点数もきちんと考慮しておく必要があることが分かると思います。

特に、下振れした場合の点数が40点未満の科目があったら、重点的に補強しておくべきですよね。

実際の点数だけでなく、科目の難易度や点数の再現性も踏まえて、模試後の科目間の力配分を決めていただければ幸いです。

 
…と色々と書いてしまいましたが、まぁ、まずは今週末の模試でベストを尽くすことですね。Good Luck !!

by ZonE



こんにちは。ZonEです。

日々刻々と本試験が迫っていますが、過去問など順調に消化できていますでしょうか?

「一日○問解こう」とか「毎週○年分回そう」…などと目標は立てているものの、仕事の波や断れない飲み会などで、なかなか予定通り進んでいない…という方も多いのではないでしょうか?

今回は目標を達成するために、一貫性の法則という心理原理を活用する方法について、考えてみたいと思います。

 
目標/計画を立てていないと大きく後れる

一貫性の法則とは、「ひとたび決定を下したり、ある立場を取ると、そのコミットメントと一貫した行動を取るように、個人的にも対人的にも圧力がかかる」ことです。

要は「これから○○するよ」と言っておきながら、実際に○○しないのは、一貫性が無くて気持ち悪い…ということです。自分が××擁護派という立場を明言しているのに、××を激しく非難したり全否定するのは、違和感があって嫌ですよね。他人についても、言っていることとやっていることが全く違う人は、信頼がおけない…と感じてしまうのではないでしょうか。

社会の中で集団生活を送っている人間にとって、「一貫性」は論理性や合理性、安定性、そして誠実さの核心をなすものと考えられています。

裏返して見ると、ある問題に対して自分の立場をはっきりさせてしまえば、一貫してそれに固執することで大きな満足感が得られることになります。多大な精神的労力を必要とする複雑な日常生活を営んでいく上で、一貫性を保つことは、便利で、比較的楽で、効果的な方法となるわけです。

この原理はかなり強力で、マーケティング心理学ではお馴染み(古典的過ぎ!?)のフット・イン・ザ・ドアやローボール・テクニックといった手法も、根本的にはこの法則から派生しています。

ですので、目標や計画を立てる際に「××までに○○する」のような宣言/予告形式でコミットメントを行うだけで、(現実的なものであれば)一貫性の法則が働いて達成する可能性が高まる…といった効果が期待できます。

 
一貫性の法則を強化する4つの条件

コミットメントすれば、一貫性の法則が働くので物事が大きく進むのは前述した通りですが、冒頭の目標を立てているのになかなか達成できない…という問題解決には至っていません。

そこで、コミットメントを行っていても達成できない目標をクリアする工夫について考えていきましょう。

一貫性の法則を少し掘り下げた研究では、下記4つの条件を満たす時、コミットメントがより効果的に影響を及ぼすと言われています。

  1. 行動を含むこと
  2. 公衆の目にさらすこと
  3. 努力を要すること
  4. 自分の意志で選ぶこと

1つ目は、コミットメントに行動を伴わせる、例えば「目標を直筆で紙に書く」とより効果的だということです。頭の中で考えるだけよりも、声に出したり、文字に書いた方が効果が大きいのは、そりゃそうだ…って感じですよね。

2つ目は、コミットメントを公衆の目にさらす、例えば「同僚や勉強仲間に公言する」とより効果的だということです。公言することで周囲の協力を得やすくなるという副次的な効果も期待できそうですね。

3つ目は、コミットメントするためのハードルが高いほど、そのコミットメントに対して真摯に取り組むようになることでう。…が、ちょっと勉強への適応は難しいかもしれませんね。

4つ目は、他人から押し付けられた目標より、自分で立てた目標の方が効果的ということです。診断士の勉強自体が、多くの受験生にとって、自発的に始めたことだと思いますので、この点も考慮しなくてよさそうですね。

ということで、なかなか目標を達成できずに苦しんでいる…という方で「目標を頭の中で考えているだけ」の方や「目標を公表していない」方は、ぜひ1や2の要素を盛り込んでみてはいかがでしょうか

なお、2のパブリックコミットメント(公衆の目にさらす)方略は、プライドが高い人、あるいは公的自意識が高い人に特に有効です。自分はプライド/公的自意識が高いとお感じの方は、ぜひともお試しいただければ幸いです。

 
目標の達成可能性は適切なレベルに

「自分はきちんと目標を達成しているから問題ない」とお考えの方も、低過ぎる目標を設定して機会損失していないか?…はチェックしてくださいね。

目標70を達成した人と目標90に対して80までしか達成できなかった人では、後者の方が実績は上です。

かといって、達成可能性がゼロに近い高レベルの目標を設定してしまうと、モチベーションが上がらずにかえって逆効果です。自分が全く信じられないコミットメントですから、一貫性も何もあったもんじゃありませんよね。

ということで、目標は「頑張れば何とか達成できそう」程度のチャレンジングな達成可能性が望ましいようです。

 
最後に

「そういうお前は、一貫性の原理を使っているのか?」とツッコミが入りそうなので、年初に私が立てた2011年の(会社以外のプライベートな)目標を公言しちゃいます。

1.[勉強]PMP試験(PMI)に合格
 → ◎:クリア
2.[勉強]PM試験(IPA)に合格
 → △:6/26(日)に受験予定。年に1回しか受験できないので不安
3.[勉強]個人開発したiPhoneアプリを2本リリース
 → ○:毎週水曜夜アプリ開発研修に参加中
4.[経験]鹿児島の知覧(特攻平和会館)に行く
 → ◎’:実は今鹿児島にいます(本日の投稿は鹿児島からUP)
5.[健康]ハーフマラソン大会に2回出場
 → ○:1回出場済。2回目も申込完了

年初に道場執筆メンバに公言させていただいたので、それなりに順調に進んでおりますが、2や3は自分にとってチャレンジングな目標なので、この場をお借りして読者の皆さんの前でも公言させていただくことで、自分をさらに追い込みたいと考えております。

皆さまも、目標や計画を公言する上でぜひぜひ「道場のコメント欄」や「道場執筆陣へのメール」などをご活用いただければ幸いです。

それでは、今日はここまで。

 
by ZonE



こんにちは。ZonEです。

皆さん、中小企業経営・政策の学習は順調ですか?

受験生とお話しさせていただいて感じるのは、この科目が不得意…というか「何となくやる気になれない」と感じている方が多いなぁ…というのが私の印象です。

では、中小企業経営・政策を苦手科目たらしめている大きな要因は何でしょうか?

白書に掲載されている図表の数値やグラフでしょうか?
それとも、各種中小企業向け施策の適用条件や内容でしょうか?

私が思うに

それは。人間の心でございます。ほーっほっほっほっほっ…。

(藤子不二雄Ⓐ先生、失礼しました…)

  
無意味と思い込むのは百害あって一利無し

中小企業経営・政策における最大の敵…それは、「こんなの覚えてもしょうがないよ」という先入観だと私は思います。

「こんな数値覚えても無意味だよ」とか「施策なんて使う時に調べればいいじゃん」など学習を拒絶する理由付けはいくらでもできてしまう科目です。しかし、そう思った瞬間から貴方の脳はまともに働かなくなってしまいます

もちろん試験に合格するために義務化して覚えようとするわけですが、必要と思っていない事項を脳が覚えようとする訳がない。そもそもイヤイヤ覚えるなんて、楽しくない。精神衛生上にも、よろしくない!!

どうせ記憶するなら、前向きに効率的に記憶したいですよね?

 
脳を活性化するには…?

だったら、記憶することの必要性を理由付けして、記憶する動機付けをしてみてはいかがでしょうか?その必要性に納得感が得られれば、同じ努力をしても、成果に大きな差が出てくるハズです。「必要は発明の母」ならぬ「必要は記憶の母」作戦です。

方法は色々とあると思いますが、例えば…

自己啓発を目的として診断士の学習をしている方なら

  • 白書に出てくる様々な数値をフェルミ推定(実際に調査するのが難しいようなとらえどころのない量を、いくつかの手掛かりを元に論理的に推論し、短時間で概算する推定)の素材として使えるぞ…と理由付け/動機付ける
  • 自分が起業したら…という妄想を膨らませて、会社を大きくする各フェーズで使えそうな施策を探しつつ、その際に気をつけるべきポイントなどを当事者意識で確認しながら学習する

などの工夫が考えられます。

また、将来診断士として活躍したいとお考えの独立志向の高い方なら

  • 中小企業の社長と対面で相談に乗っているときに、「だったらこんな施策がありますよ」と何も見ずに説明できたら、信頼感がアップするぞ…と理由付け/動機付ける
  • 中小企業向け施策を記憶していることは、大手企業に勤めるコンサルタントとの差別化になるぞ…と理由付け/動機付ける

など、ちょっと意識を変えるだけで、丸暗記科目からの脱却を図ることが可能だと思います。

 
「どうもこの科目、学習意欲が湧かないなぁ…」とお悩みの方は、ぜひお試しいただければ幸いです。

それでは、今日はここまで。

by ZonE



こんばんは。ZonEです。
震災shockから10日以上経ちましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
余震や計画停電はまだ続いておりますが、私の身の周りは ほんの少しだけ平穏さを取り戻しつつある気がします。

震災後に色々な現象が発生しましたが、その中でも私が驚いたのは、コンビニの棚からカップラーメンなどが無くなったことでした。
そうです、食料や物資のmoneybag買い占めです。あな恐ろしsad、集団心理…といった感じでしたよね。

オイルショックの時も、トイレットペーパーなどの過剰な買い占めが発生したようですが、これは「自己充足的予言」によるパニックとしても有名です。

「自己充足的予言(self-fulfilling prophecy)」というのは、マートン(Merton,R.K.)の定義によると

このようになるのではないかといった予期が、無意識のうちに予期に適合した行動に人を向かわせ、結果として予言された状況を現実につくってしまうプロセス

のことで、「予言の自己成就」などとも訳されています。

そこで、今回はこの「自己充足的予言」を診断士学習に有効活用する方法について考えてみたいと思います。

 
方法は簡単

突然、堅い心理学用語が出てきたので身構えてしまった方もいらっしゃるかもしれませんが、今日は軽めの話題です。

自分のなりたい姿を自分と身の回りの人々に予言してしまおう…ただそれだけです。

例えば、財務を得意科目にしたければ、周囲の勉強仲間に「自分は財務が得意だよ」とか「自分は財務を得意科目にする」などと宣言/予言してしまいます。

あとは、「自己充足的予言」の効果で自然と財務が得意科目になるのを待つだけ…です………と言われても、さすがにちょっと眉唾ものcoldsweats01ですね。

信じていただけるようにもう少し掘り下げて、「自己暗示」と「ピグマリオン効果」に分解して説明してみます。

予言

 
自己暗示

自己暗示というと、催眠術とか胡散臭い話に聞こえるかもしれませんが、ここでは自分を「その気にさせる」程度だと思っていただければ十分です。

「その気になれ」って言われても、財務で問題がスラスラ解けるようになり、ある程度点が取れるようにならないと「その気になれない」のも事実だと思います。

ですので、自己暗示が有効に働き出すのは、今回のプロセスの後半です。予言や宣言が現実味を帯びてきたときに、自己暗示でそれを加速させる…といったイメージでしょうか。

ただ1つだけ記憶の片隅に留めておいてほしいのは、財務のテストで高得点(例えば80点)を取ったという事実に対して、
たまたま良い点数が取れた
と思うだけだと得意科目にはなりませんが
自分は財務が得意だから良い点数が取れた
と思うことができれば、財務は自然と得意科目になっていく
…ということです。

また、一度財務を得意科目だと思ってしまえば、もし科目内によく分からない分野が出てきても、「自分は財務が得意」という認知と「得意科目内によく分からない分野がある」という現実の間にある不協和を解消するような行動が取られます。専門用語で言えば「認知的不協和の解消」のために、そのよく分からない分野をそのままにせず、きちんと理解するまで自発的に学習を進めることができるようになるわけです。これも自己暗示がなせる業ですね。

ちなみに「認知的不協和の解消」とは、「矛盾した2つの認知がある状況で、その不協和(矛盾)を解消するために、比較的変えやすいほうの認知を変えて、協和している状態にする」心理作用です。マーケティング心理学でも例としてよく出てくるのでご存知の方も多いと思いますが、自分が購入した高級車をけなす雑誌を読んだ際にその雑誌を批判することで認知的不協和を解消を図る…などが好例でしょうか。

 
ピグマリオン効果

心理学用語が連続してしまい申し訳ありませんが、「ピグマリオン効果」とは「教師の生徒に対する期待や態度が、生徒たちの知能や学習の意欲に大いなる影響を与えるという現象」です。知能が普通のクラスの生徒に対して、教師にこのクラスの生徒は知能が高い子たちであるとウソをついたところ、教師は知能が高いと信じ期待や態度が変り、本当にそのクラスの生徒たちは、知能が高くなった…というハーバード大学のロンゼンサール教授の実験は聞いたことがあるかもしれません。

「自分は財務が得意だよ」と周囲に宣言することで、周囲の期待や態度はあなたをそのように扱うようになります。例えば、会社の同僚に「自分は診断士の勉強を通じて、財務が得意になった」と宣言したり、勉強仲間に「自分は財務が得意だから分からないところがあったら質問して」と言い切ってしまえば、同僚や勉強仲間はあなたにアドバイスを求めたり質問をするようになるハズです。その状況のまま何もしなければ、単なる「ハッタリ野郎」や「嘘つき」で終わりですが、前述した「認知的不協和の解消」も働いて、多くの方は「財務が本当に得意になる努力」を自然とするようになるハズです。

この方法は、周囲に「今○○の資格試験勉強しているから□□に関する事なら何でも聞いて」と大見栄を切っておいて、後でその言葉に追いつけるように頑張る…といった感じで、診断士だけでなく色々な資格勉強をする際にもかなり使えます(最近のお気に入り)。

 
最後に

私は「言霊」って結構大切だと思っています。

今回は自己充足的予言をプラス方向upで活用しよう…というテーマでお話させていただきましたが、逆に意図せずマイナス方向downに使ってしまっている方も多いのでは…とも感じています。もし、「自分は財務が不得意だから○○~」などと口にしている方がいらっしゃるなら、絶対に止めていただきたいと思います。謙遜でもそんなセリフを口にしていると、本当に不得意科目を作ることになってしまいます

どうせならプラス方向に、プラス思考で勉強を進めていってください。

それでは、今日はここまで。

 
by ZonE



こんにちは。ZonEです。

新執筆陣のパワー(素晴らしい文章)に圧倒されっぱなしcoldsweats02ですが、旧執筆陣として、私も頑張ってpencil書かせていただきます。

先日、ハカセが「知識量 x INPUT効率 x OUTPUT効率」について書き、それを受けてアックルが「OUTPUT学習」について語ってくれましたが、その中で「いきなり問題集から始める」という記述がありました。私も、これには共感するところがあるので、もう少し掘り下げて書いてみたいと思います。

 
なぜ「いきなり問題集」?

普通の勉強法だと、

  1. 講義やテキスト/参考書で知識をINPUTする
  2. 重要な用語などを記憶する
  3. 問題集を使ってOUTPUTする

というステップを通じて「知識を定着させる/得点できるようになる」のが一般的かと思います。

「いきなり問題集から始める」と聞くと、「pout知識をINPUTしてないのに、いきなり問題集なんて解けないよ!!annoy」と思われる方も多いかと思います。

そりゃそうですよね。

もちろん、問題集の使い方が、上記3とは異なるのです。

 
「いきなり問題集から始める」学習法では、

  1. 問題集を使って、INPUT効率を高める”アンテナ”を張る
  2. 講義やテキスト/参考書で知識をINPUTする
  3. 重要な用語などを記憶する
  4. 問題集を使ってOUTPUTする

といった流れになります。2~4は普通の勉強法と一緒ですね。

1では、問題集を解こうとするのではなく、斜め読みするだけです。解答や解説を読む必要はありません。

どのようなテーマが、どのような問われ方をするのか?

をザックリと把握できれば、それで十分です。これにより、講義を聴いたりテキスト/参考書を読む際の「集中すべきポイント」に関する無意識下のアンテナが形成され、INPUT効率が格段に上がります。

 
脳はほとんどのデータをスルーする

「アンテナを張るだけで、INPUT効率が上がる」…とか聞くと、ちょっと眉唾に感じるかもしれませんので、少しだけ補足しておきましょう。

らいじんの記事にも「人は、見たいものしか見ない、聞きたいものしか聞かない生き物」とありますが、本当にその通りだと思います。

「情報=データ+意味」と定義するのであれば、人間は目や耳からINPUTしたデータのほんの一部しか情報として認識していないわけです。

ウソだと思うのであれば、ぜひ下記の実験をしてみてください。

 
[実験]
あなたがいつも通っている道を歩く際に、何か1つの色を決めて、その色を注目しながら歩いてみてください。
いつも目にしている風景なのに、たくさんの情報を見落としていることに気付くと思います。

 
早速、今日の帰り道にでも実際に試してみてください。「こんなところにこんな看板が…」など新たな発見があるハズです。

ちなみに、これは「カラーバス」という情報収集技法でもあります。興味のある方は、ググってみてくださいな。

 
特に有効なのは「独学での資格試験勉強」

さて、話を戻しますが、「いきなり問題集から始める」学習法は、特に「独学での資格試験勉強」に有効です。

アックル同様、私も診断士に合格してから、この1年間で「宅地建物取引主任者」「貸金業務取扱主任者」「1級カラーコーディネータ(商品色彩)」「PMP」などの資格を取得しました。このうち受験機関に通った宅建以外は、「いきなり問題集から始める」学習法で短期間かつ独学で合格することができましたので、その効果は実証済みです。

受験機関に通っていると、頻出分野/テーマを重点的に学習できるのでよいのですが、独学だと重点的に学習すべき分野/テーマが分からないので、ついついテキスト/参考書を最初から最後まで同じトーンでメリハリをつけずに読んでしまいがちです。

最初に問題集を斜め読みするだけで、同じテキスト/参考書を読んでも、得られる情報が大きく異なるので、独学受験生の方は ぜひ一度お試しいただければ幸いです。

もちろん受験機関に通っている方も、そのテーマがどのような聞かれ方をするのか…を事前に把握しておくことで、INPUT効率はそれなりに上がると思います。

 
使用上の注意

ただし、この学習法にもデメリットがあります。効率化を求めるあまり、資格試験に合格すること自体が目的化してしまう(しがちな)点です。

もちろん、資格を取得すること自体が目的という方もいらっしゃるかもしれません。しかし、大半の方は、「○○のために□□に関する知識を身につける」という目的に対して、目安+手段として「××という資格を取得する」という選択肢を選んでいるのではないでしょうか?

試験での出題頻度が低くとも、重要な分野/テーマは色々あるハズなのに、それらを疎かにしてしまう可能性があるのはちょっと問題だと思います。

重要な分野/テーマだからこそ出題頻度が高い…ことを祈るばかりです。

 
まとめ

といった感じで、本日は「いきなり問題集から始める」学習法をご紹介しました。

この学習法は、「ゴールから逆算する」という要素や

あるべき姿:問題を解けるようになる
現状   :勉強前の自分

「あるべき姿」と「現状」のギャップを埋めるという要素も含んでいます。

また、上位概念としては、本を読む際に、目次を眺めて「この本からどんなことを吸収するか?」を考えてから読み始める…といった速読法の1要素にも通じるものがあります。

JCも書いていましたが、色々と考え、工夫しながら勉強するのは、楽しいものです。

ぜひ、皆さんも楽しみながら、勉強を頑張ってください。

それでは、今日はここまで。

 
by ZonE



こんにちは。ZonEです。

最近私はストーリーテリングについて勉強中です。どんなことでも、概念的な話をするよりも、身近な具体例や寓話、歴史上の物語等で説明した方が、分かりやすいですし、記憶にも残りますよね。

ということで、今日はせっかく記憶した知識を忘れにくくする勉強法について考えてみたいと思います。

 
記憶の種類は3種類

一慨に記憶といっても

  • A.昨日の夕飯に食べたモノ
  • B.OSI参照モデルの7階層の名称
  • C.自転車の乗り方

など色々な種類があります。

脳科学(といっても諸説あるとは思いますが)では、記憶の種類を大きく3つに分類し、それぞれ「経験記憶」「知識記憶」「方法記憶」と呼んでいるそうです。

経験記憶というのは、文字通り各自が経験した記憶で、前述した「A.昨日の夕飯に食べたモノ(何を食べたか?)」や「経済学の答練で悲惨な点数を取った」などです。言い換えると「自分の過去の経験が絡んだ記憶」ということになります。

知識記憶は、知識や情報などに関する記憶で、前述した「B.OSI参照モデルの7階層の名称」などの診断士試験勉強で記憶しなければいけない用語とその意味や「円の面積の公式」、「郵便ポストの場所」などです。知識記憶は、「何かきっかけがないとうまく思い出せない」という特徴があるそうです。診断士試験関連の知識の場合、問題文がきっかけとなり思い出す…といったところでしょうか。

方法記憶は、体で覚える記憶で、前述した「C.自転車の乗り方」や「ボールの投げ方」などです。「ものごとのやり方を覚える記憶」とも定義でき、「無意識になされる記憶」という特徴があります。

察しの良い皆さんならもうお気付きの通り、

「方法記憶」>「経験記憶」>「知識記憶」

の順で、忘れにくい、いわゆる「粘着性の高い記憶」です。

そして、残念ながら、診断士試験勉強で記憶しなければならないほとんどの事柄が「知識記憶」なわけです。

さらに残念なことに、「知識記憶」が得意なのは(もちろん個人差はありますが)中学生まで…だそうです。

年齢を重ねるほど、「経験記憶」>「知識記憶」が発達し、丸暗記が通用しにくくなるわけです。

だからといって、記憶した知識を忘れてしまうのは仕方がないから開き直ろう!!
…ではお話にならないので、この「知識記憶」を「経験記憶」や「方法記憶」に近づける方法を考えていきましょう。

 
精緻化

まず、「知識記憶」を「経験記憶」に近づける方法について考えてみましょう。

診断士の同期合格者と「名前をど忘れした理論」などを話していると、よく

「それ、企業経営理論のテキストのこんな図の横で説明されていたヤツだ…」

という会話になります。実はこれ、経験記憶を利用した例だったりします。

純粋な知識記憶でも、何かに関連付けて覚えることで、経験記憶に近づきます

このように「物事の内容を連合させて、より豊富にすること」を脳科学用語で「精緻化(せいちか)」というそうです。

物事を理解し理解し連合させると、思い出しやすくなるのはこのためで、「語呂合わせ」や「串刺し記憶法」もこれにマッチしているわけです。

ちなみに、語呂合わせは、「自分で考えたもの」の方が記憶に残りやすいです。また、他人の考えた語呂合わせでも「情景をイメージする」ことで、より記憶に残りやすくすることが可能です。

 
ストーリーで疑似体験

知識記憶どうしを関連付けするだけでなく、知識記憶と経験記憶を関連付けるとより記憶の粘着性は高まります

「自分が経験した事柄」や「自分の勤めている企業が採用している施策」に関連する用語を容易に記憶できた経験はどなたもお持ちではないでしょうか?

ただ、自分が経験したことがある事柄には限界がありますよね。

でも、思い出してください。自動車業界で働いていない方でもインテグラル型アーキテクチャを「メーカー系列ごとの自動車生産」のストーリーで記憶できたように、またベータのビデオデッキを購入したことがない方でもネットワーク外部性やデファクトスタンダードを「VHS対ベータ」のストーリーで記憶できたように、ストーリーを通じて疑似体験することは可能ですよね。

診断士試験知識に関連したストーリーを探すのは多少手間かもしれませんが、

  • 企業経営理論ならビジネス番組やビジネス雑誌などを使って、実際の企業例と関連付ける
  • 運営管理なら工場の様子をイメージしたり、実際の小売業の店舗などと関連付ける
  • 経営法務なら実際の判例などと関連付ける
  • 中小政策ならグラフが示す意味をストーリー化する

など、工夫すればいくらでもできるハズです。

ちなみに、ストーリーで学習すると、無意識のうちに頭の中で色々とイメージすることになるので、右脳を併用して記憶する…という効果もあるようです。

少々遠回りに感じるかもしれませんが、長い目で見れば効率的な学習といえると思います。

 
方法記憶まで落とし込めれば最強

ボールを投げたり、自転車に乗ったりする時に、論理的に体の動かし方を考えている人はいないと思います。どちらかというと「反射的に」「無意識に」行動しているのではないでしょうか。

診断士試験知識でも、フレームワークや2次試験対策に関しては、習慣化することで方法記憶に近づけることが可能です。

コンサルの仕事をしている方がSWOT分析する際や、SEの方がウォーターモデルで開発する際などに、「反射的に」「無意識に」動けるのと同じようなイメージです。

例えば、

  • 飲食店で食事をする際に、客単価や席数、回転率から1日の売上を推測する。
  • 飲食店で効率的/非効率なオペレーションを見極め、生産管理でいうところの何にあたるのかを考える。
  • 株式取引を行う際に、各種経営指標を自分で計算する。
  • 新製品/新商品の4P+ターゲットを考えてみる。

など繰り返し行うことで習慣化することは可能だと思います。

また、2次試験対策についても、きちんと対策していくと、テスト直前には答案作成手順を「反射的に」「無意識に」行えるようになるハズです。

以上、今回は3種類の記憶を意識してみましょう…というお話をさせていただきました。

もちろん、試験直前期には、ある程度短期的な知識記憶を詰め込む必要がありますが、時間的に余裕がある今だからこそ、「知識記憶」を「経験記憶」や「方法記憶」に近づける工夫をしていただければ幸いです。

それでは、今日はここまで。

by ZonE



こんにちは。ZonEです。

私は、Twitterで診断士受験生を可能な範囲でフォローさせていただきており、またコンスタントに「#smec」などのハッシュタグが付いた投稿をチェックさせていただいております。(Twitter ID : zonet0605)

タイムラインを眺めていると、多くの方々が早朝から励まし合いながら学習を開始されていて、色々と刺激を受けます。

とは言っても、以前に道場ブログにも書いたように、私は生粋の夜型人間なので、刺激を受けても朝型にシフトすることはなく、夜頑張るための糧とさせていただくだけですが…。

そんな中、タイムラインを眺めていると
「最近、深夜勉強しかできていない。このままじゃダメだ。」
「朝早起きできない日が続いていて、勉強が進んでいない。」
などの意見も数多く目にします。

では、なぜ朝型じゃなきゃダメなんですか?
なぜ「朝型=美徳」のように感じているのですか?

朝

 
朝型のメリット

「朝型=美徳」という風潮の一因は、社会人向けの「勉強しようぜ」本の多くが早朝勉強を推奨しているからだと思います。

朝型勉強のメリットには、

1.勉強の習慣付けがしやすい

通常、業務開始時刻は毎日同じなので、起床時間を一定に保てば、一定の勉強時間を確保できます。その結果、「勉強をする」という習慣に繋がりやすいと言えると思います。「勉強しようぜ」本のターゲットである「勉強していない人」を勉強するようにする(ライフスタイルを変える)には、朝型が適切なのは明白です(もちろん動機付けの方がもっと大事ですが…)。

2.効率的な勉強がしやすい

前項同様、業務開始時刻に準じて勉強の終了時刻が決まっているため、だらだらと惰性で勉強するケースが少なくなり、効率的な勉強がしやすくなります。まぁ、パーキンソンの(第一)法則の派生形とも言えるのでしょうが、「お尻が決まっていると、物事が効率的に進む」というのは誰しも経験したことがあるのではないでしょうか?

3.頭の冴えが良い

十分に睡眠を取ってリフレッシュした脳で勉強に臨めるので、頭が冴えて理解力が増す効果も期待できます。疲労感ゼロの状態で勉強できることで集中力が増すことも、予想できます。

4.いかにもデキるビジネスパーソンっぽい

早朝から喫茶店などで勉強していると、いかにもデキるビジネスパーソンといった感じで、「早起きして勉強している自分に酔うことができる」というメリットも心理的にはあるのかもしれません。

などが挙げられるかと思います。

もちろん、私も朝型勉強のメリットを否定するつもりは毛頭ありません

「朝型になりたくてもなれない」「朝型にトライしたけどストレスが溜まるだけで続かなかった」夜型の方々にも自信を持って学習を進めていただきたいだけです。

そこで、夜型のメリットデメリットを抑制するための留意点について考えてみたいと思います。

 
夜型のメリット

夜型のメリットは以前にも何点か書きましたが、

1.記憶系勉強は寝る前が効果的

用語や数値などを記憶するには、寝る前に覚えた方が記憶に残りやすく効果的…とのことです。夜型勉強の後半に記憶系をスケジューリングすることで、効率的な記憶を図ることができます。

2.脳が疲れた状態で勉強する訓練が可能

本試験は、2日間で7科目(1次試験)や1日で4事例(2次試験)を解かなければなりません。つまり、ほとんどの科目/事例に、脳が疲れた状態で臨まなければならないのです。だったら、朝 頭がスッキリした状態で問題を解くより、仕事で頭を使って疲れ果てた状態で問題を解いた方が、ある意味トレーニングになるハズです。

3.時間的に融通がきく

一見、朝型のメリット2と矛盾するように感じるかもしれませんが、夜型なら「○○が終わるまで寝ない!!」とノルマを課すような勉強方法も可能です。背水の陣ではありませんが、時間的にではなく、タスク的に自分を追い込んで勉強効率を上げる…という効果が期待できます。

などが代表例だと思います。

夜

 
夜型のデメリットを抑制する工夫

夜型の方は、

  • 寝る時刻を決めず、何となくだらだら勉強してしまう。(朝型のメリット2の裏返し)
  • 仕事の波に左右され、忙しい時期は勉強が疎かになってしまう
  • 飲み会などがあると、どうしても勉強できない。

などが悩みのタネだと思います。

そこで、私が決めた夜型勉強のルールは、

  1. 「どんなに疲れていても、終了時刻を決めて勉強する」
  2. タスク型ノルマで自分を追い込むなら、週の始め(日・月など)にする」
  3. 飲み会の日は無理せずに早く寝て、翌朝早めに起きて勉強する」

といったものでした。

1は、「仕事の繁閑により勉強の開始時間が変化する」「仕事が忙しいと勉強が疎かになりやすい」といった夜型のデメリットを抑制しつつ、朝型のメリット2を夜型にも適用するためのルールです。夜型でも「○時には何があっても絶対寝る!!」と決めてから勉強すれば、効率的な勉強は可能だと思います。

2は、夜型のメリット3をより強めるためのルールです。週の始めから寝不足になってしまうと、その週は1週間通してツラいですよね?そんなの私は絶対嫌です。嫌だからこそ、早く片付けて寝よう…という気持ちが強くなり、より効率的な勉強が可能になると考えました。

とはいえ、ある程度アルコールが入ってしまうと、どうしても勉強効率は落ちてしまいます。人間関係も大切なので、飲み会は断りたくなかった私は、楽しんだ代償として「飲み会の翌朝ぐらいは我慢して早起きしよう!!」と決意し、ルール3を設けたわけです。

 
朝型、夜型どちらが良いか?なんて議論はナンセンス

…とまぁ、夜型の方々にもっと自信を持って/胸を張っていただきたかったがために色々と書いてきましたが、ここで大切なのは、朝型と夜型のどちらが優れているか?ではありません。前述した様々な理論が脳科学的に正しいかどうかも、大きな問題ではありません。論理的に筋が通っていて信ずるに足るものであれば、十分です。

自分の勉強法に自信を持って、自分の勉強法が効率的だと信じていれば、偽薬(プラシーボ)効果で、勉強効率も自然と高まっているハズです。

ですから、
「朝型の方が良いハズなのに、自分は夜型でダメだぁ…」
なんてネガティブ発想は、もったいないから辞めましょうよ!!

そもそも朝型と夜型に2分されるという発想自体がナンセンスだと思いませんか?

夜勉強することが多かった(敢えて夜型とは書きません)私が、飲み会の次の日は早起きして勉強したように(そういえば2次試験の超直前期も必要に迫られて早朝勉強したなぁ…)、朝勉強することが多い方も「記憶系の勉強は寝る前にする」など、自分なりの工夫を盛り込んだハイブリッド型の勉強スタイルを確立していった方が、勉強していて楽しいし、効率も上がるハズです。

ステレオタイプに囚われずに、仮説・検証を繰り返しながら、自分の勉強スタイルを確立していっていただければ幸いです。

 
それでは、今日はここまで。

 
by ZonE



本日3本目の合格体験記は、マッキー さんの合格体験記です。

— 寄稿ここから —

2010年度 中小企業診断士試験に合格しました、マッキーと申します。よろしくお願いします。

私は、ある受験校の通信生です。2010年2月から学習を開始し、1次・2次とも通信講座を受講しました。ただ、2次試験を受験するにあたっては、いい教材だけでは限界があり、いくつかのブログで情報収集できたことが大きな力になりました。現在、独学や通信で来年度の合格を目指している方に、少しでもお力添えになれば幸いです。

  
通学?通信?

まず、私が通信制を選択した理由をお話しします。最初は通学も検討しましたが、①勤務地の都合で通学が容易でなかった、②講義形式だと集中力が続かない、③お金がかかる、という理由で断念しました。

今ふりかえってみると、特に②が一番大事な部分だったと思います。学習を進めていく上で、「分かったつもり」「やったつもり」は大敵です。私の場合で言えば、講義を聴いているとどうしても「分かったつもり」になってしまいます。途中で別のことに気を取られたりしていても、です。これでは、分かっていないのと等しいですね。ですから私は、自分の集中力と相談しながら学習時間を決められる通信制を選択しました。但し、通信(または独学)は、強い意志がないと続かないのはご承知のとおりです。ストイックに自分を追い込める(いろいろなことを我慢できる)タイプの方は、通信でも全く問題なく合格できます!

 
1次対策:とにかくインプット

学習方法についてお話します。1次試験対策でまず初めにトライしたのは、テキストの要約ノートを作るという方法でした。要約するには、もちろん理解しなければいけません。また、ノートに書く(手を使う)ことで、内容が記憶に残っていくという効果も期待していました。

ところが学習を進めていくと、当然のように既出の内容がどんどん再登場するのですが、その度に結局前に戻って教科書を読みなおしている、つまり要約が知識の定着に繋がっていないという状態に気がつきました。それで、2科目目の途中から学習方法の変更に踏み切ったのです。

次に取った学習方法は、単語カードの作成です。なぜかというと、テキストの理解を深めるためには、まず基礎となる知識(断片的な部分)が定着していることが必要だと思ったからです(単語カードは自分で作成することがミソです。この過程も、知識の定着の一助になるからです)。ちなみに単語カードといっても、内容はほぼ要約ノートと変わりません。例えば表面に「バーナードの理論」と書いて、裏には組織の成立要件をずらずらと書き並べていきます。通勤の電車の中、及び駅から会社までの徒歩の時間を利用して、この単語カードの内容を暗記し、基礎知識の定着を図りました。

そして7科目目まで終えたら、それからが本番です。テキスト2巡目として、基礎知識を得た状態でもう一度テキストを読み込んでいきました。この時点では、1巡目と比べるとやはり理解度が全く違います。もちろん、どこが理解できていないかも判ってくるため、単語カードは適宜追加します。1次試験は科目数が多く、最後の科目まで行くとやはり最初の方の科目が不安になってきたので、試験前3週間でテキスト3巡目の読み込みを行いました。また、2巡目に入ってからは、通勤時間におさらいする単語カードの科目はランダムに選び、知識の安定を目指しました。

 
2次対策:人のやり方を参考にしよう

2次試験の学習方法ですが、1次試験とは全く違います。こちらも通信の教材を利用したのですが、まずはテキストに沿った形で解答プロセスを理解することから始め、過去問(8問、解説付き)に取り組み、解き方に慣れていきました。

もちろん、8問やってみたくらいでは全く結果を出せないので、ネットで過去問と模範解答を拾って取り組みました。この時点では、解答プロセスを身につけるため、時間は無制限で1日1事例を目標にしています。ただ、ネットで拾った事例は解説がなく、さらに本当の正解も分からないため、やってもやっても手応えが得られない状況が続きました。

そんな中、診断士関連のブログが数多く存在することを知りました。2次試験対策は、壁にぶち当たることが多々あり、そんな時にブログの過去の記事を探すと答えが見つかったりします。今まで受験生仲間がおらず、情報交換が全くできなかった私には、ブログの存在は非常にためになりました。そして、それがきっかけで事例に相対するテクニック的な部分を考えるようになりました。

過去問は、受験校の模試や添削問題に比べて良問だと言われています。私の場合は、過去問7年分を3巡やりました。解答プロセスを確立するためには、一度解いた事例でも十分意味があります。特に、新しいテクニックを用いて事例に取り組むと、前回と全く違う解答が作れたりします。問題にある程度慣れてきたら、時間を計りながら1日2事例を目標に取り組みました。なお、2次はアウトプット訓練が重要と言われますが、やはりこの時点でもインプットは必要です。それは、「切り口」がすぐに出てくるようにインプットするということです。例えば、「モラール低下」という言葉に対して、「人事システムの4本柱」「責任と権限の移譲」「コミュニケーション」「小さな成功体験」…などの言葉がすぐに出てくるようにするのです。ですから、2次対策でも単語カードはフル活用しました。

テクニック的な部分で言えば、①時間配分を決める、②題意把握のために問題文の要約をする、③与件文に3色でアンダーラインを引く、④事例Ⅳの問題1での解答に定型文を用いる、などを行いました。特に②を始めてから、解答レベルが変わった気がしています。みなさんも、いろんな人の解答プロセスを真似してみて、自分に合ったプロセスを作り出してください。ちなみに私も、ブログを参考に新しい解法に取り組んだり、最初のテキストどおりの方法に回帰したり、という試行錯誤を続けました。上記①~④のような自分なりのプロセスができたのは、試験の2週間くらい前のことです。

 
試験間際の過ごし方

それでは、試験当日に向けた対策をお話しします。7月、そろそろ1次本試験を想定した準備を始めたい時期です。私は模試を受けなかったのですが、その代わり、試験3週間前の土日を使って本試験と全く同じタイムスケジュールで前年度の問題にチャレンジしました。朝起きる時間から、会場までの移動時間を想定した散歩(もちろん手には単語カードです)、試験会場入りした後の直前の復習等、全て本番通りの時間で行いました。

試験当日ですが、私はもともとプレッシャーに弱いうえ、緊張すると前の晩よく眠れない性質ですので、試験中に眠くならないように「3種の神器」を準備しました。それは…

① メガシャキ
② 缶コーヒー(大きめのボトル)
③ ブラックブラックガム

会場到着後と昼休みに①を飲みました。②と③は頻繁に口にしました。特にメガシャキは、集中力を高める効果があるようです。自分でも驚くほど集中できました。そのおかげで、無事に試験を通過することができたと思っています。

2次試験対策では、9月初めに模試を受けることにしました。また、9月末からは、日曜毎に本試験を想定した1日を過ごしました。通信の添削問題で1日、最後まで解かずに残しておいた前年度の過去問で1日、他の日は既に解いている問題の再チャレンジです。本試験で1日4事例に取り組むのは相当疲れますので、これは早めに慣れておいた方がいいでしょう。それから、2次試験は10月下旬です。風邪対策は例年以上に行った方がいいですね。私も小学校の時以来のインフルエンザ予防接種を受けました。

 
さあ、覚悟を決めましょう。

まだ受験勉強を始めていない方、これからでも十分にストレート合格の可能性はあります。特に、受験校の1次向けテキストはとても洗練されていますから、これをインプットできれば8割以上の得点が可能です(テキストでカバーしきれない問題もでますが、そこは無視するくらいのつもりで大丈夫です)。つまり、テキストを80%インプットできれば、試験では64%以上得点できます。まずはテキストの完全理解・インプットに努めましょう。2次試験対策も、1次試験終了後でも何とか間に合います。但し、ここでは情報収集を積極的に行って、自分なりの解答プロセスを早く確立することです。

最後に、私の受験生としての過ごし方を紹介します。

月・水⇒朝5時前に起床、自習90分。夜は8時~11時まで自習。
火・木⇒朝は同様に90分。スポーツクラブで泳いでから帰宅、9時~11時まで自習。
金  ⇒朝は同様に90分。夜は8時~10時まで自習120分、その後お酒を頂く。
土・日⇒朝7時頃起床、夕方まで断続的に自習(実質)8時間。その後買い出し、団欒。
ゴルフ⇒自粛
飲み会⇒なるべく自粛
会社行事の飲み会⇒必ず1次会で帰宅
TV⇒朝食の時間のニュースと、寝る前の数分、週末の夜のみ

何だか聖人君子のような生活に聞こえますが、実際に8ヶ月間こんな生活をしていました。逆に、これくらいしないと短期間での合格は難しいのかもしれません。覚悟を決めて、9ヶ月間は遊びを我慢して頑張ってみませんか?

それから、家族には大変な我慢を強いてきたと思います。家族持ちの方は、学習を始めるにあたり充分に理解を得るよう努め、ことあるごとに感謝を忘れないことも大切です!

それでは、来年の今頃、一緒に勝利の美酒を味わいましょう。お待ちしています。

— 寄稿ここまで —

マッキーさん、どうもありがとうございました。

受験生同士の情報交換が発生しにくいという通信制のデメリットをブログでカバーし、いろんな人の解答プロセスを真似しつつ、自分に合ったプロセスを洗練させていった点が素晴らしいですね。

受験生の皆さんも、マッキーさんのように「仮説→実践→検証」を繰り返して、自分に適した学習法や解答プロセスを探求していただければ幸いです。

それでは、今日はここまで。

 



こんにちは。ZonEです。

本日は、合格体験記×豪華(?)3本立てでお送りいたします。

まず1本目は、KensukeEguchi さんの一風変わった合格体験記です。

— 寄稿ここから —

合格体験記
私は、直前期に直面した「内なる敵」と、どう対峙しどう退治したか

1.前説
2.受験暦、2次再開~当日朝
3.当日の仕掛け(各事例対策)
4.最後に

————————————–
1.前説

2009年1次突破、2010年2次突破の、KensukeEguchiです。

基本スペックは、
・31歳、既婚、子なし。
・中堅企業(上場環境装置メーカー)勤務
・ここ3年ほどは事業開発に従事。

 
まっとうな合格体験記としては、
長い受験をともに戦った勉強仲間にささえられた事、
もっと言うと勉強会の運営にあまり貢献できずフリーライド状態だったこと、
支えてくれた家族や応援してくれた人達のこと、
などが実際の合格要因ですし、書きたい事、そして伝えたい感謝の中核なんですが、
まあ、それは日を改めるとして…

ここでは、私が直前期に直面した「内なる敵」とどう対峙しどう退治したか
についてご一緒に振り返っていただければと思います。

 
————————————–
2.受験暦、2次再開~当日朝

2008年某日 参考書(スピードテキスト7科目分)を購入。ナナメ読み。
2008年初夏 T■C1次模試をためしに受験し、独学は無理と判断
2008年11月 T■C1次2次ストレート本科 受講開始。
2009年7月 1次合格(合計469点)
2009年10月 2次敗退(ACBB総合B)

以上が初年度。色々な思い出や教訓もありますが、
本稿では、2次試験リベンジ開始から陳述していきます。

  

2010年5月、T■Cチェック模試を機に、試験対策を再開しました。
事例Ⅳがなんとかなれば、なんとかなるかな?というまずまずのスタート。

2010年9月のT■C直前模試では上位7%、A判定をマーク。
ただし事例演習ではA判定~D判定をぐるぐると全く安定せず

とくに財務は直前までひどい点数を連発。
直前3週間の時点で講師に
「もう財務の過去問やんなくていいですよね?」と質問。
質問というより、あれは子供がぐずってる状態だったなあと。
(心優しい講師からは、的確なアドバイスをいただきました。本当に器が広い方でした。1次からずっとお世話になっています。)

 

 
そのあたりから、「もう時間ない」「今年駄目かも」的な不安が波状攻撃
1週間前の土日を最後に、本試験まで、事例Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ対策は全く手をつけてません。
たまたま仕事もピークで、焦った精神状態に拍車をかけてました。

試験前々日の金曜は有給を取得。
この日、不安は波というより津波で来ました。
1日試験対策は何もせず。テキストも開かない。
ちょうど家族がいない日で、一日バイオハザード(iPhoneのゲーム)にハマる始末。
さすがに前々日に仲間や講師に愚痴るわけにもいかず…
やばい、このモードを引きずったら試験当日バックレそう、ってくらいダウナー状態でした。

  

 
今振り返ると、この状態は人為的には脱出できなかったんじゃないかと思ってます。

さて、試験前日は、身内の結納的な祝い事があり、名古屋へ。
結果的にこれが第1のリカバリー要因となりました。ラッキーでした。

東京からの新幹線で、事例Ⅳ経営指標だけひたすら解く。考える余地をいれず、ひたすら機械的に。
祝いの席では、めでたい席なのに仏頂面するわけにいかん、という大人の面子と、酒の力で、
無理やりテンションあげました。
コレで5割くらい、負の感情は退治しました。帰りの新幹線は爆睡、夜もスッキリと寝付けました。

  

試験当日、酒も残らず予定時刻に起床、少し道に迷いつつも余裕で会場へ。
試験ないのに応援に駆けつけてくれた仲間の顔を見て、バックレなくてよかったーと思いました。
そして、そんなこと考えて今年の戦友に申し訳ないと思い…
これでギアは入りました。これがリカバリー要因2

 
リカバリー要因3は、当日のある「仕掛け」でした。
目的は、「いかに楽しい日」にするか。
仕掛けは、成功しました。

  

————————————–
3.当日の仕掛け(各事例対策)

直前に某講師からいただいた「合格のしおり」
小学生向け遠足のしおり風のレジュメに、当日のプログラムケジュールがあり、
休憩時間のところに、わざわざBGM1、2、3と盛り込まれてました。

あ、聞く曲を決めとけばいいんだ。
せっかくだから事例に即したコンテクストで曲を決めよう。
実は前日の夜はそれしかしてません。(あと300円以内でおやつをチョイス)

 
準備はいいですか?

  

(1)事例Ⅰ 組織論対策

髭/ロックンロールと五人の囚人
http://www.youtube.com/watch?v=_r_Yaz0tM78

プライマルスクリーム/shoot speed / kill light
http://www.youtube.com/watch?v=K-ROepOxoGw&feature=related

 
中小企業においてマネジメントチームの存在感・影響・役割は大きいが、個人的にはロックバンドの役割分担や力関係みたいなもんかなあ、と思う。(無理筋)

成長期のマネジメントチームのサンプルとして、日本のロックバンド「髭」。
成長期にふさわしくカリスマ(?)がチームを引っ張る。が、実態は成り行きでフロントマンになったって所も、今様草食系ベンチャーにふさわしい。
てらいも無くベンチマーク企業(超有名曲)をさらっと模倣するところも◎
(それはリーダー企業のとるべき戦略だけどそれはおいといて…)

成熟期のマネジメントのあり方は、UKのロックバンド、プライマルスクリームから学ぶ。
有力企業からスピンアウトした社長が、何度も事業のドメインシフトを繰り返し、時には別の会社の役員をヘッドハントしたりしながらも、強烈なワンマンっぷりでサバイブしていく。
設立理念(=初期衝動)をうまく維持し、常に花形マーケットにいながら、円熟味を増すというのも、まさに企業成長曲線を見ているような錯覚を覚えるバンド。

ツアーやインタビューで、若手を積極的に紹介していくのは、若手にチャンスを与える今年のA社っぽかったかな?

 
(2)事例Ⅱ マーケティング対策

U2/Vertigo
http://www.youtube.com/watch?v=98W9QuMq-2k

iPodブレイクの契機となったCMのひとつ、U2のvertigo.。赤黒のU2モデルなんてものあってカッコ良かった。
当時流行ってたロックンロールリバイバル風サウンドに、大御所U2が便乗したフリをしつつ、その実圧倒的なオリジナリティを見せ付けた。U2のアルバム、iPodともマーケットを席巻。

かなりアゲアゲな曲なので、事例ⅠからⅡに頭を切り替えるにはもってこい。その過剰なノリのまま、事例Ⅱスーパーマーケットの戦略を指南。

U2(というかボノ氏)、気候変動やジュビリー2000など、CSRに過剰なこだわりがあるのも、最近の事例Ⅱっぽい。

 
(3)事例Ⅲ 生産管理対策

お弁当

何度か本試験を経験しているが、注意してるのが、昼食でテンション下げないこと。
コンビニおにぎりやサンドイッチだと萎えるので、毎回弁当を嫁に頼んでた。
さめてもOK、ボリューム少なめ、かつ腹持ちよいという条件を満たす、ヘルシー和風ハンバーグが定番。あと真空断熱魔法瓶であったかいハーブティーで体を温める工夫も。

で、必ずお昼寝をする。
で、昼寝から覚めたら、メタルカラーに自分をシフトする。
道場ハカセの教えに、「自分は急に工場長に任命されちゃった」というのがあり、
とにかく切削油とハンマービートの世界に自分を連れてく必要があり、

パフューム/ElectroWorld
http://www.youtube.com/watch?v=pyFgxQoaO_s

で、Perfume。
ブレイク直前のこのシングル曲、サウンドはとことんメタリック、インダストリアルなギターサウンドと機械的ビートに、プラスティックな歌がのる。一見派手だが、聞き込むほどに男泣きの職人気質が感じられる曲。

アイドルオタク村→サブカル村→ロックフェス→CM→紅白、と領土拡張してく様は、少ないリソースで中国進出を図る本年度事例ⅢC社のよう。(無理無理筋)

ちなみに亀戸サンストリートで偶然ライブを見かけたとき、彼女達まだ中学生、まさか天下を取るとは…

 
(4)事例Ⅳ 計算問題対策

Kraftwerk / Pocket Calculator
http://www.youtube.com/watch?v=5eI3gCWL-sY

もうね、コレ以外に事例Ⅳ直前に聞くべき曲があろうかと。

I’m the operator with my pocket calculator
I am adding and subtracting
I’m controlling and composing

(意訳)
ボクハ 音楽家 デンタク片手ニ
足シタリ 引イタリ
操作シテ  合格スルー

 
以上!

————————————–
4.最後に

 
人様のブログで、愚痴を垂れ流したかと思えば、読者層を完全無視した自己満足が続き、読むのを断念した方がマジョリティかと思いますが、狭き門を突破しココまでお付き合いいただき、ありがとうございました。あなたとは良いお友達になれる気がします。

 
本当に試験日周辺の私の心の乱れっぷりは目も当てられない状況でした。
なのであえてそれをお伝えしたく、「終わった愚痴」と「与太話」を書いてみました。

色々な方も指摘されていますが、
特にこのブログを熱心に読まれるであろう一発合格狙いの方は、
残念ながら、当日まで「完全に仕上がった!」という感触は、得られない
と思います。
初代道場師範の「ふうじん」さんくらいじゃないかな…

 
自分は2年目でしたが、その「不安」には目を背け、あえて不問にすることで、
「今日は趣味で、ライフワークの企業分析を、沢山出来る嬉しい日」
「今日の診断を肴に、夜は楽しい酒を飲もう!」
という境地まで至りました。(試験当日にそんなtweetをしています…)
http://twitter.com/#!/KensukeEguchi/status/28542041782

だから当日はそんなにしんどくなかったです。
むしろ、ワクワクしながら事例を解いてた気がします。
(唯一、事例Ⅲは例外。つらかった。kraftwerkは偉大だ)

 
本番を楽しむ
そう、試験であれ何であれ。「本番当日」は「祭り」です。
祝祭は、祝うものをこそ祝福するものです。

どうですか?楽しみになって来ましたか?
皆さんも今年、「楽しい祭り」を迎えられることを、祈念します!

KeusukeEguchi

— 寄稿ここまで —

KeusukeEguchi さん、ありがとうございました。

本日の2本目は、takumi さんの合格体験記です。

 



こんにちは。ZonEです。

本日はCOOさんのmemo合格体験記をご紹介します。

COOさんは、ハンドルネームの通り、中小企業の取締役COOをしている方なのですが、「見た目の怖さ」と「内面のやさしさ」のギャップが非常に魅力的な方です。

それでは、ハンカチをご準備の上、ご覧ください!!

—–寄稿ここから—–

一発合格道場ブログをご覧の皆様、はじめまして、COOと申します。

私は平成20年度にはじめて診断士1次試験を受けました。

1次はストレート合格でしたが、その後の2次、さらに翌年平成21年度の2次と敗退し、平成22年度は1次から再チャレンジとなりました。

そして・・・3年間かかりましたが、「合格」しました

このブログが「一発合格道場」と銘打っているだけに、「3年掛かった俺の話なんて、みんな興味あるかな?」とも思いましたが、道場執筆メンバーの皆さんには、普段からなにかとお世話になっており、なんらかの形で少しでも恩返しができればと、合格体験記を寄稿させて頂くことしました。

なので・・・、ストレート合格された他の方とは少し違った体栽の、私なりの合格体験記になっています。

テーマはずばり、「」です(笑)。

2次試験本番前夜

2次筆記試験合格発表日

一生忘れないであろう、この2日間のことを書かせて頂きます。

——————————————

平成22年10月23日(2次試験本番前夜)

やはり、なかなか寝付けなかった

息子が生れてから、「家の中では禁煙!」と嫁の鶴の一声で決定したので、何度もベランダに出て、煙草を吸った

我が家は、東京スカイツリーから徒歩3分のマンションで、ベランダに出ると、空へと伸びていく、巨大建造物を目の当たりにできる。

中小企業診断士の勉強を始めたのが、2007年の夏。

東京スカイツリーは、着工前。

我が息子も、誕生前。

「需要の価格弾力性」も「CAPM」も「官僚制の逆機能」も「セル生産」も、「専用実施権」も「OSI基本参照モデル」も「特定ものづくり基盤技術」も、言葉すら聞いたことがなかった

企業経営理論の組織論のまどろっこしい言い回しに何度も心が折れかかり、経済学があまりにも理解できず、半泣き状態でグラフを何度も書き、財務に至っては、NPV、IRR、CAPM、WACC・・・、なんだこれ?って感じだった。

それでも、「もうやめよう」とは一度も思わなかった。

共にもがく通学仲間や、熱心な講師、我が社で頑張ってくれている社員、模試や演習の度に元気づけてくれる嫁(当時は彼女)・・・。

自分でやりたいと思い、始めた試験勉強だったが、どこかで常に、「自分以外の人の為」って感覚があった。

自分の奢りなのかもしれないが、「自分以外の人の為」って自ら思いこむこと(自己暗示?)でなんとか試験勉強を続けられたのかもしれない。

「そうか・・・、人って自分の為に頑張り続けることって、意外にできないのかもしれない。

逆に、人の為ってなると、意外に頑張り続けられるのかもしれない。」

そんな事をこの3年間ぼんやり考えていた。

1年目の一次試験対策中のある日、嫁から「妊娠したかも?」と連絡を受けた。

まだ、籍すら入れてなかった。試験勉強でとにかく頭が一杯だった私は、「いつ生まれる?」と開口一番。

「順調にいけば、十月アタマくらいかな」という嫁の言葉に、二次試験直前だな・・・と、日数勘定。ひどい父親だ(笑)。

はじめての妊娠、出産で不安を抱える嫁のフォローもほとんどせず、日々、仕事と試験勉強に明け暮れる。

一次試験は無事合格!

嫁も喜んでくれた。

その後、嫁のお腹が大きくなると共に、2次試験本番が近付いてくる。

陣痛が始まった日、急いでタクシーを呼び嫁と共に病院へ。

このときですら、2次試験の過去問を持っていった(笑)

分娩準備室で嫁の腰をさする一方、陣痛が落ち着いたら過去問(笑)。

とにかく、試験勉強に触れていないと不安で仕方なかった。

どう考えても、生死に関わる出産という大業を控えた嫁に比べれば、私の不安など取るに足らないもの

というより、国家資格取得ってことにしたって、人間の生死に比べれば、ちっぽけなもの。

それでも、嫁は時折、「頑張れ」と声を掛けてくれた。

2日半にも及ぶ難産となったが、無事出産!

顔は自分でも笑ってしまうほど、私にそっくりの男の子だった。

両手のひらで抱えられるほど小さな息子を見つめ、(よし!絶対合格しなきゃ!)と、覚悟を決めた。

とはいえ・・・・、国家資格。甘くはない

一年目の2次試験は、あっさり不合格。

二年目は、わずかな期待を持ちながらも・・・不合格。

試験勉強の手を抜いたわけでも、仕事や子育てが忙しかったわけでもない。

(そもそも、子育ては、仕事と試験勉強を理由に、ほとんど嫁任せだった。)

やはり、本番で、何を書いたのか?

それ以上でもなければ、それ以下でもない。

試験である以上、本番に至るまでの勉強量・質、プロセス、すべて関係なし

そういう意味では、ビジネスの本質と非常に近い面が、2次試験にはあるのかもしれない。

息子も、東京スカイツリーも日々成長する。

息子は「パパ!」、「ママ!」と言葉を喋るようになり、歩くようになり、走るようになる。

東京スカイツリーは、333mを超え、さらにグングン伸びていく。

3年目は、一次試験からやり直し。

とはいえ、ここまで来たら、もう後には引けないって感じだった。

文字通り鬼神のごとく、一次対策を積み、同時に二次対策を進めた。

一次試験の予備校模試では、約4,000人中7位

二次演習や模試でも、常に上位10%程度には入っていた。

一次試験は無事合格!525点という快挙であったが、二次試験には全く関係ないんだよな・・・。

一次試験終了後、昨年合格した勉強仲間と久しぶりに飲んだ。

その時、合格者が口を揃えて言っていたのが、「後から考えれば、難しくないよ。二次試験は。」って感想。

合格者だから言える事って、最初は思っていたが、ふと気付いた。

試験前から、難しくないって考えられれば、合格する可能性が高くなるんじゃないか?)

これは、最大の気付きだった。

結局、3度目の2次試験本番前日は、朝方4時くらいまで寝付けず、DVDでスターウォーズ、エピソード4をだらだら見た。

ルーク・スカイウォーカーとオビワン・ケノービが出逢ったシーンあたりで、やっと眠りについた。

——————————————

平成22年12月10日 (2次筆記試験合格発表日)

朝から給与処理などの業務を行い、ひと息ついたところで、中小企業診断協会のホームページにアクセスすると、既に合格発表のリンクが貼られていた。

手が、震えた。

気持ちを落ち着けようと深呼吸したとき、足も震えていることに気付いた。

目を閉じ、言い聞かせた。

大丈夫。合格してるぞ。

リンクをクリックし、PDFファイルをスクロールする。

あった・・・。

会社を飛び出し、自転車に乗って自宅へ向かった。

12月の冷たく透明な空気の中、真っ青に晴れた空を見上げながら、自転車を漕ぎ続けた。

この空気の匂い、澄み切った青空・・・・一生忘れないだろう

いや、忘れてはいけないと強く思った。

自宅マンションの階段を駆け上がり、呼び鈴を鳴らす。

まだ、パジャマ姿の嫁と息子が出迎える。

「受かったぞぉ!!!!!!!」

その言葉を聞いた瞬間、嫁は、「わぁ!!!」と泣きながら私に抱きついてきた。

俺より、もっと辛かったのは、嫁かもしれない

そう思うと、私の胸は熱くなった。

泣いているママを見て、2歳の息子が泣き出すのではないかと心配したが、

息子は楽しそうに笑っていた。

(そうか、こんな小さな子供にも、嬉し泣きはわかるんだな

嫁を抱きしめながら、私は息子に微笑んだ。

———————————————-

最後に。

どれだけ難関であれ、試験は試験です。

合格したからといって、その後の人生の幸せが約束されているなんてことは、ありません。

とはいえ、私は合格したことで、とても幸せな瞬間を感じることが出来ました

あの日の空気の匂い、澄み切った青空は、これから私が何かに挑戦するとき、きっと私を勇気づけてくれると信じています。

by COO

—–寄稿ここまで—–

COO さん、どうもありがとうございましたcrying

他の方々が書いてくださった合格体験記とは毛色が異なりますが、個性的かつ感動的で思わず目頭が熱くなってしまいましたweep

 
さて、今週から道場ブログの新メンバーによる執筆が始まりました。

5人とも良い意味で個性派揃いなので、どんな記事を書いてくれるのか、私も楽しみです。

読者の皆さま、今後とも一発合格道場を末永くよろしくお願いしますね。

それでは、今日はここまで。



こんにちは。ZonEです。

先日、本年度の診断士合格者と飲む機会があったのですが、就職活動前の大学生社会人歴の浅い方々もいらっしゃいました。若いうちからこの資格を目指して、しかも合格までしちゃうなんてすごいなぁcoldsweats01…と感心すると同時に刺激を受けました。

本日紹介する合格体験記を寄稿してくださったinfibilityさんも、新人(社会人1年目)ながら、ほぼ独学でストレート合格を果たした方です。

—–寄稿ここから—–

 
0. はじめに

はじめまして。infibilityと申します。
今回は、合格体験記ということで私の話をさせていただきます。
2010年度、通信講座(と言ってもほぼ独学)でのストレート合格を果たしました。

 
1. 中小企業診断士を目指したきっかけ

私の勤めている会社で、偶然通信教育を一つ無料で受けて良いという施策がありました。

その通信教育一覧に対策講座があることを知り、一番高いコースだったのですが上司の了解を取り、受験することにしました。

以前から、中小企業診断士の資格は知っていたのですが、まさかこんなに早く自分が受けることになるとは思っていませんでした

こんな始まりでしたが、どうせ受けるなら合格したいと思って必死に勉強しました。

 
2. 私の現状分析

(1)経験の少なさ
勉強を始めた時点では新入社員、合格時では2年目でしたので、諸先輩方に比べて社会経験がありません

中小企業診断士試験はビジネス全般を扱う試験ですので、経験が少ない私は全てを1から勉強する必要がありました。

ただ、試験と実務とは違いがあるので、実務でうまくいく方法も試験では不正解だったり、その逆もあると思います。

私はまだ白紙の状態でしたので、純粋な試験対策として勉強ができました。

 
(2)予備校に行ってないということ
私は産業能率大学の通信教育で勉強しており、TAC等の予備校には通学してませんでした。

従って、TACメソッドも勉強仲間もいませんでした。正解がある1次試験では一人で勉強していても特に問題はないのですが、正解が発表されない2次試験は様々な人の意見、考え方を知ることが大事だと思います。

私の場合、予備校の無料コンテンツを使ったり、勉強会に参加するようにしたりしていました。

 
3. 試験対策

まず、私の勉強時間は以下にあげた通りです。

1次の勉強時間:400時間程度
2次の勉強時間:280時間程度

学習をすすめる上で意識したことはただ一つ、「合格に必要なことはなにか?」でした。

1次試験では、過去問を8割解けるようになればよいと思い、勉強しました。

残念ながら試験までにそのレベルまで到達することはでいませんでしたが、428点でなんとか通過することができました。

2次試験では、診断協会(採点者)が求めている回答になっているかどうかを考えていました。

○○メソッド等様々な方法論があるようですが、よく知らないのと、キーワード採点を行なっているとは思えなかったためにそれらについては知らんぷりを決め込んでいました。笑

具体的には、過去問を解く際にも模範解答を最低3つ用意するようにし、なぜ正解となるのかを考えるようにすることで、採点者に「まぁOKだな」と思ってもらえる答案レベルを考えました。

試験は試験と割り切ってしまい、正しい答案ではなく合格に必要な答案が必要なのだと考えました。

次に、その答案を書くために必要な時間の使い方を考えました。

他にも、勉強会の参加や予備校の模試などを活用して様々な方のやり方を取捨選択して自分に合うものは積極的に取り入れるようにしました。

 
4. 勉強を継続するために

勉強を継続するために、以下のことを行ないました。

(1)毎日カフェに通う
「毎日カフェに通う」という目標を立て、会社近くのカフェ巡りをしていました。

月に1万円以上と決して安くない出費ですが、「毎日カフェに通う」という目標は達成が簡単であり、しかも勉強が進むという一石二鳥の方法でした。もちろん、カフェに行くだけでなく、学習の目標も別にありましたよ。

 
(2)周囲の人に言う
これはよく言われていることですが、周りの人に「受けるよ!」と言うだけで逃げられなくなり、落ちるとカッコ悪いので、ちゃんと勉強するようになります

更に私の場合は会社のスケジューラーにカフェに行く予定を入れていたため、残業を減らしていてくれたかも知れません。笑

 
5. 最後に一言

私の体験をつらつらと書きましたが、勉強法や回答は人それぞれだと思っています。

少しでもみなさんの参考になれば幸いです。

受験生の方、学習頑張ってください。

一緒に活動できる日を今から楽しみにしています。

ブログ:http://infibility.net/
twitter: http://twitter.com/infibility/

 
—–寄稿ここまで—–

infibilityさん、どうもありがとうございましたhappy01

社会人経験が浅いと、特に独学では「ピンとこない」事項も多かったと思いますが、経験が無いことを逆に強みとして、先入観を持たずに「白いキャンパスに絵を描く」かのごとく勉強を進めていった点が素晴らしいですねsign01

それでは、今日はここまで。



こんにちは。ZonEです。

2011年に入って底冷えする日が続いておりますが、皆さんsad風邪など引いていませんでしょうか?油断していた私は、昨年末にひいた風邪をぶり返してしまいdown、喉がとても痛いcryingです。皆さん、お気を付けくださいね(私に言われても説得力ないでしょうけど…coldsweats01)。

さて、本日はTwitterでお馴染みのげっち さんの合格体験記をご紹介いたします。

—–寄稿ここから—–

 一発合格道場ブログをご覧の皆様、はじめまして、げっち(Twitter:@getcchi)と申します。2009年10月末からTAC1・2次ストレート本科生の通学講座にて中小企業診断士試験の勉強を開始し、ほぼ丸1年で合格することができました。一発合格道場の皆様には昨年1月、TAC八重洲校にて合格体験談を伺う機会があり、それ以来、道場ブログにも何かとお世話になりました。ありがとうございます。

 今に至るも2次筆記試験になぜ合格できたのか、自分でもまだ分からない状態が続いていますが、少しでも道場ブログの皆様の参考になることがあればと思い、寄稿させていただくことにいたしました。よろしくお願いいたします。

 
●楽に効率よく合格する

 1年間の試験勉強で、自分が最も優先したモットーは「楽に効率よく合格する」ということでした。試験勉強は「勉強時間×やる気×効率」の3要素だと思いますが、自分はまずモチベーションを上げる発想自体がなし。やる気を保つのが苦手。勉強時間も年間千何百時間も確保するのはしんどそう…。よって、手っ取り早く効率最優先で突破できないかと考えました。「勉強時間8割×やる気8割×効率10割」ぐらいのイメージです。

 楽に合格する上で、まず考えたのは講義およびテキスト中心の学習を徹底すること。特に、年齢的にも機械的暗記がほとんど不可能だったため、意味記憶、理解重視で進めました。一貫して基本テキストや過去問解説ページ、模試解説冊子からのインプット重視だったため、過去問やスピード問題集は実は1回転半~2回転ぐらいしかこなしていません。一方で、テキストは何度となく読み返しており、経済学や経営法務などでは小さい文字の解説も、どのページに書いてあるか頭に入っていました。

 さらに、難しい論点にぶち当たった場合は、“苦手科目化阻止作戦”をその都度決行。集中的に取り組んで、得意論点化してしまうことで、模試、本試験通じてどの科目も安定的にバランスよく得点できるようになったのは幸いでした。

 これらの学習スタイルを組み立てる上で、理解重視の講義を進めてくださる先生に出会えたことが大きな幸運だったと感じています。平日クラスにも関わらず、毎回講義で夜遅くまで先生を質問攻めにしていましたが、非常に丁寧に対応してくださいました。

 
●初学者の甘えを捨てる

 勉強方針を考えるに当たって大きな影響を受けたのが、昨年1月にお聞きした一発合格道場の皆様の体験談でした。特に、橋げた理論、スピード問題集の活用、そして予習中心の学習の3点は非常に参考になりました。

 また、多くの受験生や合格者、現役診断士の方々が集まる502教室のキックオフミーティングに同じく1月に参加し、そこで、さまざまな方々からアドバイスいただいたのも転換点になりました。そして、次のように自分の方針を決めました。

①本試験までのスケジュール感をつかむ
 まず、1次本試験までの間、すべての答練、模試の日付を壁掛けカレンダーに記入しました。これにより、8月の本試験までのスケジュール感をつかみ、各科目の負荷が徐々に高まるイメージを頭に入れました。特に、合格道場の「学習時間日計表」が参考になりました。余裕時間がどんどん減っていく(=徐々によりシビアな学習習慣を身につけなければいけない)と実感しました。

②必ずセカンドオピニョンを確認する
 自分の学習スタイルを確立する上で、必ずセカンドオピニョンを確認するよう意識しました。複数の方の意見を参考にして共通点を見極めたり、相違点の背景にある本筋を考えたりしながら、自分に合っている方法を考えました。特に2次受験経験者の方々には念入りに質問、相談しまくり、いただいたアドバイスを取り入れるようにしました。

③初学者の一番の欠点は、「ストレート生の甘え」
 受験経験者の方々、特に実力があるのになぜか不合格になった方の話を聞いていると、2次試験は実力があっても必ずしも突破できる訳ではないことも知り、こうした方々と同じ試験を受ける以上、もはや「初学者」であることの言い訳は通用しないなと実感しました。

 そこで、2月の時点で「初学者だから」「ストレート生だから」という甘えは一切捨てることを決意。少しでも2次受験経験者と同じ土俵に近付きたいたいと考え、まず2次試験の大変さ、厳しさを知るという意味で、3月に実施された2次他社模試を受験。さらに、ゴールデンウィークには2次チェック模試のほか、1次他社模試、他社2次財務事例演習ゼミ等、本番感覚を養う努力を積み重ねました。このGW1週間があったおかげで、その後の方向性を見出すことができたように思います。

 
●試験の本質を見抜く

 道場ブログの趣旨に反してしまうかもしれませんが、今年の診断士試験を振り返ってみますと、改めてこの試験の一発合格は本当に難しいなと実感します。楽に合格するつもりが、最終的には「勉強時間10割×やる気10割×効率12割」ぐらいのイメージに変わっていました。

 ちょうど1年前、先生からお聞きした話ですが、「ストレート合格する受験生は、この試験の本質を見抜いている」との言葉がありました。試験勉強中も、あるいは本試験当日においても、本質を見失わない対応力が求められているのかもしれないです。自分の場合、効率最優先で常に学習スタイルをチェックしていたため、あまり脇道にそれないで済んだのかもしれません。

 
 最後に、私の合格の秘訣!それは、Twitter診断士クラスターの皆様に24時間支えてもらえたということ。これに尽きます!これからゆっくり皆様に恩返ししていければと思っています。ありがとうございました。

<Twitter診断士クラスター>
 http://twitter.com/#search?q=%23smec

 
 そして、今回残念な結果となった方々へ…。
 診断士はアドバイスする力が求められる資格だと思います。もし皆さんのアドバイスや励ましを受けて、周囲のだれかがこの試験に合格しているのなら、皆さんは既にアドバイスする力という面で大きな可能性を持っているのだと感じます。

 試験合格まで今しばらく時間が必要かもしれませんが、「診断士になる」あるいは「良い診断士になる」という意味では、それほど遠回りにはなっていないのかもしれません。いつの日か同じステージで仕事する機会が持てるようお祈りしています。

げっち

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—–寄稿ここまで—–

げっちさん、どうもありがとうございました。合格の秘訣が「Twitter診断士クラスターの皆様に24時間支えてもらえたこと」という点は、いかにもげっちさんらしいですねsign03

ちなみに今だから言えることですが、正直私は「こんなにつぶやいているヒマがあったら、もっと勉強すればよいのに…」と何度か感じたことがあった(失礼coldsweats01)のですが、それでもきちんと合格するあたりはさすがですね。

それでは、今日はここまで。



こんにちは。ZonEです。

昨日発表された2次口述試験の結果を確認してから合格体験記をpencil寄稿しようと思っていた、そこのアナタsign03mail webmaster@rmc-oden.com  まで お早めにご入稿よろしくお願いしますね。

さて、本日は らいじん さんの合格体験記をご紹介させていただきます。

—–寄稿ここから—–

なんとかなるさ~「合格」という結果を求めすぎないこと~

 
はじめまして、らいじん と申します。この体験記を読んでいただく対象の方が志の高い一発道場の読者ということ、合格を目的とした優れた勉強方法については既に道場に情報が満載であり、他の方々も書いてくれるだろうということで、敢えて参考になるかは分かりませんが、私が診断士の学習期間中に思っていたことを幾つか綴ってみたいと思います。ですから「体験記」というよりは「診断士試験雑感」といった方がしっくりくるかもしれません。あまり期待せずにお読みください。また私の考え方は多分少々偏っている(と会社ではよく言われます)し、偉そうな物言いかもしれませんので、「アホくさ」と思われた方は是非読み飛ばして忘れてください。

また最後に参考として、簡単に私に関するデータを書いておきました。他人の勉強方法をそのまま採用してもほとんど役に立ちませんが、比較対象があることには意味があると思いますので、その程度にお役立ていただければと思います。

では早速。

 
思っていたこと①:診断士受験の適齢期

診断士試験の学習を始めてすぐに思ったことは、もっと早く勉強しておけば良かったということ。一通り会社経営について学んでいれば、業務の意味をより深く理解できるし、そこから得られる経験値も大きくなるのは必然。ただ逆もまた真なりで、これまでの業務経験があるからこそ診断士学習の価値を見出せたし、理解できたとも言える。

じゃあ、適齢期はいつだ。という問いには「思い立ったが吉日」というありきたりな答えが思い浮かぶ。いつやるかではなく、やるかやらないかが重要0と1の違いは無限大

 
思っていたこと②:資格学校の優劣

資格学校は前払いが基本。お金と時間をつぎ込むので学校選びには失敗したくないのは当然。ということで、優劣が論じられることが良くあるが、個人的には馬鹿馬鹿しい議論。そもそも何処の学校からも合格者は出ているという事実で十分だし、自分が使い倒しやすいところは何処かで選べばよいと思うのだが。

 
思っていたこと③:「合格」という結果を求めすぎると「合格」は逃げていく 
 
診断士の学習では、学ぶ範囲は広いが個別論点への深い理解は必要とされない。野球で言えば、走る、投げる、捕る、打つなどの基本動作が全てある一定以上のレベルであることが求められるというだけのこと。つまりそれぞれの教科について合格に求められているレベルは実はそれ程深くない。
一方、合格を唯一最大の目的とした場合、まず1次試験で各科目60点を超えることが目標となる。すると少し考えれば理解できる内容でも、単純に記憶によって手っ取り早く点数を取りに行くパターンに陥る人が意外に多い。困ったことに講師がそれを推奨してしまっている場合もある。7月ならそれもアリ。でもGWまでの間に理解を優先させておかないと、2次の壁が高くなる。つまり合格が逃げていく。

一発道場でも「答練では8割を目指す」ことが1次合格の目安として書かれているが、その意味を咀嚼することなく表面だけとらえると危険。道場執筆陣の意図していることをしっかりと読み取る努力が重要。←これは2次対策としても有効か・・。

学習内容をしっかりと理解すれば“結果として”答練の点数は高くなる場合が多いが、それ自体は試験の合否には何一つ関係ない。答練の点数が良かったのに、1次すら合格しなかった人だって結構な人数存在した。これを2010年の1次が例年以上に難しかったからという理由で片付けていいものか。さらに、2次は1次合格者から上位20%を選ぶ試験。浅い理解で戦えるのか。
 
 
思っていたこと④:「わかる」と「理解する」と「利用する」
 
言っていることはわかっても、「だから何?」ってことが世の中にはゴマンとある。なぜなら大抵のことは自分には何の関係もないから。

さて、診断士試験の学習内容は当たり前だが、会社の中の必ずどこかで使われている。それらが何処でどのように使われているかを調べてみると、自分の会社の施策が案外よく考えられた上で行われていることがわかる筈。と同時に学習内容をより深く理解できる

さらに、学習内容を自分の身の回りで利用してみると理論と現実のギャップといったことまでわかってくる。

診断士試験への挑戦は、それ自体が自身を成長させる機会となると耳にするが、納得。学習が進むにつれて自分が勤める会社が見えてきた。と同時に会社をより深く見ようとすると、学習内容の記憶への定着はバツグンであった。

 
思っていたこと⑤:一発道場の功罪

学習仲間から素晴らしいブログがあると聞いたのはGW前くらいだったか。それまでいくつかのサイトをチェックしたこともあったが、確かに一発道場のブログは他を圧倒する読者への親切さで、それまでにない強烈なインパクト。

特に秀逸なのが「まとめる能力」と「見せる能力」。それと上から目線の傲慢さ(冗談W)。また、複数著者の微妙な違いが多様性を生んでおり、多くの学習者を取り込む器の広さ。TACがタイプの異なるM先生とE先生という名物講師を前面に出して多様な受講生を取り込んでいるのを見るようだ。

常に能動性を求める主張には同意。アプローチの仕方は参考にさせてもらった。

提供される資料もすばらしいし分かりやすかった。が、これには手をつけなかった。これを見て分かったつもりになることを危惧した

素晴らしい資料等がWebにあると見たくなるのは普通のこと。ただ、限られた学習時間を「考えること」ではなく、「答えを探しに行くこと」に浪費していないか。もしDLした資料を使ってサブノートをきれいに仕上げているような人が居たとしたら、それは効率の良い勉強なのだろうか。

 
思っていたこと⑥:正解がわからない問題を考えるということ

2次の勉強についての感想を聞くと、まさに十人十色。単純な知識の詰め込みから開放されて楽しいという人、何を求められているかわからないから苦しいという人、スキル系の試験だから練習が必要なだけで特に楽しさも苦痛も感じないという人。

2次試験は解答が公表されないので正解は試験委員以外わからない。そもそも正解とされているものが存在したとして、それが実社会において本当に正しいかなんて誰も判断できない。「資格試験としては、こんなに掴みどころがない試験なんてアリなのか?」と私自身も思う部分もあるが、一方でこんなに基礎仕事力が向上する勉強も珍しいとも感じる。

2次試験とは、出題者が何を求めているかを読み取って、その主張を受け入れ、その論理に基づいた原因と結果を展開させ、「あなたの意図していることは、これですか?」と回答することだと私は思う。たったこれだけのことなのだが、これと同じプロセスが仕事上で自然と流れるようになってから仕事の流れが3手先まで読めるようになってきたと感じる。

「理屈っぽいけど、案外素直な人」が合格し易いということを聞いたことがあるが、さもありなん。せっかく自分の基礎力を伸ばす機会、小手先のテクニックに走ることは実に勿体無い。

 
思っていたこと⑦:一歩踏み出すこと 振り返ること

長期間に亘る学習期間、学習が思うように進まないことも多い。無力感に苛まれることもあるかもしれない。でも一歩踏み出すことは多くの人ができないこと。踏み出す前の自分を振り返る、または、踏み出さずに過ごしてきた自分を想像すれば、自分が前に進んでいることを実感できる筈。

一歩踏み出せたことだけでも素晴らしい努力は自分を決して裏切らない

最後に

とても抽象的な話ばかりで具体性がないので、何ら参考にならなかったのではないかと思いますが、最後まで読んでいただきありがとうございました。社会人になってからの学習は自らが進んで行うことに意義があり、結果以上にそのプロセスで得たものが大きいと感じています。どうか「合格」という結果だけに囚われず、充実した学習期間をお過ごしください。そうすれば得られるものは間違いなく大きいです。結果はきっと後からついてきます。

終わり

らいじん データ>

職業:会社員(不惑)

受験回数:1次:1回、2次:1回、

利用受験機関:TAC教室講座 1・2次ストレート本科(10月スタート)

学習時間:1次:800時間程度(うち120時間は7月)、2次:250時間

得意科目:運営管理、事例I

不得意科目:事例IV

使用教材
 1次:TACテキスト、トレーニング(TAC配布の問題集)、スピード問題集(財務・会計、中小企業経営・政策のみ)、
 2次:TACテキスト、集中特訓 診断士2次試験(問題集)、TAC教材事例IV計算問題集、事例問題演習数56事例(TAC演習、模試、過去問含む)

学習の流れ
1次:
 GWまで:Web講義(予習)→TAC教室講義→問題集&過去問(復習)の繰り返し
 GW~6月:TAC授業にあわせて7科目の過去問を順番に解く。財務は継続的に演習。
 7月:過去問中心 法務、中小、財務を重点的に、隙間時間にはWeb講義の音声を聞く(法務、中小)

2次:
 1次試験まで:TACの講義(2回だけ)と演習、模試のみ(演習4事例+模試4事例)
 8月:TAC教室講義→Web講義、回答プロセスの試行錯誤、過去問分析
 9月:TAC教室講義→Web講義、過去問分析、編集練習(字数に応じた回答作成)
 10月:TACオプション講義、過去問分析、編集練習、事例IV経営分析練習

成績
1次:
 養成答練:平均73点、
 完成答練:平均72点、
 TAC公開模試:406点

2次:
 TACチェック模試:下位15%以下(平均点-46点)、
 直前演習①:経験者平均点-1点、
 TAC公開模試:上位7%以内(平均点+53点)、
 直前演習②:経験者平均点+31点、
 最終特訓:経験者平均点+5点、
 TACオプションゼミ:平均点+20点

—–寄稿ここまで—–

らいじん さん、どうもありがとうございました。

どの所感もごもっとも…といった感じで、非常に参考になりますね。

さて、冒頭にも書きましたが、一発合格道場では、引き続き皆さんからのmemo合格体験記・受験体験記を募集しております。
「書いてやってもイイゼcatface」…という方は、webmaster@rmc-oden.com までmailご連絡よろしくお願いします。

それでは、今日はここまで。



こんにちは。ZonEです。

気付いたら、あっという間に仕事始め。連休ボケsadしている場合じゃありませんよね。年初からビシっgoodと頑張っていきましょ~。

さて、本日はaki さんの合格体験記をご紹介いたします。

—–寄稿ここから—–

1.はじめに

はじめまして akiと申します。

私はTAC「1・2次ストレート本科生」を受講していましたが、通っていた校舎が同じご縁で一発合格道場のメンバーの方々と知り合い、今回、合格体験記を寄稿させていただくこととなりました。

私は道場の皆さんと同じTACストレート生での合格となりましたが、道場流の勉強法とは少し異なる道のりを歩んで参りました。その辺りの違いを中心に、読者のみなさまの学習の参考になればと考えております。

 

2.診断士試験との出会い

私は現在コンサルティング会社に勤務していますが、当時携わっていたコンサルティング業務にて経営戦略寄りの提案を行う機会をいただいたことが、診断士試験を目指すきっかけとなりました。

前職から現在の会社へ転職して1年半、コンサルティングという仕事が自分に向いているのではと思い始めた頃で、クライアントのビジネスを理解し、何とかクライアントの力になりたい!という強い思いが自身の決意を後押ししてくれたと思っています。

 

3.勉強手段の選択

前職の業務柄、これまで複数の情報処理系資格を取得しており、①独学②通学③通信いずれの学習方法も経験したことがありました。

(情報処理資格は6つ程所有しています)

私が捉えるそれぞれのメリット・デメリットは以下の通りです。

①独学

メリット ・自分で学習のペースを組立て易い
・短時間での資格取得が可能
デメリット ・学習のノウハウを得にくい(教材、試験対策情報、等)

②通信

メリット ・受験校の学習ノウハウを利用できる
・学習時間に自由度がある
デメリット ・モチベーション維持が難しい

③通学

メリット ・学習ペースを掴みやすい
・学習の枠を超えた人脈を築くことができる
デメリット ・学習時間に自由度がない

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診断士試験は学習ボリュームが膨大であり、学習期間が長期に渡るため、学習ノウハウの取得とモチベーション維持の観点から通学を選択しました

時間的制限がある方は通学は難しいと思いますが、診断士は本当に横の繋がりが無限に広がっていく世界なので、可能ならば通学をお勧めします。講師の方や勉強仲間など、様々な業界の方と出会い打ち解けていく中で、自分の仕事観を見つめる良い機会になると思います。

  

4.勉強法(1次)

私はTACで配布される教材以外、全く取組みませんでした。(スピ問やスピードテキストも利用していません)

TACカリキュラムに沿って学習していましたが、基本的に講義に望む際に予習はなし、復習メインでした。答練も、学習のマイルストンとして利用していましたが、具体的な点数の目標等は立てていませんでした。(TAC「基本講義」中の答練は、60点前後の結果だったと思います)

これは、過去の資格取得の経験から、おおよそ本番までの自身のペース配分を感覚的に捉えられていたからです。

マイペースな性格も相まって、TAC答練や公開模試、他の勉強仲間の方法論はほとんど気にしていませんでした(笑)

私がやったことは、

①TAC「基本講義」テキストを読み、自分で記載内容を咀嚼、論理立てて整理しその過程をテキストに書込む。

②TAC「1次直前講義」「1次直前まとめ講義」に沿って過去問を解き、出題形式と知識をマッピングさせてパターン化、テキストに書込む。

と、本当にシンプルなものだけです。

1次の総勉強時間は700時間程でしたので、自身に合った方法を確立できたのが効率的な学習に繋がったのではと思っています。

  

5.勉強法(2次)

5月に「2次実力チェック模試」を受けた以来、2次試験対策に本格的に取組んだのは1次試験終了後の8月でした。

2次試験はベースとなるスキルで人により対策が大きく異なると思いましたので、まずはゴールを明確化し(=敵を知り)、自身のスキルとのギャップをどのように埋めるか、を念入りに考えました

自分なりの学習方法を決めた後は、TAC演習に沿ってひたすらトレーニングを繰返しました。

これは皆さん実施されている方法だと思いますが、「復習シート」を作成し、演習の結果、良かった点と悪かった点を徹底的に分析してその改善点を綴っていました。

2次試験の講義は講師によって教え方が千差万別ですので、私はタイプの違う講師2人の講義を平行して受講していました。

また、時間的制約があったため、むやみに事例を解くことはせず、TACの演習を活用して復習に重点をおいた学習をしました。

(過去問はあまり解いていませんでした)

 

6.最後に

ここまでをまとめますと、自分が結果を出せた主な要因は以下と捉えています。

①適切なペース配分

学習ボリュームが膨大であり、学習期間が長期に渡るため、適切な学習計画とペース配分が鍵になると考えています。

この計画に正解はなく、”自分で実現できる”計画を立てることが最も重要です。学習環境や自身の性格等、自分を知り、自分で考え試行錯誤することで、自分らしい合格への道筋が見えてくると思っています。

②講師とのコミュニケーション

受験校の講師の方々は試験の専門家です。

私は1次・2次共、勉強仲間より講師に内容の質問や学習方法等のアドバイスをもらうようにしていました。

学習の枠を超えた人脈作りという観点では勉強仲間との懇親は大変意義があると思いますが、学習に関するノウハウは専門家である講師に伺う方が密度の濃い情報を取得できるのではと考えています。

 

みなさんがご自身らしく合格を勝ち取り、診断士としてご活躍なさる日々を心から祈念しています。

—–寄稿ここまで—–

aki さん、ありがとうございました。

さて、aki さんも本年度の道場執筆メンバーcloverとして、今後本ブログに登場していただく予定です。
女性ならではの視点で、道場ブログに更なる多様性をもたらしていただけることを期待しております。

 
一発合格道場では、引き続き皆さんからのmemo合格体験記・受験体験記を まだまだお待ちしております。
「書いてやってもイイゼcatface」…という方は、webmaster@rmc-oden.com までmailご連絡よろしくお願いします。

 



明けましておめでとうございます。ZonEです。
今年もよろしくお願いいたします。

さて、本日はゴン さんの合格体験記をご紹介いたします。

—–寄稿ここから—–

合格体験記 ~鍵は現状分析(自分も与件も)~ ゴン

はじめまして『ゴン』と言います。実は中小企業診断士という資格を知ったのは10年以上前になります。就職活動を控えた大学生の時に資格があると就職に有利かな?なんて色々と資格を調べていた記憶があり、言葉として『コンサルタント』に憧れていました。その時はその程度で受験どころか勉強もしませんでした。そして2008年、経営について勉強がしたいと、この資格を目指すことにしました。

①1次試験での挫折

2009年ストレート合格を目指し、横浜にあるT○Cに通い始めました。正直1次試験については、それほど不安はありませんでした。と言うのも1次試験は知識試験であるため受験者の経験に大きく左右されます。会社で就業規則の見直しなど人事的なことや、第一種衛生管理者の資格のための勉強、簿記2級の知識、また実務で運営管理に触れているなど、勉強していて知識を体系的に再確認していく感じでした。苦労したのは暗記系3科目(情報システム、経営法務、中小政策)です。それでも暗記系は用語を暗記すれば良いってどこか安心していたと思います。

さて、蓋を開けてみたら総得点で450点を超えていたのですが情報システムで36点まさかの足きりとなり、自己採点をしていて絶望いたしました。不合格後も惰性で2次演習には参加しており、上位者に名前が出ていると言われても受け入れることが出来ずに過ごしました。同じ同期の受験生がストレート合格を果たしましたが、非常に嬉しかった反面、自分の中で悔しさがこみ上げてきました

②立ち直り

新年になると、ようやく自分を冷静かつ客観的に判断することが出来るようになり、1次敗退の分析と学習計画の確立に着手しました。その中で、1次敗退の理由は『うろ覚え記憶』であることに気が付きました。若干苦手意識があった経営情報システムの用語など、理解をしようとせずに暗記に頼り、暗記も正確にしていなかったのです。例えば『デュアルシステムとデュプレックスシステムの違い』これを明確に答えられなかったわけです。理解してしまえば簡単なのですが、暗記に頼ると似ている言葉に惑わされます。そのため情報システムは徹底的にテキストを読み込み理解するように勤めました。学習計画については2010年の2次本科生コースに申す込み、2次主体で行っていくことにしました。

③2次の開眼

1次試験は一度経験しているために自分でも、乗り越えられるイメージが付いていましたが、2次の勉強をしていても、まるで霧の中を彷徨っているような掴みどころのない不安感に包まれていました。各専門学校の模範解答に納得が出来なかったし、T○CのWEBで某講師が2次試験の事例Ⅲが終わった辺りで合格を確信できる受験者がいると言うのですが、どうしたらそうなれるのか、まるでイメージ出来ませんでした。

そんな不安の中でもらった言葉が晴天の霹靂と言うか、衝撃的でした

出題趣旨に書かれている現状分析能力だけで合格できる。』つまり課題解決能力や助言能力に焦点を当てると各予備校の模範解答のようにバラバラになり、どれも正しいだろうが、本当に合っているか判りません。でも現状分析にそれほど差はありません。これを実践していくと、キーワードに気が付くようになります。今年の事例Ⅰだと40~50代の社員がいないという記述は、『どこかで使ってください。』って言っているように見えてきます。助言の内容で得られる得点は、おまけであり、助言の内容が正しいとする因果の因で得点を狙うように意識するというわけです。

おかげで基礎点が安定するようになり、時間が足りなくなることもなくなり、演習でも上位に名前が連なるようになりました。実際、某講師の言った本番が終わった瞬間に合格を確信することができました。

④最後に

私は朝起きて勉強することは出来ませんでしたし、通勤も車で10分なのでほとんど活用できませんが、色々な方法で勉強時間を確保しました。その中で私の思う合格の秘訣は、毎年難易度や傾向が必ず変わるので、1次試験は暗記に頼らず理解するように心がけたこと、2次試験は『現状分析』に力を入れたことです。

皆様の参考になれば幸いです。

ゴン

—–寄稿ここまで—–

ゴンさん、ありがとうございました。

さて、一発合格道場では、引き続き皆さんからのmemo合格体験記・受験体験記をお待ちしております。
「書いてやってもイイゼcatface」…という方は、webmaster@rmc-oden.com までmailご連絡よろしくお願いします。



こんにちは。ZonEです。

忘年会シーズンもひと段落し、寒さが急激に強まっている今日この頃ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

巷ではインフルエンザやノロウイルスなどが流行いているようですが、体調に気をつけつつ年末年始を乗り切りましょ~。

さて、本日は独学かつ2ヶ年計画で、計画的に診断士試験に合格された shin さんの合格体験記をご紹介いたします。

—–寄稿ここから—–

「独学による2ヶ年合格体験記」

はじめまして、shinと申します。私自身、一発合格道場にお世話になったので恩返しをさせて頂きたく寄稿しました。ただしそもそもの前提ですが私は「一発合格ではなく」かつ「独学」選択者です。私と同様の状況にある方の参考になればと思い、その独学選択の理由と勉強法を中心に紹介致します。

まずは独学選択理由ですが主に2つあります。1つめが時間的な制約2つめが時間的な効率性です。

 
独学を選択した理由

①   時間的な制約があり予備校に定期的に通えない

私は会計系コンサルファームに勤務した後、現在独立し小規模なコンサル会社を運営しています。職業上、不定期な予定がたくさんはいるので通学するのは不可能でした。隙間時間の勉強が中心でしたが、私は合格までの全勉強時間のうち7割は電車、新幹線、飛行機の中でした。移動中のみ勉強と決めてしまえば資格取得への負担は大きく下がります。家庭や仕事への影響を抑えられるという点でかなり有効でした。ただ移動時間だけですと勉強時間があまり確保できないので合格まで2年を見込んでいて、結果として1年目で1次突破、2年目で2次筆記突破となりました。

 
②  
独学のほうが少ない勉強時間で合格まで到達でき効率的と考えた

これは主に1次にあてはまります。2次は試行錯誤しますが記憶はあまりないので勉強時間自体は少なかったです。

通学の場合は授業を聞いて相手の話すスピードで内容を理解しないといけませんが独学であれば自分の理解のスピードで本を読めます。また通学の場合は往復の時間等、余分な時間がかかります。よって試験範囲を全て勉強するのにかかる時間は独学のほうが短いと私は思っていました。

と、ここまで自分を正当化するためメリットを中心に書いてきましたが当然大きなデメリットもあります。それは最後に書きますね…

 
独学勉強法

◇ 1次試験ターゲット(1年目)

①   スピードテキスト(TAC)を読んで理解していく

②   スピード問題集(TAC)を解く

これを1科目ずつ①→②を7科目×2セット繰り返しました。①を早く進めるこつは、1回目読んでちょっと考えて理解できなかった箇所は付箋を貼ってとばすことです。2セット目に見直すと1セット目に理解できなかった箇所が理解できる確率が上がっています。(昔、超勉強法という書籍で紹介されていた「パラシュート勉強法」に近いです)

当然ながら記憶系の科目を後にして勉強を進めました。

③   過去問を解く

①→②がある程度しっかりできていると過去問でも合格点がとれるようになっています。ここで点が取れない場合はその科目の苦手分野についてまた①→②を繰り返しました。

 
◇ 2次試験ターゲット(2年目)

①   TAC2次事例直前講義(音声)を聞く

独学と言いつつもこれだけは予備校を活用。ただし通学は無理なので音声のみ移動中に聞きました。2次は採点基準がよくわからないので一部の参考書に頼るのは危険と判断し、まずは多数の合格者の頭の中に共通してインプットされていることは同様に知っておこうと思いました。(例えばこの講義を聴くまでは事例Ⅰが難しいとか問題文の要求解釈が複数あることなどは知らず…)

②過去問を解く(ふぞろいな合格答案+事例攻略セオリー)

過去問の解釈の仕方は参考書により異なるのでこれも複数使用。合格者が多数記載してある要素をなぜ自分が気づかなかったのかを考え、自分の中で解答を導くまでの手順を固めていきました。

③事例4(財務)だけは補足して集中特訓財務・会計計算問題集(TAC)を解く

道場でもよく書かれているように計算だけは実際に手を動かさないと時間内に解ききれないです。2年目の2次試験まで1年もありましたが、そのうちの半分は財務の計算に時間を割きました。

2次試験はどこまでやればよいかよくわからなかったので、不安になり色んな情報をもとめてネットサーフィンをした結果、一発道場に辿り着いたという経緯があります(笑)。1次試験は勉強時間の確保との戦いでしたが、2次試験は情報収集→自分の型の完成への試行錯誤でした。

最後に独学のデメリットについてですが、一つは上記のように、2次試験に関しては合格に必要な情報を効率的に集めることができないことです。 

そして現在感じている一番大きなデメリットは

合格した際に、喜び合う受験仲間がいない!

ことです…。合格して家族は喜んでくれましたが、苦労をわかちあってきた仲間が一番話に花が咲くことは容易に想像できます。やっぱ予備校行きたかった…(セル○アンタワー行きたいよー)

というわけで、現在独学で進めていらっしゃる方も道場のセミナーに顔をだすなど受験生同士のコミュニケーションはとっておいたほうがいいですよ!ということはお伝えしたいと思います。

—–寄稿ここまで—–

shin さん、ありがとうございました。1巡目は不明な点に付箋を貼って読み飛ばす…という学習法は、速読法の全体俯瞰に通じるところもあり非常に参考になりました。

またご寄稿いただいた文章の文字数も、制限文字数の2000字に対し、1978文字…とバッチリscissorsでした。

さて、一発合格道場では、引き続き皆さんからのmemo合格体験記・受験体験記をお待ちしております。
「書いてやってもイイゼcatface」…という方は、webmaster@rmc-oden.com までmailご連絡よろしくお願いします。



こんにちは。ZonEです。

先日ふうじんからも告知があったように、一発合格道場では合格体験記、受験体験記を募集中です。忘年会シーズンでお忙しいとは思いますが、口述試験も終わったことですし、ぜひこの機会にご自身の学習法や勉強スタイルなどを振り返っていただければ幸いです。

さて、本日はきょくしんさんから寄稿していただいた合格体験記をご紹介したいと思います。

—–寄稿ここから—–

「合格体験記?・・・いいえ、一次試験失敗体験記です!」 

はじめまして。「きょくしん」です。一発合格道場を5月に見つけて毎日読んでおりました。モチベーションの維持、学習方法の確認などに役立つ、大変貴重なサイトだと思います。お陰様でストレート合格できました。今回ご縁あって寄稿しますが、・・・私は合格記ではなく、1次試験の失敗事例をご紹介したいと思います。

 最初に、私の1次試験の自己採点は448点であり、あまり高得点ではありません。何より、経済の自己採点36点であり、得点調整+4点がなければ、1次合格できませんでした。1次合格発表後、急いで2次対策に本腰を入れましたが、2次試験まで残り1か月半しかなく、かなり苦しみました。1次試験を甘く見てはいけませんね。私は1次を中心に書いて参りたいと思います。

さて、1次試験の準備についてまず心掛けていたことは、①モチベーションを維持すること、②週20時間以上の学習量を維持すること、これらが合格の必要条件(十分条件ではないです)ということです。合格体験記や予備校講師の話にもこれに類するものが多いと思います。私も、学習にあたって私はこの2点を重視しており、このことは間違っていなかったと思っております。

1.モチベーションの維持

 みなさんいろいろ工夫されているとおもいますが、私はこんな方法をとりました。

(1)学校に通って友人とあう(通学生なら当然ですね!)

昨年8月から独学を始めましたが、なかなか時間がつくれず、学習の優先順位が他の事柄に比べて落ちてしまいます。よってTACの通学講座に通いました。出席率はあまり良くなく、校舎も勤務先や自宅近くなど転々としましたが、友人はできました。ご縁はありがたいです。友人とのおしゃべりは刺激になり、メールのやり取りでも刺激を受けました。

(2)先に合格体験記を書いてしまう(お奨めします!!!!!)

仕事でコンサルタントとしてマネジメント支援をしているので、自分自身についても恥ずかしくないマネジメントしたいと考えました。そこで、成功目標とシナリオ(5W1Hなど)などを入れて、最初に合格体験記を書いてみました。初版を書いたのは昨年の11月27日です。それが、この原稿のベース(半分くらい)にもなっています。 それを月1度程度、現実を踏まえて更新しました。ストレート合格という目標は変えませんが(笑)、自分で、読みなおし、更新をするたびにやる気が出ました。戦略と現状を確認することにもなりますので、ぜひお奨めします。他の方の合格体験記を参考にした計画で良いと思います。

                

(3)道場の記事を読む、時々コメントやメールをする(数回やりました!!!!)

学習方法の疑問点をブログにコメントしたり、質問メールをしたりしました。メール等やりとりで元気づけてもらえることもちろんですが、「書いた以上自分も頑張らなきゃ!」という気持ちも出ますよね。返事も丁寧で、「モチベーション理論のピグマリオン効果(期待してもらうと成績伸びる)」実感できます。

(4)受験を公言して周囲からのチェックを受ける(できれば効果あり!!!!)

受験を公言してしまったので、周囲からの「調子どうよ!!」チェックは頻繁でした。やっぱり公言しておくのは効果的だと思います。私の場合、講師をしている大学院の社会人学生にも言ってしまったのですが、何と私が合格するか否かが忘年会の飲み代の賭けの対象になってしまいました(笑)。不合格だったら、私に賭けてくれた人に悪いなあ・・・。私が代わりに払うかな・・・5000円×○○人=○○万円!・・・。面子としても相当プレッシャーになりました。いちいちチェックされるのはウザいけど、ちゃんとやろうという気にはなりますね。

(5)学習時間を記録する手帳に(よく言われていますよね!!!)

これは皆さん言われていることですね。調子にのっているときには、この記録をきちっとつけて確認することが、意欲継続につながりました。

 
2.時間の確保

 一次試験対策というのは、「断片的な知識の体系構築作業」だと思っています。道場でも「橋げた理論」(知識構造化ですね)を提唱していますよね。幸いなことに断片知識のインプットには細切れ時間が使えます。

時間確保については、平日は通勤時間を含めて1日2時間の学習時間(机に向かうのは1時間、その他細切れで1時間以上)、週末に10時間程度の学習時間を最低確保しました。また、テレビ見ない、飲み会ほとんど出ない、スポーツクラブは週1回に減らす、など工夫しましたが、ある程度楽しみながらでないと嫌になってしまいます。

 私のお奨めは「半身浴学習」です。仕事と学習で長時間デスクに向かうと腰や内臓が疲れますので(もちろん年齢のせいもあります)、半身浴しながら毎日30分位勉強しました。楽しみながらできます。こんな感じです。

①お湯を浴槽にいれます。冬は気温が低いので、シャワーにして2-3分上からお湯を足すと、空気が暖められてお風呂場全体が暖まります。

②浴槽のふたを半分締め、その上にバスタオルを敷いて机にして、テキストと問題集を広げます。ペンも1-2本持ち込みます。バスタオルは上がった時につかいますので、あまり濡らさないようにしましょう。

③学習開始です。喉が渇くのでペットボトルも持ち込みます。汗がでたら手ぬぐいやタオルでふきます。

④身体が疲れているときには直ぐ眠くなりますが、そんな時は、勉強をやめて上がって眠ってしまいましょう。熟睡できます。  → 実際すぐ眠って朝から学習をしていたことが多いです。

        

私は腰痛持ちなのですが、長時間座っていても腰の調子が良かったのは、このおかげだと、ちょっと自負しております。興味あればお試しください。ただし、短時間での問題練習や、2次試験の記述作業には向きません(笑)。

3.学習方法など

 学習は、道場の方が皆さん仰っているのと全く同様にやっておりました。テキスト+TACスピード問題集1回(トレーニングという問題集も)、スピード問題集復習+過去問1回、そんな感じで授業のペースに合わせてやりました。勉強方法については、特に私が付け加えるオリジナル部分はありません。

結果として、養成答練平均84点、完成答練平均74点であり、講義内容はほぼ理解していると感じていました。あと、勉強が調子に乗らないときは、WEB授業の講義だけを聴いていました。でも、これはきちんとしたインプット勉強ではないので、勉強時間としては半分にしかカウントしませんでしたけど。

4.一次試験失敗について

(反省点)

・1次受験前の2次対策は、まず財務を中心に。他の課目の学習は効率が悪い。

・「知識を定着させたか」・・・短期記憶には限界あり! あくまで長期記憶への定着が重要!。

・復習では「解答パターンを覚えてしまい易い」、しかしあくまで「考えて解く姿勢を忘れずに!!!」

 連休前くらいには、1次答練の結果にかなり慢心していて2次対策を始めました。道場やTAC講師にも相談したのですが、「油断すると危ない、1次とシナジーある2次の財務の問題をやるだけでも十分、1次試験前1か月になったら1次に専念すること」など、注意のコメントをいただきましたが・・・私は、2次試験対策が不安でしたので5月に自己流で開始してしまいました。アドバイス通りにしておけば・・・と後悔することになりましたが。

2次対策は記述時間が必要なので、1度始めると長時間費やすことになります。80分解答作成して、解説を読んで、再度考えて、書き直しすると、慣れないうちは1事例5時間程度かかりました。平日2日分以上の勉強時間がたった1事例に費やされてしまいます。ですから、2次対策をすると1次準備がおろそかになり易いと言えます。また、二次筆記のやり方がよくわかっていない(2次試験向けの基本講義を聴かないと考え方のポイントがつかめない)ので時間がかかり効率が悪い。やるなら財務だけというのが教訓です。2次のセミナーも受講しましたが、基本がわかっていなかったので悲惨な成績でした。そして、5月と6月の半分くらいは2次対策に時間を割いてしまいました。

 さて、慢心して1次科目の復習も怠けていたので、6月末の1次模擬試験は合計で合格ラインがやっと、でも法務は31点という、ひどい成績でした。この時点で知識が記憶に定着していないことに気づきました。答練は授業の直後に実施されますので、記憶はフレッシュで得点しやすいのですが、復習しないと忘れます。当たり前の努力不足でした。

1次試験まで1カ月程度なので、大急ぎで過去問の復習、スピード問題や模擬試験などの復習を繰り返しましたが、特に法務と経済は忘れている部分が多く、再度インプットしました。はじめてレジュメを作りましたが、ちょっと遅かったかもしれません。そして問題の見直し勉強(繰り返し勉強)をやり、結果として「パターンを覚えて、早く解くこと」には相当習熟しました。

           

さて、1次試験には自信満々で臨みましたが、なんと経済36点、自己採点で足切りという結果でした。難しかったのは事実ですが、落ち着いて考えれば分かる問題を数多く落としました。後日、復習せずに再度解きなおしてみると56点くらい取れています。この理由を、自分なりに分析すると、「きちんと定着した知識を使うことをせず」、「問題のパターンを覚えて答える癖をつけてしまった」→「パターンが外れるとあわてる(きちんと考えると時間がかかるので余計焦る)」という状況に陥ったためだと思っています。

診断士の1次試験は、問題の傾向も難易度も変わりますので、パターンを覚えて即答するだけでは不十分ですね。今年の経済の問題など対応できるように、新規の問題に対しても、制約時間内でおちついて考えて解答するという、基本的姿勢を忘れないようにすべきでした。

5.その後

 経済の出来の悪さが深く気持ちに刷りこまれると、その後のテストも落ち込みを引きずります。なんとか気持ちを切り替えて最後まで頑張ることが必要ですが・・・暗い気持ちを抑えて1次試験を終了しました。自己採点のあと、今年は不合格とあきらめました。5-6月に二次対策をしたことがほとんど無意味になりました。

       

ラッキーな史上初(?)の得点調整のおかげで1次合格しましたが、1次発表までの間の2次学習は気合が抜けていました。8月から9月上旬までの貴重な1か月間、2次の学習はあまり進みませんでしたので、2次受験しても今年は難しいと諦めかけました。

モチベーション維持のため、①合格体験記を書き直し、②道場の執筆陣とのメールやりとりなどなどを再開しました。しかし、残された1か月で十分な学習時間を捻出するのは難しく、時間不足のため参加していたグループ学習からは外れざるを得ませんでした。

2次学習の成績も芳しくなく、事例Ⅰ~Ⅲはほぼ平均点、事例Ⅳはややそれより上(計算ミスあると平均下回る)のペースが続き、大変苦戦しました。典型的な学習の遅れです。その最大の原因は、一次経済失敗、つまり、

答練の結果に慢心して、安易なパターン暗記に走り、傾向が変わった問題に焦って自滅、といった連鎖でした。

なんとか、2次筆記試験合格しましたが、これは幸運にすぎないと思っています。長くなりましたが、皆様はこんな状況にならないようにしてください。失敗事例としてご参考になれば幸いです。

——-寄稿ここまで——–

きょくしん さん、どうもありがとうございましたーhappy01

皆さんからの合格体験記・受験体験記もお待ちしております。webmaster@rmc-oden.com までmailご連絡よろしくお願いします。

by ZonE



こんばんは。ZonEです。

2011年合格目標の皆さんは、そろそろ1次試験1~2科目/7科目の講義が終了し、終了した科目の答練を受ける(受けた?)時期かと思います。

答練とか(ミニ)テストとか聞くと、学生時代pencilを思い出して拒絶反応を起こしたり、嫌な気持ちbearingになる方もいらっしゃるかもしれませんが、資格試験勉強における答練は「記憶を定着させる好機」と前向きに捉え、高い点数を目標として定め、きちんと準備して臨んでいただきたいと思います。

点数を目標にするなら、基礎答練だったら80点を目指す…というお話は以前書いた通りですが、点数は問題の難易度にも左右されますので、ストレート合格を目指す方は上位4%(1次合格率約20%×2次合格率約20%≒4%)に入ることを目標にするのもアリです。もっとも、全科目で上位4%に入ることができれば、トータルでは上位4%どころではなく上位1~2%位の成績ということになるでしょうが、2次試験の合格率はストレート生の方が低いことを考慮すると、それなりに良い目安だと思います。

上位4%と聞いて、ちょっと”ひいた”catface方もいらっしゃるかもしれませんが、診断士試験をストレート合格しようと思ったら、それくらいの覚悟は必要です。100人が通学する教室だったら、合格者は4名程度です。あなたは、その4名に入りたいんですよね?

 
…とあまり余計なプレッシャーをかけても仕方がないので、本題に戻ります。

先ほど、答練は「記憶を定着させる好機」だと述べました。これには2つの意味があります。

 
強固な橋げたを作る好機

1つ目は、自分の頭脳に定着させる好機という意味です。

講義を聴いているだけでは、分かったつもりにはなっても、使える知識としての体得することは非常に困難です。道場では繰り返し述べてきたことではございますが、試験に合格するには、聞いたことがあるとか知っているレベルでは不十分で、記憶している知識を問題に適応させて判断したり、記憶している知識を元にスピーディーに計算できるようになる(訓練しておく)必要があります。

しかし、学んだ知識を意識的に記憶する機会は意外と少なく、(人間は元来怠け者ですので)答練のようなマイルストーンが無いと「努力して記憶する」なんて行為は、まずしません(少なくとも私はできません)。

目標は答練で良い点数を取ることかもしれませんが、目的はあくまでもその準備過程で、記憶を定着させ、使える知識を増やしていくことです。ロクな準備もせずに答練に臨んでしまうと、得点以上に大きな差がついてしまうことを肝に銘じておいてください。「講義を受ける」という受動型の学習ではなく、「記憶すべきことをしっかりと記憶して問題を解く」という能動的な学習をする数少ない好機です。この好機を逃してしまうようでは、合格から自然と遠ざかってしまうのも当然です。

ちなみに、個人的な見解としては、(どちらも非常に重要なのですが)模擬テストよりも答練の方が重要だと考えています。なぜなら、1科目毎の答練にどれだけしっかり準備して臨んだかによって、後で覚え直す際の効率が大きく変わってしまうからです。

診断士試験のように7科目を幅広く勉強しなければならない試験では、1度覚えたことを、ずっと記憶し続けることは困難です。ですので、1度覚えたことも時間と共に忘れて、後日また覚え直す…という作業をある程度繰り返しながら記憶を定着していくことになるわけですが、1度きちんと記憶したことは覚え直す際に負荷も時間も少なくて済む…いわゆる道場で繰り返し登場する「橋げた理論」ですね。

 
記憶すべき情報を一元化する好機

2つ目は、記憶する方法を定着させる好機という意味です。

記憶する際に作成した資料(関連記憶を促す図表や要点をまとめたものに記憶ペンでマークしたもの等)や単語カードなどのツールは、一度作っておけば、後日覚え直す際にもそのまま使えます

答練への準備は、このような資料やツールを作成する好機であるだけでなく、自分に適したツールや分野タイプ毎に適したツールを検証する良い機会でもあります。1科目毎に色々と工夫しながら仮説・検証を繰り返していけば、効率的な方法などが見えてくるハズです。このノウハウは、他の資格試験勉強などにも応用できるので、ぜひ身に付けてしまいましょう(逆に言うと、他資格ホルダーは既にこのノウハウがあるから強いんですけどね…)。

資料やツールを使って簡単に覚え直す方法を身に付けておけば、1次試験の直前期に7科目を並行して勉強しなければならないようになっても、比較的有利に勉強を進めることができるハズです。

ちょっと広義になってしまいましたが、これも繰り返し述べてきた「記憶すべき情報の一元化」ですね。

 
まとめ

本日は、「記憶を定着させる好機」として非常に重要な答練に、どのような姿勢で臨むべきか…といった内容を中心にお話させていただきました。

道場ブログを以前から読んでくださっている読者の中には、同じ内容を繰り返し聞かされて不愉快に感じた方もいらっしゃるかもしれません。しかし、答練への取り組み方は合格を左右する大きな要素だという強い想いから、2011年合格目標の方にどうしてもお伝えしたかった次第です。残り科目の答練を1回たりとも無駄にすることなく、好機を活かして記憶の定着を図っていただければ幸いです。

 
by ZonE
 



こんばんは。ZonEです。

前回に引き続き、今回も苦手科目を作らない…をテーマにお話しさせていただきます。

前回、苦手意識を持ってしまう主な理由として、

  • 先入観
  • 必要性を感じない
  • 理解できない
  • 記憶できない
  • 正解が導き出せない
  • 面倒臭い

を挙げさせていただきましたが、今回は後半の3つについて、考えていきましょう。

 

記憶できない

講義を聞いたりテキストを読んで、内容について理解できても、その知識を記憶して、アウトプットとして問題を解けるようにならないと、残念ながら試験には合格できません。

理解したことを記憶に定着させる前に問題に取り組むものの問題が解けず、結果として苦手意識が芽生える…というのもよくあるパターンですよね。

ここで「理解は出来るけど、用語などを記憶できない…」とお嘆きの方にお尋ねしたいのは、

  • 本当に、記憶しようと努力しているのか?
  • 記憶する必要の無い事項まで記憶しようとして苦しんでいないか?

という2点です。

受身の姿勢で情報のシャワーを浴び続けても、知識がなかなか定着しないのはご存知の通りですが、アウトプット学習を効率的に進めるには、問題集を解く前に努力して記憶するプロセスが不可欠です。このプロセスをすっかり飛ばして、「問題を解いているうちに何とな~く覚えるだろう…」と期待しても、効果は薄いと思います。

まずは興味を持つ、脳科学的に記憶効率が良いと言われている「寝る前」に記憶する、関連する知識は横串を通して覚える語呂合わせを活用する…などの工夫を取り入れつつ、地道に記憶すべき情報のみを効率的に記憶していきましょう。

ここで大切なのは、

  • しっかり記憶しようという決意を強める(気持ちの問題)
  • 記憶する必要の無い事項まで、無理して覚えようとしない(不必要な努力は無用)
  • 時間と共に記憶が薄れても再度記憶できるように、記憶すべき情報を一元化しておく

という3点です。

記憶ツールとしては、単語カードや記憶ペン(濃い緑色のマーカーで、赤い透明な下敷き越しだと塗り潰した箇所が見えなくなるもの)などがありますが、ご自身に合ったものが1番だと思います。できれば、メリットやデメリットを意識しつつ、色々と試して、自分に合ったものを探していただきたいと思います。

  単語カード まとめ資料+記憶ペン
メリット
  • 記憶できなかった項目を重点的に学習できる。
  • シャッフルにより、ランダムに記憶学習できる。
  • 小さくて持ち運びに便利。
  • 関連項目に横串を通して、まとめて記憶しやすい。
  • テキストやまとめプリントを活用すれば、時間を節約できる。
デメリット
  • カードが独立しているので、関連記憶が困難。
  • 単語カード作成に時間がかかる。
  • 記憶した項目と記憶していない事項をパっと判別することが困難。
  • 記憶できない項目を重点的に学習するのには適さない。

ちなみに、私は単語カード派でした。何といっても、記憶できなかったカードのみを束ねることで、記憶しづらい項目を重点的に学習できる「時間効率性の高さ」がイチオシのポイントですね。

なお、モビリオやiPhoneアプリなどデジタル単語カードの類も試してみましたが、私には合いませんでした。いずれにせよ、大切なのは実際に色々と自分で試してみることだと思います。私に合わなくても、あなたには合うかもしれませんし…。

 

正解が導き出せない

用語や理論などを記憶していても正解が導き出せない問題には

  1. 言い回しが特殊で、身に付けた知識をどう適用してよいのかわからない
  2. 解答プロセスの途中で不明点やミスが発生する
  3. 解答を導き出すプロセスが全く思いつかない

などがあろうかと思います。

答練や模試で低い点数を取らなければ苦手意識はそうそう芽生えないハズですので、これらの対策も重要だと思います。

1の例としては、企業経営理論の前半部によくある、「自社技術の拡散スピードが速い」や「価格ライン別の価格設定」など、一見何を言っているのかよく分からない言い回しが代表格です。
対応策としてはベタですが、過去問と向き合って、「自社技術の拡散スピードが速い」=「模倣による他者の追随が激しい」、「価格ライン別の価格設定」=「プライスライニング」など、出て来た言い回しが何を意味するのかを記憶してしまうのが手っ取り早いと思います。

2は財務会計に多いですが、キャッシュフロー計算書の作成などが好例だと思います。
対応策については、過去に書いた別エントリーを参照していただきたいのですが、ポイントは苦手意識を生じさせないように、出来るようになった点にフォーカスしつつミスする点を潰していくことです。また、もしミスしてもミスに気づける仕組みを用意しておくことも大切だと思います。

3については、持っている知識を応用できないかくらいの検討は必要ですが、この問題はきっと皆が解けない問題」だと割り切ってしまうのも、幅広い分野を勉強しなければいけない診断士試験では有効だと思います。割り切ってしまえば、苦手意識も湧いてこないですしねcoldsweats01

 

面倒臭い

それを言っちゃ、元も子ないのは十分承知しているつもりでも、多忙なビジネスパーソンですから、業務が忙しくなってくると、ついつい勉強するのが面倒臭くなってしまうことがあります。

そんな時期に講義が重なってしまった科目は、予習復習もおぼつかず、結果として苦手意識を醸成する可能性が高くなってしまいます。知識積み上げ型の科目は、なおさらです。

でも、よくよく考えてみてください。

受験をする事を決めたのは自分。誰かにやらされて始めた勉強ではないハズです。

自分に対するコミットメントに対して、面倒臭いなんて言い訳は成立するはずがありません。

モチベーションが下がって勉強が面倒な時こそ、なぜこの資格を目指したのかを思い出し、初心に帰って勉強を楽しんでください

 

…とまぁ、二週にわたって色々と書かせていただきましたが、苦手科目を作ってしまうのは百害あって一利無しなので、苦手意識が大きくならないうちに手を尽くして対処していただきたいと思います。

それでは、今日はここまで。

 

by ZonE

 



こんばんは、ZonEです。  

唐突ですが、診断士試験勉強、楽しんでますか
 
改めて言うことではありませんが、社会人にとって身につけておきたい知識を幅広く学習できる診断士試験の勉強は、非常に面白いです。
 
しかし、人には得手不得手があって当然。幅広い科目を学習できる反面、苦手な科目という壁にぶち当たる可能性が高いのも事実。
 
多くの診断士受験生が興味・関心を持つ企業経営理論から始まったカリキュラムも、そろそろ取っ付きにくい科目が出てくる時期。特に財務会計と経済学では、躓く受験生が続出するようです。
 
ちなみに、教室講義の第一回懇親会で、私と同じテーブルに座った受験生8名のうち、本試験まで完走出来たのは私を含めてたった2名でした…。
 
仕事が忙しい社会人にとって、勉強を辞める言い訳なんて、いくらでも考えつきます
 
そんな負の誘惑に打ち勝つためにも、苦手科目と上手に付き合いたい…いやいや、苦手科目は作らないようにしたいですよね。
 
 
そもそも、どうして苦手科目は出来てしまうのでしょうか?
 
主な理由として考えられるのは、
  • 先入観
  • 必要性を感じない
  • 理解できない
  • 記憶できない
  • 正解が導き出せない
  • 面倒臭い
…といったところでしょうか?
 
では1つずつ対策を考えていきましょう。
 
 
先入観
 
財務会計や経済学などを苦手とする方がよく口にする理由の中に、
 
私は文系だから
 
という言い訳がありますが、これは先入観による苦手意識の典型的な例だと思います。
 
財務会計に出てくる計算はせいぜい加減乗除だし、経済学に出てくる微分積分も基礎中の基礎で、手順さえマスターしてしまえば何ら難しいことはありません
 
そもそも、人生における文系理系の分岐なんて、高校1〜2年の時に下したちょっとした判断なんじゃないですか?(文系としてやりたい事があって、真剣に熟考して進路を決めた方はゴメンなさい…)
 
診断士試験に、理系も文系も関係ありません。有能なビジネスパーソンたるもの、文系だってロジカルシンキングが出来て当たり前の時代です。
 
自分は文系だから数字は苦手…とかいうくだらない先入観は捨てちゃいましょう
 
 
必要性を感じない
 
経済学を苦手とする方が口にする言い訳に
 
こんなの机上の空論じゃん
 
という類のものがあります。経済学の試験範囲には、モデルを単純化してある事もあり、確かに実経済に適合しているとは言い難い(ツッコミを入れたくなる)部分も多少あります。そんな時、私は次のように考えるようにしていました。
 
机上の空論なのは、基礎だから。でも基礎がしっかりできなければ、応用には進めない。
 
まぁ、よくよく考えれば、複雑過ぎる問題が出るより、よっぽどマシですよね。机上の空論レベルでラッキーと思った方が得だと思うのですがいかがでしょうか?
 
より踏み込んだ経済学を勉強したければ、合格後に本腰を入れて勉強すればいいだけです。
 
 
理解できない
 
これは分かりやすいですよね。講義を聴いても理解できない→難しいから?自分には向いていないから?→苦手意識醸成…というありがちなパターンです。
 
時間の余裕がある今だからこそ、じっくり時間をかけてでも、きちんと理解できるまで粘り強く対峙すべきだと思います。予備校に通っている方は、せっかくなので、とことん講師に質問しちゃいましょう。
 
前提知識を積み上げていかないと、後半の分野が理解できない科目もありますので、分からない分野をそのままにせず、しっかり復習して土台を固めていくことは大切です。
 
ただ、何事も完璧主義過ぎるのは危ないと思います。診断士試験の学習範囲は膨大なので、全てを完全に理解できないことで苦手意識を持つくらいなら、ある種の割り切りも必要です。
 
特に時期的に試験が迫ってきたら、出題可能性が低い分野は諦めるという選択肢も有効ですよ。
 
 
ちょっと長くなってしまったので、続きは次回(来週)書きたいと思います。
 
by ZonE
 


こんばんは。ZonEです。

予備校の授業に臨むにあたり、予習をしておくことの重要性について、動画チャンネルをはじめ、ふうじんの投稿JCの投稿で繰り返し説明してきました。

そうは言っても、講義を聴く前にテキストを読むのって大変じゃないですか?

私の場合は、何の前提知識も無くテキストに向き合っても、すぐに睡魔が襲ってきて非常に効率が悪かったことを記憶しています。

そもそも膨大な範囲を独学で勉強するのが非効率だから、予備校にお金を払って、出題頻度別にメリハリをつけた効率的な学習を目指しているんじゃないでしょうか?

誤解しないでいただきたいのは、私は何も予習をすることを否定しているわけではありません

他の道場メンバーと同様、私も予習肯定派ですので、ご安心ください。

私が言いたいのは、(多少お金をかけてでも)予習も効率的に行いたいですよね…ということです。

 
異なる講師の授業が2回ずつ聴ける

私は予備校の回し者ではありません。しかし、実体験として非常に良かったと思っているので、あえてオススメさせていただきます。
私のオススメは、Webフォローもしくは音声ダウンロードフォローを予習に活用する…というものです。

Webフォローや音声ダウンロードフォローというのは、教室での通学受講に加えてWeb通信講座や音声ダウンロード講座を受講することができ、片方の授業を復習として活用できるというものです。

追加でかかる費用は30,000円ですが、かなりの頻度で半額キャンペーンを実施しているので、私は15,000円で申し込むことができました。

Webフォローや音声ダウンロードフォローをオススメする理由だけでも、

  • Web通信講座や音声ダウンロード講座を担当している講師は予備校のエース級の先生なので、非常に分かりやすい(ことが多い)。
  • 仕事の都合などでどうしても教室講義に出席できなかった時にDVDブースを予約しなくても自宅で講義を受講できる。
  • 通常スピード以外に1.2倍速や1.5倍速でも視聴することができるので、時間効率の高い学習ができる。
  • 聴き逃した箇所を繰り返し聴き返すことができる。
  • 音声ダウンロードなら携帯音楽プレイヤーでも聴くことができるので、通勤電車など隙間時間でも学習できる。

など色々とあるのですが、これを復習ではなく予習に活用することで、

  • 漫然とテキストを読むよりもメリハリのある効率的な予習ができる。
  • 復習としてWebフォロー/音声ダウンロードを視聴するより、予習として視聴する方が睡魔に襲われにくい(私だけ?)。
  • 予習で聴いて、教室講義で聴いても理解できないことは、教室講義の直後に質問することができる。

といったメリットを享受することができます。

「予習で同じ内容の講義を聴いてしまったら、教室講義で眠くなるんじゃね?」と思ったアナタ。なかなか鋭いですが、大丈夫です。

同じ学習内容でも違う講師が異なったアプローチで説明してくださるので、眠くなるどころかかえって理解が深まります。

それでも眠くなっちゃう…という方がいらっしゃったら、「講義の後で何か1つでも質問してやろう!!」という気持ちで講義を聴くと、不思議と眠くなりませんので、ぜひお試しくださいませ。

 
何事もトライ&エラー

今回オススメしたWebフォローや音声ダウンロードフォローを予習に活用する方法ですが、私も最初は「フォロー」の言葉通り復習としてしか視聴していませんでした。

より効率的でより学習効果の高い方法を探して、科目毎に色々トライ&エラーを繰り返した結果、6科目目の経営法務でようやく辿り着いた自分の中での最適解です。

ここで私が言いたいのは、何事も固定観念に縛られたり言われた通りにやるのではなく、より良い方法を探って色々と試していただきたいということです。

サブノートに関するハカセの投稿で、2科目目まではサブノートを作成していたけど、色々と考えた末に3科目目からサブノート作成を辞めた…というのもトライ&エラーを繰り返していた証拠だと思います。

自分に適した勉強法は人それぞれだと思いますので、皆さんもトライ&エラーを繰り返して、自分にベストマッチした勉強方法を探っていっていただきたいと思います。

 
by ZonE



こんばんは。ZonEです。

2次試験から1週間ほど経ちましたが、受験された皆さんはゆっくりと休めましたか?
 
昨年の私を振り返ると、試験が終わってから暫くゆっくりと休もうと思ったものの、何となくソワソワしてしまい、全然のんびりできなかったことを覚えています。
 
もちろん、答案の内容に自信が持てなかったというのもその一因ですが、どちらかというと受験生時代に1分1秒を惜しんで時間を効率的に使う習慣が根付いてしまったので、無駄に時間を過ごしている自分に耐えられなかったのだと思います。
 
We came all this way to explore the moon ,
and the most important thing is that we discovered the earth.

我々は、月を探検するためにはるばるここまでやってきた。
しかし、最も重要な発見は、地球そのものだった。

 
とはアメリカの宇宙飛行士、ウィリアム・アンダーズ氏の言葉です。私は宇宙旅行をしたことはありませんが、海外旅行をした際に、海外での発見そのものよりも、海外旅行をしたことで日本について(治安の良さとか四季のありがたみなど)改めて感じることは多いです。
 
皆さんは、中小企業診断士受験生活という旅から日常生活に戻ったわけですが、多忙な社会人ながら様々な努力で隙間時間を捻出し寸暇を惜しんで勉強してきた経験を持って日常生活を見ると、どんな発見がありましたか?
 
私の場合は(アックルさんと同じように)、無駄な時間を過ごしている自分が何となく許せない/勿体無い…という感覚に苛まれ、何か新しいことを始めて時間を有効活用したいと強く想うようになりました。
(もちろん、人によって価値観は様々なので、のんびりと過ごすことを重視する方もいらっしゃり、それを否定するつもりは毛頭ございません。)
 
その結果、仕事の効率アップはもちろん、本ブログの執筆や診断士関係の勉強会や研究会、実務補習の1社を含む5社の実務診断、資格試験(簿記2級、応用情報、宅建、PMP)など非常に充実した一年を送ることができました。
 
以前の自分からは考えられない質/量のアウトプットが出せるようになったことに驚き戸惑いながらも、やはり診断士試験にチャレンジして良かったなぁ…と改めて感動しております。
 
ご存知のように中小企業診断士は、弁護士や公認会計士のように独占業務のある護られた資格ではありません。そういう意味ではむしろ合格してからが勝負で、一流の診断士を目指すには、受験勉強を通じて習得した知識やスキルをベースに、各自の強みを尖らせて差別化を図っていく必要があります。
 
目標の高い皆さんにとって合格は通過点であって、ゴールではないと思います。合格発表までの期間は、(今年の合否にかかわらず)自分の強みや今後どんな知識やスキルを身につけるかを考える良い機会かもしれません。
 
ゆっくりと休んでいても何となくソワソワしてしまう方は、ぜひこの機会を有効に活用してみてください。
 
それでは、今日はここまで。
 
by ZonE


こんばんは。ZonEです。

今週末はいよいよ二次試験ですね。
 
私が緊張しても仕方ないのですが、なんだかソワソワしている今日この頃です。
 
さて、昨年私が二次試験直前の一週間やっていたことに想いを巡らせてみると、 
  • ものぐさ勉強法で効率を上げて事例問題を消化
  • 過去書き溜めた反省ノートbookを振り返り、よく陥るミスの洗い出し、体系化して整理
といった感じで、総仕上げに勤しんでおりました。
 
ただ、最終週の最重要事項を一つだけ挙げろ言われれば、私は迷い無く
 ★☆★☆★☆★☆★☆
体調管理
 ★☆★☆★☆★☆★☆
とお答えします。とにかく、うがい薬は必需品です。
 
 
試験前夜までに即答できるようになっておいて欲しい7つの質問
 
さて、本日が私にとって2010年合格目標の受験生に対する最後のエントリー(記事)ということで、何を書こうかと色々と迷ったのですが、試験前夜までに即答できるようになっておいて欲しい質問を7つほど挙げさせていただきたいと思います。 
  1. 試験当日はclock何時に起きますか?
  2. 朝食は何を食べますか?
  3. 試験会場の最寄駅には何時に到着しますか?
  4. 事例1が始まるまで何をして過ごしますか?
  5. 昼食は何を食べますか?
  6. 事例2と3の間、何をして過ごしますか?
  7. ソワソワしている自分を平常心に戻すには、どうしたらよいですか?
どうでしょうか?既に全ての質問に即答できる方は、かなり余裕があり、準備万端な方ですね。2次試験の結果が楽しみです。
 
一方、「何だよっっ!もっと技術的で試験に直結する質問じゃないのかよぉぉ!!pout」とご立腹な方も多数いらっしゃると思います。
 
しかし、よく考えてみてください。
 
どんな達人でも、心技体が揃わないと、実力を十分に発揮することはできません
 
資格試験も同様で、いくら技術があっても、心と体を軽視しては思わぬ遠回りをするハメになる可能性もあると思います。
 
そういった意味で、先述した体調管理も非常に重要ですし、上記7つの質問にも答えられるようになっておいて欲しいのです。
 
 
読者の皆さんへの感謝
 
これまで約7ヶ月間、色々と記事を書かせていただきましたが、自分の頭の中を整理する上でも、とても有意義な経験でした。
 
ここまで続けてこられたのも、読者の皆さんが貴重な時間を使って記事を読み、アクセス数という形で評価して下さったお陰です。
 
本当にありがとうございました。
 
読者の中から1人でも多くの合格者が出ることを心よりお祈りしております。
 
また、読者のみなさんと合格後に一緒に活動できる事を楽しみにしています。
goodgoodgoodgoodgoodgoodgoodgoodgood 
Good Luck
goodgoodgoodgoodgoodgoodgoodgoodgood
by ZonE


こんばんは。ZonEです。

いよいよ本試験までsandclock2週間を切りましたね。

今回は、この時期だからご紹介できる時間短縮clock学習法についてご紹介したいと思います。

 
これまで数々の事例問題を解いてきた成果の1つとして、解答に盛り込む要素をピックアップしておいて、それらを150文字でまとめるにはどうすればよいか、80文字でまとめるには優先順位的に何を削るか(削らずにまとめられるか)…など、文字数感覚が身に付いている方も多いかと思います。

これからご紹介する時間短縮学習法の効果を上げるには、「文字数感覚が身に付いている」ことが前提条件になります。

事例を解くにあたり、人によって多少やり方は異なるにせよ、大筋としては

  1. 設問文を読む(問題要求の解釈)
  2. 与件文を読む(解答要素候補の抽出)
  3. 抽出した解答要素を各設問に割り当てる
  4. 答案を解答用紙に書く

といったプロセスを踏んでいるかと思います。

私は昨年のこの時期、文字数感覚が十分に身に付いたという自己認識のもと、実際に文字を書く4のプロセスを省略して1事例あたりの時間watchを短縮していました。

もちろん、デメリットもありますが、時間を節約した分振り返りに時間を割くことができる事例をこなす回転数を上げることができる…といった効果がありました。

また、80分間というまとまった時間が取れなくても1事例解くことができるので、昼休みにも1事例解けるという点も社会人にとっては大きなメリットだと思います。

また、試験結果とは直接関係ないかもしれませんが、再現答案を作成する際にあまり苦労しなくて済むようになる…という点も隠れたメリットかもしれません。

逆にデメリットsweat02としては、実際に答案を書いていないので、(性格にもよりますが)模範解答を読んで解けていた気になってしまう可能性があるという点が挙げられます。この対応策としては、

  • 解いた後できるだけ早く(少なくともその日のうちに)振り返りをする
  • 解答要素に対応する設問のマーク方法を工夫し、文字数制限のために削った要素を明確にしておく

などが有効かと思います。

文字数感覚が身についており、本試験までに解いておきたい事例数を少しでも増やしたい…といった方は、ぜひ一度お試しいただければ幸いです。

 
寒暖の変化が激しい今日この頃ですが、体調に気を付けつつ、ラストスパートdash頑張ってくださいsign03

by ZonE



こんばんは。ZonEです。

 
今週は、事例Ⅲ特集です。この事例も事例Ⅱ同様、対応力がつきやすい(トレーニングすれば点数が取れるようになりやすい)事例と言われていますが、皆さんはいかがですか?
 
他の事例と異なり、3部構成になっていたり、時系列を把握するのが難しかったり…と、初めは取っつきにくいかもしれませんが、慣れと共に徐々に得点が伸びやすい科目と言えるかもしれません。
 
さて本日は、今さら感は否めませんが、私の事例3に関する得点浮上(安定)のきっかけになったポイントをご紹介させていただきたいと思います。
 
時期も時期ですので、すでに事例Ⅲのコツを掴んでいる方には読み飛ばしてくださいませ。
 
まだ事例Ⅲで点数が伸び悩んでいる方にとって何かしらのヒントになれば幸いです。
 
 
さて、工場勤務の経験がある方や生産管理の仕事に就いている方々は、最初から事例Ⅲが得意な方が多いようです。
 
「そんなの当たり前じゃん…」と思われた方も多いかもしれませんが、ではその差はナゼ生じているのでしょうか?
 
その差が分かれば、事例Ⅲで点数を取るヒントになる気がしませんか?
 
 
理由は色々と考えられますが、私は事例企業を具体的にイメージできるかどうかが1つの大きなポイント(違いを産む違い)だと私は思っています。
 
事例の与件文は文章でつらつらと書き綴られていますが、工場勤務の経験がある方や生産管理の仕事に就いている方々は、実務経験等から文章で書かれている与件文を読んで、具体的な企業や工場のイメージを何となく(無意識に/自然体で)思い描いているのではないでしょうか?
 
一方、私を含め他業種の人間はどうしても、1次試験の運営管理等で学習した知識を使って、文字ベースでC社の状況を把握しようとする傾向にあります。しかし、言葉尻を捉えようとするだけでは、行間を読むことは難しく、出題者の意図を汲むことも困難だと思います。
 
出題者の頭の中には、C社の具体的なイメージがあるハズなので、難易度の高い問題に対処するためには、出題者と同じように、頭の中にC社を具体的にイメージしてみることが効果的だと思います(少なくとも私にとっては、非常に効果的でした)。
 
 
なお、工場勤務の経験がある方や生産管理の仕事に就いている方々と一般人の間には、企業や工場を具体的にイメージできるかどうか以外にも、専門知識の深さや周辺知識の豊富さ等にも大きな差異があります。しかし、実務とは異なり、試験問題に対してはあまり気にする必要はないかと思います。逆にそのような知識を付け焼刃的に補強すると、素直な発想や愚直な答案作成の妨げになる可能性もありますし、気を付けないと専門用語に頼ったダメダメ答案を作成してしまう可能性すらあります。
 
事例Ⅲのよくあるパターンとして、C社の社長が自社の強みを消したり、弱みに拍車をかけるような舵取りをしようとするケースが多々あります。工場や生産管理に関する素人がゆえに、玄人からは絵空事や机上の空論に見えてしまうような事例にもくだをまくことなく(気付いてないだけ?)素直に対処できる…という強みを殺さないように気をつけつつ、弱みを補っていただければ幸いです。
 
by ZonE


こんばんは。ZonEです。

先週の事例Ⅰ特集に引き続き、今週は事例Ⅱ特集です。
事例Ⅱは4事例の中では「比較的点数が取りやすい」とか「初学者でも点数が伸びやすい」とか言われていますが、皆さんはいかがですか?

私の場合は、なかなか得点が安定せず、正直苦しみました。

解答解説を読めば「この解答書けるよな~」と思えるし、模範解答の解答要素を与件文の中から抽出(マーク)はできているのですが、80分という時間制限に焦ってしまい、設問との対応がズレたりイマイチだったり…と歯がゆいケースが多かったです。

ただ、「あること」に気づいてからは、得点がそれなりに安定するようになりました
(と言っても、気付いたのは10月初旬だったので、本当にギリギリ間に合った感じですね…。)

昨年私が掴んだ「きっかけ」が皆さんの処方箋になるかは不明ですが、事例Ⅱで時間不足に陥るケースが多い方には多少参考になると思いますので、ご紹介させていただきます。

 
「あること」って何?

まずは、この図をご覧ください

クリックして拡大)

ちょっと分かりにくいかもしれませんが、上図は本試験過去5年分の事例Ⅱにおける設問と配点(ゲージ面積で表現)の関係を表したものです。参考として制限文字数も記載してあります。

設問によって面積(=配点)にかなりバラツキがあることがよく分かりますよね。

特に、平成21年の第2問や平成20年の第1問など、配点が極端に少ない問題(図の青色でマークをつけた問題)が毎年混在していることに気付くと思います。(平成18年はちょっと微妙ですが…)。

 
その分制限文字数が少ないんだから、配点が少なくても当たり前じゃん…

そう思った方もいらっしゃるかと思いますが、事例問題をある程度こなしてきた皆さんならお気付きのように、制限文字数と答案作成にかかる時間は全然比例しません(少なくとも私の場合はそうでした。)

確かに文字を書く時間だけは文字数に比例しますが、何を書くかを与件文から抽出したり文章を組み立てたりするプロセスは、(制限文字数が少なければ盛り込む要素も少なくはなりますが)制限文字数が少なくてもある程度の時間を使ってしまいます

特に「出題者の意図を完璧に把握してやろう」「8~10割の答案を作成してやろう」と、ちょっと気合を入れると、なおさら時間がかかってしまいます。

 
…そうなんです。私が事例Ⅱで苦しんでいた根本的な原因は、配点の低い問題に時間をかけ過ぎて、本来時間をかけるべき配点の高い問題に十分な時間を確保できなかったことだったのです。

もちろん、配点の低い問題にばかり時間をかけていたわけではなく、意識としては「全ての問題に均等に時間をかけていた」と言った方が正確かもしれません。しかし、それは配点から考えると、相対的に配点の低い問題に時間をかけ過ぎていたことになるのだと思います。

 
配点が少ないのは簡単だからなのでは?…だとしたら解答作成にかかる時間も少なくて済むはずじゃん…

そう不思議に思った方も少なくないでしょうが、配点の低い問題は取り組みやすく「8~9割の答案が作成できそう」からこそ、ついつい完璧な答案を求めて時間をかけ過ぎてしまう…という見方もできるかと思います。

とにかく私の場合は、配点に応じて設問毎の時間配分にメリハリを付けるようになってから、配点の大きい問題で部分点を拾えるようになり、結果として得点が安定するようになりました。

注意していただきたのは、私は別に配点の低い問題を捨ててしまおう…と言っているわけではありません。

配点5点×2=10点で時間をかけて10割を目指しても10点。
時間をかけずに(1)4割と(2)6割の部分点しかもらえなくても2+3=5点。
その差はたった5点です。
…であれば、節約した時間を配点の高い問題に充てて、じっくり考えることがてきれば、5点分どころかそれ以上のリターンが見込めるハズです。

 
まとめ

事例Ⅱは、4事例の中で一番時間制限が厳しい事例だと思います。

もし、「事例Ⅱはいつも制限時間ギリギリで焦る」という症状が出ているようでしたら、

費用(かけた時間)対効果(得点)を考えて、配点の低い問題で完璧を追求せずに時間を節約し、その分配点の高い問題に時間をかける

という処方箋を一度お試しいただければ幸いです。

 
「自分は時間制限には苦しんでない!!」という方も、事例Ⅱに関するシリーズ投稿は明日以降も続きますので、ぜひお楽しみに。

by ZonE



こんにちは。ZonEです。

今週は事例ⅠWeekということで、事例Ⅰに関するポイントを各執筆陣が順番に投稿する予定です。

というわけで、私ZonEがトップバッターを務めさせていただくわけですが、私の場合は昨年(受験生時代)を振り返ってみても、事例Ⅰについては結局最後まで「できるようになった」手応えを感じないまま本試験を迎えてしまいました。

ですので、正直なところ偉そうなことは何一つ言えません。事例Ⅱや事例Ⅲではアックルさんの言うところの「開眼」のような瞬間があったのですが、事例Ⅰについてはその瞬間は訪れず、今でも「難しい」という印象を払拭できていません。

ただ、予備校の先生からは「事例Ⅰは2年目・3年目の受験生でも、なかなか高得点を取れない」ということは聞いていたので、昨年の私は以下のように考えていました。

事例Ⅰは皆が出来ないので、得点差はつきにくい
↓↓
合格するためには、事例Ⅰで高得点を取る必要はない
(もちろん取れるに越したことはないけど)
↓↓
自分の目標としては、とにかく大コケしないこと

といった感じで、「2次試験は相対評価なので、事例Ⅰでは低過ぎる点を取らなければ合格できる」という信念のもと、設問1つ分まるまる0点で大コケ…等を防ぐことを優先して、そのための対策をしていきました。

具体的に気をつけたポイントとしては、

  1. 組織・人事に関する解答でないと得点は望めない
     問題によっては、マーケティングや生産寄りな解答を書きたくなってしまうケースが多々あります。しかし、試験に模範解答があり、その模範解答が組織・人事というテーマに沿ったものであるのなら、マーケティングや生産寄りな解答では得点は望めません。いくら書きやすかったり、書いていて気持ちが良くても、得点に繋がらないのであれば時間のムダ。どうせなら、事例の制約を上手に活用して、得点に繋がる解答を書こう…そのように考えました。
     具体的な対策としては、マーケティングや生産寄りな解答になりそうな設問に「組織・人事」とマークを付け、自分への注意を促しました。
     
  2. モレなくダブりあり…を目指す
     一般的には「モレなくダブりなく」のMECE(Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive)を目指すべきなのでしょうが、抽出した要素をどの設問の解答に盛り込めば良いのか分からなくなってしまった場合は、両方に盛り込むようし、部分点だけでももらおう…と考えました。多少のダブりには目をつぶってでも、モレを防ぐことを優先しました。
     これは事例Ⅰに限らず、事例Ⅱなどでも有効な考え方ですが、難しい事例Ⅰだからこそローリスクメソッドで守るべきなのでは…と意識付けしていました。
     具体的な対策としては、設問への対応付けの際に切り分けが難しいのであれば、「なぜその要素を盛り込まないのか?」の根拠を第三者にきちんと説明できない限りは、複数の設問に同じ要素を盛り込んでしまいました。また、制限文字数内に模範解答より多くの要素を盛り込むために、同じ事柄を短い文字数で表現するトレーニングを行っていました。
     
  3. 与件文に唐突に出てくる一般論や経営課題には要注意
     これも事例Ⅰ~Ⅲまで通して使える考え方ですが、事例Ⅰは難しい(=解答がブレやすい)からこそ、それを軌道修正するための一般論などが、ヒントとして盛り込まれている可能性があります。このようなヒントを絶対に見逃さないことが、低~い得点を取らないための第1歩だと思います。
     具体的な対策としては、印を付けるマーカー(蛍光ペン)の色です(←地味~っ)。私はマーカー(蛍光ペン)を2色しか使わなかったのですが、そのうち目立つ方の色を一般論や経営課題、社長の想い(企業理念など)に充てていました。地味な対策ではありますが、一般論だからこそ、意識しないと読み流しやすいというのも事実ですので、本試験の緊張感の中でも実践できるように、自分のプロセスにしっかりと盛り込んでおいた次第です。

といったところでしょうか…。

事例Ⅰは2次試験の最初の科目(事例)です。ただでさえ難しいのに、本試験の緊張感から「いつもと同じように問題を解く」ことすらままならない…そんな状況に陥る可能性も大いにあります。

ですので、事例Ⅰでは大コケしないで無難なスタートが切れれば、まずはそれで十分なハズです。

高い点を取る対策も大切ですが、事例Ⅰの場合は低い点を取らない対策の方がより重要だと思います。

事例Ⅰで低い点数を取らないために、どんな準備ができるのか?」を色々と考えて、対策をしておいていただければ幸いです。

 
オマケ(連想トレーニング)

設問文のキーワードから、与件文にちりばめられているであろう「解答に盛り込むべき要素」を予想してから与件文を読み始める…といったことを実践されているかと思いますが、下記のキーワードだったら、どのような要素を連想しますか?

  1. (後継者に)「事業継承」を行う際の留意点
     → ・後継者の育成(精神面+能力面)
       ・社員や役員、取引先からの理解
       ・段階的な権限委譲
       ・バックアップ体制の構築(会長としてフォロー)
     
  2. 再雇用契約のデメリット
     → ・高齢者の割合が増加
       ・人材の長期的な育成は困難
       ・既存業務には精通しているものの、今後の技術動向等の変化への対応力に欠ける傾向にある
     
  3. 人的資源管理
     → ・評価(透明性、納得性、公平性)
       ・採用・配置(計画的に)
       ・報酬(明確に)
       ・能力開発(支援体制)
     

要素例は「→」の右側を選択反転(左クリックしながらカーソルを動かす)すると表示されます。なお、連想要素に正解があるわけではないので、上記連想要素はあくまでも例です。

 
by ZonE



こんばんは。ZonEです。

あっという間に9月も半ばを過ぎてしまいましたが、皆さん2次試験への手応えはいかがでしょうか?
 
私も昨年そうでしたが、多くのストレート生にとっては、勉強してもなかなか成果が現れない、苦しい闘いが続いているかと思います。
 
ご存知の通り、診断士2次試験は、1次試験とは異なり、何かを憶えたらすぐに得点に結びつく…といった類のテストではありません。得点という目に見える成果に辿り着くためには、様々な課題をクリアしなければならないのです
 
さらに、問題によって難易度も取っ付きやすさも異なるので、得点も安定せず、自分が本当に力を付けたことを実感するのは非常に困難です。
 
でも、忙しい生活の中、必死の想いで時間を捻出し、一つでも多くの事例問題を解いて、きちんと反省をし、次回の課題を明確化する…というPDSeeを回している皆さんなら、必ず徐々に成果が現れているハズです。
 
得点という目に見える成果に結びつくにはもう少しだけ時間がかかるかもしれませんが、できるようになったことをきちんと評価して、自分を褒めてあげてください
 
自分の解答プロセスのどこでどんなミスをしてきたのか?今回も同様なミスを犯してしまったのか?それとも、そのレベルはクリアして、より高レベルの課題に直面しているのか?…
 
自分のレベルが上がると、今までミスだと気付かなかったミスに気付くことができるようになります。それはそれで素晴らしいことですが、どうしてもミスしたという事実に目がいってしまう…。
 
出来なかったことだけに目を向けるだけでなく、できるようになったことにもぜひ注目してください
 
小さな成功体験を繰り返すことは、モチベーションを維持する上でも、非常に重要です。
 
 
残された時間は1ヶ月強しかありませんが、ストレート生にとっては、最後の1ヶ月間は急激に力がつく時期でもあります。
 
これからのラストスパートの掛け方が合否を分けると言っても過言ではありません。
 
自分を信じて、突き進んでください。心より応援しております。
 
  
オマケ
 
2010.9.20号の日経ビジネスの特集で(すき家でお馴染みの)ゼンショーを取り上げているのですが、創業者の小川賢太郎社長は起業前に「中小企業診断士の通信教育を受け、財務管理からマーケティング、法律まで資本主義の基礎を叩き込んでいった(p.35)」そうです。意外な記事に中小企業診断士の文字があり、ビックリしたのと同時にちょっと親近感が湧きました。サッカーのワールドカップ南アフリカ大会で主審を務めた方(日本人)が中小企業診断士だったのにも驚きましたが…。
 
もし、皆さんも「あの有名人も診断士」情報をお持ちなら、ぜひぜひ教えて下さいませ。
 
それでは、今日はここまで。
 
by ZonE
 


こんばんは。ZonEです。

皆さん、2次試験対策の事例演習での手応えはいかがですか?

色々と克服しなればならない課題が多く、特にストレート生はなかなか得点に結びつかずにイライラすることも多いでしょうが、演習を重ねることで確実に「(得点にはまだ結びついていなくても)できるようになったこと」が増えつつあるハズです。

そういった小さな成果をきちんと評価しモチベーションを維持しつつ、本試験までに開眼することを信じて努力を続けていただきたいと思います。

 
さて、今週は「失敗の類型化」という共通テーマで執筆させていただきます。

トップバッターということもございますので、まず、なぜ「失敗の類型化」をする必要があるのか簡単にご説明させていただき、その後で私がよく犯したミスについてご紹介させていただきたいと思います。

 
同じ問題は2度と出題されないが、同じ失敗は繰り返される

当然と言えば当然のことではありますが、診断士の2次試験で過去の本試験問題と全く同じ事例は出題されません

しかし、ケースに出てくる企業や解答に盛り込まなければならない要素は違えど、パターンとして似たような内容が問われることはあります。

また、事例演習を繰り返していると、各自が洗練させている解法プロセス内で同じような原因で処理が漏れたり、抽出しなければならない根拠を見逃したり…という似たようなミスが少なからず発生します

同じような原因で同じようなミスを犯す機会はそれほど多くないため、事例演習を解いた後でしっかり復習をしておかないと、次回同じミスをしたときに「同じミスをしたことに気付けない」という怖さはあります。

しかし、同じミスをしたことに気付き、その対策をきちんと取っておけば、確実に2次試験の対応力が向上し得点も安定していきます。

ですので、ミスを犯したら「どのプロセスでそのミスを犯したのか?」と「なぜそのミスを犯したのか?」をきちんと分析・反省し、同様なミスを犯した際にそのことをきちんと認識し、2度と同じ過ちを繰り返さないために「失敗を類型化」しておきましょう。

 
それでは、恥ずかしながら、私がよく犯したミスについて何点かご紹介させていただきたいと思います。

今読んでもピンとこないものをあるかもしれませんが、ご自身が同様なミスを犯した際に、そういえばZonEが似たようなこと言っていたなぁ…と思いだしていただければ本望です。

 
「一読して意味が分からないフレーズ」にご用心

人間は理解できないことや意味不明なことに直面すると、ついつい見なかったことにしてしまうものです。

しかも、80分という時間制限に追われて与件文を読んでいるときに、一読して意味不明な文章が出現すると、意外と平気でスルーしてしまいます。

特に私は面倒くさがり屋なのでその傾向が強く、その一見意味不明な文章をじっくり噛みしめて読むと、実は重要な根拠やヒントが含まれていた…といったミスをよく犯していました。

作問者の立場に立って考えてみると、一読して意味が分からない文章は、日常生活で使わない/自然の流れで出てこないフレーズなので、何かしらの意味を持たせて与件文に盛り込んでいるハズです。

それなのに、そんな重要な要素を平気でスルーしていては、ダメダメ…ですよね。

ということで、「一読して意味が分からないフレーズ」が出てきたときには、気軽にスルーしないようにご用心くださいませ。

 
「強い根拠を見つけた直後」にご用心

与件文を読んでいると、唐突な接続詞唐突なフレーズが出てくることって結構ありますよね?

たいていその手の文章は、解答に盛り込むべき要素だったり、解答が割れそうな時に予防線を張るための制約だったり…と強い根拠である可能性が高いです。

…とここまでは良いのですが、そういった強い根拠の直後に別の解答に使うべき根拠や制約がサラっと書かれていると、気付かずにスルーしてしまうことが多々ありました。

さらに、強い根拠の直後に一読して分からないフレーズが出てくると、そのワナに着実にハマっていました…。

また、ミスが発生するプロセスは異なりますが、解答に盛り込むべき強い根拠が見つかった時に、そこで満足してしまい、それを解答に記述したら…実はもっと深いことまで聞かれていた…というケースもよくありました。

良い解答が思いついた時こそ、それが本当の探しモノかどうか再度疑ってみる…ということも大切ですよね。

 
「一つの文章に複数根拠」にご用心

多くの方が、与件文に下線やマーカーを引いて、どの設問の根拠として使うか対応付けを行っているかと思います。

1つの文章が1つの設問に対応していればよいのですが、1つの文章に複数の設問で使う根拠が盛り込まれていて、例えば前半部分は第2問で使用し、後半部分は第3問で使用する…なんてパターンもけっこうあります。

私は大雑把な性格なので、このようなパターンで、片方の設問の根拠としてしか使用できない…というミスをよく犯していました。

一昨日、道場セミナーの準備のために、久しぶりに事例問題を解いたのですが、見事にこの手のミスを犯してしまいました…。

昨年の本試験前は、よく陥りがちなミスをまとめたノートを隙間時間に読んでいたので、本試験直前にはこの手のミスをしないようになっていたつもりですが、油断すると今でも同様のミスをするもんだなぁ…とちょっと複雑な心境です。

 
他にも、「文字ベースでしか事例企業をイメージできていないため、無理なアドバイスを提言」してしまった…など色々ありますが、シリーズ企画なので今日はこれくらいにしておきます。

まだまだ残暑が厳しいですが、体調に気を付けつつ引き続き頑張ってください。

それでは、今日はここまで。

by ZonE



こんばんは、ZonEです。

先週、他の道場メンバーが「80分のお作法」という統一テーマで記事を投稿していたのに、KYな私は一人だけ普通の記事をアップしてしまいましたcoldsweats01

ということで、遅ればせながら、本日は1週遅れの共通テーマにて投稿させていただきます。

 
…とは言うものの、他のメンバーが言いたいことをほとんど書いてくれたので、

  • 業種(イメージのし易さ)も難易度も与件文/答案の文字数も違うのだから、「開始◯分間は××をする」ということを最初から決めて問題に取りかかるのはナンセンスです(デットラインの目安を軽く決めておく程度が無難かと…)。
  • 設問の配点もキチンと確認しましょう。大きな設問で、25点×2小問などがあれば、重点的に時間と労力を配分した方が合計点は良いかもしれません。
  • 今週末の模試を通しで受験してみれば分かりますが、2次試験4事例を一日で受験するのは非常に疲れます。私の感覚では、1次試験を2日間で7科目よりもずっと大変です。一日フルに勉強に充てられる日があるなら、できるだけ4事例分まとめて解くという荒業を課して、頭と体を慣れさせておくことも大事です。

など小さなテーマが何点か残っているだけです。

そこで、私からは事例4に関する80分のお作法についてお話させていただきたいと思います。

 
「えぇー。事例4は普通に解けば時間内に解けるからそんな話いらないよーー。」と思ったそこのアナタ。そうなんです、事例1~3は80分で解くのは結構時間が足りなくて大変なのですが、事例4だけは普通に解けば時間が余るんです。

ここで「普通に解けば」というのがミソで、昨年(平成21年)の事例4のように難しい問題が含まれていると、制限時間一杯までうんうん唸って解けない問題と格闘するので、時間は余りませんよね。

そこで、私がお話したい「80分のお作法」は、問題が難しい事例4での時間の使い方についてです。

 
事例4の問題を大別すると、

  1. 与件文から企業の長所/短所を表す指標を指摘/計算し、説明する問題
  2. CF計算書やCVP分析、設備投資の経済性計算など定期的に出題される頻出問題
  3. 初めて聞く用語を含むなど難易度のやたら高い「何それ?」と思わず口走りたくなる問題

に分類できるかと思います(異論はありそうですが…)。

まず、1に関しては、財務会計が不得意でも、トレーニングを積めば確実に得点できるようになる問題なので、少なくとも3問中2問は解けるようになってほしいです。ここで得点が取れないと、本当にお話になりません。努力が得点に直結し、パターンもそれほど多くはないので、説明文も時間をかけずにスラスラと書けるようになるまで、訓練を積んでおいてくださいね。

次に、2に関してですが、普通に解けるだけでなく計算ミスをしてもキチンと気付けるように、検算方法もマスターしておいてほしいと思います。検算と聞くと、同じ計算をなぞる…ことをイメージする方が多いようですが、それだとあまり意味がありませんよね。

例えばCF決算書であれば、B/Sの現金・預金の増減額が、CF計算書の現金及び現金同等物の増減額(=営業CF+投資CF+財務CF)と一致するか?をチェックするなど、違う切り口で検算する方法をマスターして、計算を間違えても気付けるようになっておいてくださいませ。

そして、3についてですが…対策立てようがありません。皆ができない問題ができないことを嘆くよりも、皆ができる問題で点を取りこぼさないように時間を振り分けましょう。

つまり、事例4の80分のお作法としては、問題を一通り解いてみて、3以外の答えが埋まってから、制限時間一杯まで3の問題と格闘する…のではなく、計算ミスがあっても気付けるように、まず1と2についてきちんと検算するのが先決ということですね。解ける問題できちんと得点を固めてから、最後まであきらめることなく粘り強く難問に立ち向かっていきましょう。

 
アンケートご協力のお願い

私事で大変申し訳ないのですが、ZonEは資格試験受験者のモチベーションをテーマにしたインターネットサービスを展開している企業の診断案件にご協力させていただいております。

現在、診断士受験者/合格者を対象にアンケートを実施いているのですが、ぜひ道場をご覧いただいている皆さまにもアンケートにご協力いただきたいと考えております。

個人情報を入力する必要もなく、5~10分程度で回答できるものですので、お忙しいところ大変恐縮ですが、ぜひぜひご協力のほどよろしくお願いいたします。<m(_ _)m>

http://www.efeel.to/survey/yaruki/

なお、このアンケートは一発合格道場に関するアンケートではございませんので、その点だけはご認識おきください。

何卒、よろしくお願いいたします。

 
それでは、今日はここまで。

by ZonE

 
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一発合格道場「第2回2次試験対策セミナー」のお知らせ

日にち : 2010年9月6日(月曜日)

時間: 19時開始、21時半終了予定

場所: 新橋駅近辺の会議室 (別途申込者に連絡)

詳しくは、こちらをご覧ください。

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TAC動画チャンネルのフォロー企画として、昨日から2011年合格目標の受験生向けに、一発合格道場の基本的な考え方について解説させていただいております。

第2弾となる今日は、私ZonEから勉強時間の確保についてご説明させていただきます。

8/30 月 全体概要
8/31 火 勉強時間の確保  ← 今日はココ
9/1 水  予習中心の能動学習 
9/2 木  アウトプット学習
9/3 金  合格への熱い思い
9/4 土  ストレート生の一次対策
9/5 日  ストレート生の二次対策 

 
診断士受験生のほとんどは企業で働いている忙しいビジネスマンです。
結婚してお子さんがいらっしゃる方も多いかと思います。
飲み会や仕事の波など、勉強を辞める言い訳はいくらでも見つかります。

そう考えると、この資格試験に合格するために、まずクリアしなければならない課題は、多忙な生活の中できちんと勉強時間を確保することなのではないでしょうか?

 
勉強時間を確保すると決心する。

いきなりの精神論で申し訳ありませんが、まずは勉強時間を確保することを決心することが大切です。

自分に甘い方は、家庭や職場に受験を公言して、自分を追い込むのも良いかもしれません。

ちなみに、私は平日夜の通学クラスに通うために、職場の同僚に受験を公言して背水の陣で勉強を始めました。後輩に対するメンツもあったのでキツイ部分もありましたが、色々な誘惑に負けず勉強時間を確保するようになったので、効果的だったと感じています。

人間は追い込まれると色々と工夫をし、突破口を見つけるものです。

まずは、勉強時間を確保することを決心することから始めましょう。

 
隙間時間を有効活用する

勉強時間の確保を決心してから御自身の生活を振り返ると、細切れの隙間時間を無駄にしていることにすぐ気付くハズです。

電車やバスの待ち時間や食事後の昼休み、どうしても観たいTV番組を録画しておいて1.3倍速+CM早送りで観ることで捻出できる時間…どんな隙間時間でもよいので、勉強に回してみてください

意外な塵も積もれば、本当に山になるハズです。

 
生活スタイルそのものを変えてみる

最近早起きして出勤前の時間を有効に使うことが流行っていますが、そのブームに乗っかってみるのも一興です。

私の受験仲間にも、診断士の勉強をきっかけに朝型にシフトした方が何人かいますが、皆さん口を揃えて、一日の質が高まる…的な事を言っています。私は…試してみたけど、どうしても上手くシフトできませんでした。ええ、夜型ですけど何か

もとい、朝型生活を試してみて夜型適性を確認出来れば、それはそれで価値がある事だと思います。

まずは色々と試してみて、朝型でも夜型でも構わないので、自分の勉強生活スタイルを確立していただければ幸いです。

 
診断士試験勉強の意外な成果

というわけで、勉強時間の確保について軽くご紹介させていただきました。

私自身診断士試験に合格してから改めて気付いたのは、勉強を始める前より、格段に時間の使い方が上手くなった(自画自讃)という事です。意識しなくても、自分が時間を無駄遣いしていると何だか気持ちが悪い…そんな気さえしちゃってます。

時間の確保が上手くなったことや時間の使い方が効率的になったことは、試験勉強を通して体得した意外な成果かもしれません。

それでは今日はここまで。

 
アンケートご協力のお願い

私事で大変申し訳ないのですが、ZonEは資格試験受験者のモチベーションをテーマにしたインターネットサービスを展開している企業の診断案件にご協力させていただいております。

現在、診断士受験者/合格者を対象にアンケートを実施いているのですが、ぜひ道場をご覧いただいている皆さまにもアンケートにご協力いただきたいと考えております。

個人情報を入力する必要もなく、5~10分程度で回答できるものですので、お忙しいところ大変恐縮ですが、ぜひぜひご協力のほどよろしくお願いいたします。<m(_ _)m>

http://www.efeel.to/survey/yaruki/

なお、このアンケートは一発合格道場に関するアンケートではございませんので、その点だけはご認識おきください。

何卒、よろしくお願いいたします。

by ZonE



こんばんは。ZonEです。

1次試験合格後に2次試験対策を始めた方の中には、演習でこれまで取ったことも無いような低~い点を取ってショックを受けている方がいらっしゃるかもしれませんね。
かく言う私も、それまでの人生で取ったことのないような低~い点数の答案を返却されて、とても凹んだことを覚えています。

 
さて、診断士2次試験(事例1~3)の主な解法の流れは、

  1. 設問要求を解釈する
  2. 与件文から答案に盛り込む要素を抽出する
  3. 答案を記述する

の3つに(ざっくりと)大別できますが、この3手順の中で最も大切な手順はどれでしょうか?

 
私がこの中で一番大切だと思うのは、ズバリ1の「設問要求の解釈」です。

これを見誤ると、その後の手順をどんなに上手に捌いても、設問まるまる×(0点)で大怪我…なんてこともザラだからです。

まぁ、設問要求に沿わないと、採点基準である模範解答に近い答案が作成できるはずもないので当たり前といえばそれまでなのですが、80分という時間制限が気持ちを焦らせ、ついつい「早く与件文を読みたい」という衝動に駆られてしまいがちです。

そこをグッとこらえて、設問文をしっかり読んで、

  • 設問の配点と難易度から、どの問題を優先的に解くべきかなどを判断する
  • 設問にある制約条件から解答に盛り込んでも点にならない要素を把握する
  • 解答の構成要素を大まかに決める
  • 思い込まない程度に構成要素毎の根拠パターンを想像する
    (↑もちろん、やり方は人それぞれですので自分のやり方で↑)

などをしっかり固めてから、与件文を読みに行くことで大怪我を防ぐことができるハズです。

少なくとも私の場合、はやる気持ちを抑えて設問要求の解釈をしっかりするようになってから、(もちろん事例1~3や難易度にもよりますが)得点がそれなりに安定するようになりました。

 
なお、2次試験は80分以上の時間が確保できないと実際の問題を解くなどの対策は難しいですが、問題要求を解釈するトレーニングは隙間時間でも十分対策できます

私の場合は、過去問や演習問題などの設問文のみを切り貼りしたプリントを持ち歩いて、隙間時間にそれを見ながらあれこれ妄想するトレーニングをしていました。

答案に盛り込む要素のモレを防ぐためのフレームワークを覚えるトレーニングと併せて実践すると効果的かと思います。

少しでも、参考になれば幸いです。

 
それでは、今日はここまで。

by ZonE



こんばんは、ZonEです。

2次対策を始めるにあたり、先輩合格者や予備校講師にアドバイスを求めた方も多いかと思います。

私も昨年、数人の先輩合格者や予備校講師に、勉強方法や購入すべき書籍、勉強会への参加の是非など色々なアドバイスをいただきました

そして、どの方も

  • 事例をユニーク数で最低40~48事例は解くべし
  • 同じ事例を2~3回転させるべし
  • 自分の解法プロセスを確立すべし

の3点に関しては、必ず言及していました。

皆さんも、同様なアドバイスを受けたのではないでしょうか?

つまり、ある一定数以上の事例を繰り返し解くことで解法プロセスを徐々に洗練させ、自分の解答プロセスを確立することが2次試験合格の秘訣のようです。

では、なぜ自分の解法プロセスを確立する必要があるのでしょうか?

 
2次試験をより難しくしている3つの制約

2次試験に合格するには、設問文と与件文から、ある程度模範解答に近い答案を作成すればOKです。しかし、話はそれほど単純ではなく、事例Ⅰ~Ⅲの各テーマに沿った答案でないと模範解答には近づかないし、作問者の意図を読み解くのは非常に困難です。

ただでさえ難しい2次試験をより難しくしているのが、

  • 80分という時間的制約
  • 文字数という表現的制約
  • 年に1回という機会的制約

という3つの制約です。

1つの事例に2日も3日もかけられるならまだしも、2次試験では1事例につき80分で答案を作成しなければなりません。

また、答案にあれこれ盛り込んで部分点を稼ぎたくても、文字数制限があるのでそれも叶いません。

さらに、年に何度も受験できるならよいのですが、1年に1回しか受験できない試験なので、想いが強いほど緊張し平常心で考えることもできません

つまり、上記3つの制約があるため、ただでさえ難しい2次試験を

  • 素早くメリハリをつけて
  • 適切な内容を決められた文字数以内
  • 安定的かつコンスタント

解答できるようになる必要があるわけです。

そのために自分のプロセス確立させる必要があるのだと思います。

プロセスを洗練させていく過程においても、上記3点の制約を意識し目的を明確化することで、無駄な遠回りをしなくて済むハズです。

引き続き、頑張って行きましょー。

by ZonE


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