リベンジ経営情報システム:32点→72点に&足切回避の注意点!〈学習方法の話〉

こんにちは。
経営情報システム、もとい情報化社会が苦手なそのです。
困ったことに診断士になってから益々苦手意識が強くなるのですが、それは診断士に情報を得意とする人が驚くほど多いからかもしれません。
得意な方々お願いしますと言いたいところですが、そういう訳にもいきません。
例えば今年のGWは小規模事業者持続化補助金の勉強をしていたのですが、公募要領の加点審査の観点に、「補助事業計画には、ITを有効に活用する取り組みが見られるか。」と、IT活用についてしっかりと記載されていました。経営課題の解決に、もはやIT活用は大前提ということでしょうか。
結局、中小企業診断士として実務を行いたいなら情報が苦手とか言ってられないということね!!
ということを痛感してため息をついている今日この頃です。orz

愚痴が長くなりましたが、こんな情報苦手の私がプロフィールに書いてしまったとおり32点で足切を頂いてから72点まで挽回させた勉強法であればお伝えできるかなと思い、テーマにしました。
多年度生なので直近の話でないのはご容赦下さい。

■データで見る経営情報システム

まず近年の情報システムの傾向、去年までのデータはこばさんが詳細記事にしてくれていますのでこちらをご確認ください。(情報についての有益な記事リンクもまとまっていて素晴らしいです。絶対見て下さい!)
H28年のデータを追記したものがこちらです。

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(データ出典:中小企業診断協会・TAC )

私が受験したのが1年目H26年、2年目H27年です。H22年からH25年まで、平均点が60%を超える、みんなの得点源科目でした。それが平均点で15点下がった年に受験したのですが、それでもよりによって足切になった人はそういないでしょう・・・。
難化の次は易化かと多くの人が期待し、大いに裏切られたのはH27年です。平均点、科目合格率ともにさらに下がり、これはもしかして難化に舵がとられたという事か、とざわついていた雰囲気がありました。一応この年に72点まで挽回をしました。
ご存じの通り、難化の流れはH28年も続いており、平均点を更に下げています。もうH25以前のレベル感は参考にならないと思ったほうが安全かと思います。

■受験体験談

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こちらが足切の年とリベンジの年の正答状況です。左から本試験の問題1~25を表しています。情報システムの出題は前半がハード・ソフトの基礎知識、後半はシステム構築や経営情報管理からの出題が多い、という大枠はずっと変わっていません。見て分かるようにH26年は後半が見事に全滅だった訳です。内容を見てみるとシステム開発関係4問ありましたが全て×。LANも2問ダメ。知識の及ばないトレンド問題も見事にラッキー点すら1問も取れていない運の悪さもありますが、教科書に載っている内容をもっとしっかりやっておけば点数がとれたはずというのが反省点です。

<1年目の敗因>

前半の基礎知識で得点しカバーできるだろうと甘く考え、難しそうなシステム構築、経営情報管理のところの学習がしっかりできていなかったのですが、カバーするはずの基礎知識部分も甘かった、ことが最もいけなかったな~と思います。

<2年目に変えた事>

学習方法は特に変えず、下記の暗記カードアプリを活用していただけです。
そして学習範囲も、1年目で不十分だった範囲だけ重点的に!という訳でもありませんでした。学習はじめのハード・ソフトの基礎知識のところから、更に深く理解する為に細かいところも頭に入れました。暗記カードで1年目に覚えた285項目にプラスして236項目を覚えました。

<学習方法>

とにかく暗記アプリの活用です。暗記アプリの活用についてはロック畠ちゃんたっしーも記載していますが、私は「わたしの暗記カード」というアプリをiPhoneで使っていました。

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このアプリはスマホ上で暗記カードを作成することもできますが、便利なのはExcelで作ったものをcsv形式にして一気に取込めることです。
テキストを見ながら自分にとって重要な箇所を一問一答形式にして、Excelにカタカタ打ち込む→アプリにインポート→通勤時間で暗記
という流れをひたすらやっていました。

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前回記事の財務の「最恐の問題集」のオススメと共通しますが、自分にとって危うい箇所を問題・解答形式で言葉にまとめている段階で、結構頭を使っています。Excelに打ち込みながら、自分の頭に入りやすいような言語に知識の最適化が図られています。
また、この表は印刷して試験会場に持っていきファイナルペーパーとしました。アプリがなくても、一覧で見れることにも効果があります。参考までに2年目にプラスした236項目を置いておきますので少しでも参考になれば幸いです。
→ダウンロードはこちら

■足切を回避するために

それにしても前回と今回は2年目のリベンジについて書いてきましたが、1年目に総得点430点をとっていながら2科目も足切になるなんて自分でも情けないなぁと思います。この2科目に共通するのは、はっきり自覚していますが模試でずっと合格点を取れていたことへの慢心です。内容の理解度にバラつきがあった為に、得意な部分、あるいは簡単な部分で点数こそ取れていたので、重要なポイントが抜け落ちているのに気が付かなったというところが大きかったと思います。これから模試を受験される方も多いと思いますが、得点が高かった科目にこそ注意して下さい!というのが最もお伝えしたい事です。
大丈夫、あなたは、ぜ~~~ったい合格しますから!
待ってまーす!

そのでした。

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リベンジ経営情報システム:32点→72点に&足切回避の注意点!〈学習方法の話〉”へ2件のコメント

  1. その より:

    田中清治さま
    こんばんは。暖かいコメントありがとうございます。
    私も一応…理系でして、田中さまと全く同じです。きっと本質的に合わないことはないので、そのうち情報と分かり合えるのだと思っています。(笑)
    ファイルは試験範囲を網羅した完全版ではないので、苦手な箇所などを補って頂ければ幸いです。
    勉強方法といっても、泥臭いだけの試行錯誤ですが、ほんの少しでも参考になれば嬉しいです。
    志の高い受験生の方から刺激を受けられることは、私にとっても大変ありがたいことです。
    田中さまの絶対合格とご活躍を願っております!
    その

  2. 田中清治 より:

    そのさま
    こんばんは。情報科目で苦戦している私にとって、とても役立つ記事です。自然科学と数学好きの私には本来は得意とすべき分野なのですが何故か、覚えられない科目です。そこに、そのさんのワザ記事に出会い、ありがたいです。明日、そのさんの「こちら」をダウンロードさせて頂き、60日間毎日通勤電車で暗記に励みます。そのさんが数日以上かかって作成した一覧を、数秒でダウンロードするのはお許し願います。先輩メンバー達の汗とガマンと一念発起とチャレンジ精神が詰まったこれらのダウンロードサービスを無駄にしませんから。
    そのさんのますますのご活躍を願い、また、格差社会の改革に私も取り組みますので。ちなみに私は63歳のオヤジです。

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