本業で忙しい方へ~仕事と診断士対策の両立について

≪口述セミナー開催のお知らせ≫

口述セミナー@東京
日時:2015年12月12日(土) 18:15~

口述セミナー@名古屋
日時:2015年12月16日(水) 夜

口述セミナー@大阪
日時:2015年12月13日(日) 午後

※詳細及び参加申込につきましては、12月11日(金)12時より当ブログにて。

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こんにちは、牛嶋・寺前・和田法律事務所の弁護士岡崎教行です。
今日は、本業が忙しくて勉強できないよ~という方々に向けて、
当職の体験談を踏まえて、その悩みにお答えしたいと思います。
答えになるかはわかりませんが(笑)

当職の場合、2013年秋頃、中小企業診断士試験を受験しようと思い立ちました。
当職、形から入るのが信条なので(笑)、スピテキ、スピ問、過去問をとりあえず買いました。
最初は、10月は企業経営理論、11月は財務・会計、12月は運営管理を終わらそうと思いましたが、
結局、企業経営理論のスピテキを読むのに2ヶ月を要し、12月も財務・会計のスピテキを少しだけしか読めませんでした。
そして、これではまずいと思い始め、年が明けてから、スピテキを読み進めましたが、
思うように進まず、財務・会計は途中で投げ出し、
運営管理に入り、これも途中で終わってしまいました。
そして、2014年のゴールデンウイークに突入します。
司法試験のときから、インプットよりもアウトプットが大事だと思っていたので、すぐに、
TACの答練を申し込みました。
当職の場合、平日は、飲み会がない限りは、終電間際、あるいは終電後まで仕事をしていたので
平日に通うことは不可能。しかも、イソ弁たるもの、自分で時間をコントロールなんてできません。
そして、基本、土曜日も仕事。
ここで、大きな決断をしました。
平日はまとまった時間の勉強をするのは捨てました。
TACの答練は土曜日の午前中から夕方まで通うことにし、そのままTACの自習室で夜まで勉強。
場合によっては、それから事務所に行って仕事に戻る。
それまで土曜日、基本的には丸一日事務所で仕事をしていましたが、その後、約半年間は、土曜日は基本的に仕事をしない。
もちろん、ツケが回ってきます。その分、平日、それまで以上に残って仕事を回すことにしました。
なので、その半年間、平日に、夜中の2時、3時に帰るなんて当たり前でした。

そして、答練を重ねていくにつれて、毎回毎回、40点前後しかとれず、勉強も週に1回だけではなかなか進まない。
ということで、夜中に自宅に帰ってから、15分~30分、スピテキを読んだり、石川経済をYouTubeで聞いたりし、
朝も早起きをして、事務所近くのカフェドクリエで、15分~30分勉強しました。

なんだ、結局、時間を捻出するしかないんじゃん、気合いかよ、と思うかもしれません。
はい、そうです。当職は、何かを成し遂げるには、何かを犠牲にするしかないと思っています。
何を犠牲にするかは、個々人が考えるべきことで、他人がどうのこうの言う問題ではないと思います。
自分が犠牲にしたのは、睡眠時間、そして、酒を減らすということでした。
それまで金曜日は終電で帰って中野新橋の焼き鳥屋で一人で呑みながら、マンガを読んだり、ゲームしたりしていたのですが、
土曜日の朝が早いので、金曜日の夜は呑まないようにしました。
睡眠時間は、酒さえ飲まなければ、何とかなるもんですよ。
半年間、結構つらかったですが、何で頑張れたのか?
それはもちろん、楽しみもあったし、受かるかもしれないと思ったから。

それらがモチベーションとなり士気が上がっていたと思います。
楽しみは、土曜日の勉強終わってからの飲み会。これは楽しかった。
そして、自分が受かるかもしれないと思ったのはなぜか?
答練では1回も60点以上取ることができなかったけど、
本番で取れば良い、本番に標準をあわせればいい、自分は本番強い
と思い込んだことです。
あとは、一次試験さえ合格すれば、二次試験は運で合格する可能性があると思っていたので、
なんとしてでも、ぎりぎりでも一次試験を突破しないといけない、と必死になりました。
自分は合格する、大丈夫だと思い込むことで、折れそうな自分を支えていました。

あと、当職は、仕事は一切手を抜きませんでした。一次試験の初日が終わった後も事務所に戻り、夜まで仕事しましたよ。
試験前は仕事の手を抜いてとか、漏れ聞きますが、これは本末転倒な気がします。
試験よりも仕事のほうだ大事に決まってるじゃないですか。仕事で生活している、それが基盤。
それをないがしろにして試験勉強って、何だかなぁ~って感じがします
(もちろん、試験前に有給休暇使うのは良しですよ。時季変更権を行使されなければ(笑))

あれもこれもしたい、だけど犠牲は払いたくない、というのははっきり言って無理。
診断士の試験、そんな甘くありません。
でも、犠牲を払ってでも取って有意義な資格であることは間違いない。
人工知能にとって代わられない業種100の中に、中小企業診断士はあるんですよ(ちなみに弁護士はありませんでした(笑))。
何を犠牲にするか、よ~く考えて、合格まで突っ走ろう!

 

 

 

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