予備校メソッドの活用:二次は訓練と暗記~tomoのファイナルペーパー~

みなさまこんにちは、tomoです

 

二次の勉強をしている皆様調子はいかがでしょうか。

予備校行っている方はそろそろ授業が終わり、そろそろラスト一か月のラストスパートに入る頃かと思います。

さて、本日は予備校メソッドの活用:二次は訓練と暗記~tomoのファイナルペーパー~というテーマでお送りします。

そもそも予備校メソッドとはなにか?ということですが、つまりは事例を解くにあたっての【根本となるお作法】です。

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各予備校にあるのだとおもいますが、私の通っていたTACでは下記のように記載があります。

『結果を安定させることを何よりも重視し、出題者の意図通りに問題を解釈・解答する“確立を高める”ことで、合格率を高める手法です』

二次解答の手順としては①~④に対して下記のメソッドを定義」しています。

①問題要求の解釈 →要求具体化メソッド

②問題本文の解釈 →大枠把握メソッド

③解答内容の検討 →ポイント解釈(対応付け)メソッド

④解答の編集 →編集メソッド

また『出題者の意図は必ずしも正確にわかるものではない、問題要求を特定できないこともあることを前提に、手堅く60点をとるメソッド』

ともあります。つまり、要求解釈の段階で大はずしをしない解答フレームを構築することに重点をおいています。

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以上はメソッドの概要でありますがこの手順はまもる必要があります。

それぞれの資格機関のメソッドの内容については皆様それぞれ信じるメソッドの内容においてご自身の解答手法と手順を確立して頂ければと思います。

(著作権などの関係でその内容をここでは解説できないのです。またメソッドの講義だけでも一日かかるので解説自体難しくもあります。。)

本日は、そのメソッドの流れに沿って『ひたすら事例で訓練』してしっかりそのお作法やキーワードを『暗記する』。

このPDCAを回してあるべき姿と自分の今の状況のギャップを埋めていく‘作業’が必要になってきます。

その暗記するキーワードを私のファイナルペーパーからご紹介いたいとおもいます。

二次は国語の問題のようだといわれますが違います。

国語は暗記の要素が薄いですが、二次はキーワードや設問でこのキーワードがでたらこのように答える(下記⇒のある項目をご参照)というセオリーを暗記しておく必要があります。

何をしていいかまよっている方はまずはテキストなどでこうしたセオリーの暗記をすることをおすすめします。

ただそういう私も勉強開始の時はこの、なんと聞かれたらなんと答えるかというキーワード暗記があいまいなために非常に苦労しましたのでその一助になればと思います。

下記、ノートのまとめた順ではありますが(一部大事だと思うものはダブりもありますし、細かい内容は割愛しています。また事例4はありません)記載します。

※あくまでもtomo個人の手法やキーワードなので取捨選択をお願いいたします。

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~tomoのファイナルペーパー~

※凡例:

⇒ 設問でこのキーワードが来るとこのフレームやキーワードを意識して書く。

→ このキーワードがでてきたら連想する言葉。

 

【ファイナルペーパー全事例共通】

★どの問題でも→結果、効果、結論を意識して書く。

手法⇒目的・効果 メリット⇒効果

★聞かれたことに素直に答える。(過去道場記事を参照)

★常に凝縮した表現を意識する。(冗長的な表現を少なくしてその分キーワードを盛り込んで得点アップ)

★常に比較、対比して考える。

★戦略⇒誰に何をどのように&効果のフレームで答える。

★経営資源⇒ヒト・モノ・カネ・情報、内外、有形無形

★要因⇒因果関係を意識してかく。

★効果、ねらい、メリット、目的、リスク、デメリット⇒経営課題

★変化⇒前後を意識したフレームで解答組み立て

★評価⇒メリットとデメリットも両方記載

★アドバイス⇒理由と提言を記載

★つねに、それで?ほかには?を意識

★経営⇒売上、利益、新規開拓という結論を意識してかく。

★変化、変革⇒前後どちらもの内容を書く。

★手法⇒目的と効果

★外部環境⇒市場、意識やニーズを解答に盛り込む。

★原因⇒対応策と効果

 

【ファイナルペーパー事例1】

★常に人事組織を意識する。

人事→茶化(サ:採用、ハ:配置、ホ:報酬、イ:委譲(権限の)、ヒ:評価の頭文字をカタカナにして組み合わせて暗記する)&モチベーション&モラールの向上をキーワードで盛り込む。

組織→組織構造、組織風土

★A社の強み⇒ヒト、モノ、カネ、情報、ノウハウ、ブランド、経営資源(内外)

★管理⇒ときたら・・計画⇒実行統制のフレームで書く。

★昔の成功事例は解答のヒントになることがおおい。(もう一度するなど)

★強みを活かす→競争力向上

★メリット⇒経営課題の解消、強みの強化

★デメリット⇒強みの喪失

★組織的⇒構造、管理体制、権限、責任関係を意識

★まよったら・・透明・納得・公平性のキーワードでまとめる

★組織構造→役割見直し。

★分権型→意識決定のスピード化、市場変化への対応力強化

★新商品→アイデア収集、部門や企業連携

★OEM→メリット:売上、安定、営業いらない デメリット:企画力ダウン、営業ダウン、ブランド力だせない

★社員の意欲向上→権限委譲、正規社員へ格上げ、チーム制の採用

★能力→人材育成力、マネジメントのコミュニケーション力

 

【ファイナルペーパー事例2】

★ニーズをチェックしておく!

★4Pブランド →product, place,price,promotion

★B社の戦略→ アンゾフ:市場浸透、市場開発、製品開発、多角化

ポーター:コストリーダーシップ、集中、差別化

★競合⇒しんたいばいばいきょうそうしゃ(しん:新規参入、たい:代替品、ばい:売り手、ばい:買い手、競争者)

★誰に何をどのように効果!を意識。

★売上⇒客数×単価

★競争構造→差別化・集中・コスト

★強みときかれたら何と比較して?を考える。

 

【ファイナルペーパー事例3】

★ダラリ をなくす (ムダ、ムラ、ムリ)

★営業、技術、生産 の3つの大きな視点を意識。

★改善⇒

ロット→適正化  段取り→標準化  計画→サイクルの短縮化、精度向上  情報→製販の情報共有  統制

★情報項目:営業→受注情報:納期、量、仕様、形式

生産→現品 余力 進捗 納期

★混乱している→生産計画みなおし→生産統制

★効果⇒売上拡大 収益改善 の2つの視点をどちらも盛り込む。

★在庫→少ロット、製販の情報交換、生産計画随時見直し、段取り改善

★戦略⇒誰に何をどの様に、効果!のフレームで

★見込み生産 (重視すること)需要予測・在庫数量 (課題)即納 (管理)生産計画 量と時期

⇔受注生産  (重視すること)余力・進度 (課題)納期 (管理)生産統制 計画の見直し、制御、余力や現品管理

★購買管理→必要な 量:いくつ? 時期:いつ?

★競争優位→市場、製品

★強み→営業・生産

★経営戦略⇒差別化

★生産形態→受注生産、見込み生産、個別生産、ロット生産

★生産:設計→調達→作業

 

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以上がこう聞かれたら答える、こう連想するの一例です。特に赤字はセオリーなのでご自身でテキストなどを使ってご確認くださいませ!

ぜひ事例を解くたびにご自身でひとつづつキーワードを暗記して、それを使って解いて・・・

とレベルアップをしていってくださいませ。

応援しております!

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