ゲスト寄稿:【合格体験記】腐らない、焦らない、諦めない:ホッシーさん(後半)

こんにちは。ITOです。
さて、今日はゲスト寄稿の後半になります。
昨日の合格体験記の成功事例と1つ目の失敗事例、とても参考になりましたね。
早速ですが、後半行きたいと思います。どうぞ!

============ 寄稿ここから ============

改めましてホッシーです。
それでは残り2つの悲劇のお話をさせていただきます。

3つの悲劇

  • 1つ目の失敗: 1次本試験前の公開模試の悲劇
  • 2つ目の失敗: 焦りが生んだ悲劇
  • 3つ目の失敗: 勘違いが生んだ悲劇

②2つ目の失敗: 焦りが生んだ悲劇

1次試験不合格が続き、このままではいけないと思い、何故自分が診断士を目指したのだろうと自分に問いかけて、気持ちを奮い立たせて挑んだのが平成27年度で、ようやく1次試験を突破しました。1次試験対策と並行して2次試験対策を12月の早い段階から始め、準備をしっかりと整えました。
2次演習では本番を意識して、予備校の他にも、あえてガヤガヤしたファミレスなどの場所で集中を高め解答し、80分の中での時間計画と実績を都度確認しながら対応力を上げるようにしました。
2次本試験前の公開模試を受けた結果、得点は全受験者の内上位10%以内で、A判定。このまま順調に学習を進めてアクシデントなければ、いい結果が出るかなぁと考えながら過ごし、2次試験本番を迎えました。

本番開始し、事例Ⅱ(商店街)に戸惑いつつも終了し、事例Ⅲに突入。
事例Ⅲの複数設問の与件文の根拠対応付けが非常に難しく、うーんと心の中で唸りつつ解答を進めていったのです。

残り時間20分程度で、対応付けが複数設問で間違っていることに気づき、愕然としました。自分のことなので確認できなかったですが、たぶん顔面蒼白になっていました。その瞬間思考が停止し、変な汗がどわっと出てきて、ものすごーく焦ったわけですね。書き進めていた文章を一気に消しゴムで消したり、文字が乱れて、散々な解答となってしまいました


ミスに気付いた時に、焦ってもそれは解答がいい方向に向かう訳ではなく、むしろ本試験の限られた時間の中で自身に混乱を与えるだけで、まさに自分がそうなったことは、反省点の2つ目です。
解答ミスなどのトラブル時に、現状を把握して、どう対処していけばよいかを冷静に判断し対応すること。普段理解しているつもりですが、年に1回の、緊張で張り詰めた会場で行う水物の試験では、この現場対応力は非常に必要と痛感します。

 

③3つ目の失敗: 勘違いが生んだ悲劇

傷心の中、最後の挑戦と決めた平成28年度試験。1月より学習を再開しました。
当たり前ですが、昨年度1次試験合格をしているため、平成28年度まで1次試験免除で2次試験から受験出来ます。なのですが、私はとんでもない勘違いをしてしまったのです。
1次科目合格の有効期間が合格年度含めて3年間と思い込み、また1次試験を受けなきゃなあと思い、なんと平成25年度合格した4科目の学習を始めてしまいました。そしてその間違いに気づいたのは6月初めです。
やらかした!!と、悔しいやら情けないやらで暗澹とした気持ちになりました。


助けを求めてTACの先生に相談し、「過去に起こったことは過ぎてしまったことで、今どうするかを判断することが大事」とコメントをいただいたことで、昨年度の事例Ⅲのトラブルを思い出し、「起こったものはしょうがない!」と割り切り、6月よりもう一度奮起して、2次試験までの学習計画を再設定し、2次試験を迎えました。
これはイレギュラーケースと思いますが、受験要綱を読み込まず自らエラーを引き起こした(そして気づかなかった)ということは反省点です。また繰り返しになるかもしれませんが、2次試験合格というゴールに向かって、何があっても、諦めずに最後の最後まで突き進むことが本当に重要です。

============ 寄稿ここまで ============

さて、いかがでしたでしょうか?

早めかつ十分な実績で、準備万端で臨んだにもかかわらず、当日のちょっとしたことで

  焦り⇒思考停止⇒失敗答案 の負の連鎖

になってしまったという、試験あるあるですが、1年に1回しかない試験ですので、
やはり「冷静さ」も併せ持つことが重要ですね。

また、もう一つの罠、「思い込み」についても語ってくれていました。
これは、試験中でも同じですが、わからない問題でミスするより「思い込み」によるミスはダメージが大きいです。
今一度、受験要綱の確認(1次試験は電卓NGとか)、覚えているつもりの総復習もぜひ行っていただければと思います。
ホッシーさん、貴重な経験談をありがとうございました。

☆明日からは、また8代目メンバーそのさんのブログになります。

以上、ITOでした。

ではでは。

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