【渾身】経営分析指標の覚え方
たきもです。今日は6月10日です。
一次試験1日目(8月6日)まであと57日です。
焦らず、じっくり、やるべきことを積み重ねましょう。
このブログを読んでいる皆様、
「一発合格道場」ですから、「一発合格」したいですよね??
来年もこの勉強をするか、合格して診断士の世界に飛び込むか
どちらがよいですか??
私は昨年のこの時期
「この勉強を来年もやるのは嫌だ・・・ていうか無理・・・」
思いながら過去問と向き合っていました。
昨年の自分のFacebookを読んだら、こんなことが書いてありました。
「何回やっても同じ間違いをしていた問題、
4回目にして初めてちゃんと理解して解けた。うれしい。
….でも7科目中の1問。8月までに間に合うのか、、、、、」
みな、同じ心境です。ここで耐えぬき、勉強を淡々と続けることが、
一次試験合格につながります。
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さて、今回は(私にとって)始めて
「財務」のうち「経営分析」を取り上げます。
(一応、本業が金融機関ですから、1回は財務を書こうと思ったのです)
(金融機関勤務なのに)苦手な財務の中では
暗記で乗りきれる経営分析は、得点に繋がる分野でした。
経営分析は、二次試験では必ず毎年第1問で出題されます。
得点源となるところですから、しっかり抑えましょう。
最初に申し上げますが、ものすごくざっくりです。
経営分析の問題に拒否反応が出る方、
これを読めば「こんなざっくりでもよいのか」
と思うはずです!
1.公式の覚え方
①安全性
分子と分母は貸借対照表の場所で判別できます。
左側が分子、右側が分母です。
ここは公式を覚えるより、絵を書きましょう。
はい、安全性終わり!
※負債比率は、負債/自己資本ですので、右側だけ!と覚えましょう。
ちなみに、よく引っかかりやすいのが
固定比率
固定長期適合率
負債比率
です。「低いほうが◯」のパターンですね。
固定比率:
自己資本より固定資産が多い
→自分の体力(自己資本)以上になにか買っている→低いほうが◯
固定長期適合率:
自己資本どころか負債までしても固定資産のほうが多い→低いほうが◯
負債比率:
自分の体力(自己資本)以上に借金してる→低いほうが◯
この3つが出た時は、「低いほうが◯!」と3回唱えてから問題を解きましょう。
②収益性
ここは、指標がそのまま計算式になります。
真ん中に線を引いて、上下逆転させます。
総資本経常利益率=経常利益率/総資本
③効率性(回転率)
覚えることは一つ、「売上高」が分子!
とりあえず、売上高を上に持っていけばOKです。
(ものすごくざっくりした図ですね…)
2.筆算をしない、分数のまま大小を考える
各指標を計算し、
前期と比べ良好か、悪化したか答える問題は度々出題されます。
(H23年度第9問、H25第5問)
私は最初、この問題を筆算で解いていました(小学校で習う、アレです)
しかし、小数点第3位くらいまでだしたり、途中で計算を間違えたりで
時間をかなりロスしていました。
そこで、4月の道場春セミナーで、6代目おはともからの神の一声
「分数のまま大小を判断すればよいんだよ」
目からウロコでした。
H25年第5問設問2を見て実践してみましょう。
固定長期適合率で考えていきます。
まず、コロン以下(000)は最初から排除しましょう。
うまく約分ができれば、筆算しなくても大小がわかります。
(私は、どちらが大きいかわからず、結局筆算しました…)
83か86まででれば、大小がわかりますね。
いかがでしたでしょうか?
財務は暗記科目です。
基本的な公式をしっかり覚え、自由自在に動かすことができれば
必ず得意科目になります!
二次試験も踏まえ、しっかり「コツコツ財務」やっていきましょう。
最後になりましたが、6代目おとの
【道場マイベスト記事】財務・会計は必読です!
今、今まさに読んでください!!財務の戦略がこの1記事でわかります
たきもでした。