【合格体験記】計画的な学習が合格の秘訣~たじけいさん~
ゆとりのある学習
おはようございます。こばです。
たじけいさんから合格体験記をお寄せ頂きました。
1月から掲載していた体験記もこれで最後。
では、体験記はここから。
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Ⅰ 中小企業診断士に挑戦した理由・きっかけ
・2014年に社会保険労務士試験に合格し、勉強を日常的に行う習慣がついていたため、“この勢いで もう一つくらい資格をとってしまおう!”と、思いつき中小企業診断士に挑戦することとしました。
・なぜ、中小企業診断士かというと、
- 会社から金銭的な補助がある
- 仕事やプライベートに支障が出ない範囲で合格する可能性がある
- 名乗ったらなんとなくカッコよさそう
という、今思うと安直な理由で勉強を開始しました。
Ⅱ 保有資格と得意科目・不得意科目
・資格:社会保険労務士試験合格
情報セキュリティスペシャリスト
・得意科目:経営情報システム(免除あり)、事例Ⅳ
・不得意科目:経済学・経済政策、事例Ⅲ
Ⅲ 学習スタイルとそのメリット・デメリット
LEC通学(2016年1次2次プレミアム1.5年合格コース)
※2015年の1次試験にて周辺4科目(「経済学・経済政策」、「経営法務」、「経営情報システム」
「中小企業経営・政策」)に合格し、その後2016年の一次試験にて2次試験に直結する、
主要科目(「企業経営理論」、「運営管理」、「財務・会計」)を合格し、その年の2次試験の合格を
目指すというコース
①通学を選んだ理由は、
授業を聞きつつ、講師の教え方についても学べる機会となることを期待したから
②上記コースを選んだ理由は、
資格取得を急いでいるわけではなかったため、ゆとりのある計画で学習したかったから
⓷LECを選んだ理由は、
値段が安かったから(割引を駆使して207,500円でした)
・メリット
- スケジュールの作成やテキストの選定が不要
- 質問がしやすい
・デメリット
- 2次試験対策の答練では、答案の返却に時間がかかるため、短期間にPDCAを回せない
個人的にはデメリットよりメリットの方が大きかったです。
Ⅳ 合格までの受験回数、学習時間
合格までの学習スケジュール、学習時間とその作り方
・学習スケジュール(初学者の方の参考になれば幸いです)
2015年03月・・・「中小企業経営・政策」の講義に参加
04月・・・「経営法務」の講義に参加
05月・・・「経済学・経済政策」の講義に参加
06~07月・・上記3教科の過去問をひたすら解く
※07月に模試受験
08月・・・1次試験1回目、全科目受験。
「経済学・経済政策」、「経営法務」、「経営情報システム」、「中小企業経営・政策」合格
※3科目以上の合格で3万円のお祝金があるため、経営情報システムも受験しました。
09月・・・「企業経営理論」の講義に参加
10月・・・「運営管理」の講義に参加
11月・・・「財務・会計」の講義に参加
12月・・・上記3教科のテキストを熟読
2016年01月・・・上記3教科のテキストを熟読
02月・・・2次試験についての講義を受講(答練は参加せず)
03月・・・テキストに加え、友人から頂いた、
- 中小企業診断士2次試験合格者の頭の中にあった全知識(2014年版)
- 中小企業診断士2次試験合格者の頭の中にあった全ノウハウ(2014年版)
- 岩崎邦彦先生が書いた本3冊
を熟読
04月・・・中小企業診断士 集中特訓 財務・会計 計算問題集(TAC)をひたすら解く
05~07月・・・過去問をひたすら解く。
※05月と07月に模試を受験。
08月・・・1次試験2回目、未合格科目+「経営情報システム」。
「企業経営理論」、「運営管理」、「財務・会計」合格。
※保険として受けた「経営情報システム」が44点でしたが何とか1次突破!
1次試験終了後から、LECにて2次試験講義と答練
09月・・・過去問をひたすら解く。勉強会(タキプロ)へ参加
※模試を受験
10月・・・9月と同様の学習を進め、2次試験に臨み、記述試験合格
・学習時間とその作り方
延べ学習時間は、記録していないためわかりません。ノルマを設けず、空いている時間に、勉強する気が起きた時は勉強するようにしていました。 主な勉強するタイミングは終業後や休日で、勉強場所は自宅か近所のファミレスでした。
Ⅴ 学習方法
・1次
①予備校の講義を受講中は、 テキストにて予習⇒講義受講⇒WEB講義にて復習、というスタイルで内容理解に努めました。
②過去問を使っての学習は、過去5年間を対象とし、全ての選択肢に記載されている内容が理解できるようになるまで、繰り返 し解き続けました。
・2次筆記
①過去問を使っての学習は、 過去5年分を2回ずつ解きました。その際は必ず80分で解き切ことを意識しました。“どんなに 素晴らしい解答でも、答案用紙に書かれなければ意味がない”という意識を持ち、いかに80分で 多くの答案要素を、きちんとした日本語に落とし込めるかを考えて過去問に臨みました。
“ふぞろい”を活用して、自分の答案にみんなが考えた答案要素がいかに盛り込まれているかを確認、 “勉強会”を活用して、答案に記載した文章が読み手に伝わるかを確認しました。
Ⅵ これから合格を目指す方へのアドバイス
・1次試験は過去問をいかにやりこむかが重要
過去問をやる前とやったあとの模試では、1科目あたり30点も差がでました。最新の数字や法改正などはもちろん押さえる必要はありますが、しっかりと過去問に取り組むことが重要だと思います。
・2次試験は事例Ⅳを得意科目にする
元々、計算が非常に苦手でしたが、時間をかけ事例Ⅳを得意科目といえるほどのレベルに持っていきました。
その理由は
①2次試験で唯一きちんとした答えがあるため、勉強した分だけ結果に結びつきやすい。
②事例Ⅰ~Ⅲまでで失敗をしてしまっても、「最後に自分の強みである事例Ⅳが残っている」と考えることで、最後まで心が折れることなく試験を受け続けることができる
と思ったからです。
結果として、私自身事例Ⅱで失敗したと思っても、最後まで集中して試験を受け続けることができました。
・あきらめず続けることが重要
試験は何度でも受けることができます。年齢制限も回数制限もありません。だから、いかに挑戦 し続けることがとても重要ではないかと思います。そのためにも、
①ゆとりをもった計画をたてる
⇒私自身、1.5年プランという無理のない計画をたてました。その結果、無理なく学習を進める ことが出来ました
②勉強を嫌いにならないようにする
⇒勉強したくないと少しでも思ったうら(主に二日酔いの日など)一切勉強はしないようにしました。誰から強制されたわけでなく、自分で選んだ選択です。せっかくやるなら辛い思いはせず、 楽しんでやるべきだと思います。
③楽しいと思う瞬間を見つける。
⇒勉強したことを仕事で活用できた!勉強会でほめられた!模試の後のビールがうまかった!なんでもいいと思います。とにかく楽しんで勉強を続けることが大切です。
私の合格体験記は以上になります。皆様のご参考になれば幸いです。
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いかがでしたか?
一発合格だけが全てではないことがみえてきませんか。この診断士試験をストレートで受かることが全てと考えている人がいたら、少し立ち止まってみた方がいいかもです。
早く受かることが全てではありません。
受験時代は診断士として必要な知識、スキルを取得するための猶予期間と思います。
自分がこれからどうなりたいか、その変化のスピードに応じて勉強のペースも変えれば良いと思います。
大事なことは自分で決めると
誰かのために勉強したのではないと思います。自分のために必要なことを見極めましょう。
では、まとめ。
・自分にとって必要なペースとは何か。
・大切なことは自分で決める。
byこば