【俺の事例シリーズ】~事例Ⅱ編~ フェイマオの場合

おはようございます。フェイマオです

2次試験を受けられた皆様、本当にお疲れ様でした
診断士を目指し、これまで仕事後の疲れた身体に鞭を打って、やりたい事も我慢して勉強を続けられた皆様がやっと一息つける時期になりましたね。
“再現答案”を作って頂くまでが2次試験ですので、それを終えてから羽を伸ばしてくださいね

さて、先日SNSで2次試験を受けられた受験生の方に、『どの事例が解きにくかったか?』とお訊ねした際に、事例Ⅱにという声がございました(3名中3名でしたが

そこで、私フェイマオも知り合いの受験生の方から問題を拝借して、事例Ⅱを久しぶりに解かせて頂きました。

そこで本日の記事は、昨年もブログで書いた『俺の事例』シリーズ(?)、第1弾として事例Ⅱを私フェイマオなりの解釈を書かせて頂きますので、ご容赦下さい m(_ _”m)ペコリ

 

今年の事例Ⅱは、しょうゆの製造メーカーでしたね。メーカーは平成25年度以来の登場でしょうか。表やグラフが出されるなど、ここ数年の傾向も踏襲されてますね(笑)

では、早速見ていきましょう

 

第1問

第1問では、B社のこれまでの製品戦略が問われていました。近年では平成24年度製品戦略が問われていましたので、こちらも4年ぶりになりますかね
この問題では、

【1】 “これまでの”と、過去~現在までの時制に気をつける
【2】製品戦略を、ターゲット+品揃え でまとめる

という点に気をつけて解答をまとめたいところです。

私ならば、以下のような形でまとめるかと思います。

国産丸大豆を原材料とする伝統的手法で作られたしょうゆ
② Z社を通じた小売店等への最終消費者向け製品をメイン
鶏料理専門店等への業務用製品

と、いったようにB社のこれまでの製品戦略(品揃え)について、まとめて頂ければと問題ないかとおもいます。

 

第2問
(設問1) 

第2問の設問1では、第1問とは逆に、これからの製品戦略を求められてます。
この問題では、

【1】 “今後の成長”と将来の時制に気をつける
【2】 ターゲットを明確にする

点に気をつけて頂きたいと思います。

この問題では、掲載されているグラフや表も根拠に使えるかと思いますので、

(国内消費量が減っているため)日本の伝統に興味のある外国人→ 伝統的手法による天然醸造のしょうゆ
カロリーを気にする健康志向の消費者層→減塩しょうゆ等のしょうゆ加工品
食に敏感な女性層→だししょうゆ や 鍋つゆ 等のしょうゆ関連製品

あたりで上手くまとめて頂ければ宜しいのではないかと思います。

(設問2)

設問2では、設問1でターゲットに訴求するプロモーション戦略になります。
あえて、「プロモーション」と「販売」に分けて書いているところがいやらしいですね(笑)

上記で記載した①~③の順番に考えると、

店舗で英語で商品説明を記載したPOPの掲示や観光情報誌への掲載プロモーション
店頭での健康に配慮した成分の商品説明や提案販売販売
だししょうゆ等のしょうゆ関連製品をつかったレシピの紹介プロモーション

あたりでしょうか。。。きれいな回答ではありませんが、まぁ妥当な点数は貰いたいです・・・ (;´Д`A “`

 

第3問

第3問は、直営店併設の飲食店の売上向上以外の“メリット”と“効果”を求められています。
これ、ちょっと悩みますね(笑)

メリット→効果としては、

飲食店で顧客の声を拾える事顧客ニーズを反映した商品開発の強化
自社の製品を利用できる事B社知名度の向上
地元食材等好きな食材を用いる事ができる事地元農家との関係性強化

あたりでしょうか。ちょっと苦しくなってきました・・・ (´;ω;`)

 

第4問
(設問1)

ブランド戦略きたーっ  Σ(゚д´;ノ)ノ
“ブランド戦略”を直接問われたのは、平成13年以来でしょうか
これもちょっと・・・、いやだいぶ悩みますね(笑)

ブランド戦略は皆さまご存知の通り、以下のような4つの戦略があります。
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インターネットで注文してくれる顧客(最終消費者)“新規市場”となる事はわかります。
問題なのは、事例文中にある、『Z社の懸念』を入れるか入れないかによって、解答の方向性が変わるかと思います。

Z社の懸念を入れない場合B社ブランドを使用し、知名度を活かしたブランド拡張戦略
Z社の懸念を入れた場合  → インターネット用に新しいブランドを作る新ブランド戦略

恐らく、回答として望ましいのは②のような気もしますが、①を使う場合には、回答に『Z社の了承を得て/了解を取り付けて』 なんて文言を入れてぼかす・・・という苦肉の策もあるかと思います。
※本当に苦肉の策でごめんなさい m(__)m

(設問2)

設問2では、インターネットを利用した“マーケティング・コミュニケーション”を回答する事が求められています。

さて、インターネットの機能としては大きく以下の3つ(と、私は考えてます)

1) 情報の発信
2) 情報の収集
3) 情報の共有

そしてあとはこれを使って、

メルマガを用いたB社の新商品や、おすすめレシピの配信
問合せフォームを用いた顧客からのご意見への個別対応
SNSを用いた顧客のおススメレシピによる顧客間コミュニケーションの促進

をする事で、顧客関係性を強化する・・・というあたりでまとめられるでしょうか。

 

以上、ここまで『俺の事例』として、私フェイマオの拙い回答を書かせて頂きました。

これは、あくまでも私フェイマオなりの考えであって正解ではございませんのでその点ご承知おき下さい

診断士の2次試験は、回答した根拠が事例文に紐づくものであり、かつ妥当性な回答であれば正直それなりの点数は入るのではないかと(個人的には)思いますので、皆さんが回答した内容が私の内容と異なっていても、上記条件が満たされているのであれば十分合格点が取れる答案になっているかと思います。

逆に私フェイマオの回答をみて、『なんだ、こんな回答を書くなんて大したことないなぁ』と思って頂き、自信を持っていただければと思います

次の『俺の事例』シリーズは、あるのかないのか分かりませんが、第1弾を書かせて頂きました(笑)

では、本日はここまで

To be continued・・・


【事例Ⅴ】道場オフ会! 2016 2次試験打ち上げ&慰労会
<開催概要>
日時;2016年11月3日(祝) 17:00~
場所:漁十八番
東京都渋谷区道玄坂2-6-12 道玄坂トロワービル 2F
※渋谷駅徒歩3分
定員:20名程度
支払方法:当日現金払い
申し込み方法:peatixにて申込み
http://ptix.co/2exjnNt
【申し込み締め切り】10/30 23:00 ※定員になり次第終了

2次試験を受験されただけでなく、これから診断士試験を目指される方も大歓迎です!
道場メンバーが心よりお待ちしております♪

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