【先代投稿】 合格後の話とMBA学習

大変お久しぶりです。初代メンバーのアックルです。

記事を書くのが約5年ぶりなので「誰だコイツは?」と思われるかもしれませんが、大変有難いことにいまだにページビューの上位にくることがある「きちんと理解するマンデル=フレミングその1」https://rmc-oden.com/blog/archives/9730)の記事を書いた者です。その2を書いてなくて申し訳ございません。

今回は合格してからこれまでの話や、現在勉強中のMBAについてお話しします。

合格後からこれまで

□2010年(充実した診断士活動)□

診断士に合格した2010年は診断士活動に燃えていました。一発合格道場の活動に加え、某資格スクールの添削講師、さらには企業診断を1年間で4件行うなど診断士の登録もできました。診断士に合格した年は会社の仕事が暇で嫌気がさしていたので転職活動もしました。しかし、あとで説明しますが、仕事が面白くなったので転職活動を止め、いまだにその会社で働いてます。

□2011年(仕事が充実)□

この年は勤務先の社長が替わり、外部から最近流行りのプロ経営者が来ました。新社長は自身で起業したコンサル会社も経営しており、この人が来てからは当時社長室で勤務していた私の仕事は一気に忙しく、そして楽しくなりました。

中期経営計画策定、M&A、IR活動、海外子会社設立など次から次に仕事の指示を受け、月に数回も海外出張に行くようになり、しかも忙しい状況の中、同じ部署の所属長は退職、事務の女性は産休と私一人の負担がかなり増えましたが、診断士で学んだスキルを120%活かせる仕事だったので、なんとかこなせました。

この年は仕事が充実しすぎて、診断士活動は殆ど行えなくなってしまいました。

□2012年(香港転勤)□

会社で大きな仕事を任されていましたが、それが終了したら香港に転勤と内示が出ておりました。当初は4月に香港勤務がスタートする予定でしたが、大きな仕事が終わらず結局7月末の転勤になりました。

香港の子会社に着任してからいきなり、香港人のベテラン会計マネージャーが病気で1か月入院することになり、着任当初から大混乱でした。

しかし、最初の月次決算を会計マネージャー不在の中でなんとか終わらせ、その後も色々と規定や仕組みの構築などに着手することができました。日本にいた頃は管理職ではなかったし、人生初のマネージメントが香港人の部下相手だったので当初は不安でしたし、言葉や文化の壁に苦しむなど色々苦労しましたが何とかなりました。なんとなく慣れてきたころに、今度は深センにある会社の方も兼務する話が出てきました。

□2013年(MBAの申し込み)□

2013年4月より香港と深セン2社をマネジメントすることになり、当初は大変でしたが徐々に慣れてきた頃、ふとMBAの勉強がやりたくなりました

理由としては、

①海外勤務に慣れてきたこともあり、こちらでは基本残業をしない文化なので比較的時間があった。海外勤務中、多くの日本人駐在員は中国語や英語など語学を勉強するし、私も英語・中国語を勉強していたが、せっかくならもう一段階ステップアップしたいと思うようになった、

②二次試験の勉強は2か月ほどしかやらなかったため論理的思考力が十分に身についていないと常々感じていた。診断士で学んだことも大半を忘れてしまっていたので、もう一度勉強したいと思うようになった。MBAは診断士と科目が被る上、論理的思考力を身に着けることができると思ったので一石二鳥だと思った。

学校は香港の大学も調べましたが、週に3~4回は深センで働いているため、終業後に香港の大学に行くのはかなり難しいと思った。何よりも香港の大学でついていけるほどの英語力がないと思っていましたし。そんなことからオンラインのMBAを探しました。大前研一氏が経営しているビジネスブレークスルー(BBT: http://www.bbt757.com/ )がBBT大学院とオーストラリアのBOND大学の2つのオンラインMBAを扱っていることを知り、興味を持ちました。

両校ともオンラインの学校案内セミナーを行っていたので参加しましたが、BOND大学は授業の6~7割が英語で行うので、英語とビジネスを両方学習できて一石二鳥だと思ったのでBOND大学を受けることにしました。入学基準はTOEIC600点以上と英文エッセイによる審査のみの広き門だったので、容易に合格でき2014年1月から会社と勉強の二足の草鞋がスタートしました。

□2014年~現在□

MBAは当初3年計画でしたが、診断士と重複している科目が多く、理解が早かったおかげで何とか2.5年で卒業できそうです。今年の5月にオーストラリアのBOND大学に行って、ビジネスプランのプレゼンテーションを行ってから卒業が確定します。

ちなみにビジネスプランは現在作成中で、診断士に関連するビジネスを検討しています。受験生や合格者の皆様にアンケートをお願いする予定なのでご協力をお願いします。

6月に卒業式があるので、妻と9歳(その頃は10歳)の息子を連れてオーストラリアでの卒業式に参加する予定です。

診断士もMBAも両方学んだメリットは、大いにあると思います。

前述したように診断士で学んだことを復習できたことが大きいです。診断士は特に1次試験はインプット学習中心ですが、MBAはオンラインでもケーススタディやディスカッションなどアウトプット中心です。診断士で学んだ知識を思い出すだけでなく体得していくのを感じました。得意科目であるAccounting、Finance、Economicsなどの科目はGoogleハングアウト(Skypeのようなもの)を使って勉強会を行いました。「人に教えるのは最良の学習法」と言われているとおり、教えることで自分の理解を強化できました。

また、BONDの人的ネットワークが広がったことも大きなメリットです。診断士の合格者の多くもネットワークが広がったことが良かったと言いますが、BONDの学習者や卒業生は海外で活躍している人が多く、彼らと知り合うことができたのは大きな財産です。

2016年になった今も香港・深センで働いています。診断士については海外で診断案件を見つけるのが難しかったこともあり、残念ながら現在は休止中です。何とか今年中には実務従事ポイントをゲットして再開したいと思ってます。

大学院卒業後は、会社でますます活躍できるように努力するのはもちろんのこと、香港・深センで診断士活動を広げていきたいな~と思っています。

なお、今の自分があるのは、2010年に診断士に合格したことが大きなきっかけになったことは間違いありません。

そういう意味で診断士になったことは自分の人生にとって大きな転機になったと感じております。

それでは、また!

 

 

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