投稿者「 » Oz」の記事



みなさんこんにちは。

お久しぶりです。5代目執筆陣のOzでございます。

実は私、ようやく今年の春に診断士登録を行いました。それまで何をしていたかというと養成課程に通っていたんですね。「あれ!?二次試験合格したんじゃないの?」という読者の皆様もいらっしゃるとは思います。確かに二次試験も合格していたのですが、色々な考えもあり、養成課程にお世話になりました。が、面白いもので、私が当初思い描いていた姿とは全く別の姿を歩んでいます。そこに至る大きな要素として養成課程での時間があったことは間違いありません。私が養成課程で大きく影響を受けた要素は次の3点です。

自分のキャリアを見つめ直す時間が取れたこと
これまで経験のない分野を体験したこと
意外とやれば何でもできると思えたこと

本日はそんな私の養成課程体験談をお話したいと思います。

■ 養成課程??
まず始めに養成課程って何ぞやという方はコチラをご覧ください。ざっくり言ってしまうと「中小企業大学校or登録養成機関が実施する実務カリキュラムを受講すると診断士になれますよ」というものになります。詳細に関してはGoogle先生に聞いてみましょう。道場記事では下記2つがとても参考になると思います。

【合格発表待ち】養成過程座談会 (前編)
【合格発表待ち】養成過程座談会 (後編)

養成課程といっても様々な受講形式がありますが、ベースのカリキュラムは中小企業大学校のものになります。そのカリキュラムに準拠する形で各機関で学習期間や大学院通学などを組み合わせています。お値段はざっと200万円〜250万円くらいでしょうか。私はフルタイムの養成課程に通っていたので、学費+生活費でそれなりのお金が飛んでいきまいした

■自分のキャリアを見つめ直す時間が取れたこと
養成課程に入った途端、修了後どうやって飯を食っていこうということを考えなければなりません。10年後、自分がどのような姿になっていたいのかをたっぷり考えることが出来たのは有意義でした。また卒業生などのネットワークから独立診断士の方々がどのような仕事をされているかを間近に見ることができ、より診断士の仕事がリアルに見えてきました。だって会う人会う人独立診断士なんですもん。その結果、今の自分に必要なことはある経験が必要であると感じ、その経験が積める環境で就職することになりました。

■これまで経験のない分野を体験したこと
私が養成課程で考え続けたことは、「私が顧客からお金を払ってもらえる価値は何か」という点です。どんなに勉強をしたとしても実務ベースでの経験が0では信用を得ることは中々難しい。そう考えるとお金を払ってでも一通り経験させてもらえる実務実習は価値があったのかと思います。私の養成課程はフルタイムでしたので、ほぼ毎日缶詰になりながら一ヶ月間みっちりと報告書を作成します。 様々な分野の経営戦略、会計、法務、製造管理、情報システムについて提言する機会は貴重な経験でした。その経験があるからこそ、小売業出身の私でも製造業絡みの仕事も躊躇することなく受け入れることが出来ています。まぁ、本当は小売関係の仕事の方が得意なのですが…。

■意外とやれば何でもできると思えたこと
一番マインドが変わったのが「意外と世の中行動すればなんとかなる」ということです。調査でどうしてもある情報が欲しいとなった時、ダメもとで海外企業へ取材を申し込んでみると社長が直々に取材に応じてもらえたり、通販試作サイトをテスト運用したら、本当に受注してしまったりという経験がありました。これまで無意識に無難な道を選んでいたマインドからどうやったら自分のしたいことを実現させることが出来るのかをポジティブに考えるようになりました。これらは中小企業の社長さんや独立診断士の方々と接している内にきっとそのようなマインドになったのかと思います。

■養成課程を考えている方へ
こうやってつらつらと書き連ねてきましたが、上記メリットは人によって評価様々だと思います。今から考えれば、独立診断士の仕事ぶりをイメージするなら直接独立診断士の方々にコンタクトをとってヒアリングすれば良かったと思います。また「診断士」でなければ出来ない独占業務もないでしょうし、コンサルタントで食っていくのであれば、資格より実績・経験が重要でしょう。

結論としては、診断士資格にどのような価値を見出すかによって養成課程の価値もまたそれぞれかと思います。私自身は自身は人生の中で確実にターニングポイントになった一年間でしたし、かけがえのない友人達とのつながりもできたので良い経験だったかと思います。それは診断士の資格取得以上に得られたリターンでした。もし仮に養成課程に進むのであれば、資格取得目的ではなく、その後どのように活用するかを事前に考えられる限り想定することをおすすめします。なんだか歯切れの悪い結論ではありますが、本日はこの辺で筆を置きたいと思います。

本年も道場をご愛顧頂きまして誠にありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。



皆さん、こんにちは。

東京は寒さが一段と厳しい季節になってきました。皆さんも風邪などひかぬようにご自愛下さい。

さて、本日ご紹介するマサキさんは、ご自身の体験から診断士という資格が必要であると結論付けた上で、何をなすべきか、どうすればご自身が勉強を続けられるのかを適切に対処しております。長丁場になりやすい診断士試験を乗り切るために、大変参考になる体験記だと思います。

それでは、体験記をご覧ください。

 寄稿はここから

今年度中小企業診断士試験を合格しましたマサキと申します。

当ブログには、中小企業診断士試験の合格を勝ち取るために必要な知識や勉強方法、ノウハウを学ばせて頂きました。自分と同じく中小企業診断士を目指して勉強に励まれる方々のお役に少しでも立てればという思いと、合格までの道のりをもう一度自身で振り返ることで今後の実務補習や登録後の中小企業診断士としての活動、さらには登録までに得た知識と経験を仕事に活かしていこうという思いを込めて寄稿させて頂きたいと思います。

自己紹介
31歳男性。広告会社にてマーケティングプランナーをしております。20代半ば頃に3年間ほど関連会社であるコンサルティング会社に出向しておりました。

受験を志したきっかけ
きっかけはコンサルティング会社出向時代まで遡ります。当時は朝から朝まで仕事という寝る暇がないくらいの過酷な日々を過ごしており、体力的にも精神的にも辛い毎日でしたが、厳しくも優しい上司や先輩、取引先の方々に恵まれたことで、20代では中々得難い知識と経験を得ることができ、一人前の社会人として成長することができました。

その一方、経営層の方々とお話をさせて頂く場面に同席する機会が多かったにも関わらず、会話の中で出てくる単語はもちろん、その考え方、財務的な視点での物事の捉え方など、何を話されているのか全く分からないという歯痒い経験もしました。こうした方々が抱える課題に向き合い対等に会話ができるようになるためには、自分の得意とする専門性を高めていくだけでなく、全社的な知識、経営全般に関する知識がないと難しい!

広告会社に戻りマーケティングプランナーとして専門性を高めていく一方、会社を離れて経営全般を勉強する必要性を痛感していたそんなタイミングで出会ったのが「中小企業診断士」という資格の存在でした。

独学時代
勉強をはじめたのが5月からということもあり初年度は独学で2次試験と関連性の低い1次試験4科目(経済・法務・情報・中小)に絞って勉強をはじめました。結果は、経済と情報の2科目合格。生来、自分に甘く怠け者な性格でもあったため、仕事を言い訳にして勉強は思うようにはかどらず、さらには競い合う勉強仲間や当ブログをはじめとする中小企業診断士試験に関する情報収集も怠っていたための結果だと受け止めました。

1・2次ストレート本科生時代
本腰入れて取り組むために大手予備校の1・2次ストレート本科を受講。仕事は相変わらず時間不規則で深夜に及ぶことも多々あるものの、講義をペースメーカー代わりにしたいという意味が強かったため平日コースに通うことに決めました。

この頃から合格に向けて自分で自分を追い込む意味を込めてある工夫を行うようになりました。それは、中小企業診断士の勉強をしていることを会社の上司や同僚はもちろん、SNS上であえて公表し、その進捗状況などもことあるごとに投稿するということです。中小企業診断士の勉強をされていることを周囲にあまり公表されない方も多いと思いますが、自分の場合は模試の結果なども逐一SNSに投稿することで、必ず本試験の結果も投稿せざるを得ない状況を自らつくり、勉強から逃げられない環境づくりを心がけました。

そうしたプレッシャー効果もあったからか、結果は1次試験(5科目)合格。

以下は独学時代も含め1次試験科目の勉強についてのまとめです。

<経済学・経済政策>
TACのスピードテキスト、問題集、過去問を複数回転するも中々理解が進まなかったために副読本として茂木喜久雄著「らくらくミクロ経済学」「らくらくマクロ経済学」、石川秀樹著「新経済学入門シリーズⅠ~Ⅳ」を読み込み勉強しました。

<財務会計>
「減価償却費」や「経常利益」といった言葉の意味すら知らない全くのど素人からのスタートだったので、1次試験勉強の約半分をこの財務会計に費やしました。基本的には予備校から与えられた教材をひたすら回転させることに終始しました。

<企業経営理論>
経営戦略やマーケティングなど、最も仕事と関連性の高い科目であったため苦手意識なく取り組めましたが、定説通りあまり点数にはつながらなかったため大きな貯金に結びつく結果にはなりませんでした。

<運営管理>
店舗・販売管理は仕事との関連も多く助かったのですが、生産管理については理解、暗記に少し苦労したため1次科目唯一の借金科目となりました。

<経営法務>
ひたすら暗記。あとは当ブログなどを参考に機関設計など図表にまとめて記憶しやすくする工夫をしたことで1次科目の中で最も高得点を取ることができました。

<経営情報システム>
受験する数年前にITパスポートの資格を取得しており、仕事ではWEB関連の知識をある程度保有していたのでこちらもそれほど苦もなく取り組むことができました。

<中小企業経営・政策>
暗記しなくてはいけない量が膨大かつ答練や模試でもあまり良い点数が出ていませんでしたが、無理矢理暗記するのではなく政策や補助金の意味などまで深く考え理解しながら暗記することで記憶として定着させることができました。

そして2次試験。
日々の仕事で企画書を書いて顧客に提案するということを行っており、ある程度の論理的思考能力は持っていると自負していたので1次試験より2次試験の方が得意かも?と甘い考えで予備校の答練に挑みましたが、見事に撃沈!100点満点中、10点、20点。酷いときには1桁の点数で結果が返ってくるなど、出題者が用意している回答を当てにいくということがいかに難しいかを痛感。

さらに、事例Ⅳでは付け焼き刃で何とか合格した財務会計の知識の浅さが露呈し、計算処理のスピードや正確性、ちょっとした応用で簡単に手を捻られるという状態で1次試験終了後の2ヶ月があっという間に過ぎてしまい、予想通りの2次試験不合格(BABB)でその年を終えることになりました。

2次本科生時代
年明け早々から勉強を開始。昨年度とは違い予備校に通うのが2週間に1度のペースに落ちるためサボりぐせが目を覚まさないように、昨年度2次試験勉強時代からつけはじめていた「Studyplus(スタプラ)」での勉強記録を本格スタート。昨年度は2次試験の勉強を約300時間行っていたため、今年度は700時間勉強し合計1,000時間で合格する!と1月に目標を立てました。

また、予備校からのテキストや問題集、答練以外に①論理的思考(記述)力アップ②財務会計力アップのための取り組みをスタート。

①論理的思考(記述)力アップについては、ロジカルシンキング系の書籍を読んだり、春秋要約に取り組んだりして2次試験を戦い抜くための基礎体力づくりを徹底。

②財務会計力アップについては、「意志決定会計講義ノート」や「MBAシリーズ」などの書籍、さらに受験はしていないものの日商簿記の参考書なども読むことで事例Ⅳに対する苦手意識の払拭に努めました。

2次試験対策から離れて学習していくことに少し不安もありましたが、元来読書をするのが趣味でもあったためその延長線上の感覚で気軽に取り組むことができました。

もちろん、2次試験勉強の定番である「ふぞろいシリーズ」や「全知識・全ノウハウ」なども参考に他人の答案と自分の答案の違い、合格+AとB以下の違いが何によって生じるかなど研究も継続的に行いました。

さらには、スキマ時間を有効活用するためにまとめノートやファイナルペーパーなどは出力した紙をファイリングして持ち歩くと同時に、iPhoneにもPDFとして保存しいつでもどこでも閲覧し勉強できる状態をつくりました。通勤電車や出張で利用する新幹線の中はもちろん、残業終わりの深夜タクシーの中でもスキマ時間を利用して勉強時間を稼ぐことができました。

そうした取り組みや予備校の先生方のご指導のおかげで、模試である程度の成績をとることができ、2次試験前日に目標としていた1,000時間も突破!これまで勉強させてくれた仕事仲間と家族に感謝して精一杯頑張ってこよう!という気持ちで臨み何とか合格を勝ち取ることができました。

以下は2次試験科目の勉強についてのまとめです。

<事例Ⅰ>
事例Ⅳと並び最も苦手としていた事例でしたが、予備校模試では上位10位以内に入るなど半年間で一番成績が伸びた科目でした。基本的には過去問を繰り返し解き、与件文と問題文をしっかり読み込むことに重点を置きました。

<事例Ⅱ>
仕事柄得意とする事例でしたが、得意とする分思わぬところでのケアレスミスがないよう心がけて取り組みました。仕事とは違い、あくまで問われたことに素直にこたえること、豪快なホームランではなくキレイなセンター前ヒットを狙うつもりで取り組みました。

<事例Ⅲ>
答練などでは点数として悪くはないものの、生産技術や生産管理について聞き慣れない単語が連続すると理解が困難になり苦労した事例でした。長文対策として、ある程度の回答の型のパターンを用意しておくという対策を行っていました。

<事例Ⅳ>
最も苦手な事例でした。自分にとってここは「守り」の事例だと考えていたので大崩れしないように、当たり前のことですが「分かる問題から解き、計算処理を間違えない」という1点に集中して取り組みました。答練や模試でも点数よりも解いた順番と、計算処理の正確性とスピードをチェック項目としていました。

まとめ
以上が私の合格体験記です。

内容の方でも触れましたが合格できた大きな理由は、仕事仲間と家族の協力があったからだと感じております。これだけ勉強させてもらったんだから「合格」という結果を報告しないといけない!というプレッシャーを自分自身にかけ続けたことが良い結果に結びついたのだと思います。

これから中小企業診断士を目指される皆様、これまで悔しい思いをされ次こそは!と思われている皆様、合格後には色々な方々との出会いや新たな可能性に満ちています。来年は同じ中小企業診断士としてどこかでお会いできる日を楽しみにしています!頑張ってください!!!

 寄稿はここまで

マサキさん、寄稿ありがとうございました。寄稿文を拝見しながら感じたことですが、セルフモチベーションが上手な印象を持ちました。経営全般の知識が必要だと感じた20代の原体験をベースに、独学、一次、二次と段階を経るにつれて適切な勉強方法の運用改善がなされています。また、ペースメーカーとして通学講座選択や自分への追い込みとしてのSNS活用など、ご自身の性格を把握した上で、適切な対処をされている点は、私も見習いたいと思います。

今後、マーケティングプランナーとしての専門家の一面と診断士としての総合的な視点を掛け合わせたマサキさんのご活躍を期待しています。

さて、当道場もそろそろ代替り。私の投稿も本日で一旦おしまいとなります。1年間に渡りお付き合い頂き、本当にありがとうございました。次の世代へバトンタッチしながら、一読者として楽しみに見てみたいと思います。これからも道場を宜しくお願いします。

Oz



皆さん、こんにちは。

ついこの間、新年のご挨拶をしたと思ったら、あっという間に1月も終わりとなりました1年という時間の短さを実感する今日この頃です

本日ご紹介するエステルさんは、私と同じ小売業出身。多忙な業務や家族との団欒の合間に、努力された足跡がはっきりと残っています。

それでは、体験記をご覧ください。

 寄稿はここから

はじめまして!エステルと申します

今回は、受験体験記という形で、私の中小企業診断士試験を振り返ってみたいと思います。背景・事情が特殊だったりあまり参考にならないかもしれませんが、これから受験される皆様が、何かヒントを得られれば幸いでございます

■診断士に挑戦した理由・きっかけ

小売業を専門とする、中小企業診断士のトップランナーの方のセミナーに出席。各企業のトップの方や、一線級で活躍する販売員さんとお話する機会を頂きました。

しかし私の方はというと・・・地方スーパーのお惣菜屋さん「これは、もっと勉強せねば」と決意し、「経営のことをわかる勉強って何??」と考えた結果、中小企業診断士試験にたどり着きました。

はじめは「知識の習得」からはじまったのですが、その後の会社の業績の悪化も相まって、「独立」を頭の片隅に入れながらの勉強となりました

■学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目

知識・保有資格

経営学学士
組織論・マクロ経済・ミクロ経済は履修していたので、たたきなおし。

第2種衛生管理者
労働法関連は一度やっていたので、こちらもたたきなおし。

販売士2級+1級不合格1回
組織論、マーケティング等は古い知識はあり。

その他1
運営管理、特に店舗運営は実務のため習得済み。

その他2
IT関連知識は趣味程度。

その他3
簿記は・・・3級すら2回落ちました(学生時代ですが))

得意科目・不得意科目

以上を踏まえた1次試験開始時の結論はこちら。

得意科目
・経済学
・経営理論
・運営管理
・経営情報

不得意科目
・財務
・法務
・中小政策

参考までに・・・1次試験自己採点

科目 得点
 経済 80
 財務 48
 経営 73
 運営 74
 法務 52
 情報 64
 中小 53
 合計 444

■学習スタイル

1次試験

個人的な制約条件として・・・

1.通勤は自動車
資料が閲覧できない

2.子供が1歳(現在は2歳)
休日昼間もまとまった時間はとれない

3.職場の人員不足
拘束14時間を超える勤務もざら

4.土日は出勤
模試が受けられない
(試験日だけはなんとか休みを頂きました)

という条件のもと、

1次試験では「通勤講座」さんにお世話になりました。

メリット
①「2倍速音声」により、出勤時・帰宅時の2コマずつ受講できる

②問題演習を、時間制限付きで、オンラインでできる。進捗確認もできる。

デメリット
計算問題はさっぱり効果が上がらない。よって、計算問題に関しては、TACの財務特訓の本を買って勉強しましたが、1次試験にはどうみても間に合っていないと判断できる採点結果です。

2次試験

これを受けて…財務をちゃんとやろう!と反省。

演習対象
「過去問6年分」「TAC予想問題4回分」で40事例+「財務特訓」

演習時間
120時間

演習場所
出勤時は勤務後、店内のフードコート 休日1日取れるときは、マンガ喫茶や、県立図書館にて行いました。

解放の基本は「通勤講座」の「ロジカルマップ」式でしたが、最初はこれが非常に難しいそこでたどり着いたのが…道場です

ここでノウハウや心構え、AAAA合格仮説(最終的にはAAASを目指しましたが)を学び、「2次試験の本質は…ロジカルシンキングの試験」というところにたどり着き、初心者のためのロジカルシンキングの本を並行して読み進めながら学習しました。

■合格までの受験回数・時間の作り方

今回が初めての受験です。

1次試験・2次試験共通して、自分の休みの日を自分で設定できる(但し土日以外)ため、演習時間そのものはなんとか捻出できました。1次試験の勉強をはじめたのが昨年12月…期間では8ヶ月間でしたので、こちらは足りなかったかもしれません。

■学習時・受験時のエピソード

①以上のような境遇でしたので、回りに学習している人がいないというのが非常にキツかったです。図書館での最後の追い込みで、過去問を解いている人を見た時の安堵感といったら!

②2次のフィードバックに関しては、解答を元に、自分で仮説を立ててPDCAを回すという手法でこのデメリットを克服しました。

③1次試験終了時ズタボロだった財務、最終的には2次直前のセルフ模試で100点が出る等、本試験での心の拠り所となりました。試験直前期は「電卓を触ると落ち着く」なんて言って周囲が引いてました(笑)

■これから合格を目指す方へのアドバイス

企業戦略の策定で、「経営理念」「経営戦略」「事業戦略」のプロセスを学習すると思いますが、中小企業診断士試験を受験する際も「受験理念」「受験戦略」「科目別戦略」が非常に重要です

特に「理念」「受験戦略」などの「学習のコンパス合わせ」において、道場はとても役に立つと思います!ぜひみなさんも、「正しい方向へ」「やる気をもって」「遅滞なく」「スムーズに」合格へ向けてがんばってください!

■その他

「運営は非営利」という都合上ここでは紹介できなかった各種ツールや、2次ファイナルペーパー・2次解答プロセスマップを、ブログにて公開しておりますので、そちらもよかったらご覧ください。

中小企業診断士(仮)のブログ エステルプランナー

・2次ファイナルペーパー

・2次解答プロセスマップ

長文お付き合い頂き、ありがとうございました!受験生の皆様に良い結果が訪れますように

寄稿はここまで

エステルさん、寄稿ありがとうございました。

私も小売業出身ということで、合格体験記を読みながら「あぁ、そう。色々苦労ありますよねぇ」と思わず感情移入しながら読んでおりました。様々な 制約条件があったとしても、それを言い訳にせず、どのように工夫していくべきなのかという一つの良い事例だと思いました。

また、エステルさんの体験記を通じて、決して根性論だけではなく、冷静にご自身を分析した上で、必要なことを愚直に実行されていたことがストレート合格へとつながったのではないかと思います。苦手な財務を誤魔化すことなく、最後は事例ⅣでS答案を狙うところまで開眼したエピソードは素敵だなと感じました。

小売業出身者の貴重な合格体験記であり、今後の小売業の受験生への参考になったのではないかと思います。

それでは本日はこのへんで失礼します。

Oz



みなさん、こんにちは。

2015年もあっという間に2週間が過ぎました。年始の雰囲気もすっかりなくなり、お仕事に勉強に忙しい日々をお過ごしだと思います。寒さが厳しい時期ですので、体調管理にはくれぐれも気を付けていきましょう。

本日は勉強に対して常にご自身の姿勢を見直しを行いながら、見事合格を果たされたまつりさんの合格体験記を紹介します。

   寄 稿 こ こ か ら   

(1)診断士に挑戦した理由・きっかけ

大学でかじった程度の経済学や簿記3級で少しだけ勉強していた会計の勉強を本格的に勉強したいと考えていたところ、中小企業診断士という資格があることを知りました。本屋でパラパラ参考書をめくってみたら、半分くらいは知っている_(≠理解している)ので、とりあえず勉強を開始してみました。診断士の存在を知ったのがなんと5月。ほとんど時間もなかったこともあり、最初は本気で合格をめざすつもりもありませんでした

(2)学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目

学習開始時の得意不得意科目をまとめるとこのような感じです。
得意=、普通=、苦手=

科目 評価
経営
財務
運営
経済
情報
法務
中小

経営
大学で勉強していたから少しは知っていた。人事系以外は一通り聞いたことがあるレベル。経営理論の本は、ドラッカーとかの流行もあり好きで読んでいたこともある。

財務
簿記3級を10年前取得したが、貸方借方、基本的な仕分けも満足にできないほど完全に忘れていた。

運営
前職のSE時代にコンビニや店舗システムの開発保守に携わっていたため、店舗運営の部分は結構イメージがついた。POSとか流通システムなども親しみがあった。

経済
10年前に経済学部を出た・・・が、ほとんど何も理解していない。IS-LM曲線とか、なんとなく聞いたことがあるレベル。

情報
情報処理試験の資格所有のため、基本的にはマスターしているはず。

法務
全くの素人。

中小
全くの素人。


(3)学習スタイルとそのメリット・デメリット

●1年目
TACのスピードテキストとスピード問題集は一通り揃えて以下のように実行。
・平日毎朝1時間くらいカフェ勉強
・昼休みもテキストを読むくらい
・土日のどちらかは2~3時間学習

●2年目
・上記+GWから予備校、1次直前~2次受験までは自習室利用。自習室では、平日朝晩1.5時間、土日で合計8時間。

一番意味の分からなかった財務会計を攻めるため、簿記2級の勉強を始める。6月の試験に本気で受かるつもりで開始しました。これは中小企業診断士に合格する、という意味ではあまり効果がなかったと思います。しかし、この合格体験記を書いている段階で、大いに会計に興味を持った自分がいます。簿記2級のリベンジを目指している自分がいることは非常にプラスであると思います。

4月中旬ごろに特に経済、財務に独学に限界を感じ始めましたわからないことだらけでこのままやってもだめと直感し、TACの門を叩くことにしました。最初に経済の補講講座を受講したところ、これがとてもわかりやすく、そのまますべての科目の完成答練の授業に申し込むという術中にはまりました何度も復習できるDVDのコースと迷いましたが、最終的に通学コースを選択しました。理由は講師への質問をダイレクトにできることが決めてでした。

(4)合格までの受験回数、学習時間とその作り方

受験回数
1次試験2回(1年目2科目、2年目5科目合格)
2次試験1回

学習時間(超概算)
1年目
1次試験-108時間

2年目
1次試験-300時間
2次試験-220時間

自宅で集中できない性質なので平日は出勤前と退勤後のカフェ勉。2年目に予備校に通いだしてからは、授業をペースメーカーにして、次の答練ですこしでもいい点を取るために予習復習。2年目の1次直前期は通勤ルートの自習室に投資し、その元を取ることもモチベーションにして朝晩こもって勉強。特に自習室を利用したことで、毎日重いテキストを持ち歩くことから解放されたことと、勉強する場所が固まったことで生活にメリハリができました

(5)合格までの学習法

①1次
予備校のメソッドとモチベーション維持効果は大きかったと思います。その際、独学で一通り勉強をしておいた経験により、自分自身の得意・不得意の分類を持った上で受講していたことが相乗効果となったと思います。

②2次
TACの2次直前パックを受講。これを基準に予習復習。不足する知識を補充しながら、文章力を補強のため日経春秋の要約を毎日行いました。また、事例Ⅳ対策で、間接法CFや経営分析、財務諸表の理解をすすめるため、関連する書籍を読みました。2次については、TACの情報では不足していると感じ、一発合格道場の記事を大いに活用させていただきました。多面的に情報収集し、取捨選択できたことは非常に有益でした。

(6)学習時・受験時のエピソード

1年目の1次試験は、超短期間の準備の割には、科目間の難易度差もあり、予想外の健闘2科目が科目合格、2科目が50点台後半。特になんだかよく分からなかった財務会計が59点でとても悔しい思いをしましたが、2次試験のことを考えると、この段階で受かってなくて良かった。結局2年目一番勉強したのは財務会計及び事例Ⅳでした。

2年目、1次試験2教科目の財務会計は超難易度高で、足切りも覚悟しました。戦う気概を失いそうになりながら戦ったが、諦めなくて本当に良かったと思います。翌日の自己採点が一番ドキドキした瞬間でした。結果、全教科60点以上で合格。1次を通ると思っていなかったので、合格の喜びもつかの間、翌日の2次試験対策セミナーに参加しました。そこで、「今度は1次試験合格者母集団の中で勝負になるためには休む間はない」と告げられました…しかし、この時がはっきり合格を意識し、本当に合格したいと思った瞬間でもありました。

2次試験まで、道場ブログに従い、48事例程度はやったと思いますが、合格点を取れた答案はほぼゼロでした(自己採点結果)。が、ストレート生(厳密には違うけど)は極論本番中まで実力が伸びるという言葉を信じ最後まで頑張りました。…が、やはり事例Ⅲ、事例Ⅳで大苦戦。普通に足切り濃厚と思っていいました。合格発表の日には来年の勉強プランを考えていたので、自分の受験番号を見たときは10回くらい見直してもまだ信じられませんでした。


(7)これから合格を目指す方へのアドバイス

診断士の試験は、科目も多く、内容も多岐に渡るため長い道になることは間違いありません。しかし、一度やると決めて勉強を始めると、興味深い内容が多く勉強自体が楽しくなると思います。社会人であれば、自分の仕事に多少なりとも関係する知識を学ぶので、単なる勉強ではなく自分の経験や現状とリンクする知識を得ることができるのでオススメです。(←この文章は、合格発表前に書いています。合格まで辿り着けなくても勉強したこと自体に既に価値があると考えています)

   寄 稿 こ こ ま で   

まつりさんの寄稿文から私なりに抽出したエッセンスは2つあります。冷静な自己分析と勉強に対する真摯な姿勢です。

寄稿文を拝見して、過大評価も過小評価もせず、冷静に自己の分析を行える方だと感じました。ご自身の現状を正確に把握し、目標達成のために何をすべきか行動に移したことが成績向上につながったのではないかと思います。また、知識を得るということに対して労を惜しまず真面目に取り組まれる姿勢が長丁場である診断士試験を乗り切るための原動力になったのではないかと思いました。きっとこれからも様々な勉強に取り組んで行かれる姿が想像できますね。

まつりさん、寄稿ありがとうございました。

Oz



皆様

あけましておめでとうございます
本年も一発合格道場を宜しくお願いします
道場メンバー一同、受験生の皆さんのお役に立てるように頑張っていきたいと思います!

当道場も2010年1月の開設より丸5年。私達5代目もそろそろ代替わりの季節がやってきます。いよいよ来月からはぼちぼちと6代目の登場が予定されています。いったいどんなキャラクターがやってくるかご期待下さい。

■2015年ストレート合格を目指す方へ
ストレート合格を目指す受験生の皆様、年末年始はいかがお過ごしでしょうか。経営、財務、運営と主要3科目の復習に追われているのでしょうか。歯ごたえたっぷりの3科目ですが、2次試験でも柱となる3科目ですので、ぜひこの機会に苦手な部分があれば、しっかりと知識の橋げたを構築しましょう。

ここから8月の一次試験まで、約210日。どのように7科目の勉強をしていけば良いのか。私のおすすめは道場独自コンテンツである合格・未合格体験記から、大きな計画を立てることです。スト生一番の弱点は「経験」です。そして、合格・未合格体験記を通じて診断士試験を追体験することにより、経験値を擬似的に上げることが可能となります。体験記を読む際には、スキル、ノウハウ的な部分のみに注目するのではなく、環境や心境といった定性的な面にも注目してみると得られるものが深くなると思います。今後、2014年度の体験記も順次アップされていきますが、道場ブログが本格始動する1月3日までにぜひとも過去の体験記を読んでみましょう。

それでは、本日はこの辺で失礼します。

Oz



皆さん、こんにちは

2次筆記試験合格者の皆様、おめでとうございます。この週末は、周囲の方への合格報告や口述試験対策に 奔走され、あっという間の週末だったのではないでしょうか。 本日は、昨年の口述試験の心境を振り返りながら、当日はどんな風に行動していたのかを明らかにしてみたいと思います。

■試験前
昨年の東京地区の会場は明治大学のリバティタワーでした。東京地区の合格者は537名。この人達がわらわらと タワー周辺に集まります。私の口述試験は13時36分でしたが、御茶ノ水駅には昼前に到着した記憶があります。試験会場の確認とともに、明治大学近くのVELOCEで行われていた受験生交流会に参加することが目的だったのです。この交流会の存在は、道場の口述試験セミナーで一緒だったU2からのお誘いで知りました。その時U2から「ちょうど夏の道場セミナーの知り合いで口述試験を受ける人がいるんです」と紹介されたのがフォルゴーレだったりするのでした。世間は狭いもんですね(笑)

■交流会
この交流会、有志の方々が企画していたらしく、会場の様子や試験官の雰囲気といった試験内容からこれまでの苦労話や今後やりたいことまでざっくばらんに様々な人達と情報交換がされていました。30枚程度用意していた名刺もすぐに切らしてしまい、ひたすら頂戴する名刺の束を横目に恐縮しっぱなしでした。その後、13時過ぎから試験会場へと向かいました。

■待合室の様子
お薬ハックがこちらの記事で書いてあるように、まずは控室で待機する時間が発生します。大体30分前くらいにはこの控室に入場できますので、余裕をもって試験会場に向かうことをおすすめします。この教室が最後の詰込みルームだったので、2次試験の問題用紙や想定問答集を見直していました。前のグループが呼び出される度に緊張感が高まります。周囲の方も緊張してる様子が伝わってくるので、「あ、隣に座ったのも何かの縁ですので名刺交換でも…」というような雰囲気ではありませんでした。

■試験部屋
実際の試験は個別の教室で行われます。リバティタワーの待合室から試験会場のフロアへはエレベーターで移動をしました。私の案内役のおじさんは、「受験何回目?」とか「お仕事は何しているの?」といった感じでとてもフレンドリーでした。緊張をほぐれていき、おじさんと談笑していました。そして、試験部屋の前の椅子に案内され、「じゃあ、中から呼ばれたら入って下さい。頑張ってね。」といっておじさんが去った瞬間から、また緊張がカムバック。そして「次の方どうぞ」という運命の呼び出し。

■試験内容
中に入ると、65~70歳くらいの試験官の方が2名。表情や口調も非常に温和で話しやすかったです。荷物は脇の机に置くように指示され、着席すると、いよいよ試験が始まります。口述試験は、事例Ⅰ~Ⅳの内、2事例ピックアップして4問ほど質問されます。私が聞かれた内容は事例Ⅲ、事例Ⅳ。一番自信が無かった2つが聞かれたので辛かった。面接で聞かれた質問と回答は次のようなものです。

①事例ⅢのY社がOEMを受託するメリットは?
→「設備投資が不要、ノウハウが活用できる。」と回答。これは想定問答集にもあったので、落ち着いた応答が出来ました。

②同事例で、C社のコスト削減方法を教えてください。
→「CAD活用」と答えたら「それもあるけど一般的には?」と追加の質問。苦し紛れに「き、規模の経済も…あるかと思います」と答えました。

③事例ⅣのD社が農業を行う場合の不安点と克服方法は?
→「安定的な販売先があるか不安点。克服方法は消費者を確保すること」と回答。すると「消費者確保は外部連携するの?」と追加質問。元気よく「はい」と素直に答えたら、若干苦笑しながら「具体的にはどんなところ?」と追加の追加の質問に。そこで自分の勤務先であるコンビニと無理やりロジックを立て、乗り切りました。

④同事例でD社が潤沢な資産があるにも関わらず、借入をする理由は?
→「ROEをアップさせる」と回答。追加質問で「他には無いの?」と言われ、「やばい!分からない」と思った時点でタイムアップ。

口述試験は、間違っていたとしても話すことが大事です。私の場合も回答の方向性が間違っていたり、言葉足らずであったとしても、助け舟を出してくれる可能性が高いです。正しいかどうかはあまり重視しておらず、コミュニケーションが取れるかどうかを重視していると感じました。

■試験終了後
試験終了後、再びVELOCEに戻り、情報交換。試験終了後は、純粋に「今後診断士としてどのような活動をするのか」を沢山の方から伺い刺激になりました。

■おまけ
さてさて、そのような形で受験日を過ごしたわけですが、面白いことに、VELOCEで出会っ た方々は、その後、様々な場所でお会いしたり、一緒にお仕事をしたりしていますよく言われるように診断士の世界は狭い世界です。今後多くの方々との出会いがあると思いますが、是非ともご縁を大切にしていくことをおすすめします。きっと新たな世界が開けていくはずですよ。

それでは、本日はこの辺で失礼します。

Oz

口述セミナーは定員に達しました。懇親会のみの追加参加者を受付中です。
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開催日時:2014年12月18日(木)21:30-
場所  :東京駅付近(参加者の方に追ってご連絡します。)
定員  :10名(先着順となります。)
対象者 :2014年2次筆記試験合格者のみ(座席数に限りがあるため、何卒ご容赦ください)
参加費 :4,000円前後

参加ご希望の方は、下記URLよりお申込みください。

参加希望はこちら
↑ ぽちっと押してください。
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遅い時間のスタートで誠に恐れ入りますが、懸かる事情をご賢察いただき、我ぞと思われる方は何卒ご検討ください。

 



皆さん、こんにちは。

早いものでもう師走となりました。2次試験の合格発表もいよいよ来週に迫ってきました。本日は合格発表後にも慌てないように、口述試験前日までにどのような情報が必要になるのかをまとめてみました。

■口述試験とは何か?
診断士2次試験は筆記試験、口述試験に分けられており、筆記試験合格者は「口述試験を受験する資格」が得られます。そう、あくまでも2次試験の続きとなっているのですね。ですので、口述試験の話題は2次筆記試験の事例が中心です。また、ご存知のかたも多いと思いますが、落とすための試験ではありません。ですが、まったく対策をせずに、合格できるのかというと「難しい」というのが私の印象です。

口述試験合格率実績
年度

受験者

合格者

合格率
2010 927 925 99.8%
2011 794 790 99.5%
2012 1,220 1220 100.0%
2013 915 910 99.5%

■本格始動はいつか?
あれ…番号がある…?

これは、私が合格発表サイトで番号を見つけたときの感想です。合格の喜びよりも「ほんとに?」という気持ちと「口述試験どうしよう」という焦りが大きかったです。私の場合、事例Ⅳがボロボロであったため、完全に落ちたと信じこんでいました。それゆえに、試験終了後は診断士に関する興味はだだ下がり状態でした。それが一転、筆記試験合格から翌週の日曜日に口述試験が実施されると聞いて、大慌てで準備をしたことを覚えています。

結論から言えば、口述試験対策は合格後でも基本的には間に合います。合格者の方の話を聞くところ、おそらく多くの受験生の方も私と同じように慌ただしく準備をされていたのではないかと推測されます。

■再現答案
まずは自分の再現答案を引っ張り出します。もしこの時点で作成していないのであれば、大急ぎで問題を解き直しましょう。自分の再現答案を見直す際は、答えに行きついたプロセスを意識すると良いでしょう。口述試験は、「なぜそう思ったの?」を説明する場であるからです。

■模範解答
受験指導校の模範解答も色々見ておくと視野が広がります。無料のPDF版を配布しているページをまとめています。気になる方はリンク先から参照しておくと良いでしょう。butaoの事例Ⅰ事例Ⅲの横比較記事も参考になりますね。

TAC (サイト下部にあります)
LEC (会員登録の必要あり)
大原 (サイト真ん中あたりにあります)
AAS (関西版、関東版2種類あります)
TBC (サイト真ん中あたりにあります)
MMC (個人情報入力の上で郵送対応です)

■想定問答集
口述試験でどのように問いかけられるかの問題集です。ぶっちゃけ私の場合、想定問答集と類似内容は聞かれませんでした。しかし、頭の中を整理する意味でも、確実にレパートリーが増える想定問答集は入手することをおすすめします。TACは想定問答集のみの請求が見つかりませんでした。昨年は口述試験模擬面談のお土産で頂いた記憶があります。

LEC(まさかの有料。模擬面接)
大原 (資料請求の手続きがあるのでお早めに)

■模擬面談
受験指導校、受験生支援の団体が開催しています。予約は先着順&定員制となりますので、行動はお早めに。有志による受験生支援団体のイベントはまるで打ち合わせをしたかのように、日付が重なっておりません(笑)。ですので、最低でも2回以上は模擬面談を体験することをおすすめします。当道場も実施しますので、皆様のご参加お待ちしております!

13 14 15 16 17 18 19 20
TAC
LEC
タキプロ
政策研
ふぞろい
道場

各団体へのリンクも貼ってあります。詳細は各団体へお問い合わせ下さい。

TAC
LEC
タキプロ
中小企業政策研究会 
ふぞろいな合格答案 

■動画解説
受験校講師による解説も情報源の一つ。動画の最大の難点は時間が取られることですが、隙間時間を活用してチェックしてみてはいかがでしょうか。

TAC (4事例通して2時間)
大原(こちらも通しで2時間弱)
TBC (事例毎に20分強の動画)
AAS(事例毎に30分程度。メルマガ登録必要)

■試験当日の体験談
事例も読み込んだし、想定問答集で練習もした。しかし、会場の雰囲気や面接官の応対はいまいちピンとこない…。そんな不安を払拭するために、口述試験の体験談を参照しましょう。インターネットの検索や道場体験談を活用してみましょう。

JCの体験談 
お薬ハックの体験談
せんせいの体験談
ひろいんの体験談
まっきーの体験談

ということで、各種情報をまとめてみました。私自身、昨年手間がかかって面倒でした。本日の記事が少しでも皆様の情報収集のお役に立てればと思います。無論、情報を集めただけでなく、ご自身で消化吸収する作業が重要です。一週間という制約の中ですが、ベストを尽くせるように頑張りましょう!

それでは本日はこの辺で失礼します。

Oz



8月なんてあっという間!

 

皆さん、こんにちは。11月も半ばを過ぎると、空気の冷え込みが一層厳しくなってきましたね。冬物コートにマフラー、手袋、ヒートテックシャツにホッカイロの完全防備までもうすぐだなぁと感じる今日この頃です。真冬の寒さが来る前にも関わらず、冒頭から夏真っ盛りな写真を載せています。そう、8月には一次試験があるんですね。

2015年のストレート合格を目指す皆様にとって、来年の一次試験まで約9ヶ月。ずいぶん先の話だなぁなんて感じる暇はありません。本日は来年8月に実施される一次試験までの大まかな日程をご紹介したいと思います。タイトルに「距離感」と表現しているとおり、一次試験までの「道程」を意識してみましょう。なお、スケジュールの目安としてT◯Cのカリキュラムを参考に組み立てていることをご了承ください。

■正味勉強時間は?
ところで、残り9ヶ月ありますが、実際に勉強に費やせる日数はどれくらいあるのでしょうか。簡便な方法ですが、計算してみました。

便宜上、「1日」という単位を「勉強時間8時間」で換算して計算します。完全週休2日制、祝日・年末年始・GWは休み、休日は8時間勉強、平日の勉強は2.5時間という条件にしています。

【12月1日から7月31日まで】
土日=68日
祝日=15日
平日=160日 (平日160日×2.5時間÷8=勉強単位50日)

ざっくりとした計算ですが、およそ133日分。あれ、結構あるじゃないかと思ったあなた!更に細分化してみましょう。下記に大まかなロードマップを作成してみました。

カリキュラム イベント 学習スタイル
11 財務

・理論の理解重視

・目的:インプット

・1ヶ月で1科目のペース

・1日で1科目勉強

12 運営 年末休暇
1 経済 年始休暇
2 情報
3 法務
4 中小
5  完成答練① GW ・知識を使う訓練重視・手段:アウトプット・1ヶ月で7科目を復習・1日で複数科目勉強
6 完成答練② 6月下旬模試
7 完成答練③
8 一次試験 1,2?8.9?

大きく分けて、4月までは基礎を固める橋げた構築期間5月以降は知識を自らの血肉と変える実践期間となっています。そこで月の割合を元に、基礎6:実践3で先ほどの勉強時間を振り分けを行ってみました。

4月まで 5月以降
全科目配分 約90日 約42日
一科目当たり 約13日 約6日

おぉ…こうしてみると1科目につき2週間で基礎を固めて、1週間で実践力を身に付けるというイメージになりました。さらに、この計算では、1日も休みなく勉強し続けると仮定しております。実際には、公私ともに何らかのイベントが発生することが避けられないのではないでしょうか。であれば、条件的にますます厳しくなると推定されます。

■前半と後半で何が違うの?
スト生の方にとって、4月末までの橋げた構築期間と5月の実践力構築期間は勉強方法が大きく違います。4月までは当道場お馴染みの橋げた理論に則り、目の前の科目に全力を尽くす。これを約1ヶ月みっちり行い橋げたを構築した後に、新しい科目に全力で取り組むという繰り返しが続きます。

一方、ゴールデンウィーク(GW)明けからの学習は、ガラリと変わります。各人の得意・不得意を考慮しながら、重要論点の整理を行いつつ、アウトプット中心の勉強を行っていきます。過去問・完成答練・スピ問と、とにかく各科目を回転させる。当然1科目当たりの勉強時間は少なくなります。時間という希少資源を最大限活用するために、戦略的に自身の勉強計画を策定することが求められます。道場ではこの期間を「怒涛の7週間」と表現しております。

■3つのマイルストーン
一次試験までの道程には3つのマイルストーンがあります。一つは年末年始、もう一つはゴールデンウェーク、そして6月末に行われる模試の3つです。

1.年末年始
スト生の方にとって初めての長期休暇になります。今年の仕事納めは26日(金)。そこから1月4日(日)までの9日間が年末年始休暇になることが予想されます。イベントも多く、勉強確保の時間が難しい年末年始ですが、是非この期間で勉強時間を確保したいところ。この機会を逃すと、次の長期休暇は5ヶ月後のGW。年末年始の過ごし方ですが、個人的なおすすめは経営・財務の過去問着手。本番で求められているレベルがどの程度なのかを早い段階から意識することができます。すると、合格に必要なレベルと現時点での実力レベルのギャップが理解できます。この時点で初めてご自身の取り組むべき課題が見えてくるはずです。

2.GW
中小企業経営・中小企業政策も終えた4月末。2015年のGWは4月29日(水)と5月2日(土)~5月6日(水)の6日間。普段と変わらず勉強を進める方もいれば、苦手科目を鍛えあげたり、更には二次試験の模試を受験したりと人それぞれ。この時点で今後の学習計画の見直しも必要となると思います。

3.一次模試
「怒涛の7週間」、ちょっと違和感を覚えませんか?あれ、GW明けから7週間だって?そう、この7週間という期間は、6月末に行われる模試までの期間です。ストレート合格を目指すのであれば、6月末の模試を本番と捉え、実力を合格レベルに持っていかなければなりません。スト生の方にとって、6月の模試を本番と見なすことにより、最後の一ヶ月間でもう一伸びをする時間を得ることが出来ます。PDCAサイクルで表せば一目瞭然。学習計画を立て(Plan)、6月末まで勉強を行い(Do)、模試を受験し(Check)、足りない部分を強化する(Action)となります。これが8月を本番とみなすと…恐ろしい…。

模試目標 本試験目標
P 計画立てる 計画立てる
D 6月末まで 7月末まで
C 模試 一次試験
A 7月~本番 試験後~翌年まで

■目線を上げてみる
さて、ここまで8月一次試験までの道程を見てきました。重要な点は予め計画を立てておくということです。計画を立てることにより、修正が可能となります。不測の自体が起こった場合、計画を立てていなければ「不測」と認識すらできないでしょう。これまで漠然とし過ぎていて計画が立てられてないよーという方に向けて、道場記事もまとめてみました。これらを参考にぜひ計画を立ててみましょう。

ストレート合格に必要なスケジューリング 
学習計画立ててますか?
1次試験通過するための戦略

それでは本日はこの辺で失礼します。
Oz



2015年合格目標の皆様、こんにちは
一発合格道場5代目のOzと申します。詳しいプロフィールはこちらをご覧下さい。当ブログでは1ヶ月に2回の頻度で登場しております。以後宜しくお願いします。

8月から10月中旬までは、2次試験向け記事が多数を占める当ブログ。連日2次試験向け記事が投稿されるこの時期、決意を胸に診断士受験を始めた方も多くいらっしゃるのではと思います。TACに通われている方でしたら、企業経営理論の科目が一通り終了した時期になりましたね。

さて、1科目の企業経営理論はいかがでしたか。覚えることが一杯ありましたか?成長の実感が得られましたか?会社員の方でしたら、自分の会社の戦略ってこうだったんだと新たな発見をされているかもしれませんね。楽しかった企業経営理論とは一旦お別れです今後は財務、運営と主要科目が続いて行くので頭を切り替えていきましょう

ご存知の通り、診断士一次試験は7科目。予備校カリキュラムでは1科目を約1ヶ月で回転させます。ですので、目の前にある1科目に全力投球しつつ、新しい科目に入ったらすっきり切り替えられるかがポイントです。重要行動は頭の中で確かな土台を作ること。ストレート合格を目指す受験生にとって、時間があるように見えて実は全然時間がありません予備校のカリキュラムでは、次に経営理論が出てくるのは半年後。だからこそ、各科目を行っている最中は、脇目も振らずがっつり対象科目を消化し、知識の土台を固める必要があります。財務をやりつつ、企業経営理論もちょこっと復習しておこうなんて思わず、財務にどっぷり浸かっていくことをお勧めします。

というわけで、今週から財務が始まるストレート生にとっては企業経営理論のもやもやを払拭するために残された時間は多くありません。本日は企業経営理論のおすすめ記事をまとめています。気になる点があれば、ぜひ確認してみて下さい。

それでは今日はこの辺で失礼します。

Oz

【勉強方法】
【一次】知識がスラスラ出てくる覚え方
 ここで提唱されている目次学習法は他の科目でも使えます。
【企業経営理論】スッキリ感を味わおう!
企業経営理論に苦手意識がある方は必読!
【2012年目標】企業経営理論とは友達になっとこう!
 企業経営理論を身近な問題に例えて分かりやすく説明しています。
企業経営理論:組織論は「アウトプット」で!
 企業経営理論を「国語の問題」と「知識の問題」に分けるとすっきり。
問題集を解いた後,解説を読む前に。
 どうやって問題に取り組むべきかに悩んでいる方へ。

【分野別】
企業経営理論:「理解して記憶」実例で学ぶ経営戦略
 現実と知識をリンクさせる経営戦略の覚え方は効果大。
【企業経営理論】「組織論」はチャレンジング!
 組織論を体系的にまとめてあります。
「理解して記憶」実例で学ぶマーケティング用語
 こちらはマーケティングの主要ポイントを解説しています。
【経営理論】覚えにくいポイントのチェック
 この問題集が解けるようになれば一人前!
【渾身・経営】労働法規のこれだけは押さえよう
 地味だけど押さえておきたい部分をチェック。

***以降は、オフ会の告知となります。*********************

一発合格道場 ノーサイドの会(オフ会)のお知らせ

 

【日時】

11月 8日(土) 17:30-

11月18日(火) 19:30-

【会場】

東京 八重洲周辺 (参加リクエストを頂いた方に別途ご連絡致します)

【募集人数】

各回 定員は25名(お申し込み先着順)とさせていただきます。

【参加費】

参加費は1人4,000円程度を予定

 

内容の詳細およびお申込みは、道場ホームページの右側サイドバー最上段(サイト内検索の下)にある「一発合格道場主催イベント」

あるいは3215のこちら記事をご覧ください。

 

皆さんのご参加をお待ちしております



とっても素敵な恋人にようやく会えるかのような、このドキドキ感!

と、去年の私は前日にこのように感じていました。決して自信があったわけではありません。友人から「せっかく長い間待ち焦がれていた試験受けられるのに、暗い気持ちで行ったらもったいないよ!」と励ましのお言葉を頂き、ポジティブな感じで捉えていたのを覚えています

二次試験、いよいよ明日スタートします。
きっと皆様の中には様々な想いが詰まっているはずです。 診断士受験を決意したあの日から今日ここまでの道程は明日という日のためにあるのでしょう。

今日は「道場OPENDAYです

最終決戦に対しての決意、意気込み、現在の率直な気持ちなどをお聞かせください

・絶対合格!有言実行あるのみ!
・これまで支えてくれた家族への感謝のメッセージ
・気合の入った意気込み
・何でもいいからテンションあげたい!

などなど

一言でも構いません
ぜひアナタのキモチを“コメント欄”でぶつけてください

お待ちしております

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

< 告 知 >

明日は「試験終了の道場OPENDAY!」とする予定です。試験後の感想などのコメントをよろしくお願いします!!

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<最後にOzよりメッセージ>

人生でこんなにエキサイティングな受験はそうそう出来ません。
普段通りに、でも適度な緊張感とともに全力を出していきましょう!
この試験は何が起こるか分かりません。本当に分かりません。
でも、白紙だけは確実に何も起こらないことになります。
最後の最後まで諦めないで!

皆さんの吉報お待ちしております!

Oz



みなさん、こんにちは。

3連休も終わり、本試験まで残り2週間を切りました。まとまった時間を取れるのも、限られてきていると思います。そんな中で、本日は2014年版中小企業白書から、今年の事例に役立ちそうなポイントをまとめてみたいと思います。

■なぜ白書?
野菜工場。そう平成25年度の事例Ⅳで出てきた不思議な工場です。当時、予想の斜め上をいく設定にびっくりした私ですが、実は平成25年度版白書に掲載されていたんですね。一次試験の時は、グラフや傾向を読むことで頭が一杯であったため、細かい事例の中身まではじっくり目を通してはいませんでした。しかも、一次試験では前年の白書からの出題のため、試験該当年度の白書はまったくもってノーマーク。でもですね、受験生を終えた後、改めて白書を読んでみると、まるで事例になりそうな企業がわんさか載っていたのです。その時、「あ、これは事例ネタの宝庫だな」と思った自分がそこにいました。

ご存知の通り、中小企業白書は中小企業庁が発行している冊子になります。当然、国家資格である中小企業診断士は、国、中小企業庁の方針に沿うような解答が求められます。しかも、白書には全国から選び抜かれた優良中小企業の事例が紹介されています。解答の方向性として、チェックしておいて損はありません。

■白書の概要から
そんなわけで、2014年度の白書概要から、二次試験の解答の方向性になりそうな部分をピックアップしてみました。

第1部 平成25年度(2013年度)の中小企業・小規模事業者の動向
ここでは、中小企業の収益力向上のため、価格転嫁力の向上と労働生産性の向上が必要であるとまとめられています。価格転嫁力。初めて聞きました…。価格転嫁力とは販売価格を上げ、仕入価格を下げることを表しています。白書では、販売価格を弾力的に運用するのは難しいから、組合を作って原材料の共同購入などでコスト削減を図りましょうと提案されています。

第2部 中小企業・小規模事業者が直面する経済・社会構造の変化
●我が国の中長期的な構造変化
少子高齢化で人口が減少し需要が減るけど、外国人観光客の取り込みや情報技術の発展でビジネスチャンスも増えてるよーという内容です。観光庁がインバウンド(訪日外国人旅行客誘致)政策を推進する動きにシンクロしていますね。気になる言葉としては、自然や歴史を対象にしたエコツーリズム、農林漁村地域に滞在するグリーンツーリズム 、人が沢山集まってお金を落とすMICE(Meeting Incentive Convention Exhibition,例.企業会議、国際会議)といったフレーズは需要喚起の打ち手として知っておくといいかと思います。

●地域の抱える課題と地域活性化
地域の課題は少子高齢化による人口減少、商店街の衰退です。地域活性化の切り札は「地域資源」の活用だから、市町村と中小企業・小規模事業者は連携して農水産品や観光資源の活用が必要だということが書かれています。商店街の衰退に対しては、欧米のBID(Business Improvement District)制度を活用すれば商店街のマネジメントを強化できるのではないかと指摘しています。BIDの説明はgoogle先生に聞きましょう!

■第3部 中小企業・小規模事業者が担う我が国の未来
●小規模事業者
わざわざ小規模事業者で一節作っています。小規模事業者の最大の課題は「需要・販路拡大」です。小規模事業者の類型によって、課題解決方法は2つに分類されています。一つは地域需要志向型。住民との信頼関係を活かしたニッチな需要の掘り起こしを行うこと。もう一つは、広域需要志向型。ネット販売の活用や大企業とのマッチングを通じて需要開拓を目指すべきと書かれています。その他の販路開拓方法として、技術提案型商談会、地場産品の展示会開催、アンテナショップ運営なども列挙されています。

●企業・創業
企業/創業は地域経済の活性化、産業の新陳代謝が促すのに、起業希望者が激減していて問題だ~というのがこの章の内容。起業ターゲットを「女性」「若者」「シニア」と分けている のに注目。この切り口だと「30~50代男性」がすっぽり抜けています。会社勤めの中年男性に魅力的プランがないってのも何だかなぁーと個人的には思いますが…。それぞれの層に対しての悩みと解決策がこちら。

悩み 解決策
女性 アイディアはあるが事業化が分からない 起業の具体的手段伝授
若者 起業に現実感がない 気軽な相談体制の整備
シニア 事業失敗時のリスクが怖い 指導より伴走型の支援

●事業承継・廃業
近年な親族承継が低下し、第三者承継が増えています。後継者(親族、内部昇格、外部招聘)が確保できない場合は、事業売却や廃業となってしまいますという内容。後継者の育成には3年以上は掛かるので計画的に行いましょうという方向性は押さえておくポイントですね。
この章の気になる起業ネタとしては、自宅を使ったプチ店舗でイベント事業を行う、大手企業社員の週末起業で地域活性は解答のストックとして使えそうです。

●海外展開
人口減少などで市場が縮小する国内だけでなく、旺盛な海外需要を取り込みましょうという内容です。直接投資を成功させるための要素が興味深い。販売先の確保、現地人材の確保・育成・管理、海外展開を主導する人材の確保・育成、採算性の維持・管理、信頼できる提携先の確保などは事例Ⅲの解答ネタで使えそう。

●新しい潮流
「クラウドソーシング」「クラウドファンディグ」 「コワーキングスペース」「CSV」といった流行りの言葉が飛び交っています。これらの話題が単体で質問される可能性は少ないと思いますが、知っているだけで解けるラッキー問題になるかもしれないので一応フォロー。

クラウドソーシングは中小企業の経営資源の補足個人の新しい働き方を提案する可能性がある一方で、現実的には仕事の質や受注量が不安定であったり、情報流出の危険性受発注利用手数料などが問題として記載されています。

クラウドファンディングは、ITを活用し、不特定多数の人間から資金を調達する方法です。注目事例として、ファンドを作って不特定多数の人間から出資を得る代わりに、商品の提供工場見学会を実施し、出資者とのコミュニケーションを深めるなんてネタはありですね。

コワーキングスペースは図書館のような開放されたスペースで独立系のワーカーの方達が仕事をする場所です。利用者同士のコミュニケーションが推奨される環境であるため、新しい発送やイノベーションが生まれたり、協業関係が発生します。この考え方は、事例Ⅰの組織改革でありそうな話です。

CSV(Creating Shared Value)とは、社会価値と企業価値を両立させましょうというものです。白書では、地域特有の課題を、中小企業の事業を通じて解決することでCSVは実現できると書かれています。これだけだと、分かりにくいですね。参考として、歩行困難者向けのタクシーサービスが紹介されています。地域の課題である歩行困難者に対して、企業が経済活動を通じて解決しています。また、CSVは一過性のものでなく、持続的に事業活動を行うという視点からCRSV(Creating and Realizing Shared Value)という考え方もある、だから中小企業は必要なんだという論じ方でまとめられています。

■第4部 中小企業・小規模事業者の支援の在り方
第4部は、どちらかと言えば、支援をする側について述べているので、あまり参考になる情報がありませんでした。しかし、コネクターハブ企業については、要チェック。地域経済活性化のためには、地域外から資金を調達し、地域に配分するコネクターハブ企業が重要だと述べています。このコネクターハブ企業を見つけるには、民間調査会社のビックデータを活用しましょうともかかれています。こんなとこにも流行りのビックデータが出てきています。

■“ちいさな企業”の成長に向けた行動計画
平成25年6月に支援する側、される側が集まって宣言したという行動計画が、1ページ丸々掲載されています。この方向性は知っておくべきでしょう。

行動1.地域に眠るリソースを最大限に活用・結集・ブランド化する
行動2.中小企業の新陳代謝を活発にする
行動3.下請構造から脱却し、自ら積極的に成長分野に参入する
行動4.海外に打って出る

■白書の気になる知識達
ここでは、個人的に「あぁ、これの知識問題出たらやだなぁ」というものをピックアップしています。出る可能性は低いと思われますが、気になる方は、白書をチェック!

個人事業主と法人のメリット・デメリット:白書P.153。法務知識。
エンジェル税制:白書P.243。個人投資家への優遇措置ですね。
事業承継税制:白書 P.269。相続税、贈与税の特例制度。
税務上の寄付取扱:白書P.418。クラウドファンディングに絡めてます。

白書のざっくりとした流れだけを押さえるだけでも、診断士試験がどのような方向性の解答を求めているのか分かるかと思います。ここで紹介した話から、少しでも解答のヒントが見つかれば幸いです。ここから試験日までは、ギアフルスロットルで突っ走って下さい。最後の最後まで考え続けることに、デメリットは無いと思います。あともう一息!頑張りましょう!

それでは、本日はこの辺で失礼します。

Oz



10月15日(水)
今日のゼミで、教授からお達しがあった。何でも10月末から1ヶ月程度、忙しくなるので予定を空けておくようにとのこと。何でもこのゼミ毎年恒例の儀式だそうだ。先輩に聞いても「まぁ…みんな乗り越えてきた道だから。」としか教えてくれない。不気味だ

10月22日(水)
改めて、教授から来週以降の予定を空けるように念押しされた。 一応、予定は空けておいてはいるが詳細が分からないので、あまり調整できていないのが本音だ。11月に受けるTOEICの勉強に支障が無いといいなぁ

10月29日(水)
研究室に朝から集合の号令。目の前には5,000枚の解答用紙。積み上げたら50cmくらいあるよ、これ。この1ヶ月で、全部を採点するのかよ…とりあえず100枚程度採点を始めてみるものの、記述式だから教授からもらった模範解答とちょくちょく違う。採点に迷うたびに教授に指示をもらうので、作業進まない

10月30日(木)
採点2日目。だんだん採点のコツが掴めてきた。一つの設問は大体2分くらいで対処していけば、スムーズに進む。しかし、手書きの文章を読むなんて何年振りだ?癖字や殴り書きの解読がつらい

10月31日(金)
解答用紙は持ち出し禁止なので、研究室にこもって採点。単純作業に通じる部分もあるので、集中力が求められる。今日は1時間だけやって終了。

11月1日(土)
何百枚も見ていると、何となく解答の型やキーワードのようなものが分かってきた。はまった解答が続いてくれると、採点も楽。逆に、型やキーワードから外れていたら加点しない。例外をいちいち読んでいたら、時間もなくなるし。2週間後のTOEICの勉強時間確保のために、こういう作業系はさくさく終わらせねばならない

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みなさん、こんにちは。

いきなり妄想全開の偽ブログの内容を書いておりますもうお分かりですよね。これは、採点者側から見た採点作業のイメージして書いています。 本日は、採点者側の事情を推測しながら、周囲の合格者と同じ解答を作る必要性を考えてみたいと思います。

■採点の裏側を推測する
冒頭の偽ブログの文章のネタはひめのこちらの記事やせんせいのこちらの記事を参考にしています。どちらの記事も、採点は少人数ながらも複数人で行っているという事を指摘しています。正しい採点という観点でいけば単独採点が理想です。しかし、現実的に単独で5,000枚採点するのはかなり難しいでしょう。とはいえ、国家試験の記述式採点を数百人規模の外注に任せた場合、解釈による採点のぶれや機密管理の面で不安が拭えません。ですので、作問者+数名での採点というのが現実的なイメージではないでしょうか。

■情報処理能力は?
ひめの記事では、1事例につき10分程度しか配分ではと推定されています。仮に10分を6つの設問で分配すると一つの設問で100秒程度。試しに、手元にある文章で計測したところ、私が1秒で読む量は10文字程度。丁寧にじっくり読んだとしても、1秒5文字程度でした。100字の解答を読むのに最低でも10~20秒程度は必要になるかと思います。となると100秒の内、残り80秒程度でキーワードや文章構成をチェックしなければなりません。しかも、わんこそばのように、次から次へと解答用紙が押し寄せてくる流れ作業。こうやって考えると、あまり丁寧に読んでもらうことは難しいのかなぁと容易に想像できますね。

■採点者の気持ち
偽ブログの主人公は大学生という設定でした。学生がどうかはともかく、採点者は、公正公平な採点を達成するという職業倫理を持つような 採点のプロではないでしょう。そのような職業があるかは謎ですがどちらかと言えば、面倒な作業をやっているし、出来れば少しでも早く終わらせたいというモチベーションではないかと推測されます。読解に時間が掛かる解答や殴り書きのような読みづらい解答に対しては、面倒なので深入りしたくない。わざわざ丁寧に読み込む義理もないし、低めの点数でいいだろう。こんな感じで、次の解答に手を伸ばす姿が浮かびます。

また、イノベーションを引き起こす素晴らしいアイディアや他人とは全く違う斬新な視点の解答は、彼ら採点者を大いに喜ばせることでしょう。次から次に押し寄せる解答用紙を捌く上で、一番ありがたいのは一目で他人と全く違うという解答用紙です。なぜなら、即☓を付けて次の解答用紙に取り掛かることが出来るからと容易に推測できます。「何言ってるかよく分からないけど、一目で模範解答と違うことが分かったから読み込まなくてラッキー」と喜んでいるのではないでしょうか。

■無事に採点を通過するには
採点者側として、方向性が全く違うor読みづらいor理解しづらい解答は簡単に判定できると推測されます。問題は合否の分かれ目になるような微妙なレベルの解答。どちらの解答も、方向性は大体あっているし、書き方も問題ない。でも、点数として差が出てしまう。その要因が、多くの合格答案解答とどれだけ似ているかどうかという点だと思います。80秒程度の限られた時間の中で、多くの人が使っていたキーワードやフレームワークがあれば、採点者としては安心して◯を付けられるでしょう。そのような意味で、他の方々がどのようなキーワードやフレームワークを使うのかを研究するのは有意義だと言えるでしょう。

■おまけ
本試験まで、いよいよ1ヶ月を切りました。予備校の事例演習が終わった10月以降が、ストレート受験生にとっての勝負の時間です。私自身、昨年の10月初旬にようやく手応えを感じた覚えがあります。特に、書く技術や伝える技術についての優先順位は必ずしも高くありません。 しかし、意識をするだけで大きく変わるのも事実。「書く力」に関してはある意味、テクニック的な要素も強い部分だと思われます。google先生に聞いてみれば、様々なテクニックが手に入ります。私自身がに心掛けていたの1.主語の近くに述語を置く、2.無駄な言葉を削る、3.「、」は多用しないという3つのポイント。どれもちょっと意識するだけで印象が随分と変わります。また、どうも合格答案へあと一歩でもやもやしているという方は、ふうじんのこちらの記事を読んでみることをおすすめします。 最後の一秒まで、成長目指して頑張りましょう!

それでは、本日はこの辺で失礼します。

Oz



皆さん、こんにちは。

最近は、朝晩もすっかりと涼しくなりました。ついつい夏の格好をして出掛けると、夕方頃には肌寒さを感じてしまいますね。本試験に向けて、気温は下降傾向ですので、体調管理が難しくなると思います。食べ物や寝具などには留意して、体調万全で本試験まで乗り切りましょう

さて、前回は「考える」部分の基本的な頭の中の流れを確認してみました。今回は「論理的」について、気を付けてほしいポイントと診断士試験における「論理的思考」の位置付けについて考えたいと思います。

■論理的ってどんなもんなの?
診断士試験に関わらず、仕事や日常生活などの様々な場面で、私達は日々他人と理解し合うためにメッセージを送っています。その際、相手により伝わるようにするために、理由をセットにして伝えているはずです。この理由とメッセージを繋ぐ道筋(=論理)が繋がっており、かつ、納得性の高い場合、論理的と呼ばれてることになります。

■論理は繋がりやすい
道筋(=論理)が繋がっているかに関しては、組み立て方によって比較的自由に広い範囲で理由とメッセージを繋ぐことが出来ます。例えば、ワンマン社長の従業員10名規模の会社を想像して下さい。「社長に権力が集中しているから、従業員が育たない」という言い方もできるし「従業員が育たないから、社長に権力が集中する」という言い方も出来ます。これが「社長に権力が集中するから、明日は雨になる」のような、どう考えても意味が繋がらない場合はダメダメですですが、理由とメッセージに意味的関係性があれば、その関係性を解釈して論理自体を作ることは容易に出来るのです。

私が2次試験の勉強を始めた当初、足を引っ張っていたのがこの解釈の部分です。論理が作れないので苦労したのではなく、何でも論理が繋がってしまうために、何を選んでいいのか分からない状態に陥りました。自分の解釈でも論理自体は繋がっているはずなのに、なぜ低評価しかもらえないのか…みたいなことを考えていました。その時、予備校講師に相談した際の答えが「納得感が薄い」という指摘でした。「論理がある」ことと「論理的である」ことの違いに気付いていなかったのです。

■論理の歩幅
論理的と言われるためには、納得性が求められます。基本的に理由とメッセージとの間に距離が開きすぎると、納得性は低下してしまいます。 そのため、距離の短い論理展開を繋いでいくことによって、納得性が高まってくるのです。イメージとしては下の図のような感じですね。

では、どの程度の距離感で論理を繋いでいくことが良いのか。診断士試験において、解答の文字数制限答えを与えてくれています。一つの理由を述べるのに大体20字~30字。私は、100字であれば2~3段階、120字であれば3~4段階の展開が必要だと考え、距離感を調整していくようになりました。大体の距離感が掴めると、いくつ材料が必要か、与件文のどの部分が繋がるかが見えてくるようになりました。

■診断士試験における論理的って?
私自身は勉強仲間がいなかったため、朝一で予備校に向かい、事例演習返却ボックスにある他の方の解答用紙をチェックするという、ちょっと個人情報保護法に引っかかるような技を使っていました数十枚の解答を見比べていると、評価の高い解答には、ある一定の論理の型のようなものがあることに気付くようになりました。そこから自分なりの型を整理・収集するようになるのですが、 このあたりの話は昨日のbutaoの記事がとてもタイムリーですのでご一読を。皆さんも既に一定数の事例を解いてきた結果、自らの中にいくつか型を持っているのだろうと思います。

様々な道場記事でも書かれている通り、試験会場で一から十まで考えるのではなく、既に答えを持っている状態で試験に挑む姿が理想です。診断士の二次試験とは、例えるならば武道における型のようなものだと思います。それらの型は、基本となる動きの組み合わせであるから万人が習得できる。また、正しく修練を積めば身体がほぼオートマチックに反応をする。その結果、相手が何を放ってくるかは分からないが、実際の試合では無駄なく効率的な対応が出来る

診断士試験の目的は一人の達人を見つけ出すことではなく、ある一定能力を習得した人間の選別です。ですので、コンサルタントに求められる論理的能力を測るために、「論理的解答の型」をどれだけ習得したか、その型をどれだけ素早く引き出せるかを試しているのだと思います。この試験はいきなり物陰から襲われるようなゲリラ戦ではなく、予め相手の傾向を研究した上で真正面から披露できる演武会だと知っているかどうかで、心構えは大きく変わるはずです。ですので、「読む」「考える」「書く」の「考える」の部分は、事前にどれだけ「考える」型を習得したかであって、その場で「型を考えて生み出せる」かは求められていないと言えます。前回、今回と続いた「考える」の基本となる考え方は、このような型を習得する上での補助になりますので、参考にして頂ければ幸いです。

それでは本日はこのへんで失礼します。

Oz



皆さん、こんにちは。

今日から9月となりました。今週末から毎週のように大手資格学校の模試が始まります。私も初めて2次試験向け模試を受験した際は、正直まだまだ実力不足を自覚していたので、どちらかと言えばあまり受けたくない気分が強かった気がします。しかし、初学者の方にとっては、集中した環境かつ適度な緊張感の中で、4事例を一気にこなす良い機会です。ぜひ、収穫のある模試になることを期待しております。

さて、前回の記事では、「読む」ということに対して、私なりの解釈を説明させて頂きました。「読む」に引き続きとなりますので、本日は「考える」ということ自体について考えてみたいと思います。中身はやや二次試験からは離れていますが、基本的な考え方を確認するためにちょっと立ち止まって読んでもらえればと思います。

■「考える」のは難しい?

上の図は、診断士試験で求められる「読む」「考える」「書く」の各ステップをイメージ化したものです。ここで、考えるステップの面積が違うのはお気づきでしょうか。面積については、私が試験でイメージしていた時間配分が反映されています。その中でも、一番時間を掛けたのは「考える」パートでした。下記の図は、それぞれのステップにおける情報の入出力状態をまとめたものです。



「読む」ステップでは、与件文・設問文という具現化されているものから情報を引き出します。「書く」ステップでは解答という形で具現化させています。具現化したものを媒介することで、他者との話し合いやスキルの応用が実行しやすいステップだと言えるでしょう。一方、「考える」作業は入力も出力も頭の中で行います。抽象度が極めて高い作業のため、人それぞれの個性が反映されやすい部分と言えるでしょう。このバラつきを無くし、出題者の意向に沿った一般的なアイディアに辿り着くことが、二次試験において最大の関門となっているわけです。

■「考える」って何?
改めて「考える」とは、 頭の中のどのような行為を指しているのでしょうか。日々、私達は、様々な対象から何らかのメッセージを発見し、判断を行っています。例えば、横断歩道の信号が青である。左右を確認すると車は停止していた。そこで目の前の横断歩道を渡っても安全であると判断しますよね。この時、頭の中では、外部から得られた情報と個人が蓄積した知識を足し合わせ加工することで、意味を見出しているという構造になっています。

「考える」とは、この加工作業の部分を指していると考えられます。余談ですが、情報収集は何も外部からのものだけには限りません。知識も情報ですので、知識を収集・蓄積させることも情報収集の一つだと考えられます。

■どんな加工をしているの?
では、情報と知識を使ってどのような作業をしているのか?やっていることは至極単純です。情報と知識の比較です。もう少し細かく表現すると、対象から与えられた情報(外部情報)と頭の中にある情報(知識)を比較し、同じ部分違う部分を認識しグループを作ります。そして、そのグループ自体、もしくはグループ同士の関係性から何らかのメッセージを見つけ出すことを行っているのです。

ですので、試験で「答え(メッセージ)が分からない」状態とは「情報が正しく分けられない」状態となるわけですね。

■正しく分けるポイント
正しいメッセージを読み取るために、正しく分ける。情報を分けるために注意しなければならないポイントは3つ。レベル感の統一、切り口の設定、MECEです。

  1. レベル感の統一
    比較をする際は分類水準が同一のレベルでなければなりません。スポーツを分類するのに「野球」と「サッカー」はOKですが、「ピッチャー」と「水泳」だとおかしいのは一目瞭然でしょう。でも、普通の会話の中で「夜ご飯は、自宅で食べるか、それとも近所の中華レストランのどっちに行きたい?」と言われれば成立しちゃいます。これは頭の中で補正されているからでしょう。正確に比較するのであれば「自炊」と「外食」、もしくは「中華」・「和食」・「洋食」のようなレベル感で統一しなければなりません。まぁ、日常生活でここまでやったら、ただの揚げ足取りだと言われてしまいますのでご注意下さい
  2. 切り口の設定
    物事を分類するとき、いくつもの切り口を持っていることはとても大切です。例えば、従業員を分類したとした場合、役職で分ける切り口もあれば、年齢・社歴で分ける切り口、地元出身か否かで分ける切り口などが考えられます。ですので、同じ従業員に対する問題でも、正しい切り口を適用出来るかどうかで見え方が全く変わってしまうのです。
  3. MECE
    これは皆さんもどこかでお聞きしたことがあるのではないでしょうか。「Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive」、日本語で「モレなくダブリなく」と表現されています。例えば売上高を分解した場合、「客単価」と「客数」ならMECEですが、「商品単価」と「客数」、「購入点数」と「客単価」だとMECEにはなりません。

これらのポイントは重要なポイントですが、実際の試験の中で、一から十まで吟味している時間はありません。そこで、3Cや4Pなどのフレームワークを使用することで、ポイントを押さえつつ、時間短縮も図ることが可能となります。

■メッセージに辿り着くまで
このような行為を経て、グループの識別各グループの関係性が把握出来ます。識別に関しては、何を比較すべきか、どのような切り口で比較するのか、この2点が重要です。A社の問題は、コレである!と識別するためには、正常な組織の知識や様々な切り口のフレームワークが必要です。これらは知識が必要となるので、多くの方は事例を通して「何となく」学んでいくのですということであれば、事例を解く場合、「意識的に」事例組織に対する知識とフレームワークの切り口を集めることは、正しい解答に辿り着く可能性を高めると言えるでしょう

また、各グループの関係性に注目することでもメッセージが得られます。例えば、「夏になると、アイスがよく売れる」。この例は因果関係にあります。「因果」とは「原」と「結」の関係ですね。因果関係かどうかのポイントは2点あります。一つは、原因が揃うと結果が生じること。①気温が上昇する②お客さんがいる③アイスの在庫があること。この3つの原因が揃うとアイスはよく売れます。逆に言えば、①~③のどれか一つでも欠けると、アイスは売れません。もう一つは、時間軸において「原因」が先、「結果」が後であるということ。「アイスが売れる」から「夏になる」わけではありません。この2つのポイントはチェックしておきましょう。

グループの識別と各グループの関係性を横断歩道の例に当てはめると下記のような図になります。

これら一連の行為を通じて、私達は解答用紙に答えを書き込むに至るわけです。もう一度流れのおさらいをするとこんな感じです。

・外部情報と知識を使って加工作業を行う

・加工作業は情報と知識の突き合わせ

・突き合わせによってグループ仕分け

・ グループの識別と関係性からメッセージ発生

■で、みんな同じ考え方になるの?
ここまでは、頭の中でどのような作業が行われているのかについて確認をしてきました。 では、どうして解答にバラつきが出るのか考えてみましょう。要因の一つは知識です。与件文・設問文といった外部情報の見落とし・勘違い、また、そもそも用語やフレームワークといった内部の知識不足から、正しく仕分けが出来ない状況ですね。これは情報収集の意識を高めることで対応していきましょう。

さて、もう一つ。この「考える」行為は頭の中で行われます。仮に、同じ情報から同じようにグループの識別と関係性を把握出来たとしても、考える人の性格や価値観によって違うメッセージに行き着く可能性があります。給料日前日で財布に千円しか入っていない状況で、お金を引き出すか否か。これって一概に良い悪いは判断出来ません…。そこで、同じ情報に基づいて考えれば、同じ結論に辿り着くような考え方のプロセスとルール「論理」と呼ばれるものになります。

ごめんなさい…非常に長くなってしまったので、論理的思考については次回に続きます。「考える」プロセスで悩んでいる方は、ご自身がどのステップで苦しんでいるのかを把握してみてはいかがでしょうか。頭の中でどのような作業をしているのか意識するだけで、ポイントを絞った強化が進むと思います。もし、知識不足克服が最優先だと感じた方は、事例毎の特徴や過去に問われていた設問要求などの知識補充を優先的に行いましょう。

それでは本日はこの辺で失礼します。

Oz



皆さん、こんにちは。

先週の一次試験正解発表から早一週間。一次通過の余韻に浸る暇もなく、二次試験向け対策を行っているのではないかと思います。二次試験は正答が発表されないこともあり、様々なハウツーが巷に溢れかえります。闇雲に様々なハウツーのTry&Errorを繰り返すことは、残り10週間という時間から逆算すると中々難しい…。butaoもこの記事で提案しているように、まずは二次試験がどのような試験傾向なのかを考えることが、無駄なくストレート合格を達成出来る秘訣です。

■二次試験で発揮すべき能力
私なりに二次試験で行う作業を分解したものが下記の図です。「読む」「考える」「書く」と一般的に言われれいる行動ですが、ちょっと抽象度が高いのでそれぞれ言葉を補足しています。同時に、私が初期の頃に陥ってしまったダメな行動も対比しております。



この「読む」「考える」「書く」という行為自体は、ビジネス文書を作る上でも必須です。事例の解答もビジネス文書も、「自分の考えを他人に伝えて理解してもらう」ことが目的です。ですので、二次試験対策を行うと、どんどん仕事の文章作成能力が上がっていくという特典付きです

■「読む」ということが重要な理由
さて、本日の記事は「読む」ことについてのお話です。聞かれたことを正確に理解できるかという事ですね。

スト生の多くの方が、初めて事例を解いた時の驚き。それは「他人の解答と自分の解答が全然違う」という衝撃ではないでしょうか。例えば、各予備校の模範解答。長年診断士受験の傾向を分析し、蓄積したテクニックや試験向けのフレーズをてんこ盛りにしているにも関わらず、受験指導校によって、バラつきが出ています。

では、なぜバラつきが出るのかと「読む」「考える」「書く」の各過程で差異が生じるからです。診断士試験で要求される解答水準は、作問者と大きくぶれなければオッケー。この受験生って診断士協会が求める最大公約数的な理解能力や考え方、表現が出来る人かなっていう部分をチェックするテストなのです。なので、イメージ図にするとこのような感じです。作問者の意図は薄っすらと見え隠れ…。

この山の頂点に向かって、受験生の皆様は歩むわけなので、一番最初のとっかかりである「読む」という部分を外すとかなり致命的だということが分かって頂けたでしょうか。

■「読む」=「相手が聞きたいことを理解する」
診断士の二次試験は、聞かれたことに答える試験です。例えて言うならば、あなたは何でも作れる定食屋さんだと思って下さい。そうですね、ビストロS◯APのような感じでメニューは無いお店です。

あなたのお店にお客様がやってきました。

お客様はお腹が空いているのは分かるのですが、何を食べたいかは分かっていません。そこで話を聞いてみるとこんなことを言っていました。

「最近暑くて夏バテ気味だ
「冷たいものばっかり食べ過ぎて力が出ない」
「昨日、臨時収入が入ったからぱぁーっと使いたい」
「肉系な気分じゃない」

さて、この後、どのような対応を取りますか?

私の中の正解は「うなぎのメニューを提案する」でした。数あるメニューから本当にそれが正しい選択かは意見が別れるところです。「やっぱ夏バテにはクエン酸たっぷり取らないとね」と梅干茶漬けを出すことは、実際のお店ではありかもしれません。でも、一般論から言うと、うなぎになるんじゃないかと思ってます。

でも、本当に重要なことは、「この設問要求は『何のメニューを提案するか』を聞いている」ということです。いや、そんなの読めば分かるじゃないというツッコミが聞こえてきそうですね。なぜメニューを提案を要求されているかは次のような構造から導かれます。

どのような対応を取りますか?という問いに対して、「席に誘導する」とか「冷たい水とおしぼりをお渡しする」とか「もっと質問をする」みたいな答えを出す方もいらっしゃるかもしれません。どうしてそのようなことが聞かれていないかを判断するには、上記のように何かしらのロジックに紐付けて考える必要があります。そうすると「席への誘導」や「水の提供」はお客様来店時の対応であり、「質問をする」のはヒアリング段階の対応でないかと考えられます。ここで私の頭の中は「???(メニュー提案)の段階で、何のメニューを提案するのか?メニュー提案につながる質問をいくつかしてますよね。どんなメニューを作ればお客様は喜ぶと思うのか。皆さんの考えを聞かせて下さい」という考えでした。これを端的に表現すると「どのような対応を取りますか?」になったわけです。

どのような」という言葉には自由解釈の余地が含まれているので、私が学習初期の頃は、「そういえば、このシーンで席に座っているって書いてないな。あるいは水やおしぼりを渡すっていうオペレーションも絶対無いとは言い切れないぞ」とまるで推理小説の叙述トリックを探すかのような考え方をしてドツボにハマっておりました…。

■読む力を向上させるには
この例題ほど診断士試験は単純では無いため、実際に何を聞かれているのかに迷うことは多々あります。私自身が効果があった取組としては、設問状況の図式化です。ビジュアル化することで、どのレベル間の話であるのかや足りないパーツが見えてくるようになりました。他の方と解答を比較する際も、ビジュアル化すると言葉のみの意思疎通より数倍楽になるのでぜひトライしてみてください。

特に初学者の方は、二次試験の演習後は「読む」「考える」「書く」それぞれの段階で振り返ることが大切だと思います。そして「読む」の部分のトレーニングから徐々に「考える」「書く」のトレーニングへ移行できているかを常に意識し続けることが、進捗把握に役立ちます。残り10週間となりますが、「読む」トレーニングは日々のビジネス文書の読み込みでも鍛えられます。 「このメールを書いた人の一番伝えたい要点はなんだろう?」と意識してみると、仕事の新たな一面も見えてくるのではないかと思います。

それでは本日はこの辺りで失礼します。

Oz



こんにちは。

東京都内は連日の猛暑で夏本番を迎えています。
最低気温も25度を超えており、熱帯夜が観測されるようになっています。

特に試験直前期において、疲れが取れない眠れないという状況に陥りやすいコンディションになっています。
眠れない→焦る→ますます眠れないという状況、実際に私も経験しました。

そんな時は、頭は起きていても、とにかく身体だけは休ませる。
身体が休まれば何とかなる。まずは頑張って(?)目を瞑りましょう

さて、一次試験まで残り僅かとなりました。改めてカレンダーを確認してみましょう。


土日が2日、平日が9日となります。ここまで、直近になればお仕事やプライベートの予定も先が見えるはず。今日を含めた残り11日間で何をすべきか。皆さんは直前までの勉強予定を組み立て済みでしょうか。普段通りの勉強ペースを維持するか、それともグリグリ追い込むか。私はどちらかと言えば、ラスト一週間で追い込む派でした。ですので、今日はラストスパート派が考えるべき直前期のポイントをお伝えしたいと思います。これから一次試験までの11日間。追い込み派は、平常運転とは違う直前モードで対応しなければなりません。私が考える直前モードのポイントは3つ。時間ない、外せない、壊さない。

■時間がない
「あと11日」。これは何も今更言わなくてもという事です。でも、残された日数まるまる使えるわけではありません。睡眠や食事、仕事に雑事に緊急事態。自分自身が自由に使える時間で換算すると、「あと◯◯時間」と分かるはず。時間単位に変換できれば、今度はどの科目を勉強するかを考えましょう。各科目に残された時間は本当に残り僅かです。この少ない時間の中で最大限の投資効果を得るためにどの科目に時間を割り振るか。考えるべきポイントです。

■外せない
限られた時間で最大限の投資効果。ちょっと前でお話した中に出てきたフレーズです。さて、ここでの投資効果って何でしょうか。それは、試験で正答を選択するor不正解を選ばないことです。診断士の一次試験は、頻出論点を確実に押さえることが合格への最短ルート。突き抜けるのではなく、振り落とされない姿勢が重要です。そのような試験において、出題可能性の低い論点やマニアックな知識を覚えるのは勿体無い。確かに、知らない知識を覚えると勉強している充実感は得られます。でも、この直前期、「みんなは出来ないけど、自分だけ正解出来る問題」よりも「みんなは出来るけど、自分だけ正解出来ない問題」を潰すことがリスクの低減につながります。

■壊さない
追い込み型の一番の急所は、生活リズムが崩れることです。
そう、壊していけないのは体調です。
一次試験が終わった直後から二次試験に向けての勉強が始まります。8月11日からもう一度スタートをきれる体制を整えることも忘れないようにしましょう。その代わり、試験終了後の10日はしっかりとおやすみして下さい。

■この踏ん張りは誰のため?
ここまで皆さんは長期間にわたる勉強を行い、一次試験にチャレンジする舞台にあと一歩まで辿り着きました。身体的、精神的な部分において、かなりの負荷が掛かった状態だと思います。最後の追い込みに、あと一歩の場面において、一番の原動力は初心を思い出す事だと思います。

仕事やプライベートの合間を縫って…

こんなに色々な知識を詰め込んで…

「資格取得=多大な金銭や名声」ではないのに…

ここまで勉強をしてきた、その理由は何ですか。

もう一度思い出して下さい。
初めて診断士の勉強をした日の気持ち。そして、診断士試験に合格したご自身の姿を想像してみてください。
最後の11日間、悔いなく万全な状態で、受験に臨まれることを祈っています!
8月11日に喜びの声を聞けることをお待ちしております

Oz

***以降は、次回セミナーの告知となります。*********************

【「一発道場 2次試験ロケットダッシュセミナー」 開催概要】

==========================================================

日時:8月12日(火) 19:15-20:45(予定) (開場・受付開始:19:00~ セミナー:19:15~20:45 )

場所:東京都内 (参加者には別途ご連絡いたします)

対象者:2014年 中小企業診断士試験 合格を目指す方
※初学の方・捲土重来を期す方・独学の方・予備校に通学中の方 どなたでも歓迎いたしますが、
内容は2次試験初学者向けの内容が多くなります。

定員:35名

参加費:無料

セミナー終了後、会場近くで懇親会も行います (実費負担、4,000円程度を予定)

参加ご希望の方は、下記URLからお申し込みください。

http://kokucheese.com/event/index/194300/

大好評につき、ご参加頂ける枠を25枠から35枠へ増枠いたしました(2014年7月28日)。

ご参加を希望される方は先着順ですので、お早めに登録頂きますようよろしくお願いいたします。



皆さん、こんにちは

いよいよ一次試験まで1ヶ月を切りました梅雨のじめじめとして空気も吹き飛ばすように、皆様の勉強も追い込みモードになってきているのではないでしょうか。

さて、今回は大変恥ずかしいのですが、私の日記より抜粋し直前期の心理状況を公開したいと思います。

なぜ突然日記なのか?疑問に思うのはもっともです。今回の目的は疑似体験。個人の日記ですので、ブログのように良いことばかり書いていません。なかなか人には見せづらい心の葛藤やもやもやしたものが書いてあります。直前一ヶ月私がどのような気持ちであったのか。個々の置かれているケースは様々ですので、万人に当てはまるものではないのですが、そこはご了承の上、ある一人の受験生は直前期にこんなことで悩んでいたりしたということを感じて頂ければ幸いです。

当然、ただ読むだけでは只の恥ずかしい話の公開になりますので、ちょいと工夫しています。赤字は当時発生した問題について、おすすめできる道場記事リンクが貼ってあります。このような状況で、こんな記事を読んでいたら、もっと心が軽くなったはずなのにと振り返りながら選定いたしました。また青字は、心理描写や当時の状況の補足を入れてあります。それでは2013年の一次試験一ヶ月前に飛んでみましょう。

7月6日(土)
某受験校の模試を横浜で受験。
会場が分からず、30分探索に費やしてしまった。
前日まで仕事が続き、寝不足で体がだるい。
何より問題に対して勉強が不充分と感じる。

そうなんです。まさか迷うことなんてないと思ってたのに…。一度迷うとパニックになって余計迷いました。

7月7日(日)
本日暑さで朝3時に起きてしまった…。体調管理注意。
模試終了。平均55.6。
前週の模試が平均65.8点だったので油断しすぎ。
体調の問題はあるにせよ、実力不足が明らか。
各分野の重点系の細かい論点を忘れている
スピ問、過去問中心に回して残り3週で固める。
駄目なら最後は力技。
仕事への向き合い方も再考必要。

模試直前一週間前に取引先で大きなトラブル処理が発生。体力気力ともにボロボロでした。

7月11日(木)
連日35℃近くの暑さ。勉強するにあたり集中力が途切れがち。

2013年、関東の梅雨明けは7月6日。平年22日からすると超早い梅雨明けでした。

7月13日(土)
試験時間に合わせるべく生活スタイルを朝型へ変更
良い朝活動を行うには良い入眠活動が必要だと痛感。
寝る前のPC、スマホはいじらない。
本日ついに受験票が到着。

受験票が到着するとモチベーションがぐっと上がったのを覚えています。

7月18日(木)
最近は調子に乗って早起き(4時起き)をしすぎていたので、週半ばで疲れが溜まった。
適度な感覚が必要だと反省。

朝の方が涼しかったので、ついつい早く起きすぎました…。

7月25日(木)
直前。一次試験まで残り9日。
TAC模試の成績が返却された。
あくまでこの結果は模試。もう終わったこと。
直前になり、仕事よりも勉強したい気持ちが強くなる。
仕事中の焦燥感が止まらない
仕事を集中して早く終わらせて時間つくろう。

直前は頭の中が試験のことで一杯になっていました。切り替えを意識したほう早く仕事が終わって良かったです。

7月28日(日)
来週の今日は一次試験が終了している。
この一年間の想いをぶつけよう。

直前1週間からの時間の流れは早かったことを覚えています。

7月29日(月)
昨日(28日深夜)は暑さと興奮で2時に目が覚めてしまった
それだけ気持ちが入っているのだと思う。
本番で爆弾科目に当たらないことを祈る日々。

このあたりから期待と不安で本当に眠りが浅くなりました。

7月31日(水)
直前の詰込みで頭痛が発生したため、昨日は21時で就寝。
やはり寝不足は良くない。
あと2日で試験だと思うとワクワクする。
残り2日間は、スピ問のみに手をつけよう。
あと2日がんばろう。

ここまで来たらコンディション調整を優先に。

8月2日(金)
今日で直前勉強も終了。
いよいよ本番
合格への第一関門。
まずは手元の一問一問を焦らず解く

いつものファミレスで勉強した後、験担ぎにカツカレーを食べました。心を落ち着けるのにゆっくりと帰宅した記憶があります。

8月3日(土)
初日終了。
今日は朝2時と5時と2回に分けて目覚めてしまった。
18時30分ですごく眠たい…。
今日は目が辛いので、このあとは直ぐにお風呂に入ってゆっくり寝る。
模範解答を見たい誘惑にかられたけど、なんとか耐えた

模範解答を初日に見ていたら多分寝られなかったと思います…。

8月4日(日)
一次試験終了。
財務は科目合格をしているが、後から見て悔しいと思ったマークが3つあり。
いまさら仕方無いとはいえ、やはり気持ちは沈む。
今日は友達と慰労会。
一人でいたら悶々としていたと思うから予定があって良かった。

受験勉強中は不義理を働いていたにも関わらず、集まってくれた友達に感謝!

8月5日(月)
結局ずーっと緊張の糸が途切れることはなかった。
解答が発表される10時まで何も手がつかない状態が続く。
採点時には手が震えるし、採点中の動悸は激しくなるし、心臓に悪い。
自己採点では無事に一次試験突破。
10月20日まで残り11週。
今から何をするべきかを考えなければ。

朝起きてから10時の発表まではあまり覚えていません。気付いたら職場近くのカフェにいました。

いかがでしたでしょうか。
あくまで一つの事例ではありますが、何か皆様の参考になる点があれば幸いです。

梅雨明け時期は体が高温多湿に慣れていないため、体調を崩しやすい時期になります。ご自身の体調管理は細心の注意を払った上で、最後は精神力でカバーです直前期の追い込み、頑張りましょう!

Oz



皆さん、こんにちは。

土曜日、日曜日にT◯C模試を受験された方、お疲れ様でした。
7月の模試は本番1ヶ月前のこの時期に行われるため、ついつい何点取ったのかという部分に意識が集中してしまいがちです特に受験1年目の場合、ラスト1ヶ月の追い込みでどれほど実力が伸びるのか不確定要素が大きいため、不安が募る気持ちも十分理解しています。この不安感から、新たなテキストに手を出したり、やる気が出ずに勉強に身が入らないなど、勉強計画が崩れてしまう事態が発生することも否めません。追い込み自体は発生しますので、自分にとってムチを入れるのに最適なタイミング・やり方で追い込みを掛けていきましょう

さて、勉強については、残り1ヶ月で何をすべきかは考えているかと思います。ですが勉強以外にも何かとコントロールしなければいけない要素が存在します。事前に調整出来るものから突発的に発生するアクシデントまで様々。何があるかを想定することが、万が一発生した場合の負担を引き下げる効果があります。本日は私の実体験を元に、トラブルの要素を挙げていきたいと思います。

■仕事編
日々の生活の中でウェイトが高く、かつ、問題が起きやすい要素は仕事関連のトラブルでしょう。突然発生する急な残業や大きな取引先トラブルなどが考えられます。トラブルの発生元を大きく分類すると社内完結型社外巻込型に分けられると思います。特に社外の取引先や顧客を巻き込んだトラブルになった場合、中々事情を説明しても納得して頂ける可能性は低いかと思います。実際に私も簿記2級受験日に顧客クレームの対応が重なってしまい、泣く泣く受験を諦めた経験があります勿論、日々トラブルが起きないように細心の注意を払っているとは思いますが、もしもトラブルが発生した場合どう対応するのか。事前に対策を考えておく必要はあるかと思います。私の場合、直属の上司と職場の同期一人に、診断士受験についての想いをつげており、7月後半は極力負担が掛からないように配慮して頂けました。7月前半は仕事をある程度前倒しで進めておき、余裕を作ることもしていました。

■プライベート編
続いて、発生頻度は低いものの、発生時の対応が難しいものとして家庭問題があるかと思います。診断士受験に理解がある家庭であろうとも、家族の病気や怪我、親族の葬儀などが発生した場合、診断士受験そのものを受験するかどうかの判断が求められます。診断士受験の重要性が自分の人生にとってどの程度のものなのかを、予め考えておくと良いかもしれません。また、トラブルにつながる可能性は低いですが、友人関連も押さえておきたいところ。もし友人関係でイベントがありそうな方は、8月に受験を控えている事情を早めに伝えることにより、友人を失うリスクを回避出来るかと思います。

■その他編
内的要因としては怪我や体調不良など身体的不調が挙げられます。特に追い込み時期は心身ともに無理しすぎる傾向があります。体調に異変を感じた場合、どの時点で休息を取るのかという判断や怪我をしそうな状況では無理をしないという危険回避能力が求められます。私の場合、腰痛持ちということもあり、7月は業務上重い荷物を持つことなどは極力避けていました。体調関連のお話はご自身が一番対応策は把握しているはずですので、最良のフィジカルコントロールを心掛けましょう

コントロールは難しいのですが、外的要因としては社会的な事件や大きな災害などが挙げられます。 このような場合は受験生全体に影響があるため、何らかの措置があるのではないかと思います。実際、2011年の大震災の際は、とある資格試験を受験しようとしていた矢先に中止となりました。中止された分は秋に試験が行われたのですが、モチベーションの維持が難しかった思い出があります。

このように私達の周りには様々なトラブルが発生する可能性を秘めています。トラブル対策の第一歩は予防です。本日は後ろ向きな話題が盛り沢山で申し訳ないですが、トラブルは発生前に対応したほうが、時間もコストも掛かりません。追い込みラストスパート時期ですが、ちょっとした合間に対応策を考えてみてはいかがでしょうか.

それでは本日はこの辺で失礼します

Oz



皆さん、こんにちは

ゴールデンウィーク明けから送りしてきた渾身シリーズもいよいよラスト。来週土日に開催されるTAC模試に向けて、ブログテーマもガラッと変わっていく予定です。本日は渾身2度目の経営法務。覚えているようでうろ覚えになりやすい株主の権利について、お伝えしたいと思います。

■株主の存在感
私が「株主」という存在を初めて意識したのは漫画の中の世界でした。父親が読んでいた「課長 島耕作」や「ナニワ金誘導」の劇中で使われており、こども心に、「株主ってすごいんだなぁ」と思ったことを覚えています。

持ち株比率を巡り、一進一退の攻防を繰り返す。現実世界でも似たような例が起こっています。例えば、西武HDvsサーベラス。2013年6月にサーベラスは西武HDへのTOB(株式公開買い付け)に応募があったことを発表しました。それまで32%強の保有比率が、このTOBにより、サーベラスの西武HD株の保有比率は35.48%に上昇し、重要な経営事項を株主総会で否決できる3分の1超を確保する運びになりました。

もちろん中小企業でも、このような騒動が発生してもおかしくありません。そのような事態に備えて、経営法務では株主の権利について出題範囲に設定されています。

■株主の権利
そもそも株主の権利の定義とはどのようなものでしょうか。日本証券業協会のHPでは次のように説明されています。「株主は、その発行会社に対して出資額に応じた権利、すなわち「株主権」を持ちます。~中略~株主権には、権利行使の結果が個人の利益のみに関係する自益権と、権利行使の結果が株主全体の利害に影響する共益権があります。さらに共益権は、1株(1単元株)の株主でも行使できる単独株主権と、一定割合以上の株式数を持つ株主でなければ行使できない少数株主権に分けられます。」

株式を一株所有するだけで、株主には単独株主権が発生します。ですので、経営に関係の無い人間に何か言われたく場合、譲渡制限株式を発行するわけです。ちなみに、少数株主権とは、「単独」ではなく「少数(複数)」の株式を有している株主に認められる権利であって、「多数派」ではない「少数派」株主の権利ではないと考えると理解し易いかと思います。

■様々な株主権
そんな株主の代表的な権利を整理した図がこちらになります。

株主は、株主総会の決議等を通じて、会社の経営に参加します。しかし、会社の経営方針は、過半数の決議によって決められますので、決議に影響を及ぼす数の議決権を持っていない株主は、会社の経営方針の決定に参加できない可能性があります。そこで、このような単独または少数の株主にも、行使できる権利を用意して、会社経営が適正に行われるようにしているんですね。

また、公開会社において、代表訴訟や総会議案提案などの権利は6ヶ月以上株式を保有していることが要件として設定されています。継続保有の条件が無い場合、総会屋に代表されるような輩からの理不尽な要求を提案しやすくさせてしまうからです。言い換えると、この規定は、非公開会社には適用されません。非公開会社であれば、株を取得すればすぐにでも代表訴訟を起こせるということになります。株の譲渡は慎重に行わないといけませんね。

というわけで、診断士試験では若干ニッチな香りがする株主の権利でありました。それでも知っているかどうかの知識が問われる経営法務では、全く目を通したことがないのと一度でも見たことがあるのでは雲泥の差があると思います。一度は目を通しておくことをお勧めします。

診断士試験は最後の一秒まで成長できる試験です。特に初学者の方は、成長スピードが見えない分だけスパートの仕掛けが難しいのかもしれません。一次試験もいよいよ間近に迫ってきた中で、残り一ヶ月の勉強プランを考えていきましょう

それでは、本日はこの辺で失礼します

 



こんにちは。Ozです。

本日は今週2度目の渾身シリーズ運営編です。
一回目はフォルゴーレがまちづくり3法と中々マニアックなところを攻めてきました今回のテーマはQC7つ道具。自分も結構マニアックですね…。この分野。覚えているようで、中々曖昧になりそうな分野です。主にQCの四方山話についてお伝えしたいと思います。少しでも覚えるときの助力になれば幸いです。なお、今回の記事において、通常のQC7つ道具を「旧」、新QC7つ道具を「新」と表現しております。

■新旧の違い
受験生時代、一番初めに思った疑問が何で14個もあるのかということただでさえ似たような言葉が羅列するのに、何故か新旧と2つ分類がある。まるで、受験生いじめじゃないか…。

さて、この2つのQC7つ道具。一体どんな違いがあるのでしょうか。実は、旧の方は数字を中心に扱うのに対して、新の方は言語を中心に扱う傾向があります。品質改善や新製品開発は数値データだけでは良いアイディアが中々浮かびません。そこで、様々な言語情報を要因分解をすることで、複雑な事象も整理することが可能となるのです。まぁ、実際はかなり難しいのですが…。

名称 対象データ 使用部門 用途
旧QC 数値 工場などの生産現場 不良分析、データ解析
新QC 言語 営業、企画、設計 品質改善、新製品開発

■QC7つ道具
マジックナンバーってご存知ですか?人間が何かを覚えるときは4±1、7±2で情報の塊をつくると記憶にとどめやすいという話。QC7つ道具もまさにそのマジックナンバー。でも、結構7つって覚えにくいですよね。僕は7つを更に細かくして覚えていました。問題発見、問題原因特定、問題解決チェックと3段階に分けて、それぞれの段階で必要になるツールを意識するようにしていました。注:下記の図では「層別」を7つ道具にカウントしておりますが、「層別」の代わりに「グラフ」を入れる分類も存在します。2つの分類方法が存在することは知っておくようにしましょう。

■特性要因図と連関図
特性(製品の性能や機能を云う)と、それに影響を及ぼすと思われる要因 (特性に影響を与える原因となりうること)との関連を系統的に網羅して図解したもの。特性要因図の説明です。なんだか他のQCツールとの違いが分かりにくいですよね。まずは特性要因図の作り方からおさらいしてみましょう。

目的と一本大きな矢印を引きます。

次に幹にあたる部分に特性に影響を与える要因を書き出します。

更に要因に影響あたえる細かい要因も書き出します。
こうやって小骨がつくとフィッシュボーン図になるわけです。で、この要因をツリー上に並べ替えると系統図になるというわけです。特性要因図も系統図もほとんど同じ要素を使用して作成しているので、文字だけだと本当に分かりづらくなりますね。そんなときはこのイメージを思い出してみて下さい。



■2つのマトリックス
マトリックス図とマトリックスデータ解析法。どちらも同じマトリックス。混乱しやすいですよね。でも、新QC7つ道具の中で唯一数値データを扱うのがマトリックスデータ解析法。言語を中心に扱う新QC7つ道具の中では珍しい存在です。

上:マトリックス図 下:マトリックスデータ解析法

 

というわけで、QCについての細かい知識をつらつらと書いていきました。どうしても混乱しやすい分野ですが、出題者からすれば問題が作りやすいということです。一番理解が早いのは自分が使ってみることです。ぜひご自身の身近な話題に対して、ツールを活用してみることをオススメします。

それでは本日はこの辺で失礼します



皆さん、こんにちは

道場陣がこの科目、この論点を集中一点突破する渾身シリーズ。執筆陣もこの時期からギアチェンジの必要性が分かっている為、記事をタイプする指にも力が入ります。今日は第9弾、経営法務。経営組織体制について取り上げたいと思います。

■株式会社と何が違うの?
まずは経営法務のひっかけ問題。

問.会社法改正により日本版LLPとして(1)会社が設立可能になった。
(1)に入る選択肢はどれか答えよ。
ア.合名
イ.合資
ウ.合同
エ.限定
オ.1円株式

我ながらなんと安直なひっかけ問題だろう。

 

正解は…

では無く…

「ありません」 

意地悪な問題でごめんなさい。
LLPは組合組織なので、○○会社とはならないのです。
はっきりと「違う」と断言出来た方。素晴らしい。少なくても経営組織体制については、すっきり理解されているとお見受けしました。この調子で頑張っていきましょう。

現役時代、何かの問題でLLPとLLCの2択で相当迷った思い出があります。
どっちがどのような特徴を持っていたのか。LLCのCはCompanyだから会社なのは分かる。でもLLPとの違いって何だっけ?こんな混乱を抱いていました。このような状態のままで、実務で社長さんから組織形態の説明を求められたら困っちゃいますよね。

この部分の知識が曖昧だった方、今日の記事で押さえるポイントを理解してすっきりして頂きましょう

■大きな分類から細分化
では、まずは大きな視点から確認しましょう。経営を行う場合、2つの大分類が存在します。それは会社or組合です。会社は株式or持分に分かれます。組合は有限事業責任or民法上の任意組合に分かれます。更に、持分は合名or合資or合同に細分化されます。

この関係をヴィジュアル化したものが下の図になります。

■会社と組合
それでは順番に確認していきましょう。まず会社組織か組合組織かどうかです。この時のポイントは法人格と課税方式です。

会社は法人格あり。その為、課税は法人として納めなければなりません。

組合は法人格がありません。その為、パス・スルー課税が適用されます。

当たり前ですが、組織に人格が存在するかによって、納税者が変わります。法人格と課税は表裏一体です。この関係を押さえておきましょう。※注意点ーここで規定している組合の概念は「 診断士試験における組織形態の分類」での振り分けということです。現実には労働組合や各種共済組合等法人格を有する組合も存在します。

これを図にプラスしてみました。

■内部自治原則
続いて、内部自治原則です。これは組織内部のルールを自分たちで規定出来るかことを指しています。この原則は株式会社以外に適用されます。

株式会社は法律に則って行動する。

なぜ株式会社だけが法律で規定されているのか。それは株式という物的つながりを最重要項目として扱っているからです。つまり資本を沢山出した人には相応の権利が与えられるということです。株式会社以外の会社では、人的つながりを重視している為、「お金はあまり無いけど、アイディアを持っている」、「金も知恵も無いけど、よく働く」みたいな人物にも報酬の成果を分け与えることが出来ます。

これを図にまとめてみました。


■有限責任と無限責任
さぁ、ここまで辿り着きました。もうちょっとです。次の論点は責任範囲。無限か有限かの違いです。

有限責任:株式、合同(LLC)、有限事業責任組合(LLP)

無限責任:合名、合資(一部有限責任出資有り)、民法上の任意組合

ここで、LLCとLLPがご登場。日本版LLC、LLPともその特徴の一つが有限責任制度を採用していること。この2つの組織形態が登場する前まで、有限責任は株式会社、有限会社のみでした。しかしどちらも最低資本金が必要であり簡単には設立出来ません。合資会社も一部は無限責任である為、起業にはリスクが大きかったのです。そこで、法改正が行われ、最低資本金の制約を撤廃した上で、内部自治原則が与えられるLLCとLLPが誕生したというわけです。

これを図に追加しました。

■設立時人数
ここで最後の論点は、設立時の人数です。これはそれぞれの特徴を考えれば難しくありません。設立時の最低人数を分類してみましょう。

1人:株式、合名、合同(LLC)

2名:合資、有限事業責任組合(LLP)、民法上の任意組合

組合はパートナーシップです。その為、誰かと組まないと成立しません。また合資は無限社員と有限社員の組み合わせですので、2名以上いないと合名か合同になってしまいます。

これをまとめたのが下の図になります。

■まとめ
というわけで、お付き合い頂きありがとうございました。基本の考え方を覚えておけば、このような組織形態の問題には、対応出来るのではないかと思います。ここから論点を覚える上で、時間というコストに対して頻出度というリターンを考えながら対応しなければなりません。今回の組織形態の論点にしても、あまり深追いしない程度に留めております。特に初学者の方にとって、この時期は頭が混乱する時期です。一次試験までの時間で、必要な知識、捨てる知識の見極めを行いながら過ごしましょう。

それでは本日はこれにて失礼します

Oz



皆さん、こんにちは。

東京はゴールデンウィーク明けから、初夏の陽気が続いてますね。最高気温25度。日中は汗ばむ陽気。中には半袖姿の人もちらほらと見かけます。今日はちょこっとウェザーマーケティングのお話したいと思います。この25度という気温。コンビニはものすごく重視してます。人間というのは面白いもので、春~秋の25度はものすごく暑く感じるにも関わらず、真夏の25度は逆に涼しく感じます。同じ25度という数値でも、湿度や一日の気温差、その時期の基礎代謝量で感じ方は全然違ってくるのです。なので、コンビニの棚には冷たい麺がたくさん並ぶはず。でも、その中身はほとんど、そば。気温が30度前後だと冷し中華がメインで、33度前後はそうめんといった具合です。実はただ単に冷たい麺を並べているだけじゃないんですよ

この同じ気温でも捉え方が全然違うという話、経済学も同じ記事でもその人の状況によって捉え方がぜんぜん違うよねっていう話につながります。道場マイベスト記事を選定する中で、全員に向けてのマイベストは選べないなと思いました。そこで、今回はいくつかセグメントを分けた中でのベスト記事を紹介したいと思います。

■苦手意識払拭的マイベスト記事
経済学は物理学がモデルになっているだけあって、社会人生活ではあまりお目にかからない数式やグラフが登場します数式自体はかつて学校で習ったはずなんだけど、ウン十年近く離れていた故に全く意味が分からない。そんな運動不足ならぬ数学不足の方には、akiのこちらの記事がオススメです。グラフの読み方を基礎~応用~発展と3ステップで易しく解説。akiの「経済学は『グラフに始まりグラフに終わる』」は名言だと思います。

■案内役的マイベスト記事
経済は広く浅くで、様々な論点が出てきます。となると、一体なにが重要論点なのかが分からない。経済学に触れたことがない人間には重要そうなポイントすら当たりが付けられない…。そんな迷える子羊状態のあなたには、ひめのこちらの記事がオススメです。 経済の主要論点10項目にまとめられているので、優先順位が意識できるはず。この記事は一年目の受験会場に行くときにもチェックをした思い出があります。応援メッセージが胸にじーんと来たのを思い出しました

■マクロ的マイベスト記事
経済の主要な柱であるマクロとミクロ。マクロ経済を勉強すると、新聞やニュースで言っていることが分かるようになります。電車の中で営業マン二人が「マネーサプライが増えるとどうなるんっすかね?」という後輩くんの疑問に対して、「おいおい、それつまりあれだよ、あれ。まぁ、そういうことだからさ、分かるだろ」的な返しがもどかしくなりますあれ、まだもどかしくないなぁというあなたへはこぐまのこちらこちら。こぐまが言っているように、「この時期(5月中旬)平成19年度と23年度本試験問題を60点以上完成答練で70点以上を取れる実力」というのは目標としてはとてもベストな目標だと思います。

■ミクロ的マイベスト記事
続いてはミクロ編。それまで壮大だった世界観が一気に企業や家計など馴染みあのある世界へチェンジします。鳥の目から虫の目へ。ミクロの方が想像つきやすいから何とかなりそう。でも、世の中理屈通りに上手くいかないんだよあなたはWackyのこちらの記事へ。Wacky曰く、「経済は理論を覚えることは大事、もっと大事なのは理論を使って問題を解けること。まずは解き方を覚えよう」はいい言葉です。

■高みを目指す的マイベスト
バリバリの理数系の方や公務員試験経験者の方で経済はむしろ得点源にしたいとお考えの方。経済で60点以上目指すなら、押さえておいて欲しい記事。 そんな視点から選んだのがakiのこちらの記事。あえて出題可能性が低いBランクの論点をまとめているので、深追いは禁物。でも知っておけば差がつくそんな論点をマスターできます。

■ふうじん記事的マイベスト
常に鋭い切り口から診断士試験の本質を突くふうじん独特の文体も相まって、ふうじん信者も多いはず。第一期メンバーにして、現役バリバリの執筆者。まさに道場会のミスター。そんなふうじんの中からOzが選ぶマイベストはこちら。「記事の難解さが特徴の俺様学習法」とまとめてはありますが、一見の価値ありです。

という事で、マイベストと言いつつ6つも記事を紹介してしまいました。まだまだ、紹介したい記事がたくさんあるので皆さんも経済カテゴリーの記事を漁って見て下さい。

経済学って面白いものでまったく正反対の理論がノーベル賞をもらうようことが珍しくありません物理や化学と違って、人間という存在を対象にしている学問の難しさなんでしょう。自分は経済学を勉強して良かったなって思うのは、経済学の根本の考え方、つまり複雑な環境を極端に単純化することによって仮説を導くという思考を学べたことだと思います。とはいえ、まずは一次試験。残り時間を意識しつつ、費用対効果を最大限にする勉強を継続していきましょう。

それでは本日はこの辺で失礼します

Oz



皆さん、こんにちは。

いよいよ一次試験まで残り100日を切りました。ここまでの成果はどうでしょうか。先日開催された「ほぼ100日セミナー」では、十人十色の外部環境、内部環境を分析した上で、自己の最適な戦略を設定しましょうという内容でした。そう、各人の置かれた状況は本当に様々なんですね。私自身このゴールデンウィークには思うところがありますので、今日は普段とはテイストを変えて、メンタル面のお話を書こうかと思います。

■ゴールデンウィーク(GW)で何するのー?
大手予備校や受験生支援ブログ(道場含む)等では、『一次試験前に時間が取れるのはGWしかありません。ここで手を抜かずにしっかりと復習をして怒涛の7週間を迎えましょう』みたいな内容を喧伝されております。うん、確かにその通り。この時期は予備校での入門講義が一通り終わり、2回転目を迎えるまでにちょっと時間が空きます。まさに橋げたを強固にするのにうってつけ。記憶があやふやな企業経営理論を確認し直したり、財務の苦手論点を克服したりと使い方は無限大。めでたしめでたし。

でもね、世の中みんな休みな訳じゃないんですよ。
実際に平成24年経済センサスによると、GWにお仕事をしていると思われる方は全従業者数の約4割!

業態 従事者(万人)
小売 740
宿泊・飲食 485
娯楽 235
医療・福祉 583
合計 2,043

私は小売が生業ですので、大型連休とかクリスマスみたいなイベントはむしろ繁忙期。昨年のGWはずーっと仕事で潰れてしまい、ライバルとの差がついちゃうなぁ、どうしよう…とちょっと憂鬱な連休(休んでないけど)を迎えておりました。また、今年のGWは完全に分断型の為、本日もお仕事をされている方も多いのではないでしょうか。人によっては11連休、でも一方は11連勤。おいおい、この差は何なんだと叫びたくなる気持ち、ありませんか。

■ここから先は閲覧注意!
さて、本日は読者層を絞り込んでいます。対象者は連休中に時間が取れない人!現在、連休中に勉強時間がしっかりと確保できている方はそのまま勉強を続けていきましょう。勉強ができるならば何の問題もありません。私自身、受験生時代から、盆暮れ正月休みなしの業界だと合格が厳しいのかと不安に思っていたあの頃。少しでも、同じような境遇の方の心の精神安定剤になればと思います。それでは、本題。サービス業や小売業などのB to Cのお仕事をされている方、もしくは家庭の事情でどうしても連休中に自分の時間が取れなかった方はどのように過ごせば良いのでしょうか。

私の出した答えはこちら。

今まで通り、勉強習慣を継続しましょう。

え、そんなんじゃダメじゃない?もっとウルトラミラクルで大逆転出来る裏ワザ的なものを求めていたのに…。そう思っていた方、ごめんなさい。でも、これには理由があるのです。

■この時期一番怖いこと
冒頭で述べたようにゴールデンウィークの有効活用自体は全く否定しておりません。勉強できるならば、勉強する。しかし、GWで最も気をつけなければならないことは、この時点で勉強の習慣が途切れてしまうことなのです。勉強の習慣が途切れてしまう理由として次のようなものが挙げられます。

①7科目終了したプチ達成感
②連休により狂う休日感覚
③世間(家族・知人)からの誘惑

GW前に全科目を走り抜けた達成感そして久しぶりの長いお休みちょっとくらいの息抜きタイミングの良く旧友からの誘いそこから崩れる勉強習慣

そう、まるでダイエットのリバウンドのように、これまでのストレスからずるずると遊んでしまう…。息抜きは必要です。適度な休息は勉強にもきっとプラスの面も多くもたらしてくれるはずです。重要な点は、GW後に息抜きの禁断症状に苦しまないことなのだと。禁断症状に苦しむ可能性が無いなんてラッキー(超ポジティブ思考)。私はそう結論付けて、粛々と普段と変わらないペースで勉強を継続しました。

■この差をどうやって埋めるのか。
人によって置かれた状況は様々です。GWで100時間勉強できる人もいれば、10時間しか勉強できない人もいます。しかし、大切なことは、彼我の差を比べて嘆くことではなく、自分に与えられた時間の中で一番効果的な勉強は何かを考え、実行することではないでしょうか。

ここまで勉強を継続してきた受験生の皆さんであれば、昨年の自分と比較すれば力がついているのではないかと思います。試験勉強って山登りと同じで1日や2日くらいの超短期スパンだと景色が変わらないですが、気付けば山の景色が一変しているという状況みたいですね。GWでまとめて勉強できなくても、足を止めなければ山は登っていけるのです。ゴールデンウィーク後は予備校の演習も2回転目に突入します。残された時間をどのように使うかの戦術が大事になってきますね。

それでは、本日はこの辺で失礼します

Oz



皆さん、こんちには。

今週で中小企業政策も終了ですね。長い診断士受験において、一つの区切りを迎えるわけです。私の最初の記事にもあるように、 ここまでの成果を振り返ることをオススメします。この3ヶ月間の勉強の成果がどのようなものであったか。8月の1次、10月の2次試験に向けてどのような行動をとるべきかを調整する期間となります ゴールデンウィークを過ぎてしまうと、リカバリーに費やせる時間は限られてしまいますので、ゴールデンウィークを上手く使い、学習計画を消化していきましょう

さて、ここからは前回の続き、広報誌ミシュランの後編となります。前回から日が空いておりますが、中身の評価は前編後編丸一日掛けて見ているので評価事態はそんなにぶれておりません。が、今回はコメントに困るような資料もちょいちょいあったので、C,Dは飛ばし読みも可能ですそれでは、広報誌ミシュランの続きをご覧下さいませ!

【見方】
★★★-診断士受験の補助教材としても効果あり。ぜひ一読を薦めます。
★★☆-良い出来だけど、一癖あり。該当施策で悩む受験生はチェック。
★☆☆-受験で出るかも知れないけど、マニアック。Dランク問題並み。
☆☆☆-資料として掲載しています。確認する必要無し。スルーOK。

※あくまでもOzの主観での評価ですので、皆さん自身で合う合わないの判断をして頂ければと思います

 ■取引・官公需支援
★☆☆-下請適正取引を支援します
下請取引適正化の為のガイドラインです。
下請代金支払遅延等防止法における禁止行為一覧はイラスト入りで分かりやすいです。

★☆☆-ビジネス・マッチング・ステーション
全国中小企業取引振興協会が行っている斡旋システムの紹介。
インターネットの迅速性を組み入れた新たな取引斡旋システムだそうです。
こんなシステムは初耳でしたが、2年前のT◯Cのテキストにも記述ありました。

☆☆☆-下請かけこみ寺
2ページだけのパンフレットです。
内容は下請かけこみ寺という相談窓口の紹介です。
相談無料、秘密厳守、匿名可能でADR手続きが出来るそうです。

☆☆☆-下請適正取引ガイドラインをご存知ですか?
こちらも2ページだけの告知パンフレッです。
見ないでOKです。

☆☆☆-官公需による受注の増加に努めます
中小企業の社長さんに向けての告知です。
本当はこんなものを載せるのは迷ったのですが
データベース資料として載せてあります。

★☆☆-円高時における下請取引の適正化について
円高時における下請代金法違反の事例や相談件数が確認出来ます。
が、データが3年以上前であるので微妙です。

☆☆☆-下請取引適正化推進講習会テキスト
200ページに渡るマニュアル。
受験生が読むものではないです。

★★★-ポイント解説下請法
全部で24Pあります。カラーイラスト入りで事例も豊富。
下請法関連であればこれが一番参考になります。
イメージが掴めるようになると思います。

■経営安定支援
☆☆☆-中小企業の事業継続計画
震災被害時の対応をベースに
事業継続計画(BCP)のポイントを紹介しています。
7割くらいが事例集ですが、受験勉強にはあまり必要ないです。

☆☆☆-『BCP策定のヒント~中小企業が緊急事態を生き抜くために~』
ストーリー仕立てで製造業、小売業の事業継続計画を紹介。
BCPを作りたいんだけどという社長さん向けの冊子です。
良く出来た冊子ですが、診断士受験では必要性は低いです。

★☆☆-中小企業のBCP策定促進に向けて
BCPが中小企業にとって必要だと思わせる為の冊子。
特に上場企業が取引性のBCPに関心があるという内容は興味深い。
入門編みたいなイメージなので、これくらいなら一読しても良いかと思います。

☆☆☆-中小企業向け新型インフルエンザ対策
こんなものも出してるんですね。

☆☆☆-『中小企業BCP(事業継続計画)ガイド』
平成20年制定なので、例えが911のテロだったり、阪神大震災だったりします。

■共済制度

☆☆☆-小規模企業共済制度
実質2ページの共済制度紹介パンフレット。

☆☆☆-経営セーフティ共済
実質2ページの中小企業倒産防止共済制度紹介パンフレット。

☆☆☆-手助けのふりをした勧誘・斡旋にご注意ください!
オレオレ詐欺ならぬセーフティ詐欺の注意喚起のパンフレット。

☆☆☆-事業の承継・引継ぎや円滑な終了をサポートします
2ページのパンフレット。事業承継の相談先が載っています。

■小規模事業支援

★★★-平成25年度小規模事業者を支援します
小規模企業が使える施策に絞ってまとめてあります。
横串の知識確認に使えるかと思います。

☆☆☆-小規模企業者の資金調達を支援します!
マル経融資の宣伝用パンフレットです。特に見る必要はないかと…。

■ものづくり中小企業支援

★★☆-応援します!中小企業のものづくり
漫画で学ぼうシリーズ第3弾。何故かラブ成分も入ってます。
ストーリ部分よりも最後に付属する特定ものづくり基盤技術の一覧が参考になります。

★★★-技術の高度化・IT化・知財活用を支援します
ものづくり、研究開発、知財、ITの各施策がまとめてあります。
受験テキスト範囲から外れてしまう部分もありますが、比較的よくまとめられています。

☆☆☆-元気なモノ作り中小企業300社
日本のイノベーションを支えるモノ作り中小企業を紹介しています。

■技術革新・IT化支援・省エネ対策

☆☆☆-戦略的基盤技術高度化支援事業 研究開発成果事例集
高度化支援事業に採択された68事例の事例集です。
ものづくりに興味がある方は個人的な楽しみでみると面白いのかもしれません。
平成18年~平成20年版です。

☆☆☆-平成21年度ものづくり中小企業製品開発等支援補助金 成果事例集
高度化支援事業成果集の平成21年度版です。こちらは70事例収録。

☆☆☆-中小企業省エネ施策利用ガイドブック
省エネ補助金一覧です。平成21年リリース。
試験で出てきても得点配分を考えると対策難しい分野ですね。

☆☆☆-SBIR 中小企業技術革新制度
技術系企業の研究開発から事業化までの補助金、委託費56種類紹介されています。

■知的財産

★☆☆-「営業秘密」を管理して会社を守り、強くしよう!
営業秘密って何が該当するの?という疑問を持つ方は一度確認してもよいかもしれません。
予備校テキストよりもちょっとだけ見やすくなってます。

前編後編と2回に渡り、お付き合い頂きましてありがとうございました。
この資料達は、直前期に再度ご覧頂ければ幸いです。
それでは今回はこのあたりで失礼します。

Oz



皆さん、こんにちは。

本日4月4日はあんぱんの日です。

小売業に身を置く者としてはこういう商売チャンスは逃せません。実際、コンビニはこのような「◯◯の日」「◯◯記念日」といったイベントを使い、衝動買いによる客単価の向上を狙います。懐かしの(?)運営管理、覚えていますか?有名なところだとポッキーの日(11月11日)ショートケーキの日(毎月22日)ですかね。そして確かに売れるんですよ。まぁ記念日商法は江戸時代の土用の丑の日だってあったんだから、日本人の記念日好きが伺えますね

閑話休題。

さて、いよいよ最終科目である中小企業政策に入ります。

勉強方法や心構えについてはu-taがこちらの記事 でまとめているのでぜひ参考にしてみて下さい。この科目だけは、他士業が唯一手出しが出来ない分野です。診断士のアイデンティティが問われる科目といえるでしょう。

とはいえ、私自身、中小に関してはどれだけ勉強しても暖簾に腕押しというか手応えが中々得られない科目でした。白書の数字を覚える事にどれだけ意味があるのだろうと嘆いていた記憶がありますどちらかと言えば、体系的に覚えた事により、はっきりと点数が取れそうだなと感じられるのは中小企業政策の方でしょう。

でも、中小企業政策も色々な施策があってよく分からない…。具体的なイメージが沸いてこない…。そんな私は中小企業庁が各種施策をまとめたページをよくチェックしていました。経営サポートのページではシチュエーション別に各種施策に対する広報冊子をまとめてあります。この広報冊子ですが、役所が一般の中小企業経営者に向けて施策を伝えるように出来ている分、イラストや写真、個別事例を交えながら分かりやすく説明しているものも多数あるのです。テキストだけだとイメージが沸かないものも分かりやすく理解できると思います。テキストの補助教材としては中々良いものではないでしょうか。

ただ問題は、掲載されている冊子が47つもあること、及び診断士試験に役立つ冊子かどうかが開いてみないと分からないということです。受験生の時、この情報をまとめたものがほしかったなぁ…という事で、今回全てに目を通し、一言コメント付きで採点してみました。

題して広報誌ミシュラン。しかも怒涛の前後編です。本日は①創業支援、②経営革新支援、③新連携支援、④再生支援、⑤雇用・人材支援、⑥海外展開支援の6つの切り口から各施策広報誌を紹介します。

【見方】
★★★-診断士受験の補助教材としても効果あり。ぜひ一読を薦めます。
★★☆-良い出来だけど、一癖あり。該当施策で悩む受験生はチェック。
★☆☆-受験で出るかも知れないけど、マニアック。Dランク問題並み。
☆☆☆-資料として掲載しています。確認する必要無し。スルーOK。

※あくまでもOzの主観での評価ですので、皆さん自身で合う合わないの判断をして頂ければと思います

■全体向け
★☆☆-中小企業施策利用ハンドブック
全242ページ。目次だけで10ページあります。図解や色付き文字は少なく、文字がびっしり。冒頭の重点施策の項目で復興関連支援が大半を占めている事は知っておくといいでしょう。項目が多すぎて、あまりオススメ出来ません。

■創業支援
★★☆-夢を実現する創業
漫画を使った導入部分は◯研ゼミを彷彿とさせます。前半は財務・法務色が強い内容なので読み飛ばし可。内容は補助金・融資制度を中心とした創業支援制度紹介。受験校のテキストに出てきたものが多いですが、より細かい部分も書いてあります。

★★★-起業・ベンチャーを支援します
創業についての中小企業庁支援策の一覧。上記漫画版よりも支援制度を網羅しています。資料としての価値はこちらの方がオススメ。各施策の問合せ先も掲載済みなので施策と実施機関の対応が分かりやすいです。

■経営革新支援

★★☆-今すぐやる経営革新
試験対策としては第2部だけで十分。経営革新計画の具体例があってグッド。第3部のその他支援措置や第4部の申請方法は後学のために見ておけば良い程度です。

★☆☆-経営革新事例集(平成18年度版)
19社の経営革新事例が掲載されています。経営革新ってどんな事をやっているだろうというイメージは膨らみます。個別事例を見ているとまるで2次試験の事例を思い出します。特に文体とか。但し、肝心の「どうやって改善したのか」という部分があっさりしているので読み物としても物足りない。

★☆☆-サービス分野における経営革新事例集(平成20年度版)
上記事例集のサービス版。製造系と違ってサービス関連なだけに身近に感じられる事例が沢山。レーダーチャートやカラー写真も多用し、読み易くはなっています。試験対策として、読むべきかと言われると微妙です。

☆☆☆-「経営革新等支援機関」の認定制度ができました
実質A3一枚のパンフレットです。悩みを抱える中小企業の社長さんへの宣伝用。試験勉強には関係ないです。

■新連携支援

★★★-今チャレンジ新連携
漫画で分かるシリーズ第2弾。新連携がストーリ仕立てで分かるのでインプットしやすい。また具体例として個別事例や新連携にならない場合も掲載されています。

★★★-中小企業の新たな事業活動を支援します
新事業支援についての中小企業庁支援策の一覧。「農商工連携」、「地域資源」、「新連携」がテーマ。施策一覧としてよくまとまっているので、持っていて損はないかと。

■再生支援

★☆☆-中小企業の再生を支援します
テキストでもあまり触れられない再生支援のパンフレットです。再生方法として「リスケ」「債務圧縮」「資本的借入」「第二会社方式」の四パターンが掲載されています。試験勉強での重要度は低いですが、一度目を通しておくと良いと思います。

★☆☆-中小企業の再生を応援します!
再生支援の中でも会社分割や事業譲渡を使用した「第二会社方式」に特化したパンフレットです。中身は経営法務的な内容です。中小企業再生支援協議会の認定を受けるメリットが掲載されています。

■雇用・人材支援

★★☆-人材確保・育成を支援します
人事支援についての中小企業庁支援策の一覧。中身は3ページなのでちょっと少ないです。

★★★-中小企業ワーク・ライフ・バランス対応経営マニュアル
平成21年3月発行という事なので今から5年前のマニュアルです。中小企業施策とは全く関係が無いのですが、敢えての★★★推し。理由は個別事例が7つほどあるのですが、二次試験の事例Ⅰ対策として使えるから。2次試験でも使えそうなフレーズ満載です。

★☆☆-人財
平成18年度中小企業庁による人材確保・育成事業のパンフレット。こんな事をしているんだなぁくらいの読み物です。読まなくても支障無し。

☆☆☆-最低賃金引上げに伴う中小企業への支援策紹介マニュアル
賃上げを機会に、資金繰りや従業員教育を見直しましょうという内容。施策が文字で貼り付けてあるだけであり、内容が横断的過ぎて受験では活用機会ないでしょう。

■海外展開支援

★★☆-国際化を支援します
海外展開支援についての中小企業庁支援策の一覧。様々な支援策があるが、残念ながら試験では出てこない可能性が高い。余裕があれば一度目を通しておきたい。

★★★-中小企業の海外展開を総合的に支援します!
表紙にも「情報をリバイスしました」と宣言があるほど、海外展開についての情報をステップ別にまとめてあります。ジェトロ、中小機構、その他支援機関が何をしているのかが具体的にまとめてあります

☆☆☆-中小企業海外展開支援施策集
平成26年3月版。PDFファイルには施策毎のURLが埋め込まれているのでクリック一発で気になる施策はチェックできます。上記「海外展開を総合的支援します」よりも、施策の紹介数は多いです。試験勉強より実務色が強いです。

★☆☆-海外展開成功のためのリスク事例集
海外展開の注意点と過去事例をまとめてあります。概要200字、対応策200字で1事例あたり400字。それが70事例もあるので結構なボリュームです。二次試験対策として、解答の引き出しを増やすにしてもシュチュエーションが特殊なので、労力の割には成果少ないと思います。気分転換であれば読んでみても良いかも。

☆☆☆-展示会の落とし穴~知的財産の流出リスクとその対策
海外での特許関連知識や知財対策がてんこ盛りです。コラムも中々しっかり書かれているので内容は充実してます。ですが正直、一次試験の法務でも出ない内容ですので、読まずで大丈夫です。何故か近畿経済産業局発行です。

という訳で、今回は6分野20冊のパンフレットのご紹介でした。残りの27冊分は次回GW前にリリースする後編で発表したいと思います。一次試験まであと4ヶ月。まだ先のようであっという間です。勉強ペースの継続、頑張りましょう!

Oz



皆さんこんにちは。

冬から春への移り変わりを日々感じゆく今日この頃にタイトルからつまんないダジャレを入れて申し訳ございません。ちょっと冬に逆戻りさせてしまいました

本日は春分の日ですね。春一番や桜の開花情報がニュースに取り上げられる時期になってきました。春は誘惑の多い季節です。異動・転職・新卒等の歓送迎会やお子さんの卒業&入学シーズン。更にはお花見や行楽もピークを迎えます。公私ともに様々なイベントが目白押しとなります。ですが、診断士受験生にとっての春は12月の合格発表です。勉強の継続へ向けて自己の管理を徹底していきましょう

さて、前回の記事において法務では理屈が大切という前フリをしておりました。今回の記事では暗記が苦手だった私の対応方法をご紹介したいと思います。

■暗記は得意派?それとも苦手派?
ネコ型ロボットが登場する漫画の中でもアンキパンという道具がありました。覚えたい事をパンに書いて食べると暗記できるという代物。小学生の頃は、このパンが欲しくてたまりませんでした。普通の食パンを食べても暗記には役立たない事を知った時はショックだったなぁ…。今も昔も暗記は大変という事を象徴する秘密道具ですね。

世の中には「暗記大好き~」という方よりかは「暗記はちょっと…」という方のほうが多いのでは?私も暗記は苦手派でした。というか今でも暗記は苦手です。法務でも各種法律の違いを覚えるのに苦労しました。覚えては忘れ、忘れては覚える。あぁ忘却の終わりなき旅。そんな無味乾燥な暗記の世界に理屈を持ち込むとイメージが進んで覚えやすくなるというのが私なりの対策でした。

と、その前にまずは道場の理屈系記事をご紹介。未読の方は是非一度ご覧下さいませ。これらを読めば、法務においての理屈の重要性は分かって頂けるのではないかと思います。

【法務】法務導入編、読み方のススメ 
【法務】法務をホームにしよう
【法務】原理原則の理解で法務を攻略
【 法務】社外取締役はなぜ必要?
産業財産権から法務全体を俯瞰する

それでは、具体的な例としていくつかご紹介したいと思います。

■理屈で覚える法務3事例

1.クーリング・オフ期間が長いのは何だっけ?

上記表にあるようにクーリング・オフにおいて基本は8日間。しかしながら、業務提供誘引販売取引および連鎖販売取引は20日と長期に設定されています。これは訪問販売、訪問購入、電話勧誘、特定継続的役務提供は契約者が一方的に商品や役務の提供を受けるだけなのに対して、残りの2つは契約者が収入を得られるという一面が絡んでいる事があげられます。つまり、お金儲けに不慣れな一般人は収入が得られるという契約に対して冷静な判断が出来ず、冷却期間にも相応の時間が必要であるという配慮からなのです。このイメージができれば、問題の選択肢が沢山あっても間違える事は少なくなると思います。

 

2.登録意義申立制度があるのはどの権利だっけ?

無効審判制度 登録異議申立制度
申立先 特許庁
目的 商標権の無効化
対立先 当事者同士 特許庁vs請求人
対立構造 当事者対立構造 査定体系構造

知財の勉強範囲の中で、無効審判制度と登録異議申立制度とい2つの制度が出てきます。しかし、登録異議申立制度は商標権でしか取り扱っておりません。 なぜ商標権だけに存在するのでしょうか。この2つの制度、特許庁に対して権利の無効化を訴えるという点は共通しています。が、争う関係者が違います。無効審判は利害関係者同士の直接対決。登録異議申立制度は特許庁と請求人との対決です。

無効審判は当事者同士で証拠を揃えお互いの主張をぶつけあうイメージに対して、異議申立の場合はちょっとおかしいんじゃないかと役所に間違いがないか査定してもらうイメージです。どちらの方が簡単なイメージを持つかといったら、登録異議申立制度のほうがお手軽な感じがしますよね。で、特許権や意匠権は、万人に対して有益なものであり社会的影響力が強い為、やるならきっちり無効審判で審理しようぜというスタンス。実用新案無審査主義だからそもそも登録異議申立自体がナンセンス。ところが、商標権誤認混同を避け、需要者の利益を早急に確保した方が有益です。というわけで、お手軽な登録異議申立制度は商標権にだけは設定されているというイメージでした

 

3.簡易組織再編、純資産と総資産どっちだっけ?

上の図は組織再編で出てくる簡易組織再編の可否をまとめた表です。暗記で厄介だったのが、資産の条件。純資産と総資産がいつもごちゃまぜになっていました。その問題に対してもやっぱり理屈での対応。下の図表に合併、株式交換、会社分割のイメージをまとめてみました。吸収する側(対価を支払う側)をA、吸収される側(事業を差し出す側)をBとしています。

簡易組織再編は組織再編という一大イベントにおいて手間もコストもかかる株主総会を省略出来る制度です。メインとなる考え方は株主がどう思うかなんですね。まずAの条件から考えてみましょう。Aはお金を払う側ですから資産から負債を引いた純資産がどれくらい減るかが重要です。総資産という図体がどれくらい大きくなるかよりも手元のお財布の中身の方がどれくらい減るのかという事のほうが、株主の関心は高いわけです。

それに対して、Bにとっては対価を受け取る代わりに自分の事業を分社化して差し出します。B社の株主にとっては、一時的なキャッシュの増減よりも今後金を生み出す事業をどれくらい本体から切り離してしまうのかのほうが注目を集めます。その為、B社側の条件として、規模が把握できる総資産を使っているという事です。また3つの組織再編の内、独立して経営を行うパターンは会社分割だけになりますから、独立後の株主のお伺いをたてるかどうかの必要性に迫られるのは会社分割の時だけになるという事です。

このように理屈で覚えておけば、暗記にかかる労力も少なくなり、試験のひっかけ問題にも対応力がつくというメリットがあります。

 

■理屈で覚えるデメリットは?
そんな良い事ばかりの理屈で覚える方法も一つ難点があります。それは、理屈を知る為の労力が結構かかるという事私の場合は大体、『知りたい言葉+理由(orなぜ)』のGoogle検索を使っていました。恐ろしいのがネットサーフィン(最近は死語ですね。ずっとネットしているからでしょうか)。次から次に関連知識を掘り下げるうちに絶対試験には関係ない事を調べていたりします。また、私の初年度の失敗例として、書籍を買い漁り、必要のない範囲の勉強まで行ってしまったという失敗例もあります。二次試験とは関連性が高くない科目だけに、深堀りし過ぎる事もコストパフォーマンスを下げる要因になります。私は、どうしても暗記で覚えられない範囲については、覚えやすい理屈を探していました。皆さんの中で、暗記と理屈のバランスを取りながら対応する事が重要ですね。

それでは今回はこれにて失礼します。

Oz



皆さんこんにちは。

早いものでもう3月。TACにおいては情報科目が終了し、残すは法務と中小企業政策のみとなりました。これまで5科目の勉強を積み重ねてきた事、ここまで勉強を継続して行えた事は自信を持って良い事です。残り2科目も油断をせず勉強を継続していきましょう

さて、いよいよ来週からは経営法務がスタートします。
この経営法務、バリバリの暗記科目と思いきや、実は結構理屈が大事。私はその事に気付くのが遅れ、一年目は敗退してしまいました。この点については勉強が始まってからのほうが実感出来ると思いますので、次回にお話したいと思います。

本日は経営法務に入る前のイントロダクション。タイトルにもあるように私は法務アレルギー持ちでした苦手意識バリバリ。これまで法律なんて勉強した事もなかったし、二次試験との関連も薄いから勉強する費用対効果が薄いなぁ…出来れば他科目でカバー出来ないかなぁなんて思っていた時期もありました。そんな苦い反省を踏まえながら、本日は法律なんて一度も勉強した事がないという2年前の私と同じ状況の方に向けて、診断士が法律を勉強する意義試験における法務の特徴をお伝えしたいと思います。

■そもそも法律ってなんだ?
私達の生活は実は隅々まで法律によって支えられています。会社でのお仕事や日常の買い物、車の運転、結婚生活エトセトラエトセトラ。これらはすべて法律の枠組みの中で可能となるものです。ただ、日常生活でそうした法律を意識することはほとんどないでしょう。では、どういった時に意識するか?それは何かトラブルがあった時です。人が集団で生きていく中ではどうして揉め事が起こります。でも、みんなが仲良くやっていくには揉め事がなるべく起きないように、揉め事が起きた場合には適切かつ迅速に解決する必要があります。法律は集団生活を営む上で人間が作り出したルールです。法律を学ぶという事は、法という独特な道具の使い方を学びながら、過去から続くみんなで仲良くやる方法を身につけるという事なのです。だとすると、ただ法律を暗記するだけは勿体無いかも。

■法律っていくつあるんだ?
はい、それでは問題です。2014年2月1日時点で日本国内には法律はいくつあるでしょうか。総務省が運営する法令データ提供システムで検索してみたら1,907件ありました。世の中が複雑化・高度化してくると過去にない問題が発生します。その度に法律が作られているのです。この数ある法律の中から診断士で勉強する法律はざっくりと民法、会社法、金融商品取引法、倒産法、知的財産権(特許法、実用新案法、商標法、意匠法、不正競争防止法)、その他経営に関わる法律(独禁法、PL法、消費者契約法、景品表示法)くらい。法律全部をカバーするのってそれこそ不可能なんじゃないかって思えてきました

■専門家って何を勉強したの?
法律の専門家といえばやはり弁護士の先生!診断士受験前はそのような感覚を持っていました。しかしながら実際は数多くの法律があるので様々な法律職の方々が専門分野を持ちながら、法律の問題に対応しています。下記は簡略ながら、どのような士業の方がどの分野の専門なのかを受験要項から大まかに分類しております。

パッと見て分かるのは①弁護士のマルチっぷり②司法書士・行政書士のカバー範囲の広さ③その他士業は専門の分野中心。こうやって見ると診断士はどちらかと言えば、浅く広くの知識が求められているのが分かります。

■診断士は何が出来るの?
情報の回でもお伝えしたように診断士にとって法務の位置付けは自らが専門家になる事が目的ではなく、経営者への一般的な解釈のお話や専門家への橋渡しが出来るようになる事にあります。その為、試験勉強においても各法律知識について会社経営に関わるものを中心に最低限の知識を得ているかを試すものだと言えるでしょう。

■経営法務って難しいの?
経営法務の必要性は分かった。でも、やっぱり気になるのは試験の難易度。ぶっちゃけ、かなり難しい?そんな気になるあなたに向けて試験における経営法務の立ち位置を考えてみましょう。まずは過去5年間の経営法務の受験データです。2009年は易化の影響で合格者増加。それに伴い、10年、11年は難化傾向にありましたが、その後は合格率は安定的に推移。

もう一つグラフを用意しました。これは暗記三兄弟+経済の科目合格率の過去5年間の推移をまとめています。年度によっては極端に難易度が変わるイメージがある経済だけでなく、実は情報や中小も意外とジェットコースターのように上げ下げ激しい。科目合格率が一桁だったり13年度の情報のように科目合格率50%超えなんて年もあります。これらと比較すると法務の安定感は見逃せません。

これらのデータは出題者側としてみれば経営法務は「計算出来る」科目であるという事実。一次試験の合格基準は、総点数の 60% 以上であって、かつ 1科目でも満点の 40% 未満のないこと。言い換えれば、出題者が作る問題は極端に簡単すぎても、難しすぎてもダメという制約が課せられています。得点予想が外れにくいというのは出題者側にとってみればありがたい事なのです。では、どうして法務は得点がばらけにくいのでしょうか。

■経営法務の特徴
受験生の資質は十人十色。年度によって受験生がどんな人間でどんな戦略でどんな勉強をしてくるかなんて正確に把握出来ません。二次試験でも関連性が高い企業、運営、財務はどの受験生もしっかり仕上げてくる事はある程度予想出来る。でも、残り4科目はその人の立場によって扱い方が違うのではないでしょうか。経済、情報、中小がこれだけ科目合格率が振れる(=出題者側と受験生側の難易度認識のミスマッチ)が起こるのはなぜか。あくまで個人的推察&無理やり感のある理屈ですが、こんな風に考えてみました。

【経済&情報】
受験生の初期ステータスの偏差が大きい。
(ex.理系学部出身等の数学的素養、IT系情報リテラシー)

【中小】
初期ステータスはほぼ同じ。
しかし受験生側の取り組み方やテストの内容の偏差が大きい。
(ex.受験生側:超短期詰込対応のよる準備不足、テスト側:最新白書出題による過去問演習の無効化)

上記3科目に比較すると法務の特徴は下記3つ。

1. 受験生側の初期法律知識はほぼ同じ。
(法務部門勤務者・法律職者でも未勉強分野有り)
2. 試験問題は診断士の特徴から広く浅くの勉強で解答可能なレベル。
その為、問題バリエーションが少ない。
3. よって出題者側としては設問難易度の判別予想が容易。
細かい論点を織り交ぜれば60点ライン得点調整可能。

経済や情報のように出題者がAランクと思っていた問題が受験生から見るとCランクだったというミスマッチや中小のように意味の無い統計データを覚えたり過去問が効果的に機能しないといったデメリットが法務にはあまりありません。また、限られた出題領域&広く浅くが基本方針という縛りの為か、ある程度問題のバリエーションは限られているのも法務の特徴として挙げられます。となると、頻出論点をしっかり押さえる事、過去問を通して出題形式に慣れる事が非常に効果的です。法務は正しい勉強範囲を押さえ理解に努めればしっかりと得点を伸ばすことが出来る科目といえるでしょう。

最後に、科目合格率だけでは、「総合成績で不合格になったけどその科目が60点を超えた人の確率」なので、ちょっと物足りません。そのため、道場では過去記事においても「科目クリア率」を算出していますので、そちらも用意してみました。「科目クリア率」とは「当該科目を60点以上取れた人、または他の科目でカバーできた人」の割合です。正確な数字ではありませんのであくまでも参考値です確認してみましょう。

あんなに科目合格率が低かった経済や中小でも一次試験をパスしている人は25%以上に跳ね上がります。難易度が高い科目と言えども、一次試験をパスする人間はしっかりとパスしています。一次試験合格率20%と考えると科目クリア率が30%を超えている科目については貯金科目として認識できるのではないかと思います。直近5年間30%以上を記録している法務は味方にしやすい科目ですので、ぜひ来週からの法務を得意科目にし法務アドバンテージを持てる事を期待しています

それでは本日はこの辺りで失礼します。

Oz



皆さんこんにちは。

本日も当ブログにお越し頂きありがとうございます!

このブログというメディアは数々のSNSが存在する中でも10年以上世の中に存在している老舗のような存在です。ブログブームの後は、mixi、Twitter、Facebook、LINEと次から次へと新しいものが現れたのは記憶に新しいところ。

ソフト面の進化も然ることながら、パソコンや携帯電話等ハード面も進化のスピードが目まぐるしく動いており昔はITボーイとして職場で重宝されていた若者も、気付けば最近の高校生のLINEの話についていけずオジサン化…

まさにIT関連技術の発展はドックイヤー。1年前の知識・技術があっという間に陳腐化する世界。このようなイメージって皆さんお持ちではありませんか。でも、国家試験の科目知識があっという間に陳腐化したら困りますよね。せっかく勉強したのに、また覚え直しなんてちょっと勿体無い気がします。

 

でも、大丈夫!「情報」の覚える対象はふうじんがこの記事で指摘している通り古典なのです!どの科目も同じ事ですが、基本を疎かにせずに、発展的知識を押さえることが重要です。基本を押さえた上で、最新技術については造詣が深ければ鬼に金棒。

さて、随分と長い枕となってしまいました。
ここからが今日の記事のメインディッシュとなります。

■試験科目はドックイヤーか
診断士試験で求められる知識は基礎や歴史が中心。
じゃあ古い知識でどこまで解けるのだろうかという素朴な疑問から実際にやってみようじゃないかというのが本日の内容です。

1.知識のベース素材
まず都内のブック◯フを巡ってきました。
そこで2001年3月発行の初級シスアド 用語辞典をゲット。
(本当は診断士テキストが欲しかったけど、どこにも売ってないんです)

2. 素材となる問題
2013年度1次試験「情報」を使用。

3. チェック方法
問題文のIT関連用語をチェック用紙に記入。
用語辞典に掲載、未掲載で「◯」or「☓」をつける。
チェックした用語は91個。
◯は54個、☓は37個。
☓になった用語は下記一覧参照。

4.回答作業
リストを元に問題を解く。
・リスト用語の知識を使い回答を特定出来るものを正解として扱う。
・判定に迷うものは不正解扱い。(例.4つの選択肢の内1つは分かるetc.)
・問題文の前提として未掲載の知識を必要とするものは不正解扱い。

5.結果
上記作業を行った結果、 得点は44点
ギリギリ足切り回避の点数ですが、これは正解と確信出来る問題以外をすべて不正解扱いにしている為。もし不正解扱いの14問のうち3,4問当たると一気に合格圏内です。マークシートならありえる展開です。

■診断士においての情報科目の位置付け
今回、得点出来なかった問題のほとんどが2001年当時には一般的ではない技術でした。スマートフォンやビックデータ、クラウドサービスは勿論ですが、ブロードバンドやブログも10年前はまだ黎明期。後に爆発的なヒットになるiPodや4月でサポートが終了するWindowsXPも2001年の登場です。随分と昔の話だと感じられますが、その当時のIT初級者向け知識があれば10年後の試験も解けるのです。この結果から、情報科目において求められている知識の質は見えてくるのではないでしょうか。

IT関連は次から次へと新しい知識が浮かんでは消えていく世界。初学者にとって「知らない知識・用語」=「世の中では当たり前だけど、自分が不勉強だから知らない最新技術」と思い込みがちです。でも、実際問題を作る側からすると、最新技術の問い方は扱いが難しい。古典的基礎知識は数年~数十年前から続いている技術についての話。それに対して最新技術は来年には消えているかもしれない可能性もある。基礎知識から作成した問題で試した方が長期間に渡り使える知識を持つ人材を発掘出来る。

診断士試験はITの専門家ではなくITの専門家の話が理解出来る人材かどうかを見極める試験です。診断士は最低限の情報スキルは持ち合わせた上で、最新技術は自分で勉強する事や専門家から教えてもらう方法で対応する。 その際、基礎(古典)部分を大切に勉強してあれば、一生使える知識になるはずです。  是非一生ものの知識を得られるように頑張って乗り切りましょう!

それでは今回はこれにて失礼します。

Oz



こんにちは。

この度縁あって5代目執筆陣をさせて頂くことになりましたOzと申します。

受験生の皆さんが何か一つでも参考に出来る記事を提供できるよう心掛けて頑張りますので、宜しくお願い致します。
ちなみに私の合格体験記はこちらになります。

さて、気付けば暦の上では春も訪れ(とはいっても寒い日は寒いですが)、一次試験まで約半年2次試験まで9ヶ月弱となりました。

昨年の秋から勉強を始めたストレート生にとって、この時期はまさに受験勉強の第一四半期決算期となります。そこで今回はPDCAサイクルの検証ついて考えてみたいと思います。

■1年間を区切ってみると
勉強の第一四半期決算なんて大それたタイトルを付けていますが、その意図するところは単純明快。毎年10月中旬に行われる二次試験をゴールと見立てて、年間計画を立てるとこのような感じになります。

これが今年10月までの大まかなスケジュール。
ここからの3ヶ月は俗に言う暗記3兄弟に加え、主要科目の橋げたの構築苦手科目の底上げ、更には職場環境の変化等に対応しながら勉強を継続していきます。直近より負荷が掛かる事は想像に難くありません。その荒波を乗り越えるために、これまでの勉強方法や成果ついての検証を行い、10月へと進路をどう歩んでいくのかを考えてみる事をお薦めします

でも、検証するためには重要な前提条件があるはずです。

■振り返れるば○○はある?
企業の決算や仕事のフィードバック、更には皿洗い後の奥様チェックまであらゆるところでPDCAのサイクルは回っています。その中でチェックを実行する為に必要なものが目標です。事前に目標が分からないと修正の仕様がありません。皿洗いが終わった後に「ちょっとあんた!汚れ残ってる!やり直し!」と言われるのも、お皿をピカピカにという目標があればこそ。目標設定が無いのに振り返りをするというのは、後付けで評価を決められる為、評価が過剰に(良い方向、悪い方向どっちに振れるかは別として)なりやすいと考えられます。

とは言え、ストレート生の方にとって、この3ヶ月は苦難の連続だったと思います。多様な科目を勉強する大変さに加え、仕事やプライベートとの両立、体力の低下や記憶力の衰え等々、皆さんの置かれた状況において十人十色で何かしら悩みを抱えているはずです。

そう考えると、暗中模索の中で試行錯誤しながら勉強を始めたストレート生に対して、目標設定があったかどうかその設定は適切であったかを問うのは少々酷な話かもしれません。

■今から出来る事
であればこそ、皆さんが過ごしたこの第一四半期の実績を元に、今後の勉強においての目標を立てるor見直す事の意味は大きいのではないでしょうか。同じ振り返りをするのであれば7月の直前期に行うよりも得られるメリットは計り知れません。具体的なPDCAサイクルの立て方については過去の道場記事でも紹介されております。これらを参考にしながら、目標設定について考えてみましょう。

学習計画立ててますか?
学習時間を確保できない?
学習時間を確保できない?(その2)復活の時
この時期の寒さを逆手にとった「マイルストーン勉強方法」

それでは今回はこれにて失礼します

Oz


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