【プレ中小】頑張れ若手 もしかしたら一番ためになる中小経営・政策

関東では桜cherryblossomが満開。我が家の周りでも今がまさに見ごろです。通勤途中では、新入社員の初々しい姿も多く見かけられるようになり、なんとなく暗かった街に明るさが少し戻ってきたような気がします。
こんにちは。らいじんthunderです。

新入社員のみなさんの姿をみると、気持ちも明るくsunなってきます。ここ数年、リーマンショックに始まり今回の震災と経済環境が著しく変化・低迷している中、大変な思いをして入社してきたのでしょうね。

長年講師をしている方から伺った話では、診断士受験者の低年齢化が進んでいるそうですが、確かに私が受講していた昨年も学生や入社間もないと思われる方々が沢山いらっしゃいました。

今年も何度か合格体験談のため、T○Cにお邪魔したのですが、さらに受講者の若年化が進んだように感じました。また、何人かの方々とお話させていただいた時には、その意識の高さに感動したfujiことを覚えています。

そんな若手の方々におすすめの科目が、実は中小経営・政策なんですね。

経営環境は日々変化していく

ここ数年の経済情勢の激変は、長い目で見れば、特異点として間違いなく歴史に残るでしょう。でも、この状況しか知らずに今を過ごしているとしたら、現在が過去(それもあまり遠くない過去)に比べ、どれだけ異常な状況であるか判りづらいでしょう。

たかが20年程度前の話しなのに、1990年代前半のバブル経済の状況なんて絶対理解できない。コメディー映画の題材になるくらいですからね。その時期当たり前に行われていたことなんて、今考えると言葉は悪いですがアホじゃないかと思えてしまうことだらけですよ。

中小経営の魅力

行動の裏には、その背景となる事情が必ずありますが、面白おかしく語られるのは目につくことだけng。バブル経済といえば、ジュリアナ東京でのバカ騒ぎnotesや、六本木のカローラと呼ばれたBMWなど高級外車carが街に溢れたこと、高いもの程売れ行きがよかったdollarこと、はたまた日本企業が海外不動産や美術品を買い漁っていたことなどの事実だけが語られがちです。ほとんど理解不能の領域ですよね。

でも、同じ日本人がやっていたことなんです。少しは理解してみたいと思いませんか。今では考えられない消費行動を当たり前のようにとっていた、そんな背景を知ってみたいと思いませんか。

もし、興味がわいてきたのであれば中小経営は、それを知るためのヒントを与えてくれる科目です。

akiの女子道場でも触れられていた女性のキャリアについて、こんなに当たり前に語られるようになったのだって、ごく最近のことですが、ここに至るまでの歴史を知ることもできるんです。
好奇心shineをくすぐられるでしょう。

さらに、このような近年の変化をより深く知ることができれば、今後社会人として様々な考えに接するときに、その考えの背景を想像できるかもしれない。これって意外と役に立つんですよ。

中小経営では、昨年版(2010年度版)中小企業白書の内容をベースに学習することと思います。いろいろがグラフや数値を覚えなければならないこともあり、あまり好きではないという方も多くいるようですが、数字だけでなく、その時代に起こっていたことを振り返り、イメージしながら覚えていけば、案外すんなりといくものです。また、中小経営の問題では、同じグラフから読み取らせる内容を、数値・傾向・特徴など変化させていくことで難易度を変えていますが、時代のイメージを持ちながら学習を進めていくことで、それら難易度の変化に対応できる実力もついていきます。

中小政策の魅力

一方、中小政策では、当たり前ですけど中小企業向けの政策を勉強します。中小企業は大企業に比べれば体力もない弱い存在です。だからこそ、中小企業向けの政策は、企業の存続にかかわる=企業にとっての生命線となるポイントに焦点をあてた政策となります。

企業活動の基盤となるところを知ると知らないとでは、毎日の業務においての視点が大きく異なってきます。具体的にはもっと自分の

日々の活動を俯瞰してみる

ことができ、その意義を考えて行動できるようになります。

大企業に就職してしまうと、特に入社してしばらくは会社全体を意識することは皆無に等しいと思いますから、中小政策の学習を、中小企業向けの話しとして単に政策を暗記することなく、その政策がどの企業活動基盤を支援しているのかという点に注意しながら勉強すれば、社会人としての経験値獲得に効果絶大だと思います。

中小政策は、試験科目としてはハッキリ言って得点源flairです。なぜなら中小企業政策を広める役目を担う中小企業診断士を養成するために、重要政策を中心に勉強させようとすることが協会の目的であるのは自明の理であり、頻出論点が極めて絞られるからです。このポイントの方が今の皆さんにとってはモチベーションを上げる要素かもしれませんが、是非、根本に立ち返って、試験科目としてではなく深く学習して欲しいなぁと思います。

まとめ

中小経営・政策をこれから取りかかる方も多いと思います。暗記科目と呼ばれる中小ですが、特に若手の方々にとっては、近年の歴史を知る良い機会であり、とても学べることの多い科目です。
是非、想像力を働かせて楽しい学習にしてもらいたいものです。

では、今日はこれまで。motorsports

by らいじんthunder

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です