【経済】経済学は習うより慣れろ

こんにちは、らいじんthunderです。

さて経済学ですね。昨日のwackyの記事で経済学の試験がどのようなものかは、もう理解していますね。

そして昨年がかなり異常な年だったことも。ちなみにTACデータリサーチによれば、得点が40%に満たない割合が昨年は29.1%annoyだったそう。H20、H21の数字がそれぞれ1.5%、1.1%だったことを考慮すると、確かにスゴイことやっちゃった年だったんですね。

そんな背景を踏まえ、普段、理解が大事と口をすっぱくして申し上げている私ですが、今日は少し違った道筋で合格レベルへ到達するためのお話です。

経済学の攻略には、特に言葉への慣れが必要というのはここで書きました。そして、その方法としてとにかく多く触れることの重要性について書いたわけですが、直前期に入った今になって、そんなことを始めるんじゃあハッキリ言って苦しい。今回の提案は、「まず結論を憶えてしまえ」です。

えぇ~sign02今までは、内容を理解して憶えろって言ってたじゃんsign03という声も多々あると思いますが、これには理由があります。

経済学というのは、そもそも世の中の経済の動きを西欧諸国の政治体制下における考えに基づいて理屈付けをしているものですよね。ということは、その理屈については、なんとなく感覚的に理解しやすいものが多いんですよ。

所得効果と代替効果、市場均衡、不完全競争、それぞれの内容は説明されれば、それ程?なことはないでしょ。

もちろんギッフェン財みたいに理解に苦しむものも有るには有るけど、それは世の中に存在しそうも無いから苦しむのであって、大抵のことは「そりゃそうだよね」と納得するというか、論理の流れが自然に感じられると思う。

だから結論に至る論理構成を辿りながら憶えていく方法でもいいんだけど、そこにある罠が経済学の学問としての深さなんですね。非常に深いところまで様々な理論が構築されているから、とてもじゃないけど片手間で片づけられるほど甘くない

そこで考え付く方法が結論を先に憶えてしまうこと。そして、対象となる世の中の動きをそこに当てはめて記憶に厚みを持たせ、後にその論理構成を理解して応用力をつけるという手順。

人が「わかった」と思うということは、自分の頭の中にあるテンプレートと新たに対峙するものが一致するということ。これを利用して、先に結論を憶えテンプレートとして持った上で、世の中の事象を当てはめ、「わかった」感を演出する。邪道かもしれないけれど、浅い知識で概要を理解するのが目的の診断士試験における経済学については、十分「あり」な方法だと思う。

さらに、合格ということを考慮すれば、知っているか知らないかを問う知識問題が多い経済の試験では、憶えていれば点を取れるということも事実だしね。

結論を憶えるには、どうすれば良いかは、もういいですよね。とにかくアウトプットpencilを多めにしながらインプット、アウトプットを繰り返すrecycleこと。

まだどうしても苦手意識が払拭できない人はスピ問のような基礎問題を中心に、論点を偏らせることなく幅広く繰り返し解く。ある程度こなせるようになっている人は、とにかく過去問を繰り返し解く。

わけのわからない話を書いてきたのに、最後はありきたりなアドバイスで恐縮だけど、慣れが必要な科目は、とにかく愚直にやったもの勝ちsweat01なんだよね。

それから、やっぱり経済で避けて通れないのが、グラフ。苦手意識があるなら、もう一度akiこの記事を読んで克服して欲しい。

グラフ化する目的は、「見てわかる」ようにすること。縦軸と横軸の値が何か横軸の量が増えたら縦軸の量は増えるか減るかを丁寧に見ていけば、グラフというのは、問題を難しくするための物ではなく、ヒントとして出されているということがわかると思う。

最後に、これは私の勝手な妄想だから軽く流してほしいのだけど、今年はとても過去問演習が重要になると思っています。何故か。昨年の失敗から今年の試験の難易度には、否が応にも注目が集まるから、今年の出題者としては、かなり確実に想定する平均点を狙いにいきたい筈。または万が一同様の事象が起こっても、言い訳ができる問題にしたい筈。私が出題者なら、過去と類似した問題を出題して正答率を調整することを考えるよなぁ。

では、今日はこれまで。motorsports

by らいじんthunder

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です