【経営情報システム】開発手法について

みなさん、こんにちは。ITOです。

先日の春セミナー、ご参加いただいた方々ありがとうございました。

「試験概要と当日の注意点」必要かな?ちゃんと聞いてくれるかな?と心配でしたが、今回初めて受験される方も多く、プレゼンしながら、メモしている様子をみて、少し安心しました。

また、フリーディスカッションやその後の懇親会でもいろいろとご質問をいただいたり、診断士になるぞ!という熱い想いをいただいたり、大変刺激になりました。
セミナーレポートはこちら


さて、本題。

セミナーでも意外と多かったのが経営情報システムが苦手という方。もともと文系の人には少しハードルが高いかもしれません。

そこで、今回は、ウォーターフロー開発のシステム開発プロセスについてイメージアップしていただこうと考えました。

開発工程とテスト

とある一発道場メンバーが【春セミナー】を計画したときの話。システム開発と同じプロセスをたどっています。

【基本設計】
テーマはなにか、いつ開催するか、どこで開催するか、募集人数はどうするか

【外部設計】
周知方法はどうするか、受付システムはどうするか

【内部設計】
受付時の必須項目、当日のスケジュール、プレゼン内容、フリーディスカッション内容など

【プログラミング】
こくちーずでのイベント作成、各担当者によるプレゼンの準備、レイアウト・運営準備など

ここまでの準備がトップダウン開発(段階的詳細化)

ここからはボトムアップ開発(段階的統合化)に進みます。

【単体テスト】
こくちーずでの登録テスト、各担当者のプレゼン内容の確認、レイアウト案共有

【結合テスト】
プレゼンパート全体での統一(テンプレ、表現、コンセプト)、運営ながれ共有

【システムテスト、運用テスト】
リハーサルによる全体の流れチェック
イベント実施、アンケート等での効果検証、次回への課題抽出


イベントとシステム開発って似てますね。
ウォーターフォールは、各工程での成果を確実に文書化し、承認した上で次の工程へ進むので、成果物が確実に残る点や、工程と対応する成果物が明確で進捗を管理しやすいというメリットもあります。
そして、次回同様の開発(イベント)を行うときには、前回の改善点を反映することで、より効果的・効率的な対応が可能になります。

ちなみに、今回のイベントでも、アジャイル開発っぽい進め方をしている部分があります。

アジャイル開発の特徴
1.プロセスやツールより人と人同士の相互作用を重視
2.包括的なドキュメントより動作するソフトウェアを重視
3.契約上の交渉よりも顧客との協調を重視
4.計画に従うよりも変化に対応することを重視

それはフリーディスカッションと懇親会。(イメージですよ、イメージ(笑))

人と人同士、顧客との協調、変化に対応。コミュニケーションをシステム開発に取り入れたんですね。

さて、ここで、H26 年の問題。(PCの方は画像が小さくて見にくいかも。すいません)

H26問題

近年注目されている=アジャイル開発かな?とピンとくればこっちのもの。
ちなみに、出てきた用語はちゃんとチェックしておきましょう。
・エンベデッドシステム=組み込みシステム(家電や機械に組み込まれるシステム)
・オープンデータ=公開データ
・エクストリームプログラミング=XP、アジャイルの先駆け、テスト重視
ここは、初代ハカセさんの「串刺し暗記術」も活用して、アジャイル開発手法も覚えてしまいましょう。

アジャイル

GWは人それぞれ、時間の使い方もいろいろです。

これだけまとまった時間があるのは珍しいので、独学の方はとくに、2日間つかって過去問で模擬試験をしてみてもよいですね。結構2日間集中を保つのがいかに大変かも経験しておくとよいですよ。

ではでは。
ITOでした。

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