【模試活用法】試験問題と解答・解説の活用

こんにちは、とりです。

先週には北海道を除く全国で梅雨入りしましたが、梅雨らしくない暑い日があったり雨で蒸し暑かったりと嫌なお天気が続いてますね。まぁ~とにかく、8月の1次試験まで、梅雨のジメジメ、明けたら猛暑と体にぜんぜん優しくない天候が続きます。何度でも言いますが、体だけは壊さないようにくれぐれもご自愛くださいね。”ラストスパート”と”体調管理”に、今は全身全霊を注いでください!!

rain


今回は【模試活用法】。とりは1次試験を2回受験しましたが、模試もそれぞれ1回ずつ計2回受験しました。多いか少ないかは人ぞれぞれ、とりの当時の状況からしてベストな回数だったと思っていますが、限りある時間のなか、闇雲に回数を積み上げることはお勧めできません。それぞれの受験校の特性やスケジュールを情報収集したうえで、ご自身にとって最適な受験校と受験回数で臨んでいただきたいですね。個人的には、この直前期には2回受けるのがベストかな、と思っています。なぜ2回なのか、今回と次回の記事でその理由を書いていきますね。

マークシート解答

この時期になれば、基本問題集は何回転もこなし、過去問や受験校の答練で本試験を意識したトレーニングをされている方が多いと思います。独学生の方はプライベートな環境で取組まれることが多く、初受験ともなれば本試験がどんな環境なのか気になるところですね。もう分かると思いますが、模試は本試験をシミュレーションできる格好の場となります。ライバルである受験生に囲まれ、張り詰めた空気の中で受ける本試験、いきなり本番を迎えるのは、想定外の事態に対して大きなリスクです。「習うより慣れろ」とはよく言われますが、イメージするだけではなく、体感することがとても重要です。なので、可能な限り模試は会場受験をオススメします。どうしても会場に出向くのが難しい方は受験校によっては自宅受験もありますので、しっかり時間を計測して取り組みましょう。

模試の中身ですが、受験校によって差はあるものの、いわゆる有名校は豊富な実績、ノウハウでしっかり研究されているので、本試験とかけ離れた問題が出ることは少なく、その点では安心して良いと思います。また、充実した解説も提供されるので、受験後の復習にも困ることはないと思います。ただ、受験校から結果がフィードバックされるのはおよそ1ヶ月後なので、それまで復習しないのはダメで、できるだけ早めに自己採点し、ご自身の立ち位置を確認するとともに、正答できなかったところは解説やテキストで徹底的に復習してください。T●C社の場合、設問毎に頻出度も書かれているので、頻出論点を最優先にしっかりマスターしましょう。とりは模試の復習は、1年目も2年目も比較的しっかりやりました。解説を熟読し、誤答した論点はノートに書き出した上で、解き直しを2~3回行いました。短期集中でやるので、解き直しが3回目にもなると満点に近い点数になってしまいますが、正解を覚えてしまうほどやり込むことは決して無駄にはなりません。少なくとも、同じ論点の出題があれば解答スピード(知識や計算方法の引き出し、解法の導出、不要な選択肢の消去など)が格段に上がっていることが分かると思います。これは模試に限ったことではなく、過去問、基本問題集全てに言えることですね。ほとんどは頭で知識を定着させたり、計算したり、判断したりすると思いますが、理屈ぬきで「体で覚える」ことも時には必要なのです。

模試の活用は、実際人それぞれ異なると思うものの、やはりとりは復習が極めて重要だと考えています。そう考えると、自ずと受験する模試の回数は、そう多くはできないことがわかると思います。場慣れすることも考えると、やはり2回受けられると良いかなと思いますが、復習をご自身が納得いくレベルまでやり込むことを重視して検討してみてください。

いろいろと書きましたが、せっかくお金と時間を割いて受験する模試なので有効活用しない手はないです。試験問題、解説、試験結果、ランキング、それぞれ有用です。試験結果については、あまり過度に一喜一憂してはいけないのですが、合格点まで何がどのくらい足りないのか残された時間で何をすべきか、しっかりご自身の結果に向き合って、本試験までのタスクを明確にして最後まで走り抜けていただきたいです。ランキングは、結果次第ですが上位だったら自信を持って突き進むそうでなかったら闘争心を燃やしてラストスパートに拍車をかける、といった感じでモチベーションのコントロールに活用されてはいかがでしょうか。ちなみにとりは、ランキングを一瞥してあとは封印してしまいました…模試受験者が全て本試験の受験生ではありませんからね。試験問題も、受験校の作問者がよく研究して作っているとはいえ、やはり本試験ではないのです。その点をしっかり理解して、活用すべきところは最大限活用しつつ、要らないところ、ご自身にとってマイナスだと感じるところは切り捨てる、そんな姿勢で臨んでいただければと思います。

祈願だるま


 

今回は模試そのものの活用方法を書きましたが、次回は試験以外での活用についてお伝えしたいと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
以上、とりでした。

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