苦手科目の克服法~経済学

こんにちは、とりです。

3月も後半に入り、年度末の追い込み、歓送迎会、卒業式、卒園式、などなど、公私ともに慌ただしい日々をお過ごしのことと思います。前回記事と同じ前振りになってしまいますが、、お酒の席や楽しいイベントが続くと、つい忙しさや体の疲れにかまけて試験勉強を疎かにしてしまいがちです。体に鞭打って、無理くり勉強体制にシフトするものひとつですが、それがストレスにもなりますので、苦しい時は思い切って休息をとりましょう。がむしゃらな学習も大事ですが休息も大事です。ぜひ、前向きな休息も取り入れて学習習慣を継続させましょう。

団らん

さて、そろそろ8月の1次試験が現実味を帯びてくる時期に入りつつあるかと思います。一方で、そんな時期に苦手科目の存在は重くのしかかってくると思います。とりは、経済と財務が大の苦手で、また多くの方が苦手とする科目でもあります。2014年度の初受験ではその苦手を克服できず科目合格を逃しました。財務はこの年の科目合格率6.1%と難化したので幾分納得感はありましたが、反面、経済は科目合格率19.4%とそれほど低くなく、しかも1マーク及ばずの不合格でしたので、かなり落胆したのを覚えています。

かなり昔を振り返ると、学生時代、経済学部の友人に経済学関連のテキストを見せてもらったとき、「あ~、経済学部選ばなくてよかった~」と言い放ったのを今でも思い出すくらい、経済学にはアレルギーがあったと思います。
加えて2014年度の結果を受け、抜本的に学習方法を見直しさないと合格はおぼつかない、と痛感しました。そこで、とりは以下の方法で学習して、どうにか2015年後の1次試験を突破することができました。

  1. 経済学・経済政策がなぜ試験科目に課せられているか理解する

    これは至極当然な話で、「中小企業の経営課題に対応するための診断・助言を行う専門家である以上、経済動向や政策についての一定の見識は必須です。多くの難関国家資格でも試験科目となっていることからも、その理解は容易でした。

  2. これまでの学習方法、ツールを捨てる

    1年目は、スピテキとスピ問をメイン教材としていました。セミナーで先輩診断士や他の受験生から、経済は他の教材を組み合せないと、経済学が全くの初学だと厳しいかもしれない、とのアドバイスを受けていたことを想起し、多少遠回りしてでもこれまでと違った学習方法とツールで1から出直す、と決めました。
    具体的には、(実は王道だったりしますが)テキストは石川秀樹先生の「速習」シリーズを書籍とWEB講義をミックスした学習スタイルにしました。スキマ時間を有効活用でき、知識定着や理解を促進できて一石二鳥でした。問題集は、「過去問完全マスター」に切り替え、論点ごとに集中して学習、本当に苦手な論点とそうでない論点を分析し、効率的に学習を行いました。

  3. とにかく手を動かして、慣れ、理解する

これは1年目もそこそこ実施していましたが、やはり経済学特有のグラフは暗記では太刀打ちできないことがわかったので、上述テキストのグラフとその注釈等を、ほぼすべてサブノートに手書きしました。問題集に取組む際も面倒がらずに、必ずグラフをノートに手書きして、暗記ではなく理解を深める意識を維持するよう努めました。

勉強する人

ありきたりのことと思う方も少なくないかと思います。そう、これらはセミナーや各種ブログで得られた情報をもとに、それらに忠実に取り組んだだけの話です。
しかしながら、一定期間学習しても向上が見られない、結果が出せない場合は意識付けや学習方法・ツールの見直しを思い切って行うことが肝要です。現実的には、1次試験を突破すれば診断士として大きなウェイトを占める要素ではないのかもしれませんが、診断士として、将来にわたり必要な知識であることを腹落ちできていないと、後々の学習が辛くなるばかりです。経済学で行き詰まっている方は、是非参考にしてみてください。大胆な変更、意識付けは、時に必要なのです。

このような情報は、春に開催される各団体のセミナーで、必ず得られると思います。一発合格道場でも春セミナーを企画しておりますので、ぜひとも参加をご検討下さい。
詳細は、決まり次第、本ブログでもご案内いたします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

以上、とりでした。

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