投稿者「 » こにけん」の記事



みなさんこんにちは、コニケンです
まだ信じられませんが今日でいよいよ一月が終わりですね!2013年、みなさんいいスタートが切れていますか??
このブログでは、一月は合格体験記をメインでお届けしてきました。勉強法はもちろん、受験した人でないと分からない試験本番での様々なエピソードなど、色々とヒントがあったと思います。

後は、これらをどのように自分の学習に取り込むか
ストレート生はまずは半年後に一次試験がありますが、一通り一周目が終わるGWまでにやるべきこと・目標を、もう一回整理して、自分なりに工夫して取り組んでみたらいかがでしょう。
また、受験経験者も、必死で取り組み始める時期だと思います。
今日は、特にそんな受験経験者に是非お届けしたい体験記です。
一次、二次ともに二回ずつ受験され、数々の障壁を乗り越えて見事合格を勝ち取ったHARUTOさんの寄稿です
大作を書きあげて頂きましたが、是非最後まで読んでみてください!

***ここから寄稿***
1.はじめに
HARUTOと申します。
今回二回目の二次試験で合格しました。
二回目の二次筆記試験直前期に本ブログを愛読させていただき、一番苦労した時期に頼りにさせていただきました
また、筆記試験合格後は口述対策セミナーでこぐまさんをはじめ、道場の皆様に大変お世話になりました。
これも何かのご縁かと思い、合格体験記を執筆させていただくことにしました。

2.基礎情報
年齢:40代前半
職業:SE
取得済資格:情報処理技術者試験5区分(ITストラテジスト・プロジェクトマネージャ等)、簿記三級

3.受験動機
30代後半頃から3年間ほど情報処理の資格取得に取り組んでいましたが、2009年にITストラテジストを取得したとき、これと比較的学習の方向性が近い診断士試験を知りました。
「取ったら終わり」という側面が強い情報処理試験では満足できなくなったし、
なんかかっこよさそうだし、
それなりに試験なれしているからいけるかも・・・
何より、経営情報システムが免除になるし・・と、軽い気持ちで取り組むことを決意しました。

4.受験歴
(一次試験)
2010年:全科目不合格(情報免除)
2011年:合格(平均62点、情報免除)

(二次試験)
2011年:不合格(BCAC=B)
2012年:合格

5.利用した受験機関
TAC

6.学習内容と合否結果
(一次試験一回目)
2010年1月頃TACの通信講座を申し込み、ドカッと届く通信教材に唖然。
ただしまだ学習に着手せず。
理由は、情報処理試験の最後の目標としてプロジェクトマネージャ試験を残していたためで、こちらは2010年4月に受験しなんとか合格しました。
その後連休などをはさみ、2010年5月後半頃から診断士一次試験の学習を開始。
2ヶ月半しか学習期間がないため、作戦を一考。
テキストは一切読まずにいきなり演習問題を解いて解答解説を熟読することを繰り返す。
→実は情報処理試験の学習であみ出した邪道?とも言うべき学習方法。
現に情報処理試験で午前マークシートだけは100%の合格率を達成。
が・・同じマークシートでも診断士一次試験にはまったく通用せず、全科目敗退しました。

まとめると、
一次は2ヵ月半じゃ無理(少なくとも私には)。
テキスト読まず演習だけやる裏技でも(たぶん)無理。
ということでした。

(一次試験二回目)
前回一次試験で敗退してから、2010年中は診断士の学習も情報収集もしていませんでしたが、年明け2011年1月から、今度はきちんと通学コースでテキストをベースとした学習をスタート。
が、その後すぐに・・

2月・・痔の手術で数日間自宅療養、あまり出歩けず、財務会計の講義の一部の講義が受けられず
3月・・東日本大震災で家族の不安が強くなり週末の通学を中断。経済の講義がすべて受けられず
4月・・2人目の子供が生まれてやはり週末の通学ができずに経営法務の講義がすべて受けられず
という事態になりました。

しかたなく、この期間は、音声で講義を聴きながらテキストを読み込むということをしました。
5月から本格的に通学して学習を再開し、カリキュラムは演習に突入しましたが、学習の遅れを感じつつもあせらずにテキストの重要箇所を何度も読み、演習問題を繰り返し解き、重要な論点や用語はノートにまとめて暗記するということを地道に繰り返しました。
今から思えば当ブログでも推奨されているスピ問に取り組んだり、他社模試をいくつか受けてみるということをやればよかったかもしれません。(他社模試はLECのみ)
が、あせって色々手を出しても混乱するリスクがありますので、結果的にはこれでよかったかも。
ただし、学習量としては明らかに不足しており、模試でもC判定でした。
それなりに学習してきたが、どうも合格レベルに達しているか怪しいし、何よりいつも時間が不足がちになるのが悩みでした。

そこで、試験当日とっさに編み出したのが、
後ろの設問から逆にやってみる
でした。

最初の経済で時間不足になり後半がイマイチだったため、「このままではダメだ」と思い、2科目目の財務会計より、後ろからやってみることにしたのです。
これが、「後半が間に合わなくなるかもしれない」「他の人はもっと先に進んでいるかもしれない」という心理的プレッシャーがいくらか軽減されるという効果を生み、財務会計やいくつかの科目は普段よりうまくいきました。
結果として一科目あたり平均62点でなんとか合格しました。
が、これは心理的な錯覚をたまたまうまく利用できただけで、あまりお勧めはできません。

ちなみに、比較的得意な経営情報システムを得点源にする考えは全くありませんでした。
他の科目で学べることがたくさんあるのに、免除できる科目に少しでも時間を投下するのはもったいなかったし、何より試験当日に、中小企業経営・政策の前に自由時間を取れるため、暗記等の最後の追込みができるからです。

(二次試験一回目)
ほとんど勢い現場対応で乗り切ってしまった感がある一次試験。
二次試験対策などまったくやっていない状態にも関わらず、自己採点結果を見ながら達成感にひたり、ニヤニヤしながら一週間を無駄に過ごしてしまいました。
翌週から始まるガラッと180度?変わった二次試験対策の学習
そこからは天国から地獄でした。

何を書いていいかわからず、演習でほとんど点が伸びず、9月の模試でもかなり下の順位。
今から思えば、復習をほとんど行わなかったことが最大の原因ですが、当時はとにかく時間がない状況であせり、復習することよりなるべく多くの事例を解くことを選択しました。

TACの演習問題のほか、他校の通信添削や模試を手当たりしだいにやりました。
が、復習や振り返りを行わなかったために、「できたこと」も「できなかったこと」も次につなげることができずに、分析力や論述力が伸びませんでした。
また、様々な解法の流儀に触れることでかえって混乱し、自身の解答プロセスがなかなか固まらない状態でした。

まったく自信がない状態で本番にのぞみ、結果は惨敗。

事例Ⅰ・Ⅱはほとんどの問題で何を書いたらいいのかわからない状態。
事例Ⅲは開き直って解いた結果、そこそこでしたが、
事例Ⅳは形式の変化に戸惑い、大崩れしました。

結果として二次試験も、少なくとも私には、2ヵ月半では無理でした。

(二次試験二回目)
もう前年のような失敗はできない
一次試験は受けなくていいので、時間は十分ある

捲土重来を期して2012年2月から再び二次試験対策の学習を始め、以下を必ず行うことにしました。

・演習後に学習仲間と勉強会を行い、「できるべきなのにできなかったこと」をきちんとおさえる
・演習問題の「事例企業の概要」、「解いた設問の順番」、「できなかった部分とその原因」と「今後の対策」を紙にまとめる
・まっさらな状態から少なくとももう一回は解き直す。

ですが、点は思うように伸びず、良かったり悪かったりと波がありました。
それでも2月からずっと勉強しているのだから何とかなるだろうと楽観的に構えていましたが、9月の直前模試の結果を見て、愕然としました。
TAC、大原、LECと受けましたが、いずれも真ん中くらいの順位で、C~D判定だったのです。
このままではほぼ合格可能性がない状況でした。

もう、本試験まで3週間くらいしかありません。
直近の演習ではそれなりの手応えと良い結果が出ていましたので、望みは失っていませんでしたが、このままでは「後一歩で不合格」になると思い、以下の作戦を立ててペースアップを図ることにしました。

・色々な受験機関の演習問題に手を出して失敗した昨年の反省を踏まえ、TACの演習問題のみに絞り込む
・ただし事例ⅣだけはTAC以外の演習問題にも取り組み、数をこなすことで徹底的に鍛えて得点源とする
・事例問題の数の確保のため、TACの2010年・2011年の演習問題も活用する

他社の模試や演習は、それぞれの流儀やくせがあるため、解いても、解答・解説を読んでも、あまり頭に入って来ずにストレスだけがたまることが多くありました。
そこで、もっともやりなれているTACの事例問題を信じて、それに絞り込むことにしました。
ただ、そうすると、取り組む事例問題の数が不足します。
そこで私は、複数年受験の強みで、大事にとってあったTACの2010年・2011年の二次演習問題を引っ張りだしてきて、最大限に活用しました。

結果として、本番直前の約3週間で、過去問や演習解きなおしを含めて、約60~70事例を解きました。
※勤め先に無理を言って週1~2日程度の平日休みも取得し活用。

割合としては、事例Ⅳの強化を最優先としつつ、一番苦手な事例Ⅰにも重点を置き、割と得意な事例Ⅲは思い切って減らして、以下のようにしました。

事例Ⅰ 2割強
事例Ⅱ 2割弱
事例Ⅲ 1割程度
事例Ⅳ 5割弱

こうして、事例Ⅳを中心として演習問題を相当数やり込んだうえで、本番では、
「事例Ⅳで取り返すから事例Ⅰ~Ⅲは半分くらいできれば良い」
と強く念じ、なるべくリラックスして受験することを心がけました。

こうして、それなりの緊張や、事例Ⅲ初のグラフに戸惑うことはあったものの、事例Ⅳの自信が精神安定剤となり、事例Ⅰ~Ⅲはそれなりにできました。
そして肝心の事例Ⅳは、あまりの形式変化に目の前が真っ暗になり、心が折れそうになりましたが・・・何とかやり切り、結果的には高得点を確保できました。
結果は、なんとか合格超直前期の追い込みがなければ、危ないところでした。

7.まとめ
「模擬試験で上位だったのに落ちた」という話を良く聞きます。
が、やはり模擬試験や演習で手堅く上位をキープしながら本試験でしっかりと合格する方もいますし、それが理想だと思います。
一方で、私のように、実力不足にも関わらず直前期に相当な追い込みをかけて、一瞬だけ合格レベルに達する人もそれなりにいるのも確かです。
再現解答は、LECのABCD講評でBAAAでしたし、他の受験機関の講師に見ていただいた結果もほぼ同じ評価でしたので、本試験直前に当ブログでいうAランクになっていたことはほぼ間違いありません。
急ごしらえの分、試験後の知識・スキルの忘却スピードも速いような気がしますが・・・

やはり、よく言われることですが、「模試の結果は良くても悪くても気にしない」ということに尽きると思います。
やりようによっては多少の実力不足でも超直前期に追いつく可能性がありますし、逆に十分実力がある方でも、追いつかれる可能性があるということです。

学習が順調な方でも油断せずに、
そうでない方でもあきらめずに、

本番直前までいつもの学習を続ければ、必ず希望はあります
また、最後の二次試験を終えるまで、診断士関係のブログなどは一切見ないようにしていましたが、唯一こちらの道場ブログだけは、二回目の二次試験の直前期から読ませていただき、技術面でも精神面でも頼りにさせていただきました

どんなにやりこんでもなかなか合格レベルに達する手応えが得にくい二次試験では、自分なりの戦い方を構築して、それを信じなければなりません。
当ブログにはそのためのヒントがたくさん書かれています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
当ブログの読者の皆さんが合格の栄冠を勝ち取ることをお祈りしております。

***寄稿はここまで***

いかがだったでしょう?
この試験は、最初から最後まで常に順調な受験生はなかなかいないと思います。これから先、たとえ壁にぶち当たったとしても、最後の最後まで諦めなければ、合格のチャンスはきっとあることを感じ取って頂けたのではないでしょうか??
HARUTOさんの場合、二次での学習配分にメリハリをつけて最後の追い込みをかけたのが、合格へ大きく近づけたポイントの一つだと私は思います。
みなさんも、自分がいま一生懸命取り組んでいることに自信を持ちましょう!
まだまだ寒い日が続きますが頑張ってください!

byコニケン



みなさまこんにちは、コニケンです
うっかり、私にとって今年初の投稿です。まだまだ寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか??
会社でもまだまだカゼやインフルエンザが流行ってますが、この時期にダウンしてしまうと、色々な意味でもったいないので、くれぐれも身体にはお気をつけください。。
さて、ストレート生の中には、診断士の学習を始められてからもうすぐ半年経つという方も出始めてきたと思います。あっという間ではないですか??つまり、1次試験まで残り約半年です!
今まで主要3科目(企業経営・財務会計・運営管理)を中心に、とにかく我武者羅に突き進んできたも多いと思います。ここで、もう一度「自分は○○のために、この資格にチャンレンジしてるんだ!」と改めて気を引き締めたいところで、、今日は、そんなあなたにピッタリな合格体験記です。
見事ストレート合格を果たされたSPCPさん。ストレート生だけでなく、2次試験攻略のエッセンスもたくさん含まれていますので、受験経験者の方も含めてぜひ参考にしてみてください

***ここから寄稿***
SPCPと申します。2次試験当日が30代最後の日曜日で微妙な感じの40歳、技術系サラリーマンです。道場ブログはROMってばっかりで、イベントに参加させて頂いたのは、2次試験のお疲れ会が初めて。その後、口述セミナーでも指導して頂き、お世話になりました。
おかげさまで、幸運にも2次試験に合格してしまいましたので、何かの参考になればと思い、投稿します。

1.中小企業診断士取得の動機
私自身(技術者)に財務・経営知識が全くなく、公共施設の建設にも昨今は民間資本活用の動きの中で、金融、経営コンサル、デベロッパー関係者と接する中で、自分も経営センスを理解したうえで計画・設計する必要性がある、と考えたのが当初の動機でした。
しかし、受験生活を続ける中で、中小企業の抱える姿を垣間見て、環境の不確実性が高い中、小回りの利く中小企業の発展は、実は日本経済の再興のカギではないか、微力ながらそのお役にたちたい、という強い思い、これが大きな動機に変わっていきました。

2.学習スタイル
1次は独学、2次は、予備校(TAC通学)でした。
教材は、1次:スピテキ、スピ問、過去問で、2次は予備校の直前テキスト、過去問(過去5年分)とふぞろいを使いました。事例ⅣはTACの2次問題集を使っています。これはⅣの苦手意識克服に大いに役に立ちました

3.1次試験の勉強
勉強方法は、スピテキ、スピ問1回目をGW前までに終わらせて、それ以降はその2回転目と過去問、7月はスピテキ、過去問の高速回転です。
過去問は、「解説」に書いてあることの理解と周辺知識のストックに時間をかけました。スピテキにない論点や未記載の周辺知識が過去問にあれば、もれなくスピテキに直接書き込み、それを繰り返し読み込み、模試で知識補充、またスピテキ書き込み、覚えこみ、を繰り返しました。
元の出来が悪かったのか、7月のTAC1次模試では、情報以外の6教科は60点に届かず、財務・会計に至っては40点を切る有様。しかし、それが財務・会計の危機感を醸成し、7月中は必死になったお蔭で、何とか1次を乗り切ることができました。

4.2次試験の勉強
1次試験の翌日から予備校のガイダンスや勉強会のセミナーで、「2次試験とは何なのか」「何をすればいいのか」の情報収集を行いました。その結果、1次試験終了から2次試験まで12週しか時間がないことから、予備校が近道かな?と、TACの某先生の2次無料ガイダンスを聞いた当日に、騙されたように先生の講義を申し込み、支払を済ませています。
ちなみに、その先生には今でも「あの時、先生に騙されたおかげで、受かりました。騙してくれて本当にありがとうございます」と話して、苦笑いさせています。
「騙された」の本質的意味ですが、とにかく先生のいう80分プロセスを、「積極的に」「徹底的に」体に「騙された様に」覚えさせた、という意味です。頭で考えなくても、80分のプロセスを使えるようになっていることで、少なくとも二次試験本番の戦いの土俵には立てるのでは、ということです。
そんな「積極的に」「徹底的に」騙される過程でも、自分のプロセス指針を決め、実行しました。

指針1)2次試験勉強の目標を「合格」「80分プロセス完全習得と本番での完全出し切り」の2本柱に設定しました。選抜型の試験である以上、「合格」は他の受験生の出来など、自分が制御できない条件が絡むこともあり、「本試験までに80分プロセスを完成させて、事例企業と向き合い、真剣にアドバイスを書く」という自分の努力で達成できる事を加えることで、日々の勉強のモチベーション向上につながるかな、と考えたのです。合格は後で勝手に付いてくる、と勝手に思うようにしていました。
指針2)演習や勉強会で、他の受験生の答案を見せてもらい、記述内容自体より、なぜ、その解答を書いたのか、与件のどの部分を根拠にしたのかを聞きました。そして、プ使える様なら、真似しました。同時に、自分のプロセスを振り返り、なぜ、その解答を書かなかったのかを検討しました。その結果、自分も、勉強仲間も、80分のプロセスの微調整を繰り返し、完成度を高めていったという訳です。
指針3)また「80分」という時間の重要性を感じ、2)で修正を試みたプロセスは80分間で可能か、常に考えていました。80分間で可能であって、体に染み付いた、そんなプロセスを持って五反田TOCに行かなければ、見たこともない四事例の社長に80分ではまともなアドバイスはできない、と考えたのでした。
このように「積極的に」「徹底的に」騙され、ちょっとだけ自分の指針を持った事で、試験本番の4日前、2つの大きな変化に気づきました。

変化1)環境分析時に、人・モノ・金+情報・ノウハウといった静的な経営資源だけでなく、「創業から現在までの問題解決と成長過程(で得られた資源)」という動的な経営資源を強烈に意識する様になりました。
この事で、環境分析(事例Ⅰ・Ⅱ・Ⅲの第1問)の解答精度が格段に上がりました。加えて、事例企業の今後の方向性を、企業の成長過程から関連付けて考える様になりました。その結果、戦略問題の解答精度も向上した、と感じております。
変化2)「事例企業の向こう側」が見えたのです。「向こう側」とは、事例企業の強み弱みや外部環境変化、社長の考え、問題点、課題が、明確に、①与件文②設問文③自分の解答、の中からハイライトで浮かび上がり、それぞれが事例企業のテーマに結び付いていく、という意味です。
この事で、事例企業の本質的テーマを解答するときに、意識でき、そのテーマに適合し、事例全体として整合性のある解答を構築することが少しはできたかな、と感じでいます。

5.2次試験本番
本試験を終え、五反田TOCを出た時、まわりの受験生はゾンビでした。そんな中、私は、清々しい気持ちでした。体に染みついた80分間プロセスを出し切って、自分なりに四社長にアドバイスした事で、今年ダメだとしても、しゃあないな、とちょっと割り切った感じで、当日、お疲れ飲み会に参加した覚えがあります。当初の目的の一つ「本試験までに80分プロセスを完成させて、事例企業と向き合い、真剣にアドバイスを書く」を、十分達成したから50%は目標達成、自分の頭をヨシヨシと撫でてあげたい、そんな気持ちでした。
とはいいつつ、実際には、各事例でミスがあり、Ⅳは取り処のCVPをミスったことを再現答案時に気づき、口述に進めるイメージは全く持っていませんでした。なので、合格した事が今でも不思議です。改めて、今年の合格率アップで救われたクチなのだなと思います。
2次試験の事例問題は、本当に奥が深い。口述試験の時に、感じました。2次試験を受けることは今後ないですが、事例問題は、短時間に事例企業を理解しアドバイスするエッセンスが詰まったようなもので、今後も定期的に解いてみよう、と思っております。

6.今、考えている事
不確実性、不透明性の度合いが増し、社会ニーズの多様化が進展し続ける今だからこそ、一つでも多くの中小企業が成長する事で、経済活性化につながる、それを中小企業診断士という立場で今後少しでも支えることができるなら、自分としてこの資格に挑戦した本当の意味があるのかなと考えています。
最後に。皆様にとって2013年が幸多き一年になりますように。

***寄稿はここまで***

いかがでしたか??診断士試験は、テキストの主要論点をしっかりと覚えることももちろん大切ですが、やはり「気持ち」も同じくらい重要であることを感じ取れたのではないでしょうか。
また、寄稿の2次試験のパートで、解答プロセスが「体に染み付いた」と書いてありましたが、時間があまりない中で、そこまで自信を持って言えるのは素晴らしいことだと思います。
みなさんはいかがでしょう??
7科目もある1次試験も含めて、どこまで妥協せず、そして自分に言い訳をせず、目標に向かって突き進めるか。是非この機会にもう一度振り返ってみてください。SPCPさんの「変化」のようなに、みなさんにはまだまだBreakthroughのチャンスがあります!
最後に、SPCPさん、素晴らしい投稿ありがとうございました!これからは診断士として、様々な場でご活躍されることをお祈りしています

byコニケン



みなさんこんにちは、コニケンです。

まずは、先日の最終合格発表で見事「合格」を勝ち取ったみなさん、本当におめでとうございます!そしておつかれさまでした。。

長い道のりだったと思いますが、得られたものはみなさんそれぞれものすごく大きいことでしょう。

そして、これから実際に診断士として現場で活動することで得られるものはもっと大きいはずです。まずは実務補習を楽しみにしていてください(先日の記事の通り、きちんと受講計画を立ててくださいね)

さて、2012年も今日を入れて残りあと4日。みなさんいかがでしたか?ストレート生のみなさんも、未知の世界に飛び込んでから、数カ月。あっという間だったのではないでしょうか?いよいよ来年が勝負の年です!大きな目標に向かって、いい形で本年を締めくくりつつ、是非2013年も最高のスタートダッシュが切れるように心の準備をしておきましょう。

今日はそんな時期にふさわしい、受験生のみなさんにとってはきっと大きく刺激を受けるであろう合格体験記をお送りします。見事一発合格を果たしたマイスターさんからの投稿です。

合格の秘訣として、学習の「4つの工夫」はもちろんそうですが、マイスターさんの場合、最後の一文にすべて集約されていると思いました。是非ヒントになる部分は吸収して、自分の学習方法・マインドを見直すきっかけにしてみてください

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初めまして。マイスターと申します。有りがたいことに2012年度中小企業診断士試験を1回目の受験で一発合格を果たすことができました。道場にはとてもお世話になりました。

-診断士取得のきっかけ-

私は2年半前に営業畑であった私は社内の企画部門に配属になり、自分のスキルの無さ、経営知識の無さに衝撃を受けたことをきっかけに、ビジネススクールに通い始めました。

ビジネススクールのマーケティングや財務等の講座を受けていましたが。とはいえ、結構お金がかかるので「もっと安く、継続的に学習ができるもの」を考えた時に中小企業診断士が浮かび上がってきました。そこで受験校(L○C)に受講を申込み、勉強を開始しました。

-学習上のこだわり・工夫-

最初の動機は緩かったものの、次第に本気で資格取得したいと思うようになりました

とはいえ資格試験の勉強経験がなく、他の受験生と同じ水準で学習を行えるのかが不安でした。そのような背景から、「勉強の質はどうせ低いから、量だけは最低限維持しよう」と決めました。

具体的には通勤移動時間を除いて、毎週最低20時間の勉強を必須とするルールを課しました。(結局、このルールは学習期間中に破られることなく、平均25時間程度は学習時間を維持できました。)

その1、徹底した1次の予習復習は “暗記4種の神器”で

  • 週に2回の受験校の授業の前には必ずテキストを一読しました。
  • 授業後には音声でダウンロードした講座をipodでずっと聞き、耳に焼き付けました。
  • テキストの重要論点は全て”暗記カード”に書き込み、通勤中に読み込みました。
  • 1次の各授業期間終了後の答練できちんと得点が確保できる状態になるように、”スピ問と過去問”に取り組み、授業期間内での可能な限りのアウトプットに努めました。

とにかく苦手科目を作らないように意識して、特に法務・情報・経済・生産管理などの苦手意識を持ちがちな科目は、暗記4種の神器(ipod・暗記カード・スピ問・過去問)を中心にインプットとアウトプットを繰り返しました

その2、早めの2次試験対策

3月に受験校の授業の無い期間が1か月ありましたので、早めに2次対策に着手しました。事例Ⅰ~事例Ⅳまで過去問を5年分ずつくらいまずは解いてみましたが、当時は効果的な勉強方法がわからず、「ひとまず雰囲気を掴んだ」程度でした。

その後4月からは自分の学習時間は1次に集中しましたが、2次対策の授業には全て出席しました。授業への出席以外の活動は、1次試験後まで何もしませんでした。
2次試験の勉強においては特に学習仲間ができなかったので、黙々と受験校の答練や過去問を解いていきました。結果的に答練12本+模試16本+過去問44本の72本を解きました。
特に事例学習は「設問構造」と「題意」を強く意識しました。ストーリー性を持って診断報告書を作り、問われたこと素直に、口頭で返答するようなイメージを持って書くことを意識しました。

その3、模試では絶対上位に入る

1次模試、2次模試でも常に上位10%をターゲットに置いて取り組みました。1次模試は2社3回、2次模試は3社4回受講しましたが、良い時は上位10%、悪い時でも上位25%はクリアできていたので、心の安定剤になっていました。

その4、ファイナペーパーは「過去問 答練 論点分析」で

1次試験でも、2次試験でも全科目の「過去問 答練 論点分析」一覧表で作成し、論点の再暗記・確認に使いました。1次は過去5年分の過去問+答練・模試で出題された問題をカテゴリー分けして論点をまとめました。2次は過去11年の全ての過去問を整理し、設問・模範解答・重要論点などをまとめました。

なぜこんなものをパワーをかけて作ったか?

結局1年単位で過去問をやっても「論点の整理」と「2次試験を俯瞰的に見ること」が難しくなってしまうと思ったからです。この一覧を使うことで、事例の根底を流れるテーマや押さえるべき論点を自分なりに整理でき、私にとっては有用だったと思いました。

1次も2次も結果的にはこれがファイナルペーパーになり、当日の試験会場でも最後まで見ていました。

-診断士の学習を通して・これから

ストレートで合格まで至れたのは本当に運もあったと思いますが、1年半の間、同僚から誘われる飲み会も断り、仕事も評価を落とさない程度で切り上げ(これは内緒)、休日も朝から晩まで勉強をしてきました。詳細の計算はしていませんが結果的に学習時間は1年で1500時間は超えていたと思います。でも「こんな思いを何年もしたくない」という言葉を胸に、自分に言い訳をせずに必死で努力したのは事実でした。

診断士試験の過程はつらく厳しいものかもしれませんが、自分がこの1年半で確実に変わったのも事実です。仕事に活用できる知識が飛躍的に増え、使える引き出しが増えたことで仕事のアウトプットの質が確実に高まりました(ですので、仕事の時間を短縮できたのかもしれません)。以前より高いレベルでの仕事も任せてもらえる環境も得ることができました。また、今後は診断士として次のフィールドも視野に入れたチャレンジが出来ることを楽しみにしています

コツというよりも「自分に言い訳せずに取り組めたかどうか」だけなのでは?と思っている部分もあるのですが、想いも含めて受験生の皆様のヒントになる部分があれば幸いです。

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みなさんいかがでしたか?マイスターさんの強い「意志」を感じて頂けたでしょうか。一年でも、自分に合った形で学習方法を工夫し、ここまで徹底的に貫けば、得られるものはもちろん大きく、当然結果も付いてきますよね。

「やっぱり自分はまだ甘いな…」と感じた方。まだまだ時間はあります。マイスターさんの言葉をお借りすると、「自分に言い訳せず」、これから全力で取り組んでいきましょう。

さて、最後の最後に大きなプレゼント!上記体験談の「その4」で登場した、マイスターさん作成「過去問 答練 論点分析」一覧表をお届けします。ご提供頂いたマイスターさん、本当にありがとうございます。

<一覧表・一次編>
<一覧表・二次編>

これを見れば、いかに「徹底的に」やったかが一目瞭然でしょう。(私自身も刺激を受けてしまいました!)

受験生のみなさんは、決してこれをただ印刷して丸暗記するのではなく、あくまで自分の手・自分の言葉で作ることが大事です。そこをお忘れなく。。

2013年もこの道場ではたくさんの情報をお届けしますので、お楽しみに。。それではみなさん良いお年を!

byコニケン



みなさんこんにちは、コニケンです。
ストレート生のみなさんは、3科目目の運営管理の学習をすでに始められている頃だと思います。この科目は、主要3科目の一つであり、二次試験の「事例Ⅲ」のベースにもなるため、診断士試験にとっては、非常に重要な科目であると言っても過言ではないでしょう。
また、二次試験合格後の実務補習では、大半の方が製造業・小売業の診断を一回はやることになるでしょう。その際、直接的に知識を使うことになるのが、やはりこの運営管理です。逆に、この科目が苦手のままだと、たとえ試験は他の科目でカバーできても、いざ実務になった際は、的確な助言が難しくなるでしょう。
製造業や小売業に少しでも関わりがある方(私自身も例外ではありませんが…)は、一次・二次ともに、比較的得意にできる科目だと思います。是非これから頑張ってください。
一方で、業務上で全く関わりがない方。最初は、数々の新用語に多少とまどいがあるかもしれませんが、安心してください「興味」を持って、正しい手順で学習に取り組めば、きっと試験に対応できるレベルまで身に付くはずです。
今日は導入編ということで、気を付けたい・取り組みたい項目を、簡単に5つを挙げます。この科目のイメージをさらに膨らませるためにも、是非参考にしてみてください。

1.図を積極的に描いてみよう!
すでにいくつか講義でも登場していると思いますが、運営管理(特に前半)では、図が登場する回数が比較的多いです。問題文中に登場したり、実際に問題を解く過程で描く必要が出たりと様々です。(ちなみに、次の経済学でもグラフが何度も登場します!)
本来は加工工程やスケジューリング等を簡略化するための図ですが、見慣れないうちは、逆に解読に時間がかかるかもしれません。
これに関しては、財務会計同様、ただ練習あるのみです。やはり自分で描く練習を積むことが必要です。例えば「アローダイアグラム」のように、ルールは決まっています。あるタイミングでコツがつかめるはずです。年末年始に、集中的に練習してみましょう

2.計算問題を確実に取って行こう!
前の科目、財務会計でひたすら計算練習を積んできている中、「またかよ!」と思われるかもしれません。ただ、運営管理で登場する計算問題は是非取りに行きたいですね。たしかに読むだけの問題の方が楽に思われるかもしれませんが、計算問題は決して捨て問ではありません!
まだ全部知っている必要はありませんが、具体的には、ラインバランス効率・余裕率・経済的発注量・GMROI・在庫高/仕入高予算計算など。どれも基本的な解き方は決まっていますし、テキストに載っています。試験自体は90分あるので、十分に対応がつくはずです。
どのように出題されているのか、早い段階で(できれば年内に)、過去問を確認してみてください。

3.似た用語に惑わされないようにしよう!
お気づきの通り、診断士試験では似たような用語が連発しますし、この科目も決して例外ではありません。決して曖昧なままにせず、慎重に内容をかみ砕く必要があります。そうしないと、いざ本番のときに、2択まで絞れたとしても、最後の最後で決めきれないという事態に陥ります。まさに出題者の思うツボ、、にハマらないように自分なりに工夫して、本番当日混乱しないように自信を持って人に説明できるレベルを目指していきましょう。
この科目の学習が終わった時点で、以下のようなペアを説明できるようになるといいですね(決して反対語ではありません!):
行動分析⇔稼働分析、外段取り⇔内段取り、DC型⇔TC型、開放度⇔開放感、ライリーの法則⇔コンバースの法則⇔ライリーコンバースの法則・・・・

4.工場を身近なものにしよう!
冒頭にも書きましたが、日頃製造業とは関わりの無い方、最初から生産管理を苦手分野だと思わないでください。工夫次第でいくらでも身近なものに感じることができます。
一つは、休日にでも工場見学に行ってイメージを膨らませること。ネットで調べれば、無料で見学できるものがたくさん見つかります。お子様をお持ちの方は、家族サービス(&気分転換)も兼ねて行かれてみてはいかがでしょうか?
もちろん、単純ですが、本を読むことも有効です
一例:「モノができる仕組み事典」成美堂出版
工程そのもではなく、あくまで具体例でイメージを膨らませるためです。ただ机上で一般論だけを学んでいても、なかなか身に付かないことに気付くはずです。。
あとは、有名なJ-net21。こちらで中小企業の製造業の記事を読めば、1次の対策だけでなく、2次の事例Ⅲを解く上でも、引き出しが増えることでしょう。
最後に、テレビでも工場を紹介する番組が最近多いですよね。フジテレビの「リアルスコープ」とか、TBSの「がっちりマンデー」とか。勉強になることが多々あると思います。是非チェックしてみてください。

5.地元のスーパーを分析してみよう!
普段何気なく買い物している地元のスーパー。しかし、店舗管理の学習を終えてから改めて行ってみると、気付くことも多々あると思います。陳列はどのような工夫をしているか?POPの特徴は?店内バーコードはどのようなものを使っているか?照明で変わったことはしてないか??などなど。。もちろん、コンビニを同じような視点で見るのもアリです。
4の工場見学よりも、はるかに楽に・すぐに学んだ内容が現場で確認できます。まだ学習が始まっていないので、詳しくは書きませんが、そのような意識を持つのはいかがでしょうか?是非年明けの講義をお楽しみに!

いかがでしたか?少しでもイメージが膨らみましたか??企業経営・財務会計の復習もしっかりとしつつ、この科目でも、是非今回挙げたポイントを意識してみてください。この科目こそ、きっと自分の世界を拡げてくれるでしょう!

byコニケン



みなさんこんにちは、コニケンです。
今日は、前半は2次試験を受験されたみなさんへ、後半は財務の一周目の学習をちょうど終えた頃であろうストレート生に向けたメッセージを書きます

【2次試験を受験されたみなさんへ】
まずは、見事2次試験を突破されたみなさん、本当におめでとうございます!OPEN DAYの多数の喜びのコメントを読んで、私自身も本当に嬉しくなりました。「何で自分の番号があるんだろう?」と思われた方も多いみたいですが、実際私自身も二年前はそうでした。でも、この試験は、100%自信を持って合格発表を迎えられる受験生もほぼいないと思いますし、合格するっていうのは、案外そういうものなのかもしれません。。
残念ながら不合格だったみなさん、とにかくここで言いたいのは、ここで諦めないで絶対に来年もう一度チャレンジしてください!多くの方は、本当にあと一歩のところまで来ていると思います。もちろん、学習の過程自体で身に付いていることもたくさんあります。しかし、自分の視野・スキルを拡げるという言う意味では、やはり合格し切って、実務補習や実際の企業診断で学べることは、机上で学べることとは比べ物になりません
一度気持ちの整理を付けた上で、極力早く、来年度に向けたスタートを切って頂きたいと思います。この道場でも、二次試験に向けた記事を今後も多数用意していく予定ですので、是非ご覧になってくださいね。

さて、今週末に口述試験を控えている方、メッセージを一言で言うと、「決して甘くみないこと!」です。決してバンバン落とされる試験ではないですが、私自身の反省から書いています。。正直、私自身の受験生当時は若干甘く見ていて、セミナーも受けず、事例の深堀りも、喋る練習もろくにせず、本番も集合時間の15分くらい前に会場入りしました。
結局、会場の異様な雰囲気に飲みこまれて、想定以上の緊張をしてしまったこと、そして事例の深堀りが足りなかったせいで、残念ながら一問目冒頭から解答に詰まり、ほとんど何も口から出ませんでした
結果的には、面接官が割とやさしい方で、助け舟(ほぼ答えのようなヒント)を出してもらったおかげで、何とか切り抜けることができましたが、あのままヒントももらえなかったら、結局トンチンカンな答えしかできず、本当に危なかったと思います。(ただし、面接官全員から必ずこのような助け舟を出してもらえるとは限らないので、誤解しないように!)
すでに先週・先々週の記事でも登場していますが、やはりこの一週間で、以下の3つをしっかりとやることが必要でしょう
①模擬面接官に向かって、「喋る」練習をする
②事例の与件文を覚えこむくらい読み込む
③2次試験で問われていることを軸に、改めて事例企業の過去・現在・未来を整理・深堀りしておく

特に①に関して、普段の業務でプレゼンが多くて喋り慣れている方でも、あのような一問一答の面接試験では、なかなか言葉が出ないものです(私自身のパターン…)
本日道場の口述セミナーを受講される方、もしくは予備校のセミナーを受講される方は、是非その場で体感してみてください。意外と自分でも気づいていない喋り方の「クセ」のようなものも指摘されるかもしれません。
セミナーの受講予定がない方は、是非ご家族・ご友人・受験生仲間に面接官になってもらって、予備校の想定問題集等を題材に練習することを強くオススメします。一度やるかやらないかで、心の余裕は全然違うはずです。

そして、口述試験前にあえて言いますが、この試験を突破すること自体がゴールではありません!むしろここからが診断士としてのスタートです。口述試験を終えて、気が抜けると同時に今まで学んできたこともそのまま自分からスッポリ離れてしまうと、あまりにももったいないですし、いきなり実務補習でも大変なことになりますよ。
机上(理論)と実践は全然違いますが、それでも今まで試験勉強を通じて身に付けてきた知識・考え方があってこそ、実務補習等の実践編に取り組めるのだと思います。当然、実際の企業を相手にするわけなので、責任も重大です。今週末が終わったら、ひと段落するのはもちろんWelcomeですし、ここまで頑張ってきたみなさんはその資格もありますが、その先自分が実際にどうしていきたいのも含めて、じっくりと考える場を持たれてはいかがでしょうか?それによって、今後読んでいく書物とかも変わっていくと思います。常に先を見ていきましょう

【ストレート生のみなさんへ】
ストレート生のみなさんにまず言いたいのは、一年後には、みなさんは最後の関門である口述試験を受けているわけです!一年は長いようで、本当にあっという間ですし、その間にやることも盛りだくさんなのは言うまでもありません。この道場の記事を参考にして頂き、是非計画的に学習を進めてください。年末年始は、長期休暇がある方も、色々と忙しい時期ではありますが、少しでも意識的に時間を作っていかないと、ステップアップするどころか、正月ボケで退化するだけです。(決してそんなもったいないことになりませんように…)
さて、時期的にはちょうど財務・会計の学習が終わりそうな頃だと思います。いかがだったでしょうか?何度も強調しますが、財務が苦手のままでは、この試験(2次も含めて)の合格は相当厳しいです
今回の答練で予定通りの点数が取れた方、まずは第一ステップとしてはもちろんそれで良いですが、1次や2次試験の過去問を見れば、それだけでは不十分だということにお気づきになると思います。
私は理系出身で計算が得意だったということもあり、(自分の中では)財務は得意分野の一つでした。最初の養成答練も92点だったのを鮮明に覚えています。しかし、そのまま順調だったかというと、、決してそうではありません。。その後、何度も波がありました。
やはり、この時期は良いとしても、本試験レベルだと、少しでも知識があやふやだと、複数ステップのどこかで詰まってしまうことに気付くと思います。そこをクリアすることが、合格できるかどうかの分かれ道となるでしょう。
また私の体験談になりますが、なかなかここが突破できず、イライラしていた時期があったのも事実です。しかし、ここで気付いたのは、
「やはり財務・会計をもっと好きになるのが1番良い!」ということです。実際、他の科目に比べて、最後の数字が解答と合ったときの喜びは、何倍も大きかったように思えます。実際、この知識を身に付けて日経新聞が楽しくなったのも事実ですし、社内の決算発表で言っていることは、財務・会計の知識があってこそ、初めて社長のメッセージが汲み取れるということを体感しました。まさに自分の成長が実感できる瞬間。素晴らしくないですか??
最終的には、自然とこの科目が好きになっていましたし、みなさんも是非一日でも早くそのフェーズになれば、学習自体がはずむだけでなく、結果としてそのまま点数に現れてくると思います。決して、「ムリヤリ」好きになるというわけではないので、誤解がないように。。あくまで、「ありたい自分」をイメージできて、自然とそうなればベストなのでは、という意図で書いています。
また、たまには気分転換に、テキストばかりではなく、財務・会計に関連する市販の新書等に目を通すと、また違った視点が得られるはずです。
私のオススメはこちら:「財務3表一体分析法」國貞克則著、朝日新書 

最後に、前回の私の記事と同様、財務・会計チェックリストを載せておきますので、きちんと内容を人に説明できるか、改めて確認してみてください!
(ノートにアウトプットしてみることをオススメします)

1.NPV法
2.配当割引モデル
3.企業価値
4.WACC
5.FCF
6.財務レバレッジ
7.CAPM
8.精算表
9.間接法CF計算書
10.CVP分析

今日はここまで。。今週末受験される方は、GOOD LUCK!ストレート生の方も、年内にできる限りステップアップしておきましょう!!

byコニケン



みなさんこんにちは、コニケンです。
早いもので、今日で11月も終わりですね。。今年も残すところあと31日。自分で書いておきながら正直ビックリしています。まだまだ今年中にやっておくことがたくさん・・・なんて思っているのは私だけでなく、読者の中にも多いのではないでしょうか??2012年ラストスパート、頑張っていきましょう!!
さてさて、ストレート生のみなさんは、今は財務・会計に取り組んでいる真っ最中だと思います。(一部の方を除いて)ある意味、一つ目の大きな壁にぶち当たっているのではないでしょうか。私自身も、まだこの時期はとまどいがありました。
計算自体は単純な四則演算だけのはずなのに、なかなかその手順が覚えられない。。そもそも、電卓やExcelを使わずにこんな手計算をするのは何年ぶり?という方も多いと思います。
昨日のうちあーのさんの記事にもあった通り、財務会計に限っては、極力毎日問題集を解いて、コツコツと積み上げるしかないと私も思います。もちろん、ストレートで受かりたい場合は二次試験にも直結します。決して後回しにすることなく、いまのうちに疑問は解消しておきましょう
そんな財務会計と格闘している真っ最中ですが、、1科目目の企業経営理論はみなさんどれだけ頭に残っていますか?もしかしたら、最後の授業・答練が終わってからは、テキストすら一回も開いてませんか??
「前の科目に戻ってる余裕なんかあるわけないじゃん!」と思っている貴方、少しでも前の科目を振り返る時間を作ることをオススメします。勢いで突き進むこともたしかに大事ですが、ストレートで合格したいのならば、目の前の科目でいっぱいいっぱいになり過ぎずに、「意識的に」振り返ることで頭に定着させる。今日はそれが一番伝えたいことです。これをやっていたから、私はストレートで合格できたと強く信じています。
とは言え、現実的に、どっぷり復習する時間はなかなか取れないと思うので、要するに「キーワード/キーポイントを短時間でさっと読み返す時間を作る」ということです。キーワードを見た瞬間に、その内容と関連する論点がパッと頭に思い浮かべばベストです。これこそ、通勤中の電車の待ち時間等、スキマ時間の使いどころです。
今は人に説明できるレベルまで達していなくても、1次試験までに磨いていくためにも、定期的に触れておくことがやはり大事です。当然、1次試験までには、それがきちんと人に説明できるレベルになることを目指していきましょう。
テキストを蛍光ペンで塗った部分を見るのも良し。自分で論点をまとめたノートを見るのも良し。単語カードを確認するのも良し。自分なりに一番効率が良くて、しっくりくるやり方を選んでみてください。
私は、通勤時間や会社の休み時間は、以前の科目を振り返る時間に充てて、帰宅時に自習室に寄ったときや、朝出社する前の自宅では、まさにそのとき取り組んでいる科目を学習することを基本ルールとしていました。このような基本ルール・スタイルを確立することも、一年間学習を続ける上ではとても大切だと思います。
考えてみてください。今はまだ「前の科目」が企業経営理論の1科目しかありませんが、これから先は3つ、4つ、最後は7つまで増えていきます。。想像しただけでもちょっと恐ろしいですよね。それでも、この“ほぼ”独立しているような7科目をしっかりと6割超えして、初めて2次試験に進めるのです。
GWまで何も振り返りを行わず、その約半年前にやったことを思い出そうとしても、そう簡単に貯金が残っているものではありません。
目指したいのは、決して現状維持ではなく、来年の夏に向けてあくまでスパイラルアップしていくことです。そうでないと、それ以降残り3か月で仕上げるのはとても困難になります。曖昧な選択肢を持つ問題に対応できるようにしましょう。

さて、具体的にはどういうキーワード/キーポイントを振り返るのか。今の時点で、最低限おさえておきたいことは何か。今日は企業経営理論から、各大項目(経営戦略・組織・マーケティング)でそれぞれ重要なポイントを5つずつ挙げてみます。最後に簡単な答えを載せますが、それを見ずに、まずはどれだけ自分の中に定着しているか確認してみてください。
当然、これだけで終わりではないので、徐々に振り返る範囲を広げていって頂きたいです。

【経営戦略】
1.コアコンピタンスの3つの要件とは?
2.ポーターの5つの競争要因と、それに対応するための3つの競争戦略は?
3.PPMの4つの象限は?
4.プロセス型アプローチと分析型アプローチの違いは?
5.モジュール型アーキテクチャーとインテグラル型アーキテクチャーのそれぞれのメリットデメリットは?

【組織論】
1.組織構造設計の5原則は?
2.職務拡大と職務拡充の違いは?
3.マトリクス型組織とは?
4.グループシンクとは?
5.低次学習と高次学習の違いは?

【マーケティング】
1.ターゲットマーケティングの3つのプロセスは?
2.認知的不協和の理論とは?
3.最寄品・買回り品とはそれぞれ何か?
4.ブランドの機能とは?
5.コトラーの4つのブランド戦略とは?

いかがでしたか?完ペキではないにしても、ある程度内容が思い浮かびましたか?「何コレ?」というものがあったのであれば、是非今週末テキストを開いて確認してみてください
まとめ:「今は財務会計を突き進みつつ、ちょっと立ち止まって企業経営の振り返りもしておきましょう。今後も、前の科目を“意識的に”振り返る習慣を作っておきましょう。そうすれば、長期的に見たらきっとストレート合格への近道になっているはず!」

それではまた!

<略解>
【経営戦略】
1.①さまざま市場へアクセス可能 ②特定の顧客の利益に重要な貢献 ③競合他社が模倣困難
2.競争要因:①既存業者間の敵対関係 ②新規参入の脅威 ③売り手の交渉力 ④買い手の交渉力 ⑤代替品の脅威  競争戦略:①コストリーダーシップ戦略 ②差別化戦略 ③集中戦略
3.①問題児 ②花形 ③金のなる木 ④負け犬
4.計画⇒実行の一方的な関係 ⇔ 戦略的意思決定が組織全体から生み出される
5.メリット:調整コスト削減、さまざまな組み合わせが可能 ⇔ 製品としてのまとまりの良さを追求、全体の最適設計が可能 等

【組織論】
1.①専門化 ②権限責任一致 ③統制範囲 ④命令統一性 ⑤例外
2.ピラミッドを確認のこと
3.機能別組織と事業部組織のメリットを同時に狙う横断型組織
4.集団で意思決定をすると、かえって短絡的な決定がされる
5.漸進的・シングルループ ⇔ 断続的・ダブルループ

【マーケティング】
1.①市場細分化 ②市場ターゲティング ③市場ポジショニング
2.商品購入後、優れた他の商品の広告を見ない等
3.購入頻度が高く、意思決定時間が短い ⇔ 品質・価格の比較に時間をかける
4.①出所表示 ②品質表示 ③宣伝広告 ④資産価値
5.①ライン拡張 ②ブランド拡張 ③マルチブランド ④新ブランド

byコニケン



みなさんこんにちは、コニケンです。
11月もあっという間に中旬に入り、段々と寒さが増してきましたが、みなさん体調など崩されていませんか?
そして、ストレート生のみなさん、改めまして、ようこそ一発合格道場へ!!ここでは、これから一年間、来年10月の二次試験まで、なるべくみなさんのためになる情報を(ほぼ)毎日提供していきたいと思います。是非お時間があるときは読んでみてくださいね
私は予備校に日曜通学生として受講していましたが、その結果、一年で無事ストレート合格を果たしました。今日の記事ではその経験を活かして、日々心掛けていたこと、逆に受験生時代に不安に思っていて乗り越えてきたこと(きっとみなさんがいま感じているであろうことだと思いますが)を紹介します。学習を始めて2か月前後の方が多いと思いますが、ストレート生のみなさんは是非参考にしてみてください。

○ストレート生として心掛けていたこと
これは、予備校のガイダンスに行ったときに毎回紹介することですが(過去にこのブログでも書きました)、私がストレート生として学習を続けるにあたり心掛けていたことは、以下の3つです。ごくごく当たり前のようですが、自分の中にこれがあったからこそ合格できたと思っていますし、だからこそ繰り返しお伝えすることにします(念のため書いておきますが、みなさん色々な勉強法があるので、決して強制するわけではありません。あくまで私の例です)

1.授業に絶対に全部出る
2.事前に教科書を読んで、用語に触れておく
3.授業が終わったら、自分の言葉でまとめ直す

いかがですか?高校生のときに、先生に似たようなことを言われたかもしれません。しかし、大人になったいま、しかも別に誰かに強制されているわけでもない勉強に対して、「授業全出席・予習/復習も欠かさず」、ってちょっとハードルが高い気がしませんか?
正直言うと、この3つを自分で決めたとき、「一年間続くかな・・・」と思ったのは事実です。しかし、いま思えば、こんな当たり前かつ分かりやすいルール=軸を3つ持っていたからこそ、約100回の授業を乗り越え、そこで学んだことを自分のものにできたのだと思っています。少なくとも、一次7科目とも完全初学者だった自分にとって、一次試験を乗り越える上では、絶対に必要なことでした。
こんな感じで例えば「起きたら財務の問題を3問解く」とか、「寝る前に、情報システムの単語帳を確認する」とか、学習を続ける上で何か自分の「ルール」を決めておくことをオススメします。そうすれば、きっと学習の「ブレ」が少ないはずです。もちろん、途中で修正するのでもいいですが、なるべく早くそれを自分の中で確立させたいですね。
すぐに思い浮かばない方は、まずは上の3つを実践してみるのはいかがでしょう??ちなみに、3の「自分の言葉にまとめ直す」は、二次試験に向けて「書く」練習にもなりますよ

○不安に思っていて乗り越えたこと
学習を始めて、早くも色々と不安に思っていることがあるのではないでしょうか。私自身も、この時期相当色々とありました。そんな目線でいくつかご紹介したいと思います

1.「こんなに合格率が低い試験なのに、本当に受かるのかな・・・」
一次試験・二次試験が共に合格率20%前後、ストレートだと合格率約4%。きっとこの低さにまず誰もが自分の合格に疑問を持つと思います。
しかし、いつもその数字に囚われて「どうせ自分なんか・・・」なんて思っていたら、絶対に受かりません!ひとまず、目の前にある1次試験は、決して他人との競争ではなく、420点取った人が勝ちなんです。後でも少し触れますが、現実的にどうやったらそれが取れるか、学習を進めていく中で、しっかりと見極めて、第一のハードルを乗り越えていきましょう

2.「用語が全然分からなくてくじけそう・・・」
工学部出身の私も、最初は本当にチンプンカンプンでとにかく困りました。用語を見ても、内容が検討もつかないものばかり。。
でも、だからこそこの診断士という資格にチャレンジしているんですよね。「これが全部分かったときの自分は、きっとスゴイことになってるはず」というようにかなり前向きに考えていました。実際今になって、そうだと思ってます。
ただし、上にも書いた通り、授業ぶっつけ本番だと本当にわけが分からなくなるので、やはり授業前に一度は学習範囲に目を通しておいた方が間違いなく効果的です。

3.「計算が全然合わない・・・」
財務会計で、決して微分積分を使っているわけでもなく、単なる足し算・引き算であることが多いのに、答えが合わない。。まさにいまみなさんが経験されていることだと思います。こればかりは、「演習量はウソつかない」と思います。たとえ毎日15分でもいいので、毎日コツコツと続けることで、財務・会計の計算を「機械的に」こなせるレベルまで持っていく必要があります。
1ステップ1ステップ考えながら計算していたら、そりゃ60分なんかで終わらないし、計算ミスだってしますよね。予備校で配られる問題集+過去問を計画的に進めて、一日でも早くそのレベルまで持っていきましょう。

4.「答練でなかなか点が伸びない・・・」
自信満々で解いたものが、実は60点に到達していないと、落ち込みますよね。。私も何度もありました。特に、最苦手の経営法務に関しては、答練・模試等で結局一度も60点を越えませんでした。
でも、誰もが得意・不得意があるのは当たり前ですし、あくまで1次試験の突破ということを考えたら、得意科目で不得意科目を補えるというのがこの試験の大きな特徴なのは言うまでもありません。
一通り学習が終わるのがGW前後、そして1次模試が6月あたりにあります。その時点で、自分の得意・不得意を徐々に見極めて、自分の得点パターンを確立していくことをオススメします。やはり行き当たりばったりでは、そう簡単に420点は超えないと思います。
言いたいのは、なかなか点が伸びない科目があっても、決して落ち込まないことです!「法務で40点さえ取れれば、得意の情報システムと運営管理でカバーしてやろう」なんていう風に前向きに考えていきましょう

5.「何でこんなしんどいものを始めちゃったんだろう・・・」
ラスト。これも絶対に誰もが思うことだと思います。前回の記事の繰り返しになるのであまり書きませんが、やはり目先のシンドサに囚われたら、一次試験はまだ良いとして、その先の二次試験まではまず続きません。
一つは、学習自体、そして成長する自分を楽しむこと。そして、この記事でもたびたび紹介されていますが、合格した「その先にあるもの」を意識しながらやれば、決して辛いものではないはずです。間違いなく、みなさん一人ひとりに取って、素晴らしい世界が待っていますよ!それだけは断言できます。

いかがでしたか?仕事でもそうだと思いますが、新しいことにチャレンジしている今、たとえ壁にぶち当たったとしても、なるべく前向きに考えて、一つ一つ乗り越えていきましょう!もちろん、悩み等があれば、この道場の記事のコメント欄書いて頂ければ、執筆陣からアドバイスしますので、是非ご活用ください。
次回からは、各科目の具体的な内容について、ワンポイントアドバイスを紹介していきたいと思います。
心から応援していますので頑張ってください!Be Positive!

byコニケン



みなさんこんにちは、コニケンです。

<先週二次試験を受験されたみなさん>
まずは、先週二次試験を受験されたみなさん、本当におつかれさまでした!
私も、今年に入ってから、みなさんのカリキュラムに合わせながら記事を書き続けてきたわけですが、OPEN DAYでのみなさんの決意・想いを読むと、大いにグッとくるものありました。本当に刺激を受けましたし、私からもみなさんに感謝の気持ちでいっぱいです

さて、色々な思いがある中、迎えた最初の解放された(?)週末でしたが、どのように過ごされましたか??
今まで頑張ってきた自分へのご褒美としても、今まで抑えてきたこと、我慢してきたことを是非この機会に(少なくとも合格発表までは)思う存分やって頂きたいです!先週をーさんも言っていましたが、今後に向けて新たなスタートを切る意味でも、やはりここで一気に想いを出し尽くして、緊張を解きほぐすことは私も大事だと思います。
ちなみに、私は社会人ラクロスのクラブチームに所属していて、今でも毎週のように試合や練習をしてストレス発散をしていますが、受験生時代は一年間覚悟を決めて休部し、プレーできないことがどうしてもストレスになっていました。最初にチームに復帰したときは、本当に嬉しかった記憶があります・・・
また、みなさんも、きっと色々な誘いを断らざるを得ない状況が続いたと思います。今こそ、そういう人たちと会って、この一年間(もしくはそれ以上)取り組んできたこととはまた違った視点を自分の中に取り入れるのはいかがでしょうか。

話を二次試験に戻しましょう。たしかに今から頑張っても二次試験自体の点数は上がらないかもしれません。ただ、だからと言って、本当に何もしないと、口述試験のときに少し困ったことになりますし、やはりここまで一年間打ち込んできたこの試験の記録をしっかり残すのがいいと思います。冷静になれる今、深堀りできるところは深堀りしておくべきです。
そういう自分はどうかと言うと、、T○C生だったにも関わらず、再現答案を残そうという発想に至りませんでした。。残念ながら道場読者でもなかったので。。
でも、今思えば、ちゃんとやるべきでした・・・理由は上に述べた通りです。
合格発表後、必死で見直しましたが、少なくとも自分が書いたことはさっぱり忘れているし、落とす試験ではないと分かりつつも、口述対策も一週間でギリギリのところだったと思います。
つまり、言いたいのは、しっかりと見直して記録を残しておくことは、決して損ではないということ。(先週からこのブログでも、しつこく書かれているので、すでに取り組まれている方も多いとは思いますが)。私みたいに、合格発表まで再現答案を作るどころか、問題も予備校の模範答案も一切見ずに過ごすのは、、いま振り返ればちょっともったいないことをしたと思っています。
もちろん、2年前の私みたいに合格発表までは、「一切見るつもりがない!」と強く思っている方は、それはそれでよく気持ちが分かりますし、決して否定はしません。。
ちなみに、自分は、試験が終わったとき「85%落ちた」と思いました。たしかに終わったときは、とても合格レベルまでは達していないなと思いつつ、、一つ言えるのは、ストレート生として、やれることはやったという気持ちはあったということです。そんな気持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
まぁ結局水道橋の日大で事例Ⅳが終わった帰りに、新宿の某旅行会社にその足で行って、中国一週間一人旅を勢いで予約しました(笑)落ちていたら、残念会&次年に向けた気持ちの切り替えと思っていましたし、合格したら、それこそ自分へのご褒美ということで。。そんなのもアリですよ。

結果的には12月の合格発表には、合格していたことが分かりましたが、言いたいのは、8割方落ちていると思いつつも、本当に最後まで何があるか分かりません!まだ引きずられている方がいるとしたら、是非とも前向きに考えて、この試験にとっては最後の節目である合格発表&口述試験まで、有意義な時間を過ごして頂ければなと思っています。
生活リズムが変わってしまったのは当然ですが、、これからの1か月の過ごし方をここでもう一度見直してみるのはいかがでしょうか

<今年から学習を始められた方へ>
さて、今年から学習を始められている読者のみなさま。ようこそ一発合格道場へ!これから、徐々にみなさまに向けた記事が中心となってきます。今後もこの場で色々と参考にして頂きたいですが、今日は簡単に3つのメッセージ。

1.疑問を感じたら、年内に潰しておく!
7科目もある一次試験、とにかく覚えることは多いです。一周目がようやく終わるのは、本番約三か月前です。例えば財務会計のようなものに初めて触れる方(3年前の自分がそうでした)は、最初はチンプンカンプンかもしれませんが、着実に前に進むためにも、是非ともいま感じている疑問は、例えば予備校の先生に質問するなりして、いまこのタイミングで確実に潰しておくことをオススメします。「後からやろう」というマインドだと、新しいことをどんどん覚えなければいけない中、キャッチアップするのが非常に苦しくなります!

2.一日でも早く、自分の学習ペースを作る!
これはきっと多くの方が意識されているのではないでしょうか。朝早く起きてやるのか、通勤時間をうまく使うのか、土日には自習室に行って籠るのか。当然やり方は色々とありますし、自分の中で一番しっくりくる環境を整え、ペースを作ることが大事です。驚くほどあっという間に一次試験が来ますし、一日一日を是非大切にしてください。

3.いつも初心を忘れない!
学習を続けていて、例えば演習や模試でなかなか点が伸びないときなど、シンドイ時期があるかもしれません。そのときに、「なんでわざわざ休日にこんなことやってるんだろう・・・」とネガティブ思考になるのではなく、やはり、「私は○○なるために、私はこの資格にチャレンジしているんだ!」ポジティブに考えてください。最初にこの資格に飛び込んだときの気持ち=「ありたい姿」を意識しておくことが、モチベーションアップに繋がります。

これから、こんなことを色々と発信していきたいと思いますので、楽しみにしていてくださいね。

<明日が道場オフ会です>
最後に。いよいよ明日がオフ会ですね!多くのみなさまとお会いできることを本当に楽しみにしています。そして、色々な意味でお互い(もちろん、我々執筆陣が、読者のみなさまからも)刺激し合えたら、最高ですよね。参加をお待ちしております。

今日は、受験生時代の自分を振り返りつつ、久々にちょっとゆるりとした記事となりました(笑)二次試験を終えられた方も、これから口述試験までは読んで頂ければ幸いです。
それではまた!

byコニケン



みなさんこんにちは、コニケンです。
最近このブログでもカウントダウンが行われていますが、あと3日です。
過ごし方については、昨日もらいじんが書いていますが、私からも言いたいのは、絶対に最後の最後まであきらめないでください!ここまで来たら、今まで自分がやってきたことを信じて、本番ではいつも通り自分の解答パターンで4事例に取り組めば良いと思います。

さて、みなさんあまりのんびりとしてられないと思うので、早速ですが本題。今日は「あと一歩」シリーズの第4弾、事例Ⅱを紹介します。「3日前に何を今さら」と思う方、全然結構です。本番では焦らずしっかりと解答に盛り込んでください。逆に、一つでも二つでも気づきがあった方は、解答するとき頭の片隅に入れておくと、勝負を左右する+2~4点がゲットできるかもしれません。是非確認してみてください。

例によって、以下順不同で10項目挙げてみます。すべて私自身の過去の解答例を元にしています。

①「~のアドバイスを行う・・・」
決して不正解ではありませんが、‘~教室を開催する’とか‘~セミナーを開催する’のように、事例Ⅱでは同じサービスでもより具体的な表現を取った方が、よりしっくりします。要するに、「どのように」サービスを提供するか、という部分ですね。(もちろん、~教室と言い切るのが危険そうだったら、上の表現で逃げるという対応も考えられますので臨機応変に対応を!)

②「○○店において、来店客数増による売上げ増が期待できる・・・」
この店はある商店街の中の店舗でしたが、実は、商店街のことに触れなければいけなかった事例です。「商店街全体が伸び悩んでいる」「B社の経営者は商店街振興組合の役員である」と明記されています。単にこの店のことだけを考えるのではなく、商店街とどのようにWIN-WINに繋がるコラボするか、まで、時には視点を広く持って対応することも必要です。

③「大げさな結婚式を好まず、多くの友人や同僚に参列してもらいたい」と思う会社員に対して・・・」
長いですね。実際このように解答していました。具体的なのは良いですが、サービスを提供する相手をこのようにダラダラと書くよりは、ここはシンプルにまとめて、「どのように提供するか」、「その根拠は何か」の方に字数を割いた方が良いです。この部分は‘手軽なパーティ形式の結婚式を求める会社員に対して’のように工夫して切り抜けましょう。

④「自社の施設を活用でき、独自性が出せるため・・・」
新たなサービスを行う根拠の部分ですが、独自性を出すことで終わってしまったら物足りないというか、不自然です。これが最終ゴールではありません。この試験では、大抵の場合、‘高い収益を確保できるため’と言い切ることが大事です(だって、売上が伸び悩んでいることに対する対応なので・・・)

⑤「ホームページで、予約状況を掲載する・・・」
これこそ「あと一歩」。ホームページを活用するところまでは正解でしたが、予約状況(いわゆる空き状況)だけでなく、‘料金’まで載せる必要がありました。日頃ホテルとか航空券を予約するとき、当然書いてありますよね。思いついた自体に満足せず、しっかりとどうあるべきか冷静になって考えてみましょう。

⑥「野菜に関する知識や調理方法を提供する・・・」
①と同じです。こんな回りくどい言い回しよりも、ズバリ‘料理教室を開催する’と言い切る方が、このケースでは確実にBetterな対応でした。もちろん、講師となる人がいること、場所が空いていること等々、根拠は必要です。そこまで盛り込めればBestですね。

⑦「各店舗において、効率的な商品納入量を決定する・・・」
これは、②と若干似ていますが、視点を広く取らなければいけないケースです。ある地域に数店舗構えるチェーン店(食品スーパー)において、最終的には各店舗で何が・どれくらい売れるかを算出するのですが、それをベースに‘売れ残りそうな商品を、柔軟に店舗間で移動する’という発想が必要ですが。これにより、廃棄ロスも少なくなり、全体としては売上げ増に繋がりますよね。もちろん、なかなか思い浮かばなければいけませんが、言いたいのは、先ほどの商店街や、チェーン店の場合は、全体を巻き込んで何かあるかもしれないな、と準備しておくことです。

⑧「○○品を拡充する・・・」
すでに散々言われているかもしれませんが、何かを拡充する場合は、スペースの都合できっと何かラインアップを縮小する必要が出てきます。また、このケースでは、拡充・縮小する商品を、誰が選ぶのか(B社が保有する○○の知識を持った社員)のところまで書けば、十分な根拠になりました。さらに、競合他社と比較しての価格設定までできればベスト。時間が許す限り、より具体的に(もちろん、あくまで与件文から逸脱しない範囲で方策を充実させましょう!

⑨「積極的な商品提案により、売上増が期待できる・・・」
一見正解っぽく見えますが、これだとやはり「どのように」の部分が甘いです。どのようにというのは、例えば‘メールを活用して’とか‘ホームページを活用して’と言った内容です。しつこいですが、事例Ⅱではそこを重視してみてください。きっと与件文にヒントが隠されているはずです。このケースもしっかりと書かれていました。本番でも、そういう細かくサラッと書かれているところを見落さないようにしましょう!

⑩「紳士服ブランドを新たに立ち上げる・・・」
最後のケース。これもあと一歩でした。与件文を元に、紳士服ブランドを立ち上げるところまでは正解でしたが、やはりどう売るのかが書けていない。既存の店舗で売るのか、別の専門店舗網を構築するのか、あくまで顧客に対してどのように提供するかを重視しなければいけません。ブランドを立ち上げること自体で解答が終わってしまうことはまずないでしょう。そんな視点で今まで模試や答練が解答できているか、もう一度確認してみてください。

以上事例Ⅱからの10項目でした。共通する部分が見えてきますよね。何度も言うように、決してぶっ飛んだ発想を求められているわけではありません。あくまで、与件文に書いてあることをベースに、サービス内容や商品を:誰が・誰に対して・いつ・どこで・何を・どのように提供するか丁寧に書いてあげればOKです。もちろん、すべてのケースで全部書けるわけではありませんが、制限字数内に極力多くの要素を盛り込んであげましょう。事例Ⅱならではですよね。
本番では、決して朝一番の事例Ⅰを引きずらないようにフレッシュな気持ちで、、みなさんならきっとできるはずです。
GOOD LUCK!!

byコニケン



みなさんこんにちは、コニケンです。
いよいよ本番まで二週間を切りましたね。段々と涼しくなってきましたが、体調を崩したりしていませんか?いつもしつこいように言いますが、くれぐれも体調管理だけには気を付けてください。ただ、今日が休みの方も多いかもしれませんが、まさにラストスパートの時です!
さて、今日は「あと一歩」シリーズの第三弾、事例Ⅰを取り上げます。事例Ⅰは、以前も書いた通り、私が最も不得意としていた科目であり、実際に配点20点中0~5点しか取れなかった問題(つまり完全な的外れ)も答練で何回か経験しています。これはこれで、根本的に着目ポイントを見直して、せめて半分は獲得していく対応を取らなければいけません。
一方で、12点前後取れている問題ももちろんあり、今回もここであと4~8点獲得することを主眼に置いています。是非一つでも二つでもヒントを掴んでみてください!

①「タイムリーに成果を出せている・・・」
‘成果を出せている’の部分、少しでも具体的にしておきたいです。このときは製造業だったので、タイムリーに‘製品化が実現できている’の方がbetterです。ほんのちょっとしたことのように思えますが、これでもし2点違うのであれば、もったいないですよね。自分の中では分かっていることでも、しっかりと文章化することが大事です。

②「事業部門ごとに管理している協力業者を全社的な一元管理に改める・・・」
一元管理に改めても、それだけではまだ半分しか解決していません。ここから、さらに‘品質やコストの面から評価・選別する’という具体的な実行フェーズのところまで方策を落とし込む必要があります。自分の解答に対して、「これで十分かな?」という視点を常に持ってみてください。

③「事業部門ごとに管理している協力業者を全社的な一元管理に改める・・・」Part2
実は、この問題にはさらに先がありました。‘新たな業者の開拓をする’です。まぁ気付かなかったら仕方ないですが(実際、自分も当時思いつかなかったですし)、言いたいのは、「視野をあまり狭めないこと」です。このときも、既存業者の管理のことばかり頭にあり、それに留まっていました。②でも「さらに先を」と言いましたが、さらにさらに先を見越せればBestです。もちろん、余裕があればですけどね。

④「集中的に育成を行う時間を設ける・・・」
一見良さそうですが、事例Ⅰはやはり組織・人事に関わることなので、具体的に書けるべきところは書くべきです:‘育成者を選抜し、育成に専念させる’。ここまで書き切るときの注意点としては、実際に育成する人が社内にいることを確認することです。いれば、ここまで書かないときっと満点にはならないでしょう。逆にいない場合は、育成を外部に委託するなんて発想にもなりますが、外部の人からのノウハウの伝授は考えにくいですよね。そのときは、解答の軸自体を変えてみてください。

⑤「過剰在庫が生じているのは、適切な生産量の設定が難しい商品を主力としているため・・・」
いま自分の解答を見てみると、安易ですね笑。もちろん、与件文に書いてあったからこのように書きましたが、事例Ⅰがこれで終わるはずがありません。しっかり「組織面」に着目すれば、‘営業部門と製造部門が個別に計画を作成して、実施しているため’というところまで行き着くはずです。こういうことももちろん与件文に書いてあります。この組織をどう変えるかについては、当然別の問題で問われますよね。緊張感のある本番でも、落ち着いて全体を広く見渡すことも当然大事です。

⑥「通常業務から離れた場で、プロジェクト組織を新たに形成する・・・」
限りなく正解に近いですが、さらに、‘プロジェクト責任者に十分な権限と責任を与える’まで書く必要なケースもあります。プロジェクト組織が成功する一つの要素として、一次試験で使った教科書にも載っていますよね。字数を捻出して、この約20字(=1要素)を入れ込みましょう。

⑦「最新情報を仕入れつつ、投資先を判断していく・・・」
内容は間違ってはいませんが、実行フェーズとしては弱いケース。②と同じですね。‘投資の成果を継続的に評価し、投資先の選別を行っていく’。やはり評価・選別というプロセス/サイクルを回すところまで発想を膨らまし、しっかりと要素として加えたいです。

⑧「大手企業との関係強化により、安定受注に繋げる・・・」
このときは、実は‘異業種’の大手企業だったのですが、関係強化・共同研究を行うことのメリットとして、‘大手’であることよりも、‘異業種’であることに着目しなければいけませんでした。‘大手’に着目すれば上みたいな解答になりますが、‘異業種’に着目した瞬間、‘異なる製造のノウハウを入手する’みたいな解答が書けます。他のケースでも言いましたが、とにかく、着目点およびそれに対する根拠・方策を決めつけないことです。思い込みは禁物です。与件文で書かれていることを前提に、極力発想を膨らませて、妥当なものをギュッと織り込むことが、どの事例にも共通して言えるポイントです。時間をかけすぎない範囲で(大事!)、色々な可能性を考えるようにしたいですよね。

⑨「市場調査を専門に行う部署を新設する・・・」
事例Ⅰならではですね。間違っていませんが、これも部署の新設だけで満足せず、②⑦で書いたように、‘販売実績を継続的に評価し、ラインアップを見直す体制を築く’まで触れたいです。さらに、新しい部署を新設するとき、従業員の新規雇用もこの試験としては考えにくいので、どこから引っ張ってくるかは、与件文中で判断し、解答に盛り込みましょう。

⑩「各社が設備投資を行って、激しい価格競争が繰り広げられる・・・」
この事例で取り上げられた業界では、市況価格が大きく変動することの構造的背景を聞かれている問題ですが、着目点は悪くないものの、これもまさに「あと一歩」ですね。間のロジックが抜けています。ここでは、‘各社が設備投資する結果⇒大量生産が始まり⇒供給過剰となり⇒価格が下落する’のような流れをしっかりと書きたいところです。ちょっと考えれば、教科書レベルの知識で常識的に分かる内容の場合は、しっかりとこういう流れまで書きましょう!

いかがだったでしょうか?何か自分の答案で思い当たることはありましたが??要するに、事例Ⅰでは、
・あくまで大半の問題で「組織・人事」に関することが問われていること
・頭の中で何となく分かっている「流れ」を、字数が許す限り、しっかりと順を追って丁寧に書けば、間違いなく+αの点に繋がるということ
です。なかなか点が伸びていない方も、最後まで決してあきらめないでください。まさに私が経験者ですので。
次回は、「あと一歩」シリーズの最終回、事例Ⅱをお送りする予定ですのでお楽しみに!

byコニケン



みなさんこんにちは、コニケンです。
前回、事例Ⅲを題材に、実際に私自身の経験から「あと一歩の答案」を集めてご紹介しました。ストレート生としては、短期間でひたすら事例を解きながら前に突き進むしかない中、ちょっと自分の答案を振り返ってみれば、+2点、+4点に繋がる可能性がありますよ、ということがポイントでした。
この道場でも何度か記事になっていますが、2次経験者も含めて、(一部の超高得点者を除いて)ダンゴ状態が予想される中で、この+2点、+4点は本当に大きく、合否が分かれると言っても過言ではありません。あえて書きますが、決して甘く見ないでください
さて、今回は、第二弾ということで、事例Ⅳの第一問からご紹介したいと思います。みなさんすでにご存じの通り、事例Ⅳの第一問は配点が30~40点、まずは問題文にあった指標を2~3つ選ぶところから始まります。
正しい指標が選べているのであれば、さすがにそれを選んだ根拠もある程度は見えているはずなので、うまく盛り込めればまずは5~6割は取れるはずです。実際、私の演習の答案も、30点問題で16点とか18点というのがいくつかあります。
ここで、(さすがに満点は欲張り過ぎだとしても)安定的に20点(7割)を超えていけたら大きいですよね。そのためにも、事例Ⅲのときは少し性格が異なりますが、また10項目ご紹介します。予め言っておきますが、これをそのまま丸暗記するのではなく、これをヒントに、いま自分の答案がどういう状態か:「何が書けていて、何が書けていないか」もしくは、「自分の答案のクセ」を改めて振り返って欲しいと思っています。
一部、「当たり前じゃん!」という内容も含まれていますが、本番の緊張感に包まれると、意外と書けなかったりします。ぜひ確認してみてください。

①「原因は・・・」
「長所・短所が生じた原因を答えよ」という問題です。セオリー通り、解答の冒頭は上記の通り始めましたが、長所・短所のどちらについて書いているか、分かっているにも関わらず明記していませんでした。このような出題パターンの場合、事例によって、長所:短所が2:1もしくは1:2になりますが(3:0、0:3だったらちょっとイジメですね笑)、どちらについて書いているか、「短所の原因は・・・」としっかりと明記しましょう。これだけで+2点になれば儲けもの!

②「収益性に問題がある。」
事例Ⅳの第一問は、多くの場合、安全性・収益性・効率性の3つの視点で見ることが多いですが、よく最後の結論で上のように書きがちです。一見良さそうですが、同業他社と比べて収益性が「低い」もしくは効率性が「高い」としっかりと言い切ることです。数字の比較をしているわけだから当然ですよね。こういうところにも気を遣っていきましょう。

③「設備の維持・管理にかかる費用が・・・」
丁寧に説明しているつもりでも、字数を食う上に、逆にボヤけてしまいます。この場合、「労務費と修繕費がかかる」と言うように、具体的な費用項目を書きましょう!

④「同業他社に比べて資産が多いため・・・」
これも一見良さそうですが、明らかに多いのであれば、与件文のどこかに「何の」資産が多いのかきっと書かれているはずです。ちなみに、このときは同業他社と同等の売上高に対して、「生産拠点を2か所も保有している」がポイントでした。それをしっかりと解答に盛り込むことが大事です。

⑤「歩留りが低い・・・」
③と似た内容ですが、やはりここでも具体的にB/S・P/L上でどこに響いているのかを具体的に指摘する必要があります。このときは、「廃棄損の負担が大きい」が一つの指摘事項でした。

⑥「歩留りが低い・・・」Part2
⑤と同じ文言ですが、P/Lの指摘だけで満足せず、B/Sも見てみましょう。このときは、歩留りが低い⇒多くの原材料を保有する必要がある⇒棚卸資産の効率性を悪化させているというところまで気付ければ、間違いなく+4点に繋がりますよね。

⑦「費用を借り入れている・・・」
2次試験は、「どう(how)書くか」よりも「何を(what)書くか」の方が重要と言うことは散々強調されていますが、、やはり診断士を目指すものとしてはもう一歩上のレベルで書きたいところです。どのように借り入れているのかを具体的に明示して、「短期借入金で補填している」のように書ければ模範解答レベルですね。(もちろん、ここで重要なのは文章のカッコ良さではなく、「短期」ということを指摘することです)

⑧「労務費が多い・・・」
これも私が△だった問題です。指摘している項目は間違っていませんが、ここでは「売上高の減少に対して、“固定的な”労務費がかかっている」、つまり固定費としての労務費が強調できればベストでした。頭の中では分かっているはずなのに、書けていないパターンです。この事例Ⅳ第一問は決して難しいことは要求されていませんし、基本的には与件文+B/S+P/Lから読み取れることしか書けないはずなので、①の長所・短所のように、気づいていることは極力盛り込んで、解答を充実させましょう!

⑨「必要資金を借入金で補填している・・・」
このときも、「必要資金って何?」がポイントでした。ボヤかす必要は全くありません。⑦も踏まえて、例えば、「“労務費の”必要資金を“短期”借入金で補填している」と書けば、+6字で+4点に繋がったりもします。大きいですよね!

⑩「設備の稼働率が低下している・・・」
ラストです。稼働率が低下しているということは、生産量が減少しているのが起因しているのはある意味明白ですが、「生産量が減少して」を冒頭に書きたいですね。日頃から字数に余裕が無い場合は、解答のどこかしらにムダがあるかもしれません。そんな視点でも是非自分の答案を振り返ってみてください。私も自分の答案を見れば見るほど、ダラダラと1要素を書いているものが多いです。事例Ⅳ第一問は使える字数が比較的少ないので、書くべきことはきちんと盛り込みつつ、文章自体はキュッと引き締める必要がありますね!(もちろん、日本語にこだわりすぎて時間が無くなった、なんてことが無いように注意してくださいね)

以上、今回も10項目ご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?冒頭にも書いたように、もう一度自分の答案を振り返ってみて、足りないところを見つけてみてください。
一次試験が終わったころ、ブログでもセミナーでもストレート生向けに「きっとどこかのタイミングでググッと伸びるはずだ」と言いましたが、それが今です!(某予備校のCMみたいですが・・・)
本番まであと三週間、いまは苦しいときかもしれませんが、是非ここで踏ん張って、最高の形で10/21を迎えましょう!
応援しています

byコニケン



みなさんこんにちは、コニケンです。
二次試験までいよいよあと一カ月です。今日仕事が休みで、一日勉強されている方も多いと思います。まだ暑い日々が続きますが、くれぐれもあるレベル以上の「無理」はせず、体調には十分に気を付けてくださいね。

さて、ストレート生のみなさんも、演習を積み重ねることで、ある程度は二次の試験形式に慣れてきたと思いますが、演習でなかなか思うように点が伸びない方もいるかもしれません。実際私も受験生時代、その一人でした。
答案が返されて、模範解答と比較すると、「書けそうなのに書けてない…」と感じたことが何度あるか…
特に、事例Ⅰは点が大幅に伸びることがあまり期待できず、ⅡとⅣはそこそこ取れていた中、事例Ⅲをもっと伸ばしたいとどれだけ思っていたことか!
まず一つ言えるのは、「与件文に書いてあること(C社の強み・弱み・経営課題等)を、適切な問題にきちんと盛り込んであげれば、それだけも十分に得点になる!
だから模範解答を見たとき、決してぶっ飛んだ発想ではなく、「書けそう」と思えるのですよね。当時は、それをきちんと盛り込むことをサボって、色々と想像で書いたり、同じエッセンスの繰り返しを書いたりして、字数を損していました。他の執筆陣もしつこく書いていますが、あくまで出題者の要求に従って、与件文に点在する根拠と、丁寧にリンクさせて解答していくことが大事ですよね。

いま私の手元には、ちょうど二年前、ストレート生としての事例Ⅲの演習や過去問の解答がありますが、大体40点前後です。何でイマイチ点が伸びなかったのか、「あと一歩」のところが書けなかったのかを10事例ほどご紹介をします。
みなさんも是非自分の解答と照らし合わせてみてください。一つでも二つでも、参考になれば幸いです。それを掴んで頂き、ここで+10点稼げれば大きいです!また、同じような視点で、自分の解答を分析してみると、さらに見つかるはずです。
まさにこれがストレート生のBreakthroughに繋がるきっかけですね。
*以下、自分の受験生時代の実際の解答(抜粋のため、多少アレンジしているものあります)と、それのあるべき姿を、10事例順不同で挙げます

①「独自のノウハウを持っているのが強みである・・・」
書きがちですね。ただ、具体的にはどのようなノウハウ?なぜそれが競合他社と比べて、強みとなっているか?まで、しっかりと根拠を書かないと、満点の解答にはなりません。第1問で必ずと言っていいほど出題される強み・弱みの列挙、せっかくだから、安易な列挙ではなく、その周辺のところまで盛り込みましょう。

②「顧客ニーズに対応しやすいのが強みである・・・」
①と同じです。なぜ顧客ニーズに対応しやすいのか?当社の何が活かせるのか?さらに、字数さえ許せば、ニーズに対応できる結果、何に繋がるのか(ex:競合他社との低価格競争を回避できる)まで書ければ満点です。たとえ書けなくても、もしかしたら他の設問で盛り込むことも考えられます。

③「新市場に事業を拡大することで、現主力製品の製造への影響が懸念される・・・」
苦し紛れの解答ですが、影響って具体的にはどのような影響?「稼働率が落ちる」というところまで書きたいですね。なぜそれが起きてしまう?それに対してどう対応する?がきっとそのあとに続くでしょう。それを予め整理した上で書きたいです。

④「顧客からの、品質要求レベルが高まることが考えられる・・・」
ネガティブ(脅威的)なニュアンスで書きたかったのですが、やはり明記しないから、そのあとに繋がりません。C社はそれに対応できるのか、できないのか?対応するとしたら、どのように対応できるのか(もしかしたら、機会になるかもしれません)?対応しないと何が起きてしまうのか?等まで考えていきたいです。

⑤「若手従業員の教育が経営課題である。なぜなら、高齢化が進んでいるからである・・・」
仮に視点はあっていたとしても、もう一歩踏み込んで、例えばC社の保有技術は「機械化が難しい」「マニュアル化が難しい」から、熟練作業者によるOJTが必要である、等まで盛り込む必要があります。100字以上があった場合は絶対にそこまで考えなければいけません。そして、根拠は必ずと言っていいほど、与件文に書かれています!

⑥「強みは、特殊加工ができることである・・・」
単にこれで終わらせるのではなく、その特殊加工ができることで、「対象市場が拡大できる」とか、「作れる製品の幅が拡げられる可能性を持っている」まで書きたいです。まさに「あと一歩」の解答。。

⑦「ボトルネックとなっている○○工程の人員を増やす・・・」
人を増やすことは、結果としては間違っていなかったのですが、「どのように」増やすのかが大事ですよね。純増は考えにくいです。他の○○工程からの配置転換をする、その埋め合わせとして、さらに○○のような対策を取る、そしてそれはきちんと成立する根拠、、まで書く必要があります。

⑧「生産を、受注順ではなく、似た素材ごとにまとめて・・・」
これも、結果としては間違っていませんでしたが、受注順(before)で作ると○○のような問題が起きている、それを似た素材ごとにまとめる(after)でそれが○○のように解決する。その理由は○○。まで書ければ満点です。

⑨「強みは、検査体制を保有していることである・・・」
一見良さそうですが、ほんのちょっとした言葉の差です。これを、与件文そのままではなく、「厳しい品質管理ノウハウを保有している」のように言い換えられれば、より一層強みが引き立ちます。(もちろん、ストレート生的にはここまでなかなか要求できませんが、ちょっとした発想の転換です)

⑩「段取り替えのタイミングを柔軟に行う・・・」
これも、一見ありがちな解答ですが、やはり設備の稼働率を上げるには、やはり段取り替え自体を「減らしたい」ですよね。その方策がないかをまずは考えるべきです(実際、模範解答は「減らす」方でした)

みなさんいかがだったでしょうか?「あと一歩」というところを感じて頂けたでしょうか?ストレート生はなかなか難しいですが、他の事例も含めて、本当にこれが一つでも二つでも+αで書けるかが勝負です。
我武者羅に過去問を解くのもいいですが、是非この機会に、自分の返却答案や、過去問ノートを見て、何が足りないか分析してみてください!応援しています!!

byコニケン



みなさんこんにちは、コニケンです。一次試験からちょうど一カ月が経ちましたね!本当に早いですね。。二次セミナーから一カ月経ったこともまだ信じられません。。
調子はいかがでしょうか?TAC二次公開模試も終わり、ストレート生でもそろそろ80分の使い方が見え始めたころだと思います。ただ、まだなかなか点数に結び付かないという方、、決して焦らないでください!
しっかりと復習にも時間をかけ、以前ご紹介した視点で自分の解答を分析することで、着実にレベルアップはしているはずです。そして、九月後半をメドに、一気にBreakthrough(=色々と見えてくるタイミング)を起こしちゃいましょう!そのままの勢いで、ラストスパートをかけて、10/21が迎えられれば最高です。

さて、今日は事例Ⅲにフォーカスして書きます。事例Ⅲの題材としては、「生産財を受注生産で製造する中小製造業」であることがほとんどですが、「製造業なんか普段関わらないし分からないよ!」と思われて、苦手意識を持っている方も多いかもしれません。
まず言いたいのは、自社の強み・弱み、経営上の問題点とその原因までしっかりと押さえられれば、たとえ具体的な改善方策まで行き着かなかったとしても、約半分は点数が取れるはずです。
アンドロメダさんも書いていましたが、特に事例Ⅲでは、ほぼすべての設問で「問題点(課題)-原因-改善策」をセットで考えます。設問が仮に「改善策を挙げよ」とだけ書かれていたとしても、その根拠としての問題点・原因等を解答に盛り込むことを暗に求められていると考えても良いです。「やけに字数が多いな…」という場合は間違いなくそうですね。
つまり、その設問に関連した問題点・原因まで書けていれば、ほぼ間違いなく中間点はもらえますし、与件文【C社の概要】【生産の現状】等の項目に、はっきりと記載されていることも少なくありません。
これができた上で、具体的改善策まで1問でも2問でも行き着けば、合格レベルに十分入り込めるでしょう。
さて、以下に私が事例Ⅲを解く上で採っていた7つのSTEPをご紹介します。決して特別なことではありませんが、試験が始まり、与件文・設問を読んだ後の20~30分でこの7つが押さえられれば、自ずと解答が書き出せていけるでしょう。

1.C社の経営課題は?
多くの場合、QCDのCDに相当する「コストダウン」とか「短納期要請への対応」ですよね。もちろん、Qに関して「不良率の削減」等も考えられます。
「与件文の必ずどこかに書かれていますし、設問で必ず問われるので、逆にそこで確認していくのでもいいです(どの事例にも共通して言えること!当たり前ですが、作問者が聞きたいこと・我々にフォーカスしてほしいと思っていることは、そのまま設問に書かれていますよね。それを忘れないでください。)

2.自社の強み・弱み、外部環境の状況は?(SWOT分析)
事例Ⅲの定番ですね。特に自社の強みは第一問で問われることがほとんどです。必ずC社には何かしら強みがあるはずです。「強み」とは「他社との差別化要因」のことであり、さすがに何も持っていないと、変化する外部環境に対して、競合他社と勝負できません。。
以下、代表的な「強み」を挙げます。与件文に書かれている強みは、漏れなく押さえてください。
「短納期要請への対応力」「企画営業力」「デザイン力」「特殊技術の保有」「熟練作業者の保有」「得意先からの安定的な受注」「大学との共同研究」etc・・・

3.生産プロセスは?
C社は製造業なので、必ず何らかの生産プロセスを持っているはずです。言葉で書かれていることを、簡単な図に表しましょう何工程あるのか?どれくらい時間がかかっているか?特殊技術が使われているのはどこか?等を把握します。

4.業務プロセスは?
受注~納品までの流れを把握しましょう。これも簡単な図で表します。問われるのは、生産そのものだけでなく、営業活動(受注時点)のところかもしれません。外注先を活用しているとしたら、それもきっとポイントとなるはずなので盛り込みます。また、必ずと言っていいほど問われる「情報のやり取り」についても、この場で現状を把握しておきます

5.人員配置は?
3.と4.に関連して、どこにどれくらい人がかけられているかを確認します。ここでも、生産の各工程の人数だけでなく、営業・事務等の間接業務に何人配置されているか、C社の規模をできるだけ具体的に押さえておきます。

6.結局のところ、ムダはどこ?
3~5がしっかりと整理できれば、問題となる箇所を、自分が作った図中に〇で囲めるはずです。与件分内のキーワードは「仕掛品が滞留している」「手待ちが発生している」「捨てている」「やり直しが発生している」「・・・等です。
まずは、ECRSのE:Eliminateが基本となるので、どこの作業が省けるか、それをどのように実現できるかから考えてみてください。それがそのまま改善策に繋がります

7.改めて、克服すべき主要課題と、活用できる自社の強みは?
1と2ですでに挙げていますが、3~6で全体像が把握できたところで、設問文を踏まえた上で、「改めて、克服すべき主要課題と、活用できる自社の強みは?」を確認します。これがそのまま解答の骨子になるはずです。

以上7つのSTEPを30分以内目安で押さえられれば、あとはどの問題にどれを使うかを考えて、解答を作成するだけです!(と言っても、実際はそうすんなりは行きませんが。。)
各問題、最後の方策まで行き着かなかったとしても、7つのSTEPが踏めていれば、冒頭に話したように、問題点(課題)と原因と方策の導入部のところまでは、きっと書けるのではないでしょうか?
他の事例にも言えることですが、最初に整理した根拠等をどこの設問に使うか迷うことがあるはずです。うまく切り分けられればもちろんベストですが、なかなかうまくいかない場合は、一番ポイントとなりそうなものを、迷った各設問の解答に少なからず盛り込みましょう。間違った問題に根拠を入れてしまって、0点になるよりは、どこかでしっかりと拾うことが重要です。

【補足】
「やるべきか否か」が問われていたら、否になる可能性もしっかり意識して根拠を探す。単に「やるべき」だけだと、そもそも問題になっている意味がなくなることが多いです。そして、「否」と答えた場合は、その根拠と併せて、必ず代替案を提示します

「外注先の活用」には要注意です。有効に活用できれば別ですが、QCD目標を達成する上で、何かしらネックになっている事例が多いです。特に、外注に「依存している」という場合は必ず何かしら問題点が潜んでいます。意識しながら与件文を読んでみてください。

・アドバイスを求められたとき、単に「作業者を増やす」は優先順位としては間違いなく後の方です。そんな金銭的な余裕があったら、きっとすでにそうしていますしね。まずはムダを省くことが先決です。もちろん、人員を増やさずに、「社内での役割分担を見直す」ことは大いに考えられます。(事例Ⅲだと、営業と現場との行き来は簡単にできるものではありませんが)

以上、事例Ⅲを解くときのポイントをご紹介しましたが、いかがでしたか?いつも言っていることですが、決して苦手意識を持たないでください!その時点ですべてが止まってしまいます。
7科目あった一次試験と違って、一つ一つの事例でしっかりと稼いでいかないと、間違いなく合格ゾーンまで辿りつかないでしょう。
また、二次の勉強を是非いま以上に楽しんでください。しっかりと分析をして、改善策まで辿りつけたら、純粋にワクワクしませんか?私はいつも閃いたときワクワクしていました。
みなさんが合格されて、実務補習を受けるときも、きっとここでの学習は役に立ちますし、日頃の業務でも活かせるものは多いと思います。
是非これから先も、経営者の視点で・全体を見渡しつつ・柔軟な発想で、一つ一つの事例に取り組んでみてください。応援しています!

byコニケン



みなさんこんにちは、コニケンです。
まだまだ暑い日々が続きますね。クーラーのかけ過ぎで体調を崩したりしていませんか?2次に向けて突っ走るのも大事ですが、体調管理が大前提となりますので、あまりにも無茶なこと(毎日3時間睡眠など…)はやめて、是非日頃から万全の状態で取り組んでください
何より、マークの一次と違って、2次では、しっかりと与件文を分析して、改善策・提案まで考えなければいけないので、ボーっとした状態だと絶対に点に結び付く解答は書けません
これは、毎週の演習にも言えることですよ。金曜遅くまで飲み過ぎて、土曜朝一の演習が全然ダメだったなんてことは、二カ月しかない学習期間の中ではあまりにももったいないです
*実は、私が受験生時代、一回だけやってしまいました。。金曜あまりにも調子に乗って会社同期と飲み過ぎて(少しだけストレスが溜まっていた?)、翌日の演習はボロボロでした。。その反省を踏まえて言っています。

さて、今回もストレート2次受験生に向けて、3つお伝えします
・2次学習計画の重要性
・演習の復習:「何が足りなかった?」編
・ワンポイントアドバイス

○2次学習計画の重要性
予備校に通っている方は、一周目として事例Ⅰ~Ⅳまで一通り終わった方が多いと思います。それぞれの事例の違いは実感できましたか?一見同じように見えても、実は意外と各事例にはちゃんとした特徴があることが、何となく分かったかと思います。これを踏まえて、今後しっかりそれぞれの事例に対して、きちんとした対策を立てていくことが大事です
さて、本題の学習計画に関して。今日まず言いたいのは、「演習の復習だけで一週間が終わらせないこと!」です。
たしかに復習は大事です。そして、2次に取り組んだばかりで、復習に時間がかかることも事実です。ですが、しっかりと計画的に取り組まないと、本当に目先のこと:演習の復習でいっぱいいっぱいになり、あっという間に翌週の演習になってしまいます。
以前も書いたかもしれませんが、私は2か月で合計48事例解きました(ある意味最低限の数かもしれません。。)
予備校で採点付きで解いたのが20事例(直前演習、最終集中特訓、模試、直前セミナー)、自己採点で解いたのが28事例(過去問5年分、TAC問題集)です。誰もに共通することですが、自己採点で解いた方が多いです。
実際、仕事がある日は、一日一事例解くのがやっとでした。ほとんどの方もそうだと思います。そうすると、1週間で1年分・4事例解くのがやっとです。
これが意味することはお分かりですよね。。
まずは、①2次までの2か月スケジュール(どの年度をいつ解くのか)を立てて、全体感を掴んでください。改めてヤバさが分かると思います。
そして、それを②1週間のスケジュールに落とし込んで(仕事の予定が見えると思うので)、
さらに③1日のスケジュールまで落とし込む。
これを見ると、当然のことだと思いますが、最初の時期はなかなか学習方法がつかめない中、意外とできないものです。
日頃使っている手帳でも、新しく買ったノートでも、何でもいいので、学習計画・スケジュール管理(予定vs実績)がまだの方は、早速今日から初めてください

○演習の復習:「何が足りなかった?」編
いま私の手元には、おととしの演習の問題・答案・解説があります。事例Ⅲで、35点です。40点突破がまだ遠く(?)感じていた時期です。
当然製造業に関する問題ですが、第2問を例にとってみましょう。
「(一部省略)C社は作業内容をどのように改善すべきか、120字以内で述べよ。」事例Ⅲでよくありがちな問題ですね。
私はこれが20点中4点でした。

改善策をひたすら挙げていけば何か当たるだろう」と思い、実際それが全面に出た解答になっています。
しかし、大事なのは、ただ思いつきで解答を複数挙げるのではなく、なぜそれが有効なのかを答えてあげることです。
実際、採点基準としても、その「根拠」のところで8点分(2要素)取られています。また、改善策についても、全く独立したものが12点分(3要素)あるわけではなく、しっかりとロジックが組まれたものになっています。

これが最初は分かっていませんでしたし、ストレート生のみなさんも最初は抜けてしまうところだと思います。よって、言いたいのは、改善策を聞かれていたとしても、その背景・根拠も挙げることで、しっかりと説得力のある提案に仕立てることです。
逆に、そのロジックが組めなかった場合、合っている可能性は低いですよね。。(もちろん、1か月半後にこのレベルになっていればいいです!)
この問題のポイントは製品が「滞留」していること、「手作業」であること、2部品を「ロット単位」でまとめて次工程に送っていることでした。
さすがに滞留していることが問題点であることには気づきましたが、これに対して、「アルバイトを雇って滞留をなくすこと」と解答しています。資金繰りに苦戦している企業はこんなことはできませんよね。。
ましてや、「手作業」に対して「ロボットを導入すること」なんてもちろん書けません(稀にそんなことを求められるかもしれませんが)
本当は、「ロット単位」のところに注目して、現状はまとめて次工程に送っているところを、「できたものから順次次工程に送る」のが正解でした。そして、それが「なぜ有効なのか?」「なぜそれが実現できるのか?」まで書ければ満点の解答でした。
なかなか最初はこのレベルまで行き着きませんよね。でも、復習のときに解説を読みながら、こういうところを確認して、改めて自分で解答を作成してみるのです。
そうすると、しっかりと5要素を織り込んだ上で、120字に収まることが分かります。最初はちょっと感動してしまいまいた。と同時に、当然自分の力でこれを書けるようになりたいと強く思いました。みなさんもそう思って頂ければ嬉しいです。

○ワンポイントアドバイス
どの事例にも共通して有効なのがSWOT分析
分析の詳細内容は言うまでもありませんが、やはり与件文を読んだ時点で、問題の隅に簡単にまとめることをオススメします。
実際、与件文としても、あからさまにSWOTの各要素が何かか見えるように書かれているものも多いです(そうじゃないと解けませんよね!)
必ずどこかの問題には使います。いきなり解答を書き出すのではなく、どの問題にどの要素を使うのかを考える意味でも、日頃から習慣にしてみてください。

○最後に
実は、私は今日が実務補習最終日です。今からクライアント先に行って、最終報告をしてきます。
昨年は小売でしたが、今回は製造業です。正直、ここ一週間ほとんど寝ていませんが、最後はいい提案内容がまとまりました(と信じています…)。
一つでも二つでも社長さんに響いてくれたらと思っています
是非みなさんも一日も早くこれを体験して頂きたいです!まずは10月にしっかりと2次を突破して、笑顔で年末を迎えられるように、これからも頑張っていきましょう!
byコニケン

P.S 昨日の日経の一面に中小支援に関する記事が載っていましたね。2次の学習をしている今、是非こういう記事も日頃からチェックしてみてください!



みなさんこんにちは、コニケンです
1次試験から間もなく2週間が経とうとしています。OPEN DAYでもみなさんから本当にたくさんのコメントを頂きましたが、時間が経つのもあっという間ですね!
2次を初めて受ける方にとっては、新たなチャレンジが始まっていると思います。3代目執筆陣がお送りしている、2次スタートダッシュ特集は今のところいかがでしょう?徐々にイメージが湧いてきましたか?
何度か記事でも書きましたが、私も1次が終わるまで、2次の勉強は一切取り組みませんでした。最初は全く何が何だか分からず2次の学習を始めましたが、それでも2か月半という短い期間、やるべきことを明確にした上で、あきらめず最後まで突き進んだからストレート合格が手に入れられたと思っています。
まだ2週間ですが、「ああ何だかヤバそうだな・・・どうせ一発で受かりっこないよな」なんてモヤモヤ思っているあなた、改めて強調したいのは、絶対にここで諦めないでください!
たしかに2次経験者と比べると、最初の実力差が大きいのはたしかです。模試でボロボロになることだってあり得ます(実際私がそうでした)。それでもある時点でコツがつかめれば、一気に道が拓けてくるはずです!そのある時点が10/21の本番前に来ればいいのです
「余裕」のレベルに持っていくことは、普通に考えたらとても難しいことなので、とにかくそのギリギリのところで合格レベルを超えられるように、みんなで頑張っていきましょう!
本道場でも、来週から各事例に関する具体的なポイントについて書いていきますので、是非参考にしてみてください。

さて、予備校の講義を受けている方(週末生の場合)は、明日からいよいよ第一回目の演習(事例Ⅰ&Ⅱ)が始まると思います。今日の記事は、先日のスタートダッシュセミナーで私が言ったことも散りばめつつ、初めて演習を受ける方にとって①受講前 ②受講中 ③受講後という各フェーズで簡単にポイントをご紹介していきます

①受講前
みなさん、さすがに過去問一年分は解きましたか?各事例の出題形式、主要論点など、何となくはイメージ湧きましたか??
まだ過去問を解いていない方。厳しいですが、早くも少し遅れていますよ!是非これから挽回していきましょう。
とは言えもちろん過去には戻れないので、せめて与件文と問題文を一回読むだけでも今夜中に済ませておきましょう。やはり、どんな出題形式か分からずいきなり立ち向かうのは厳しいですよ。
あとは、少しバカバカしく思われるかもしれませんが、鉛筆で文字を書くことに慣れておきましょう。普段パソコン・携帯での文字入力がほとんである我々にとって、最初は意外と手が動かないものです。明日までに問題を解く時間がない方は、各与件文の最初の段落を書き写すあたりから準備を初めてください。「100字の長さ」というものを体感して頂きたいです。

すでに過去問を一度解いた方。本当におつかれさまでした。最初は本当に疲れたと思います。今夜は、もう一度各事例が何を主要論点にしてくるかをテキスト等で確認して(事例Ⅰ:組織・人事、事例Ⅱ:流通・マーケティングetc)、T〇Cであれば先週使った直前講義テキスト一次テキスト該当部分を改めて読むことをオススメします。
決して知識重視の試験ではありませんが、やはり最低限の引き出しがないと、与件文に対する解釈の幅、そして問題文に対する解答の幅が残念ながらその時点で狭まります。
その際、単にテキストを読んでフムフムと納得するだけでなく、2次だからこそ、自分の言葉で実際に書けるレベルまでになっておく必要がありますよ。なるべく早い段階で押さえておけば、きっと後が楽になるはずです。
あとは、一度解いたのであれば、初めての80分間を振り返った上で、「次は80分をどう過ごすか?」という作戦を立ててみてください。アンドロメダさんの記事も参考になります。
本番までに平均して12~15周(48~60事例)解くことになると思いますが、毎回これをブラッシュアップして、問題文にどのように線を引くか等も含めて、自分の解き方を確立していくことになります。それを確立するためにも、毎回良かったこと・悪かったことを自ら振り返ることが大切です。最初の演習に向けて、初めての「振り返り」を行ってみることをオススメします。

②受講中
さて、いざ演習本番。自分の机で解くのと違って、教室だとある程度緊張感に包まれていて、隣の人が自分より早く解答を書き出したら、多少焦ることもあるかもしれません。
まず言いたいのは、マス目をしっかり埋めるところから始めましょう。当然、マス目を埋めないと点数に繋がりませんし、せっかく先生に添削してもらえるのに、何も書いてなかったら見てもらうことすらできません。
80分間という時間はたしかに短いですし、「こんな解答でいいのだろうか・・・ハズカシイ・・・」と不安に思ってしまうかもしれませんが(最初から完ペキな解答を書ける人なんていません!)、まず初めのうちは埋め切ること・書き切ることを意識しながら取り組むといいと思います。

もちろん、ただ埋めるだけでなく、今のうちから是非意識したい解答の基本方針としては、
・約20字で1エッセンス
⇒100文字の解答なら4~5要素は盛り込む必要アリ。カッコいい(まわりくどい?)日本語を目指すのではなく、シンプルかつ端的に!

・問題文に沿って答えればきっと大幅に外れることは無い
⇒「問題点と解決策を100字で述べよ」と聞かれたら、「問題点は~と~(40字)。解決策は~と~(60字)」のようなイメージで書けば良い

・並列列挙ももちろん可
⇒日本語的になかなか繋げにくかったら「問題点は①~②~③」といわゆる箇条書き風にするのもアリ。ただし、列挙するもののレベル感をある程度合わせることも大事。

③受講後
一週間後に添削されて返却されますが、まず言えるのは、点数に一喜一憂しないこと!(さすがに分かっていると思いますが…)
最初のうち、特に事例Ⅰは点数が絶望的に低いのは仕方がないことです。「こんな点数、人生でも取ったことがない・・・」なんてことがあるかもしれませんが、ここでくじけないことが、ある意味ストレート生にとっては一つの分かれ道です。2か月後に50~60点レベルまで持っていければいいのです。
逆に、予想より点数が高かった方。事例Ⅱだとあり得るかもしれません。前に進むモチベーションにして頂くのはもちろん良いことだと思いますが、1次と違って、最初のうちは点数がなかなか安定しないのも2次の特徴です。もしかしたら、2周目は一気に点数が落ちるかもしれません(実際私もそうでした)
「高得点だから復習は程々でいいや」なんて決して思わず、振り返り分析はしっかりとやりましょう
以下、セミナーで言ったことですが、答案返却後、自分の解答と模範解答との差を確認するとき、ただ何となくその「差」を見るのではなく、しっかりとチェックすべきポイントに従って見ていくのがいいでしょう。
その「ポイント」というのは、演習直後の解説講義や模範解答の解説にも散りばめられていますが、その一部はこんな感じです:
・要素として何が足りなかったか?
⇒解答に書けたことよりも、しっかりと解説を読んで、書けなかったことに着目しましょう(もちろん、この時点でしっかりと書けた点は自分を誉めて良いです)

・なぜ見つけられなかったか?
⇒大事なポイントだと見破れなかったか??鉛筆で問題文中にマークできているのにもかかわらず、解答作成のときにうっかり見落としていたなんてことも。。

・なぜ思い浮かばなかったか?
⇒冒頭にも言ったように、解答の幅を広げるためにも、最低限の知識はしっかりと押さえましょう

・なぜ要素を当てはめる問題を間違えてしまったか?
⇒2次で最もありがちなことです。正直、色々と見えてくるようになればなるほど、どの問題にそれを使うか迷うようになります。しかし、基本的に使う問題は一つです。それを間違えてしまうと、2問分落とすことになり、モッタイないですよね。「自分がなぜこの問題にその要素を使ったのか、なぜこちらの問題の方がより相応しいのか・・・」など、解説を参考にしながら自問自答してみてください。

これを毎回やっていくと時間がかかりますよね!でも、2次の学習というのはそういうものなのです。これを12~15周やるためには、本気で時間を確保して、休みなく全力で取り組む必要があることがよく分かると思います。
実際、最初で最後の2次模試まであと2週間。いきなり良い結果はなかなか望めませんが(私はD判定でボロボロでした。仕方ない、と言ったらそれまでですが…)あと2週間でもやれることはしっかりとやっておきたいですよね。
次週からは、事例Ⅳの財務・会計を中心に、第一問の経営分析対策および具体的な勉強法等について記事をお送りしますので、お楽しみに!

~最後にご連絡~
先日のセミナーにご参加されたみなさん、貴重なコメント・フィードバックを多数頂きありがとうございました!自分もプレゼンターだったので、本当にありがたく思っています。必ず次回以降に活かします。
さて、アンケートをご回答頂いたにも関わらず、まだプレゼン資料のPDFが届いていない方は、同じ連絡先にご一報頂けないでしょうか?(何名の方で送信エラーが発生しております)。ご協力よろしくお願いいたします

ちなみに、私は本日から2回目の実務補習です。前回は小売でしたが、今回はガラっと変わって製造業なので、また色々と学べることにとてもワクワクしています。
まだまだ暑い日が続きますが、お互い頑張っていきましょう!

byコニケン



みなさんこんにちは、コニケンです

いよいよ1次試験が終了しましたね。まずは、本当におつかれさまでした!!
もちろん自分も経験済ですが、こんな真夏に丸二日間の試験というのは本当に大変ですよね。。これを乗り越えたことも、人生で一つの大きな経験ですし、自分に自信を持って良いと思います
思い通りに解けた科目もあれば、出題形式が変わっていたり、難化していたりして、すんなり解けなかった科目もあるはずです。でも、この一年間精一杯頑張ってきたからこそ、「今」があります

どうしてもこのような試験の後は、「ああすればよかった…」「なんであんなのが分からなかったんだろう…」的なネガティブ思考が先行しがちですが、、「やれることはやった」という強い気持ちで、明日午前の協会からの正解発表を待ちましょう。先週の記事にも書きましたが、2次試験に向けた良いスタートを切るためにも、今日くらい息抜きするのは当然OKだと思います!

そういう中、昨日の記事でも告知させて頂きましたが、1次試験が終わった今、是非みなさんの今の率直な「思い」をこちらのコメント欄まで聞かせてください
・試験を終えてまず言いたいこと
・試験問題のグチ
・あの人に伝えたい感謝の気持ち
・明日の正解発表後、喜びの結果報告
・2次試験に向けた抱負・決意表明
等、何でもOKです

ちなみに、見事体操・個人総合で金メダルを獲得した内村選手のコメントはこちらです。やはり「感謝・恩返し」の要素が滲み出ていますね:
「(金メダルは)重たいし、一番輝いています。いまも夢みたいでちょっと信じられないです。(支えてくれた方々に)ただただありがとうと言いたいです。これか
らも体操人生は続くので、演技で恩返ししていければと思います」

コメント投稿で思いを出し切って(もちろん、家族への感謝の気持ちは直接伝えて頂きたいですが)、今夜みなさんがグッスリ眠れることを祈りつつ、明日の2次スタートダッシュセミナーで多くのみなさんとお会いできるのを楽しみにしています(定員いっぱいまでお申込み頂きありがとうございます!)

byコニケン



みなさんこんにちは、コニケンです
連日オリンピックの話題で盛り上がっていますが、みなさんの戦いもいよいよ始まりますね!ストレート生にとっては、おそらくこのような大きな試験を受けるのは○○年ぶり(私の場合は大学受験ぶりでした)だと思うので、緊張と不安も色々とあるかもしれません。
ただ、ここまで来たらあとは自分が一年間一生懸命やってきたことを信じて楽しむしかないです!一生懸命取り組んだことを思う存分発揮できる場があるって素晴らしくないですか?
合格者一覧に自分の受験番号が載っていることを想像してみてください。きっと長い人生の中でも上位に入る達成感が味わえるとともに(実際に私は味わえました)、自分の可能性が一気に広がる素晴らしい世界への道が拓けます。それを考えたらワクワクしてきませんか?
忘れてはいけないのは、競争相手がたくさんいるオリンピックと違って、まず一次に関してはあくまで420点というハードルを乗り越えればいいのです。しっかりと準備をして、実力を出し切ればきっと2次試験の切符が手に入るでしょう

ではその準備は?私の場合はこんな感じでした:
【5日前~2日前】
・全科目必ず一回ずつは「不安なところ・チェックしたところ」に目を通すようにする。決して新しいことには手を出さない。
・上司の理解を得て、朝/夜の残業は最小限にして、とにかく規則正しい生活を送る。私の場合は、大体5:00~5:15を目安に起きて、夜は11時前にはスッパリと寝ていました(やはり最低6時間は睡眠時間を確保したいところです)

【前日】
・会場最寄駅から会場までのルート、そして乗る電車を確認。当然、多少電車の時間が遅れたり、乗換がスムーズにいかなかった場合を十分に考慮した計画を立てる。
・受験票、筆箱、アメ等、必須アイテムをカバンに入れる
・男性でも、長袖のシャツを絶対に1枚持っていきたい。私が受験した立教の教室は本当にエアコンで激寒でした!(TACの先生のアドバイスがあって本当に良かった。。)
・あとは、本当に最後の最後のチェックを軽くしつつ、基本的にはリラックス。なかなか眠れないことを見越して、いつもよりも早めにふとんに入る(実際、色々と考えて、いつもより眠りにつくまでが少し長かったのを覚えています)

【本番当日】
・最大のポイントは、前の科目のことを絶対に引きずらない!何度か自分の記事で書いた通り、おととし1科目目の激ムズ経済のショックはなかなか大きかったですが、上に書いたことをいつも以上に意識して、とにかく前を見ました。
・昼休みは外でリフレッシュ!1日中教室の中にいると、何となく気分がおかしくなります(もちろん、人によると思いますが…)
・気を付けたいのが、受験生仲間で「あの問題、○○だったよねー」みたいに、午前の問題について語ったり、周りのことを聞いてしまうこと。私の場合は、音楽を聞きつつ、パラパラと午後の科目のメモを見て自分の世界に入っていました。(仲間と会うのならば、あまり試験詳細の話をしないことをオススメします。。)
・1日目の夜も、とにかく2日目の3科目のことに集中しましょう!やはり4科目受けて、慣れない試験会場から帰宅すると、どっと疲れが出ると思います。2日目分の見直しはほどほどにして、やはりさっさと寝ました。
・2日目の朝に、会場の前で予備校等が1日目の解答を配ってたりしますが、間違ってもそれを取って朝会場で採点なんかしてはダメ!(実際、後から分かったことですが、何問か協会の解答と食い違っていました)
・2日目の昼、残り中小だけ。1日目の昼とはちょっと違い、試験での時間的余裕も考慮して(あまりセカセカする必要がない)、昼休みをフル活用してテキストと自分のメモをひたすら見ていました。要するに自分ができる限りのラストスパート。この科目の場合、直前に見たグラフとかがそのまま出たりすることも多いはずです。

【本番直後】
・半日だけリフレッシュ(本日三度目の登場)!帰って爆睡、という選択肢もありますが、どこかに出掛けるなら、まさにここしかないです。私は、立教からサンシャインまで歩き、展望台まで上り、夜は友達が出ているコンサートに行ったり、高校の同級生と食事をしたりしました。翌日以降の2次に向けたエネルギーになったこと間違いないです。

【本番翌日】
・昼に採点をして、420点越えが分かった瞬間、とにかく気持ちを2次に向けて切り替えました。すでに告知している通り、道場ではストレート生のためにも、まさに翌日にセミナーを用意しています!このセミナーを最大限活用して、最高のスタートダッシュを切ってください

以上私の場合の簡単な1次試験の簡単な流れをご紹介しました。もちろん、マネする必要は全くありませんが、言いたいのは、「自分の場合はどうするのか?」、その流れをできる限り今日イメージして頂きたいです。
何となくフワフワと5日間過ごすよりは、他の道場メンバーの記事も参考にしながら、過ごし方を確立していた方が絶対にお得です。

最後に、まずは一つの節目として、ここまで読んで頂き本当にありがとうございました。毎回、たくさんの方々に読んで頂けることを想像しながら書くと、いつもワクワクしてきます。
まずは第1の節目ではありますが、本当に心から合格をお祈りしています
それでは、みなさん笑顔で、8/6夜にお会いしましょう!

byコニケン



みなさんこんにちは、コニケンです。
3代目執筆陣でお送りしている「超直前まとめ特集」、本日は5科目目の中小企業経営・政策です。みなさん、この科目に対して、どのようなイメージを持っていますか?たしかに、他の科目たちに比べると少し性格が異なりますし、「統計の数字とか政策とか覚えるのは面倒くさいなぁ…」なんて心の中で思って方もいるかもしれません。
まず、言いたいのは、たしかに本番直前ではありますが、この科目に興味を持ってみましょう!この中小企業に纏わる様々な事実は多くの方が今まで決して触れることのなかった世界だと思いますし、個人的には「なるほど、日本の大変を占める中小企業はこういう状況だったのか!」と講義で素直に頷いていたのを覚えています。もちろん、驚きも多かったですが。
これが実感できてこそ、中小企業診断士試験にチャレンジし、合格した後、中小企業の経営改善の支援に携われる資格が得られるのだと私は思っています。
他の科目にも共通して言いえますが、「この科目つまらないなぁ」って思っていたら、絶対に伸びないですよね。ネガティブに考えているものがあれば、是非この機会にちょっと見方を変えて頂ければいいなぁなんて思っています。

さて、本題に入りましょう。この科目はご存じのように、中小企業白書をベースにした前半の「中小企業経営」、そして国や地方公共団体が打ち出している「中小企業政策」があります。
前半の中小企業経営は、早くも’伝説的な’記事となった、怒7のときのこぐまさんの記事「2011年版白書のポイント」を改めて端から読んでみてください(最初のアップ時から、訂正等が入ったのでご注意ください)。これが頭に入っていれば、まず前半に関しては問題無いでしょう。逆に、これ以外のことが出たら、もはや仕方ないです。。

今日は、本番まで&本番中に意識・実践したいポイント3つと、中小企業政策に関して、中小企業庁のHPより一部抜粋してご紹介します

<意識・実践したいポイント3つ>
1.「最後のまとめ」を自分なりに工夫してみよう!
ここまで一年間、7科目分の学習を頑張ってきて、相当な新たな情報量を頭に詰め込んできたと思います。もちろん、この科目も例外ではありません。私の過去の記事でも何度か触れていますが、いまこの時期にまだ不安だと思う論点を再度確認して、書き出してアウトプットすることで、確実に自分のものにする
私がこの科目で行ったのは、今も手元に残っていますが、法律・制度名~関連機関~関連する数字を結び付けた一覧表を作りました。複数の法律・制度を並べてみると、細かいポイントの違いも一目瞭然ですよね(例えば、認定するのが経産大臣なのか、都道府県知事なのか、等)
他には、この科目では各組合制度の違い等もポイントです(事業協同組合、企業組合、協業組合・・・)⇒みなさん、ちゃんと頭に入っていますか?
紙一枚にまとめておけば、通勤時間や本番に向かう電車でも簡単に確認できます。
言いたいのは、残り時間も無いので、あくまで今自分が不安と感じていることのみに絞ること、そして自分が一番見やすく・覚えやすい形でまとめること。テキストの表が必ずしも一番見やすい形にはなっていないですし、間違いなく、書くことで新たな気付きもあります
それほど時間をかけない程度に、手間を惜しまず「最後のまとめ」を頑張ってください。

2.本番直前の昼休みまで有効に使おう!
この科目は2日目の午後から始まりますが、直前に昼休みがあります。知り合いが同じ会場にいる場合、気分転換にしゃべるということも考えられますが、結局午前中の科目の話になったりして、(あくまで個人的には)プラスになることはあまり無い気がしています。
それだったら、この科目だからこそ、最後の最後まで1で作った自分のメモや、テキストの重要なところを読み返しつつ、気持ちを盛り上げていくことがよっぽど有益だと思いますし、私は実際にそうしました。直前で見たものが出ることも大いにあり得ますし、本当にそうなったら、試験中にめちゃくちゃテンションが上がりますよね。
(一応言っておきますが、二次試験のときの昼休みは、逆に特に何も読まず、音楽を聴きながらめちゃくちゃリラックスしていました)
ストレート生は、本番になってみないと昼休みの雰囲気もあまりイメージができないかもしれませんが、是非自分なりにベストな昼休みの過ごし方を考えてみて、本番当日も最大限活用してください。

3.最後の科目だからこそ、気を抜かず集中しよう!
模試でも経験されたと思いますが、長い1次試験・7科目のうちの最後の科目です。体力的にも疲れているし、色々な思いも頭に巡っているはずです。
正直、私のとき(おととし)は、とにかく1科目目の経済学があまりにも難しかったために「40点行ってるかな…」ということが、最後までなかなか頭から離れませんでした。
しかし、終わってしまったことをクヨクヨしていてもいいことは何もありません。自分の中に少しでもそういう意識があったからこそ、実際に乗り切れたのだと思います。とにかく前を見ましょう。あ、前を見過ぎて、「これから2次試験不安だな」と思うことも、少なくも本番中は必要ないです。。1次試験が終わったら、たっぷり悩んでいきましょう(笑)
そして、この科目は圧倒的に途中退室が多いです。でも、周りのことは絶対に気にしないこと。早く出た人にボーナス得点が与えられるわけではないです。あくまで自分のペースで一つ一つ慎重に解いてください。
「もう出し切ったぞ!」と3回確認して、それでも時間が余っていたら退室してもいいと思います!

<中小企業庁HPより>
みなさん、中小企業庁HPをご覧になったことはありますか?このページには、テキストの元ともなっている項目が散りばめられています。
今日は、もしかしたら試験には直結しないかもしれませんが、冒頭に述べた「自分はこういうことを目指しているんだ!」と実感して頂くためにも、「中小企業支援計画」から抜粋してご紹介します。
他の項目については、分かりやすく書かれているので是非こちらをご覧ください

1. 平成23年度中小企業支援計画(※H24年版ももちろんすでに出ています)
■中小企業を取り巻く環境:
平成22年度の中小企業の現況は総じて持ち直しの動きが見られていたが、東日本大震災の発生により、東北地方沿岸部を中心に、甚大な被害を受けたばかりでなく、原子力発電所の事故や電力供給制約等、様々なマイナス要因が生じ、業況は大幅に悪化した
~中略~
今後、中長期的には人口減少・少子高齢化に伴い国内市場の伸び悩みが見込まれる一方、新興国の台頭や市場拡大の動きが加速しており、中小企業にとっても、グローバル化への対応が不可欠となってきている。
中小企業は我が国経済の活力の源泉であるとともに、地域経済社会や雇用を支える存在でもある。~中略~中小企業の活性化が必要不可欠である。このため、中小企業が様々な環境変化や経営課題に対応し、その持てる力を最大限に発揮し得るよう、中小企業の経営資源の確保を引き続き積極的に支援していくことが必要である。

■基本方針
・中小企業の立場から経営支援を充実・徹底するとともに、起業・新事業展開のしやすい環境を整えるため、中小企業の経営力の向上を図る経営支援体制の強化事業、中小企業の技術力向上のための研究開発事業及び中小企業の新分野への進出を促進する中小企業の販路開拓事業等を実施する。
・中小企業の人材の育成、確保を支援するため、中小企業人材対策事業を実施する。
・中小企業の海外展開支援体制の充実を図るため、海外展開等支援事業を実施する。
・地域コミュニティを担う商店街の活性化事業等を実施する

~中略~
本支援計画の実施に当たっては、国・都道府県・中小機構が、「対話と協力」という基本的な考え方の下で情報交換を行い、それぞれの施策について理解を深め、適切な役割分担の下で緊密に連携し、施策の効果を最大化することが重要である…

いかがでしたか?まだまだ文章は続きますが、経済産業大臣の名前でこのように書かれています。少しはみなさんにも響いたのはないでしょうか?一日でも早く診断士になって、実際に自分も力になりたいですよね(私も強くそう思いますし、来月の実務補習頑張ります)
そのためにも、まずは来月あたまの1次に全力でぶつかっていきましょう!おとといのを~さんの記事の通り、まだまだ時間もありますし、できることももちろんあります。道場執筆陣全員で応援していますよ!
「直前特集」の残り2科目もお楽しみに!

byコニケン



みなさんこんにちは、コニケンです。
模試も一通り終わり、本番まで一カ月を切りました!いよいよですね。みなさんここまで本当に頑張ってきたと思いますが、ここで一息付いたらダメです。この勢いを保ちつつ、まずは一次試験までラストスパート、突っ走っていきましょう!
さて、先週から道場では「本番直前一カ月の過ごし方」特集でお送りしています。一応初めに言っておきますが、執筆陣によって言っていることも当然違います。別にどれが正解、不正解というわけではありません。ここは、個人によって合う・合わないがあり、やり方が違うのも当然です。みなさんは、一年間やってきたことを振り返りつつ、自分に合うと感じたものだけをピックアップして、是非残りの一カ月の過ごし方をここで固めてください。もはや、モヤモヤ迷っているヒマはないですよ
今日は、例によって主にストレート生に向けて、私が残りの一カ月で意識していたこと・実践していたことを5つご紹介します。受験生当時は、私は実はこの道場の存在を知らなかったので(泣)、、もはやこれは誰かに言われたものでもなく、誰かのを参考にしたわけでもなく、自分の直感でやっていたことです。参考になるものと感じたものがあれば是非取り入れてみてください.

1.420点理想得点パターンを見直し、固める
これについては、先月の記事で書かせて頂きました。一次試験はあくまでも自分との闘いであって、420点の自分の理想得点パターンを予め確立しておこう、という内容です。
これに対して、模試ではどうでしたか?当然、うまくいった科目、いかなかった科目があると思います。模試が終わったいま、ここで、もう一度いまの自分の実力を冷静に振り返ってみて、8/4・5に自分がどう点を取っていきたいのか、つまり自分の一年間一生懸命やってきたことの最終成果をここで固めましょう。
あとは、これに向けて1か月突っ走るのみです。
私は、これをずっと自分の前に掲げていたから、最後までモチベーションが続いたと思っています。

2.改めてテキストを読み返し、アヤフヤなところを列挙
ここまで、過去問・答練・模試を含めて、本当にたくさんの問題を解いてきたと思いますが、ここで改めて原点であるテキストを開いてみます。さすがにこの時期になったら、多くの論点は頭に入っていると思いますが、過去5年間で出題実績のあるもので(T○Cのテキストには、マークが付いていますよね)、「お、これはちょっとアヤフヤで危ないぞ」と感じたものを全科目リストアップしていきます。
多少リストが長くなってしまったとしても、いまここで自分が最後復習しておきたいことを「見える化」しておくことは大事だと思います。

3.リストに基づき、学習計画を立てて、あとはひたすら潰していく!
週末も残り3回、計6日間です。上記リストに基づき、どのように全科目潰していくか、計画を立てます。無理のないような計画にすることは大事ですが、「時間切れ」だけは避けます挙げたものはすべて潰すことがポイントです。
ここでいかに潰していけるかが、最後の+10点、+20点をきっと決める要因になると思いますし、できた人が二次試験への切符を獲得できます。
また、ここで実践していたのが、読んで終わらせるのではなく、一言でも二言でもいいから書いてOUTPUTすることです。読むだけだと、何となく分かった気になってしまいます。書くことのメリットは大きく三つ。書くことで、記憶に定着しやすくすること、新たな発見もあること、後でそれを電車の中でも復習できること。
多少時間はかかりますが、その時間を惜しまないでやることが最後のBREAKTHROUGHに繋がります。

4.二次試験のことは考えない
ストレート生は、当然一次試験の先に待っている二次試験のことが、多少なりとも気になっていると思います。しかし、よっぽど余裕が無い限りは、ここでは二次のことは全く考えず、あくまで一次で420点突破することだけに集中することをオススメします。
何度も言いますが、「一次に落ちたら、二次とか関係なく、すべてがオシマイです!」まずは420点突破することが絶対なのです。
私は、当然余裕があるわけではなかったので、一次試験の自己採点が終わるまでは、本当に全くと言っていいほど二次のことは考えませんでしたし、当然対策もしませんでした。
二次のことはまた後日じっくり書きますが、それでもこうやってストレートで合格している事例があるので、まずはここでは安心しておいてください。

5.最後に、、体調を整える!
当然のことですね。ラストスパートをかけて、体調を崩したら、それこそ1年間やってきたことが水の泡になります。先週のを~さんの記事の通り、追い込みをかけるためには、睡眠時間は平常時より多少短くなるのは仕方ないとは思いますが、それでもあくまでムリの無い範囲でという注釈付です。。
「夜中じゃないと調子が出ない」という方は、1時間早く寝て1時間早く起きて、いい加減朝型にシフトしていくことをオススメします。
一日目朝10時の経済学から、17時に終わる運営管理、そして二日目の法務・情報・中小。全科目を全力で臨む必要があります。模試でも嫌というほど実感されたと思いますが、体調が整っていないと、そして十分に準備ができていないと、なかなか510分という長丁場の試験は戦えません。
それを意識した上で、とにかく人生で最高に自分のことを気遣い、コントロールしてください。何よりも大事なことだと思います。

簡単でしたが、もはやごちゃごちゃ言う必要もないことなので、今日はこの辺で終わりにしておきます。とにかく、最後は自分を信じて
前回に続いて、あえてもう一度書きます。
「あきらめたらそこで試合終了ですよ」
本番までも、本番中も、何度も私は心の中で呟いていました。

心から応援しています!
byコニケン



みなさんこんにちは、コニケンです。
三代目執筆陣がお送りしている「一次模試直前特集」も残りあと二日です。つまり、、当たり前ですが、、模試まで残りあと二日ということですね!多くの方(特にストレート生)にとっては、本番前の最初で最後の節目となります。今回の特集にも随所に書かれていますが、まだまだやれること、意識できることはたくさんあります。決して「もう何もできない」と考えるのではなく、是非最後の最後まで全力で取り組んで頂きたいです。
さて今回は、ストレートで合格した経験から、主にストレート生に向けたメッセージとして3つ挙げたいと思います。これらは、実際に二年前に自分がこの一次模試に向けて意識していたことでもあります。
1.420点突破を目指してみよう!
2.60分科目:財務・経済・法務こそタイムマネジメント!
3.最後の最後まで諦めず、ポイントを頭に叩き込もう!

では、それぞれについて詳しく書いてみましょう。
1.420点突破を目指してみよう!
キツイかもしれませんが、あえてこれを挙げてみます。もちろん、模試の結果で一喜一憂していても仕方ないですし、模試でこのラインをクリアした人も、全員が本番で合格するわけではありません。しかし、ここで420点を突破すると間違いなく自信に繋がります。私自身も、模試でこれを目指して突破できたときは、本番に向けて一気に気持ちが盛り上がりました
では、意識したいことは何か。それは、自分の戦い方を持って試験に臨むこと。残念ながら、診断士試験というのは何となく受けて420点取れるものではありません。しかし、先週の記事にあったように、絶対評価の試験ですし、自分との闘いです「420点突破」と言われたときに、理想の得点パターンは考えられていますか?
例えば、私の場合はこんな感じでした:
経営:60点、財務:70点、運営:70点、経済:65点、情報:65点、法務:50点、中小:60点⇒合計:440点。
私の戦略をまとめると、「得意科目の財務・運営でしっかりと稼いで、苦手の法務は絶対に40点を下回らない。他は60点突破!」

もちろん、この通りにうまくいく保証は全くありません。しかし、一つの目安になるので、7科目受けている中での「マイルストーン」になります。(ちなみに、20点余計に積んでいるのは、どれかが激難化したときのバッファーです。この「余裕」も大事ですよね。)
さすがにこの時期になれば、みなさんもある程度自分の不得意・得意が自覚できていると思うので、どういう点の取り方をしたいのか、改めて冷静に考えてみることをオススメします。そして、今回の模試で、それをより強固なものにすることで、これからの一カ月の各科目への力の入れ方も決まると思います。
420点を超えられないと思った瞬間に負けです!自信を持って明後日臨みましょう。

 

2.60分科目:財務・経済・法務こそタイムマネジメント!
すでに答練などで経験済だとは思いますが、60分しかないこの3科目(あえて情報は除いてます)は、よほど得意な方でない限り、時間が比較的タイトになると思います。少なくとも私はそうでした。
経済はグラフ問題を読み解くこと、苦手の法務は曖昧な選択肢の正誤するのに純粋に時間がかかりましたし、財務も、決して苦手科目ではありませんでしたが、緊張感がある中計算ミスが無いように、ある程度慎重に解いたら60分なんてあっという間に過ぎてしまいます。
試験問題を解いている最中も、常に時計を見ながら、基本的には「1問2分」(もちろん、穴埋めだと30秒で解けたり、計算問題や法務の事例問題は3~4分かかったりしますが)のペースから外れてないかの確認が常に必要です
ここで改めて強調したいのは、「見たことがない問題が出ても焦らない!そういう問題(いわゆるD~Eランク問題)が4~5問紛れているのは最初から分かり切っていること!」
こういう問題にハマってしまったらオシマイです。選択肢の用語がすべて聞いたことが無かったり、答えまでの道筋が全く見えない場合は、潔く飛ばして前に進みましょう。しっかりとテキストを読み込んでいる方で、そういう状況になったら、かなりの確率でD~Eランクだと思います。模試・そして本番の問題には、答練に比べて圧倒的にそういうD~Eランク問題が含まれている可能性が高いです。ここに余計な時間をかけない・そして解けなかったことを引きずらない、が鉄則です。
念のため書いておきますが、問題をスキップしたときに、マークずれを起こさないこと!私は、これを避けるために、基本的にマークは最後の10分でまとめて行っていました。やりやすい方法を取ればいいと思いますが、スキップした際も、問題用紙にそれが分かるような印(たとえば大きな二重丸)を付けておいて、解答用紙は空欄にしつつ、時間が余ったときに後ですぐに戻れるようにしておくことをオススメします。(どれを飛ばしたかを探すのは論外!)緊張感がある中で試験問題を解くと、時間の流れ方が変わります。今回の模試はそれが体感できる良いチャンスです。解いている最中は夢中になると思うので、すべて終わった後に、どうだったかを改めて振り返ってみることをオススメします。

 

3.最後の最後まで諦めず、ポイントを頭に叩き込もう!
冒頭にも書きましたが、2日間でできることもたくさんあります。当日できること、試験の本当に直前までできることもあります。そこで私が実践していたのは、よく間違えるポイント・混乱しやすいポイントをザッとリストアップして、ノートの見開きにまとめる、ということでした。見開きなら、会場に向かう電車の中でも、試験合間の休み時間にでも簡単にかつ短時間でチェックできます。
まだそういうものを作成されていない方は、今日明日の夜(+土曜の夜もちょっと)を使って、簡単なリストを作ってみたらいかがでしょう?文章で書く必要は無く、本当に自分が間違えやすいもののキーワード/数字だけで構わないので、1科目1時間弱あればまとまると思います。対象は、過去問でA~Cランクのもの、および答練で間違えた問題の復習(もちろんやりましたよね?)をした際にピックアップしたもの。
これがパッと直前に一目で確認できれば、間違いなく安心感に繋がり、落ち着いて本番に臨めます。実際にそのまま出題されたらテンションが上がりますよね!
もちろん、この通りにする必要は全くありませんが、強調したいのは、自分の中でまだ曖昧になっているところ(もちろん、本番当日も全科目100%潰し切るのは難しいと思いますが)をいかに直前まで効率良く呑み込んでいくか。そして、短時間での科目間の頭の切り替え。例えば、財務の直前の休み時間では、頭をフルに「財務モード」にする必要があります。試験を解きながら徐々にペースを上げていくのでは遅いです!!
「休み時間は頭を休めるもの」とも言われていますが、私はどちらか言うと、自分がまとめたポイントをこの時間に確認することで、むしろ本番の冒頭から全力で問題に取り組めたと思います。
是非みなさんも今回の模試で色々と試しつつ、自分にとってベストな方法を本番までに確立してみてください

 

最後に、私が大好きな言葉
「あきらめたらそこで試合終了ですよ」
2日間で7科目。決して楽な戦いではないですが、、みなさんのご健闘を心からお祈りしています!

byコニケン



みなさんこんにちは、コニケンです。怒7もあっという間(?)に終わり、大きな節目である公開模試まであと二週間となりました。みなさん、怒7はいかがでしたか??ストレート生にとっては、本格的に二周目に取り組むと、一周目で分かっていたはずのものが、なぜか飛んでしまっていて、「アレッ??」って思った方こともあったでしょう。自分も受験生のときは、何度もそういうことがありました。
これからいよいよ三周目に突入していくと思いますが、最後の大詰めというときに、二か月前に怒7で取り組んだはずの前半の科目たちで、同じことになるかもしれません。。
特にストレート生に言いたいのは、まずそういう状況になっても、決して焦らないでください。これだけ科目数と内容が多いこの診断士試験は、そうやって何度も何度も繰り返していくことで、曖昧なところを一つ一つ潰してレベルアップしていくしかないのです。言いたいのは、本番までの一カ月半、改めて自分の中で何が分かっていないかを整理し、そういうところを一つでも多く潰せることが、上位20%に入る大きなポイントとなります。(逆に、ここで挫折してしまう人は絶対に合格はできません!)
大変だとは思いますが、何度も言うように、曖昧だったものがクリアになることを楽しみつつラストスパートがんばっていきましょう。

道場では、今週木曜から「公開模試直前特集」ということで、執筆陣がこの時期に取り組むべきポイントについて書いていきます。私も来週書きますが、今日は「ひと休み」ということで、少し唐突かもしれませんが、運営管理の科目から「店舗管理」を取り上げます。
ここで取り上げる理由は3つ。今年の怒7では本格的に取り上げなかったこと、本番もし出題されたら確実に取っていきたい問題(A~Cランク)が多いこと、そして、日常的に「診断士」としての目線になれる分野であること。
3つ目について補足すると、すでにやられた方もいると思いますが、要するに「学習したことを、近所のスーパーに行って確認してみる!」ということです。
例えば、看板がどう設置されているか、全体的な動線がどのように敷かれているか、照明がどうなっているか、陳列の工夫はされているか、等です。今までは意識していなかったことが、学習を通して新たに見えてくることが本当にたくさんあると思います。やはり、テキストだけでなく、実際に現場に行って一つ一つ確認していくのが一番分かりやすく、間違いなく近道になりますよね。診断士としての練習にもなりますし、この試験に取り組まれている方であれば、純粋に楽しく感じることでしょう。
私は色々なところに買い物に行く度に学習内容を意識しながら店舗を見ていましたし、以前も書いた通り、実務補習先が偶然スーパーだったので、そのときまさに一週間みっちり取り組みました。みなさんも、今週買い物に行くときに是非見てみてください!

●1)混同しやすいもの特集
この分野はなぜか混同しやすい用語が多いです。そんなものたちを特集してみます

<開放度⇔開放感>
開放度物理的な店内外の繋がり度合い⇒商店街にある、(昔ながらの)八百屋は、日中は外との仕切りが無いため、開放度が高い
開放感:店舗の間口から店内を見通せる割合⇒コンビニはほぼ全面がガラスウィンドウとなっているため、開放感は高い(ただし、自動ドアで仕切られているため、開放度は低い)

~H18過去問・改~
○or×?
最寄品販売の小売業において、一般的には、店内誘導を高めるために店舗の開放度を高く設定するのが良い

[+α]
最寄品・買回品の特徴の違いは大丈夫ですか?以下のポイントを改めて確認してください:消費者購買行動、価格設定、販売方法、プロモーションetc

<ファサード⇔パラペット>
ファサードはパラペットと店頭の両方を含むパラペットはあくまで、店舗正面の上部を指す。

~H16過去問・改~
○or×?
店舗正面上部の立ち上がり部分を一般的にファサードと呼び、店名などの看板が設置されることが多い

<エンド陳列⇔ジャンブル陳列>
エンド陳列ゴンドラのいちばん端(エンド)に陳列すること。マグネット効果が期待でき、非計画購買を誘導できる
ジャンブル陳列投げ込み陳列。特売品の陳列に向いていて、手間も少ない。

~H18年過去問・改~
○or×?
エンドは非計画購買比率が高いので、通過率の売上高への影響も高い。

<DC⇔TC>
DC(Distribution Center):在庫型。自社の物流センターに他の卸売業の在庫を共同保管する。TC型よりもリードタイムが短い(下記参照)。
流通経路は、メーカー⇒DC⇒店舗

TC(Transfer Center):通過型。在庫は持たずに、他の卸売業の商品を納品させ、店別仕分けや流通加工を行う。ベンダー仕分型とセンター仕分型がある。
流通経路は、メーカー⇒卸売業(ベンダー)⇒TC⇒店舗

~H17過去問・改~
○or×?
・在庫型センターは、通過型センターよりも、小分け納品に対応しにくい
・在庫型センターは、通過型センターよりも、売場別納品に対応しやすい

<JAN⇔ITF>
JANJISにより規格されたバーコード。我々が一般的に買う商品に付いているもの。13ケタor8ケタ(8ケタは日本独自)。ソースマーキング(製造段階)とインストアマーキング(店内)がある。価格情報は持っていないため、PLU(Price Look Up)で価格照会が必要

ITF標準物流コードで、ダンボール等に使用される。必ず偶数桁。バーとスペースの両方に意味を持たせられて、5本で1キャラクタを表現。情報密度が高い。(今度スーパーに置いてあるダンボールを確認してみてください!)

~H17過去問~
○or×?
生鮮商品などに店内でコード付けすることをインストアマーキングと呼び、JANコードと同じコード体系となっている

●2)GMROI・交差比率
計算問題が苦手な方は、ついつい後回しになってしまうかもしれませんが、運営管理でもし出題されたら、是非とも取りたい問題です。
式だけで一言で言うと
・GMROI=売上総利益(粗利益)/平均在庫高(原価)
・交差比率=売上総利益(粗利益)/平均在庫高(売価)
(当然、そのため、GMROI>交差比率)
詳細については、以前ふうじんさんが書かれているこの記事を改めてお読みください。ポイントは、ボックス図ですね。
ここでは、例題を二つ作ったので、確認がてら解いてみてください(答えは後日コメント欄で)

【問1】
ある小売店の決算は以下の通りであった。この期間のGMROIを求めよ(小数点第1位を四捨五入)
・売上高 890百万円
・期首棚卸高 80百万円
・仕入高 520百万円
・期末棚卸高 40百万円
・販売管理費 120百万円

【問2】
ある小売店の営業実績は次の通りだった。
・売上高 800百万円
・仕入高 580百万円
・期首棚卸高(原価) 60百万円
・期末棚卸高(原価) 80百万円
①粗利益率は?
②月平均商品回転率は?(原価ベースで)
③GMROIは?

●3)その他、知っておきたいポイント
客単価(買上金額)=動線長×立寄率×視認率×買上率×買上個数×商品単価
式自体は長いですが、客単価UPのためには、何がポイントになるか、構成要素を改めて考えてみてください。正誤問題が出た際、落ち着いて考えればきっと正解が導けるはずです

フェイシングの留意点
重点商品のフェイス数は多くする。売上実績データに基づき随時見直す。縦陳列にする等。縦陳列:視線や首を比較的動かさずに、同一グループを見やすくするため

POSのメリットおよび活用
メリット⇒商品ごとの、「いつ、いくらで、いくつ売れたか」のリアルタイム把握。それによる、店舗オペレーションの効率化。
活用⇒売れ筋/死に筋管理。陳列管理(プラノグラム:棚割、ショッピングバスケット分析)。プロモーション(FSP: Frequent Shoppers Program、RFM分析:Recency, Frequency, Monetary←内容は大丈夫ですか?)。PI値(Purchase Incidence:発生率)の算出。

●おわりに
いかがでしたか?決して長い記事ではありませんが、実は店舗管理の頻出論点をほぼ網羅しています。微妙な表現の差で正誤が決まってくるので、決して一つ一つ曖昧にせず、基本に立ち返ってもう一度テキストを読み返してみてください。そんなに時間はかからないはずです。そして、いざ本番に出たらしっかりと点を稼いでいきましょう!
本当にここからの一か月半が勝負です。しつこいですが、どの科目もきっとまだまだできることはあるはずです。それを、いまここで整理し、一気に片づけていくことが重要です。6割突破に向けて、一点でも多く稼ぐため、頑張っていきましょう!応援しています。また次週お会いしましょう

byコニケン



みなさんこんにちは!コニケンです。
昨日は金星の日面経過でしたが、見られましたか?私は、オフィスが吹き抜けになっていて、天井がガラスなので、お昼休み中に何とか見ることができました。先月の金環日食と二回とも天気がイマイチの中、両方とも見られたので、本当にラッキーだったと思っています(これで今年の運を使い果たしていなければいいですが…)

さて、怒7もいよいよラスト二週。私は、来週の中小の投稿はお休みなので、怒7としてはこれが最後の投稿です。みなさんは、一次試験の申込みも終わり、おそらく今月末の一次公開模試に向けて、ラストスパートをかけていることだと思いますが、ストレート生はまずここで420点をしっかりと取ることを目指しましょう!もちろん、本番同様、どの科目も40点切ってはいけません。

以前も書きましたが、私にとっては、今週のテーマである経営法務は長い間苦手意識を持っていました。ただ、たとえコンスタントに60点に到達しなかったとしても、とにかく40点を切ることだけは絶対に無いように対策を打っていました。

それが、今日のテーマである「知的財産権」の分野でしっかりと稼いでいくことです。月曜のをーさんの分析通り「知財は比較的易しい問題が多いので、取りこぼさない」の通りです。そこで今日は、知的財産権に関わる「絶対に落とせない論点」をズラッと並べてみました。主に5つの権利:特許権、実用新案権、意匠権、商標権、著作権について書きます。すでに講義等で学習されているとは思いますが、全体を通して以下のポイントをこの場で改めて確認してください
・(権利取得の)目的
・保護対象
・登録要件
・審査方式
・譲渡
・出願公開
・存続期間

まずは「特許」を正確におさえることです。もちろん、出題頻度もダントツです。実用新案と意匠は特許と共通する規定が多いですが、特許の「ベース」を作った上で、特許との違いを意識しながらまとめていきましょう。
今日はポイントを箇条書き風に書きますので、頭に入っているかどうか、一つ一つチェックしてみてください。入っていないものは、是非もう一度テキストで要復習です!

 

●特許権
・目的:発明の保護及び利用を図ることにより、発明を奨励、産業発達に寄与

・発明とは「自然法則を利用した技術的思想の創作のうち、高度のもの」

・発明を公開させる代償として、独占権を付与して保護を図る

・医薬、コンピュータプログラムも発明に含まれる

・発明者:発明を完成させた者のことであり、特許を受ける権利が発生

・登録要件:主に以下の4つ
産業上利用できること
新規性があること(まだ公然と知られていない、実施されていない)
進歩性があること(容易に予測できない、発明の寄せ集め、置き換えではない)
先願の発明であること=最初に出願したもの

・新規性喪失の例外:公表日から6月以内に書面を特許出願と同時に提出し、かつ出願日から30日以内に証明書面を提出

・出願しただけでは審査は行われない。審査請求によって初めて審査が行われる。原則、誰でも請求できる

3年以内に審査請求がない場合、取り下げたものと見なされる

・出願日から1年6月経過すると、強制的に公開される

・第三者が業として発明を実施した場合、補償金の請求が可能

・存続期間:登録により発生し、出願の日から20年存続する

・権利の効力:業として特許発明を独占的・排他的に実施できる

・特許無効審判は誰でも、いつでも請求可能

・実施権(=他人に発明を利用させる権利)
専用実施権:設定した範囲において、発明を排他独占的に利用できる権利。設定登録が必要。特許権者も自己実施不可
通常実施権:定められた範囲内で範囲を実施できる権利。独占性はない。設定登録は任意。

先使用権:同一の発明で、他人の出願よりも先に実施している者に認められる無償の通常実施権。特許法、実用新案法、意匠法は同じ規定で、商標法のみ先使用の商標が広く需要者に認識されている(周知性がある)ことが必要

職務発明:企業の製品開発の一環によって生まれた発明

・特許を受ける権利は、発明者である従業者にある。使用者(企業)は無償の通常実施権をもつ

・企業が特許を受ける権利を承継した場合、従業者は相当の対価を受ける権利を得る
●実用新案権
・目的:考案の保護

・考案:自然法則を利用した技術的思想の創作

・特許と違い、高度である必要はない

物品の形状・構造・組み合わせに限られおり、方法・プログラム等は除外

・必ずモノと結び付くため、図面の添付が必ず必要

メリット(主に特許に対して)
1.早期に権利化できる(出願後約4~6ケ月)。
2.権利化されるまでの費用が安い
3.不安定であっても権利として登録されるので、第三者に対する牽制、製造販売の優位性が得られる
4.実用新案として登録された後でも、特許出願に変更できるから、とりあえずは費用が嵩張らない実用新案として登録を受け、事業化のメドがたった後に特許出願に変更し、特許化を図ることができる。

デメリット
1.権利が不安定で、権利の存続期間が短い
2.権利行使に際し、手続きが複雑である
3.権利を行使し、相手方に損害を与えた場合には無過失賠償責任を負うことがある。

・実体審査は行われない(無審査主義

・出願があったときは原則として登録される。登録料を出願と同時に納付

・実用新案権を行使する場合は、実用新案技術評価書の提示・警告が必要。

・実用新案技術評価書:出願された考案の新規性・進歩性等の評価が記された書類

・存続期間:出願の日から10年間有効

・実用新案登録出願から3年以内であれば、特許出願を行うことが可能

・特許出願された場合、存続期間は、実用新案の出願日から20年

 

●意匠権
・目的:意匠の保護及び利用を図ることにより、意匠の創作を奨励し、産業の発達に寄与すること

意匠物品の形状(構造ではない)、模様、色彩またはこれらの結合であって、視覚を通じて美観を起こさせるもの。

物品と結び付いていること・形態を有していること・工業上の利用可能性があること

創作性がある(=容易に創作できないこと)が必要となる

図面の提出が必須

・出願公開制度、審査請求制度はなく、すべての出願が審査される

・存続期間:登録日から20年

・登録意匠に類似する意匠にまで効力がおよぶ

 

●商標権
・目的:商標の保護により、商標使用者の業務上信用を維持

・商標:文字、図形、記号もしくは立体的形状やこれらの結合。事業者が「商品」または「サービス」について使用するマーク

・動くものは保護対象とならない

・機能:出所表示(自他識別力)、品質保証宣伝広告

・「創作」という概念が無い

登録主義

・登録要件:自他商品、サービス識別力を持つこと

・不使用取消裁判:3年以上国内において使用されていない登録商標の取り消しの審判を請求

・類似商標にまで権利がおよぶ=商品、サービスの出所について、誤認や混同を生ずるおそれがある状態

禁止権:自身は使用できないが、類似する範囲内で他者の使用を禁止できる権利

・存続期間:登録から10年

職務制度はない

 

●著作権
・目的:文化の発展

・著作物:思想または感情を創作的に表現したもの文芸、学術、美術、音楽etc

著作者人格権:一身専属的な人格的利益を保護する権利。譲渡・相続できない。公表権、氏名表示権、同一性保持権(勝手に内容や題名を変えないこと)

・著作権を侵害する者または侵害するおそれがある者に対して、その侵害の停止または予防を請求することができる

著作財産権:他人に勝手に使用されることを禁止し、著作者の経済的利益を保護。複製権、上演権等

著作隣接権:実演家(歌手等)、レコード製作者、放送事業者に認められた権利。著作物を「伝達する」者たち

・著作人格権を有するのは実演家のみ

・存続期間:効力発生(創作時)から著作者の生存中および死後50年

先使用という概念が無い

無方式主義:創作と同時に権利が発生

・私的使用はOKだが、企業活動が絡めば著作権侵害となる

・プログラムのバックアップコピー、修正・改良はOK

・職務著作は、原則として、はじめから企業が著作者となる

・不動産は意匠法では保護対象ではないが、著作権法では建築の著作物として保護対象となる
【具体例】ソニー「AIBO」に関わる知的財産権


それでは具体的な製品で各権利のポイントを見ていきましょう

<特許権>
・ポイント:AIBOに付いている様々な機能の一つ一つに特許権が成立している(一つの製品に一つの特許権、というわけではない)

ちなみに、【特許請求の範囲】を一部抜粋すると、こんな感じです。これ、途中を省略していますが、一つの文章です。日本語としては分かりにくい(?)ですが、権利が及ぶ範囲を広げるためには、このように羅列みたいになるのは仕方ないことですよね。。

(請求項1)
少なくとも4本の脚部を備えたロボット装置において、装置本体の姿勢を認識し、認識結果を出力する姿勢認識手段と、上記姿勢認識手段の認識結果に基づいて、上記装置本体が、少なくとも右方向転倒姿勢又は左方向転倒姿勢のいずれかの転倒姿勢になったことを判別する転倒判別手段と、上記転倒判別手段により、・・・(中略)、、正常な姿勢へ復帰させる制御手段とを有することを特徴とするロボット装置。

<意匠権>
・ポイント:「パッと見」でAIBOと似たようなロボットを他社が出した場合、たとえ技術的なアイディアが全く異なっていたとしても、意匠権の侵害になる=類似製品にも権利の効力が及んでいる

<商標権>
・ポイント:たとえAIBOそのものではなく、類似するネーミング(例えば「アイボォ」)も商標権侵害になる

<著作権>
・ポイント:製品のマニュアルの説明文を真似すること、またAIBOを制御しているコンピュータプログラムを他社が買ってにコピーして製品に組み込んだら、著作権侵害になる

<不正競争防止法>
・ポイント:たとえロボット型おもちゃではなく、スニーカーのような全く無関係の商品にAIBOというネーミングが付いた場合でも、不正競争防止法に違反するとして、そのスニーカーの販売を差し止めたり、損害賠償を請求することができる(非類似商品であるため、商標権は権利範囲外)

 

最後に、今週の経営法務とは関係ありませんが、次週の中小企業経営の先取りということで、6/3日経新聞朝刊に掲載されていた記事を紹介します。ただテキストを読み込むだけでなく、是非新聞・雑誌等でこのような記事に目を向けてみてください。(もちろん、私もしっかりと目を通していますよ!)
日経新聞より
~下請けいじめ高水準~
■中小企業庁は2011年度の下請代金支払遅延等防止法(下請法)の取り締まり結果をまとめた。代金の減額や支払い遅延など悪質な企業305社に対して、総額7億円の返還を指導した。取り締まりを強化した前の年度の10億円よりは減ったが、依然として高い水準で推移している(以下略)
それではラストスパート頑張ってください!心から応援しています

byコニケン
●参考文献
眞島宏明著「これからはじめるやさしい知財入門」日刊工業新聞社



0.はじめに
みなさんこんにちは、コニケンです。怒7もあっという間にラス3週ですね。
T○Cストレート生は完成答練が着々と進んでいると思いますが、結果はどんな感じですか?順調ですか??きっと、養成答練とのレベル差を実感していることだと思います。
ストレート生の中には、80点を普通に超えていたのに、「なんで60点を切っちゃうんだろう。。」「こんなんで本番大丈夫かな。。」なんて悩んでいる方もいると思います。実際、自分もそんなときはありました。
ただ、言えるのは二つ。

・完成答練も模試も、当然本番も、全問題解けるはずはない!(解ける必要がない!)
・いま60点切っていたとしても、あと二ヶ月強あれば、やり方次第でいくらでも合格圏内に食い込める!

決してここで諦めずに、日々やれることを着実にこなして、本番まで是非ラストスパートをかけて頂きたいです。

さて、今週は経営情報システム。きっと好き嫌い、得意不得意が二分する科目でしょう。好きな方は是非稼げるだけ点を稼いで頂きたいですが、苦手な方も、上に書いたような観点で、あと二ヶ月でこの科目を「稼ぎ科目」にすることを目指しましょう!苦手意識を持っている方はいますぐにでもそのマインドを捨ててください。この科目に限りませんが、そういう意識では、取れる点も取れなくなってしまいます。

そういう前提の中、今日の狙いは3つです
①ITの基本であるインターネットと電子メールの仕組みを再確認して、周辺知識を拡げるための土台を強化する
②計算問題の解き方を再確認して、出題されたときは確実に得点できるようにする
③この科目頻出の三文字用語をおさえる

深堀すれば正直キリが無い科目ですが、いわゆるマニアックなことを覚える必要はないです。昨日ひめが分析してくれたように、あくまで「基本論点」、つまり取るべきところを確実に取って行けば、それだけでも十分に稼ぎ科目になります。
1.ITのキホン
昨日の分析でもありましたが、ITは相変わらず全体の中で占める得点の割合は高いですし、かつ難易度としては比較的取りやすいものになっています。逆に言えば、ここでしっかりと取らないと、60点を超えるのは厳しいでしょう。
上にも書きましたが、キホンであるインターネット電子メール周辺の論点をおさえて頂いて、これをベースに周辺知識を拡げていってください
決してそれぞれの論点が独立しているわけではなく、何かしらの形で関連しているので、自分の中でどう体系的に整理できるかが勝負の分かれ目になると思います。
以下、ポイントを箇条書きで挙げていくので一つずつチェックしてみてください

<インターネット編>

TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)
・両方とも最後のPはProtocolです。ネットワーク上では共通のプロトコル、つまり「約束事」を使うことが必要。もう少し言えば、「ネットワーク上のコンピュータ間でデータをやり取りするための手順やしくみを定めた規約」です。

・我々は日々当たり前のようにインターネットを使っていますが、それができるのもこの共通の規約があるおかげであり、逆に異なる規約では当然通信することができません。

・TCP/IPを用いて全世界のネットワークと接続されています。ネットワーク間接続で最小限必要とされる機能が単純明快に提供されています。

・TCP/IPは、OSI基本参照モデルの第3層:ネットワークに相当するインターネット層(IP)、第4層:トランスポート層(TCP)を指します。簡単に言うと、はがきで宛先(住所)に相当するものがIP、実際に配達するのがTCPの役割です。

・TCPはコネクション型通信でデータが送信されます。コネクション型通信では、データが送り出された順序でロスなく送信され、仮にロスがあった場合でも再送等の手順を行い、速度は相対的に低下してしまいますが、信頼性を保証しています。電子メール等に使われます。

・TCPと対比されるのが、UDP(User Datagram Protocol)。送信元と送信先の間で接続を保証せず、それぞれのデータをパケットとして単独に送ります。誤り再送制御の機能を省略することで、効率的にデータ転送を行っています(=つまり、一般的にTCPと比較して高速)。動画のストリーミング配信等に使われます。

・IPはコネクションレス型のプロトコルであり、信頼性を確保するための制御を、トランスポート層のプロトコルに任せています

・IPの基本となるIPアドレスは、世界中にあるコンピュータを一意に決めるための住所のようなものであり、通信を行う相手を識別するために用いられます。192.168.0.1のように、32ビットの整数値により表現されます。
LAN(Local Area Network)
・LANとは、限られた組織内にあるコンピュータ同士をつないだネットワークのことを指します。多くの企業・大学・今では家庭でも整備されているところは多いと思います。

・メリットはデータの共有、機器の共有、インターネットの共有等があります。

・通信方式にイーサネット、アクセス制御方式にCSMA/CDを用いています。CSMA/CD方式:データの衝突(C:Collision)を監視し、衝突が起きた場合には再送信するアクセス制御方式。これと対比されるものがトークンパッシング方式。

・LAN間接続機器にはリピータ・ブリッジ・ルータ・ゲートウェイがあります(それぞれの内容が不安な方、すぐにテキストを開きましょう!)

・ネットワーク形態は2つ。Peer to Peer型:サーバ専用機を必要とせず、接続されたすべてのコンピュータは対等の関係にある。導入や運用が簡単だが、高速な処理には向かないという特徴があります。クライアントサーバ型サーバ専用機によって細かい制御を行っています。

・接続媒体は、ネットワークの種類によって異なります。代表的なものは、ツイストペアケーブおよび同軸ケーブル。10BASE5・10BASE2は同軸であり、一方で最後にTがつく10BASE-Tはツイストペアケーブルを用います。

・トポロジ(接続形態)はスター型・リング型・バス型の3つあります

<電子メール編>
SMTP/POP3(Simple Mail Transfer Protocol/Post Office Protocol)
・電子メールの送受信にはSMTP(送信)およびPOP3(受信)というプロトコルが使われます。(また出てきましたね「プロトコル」)電子メールをやり取りするための「規約」です。

・SMTPサーバでは、クライアントから電子メールを受け取り、宛先のメールサーバーに送信します。送信できなかった場合、そのメールを一時的に保管し、何度か再送を実行する。

・POPは着信した電子メールを各利用者のメールボックスで管理します。クライアントからの要求に応じて、その人のメールボックスに届いているメールを渡します。

・補足ですが、MIME(Multipurpose Internet Mail Extensions)と呼ばれる拡張機能を使えば、メール本文に文字だけでなく、画像・音声・プログラム等も送受信できます。さらに、S/MIMEを用いてメッセージを暗号化できます。

全体の流れとしては以下の通りです。図を見ながら整理してみてください。

1.電子メールを自分が接続しているネットワーク(プロバイダ)のSMTPサーバーに送信する。
2.ネットワークのDNSサーバが外部のDNSサーバに問い合わせを行う
3.IPアドレスの判明した宛先のメールサーバー(同じくSMTPサーバー)へメールを送信する
4.受信者はPOPサーバーに接続して、自分のメールボックスから電子メールを受信する。

 

2.計算問題対策
情報システムで計算問題が出るとしたら、
①通信に関するもの
②データベースに関するもの
③統計に関するもの
が考えられます。その中でも、もし出題されたら確実に点を取りたいのが①の通信に関するものです。
選択肢の一部として出題される可能性もありますが、計算自体は決して難しくないので、しっかりと解き方をおさえておきましょう。②と③については今日は触れませんが、少なくとも②の基本的なところ(SQL構文によってデータの平均を計算する等)は練習を積んでおいてください。内容が曖昧な正誤問題で悩むよりも、計算でズバッと4点取った方が確実ですよね。

以下、見たことがあるとは思いますが、解いてみて確実に3問正解してください。(答えは後日この記事のコメントに載せます)

・384KBのデータを伝送速度256Kbpsの回線を使って送るのに何秒かかるか?

・あるデータをインターネットからダウンロードしたときに、パソコンの画面上に転送速度が15Kバイト/秒と表示されていた。インターネットとの接続速度が128Kビット/秒とすると、このときの通信回線の利用率はいくらか計算せよ。

・CPUが主記憶装置およびキャッシュメモリにアクセスする場合、それぞれのアクセス時間は、256ナノ秒および32ナノ秒である。このCPUの平均アクセス時間を88ナノ秒とした場合、キャッシュメモリのヒット率はいくつか?

~番外編~
・(例えば)本社と支社の端末がインターネットで結ばれていて、インターネットへの接続回線が本社:4Mbps、支社:2Mbpsのとき、支社で本社のサーバーからデータをダウンロードする場合、結局接続速度が遅い支社の方がボトルネックとなり、本社の接続速度は関係ない(注意!)

・MTTRとMTBFがそれぞれ2倍になったとき、稼働率は変わる?変わらない??

3. 3文字用語7番勝負!
先々週、ひめが運営管理で3文字用語特集を組みましたが、この科目はご存じの通り、もっとたくさん出てきます。しかも3文字だけでなく、4文字・5文字のものもゴロゴロでてきます。そういう中、私がお伝えしたいのは、「頑張って3単語分の英語を覚えましょう!」つまり、アルファベット3文字として漠然と覚えるのではなく、VPNだったら’Virtual Private Network’という単語のところまでおさえるということです。
ここまで覚えていれば、どういう内容かさすがに分かりますよね?いざ本番で選択肢迷ったときに大いに役立ちます。
まずは以下の7つから、英語まで含めて、改めておさえていきましょう(順番には特に優先順位はありません)

①IDS(Intrusion Detection System)
不正アクセス監視システム、または侵入検知システム。ネットワークを流れるパケットを監視して、不正アクセスと思われるパケットを発見したときにアラームを表示するとともに、当該通信記録を収集し保存する仕組み。タイプとして、ネットワーク型とホスト型がある。

②FTP(File Transfer Protocol)
インターネットやイントラネットなどのTCP/IPネットワークでファイルを転送するときに使われるプロトコル。 データのダウンロード・アップロードの両方に使用される。

③NAT(Network Address Translation)
インターネットに接続された企業などで、一つのグローバルなIPアドレスを複数のコンピュータで共有する技術。組織内でのみ通用するIPアドレス(ローカルアドレス)と、インターネット上のアドレス(グローバルアドレス)を相互変換することにより実現される。一時点では、1つのグローバルアドレスに対して、1つのプライベートアドレスが割り当てられる。
④URL(Uniform Resource Locator)
インターネット上に存在する情報資源(文書や画像など)の場所を指し示す記述方式。インターネットにおける情報の「住所」にあたる。情報の種類やサーバ名、ポート番号、フォルダ名、ファイル名などで構成される。

⑤VPN(Virtual Private Network)
仮想私設網。公衆回線をあたかも専用回線であるかのように利用できるサービス。企業内ネットワークの拠点間接続などに使われ、専用回線を導入するよりコストを抑えられる。通信内容を暗号化したり、ユーザ認証を行うことでセキュリティを確保している。

⑥SSL(Secure Socket Layer)
Netscape Communications社が開発した、インターネット上で情報を暗号化して送受信するプロトコル。現在インターネットで広く使われているWWWやFTPなどのデータを暗号化し、プライバシーに関わる情報やクレジットカード番号、企業秘密などを安全に送受信することができる。SSL上でHTTPを利用することをHTTPSという(インターネットバンキングとかにHTTPSになりますよね)

⑦DNS(Domain Name System)
インターネット上のホスト名とIPアドレスを対応させるシステム。全世界のDNSサーバが協調して動作する分散型データベースである。IPアドレスをもとにホスト名を求めたり、その逆を求めたりすることができる。
4.おわりに
いかがでしたか?情報システムは稼ぎ科目になりそうですか?冒頭に言ったように、ここからの2か月強は本当に大事です。ストレート生は2次試験のことも気になると思いますが、まずは1次試験で確実に420点取れる実力をつけることが何よりも大事です。模試までのラスト3周、是非頑張ってください。それでは次回は経営法務のときに会いましょう!

byコニケン

<参考文献>
・IT用語辞典:e-words.jp
・総務省HP
・岡村友之著「図解雑学インターネット」ナツメ社



●はじめに(私も申し込みを済ませました)
みなさんこんにちは、コニケンです。おとといのをーさんの記事の通り、1次試験申し込みが始まりましたね。何事も先延ばしにせず、まだの方はさっさと申込みを済ませて、いよいよやってくる本番に向けて気持ちを高めて行きましょう!ちなみに、私にとっては、おとといが今年度夏の実務補習の申込み開始日でした。
そう、もうみなさんご存じだと思いますが、2次試験合格後、3年以内に15日間の実務経験を積んで、初めて正式に「中小企業診断士」として登録されます。昨年、私にとって初めての実務補習は横浜にある小型スーパーでした。今週は「怒7・運営管理週間」ですが、この科目の後半に登場する「店舗管理」で学んだこと:商圏、売場レイアウト、陳列等がまさに直で活きました
最終的には、POPや売場レイアウトの改善案を具体的に提示し、社長さんへの提案が終わって一か月後、横浜に用があったついでに寄ってみたら、実際にレイアウトが変わっていたのです!
売場レイアウト設計の基本である、「顧客の店内の回遊性を高めて、購入機会を増加させること」に実際に繋がっていました。補習初日に視察したときに、ベビーカーを押しながら買い物している主婦の方が多かったのが、提案のきっかけの一つでもありました。提案したことが実際に受け入れられて、実際にアクションを取ってもらえたら、やっぱり嬉しいですよね!この夏、どのような企業に行くことになるのか、すでに楽しみしています
さて、店舗管理に絡めて、思わず導入が少し長くなってしまいましたが、今日の本題は、この科目の前半に登場する生産管理です。もちろん、この分野は2次試験の事例Ⅲにも大いに関わっていくので、ストレート合格を目指すのであれば、この怒7・完成答練の機会に論点を自分の中で整理して、確実に自分のものにしていきましょう。実際、私もこの科目に力を入れたことがストレート合格に繋がったと思っています
今日の記事は、早くも講義から4~5か月も経ってしまった今、生産管理の基本論点を改めて確認するのが目的です。これをベースにして、他の細かい論点まで深堀りして行ってみると良いと思います
●生産管理の定義
まずは、ここで定義を改めて確認してみましょう。生産管理とは、4M (Man,Material,Machine,Method)を駆使して、Q(品質)、C(原価)、D(数量および納期)を効果的・効率的に達成する活動です。

QCDについてもう少し補足すると、
Q:お客さまが要求する品質を作りこむこと
C:お客さまに対価を頂けないムダを排除すること
D:お客さまが要望する期日に、必要な数の商品をお届けすること
この基本を押さえた上で、「自分がもし現場にいたら、どのように改善していくか?」を意識しながら学習を進めてみると、学習自体もより楽しくなってくると思います。
●サイクルタイム生産
サイクルタイムは製品1個をつくるための時間、ピッチタイムとも言います。いきなりですが、こんな問題、みなさんパッと解けますか?

<問題>
以下の条件のとき、サイクルタイムを計算せよ
稼働時間:8時間
計画停止時間:45分
稼働率:90%
不良率:5%
必要数:1000個

(ヒント)
以下のステップで解いてみてください
1.一日に稼働できる時間を算出する
2.必要数を確保するべき生産数を算出する
3.サイクルタイムを算出する

そう、究極の姿は「稼働時間/必要数」になりますが、一般的には稼働率は決して100%ではありませんし、不良率も0%ではありません。つまり、必要数以上の生産が必須です。実際に現場では、上の究極の姿に少しでも近づけるために
「計画停止時間は本当に適正?稼働率をどうやったら上げられる?不良率をどのように下げられるか?不良の基準ははっきりしているか?」等を日々考えることになるでしょう!
●標準時間
IE(作業研究)-作業測定-時間研究の部分です。(みなさん、例の“こうどうかじ:講堂火事”、しっかりと頭の中で思い浮かべられますか?)ちなみに時間研究の定義は「作業を要素作業または単位作業に分割し、その分割した作業を遂行するのに要する時間を測定する手法」です。一方、標準時間は「標準の作業者が、標準条件のもとで、標準の努力によって作業を行うのに必要な時間」、つまり生産計画の大前提となる“あるべき時間”であり、遅れても早くても生産計画が崩れてしまいます。。

少し補足すると、
標準作業者⇒その仕事への熟練度と適性を持っている作業者
標準条件⇒決められた設備、治工具を用いて、定められた作業方法によって行うこと
標準努力⇒やる気を持っての作業の速さ。
上記の通り、標準時間の設定自体が目的ではなく、QCDの効率的な達成に向けて、あくまでそれを現場で活用していくことが目的であることをお忘れなく。
●余裕率
上に関連して、標準時間に占める余裕時間の割合が「余裕率」です。算出法が2つありましたよね?ここで改めておさらいしましょう

<外掛け法>
余裕率=余裕時間/正味時間
標準時間=正味時間×(1+余裕率)

<内掛け法>
余裕率=余裕時間/(余裕時間+正味時間)
標準時間=正味時間/(1-余裕率)

以下のような図をイメージしておけば間違えないでしょう

●生産性向上

ここで着目して頂きたいのは、生産性向上は生産高を増やすだけではありません。上の図を見てください。同じアウトプットを、少ない投入高で達成することももちろん「生産性向上」ですし、たとえ生産高が減った場合でも、生産性を高い水準で保っておく必要があります。あくまで、QCDの「D」に相当する、お客様が要求する数をアウトプットすることが重要なのです。必要以上に作ると、ただ在庫が増えるだけです。そのためにも、作業の平準化、標準作業化、管理の見える化、整流化が重要となります。
●平準化生産
ひとことで言うと、生産頻度を上げていくこと、つまりどの期間をとっても、同じ量が生産されることに近いです。もちろん、生産する製品の種類・段取り替えの頻度との兼ね合いはありますが、この体制を築いておけば、生産の変動時にも強いというメリットがあります。
対象となるのは、PQ分析(ここでおさらいしておきましょう)の左上にある「量産品」の製品群です。

現状実現できていない場合は、以下のようなステップを踏みます
まず月に1回生産⇒次に月2回生産⇒週に1回生産⇒週に2回生産⇒日別の生産
また、完成車メーカーでは、平準化生産を行うためにも、部品を納入している部品メーカーと生産計画をしっかりと共有した上で、お互い在庫を極力少なく保ちつつ、必要なものが必要なときに納入される体制を築いています。
●おまけ
最後におまけです。私が勤めている完成車メーカーでは(うちだけではありませんが)、こんなことをやっているという紹介です
車両順序時間確定生産:車両メインラインの各工程(車体溶接~車体塗装~車両組立等)が、車両の生産「順序」および「時間」を確定させた上で生産すること。当たり前のように思えるかもしれませんが、同じラインに複数車種(例えば5、6車種)流れている状態では、決して簡単なことではありません。
しかし、これを遵守することで、メインラインとして存在するムダを徹底的に排除し、各工程の効率を高めるとともに、完成直後の工程である車両輸送も効率的に行えます。自動車の生産に興味がある方は、様々な本が出されているので、学習したことの具体的事例として是非読んでみてください。
●おわりに
いかがでしょう?少しは生産管理の論点が見えてきたでしょうか?忘れていた方は、思い出してきたでしょうか??
最後にオススメとして、最近本屋でよく見かける、「ものづくり本」に目を通してみるのはいかがでしょう。一例が、「モノができる仕組み辞典」:成美堂出版です。
たとえ日頃の仕事が製造業とは無縁でも、工場の内部で起きていることが、実例としてイメージが膨らむと思います。テキストの内容を頭に入れることだけが学習ではありませんよね!もちろん、試験がひと段落したら、今後の診断業務のためにも、休日とかにご家族と工場見学をしてみるのもオススメです。
それでは、また情報システム週のときにお会いしましょう!
byコニケン
●参考文献
・日本能率協会マネジメントセンター「図解でわかる生産の実務・生産管理」加藤晴彦著
・日刊工業新聞社「実践「日産生産方式」キーワード25」日産自動車(株)編
・日刊工業新聞社「コストダウンの本」岡田貞夫著
・おもしろがり http://www.omoshirogari.com/glossary_H.htm
・実務に役立つ生産管理http://www.sk-seisan.com/seikeikaku/ske03_heijyunka.html



みなさまこんにちは、コニケンです。ついに昨日でGWも終わりましたが、みなさん学習は順調に進みましたか?当初の計画に対してどうでしたか??いよいよ1次試験まで残り3か月です。計画に対して遅れてしまった方、なるべく早いうちに挽回できるように、再度計画を練り直してみませんか?今こそ頑張り時ですよ!
さて、怒涛の7週間は無事(?)1科目の企業経営理論が終わり、今日から2科目目の財務・会計が始まります。この科目は、今さら言うまでもありませんが、1次試験の7科目の中でも特に得意/苦手がはっきりとした科目であり、1次の合否での大きなポイントとなるとともに、2次(事例Ⅳ)にも直結する科目です。特に「経営分析」に関しては、2次でも30~40点と大きなウェイトを占めます。苦手のままにしておいたら、合格は無いと言っても間違いないでしょう。それに、将来的に企業を診る上では、財務指標を的確に「読む」ことが、その企業を知る上では最も重要なことの一つになります。
今回、財務・会計の1回目として、3部構成でお届けします:
①1次試験の過去データで傾向を改めて確認する
②3つの財務諸表(B/S,P/L,C/S)の繋がりを確認する
③勉強法ワンポイントアドバイス

この「避けて通れない」科目に対して、みなさんすでに大いに力を入れていると思いますが、これからの1週間:全4回に渡る記事を参考に、是非自分の得意・不得意項目を確認しながら更なるステップアップのための学習を実践してみてください。

●データでみる財務・会計1次試験
初学生の方も、学習テキストですでに基本講義を一通り終えられているとは思いますが、まずは、試験範囲を改めて確認しましょう。昨秋の講義以降、なかなかこの科目に手を付けられていない方は「何だっけこれ…」と思うものもあるかもしれませんが、もしそう感じてしまった場合、ここでは各項目の詳細については触れないので、今すぐにでもテキストを開いて、キーワードだけでも拾ってみましょう!

<試験範囲>
【会計分野】
①簿記の基礎 ②企業会計の基礎 ③原価計算 ④経営分析 ⑤利益と資金の管理 ⑥キャッシュフロー
【財務分野】
⑦資金調達と配当政策 ⑧投資決定 ⑨証券投資論 ⑩企業価値 ⑪デリバティブとリスク管理
(⑫その他財務・会計に関する事項)

さて、この科目の場合、1次試験は一部例外を除いて、毎年キレイに25問×4点となっています。財務・会計の分野別での出題数はどうなっているのでしょう?

<分野別出題数>

これを見れば分かる通り、ここ数年は財務(⑦~⑪)が11~12問、会計(①~⑥)が13~14問に落ち着いていますね。要するに、出題範囲の項目が万遍なく出題されています。ただし、この出題範囲の12項目の中でも、企業会計の基礎に関する出題が特に多く、昨年H23の場合は第2問~第8問の計7問出題されています(第2問から順に、引当金の会計処理、減損会計、退職給付会計、企業結合会計、連結決算、会計ディスクロージャー、税効果会計)。このうち、第5問の企業結合会計を除いたら、すべて計算を不要とする出題形式です。たしかにこの科目は、他科目と比較して圧倒的に計算が必要な場面がありますが、決して公式に単純に当てはめてオシマイ、というわけではありません。講義での先生の説明、そしてテキストに丁寧に文章として書かれている一つ一つの本質をしっかりと理解して、こういう問題に対応していくことが重要です。
ちなみに、TACデータリサーチによると、この7問はすべてCもしくはD、つまり正答率60%以下になっていますが、万が一ここで28点も落としてしまったら、相当厳しいことになりますよね。。最低でも、過去問でCランクになっているものは、どういう形でテキストにも記載されているのか(全く記載されていないものはもちろん仕方ないですが…)しっかりと押さえておいた方がいいかもしれません。

次に、分野別詳細難易度に入る前に、ここで年度別の全体平均点の傾向および難易度をご紹介しておきます。

<年度別平均点・合格率>
 

<年度別難易度>

一言で言うと、決して点が稼ぎやすい科目にはなっていません!ここ最近でみると、比較的易しかったH21を除いて、平均点は50点半ば、科目合格率10%前後で推移しています。D~Eランクの問題も約30点分混ざっていることも分かります。特に計算が得意の方や簿記を持っている方で「この科目で貯金を作るぞ」と意気込んでいる方も、いざ本番で思うように取れないこともあるかもしれません。(何を隠そう、自分自身がそうでした)
しかし、2次を見据えても、やはりこの科目で確実に6割を超えていきたいですよね。冒頭でも触れましたが、「万遍なく論点を押さえて、不得意分野を徹底的に無くすこと」そして、これから触れていく「本番で問題の難易度を見極める感覚を身に付けること」に向けて、各自しっかりと準備を進めることが必要です。

さて、ここから分野別の難易度で詳細を見ていきましょう。以下過去7年分のデータです

<分野別難易度>
 

やはりA~Bランクの割合は会計の方が大きいですね。しかし、財務の方もAランクが約2割、Bランクが約3割、計5割あることも見逃さないでください。決して財務・会計のどちらかに偏りがあるわけではなく、両分野とも、「絶対に落としたくない基本問題」と「解けなくても仕方ない(応用?知識?)問題」がミックスされているのが分かります。結局、このグラフも、万遍なくやらなければいけないという根拠ですね。
改めて確認ですが、問題の難易度に関係なく、すべて同じ4点です。1次試験60分という限られた時間の中、本番でしっかりと難易度を見分けて、確実に取るべきところに戦略的に時間を割いて6割以上を取っていくことが重要です。間違ってもD~Eランク(もちろんその場では分かりませんが)に時間をかけ過ぎて結局落としてしまった、ということが無いようにしましょう。実際、H23は最後の方にA~Cが集中していますし、バカ正直に出題順にやることが得策でないことも分かると思います。
A~Cランクの問題数を数えてみると、17~18問、つまりこれで約7割です。6割を取るためにも、A~Bランクは確実に押さえた上で、「Cランクも落とせて2問」ということを意識しながら過去問を学習してみてください。比較的時間に余裕が無いこの科目だからこそ、しっかりと練習を積んで、取るべきところを見分けるこの感覚を、予め身に付けておくことが極めて重要です。

●財務3表:B/S, P/L, C/Sの繋がり
さて、ここまでで「出題範囲を万遍なく押さえましょう」ということを強調していきました。資金を調達する⇒投資する⇒利益をあげる⇒・・・という企業の活動に対して、その成果を表した財務3表:貸借対照表B/S、損益計算者P/L、キャッシュフロー計算書C/Sの繋がりを1次の時点でしっかりと理解しておくことが、全体を押させていく上では有効です。簡単な図によっておさらいしてみましょう

<財務3表の繋がり>
 

※参考文献:國貞克則著「財務3表一体分析法」朝日新書
(⇒私が2次試験に向けて参考にしていた本です)

内容については、上から時計回りに
・P/Lの「税引前当期純利益」が、C/S(間接法)の営業C/Fの「ベース」となる
・P/Lの「当期純利益」がB/Sの「繰越利益剰余金」に積み上がる
・B/Sの「資産合計」と「負債・純資産合計」は一致する(大原則!)
・C/Sの「現金の期末残高」とB/S資産の部の「現金」は一致する

この繋がり、この全体像が理解できると、今まで個別でモヤモヤしていたことが晴れてきて、学習が楽しくなってきませんか?不安な方は、詳細についてテキストおよび参考文献で復習することを強くオススメします!

●最後に:勉強法ワンポイントアドバイス
今回は怒7財務・会計トップバッターとして、試験範囲から始まり、過去データおよび財務3表の繋がりまで見てきました。最後に、私が実践していた勉強法に関するちょっとしたアドバイスで記事を締めくくりたいと思います

・経営指標単語カードを作る
テキストには、収益性/安全性/効率性/生産性に関して、様々な経営指標が登場しますが、本番で緊張している中、それぞれの中身について悩んでいるようではうっかり間違える可能性があります。2次試験の経営分析は、自分で3つ重要な指標を選ぶわけですし、今のうちにスラスラと中身が言えるようにしておきたいですね。そのためにも、私は単語カードを作って、通勤中のスキマ時間に日頃から触れておきました。

・様々な業界の決算報告に目を向ける
この時期は、11年度の決算報告が集中する時期ですね。日経新聞や雑誌等も大部分がこれに割かれます。こういうときこそ、成長を実感し、今後に向けてさらにモチベーションを上げていきましょう!私自身、診断士の学習を始める前は、自分の会社の財務諸表の内容さえまともに理解できませんでした。それが、他業界も含めて見えてくるこの喜び!是非みなさんも目を向けてみてください。当然、ここで疑問に感じたことはテキスト等で確認すると、より実践的に知識が身に付きますよ。

・解けない問題を徹底的に無くす!という気持ちで学習する
今回の記事でも分かって頂けたと思いますが、過去問A~Bランクは本番絶対に落としたくないです。過去問を含めて、T〇Cの養成答練および演習問題は端から端まですべて本番までに「自信を持って」答えられるようにしておきました。そのベースがあった上で、Cランク以上がどこまで取れるかで1次および2次の合否が決まります。目標は高く持てば持つに越したことがないですよ。

それでは明日以降の記事もお楽しみに!
byコニケン



みなさんこんにちは、コニケンです
いよいよGW目前ですね。もう少しスカーっと晴れてほしいところですが、ようやく暖かくなってきました。実は、私は今日がうっかり最終日で、11連休の始まりです。長い連休は製造業ならではですが、その分普段の国民の祝日は出勤日なので、決して働いていないわけではありませんので許してください(笑)
さて、今週はGW直前特集の一環として、ストレート生の立場で、GWの過ごし方、そして少しずつ気になっているであろう、2次試験に向けた心構えを書きたいと思います。何度も言うようですが、私も含めて他の道場メンバーはあくまでHOWの一例を提示しているのであり、たとえ言っていることが正反対でも、どれが正解・不正解というものはではありません。最終的に自分に合ったものを選んで、自分の中に落とし込むのは、言うまでもなくみなさんご自身であることをお忘れなく。。

●GWの過ごし方
まず、最初に言いたいことは、ズバリ「今までの人生でこれほど勉強したことがない」と最後に自信を持って言えるくらいのGWにしましょう!もはや言うまでもないかもしれませんが、1次の7科目の学習が一通り終わった今、ストレート生にとっては、間違いなくこのGWが一つの大きな山場です。ほとんどの方にとって、ここまでまとまった時間が取れることは、本番までおそらく無いでしょう。1次まであと3か月強というタイミングで、各科目の重要論点を自分の中にどれだけ定着させるかで、これからの伸びが決まると思います。
(ここからはT○Cのカリキュラム・教材を前提にしたアドバイスになることをご了承ください)具体的にオススメしたいことは、過去3年分のA~C(本番正答率40%以上)問題、および養成答練・自宅学習問題(つまり約5年分相当の基本問題)をここで一通り解き直すことです。おそらく初期に学習した企業経営とかは長い間手を付けていませんよね?
一応ここで断っておきますが、過去問のD~Eランクはどうするか?と言うと、後で一度目くらい目を通すのは良いかもしれませんが、単純に1次で60点を目指すのであれば、正直このタイミングで深入りする必要は全くありません
問題を解いていく際、(一つの例ですが)一発で自信を持って正解できる問題は/(スラッシュ)マークを、それ以外は「今後確認する」という意味を込めて、✓マークを付けておきます。今後見直したときに、問題なく答えられれば横にやはり/マークを、まだ答えられない場合はを付けて、最終的に完成答練までには潰しておきます。
また、これに取り組むにあたって、さらにやったことは、縦に1次の科目名、横に年次の、7×5のマトリックスを作ったことです。表にしてみたらゾッとするようなボリュームになりますが、取り組むべき相手を「可視化」することで、「絶対にやってやるぞ」とモチベーションを上げるとともに、進捗が一目で分かります。そして何より、1マス1マスをチェックしていき、すべて潰すことの快感がやみつきになります。

そして、GWに限らず、私が持っていたポリシーは、特定科目に集中するのではなく、常に全科目に万遍なく触れておくことです。ご存じの通り、ストレート合格は、総合で6割取れればいいのです。もちろん各々得意・不得意があると思いますが、どの科目が難化・易化するか分からない中、やはりしっかりと全部を短いサイクルで回していくことが合格への近道だと思います。
これからは、完成答練として毎週集中して各科目の学習をすると思います。私は、自宅や自習室で落ち着いて勉強できるときは、もちろんその科目をやっていましたが、「万遍なく触れる」という意味でも、通勤時間等のスキマ時間にこれらの科目をやって、常にカンを鈍らせないように心掛けていました

●2次に対する心構え
お気づきの通り、ここまではすべて1次の勉強を前提に書いてきました。つい先日上級生向けの2次セミナーを開催したばかりですが(今回私は裏方でした)、私は8月の1次試験が終わるまで、2次試験の勉強を一切やりませんでした。事前に知っていたのは、試験が80分×4事例で、そのうち一つが財務中心の問題だということくらいです。「えっ、そんなんでいいの??」と思われるストレート生も多いかもしれませんが、それでも一発で通りました。
1次終了後、2次までどのように取り組んだかについては、またタイミングを見計らって書きますが、とにかく何もやっていなかったのは事実です。もちろん、多少リスクはありますし、あくまでも「一切やるな」と言っているわけではないので、例えば今週末2次チェック模試を受ける方は、是非雰囲気を味わってみてください。おそらくショックを受けると思いますが、今ならまだまだ時間がありますからね。
ただ、別に今度のチェック模試も受けるわけではなく、これから2次の学習にどのくらい時間をかければいいか悩んでいる方。あくまで、私の個人的な意見としては、上記の通り「やる必要がない」ということです。
最大の理由は、単純に「1次に落ちたら、決してその先には進めない!」つまり、1次までの間は、2次をどうしようとモヤモヤと悩むくらいだったら、運営管理の教科書を1ページでも読み込んで、一点でも伸ばした方が自分のためだと思っていました。そして、やはり試験の性質および取るべき対策があまりにも違うためです。文章を書くのが決して得意ではない自分にとっては、2次のために文章を書く練習を始めてしまったら、それなりにまとまった時間が必要になります。その時間を8月までにはかけるべきではないと当時判断しました。
もちろん、8月まで1次に集中し切ると決めたら、1次が終わってからは多少大変になることは覚悟しておいてください。今のタイミングではなく、9月の模試でショックを受ける可能性があることも予め覚悟しておいてください(実際、私は9月模試時点では、相当下の方にいました)。まず今は全く考える必要はありませんのでご安心を。最終的にどうするかは、よく考えた上で各自で判断してください

●最後に
冒頭で、このGWは「今までの人生でこれほど勉強したことがない」と思えるくらい徹底的にやりましょうと書きました。いつ・どこで・何を・どのような心構えで取り組むかもう決まっていますか?計画が立てられていますか?何となく迎えてしまったら、ただ何となく終わってしまいます。それではあまりにも勿体ないですよ。まだの方は、とにかく明日までに必ず決めてください。今年は多少しんどくても、ここで頑張っておけば、来年の春にはきっと素晴らしい日々が待っています。気持ちいい季節でもありますし、休日の学習中は程よくリフレッシュもしてください。「何時から外を散歩しよう」と決めておいて、メリハリを持って取り組むことも大切です。。
私もGW中に、自分の業務に関係する専門分野を集中的に学習するつもりですし、是非一緒に頑張りましょう!
来週からは1次の各科目ごとに、もっと突っ込んで話を展開していきますのでお楽しみに!



みなさんこんにちは、コニケンです
突然ですが、この建物何か分かりますか?そう、霞ヶ関駅の上にある経済産業省の本館と別館です。中小企業庁は別館7F/8Fがメインフロアのようです(画像はMETI HPより)。今回は中小企業経営・政策ということで、実際様々な施策が生まれてくる現場を載せてみました。
さて、ここからが本題。先週からお送りしている中小WEEKもいよいよラスト二つです(締めは明日ひめさんの投稿です!)科目の特徴については、すでに6名の執筆陣が書いているので、今回は私が行っていた今日からできる勉強法について三つ紹介したいと思います。一応最初に言っておきますが、私は決してこの科目を軽視せず、結果的に本番で70点台取れたことで、一発合格に大きく近づきました
たしかに覚えることは多いですが、必要以上に深入りせず(もっと知りたい!と好奇心を持つことはもちろん大事ですけどね)、しっかりと戦略を立てて整理しながら学習すれば、確実に点に結び付きます
テキストの記載内容が、似たような文章で、ピンポイントで出ればもちろん確実に3点を取りに行かなければいけません。たとえ出題に一ひねりあった場合でも、ある程度幅広く押さえておくことで、選択肢を二つくらいまで絞れて、正答率はグッと上がるはずです。
二次試験に直接結び付く論点はたしかに少ないですが、ここで改めて強調したいのは、是非ともこの科目を軽視せず、しっかりと最後の最後まで(=試験本番のお昼休みまで!)自分の頭の中で整理し切って、この科目で一点でも多く稼いでください。

<お薦め勉強法>
1)中小企業政策一覧表を作って、常に手元に持っておこう!
主に暗記科目でもあるこの中小企業政策・経営は、通勤の隙間時間・休み時間等を使う絶好の科目です。5分もあれば一つの論点の自分の中の定着度が上がります。そこで、数々の中小企業政策(主なところで20前後でしょうか)を一覧にした紙を一枚作り、手帳等に潜めておくことで、常に眺められるような状態にしておきます。もちろん、頻出順に並べておけば、なお良いです(T○Cテキストの出題領域表で拾うか、完成講義レジュメの補助資料等に載っています)
たとえ電車が混んでいたとしても、紙一枚を眺めながら、
・施策の概要
・ポイントとなる数字
・対象
・認定者
等について、頭の中でブツブツ呟いてみます(さすがに車内で実際に声を出してしまうと少し迷惑なので…)つまり、あえて内容は書かず、ただズラズラと20の政策名を書いておきます。大前提としては、上記のポイントについて、予め別のノートに「答え」を自分の言葉でまとめておきます
頭の中で呟いた上で、分からなかった部分に関しては、ノートが見られる状態になったら確認した上で、マークしておきます。そして、次に同じ論点を見るときは、それが確実に潰せていることを確認します。全ての主要政策がこのように潰せるまで、このサイクルをひたすら回していきます。家に帰って、このリストを見ながら、声に出して一つ一つ説明していくのも(たとえ独り言になったとしても…)良いでしょう。
あくまで、テキスト以上のことは覚える必要がありません。やることがある程度決まっている科目ってある意味幸せじゃないですか?ここでの努力は絶対に惜しまないようにしましょう

2)中小企業を一つでも多く知ろう!
私は、この資格の学習を始めるまでは、正直、中小企業というものそのものにあまり馴染みがありませんでした。きっとそういう方も多いと思います。そういう状況の中、ただただ政策ばっかり覚えていても、イマイチピンと来ないことがあり得ますし、納得感も少ないでしょう。それでは覚えるのにただ時間がかかり、あまりにも勿体ないです。
そこで、見出しの通り、中小企業を一つでも多く知る対応をとることで、長期的に考えてみても、二次の事例問題に取り組む際、資格取得後に、様々なクライアント先に出向く際にも、プラスとなるような自分の中の「引き出し」を作っておくことにも繋がります。
以前、「特許を身近に感じる」というテーマで記事を書きましたが、やはりどの科目も、具体的な事例に興味を持ち、「身近に感じる」ことが、一発合格への近道だと私は強く信じています。
色々な本はもちろん出版されていますが、わざわざ本屋に出向かなくても、私が定期的にチェックしていた三つのsourceについて紹介します
○J-Net
http://j-net21.smrj.go.jp/
すでにこのサイトは閲覧している方が多いと思いますが、とにかくあらゆる企業の政策活用例、成功例が紹介されています。昼休み普通に眺めているだけでも気分転換になりますし、とにかく内容が本当に興味深いです。是非目に留まった企業をクリックして読んでみてください

○日経新聞:新興・中小企業面
毎週月曜日に1面分、中小企業が特集されています。上に書いたような、特定企業の取り組みを知る上でも、中小企業全体の動向を知る上でも、診断士試験を受ける者としては、是非端から端までチェックしてみてください。

○がっちりマンデー
http://www.tbs.co.jp/gacchiri/
日曜の朝7時半から放送されている、私の大好きな番組の一つです。不定期ですが、中小企業の技術力等、いわゆる「オンリーワンの強み」が分かりやすく紹介されています。これも、素直に感心してしまうことが多いですが、やはり診断士を目指すにあたっては、(もちろん今の私もそうですが)どうやったらこの企業がここに辿り付けた分析してみると、二次試験対策も含めて、今後に繋がっていくと思います。

3)グラフのポイントを、自分の言葉でまとめ直してみよう!
最後は、テキスト前半に書かれている、中小企業経営について。こちらは、中小企業白書2011年版に記載されている主要な統計データを覚えることになりますが、テキストに記載されているグラフのポイントを、自分の言葉でまとめ直してみてください。すでにポイントがワンフレーズで書かれているものもありますが、これを丸暗記するよりも、自分の言葉でまとめ直した方が、間違いなく「しっくり」来ます。もちろん、ポイントが書かれていないものに関しては、他と同様、ワンフレーズを作ってみてください。グラフそのものの細部の数字まで漠然と覚えていくのは、さすがに難しいですよね?
そして、そのワンフレーズに対応する形で、ポイントとなる数字・箇所に大きくピンク色等で○付けをして、あくまで必要な部分のみ、ビジュアル的に覚えましょう。

<おまけ>
ご存じの通り、この科目は本番90分あります。ただし、90分フルで使う受験生も比較的少なく、途中退出をする人も多いです。自分自身、本番は結構気が散ってしまいました。。ただし、早く帰っている人=できている人とは限りません!!周りを気にせずしっかりと集中力を保ちつつ、少しでも正解に近づけるように、それまでに勉強したことを総動員しながら選択肢を絞り込んでいきましょう。

<最後に>
いよいよGWまで二週間ですね。初学者のみなさんは、ここまで半年間ひたすら突っ走ってきたと思いますが、改めてその半年間を振り返ってみると、自分の成長を実感できていませんか?GW後からは、ついに二順目が始まります。我々も最大限サポートしていきますので、是非一科目一科目、一緒に磨き上げていきましょう
byコニケン



みなさんこんにちは、コニケンです
おとといは季節外れのスゴイ嵐でしたね。みなさんは無事帰宅できましたか?私は一時半に帰宅命令が出ましたが、、結果的に夕方には自分の通勤ルートの電車が止まったので、今回の会社の判断はとても良かったと思っています。やはりこういうときは先手を打つことが大事ですね。
本題の前にもう一つだけ余談ですが、このブログ執筆等でPCを使う機会が増えたこともあり、先週末アキバで5年ぶりにノートPCを買いました。先日、情報システムに関する投稿の際に、「家電量販店でPCのスペックを眺めて、より身近なものに感じるためのアクションを取ってみよう」と書きましたが、久々にじっくりと眺めたら、最近のスペックの凄さに改めて驚きました。結果的にV○IOを買いましたが、本当に快適です。某有名評論家が「ツールのためには金を惜しむな」と言っていましたが、今はものすごく納得しています。
さて、先週までは各科目の具体的な内容が比較的多かったですし、夏までもその回数が増える予定です。そこで今日は、季節的なものにも絡めて、私が一発合格に向けて意識的に心掛けていたことを紹介します。メッセージは二つです。少しでも共感できることがあれば、ぜひみなさんも心掛けてみてください

1.診断士に挑戦していることを周囲に積極的に告げる
4月は異動の季節です。みなさんの中にも職場が変わったり、周囲のメンバーが変わった方も多いと思います。実際、自分自身が受験生のとき、全く別のグループに異動して、上司も全くの初対面でした。その状況の中、私は迷いなく、真っ先に上司や同じチームのメンバーに、診断士試験に挑戦していることを告げました。それは、勉強時間を確保するため、時折早めに仕事を終えることに対する理解を得るという点は挙げられます。ただ、それ以上に、周囲に告げることで、良い意味で自分に対して「緊張感」が生まれること、そして自分が真剣に大きなことに挑戦していることを口に出して他人に説明することで、自分の中により大きな「覚悟」が生まれること。いまみなさんの中にはどの程度その実感があるでしょうか?
そして、その結果「是非試験頑張ってね!」と家族を含めた身近な人々に応援されることが、最終的には自分にとっては大きな力となりました。もちろん、決して簡単に通る試験では無いにしても、「いざ不合格になったらカッコ悪いかも?」と思ったことがあるのも事実です。だからこそ、信頼できる人に語っていくことで、それを上回るほどの良い緊張感・覚悟を自分の中で定着させることが、結果的に好循環サイクルに乗っかる一つの方策だと私は信じています。
先日、会社の中堅層研修の一環で、自分の10年後の目標を、同世代のメンバー大勢の前で宣言しました。「言ったからには…やってやる!」という気持ちがここでも生まれました。(よく考えてみると、レベルが違えど、大学受験のときもまさにこの状態で、かなり上手くいったと思っています)「試験に向けて勉強しただけでも自分のためになった」と考えるのではなく、どうせチャレンジするなら、ぜひ最後まで合格し切りましょう!
もちろん、どうしても周囲に言えない環境だったり、言えない事情がある場合は無理する必要全くありません。自分の中に留めておいて、着々と学習を続けていただき、他にできることもいくらでもあるので色々と工夫してみてください。
ちなみに、一歩間違えると「えっ、資格取って仕事辞めちゃうの?」と誤解されて、ムダに心配をかけてしまうこともあるので(本当に辞めて独立・転職される方もいると思いますが)ご注意を…(経験談)

2.「心の余裕」を持つ
4月は異動の時期でもありますが、桜の季節でもあります!私からのメッセージは「桜の木の下で少し立ち止まって、花を楽しむくらいの「心の余裕」を持ちましょう!」初学者にとっても経験者にとっても、年度が変わり段々本試験が近づいてきて、少しずつ焦りが出ることがあるかもしれません。実際自分が受験生だったとき、秋から約半年間、ここまで勢いで突っ走ってきたものの、この時期には少しずつその勢いが焦りによって消えかけていたのは否めません。「一分一秒たりともムダにできない」と思うことは決して悪いことではありませんが、いつもそのように張り詰めていると、どこかで破綻してしまうということをいつも頭の隅に入れつつ、例えば上に書いたように桜を眺めるくらいの「心の余裕」を“意識的に”持っていました。一日の中のメリハリだけではなく、おととしの手帳を見てみると、ポイントポイントでイベントを入れることで、「ここでは息抜きする!」という場面を一週間・一か月周期でも作っていたのが、今振り返ってみても分かります。
みなさんはいかがでしょう?良い意味で息抜きできていますか??“何となく”ではなく、“意識的に”その場を作っていかない限り無理だと思います。今週末がまさに桜が満開となるはずなので、学習の合間にでもぜひ散歩してリフレッシュしてみてください!しつこいようですが、張り詰め過ぎは決して良いことはありませんよ!(すでにご家族の方にも言われてたりしませんか?)

多くの方が、いよいよラストの中小企業政策を学習している頃だと思いますし、勝負のGWまでもあとわずかです。初学者にとっては一つの節目となる6月の一次模試までも2か月半。もちろん全力を尽くしていることだと思いますが、ほんのちょっとの意識の持ち方の差で、プラスになることはあります。今日私が書いたことだけでなく、この時期だからこそ、改めて何かプラスになることがないか考えてみてください。我武者羅に勉強するだけでなく、それを考えてみてみるくらいの心の余裕も大切ですよ。私自身も今でももちろん意識していますし、一緒に頑張っていきましょう!
次回は中小企業政策のポイントについて触れますのでお楽しみに!
byコニケン



みなさんこんにちは、コニケンです。
いよいよ三月最終週ですね!職場で部署の異動が発表された方もいらっしゃると思います。私の職場でも、来週から大幅な組織変更があり、フロアも移ることになりました。引っ越し隊長に任命されたので、何とか無事終わらせないと思っているところです。。
さて、前置きはそんなところにしておいて、「法務強化週間」の一環で、今日は「身近なところから特許を理解しよう!」というテーマで書いてみます。二週間前に、 「経営法務の3×3」のタイトルで、初学生向けの導入編として、この科目の特徴や心掛けたいポイントについて書いてみました。今回は角度を変えてみて、特許を「より身近なものに感じる」ことで、理解度を上げることを主眼に置いてみます
おそらく読者の大半の方は特許を「身近なもの」とは感じていないと思います。しかし、そうでないとテキストに記載されている内容や、授業で先生が説明して下さっていることにも興味が湧いてこないですし、理解度もなかなか上がりませんよね?これはどの科目のどの分野にも共通することです。裏を返せば、今まで縁が無かったものに興味を持ち、自ら深く掘り下げていくことで、自分の視野が広がっていくと同時に、試験対策で問題を解くことなんか全く苦で無くなります
初めに言っておきますが、私は製造業でエンジニアをやっている関係で、今回のテーマである特許に関しては、実は元々身近なものではありました。入社してからも、合計三件出願しています(残念ながら、まだ採用されたものはありませんが…)
しかし、逆に私にとっては、同じ経営法務でも、会社法や民法などは、基本的なところを除いて無縁でしたし、診断士試験の柱でもある財務・会計も、実務で自分で手を動かしたことなど一度もなく、正直最初は気持ち的にもハードルが高かったです。(工学部出身のくせに、情報システムだってそうでした)
今回伝えたいのは、最初はそういう状態でも、見方や意識の持ち方を少し変えるだけで、理解度がグンと上がり、試験においても目に見える形で成果が表れるということです。以下、具体例として特許に関するトピックスを書きますので、何かのきっかけになって頂ければ嬉しいです。

まずは特許について簡単におさらい
過去の記事や、テキストにも書いてあるので詳細については触れませんが、ここで改めて簡単におさらいしましょう。
特許を上手く活用して、企業(特に製造業)として競争力を保っていくには、一言で言うと
「創る⇒守る⇒活かす⇒創る⇒…」
のサイクルを回すことが大事になります。研究開発を行った成果を、しっかりと権利として保護し、それを戦略的に活用することで、投資を回収する。この環境をしっかりと整えていくことは、大企業にとっても中小企業にとっても共通して言えます。逆に、これができないと一瞬にして競争力を失って、事業から撤退せざるを得ないこともあるのは言うまでもありません。もちろん、時には日本国内だけでなく、国際的に押さえることも重要になります。
特許になる要件(大前提)として以下が挙げられます
①自然的法則を利用した技術的思想の創作で高度なものであること
②産業上利用できること
③新規性があること
④進歩性があること
⑤明細書の記載が規定通りであること

それぞれ、どういう場合に当てはまらないか(例えば、どのようなものが「新規性が認められない」か)については、同じく詳細について触れないので、各自しっかりと押さえておいてください。間違いなく試験に出るポイントにもなります。補足ですが、特許に関しては審査主義であること、先願主義であること(先発明主義ではありません)を併せて押さえるとともに、実用新案との比較も確実に頭に入れておいてください。

さて、今回の本題である<身近な>事例およびそこでのポイントを5つ挙げます。以下、「さらに知りたい!」という方は是非気分転換や通勤中にでもネットで調べてみてください。しつこいようですが、テキストを丸暗記するのではなく、好奇心を持ち、このような実例にも興味を持って、理解度を上げていくことが何よりも大事ですし、合格への近道でもあります!

●地下鉄マップ
まずは手ごろなところから。地下鉄の駅のホームで、「あの駅は何号車に乗れば出口が近い/乗り換えが楽」ということがビジュアル的に一目瞭然になっているポスターが貼ってありますよね。あれはお子さんがいらっしゃる主婦のアイディアから生まれました。荷物を持ち、お子さんをベビーカーに乗せている中、運悪く、エレベーターに乗るためにホームの端から端まで歩かなければいけなかったそうです。その際、「予め出口が分かっていればどれほど楽だろう」という発想から、ご自身で全駅を調査して(!)、ポスターの原案を作成して売り込んだ結果、今では無くてはならないあのポスターが誕生しました

<ポイント>
日常的に困っているところに特許のヒントがあること。企業だけではなく、一個人からもこのように特許が生まれる可能性があるくらい身近なものであること。

●雪見大福
長年の大ヒット商品である「雪見大福」。パッケージをじっくり見たことありますか?実は上に「特許第○○号」と小さな文字で書かれています。今では当たり前のように親しまれていますが、よく考えてみたら、低温でもいつもモチが硬くならず、ふんわりモチモチしているというのは、そう簡単に実現できたことではないと思います。これを実現できたからこそ、特許になり、同業を寄せ付けないユニークな商品になったわけです。実際、最初の特許が1981年(私が生まれた年!)に登録されました。その後、20年が経って権利が切れた際(←テスト頻出!)、メーカーは、改良特許としてすぐに出願しました。今日はその新しい特許が登録されていますが、それが登録されるまでは、数年間「特許出願中」と書いてあったため、ちょっとした話題にもなりました。

<ポイント>
一見不可能と思われることを実現できたら、そこにヒット商品が生まれるということ。20年で権利が切れたら、改良特許で押さえ続けることも可能だということ。

●コダックvsポラロイド
今ではデジカメに押され気味ですが、もう30年前にもなるインスタントカメラに関する訴訟です。コダック社が、ポラロイド社の特許を侵害したとして訴訟が起き、敗れたコダック社は、賠償金として約1000億円と工場の閉鎖と事業の撤退を余儀なくされました。特許の効力の強さ、それを何がなんでも守ろうとする企業の姿勢(もちろんものすごくだいじですが)は本当に恐るべきものがありますね。万が一、主力製品でこのようなことが起きたら、このように企業存命の危機に立たされます。診断士としても、この分野の基本的知識をしっかり理解した上で、クライアントの競合他社の関連しそうな特許もしっかり見ていかなければいけません。

<ポイント>
侵害訴訟の結果次第で、工場閉鎖・事業から完全撤退せざるを得ないくらいの事態に追い込まれる可能性があること。権利取得の際、どこまでの範囲を押さえるかがポイントとなること。

●コカコーラ
世界中どこに言っても飲めるあのコカコーラ。しかし、そのレシピが金庫に保管され、社内の本当にごく一部の人にしか公開されていないことも結構有名な話です(どうやら解明を挑戦しようとしている人は多いみたいですが、完全に解けた人はきっといないでしょう)特許は出願すると公開されますが(←ポイント)、模倣回避のため敢えて出願せず、ノウハウとして持っておくことでも、このように他を寄せ付けない大ヒット商品で世界のトップブランドの一つとして君臨し続けれるケースがあるのです。
出願して、登録後維持するのも当然お金がかかるわけですし、本当に出願すべきかどうかは長期的な視点を持って戦略を立てなければいけませんね。

<ポイント>
必ずしも特許として技術をすべて公開することが成功に繋がるわけではないこと。ノウハウとして秘匿にしておいた方がむしろ良い場合もあること。

●ファストパス
最後に、Dランドに行かれたことがある方は、必ず使っているはずのあの便利なファストパス。これも実は特許なんです。(実は、私は40回近くDランドに行ってますが、これに関しては今回色々と調べていたのをきっかけに初めて知りました…)これは、実際本文を読んでみると、「従来の技術の項目」より引用:「客は並んで待つが、これを好む客はいない。後になって列ができていないときに戻ってくるほうがようほどよいと思っている」と書かれています。本文は大抵堅苦しい文章ですが、とても感情的で思わず納得してしまいました。でも、これがあるからこそ来園者は満足度がアップし、自分みたいな(?)リピーターが増えて、毎年のように最高益を叩き出しています。さすがDですよね。余談ですが、僕が大好きな別の某遊園地は、優先権を単純にお金で買い取るシステムになっています。さすがにこれは特許にはなっていない!?

<ポイント>
顧客目線で、解決すべき課題に特許のヒントがあること。大成功を収めている夢と魔法の国も実は特許で溢れていること!

いかがだったでしょう?少しは興味が湧いてきたでしょうか?試験の頻出ポイントも点在しているんが分かりましたか?どの科目もこんな視点で学習できたら、楽しいと思いませんか??たとえば経済学とかでも、このような視点を持って是非見直してみてください。
最後にクイズですが、特許出願件数で、日本は世界で何番目かご存じですか??(答えはまた今度!)
次はいよいよ中小企業・政策ですね。学習一巡目の終わりが見えてきました。桜の開花を楽しみつつ、今週も残り頑張っていきましょう

byコニケン




みなさんこんにちは、コニケンです。
もう三月中旬と言うのに、まだまだ寒い日が続きますね。年度末で仕事も忙しい時期だとは思いますが、体調を崩して授業に出られなかったり、思うように勉強に集中できなかったりと本当にもったいないことになるので、是非体調にだけは気を付けて下さい
さて、前回は情報システムのポイントについて簡単にまとめてみましたが、今回は経営法務のポイントについて書いてみます。一次試験二日目の朝一に受ける科目ですね。いよいよ一次試験の一周目の勉強も大詰めになってきましたが頑張っていきましょう

○はじめに
最初に言っておきますが、実は私にとっては一次試験最大の山場でした…結果的には本番で問題無く60点を超えましたが、模試や授業で受けた練習問題等で7科目中唯一40点台を叩き出し、不安要素が完全に取っ払えなかったのは事実です。それでも総合合格の足を引っ張らなかったのは、本番に臨むときまでには、当初持っていた苦手意識を相当克服したからだと思っています。そう、文理出身問わず「何となく難しそう…」「面白く無さそう…」という負の先入観を持っているみなさん、まずはその意識を少しでも取っ払えるようにしましょう!
間違っても時間切れ等で40点を切らないこと!ここで足きりをくらったら本当に本当にもったいないです。2次試験にも大々的には登場しないため、いわゆる重要3科目ではないですが、決して油断することなく、万全の状態で本番に臨めるように準備を進めていきましょう。また、万万が一のことを考えて、法務での失点を、例えば情報システムで補えるようにしておくという安心感が、結果的には本番で平常心を保つポイントでもあると思います。
初学生に取ってみたら視野を大きく拡げるチャンスです!特に私のように製造業の場合、知的財産での知識は直接的に仕事にも結び付きます。(余談ですが、入社してから何度か特許を出したものの、その裏にある知的財産法自体をあまり理解していなかったのがある意味恥ずかしいです。もちろん、今はもう違いますが!)また、これは誰にとっても共通ですが、会社法を学べば、基本中の基本である「自分の会社はどう成り立っているの?」ということも分かり、今までと違った形で自分が所属している組織が見えてくるはずです。ワクワクしてきませんか?

さて、導入が少し長くなってしまいましたが、前回同様「3×3」として、試験傾向3つ、それぞれに対する対策3つ、そして、最後おまけとして、これだけはマスターしたいトピックスを3つ掲げます。まだ学習がこれからと言う方も多いかもしれませんが、今後の予告と言う意味も込めて、気軽に確認してみてください。本格的に始まった頃に、またこの記事へのリンクを張っておきます。

○試験傾向・対策
1.問題文・選択肢が長く、時間切れを起こす可能性がある
まだ学習を始めていないみなさんも過去問をパラパラとめくって頂くと分かると思いますが、比較的一問一答的性格が強い情報システムや中小企業経営・政策に対して、60分という試験時間を考えても、問題文も選択肢の文も一つ一つが長いです。丸々一ページ文字で埋め尽くされているものもあれば、場合によっては一問が3ページにまたがっていることがあります。選択肢の差も曖昧で判断に迷うため、財務会計と並んで、きっと時間的にはカツカツになる科目となるでしょう(私自身、最後の最後までそうでした)。問題数は少ないのですが、一問あたりの配点が大きい分、一問落とすとダメージも大きいですよ。。

⇒対策1
日頃から、問題を解くときのスピードを意識する!もちろん、独特の言い回しに慣れるまでは多少時間がかかるのは仕方ないですが、ある時点からは必要以上に慎重になり過ぎず、 問題を解くときも(例えば)「3分で解く」と目標を定めて解いてみましょう。この科目は、深入りし始めたら正直キリがないので、特にその意識が重要だと思います。
この科目の代表的出題パターンとして、 a) 単純な穴埋め / b) ある事例に対して、適切・不適切の選択肢が与えられる /c)ある共通テーマに沿って、4つの全く異なる事例に対して適切・不適切の選択肢が与えられるがあります。いざ本番を迎えた時、もはや言うまでもないですが、問題順に解く必要は全くありません。時間がかからないa)から潰していき、あとは残りの時間でb)・c)をどう潰していくか。詳細はまた別の機会に触れることにしますが、自分の得意・不得意も考慮しつつ、戦略的に取り組んでください。しつこいですが、「終わってみたら時間切れ」ということだけは絶対避けるように!

2. 問題文のイメージが捉えづらい
「X社の代表取締役甲の母親乙は不動産等の資産を有しており…X社のY銀行からの11億円の借入について…」(2010年度第16問より抜粋)甲?乙?X?Y?独特の言い回しである上に、登場人物等の関係がとても複雑で、パッと読んだだけでは何を言っているのかイメージが捉えづらい問題が多々あります。とは言え、やはり1問あたり平均3分で解くことが求められており、じっくり読んでいる時間もありません。。

⇒対策2
文章として関係を追うのではなく、簡単な図を描いて関係を整理する!例えばお金の流れがどうなっているのか、誰が誰に対して損害賠償を請求しているのか等、文字だけでは分かりにくいことが、矢印を含めた図を描くことで一気に分かりやすくなります。もちろん、人に説明するパワポを作るわけではないので、精緻可憐である必要はありません。あくまで、自分が分かれば良いのです。とは言え、最初はそう簡単にはいかないと思います。1で言ったように、時間を意識しつつ、日頃から訓練を積み重ねることで、どのような図が有効かが見えてきますし、これは他の科目や、普段の業務においても間違いなく活かされてきます。

3. 覚えるべき内容の差が紙一重
何を言っているかと言うと、例えば会社法の冒頭に登場する、株式会社の種類(機関設計)。「公開会社にとって、監査役は必須なの?任意なの?え、大会社かどうかでも変わる!?」前提条件によってコロっと答えが変わり、その差は本当に紙一重です。曖昧な定着度のまま本番に臨んだら、緊張していることも考慮すると、間違いなく焦って正解に辿りつけないでしょう。。

⇒対策3
表の中身を漠然と覚えるのではなく、色やパターンで覚える!たとえば、上にも登場した機関設計において、表の中で「必須」の箇所を黄色の蛍光ペンで塗る。そうすると、画像パターンとして捉えることができ、頭の中に定着しやすいでしょう。もちろん、テキストの表をそのまま覚えるのではなく、自分が覚えやすいようにアレンジするのもオススメです。そして、いざ本番でそのテーマが登場したら、たとえ30秒かかったとしても、必要部分の自分流の表を、問題用紙に描き出す!私自身そうしましたし、冷静に判断ができます。単品ずつの記憶勝負で臨んでもおそらく失敗します。何度も練習して、表やその覚え方に改良を加えつつ、スラスラと描き出せるように今から訓練を積んでいきましょう。

○絶対にマスターしたいトピックス
先週同様、詳細は抜きにして、上の3)に関連して、最重要の3つのテーマを挙げておきます。本番までに何度も何度も確認することになるでしょう。とにかく最低限この3つだけはスラスラとアウトプットできるように準備をしておいてください
①株式会社機関
⇒株式譲渡制限会社・公開会社・大会社・委員会設置会社に対して、株主総会、取締役会、監査役の有無等
②組織再編
⇒事業譲渡/授受・合併・株式交換/移転・会社分割に対して、債権者保護手続きの有無、効力発生の時期等
③産業財産権
⇒特許権・実用新案権・意匠権・商標権に対して、保護対象、審査方法、出願公開制度の違い等

どういう形で出題されても、8月時点では、自信を持って人に説明できるようになっていましょう

○おわりに
いかがでしょう?何となくイメージが湧いてきましたか??冒頭にも言いましたが、(特に理系のみなさん?)絶対に苦手科目のままにしておかないこと!しばらくはなかなか結果が出ないかもしれませんが、粘り強く取り組みつつ、あくまで自分の世界を拡げる良いチャンスだと捉えて、法律の世界を楽しみながら学習してみてください。そうすれば、自ずと最後は良い結果に結び付くはずです。一人で悩んでしまったときは、過去問を題材に学習仲間や先生と語ってみるのもオススメです。是非頑張ってください!
<予告>4月に中小企業経営・政策もまとめますのでお楽しみに!
byコニケン




みなさんこんにちは、コニケンです。
昨日は中国地方で春一番が吹き、もうちょっとで桜の季節になりますね!一方、報道も増えてきましたが、今度の日曜で震災からちょうど一年になります。私は昨年夏に石巻にボランティア活動に行って被災地を間の当たりにしてきましたが、あれからまた少しでも街が活気を取り戻してればいいなとつくづく思います。
さて、前置きはこの辺にしておいて、今回は、1次試験2日目の3科目のうち、情報システムのポイントについて書いてみます。みなさん情報システムはきっと学習を始められていると思いますが、まだの方は雰囲気を掴んでみてください。本格的に学習を開始される際に、この記事をまた読み返して頂ければ幸いです。いつかまたリンクを張っておきます。
今回は、タイトルに書いた「3×3」として、試験傾向3つ、それぞれに対する対策3つ、そして、最後おまけとして、これだけはマスターしたいトピックスを3つ掲げます。難しいことは書かず、シンプルにまとめすので、気軽に確認してみてください。

○はじめに
まず、これはふうじんさんもまとめていましたが、要するに「知っているか・知らないか」の世界。つまり、知っていればすぐに分かるし、知らなかったらいくら考えても正解に辿りつけない。だからこそ、是非得意にして得点を稼ぎたい科目であることは間違いありません。「何となくパソコンは苦手」という意識がある方、たしかに覚えることは多いですが、後述することを意識しながらテキストを読んでコツコツと一つずつ重要事項を潰していけば、いつの間にか得意科目になっているでしょう。本番はきっと時間的余裕ができるはずですし(上記の通り、大半は知ってるか・知らないかの世界なので考えることがあまり無い)、計算問題自体も決してバリエーション・計算量ともに多いわけでもないので、「捨てる」なんて考えず、1問=4点を一つ一つ確実に取っていきましょう

○試験傾向・対策
1.アルファベットの略語が多い
FTP,IDS,EPROM…等、初学者にとっては意味不明(?)の用語が頻出するのが、この科目の大きな特徴です。中には、ROM⇔RAM, SRAM⇔DRAM等、とても似たものも同士が登場して、きっと覚えるのに苦労しているのではないでしょうか?ただ漠然と覚えようとしても定着しません

⇒対策1
略語ではなく、英語として覚えましょう!そのためにも、単語帳を作りましょう!3文字だと意味不明だったのが、例えばFTPではFile Transfer Protocolとして覚えれば、少なくとも’Transfer’というキーワードによって、ファイルを「転送」するときに使われるプロトコルだということがすぐに分かります。スペルま含めて全部正確に覚えてくださいとは言っていません。要するに、このようにキーワードさえピックアップできればいいのです。SRAM⇔DRAMでは冒頭のStaticとDynamicさえ覚えておけば、イメージが掴めるはずです。英語の苦手意識からこれを敬遠しているのであれば、かえって遠回りをしていますよ。上記の通り、「単語帳」を作って、それこそ電車に乗っている30分、昼休みの10分等のスキマ時間を有効活用すれば、十分に覚えられます。あくまで、地道な努力が必要です。

2.論点がシステム・階層構造になっている
例えばインターネットや認証の仕組みのように「フロー」があるものは、部分的・断片的に覚えても、なかなか効率的に頭に入ってこないですよね。OSI基本参照モデルは、文字通り7つの「階層」構造になっていますが、これもバラバラに覚えると、正誤問題の場面で混乱してしまいます

⇒対策2
自分の手で、各論点ごとにノートに纏めてみてください。当然、図表を自分で書いてみて、流れを掴んでみてください。まずは最初はテキストの丸写しでも構いませんが、何も見ずに自分の言葉でスラスラと書き出せることが試験までの目標です。それを実践する上で、私は「はじめてのインターネット」のような初心者向けの図解が豊富な本を一冊買ってみて、テキストとは違った視点で「気軽に」理解を深めました。OSI基本参照モデル等も、見えないものなので概念は少し取っつきにくいですが、自分の手で纏めればきっと見えてくると思います。それでも分からないことは、徹底的に先生に聞いてみてください。

3.「分かっている気になっている?」ものが登場する
みなさんはインターネットや電子メールを日々当然のように使っているはずですし、パソコンのスペック:CPU○○GHz, メモリ○○GB等ももちろん聞いたことはあるとは思います。少し前にやった経済学に比べて、この科目はそういうものがゴロゴロ登場します。ただし、改めて振り返ってみて、人にきちんと説明できるものは果たしてどれだけありますか??

⇒対策3
ズバリ、もっとパソコンを「好き」になりましょう!もちろん、オタクになってくださいとは言っていません。家電量販店に行き、実際にパソコンを見たり、カタログをもらって比較してみて、今までよりは触れる機会を作る。自分自身、工学部出身とは言え、恥ずかしながら各スペックについて細かく気にしたこともありませんでした。他の科目も共通して言えることですが、少しでも身近なものに感じられれば、頭の中の定着度合いも全然変わってきます。それが人に説明できるようにでもなったら、確実に自信にも繋がります。将来的に企業の診断をする際に、この自信というのは大事なことですよね?間違っても、何となく「分かった気」になったまま、落とし穴にハマらないでください。やるのなら、多少時間がある今が良い機会です。

○絶対にマスターしたいトピックス
詳しいことは書きませんが、以下の3つ、しっかりと押さえていますか??
1.正規化
ほぼ間違いなく毎年出ます。そして落とせません。過去問を題材に、色々なパターンを繰り返し練習してみてください

2.SQL
複雑そうに見えて、極めて論理的(というか論理そのもの)です。自分自身で問題を作ってみて解いてみたらいかがでしょう?

3.インターネット/電子メールの仕組み
しつこいようですが、診断士になるのであればしっかりと説明できるようになりましょう!

○おわりに
いかがでしょう?少しはやることが見えてきましたか??他の科目もそうですが、絶対に難しく考えてはいけません。何度も言いますが、大事なところをコツコツと地道に潰していけばいいのです。そして、この情報システムこそ、万が一他の科目で予定より点を落としてしまった場合(私が受けた2010年経済学のように…)、挽回を図る良い科目になるでしょう。是非頑張ってください!
次回は、経営法務の3×3について書きますのでお楽しみに!

byコニケン



みなさんこんにちは、コニケンです。
昨日はまさかの大雪でしたが、今日からいよいよ三月ですね。花粉症の方(私も若干抱えていますが)は少し厳しい時期になるでしょうが、負けずに頑張っていきましょう!
二週間前、「自分のスタイルを貫き通す」という内容で記事を書きました。今回は、その実践を支えていた「もう一つの柱」を紹介します。いわゆる‘直接的な’勉強法ではありませんが、自分にとってはストレート合格の大きな要因になっていたことは間違いありません。
それは、ズバリ「診断士の学習を続けながら、運動を続ける習慣も持つこと!」です。「え、ただでさえ時間が無いのに運動?」「忙しいからそんな時間を取れないよ。一時間運動するくらいだったら、過去問を一年分解いた方がいいんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、見落としているポイントがある方もいると思って、今回あえて取り上げてみました。
もちろん、まずは「日々の健康維持」という点は誰もが思いつくと思いますが、単にカゼをひかないということだけでなく、みなさんは以下に挙げる視点で考えてみたことはありますか?

1.本番で戦える体力が養える
2.ストレスが和らぐ、気分転換できる
3.あえて学習時間を削ることで、密度が濃くなる
4.あえて苦しい状況を経験することで、メンタル面でタフになれる
5.成長の場がもう一つできる

本題に入る前に、「結局コニケンは何やってたの?」と聞かれそうなので、私が学生時代から社会人にかけて(もちろん受験期も)今も続けているスポーツを一言ずつ紹介しておきます
ラクロス:大学一年から体育会に所属していました。今は社会人チームの一員です。ラクロス自体はご存知ですか?そう、棒に網がついていてボールを投げたり捕ったりするスポーツです
マラソン:普段は近所をジョギングし、定期的にフルやハーフの大会に出て毎回自己ベスト更新を狙っています。先週末は東京マラソンで盛り上がりましたね
筋トレ:近所のジムに通っています。後述しますが、要するにすべての土台であり、成長を実感しやすいものでもあります。
テニス:社会人になってから始めました。職場近くのスクールに二週間に一回通っています。
ゴルフ(おまけ):社会人にになって、年に6~10回くらい回っています。人脈づくりには間違いなく有効!
私は、上に挙げた内容を試験勉強中も必ず平日一回、週末一回(できれば土日両方)は続けていました。平日は主に仕事帰り、週末は日曜が二コマ授業だったので、主に土曜日の日中自習の合間もしくは日曜の授業後です。余談になりますが、似たような状況として、大学受験のときも、直前期まで部活をやめませんでした。病気も全く無く6年間無遅刻無欠席でしたし、振り返ってみると、どうやら自分の中では前から思いがあったみたいです。

それでは、話題を戻して、ポイントの詳細に移りたいと思います

1.本番で戦える体力が養える
まずは第一にこれを挙げたいです。 過去に大学受験等で経験されてるとは思いますが、トータル丸三日試験を受ける診断士試験も正直甘いものではありません。ただでさえ緊張感が漂っている中、一次試験は二日間で7科目、二次試験は一日で4科目、体力的にも精神的にもとにかく疲れます。特に、一次試験では初日の午後、二次試験は最後の事例Ⅳ(財務)は誰もが相当しんどい状態になっていると思います。ただし、それを乗り越えなければ合格はありません。いくら勉強している人でも、普段過去問をスラスラ解ける人でも、本番実力を発揮しきれないこともあるでしょう。そのためにも、土台としての体力は必須なのです。みなさんはいかがでしょう?是非振り返ってみて、必要だと思ったらすぐに行動に移してみてください

2.ストレスが和らぐ、気分転換できる
いくら勉強が好きな人でも、平日は仕事終了後、週末も一日部屋に籠って机に向かいっぱないしだったらストレスがたまりますよね??久しぶりにこのような机に向かう勉強を始めている方は、なおさらだと思います。しつこいようですが、それを発散させる素晴らしい手段が運動です。走って軽く汗をかいて、いったん嫌なことを忘れて、リフレッシュできるはずです。溜め込んでしまうと、悪循環に陥ってしまいすし、絶対にNGです!発散させてください。

3.あえて学習時間を削ることで、密度が濃くなる
「なぜわざわざそんなことを?」と思われるかもしれませんが、要するにメリハリのためです。例えば週末に自習室で勉強するとき、他の予定もなくダラダラとやるのと(もちろん、ダラダラとやらないと思いますが、一日集中し続けるのは大変ですよね)、「何時から何時は運動しよう」と決めて、一日の中で一つの区切りを設けるのとでは、気持ち的にも、学習の質的にも全く変わるはずです。騙されたと思ってやってみてください。

4.あえて苦しい状況を経験することで、メンタル面でタフになれる
これはどちらかと言うと、より本格的にやりたい人向けですが、筋トレやマラソンで追い込んで一時的に苦しい状況を経験することで、普段ちょっとしたことでは動じなくなります。自分の中のキャパが増大して、メンタル面でタフになれます。それこそ、本番を迎えた時、「あの走ってるときよりは楽だな」なんて思えたらこちらのものです。私自身、フルマラソンの30~40kmほどキツイことはなかなか無いと思っていますし(その分達成感もものすごいですが)、それが自分の中にあるからこそ色々と乗り越えてきました。

5.成長の場がもう一つできる
見落としがちですが、スポーツを継続していると、誰もが必ず何らかの形で成長が見えるようになるはずです。一番分かりやすいのは、同じ距離をより短い時間で走れるようなること、もしくは以前より疲れずに長く走れるようになること。目標を立てて達成できたら、嬉しくないわけがありません。ここでの喜びはきっと学習にもプラスに働くはずです。目標を立てる⇒それに向けて努力する⇒達成する⇒更にレベルアップした目標を立てる⇒… の好循環をここで回してあげて、これが学習への原動力になってくれたら言うことなしです。

今までスポーツを続けている習慣があったのに、学習を開始したのをきっかけに止めてしまった方、是非昔の習慣を復活させてください!何か身体の調子が悪くなっていませんか?前に書いた通り、物理的に時間は少なくなっていますが、目先のことだけでなく、長期的な視点を持ってみてください。前にやっていたこと(=きっとやっていて楽しいものでしょう)を復活させるのもヨシ、これを機にもう少し気軽な全く新しいことを始めるのもヨシです。

では、今までスポーツなんか全くやったこと無い人はどうするか?言っておきますが、ハードルは決して高くありません。まず一番気軽に一人で始められるものはマラソンです。最初は走ってる自分自身が理解できないと思われるかもしれませんが、ちょっと慣れてくれば、その良さが分かると思います。近所を走っていると新たな発見があったりもして、体調的にも気分的にも本当に良い状態になります。この状態が継続できれば学習にもきっとプラス要素が働きますよ。自分のお気に入りのウェアでシューズでも買ったら、さらにモチベーションが上がるはずです。もちろん、いくら受験生と言っても、ジムに通うことも全く止めません。朝起きたらストレッチして、「社内は全部階段で!」くらいの発想が生まれて実践すれば、これからやってくる診断士試験に立ち向かう上でも、取得後のさらにステップアップした生活を迎える上でも、カラダもココロも良好な状態になっているはず!

どうでしょう、職場を見渡して、前向きにバリバリ働いて、周りからの信頼を得ている人でそんな状態になっている方はご存じないですか?診断士試験ストレート合格者も、アンケートを取ったらきっと多いのでは?と思っています。私自身は、今はもちろん受験生という立場ではありませんが、今後さらに色々とチャレンジしていくためにも、カラダが動く限りスポーツは続けて、良い状態を保つようにしたいと強く思っています

これから徐々に暖かくなってきて、走るのが気持ち良くなってきます。前回も言いましたが、もう一度自分のスタイルを振り返ってみてください。その中で、今回取り上げたことができたら是非実践してみてください。平日がどうしても難しかったら、まずは週末にほんの20分でも30分でも良いです。間違いなく自分の中の何かが変わるでしょう。「あ、今週末久々に運動してみようかな」と思って頂ければこれ以上嬉しいことはないです!
Byコニケン



みなさんこんにちは、コニケンです。
今回は、第2期メンバーakiさんの繋がりで、見事ストレート合格をされたKatsumiさんの合格体験記をご紹介します。元々仕事が忙しい中、どのような工夫をして学習時間を確保したか、そしてそれをどのように継続できたかという点が大いに参考になると思います。先週、私も自分の学習スタイルについて書いてみましたが、これを機にみなさんも改善・改良できる点が無いか改めて振り返ってみませんか?
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・はじめに
みなさま、はじめまして。Katsumiと申します。TAC八重洲校にて、1次2次ストレート本科を受講し、講師や勉強仲間などいろいろな方々に支えられてストレート合格を果たしました。 私の一発合格道場との出会いは、TAC講義内で一年前ストレート合格されたakiさんのお話を聞く機会があり、その際に一発合格道場を紹介いただいたことがきっかけでした。その後、一次試験前(7月くらい)から一発合格道場を毎日見るようになり、モラール向上、学習ノウハウ吸収に役立てていました。 今回は、診断士にもなっていない私が貢献できることは何かと考えたところ合格体験記を書くくらいしかないと思い、筆を取らせていただきました。つたない文章ですが、何か参考になるところが一つでもあればと願っております。

・中小企業診断士を目指すきっかけ
私は原材料系の専門商社で経理として働いています。簿記をもともと勉強していましたが(2級保有)、さらにステップアップするために何か勉強したいと考えていました。初めは税理士試験を思い立ったのですが、会社の先輩や後輩で既に税理士の科目合格者がおり、同じことを始めても差別化ができないと思い、少し角度を変えて中小企業診断士試験を受けてみようかと思いました。そして、TACの中小企業診断士講座の説明会に参加したところ、内容に興味が持てて、また講師の方が診断士の仕事の話をされている姿に憧れて診断士試験を受ける決心をしました。

・学習形態の選択
学習形態は独学・通信・通学等いろいろありますが、私は以前、独学で簿記一級を勉強していましたが意志の弱さから学習ペースが守れず、演習量も不足し不合格に終わった経験がありましたので、今回は通学という学習形態を選択しました

・一次試験の勉強方法
私の一次試験の勉強法は、基本的に授業の復習を行うということで、予習はほとんどしませんでした(ただ、経済学だけ初回の授業を受けたとき、苦手だと思いテキストを事前に読む程度の予習を行いました)。自分なりに努力したと思う点は、毎朝1時間会社に早く行き、平日も最低1時間はアウトプットの時間を確保するようにしていた点です。具体的な一週間の勉強の流れは、土曜日2コマ授業を受け、何日かに分けて夜寝る前、授業内容のテキストを読み返し、授業とは違う色のマーカーで線を引き再インプット、翌朝、寝る前にインプットした部分を電車でトレーニング(一問一答集)を使い約30分演習し、会社で1時間、講義内で要復習と言われた過去問等を解くという方法で勉強していました。平日はこのようにインプット、アウトプットの時間を確保していましたが、逆に日曜日はまとまった勉強時間をとっていませんでした(メリハリのつもりで)。
また個人学習以外では、学習仲間とメールで問題を出し合うということも行っていました。具体的には、TACの講義のペースと合わせた科目の内容で、自分で問題を作り、思い立ったときにメンバーにメールをして、回答できる人から全員返信するという方法でした(場合によっては、テキストで調べて返信もあり)。この方法のおかげで、仕事などで自分が回答できないときでも、メールを見れば仲間たちのやり取りを見れば復習になりますし、問題を出す場合は、一度自分の中で噛み砕いてから出題するので、一層理解が深まりました。そして常に仲間を意識して、お互いに切磋琢磨することができました。
次に学習進度と勉強科目についてですが、私は基本的に授業で扱っている科目しか勉強していませんでした。正月の休みやゴールデンウィークなど、まとまった休みの際には、自分の苦手な科目を総復習したりしました。このときにスピード問題集を追加購入して2回転ほど演習した科目もありました。 また、担当講師がかねてから言っていた、収穫逓増(成績上昇)の7月、試験の一週間前の土日にはTACに籠り、1日10時間以上勉強しました。そのラストスパートのおかげで、模試よりも点数が35点伸びました。

・二次試験の勉強方法
二次試験の勉強を本格的に始めたのは一次試験受験後の8月からでしたが、担当講師の薦めもあり、1月くらいから、グループ学習で2次試験の過去問を使い、どういう試験なのか、どういう風に解くのかということを研究していました。研究といっても、月1回、事例を1つか2つ解いてきて、各自の回答を見比べるというものでした。 二次試験の勉強も基本的に授業で扱った教材を使い担当講師に教わったことを何度も復習しました。朝の1時間勉強は一次試験以降も続けていましたので、この時間を主に復習に充て、過去問演習も行ないました(2年分を2回転ほど)。他の方々も行なっていると思いますが、演習の際には、自分と担当講師の回答手法で違った部分を明確にし、ノートに記載、記録していき、自分の回答手順を修正していきました。そのことによって授業のたびに点数が上がっていき、それがモラールアップにもなりました。
また、同じ担当講師の講義を受けている2次本科の方々も交えた勉強会(有志)にも参加していました。勉強会の中でも、先輩方にも担当講師の回答手順を教わり、回答手順がどんどん身につきました。私の場合は担当講師がこのような勉強会を紹介してくれたのですが、受験機関に所属されていない方は、受験機関以外でもこのような勉強会を開催しているところもあるようですので、ぜひ探して参加することをお勧めします。

・最後に
診断士試験は、科目数も多く勉強時間も多いので、いかに勉強時間を確保するかということがポイントになると思います。私の場合は、もともと夜型だったのですが、朝型に変え、毎朝の1時間アウトプットする時間を確保できたことが大きかったかと思います。仕事の時間帯にもよりますので、一概には朝型が良いとは言えませんが、上手く勉強時間を確保し、習慣化し、勉強のPDCAサイクルを上手く回せると良いと思います。 私の体験が参考になるか分かりませんが、何か一つでも参考になればと願っています。 ******************************************

いかがでしたか?学習時間を確保するために、元々夜型だったのを朝型に変え、思い切って通勤時間も早めています。生活スタイルを変えることは、最初は間違いなく大変だったと思いますが、そこは強い覚悟で「習慣化」し、「自分のもの」にしたのでしょう。質問を出し合える学習仲間を作ることも、お互い刺激し合えるという点で、継続する上での大きなポイントだったと思います。
私は、今では診断士繋がりのネットワークは日々広がっていますが、学習をしている当時は残念ながら仲間がいなかったので、本当に羨ましいです。すでに勉強仲間を持っているみなさんは、是非その繋がりを深めつつ、お互い高め合って下さい。
診断士試験の学習中、「仕事が忙しすぎて思うように進まない」と思わず投げ出してしまいたくなるようなことは、きっと誰もが一回はあると思います(もちろん、私もありました)。特に、これから年度末忙しくなる方もいるでしょう。そこをどのように乗り越えられるか。Katsumiさんのように、集中するとき/息抜きするときにしっかりとメリハリを持って、自分自身をコントロールしていくことは、一年でストレート合格する上で最も大切だと言っても過言ではありません。私もずっと大事にしていましたし、大いに共感できます。一次試験まであと半年間、冒頭にも書きましたが、ここで改めて自分の学習スタイルを磨き上げてみませんか?客観的に振り返ってみると、きっと何かしらあるはずですよ。ここでの更なる飛躍は、後々活きてくること間違いなしです。
最後に、素晴らしい体験談を紹介して下さったKatsumiさん、本当にありがとうございました!診断士資格取得後の更なるご活躍もお祈りします!!
Byコニケン



みなさんこんにちは!コニケンです
先週は主にこの資格にチャレンジした動機について書きましたが、今回はどのような意識で学習していたかにもう少しフォーカスして話してみます。
昨年から学習を開始されたみなさんはそろそろ半年が経つ頃だと思いますが、自分の「自分の学習スタイル」というものを持っていますか?「すでに持っている」という方も、このままあと半年間続けられそうですか?やはり、自分の中に一つ軸が通っていれば、単に学習効率が上がるだけでなく、苦しい時期が来たとしても、それに打ち勝つエネルギーが湧いてきますよね!もちろん、本番に臨む際の自信にもきっと繋がります。

私の場合は、シンプルに以下三つを一年間貫き通しました
・とにかく授業に全部出る!
・授業を受ける前に教科書に一度目を通す!
・受けた後はノートに自分の言葉でまとめ直す!
一見、「それって小学生のときから親や先生に言われてきたままじゃん!」と思われるかもしれませんが、改めてその重要性について考えてみたいと思います。

とにかく授業に全部出る!
いま学習されているみなさんの中には通学している方が多いと思います。私自身も毎週日曜に通っていました。言うまでもないですが、初学者にとってみたら、ただ自分で教科書を読んでいくのと、先生の話を直接聞くのだと、頭への入り方が全然違いますよね?それが授業の素晴らしいところであり、一回一回を大切にしなければいけない理由でもあります。私の場合、毎回のように成長が実感できて、とにかく楽しんでいました。

ただ、授業を全部出るために色々と犠牲にするものも多いと思います。私は、学生時代から続けているラクロスも、泣く泣く一年間チームから離れました。でも、やっぱりそれくらいの決心がないと受かりませんよね?睡眠時間ももちろん削ることになると思いますが、「今日は疲れているから授業を休んじゃおう」なんて妥協したら絶対にダメ!休んだ授業でたまたま説明されたことが試験で取り上げられて、その4点で一次に落ちたらどうします?後から悔やんでも悔やみきれませんよ!?

普段通学している日に、冠婚葬祭等どうしても外せない用事ができてしまったらどうするか?答えはシンプル。「今週は仕方ないか…」ではなく、何としてでも他の休日や平日の授業に振り替えるのです。実際、違う教室で違う先生に教わると、たとえ基本カリキュラムが一緒だったとしても、各先生の「個性」として新たな視点に触れられて、間違いなくプラスになります。

一次までまだあと半年もあります。忙しい中スケジュール調整も決して楽なものではありませんが、毎回の授業を楽しむ気持ちで、是非モチベーション高く受けてほしいです。

授業を受ける前に教科書に一度目を通す!
授業の理解度を深めるには、知らない用語(かつ頻出のもの)に関しては、事前に調べておく!仮に調べる時間がなかったとしても、その授業がどういう用語を扱うのかだけは事前に頭に入れておく。すでに実感されていると思いますが、授業で見たこともない用語が登場すると一気に集中力が飛びませんか?「このまま理解できなかったら本番どうしよう」と焦ってしまうと、その後入るものも入らなくなってしまいますよね。明らかに難しそうな回に関しては、ただ教科書を読むだけでなく、私は事前にweb動画を見て、あるレベルまで理解度を上げておくのも有効です。

今からGWまで主に学習する三科目:情報システム・経営法務・中小経営政策は特にそういうことが頻発します。情報システムに関しては、アルファベットの略語が押し寄せてきますし、経営法務は会社法で似たような用語(例えば合名会社・合資会社・合同会社)が頻出、中小経営政策も名前からは内容が全くできないような漢字だらけの政策が登場します。

そこで、もし概要だけでも知っていれば、だいぶ有利に立てますよね?授業が終わった後も、単に「この用語の意味ってなんだろ?」に留まるのではなく、「これをどのような場面で活かせるだろう?」言ったような一歩進んだ疑問に変わっていくはずです。ストレート合格を目指すのであれば、後々の二次を考えて、企業経営・財務会計・運営管理の重点三科目に時間を割くためにも、経済学以降の4科目はその場で重要論点の七~八割は定着させておきたいです

受けた後はノートに自分の言葉でまとめ直す!
さて、ここまでの二つはできている方もきっといると思います。大事なのは、この道場でも何度も登場しているように、インプットの後のアウトプットを行う、つまり単に受身で終わらないこと。試験である以上、出題形式に慣れるためにも、早速問題をガンガン解くことも必要。それに加えて、大事なのはやはり自分の言葉にして、人に説明できるくらいまで自分の中での理解レベルを上げること!将来、診断士としてクライアントに質問されたとき、その場で的確に分かりやすく説明できれば、相手から得られる信頼度も一気に上がりますよね?

私は一科目あたり、ちょうどノート一冊くらいに論点をまとめていました。自分しか見ないから、別に精緻可憐である必要はない。まとめ終わった後で随時読み返して赤ペンでマークしながら、足りない部分、新たに知識が増えた部分は日々書き加える。生じた疑問は次の週に先生に聞くなり、自分で文献を調べる。たしかに時間はそれなりにかかりますが、これを最後までやり切れば、すでに冒頭にも書いたような「自信」は間違いなく付くでしょう

以上三点、決して楽ではありませんでしたが、私は貫き通しました。単純に見えても、これが間違いなくストレート合格に繋がったと断言できます。

先日、母校の中学校で、中一を対象にちょっとした講演を行いました。そこで言ったのは、「「継続する」ということがいかに大事か。毎朝同じ時間に起きて、部活の朝練に行って、放課後また部活に行ってから、最後残された時間は予習・復習して、翌日に備えて同じ時間に寝る。一見簡単そうだけど、実際は本当に強い覚悟を持った人しか達成できない。それができた人が勝ち!」。私はこの意識で中高六年間無遅刻無欠席、部活も卒業まで六年間継続し、これがその後大学・社会で渡り歩く「自信」に繋がったのは事実です。それが今回の診断士取得時にも、支えとして自分の中に存在していましたし、さらにレベルアップできたと感じています。

学習を続けているみなさんは、働いている方、家族をお持ちの方がほとんどだと思います。そういう中で、周囲の理解ももらいながら、いかに「自分のスタイル」を貫き通すか。もう一度振り返って頂き、是非目標に向かって全力で突き進んでください!
Byコニケン



初登場」

みなさんこんにちは!

第3期執筆メンバーになりましたコニケンです

昨年末に財務の勉強法で寄稿しましたが、執筆メンバーとしては

初登場です。今後みなさんと一緒に頑張っていきますので、

どうぞよろしくお願いします

と言いつつ、生まれて初めてこのようなブログの投稿をするので、

読みにくいことに対して初めに謝っておきます。

今後勉強していきますのでご了承ください

 

今日は初回なので、「診断士試験にチャレンジした原動力」

そして、 「合格した今、自分は何が変わったか」について

書いてみます。

これによって、少しでも皆様のモチベーションアップのきっかけになって

頂ければ幸いです

 

「初心に帰る」

私は一言で言うと、ひたすら理系の道を歩んできました。

小さいときから算数・理科が好きで、大学も迷わず工学部に進んで、

工学系大学院にも行き、いまは自動車会社でエンジニアをやって

います。大学院を修了して4年が経ち、技術者としては着実に知識

も経験も増えていき、自分の中では一見順調に思えている一方で、

「このままで本当にいいんだろうか?」と感じていたのも

事実でした。

エンジニアだから、まだ20代で経験も浅いからと言って、

「財務諸表なんか読めなくて良い」

「経済の仕組みなんか知らなくて良い」では今の時代、決して

良い仕事ができないと思ったのです

 

そう思っていた中、たまたま知り合いからこの資格のことを

教えてもらい、恐る恐る入学ガイダンスに行ってみた結果、

「あ、求めていたのはまさにこれだ!」と感じました。

もちろん、ガイダンス後にその場で過去問をパラパラ

めくったとき「う、何も分からない…」と感じて早くも凹んだ

ことも事実です。予備知識が全くない中で(恥ずかしながら

情報システムも最初は全く…)、どのページをめくっても、

見たことも聞いたこともない用語ばかり。。

 

しかし、そこで発想を変えてみて、「これが普通に理解できて、

工学系中心だった自分の引き出しがその分だけ増えたら、

エンジニアとして一回りも二回りも成長できるのでは!?

それだったらやってやろうじゃないか!やるんだったら

絶対に一年でケリをつけてやろう!と言うのが、

この資格取得に対する自分の中での最初の原動力です。

 

みなさんはいかがでしょう?

チャレンジしている動機は様々だと思いますが、最短でも1年は

続く勉強生活の中で、それを忘れかけてしまうこともあります

よね?自分も、なかなか思うように学習が進まないとき、

そうなってしまったのは事実です。そういうとき、改めて

「初心に帰って」みると、間違いなく前に進む力が

生まれます

いま、勉強を初めて半年の方も、もっと長く続けている方も、

改めて「自分はこうなるために頑張っているんだ!」

自分自身に問いかけてみてください!

きっとみなさんの中の何かが変わるはずです

 

「合格した先にあるもの」

さて、各科目で実際にどういう勉強していたかについては、

今後の投稿のお楽しみということで(最初に断っておきますが、

一発合格だからと言って、決して全てが順調だったわけでは

ありません!)、話題を変えて、「合格した今、自分は何が

変わったか」について書いてみます。

 

まず間違いなく言えるのは、多くの合格者と同様、一次試験

の七科目を勉強し切ったことで、今まで自分の中に全く存在

しなかった知識が圧倒的に増えたこと。日常的には、自分

の会社をそれまでとは全く異なった視点で見られるようになった

だけでなく、日経新聞やビジネス誌の記事を読んでいるとき、

例えば業界間の関連性が見えるようになったのです。

自分がいる自動車業界がまた違った形で見えてきます。

記事に登場する数字や用語が身近に感じられるようになるって

素晴らしくないですか?これは勉強し切った人の特権ですよ

あとは、二次試験の訓練を通しての「短時間で企業の

置かれている状況を的確に捉えて、提言をする力」。

これは職種に関係なく必要なことであり、もちろんエンジニア

としても不可欠な力です。普段の仕事でも、状況判断にかかる

時間や報告書をまとめるスピードが速まりました。

 と、ここまでで、「成長」という当初の自分の期待値としては

ある程度満足したのかもしれません。。

しかし、実は本当に意味があったのはここからでした。

一言で言うと人脈の拡がりです。この試験を受けなかったら

絶対に会わなかった方に出会えているし、それがどんどん

増えていること。この道場の執筆メンバーはもちろん、実務補習

でも指導員やメンバーからものすごく刺激を受けています。

 

 この資格は、年齢・学歴・職歴など全く関係ない

お互い対等になって、みんなで活発かつ前向きなディスカッション

ができる。エンジニアという職業柄、社内での付き合いは広まった

としても、外の世界に触れる機会は比較的少ない中、ここで

得られることは自分にとってのかけがえのない財産となっています。

みなさんも私たちと一緒に世界を拡げていきませんか?

 

「全力投球」

プロフィールにも書いた通り、私はこの季節はマラソン大会に

参加しています。自己ベストを狙うような走りをしているとき、

途中で正直ツライと思うことは多々あります。時には30km

付近で「何のために自分はここまで追い込んでるんだろう」と

自問自答することもあります。

ただ、42.195kmを納得のいくタイムで走りきるためには、とにかく

全力投球で、持っているものを出し尽くすしかない

この資格に合格することもそう。頑張った人にしか絶対に

味わえない達成感、そしてその先得られる計り知れない

財産があります。道のりは決して平坦ではないけれど、

これを手に入れたいと思った人が勝ち!

みなさん、

初心を忘れていませんか?

成長した自分をイメージできていますか?

一日一日全力投球できていますか?

一次試験まで早くもあとちょうど半年。

みなさん一人一人にとって、素晴らしい未来が

そこに待っています !


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