投稿者「 » 平平」の記事


こんにちは。今日は代打で登場の4代目・平平です。

私は2012年に二次試験合格、2013年10月に診断士登録されました。
今は宮城県、東北地方を中心に、独立診断士として活動しております。

まだ診断士登録から1年も経っていないヒヨッコ診断士ではありますが、ご縁に恵まれたおかげで色々な仕事に携わっております。
実際に診断士として仕事をする中で、診断士試験で勉強したことが役に立ったなと思う場面がいくつもありました。

今日はその中からいくつかをご紹介いたします。
合格後に独立する予定の方はもちろん、企業内でも経営に関する仕事に従事する人であれば、参考になる内容だと思いますので、よろしければご覧ください。

 

◆決算書分析(財務会計・事例Ⅳ)◆
何かを一番に挙げろと言われたらこれかなと思います。
経営相談を受けるにしても、経営改善計画を立てるにしても、企業の決算書を読んで状況の把握から始めることがよくあります。

実際の現場では、経営者との面談の際に決算書を渡されて、数分間でだいたいのことを把握しなければならない場面がしばしばあります。
そのためには当然、業種や業態ごとのポイントを把握した上で、ざっと数字を見て、肝になりそうな部分の指標をパパッと計算することになります。
これをやるには、いちいち経営指標の公式を思い浮かべながらやっているようでは駄目で、身体が勝手に反応するくらいのスピードを身につけておく必要があります。

決算書分析の計算は、一次試験の財務会計、二次試験の事例Ⅳで手を動かして訓練を繰り返していけば、必ず身につけることの出来る能力です。試験合格を目指すにしても、計算の速さはそれだけで合格へのアドバンテージになります。少し時間はかかるかもしれませんが、是非ともしっかりと身につけておいてくださいね。

 

◆切り口を考える(企業経営理論・運営管理・二次試験全般)◆
経営者からの相談に応じる中で、様々な問題や課題を解決するために物事を様々な切り口(フレームワーク)から分析すると、いいアイデアや新たな発見が生まれることがよくありました。
経営者にアドバイスする際も、上から目線で「ああしなさい」、「こうしなさい」というのはあまり好まれない場合が多いです。それよりはこういった切り口を示しながら経営者と一緒に考えるスタイルの方が受け入れられやすいと思います。

試験勉強で学習する様々な切り口は、実際の経営相談や、診断業務の際にも大いに役立ちます。あまり数を覚えておく必要はありませんが、定番の切り口はきっちりと押さえておき、試験ではもちろん、実務でも使えるようにしておきましょう。

切り口については、こちらの記事も参考になります。

 

◆中小企業施策情報(中小企業経営・政策)◆
中小企業政策で勉強する内容です。試験勉強ではひたすら暗記なので、正直面白味に欠ける科目でもあるのですが、中小企業施策情報は経営者からのニーズがとても高いです。私が経営相談に行った先でも、よく「何かいい情報あったら教えてよ」と言われます。
もちろん全てを暗記しておくことは難しいのですが、主なものを押さえておいて、経営者から相談されたときにサッと紹介できるとポイントが高いと思います。

施策はコロコロ変わるので、継続的に情報収集を行い、自分の中の情報をアップデートしておく必要はありますが、基本的なところはあまり大きくは変わらないので、中小企業政策を勉強することで大枠は押さえておくことが出来るでしょう。

 

以上、いかがでしたでしょうか。

今、あなたが取り組んでいる勉強が、実際に役に立つものだということがわかって頂けたら嬉しく思います。
貴重な時間を犠牲にして必死に勉強に取り組んでいる以上、何かしら将来に活かしていきたいですよね。
今年の二次試験を受験される方はあと約1ヶ月強。「さっぱり合格答案が書けません」という方もまだまだ間に合います。最後まで諦めずに頑張ってください。そして合格後に今日の記事の内容を実感してください!

それではまたいつかお目にかかりましょう。

こんにちは、平平です。

気が付けば1月ももうすぐ終わり。ついこないだまでお正月だったのに、あっという間に1ヶ月が過ぎてしまいそうです。
2014年合格目標で頑張っていらっしゃる皆様、勉強は順調でしょうか?
一次試験本番まではあと6ヶ月と少々。時間があるようで、実際はあまりありません。
講義の済んだ科目については、強固な橋げたを作っておかないと、これからどんどん苦しくなっていきますよ。

今日は、当たり前のことをしっかり出来るよう訓練を積んだことで見事合格を果たされたOzさんの合格体験記をご紹介します。私の考えと近い部分が多く、個人的にはとても共感できる内容でした。
是非、参考にしてみてください。

★★★寄 稿 こ こ か ら★★★

初めまして。Oz(オヅ)と申します。年齢は30歳、某CVSチェーンで店舗指導員をしております。道場ブログは勉強当初から読んでおり、いつかは私も道場ブログに合格体験談を寄稿したいという夢をようやく叶える事が出来ました。

診断士の勉強は2011年の10月からスタートし、今年合格通知を受け取る事が出来ました。勉強はTACの通学講座。2年前、TAC窓口で25万円を「ちょっと勿体無いなぁ…」と思いながら支払った事を覚えています(苦笑)

私の受験歴は12年の1次試験413点(平均59点)不合格。13年の1次試験292点(平均73点)合格。そのまま2次試験突破する事が出来ました。私の勉強方法は一年目と二年目において取り組みが違いましたので、その違いを中心に紹介させて頂きたいと思います。

 

■1年目の場合
右も左も分からない状態から大学受験以来、約10年振りに勉強を始めました。
当初より一発道場で掲げられていた『養成答練80点』を目標に掲げ各単元の学習を進めておりました。ただ、養成答練では50点~60点前後しか取れず、勉強時間だけが過ぎていきました。

このままでは合格できないと不安になった結果、GW前後から参考資料を買い漁り、テキスト・スピ問の細かい論点までチェックするようになりました。今振り返ると完全に容量オーバーな勉強をしていたと思います。

そして各科目55点以上63点未満、総合413点。経済、情報、中小の科目合格という中途半端極まりない成果で1年目の夏を終えるのでした。

 

■2年目の場合
【1次対策について】
一次試験直後の私は主要3科目である企業経営、運営管理、財務を落とした事、またストレート合格の夢が破れた事に相当落ち込んでいました。そこで1年目の反省を行い、勉強スタイルを改めました。下記がそのポイントになります。

 

① 要求範囲を確かめる
私は法律については全く勉強をした事がなかった為、1年目はどこまで勉強すれば分からず、どんどん手を広げてしまい、最後は司法書士・行政書士受験生向けの会社法の解説本まで行き着いてしまいました。程度の差はあれどの科目でも同じ事が発生していたので2年目以降はテキストの内容以上は踏み込まないように心がけ、テキストの理解に努めました。自分がやらなければならない範囲が明確になった結果、勉強効率飛躍的に向上しました。

 

② 効率を重視する
1年目は手当たり次第に勉強範囲を広げた結果、頻出論点すら曖昧な状態で試験に臨んでしまいました。次年度合格に向け、限られた勉強時間を結果に結び付けるためにはインプット(勉強)に対してアウトプット(得点)が高いものを優先する必要があります。1次試験ではマークシート毎での配点差は微々たるもの。優先すべきは頻出論点過去問A,Bランクの問題を徹底的に潰しこむ事だと開眼。道場では当たり前のように言われている事にようやく辿り着きました。

 

③ なぜ間違えたかを考える
1年目はとにかく点数だけに一喜一憂していました。答練、過去問、スピ問、模試で何点取れたかが最優先確認事項であり、振り返りもせず、そのまま次のテストを迎える事の繰り返しでした。2年目からは間違えた問題に注目し、自分の間違えた思考プロセスを修正する事に注力しました。また一度間違えている問題は思考に癖がついていると考え、間違えた問題の要点だけを集めたノート作成し、常に携帯し隙間時間に見直しを行いました。

余談ですが、この考え方は仕事でも応用が効きました。①はマーケティング、②はROI、③はPDCAですね。診断士の勉強をする事により、それまでの気合いと根性的な仕事の仕方から脱却できました(笑)

 

【2次試験対策について】
7月までは一次試験に集中していた為に本格的な2次対策は8月以降からとなりました。
8月から2次試験日までの間、私が意識していたポイントをまとめてみました。

 

① 他の受験生の解答を知る
仕事柄、不規則な就業時間が続く為、私には2次試験の勉強仲間がおりませんでした。そこで朝早くに予備校へ立ち寄り、他の方の答練解答をこっそり読ませて頂きました。始めは数十枚の解答を読んでいましたが、次第に高得点を取る常連の方の文章をピックアップし、自分の解答と比較するようになりました。この作業により、自分の解答にはない考え方表現方法を学ぶ事が出来ました。読ませて頂いた皆さん、ありがとうございました。

 

② 文章の骨組みを意識する
答練の立ち読みから気づいた事として、読みやすい解答は一貫した論理展開シンプルかつ無駄のない情報提供、この2点を意識して記述されている事が挙げられます。私が心掛けていたのは20~25字ワンフレーズの感覚を意識する事です。日本語は文章を簡単に繋げられる為に、冗長な文章が書きやすい事が特徴です。私は20~25字が短すぎず、長すぎず、読み手が理解し易い適度な長さであると考えています。これにより60字~80字の問題文は3要素での論理展開、100字~120字は4要素での論理展開を意識的に作成しやすくなりました。

 

③ 読み手の立場からの視点
2次対策を進めると、他人が記述した文章にはいろいろな要素が抜け落ちている事に気付くようになりました。私の場合、この気付きは日々送られてくる後輩の業務日報を見直す作業から得ることが出来ました。誰と会ったの?どうして取引先がノーと言った?で、結論は何なの?と突っ込みどころ満載の日報に日々返信していきました。この作業により、書き手は前提条件や思考プロセスを省きやすくなっている事、読み手からは簡単に欠落部分の指摘できる事が分かりました。この業務日報見直しを応用して、問題を解いた後は2、3日空けてから見直すようになりました。自分が読み手の立場になって自分の解答を見直すと、より客観的に自分の解答の添削、分析を行う事が出来ました。

 

以上が私の勉強に対する考え方および行動の変化になります。
診断士試験で求められている能力は明示されたテスト範囲で6割解答する知識と聞かれた事に素直&伝わりやすく答える回答能力です。決して特殊な能力を求められているわけではありません。1年目の私はテストで1番を目指す小学生のような勉強法でした。2年目は求められている事に正しく返答出来る事を最優先に考えました。某アイドルグループが歌っていたナンバーワンでもオンリーワンでもなく、当たり前の事をしっかり出来る訓練を積む事が合格の近道だと信じています。

具体的な内容が少なく且つ稚拙な長文となり申し訳ありません。しかしながらこの記事が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。最後まで読んで頂いた方、ありがとうございました。

★★★寄 稿 こ こ ま で★★★

以上、いかがでしたでしょうか。

Ozさんの素晴らしいところは、1年目の失敗をしっかり反省して、2年目は当たり前だけど重要なことをしっかりやり切って合格を果たしたところです。これは言葉にするのは簡単なのですが、実際にやり切ることはなかなか難しいです。また、仕事でも診断士試験の勉強で得たことを活かしておられるところがさすがだなと思いました。
Ozさん、素晴らしい体験記の寄稿、ありがとうございました!

それでは皆様、引き続き頑張っていきましょう!

 

こんにちは、平平です。

2013年の二次試験に合格された方、改めて合格おめでとうございます。
年末年始は非常に達成感に包まれた中で過ごすことが出来たのではないでしょうか。
ただ、ご存知のとおり、診断士試験に合格しただけでは、中小企業診断士を名乗ることは出来ません。合計15日間の実務補習または実務従事を行うことで中小企業診断士として登録が可能となり、登録して初めて中小企業診断士を名乗ることが出来るのです。

既に実務補習の申込を済ませた方は、インターネット等で実務補習に関する情報を色々と収集しているのではないでしょうか。そこには、「報告書の作成が大変で徹夜続きになってしまった」、「指導員の先生の要求レベルが高すぎてなかなか報告書が完成できなかった」、「メンバーのレベルが高すぎて自分1人だけが浮いてしまった」などといった、ネガティブな情報がたくさんあります。

そういった情報ばかり見ていると、不安感が増幅されますよね。「自分は実務補習をやり切ることが出来るのだろうか」と。
また、診断士は首都圏に集中しているのでやむを得ないのですが、地方での実務補習に関する情報が少ない気がしました。

そこで本日は、地方での実務補習ってどんな感じ?ということがイメージ出来るように私自身の体験記を書いてみることにしました。
私は仙台地区で5日間コースを2月、7月、9月の3回に分けて受講しました。15日間コースだとまたちょっと違うのかもしれません。それを前提にお読み頂ければと思います。

 

◆事前準備について◆
実務補習に初めて申し込むと、実務補習の案内資料と共にテキストが送られてきます。このテキスト、ちょっと文章が固めで読んでいると眠くなってしまいがちなのですが、ちゃんと準備していることで自分を安心させるためにも、一通り読んでおくことをお勧めします。

だいたい実務補習開始1週間前くらいに、指導員の先生からメールが来ます。
このメールには、診断先の企業についての情報が書かれているので、その情報を元に診断先企業に対するヒアリングの準備を行うことになります。
ただ、この段階で送られて来る情報量には指導員の先生によって違いがあるようで、財務諸表だけ渡される場合もあれば、企業名、業種、その他指導員の先生が事前に診断先にヒアリングした内容まで頂けることもあるようです。これは指導員の先生の考え方によっても違うようですね。

実務補習開始までは、この頂いた情報を元に、企業や企業が属する業界の情報を集めたり、財務諸表の分析を行って課題の仮説を立てることで、診断先企業へのヒアリング項目をあらかじめ作っておくと、ヒアリングの際に効果的な質問が出来るようになると思います。

あとその他の事前準備として強いて挙げるならば、Wordの基本的な使い方は習得しておいた方が良いと思います。これが無いと報告書作成の時に苦労することになります。

なお、インターネット上の情報によれば、この段階で班のメンバーがわかることもあるようなのですが、私は3回ともメンバーは実務補習開始当日まで明かされませんでした。
(とはいっても、地方だと人数が少ないこともあり、3回目にもなるとだいたい誰と一緒になるかはわかるようになりました)

 

◆初日◆
初日は簡単なオリエンテーションを30分程度で行い、その後は班ごとに分かれて自己紹介と簡単な診断先企業の説明が指導員の先生からありました。

そしてリーダーの決定と、各担当パートの仮決め(結局、3回ともここで決めた通りになりました)を行います。
担当パートは自分が得意な分野を選ぶか、あえて苦手な分野を選んで弱みを補強するかで迷うところではありますが、初回は得意分野を選んでおいた方が気は楽です。
また、リーダーは機会があれば是非やってみると良いとよく言われます。ただ、残念ながら私にはその機会がありませんでした。
リーダーは立候補の場合もあるし、指導員の先生から指名される場合もあります。ただ、後で聞いた話だと、立候補の場合でも、ある程度、指導員の先生の方で既に目星は付けていて、上手くその人が立候補するように仕向けているのだとか。

診断先企業へのヒアリングは3回とも初日の午後に行いました。当日は時間が無いため、事前準備無しではまともなヒアリングは出来ないのではないかと思います。東京地区などでは2日目がヒアリングになっていたりもするようですが、たぶん曜日配列が東京地区と若干違っているのでそのせいかなと思います。

診断先企業へは、3回中2回は電車やバスを使って片道2時間近くの移動となりました。
移動中は指導員の先生やメンバーとの交流タイムです。ここでそれぞれのメンバーの性格得意分野などを把握しておくと、後々やりやすくなると思います。

診断先企業では、幸いなことに3回とも親切に対応してくださる社長に当たりました。ヒアリングの際は、各個人がそれぞれ聞きたいことを聞くと重複することも多いので、それぞれが何を聞くかをメンバー間である程度擦り合わせしておくとスムーズになります。

診断先企業へのヒアリングが終了すると、「今日は終了!」な雰囲気になります。
是非、その日の夜はメンバーと一緒に飲みに行って親睦を深めておきたいところですね。
だいたいメンバーの中に1人か2人は飲みに行くのが好きな人がいるものですが、もし誰からもそういった声が上がらないようであれば、あなたから誘ってみましょう。

 

◆2日目◆
個人的にはこの2日目が実務補習中で一番大事な日なのではないかと思っています。
この日のうちに、報告書の方向性を共有し、各パートの分担と内容を概要レベルでよいので決めてしまう必要があります。そうでないと、この後の自己学習期間でさっぱり報告書が書けなくなるか、メンバー間で報告書の整合性が取れず、3日目以降に大変な苦労をするハメになるのでご注意ください。

また、ここで指導員の先生の指導スタイルが表れてきます。私の場合は、この段階ではほぼ口を出さずにメンバーの自主性に任せるタイプ、最初から先生自身が考えていた報告書の方向性に誘導しようとするタイプの2パターンだったと思います。

また、この日にやっておくべき大事なことは、報告書作成のスケジュール共有と、メンバー間の情報共有ツールの設定です。

私は、3日目までにはいったん一通り報告書を書きあげて、3日目は全員の報告書を確認して、指導員の先生からの指摘等も反映した上での調整、修正を行い、4日目は最終チェック、報告書印刷、報告会のリハーサルを行い、5日目の報告会を迎えるといった流れが理想だと考えています。(実際は4日目ぎりぎりまで修正していたこともありますが・・・)
こういう流れで報告書作成を進めましょう、ということをメンバー間で共有しておきましょう。こうすることで3日目になってほとんど報告書が上がっていないメンバーがいて大慌て、といった事態を防ぐことが出来ます。

また、メンバー間の情報共有ツールの設定は、ITに強い人が担当するとスムーズにいきます。他地区ではどうかわかりませんが、私の地区ではだいたいITに強い人が班に1人いるかいないかという感じだったので、元々IT業界で働いていた私は必然的にこの辺の設定を担当することになりました。
ちなみに私たちの班では、メーリングリストにGoogleグループ、ファイル共有にDropboxを使っていました。班によってはskypeやグループウェアなどを活用しているところもあったようです。

この日の終了後は、だいたいみんな疲れています。昼間のディスカッションの疲れもあると思いますが、これから書かなければならない報告書のことが気にかかるからでしょう。私も特に1回目の時は本当に来週までに報告書を書くことが出来るかどうか不安で憂鬱な気分でした。

 

◆自己学習期間◆
この期間で報告書作成を行います。平日仕事しながらだと人によっては本当に大変だと思いますが、他のメンバーに迷惑をかけないためにも、必死でやらなければなりません。
私たちの班では、ルールとして1日1回はメーリングリストで進捗報告を行うことにしていました。また、作業途中のものもDropboxにアップしてもらうようにしていたので、他のメンバーが早くに完成させているのを見ると、「自分も早く書かなくては!」と焦ったものです。

 

◆3日目、4日目◆
自己学習期間で一通り報告書を書きあげていれば、ここでそんなに苦労することは無い・・・と言いたいところですが、実際はなかなかそうもいきません。

やはり1日だけのディスカッションでは不足もあるため、見落としていた点検討が足りない点企業への提案としては不適切な点などが出てきます。指導員の先生からもそれなりの量を指摘されることを覚悟しておいた方がよいでしょう。

それらの修正点対応を遅くとも4日目の昼頃までには終わらせておかないと、その後の報告書合成作業印刷報告会のリハーサルに支障が出てきます。
実際、時間が足りずに、報告会リハーサルの時間を確保出来なかったことがあります。この時は各自帰宅後にそれぞれでリハーサルを行いました。私はその時2回目だったからまだなんとかなったのですが、これが初回だったら報告会で更に緊張していたこと間違いなしです。

また、報告書を印刷する店の閉店時間もきちんと確認しておいた方が良いです。他の班の話ですが、平日と休日で閉店時間が違うことを知らず、原稿持ち込みが閉店時間ぎりぎりになってしまったため、最初は印刷を受け付けてもらえず、粘り強く交渉してなんとか印刷してもらったということがあったようです。万が一、報告書が印刷出来なかったらと思うと恐ろしいですね。

報告書の印刷が終わると達成感で満たされますので、その勢いでメンバーと打ち上げに行きました。本当はまだ最終日の報告会が残っているのですが、遠方から来ているメンバーが多く、最終日は修了証の受領が終わり次第帰りたいという希望も多かったため、このタイミングでの打ち上げとしていました。

 

◆最終日◆
最終日は診断先企業へ行っての診断報告会です。報告書の内容をそのまま読むと時間がかかりすぎてしまうので、要点を絞って話す必要があります。
普段、プレゼンなどで話す機会が多い方であれば、ある程度その場でアレンジしながら話せるのかもしれませんが、私のようにあまり慣れていない方であれば、事前にどのあたりを話して、どのあたりを省略するのかを決めておいた方がよいでしょう。

私たちの時は、3回とも社長が真剣に報告を聞いてくださり、こちらも苦労して報告書を作った甲斐があったと感じました。社長の喜んだ顔を見るとこちらも嬉しくなります。

診断報告会が終わると、修了証授与式を行うための会場へ向かいます。ここは比較的時間の余裕があるため、指導員の先生から今回の実務補習についてのフィードバックを頂いたり、メンバー間で振り返りを行ったりしていました。

修了証授与式は30分もかからず終了。修了証を受け取ったらこれでようやく実務補習が終了となります。

 

以上、いかがでしたでしょうか。

色々書きましたが、実務補習は診断士としての力を身に付けるための絶好の機会だと私は思います。
確かに決して安くは無い費用がかかるし、仕事のスケジュール調整や報告書作成にかかる時間の捻出には苦労しましたが、それ以上に得るものがあると思います。
せっかく受けるのですから、是非、充実した実務補習となるよう頑張ってください。

最後に道場過去記事から個人的にお気に入りの実務補習関連記事をご紹介します。
「思い出の実務補習 その1」
「思い出の実務補習 その2」
「実務補習の思ひ出…」

それでは次回、またお目にかかりましょう。

 

こんにちは、平平です。

今日は二次口述試験の合格発表日です。これに合格すれば、晴れて「診断士試験合格者」となります。

合格された方、本当におめでとうございます!

 

これまで様々な犠牲を払い、長い期間勉強を続けてきたあなたの努力がついに報われたわけです。
診断士を目指した動機は人それぞれかと思いますが、今日の合格が1つの区切りであることは間違いありません。

いつぞやも書きましたが、いくら頑張って勉強していたとしても、他人は合格or不合格という結果しか見てくれません。しかし、あなたは今日、誰に対しても胸を張って誇れる合格という結果を手に入れたのです。
合格したらしたで、実務補習の準備など、色々やることはあるのですが、今日はひとまず祝杯を上げましょう!是非、自分自身を褒めてくださいね!
今後の進む道は色々あると思いますが、“診断士”という強力な武器を有効に生かして、あなたの人生における新たな可能性を切り開いていってください。

そして今日は道場Open Day。これまでの苦労、今日の喜び、そしてこれからの希望や抱負など、あなたの想いを是非お聞かせください。

コメントはこちらまでお願いします。

 

合格体験談「未」合格体験談も、引き続き募集しております。

体験談を執筆して頂くことで、来年の受験生にとって参考になると同時に、ご自身の受験勉強を振り返り、今後に生かすためのいい機会になると思います。是非ご検討ください。

 

 

今日まで道場にお越しいただき、本当にありがとうございました。
あなたの今回の挑戦に、道場が少しでもお役に立てたのであれば、道場メンバーとして大変嬉しく思います。

これからは同じ診断士の仲間となりますね。あなたと一緒に活動出来る日を心から楽しみにしております。
今後ともどうぞよろしくお願い致します!

一発合格道場執筆陣一同

こんにちは、平平です。

まずは二次筆記試験に合格された方。
もう発表から日も経っているので興奮も冷めつつあるかもしれませんが、祝福の言葉を言わずにはいられません。本当におめでとうございます!

そして残念な結果に終わってしまった方。
この結果に対して悔しいと思う気持ちが強ければ強いほど、それだけ真剣に取り組んできた証です。私などが偉そうに言う立場ではないのですが、一度ゆっくりとこれからのことを考えた上で、それぞれの道を進んでいっていただきたいと思います。

さて、二次筆記試験を合格された方は、あと4日後に迫った口述試験の対策に追われているかと思います。
対策している中でもうお気づきかもしれませんが、口述試験に必要な知識としては、二次筆記試験合格者であるあなたは既に十分お持ちのはずです。
ですので、本番でも実力をしっかりと発揮できれば全く問題ありません。

しかし、もしあなたが人前で話すとあがってしまうのであれば注意が必要です。少々緊張するくらいならば良いものの、頭が真っ白になって何も話せなくなってしまうくらい重度のあがり症だと何かしら対策が必要でしょう。

事実、過去、口述試験に落ちてしまった人は、何も話せなかったという人が多いようです。
多少、論点がずれていても、何かしら喋っておけば、まず落ちないと思いますが、何も喋らないとなっては試験官も不合格とせざるを得ません。

何を隠そう、私自身も相当なあがり症です。
ひとたび緊張すると、人に聞こえるのではないかと思うくらい心拍音が大きくなったり、呼吸が苦しくなったり、足の震えが止まらなくなったりしてしまいます。

今日の記事では、私のようなあがり症の方でも、口述試験を乗り切ることが出来るように対策方法をいくつかご紹介したいと思います。

 

◆不安感を無くすことが大事◆
何故、人前で話すとあがってしまうのかというと、何かしらの不安感を抱いているからです。

たとえば、「きちんと受け答え出来るだろうか」「こんなこと言ったら馬鹿にされるのではないか」「自分の話は聞いてもらえているのだろうか」などといったことですね。
また、過去に人前で話した時に失敗したことがあり、「また失敗したらどうしよう」と過去の記憶により不安になってしまうこともあるでしょう。

この不安感が、いざ本番の時にピークに達し、あがり症の症状が出てきてしまうのです。
経験ある方はわかると思いますが、いったんあがり症の症状が出てきてしまうと、なかなか落ち着きを取り戻すことは難しくなります。

となると、大切なのは本番前に出来るだけ不安感を軽減しておくことです。
不安感を全く無くすということは難しいと思いますが、これから挙げていく対策によりだいぶ減らすことが出来るはずです。

 

◆十分な対策を行う◆
まずは本番で何を聞かれてもそれなりに受け答えが出来るように、入念な準備をしておくべきでしょう。

二次筆記試験の事例文設問文を読み込んでおくのは当然として、自分で作った再現答案や、各受験指導校が出している事例分析模範解答なども頭に入れておきましょう。
また、時間が許す限り、口述試験対策に関する情報を集めて、本番のイメージを描けるようになっておくとよいでしょう。

十分な対策を行ったという事実が、自分自身に自信を与え、結果、不安感を軽減してくれるはずです。

 

◆リハーサルは入念に◆
想定問題集などを元に、実際にリハーサルをやってみることをおススメします。
もちろん一人でやるリハーサルでも十分効果はありますが、協力してくれる家族等がいれば是非協力してもらいましょう。やはり、実際に人との受け答えの練習をしておくとだいぶ自信がつくはずです。

もう今から申込は難しいかもしれませんが、受験指導校が行っている口述模擬試験に参加するのもよいでしょう。

 

◆直前には深呼吸!◆
本番直前には深呼吸をして心を落ち着けましょう。
腹式呼吸が良いらしいです。私もきちんと出来ているかどうかはわからないのですが、それっぽくやっています。

そして最後は開き直り!ご存知の通り、口述試験は基本的に落ちない試験です。
質問に対して多少ずれた回答をしてしまったとしても気にする必要はありません。
個人的な私見ではありますが、礼儀はわきまえつつも、試験官とビジネスに関する雑談をしに行くくらいの気楽な気持ちで臨みましょう!

 

以上、いかがでしたでしょうか。

あがり症でお悩みのあなたに少しでも今日の記事の内容が役に立てば幸いです。
それでは最後の戦い、頑張ってきてください!
これが無事に終われば、あなたも「診断士試験合格者」です!

 

それでは次回、またお目にかかりましょう。

 

 

こんにちは、平平です。

10月に二次試験を受けられた方は、合格発表まであと9日。なんとも落ち着かない時期かと思いますが、もはや結果を動かすことは出来ないので、今出来ること、やるべきことを淡々をやることをおススメします。
そして、来年の合格を目指している方は、来年8月の一次試験、10月の二次試験に向けて日々勉強に励んでいらっしゃることでしょう。

ところであなたは診断士試験合格後のことは考えていますか?
診断士取得の目的は人それぞれかと思いますが、診断士になったら何か変わるのか気になっている方も多いのではないでしょうか。

私が受験勉強していた頃は、大雑把には自分の人生における次のフェーズに進むためのきっかけにしようと思っていましたが、具体的には何もわからない状態でした。
しかし合格から約1年弱、そして診断士登録は先月という、診断士なりたてホヤホヤな私ではありますが、振り返ってみると確かに色々と変化が起きているのです。

そこで今日の記事では、私が診断士合格後に起きた変化をご紹介したいと思います。
ちなみに、あえて診断士登録後ではなく、合格後にしたのは、合格後から登録までの間でも変化を実感することが出来るからです。
あくまで私個人の事例ではありますが、何かの参考になればと思います。

 

◆出会いとチャンスが増えた◆
道場の他メンバーも書いていますが、これは本当にそうだと思います。
東京と比べると、仙台では研究会や交流会といった場の絶対数は少ないものの、診断士だからこそ参加出来る場があったり、診断士として参加することで他の参加者から覚えてもらいやすいこともあり、出会いは確実に増えています。

また、実務補習でも指導員の先生、一緒の班になったメンバーとの出会いがあります。
地方だと参加人数が少ないため、5日間コースでも同じメンバーと一緒になることがしばしばあります。そのうち2人の方とは3回とも同じ班になり、回を重ねるごとにお互い遠慮なく意見交換等出来たのでとても充実した実務補習になりました。

診断士に合格する前は、どうしても自分の働いている業界の人との交流が多かったのですが、合格後に出会う人は年齢、業界、専門、バックグラウンドなど全てが様々ですが、皆、意識も能力も高い人ばかりです。そういった人たちと交流をしていると色々な考え方や自分には無かった視点を知ることが出来てとても刺激的です。

また、今年9月に最後の実務補習を終えてから、県協会内部の仕事や、診断業務といった、複数の診断士関係の仕事を頂いたことで、独立診断士としての足がかりを作るチャンスを得ることが出来ました。
元々、私はシステムエンジニアとして独立しているのですが、今後、診断士業務の比率を増やして行きたいと思っていたので、今頂いている仕事をきっちりこなして実績とすることで、この先、良い方向へ発展していけるのではないかと期待しています。

なお、協会への入会は賛否両論あると思いますが、私の場合は現在頂いている仕事は、実質、全て協会経由なので、個人的には入会して正解だったと思います。

 

◆人から一目置かれるようになった◆
私が今メインで仕事をしているIT業界では、中小企業診断士の知名度はそこそこあります。
中には過去に勉強をした経験がある人もいて、何らかのきっかけで私が診断士資格を持っていることが伝わると、「難しい資格なのにすごいですね!」と言ってもらえる上に、難関資格取得者ということで一目置かれることで、その後の仕事がスムーズに進むことになったこともあります。
まぁそこまで都合のいい話ばかりではないですが、少なくとも合格前よりも、合格後の方が人からの印象は良くなったとは感じます。

もちろん自分にはまだまだ能力も経験も不足していて、更なる精進が必要な身であることは重々承知しているのですが、やはり人間、褒められて悪い気はしません。

 

◆自分に自信が持てるようになった◆
個人的にはやはりこれが一番の変化かなと思います。
診断士試験には、それなりの時間を勉強に割いてきて、その結果、合格することが出来たわけです。
診断士受験前の私は、飽きっぽい性格のせいもあって、何をやってもいまいち中途半端で、人に誇れるような成果も特にありませんでした。

正直、そんな自分が嫌で、自分に対する自信も失っていたのですが、今回、診断士試験に合格出来たことで、「俺もやれば出来るんだ!」という自信に繋がりました。
そのおかげで、次のチャレンジ「きっとやれる!」という気持ちで取り組むことが出来ています。

 

以上、いかがでしたでしょうか。

これは受け売りですが、いつか訪れるチャンスをつかむためには、そのための準備をしておく必要があります。診断士試験合格もその準備の1つになるのではないでしょうか。
合格後の世界は合格してみないとなかなか見えてきません。
是非、その日を楽しみにしながら合格を目指して頑張りましょう!

最後に道場過去記事から類似記事をご紹介します。
「診断士になってからの1年間」
「あんた診断士になって何やってんの?」

それでは次回、またお目にかかりましょう。

 

 

 

こんにちは、平平です。

まず先月の二次試験を受験された方、いかがお過ごしでしょうか。
合格発表までなかなか落ち着かないかと思いますが、いまさらジタバタしても結果を動かすことは出来ませんので、今やれることを淡々とやりつつ、合格発表の日を迎えましょう。

 

さて、今日の記事は主に2014年合格目標の方向けです。
中小企業診断士の資格に興味を持ち、来年の合格を目指して、既に勉強を開始されている方。またはこれから始めようとしている方。

二次試験まで含めると、約1年間は勉強を続けていく必要があります。
文字で書くと非常に簡単なのですが、1年間勉強を続けていくというのは、並大抵のことではありません。
特に仕事や家庭を持っている方は、勉強時間を捻出するだけでも一苦労でしょうし、本試験までの間には様々なアクシデントが起こり得ます。
また、長丁場に及ぶ勉強の間には、どうしても勉強をする気になれない時、成績が伸びなくて諦めたくなる時、あまたの誘惑に負けそうになる時もあるでしょう。

そんな様々な障壁を乗り越えて勉強を続けられた人だけが、本試験当日に試験会場で受験出来るのです。
実は、合格、不合格以前に、本試験を受けるところまで行くだけで相当受験生の数は絞られてきています。

では、この1年間という長い期間、モチベーションを保って戦い続けるためにはどうしたらよいのでしょうか。
私が考える一番重要なことは、「中小企業診断士の資格を取る目的を明確にして、それを常に意識し続ける」ことだと思います。

私が勉強開始前に読んだ本の中に、「あなたは自分の人生で何を成し遂げたいですか?」といった文があり、非常に考えさせられました。今でも時々考えています。
(手元にその本が無いため確認出来ないのですが、もしかしたらちょっと文が違っているかもしれません)

あなたもきっと、何かしらの目的があって、それを達成するために勉強を開始したはずです。この目的は別に立派なものである必要はありません。ただ、自分の心の底から達成したいと思うものである必要があります。そして、中小企業診断士の資格取得によって、それが達成される(または近づくことが出来る)ことを改めて確認してみてください。その結果、間違いなく診断士の資格を取ることで目的を達成出来るのであれば、あとはその達成に向けての行動を起こすのみです。

そして、ご自身の目的をどこでもいいので、自分が常に見ることが出来る場所に書きとめておいてください。それを書いた時の気持ちなども一緒に書いておくと良いでしょう。
もしもこの先、勉強途中でモチベーションが下がってきてしまったら、それを見てご自身の目的や今日の気持ちを思い出し、モチベーションを復活させてください。

さぁこれから頑張って行きましょう!

 

最後にモチベーション維持、向上のために参考になる記事をいくつかご紹介しておきます。
「【ゆるわだ】「資格取得」のメリットを考える」
「やる気復活メソッド」
「診断士を目指した理由はなんですか?「断固たる決意」はありますか?」

 

 

こんにちは、平平です。

10/20の二次試験を受験された方、大変お疲れ様でした!
これで長かった戦いもひとまず終了ですね。(口述試験が残っていますが、これは基本的に落ちない試験なのであまり心配しなくても良いでしょう)
私が去年受験した時は、疲労もあってか試験終了直後はしばらく放心状態でした。
そのせいか、試験が終わり会場を出た後、自分が何をしていたか思い出せないのですが、酒を飲んでいたことだけは間違いないです。

さて、今日で試験終了から10日が経ちました。
おそらくもう試験後の興奮は冷めて、日常に戻りつつあるのではないでしょうか。
試験前までは可能な限りの時間を勉強に割き、せっせと事例演習を重ねていたと思いますが、今はもうその必要はないのです。
しかし、今まで勉強漬けの日々を送っていたのに、いきなり空き時間が出来ると何をしたら良いのか戸惑う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今日の記事では、合格発表日である12/6までの過ごし方について、いくつかご紹介したいと思います。

 

◆再現答案を作る◆
色々なところで言われていますが、再現答案は作っておいた方が良いです。
合格した場合は口述試験対策で必要になってきますし、残念ながら不合格だった場合も、来年の試験に向けて今回の試験の振り返りを行うために使います。
また、合格発表前に各受験指導校が模範解答を発表したり、答案分析のイベントを行ったりしますので、その際にも再現答案が必要となります。

しかし、もう試験終了から10日経っているので、なかなか今から記憶を呼び戻しての作成は難しいかもしれませんね。その場合は、ちょっと大変かもしれませんが、もう一度解き直すくらいの気持ちで作成を試みるのがよいかと思います。

 

◆家族や友人との時間に充てる◆
これまではどうしても勉強を優先せざるを得なかったでしょうから、家族や友人と過ごす時間があまり取れていなかったのではないでしょうか。
今の時期は家族や友人と過ごす時間を増やす絶好のタイミングです。家族はもちろん、なかなか会う時間を作れなかった友人にも積極的に連絡を取り、親交を深めましょう。
私も試験終了後には思いつく限りの友人に連絡を取り、バンバン遊びに行く約束を取り付けていきました。

 

◆とにかく休む◆
他の項目とも被る部分もあるのですが、とにかく自由な時間があるのだから、自分の好きに使いましょう!
私は当時、妻は妊娠中で実家に帰っていたため、友人と遊んだり、ふらっと旅行へ出かけたり、読みたかった本(漫画含む)を読みまくったりして、だいぶフリーダムな感じで過ごしていました。
もちろん、何もせずボーッと過ごして心を休めるというのもアリだと思います。

 

◆読書◆
試験勉強で忙しいと、なかなか本を読む時間も取れないですよね。
また、診断士として活動していくにあたっては読んでおいた方が良いと言われている本でも、試験勉強には直結していないため、後回しにしていた本もあるのではないでしょうか。
こうした積み本を消化するには今が絶好のタイミングです。

私は「運営管理(生産管理パート)を勉強する上でこの本がおススメ」と言われていた、「ザ・ゴール 企業の究極の目的とは何か エリヤフ・ゴールドラット著」を読んではまってしまい、同著者のシリーズをまとめて読んでしまいました。
ちなみにどれも面白いので私からもおススメです。

 

◆口述試験に備える◆
少しでも合格可能性がありそうだと思う方は、口述試験の準備を行っておきましょう。
といっても、本格的な対策は合格発表の後でも十分間に合います。
今は情報収集を行い、だいたいのイメージをつかんでおけばそれで十分です。

情報収集方法ですが、検索エンジンで「診断士 口述試験 対策」で検索すればたくさん出てきます。
また、道場にも参考になる記事がありますのでいくつかご紹介します。
「今週末は口述試験!」
「口述試験 スリーアミーゴスとの遭遇!」
「口述対策はどうすればよいですか?」

 

◆他資格の勉強を始める◆
せっかく診断士試験の勉強を通じて身に付いた勉強の習慣、ここで捨ててしまうのはちょっともったいないですよね。
ということで、この勢いで他資格の勉強を始めてみてはいかがでしょうか。

良く言われることですが、診断士には専門性が求められることが多いです。そして専門性を磨くことは自分を他の診断士と差別化するためにも必要なことです。
是非、ご自身のこれまでのキャリアや、これから向かっていきたい方向などを考えながら、次なる目標を定めて頂ければと思います。

 

以上、いかがでしたでしょうか。

色々と書きましたが、私個人としては、合格発表日である12/6までは試験のことは忘れて、目一杯自由な時間を満喫し、次なる戦いに向けてのエネルギー充填期間にするのがよいのではないかと思います。

改めて、本当にお疲れ様でした!

 

 

 

こんにちは、平平です。

いよいよ本試験まで残り4日となりましたね。あとは本試験に向けての最終調整を残すのみといった感じでしょうか?
ただ、人によっては、未だに満足に事例が解けずに、4日後の本試験に諦めや絶望といった感情を抱いてしまっているかもしれません。

あなたはこんなことを考えていませんか?
「今年はもういいかな・・・」
と。

今日はそんな方に向けた記事となります。
自分の過去記事でも何度も書いていますが、私も本試験当日まで合格出来る実力が身に付いている自信は全くありませんでした。
そんな中でも最後まで諦めずにやり抜くことが出来たのは、三代目アンドロメダの次の記事があったからかもしれません。
「合格してこそ」

今日の記事はこの記事にインスパイアされて書いたものです。私は去年、この記事を読んで胸が熱くなり、思わずコメントまで入れてしまいました。(今でも生々しく残っています)
しかしここで得た熱い思いによって最後まで戦い抜く決意を固めることが出来ました。
元記事には及ばないかもしれませんが、今回の記事を読んだ方にも同じように熱い思いを抱いて頂けたらと思います。

 

さて、あなたは、一次試験の勉強も含めると、今日までかなりの時間を診断士試験の勉強に費やしてきたことでしょう。
特に仕事や家庭のある方は、苦労して勉強時間を捻出し、疲れている中でも、将来のためを思って診断士試験合格を目指して勉強してきたはずです。

今日まで努力を重ねて勉強してこられた方であれば、もう既に、勉強を開始する前の自分と比べて様々な知識や考え方を得られている今の自分を実感出来るはずです。
たとえ4日後の本試験では合格出来なくても、これまで勉強してきたことで得た物は大きな価値があることは間違いありません。

しかし、本当にそれで満足してしまって良いのでしょうか?

 

ここで元記事の言葉を引用したいと思います。

「中小企業診断士」という肩書きがある自分とない自分。

どちらの姿を望みますか?合格したら何がしたいですか?合格した時とできなかった時。その後の1年にどれだけの差があると思いますか?

是非、あなたにはこのことを考えて頂きたいと思います。
元記事にもあるように、診断士試験の勉強を始める時は、合格するつもりで始めたのではないでしょうか。最初から合格する気が無かったわけではないですよね?
そうであるならば、残り4日間、本試験が終了するその時まで、諦めずに合格に喰らいついていってください。
「最後まで諦めなければ、もしかしたら合格出来ていたかも・・・」などという後悔だけはしないようにしてください。

 

私自身も去年合格したことで、今年1年は色々と大きな変化がありました。
道場の執筆陣として参加したことや、実務補習などを通じて、普通に仕事や生活をしていては出会えない人達と出会うことが出来ました。
私は元々独立していましたが、診断士の資格が加わったことで、仕事の幅が広がりつつあります。
経歴書等を提出する機会に、資格欄に中小企業診断士とあると、「へぇー診断士持っているんですか。すごいですね!」と言われることが多く、いい気分になれます。
そして何より、自分に自信が持てるようになりました。お恥ずかしい話、私はここ数年、仕事はいまいちパッとせず、一念発起して取り組んだ公認会計士試験も短答すら通らず撤退。正直、そんな自分に嫌気が差していました。
しかし、診断士試験に一発ストレート合格したことで、ようやく自分への自信を取り戻すことが出来たような気がしています。
もちろん診断士の資格を取ったからといって、その後、何もしなければ何も変わりませんが、自分が目指す方向を定めて、強く意思を持って行動していけば、きっといい方向に動き出すことが出来ると信じています。

しかし、それは全て、診断士試験に合格したからこそです。

綺麗事は言いません。合格と不合格では天と地ほどの差があります。いくら努力して勉強していたとしても、他人から見れば不合格は不合格です。結果が全てなのです。

 

さぁもうよろしいかと思います。今すぐブラウザを閉じて勉強を再開しましょう。
最後の最後の最後まで諦めずに頑張ってください。そんなあなたを心から応援しています。
そして合格発表の後は、同じ診断士としてあなたと一緒に活動していけることを楽しみにしております!

こんにちは、平平です。

とうとう10月に入りました。二次試験本番まであと2週間少々ですね。
勉強のタイミング的にはそろそろ総仕上げの時期になるのではないでしょうか。
実力の付き具合については人それぞれだと思いますが、何が起きるかわからない本試験、「もう余裕で合格出来る!」と確信出来る方はなかなかいないと思います。

二次試験本番は泣いても笑っても年1回。もしこれに失敗してしまうと、また1年頑張らなくてはならないという事実は重いですよね。もしくは、「今年駄目だった場合は撤退する」と背水の陣で臨んでいる方もいらっしゃるかもしれません。

そうであるならば、後悔しないためにも、残りの時間は1%でも合格率を上げるために使いたいものです。

本日の記事では、これから突入する直前期に、1%でも合格率を上げるために何をすべきか、について書いていこうと思います。
例によって私の主観によるところが多々ありますので、あくまで参考程度にお読み頂ければと思います。

 

◆学習計画を見直す◆
まずは学習計画の再点検です。当初の学習計画と現状に乖離が生じていませんか?
また、勉強を進めていくなかでこうした方がいい、これをもっと重点的にやった方がよさそうだといったことがあると思います。

計画は定期的な見直しが欠かせません。これからラストスパートをかけるこのタイミングで今一度の見直しを行いましょう。

 

◆事例解答の原則を再確認◆
事例を解答する際の原則をここで再確認しておきましょう。
事例解答における原則とは、本やウェブに書いてあること、事例演習を積み重ねていく中で発見したセオリーなど、様々あると思いますが、自分が腹に落ちて納得出来たものをいくつかピックアップしておくのがよいでしょう。

参考として、私は以下のようなことを意識するようにしていました。
・解答の根拠は与件文中から持ってくる。与件が「因」で解答が「果」
・解答文に書くキーワードはなるべく与件文、設問文に使われているものを使用する
・設問で聞かれていることに素直に答える。聞かれていないことには答えない
・論理が飛躍していないか?空、雨、傘を意識せよ
・複数要素を盛り込む時はどういう切り口にするかを意識せよ
・一般論的な解答は原則禁止
・最低限、読める字を書く

こういった内容を紙に書いて、試験当日に持っていくファイナルペーパーにしてもよいかもしれませんね。

 

◆事例演習にどっぷり浸かる◆
特にスト生の場合、まだまだ実力に不安な方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本試験まではあと2週間以上あります。ここで一気に実力が上がる可能性もありますので、時間の許す限り、事例を解いて解いて解きまくって、事例を解く感覚を身体に叩き込んでしまいましょう。

そうすることで本試験では多少緊張したとしても、勝手に頭と手が動いてくれるようになりますので、本試験会場でも高いパフォーマンスで臨むことが出来るようになるはずです。

また、これまで解いてきた事例をもう1度解き直してみるのもいいかもしれません。
1度解いた事例ということで、少なくとも前回よりは出来るようになっているはず。
私もそうだったのですが、人間不思議なもので、2度目なので出来がいいのは当たり前なのにも関わらず、「案外解けるようになっているかも!」と自信が生まれてくるものです。
特に実力に不安がある方は、自分に自信を付けて最後まで戦い抜くことが出来るように、あえてこれまで解いた事例をもう一度解き直してみるのもいいかもしれませんね。

 

◆休日を使ってセルフ模試◆
普通に土日休める方ですと、本試験まで残りの休日は5日となります。
もし休日を丸1日勉強に充てることが許されている方でしたら、本試験と同じタイムスケジュールでセルフ模試を行ってみてはいかがでしょう。

特に公開模試等を受けておらず、まだ1度も本試験と同じスケジュールで解いたことの無い方は最低1度はセルフ模試を行ってみることをおススメします。
これにより、疲労の蓄積具合、昼食後の眠気具合、手の疲れ具合などを事前に把握して、必要であれば何かしら対策を打っておくことが出来るようになります。

なお、4事例解き終わった後は、なるべく当日中に解答解説の確認と復習を行っておくべきだと思います。相当ハードなスケジュールになりますが、1日くらいみっちり勉強してもよいのではないでしょうか。

また、私が実際にやったことは、旅館で缶詰になることでした。
多少、自宅から離れた町にある旅館に勉強道具と最低限の身の回りの物だけ持って泊まり込み、勉強に集中するようにしていました。
わざわざお金出して缶詰になっているのだから勉強するしかない、という状況に自分を追い込むわけです。
休憩の時に知らない町を散歩することが出来たので、気分転換にもなりました。
個人的にはラストスパートに缶詰はおススメです。

 

◆過去記事のご紹介◆
最後に私なりにこれは参考になると思った道場の過去記事を紹介します。
今回の記事を書くにあたっても参考にしているので内容的に被っている部分もありますが、
紹介している記事の方が元記事なので是非こちらも読んでみてください。

「素直に考える」
事例問題を解答する際の基本が書かれています。あえてこの直前期に改めて見直すことで得られる気付きがあるのではないでしょうか。
ここに書いてあることは「当たり前」のことなのですが、これを「当たり前」に出来るようになると合格に近付くような気がします。

「超直前期にやっとくべきこと」
私が去年、受験生だったころに参考にさせて頂いた記事です。
よくまとまっていて、内容的にも良い記事だと思うので是非読んでみてください。

 

以上、いかがでしたでしょうか。

本試験当日の朝には、「人事を尽くして天命を待つ」といった心境になれるよう、残り時間を精一杯有効に活用して、少しでも合格に近付けるよう最後まで頑張っていきましょう!

それでは次回、またお目にかかりましょう。

 

 

 

こんにちは、平平です。

二次試験本番まであと約1ヶ月と少々。勉強の調子はいかがでしょうか。
特にスト生の方は、「まだまだ合格レベルには遠い・・・」と焦りを感じている方も多いのではないでしょうか。

私の去年の今頃は、せっせと事例演習をやってもなかなか満足のいく解答が書けず、精神的にもかなり苦しい思いをしていました。
自分のブログにも「今のレベルでは奇跡が起きない限り合格は無理」などと書いています。

私の場合、本試験当日まで合格出来る自信は持てなかったのですが、苦しみながらも勉強を続けたことで、なんとかギリギリで合格出来たのだと思っています。
本試験までの時間が迫ってくる中、焦る気持ちもあるとは思いますが、「必ず自分は合格する」と信じて最後までやり抜いてください。

しかし、ただやみくもに事例演習を繰り返せば良いというものでもありません。
合格圏の点を取るためには、やはり押さえるべきポイントがあると思います。
そこで今回の記事では、私が「これを意識して出来るようになってからまともに答案が書けるようになった」と感じたポイントを3つご紹介したいと思います。

少しでも成績が伸び悩んで苦しんでいる方の助けになればと思います。

 

◆基本的な切り口は頭に入れておく◆
事例問題では、たびたび1つの論点について、複数要素の解答が求められることがあります。

設問文で「3つ述べよ」といった感じで明示されている場合もあれば、与えられた字数的に、複数要素を盛り込む必要がある場合もあります。

そんな時に、基本的な切り口をいくつか頭に入れておくと、解答を作りやすいです。
与件文中に解答要素が散らばっていることもありますが、適切な切り口を使うことで整理して解答を作ることができます。

「2次試験合格者の頭の中にあった全知識(同友館)」を参考に、切り口をいくつかピックアップしてみましたので、参考にしてみてください。

●事例1
・公式組織成立の3要素(共通目的、貢献意欲、コミュニケーション)
・モチベーション1:動機づけ要因、衛生要因
・モチベーション2:職務拡大、職務充実
・能力開発:OJT, OFF-JT, 自己啓発
・インターナルマーケティング:標準化、能力開発、モチベーション向上

●事例2
・4P(製品(Product)、価格(Price)、流通(Place)、プロモーション(Promotion))
・製品ベネフィット、製品形態。付属機能製品
・5つの競争要因:業者間競争、新規参入、顧客の交渉力、供給業者の交渉力、代替品
・STPマーケティング:セグメント、ターゲット、ポジショニング
・客数×客単価=売上
・インターナル、エクスターナル、インタラクティブマーケティング

●事例3
・PQCDSME:Productivity/Quality/Cost/Delivery/Safety/Morale/Ecology
・4M(Man, Machine, Material, Method)+I(Information)
・ECRS(なくす、結合する、再配列する、単純化する)
・生産統制のための管理対象:進捗管理、現品管理、余力管理
・個別生産、ロット生産、連続生産

●事例4
・収益性、安全性、効率性、成長性
・コスト:製造原価、販売管理費、営業外費用
・製造原価:材料費、労務費、経費
・コストダウンの切り口:変動費、固定費、変動費率

自分なりに使えると思った切り口をまとめて紙に書くなどしておくといいかもしれませんね。ファイナルペーパーに盛り込むのも良いでしょう。

道場の過去記事では、以下の記事が参考になると思います。
「キーワードと切り口:ふうじん」
「【2次準備】今のうちから「切り口」について練習しておく」

 

◆解答の根拠は与件に求める◆
これはもう何度も言われていることではあるのですが、非常に重要なポイントですので、あえて書いておきたいと思います。

事例問題では受験生の経験等に基づく解答や、単なる思い付きの解答などは求められていません。原則的に与件文(と設問文)に書かれていることを根拠とした解答を書く必要があります。

しかしいざ80分で事例問題を解こうとすると、なかなか与件文の中に書かれているはずの根拠が見つけられずに困ってしまうこともあるのではないでしょうか。

わかりやすく与件文内に書かれている場合は良いのですが、一見しただけではわからず、解答解説を読んでから初めて、「あぁこの部分が根拠だったのか!」となることもあるかと思います。

これは正直、訓練を積んで身に付けるしかないような気がします。
通勤の電車内など、事例問題を解くことは出来ないけど、与件文や設問文を読むだけなら出来るという時間を利用して、与件文から解答の根拠を見つけ出す訓練をするのが良いかと思います。

道場の過去記事では、以下の記事が参考になると思います。
「事例Ⅱ:多すぎる根拠に大忙し」
「最初に得たい気づき」
「与件から解答候補を見つける方法」

 

◆論理展開は抜け漏れのないように◆
論理展開について有名な話で、「空・雨・傘」というものがあります。
これは、「空に雲が広がっている」という事実があり、「この空模様だと雨が降りそうだ」と分析解釈し、その結果「傘を持って出かけよう」という結論を出すという論理展開を例えたものです。
しかし実際の思考の中では、論理展開の要素に抜け漏れが生じることが多々あります。

例えば、「空」を抜いた場合、事実という根拠は無く、思いつきで「雨が降りそうだから傘を持って行こう」となります。
また、「雨」を抜いた場合、分析解釈が無く論理が飛躍し、「雲が多いから傘を持って行こう」となります。
これらを防ぐためには、「何故?(Why?)」という問いかけをしてみましょう。

そして「傘」が抜けている場合、これは結論や主張が抜けていることになります。「雲が多いから雨が降りそうだな」となります。
これを防ぐためには、「だからどうした?(So What?)」という問いかけをしてみましょう。

論理展開に抜けがあると、重要な解答要素が抜け落ちることになるので、大きく失点してしまう可能性があります。
論理的な文章を書くことが苦手な方は、是非、上記のことを意識して事例演習に取り組んでみてください。

なお、文字数の都合で、意図的に論理展開の要素を省かざるを得ない場合があります。その場合でも、解答文を書く前のメモや草案の段階では論理展開の流れをきちんと書いておいた方がよいでしょう。
ある設問の解答を別の設問の根拠として使う場合もあり、そういった場合に元の解答に論理展開が欠けたものしか残っていないと、それを元に書く解答が誤った方向へ行ってしまう恐れがあるためです。

道場の過去記事では、以下の記事が参考になると思います。
「結論はなんなんだ」

 

以上、いかがでしたでしょうか。

今回ご紹介した3つのポイントについては、いずれも基本的なことばかりで、「言われなくてもそんなことはわかっている」とおっしゃる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、頭でわかっていることと、実際に出来るということの間には大きな壁があると思います。
私自身も、二次試験学習当初からこれらのポイントは頭ではわかっていたつもりでしたが、実際に出来るようになるまでにはかなりの時間を要しました。

事例演習を行う時には、常にこれらのポイントを意識して取り組むようにして、本試験の時にはバッチリ実践出来るようにしておきましょう。

それでは次回、またお目にかかりましょう。

こんにちは、平平です。

9月に入りましたね。二次試験本番まで残りあと6週間ちょっとです。
先日はTACの公開模試があったので受けられた方もいらっしゃるかと思います。一次試験終了後から事例演習を開始したスト生の方にとってはまだまだ思うようには解けなかったかもしれません。

なかなかうまく解けるようにならないので苦しいかもしれませんが、ここは踏ん張り時です。特にスト生の場合は本試験直前まで実力は伸び続けます。諦めずにコツコツと事例演習を重ねていきましょう!

さて、本日の記事では、前回に引き続き、私が最終的に本試験で実行していた時間配分と解き方の手順についてお伝えしたいと思います。
前回は事例1~3でしたので、今回は事例4となります。
事例4の解き方手順については、事例1~3と被る部分も多いのですが、事例4特有の注意点などもありますので、今回はそちらを重点的に書いていきたいと思います。

 

◆時間配分の決定◆
事例1~3同様に、試験開始の合図の後はまずは時間配分の決定です。

事例4の場合は、各設問についてどういった解答手順で解答を導き出せばいいのかをざっくり検討した上で所要時間を決めていきます。
というのも、他事例と違って、解答用紙に記入する文字数が少なくても、そこに至るまでの計算等で時間を要する設問があるためです。

各設問に割り当てる時間を決めたら、他事例の時と同様に設問文の横あたりに割当時間を書いておきましょう。
各設問に配分する時間の合計は50~60分が目安になると思います。
与件文、設問文の長さ、設問量の多少、配点の大小などを参考に調整してください。
もちろん状況次第で臨機応変に見直しを行う必要があります。

このプロセスは3分前後で終えます。他事例と比べて長めにとっているのは、設問ごとの所要時間を決めるにあたって、ある程度解答手順なども検討するためです。

 

◆与件文、設問文の読み込み◆
時間配分を決定した後は、与件文、設問文の読み込みに入ります。

他事例では流し読みと精読で与件文、設問文共に、2回ずつ読んでいましたが、事例4の場合は1回のみにします。
その理由としては、事例4の与件文は他事例と比べると短めなので把握がしやすい、時間配分決定のプロセスで既にある程度設問内容を把握している、財務諸表分析にも時間を割く必要がある、といったことです。

読む回数が1回なので、当然、最初から精読することになります。
他事例で行っていた、与件文を対応する設問ごとに区分けする、SWOT要素、その他重要要素に線を引く、といった行為もこのタイミングで行います。

このプロセスは、約10分前後で終えます。

ただ、やはり1回の読み込みだけでは不安ということであれば、他事例同様、流し読み、精読の2回にして、このプロセスにもう少し時間を割いてもよいかもしれません。もちろんその場合は、他プロセスの時間を調整する必要はあります。
このあたりは試行錯誤してみてご自分に合った最適なやり方を見つけて頂ければと思います。

 

◆財務諸表の分析◆
事例4特有のプロセスとして、財務諸表の分析があります。
これは直接的には経営指標を解答する設問対策になりますが、事例企業の財務状況把握を行い、全設問の解答の方向性を定めるためにも必要なプロセスです。

事例企業の財務諸表は年度によって若干の違いはありますが、だいたいは貸借対照表、損益計算書の2期分、または自社と同業他社を並べたもの、あるいはその両方になっています。

これらの財務諸表に対して、収益性安全性効率性の観点から、主要な指標について計算を行い、問題用紙の余白にわかるように記入していきます。
私は概ね次の指標についての計算を行っていました。

●収益性
売上高総利益率、売上高営業利益率、売上高経常利益率

●安全性
自己資本比率、負債比率、流動比率、当座比率、固定比率、固定長期適合率

●効率性
売上債権回転率、棚卸資産回転率、買入債務回転率、有形固定資産回転率

場合によっては、この他の指標についても分析が必要なこともありますが、だいたいの事例では上記指標でひとまずは対応出来ると思います。

また、ここでは単に計算して数字を出すだけでなく、数字から事例企業の経営状況をざっくりで良いので思い描くようにします。そうすることで、事例企業の経営課題が見えてきますし、各設問に解答する方向性も定めやすくなります。

このプロセスは、約10分前後で終えます。

 

◆解答草案の作成◆
他事例同様に、事例4でも原則的には設問の解答を行う際には、いきなり解答用紙に解答文を書いていくのではなく、問題用紙の設問文の下などの余白に解答の草案を書いていきます。
ただし、計算過程を含めて書くような設問の場合は、そのまま解答用紙に書いてしまうこともアリだと思います。無論、計算手順に自信がある場合に限りますが、これにより時間の節約になります。

他事例同様に、それぞれ題意を確認し、設問に対応する与件の確認を行った上で、解答草案を問題用紙の余白に書いていきます。計算問題であれば、後で検算が行えるように計算のプロセスも書いておきましょう。

解答文の作成に必要な時間に気を配りつつ、可能な限り、一発で草案から解答文が起こせるレベルまで草案を仕上げていきます。

なお、この草案作りをしっかりやることで、試験終了後の再現答案作成も容易になります。
再現答案は、合格発表前の自己採点、試験終了後の反省と振り返り、合格した場合の口述試験対策など、色々な用途がありますので、是非作成してみてください。

 

◆解答文の作成◆
他事例同様、解答草案がきっちり出来あがっていれば、解答文の作成はスムーズに行えるはずです。

事例4特有の注意点としては、単位小数点四捨五入等の指定をしっかり確認するということです。せっかく計算が合っていたのに、単位が間違っていて0点、となるのはあまりにも残念です。くれぐれもご注意ください。

もし時間的余裕があれば、計算ミスが無いかどうか、単位等の指定が誤っていないかなど、試験終了前に一通り見直しが出来ると良いでしょう。

 

以上、いかがでしたでしょうか。

事例4については、計算を行う必要がある設問が多いこともあり、計算に不慣れな方だと時間が足りないと感じてしまうかもしれません。計算力を上げるためには、やはり繰り返し手を動かして問題演習を行うのが最も近道かと思います。

事例4は他3事例と異なり、計算問題という正解・不正解がはっきりする問題が多くあるので、計算を速く正確に行う力があれば、スト生でも高得点獲得が可能です。
是非、事例4を強みに出来るよう頑張ってください!

それでは次回、またお目にかかりましょう。

 

 

 

こんにちは、平平です。

事例演習、やっていますか?

初めて事例演習をやったという人は、80分という時間の短さ自分の考えを文章で表現する難しさ漢字が書けない悲しさ模範解答と自分の解答が全く違うことへの焦りなど、色々思うところがあったのではないでしょうか。

ひょっとすると、「本当に二次試験に合格出来るのだろうか?」という不安を覚えてしまった方もいるかもしれません。しかし、初めて事例演習をやった方であれば、上記のようなことは当然ですので、あまり心配することはありません。

ところで、あなたは試験時間である80分の時間配分や、解き方の手順については確立されていますか?
もう既に実感されているかと思いますが、事例を解くにあたって80分という時間は想像以上に短いです。
試験当日に行き当たりばったりで対応してしまうと、ほとんど解答用紙を埋めることが出来ずにタイムアップ、などということにもなりかねません。
効率的に事例に解答していくためには、あらかじめ自分なりの時間配分や、解き方の手順を確立しておく必要があるのです。

しかし、まだ事例演習を始めたばかりの方であれば、まだまだ試行錯誤中という方も多いかと思います。そこで参考例として、私が最終的に本試験で実行していた時間配分と解き方の手順をお伝えしたいと思います。
今回の記事では事例1~3について書きます。事例4については次回の記事で書く予定です。

なお、時間配分、解き方については、様々な方法があり、それぞれ人の適性や好みもあるので、どれが正解とはなかなか言いづらいところがあります。ですので、これから書く内容についてはあくまで参考程度と捉えて頂ければと思います。

 

◆時間配分の決定◆
まず試験が始まったら真っ先にやることは時間配分の決定です。

設問文と解答用紙を見て、それぞれの設問で、どの程度の文章量を書く必要があるのかを確認します。それから各設問にかける時間を決めて、設問文の横にでも分単位で制限時間を書いておきます。もちろんこの制限時間はあくまで目安なので、途中で状況が変わってきたら臨機応変に見直しは行う必要があります。

時間配分の決定を始めにやっておくことで、事例を解いている最中に自分が遅れ気味なのかどうかを把握出来るので無駄に焦らなくて済みますし、「時間が足りなくて解答欄が真っ白」という大事故を防げるようになります。

私はだいたいの目安として、100字制限の設問であれば、解答草案作成5分、解答文作成5分としていました。設問の量や、制限文字数の量によって適当に調整してください。
また、二次試験では配点も書かれているので、配点の多少によっても、その設問にかける時間を増減させることもありました。配点の低い設問はサラッと、配点の高い設問は多少時間をかけてでもじっくり慎重に、といった感じでメリハリを付けると良いと思います。

このプロセスは1分で終えます。

 

◆与件文、設問文の流し読み◆
時間配分を決定した後は、与件文、設問文の読み込みに入ります。
私は、与件文、設問文ともに、2回ずつ読むようにしていました。1回目は全体的に内容を把握するため、2回目は内容を分析し解答のための手がかりを探すためです。

1回目はなんとなく内容を把握出来ればよいという感じでざっと流し読みします。読む手順としては、与件文の冒頭を一瞥して、業種、年商、従業員数、取り扱い商品・サービスあたりを把握した後、いったん設問文を全て読み、それから再度与件文に戻って通しで読みます。

始めに与件文冒頭を読む理由としては、事例企業の概要だけでも頭に入れておくと、この次の手順である設問文を読む時にイメージがわきやすいためです。

また、与件文全文を読む前に設問文を読む理由としては、設問を先に把握しておくことで、与件文を読む際に設問で問われている内容を意識しながら読めるようになるため、効率的に内容把握が出来ると考えたからです。

この段階では、与件文に線を引いたり、メモを取ったりはしません。とにかく読むことに集中します。

このプロセスは、約5分前後で終えます。開始からの経過時間は約6分です。

 

◆与件文、設問文の精読◆
2回目の与件文、設問文の読み込みでは1回目より時間をかけて精読を行います。読む順序は1回目同様、設問文が先、与件文が後です。

与件文を読む際には、設問に解答する際に必要な情報を与件文から拾いやすくするために、次のようなことを行います。

●与件文を対応する設問ごとに区分けする
与件文は、概ねいずれかの設問に対応付けすることが可能です。カラーマーカーや色付きペンなどを使って、与件文を対応する設問ごとに見やすく区分けしておくと、この後、設問を解いていく際に、効率的に与件文を確認できるようになります。
カラーマーカーや色付きペンが無くても、対応する与件文ブロックを線で囲って、その横に設問番号を示す数字を書いておけばOKです。
色分けされていた方が視認性は上がりますが、筆記用具を持ちかえたり、色を切り替えたりする際に若干の時間ロスがあります。この辺は各自好みで選んで頂ければと思います。

●SWOT要素、その他重要要素に線を引く
与件文中の、SWOT要素(強み、弱み、機会、脅威)になる部分には線を引いてわかるようにします。(強みだったら線の先頭あたりにSと書くなど)
また、その他に与件文中に気になる点や表現などがあれば、そこも目立つように線を引いておきます。

私が事例演習を開始したばかりのころは、SWOT分析表を問題用紙の余白等に書いていたのですが、文字を書く時間がもったいないと思うようになり、与件文中に線を引く形に変えました。
SWOT分析表を作ると一目でSWOT分析結果が確認出来るので視認性は良いのですが、与件文中に線を引くスタイルでもさほど不便を感じなかったので、本試験では線を引くスタイルでいきました。

本プロセス中に心がけることとしては、あまり時間をかけ過ぎないということです。
開始直後に時間配分しているので、解答草案作成と、解答文作成にどのくらい時間が必要かは把握しているはずです。
時間制限をオーバーしないように気を付けながら、可能な限り与件文の分析を行います。

このプロセスは、約14分前後で終えます。開始からの経過時間は約20分です。
設問数や、解答文の制限字数にもよりますが、残りの解答草案、解答文作成に60分は確保しておきたいところです。

 

◆解答草案の作成◆
いよいよ設問の解答に取り掛かります。

設問の解答を行う際には、いきなり解答用紙に解答文を書いていくのではなく、問題用紙の設問文の下などの余白に解答の草案を書いていきます。

まず、それぞれの設問の題意(何を問うているのか?)を確認し、設問に対応する箇所を中心に与件文を改めて確認した上で、「だいたいこんなことを解答するべきだろう」ということをキーワード羅列でも構わないので書いていきます。
与件からの抜き出しの場合は、それをそのまま草案として文字で書くと時間がかかるので、与件文に目印等を入れておくのがよいでしょう。

ここではあまり考えすぎずに、ひとまず最後の設問まで通してやってみます。
そして、解答全体としての方向性に一貫性があるかどうかを確認し、設問ごとの字数制限なども考慮しながら、必要に応じて草案を修正していきます。

草案のレベルとしては、草案を元に解答文がスムーズに作成出来るレベルになっているのが理想です。
実際に解答文を書く際に、消しゴムで消して修正を行うのは時間ロスが大きいので、なるべく一発で草案から解答文を起こせるようにしたいところです。
もちろん、慣れないうちは難しいと思いますが、本試験当日までに出来るようになっていれば大丈夫です!

 

◆解答文の作成◆
ここで初めて解答用紙を埋めていくことになるわけですが、解答草案がきっちり出来あがっていれば、解答文の作成はあまり苦労しないはずです。

スムーズに解答文を作成するコツの1つとしては、解答文のフォーマットをいくつか持っておくことです。

例えば、事例企業の問題点を問う設問であれば、「問題点は○○である。理由は①○○、②○○、③○○だからである。」といった感じで、いくつかの定型パターンを用意しておくと、解答文が作成しやすくなると思います。

最後に私がメイン教材として使っていた、「中小企業診断士2次試験 事例攻略のセオリー」から、解答を記述するときのセオリーを3つご紹介しますので参考にしてみてください。
●結論を先に書き、次に具体論を記述せよ
●問題が問うていることを主語にして記述せよ
●事例文や問題文の用語を引用して記述せよ

「中小企業診断士2次試験 事例攻略のセオリー 村井信行 岩田幸大・著 山口憲二・監修 DAI-X出版」より引用

 

以上、いかがでしたでしょうか。

冒頭でも書いた通り、事例の解答手順には様々な方法があり、人による好みもあるでしょうから、一概にどの方法が良いとは言いづらいというのが正直なところです。
私自身もそうだったのですが、まずはなんとなく良さそうだなと思った方法をひとまず取り入れてみて、いくつか事例を解きながら「こうした方がよいかも」といった点があれば都度改良していく、といった感じで取り組むのが良いと思います。
次回は事例4の解答手順について書く予定です。
まだまだ暑い日が続くと思いますが、くれぐれも体調管理には気を付けて、残りあと約2ヵ月頑張っていきましょう!

それでは次回、またお目にかかりましょう。

 

 

 

こんにちは、平平です。

先週末に行われた1次試験を受験してきた皆さま、お疲れ様でした!
既に公式の解答及び配点も出ているので自己採点された方も多いかと思います。
その結果、2次試験への挑戦権を得られた方、本当におめでとうございます!
自己採点結果がわかってから既に2日が経っているので、ある程度、気持ちも落ち着いてきているかもしれませんが、やはり一つの壁を越えた喜びは大きいですよね。

しかし1次試験合格の喜びに浸りながらも、2ヶ月後に控えている2次試験対策が不安、という方も少なくないのではないでしょうか。

特に独学の方。私自身がそうだったのですが、いつ何をどの程度どのようにやればいいのか、つまり学習計画をどう立てたらよいかわからないという方もいらっしゃると思います。
受験専門学校に通っている方であれば、教材は学校から与えられるし、スケジュールも学校のカリキュラムに合わせればよいでしょうし、わからない点があれば講師等に相談することも出来ます。

しかし独学受験生は情報量では相対的に不利な状況の中、限られた時間の中で自分の学習計画を立てる必要があります。2ヶ月強という短い期間では、根本的に計画が間違っていた場合のダメージは大きいので、微調整は必要にしても、大枠では正しい方向に向かうことの出来る学習計画を立てたいところです。

そこで今日の記事では、私の経験を踏まえて独学の方向けに学習計画の立て方の1例をご紹介できればと思います。
独学で頑張る皆さんにとって少しでも参考になればと思います。

 

◆まずは情報収集!◆
まずは何はともあれ情報収集です。精度の高い計画を立てるためにも、ある程度、広く情報を収集し、それを吟味する時間を確保しましょう。
個人的には今週1週間は情報収集と学習計画作成に当てても良いと思います。

情報収集先としては、ネット(「診断士 2次試験 勉強方法」などで検索すると色々出てきます)、書籍受験学校のガイダンス受験生支援サイトのセミナー(道場では本日開催!)などがありますので、興味のあるところから積極的に情報収集してみましょう。

1点、注意としては、特にネット検索で情報を集めようとすると、情報が多すぎて色々なサイトを見ているだけで時間が過ぎてしまいがちです。
サイトなどを見る際には、「2次試験の学習計画を立てる」という目的に沿っているかどうかを意識するようにして情報収集に時間をかけ過ぎないように注意しましょう。

 

◆試験当日までの勉強可能時間の確認を!◆
情報収集がある程度出来てきたらいよいよ学習計画を立てるわけですが、まず始めにやらなくてはならないのは、自分が2次試験対策にかけることが出来る時間の確認です。
自分の勉強可能時間を把握しておかないことには、何をどの程度やるのかということは決められませんよね。

生活環境、家庭の状況、仕事の状況などを踏まえながら、自分が本試験の日までに何時間勉強出来るのかを確認してみてください。

今の段階ではあまり無理して多くの時間を確保しようとはせずに、気持ち余裕を持たせるくらいにしておくと、後々アクシデントが起きた場合などにリカバリが効きやすいです。

 

◆いつ、何を、どの程度やるか?◆
まずは何はともあれ事例演習を行うべきでしょう。私はやはり過去問を中心にやることをおススメします。加えてオリジナルの事例問題集や、受験学校が行う公開模試などでも事例演習は可能です。
その他に、事例4対策用の問題集や、2次試験に必要な知識やノウハウをインプットするための教材もあります。

これらの選択肢の中から、何をどの程度やるのかは、現在の2次試験対策状況や、ご自分が勉強に割ける時間がどの程度あるか次第です。よく聞く話では、2次試験合格者は事例演習を72事例以上(4事例×18回分)こなしていると言いますが、必ずしもこの数をこなさなくては合格しないというわけではありません。(私は32事例を2回転です)
それぞれ、自分が勉強可能な時間と照らし合わせながら、合格可能性を極大化するためには、何をやって何をやらないかを決めてください。

やる内容を決めたらそれを週単位程度の区切りでスケジューリングしていきます。事例演習を中心にして、余剰時間を他の内容に割くような形が良いのではないでしょうか。

一例として、私が去年やった勉強内容を書いておきます。
・中小企業診断士 2次試験 事例攻略のセオリー
18年~23年の過去問6年分(24事例)を2回転。

・中小企業診断士2次試験セオリーで解く模擬問題集
模擬事例問題2回分(8事例)を2回転。

・中小企業診断士 集中特訓 財務・会計 計算問題集
2次試験対策部分を中心に1回転。(計画では2回転はさせるつもりだったが、予定より勉強時間が取れなかったので問題集の一部を1回転で終了)

・中小企業診断士2次試験合格者の頭の中にあった全知識
事例でよく使う知識を効率的にインプットするのに役立ちました。私はいくつか事例演習をやってから読みましたが、事例演習開始前に一通り読んでおいても良いかもしれません。

・中小企業診断士2次試験合格者の頭の中にあった全ノウハウ
やみくもに事例演習をやっていてもなかなか効果が上がらなかったこともあり、事例特有のノウハウを身に付けたくて読みました。私はこの本も役に立ったと思っています。

・中小企業診断士2次試験 ふぞろいな合格答案
実際の合格者の答案がどのような感じなのかを把握するために読みました。問題集等の模範解答レベルの回答を最初から書こうとするとハードルが高く感じますが、この本を読んで「この程度の解答でも大丈夫なんだ」と自分自身を安心させる効果がありました。

 

◆どのようにやるか?◆
やることが決まったら、それを更に1日の時間帯ごとに分割して当てはめ、本当に計画通りに進められるのかを確認します。

例えば、起床から出勤までに事例を1つ解く、通勤電車の中で朝に解いた事例の解答解説を読みながら復習する、昼休みにはふぞろい等のテキストを読む、帰宅後は事例4対策の問題演習をやる、などといった感じで、それぞれ各自の生活パターンに合わせて、どの時間には何をやるのかということまでイメージ出来るようにしておくと、スムーズに実際の勉強に入れると思います。

 

以上、いかがでしたでしょうか。

この記事を読み終えたらさっそく二次試験の情報収集を始めてみましょう。自分に合ったやり方は人それぞれですので、自分がこれは良いと思ったやり方を取り入れるという感じでよいと思います。

これまで全く二次試験対策をやっていなかったストレート生にとっては、10月になるくらいまで、下手をすると試験当日までさっぱり合格できる気がせず、諦めてしまいたくなるかもしれません。まだ事例演習をやっていない場合、あまり実感は出来ないかもしれませんが、せっせと事例演習をやってもさっぱり出来るようにならず、時間だけどんどん経過していくというのは非常に焦ります。

しかし、二次試験の勉強は徐々に効果が現れるというよりは、勉強を積み重ねていくうちにある日突然、光が見えてくるという感じです。(道場的に言うと「開眼する」というやつです)
正しいやり方でしっかり勉強し続ければ、必ずあなたにも光が見える日がやってきます。
是非、「自分は最後まで諦めずに本試験までやり切るのだ」、と今ここで自分自身に誓いを立ててください。

それでは次回、またお目にかかりましょう。

 

 

こんにちは、平平です。

1次試験本番までいよいよあと9となりました。皆さん、それぞれ残りの時間で何をやるかはもうお決まりでしょうか?もしまだという方がいらっしゃれば、お薬ハックの記事でも書いた通り、1日ごとに何をやるかをはっきりと決めておくことをお勧めします。

今日の私の記事では、本試験7科目について、それぞれ直前アドバイスを書いていこうと思います。
基本的には各科目の個別論点については触れていませんが、全体的な取り組み方針について、今一度確認して頂ければと思います。

 

◆経済学・経済政策◆
トップバッター科目ということで、この科目の出来如何によって、この後のモチベーションが大きく変わってしまうかもしれない超重要科目です。

難易度が高かった22年度、23年度と比べ、去年は比較的落ち着いた難易度だったのですが、今年再び難化する可能性は否定できませんので十分注意して臨みましょう。

また、問題によって所要時間が大きく異なりますので、とにかく自分が解ける問題から手を付けていき、少し解いてみてこれは時間がかかりそうだと思ったら後回しにすることを強く意識しておいてください。特にグラフ系の問題でじっくり考えているとあっという間に5分、10分と過ぎてしまいますので、くれぐれもご注意ください。

 

◆財務・会計◆
この科目は得意・苦手で大きく分かれる科目かと思います。
得意だという方には特に言うことはありません。ここで貯金を作れるように1問でも多く解くようにしましょう。
苦手な方については、まずは10問40点を目指しましょう。とにかく解ける問題から解く!

注意が必要なのは、一見簡単に見えるけど回答するまでに時間がかかる問題です。見た目が簡単だとついつい手を出してしまいがちになりますが、この手の問題の中には時々「実は難しい」問題も含まれており、時間をかけて解いたけど不正解、となってしまうと非常にもったいないです。まずは短時間で解ける問題から手を付けていきましょう。

計算問題については、頭で考えなくても手が動くレベルにまで練習を繰り返しておくべきだと思います。

 

◆企業経営理論◆
1日目午後1発目の科目です。この科目の特徴としては問題文の文章が長くて難解であるということ。時間的にハードな2科目を終えて頭が疲労していること、そして眠くなりがちな時間帯ということもあって、かなりしんどいかもしれません。

個人的にお勧めなのは、うちあーのの記事でも紹介していましたが、比較的文章がわかりやすいマーケティングの問題から先に着手し、経営戦略と組織論は後回しにするということです。

この科目は勉強時間を割いてもある一定以上はなかなか得点が上がりにくい科目なのですが、とにかく基本論点をきっちり押さえて最低限の点数は確保した上で、あとはどれだけ選択肢を絞って点を上乗せしていけるかだと思います。
なかなか選択肢が1つに絞れなくて迷うことも多いですが、時間に限りもあるので、最終的には「エイヤ!」で決める必要もあります。

 

◆運営管理◆
1日目の最終科目です。2日目を高いモチベーションを保った状態で迎えることが出来るようにするためにも、この科目で大きな失敗は許されません。

まず、きちんと式を覚えていれば簡単に対応出来る、GMROIなどの計算問題の対策はしておきましょう。点は取れるところで確実に取らなくてはなりません。

生産管理にしても、店舗・販売管理にしても、覚えるべきキーワードが多い科目なのですが、イメージがあれば比較的覚えやすいものが多い気がします。
ライン形態加工機械の種類陳列方法店舗外観の各名称など、イメージで覚えられるものはイメージで覚えると覚えやすいし忘れにくいでしょう。

 

◆経営法務◆
2日目のトップバッター科目。この科目は特にファイナルペーパーの効果が高い科目です。会社の機関関連知的財産権関連倒産等の手続き関連などの頻出論点については、それぞれ表にまとめて、試験直前までチェック出来るようにしておきましょう。
会社法の機関については、お薬ハックがこちらの記事でまとめています。

 

◆経営情報システム◆
この科目も得意な人と苦手な人に分かれる科目ですね。

得意な人はもはや勉強は不要かもしれません。その分、他の科目の勉強に時間を割くというのもアリでしょう。

苦手な人は、まずは足切り回避を目標に、最低40点取れるようにしておく必要があります。
前半の「情報通信技術に関する基礎的知識」の問題は知っていれば簡単に解ける問題が多いので、過去問や問題集などを繰り返し解くことで、なんとかここで得点を稼げるようにしましょう。

また、この科目は比較的時間が余る科目でもあります。もし見直しを行っても余裕があるようでしたら、次の中小企業経営・中小企業政策の最終チェックの時間を確保するためにも、途中退出を行うのもよいと思います。

 

◆中小企業経営・中小企業政策◆
いよいよ最終科目です。疲労もピークに達しているかと思いますが、これが終われば一次試験は終了、あともうひと頑張りです。

この科目は知らなきゃ解けない問題が多いので、どうしても暗記が必要となります。
しかも特に理屈が無いことを覚えなければならない場合も多いので、覚えてもすぐに忘れてしまいがちです。よって、直前まで暗記を行う必要があるでしょう。
私はひたすらスピ問と模試を回転させていました。

また、中小企業や小規模企業の定義小規模企業共済経営セーフティ共済経営革新などの頻出論点については、確実に押さえて外すことのないようにしましょう。

 

以上、いかがでしたでしょうか。

各アドバイスについては、私の主観によるところが多々ありますが、少しでも受験生の皆さんにとって参考になれば幸いです。

皆さんは、今日に至るまで何百時間と診断士の勉強に費やしてきたはずです。
その努力の成果を発揮するその時まであとわずか9日。
くれぐれも体調管理には気を付けて、万全の体制で本試験を迎えられるようにしてください。

私の一次試験向け記事は今回で終了です。
次回は二次試験向けの記事で、またお目にかかりましょう。

「必ず自分は合格する!」
そう、強く信じて本試験を戦ってください。応援しています!

 

 

 

 

こんにちは、平平です。

本日はお知らせから。道場では一次試験終了後の8/7(水)に「2次スタートダッシュセミナー」を開催します。
去年私も参加しましたが、特に独学でやっていたこともあって色々貴重な情報が得られました。
また、懇親会で受験生同士や道場メンバーと交流出来たのもよかったです。
詳しくはこちらから!

 

さて、1次試験本番まであと3週間と少々となりました。何が起きるかわからない本試験に対しては、「もう余裕!」という方はあまりいないのではないでしょうか。
特に一発合格を目指す方にとっては、当然、初めての本試験ということになります。

本試験の練習ということで、公開模試などを会場で受けられた方もいらっしゃるでしょう。
しかし、本試験会場には本番ゆえの独特な雰囲気があります。
人によってはその雰囲気に飲まれてしまって、本来の実力が発揮できないということもあるかもしれません。こればかりは模試では体験できないことです。

そこで、あらかじめ本試験会場の雰囲気を知ってもらい、心の準備をすることで少しでも平常心で本試験を受けられるように、私の受験体験を元に、本試験当日の様子をご紹介したいと思います。勉強の息抜きの際にでもお楽しみください!

 

◆会場に到着するまで◆
私の一次試験会場は東洋大学(白山キャンパス)でした。(当時は東京在住)
本試験一週間前に下見に訪れていたので道に迷う心配はなく、だいぶ早い時間に到着するようにしていたので、心の余裕もありました。

電車の中では既に診断士受験生っぽい人がテキストなどを読んでいて、「あぁこの人たちもお仲間なんだな」と思うと、電車内の見知らぬ受験生に対して仲間意識が芽生えました。

そして駅から会場に向かう途中の道では既にたくさんの受験生がおり、また、各専門学校のスタッフたちが受験生に向かって「頑張ってください~!」などの応援メッセージとともに講座のパンフレットや、直前チェックシートなどを配っていました。

私は独学だったのでどの学校にとっても「応援すべき受講生」ではなかったのですが、もしどこかの学校に通っていたら、この応援も嬉しく感じたのかもしれません。独学故の孤独を感じ少し寂しく思ったものです。

 

◆試験開始まで◆
試験開始1時間前には会場内の自分の席を見つけて着席することができました。
それでも既に教室の半分くらいは人がいて、皆さん余裕を持って来ているんだなーと思ったものです。

だいたいの方はテキストや問題集の最終チェックに励んでいて、やはり1発目の科目である経済学をやっている方が多かった気がします。私も経済学には若干不安があったので、気合を入れて最終チェックに臨みました。

あとこのタイミングでトイレの位置を複数チェックしておくことをお勧めします。
何故なら科目間の休憩時間のトイレは非常に混雑するからです。複数の場所を把握しておくことで心の余裕も出来るはずです。

そういえば私が受験した教室にはスーツケース持参の方がいて、当時は「この人まさか勉強道具全て持ってきているのか?」と思ったのですが、ひょっとすると遠方からの受験生で宿泊を伴っていただけかもしれませんね。ただ、大きなスーツケースは通路に置かれるとちょっと邪魔だったと思います。いらぬトラブルを招かないためにも余分な荷物は駅のコインロッカー等に預けておいた方が良いでしょう。

 

◆試験中◆
試験中は私も集中していたので、あまり周りは気になりませんでした。
故に試験中の記憶がほとんど無いので、ここで書けることがあまりありません・・・

ところで試験開始から一定時間を経過すると途中退出が可能となります。
周りの人がどんどん途中退出したからといって、「みんなもう終わったの?」などと焦る必要はありません。むしろ試験時間をフルに使って慎重に見直しを行った方が良いです。
私は唯一、経営情報システムのみ途中退出しました。その後の科目である中小企業経営・政策の最終チェック時間を多めに確保したかったからです。

あと、受験番号を含めたマークミスマーク漏れが無いようくれぐれもお気をつけください。試験終了直前に改めて確認しておくと、あとで「あれ、さっきちゃんとマークしたっけ・・・」などと不安な気持ちにならずに済みます。

また、後で自己採点が出来るように、問題用紙にでも自分がマークした記号を書いておきましょう。私は先に問題用紙の回答記号に丸をし、最後にマークシートに転記する方式を取っていました。この方法は効率的だとは思いますが、最後の時間配分を間違えると悲惨なことになりますのでくれぐれもご注意ください。

 

◆休憩時間◆
休憩時間になったらやはりトイレに行かれる方が多いようです。混雑している場合がほとんどでしょうから、なるべく早めに済ますに越した事はありません。

飲み物やお菓子を食べている方も結構いました。私もグミを持参して、休憩時間ごとに2つ食べるようにしていました。(チョコレートは溶けるかなと思ってグミにしました)

あとは時間が許す限り、次の科目の最終チェックです。
もしくは少し寝たり、身体を動かしたりしてリフレッシュするのもアリだと思います。

昼の休憩時間は1時間なので、外に食べに行くにはちょっと時間が少ない気がします。
昼になってからコンビニ等に行くと混んでいて時間が取られてしまう可能性があるので、やはり事前に準備しておくことをお勧めします。
私は2日ともパンを買って会場内で食べました。知り合いからの「俺は会場でクリームパンを食べた試験では落ちたことが無い!」という言葉を信じ、2日ともクリームパンを持って行きました。

ちなみに休憩時間にやってはならないことNo.1は前に受けた科目の振り返りです。
答え合わせなんてもってのほか。気持ちはわかりますが、既に終わったことをこのタイミングで振り返っても百害あって一利なし。下手するとここでの失敗がずっと尾を引き、その後の試験の出来がボロボロになってしまいます。
そうならないためにも、後ろは振り返らず前進あるのみです。

 

◆1日目終了後◆
1日目の試験の出来具合は、自分の感覚ではなんとなくギリギリという感じがしたので、やや不安な気持ちを抱えながらの帰宅でした。

帰宅途中の道では、受験生同士が試験の出来について話している声も聞こえてきましたが、なるべく聞かないようにしました。
「今年は楽勝だったねー!」などと言って相手を不安がらせようとする不届き者(?)もいるようなのでお気を付けください。

ネットなどで1次試験の情報を見たい衝動に駆られましたが、前述した「試験中は後ろを振り返らず前に進むべし」という原則を守り、翌日の科目の最終チェックを行うことにしました。特に2日目は経営法務、経営情報システム、中小企業経営・政策と暗記科目3兄弟なので、この日の頑張りで合計10点くらい上乗せ出来るかもしれません。最後の最後まで頑張りましょう!

 

◆2日目終了後◆
まずは何といっても解放感がありました。「やっと終わった~!」的な。学生時代の定期テスト終了時のあの感覚が蘇りました。

診断士試験は翌日には公式解答が発表されるので、そこで合否はほぼわかります。
それでもついついネット上の情報を読み漁ってしまいました。もう終わったことなので今更どうしようもないのですが、なんだか祭りに参加しているような気分で夢中になって読んでいました。これは本試験を受験した人だけの特権ですね。

帰宅後は妻とビールで乾杯しました。もし1次試験に合格したとしても、次はより過酷な2次試験が待ち構えているのでまだまだのんびりは出来ないのですが、それでも一区切りついたということでこの日の夜だけはリラックスすることにしました。支えてくれた周囲の人にも感謝の言葉を伝えたいところですね!

 

以上、いかがでしたでしょうか。

あくまで私個人の体験なのであまり直接参考になる情報は少ないかもしれませんが、本試験の雰囲気が少しでも伝わっていれば幸いです。
なお、この「1次試験当日シリーズ」は、シリーズとして他のメンバーも執筆予定ですので、それぞれのメンバーの視点から本試験当日の様子をご紹介できるかと思います。どうぞお楽しみに!

それでは次回、またお目にかかりましょう。

 

 

こんにちは、平平です。

今日は渾身シリーズの情報担当ということで、SEなどを職業とする、情報が得意な方向けの記事を書いていきたいと思います。

私は約10年ちょっと、SEやPGといったソフトウェア開発業に従事しており、また、だいぶ昔になりますが、第二種情報処理試験(今の基本情報)も取得しているので、この科目はいわゆる得意科目でした。
全く診断士試験向けの勉強をしていない状態で、経営情報システムの過去問3年分(21年~23年)を解いた際も、いずれも6割を超える得点を獲得することができました。(ただ、難化したと言われる21年はかなりギリギリでしたが)

何度か過去記事でも触れられていますが、診断士試験を受験する人は、私のようないわゆるSEをやっている方も多いということで、情報は得意科目という方も一定数いらっしゃるかと思います。

情報が得意な皆さんにとっては、科目免除していない限り、貯金科目としての位置づけにしたいところでしょう。私も受験生当時、情報は70点以上獲得することを目標としていました。

とはいえ、全く試験対策無しで臨むと、案外ポロポロと落としてしまいませんか?
模試や過去問を解いている時、70点獲得、あわよくば80点以上獲得したいところが、蓋を開けてみるとぎりぎり60点だった・・・なんてことはないでしょうか?

せっかく得意科目なのだから、是非とも貯金科目にしたいですよね。しかし、他科目の勉強もあるので、あまり多くの時間を情報の学習に割くわけにもいきません。

今日は、情報が得意な皆さんにとって、ちょっとの時間を使うことで7割以上を安定的に取れるようにするための勉強方法をご紹介したいと思います。
もしよろしければ参考にしてみてください。

 

◆基本は過去問演習!◆
基本は何といっても過去問演習です。
情報は得意という方も、最低3年分の過去問を一通り解き、不正解だった問題や、正解だったものの記憶や理解があやふや、選択肢が絞りきれなかったという問題については、しっかりと復習を行うようにしましょう。

また、この後触れますが、過去問をやることで、自分が得意な論点、苦手な論点がわかってくると思います。
得意不得意を把握した上で、論点ごとにメリハリをつけた勉強をするようにしましょう。

本試験での問われ方に慣れるという意味でも、やはり過去問演習は重要です。
これだけは本試験までにしっかりやるようにしましょう。

 

◆力を入れる論点、抜く論点は?◆
効率的な勉強にはメリハリをつけることが大事です。
そこで、過去問や模試を解いていく中で、「このあたりの論点は勉強しなくても大丈夫だけど、このあたりの論点はもうちょっと補強が必要そうだな」ということを把握し、補強が必要な論点のみ集中的に勉強するようにしましょう。

一次試験案内によると、情報は以下のような論点で構成されています。

1.情報通信技術に関する基礎的知識
(1)情報処理の基礎
(2)情報処理の形態と関連技術
(3)データベースとファイル
(4)通信ネットワーク
(5)システム性能
(6)その他情報通信技術に関する基礎的知識に関する事項

2.経営情報管理
(1)経営戦略と情報システム
(2)情報システムの開発
(3)情報システムの運営管理
(4)情報システムの評価
(5)外部情報システム資源の活用
(6)情報システムと意思決定
(7)その他経営情報管理に関する事項

情報処理技術者試験を取得されている方であれば、1の情報通信技術に関する基礎的知識はほとんど見たことのある論点ばかりでしょうし楽勝で解ける問題も多いかと思います。
また、2の経営情報管理についても、半分くらいは全く初見、ということは無いのではないでしょうか。

個人差はあると思いますが、だいたいの人は、2の経営情報管理の中で、自分が弱いと思う部分を補強するような形がよいでしょう。

なお、最後2問に毎回出題されている統計の問題は、統計が得意という方以外は捨ててしまってよいと思います。
私も基本的には決め打ちでウをマークするようにしていました。

 

◆うろ覚え論点は暗記ペーパーにまとめて隙間時間で確認!◆
自分にとって補強が必要な論点、または論点全体としては得意だけど、細かい部分でややあやふやなところがあるという場合は、暗記ペーパーにまとめて、隙間時間に何度も確認して覚えるようにするのがよいと思います。

最終的にはこの暗記ペーパーが試験会場に持っていくファイナルペーパーになります。

 

以上、いかがでしたでしょうか。

手抜きしつつも、ポイントを抑えた勉強をすることで、10点前後上乗せできるようになるのが理想です。

また、以下の過去記事も是非参考にしてみてください。
「【情報】SEのための情報講座」
「【情報】ITが得意な方の情報対策」

それでは次回、またお目にかかりましょう。

 

 

こんにちは、平平です。

本日5/31は一次試験の願書提出の締切日です。一次試験を受験する皆さんはもう願書提出は済ませましたか?
うっかり忘れてしまっていたという方は、今すぐ提出に行きましょう!

さて、本試験まであと約2カ月となりました。
勉強の状況は人それぞれかと思いますが、これまで自分なりに必死に頑張って勉強してきたにも関わらず、どうにも成績が伸びず、苦しんでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ちっとも実力が付いてきている実感が無く、本試験の日はどんどん迫ってくる中で、

「このまま勉強を続けても合格は到底難しそうなので、今年の試験はもう諦めようかな」

そんな風に考えてしまうようになっても不思議ではありません。

「受験を止めれば高い受験料も払わなくて済むし、ここは少し休んでから勉強方法を見直して、来年確実に合格出来るように体制を立て直した方が得策なのではないだろうか」

などと考える方もいらっしゃるかもしれません。

しかしちょっと待ってください。本当に今年の受験は諦めてしまってよいのでしょうか?
本当に今年の合格は100%無いのでしょうか?

 

◆諦めるのはまだ早い!◆
ネット掲示板に、以下のコピペがありました。

まだ無駄じゃないよ
受けなければ100%受からないんだから
受けるなら、その時点で受かる可能性は0じゃない
それが0.1%でも、どうして自分がその0.1に入らないって言いきれる?
受けるなら、受かるんだよ
受かる気持ちで受けるんだよ

※ここまで引用

私はこれを初めて見た当時、診断士試験とは別の資格試験の勉強をしていました。

その時は本試験日まで残り1カ月ちょっと。平日昼間は普通に働きながら、1年以上に渡って平均週40時間以上、必死に勉強していたにも関わらず、答練を何度受けてもさっぱり合格点には到達せず、かなり精神的に苦しい思いをしていました。

もう無理だと諦めれば楽になれるのに、何故かすっぱり諦めることは出来ず、悶々としながら苦しい勉強を続けていた中でこのコピペを見て目が覚める思いがしました。

「そうだ。0.1%でも合格可能性があるのなら、最後まで諦めてはいけない!」

そう、本試験日に試験会場まで行って受験すれば、0.1%でも合格する可能性はあるのです。
諦めるのはまだ早い!

 

◆もう2カ月しか無いのではなく、まだ2カ月あると考えよう!◆
心の持ちようの問題ではありますが、もう2カ月しか無いのではなく、まだ2カ月あると考えましょう。
実際、2カ月あればまだまだ色々やれることはあるはずです。

●現状把握と計画の見直しを!
まずは改めて現状把握と学習計画の見直しを行いましょう。

現状、どの科目が、どの程度、合格レベルの実力まで距離があるのでしょう?
そして、本試験まであと何時間、勉強に割り当てることが出来ますか?
その残り時間は、どの科目の、何に、どの程度割り振ったら良いでしょうか?

 

●選択と集中!
一般的に弱者である中小企業の戦略の基本でもある、選択と集中
これをご自身の勉強にも当てはめてみましょう。

現時点で明らかに合格レベルからは遠い位置にいるのならなおさらです。
もはや無駄なことをやっている余裕はないですよね。
合格可能性を少しでも上げるため、勉強内容を絞り込みましょう。

具体的には以下のような方向になるかと思います。
・余裕で6割取れる科目の勉強時間を減らし、足切りになる可能性が高い科目の勉強時間を増やす
・頻出論点だけでも完璧にする。反対に1度しか出題されていないような論点は捨てる
・(特に苦手科目は)いわゆるAランク、Bランクの問題だけに絞り込む

 

●残り2ヶ月間、やり切る覚悟をしよう!
私は上のコピペで目が覚めた後、自分のツイッター(現実の友人、知人にフォローされています)にこのように書きました。

「今日、たった今から本気出す。試験が終わるまで酒は飲まない。睡眠、食事、仕事以外の時間は全て勉強に充てる。絶対に最後まで諦めない!」

当時は夜寝る前の晩酌が数少ない楽しみでもあったのですが、その分の時間も勉強に充てることにしました。

一度、職場の飲み会があったのですが、断酒の誓いを破らないために、体調不良を装って飲み会を欠席しました。

わずか0.1%の合格可能性を少しでも上げるべく、やるべきことはやったつもりです。

今、この記事を読んで、最後まで頑張ろう!と思った方は、是非、今ここで、最後までやり切る覚悟を持ってください。可能であればどこかで誰かにその覚悟を表明してください。

もちろん覚悟表明したところで、ほとんどの人は、あなたの覚悟など所詮他人事なので、たいして関心も持ってくれないかもしれません。
しかしそれでもいいのです。自分自身で覚悟をし、それを表明する。それによりあなたには「ここまで言ったのだから途中で諦められないぞ」というプレッシャーがかかることになります。
それが最後まで頑張り抜くための原動力になるのです。

 

◆ラッキーで科目合格が拾えるかもしれない!◆
本試験を受験すれば、たとえまぐれだったとしても、科目合格が拾えるかもしれません。
一応、道場としては、全科目一括合格を推奨しているのですが、科目合格にも色々メリットがあります。
なんだかんだ言って、7科目同時に勉強するのは大変ですよね。科目合格によってたとえ1科目でも負担が減ればだいぶ楽になります。
その1科目が翌年は難化した場合、苦しむ受験生を横目に自分はそれをパス出来るのですから心に余裕も生まれるでしょう。

 

以上、いかがでしたでしょうか。

まだ迷いがある方は「受験を迷っている皆さんへ」もご覧ください。

もし、少しでも「もう少し頑張ってみようかな」と思ったのであれば、是非、勉強を続けていって欲しいと思います。
苦しい道だとは思いますが、やり切った後には必ずや得るものがあるはずです。

ちなみに、私は上で書いた資格試験には残念ながら合格することは出来ませんでした。
その後、その資格試験からは撤退を決意するのですが、十分努力したことは自分でも認めているし、最後までやり切って本試験を受けた上での撤退ならば仕方あるまいと自分自身を納得させることも出来ました。

合格出来なかったくせに何を偉そうにと思われる方もいらっしゃるかとは思いますが、途中で勉強を止めて試験も受けずに撤退するのと、最後まで勉強を続けて試験を受けた上で撤退するのでは、自分自身の納得度合いが違います。
たとえ、他人から見ればどちらも同じ撤退だったとしても、自分からすれば明らかに違うのです。
そして、この時の努力があったからこそ、診断士試験にはストレート合格出来たのだと思っています。

道場メンバー一同、最後まで頑張ろうとする方々を心から応援しています。
勉強を続けさえすれば、まだまだ十分合格可能性はありますよ!

 

それでは次回、またお目にかかりましょう。

こんにちは、平平です。

5月も半ばとなりました。ゴールデンウィークも終わり、いよいよ一次試験本番まで3カ月を切りましたね。勉強の調子はいかがでしょうか?

超短期で合格を目指す方は別として、だいたいの方は、既にテキスト読み込みなどのインプット学習は一通り終わっており、これからは問題演習などのアウトプット学習を通じて本試験での得点力を身につけていくフェーズに入ってきているかと思います。
私も去年、受験勉強していた時は、だいたいゴールデンウィーク明けからアウトプット学習フェーズに入りました。

しかしアウトプット学習もただ闇雲に問題を解いて答え合わせをするだけでは、時間がかかる割にはあまり効果が上がりません。
また、アウトプット学習に使う教材や問題演習の量についても、何をどの程度やればよいのでしょうか?

これらのことは受験学校に通っている方々であれば、効率の良いアウトプット学習方法を講師などと相談することが出来るでしょうし、教材についても答練や問題集が学校から与えられ、演習量についても、ある程度学校のカリキュラムに合わせてやっていけば大きく間違うようなことはないでしょう。

しかし独学で頑張っている方にとっては、受験学校に通っている方と比べて、こういった情報が得にくいと思いますので、今日は「独学者のためのアウトプット学習法」と称して、私がやっていた方法を中心にご紹介していきたいと思います。

 

◆「中小企業経営・政策」以外は過去問メインで!◆
アウトプット用の教材は市販されているものも色々ありますが、個人的には過去問をメイン教材とすることをおススメします。
本試験のレベル感問題文や設問文の文体及び文章量問題の問われ方などを把握するためには、実際の本試験問題である過去問をやり込むのが一番手っ取り早いです。

ただし、「中小企業経営・政策」については毎年出題元とされる中小企業白書や中小企業施策利用ガイドブックが異なるため、過去問演習の効果が他科目と比べて低いことにご注意ください。

「中小企業経営・政策」のアウトプット学習法については後述しますので、まずはそれ以外の科目について詳しく説明していきます。

 

●最低限過去問3年分を3回転!
まずは必要な過去問演習の量についてですが、過去3年分3回転を最低ラインと考えればよいかと思います。私が使った過去問集は3年分の収録でしたが、問題演習が足りなかったなという感じはありませんでした。

ただ、時間に余裕がある方で、より万全を期して本試験を迎えたいということであれば、5年分収録されている過去問集を用意して、5年分問題演習をやってもよいでしょう。その場合でも問題演習効果を高めるためにも3回転以上はやった方がよいかと思います。

過去問中心の学習方法についてはこちらの記事でも詳しく書かれていますので合わせてお読みください。

 

●問題演習の際に気を付けるべきこと
問題演習の際に気を付けるべきことを順を追って書いていきます。

・まずは制限時間内で解いて採点
各科目の制限時間内で解いて実際に採点してみましょう。
各問題ごとの配点が載っていない場合は、総設問数(1つの問いに複数設問がある場合は設問1つにつき1カウントします)の中で、正答出来た設問数の割合を出してそれを獲得点数としておきます。
これにより現在の実力でどの程度得点出来るのかを把握します。その際の得点は解いた日付と共にどこか余白に書いておくと良いでしょう。そうすることで次回同じ問題を解いた時に獲得点数がどう変化してきているかを容易に確認出来ます。

・解いた問題の評価メモを付ける
各設問ごとに、解いた日付と共に問題の出来具合を表す記号をメモしておきます。
私の場合は、◎(完璧。次回は飛ばしてOK)、○(少々自信が無いが正解)、△(正解するも自信無し。もしくはまぐれ正答)、×(不正解)としていました。
これをすることで、何度も問題集を解く時に、時間が無ければ飛ばしてよい問題と、気をつけなくてはならない問題が把握できるようになります。△、×は必ず再度解くようにし、出来れば○も解くようにするのが良いでしょう。

・時間が無くて解けなかった問題もいったん自分で解く
上で制限時間内に解けなかった問題についても、すぐに解答を見るのではなく、いったんは自分で解いてみましょう。その上で、◎、○、△、×などの評価メモも付けておきます。

・全選択肢についての正誤判断を行う
いわゆる「鶏ガラ学習法」です。
問題の選択肢各肢について、それぞれ何故この選択肢が正しいのか、または誤りなのかを追求し、自分で説明出来るようになればベストです。
また、これをやることで、1つの問題で多くの知識が身に付きます。一石二鳥(またはそれ以上!)ですね。

・解説を読んでも理解出来ない場合は?
問題演習をしている中で、解説を読んでも理解出来ない場合があるかもしれません。
そんな時は、私の過去記事でも書きましたが、ネット上で参考情報を求めたり、普段自分が使っているテキスト以外のテキストを読んでみたり、過去問であれば他の過去問集の解説を読んでみたりと、複数の情報を元に理解を試みてみましょう。

それでも理解出来ない場合は・・・諦めましょう。
いったんその問題は置いておいて、ひとまず先に進んでください。
勉強を進めていって知識が増えてくることで理解が出来るようになるかもしれません。

以前も書いた通り、一次試験については8割の論点を8割正解すれば合格出来るのです。
全ての論点を理解しようとしていたずらに時間を消費するよりも、重要論点や頻出論点をきっちりと押さえていった方が合格に近付けるかと思います。

 

●模試もしゃぶりつくす!
過去問以外のアウトプット学習教材としては、受験学校の公開模試や、市販されている模試形式の問題集をおススメします。
模試についても、問題を解いて採点結果に一喜一憂するだけではなく、その後は「鶏ガラ学習法」用教材として活用していって頂ければと思います。

模試の活用法についてはこちらの記事も是非ご覧ください。独学的視点から模試の活用方法が書かれており、私が受験勉強をしていた頃にも参考にしていました。

 

◆「中小企業経営・政策」は模試中心で!◆
前述の通り、「中小企業経営・政策」については毎年出題元とされる中小企業白書や中小企業施策利用ガイドブックが異なるため、過去問演習だけでは本試験は戦えません。

私の過去記事でも、独学者向けに中小企業経営・政策の勉強法について書きましたが、私が受験勉強していた時は、過去問の他に、模試スピード問題集をアウトプット用教材として使用していました。

特に各受験学校の公開模試や、市販されている模試形式の問題集は、それぞれの作成元が当年の白書や施策ガイドブックに基づいて問題を作成しているため、全く同じ問題が本試験で出る可能性は低いものの、似たような論点が出る可能性は十分にあります。
是非、他の科目以上に模試を活用してみましょう。

王道の勉強法ではないのかもしれませんが、模試(最低3回分以上)、スピード問題集を正答率80%以上になるまで解き続けることで、ある程度本試験でも戦える力は身に付けることが出来るのではないでしょうか。

 

以上、いかがでしたでしょうか。

残り3カ月を切る中で、7科目分のアウトプット学習をやるのはなかなかに大変かと思います。
今回の記事でご紹介した学習法は、使用する教材を絞って効率よく問題解答力を高めていくことが出来る方法だと思いますので、是非参考にしてみてください。

それでは次回、またお目にかかりましょう。

こんにちは、平平です。

いよいよ5月になりました!人によってはゴールデンウィーク休暇でお休みかもしれませんね。皆さん休暇中の計画は立てていますか?
先日の記事では道場メンバーのゴールデンウィークの過ごし方を紹介しています。もしよろしければ参考にしてみてくださいね。

一次試験まで残り3カ月と少々。短期決戦で臨まれる方は別として、ほとんどの方はもうだいぶ長い間勉強を続けられてきていることでしょう。
私の過去記事「勉強を習慣化する方法」でも書いたとおり、長期間にわたって勉強を継続するというのは実に大変なことです。
今日まで勉強を続けてこられた皆さんは、その困難を乗り越えて来ているわけですから、確実に合格に近付きつつあると思ってよいでしょう。

しかし、長丁場に渡る学習期間の途中では、

「どうしても今日はやる気が起きない」
「ここのところどうも集中力が欠けている気がする」
「すぐに勉強に飽きてついつい別なことをしてしまう」

・・・などといったこともあるのではないでしょうか。

私などは、自分でやっているブログ読者の方からは、「平平さんは毎日ストイックに頑張っていますね!」などとお褒め頂いたこともあるのですが、実際は「どうもやる気が起きない」ということもしばしばありました。

しかし、やる気が起きないからといって勉強を止めてしまったらそれまでです。
せっかくここまで勉強を続けてきたあなたの努力も中途半端な形で終わってしまいます。
やる気が起きないのであれば、やる気を起こしてやりましょう!

今日はやる気を起こすための方法、題して「やる気復活メソッド」をご紹介したいと思います。
今回は、私がやっていた方法以外にも、道場メンバーからのアンケートで集めた様々な方法をピックアップしてご紹介します。
是非、ご自分に合う方法をお試しください。

 

◆自分へ刺激を与えてやる気復活!◆
自分を刺激することでやる気を復活させる様々な方法をご紹介します。

●将来を思い描きモチベーションアップ!
診断士関連のを読む
合格した後のことを考える
合格して活躍している人のブログを見る

●心を揺さぶれ!
道場ストイック勉強法の記事を読む
「やる気が出るコピペ」を眺める(「やる気が出る コピペ」で検索)
・科目ごとの勉強時間記録を見る
・自習室へ行き他の受験生が勉強している姿を見る

●自分を追いこめ!
本試験のスケジュールを見てヤバさを再確認
・今年合格出来なければ二度と受験する機会は無いと覚悟を決める
・今日勉強しなかったら受験放棄すると自分に誓う

●とにかく一歩でも進む!
1問だけでも問題を解いて勉強へのとっかかりを作る

●アメとムチ
自分へのご褒美を用意(「過去問1年分解いたらビール飲んで良し!」)など)

様々な刺激方法を紹介しましたが、自分に合いそうだなと思ったものを適宜取り入れてみてください。

 

◆人の力を借りてやる気復活!◆
自分以外の他の誰かからやる気を与えてもらう方法です。

・妻に相談する、勉強に追いたててもらう
・子供に遊んでもらう

道場メンバーは家族に協力してもらった方が多いようです。
家族持ちの方はやはり家族の理解、応援が得られると強いですね。

 

◆気分転換でやる気復活!◆
人間の集中力はそう長くは続きません。集中力が切れてきたなと思ったら、定期的に気分を変えてみましょう。

●勉強内容チェンジ系
・勉強する科目を変える
・一次試験対策、二次試験対策を交換する

●環境チェンジ系
・自習室に行く
・喫茶店を変える
・勉強以外することの無い環境にする

●一時休息系
・カラオケに行く
・美味しい酒を飲んで早く寝る
・遊びに行く
・散歩
・タバコを吸う
・ドーピング(レッドブル)

気分転換方法は人それぞれです。
皆さんも是非、自分なりの気分転換方法を取り入れてみてください。

 

以上、いかがでしたでしょうか。

やる気が起きない時って苦しいんですよね。やらなきゃいけないことはわかっているのにどうしても机に向かえない、テキストが開けない、ペンを持てない。
「あぁなんて自分は駄目な奴なんだろう。」と自己嫌悪に陥ったこともありました。

しかし、やる気が起きない時があっても、自分を責める必要はないと思います。
最近どうもやる気が起きないなと思ったら、自分なりの方法で、やる気をまた起こしていけば良いのです。

この記事が1人でも多くの人のやる気を復活させるための手助けが出来れば幸いです。

それでは次回、またお目にかかりましょう。

こんにちは、平平です。

4月も半ばとなりましたね。一次試験本番まで4カ月を切っていますが、勉強の調子はいかがでしょうか?

一発ストレート合格を目指す皆さんにとっては、まずは8月の一次試験を突破することが目標であることは当然として、その先にある二次試験のことも何となく気になっているのではないでしょうか。

「二次試験ってどうやって勉強すればいいんだろう?」
「一次試験の終了後から二次試験の勉強を開始して間に合うのだろうか?」
「一次試験の勉強はマンネリ化してきたし、二次試験の勉強にも手を出してみようかな?」

以上は私が去年、この時期に考えていたことです。
きっと同じようなことを考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今日はそんな方々のために、今の時期における二次試験対策の具体的方法について書いていきたいと思います。
一応、独学者向けということで、受験学校を利用しなくても行える方法を紹介していますが、考え方としては受験学校を利用している人にとっても参考になる部分もあるかと思います。

ただし、各科目、8割の論点で8割の得点を取る力が身についていない方は、今は二次試験のことは忘れて、一次試験の勉強に集中することをおススメします。
一次試験に合格出来なければ、二次試験は受験資格すら得られないのですから。

一次試験対策の完成度目安についてはこちらの記事も参考にしてください。

 

◆本当にこの時期に二次試験対策をやるべきか?◆
結論から言うと、どちらとも言えません。道場内でも意見が割れていますし、他サイトの情報などを見ても色々な考えがありますので、一概にどちらとは言いづらいです。

しかし、私は、二次試験の正体だけでも知って、少しでも不安を解消するべく、少しばかりの対策を行いました。

元々、ストレート合格を目指して勉強している方にとっては、一次試験の突破だけでなく、二次試験の突破も当然目指しているはずです。

二次試験は試験制度としては6割の得点獲得で合格といいつつも、実際は成績上位約20%の受験者が合格となる相対評価の試験です。
1年以上試験対策をしている経験豊富な多年度受験生もいる中で、上位20%に入る必要があり、ストレート合格を目指す皆さんにとっては、どうしても勉強時間の少なさは相対的に不利となってしまいます。

であれば、少しでもその不利を埋めるべく、今の時期から二次試験の対策も始めた方がよいのではないか・・・そう考えるのは当然のことだと思います。

しかし、今は一次試験の勉強にもまだまだ時間を割かなくてはいけない時期でもあります。
財務会計は定期的に問題演習をやっていないと力が落ちてしまいますし、法務、情報、中小経営・政策などの暗記科目は定期的に触れていないと、せっかく覚えた知識もどんどん忘れていってしまいます。

今の時期に行う二次試験対策は、一次試験の勉強に影響が出ない程度に行う必要があるでしょう。

 

◆具体的な対策方法◆
具体的な対策方法の1例として、私がやっていたこと、またはやればよかったと思ったことを中心にご紹介したいと思います。

大きく分けると以下の3点です。
●二次試験の取り組み方の把握
●実際の問題に触れてみる
●事例Ⅳ対策

では、それぞれについて書いていきます。
●二次試験の取り組み方の把握
まずは二次試験とはどういう試験なのかということの把握が大事です。
敵を知らなければ戦いようがないですからね。
その上でどう取り組むのがベストか、自分なりの戦略を考える必要があります。

では、取り組み方を把握するために、どのように情報収集すればよいのでしょうか?
後ほどいくつかご紹介しますが、道場にも多くの参考になる記事がありますし、書籍も色々出ています。

書籍で私が個人的におススメなのは、「中小企業診断士2次試験事例攻略のセオリー(ダイエックス出版)」です。
この本1冊で、二次試験の内容、必要とされる能力、具体的な解き方の把握と、3年分の過去問演習が出来ます。
私はこの本に書かれている内容をベースに、二次試験への取り組み方を決めました。

 

●実際の問題に触れてみる
これはどういうことかというと、二次試験の過去問3~5年分を一通り読んでみるということです。

事例文、設問文を読んでみることで、どういう内容の問題が、どういう問われ方をされているのかということがわかります。

それから、模範解答、解説についても読んでみると良いでしょう。
模範解答、解説については、同じ問題でもそれを書いている人によってかなり違うので、どれが正解かを決めるのは難しいのですが、解説を読んでみて、自分が納得出来るものがあれば、ひとまずそれを参考にするのがよいかと思います。

 

●事例Ⅳ対策
事例Ⅳは一次試験の財務会計との関連性が深く、事例Ⅳ対策をすることで、財務会計の試験対策にもなるという一石二鳥効果があります。

具体的な対策としては、実際の二次試験過去問のうち計算問題だけを実際に解いてみたり、市販の二次試験用問題集を解いてみたりするのがよいと思います。
私は、「中小企業診断士集中特訓 財務・会計計算問題集(TAC出版)」を使っていました。

財務会計、及び事例Ⅳの実力を合格レベルで安定させるためには、どうしても一定量以上の問題演習が必要です。
今のうちに人より多く財務会計の演習問題をやっておいて、財務会計の実力を安定させておくと、一次試験終了後、二次試験の勉強を本格的に開始する際に少し心の余裕が生まれるはずです。

 

◆注意点◆
今の時期にストレート合格を目指す方が、二次試験対策をする上での注意点を2つ挙げておきます。

●一次試験の勉強を中心に据え、二次試験対策は余力で行う
繰り返しになりますが、今の時期のメインは一次試験の勉強にするべきです。
自分ではもう一次試験は合格水準に達したと思っていても油断は禁物。
本試験では毎年、難易度が例年と比べて高くなる科目があります。(24年度の財務会計、22年度の経済学など)
普段は問題なく合格点を取れる受験生でも、油断しているとその科目で足切りを喰らってしまい、まさかの一次試験不合格の憂き目を見ることにもなりかねません。
そうならないためにも、あくまでメインは一次試験の勉強とし、二次試験対策は余力で行うようにしましょう。

 

●深入りしすぎない
二次試験は奥が深いので、その気になればいくらでも深堀出来ます。
私なども合格はしたものの、まだまだ二次試験の事例演習から学べることは多くあると思っています。

しかし、今の時期に深入りは禁物です。
上でも書いた通り、今の時期は一次試験をメインにすべきです。
二次試験の勉強に深入りしすぎて、一次試験の勉強をおろそかにすることのないようご注意ください。

 

◆関連記事の紹介◆
最後に、道場の過去記事から、いくつか関連記事をご紹介したいと思います。
やり方は人それぞれなので、皆さんが「これいいな」と思ったものを適宜取り入れて頂ければと思います。

【2次道場】2次プロローグ~敵を知っていますか?
二次試験についての全体像を把握するためには、この記事をおススメします。
戦いを始めるにはまずは敵を知ることから始めましょう。

【オヤジ道場】∩【二次道場】∩【スト生】のための2次試験イメージ
二次試験のイメージについて書かれた記事です。また、二次試験の勉強を行うにあたって注意すべき点が書かれており、私も参考にさせてもらっていました。

【2次道場】ストレート生の2次対策について
公開模試、そしてその後に…
今回、私の記事でご紹介した方法と近い内容が書かれている記事です。
こちらも是非参考にしてみてください。

【スト生向け2次対策】過去問読んで「解いたふり」
一次試験終了後に書かれた記事ですが、この記事に書かれている内容は、今の時期の二次試験対策としても適した内容だと思います。

「二次試験を見据えた一次対策」の意味
この記事では、今回私が書いたような直接的な二次試験対策を行うのではなく、あくまで一次試験の勉強をしていく中で二次試験に必要な力を身につけていく方法について書かれています。

 

以上、いかがでしたでしょうか。

人間、正体がわからないモノに対しては不安を感じるといいます。
二次試験も正体がわかるまでは不安を感じる人も多いと思いますが、今日の記事で紹介したことをやるだけで、だいぶ二次試験の正体は見えてくるため、ある程度の不安は解消されるでしょう。

あくまで私の考えですが、今の時期の二次試験対策については、一次試験勉強の合間に、自分が不安に感じなくなる程度の対策を行えば十分だと思います。
決して、一次試験の勉強をおろそかにせず、ちょっとだけ二次試験の予習をやってみてはいかがでしょうか。

それでは次回、またお目にかかりましょう。

こんにちは、平平です。

4月になりましたね。異動や転勤があったり、職場に新入社員が入ってきたりと、新しい環境でこの4月を迎えられた方も多いのではないでしょうか。
環境変化があると、勉強への集中力も途切れがちになってしまうかもしれませんが、ここはなんとか踏ん張っていきましょう。

さて、今日の記事のタイトルはちょっとおふざけが入っていますが、独学ストレート合格の経験で得たモノを各科目ごとに読者の皆様にシェアしていけたらという趣旨となっております。
主な対象読者は独学で勉強されている方ですが、それ以外の方でも参考になる部分もあるかもしれません。

まっきーの事件簿(file1, file2)に触発されて、シリーズモノっぽくしましたが、その後続くかどうかは未定ですので悪しからず。

 

◆私にとっての中小企業経営・政策◆
さて、中小企業経営・政策。暗記が苦手な私にとってこの科目は鬼門でした。
勉強開始から本試験に至るまで、この科目だけは合格点を取る自信がありませんでした。
結果的には本試験で75点獲得出来ましたが、自己採点するまでヒヤヒヤしたものです。

まず、中小企業経営の方は、なんとなく常識で解けそうな問題も結構あるのですが、その常識(と自分で思っているもの)が間違っていることが多く、問題演習をしていても不正解の連続。
ある年度の過去問演習をやっていた時などは正解率10%ちょいという、全ての選択肢で(ウ)を選んだ方がマシという悲惨な結果でした。

そして、中小企業政策の方は、知らなきゃ解けない問題のオンパレード。
私は以前、自分で会社経営をやっていたこともあって、勉強前から「中小企業施策利用ガイドブック」は読んでいたし、経営革新についても自社を申請しようとして、色々調べていたことがあります。
それでも細かい数字が問われるとわからないことが多く、問題演習をやっていてもなかなか正解出来るようになりませんでした。

そんなわけで、なかなかこの科目に対する苦手意識は取れず、結局、本試験では「せめて50点は取ろう」と、守りの科目に位置付けて臨むことになったのです。

 

◆私の独学勉強法◆
さて、そんな微妙な成績の私が勉強法を紹介するというのも、なんだか読者の皆様に申し訳ない気もするのですが、事実として書いておこうと思います。

大きく分けると以下のことに取り組みました。
●中小企業白書、中小企業施策利用ガイドブックの読み込み
●過去問演習
●スピ問演習
●模試
●最後の詰め込み
では、それぞれについて書いていきます。

●中小企業白書、中小企業施策利用ガイドブックの読み込み
私が勉強開始前に得た情報では、この科目の勉強法として、「中小企業白書中小企業施策利用ガイドブックは読んでおくべし」とありましたので、それぞれwebからダウンロードし、隙間時間等を利用してほぼ最初から最後まで2回通読しました。

多くの方々が言うように、正直言って読んでいて眠くなってしまうこともしばしばありましたが、「将来、診断士として活動していくならば、ここに書いてあることは必要な知識なのだ」と思って、真面目にほぼ全ページ読み込みました。

その上での感想ですが、これら白書や施策ガイドブックは、確かに中小企業経営において、役立つ情報が色々書いてあります。それは否定しません。
しかし、試験対策という意味では、通読は果たして必要だったのかと、正直、疑問視しています。
膨大な文章や多くの表やグラフを1度、2度目にしただけで記憶出来る人ならともかく、私のようにあまり記憶力に自信が無い方などは、長い時間かけて通読しても、試験の得点にはほとんど結び付いていない可能性が高いです。残念ながら。

 

●過去問演習
この科目については、毎年、出題元となる白書や施策ガイドブックが新しくなるので、過去問演習はあまり意味が無いと言われることが多いようですが、過去3年分を1回転はしておきました。

確かに白書や施策ガイドブックが毎年新しくなることで、細かい数字は変わる部分もありますが、問われる頻度が高い論点(中小企業や小規模企業の定義など)や、問題の問われ方を把握するためにも、過去問1回転はしておいてよかったなと思っております。

 

●スピ問演習
とはいえ、他科目と比べて過去問演習が少なかったこと、成績に不安があったことから、別途この科目のみスピ問を購入し、5, 6回転ほど問題演習しました。(3周目以降はこれは完璧に覚えたという問題については印を付けて飛ばしています)

まっきーの記事でもあるように、最初の数問は「こんな問題出ないでしょう・・・何考えているんだTAC」と思ったものですが、大部分は本試験に出題されても良さそうな問題ばかりだったので総合的な満足度は高めです。

 

●模試
TACの公開模試の他に、模試形式の問題が2回分入っている市販教材があったので、それを使いました。
いずれも初見では4割5割程度しか解けなかったのですが、これらを演習問題代わりとして3回転ほど回しました。
これらの模試も、本試験を想定して作られているものなので、なかなか質の高い問題が多かったように感じました。

 

●最後の詰め込み
中小企業、小規模企業の定義、中小企業新事業活動促進法関連などの頻出論点を中心にファイナルペーパーをA4用紙1枚で作成して、本試験前日や当日はこのファイナルペーパーを確認していました。

また、試験当日、試験会場に向かう途中で受け取ったLECのパンフレット内に入っていた直前チェック問題の内容を確認していました。
本試験中、他科目のでき具合は合格ラインぎりぎりだと思っていましたので、最後の科目である中小企業経営・政策で1点でも多く取れるように最後まで粘っていたつもりです。

 

◆反省点◆
大きな反省点としては、面倒くさがりの性格が災いして、効率よく暗記するための準備を怠ったことが挙げられます。

上でも書いた通り、中小企業白書や、中小企業施策利用ガイドブックをそれぞれ2回読んでいるのですが、時間をかけた割には、正直得点に結びついていなかった気がします。

今から思うと、中小企業白書、中小企業施策利用ガイドブックについては、1回サラッと目を通すだけにして、その分の時間を暗記しやすい資料の作成に充てた方が良かった気がします。

 

◆良いと思った勉強法◆
最後に、勉強して本試験を受けた上で、過去の道場記事から、「これは良い!」「自分もこれをやればよかった」などと思ったことが書いてある記事をいくつか紹介したいと思います。

【中小】NANAさんが贈る中小のポイント
23年度向けの記事ですが、個人的にはグラフを読み取るポイントが大変参考になりました。
また、中小政策の覚えるポイントもいいですね。この切り口で施策を整理して表にまとめると覚えやすそうです。

【中小】政策の攻略のヒント
中小企業政策を覚える上での整理の切り口や、表のまとめ方が細かく説明されています。表にまとめるのはちょっと大変そうにも思えますが、やはり表にした方が暗記しやすいのは確かです。

【中小】くだらないほど忘れない
超超直前ウィークスペシャル:中小最終ごろあわせ
語呂合わせで覚える方法にも種類があるのですね。
なかなか覚えられないことに対して語呂合わせはやはり強力。
自分なりに覚えやすい語呂合わせをいくつか持っておきたいものです。
以上、いかがでしたでしょうか。

中小企業経営・政策という科目は暗記暗記暗記で人によってはうんざりすると思いますが、これを克服しなければ1次試験の合格は無いのです。

また、やればやるほど得点が伸びる科目でもあり試験開始10分前に覚えた部分が本試験の問題に出たりすることもあるので、最後の最後まで諦めずに取り組んで頂けたらと思います。

今回の記事は(毎回?)私個人の主観によるものばかりで恐縮ですが、少しでも中小企業経営・政策で苦しんでいる皆さんの参考になれば幸いです。

それでは次回、またお目にかかりましょう。

 

こんにちは、平平です。

3月も下旬となり、だいぶ春らしくなってきましたね。私にとっては花粉の季節なので、素直に春の到来を喜べないのが残念なのですが・・・
花粉症でお悩みの皆さまも、辛い症状の中での勉強は大変かと思いますが、なんとかこの数カ月を乗り切っていきましょう!

さて、今日は独学で勉強されている方、もしくは(この時期だとあまりいないかもしれませんが)独学か受験学校(TACなど)利用かを迷っている方に向けた記事となります。

診断士試験はそれなりに難易度の高い試験ではありますが、独学での合格も十分可能だと思っています。もちろん私自身が独学で合格出来たということもありますが、他の道場メンバーや、私の知っている何名かの受験生も独学で合格しています。

しかし独学で合格した人の話や、自分自身のこれまでの経験から考えると、独学での合格にはいくつかの必要なモノ・コトがあるようです。

それでは、いったいどんなモノ・コトが必要なのでしょうか。
以下にいくつか挙げてみました。

 

●勉強に対する能動的な取り組み
まず一番重要なコトとしては、能動的に勉強に取り組めるか否かだと思います。

独学という道を選んだ場合、教材は自分で用意する必要がある、勉強スケジュールは自分で立てる必要がある、勉強中に疑問等生じた場合は自己解決する必要がある、モチベーションの維持も自分自身でやる必要があるなどと、自らが能動的に行動を起こして勉強を進めていかなければなりません。

もし受験学校に通っていれば、教材も、スケジュールも基本的には学校側から与えられるし、疑問が生じたら講師に質問出来ます。モチベーションについても、日頃から講師や同じ受験生と接する機会の多い、受験学校を利用している人の方が通常は維持しやすいと思います。

独学で合格を目指すのであれば、より能動的に勉強に取り組まなくてはなりません。
勉強中に起きるであろう幾多の困難も、自力で突破していくという覚悟が必要でしょう。

 

●疑問解決力
これは、勉強を進めていく中で疑問が生じた時に、自分自身で解決していく力のことです。

例えば、テキストを読んでいる中で理解できないこと、問題演習をしていて何故解答がそうなるのか理解できないことなどが出てくると思います。
受験学校に通っていれば、講師または同じ学校に通う他の受験生に聞いたりして解決することも出来るでしょう。
しかし独学の場合だと、これを自力で解決する必要があります。

私の場合は、理解しづらい論点について複数のテキストを読んだり、過去問演習中の解答解説で理解できなかった際には他の過去問集の解説にあたったり、ネット上に参考情報が無いか探したりしていました。
つまり、理解出来ない論点に対して、複数の情報を同時に取り込むことで、理解するように努めていたのです。

もちろん、それでも理解出来ない場合もあります。そんな時はどうすればよいのでしょうか。
私の場合は・・・諦めました。身も蓋もないですがこれも重要な考え方ですので後述します。

なお、独学の場合でも、あらかじめ疑問が生じた際に質問が出来る相手を確保しておくというのも1つの手段だと思います。
今はネット上にも様々なコミュニティがありますし、各地で勉強会なども行われていますので、そういったところに参加することでお互い疑問を解決しあえる仲間を見つけるのもよいかと思います。

 

●情報収集力
これは試験に関する様々な情報を効率よく収集する力のことです。

基本的なこととしては、試験日程各科目の内容と難易度勉強法教材の選択肢公開模試のスケジュールなどでしょうか。
受験学校を利用していれば、これらの情報は学校側が提供してくれると思いますが、独学の場合は自分で集める必要があります。

とはいえ、今はネットで簡単にこれらの情報は手に入るので、これについてはさほど苦労することはないかもしれませんね。

なお、情報収集はやればやるほど色々な情報が集まるので、ついつい夢中になりがちです。情報収集に熱中するあまり勉強がおろそかになることが無いよう、くれぐれもお気を付けください。

 

●割り切り
これは何のことかといいますと、勉強中に立ちはだかる様々な障害にぶつかったときに、正面から突破するだけでなく、時には「まぁいいか」と割り切って障害を回避したり、その障害自体を「無かったこと」にしてしまうということです。

例えば、勉強を進める中である論点でつまづいて、色々手を尽くしてもいまいち理解が出来ないといった場合、「これを理解するまでは先に進めない」と思い込んでしまうことがあると思います。
しかし時には、「まぁいいか。ひとまずこれは置いておこう」ということで、勉強を先に進めてしまう割り切りも必要です。

本試験の日程が日々迫ってくる中で、1つの論点にかけられる時間は限られています。
消化できない論点を残すことは不安かもしれませんが、ひとまずは全科目の全ての範囲に一通り触れて置くことの方が優先だと思います。

また、様々なところで言われていることではありますが、他の論点を勉強することで、以前は理解できなかった論点が理解できるようになるということはよくあります。
そういった意味でも、消化しきれない論点があってもどんどん割り切って勉強を先に進めていくというのは大切なことです。

特に独学の場合、受験学校利用の場合と比べると他の受験生の状況が見えにくいこともあって、色々なことに対して不安を抱きがちです。
そんな時にこれらに対して楽観的に割り切っていかないと、心が押し潰されてしまいます。
独学で合格を目指すならば、いい意味で「適当」であった方が良いと思います。

1次試験の場合、6割の得点を獲得すれば合格です。つまり8割の論点のうち8割を正解すれば合格出来るのです。逆に言うと、2割の論点は初めから捨てても大丈夫だし、取り組むべき8割の論点についても2割までは落とせるということです。
そう考えるとだいぶ割り切って取り組んでも大丈夫な気がしてきませんか?

 

以上、いかがでしたでしょうか。

独学という選択肢を選んだ皆さまは、それぞれ様々な理由があってのことだと思いますが、独学で合格を目指す上で必要になるモノ・コトはあらかじめ知っておいて損はないかと思います。

今日の記事が少しでも独学で頑張る皆さんの参考になれば幸いです。

最後に道場の過去記事、合格体験記で私が個人的に参考になったと思うものを挙げておきます。

独学も応援してみたい
受験校のメリットを最大限享受するために~独学との比較で~
【合格体験記】 「を~」さんの「完全独学合格」の道
計画的な2ヶ年計画で独学合格—shinさんの合格体験記

 

それでは次回、またお目にかかりましょう。

こんにちは、平平です。

3月に入りましたね。私はちょうど去年の今頃から診断士の勉強を始めました。
一次試験まで残り5ヶ月という状況でしたが、私の場合は、簿記検定と情報処理資格を持っていたため、財務会計と経営情報システムについては、あまり勉強しなくてもそこそこ点が取れる状態でした。そのため比較的短期間で一次試験に合格できたのだと思っています。

ちなみに、お薬ハック4月から勉強開始しているので、やり方次第では今から始めてもまだ間に合う可能性はあります。

さて、私が診断士の勉強を始めるにあたって、もう1つ始めたものがありました。
それが受験ブログです。

 

◆受験ブログとは?◆
ここでの受験ブログとは、各種資格取得を目指して受験勉強している人が、目指している資格に関することや自分の勉強方法、勉強内容などを書くブログのことをいいます。

ブログのスタイルや内容、更新頻度などは人によってまちまちですが、共通点としては、自分が目指している資格に合格することを当面の目標としていることです。

本日は、私が実際に受験ブログを書いた経験から、読者の皆様に受験ブログを始めることをおススメしていきたいと思っております。

 

◆受験ブログを書くことのメリット/デメリット◆
まず、受験ブログを書くことのメリット、デメリットを挙げてみます。

メリットとしては、
●自分の勉強内容を記録することで勉強の振り返りが出来るようになる
●同じ資格を目指す人との繋がりができる
●文章力が上がる
・・・といったところでしょうか。

反対にデメリットとしては、以下のようなことが挙げられます。
●ブログを書くための時間を割かなくてはならない
●“ブログ活動“にも時間を割かなくてはならない
●知人バレの恐れがある

 

それでは、それぞれ細かく見ていくことにしましょう。まずはメリットから。
●自分の勉強内容を記録することで勉強の振り返りが出来るようになる
個人的には、試験に合格するという目的の観点からは、このメリットが一番大きいと思います。

勉強内容をブログに記録しておくと、それを後から振り返ることで、客観的に自分の状態を把握することが出来るので、もし何か自分の勉強に問題があったり、思うような結果が伴わない場合には、適宜、学習計画や勉強方法の見直しを行うことが出来ます。

また、勉強開始前後に合格に向けた熱い想いを書いておけば、勉強を続けていく中でいまいちモチベーションが上がらなくなってしまった時に、勉強開始時の熱い想いを読み返すことで当時の情熱を思い出すことが出来るでしょう。

それから、本試験までコツコツと勉強の記録を積み上げておくことで「自分はこれだけ勉強したのだからきっと合格出来る!」という自信にもつながります。

 

●同じ資格を目指す人との繋がりができる
これは特に独学や通信で勉強している人にとって大きなメリットとなります。

1人で孤独に勉強していると、診断士や診断士試験について話せる相手がいないという寂しさを感じることがあります。

「勉強は1人でやるもの。つるんでやるものじゃない!」という方もいらっしゃるとは思いますが、勉強仲間がいると色々相談出来たり、お互いをライバルと捉え、切磋琢磨することで力が身に付くという効果もあります。

他の受験生ブロガーとの交流を通じて、たとえお互い顔は知らなくとも励ましあったり、相手をライバル認定してその人の頑張っている様子を自分のモチベーションアップに利用したりすることが出来るし、ひょっとすると将来の診断士仲間と出会うことが出来るかもしれません。

 

●文章力が上がる
やはり文章の上達にはある程度の分量を書くことが必要です。

二次試験では、解答を採点者に伝わるように文章で表現する力が必須となります。
ブログを書くことで文章力が鍛えられれば二次試験対策にもなり一石二鳥ですね。

ただ、きちんとした文章を書こうとするとどうしても時間がかかってしまいがちになります。勉強をする時間が無くなってしまうほどブログに時間をかけては本末転倒なので、そのあたりは上手にバランスを取る必要はあるかと思います。

 

今度は逆にデメリットを見ていきます。
●ブログを書くための時間を割かなくてはならない
これが一番大きなデメリットかなと思います。私は元々は受験ブログ否定派で、「ブログ書いている暇があったら1問でも問題演習をやるべきだ」と思っていました。

しかしそれはバランスの問題ではないでしょうか。
1日1時間も2時間もブログに費やしているようでは問題ですが、これまで挙げてきた受験ブログのメリットを考えると、1日あたり1問の問題演習時間程度であればブログを書くことに時間を割いても良いのではないかと思います。

 

●“ブログ活動“にも時間を割かなくてはならない
ここで言う“ブログ活動“とは、ブログを書くこと以外の、例えば他のブロガーとのコメントのやり取りとか、アクセスアップのための活動、ブログの見栄えを良くするための施策アレコレのことを指します。

この“ブログ活動“ものめり込んでしまうと、本来の目的を見失ってしまう可能性がある危険な罠ですが、きちんと自分の目的を明らかにし、ブログはそのための手段であると認識していれば、おのずと“ブログ活動“に要しても大丈夫な時間が見えてくるはずです。

 

●知人バレの恐れがある
これはどういうことかというと、ハンドルネームを用いて匿名でブログをやっているつもりが、何故か知り合いに身元が割れてしまうということです。

元々バレても構わないという人はいいのですが、色々事情があって受験勉強していることを周囲に隠しておきたい人もいるかと思います。
しかし、書いている本人は匿名のつもりでも、見ている人からすれば、意外とわかってしまうものなのです。
なので、万が一、知り合いにバレても問題ないような内容にしておくことをおススメします。

気まずい一例としては、本試験近くになってラストスパートをかけるために仕事を休みたいのだがなかなか言い出せず、結局、体調が悪いふりをして無理やり休暇を取ったとしましょう。
ここでブログに「今日は仕事休んだのでスパートかけます!」などと書いてしまった時に、職場の人たちにバレてしまったらどうなるか。
・・・くれぐれもご注意ください。

 

◆受験ブログの書き方◆
書き方とは言ったものの、受験ブログには特に決まったスタイルがあるわけではないので、個人の好みで好きなように書けばいいと思います。

一例として私の場合をご紹介しますと、

・1日の勉強予定や診断士試験に関することなどを簡単に書く日報
・週のノルマとその達成状況を書く週報
・月の科目ごとの学習時間を書く月報
・その他診断士に関することを不定期更新

といった感じでした。

これらを書くのに費やした時間は、日報は約1分、週報と月報は約5分~10分程度でした。その他の記事は内容によってですが、それなりに時間かかってしまうことが多かったので、時間に余裕が無くなってくるとあまり書くことは出来なくなります。
それでも基本の日報、週報、月報は簡単に書けるので、途中で嫌になることもなく続けることが出来たのだと思っています。

特に日報はスマホから投稿していたので、わざわざパソコンを立ち上げることもなく短時間で投稿することが出来ました。
今時のブログサービスはどこもスマホやケータイから投稿することが出来るような気もしますが、一応、使い勝手も含めて色々なブログサービスをチェックしてみることをお勧めします。

 

私はブログのデザインなどは全く無頓着ですが、人によってはせっかくブログ作るんだからデザインにもこだわりたいという方もいるでしょう。

確かにきっちりデザインまで考慮してブログを作ると、見栄えがいいし、自分のブログへの愛着もよりわいてくると思います。

デザインをどうするかは人それぞれなので、適度にやる分には問題ないのですが、あまりデザインにはまり過ぎて、いつの間にかブログのデザインが目的になってしまうことがないようにお気を付けください。

 

さて、せっかくブログを作ったからにはやはり誰かに見に来てもらいたいものです。

受験ブログの場合、王道のアクセスアップ手段としては、同じ資格を目指している受験生ブログと相互リンクしてもらうことでしょう。作ったばかりで何も無い状態だと相手も相互リンクしていいものかどうか判断しにくいので、4、5程度の記事を書いてからコメント等を通じて相互リンクのお願いをしてみることをおススメします。
同じ資格を目指す受験生ブログであれば、だいたいの人が承認してくれるはずです。

特に相互リンクをお願いしなくても、相手のブログにコメントする際、コメントのURL記入欄に自分のブログのURLを記入しておくことで、相手の方が自主的に相互リンクしてくださる場合もあります。

診断士試験であれば、有名な502教室にリンクして頂けると、だいぶアクセス数は増えるようになります。
また、道場でも受験生ブログとの相互リンク受付中です!

 

あとはブログを続けていけば徐々に見に来てくれる方は増えてくると思います。
私の場合、二次試験が終わるまでブログを続けたことで、淡々とした勉強内容の記録が多かった割には見に来てくださる方がそれなりに増えたことが嬉しかったです。

なんだかんだ言っても、せっかくブログとして公開していくのであれば、誰かに見ていてもらえるとモチベーションも上がります(笑)

ちなみに、私の受験ブログはこちらです。合格後にブログタイトルは変えましたが、受験当時の記事は全部残しているので、もしよければ参考にしてみてください。

 

以上、いかがでしたでしょうか。もし、少しでも受験ブログ書いてみようかなと思った方は、とりあえず始めてみることをおススメします。
実際に書いてみて「やっぱ自分には向いていないな」と思ったら止めればいいのです。
三日坊主でも全く問題無し。是非、気軽な気持ちで始めてみてください。

 

それでは次回、またお目にかかりましょう。

はじめまして、平平と申します。
このたびご縁があって、道場4代目執筆陣として参加することになりました。

私は2012年の一次試験、二次試験共に独学で合格することが出来ました。(詳しい内容は合格体験記に書いてあります)
道場をご覧になっている方の中には独学で勉強されている方も多くいらっしゃると思いますので、特に独学で勉強されている方々にとって参考になることや、励みになることを書いていければと思います。

これからどうぞよろしくお願い致します。

 

◆勉強の習慣化の必要性◆
短期間で合格できる試験ならともかく、一般的に勉強期間が長期にわたる診断士試験では、長い間勉強し続ける必要があります。

長期間の勉強というのは、勉強の習慣が身についていないと、なかなか継続は難しいのではないでしょうか。
しかし、財務会計のように、長期間の問題演習による積み上げがないとなかなか得点に結びつかない科目があったり、暗記系の科目についても、出題範囲が広いため、何度も繰り返し同じ論点を勉強しなくてはならないため、診断士試験に合格するためにはやはり一定期間の継続学習が欠かせないでしょう。

 

◆勉強の習慣化の難しさ◆
しかし、勉強の習慣化は口で言うほど簡単なことではありません。

私などは、お恥ずかしい話ですが、勉強だけしていればよかった学生時代でさえ、ほとんど勉強の習慣はありませんでした。

親や教師からは散々、「毎日1時間でも2時間でも机に向かうこと習慣をつけることが重要」などと言われていたのですが、机に向かったはいいものの、隠れてゲームで遊んだり漫画を読んだりしている始末でした。

それでも、たまにはそろそろ真面目にやらなければということで、思い出したように勉強をすることもあったのですが、飽きっぽい性格もあって、なかなか長続きしませんでした。 

時間に余裕がある学生時代でさえこんな体たらくだったのだから、社会人になってからはなおさら勉強の習慣を身に付けるのは大変です。

普段は仕事や家庭のことで忙しい社会人の方々は、元々自由になる時間が少ない上に、日々発生する突発的事情により突然、貴重な時間が奪われてしまうことがしばしばあるでしょう。

たとえば、従事しているプロジェクトが炎上して毎日終電帰りになったり、なかなか断りきれない仕事関係者や友人からの飲み会の誘い、配偶者のご機嫌を損ねないための家族サービスなどなど。

そんな中で勉強を習慣化せよと言われてもなかなか難しい。「忙しいのだから仕方がない」と諦めてしまっている方も多いのではないでしょうか。

 

◆勉強の習慣化をする方法◆
しかし、ある時知ったのですが、勉強の習慣化には、きちんと方法論があるのです。

最初は私も半信半疑で、自堕落の性格の自分には難しいだろうと思っていました。
ただ、このままの自分ではいけないと思い、人から教わった方法本で読んだ方法自分なりに考えた方法を色々取捨選択して取り組んでみたところ、相当の効果があることがわかりました。以下にそのいくつかの方法論を記します。

●目的、目標、手段を明確にする
●生活パターンの中に勉強を組み込む
●誰かに見ていてもらう
●己への誓い

 

●目的、目標、手段を明確にする
当たり前のことかもしれませんが、この「目的」「目標」「手段」の3つを明確にして、決してごっちゃにしないということです。私の診断士試験受験の場合は、以下の通りです。

目的→将来に渡って企業経営を軸とした仕事に従事し続ける。
目標→1年でも早く目的を達成できるように2012年の診断士試験に合格する。
手段→診断士試験合格に向けて必要な勉強を行う。

 

これらをはっきりさせると、自分がいったい何のために何に向かって何をしなければならないのかが明確になり、勉強に対するモチベーションが上がります。

是非、この目的、目標、手段については、ご自分の手帳なり、ケータイのメモなり、すぐに見ることの出来るところに文章で書いておいてください。
もし途中で勉強に飽きた、モチベーションが上がらないといった時には、それを見ることで初心を思い出して、もう少し頑張ってみようかという気になってくるはずです。

 

●生活パターンの中に勉強を組み込む
これは端的に書くと、勉強を意識しないで出来るくらいに生活の一部にしてしまうということです。

例えば、食事をした後は歯を磨くと思うのですが、歯磨きを意識しなければできなかったり、継続が難しいと感じる人はあまりいないと思います。これと同じように、勉強も生活の一部として意識しないでも出来るようになると勉強が習慣化できたと言えるでしょう。

これをやるコツとしては、勉強の前に何かきっかけを作ることです。
例えば、朝起きて朝食を食べた、電車に乗って座ることが出来た、ちょっと時間が出来て喫茶店に入った、夜帰宅して風呂に入ったなどでかまいません。そしてその後は必ず勉強の時間にしてください。最初は意識しないと出来ないと思いますが、これを何度も繰り返していると、いつの間にか電車に乗って座ったら無意識にテキストを開く自分がいることでしょう。

このきっかけとなる行動をした後、勉強が出来ていないと気持ち悪いと感じるようになっていれば、習慣化できたと考えてよいです。食事をした後、歯を磨かないと気持ち悪いですよね。それと同じです。

 

●誰かに見ていてもらう
人によっては、これが必要だと思います。
私などは典型的な自堕落タイプなので、誰も見ていないとついつい甘い方楽な方へと流されてしまいます。

見ていてもらうといっても、自分が診断士試験に向けて勉強していることや、やった勉強内容、答練や模試の点数を定期的に報告するだけでかまいません。報告する相手が診断士試験の内容をあまりわかっていなくても大丈夫です。ただ、自分が診断士試験に向けて勉強しているのだということを認識してもらえればよいのです。

見ていてもらう人は、なるべく「この人に自分のだらしないところは見せたくない。カッコいいところを見せたい」と思えるような人が望ましいです。尊敬する人ライバル想いを寄せている人自分の部下や後輩子供などでしょうか。
そのような人たちの前で、「今日はちょっと色々で勉強できなかった、昨日もちょっと・・・」などと言い続けるのはかなり辛いものがあるはずなので、勉強を継続する効果は抜群です。

ただ、これはそれなりに精神的なプレッシャーになるので、万人にはおススメしません。

私が取った方法は、診断士受験ブログを開設して、同じ診断士受験生に見てもらうようにするということです。
ある程度ブログを続けていると、見に来てくれる人もそれなりに出てくるので、十分誰かに見られている感を実感することは出来ます。
さらにコメントのやり取りなどで受験生同士の交流をすると、独学だとなかなか得にくい「一緒に頑張っている感」が得られるため、勉強を継続するためのプラス要素になるのでおススメです。

誰かに見ていてもらうことで、自らを律し勉強を継続するのです。

 

●己への誓い
最後の方法は、「こいつ頭おかしいのか?」と思われかねないので、紹介することを躊躇していたのですが、なかなか思ったように勉強が続けられなくて悩む受験生のために、我が最終兵器を紹介します。

題して「己への誓い」
まずは勉強する内容を決めて自分自身にこの内容を達成することを誓ってください。
例えば、「明日は過去問1年分一回転する」という感じです。そして次にこうつぶやいてください。
「この約束が守れなければ今年の試験は放棄する」と。

私は特に信心深いわけではありませんが、これは強烈な効果があります。
もちろんここで約束したことは一度も破ったことはありません。

ただ、恐ろしいので滅多なことでは使いません。
どうしてもスランプに陥って勉強がさっぱり進まず、このままではまずいといった、ここぞという時にのみ使うのです。(最終兵器たる所以です)

私は朝型で、朝起きて勉強していましたが、やはり気が緩んでくると寝坊が続くようになります。
そんな時は、「明日の朝起きられなければ、今年の試験は放棄する」とつぶやくのです。少なくともその翌朝だけはしっかりと起きることが出来ました。

注意点として、約束についてはプロセスだけにして、結果を約束として使わないようにしてください。
例えば、「次の答練で80点取れなければ、今年の試験は放棄する」はいけません。
これで万が一、次の答練で80点未満の結果が出てしまったら、そこで今年の試験は終了してしまいます。それはいくらなんでもあんまりです。
なので、「テキストを○ページ読む」とか、「問題演習を○問やる」といったプロセスについてのみ約束するようにしてください。

この方法は真面目な人ほど効果が高いです。
ただ、真面目な人は精神的に苦しくなってしまうので、あまりやり過ぎないように注意が必要です。
逆に約束なんて守らなくても全く気にならない、というタイプの方ですと、あまり効果が無いかもしれません。
あらかじめご了承ください。

 

勉強の習慣化については、道場の過去記事で、らいじんの「気持ちを切り替える仕掛け」、wackyの「学習習慣は身に付きましたか?」も参考になると思います。
また、道場基本理論の1つである、ハカセの「ストイック勉強法」にも是非目を通しておいてください。勉強を習慣化するうえで必要な考え方が書かれています。

 

また、先日の記事で告知したように、2/27(水)に道場セミナーを行います。
こちらに参加して頂ければ、直接、合格者である執筆陣に勉強の習慣化方法を聞いちゃうことも出来ますよ!

 

以上、いかがでしたでしょうか。もちろん、皆様それぞれの性格や生活環境によって、今日ご紹介した方法が使える使えないはあるかもしれませんが、ご自身の勉強に少しでも参考にして頂ければ幸いです。

 

最後に、私が好きな言葉をご紹介します。
「人の足を止めるのは絶望ではなく諦観。人の足を進めるのは希望ではなく意志。」
(キース・バイオレット「ARMS」より)

 

結局のところ、最後まで諦めることなく、やり遂げる意志を持つことが、勉強の継続につながるのだと思います。

それでは次回、またお目にかかりましょう。

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