投稿者「 » まっすー」の記事


こんにちは!まっすーです。

本日ご紹介するのは、いるかさんの合格体験記です。
すべて独学で受験されたことに感嘆しつつも、体験記を読ませていただくと納得の内容です。

それでは、どうぞ。

***寄 稿 こ こ か ら***

1971年生、男性、機械製造業課長職、所属は営業部門で、取引先からの注文をまとめて各工場と生産調整したり、取引先の営業支援システムを作ったり、たまにプロジェクトがあると任されたり、なんでも屋的な業務内容です。

勉強のきっかけは、取引先4社(内、3社が中小企業)の非常勤役員を兼務することになり、取引先に対して何ができるのか?を自問して、中小企業診断士の勉強をしようと決めました。
つまり、資格取得の勉強は手段であり、目的は仕事である取引先の役に立ちつつ自社にも貢献することです。

勉強は独学です。受験校の存在と利点も理解していましたが、金銭的な理由と時間がかかってもよいと思い、独学を選択しました。模試だけ一次2回二次1回受験機関を利用しました。

一次2回、二次も2回での突破の3年計画を立てました。
目的を明確にし、計画を立てることが重要なのは、仕事でも勉強でも同じです。

勉強時間は、早く出勤して始業前30分、昼休み30分、帰りの電車の30分の計90分ですが、業務多忙時には、確保できないことも多々ありました。休日は家族サービス優先で試験直前以外、勉強はしませんでした。優先順位は、家族、仕事であり、それらを犠牲してまで資格をとるつもりはありません。

一年目は、一次用の市販テキストと過去問の勉強でした。模試では合格点でしたが。本番は5点不足で不合格、五科目合格にとどまりましたが、8ヶ月の勉強期間では、実力通りの結果と受け止めました。

二年目は、二次試験対策中心の勉強で、月刊誌企業診断の問題と過去問を繰り返しました。一次の残りは財務会計と経営法務で、二ヶ月前になってからの勉強開始でした。模試も合格点で、当然のように一次は受かるつもりでいたのですが、財務会計の難しい年に当ってしまい、まさかの不合格、経営法務は科目合格しました。

しばらくはショックとプロジェクト業務の忙しさで勉強に手が付きませんでした。再開したのはプロジェクトが落ち着いた4月ですので、半年以上ほとんど勉強しませんでした。
しかしながら、非常勤役員としての業務は順調で、学んだ法務知識を活かして、就業規則改定の助言を行ったり、財務状況の分析をして経営診断を行ったり、取引先の社長からの評価も上がり信用を得ることができたと同時に勉強の成果を実感するようになりました。

勉強再開後は、一次財務会計を残したのは、二次対策としてはやり易いと前向けに受け止め、事例Ⅳを中心とした二次対策を、過去問を繰り返し解き、ふぞろいな合格答案で採点をしました。
同じ問題を繰り返し解きながら、解答の一貫性、読み易さと説得力を意識した書き方を身につけるように意識しました。

財務会計はどんな難問でも合格できるレベルに達し、一次は余裕の合格。

二次については、一日に4事例解く経験が、試験本番で初めてだったので、かなり消耗しました。
最後の事例Ⅳでは疲労で単純計算ミスを連発してしまいました。事例I II IIIでは、実力通りの解答ができました。自己評価としては、事例Iが70点、IIが60点、IIIは80点とれていて、IVが45点で合格できると思いました。
結果合格、3年かかった分喜びもひとしおです。涙がでるほどうれしかった!

口述試験対策は、再現答案と事例の徹底読込しかしませんでした。ここまで来た以上、最後まで独学を貫きました。試験会場に辿り着いて、沈黙さえしなければ大丈夫と信じてしゃべりまくりました。矛盾点を指摘されて相当あせりましたが、それでも合格できるものです。

今後は、実務補習は受けずに、取引先への経営診断と助言の実務従事を15日間積み重ねて、登録要件を充たす予定です。
取引先からは事業承継とシステム導入に対しての助言の要請を受けていますので、経営情報システムなどで学んだ知識を活かして、企業内診断士として、取引先と自社の役に立っていきます。

最後になりましたが、一発合格道場の情報は孤独な独学者にとって、非常に役に立つものでありました。この場を借りて、御礼申しあげます。ありがとうございました。

***寄 稿 こ こ ま で***

 

いかがでしたでしょうか。
いたるところで独学へのこだわりを感じますね。

いるかさんの合格の秘訣は下記のとおりになると思います。

・「診断士になるのが目的ではなく、診断士になることで取引先の役に立ちつつ自社にも貢献すること」という目的意識が明確だったこと
⇒あくまでも合格は通過点という考えから、実務に活用できるレベルの知識が身につけられた

・診断士試験の学習が仕事に活用できることでモチベーションの維持・向上が図れていたこと
⇒3度の一次試験受験中も、身につけた知識を仕事に反映することで、自らの成長を感じてモチベーションが維持できた

・家族や仕事を犠牲にするくらいならば資格を取らなくてもいいという割り切り
⇒使える時間が少ないからこそ、隙間時間を徹底的に有効に活用する方法を身につけられた

・前年の経営財務不合格を二次試験のため、と認識する前向きな姿勢
⇒どんな難問でも合格できるレベルまで徹底的に経営財務をやり込むストイックな取り組み

ちなみに「二次試験で1日4事例を解くのが本試験が初だった」というのは私にとって驚きでした
私の場合、もし本試験が初の4事例挑戦であったら合格はできなかったと思います。
最初に受けた模試では最後の事例IVで頭が全然働きませんでした。それほどまでに一日4事例はきついです。
模擬試験やセルフ模試は、4つの事例を一日でやることでへとへとになる経験を積むことが重要だと思っていましたが、いるかさんのように初めてで対応できちゃう方もいるんですね。

ちなみに、体験記中に登場する企業診断の事例問題は、複数の受験指導校が出題を担当しており、色々なノウハウが詰まっていますので、とても有用だと思います。
ただ、受験指導校によって解答の導き方が異なることもあり、個人的には、自分のスタイルがある程度固まるくらい学習が進んだ後、ストレート生ならば9月後半~10月頃の過去問をほぼ潰した後に、余裕があったら取り組むくらいがいいのかな、とは思いました。

もちろん、バックナンバーを購入するのがベストではありますが、図書館で借りることもできますのでそれを活用することもできます。
私は会社の昼休みに、近くの図書館で紙と筆記用具だけ持っていき、企業診断を閲覧して事例を解いていました。

いるかさん、貴重な合格体験記ありがとうございました!

それでは、今日も頑張りましょう!
以上、まっすーでした。

こんにちは。まっすーです。

本日ご紹介するのは、見事ストレート合格されたYKさんの合格体験記です。

一次試験前から二次試験対策を重視するというスタンスは、ストレート合格者では珍しいと思われますが、読んでみると納得という感じです。

それでは、どうぞ。

***寄 稿 こ こ か ら***

はじめまして。YKと申します。

TACにストレート本科生として1年間通学し、道場を技術的・精神的なペースメーカーとして、運よく1度の受験で合格することができました。

正直にいうと、私自身は「二次試験は2、3回受ければたぶん1回は受かる」というレベルに過ぎず、また、方針も一般的なものではないのですが、似たような状況に置かれている方も皆無ではないと思い、ここにご紹介する次第です。

1 強み・弱み

私は他の資格を取得していた関係で、以下の2点の強みがありました。

択一試験は得意だとわかっていた

1科目(経営法務)が免除されていた

他方、弱みとしては、

財務会計の知識・経験がなかった

仕事が忙しく、平日はほとんど勉強時間がとれなかった

(特に二次試験の直前の時期は相対的に仕事が忙しくなりがちだった)

ということです。

2 方針

このような状況では、一次試験はどんなに高得点をとっても二次試験が有利になるわけではないことも踏まえると、私にとっては、採るべき対応は自明でした。つまり、

1)前倒し学習、模試重視

試験直前に追い上げに必要な時間を確保できないならば、試験の1ヶ月ぐらい前にある模擬試験を本試験だと思って準備・受験する

2)二次試験(特に事例IV)重視

特に二次試験の追い上げは期待できない以上、早期から二次試験に向けて準備する。特に財務会計が苦手なので、事例IVについては十分な準備を行う。)

ということです。

象徴的には、二次試験の模擬試験の前日は、友人の飲みの誘いを断りましたが、(まったくおすすめしませんが)一次試験本番の前日(正確には1日目)の夜には、友人と飲みに行きました。
一次試験は受かればよいのだから、「一点でも多くもぎ取る」ために最後まで努力する必要はないと考えていましたが、合格できるかどうかわからない二次試験を最高の状態で迎えるためには、模擬試験を言い訳できない状況で受験することで改善点を洗い出すべきだと考えていたのです。

3 スケジュール

この方針を踏まえて具体的には、以下のような勉強をしていました。

(1) GWまで

模擬試験までの日程を逆算すると、GWまでにいったんは必要な知識を整理しなければならないと考え、養成答練を本番だと思って、過去問、スピード問題集、トレーニングのうち、科目に応じて2種類をこなしていました(養成答練の点数は平均80点強(成績は記憶に基づきます(以下同じ))。

加えて、GWにある二次チェック模試に向け、経営法務の授業期間を中心に、MMCの二次対策講座(通信)やTACの事例Ⅳ用の単発講座(通学)を受講するとともに、過去問を(解く力はないので)読み込んでいました(チェック模試は上位25%くらい)。

総勉強時間のうちこの期間中の勉強時間の割合は、平均的な受験生よりもきっと高いです。

(2) 一次試験まで

GW明けからは、6月末の一次模試に向け、完成答練のスケジュールにあわせて科目ごとの理解を深めるとともに(完成答練は平均70点強)、TACの二次用演習講座(実力完成演習)を受講しました。

一次模試でも平均70点、科目最低点55点という目標を達成できたので、7月に入った後の一次試験の勉強は、点数を上げるという欲はもたず、頻出論点、特に、相対的に足きりのリスクの高い経済学や財務会計に重点を置いて勉強をしていました(一次試験は平均70点弱)。

また、二次の勉強は、7月も週1日のペースで続けていました。

(3) 二次試験まで

TACのストレート本科生用演習講座を受講するとともに、一次試験前から苦手であった事例I、IVは、他校の講座もあわせて受講すること等によって、その強化を図りました。

模試は2社受けて必ずしも満足いくものではありませんでしたが(それぞれ上位20%、25%くらい)、十分な準備(をしたつもり)の上での失敗を通じて、自分の弱点を浮き彫りにすることができました。

予定どおり(?)、直前はそれほど勉強できなかったこともあり、本番では必要以上に緊張することもありませんでした。

4 最後に

私の方針のうち、前倒し学習というのは道場の受け売りですが、一次試験前から二次試験対応も重視するというのはマイナーであり、一般的な方法にはならないと思います。でもこのような方針には、

・ 一次試験の勉強段階で、二次試験に必要な知識(≒単なる暗記でなく、十分な理解が必要な知識)がわかるので、学習のメリハリをつけられる

・ 二次試験における苦手分野が早期にわかるので、その対策をとりやすい

等のメリットもあり、二次試験の合格率を高めるには効果的であるように思います。

なので、「一次試験は合格できる」、「二次試験直前には十分な勉強時間がとれない」とお思いの方には、参考になることもあるのではないかと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

***寄 稿 こ こ ま で***

いかがでしたでしょうか。

一次試験は養成答練80点超、完成答練70点、一次模試70点超という完成度から、本番をあっさりクリア。

二次試験は簡単に合格できる試験ではないこと、また、直前に試験対策の時間が取れないことを考慮して、前倒しで学習を進めて十分な対策をし、さらに模試では本番同様の意気込みで挑み、しっかりと失敗を経験しておくことで、きっちり合格可能レベルに達成するという、まさに理想的な試験対策だと感じました。

YKさんの合格の秘訣は以下の通りだと思います。

・自分のレベルと試験の難易度を客観的に把握し、それに応じた試験対策の方向性が早期から確立できていたこと

・診断士試験の本質でもある、一次試験と二次試験のつながり・違いを意識しながら学習を進めていたこと

・学習スケジュールをしっかりと立てて、前倒し学習をきちんと実行したこと

・失敗すべきところできちんと失敗を経験し、それを活かしていること

誰しもがこうした対応ができるわけではないでしょうが、自分のレベルをしっかりと認識してそれに合った対策をしていくことが、合格への近道なのだろうと思います。

この姿勢が顕著なのが、一次試験一日目の夜には飲みに行ったけど、二次試験模試の前日には自重する、といった点です。

自分でどこに重きを置くのかを明確にして、それを実行されていますよね。

そして、合格体験記を読ませていただいて、こういう気持ちで模試を受けられるようになれば合格するんだな、と思ったのが、「十分な準備(をしたつもり)の上での失敗を通じて、自分の弱点を浮き彫りにすることができました。」という部分です。

本気でやってみて、それでも失敗するという経験はとても大事です。

これって、漫然と問題を解いているだけでは恐らく出てこないもので、本気で挑むからこそ、今まで気づかなかった自分の弱点が出て来るんだと思います。

私も模試でいくつか失敗を経験しましたが、そこで得た教訓からPDCAを回してレベルを上げていくことが重要なんですよね。

なお、YKさんは経営法務が免除科目だったということですので、中小企業診断士の登録等及び試験に関する規則第四十一条四号にあるとおり、弁護士資格をお持ちなんですね。

弁護士資格保有で、対策をされている方でも、「二次試験は2、3回受ければたぶん1回は受かる」レベルという・・・。

診断士二次試験の難しさ・理不尽さを実感させられます。

ですが、逆に言えばこうしたレベルの高い方でも苦戦するんだから、二次試験はやるだけやったら、後は運を天に任せるしかないのかな、とも思いました。

YKさん、貴重な体験記ありがとうございました。

それでは今日も頑張りましょう!

以上、まっすーでした。

こんにちは、まっすーです。
本年もどうぞよろしくお願いいたします

平成25年度中小企業診断士試験合格者の方実務補習の申し込みは既に完了されていますか?
本日17:00が締め切りになっていますので、忘れずにこちらのページで申し込んでおきましょう!

実務補習が終わり、診断士として登録すると、中小企業診断士の登録等及び試験に関する規則第十七条第一項の規定にあるとおり、官報に自分の名前が公示されます。
良いことで官報に名前が載るなんて、あまり無い機会だと思いますので記念にコピーを取っておくのもいいと思います。
ちなみに私も、登録時の官報のコピーを保存していたりします

官報を見る場合、こちらの独立行政法人国立印刷局の官報閲覧サイトでも閲覧は可能ですが、公示日が正確にわかりません(概ね毎月最終週のようです)し、何ページか探すのも大変ですので、こちらの官報無料検索サイトで検索ワードを「診断士」にして検索してみると、簡単・迅速に確認可能です。

本日現在で検索してみると、2013/12/24付官報で公示された、診断士新規登録者のお名前が確認できますね。
消除や再登録(一旦消徐されてからの登録)された場合も掲載されています(更新登録の場合は掲載されません)。
なお、このサイトでは1か月分の履歴までしか確認ができないようですので注意が必要です。
どうしても見たい場合にはこちらのサイトで有料で閲覧することもできるようです。

さて、平成26年度合格目標の方。一次試験まであと7ヶ月です!
すでに学習はスタートされているでしょうか?

一次対策として私がお伝えしておきたいのは、やはり過去問アウトプットになります。
過去問アウトプットの効用としては、2つ挙げられると思います。

①本試験レベルを体感できる
過去問を解くことで、本試験のレベル感がわかるというのはもちろんですが、出題方法でいかに受験生をふるい落とそうとしているかといった意地の悪さや、過去出題された論点から出題する場合の捻り方どうしようもないときのための勘を鍛えるなど、効用は非常に大きいと考えます。

②問題を解くことで記憶を刻み込める
そうではない、という方も多数いらっしゃるかもしれませんが、テキストを単に読むだけではなかなか記憶に残らないと思います。
問題演習をすること、もっとはっきり言うと、間違えることで、知識は深く記憶に残るものだと思います。
問題を解く⇒間違える⇒解説を読んで覚えたつもり⇒一周して戻ってきて、すっかり忘れていてまた間違える⇒もう一度覚える⇒また間違える・・・の繰り返しが、時間がかかるようで実は一番の近道だと思います。

過去問重視とはいっても、テキストを読むこと自体をもちろん否定はしません。知識を深めるためには有用ですし、過去問だけでは足りない部分もあるからです。

ただ、診断士試験合格のために私が使用した一次試験用テキストは、TACのポケットテキスト2冊とスピードテキスト「中小企業経営・中小企業政策」のみでした。あとのインプットは、全て過去問やスピード問題集、模擬試験問題等でおこなっており、それでも十分合格可能でした。
結局のところ、みんなができる問題を確実にできることが、合格の秘訣であるということですね。
これは一次試験・二次試験ともに、該当する鉄則だと思います。

今から一次試験まで約7ヶ月間。7科目を受験することを考えると、1科目1ヶ月となり、忙しい仕事の中学習に使える時間を考えると、意外に時間はありません。

できるだけ早く問題にぶつかって、それらを乗り越えることでレベルを上げていきましょう!
以上、まっすーでした。

こんにちは!まっすーです。

二次口述試験を受験された方、お疲れさまでした。
ものすごく緊張されたことと思いますが、しっかりと話すことができたでしょうか?

私の場合、模擬面接は内容はともかく、落ち着いて話し通すことができたのですが、本番は緊張しまくってものすごい早口で話をしてしまいました
質問のたびに試験官の方に「ゆっくりと話して下さい」と言われたにもかかわらず・・・。
試験が終わる際には、試験官の方にも「今日はもう結構ですが、今後クライアントに話すときはもう少し落ち着いて話すようにしてください」などといわれてしまいました。
多分合格なんだろうな、とは思いましたが、ちょっと情けない話ですね。

 とにかく、終わった結果を考えていても仕方がありませんし、12月25日(水)の合格発表を楽しみに待ちましょう!

今年も昨年以前と同様、ほとんどすべての方が合格することになると思います。
ですが、診断士試験二次試験に最終合格したからといってすぐに診断士になれるわけではありません。
診断士として登録をうけるためには、実務補習または実務従事をする必要があるんです

実務補習については、どんなことをやるのか過去のエントリにいろいろ書いてありますので、今回は視点を変えて、診断士登録に関する法律等を見て行きたいと思います。

まずは中小企業支援法。一次試験の中小企業経営・中小企業政策でも学習しますよね。試験対策という意味ではそこまで重要ではないかもしれませんが、診断士にとっては超重要な法律です。なんといっても、中小企業診断士は中小企業支援法を根拠とする資格なんですから。

支援法自体には、十一条に診断士の登録をすること、十二条に診断士の試験のことが書かれていますが、国会で制定される法律だけに、細かいことは書いていません。

で、登録や試験の細かいことは中小企業診断士の登録等及び試験に関する規則(通商産業省令)に書かれています。

この規則には、診断士試験制度や試験科目、科目免除等の規定や、診断士試験合格後、診断士に登録するためには、実務補習や実務従事(15日)であること、また、登録から5年経過すると更新登録をする必要があり、その場合には実務補習、実務従事(30点)、理論政策更新研修(5回)が必要なことなんかも書いています。

ちなみに、中小企業支援法には中小企業診断士という文言は出てこなくて、中小企業の経営診断の業務に従事する者という名前になっています。中小企業診断士という名前は、中小企業支援事業の実施に関する基準を定める省令(通商産業省令)の第四条に書かれています。

また、中小企業支援法施行令(政令)には、受験手数料を一次・二次合わせて32,300円を超えない範囲にする、なんてことも書いてあったりします(平成24年度から受験手数料が引き下げられたので、今は合計してこの金額にはなりません)。

中小企業庁ホームページにおいてある、こちらの中小企業診断士制度の改正に係るQ&A集(PDFファイル)は、診断士になられる方は一度読んでおいたほうがいいと思います。
上記の法律・規則・省令の重要な部分が、条文を読むよりはわかりやすく説明されています。

なお、今回の記事を書くために色々見ていて詳細を知ったのですが、 Q&A集には診断士の休止制度についても細かく書いています。

休止制度とは、簡単にいえば海外赴任や本業の業務都合などで診断業務をできない方が、15年を限度に診断士登録を休止できる、という制度です。
例えば診断士登録・更新から4年後に休止して、休止の5年後に再開、という場合、再開前3年以内に15点の実務補習or実務従事+5回の理論政策更新研修をすることで、再開できます。
ただし、この場合、登録の有効期限は5年間-休止前の4年間=1年間となります。
1年後の更新時には、上記に加えて15点必要となります。急いで稼がなければなりません。

 休止前の4年間に稼いだ点数も有効なので、休止を予定していても、先に稼いでおくことが可能なんですね。
休止してもしなくても、次の更新時には30点(再開の場合は再開に15点、更新に15点ですが)、というところが少し不思議な気もします。
また、この規定だと、休止を15年間する場合、15年以上も前に稼いだ点数まで次の更新に有効ということになるんですね。

こういう制度の仕組みって、なかなか興味深いです。
合格見込みの方は、せっかく診断士として活動するのですから、忙しい実務補習が始まる前に、上記の法律等を読んでみて理解してみるのも新たな発見があって、面白いかもしれませんよ!

 それでは、まっすーでした。

こんにちは!まっすーです。
本日は2013年12月6日。午前10時を回ったところで、ついに中小企業診断士二次筆記試験の合格発表です!

合格発表の確認は↓からどうぞ

一般社団法人 中小企業診断協会ホームページ

平成25年度の二次筆記試験の合格者は915名、合格率は18.6%となりました。

上からスクロールして自分の番号を探すもよし、ハカセこの記事のように「CTRL+F」で潔く合否を判定するもよし、一昨年のうちあーののように中小企業診断協会に直接合格発表を見に行かれる方もいらっしゃることでしょう。

ちなみに私は「CTRL+F」派でした
最初は上から見ていこうと思ったのですが、受験番号が後ろのほうだったこともあり、自分の番号を探していくプレッシャーに耐え切れずに検索しちゃいました。その割には、Enterキーを押す瞬間、めちゃめちゃ緊張して、なかなか押せなかったのを思い出します。

◆見事合格を勝ち取られた方々◆

二次筆記試験合格おめでとうございます
いままでの苦労が実りましたね!

まだ実感は湧かないでしょうか?
合格基準が明確ではない、過酷な試験に合格された皆様は、実力はもちろんのことながら、強運を引き寄せる力もお持ちだったのだと思います。

とにかく、今日は大いに盛り上がりましょ~!

と、その前に。
口述試験の模擬面接の申し込みだけは今日中にしておきましょう。
今日からたった9日後の12月15日日曜日には、口述試験が待っています。
昨年は全員合格した口述試験。今年もそうなるかはわかりません。

もちろん、過去の推移を見てもほぼ全員が合格しているわけですから、きちんと対策をしておけば何の問題もない試験です。
ですが、二次筆記試験に合格する優秀な方々が、しっかりと対策をしたからこその結果だと思います。

というわけで、せんせいこの記事で告知がありましたとおり、
「口述対策セミナー&模擬面接」
12月9日(月)に開催します!

先着15名様限定!ということですぐに埋まってしまいますので、お申し込みはお早めに!
ちなみに、TACLECのような受験指導校でも模擬面接をやっていますので、できれば複数の模擬面接を受けておきましょう!

また、4代目執筆陣も口述試験向けの記事を続々と投稿していますので、こちらも参考にしてください。
【口述試験】まっきーの事件簿:final
【口述】対策について
【2次試験】口述試験対策にしたこと
【ゆるわだ】口述試験:当日の様子
【口述】実録!H24口述試験体験記!!

◆今回は残念な結果に終わった方々◆

まずは、二次試験本当にお疲れさまでした。
全力を出し切ったにもかかわらず、結果が伴わなかった悔しさは相当なものだと思います。

今この時点では、何も考えられないかもしれません。
とにかく今はゆっくりと休んでください。

そしてその上で、もし、「もう一度挑戦してみよう」と思われるのでしたら次こそは合格を勝ち取ってください。

今回の試験は次回のために大きな力となって働くはずです。
私は本試験というのは、最も能力が高まる最高の舞台だと思っています。
その舞台を立つことは、何者にも代えがたい経験です。
是非、それを次回に活かしてください。
中小企業診断士として、皆様と活動できる日を楽しみに待っています。

一方で、時間をかけて考えた結果、診断士ではない道を選ぶ方もいらっしゃるでしょう。

中小企業支援法を根拠とする国家資格である中小企業診断士として活動するには、診断士試験に合格する必要がありますが、試験に向けて皆様が得た知識や経験、読解力、理解力や表現力、合格に向けてコツコツと努力する姿勢、土壇場で見せた根性は、診断士試験を志す前に比べれば遥かにグレードアップしているものと信じます。

それを今後の人生の別の機会の活用されるのもひとつの道だとは思います。

色々と書きましたが、まずはゆっくりと休みましょう。
本当にお疲れさまでした。

◆道場からの御礼◆

さて、当一発合格道場も、診断士試験の最大のヤマ場である、二次筆記試験の合格発表を迎えることが出来ました。
道場メンバー一同より、支えてくださった皆様に厚く御礼を申し上げます。

◆今日はOPEN DAY!◆

今日は道場OPEN DAYです!
みなさんの本日のその思いをコメント欄に書き込んでください!

合格の喜び、喚起の雄叫び、これから診断士になってやりたいこと、口述試験が不安、口述試験への意気込み、今までの苦労話、勉強仲間や家族への感謝、来年に向けた抱負、来年のリベンジ宣言、しばらくお休み宣言、何でも結構です!

By 一発合格道場執筆者一同

こんにちは!まっすーです。
今からちょうど2週間後が二次試験筆記試験の合格発表です。

どんな試験でもそうですが、もう早く発表して楽にしてほしい!!というのが受験された方の気持ちではないでしょうか。
私も昨年の今頃は合格しているかしていないか、不安で不安で仕方がありませんでした。
そんな気持ちを紛らわせるために、↓のようなシミュレーションもしてました。

これは昨年、平成19年度~平成23年度試験結果、平成24年度一次試験結果の統計情報をもとに作成した平成24年度の合格率予想です。
なんとなくですが、今までの模試の結果や、LECのABCDフィードバックなどから考えて、自分の立ち位置は上位20~30%くらいなのかな、と勝手に考えていたので、合格者数がどれくらいならば合格できるんだろう??などと必死な気休めをしていたわけです

で、結果的には合格率は25.0%と高い数値となっていて、合格できていてよかった、となったわけです。

さて、それを踏まえて、今年の合格者数はどうなるでしょう?
まず、今年の二次試験の受験資格者数は、昨年の一次試験合格者で今年の二次試験を受検する人(一次試験合格者3,519人-二次試験合格者1,220人)である2,299人に、今年の一次試験合格者3,094人を加えた5,393人となります。

この受験資格のある人がすべて受験申し込みをするわけではなく、養成課程に進まれる方や、受験を断念される方がいて、申込者数÷受験資格者は平成20年度以降93~99%(平均94.7%)で推移しています。

ちなみに、実はこの受験資格のある人に含まれない方でも、受験申し込みをしている人もいます。
それは、平成12年度以前の一次試験合格者の方です。
平成12年度以前は、一次試験合格が永久資格だったこともあり、平成13年度から試験制度が変更になった際に一度だけ、一次試験を受験せずに二次試験の受験資格が与えられています。
平成12年度以前の一次試験合格者で、二次試験未合格者全てが対象となるのですから、当然なのかもしれませんが、実務補習で知り合った方にも何人かこの制度を活用されて二次試験を受験されている方もいて、実数としては結構多い気がします。

というわけで、平成25年度の受験申込者数は、受験資格者×過去5年の平均94.7%で計算すると5,108人となります。
そこから、例年3%程度の、申し込みはしたけれど受験をしなかった方を除いた、4,953人が筆記受験者となります。

さてここからが本題。
今年の合格率はどうなるでしょう??

私が昨年シミュレーションした時は、平成19年度~23年度までの平均である19.4%を合格率とおいていました。
しかしながら昨年平成24年度の合格率は25.0%。

昨年突然合格率が急上昇したのには、中小企業支援のための国家資格者である中小企業診断士を増加させたいという国としての施策ということが考えられます。また、昨年1,220人の合格者を出したにもかかわらず、実務補習の対応ができていたことを考えると、実務補習拡充の体制が整ったということも考えられます。

そこから考えると、今年の合格者数も25%程度となっても不思議ではありません。
合格率20%ならば筆記試験合格者数は1,011人、25%ならば昨年とほぼ同じ1,239人。

あくまで気休めでしかないので結論は出せないのですが、なんとか高い合格率になって欲しい!!と祈るのが素直な気持ちですよね。
ちなみに、合格していると口述試験まで怒涛の追い込みが必要ですので、それにも備えておきましょうね。

それでは、まっすーでした。

こんにちは。まっすーです。
二次試験終了から2週間が経ちました。
こちらで紹介した各受験指導校の模範解答も出揃ってきましたね。

合格発表の12月6日までの約1ヶ月、あとはひたすら待つだけです
私もそうでしたが、診断士試験受験のために今まで犠牲にしてきた家族や同僚、友人との時間や、自分の趣味の時間など、大事に過ごすようにしてくださいね。

そして、合格発表後日に合格を確認したら、口述試験までの9日間、大慌てで準備をすることになりますので、覚悟だけはしておきましょう。
再三言われているとおり、再現答案は作成しておいたほうがいいとは思いますが、準備自体はこの9日間で十分間に合います(もちろん真剣にやる必要がありますが)。

さて、今日の話題は資格取得についてです。
Katsuこの記事で資格取得について語っていますが、私の今回の記事は、診断士試験後の資格取得についてです。
もちろん、まだそんなことは考えられないと思われる方も多いとは思います。

私の場合、診断士試験に合格したのが昨年12月、今年2月に一回目の実務補習5日間を受け(とても大変でした)、それと同時に勉強をしていて、4月のデータベーススペシャリスト試験に挑み、一発合格することができました。
昨年合格した診断士試験は一回目の挑戦でしたが、もし今年二回目の受験をしなければならなかったとしても、恐らく4月にはこの試験を受けていたと思います。
少なくとも、結果がどうあれ二次試験の合格発表後に勉強を始めようと思っていました。

というのも、診断士試験合格はもちろん素晴らしいことですが、それが終わりではありません
道場のメンバーもそうですし、知り合った診断士合格者の方々も、診断士試験合格後に新しい知識の習得や資格の取得に励んでいる方が多いです。
これは、中小企業のコンサルタントをしていくには診断士試験で学習したことだけでは、足りないということなのだと思います。
恐らく、実務補習を一回でもやれば痛感させられると思います。

ですので、すぐにではなくてもいいと思いますが、せっかく身につけた勉強の習慣を次の資格取得に活かしてみることをオススメします。
知識だけでなく、勉強の習慣や物事の考え方、問題の解き方という小手先のテクニックから事例演習で学んだ文章の読み方、書き方まで、いろいろ身につけたスキルが次に活かせますよ。

以下、とても簡単にではありますが、中小企業診断士試験と内容が近い、関連資格について、実施月とともにまとめてみました。

★経営法務関連★

社会保険労務士(8月)
行政書士(11月)
宅地建物取引主任者(10月)
ビジネス実務法務検定(2・3級6・12月、1級12月)
この中で最も診断士試験の経営法務と範囲が近いのはビジネス実務法務検定だと思います。
理由は、この検定がビジネス法務に特化したものであり、知財や会社法関連を多く問われるためです。
私は来年、社労士試験に挑戦しようと思っていたりします。

★財務会計関係★
日商簿記検定(2・3級2・6・11月、1級6・11月)
証券アナリスト(受験には講座の受講が必要)
ビジネス会計検定(2・3級3・9月 1級3月)
オススメはやはり道場メンバーも多く保有している日商簿記検定です。
経理系以外の方でも2級の知識を持っていると仕事の幅が広がると思います。

★経営情報システム関係★
基本情報技術者(4・10月)
応用情報技術者(4・10月)
私が診断士を受験するきっかけとなったのが応用情報技術者です(経営情報システムの免除になるため)。
基本情報技術者よりも診断士試験受験者には応用情報技術者のほうが向いていると思いますが、応用情報技術者は2013/10月の試験より経営戦略系の選択問題が1問減ったため、相対的に難易度が上がっています。

★運営管理関係★
販売士(3級2・7月、2級10月、1級2月)
1級販売士を持たれている診断士の方を結構お見かけします。
運営管理の店舗管理と関連が深い資格ですね。

他にも色いろな資格がありますので、もしこれから関連資格もチャレンジしてみよう!と思われる方は調べてみていただければと思います。
それでは。まっすーでした。

こんにちは!まっすーです。
二次試験を受験された方、本当にお疲れさまでした!

問題を見ましたが、傾向の変わった問題が多く出題されたという印象です。
特に事例IVは、昨年もそうでしたが80分で全てを解答するのは厳しそうですね。
前提条件の不明確さも相まって、どのように解答するか悩んでしまう時間が長いと、それだけで時間が足りなくなりそうです。

ですが、自分が難しいと感じるということは、他の人にも難しかったということ。
事例IVの問題を見ると簿記を持っている、というよりか経理の仕事をしている人は有利だったんじゃないかと思ってしまいますが、それだけで決定的な差がつくようなことはないと思っています。

ところで、イラサムkatsuはんたも触れていますが、再現答案は作成されていますか?
試験から5日も経つと思い出すのも一苦労ですが、これ以上間を空けると本当に思い出せなくなるのでまだ作成されていない方は、ぜひ作成されることをおすすめします。

私の場合、合格を確信できなかったこともあり、来年また受験することを考えて再現答案を試験当日に作成しました。
合格していた場合は、次の年度に受験される方の参考として活用してもらうことが可能ですし(各受験指導校への提供やふぞろいへの提供、勉強会で公開等)、そうでなかった場合でも来年に向けた勉強に活かすことができると思います。
答練やセルフ模試で他人と答案を見せ合うことがオススメされていますが、本試験は何よりたくさんの答案サンプルが見られる、最もいい機会です。
各受験指導校の模範解答も充実しているし、自分の答案の多面的な解答分析が可能です。

ぜひ、この週末に再現答案を作っておきましょう!

余裕のある方は当日の体験記など書いてみるのもいいかもしれません。
私もこの記事で公開しましたが、こうした体験記なんかも、自分はもちろん、次に受験される方にも参考になると思います。
ふぞろいにも同様のコーナーがありますが、私もそれを見て自分の解答プロセスの参考にしていました。

さて、今回の私の投稿では、各受験指導校での二次試験模範解答の公開予定等についてまとめてみました。
今後続々模範解答が公開される予定となっていますので、ご確認ください。
↓の各校のリンクで解答速報等のページに飛べるようになっています。

TAC
講評・解答速報公開中
模範解答集請求申し込み受付中(11/29以降発送予定)
2次本試験分析会(10/23~各所で開催、Web配信11/5~公開)
2次本試験フィードバック(再現答案検討会、11/3~各所で開催)

LEC
講評公開中
模範解答は10/30頃公開予定
ABCD講評フィードバック(受付10/21~)
2013年再現答案添削サービス(有料2,000円 受付10/21~11/3)
2次模範解答解説会(10/27・11/4)

大原
解答速報公開中
解答解説集ホームページ無料閲覧サービス(11月下旬公開予定)
解答解説会(10/26・27、インターネット配信は10/30予定)

マンパワー
講評・戦略シート公開中
復元解答募集中(11/7までに送付すると模範解答集プレゼント)

TBC
模範解答公開中
総評WEB動画配信(10/24以降随時公開予定)

MMC
模範解答集(申込受付中)11月下旬送付予定
解答速報会(10/25・26、要予約)

AAS
模範解答(11/1公開予定)
Web解説動画(11/8公開予定)

4dan4
解答速報(10/27公開予定)
解説動画(10/27公開予定)

上記の解答速報会等で、私が昨年参加したのはMMCの解答速報会のみで、あとはWebの情報をチェックしていました。
なお、LECのABCD講評フィードバックは、信憑性はともかく、他の学校にはないサービスです。
私の場合、評価はCBAAでしたので、やっぱり合格の自信を持つことはできず、そんなもんかな?と思うだけでしたが、実は診断士試験の場合、合格した場合はABCD評価が出ませんので評価してもらう唯一のチャンスとも考えられます。

あと、これもLECですが有料の再現答案添削サービスってどうなんでしょう?
ちょっと気になりました。

合格発表までの約1ヶ月半、今後の口述試験のこともありますし、今のうちに情報収集してみてはいかがでしょうか?
以上、まっすーでした。

こんにちは!まっすーです。

いよいよ二次試験日まで10日を切りました。
昨年の今頃、私は会社の業務に追われながら、なんとか時間を見つけて事例IVの対策をしていました。
ここまできたらジタバタしても仕方がありません。

振り返ると、私の昨年の二次試験当日は本当にドタバタでした。
まず、事例Iでは解答骨子を作成した後、いざ解答用紙に記入を開始しようとしたところ手が震えてまともに字が書けない。
緊張感だったのか受験会場の寒さだったのか、いまだにわかりませんが、書いては消し、書いては消しして大幅にタイムロスしながら必死に解答を書いていました。

続いて事例IIではコーズ・リレーテッド・マーケティングで大きく的を外した解答を書いてしまい、途中で気付き大慌てで解答修正。
最後の方は殴り書きみたいな字になっていて、採点されなくても仕方がない状態でした。
もちろん、そのリスクを受け入れる判断をして、解答の修正をしたわけですが。

午後に入って食事をして事例IIIになると、ようやく落ち着きが出てまともに対応することが出来ました。
ここで落ち着けことが幸いしたのか、出題傾向の変わった事例IVも何とか対応出来ました。

昨年を簡単に振り返ってみて、何が言いたいかというと、試験当日は自分の思い通りに行くことはまずないということです。

それに対応するためには、当日の対応力が必須なのは間違いありません。
そして、対応力をつけるのはやはり地道な準備なのではないかと思います。
地道な準備というのは、結局のところ過去問や演習の経験の質・量になってくると思いますが、それに加えて本番であれこれ悩まないための自分用の定石を準備しておくことも重要だと思います。

あえて定石と書きましたが、出題者が設問という形で問いかけてくる。
それに対してこう返す、という手順を決めておくのです。

で、本試験では必ずと言っていいほど、この定石から外れるような問題が多く出題されます。
一次試験を突破した優秀な受験生を選抜するのですから、単純な問題はそれほど多くは出ません。
ただ、そうした定石を持っておくことで、そのまま対応できる場合もあるでしょうし、定石から外れたとしても、その内容を元に対応できる可能性が高まると思います。

今回は、私がファイナルペーパーとして、過去問等でこう問われたときはこう解答する、という定石のまとめを書いてみます。
なお、一点注意していただきたいのですが、私の書いた内容が絶対に正解というわけではありませんのでご了承ください。

まずは事例I~IIIです。
左側が問題に使われる文言、右側が解答方針となります。

・取り巻く経営環境の変化に対する事業展開 → 外部環境に対応するために活用すべき内部環境について書く
・組織的な問題を述べよ → 組織と人事の両面で書く
・特徴を挙げよ → 長所と短所の両方を聞いている(ただし与件文には特徴として長所が書いてあることが多い)
・特に重視すべき点 → 強みをさらに伸ばす点を書く
・メリットとデメリットをどのように考えるか → メリットとデメリットを挙げた上で、どちらを重視してどちらを実行するか書く
・市場環境の視点から、事業を開始した理由→~という脅威(外部環境)に対し、~を機会(外部環境)と捉えた、という展開で書く
・業績不振に陥った理由→外部環境の脅威に対し、内部環境で対応できなかったという切り口で書く
・ターゲットセグメントした理由→~のような外部環境の中でターゲットセグメントすることで内部資源を有効活用
・強みを形成してきた要因→過去の内部環境について書く
・事業構造と事業展開→事業構造は売上構成比とかの例、事業展開は具体的な進め方(ドメイン)
・課題→問題点の指摘ではなく、実施すべきこと。このあとに解決策が来る
・情報項目・データ項目→与件文中にヒントがあるはず(そのまま書かれていることも多い)
・対応策を述べよ→~が原因で~となっているため~をすることで対応する、のように課題とその原因、対応策のセットで書く
・現在の強みはなにか→過去の経緯(社長がリーダーシップをとって経営革新した)を書くのではなく、その結果得られた現在の強み(優れた品質・生産体制等)
・経営戦略はなにか→ドメイン(誰に何をどのように)で書く

全てではありませんが、私の場合こんな感じで定石を作って、ファイナルペーパー化していました。
そして、これらに当てはまる問題にはあれこれ悩まずに、右側にある解答方針で解答することにしました。

続いて事例IVです。

・端数調整→基本的には計算途中で丸めない
・加重平均限界利益率→売上高と変動費を加重平均する。利益率を加重平均してはいけない
・ライン別利益分析→貢献利益率で判断(全体平均貢献利益率との比較)
・企業価値→株主価値+負債価値(有利子負債のみ)ただし設問で負債総額に対するとあったら負債総額にする
・損益分岐点分析→経常利益か営業利益(与件文確認
・CVPで使う利益→貢献利益か限界利益(与件文確認
・投資するかどうかの判断(NPV)→投資する場合としない場合のNPVの差で判断する。記述ならば両方のNPVを書く
・大問と小問の関係1→大問で営業外や特別損益を考慮しないと書いてあったらその大問中は考慮しないでOK
・大問と小問の関係2→大問間は連携しない。前の大問の仮定は使わない
・率の端数→「問○の率を使って」と書いていなければ、率は端数を持たせて計算する
・CF分析→営業面、投資面、財務面のそれぞれの切り口で書く
・FCFの運転資金→売掛金・買掛金・在庫のみを考慮する
・相互排他投資でない場合→設問にMAX投資額が書いていない場合は両方投資するという答えもありうる
・安全性の分析→与件分にあまり根拠がないことが多い
・投資判断→NPV出すだけでなく、どちらを採用するか必ず書く
・同業他社の情報が出ている→比較で書いてみる
・ランニングコストが今後毎年10%ずつ増えていく→複利で増やす(1年目100なら2年目110、3年目121・・・)。単利ではない

こんな感じです。

最後に、他の受験生に差をつけるとしたら事例IVにすがるしかなかった、私が最後の最後まで自分に言い聞かせていた内容を書きます。

字を綺麗に書くこと!
字が汚いと検算間違ったり確認に時間がかかる。
単位も全部書くこと。面倒でも書く。
万円・千円・百万円・・・間違えさせるために色々な単位を出してくる。
勘定科目もきちんと書く。
 →なぜなら、間違えたら解答の修正にそれ以上に時間がかかるから。
問題をきちんと読む。読み飛ばしが多い。

暗算は気をつけてやる。というか、間違えるものと思うこと。
率は100をかけてパーセンテージで統一すること。
線を引いて文章をよく確認。
プラスマイナスの確認。よく間違える。
2通りの確認を必ずする。上から足し算で確認したなら、今度は下から引き算で確認してみる。

間違うの文字が6箇所もありました。
事例演習で本当にミスが多く、最後の最後までミスが直らなかった私に対して、自分で言い聞かせるためにファイナルペーパーに赤ペンで書いておきました。

本試験はミスが少なかった人が合格すると思っています。
恐らくミスをしない人はほとんどいません。
多少のミスならば大丈夫。
大事故でも1回なら何とかなります。
そんな中で、次の事故を防ぐこと。
そのためには細心の注意をもって取り組む事が大事。
でも、勝負をかけると決めたら悩まず大胆に。

あと9日。
最後の追い込みも大事ですが、ここまで来ると体調管理も重要です。
睡眠時間はしっかりと取ってください。
私はそんなことなかったですが(むしろ試験当日の夜眠れませんでした)、試験前日眠れなかったという話をよく聞きます。
1日くらい寝なくたって何とかなりますが、それまで体力を温存しておくのも重要です。

最後の最後までがんばってください!
以上、まっすーでした。

 

こんにちは!まっすーです。

今回はKatsuこの記事と、せんせいこの記事実録シリーズPart3を書いてみたいと思います。
お題は事例IVです。

ネタバレ
を含んでおりますので、一度平成24年度の事例IVの過去問を解かれてからお読みいただければと思います。
予備知識のない、初見の問題を解く機会は限られていますし、特に過去問ならばなおさらですので、その機会を大事にしてください。

私の試験当日の事例IVへの取り組みについて、試験の翌日に作成した再現記録に、今から思えば・・・の解説を加えながら進めてみたいと思います。
ちなみにこの再現記録は、試験終了後、合格の実感がほとんどなかったこともあり、翌年に活かそう!と思って、再現答案(試験当日に作成)とともに作成していました。

ご存じかもしれませんが、平成24年度の事例IVは、平成23年度以前とは傾向が変わりました。
少しでも当日の雰囲気が皆さまに伝われば、と思います。

                  

問題用紙・解答用紙配布後

【再現記録より】(解答用紙を透かして見て)なにこれ・・・いきなりマスが多い。多分予想損益計算書を書かせるっぽい。簿記の問題みたいだ。その後で経営分析とかをやらせるのかな。

試験開始を待っている時間、試験場の空気が変わったのを感じました。これは一筋縄ではいかないぞ、と。
なお、一点ご注意いただきたいのですが、「平成25年度中小企業診断士第2次試験案内・申込書」の「9.受験当日の注意事項」の(1)試験開始前の注意事項に「7 監督員が開始の合図をするまで、配布された用紙には手を触れてはいけません。」との注意書きがありますので、問題用紙と解答用紙は配られた状態のまま、置いておかなければならないことにご留意ください。

反対解釈をすれば、手を触れない限り解答用紙を透かし見る事自体は禁止されていないと考えています。

試験開始直後

【再現記録より】(ざっと問題を通してみて)経営分析はないのか…。それに計算過程書かせるのが多いな。しかもトドメに200字問題があるとは!とりあえず順番に解いていこう。計算の確認も大事だけど、残り10分になったら最後の200字問題をやろう。書かなきゃ点はもらえない。

問題を見て即難易度を判断できなかった私は、ひとまず最初から解いていきました。
計算過程を書く問題の経験が少なく、どこまで書けばいいのかもわからず、戸惑いもありました。
ただ最初から、残り10分になったら第3問(設問2)の200字問題をやろうと心に決めていました。
この計算量だと最後までできない人も多いだろうから、ここをきちんと書けば差がつけられるかも、と思っていました。

第1問(設問1)

【再現記録より】簿記の試験と同じで、これ間違ったらあとも間違える。絶対に外せない。要素を一つ一つ確実につぶして、間違えないようにしなきゃ。時間かかってもいいから、検算を二通りの方法でやって、確実に。

落ち着いて、落ち着いて、と唱えながら問題を必死に解いていたのを思い出します。
結果的に検算は3回やりました。
時間がもったいないとは思いつつも、ここでのミスは取り返しの付かないものになると思いました。

第1問(設問2)

【再現記録より】設問で聞いているのは収益性だけ?総利益率・営業利益率・経常利益率で書こうか?でも、予想B/S書いてある。有形固定資産回転率は書いたほうがいいかな。

安全性・収益性・効率性の3本柱が基本スタンスだったので、実はかなり戸惑いました
いろいろ迷った結果、「従業員1人あたり売上高」という意味不明な指標も書いてしまっていました。
今思うと「固定資産回転率×労働装備率」との関係で書きたかったのかもしれませんが、よく覚えていません。

第1問(設問3)

【再現記録より】難しいので後回し。というか、前提条件が足りない気がする。(と考えて次の問題へ)
(最後の問題以外の他の解答を終えて戻ってきて)割引率ってWACC?株主資本コスト?よくわかんないけど、苦手な差額収益分析だな。営業利益か経常利益か・・・経常利益を使おう(結果間違える)。

差額原価収益分析は計算の複雑さから苦手にしていました。
一つくらいは条件を抜かしてしまったりして。
営業利益か経常利益かは迷う必要があるものではなかったと思いますが、焦りもあって判断にミスがでていました。

第2問(設問1)

【再現記録より】赤字なんだから損益分岐点比率は100%以上だな。答練で比率と売上高間違えたことあったから、間違えないようにしよう。あれ、これはどっちを答えるんだろう?損益分岐点売上高なくても比率は出せるけど・・・。端数処理の方法が書いていないな。過去問に与件文に書いてあるのがあったけど・・・与件文にもないな。
じゃあ、保険のために下3桁まで書いておくか。

結果的に損益分岐点売上高は書かずに損益分岐点比率のみ解答しました。
端数処理の方法は、平成23年度までは
与件文に表示されている→すべての設問でそれを使用する
設問文に表示されている→その設問でそれを使用する
という書き方になっていたという記憶があったのですが、それが曖昧になっていて、戸惑いました。

第2問(設問2)

【再現記録より】これは問題なし。計算あってれば大丈夫のはず。落ち着いて見直そう。

結果的には第2問は設問1・2ともにそれほど難易度は高くありませんでした。
第1問の設問1とここをどれだけ正確に、時間をかけずに解答できるかが勝負の分かれ目だったのだと思います。

第3問(設問1)

【再現記録より】WACCは何も書いてなければ有利子負債を使って、「負債総額に対する~」とかあれば負債総額を使うと勉強した。平均負債コストというのは、有利子負債に対する負債コストの平均だろう。だからここでは有利子負債+株主資本でWACCを求めよう。オーナー負債の給与を戻して利益にならなきゃこの計算は成り立たないな。だから利益はプラスだ。それと、企業価値の意味は?普通なら株主価値+負債価値だ。だけど売却価格の算定になってる。
もしかすると株主価値の意味で書いているのかも。だけど、企業価値という言葉に素直に従おう。

いろいろ迷ってます。
私は基本的に過去問をベースにして、過去問で「こう問われた時はこう考えてこう答える」ということをパターン化していました。
ここでも書いてあるように、WACCの計算は「負債総額に対する~」ならば負債総額、何もなければ有利子負債のみ。
平均負債コストという言葉はどう解釈するか?
結果的には有利子負債ではなく負債総額を使用するのが正しかったようです。
本試験では、曖昧な表現をしたり、受験生を迷わせるために色々な罠が仕掛けられています。
よく考えることは必要ですが、あまりに悩みすぎても仕方がないです。ある程度考えたら恐れずに進むことが大事だと思います。

第3問(設問2)

【再現記録より】事業承継ならMBOとかLBO?でも方法じゃなくて相手と留意点だ。
相手は従業員(買えるかな?)とか同業他社とか。留意点は事業譲渡の留意点で思いついたものを書こう。
売った後は関係ないかもしれないけど、従業員を解雇するのは地域にも悪影響だし、恨まれるし、それも書いておこう。

配点はそれほど多くないと思われますが、この問題は書けば点数をもらえるサービス問題だと思っていました。
ただ、これを書くだけの時間を冷静に配分できるか?というと難しいかもしれません。
計算や見直しが途中でも、それをやめてこの問題に対応するか?というと、そのときの状況次第ということになりそうです。
私の場合は、自信はないけどとりあえず解答用紙が埋まっていて、それぞれ一回は検算できた状態になっていましたので、これ以上検算するよりは、点を稼ぎにいこう、と判断して書きました。

                  

以上が、私の平成24年度2次試験事例IVの再現記録でした。
いかがでしたでしょうか?
振り返ってみるとなんでそんな判断しているの??と自分でも思ってしまう部分が多々あります。
80分という短い時間の中、時間と頭と集中力のリソース配分を考えながら、導き出した答えがそうだった、ということであり、これを後悔しても仕方がありません。

あえて赤字にしてみましたが、色々悩んだり戸惑ったりしています。
模試でもそうだとは思いますが、本試験では必ずどっちにしようか?といった判断を問われる部分が出てきます。
そこで勇気をもって決断することも大事です。

事例IVは事例3つが終わった後、最後にトドメを指すかのごとく登場します。
これが終われば解放される、というテンションアップで対応することも可能かもしれませんが、疲れ切ってしまった頭で対応するのには限界があります。

2次試験まで残り1ヶ月を切りましたが、試験2週間前になったら(本当は今からでもいいですが)、事例IVについては毎日のように演習することをおすすめします。
頭が疲れて、どうしようもない状況でも、何とか食らいつくための対応力をつけておく。

ほとんど周りを見る余裕はありませんでしたが、私の席の周りでも、完全に諦めに入っている方が見受けられました。
そのためには、頭をそれほど使わず、機械的に問題を解けるくらいに練習を積むことが大事です。

時間は限られていますが、もう少しの踏ん張りです。
頑張っていきましょう!
以上、まっすーでした。

こんにちは!まっすーです。
2次試験まであと5週間あまりとなりました。
今週末はLECやMMCの模擬試験が行われますね。

私はLEC、TAC、MMCの模擬試験を受けたのですが、試験中にちらちらと周り受験生の観察もしていました。
その理由は通信受講だったこともあり、どういうスタイルで二次試験を受験するかよくわかっていなかったためです。

試験開始と同時に問題用紙を分解し出したりカラフルなラインマーカーを引いていく方を見て、そんな方法があったのか!と結構な衝撃を受けていたのを思い出します。

そのときに見た方法で、よさそうなものについてはその後の事例演習のときに試しにやってみて、自分に合う合わないを判断していました。

今回は、そんな二次試験の受験のスタイルについて取り上げてみたいと思います。

                  

スタイル1:問題用紙の分解
分解するメリット①:常に与件文と設問文を並べて見ることができる
設問の題意に忠実に解答しなければならないのですから、何を聞かれているかを横目で見ながら与件文を読み進めることができれば、与件文の解釈ミスのリスクは小さくなります。

分解するメリット②:解答骨子をまとめるためのメモ用紙ができる
解答用紙を切り離した紙には白紙が何枚かありますので、解答骨子をまとめる用紙として活用するとすっきりとまとめられます。

分解するデメリット①:問題用紙がバラバラになるため、順番等に気を遣う必要がある
冊子になった問題用紙をいちいちめくる必要がないのはいいですが、一方で用紙を表にしたり裏にしたり、忙しくなります。
場合によっては用紙をかきわけて必要な部分を探すようなことも。

分解するデメリット②:問題用紙が広がり解答用紙が見にくくなるため、解答欄を誤る可能性が高くなる
私はこのミスをMMCの模試でやらかしてしまいました。
解答骨子を作成して、いざ解答を書き進めていると 解答欄が足りない。
見なおしてみると、解答用紙の左下の解答欄を一つ飛ばして書いていました。
慌てて書き直すもタイムオーバー。
本試験でこれをやってしまうとかなりきついです。
その意味では、これを模擬試験で経験できた私はラッキーだったと思いました。

検討結論:私の場合、設問文を頭に入れたまま与件文を読み進めるのを苦手に感じたため、結果的に切り離す方法で挑みました。

スタイル2:ラインマーカーでの色分け
ラインマーカーを使うメリット :与件文の視認性が高まる。
単色よりも圧倒的に見やすく必要な要素(例えば強みや弱み)をすぐに探せます。
80分という短い時間の中、解答骨子を作成する際にはいかに素早く与件文の要素をまとめるかが重要になりますので、視認性を高める効果はかなり大きいです。

ラインマーカーを使うデメリット:線を引くのに時間がかかる
慣れの問題もあるかもしれませんが、何本ものラインマーカーを使用するため、持ち替えて線を引くのに時間がかかります。
また、一旦引いてしまうと消せないor消すのに時間がかかるため、誤ってラインを 引いてしまった時の対応が大変になります。

検討結果:私の場合、ラインマーカーを試したものの、途中から文章を読むよりもラインマーカーを引くことが目的になってしまったような気がして、 与件文が頭に入らなくなってしまいました。そのため、ラインマーカーは使わずに、シャープペンシル一本で挑むことにしました。

スタイル3:与件文を読む時のライン引き&印づけ
①SWOT分け
設問にはそのものズバリ強みや弱みを聞いてくるものもあります。
もちろんそうでない問題の方が多いですが、事例企業のSWOT分けができている方が解答骨子を作りやすい気がします。

②関係すると思われる設問番号の記載
設問番号を書いていくのは、与件文には無駄な箇所はほとんどないはずであり、使われていない部分があれば、それは解答に使っていないと判断ができます。
katsuこの記事で平成24年度の事例IIの解法を書いていますが、与件文の中で解答に使われていないパートを探していく方法でも、解答にたどり着くことができたかもしれません。

検討結果:私の場合は両方やることにしました。シャープペンシル一本なので、SWOT分けは下線を引いた最後の部分にSWOTのいずれかの文字を書き、設問番号は段落の右側に番号(第2問設問1ならば2-1のように)書いていました。

スタイル4:使用する文房具
① シャープペンシル
シャープペンシルの選定にはとても気を遣いました。
きょくしんこの記事で書いていますが、自分に合ったシャープペンシルを使用すると、書くスピードが明らかに変わってきます。
書くスピードが遅いと思っている方は、ぜひ、いろいろなシャープペンシルを試してみてください。
ちなみに私の場合は、PILOT Dr.Grip→三菱鉛筆クルトガ(スタンダード)→クルトガ(Uni α gel搭載)と変えて行きました。

②シャープペンシルの芯
B・HB・Fと三種類試しました。
手に汗を書いてしまう私は答案用紙が汚くなってしまうのが困りましたが、それでも書くスピードを速めるために筆圧を弱くしても濃く書けるBを使用していました。

③消しゴム
これもいろいろ試し、最終的にコクヨのミリケシとトンボ鉛筆 MONO消しゴムが残りました。
ピンポイントで消すときのミリケシ、一気に消すときのMONO消しゴムという分担です。

上記の他にも、試験時間80分の時間割を作るとか、電卓を左手で打つとか、試験開始前(解答用紙配布から結構待ち時間があります)の集中方法とか、色々なスタイルにこだわることが考えられます。

細かいことですが、
1年に1度しかない本試験ですから、自分のベストパフォーマンスを出せるスタイルで 挑みたいものです。

なお、私の場合、として書いたものはあくまでも私に合うと思った方法です。
いろいろ試して、是非自分に合った方法を是非見つけてみてください!

それでは今日も頑張りましょう!
以上、まっすーでした。

こんにちは!まっすーです。
二次試験まで7週あまりとなりました。
二次試験を受験される方は、学習の進み具合はいかがでしょうか?

さてさて、今回は私が二次試験で利用した受験指導校についてのご紹介をしようと思います。
私が利用したのはMMCという受験指導校です。
MMCを利用した理由は過去にも書いていますが、まとめると下記の3点になります。

1.模範解答が自分にとってわかりやすい、書けそうだと思えた
2.過去問11年分(平成13年度~平成23年度)の模範解答、解説がもらえる
3.合格率が高い

ちなみに合格率は、こちらのホームページの情報で確認しました。
ちなみにこれは厚生労働省の教育訓練給付制度に関する検索システムであり、教育訓練給付金を受給した方の受験指導校・講座別の合格率を見ることができるものです。

ただ、一次・二次ストレートの場合は、一次・二次通しての合格率となるため二次専門校に比べて当然合格率が下がることや、母数が少なく信頼性が高いとは言えないことには要注意で、あくまでも参考情報とするべきだと思います。

一番重要なのは、その受験指導校が自分に合っているかどうか、ということなのは言うまでもありません。

ここでは、MMCのホームページで公開されている合格のメソッドのキーワードを、どのように解釈し、自分流にアレンジして、私が二次試験に望んだかをご紹介します。

ご注意いただきたいのは、これがMMCの指導内容である、というわけではありません。
今回の趣旨は、受験指導校の合格メソッドを自分流にアレンジした解釈の一例をご紹介するものであるとご理解ください。

 MMCの合格の鉄則(MMCホームページより)
1.題意に忠実に
2.因果関係で書く
3.切り口を明確に
4.キーワードで書く

 私は二次試験受験にあたって、この4つの鉄則を頭に叩き込みました。
試験中どんなにパニックになっても、この鉄則に戻って来られるように。
この4つの原則、言い方はいろいろあると思いますが、二次試験で大切なポイントを非常に上手く抑えていると思います。

1.題意に忠実に

これはつまり「出題の意図に忠実に解答する」ということです。
二次試験では与件文と設問文のパートに分かれますが、両方の意図に忠実に回答する必要があるということです。

診断士としてコンサルティングを行う際、社長が思っている会社の強みや弱み、今後の経営方針について語った際に、それと全く関係ないことを答えていてはコンサルティングになりませんよね。
もし、社長が思っている以外に、革新的なアイディアがあった場合、それをぶつけてみるのも一つの手法かもしれません。
でも、社長が「この方向性で経営改善したい!」と思っているのに、それには全く答えず、「社長、そんなのはどうでもいいから、こうすれば絶対業績良くなるって!」なんてアドバイスした場合、社長は聞いてくれるでしょうか?

人の話を無視する人の言うことなんか、まともには聞きませんよね。
「社長のお考えはもっともです。それに加えてこういうのはどうですか?」といった提案なら聞いてくれるかもしれません。
やっぱり、まずは社長の考えをよく聞いて、受け答えしてからそれに合ったアドバイスをするべきですよね。
それを端的にまとめた言葉が「題意に忠実に」になると思います。「聞かれたことに答える」でもいいと思います。

多分、ここのスキルが一番重要かもしれません。与件分を素直に、素直に、とにかく素直に読む!
慣れていないうちは出題の意図が拾いきれず、慣れてくると素直に読めなくなりがちです。

2.因果関係で書く

因果関係、原因と結果。

これは何も、事例の設問間でのバランスをとるべきとか、ストーリー付けをするべきといった大きな話ではありません。
たとえば改善策を解答する際に、「A社は現在○○という状況にあるから、△△といった対策を実施する」というように因果関係を明らかにして書くべき、ということです。

文章に説得力を持たせるためには、因果関係は必須だと思います。
理由付けがないと、説得力は弱くなりますし、そもそもなんでその改善策が出てくるの?ってツッコミが入ってしまいますよね。
採点のポイントに説得力が含まれるのかは不明ですが、原因と結果の両方が採点対象になったりする場合は多いのではないかと思います。

3.切り口を明確に

「MMCと言えば切り口。①~面では、②~面では、って解答ですよね。」

試験合格後、合格者の方と話をすると、こういう言い方をされることがありました。
MMCの模範解答は、こういう書き方が多いです。
確かに、少し特徴的な解答方法かもしれません。

これ、何が言いたいかというと物事を多面的に捉えましょうね、ってことなんです。
例えば事例IIIでは、生産面、品質面、コスト面、納期面、技術面、販売面、配送面、物流面、作業面、工程面、工数面etcのような感じになります。

これについては、「ふぞろいな合格答案」の採点方法が参考になると思うんですが、私はこの試験、キーワードを書けたもん勝ちと思っています。
もちろん、きちんとつながる文章で、という非常に重い条件付きがつくため、簡単にはいきませんが。

それをやるためには、切り口のパターンをたくさんもっておくのは、重要です。
試験中に焦ってしまうと、どうしても視点が偏りがちになります。
その時に、前もって覚えてきた、いくつもの切り口を意識するだけで、全然変わってきます。

私の場合は、1つのことを長々と具体的に書くよりは、簡潔に3つ書いた方が点数が上がるんじゃないかな?みたいな感覚を持っていました。

4.キーワードで書く

これは端的に言えば、コンサルっぽく専門用語を使うとともに、字数節約を頑張る、ということです。
漢字で書けることは出来る限り漢字で。
専門用語にできるものは専門用語に。


「切り口+キーワード」を使うのと使わないのでは、本当に大きな差が出てきます。
詰め込める内容が1~2つ違ってくるんじゃないでしょうか。

「ふぞろいな合格答案」みたいに、キーワードで採点しているのであれば、かなりの差がつきますよね。
ただ一点注意なのは、盛り込むことを重視しすぎて読みづらい文章にならないことです。
文脈はどうあれ、キーワードが書いてあれば何でもOK!のような採点は恐らくしていないでしょう。

このバランスは、2.の因果関係で書くことを忘れないようにすることが重要です。
盛り込み過ぎると意味が通らず、足りないと中身がなくなる。

このバランス感覚が合格・不合格を分けるんじゃないかと思います。

以上が、私がMMCで学んだことを、自分流に解釈した内容です。

最初にも書きましたが、今回はあくまでも、MMCがホームページで公開している鉄則に、私の解釈を加えたものですので、
この内容をMMCで教えている、というわけではありません。
ひょっとすると、MMC講師陣が意図していることとは違っているかもしれませんのでご了承ください。

診断士試験の二次試験の解答プロセスは、道場ブログ内で過去幾度も語られていますが、いろいろなプロセスが考えられますし、どれを使っても合格の可能性はあると思います。
重要なのは自分に合っているか?納得して使えるかどうか?ということです。

これから各校での答練が始まると思いますが、答練には真摯に向き合って、結果をちゃんと見つめて、受け止めましょう。
ストレート合格を狙う方は、昨年の私と同様、心が折れそうになることも多いと思います。
でも、練習すればするほど読むスキル、考えるスキル、書くスキルはついてきます。
やらなければスキルがつかないのですから、今はやるしかありません!

方向性させ間違えなければ、合格レベルには十分達することはできます。
あと7週間あまり、頑張りましょう!
以上、まっすーでした。

こんにちは!まっすーです。

一次試験合格見込みの方は、すでに二次試験に向けたスタートを切りましたか?
自己採点の結果、合格点に数点足りない方も、没問等で加点されることもありますし、ここで学習したことは来年に生きてくると思いますので、諦めずに二次試験の学習を開始しておくことをおすすめします。

 

さて、今回は私が二次試験受験対策で行ったことについて書きたいと思います。

昨年の8月6日、中小企業診断士協会のホームページで解答の発表があり自己採点を行って一次試験合格を確信した後、まず私が行ったのは受験指導校の選定でした。
このブログの右下にあるような学校から数々の情報を見た結果、MMCの二次試験対策講座に決めました。
MMCを選択した理由は、こちらの合格体験記にも書いていますが、過去問の模範解答が自分でも書けそうな内容だったことに加え、平成13~23年度の11年分の過去問の模範解答・解説がもらえることが大きかったです。
(実は後から知ったのですが、LECでも平成13年度以降の過去問の模範解答・解説を購入することが可能です。こちらは、LEC受講生でなくても入手することができるようです)

一次試験で過去問アウトプット作戦を推していましたが、二次試験でも、私はやはり過去問を重視しました。
二次試験問題をやってみるとわかるのですが、受験指導校の問題と、本試験問題には、問題の雰囲気、特に問題文(むしろ本試験の方が曖昧な問いかけがあると思います)の部分に違いがあります。
実際に合否が判定されるのは本試験なのですから、本試験問題で経験を積み上げておくことは重要だと思います。

二次試験対策講座申し込みから数日して通信講座のテキストが届いたのですが、一次試験突破のための最後の追い込みのために、やるべき仕事がたまってしまっていたこともあり、二次試験の学習を開始できたのはちょうど今頃の8月17日になってしまいました。
二次試験が10月21日だったため、約9週間しか残っていませんでした。

この短い期間にもかかわらず私は92事例に取り組みました。
その内訳は下記のとおりです。
・過去問平成13年度~23年度 44事例
・MMC通信講座 12事例
・TAC模試 4事例
・LEC模試 4事例
・MMC模試2回 8事例
・企業診断(書籍)の事例対策 12事例
・TAC2次集中特訓(書籍) 8事例
合計 92事例

92もの事例に取り組んだ理由は、経験値の低い二次試験初学者が他年度受験生に太刀打ちするためには事例演習の経験を多く積むことが重要と考えたためです。
ただ、数をこなせば合格するかというと、そうではないと思います。

私の場合、通学講座や勉強会に参加していたわけではないため、通信添削以外で自分の答案を見てもらう機会がなく、例えば企業診断の事例演習などは自分の答案と解答が多少違っていても、他人の目に触れていないため、いいのか悪いのかが判定できていませんでした。
自己採点は基本的には甘めになるため、できれば他人の目に触れさせるべきだと思います。

その意味では、過去問は別としても、通信添削を行った事例(私の場合、上記青字の28事例)以外では、ただ解いただけであり、事例演習の効果が大きかったとは言えないと思います。

道場では、しばしば72事例という定量的な情報が出てきます。
一次試験~二次試験の2ヶ月あまりという期間を考慮すると、この数値目標はちょっと頑張れば届くレベルです。
そのため、とにかく数さえこなせば大丈夫という気持ちになりがちですが、本当に重要なのは質であることは忘れてはいけません。
ただ数をやるだけならば誰でもできます。

しかしながら一方で、80分という時間の感覚をつかむことに加えて、本試験当日の修羅場を擬似経験するという意味では、ある程度の数をこなすことは重要かもしれないと思います。

あくまで私の経験ですが、事例の演習を行っていると、5~6回くらいの事例演習の中で1回くらい、時間が本当に間に合わない、いわば修羅場のような状態に陥ることがありました。

その対応力は、そうした状況に陥って初めて身につくものだと思いますので、同じ事例を繰り返し解くよりは、あえて新しい事例にぶつかることも重要だとは思っています。

例を出すと、私は昨年の二次試験の事例2の第3問(コーズ・リレーテッド・マーケティングについて問われた問題です)で、完全な勘違い解答をしてしまい、設問1・2の計160字を埋めた後で、設問文をよく読みなおした結果間違いに気づき、残り時間が15分を切るあたりで、消しゴムで設問2問分を全部消して書きなおしました。ちなみに第4問(80字×2)の解答欄は真っ白な状態でした。

このときの、「時間内に書き切ることができるか」「各設問の難易度、つまり多くの人が正解できそうな問題はどちらか」を頭に入れた上での、「やり直すorやり直さない」といった、ギリギリの状況での判断力を身につけるは経験が必要だと思います。

一次試験と違って、二次試験は時間がタイトであり「もう諦めちゃおうかな」と思わせるような状況が、しばしば訪れます。
そこを乗り切るためには、ただ勉強を積み重ねるだけでなく、追い詰められた状況、つまり修羅場での判断を行うための経験が必要です。

二次試験対策は、ただ数をこなせばいいというものではありませんが、80分の限られた中で初見の問題を解く経験もある程度は積んでおく必要があると思っています。

残り9週間。今から二次試験の学習を始める人でも十分に間に合います。
ですが、ここからは隙間の時間さえも無駄なく使って、10月の二次試験に全力を投入する必要があります。

大変ではありますが、頑張りましょう!

以上、まっすーでした。

こんにちは!まっすーです。

1次試験まで2週間を切りました。
最終の追い込みの局面に来ています。
一昨日のお薬ハックの記事にもある通り、丸暗記したものは残らないため、合格後のことを考えると意味がほとんどないですが、残された少ない時間で効果的に点数を上げる、という目的においては非常に有効な手段ですので、試験合格の確率を少しでも上げるために、最後の最後まで取り組むべきだと思います。

さて、本日の話題は試験当日の心構えについてです。

私は、試験当日を迎えるまでは、ネガティブシンキングであるべきだと思っています。
試験は自分の思うようにいくわけがない、だからこそ、できる限りの対策をしておこう、という心構え。

(ネガティブシンキングの例)
自分の苦手な分野が出たらどうしよう?
→ どうせ出てしまうので、きちんと対策をしておく。少なくとも基本論点だけは覚えておく(やらないと決めたものは除く)。

 試験当日、トラブル(暑い・寒い・疲れた・眠い・忘れ物)があったらどうしよう?
→ どうせ何か困ったことになるので、何があっても大丈夫なように持ち込みアイテムを吟味しておく。事前に準備しておく。

こうした心構えで対策をしていくことで、試験への準備を万全に持っていきます。

ですが、試験当日を迎えたならば、今までのネガティブな考え方は一切捨てて、ポジティブシンキングで望みます。

準備を万全にしたのなら、あとは自分の実力を出し切るだけだからです。
試験は7科目あって、取り返しがききます。
1科目ダメだったとしても、40点を下回らなければ、合格する可能性は残っています。
1科目目でダメだった時に、あと6科目ある、と考えるか、「これでもう今年は終わり」と考えるかで、試験の結果は大いに変わってくると思います。
自分が絶対に正解だと思った問題が間違っていたり、間違っていると思った問題が正解だったりというのは、よくある話ですので、大事なのは心を折らないこと、あきらめないことです。

(ポジティブシンキングの例)
この科目、難しくて全然できなかった
→大丈夫、他のみんなもできなかったはず。

さっきの問題、間違えたかも
→合ってるから大丈夫。少なくとも正解している可能性はある。

試験会場の環境が悪い
→他の会場がいいとは限らない。むしろ悪いかもしれない。

他の受験生(舌打ちとかつぶやきとか)が気になって集中できない

→診断士になるための試練だ!

こんな感じで、何事もプラスに考えていくことで、自然と結果はいい方に向かうのではないかと思います。
ということで、残り10日、最後の最後まで頑張りましょう!

 

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本日、お伝えしたいこと、としては以上なのですが、受験会場特有の話もありますし、参考になる方がいればと思い、私の昨年の1次試験当日について書いてみたいと思います。

というわけで、【1次試験当日シリーズ】まっすー編です。
ちなみに、1次試験用の持ち込みアイテムはこちらの記事にあるとおりです。
なお、今日の記事のポイントであるポジティブシンキングとも関わりますが、当日私が感じたことを赤字で書いてます。

私の受験会場は東京・渋谷にあるフォーラムエイトでした。
私の場合、奇しくも1次試験も2次試験も同じ会場で、ラッキーだったと思います。
ちなみに、場所はGoogleストリートビューで事前に見ていたため、迷うことはありませんでした。
会場までの道のりでは、受験指導校の講師陣が応援に駆けつけている姿を見て、独学受験生としてはちょっとさみしくなりましたが、負けてたまるか!という気持ちにもさせてもらいました。

フォーラムエイトに到着すると、エレベーターに長蛇の行列ができていました。
他の受験会場でもそうかもしれませんが、エレベーターのキャパシティは大きくなかったと思います。
(私が受験した階は4~5階くらいだったと思います)試験前のいい運動になるし、階段で行くか!と思い、階段を登ります。

フォーラムエイトとでも、休憩時間中に行くトイレは大混雑します。
できれば、試験会場に指定されているいくつかの階を回って、空いていそうな場所を確認しておくといいと思います。
空いているトイレを探して歩き回るのも、座りっぱなしの試験なのでいい運動になる!と思いました。
ちなみに、休憩時間になってすぐに行くよりは、少し経ってから行ったほうが混雑はマシになっていた気がします。

フォーラムエイトでは、3階辺り(正確な階数は失念しました)にある駐車場部分で外に出られるようになっていて(あくまでも当日開放されていればです。昨年私が受験した時は開放されていました)、そこで外の空気を吸うことができたため、毎時間そこに出て、リフレッシュタイムを設けていました。
外の空気を気軽に吸える場所があるなんて、本当にラッキーな会場だと思いました。
ちなみに、繁華街にある会場のため、試験中ちょっと外の音が気になる、なんてこともありましたが・・・これはこの会場の全員が一緒。他の会場でもそれなりに不利な部分があるはず、と考えることにします。

こんな感じで試験当日、特に1日目はポジティブシンキングな私でしたが、1日目の夜、私は2つの失敗をしており、それが少し2日目に響いてしまいました。
もし参考になればと思い、それについて書いてみます。

1つ目は、完全に自分の落ち度ですが、1次試験に関する、とある掲示板サイトを見てしまったこと。
これは自分に絶対の自信がある人以外は避けたほうがいいと思います。
基本的に、不安だった問題が正解だった(そもそも掲示板や他の人の意見が正しいとは限りませんが)喜びと、簡単だと思っていた問題が実は間違っていたという無念さでは、後者が勝ります。
前者は最低でも20~25%の確率で正解→正解確定なのに対して、後者は100%の確率で正解(と思っている)→間違い確定なのですから、期待値を考えれば当然だと思います。

私の場合、楽勝だと思って30秒ほどで回答した財務・会計の第13問を、つまらないミスで間違えていたことを確認してしまい、かなり落ち込みました
最終的には財務・会計はこのミスがあっても大丈夫、と思い込んで気持ちの切り替えを強引にしたつもりですが、完全には切り替え切れていなかったとも思います。
してしまったミスはどうしようもありませんので、少なくとも1日目に確認しても意味はありません。
そういうことを全く気にしない方はいいですが、少しでも気になる方はやめておいたほうがいいでしょう。

もう1つは、1日目の夜に眠れなかったことです。
これは自分でも驚きました。
試験前に眠れないという経験が全くなく、本当に焦りました。
試験中に飲んだ眠眠打破のカフェインのせい?明日の試験への緊張感?いままでそんなことなかったのに?
いろんなことを考えてしまい、さらに眠れなくなりました。

結論は、1日目の試験+2日目に向けた暗記で、頭の使いすぎで目が冴えてしまっていた、ということでした。
ちなみに、この理由に気づいたのは2次試験の終了後です。
2次試験終了後、試験中と同じように記憶を振り絞って再現答案を作って、いざ寝ようと思ったら眠れませんでした。
そのとき、1次試験1日目の夜に眠れなかったのとちょうど同じ感覚で、あ、これだったのか!と夜中に納得していました。

試験中は自分が思っている以上に頭を使っています。
今まで頑張って勉強してきたのであればなおさらです。
かといって、1日目の夜に勉強しない、というわけには行かないと思います。
例え眠れなかったとしても、2日目は暗記メインの科目なので、少々の体調不良は問題なし、と割りきるのもいいかもしれません。
眠れなくても、目を閉じて横になっているだけでも、頭や体は回復しているはずですし。

ということで、残り10日、最後の最後まで頑張りましょう!
以上、長くなりましたが、まっすーでした。

こんにちは!まっすーです。

一次試験まで1ヶ月を切りました。
模試が終わった今はまさに伸び盛りの時期です。
去年の私もそうでしたが、残り1ヶ月弱で一気にレベルが上がりますので、最後まで自分の努力を信じて、頑張りましょう!

なお、昨日ひろいんからのこちらの告知にありましたとおり、道場では「2次スタートダッシュセミナー」を開催します。
興味がおありの方は、お早めにお申し込みください

さて、今回のお話はファイナルペーパーについてです。
みなさんは、作られていますか?
そもそもファイナルペーパーとは何か?

自分で作ってきたサブノートをそう呼ぶ人もいるでしょう。
理解の浅い論点をまとめたものかもしれません。
私の中では、直前ギリギリまで覚えきれなかったもの最終暗記するためのツールが、ファイナルペーパーです。

まずは、私のファイナルペーパーを公開します(これは運営管理)。

字が汚いとか、まとめ方が悪いとか、見づらいとか、色々なツッコミが聞こえてきそうです

ですが、これを公開する理由は、こんな感じでまとめている人がいる、という一例を見ていただければと思うからです。
もちろん、このようにすれば効率がいいとか、理解しやすいとかオススメするつもりは全くありません。

ハカセこの記事で言っていますが、ファイナルペーパーは「Only for me」「他人の物は当てにならない」ですので、自分のために、自分で作るべきものです。

一応解説しておきますと、ところどころにある記号の意味は、○印が一次試験1週間前頃で記憶ができていないもの、☆印が前日まで記憶できていないものに分けていて、最終暗記に活用しています。

このファイナルペーパーは、本試験の10日~数日前くらいに7科目分作っています。
まとめた情報は、過去問アウトプット作戦最後まで残っていたもの、1次模試で間違えたもの、その他理解のできていない論点です。
このようにノートにまとめておいて、1次試験の前日に丸暗記します。
また、試験当日の休み時間に、次の試験科目について見直しをします。

どこまでを書くか、についてですが、自分で点を取ることを捨てた論点(経営情報システムの統計や企業経営理論の労働法の難問等)以外は、D~Eランクまでも網羅しています。
自分が向き合ってきたのは、ほぼ過去問、スピ問、1次模試(2社)のみなので、これらで出てきた問題は完璧にしておきたい。
そういう気持ちから、多少非効率でも、このような潰し込みをしました。

ですが、これはあくまでも一受験生であった私の例。
今まで色々と資格試験を受けてきて、資格試験を受ける場合、この方法が私に一番適している、というだけの話です。

先人からのヒントは山ほどありますが、どれが適しているのかは自分にしかわかりません。
きれいにノートまとめるのもよし。
情報ツールを活用するもよし。
私みたいに単語+意味or答えで殴りがくもよし。
ファイナルペーパーを作るよりは他のことに時間を使うほうが正解かもしれない。

直前ギリギリで焦らないよう、今のうちに考えておくことをオススメします。
1年に1回の試験。
悔いを残さないように、もう一息頑張りましょう!

それでは!まっすーでした。

※ちなみに、今回公開した私のファイナルペーパーの7科目分はこちらにPDFで置いておきます。
例として見る以外に役に立つことはないはずですが、万が一興味があるという方がいらっしゃいましたらお持ち帰りください。
なお、端折って書いてあるものが多く、また、情報の適時性や正確性に関する保証はでき兼ねますので、ご了承ください。

こんにちは!まっすーです。

今日は6月7日です。
8月3日(土)・4日(日)の診断士一次試験まで2ヶ月を切りましたね。

渾身の徹底論点整理シリーズの投稿が続いていますが、今日は少し視点を変えて、私が一次試験で、試験会場に持ち込んだアイテムについてお伝えしたいと思います。

ご存じの通り、一次試験は4科目×60分、3科目×90分、合計8時間30分の長丁場となります。
それまでの試験勉強の積み重ねが重要であることは言うまでもありませんが、試験当日のコンディションによっても、試験結果は大いに変わってくると思います。

あくまで参考ではありますが、私が昨年8月4日(土)・5日(日)の一次試験時に、ベストコンディションで試験を受けるために持ち込んだアイテム達をご紹介します。

一次試験のアイテムリスト

受験票・写真票もちろん必須。加えて、身分証明書もきちんと携帯しておきましょう。チェックされるかはわかりませんが、机の上の受験票の隣に身分証明書を出している方が結構いて、いきなり試験監督に「見せて」といわれることもあるのかな?と思って私も真似して出してました。

筆記用具:一次試験受験時はマークシート方式なので、特にこだわる必要はありませんでした。シャーペン数本(お気に入りだった三菱鉛筆・クルトガ含む)と、普通の消しゴムです。使いませんでしたが、定規も持っていきました。

ファイナルペーパー:7月後半~8月頭に作ったファイナルペーパー。1冊のノートに7科目分(1科目3~5ページくらい)入れてあります(主に過去問・スピ問で間違え続けた論点の簡単なまとめ

・TACポケットテキスト、過去問、スピ問:私にとっては、これらの書籍が心のよりどころだったので、読むかどうかは別にして試験会場には持ち込みました。試験直前に「あの問題なんだったっけ?」となるかもしれないと思って。結局、見ることはなく、炎天下の中を歩く際の重い荷物になってしまいましたが、精神的な安定には役立ったはずだと思っています。

中小企業経営・政策対策本:この科目は7月に入ってからしか勉強していなかったため、最後の最後、ギリギリまで暗記をしないと不安でした。そこで、2011年版中小企業白書平成24年度中小企業施策利用ガイドブックTACスピードテキスト白書図表90連発などを持ち込みました。前の試験の経営情報システムが得意だったこともあって、試験を40分ほどで途中で退出して、中小企業経営・政策の最終確認をしていました。

時計:腕時計です。万が一のことを考えて2個もっていきました。ちなみに、試験会場に時計があったかは覚えていません

着替え:汗っかきな私には必須!炎天下の中を歩きますので、試験会場にたどり着いた時に汗だくで、冷房で冷えて寒くなるなんてことは避けたいです。

長袖の上着:冷房対策。暑さも寒さもベストコンディションで挑むには大敵なので、必要です!

目薬:試験時間中に使用することはできませんが、休み時間中のリフレッシュに。

ペットボトル飲料診断士試験は床の上にペットボトルを置いて、必要時に飲みながら受験できます!二次試験ではそんな暇ないかもしれませんが、一次試験では気分転換するのに有効です。

栄養ドリンク重要な眠気対策。私は強強打破を使っていました。プラシーボ効果かもしれませんが、濃いコーヒー味が目を覚まさせてくれる気がします。

食事:コンビニで買ったおにぎり×3。お腹がいっぱいになると眠くなるけど、糖分はきちんと取っておきたいので、考えた結果こうなりました。カロリーは控えめになっていると思います。

お菓子チョコや飴やガム。頭をフルに使うので糖分は多めに取りたいです。休憩時間ごとに補給します。

汗拭きウェットタオル:汗対策&試験開始前に顔を拭いたりすると眠気覚ましに。

予備校のチラシ:試験会場まで歩く途中でもらえます。たまたま目にした論点が出た!なんてこともあるので軽く見ておくといいかもしれませんが、ファイナルペーパーを確認して時間があれば見る、というところだと思います。

こんな感じになりますが、いかがでしょうか?
よろしければ参考にしていただければと思います。
また、もし他にいいアイテムがあれば是非教えて頂けるとありがたいです

なお、6月29日(土)・30日(日)にはTACの1次公開模試、7月6日(土)、7月7日(日)にはLECの1次ファイナル全国模試があります。
私は昨年両方の模試を受けましたが、ともに自宅受検(特にTACは申し込み期限に間に合わず教材を買って自己採点)だったので、模擬試験の雰囲気を味わうことができませんでした
可能であれば、模擬試験は会場で受検されて、必要になる持ち込みアイテムや、当日の行動(トイレや食事や休憩、特に疲労度)なんかのチェックができるといいと思います。

あと2ヶ月。
気合を入れて行きましょう

それでは。まっすーでした。

こんにちは、まっすーです。

3日連続でお届けする 道場マイベスト記事シリーズ、第6弾となる今回は経済学・経済政策です

経済学・経済政策は、私もそうでしたが、苦手意識を持ちがちな科目だと思います。

その理由は、①ただ覚えればいいのではなく理解が必要なものが多く、それには時間がかかること②人生で学習する機会が少ないことによるものだと思います。

そんな経済学・経済政策ですが、道場メンバーのマイベスト記事はどうなっているでしょうか?

それでは、どうぞ

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【道場マイベスト記事】~はんたの場合~

はんたのマイベスト経済学・経済政策記事

俺様学習法【経済】 by ふうじん(2013.01.28)

<選考理由>

俺様シリーズは、相変わらず高飛車な物言いですが、そのキーワードは、自分で工夫する、自分で気づくというように、「自分で」「自力で」というところにあると思います。
シリーズのなかでも、【経済】に最もその本質が現れているように感じます。

【経済】から該当部分を引用すると、

養成答練準備とは、スピ問なら2回目解き直し 過去問なら論点タテ解き で主要論点の答を覚えることなのか、と自分で気が付くのがイカサマ師
基本論点マスター以後は、これらの繰り返し項目を自分で見つけ、関連づけて記憶を鮮明にしたり、覚える量を減らす工夫をする
周囲の手の内は知り尽くし、かつ自力でこっそり差別化するのが俺様学習法
仮説を立て、自らその仮説を実証して見せるのも、この試験勉強を面白くする一つの方法 ←最重要のフレーズ

俺様シリーズでは,各種予備校や当道場をふくむブログなどによって受験界に相当出回っている受験テクニックや学習ノウハウを,鵜呑みにするのではなく,どうしてそのようなテクニック,ノウハウが役に立つのかを理解し,さらに自分なりに工夫・差別化を加えることが短期合格には必要であることを,難解に,しかし,分かる人には分かるように,繰り返して説いています

正直に言いますと,私は,受験時代に,超上から目線のふうじんの記事を読むと,内容はもっともと思える場合でも,反発心を感じていたことは事実です。今から振り返ってみると,道場の記事のいいとこ取りをした上で,さらにその反発心によって,少しでも上回るように自分なりの工夫をしたことが,合格の要因の一つになったかもしれないと感じました。
また,合格した後にふうじんの記事を改めて読むと、俺様を越えてみろ と挑発することで,反発心によって奮起を促すのがふうじんの狙いだったのかもしれないとも思いました。そうすると,私は,ふうじんの狙いにまんまとはまった一人になりますね。
なお、私は、ふうじんとはいまだに会ったことはありません

みなさまのなかにも,当道場の記事に対して反発心を感じる向きもあるかもしれませんが,当道場を仮想競争相手として,そのような反発心を利用することも合格に近づくための一つの方法になるのではないかと思います。道場とは切磋琢磨の場です。

 

【道場マイベスト記事】~せんせいの場合~

せんせいのマイベスト経済学・経済政策記事

 【経済】GWで苦手つぶし~暗記より理屈 by こぐま(2012.04.19)

<選考理由>

私が最も心配していた科目、「経済学」。この記事はマクロ経済学のアウトラインを一通り解説してくれています。おまけに、まず平成20年度と平成21年度の過去問を解くことを推奨しています。比較的易しいとされるこの2年間50問で出題論点がほぼ網羅されているとの力強いコメント、「どこまで深くやらないといけないの?」と当惑する貴方にピッタリ!この2年分を徹底的に理解して、完成答練・模試に臨んでみませんか?この2年をマスターしたら、次は平成19年度と23年度を模試までに!”繰り返し同じような論点が似たような形式”で問われています
苦手な方、1問ずつ稼いで行きましょう!

 

【道場マイベスト記事】~お薬ハックの場合~

お薬ハックのマイベスト経済学・経済政策記事

【経済】 ハイブリッド型? by を~(2012.5.25)

<選考理由>

この記事の「■均衡国民所得」の部分が経済学マイベスト記事です。理由は均衡式の変化を理解することが、マクロ経済学を理解する根本だと思うから。(※ミクロ経済学も同じ。効用のグラフあたりとか)

特に理系出身の皆さんへ! もし経済学が難しいと思っていたら、中学校の数学のグラフ問題だと思って数式やグラフを見てみてください ほぼ全ての式がy = ax + b程度のものです。あとは使っても初歩的な微分(接点の傾きを求めるとか)が入る程度。

収入がC、投資がIとか仮定が山ほど出てくるので混乱し易くなりますが、そんなのは経済学者が説明し易くするために仮定した都合の良いパラメータにすぎません。「なぜそんな仮定をするの?」と悩むとドツボに嵌りますので、そんなもんなんだ程度に仮定は流して、数式の変化のさせ方に注目すれば経済学が一気に理解し易くなると思います。

 

【道場マイベスト記事】~マイスターの場合~

マイスターのマイベスト経済学・経済政策記事

経済学:合否に無関係な「経済学」 by ふうじん(2010.05.27)

<選考理由>

私が選んだ理由、それは結構単純で「PigoeさんとCoaseさんの写真を載せているから」です。といわれても意味わからないですよね
私がいいたかったのはこういうことで、それぞれの理論が語られた時代背景が違ったり、誰かが誰かの理論に対して反論して別の理論を主張してたり、発展させてたりしていますが、受験校や市販のテキストではその「流れ(歴史)」を捉えるのは結構難しいです。

どの時代に生きた、どんな顔をした経済学者が、どんな時代背景を元に、どんな理論を主張したのか、がイメージできると経済学は頭に入りやすくなります。
ちなみに私はこの本「経済超入門」を2次試験合格後に読みましたが、「受験生時代に読みたかったな」と思いました・・・。内容的にはかなり分かりやすい入門書ですが、テキストに出てくる経済学の偉人が写真入りで、解説されていてとっても経済学の「流れ」がわかりやすかったです。これは「組織論」にも共通して言えるかもしれません。読むのに時間は食わないと思いますので、経済学にまだまだ苦手意識を持っている方がいれば、ぜひ目を通してみてください。

 

【道場マイベスト記事】~まっすーの場合~

まっすーのマイベスト経済学・経済政策記事

経済:色々なグラフ・理論の「ショートカット」記憶法
by ハカセ (2010.05.28)

<選考理由>

短期合格を目指した私にとって、一番苦労したのは経済学・経済政策でした。本格的に勉強するのが初めてだったこと、短期間で重要な理論をすべて理解するのは時間が足りないと思っていたことが、その原因です。

過去問を数回回した程度だった、昨年6月頃のメモを見てみると、私の一次試験の目標点数は、経済学50、財務会計70、企業経営理論60、運営管理60、経営法務70、経営情報システム70、中小企業経営・政策50(合計430点。合格点より10点上を目標としました)となっており、直前暗記を決めていた中小を除いては、経済学が一番不得意な科目だったのです。

ですが、それは一次試験前には不得意科目には入らなくなっていました。

一番の原因は、このハカセの記事にあるショートカット記憶法を使うことができていたからだと思います。

つまり、①理論を理解していく問題と、②理論はよくわからないけど、暗記で解く問題の層別です。

いきなり過去問アウトプットで、過去問題集の解説によるインプットを行なっていた私には、この理論はわかるけど、この理論はわからない、といった層別がうまくできていたと思います。

ちなみにハカセの記事にあるマンデル=フレミング・モデルは、①と②の折衷案で対応しました。

理論は一から順を追って理解しましたが、試験中にIS-LM曲線の動きを1つずつ追っていくと時間がかかるので、最終的にはマトリックス(右下が例外)を暗記して対応することにしました。

自分の学習進度に合わせて、対応方法を変えていくことも、短期合格のためには重要です。

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以上が、道場メンバーの経済学・経済政策のマイベスト記事です。

いかがでしたでしょうか?

対応方法は「イカサマ学習法(分で自力で!)」「比較的易しい問題で徹底理解」「数式で理解」「歴史でイメージ」「ショートカット記憶法」と、それぞれですが、難しいとされる経済学・経済政策を、いかに自分のものにするかが書かれていると思います。

一次試験まであと2ヶ月あまりになりました。

ストイックに学習を積み重ねていく一方で、残り時間が少なくなり、効率面も重視しなければならない時期に来ています。

経済学・経済政策が苦手という方は、これらの記事をチェックしてみてください。

それでは。まっすーでした。

こんにちは!まっすーです。
渾身の徹底論点整理シリーズ、今回は経営情報システムです。

経営情報システムでは、さまざまな略語が出てきますよね。
略語自体が解答に結びつかないことも多々ありますが、知っていれば即答できるレベルの問題が出題される可能性もあるため、覚えておくことに越したことはないです。

ただ、丸暗記はやっぱり難しいです。

アルファベット数文字の羅列と、意味の組み合わせで結びつけるのは記憶の効率が悪いと思います。

よって、Zone横文字の記憶法にあるように、略語は省略しない形で記憶することに尽きると思っています。

とはいえ、すべての略語の意味を完全に記憶する必要はなく、一部でも覚えておければ、なんとか解答できる場合が多いです

例えば平成21年度一次試験の第6問、「インターネットの仕組みに関する記述として最も適切なものはどれか」を選ばせる問題に、
「Webブラウザ上で電子メールの送受信を行うWebメールでは、SNTPプロトコルを利用してメールの送受信を行う。」という選択肢(ウ)がありました。

SNTPはSimple Network Time Protocolの略で、この選択肢にふさわしい略語はSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)です。

似た略語を出してくる典型的な引っ掛け問題なのですが、SMTPのMをMailと、SNTPのTをTimeと記憶さえしていれば、何とかこの選択肢が誤りであることの判別は可能です。

 

今回は、一次試験の平成20年度から平成24年度の5年間で、経営情報システムで出題されたことのある略語のデータを集めてみました。

その中で、出題回数の多いものから順に挙げてみます。

なお、同一年度で複数の問題に出題されているものは、1つとしてカウントしています。

ここに挙げている略語全てが、解答に直結する訳ではありませんが、理解できているかチェックしてみてはいかがでしょうか?

*5年間で5回出題*

CPU:Central Processing Unit
DNS:Domain Name System
LAN:Local Area Network

DNSは毎回出題されているんですね。
ホスト名からIPアドレスを対応させるシステム
です。
残りの二つは、略語そのものが一般的に使用されているので、恐らくそれ自体の意味を問うような問題は出ないと思います

*5年間で4回出題*

VPN:Virtual Private Network
XML:Extensible Markup Language

VPNは、公衆回線ををあたかも専用回線のように利用できるサービスです。
Virtual(仮想)でPrivate(専用)という単語を理解すると、覚えやすいと思います。
一方、XMLはユーザが独自のタグを指定できるマークアップ言語ということで、Extensible(拡張可能)という単語がキーになります。

*5年間で3回出題*
ASP:Application Service Provider
ATA:Advanced Technology Attachment
ER:Entity Relationship
HTML:HyperText Markup Language
IP:Internet Protocol
SaaS:Software as a Service
USB:Universal Serial Bus

5年間で3回、というと半分以上出題されているということになります。
頻度としては高いですよね。
中小企業での利用頻度が高くなると思われるASPやSaaSなどについては、きちんと意味を押さえておいたほうがよさそうです

 

続いて、5年間で2回の略語・・・といきたいところでしたが、2回以下の紹介はここでは省略します。

というのが、量が多すぎました

略語として集計したのが全部で134語ありましたが、そのうち2回出題が28語、1回出題が94語です。

やはり、幅広く出題されているんですね。

2回以下の出題略語も確認してみたい、という方のために、これらを含めたExcel表を作成しましたので、興味のある方はお持ち帰りください。
ただし、このExcelにある単語を全て覚えましょう、という趣旨ではありません。

どんな略語がいつ出題されているか知りたい、とか、略語をいちいち調べるのが面倒くさい!といった時にでも活用していただければと思います。

ただ、すみませんが日本語訳はつけていませんのでご了承くださいm(__)m

 

ということで、経営情報システムの略語は省略しない形で記憶すること強くオススメして、今回の渾身の徹底論点整理シリーズのまとめとさせて頂きます。

ちなみに、略語に関しては、運営管理でも多く出題されていますので、この記憶方法が有効になると思います。

それでは。まっすーでした。

こんにちは。まっすーです。

ひろいんの記事にもありましたが、5月7日(火)から、中小企業診断士試験一次試験の受験申し込みが開始されています。
診断士試験の願書はネットでの取り寄せができないため、郵送で請求するか、各地区の都道府県協会に直接取りに行く必要があります。

また、郵便局やゆうちょ銀行での受験料払込によって、申し込みを行います。
この振込みには、願書についている払込用紙が必要です。
そのために願書を必ず入手しなければならないので、ご注意ください。

ちなみに、申し込みは5月31日(金)までです。
受験申込を迷っている方も、ひとまず願書だけでも入手しておきましょう。

 

さて、4代目メンバーによる「渾身の徹底論点整理シリーズ」
今回は財務会計のWACCとCAPMに関してのお話です。

この二つ、略語からして専門的な感じがして、ちょっと腰が引けてしまいます。
この二つは企業価値を求める計算に使用されるわけですが、その前に、企業価値を求める方法には、下記のような分類があります。

①コスト・アプローチ
会社が保有する純資産を対象企業の価値として評価する方法。
例)簿価純資産額法、時価純資産額法

②マーケット・アプローチ
株式市場で評価される株式の価値を用いて対象企業の価値を評価する方法。
例)類似会社比準法、類似業種比準法

③インカム・アプローチ
将来獲得されるリターン(利益、キャッシュフロー、配当)を現在価値に還元して対象企業の価値を評価する方法。
例)DCF法、収益還元法、配当還元法

企業のM&A時には、この中から複数の方法を用いて企業価値を計算するのが通常です。

診断士試験では、過去には、平成16年の二次試験事例IV第3問(設問3)のように、企業価値計算方法の名称と内容(40字以内)を記述させる、といった問われ方もありました。
一度出ているので、同じ問題はもう出ないかもしれませんが、いずれにしても頻出論点ですので、それぞれの方法の名称と内容は抑えておきましょう。

さて、WACCとCAPMは、上記の企業価値算定方法のうち、③インカム・アプローチで使用されるものです。
以下、それぞれについて解説します。

 

WACCは、Weighted Average Cost of Capitalの略で、日本語では加重平均資本コストと訳されます。
企業が資金を調達するために必要なコストを、負債と自己資本で加重平均して求めるため、加重平均資本コストと言います。

WACC = 有利子負債/(有利子負債+株主資本)×負債資本コスト×(1-税率)+株主資本/(有利子負債+株主資本)×株主資本コスト

負債資本コストというのは、借入金にかかる利息のことですね。
一般的にはWACCの計算には、買掛金や未払金等の利息が発生しない負債を含めません。
これは、買掛金や未払金自体は、資金調達コストとは無関係であるとみなすためです。

一方の株主資本コストというのはイメージしづらいかもしれません。
株主は、株式会社の株式を購入して、投資することで、配当というリターンを得ようとします。

配当というのは常に同額が支払われるものではなく、また、借入金と違って、投資の段階でいくらの配当を支払いますよ、と決めてもらえるわけでもなく、会社の利益額や内部留保への考え方によって異なってくるからです

とはいえ、株主が、その期待するリターンについて、コストとして認識するのが株主資本コストの考え方になります。

WACCの計算式で注目すべきポイントは、1-税率の部分ですね。
これはMM理論修正命題の、「法人税が存在するとき、負債比率が高まるほど節税効果の現在価値分だけ企業価値は上昇する」に関連してくるのですが、法人税がある前提だと、借入金を増加したほうが、節税効果により企業価値が高まることになります。

企業価値が高まるというのは、WACCが下がるということになります。
なぜなら、企業価値の計算、例えばDCF法では将来のキャッシュフローを現在価値に換算する、つまりキャッシュフローを「1+WACC」で割っていくことで求められるので、分母になるWACCが少なくなればなるほど、企業価値は増加するわけです。

 

続いて、CAPMの話に移ります。
これはCapital Asset Pricing Modelの略で、資本資産価格モデルと訳されます。
WACCの計算で使用する、株主資本コストを計算するものです。

計算式は、下記のとおりです。

CAPM=リスクフリーレート+ベータ値×リスクプレミアム
リスクプレミアム=市場全体の投資利回り-リスクフリーレート

リスクフリーレートは読んで字のごとく、リスクがない状態の利子率です。
もちろん、リスクが全くない投資、というのは現実的には考えられません。
ここでは、限りなくゼロに近い、という意味で使用しています。
一般的には10年もの国債の利回りを使用するようです(参考:2013年5月7日時点で0.598%。最新の国債金利情報はこちらで調べられます)。

次にベータ値ですが、これは個別株式のマーケットのリスクに対する影響度を示す指標です。
こちらのサイトで、株価検索を行うと、ベータ値の確認が可能です。

試しに、昨日2014年3月期の大幅増益がニュース報道された、トヨタ自動車のベータ値を検索してみると、1.11となっています。これはつまり、市場全体が10%上昇するとトヨタ自動車の株価は11.1%上昇して、逆に市場全体が10%下落すると11.1%下落することを意味します。

最後にリスクプレミアムですが、市場全体の期待収益率を表す数値です。
リスクが限りなくゼロに近い国債などでの期待収益率と、株式投資の期待収益率が違うのは当然ですし、株式投資の方が高い期待収益率になりますよね。

この計算を行うことによって算出されるCAPMが、WACCで使用する株主資本コストになる、ということになります。

以上がWACCとCAPMについての説明になります。

 

財務会計は、一次試験から二次試験にそのままつながる論点が多いです。
そのため、今のうちにしっかりと基本を固めおくことは極めて重要です。
特にストレート合格狙いの方は、ここで基礎力を身につけておかないと、時間が全然足りない二次試験対策で、苦労することになります。

もちろん一次試験を突破することが第一目標ではありますが、あやふやな論点は今のうちに潰しておきましょうね

by まっすー

こんにちは。まっすーです。

GWも半ばになりましたが、みなさんの勉強は予定通りに進んでおりますでしょうか?

前回のエントリで、絶対的な時間数不足から、企業経営理論と運営管理の橋げた構築が不足し、二次試験に影響したことについて触れました。

これ、具体的なお話をすると、両科目とも過去問をやっていても、なんとなく過去問ができていて、一次試験合格するためにはこれくらいやれていれば大丈夫かな?と思ってしまったんです(経済学の勉強に苦労したため、そちらの対策に時間を取られたというのもありました)。

しかしながら、二次試験ではこれらの知識を違った形で問われるために、大いに戸惑い、最後まで焦る結果となってしまいました。

ここでは、企業経営理論についての例を出しながら、お話ししたいと思います。

企業経営理論は、一次試験では大きく分けて経営戦略論、組織論、マーケティング論について、択一式で問われます。

内容としては、基本的にそれぞれの知識を広く浅く問われる形となります。

これは、一次試験を目指して勉強されている方はよくご存じの内容だと思います。

つまり、一次試験は質より量の試験だと言えると思います。

しかしながら二次試験では、範囲は限定されるものの、診断企業の問題点の指摘や、改善方法の提案等、中小企業の社長に対して、助言をする立場で、自分の言葉で説明する論述式問われます。

よって、二次試験は量より質の試験だと言えると思います。

この違い、昨年の私にはまったくわかっていませんでした。

一次試験では知識が曖昧でも、選択肢を絞り込めればいいことが多いんです。

難しい問題だとしても、2択まで絞り込めれば50%の確率で当たりますし、最悪全くわからなくても5~4分の1の確率で点数が期待出来ます。

しかしながら、二次試験ではそれができません。

論述するということは、言っていることが間違っていたら点数をもらうことはできません。

例えば二次試験では、わからなかったら曖昧な表現にして、絶対的な間違いを避けて、部分点をもらうという方法もありますし、状況によってはそうすべきだと思いますが、一次試験を突破した優秀な受験生の中で、上位20%を選抜する試験で、そうした方法を採るリスクは高いものになるでしょう。

また、二次試験は時間との勝負です。

80分という時間は長いように見えて非常に短いです。

ただ、設問に答えるだけならそれほど時間はかからないかもしれません。

でも、時間内である程度説得力のある答案にする、つまり質の向上を狙おうとしたならば全然足りません。

そんな中で、機能別組織はスペシャリストの育成に向くんだっけ、向かないんだっけ?などと試験中に迷ってしまっては、大幅なタイムロスになってしまいます。

よって、二次試験では必要な知識を、即座に、確実に引き出す能力が必要です。

昨年の私はこれがわかっておらず、企業経営理論は大丈夫だと思って、結果的に手を抜いた形になりました。

そのせいで、二次試験前に勉強のやり直しをやっています。

猛勉強して取り戻せたためか、二次試験で合格することはできましたが、相当非効率な勉強方法になっていたと思います。

なんとなく企業経営理論ができている、という方はその知識が、本当に他人に説明できるレベルになっているかを考えてみてはいかがでしょうか?

説明できる、というのは上に書いたように、即座に、確実に知識の引き出しができるということです。

時間がかかっても、不正確でもいけません。

そうした意識をもって、二次試験を見据えた一次試験の勉強をしていくことは、重要だと思います。

一次試験まで、あと3ヶ月です。

意識して、質の高い知識を身に着けていきましょう

それでは。まっすーでした。

こんにちは!まっすーです。
一次試験まで、4ヶ月を切りましたね。
GWも近づいてきましたが、計画は立てられていますか?

Katsuの記事にあったとおり、今後、道場メンバーのGWの過ごし方に関する記事がアップされる予定です。
各メンバーがどのような過ごし方をしていたのか、私もとても楽しみです。

さて、私の場合はと言いますと、昨年の今頃まで応用情報技術者試験の勉強をしていたこともあり、GWは1~4月の繁忙期を乗り越えた仕事の疲れと、激務の合間を縫って行っていた勉強の疲れを癒すために、勉強とは一切離れて、のんびり家族と過ごしていました

今から考えれば、情報技術者試験が終わってからすぐに診断士試験の勉強に手をつけていれば、最後の方で焦る結果にはならなかったかな~と思っています
これは、一次試験というよりは、二次試験でのことですが、私の場合はここでの橋げたの構築不足(特に運営管理企業経営理論)が、二次試験に影響しました。
ですが、ここでゆっくり休んだことで、一次試験突破の最後のスパートの余力を作れたかもしれないので、良かった面もあるとは思います。
要は自分で納得(というよりは覚悟)して、その行動を選択しているのであれば、休むこと自体は問題ないと思います。

さて、GWをのんびりと過ごした、私が一次試験勉強をスタートしたのは、試験終了後ちょっと(大分?)休んだ5月中旬頃
診断士試験用の参考書は一つも持っていない状態。
資格を持っている財務会計・経営法務・経営情報システムは漠然と何とかなるとは考えていましたが、ここからスタートして間に合うかどうか?
間に合わない結果になるとしても、来年につながる科目合格をするためにはどうすればいいか?
ということを主に考えました。

そこで、私が一番最初に購入したのはTACの過去問題集7冊(全7科目)
他の道場メンバーも重要性を語っていますが、私は
「資格試験において過去問に勝る参考書はない」
と考えているためです。
TACの過去問集にしたのは、解説が充実していると思ったからです。
それに加えて、スキマ時間で使用しやすい、TACのポケットテキスト1日目・2日目を購入しました(ちなみにスピードテキストは後で必要性を感じた中小企業経営・政策のみ購入しています。)。

最初に過去問を選択したのは、限られた時間の中で成果を出すためには、

1.テキストインプット⇒過去問アウトプット

よりも、

2.過去問アウトプット⇒過去問(解説)インプット(+テキスト補足)

の方が、私にとって明らかに効率がいいと考えたからです

今までの資格試験の経験から、テキストはただ読んでも、時間が過ぎるだけでまったく頭に入らないけど、問題を解く場合は頭を使う+間違えて悔しい思いをする分、少しだけでも頭に残ると考えています。

また、過去問で出ている論点は、イレギュラーもありますが、割合的には重要論点が多いわけで、その内容を学習するには過去問が一番いいと思いました。

なお、この考えはあくまでも試験までの残り時間が少ない中、何とか試験を突破するために採る手段として紹介するものであって、1.の方法が誤りというつもりはまったくありません

さて、ここからは私の過去問の活用方法についてお話します。
題して「いきなり過去問アウトプット作戦」です。
過去問アウトプットから始めるって、何もない状態から、どうやってアウトプットするの??
と思われるかも知れません。

方法は単純です。
一度もテキストを読まずに、とにかく過去問を解く!!

予備知識がまったくない問題であっても、自分の常識の範囲で解いてみる
最初は全然わからない。半分以上間違えると思います。
勘でもいいから、とりあえず答えてみる
一問一問、解いたら答えと解説を読みます。
大事なのは意味不明でも一通り解説を読むことです
「ふーん、そうか」くらいでいいです。
一回目は理解する必要はありません

それで何とか一冊(過去問5年分)やってみて、終わったら次の科目に移ります。
わけの分からないことばかりで、へこむことも多いですが、一番大事なのはここで心を折らないことです
とにかく、できないことを気にせず、なんとしても前に進む

7科目終わったらまた最初の科目に戻って過去問をやる(二回目)。
このときには、一回やった問題も既に忘れているのでまだ出来ない問題が大半だと思います
ですが、二回目だと解説を読んだ時になんとなく覚えているものが出てきます。

三回目くらいになると、覚えている問題と、覚えていない問題の差で、ある程度できる問題がでてきます。
解答の選択肢を覚えているものも出てくるでしょう。
その場合は、選択肢一つ一つについて、正誤とその理由を考えて、答えあわせをする

この段階から、間違えた問題はその問題に、選択肢はその選択肢に印をつけることを始めて、四回目以降は間違えた問題を中心に解いていきます

ちなみに、これもあくまで私の場合ですが、問題ランクA~Eについてはあまり意識しませんでした
ただ、企業経営理論の労働法の難問や、経営情報システムの統計など、自分で捨てると決めた問題はバッサリ捨てていました。

ちなみに一~二回目までは、あまり机には向かいません。書き込みもしないので、ペンも持ちません。
電車の中や、昼休み、お風呂に入っている時間、寝る前など、スキマの時間をとにかく作って、問題を解きます

四回、五回と繰り返していくと、過去問オンリーとはいえ、ある程度の知識がついてきます
そこまできたら同時進行で、ポケットテキストに、過去問で出ていて、覚えられていない論点を書き込んで、自分なりのテキストを作っていきます

私の過去問を回した回数については、記録をとっていないのでわかりませんが、最後まで残った問題(=苦手問題)は十回以上解いていることになると思います。
一次試験間近になったら、この苦手問題を中心に、ファイナルペーパーを作成しました

以上が私の過去問活用法です。
この作戦の内容は、もう一度言いますが、
一度もテキストを読まずに、とにかく過去問を解く!!
ということです。

もちろんこれは、私はこうやって勉強しました、というただの経験談でしかありません。
ですが、もし今現在勉強が遅れ気味な方や、スタートが遅れて今から始める!という方は、極端にアウトプット中心の勉強に切り替えてみる、こうした勉強方法も参考になるのではないでしょうか。

ちなみに私の場合、「いきなり過去問アウトプット作戦」から少し遅れて、スピ問7冊も同様に回していました。基本的には、過去問と同じやり方です。
さらっとかきましたが、実は結構大変です。

冒頭にも書きましたが、試験まであと4ヵ月を切っています。私のような後発組は、作戦名はともかく、勉強方法や勉強範囲を決め打ちして、「これでダメなら仕方ない」くらいの気分で、一気に追い込みをかけてきます
まずは8月の一次試験まで、油断せずに頑張っていきましょう!

こんにちは!まっすーです。
今まで診断士試験の他資格との関連について述べて来ていますが、今回のテーマはTOEICです!

TOEICって英語の試験なんだから診断士にはほとんど関係ないでしょといわれると、試験科目としてはまさにその通り
一応、法務で英文契約書の解釈問題が1問出ますので、英語は全くの無関係ではありませんが、経営法務の英文契約書は、言い回しがTOEICに出るような日常使用する英語とは異なっており、対策もしづらいため、個人的には頻出単語だけ覚えておいて、あとは感覚で解くほうがいいと思っています。

よってTOEICで得られる知識そのものが、診断士試験の勉強役に立つということはほとんどありませんが、今回述べたいのは、試験への取り組み方、そして試験時間中の対応についてです。

 

海外駐在経験があるにもかかわらず、正直なところ、私は英語があまり得意ではありません英会話についてもあまり自信がありません。
しかしながら、TOEICの点数は高得点といわれる部類にいます。
あくまで自己評価ではありますが、英語の実力<TOEICの点数といった状況であると考えています。
逆に、英語力が私よりもはるかに高いと思う方が、なぜかTOEICの点数が高くない、という状況もよく目にします。

これはなぜか?
理由は恐らく、試験に合わせた対策をしているか、そして試験時間中の対応の差だと思っています。

つまり、対策という観点では、過去問を使って、試験の傾向と自分の実力を分析して、それに合わせた勉強しているか、していないか
また、試験時間中の対応という観点では、試験中のシミュレーションを十分にして、自分の実力を100%発揮できるプロセスを作り出せているかどうか

ここで試験中のシミュレーションについて例に出したいのは、TOEICのリスニングパートです。
TOEICについては細かい説明は省略します(こちらの公式サイトに詳しく書いてあります)。

リスニングは4つのパートがあって、

Part1 写真描写問題 10問(問題用紙には写真のみ記載)
Part2 応答問題 30問(問題用紙には記載なし)
Part3 会話問題 30問(問題用紙には問題・解答文のみ記載)
Part4 説明文問題 30問(問題用紙には問題・解答文のみ記載)

の4つにわかれています。

各Partの前には、英語で試験の説明が読まれます。これは、問題用紙にも記載されていて、変わることは基本的にありません。

取り組み方は人それぞれだとは思いますが、私の場合、自分の英語力不足を最大限に補うために、下記のプロセスで試験に取り組んでいます。

1.試験の説明・Part1の説明が始まったら、Part3とPart4の英文をチェック。質問内容と解答の選択肢を見て、会話や説明文の内容を想像する
※試験のやり方は、当然事前に把握しておきます。
2.Part1の問題が始まったら、Part1の写真を見に行って解答。Part1の各問題の合間にも1.を行う
3.Part2の説明が始まったら、1.を行う
4.Part2の問題が始まったら、問題に集中(このときは①はやらない)。
5.Part3・4の説明時にも、1.を行う

これは、自分にとってPart3とPart4の難易度がかなり高いことを踏まえて、比較的簡単な前半の時間を使って、Part3・4の対策をしてしまう、といった対応方法です。
運営管理的に言うと、ネック工程(Part3・4)の内段取りを外段取り化することで、業務の平準化を図っている、というような感じになりますね。

そして、もう一つ大事なのが、わからなくなったら、迷わず先に進むそのために、迷った時の選択肢(TOIECの場合Cに決めています)を試験前に決めています。難しい問題や集中力が切れてわからなくなった場合、迷わずに切り替えて次の問題に進む心の準備を常にしています。

要は、自分の実力をよく知って、試験の取り組み方を考えていくことが大事、ということですね。

 

TOEICの説明が長くなりましたが、ここからようやく診断士試験のお話。
TOEICのリスニングパートほどではありませんが、試験開始前~試験中の取り組みについては、やれることが色々とあると思います。

まず、一次試験。

・試験が始まる前、試験監督に「机の上のものをしまってください」といわれるまで、とにかくファイナルペーパーを読み続ける。
・中小企業経営・政策だと、ギリギリまで暗記を行なっていること、見直しをする時間がたくさんあることを考えて、すぐに数字を忘れそうな中小企業経営はあまり考えずスピードを上げて解く。
・経営情報システムの最後2問の統計問題は捨てる(選択肢も決めておく。ただし平成22年第25のように一読して分かりそうな問題はきちんと考える)。
・財務・会計や運営管理の計算問題で、2分程度で計算の道筋が構築できないものは後回しにする。場合によっては捨てる。
・運営管理は(自分にとって)比較的解きやすい店舗・販売管理側から解く。
・わからない問題を飛ばすときは、マークミスを防ぐために問題用紙とマークシート両方に○印をつける。

このような試験への取り組み方を、頭で考えるよりも体で覚えておくことが重要だと思います。頭で考えて対応しようとすると、忘れてしまうことがあるため、過去問演習のときから定型化できるといいですね。

次に、二次試験。

・知識勝負というよりは体力勝負、もっと言うと眼力(私にとって80分×4の二次試験は眼精疲労との戦いです)の勝負なので、試験の合間はファイナルペーパーを見るというよりは、目を休めることに集中。
・試験開始前は頭の中で解答プロセス確認をする。事例1や2で元気でも、事例4まで行くと必ず疲れるので、体調を最優先して状況によっては寝る
・試験用紙が配られたら、解答用紙を透かし見て、設問数、解答文字数を確認。あとは目を閉じて、頭の中で文字数に応じた大体の時間配分を決めながら、解答プロセスを再確認。
・試験が始まったら自らの解答プロセスに従って解答。

具体的な二次試験の解答プロセスについては、今後のエントリで詳しく述べて行きたいと思います。

他の資格試験の受験経験がある方は、すでにこうした取り組みができているかもしれませんが、もしそうした経験が少ない方は、まだ本試験まで時間がある今から、本番を見据えた取り組み方を考えてみると、いいかもしれません。
そして、7月の一次模試を受ける頃には自分のスタイルで挑めるようになっているといいですね。

では、本試験まであと4ヶ月、頑張って行きましょう

こんにちは!まっすーです。
今回の投稿は、経営法務との関係の深いビジネス実務法務検定(ビジ法)についてのお話です。

法律系の資格試験と言えば、最難関の国家試験である司法試験から、イラサムが保有している司法書士や、はんたや私が保有している行政書士、ビジ法以外の検定試験として、法学検定などというものもあります。

これらの中で、診断士試験と最も関わりが深いのはビジ法になります。
その理由は、ビジ法以外の上記の法律系資格試験では、憲法や民法といった法律の学習が主要となりますが、診断士試験の経営法務では、中小企業への経営コンサルティングを行うという観点から、中心となるのは会社法や知的財産権法であり、それ以外の分野の出題も企業経営に関連する法律の出題が多いためです。

まずは、ビジ法について簡単に説明します。
ビジネス実務法務検定は、東京商工会議所の主催する検定試験です。
1~3級までの級分けがあり、2級と3級は、夏と冬の年2回実施、マークシートによる選択形式で100点満点中70点以上で合格。
1級は冬のみの実施で共通問題2問、選択問題4問中2問について法律実務に関する事例問題について論述し、合計200点満点中140点以上で合格です。

合格率は3級が70%程度、2級が40%程度であり、比較的合格しやすい検定試験と言えます。

ちなみに1級は10%程度の合格率で、一気に難易度が上昇します。2級と1級の関係は、日商簿記検定に似ているといえるかもしれません(受検者数は日商簿記1級の方が格段に多いですが)。

私は、ビジ法2級に合格するくらい勉強していれば、診断士試験の経営法務はとても楽になると思います。
私がビジ法を持っていて、診断士試験に役立った点は下記のとおりです。

1.会社法、知的財産権法の勉強時間を大幅に短縮できた
2.診断士試験の経営法務ではあまり学習しない範囲で点数を拾えた

以下、内容を説明します。

1.会社法、知的財産権法の勉強時間を大幅に削減できた
ビジ法と診断士試験の経営法務では、会社法と知的財産権法の試験範囲が重複します。
そのため、ビジ法の勉強をしていれば、経営法務の中心である会社法と知的財産権法を勉強する必要はないくらいです。
もちろん、受検した時から時間が経過していれば、忘れてしまっていたり、法律が改正されたりして、細かな暗記を再度行う必要がありましたが、一旦覚えたこと、特に理解をしたものについては再度覚え直すのは非常に楽であり、時間も一から覚えるのに比べてはるかに短縮可能です。

2.診断士試験の経営法務ではあまり学習しない範囲で点数を拾えた
ビジ法では、ビジネスを行なっている際に直面する問題を解決するための法律を勉強します。
ですので、例えば担保権の設定や、債権回収方法について詳しく勉強します。
平成24年度の診断士試験では、第16問で集合債権譲渡担保に関する問題や、第19問(設問2)で取引基本契約に関する問題が出ていましたが、ビジ法での対策を行なっていれば、こうした問題にも対応しやすかったと思います。
また、ビジ法では労働法社会保険法についても、あくまで簡単にですが勉強するので、企業経営理論の労働法に関する部分でも、知識が使える部分があると思います。

平成25年度のビジ法の夏の試験は6月30日で、診断士試験の約1ヶ月前です。学習範囲が被るものがあるとはいえ、敢えて両方を取りに行くのはオススメしませんが、暗記三兄弟の一角を一気に片付けるべく、6月にあくまでも診断士試験の経営法務としての勉強を集中的に行なって、ビジ法2級で腕試しをしてみるというのもありかもしれません。

一次試験まであと4ヶ月半。暗記系科目でスパートをかけるにはまだ早い時期ではありますが、暗記をするために理解力を上げておくことは必要ですので、特に経営法務、経営情報システムについては内容理解を進めていきましょう

こんにちは!まっすーです。
中小企業診断士協会のホームページで、平成25年度中小企業診断士試験日程(予定)が公表されましたね。
一次試験は8月3日(土)・4日(日)の2日間ということで、あと5ヶ月後に迫って来ました。

受験生の皆様は、現在の自分の立ち位置の把握、および目標に向けたスケジュールの作成はできていますか?
長い冬もそろそろ終わりが見え、暖かくなって勉強も捗る季節に入りますので、気合を入れて行きましょう

 

さて、前回に引続き、他の資格試験と診断士試験の関係性について語りたいと思います。
今回のテーマは、簿記検定です。一口に簿記検定といっても、いくつか種類があるのをご存知ですか?

代表的なものでは、下記の3種類になると思います。
①日本商工会議所 簿記検定(日商簿記)
②全国経理教育協会 簿記能力検定(全経簿記)
③全国商業高等学校協会 簿記実務検定(全商簿記)

簡単に言ってしまうと、①は一般向け、②は専門学校生向け、③は商業高校生向けの検定試験と考えてください。

それぞれに級分けがあり、出題範囲や大まかな難易度では、①日商簿記2級≒②全経簿記1級≒③全商簿記1級になると言われたりもしますが、そもそも主催団体や目的が異なることや、問題のクセや過去問対策のやり易さが異なることにより、一概には難易度を比較することはできないようです。
②や③は学校での勉強の成果を見るために受けるケースが多いのに対し、①は学生に加え、自己啓発で受ける社会人も多いと考えられるので、難易度の印象が受検者によって違うことが考えられます。

上記の中でも、最も受検者数の多い①日商簿記検定について簡単に説明しますと、 日商簿記検定は、級別に出題範囲が異なり、3・4級が商業簿記のみ、2級が商業簿記と工業簿記、1級が商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算と科目が変わります。
2~4級は2・6・11月の年3回受検でき、1級は6・11月の年2回となります。1級は、合格した場合、税理士の受験資格が得られることから、税理士試験の登竜門と呼ばれたりもします。

 

肝心の診断士試験の受験勉強についてですが、簿記検定、特に工業簿記を含む日商簿記2級レベル以上を持っていると、かなり有利になると言えます。
財務・会計系の知識を持っているということは、一次試験の財務・会計と二次試験の事例Ⅳの学習に、スムーズに入ることができるからです。
一次試験の7科目中1科目と、二次試験の4科目中1科目ということは、一次試験の14.3%、二次試験の25%ということで、単純に足して2で割ると試験全体の19.6%となり、実に診断士試験の1/5を形成することになります。

もちろん、財務・会計だけで合格することはないけれど、財務・会計が大の苦手となると、他で挽回しなければならないため、厳しくなると思います。

なお、注意が必要なのは、診断士試験ではファイナンス分野が出題され、こちらは簿記検定の範囲ではありませんので、簿記検定の知識だけで対応できる範囲は狭まります。加えて、これは簿記検定の特徴でもあるのですが、日商簿記2級と1級のレベルに大分差があって、1級の知識ほどまでは必要ないけど、2級では範囲になっておらず、しかしながら診断士試験では非常に重要な分野がいくつかあります。

例えば、一次、二次ともに勉強することになるキャッシュフロー計算書の作成や、差額収益分析による設備投資の意思決定などは日商簿記2級の範囲ではありません。診断士試験の財務会計・管理会計は、日商簿記2級レベルだと足りず、かといって日商簿記1級レベルをフルにやる必要はない、といったレベル感です。この辺りをきちんと把握しておく必要があります。

 

さて、ここからは私の体験による話になりますが、私が日商簿記1級を持っていたことにより、診断士試験で感じたメリットは下記の3点です。

1.診断士試験対策の軸ができた
2.問題難易度選定の基準ができた
3.試験場での対応力が身についた

それぞれの項目について説明します。

1.診断士試験対策の軸ができた
私が診断士試験にストレート合格できたのは、この日商簿記1級を持っていたことが一番大きいと感じています。自分が強い、と思える科目がある場合、その科目を軸とした学習戦略が立てられます。

必ずしも良いことではないかもしれませんが、私の場合は、一次試験合格まで二次試験の問題をほとんど見たことがなかったため、必然的に二次試験対策は事例IVを中核に据える他ありませんでした。

二次試験合格の確率を上げるためには、事例I~IIIまできっちりと合格点を取る実力を備えた上で、事例Ⅳを落とさないという戦略のほうが、総合的に見れば上だと思いますが、自分よりはるかに経験値の高い多年度受験生や事前に二次試験対策を行なっているストレート生に太刀打ちするためには事例I~IIIを何とか平均レベルに持って行き、得意な事例IVで平均を上回るレベルにして、トータルで頭一つ飛び出す、という戦略を採れたことで、精神的に少し楽になりました。

 

2.問題難易度選定の基準ができた
これは得意科目全般に関して言えることかもしれませんが、私の中で特に財務・会計に関しては、自分がわからない問題は、他の受験生もわからないはずだから無理せず飛ばしていい、という基準がありました。
一次試験は計算問題を多く含む問題25問を60分という時間で解答しなければならず、1問あたり2.4分しか時間をかけられないのですが、中にはそれ以上に時間をかけなければ解答できない問題も出題されます。
25問出題の科目(経済学・経営法務・経営情報システムも同じです)は、どんなに難しかろうと簡単だろうと1問4点の配点は変わりませんので、難しい問題に引っかからず簡単な問題から答えていくのが定石です。こうした問題難易度判断の基準を持てるというのは、助かりました。


3.試験場での対応力が身についた

平成24年度の二次試験では、事例IVの難易度が高いということで話題となりました。正確には、難易度が高かったと言うよりは、出題傾向が大きく変わりすぎたことによる戸惑いへの対応、気持ちの切り替えが難しかった、という事になると思います。
解答用紙が配られて、多くの受験者は解答用紙を裏面から透かして見ていると思うのですが(問題・解答用紙に触れてはいけないという注意書きはありますが、反対解釈すれば透かし見るのはOKです)、出題傾向の変化を察知して、試験会場の空気が変わったのを感じました。
その空気の中で、解答用紙の裏面を見て私がやっていたのは、「予想損益計算書を書かせる問題になっているから、その解答だけは絶対に間違えちゃダメだから、集中して解こう」という自分の中での解答プロセスの確認でした。
簿記の試験でも多いのですが、最初の問題を間違えるとそれ以降全部間違いになるというパターンがあるため、そうした問題への対応の重み付けや戦略がその場で瞬間的に判断できる対応力があったのは、非常に助かりました。

 

平成25年度の試験の傾向がどうなるかはわかりませんが、財務・会計が重要というのは変わらないと思います。まずは一次試験に向けての残り5ヶ月、どんな出題傾向の変化があろうとも、「自分が大変ならば他の受験生はもっと大変、それなら自分なりに解答すればOK」という状況に持ち込めるよう、しっかりと「橋げた」を作って行きましょう

こんにちは!このたび4代目執筆陣に加わりましたまっすーと申します。
どうぞよろしくお願いいたします。
自己紹介
および合格体験記を書いていますので、よろしければご参照ください。

私は一昨日まで、中小企業診断士の実務補習を受けていました。受験勉強とは違った意味でのハードさがありましたがやりがいも比べものになりません。診断士の二次試験では、解答を提出してから結果が出るのに1ヶ月半位かかりますが、自分が出した解答に対する反応が、ダイレクトに相手企業の社長さんから返ってくるのはとても新鮮です。

ちなみに、実務補習は1グループ5~6人でチームを作り、1人または2人の先輩診断士の方について頂くのですが、色々な得意分野を持っている人が集まっていて、それぞれの持ち味を発揮しながら診断報告書を作成していきます。仲間のいいところを吸収しながら、自分が成長していくことを感じられる、中小企業診断士の魅力を存分に味わえるものだと思います。
受験生の皆さんも、来年の今頃、実務補習を受けている自分を想像しながら、頑張っていきましょう

さて、ここからが本題。2月も中盤に入り、一次試験まで半年を切ったこの時期、4代目執筆陣からもこの時期に何をすべきか?ということが語られていますね。一次試験科目は7科目あるので、もう1科目に1ヶ月を使えない状況ということになり、あれもこれもやらなければならない状況の中、効率的な勉強が求められてきます。

計画通りに勉強が進んでいる方も、出遅れたけどこれからペースを上げていこうという方も、まず自分の置かれた状況を確認して、これから何をやっていくべきかについて考えて、きちんと方向性を決めてから、その方向に突き進んでいきましょう

ちなみに、まだ自分の方向性が決まらないという方は、昨日のこぐまの記事にありました通り、道場にて初学者の方向けセミナーを開催しますので、是非ご参加ください。

私が昨年の今頃何をやっていたかについて語らせていただくと・・・実はまだ診断士試験「として」の勉強はしておらず、応用情報技術者という資格の受験勉強をしていました。診断士試験については、これを取れば科目免除が受けられる、ということは知っていたので、応用情報技術者に合格できたら診断士を受けてみようかなと思っていました。

今振り返ってみると、他資格の勉強をやっていたとはいえ、結果的に診断士の勉強もやっていたことになると思うんですね。
この応用情報技術者試験を受験して合格したことは、その後に決意した中小企業診断士受験、ストレート合格への弾みになった、と今でも思っています。
その理由は下記の3つです。

1.経営情報システムに絶対的自信が持てた
2.(限定的だけど)企業経営理論や運営管理の学習ができた
3.プチ事例問題による二次試験シミュレーションが可能だった

前もって言っておきますと、結果的に、応用情報技術者→中小企業診断士と進んだ者の考えであり、診断士試験を有利にするために、応用情報技術者を受験するべき、という考えは全くありません。方向性を定めたのであれば、寄り道せずその資格に向けて一気に突っ走るのがベストだからです。

まず、応用情報技術者試験について軽く触れておきます。この試験は独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が行う国家試験で、かつては第一種情報処理技術者試験と言われており、平成13年にソフトウェア開発技術者試験と改称・試験範囲変更、平成21年に応用情報技術者試験と改称・試験範囲変更がありました。移り変わりの激しい情報技術の資格だけあって、国家資格にしては変革のスピードが速いです。

平成21年の変更時には、従来のソフトウェア開発者だけでなく、ユーザー側にも対応した試験となり、出題範囲はテクノロジ系がほとんどだったものが、ストラテジ系やマネジメント系の問題が加わりました。簡単に言うと、診断士試験側に近づいたということになると思います。

試験は春と秋の年2回行われ、1回が午前と午後の試験に分かれており、午前は四肢択一式80問、午後は記述式で2問中1問選択+10問中5問選択の計6問に答えるというものです。

以下、先ほど述べた3つの理由につき解説していきます。

1.経営情報システムに絶対的自信が持てた

これは間違いないです。免除を受けるか受けないか、というのはこの記事この記事など、色々と意見が分かれるところですが、この資格に合格するくらい勉強しておけば、経営情報システムは怖くありません。私の場合、応用情報技術者合格後に診断士試験の経営情報システム5年分(H19~H23)の過去問をやった際に、7科目中唯一、初見で5年とも60点超となりました。

ちなみに、資格免除を選択する際の難点は、春の試験(4月下旬)にこの資格に合格したとしても、合格証書受領(6月下旬)のタイミングで、同年の診断士一次試験での科目免除ができないことです・・・(診断士試験の受験申し込みが6月上旬までのため。私の場合、中小企業診断士の受験申し込みをする際に初めてそのことを知り愕然としました)。

2.(限定的だけど)企業経営理論や運営管理の学習ができた

試験範囲がマネジメント系やストラテジ系とあることで、例えば運営管理で勉強するQC7つ道具や経済的発注量、企業経営理論のSWOT分析、PPM等を、あくまでもかる~くではありますが、勉強する必要があるため、企業経営理論や運営管理の勉強する際に、少しは知っている知識があるということで自信につながります。

3.プチ事例問題による二次試験シミュレーションが可能だった

午後の部の試験なのですが、第1問(100点満点中の20点)で、例えば平成22年春には外食チェーンの設備拡張工事の財務分析を行う問題や、平成22年秋には旅行会社の販売戦略を問われる問題等、診断士二次試験のような事例問題が出題されます。解答方法は選択式や20~50字程度の記述式であり、当然二次試験ほど難しくはありませんが、プチ事例問題の演習をやっているような感覚です。(もちろん、それ以外の問題は技術者っぽい問題が並びます)。過去問題はIPAのホームページに公開されていますので、興味のある方はご覧ください(模範解答もありますのでご安心を)。

というわけで、応用情報技術者試験は私にとっては診断士試験に通じる試験となっていました。寄り道をしてとる必要のある試験ではありませんが、今目指している、またはすでに持っているという方は、その強みを活かしてその勢いのまま、診断士試験合格に突っ走ってください

by まっすー

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