投稿者「 » TOM」の記事



一発合格道場の読者の皆さま、こんにちは、TOMです。

本日お届けするのは一次試験・二次試験突破のポイントを押さえ、PDCAをキッチリ回して見事ストレート合格を果たしたさおさんの体験記です。スルメのように読めば読むほど「味」があります。

それではどうぞ。

=====寄稿ここから=====

(0) 受験生情報

名前(HN):さお
年齢:33歳

(1)診断士に挑戦した理由・きっかけ

この資格の存在を知ったのは、前職の先輩が勉強していたためです。論理的な考え方をする先輩だったため、考え方の源泉がこの資格にあるのでは、と思いました。

しかし、激務&家庭の事情により受験には至りませんでした…。

時は流れ数年後、転職して業務範囲が広がったことで知識不足を痛感。勉強時間の確保もできそうだったため、受験を決意しました!

(2)学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目

知識
・仕事が販売促進のため、店舗管理とマーケティングは断片的な知識あり
保有資格
・診断士試験に役立ちそうな資格はなし
得意科目
・運営管理(店舗管理部分のみ)
不得意科目
・情報・法務

(3)学習スタイルとそのメリット・デメリット

TACストレート本科(土曜日、週1回)へ通学しました。

①メリット
・学習ペースが保てる、仲間ができる、自分のレベルを肌で感じられる
②デメリット
・毎週土曜がつぶれる、周りのペースが気になる、お金がかかる

メリットとデメリットは表裏一体です。しかし、デメリットにより勉強に対して強制力を自分に課すことができると思ったので、通学を選びました!

(4)合格までの受験回数、学習時間とその作り方

①学習開始時期と受験回数
・2016年10月から学習開始し、2017年ストレート合格
②一次学習時間
・900時間
③ニ次学習時間
・260時間(1次試験前:50時間、1次試験後:210時間)

【平日】
仕事後に約3時間を目標。「今日の仕事は▲▲」という漠然とした計画ではなく、「●時に帰るためにはどう効率よく仕事を進めるか」を常に考えながら早帰りに努めました。

【休日】
約7時間を目標。昼間に集中し、夜は飲みに行くなどで息抜きしていました。

ちなみに朝勉にも挑みました。起きたら高級チョコ食べる!とエサで釣ったものの、挫折しました(笑)巷では、様々な勉強時間確保の方法があふれていますが、自分に合った方法に落ち着きました。

(5)合格までの学習法

①1次

【2016年10月~2017年5月/全科目1回転目の時期】

勉強の流れ
テキストをざっと読む(大枠の把握)→トレーニング(解くというよりも答えを確認する)→授業→スピードテキスト1~3回転(知識を定着)→養成答練

ノート作り
情報(横文字アレルギー克服)、生産管理(大枠で捉えた方が論理的に覚えられそう)、のみ作りました。

過去問
あまり手が回りませんでしたが、この時期は養成答練レベルの基礎知識をしっかり定着させることの方が大事なはず、という判断をしました。

参考文献
財務が苦手で、「ざっくり分かるファイナンス」を仲間に教えてもらいました。ただの公式暗記ではなく、理屈で考えられるようになりました。もともと数字が好きなこともあり、問題を解くことが楽しくなりました!

養成答練
80点、上位2割を目標にしていました。通っていたクラスでは、得点域ごとにその場で挙手する制度Σ(・□・;)!絶対に上位で手を挙げたいという負けず嫌いが功を奏し(?)、全科目とも上位2割には入っていました。

【2017年5月~6月/2回転目~模試前まで】

スピードテキスト
4月以前に間違えていた問題を中心に復習しました。

過去問
毎週2科目を同時並行で進めました。2回転以上はしたと思います。

完成答練
70点、上位2割を目標にしていました。仕事が繁忙期で目標達成ならずでした…。

【2017年7月~8月/直前期】
科目ごとの勉強時間配分の目安を立てる。
養成答練、完成答練2回、模試の計4回分の結果を一覧化しました。①順位②中央値との得点差③皆の正解率50%以上なのに間違えた問題の数、この3つを指標として分析し、強化科目を決定しました。①がよくても③が悪い科目は要注意です。

過去問
とにかく何回転もしました。毎回正答する問題は徐々に除外していき、解くべき問題を絞り込んでいきました。

ノート作り
いつまで経っても覚えられない部分や、財務と経済の言葉の暗記部分のみ、ノートにしました。これがいわゆるファイナルペーパーの元になりました。

②2次筆記

勉強会
5月までは、たまに実施していました。考え抜く練習になったこと、思い込みの怖さを知ることができ、大事な時間でした。ただ、1次試験後は、お断りしていました。不安にはなりましたが、今の私には不要という判断を実はしていました。その理由は後ほど。

過去問を解く
最終的には、平成23~28年分を1~2回転しました。(事例Ⅳはもう少し遡りました。)解いた事例数は少ない方だと思います。一定の指針としてふぞろいで採点しました。徐々に多数派の回答が書けるようになり、論理的思考よりも、文章構成や表現力など書く力の強化が課題でした。そのため、勉強会ではなく、1人で勉強する時間を重視しました。

過去問を分析する
a 年度別ではなく各設問ごとに横串で見て、各事例の特徴をつかみました。
b 模範解答でよく使われている表現や言葉を抜き出して、ストックしました。
c  設問の聞かれ方と、回答すべき要素のパターンを把握しました。
これでかなり頭が整理され、「妄想しない」「ちゃんとした文章を書く」この意識を強く持つようになりました。

③再現答案

当日すぐに書きました。というよりも、もう書く気力がなかったのでスマホでメモに打ち込みました。(そのままデータ化できるので良かったです!)

(6)学習時・受験時のエピソード

5月からの直前期には、遊びの予定も後ろ倒しに…趣味のダンスもお休みし…色々我慢して集中しました。やっぱりストレート合格なんて無理に決まってる…という諦めの気持ちと、落ちたら婚期が遅れる…という気持ちの狭間でなんとか耐え抜きました(笑)

そして一次試験直前には、湯島天神で人生初めての絵馬を体験!しかし「診断士」を「診断師」と書き間違えてしまい、神様に見放されるのでは…と心配になりました(笑)

(7)これから合格を目指す方へのアドバイス

勉強を始めたときは、道場の合格体験記を読み、自信をなくしたこともありました。なぜなら、自分を分析し、勉強の計画を立て…1人で大きなプロジェクトを回せるくらい能力の高い人達に感じたからです。しかし、振り返れば、勉強しながら自然とできるようになったのかな、ということです。

だから、くじけそうになっても諦めずに勉強し続けられる環境作りをまずはしてください!きっと道は開けていくと思います!

=====寄稿ここまで=====

如何でしたでしょうか?

私が感じたさおさんの素晴らしいところは以下です。是非参考にしてください。

  • 自分が強化すべき点をしっかり押さえた上で学習計画を立案し、確実に実行する。
  • 一次試験・二次試験ともに過去問を複数回取り組む。
  • 一次試験では「間違えてはいけない問題」を無くすための努力をしている。
  • 二次試験では漫然と問題を解くのではなく、「事例の特徴」や「何を書くべきか」を意識した学習を実行している。

さおさん、体験記をお寄せ頂きありがとうございました!


さて、本日で私の投稿も最終回となりました。
また、一年間お付き合い頂きましてありがとうございました。

自分自身の受験生活とこの一年間の投稿を振り返ると、さおさんの寄稿の最後に”プロジェクト”という言葉が出てくるように、私も診断士試験は正に”プロジェクト”だと思います。

一般にプロジェクトには様々な人が関与します。では『診断士試験合格プロジェクト』での皆さんの役割は何でしょうか?

皆さんはこのプロジェクトをリードする”プロジェクトマネージャー”だと私は思います。つまり、皆さんは様々な制約条件(例:仕事や家庭、使えるお金、利用できる学習方法など)を自らマネージし、プロジェクトを成功に導く役割を負っています。

そうしたタフな役割を果たすには色々な要件が求められますが、私が必須と考えるのは以前お伝えした「やり抜く力」です。なぜ診断士になりたいと思ったのか、挫けそうになったらそれを思い返して下さい。前に向かう意欲が湧いてくるはずです。

皆さんが今年の12月に晴れ晴れとした顔をされることを祈念して私の投稿を終えたいと思います。

引き続き9代目の一発合格道場をよろしくお願い致します。

以上、TOMでした。

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一発道場の読者の皆さま、こんにちは、TOMです。

皆さん、体調は大丈夫ですか?
このところ、インフルエンザが猛威を振るっているようで、子供の通う学校では学級閉鎖がありました。残念ながら私の子供にも移ってしまい、今、子供の世話をしながら、この投稿を纏めています。まだまだ一月ですが、体調を崩すと学習のペースも乱れます。マスク・手洗いで感染しないよう予防に努めて下さいね。

さて、本日はmasa34さんの合格体験記をお届けします。masa34さんはご自身のこれまでの経験などを強みに、限られた時間を活用し、診断士試験のポイントを押さえられて、独学で見事一発合格をされた方です

それではどうぞ。

======寄稿ここから======

(0)受験生情報 名前(HN)・年齢

masa34
46歳 男

(1)診断士に挑戦した理由・きっかけ

IPO(新規上場)準備の業務を担当するために現在勤めている会社に転職し、JASDAQ市場へのIPOと東証2部・1部への市場変更を実現しました。

今後は、これまでの経験を活かしIPOを目指す中小企業を支援する仕事をしたいと考え中小企業診断士に挑戦しました。

(2)学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目

これまでの職歴で、コンサルティングファームでのコンサル業務や事業会社での経営企画業務の経験がありましたので、財務・会計や企業経営理論、経営情報システム、経営法務に関する知識は多少ありました。

  • 保有資格:税理士試験科目合格(簿記論・財務諸表論)、IPO実務検定(上級レベル)、情報システムアドミニストレータ
  • 得意科目:財務・会計
  • 不得意科目:中小企業経営・中小企業政策

(3)学習スタイルとそのメリット・デメリット

  • 学習スタイル:1次・2次とも独学

①メリット

費用を抑えられることに加え、自分自身の得意不得意や学習の進捗状況等に応じて学習内容を柔軟に調整できることがメリットだと思います。

②デメリット

試験に関する情報を適時適切に入手するのが困難なことがデメリットだと思いますが、この中小企業診断士 一発合格道場のサイトから有益な情報を得ることができたので、そのデメリットを補うことができました。ありがとうございました!

(4)合格までの受験回数、学習時間とその作り方

①学習開始時期と受験回数

  • 学習開始時期:2017年2月
  • 受験回数:1次・2次とも1回

②1次学習時間:不明

平日は、仕事がありますので確実に時間が確保できる出勤前の早朝に勉強していました。週末は、平日の学習が計画より遅れた場合のみ遅れを取り戻すために勉強時間に充てるようにしていました。週末に家族サービスの時間が確保できるように、平日に計画通り勉強するように心がけていました。

③2次学習時間:不明

2次試験前も出勤前の早朝に時間を確保して勉強していました。2次試験前の週末は、試験までの期間が短かったため、家族サービスの時間を少し減らして勉強時間に充てていました。

(5)合格までの学習法

①1次

スピード問題集・過去問を解き、間違えた項目をスピードテキストで確認する方法で学習しました。

暗記が重要な科目(中小企業経営・中小企業政策、経営法務、経営情報システムなど)は直前期に集中して取り組み、試験当日に暗記できている項目を増やすよう工夫しました。

②2次筆記

過去問を制限時間内に解き、ふぞろいな合格答案で考え方・書き方等を確認する方法で学習しました。

事例Ⅳについては、事例Ⅳ計算問題集を繰り返し解き苦手論点を無くすように努めました。

③再現答案

作成しておりません。

(6)学習時・受験時のエピソード

2次筆記試験 事例Ⅳの残り数分の時点でケアレスミスをしていることに気付き、慌てて再計算しましたが結局修正できませんでした。

今年の事例Ⅳは難しい問題が多く、確信を持って解答できた数少ない問題でのケアレスミスでしたのでショックでしたが、なんとか合格することができてほっとしました。

(7)これから合格を目指す方へのアドバイス

1次試験は、学習する範囲が非常に広く、難易度も低くないため、限られた時間の中で効率的に学習することが必要になります。7科目平均60%以上得点できれば合格なので、7科目の全項目を満遍なく学習するのではなく、ご自身の知識や理解度等に応じて学習する項目を取捨選択し、学習の進捗状況と試験当日までの時間等を考慮して計画的に学習を進めることが重要だと思います。

一方2次試験は、合格基準上は1次試験と同様に絶対評価のように見えますが、実質的には上位20%程度が合格する相対評価であると考えられますので、他の受験生との差別化が必要になります。事例Ⅰ~Ⅲは、1次試験を突破した者なら知識量で差が付くことはあまり無く、読解力と文章力が試される試験になります。制限時間内に与件文と設問文から解答すべき骨子を導き出し、それを解答としてまとめる文章力を身に付ける必要がありますが、ある程度準備して臨めば2次試験受験生の中で大きな差が出ることはあまり無いと思います。しかし事例Ⅳは、計算問題を続けて解けなかった場合には大きな差となり合格が難しくなりますので、事例Ⅳの苦手論点をなくすことは非常に重要だと思います。そのためには、事例Ⅳ対策用の計算問題集を1冊選び、その問題集を繰り返し解くことで苦手論点をなくすようにすると良いと思います。

======寄稿ここまで======

如何でしたでしょうか?

私の感想は「いやはやスゴイ」です。体験記の情報から推察するに、実に無駄がありません。迷走しながら何とか合格した自分からすると、仰ぎ見る合格者です。皆さんもなかなか真似をするのは難しいと思われるかもしれません。しかし、以下が参考になると思います。

  • 経験を上手く活用する。(経験は必ずしも一次知識とは一致しません。諸刃の剣です。)
  • 診断士試験の特徴を押さえている。
  • 一次試験は過去問からテキストに戻る。各科目の取り組み方にメリハリを付ける。
  • 二次試験は過去問と「ふぞろい」を参考に事例Ⅰ〜Ⅲの合格レベルの答案を身につけ、事例Ⅳも苦手にしない。

masa34さん、体験記をお寄せ頂き、ありがとうございました!

以上、TOMでした。

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一発道場の読者の皆さま、明けましておめでとうございます。TOMです。

皆さん、初詣はされましたか?
私は初詣先で引いた”おみくじ”で「願いを叶えたいならば、不断の努力を怠るな」と諭され、緩んだ気持ちにガツンと気合いを入れられた次第です。ロックも「一年の計は元旦にあり」と述べているように1月はこれまでの自分を見つめ直し、新たな活動を起こす契機になります。まだ今年の計画を具体的に立てられていない方はぜひご検討ください。

さて、本日はzenzenさんの合格体験記をお届けします。
zenzenさんはまさにご自分を見つめ直し続け、合格を勝ち取られた方です。

それではどうぞ。

======寄稿ここから======

(0)受験生情報 名前(HN)・年齢

zenzen
こじらせ気味の氷河期世代。色々残念な人ですが、正直に記します。

(1)診断士に挑戦した理由・きっかけ

最初に受けた時は
転職のための足掛かりにしたかったから。

再挑戦時は
綺麗な理由
勤務先の代替わりが近づき、この資格を使って自分のためにも会社のためにも何か出来るのではないかと考えたから。
綺麗ではない理由
今の経営陣の考え方があまり好きではないので、論理的に提言するための力が欲しかったから。

(2)学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目

製造業の情報部門に所属しているので、運営管理と経営情報システムはそれなりに出来ると思っていました。経済学・財務会計は全く分からない状態でした。

(3)学習スタイルとそのメリット・デメリット

再挑戦1年目 完全独学 模試のみ受験
再挑戦2年目 AAS通信 タキプロ勉強会
再挑戦3年目 タキプロWeb勉強会

<独学のメリット>
自分のペースで進められることです。それぞれ得手不得手があるので、網羅的に予備校の授業を受けるよりは、配分を自分で決めた方が診断士的には良い気がします。予算制約線の中で最大効用を目指す訓練というべきか。周りと自分を比べて不安定になったり、必要以上に情報に振り回されたりしがちな方は、独学を選んだ方が良いと思います。

<独学のデメリット>
デメリットは特には無かったのですが、事例Ⅳだけは一通り習った方が早く克服できたかも、とは思います。情報収集はネットや書籍、セミナー参加で十分補えます。

<AAS通信のメリット>
私は最も安い「合格指南塾」というコースを受講しましたが、ここで「読み方」「書き方」を確立できたように思います。「要約練習」「設問分解」「与件分解」「ダメ文校正」という4パートを週1問のペースで回していきます。ペースメーカーとしても有効に感じていました。分量は少ないので、忙しい方でも手を出しやすいのではないかと思います。

<AAS通信のデメリット>
自分が受講したものについてしか言えませんが、必要な要素を分解した上でトレーニングするような講座なので、これを踏まえた上で実際に問題を解くことが重要です。これだけやっていれば大丈夫というものでは無いと思います。

<勉強会のメリット>
合格者のレベル感及び合格答案のレベル感を知れることです。
また、ダメ答案には突込みが入るので、自分の思考の浅さを思い知る良い機会になりました。

<勉強会のデメリット>
受験生のレベル差が大きい場合、下方に引っ張られることがあるかも知れません。私は何度か足を引っ張った自覚があります。ごめんなさい。

(4)合格までの受験回数、学習時間とその作り方

①学習開始時期と受験回数

2007
4月ぐらいに資格の存在を知り、ほとんど勉強せずにお試し受験。意外にいけるのでは?と思ったのが運の尽き。
2008
独学で勉強するが、合計約400点で1次敗退。舐めている。
2009
リーマンショックの影響で転職環境激寒。心折れる。
2010-2013
空白期
2014
リハビリ受験。企業経営理論のみ科目合格。
2015
道場と出会い、本気の一回目(今更?)1次合格、二次不合格。
2016
二次不合格!
2017
もうこれで最後にさせて下さい・・・と泣きの一回。1次合格、2次合格。

実際には真面目に勉強したのは直近3年だけです。
受けただけの回数を含めると、1次試験6回。2次試験3回。

②一次学習時間
2015年550時間、2017年400時間ぐらい。

③ニ次学習時間
2015年150時間、2016年400時間、2017年150時間ぐらい。

平日は朝に20分から30分だけ財務会計の問題を数問解き、仕事が終わってから約2時間ぐらいのペースです。休みの日はまちまちで、0から最大12時間ぐらいまで。

 (5)合格までの学習法

マンネリ感を打破するべく、ありとあらゆる場所で勉強しました。自宅、会社の休憩時間、図書館、喫茶店、コワーキングスペース、ファミレス、公園のベンチ、電車の中、病院・理髪店・飲食店の待ち時間など。

自分でテキストを読んで音声を取り込み移動中に聞く、ポケテキと二次の問題をプリントしたものを持ち歩くなどして、隙間時間を利用していました

①1次
主に過去問回転です。とにかく重要論点を潰すだけで合格ラインは超えられると思います。
2015年は5年分×5回、2017年は5年分×3回+TAC模試3年分×3回ぐらい。

②2次筆記
過去問、ふぞろい(2016-)、AAS通信(2016のみ)、タキプロ勉強会(2016のみ)web勉強会(2017のみ)

2016年は、40分トレーニングと称して与件文を読んで解答骨子を作るまでを意識してトレーニングしていました。解答は書きません。書き始めるときにはほぼ勝負はついている気がしたので、それまでの段階を固めようと考えていました。この年には結果は出ませんでしたが、解答パターンを安定させることには大きく寄与しました。

最終年は如何に各事例企業を深く掘り下げるかだと考え、あまり回転はしませんでした。とにかく読んで理解すれば「考える」「書く」はどうにかなると信じることにしました。恐らくここがターニングポイントだった気がします。「信じることにした」これは今までの自分では出来なかった思考パターンのように思えます。

③再現答案
水曜日まで作成を持ち越してしまったため、再現率70%ぐらいではないかと思います。

(6)学習時・受験時のエピソード

2015年の話は不合格体験記が掲載されているのでそちらを参照していただくとして、2016年から話をします。

2015年の2次試験ではA判定が一つもなく、これをどうすればA判定に引き上げられるか、ということが大きな課題でした。独学での限界を感じていた私は、外部のリソースに頼ることにしました。前述にもあるように、取り組んだのは以下の3つです。

  • ふぞろい
  • AAS通信
  • タキプロ勉強会

これらの取り組みで、合格答案のレベルというものはある程度掴めていたと思います。

2016年2次試験

事例Ⅰは普段どおり、事例Ⅱと事例Ⅲは上手く対応できなかった。事例Ⅳは一年前よりはマシ、という試験直後の認識でした。凄く悪いということは無いけれど、上位20%に入ることはないだろうと、不合格を想定していました。結果はABBDで、事例Ⅳ以外は自分の感覚はそう間違っていないと感じていました。

2017年は大阪開催の道場イベントに皆勤しました。ここで得た数々のきっかけが、大げさでなく私を合格に導いてくれたと思います。

大阪春セミナー

①「辞めてみれば」

セミナー当時の私は驚くほどモチベーションが低下しており、GW以降の数週間を無為に過ごしていました。

全くやる気が出なくて困っている」と完全に困った人の相談をしたところ、6代目うみのさんから「一回勉強するのを辞めてみればいいんじゃないですか」との言葉を頂きました。「そうくるか」と思いつつ、こじらせながらも根が素直な私は、「よし、勉強しないで遊んでやろう!」と密かに心に誓います。

懇親会が終わってからがクズの本懐、本領発揮です。明け方まで飲んでネットカフェで仮眠を取り、馬券を買ってパチスロを打つというクズ時代の行動パターンを再現してみました。ところがこれが全く楽しくなかった。勉強した方がマシとしか思えなかった。(違う遊び方をしていたら別の結果だったかも知れないのが怖いところです)

②「言語化しろ」

これもうみのさんの言葉だったと思いますが、不安だったり良く分からなかったりするのは掘り下げが足りないからだと。言語化することによって、問題を対象化して掘り下げることが出来るようになり、問題解決に繋がると。(そんな意味だったと思います。間違って捉えていたら済みません)

またしてもこじらせながらも根が素直な私は、クズ回帰行動を終えた翌日「勉強しない理由」を思いつくままに列記してみました。ここで一度自分の感情を整理することで、1次試験の勉強に戻ることが出来ました

③「ヒーローインタビュー」

懇親会の2軒目、「道場」という居酒屋での出来事です。
たっしーさんからの「いやー、zenzenさん合格おめでとうございます。今回の試験の勝因は何ですか?」との無茶振りに私はこんな内容のことを答えました。(多分)「去年の二次では自分の感覚と結果が近かったので、試験との距離感は間違っていないことを確信しました。A答案とB答案の差が説明できるようになり、その後は回答が安定して、コンスタントにA答案を書けるようになりました。合格答案のレベルを掴んだことが勝因ですね」

半分はその場の勢いから出た発言でしたが、「普通に書ければA答案だな、悪くても50点はそうそう切らないな」という感覚は二次試験当日には携えていました。この「普通に書ければ」が言葉ほど簡単ではないのは皆さんもご存知の通りです。

2017年一次試験

一度受かっているだけに何とかなると思っていましたが、緊張感が強く「落ちるわけにはいかない」と勝手に自分にプレッシャーを与えていた気がします。自己採点で合格を確信したときは喜びより安堵感が先に出ました。

2018年夏セミナー

①「演習量不足!」

質疑応答のコーナーで「事例Ⅳが苦手なんですが・・・」と多年度生にあるまじき質問をしたところ、たっしーさんに軽くキレられ、「事例Ⅳが出来てない人は絶対的な演習量不足の人がほとんど」「事例ⅠからⅢは共通のノウハウが使えるけれど、事例Ⅳは別物。他の事例の3倍やってもおかしくない」との言葉を頂きました。やっぱりこじらせながらも根が素直な私は、「確かにそうだ。3倍やればいいんだ!」と事例Ⅳ克服を誓います。

②良質な問題集を手に入れる

セミナー後の懇親会でのことです。4代目はんたさんがご自身で使っていた事例Ⅳ問題集をじゃんけんで勝った人に進呈するという一幕があり、私がTACの非売品問題集を手に入れました。相変わらずこじらせながらも根が素直な私は、「これはこの問題集をやれってことだろうな」と勝手に思い、この偶然を必然にするべくその後の一ヶ月でこの問題集を3回転半解きました。結果、10月を迎える頃には事例Ⅳへの苦手意識は小さくなっていました。事例ⅠからⅢは何とかなると元々思っており、事例Ⅳにも遅まきながらようやく目処が立ったことで、「やっと事故が無ければ合格できる位置まで来れたかな。これで合格確率50%ぐらいなんだろうな」そんなことを考えていました。

2次試験

事例ⅠからⅢはそれなりにまとめられましたが、事例Ⅳは難しいと感じていました。ただ、結果的に私が合格できたのは事例Ⅳが難しかったからではないかと思います。例年のレベルなら私より事例Ⅳ高得点者が多くて上位20%に届かない、というところだったのでしょうが、今回は事例Ⅳ高得点者が少なかったために合格ラインに踏みとどまれたのではないかと推測想定しています。

事例Ⅵ

道場お疲れ会です。JCさんから圧倒的な初代のパワーを感じました。3次会でJCさんの弾き語りとルナさんの歌声を聴けたことは良い思い出です。こじらせながらも素直さを取り戻しつつある私は「自分もあんな風に歌えたら良いだろうな」とその姿を眩しく羨ましく思っていました。

合格発表日

実際に番号を見つけたときは信じられず、誇張ではなく10回ぐらい画面を見直しました。ジワジワと喜びが身体の奥底から沸いてくるようでした。

(7)これから合格を目指す方へのアドバイス

一発合格とはかけ離れた人間なのでアドバイスして良いのかどうか疑問ですが、最も有効だったのは、自分で自分の解答を添削することです。何故この解答になったのか?この解答を直すとしたらどう直すか?何故そのように直すのか?という問いに答えることが出来れば合格はかなり近いと考えて良いと思います。

最後に
再挑戦から3年、長い間一発合格道場読者としてお世話になりました。特に今年は道場イベントに参加することで多くのきっかけを貰いました。改めて歴代の道場執筆陣の皆様にお礼を申し上げます。誇張でもなく、媚びる訳でもなく、道場なしに私の合格はありえませんでした。本当にありがとうございました。いつか何処かでお逢い出来ればと思います。

=======寄稿ここまで=======

如何だったでしょうか?

私の感想は「王道」です。ご本人はかなり謙遜されていますが、以下のポイントをキッチリ押さえておられ、これから学習を始める方、また、二次試験の学習で悩まれている方に参考になる体験記だと思いました。是非、参考にして下さい。

  • 「隙間時間」をしっかり活用。
  • 一次試験・二次試験とも過去問を重視。
  • プロセスを身につける。
  • 事例Ⅰ〜事例Ⅲではご自分の答案と合格答案のギャップを埋めることに専念。
  • 事例Ⅳを苦手にしない。

zenzenさん、体験記をお寄せ頂き、ありがとうございました!

以上、TOMでした。


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受験体験記テンプレ

(0)受験生情報 名前(HN)・年齢
(1)診断士に挑戦した理由・きっかけ
(2)学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目
(3)学習スタイルとそのメリット・デメリット
・独学、通信、○○(予備校)通学
①メリット
②デメリット
(4)合格までの受験回数、学習時間とその作り方
①学習開始時期と受験回数
②一次学習時間
③ニ次学習時間
(5)合格までの学習法
①1次
②2次筆記
③再現答案
(6)学習時・受験時のエピソード
(7)これから合格を目指す方へのアドバイス

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一発道場の読者の皆さま、こんにちは。TOMです。

今年もあっという間に年末となり、皆さま、仕事や家庭など様々なことに追われ慌ただしい毎日を送られていると思います。そして、来週はいよいよ二次試験の合格発表ですね。当日しっかりとコミュニケーションが取れた方はまず合格されていると思いますので、次の準備を始めてくださいね。(準備についてはこちらをどうぞ。たっしーITOたけぴょん

また、合格・不合格問わず体験記を絶賛大募集しています。合格した方はこれから学習を始める方へのアドバイスとして一筆お願いします。残念ながら不合格となった方は自分の振り返りの為に是非体験記を活用してみては如何でしょうか?


さて、本題です。

間も無く受験校でも来年度の試験に向け二次試験対策の講座が始まると思います。そこで、受験校を利用して再挑戦される方を対象に受験校をどう選ぶかについて、実体験を基に自分の考えをお伝えしたいと思います。

これまで何度か触れましたが、私は2度二次試験に挑みました。一昨年、1度目の試験結果を見るや、どうしても翌年は合格したいと思った私は独学ではなく、ある受験校の門を叩きました。それは以下の理由からです。

【二次試験の特徴と自分の性格から】

  • 二次試験は一次試験と異なり、極めて短時間で長文の与件を読み、題意を捉え、纏まった文量の記述式の回答が求められるので、訓練と添削が必須。独学では難しいと判断した。
  • 易きに流れやすい自分の性格を踏まえると、学習のペースメーカーとなる受験校があったほうが良いと判断した。

【なぜその受験校を選んだか】

  • 元々、診断士の名前を知ったのも10年以上前に受講したこの受験校の簿記講座がきっかけ受験校自体に親しみがあり、一次試験の勉強では当受験校が販売していたテキストを利用していた。また、その年の夏の直前演習を受講していたので、答練の雰囲気もつかんでいた。
  • 通学が可能な範囲に複数の校舎があり、ネット等の通信教育もあり、勤務状況が変化してもフォローが可能だった。
  • 教育訓練給付制度が使えたので、カリキュラム修了時、所定の手続きを行えば、受講料の一部返金が得られ、金銭的なメリットがあった。

しかし、今から振り返ると一つ非常に重要なことを放置したまま、受験校を選んでしまいました。それは、以下の点です。

  • 直前演習の答練の解答や二次試験の模範解答を読んでも、あの限られた時間でこの解答を書けるようになるには相当なハードルがあるように感じていた。

皆さん、ご存知の通り、各受験校の学費は決して安い金額ではありません。受講するならば、翌年は必ずこの学費を意味のあるものにしたいと思うのが普通の感情だと思います。であれば、やはり、最初に抱いた疑問を放置したまま、安易に受験校を選択すべきではなかったというのが今の本音です。

なぜなら、結果として私はかなり迷走します。12月下旬から通学を始めた私は4月に受験校内で転校します。どうも3ヶ月強を受講しても、元々抱いていた疑問は解消できず、自分に変化が起きた気がしなかったからです。転校先の教室では既に独自の勉強会サークルがあり、アウェイ感が一杯で、気おくれもしましたが、色々な面で自分にフィットしたため、最後までそこで勉強を続けました。

転校をキッカケにより真剣に自分の学習方法を考えるようになり、主体的に診断士試験に関する情報を取りに行き、この道場ブログにも出会います。なので、別の面から見れば、良かった点もあるとは言えますが、もう一度、あの時に戻るならば、以下の考えで受験校を選びます。

  • 各受験校の二次筆記試験の模範解答を取り寄せ、解答と解説を読む。
  • 解答と解説に違和感がなく、訓練すれば自分でも試験時間内に書けそうなものを選び、受験校の候補を決める。
  • 日程、カリキュラム、テキスト、答練、添削の仕方、費用などを受験校に問い合わせ、可能であれば、実際に確認する。
  • 上記を踏まえ、総合的に自分に適した受験校を選択する。

二次試験を独学ではなく、受験校を利用して学習を進めていく事を決められた方は、受験校選択時の参考にして頂き、ご自分にあった受験校を見つけて頂ければ幸いです。また、当ブログには様々な受験校のリンク先が用意されていますので、そちらもどうぞ確認して下さい。

さて、本稿が年内最後の投稿となります。少し早いですが、皆さま、どうぞ良いお年をお迎えください。

以上、TOMでした。


合格・不合格問わず!受験体験記募集!!
一発合格道場の強みは「積み重ねられた数多くの体験記」です。
道場をつくるのは、あなたの体験記。また、あなたの貴重な経験が、多くの人たちのために役立ちます。
ぜひ、体験記をおよせください。

募集要項

対 象:H29年度2次試験合格者および筆記試験受験者(不合格者)
–> 年齢・受験年数・学習スタイル等一切不問
原稿量  :自由。目安として2,000字(原稿用紙5枚)程度
ファイル形式:Word(.docxまたは.doc)
特典   : 「一発合格道場」ブログ上で随時公開。
応募方法 : igdojo8@gmail.com までメール
※当ブログ運営趣旨に反しない限り、原則応募全員分を公開。
※原稿の著作権は個人上は放棄頂き、当「一発合格道場」に帰すものとします。

受験体験記テンプレ

(0)受験生情報 名前(HN)・年齢
(1)診断士に挑戦した理由・きっかけ
(2)学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目
(3)学習スタイルとそのメリット・デメリット
・独学、通信、○○(予備校)通学
①メリット
②デメリット
(4)合格までの受験回数、学習時間とその作り方
①学習開始時期と受験回数
②一次学習時間
③ニ次学習時間
(5)合格までの学習法
①1次
②2次筆記
③再現答案
(6)学習時・受験時のエピソード
(7)これから合格を目指す方へのアドバイス

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一発道場の読者の皆さま、こんにちは。TOMです。

 

二次筆記試験の発表から1週間近くが経ちました。晴れて合格となった方は12月17日の口述試験に向け、緩んだ頭を引締め、面接の練習に励んでいると思います。一方、残念ながら苦杯を嘗める結果となった方は、なかなか気持ちの整理がつかないとは思いますが、憂いていても残念ながら始まりませんので、早く気持ちを立て直し「今後の計画を立て、新たなスタート」を切って下さいね。

また、先日の口述セミナーにご参加頂いた皆さま、有難うございました。口述試験は合格率を見る限り、ほぼ落ちることがない試験です。しかし、常に100%の合格率ではなく、対策はやはり必要です。当代や先代の口述試験に関する投稿を参考に、最終合格を勝ち取って下さい。なお、セミナーレポートはルナが投稿していますので、こちらも是非参考にして下さい。


さて、本題です。

本日も前回に引き続き『町工場の娘』を紹介します。

前回、社内改革の実施策の例として以下3つを紹介しました。

  • 5Sの徹底
  • QCサークルの導入
  • 経営方針の策定

本日は、上記以外に著者が行なった3つの実施策をご紹介します。

【生産情報の一元管理】

社長が事業を引き継いだ際、会社には売掛金・買掛金を管理する情報システムはあったものの、受注後の進捗管理ができる情報システムはありませんでした。そのため、取引先から進捗状況や納期の問い合わせがあった時、営業担当者が工場内を駆け巡り職人一人一人に生産の進捗を確認していたため、正確な情報を直ぐに取引先に返答することができませんでした。そこで、社長は就任2年目の2005年に生産管理システムを導入します。これにより、進捗管理(生産統制)だけでなく、日程計画(生産計画)のシミュレーションも可能となり、生産中の案件の納期を考慮しつつ、他の取引先の短納期要請にも対応できるようになりました。社長はSWOT分析で自社の強みを「技術力」だけでなく、顧客への「対応力」としています。このシステム導入により、「対応力」に磨きが掛かり、顧客の信頼がより得られるようになったと総括しています。

事例Ⅲでは「情報」に関する設問がよく出題されます。C社に問題が発生し、原因が情報の流し方や共有方法にあるので、その対応策を回答する例や、これまで問題が発生していなくても、新たな取り組みを行う際、既存の情報の流し方を維持すると問題が発生するため、その対応を課題とし、対応策も問う例などです。いずれの場合も中小企業に対する助言なので、与件文を無視して、いきなり投資を伴う「情報システム導入」を対応策とするのはご法度です。しかし、「情報化」は中小企業白書でも取り上げられるように重要なキーワードですので、押さえておいて損は無いと思います。

【業務の標準化とマニュアル化】

社長は就任3年目の総仕上げとして業務の標準化とマニュアル化に着手します。2年間の活動で作り上げた業務を「維持・継続・発展」させるためです。受注・生産・納品までの基本業務を定めた「業務処理基準書」、検査手順を定めた「検査基準書」、製品の品質を定めた「品質管理基準」など複数の基準や手順を部下とともにまとめ上げます。この文書は新入社員が入社した時の教育資料ともなり、効率的な教育が可能となる別の効果も生み出しました。

「標準化・マニュアル化」は事例Ⅲ回答時に常に念頭においておきたいキーワードです。業務にばらつきがあった場合や、業務が個人やある特定の部門だけでなされている中、今後、業務を複数で行う必要が発生した場合などに使える対応策です。

【有形資産の活用】

社長が事業を継承し事業が軌道に乗った2008年、不運にもリーマンショックが会社を襲います。受注が無くなり、赤字が続く厳しい状況に陥ります。社長は已む無く社員に工場の整理・整頓(5S)や修繕を指示し、自らも参加します。この過程で社長は工場の空き倉庫をバレエ教室のスタジオに転換することを閃きます。社長は趣味でバレエを習っており、都内では高い賃料がネックとなって、バレエ教室を開きたくても開きにくい現状を知っていました。相場より安い賃料にすれば、そのニーズに対応できると考えたわけです。果たして、社長の思惑は的中し、20〜30万円/月を売り上げる収益源となりました。

少し古いですが、平成21年度の事例Ⅱでスポーツ用品店と銭湯が共同事業を行う事例がありました。平成21年は西暦で言えば2009年、リーマンショックが襲った翌年です。中小事業者が互いの資産を活かし協業しながら活路を見出すという取り組みが合致します。

なお、著者は「組織・人事」の取り組みに焦点を当てた著作も上梓しています。内容がダブるところはありますが、興味を持たれた方は、以下の一冊も手に取ってみては如何でしょうか?

人口減少が明らかな中、企業規模を問わず、「人材の確保・育成」は常に重要な課題です。その課題に対しどのように取り組んだかが紹介されています。特に逆三角形型の年齢構成だった職場をバランスの良い年齢構成に変えていく取り組みは非常に素晴らしいと感じた次第です。

以上、TOMでした。


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(2)学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目
(3)学習スタイルとそのメリット・デメリット
・独学、通信、○○(予備校)通学
①メリット
②デメリット
(4)合格までの受験回数、学習時間とその作り方
①学習開始時期と受験回数
②一次学習時間
③ニ次学習時間
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一発道場の読者の皆さま、こんにちは。TOMです。

関東近郊でもすっかりコートが欲しくなる寒さとなっていますが、皆さま、体調管理は大丈夫でしょうか?2次筆記試験から一ヶ月が経ち、今年度受験者の方は多少リラックスされたと思いますが、筆記試験の合格発表が来週金曜日(12月8日)が近づいてきた為、再び緊張感が高まってきているかもしれませんね。おそらく試験後、様々な情報が飛び交ったと思いますが、「まな板の鯉」ですので、合格発表までは試験のことは忘れて、試験以外のことに時間を使ってください。

さて、私は一向に変化のない出張生活ですが、試験合格後は出張先への移動時間を読書に充てています。前回も一冊紹介しましたが、今回は事例問題を思い出すような一冊をご紹介します。一次試験学習中の方も勉強に疲れたら手に取ってみてください。(診断士の勉強をしている方ならスッと入ってくることばかりなので、簡単に読めると思います。)

以下の一冊です。

3章で構成されており、各章を纏めると凡そ以下の内容が紹介されています。時代はリーマンショックが起きた2008年を挟んだ2004年から2013年ごろです。

  • 1章 社長就任の経緯
  • 2章 会社を守り、発展させるため取り組んだ社内改革
  • 3章 社長の仕事への考え方

1章では実家が町工場ではあったものの、主婦として生活していた著者がなぜ「社長」に就任することになったのかが紹介されています。主な内容は社長就任の経緯ですが、その経緯に絡めて、会社の創業経緯、創業者である父とその娘である著者の関係が語られます。二次筆記試験の事例で言えば冒頭の数段落に当たる箇所です。(ちなみに私はこの章を読んだ際、不覚にも涙が出そうになりました。)

2章では著者が社長に就任して取り組んだ社内改革の悪戦苦闘の様子が語られます。この著作のメインの章です。診断士受験生的にも「なるほど」と理論と実践が結びつくシーンも数多く紹介されます。例えば以下のような著者の取り組みです。

  • 5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)の徹底

社長は特に整理(必要なものと不必要なものを区別し、不必要なものを捨てること)・整頓(必要なものをすぐ利用できるように決められた場所に準備すること)を重視します。それまで社長への取り組みに意欲がなかった従業員も作業効率が改善した職場を見ることで前向きになったようです。

  • QCサークルの導入

社長は職場の人材育成・職場活性化を図るため、QCサークル活動を導入します。この活動により、積極的に社員(特に若手の)が提案できる(社長からするとコミュニケーションの場が得られる)ようになり、提案が会社に採用されることによって社員のモチベーションが向上し、同時に提案により会社自体も改善されるという好循環が生まれました。

  • 経営方針の策定

2代目として事業を承継した著者が社員とのベクトルを合わせるため、経営方針の策定を行います。事業を承継した著者にとっては会社を牽引するため、従業員にとっては、創業者の娘とはいえ、突如社長に就任した人が何を考えているのかを理解するために必要な手続きだったのだと思います。著者は自社の経営データ(40年!)を調べ上げ、SWOT分析を行い、この企業の強みを「技術力」としますが、この強みを維持するための方針として「多能工集団」というキーワードを用います。この「多能工」、中小製造業では重要なキーワードだと思います。職場に多能工が増えた場合、「多工程持ち作業」が可能になるので、以下のようなメリットが得られます。

  • 工程間負荷のバランスがとれるので仕掛品を減少できる。また、リードタイムも短縮できる。
  • 品種や生産量の変動に対応できるので、柔軟な生産体制が敷ける。

また、この章の冒頭では「事業承継」時のキビシイやりとりが紹介されています。このやり取りを一つのきっかけとして社長は社内改革に取り組み、結果的には成功を納めますが、一方で「幹部従業員や取引先(取引銀行)からの理解」が得られない中での事業承継の厳しさが垣間見えます。

まだまだ、診断士的には見逃せない取り組み事例がありますが、字数も増えてきましたので、3章と併せ、次回紹介します。

ちなみに、この一冊に出会ったきっかけは4月に参加した研究会で名刺交換させて頂いた先輩診断士の方のFACEBOOK投稿です。診断士になると情報発信・情報交換等でFACEBOOKを活用する機会が増えます。診断士に合格しなかったら、こうして手に取ることが出来なかっただろうなと感じる次第です。

なお、本日ご紹介した一冊、現在、NHKでドラマ化されています。診断士的には「陸王」も見逃せないですが、お時間あれば併せて息抜きに如何でしょうか。

以上、TOMでした。

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一発道場の読者の皆さま、こんにちは。TOMです。

朝夕の寒暖差が大きくなり秋から冬への変化を少しづつ感じる今日この頃ですが、如何お過ごしでしょうか?

私は春から企画してきたプロジェクトの年内最大のヤマ場を迎え、社内外の関係者との調整、関連書類の読み込みや起案など仕事漬けの毎日です。一方、「診断士」としての活動は不本意ながら一部を除きほぼ停止中です。昨年度合格者の同期の活躍を見るたびに「あー、何やってんだろ。」と自己嫌悪に陥ってます。

筆記試験も終わったので、「診断士登録後について何か紹介しよう・・・」と思いましたが、かような状況なので、まとまった成果もなく、具体的なことが紹介できません。ごめんなさい。

そこで、本日は来年の受験生を対象にしたアドバイスを送ります。来年の一次試験まで9ヶ月弱、二次筆記試験までは12ヶ月近くありますが、時間があるが故のアドバイスです。

最初にお題です。

  • この試験に合格するために重要なことって何でしょうか?

複数あると思いますが、私は以下の要素かと思います。

学習に関する点

  • 時間
  • 質(集中力・効率性の高低、学習方法の良し悪しなど)

本人に関する点

  • 能力(読解力・文章力・コミニュケーション力・記憶力など)
  • 意欲(受験の目的、なぜ診断士になりたいかなど)

それぞれ重要な要素ですが、私が今日この中で一番推したいのは最後の「意欲」です。「え、それなの」と思われたかもしれませんが、診断士試験には以下のような特徴があります。時間も質も能力も重要ですが、長丁場の試験勉強で最も求められるのは本人の意欲だと思います。

前提

  • 受験生の多くが何かしら本業を持っています。

従い・・・

  • この試験勉強だけに全精力を注ぐことは基本的に困難です。

一次試験

  • 7科目学習範囲が広く深い知識も問われます。

従い・・・

  • 7科目もあるので、最初に学んだことが忘却の彼方に行ってしまうことはザラです。何度も復習が求められます。
  • 得意科目もあれば、不得意科目も出てきます。不得意科目でも50点程度取れないと他の科目でかなり挽回しなくてはなりません。これが大変です。不得意科目をできるだけ作らないように繰り返し学習しなくてはなりません。

二次筆記試験

  • 80分という時間の中での与件文の読解力一次知識のアウトプットを伴う文章力が問われます。

従い・・・

  • 受験校に通い、カリキュラムに乗って学習すれば必ず合格できるわけではないです。
  • 自分の現状と合格レベルのギャップを埋めるための能動的な学習が求められるにも関わらず、一次試験に比べ、なかなか実力が伸びたという実感が得難い学習を強いられます。

さて、どうでしょうか?

意欲が無ければ、本業もあるので途中で学習を止めてしまうかもしれませんし、復習まで手を回せないかもしれません。また、時間を掛けても自分の課題を見つけられるような意味のある学習にもならないと思います。結果、初志貫徹は難しくなるでしょう。

そこで、合格までの「意欲」を維持するため、以下の参考図書を紹介します。

400ページ弱ある長文で途中繰り返しも多いので、全部読むのはシンドイかもしれませんが、「意欲」が落ちてきたら、Part1の第3章を読むだけでも意味があると思います。何かを達成するは本人の才能だけではなく、継続的な努力が極めて重要だということが述べられており、挫けそうな気持ちを支えてくれます。読むのはちょっと・・・という方はTEDで著者のプレゼンを確認できますので、まずはそちらをご覧ください。

因みに、一次試験の勉強に絡めてみると、「意欲」と関係するのは企業経営理論の「モチベーション理論」ですね。

この時期、例えば、TACのストレート本科生の方であれば、「あ、先月受講したあの事か」と思い出すかもしれません。以下のような理論が代表的です。

  • マズローの欲求段階説
  • アルダファーのERG理論
  • アージリスの未成熟=成熟理論
  • マグレガーのX理論・Y理論
  • ハーズバーグの動機づけ=衛生理論

企業経営に関するモチベーション理論だけで、これだけの数があり、しかも、各理論の主唱者の名前はカタカナだらけです。私は一次試験の学習を通勤講座の問題とTACのスピードテキストを使って進めていたのですが、初めてスピードテキストのモチベーション理論の章を読んだときは、返って自分の意欲が落ちるという「逆効果」が発生し、そのまま止めようかと思ったほどでした。なお、道場の過去記事ではこちらが参考になります。是非併せて確認し、復習にお役立てください。


最後に、11月3日の事例Ⅴ@東京、11日の事例Ⅵ@大阪にご参加頂けました皆さま、ありがとうございました。今年度二次受験生の方には休息を、来年度受験生の方には新たな情報を提供する場となっていれば幸いです。

以上、TOMでした。

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一発道場の読者の皆さま、こんにちは。TOMです。

間も無く二次試験から2週間近く経とうとしていますが、如何お過ごしでしょうか?

特に今年、二次試験を受験されたた皆さま、大変お疲れさまでした。今年は生憎の天気となり、会場も昨年と変更されたため、場所によっては試験会場に到着するまで色々ご苦労があった聞いています。是非、心と体を休めてください。


さて、今年度の診断士試験のヤマ場を超え、特に二次試験を受験された多くの方はこれから合格発表まで何をしようかと思案されていると思います。そこで、本日は二次試験受験者の方を対象に、口述試験準備以外に絶対11月に時間を割いた方が良いことについてお話ししたいと思います。

以下が私の考える11月の過ごし方です。

  1. 趣味の時間
  2. 家族や友人などとの時間
  3. 資金計画の時間

かく言う自分ですが、1と2に当てられた時間はごく僅か、3は全く無しです。勤務先の会計年度が1月〜12月で、当時は海外現地法人関連の業務が主な仕事だったため、翌年度の経営計画立案に向けた調整や出張などに時間を割かざるをえず、結局仕事中心の日々となり、なかなか自分の時間を作れませんでした。いつもの如く、反面教師として見て頂けると幸いです。

具体的にはこんな具合です。

1.  趣味の時間

海外現地法人の社長がスペイン系だったので、趣味と実益を兼ねてNHK教育テレビのスペイン語講座を始めてみました。昨年秋は趣向が変わり各講座毎に俳優(スペイン語は確か平岳大さんでした。)の方などが旅をしながら外国語を覚えるというストーリーで、自分は旅好きでもあるため、ハマりました。しかしながら、12月は期末に向けた仕事に加え、口述試験や、(合格してもいないのに)実務補習に向けた準備が重なり多忙を極め、合格した1月は診断士関連の各種イベント等に参加することが多く、結果的に途中で挫折してしまいました。(今でも時間があれば、再開したいと思っていますが・・・。)

皆さん、一次試験の勉強期間を含め、色々なことをガマンしてきたはずです。一時的かもしれませんが、その思いを解放し、趣味を再開させ、気持ちをリラックスさせましょう。

この時期ネット上では様々な二次試験関連の情報が飛び交います。自分も一時期読んでいましたが、気持ちが落ち着くどころか不安になるばかりだったので、早々に止めました。止める為にも趣味の時間は有益だと思います。

2.家族や友人などとの時間

これまでどのような学習形態をとられていたかで変わると思いますが、自分の場合、受験校の二次本科に通学していたため、1月から9月はおおよそ土日のいずれかは外出していました。また、今も全く変わりませんが、仕事の関係で、平日は家族との時間はほぼ皆無でした。1で記載の通り、合格すると12月以降はあれやこれやで再び土日が埋まります。これまで応援して下さった家族や友人などとの時間を是非取ってください。

3.資金計画

自分自身はこの計画を全く出来ていません。純粋に当時を振り返った上でのアドバイスです。何故にこれをあえてお伝えするかといえば、合格後直面する問題だからです。

診断士試験に合格すると、やってくるのは実務補習の案内です。診断士になるには二次試験(今回の筆記、次の口述)に合格した上で15日間の実務補習(あるいは実務従事)が必要です。体力的にも日程的にもこの実務補習(従事)は大変ですが、何と言ってもカネの工面が大変です。実務補習(従事)自体が有料(補習なら約15万円)な上、この実務補習(従事)時に絶対必要なモノとしてMicrosoft Office環境が整ったノートパソコン、ネット環境(Wifiルーターかテザリング用のスマホなど)などが求められます。

また、晴れて診断士登録が終わった後、各都道府県の診断士協会へ参加する場合、さらに診断士協会への入会金と年会費が発生します。(なお、年会費は協会によって異なるようです。)

ここまでのイベント、最短で4月頃までに完了します。実務補習は二次試験合格後3年以内に完了すればよく、いきなり行う必要はありませんが、やはり、合格したら診断士に登録し、協会の活動にも参加してみたくなると思います。しかし、そのためには一定の資金が必要です。既に試験勉強に相応の資金を投じているのにこれから更に・・・と言うのが事実です。資金計画をよく検討して活動してくださいね。


さて、明日は事例Ⅴ@東京です。東京の会場にお越し頂ける皆さんとのひと時を楽しみにしています。

以上、TOMでした。

。:*:★道場事例Ⅴ&Ⅵ(慰労会)のお知らせ★:*:。

一発合格道場〜事例V@東京

□ 開催日時:2017年11月3日(金・祝) 18:00〜21:00
□ 会場:くいもの屋 わん 銀座店
□ 定員:30名(先着順)
□ 参加費:3,500円(税込)

一発合格道場〜事例Ⅵ@大阪

□ 開催日時:2017年11月11日(土) 17:00〜19:00
□ 会場:堺筋本町近辺(詳細は別途)
□ 定員:12名(先着順)
□ 参加費:4,000円(税込)

☆今回2017年二次試験を受験された方&
二次試験を受けられなかった方で、2018年診断士試験を目指す方も
みんなで楽しい時を過ごしましょう♪

好評受付中★

詳細はこちらから。

。:*:★。:*:★。:*:★。:*:★:*:。★:*:。★:*:。★:*:。

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一発道場の読者の皆さま、こんにちは。TOMです。

いよいよ試験(面談)前日となりました。

一次試験が終了した8月6日から数えると今日まで77日。あっと言う間だったと思います。

皆さんそれぞれ置かれた状況が異なります。なので、心境も様々。
まだまだやり残したことがあるよ。」という方もいれば、「もう十分だ、やりきった。」という方もいると思います。

昨年の自分の心境は前者、後者共に混ざりきった非常に微妙なものでした。「もう早く介錯してくれ・・・」というのが一番近い心境だったように記憶しています。


さて、本日は道場OPEN DAYです。

スッキリした気持ちで試験に臨めるよう、気持ちの整理のために、是非、皆さんの今の想いをコメント欄にぶつけてください。

コメントは何でもOKです。

道場8代目執筆陣も皆さんの想いにコメントを返し、気持ちの整理の後押しをしたいと思います。


そして、昨日までの応援メッセージで言い尽くされていますが、最後に二つ。

1点目

ここまで来たら「4人の社長との面談でどれだけ中小企業診断士として平常心を保てるかがカギです。腹を括って、自分の努力を信じて、最後の最後まで諦めずに社長にぶつかってください。

2点目

今日は無理をせず、持ち物のチェック、明日の行動スケジュールを振り返るなどして、頭と体を休め、明日に備えてください。なお、明日の天気は全国的に荒れ模様の可能性が高いです。慌てないように余裕を持ったスケジュールでいきましょう。

道場メンバー一同、皆さんと「社長の面談」が成功することをお祈りしています。

以上、TOMでした。

GOOD LUCK!!

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一発道場の読者の皆さま、こんにちは。TOMです。

試験当日まで14日となりました。昨年の自分のスケジュールを見てみると、三連休明けの11日が通信で受講していたM◯Cの答練の提出期限でしたので、これまでの投稿で触れたファイナルペーパーや漢字のチェック以外に、「80分間のプロセス」「文章を実際に書く感覚」を維持するため、残っていた答練をしていました。ご自分の残課題をまとまった形でチェックできる機会もあと僅かです。今日も時間を有効に使っていきましょう。


さて、本日もテーマが二つとなりますが、残り時間が限られた中、本番で合格圏内に踏みとどまるため、以下について触れたいと思います。

  • 事例4
  • 「べからず集」

1.事例4

8月の投稿でたけぴょんが述べてましたが、二次試験で最も安定的に点数が確保しやすいのは事例4だと思います。事例1から事例3は「与件・設問のリンク張り・導き出される一次知識」、「要求に対応した文章(要因が問われているのか?課題が問われているのか?解決策を問われているのか?等々)」などに気をつけて回答を作っても、最後までモヤっとした気持ちが残ります。

しかし、事例4は「数字」で解答するため、明快です。(事例1から3は社長への提案という観点から回答という言葉が適していると思っていますが、事例4は問題に対する答えという観点から解答が適していると考えています。)設問を読んだ際に解答プロセスが頭に浮かび、計算ミスをしなければ、基本的に点が得られます。従い、この試験に合格するためには事例4から逃げることは出来ない、むしろ味方にしないといけないと最初から考えていました。

ところが、自分の場合、高校や大学の入学試験、会社の試験など、様々な場でいつも数字系の試験は最も乗り越えなければならない高い壁となっていました。また、時にその壁は自分の人生を左右しました。そんな苦い経験を持っていたので、事例4について最後の最後まで拘って日々行ったことがあります。具体的には以下3点です。

①弱い分野は日々繰り返すこと
NPV、ディシジョンツリー。この二つは日常業務で使うことがほぼ無かったので、苦労しました。まずは解答プロセスを覚えるため、毎日繰り返し解き、当日出題された場合、設問の40から60%は解答できるように備えました。ちなみにディシジョンツリーについて自分が参考にしていたサイトをご参考まで紹介します。こちらです。

②丁寧に解くこと
事例4のミスの原因の一つが丁寧さが欠けていることでした。例えば丁寧にメモを書かないがゆえに、計算途中や解答用紙への転記時に見誤り、折角、解答プロセスが正しくても得点に結びつかないことがありました。また、単位や四捨五入などの制約も注意し、解答用紙に書けるものは最初に書くルーティンを意識的に作りました。ちなみにディシジョンツリーの場合、絵心がない自分はツリーを綺麗に書くことすらできなかったので、ステッドラーのコンピューター定規を買い、まずはツリーを丁寧に書くところから始めました。

③電卓のメモリ機能を身につけ、計算ミスを防止すること
この機能を身につけると電卓を押す回数や計算用紙に転記する回数が減ります。四捨五入のミスも無くなります。一度、確認してみてください。なお、会社で使っている電卓とご自分の電卓のメーカーが異なる場合は気をつけて下さい。キーの表記が異なります。ご参考まで、使い方のサイトはこちらです。(シャープカシオ

事例4は最後まで手を使って問題を解き続けましょう。解いた分だけ結果はついてきます。

次に本番で得点を維持するための「べからず集」です。

2.べからず集

①試験中に振り返ること
二次試験は残念ながら一次試験と異なり相対評価と言われています。毎年、おおよその合格者は受験生の2割程度となっています。一次試験は絶対評価なので、それまで一緒に学んだ仲間は文字通り仲間です。従い、突き落とす関係ではありませんが、二次試験ではそうはいきません。残念ながら仲間の誰かが合格する場合、自分の席が奪われている可能性があります。試験会場でつい勉強仲間に出会ったりすると緊張を緩めるために、ついあれこれ話したくなると思います。事例1が始まる前に軽く挨拶程度なら問題ないと思いますが、試験開始以降は事例4が終わるまで一切話すのは控えましょう。結果は合格発表まで分かりません。会場で試験内容を振り返っても百害あって一利なしです。また、幸運にも(?)誰とも合わなかった場合でも、振り返りは無しです。次の社長(事例)との面談に向け気分を切り替えましょう。試験終了までは自分のペースを完全に守るのが最優先です。

②ルーティン以外のことをやること
これまで必死になって80分の使い方を身につけてきたはずです。ところが、試験会場には魔物がいます。いつもの自分を発揮できないようにする何かが…。そんな時は深呼吸をしたり、飲み物を一口含んで我に帰ってください。自分のプロセスに戻るのが先決です。この試験はある意味ガマン大会です。極端な話、全て60点が取れれば良いのです。満点は不要です。多少の失敗はOK。一戦一戦、大ハズレを防げれば勝ち残れます。焦って、ルーティンから外れることは大ハズレへの一歩だと肝に命じましょう。

③途中で諦めること
今でも覚えていますが、事例4の最終第4問の設問2の③(CVP)で題意がスーッと汲み取れず、残り10分で白紙の状態でした。合格体験記を読むと時折「白紙で出しましたが、合格しました。」などのケースがあります。ついそのケースを信じ、「ま、いいか」と思ってしまうことがありますが、自分は諦めず最後まで喰らいつき、解答用紙を埋め、結果、得点につながりました。自分は事例1で結果的に事故をしていたため、合格点に届いておらず、事例4がその減点をカバーする形になりましたが、この時の喰らいつきがなかったら、総合では不合格になっていた可能性がかなり高かったはずです。あの時のことを思うと今でもヒヤヒヤします。

なお、先代がまとめた「べからず集」はこちらです。非常によく整理されていると思います。チェック項目として是非併せてご覧下さい。


朝晩段々と気温の変化が大きくなり秋本番です。緊張が高まってくる頃だと思いますが、体調も注意しつつ、試験日に向けベストな自分を作っていって下さいね。

以上、TOMでした。

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一発道場の読者の皆さま、こんにちは。TOMです。

試験当日まで残り27日。1ヶ月を切りました。TOMは今年の春から担当しているプロジェクトの次なる山場を迎え、残業と出張の日々です。診断士の知識が活かせると思うところはあるものの、全く経験がない業務が続いているため、まるでこの一発道場のブログを読むように関連図書を漁り、何とかプロジェクトが暗礁に乗り上げないように格闘しています。皆さんも日々の業務や家事など様々なタスクとこの試験を両立させようと頑張っておられると思います。メゲずに乗り切りましょう。


さて、本日ですが、本試験までの投稿数を踏まえ、テーマがバラけますが、「自分の弱点を振り返る」という観点から以下について触れます。

  1. ファイナルペーパー
  2. 漢字
  3. マイベスト記事

1.ファイナルペーパー

前回の投稿で、「回答要素をエクセルに纏め反射的に対応できるように準備をした」とお伝えしました。しかし、スキマ時間を活用する為、エクセルに準備をした自分は手で書く練習が疎かになりがちで、予備校の答練等で実際に書く以外は練習の場がありませんでした。

これまでの人生を振り返ると、ペンを使わない勉強方法で受験を押し通した場合、「時間をかけたにもかかわらず、惨憺たる結果になることは自明でした。「読むだけでは記憶に定着する率」が非常に低かったからです。「何とか結果が出たな」と思えた時は親指にペンだこを作り、手首を汚しながら繰り返し紙に書いていました。

そこで、試験当日にアウトプットがしっかりできるように、エクセルが完成した9月下旬以降は、土日を中心に続けて以下2点を行いました。

  • エクセルの内容をルーズリーフに書き写す。「反射」の反応が悪い場合、繰り返し書く。
  • さっと書けなかった漢字をエクセルに纏め、これもルーズリーフに繰り返し書く。

「何だそんなことか」、「もっと画期的なことしてないの」と思われるかもしれません。しかし、振り返ればそれが事実です。自分の過去の失敗事例を見つめ直した時、結局一番遠回りと思われることをあえて限られた時間の中、愚直にやってました。

エクセルには過去のミス・自分の悪いクセなども追記していたので、ルーズリーフが自分にとってのファイナルペーパーになりました。ペーパー完成後は通勤時間もタブレットを止め、この紙を読み、試験当日もこの資料だけ持参しました。

道場でもこの時期になるとファイナルペーパーの話が多く出てきます。(道場のサイトでファイナルペーパーと検索して頂くと多くの投稿を確認できます。)ファイナルペーパーを準備するかしないかという議論がよくありますが、これも人それぞれです。正解はないと思います。

私は二次試験に2度挑戦しましたが、昨年はエクセルの編集を開始した時から、これをファイナルペーパーにしようと思っていました。当日、テキストやノートを最初から眺める時間はまず無いです。そうした観点からこれまでの勉強の集大成としてあった方が良いというのが自分の意見です。但し、皆それぞれファイナルペーパーを纏める観点が違います。他人が作ったファイナルペーパーを読んだだけでは、残念ながら作った当人のような結果は得られないと思います。従い、参考にはしても、最終的にはご自分の状況を踏まえご自分で作成するのが良いと思います。

2. 漢字

パソコン・スマホに慣れてしまった現代人は自分の認識以上に漢字を書けません。自分も日々漢字を忘れており自己嫌悪してます。診断士試験は残念ながら事例4の一部を除き、回答に文字数制限があります。漢字一文字を忘れることが死活問題です。用紙に回答を記載しても、「枠が足りずに途中の文章を消し、書き直す」という行為が起こり得ます。折角の文章構成も無駄になりかねませんので、答練や過去問、また、一次知識で書けかった漢字があった場合、復習をしておきましょう。ご参考までこちらにエクセルを置きます。私が最後にチェックしていたものです。

3.マイベスト記事

マイベスト記事です。色々ありますが、以下の初代ふうじんの投稿です。いずれもさらに別の先代の投稿に繋がります。道場のエッセンスが詰まっていると思います。自分は学習が行き詰まった時や気持ちを切り替えたい時に読んでいました。


皆さんはおそらく一次試験終了後、「二次試験とは何かということを理解する」ために様々なことをされてきたと思います。残り27日となった今、視点を変え、以下を自問自答してみてください。

「本番で適切にアウトプットできるようになる為には自分に何が欠けているか、何が必要か。」

もし、ここで出てきた答えの対応から逃げていた場合、ご自分のこれまでの経験とその結果を比べてください。限られた時間ですが、やるべきことが見えてくると思います。

「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」

彼(試験)だけを捉えていても戦いには勝てません。己の弱さも潰しておきましょう。(この試験に限らず仕事の上でもそうですが、本当の敵は内なる自分だと思います。)

以上、TOMでした。

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一発道場の読者の皆さま、こんにちは。TOMです。

二次試験当日まで、残り40日。二次試験の勉強も折り返し地点です。疲れて中弛みしそうかもしれませんが、ここで緩めたら負けです。走り続けて下さい。また、先週一次試験の結果が発表され、二次試験の申込も始まっています。受験資格が得られた方は忘れずに手続きを済ませてくださいね。


さて、本日は、前回の回答プロセスでキモとお伝えした「設問要求解釈」についてお伝えします。

前回お伝えした通り、過去問や答練をこなしていくと、状況としては以下の二つに分かれます。

  • 「書けない」から点が取れない
    • 設問要求解釈の手前の段階ですね。
  • 「書ける」が点が取れない
    • 設問要求解釈はしているのでしょうが、結果的に書いたことが的を得ていないか、不十分ということですね。

既にお気付きの通り、一次試験と二次試験では取り組み方が異なります。

一次知識に関して単純化して言えば、一次試験では「書かれている適切な一次知識を選択」すれば良いのに対し、二次試験では「書かれていない適切な一次知識を自分の頭の中から選択し、自ら表現」する必要があります

また、与件文に関して言えば、一次試験では「与件文が短いので、与件や設問の意図を把握できない可能性は少ない」ですが、二次試験では「与件文が長いので、与件や設問の意図を把握できない可能性が十分にあり」ます。

従い、二次試験では、まず「書ける」ようになるため、「一次知識がアウトプットできる」ようにならなければなりません。その上で、「点が取れる」ようになるため、「与件や設問要求に適した一次知識をアウトプットできる」ようにならなければなりません。

想像してみてください。

試験会場という緊張した環境の中、わずか10分程度の時間の中で、この要件を安定的に満たすのは、極めて困難ではないでしょうか?

実際に合格して同期の仲間と話をしてみると、何も準備をせず、「その場の対応」で合格を掴んでいた猛者もいましたが、極めて稀れです。やはり、各人三者三様ですが、安定的に要件を満たすための「準備」をして本番に臨んでいます。

私の場合、以前の投稿でも触れた通り、8月の道場セミナー参加前までは、「その場の対応」に近い取り組みでした。当然、答練や模試の結果は安定しません。そこでセミナー参加後、一気に舵を切り、遅ればせながら準備に着手します。

自分の答案を振り返った時、安定的に点数が取れない背景の一つが「回答要素の抜け漏れ」でした。よく「多面的な回答」と言われますが、実際に回答を始めると、ある側面の回答だけをして満足してしまったり、そもそも複数の側面から回答が求められているのに、そこに気がつかず、回答を終えてしまうことがよくありました。回答用紙をフルに使って書いていても、結果としては合格レベルの得点にならないわけです。

そこで、本番で同じ失敗をしないようにするため、私がとった対応が「回答要素のリスト化」です。「設問要求解釈」とよく言われますが、積極的な解釈をしません。試験会場で「設問と与件文をよく読んでそこから何を書くのか考える」のではなく、「設問を読んだら、与件文を読む前に一旦想定される回答要素を可能な限り下書き用紙に記述する」ということにしました。回答要素とは、「回答の切り口、その切り口に連なる一次知識」です。但し、「メモした回答要素を最終的に全て回答用紙に記載するか」は別です。目的はあくまで「回答要素の抜け漏れを防ぎ、大崩れを防ぐ」ことです。与件文を読んだ結果、最終的に書かないという選択肢もあります。

さて、そうした回答要素を「反射的に」アウトプットできるようになるため、具体的には以下をエクセルに整理しました。8月下旬から開始し、一通り終わったのは約1ヶ月後の9月下旬です。

①文章の金型化

  • 基本型の習得
    • 1月から受験校の二次本科に通学していたにも関わらず、このタイミングで改めて基本型から学び直しました。書くべき要素の確認、分かりやすい文章に関し今更ですが、学習しました。教材はM◯Cの直前演習(通信)に付いていたガイドブックです。
  • 過去問の写経
    • M◯Cの基本型が実際の問題でどう使われているか、設問に対しどのような切り口で回答をしているかを理解するため、また、型の実践例を身につけるため、M◯Cの過去問を利用しました。具体的にはエクセルに過去問の設問とその回答を写経しました。セミナーで先代フェイマオの勉強方法を伺い、自分も取り入れた学習方法です。

②各事例ごとに回答要素の整理

  • 要素の整理
    • これまたM◯Cのガイドブック等を利用して、各事例ごとに回答要素をエクセルに整理しました。
  • 答練や模試のミスの整理
    • 上記のエクセルに自分がこれまで受講した答練や模試で発生させたミス(例:気づかなかった回答要素)を追記しました。

おそらくこの文章だけではピンとこないと思います。そこで、サンプルとしてエクセルのファイルをこちらに置きます。エクセルは当時のままです。急いでタイプしていたので、変換ミスや変な文章があるかもしれません。ご容赦ください。なお、複数のシートがありますが、「設問キーワード」のシートは先代のファイルを頂いて自分用にカスタマイズしています。

なお、エクセルに纏めたのは理由があります。当時の生活を振り返るとやはり平日は中々十分な学習時間が取れませんでした。どうしてもスキマ時間である「通勤や出張の移動時間」に頼らざるを得なかったので、タブレットで確認できるようにする為、エクセルに纏めました。エクセルに纏めるとタブレット等で確認できるメリットはありますが、一方で実際に自分の手を使って書いていないので、本番で果たして同じように書けるかという不安が残ります。こうした不安を解消するため、10月は実際に手を使った学習時間を確保するようにしました。この点については次回以降お話しします。


さて、段々と秋の気配が感じられるようにもなってきました。季節の変わり目は体調を崩しやすいので、引き続き体調管理も抜かりなく、悔いが残らないように、試験当日までPDCAを回していきましょう。(私もようやく夏風邪の体調不良から脱しつつありますが、持病の鼻炎が悪化したままでイマイチ集中力が高まりません。トホホな日々です。)

以上、TOMでした。

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一発道場の読者の皆さま、こんにちは。TOMです。

早くも本日は8月の最終日。明日から9月。本番当日まで52日となりました。皆さま、いかがお過ごしでしょうか?

TOMはどこでもらったか分かりませんが、夏風邪をこじらせ、つい先日まで一週間近くダウンしておりました。今も薬のせいだと思っていますが、本調子ではありません。ダウンした私が言っても何の説得力もありませんが、貴重な勉強時間を継続的に確保するため、学習面だけでなく、体調面やメンタル面のケアも是非してくださいね。(メンタル面については先日3代目のひめから紹介がありました。)試験当日までは何においても二次試験を優先に全てを組み立て、これまでの努力を無駄にしないよう気をつけてくださいね。


さて、8月下旬から9月上旬となると、特に受験校に通われているストレート生の方は事例1から事例4までの答練を一通り経験され、ご自分の課題・今後すべきことに関し、考えをめぐらしている頃だと思います。また、多年度生の方は最後の答練の二巡目に入った頃だと思います。

皆さんの学習状況により違いはあるでしょうが、事例1から事例3に関して言えば、例えば以下のような感じでしょうか?
(事例4は与件文はあるものの、事例1から3と対応が異なるので別に考えてください。)

  1. 時間内に解き終えることができず、設問によっては白紙の部分が残ってしまう。さて、どうしたらいい?
  2. 時間内には一応解き終わるが、なかなか安定的に合格点に到達できない。さて、どうしたらいい?

私の場合、1年目の段階では1の境地、2年目の段階でようやく2の境地でした。昨年は解き終わることはできてもまだ安定的に得点できるようになっていないので、残り2ヶ月弱となるなか、焦る日々を送っていました。

そこで、本日ですが、特に事例1〜事例3共通で必要となる「80分間の回答プロセス」についてお話しします。これがルーティン化できれば、少なくとも1と2の素地となる部分ができます。残りは何をどのように書くかです。(これについては次回以降お話しします。既に書き方の考え方である「金型」についてはその世界の畠ちゃんが紹介しています。私もこの考えに賛成です。)

実際には書くべきことが試験中に想起できないと、途中で詰まってしまったり、見切り発車的な回答を書いてしまうわけなので、想定したプロセスが有効に機能しません。従い、何をどのように書くかについても力をつけなくてはなりません。しかし、実際に何回か試した方は実感できると思いますが、80分間で本当の意味で考えて書くという時間は極めて少ないです。設問文・与件文を読んだ時に「反射的に(背骨で考える)」回答の流れが出てくるようにならないと本番では焦ります。そこで、「反射的」とはいえ、考える時間を捻出したいので、試験対応の型を作り、無駄な時間を削ぎ落とす必要があると思っています。

さて、私の事例1から事例3の「80分の回答プロセス」は以下の通りです。

TOMの80分の使い方(事例1〜事例3)

【回答準備:開始後2〜3分までに】

  • 問題用紙のホチキスの針を外し、下書き用紙を作る。(注①)
  • 設問数と各設問での回答文字数、配点を確認し、下書き用紙に設問数と回答文字数に応じた回答骨子を記載する枠を設ける。(注②)
  • 問題用紙の段落に数字を記入する。(注③)
  • 最初の段落を読み、与件企業の概要を把握する。(注④)

【設問要求解釈:開始後15分までに】

  • 設問を読み、要求事項を捉え、回答骨子として答えるべきであろう要素を下書き用紙に記載する。(注⑤)

【与件文確認:開始後25分までに】

  • 与件を読み、設問の要求事項に関連する箇所を確認する。(注⑥)
    • 事例1は直接的に設問と関連する与件文が少なく苦労しますが、事例2と3は比較的関連する与件文が多いので、どの与件文をどの設問で使うか考える必要があります。

【回答骨子作成:開始後分45分〜50分までに】

  • 下書き用紙に回答骨子を作成する。(注⑦)

【回答作成:開始後75分〜80分までに】

  • 回答骨子を回答用紙に転記し、回答欄を埋める。(注⑧)

注①:定規で問題用紙を切る方もいました。私は大きな定規を持ち合わせていなかったので、針を外す方法を採りました。
注②:配点の確認は各設問の重要度チェックです。60点を如何にもぎ取るかが重要なので。
注③:与件文の展開が変わり得る場所をより明確に認識できるようにするのが目的です。段落間に線を引く方もいました。
注④:最後の段落に目を通すこともシバシバ行いました。与件企業の社長の思いが記載されていることが多かったためです。
注⑤:80分間の回答プロセスの肝の1つ目です。次回以降で触れます。
注⑥:80分間の回答プロセスの肝の2つ目です。次回以降で触れます。
注⑦:基本的に注⑤で準備した「型」を利用して文章を起こします。また、ここで熟語力が問われます。熟語力が弱い文章が解答欄に収まらないので、次の回答作成プロセスで苦労します。
注⑧:幾分反省が入りますが、私の場合、回答骨子が事実上の回答とほぼ同じでした。回答骨子の方が文字数が多かったことも多々あり、回答用紙本紙に書く時間が少なくなってしまったこともあります。当たり前ですが、骨子は採点されませんので、骨子の作りすぎにはご注意ください。唯一メリット的な事といえば、再現答案を作る必要がほぼありませんでした。ちなみに骨子を全く作らないというツワモノもいます。どの方法がご自分に合うか、手を使って判断してください。


如何でしょうか?

もうプロセスは固まっているという方はそのままで、もし、まだプロセスが出来ていないという方であれば、対応方法の一つとして参考にしてください。

次回は、プロセスは出来たものの、答練や模試でブレる中、残り2ヶ月弱で、事例1〜事例3の得点を合格水準(60点)にあげるために取り組んだこと(具体的には設問要求解釈・与件文確認・回答骨子作成)に触れたいと思います。

以上、TOMでした。

 

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一発道場の読者の皆さま、こんにちは。TOMです。

一次試験から早くも2週間が経とうとしていますが、皆さま、いかがお過ごしでしょうか?

合格基準を余裕でクリアーし二次試験の権利を得られた方、自己採点ではボーダー付近で少し複雑な心境の方、今年は科目合格で来年捲土重来を期す方など様々だと思います。

二次試験への切符を手にされた方は迷わず10月22日に向けダッシュ!、少し複雑な方もまずは9月5日の合格発表までは走ってください。また、来年度再挑戦の方は新たな計画を立てましょう。

今後の計画についてはそのが、二次試験に向け準備すべきことはルナが投稿しておりますので、併せて確認してくださいね。

また、11日の道場セミナー @東京にご出席頂きました皆さま、この場を借りて、感謝申し上げます。Open dayの投稿で少し触れましたが、私も昨年このセミナーに参加し、多くの刺激と様々な情報に触れました。セミナー後、自分の状況を踏まえ、取捨選択をし、残りの学習期間を見直しました。まだ消化できていない方もいらっしゃると思います。もう一度反芻してみることで、ご自分の立ち位置を振り返ってみてはいかがでしょうか。なお、セミナーの状況についてはこちらにもありますのでご覧ください。


さて、私は一発道場ではレアな多年度合格者です。加えて、かなり迷いに迷っていた受験生でした。(今このような場で二次試験について書くなど、当時からすると全く信じられない事態です。)

そこで、本日は「二次試験に初めて挑戦し不合格となった2015年度」「合格した2016年度」の取り組みの違いをお話します。特に二次試験再挑戦で現状に不安を抱いている方に何らかの気づきとなれば幸いです。

端的に言えば、8月以降の違いは以下です。

2015年度(不合格:CACA)

  • 受験校のカリキュラムに従った受動的な学習。迷ったまま本番を迎えた。
  • 手を動かしていない。だから、どのノウハウが良いかも分からないし、身にも付かなかった。
  • 設問研究と設問に対応する一次知識の学習が不十分。どの一次知識を使えば良いか身についていないため、提案に自己の経験を踏まえた知識を使ってしまう。(今でも、鮮明に覚えていますが、事例3で苦し紛れにやってしまいました。結果、Cです。)

2016年度(合格:BAAA)

  • 一次試験までは基本的に受験校のカリキュラムに乗って学習。受動的なまま。道場セミナー参加後に能動的な学習に切り替える。何とかやり切った気持ちを得て、本番を迎える。
  • 手を動かし、自分でも使えるノウハウを何とか身に付けた。
  • 設問研究と設問に対応する一次知識の学習を行う。どの一次知識を使うべきかを何とか身に付け、本番では自己の経験を踏まえた知識を排除して、回答を作成した。

詳しくは以下です。

2015年度

8月

  • 二次試験の知識ゼロ。その為、自己採点終了後、某受験校のセミナーに参加し、初めて情報収集。
  • セミナーで通学の直前演習コースがあることを知り通学受講を開始。お盆明けから通学。初めて事例を知る。80分のやりくりに翻弄され、講師から「因果関係を意識して・・・」などの指導を受けるも、腹落ちできないまま、受講を続ける。また、なぜ点数が取れなかったのかに関し、自分で「振り返り」までは行わず。
  • 直前演習に加え通信で事例4特訓があることも知り、申し込む。事例4だけは結果が勉強時間に比例しやすいと思い始める。

9月

  • 当受験校で模試を開催していることを知り、9月に初めて経験。月末に戻ってきた結果は悪くなかったものの、本番で同じような評価が得られるか全く自信が持てず、何とも言えない思いが募る。
  • 直前演習の答練終了。やはりモヤモヤ感が募ったままとなる。

10月

  • 「全知識」を購入し、事例1〜事例3に関連する一次知識の見直しを開始。ルーズリーフに纏め始めるが、どういう設問でその知識を使うのかまで身に付けることができず。結果、本番でも設問が要求していない一次知識や自分の経験に基づいた知識を記述することになる。
  • 「全ノウハウ」を購入するが、ノウハウを試さないまま「読んだだけ」で終わる。全く身に付かないまま本番に臨む

2016年度

8月

  • 直前演習でお世話になった受験校の二次本科に1月から通学していたので、そのカリキュラムをこなす。結果、80分の使い方に不安はなくなる。また、事例4は安定しつつあったが、事例1〜3は演習の結果がバラついたままだったので、「このままではまた落ちる」と危機感が募る。しかし、なぜバラつきが起こるのかに関し、検討が出来ていなかった。
  • 二次本科の講師から「カリキュラム終了(9月末)以降、試験本番までの残り1ヶ月」をどう過ごすか考えておくよう、指導を受ける。
  • 今更ながら、悔いのない2年目にしたいと思い、道場の夏セミナーに参加する。合格者が実施してきたことをナマで聴き、他の受験校の情報も得る。つくづく自分の学習スタイルが受動的であったことを痛感する。前述の講師の指導も思い出し、当受験校の通信の受講を申し込む
  • 事例4の過去問研究が疎かになったまま8月を迎えてしまった為、事例4用の「全知・全ノウ」を購入し、優先度を付けながら過去問を振り返る。

9月

  • 5月に続け、2度目の模試を受験。事例4で事故を起こし、悲惨な結果となる。事例4の重要性を再認識し、会社の昼休みに事例4特訓の問題集に再度取り組み、本番での事故防止を目指す。
  • 8月下旬に申し込んだ通信講座の学習ガイドブックを読み、自分の回答がバラつく理由にようやく合点がいく。9月中にガイドブック記載の方法を体に染み込ませるべく、日単位でやるべきことを決め、ガイドブック記載の内容をエクセルに纏める。また、通信講座に付随していた過去問の設問とその回答をエクセルに纏め、設問と一次知識の繋がり、回答の仕方を見直す。
  • 二次本科の演習や模試の回答と解説を振り返り、これも前述のエクセルに纏め、自分がどこでコケたを意識する。
  • 9月下旬から通信講座の演習に着手。

10月

  • 引き続き通信講座の直前演習に取り組み、80分の感覚を維持する。
  • 昨年同様、一次知識の総まとめをルーズリーフに纏める。

如何でしょうか?

2015年度は学習が受動的で、2年目の2016年度も同じやり方を続け、迷走していたことがお分かりと思います。それでも残りの2ヶ月で自分を修正し、何とか合格にたどり着きました。今年初めて挑戦するスト生の方もまだモヤモヤだと思いますが、諦めずに能動的に取り組んでください。

次回以降はそれぞれ何をしていたかを具体的にお話ししたいと思います。

以上、TOMでした。

。:*:★道場夏セミナーin大阪のお知らせ★:*:。

一発合格道場 夏の絶対合格フェス2017
〜2次試験の壁を乗り越えろ!〜

□ 開催日時:2017年08月26日(土) 13:30~16:45
□ 会場:大阪市立中央区民センター(堺筋本町駅 徒歩2分)
□ 定員:15名(先着順)
□ 参加費:1000円

☆道場メンバーの「壁」とその乗り越え方を紹介しながら、
こじんまりとした大阪セミナーらしく
個別相談の時間を多くご用意しています。

ただいま受付中

詳細はこちら

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一発道場の読者の皆さま、こんにちは。TOMです。

皆さま、二日間の試験、大変お疲れさまでした。

今回初めて受験された方は特に感じておられると思いますが、心身ともにヘトヘトと思います。「折角の土日でさらに疲れるなんて・・・」とボヤキたくなるところでしょうか?

昨年私も二日目の試験が終了した時は試験が終わった開放感と疲れからくる脱力感で翌日の会社をサボりたい気持ちが一杯でした。

でも、この経験はなかなか得難い経験です。自分の人生に新たな目標を定め、努力を続けてきたことは素晴らしいです。残念ながら、診断士資格は他の士業に比べるとまだまだメジャーじゃありません。そのため、努力してきた皆さまを理解してくれないい人も多いかもしれません(え、その資格って何?、何でそんなことしてるのという質問を受けたことありませんか?)が、本日は道場メンバーを代表して、頑張ってきた皆さまに改めて乾杯したいと思います。また、皆さまも今日だけは是非ご自分を労ってください。


さて、本日は道場OPEN DAY です。

明日の解答発表までは一旦結果については忘れ、今の皆さまの「思い」をお寄せください。何でもOKです。

例えば以下のような・・・。

  • とりあえず言いたいこと。(ありますよね。とりあえず開放したいこと。)
  • 一次試験会場でのこと。(こんなことありましたなど。)
  • これまでサポートしてくれた家族・仲間などへの感謝の気持ち。(皆、誰かに支えてもらって今日を迎えました。)
  • 二次試験に向けての決意表明。(やってやるぞ!という熱い気持ちを。)

最後にお知らせです。

私も昨年初めて参加して2次試験対策を見直す機会になった夏の道場セミナー、明日から受付開始です。

私はこのセミナーに参加しなかったら、迷いを抱えたまま二次試験を迎えおそらく二度目もコケていただろうと今でも思っています。また、このセミナーを通じ、新たな友人も得られました

先代も含めた道場メンバーが皆さまの二次試験のナビゲーターを努めます。

今回初めて挑む方だけでなく、多年度の方にも意義がある夏の道場セミナー、是非ご参加ください。

。:*:★道場夏セミナーin東京のお知らせ★:*:。

一発合格道場 夏の絶対合格フェス2017
〜スタートダッシュで差をつけろ!〜

□ 開催日時:2017年8月11日(金・祝) 14:00〜16:45
□ 会場:東京都南部労政会館 第5会議室
□ 定員:40名(先着順)
□ 参加費:1000円

☆一次試験突破を確信した今、まず何を行うべきか?
☆道場メンバーが二次試験突破のために行った事をお話します!

8月7日(月)12:00より受付開始★

詳細はこちらから。

。:*:★。:*:★。:*:★。:*:★:*:。★:*:。★:*:。★:*:。

※道場夏セミナーin大阪は8/26(土)に開催!
詳細は後日お知らせいたします。

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一発道場の読者の皆さま、こんにちは。 TOMです。

試験当日まで残り12日となりました。皆さま、それぞれの状況を踏まえ、最後の追い込みをされていることと思います。TOMは今年度の仕事の山場を迎えており、テンパっております。


さて、本日は一次試験前の最後の投稿ということで、当たり前のことばかりですが、アドバイスエールを送ります。

試験前日まで

【学習面】

①弱点の補強と暗記科目に集中しましょう。

  • 前回、触れるのを忘れてしまいましたが、もし、財務会計に苦手意識を持たれている方は、必ず手を使って最後の確認をしてください。ここをサボると試験本番で計算ミスをしてしまいます。

【体調面】

①無理は控えましょう。

  • 夏風邪等をここで拗らせては元も子もありません。もし仕事も抑えられるのであれば、残業や出張も控えて試験用の体に整えていきましょう。有給休暇が取れる方は取るのも一案です。

②アルコールの量を減らしましょう。

  • 夏の暑さや日々の仕事の疲れを癒す目的でついつい手が出てしまいますが、試験前日までは飲む量を控えましよう。飲み過ぎは折角調整した試験用の生活サイクルを壊してしまう可能性もあります。私は毎日飲まないとやっていけない性分ですが、試験前1週間は晩酌の量をセーブしました。

【準備面】

①試験会場への交通手段と到着予定時間を確認しましょう。

  • 自宅(或いは宿泊先)から試験会場までの交通手段を確認しましょう。電車を利用する場合、最寄駅に何時に着く電車にするかまで決めておきましょう。また、最寄駅からバス等を利用しなくてはならない場合、それらもチェックしておきましょう。全ては余裕を持った行動をとり、平常心を維持するためです。私は2015年度、2016年度と千葉商科大学で受験をしました。JRの最寄駅(市川駅)から大学までバスを利用しましたが、受験生で大変混雑しました。

②持ち物の確認をしましょう。

  • 受験票や試験案内記載の内容は既に把握されているので問題ないと思いますので、それ以外に何を持っていくか決めましょう。特に女性の方は意識されるかもしれませんが、会場によっては非常に冷房が効きます。晴れていれば、外はうだるような暑さだと思いますが、試験会場の中では調整できる服装がベターです。私が受験した千葉商科大学の会場では、試験監督に空調の調整をお願いしている方がいらっしゃいました。

③昼食をどう取るか決めておきましょう。

  • 2科目目と3科目目の間、1時間が昼食時間です。外に出る余裕は無いと思います。コンビニで購入する場合も、自宅等の近くで購入した方が良いと思います。

試験当日

【試験開始前】

①試験会場には少し早く入りましょう。

  • 実際にどの教室等で試験を受けられるかが分かるのは9時です。(9時に試験監督者が受験番号と試験室が記載された紙を掲示します。)それまでは試験会場に入っても各々待機となりますが、当日交通の乱れ等があると、慌てて試験会場に向かうことになり、平常心が保てません。千葉商科大学の場合、大学キャンパスということもあり、試験室発表まで休める場所が多々あり、多くの受験生が最後の確認をしていました。

【試験直前】

①ルーティンを思い出し、平常心を維持しましょう。

  • 1科目目は20分程度前、2科目目以降は15分程度前になると、試験監督が試験の準備に入ります。問題用紙と解答用紙が配られる直前までテキスト等の確認は可能ですが、配布後は受験番号等のマーク以外何もできません。おそらくこの後、試験開始まで5分程度瞑想時間が得られます。この時間は緊張感がピークに達すると思いますが、ルーティンを思い出し、いつも通りの対応が取れるようにしましょう。

【試験中】

①喰らい付きましょう。

  • 試験中、早々に、退席される受験生がいます。惑わされないようにしましょう。退席される方は皆それぞれです。自信たっぷりの方もいるでしょうし、諦めて退席される方もいます。言い古されていますが、『諦めたらそこで終わりです。』これまでの努力を無にしないよう変な気持ちは起こさず、最後まで喰らい付きましょう。
  • これは試験中だけでなく、仮にある科目で失敗したと感じた時もです。「失敗したかもしれない」→「もうダメだ」→「次の科目は受験せずに帰ろう」というネガティブな思考に入ってはダメです。「失敗したかもしれない」→「でもまだ他の科目が残っている」→「次の試験で挽回しよう」というポジティブな思考を保ちましょう。本当の結果は月曜日の正解発表まで分かりません。

【休み時間】

①気持ちを切り替えましょう。

  • 終わったことを振り返ることは厳禁です。振り返りは正解発表以降で十分です。次の科目の最終チェック、トイレ等に時間を使いましょう。私は気分を変えるため、目薬を差したり、少しヒヤッとするフェイシャルメーパーで顔を拭いたりしました。また、予想以上に頭を使っているので、気休めですが、チョコを数粒食べて脳に糖分を補給していました。

試験終了後

①解答速報は受け取らないようにしましょう。(初日のみ)

  • 試験当日は会場付近に受験機関等の関係者が応援を兼ねて立っています。試験開始前はチェックシート等を配っているので、受け取ってもいいと思いますが、1日目終了後で配布されているモノには解答速報がある場合がありました。先に触れたように振り返りはここでは不要です。受け取る場合は、解答速報が無いことを確認しましょう。

さて、最初のゴールまであと僅かです。

「何で眠い目こすって勉強してるんだろう?」

「何でみんな遊びに行っているのに勉強なんかしてんるんだろう?」

「ほんとは家族と時間を過ごしたいのに・・・」

多分、こんな葛藤を胸にこれまで自分と闘い続けながら、日々努力を重ねてこられたことと思います。努力を成果に変える時が今、正に目の前にあります。これまでの努力と平常心があれば、一次試験には勝てます。最後までご自分のペースを維持して、駆け抜けましょう。

皆さまのご健闘をお祈りしています。

以上、TOMでした。

。:*:★道場夏セミナーin東京のお知らせ★:*:。

一発合格道場 夏の絶対合格フェス2017
〜スタートダッシュで差をつけろ!〜

□ 開催日時:2017年8月11日(金・祝) 14:00〜16:45
□ 会場:東京都南部労政会館 第5会議室
□ 定員:40名(先着順)
□ 参加費:1000円

☆一次試験突破を確信した今、まず何を行うべきか?
☆道場メンバーが二次試験突破のために行った事をお話します!

8月7日(月)12:00より受付開始★

詳細は追ってお知らせします。

。:*:★。:*:★。:*:★。:*:★:*:。★:*:。★:*:。★:*:。

※道場夏セミナーin大阪は8/26(土)に開催!
詳細は後日お知らせいたします。

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==告知==
<8/11は道場夏セミナーin東京>です!
是非ご予定ください。(詳細は後日)
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一発道場の読者の皆さま、こんにちは。TOMです。

そろそろ受験票がお手元に届き、「いよいよ試験」と気分が高揚されている方もいらっしゃることと思いますが、いかがお過ごしでしょうか?

TOMは東京協会のマスターコースと千葉協会の新人会員研究の課題に向き合いつつ、本業と家庭の両立ならぬ三立に挑戦しています。そんなこともあり、5月にスタートした「応用情報技術者試験」の勉強が完全に疎かになり、ヤバいと感じる日々です。


さて、本日は試験まで一ヶ月を切り、直前期に入ったということで、「直前期の過ごし方」についてお話しします。

「限られた時間を有効に活用しつつ、この時期何をなすべきか・・・」

こんな悩みを持たれている方が多いのではないでしょうか?

自分が診断士の一次試験に初めて挑戦したのは勉強を開始した2014年度ですが、一次試験に初めて合格したのは2015年度です。2014年度は勉強を開始したのが4月末ということで、まだ腕試し的な気持ちが強く、「意地でも合格したい」という気持ちは皆無でした。

2015年度は診断士試験の勉強を再開した時期は2014年度と同じで遅かったものの、科目合格があったこともあり、試験が近づくにつれ、「一次試験は合格したい」という気持ちが強くなり、自然と取り組み方も変わってきました。

そこで合格した2015年度に私が実際に行った直前期の過ごし方のポイントをお伝えします。以下の通りです。
(因みに2016年度も一次試験に挑みました。合格しましたが、気持ちが弛んでいたので2015年度に絞ります。)

  • 生活スタイルを朝型に切り替える
  • 新しいモノには手を拡げず、これまで使ったテキストや問題集で自分の弱点を振り返る
  • 暗記科目に集中する

【生活スタイルを朝型に切り替える】

多くの受験生が社会人と予想されるので問題ないと思いますが、ここは基本なのであえて触れます。科目合格と科目免除がない限り、多くの方の最初の試験は初日・二日目共に10時開始だと思います。10時から途中の休憩を挟みつつ60分、90分の試験を受け続けます。模試を受験された方は想像がつくと思いますが、予想以上に頭を使います。加えて、最初の科目の出来不出来はその後のメンタルを左右します。つまり、最初にコケると後に響きます。10時頃から頭がフル回転できるようにするにはどうしたら良いか、ご自分のこれまでの生活リズムを振り返り、生活スタイルを見直しましょう。因みに私は勉強時間を確保する目的もありましたが、7月以降はなるべく5時頃に起きるようにしていました。

【新しいモノには手を拡げず、これまで使ったテキストや問題集で自分の弱点を振り返る】

診断士の一次試験の合格基準を思い出しましょう。この試験の合格基準は「総得点の60%以上であって、かつ1科目でも満点の40%未満のないことを基準とし、試験委員会が相当と認めた得点比率とします。」とあります。合格定員は記載されてません。また、一次試験は解答が開示されるので、合格・不合格が明確です。つまり、絶対評価となります。一方で二次試験は解答が開示されないため、合格・不合格は不明確です。いつも、「得点調整がされる」など、まことしやかに都市伝説が生まれることから、相対評価と言われています。つまり、ここから言えることは、一次試験で戦う相手は周囲に座る人ではなく、あくまで「自分」ということです。となれば、二日間を乗り越えられる自分(知力+体力+精神力)を作るしかありません。使い古したテキストや問題集を見返し、自分の理解が足りないところや間違えたところをもう一度チェックしましょう知識の再確認と共にこれまで皆さんが取り組んだ時間も思い出され、自信に繋がるはずです。

【暗記科目に集中する】

弱点の確認まで終わり、まだ時間があれば、残りはいわゆる暗記科目(法務、情報、中小)に集中しましょう。診断士となった今、実務的にはこれら3科目はかなり重要だと再認識させられています。(情報と中小は特にです。)しかし、試験対策と割り切れば、当日二日間だけ乗り越えられれば、基本的に以後対策不要な科目です。一夜漬けでも何でもいいので、アタマに残し、当日ワンマークでも取れれば勝ちにつながります。皆さん、それぞれ暗記ツールをお持ちと思いますが、3科目については「これが最後」と心に決めて最終確認です。


40代以上の方なら、かつて日本を沸かせた大型クイズ番組でこんなフレーズがあったのをご存知かもしれません。

「知力・体力・時の運」

間も無く梅雨も明け、夏本番となり、暑い日々が続くことが予想されます。8月の第1週は体調に万全を期す為、無理はお勧めできませんが、7月はまだ無理が利きます。体力を120%使って、知力のピークを作り、試験当日の運を手繰りよせ、一次試験を突破しましょう。

以上、TOMでした。

 

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一発道場の読者の皆さま、こんにちは。TOMです。

試験当日まで残すところ39日。皆さま、いかがお過ごしでしょうか?

泣いても笑ってもあと1ヶ月強基本的には新しいことには手を広げず、皆さんがこれまで利用してきたテキスト、問題集、過去問の振り返りを行いあやふやな所を無くしていくことで合格ラインを乗り越えましょう。そして、8月11日の夏の道場セミナーでお会いしましょう。


さて、今日は基本論点以外でチェックしておきたいことの「その2」ということで、英語問題についてお話しします。

英語問題・・・

皆さん、どう対応されてますか?

ただでさえ、覚えることが多い科目にもかかわらず、さらに英語ということで苦手意識を持たれ、本番でも飛ばす方がいらっしゃるかもしれません。

でも、待ってください。

毎年、英語問題は以下の通り出題されており、経営法務は全体として出題数が他の科目に比べると多くなく、1問あたりの配点が高いので、そのまま失うのはモッタイナイです。(これについては先代も同じ考えですね。

出題にも一定の傾向があります。昨年はあまりにタイムリーな時事ネタ(タックスヘイブン: TAX HAVEN)に絡めた出題だったので、問題を見たときには唸りましたが、過去10年間、凡その出題分野と出題の仕方は以下の通りです。

従い、残り限られた時間の中で当日の不戦敗を避け、喰らい付いていくには以下について押さえておきたいです。

  • 用語
    1. 英文契約書共通の独特な用語
    2. ライセンス契約の用語
    3. 国際取引での用語
  • 英文解釈のポイント
    1. 主語・述語を最初に見つけ、契約書の幹を把握すること
    2. 否定形に注意すること
  • 選択肢を選ぶ際に注意したいこと
    1. 知っている単語の意味があっても直ぐに選ばないこと

では、まず用語の復習です。

英文契約書に苦手意識を持たせる一つの要因は見慣れない単語や熟語が登場する点にあると思います。全体の文章としてはそれほど難解ではなくても、こうした用語が散りばめられると、読み進められなくなり、途中で挫折してしまうといった状況です。契約書の格調を持たせるためのような本質とは関係が薄い用語もありますので、落ち着いて対応したいです。

次にライセンス契約です。これは出題傾向を踏まえ重点的に押さえたいです。何でライセンス契約なのかと考えてみると、経営基盤が大企業に比べ弱い中小企業としては、いきなり独自に海外展開を行うのは困難です。現地企業とパートナーシップを構築しようとすると、売主であれ、買主であれライセンスの話は最初に登場せざるをえません。実務に即していると思います。

用語の最後は国際取引の用語です。直近では過去平成25年度に登場しているIncoterms2010は基本なので押さえたいです。これは輸出入に何らかの形で携わる方には実務上必須の知識です。全てを覚える必要はありませんが、主要な用語は暗記しましょう。完全に知識問題のため知らなければどうにもなりません。なお、Incotermsは定期的に見直しがされており、最新版が2010です。以前のIncotermsが使えないということはなく、売買当事者間でどのIncotermsに準拠するかを決めるのが一般です。また、費用負担と危険負担に関する規定はありますが、所有権移転に関しては規定していないので注意してください。

次に、英文解釈のポイントについてです。

英文解釈というと、まるで大学や高校の受験勉強のようですが、英文契約書は何が主語で何が述語かがわかりにくい場合がよくあります。主語の後に複数の述語があったり、単語や熟語が複数挿入されたり、倒置(主語と述語の順序が逆転)があったりするためです。最初に主語、述語を押さえ、契約書の幹(この契約書は何を述べたいのか)を把握しましょう。

英文解釈の最後は否定形です。no、not、unlessのような単語が登場したら一旦落ち着きましょう通常の否定の場合もあれば、続く文章にさらに否定形が登場し、意味が逆転する場合(二重否定)あります。

最後に選択肢についてです。

単語の意味や英文全体の構造を掴み、いざ選択肢を選ぶ際、ひっかけが潜んでいることがあります。選択肢に記憶と合致する単語の意味があるとツイツイ選んでしまいがちですが、一部一致しているだけで、選択肢全体としては、一致していないことがあります。落ち着いて選択しましょう。

診断士試験の知識は実務では使わない知識もあります。そのため、完全に試験対策という側面があり、モチベーションが上がらないこともありますが、英文契約書の知識は実務でも非常に重要と考えます。

例えば、「ある国の企業に製品の委託生産を依頼するような場合」、また、「とある国の企業から製品の売買を申し込まれた場合」、いずれも契約書は避けられませんし、Incotermsも必須知識です。

日本の人口が減る中、やはり日本の企業が生きていくには海外とのやり取りは必須だと思います。経営法務における英語関連問題はそうした背景からも重要な意味を持っています。診断士となった暁には実際に診断先の社長から海外展開に関し相談される可能性もあると思いますので、「今後も生きる知識」と腹を括って頂いて、是非、1問でももぎ取って合格しましょう。

平成19年度以降の過去問を元にまとめた用語集とIncoterms2010(主要タームのイメージ図)をここに置いておきますので、宜しければ復習にご利用ください。

以上、TOMでした。

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一発道場の読者の皆さま、こんにちは。TOMです。

TOMは先月、勤務場所である東京と自宅のある千葉の両方の診断士協会に入り、少しずつではありますが、診断士の活動に触れつつあります。実際の活動はこれからですが、東京では企業内診断士向けのマスターコースと研究会に参加することにしました。マスターコースと研究会については初代JCの投稿がありますので、ご参考にしてください。合格した翌年にはマスターコースや研究会で新たな学びが始まります。


さて、6月度は道場恒例の「渾身シリーズ」にも関わらず、前回タイトルに渾身を付け忘れてしまいました。今月はもう一回投稿予定ですが、いずれも「渾身」でお届けします。

試験本番に近づくと理屈を理解していれば複数年対応可能な次の科目よりも、

  • 企業経営理論
  • 運営管理
  • 財務会計
  • 経済学・経済政策

時代のトレンドや環境の変化により毎年の出題内容に変化があり、これまでに学んだことがそのまま活かせない可能性のある次の科目に注力することになると思います。

  • 経営法務
  • 経営情報システム
  • 中小企業経営・政策

5月から自分自身の復習も兼ね「経営情報システム」をお届けしてきましたが、今月2回は暗記科目と言われる残り2つ、「中小企業経営・政策」と「経営法務」のうち、「経営法務」についてお話させて頂きます。

残り2ヶ月を切った状態で合格点に近づくには、ロックも3月に述べている通り、分野としてはいわゆる以下の2つに集中的に取り組むことです。

  • 会社法
  • 知的財産法

その上で、更なる高みを狙う場合、次の切り口を押さえておきたいです。

  • 改正法
  • 英語問題

改正法については先日、畠ちゃんが触れています今年の5月30日に改正個人情報保護法の全面施行がありました。全ての事業者に影響するため(取り扱う個人情報の数が5000以下である事業者を規制の対象外とする制度を廃止)、従来、対象外であった中小企業にも影響があり、要チェックです。(ちなみに、個人情報保護法は平成19年度の第11問で選択肢として登場しています。それ以外は過去10年ではありません。)

一方で今年は改正個人情報保護法を除くと診断士試験という観点からはコレッと言ったものが見つけれらなかった(申し訳ないです)ので、昨年施行となった法2点について紹介します。

1点目は不正競争防止法です。

この法律、平成24年度以降、過去5年間の出題を確認すると、平成25年度を除き毎年出題されています。昨年も第11問と第12問で出題されていますが、昨年の問題はいずれも改正には触れていませんでした。

改正の背景は以下です。

  1. 営業秘密の価値の再認識(知財の秘匿化:あえて特許を取得せず)
  2. 営業秘密侵害の危険性の高まり(営業秘密漏洩事件の増加&ITの進化)

改正のポイントは以下です。

  1. 刑事上・民事上の保護範囲の拡大
    1. 営業秘密の転得者処罰範囲の拡大
      • 従来は2次取得者まで。改正後は3次取得者以降も
    2. 営業秘密侵害品の譲渡・輸出品等の規制
      • 特許品の侵害品と同じように営業秘密の不正使用により生産した製品の譲渡・輸出入等禁止
    3. 未遂行為の処罰
      • 情報技術の高度化を踏まえ、営業秘密の不正取得や不正開示等の未遂を処罰
    4. 国外犯処罰の範囲拡大
      • 海外サーバー等に保管された営業秘密を海外において不正取得する行為も処罰。
  2. 罰則の強化等による抑止力の向上
    1. 罰金刑の上限引き上げ等
      • 罰金が1000万円以下から2000万円以下へ(懲役は変わらず10年以下)
      • 非親告罪となり、被害者等からの告訴がなくても裁判が可能に。
    2. 任意的没収規定の導入
      • 犯罪収益を裁判所の判断で没収することが可能に。
  3. 民事救済の実効性の向上
    1. 立証負担の軽減
      • 民事訴訟上の立証責任を転換。侵害者(被告)が「違法に取得した技術を使っていないことを」立証
    2. 除斥期間の延長
      • 営業秘密の不正使用に対する差止請求の期間制限が20年に

いずれも企業の営業秘密漏洩事件の大型化、増加が影響していますね。

2点目は特許法です。

こちらは昨年第7問で出題されてしまいました。改正に合わせポイント4つがそのまま出てしまいましたので、今年は出題済みという観点で押さえておけば良いかと思います。

改正の背景は以下です。

  1. グローバル競争が進化する中、イノベーションを促進するには研究者の研究開発活動に対するインセンティブの確保企業の競争力強化を共に実現するための環境整備が必要。

改正のポイントは以下です。

  1. 職務発明の活性化
    1. あらかじめ職務発明規程等で意思表示をした場合、発明に関する特許を受ける権利を初めから法人帰属とすることが可能となる。(意思表示していない場合は従来通り従業員帰属。)
    2. 発明者に対して「相当の金銭その他の経済上の利益(インセンティブ)を受ける権利」を付与。(従業員の発明を従来通り奨励)
    3. 法人と発明者の間でのインセンティブの取り決めには指針(ガイドライン)を定める。
  2. 特許料等の改定
    1. 特許料及び特許出願料を10%程度引き下げ
    2. 商標登録量を25%程度、更新登録料を20%程度引き下げ
  3. 特許法条約(PLT:Patent Law Treaty)への加入
    1. 各国で異なる特許出願等に関する手続の統一化及び 簡素化を目的とし、出願人の利便性向上及び負担軽減を図る
  4. シンガポール条約(STLT:Singapore Treaty on the Law of Trademarks)への加入
    1. 各国で異なる商標登録出願等に 関する手続の統一化及び簡素化を目的とし、出願人の利便性向上及び負担軽減を図る

「職務発明の活性化」は「発明の対価」を巡る企業の訴訟リスク軽減ですね。

なお、今回の投稿にあたっては以下の資料等を参考にしております。

次回は、英語問題(英文契約書等で登場する用語など)について触れたいと思います。

以上、TOMでした。

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一発道場の読者の皆さま、こんにちは。TOMです。

いよいよ6月に突入してしまいました。一次試験当日まで残り63日。使える土日は計16日です。ルナも以前述べていた通り、合格水準と自分の力を比べた際に何が足りていないかを再確認し、合格水準突破に向け、貴重な土日の時間を活用したいですね。

TOMは一年で最も6月が苦手です。梅雨による曇天と湿気が気分を殺ぐので、思考がマイナスに向きがちです。同じような思考に陥る方いらっしゃると思いますが、気分転換を適度に入れて、試験に向けてプラス思考を維持していきましょう。


今日は「迷いやすい用語の記憶の仕方」をテーマにお話したいと思います。

「情報システム」を勉強していると「同じような音、同じような意味」の用語が出てきて戸惑うことがあります。例えば、システムの信頼性・稼働率の話で出てくる以下の用語。「フ」で始まる言葉を8つ並べてみます。

  • フェイルオーバー
  • フェイルセーフ
  • フェイルソフト
  • フェイルバック
  • フォールトアボイダンス
  • フォールトトレランス
  • フォールバック
  • フールプルーフ

フェイルで4つ、フォールトで2つ、フォールにフールと全くもって困ります。しかし、試験会場ではここで挙げたこれらの用語の意味を限られた時間で区別し、回答に繋げなくてはなりません。

昨年で言えば、60分で25題が問われましたので、単純計算で一問あたり2分24秒

具体的にはこの時間の中で、①試験問題と選択肢を読む、②意味を理解する、③回答を決める、④マークシートに正しくマークをするという一連の基本作業を行い、これ以外に問題用紙をめくる時間もありますので、一番重要な①から③に割り当てできる時間はもっと短くなり、2分程度だろうと思います。

従い、こうした用語が出題されても、うろたえずに試験会場で対応できるように事前に頭の整理をしておき、「引き出し」からすっと出せるようにしなくてはいけません。

これからお伝えすることは「経営情報システム」以外の科目でも適用できるとは思いますが、私がよくやる記憶に残すためのポイントは以下です。

  1. 分ける
    • いきなり丸暗記はしない。
    • 用語のグルーピングを行う。
    • グルーピングの結果、階層化が必要な場合、さらにツリー等で纏める。
  2. 違いに注目する
    • ここでも用語の意味、全てを丸暗記しようとはしない。
    • 何が違うのか、そこに着目する。

まとめると「自分が覚えられるレベルまで一旦分けてみて、その上でポイントを絞って覚える」ということです。ついつい暗記科目は何でもかんでもとりあえず頭から覚えようとしてしまいますが、一歩踏み込んでみて、細分化してみると良いと思います。自分のパソコンや会社のファイルサーバのフォルダをイメージしてください。フォルダが綺麗に分類され、それぞれのフォルダの名前に特徴があった場合、中に何が保存されているかが思い出しやすいと思います。あれと同じです。整理されていないフォルダだと見つけたいファイルを探すのも一苦労ですよね。

先ほど挙げた用語をこの考えで分けてみると次の通りです。

  1. システム設計の考え方
    • フォールトアボイダンス
    • フォールトトレランス
      • フェイルソフト
      • フェイルセーフ
      • フールプルーフ
  2. 実際の機能
    • フォールバック
    • フェイルオーバー
    • フェイルバック

大きく分けると、「システム設計の考え方」と「実際の機能」に分かれます。

前者の「設計の考え方」ですが、「障害の発生前と発生後」の違いから、「フォールトアボイダンス」と「フォールトトレランス」に分かれ、更に「フォールトトレランス」は3つの考えに分かれます。

後者の「実際の機能」ですが、「フォールバック」、「フェイルオーバー」、「フェイルバック」は並列で並べるとまだ頭に残りにくいですね。ただ、これも違いを理解すると「フォールバック」と「フェイルオーバー、フェイルバック」の二つに分類できます。因みに今回自分も勉強してわかったことですが、「フォールバック」は「フェールソフト」を機能的に表現した用語で関連があります。

なお、各用語の違いについてはここで全てを表現しづらいので、まとめたファイルをこちらに置きます。ご入用であればお使いください。

ということで、迷いやすく、覚えにくい用語にぶつかった時は、「分ける」「違いに注目する」という視点で再度見直してみては如何でしょうか。

以上、TOMでした。

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一発道場の読者の皆さま、こんにちは。TOMです。

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GWから間も無く2週が過ぎようとしていますが、仕事と勉強のバランス勉強時間の確保できていますか?

私はGW明けからは宿泊を伴う出張は無かったものの、報告事項の締め切りなどが重なり、連日21時ごろまで残業が続いたため、GW期間中の日々とのギャップが大きく、ややバテ気味です。

一方で、前回も触れましたが、情報系の業務比率が急速に高まってきたため、診断士試験で得られた知識の復習と新たな知識の獲得を目的に学習を開始しました。目下の目標は10月15日に試験が予定されている「応用情報技術者試験」の合格です。(ちなみに当試験に合格すると一次試験の経営情報システムの免除が得られます。)

診断士学習の時と同じように通勤中の学習が中心となるので、過去問のアプリを購入し、市販のテキストを眺めつつ、アウトプットとインプットの繰り返しを開始しました。10月15日は診断士二次試験の前週ですね今回は私も一発合格を目指すべく、PDCAをしっかりやります。(あ、言ってしまった。大丈夫か?)

そこで、自分の勉強も兼ね(スミマセン!)、しばらく「経営情報システム」に関するテーマで投稿させて頂きます。


さて、今回は、前回に続き、用語のお話です。

学習を開始して再認識させられるのは「なんとまあ略語が多いことか」です。

途方に暮れた私は再び診断士の受験時代宜しく、過去投稿を当たってみたところ、先代からのヒントを見つけました。

そこで、先代お二人が纏められた略語(平成20年度〜26年度の7年間)に平成27年度と平成28年度の2年分を加えた最新版を作成してみることにしました。

9年間で5回以上登場した略語は以下の通りです。

  • 9回出題
    • LAN(Local Area Network)
  • 8回出題
    • DNS(Domain Name System)
    • XML(Extensible Markup Language)
  • 7回出題
    • CPU(Central Processing Unit)
    • VPN(Virtual Private Network)
  • 6回出題
    • HTML(Hyper Text Markup Language )
    • IP(Internet Protocol)
    • SaaS(Software as a Service)
  • 5回出題
    • ASP(Application Service Provider)
    • ER(Entity Relationship)
    • FTP(File Transfer Protocol)
    • OS(Operating System)
    • USB(Universal Serial Bus)

どうですか?ピンと来ますか?

こちらに挙げた略語(用語)でピンとこないものがあったら、どの分野で登場した用語かも合わせて、復習してみましょう。

また、平成27年度及び平成28年度は平成26年度に比べ科目合格率が下がり難度が上がった年です。各年の略語の総数とその中で初出(平成20年度から28年度)の略語の数を調べたところ、以下の通りでした。

20170514_経営情報システム_略語&科目合格率

科目合格率と略語の初出率に強い相関はありませんでした。但し、難度が上がった平成27年度と28年度は平成26年度に比べ初出率が上がっています。

また、毎年30%以上は初出の用語が登場しており、昨年は40%です。「試験中なんだこりゃ」と唸った理由が分かりました。

しかし、昨年でも残り60%は過去問で1回以上登場している用語なので、まずは新しい用語を見つけて覚えるよりは過去問既出の用語を押さえていくべきだと考えます。

先代のエクセルを更新した資料はこちらからダウンロードできますので、宜しければお使いください。

用語を覚えないとサッパリの「情報」は英語の学習(文法ももちろんだけど、単語を覚えてナンボに近いなと思う今日この頃です。

以上、TOMでした。

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一発合格道場 春の絶対合格フェス2017
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□ 開催日時:2017年5月27日(土) 14:00〜17:00
□ 会場:クレオ大阪西 研修室
□ 定員:20名(先着順)
□ 参加費:1000円

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※定員に達し次第締め切りとさせていただきますので
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一発道場の読者の皆さま、こんにちは。TOMです。

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GWも残すところ今日を含めてあと2日。皆さん、予定通りの活動は出来たでしょうか?

私の受験時代(3年間)を振り返って見るとこんな感じでした。

  • 2014年 数週間前に受験を決意するも、自宅に帰省し全く勉強せず。(当時単身赴任中)
  • 2015年 海外出張が重なり、ほとんど勉強できず。(帰国時にGWが半分終了)
  • 2016年 家庭と勉強のバランスをとる。(TAC二次チェック模試、二次本科答練と一泊二日の家族旅行)

昨年はGWの翌日から前年同様の海外出張、帰国後も重要な仕事が山積していたので、「平日は仕事、土日は勉強」と旅行先で海を見ながら腹を括ったのを今でも覚えています。

また、話は変わりますが、先月の4月29日に東京で春セミナーを開催しました。首都圏以外の地域からもご参加頂き、大変ありがとうございました。セミナーの様子についてはこちらにたっしーがまとめていますので、ご覧ください。私は「反面教師」というコンセプトで自分の失敗談恥ずかしながらお話させて頂きました。少しでも「気づき」を提供できていれば幸いです。


さて、今日はその春セミナーのアンケートで不得意科目として挙がっていた「経営情報システム」について少しお話ししたいと思います。

当科目、覚えることが広範に渡り、かつ、覚えたくてもイメージが湧きにくいので、苦手意識を持つ方、数多くいらっしゃると思います。私は診断士試験に挑戦する前、ユーザーの立場からシステム導入を検討したり、実際にシステムを導入した経験がありましたが、それ以外では全く「情報システム」に触れる経験はなく、学習することも無かったので、同じように苦手意識を持っていました。

その為、通勤講座の問題にあたり、スピードテキストを読み返しながら、何とか頭に用語を焼き付ける(暗記する)日々を繰り返しており、「もう少し何とかならないものか」と唸っていました

そんなわけで、なぜこの科目が結果的に不得意科目になりやすいのかを改めて考えてみました。

結論は以下です。

①学習時間

  • 日常的に使わないので、試験勉強を通じて学ぶほかなく、学習時間が少ない。
    • IT業界の受験生以外はほとんどこれ?

②出題範囲

  1. 本番の試験では受験校のテキストを学習しただけでは対応できないような問題も登場し受験生を撹乱する
    • H28年度例 第2問(液晶パネル)、第23問(ホワイトデーターセンター)など

③出題内容(用語)

  1. 元々の用語が外来語(英語)なので、取っ付きにくい。
    • 例年多数登場
  2. これを日本語に置き換えるので多くはカタカナだらけの用語となる。カタカナは表音文字なので、一読で意味が分からない。また、漢字が使われていても、訳語なので意味が分かりにくい。従い、頭に定着しにくい。
    • H28年度例 第3問(選択肢が全てカタカナ)
    • 訳語例   正規化(Normalization)
  3. 一方で、英語のままだと思ったら、実は略語(省略形)で、そのまま読んでも元々の意味には繋がらない
    • H28年度例 第21問(選択肢に略語が混在)

さて、これらに如何に対応し、不得意科目から一歩抜け出すべきか?

私の一案は以下です。

①学習時間

  1. 腹括って勉強時間を作る。
    • こればかりは仕方がないです。問題はその勉強時間をどこまで本番に対し意味ある学習にするかです。

②出題範囲

  1. いわゆる「知らんがな」問題は誰も知らないので固執せず、他をキッチリ取る。
    • 但し、設問によっては③の用語学習を進めると選択肢を消去法で絞り込める可能性は高まります。

③出題内容(用語)

  1. 無理に日本語(カタカナ)や略語のまま暗記しようとせず、元々の用語(英語)、省略前の用語に遡り、本質を掴む
    • 実は最近訳あって、私は情報関連業務の比率が高まっています。その為、社内でも情報に強い方々と仕事をする機会が増えており、こうした用語をどうやって理解してきたのかを改めて聞いてみることにしました。そこで得られた回答の一つは以下でした。
      • 原書で勉強した。翻訳が分かりにくいので、最初は日本語の解説書を読まなかった。
    • 診断士試験の科目合格を目標とした場合、一つ一つのことを理解するために原書に当たるのはやりすぎです。
    • しかし、私もどうしても分からない用語が出ると常にウィキペディア等で調べ、英語・日本語の両面で理解しようと努めていたので合点がいきました。この回答を得た時、「やはりそうか」と納得した次第です。
    • この方法、一見、遠回りしているように思えるかもしれません。しかし、本番をイメージしてください。複数の選択肢から絞り込まざるを得ない時、選択肢にある用語の意味が分からないと絞るに絞りきれません。そこでゲームセットです。カタカナや略語で書かれた選択肢を類推で選ぶ際、元の言葉やその意味を少しでも把握していれば、正答率が高められます。
      • 私は昨年二次試験に集中していたので、保険で受験した一次試験の勉強は試験前1週間だけでした。ポケットテキストで復習し、試験に臨みましたが、テキストでカバーされていない問題が多く、当日は選択肢の絞り込みに苦心しました。その際、常に考えていたのが問題文と選択肢がそれぞれ意味することが何であるかでした。結果的に最後の2択からの正答率を高められ、60点(調整前)をキープできました。

試験まで残された自分の持ち時間とそこから「経営情報システム」に当てられる時間を踏まえた時、イチイチ本質に遡っている時間はないと思われるかもしれませんが、どうしても暗記できない用語があった場合、こうした学習方法も参考にして頂ければ幸いです。

以上、TOMでした。

 

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一発道場の読者の皆さま、こんにちはTOMです。

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4月は大学入学時の如く、診断士の新歓活動が真っ盛りです。TOMは実務従事や家庭などの都合で全てのイベントに参加できていませんが、首都圏では以下のイベントがありました。

診断士資格の面白さの一つは様々な社会人経験を積んだ方と繋がり、職場とは違った刺激や気づきが得られることだと思います。皆さんも来年は是非参加できるように、まずは一次試験合格に向け、気を引き締め頑張っていきましょう。


さて、前回の投稿で、「一次試験の再受験」をお勧めしたTOMですが、本日は「では何科目受験すべきなのか?」という観点でお話ししたいと思います。

これ色々なご意見があると思います。「保険受験」となる一次試験合格者ならば、例えば以下のいずれか。

  1. 全科目受験
    • 二次試験とは直接関係がない経済学・経済政策や暗記3兄弟(法務・情報・中小)を勉強するのは面倒だ。気が乗らないな・・・
  2. 二次試験に関係する科目だけ受験
    • 一次知識の復習にはなるかもしれないが、これだけじゃ保険受験にならないし・・・

昨年の私は1で挙げた葛藤(?)と闘いつつ、「全科目受験」を選択しました。

一次試験を経験された方はよくご存じの「あの暑い夏の日」、二日に渡って朝から受験するのかと思うとうんざりされるかもしれません。しかし、理由は以下の通りです。

  1. 受験料がもったいない(小さい話ですが)
    • 1科目受験でも7科目受験でも13,000円
    • 細かいこと言えば、交通費も!
  2. どうせ受けるなら一次試験にきっちり合格したい(やるからにはそうありたい)
    • 二次中心の勉強をしてきたので、一次の勉強が足りないもう一度受かる自信がない落ちたら本番の二次試験にも精神的に響くだから受けないという負のスパイラルが掛かりがちです。
    • しかし、しっかりとした二次対策(いわゆる二次試験のテクニックだけでなく、一次知識の学習も怠らない)をしていれば、一次試験に最初に挑戦した年とは必要な復習時間は異なります。
  3. 全科目受験する方が合格する可能性が高くなる(これが一番重要)
    • これは「保険受験」でない方にも当てはまります。
    • 一次試験は他の資格等を有している方であれば、科目免除の権利を利用できるので、必ずしも7科目受験する必要はありません。従い、わざわざ受験しなくても・・・という心理が起きるの普通ですが、その場合、合格するには他の科目の総得点で60%以上を獲得する必要があります。
    • ところが、各科目の毎年の難易度はバラツキます。例えば、昨年は全体の合格基準が変更され、経営情報システムの受験者にはなんと一律4点加算されました。これかなり大きいですよね。リスク分散の観点からも全科目受験の方が安心です。この点については初代ふうじんさんがこちらでまとめています。

ということで、迷いを捨て全科目再受験申込をしましょう。

ちなみにですが、受験番号は申込順に決まっている模様です。(実際に診断協会に確認したわけではありません。実体験からの印象です。)そのため、申し込みが遅ければ受験番号も遅くなります。どうも一次試験の場合、遅い方に科目受験者や保険受験者が多いようで、私の場合は最終日に申し込んだためか、試験会場の教室はかなり空席が目立ってました。まるで自分のためだけの試験会場(教室)になるので、変な話ですが、集中して試験に臨むこともできますよ。(逆に二次試験の場合、受験番号の早い方は昨年の一次試験合格者です。自分もそうでしたが、受験案内が一次試験合格発表前に届くので、早く申し込むことができます。こちらは逆に全く空席はありませんでした。)

以上、TOMでした。

✿:❀:✿:❀ 道場春セミナーin東京のお知らせ ✿:❀:✿:❀

一発合格道場 春の絶対合格フェス2017
〜受験生タイプ別の疑問にお答えします!〜

2017年4月29日(土・祝)

セミナーはご好評につき締め切りとさせていただきました。
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一発道場の読者の皆さま、こんにちはTOMです。

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TOMは2月上旬からスタートした診断協会主催の実務補習5日間とTAC二次本科生時代の繋がりで知った実務従事10日間が終了し、診断士登録の手続きに入りました。

試験合格後、諸先輩方から、「4月まではジェットコースターの如くあっという間に過ぎるよ」、「診断士活動は最初が肝心」という趣旨のアドバイスを頂いたこともあり、覚悟はしていましたが、試験勉強中よりも遥かにハードな日々で、自らを追い込み続ける3ヶ月でした。また、期間中、同じ志を持つ新たな仲間が得られ、非常に有意義な毎日でした。

この資格をこれからの人生で活かすも殺すも自分次第。目下、今後、具体的に何をしていこうかと思案中です。


さて、先日、診断協会から今年度の試験日程が発表され、皆さんも最初の関門である一次試験に向け、気が引き締まってきたのではないでしょうか?(試験日程は畠ちゃんの投稿をご覧くださいね。)

私は一発道場の中では本来入門資格が無い(?)多年度経験者です。そこで、今回は、多年度経験者ならではの一次試験に関する「ある悩み」についてお話します。(私の一次試験の受験歴は具体的にはこちらです。)

皆さん、ご存知の通り、一次試験合格者は合格した年と翌年の二次試験受験資格が得られます。

言うまでもなく、ベストな流れはその年の二次試験で合格することですが、二次試験の合格率が語る通り、翌年、捲土重来を図らざるを得ない方が出ます。残念ながら、自分もこの流れに乗ってしまったため、昨年の今頃は以下の悩みがありました。

  • 一次試験を再度受験すべきか
    • 当然今年の二次試験合格が目標ですが、一次試験に合格した場合、翌年も二次試験受験資格が得られます。
  • 二次試験に集中すべきか
    • 今年も二次試験に合格できない場合、翌年はイチからスタート。

当時の自分は「二次試験の学習で手一杯なのに、一次試験まで手が回らないよ、だから二次試験に集中。」という立場でしたが、受験仲間が試験案内を取り寄せてくれたこともあり、ズルズルと悩んだ挙句、最終日に申し込みました。また、一次対策もそれほど行わずに一次試験を迎えました。

しかし、一次試験以降、二次試験までの自分の取り組みから振り返ると、二次試験合格には一次試験の学習が必須であり、もっと積極的に取り組むべきだったと後悔しています。

理由は、当たり前ですが、二次試験は一次試験の延長にあるからです。

一次試験の科目は二次試験と以下の関係がありますが、昨年の今頃の私はまだ二次試験が一次試験の延長線上にあると完全に腹落ちしていませんでした。

  • 企業経営理論(事例Ⅰ、事例Ⅱ)
  • 運営管理(事例Ⅲ)
  • 財務・会計(事例Ⅳ)

つまり、二次試験には一次試験の知識が必要なことを頭では理解はしていたものの、二次試験特有のお作法やテクニック(これについては別の機会に)を身につけることばかりに意識が向かっていて、一次知識の確認を怠っていましたその為、知識にムラがあり、答練の結果も、全く安定していませんでした。

しかし、一次試験後に開催された一発道場主催の夏のセミナーに参加し、7代目の方々の学習法等を参考にさせて頂いた結果、二次試験に合格するには一次知識の整理と定着が必須と漸く悟り、慌てて8月中旬から10月上旬に掛けて二次試験に出る一次知識の整理をひたすらエクセル上で行いました。今でもこの時の整理が無かったら、前年同様、マイアイデアを書いてしまい、失敗しただろうと思っています。

実はこの整理って本当は一次試験前にすべきことなんですよね。
(私の一次試験対策は通勤講座での問題演習が中心だったので、整理したことが一切ありませんでした。)

二次対策中心の学習に偏ってしまうと、ついつい80分をどう使うか、与件をどのように読むか、解答はどのように書くべきかという点ばかりに集中しがちですが、解答要素はあくまで一次知識

一次知識無くして二次試験合格はないので、今年、捲土重来を期す皆さんは是非、一次知識の整理と定着を図るため、一次試験に再挑戦されては如何でしょうか。

以上、TOMでした。

✿:❀:✿:❀ 道場春セミナーin東京のお知らせ ✿:❀:✿:❀

一発合格道場 春の絶対合格フェス2017
〜受験生タイプ別の疑問にお答えします!〜

□ 開催日時:2017年4月29日(土・祝) 14:00〜16:30
□ 会場:東京ウィメンズプラザ 第1会議室
□ 定員:40名(先着順)
□ 参加費:1000円

☆道場メンバーが一次試験突破のために行った事をお話します!
☆受験生の悩みや疑問に個別にお答えします!

ご好評につき締め切りとさせていただきました。
★引き続き懇親会のみのご参加を受け付けております

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お会いできるのを楽しみにしてます(詳細は後日)
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一発道場の読者の皆さま、こんにちはTOMです。

3月も間も無く終わりとなり、新しい年度が始まろうとしていますが、いかがお過ごしでしょうか?

私は前回も触れました通り、引き続き実務従事に取り組んでます。いよいよ最後の1社ですが、試験合格後から振り返るとほとんどプライベートの時間が無く、仕事&診断士関連行事で忙殺されており、ついに子供達からもブーイングが巻き起こる始末。昨年の今頃と比べれば、嬉しい悲鳴ではありますが、ヘコむ日々でもあります。

さて、TACのストレート本科に通学されている方だと、ちょうど昨年の9月、10月頃から始まったカリキュラムの折り返し地点を越え、最後の科目である中小企業経営・政策に入る頃、二次本科の方だといよいよ本格的な答練が始まる頃ですね。

診断士試験は長丁場です。

集中力をずっと維持し続けるのは困難。でも、時間も限られているので、「ここでサボったら負ける・・・。」

そんな気持ちに苛まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで、今日は「少し集中力を維持できなくなったな、ちょっと気分を変えたいな。」という時に私がしていた「息抜き」についてお話ししたいと思います。

私が行っていた息抜きは以下3点です。

  • 試験委員の先生などの著作を読む
  • 「中小企業白書」を読む
  • 「ガイアの夜明け」を見る

「ガイアの夜明け」はともかく、他の二つは勉強そのもので、全く息抜きではないとのお叱りを受けそうですが、あくまで診断士試験「勉強中」の息抜きですので、ご容赦ください。

さて、試験委員の先生の著作ですが、代表的なものとしては以下があります。事例Ⅱの出題をされていると噂の岩崎邦彦先生の著作です。

岩崎先生はこの他にも複数の書籍を発行されていますが、診断士試験で最も代表的な書籍がこちらになると思います。この著作には事例Ⅱの解答で窮した時のキーワードの一つである『口コミ』を始め、事例Ⅱ解答時の考え方の切り口などに溢れています。

次に中小企業白書です。

本白書には一次試験に出題される説明文やグラフが記載されているので、一次対策用の参考図書と思われる方がいらっしゃるかもしれません。一方、一次対策として考えると、受験機関のテキストの方がコンパクトにまとまっており、二次試験では中小企業経営・政策は直接問われないので、試験勉強期間中、一切チェックされることのない図書かもしれません。実際、自分は一次試験対策中は、時間的余裕もなく、白書まで読めませんでした。そんな中であえてこの白書に手を伸ばしたのは、事例の宝庫だからです。

過去、本試験に白書記載の事例と似通った事例も出題されたことがあるようですが、あくまで息抜きですので、そこまで追究は不要です。中小企業の社長がどのような悩みを抱え、それをどのように解決し、今に至るのか、一つの読み物として目を通されると良いと思います。特にどのように取り組んだかは、二次試験で我々が問われる箇所ですので、一次知識の振り返りにも使えます。

最後にガイアの夜明けです。

テレビ東京系列で火曜日の夜10時から放送されている経済番組です。本番組、時折各地の中小企業の取り組みを特集します。白書の事例と同じように、各社の課題と取り組みが紹介されます。白書は文字ですが、こちらは映像なので、よりイメージがしやすいですね。

最近は息抜きを取る時間も無いので、録画したものも見れませんが、テレビ東京系列の経済番組が好きな方には有料ですが、こんな見方もあります。2012年10月からの番組を見られるようです。

試験委員の先生の著作や中小企業白書は試験本番が迫ってくると逆に読む時間が取れないと思います。興味のある方は時間が比較的ある時に手に取ってみては如何でしょうか?

以上、TOMでした。



==告知==

<4/29は道場春セミナーの日>です!

日程開けておいてくださいね(詳細は後日)

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一発道場の読者の皆さま、こんにちはTOMです。

昨日は真冬のような気温でしたが、それでも段々と春の気配が感じられる時期になりましたね。

「実務補習15日間コース」に挑戦した同期の仲間達は怒涛の日程が終了し、いよいよこれから診断士としての活動が始まりますが、TOMは2月の実務補習5日間コースが終わった後、現在、「実務従事」という違うコースに挑戦しています。実務従事についてはまた別の機会で触れたいと思います。

さて、3回目の投稿ですが、今日は「口で説明することのメリット」「勉強会の経験」に絡めてお話ししたいと思います。

昨年、私はTAC の二次本科に通っていましたので、1月から3月は二次対策講義とスキルアップ演習を受講していました。まだまだ演習といっても本試験を見据えた本格的なモノではなく、知識の確認が目的の演習でした。一方、時折、講義中に講師からご自身が実践された二次の過去問に関する「勉強会」の話があり、そろそろ自発的に過去問に取り組む時間が必要だと感じ始めていました。

そんな経緯もあり、偶然知り合った受講仲間達と自主的に勉強する場を持とうということになりました。それまでまともに二次の過去問に向き合わず、意思の弱い自分にとっては絶好のチャンスと思い、参加することにしました。

私達が最初に採った方法は以下です。

  • 事例と提出期限を事前に決める。
  • LINEに自分の解答をアップし、みんなで確認。
  • アップ時に自分の疑問点等に触れる。
  • 仲間の解答にツッコミを入れる。

この方法で一週間に二年分程度、事例の縦解きを続けているうちに、実際にカフェ等で議論できないかということになり、3月末に都内のカフェを予約し勉強会をリアルに行うことになりました。(TACの二次本科の場合、3月まではほぼ毎週通学でしたが、4月以降は2週毎の通学に変わります。自分達で決められる時間ができたことも、リアル勉強会を行うきっかけになったと記憶してます。)

事例Ⅰから事例Ⅲは合格点が得られる解答がハッキリと分かりません。加えて、自分の解答にも自信がないので、最初は手探りでスタートしましたが、メリットがありました。以下の点です。

  • 自分とは異なる視点が得られる。
  • 自分が漏らした解答要素に気づく
  • 複数名で行うので、連帯責任が発生し、嫌が応にも二次試験に取り組むことができる。

また、特にリアルになってからのメリットは以下の点です。

  • 口で説明することで、自分の解答のわかりにくい点や変な表現に気づくことができる。
    • 自分ではしっかり書けているつもりでも、いざ読んでみると、意味が分かりにくいことがあります。
  • 口で説明することで、自分がしっかりと理解できていないことに気づくことができる。
    • いざ説明しようとすると、仲間が分かるような説明ができないことがあります。自分が理解できていないからです。

副次的ですが、物理的に場所を予約したことのメリットは以下の点です。

  • 3月までの勉強ペースを維持できる。
    • 仕事やプライベートもあるので、半ば強制的ながら自発的に勉強の場を設けないとズルズルと勉強しなくなりがちです。

結局、リアル勉強会は、途中仕事等の都合で出来ない月もありましたが、おおよそ月一回を目標に、一次試験前の7月末まで行いました。

なお、勉強会時に利用した主な資料等は以下の通りです。

独学であったり、勉強会の場がなかなか得られないという方も多いと思いますが、いつもの「読む」・「書く」だけでなく、「話す」も取り入れてみると、意外な気づきがありますよ。

以上、TOMでした。



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一発道場の読者の皆さま、こんにちは。TOMです。

早いもので今年も3月3日、今日はひな祭りです。

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カレンダーを確認すると、一次試験まで約5ヶ月
昨年度の試験日程からすると、最終の合格発表は今年の1月5日でしたので、まだまだ2ヶ月程度しか経っていませんが、一次試験終了から考えると早7ヶ月。正に光陰矢の如しです。ボヤボヤしているとあっという間に最初の関門です。


さて、本日はそんな状況下で有効なツールとなりうる「目次学習」についてお話ししたいと思います。
目次学習については色々な考え方があると思いますが、私なりの解釈は以下の通りです。

インプットとしての目次学習

  • テキスト等の目次を見ることで学ぶべきことを知り、全体像を掴む。

アウトプットとしての目次学習

  • テキスト等の目次を見ることで何が記載されていたか、何がポイントかを思い出し、記憶の定着を確認する。

私が目次学習について知ったのは今から20年近く前です。会社生活にあまり馴染んでいなかった私はある資格に挑戦するため通信教育を受けていました。会社の独身寮の自室TVで録画された講義を見ていた時に、講師の先生が何度も繰り返し仰っていたのが目次学習でした。

正直、最初はあまりピンと来ていませんでした。特にインプットでは直ちに効果を感じることはありませんでした。しかし、学ぶべきことが徐々に増え、頭の整理が必要になる中、アウトプットの場である答練を受けると、全く学んだことが出てこない自分に直面しました。結局のところ、学習したつもりでも、必要な時に必要な情報を出せないため、効果的な学習になっていませんでした。

結果的に私はこの資格取得を途中で断念してしまいましたが、この時の経験が診断士の勉強では役に立ちました。

ご存じの通り、診断士試験は一次試験が7科目、二次試験が4科目あります。特に一次試験は二次試験に比べると満遍なく知識を問われるので、学習範囲が広がります。一方で、仕事や家庭のある中での学習なので、取り組める時間は限られています。

こうした中、効率的に学習し、効果を出すためにどうしたら良いかと考えた時、当時TV画面で繰り返し話されていた先生の姿を思い出しました。

私の具体的な使い方は以下の通りです。

一次試験

  • 通勤講座を利用し、まずは問題演習を行う。
  • 間違えたところ、全く分からなかったところはTACのスピードテキストに戻り、その単元を学習。目次を確認し、モレやムラが無いかを確認する。

一次試験対策として新たに必要な勉強時間は学習を開始するまでの人生経験で皆違います。加えて、学習範囲が広いので、先に問題を解き、その上で自分の知識レベルの確認を行った方が、効率的だと考えたからです。

また、今となっては反省点ですが、2年目も正直受験するかどうかを決めかね、グズグズしていました。4月から学習を再開したので、試験日から逆算すると物理的に時間がなかったからです。(結局、3月に学習していたのは昨年だけです。)

なお、スピードテキストの各単元の重要性については初代ふうじんさんが過去投稿されてます。私がお世話になったのは昨年の二次試験学習時ですが、一次試験学習時に確認出来ていればと悔やまれます。ふうじんさんは私の通勤時間中の師でした。因みに、今はこちらで引き続き投稿されてます。私は今も読者です。

二次試験

  • 利用すべき一次知識を思い出すために、全知識の目次をチェックする。
  • 重要なキーワードが思い出せない場合、その項目を再確認する。

二次試験でも一次試験の知識が必要です。加えて、一次試験と異なり、事例文や問題文をヒントに即座に知識を思い出せるか、適切に使えているかが勝負の分かれ目になります。ただ、一次試験と異なり、スピードテキストの全ての知識が必要なわけではありません。従い、二次試験ではスピードテキストではなく、重要なキーワードを纏めた全知識を利用し、思い出せる知識とそうでない知識を確認しました。

私はTACの二次本科に通学していたので、TACの二次用テキストを持っていましたが、知識の確認には全知識を利用しました。テキストには好みがあると思いますので、ご自分に最も適したテキストを選んで頂ければと思います。

さて、繰り返しますが、一次試験まで残り5ヶ月。

ご自分の知識のモレやムラを確認するため、普段は開かない目次を一度眺めてみる。その上で、学習計画を見直してみてもいいかと思います。

以上、TOMでした。

 



一発道場読者の皆さま、初めまして。

この度、不思議なご縁から「一発合格じゃない枠」で8代目メンバーを拝命いたしましたTOMと申します。

簡単ですが、自己紹介と受験歴です。

〜自己紹介〜

千葉県在住、東京都内のメーカーに勤務する日本酒好きのオヤジです。
(自己紹介はこちら

〜受験歴〜

2014年度:一次試験科目合格
2015年度:一次試験合格、二次試験不合格
2016年度:二次試験合格
(合格体験記はこちら

ご覧頂ければお分かりになると思いますが、仕事と家庭の折り合いをつけながら試験勉強を続け、何とか合格を掴み取ったにすぎません。

そんな訳から、キラリと光るノウハウなどは持ち合わせておりません(ごめんなさい)ので、「受験期間中の失敗談」「今だから思う気づき」、また可能であれば「合格後の世界」などを中心に、皆さまのお役に少しでも立てるような記事をアップしていきたいと思います。1年間頑張りますので、どうぞ宜しくお願いいたします。


さて、今日のお題はいきなりですが、「実務補習」について簡単にお話ししたいと思います。

「実務補習って何?」って方、結構いらっしゃるのではないでしょうか?

中小企業診断士として登録するには複数の流れがありますが、おそらく多くの方が以下の過程を経ることになります。
(詳細はこちら

  1. 一次試験に合格(マークシート)
  2. 二次試験に合格(論述+口述)
  3. 実務補習(5日間コースを3回:計15日間)

かく言う私がこの存在を知ったのは2015年度の二次試験の試験要領を見た時です。てっきり二次試験で終わり!と思っていたので、厄介な資格に手を出してしまったと当時思ったものです。

そんな実務補習ですが、具体的に行うことは以下の通りです。

  1. 診断先企業や業界の事前調査・分析
  2. 診断先企業でのヒアリング
  3. 診断報告書の作成
  4. 診断先企業への報告

これらの作業をチームを組んで計5日間で実施します。

既に二次試験の勉強をされている方は薄々気づかれるかもしれませんが、実務補習のプロセス二次論述試験の解答プロセスに置き換え可能です。

  1. 事例企業や市場・顧客・競合等の把握
  2. 事例企業の社長の想い、課題の把握
  3. 1と2を踏まえ、事例企業の方向性の設定や改善提案等の立案
  4. 1から3を解答用紙にとりまとめ

(まだ、二次試験なんて全然考えられない!って方も折角ですので、論述試験をご覧になられることをお勧めします。私は一次試験対策中に全く二次試験のことなど考えていなかったので、一次試験に合格した2015年度はしっかり撃沈しました。ちなみに論述試験の問題は二次専門の受験機関:A◯Sのウェブサイトで確認できますよ。)

まだまだ2月ということでモチベーションが中々上がらず何となく学習されている方もいらっしゃると思います。

(私自身、昨年の今頃はそうでした。毎週T◯Cの二次本科に通学していましたが、カリキュラムに乗っかっていただけ・・・。能動的というよりは受動的に過ごしていました。しかも、まだこの頃、私は一発道場と出会えていません!

ただ、合格した1年後にはこれまで学習し、身につけたプロセスを解答用紙だけではなく、診断先の社長に対し実践する場が待っています。

私も先日、限られた時間、情報の中ではありますが、何とかチームで改善提案を纏め上げ、報告をしてきました。どこまで社長の想いに迫れたかは今も不安ですが、報告会の中で、社長が我々チームの提案に理解を示して下さったり、メモを取られていたのが非常に印象的でした。

今の学習は決して試験突破だけが目的でなく、次に待っている実務補習でも活きます。意味があると思うと視点が変わって、モチベーションも上がってきませんか?

本日はここまで。

以上、TOMでした。


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