みなさん、おはようございます。最近私のようなイケメンを騙るニセモンが出回るほど人気急上昇中、細川でございます。「イケメン」って、商標登録できるのかな…。

いやはや、生きにくい世の中になってしまいましたが、ついに平成28年度の試験日程が発表になりましたね。私の事前の予想通り1次試験まで残り121日、2次試験まで残り199日となりました(俺って天才!)。

本日は、前回に引き続き、2次試験における出題者の意図を汲み取るための設問分析を、オイラ式プロセスにもとづき伝えしていきます。

1.スラ打ち

例えば平成27年事例Ⅰの第3問を見てみましょう。


A社および関連会社を含めた企業グループで、大型成形技術の導入や技術開発などによって、プラスチック製容器製造事業の売上が60%を占めるようになった。
そのことは、今後の経営に、どのような課題を生み出す可能性があると考えられるか。
中小企業診断士として、100字以内で述べよ。


設問文が長くて、ちょっと読み取りにくいですよね。そこで設問文に「/」(スラッシュ)を入れて細かくぶつ切り(スラ打ち)し、もう一度読んでみましょう。


A社/および/関連/会社/を/含めた/企業/グループ/で、/大型/成形/技術/の/導入/や/技術/開発/などに/よって、/プラスチック製容器/製造事業/の/売上/が/60%/を/占める/ように/なった。//
その/こと/は/、今後/の/経営/に、/どのような/課題/を/生み出す/可能性/が/ある/と/考えられるか。//
中小企業診断士/として、/100字以内/で/述べよ。//


このように設問文を単語単位でバラバラにし、いったん前後の文脈から切り離すと、

①単語の意味やそこから導かれる知識等を引き出しやすくする
②各単語同士の関係性を再考しやすくする

という効果が得られます。
はじめのうちは、やや強引にでも細かくスラ打ちする癖をつけておき、慣れてきたら徐々に減らしていきます。

2.解答要求とシバリ(フラグ)

次に、出題者が答えてほしいこと(解答要求)に△(白フラグ)を、また解答要求を制約する説明(シバリ)▲(黒フラグ)を振ってみます。


△…「課題」
▲…「企業」「グループ」「大型」「成形」「技術」「導入」「技術」「開発」「プラスチック製容器」「製造事業」「売上」「60%」「占める」「その」「今後」「経営」「可能性」「100字以内」


このように白フラグを振ることにより、

①解答要求を常に意識して分析ができる(解答しなければならないことは何か)
②解答の書き出しが決めやすくなる(「課題は~の可能性がある」等)
③①②により、出題者の問いに対して素直に答えている(ように見える)解答が作成できる(編集の工夫)

という効果が得られます。

また、シバリとなる候補としては、

④文字数や解答欄の指定(守らなければ0点)
⑤指示語(「この」「その」等)
⑥それがなければ文章として成り立たない最低限の単語
⑦解答や分析の際の切口のヒントとなり得るもの(「技術の導入」や「技術開発」の視点からは?)

があります。
黒フラグもはじめのうちは細かく振っておき、慣れてきたらスラッシュ単位で行いましょう。

3.構成分析

続いて設問文の構成分析をしていきます。
構成分析のヒントとなるものは、

①大問と小問(大問の下に「設問1、2、…」等と小問がぶら下がる主従関係)
②主語(A社のことか、業界全般のことか)
③接続詞(「しかし」「AやB」等の逆接や並列)
④指示語

となります。

特に④の指示語がある場合は、それが指す可能性のあるものをナンバリングしてどれを示しているのか考える(複数解釈)必要があります。

本問の場合、「その」が示す可能性があるものは大きく分けて、


①A社、②関連会社、③企業グループ、④大型成形技術の導入、⑤技術開発、⑥プラスチック製容器製造事業、⑦売上が60%


の7つとなりますが、指示語がこのうちの複数、あるいは全てのものを示している可能性も考慮しなければなりません。つまり出題者は、

①「A社」が「今後の経営にどのような課題を生み出す可能性があるのか」
②「関連会社」が「今後の経営にどのような課題を生み出す可能性があるのか」
③「企業グループ」が「今後の経営にどのような課題を生み出す可能性があるのか」
④「大型成形技術の導入」が「今後の経営にどのような課題を生み出す可能性があるのか」
⑤「技術開発」が「今後の経営にどのような課題を生み出す可能性があるのか」
⑥「プラスチック製容器製造事業」が「今後の経営にどのような課題を生み出す可能性があるのか」
⑦「売上が60%」なのが「今後の経営にどのような課題を生み出す可能性があるのか」

のうち、どれ(又は全て)を問うているのか、という、複数の視点を持って設問を分析することで、大外れな解答を作成するリスクを低減できます。

次回も引き続き設問分析を行います。

—————何度も告知!—————

待ちに待った一発合格道場春セミナーが開催されます!

日時:4月29日(金)14時〜

場所:中央区日本橋公会堂

あの、ショーンHとの個別面談ができるかも?乞うご期待!

—————————————――—

※みなさん、イケメン詐欺には十分ご注意願います。



コメント & トラックバック

待ちに待った一発合格道場春セミナーが開催されます!

とのことですが、このコメント欄で申し込み表明を希望すればよいのでしょうか?

ともらく

ともらく様
いつも一発合格道場をお読みいただき有難うございます。
お待たせしてすみません。只今セミナーへのエントリーページを作成中です。応募は4月10日から、このページの右上にある「一発合格道場主催イベント」から行いますので、今しばらくお待ち下さい。
エントリー開始時間等、詳細が決まり次第速やかに報告いたします。

いつも素敵なオイラ式の知識や気づきをいただき、ありがとうございます。
今回の解答要求に△、解答要求を制約する説明(シバリ)に▲は本当に目からウロコでした。
そして、合格を勝ち取られた方は須く、努力をされているのだなあとの認識を再度確認できました。
自分の考え方や取り組み方の甘さを痛感いたしました。
『パクってカスタマイズ』ではないですが、細川様のこの考え方をしばらくやってみようかなと考えています。
それを以って、今までのいろんな知識・解答方法とのミックスで
「自分的解答プロセス1.0」⇒「自分的解答プロセス2.0」へとブラッシュアップしていきたいと思います。

これからも素敵な記事・情報・気づきをお願いいたします。

まさし様
いつもコメント有難うございます。
まさし様のお役に立てる「気づき」に貢献できて、大変光栄です。
そして他人の「使える!」と思われたプロセスはどんどん取り入れて、自分なりのやり方を確立することが合格する解答を安定的に作成するポイントです。
その為にこれからも「オイラ式」をどんどん発信していきますので、道場ブログを宜しくお願いします。

ともらく様
いつもお世話になっております。
お待たせしました。春セミナーの募集開始時間が決定しましたので、お知らせします。
エントリーは4月10日午前9時開始予定です。
ともらく様をはじめ、皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。
なお、例年セミナーは大変好評を頂いておりますが定員がありますので、早めのエントリーをお勧めします。
また、セミナーの後は懇親会も予定しておりますので、お時間がございましたら、併せてご参加お待ちしています。
当日お会いできることを楽しみにしております。

「スラ打ち」やってみましたが凄く良いです。
少なくとも私には合っている気がします。
調子に乗って与件文もスラ打ちしてみましたが、時間はかかるものの、つい速く読もうとして読み飛ばす癖のある私にはかえってちょうどいいかも知れません。

zenzen様
いつも道場ブログをご覧くださいましてありがとうございます。またお忙しい中、未合格体験記とコメントをお寄せいただきましてありがとうございました。特にzenzen様の昨年度の挑戦は、私が初めて2次試験に臨んだ頃の姿と重なり、共感を覚えました。
早速スラ打ちの効果を実感していただけたようで良かったです。
与件文についても、以前私がUPした過去問DBのように1文(センテンス)毎に「スラ打ち」するテクニックは、内容把握にとても有効ですので是非試してみてください。
zenzen様は1次試験を突破されており、ある程度は2次試験に打ち込む余裕があるかと思います。そこで、絶えず「自分を更新」し続け自分なりの解答プロセスの確立を目指されるのと同時に、模試を積極的に活用して事例Ⅳまで集中力が低下しにくい体質(これを私は「事例体力」と言ってます)に改善していってください。そうすれば必ずや今年は合格できます。
zenzen様のご健闘をお祈りいたします。

細川様
コメントありがとうございました。
頂いたコメントを拝見して、自分で言っておきながら「自分を更新」することの難しさに改めて気が付いた次第です。

5月のTAC模試を受けて、「事例体力」を養ってきます。去年は自宅受験で日を分けて解いてしまったので、自分が4事例目にどういう状態になるかを把握していませんでした。
今回は会場受験で自分の状態を確認しながら、最後まで走りきれるようにしたいと思います。

zenzen様
「自分を更新」する難しさは、私も日々感じますが、普遍的なテーマですよね。でも、「更新する努力」は「試行錯誤」という形ですぐにでも出来ることです。私達も、zenzen様を含めた皆様のお役に立てるよう、日々努力していきたいと思います。
TACの模試を受けられるのですね。この時期に自分の実力をチェックするには最適と思われます。本番と同じスケジュールで、朝起きてから寝るまでの自分なりのプロセスを実行していただき、復習もしっかり行ってください。そうすれば、安定的なアウトプットが出来るようになります。
最近は寒暖の差が激しいので、お体にお気をつけてお過ごし下さい。

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