夢と目標の違い

たきもです。
暗記三兄弟のうちの一角「経営情報システム」も終盤のころでしょうか。
前回書いた記事とかぶりますが、重要な点なので再度書きます。

効率的に暗記を進めていくためには
「問題演習」を先にやってください。
「ポケテキ先生の暗記」「暗記カード作成」「まとめる作業」は
どーーーーしても覚えられないなべ底のコゲ

だけです。

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今日の本題は「夢と目標の違い」です。
「夢と目標の違い」には、個々人で捉え方が異なると思いますが
私の考えは次のとおりです。

【夢】
「〜だったらいいなあ」という漠然としたイメージ、理想、希望。
主語は「自分」ではなく、あくまで希望。
【目標】
達成に向けて自分がすべきタスクが固まり、
そのタスクを着実に実行できる状態。
「自分自身が」達成すべきタスクであり、
主語が「自分自身」になっている。

「漠然としたイメージ」「自分がすべきタスクが固まっていて実行できるか」が大きな違いです。
あとは、「他人事ではなく、自分のこととして」考えていることでしょうか。
日々目標の達成に向けて実行するタスクは「作業」レベルまで落とし込まれます。
落とし込まれた「作業」が、試験当日まで変化することなく繰り返されると
「目標」が達成されて、単なる希望だった「夢」が現実になります。

イメージからタスクへ昇華する方法は人それぞれですが、私がやっていた方法を順番に書きます。

1.退路を断つ
仕事を辞める・・・ではなく、
診断士の勉強をやらざるを得ない状況に自分をはめ込むことです。

まず、私の場合は、周りに勉強していることを公言しました。

勉強を始めた当初、診断士を目指していることを伝えたのは夫だけでした。
公言した後、万一のときの周りの反応が怖かったからです。
しかし基本講義が終わって、今の勉強量では到底合格できるレベルになれないと感じた私は
職場の年度始めの目標設定時に「中小企業診断士試験に今年合格する」と書きました。
そうしたら、その目標をみた上司と部長が、すでに診断士だったのです。
しかも、どちらも一発合格者!
2年くらいかかるかなあ。。。という気持ちは一瞬にして吹き飛びました。
試験前に休みをいただけたり、「合格するんだぞ!」とところどころで激を飛ばして頂いたおかげで
「来年でもいい」という気持ちを捨て、
退路を絶つことができました。

退路を断つことは、「絶対に合格する」という覚悟を決めることかもしれません。

所々の事情で、言い出しづらい・・・という方は
手帳でも家のトイレでもよいので、
「中小企業診断士試験に合格する。」と書いて飾りましょう。
毎日みれば、すごいプレッシャーです。もちろん家族も見ています。達成するしかありません。
「言霊」といわれるように、何度も何度も「合格する」という字をみて
「合格するだろう」という一種の勘違いがうまれ、実現性はぐっと高まります。

2.毎日必ずやるタスクを1つつくる
なんでもよいので、毎日最初に必ずやるタスクを1つ用意しましょう。
私の場合は、ポケテキの1ページ暗記と財務のスピ問回転(4ページ分くらい)でした。
「家をでるときは右足から出る」とか、「空をみる」とか、勉強以外のことでも構いません。
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空を見上げれば、もうすぐ桜の季節・・・
(職場近くの桜の木は、もう蕾が大きくなっていました)
要は、「それをやれば合格に一歩近づく」という習慣を作ります。
それを試験当日の朝まで続けます。
「いつもとおなじタスクを今日もこなせた」という安心感が不安要素を消し去り
安定したモチベーション維持につなげることができます。


3.合格後のイメージを明確にする

結局のところ「中小企業診断士」って、日常でお会いする機会はほとんどありません。
しかし、合格後に自分のなりたいイメージが固まってないことには
いくら「合格」という目標をたてて、スケジュールを組んだとしても
「合格のための勉強」になってしまい、モチベーションはどこかで折れてしまうでしょう。
勉強で忙しい毎日ですが、どこかで「ホンモノの診断士に会う機会」を作り
合格後のイメージを固めておきましょう。
ちなみに、一発合格道場も4月にセミナーをやります。
私は、去年このセミナーで道場の先輩方に実際にお会いしたことで
「こんな人になりたい!」と合格後のイメージを明確に描くことができました。

本日はここまで。続きは次回。

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