60点とれるってどんな感じ?<合格ラインの話:一次試験編>

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こんにちは。そのです。
*゜✽。+**゜桜が咲きましたね!!*゜✽。+*✽
受験シーズンがひと段落し、長い間の努力が報われる事を「サクラサク」と表現するのは日本の素敵な文化だなぁと思います。
残念ながら診断士試験の山場である二次試験の合格発表は12月上旬ですので、これから冬本番という厳しい季節なのですが、クリスマスやら何やらを*。:゚キラッキラ*。:゚で迎える為に今から頑張って行きましょう♪

さて、今回と次回は多年度生だけでなく、むしろ初学者の方向けの内容になるかもしれませんが、合格ラインのイメージについて書きたいと思います。まず今回は、一次試験です。

一次試験の合格基準は、ざっくり言うと60%を正答できる事です

※詳しくは、中小企業診断協会のHPには以下のように掲載されています。
(1) 第1次試験の合格基準は、総点数の 60% 以上であって、かつ1科目でも満点の 40% 未満のないことを基準とし、試験委員会が相当と認めた得点比率とします。
(2) 科目合格基準は、満点の 60% を基準として、試験委員会が相当と認めた得点比率とします。

でも60%をとれるレベルって、どんな感じ??とモヤモヤする方もいらっしゃるかと思います。試験当日に自分がどんな状態(理解度)で会場で問題を解いているのか・・・。
実は大きく影響してくるのが、一次試験がマークシートだという事実です。これについては世界の畠ちゃんも記事にしていますが、実際どう向き合うのが良いのでしょうか。
そこで、次の図をご覧ください。

★1次試験設問理解度のイメージ

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もうこれを見て頂いたら大体今日の内容これで終わりなのですが、具体的に解説しますと、

・一次試験の設問数を50問(1問2点)と仮定します。
(実際には多少変動があります)
・例えば問題の理解度が、〇△×がそれぞれ1/3(約16問)ずつとします。

具体的には、
〇:「完全に理解して自信をもって正答できる問題」
△:「2択までは絞れた問題」
×:「全然分からない問題」
です。

・正解率と点数を試算してみます。
〇→自信あるので正解率100%
△→2択なので正解率50%とします。
×→4択マークシートなので鉛筆転がしの確立論で正解率25%とします。(実際は5択の場合もあります)
に分けられたならば、計算すると(16×1+16×0.5+16×0.25)×2=56点。

ほぼほぼ合格ラインじゃないですか!

つまり、多少の語弊はあるのかもしれませんが、科目合格者もおそらく60%を完全に理解できている訳では無いのです。1/3が自信をもって答えられれば、結構合格ラインの点数がとれちゃったりします。
逆に言うと、特にこの△や×となる問題、これは教科書を読みこんでいても絶対に〇にできない問題だったりします。どう考えても2択に絞るまでが精一杯だろうという問題、あるいは受験生の誰もが見たことも聞いたこともないような問題が出てくることは、あります。
おそらく診断士試験という国家試験の事情で、難易度調整の為にこういった内容になることはしょうがないのだろうと思います。

過去問の復習の時にも、自分が〇△×のどの状態で問題を解いたのか、解答を見る前にチェックしてみると良いと思います。△は〇にできたはずなのか、×は捨てていいのか、など設問を検証してみましょう。これが、近年議論を読んでいる情報や法務の難化への対策にも役立つと思います。

押さえるべき問題を押さえ、割り切るところは割り切る。60%の理解度をゴールとせずとも、合格点を取れる現実的なラインを見定める。そうすると、現状のレベルからゴールまでの道筋が見えてくると思います。
ちょっと、60点とれそうな気がしてきませんか?

大丈夫、あなたは、ぜ~~~ったい合格しますから!

待ってまーす!

そのでした。

 

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