完全に書けない時にどう対策すべきか

皆さん、こんにちは!Nicoです

いよいよ本試験まであと1週間ですね。
すでに不安や緊張を感じている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

煽りではなく、事実として言いたいのですが、試験当日は今までの人生で感じたことのないくらいのプレッシャーを感じることになります。
そしていざ試験が始まれば、奇問、難問が出題され、自分が考えている間にも周りはどんどんペンを走らせている、といった状況に直面します。

何が言いたいかと言いますと…
まず、余程の強心臓をお持ちでない限り、試験中には平常心をキープすることはできない、ということです。

よく「試験を楽しめ」なんて言う人もいますが、そんなことできるのは、ごく一部の人間だけです。チキンハートの持ち主(私もです)には到底できません。

極度のプレッシャーにメンタルをやられてしまい、多くの人がパニックに陥ったり、頭が真っ白になったり、今までと全く違うことをしてみたり・・・・と自滅してしまうわけです。

Nicoが思うに、この二次試験の受験者母集団全体の中で、実力的には合格できるレベルの人は相当数いるはずです。

その合格レベルの母集団での競争なので、合格の重要なカギは「普段通りの力を出せたかどうか」、もっと言うと「自滅しなかったかどうか」にかかっていると思います。
結局は、競争相手との闘いではなく、自分との闘いになります。

 

では、本題の「完全に書けなくなってしまった時にどうするか」について触れたいのですが、この完全書けなくなってしまった時に、心がポキッと折れてしまい、自滅しやすいように感じます

そこで、しっかりと持っておきたい「意識」「テクニック」の観点から自分なりに整理しましたので、書かせていただきます。

<意識面>

①    白紙はNG

白紙ではその設問で獲得できる点はありません。事例Ⅰ~Ⅲは全問必ず空欄を埋める、という意識でいましょう。

②    完璧に書こうとするな

数分考えて思いついていない時点で、その問題は完璧には解けません。部分点狙いで良いので書いていきましょう。

 

<テクニック面>

①    与件にしがみつけ

ヒントとなる文を見逃していないか要確認。特に理由や強み、背景などが問われている場合は、与件にヒントがある場合が多いです。

②    切り口を使え

うみのの記事と重複する部分もありますが、下記のような切り口を持っておくと、書きやすくなるかと思います。

・事例全般
だれに・何を・どのように、外部・内部、国内・海外、短期・長期など

・事例Ⅰ
組織(組織構造・組織文化)、人事(採用・配置・評価・報酬・育成)など

・事例Ⅱ
3C(自社・他社・市場)、4P(製品・価格・チャネル・販促)など

・事例Ⅲ
QCD(品質・費用・納期)、3M(人材・設備・資材)など

 

③    多少のダブりを許容せよ

前の設問で使った与件文やキーワードを使わないようにすることが往々にしてあります。完全に使ってはいけないものとして、意識から外れていることもありますので要注意です。多少のダブりはOKとして、まずは書ききることを目標にしてください。

 

実は、Nicoも去年の事例Ⅲの問題で完全に書けなくなった経験をしています。残り時間5分で最後の問題にほぼ手を付けておらず、白紙の状況でした。

当時の状況を一言で例えるなら、福本伸行先生の漫画(カイジやアカギなど)を読んだことがある人ならわかると思いますが、「ぐにゃあ」視界がゆがむ表現)が一番近かったです。

そのような中で、最後に救ってくれたのは、④の切り口した。そういや、事例Ⅲで、3M(人材・設備・資材)で書いた問題があったな、と思い出したのです。合っているかどうかわかりませんでしたが、思いついた瞬間、無我夢中で書き殴りました。
ここが勝負の分かれ目だったと思っています。

 

まあ、私のことはさておき、試験当日に皆さんが書けなくなってしまった時に、少しでも上記を思い出して頂き、お役に立てれば幸いです

 

 

私からは以上ですが、最後は皆様へのエールで締めたいと思います。

あと1週間さえ頑張れば、今の勉強漬けの毎日から解放されます
頑張るのは、あと1週間で良いんです
自分のためではなく、周りで支えてくれている人のためにも、最後まであきらめずに頑張ってください

以上、Nicoでした。

 

 

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