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こんにちは、お久しぶりの登場のマイスターです。

本日は独学合格者、ドリィさんの合格体験記をご紹介させて頂きます。最後のコメントはどの合格者の方も共感をしてしまう要素を持っている内容でした。ぜひご覧ください!

寄稿ここから

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 初めまして。ドリィと申します。

平成23年10月から勉強を始め、平成24年度に一次試験合格、平成25年に二次試験に合格しました。モチベーションを保つため、一発合格道場の記事をよく読んでおり、大変お世話になったことから、自分にもこれから受験される方に役立てることがあればと思い、合格体験記を書くことにしました。

<受験しようと思ったきっかけ>

中小企業診断士を目指したきっかけは、自分の仕事に対する危機感が高まったためです。働きだして丸4年が経ち、ふとこれまでを振り返った時、自分はこのまま何となく今の会社生活を続けていて良いのだろうか?もし会社や家族の都合で辞めないといけなくなった場合、自分は他で生活していけるだけの力があるのだろうか?と考えました。そして、このままだとダメだと思い、色々と調べた結果、企業経営全般を学ぶことができる中小企業診断士という資格を知り、これだ!と思いで勉強を始めました。

<勉強スタイル>

市販の問題集と各学校の模擬試験を組み合わせ(いわゆる独学)で勉強していました。一次試験対策については、過去問TACのテキストとスピード問題集。二次試験対策としては、主に過去問ふぞろいな合格答案を活用していました。なぜ、独学にしたかというと、単純に資格の学校の費用が高いからです。(後でも述べますが、今では独学を選択したことを反省しています。)

<一次試験>

まず、スピード問題集をTACのテキストで補完しながら全科目何回も解きました。次に、過去問を解きスピード問題集やテキストにでていない論点を勉強していきました。さらに、本試験対策としてTACで2回、LECで1回模試を受験しました。模試の結果は毎回400点程度で合格点である420点には届いていませんでしたが、本番は模試より少し簡単になるはずだと思っていたので、最後まで諦めなければ絶対合格出来ると思っていました。

そして本試験の結果は、430点台での合格。(合格体験記を書くのに、試験結果を残していないことを猛省していますが)中小企業経営・政策で72点取れたことは鮮明に記憶に残っています。2日間という長丁場の試験の最後でしたが、諦めなかった事が最後の科目の高得点、結果、合格につながったと思います。

<二次試験>

2回目で合格しました。過去問を何度も解き、模試を7回受けました。自分の書いた解答とふぞろいな合格答案や学校の解答例を見比べて、自分なりに解答を修正していきました。コツがつかめたと実感したのは、試験直前に受けた9月のLECの模試でした。それまでの模試の結果は限りになくD判定に近いC判定が最高だったのですが、このときはA判定に限りなく近いB判定でした。成績が上がった要因は、何回も問題を解いたことで「型」が体にしみついた結果だと思います。事例2を例に挙げると、まず、事例会社の経営課題は●●であり、●●という強み、●●という弱みがある。また、内部と外部の環境は●●のような状況であり、現在、課題●●を克服するため、●●に対して、●●を、●●というやり方(誰に、何を、どのように)をしているが上手くいっていない、といったことが問題を読んでわかるという感覚を得られました。

最後の模試の得点が良かったことが、自信につながり、試験本番では落ち着いて対処できました。各事例ごとの結果はわかりませんが、事例3まではかなりの点数が確保出来たのではないかと思います。事例4はというと、あまりに傾向が変わっており、焦りましたが、とにかく過去問・模試を通じて学んだ事だけは書ききり、部分点で40点超えれば合格だという思いで、必死でした。

<さいごに>

試験を通じて、良かった事は、

いざとなればなんとでもなるだろう、と考えることができるようになり、結果として今の仕事に対して少し気持に余裕をもって取り組むことができるようになった。

・方向性を確認しながら、量をこなすことで、成果を出すことができる。

ということです。また、反省点としては

・安くおさえるつもりが、不安から模試を何回も受験した為、結果として学校に行くくらいの費用がかかってしまった。

ということです。色々な事情があるため、勉強スタイルは人それぞれかと思いますが、勉強をスタートする前に自分の性格や状況をよく考え、勉強して行った方が結果として、早く合格出来ると思います。

最後になりましたが、一発合格道場の皆様の記事は本当にモチベーションを維持する上で心強かったです。改めてお礼申し上げます。これから受験される皆様、つたない文章ですが、皆様にとって何かヒントになるようなことをお伝えできていたら幸いです。

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 寄稿ここまで

ドリィさん、ありがとうございました!合格体験記の中では、

「何度も問題を解いたことで型が身体に染みついた」

「方向性を確認しながら量をこなすことで成果は出る」

「勉強をスタートする前に自分の状況や性格をよく考える」(学習方法を決める)

といった診断士試験の学習において非常に大切なことを示唆頂いています。

 計画→実行→反復の大切さについてシンプルに語って頂いている内容だと感じますし、最後まであきらめないことの大切さを感じました。量を確保し繰り返しやることが成果と自信に繋がっていくというポイントは多くの受験生の方に勇気を与えてくれるものではないでしょうか。

それでは、今日も1日コツコツと。マイスターでした。



こんにちは、マイスターです。

本日は前回取り上げました
一発合格に必要なスケジューリング
ストレート合格に必要なコミュニケーションスキル・思考力
に引き続き同シリーズ第三弾として、

「一発合格に必要なマネジメント力」

について触れていきたいと思います。
とはいえマネジメント力とは何でしょうか?

辞書で見てみると、「物事を取り仕切って運営・管理する腕前や力量を表す語。運営能力、管理能力、経営能力などともいう」となります。

 

そう、診断士試験合格を目指す上では自分自身をマネジメントしながら試験範囲の学習を進めていく必要があります。

経営能力ともいうマネジメント力ですが、今日はこれを自身の学習マネジメントに当てはめて考えてみましょう。企業戦略のテーマは「競争」「成長」です。まさに診断士試験を目指す全員と共通するテーマと言えます。

ご存じのように企業経営理論では数多くのマネジメント理論がフレームワークとして整理されて出てきます。決して理論を覚えることがマネジメント力ではありませんが、確立された理論をベースに考えると、どんなマネジメント観点が必要なのかを整理できるかも知れません。

 

 

-3C-
まず「市場」である“診断士試験”を理解することがスタートラインです。
・試験範囲
・診断士試験の出題委員が求めていること

その上で「自社」である“自分の特徴”を把握していきましょう。
自己分析

さらに「競合」に当たる他の受験生がやっていることを5W1Hで把握する必要があります。人間、全ては模倣から始まるのですから自分の特性にマッチする学習方法や暗記方法があるなら、積極的に他人のマネをしていきましょう。

 

-プロダクトライフサイクル –
導入期、成長期、成熟期、衰退期というサイクルがありますが、これを「知識カーブ」と置き換えてみましょう。特に「成熟期」の対応が肝心です。学習を行っていくと新しい知識が詰まっていきますが、一旦知識を吸収の山を登り切ってしまうと、その後に続くのは「停滞」「忘却」です。知識・理解がトップラインから落ちないよう、どのように維持していくか、そこには戦略が必要です。

定期的なスピ問・過去門のOutput回転学習、暗記カード等を使っての継続Input学習など、学習スケジューリングを行って、きちんとカバーしていく必要があります。

 

 

-範囲の経済性-
道場でも「串刺し暗記術」「図解」など、いくつかの学習法が紹介されています。自分が効果的に学習を進められる学習プロセスや暗記術などを確立していくと、1項目を学習することの必要コスト(時間)が減少しています。他科目でも共通して活用できる学習プロセスや暗記方法などの経営資源を蓄積していくことで、効率的な経営を行っていきましょう。

 

-市場細分化の条件-
測定可能性 「学習進捗の振り返りが出来るようになっている?」
到達可能性 「このやり方で学習内容は本当に定着するのか?」
実行可能性 「この学習スケジュールをこなせるのか?」
維持可能性 「ペースを維持できるのか?」

こういった視点を持つことが大切です。例えば「測定可能性」についてよくあるパターンとして、スピ問などの問題集を解き始めたはいいものの、正解していた設問・・間違った設問をきちんと記録しておかなかったケース。回転学習を進めていくに当たり「以前どの問題を間違ったのか?」がわからないと、弱点克服ができません。また「到達可能性」で考えると、何となく自分の学習方法に合っていないやり方を取り入れていて違和感をずっと感じている、というケースがあります。もしモヤっとしていたなら、ぜひ違うやり方を探してみましょう。

 

-RFM分析-
Recency・・・前回勉強してからどのくらい時間が空いてるか?
Frequency・・どのくらいの頻繁に学習を繰り返す必要がある?
Monetary・・ 学習がきちんとOutputに繋がっているか?

先にも述べたように、基本的に学習は「忘却曲線との戦い」です。試験の当日まで記憶を維持していくには、学習した内容に継続的に触れる計画(Frequency)を立て、あまり時間を空けすぎずに復習(Recency)をしていくことが重要です。またそれが実際のアウトプットに繋がっているかどうか(Monetary)を見る必要があります。もし、忘れないように繰り返しやっているけれども、「過去問でいつも同じ設問で間違える」「答練の点数が上がらない」
といった傾向があるのであれば、FrequencyやRecencyを見直してみる必要があるかも知れません。

 

そのほかにも学習のヒントになるマネジメント理論は沢山あるはずです。ぜひ見直してみて、自分の中に取り入れる視点を持って見てはいかがでしょうか?

 

それは今日も1日コツコツと。
マイスターでした。



こんにちは、マイスターです。

 

本日ご紹介するのは、コンサルティング会社にお勤めの中、ご自身の知識レベルに危機感を抱いて診断士にチャレンジをしたという合格者の方。1次を独学・2次は通信講座のみ一発ストレート合格を果たしたという超強者です。

合格体験記を読んでみるとその裏には全ての受験生に気づきを与えてくれる要素が満載でした。是非是非じっくりご覧ください。

 

   寄 稿 こ こ か ら   

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初めまして。豚男と申します。
この度、12月から10ヶ月ほど勉強してストレート合格しました。
学習スタイルは、1次試験は独学、2次試験はMMCの通信直前講座を活用しました。

道場様への感謝の思いもあり、合格体験記を書いてみることにしました。

受験の動機は、コンサルティング系の会社に新卒入社した際に、理系院生だったこともあり自分の経営知識の無さに危機感を覚えたことです。
資格勉強を始める前に、簿記2級、基本情報技術者、TOEIC905の資格を持っていたので、財務会計、情報システム、英略3文字系の暗記はあまり苦労しませんでした。
1次試験の結果は506点。全科目60点以上。勉強時間は合計してみると1次試験523時間、2次試験178時間でした。

 

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一次試験
使用した参考書は以下です。

スピテキ(経済、中小企業経営を除く)、過去問5年分、石川先生の経済学入門塾(マクロ編、ミクロ編)、中小企業白書

 

どう勉強したか?は以下の通りです
(※経済、中小企業政策、中小企業経営は除く)

≪1周目≫
STEP1:スピテキをざっと読む

STEP2:過去問を5年分解く

STEP3:
解説見てスピテキに自分なりの補足を追記
暗記ペンで、答えられなかったかつ覚えるべき箇所のスピテキ該当部分を塗りつぶし

STEP4:次の科目へ

≪2周目≫
STEP1:しっかりとスピテキを読む
具体的には各章のはじめに、その章の体系が載っているので、そこに自分なりに勝手に体系を追加していきました。目的は、
①話の流れ、全体と細部との繋がりを理解すること
②後日見なおした際にひと目で全体を思い出せる下地を作ること

例えば、人事の部分で”評価”、”配置”、”報酬”など項目が並列に並んでいる章がスピテキにはあります。
これを自分で勝手に「まずは評価でしょ、次は評価に基づき報酬が決められるよね、報酬に見合わなかったら異動で報酬に見合う仕事をさせるよね…」みたいな感じで自由に意味づけしました。意味が繋がると頭に残りやすくなります。


STEP2:過去問の解けなかった問題だけ解く

STEP3:以下は1周目のSTEP3以降と同様です

試験1ヶ月前は電車の移動時間に暗記ペンで塗った部分を覚えまくっていました。
経営法務は5月のLEC模試での28点から本番68点まで上昇しました。

 

≪中小企業政策の勉強法≫
道場のハカセさんの記事から、串刺し勉強法というのがあったので、スピテキを参考にし、縦軸に施策名を、横軸に”だれが、誰に対して、何を、どのように、どんな条件で”を並べたマトリックス表を作成し、覚えました。

≪中小企業経営の勉強法≫
TAC模試、LEC模試で出てきた内容の部分を、暗記ペンで塗りつぶして覚えました。細かい数字まで覚える必要があるのか、上がり下がりなど傾向のみ抑えればよいのかなど、試験での問われ方に応じた覚え方をするためです。5月のLEC模試での36点から本番67点まで上昇しました。

 

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二次試験

使用した参考書は以下です。
・合格者の頭にあった全知識
・ふそろいな合格答案2013
・MMC通信講座(事例問題3事例×4科目、模試2回×4事例)
・MMCの過去問解答解説(5年分×4科目)

私が合格したのは”MMC”と”全知識”のおかげと言ってもいいほどこの2つは参考になりました。全知識を空いた時間で何周も読むことで、多面的な回答ができるようになりました。

 

どう勉強したか?は以下の通りです
STEP1:MMCの通信講座の最初の手引を見る(書き方のルール)

STEP2:過去問1年分といてふぞろいや、MMC解説を見て求められる答案レベルを理解する(以外に低いことに驚く)

STEP3:全知識を読む

STEP4:
・3日で2事例くらいのペースで、添削問題や過去問を解く(制限時間は試験3週間前まで意識しない)
・解く際には、A4一枚の左半分に回答を記入し、右半分に解説を呼んで気づいたこと、使いたい切り口、などをメモしてあとで見返す
・解く際には、気に入った切り口や使えそうな切り口などを全知識の該当箇所にどんどん書き込む
・スキマ時間には、全知識を何周も読む

STEP5:添削の結果が帰ってくると、その頂いたコメントをエクセルなどに転記する

STEP6:コメントの内容をカウントし、全体の傾向を把握する
例えば、”具体的には?”、”その施策の効果は何?”などが多く書かれているならば、”もう一歩踏み込んだ回答を書けばいいのだな”、などと解釈して次に活かす

STEP4へ

最終的に40事例を解きました。

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さいごに

 

勉強を始める前に合格プロセスの情報収集をして、勉強方法を考えることが重要です。私の勉強方法はほとんどがどこかの独学ストレート合格者のやり方としてブログなどに掲載されていたものです。
長文となりましたが最後までお読み頂きありがとうございました。

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   寄 稿 こ こ ま で   

 

 

一見、豚男さんの合格体験記は淡々とした口調で書かれているように見えますが、その過程の中で努力してきた情熱だけでなく、
1次・2次で合計700時間程度という勉強時間の中で効率的にInput/Output学習を行った軌跡が描かれています。

学習計画や独自の勉強方法の工夫などが素晴らしいの一言で、
「多面的な情報収集→分析→自分に合ったテキスト・学習方法の取捨選択→理解・定着のための独自工夫」
といった、汎用性の高いプロセス管理や、メソッドがたくさん盛り込まれていると感じました。

 

「勉強を始める前に合格プロセスの情報収集をして、勉強方法を考えることが重要です」という豚男さんの最後のコメントが
全てを物語っているかもしれません。

 

素晴らしい合格体験記を提供くださった豚男さんに感謝です。

 

それでは、みなさま今年も頑張りましょう。今日も1日コツコツと。

マイスターでした。



こんにちは、マイスターです。

本日は前回のストレート合格に必要なスケジューリングに続き、学習の土台となるコミュニケーションスキル思考力について触れたいと思います。

触れていく論点の殆どは仕事や日常生活でも活用されてものと思いますし、「そんなのわかってるよ」という点も多々ありますが、侮るなかれ、短期合格を目指す上で「絶対に鍛えておかなければいけないポイント」なのです。特にコミュニケーションスキルや思考力は「日常的に意識して使っていると身に付いてくるもの」でもあり、知識習得と並行して取り組むことができます。

 

■コミュニケーションスキル

・相手の質問にちゃんと答えてますか? 

まず最初に、この能力に対する評価は自分が決めるものではなく「受け手が評価する」ものだという認識が必要です。質問をしてきた相手に「きちんと自分の質問の意図をくみ取ってくれていて、正確に返答してくれている」と感じてもらうことがゴールです。とはいえ、現実的にそれを常に実現するのは結構難しく、自分ではきちんと相手の質問に正確に返答していると思っていても、しばしば相手が期待する答えと合っていないケースが多いものです。(私もしばしばそれで上司に詰められたりします)。日頃の自分のコミュニケーションを見直してみて、相手の期待する答えとのズレを見つけていく訓練をしていくと新たな発見があると思います。

 

・結論から述べることができてますか?

ビジネス会話においても要点は全く一緒ですが、診断士試験の2次試験でも「記述力」が問われます。その時にもっとも大切と言っても過言ではないのが「結論から述べる癖」です。結論から述べることは会話における相手の理解度を高めてくれます。これは「癖」と書いてることからわかる通り、これは訓練次第で誰でもできます。「~(結論)です。それは~(理由)だからで、具体的には~(詳細)です。」という会話形式を癖づけていくことが記述力の向上に繋がっていきます。

 

・「問題」と「課題」をきちんと切り分けてますか?

私がある受験校の講師の人から聞いた話では、2次の答練や模試においては「問題と課題の切り分けができていないことによる失点が非常に多い」とのことでした。問題とは一般的に「起こっていること」を指します。つまり「生産計画に遅れが出ている」とか「リピーターが獲得できていない」といった”状態”のことです。一方で課題とは「解決すべきこと(目指すべき方向性)」を指します。つまり「生産計画の精度を上げる」「リピート率を高める」というものです。問題点認識→課題提起→具体的解決策をきちんと切り分けて語ることにより、読み手・利き手にとって認識しやすいコミュニケーションとなります。2次試験におても「問題点は何か?」「課題は何か?」という設問が頻出しますので、早い段階からこれらを識別する癖をつけておきましょう。

 

■思考力

・常に「分解」を意識できてますか?

上記で述べた「問題」には必ずそれを引き起こしている「原因」があります。特にこの原因を分析するに当たり”分解”のテクニックは非常に有効になります。例えば「料理が不味い」という問題があるとします。個人的には不味い料理を食べるのはこの世でTOP3に入るぐらい残念なことですが、この問題を引き起こしている原因は少なくとも2つに分解できます。「材料の問題」か「調理の問題」です。材料の問題をさらに分解すると、仕入の問題か保存の問題となるでしょう。調理の問題であれば、レシピの問題か手順の問題となるでしょう。実際はもっと深く分析していくことも可能ですが、このように分解のテクニックを使って問題の原因を探っていくことで、ボトルネック(本当の原因)を浮き彫りにし、言語化していくことができます。

 

・5W1H、本当に使えてますか?

例えば、英語でコミュニケーションを取る時、「What」「Where」「When」「Who」「Why」「How」は非常によく使います。しかし、意外と日本語で話していると日常的な仕事などで意識して使う機会は少ないもので、なかなかこの5W1Hは頭で分かっていても、なかなかツールとして活用できるまで定着していかないものです(自分がまさにそうでした)。恐らく、日本語では5W1Hを意識しなくてもコミュニケーションが成り立ってしまっているからでしょう。この5W1Hですが、特に「Why?」の考え方を鍛えていくと診断士2次試験でとても役に立ちます。トヨタでも「5なぜの法則」が有名ですが、Why?はコミュニケーションをロジカルに変えてしまう不思議のスパイスと言っても過言ではありません。

 

 

本記事で触れたのはあくまで氷山の一角であり、その他、MECEマトリクス図の活用など、コミュニケーションスキルや思考力の観点から、診断士の知識学習と並行して身に付けていきたいものはまだまだ沢山存在するはずです。ちなみにこういった点は自分自身も昔から課題意識を持っていた点であり、今でも引き続き課題意識を持っています。

敢えてここでは紹介しませんが、もし「鍛えると言っても具体的にどうしたらいいのか?」と悩んでしまった場合は、勉強の合間に実際に本屋に行ってロジカルシンキングやクリティカルシンキング関係の本をめくってみてください。

 

スト生は学習期間が限られるため、2次試験においては知識や事例対応力の面でアドバンテージがある多年度生へのキャッチアップが難しいのが実情です。しかし、「読む」「考える」「書く」という能力を鍛えていくためのプラットフォーム(コミュニケーションスキル、思考力)があると、そのキャッチアップのスピードは格段に違ってくるでしょう。1次試験対策に繋がる「知識のInput」だけに捕らわれず、2次試験を意識し早い段階から意識して鍛えていきましょう。

 

それでは、今日も1日コツコツと。

マイスターでした。

 



こんにちは、マイスターです。

さてストレート合格を目指す皆様にとって、この冬の時期はとても大切な時期です。なぜなら”この時期”基礎3科目(企業経営理論・運営管理・財務)+経済学をきちんと仕上げておく必要があるからです。

今日はこの「ストレート合格に必要なスケジューリング」について述べたいと思います。スケジューリングとは、いわゆる「いつの時期に、何を、どこまでやるか」ということですが、ご紹介させて頂く今回の話は「8月~10月に学習開始」をしており、「1次試験まで約1年間」という学習期間をベースにしています。実際に私が辿ってきた学習の履歴も事例として紹介させて頂きます。

 

 

■12月

この時期に一番大事なのは、前述の通り基礎3科目(企業経営理論・運営管理・財務)+経済学において、論点の「理解」「定着」を図り基礎固めをすることでしょう。

そのためには、まず「理解」です。これは英語学習などを始め、どの学習でも言われることですが、大切なのは「覚えること」でなく「理解」をすることだと言われています。「理解」とは「なぜそうなっているのかの理由を把握すること」です。本試験では過去に出てきた通りの問題は問われません。少し捻りを加えた、見たこともない応用問題が問われます。そのため、上記4科目は理解科目として、まずきちんと論点を「理解」をしていなければいけません。

また、それがきっちりと「定着」している必要があります。 うろ覚え、うろ理解のままでは、変化球には対応できません。

例えばイメージしやすい点としては、経済学のグラフ等がそれにあたるかと思います。きちんと理解し、定着化させておかないとX軸とY軸を入れ替えられただけで混乱をしてしまいます。

この「理解」と「定着」を促進するために、
-テキスト予習・復習 (音声ダウンロード等を使って定着)
-ノート等に書いて反復input
スピ問・過去問を使った反復output
といったことをきちんとやっていくことが大切なのがこの時期です。

 

■1~2月

さて、年が明けると法務・情報・中小という暗記が鍵になる科目が出現してきます。

「私は暗記が超大好き」という人は問題ないと思いますが、残念ながら人間は忘却曲線の影響を強く受けてしまいます
暗記中心の科目については
・「図で整理して目から入れる」
・「暗記カードを使って頭に叩き込む」
といったツール化を進めていくことをお勧めします。この時期にまとめた内容は、直前期の大切な資産になります。

 

■3~4月

この時期、受験校では7科目を終える時期です。異論はあるかも知れませんが、できればこの時期に2次試験に触れておくと良いです

私は受験生時代、「7科目の授業が終わるタイミングまでにの理解・定着・暗記を一通り終わらせて、2次試験に先んじて着手する」
という方針を取りました。

しかし結果的にこれが非常に効果的でした。

3月に受験校の講義がなかったので、家にこもって2次の過去問を数年分着手し、「2次試験とは何か?」のイメージを付けました。また、5月に右も左もわからない状態でしたが、2次の模試を受けてみました。もちろん、その時の点数はズタボロでしたが、その時点における自分自身の2次試験の理解度を把握しておいたことで、その後の学習計画の設計にとても役に立ちました。やってみることが大切です。

 

■5月~6月

1次の全範囲を復習しながら、スピ問・過去問をやり込んでOutput学習を完成させていく時期です。答練や模試等をこなしながら、テキストにない補足論点を補充して、1次対策を進めていきましょう。

 

■7月

頑張ってファイナルペーパーを作りましょう。

 

■1次試験後

1次試験終了後は急いで2次の過去問を必死で解きましょう。そして、ここで利いてくるのが、「3月にやっておいた2次試験の予習」です。他のストレート生が横一列でスタートを切る中、2次試験の構造を理解している状態から学習に入ることができます。

また、8月の1次試験後から2次の対策を始めて、過去12年(H13~H24)を解くこと、また全ての答練・模試等をこなしていくのは物量として結構難しいものがあります。

よく2次試験対策において「何事例を解いたか」という点で議論になりますが、道場メンバーの声や今までの結果を見ても、決して「量をやったことが合格に繋がる訳ではない」と言えるでしょう。しかし一方で、「量が質を担保する」ことは間違いありません。 2次の学習を前倒しすることによる「学習量によるアドバンテージ」は結構大きいと思います。

私は前述の通り「2次試験の問題は全部やる」とかなり早い段階から決めており、結果的に過去問・答練・模試等を含めて計70事例以上解くことをベンチマークにしていました。

 

■9月

答練・模試をやり切りましょう。2次試験における過去問以外の出題パターンを経験し、引き出しを増やして、慣れておきます。

 

 

■10月
頑張ってファイナルペーパーを作りましょう。

 

 

 

さて、今回の記事の結論として言いたかったこと、
それは、「ストレート合格に必要なスケジューリング」というのは「ストレート合格を達成するための戦略」とほぼ同義であるということです。

 

上記の通り、私は

・時期別に「理解・定着」と「暗記」に対する打ち手を分けた
・1次の学習スケジュールを前倒しして、2次の予習をする時間を捻出した
・数値化しにくい「質」でなく「量」をベンチマーク指標とした

といった方針を持って臨みましたが、これはあくまで自分を取り巻く環境等を勘案して自分なりに考えたものであり、他の方に当てはまるかどうかはわかりません。

 

しかし、「戦略」がない会社経営は、経営計画がなく「どうやって勝つか」が見えていない状態で走っている”成り行き経営”と一緒です。確かに成り行き経営でも成り立っている企業が多いのは事実ですが、確実に事業成功の確率は落ちるでしょう。

診断士試験の学習においても、学習開始時期、学習環境、学習スタイルによって違いはあれど、ストレート合格のためには、勝つための戦略を立て、計画を練っていくことが少ならず必要だと思います。

1年以上をかけた長い長い闘いである診断士試験。学習戦略を自分自身の口で明確に語ることができる状態」を早く作っておきましょう!

 

それでは、今日も1日コツコツと。
マイスターでした。



こんにちは、マイスターです。

私が仕事で行っているインドネシアでは雨季に入り、突然のスコールが襲ってくる頻度が高くなってきました。涼しくなるはずなのに毎日暑いです。

一方で日本はだんだんと寒くなっていっており、あと2週間で12月に差し掛かりますね。早期学習スタート組の”第一の山場”である年末年始に向けて基礎3科目の回転学習をスタートされている方も多いのではないでしょう?

また、1次試験対策を開始されている方はこの辺の時期から「理解」と併せて「暗記」題になってきます。9月、10月頃から学習を開始している場合、この時期に学習した内容についての反復を怠ってしまうと、来年の4月以降に訪れる答練や模試等の前に「忘れている内容を思い出す」というAdditionalなプロセスが必要になってしまいます。

「Inputした内容は早期に定着させる」これが先回りして試験対策を打っていく上で鍵になるポイントです。

さて、今日は「早期の定着」を促進する方法について”全身学習”をレコメンドしたいと思います。

 

<身体の機能を使い倒そう>

■目から入れる情報はできる限り整理する


おそらく試験勉強を行っていく中で、情報収集経路としてのシェアが大きいのは”目”からです。
テキスト、参考書、問題集などが診断士試験の主な学習ツールとして主にですので、必然的に沢山の文字情報に触れることになりますが、大切なのは
「人間は図や表で整理されている情報の方が頭に残る」
ということです。
実際にみなさんも印象に残っている情報は、大抵「図」や「表」として整理させているものではないでしょうか?テキスト上などで仮に図表などで整理されていない情報も、自分で整理していくことで視覚に訴える情報に変わり、頭に残りやすくなります。極力文章で頭に入れず、できる限り「」や「図表」で頭に入れていく癖をつけていきましょう。

 

 

■耳は「~しながら学習の王様」


受験校に通われている方の中には、既に「音声ダウンロード等のサービスを活用して、空いた時間に講義を聞いている」方もいらっしゃると思います。私も受験生時代、この音声ダウンロードをオトモダチのように活用しており、講義が終わったら音声DLを聞いて、学習内容を再復習して、といった形で早期定着化を図っていました。耳で聞くだけでも十分な復習ができ、早期定着化に繋がります。「電車に乗りながら」「マラソンしながら」「運転しながら」など”~しながら学習”の王様です。ぜひ耳を積極的に活用してください。

 

■口を使って誰かに話す

「話す」というのは「覚えたことを口にする」というOutput効果と、「自分が話したことが自分の耳に入る」という再Input効果の2つを得ることができます。私も経験がありますが、Inputした経緯は何であれ、何度か口にした言葉は自分の言葉になっていきます。

とはいえ、まったく診断士について知らない人に、学習した知識を話したりすると怪訝な表情をされて人間関係が悪化するので注意が必要ですが、覚えた論点はチャンスがある限り、できるだけ多く人に話してみるようにしましょう。もし話す相手がいなくても、口ずさみながら歩いたりするだけでも違いますよ。主体的に学習仲間を作る効果というのはこの点でもあるかもしれません。

 

■鼻を利かせる


「試験勉強のどこに鼻を使うのか?」というクレームが出そうな所ですが、私はこの「鼻を利かせる」というスタンスはとても重要だと思います。
例えば、
「コンサルタントとして知っておく知識としてどれが優先順位が高いか?」
「自分が自分が試験委員だったら、どのような問題を出題したいか?」
という視点でテキストを読んでいくと、自分の中で論点整理がスムーズにできるようになってきますし、学習内容の優先順位づけにもつながっていくのではないでしょうか?

 
<番外編>

■手
ご存じの通り、書けば書くほど暗記には効果がありますし、設問への対応スピードも向上していきます。
「書く」という作業は2次試験においても必須の診断士試験の中核ですので、ぜひ沢山書いて、書いて覚えていきましょう。

■足腰
たまには身体を動かしてリフレッシュが必要だと思います。運動週間がある方は辞めないようにしていきましょう!というのも、長時間座っているとかなり腰と背中に来ます。身体をほぐす、動かす習慣は持っているとよいと思います。

■お腹
お腹が減っては戦はできぬ。とはいえ、とかく資格試験の勉強をしていると活動時間が不規則になり、栄養バランスなどもおろそかになりがちです。
健康に配慮して食事バランスには気を付けましょう。

それでは、今日も1日コツコツと。

マイスターでした。

 



こんにちは、マイスターです。

さて前回は2013年2次試験受験者向けの記事を書かせて頂きましたが、
今回は2014年合格目標で学習をスタートされている方向けに書かせて頂きたいと思います。

 

皆様、マラソンは好きでしょうか?

私はなぜかマラソンは好きでした。昔から太りやすい体質だったのでよくマラソンをしていましたし、今でもマラソンをしています。

 

さて、世の中には色々なスポーツがありますが、各スポーツにはそれぞれ要求される「力」があります。

例えばマラソンに必要な力を例えるなら、さしずめ「持久力」「スピード」また、それを支える「精神力」という感じでしょうか。
しかし、実際のレースをイメージすると、より求められる力が具体的になっていくでしょう。

 

 

①スピード持久力
まず、あなたがマラソン大会でいい成績を残そうとしたら「スピード持久力」ともいうべき、1キロ3分~4分で42.195キロを走りきる
強靭な体力とスピードが必要です。1キロ3分なんて一般人にはほぼ全力疾走に近いですね。

②平坦ではないコースの攻略
またコースには必ずアップダウンがあります。起伏のある登り坂、下り坂などが体力を奪っていきます。

③コンディション変化
四方八方からの風、気温などの変化もランナーのペースを崩します。
もちろんそれによって体調も変化します。いつも完走しているランナーが突然体調不良や脱水症状でリタイヤするということも度々起こりますよね。

 

マラソン選手は、こういった点に対応できるよう長期にわたって走り込み、心肺・足腰を鍛えつつも、走行シミュレーションを繰り返して
コンディション変化への対応力を磨いているんですね。

 

何が苦難を乗り越える原料となるのか?

「もう何が言いたいのかわかったよ」という察しのいい道場ファンの皆様も多いかと思います。
そう、マラソンは診断士試験の勉強とかなり似ていますよね。


①集中力の持続とスピード感覚

もちろん学習過程でも常に頭を回転させて暗記、理解とに力を注がないといけません。また効率よく学習をこなしていくために試行錯誤しながら、スピード感覚を持って学習にあたる必要があります。


②山・谷を乗り越える気力

診断士試験にも登り坂と下り坂があります。特に厳しいのは登り坂でしょう。学習スケジュールの中でここに当たるのは、冬休みGWお盆等の連休期間かと思います。こういった長期連休に勉強したい人など存在しません「やらなければいけない」という切迫感を味方に付けて、乗り越えていってます。こういった”登り坂”タイミングで踏ん張りが利くかどうかが、ゴールまで辿りつけるかどうかの分水嶺になってきます。

③環境変化への対応
たまに「学習期間半年でストレート合格!」というお薬ハックのようなスーパーマンともいえる方が存在しますが、診断士試験は(最低でも)1年以上は勉強が必要と言われる資格です。1年も生きていれば、多かれ少なかれ色んな変化があります。「仕事が忙しくなった」くらいならまだ可愛いもので「転勤になった」「家族が入院した」などの急な環境変化もあります。こういった環境変化を乗り越えながらも、ゴールに辿りつく根気の良さが必要です。

 

さて、こういった過程を支えるのが「強い精神力」ではないでしょうか。

しかし、一方でこの精神力、イマイチ正体が掴めません。
ではこの精神力を支えているものは何でしょうか?

私は”目的意識の強さ”ではないかと思います。もし強い目的意識を有していれば辛い練習も、キツイ登り坂も、急なコンディション変化にも耐えていけるのではないでしょうか。

 

 

陥りがちな思考に注意

診断士試験は駅伝ではありません。一緒に努力できる仲間はいても、自分が襷を繋げる仲間はいません。自分自身でゴールテープを切らなければいけないのです。

また、マラソンは自己鍛錬としてやっている人が多い競技でもありますが、診断士試験は”レース”です。
「勝たなければ意味がない」レースであり、決して頑張って自己ベスト記録を更新したからといって全員が充実感を得ることができ、報われる訳ではありません。

合格してこそ」です。

しかし機会は均等です。誰にでもチャンスは拓かれています。

 

 

既に学習をスタートされている方も、これから学習を始められる方も、あまたの苦難を乗り越える糧となる「目的意識」が自分の中で明確になっているかどうか、一言で語れる状態になっているか、再度考えてみてはいかがでしょうか?もしそれが出来ているのであれば、既に好スタートを切っていると言っていいかもしれません。

 

それでは、今日も1日コツコツと。

マイスターでした。



こんにちは、マイスターです。

さて、二次試験を受験された方々は合格発表までは一旦時間に余裕ができる時期です。

 

脱力感満載になるこの時期ですが「この時期だからこそやっておきたいこと」というテーマで、私自身の経験や思ったことを元にいくつかアドバイスをさせて頂きたいと思います。かなり「ゆるわだ」系の、主に今年の二次受験生に向けてのメッセージになりますが、もちろん来年の試験を受験する方にも共通部分してイメージ頂ける内容もたくさんありますので、ご参考にください。

 

1, 我慢してたことを全部やる、仕事に全力で復帰する

もう既にスタートされているかと思いますが、かなり長期間、精神的に抑圧された中で戦ってこられていると思います。ぜひ「これでもか!」というぐらい、我慢していたことを全部やって開放されてください。読書、運動、グルメ、家族と旅行などなんでも結構です。「まだ合格してないので・・・」なんていうモヤモヤした気持ちもあるかも知れませんが、とりあえず今週末から全力でリフレッシュしましょう。

そして、しばらく仕事に100%集中できていなかった方も多いかと思いますので、本業がある方は全力で仕事に復帰しましょう。

※もちろん、再現答案を作成してからにしましょう。再現答案は口述試験対策としてもあった方が便利ですし、後々の活用余地がとても大きいので作っておくことをお勧めします。

 

 

2, 二次合格発表までやるべきことを整理する。

まずは口述試験対策までのスケジュール(各種受験校や道場などのイベントを含めて)を確認しておきましょう。2次試験をパスした場合、年明けからは実務補習が始まったりと、意外とスケジュールが詰まってきます。仮に再度受験となって場合も学習方法の再検討等を進められる方が多いと思いますし、弱点補強などのため並行して他の資格を勉強するなど今のうちから検討しておくべき選択肢もあるかと思います。

 

 

3,普段の仕事(生活)で使えそうなネタを整理する

多くの受験生の方が本業の傍ら、勉強を頑張ってきていると思います。その勉強で蓄えてきた知識を仕事などへどんどんインストールしていくのがこの時期だと思います。恐らく今までの学習の過程の中でも「あ、これ使える」と思ったものは仕事で活用されていると思います。この2次試験が終わったタイミングでは1次で使った知識、2次で使ったメソッド等を再度棚卸して整理をしておくとよいと思います。

まず一次試験・二次試験を通して学んできたことは「今の仕事でスグ使えるもの」「今後、使える可能性があるもの」に分類することができるはずです。この作業はやっておくと後々効果的です。

「試験対策としてインプットすること」と「仕事で応用を加えてアウトプットすること」は異なります。情報の捉え方にも「自分の仕事内容との関連付け」が必要ですし、違う頭の使い方が求められます。そういう視点でテキストや過去問を見ると、新たな発見があるはずです。 せっかく勉強してきたのですから、例えば以下のような整理を参考にして仕事でフル活用できるように視点を変えて棚卸ししてみてはいかがでしょうか?

そしてその棚卸しした情報はExcelやパワポで整理しておくと効果的です。もし2次試験を通過するとテキストの置き場所に困るようになり、箪笥の奥に眠るようになります そして、勉強した記憶もテキストの存在も少しずつ忘れていくはずです。。。(既に私は家の外の物置に入っており、たまに引っ張り出してますが)

そのため、自分にとって活用余地の大きい情報は、早めに振り返りをして、すぐに引き出せるように整理をしておくといいかと思います。(みなさんもご経験があるかと思いますが、「自分で整理してまとめたもの」は長期記憶として残りやすいです)

 

 

正直言って合格発表までの1か月半は落ち着かない日々が続くはずです。私も昨年「受かったらどうしよう」とか「落ちたらどうしよう」とか悶々と考えて時間が過ぎていってしまいました。そういう期間も必要だと思いますが、どうせ悶々とするのであればいろいろと手を動かして、今まで学んできたことの活用を進めてみてはいかがでしょうか?

 

それでは、今日も1日コツコツと。マイスターでした。



こんにちは、マイスターです。

ついに2次試験まで残すところあと1週間と少しです。いよいよここまで来ました。ストレートでここまで到達された方も、多年度の受験を経て到達された方も、今年試験の大一番です。

 

■最後は意思の強さ

「仮に今年通過できなくても来年がある・・・」そんな考えを少しでも持っていらっしゃる方もいるかもしれません。

でも、はっきりお伝えしたいと思います。

 

退路を断ちましょう。

今年絶対に通りましょう。

今年絶対に合格しましょう。

 

最後は根性論かい・・・。でも、そうだと思います。
そういう強い意思とキモチを持った受験生の方が通過するのが診断士の2次試験ではないかと思います。

 

そういえば自分自身思い返すと、昨年の9月、私は突然の人事異動を告げられ海外担当に転属になりました。
「10月から頻繁に長期出張に行ってもらう(2次試験日程含む)」といきなり新上司に言われ驚愕!

1年間死ぬ気で勉強してきたのに2次試験を受けられないとかあり得ない!!!「絶対に診断士試験だけは受けさせてください!」と渋い顔をする上司に伝え、なんとか試験前日の10月20日に一時帰国できることになりました。

ですが、試験前2週間ほど海外に滞在して不慣れな英語で仕事をみっちりすることになりアップアップ。何とかホテルに戻った後の30分とか、行き帰りの飛行機内の時間を使って最後の復習をしていました。試験2日前、昨年10/19(金)の夜便の機内で、1人だけ読書灯を付けて事例論点の整理をしていたのが記憶に残ってます。

当時、私は「絶対に絶対にストレートで合格したい」と思って勉強してきましたが、でもどこかに「仮に落ちても仕方ないかも・・」という一寸の甘えが心の中にあったかもしれません。しかし、一見このネガティブな事象に見えるこの人事異動ですが、「今年を逃したら絶対もう勉強できない」という強い危機意識が芽生え、直前期の試験への集中力を高めてくれたのではないかと思います。そういう意味で今となってはある意味ポジティブに捉えることができてます。

 

 

■試験1週間前、最後にやっておくべきこと

さて本題。2次試験直前期に「やっておくべきこと5箇条」を紹介します。かなり私、マイスターの個人的意見が入りますので、内容については取捨選択をしてくださいね。

対策は1次試験同様です。本番直前で過去問・模試・答練を必死に解くというのもありだと思いますが、直前期には総復習が有効だと思います。

 

①. 1次試験のテキスト&過去問をサラッと眺める (経営・運営・財務・情シス等、2次関連科目のみ)

これは忘れがちですが重要です。2次試験は出題形態は想定が可能なものの、知識は毎年どんな内容が問われるか想定できません。しかし、全受験生が全く知らない論点が問われることはまずないと考えられます。 つまり、1次2次含めた過去問で問われたことのある論点だったり、テキストベースの論点は問われる可能性があるということです。昨年の特徴的な事例でいうとコーズリレーテッドマーケティングでしょう。企業経営理論の過去問を事前に舐めていれば対応できていた問題だったかもしれません。特に2次試験対策に集中していると1次知識(特に細かい論点)がすっぽり抜けていきます。しかし、あくまで1次試験をベースに2次試験は成り立っています(よね?)。つまり”2次試験前に1次知識の復習は必須”と言えます。サラッとでいいので、1次のテキストや過去問を見直しておきましょう。

 

②. 中小企業白書に出てくる企業をサラッと眺める

2次試験では事例企業について、どんな業態の企業が出てくるのか、またどんな経営課題を持った企業が出てくるのかわかりません。しかし、傾向として中小企業白書で取り上げられている企業と同じ業界、業態などが出てくる可能性は多分にあります。経営環境の変化を独自の経営戦略や、オペレーションシステムで乗り切ってきている中小企業の事例が掲載されており、事例企業の方向性を掴んでいくための参考になると思います。こちらもサラッとでいいので、パラパラと白書をめくって事例として出てきている企業は事前に把握しておきましょう。

 

③.変化球が来た時のイメージをしておく

個人的にはこれが一番大事だと思います。以前の投稿でもお伝えしましたが、1次試験も2次試験も試験におけるパフォーマンスは

①知識量(事例対応スキル)×②現場対応力(応用力)×③コンディション=本番でのパフォーマンス

の公式で決まってきます。ここでいう②の現場対応力(応用力)を高めるためには、もちろん自分の基礎訓練が最も重要ですが、あわせて「事前に起こりうる事をイメージしておくこと」に尽きます。試験委員の先生方は一定数の合格者を選出するため(大多数を受験生を振り落すため)、間違いなく試験問題のどこかしらで「揺さぶり」をかけてきます。昨年度でいうと一番分かりやすいのは傾向が変わった事例Ⅳですね。その他の事例においても、「うっかり間違えしやすい論点」とか「??」と多くの方が悩んでしまうような難易度の高い設問を投げてくるケースがよくあります。例えばうっかりを誘う問題としては事例Ⅱの第2問の垂直水平もそうかもしれません。

「変化球が来る!」ときちんと想定して本番に臨むことで、いざ本番で出題傾向が変わったり、よくわからない設問が来ても「ははーん、来たな」と余裕を持って接することができます。しかし、この想定ができていないと、本番で出題傾向の変化や迷わせる設問などに動揺してしまう可能性があります。

例えば2次の過去問を一番古いものから順番に見返していくと、年度ごとに新しいことが問われていっていることがわかると思います。当時の受験生のキモチになって本番で変化球が来た時のイメージを持っておくといいと思います。そのほかにも1次のテキストを読み返すと、「こんな知識をベースにした出題が来るかも」とか「こんな論点が問われたら??」と自分自身でケースを想定できるはずです。

 

④.過去問の与件文・設問文をもう一度読む

既に一通り過去問や答練などをこなされていると思いますし、おそらく8月の段階よりも事例対応力が間違いなく上がっていることと思います。すでに洗練されてきた”事例対応脳”を使い、再度過去問などの与件文・設問を読み返してみましょう。今まで読み解けていなかった「論点」や「出題者の意図」が新たに見えてきます。時間の兼ね合いもあるので、再度解き直しは不要です。特に一度解いたことの事例であればストーリーは頭に入っていると思いますので、与件文に隠されたヒントや、設問で問われている出題者の意図を再度読み取ってみましょう。新たな気づき(とても重要な気づき)があるはずです。

 

⑤. 出そうな論点・各事例の特徴をもう一度整理

前回の2次ワークショップにご参加の方にはお伝えさせて頂きましたが、「試験直前に各事例の特徴や事例対応上の注意点が頭で完全に整理できている状態」を作ることが2次対策のゴールの1つです。再度、今まで解いてきた事例を整理して「過去問われた論点」「やってはいけない注意点」等を整理しましょう。

昨年の合格体験記にまとめた過去問分析が置いてあります。事例を捉えて理解する目線は人それぞれです。
主要論点の振り返り・漏れチェックのために過去傾向を見るための参考程度でご活用ください。もちろん、最後は自分でまとめきってくださいね。

 

さあ泣いても笑っても大一番まであと少しです。ぜひやりきった状態で本番に臨んでくださいね!

それでは今日も1日コツコツと。
マイスターでした。



こんにちは、マイスターです。

さて、先日から開始したいざ攻略!」シリーズも第三弾、事例Ⅲに入ってきました。

私は昨年の受験生時代、一番最後まで苦しんだのは事例Ⅲでした。やはり製造業とは無縁の世界で働いている自分には、生産のことが「わかっていたようで、わかっていなかった」のです。答練では事例Ⅰや事例Ⅱとだいたい同じくらいの点数なのですが、どうもいつも手ごたえがなく「本当に理解できているのかどうか」が不安でした。

そんな中、最後の最後に自分が”開眼”できたきっかけ、それはやはり「過去問を頑張って分析したこと」でした。

過去問から共通して問われているエッセンスを掴み、作業の流れである「設計・調達・作業」×「需要の3要素」マトリクスの中で、事例企業の課題を特定する、というプロセスを確立できたことが有効に働きました。

さて、この辺は既に過去のブログでも紹介していることですので、今回は少し過去問分析をベースに、事例Ⅲにおける”流れ”を読み解く重要性について触れたいと思います。

 

■”流れ”とは何か

事例Ⅲでいう”流れ”とは、情報やモノの流れのことを指します。

まず、基本的にどの業種でもそうですが、商売をするに当たり「顧客ニーズに対応する」ことが求められます。顧客(マーケット)ニーズ=すなわちQCDを満たすために、この事例Ⅲにおいては戦略的な視点を持って生産体制を整備していくということが問われています。また、事例企業は中小企業ですので、経営資源に余裕はありません。生産部門だけでなく、全社一丸となって顧客ニーズへの対応を考え、場合によっては外注にリソースを求める必要があります。

だからこそ、”生産・技術”の事例であるにも関わらず、顧客ニーズのフロントにいる”営業”や、生産能力を担保してくれる”外注先”などが過去事例にも度々登場しているのだと考えます。

 

■営業論点は頻出

さて、まずは営業について、過去の出題事例を見てみましょう。

まず、ダイレクトに”営業”についての設問で問われるケースです。
H23 営業体制の変更
H19 営業と工場の情報伝達
H17    SFA
H16    営業プロセスの問題点

また、事例企業の強み・弱みや特徴を問われた際に営業面の強みなどが出てくるケースが多くあります。
H24 積極的な取引先開拓
H24 柔軟な対応力
H21 販売先小売店300社から消費者の嗜好、要望等を入手
H19 最終ユーザーとの直接取引による提案営業力

上記はあくまで一例で、その他にも営業関連の論点はかなり多く問われていますが、生産事例を解く上で営業の論点はかなり重要なポイントとなっています。

H24-H13までの過去12年、事例Ⅲで出題されている事例企業は受注生産形態を取っている企業が多い傾向にあります。また、近年は見込み生産体制の中に、環境変化や取引先ニーズの変化から受注生産が混ざってくるパターンも目立ちます。H23は規格品+特注品対応といった論点がありましたし、H21は見込み生産に加え、OEM受注生産体制の確立という論点が出てきています。見込生産における需要予測には営業の役割が非常に重要となりますし、受注生産においても顧客への提案力が求められます。

意外と事例問題に出てくる企業は、生産工程はずいぶん混乱しているものの、内示情報を取れる顧客との関係性があったり、販路獲得が既にできていたりなど、営業面で「強み」を持っているケースが多いです。こういった企業の強みを活かしていくため、「部門間の情報連携を行っていく」ということが大きなテーマの1つとなります。H16はまさに営業と設計との情報連携の問題が出題されていました。

 

■外注先はパートナー
H23 外注加工品の納期管理
H20 外注先と共有すべきデータ
H16 外注加工品の納期管理、内外作決定

また、外注先との取引においては上記のような過去問題が示すように、
「外注先との作業進捗管理ができているか」
「品質・納期改善のために必要な情報が共有されているか」
といった点などが問われています。中小企業にとって自社に不足する生産能力を補うためのものだけでなく、共に顧客ニーズに対応していくパートナーと捉えた上でのきちんと情報連携を取っていく協力体制作りが必要ということですね。

 

上記のように、顧客(上流)から始まる”情報”がスムーズに営業部門から、設計、生産管理、製造部門、また外注先に流れているか等の”情報”の流れを意識する必要があります。情報関連の設問はほぼ毎年出題されていますよね。

また、必要な部材、仕掛品が適切なタイミングで工程に投入されているか、また完成品がスムーズに顧客に納品できる体制ができているか、など”モノ”の流れも意識する必要があります。H24では即納体制作りも問われました。

 

製造工程の改善に目を取られがちですが、バリューチェーン、またサプライチェーン全体における課題解決が企業の生産課題解決につながることもあります。”流れ”を見る目線を意識して事例Ⅲと向き合ってみると新しい発見があるかも知れません。

それでは今日もコツコツと。

マイスターでした。



こんにちは、マイスターです。

先日告知をさせて頂いた9/23(祝) 一発合格道場2次ワークショップですが、
有難いことに多数お申込みを頂き増して既に満員御礼頂いています。

このたび少し参加人数の増枠が可能となりましたので「追加申込み」の募集をさせて頂きます。

ぜひ日程にご都合のつく方はご参加くださいませ!

 

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■日程:9月23日(祝)

13:15 受付開始
13:30    開始
16:45     終了  → 懇親会
  

■場所:東京都中央区佃区民館 1, 2号室

http://www.tafuka.co.jp/tokyo_chuo/tsukishima_tsukuda.html

■定員:20名 先着順 → 満員御礼
    +5名 増枠  

※エントリーは以下、”こくちーず”からお願いいたします。ワークショップ後に懇親会も実施いたしますので、そちらもぜひご参加ください。

http://kokucheese.com/event/index/109423/

■持参物

①H24 2次試験「事例Ⅱ」についてご自身の解答答案を作成の上でお持ちください
※ディスカッションに利用するためWordやExcel文書にて作成し、5部印刷をお願いします。
※ご自身での確認用に、可能でしたら与件文・設問文もお持ちください。

 

② 全設問を解答し、ご自身で採点した答案を合計3事例お持ちください(注:事例Ⅳ以外)
過去問、受験校の模試・答練など、事例Ⅳ以外であればどのタイプの事例でも構いません。受験校に通われている方は、講師のコメント付き採点答案のご持参をお勧めします。講師の採点付答案がない場合、ご自身で簡単に自己採点をされている答案が望ましいです。

※事例Ⅰ~Ⅲで計3事例であればどの事例が何個あっても構いません
※持参はご自身の分だけで結構です。

事例Ⅳにも共通するエッセンスはありますが、今回のワークショップは事例Ⅰ~Ⅲをメイン題材としてプログラムを考えております。その旨ご了承くださいませ。

 

※当日ご参加の方には道場メンバーから「2次試験対策にきっと役立つ!素敵なお土産」をプレゼントさせて頂きます!
※ご応募の際の個人情報は、道場関連イベント以外には使用いたしません。

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By マイスター



こんにちは、マイスターです。

 

本日は1次試験の合格発表日です合格された皆様、改めておめでとうございます!

そしてなんと!つい先ほど診断協会の1次合格発表が出ました。

http://www.j-smeca.jp/contents/010_c_/010_c_h25_shiken/h25_1ji_kekka-goukakuhappyou.html 

①経済への加点措置
②一部会場受験者への加点措置

 

が発表されています!!
既に2次に向けてスタートダッシュされている方も多いかと思いますが、もう一度きちんと受験番号を確認してみてください

 

さてそれを受けての告知です。

 

来る、9月23日() 道場メンバーによるオリジナル企画、

「2次対策ワークショップ」

を開催いたします。

 

今回のワークショップのテーマは「事例開眼」

 

事例開眼とは様々な定義があるものの、「ある瞬間から急激に実力が伸びるタイミング」のことを指しています。

 

 

9/23というと既に主要な受験校の模試を終えている中かと思いますが、

「模試での手ごたえに不安」

「どうも事例の得点が安定しない」

「今のままでは合格ラインにたどりつけないのでは・・・」

といった認識を持たれている方向けのイベントです。

 

一通りの過去問や模試などを経験してこられたこの時期だからこそ、事例対応において”モヤモヤ”している点を解消することで
加速度的に実力を伸ばしていくことができます。

 

今回、セミナー形式のイベントとは少し趣を変えまして、道場のエッセンスの紹介だけでなく、読むスキル・考えるスキル・書くスキルをベースにして参加者同士がディスカッションやワークを通して”気づき”を得ていくといった内容がメインとなります。また、フリートークや質疑応答の時間なども長めに取らせて頂きます。

 

事例開眼から解脱を目指し、本試験まで一気に駆けのぼるラストスパートのきっかけにしていただきたいと思ってます。

 

ぜひご参加くださいませ。 もちろん参加費は無料です!

 

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■日程:9月23日(祝)

13:15 受付開始
13:30    開始
16:45     終了  → 懇親会
  

■場所:東京都中央区佃区民館 1, 2号室

http://www.tafuka.co.jp/tokyo_chuo/tsukishima_tsukuda.html

■定員:20名 先着順

※エントリーは以下、”こくちーず”からお願いいたします。ワークショップ後に懇親会も実施いたしますので、そちらもぜひご参加ください。 

http://kokucheese.com/event/index/109423/

■持参物

①H24 2次試験「事例Ⅱ」についてご自身の解答答案を作成の上でお持ちください
※ディスカッションに利用するためWordやExcel文書にて作成し、5部印刷をお願いします。
ご自身での確認用に、可能でしたら与件文・設問文もお持ちください。

 

② 全設問を解答し、ご自身で採点した答案を合計3事例お持ちください(注:事例Ⅳ以外)
過去問、受験校の模試・答練など、事例Ⅳ以外であればどのタイプの事例でも構いません。受験校に通われている方は、講師のコメント付き採点答案のご持参をお勧めします。講師の採点付答案がない場合、ご自身で簡単に自己採点をされている答案が望ましいです。

※事例Ⅰ~Ⅲで計3事例であればどの事例が何個あっても構いません
※持参はご自身の分だけで結構です。

事例Ⅳにも共通するエッセンスはありますが、今回のワークショップは事例Ⅰ~Ⅲをメイン題材としてプログラムを考えております。その旨ご了承くださいませ。

 

※当日ご参加の方には道場メンバーから「2次試験対策にきっと役立つ!素敵なお土産」をプレゼントさせて頂きます!
※ご応募の際の個人情報は、道場関連イベント以外には使用いたしません。

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皆様にお会いできるのを道場メンバー一同、楽しみにしています。

もし参加にあたって、また持参物等についてご質問などがありましたら、以下のコメント欄までお願いいたします。

 

by マイスター 

 

 



こんにちは、マイスターです。

さて、前回の事例Ⅰに引き続いて今回は事例Ⅱに話を移していきましょう。

 

さてまずは以下の文章を読んでみてください。

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サラリーマン時代、外回りの合間にラーメンを探しては食べ歩くのが趣味だったAさんは、多くの人が訪問するラーメンブログを開設しており、ラーメンマニアと言われるラーメン好きの仲間の中でも有名な存在でした。サラリーマンとしての出世競争の行き詰まりもあり、好きなラーメンを仕事にすることが夢だったAさんは、35歳の時に12年務めた会社を辞めての脱サラを決意しました。ラーメン屋経営は儲かると仲の良かった店主に聞いており、沢山のラーメン屋を見てきて良く知っているという自信もあって、ラーメン屋での独立開業を考えたのです。

知り合いの店長Yさんお店で3か月ほどのラーメン修行をさせてもらうことになったAさん。そのお店はピーク時には行列もできるいわゆる「人気店」でした。醤油・豚骨・塩等のそれぞれのラーメンだけでなく、チャーハンの作り方や、美味しい冷麺作りのコツなども学びました。その他、仕入やキッチンオペレーション方法など、一通りラーメン屋経営をする上で必要なことを学ぶことができましたのです。Yさんから「開店したら行くから!」という嬉しい言葉も貰って、Aさんの充実した修行期間は終了しました。

さて本格的に開業準備に入る上で、まずAさんが考えたのが立地です。やはり人気店になるには「立地が一番」と考え、通行量の多い駅前一等地の確保を優先して店舗候補地を探すことにしました。そんな中、幸運にも知り合いの店長のお店の閉店するとの流れを受け、後を引き継ぐ形でターミナル駅から徒歩3分の大通り沿いの居抜き物件を借りることができることになりました。考えうる最高の立地を確保できて上機嫌なAさん。さっそく食材や備品の仕入業者を選定した上で、本格的な店づくりに突入していきました。ラーメン・餃子といった定番に加え、定食などのセットメニューなど品揃えの豊富さを意識したメニュー構成を考え、調理に必要なレシピも整えました。また調理補助として採用したアルバイトスタッフのへの教育を進めてきました。

近隣へのポスティングと、例年に比べて気温が高い夏の炎天下の中でのティッシュ配りも終え、ホッと一息ついたAさん。自分の名前を冠した店名「ラーメンA」もついに明日が開店です。新しいスタートへの希望は膨らみます。

いよいよ迎えた開店日、お店は大盛況でした。ひっきりなしにお客様が来店し次々と注文が入ります。不慣れな店舗オペレーションの中で注文をこなし、お客様にも精一杯の声で「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」と言っていたら気付いた時には夜22時。あと30分で閉店時間でした。開店から1~2か月経っても客足は順調で、お客様に書いてもらっている簡易アンケートからもラーメンの味への評価もなかなか好評でした。

しかし好調な時間は長くは続きません。3ヵ月目に入ると売上が目に見えて悪化してきました。Aさんは「たまたまだろう」と考えていましたが、翌月になるさらに売上は悪化。開業資金に多くの手元資金を投資してしまっているAさんはだんだんと資金繰りの不安に悩まされることになりました。手元に何枚か残っているアンケートを元にベースに味を変えた新ラーメンの開発等に取り組んだり、クーポンの配布などを初めてみましたが、なかなかうまく売上は回復していきません。

そんな中、Aさんは知り合いの店長経由で紹介された中小企業診断士であるあなたに相談を持ちかけてきました。

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さて、上記を”パッと読んでみて”どんな感想をお持ちでしょうか??

 

 恐らく既に2次試験の勉強をされていらっしゃる皆様はお気づきと思います。「あれれ、この店のマーケティング戦略はどうなっているんだっけ??」と。

 

そう思った皆様は既に「事例Ⅱ思考」ができていると言えるでしょう

 

・・・とそれだけでは終わってしまいますので説明ををさせて頂きます。

 

 

<ラーメンAはなぜ上手くいかなくなってしまったのか?>

 

 ターゲットとストアコンセプト

まずAさんはターゲット顧客をしっかりと言語化していませんでした。立地優先で店舗開発を行い、広いカスタマー層を意識してメニューも品揃えを重視した構成にしています。そのため、まずラーメンAは「誰に」「何を」「どのように」提供するのか、ストアコンセプトがはっきりしていません。また3C分析が不足していため、近隣にどんな競合が存在しているのか、どんなポイントで競合差別化するのかがハッキリしていない状態になっていました。ラーメンマニアとして多数の店舗を見てきたにも関わらず、自分のお店のこだわりを打ち出すことができていなかったのです。

新規顧客開拓

せっかくAさんは開業前に培った経験やネットワークがあるにも関わらず、顧客獲得にそれを活かせていませんでした。自身が持つ情報編集力を活用した情報発信だったり、ラーメンマニアなどの仲間のネットワークを活用したクチコミの誘発など、「ラーメンA」というお店のコアコンピタンスを活用することができていなかったのです。

既存顧客の囲い込み

既存顧客の固定化を図るための取り組みも不足していました。新たなメニューの開拓、接客やサービス、プロモーション等、どれも中途半端な状態でした。顧客の注文データを活用した単品別分析、アンケート等から満足度などの情報収集などをベースにした商品開発や、接客品質向上のためのインターナルマーケティングの実施なども検討の余地があったと思われます。またターゲットを意識したリピート施策なども考えられました。

 

 

<ラーメンAには事例Ⅱが詰まっている>

上記のような点が過去10年の事例Ⅱで問われてきた主要論点です。
基本的には他事例と一緒ですが、SWOT分析→問題の真因把握→企業の方向性を”マーケティングの視点”から考えていくのが事例Ⅱです。

「脅威を回避するため弱みを克服する」

「市場機会を獲得するため強みを活用する」

をベースにすれば、例えばラーメンAは「例年よりも暑い夏」という市場機会に対して「独自冷麺の開発」といった自社の強みを活用した商品開発を行うといったことができていたかもしれません。

 

事例Ⅱは「マーケティング・流通」の事例なのでもちろん流通論点も押さえておく必要がありますが、基本的には過去問の中に、今年の事例を解く鍵もあるはずです。きちんと各年度の過去問をやることで、事例Ⅱに対応できる”思考”を作ることができます。

問われる知識は決して多くないので、新たな知識は必要ありませので、「どう知識を引き出すか」をイメージして事例演習に取り組みましょう。

 

 

P.S.

ところで「ラーメンA」はその後、上手く売上を安定させ経営危機を脱出することができました。A社長は今も毎日笑顔でこだわりのラーメンを作っているそうです。その陰には、ある1人の中小企業診断士の活躍があったとのこと。それは今ご覧になっている「将来のあなた」かもしれませんね。 

※この事例はもちろんフィクションです。

 

 

それでは今日も一日、コツコツと。

自分も「ラーメンA」の力になれるような診断士になりたいと願っているマイスターでした。

 



従業員の専門性が高まらない
同族経営で風通しが悪い組織風土
評価制度が不透明
組織構造と事業構造がアンマッチ
社長の役割や不明確でリーダーシップが働いていない
人件費管理ができてない
アルバイトスタッフの士気が低い
特定顧客依存型経営体質
経営悪化への危機感が薄い
変化に対応できない組織
賃金体系の硬直化
自由闊達な風土が失われてきている
個人の成果と賃金の連動がとりづらい
親会社依存型のビジネスモデル
地域別組織と製品別組織が混在
自社独立した経営が行いにくい
チャレンジ精神が低い組織
個人の能力が評価や処遇に反映されづらい
意思決定が迅速に行えない
マネージャーに従業員の管理ノウハウがない
高コスト体質
企業文化の融合ができていない
従業員のモラールが低下している
新陳代謝が図られていない
ゆでガエル的な組織風土
労働者の意識が醸成されていない

 

こんにちは、マイスターです。

さて、冒頭からネガティブな言葉ばっかり並べてしまいましたが、これはなんだかわかりますでしょうか?

そうです。これは、

H13年~H24年までの事例Ⅰで登場した企業が抱えている(と読み取れる)問題点を抽出したものです。

 

 

そもそも2次試験とは何か?

 こちらは「1次試験の範囲」と「2次試験の範囲」を1枚の図で表してみたイメージ図です。

言うまでもなく、2次試験は「コンサルティングのケース問題」です。そして、中小企業診断士の仕事は経営コンサルティングです。つまり、事例Ⅰ~Ⅳの題材企業の“経営の方向性と戦略を考え、その戦略を実現するために課題に対する具体的な対策を提案する”ことです。

さて、そんな経営コンサルティングを行うためには何が必要でしょうか?

・SWOTの視点から事例企業の内部・外部環境を分析する
・問題が発生している場合や、何が原因なのか掴む
・企業の強みを機会にぶつけながら、弱みを克服するための方策を考える
・企業が進むべき方向性、または戦略を明確に提示する

という、コンサルティングをしていく上で必要なプロセスをきちんと踏める人かどうかが見られています。

 

それを各機能の観点から出題しているのが事例Ⅰ~Ⅳという風に捉えることができます。

「組織・人事の観点から企業が抱える内部・外部環境を明確にして、組織・人事の観点から具体的な方策を考えるのが事例Ⅰ」

「マーケ・流通の観点から企業が抱える内部・外部環境を明確にして、マーケ・流通の観点から具体的な方策を考えるのが事例Ⅱ」

「生産・技術の観点から企業が抱える内部・外部環境を明確にして、生産・技術の観点から具体的な方策を考えるのが事例Ⅱ」

「財務・会計の観点から企業が抱える内部・外部環境を明確にして、財務会計の観点からも交えて方策を考えるのが事例Ⅳ」

(※事例Ⅳだけ少し違う)

 

 

事例Ⅰとは何か?

さて、その中での事例Ⅰ。

シンプルに言うなら 「組織」「人事」の観点から事例企業へコンサルティングを行うのが事例Ⅰです。
といっては終わってしますので、少し掘り下げて解説をしたいと思います。

 

事例Ⅰもベースは一緒

通常、全ての企業の運営に組織・人事は関わってきます。ですので、上述の図においても事例Ⅰは他事例の土台に据えてあります。

中小企業診断士の試験ではわざわざ「事例Ⅰとして、論点を絞って出題している」と言えますが、経営コンサルティングの基本となる「現状分析」→「課題設定」→「具体的解決策の提示」というプロセスをベースとして考えるということには変わりありません。

そのため「事例企業が今後どうしていくべきか」というストーリーをきちんと自分の中で作った上で、事例Ⅰとして、個別に問われている設問を解くことが重要ということです。

年によっても出題方法が異なり、会社全体の方向性を考える必要がなく、個別設問に単純に答えるだけで得点ができてしまう出題形式もあります。しかし、「経営の方向性」が決まらないのに「組織・人事の対策」が考えられるでしょうか?きちんとどの事例においても、事例企業の方向性を考えながら、問われている設問に対して記述をしていくべきと思います。

 

 

事例Ⅰを理解するためのポイント

さて、ようやく本題。

事例Ⅰというのは、

「組織・人事の観点から企業が抱える内部・外部環境を明確にして、組織・人事の観点から具体的な方策を考える」

とお伝えしましたが、この事例Ⅰの本質をきちんと理解するには多少時間がかかるかも知れません。
しかし、一番根底で押さえておきたいのは下記の3つのポイントです。

 

こちらのイメージ図は1枚目のスライドの右下部分だけ切り取り、分解したものです。

事例Ⅰというのは大きく分けて3つ押さえなければいけないポイントがあります。

「人事システム」 ※←うちあーのの語呂合わせ「茶化」は覚えておきましょう。

「組織構造」 

、そして

「組織文化・風土」

です。基本的にはこの3つの大論点を押さえることです。

「人事システム(採用・配置・育成・評価・報酬)」や「組織構造(機能別、事業別、マトリクス)」などは基本論点ですが、何よりも「組織文化・風土」についてきちんと意識が出来ているかどうかが、事例Ⅰを攻略できるかどうかの大きなポイントの1つになります。

 

 

事例企業の企業文化・組織風土をイメージできますか?

さて、もう一度このエントリーの冒頭で羅列させて頂いた事例Ⅰで登場した企業が抱えている問題点を見てください。

こういった問題点の「原因」はなんでしょうか。

本当の原因である「真因」は何でしょうか?

 

組織や人事において「組織設計が悪い」「人事制度が悪い」「コミュニケーションが悪い」といった課題もありそうですが、上述のほとんどのケースにおいて「企業の風土・文化に何らか問題があるのでは?」という点に帰結するかと思います。企業が組織・人事面で課題を抱えている際、かならず「風土・文化」に何等か問題があると言っても過言ではありません

社長は気づいてなくとも、知らず知らずのうちに減点主義で社員を評価していたり、知らず知らずのうちに部門と部門との間でコンフリクトが起こっていたり、組織慣性が働いて組織が硬直化し、変化ができなくなっていったりします。

しかし出題においては、組織構造や人事システムといった論点と違い、事例Ⅰの与件文や設問文において”直接的に”組織風土や文化の特徴について触れられていたり、「組織風土に課題がある」と明記されることはありません。

 

つまり与件文や設問文の文言の中から、その事例企業の見えない所に隠されている「組織風土・文化」の課題を掴みとった上で、

・組織文化・風土を変えていくための具体的打ち手を提案する

・組織文化・風土を加味した上で導入可能な人事施策を決定していく

といった提案をコンサルタントとして行っていくことが必要になります

 

 

 

事例Ⅰは他事例に比べて「捉えどころのない試験」と言われます。その理由の多くは、この一見見えづらく、言語化がされていない「組織風土・文化」という点を把握するのが難しいからです。企業の歴史、外部環境変化、従業員、取引先、取扱製品など、このほかにも様々な要因から組織文化・風土というものは脈々と形成されていきます。こういった事例企業の特徴を与件文や設問文から掴み取り、事例企業抱える本当の問題点を掴み取っていくことが必要です。

これから数多くの事例に触れていかれると思いますが、ぜひこのポイントを頭に入れた上で、事例企業と向き合ってみてください。このポイントを押さえていると、”社長が本当に抱えている悩み”をきちんと掴むことが出来てくるのでは、と思います。

 

それでは今日も一日コツコツと。

マイスターでした。

 

 

 



1次試験、本当にお疲れ様でした!

こんにちは、マイスターです。

1次試験はこの試験のゴールではありませんが、大きな大きな関門であることには変わりません。

道場執筆メンバーも、皆様がつい先ほどまで試験中に体験されていた「緊張」を経験しました。
上手く対応できなかった問題への「後悔」もあれば、試験会場の外へ出た時の「爽快感」も経験しています。

私も昨年、赤坂の試験会場で試験が終わった後、なんだかすぐに帰宅の途につくことができず、しばし辺りをウロウロしていました。
恐らく試験時間中は緊張していたので、その緊張を解くのに時間が必要だったのだと思います。

 

一発合格道場は本日「OPEN DAY」です。ぜひ皆様の「思っていること」「感じている」ことを、何でも本記事のコメント欄書き込んでください。

・試験問題へのぼやき
・お世話になった人への感謝の気持ち
・今夜食べたいもの、今夜飲みたいのもの
・2次試験に向けた抱負・決意表明


などなど、どんな内容でも結構です!

 

1次試験の自己採点が可能になるのは早くても明日以降です。つまり、「今日は全てを忘れてリラックスできる日」ともいえるでしょう。

もちろん、1次試験を突破できていれば2次試験へのチャレンジがすぐに始まります。仮に上手くいかなかった場合も来年に向けたチャレンジがまた始まるのだと思います。今日は診断士試験挑戦者にとって、数少ない息抜きの一日かもしれません。「明日は仕事だし・・・」という方も多いと思いますが、今日くらいはそれぞれ開放されてリラックスした時間をお過ごしください。

 

 

 

 

 それでは最後に皆様の努力に敬意を表して一言

「私たちの人生は、私たちが費やした努力だけの価値がある」by フランソワ・モーリアック

 

 

一発合格道場は明日からも2次試験に向けた記事だけでなく、8/7には2次スタートダッシュセミナー、今後も2次試験に向けたイベント開催なども検討しています。
引き続き微力ながら診断士受験生の皆様への力添えができるように努力してまいります。

 

明日からもコツコツ頑張っていきましょう。マイスターでした。



こんにちは、マイスターです。

1次試験も間近に迫ったこともあり、一発合格道場でも最近は「試験当日シリーズ」のエントリーが入っています

私も昨年は初めての1次試験受験でした。中小企業診断士の1次試験も初めてだったばかりでなく、「資格試験」といわれるものも初めての受験でした。そんな感じでしたので、入念に一発合格道場の記事を読んで、試験当日にやってはいけないこと(例えば、1科目終わった後、その科目の答え合わせをする等) をしっかり想定してから臨もうとしていました。やはり先人の方々の経験には役に立つものが沢山あります。

 

ただ、あくまでもこの試験は詰まる所「自分とどう向き合い、自分とどう戦えるか」です。

もちろん1次試験は完全に自分との闘いですし、2次試験は競争試験ではありますが、自分が介在して相手の結果を変えることができないのですから、「自分との闘いで」あることには変わりません。

例えば「いつも緊張すると前日寝れないんだよな」「こんな出題されたら戸惑うよな・・」とか「科目が終わった時に携帯を見てしまう癖があるよな・・・」とか、恐らく自分自身で2日間の流れをイメージすると、「もっと自分をコントロールした方がいいシーン」がいくつか思い浮かべられると思います。そういうイメージトレーニングを積み上げてから試験当日を迎えると、心のコントロールがしやすくなると思いますよ。

 

さて、ここからは私が昨年、1次試験前日~1次試験後までの間を切り取り、何をしたのか、何故そうしたのかについて書きたいと思います。

 

<試験前日に何をしたか>

・苦手科目を中心に、全範囲を総復習をした
実際には試験前日というより2日前くらいからになりますが、私の場合は全科目の「テキスト」と「過去問」をひっぱりだして総復習をしました。やったことは単純で、テキストと過去問をすべて眺めただけです。いわゆる「全論点の再確認」です。特に苦手科目は重点的に総復習を行いました(法務と経営情報)。もちろん、ファイナルペーパーへの追記も行い、論点漏れがないように対処しました。

2日前くらいから総復習をやっておけば、全体的に「忘れていない」状態で試験当日を迎えることができると考えたからです。

 

 ・他の受験生のブログを読み、(ちょっとだけ)物思いにふけった
「自分だけでなく、みんなも緊張しているんだ」と感じることができました。その後、少し周辺を散歩して、今まで頑張って勉強してきたことを 色々振り返った記憶があります。

 

 ・試験前日はいつもと同じ”習慣”で過ごした
試験前日だからと言って、過度にいつもと違う生活をするのはバランスが崩れてしまうと思ったので、普段通りの生活をするように心がけました。 勉強して、お酒飲みながら、夕飯食べて、寝たのは1時くらいでしたでしょうか。

例えば私は昔から「早く寝ようとすると逆に寝れない」ということが多く、逆に「眠いと感じたらすぐ寝れる」という身体であることがわかっていたので、無理して早く寝ようとしませんでした。

 

ちなみに試験本番でのパフォーマンスは概ね以下の公式で決まると思います。

①知識量×②現場対応力(応用力)×③コンディション=本番でのパフォーマンス

 

自分をコントロール下に置くため、自分自身の習慣や行動特性をしっかり認識しておくというのは、試験前~試験中にかけて心と身体の安定を保っていくために、とても大切になると思います。例えば本番で緊張しやすいタイプなのであればそれに対応できる準備をすればいいと思いますし、午後に眠くなりやすいタイプなのであればそれに対応できる準備をすればいいと思います。
特に直前期から①、②を急激に高めるのは難しいので、少なくとも③は万全の状態を状態を維持しておけるようにしたいですね。

 

 

<試験1日目終了後に何をしたか>

・とにかく最後の最後まで白書にかじりついた
1次試験の2日目は経営法務、経営情報、 中小企業経営・政策の3科目です。
私は1日目終了後からは、とにかく中小企業白書の読み込みに充てました。

他の科目や中小企業政策と違って、白書は細かいデータが多く、はっきり言って全部覚えるのは至難の業です。しかし、重箱の隅をつっつくような順位や比率の数字が出てきたりするので「長期記憶」を維持するのは難しいと感じていました。もちろん今までの勉強過程で何度か白書は読み込んでましたが、「最後まで粘って覚えれば、本試験で記憶の片隅から引き出して得点を拾える」という自信があったため、法務・経営情報は総復習を試験前に前倒しをして、1日目終了後は寝る直前まで白書にかじりついていました。

※ラッキーにも結果的に白書から得点がかなり拾えたため、中小企業経営・政策は80点以上を確保することができました。

 

・ルーチン通りの生活を送った
上述と同じく、 いわゆるいつも通り、お酒を飲んでいつもと同じ時間に寝ました。

 

・1日目の振り返りは一切しなかった

試験時間中と一緒で、1日目の振り返りをこのタイミングでやっても意味はないと思ってました。時間を無駄に使ってしまいますし、手ごたえが悪いと翌日への焦りが出たりします。私は気になる気持ちを押さえながら、2日間が終わってから点数計算を始めました。

 

 

 

と、いったような試験前日、試験1日目終了後までの時間を過ごしました。試験本番中”をどう過ごすかも大切ですが、”試験期間中”と捉えて、トータルでどうやって自分をコントロールするのかも大切になります。もし当方の事例が何か参考になるようであればご参考に頂ければ幸いですし、それぞれ受験生の皆様は自分なりの過ごし方のイメージ持って超直前を迎えて頂ければと思います。

 

ちなみに番外編として、ご参考までに2日目終了以降も記載させて頂きます。

 

<試験2日目終了後に何をしたか>

その日だけは居酒屋で沢山お酒を飲ませて頂きました

 

<1次試験翌日から何をしたか>

各受験校からの解答速報を待ちながら、1次試験の翌日から2次試験の過去問をやっていました。自分のゴールが1次試験突破ではなかったので、なんだか心をきちんと休ませる間もなくすぐ2次試験に向かってしまっていました。その影響かわかりませんが、9月に入ってから私はペースダウンしてしまう事態に陥りましたが、それはまた別のお話としてご紹介させて頂きます。個人的には1次試験終了後に少しリフレッシュしたりして、きちんとリセットするべきであったと思います

 

 

それでは今日も1日コツコツと。マイスターでした。

 

 

 



こんにちは、マイスターです。

さて、あと1次試験まで1か月を切りました1次試験模試を受けられた方、自己採点の結果

はいかがでしたでしょうか?模試は各社出題方法もバラバラですし、単純に点数では測れないという側面もあります。しかし、点数を見てしまうと焦りや不安を感じるのも当たり前です。

 

■ピットストップ効果を最大化しよう

模試などの節目の機会をレースで例えると「ピットストップ」みたいな側面もあります。

・長い距離走ってきた車をチェックして (点検)
・不具合を直してパーツをフレッシュなものに変えて (修理)
・エネルギーをチャージする (充電)

こうした作業を経て「ゴールまで走り切れるための対応」をする訳です。

また、ピットストップは車を一度止めて”立ち止まる”からこそ作業をすることができます。模試後からこの点検・修正・充電などからなる「ピットストップ効果」を最大化させるため、きちんと残り1か月に向けた振り返りをしていきましょう。

 

 

■残り1か月でやるべきこと、やらないことを決める

この7月まで半年でたどり着いた方、1年かけてたどり着いた方、複数年かけてたどり着いた方、それぞれご状況は異なると思いますし、今の知識や試験対応力に自信を持てているか持てていないかも、人それぞれ異なると思います。

しかし、時間は誰にとっても有限であり、待ってくれません。

ここから1次本試験まではもう時間が本格的になくなってきます。自分なりに最後まで走りきるために、各人で残りの期間で「やるべきことの明確化」をしておく必要があるのではないでしょうか。

 

本日はあと1か月で「何をやるべきなのか」について、パターンを挙げてご紹介したいと思います。

1、テキストをきちんと読み返す

おそらく改めてテキストを読み返さなくても定着している論点もあれば、「アレ、こんなんあったっけ」という論点もあると思います。過去問・スピ問を重視して学習を進めてこられた場合、テキスト細部に記載されている論点が抜け落ちてしまう可能性があります。

特に経営法務、中小企業白書・政策、経済学などの一定部分が暗記度に左右される科目は科目講義の時にAB論点優先の対応して、それで終わってしまっているケースもありますので、テキストの細かい論点が抜け落ちる場合があります。

テキストはテキストで、各受験校や対策期間などが「よく出る論点」をまとめて作ったものですので、一応きちんと押さえておく必要があります!!そんなに時間はかからないので、7科目すべて総復習の意味で一度は目を通す時間を取った方が良いと思います。

 

2、過去問、スピ問を回転させる

1か月前のこの時期までに一定回数は過去問・スピ問を回転させ終わっている状態が理想的なのかもしれませんが、「まだまだやらないと」と焦っている方もいらっしゃるかと思います。

正直、過去問・スピ問は最低2~3回はやらないと、なかなかinput/outputによる知識定着が進まないという印象を持っている方が多いかと思います。まだ足りない科目があればもう1回転はする時間配分を検討された方がよいと思います。

 

3、出題されそうな論点をまとめてファイナルペーパーを作る

個人的にはこれが一番重要だと思っています。今まで体系化して頭に入れた知識、outputして定着させた知識を整理して、本試験の直前の直前まで、最後まで眺めることができる紙を用意することです。

診断士試験は出題範囲が広く、点数調整をする目的もあって「まったく見たことも聞いたことがない問題」が本試験では頻出してきます。そういった揺さぶりに耐えられるよう、「重要な所だけは確実に押さえた!」と、本試験開始前に自分で納得できている状態になれるかどうかが大切だと思います。おそらくこれがあると「自信を持って」本試験に臨めるはずです。

1の作業とからめてテキスト論点をまとめてもいいと思いますし、2の作業とからめて過去問・スピ問論点をまとめてもよいかと思います。

 

4、模試、答練の復習をする

つい最近受けたものかと思いますが、「初めて見た問題」くらいは復習しておいた方がよいかと思います。模試は本試験で出題可能性のある論点をピックアップして出題していますし、受験校の先生方の中でも本試験での出題論点を予想して「当てる」ことに力を入れている先生もいると聞きます(笑)

 

5、集中して苦手科目/得意科目の対策をするなかなか

もし「苦手科目」と認識している科目があり、模試の点数も思うように伸びなかったのであれば、力を入れて苦手科目対策に入るのは有効だと思います。なぜなら、苦手科目は本試験までに「点数が伸びやすい」からです。

診断士試験は、試験委員の先生方がどう上手くやっても各科目で80点以上とかを取らせないような設計などに腐心をしたりしています。一方で、合格点を60点としている以上、「全員が頑張れば60点は取れる」設計になっているとも言えます。つまり得意科目は点数が伸ばしにくい一方、苦手科目は頑張れば点数が伸びる要素が多く存在します。

本試験までにレバレッジが利くのは苦手科目対策かもしれません。

 

6、新しい問題集をやる

ご存じの通り、あまりいいアイディアとは言えません。
しかし、ある程度テキスト読み込み、過去問・スピ問回転を進めている場合はC論点獲得のための対策として、目を通すくらいの対策はしてもいいかと思います。

 

 

本日は少し軽めのエントリーとさせて頂きましたが、明日からは残り1か月の週末ですね。

充実した時間を過ごせるよう、取捨選択とスケジューリングを意識して、ラストスパートを頑張ってください!

 

それでは今日も1日コツコツと。

マイスターでした。

 

 

 



こんにちは、マイスターです。

さて、「複数の視点から模試活用を見てみよう」ということで、始まったこの「模試活用」シリーズ。本日は私マイスターの視点から模試についてどう捉え、取り組んでいたかについてお話したいと思います

 

■模試から得られるものは何か? 「合理的な見解」

以前にこの記事でお伝えしたように、私は受験生時代に「毎週25時間は勉強する」とか「模試では上位10%を取る」といった定量数字をKPIとしてベンチマークして学習の進捗を図っていました。

そのため、模試の位置づけは

1、全受験生の中での自分の立ち位置を”定量的に図る”ためのチェックポイント

と捉えていました。

 

また、模試というのは受験校や市販のテキストだけでは網羅されていない「試験に出そうな論点」が盛り込まれてきます。何年も経験があり、少なくとも受験生よりも診断士試験を知っている受験校の講師の方が考えて出す問題なので、受験対策に意味のない論点は出してこないでしょう。そのため、2つの目のポイントとしては

2、受験対策上、必要な論点を補完する

という機会とも捉えることができます。

 

また模試は1次試験模試も、2次試験模試も本番と一緒のタイムスケジュールで行われます。本番さながらの制限時間の中で、科目ごとの「タイムマネジメント」を体得したり、実際の疲労感などを感じ取ることができます。という点から

3、7科目420点以上を確保するための本番シュミレーション

という場にもなります。

 

 

 

■模試はたくさん受けるべきか? 「情理的な見解」

一方でもっと情理(心理)的な面から模試の効果を述べてみたいと思います。

模試を受験するには確かに費用もかかりますし、直前期の丸一日をこの模試を受験することで失ってしまう・・・という考え方もあるでしょう。実際に、模試を全く受けずに合格された方もいらっしゃいますし、一方で私のように沢山受けて合格した方もいます。この質問に対しては人それぞれいろいろな考え方があると思いますが、私は以下の観点からたくさん受けることをお勧めしたいと思います。

 

<練習試合に出て試合の”勘”を磨く>

1つ目はとにかく「経験不足を埋める」ことに繋がる、からです。。特にストレート生は初めての本試験ですから「試合慣れ」をしていないのです。

例えば、野球のバッターは練習試合で色々なタイプのピッチャーと対戦して経験値を上げていきます。「頭」ではなくて、「身体」が投げられたボールに自然に反応できるように”勘”を磨いていくんですね。 練習試合に1回も出たことが無い人がいきなり公式戦で活躍できるでしょうか?

(というか、そもそも監督が出場させてくれないですよね^^;)

”というのは非常に曖昧な言葉ですが、ようは「頭でなくて身体で感じて覚える」みたいなことに繋がると思っています。

 

<場数を踏んで”揺さぶられた経験”を積み重ねる>

本試験を終えた後、多くの受験生は「やはり緊張して・・・」とか、「想定していたより・・・」といった言葉とともに感想を語ります。私もそうでした。はっきり言って、本試験が「スムーズ」に終わるなんていうことは、まずありません

十分に合格の実力がある人でも、多かれ少なかれ全受験生が絶対に何かしらの科目で
「嗚呼・・やってしまった。」
「もっとこうすれば良かった・・・」
「もう絶対足切りだ・・・(天を仰ぐ)」

とか思う(思った)ものだと思います。

基本的に診断士の本試験は「想定していなかった問題」だらけになります。知っている論点だけど今まで見たことのない出題形式が出てきて時間を食わせたり、全く知らない論点が第1問とかに出てきて受験生を焦らせるのです。しかし、一発勝負の試験。強い揺さぶりをかけられたとしても「その場で最大限の結果を出す」ことが求められます。

事前に模試で数多く失敗したり、後悔して、本試験への対策をイメージできるまで考えることができたかどうかが、一発勝負の本番で力を発揮できるかどうかを決めます。沢山の揺さぶりをかけられて失敗した経験をどんな状況にも対処できる現場対応力を上げていかなければいけないことを示しています。

 

<模試を受けることで、この試験が競争試験であることを認識を深める>

最後に、模試は結果と順位を数字として受け取ることで、ハッキリとこの試験が「競争試験」であることを認識させてくれます。

診断士試験は毎年合格者の上限が決まっているので、毎年一定数の方しか合格することができません。世知辛いのですが「少数の誰かが合格して、多数の誰かが不合格になる」のが事実です。

私は、本試験が終わる瞬間までこの認識を持ち続けることができるかどうか、が大切だと思います。

・直前期のある日に、もうプラス1時間頑張って勉強できるかどうか
・本試験当日に最後まで必死にファイナルペーパーを読み込めるかどうか
・「 この問題は難しいから、解けなくても問題ない」と本試験中に冷静に判断できるかどうか

この試験が”競争試験”であるという認識を強く持てるかどうかで、自分の行動も変わってくるのではないかと思います。

 

 

さて、つらつらと書いてきましたが私の場合は、

・実力チェック用にに4月に2次試験、5月に1次試験 (L●C模試) 

・直前対策でL●C模試、T●C模試

・2次試験対策でにL●C模試、T●C模試、マン●ワー模試

などを軒並み受けてきました。「あまり点数に一喜一憂するな」と言われますが、実際はものすごく一喜一憂していました。
もちろんお金もかかりましたが、自分にとっては意味のあるプロセスだったのだと思ってます。

 

 

少し個人的に情熱ほとばしるエントリーになってしまいましたが、ここから先の時期は頭で考えるより、がむしゃらに強い気持ちを持って本試験まで走れるかどうか、ではないでしょうか。

といった想いも込めてのエントリーになります。もし皆様のご参考になるようでれば幸いです。

 

それでは今日も一日コツコツと。

マイスターでした。

 



こんにちは、マイスターです。

 

さて、いよいよ7月も目前に迫り、1次本試験まで残す所1か月半となりました

「もう1か月半しかない」という焦りが必要な一方で、「まだ1か月半ある」という心の余裕を持って最後の追い込みに向けた学習スケジュールを立てられるといいですね。

 

 

ちなみに私は昨年の6月くらいに受験校の先生に「最後はいかにちょっと仕事をサボるかですとアドバイスされました。
※これはこれで「波紋」を引き起こしそうな発言ですが、一方で的を得ている部分もあると思います

これからのビジネスキャリア作りであったり、独立という道づくりであったり、おそらく受験生1人1人にとっては、人生の大事な大事なステップを1歩駆け上がるための診断士試験であると思います。目の前の「仕事が忙しい」といった事情はみなさんあると思いますし、もちろん会社や同僚の方々の応援を背に受けて頑張ってらっしゃる方もいると思いますので仕事をきちんと両立させるのが前提となります。

ただ、この直前期くらいは無理やりでも勉強優先の生活スケジュールを組むように調整してみてもいいのではないかと思っています。(私は1次試験前の1週間は、社会人になって始めて複数日の有給を取りました)

 

 

さてあまりこの辺に突っ込むとあまり宜しくないので、余談はここまでにして。

本日は中小企業経営・政策ですが、本日は「政策」に焦点を充てたいと思います。

 

さて先日、Katsuが編集している「マイベスト記事」で、「一番学習における生産性が高いと思われるのが中小企業政策」といったコメントを載せさせて頂きました。確かに単純な暗記科目に分類されるので、苦手な方は苦手意識を持ってしまいがちかもしれません。

 

■リアルなコンサルティングシーンを想像して覚える

中小企業政策は「自分が顧問先である社長さんにアドバイスしているシーンをイメージしやすい科目」であることも1つの事実。

例えば、

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顧問先の社長  「そろそろ当社も退職金を制度とか作らないといけないと思ってるんだけど、何かいいアイディアあるかな?」

診断士(あなた)「そうですね。中小企業退職金共済制度という制度がありますよ。中小企業者が対象で、簡単に退職金制度を設けることができます。毎月の掛け金は5000~30000円の間で決めて払うことができますが、新規加入事業者に対しては一定期間、掛け金を国が助成する仕組みもありますよ」

顧問先の社長  「へー、どのくらい助成してくれるの?」

診断士(あなた)「掛金月額の1/2(上限5000円)を、従業員ごとに加入後4か月後から1年間(つまり8か月)国が助成してくれるんです。また、18000円以下の掛金を増額した事業者にも、増額分の1/3を増加額した月から1年間、政府が助成してくれるんです」

顧問先の社長  「そうなんだ、いい制度だね。さっそく使ってみたいな。先生、手伝ってくれる?」

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こんな具合に、政策は具体的に仕組みとメリットを整理して「顧問先の社長に説明しているシーン」を思い浮かべて覚えていくとよいかと思います。
こうやって具体的にイメージして覚えると記憶も定着しやすくなりますよね

営業ロープレをやって、営業スキルを高めるのと一緒ですね。

 

■似たような政策や制度の違いを明確にするため、横串で覚える

例えば創業時における資金面でのサポート施策として

・新創業融資制度

・新事業育成資金(グローバル展開志向創業支援関連)

・女性、若者/シニア起業家支援資金

といった支援制度だったり、

・再チャレンジ支援融資制度

・新たな事業活動を支援する融資制度

・小規模企業等設備導入資金制度

といった融資制度などがあり、それぞれ「支援元」「対象者」「支援内容」が異なります。本試験ではこういった細かい制度の内容を問うてきますので施策や制度の「違い」「キーワード」を明確に意識して頭に入れていく必要があります。

 

 

そのためには手間をかけても覚えやすいように自分で対比表を作ってまとめたり、論点整理表などを作ってみるのが一番早いと思われます。
こちらは私が受験生のとき、昨年:H24 年試験の対策用にまとめたファイルですので、参考までに置いておきます。

政策まとめファイル:中小企業経営政策

私はこれを印刷してパラパラめくりながら電車の中で覚えていました。やはり施策ハンドブックや、テキストで覚えるよりも自分が覚えやすい形式にまとめ直した方が、私にとっては効率よくインプットをできる思ったからです。

各施策も一部変更になっていたり、新しい施策が 追加されていますので、もし活用される場合はテキスト・最新の施策活用ガイドブック・過去問などからご自身でまとめられる必要があると思いますので、ご注意ください

 

 

冒頭に申し上げたように「まだ1か月半」もあります。例えば、こういった自分で論点を整理してノートなり、Excelなりに落としていく作業も、一見は「手間がかかって非効率」なように見えますが、暗記に苦しんでいたり、論点を網羅できていないシーンでは有効に働くと思います。

何と言っても、この時期からまとめ直したものは、本試験当日の最後の瞬間まで使えるファイナルペーパーにもなると思いますので必要あらばぜひ取り組んでみてください。

 

それでは、今日も1日コツコツと。

マイスターでした。

 

 



こんにちは、マイスターです。

さて、本日は渾身の論点整理シリーズとして運営管理(生産管理)を取り上げたいと思います

 

店舗販売管理よりも「イメージがつきにくい」とされる生産管理。 私も御多分にもれず生産管理は当初全くイメージができませんでした。

基本的に学習していた内容はテキストの内容を、テキストの順番に沿って、覚えていく」ということをやっていただけです。もちろん頼れるのもテキストの内容のみ。仕方がなしに暗記に徹したのです。しかし、その結果として( なぜか )答練や模試での点数は比較的安定していました。

既に一昨日まっきーがこの記事で述べられている通り、私にとっても1次試験において「事故が起こらなかったことがある意味、事件」でした。

 

一方、こういった暗記中心のInputにリスクも感じていました。

1次試験でいえば、「テキストの内容を外れたら対応ができない」「応用問題に対応できない」ということ。

2次試験でいえば、「科目自体を体系的に理解ができていない」

ということです。

 

■1次試験通過後に痛感した生産管理の理解不足

みなさまもご存じの通り、2次試験の事例3は「生産・技術」の事例が出題されます。この事例3は運営管理の延長戦上のようにも見えますが「店舗・販売管理」は対象に入っていません。つまり1次試験における「生産管理」の領域のみから出題されることになるのです。

つまり、1次試験は仮に少し生産管理が苦手でも店舗・販売管理で稼いで乗り切ることもできますし、暗記集中のスタイルでも対応ができるかも知れません。

 

しかし、そのスタイルだと2次試験対策でとても苦しむ可能性が高くなります。私がそのことを痛感したのは9月に差し掛かったころ、2次の事例3への対応力が他事例に比べて著しく低いことを痛感してからでした。

 

この暗記に徹した生産管理、私にとっては「頑張ってはいたものの、実際にはよくわかっていない科目」になってしまっていたのです。1次試験の受験段階で「体系化した知識」としてきちんと整理しておくべきだった・・・と思いました。

 

■体系化した知識とは?

特に生産管理は「今何の勉強をしているのか?」がわかりづらくなったり、「これって、結局なんだっけ?」と論点が混乱してくる傾向があります。

例えば「コンカレントエンジニアリング」という言葉は、「製品開発において基本設計、詳細設計、量産設計試作、生産準備など、各種工程を同時並行的に行うことで、スピードアップやコストダウンを目指す手法(NRI 経営用語の基礎知識より)」とありますが、パッと聞いた時に「言ってることはわからんでもない」のですが、「それが実際にどんなシーンで活用されるのか」はなかなかイメージできないものです。 

 

そんな時のために、例えばこんな図を作ってみてはいかがでしょか。

 

これは、特に 2次試験の事例3で私がよく活用していたフレームワークに、自分の”勝手な理解”を元に受験校テキストなどに載っている主要論点をプロットしたものです。

 

「生産管理とは、生産の基本機能(設計・調達・作業)をQCDの観点から管理するもの」という生産管理の定義にもありますが、たとえばこういったフレームワークを使うことで、「今、自分が何の勉強をしているのか」、「この論点は何の生産課題を解決するためのものなのか?」を意識できるとよいかと思います。

 

※外注管理は「作業」にも関わるだろ!とか、生産統制に「設計」は関係あるのか?とか色々突っ込みどころはあるかもしれませんが、細かな点はご自身で認識の調整をお願いします

 

■1次試験と、2次試験の違い 

1つの事例としてCAD/CAMを挙げてみましょう。

 

まずCADについてですが、JISの定義では「製品の形状その他の属性データからなるモデルをコンピュータ内部に作成し、解析・処理することによって進める設計(JIS生産管理用語B3401-0102)」となっています。

おそらく1次対策として学ぶ時は、

・ワイヤーフレームモデル、サーフェスモデル、ソリッドモデルの3つの種類があること

・それぞれのモデルの特徴を掴むこと

などが知識として押さえるべきポイントになるかと思います。

 

一方、CAD/CAMは「製造機械と連結することで自動車等のパーツを、CAD/CAMを利用したディスプレイ上で設計することができ、さらにデザイン使用説明書にそって、自動的に鉄鋼を切断し、旋盤する機械に内容を伝え、完成品を作り上げることができる(コトバンク)」とあります。

なるほどなるほど。「CADで作った設計データをCAMを通して工作機械に伝え、自動加工ができるのか」と、知識をつなげれば何とか理解が可能かです。 (私も当時はこんな感じで覚えてました)

 

しかしこと2次試験になると話は違ってきます

 

例えばH23の事例3の第4問では、事例企業であるC社がCAD/CAM導入を検討していますが、「CAD/CAM化がもたらすメリットは何か?」という問いになっています。

むむむ・・・こうなってくると整理して話すのは簡単ではありません。。。

 

そんな時、CAD/CAM化はどんなことを実現することができるのか?をきちんと理解していることが必要になります。

例えば、上述の体系図に当てはめるのであれば、

———————————————————————————————————————————————————

・CADの導入によりコンピューターでの設計になるので設計品質は上がる → 設計のQuality 改善

・CADの導入により設計業務が効率化するため設計作業の工数が減る → 設計のCost 改善/Delivery改善

・CADデータの活用すると部品等の標準化による部品点数の削減が容易となる → 設計と調達のCost 改善

・CAD/CAM化は加工機のデータ入力を省略できるのでリードタイム短縮が期待できる。→ 作業のDelivery 改善

———————————————————————————————————————————————————

こんな感じかなと思われます。( ちなみに私は1次試験の対策をしている当時は、こういった考え方を全くできていませんでした)

 

なんかこうしてみてみると「当たり前」のことなのですが、論点を1つ1つを別々に覚えていっても体系的につかめないものなのです。そんな時、「生産の基本機能」「需要の3要素」のどこをに影響を与え、改善できるものなのか、といった視点を持っていると理解しやすくなってきますし、2次試験対策にもつながってくると言えると思います。

ちなみに企業経営理論では理論や経営管理手法の「メリットとデメリット」を意識して覚えることが大切と言われますが、生産管理でも同様ですね。

 

私は事例Ⅲ攻略にとても苦しみましたが、その原因は1次試験の運営管理対策にあったのだと、試験が終わった後に気づきました。 ぜひそういうことにならないように今のうちに意識してINPUT/OUTPUTを行っていくことをお勧めします。

 

 

■今日のまとめ

 

・運営管理は暗記に頼った勉強で1次試験は突破できる可能性があるが、2次試験で苦しむ可能性が高くなる

・生産管理は「生産の基本機能」と「需要の3要素」が基本。関連性(メリット・デメリットなど)を論点ごとに整理して「今、自分が何の勉強をしているのか」「この論点は何の生産課題を解決するためのものなのか?」を把握しておくことが望ましい

 

 

 

それでは今日も1日コツコツと。

マイスターでした。

 



こんにちは、マイスターです。
もう間もなく6月ですね。思い返すと1年前、この時期は必死で仕事を早く終わらせて、必死で学習計画を守れるように勉強をしていた気がします。

 

ちなみに診断士試験の勉強を始めたころ、私は業種もサービス・情報系でまたということもあり、診断士試験の勉強を始める前の段階では、一切「強み」と認識できる科目がありませんでした。

-情報は大の苦手
-財務会計も自信ない
-経済学は勉強したことない
-もちろん法務もやったことない
-運営管理に関してはかなり遠い世界・・・
-中小企業経営・政策に関しては全く未知数(とにかく暗記は苦手) 

こんな状態だったので、一番自分から”遠くない”「企業経営理論」で頑張るしかなかったのです。幸い、企業経営理論だったらまだ「イメージができる」という領域でしたので。(たぶん同じような感覚を持っていた方は多いと思います)

 

 

■簡単ではない企業経営理論

受験生全員が経営コンサルタントの国家資格を目指して勉強をしている訳ですので、企業経営理論はおそらく全員が少なくとも「興味ある」科目だと思いますし、「苦手」という認識を持っている方も他の科目に比べれば少ないと思っています。それに、やっぱり経営コンサルタントを目指すうえで、純粋に「企業経営理論」が得意な人になりたいですよね。(私は少なくともそうでした)

 

そんな受験生の淡い期待が集まっている科目なのにもかかわらず、一方で「意外と点数が取れない」こととしても知られています。

 

私の個人的な分析によると、その原因は大きく2つあると思っており、

 

■原因1、初見問題(Cランク論点)が出てくる

戦略論にしても、組織マーケティング論にしても新しい論点が毎年出題されます。ただ、おそらくみんなできません。
労働法規も同じ論点は繰り返し出てきませんので点数を拾うのはなかなか難しい。まずは「できない問題はできなくても気にしない」ことも必要だと思います。 

 

■原因2、やたらと難解な設問文と迷わす選択肢

こっちの方が問題ですね。とかく戦略、組織論についてはどの問題をとってもやたらと変化球のある表現で出題がされます。そのため、「きちんとした知識」「設問文をきちんと読み解くこと」が重要になります。
正直、ここが企業経営理論でよい点数を取るための分かれ道といっても過言ではないかと思っています。 

 

例えば、以下はH24の 第6問です。

 

問題文:企業は自社の業界における相対的な地位を踏まえ競争戦略を展開することが重要である。そのような競争戦略に関する記述として、最も適切なものはどれか。

選択肢;

ア チャレンジャーは、リーダーの高い技術力が生み出した差別化された製品と同質な製品を販売し、リーダーの差別化効果を無効にすることをねらうべきである。

イ ニッチャーは特定の市場セグメントで独自性を発揮できる戦略を遂行して、強い市場支配力をねらうことが基本戦略になる。

ウ フォロワーは特定市場でリーダーの製品を模倣しつつ、非価格競争によって収益を上げることが基本戦略である

エ ライバル企業に比べて技術力や生産能力に劣るニッチャーの場合、価格競争に重点をおいた販売戦略を幅広い市場で展開することが重要になる

オ リーダーは周辺の需要を拡大することによって、売上の増加や市場シェアの拡大を図ることができるが、その反面で新製品の投入を遅らせてしまうことになる

 

これは基本問題なので、絶対取りたいAランク論点ですがしっかり設問文・選択肢ともに捻りが加えてあります。

ご参考までにこの設問に対して私が実際に試験会場でたどったのは以下の思考プロセスでした。、 

————————————————————————————————————————————————————————————————————

まずア、ウ、エは市場地位別戦略から見ておかしい。この3つは外しだな。

 

問題は”イ”と”オ”だ。


うーん、

イは「強い市場支配力」という言葉が”広い市場”を指しているように感じるなぁ。狭い市場を狙うニッチャー戦略とかみ合っていないんじゃないか?

オは「新製品の投入を遅らせてしまう」というのはイノベーションのジレンマのことかな。”確かに高いシェアを持つ企業には起こりがち”だけど。。。アレ、なんか論点が交ざってないか?

 

うーん、悩ましい。でもオの「新製品の投入を送らせてしまうことになる」というのは、”そうとは言い切れない” よな~。。。

となると、イが最も適切かな。

 ———————————————————————————————————————————————————————————————————–

こんな思考プロセスをたどって、私は”イ”の表現を怪しみながらも最終的に”イ”を選びました。

結果この問題に関しては合っていたのでよかったですが、本当に企業経営理論はこんな「確信が持てない」問題ばっかり出てくる印象です。

 

 

■どう対策を行うか?

上記も踏まえ、企業経営理論の対策で一番大切なのは、

テキストの内容をきちんと押さえること」

「設問文と選択肢をしっかり読むこと」 そして、

「正誤の判断基準を持つこと」だと思います。

 

特にこの「判断基準を持つ」という点ですが、2択に絞り込まれた選択肢を眺めて

・「適切っぽい選択肢(実際は不適切)」と、「より適切な選択肢(もっとも適切な選択肢)」
・「そうとは言い切れない選択肢(不正解)」と「 そうとも言える選択肢(正解)」

 

みたいな微妙な点を見分けて、確信を持ってマークするための自分なりの判断目線を持つ必要があります。

 

 

この辺を身に着けるには、たくさんの過去問に触れて、やりきることも大切になってきます。また、私のお勧めのとしては今までの記事と全然別のことを言うようですが、「戦略」と「マーケ」にのみ関していえば、色々ネットとかで経営用語調べてみたりするのも有効だと思いました。

 

メリットとしては、

・原因1への対策になる。
Cランクの補足論点も読むだけで頭に入る (基本的に企業経営理論の論点は読んだらイメージできるものが多いので)

・原因2への対策になる
経営用語の定義は1つではないので、テキスト以外の他の表現で経営用語を理解する機会になる (これは実際の本試験での選択肢の正誤判断に利いてきます)

・2次試験にも、仕事にも使える

といった所でしょうか。「経営用語」みたいなサイトは世の中に溢れていますし、アプリもありますよね。私はコンサルタントの方が書いているもの、またビジネススクールだしている携帯アプリの経営用語みたいなものを眺めたりしていました。人それぞれで取り上げているトピックや表現が違うので、見ておいてもいいと思います。(特に直前期は根詰まってくるので、気分転換としてもいいと思います)   ※ただ、組織論は結構深いので入り込みすぎるのは避けるのが無難でしょう。

 

 

 

・がんばって過去問をたくさんやると、「正誤判断」を正しく見分けるための知識と判断基準が身についてくる

・お勧めは気分転換にいろいろ経営用語を調べてみること 

 

この辺が企業経営理論を得意科目にしてから試験に臨むために今日お伝えしたかったことになります。
そろそろ過去問反復も最終段階かもしれませんが、もう1回転、2回転、頑張って時間を創出してできるといいですね。

 

それでは、今日も1日コツコツと。

マイスターでした。



こんにちは、マイスターです。

本日は渾身の論点整理シリーズ「経済学」です。

 

この「経済学」ですが、2次試験にも直結しないし、できればチャチャッと済ませてしまいたい・・・と思っている人が多いのではないでしょうか??

ただ、それもまた難しい。。。ちなみに私はかなりテキスト重視派で、受験校のテキスト以外には手を広げない・・・ということを徹底していたので、過去問に取り組んでいる時に実はとっても苦しんだのが「消費の外部性」「古典派経済学」「行動経済学」とかの”主要どころ”とは言い切えない領域に位置される論点受験校のテキストでもちゃんと解説してない論点で、かつ経済学の学習経験のない私にはお手上げ状態。。。 過去問でこの手の問題を見つけては、「アレ、なんだこの問題・・・?」と思いながらも、頼れるテキストが過去問の解説文のみ(に絞っていた)のため、結局最後まで中途半端な対策になってしまった感が否めませんでした。

 

経済学はH24年こそ少し易化したと言われていますが、苦手な人にはとにかく苦手な科目です。仮にグラフを頭に入れて理解していても、本試験では何等かひねって出題をしてくるので、本試験で混乱をする人が多くないはず ただ、図やグラフで表されない文章題の問題の中には知ってさえいれば「瞬殺」できる問題があるのも確か。経済学の試験は、財務会計と似たところがあり、「瞬殺問題」=知っていれば即解決の問題と、「長考問題」=手を動かして計算が必要な問題が混在しており、タイムマネジメントがきわめて重要です。また、”テキスト範囲外へは手を広げずに、パッパッと拾える問題は1問でも拾いたい”ところです。

 

 

そんな経済学の試験で出題が今後もありえそうな「行動経済学」に今回は注目してみようと思います。

ちなみに過去には

H15年 サンクコスト

H22年 プロスペクト理論・双曲割引

が出題されていますね。ただ、注目したいのはこのH22の第21問の問題文です。

 

「行動経済学は、ノーベル経済学賞受賞者を出すなど、最近注目されている分野である。」

わざわざこんなことを言うのも、「今後も出しますよ」という布石に他ならない・・・と思えますよね

 

 

-読むだけで頭に入れてしまおう行動経済学の主要論点-

ウィキペディアには、「行動経済学行動とは、典型的な経済学のように経済人を前提とするのではなく、実際の人間による実験やその観察を重視し、人間がどのように選択・行動し、その結果どうなるかを究明することを目的とした経済学の一分野である。」とあります。

つまり、より現実の人間に近いモデルを採用して経済学を考えるということですね。

 

■サンクコスト
埋没費用といわれますが、平たく表現すると「もったいない」という思ってしまう人間の行動傾向です。「ある事業を継続するか撤退するか迷った際、続けても利益が望めないとわかっても、これまでかけてきた投資や努力を考えると引き返すことができず、結局継続することになった。」こんなケースのことを指します。事業以外にも、よくあるのが「恋愛」だったり、「投資」だったりしますね。「もう別れた方がいいと思っているのに、過去に優しかった相手の残像をイメージしてしまい、別れるに別れられない」「もう投資した株が塩漬けになってしまい、損切りができない・・・」みたいな。

ちなみにこのサンクコストは「コンコルドの誤謬」としても有名です。

※ちなみに、「誤謬」という言葉で関連すると、「ギャンブラーの誤謬」という言葉もあります。よく色んな所で解説されていますが、コインを投げて、表、表、表と3回続いたら、次こそは裏が出るだろうと考えてしまう心理傾向のことを言います。実際は何回表が連続して出ようとも、次に表が出る確率は1/2ですよねつまり、この心理傾向は、母数が小さいと理論上の確率からかけ離れた極端な結果が出ることは発生することを示しています(少数の法則)。 ※逆に関連して大数の法則は、母数が大きくなると理論上だけでなく、統計上も平均値に近付くことを指します。全盛期のイチローでたとえると、仮にシーズンの4月は2割くらいの打率しか残せてなくても、シーズン後半には3割3分以上の打率を確実に残してきます。つまり、母数が増えると、統計値は平均に近づくということです。

 

※また、経済学では「合成の誤謬」という言葉も出てきますが、これは論点が違いますので、ご注意を。 貯蓄のパラドックス(個人が貯蓄を増やす→消費が減少→企業の売上減少→労働者の所得が減少→世の中全体の貯蓄が減少)などに代表される、ミクロとマクロの行動の結果に齟齬が生じることを指します。

 

■アンカリング
何か基準を設けることで、適切な意思決定を行おうとすることを指します。よくある事例としては、企業の買収価格において最初に根拠を伴って提示された額だったり、民事訴訟における原告側の賠償提示額だったりします。それが、妥当性に欠けているとしても、最初に提示された金額をベースに交渉がスタートしてしまったりする傾向にあり、心理戦の常套手段ともいえるかもしれません。

 

■双曲割引
将来将来よりも今日が大切という心理傾向を指し、将来志向ではなく、現状志向で近視眼的な心理傾向を指します。例えば、「夏休みの宿題は最後までやらない(=今はとりあえず遊びたい)」「将来ローンの負担はあるけど、とりあえず今は買い物がしたい」という人は、目先の利得にとらわれ、将来の利得を過度に低く評価してしまっていると言えるでしょう。これは、人間の心の弱さではなく、動物の基本的性質と考えられているらしいです。つまり、みんなこんな傾向はもっているんですね。

 

■フレーミング効果
同じ意味を持つ選択肢であってもフレーミング(枠組み)でどのような選択をするかは変わるということです。例えば、1日1万車が通行しており、年間365件の事故が起こっている高速道路の一角で、「速度注意!この先事故確率o.01%の下り坂」と書かれるより、「速度注意!この先1日で1人が事故を起こしている下り坂」と書かれた方がずっと恐ろしく感じませんか?

 

■コントラスト効果

対比効果とも言われます。これはシンプルに、「○○と××」選ぶんだったらどっちがいい? というものですね。
例えば、 バッドシチュエーションで「裁判で争うのと、示談金で和解するのはどっちがいい?」と迫って示談させる手法だったり、「松・竹・梅」の3つの価格を用意しておいて、利益率の高い竹を買わせるといった手法ですね。

 

さて、論点は異なりますが、消費行動に関連してH22の19問で、消費の外部性として「ウェブレン効果」「スノッブ効果」「バンドワゴン効果」なども出題されているので、過去問はチェックしておいてくださいね。

 

■プロスペクト理論
この理論は(主に)「損失回避性」と「感応度逓減性」の2つから構成されています。1つ目が損失回避性で、同じ規模の利益と損失を比較すると、損失の方が大きく見えるという心理傾向があり、損失は利得よりも2.25倍重く受け止められるとされています。例えば、①表ならば20000円もらえ、裏ならば10000円損するコイントスと、②当たれば10000円もらえ、裏ならば0円のコイントス あなたならどちらのコイントスに参加しますか?この場合、①に参加する人はかなり少なくなります。同じ期待値(5000円)なのに変ですよね。損失が発生することを嫌がる人間の傾向が反映されています。

 

また、感応度逓減性は、好きな人とのデートは最初の頃はドキドキして楽しいですが、うまく行って付き合ってしまうと当初のような楽しさや心のトキメキが少なくなっていくことなどでも表現されます。例えば、始めて平社員から係長に昇進して給料が50万円上がった時の喜びと、部長代理から部長に昇進して給料が50万円増えた時の喜びは、全者の方が大きいということ。元金額が大きくなればなるほど、感応度が逓減していくということです。

 

 

さて、いくつか紹介してきましたが、かなり省略や表現を簡素化させて頂いている部分はご勘弁ください。

これ以外にも色々な理論がありますが、もし興味があっても診断士試験に受かるまでは、チラッと見ておく程度で十分と思います。こういった「主要論点ではないんだけど、頭に入れておきたい論点」というのは経済学に限らず、他にもたくさんあります。

今度も、B~C論点あたりをパッパッと覚えれるような記事を検討してみたいと思いますが、あくまで手を広げすぎないように、テキストにかじりついて勉強を進められることをお勧めします。

 

 

それでは、今日も1日コツコツと。

マイスターでした。

 

 



こんにちは。マイスターです。

 先日は東京都中小企業診断士協会主催のスプリングフォーラムがあり、参加してきました。大学生だった経験があった方はイメージできるかと思いますが、診断士協会主催の新入生歓迎コンパのようなものですそれがサークルでなく、東京協会に登録されている診断士の方が自主的に運営している研究会ということです。診断士として今後どのような活動をしていくか、自分で自分の歩き方を考える1つのタイミングでもありました。

やはりそういったイベントに参加したり、先輩診断士の皆様の話を聞いていると、「合格」がゴールではないということを改めて実感します、皆様はおそらく自分自身の将来への不安や、何らかやりたいことを実現するために診断士合格を1つの目標に据えられていると思います。私もそうでした。

一方、合格したら「診断士としてどのように生きていくのか?」という次の課題テーマが待ち受けています。もちろん、「企業内診断士としてやっていくの?」「転職するの?」「独立するの?」という大きな課題にも直面します。

また、独立を考えるなら考えるで「何を強みにして自分は診断士としてやっていくのか?」「どこでやるのか?」といったような課題が横たわります。どれも自分の生き方にかかわる深いテーマです。これは診断士を目指してピュアに勉強に向き合っていた時間には直面していなかった課題でした。

何が言いたいか?というと、診断士の資格取得は自分の成りたい姿を実現するための1つの手段だと思います。できれば「試験のその先」を見ながら1次試験、2次試験に望めるように考えてみましょう。「その先」が見えているかいないかが、これからの追い込み時期に踏ん張れるかどうかにも関わってくるのではないでしょうか。

さて、本題の第3回目の

「意外な”アレ”から学ぶ」シリーズ

ですが、言いたいことは一番最後に書くことにしますので、まずは以下に挙げる「数字」をご覧ください。

■試験合格までに必要(とされる)学習ボリューム

-1次試験-

受験校テキストページ数:1科目300ページ×7科目=約2100ページ

過去問:1科目約25問×7科目×過去12年=2100問 (H13~H24)

スピ問:1科目約130問×7科目=910問

-2次試験-

過去問(H13~H24):記述文字数

1事例 約500文字×4科目×過去12年=24000文字

※もっと省エネでやり切れた方もいっしゃると思いますし、実際はこれ以外にも参考文献を読んだり答練や模試を受けたりする方も多いでしょうが、一通りきちんと試験対策をしようとすると最低限このくらいのボリュームになるんですね・・・。私は受験校のテキスト「1科目300ページ×7科目=2100ページ」を頭に叩き込むというのを結構強く意識していた気がします。 ※厳密に言えば過去問は企業経営や運営管理は1科目40問程度ありますが、細かい点なのでご容赦ください。

■学習時間

勉強においては「質」も大切ですが、まずは「量」がモノを言います。(学習の質が人と比べて良いのかどうかは、自分ではなかなか把握しづらいですしね)

 ちなみに診断士の試験において、一般的に言われている合格までの学習時間数(H)は1,000~1,300Hといわれています。1日あたりにすると2.73H~3.56Hですね。とはいえ毎日仕事している人が1日3Hを捻出して勉強するはかなり大変平日で賄えない勉強量は、休日で賄っている方が多いかと思いますし、場合によっては休日のみで平日分を賄っている、という方もいらっしゃるでしょう。

 ちなみに、1年間を時間数(H)に直すと 365日×24H=8760Hです。そのうち、睡眠やその他生活必需時間を計算すると、大体1日6~7Hの睡眠時間+風呂・洗顔・食事などの時間が入るので、1日9H=3285Hは最低限、普通の生活をする上では必要な時間でしょう。また、多くの方が仕事をされながら勉強をされていると思います。毎日定時で帰れるという方も多くはないでしょうから、業務従事時間を1日8H+残業2Hの計10H×年間245日と置くと、1年間で2450H。この3285Hと2450Hを、8760Hから除くと、たったの3025Hが本当の意味での1年間に使える「自由時間」として出てきます。(もちろん移動時間なども含みますが)

 ということは、もし1年でストレート合格をしようと思ったら、1年間の「自由時間」の最低3~4割程度は勉強に充てないといけないということですね。

ちなみに私も自分の数字を公開させて頂きます。下記が私の昨年のGWの学習時間です。有難いことに私の所属している会社はGWのお休みが長く、昨年は9連休でしたので集中して学習することができました。

 4/28 10.5H
4/29 9.5H
4/30 8.5H
5/1 9.0H
5/2 7.0H
5/3 11.0H
5/4 11.0H
5/5 11.5H
5/6 6.5H  (最終日はお酒を飲んだ記憶が・・・)

合計9日間 84.5時間

せんせいのこちらの記事では「もちろんやった派」に分類されていますが、GWは勝負時として超集中していた気がします。

  

■ストレート合格の確率(期待値)

「一発合格道場」という場を借りてですので、敢えてこの数字について言及させていただきますが、こうして期待値をみるとメッチャ低いですね・・・。

 平成22年 1次15.9% 2次19.5% =3.1%

平成23年 1次16.4% 2次19.7% =3.2%

平成24年 1次23.5% 2次25.0% =5.8%

■受験校別の合格者数 (2012年度)

ちなみに診断士講座で最大の受講者数を誇るTACはHP上で合格者数をに通って発表しており、2012年は368名(本科生のみ)とのことです。 368/1220名という規模ですのでやはりTACの合格者の母数は大きそうですね(受講生の母数が多いことの表れでもあると思いますが)。一方、診断士講座を持っているLEC、大原、マンパワー、その他MMCなどの2次専門校などはどこもTACほどの規模はもっていないと考えられ、TAC以外(大変失礼なまとめ方で恐縮ですが)でまとめても300人くらいではないかと予想しています。そう考えると、独学者の合格者の方はかなり励まされる数字が出てきますね。(あくまで数字は推測です)

 ちなみに私自身も受験校にはお世話になったものの、通学をしているからとか、特定の受験校いるから有利とか不利とかはないと考えてました。(実際に一発合格道場にも平平などのように独学合格者の方もいれば、お薬ハックまっすーのようにたった半年の学習期間とかで合格した強者もいます)。学習の質の担保、カリキュラムの網羅性、モチベーションの維持など等、受験校に通うメリットもあるかもしれませんが、要は「自分が置かれている学習環境の制約の中で、最適と思われる学習方法を選び、自分で工夫してやり抜くか」だと思っています。

■診断士の登録者数と独立開業

つい先日のエコノミスト(雑誌)でも、「会計士と税理士が食えない資格になった」的な記事が載っていましたので、診断士はどうなのか?と気になっていました。ネット上のデータを拾ってみたところ、

平成23年4月1日現在の中小企業診断士の登録者数 20,191人  うち、独立者数(プロコン) 27.6%
そのため、計算すると「市場では5,576人が独立されて活躍している」という計算になります。

 ちなみに診断士の統計という観点では以下に少しデータが乗っていますのでこちらもご参考にください。

http://j-net21.smrj.go.jp/know/s_hiroba/enquete/

ちなみに対比として、税理士もあげてみたいと思いますが、平成16年4月現在 税理士資格取得者73,725名となっています(第5回税理士実態調査報告書)。少し古いデータなので、その後の合格者を足して80,000名程度と定義してみましょう。また、税理士は独立開業率が高く、約8割が資格取得後に独立開業されているとあります。これを考えると、ざっと約64,000名が独立して税理士として活躍されているという計算になります。

やはり診断士は人数母数がまだ少ないこともありますが、圧倒的に企業内診断士の比率が高く、独立診断士にとっては市場の飽和度は他資格よりも相対的に低そう、と言えるかもしれません。一方、独占業務がないので独立開業して成功するのが相対的に難しいとも捉えられます。※ちなみに私の知り合いの税理士の方も、税理士の平均年齢は「超高い」とおっしゃっていましたが68歳が平均年齢とのことです。


■番

中小企業の社長の年齢は19年連続で上昇で、平均59.3歳とのことです。直近の年では社長交代率が3.61%で過去最低の社長交代率だったそうです。後継者不足に悩む、中小企業の実態を反映した数字になっていそうですね。ちなみに2次試験においては、

ちなみに2次試験においては、ざっくりいうと「事例企業に出てくる社長の悩みに対して、どのように中小企業診断士としてアドバイスをするか」という点が問われます。私は事例問題と向き合う時、よく社長の年齢や、性格、顔つきなどを想像して問題を解いていました。H24の事例4も事業承継がテーマでしたし、今後増えていきそうですね。

て、今回は数字をいくつか紹介に留めさせていただきましたが、お伝えしたかったのは「数字は頭に残るので、ベンチマークに役立つ」ということです。

上記は私の視点から捉えた「数字」ですが、1人1人多様な解釈が可能かと思います。例えば私の場合、受験生時代はストレート合格の期待値である「3%」という数字を意識しており、「3%のストレート合格者に食い込むには?」ということを常に考えていました。

学習時間でいうと「最低1年で1000H以上をクリアするために、1週間で20時間は確保する」と決めてやってましたし、「でもそれじゃ他の受験生の横に並ぶだけだから、どこで週に+5Hを捻出してやるのか?」みたいなことを考えていました。

1次の過去問も定着のために「3回転以上」と決めてやってましたし、模試では常に1次、2次とも合格率を前提にで「上位10%以内」を目標に置いていました。

 

 

アレレ・・・?これって何かに似ていないか・・・??? そう、これは毎日仕事でもやっているじゃないか・・・と。企業活動でいうところのKPIマネジメントと一緒ですよね。

 

「”KPI”を自分で決めて、自分をマネジメントしていただけだ」ということに自分で気づきました。

通常、KPIを達成できるようきちんとマネジメントしていけば、収益目標は達成できるものです( もちろん、設定したKPIに妥当性がある必要がありますが)。診断士試験に置き換えると「試験合格」=収益目標だとして、「ベンチマークした定量数字」=KPIみたいな所ですね。

 

という訳で、今日はかなり自分の体験談が混じってしまいましたが、もし参考になるようであれば、何か皆様も強く意識できる「KPI」を持ってみてはいかがでしょうか?目標管理がしやすくなるかもしれません。

 


それでは今日も1日コツコツと。
マイスターでした。

 

 



こんにちは。マイスターです。

今日は少し緩めの話題として「常識を疑ってみよう」ということで得意科目不得意科目について述べてみたいと思います

 

受験生のみなさんはすでに「不得意科目で失う点数を得意科目でカバーしよう」といったイメージを持たれていると思います。「学習戦略を立てる」「試験戦略を立てる」という観点ではとても大切と言われていますよね。

今日は私が受験を通して得た経験(感覚)をもとに、敢えてその考え方に警鐘を鳴らしてみたいと思います。

 

■みなさまに質問

1、みなさんには得意科目はありますか? 

自分で「得意科目」と認識できる科目を持っていることは、とても素晴らしいことだと思ってます。なぜなら、私は受験している当時、明確に自分自身の得意科目と認識できる科目がほぼなかったからです

診断士受験生にはIT系のバックボーンを持つ方が多いと思いますので、経営情報システムが得意科目(場合によっては免除)という方も多いでしょう。
また、法律系の別資格を既にお持ちの方や、財務会計は得意だよ、という方もいらっしゃると思います。

 

2、なぜ得意科目と認識していますか?

一部前述しましたが、受験生がある特定の科目に対して「得意だ!」と認識するのは、

A:診断士の勉強を始めた時点で、既に専門分野を業務で担当している (経理・IT・工場運営など)
B:診断士の勉強を始めた時点で、既に関連資格の勉強をやっていた (簿記・システム系資格・法律系など)
C:答練などを受けている中で、いつも点数が良いので「アレ、自分はこの科目が得意なのかも・・・」と気づく

といったパターンが多いと思います。

A、Bパターンに当てはまる方は、その経験・知識によるシナジーを利用して1次試験・2次試験を勝ち上がろうと考えられているかもしれません。

 

3、その科目では他の科目をカバーできる点数が取れる確信がありますか?
(1次本試験で70~80点、2次本試験でA評価以上くらい)

 

「余裕だぜ」

という方はこの先は読まなくて結構なのですが、やはりここが本質的な質問なのです。

 

A・Bのパターンですでにシナジーが利かせる自信がある 方は問題ないと思います。自身のバックボーンを裏付けに、勉強の重みづけのバランスをとって、得意科目以外の苦手科目を攻めるのもよいかと思っています。

一方、確固たる自信がない方、つまり「得点戦略に自信がない方」については、得意科目に頼らない別のアプローチが必要かもしれません。

■ところであなたの不得意科目は何ですか?

 

実際のビジネスの場では全然違うと思いますが、試験科目には大きく2つのパターンがあります。

暗記(中心の)科目=運営管理、経営情報システム、中小企業経営・政策
暗記+αが問われる科目 =企業経営理論、財務会計、経営法務、経済学

結構多くの方が「暗記科目・非暗記科目」といった認識で得意・不得意を分類されているんではないでしょうか?

ちなみに私の場合、不得意科目として薄く認識していたのは「自分が今までの経験で特に触れてこなかった科目 」でした。
つまり、生産管理・情報システム・経営法務・経済学・財務会計・中小企業経営・政策です。

って・・・ほぼ全部やんけ

その通り、、、私にとってはほぼ全部不得意科目だったのです。
いや、正確に言うと「不安」だったのです。

 

いくら受験校の授業に通い詰めてインプットしても、スピ問・過去問でアウトプットしても、答練や模試で70~80点取れていても、最後までその不安を拭うことはできませんでした。
ストレート生の方は特にこれからの時期、答練、模試などを通過していくごとに「学習の結果」が”点数”として現れるようになってきます。この点数に一喜一憂してしまうのは仕方ないのですが、あくまで経過は経過。大切なのは1科目1科目に対して「色眼鏡」を持たないことだと思います。
「やたら覚える論点多くてやっぱ法務は嫌だな」とか、「あぁ、財務会計55点だったか。やっぱり苦手だな」とか。私も振り返ってみると、この一喜一憂にともなう”自己認識”が苦手意識を醸成させ、”不得意科目という認識”を持たせたのだと思います。

 

■マイスターからの提案

受験生にとって不得意科目は「作りたくない」代物です。
少なくとも「不得意な状態では本試験には臨みたくない」・・・ですよね?

まず皆様にお勧めしたいのは、もし不得意と認識している科目があるのであれば、

不得意科目 → 「頑張っているけど”不安”な科目」

言葉の使い方を変えること。またはそこに行きつくように学習計画を見直してみてはいかがでしょうか??
幸いなことにまだ4月。時間はたっぷりあります。

 

試験の当日に「まだ不安だけど、頑張ったよな」と思えたらたぶん大丈夫です。

というのも、いざ本試験の扉を開けてみると、得意だったはずの企業経営理論が60点前後だったり、苦手だった生産管理で8割以上取れていたり、答練・模試では安定していたはずの財務会計が足きり寸前だったり。といったような「予想外のこと」がたくさん起きます!!!なんだかんだ言って「得意・不得意科目と本試験で点数が取れる取れないは相関性が高くない」「診断士試験は簡単に作られていない」ということだと思います。
診断士試験は特定の科目で際立った点数をとれる人を合格させること考えていません。もちろん有利にはなりますが、あくまで「平均的に良いこと」を求められる試験です。

 

だからこそ、不得意科目っていう言葉、自分の中から取り去れるように意識してみてはいかがでしょうか?

 

 

それでは今日も1日コツコツと。

マイスターでした。

 

 



こんにちは、マイスターです。

さて本日は、中小企業経営・政策のインプットと、1次のアウトプットに追われる怒涛の4~5月前に意識しておきたいことについてです。

中小企業診断士の2次試験は事例問題が出る、というのは皆さん既にご存じのことと思いますが、2次試験の下準備として「論理的思考力」について触れてみたいと思います。とはいいましても、私も論理的思考力なんかを語れるほどの輩ではなく、今日触れたいのはもっとシンプルで、実用的な所。「切り口」についてです。フレームワークとも言われますね。

2次試験において「切り口」を上手く考えられるかどうかというのは、事象を構造的に考え、シャープな解答を導き出す上でとっても大切なポイントです。

この切り口というのは、1つの問題(Issue)に対して、どのような観点から論じれば良いか?という問いに応えるものです。

また、モレ無く、ダブリの無く、必要な論点を押さえた解答をするためにとても重宝するものです。

中小企業診断士の2次試験は事例問題が出る、というのは皆さん既にご存じのことと思いますが、この事例問題を解くに当たり、「切り口」がパッと頭に浮かぶようになると、格段と解答がシャープなり、解答を出すまでのスピードが上がります。

また、スト生にとっては十分に2次試験の準備をしている期間はありません。しかし、早い時期でこの「切り口」の使い方を理解していると、2次試験に本格的に取り組んだ時にとても早いアウトプットの質の向上が期待できます。

 

 

「そんなこと言われても、よくわかりませんわ」

 

では、少し事例を出してみましょう。


「尊敬できるスポーツ選手とはどんな選手か?」

 

この質問に対して、どのような解答を行うべきでしょうか・・・?

例えば、「試合に優勝する人」という解答。確かに成績を残すのはスポーツ選手として評価される上で大切ですよね。では果たして、優勝して成績を残す選手だからからといって、尊敬できるスポーツ選手と言えるでしょうか?いつも優勝するけど、ファンからの人気はないかもしれません、 また選手寿命は短いかもしれません。となると、成績だけでない要素も必要そうです。

さて、そこで考えるべきが、例えばこういった切り口の考え方。

「心」「体」「技」

尊敬できるスポーツ選手として、確かな技術を身に付け、丈夫な身体を持ち、強い心を持つ。例えば、この質問に対してはこんな切り口から解答した方が、モレなく、ダブリなく、論点を押さえてシャープに解答できそうですよね。

 

 

さて、続いてもう1つ事例を出してみましょう。

「理想の男性とはどのような男性か?」

さて、男性の方はドキッとしたかもしれません。例えばこの回答も、「イケメンで、肉体美で、優しくて、収入が高くて・・」なんて私も苦笑いしてしまいそうな答えが出てきそうですが、もっと論理的に回答の切り口を考えてみましょう。

例えば、この

「恋人として」「夫として」「父として」

という切り口の考え方。確かに前述の「イケメンで、肉体美で・・・」という下りでも「ルックス」「愛情」「生活力」と切り口を整理して語れそうですが、時間軸が抜けてしまいます。「恋人として」「夫として」「父として」という論点から解答を構成した方が、モレなく、ダブリなく、論点を抑えて論述ができそうですよね。

このように、1つの問題に対して、モレなく、ダブリなく、論理的に解答していくために「切り口」を考えることはとても重要です。

※上記は勝手に考えたサンプルですので、もし「こっちの方が良い」という考え方があればコメントを頂ければと思います。

 

2次試験には定番の切り口として、例えば以下のようなものがあります。

・メリット/デメリット 「メリットは~、デメリットは~」
・新規/既存 「新規顧客に対しては~、既存顧客に対しては~」
・外部/内部 「外部要因として~、内部要因として~」
・ハード/ソフト 「ハード面としては~、ソフト面として~」
・数量/単価 「顧客数拡大のため~、顧客単価上昇のため~」
・ドメイン 「誰に、何を、どのように」
・多角化 「水平的・垂直的」    ※H24 事例Ⅱで出題
・経営資源 「ヒト・モノ・金・情報」
・マーケティング4P 「製品・価格・プロモーション・チャネル」
・QCD 「品質・コスト・納期」
・経営分析 「収益性・効率性・安定性」

 いずれも非常に使いやすい切り口なので、2次試験前までには頭に入れて、且つすぐに使えるようにしておく必要があります。実際の2次試験ではこういった切り口の考え方を、設問の制約条件に当てはめて多面的な解答ができるように活用していくことになります。

例:

設問「B社が 今後収益を向上させていくために取りうる方策はどのようなことが考えられるか?」

解答「客数向上のため~を行う。また、客単価向上ため~を行う」

といった感じですね。

 

しかし、年々と難化していくのが中小企業診断士の2次試験。過去問と同じような観点からの切り口を活用できるシーンは年々どんどん低下していくと考えてもいいでしょう。


 ではどうするか???

「この時期から少しずつ自分で使って訓練を行っていく」のが望ましいと思います。別に勉強時間を使ってやらなくてもいいと思います。

こういった訓練は普段の仕事をしながらでも出来ると思いますし、家に居てもできると思います。
大切なのは、「普段行き当たった事象に対して、構造的に捉えて考えようとする」という姿勢だと思います。

しかし、この「切り口を考える練習」という作業、やろう、やろうとしても普段は忘れてしまいがちです。。
ですので、自分の職場のデスクまわりとか、家の冷蔵庫とか「切り口を考える」とか「構造化して考える」とったメモみたいなのを貼ってみてはいかがでしょうか?これだと、何か仕事で考えなければいけないことに遭遇した時、「あ、この問題を切り口を使って構造的に考えよう」と、思い出すはずです。(多分、このように意識できたら仕事もうまくいくはず。)

 

少しずつ1次だけでなく、2次も意識して動きたいこの時期。よく2次試験の”記述”を意識して、日経新聞の春秋の要約をやっている方がいらっしゃいますが、それも1つの並行してできる準備だと思います。

うまく意識の切り分けを進めながら頑張っていきましょう

 

では、今日も1日コツコツと。

マイスターでした。

 

 



こんにちは、マイスターです。
本日は、差別化 がテーマです。

ビジネスの世界ではよく言われる「差別化」。そんな私も、今の自分の仕事でも事業をどう差別化していくか、毎日のように考えています。。。難しいですよね。差別化って。

さて、診断士試験を「差別化」という観点から眺めてみると、さらに難しいはずです。 なぜなら既に述べられているように

 ・試験範囲は想定ができ受講形態は違えど学習内容は殆どの受験生が類似

・効率的にインプットをし正確にアウトプットできた方が有利

・特別な発想をする人を合格させるのではなくあたり前の発想をできる人を合格させる
中小企業診断士試験においては、ニッチャーやチャレンジャーといった考え方が通用しない。決まり手(本試験でのアプローチ方法)は考えなければいけないものの、全員が同じ市場(試験問題)に対して、真っ向勝負の”横綱相撲”を取りにいかなければいけないということです。

では、どこで他の受験生と差別化するか?


まずはこの図を見てイメージを掴んでほしい。
 
さて、みなさんの目的は1次試験にも2次試験にも通用するような「堅牢な知識DB」を作ることです。
そこを視点に見ていきましょう。

①Inputの質の向上

例えばイサラムのこの記事で述べられているように、「自分にあったInput方法」を探り当てるのが望ましい。
目を使うのか、耳を使うのか、手を使うのか、それとも口を使うのか。語呂あわせなどはバカにできない効果的な学習方法。記憶にとっても残りやすい。
もちろん、inputの質で差はつくが学習方法は人それぞれなため、”明確な差別化”というものが図られているかどうかは分かりづらいものです。

 

②Inputの量の向上

個人的にはここが一番差別化可能と考えたいところかと。
物理的に「平日5日間の仕事時間」と、「睡眠時間」は削れないとして物理的に勉強できる時間は平日の2時間程度と、休日の半日程度。しかし、合格圏にきちんと入ってくる人はもちろん寸暇を惜しんで勉強しているのは明白です。
ではどこで差別化するか、それは隙間時間です。私は基本テキストの重要論点を小型カードに写し、
・駅までの徒歩途中で
・通勤満員電車の中で
・会社での休憩室で
・営業活動の移動中で
・風呂の中で
・寝る前で
など、いつでも見れるようにしておきました。でもこれは効果テキメン。洋服のポケットに忍ばせておけばよいのです。人間、何度もパラパラと眺めると頭だけでなく、心に知識が入ってくるようになる。Aランクの重要論点だけでも、いつも眺めることができるようになっているとずいぶん違うと思いますよ。


③知識の構造化

これはスト生にとって、「1次試験と2次試験における知識の繋げ方」という観点で考える上でとても大切。また、最近の傾向では事例風の1次問題が増えているのも事実。特に生産管理、組織論などは知識が構造化できてないと、2次試験の対策を始めた際に知識と知識がつながらず、立ち往生してしまう可能性もあります。しかし、受験生にとっての問題は自分が知識を構造化して理解できているのか、理解できていないのか?が、自分ではわかりづらいことです。ちなみに私は製造業に所属したことはないので、工場に立ち入った経験は皆無でした。
とはいえ、生産管理についてはテキストに出ていることは出ているなりに
「生産計画は需要予測がベースで・・・」「生産統制は進度・現品・余力があって・・・」
なんて、1次対策としては理解していたつもりでした。(実際、答練・模試などでも点数はとれていた)
しかし、2次試験の勉強を始めた時に「結局なんだったっけ?」と全く理解が追いつかず、事例企業の課題に対応した解決策に
対応できるようになるにはとても苦労しました。これは、まさに「知識が構造化」できていなかった証拠です。
特に主要3科目のうち、苦手意識があるものについては、特に、特に
「枝を見ずに木を見る」「木を見ずに森を見る」
という意識を持ってインプットに取り組めるといいでしょう。
「あ、これ構造的にわかってないな」ともし感じたら、テキストの内容を、自分で体系図に整理しなおしてみたり、受験校の先生に聞いてみたり、などの工夫が効果あると思います。
この辺はまた今後、2次対策の場面でも触れていきたいと思います。

④反復output

ココはいわずもがなですね。
過去問スピ問が代表例

⑤知識活用

皆様におすすめしたいのは、この⑤番です。私は、過去問をやっている時にH21にコーズリレーテッドマーケティングの問題を見つけてから、「あ、これ面白い」と思ってさっそく翌日に仕事で使ってみました。(まさかの本試験でヒット)。また、頻繁にマーケティング系のセミナー講師をする機会があったので、企業経営理論で学んだ組織論、マーケ、生産管理の知識をそのセミナーにバンバン入れ込んでいきました。そうしたことで仕事の質も高まるし、自分の頭で知識を体系化して、整理して、話すという所まで経験を詰めたので、確実に知識が定着しました。また、2次試験の記述に必要な体系的な理解が深まり、一石二鳥でした。

もちろん仕事だけでなく、例えば料理をしている時にボトルネックを探してドラムバッファーローブ意識した工程設計をしてみたり、ホテルやマッサージ店に行った時にサービスマーケの特徴(むひふかしょうじゅ)意識したマーケティング活動をしているか、等を分析できるかもしれません。こうすると、頭だけでなく、身体全体でアウトプットをして定着させることができます。『まだ中途半端な知識だから仕事で使うのはちょっと・・・』という方も気にせずバンバン使ってみましょう。


最後に・・・やはり学習範囲は広げてはいけない??

この図で一番大切なのは、どの矢印もAランクとBランクにしか向いていない所です。
もちろん、学習範囲を広げることで1次試験で拾える問題が出てくるようになる一方、「学習範囲を広げる」という方向性はリスクが高く、差別化にはなりづらいということですよね。 ここでもあるように、Aランク・Bランクの問題群が8割抑えられれば本試験で5割以上は確保できます。また、2次試験は基本的にそんなに細かな知識をテーマにした出題をしてきません。2次試験が主眼においているのは細かい知識ではなく、中小企業診断士としてのコンサルティング力です。

頻出Aランク(と少しのBランク)の知識を「構造化」して考えて引き出せることができれば、基本的には妥当性のある解答が導き出せる構成になっています。

まだ3月。各科目の基礎を固める時間はあります。みなさんも自分なりに何で「差別化」できるのか。その方法を考えてみてはいかがでしょうか ?

それでは、今日も1日コツコツと。


マイスターでした。


こんにちは。マイスターです。

そろそろ3月。4月以降のスパート時期に向けて万全の準備をしていきたい時期です。 タイトルの通り意外な”アレ”から学ぶシリーズ2連発ですが、 今日も張り切っていきましょう。

道場セミナーももうすぐです。予約がまだの方は急いでくださいね!

<もしも、あなたが野球チームの監督だったら?>

いきなりですが、ここで質問
あなたがもし野球チームの監督だったら、自分のチームにはどんな選手が必要だと思いますか??

例えば、

1、コツコツとヒットを積み重ねるアベレージヒッター
2、送りバンドが得意なチームワーカー
3、とにかくケガなく試合に出続ける鉄人選手
4、ここぞというチャンスで出場し、チームを得点に導く代打要員
  
多分、少し野球を知っている人であればイメージできますよね。
ああ、1はイチローで2は宮本とかかな。3は金本で、4は元木、みたいな。
(全く野球がイメージできないという方には申し訳ありません。 でもまだチャンネルは変えないでください。)
  

さて、続けてピッチャーの視点から見てみると、

5、スタミナがある先発完投型のピッチャー
6、きっちり相手の4番を打ち取るワンポイントの中継ぎピッチャー
7、負けが確定している試合を最後まで投げ切る敗戦処理投手
8、試合をピシャッと閉める抑えの切り札
さて、お待たせしました。
大切なのはこの先です。

<診断士試験との共通点は??>

実は、よく考えてみるとこの様々な野球選手のタイプが
”持っている能力”って、診断士試験本番で求められる能力
似ていませんか?

1つずつ解説していくと、

1、コツコツとヒットを積み重ねるアベレージヒッター

→ 問われた設問(投げられたボール)に対して、高い確率で正解すること

2、犠牲バンドが得意なチームワーカー

→ 難しい設問を捨てても解ける問題を確実に取って点数を稼ぐ全体俯瞰力

3、とにかくケガなく試合に出続ける鉄人選手

→ 事故を起こさずに、いつも通りの力を出せる体調管理、メンタル管理

4、ここぞというチャンスで出場し、チームを得点に導く代打要員

→  ここ一番の勝負どころで力を出し切れる集中力

5、スタミナがあって先発完投型のピッチャー

→ 丸2日の1次試験を難なく乗り切る気力・休息力

6、きっちり相手の4番を打ち取るワンポイントの中継ぎピッチャー

→ 基本問題に混じる急所・難所問題のいつくかを正解に導く差別的知識

7、負けが確定している試合を最後まで投げ切る敗戦処理投手

→  問題を見た瞬間に『嗚呼、ダメだ』と思っても、最後まで諦めない粘り

8、試合をピシャッと閉める抑えの切り札

→  気を抜かずに試験時間終了まで見直しを行う試験のクロージング力
 
<いかに必勝態勢で試合に臨むか>
そう診断士の1次試験、それは試合なんです。
しかも、プロ野球のように年間130試合もありません。
1試合のみの1発勝負。
さながら負けたら終わりの高校野球。
だからこそ、タイプが偏った選手ばかりじゃなくて、色々な能力(強み)を持った選手をフル動員して必勝態勢”で臨まねばなりません。
日々のインプット、日々の過去問などでのアウトプット、答練や模試で意識して取り組まないと本試験に立ち向かうための様々な能力が身に付いていきません。1時間という試験時間を想定して、できるだけ普段から”試合”を意識した”練習”をしましょう。

そして、沢山の練習試合(答練や模試)もこなしておきましょうね。
私は、本試験直前の答練で、今まで60点以上で安定していた財務会計が36点という結果になり、最後の最後で本当に焦りました。
第15問でちょっと難しいNPVの計算が出てきたのですが、ファイナンスから解くことを決めていた私はそのNPVの問題になんと10分以上を費やしてしまい、完全に時間配分をミス。(しかも結局解けない)焦りから、きちんと1問1問に集中できずに撃沈という結果になりました。
「こういうことがある」と経験でき、本試験でも慌てずに済んだ経験があります。
<変化への対応力も問われる>

 

もちろん診断士試験では”知識”が第一に問われる試験ですが、出題委員の先生方の変化球にも難なく対応できる心の余裕や、突然変わる試験傾向に対応できる変化対応力なども求められます。
地球の歴史も、企業の栄枯盛衰もこれを物語っています。
「強いものが生き残るのではなく、変化に対応できた者が生き残るのだ」
例えば、突然主力選手がケガをしてしまった時にどんな対応を取れるか、これも名監督と呼ばれるためには乗り越えなければいけない壁です。

-今日の結論-

・いまのうちから本試験を想定した勉強をしておくこと
・色々な能力を意識して身につけていくこと
・突然の傾向変化への対応も意識していくこと
現時点では上記のポイントを意識して、対策を進めていくのが吉。

<ちょっとだけ2次試験>

そろそろストレート生の中にも意識し始めてる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もちろん、今日の記事の中にも2次試験との共通点は満載です。
しかし、過去に道場でも多数の方が述べているように、二次試験は一次試験と同様の能力が求められつつ、大部分は異なるコンピテンシーが求められます。
例えば、

キャッチャーの要求したコースに投げ分ける正確なコントロールを持つピッチャー

設問要求に対応したエッセンスを的確に盛り込み、解答を書いていく

守備全体を見渡し、全体最適な指示を出すキャッチャー

設問構造を意識して、事例のストーリーを捉えて解答をする
など、、、が挙げられますがこの辺は次の機会に。
最後に、でも1人だけ現実の野球の世界では必要な存在ですが、1次、2次に共通して、診断士試験においては不用な選手がいます。
それは、
「試合の流れを一発で変えるホームランバッター」
です。理由は・・・みなさんわかりますよね??
そう、必要なのは”積み重ね”ですし、試験本番でも一発逆転なんてことは起こりません。
(奇跡の強運を持っていれば、ヤマも当たるかもしれませんが・・・)
試験本番に必勝態勢で臨めるように。
今日も一日コツコツと。
マイスターでした。


こんにちは、マイスターです!
これから道場4代目の一員として執筆させて頂きます。どうぞ宜しくお願いします !

合格体験記プロフィールはこちら。

 

そんな私も受験生時代は毎日のように一発道場ブログを食い入るように見ていました。

・どんな勉強法がいいのかな?

・どんな風に覚えたらいいのかな?

・試験に向けての気持ちの持ち方、アクセルを踏み方など、参考になる情報はないかな?

とってもとってもお世話になった一発合格道場なので大変恐縮ですが、ハッキリ言います。

「道場に答えを求めにくる」
→残念ですが事例はあっても答えはない。探しても探してもあなたにとっての“合格への答え”は見つからないでしょう。

「道場にヒントを求めにくる」
→ OK。でもヒントを自分なりに活用できないなら見に来ている効果は薄い。

 あくまで道場は学習設計、学習ノウハウの調達、学習の進捗管理のベンチマークとするなど、答えでなく、ヒントを探しにくる所と考えたい。

今の時期に、みなさんに大切なのは、自分で能動的に学習計画を立てて、毎日実施をして日々新しい知識をインプットして、アウトプットすること。

自分のプロセスを繰り返すことで、強固な知識の橋げたを作り、その「知識の橋げたの作り方のヒント」道場に探しにくるイメージを持ってもらえるといいと思ってます。

-学習設計どうしてますか?-

さて、本題。今日は学習設計についてです。まずは下記の図を参照。

もちろん学習設計が大切なことはわかっているはず。そして学習設計の考え方もひとそれぞれ。

では、学習設計って何を元にしてやっていますか??

 

-意外な”アレ”が診断士の勉強に似ている?-

そろそろ今年の就職活動戦線も本格化してきました。就職氷河期と言われて就活で疲れはてている学生も多いと聞きますが、昨今の景気動向は回復基調にあります。内定率が上がらない大きな理由として
①大手企業の外国人採用の拡大
②安定志向の蔓延で中小企業とのマッチング機会の減少
等が叫ばれています。「優秀な人材の採用」。これも大きな中小企業の大きな課題ですよね。

 

さて、その話題はさておき、恐らく就職活動を経験されている方はわかると思いますが、あなたが就職活動をしていた頃、
どんなことをしていましたか?

 

・・・思いだせない・・・という方も多いはず。

おそらく多くの方にとって「企業研究」「職種研究」「自己分析」「エントリーシート」「面接(対策)」などが就職活動に際して必要な活動でした。

(私も当時は必死で就職活動に取り組んだ思い出があり・・・)

 

でもこうして見てみると・・・

アレレ、なんかとっても中小企業診断士の試験とそっくり。そうなんです。似てるんです。

 

-今こそ「自己分析」のススメ-

特に今回触れたいのが「自己分析」。図で見ても「全て活動の土台」であり、「一番最初にやるべきこと」に位置づけられ、個人的にも自己分析はとっても大切だと思います。

 

この道場では過去に何度も伝えられていますが、

・試験範囲は想定ができ、受講形態は違えど学習内容は殆どの受験生が類似
・効率的にインプットをし、正確にアウトプットできた方が有利
・特別な発想をする人を合格させるのではなく、あたり前の発想をできる人を合格させる

といった中小企業診断士の試験特性を考えれば、やることはこの3つだけ。

 

①「自分が質を高められる方法で」
②「必要と思われる量の勉強を」
③「とにかく続ける」

 しかし、ここが一番の難しい所。

①    質を高めるためには「自分に合った勉強方法」が必要
②    量をこなすには「自分なりの学習時間と学習環境の確保」が必要
③    とにかく続けるには「高いモチベーションと、強い意志」が必要

 

これは就職活動でも一緒。自分という人間の特性や、自分の本当にやりたいことと
会社の理念、ビジョン、業種、職種は合っているかどうか。ここがマッチしていないと、そもそも採用されないし、
運よく入社してもミスマッチが発生しやすい。
だから自分自身をきちんと分析する、「自己分析」が入口であり、一番大切でもある。

 

今のあなたの状態は?

・今の勉強方法はあなたに合ってますか?勉強していて違和感はないですか?
・量がこなせる学習環境を作れてますか?
・学習の負荷をどう捉えてますか?コントロールできていますか?
・自分にとって意味あるマイルストーンを設定していますか?
・この勉強をしているモチベーションの源泉を認識していますか?
・今、本当にやるべき勉強はやりきれていますか?

自分の学習設計自分のマインドがイマイチ認識できていないな~、と感じる人はもう一度時間を取って「自己分析」
してみてもいいと思います。人間、自分のことを分かっているようで、実は意外とわかっていないもの。
自分自身の生活環境、仕事とのバランス、学習に対するノウハウの有無、モチベーションの水準などなど・・・・
早い時期に自分の外部環境と内部環境を分析して、自分なりの取り組み方やプロセスを固めていきましょう。

大切なのは・・・

「自分を知り、自分にあった学習設計をして、決めたら迷わず突き進む」こと。

(でも、柔軟に新しい情報に触れて修正していくのも一方で大切ですけどね) 

自分を知った上で、どう学習設計をするのかは、道場の記事合格体験記・未合格体験記はとってもとっても参考になりますので、
ぜひ色々情報を探してみて頂き、ヒントを得てみてください。

 

 

では、「今日も1日コツコツと」

マイスターでした。


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