二次試験について

試験の傾向変化は加速
しかし、試験の本質は変わらない
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おはようございます。こばです。
今年の夏は熱いイベントが満載。
4年に1度の夏季オリンピック、リオ五輪。
日本は初日からメダルラッシュ。

そして、男子体操団体で12年ぶりの金メダルを獲得。
あの伝説の実況、『伸身の新月面が描く放物線は栄光への架橋だ。』から早12年。

当時はMAX10点、そこから高難度の技に対する加点、ミスの減点などがなされて採点が行われる。
そして、2009年からの採点方式の改正

このようにルールが変われど、採点基準を明確にしてもらえるのなら二次試験も助かるのだが・・・

明確な採点基準は不明であるが、一定数の合格者は存在する。
この事実を基にどう対策を立てるか。

まずは二次試験の概要から確認。

■二次試験概要■

筆記試験は、「経営革新・改善」、「新規事業開発(既存事業の再生を含む)」などの中から、次のように出題 します。
・事例Ⅰ:「組織(人事を含む)を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例」
・事例Ⅱ:「マーケティング・流通を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例」
・事例Ⅲ:「生産・技術を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例」
・事例Ⅳ:「財務・会計を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例」

つまり、一次試験の企業経営理論・運営管理・財務会計の知識を活用して解答する試験である。

□二次試験の対策□

 

概要に書かれていることはわかるが、では実際に何から対策をスタートしたらいいのかイメージできない人が多いのではないのでしょうか。
私も去年そうでした。
一次試験であれば、試験対策の方法は確立されている。

テキスト ⇔ スピ問 ⇔ 過去問

順番はどうあれ、この3つ内にある知識を覚えて理解すれば合格点が獲得可能。

しかし、二次試験において活用するテキストや問題集及び、対策方法は確立されていない。
道場でも二次試験における基本理論は存在しない。

これは二次試験の解答が公表されないため、合格答案の基準が明確でないことが考えられる。
その曖昧な試験において、1つの革命が起きた。
得点開示。
昨年の3月に岡崎により二次受験者(合格者)の点数がわかるようになった。

■合格基準■

この得点開示により、合格基準が1つ明確になった。
AAAAだけではなく
BBBSによる事例Ⅳだけの大逆転合格も可能であることが判明した。

さらに上位20%が合格する相対試験であると言われていたが、
試験案内通り総得点240点以上でかつ40点未満がないことが合格基準とわかった。

この環境変化をどう捉えるかで、今後の二次対策は変化する。
さらに今年は1次運営の傾向が変化した。
この変化は2次事例Ⅲの変化を暗示しているのか。気になるところである。
得点開示により試験傾向の変化が加速した可能性がある。

■二次対策■

 

二次において具体的な対策方法は確立されていない。
しかし、二次対策に必要なものは3つしかない。

読む ⇔ 考える ⇔ 書く

この3つの力をどう二次試験に適応させるか。

読む、考えるを強化する方法がイメージできますか?
多くの方はイメージできないのではないでしょうか。

なぜできないか。それは無意識の中で行っている行動になるからです。
無意識でできてしまうからこそ、強化する方法も難しくなっている。
しかし、一次試験を突破した受験性には二次試験に合格するために必要な力は十分あります。
どう二次試験に適応させるか。強化ではなく適応。

今年の動画昨年の動画で伝える工夫は今年も同じ、読む工夫。

読む工夫を伝える理由は

試験の本質が聞かれたことに素直に答えることだから

そんなことはわかっていると怒られそうだが、これが本質。

本質はシンプルにその物事を表現している。
そのため、簡単にできそうに思ってしまうがこれがとても難しい。
だから、合格率が20%前後で推移しているのである。

今年の自分なら、動画のように読む対策から始めない。
では、何から始めるのか。それは次回以降の事例別対策で言及したいと思います。
話は少し戻るが、二次試験において重要なヒントが名実況の中にある。

ではまとめ。

・二次対策は確立されていない。
・得点開示により合格基準が明確化された。
・しかし、得点開示により試験の変化が加速。
・試験の本質は聞かれたことに素直に答えること

byこば

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