逆転の目

 

解答に 余計なことは 書きません
たとえマス目が 余っていても

 

こんにちは、 Xレイ です。
今日はまず、これからいってみましょう。

 

第1問(配点20点)
~、120字以内で答えよ。

【解答】
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■。(94字)

「あれ?これじゃ、ちょっと足りないな。100字じゃなくて、わざわざ120字っていってるし。よし、何かそれっぽく書いておけ!」

そして

【解答】
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■。■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■。(116字)

「よし、これでOK。」

 

はい、この対応がどうなのかということです。

仮に、青字の部分15点相当赤字の部分的外れの解答だとします。

【想定1】 加点方式採点者の場合
まずは、青部分を読んで「5点+5点+5点=15点 だな」
さらに、赤部分を読んで「ん?それは違うね。その部分は0点。」
結果は、15点

これなら書いても書かなくても一緒です。

【想定2】 減点方式採点者の場合
まずは、青部分を読んで「20点-5点=15点 だな」
さらに、赤部分を読んで「ん?それは違うね。さらに-3点。」
結果は、12点

今度は書いたことがマイナスになっています。

 

少々乱暴な例ですが示したいのは
『マス目が余ったからといって、そこに間違ったことを書いても得点にはならないし、むしろ減点リスクがあるかもしれない。』
ということです。

唯一、何か当てずっぽうでもいいから書いた方が良い、とされるのは
『一定の文字数を満たさなければ減点する』
といったルールがある場合(ありえないとは思いますが)。
仮にそれを想定したときは
『前段の青字(15点相当)の解答を膨らませて書く』
といった対応になるのでしょうか。
しかし、そうすることによって、わけの分からない文章になってしまっては、これまた減点リスクとなることも。

要するに、およそ思い通りの内容で解答できたなら、予定外にマス目が余ってしまっても、思いつき程度のことなど書き足さず、そのまま余しておくのも一考か、ということです。

記述式では「何か書けば点数が貰えるかも」との思いが、解答の空欄をもったいなく感じさせる。
一次試験では、100点中70点も取れれば御の字と考えられたのに、記述式では20点中15点の解答から、さらに加点を求めたくなってくる(そんな簡単ではないと思います)。
この「何か書けば点数が貰えるかも」という、一見加点できそうな錯覚(と言っていいと思います)。
ここが落とし穴で、結果「書きすぎ」が減点リスク無駄な時間の消費などにつながるケースもあるのではと考えています。

 

さて、次です。

二次試験まであと2週間と少々になってきました。
この時期になるとストレート生の方々も、学習当初と比較して、格段に解答できるようになってきているのではないでしょうか。
過去問を中心に学習されているのでしょうが、時折「例年と傾向の違う問題」が出題されていることに気付くと思います。

例えば、このところの事例Ⅱ。
平成26年第3問のデシル分析、平成25年第3問のPOSデータなど。
事例Ⅲでも、平成24年でグラフが出されてみたり、平成23年は与件文の章立てがなかったり。

おそらく今年も、いずれかの事例で、そのような「見たことも無い」といった局面を迎えるはずです。
例年上位20%程度が合格しているという事実を基に、相対的な位置関係を気にするのであれば、ストレート生はここがチャンス

例年と似たような傾向の前では、十分に二次対策をしてきた再受験生に通常かないません。よって、そこは無理せず、できるだけ離されないようついていく。

しかし、「見たことも無い」局面では、先日一次試験を突破したばかりのストレート生に有利に働くことも大いにあり得る。この試験の出題形式・出題領域の前では、コンティンジェンシープランなど通用しない

ならば、ストレート生にとっては、その局面があればあるほどいい。
そのことをあらかじめ念頭におき、決して動揺はしない
それどころか、プレッシャーを感じる実力者を横目に、むしろ喜んで迎え撃つ

ここに、逆転の目

それでは、また  Xレイ

 

無理をせず じっと背中を 追いかけて
新傾向で 追いつき追い越し大逆転!

 

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