【渾身】設備保全のあれこれ
おはようございます。8代目のたっしーです。
いよいよ本格的な梅雨の時期となり、外出するのが嫌な時期になりましたね。逆に勉強するにはいい環境になったとも言えますので、引き続き学習計画を進めて下さい。
またご存知の方は少ないと思いますが、今月から「中小企業診断士の時間」というネットラジオがスタートしました。大阪府中小企業診断協会の広報委員会が中心となり、中小企業診断士の知名度と認知度の向上を目指して行っているそうです。
大阪府中小企業診断協会HP:リンク
試験とは直接関係ありませんが、試験に興味があったり、受験するかを迷いながら道場にたどり着いた方、リアルな「声」を聴ける珍しい機会だと思いますので、お時間あれば聴いてみて下さい。
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さて、本題に。
ちなみに、私はほとんど気にしません。
しかし、昨今の生産現場においては、占い(予知)が出来るようになっています。時事ネタからのスタートになりますが、「ロボット」「ビックデータ」「AI」「IoT」など、何かとニュースで取り上げられる機会が増えてきましたので、ご存知の方もいるかもしれませんが、IoTを「予知保全」に活用する動きが活発になっています。
「IoT」(Internet of Things:モノのインターネット)では、設備の稼働状況や稼働状態のデータを「収集」し、「可視化」した後に、「予測」を行って、「効率化」することで、生産性の向上や業務の効率化を図ることができると言われています。
ここで「予測」が出来るようになると、「予知保全」が行えるようになり、保全活動の効率化が実現します。
保全活動とは、設備を正常な状態に保ち、効率的な生産活動を維持するために行われる活動のことで、設備の高度化に伴い、重要性が高まっています。大まかに分類すると、以下の図になります。
この分野は、言葉の意味を知っていれば解答できる問題が多く出題されていますが、JISの記載がわかり辛い点もあるので、階層ごとに要点を対比して覚えると、整理して覚えることができます。
設備の性能を維持する維持活動と、性能劣化を修復/改善する改善活動。(落ちないようにする活動か、落ちたものを元に戻す活動か)
維持活動の中で、故障を予め防ぐ予防保全と、故障が発見された後で対応する事後保全。(事前か事後か)
予防保全の方法で、過去の記録や評価から周期を決めて行う定期保全と、劣化傾向を診断して最適な時期に最善の対策を行う予知保全。(時間を基準にしている保全か、状態を基準にしている保全か)
故障が起こらない設備に改良する改良保全と、保全活動を予め防ぐよう設計し直す保全予防。(今あるもので改良するか、新しく設計を行うか)
つまり「予知保全」とは、設備の性能を維持する維持活動の中で、故障を予め防ぐ予防保全の方法で、状態を基準に保全を行うこと、となります。
2回目の登場になる、イチローさんのお言葉。目標に対する準備の大切さと、徹底して準備を行うことの重要性を語った、厳しいお言葉。ルーティンという言葉で代表されるように、徹底した準備を行うことは有名です。先日の世界の畠ちゃんが試験後の悔しさを生々しく記事にしていましたが、1マークに泣くことにならないように、事前準備はとても重要となります。
また私的にもう一つ注目点があったのですが、個人差はあるにしても、試験後に泣きそうになったり、目の前が真っ暗になったり、往生際の悪いことをしてみたり、不合格して4か月間立ち直れない程、「やりきっていた」ということ。
私の大学受験がその典型でしたが、「不合格」になっても悔しさがそこまでこみ上げてきませんでした。恐らく、そこまで「やりきって」いなかったのだと、振り返っています。(おかげで志望校は壊滅的な状況でした・・・)
当日に向けての事前準備と、やりきるためのモチベーション管理や体調管理などの保全活動を行いながら、合格まで安定して走り抜けて下さい。
たっしー