オイラ式【その30】~平成28年事例Ⅱ~
皆さん、おはようございます。本日を入れて2次筆記試験合格発表まで23日、口述試験まで残り31日となりました今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
本日も今年の事例Ⅱを、簡単に振り返ってみたいと思います。
第1問
「製品戦略」は第2問以降でも問われていることから、それも意識して「誰に」「何を」「どのように」の要素を中心に答えていくことが求められていると思われます。
「製品戦略」という、一見アバウトな表現で問われていますが、平成24年の第1問でも同じ「製品戦略」を問われていますので、順当な設問と思われます。
第2問
第1問を受けての、これからの「製品戦略」について問われています。
設問1
ターゲット層を述べるのは当然ですが、「今後」のことについて問われていますので、そのターゲット層を選んだ根拠として、現在の市場の状況(以前とは変化している部分)を述べることも必要です。
設問2
解答のフレームとして、「プロモ―ショーン(戦略)は~」「販売(戦略)は~」と明示したいところですが、80字以内という字数制限、そして「プロモーション」と「販売」の違いが不明確なので、無理に切り分ける必要はないでしょう。
第3問
この設問でも「メリット」と「効果」の2点について求められていますが、両者の違いがわかりにくく切り分けることは難しいと考えられます。書き出しを「オウム返し」しにくい問題が続きましたので、リズムが狂って思ったよりも難易度が高く感じられますね。
第4問
ほぼ毎年出題されている、販売チャネルの拡大・変更に関する問題です。
設問1
設問文が1行程度でシバリが少なく、かつ字数制限が50字と中途半端に少ないため、うまくまとめる編集力が必要で難易度が高いと思われます。
設問2
平成26年の設問でも問われた定番の「マーケティング・コミュニケーション」です。「コミュニケーション」ですから、B社と顧客との双方向のやり取りがなされいる(ように見える)施策が必要と思われます。
全体的には、細かな数値が載った図表が登場するなど、近年の傾向を踏襲した事例だったと思われます。やはり出題者側は、国語力だけではない「使える診断士」を求めていることが改めて認識できました。
以上、簡単にではありますが本日はここまで。細川でした。
かずぼう様
いつも一発合格道場ブログをお読みいただき、ありがとうございます。
記事と全く関係ないコメントでも大歓迎です!
まだ結果は決まったわけではありませんが、もう来年に向けて動き出していらっしゃる今のかずぼう様は、とてもモチベーションが高いですね。
そして、そのモチベーションを「維持」するのは、かずぼう様だけでなく、居住地にかかわらず多くの受験生が悩むことだと思います。
①仲間との「交流」という観点からは、すでにご存知かもしれませんがWeb勉強会を活用する方法があります。
https://www.facebook.com/groups/188719574644632/
webならば物理的・時間的ハンディキャップをある程度克服し、「仲間」と交流できます。ぜひエントリーをご検討ください。
②仲間を「増やす」という観点からは、フェイスブックやブログ、今のご自身の知り合い、友人、職場などの人脈を活用して、自ら「勉強会(オフライン、オンライン)」を作ってしまうというのもありかと思います。
実際に、知り合いに「一緒に勉強しよう」と誘われて初めて診断士の存在を知り、合格を目指された方もいます(今月の「企業診断」の私の記事もご参照ください)。
ダメもとで一緒に勉強できる仲間を募ってみてはいかがでしょうか。たとえ直接誘った方が受験勉強をしなくても、その方が、かずぼう様が勉強仲間を求めていることを(潜在的に)診断士を目指している方に伝えてくれるかもしれません。
モチベーションの高い今だからこそ、このような「種まき」をする絶好の機会と捉えることもできます。そうしておけば、将来診断士になった時に、その種は必ずや芽吹き、かずぼう様の活動をより充実させてくれるものになるでしょう。
③もちろん、一発合格道場やタキプロ、ふぞろい等、受験生を支援しているグループも皆、かずぼう様の「仲間」です。受験生は、合格すれば我々診断士と一緒にお仕事することがありますからね。
セミナーなどへの参加は物理的には難しいかもしれませんが、このようにコメントしていただければ「交流」はできますし、我々にとっても励みになります。
私がいま思いついた内容ではありますが、参考にしていただければ幸いです。
今回初めて2次試験を受けてきました。手ごたえなく、また模範解答と自分の解答とを見比べて、正直自信を失っております。
来年度に向けてそろそろ何から始めればいいかと思い、情報収集したり、2次試験当日の敗因分析をしています。
その中で、大きな敗因(まだ落ちたわけじゃないですが・・・)の一つに、「モチベーション維持」があります。
私は広島の地方都市に住んでいるので、通学できる受験校もなく「勉強仲間」がいません。勉強開始1年半、それでも1次は何とかなったのですが、2次の学習をしている際には、孤独に学習しており、通学生や都市在住の受験生が2次のセミナー・イベントに参加できるのが、うらやましいかったです。
これから1年勉強のモチベーションを維持するため、どうやったら、地方の受験生は、勉強仲間ができるのでしょうか?
(私の場合は学習開始から1年の間、一人で勉強し、たまに空いた時間を家族サービスのみに費やしてました。甘い考えかもしれませんが、勉強仲間との「励ましあい」はモチベーション維持にはとても効果的ではないかと)
このブログは、学習当初からよく拝見してました。今回思い切ってコメントしました。全く細川様記載内容と関係のないコメントですみません。