【合格体験記】指揮官は自分自身。夢を掴む強い意志でストレート合格~イシヤママサルさん~

今日も元気にKKD、手相観診断士のかおりんです。

年度末、ざくざくメールを捌いた流れでこの記事を書いています。そのため、名乗りを誤って危うく本名をさらすところでした・・・終わり間近なのに(笑)忙しい時ほど落ち着いて。肝に銘じたいと思います。

さて、合格体験記シリーズのこの時期は、連日文字数の多い投稿が続いております。とはいえ、どの体験記も参考になりますので、役立てそうなところを見つけてしっかり活用してくださいね。

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では、早速本日の体験記をご紹介します。


HN:イシヤママサル
年齢:34歳

合格までの受験回数、学習時間学習開始時期と受験回数
2015年9月頃から開始し、1次2次各1回
一次学習時間:1000時間程度
ニ次学習時間:500時間程度学習スタイル
一次はTBCテキストをメインに独学
二次はTAC オプション生で通学
(1)診断士に挑戦した理由・きっかけ
理由として
1.中小企業管理職についてしまって上司もおらず成長の機会がないこと
2.顧客である中小企業のうち、熱い気持ちや高い技術を持っているにも関わらず、成長の方向性が見つけられず悩んでいる企業が多く、なにかその手助けができないかと思ったこと
3.会社に依存した地位や評価ではなく、腕1つで食べていける技能が欲しいと思ったこと
などですが、
直接的なきっかけは、社の業務で助成金申請を行った際に出会った診断士の方がとても理知的で感銘を受け、お名刺に記載されていた“中小企業診断士”に興味を持ったことです。(お恥ずかしながらその時まで診断士の存在を知りませんでした)
(2)学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目
学習開始時は、勉強とはもはや無縁で学習習慣もなく、保有資格なんて自動車免許くらいしかありませんでした。
得意科目は、仕事で関わりのある企業経営理論。当初の苦手科目は財務でしたが、最後まで苦しめられたのは経営法務でした。
(3)学習スタイルとそのメリット・デメリット
一次はTBCテキストをメインに独学
二次はTAC オプション生で通学をしました。1次独学については、メリットはあまり思いつきません。
あえて挙げるなら通学時間がかからないことでしょうか。
じゃあなんで通学にしなかったのかというと、やはり拘束時間・期間が長いことと、独学でも行けるな、と言う感触があったことが理由でしょうか。デメリットとしては、過去問をセコセコやるくらいしかアウトプットの機会がないので、法務(法改正などで過去問が機能しにくい)・中小(同じく)のアウトプットの機会を得るのに苦労したことと、自分の現在地を客観的に把握する機会が5月LEC模試までなかったことです。2次については、1次試験の前までは独学でいくつもりだったのですが、一定の合格メソッドがそれぞれの受験校にある中で、独自の解法を編み出す時間がもったいないと思い通学を決意しました。
一見、暗中模索な二次試験に於いて、道しるべがあるというのは合格を最短で走るには効果的であったと思います。

(4)合格までの学習法
①1次
地頭がよくないことを自覚していたので、とにかく時間を作ろうと思いどこでもかしこでも勉強できるよう意識していました。具体的にはタブレットを活用したり、テキストや問題集を仕事のカバンに大量に忍ばせたりして、わずかなスキマ時間も逃さずに学習をしていました。その上で、1次試験は出る順に覚えるだけの試験だと割り切り覚えるもの・捨てるものを見極め週単位でスケジュールを立て、結果を検証し、自分は現在、何ができていて、何が課題なのかを常にレビューし続けました

結果

  • 経済76点

丸暗記で対応する部分と、理解するところまで踏み込むべき領域の切り分けに成功したと自負

    • 財務80点

頻出論点さえ押さえれば、易化の年はボロ儲け。制度会計は直前詰め込みで対応。

    • 経営78点

二次学習に一次試験前に取り組んだことで文章の理解力が向上し、飛躍的に点が伸びました。

    • 運営64点

頻出論点を押さえれば出題傾向変わっても60点は堅いはず。

    • 法務50点

最後まで難所でした。落ちるなら法務の足切りだと思っていました。
逃げ手は
1.めげずに国語上の理解をして常識で判断。
2.会社法と知財法以外は基本ポイ。

    • 情報48点

点数的には冷や汗モノでしたが、
1.めげずに国語上の理解をして常識で判断。
2.手を広げすぎずガイドライン等は捨てて頻出論点を必ず拾う。

    • 中小87点

唯一と言っていいほど、出題範囲が明確な科目。
絶対にこの科目で点を稼ぐと意気込み、覚えまくった結果点数ザクザク。

合計483点でした。

②2次筆記
2次試験は一次にも増して、振り返りを大切にして学習をしました
全体としてどの状態になれば受かる(見込みがある)のか、
その上で何が足りないのか(戦略)、そのやり方でいいのか(戦術)を常に考え続けました。

また行き当たりばったりで解くのではなく、解き方を決めて気付きがあればブラッシュアップできるよう毎回手順などを記録し、改善の積み重ねを意識しながら取り組みました。

 

(6)学習時・受験時のエピソード
これまでの職務経験の中で、とにかくPDCAを高速で回すことを叩き込まれていたので、愚直に真摯に目標達成のため、課題解決に向き合ったことが成果に結びついたのだと思います。
(7)これから合格を目指す方へのアドバイス
予備校を利用するにしても、独学で学ぶにしても、全ては気付きを与えてくれるだけでしかなく、判断し実行するのは自分です。
自分が指揮官であるという意識をもって、現実に真っ向から取り組み、夢をつかむ強い意志を持つことが合格の条件だと思います。頑張ってください。

今日のイシヤマさんの合格ポイントは、
・取捨選択を正しく行った
・常に自分の実力を確認しながら合格への戦略練った
・スキマ時間を活用しようという強い意志を貫き通した

の3点だとお見受けします。

7代目の碧も【渾身】捨てることへの挑戦!~試験中での対応編~の記事で書いていますが、つくづくストレート合格の方は取捨選択の判断が的確ですごいなあと思います。
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忙しい年度末、私も次年度に向けて診断士試験同様「捨てることへの挑戦」が必要だなあ・・・
今日も診断士を目指すみなさまに、幸あれ☆

ほな!
かおりん

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