【模試活用法】本試験をイメージしてシミュレーション~試験以外のことで

こんにちは、とりです。

早いもので6月も今日で終わり、明日から2016年も後半になりますね。1次本試験当日が刻一刻と近づき、お仕事やプライベートとの狭間で落ち着かない日々をお過ごしの方も多いかと思います。
診断士になって最近思うのは、企業内診断士の場合、本業と診断士活動と、それぞれ限られた時間を捻出して取り組んでいくのですが、受験生時代に仕事をしながら勉強時間を確保していくタイムマネジメントのノウハウが、診断士活動に少なからず活きている、ということです。
タイムマネジメントだけではなく、多岐にわたる試験範囲から自身の得意不得意や習熟度と照らして学習の注力度合いをコントロールしたり、合格点に到達するために7科目の得点配分を練ったりする、様々な局面での分析力自己管理能力は、診断士に求められる必須の素養だと思うのです。駆け出しの診断士が大層なことは言えませんが、やはりこの厳しい試験を乗り越えられる素養こそ診断士に欠かせないんだなぁ、とつくづく思うようになりました。

それはさておき、この直前期はほとんどの受験生にとって苦しい時期ではありますが、苦しい中でもしっかりご自身を俯瞰して、PDCAを回してベストを尽くせてこそ、合格にたどり着けるものです。ぜひ、歯を食いしばってでも乗り切っていただきたいです。

絶壁


 

さて、【模試活用法】2回目の記事です。前回は模試の試験問題や解説の活用についてお伝えしたので、今回はその他諸々の活用法をお届けします。7代目のメンバーも、それぞれの経験や視点で活用法を書いていますので、語り尽くされている感はあるものの、みなさまはこれらを参考にして、ご自身に合う形にアレンジして活用いただくことをオススメします。
なお、今回はあくまでも【模試活用法】です。本試験に向けたシミュレーションなので、本試験を「イメージ」した計画を立てて模試に臨むことで、本試験で取り返しがつかない失敗をしないことが目的です。模試での失敗は気にせず試験で繰り返さなければいい、くらいに捉えていただければと思います。

 

①会場までの道のり
本試験の会場とは当然違うのですが、移動ルートの事前確認は行いましょう。特に不測の事態に備え、迂回ルートも複数イメージしておきましょう。模試でそこまでするかどうかは別として、最悪タクシーを利用するケースまで考えておくとベストですね。
最寄り駅から会場までの距離も要チェックです。夏なので、晴れても雨でもストレスですよね。試験前の疲労は最小限にしましょう。
昼食や飲料をここで調達される方は、コンビニなどの調達場所も確認しておきましょう。また、何を現地調達するかもあらかじめ決めておき、会場入りしてから「あ、あれ買うの忘れた、どうしよう…」とならないように注意しましょう。

②試験開始前
試験開始の2時間前には最寄り駅に到着し、1時間前には会場入りすることをオススメします。
私は、最寄り駅到着後会場入りする前はカフェで軽くテキストを眺めながら、適度に緊張感を残しつつリラックスすることを意識しました。
会場入りしたら自席を確認した後、トイレや喫煙所、その他休憩可能な場所を確認しました。そして30分前には着席し、受験票や筆記用具を机上に置き待機しました。

③昼食
かおりんもそうだったようですが、私も模試では失敗しました
昼休みにまとめて昼食を取ったことと、前日に日帰り弾丸出張をしてそこそこ疲労していたことも手伝って、午後一の企業経営理論で強烈な眠気に襲われました。午前中の経済学や財務でも時間配分をミスしていて、結果が惨憺たる状況だったのは言うまでもありません。
でも、惨憺たる結果でも模試だったのはこれ幸い、この失敗を経験して、本試験では1次、2次ともに、昼食は小分けして取るようにしました。

④休憩時間
これは1年目の本試験での反省ですが、時間を惜しんで次の科目の勉強をしていました。この行動が功を奏すのは情報や中小ぐらいです。不要な不安が生まれることもあり、何より大事な脳を休ませないと試験中に自分をピーキングできません。ここまでやってきた自分を信じるしかないですが、休憩時間は文字通り「休憩」に充てましょう。もちろん、スマホ等でSNSや友人との交流はNGです。理由はわかりますよね??不安が増長されるだけでいいことはありません。試験当日だけは、しっかり自分自身だけと向き合い全身全霊を注ぎましょう。

⑤試験終了後
科目毎の終了時、終わったことは忘れましょう。1日目の終了時も同じです。2日目が終わったらその日に少々の息抜きはいいでしょう。でも、8月の本試験に向けた最後の対策を練る必要があります翌日には自己採点して、ご自身の立ち位置や課題を明確にしましょう。

⑥持ち物
筆記用具 ※写真アリ
noriがマークシート用のシャーペンを使っていましたね。とりは「鉛筆派」でしたので、「F」や「HB」の鉛筆を7本と鉛筆削りを持参。消しゴムは持ちやすく、1マークを消しやすい薄型タイプ
あとは、ペンケースに入るおみくじ大の「お守り」を忍ばせておきました。
(今思うと、カ●ニ●グを疑われそうな代物で危険だったかもしれません…)

テキスト類
その日の受験科目の、最小限の持参に止めることをオススメします。
不安な方は、模試なので試しに必要と考えるものを多めに持参してもよいですが、模試が終わった後に効果を検証してみましょう。

食べ物、飲み物
試験はエネルギーを消費するので、たくさん食べたくなる方もいるかもしれませんが、先にも書いた通り避けた方がいいです。私は、おにぎり2個だけにしました。飲料は、ミネラルウォーター眠気覚まし用のブラックコーヒーを1本ずつ。糖分補給用には溶けにくいチョコレート、眠気覚まし用にミントタブレットをそれぞれ会場近くのコンビニで調達しました。

とり_文具

<とりの文具一部>


 

おおむね、こんなところでしょうか。試験には直接関係ないことばかりですが、他のメンバーも書いている通りけっこう大事ですよ。それに繰り返しになりますが、模試は本試験の「シミュレーション」です。本試験の「つもり」で受験する心構えは不可欠ですが、失敗が許されるのもまたしかりです。前回の記事で2回受けるのがベスト、と言いましたが、このような試験に直接関係ないことでも複数回検証できると、よりご自身に合うものを見つけやすくなります。複数回、会場受験が可能な方は、試験以外の部分でも、ぜひ確固たるご自身のスタイルを見出してくださいね。

試験会場

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
以上、とりでした。


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