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どうも、ksknです。

先日、東京春セミナーでお会いした皆さま、いろいろとお話しできてとても楽しい時間でした!ありがとうございます!
今週末、大阪春セミナーでお会いする皆さま、たくさんお話ししましょう!よろしくお願いします!

さて、早速本日も経済学解説をやっていきます。
今日は「余剰分析、貿易、ゲーム理論」です!

 

・市場均衡

市場均衡とは需要量と供給量がマッチするような受給量において価格が決定される、ということです。これは何となくイメージが湧きますよね。ただ、これには1つの前提があり、「完全競争市場である」という条件が必要です。「完全競争市場」が成立する条件は、以下の4つ。

①「無数の取引主体」→消費者と生産者は無数に存在し、各個人は「価格」に対する支配力を持ちません。
②「参入・退出が自由」→消費者や生産者として市場に「参入」するのも、市場から「退出」するのも自由です。
③「財の同質性」→市場で売買される財に「差」は存在しないと仮定します。
④「情報の完全性」→すべての消費者と生産者の間で、市場で売買される財に対する情報に「差」は存在しないと仮定します。

まぁ現実的にはありえませんよね。現実的にはありえないのですが、複雑な経済を単純化して考えるためにはこうした仮定が重要なわけで、次でこの完全競争市場における余剰分析の説明を行っていきます。

 

・余剰分析

まず余剰とは「取引によって消費者や生産者が得る利益」のことを言います。

総余剰→グラフの斜線部全体
消費者余剰→グラフの赤斜線部分
生産者余剰→グラフの青斜線部分

と、このまま暗記してしまってもたいていの問題は解けてしまうのですが、せっかくなのでもう少し詳しく説明しましょう。

500mlペットボトルの水をイメージしてください。
だいたい自動販売機で買おうと思うと、商品にもよりますがだいたい100円くらいで買うことができます。
その水を買う人はみな等しく100円で買うことができるわけですが、買った人はそれぞれ事情が違い、中には喉が乾いて乾いて倒れそうなときに自販機を見付け、仮に値段が1,000円であっても買ったという人も、極少数ですがいるわけです。
そしてその人からすると、本来なら1,000円でも買っていいと思っていたわけですから、100円で買えたことにより900円お得だった(=利益を得た)ということになりますね。
そしてまた999円なら買ってもいいと思う人、998円なら買ってもいいと思う人、、、という人たちの得した感(=利益)の積み重ね消費者余剰というわけで、それ故に消費者余剰は需要曲線と財の価格を示す直線に囲まれた三角形部分となるわけです。(分かっていただけますか?)

一方、その水を販売する側のことも考えてみましょう。
中には水源近くに工場を持っていて、(本当は)すごく安く販売できる人もいるでしょう。
仮にその人が10円で1本の水を作って売ることができるとすれば、100円で販売できることで90円分お得(=利益)なわけで、消費者余剰と同様に、これらの積み重ねが生産者余剰となるわけです。
このような論点を問うた過去問が実際にあるので、見てみましょう。平成30年度第10問です。

→価格が400円を上回ったくらいではB~Eが回収すべき金額に達していないので生産を行いません。よって誤り
→アと同様で誤り
→価格が1400円のときの各企業の利益(=余剰)を計算してみましょう。A: 1400-400=1000円, B: 1400-800=600円, C: 1400-1200=200円(D, Eは回収すべき金額に達していないので生産を行わない)。よって、1000円+600円+200円=1800円となり、正しい
→価格が1600円を上回るとA~Dも確実に生産を行います。よって誤り

ただ、実は重要なのはここからで、政府が税金や補助金を導入することでこれらの余剰がどう変化するのか、というのがそもそも余剰分析のキモなわけです。

では税金を導入したときのことを考えてみましょう。
例えば1本の水に20円の税金が課されたとします。
そうすると、10円で作って販売できた人もそれを売ることで20円の税金を払わなければならないので、実質的に30円かかることになります。11円で作って販売できた人も同様にして31円かかることになります。これをグラフで示すとどうなるかというと下図のように供給曲線が上にシフトし、販売価格が上がります。(20円課税されるからといって、価格が20円上がるわけではないこともグラフから分かりますね)

これで余剰がどう変化するかというと下の図を見ていただきたいのですが、消費者余剰と生産者余剰は減少し、代わりに政府余剰(=税収)という物が新たに生まれます。この政府余剰も社会全体の利益の一部ですから総余剰には含まれるわけですが、税導入前後の総余剰を比較すると、

となり、税導入後の方が小さくなっていることが分かります。そしてこの小さくなった部分を「死荷重」と言います。

また、逆に補助金を導入したときはどうなるかと言うと、例えば1本の水に10円の補助金が課されるとします。
そうすると、10円で作って販売できた人は、それを売ることで10円の補助金がもらえ、実質的に0円で販売することができるということになりますので、つまりグラフは下図のように供給曲線が下にシフトし、販売価格が下がります。

これで余剰がどう変化するかと言うと、図に書き込むと見づらすぎてワケ分からなくなったので言葉での説明になりますが、消費者余剰+生産者余剰は当初の三角形OAB→三角形ADFと拡大します。
しかし代わりに政府は補助金を支払う分、マイナスの余剰が発生します。
そのマイナスの余剰の大きさは、10円の補助金×販売数量となりますから、グラフ上の四角形OCDFとなります。(平行四辺形の面積ですね)
このうち、四角形OBDF部分は三角形ADFと重なっているので打ち消し合い、プラス部分は三角形OAB部分のみ、マイナス部分は三角形BCD部分のみ残ります。
三角形OABは補助金導入前の総余剰ですから、結局は三角形BCD分だけマイナスされるという結果となり、ここが死荷重となってしまうわけです。

つまり、完全競争市場において需要と供給が均衡している状態は社会全体の余剰としては最大化されている状態(=パレート効率的な状態)であり、政府が経済に関与することで社会全体の余剰は減少してしまうということです。

では、政府は経済に対して何も関与すべきでないか?というと、決してそういうわけではありません。これが自由貿易や独占の問題へと繋がっていくわけです。なお、独占は頻出ではないので解説は省きますが、政府が関与して供給量を設定しないと総余剰が最大化されない、ということになります。

 

・自由貿易と関税

国によって技術力、利子率、賃金率などが異なるため、あらゆる財を自国で賄うよりも、他国に対して比較優位を持つものを生産し、互いに貿易をして財を交換し合うほうが効率的であるということが貿易の基本的な考え方です。
例えば僕は仕事で縫製産業に関わっていますが、縫製産業は典型的な労働集約型産業なので、賃金率の低い国で生産を行い、それを輸入する方が効率的です。
これを余剰分析を使って考えてみましょう。仮に輸入をせずに国内で消費する全ての衣類を生産しようと思うと、上で学んだように市場均衡が成り立つので、下図のようになります。

ここでさらに安い価格で生産を行うことができる他国から輸入を行うことで、財の価格はEへ低下します。

こうなると均衡点はBからCへと移動し、需要は増加する一方で国内の生産者は輸入品と同様により低い価格で販売をしないといけなくなるため、国内の生産量は線分DEが示す量まで減ってしまいます
そして、減った生産量と増えた需要量を輸入品で補うため、線分CDが示す量は輸入量ということになります。
これにより、消費者余剰は三角形ACE、生産者余剰ODEとなり、総余剰はより一層大きくなります

 

しかし一方で、国内の生産者はどうなるでしょう?
生産量が減りますから、生産者も自然と減っていくことが予想できます。
だからと言って、例えば御年50歳、30年以上縫い子をしてきてパソコンも触ったことも無い方がいらっしゃったとして、その方にとっては縫い子を辞めなければならないとなれば、次の仕事を探すことは現実的に困難ですよね。
他にも、もし輸出国で戦争が始まるようなことがあれば、衣類を輸入できなくなってしまうリスクだってあります。
こうした経済的な効率性だけで語ることができないマイナス面もあるため、関税を導入し、市場価格を高めることで国内の産業を守る必要があるわけですね。(まぁ現実では付加価値を高めて高値で売れるようにするとか、いろいろな解決方法はありますけどね)

と、前置きが長くなってしまいましたが、関税を導入することで関税分価格がEからHへ上昇しますから、余剰は下図のように変化し、死荷重が発生します。

ちなみに輸入する側の話だけをしましたが、輸出する側は全く逆の動きをして輸出により価格が上昇するため、消費者余剰が減り、生産者余剰が増加します。グラフも逆の動きをするだけなので割愛します。

では、過去問いきます。
まずは平成29年度第21問

これは関税を導入するパターンとは逆で、関税が引き下げられて総余剰が拡大するパターンですね。
貿易だけでなく余剰分析の問題全般に言えますが、よく分からないときはグラフに余剰を書き込むと分かりやすくなると思います。

→消費者余剰は増加するので誤り
→消費者余剰は四角形P0BCP1分増加するので誤り
→関税引き下げ前の四角形P0FGP1は生産者余剰の一部ですが、関税引き下げにより消費者余剰への一部へと変化しますので、正しい
→貿易創造効果とは貿易によって増加する余剰のことです。一見、この選択肢は正しく見えますが、関税引き下げ前にも四角形BIHFは政府余剰として総余剰に含まれているので、正しい貿易創造効果は三角形FHG+三角形BCIの部分だけです。よって誤り

次に平成30年度第20問。

この問題はすこし引っ掛け的な要素もありDランクになっていたのですが、キチンと理解できていればそこまで難しい問題ではないと思います。

→増加する消費者余剰は四角形PA‘HMPBなので誤り
→自国内におけるA国から輸入した農産物の価格はPA‘なので、生産者余剰は四角形PA‘KNPBだけ小さくなる。よって誤り
→B国との自由貿易協定締結なので、自国が失う関税収入は四角形HLRKではないか?と思われる方も多いと思うのですが、国内価格がPBとなることにより価格の高いA国の農産物は国内に流通しなくなってしまいますから、関税として得ていた四角形HIJKを全て失うこととなります。よって正しい
→貿易転換効果はA国からB国へ貿易相手が変わることによって変化する余剰なので、該当するのは四角形LIJRだと思います。よって誤り。(答えは合っていますが公式な解説を読んだことがないので解説に少し自信がないです。スミマセン)

・ゲーム理論

完全競争市場に対し、そうではない市場を不完全競争市場と言い、その中で支配力のある企業が1社しかない場合を独占市場、2社以上の少数の場合を寡占市場と言います。ゲーム理論は、この中の寡占市場における理論です。

まず寡占市場とは上にも書いた通り2社以上の少数の企業しか市場に存在しないため、価格を企業側がある程度コントロールできます。
しかし独占と異なるのは、自社の戦略は他社の戦略によっても左右されるという点です。
自社がどれだけ価格を上げたいと思っても、他社が安売りをすれば価格競争力がなくなってしまいますから、自社も下げざるを得ないというわけです。
そうした状況の中で、2社がどういった戦略を取り、どのように利得を得るかというのがゲーム理論です。

ここでは言葉の定義さえキチンと理解できれば、あとは練習あるのみです。定義はTACテキストをそのまま引用させていただきます。

支配戦略→相手がどの戦略をとっても常に最適な1つの戦略を採用すること
ナッシュ均衡→非協調的に行動する企業がお互いに最適な戦略を取り合っている状態
パレート効率(最適)→他の誰かの効用を悪化させない限り、どの人の効用も改善することができない状態
囚人のジレンマ→両者にとって高い利潤を得ることが可能であるのに、非協調的な行動の結果、より低い利潤しか得られなくなってしまう状態。

と、言葉を理解したところで早速過去問にいきます。
まずは平成30年度第21問。

この問題はCランクだったのですが、、、正しいことはすぐに分かるので少し不思議です。
エの「最適反応」という言葉に反応して間違えてしまったのでしょうか。解説は特にしません。

続いて平成27年度第20問。

これは企業Bが企業Aの行動に合わせて行動選択を行うパターンですね。

a→企業Aが「高価格」を設定した場合、企業Bは「参入」を選択する方が自社の利得を最大化できるので、これがナッシュ均衡です。よって誤り
b→企業Aが「低価格」を設定した場合、企業Bは「参入せず」を選択する方が自社の利得を最大化できるので、これがナッシュ均衡です。よって正しい
c→選択肢a, bで述べた通り、企業Bの最適反応は分かっているので、そこから考えると企業Aは自社の利得を最大化するために「低価格」戦略を取り、企業Bは必然的に「参入せず」を選ぶことになります。よって正しい
d→参入規制を設けている場合には企業Bは参入したくてもできないので、企業Aは自社の利得を最大化するため「高価格」を選択します。よって誤り

最後に平成26年度第22問。

通常のゲーム理論に関する問題では1回の取引のみで考えるパターンが多いですが、これは取引が繰り返されることも想定したパターンです。
複数回取引が繰り返される場合、どちらか一方が裏切ることで一時的な利得を得ることができるのですが、当然、次回以降の取引では相手も非協調的な行動をとってくることになり、長い目で見ると自分達の利得を減少させてしまうこととなってしまいます。
そのため、協調的な行動が選択されるという特徴があります。
ここさえ分かっていれば正しい選択肢はしかありませんので、すぐに解くことができる問題です。

※この問題では見たことない単語がいろいろ出てきていますが、あまり深く気にしなくてもいいと思います。

 

さて、いかがでしたでしょうか。
今回はグラフ少なめなので若干作業が楽でした。。。笑
分からない箇所があれば、コメントで質問を受け付けておりますのでぜひお願いします!
ではでは、引き続き勉強頑張ってください!

(=゚ω゚)ノホナ、マタ!!

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どうも、kskn(きしけん)です。

桜がキレイな季節ですね。明日、東京メンバーはみんなで花見に行くそうです。そう、東京メンバーはね。(大阪在住)
また、今日は大阪で診断士青年部の例会なるものが開催され、僕もオブザーバーとして参加させていただきます。
少しずつ診断士としての活動が始まってきていて、とてもワクワクします!診断士、楽しいですよ。

そして来週は東京春セミナー、再来週は大阪春セミナーです。
僕は両方とも参加しますので、来られる方はぜひたくさんお話しましょう!
先日のタキプロブログでセミナーに関する記事を書きましたので、是非そちらを読んでセミナーへ臨んでください!→コチラ

 

では早速、今回も経済解説参ります。

今回は「効用、無差別曲線、需要関数、スルツキー分解」についてです。
これらは全て頻出の分野ですし、A~Cランクくらいの難易度に収まることが多いので絶対に取りたいところですね。
特に無差別曲線はいろいろなバリエーションで問題の出されるので、覚えようとせずに理解して臨みたい分野です。

※過去記事
第一回:費用関数

 

・効用、無差別曲線

まず言葉の説明からいきます。暗記する必要はありません。

効用とは「消費者がある財やサービスの消費によって得られる主観的な満足・欲望充足(への貢献)の度合いのこと」です。
ザックリ言い換えればその財やサービス(長いので今後は財とだけ書きます)を消費してどれくらい嬉しい気持ちになるかとか、どれくらいテンション上がるかとか、そういうことです。

また、どの財を消費してどれだけの効用が得られるかは人によって異なります。
例えば僕は魚介類が好きで肉はそんなに好きじゃないので(知らんがな)ステーキの効用は低く寿司の効用は高いということです。
こうした効用の差は一般的には好き嫌いと言われますが、経済学ではこれを選好と言います。

そして、2つの財に対してそれぞれをいくつ消費したらどれだけの効用を得られるかを表す関数を効用関数と言い、同じ効用を得られる消費量の組み合わせを線で結んだ物を無差別曲線と言います。
と言っても分かりづらいと思うので、僕を例にとってお話しましょう。

上でもお話した通り、僕は肉より魚の方が好きなので、ステーキの効用は低くお寿司の効用は高いです。
この効用を「嬉しいポイント」ととして、ステーキ10gにつき1嬉しいポイント(長いので今後は1ptとします)、寿司1貫につき2pt得られるとしましょう。
すると、10ptを得られるステーキの量と寿司の量の組み合わせを線で結ぶと下図のようになります。

さらにこの図に20ptの無差別曲線を追加します。

寿司10貫は何とか食べれますが、ステーキ200gはちょっとキツいですね。。。

このように、ポイントが上がる=効用が高くなると、無差別曲線は右上へスライドし、原点から遠ざかります。
なぜこうなるかと言うと、例えばステーキの量を固定した状態で効用を高めようとすると寿司の量を増やすしかありませんし、逆に寿司の量を固定するとステーキの量を増やすしかないので、右上へとスライドするわけです。
また、このことから同時に異なる効用の無差別曲線は必ず交わらないということも言えます。

ところで、実際に寿司を食べる時を想像していただきたいのですが、1貫目を食べたときの嬉しさ5貫目を食べたときの嬉しさを比べると、5貫目の方が嬉しさは小さくなりませんか?
ご飯の一番の調味料は空腹とよく言いますが、やはり最初の一口は美味しく感じますよね。
となると、寿司を0貫→1貫に増やす時に増えるポイントは、4貫→5貫に増やす時よりも多いわけです。

例)
寿司を0貫から1貫に増やす → ステーキは100gから60gに減る (寿司0→1の効用はステーキ40g分の効用に等しい)
寿司を4貫から5貫に増やす → ステーキは10gから0gに減る (寿司4→5の効用はステーキ10g分の効用に等しい)

これを図示すると

となり、原点に向けて凸型のグラフになります。
このとき、寿司の量が増えるほどステーキに置き換える(代替させる)ときの量が減っていくので、限界代替率逓減であるということが分かります。(限界の言葉の定義は「第一回:費用関数」でやった通りです)
これが一般的な無差別曲線となります。

しかし、無差別曲線とは必ずこういう形になるかと言うとそうでもありません。そちらも例と一緒に考えてみましょう。

例1) ミルク入りのコーヒーしか飲めない
この場合、ブラックコーヒーだけをいくら消費しても効用は高まりませんし、スジャータだけをいくら消費しても(そんなやついるのか?)効用は高まりません。
ブラックコーヒーとスジャータを同時に消費してはじめて、効用が高まるというわけです。それを図示すると下図のようになります。

この図はつまり、コーヒーの量が1杯しかなければ、スジャータが2個あろうが3個あろうが効用は10ptから変化しませんし、反対にスジャータが1個しかなければコーヒーが2杯あろうが3杯あろうが効用は10ptのままということを意味し、コーヒーが2杯とスジャータが2個揃ってはじめて、効用は20ptへと高まることを示しています。
なお、こうした2財のことを完全補完財と言います。

例2)バナナジュースとビールはそれぞれ好きだが、同時に消費するのは好きじゃない
この場合、バナナジュースを1杯だけ、もしくはビールを1杯だけ飲むより、両方を0.5杯ずつ同時に飲む方が効用が低いことになります。これを図示すると下図のようになります。

これでさらに、両方同時に飲むくらいなら片方捨てた方がマシ!というレベルになれば下図のようになります。

例3)みかんは好きだがりんごはどうでもいい
りんごが嫌いなわけではなくて、どうでもいいというところがミソですね。
この場合、りんごの個数は効用に影響を与えず、みかんの個数によってのみ効用が決まるので下図のようになります。

ちなみにもしりんごが嫌いだと、りんごの個数が減るほど効用が上がるので右上がりの直線になります。

例4)ビールも焼酎も好きだが、特に3杯ずつ飲むと最も満足
飲み会の注文パターンが決まっているタイプですね。
この場合、ビール4杯と焼酎3杯でも、ビール3杯と焼酎2杯でも効用が下がってしまうわけですので、無差別曲線は下図のようになります。


(円が汚くてスミマセン。。。)

無差別曲線の例をいくつか挙げましたが、これらあくまで一部でしかありません。全てのパターンを覚えるというのは無理だと思いますし、仮にできたとしても効率が悪いです。
無差別曲線で大事なのは「パターンの暗記」ではなく、「その無差別曲線がどういった状況を表現しているか」という本質的な部分です。この理解が十分にできていれば、本番でどのような形の無差別曲線が来ても対応できるでしょう。

過去問をいくつかご紹介します。
まずは平成27年度第12問。

これは知識問題ですが、万が一「完全補完財」という用語をド忘れしてしまったときにも問題文の頭にある「常に一定の固定比率で一緒に消費されるような財」から導きたいところです。答えは

※3/31 訂正:コメントにてご指摘いただきました通り、答えはではなくです。。。確認不足スミマセン。。。

続いて平成29年度第12問。

これは上でも書いた通り、「興味がない=どうでもいい」がミソですね。答えはです。ただこの問題に関しては、ぜひ他の選択肢がどういう形の無差別曲線になるかも考えてみてください。エは特に難しいと思います。

 

・予算制約線

ここまで書いたように、効用関数にはいろいろなパターンはあるのですが、全てに共通して言えることは効用とは基本的に「財を消費して得られる」ので、つまり「お金がかかる」ということです。
なので、その消費にいくらお金を使えるか、つまり予算によって制約を受けるわけです。この予算による制約を図で示した線を予算制約線、そして予算制約線より下の範囲(予算の範囲内に収まるエリア)のことを予算集合と言います。


(Px: X財の単価、Py:Y財の単価、m:所得)

グラフには予算制約線の式を書き込みましたが、特に覚える必要はありません。一般式から導出できる方はそれで十分ですし、難しい方は下記の例を参考にしてみてください。

最初の寿司とステーキを例として考えてみましょう。
仮に予算は3000円、寿司は1貫=300円でステーキは1g=10円とすると、寿司は3000円/300円=10貫が最大消費量、ステーキは3000円/10円=300gが最大消費量であると分かります。これをグラフで表すと下図の通りです。

そしてこの図から予算制約線の式を導こうとすると、Xが300g増える間にYは10貫減るので傾きは300g/(-10貫)となり

となります。ここでX財、Y財の単価を見ていただきたいのですが、Px=10円、Py=300円ですから、傾きは-Py/Pxとも等しいということが言えるわけです。

そして、このような予算の制約の中で、最も効用が大きくなる点を最適消費点と言い、これは無差別曲線の形によって変化します。

例えば一般的な凸型のグラフでは無差別曲線と予算制約線の接点になりますし、

凹型であればX切片もしくはY切片になりますし、

L字型であればL字の角と予算制約線が重なる点になりますし、

円型であれば、予算集合内に中心点があれば中心点。予算集合外に中心点があれば円と予算制約線の接点になります。

円型はかなり特殊なので例外的ですが、それ以外は基本的に「消費量を増やす→効用が上がる」が成り立つケースが多いので、そうである場合は最適消費点は必ず予算制約線上に存在するということも言えます。(予算制約線は予算の限界なので、予算制約線上でない点はまだ消費を増やす余地があるということ)

それではここでも過去問を見てみましょう。
まずは平成27年度第14問。

→最適消費点は予算制約線と無差別曲線の接点なので、これ以上に効用の上がる余地はありません。よって誤り
→問題文にもある通り財X1の単価は2なので、財X1だけで所得80を使い切るために必要な消費量は40ですね。よって誤り。ちなみにこれはグラフで言うとbの値になります。
→aの値は、所得:80/財X2単価:4=20なので、財X1の単価とは無関係です。よって誤り
→問題文に、効用関数U=X1(の消費量)×X2(の消費量)と書かれています。図中の無差別曲線Uは最適消費点(X1, X2)=(20, 10)を通るのでU=20×10=200となり、この無差別曲線上は全て効用が一定なので正しいと言えます。

続いて平成25年度第13問。

これは正直解けなくてもいい問題だと思います。まずそもそも設問の意味が分かりづらいので、本番でこういう問題が来たらとりあえず飛ばした方がいいですが、いちおう説明します。

少し話を具体化するために、若年期(期間1)を21~40歳までの期間、老年期(期間2)を41~60歳までの期間とします。
そして問題文に「期間 i (i = 1,2) における消費を Ci、所所得を Yi」とありますが、これはつまり、21~40歳の間(期間1)の総所得をY1、41~60歳の間(期間2)の総所得をY2ということで、Y1の点は期間1で得た収入は期間1のうちに全部消費しますよ、ということです。
「じゃあAとBって何やの?」という話なんですが、点Aは「期間1で得た所得(Y1)を1円も使わず、全て貯蓄に回した後、期間2で消費した」ときの消費量というわけです。また点Bは逆に「期間1の間に、期間2の所得(Y2)分までも先食いして消費した(つまり今の所得(Y1)では足りず、借金をして消費に回した)」ときの消費量というわけです。そして貯蓄ないし借金をした場合にはその分に利子が付くのは当然ですね。
となると点Aは期間1から持ち越したY1分にのみ利子が付くのでY2+(1+r)Y1、点Bは借りたお金に利子がついてY2となるのでY1+Y2/(1+r)となるわけです。
ここまで分かれば傾きはOA/OBで求められますので、計算は省略しますが1+rとなります。よって答えは

・スルツキー分解(と需要関数)

スルツキー分解は、所得もしくは財の価格が変化することで予算制約線も変化し、それに伴う最適消費点のシフトを所得効果と代替効果の2要素に分解することを言います。そしてこれをすることでその財が上級財ないし下級財(もしくはそれ以外)であることを調べることができます。

これらの分野についてはテキスト以上に語れることがないので過去問中心に解説していきます。
まず平成26年度第16問。

最適消費点の移動について改めておさらいですが、点L→(代替効果)→点M→(所得効果)→点Nと移動していきます。
このときの各財の消費量を見ると、財Xは代替効果、所得効果ともに増加。財Yは代替効果で減少、所得効果で増加していることが分かります。つまり両財ともに上級財であると言えます。
これらの内容から、正しい答えはとなりますね。

続いて平成27年度第13問。

これも設問が変わっているので少し難しく見えますが、ただのスルツキー分解と思えば大したことない問題です。
→最適消費点は右に移動し余暇時間は増加しているので誤り
→アより余暇時間が増加しているので、反対に労働時間は減少する。よって正しい
は補助線を引いて確認すればすぐに分かりますので説明は省略します。

まぁスルツキー分解自体はそこまで理解に苦労することも少ないと思いますし、試験を出す側として考えてもなかなか難しい問題が作り辛そうなので、用語をキチンと把握して確実に取りたいところですね。

 

さて、いかがでしたでしょうか。
今回もなかなかなボリュームになりましたね。。。
分からない箇所があれば、コメントで質問を受け付けておりますのでぜひお願いします。
ではでは、引き続き勉強頑張ってください!

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どうも、kskn(きしけん)です。

さてさて、最初にお知らせですが、おそらく一発合格道場では初となる、平日夜の春セミナー(@東京)を開催します!!
(パチパチパチ!)
日時は、4月18日(木)19時開始、場所は、田町駅の港区勤労福祉会館を予定しています。

通常の春セミナーは土日開催なので、「土日だと、仕事or家族サービス等で行けないよ~」という方に是非来てもらいたいな、ということで今回企画いたしました。

内容は、通常の春セミナーとほぼ同じ、①セミナー(通常の春セミナーと同じ内容ですが、少し短縮版)、②個別相談会、③懇親会(希望者のみ)を予定しています。
ただし、一発合格道場でも初めての試みで、どれくらい読者の皆様に来ていただけるか全く不明ですので、あまりに参加者が少なければ中止ということもありえます。

土日の春セミナーに行けないという方は、ふるってお申し込みください!
申込み開始は、こくちーずにて、3月24日(日)12時~を予定しています!
(詳細は、上記テンプレ参照)

次に他団体のお知らせですが、タキプロでもブログを書かせていただくことになりました!(こちら)
道場では学習法や解説などの技術(?)面、タキプロではモチベに繋がりそうな精神(?)面などを書いていけたらいいなと思っています。

さらに、タキプロも春セミナーを開催いたしますので合わせて宣伝させてください!
東京は3/21、大阪は4/6、名古屋は4/7です。詳しくはコチラへ!ちなみに大阪セミナーはまだ少し席に余裕があるそうです。皆さんぜひぜひご参加ください!
また、東京ではすでに二次試験向けの勉強会もスタートしています。大阪は5月からスタートです。僕もなるべく参加するつもりなのでそちらもぜひお越しください!

 

では他団体の宣伝も終わったところで(笑)、タイトルにもあります通り、今週から経済学の解説記事を書いていきます。
経済学は二次試験とも関連がありませんし、わりと暗記で対応できる部分もあるので時間をかけて深く理解しようという方は少ないかもしれません。
しかし、経済学は政治や実社会との関連が強い学問ですので、経済学の理解が増すことでニュース等に対してより深い考察ができるようになります。例えばこちら
こうして様々なことに対して考察を重ね、考える癖を付けるということは必ず二次試験にも活きるはずです(ブブさんも仰ってましたね!)ので、経済学への理解がその1つのキッカケとなればいいなと思っています。

解説はなるべく詳しく書きたいと思っていますが、説明が長くなりすぎるのもよくないので一部省略する部分があります。もし分かりづらければ補足しますので、遠慮なくご質問ください。もし説明が間違っていると思った際も、お手数ですがご指摘いただけると幸いです。また、解説を読み始める前にきゃっしぃさんの記事を一読されることをオススメいたします。

 

それでは、第1回は費用関数からいきます。

なお、参考資料としてTACのスピードテキストを使用しております。また、記事に出てくる画像はクリックすると拡大できますので、ご参照ください。

 

・固定費用と可変費用

まず、費用関数とは下図のようなグラフのことですね。

これは生産にかかる費用を表したグラフで、横軸(X)は「生産量」、縦軸(Y)は「総費用」を示しています。グラフは右に行くほどXの値が大きくなることを示しているので、「生産量が増えると総費用も増えていく」ということが分かりますね。

また、総費用はグラフの左側に書いた、固定費用可変費用に分けられます。

固定費用→生産量に依存しない費用
可変費用→生産量に依存し、変化する費用

これは財務の固定費・変動費の考え方と全く同じで大丈夫です。ただ一点異なっているのは、財務における費用関数は直線(一次関数)的なグラフになりますが、経済における費用関数は逆S字型の曲線(三次関数)となります。なぜ同じ物であるはずなのに異なるグラフになっているかはそんなに深い意味はないのでスルーしてください。問題が作りやすいからという理解でいいと思います。

 

また、上で財務のグラフは一次関数、経済のグラフは三次関数と書きました。これを数式で表すと

財務:Y=cX+d
経済:Y=aX3+bX2+cX+d
(a,b,c,dは全て定数)

となります。
さて、それぞれのグラフの可変費用部分と固定費用部分は分かりますか?

 

ここで一旦、言葉の定義に戻ります。

固定費用→生産量に依存しない費用
可変費用→生産量に依存し、変化する費用

そして、グラフにおいて生産量は横軸(X)で示しています。これにより、下記のように言い換えることができます。

固定費用→生産量に依存しない費用→Xによる影響を受けない部分
可変費用→生産量に依存し、変化する費用→Xによる影響を受ける部分

つまり、費用関数@経済において可変費用はaX3+bX2+cX(→Xが入っている部分)、固定費用はd(→Xが入っていない部分)というわけですね。
ちなみにこの固定費用dは、X=0のときのYの値に同じ(Y=a×03+b×02+c×0+d=d)ですので、費用曲線とY軸の交点(これをY切片と言います)が固定費用を示すということが分かります。
(なお、費用関数@財務における可変費用はcX、固定費用はdです)

 

・平均費用と限界費用

ここでは本題に入る前に、知識の確認をしましょう。
5人でいちご狩りに行って、合計で100個のいちごを収穫しました。5人は平均何個収穫したでしょう?
答えは100÷5=20(個)ですね。問題ないでしょう。

少し本題に近づけます。
テレビを10,000台生産するにあたって、費用が200,000,000円かかりました。平均費用はいくらでしょう?
答えは200,000,000÷10,000=20,000(円)です。これも大丈夫でしょう。

では、費用関数における平均費用を求めてください。

どうでしょうか?ここでつまづいてしまった方は、きっと数式を難しく考え過ぎだと思います。もっとシンプルに考えましょう!

平均とは「合計÷数量」であり、また費用関数はX個作ったときの総費用がY円になるよということですから、平均費用(AC)は

となります。(Y= aX3+bX2+cX+dより)

平均可変費用(AVC)も求め方は同じですね。可変費用部分のaX3+bX2+cXを個数Xで割って、

となります。

そして、これらがグラフで何を表すかというと、

平均費用は任意の(=点A, B, Cみたいにどこでもいいから適当な)点における、原点と費用曲線を結んだ直線(赤線)の傾き
平均可変費用は任意のXにおける、Y切片(=固定費用)と費用曲線を結んだ直線(青線)の傾きを表すのです。

 

次に限界費用の説明に移ります。

まずそもそも限界費用とは何かと言うと、「生産を1単位増加したときの総費用の増加分」だそうです。そしてこれは費用関数を微分することで求まります。
これをもう少し詳しく説明すると、微分とは「曲線になってるグラフでもめっちゃズームにして小さな点で見たらほとんど直線に見えるから、その傾きを求めればその点での『生産を1単位増加したときの総費用の増加分』が分かるよね」っていう物なんです。何となく分かっていただけますかね。グラフをめっちゃ細かくするから、微分です。覚えやすい。

 

また、微分して得られた直線は、その点における接線と等しいという特徴があります。


(赤線は微分して得られた直線。費用曲線の接線になっていることが分かる)

つまり、費用曲線上のある点における限界費用とは微分を用いて求められ、それはその点における接線の傾きと等しいということです。
そして、Y=aX3+bX2+cX+dを微分すると、Y’=3aX2+2bX+cとなります。(なぜこうなるかの説明は割愛します。興味あれば質問してください)
※余談ですが、経済学の中で「限界〇〇」となっているものは全て同じように微分することで求められます。限界生産性とか限界効用とか。

 

さて、ここでもう一度費用曲線に戻りたいのですが、様々な点における接線の傾きを考えると、下左図より生産数量の少ない時は傾きが急(①)→緩やかになる(②)→ある点を境に再度急になる(③)ということが分かると思います。この限界費用(MC)の変化をグラフで表すと、下右図のようになります。傾きが緩やかになる=MCが小さくなる傾きが急になる=MCが大きくなるということから、MCのグラフは下に凸になることが分かります。

   

さて、ここで過去問。H25年の第16問です。

もう秒殺ですね。特に解説もしません。

 

・利潤最大化行動

ここはテキストの説明が分かりやすいので詳しくは割愛しますが、企業は「価格=限界費用」となるように生産量を決定します。例えば費用関数がY=aX3+bX2+cX+d、価格が1つあたり100円だとすると、3aX2+2bX+c=100を満たすX個生産します。上で述べたように限界費用は費用関数の接線の傾きを表しますので、収入を示す直線と接線が平行となるような点Xが利潤を最大化できる生産量ということになります。

 

また、上で示した限界費用のグラフに価格を追加すると下図の様になります。繰り返しますが、限界費用の値は費用関数の接線の傾きを示していますので、接線と価格が平行になる=限界費用と価格が等しくなる点が利潤を最大化できる生産量となります。

 

・損益分岐点と操業停止点

まず言葉の説明からいきましょう。

益分岐点→総費用と総収入が一致する点(それより費用が増えると損、収入が増えると益が出る点)。言い換えると、平均費用と価格が一致する点。
操業停止点→可変費用の合計と総収入が一致する点(それより収入が増えると固定費用はいくらか回収できるので操業しても良いが、費用が増えると回収できないので操業すべきでない)。言い換えると、平均可変費用と価格が一致する点。

ここに前項の利潤最大化行動より、企業は価格=限界費用となるように生産量を決定するということが分かっているので、

損益分岐点→平均費用と価格が一致する点。すなわち、平均費用と限界費用が一致する点
操業停止点→平均可変費用と価格が一致する点。すなわち、平均可変費用と限界費用が一致する点

と言い換えることもできます。

これをグラフで表すと下図のようになります。

 

さて、このグラフは損益分岐点と操業停止点を示したグラフですが、このグラフより、「赤線、青線より傾きの緩やかな直線は費用関数と交わらない」ということも分かります。

このことから何が言えるかと言うと、

①平均(可変)費用=限界利益となる点は、平均(可変)費用の最も小さな値となる。
②生産量(X)が損益分岐点(操業停止点)から変化すると、平均(可変)費用は必ず増加する。

という2つのことが言え、これらと損益分岐点(操業停止点)では平均(可変)費用=限界費用となることから、平均費用と平均可変費用をグラフにすると「どちらも下に凸のグラフとなり、最下点(最も小さな値)で限界利益と交わる」ということが分かります。(※ここは少し理解が難しいかもしれません。分かりづらければ暗記でもいいと思います。おそらく深く問われることはないと思うので)
ちなみにこれをグラフで表すと下図のようになります。

また、このグラフは最適な生産量が損益分岐点を上回っているので利潤を得られる状態にありますが、損益分岐点を下回るパターンと操業停止点を下回るパターンのグラフは下の2図となります。

・最適な生産量が損益分岐点を下回るが、操業停止点を上回っているので固定費の回収はできている状態

・最適な生産数量が操業停止点を下回っているので、作れば作るほど損失が拡大していく状態

 

最後に、試験問題ではこのグラフを用いて、利潤総額や固定費用総額、可変費用総額がどの部分に相当するかを問われることがあります。
これを、仮に最適な生産量をX*(X*>損益分岐点)、価格をpとしてグラフに示したのが下図です。

これを順を追って説明していくと、
まず、可変費用総額=平均可変費用(生産量X*におけるAVC)×生産量(X*)(※平均×数量=合計より)となり、下側の赤四角を表していることが分かります。(※AVCの値を縦、X*を横とした四角形の面積を求める計算と同じなので)
また、費用総額も同様に費用総額=平均費用(生産量X*におけるAC)×生産量(X*)となり、これは赤四角全体を表しています。
そうなると、固定費用総額=費用総額-可変費用総額となることから、赤四角全体から可変費用総額分を除いた部分(上側の赤四角)が固定費用総額を表すこととなります。
また、四角全体は売上総額(=価格(p)×生産量(X*))を表しているので、売上総額(四角全体)から費用総額(赤四角全体)を除いた青四角部分が利潤総額を表すこととなります。

ここはぜひ、pが変化して損益分岐点や操業停止点を下回ったケースも考えてみてください。

ここで再び過去問。
まずは平成27年第17問。

すぐ上で説明した通りです。秒殺ですね。

次は平成27年第15問。

これも説明した通りですね。

続いて平成29年第14問。

→グラフから平均可変費用はCH/AHとなるわけですが、△ACHと△ABFは相似(形は同じだけど大きさが違う)関係にあるので、CH/AH=BF/AFが言えます。この中のAFが1ということなのでBF/1=BFとなり、正しいことが言えます。
→原点と点Cを結ぶ直線の傾きは平均費用ですので誤り
→FGは固定費用なので誤りですね。なお蛇足ですが、生産量がQ0のときの総費用は、線BGを更に上に伸ばし、総費用曲線と交わる点(仮に点Jとします)と点Gの長さとなります。総費用がJG、固定費用がFGなので可変費用はJG-FG=JFとなります。
→固定費用は生産量に依存しないので、Q1であってもFG(=HI)です。選択肢の内容は、固定費用=FG+HIということを言っていますので誤りです。
→これは一瞬引っ掛かりそうになりますが、点Cにおける平均費用は線OCの傾きを示していますが、線OCが接線であるかどうかは分かりませんので誤りです。もし、「点Cが損益分岐点である」という記述が問題文にあった場合は、損益分岐点の条件より線OCが点Cの接線と等しいということが言えるので、正しい選択肢となります。

最後に平成30年第19問。

これは総費用曲線と可変費用曲線が別々に書かれているので何となくややこしい感じがしますね。
a→平均費用は原点Oと点Eを結んだ線の傾きなので誤りですね。線OBの傾きは平均可変費用を表しています。
b→費用逓増型は接線の傾きが徐々に急=限界費用が徐々に増加、費用逓減型は接線の傾きが徐々に緩やか=限界費用が徐々に減少となります。しかし費用関数は下図の様に、限界費用が減少→増加へと切り替わりますので、点Aまでは費用逓減→点A以降は費用逓増となり、選択肢とは逆になります。ですので誤り

c→線OEが費用曲線の接線であるという記述がないので微妙なところですが、a,bが明らかに誤りなので消去法で正しいとしましょう。まぁグラフでは接線っぽく見えるのでセーフということで。個人的には条件記述が甘いのであまり良い選択肢ではないと思います。
d→これは必ずこうなりますので正しいです(説明は長くなるので割愛します。興味があれば聞いてください)。これは言い換えると、「損益分岐点より操業停止点の方が生産量が少ない」ということが必ず成り立つということにもなりますのでこれも覚えておきましょう。

 

 

さて、費用関数についての解説は以上となります。数学が苦手な方には少し難しい内容だったかもしれませんが、もし分からない部分があれば遠慮なくコメントにてご質問ください!
このセクションが十分に理解できていれば、生産関数もグラフの形が違うだけで理解の仕方は全く同じだから問題ないと思います。
また、次回以降も大事そうなセクションだけに絞って説明をしていくつもりですが、もしこの範囲をやってほしいという希望があればリクエストお願いいたします。
次回は効用関数とスルツキー分解、それで書く文量が少なければ需要と供給、余剰分析あたりまでいくかもしれませんので、お楽しみに!

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どうも、kskn(きしけん)です。

先週よりスタートしております【今やっておきたいこと】シリーズ。
僕が9番目です。
9番目ともなると書きたいことも書き尽くされた。
今日は今までの学習を振り返って、学習法を見直してみませんか?というご提案です。

 


さて、本題に入る前に質問です。

 

皆さん学習の進み具合はいかがでしょうか。

 

「毎週25時間やってるから大丈夫!」と思った方、要注意です。
なおさんのバックキャスティング思考法について改めて読み直してみましょう。

>ここで重要なのは定めた勉強時間ではなく、結果・成果こだわることです。

と書かれています。
つまり、進み具合とは結果が十分に得られているか。言い換えるなら「ゴールから逆算した、現時点での到達目標(KPI)」に達しているかどうかが最も重要であり、どれだけ時間を積み重ねたかは(それほど)重要ではないということですよね。

「なるほど分かった。で、そのKPIとやらはどうやって設定したらいいのよ?

という声が聞こえてきますね。分かります、分かりますよ。しかしさすがは一発合格道場。その質問に対する答えもすでにあります。
初代ZonEさん「1次試験対策の完成度の目安 ーー頻出領域と稀出領域ーー」、そしてここから導き出される初代ふうじんさん「道場基本理論2:答練の重要性

要するに、TAC生だったら「養成答練で8割取れているかどうか」が現時点でのKPIと言えるでしょう。
独学の方であれば、市販されているTACのスピード問題集で8割を目安にするといいと思います。(頻出の論点で構成されているので養成答練と近しいレベルです)

 


さて、これでKPIの設定ができました。
改めて問います。

 

学習の進み具合はいかがでしょうか。

 

順調だと自信を持って言えるあなた。いい感じですね。そのまま突っ走りましょう。
いやいや、まだあと5ヶ月くらいあるから少しくらい遅れてても楽勝でしょ!というあなた。初代ハカセさんが書かれた「TAC講師にだまされないで! もう時間がありません!」をどうぞ。

ハカセさんも書かれている通り、時間があるとは言えませんが、まだ間に合う。そんな微妙な時期です。
なので、遅れを自覚しているのであればそれを取り返す「具体的な計画」がないとダメですし、あるならそんなに焦ることはなくプラン通りに進めていただければOKです。(でもこの記事は最後まで読んでね)

そしてようやく本題。

学習進度が遅れていて、かつ取り返せる具体的な計画が無い方。

 

とにかく今すぐ学習方法を見直しましょう!!!!

 

なぜかって、今までも勉強してきた上で目標未達なのに、同じことを続けていて合格できると思いますか?

仕事でもスポーツでも何でもそうなんですが、学習においては特に「量×質=結果」だと考えていますので、結果が伴っていないとすれば「量」か「質」のどちらか(もしくは両方)が不足していると断言してもいいでしょう。

しかし、ただ見直せと言うだけだと「それを考える時間がもったいない!」と思う方もいるでしょうから、僕が良いと思った具体的な方策を挙げていきますのでぜひ参考にしてみてください。
(余談ですが、このパートを書くにあたりたっつーどいこうそーやの短時間合格三銃士の合格体験記を読み込んだのですが、いろいろと共通点があったことも興味深かったです。)

 


量の改善

量とはつまり勉強時間のことですので、いかに時間を増やすかという話になるわけですが、1日24時間という時間を増やすことはできません。
なので、生活サイクルから見直して時間を捻出する努力をしましょう。

その際に参考になるのが、6代目myaさん「時間の作り方 再考

まずこの記事にあるように自分の生活を棚卸して整理してみてください。
そしてその次に、運営管理で学んだ「ECRSの原則」を使って生活の見直しを行います。

Eliminate(排除)
ムダな時間を削減できないか?テレビ、移動時間、ダラダラ雑談、飲み会などなど。もちろん全部無くせというわけではなく、自分自身に問いかけをしてみましょう。(僕は移動がムダだと感じていたので、移動を減らすためずっと自宅で学習していました)

Combine(結合と分離
同時にできることはないか?歩きながらリスニング教材、電車に乗りながら問題集などなど。絶対に外すことができないスケジュールに勉強を組み込むのが効果的です。(僕はお風呂の中で歯磨きしながら問題集を解いていました)

Rearrange(入替えと代替)
学習と他のスケジュール、もしくは他のスケジュール同士を入れ替えることで効率は上げられないか?例えば、夜寝る前にまとめて勉強している人は、仕事が終わって帰宅する前に1時間ほど学習する方が勉強を小分けにできて集中力が増す可能性があります。

Simplify(簡素化)
簡素化して時短できないか?例えばテキストを全てPDF化してEvernoteなどに取り込めば、単語で検索できるようになるのでいちいち索引で調べてページをめくって、、、という作業が無くなります。

これだけ検討すれば必ず学習時間として確保できる時間は増えるはずですし、しかもやっているうちに「ECRSの原則」に関する知識が定着するというおまけ付きです。ぜひ一度やってみてください
ちなみに余談ですがたっつーとどいこうの体験記の中にも移動時間についての記述があったので、ここは意外と学習時間を確保する上での重要な検討ポイントなのかなと感じました。

 


質の改善

質とはつまり勉強の濃度とでも言いますか、効率と言いますか、表現は難しいですがそういった類のものです。しかも、これを定量化して評価することはこれまた難しい。
なのであまり根拠はないのですが、個人的に質の改善に対して効果があると思うことを列挙します。

①問題を書き写すor音読する
そーやは解説を転記、僕は「覚えたい!」と思った問題、選択肢、解説だけ5回ほど繰り返し音していました。書いたり音読したりするのがなぜいいかは正直分からないのですが、「経験的に」そうした方が記憶に残りやすいと感じています。先日のちこまるの記事に少し詳しく書かれていましたね。

②分からない問題は粘らず解説を読む
そーや、たっつーも実践していました。分からない問題は時間をかけたところで結局分からないので時間のムダです。さっさと解説を読んで次回必ず解けるようにしましょう

③アウトプットの後に(再)インプットする
たっつー、どいこうも実践していました。アウトプットをした後に重要なことは「解けなかった問題を解けるようにすること」です。なので、解説はしっかりと読み込んで知識を入れるべきですし、解説で分からなければテキストを見る、テキストで分からなければより詳しく書いたサイトを探すなり本を買うなりしましょう。ここを疎かにするといつまで経っても点数は伸びません。また、アウトプットをすることで問われる論点や自分が理解できていない論点を知ることができるので、やるべきことを絞り込むことができ、インプットの効率も上がります。

④教材を極力減らす
たっつー、そーやも実践していましたし、かわとものポケテキ集約法もこれに当たります。全ての情報を集約した「自分だけの最強教材」を作ることで、1冊で全てを見直すことができるので効率的ですし、荷物が少なくなるので外出先での学習が進みやすいというメリットがあります。また、「最強教材」を作る過程でかなりの量を書いているので、①と同様の効果も得られて記憶に残りやすいという点も見逃せません。

⑤よく寝る
寝る子は育ちます。寝不足を自覚している人は、一度10時間くらいしっかり寝てから学習してみてください。集中力が段違いに上がります。僕は、毎日最低8時間は寝るようにしていました。

 


以上になります。

僕や他のメンバーもこれらの方法でしっかりと合格を勝ち取れていますので、自信を持って良い学習法であると言えます。
どれか1つでも参考にして、役立てていただけると幸いです。

ではでは、引き続き学習を頑張ってください!

(=゚ω゚)ノホナ、マタ!!

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はじめまして。「kskn」と書いて「きしけん」と読みます。

簡単に自己紹介をしますと、
・10代目メンバーの中で唯一の大阪在住。31歳男性、妻あり子あり。娘ラブ。
・お酒と音楽とゲームが好き。(もしksknで「ん?」と思った方は、同じゲームをしている可能性が高いです。)
・性格はストイックとは程遠く、合格体験記にもある通り、毎日ゲーム、晩酌を欠かさず。

 

…(みんなの合格体験記を見ると)

……(早起きしたり禁酒したりしとる)

………

 

とまぁ、僕はそんなグータラ族代表の人間であり、道場理論(特にストイック勉強論)からダッシュで逃げ出すような人間なくせに、こうして道場で偉そうにブログを書いとるわけです。世の中、何があるか分かりませんね。不思議です。

(ちなみに余談ですが、僕はアンチ予習派でもあります。その話はまた機を改めて。笑)

 

でもこうした学習に対する取組み方を今改めて振り返ってみても、これがきっと僕にとってのベストな戦い方だったと思うんです。

もっともっとストイックに勉強していたらより良い点で合格できたかというとおそらくそんなことはなくて、むしろ受験まで辿り着かないまま勉強をやめていたかもしれません

 

 

診断士試験は、1次試験で7科目クリアしないといけなくて、2次試験は記述で論理的思考力が求められて…とかいろいろ言われるので、途方もない道を歩いているような気持ちになりますよね。

全部の範囲を網羅しなきゃとか考えると、1分1秒も無駄にできないような気持ちになりますよね。分かります。

でもね、とどの詰まり、診断士のお仕事のメインは「診断と助言」なわけで、診断士試験は単純にその能力を見定めるための試験だと思うんですよ。

 

 

もしあなたの目の前に「社員の業務に対するモチベーションが低下」している企業があったとしたら、診断士的には例えば「ハーズバーグの二要因論で言うところの動機づけ要因と衛生要因を満たしてあげて、モチベーションを向上させる」とか考えて、満足感を高める施策や不満感を取り除く施策を具体的に提案しますよね。

それを少し置き換えて考えてみて、「ある人が診断士試験に対してモチベーションが低下している状態」だとしたらどうでしょう?

さらに言うなら、その「ある人」が「あなた自身」だったら?具体的に解決策を提案できますか?

 

 

僕にとっての「試験勉強によって遊べない状態」は不満のタネであり、それに対して「お酒やゲームは控えず、不満の無い状態を作ってモチベーションを維持しよう」と考えて実行したに過ぎないんですよね。

しかし、そうすれば当然勉強時間は減ってしまうわけですから、学習効率を上げる方法(復習重視)を考えたり、さらには「いくつかの分野は捨てる」という決断をしたりする必要があっただけなんです。

 

でも意外と、診断士の学習をしていながらも、自分自身に対して深く分析をして、課題を見つけて、自力で改善していける人ってそんなに多くないと感じていますし、実はそこが合格の分かれ目なんじゃないかなと思っています。

もちろん何でもかんでも自力でやれってことではなくて、課題に直面した際に人に助言を求めたり、他の人がどうしているかを調べたりすることはいいと思うんです。

でもそれはあなたじゃない「誰か」にとっての課題に対する解決策なわけで、診断士試験的に言うならば「与件文」の内容が人それぞれに違うわけですから、やはりあなたの「与件文」に沿った解答が必要になるわけですよね。

それを考えるのは誰か?

あなたの「与件文」を最も深く読み込んでいる、あなた自身です。

その与件文から得られた情報に対して、キチンと分析をして、課題を抽出して、解決策を見つけられれば、診断士試験なんて楽勝です。

だって、やってることは同じですから。

 

僕みたいなグータラ人間が合格できたくらいですから、きっと皆さんもできます。

一緒に頑張っていきましょう!

 

明日は、北の大地からやって来たラーメンマン、ぐっちが担当します!

 


ps. 今までPCで当ブログをご覧になられた際に、記事最下部にあった「次ページへ」を押すと遠い過去の記事に飛ぶバグがありましたが、そのバグの修正をし、合わせてページャーを設置しました。

慣れていない作業だったので、もし他の箇所で不具合が見つかりましたらコメントにてお知らせください!

 

(=゚ω゚)ノホナ、マタ!!

 

 

 

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