【合格体験記】直前期の猛烈な追い込みで見事ストレート合格!~TAさん~

おはようございます。フェイマオです

本日は、“自分に合った”効率的な勉強方法で、見事ストレート合格を果たされた“TAさん”をご紹介します。
資格学校をご自身のペースメーカーとしてうまく活用されている点などは、通学生の方にも参考になるかとおもいます。

それではTAさん、お願いしま~す


≪寄稿ここから≫

0.プロフィール

HN:TA
年齢:41歳
性別:2歳と6歳の父親

1.診断士に挑戦した理由・きっかけ

単身赴任になったのをきっかけに、何か身につけようと考え、診断士へ挑戦しました。

2.学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目

・学習開始時の知識・保有資格 :日商簿記3級・初級シスアド

・得意科目          :企業経営理論・財務計

・不得意科目         :暗記系(法務、中小企業政策)

3.学習スタイルとそのメリット・デメリット

学習スタイル:TAC通学コース

<メリット>

自分で勉強のペースを決めて実行するとグダグダになってしまうので、スケジュールが決められている通学が自分に合っていた。

<デメリット>

自分の理解が追いついてなくてもどんどん進んでいくので、乗り遅れないようにするのが大変でした。
※特に、経済、法務、中小企業政策

4.合格までの受験回数、学習時間とその作り方

 

①学習開始時期と受験回数

2015年8月~学習開始、受験回数は1回。

②一次学習時間

740時間(月平均60時間×10ヶ月+140時間(直前の7月))

③ニ次学習時間

250時間(8月:50時間、9月:100時間、10月:100時間

5.合格までの学習法

<1次試験>

(1)2015年8月~10月(勉強スタート時から資格学校開始まで)

・予備校が始まる10月までの2ヶ月間、財務のトレーニング問題を2回転させました。

(2)2015年10月~2016年6月

・学習時間は、平日は朝(7時~8時)と会社帰り(20時~21時)の2時間、週末は土日のどちらか1日のみ、予備校の自習室で約4時間学習しました。

・学習方法は、予備校のトレーニング問題集を各科目の受講期間に3回転させ、養成答練前に過去問を1-2年分のみ80分で解く練習として実施しました。テキストは読むと眠くなるので使わず(予習・復習は基本しない)、トレーニングを3回転した後の知識整理で眺めた程度でした。

スキマ時間は、単語帳アプリで知識の定着を図りました。1科目約30問程度にまとめ、昼休み、トイレ、通勤の電車等、数分の時間があれば繰り返し解きました

(3)2016年7月~(直前期)

・直前の7月は、140時間(1科目20時間)を目標に、平日3時間、週末10時間で計画を立てました。

7科目のトレーニング問題集、過去問、模試で、1回でも間違えた問題を繰り返し解き、取りこぼしを防ぐようにしました。

<TAC答練結果>

養成答練     552点

完成答練①    434点

完成答練②    480点

<TAC模試結果>

TAC模試     486点

<1次本試験結果>

本試験      466点

一発合格道場のサイトで、ストレート合格するなら本番で500点取る必要がある と書かれていたので、常に危機感を持った状態で学習していました。

 

<2次筆記試験>

(1)使用した教材

・使った教材は、過去問10年分(50事例)、ふぞろい、予備校の解答例で、TACのテキストは使いませんでした。予備校の演習は、演習当日に解答例を写経し、自分に足りなかったポイントをノートに記載するだけで、繰り返し解く等の復習は行いませんでした。

(1)8月の取り組み

・8月は、設問文を読んでも何も答えられない状態でしたので、記述形式に慣れるため予備校の模範解答、ふぞろいの合格答案を書き写し、何が求められているのかを分析していました)

(2)9月の取り組み

・9月からは、過去10年分(50事例)に取組み、解答手順を固める作業を行いました。

・解答手順は、TAC講師やサイトで紹介されている方法を色々試しましたが、どれも使いこなせず、最終的に解答手順が固まったのは10月上旬でした。

(3)解答手順

蛍光ペンで設問毎に色分けする

時制、接続詞、期待効果、経営資源は○で囲む

各設問の締めの文言(例:~によりリードタイムを短縮し、短納期を実現する)をまず考え、解答欄に文字数を確保した上で、残りの文字数でどう説明するか考える

(4)直前期の取り組み

・試験1ヶ月前に圧倒的に練習量が足りてないことに気づいたため、毎日3事例解くことにしました
事例I、II、IIIは過去5年分、事例IVは過去10年分を、朝1事例会社帰りに1事例寝る前に事例IVを解き、80分で解答手順をやりきる訓練を行いました。

<TAC演習結果>

演習①      26点/25点/53点/48点(左から事例Ⅰ~事例Ⅳ)

演習②~④    解答不明です

<TAC模試結果>

TAC模試     59点/37点/40点/61点(評価:B

6.学習時・受験時のエピソード

二次試験のラスト30日に行った毎日3事例(土日は4事例)が本当にきつかったです。

仕事が忙しい日や、眠く、やる気がでない日もありましたが、これまで1年間頑張ったんだからあと30日は決めたことをやりきろうと思い、やりきれたことが本番での自信に繋がったと思います。

二次試験当日、緊張感はありましたがそれよりも「明日からは3事例しなくていいんだ。今日で終わるんだ。良かった」という思いが強く、試験は落ち着いて受けることができました。

7.これから合格を目指す方にアドバイス

『手を広げすぎず、繰り返し知識を定着させること』が重要だと思います。

特に、二次試験はいくらやってもモヤモヤして不安になりますが、これまでの自分を信じて、最後まで諦めずに自分を追い込めば勝機は掴めると思います。

≪寄稿ここまで≫


いかがでしたでしょうか?

TAさんの凄い点は、まさに“選択と集中”を徹底された事で見事合格を勝ち取られた点だと思います。

ご家庭をお持ちのTAさんにとって、休日はご家庭と過ごされる大切な時間でしたので、直前期までは勉強時間をセーブしながらも、“ほんの少しのスキマ時間”も無駄にせずに知識の定着に活用された点は、忙しい社会人の方にとって大いに参考になります。
試験直前に『1日3事例』をやり遂げられた姿勢は誰にもまねできない集中力でこちらは本当に驚嘆しますね

 

TAさんの勉強方法で、私もおススメする点は下記2点です。

【1】押さえるべきポイントを効率的に掴むために、問題→テキストで知識の補充を行った点

この方法は、積上げ型の学習が求められる財務・会計や経済学ではおススメしませんが、暗記系科目では効率的にポイントを抑えられる方法だと思います。
本来ならばテキストを読んで、問題集・・・となりますが、敢えて先に問題に取り組むことでテキストのどの点が問われているか?を理解したうえで、テキストを読んだ方が“どの部分が重要か”が分かり、周辺知識も押さえやすくなります。
万人に共通の方法ではないかと思いますが、暗記科目では有効な勉強方法の1つだと思います

【2】合格答案や模範解答から2次試験の解答の方向性を学んだ点

2次試験を始められたばかり時のTAさんのように、『設問を読んでも全くわからない』と言う方や、これから2次試験対策を行う方などにおススメしたい方法です。
以前の記事でもご紹介をさせて頂きましたが、私フェイマオもこの勉強をしたことが、その後の飛躍に大いにつながったと思っています

 

TAさん、素敵な合格体験記をありがとうございました

 

では、本日はここまで

To be continued・・・

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